_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
2げとキチガイへ
間に合ってるから帰れ糞
〜否定的意見を発言する方のガイドライン〜
マンセースレではありませんので、否定意見も立派な意見です。
しかし同時にファンスレですので、以下の様な意見はファンとは言えません。
抵触する話題をしたい方は「チラシの裏」などのスペースを有効にご利用下さい。
・原作や登場人物を否定する文言
・スレの存在を否定する文言
・特定のシチュやカプを否定する文言
・投下された作品や職人及び読者を叩く文言
・過度の議論や他の発言者をバカにした文言
以上を荒らし認定としますが、そういった発言への対処は「徹底放置」を基本とします。
気付いていない方に教えてあげる程度に数レスなら問題無いですが、激しく争う方も荒らしです。
1乙
>1
乙
1乙
ROCOはまだか!!
いらないROCO以外、もういらない
>>9 ROCO乙
道理で今までの転載が殆どROCO作品だったわけだwww
,, ―- 、_
/ '' - ,,
/ '' - ,,
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
U j ' ´ ノ ( ヽ |
>-,, / ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ
!・ ヽ | ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii= i )
\(てi iヽ ^' ~ -' /}
`i_ 、 \ i_ l_j
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\ エロパロスレっていうレベルじゃねぇぞ!
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// |
| つ !、_''''''''''''' / 7
エロシスターまだー
ヒナ美希まだー
シンデレラさー
ハヤ美希まだー
前スレ埋めgj
埋まるまでとはいわず続きをくれまいか
すまない…あと1レス分、「僕と本番お願いします」までしか書いてないんだ
そこまでは投下したかったが阻止されちゃったので泣く泣くあきらめてくれ
>>19 夏は全裸待機が楽とはいえ、
いいから早く続きを書く作業に戻るんだ!
んじゃせっかくなんで、書いてる1レス分までを
それまでのマリアの様子から、ハヤテはなんとなくピンときて、マリアの状況を察した。
あのマリアが、こんな小さい頃に、こんなところで、こんなことをしている…?と。
「僕は約7年後の未来からタイムワープしてきたナギお嬢さまの執事です」
「そ、そうですか…」
ハヤテはそう答えながら、真顔でマリアのほうへと近付いていく。
ことの真偽は確かめなくてはならない。
「あっ、あのっ…?」
マリアはさらに慌てながら、顔を真っ赤にしてハヤテの行動についてたずねる。
が、ハヤテの歩みは止まらない。
そして、そのままハヤテは、マリアが潜り込んでいるこたつをおもむろに剥ぎ取った。
「きゃあああっ」
そこには、
パンツを脱いでいるマリアが、スカートのすそを涙目で必死に押さえて、大事なところを隠そうとして
いる姿があった。
マリアがこたつのなかで自慰行為を行っていたのは、ハヤテのにらんだとおりであった。
もう、なんだか嬉しくてハヤテは満面の笑みを浮かべる。
「わわーっ、執事さん!こっこっこここれはですねーーーっ」
大慌てで起き上がり、この状況を弁解しようとするマリア。
けれどハヤテは、
「オナニーですよねっ」
そのものずばり言い放つ。
「えっ」
あまりにも恥ずかしすぎることをそのまま言い当てられて、マリアはこれ以上なく真っ赤になる。
こんなところで自慰行為をしていたのを知られるなんて、どうしていいものやら、これからどうなるの
やら、泣きそうになるマリアであったが、次にハヤテが言った言葉は、マリアにとって、あまりにも
意外なものであった。
「僕と本番お願いします♪」
そのハヤテの言葉に、まさしく言葉を失うマリア。
「………」
口止め料代わりに…それをさせて、…と?
ハヤテはそんなマリアをにこにこと笑顔で見つめるばかりであった。
「ずいぶんと感じやすいんですね。いつも自分でされてるんですか?」
「う……」
ハヤテの言葉に、かぁぁ…と顔を真っ赤にするマリア。まだ小さな子供である自分がこんな淫らな行為を
いつもやっているんだね、なんて指摘されるのに、恥ずかしさのあまり涙目になる。
マリアは結局ハヤテの提案を受け入れ、手始めにこたつの上で脚を開いてハヤテに大事なところを
舐められたり弄られたりしているのだった。
「ほ、ほんとうに、最後までしたら、誰にも言いませんよね?」
懇願するように、約束を確認するマリア。
「はい♪」
ここまで。続きはもうない
超有名同人のパクリでしかないからネタのうちにやめちゃう。
>>21 GJ!
だがハヤテの部分はコラだとご存知か?
はいはいw
自演GJ
hosyu
27 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 07:57:12 ID:44VGwI6X
咲夜が大好きです。
age
>>25 そのとおり 元はハヤテじゃなくて牧村さん
コラはその先まで出来てないから続き書いてもパクリにならんぞ
ロリアさんハァハァ
あれコラだったのか…
32 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 22:52:35 ID:ngpZmPpy
このすれかんぜんにおわったわね
松雪
34 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 13:30:49 ID:5wq79Ych
「お〜い、マリア〜」
太陽が真上に上がった頃、目覚めたばかりのナギの第一声が屋敷に響く
「なんですか?」
数秒後、声に導かれマリアが寝室へやって来る
「何かハヤテの奴呼んでも来ないんだよ、買い物にでも行ってるのか?」
そう、起床直後ナギはハヤテを呼んでいたのである
しかし、ハヤテはいつものように現れず、仕方なくマリアを呼んだのだった
「ああ、ハヤテくんは今朝早く急用ができたらしく出掛けましたよ」
「急用?何処へ行ったのだ?」
「えーと、置き手紙によると…」
「置き手紙?ちょっと貸せマリア」
ハヤテが書いた置き手紙とやらを自分の眼で確かめようとナギはマリアに催促した
そしてそこには
『ちょっと虎鉄さんと熱海まで行ってきます。明日の昼までには帰ります。』
とあった
「…熱海……虎鉄…」
「熱海ですか〜、いいですね〜、ハヤテも最近お疲れのようでしたからね」
「…虎鉄……虎鉄…虎鉄……なぁマリア虎鉄って誰だっけ?」
ナギは『虎鉄』という人物を完全に忘れており、首を傾げた
「何言ってるの、虎鉄さんはこの前ナギを誘拐した瀬川さんの執事さんですよ」
その時ナギの全身に電流が走った
「ハッ!!!あの変態執事かッ!!」
「変態?」
「ハヤテはあんな変態と熱海まで行ったというのか!!しかも一泊!!マズイこれはマズイぞ!!」
「ナギ…?」
マリアをおいてきぼりにしナギは一人エキサイトする
「緊急事態だ!これは緊急事態だぞ!!直ぐに追わねばハヤテの貞操が危ない!行くぞ!マリア!!」
「え、ええ」
「待ってろハヤテエエェェェェッ!!!」
ナギの裂帛のプレッシャーにマリアはただ返事をするばかりであった
つづく
>>21 最後にマリアが主導権とったと勘違いして激しく興奮した
今日も来るのか?恒例の「マリア厨ウゼ」というレスが
38 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 09:31:18 ID:UgP0mNsZ
咲夜は対面座位で抱き締め合ってるのが似合うと思うんだ。
>>38 いやいや
四つん這いにしてバックから突いて
ブルンブルン揺れる乳を堪能するのもありだろ
毎日2レスずつって、分かりやす過ぎだろwww
自演厨ウゼ
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7
`」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 /
(__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_
─┼- / | ‐┼- | ー|―
─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─
(二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__
i';i
/__Y
||大|| /⌒彡
_ ||五|| /⌒\ /冫、 )
\ ||.朗|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_
||\`~~´ (<二:彡) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ
.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| `'ー---‐
<⌒/ヽ___
<_/____/
42 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:54:43 ID:bI4COtja
43 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 22:31:13 ID:UgP0mNsZ
>>39 それもいいな・・・
そこから上半身が脱力して尻だけ突き出す形になって・・・
先生。エロパロが書きたいです。
まるで成長していない・・・
46 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 16:24:28 ID:8NfN9rxc
(Д´ヽ) . フ
(`Д´ヽ ル
ヽ(`Д´)ノ ボ
.ヽ`Д´) ッ
(ヽ`Д). キ
( ヽ`) ア
( ヽ ゲ
ヽ( )ノ. ス
.ヽ ) ペ
(ヽ ) シ
(Д´ヽ) . ャ
(`Д´ヽ ル
ヽ(`Д´)ノ ト
.ヽ`Д´) ル
(ヽ`Д). ネ
( ヽ`) l
( ヽ ド
ヽ( )ノ. サ
.ヽ ) イ
(ヽ ) ク
(Д´ヽ) . ロ
(`Д´ヽ ン
ヽ(`Д´)ノ ! !
ただ回ってるだけなのに
義理の父親にイタズラされるヒナギクはぁはぁ
49 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 22:45:44 ID:lJ+G5v/k
age
50 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 18:10:03 ID:lIAQguw1
50get
51 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 00:26:20 ID:SOoxrlox
二期8話より。
咲夜の乳・・・
マダアー
このスレはROCOに監視されています
「ねぇハヤテ君、まだつかないの?」
今僕の助手席に乗っているのは、高校時代は容姿端麗・才女・泣く子もだまる白凰学院サイト会長として恐れられていた人です。
僕は三千院家執事ヒして、ナギクさんは大学に進学しましたが、腐れ縁とでもいうべきか、いわゆる恋仲となっています。
それからヒナギクさんは就職を機会に家をでて(ナギお嬢様の直々のスカウトで三千院グループに就職)、同棲をはじめ早2年がたちました。
「もうすこしですので、我慢していただけますか?」
「はぁーい♪」
「ほら!見えてきましたよ!」
今日向かっているのはなんと結婚式場の見学です。なぜそのようなところに行くかは数週間前にさかのぼります。
「ねーハヤテ君、今日の夕飯は何?」
「そうですね・・・最近は熱くなってきましたので、今日はさっぱりとしたものにしましょうか」
「なら、冷シャブにしよ、お肉もあるだろうし」
「なら、すぐに作りますね」
「ありがとう、ハヤテ君」
〜〜〜〜夕食終了〜〜〜〜
「どうですヒナギクさん、ビールでも?」
「たまにはいいかもね・・・頂くわ」
結論から言うと酔った、盛大によった
「きょ、きょうはぁ・・・ひさしぶrりに、ぶん殴ってやろうかとぉぉぉ、思ったわよ」
「そろそろお酒は止めませんか?ヒナギクさん」
「まだ、まだぁ 飲むわよ!!」
どうやら仕事でだいぶストレスを貯めてたらしく
ビール→酎ハイ→焼酎→日本酒の絶賛コンボ中です
「ヒック..うぅぅ.....」
「ど、どうしたんですか?」
「ごめん、トイレ・・・うっ・・」
「まずい!!袋、ふくろはいずこに!?」
間一髪で、なんとか袋が間に合い悲劇は回避できました
その後、だいぶ落ち着いたらしくヒナギクさんはソファーで寝てしまいました
「二年も一緒に暮らしてきましたがこんな日もあるものですね・・・」
一人で後処理をしているとブツブツと寝言が聞こえてきました。
「ハヤテ君...もうヤダ?..私のこと...嫌いに...なった?....ヤだ.....ハヤテ君...すてないで...ヒック...ご..ごめ....ごめんなさい....これから..がんばるから..」
「ヒナギクさん・・・」
涙が止まらないヒナギクさんの涙を拭こうともせずにただ見つめていた。
「大丈夫、僕がヒナギクさんから離れる事なんてありませんよ・・・」
「....これから...がんばるから...だから..ハヤテ君......」
僕は眠るヒナギクさんに駆け寄り、そっと涙を拭く
「ずっといっしょにいるって、もう決めたんですから」
ヒナギクさんは僕の腕ですすり泣きをしながらうなずいていた。
「苦しい時はお互いに支えあいましょう・・・僕はその中で一生ヒナギクさんを精一杯愛して、守っていきます」
ヒナギクさんはそのまま頷いてみせたので、僕もホッとして腕を体から離そうとしましたが
グッ っと力を感じてヒナギクさんを見ると
「ねぇ、ハヤテ君・・・いまのって・・・・・プロポーズ?」
「おっ、起きてたんですか!?」
確かにプロポーズのような発言だったと気がついたときには自分の顔面の温度がみるみる上昇していくのがわかりました。
目の前のヒナギクさんも残ったアルコールのせいか照れのせいか茹蛸のように目と顔が真っ赤になっていました
「ぁ・・・はい」
「嬉しい!!」
「そんなに抱きしめないでくださいよ、ヒナギクさん!!」
〜〜〜〜後日〜〜〜〜
そんなある日、仕事を終え自宅に帰るとリビングのテーブルの中央に、俺を見ろ!!と言わんばかりに某結婚情報誌ゼク○ィが置いてあり、その分厚い本のページにはピンクの付箋が数箇所挟まれていた。
「ハヤテ君、おかえりー」
「ただいま帰りました・・・あの、これって・・・」
恐る恐るこの某雑誌のことを聞いてみると
「あ、ハヤテ君、再来週ここ見学申し込んだから。あっ、ナギには連絡済みだから」
なんとういう行動の早さであろうか。驚いている僕をよそにヒナギクさんは鼻歌を歌いながら某雑誌を広げていた。
というのが現在結婚式場に向かっている理由です。
「まぁさ、早めに式場決めて、ハヤテ君には責任とってもらわないとね」
突然の発言にクエスチョンマークを多めに出しながら首をかしげた。ヒナギクさんをチラッとみるとなぜか顔をピンクに染めて「ェヘ・・・エヘヘ・・・・・・」と笑っている
「なんですか、責任て?」
まったく見えない答えにヒナギクさんは自らのおなかをさすりながら・・・
「わかんない?」
「はい・・・」
「エヘヘ・・・よろしくねパーパ!」
「!?」
fin
なにこの駄文……小学生はエロパロ来るなよ
59 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 22:13:56 ID:0MLU/2i8
ふぃん
60 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:59:44 ID:yaROByE8
そういや、ROCO氏の保管庫ss読んでて関西弁にただならぬ違和感を感じたのは俺だけだろうか?
あのー需要があるかサッパリですが
理沙の短編投下していいですか?
需要あるから投下してくれ
63 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 08:10:20 ID:I2/5F2gT
カモーンщ(゚Д゚щ)
荒らしがギャーギャー言おうとも俺が許す
>>58 お前みたいなのがいる限り
作品投下は奇跡に近いな
作者乙
では投下。
ハヤテ×理沙です。最後にゆるゆるエロあり。
ずっと、放置していたものを加筆しました。
単行本が手元にないため
漫画内で神社がどのような描写か忘れましたが
あまり気にしないでください、最初だけです。
東京都練馬区に据えている朝風神社。
練馬区内では一番広大な、由緒正しき神社である。
鳥居をくぐると、下には砂に覆われた石段が規則正しく敷き詰められ
小さな石段と賽銭箱とそれらを覆うように、朱色の大きな社がこの神社の象徴を表す。
年始年末となれば、多くの参拝客や屋台で賑わう。
また、テレビ局も1年に一度はここに取材で現れ
年が明けたことを知らせるようにお茶の間に報告をする。
現在は春。
その建物の裏手には今の時季限定の
溢れんばかりの桜の木々が花を咲かせていた。
「それにしても…おじいちゃんもおじいちゃんだ…掃除をしてもきりがない…」
桜の木の下で巫女の衣装を着用した、白皇学院2年生の朝風理沙は静かに空気に向かって呟く。
彼女はお世辞にもテストの成績が良いとは言えず、休みに突入してからも補修の嵐だったが
なんとかこの春2年生になれた。
今は学生でいうならば春休み。
大抵の休日は友人の花菱美希や瀬川泉と遊んでいるのだが
最近は家のお手伝いの為に遊ばないことが多い。
理沙は巫女としての手伝いは小さいころからやっていたし、特に嫌いではなかった。
それになんといってもお小遣いが貰えるので、それが一番の理由だったりする。
しかし、今日は祖父の言いつけでやっているとは言え
次から次へと絶え間なく舞い落ちる桜の花弁は、景色としては悪くはないのだが
砂一面の地面を掃いても掃いても覆いつくすように埋もれ、理沙にとっては苛立ちを募るだけであった。
一旦、竹箒で花弁を掃く動作を止めて
グッと背伸びをし軽い欠伸をする。
心地よい春風が舞い落ちる花弁とともに、優しく頬を撫でていって気持ちが良かった。
こんな天気のいい日は早々に切り上げて、サボるのが一番だ。
そう思い立つと、竹箒と塵取りを物置に片付け
社と自宅が一体となった家に戻ろうとした時であった。
「ん…誰か来る…?」
こちら側にやってくる若い男の子が遠目から確認できた。
特に理由はないが、思わず建物の柱に寄り添うように隠れ、様子を伺う。
「あれは…ハヤ太君?」
綾崎ハヤテ
理沙と同じ学校に通っている同級生の子である
身長は理沙とほとんど変わらず、容姿端麗という訳ではないが
中性的な顔立ちをしていて、所謂、童顔の可愛い男の子である
ちなみに同じクラスの三千院ナギの執事でもある。
とまぁ、頭の中でハヤテに関するデータを引っ張り出す
普段は常に執事服を着用しているのだが、主人から暇を出されたのであろう
スラックスに薄い白のトレーナー、首からは綺麗な模様をした楕円型のネックレスを身につけていて
今時のごくごく普通の若い男の子の格好をしていた。
それはともかく、何故ここにやって来たのであろうか?
年頃の男の子が、神社に関心があるならともかく、彼からはそのような趣味は聞いたことがない。
少なくとも、私の神社ということは知っている筈だが、知り合いといえば、おじいちゃんか私しかいない
私に何か用があってきたのであろうか?
ハヤテは賽銭箱の前に立ち止まり
スラックスの後ろのポケットから財布を取り出し、硬貨を手に持った
それをひょいと放り込む
「ん…なんだお参りにでもきたのか…」
てっきり、私に会いに来たのかと思ったが、どうやら違うみたいだ
それなら悪戯にビックリさせてやろうと理沙は思いついた
理沙は柱から離れ、足音をたてないように、こっそりとハヤテの背後に忍び寄る
当の本人は、手を合わせ何かを熱心に祈っている最中であった。
「………ふう」
祈願を終え、振り返ろうとした瞬間
理沙は一気にハヤテに近づいた。
「やあ!」
「うわっ!?」
背中を両手でドンと叩き
予想通りの反応をみて楽しむ
「もう…本気で驚いたじゃないですかー」
背中をさすりながら、私の方に困り果てた目で見る
「はっはっは、驚かせるためにやったのだからな、で何をしに?」
本当は何をそんなに熱心に祈っていたか聞きたかったが、それは立場上、一応控えた。
目の前にいるハヤテ改めて理沙の方に見つめ直していた。
「ええとですね、その、朝風さんに会いに」
「私に?」
なんだ、私に何か用でもあったのか
先ほど考えていたことは外れではなかったらしい
腰に手を当て、得意気に言ってみる。
「じゃあ、春休みの課題でも手伝…」
「違います!」
「じゃあ、私は君には用はない。」
やれやれと長々と溜め息をつきながら
ハヤテの真後ろに立地している、自宅に戻ろうとする
ところが、理沙の動きは体を半回転させた所で停止した。
それは、ハヤテが理沙の肩を掴んでいたからである。
「むっ?」
「あの…良かったら僕と遊びませんか?」
「私と?」
正直、意外だった。
クラスでは話す程度で、プライベートを共にする相手ではないからだ
となると、どうやら本当に私に会いに来たらしい。
「そういえば、仕事は?」
今は春休みだ
執事の仕事に忙しいに決まっている
今頃は主人のナギの我侭に付き合わせられているに違いないのに
ハヤテが仕事をサボることは性格上有り得ない話だった。
「今日は予めお休みを貰っていたので…」
「ほう…」
ならば、今日は私と遊ぶために
わざわざ有給をとったという訳か
まぁ、私も特に今日は美希達とは遊ぶ約束はしていないし
相手がハヤ太君だとイジリ甲斐があるというもの
それに私と遊ぶために有給を取ったなんて言ってくれると
なんだか凄く可愛いじゃないか。
「わかった、着替えてくるからちょっと待っていたまえ」
そう言い残して、立ち去ろうとすると
またもや肩を軽く掴まれてしまった
「君は私の肩が好きなのか?」
「違います!―――今日はその…ありがとうございます。」
そこで初めてハヤテの表情に気づいたが
薄っすらと頬に赤みを帯びていて、やや伏目がちなハヤテの姿があった
それは…まるで……恋をしている少女みたいな。
「ふふっ女の子みたいだよ、今のハヤ太君」
「え?」
「いや…何でもないよ」
カラカラと笑いながら、巫女服を翻し
ハヤテの方に背を向け自宅の方に戻っていく
―――季節は春。
デートするには絶好の日である。
=============================
ここで一度区切ります。
近いうちには投下しますので。
いつもの誘い受けだと思ってたよ
続き、楽しみに待ってる
期待期待
まだ途中だがGJ!
このまま荒らしはスルーして投下してくれ
理沙って需要あるの?
ありまくりんぐ
投下開始。
雑多ビルが立ち並んでいる、とある一角
ビル間の少しばかりの距離が開いている
潰れたダンボールやビール瓶のケースが放置されている片隅にいた。
「くっ……んっ………はあ……ぁ」
ハヤテが腰を動かすたびに理沙は淫らな吐息を漏らした
聞こえてくるのは、お互いの服が擦れる音と断片的な甘い声だけ
ダンボールを下敷きにして座り、ハヤテは理沙と一つになるかのように、身体を何度も合わせた。
理沙は黒い半袖に真っ白なミニスカートとシンプルな服装だったが
今やスカートの下に隠れてある、ハヤテのモノがゆっくりと確実に速さを増し、全身に甘い痺れをもたらす。
「はっ……ハヤテくんっ……!」
迫りくる快楽をハヤテの背中に腕を回し
堪えようとするが、次第に我慢の限界が近づいてくる
理沙の声が聞きたいが為に、ハヤテは口はあえて塞がなかった
「っわあ…!?」
首筋につい…と舌を這わせ、彼女の反応を確かめ
予想通りの声が返ってくることにハヤテは興奮をする。
お互いに抱き合った身体をハヤテは理沙の太ももに手を伸ばし愛撫する。
そう……何故、このような行為に耽っているかと理沙は
快楽の中、今日一日を振り返った。
――――――ハヤテ君に告白された。
あれから、神社を出発して
二人で色々なショッピングを楽しんだ後、スキだと言われた。
途中で手を繋ぎませんか? と言われた。
流石に私は鈍感じゃないから、もしかして好意をもたれているのかなと考えた。
手を繋ごうと言ったハヤテ君は凄く顔を真っ赤にして、とても可愛くて、本当の女の子より女の子らしかった。
途中で私も落ち着かなくて、喋ろうとして噛んだことが何回もあった。
今まで、異性を好きになったことがない私は、次第に不思議な感覚に陥って
ハヤテ君のことをもっと知りたいと思うようになった。
彼の笑った顔や私に些細な気を使ってくれたり。
気づいたら、私は彼に夢中になっていた。
きっと…これが恋なんだと、私は自覚したのだ。
帰り道。
二人の影が遠く伸びる、時刻になった頃。
名残惜しいように、手を繋いで黙って歩いていた。
人気のまばらになった場所で
私はハヤテ君をビルの路地の片隅に連れ出した。
最初はどういった意図なのか気づいていないようで
私が彼を抱きしめたら、どうやら気づいたようだ。
「告白の返事……私も……ハヤテ君のことが好きだよ。」
言い終えた後、私はハヤテ君の顔に手を添えてキスをした。
もちろん、彼もそれに応えてくれて、その後、しばらくの間抱き合っていたけど
私は、そのうち、したい…と彼の耳元で囁いた。
ハヤテ君なら恥ずかしがって断ると予想をしていたが
相変わらず顔は赤かったものの、意外にも彼は同意したのであった。
そして、現在に至る。
人気がない場所とはいえ、いつ他人にバレてもおかしくないという状況の中
外でのこういう状況下は、二人をある種の緊張感と興奮を高めてくれた。
ハヤテは理沙の背中から腕を放し、太ももの下に手を忍ばせた。
女の子座りの体勢から勢いよく理沙の身体を持ち上げる。
「わっ…」
思わず、快楽と一緒に、驚きの声が出てしまう。
しかし、ハヤテのやりたい事を瞬時に理解していた。
理沙の身体を断続的に持ち下げをして、再び作業に没頭する。
「んっ……すいま…せんっ……驚かせて」
理沙を持ち上げた本人が、恍惚した表情を浮かべながら語りかける。
「はぁっ……きっ君は……積極的だな………んぐ!?」
壁を背にピッタリと逃げられないように
理沙の唇を奪う。直ぐに、口を割って口内に舌が進入してきた。
淫らな水音が顔と下半身に同時に響く。
「んっ…!………んっん……!!…ぷはぁ……」
酸素を求め、互いの顔を離したが
ハヤテは下半身の動きだけは止めなかったので
理沙は淫靡な声を上げることとなってしまった。
「もう……っ……駄目……いくっ………っ」
「ぼっ…僕も……っ!」
ハヤテの頭を自分の胸のほうに抱き寄せ
今一度、強く抱きしめると理沙は果てた
ビクン、とハヤテのモノが膨らんだかと次の瞬間
大量の愛液を理沙の膣内にぶちまけた。二人は荒い息を交わしながら、その場に力尽きた。
――――――その後。
「……そういえば、ハヤテ君に聞きたいことがあったんだ。」
「何ですか?」
「神社で何を願ったんだい?」
今朝は立場上、聞こうまいと考えていたが
もう、すっかりと身体関係になったせいか、聞いてもいいかと思った。
答えたくないなら、答えなくてもいいよ。と言ったが彼は教えてくれた。
―――――朝風さんと付き合えますようにと。
終わりです。感想、つっこみなど
宜しかったらどうぞ。
補足ですが、意図的にハヤ太からハヤテ君に呼称を変えています。
理沙の台詞が多く、ハヤテの台詞が少なめ、そして、ハヤテがちょっと獣。
お外の話が書きたかった。でした。相変わらずうっすい。
何でみんな長文が書けるんだろう…
本当にうっすいな
>>85 長文でだらだら〜よりはかなりいいと思うよw
物は言いようですね
しかし、作品が投下されたのに本当に過疎ですよね。
前半すげー良かったのに、後半gdgdじゃねーかw
一人称と三人称がぐちゃぐちゃに混じりすぎだ
惜しいわぁ
すいません。
色々と人称の試行錯誤していたり実験したり
していたのですが、いざ投下するとなるとやっぱりおかしいですね。
エロは昔から長々と書けません。
>>91 言い訳はいらん。
次の作品でレベルアップした所を見せてくれればOK
ともかくこんな枯れかけてるスレに投下してくれた君の勇気に乾杯。
批判は自演扱いかいw
まるで餓鬼の巣窟だなここは
ここは未成年は立ち入り禁止だよ
>>91 投下してから可笑しいと気付く点があるのは必然
GJ
>>92 現実世界でもそんな上から目線だから、こんなとこに逃げ込まなくちゃなんなくなるくじゃね?
>>85 ここ、今のところはこんなだけど、ゴミSS置き場じゃないんだよ
自分で出したゴミは自分で持って帰ろうね
上から目線てお前みたいな態度のことを言うんだが
>>96 ゴミよばわりするなら>85以上のSS投下ヨロ
>>96 上から目線とかどうこう言う前に
日 本 語 で お k
じゃあ
>>96をゴミ置き場に持っていけばいいんだな?
せっかく貴重な理沙話が投下されたのに
いや、クソはお前一人だ
クソがクソっていうんだから、言われた奴はクソじゃないってことだ
いや、そのりくつはおかしい
今日は理沙の誕生日。
理沙かわいい
ハヤテ×マリアがほぼ完成してるんだが・・・・
今はマリア関連で荒れてるからダメか?
お願いします。
無問題。
バッチコイ
了解した
ちょっと内容の微修正とトリップの付け方、1レスに何行入るか確認できたら投稿する
保管庫は問題ないものの、過去スレが閲覧できなくなってるから困る
>>110ですが完成しました
内容はハヤテ×マリアで 嫌いな人はスルーを
過去に投下されたマリア長編に影響を受け、その後日談を自分なりに妄想した内容
単行本特典で思いついたシチュなので季節は冬
タイトルは『雪宿にて あなたと』
月日は巡り、既に1月
僕――――綾崎ハヤテは、現在東北の三千院家関係の旅館に滞在しています。
現在は執事服じゃなくて浴衣姿。お嬢様と・・・・そして、愛しいマリアさんと旅行です。
そうです、僕はマリアさんと結ばれました。
マリアさんが僕を想ってくれたことはとても幸せであった分・・・・“あの日”の真実を知った時はとても辛いものでした。
マリアさんから話を聞いた時、同時に聞いていたお嬢様と激しい言い争いになってしまい、自分が今までお嬢様にしてきた態度を振り返ってみると、
罪悪感の押しつぶされそうになりました・・・・一度、執事を辞めてしまおうと決意するほどに。
そして、全てを知っていたマリアさんも僕と同等の、いや、それ以上に苦しんでいたなんて―――――。
マリアさんは 辛いもの全てを抱え込んでいました
今まで築きあげてきた お嬢様への愛情と罪悪感も
あのクリスマスイブの真相も
そして――――僕を想う気持ちを
全てを知ったお嬢様は涙を拭った後、
『―――――い、いいか?一瞬でも油断したら、マリアはお前を見限るからな!そして・・・・その時が来たら、
ぜっっっっったい!!!お前を・・・・ハヤテの心を奪ってやるからな!
今度は、執事と主に関係なく!一人の女として!だから、だから・・・・待っていろよ!まって・・・・』
・・・・とても、重い言葉でした。だからこそ、お嬢様の涙も、マリアさんの想いも無駄にせず貫いていこうと思います。
しかし、今僕が見ているのは、とても美しい雪景色です。マリアさんは「ちょっとナギと買い物がしたいので、先に旅館に戻っておいてください」と言われ、一旦別れました。
せっかくだから、一緒に雪景色を見たいのに・・・・。
ここまで雪が降ると、やっぱり“あの日”を思い出します。
あの日・・・・僕はお嬢様と
そして、マリアさんと出会った―――――
「―――――とても綺麗な雪ですね」
「にゃ、にゃあっ!」
雪に見惚れていたせいで背後の人の気配に気付かなかった。
「あら、男の子にしては可愛らしい悲鳴ですね♪」
もうっ!恋人同士とはいえ、あんまりからかうのも困り者です。声の主は間違いなくマリアさ・・・・。
「マ、マリアさん?その格好は・・・・」
「・・・・ふふ♪」
いつもの可愛らしいカチューシャを付けているのですが・・・・衣服がいつもと違う。
雪のような白い和服に、真っ赤な袴
これはもしかしてその・・・・巫女服でしょうか?
「お隣・・・・失礼しますね」
「ど、どうぞ・・・・」
条件反射で返答すると、マリアさんは僕の隣に近づいて腰を下ろす。
このように肩が触れ合う距離でいるのは慣れているはずなのに、今は普段と違う色っぽさで・・・・僕の心臓が破裂しそうです。
「・・・・雪景色、とても綺麗ですね」
「そ、そそそそそうですね!!」
確かに雪も綺麗ですが、今はマリアさんの方が・・・・。ああ!隣からマリアさんのいい匂いが!い、いくら僕達の関係が進んだからといって、凄く大胆になっていませんか!?
「お、お嬢様は一緒じゃないんですか?」
「さっき買い物の帰り道に偶然にもヒナギクさんや生徒会の皆さんと会えたので、『しばらく皆と遊びたい』と言っていましたわ」
そうですか、ヒナギクさん達もここに来ていらしたんですね・・・・。べ、別に、お嬢様は、僕とマリアさんに気をきかせたワケじゃないですよね?そうですよね?
「あの日を―――――私たちが出会った日を思い出しますね」
「!・・・・そう、ですね」
さっき僕が考えていたこととほとんど同じですか・・・・恥ずかしいです。やっぱり、恋人になっても手玉に取られますね。それはそれで幸せですが・・・・。
「・・・・ハヤテ君」
マリアさんは幼い子供を相手するように僕の顔を覗き込む。
「はっ、はいいいっ!!!」
うう、また声が裏返ってしまいます・・・・。
「この服・・・・似合ってますか?」
え?あ、この巫女服のことですね。
「え、ええ、とても似合ってますよ!でも、何で巫女服を?」
「ナギを見送った後に買い物を続けていて、お店の人が『似合うと思うから着てみてください』って言われて・・・・ハヤテ君にも見せたくて、つい買っちゃいましたわ♪」
「そ、そうですか〜!いやー、こんな美しい姿を見れて僕は幸せ者ですね〜!あはははは・・・・」
うわ・・・・何気ない会話でもすれば落ち着くと思ったけど、逆に落ち着かなくなってきました。
「マリアさんって、和服がよく似合いますよね〜。正月の晴れ姿もとても素敵で・・・・」
「もう、ハヤテ君ったら・・・・」
あ、ちょっと褒め過ぎたでしょうか?まあ、ただ本当のことを言っただけですけと。
「・・・・」
「・・・・」
やっぱり互いに無言になってしまう。自分の顔が赤くなっているのは分かるけど、マリアさんの表情を確認する余裕なんてない。
「ハヤテ君・・・・そろそろ・・・・」
「へ!?」
マリアさんが僕の顔を覗き込んでくる。
「私・・・・もう我慢できなくて・・・・」
もう、その言葉だけで、彼女が何を求めているのか理解できるまで、僕らの関係が進んでしまいました。外は雪で寒いはずなのに、マリアさんの顔は真っ赤だ。
―――――その表情が、とても愛おしい
「マ、マリアさん!?さ、さっき三千院家専用のお風呂でいっぱ・・・・いや、何というか・・・・」
そうです。既に僕とマリアさんの関係は―――――幾度か体を交わすまでも進展してしまい、
さっきも隣にあった三千院家専用の銭湯で、お嬢様が湯あたりしたのでクラウスさんに任せている合間に、その、愛の営みをしてきたのに・・・・。
マリアさんは、その、まだ満足していないのでしょうか?
「ハヤテ君・・・・本当は、私も怖いんです」
「え?」
怖い?
「もしかして・・・“お嬢様が”ですか?」
「あの子だけでなく・・・・ハヤテ君もですわ。
あの日、ハヤテ君と私は確かに結ばれましたが・・・・今でも、あなたのように罪悪感に押し潰されそうなんです。
元は私が全てを知っていたはずなのに、貴方たちに黙っていたからこんなコトになってしまって・・・・。
ハヤテ君も・・・・顔を見ているだけで分かります。時にはナギを見ては、申し訳なさそうな表情をしています。私を見ても、辛そうな表情をしています」
「マリアさん・・・・」
―――――ああ、お二人に負い目を感じていたことはバレていたんですね・・・・。凄いな。多分、僕は一生マリアさんに敵わないだろうな。
「私は・・・・そんなハヤテ君を見ていることが辛く、そして、怖いんです。これからもナギと、あなたとお屋敷で生活することがずっと続くというのに・・・・」
「・・・・」
御免なさい、マリアさん
貴女も・・・・辛いんですね
いつも美しく、優しく、厳しく、強い存在
誰よりも憧れ・・・・いや、想っていた
そんなマリアさんも、実際は一人の女の子・・・・
「あの子は――――ナギは、私にこう言っていました。『ハヤテに捨てられたら、真っ先にアイツを屋敷どころか日本から追い出してやる!』と・・・・。そして、
『ハヤテは私を振ってでもマリアを想う男だから、そうなる可能性はゼロだけどな・・・・』
そう言葉を付け足しました・・・・」
マリアさんの目には、美しく輝くものがあった
――――――お嬢様。
お嬢様も辛いはずなのに・・・・それでも、僕とマリアさんの幸せを願っていてくれる・・・・。
だから、僕は・・・・いえ、僕“たち”は―――――
「その想いに・・・・答えろというワケですね?マリアさん」
「・・・・はい」
「本当に、僕らは幸せものですね。とても大切な人が祝福してくれるなんて・・・・」
「ええ、だから・・・・
私を、幸せにしてくださいね?ハヤテ君」
彼女は 花のように美しく微笑んだ
僕は もう迷わない
「はい」
既に部屋には布団が敷かれていました。しかも一人分・・・・。
「準備万端ですね・・・・」
「もうハヤテ君はえっちな子だってことがバレバレですからねー。声を掛ける前に準備しておきましたわ♪」
うう・・・・何という羞恥プレイ・・・・
でも、かまうもんか。もうバレているんだから。
「・・・・マリアさん!」
「やっ!」
というワケで、僕は迷わずマリアさんを布団に押し倒した。愛しい人と密着することで再度甘い香りが僕を包み込む。
「ハヤテ君・・・・・そんな、乱暴に・・・・んっ!むぅ・・・・」
僕はエッチをする時には自分の中で決めているルールがある。最初には必ずマリアさんとキスをすることだ。
ただ欲望を求めるだけじゃなく、純粋にこの人を愛したいからだ。
「んっ・・・・マリアさ・・・・・むっ・・・・」
「・・・・ハヤテく・・・・んっ・・・・ちゅ・・・・」
キスをしたおかげで思考が冷静になってきた、でも正直言ってあまり意味がない。
だってこの後、僕らはケモノになるほどに熱くなるのだから。
名残惜しくも、僕の唇はマリアさんの唇から離れる。
「・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・ハヤテ君・・・・」
「マリアさん・・・・失礼します」
「あっ・・・・」
僕はゆっくりとマリアさんの乳房に触れる。結構な大きさなので巫女服の上からでも十分ボリュームを感じ取ることが出来る。
というより・・・・本当に以前よりも大きくなっている気がする。
ただでさえ僕は大きい方が好みだがら、マリアさんのものと比較すると、本やビデオなど他に興味がなくなる。
僕は、それを優しく掴み取る。
「あんっ・・・・んっ・・・・はぁ・・・・・」
「はぁ・・・・はぁ・・・・ん・・・・」
マリアさんの甘い声が無音状態だった和室に響く。僕の声も自然と荒くなる。
「マリアさんっ・・・・!」
「ああっ!」
いけない!ちょっと手に力が入ってしまった。このままじゃ我ながら何をしでかすか分からなくなってしまう・・・・。
「ご、ごめんなさ・・・・」
「い、いいんですよ?結構慣れてきましたし・・・・。あと、そろそろ私の方が準備を・・・・」
そう言うとマリアさんは和服から美しいラインの肩を出し、豊満な乳房を突き出した。既に巫女服へ着替えた際にブラは外していたようだ。
むき出しになった乳首は取れたてのイチゴよりも美味しそうなピンク色だ。自ずと口の中に涎が発生する。
「・・・・やっぱり、ハヤテ君に見られるのは恥ずかしいですわ」
う、美しい・・・・何度見ても・・・・。もう我慢できるか!僕だって散々男らしくないとか言われているけど、この人といる時くらいは!
「それでは・・・・いきます!」
さっきとは異なり、今度はマリアさんの乳房を乱暴に握り締めた。
「あんっ!んっ!はぁ・・・・あっ!」
マリアさんの喘ぎ声が僕の欲望を強く呼び覚ます。
それでも自分の快楽を優先するより、マリアさんがもっと気持ちよくなってほしい、もっと悦ばせてあげたいという想いが加速する。
何をすればいいだろうか・・・・?とりあえず―――――吸い付く!
「ああんっ!!や、やっ!んんっ!」
ちゅうちゅうといやらしい音のせいで僕の行為も止まることもないはずだが・・・・。
「そんなに・・・・吸い付かれたら・・・・んっ・・・・」
「・・・・えっと、駄目・・・・ですか?」
やはり辛いのだろうか?僕は一度、口の動きを止めて尋ねる。
「はぁ・・・・もう・・・・そんなこと、ハヤテ君は・・・・優し過ぎです。まあ、それがいいんですけど・・・・」
「?」
僕は首を傾げる。
「ふふ、ハヤテ君ったら・・・・。いいですよ。続けてください」
「では・・・・んんっ!」
再び甘い果実に吸い付く。
「はぁ・・・・んっ・・・・くぅ・・・・ああっ!」
「あむっ・・・・ちゅ・・・・」
まだミルクなんて出ないはずなのに、無理矢理吸い出そうとして自分でも暴走を止められない。まだ、まだだ、まだ―――――
「ああ、ん・・・・あんっ!あ、あっ、ああっ!ああああっ!!!!」
甘美な声をあげたマリアさんは一瞬、体が震えた後にその身を固まらせた。
・・・・まさか、乳房に吸い付くだけでイッてしまったとは。マリアさん、何だか今までのイメージと違って、脆くなっているような・・・・。
気をつけなければ。
「はぁ、はぁ・・・・。ハ、ハヤテ君・・・・そろそろ・・・・」
「あ、すみません!」
あまり弄ぶとマリアさんに申し訳ない。だから僕はゆっくりとマリアさんの袴に手を伸ばし―――――
「!!」
まさか本当に下着を『はいていない』とは・・・・。おかげで袴がビショビショになって股間に張り付き、興奮してしまう。
「し、失礼します!」
「あ・・・・」
怖がらせないようにゆっくりと、できるだけ落ち着いて袴の紐を解く。マリアさんは抵抗しないから了承したと自分の中で解釈する。
そしてスルリと袴を脱がす―――――
「・・・・・」
「や・・・・そんなに・・・・」
マリアさんの花――――ヴァギナは、とても美しいものだった。いつもと違う和服だからだろうか?ご丁寧にも下の毛を処理してある。
いわゆる・・・・パイパンだ。僕は年上が好みだから剃ってもらう必要もないのだが、これはこれで興奮する。
既に幾度か見たことがあるマリアさんの大事な場所
僕は、そこに愛おしく口をつける
「きゃっ!ああっ!やぁんっ!」
「ちゅ・・・・んっ・・・・とても・・・・美味しいです・・・・」
「そんなこと報告する必要は・・・・あああっ!」
甘い愛液を全て飲み干したい、でもあまり続けるとマリアさんの体がもたない。でも、我慢できな・・・・
「んあっ!ふぅ・・・・、やんっ!あっ、ああ、ああああああああああ!!!!」
刹那のような愛撫の時間も終わり。次にすることは・・・・決まっている。
「・・・・そろそろ、いいですか?」
「はぁ・・・・ああ・・・・はい、お願いします・・・・」
既にマリアさんの声はか細くなっている。
互いに受け入れる準備も終わり、僕もマリアさんも、『ひとつになりたい』という想いがシンクロする。
僕自身も乱れた浴衣をずり下ろす。
「あらあら・・・・可愛い顔して、やっぱりすごいですわね」
受け手だったはずのマリアさんは僕の汚いモノを見ると、すぐに上半身を立ち上げて元気を取り戻した。
もちろん、既に僕のペニスはギンギンだ。
マリアさんを貫き、汚し、悦ばせたいと怒張して訴えている。
「とても凶暴なおちんちん・・・・でも、ハヤテ君のモノだから、ちょっと可愛くも思えますわ♪」
「そ、そんなに見られたら・・・・」
自分のモノを手に隠そうとうするが、大きくなりすぎて意味がない。
「ダメです!ハヤテ君だって、何度も私の恥ずかしいところを見たじゃないですか!じっくり見たいんです」
とほほ・・・・しょうがないか。その分、この後はじっくりマリアさんと・・・・。
「ほら、言うことを聞かないとツンツンってしちゃいますわよ?」
「うわっ!ひゃっ!」
僕が行動を起こす前に、マリアさんの細い指でペニスを突かれ、余りにもの刺激的な快楽のために情けない声が出る。
これだけでイッてしまいそう・・・・。
「予想通りの反応をしてくれて嬉しいですわ♪さて、では・・・・」
そう言うとマリアさんは僕のペニスを掴み取り顔を近づけると、それを子供のように口をつけ、愛撫を始めた。
「はむ・・・・ん・・・・ちゅ・・・・」
「ふぁっ!マリアさ・・・・気持ちよすぎて・・・・出ちゃ・・・・いぁうっ!」
「む・・・・男の子なら、もう少し我慢してくださいね。さっき散々私を弄んだじゃないですか〜」
「でも・・・・んぁっ!!」
するとマリアさんは口に力を入れて精液を吸い尽くしそうに吸引を始めた。くっ!こんなに早く限界が来るなんて・・・・ダメだ!
「ご・・・・御免なさい!出ます!」
ドクドクと、僕のペニスから欲望があふれ出し、マリアさんの顔を白く染めた。
「んっ!!・・・・んっ・・・・ごく・・・・」
しかしマリアさんは僕の精液を飲み干そうとばかりに喉を鳴らす。
「マリアさん!無理して飲まなくても・・・・」
「んっ・・・・結構美味しいモノですよ?好きな人のものですから・・・・ね♪」
「で、でも・・・・」
「ハヤテ君だって、さっきは私の出したモノをたやすく飲んじゃったのに・・・・やっぱり同じなんですよ」
そっか・・・・そうですよね。
「では・・・・そろそろ、ここで飲んでほしいですね」
「きゃっ!」
僕は再度マリアさんを押し倒す。そしてむき出しの美しい花に―――――
僕のモノを―――――
「マリアさん・・・・行きます!」
「はっ・・・・あっ・・・・あ、ああああああああああああ!!!!」
ゆっくりと、マリアさんの中に僕が侵入し、果てしない快楽に飲まれる。
これで―――――僕らはひとつになった
既に何度も侵入しているはずなのに、やはり彼女の身を心配してしまう。
「えっと・・・・痛く、ないですか?」
「んっ・・・・もう、何言ってるんですか・・・・。結構慣れてきたのに・・・・」
そう、ですよね。
「では・・・・動きます!」
「ひゃ!あんっ!・・・・んっ!ああっ!あああああああ!!!」
僕が激しく腰を動かすことにより、マリアさんの艶っぽい声が甲高くなる。
僕のペニスもヒダに絡みつき、締り、腰を抑えることが出来なくなる。
「くっ・・・・相変わらず、キツクて・・・・僕も・・・・」
「だから!言わなくても・・・・!くぅっ!」
「・・・・っ!マリアさん!」
理性が崩壊し、僕は再びマリアさんの乳房を鷲掴みする。大きく、柔らかい。
僕が今、独占しているモノがいやらしい形に変形し、更なる快楽へと走っていく。
「あっ!そんなに激しくしたらっ!だめっ!や、やぁんっ!」
ゴメンなさい!我慢できません!僕は声に反して乱暴に握り、動かし、吸い付く。
「やっ!そんなに・・・・・おっぱい吸わないでええええっ!!!」
熱い!体も心も!マリアさんを求めて!
「くっ・・・・、マリアさん!マリアさん!マリアさん!」
「ハ、ハヤテく・・・・ハヤテ君!!」
もう・・・・だ、め・・・・。
「はぁ、は・・・・くっ!あ、あああああああああああああ!!!!!」
「あ、ああっ!あんっ!ああああああああああああああ!!!!!」
僕の中から出たモノが
マリアさんに注がれる――――――
既に僕らは疲れ果て、衣服は乱れたまま布団の中で倒れこんでいた。
腕の中には愛しい人がいる。
このひととき、二人だけの世界
お嬢様と同様に、大切にしたい
「もう、ハヤテ君ったら・・・・もう少しデリカシーがあればいいんですけど」
「す、すみません。またマリアさんに辛いことを――――」
言葉を言い終える前に、マリアさんはスッと僕の口に人差し指を当てて制した。
「ハヤテ君。そういう意味じゃなくて・・・・私も、あなたと同じですよ?
好きな人・・・・ハヤテ君と繋がっていたい。だから私と結ばれている間は、わざわざ心配する必要はないんですよ?」
「・・・・」
「私だって、その・・・・ハヤテ君と抱き合うことは、とても幸せですし・・・・」
「・・・・そうですか。じゃあ、マリアさんも結構えっちなんですね♪」
「そ、そんな意味で言ったワケじゃ・・・・んむっ!」
僕は自分の口でマリアさんの言葉を止める。これで僕とマリアさんの幸せな時間も終わる。
キスで始まり、キスで終わる。
これが僕らのルール。
―――――ゆっくりと、二人の口が離れる。
「マリアさん・・・・」
「ハヤテ君・・・・」
マリアさんの顔がトマトのように真っ赤だ、僕も同様に顔が熱くなる。
『一発かましたれー♪一発かましたれー♪』
「「!!!!」」
いきなり僕の携帯電話が室内に鳴り響いたことで心臓が飛び出しそうになる。もう既にかましたのに・・・・って違う!
「メ、メールですね!えっと・・・・はい!お嬢様が『旅館に帰ってきている』との連絡です!
1階のホールでヒナギクさん達と遊んでいるようです!迎えに行きましょう!」
「え、ええ!そうですわね!その前に、この服を着替えないと!」
すごい今更だけど急に恥ずかしくなり、すぐに立ち上がる。
絶対に忘れてはいけない人がいるのに、いつまでも寝ている場合じゃない。
既に僕らは部屋から出て、お嬢様のところへ一緒に向かった。
巫女服でなく、浴衣姿のマリアさんも美しい。
気付けば―――――
僕ら二人は、手をつないでいた
THE END
これにて終了です
初投稿なので改行に失敗している点があるので読み辛い方には申し訳ないです
以下他キャラの書き手を散々叩いてきたマリア厨歓喜のレス
これはこれは
GJ!GJ!
マリア厨必死
>>123 GJ
少しずつ復活しつつあるな、このスレも。
この調子で咲夜とか伊澄とかが早く読みたいです…
>>131 荒らし乙
これは普通にGJ
マリアさんエロスw
多くのGJ、本当にありがとうございました
確かに私はマリア好きですが他のキャラも好きなので、次回投下出来ればマリア以外でいきたいと思います
>>134のような「マリア以外はいらない」発言は、私だけでなく他のマリアファン以外にも迷惑がかかるので「本当のマリアファンなら」二度としないようお願いします
あまりにもひどい発言が続けば、この発言に類似したものは「マリア信者を装ったアンチ、荒らし」と認定します
この発言が原因でスレが荒れてSS投下を躊躇ったのに・・・
あと補足ですが、
>>114の「影響を受けたマリア長編」は過去に読ませていただいた「Maria Happy End」というタイトルです
少し前にご本人の方がSSを投下なさったので結構知っている方もいると思いますが、新参の方などご存知ない方は是非読むことをオススメします
それでは、ありがとうございました しばらく名無しになります
>>135 乙カレー
さて20巻でも読もうかなw
新作まってます ノシ
>>135 改めてGJ
また頼むわ。できればマリアさんネタで
138 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 05:01:34 ID:kDm7f8mO
凝った自演だな
そこまでしてマリアのSS投下したいのか
お花畑で〜アテネと〜ハヤテが〜再び〜出会った〜・・・・
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 03:43:16 ID:vfZXl9wY
神SS(笑)
いるよね、安価つけただけで何か言ったような気でいる人
言わなくてもわかってくれっていう身勝手でコミュ力・表現力不足な人間性がうかがえるよww
なんか喘ぐのを我慢してるみたいだったな。今週のあーたん。
(倒置法)
アテネなんてどうでもいいよ。あれはにわか向け
アーたん身長151cmでブルーと同じぐらいしか無いのか
こりゃ色々具合が良さそうだ
やっぱマリアさんだよな
マリアハァハァ
マリアさん>>>メインヒロインの壁>>>アテネ
アテネにはヒナギクと同族の臭いがする
信者が自重しない上にキャラが設定を捻じ曲げて話を滅茶苦茶つまらなくしてることを認めようとしない
ちょっと否定的な意見を言われただけでアンチアンチと騒ぐし
キャラ自体、非難されて当然なことを頻繁にやってるってのに
>>152 信者が自重しないだの、その辺りは既に印象工作始まってる臭いからあんま考えないほうがいいと思う
154 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 17:58:28 ID:4sHDGTGK
ヒナギクアンチとアテネアンチもまた同族
アーたんアンチなんかと一緒にすんなよ。
ヒナ厨とアテネ厨はメインヒロインでもない割にキャラの扱いがいいせいか、
なんか勝手に増長して妄想とか書き込みの内容が暴走しまくってることあるよな
あいつらがスレにいると邪魔。ウザい
この作品が嫌いだから、荒れてる様子を見てるのが楽しくて、
ついついファン同士を争わせちゃうんですよねわかります
そして結局俺たちは踊らされて荒れちゃうんですよねわかります
わかってるのにどうしようもないという。
ほ
も
そりゃ俺らが踊らないようなら自分で踊り出すからなぁ
ハヤテ×アーたんよろ
162 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 21:09:43 ID:mdu1olwO
見ていて面白そうだから書いてしまった(’−;
>122
ハヤテX大人?アテネが読みたいです
ほんと精神年齢ガキばっかのスレだな
167 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 17:08:17 ID:uI/Mg6KF
マリアさんどこ?
なんでマリア厨は自重出来ないの?
あのあと泉がハヤテを肉体的に慰めるお話を!
懐かしい
まだ続いてたんだ
このスレ完全に終わったな
まぁしゃあない
他キャラで書いてくれる人がいないからな
自分らで短編でもいいから書けばいいんじゃないか?
そこでROCO神様が颯爽と登場ですよとw
こスレ完全終
ましない
178 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:21:23 ID:rVXh8o24
ハヤテ×アーたん! 職人さ〜ん
179 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 03:00:45 ID:lW/4C9nT
アテネがメインヒロインに見えてきた
ナギがメインヒロインにどうしても見えない・・・連載当初から
てめぇらはナギ好きの俺を怒らせた
マリアさんがメインヒロインだろ
ナギはヒナギクと同じサブヒロインみたいなもの
はいはい、マリア厨乙
一応物語としてはハヤテとナギの物語と信じているが
それはそれとしてアテネは性的すぐる。主に乳と足が
そりゃ子供の時にあれだけ揉まれりゃな
おまたせしました
何名かの要望に少しだけ答えられるSSが完成しました
SSがなかなか投下されないので不安な気持ちになるのは分かりますが
個人的にはここはエロパロスレなので
キャラの愚痴やアンチ発言、罵り合いはできるだけやめて欲しいと思います
逆に投下し辛いです
タイトルは「Athena 〜Call My Name〜」
閉ざされた扉にもたれかかり、指をくわえる。
「・・・・・ハヤテ」
ハヤテに会った。会ってしまった。
幾度も夢に見た光景が現実になってしまった。
あの夢――――――あのロイヤルガーデンで過ごした日々の夢を見続けることで、
何度も意味もなくあの花園に訪れては、来るはずのない人を待ち続けた。
いったい、今日という日が来るまで、何度あの場所で、意味のない時間を過ごしたか・・・・
私だけしか、知らない。
今の執事であるマキナの目を盗んでは訪れていたから、今日が来るまで彼にも気付かれなかった。
「・・・・・はあっ」
私はそのまま自室に戻り、ベッドに飛び込んだ。
「ハヤテ・・・・・」
あの悪夢から何年も過ぎてしまった。泣き虫だった彼も成長し、
今では強く――――――いや、まだ押しの弱い人相が残っていたが、
それでも、あの時よりは逞しくなっていた。写真で見た時よりも、ずっと伝わった。
それでも、やっと会えたというのに・・・・
まだ、私はハヤテと会うことは出来ない。彼よりも優先すべきものがある。
それでも私は!
ハヤテに、名前で呼んでほしかった!
あの幼稚なあだ名で・・・・
“アーたん”って――――――
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
「―――――ん」
ここは・・・・どこかしら?
「―――――たん」
別に、どうでもいい すべて、投げ出したい
愛しい人と一緒にいることが出来ないなんて
これほどの地獄があるだろうか
「アーたん」
「―――――!」
いつの日か聞き覚えのある声で、私の意識は覚醒する。
「ここは・・・・・」
ここは――――――あの城、ロイヤルガーデン。そうか・・・・。これは、夢だ。
また、いつもの悪夢が繰り返されるのね、あの日々のループを―――――。
「!!」
そう思った私が、いつもと違う『変化』を見つけてしまった。
「まさか・・・・何で・・・・」
「アーたん。おはよう」
彼が―――――ハヤテが、いた。
この城の夢はハヤテと別れた日から何度も、何度も見た。いつも見る夢は
ハヤテの声で目を覚まし、
他愛ない日々でも掛け替えの無い日々を過ごし、
そして、あの悲劇で終わる。
そんな天国から地獄への転落を象徴する夢だったが―――――今は、違う。
だって、いつも見るハヤテの姿は子供のままなのに、
今は、あの時花畑で再会した姿―――――“成長した姿のハヤテ”だった。
「ほら、アーたん。起きて」
「・・・・・・・・ハヤテ」
信じられない、いくら夢の中といえど、いつも見る悪夢にここまで変化が起きるなんて・・・・。
「!!」
まさかと思ったが、私はすぐさまベッドから降りて室内の壁に設置されている鏡を見る。
そこには私の姿があったが、やはり違った。
夢の世界では、いつも覗き込む鏡には『私の幼い姿』が映っては憂鬱な気分になるはずだったが―――――
今は、あの頃と異なる成長した姿 いわゆる、“現在の私の姿”になっていた。
「アーたん?どうしたの?」
おそらく、これはいつもの夢だけど、いつもと違う。
あの時、ハヤテと再び巡り合った―――――“その目で彼を見た”ことで、
私の夢が現在の背景とシフトされてしまったのかしら?
「あ、やっぱり『朝のいつもの』、してほしいの?」
「へ?」
珍しく私の口から間抜けな声が出てしまった。確かにいつものことなのに、
私はハヤテの言葉でドキドキしてしまう。
「そ、そうね・・・・じゃあ・・・・」
もうっ!いつもならここまでドキドキしないはずなのに、
ハヤテがいつもより・・・・その、カッコよくなっているせいで、
私の方が子供みたいに思えてきてしまうじゃない。
「・・・・んっ」
私はゆっくりと目を閉じ、彼を待つ。
「ではでは」
愛しいハヤテが近づいてくる。そして―――――
誰にも気づかれない二人の影は、ひとつになった。
夢の中だけど―――――涙がこぼれそうになるほど幸せだった。
「んっ・・・・」
さあ、この後は同じことの繰り返し。幸せな日々と悪夢が待って―――――!!
いきなり、ハヤテが私をベッドに押し倒した。
「ハ、ハヤテ!?一体何を―――――」
「何って・・・・“いつもの”じゃないの?」
「それは、その、キスじゃ――――」
「何言ってるの?それだけじゃないでしょ?朝一番の“えっち”するんじゃないの?」
え?
ええええええええええええええええっ!?
「なっ!ハヤテ!いくらなんでも私たちはそこまで――――」
「ふぇ?いつものことでしょ?何言ってるの?」
・・・・流石、いつもと違う夢の世界ね。
私の考えの正反対のシチュエーションに流れていくとは・・・・。
夢の中の私たちは既にそこまで進展しているのね。
未だに現実世界の私は性交の経験なんて一度もないのに。
「あのね・・・・いくら私達の関係がアレでも、そう容易くすることじゃ・・・・」
「僕、アーたんのコト、好きだよ?」
「うっ・・・・」
ハヤテは既にあの頃よりも大きくなったはずなのに、
その瞳の輝きは決して消えてはいなかった。
無邪気で、愛らしくて、母性をくすぐる目・・・・。本当に吸い込まれそうな瞳だった。
「だって、アーたんとえっちするのは、気持ちいいだけじゃなくて、“幸せ”って感じになるもん。
やっぱり、好きな人とするからじゃないかなー?えへへー」
もう・・・・外見は成長しても口調があの頃のままなんて・・・・
余計そそるじゃない。
でも、ハヤテとなら
この夢の世界なら―――――
「・・・・しょうがないわね、そのかわり・・・・
あまり調子に乗っちゃ、ダメよ?」
「うん!」
といっても、私自体は経験がないからハヤテにいいように扱われるのかしら?
それはそれで嬉しい分、屈辱的というか・・・・。
「じゃあ、あらためて―――――」
「あっ・・・・」
再び私たちは唇を交わす。でも、今度はハヤテが私の口内に舌を入れ始めた。
「ん・・・・あむっ・・・・むちゅ・・・・」
「・・・・んっ!」
口内の異物感に少々抵抗感はあるものの、ハヤテの侵入であるならば私は断るわけにはいかない。
刹那か、長かったのか―――――。
「・・・・ぷはっ」
「あっ・・・・・」
名残惜しかったけど、ハヤテの唇が私から離れた。
その女の子のような美しい口元には私の唾液が糸となって引いていた。
その卑猥な光景で私自身の雌としての欲求が目覚めつつある。
「ハヤテ・・・・あっ・・・・」
彼はなにも言わずに黒のドレスの上から私の乳房に手を添えた。
あの小さかった手が、ここまで大きくなるなんて想像もつかなかった。
そして手に力が入り―――――
「くっ、んっ・・・・はっ・・・・あっ!」
ゆっくりと、彼の手が動くたびに私の乳房が圧迫感に襲われ、
私の喉から弱弱しい声が漏れ、脳髄までもが犯される感覚に陥る。
だが、それでもハヤテだからこそ許せる行為だった。
彼になら、何をされてもいい。それほど私はハヤテを愛していた。
「アーたんのおっぱいって・・・・とっても大きいね〜。
やわらかくて、ムニュムニュしてて美味しそうだよー」
「ば、馬鹿なこと言わな・・・・きゃっ!」
ハヤテの手に力が入り、乳房が突き上げられて甲高い声を出してしまった。
「ぎゅーってするよ?」
「言う前にするなんて・・・・あっ・・・・んっ・・・・くっ・・・・」
何度もハヤテの逞しくなった手によって乳房が蹂躙されていく。
しかし私の中では不快どころか愛する人のぬくもりをその身で感じることで
快楽が湧き上がる。
「あ・・・・あんっ、ああっ!・・・・あっ、ああっ、あああんっ!!」
「アーたん、アーたん・・・・」
ハヤテが私を呼ぶ度に手に力が入り、動きも激しくなって―――――。
「ダメ!ハヤテっ!もう少し・・・・ふぁっ!あああああああっ!」
「あ・・・・はぁっ・・・・」
完全に、私の負けだった。
既に衣服も乱され、ボロボロになってベッドから体を起こすことが出来ない。
そんな・・・・ここまで手玉に取られるなんて、思いもしなかった。
もしかして、現実のハヤテもこんな風になってるのかしら・・・・。
「あ・・・・・」
既に私の秘穴はハヤテの寵愛のせいで受け入れる準備が出来てしまっている。
でも、その、“初めて”は結構痛いものらしいけど・・・・大丈夫かしら。
「ね?アーたん。そろそろおちんちん入れてもいい?」
「なっ!」
いきなり大きくなったハヤテから卑猥な言葉が出たせいで余計気恥ずかしくなってしまう。
「僕、もう我慢できないよ・・・・アーたんとひとつになりたいよぉ・・・・」
ハヤテも顔を火照らしながら私を見ていた。
その真っ直ぐな表情が、どれほど可愛らしいことか―――――。
「・・・・んっ・・・・い、いいわよ・・・・でも、できるだけ・・・・優しくして・・・・」
「うん・・・・」
私自身もハヤテを受け入れる為に準備をする。
ハヤテの前で・・・・はしたなく足を広げ、ゆっくりとスカートを引き上げた。
「アーたんのぱんつは黒!」
「いちいち言わなくてもいい!」
その、ハヤテに指摘された黒のショーツを自らの手で下ろした。すると―――――
「アーたん!」
「きゃっ!」
いきなりハヤテは私に飛びついてきて、股に顔を寄せた。
「アーたんの大事な場所・・・・甘い匂い・・・・」
「そ、そんな匂いするはず・・・・ひゃっ!」
ハヤテは子犬のように私の秘部を舐め始めたことで、今まで以上の快楽に襲われる。
「ん・・・・れろ・・・・ちゅ・・・・むぅ・・・・」
「ああっ・・・・ハヤテ・・・・ハヤテぇっ!くっ!ああっ!」
もう―――――私の方が我慢できない!
ハヤテに犯されたい!繋がっていたい!
「んひゃっ!あっ!ハヤ、テ・・・・はや、く・・・・」
「―――――じゃあ、いくよ」
そう言ってハヤテは執事服のズボンを下ろした。
「あ・・・・これが・・・・ハヤテの・・・・」
女顔のせいでもっと可愛いものかと思っていたが、
ハヤテに生えていたペニスは男であることを主張するかのように、雄雄しくビクビクと神経を走らせていた。
「アーたん・・・・」
そしてハヤテは私に接近して、それを私の秘穴にゆっくりと当てて・・・・。
「失礼―――――します」
「あっ、んんっ!くっ・・・・ああっ・・・・・・あああああああっ!!!!」
初めての侵入――――――かと思いきや、特別な痛みには襲われなかった。
むしろ、それを忘れるような快楽に飲まれた。
「ど、どう・・・・・気持ちいい?」
「あっ・・・・はあっ・・・・いいわ・・・・・ハヤテ、とても上手よ・・・・」
「えへへー、だって・・・・毎日同じことしてるもん。
アーたんも最初は痛がってて凄く怖かったけど・・・・もう大丈夫!」
ああ・・・・そういうことね。夢の中では私たちは“体験済み”のようね。
脳内に記憶はされてないけど、夢の体は記憶されてるみたい。
そのおかげで、もう怖くないわ。
「じゃあ、動いて・・・・もう好きにしてもいいわ・・・・」
「うん!じゃあ――――――んっ!」
「ひゃっ!ああんっ!ああっ!ああああああっ!!!」
ハヤテの腰が激しく動くことで、私の体も痙攣するように動く。
――――凄い!信じられないほど気持ちいい!
セックスがここまでのものなんて思いもしなかっ・・・
「ふぁっ!んんっ!アーた・・・・」
「きゃっ!ハヤテ・・・・・っ!もっと!もっと―――――――!」
最初は恐怖に怯えていた私が、逆にハヤテを強く求めるように――――――。
「ふあっ!アーたん・・・・キツクて・・・・・すごい・・・・ひゃう!」
膣壁に力が入ってしまい、ハヤテも同様に快楽へと押し流す。
これで―――――二人そろって気持ちよくなれる。
「ハヤテ・・・・・ハヤテ、ハヤテぇ―――――――!」
「アーたん、アーたん、アーたあああああああああああああああああああん!!」
ハヤテの愛情が私の中に溶け込んだことで
共に天国へ行くような浮遊感に包まれた――――――
「はぁ・・・・はぁ・・・・ハ、ハヤテ・・・・」
「あぅ・・・・アーた・・・・」
その時、ハヤテの首がガクッと下に降りた。
「え?ハヤテ!?ハヤ・・・・何だ、よかった・・・・」
「アー・・・・たん・・・・むにゃ・・・・・」
ふふ、セックスで疲れて眠っちゃったのね・・・・。
私はハヤテをそのままベッドに寝かしてあげた。
全く・・・・成長しても、寝顔は可愛いわね。
いつも私の方が眠ってばかりだったから、その寝顔に悪戯したくなっちゃう。
本当に、幸せなひとときだった。こんな幸せがずっと続けば・・・・・
その時、部屋全体が―――――いや、“世界”そのものが歪んだ。
「これは・・・・・」
まるで背景全てがモザイクになるように不気味な色へ変わり、解けてなくなろうとしている。
この意味は・・・・いえ、既に覚悟していたこと。
「そうね、この夢も―――――これで終わるのね」
現実の境界線が近づいてきた。所詮、夢は夢でしかない。夢とはあくまで一時的なもの。
この世界が崩壊すれば、私は目覚め、また彼のいない世界へと戻る。
でも―――――もう大丈夫
本当に幸せな夢を見たから
もう悪夢を見ることに、恐れることはないわ
壊れ行く世界の中で、私は最後に愛しい人を強く抱きしめ―――――そっと頭を撫でる。
あなたが私を“アーたん”と呼び続ける限り―――――私はあなたを想い続ける。
だから、私が“やるべき事”を終えてから
もう一度現実の世界であなたと会える日まで
「ハヤテ――――――さようなら」
THE END
これにて終了です
このように荒れるならエロパロのアイデアを出してほしいです
プレッシャーにもなりますが執筆も早めることが出来ます
もしよければエロなしのSSを投下してもよろしいでしょうか?
自分なりに妄想した「ナギとヒナギクの馴れ初め」があるので
許可があれば早めにSS投下できます。
それでは、有難うございました
>>197 いいよいいよー
でもせっかくアーたんならもっとおっぱい活用してほし(ry
エロなしは俺は構わないけど、昔結構荒れたからな〜……どうだろう
ちなみにアイディア提供
人数がちと多いけどマリアさん伊澄さんハルさんのメイドさん三人組の幸せいっぱいご奉仕とか
人数多いと大変かもしんないですけど
>>197 それとちなみに荒れてる原因はずっと前から一人が自演で工作、もしくは関係ない人を自演呼ばわりしてたりしてるせい。
アンチ発言とかはだいたいコイツだと思う。
何言っても無駄なくらいここに癒着してるし、投下し辛いってのも恐らくそれを狙ってやってるから、
どうかそんなの気にしないくらいの剛胆さで良SSを投下してほしい
どこぞのバレスレだと、さんざん煽られながらもスルーして毎度毎度途切れることなくバレをくれるバレ師がいるんだが
やっぱりスルーって大事だと思うんだ。
誘い受けイラネ
エロ無しは勘弁
とにかくなんでもいいから書いてくれ
>>197 GJ
エロなしでも構わんが…アーたんは勿論出るんだろうな(お
>>198 ああ、御免なさい 確かにパイズリくらいは入れたかったのですが・・・
伊澄さんのメイドネタはいいかも
確かにここ最近のアンチ発言は今まで以上に不自然だったので・・・
>>203 う・・・・彼女はここで使ってしまったので
申し訳ないですが、次回は別キャラを書きたいです・・・
まあこの反応でしたのでエロ無しは保留にしておきます
その分投下が遅れるのでご了承下さい
それでは、また名無しになります
(゚∀゚o彡°アーたん!アーたん!
>>197 GJ!!あんなエロい体なのに、エロパロ作品が少ないと思っていた所での投下。
本当にありがとうございました。次の作品も楽しみに待っています。
>>197 ごちそうさまでした
次も期待…していいのかな?
>馴れ初め
さあ、早く校正作業に戻るんだ
◆8fM0OQobbQ=
>>199 当日だけでこんなにレス付けるから自演がばれるんだよwww
おつかれさまです
ほんとうにおつかれさまです
>>199 自演が「一人」だと言い切るとは、大した調査能力をお持ちですなw
まあ、その「一人」ってのはアンタ自身なんだろ?
おつかれさまです
212 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 01:28:00 ID:fN+DdimO
気に入らないカプやキャラの作品が投下されないように荒し続けて、気に入った作品にはIDコロコロ変えてGJの嵐ってわけかw
このすれ
かんぜん
おわった
な
218 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 23:44:52 ID:83D8+TRY
ついでに晒しあげ^^v
哀しいスレだ
はいはい
相変わらずマリア以外の書き手は叩かれるのか・・・
2年ぶりに戻ってきたら
まだ荒れてやがる
19か20くらいからちっとも進歩がないな、お前ら
退化してってるだろ、確実に
もうこのスレに期待してはいけないのか・・・・・・
投下します
>>198さんの意見からSSを書きましたが、完全に別モノになっているので
ご了承下さい。
タイトルは『正しい(?)悪霊の祓い方』
「・・・・」
私の名は、リィン・レジオスター。何を隠そう、幽霊だ。
一時は成仏を考えてもいたが、勿論ナシだ。
まだ現世に素晴らしい“萌え”が残っている限り、私は消えるわけにはいかない
先日、鷺乃宮伊澄君―――――――巫女である彼女のおかげで
素晴らしいメイド魂を見せていただいたのだが・・・・・
この程度で私が満足できようか!
「ああ――――――――――――――――――――――――――っ!!
メイドさんとイチャイチャして――――――――――――――!!!」
こんな風にどこかの公園で大声を出してもほとんどの人が気付かない。
だって幽霊だもん。
「ん?何か声が聞こえたような・・・・誰もいないはずなのに・・・・」
む?誰か近づいてくる。私の声が聞こえたのだから、見知った人物だろうか?
「心配する必要はないと思うが・・・・」
ちょっと公園にある子供用の施設から隠れて観察してみる。
彼は・・・・誰だ?あの黒髪ツンツン頭の少年は。
そういえば地下ダンジョンにいたような・・・・。
「よっこらせっと・・・・」
その少年は公園のベンチに座り、ポケットから何かを取り出した。
あれは・・・・写真か?
「はぁ・・・・伊澄・・・・」
「―――――彼女が、どうかしたのか?」
彼の後ろを取り、声をかける。
「うわっ!な、何だよアンタは!」
少年はすぐさま写真を隠したが、すぐに確認できた。
あれは伊澄君の写真ではないか。しかもあの時のメイド服姿の・・・・。
「アンタ・・・・伊澄のコト、知ってんのか?」
しかし、私は既に気付いていた。彼からは感じるものがある。
私と共通する、強い“メイド萌え”を―――――。
「ふむ・・・・君は、彼女が好きなのか?」
「なっ!べ、別にそんなワケじゃ!それよりアンタは―――――」
「ふーん、そうか。じゃあ、知っているか?
実は彼女は――――――重度のコスプレイヤーだったんだぞ!」
「な、なんだって―――――――――――――!?」
おお、冗談気分でからかおうと思ったのだか、結構効いているではないか。
「ククク・・・・実は私は彼女とオタク趣味が共通していてね・・・・
彼女はメイド服だけでなくナース、スク水、アニメキャラのコスプレにも
精通しているのだ」
「そ、そうだったのか・・・・何だか、イメージが・・・・」
よし、これなら――――。
「君はやっぱりその写真を見続けているということは、
やはりメイドさんが好みなのかな?」
「なっ!べ、別にそんなコトねーよ!」
「フフフ・・・・別に恥ずかしがることはないぞ?
今は周囲に人がいない。メイドさんマニア同士、熱く語ろうではないか?」
少年は私の言葉で数秒黙った後―――――、
「・・・・しょうがねーな。
特別興味はないが、アンタがそんなに聞きたいっていうなら話してやる。
―――――いいか!?メイドっていうのはなぁ!
気品!清楚!奉仕の要素を含んでいて物腰の柔らかさ、
母性を武器にして主人に仕えるのがいい!
最近はミニスカメイドとか言うけどあんなモンは邪道の中の邪道!
メイドさんの良さはクルッと回ってブワッと広がるスカートが・・・・」
―――――――――1時間後
・・・・まさか、私以上にメイド萌えを語ることができるとは。
もしかしたら、この少年であれば――――――今だ!
「少年よ・・・・ひとつの野望を、共に実現しないか?」
「はぁ?」
「君と私なら、出来る!
メイドさんとイチャイチャなパラダイスを―――――――!」
「えっと・・・・ここは・・・・。咲夜の家に行こうと思ったらここに来るなんて・・・・」
先日、神父さんにからかわれてメイド服を着せられ、
気付けば咲夜に写真を撮られていたなんて・・・・。
せめて、あんな恥ずかしい姿を他の人に見せびらかさないように
注意しなければ―――――。!!
「これは・・・・」
近くの公園を通りかかると、おぞましい“何か”を感じ取りました。
私は光の巫女。いざ妖魔と闘う時に剣となる力を持っています。
何も処置しないワケにはいきません。
「イザという時のために・・・・はっ!」
事前に用意していた符を取り出し、公園全体に結界を張っておく。
これで誰も入ってこないし、戦場になっても外に漏れることはありません。
「では――――――え?」
侵入した園内の中心。そこには見知った私の友人がいた。
「ワタル、君・・・・?」
いえ、この気配は・・・・違う!
「あなたは・・・・・まさか、神父さんですか?」
「そのとおりだよ、伊澄君」
よく見れば彼の周りには人魂がホワホワと漂っています。
「フフフ・・・・どうだね?
彼の思想(メイド萌え)とシンクロしたことにより彼の許可なく憑依を可能とし、
現世にてより活動しやすくなったぞ!」
そ、そんな・・・・。咲夜の虫歯の時は私の力を借りることで憑依できたというのに、
ここまで出来るなんて・・・・。
「それで・・・・神父さん。あなたは、どうするつもりですか?」
「聞くまでもないだろう?メイドさんとイチャイチャするのだ。
まずは誰から行こうか・・・・・・・・ん?」
神父さんはいきなり目付きが鋭くなります。
「どうか、しましたか?」
「ククク・・・・いや、体を借りている少年の記憶を探ってみれば―――――
いるではないか!上質なメイドさんが!」
まさか・・・・。
「そもメイドさんは・・・・サキさん、ですね?」
「ふはははは!そのとおり!ドジっ子メイド!素晴らしいではないか!
メイドでありながらも痛い欠点を持つアンバランスさ!
記念の一番のターゲットは彼女にしよう!そうしよう!」
くっ・・・・。これは、流石にマズイわ。
このままではサキさんが彼の慰み者になってしまう・・・。
こうなれば、この周辺にいるメイドさん達に危害がないように―――――。
「ならば・・・・私自身が、“贄”となりましょう。
私を、抱いてください」
「ほぅ・・・・強く出たものだな。だが、私の好みは君よりもメイドさ――――!」
いきなり彼の表情が険しくなり、膝をついた。
「な・・・馬鹿な・・・・」
何だか、彼の様子が可笑しい―――――。
「私が借りている体が―――――伊澄君を、求めている・・・・。まさか、彼が・・・・」
?何故か分かりませんが・・・・好都合です。
「では・・・・これでどうです?」
あまり使うことのない特殊な符を取り出し、天にかざす。
すると『パァ・・・・』と私の体が光に包まれ、アニメの女の子主人公のように
姿が変わった。
「ま、まさか・・・・」
その姿は―――――メイド服。
「こ、この姿であれば文句は・・・・ないですね?」
「ぬおおおおおおおおおっ!!!メイドさんに変☆身だとぉ!?このままでは・・・・
しまった!体が操作できな――――」
「結界の、中ですから・・・・んっ・・・・好きにしても・・・・あっ・・・」
「んっ・・・・むっ・・・」
ワタル君の姿をした神父さんはその場で私を押し倒し、私の体を貪り始めました。
私自身も女であるために少しずつ、少しずつですが、彼の愛撫に身を委ね、
快楽に堕ちて行く。
実際に魔に憑依した人間が欲望に飲まれ女を犯す例もあり、
その為にわざと性交をさせることで魔払いするという除霊方法もあります。
でも―――――
「はぁ・・・・あっ・・・・あん・・・・んっ・・・・!」
「あ・・・・ああ・・・・」
もっとおぞましく蹂躙されるかと思ったのですが―――――何故か、優しい。
手使いが乱暴でなく、私を尊重しようという手順。
もしかしたら・・・・ワタル君の意識がまだ・・・・。
「い・・・・すみ・・・くっ!」
「ふあっ!あんっ!ひゃあっ!」
既に私の着たメイド服は何度も触れられたことで乱れていましたが、
決して服を乱暴に破ることはせず、むしろ優しく扱ってくれました。
確かに陰部や未成熟の乳房に手を添え、撫で回すことはあっても、
やはり無理矢理犯すことはしていません。
むしろ、躊躇いがあるようにも・・・・。
「く・・・・声は出しても、あまり抵抗はしないんだな・・・」
「んっ・・・・あなただって・・・・本当に、“したい”のですか・・・・?」
そう尋ねると神父さんは「フッ・・・・」と声を漏らしたら―――――。
「そうか―――――そんなに余裕な返事が出来るなら、もういいだろう」
「え?きゃあっ!」
そう言うと“彼”は私のスカートをめくり上げ始めました。
そして私の足を取り、ゆっくりと広げようとして―――――。
「――――これは、流石に、幼いと言えど・・・・うっ!」
「・・・・うう」
はしたなくも、メイド服でありながら下着を着用していない私の女陰は
淫らに濡らしたまま、他者の眼前に晒されることになってしまいました。
彼が衣服を脱ぐ音がしますが、仰向けになっているので見えません。
「じゃあ・・・・いくぞ、“伊澄”」
「え?・・・・・あっ・・・・んっ!ああっああああっ!」
私にとって初めて殿方の侵入を許してしまった。
ズルズルと陽根が侵入することで今まで経験のない激痛が体中を駆け巡り、
涙が零れそうになる。
「んっ・・・・あふっ・・・・ああっ・・・・い、た・・・・」
「ゴメン・・・・ちょっと、乱暴にしてしまったな・・・・もう少し、我慢してくれ。
―――――んっ!!」
彼の侵入が私の深い場所まで進んでいく。
そして何度も腰が動く度に、奥底にある子宮に陽根が打ち付けられて――――――!
「ああっ!ひゃんっ!ああんっ!ああああっ!」
快楽よりも痛みの方が強く、自分の喉から信じられないくらい甲高い悲鳴が漏れる。
「いい・・・・いいよ・・・・すごく・・・・気持ちよくて・・・・んっ!くっ!」
「ふあっ・・・!やっ!ああっ!だめ・・・!ゆるし・・・・・きゃあ!」
何度も、何度も何度も局部に激しい刺激が――――――!!
もう、私の方がもたな―――――。
「あっ・・・・あああっ・・・ああっ!で、出る・・・・!くっ!」
「あああああああっ!あんっ!あああ――――――っ!」
女陰から異物が無理矢理抜き出され、すぐに私の顔に熱いモノが降り注いだ。
「ああ、あ・・・・これが・・・・殿方の・・・」
少しずつ私の体を白へ染め上げ、熱くなった体を更に熱くしていく・・・・。
「あ・・・・ああ・・・・んっ・・・・むちゅ・・・・い、すみ・・・・・」
「んっ・・・・」
“彼”の唇の感覚を最後に、私の意識は遠ざかっていった――――――。
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
「・・・・・むぅっ」
勿論、私は怒っています。事件の張本人の態度に。
「ま、まあ、確かに少々強引だったかもしれないが・・・・
それに、君も結構満足していたのではないか?幼子でありながらあそこまで・・・・」
ぷちっ
「しばらく―――反省してくださーい!」
「ウウゥボアアアアアアアアアアアアアアァッ!!!!!!!」
ふう、これで神父さんも少々懲りたかと・・・・。
公園の結界も取り外したし、あとは彼が起きるのを――――。
「ん・・・・」
ワタル君・・・・。ベンチで、とてもいい顔で眠っています。
この件は彼も記憶に残ることはないはず。
とんでもない事件だったけど、被害は私だけで済んでよかった・・・・。
「ん・・・・ここは・・・・って!伊澄!?何でここに!?」
彼が目を覚まし、起き上がる。
「ワタル君、やっと起きたのね。公園で何故か倒れていたからとても心配しましたわ」
「そ、そうなのか?なんか、その、みっともないトコ見せちまったなー・・・・」
「いいえ、私は大丈夫よ」
「でも・・・・伊澄に助けて貰ったから・・・・かな?」
「え?」
私は首を傾げる。
「イヤ・・・・その・・・・なんかさ・・・・夢の中で、その、伊澄と・・・・」
え?
ま、まさか・・・・この件のことを・・・・。
「あ!な、なんでもないっ!」
そう言って彼はそっぽを向きました。
「でも――――――幸せだったな。
伊澄と、キスするの」
「え?」
THE END
これにて終了です
あと質問になりますが、保管庫にある皆さんのおすすめのSSは何でしょうか?
量が多いので私も全部は見ることが出来ず、見ていない作品も結構あります。
少しでも参考にしたいので是非聞きたいです。
あと、今でもアイディアは募集しています。
ひゃっほう!
ワタルものはいいですね
マリアサンマダー?
ワタル可愛いよワタル。
神父に意識を乗っ取られながらも無意識では伊澄を大事にしようととするワタルがすごくいい。
以上、ここまで自演でお送りしました
>>234 GJ!
おすすめは...今まとめますw
アイディアは思いついたら書き込みます
240 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 15:15:27 ID:46T8gn6R
ハヤサクを求む。
短編の一人称SSで途中から主役を変えるのはちょっとなぁ・・・
このSSに限らず、エロシーンになるといきなり別キャラになるのは
エロパロというジャンル最大の問題点だと思う
まじめな人だな
>>135 >
>>134のような「マリア以外はいらない」発言は、私だけでなく他のマリアファン以外にも迷惑がかかるので「本当のマリアファンなら」二度としないようお願いします
>あまりにもひどい発言が続けば、この発言に類似したものは「マリア信者を装ったアンチ、荒らし」と認定します
荒らし認定権限を持っているえら〜い兆 ◆8fM0OQobbQが調子に乗ってるな
つか、こんなに分かりやすい自演をしてまで投下したいのかね…
>>234 よくやった!
ロリ伊澄メイドさんもいいが
サキさんとの主従えっち編はまだかね?
お褒めの言葉有難うございます
>>240 ハヤサクは難しいですね・・・申し訳ないです
でもサクは出したいです
>>241 そうですね
SSが完成したあと自分でも視点変更をやりすぎたなぁと思ったほどです
反省すべき点としてありがたく言葉を頂きます
>>243 調子に乗ってるかもしれませんね
せめて他に職人さんがいればバランスを取れるのですが
>>244 確かにやっちゃった感は否めないかも
でもハヤテ以外の男キャラを書きたくて・・・
>>245 ワタサキも凄く好きですが・・・・うーん
それでは有難うございました
アイディアや参考になるSSがあればまた書いて頂ければ嬉しいです
難しいつーか、ワタサク好きだから書きたくないってだけだろw
言い訳がキモいわw
>>247 お前の一言が余計だと言うんだ。消えな。
だって本当に気持ち悪いんだもん
自分語りと全レス返しなんてウザキモい以外の何物でもないだろ
過疎ったスレに現れた救世主のような書き手だろうが
気持ち悪い行動を取ってるんだからキモいと言って何が悪いんだ?
エゴ丸出しなのは擁護できないわ、正直
エロパロ坂でそうゆう事を言ってる奴が一番キモイと思うが
すごいスレだ
こんな有様のスレにSSを投下してくれるってコト自体がすげー有難い。
これからも書きたいと思ったネタを思うままに書いてくれると嬉しい。
はいはい自演乙
GJ!
GJ!
アイディア募集とかせずに、自分の書きたいもの書けばいーさー
でも、ウザキモいってのはちょっと同意
自分語りと全レス返しは荒らしのネタになるので自重してほしい
257 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:45:49 ID:FZKstslb
クソスレ定期age
あんまり盛り上がると、スレの救世主を気取る 兆 ◆8fM0OQobbQ の思う壺
リョナくれリョナ
>>258 かわいそうな奴w
盛り上げないでどうするんだ?
このまま過疎化まっしぐらかw
>>258 荒らす種を植える人、種植えお疲れ様です(^^)
ねになにになななちはらま
エロパロの盛り上がりが人生で唯一の楽しみって…
SSよりも全レス返しで盛り上げるとは、兆はある意味で神職人www
荒らしはやめて!
兆にまで逃げられたら、もうアタシ、生きていけない!
兆さまぁああああああああ
>>268 こらこらw
呼んだら、キモウザ職人もどきが本当に来ちゃうぞwww
まぁ自給自足って手も有るんですけどねエロパロって
オナニーの才能がない
お前欲しいのか、そんな才能?
自給自足すると書いてる途中で満足してしまって投下できるものが完成しない
早漏もいいとこだな
グッバイソーロー
276 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 22:18:44 ID:nDRZ1xEI
最高〜〜〜〜!!!!! ありがとう職人!!!
オレも文章力が欲しいなぁ
ハヤテの小説を一緒に見ようか
>>279 いや、確かにある意味自信が付くかもしれないが・・・w
兆先生のハイレベルな文章力が羨ましい
兆先生はハヤテスレ歴代職人の中でもダントツの文章力
283 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 04:02:36 ID:WDBQuhrU
age
お前が今感じている感情は精神疾患の一種だ
面白くないという事にそろそろ気づいて欲しいなぁ
煽るな煽るな
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 20:49:11 ID:NNxoLGxr
いすみが読みたいーー
泉が読みたい!
290 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 23:51:22 ID:RPAmAwm+
どっちも読みたいage
まったくネタがないからってよぉ
ヒナ「好きだったのに!アテネとどうしたら付き合えるか相談するなんて酷い!!」
西沢「好きっていったのにそのまま放置プレイなんて、私のことはキープなの?」
泉「酷いよハヤ太くん!私は遊びだったんだね!うわーん泣いてやるー(>□<)」
マリア「私はお風呂に入ってきて裸を見られたり、スカートをめくられたり、勉強を口実に夜に部屋によばれたりしてもて遊ばれましたわ!」
ハヤテ「うぜー!奴らとはもう十分遊んでやったから、あとはアーたんとたっぷり遊んでやるぜ!もちろん大人の遊びをな!!YA―HA!!」
ナギはそこまで至っても勘違いしたままか
おおつおおつおおつおつおつおつ
295 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 21:28:37 ID:MLmU6ASU
乙
kusoage
297 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 10:34:18 ID:Hx3DqoJY
会長って何であんなに人気あるんだろうか?やっぱツンデレか?
ヒナマリアアテネのハヤテ調教が読みたいです
ヒナギクさんは中学生に人気です
マリアさんは高校生に人気です
アテネさんは大学生に人気です
ナギ様は俺が貰う
300 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 20:57:44 ID:Hx3DqoJY
伊澄は俺がもらう!
いずみさんは小学生に好かれてるってほんとですか!?
さくやは譲らないからな
304 :
第1話:2009/08/28(金) 23:18:21 ID:f6lZbE55
「磨き方が悪いと思うねん」
午前2時。
借金執事は皿洗いを終え、ようやく寝床につこうとしていた。
「うわぁあ咲夜さーん!!こんなところでいったい何を───!!」
「少し・・・静かにしてくれへん?今夜はそういう気分やないねん・・・」
「咲夜さん・・・(あれ・・・デジャヴ?)
・・・ではどういう気分で僕の部屋に?」
「夜遅くに美女が部屋に訪ねてきてんねんで。そんなん決まってるやないか・・・」
「それで磨き方というのは何のことです?」
「えらいノリが悪いな。まあええ。この間、ウチは確かに虫歯は直してもらった」
「はぁ・・・(眠い・・・)」
「せやけどな、一応ウチも毎日歯は磨いとんねん。磨き方が悪いから虫歯に
なってしまうと思うんよ」
「へぇ・・・(でっていう)」
「つまりハヤテはウチの歯を磨くべきだと思うんよ」
「いやそのりくつはおかしい」
「・・・・・・・・・まぁ、
・・・・・・まぁいいでしょう。お嬢様のお友達は僕のお嬢様も同然!!!
ですからこの綾崎ハヤテが三千院家執事として正しい歯の磨き方を教えて差し上げましょう!!
(はいはい 三千院家の執事 三千院家の執事)」
「ハヤテはん最高や!巻田・国枝なんか最初からいらなかったんや!」
他人に歯を磨かれる行為にはかなりの心理的抵抗が生じるはず・・・。
5分も耐えることができたらいいほうだ。
さっさと始めて咲夜さんには早いところお帰りいただこう。
「では、そこに座ってください」
「はいはい」
ベットに腰掛ける咲夜さん。
気遣いも何もないから、その動作に対してスカートがめくれ放題である。
咲夜さんは子供だから僕は気にしないけれども。
そんなことを思いつつ僕はその横に座った。お隣さん。
歯ブラシに少なめに歯磨き粉をつけて、体を捻り、咲夜さんの後頭部に左手を添える。
「あーん」
「あーん」
口を開かせ、そして歯ブラシを差し入れた。
後悔するがいい。
「も・・・・・・もぐぉっ!?」
咲夜さんがようやく己の陥った危機的状況を把握したらしいのは、
勝負開始(何のだ?)からおそよ1分が経過したときだった。
表情に異変が走る。
異変というより、それは激変。
これまでみたこともないような、驚愕と
そして恍惚の表情である。
「ひ・・・・・・ひぐう、ぐ、ぐうっ!?」
いやそのはんのうはおかしい。
306 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:35:19 ID:d88rWGht
原作でヒナギクがフラれたと聞いて飛んできましたwwwwwwwwwwwwwwww
ハヤヒナ厨は今どんな気持ちなのwwwwwwww
>>305 もし途中だったらスマンがちょっと忙しくなるので今のうちに、
GJ! そして続き待ってます
308 :
第2話:2009/08/28(金) 23:55:22 ID:f6lZbE55
恍惚?
いやいや、気のせいだ。
あと2分も攻めれば僕は静かな眠りにつける。
「ぐ、ぐ・・・・・・ぐぐぐっ・・・はぁう」
奥歯の内側、歯と歯茎の境目あたりをしゃこしゃこと重点的に磨いてやると、
咲夜さんは敏感に反応した。身体がびくびくと痙攣している。
白目を剥きかけてさえいた。
そんなに嫌なら耐えなければいいのに。
「ひ、ひう・・・・・・はう、はう、はう。う・・・・・・ぐ、はぁ、はぁ」
しかし
僕はすべてを見誤っていた。
僕は咲夜さんの舌を磨きにかかった。
しかも舌の裏だ。
もうむき出しの肉と言っていい部位である。
さっさと音を上げたほうが楽になれますよ。咲夜さん。
あと一分が限度というところだろう・・・。
「・・・・・・・・・っ!?あれっ!?」
が。
あと一分が限度だったのは、むしろ僕のほうだった。
「あふっ・・・・・・ふ、うううっ。う・・・・・・うんっ」
・・・・・・。
まずい!
喘ぎ声にも似た咲夜さんの声を聞いていると、すごく妙な気持ちになる。
ドキドキする!
咲夜さんのリアクションにいちいちドキドキする!
本来なら汚いなあと思うだけのはずの、咲夜さんの口の端から
僅かにこぼれる涎にさえ、変な愛着を感じる!
すぐにこの手を動かすのをやめないと、このままだととんでもないことに
なってしまう。
そう思うにもかかわらず、それがわかっているのにもかかわらず、
僕の手は自分の意識を遠く離れ、まるで自動機械ではるかのごとく
その動作を止めなかった。
むしろ動きはよりハードになった。意識すればするほどに。
咲夜さんの痙攣がより激しくなる。
歯を食いしばれない代わりにだろう、彼女はベッドのシーツを固く握りしめているが、
そんなことで抑えられるような痙攣ではなかった。
顔なんか火が出るほどに真っ赤である。
「・・・・・・うわ」
思わず声が出てしまった。すんでのところで呑み込んだが、
喉のところまで出掛かった続きの言葉は、僕自身を驚かせるものだった。
うわ。
すごく可愛い。
>>306毎夜枕を目からでる液体で濡らす毎日、かくゆう俺の枕はしょっぱい
311 :
第3話:2009/08/29(土) 00:06:04 ID:6pakUsFT
僕は、ひょっとしたら僕は─────
咲夜さんの歯を磨くために生まれてきたのかもしれない。
全ては手遅れである。
最早流れに身を任せるしかないのだった。
「さ・・・・・・咲夜さん」
気がつけば──知らず知らずのうちに、僕は咲夜さんをベットに押し倒していた。
左手は後頭部に添えたまま。
身体を乗せて、咲夜さんを押し倒した。
咲夜さんを見る。咲夜さんを見詰める。
うっとりしているかのような。
とろけているかのような。
そんな咲夜さんの表情だった。
へヴン状態である。
「咲夜さん。咲夜さん。咲夜さん─────」
主の親友(14)の名前を連呼する。
そうするたびごとに、身体の奥の芯から熱くなるようだった。
咲夜さんの身体も、熱い熱を帯びている。
「お、お兄ひゃん・・・・・・」
お、お兄ひゃん─────
焦点の定まらない瞳で。
咲夜さんは言った。
口の中に歯ブラシを挿入されていることもあって、
いやきっとそれがなくても、呂律が回らないようだったが。
それでも言った。
それでも健気に、咲夜さんは言った。
お兄ちゃん!?誰!?何で!?
「おにいひゃん・・・・・・いいよ」
何が!?標準語!?
ツッコミが追いつかない。
僕のテンションもぐちゃぐちゃに融けていた。
ぐちゃぐちゃで。ぐちょぐちょで。
じるじるで。じゅくじゅくで。
うぞうぞして。うにょうにょして。
ざくざくして。ぞくぞくしていた。
僕は。
咲夜さんの後頭部に添えていた左手を優しく外し、
そしてその手をそうっと、彼女の胸に伸ばして───
「・・・・・・何してはるんどすか」
と。
無粋な。
野暮な。
艶消しな。
いや、救済の声が割り込んだ。
「伊澄さん・・・」
糞SSをダラダラ垂れ流すなや
次回へ続かない。
たぶん。
文才ないので偽○語のオマージュで。
やらずにはいられなかった・・・。汚しだったらスマン
失恋して自暴自棄になったヒナギクが街で声掛けてきたチャラ男に身体開くSSが読みたい
316 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 16:37:46 ID:J1KFT/Cb
ヒナに以前ぼこぼこにされた不良達がヒナに薬を使って復讐するのが読みたい。
>>314 こんな過疎スレに投下してくれたことにはGJ
気が向いたらでいいからまた投下してくれ
319 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 13:12:40 ID:A2RH8TH8
ほ
咲夜さんはエッチだと思います。
なにをいまさら
ナギ様以外みんなエッチだよ
324 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 14:30:04 ID:rEEA9fgs
ヒナ厨壊滅おめでとう
(^O^)/
326 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 22:39:49 ID:oZlaLgKE
何故ハルさんのエロが少ないのか
誰かエロい人頼む
しね
いや、「しね」と簡単に言うがメイドハルさんはビジュアル的にもキャラ的にも
非常にクォリティ高いものだし、ニッチ狙いの同人屋なら一発狙ってみる
価値は十分にあると思うぞ。
ハヤテオンリーイベントで新刊として出し書店売り。
これ最強、成り上がり間違いなし。
千桜は咲夜との主従丼。
さて投下しますね
締め部分でハヤ×サク好きにはふざけろよって感じかもしれないけど反省はしない
「ハルさんって、閨事も一流なんですか?」
「は、はいっ!?なんですか!?」
咲夜の屋敷の千桜用の待機部屋で、ハヤテと千桜は二人きりである。
咲夜に屋敷に呼ばれたハヤテが千桜の部屋で待っているように言われ、二人で待つあいだ、
いきなりハヤテがそんな話をしはじめた。
「咲夜さんが、一流のメイドさんはあっちのお世話も一流なんだって言ってたんですよ」
ハヤテは、ごく普通の会話を交わすがごとくに、思い切り下の方向の話を続ける。
『えー…咲夜さん…何を吹き込んでいるのですかー…?』
千桜はうろたえないように笑顔を維持しながらも、内心であきらかなセクハラ発言に
弱っていた。
千桜は、まだ男の子と手を握ったこともないくらい男性経験については皆無なのである。
確かにアレゲなゲームや本はよく読んでいるので耳年増と言われる程度にそっち方面の
知識が無いことはないのだが、実生活での免疫は全くといっていいくらい無い。
『こ、こういうときは…』
千桜はこんなときでも完璧なメイドさんを演じ続けようと、自分の中のメイドさんの
知識を総動員して、この場を切り抜けるのに最適なリアクションを見つけ出す。
そして、
「それは、ご想像にお任せしますわ♪」
爽やかな(作り)笑顔で切り返す。セクハラ発言にも動じず、うろたえず、完璧なメイドさんを
演じる千桜だった。
…が。
「へぇー。すごい自信ですね。どれほどの技をお持ちなのか一度拝見してみたいです」
ハヤテがなんだか目を輝かせる。
『ちょっ…!どうしてそうなるんだっ!?』
千桜は予想外なハヤテの食い付きに慌てた。予定ではさっきの台詞でさらりと話題をかわせる
はずだったのに。
相変わらず笑顔を崩さず維持しながら、内心動揺しまくりで、完璧なメイドさんが次に言うべき
言葉を探す。
そして、なんとかその言葉を見つけ出した。
「ふふっ、試してみられてはいかがですか?」
それはまさに、完璧なメイドさんのリアクションであった。
…ただし、千桜がメイドさんの知識を得るのに役立った、18禁ゲームの中のメイドさんとして。
『わーーっ!!私は何を言っているんだーーっ!!』
笑顔の裏で激しく動揺し頭を抱える千桜。男の子と手も繋いだこともないのに、そんな淫猥な
行為に自ら誘うようなことを言ってしまうなんて。
頼みの綱は、ハヤテが本気にせずに受け流してくれることを願うのみであったが、もちろん
そんな話題を振ってきた本人なのであるから、
「わぁ、そうですか。それじゃあお願いします」
興味津々、すごく嬉しそうな顔をしてハヤテはズボンのベルトに手を掛ける。
「はい♪」
そして完璧なメイドさんは、内心泣きたいくらい恥ずかしくて動揺していても、満面の笑みを
浮かべて返事するのであった。
『…こ、これが、男の人の…』
千桜は、ズボンを下ろしたハヤテの足元に膝をついて、ハヤテの股間から伸びるペニスを
眺めていた。
初めて実際に見る男性のペニス。しかもいきなりこんなに間近に。けれどもうろたえて見せては
いけない。完璧なメイドさんは、笑顔でハヤテの顔を見ながら、その細指をペニスに伸ばす。
『えーと…とりあえず立たせないといけないのか…』
すらりと伸びる細指でハヤテのペニスを触り、ふにふにと揉むと、あっという間に柔らかな
それは、膨れ上がって上を向いてそそり立った。
『わ…熱くて…硬い。ビクンビクンいってる…』
初めて触るペニスの感触に、心臓がドキドキして気後れしながらも、ゲームや漫画で見た通りに
ペニスを触り、指先で少しずつ上下にしごきはじめる。
「綾崎君のおちんちん、とっても元気ですね♪」
漫画で読んだまんまの台詞を口にしながら、これくらいならなんとか乗り切れそうと、千桜は
恥ずかしいのを我慢してハヤテがイくためにペニスの亀頭や袋なんかも一緒に擦り触り、
頑張ってご奉仕する。
「あの、口でもしてもらえますか…っ」
そのときハヤテが注文を付ける。
『!?く…口で…って』
またもや激しく動揺する千桜。こういう行為には付き物の、ゲームや漫画では非常にポピュラーな
行為、口でするご奉仕ではあるが、ペニスをはじめて見て触る千桜にはあまりにハードルが高い
ものであった。けれども、
「はい♪わかりました」
完璧なメイドさんは、戸惑うそぶりを見せるでもなく、ちゅっ、とその小さくて愛らしい唇を
ペニスの先端に付けると、小さな舌を沿わせながら、亀頭にキスをしていく。
そうしながら同時に指先でペニスもしごいていく。
「あ…う…っ、すごく…いいですっ…」
ハヤテが快感に背筋を震わせて顔を歪めながら、千桜のご奉仕を堪能している。
そんなハヤテがもっと気持ちよくなるように、亀頭を唇で包んで、舐めていく千桜。
『……私は…何をしているのだろう…。男の子と手だって繋いだこともないのに、…こんな…』
頭の片隅で冷静に自分のしている行為を見つめている千桜。それとはうらはらに、完璧なメイドさん
としての千桜は、淫靡にハヤテのペニスをくわえ、舐め、ハヤテにご奉仕を続けていく。
ハヤテのさらなる注文、胸も一緒にというご希望に、胸のブラウスのボタンをはだけさせ、
ブラジャーを持ち上げて胸元にペニスを沈み込ませ、ペニスをしごき、舐めていく。
胸の薄紅色の先端まで見えているのに、あまりの恥ずかしさで思わず眩暈がしそうなのを、
懸命にガマンしながら、完璧なメイドさんとしての責務を果たす。
そして、ついにハヤテが大きく身体を震わせる。
「あ…あうっ…出、出ますっ…!」
ペニスが大きくビクンと脈動したのに驚いて千桜が一瞬ペニスの先端から唇を離すと、勢いよく
放出された精液が千桜の顔や前髪に飛び散った。
慌ててとっさにペニスの先端に唇を戻すと、勢いそのままに精液が口の中へと注がれた。
『う…っ、変な味…っ』
思わず顔をしかめたくなるような未知の味のする精液。でも完璧なメイドさんは、笑顔で
さも美味しそうにこくんこくんと喉の奥へと通していく。
綺麗な唇で精液を脈動して吐出するペニスの先端を包み、嬉しそうに精液を飲んでくれる千桜の姿に、
ハヤテは一瞬眩暈を覚えるほどのいけない気持ちに襲われる。
そして、精液の放出が収まったあと、千桜はペニスの先端の精液を丁寧に舐め取って、ハヤテに笑顔を
向ける。
「ふふっ♪いっぱい出ましたね♪」
と、さすがに笑顔を作っても、目じりに、ちょっと無理をして精液を飲んだので、涙が僅かに
にじんでいたのだけれど。
そんな千桜の姿、顔に精液を飛び散らせ、とっても嬉しそうにご奉仕を終えた綺麗なメイドさんに、
理性のタガが限界に達し、もう我慢がならないといった様子で、ハヤテは迫った。
「あのっ!こ、この先のご奉仕もさせてもらえないかなっ!?僕ので気持ちよくさせてあげるから!」
ハヤテは完全に理性が飛んでいた。
そんなハヤテの歯止め無く性欲を開放したような気迫、この先のご奉仕という言葉の意味に、
『だ…っ、ダメだ!これ以上はっ!!ここは、断るところだっ!!』
そう理性が必死に制止する。
「はい♪綾崎君のお好きなように、なさって下さい♪」
理性の叫びも虚しく、完璧なメイドさんは、スカートのすそを持ち上げ、ハヤテに純白の下着を見せる
のであった。
「はぁ…♪…あんっ♪」
両脚を広げ、下着を下ろされて、千桜は女の子の大事な部分をハヤテにさらけだし、手指で、口で、
愛撫されている。
『あ…う…っ…、恥ずかし…い…』
本気で泣きそうなくらい恥ずかしい千桜。こんなところ、誰にも見せたことないのに。
けれど完璧なメイドさんは、とっても気持ち良さそうな表情を浮かべて、愛撫で感じさせられるのに
あわせ、可愛く嬌声をあげる。ゲームで記憶した声優の演技そのままに。
だが、そうして演技しているうちに、本当に身体が気持ちよく感じてきたのか、自然と嬌声が出てくる
自分に気が付いてくる。
「あっ…あん…あんっ」
演技とは違い、戸惑いや、困りの入り混じった嬌声。感じさせられるのが初めてなのだから、どうしても
仕方ない。
なんとか歴戦のメイドさんになるように、嬉しい嬌声を上げようとしてみるのだが、感じさせられるのに
負けてしまって、演技にならなかった。
けれどそうしているうちに、大事なところがたっぷりと濡れてくる。この次の行為への不安なんかが
すっかり頭から飛んでしまっていて、愛撫にとっぷりと浸ってしまえていたから。
ハヤテとしても、後からの戸惑い混じりの嬌声のほうがお気に召したのか、とてもノリノリで丁寧に
愛撫してくれた。
そして、
「さて、それでは挿れちゃいますね」
もう受け入れる準備が十二分に整ったとみて、ハヤテが起き上がり、ペニスを取り出す。
『え……あっ……』
すっかり挿入について失念していた千桜は、ハヤテの股間のもの…先ほどお口でしてあげた、もう
おなじみと言っていいペニスを、不安の色を濃く湛えた瞳で見つめる。
『あれ…、綾崎君のが私の初めての膣に……』
別段、千桜としては初めての相手は好きな人に、みたいな信念を持っているわけではなかったのだが、
やっぱり女の子、初めての相手というものは特別なもの。誰だろうが問題ない、ってわけにはいかない。
『ほ、本当に、初めての人が綾崎君で、いいの…?』
そう自分自身に問いかけてみるのであったが、
「はぁい♪どうぞ、来て下さい♪」
と、完璧メイドさんが自分の大事なところを指で広げながらハヤテのペニスを導くので、そんな考えは
頭から消えてしまった。なんて真似をしているんだー!と、顔から火が出そうになる。
ハヤテのペニスの先端が、千桜の大事なところへと導かれ、膣口へと先端が押し当てられる。
『あっ…、あぁっ…』
不安に怯える千桜。けれどもちろん笑顔は絶やさず、むしろ悦びの表情でペニスを迎え入れる。
そして、本格的にペニスが膣へと入ってくる。
『あっ…あぅっ…、い、痛い…っ…』
もちろん千桜にとってはこれが初挿入なので、破瓜の痛みを伴うのは当然なのだが、ハヤテは
そう思っていないので、気遣いもされぬままペニスを挿入される。
「うわ…キツい」
さすがに完璧メイドさんも、笑顔でニコニコしていられる状態ではない。眉をしかめながら、懸命に
作り笑顔を絶やすまいと、初挿入の痛みに耐えながら引きつった笑顔で頑張るのだった。
そうして、ようやくハヤテのペニスが一番奥まで入る。
「綾崎君の、私の中にみーんな入っちゃいました♪」
正直いっぱいいっぱいの状態なのだが、きっちり決めるところは決めなきゃと、ちょっぴりはにかんだ
ような笑顔を浮かべ、ハヤテに微笑みかける。
だが、その台詞としぐさがハヤテの下半身を直撃し、ハヤテは辛抱たまらないとばかりに腰を動かし
始める。
『ちょ…待って…あぅっ…』
ペニスを挿入されるだけで一仕事だったのに、休みも入れずにペニスが膣で動かされる。
「あぁっ♪綾崎君っ…そんな…もっと優しく…♪」
もはや完璧なメイドさんを演じきることができず、口調をなんとか合わせるだけで、言葉は千桜の
そのままでしかなくなっていた。
「ハルさんっ…はぁ…はぁっ…」
ハヤテがだんだんと腰を動かすのを速めていく。千桜の膣でハヤテのペニスが次第に激しく動かされ
その初めて味わう快感に、千桜は身体を、意識を支配される。
「あぁっ…!綾崎君っ、綾崎君っ…!」
もはや演じられているのかどうかも、わからなくなった。身体の奥で激しく突き動かされるハヤテの
ペニスに、その気持ちよさに、メイドとしてと普段の千桜の境界がもはや消失し、ただ感じるままに
声を上げ、息を荒げさせ、身を跳ねさせた。
そんな千桜の、完璧なメイドさんとして作られたものではない素顔の反応に、ハヤテはすごく興奮
させられ、一心不乱に千桜を激しく突き続けた。
「あっ!やぁっ!綾崎君っ…激しすぎるっ!」
さらにハヤテの手がやや乱暴に胸元のブラウスを開き、胸を全部あらわにさせて触り揉む。
「やっ!そんな、胸までっ…、あぁっ」
いくぶん乱暴に胸を触った後、ふたたび腰の動きを激しくし突いていく。
「あっ!あっ!あぁっ!」
もうなんだか凄すぎて気持ちよすぎて、千桜は限界を迎えていた。
「ハルさんっ…!もう…イきますっ…!」
ハヤテの言葉に、千桜も限界寸前ながら必死に声を振り絞る。
「だ、ダメっ…!!膣は…!!綾崎…君っ…!!」
そう言った刹那、頭が真っ白になり、身体が大きく震えた。
「あっ…!!あぁ…!!ーーーーーーー!!!」
それと同時に、ハヤテのペニスが膣でビクンと震え、すぐさま引き抜かれた先端から精液が放出されて
千桜の身体を汚していった。
『あ…熱い……』
イったあとで完全に脱力する千桜。もはや、完璧なメイドさんの演技をすることなんかできないで、
ただ絶頂の余韻に身をときおり小刻みに震わせるだけであった。
「いやぁ、どうもありがとうございました」
それからしばらくして、身なりを整えた二人は
「いいえ♪どう致しまして♪」
千桜もふたたび元の完璧メイドさんモードに戻ることができていた。
「さすが咲耶さんの言うとおり、あっちも一流でした」
「それはどうも♪」
笑顔で返す千桜。内心は、本当にあんなのでよかったのかなーと疑問符で、まぁ良かったと言って
くれているのだからよしとしよう、と胸をなでおろしているのではあったけれど。
「それにしても」
「?」
「ハルさんって、そういう完璧なメイドさんの顔のほかに、別の一面があるんじゃありませんか?」
千桜はドキッとする。
「え、どうしてそんなことを??」
「いえ、さっきなんとなくそう思っただけなんですけどねー」
やはり、さっきの途中からメイドを演じきれなくて雰囲気が変わったのをハヤテに感じ取られて
いたようだった。
動揺しつつもお決まりの言葉で返す。
「それはご想像にお任せしますわ♪」
なんというか、白々しいほどの満面の笑顔と口調になってしまう。
ハヤテはそんな千桜を微笑ましく見ながら、
「そうですか。じゃあもしかしたらそちらがハルさんの素顔なのかも知れませんね。いつか素顔の
ハルさんも見せて下さいね」
そう言って笑い、軽くお辞儀をして、部屋から出て行った。
ハヤテがいなくなった後、部屋の出口を眺めながらぽーっとと立ち尽くす千桜。
「なぁなぁ、ハルさん、うまくいった?」
「うわぁっ!咲夜さん!?」
咲夜に唐突に声をかけられ、激しく慌てる。
「咲夜さん、どういうおつもりなんですかっ!?あんな、綾崎君をけしかけるみたいなこと吹き込んで」
「いやー、そろそろハルさんにもステップアップが必要やと思うてな。やっぱり完璧なメイドさんを
やるんなら、あっちのことも覚えといたほうがより完璧になれるやろ?」
「だ、だからって、あんなっ」
「なんや、ハヤテが相手じゃイヤやった?」
「そ、そんな問題じゃ……、………いえ、そこは、まぁ別に…」
「だったらええやん。まあ、ハヤテのことやったら気にせんんでええよ。一回やったからって後に引く
ような男ちゃうからな」
咲夜はそう言いながら笑って部屋を出て行った。
「…気にしなくていい、ったって…」
さっき考える途中で中断した『本当に、初めての人が綾崎君で、いいの…?』という問いかけを
思い浮かべ、そして…、
「私は…気になりますよ…」
去り際のハヤテの言葉と笑顔を思い出しながら、ドキドキしてしまう千桜であった。
終わり。
読ませていただきました。(>_<)
ハヤサクは成立している前提でよかったのでしょうか?
次回は是非ハヤサクを・・・
久々に覗いてみたらSS来てるとは
筆者様方には感謝と乙とGJを
♪記号を使い過ぎ
抜いた
いいね!
糞だね!
GJ!
ID変更神降臨だなwww
345 :
330:2009/09/07(月) 19:48:41 ID:Uk4CxlYw
GJ下さった方どうもです〜♪(やめろ) えーと、一応修正箇所をば(´・ω・`)
5レス目2行 整えた二人は→整えた二人。
5レス目5行 咲耶→咲夜
5レス目25行 ぽーっとと→ぽーっと
以上でよろしかったでしょうか。失礼しました
>>336 ハヤサクは自分には愛が足りないから無理ッス。某かなお氏の某EDEN5とか好きだけどね…
自演GJしておいて、どうもと言われても……
普通に面白かったけどね
決して良い意味では使われない「普通」ですね分かります
ケイタイから乙www
二期では咲夜の出番が多くて何よりだと思っている。
ハヤテはサクとハルさんを同時攻略すればいい
GJ
ハヤハルは少ないから希少
これからはスルーしような
358 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 23:50:49 ID:BcEJXRr7
359 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 04:16:32 ID:BozsS+cV
自演職人晒しage
仲良くしよう
人がいなくなったという事は、仲良くしたくないという事か・・・・・・
そりゃな
過疎りすぎ
今後の展開でアーたんとヤるぐらいの事がないと職人は動かんだろうな
いや、俺はマリアさんとした方が盛り上がると思うんだ
いや事後の美しさでは巫女さんがだな
いや、ナギを忘れちゃ困る
もうだめぽ
369 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:48:46 ID:3xT3a21q
age
ハヤテ×泉書きたいけどなにか書くコツってあるのかな?
あったら教えてくれないか?
きゃらの性格を極力くずさない
泉を極端にMにする。
ヒゲ親父を登場させる
保管庫のSSを読みまくる
誰か何か無い?
やだ
>>378 ワタル物は、そもそも投下すること自体が“冒険”だってことは承知してる
それに、俺もそんなに暇じゃないからもう2人くらい「ヤダ」のレスが付いたら書くのは止めるよ
>>379 そういうのは気にする癖に、誘い受けみたいなのには抵抗ないんだね
>>380 ここ数ヵ月、IDころころ替えての大荒らし、ご苦労なことです
ワタル物はまず書いてみてアンタ以外の住民に正否の判断を任せることにするよ
とにかくカモン。
みなさんこんにちは、貴嶋サキです。
橘の家でメイドをしている者でして、そう主たる若…橘ワタルに忠実に仕えてる身なのです!
そして、その私が今何をしてるかといいますと…
「むぐぅ!むぐぅぅぅ!!」
「うふふ、ワタルく〜ん少しやかましいですよ、お姉さんがもっと気持ちよくさせてあげますから大人しくしてて下さい」
「むぐぅぅぅぅ!!!!」
その仕える若がご自分の布団の上で手足首を縛られ、猿轡されているとこを黙って見ていました。
いえ、別に犯罪行為を黙認してるわけじゃないですよ!だって…
これは夢の世界の出来事なのですから。
そうこれは夢…だからさっきまででも、あんな恥ずかしい真似ができたのですから。
私は口を手で押さえて、またあの感触を思い出します…いえ思い出さなくてもわかる、
だって…まだ口の中には、アレがこびり付いていますから。
若の…精子が…匂いと味覚が充満してる。
どういうわけか、私は凄くエッチな夢を見ている途中だったのですよ、
内容はあの最近ちょくちょく若に近づいてくるシスターとの、若をめぐっての勝負中でした。
「んぐうう!!」
「若…絶対に勝ってみせますから我慢しててください!」
「んんん〜〜〜〜〜!!!!!」
涙目になって顔を真っ赤にし、まともに喋れないのに必死に何をか私に伝えようとしてくれてる、
きっと励ましてるに違いありません、例え夢でもあの人に負けるなと言ってくれてると思う…多分、
任せて下さい、若…貴方に仕える者として、例えどのような恥辱を受けようと耐えてみせます!
正確には恥辱はむしろ若に与えていく事になるのですが…
「それじゃ…まずはサキさんからどーぞ」
「え?」
素直に先行を譲るシスター、あの…私…ま、まだ心の準備が…
やだ…今になって、心臓がドキドキしてきて高鳴りが止まりません。
どうしよう…威勢良く勝負にのったのは良いけど、私…こういう事が苦手ですのに。
「ん〜おや?もしかして、さっそく戦線離脱ですかね〜?」
「違います!やります…若と本番ですよね」
「はい」
そっか…勢いで言ってしまいましたが、本番なんですよね…
この私の恥ずかしい場所に、若のあの…恥ずかしい場所にあるのを入れちゃう事、
これくらいなら、わかってる…それはとってもやらしい事をするという事…
もうさっきので、若のズボンはパンツと一緒に脱がされ、下半身は晒されてる…
あの可愛らしく逞しいのが、勃起してらっしゃいます。
そして今度は私が晒さないと駄目、でないと…繋がらないから。
恥ずかしい…だって下着を脱がないといけないし、
どうせなら若に猿轡だけでなく目隠しをしてくれても良かったのに、
そんな事を今更に言ってもしょうが無い、顔が凄く熱くなっていくのを感じながら、私は手でスカートを捲ります、
そして中に手を入れ、掴むのはその…股を覆い隠す下着でした、
それを自分の手でゆっくりと擦り下ろしていく…
「っ!?」
あ…若の視線を感じる、その目はしっかりと脱いでいく私の手が持つ布地を捉えてる。
「若…あ…」
は、恥ずかしい…もう死んじゃうかもと思う程に!でも…耐えなきゃ駄目、
大胆になれ私、今だけ…エッチになるのよサキ!
これは夢…夢なのだから、もっと欲を解放していいのだから。
「わ…若…」
「!?」
「見てください…これが私の恥ずかしいところですよ」
スカート部分を捲り、そこを見せる…もう隠す物が何も無い場所を…
私のアソコを若に見せ付けるのです…何だか、その外気に触れたそこは少しひんやりとして、
どうやら蒸れていたような感じでした。
「あ…あ…今から、この中心にある割れ目に若の勃起したのを入れますね」
「むぐうううう!!!」
若は必死に首を横に振る、それは拒否の意思の表れでしょうか?
「すみません若…やはり私とこういう事はしたくないですよね…すみません」
よく思えばそうですよね…ずっと年上の、しかも好きでも無い女性とこういう事はしたくない筈です、
若には好きな方も居ますし…例えこの世界が夢でも若の意思は変わらないんでしょう。
いつしか私の目には涙が浮かんでました。
「っ!?」
「すみません…ごめんなさい若…」
必死に謝る私…もう私の負けでもいい、虚像の若だとはいえ彼の意思に反した事はできません。
だから振り向いてシスターに負けを宣告しようとした時です、若がコクリと首を縦に振ったのは。
「え?」
「………」
何となくそれは、早くしろと言ってるように思います、さっき激励を受けた時よりもハッキリと意思が伝わってくる。
まさか…いいのですか若!
私が目を輝かすと、若は照れたような表情で横へと視線を背けます…
心から喜びが沸いてくる、今…私はとっても幸せを感じてますよ若…だから、私で気持ちよくなってください!
「まずは、私からです…」
一歩…また一歩近づき、拘束された若の上に被さるように乗り、腰を下ろし…そこへ触れます。
「これが若の…」
ゴックン…息を飲み込みました、これから奥へ挿し込むのですから、緊張してきますよ。
あ…でも、アレどうしましょうか?
ふいに、こういう時に必要な物の存在を思い出し、私は困惑しました。
このままするのもいいけど…今日、私は確か…
「あの〜もしかして、ゴムが必要ですか?貸してあげますよ」
「あ、これは、ご親切に」
ふいにシスターが近寄って、その小さな袋を手渡す…それは避妊具のコンドームでした。
私はそのコンドームを受け取り、急いで着用します…でも、何故このような物を所有してたのでしょうね、
それを考えると…何かムカつきます。
「では、若…失礼します」
「むぐっ!」
準備を終えると、ようやく互いに大事な場所同士で触れ合ってゆきます、そして繋がっていく…
チャプゥ…ジュブゥ…
「んくっ!あ…」
その瞬間に卑猥な水の音が鳴る…そこはいつの間にか濡らしていたみたい、
あの恥ずかしい場所の裂け目から、粘った白っぽい液体が、まるで漏らしたように
溢れ出てきて…若のおちんちんを包み込んでいく箇所を主に、びっしょり濡れていたの。
「痛っ!」
しばらくしいきなり激痛が走る!これって処女膜に若のが触れたから?
若のは、まだ成長中で小さなサイズの筈…だけど初めての私のそこにはそれでも辛かったみたい、
若のが奥へと挿しこめれていく度に、何だかブチブチっと肉が裂けていくような感触がしてきます。
「あ…んくっ」
「んぐぅ…んん〜〜〜っ!」
だけども必死に私は耐え、より腰を下ろし繋がっていく…
汗が染み出てきて、その痛みの激しさを表現してくれてた、
下から若が見てる…あの目は心配してる目ですね。
安心してください若…若は気持ちよくしてあげますから、ほら…上下に揺らしていきますね。
ジュブ…ジュブゥゥ…
主に腰を動かし、激痛に耐えながら私は若のおちんちんを気持ちよくさせていく行為に没頭します、
だけど若は激痛に顔を歪ます私を心配そうな目で見ている…
そんな目で見ないで下さいよ若…私の中は気持ちよくないですか?
でもその心配はいらなかった…若は心配しつつ感じてる、私の中を感じてる。
聞こえる…猿轡であまり明確に聞こえませんが、甘い吐息を…
嬉しい…感じてくれてるのですね、私ので気持ちよくなってる。
例え私が辛く痛く感じていても、その事実だけで幸福です。
「んあぁぁ!!」
やがて数度に渡りその中を往復させていくと、若の身体が震えます!?
そして急に熱い膣内で何か弾けたような感触が伝わってきました…出した?
そこから脈動を感じる…何かが膨らんでいるみたいな…
「射精したワタル君…可愛い…」
そうみたいです…ずっとこの光景を見てたシスターの一言で理解しました、やはり射精したのですね。
この膨らみは、若のに付けたゴムの先が膨らんだ感触だったのです。
あまりの痛みで、私は絶頂というのは感じる事はできませんでしたが…
でもその事実にボーっと呆ける私…でも急に横から突き飛ばされました!?
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私の心臓は破裂するのでは?というくらいに激しく鼓動させていた。
夢の世界の出来事といえ、男女のあんな…いやらしい行為を見させられたのだから。
外見は平静に強気を装ったまま、だけど内面は動揺しまくっていたのよ。
ワタル君…気持ち良さそう、やはり女の子とエッチするのって気持ちいい事なのね、
あんな…可愛く悶えちゃって、相手が自分で無いのが悔しいけど、それでも心がときめいてしまってるわ。
にしても、あのメイド…敵ながら関心する、だって…あんなに血を繋がった場所から
垂れ流しているというのに、かまわずに身体を動かしている。
表情からも、その苦痛ぶりが手に取るように判断つくし。
それでも、彼の為に頑張りたいのだわ…それはワタル君への想いが強い証拠。
でも私だって、それは負けない…すでに賽は投げられてるのだから、
サキさん…貴女は気付いてますかね?すでに勝利の鍵はこちらの手の中なんですよ。
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「はい、今度は私の番ですよ!」
邪魔とばかりに割り込んだのは、シスターでした。
今度はシスターが若の体の上に乗っていく、威勢のいい声…でも、
その顔は真っ赤になって戸惑いと恥じらいを隠せてません。
彼女も相当にドキドキしているようでした。
「その前に、まずコレを取りますね…ふふ…すっごく濃い…」
シスターが手に取ったのは、若に付けてたゴムでした…外側は血で汚れてるけど、中は白い…
その中には何か溜まってる…そっか若の精液が入ってるのですね、
あんなに出されたのですか…それを摘むとシスターは、
「んくっ…んっ」
「!?」
その中に溜まってたのを口に流し込んだのです!
ちょ…それは私に出してもらった若のなのに!
あれ?ショックを受けるとこが違うような…まぁいいです、とにかく私は憤怒しました!
するとその怒りの視線を感じたのか、シスターはこちらを向きます…そして手で誘ってくる。
ふいに近寄る私…するとシスターの顔が迫り、その白いので汚れた唇が私の唇に重なったのです!?
「んんんんん!!!!」
ちょ…私は、そんな気は無いですってば!そんな風に驚きを感じてると…その唇の隙間から何かが入ってくる、
これはシスターの舌?それにそれに伝って何か入ってくる…青臭くドロドロしたのが…これってまさか!
さっきシスターが口に入れた若の精液ですか!?
舌に伝って口の中に注がれていく生温かい精液…そのまま喉の奥に入っていく。
ゴックン…
そして互いに飲んだのです…あ、胃の中が熱い…
「おっそわけ…」
「んくっ…あ…どうも」
「いいえいいえ、私はまたたっぷり飲ませてもらうから…ワタル君に」
「むっ!」
それを聞かされると、またムカッとなります、だけど彼女はその後に更に衝撃的な言葉を続けます。
「下の口でたっぷりね」
「え?」
呆然となり、その意味を理解できなかった私…するとシスターは若の身体に乗り、
彼女のアソコに私同様に若のが埋没していきます…
そう…私と同じように、シスターも恥じらいを感じつつ自らの手で恥部を晒し、
そのやらしく変化した場所で銜えていく…
「んくっ!」
やがて顔が歪む…あ、シスターも初めてだったのですね。
「んあっ!痛っ…んんっ!あ…気持ちいいわよ…」
嘘…あの辛そうな顔、シスターも相当に痛がってる、脂汗が滲みでてるし…
なのに彼女は正反対の言葉を口にしていく…
それはきっと若に心配かけないように、純粋に中の感触を楽しんでもらう為に…
「もっと奥まで…もっと…激しく」
彼女は自分の体を味わってもらおうと、頑張っていた…
どうやらあの想いの強さは本当だと、それだけは認めなくてはいけないかもしれません。
私と同じように、自分の事よりも若の方を思いやっている。
今、シスターとしてる若の光景を見て、やっと気付かされる事もある…私もさっきまでアレをしていたのですよね、
なんて大胆な事をしてたのでしょうか、あんな痴態を晒し見られてたなんて…
アソコに深々と挿し込まれ、エッチな液を撒き散らしてる…銜え込むそこは真っ赤に充血し濡れ輝いて、
よりやらしい姿に変貌していました…
「もっと!もっと突いて…いっ…あっ…ワタル君の好きにしていいの!」
シスターの汗が飛び散らせながらに、必死に体を上下に揺らしてた…
かなり激痛を感じてる筈なのに…あんなに動いてらっしゃいます。
私自身も見てて、心臓が激しく鼓動するくらいに卑猥に乱れながらに…
「んぐっ!」
「出す?出しそう?いいわ…そのまま…」
若の顔に何でしょう、苦悶?恍惚とも苦悶ともとれるような表情が浮かびました…
確か私がした時にもあの様子に…そうあの顔は!
「んんん!!!」
ビュクッ!ドクゥゥゥ!!
「熱っ!ワタル君のが…一番奥に当たってる…あぁ!!」
そうなんです若は、また射精されたご様子でした…アレ?
そういえば、彼女は…避妊具をゴム付けてました?
私が付けたのを外したとこは見ましたが、新たに付けた様子はありませんでしたよね…まさか!
「はぁはぁ…どうワタル君、生で挿入して膣内射精した気分は?」
「んんん…」
やっぱり…彼女はそのままでしたのです!
「な!?そんな事したら…シスターに若の赤ちゃんが!」
その驚きを口にすると、ニヤリと笑みをシスターは浮かべる…
そして勝ち誇ったように宣言したのでした。
「望むとこ!これが彼に対する私と貴女の格の違いよ!」
それで、親切に私にゴムを貸してくれたのですね、そんな…謀られました!
でも…私はあんな真似できない、だって今日は危ない日だから…
万が一にも結婚もまだしてないのに、赤ちゃんを作るなんて…しかも若の。
でもでも負けたくない!どうしてでしょうか負けなくないのです!
崖っぷちでした…私はどうすればいいのでしょうか?
だが、その逆境に追い詰められた時…あの人の姿が脳裏に浮かぶ、
まるで見下ろすかのように…私を見ながらそして私に叫ぶの、
かつて教えた事を思い出せと!そうだった…
「おばあちゃんが言っていた…奉仕の差とは知識でも技でも無い、愛情の差で決まるって」
私は人差し指を天に向け立てながら、そう言い放ちます。
「へぇ…なら、どうするというのかしら」
「こうします!」
私とシスターの双方の初めてを奪い純潔の証たる血に染まってるそこを持ち、
心を落ち着かせる為に、また一息つく…KOOLになれサキ、逆境を打ち破れ!
だからこそ再び挿入させていきます…若のおちんちんをまたアソコで銜えたのです。
しかも…今度はゴム抜きで!
「へぇ…でも生でするなら、さっき私もしましたよ…しかも膣内射精!同じ結末なら濃い分に私の勝ちです!」
「それは、どうでしょうか…私が何故、ゴムを着用してたかおわかりになりませんか?」
「なっ…まさか!」
シスターの顔が驚きによって歪む…そう勝利の鍵は敗北の鍵と同じだった。
「そうです、私は今日…大危険日なのです!」
「むぐううううう!!」
それは覚悟の差によって変化する鍵だったのですよ!
「そんな時に、もし…いえ膣に射精でもされたら、妊娠確実ですよ!多少薄くても、私の方が可能性大です!」
もうこれまでで何度も若が出しているのは私にも理解してます、その出した白濁液も段々と
粘り気が薄れてきているようにも感じますし、だけど…それでもこの危険時期に膣内射精されたら
どうなるか検討はついていました。
蠢いてる…もうその危険性を秘めたモノを覆う邪魔なのはありません、
いいです…このまま若の赤ちゃんを妊娠する事になってもいい。
すでにこの時の私は女性として大事な一線を超えてまで勝ちたかったのでした。
「出して下さい…若…中にたっぷりと…あぁぁ!!!」
この時…私はその一念に集中していたから気付かなかったのですが、
さっきと違い大分、あの身体が切り裂かれていくような痛みが引いてるの…
それは慣れた為か、それとも集中してて気付けずにいたのか、わかりませんけどね。
やがて必死な、その行為によって若の身体は細かく震えていく…また出しそうになっていく。
「んんぐうううう〜〜〜!!うっ!」
「ああああああ───────────っ!!!」
今度は、この中に…直接注がれていくのでした…
ドクゥゥ!ドクドクドクゥゥゥ……
凄い…身体の奥に熱いドロドロしたのが入ってくる…
先程と違い、敏感に感じてる…お腹の中の脈動をしっかりと…
危険日なのに…若の赤ちゃんできちゃうかもしれないのに…
なんて清清しいのだろ…そして私は達しました。
「はぁ…はぁ、お前らなぁ…いい加減にし…」
ふと余韻に浸っていると、耳に聞こえるのは若の声でした…どうやら荒い息をして悶えている間に、
猿轡が緩み外れてしまったようです、だけど…もう若の意思は関係ないほどに、
私とシスターの熱は高まっていたのです!
「まだ…まだ終わらせるわけにいかない!こうなったら私も…ふんっ!」
「ろぉぉぉ…むぐぅ!?」
するとシスターは何かを若の口にへと投げ、無理矢理に飲み込ませたのです。
勢いよく入ってきたそれを理解できない間に、若は飲み込んでしまっていました。
「な、何を!」
顔色を蒼白させていく若を見て、シスターに抗議の眼差しを向けます…だが、
唐突に聞こえてきた奇声に、また視線を戻すのです。
「うがぁぁぁぁ!!!」
痙攣するように、震える若…な、何が起きてるの!
「あれは、我が家に代々と伝わっている…とされる父がいつか使う事になると思ってマフィア時代にくすねた媚薬です」
「…全然に代々と伝わってませんが、って媚薬!?」
「正確には性欲倍増、精力促進効果のある怪しいお薬らしいです!」
「そんなのを若に飲ませて…若!若!!」
若の様子でただ事でない事を理解する、すると…
「ぐおおおおおお!!!」
「若…へ?」
「はぁはぁ…ヤラセロ…ヤラセローーーーーー!!」
血走った眼差しで私達を見つめたのです…何でしょう、
その背後に揺らめく炎が浮かんでいるような…
「これは…どことなくオロチの血に目覚めた人のようですね…きゃ!」
その豹変した若は、まずシスターを押し倒します!
「ちょ…ワタル君…大胆ですよ…きゃ!」
よく見ればもう何度も出して、弱りきっていたのが元気よく勃起してる!
しかも…さっきまで以上に!!
そして若は、それをシスターのアソコに一気に挿し込んだのでした。
「あ…あぁ!そんな乱暴に…まだ痛いのに…きゃ!」
「ぐるるる…」
「あの…明らかに若の様子がおかしいですけど」
「これは…どうやら薬の効果で暴走してるみたいよね、きゃう!」
思いっきり突かれ、悲鳴をあげるシスター…は、激しい!
「ええ…どうすれば元に戻るのですか」
「そ、それは…ひゃ!薬に効果が切れるまで…もしくは…あ!」
ドクゥゥゥゥ!!!
「こ、このワタル君の精力を尽くまでです…あぁぁ…」
また射精した若…シスターの抜かれたばかりのアソコから、おびただしい量の精液が垂れてくる、
あんなに濃いのが…もうだいぶ薄かった筈ですのに!
そして…その若の手は今度は私に向かってきたのでした。
あれから、どのくらい経ったのでしょうか?
途中の記憶がボヤけてますけど、ようやく若が大人しく…というか、すっかり白く干からびて暴走は止まります。
その時には私達は凄まじい状況になってました。
膣内は精液でドロドロなのは、もちろんですが全身そのものも白濁の液体にまみれてます。
シスターの法衣や、私のメイド服はあっちこっち引き千切られ無残な姿になり、その白いのが付着し汚してる
眼鏡なんかも匂いに染まってしまってます。
そして…お尻の中にも挿入されてしまい、何だかまだ違和感ありますし…まだ白いの垂れてるみたい。
あの小さな身の大部分を、この白いのに変換されてしまったようですね若…
「はぁはぁ…お互い…五分五分と言ったところかしら」
互いの惨状を眺め甲乙付けれないのが理解できました。
「そ、そうですね…若もこれ以上は無理のようですし」
「なら決着は…どっちが先にワタル君の子を妊娠するか勝負よ!」
互いに理解した事が、もう一つ…ここまでされたら危険日とか関係なく孕んでいる可能性が高いのです、
だからこそ私達はそれで勝負する事にしたのですよ!
それによく考えてみたら、これは夢…なら問題ありません!
「望むところです!」
そして…時間は経過しました。
「まさか、この勝負も引き分けなんて…」
互いに見せ合うのは、立派に膨らんだお腹…
当然にこの中に居るのは若の赤ちゃんです!
でも両方一緒に身篭るなんて…また決着は延期ですか。
「今度は、どうします?」
「そうですね〜生まれくる赤ちゃんの元気よさで決着とか?」
「それはいいですね、にしても…この夢は長いですね」
「そうよね、この夢からいつになったら覚めるのでしょうか?」
「お前ら…マジか?」
私達の会話を聞いていた若は、頭を押さえながら呟きました。
長駄文失礼しました
酷いな。やっぱ投下させるもんじゃない
おつかれさん
>>393みたいなのは蛇足だと思うぞ
自分から先に『駄文』って言っておけば、人からは言われないとでも思ったんだろ
SSだけじゃなくて書き手としての姿勢も糞だな
書き手をとぼす事にかけちゃほんと天才的だよなぁ…
って、少しでもそういうこというと書き手扱いされるんですよね、わかります
とぼす?
もしかして貶すのことか?
貶すは「けなす」って読むんだぞ
>>398 恥ずかしすぎる………w
指摘すまん……
投下してくれるだけでも有難いというのに・・・
そんな職人叩きしかしないからSS投下されないんだよ
>>393本当にスマンな あとGJ
このコメも自演扱いされるのかねぇ
401 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:43:23 ID:HPPgm9Dr
そんな事はない、批判しか出来ない人間がクズなのさ
>>393 GJ
しかし、既に保管庫にある物と同じ気がするのは気のせいか?
それとも、その加筆修正板なのか?
ROCOの作品に似たのがあったな。
あんまりROCOをとぼす(笑)のは止めてやれよ
ちなみに「貶める」と書くと「おとしめる」だからな
まあ♡
408 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 12:54:14 ID:rmR18k+8
過疎ってるな。
age
このスレはもう落ちたほうがいい保守
誰かエロ頼む
「お嬢様、エロネタ頼まれましたよ」
「とりあえずマリアのバージン奪えばいいんじゃね、クラウスが」
「クラウス? 誰ですかそれ、マリアさんのバージンなら僕が貰いますよ」
「なんだと! マリアに手を出したら沈すると言っただろう!!」
「えぇ!? お嬢様が話を振ったんじゃ・・・・・・」
「うるさいうるさい! 黙れハヤテ!!」
「ハヤテ君、私のバージン奪ったの忘れてるんでしょうか・・・・・・」
こんな低小ネタじゃ、もう反応しないというのか・・・・・・
過疎ってるからねぇ…
本編ではアーたん無双状態だし他のヒロイン好きだった奴も
今回の展開が終わるまでは静観のつもりかな
サクヤがワタルルートになって萎えた
アテネは嫌いじゃないんだが・・・
>サクヤがワタルルートになって萎えた
kwsk
本編でハヤテよりワタルと絡む事が多くなって萎えたって事じゃないの
アニメ二期は咲夜のためにあったと思うんだ。
誰かロリアちゃんで頼む
このスレ的には男キャラはハヤテじゃないとダメなのか?
俺はむしろ歓迎
421 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 21:24:15 ID:V4zek/v+
俺にとっちゃおかずになるなら何でも大歓迎
マリアさんのエロ誰か頼む
423 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 23:32:25 ID:c0FEZxKh
過疎ってるのかな?
荒れるよりはいいかと
成体版のアテネが欲しい‼
426 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:43:42 ID:7cgmIHUr
俺はヒナギクのツンデレSSがほしい!!
427 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 21:53:57 ID:7cgmIHUr
思ったんだが職人をけなしている人は自分はその職人よりもうまくSSをかけるんだよな。だったらその職人よりもうまいSSを投下してみてくれよ。
>>427 どうしたいきなり?
貶すのはともかく、素人でも好き嫌いを言う事くらいは出来るんじゃね
それが言う必要があるのかは甚だ疑問だが
429 :
427:2009/10/24(土) 21:52:32 ID:mVdj1Vf8
投下してくれているんだから、貶すのはどうかと思いまして。
み、未来人がきたーーww
わかった。899まで落とさないよ
アテネがハヤテを逆レイプするssが出るタイミングだろこれ…
>>433 読みたいよな…マジ………
クソ荒らしの奴がいなかったら今頃……はぁ……
今角煮に投下されてる常駐絵師のネタだなw
はやくよみたいなぁ〜
もう僕展開についていけないぽ
このスレにか?
それとも原作にか?
どっちもじゃね?
440 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 12:50:07 ID:AlXkl+t/
過疎りすぎワロタage
雑談がないってのは職人にとったら投下しにくいのかなー・・・
「さあさあ綾崎くん!私のこの技の前に降参しなさい!」
「くっ!ずるいですよシスター!僕が女の子の裸に弱いと知ってそんなこと!」
「王玉を渡してくれないともっと脱ぐわよ!」
「ああ!ついに上着も脱いで下着だけに!!!何と恥じらいの無い!!」
「ま、まだ渡さないっていうの・・・?流石にこれ以上は恥ずかしいんだけど・・・」
「ざ、残念でしたねシスター!いくら女の子の裸でも布で覆われてる限りは耐性が出来てるんです!
何故なら水着と一緒だから!!」
「しょ、しょうがないわね。じゃあこれでトドメよ!ホントにトドメにさせてお願い!」
「ついにブラに手を!でもパンツも脱がないと僕はともかく読者が納得しないかも!」
というまんじゅう怖いを妄想してみたw
公式設定である俺×マリアさんの純愛ものはまだですか?
ぷっ( ´_ゝ`)
ROCOがワタルから咲夜を寝取るSS希望
寝取るも何も、伊澄と咲夜はワタルに対して矢印が出ているとは思えないのだが。
エロパロ板への投下は久しぶりになります。原作246話「最強vs無敵」の小ネタです。
非エロですみません。
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「名前くらいは、聞いておこうかしら?」
「通りすがりのゴーストスイーパーです」
「覚えておきや?」
古代王の亡霊に憑依された黒衣のうら若き学院理事長と、千年に1人と言われる巨大な霊力を
授かった光の巫女。この漫画における最大戦力を持つ少女たちの激突がこうして始まった。
何百年も時が止まっていると称されるほど平穏な地であるはずのミコノス島において、現世の理を
越えた巨大骸骨の攻撃が白亜の邸宅を揺るがし、大理石の柱や床を木っ端微塵に破壊する。
「死んでまう! 死んでまうって、伊澄さーん!」
「大丈夫、この程度では死なないわ。私の結界はこのくらいの霊的攻撃、すべてはじき返すわ!!(キリッ)」
不安がる友人の声に、普段の天然ぶりからは想像もできないほど頼もしい口調で返事をする伊澄。
だがその言葉を聞いた途端、結界の一部がミシッと鈍い音を立てた。見上げた先には霊的攻撃から
物理攻撃に切り替えるべく、柱の残骸を振りかざす骸骨の巨大な腕があった。
「あ、ズルい……」
「おいおい、それはなしやろ〜」
あっさりと結界を破壊され飛散する伊澄たち。このままでは危ない……そう判断した伊澄は、
親友のヒーローである少年執事に声をかけた。
「ハヤテさま、咲夜を連れて逃げてください。大きな術を使いますから」
「え、でも……これは僕たちの問題なのに、伊澄さんを1人おいて逃げるわけには」
「あの人はもう、ハヤテさまの知ってる女性(ひと)ではありません。それにあなたにもしもの事が
あったら、ナギが悲しみます」
「お嬢さまが……」
ナギの名前を出されては今のハヤテに抗する術はない。ナギの親友である伊澄の口から出た言葉には
十分すぎるほどの重みがこもっていた。それに実際、傷ついた今の自分がここに留まったところで
何かの役に立てるとも思えなかった。
ところが不承不承うなづきかける少年とは対照的に、その名を聞いて引っ込みのつかなくなった者もいる。
「ちょー待たんかいっ!! そりゃないで伊澄さん! ウチは単なる足手まといかいな!!」
「ごめんなさい咲夜、言い争ってる暇はないの、ここは言うとおりにして」
「そうはいくかい! ナギと同レベル扱いされたら黙ってられへん! こういうバトルシーンにツッコミいれて
コメディに引き戻すんが、ウチの役目やないか!」
たわわに実った胸を張りながら主張するミニスカ咲夜。お前は空気読め、という画面の向こうからの
ツッコミは彼女の耳には届かない。こうなっては少年執事も説得する側に回るしかなかった。
「無茶言わないでください咲夜さん、ここは伊澄さんの言うとおり、早く逃げましょう」
「伊澄さんをおいて逃げられるかいな! これでもウチは一番上のお姉ちゃんやねんから、あんま子供扱いすな!」
「子供扱いなんかしていませんって……」
「それにやな、ハヤテは知らんやろけど、ウチは伊澄さんのバトルに付き合うの慣れっこなんや! 心配せんでええって」
「心配しますよ、だって咲夜さんは……か弱い女の子なんですから」
「……え?」
「……(カチン)……」
「……(ムカッ)……」
天然ジゴロの放つ悪意なき一言が、場の空気を凍り付かせ……数秒後、地底より吹き上がるマグマを
解き放つ引き金となったのだった。
「うっかりしていましたわ……私が殺そうと思っていたのは、ハヤテ、あなたでしたわねぇ?」
「え、あ、アーたん? なんかさっきより禍々しさが増してるような……」
「無神経で鈍感なのは全然変わっていませんのねっ!」
「うひゃあっ!!」
「うわっ! なんやなんや、急にウチらばっかり狙いだしたで、あの骸骨!」
「ごめんなさい咲夜、私はか弱い女の子だから、自分を守るので精一杯……逃げきれることを祈っているわ」
「ちょっ、伊澄さん結界に入れてくれへんのかいな! わっ! ひっ! あかん、しゃべっとったら舌かみそうや!」
こうしてアテネと骸骨の攻撃は、咲夜を横抱きにしたハヤテの方に集中することになった。
傷ついたハヤテの逃げ足は鈍く、自分の身を盾にしながら攻撃の直撃を避けるので精一杯。
吹き荒れる爆風や飛散する小石まで避ける余裕はなく……あっという間にハヤテと咲夜の衣服は
ボロボロの布きれへと変貌を遂げてしまったのだった。服の隙間からときおり覗かせる白い肌に
引き寄せられてか、骸骨の攻撃はますます激しさを増していく。迫真にして垂涎の映像を読者に
お届けできないことが非常に残念である。ああ、ここが2ちゃんねるエロパロ板でなければ!
「さりげなくエロイラスト募集しとる場合か! へんなとこ実況しとらんと、さっさと決着つけんかい!」
当人はこう文句を言っているが作者の筆は止まらない。原作で畑先生が書かなかったこういうシーンこそ、
2次創作者の腕の見せ所ではないか。それにこれまでの除霊シーンとその反応から察するに、
こういう展開を読者が全く期待していなかったなどと言うことが、果たしてあろうか? いや無い!
「断言すな、このアホ作者!」
こうしてドタバタコメディの舞台と化した天王洲家の傍らで。防御結界を解く時間的余裕を得た
鷺ノ宮伊澄は、必殺技である術式八葉・建御雷神(たけみかづち)を放つべく呪文を唱えていた。
しかし精神を集中していく脳みその片隅で、彼女はいささかピンポケな思考も働かせていた。
《でも、確かに今回は咲夜に来てもらう必要なかったかも知れないわね……攻撃を引きつける役は
ハヤテさまが居るし、それに……》
敵である天王洲アテネをじっと睨み付ける伊澄。その視線は彼女の胸元にある、
豊満な丸い膨らみへと集中していた。
《……お色気担当は、もう足りているもの》
Fin.
-------------------------------------------------------------------------------
ご笑覧いただければ幸いです。
GJ!
過疎ってるのにありがとうございます
今度は是非エロでお願いします!
この状況下での投下、マジdです
次はエロみてーっす
これで少しは活気ももどればいいが…
スレのレベルが落ちるとレベル低いSSでもGJ貰えるから楽だよな
俺×マリアさんに期待
今日はハヤテの誕生日!
パッキーの日だ。
457 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 13:08:51 ID:6ojzz3EF
咲夜のおっぱいage
いつか俺×マリアさんが投下されるのを願う
459 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 10:29:28 ID:dzVziMq6
ageとこっと・・・
460 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 10:39:19 ID:g7sszw82
期待age
このスレもひなゆめも全体的にレベル下がったよな……
向こうからこのスレに職人が来たり、逆にここからひなゆめへと職人が旅立っていったりした一昔前が懐かしいな
ひなゆめとか久しぶりに名前聞いたわ
つか『レベル下がった』ってことは、あのサイトがまだあるってことだよな
寧ろそのことに驚き
463 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 16:25:41 ID:N/3Q7FoB
からあげ
竜田age
期待age
お腹すいてきただろうが
「ハヤテ、今夜は揚げ物で頼む」
「かしこまりました、お嬢さま。ところでマリアさんは何をしてるんですか?」
「今から趣味の養鶏場に行ってきますわ♪」
それで鶏の群れにまっぱに剥かれるマリアさん
保守 没ネタ
X月X日
とうとう私は家を出た。これで3日目。
世界を襲った不況の波は想像を絶するものだった。
ウソのように三千院財閥は傾いていき、傘下の企業が次々と倒産していった。
そして、経営権はお祖父様から他人へと移ってしまった。
財産も屋敷も失い、使用人は次々と去っていき、マリアとハヤテだけが残った。
伝手を頼って公営の団地へと引っ越した。ボロボロで所々にひびが入っている、寂れた団地だ。
4人での狭っ苦しい団地暮らしは窮屈でイライラする。
ルールを作るには歴史が足りなくて、ささいなことでケンカが絶えない。
ある時、ハヤテが生活費を請求してきた。
「少しはバイトの給料、家に入れて下さい。今の状況、わかってるんですか?」
私はブチ切れた。
大体、あんたの働きが悪いからこうなったんだ!
あんたのその不幸を呼ぶ体質が、私たちをメチャクチャにしたんだ!
私は持っていたグラスをハヤテめがけて投げた。
グラスはハヤテの額に当たって、びっくりするほど血が流れた。
ハヤテは無表情のまま、血を流したまま立ち尽くしていた。
マリアは声を殺して泣いた。お祖父様は烈火の如く怒った。
私は家にいられなくなった。
ネットカフェを転々としていたが、このままじゃ明日はない。
グラスのことをハヤテに謝ろう。
私は携帯を取ったが……
「……着信拒否になってる!」
家に戻って謝ろう。
ピンポーン……
「……!」
「……開けるな。ナギだ」
「し、しかし!」
「開けるな」
「開けて……! 開けて!! 開けてよ!! 開けろ!!」
何度ベルを鳴らしても、ドアを叩いても、返事はない。
「開けてよ……ねえ、開けてよ……ねえ……」
私は帰る家を失った。
で、ナギが引き返そうとしたところを帝が取引した若い男に取り囲まれて回される
その後傷心のナギを温かく迎え入れる三人
臨時収入がたっぷり入ったからみんなで美味しいものを食べようじゃないか
皆の優しさに触れて泣きながら謝るナギ
ほくそ笑む三人フフフ…
…俺的には鬼畜陵辱モノはちょっと…
471 :
468:2009/12/01(火) 22:31:37 ID:AAB+0cu0
>>470 すみません、没ネタですので……
中間をすっ飛ばして、結末だけ書きます。
後は皆様にお任せします。
傷つき、ボロボロになってナギは家に戻った。
もう帰る所は他にない。入れてくれるまで、土下座でもなんでも、何日でもし続けよう。
ナギは震える手で、ドアのベルを押した。
「……」
しかし、何の返答もない。
「……やっぱり、開かないか……」
ガチャ……
開いた!?
「お嬢様……」
出てきたのはハヤテだった。額には、絆創膏が貼ってある。
「……」
「……」
沈黙がしばらく続く。
一番言わなければならない言葉が、出て来ない。
『ごめんなさい』が。
「……お帰りなさい。さあ、入って下さい。お腹すいたでしょう」
ハヤテの優しい言葉を耳にした瞬間、ナギの目から涙が溢れ出た。
「……さい……」
「?」
「……ごめんなさい……」
絞り出すように、ナギはやっと言いたかった言葉を口にした。
「え、あ、いやその……」
「謝って済むことじゃないぞ。過ぎたことはもうどうしようもない」
後ろから帝が姿を現した。
「とにかく入れ。マリアに食事を作らせる」
わっと泣き崩れたナギを、ハヤテは抱えるように家の中に入れた。
「実は宝くじで100万円当たったんですよ」
「ええっ! ホント!?」
「そうだ。だから特赦って奴だ」
「お食事をお持ちしました」
マリアが持ってきたのは、すき焼きの鍋だった。
「わあ、すごい!」
「おいしそうでしょう。久しぶりですよね。ささ、食べましょう」
「ハヤテ……」
「なんですか、お嬢様。改まって」
「ごめんなさい……」
「ははは、もういいですよ。怒ってなんかいませんから。綾崎ハヤテは不死身です。ははは」
「うえっ、ぐすっ、ぐすぐす……わあああ」
堰を切ったように、ナギは声を上げて泣き出すのだった。
ナギが寝た後で……
「……ナギには悪いが、生活のためだ」
「そうですよね。お嬢様にこういった形とはいえ、一働きして頂かないことには」
「それにしても、あれは痛かったなあ。怒ってないわけないでしょ。人の顔に傷をつけてくれて」
先程の優しい雰囲気が嘘のように、3人はどす黒い笑顔になっていた。
「ですよねえ」
「お嬢様には、これからもたっぷり苦しんで頂きましょう。それこそ何倍にもしてお返ししますよ。
今まで僕がされた仕打ちはこんなもんじゃないんですから。くくく……」
END
理沙ってスタイル良いよな
474 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 00:56:24 ID:RnPz3AZl
期待age
475 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 22:04:09 ID:XjXQb/qM
「途中も」っていうか、寧ろ「途中が」メインな訳で
板的に考えて
477 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 18:54:14 ID:gXq0XwvJ
そっか!ここエロパロ板だった!
478 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 22:22:24 ID:JtlPxUC4
期待age
479 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 01:10:55 ID:AOR8XQlN
期待age
やっぱアニメが終わってから衰え始めたのかな
ここもひなゆめも。
漫画も違った意味で終わっとる
ナギたんが漫画でめっきり出番が無くなって…エロパロ板内だけでも拝みたいのう…。
そろそろ神がくるさ
そろそろシリアス展開が終わってドタバタコメディー展開が再開するのを期待
>>482 今週、お金よりハヤテだ、と勝負に出たじゃないか。
橘ワタルの経営するビデオレンタル店、ここには決して人が沢山来るわけではない。
ナギ「やっぱりさ、あるだろ。ゲームもお試しプレイとかできるしさ。」
ワタル「いや、ないって。」
ナギ「あの"STAFF ONLY"と書いてある部屋にあるのだろう、テレビが。」
ワタル「いや、お前勉強できるんだからあの文の意味分かるだろ…」
ナギ「おじゃましま〜す」
ワタル「おい聞けって!」
ナギはワタルの議論も聞かずに部屋へ入っていく。
勿論ワタルは止めようとするがもう面倒臭いので放っておく事に。
かれこれ1時間たったくらいか、部屋からナギの声。
ナギ「ワタル〜…お〜い、ワタルってば」
ワタル「んだよ…もう好きなだけ見ればいいじゃん。」
ワタルも既に無料でビデオを漁られてることに何も言わない。
ナギ「いや、喉がかわいてな。紅茶はあるか?温かいほうがいいぞ。」
ワタル「ここ喫茶とかじゃねーから。」
ナギ「ティーバックの1つや2つも無いのか…」
ボソッとナギが言う。
ワタル「あ〜分かったよ!買ってくるよ今から!」
ナギ「うむ、ホットで頼むぞ。」
ワタルはぶつぶつ言いながらも外へ。
ワタルの自腹に、ナギは当然という顔で見送る。
ナギ「…さて、このアニメ全話見てしまったことだし、新しいアニメ探すか…」
ナギは棚を見渡しているうちに、ある箇所へと辿り着いた。
ナギ「…む、18禁?18禁って何だ?」
カーテンで仕切られた部屋。勿論普通はもっと詳しい説明が書かれているはずだが、サキもワタルも面倒臭いからか18禁とだけ記したのだ。
ナギはパソコンもやっているしアニメも見ている。が、そっち系には特に関心が無い為躊躇なく足を踏み入れてしまう。
ナギ「…?何だろうセックスって─」
勿論の勿論でナギは18歳未満なので未成年サイト等を閲覧したことなど無いのである。
ナギ「ワタルの奴、紅茶一つでどんな道草を喰っているのだ。」
再び部屋に戻ったナギは、10分程たっても戻らないワタルに早くも愚痴を漏らしていた。
ナギ「まぁビデオでも見ていればすぐ戻ってくるだろう。セックスのイミも分かるしな。」
分かってはいけないことを知ろうとしているナギ。
もはやビデオデッキに入れ再生ボタンを押してしまっている。これでは止めようのないもの。
止めようがない為、丁度帰ってきたワタルはドアから覗いて困惑していた。
ワタル「………」
(※以下はワタルの頭の中の言葉です。ちなみに3秒くらいと考えてください。)
「まずいぞ、あのビデオはどう見てもアダルトのじゃねーか。
いや、でもあいつなら流石にそんなこと分かって…?
いや、でもあいつ出席率がずっと半端無かったし飛び級だしでなんだかんだ知らずに借りたのかも。
でももし知っていて借りたなら…まさかあいつ…いやでも…どのみち俺がここで入っていったら…」
ワタルは止めなければという思考と、ナギの反応を見たいという思考があった。
結局本編が始まってしまったので、結局ワタルは見守ることにした。
テレビには裸で甘い声を漏らし性行為する姿が映っている。
ナギは裸で何をしているのかは分からないが、裸なので何かヤバイモノだとは分かっていた。
ナギ「…」
頬を赤らめ、画面に釘付けになっているナギを見てワタルはナギが純粋なんだと改めて感じる。
そして─
もし俺がここであの画面に映っている行為をナギとしたら
どれだけの快感が得られるのか。どれだけの幸せに浸れるのか。
ナギの甘い声を聞きたい。
流石の中学生、早い気もするがいわゆる思春期である。
だが、もしそれでナギを傷つけ二度と口を聞いてもらえなくなったら?
バレてサキや周りの人から白い視線を向けられたり、逮捕されたりしたら?
そんなことを考えるより先に体が動いていた。
バンッ!と勢いよく開けられるドア。
ナギはびくっとし、リモコンを手にとろうとするが慌てたため机から落ちてしまう。
ワタル「よぉ、ナギ。何見てんだよ今度は。」
ナギ「い、いや これはその、アニメを借りようとしたら間違えて持ってきてしまったというかっ」
ワタル「へぇ、それにしては随分と熱心に見ていたみたいだけどな。」
ナギ「…!まさかずっと見て…」
ナギは赤面している。
ワタル「(可愛い…普段は五月蝿い奴なのに、こんなに慌てて…)」
ナギ「ち、違うぞ!これはその、こういう出だしのアニメかと思ってそれで─」
ワタル「可愛いよナギ…」
ナギ「─は?」
ナギは驚きを示すと同時に、ワタルはナギを押し倒す。
床に押し倒されたナギは頭を床に打ち、苦痛の声を漏らす。
ワタル「なぁナギ、お前あのビデオのあれにドキドキしたんだろ?」
ナギ「いた…お、重いからどけぇ」
ワタル「何だか熱くなって、やってみたいとか思っただろ?」
ナギ「そん なこと思っ…」
ナギが動揺しているスキに、ワタルはナギの下着に手をかける。
ナギ「あっ!?な、何をするのだ!?」
パンツをおろす。ナギは上からのしかかられ、手で押しのけようとするが力は男子のほうが大きい。
ナギ「や、やぁ!やめろ!私が悪かったから!ご、ごめんってば!」
ナギは見てはいけないビデオだったのだと思い謝る。しかしワタルはもはやナギの声など耳に入っていない。
目の前の宝に向けてひたすら手を伸ばす者のように、ナギのスカートを脱がし、靴下を脱がし、服を脱がし、そして─
ナギ「ひゃああ!」
ワタルはいきなり、ナギの秘所を舐め始めた。
ナギ「いやぁ!やめて、そんなとこ舐めないでぇ!」
ワタルは3日間飲み物にありつけなかった獣のように、ナギの秘所へと下を伸ばす。
ナギ「やめぁぁ!あっ!あああっ!」
絶頂寸前、ワタルはナギの秘所へ吸い付く。
じゅるるる!!
おぞましい音と共に、ナギの悲鳴─
ナギ「ふやああああああああああああああああ!!!」
ナギの秘所から、白い液体が飛び出す。
勢いよく飛び出したそれは、ナギの絶頂の顔を見ようがために顔を上げたワタルの鼻へびちゃっとかかる。
ワタル「…っと」
ナギはというと、初めての快感でびくんっびくんっと体を揺らし、床でぐったりとしている。
口元からは叫び声を間もなく出していたため飲み込めなかった唾が垂れている。
ワタル「…!は、はは…気持ちよかったかナギ?」
ナギ「…」
ワタルはもう追い詰められた表情でナギに問う。ナギはというと、はぁはぁと息を漏らすが返事はしない。
ワタルは、もうここまできたらいっそ─とばかりに自分のズボンへ手をかける。
ナギは一瞬、びくっとしたが、体に力が入らない為か何も言わない。
ワタルは何も言わずに、ナギの秘所へと自分のそれを突っ込んだ。
構わん続けろ
エロシーンになった途端、いきなり別人になるのはどうにかならんのかね?
ドア開ける所から先か。眠かったから書いてて違和感はなかったが読み返すと微妙だな、スマン。もうちょっと引き気味で進めればよかったかな。
ズブッという音と共に、ナギの秘所へとワタルのそれは挿れられた。
ナギ「…っ!も、もうやめろ…い…痛いっ…」
ナギの眼には大粒の涙が溜まっており、体中汗でびっしょり。
ナギ「うっ…うぅっ…ハヤテぇ…マリアぁ…」
ナギももはや大泣き寸前状態。
─マズい。
今ならまだ必死に謝れば許してもらえるかもしれない。
だが、中に出さなければ。妊娠さえしなければ…
もはやワタルは射精寸前。
パチュ!パチュ!
ワタルのそれがナギの秘所に入る度に、音がする。
ワタル「ナ、ナギ…」
ナギ「ぅあ"っ!あぐっ!ひっぐ!ぅあ"ぁっ!」
ワタル「うっ、もう…だ、駄目だ…!」
早く抜かないと!
しかし、ナギが力を入れすぎていて抜けない。
ワタル「ま、マズイっ…ナ、ナギ…離…」
ナギ「ひぐっ!う"ぁっ!」
ワタル「も、も…マズ…うっ!!」
ナギ「ぐすっ!ぇ…───っ!!!」
ドブッ──
ナギの中へ、ワタルの白い液体がどんどんと注がれていく。
ナギはどっと力が抜けて、目も虚ろ。激しく動いていた手や足が床にがくっとおちる。
さっきまでの甘い声は消え、荒い吐息だけがナギの口から漏れている。
ワタルは、目の前のナギを見て、サーと青ざめる。
ワタルの頭の中は、どうすればこの惨事を口封じできるかという思考のみ。
追い詰められた顔でワタルは携帯を取り出し、カメラをつけ、その姿を何度も撮る。
ワタル「ナ、ナギ…言ったらこの写真…バ、バラ撒くぞ」
ワタルは自分の言っている事にすら心の中で青ざめる。
ナギ「…」
ワタル「いいか…絶対に…言うなよ」
ナギの顔元へ携帯を近づけ、何度も何度もそう伝える。
そしてナギへ服を着せると、店の横の細い道にナギをおろす。看板でナギの姿を見えないようにすると、
ワタルは慌ててドアに「休業中」のシールを貼り、入り口ドアの鍵をしめた。
間違いなく俺はおしまいだ。ワタルは果てしなく不安そうに呟いた。
もう此処にいられない。ワタルは自分が手を出した事に、今やっと後悔する─。
幾らなんでも台本形式とか
乙カレー
ハヤテが三千院家に仕えて2年ちょっと。今年もまた、桜の季節がやってきた。
今日は、ナギにとって大事な日。
「う…ん」
窓から射す日差しに、いつもより早く起きる。
「ふぁ…まだ7時か…」
上にかけてある布団を二つ折りにたたみ、ナギはリビングへ。
「あら、おはようナギ。」
「お早うございますお嬢様。」
「ああ、お早う。」
「もう私たちは支度しましたよ。」
「さ、お嬢様も早くお着替えください。」
「うん。」
ナギはマリアから服を受け取ると、部屋へ戻っていった。
時計が短針も長針も12の場所を指した。
「今年はヘリコプターで行くんですよ。」
「去年は散々だったからな。ハヤテが全然こないせいで。」
「ええ、僕のせいですか?元はお嬢様が迷子になるからじゃないですか!」
「迷子になんかなってないもん!」
「だってお嬢様が急に電車から降りて…」
ドスンッ!
ハヤテの足に重い一撃。
「○×△□!!!」
「うるさいうるさい!ハヤテのバカバカバーカ!」
「まぁまぁ、喧嘩しないで。」
約1時間後─
「見えてきましたよ。」
近くにヘリを寄せると、ナギはすぐ降りて「部屋で寝る!」と言い残し行ってしまった。
「…」
ハヤテはヘリの隅で暗い雰囲気になっている。
1時間ひたすらハヤテはフォロー等を行ったが、逆にさらに怒らせてしまったようだ。
「え、えーと…つきましたよ?ハヤテ君?」
「…はい…」
「まぁ、ナギのことなら気にしないで部屋で休みなさい。夜にはあの子も機嫌直ってるハズだから…」
「いえ…今謝ってきます!」
ハヤテは素早くヘリを飛び出すと、屋敷へ走っていった。
「あ…ハヤテ君っ」
「まったく…ハヤテは本当にまったく!」
「迷子になって可愛いとか、ハムスターと仲良くなれてよかったとか…お子様扱いして…」
布団の上で仰向きに寝ながら、ぶつぶつ呟いている。
「…でも足踏んだのは悪かったかな……後で謝っておこ…」
ガチャッ
ドアをあけて入ってきたハヤテは滑り込みからの見事な土下座を決める。
「お嬢様!さっきはどうもすいませんでした!」
「お、おう…随分と綺麗な土下座だな…。」
綺麗すぎる土下座にナギは少し黙ってしまうが、
「い、いや 私も悪かった。足を踏んだりすぐすねたりして…」
「いえ、そんな…僕こそ色々と失礼なことを言ってしまって…」
「ハヤテ、足を見せろ。腫れていたりしたら大変だぞ。」
「え、いやそんな、全然痛くないのでもう大丈夫ですよ。」
と全て言い切る前に、ハヤテの元に駆け寄り、靴と靴下を脱がせる。
「あ、爪の間から血が出てる…」
「あ、もう止まってるので大丈夫ですよ。」
「そんなわけにもいかんだろう!」
ナギは絆創膏を取り出し、ハヤテの親指にそっと貼った。
ペタペタ…
「…(お嬢様の私服…少し大きいのか間から胸が見える…)」
「(って僕は何を考えているんだ!?違うぞ、僕はもっと普通の人のはずだ…)」
「…これでいいな。……ハヤテ?どうしたのだ?私をじっと見…」
ナギは視線が自分の胸元にあること、胸が見えることに気付いたらしい。
「ハ、ハヤテェェ!」
「わわ、す、すいません!!」
「すいませんで済むかァ!人が親切に接していれば…この変態!」
「うぐ…」
「ドジ!マヌケ!バカ!阿呆!ゴミ屑!!」
「…」
…はっ
私はまた…
ここまで言わなくてもいいのに…
「ハ、ハヤテ…ごご、ごめん 言い過ぎたよ!」
「…はは、どうせ僕はクズですから…。申し訳ありません。」
─無理に笑わなくてもいいのに
「僕って昔から、肝心な所でダメなんですよね…。」
─私が酷い事を言っただけなのに
「すいません、お嬢様…」
─ハヤテが謝るところじゃないのに
「僕が嫌になったらいつでも追い出していただいて結構ですから…」
─やめて
「もともと僕は…」
「ハヤテ」
「え…」
ハヤテの口を、自分の口で塞ぐ。
15秒ほど口を合わせ、そっと唇を離す。
「お、お嬢様…!?」
「ハヤテ、ごめん。私が言い過ぎた…だからもう、それ以上言うな。」
「…」
「私はお前が好きだ。お前が居なくなったら私を守るものがいなくなる。そんなの許さないぞ。」
「お、お嬢様…」
どっとハヤテが涙を流す。ナギもつられ泣きをしそうになっていた。
「…ハヤテ…」
どんっ!
いきなりナギはハヤテを押し倒し、上に乗った。
「…お、お嬢様!?」
「ハヤテ…」
ハヤテが動揺している間に、パンツを脱ぎ、ハヤテのズボンを下着ごとおろす。
「お、お嬢様!?何を!?」
「ハ、ハヤテ…」
ナギは軽く苦痛の声を漏らしながら、ハヤテのモノを自分の中へと入れていく。
「う…お、お嬢様…一体…」
「少し…黙っておれ…」
そう言うとナギは、自分の腰を上にあげ、再び下ろす。
ハヤテはもはやされるがまま、どうしていいのかも分からず止めようもない。
というよりハヤテは、既にこの快感に浸ってしまっていた。
ナギが腰を上げ下げする度に、音がする。
「っ、ん…んっ」
ナギの口から自然と声が漏れる。
「はぁ…はぁ…」
ハヤテもナギも息が荒い。
「…おっお嬢様…もう…マズイです…!」
「いい…!このまま…このままでいい…!」
「お、おじょう…さまっ…?」
「ぐすっ…!このまっま!このままっ…でっ!」
「う…でっ、でもこれ以上は…!」
ハヤテがナギをどかそうと動くが、見た目以上の力に押さえつけられてどかせない。
しかし動いたからか、熱いモノはさらに込み上げてくる。
「ふぁ…あっ…」
「うっ…出っ……!!」
「あっ…!あ"あ"あ"あ"あ"ーーー!!!」
どくん!
びくん!
寸前にハヤテがナギをグッと持ち上げる。
中へ出すのは防いだが、ナギの股へと凄い量の液体が勢いよくかかる。
ハヤテとナギの精液が混ざってハヤテの股へとたれる。
「っ…」
ふらっ…
ナギの上半身は前へ崩れ落ち、どっとハヤテの上に倒れる。
「はぁ…はぁ…お、お嬢様…」
「…ごめん…なさい…」
「…え…」
「わた…し…ハヤテに守ってもらっ…てばかり…で…ハヤテのこと傷つけてばかり…で…」
「お嬢様…」
「だから…私…すごく悲しくて…何もできないのが…悔しくて…」
「…お嬢様、何言ってるんですか…お嬢様は…僕の命を助けてくれたじゃないですか…」
「お嬢様が僕と出会ってくれた事…それが、あなたが僕にしてくれたことです。」
「…!ハヤテ…ハヤテぇ…!」
ナギが声を上げて泣き始める。
「うわああああああん!」
ハヤテはナギを両手で抱き締めると、一言「ありがとう」と言った。
─泣いている間、ずっとハヤテが私の頭を撫でていてくれた。
私はハヤテのことが好きだ。異性としても見ていた。
ハヤテが笑うと、母の顔が浮かぶ。親の姿とハヤテを重ねていたから。
でも、私はどっちもいいと思った。異性としても、人としても好きだから。
ハヤテの笑顔は、私を笑顔にさせてくれる。
出会わせてくれて、ありがとう
夕方、目が覚めるとナギはベッドに寝ていた。
ハヤテの姿が見えないので、心あたりのある場所へ向かう。
案の定、墓の前でハヤテは、また母の墓に話しかけていた。
「お母様、僕はまだ執事を続けたいと思っています。
お嬢様はいつもすぐ怒ってしまいます。でも、すぐ機嫌を直して笑ってくれます。
お嬢様が僕をお母様やお父様と同じ立場で見てくれているのでしょうか。」
「これからも僕がお嬢様をお守りします。だから安心してください。」
「言ったなハヤテ。」
「…!聞いていたのですか!」
ハヤテは少し赤くなる。
「ふん、そんなに執事を続けたいというなら、続けさせてやる。しかし今以上の労働を覚悟するのだぞ…。これからもその…よろしくな。」
ナギは段々と声を小さくしながら言った。ハヤテはすぐ、にこりと笑った。
「…了解です、お嬢様。」
「うむ、それじゃ帰るぞ。」
「お嬢様、お母様お父様に挨拶しないでいいのですか?」
「私が言うことは何もない。お前が言ってくれたからな。」
ハヤテがこくり頷くと、二人は手を繋いで館へと戻る。
木陰からは去年と同じように、マリアがそっと二人の様子をマリアが見守っていた。
長々と糞SS垂れ流し乙
>>496-
>>501 なんかエロシーンの展開が超特急だったような気ガス…
それに「ハヤテとナギの精液」って…?
GJ!
この調子で頑張ってくれ
どこがGJなのか
これはコピペしとこう
ワロタ
512 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 16:58:32 ID:Mj1K86vq
今週は咲夜が出たからage
ハヤテがロリに目覚めた……だと?
514 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 18:13:13 ID:K5OovPC+
期待age
期待
昔は咲夜好きの某書き手の人が、原作で咲夜ネタがあった時は高確率でSS投下してくれてたのに
最近は全然来なくなったな
1、スレッドが立つ。
2、技術のある人間がSSを提供して盛り上げる。
感動を求めて人が集まってくる。
3、オリジナルSSを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。
4、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。
彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。
5、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。
低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、
いわゆる「2ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。
6、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。
7、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。
脳死状態。
魯鈍ゆうたら『狂人日記』とか『阿Q正伝』書いたヤツだな
ROCO氏の書く咲夜SSの新作が読みたい……
ROCO氏を叩いたりしてたのって、実はワタル×咲夜厨じゃないだろうか?
なぜなら、キャラスレとかでハヤテ×咲夜の話で盛り上がってたりすると
咲夜はワタルハーレムのメンバーだなんだと、ワタル×咲夜が
いかにも公式設定であるかのような口ぶりで必ず噛みついてくるから。
ハヤテ×咲夜をよく書くROCO氏は目障りで仕方ないので叩いて追い出そうと
したんじゃなかろうかと最近思い始めた。
『オレは…!!伊澄が好きなんだから─!!』
それにしても、驚いてしまいました、
ワタル君たら、あんな冗談を口にするのですから。
そうですよね、ワタル君はナギの事がお好きなのですから。
そういえば先程も仲良くお勉強なさっていましたようですし、
きっとその現場をハヤテ様に見られてしまい、咄嗟に誤魔化す為に
あんな冗談を口にしたのですね。
「あの〜どうしましたか伊澄さん、なんだかホッとされてますが…というか微笑んでる?」
「え…あ、えっと笑っていましたか?」
「はい、何だかとても可愛い笑顔をしてましたよ」
「はう…」
恥ずかしい、思い出し笑いをしていたのをハヤテ様に見られてしまいました。
帰り道が分からないので屋敷内をさ迷っていたから、
こうして玄関まで私はハヤテ様に案内をしてもらっていたのです。
学年末試験のお勉強もあるというのに…ハヤテ様にはご迷惑をかけてしまいましたね。
そういえば…友達であるワタル君を応援したいけど、
するとナギのハヤテ様との仲をお邪魔する事になるのですよね、
はぁ…困りましたね、こういう複雑なのを考えるのは私には少し苦手です。
「あの〜大丈夫ですか、今度はその…」
「!あ、あの…また私、考え事を顔に出してましたか?」
「ええ」
どうやら今度は思いつめた表情を見られてしまったみたい。
うぅ…また恥ずかしいとこを見せてしまいました、顔が熱い…
きっと今度は顔を真っ赤にして、恥らう表情をハヤテ様に見せていると思います。
「あの…え?」
ポフッ…
「あ、あの…伊澄さん?」
「すみませんが、少しこのままにさせて下さい…ハヤテ様」
「は、はぁ…わかりましたけど…」
その赤らめた私を見て、きっと今度は熱でも出したのかと
心配の声をかけてくれるハヤテ様の胸元に、私は唐突に顔を埋めました、
その恥じらいの表情を隠す為に…
でも思わずこうしてしまいましたが、よくよく思えば更に恥ずかしい事を
私はしているのではないでしょうか?
執事服の生地越しとはいえ、ハヤテ様の温かい胸板の体温を顔で感じとりながらに、
聞こえてました…私とハヤテ様のうるさいほどに騒ぐ胸の鼓動音が…
私はもちろんですが、ハヤテ様も動揺してらっしゃる証拠ですよね。
意識してる…私に…ハヤテ様が
ドックン…
「!?」
その時、ふと私の中に眠る、ある感情がざわめき始めました。
いつしかに大胆な行動を私にさせた、あの感情がまた…
「ハヤテ様、すみません…いいですか?」
「え?」
顔を見上げた私に、ハヤテ様は少し驚いたような顔をされていました、
私…この時にどんな表情をしてたのでしょう。
ただ自分の呼吸が慌しいものになっているのは、自覚していたのですけども…
「あの…ハヤテ様に私のざわめきを納めてもらいたいのですが…いいですか?」
「ざわめきですか?」
「はい…この胸の騒ぎを静めてもらいたいのですよ」
「静めるって…えっ!?」
その感情を認めると、ふいに全身が疼き、そして切なく感じてきました、
それこそたまらないくらいに…
その為か、私はハヤテ様の手を掴み、その手の平を自分の胸に押し当てました。
この感情は、私に大胆な行動を無意識にさせてしまう困った感情だったのです。
「ん…」
「伊澄さん!?あの…な、何を…!」
ムニュッと、僅かにある私の乳房にへと、ハヤテ様の大きな男の手が密着します、
もちろん服上からだから、感度は低めになるのですが…
それでも感じました、己の恥部に異性に触れられた時に感じる、あの淫らな触感を。
そしてハヤテ様も感じてらっしゃるようです、私の胸の感触を…
その熱いくらいに体温が上昇した温かな手は、細かく震えていましたから。
「伊澄さん…その…」
「卑しくてすみませんハヤテ様…こんなのは破廉恥な事だと自覚はしてますが…」
ムニュっと…また手を押さえ、私の胸の膨らみの感触をハヤテ様にもっと体感させる私、
きっとこの人も感じてる筈、この触れてる場所の奥深くで激しく高鳴らせている鼓動を…
心の音を感じさせ、私も緊張している事を伝えたのです。
「感じますか?私の…鼓動…」
「はい、ドックンドックンて…凄く大きな響きが伝わってきます」
「こんなにざわめいているのです…それに私の身体も…切なくて疼いてしまって…」
私の目と、ハヤテ様の目が合います…彼も顔を真っ赤にさせていました。
どうやら伝わっているようですね、私が何を望んでいるのかを…あの時のように。
その目の動きから戸惑っているのが、よくわかります…きっと私も同じ、
でも、我慢できない…ナギには悪いと思いつつも、このままでは気が狂ってしまいそうだったから。
「だから…静めてくださいハヤテ様、この感情を…感覚を…」
すると胸を触れる手とは逆の手が、私の顎下を掴み上げ、彼の顔が迫ってきます。
「いいのですね伊澄さん」
そしてハヤテ様が問うてきます、その愚問を…
「はい…どうかこの伊澄にハヤテ様ので、ご慈愛を下さいませ」
そしてさらに迫ってきたハヤテ様のお顔は、鼻先の間近にまでくると触れました…
私の唇に、ハヤテ様の唇が重なったのです。
そして、心の中で目覚めたあの淫らな感情が、ついに完全に解き放たれました、
私を意識してくれたという喜びが鍵となって、封じた扉が開いたのです。
たちまちに封じていたエッチな感情が頭を支配していきます、
あのいつかのように…この肉体を好意をもった男性に捧げた時のように、
また同じ男性に捧げるのです、この火照った身体の全てを…心も一緒に任せたのでした。
ピチャ…チャプ…
「あぁ…凄い…んふっ!」
ナギの屋敷の一室に淫らな水音が鳴り響いてました、
その卑しい音は、私の股間から響かせていたのです。
そこではハヤテ様の舌先が、剥き出しになった私のアソコを舐めていらっしゃいますので、
唾液とアソコのワレメから漏れ流れ出してくる蜜が触れ混じりあい弾け、
とても淫らな響きの音を鳴らしていたのです。
「あっ…あぁぁ!!ハヤテ様…あ…あぁぁ───!!!」
私の口からは、絶えず卑しい甘い喘ぎ声が溢れてゆきます。
アソコのお豆さんを丁重に扱いつつも、包みこむようにして、
そして硬く大きくさせたとこを吸い付くようにしながらに、
柔らかく熱い舌先が舐め愛撫をしてくれていましたから、
この世のものとは思えないほどの、激しい快楽を与えてくれていたのです。
「んっ…凄い洪水のように溢れてきますよ、伊澄さんの愛液が…」
私の出した蜜によって、口の周りがぐっしょり濡らしてる口で、
そこの淫らに変化した現状を語るハヤテ様…
当然に物凄く恥ずかしかったの、こんなエッチな私を見られているのですから。
だけども…隠すこともなく、その全てを晒し続けてゆきます、
ハヤテ様に私の全てを見てもらいたかったから…
この時の私は自らの手で衣服を脱ぎ捨てていました、そう下着も全て…
今は裸身に一枚だけ上着を被っている状態です。
もちろん前は開けた状態なので、この私の乳房からアソコまでの恥部の全てを、
ハヤテ様に曝け出しています。
「は、恥ずかしいです…あっ!!」
「だけど、可愛いですよ伊澄さん…それに綺麗です」
何度もワレメを舐めて、そこを弄っていましたが、もう十分だと判断したのか、
ハヤテ様の顔は、そこから離れていきます…そして今度はハヤテ様の股間が重なっていくのでした。
あの大きな立派な聳え立つモノが見え、私はまた胸を高鳴らせつつ、緊張していました。
「入れますよ、伊澄さん…力を抜いてくださいね」
「はい…んっ」
そして私は力を抜き、それが入ってくるのを待ったのです…
ズブゥ…
「んっ!あっ!あはぁぁ!!!」
ズブブブゥゥゥ……
入ってくる…入り口を淫らに歪まして拡げながらに、ハヤテ様の立派なのが入ってきます。
私の中に…ズンズンと入り込んできているのが分ります、
大きい…あんな小さな穴の中に入ってくる感触は何度感じても凄いものでした。
「あ…あぁぁ────!!んふ…あぁぁ!!」
喘ぎもより甲高い声になっていきます、この中の敏感な部分を
ハヤテ様のが思いっきり擦りながらに入っていましたから。
「伊澄さんの中…凄く気持ちいいですよ、んはぁ!!」
「ハヤテ様のも…あんっ…凄すぎます…あぁ────!!」
互いに卑しく喘ぎ声を出しながらに、私はいつしかハヤテ様の腰の動きに合わせ自分からも動き、
このアソコへ挿入されたモノを、より奥深くに誘っていきます。
「んっ!あは…あぁ…ハヤテ様の奥に当たって気持ちいいです…あぁはぁ!!」
コツコツと奥の壁を叩くように突かれてしまう度に、全身に流れる快感という電流が流れてゆき、
私の心を狂わせながらに酔わせていくのでした。
快楽が私をおかしくさせてゆく…でもそれは決して嫌なものではありません、
むしろ望んでいました、ハヤテ様に変にされる事を…
「もっと…あぁ!ハヤテ様…もっと激しく!」
「はい、喜んで…んっ!」
ジュブゥゥ!!!
「あっはぁぁ!!あぁ…ハヤテ様ぁ…」
全身が激しく震えさせながらに、下から上に振動が加わっていく…
とても激しい快感と一緒に、この小柄の私の身体に響かせてゆきます。
長い私の黒髪も乱れながらに、なびかせてましたし…
「んっ…あぁ…凄く締まってきて、まるで絞られてるみたいです…」
「あぁ…あはぁ…ひゃぁ…」
どうやら無意識に、この中で私はハヤテ様のを弄っているようでした、
実感はないのですが、そのハヤテ様の気持ち良さそうな顔を見て声も聞くと、
私で満足してくれてると分かり、私は凄く幸福な気分になってゆきます。
だから感じる快感も増してゆき、この中での彼を責める具合も激しくさせていたみたいでした、
そして訪れるのです、あの時が…達する瞬間が!
「はぁはぁ…いいですか伊澄さん?」
「ん…はい、どうぞ…解き放って下さい、この私の中で…あぁ!!」
どうやら互いに同時に限界が訪れたみたい…
いえ、ハヤテ様の方が早かったようでした。
だから先にあの衝撃がお腹の中で響くのです、あの…爆発のような衝撃が。
ドックン!ドブゥゥゥ───────!!!
「ああぁぁぁ!!!きた…熱っ!!」
射精という衝撃が起きました、この私の胎内で大量の精液を放ったのです。
ドクドクゥゥゥ!!!
「ああああああああ───────!!!!」
そしてその衝撃を感じたのと同時に、この全身が激しく痙攣してゆき、目の前が白くなっていく…
どうやら私イってしまったようです、この中に熱いハヤテ様の子種を注がれて、
いつかのように絶頂してしまいました……気持ちいい。
「伊澄さん…」
「ハヤテ様…んく…」
そしてその熱いのを注がれるのを感じながらに、また…唇を重ねました。
愛しさをこめて、我も忘れ舌を絡ませながらに…
「んっ…んっ…あぁ…」
その後にも数回も注ぎこまれた後、私は後処理をしていました。
ようやく力尽き柔らかくなったハヤテ様の股間のを口に銜え、
私の蜜とハヤテ様の精子で汚れたのを、綺麗に舐め拭いてたの。
「うっ!そこまでしてくれなくても…」
「残念ながら、私はハヤテ様に勉学を教えることはできませんから…これくらいさせて下さい」
私の場合は勉強ができるというよりも、答えがわかってしまう力があるという事ですからね。
でも私と交わる事でハヤテ様に少しでも、その力を分け与える事ができるなら…
「こういう事ならいつでもできますので…その、ハヤテ様が望まれるならいつでも声をかけて下さい」
「い、いつでもですか?」
「はい…」
微笑みながらに大胆な事を言い放ちます、そう…今日のような本来は避けるような日でも、
人目のある場所でもいいからと…この時の私は本気でそう思っていました。
だけど、少し困ったような顔をハヤテ様はされていますね。
「はっ…もしかして、お気に召しませんでしたか?」
「いえ、ちょっと…ある子に悪いかなと…」
確かにナギには悪いかもしれませんよね…でも正妻は狙いませんので安心してね、ナギ…
「あ…」
「どうしましたか…あ!?」
そんな事を思いながらに、舌先でハヤテ様のを舐めてますと、いつしかその萎えていたのがまた…
元気を取り戻し膨らみ硬くさせていたのです、脈もこんなにうって…もう復活ですか!?
「さすがはハヤテ様ですか…」
「あははは…」
だけども復活したのは、ハヤテ様だけでは無かったようです、その元気なのを見ていると、
ようやく収まった私の中に宿る淫らな感情がまた騒ぎ出したみたいだったから。
また火照ってくる、もうアソコはハヤテ様に限界まで注がれ、入りきれなくなった白濁液を溢れさせているというのに…
…なら、前から少し興味のあった場所を使ってもらえば…
「ハヤテ様…よろしければ、またお相手いたしますが」
「伊澄さん…え!?」
「今度は、こちらで…」
そして私は彼の手を掴み、望む場所を触らせました…
それはお尻の方…本来は排泄を目的とする穴でした。
「遅いですね〜ハヤテ君?」
私が後ろの初めてをも捧げていた頃、別室ではハヤテ様をお待ちの方が待ちぼうけをくらってましたとさ。
【おしまい】
72 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 16:48:54 ID:159DoPBi
GJ
73 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 16:51:50 ID:47s/daPD
やっぱりキタ━(゚∀゚)━━!!!
ROCO氏GJ!
74 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 18:34:43 ID:2YYrUl+5
まさかこんな時間にROCO氏の神SSが来るとは
GJ!!
75 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 18:40:35 ID:BrYp+jXW
流石ROCO氏!仕事がはやい!GJ!!
76 名前:117(´_ゝ`) :2006/08/02(水) 18:53:46 ID:V8DUwiM1
ROCO 愛してるぜ。
77 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 19:41:50 ID:jiA7aVNb
相変わらず神すぎる
78 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 19:46:23 ID:CzRPuQ9l
GJ…GJ…みんなGJし続けろ!!激しく!もっと激しく!
指とキーボードを擦り付けて!GとJを押し合って、読者とROCO氏がとろけ合うまで賞賛し続けろ!
いずれは2ちゃんねる中の人間に賞賛させてやる!管理人顔したひろゆきにもだ!
(以下略)
79 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 21:15:56 ID:iUsPxMa1
は、早すぎる!?
深夜ならともかくこの時間…いったい何分でこの話を思いつき、何時間で完成させたんですか。
私なら同じ文章を書くしても三日はかかっているでしょう…。
ともかくGJでした。伊澄たん分を補給させていただきました。
80 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 21:54:42 ID:bUTAy8gG
GJです。
81 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 22:14:44 ID:JcMzayDk
GJ!ROCOさんあんたって人は速すぎだぜ。
82 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 22:15:54 ID:eHcwBsaG
この早さでこんないい物がかけるなんてさすがです。とにかくROCO氏GJです。
83 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 22:23:05 ID:jiA7aVNb
爪の垢を煎じたものを配って欲しい
84 名前:sage :2006/08/02(水) 23:01:30 ID:mCKl/U6M
さすがはROCO氏!俺達には書けない速度で平然と書いてのける、そこにシビれる、あこがれるぅぅぅ!!
85 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 23:01:35 ID:DjA4YB1T
>83
ちょ、「爪の垢煎じて飲ましてやりたい」は悪口だからw
86 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 23:02:58 ID:bCn8SZd6
終わらない夢を見ようか
二度と覚める事のない夢を〜♪
現し世に帰れないくらい蟲惑的な夢を〜♪
87 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 23:04:39 ID:mCKl/U6M
間違えて名前がsageに!誰にともなくスマソ
88 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 23:33:09 ID:speaM/6v
>>84 今なら誰も気にしない。
エロパロスレ最高神光臨
最近水曜日が生きがいになってきた
89 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/03(木) 01:06:18 ID:5K1P0EX0
>>85 悪口だったんですか24年間誤解してましたw
褒め言葉と思ってた・・・
90 名前:名無しさん@ピンキー :2006/08/03(木) 01:14:32 ID:HeEYm698
褒め言葉だろ?
それにしてもROCO師は神
タイトル『Merry X’mas&Happy birthday』
12月24日。
この日は特別な日である。
深夜。とある豪邸にて盛大なパーティーが終わった後、
三千院邸の使用人専用部屋にて、二人の影が存在した。
「改めて、お誕生日おめでとうございます。マリアさん。
といっても、既に日付が変わってますけどね・・・・」
「ありがとうございます。ハヤテ君。」
今日と同じ日に出会ってから×年後・・・・二人は深い関係となった。
しかし、この事実は、主であるナギには未だ知られていない。
その為かマリアは彼とこのような密会をする度にナギに対して罪の意識を感じてしまう。
だが、もうマリアは止まることはできなかった。
もうハヤテに対する想いを自分の内に閉じ込めることが出来なくなってしまった。
ずっと、『誰かに愛されたい』と彼女は願っていた。
孤児となったマリアは『人から愛されない』という呪いにかかったように錯覚するほど
悩むこともあった。気付けばそれも慣れてしまったが・・・・。
自分を慕ってくれるナギもいたが、それでも心に虚無感が残されていた。
そんなとき、ハヤテがそばにいてくれた。
時には甘く見られる時もあったが、今ではそれも幸せのひとときと感じている。
デートの真似事もしたが、『あの時もっと素直になっていれば』と悔やむほどだ。
二人きりの勉強会。彼を異性と意識するばかりで落ち着かなかった。
あの日、異性を苦手としていたハヤテ自身から出た言葉、
1つしか年が変わらないはずの彼が、ウブな少年にしか見えないくらい真っ赤な顔で、
『僕は、マリアさんのことが・・・・。』
涙が止まらなくなる程、嬉しかった。
初めて彼に自分の身を捧げるときには今まで経験のない激痛を伴ったが、
それを忘れるほど、彼と結ばれたという幸福感に包まれた。
そして、また今日も。
既に二人は衣服を脱ぎ散らかし、ベッドへ倒れこんでいた。
「お、お願いします・・・・ハヤテ君・・・・。」
「はい・・・・。」
下着姿になったマリアの姿はか細く、そして瑞々しい肢体だった。
ハヤテはマリアを怖がらせないように、ゆっくりと彼女のレースのブラに指を入れる。
「・・・・っ。」
切なさがこもったマリアの声で、ハヤテの中にいる獣が目覚める。
既にホックを外すことに慣れてしまったせいで、すぐにマリアの豊満な乳房が溢れ出す。
「マリアさん・・・では・・・・。」
「あっ・・・・。」
ハヤテの綺麗な指先に乳房を鷲掴みされ、マリアは甘い声を漏らす。
マリアを抱きたい想いでハヤテは暴走する。
「あっ、アンっ!ああっ!あぁ――――――っ!」
屋敷中全体に響くかと思うような声でマリアは喘ぐ。
ハヤテに触れられることで絶頂するほどにマリアの体は変わってしまった。
そして――――マリアの理性もなくなるのは時間の問題だった。
「ハヤテ君・・・・ハァ・・・・もう、私・・・・あっ・・・・。」
「・・・・はい」
何度も行っているはずの行為でありながら、毎回躊躇いが出てしまう。
それでも、ハヤテはマリアと――――大好きな人と結ばれたいと願う。
マリアもまた同じだった。
ハヤテの下腹部には禍々しく猛るペニスがあった。
マリアを傷つけたモノであるそれはハヤテにとって醜いものでもあったが、
彼女にとっては二人の繋がりを象徴する架け橋のようなものだった。
「マリアさん・・・・ちょっと・・・・。」
「んっ・・・どうか、しましたか?」
「今日は、後ろから・・・・いいですか?」
「え?ま、まぁ・・・・。い、いいですけど・・・・。」
少々声に恐れがありながらもマリアは腰を上げ、ハヤテに背中を向ける。
マリアのアダルトさを出したショーツは蜜のような愛液によって漏れている光景を見て、
ハヤテはツバを飲む。
「失礼、します」
「ひゃっ!」
その指で下着をずらし、整った陰毛に隠れている割れ目を見つけ―――――。
「ハ、ハヤテ君・・・・。」
「では、いきます―――――。」
自分の腰をマリアに重ね、あてがい、
「あっ・・・・はぁ・・・・あっ!アンッ!ああ―――――っ!」
そして二人はひとつになった。
最初はマリアが痛さを堪えるばかりだったのでハヤテにも辛いセックスだったが、
今となっては予想以上に体の相性が良くなってしまい、
ハヤテの動きは時に乱暴になってしまう。
「ご、ごめんなさい!マリアさん・・・・くっ!」
それでもハヤテはマリアを想うためにギリギリ残っていた理性で自分を抑えようとするが、
「い、いいの・・・・ハヤテ君・・・・
もっと・・・・アッ!もっと来て。激しくしてぇ――――っ!」
マリアもこのような艶かしい喘ぎ声を出すようになり、ハヤテを強く求め始めた。
そのおかげでハヤテの腰の動きが一気に早まる。
マリアも体位の都合上、ハヤテの顔を確認できないから少々怖さもあったが、
それでも彼を信じることが出来るから許せる行為だった。
「くっ!・・・はっ・・・・うぅっ!マリアさ・・・・」
「あっ!アァンッ!きてっ!ああっ!」
室内に二人の体がパンパンと打ち付ける音が、
ベッドのギシギシとした音が響き渡る。
真冬でありながら二人は燃え盛るかのように熱く、激しく交わっていた。
「あっ!ひぃあっ!あぅっ!」
「はぁ・・・あっ、くっ・・・・んんっ!」
「ああんっ、きて・・・・あああああっ――――――っ!!」
「う・・・・・くぁああああああっ!!!」
ビクンッ!
残った理性ギリギリで外に出した・・・・。
疲れ果ててしまったのか、マリアはすやすやと可愛い寝息をたてている。
その安らかなマリアの寝顔を見ることで、ハヤテは幸せでいられる。
(・・・・だけど、このままではいられない)
ハヤテは今、マリアと結ばれたことで覚悟した。
(あの日、お嬢様は『マリアに手を出したらタダじゃすまない』と警告なさった。
でも・・・・僕は、これからお嬢様と敵対することになる)
それはハヤテにとって決して進みたくない道だった。
(でも、僕は決めたんだ・・・・。
マリアさんに想いを告げたとき、たとえ誰が敵に回ろうと立ち向かうと・・・・)
そうマリアと約束した。
だが、ハヤテは何も知らない。
彼を中心にいくつもの想いが繋がり、そしてぶつかり合おうとしていることに・・・・。
(明日、明日だ・・・・。お嬢様にこのことを告げよう。
僕は屋敷から追い出されるかもしれない・・・・
最悪の場合、マリアさんとも会えるのかすら・・・・)
道を進むにはいくつもの不安になる要素があった。
それでも、隣で眠っているマリアの顔を見ることで、
決戦前のひとときの休息を得ることが出来た。
おわり
帰れヘボ
>>529-
>>532 GJ!!
マリアさん分を補給させて頂きました
次回作も期待してます
マリア厨ウザ
マ
リ
ア
厨
ウ
ザ
GJ!
(・∀・)ジサクジエーン
昨日仕事が終わって憂さを晴らすように先輩3人と俺で飲んでたんだ
帰り際に居酒屋でバイトさん2人にクリスマスどうでした?って聞いたら
1人が「この子は1人でフリーですからw」って言われた
もう1人の子を見ると若干顔を赤くして恥ずかしそうにしてやんの
よく見ると結構俺の好きなタイプの男の子だった
じえんおつ
ID:kb21DRWDみたいなのが居るから、ROCO氏がSS書いてくれなくなったんだろうな
本当に責任取ってほしい
他の作者ももちろん好きだけど、ROCO氏は特に好きだったので帰ってきて欲しい…
2009年最後のレスが自演GJか……
あけおめ
あけおめー
ハヤテ3期を祈って
あけおめ。ハヤテ三期あればいいな。いや、あってほしいな。
ハヤテ3期おめでとー
ハムスターは女性から人気があるらしいと聞いた。
私男だけどハムスター好きだよ
神の予感
保守
保守
誰かロリアちゃんで頼む
俺も書いてみたいんだけどなんかコツとかある?
>>556 賑やかだった頃の過去スレを見てくればいいと思うよ
あとは、叩かれても泣かないキレない言い訳しない
スルーされても泣かないキレない言い訳しない事
オリキャラ出すくらいなら嘘でもハヤテって書いとく
wktk
マダアー
最近のハヤテ痛々しくて見てらんない
今一巻から読み始めて五巻まで読んだけどおもしろいね
これからどんな展開になっていくのかな
今からゲーマーズで六巻から一気に最新刊まで買ってくるよ
ここにきて新規とか珍しい
漫画スレじゃなくて此処に書く辺り、自称新規な気がしなくもないが
おい、なんで止めてくんなかったんだよ!
アーたんとかどうでもいいんだよ!
ギャグじゃねえのかよ!
みんな仲間が欲しかったのさ
誰か投下してくれ
ほ
投下したいが弾がない
ハヤテ×ハルさんで
よろ
マダアー
ほ
書きさしのSSをいやがらせのように投下してみたい
よろ
アーたんかわいいよアーたん
あげ
マダアー
582 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 01:56:53 ID:S6GgKE4o
最近の展開は残念だったがあえて言おう
アーたん可愛すぎ
マリアさんもかわいい
でもヒナギクはきもい
とりあえず一本できたのだけれど、チキンなのでスレに投下してログに残す気合がない
テキストファイルのままでよければ持っていってもらいたい
ダメならいいです
駄目です
これでいいか?
>>586 それは残念です(´・ω・`)
>>587 せっかく書いたのでとりあえず置いておきますね
斧 He_267013.zip パスは関連スレの共通
内容はマリア・ハヤテ
最近の本編のイチャイチャぶりに、かなりヤケクソ気味の妄想だけれど反省はしない
誰かロリアちゃんのエロ頼む
>>589 このタイミングでそのレスって、わかっててやってるのか?
ま、わかってないなら優越感ごぽごぽ湧き出るし、わかってるならツンデレ変換可能だしでどっちでもいいけどw
>>588 今以上にナチュラルホストなハヤテに吹いたw
で、あの日々もしくはこれからの日々はどこに行けば・・・コに? トン!
しかしなんだ、投下に慎重なことと内容の面白さは反比例する法則でもあるんだろうか
願わくば原作の新展開がゆるーくまったりイチャラブで588のヤケクソが加速しますように。GJでした
自演乙
誘い受け職人氏ね
誰かロリアちゃんのエロ頼む
かそってるなぁ
なにをいまさら
ハヤテいつのまにこんな格闘漫画に。
それに石割ったらナギもう存在価値ないよね。
ナギさっさと見切ってアータンの嫁になればいいのにな。
マリアさん頼む
なぜばれたし。
マリアさんやっぱ最強だわ。。
マリアさん追い詰める話誰か書いてくれ。
ロリアちゃんのエロパロ誰か頼む
頼む
頼む
もう・・・無理だよ・・・
頼む
ハヤテの兄貴とアテネってのは無いもんかね
605 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 15:24:51 ID:0HouOZs6
ハヤテの兄貴とゆっきゅんで
いやもうアテネとマリアで
マリアはいらん
アテネとハヤテでたのむ
むしろ虎鉄×ハヤテ
じゃあ虎鉄とアテネ
カオスやね
ワタル×愛歌さん
誰かハルさんのエロ頼む
頼む
614 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 08:03:33 ID:/ezkEkKr
今日は咲夜及びROCO氏の誕生日。
おめでとう
ROCO氏による咲夜の誕生日ネタを待ちます
来ないまま一週間経ったな……
完全にこのスレを見限ってしまったのか
それとも例のアク禁祭に巻き込まれてるのか……
誕生日おめええええええ
誰かハルさんのエロ頼む
書きたいネタはある、妄想もある程度はできてる。
でも時間がとれない・・・
がんば
待機
ほ
しゅ
ほ
小説投稿されないまま4ヶ月ほど経ってしまうわけだが…
もうだめぽ
そりゃあ本誌連載があんなじゃね…
みんな愛想を尽かしちゃうよ
まぁおまいら小説投下されてもすぐ叩くしなw
叩かれるような酷い出来のSSを書く奴が悪い
ここはエロパロ投下スレであって、ゴミ処理場じゃないんだから
ほ
す
ゅ
マダアー
ハヤテ「マリアさん。おら辛坊たまらんたい」
マリア「come one ! come one!]
ハヤテ「もうヌレヌレじゃねえか。この淫乱メイドが!」
マリア「FACK ME FACM ME」
ハヤテ「ガバガバ過ぎて使い門になんないぜ
ワロタw
なるほど
>>635みたいな小説なら叩かれずにGJもらえるのか。勉強になった。
郷に入れば郷に従えっていうもんな。サイト向けから感覚を切り替えるのはなかなか難しそうだけど。
では早速誰かハルさんのエロ頼む
マダアー
引退宣言
大作(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
死ぬほど考えてプロットを組み立てて書き始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが書けなくなった。
いつまでたっても手がキーボードを打ってくれなくて、無理やり動かしてもまともな物が作れない。
出来上がったと思っても、推敲する度に「すべて選択(A)→Delete」の繰り返し。
頑張ってやり直しても、結局は削除地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じシチュを言葉を変えて書き直すだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねたヒロインを書いたつもりが、実は歴戦とは同じ戦いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長の無いヒロインの話を長々と投下した事が恥ずかしくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
俺が途中まで投下したSSにGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、俺はもう書けなくなってしまった。
もう一度やり直そうとしても、途中まで投下した部分が破綻するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく続きが書けなくなってしまったんだ。
バイバイ、スレのみんな。
ろくでもないSSばっかり投下した上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。
生みの苦しみに負けた書き手より……
>>642 このコピペ流行ってるの?
この板の各所で見かけるのだが
644 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 19:25:16 ID:G1qXfWFJ
頼む
646 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 07:55:07 ID:UEEYeC9F
さんざん馬鹿にしてきたひなたのゆめを見に行ったら大盛況でワロタwww
ゴミの掃き溜めに書いて自称評論家の馬鹿に難癖つけられるくらいなら
子供相手でも楽しくかけてる方がいいもんなwww
>>630 >叩かれるような酷い出来のSSを書く奴が悪い
ここはエロパロ投下スレであって、ゴミ処理場じゃないんだから(キュリッ
ここはコピペと評論家のゴミ処理場だからSSが投下されないんだよwwwww
ここに投下したらフルボッコで逆恨みした人ですね、分かります
>>647 現実逃避してないで現状見てみろよ
単行本2冊同時発売されても投下0
SSが投下されたところで必死に言いがかりつけるところを探して評論家が文句言うばかり。
たまに誰かがほめたら、今度はそれ見て自演自演。だれがそんなところにSSを投下するんだよ。
ぼくちゃん怒ってるんだからね
まあ、お前も同じだな、その馬鹿にしてる連中と精神構造が。
ちょっと
>>649の言っている意味が分からないです
書く人がいないのだけは確か
誰か頼む
ひなたのゆめで秀作ってあるのか?
適当に数作読んだ程度だけどあそこの作品全部合わせてもここに投下された作品の1/10以下の出来だと思った
1/10の出来だとしても普通のコメントがついて楽しく書く事が出来るところと
その10倍の出来でも評論家()に文句言われて不愉快になるところ
自分なら向こうで書く。
でも書いたらエッチなのはどうとかで削除されたでござる。
>>653 サブ掲示板にある王様ゲームの話がおもしろいよ
悔しくて書き直した
一時間かけて文完成→投稿→パスワードがry→戻る→全部消えてた
ふっざけんな!!
メモ帳とかに書いてコピペしろよ……
658 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 18:23:54 ID:m92sAzZc
ひなたのゆめ
こっちの住人は、ひなたのゆめのことを糞作ぞろいだと見下げてる。
あっちはあっちで、エッチな小説禁止にしてエロパロ住人の流入を防いでる。
互いに住み分けを図ってんだから、それぞれで頑張ればいいじゃん。
こっちは
>>635みたいなのを神作と崇めてればいいんだよ。
もうね
ねうも
ほ
最近蒸すねー
664 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 00:43:10 ID:FExfMcxq
test
しばらく投下がありませんので、
ちょろっと投下などさせて頂きます。
数年前こちらに投下させて頂いていたモノ(保管庫さまに 6-216: 黒マリア×ハヤテ の名前で補完して頂いております)の続き扱いですが、
内容はほぼえろいところのみなので、そちらを敢えてお読み頂かなくとも大丈夫かなと思います。
とりあえずハヤテがマリアさんに誘惑されてマリアさんとかナギとかヒナギクとか伊澄とかとよろしくいたしちゃったりした、
その後のお話とだけご理解頂ければ、ってコトで。
ジリリリリ・・・ジリリリリ・・・がちゃ。
「はい、三千院ですが・・・あら、こんにちは・・・あ、はい、そうですか、わかりました。
ナギに伝えておきますね。 ではお気を付けて・・・はい、また後ほど」
「お客様ですか?」
「あ、ハヤテ君・・・」
受話器を置いたマリアに、丁度そこを通りかかったハヤテが声をかける。
「はい、咲夜さんがお泊まりにおいでになるそうですよ」
「そうですか・・・今日は伊澄さんもいらしていますし、夕食は少し多目に準備しなくてはいけませんね。
下拵え、僕も手伝いましょうか?」
マリアの腕なら自分が手伝うまでもなく、彼女一人で十分にこと足りることは承知しているハヤテだが、
それでも気を回すことを忘れない。
一流の執事を目指す彼らしい振る舞いに、マリアは自然と微笑みを浮かべ・・・
「ふふ、大丈夫ですよ。 夕食のことは任せておいて下さい。
それより・・・」
マリアの浮かべる柔らかな笑顔に軽く見惚れていたハヤテだったが、
だからこそ・・・
「・・・・・・マリア・・・さん?」
その笑顔の美しさはそのままに、なんとなく・・・
それまでの癒される様だった柔らかさとは全く異なる雰囲気を帯びつつあることに気付く。
「まずはこれを飲んで、夜に備えておく・・・というのは如何でしょうか♪」
そう言って何処から取り出したのか、ハヤテに褐色の小ぶりの瓶を差し出す。
「あー・・・」
ラベルもついていない、けれど見覚えのあるその小瓶、中に詰められた液体。
そしてそれを差し出してくる彼女が浮かべる、艶を帯びた蠱惑的な笑み・・・
「ええと・・・これはつまり・・・」
その小瓶の中身をハヤテは知っているし、
それを手渡してくるマリアの意図もハヤテには大体予想ができる。
「咲夜さんにも・・・その・・・・・・」
その予想をいかにも言いにくげに口にするハヤテに対し、
マリアはというと、あくまで笑みを絶やすことなく・・・
「あら、ハヤテ君は咲夜さんのこと、あまり好みではないのですか?」
「い、いえ、そういうワケでは・・・・・・って!?」
不意にハヤテの背後に回りこむと、彼の肩に腕を回し―――
「あ、あの!? マリアさん!?」
ぎゅっ・・・と、いつぞやの庭の時のようにハヤテを背後から抱き締める。
その後の事を思えば不自然なくらいにうろたえるハヤテに、マリアはクスっと小さく笑い・・・
「そうですよねぇ? 咲夜さん、ナギや伊澄さんと同い年とは思えないくらいに、
魅力的な身体をしていらっしゃっいますから・・・ハヤテ君の食指が動かないワケ、ありませんよねぇ♪」
「い、いや、でも、流石にちょっとそれは節操が無さすぎると言いますか・・・」
「あらあら、一晩で三人の女の子の初めてを奪っちゃうようなヒトが今更何をいっているのですか〜?」
「うく・・・」
そう仕向けたのはどなたでしたっけ、と言いたいハヤテだったが、
今更それを言ったところで栓なきこと。
彼はこの状況を受け入れていたし、
それに―――覚えてしまった愉悦の味を忘れることも出来そうにはない。
「えぇと、でも流石に咲夜さんは一筋縄ではいかなそうと言うか・・・」
「あら、ハヤテ君なら無理矢理でもなんとか出来てしまうのでは?」
「いやいやいや! 今更こんなこと言うのも難ですけど、
全くその気になっていないヒトを無理矢理っていうのはどうかと・・・」
なかなか気乗りしないハヤテに対し、
「ああ、そういうことなら多分問題ありませんよ。
ハヤテ君や私が何かしなくても、きっとナギや伊澄さんが・・・ふふ」
「は、はぁ・・・?」
一方のマリアはさも楽しそうに話し続ける。
「はい・・・だって伊澄さんが今夜ここに泊まるのは何のためだと思いますか?」
「それは、お嬢様の・・・」
「・・・それだけ?」
背後から抱きついたマリアの声が、吹きかけられる吐息と共にハヤテの耳をくすぐる。
「いえ・・・」
ナギの為にハヤテとマリアに“お仕置き”をしようとして、
逆にハヤテによって女としての悦びに目覚めさせられてしまった伊澄。
あの晩から一週間の間、幾度かは彼女の無言の訴えに応じ、
学院の片隅でその白い肌を抱くこともあった。
だが、そんな周囲を気にしながらの刹那的な情事だけでは満たされないものもあるのだろう。
週末の放課後、三千院の屋敷を訪れた伊澄の表情から、ハヤテは彼女のそんな想いを見てとることができた。
「ナギだってそれはわかっているでしょうし、
そもそもあの子だってハヤテ君にしてもらいたいのは同じですわ。
そんなナギを伊澄さんがないがしろにするような真似はしないでしょうから、
ハヤテ君は今晩、間違いなくあの二人に呼ばれると思います」
「はい、ですが・・・」
ハヤテもそう思っていたのだが・・・
「こ、今夜、咲夜さんも来るとなると、いつものように三人でお休みになるでしょうし、
そこからお嬢様と伊澄さんが抜け出しちゃうのは、かなりその、不自然というか・・・」
背に感じる体温と胸の弾力にドギマギとしながら答えるハヤテをからかうように、
もしくは挑発するように、マリアは彼の耳元を吐息でくすぐり続ける。
「そうでしょうか? 私が思うにむしろ・・・
ナギも伊澄さんも、喜んでハヤテ君のこと呼び出すんじゃないかしら?」
「えぇ!?」
「だってナギはハヤテ君のことを我慢できるほどの辛抱強くありませんし、
伊澄さんだってナギを止めるよりは一緒になってハヤテ君に・・・ふふっ」
要するに二人は状況をわきまえるよりも欲望に流されてしまうと言い切るマリアに、
ハヤテはナギの執事としては何か言わねばならない気もするのだが・・・
正直なところ、咲夜の存在があったとしてもマリアの予想を否定することは出来ない気がしてしまう。
いや、むしろ・・・
「それにハヤテ君・・・」
「は、はい?」
クスクスと、いかにも楽しげに笑いながら・・・
「ナギも伊澄さんも、気になるんじゃないかしら?
咲夜さんって・・・どんな顔をして、どんな声で鳴くんだろう・・・って」
マリアにしては酷く状況説明を欠いた発言。
だが、それは勿論わざとのこと。
肩越しにハヤテの表情を覗き見て、彼女は自分の意図が彼に伝わっていること、
つまり―――彼も同じ考えに至っていたであろうことを確認して・・・
「あらあら・・・その分ですと、ハヤテ君も気になってきたみたいですね〜
あ、でもハヤテ君の場合、“どんな感触なのか”が一番気になるところかも、ですわね〜♪」
考えてしまったことを完全に見抜かれて、赤面するしかないハヤテ。
だが、同時に・・・そんなことを考えてしまったことで、
そしてそれを考えさせたマリアの感触のせいで・・・
「ふふ、でも大丈夫ですよハヤテ君。 ナギも伊澄さんも、
きっとハヤテ君の期待通りに準備を整えてくれますからね♪
ですから夜はコレを飲んで頑張って貰うとして、今は・・・」
「わかっていますよ、マリアさん・・・」
マリアの言葉を遮るように、目の前に差し出されていた小瓶を受けとると、
おもむろにキャップを外し中の液体を一気に飲み干す。
「あ・・・あの、ハヤテ君・・・?」
「―――っ、ふうっ・・・ん? どうしましたか、マリアさん?」
「あの、それは・・・夜に・・・」
その液体を飲み干した途端、やたらニコニコと笑みを浮かべ始めたハヤテとは逆に、
マリアは―――先程までのハヤテのように―――ややその笑顔を引きつらせ始める。
「はは、平気ですよ。 マリアさんの調合したこのドリンク、凄い効き目ですからね〜
今から飲んでおけば、深夜になるまで効果は十分に持続しますから♪」
「あ、あの〜、えぇと・・・」
それはマリアもわかっている。
自ら調合したモノだけにハヤテ以上にわかっているのだが、わかっているからこそ・・・
「た、確かにハヤテ君なら、それを飲めば深夜になっても元気だとは思いますけど、
飲んだ直後は・・・」
「そうなんですよね〜♪」
いつの間にかハヤテの肩から手を離し、心なしか後退りつつあったマリアを、
今度はハヤテが抱き寄せる。
「これって、飲んだ直後は効き目が強すぎて加減が利かなくなっちゃうのが難点なんですよね〜♪」
「あ、あは・・・そ、そうなんですよねぇ・・・」
「はい、以前にこれを飲んで直ぐにヒナギクさんとしたときは、
あんまりコレが効きすぎて抑えが利かなくなっちゃいまして、
結局ヒナギクさんのこと、何度も失神させちゃったんですよ♪」
「そ、そうですか、あは、あはは・・・さ、流石ハヤテ君・・・じゃ、じゃあ、私は・・・」
お仕事に―――といいかけたマリアの唇を、ハヤテの唇が塞ぐ。
「んんっ!? ん・・・っ! んんっ! ん―――っ!」
片腕を華奢な肩に回して逃げられないようにしておいて、唇を押し付けながら、
もう一方の手を彼女の尻にあてがってスカート越しに撫で回す。
屋敷の一室であればまだしも、廊下という場所に明らかにそぐわない行為にマリアは思わず身体を固くするが、
早くもドリンクの効果で火照りを感じ始めたハヤテには、
彼女のそんな素振に嗜虐的な欲情を掻き立てられずにはいられない。
マリアの尻を撫でながら器用にスカートを捲り上げ、その内側に手を伸ばし、
「んっ・・・んんっ!?」
指先をショーツの奥へと滑り込ませる。
「ん・・・っ、はは・・・マリアさん、キスして軽くお尻を撫でられただけなのに、もう濡れてきてますね・・・
マリアさんったら本当にいやらしいんですから」
「んぁ・・・ぁ、は・・・ぅ・・・だ、だって、ハヤテ君が、いつも、んぁあっ!?
ひぁ、指っ、ゆびがぁ! ダメ、こんな、廊下でぇ! ひぁ・・・んぅう!」
これからその身に降りかかるであろう仕打ちを怖れてか、それとも期待してか、
愛撫に対して普段より気弱な反応を示すマリアの声と仕草がハヤテの昂ぶりを更に加速させる。
「ふふふ・・・廊下じゃイヤですか、じゃぁ・・・そうですね、そうだ、丁度良いところがあるじゃないですか♪」
「え・・・ひゃっ! は、ハヤテ君・・・?」
一旦マリアの秘所から指を引き抜くと、頼り無げに膝を震わせる彼女をひょいっと抱え上げ、
目をつけた部屋に連れ込もうとすると、
「え、あ、あの、ハヤテ君・・・そ、そこは・・・」
マリアが思わずうろたえた声を上げる。
何故なら、その部屋の扉にはこう記されているから―――“GENTLEMAN”と。
「どうしたんですかマリアさん? あのまま廊下でするのは嫌なんでしょう?」
「で、ですが! ここは、あの・・・男性用の・・・」
「ふふ、だから都合がいいんですよ♪ 今日はクラウスさんもいないし、
ここならお嬢様達もまず入ってこないですしね〜」
確かにハヤテの言う通り。
そこ―――男性用のトイレなら、ナギ達に目撃される心配はない。
だがマリアにしてみれば、ここでこれからすることを思うと・・・
「あ、あの、でも・・・ここで・・・その、するのは・・・」
これまでこの屋敷で暮らしていて、今まで足を踏み入れたことのない空間。
使用するのはハヤテとクラウスくらいで、
しかもハヤテが日々の掃除を欠かさないお陰で清潔そのものの部屋ではあるが、それでも・・・
こんなところに連れ込まれて“される”のは、まるで・・・
「レイプされるみたい、ですか?」
「―――っ!」
マリアの考えを見通したハヤテがクスクスと笑う。
ハヤテにしてみれば、それは見通したというよりもそう思わせるように仕向けたワケだが、
コトが思い通りに運びつつあることに満足げな笑みを浮かべつつ、
ドリンクで昂ぶる欲をもう少しだけ抑えて言葉弄りに興じることにする。
「どうですか、たまにはこういう趣向もいいんじゃないかと思うんですが」
「い、イヤ、そんなの・・・んぅう!」
ハヤテはマリアを洗面台に寄りかからせると、
彼女の訴えに耳を貸すことなく先ほどの続きを再開する。
「ひっ・・・ぁあ! や、ん・・・こんな・・・ところでぇ・・・ダメです・・・っやぁあ!」
すっかり慣れた手際でマリアに抵抗する隙を与えることなく、
既に潤っている彼女の秘所に二本の指を滑り込ませ、突き立てる。
それだけでびくんっ、と背を仰け反らせてしまう彼女の中をそのまま軽く掻き回してやると、
洗面台を背にしたマリアは後退ることも出来ず、
イヤイヤと首を振りながらなまめかしい声をあげることしか出来ずにいるが・・・だが、ハヤテにはわかっている。
そんな被虐的な色気を浮かべる彼女は・・・
「ふふ、マリアさんって、本当に凄いですよねぇ」
「ひん・・・っ、あ、ふ・・・ぅう! な、何が・・・ぁあ!」
「いやぁ、虐めるのも虐められるのも、どっちも大好きなんですからね〜♪」
「んく・・・うっ、そんな・・・ちがっ! 違いますっ!」
紅潮した頬に潤んだ瞳、口の端からはかすかに涎を垂らしながら、
マリアは必死にハヤテの言葉を否定する。
「ふふふ・・・ココをこんなにさせておいて・・・説得力ありませんね〜♪
ほら、もうこんなにびしょ濡れですよ?」
「ひぁっ! あ、は・・・ぁあ! し、知りませんっ! んく・・・んあぁ!」
くち・・・くちゅ・・・ちゅぷっ・・・ちゅくっ・・・
ハヤテの指とマリアの秘所が奏でる卑猥な音が彼女によく聞こえるようにと、
ハヤテの指使いは徐々に激しさを増してゆく。
「ほら、どんどん溢れてきますよ♪
まだまだ前戯だっていうのにコレじゃあ、これから大変ですよ〜♪」
楽しそうに笑いながら、ハヤテはマリアの膣内に埋めた指を巧みに動かして、
少なくとも表向きには彼女の望んでいない快楽を注ぎ混み、乱れさせる。
「い・・・っひゃあ! だめ、こんなところ・・・ダメですっ!
こんな、ところでっ! わたし・・・っく! んぁ、やぁあ!」
「ですがマリアさん、そんないやらしい顔や声でダメだなんて言われましても・・・
僕には“もっとして”って言われてるようにしか聞こえませんね〜」
「ふぁ、いひぃ! ちがっ! や、んぁあ!」
「だからもっと激しくしちゃいます♪」
「ひ・・・や、ハヤテ君、やめ・・・っあぁああ!? ひぁ! やぁあ!」
膣内の指をより激しく動かして、ハヤテはマリアを思うがままに狂わせる。
いくら指で彼女をよがらせたところで、ドリンクで膨れ上がったハヤテ自身の昂ぶりが満たされるワケではない。
むしろ、早くその先に進みたい。
この乱れてなお美しいメイドさんを貫いて、存分に注ぎ込んでやりたいと思って止まないのだが・・・
「んぅう! うぁあ・・・ぁあっ! ゆびっ! も、動かしちゃ、だ、ダメですっ!
はげしっ! ひゃあっ、んぁあぁあ!」
「はは、マリアさんったら酷い乱れようですねぇ。
これからもっと酷いコトをされるっていうのに、今からこんなじゃあこの後タイヘンですね〜♪」
「やぁあ! やだっ! ダメ、だめですっ! こんな、これ以上・・・っぁあ! も、やめ、ひぁあ!」
がくがくと身体を揺らしながら淫らな泣き声をあげる彼女が本気で嫌がっていないことなどハヤテはわかっているし、
マリアだってハヤテがそう見抜いていることなど最初から気付いている。
ハヤテの用意したシチュエーションに恥ずかしさや驚きを覚えたのは事実だが、
彼女はそれを受け入れて・・・ハヤテの望むままにその状況に酔い、溺れているのだ。
だからこそ・・・ハヤテはそんなマリアの為にも、そして自分自身の欲求の為にも、
己の衝動を出来るだけ抑え込んでこの“シチュエーション”を最高のカタチに仕上げてやろうとしているのだ。
とはいえ、煮えたぎるような衝動はマリアの恥態を前にして何時までも抑えておけるものではない。
焦れる心は無意識に彼女に埋め込んだ指の動きを粗くして、
普段の彼らしからぬ粗暴な指使いがこの状況に溺れるマリアの被虐心をより一層、刺激する。
「ひっ!? はやっ! ハヤテ君っ! そんな、ゆびぃ! 激しっ!だめ、ダメぇえ!
ひゃあっ! こんなぁあ! ひぁああっ!」
「そんなに激しいのがスキなんですか〜
じゃあ・・・こうしてあげますっ!」
「いひぃ!? や、やめ! ダメぇぇえっ! はげしっ! うぁ、んぁあぁあ!
こんな、こわれちゃっ! いやぁあああ!」
年上の憧れのヒト・・・毎晩のように身体をむさぼりあう関係になっても尚、
そんなイメージを抱き続けているメイドさん。
そんなマリアを男子トイレに連れこんで、身体を弄び泣き叫ばせる・・・
彼女に対して抱いているイメージがしっかりしていればいる程に・・・マリアが泣き叫ぶ声は、
ハヤテの嗜虐心をどうしようもなく掻き立てる。
「ひは・・・っ! はや・・・くんぅ! 無理っ! も、わた・・・ぁああ!
はげし・・・すぎてぇ! もう・・・もぉ・・・!」
「もう、どうしたんですか?」
がくがく震え涙で瞳を潤ませるマリアの顔を覗き込むようにして、
「もしかして・・・こんなところでこんなコトわされて、
イっちゃいそうなんですか〜?」
意地悪げに問いかけてやると、
マリアは紅潮した頬を更に紅くして・・・
「―――っ! それは、ぁああっ! だって、こんな・・・されたらぁああ!」
もはやハヤテの言葉責めに反論する余裕すらなく、
マリアは涙とよだれを垂れ流しながら羞恥と悦楽に溺れむせび泣く。
ぐちゅ、ぐりゅ、とひわいな水音を立て続ける彼女の秘所もまたはしたなく愛液を垂れ流し、
くわえ込んだハヤテの指をきゅうきゅうと締め付ける。
「ひぁあ! んぁあぁあっ! もうだめ! ダメぇぇえ! かきまぜちゃ、ぁああ、うぁあああ!
こんなのっ! わたし、ひぃんっ! やぁああ!」
そんな反応からマリアが今まさに達しようとしていることがハヤテには手にとるようにわかるから、
トドメを刺すタイミングも完全に把握できている。
だからこのまま達させることも簡単だが・・・
敢えてハヤテは二本の指で掻き回されてトロトロの蜜を滴らせるソコの、少しだけ上にある小さな芽に、
親指で微かに触れてやる。
「―――っひぁああ!? や、やめぇ! ソコは、ソコはぁあ!」
スカートの下で見えなくとも、間違いなく膨れきって敏感になっているソコに、
敢えてイかないギリギリのタッチで触れてやるのは、ソコでイかせるというハヤテからの宣告。
もはや文字通りハヤテの指先一つに支配されたマリアは、
これからイかされる羞恥に身体を固くして、
これからイかされる悦びに蕩けた瞳に欲情の光を湛え・・・
マリアの心身が絶頂を迎える―――ハヤテによって迎えさせられる準備を終えたことを確かめた上で、
ハヤテは彼女の蜜壺を泡立て掻き回す指を緩めることなく、
もう一度ゆっくりと親指を膨れた芽へと伸ばし、
つん、と軽く触れて―――
「ひ・・・ぁ・・・!」
びく、と身体を固くしたマリアを焦らすようにそのままの状態でしばし指を止めて、
彼女が戸惑いの色を浮かべたその瞬間、そこを“ぐり”と押しこねて―――
「――――――んあぁあああ!」
がくんっ、と大きく身体を揺らし、背をのけぞらせて甲高い叫び声を上げて・・・
やがて、突っ張っていた身体はくたり、と弛緩して、
「ぅぁ・・・・・・ぁ」
洗面台に預けた身体をひくひくと震わせながら、 マリアはハヤテに与えられた絶頂の余韻に浸っていた。
だが・・・一方のハヤテはというと・・・
「マリアさんったら、まだ指だけだっていうのに凄いイキ様ですねぇ・・・
あは、もうマリアさんのパンツ、愛液でぐしょぐしょですよ♪」
「ぇ・・・・・・や、なに・・・」
茫然としているマリアに容赦なくハヤテは彼女のショーツを引きずり下ろして足から抜き取り、
蕩けきった顔の横に置いて見せる。
その、びっしょりと濡れている白い布地が何なのか、
それがそこに置かれているというのがどういう意味を示すのか・・・
絶頂の余韻が引くにつれて、少しずつマリアの理解が追い付いてくる。
そんな彼女の意識の覚醒にタイミングを合わせたかのように、
かちゃ、かちゃ・・・と音がして・・・
「は・・・はや・・・・・・くんっ!? や、ひ・・・な、何を・・・!」
やっと意識がはっきりとしたマリアの眼前でハヤテはベルトを外しファスナーを開いていて、
そこから取り出されたモノは、マリアの目には・・・
「ナニをって、それこそナニを言っているんですか?
毎晩マリアさんをいじめたり、マリアさんにいじめられたりしてるモノじゃないですか♪」
「で、ですが! そんな・・・」
確かにハヤテの言う通り、あの晩から2週間ほど・・・
毎晩のように抱き合い、その秘所や口で・・・彼のそれを何度己の中に受け入れてきたか、
数え上げたらキリがない。
だが、だからこそわかることがある。
「だって、いつもより・・・その・・・大きさが・・・」
今目の前にあるハヤテのソレは、何時もよりも・・・大きいのだ。
何も、一回りも二回りも大きくなったワケではないが、
マリアの身体は、女性器は“いつもの”ハヤテのサイズに慣らされてしまっている。
だから、僅かでもそれより大きなモノを、
しかも今、被虐的な悦びに溺れ絶頂まで迎えさせられてしまったソコに突き込まれてしまったら・・・
狂わされてしまいそうな恐怖と、狂ってしまうくらいに激しく犯してもらえるという期待。
背反する二つの心に思考は乱れ、なにも出来ずにいるマリアのスカートが不意に捲り上げられて、
濡れそぼった秘所が露にされる。
「ひ・・・ま、待って! ハヤテ君、私・・・!」
「ふふ、何を言っているんですかマリアさん」
マリアの訴えになど全く耳を貸さず、ハヤテは彼女の両足を抱えあげ、割り開き・・・
「僕はあの特製ドリンクを飲んで、直ぐにでもマリアさんのことをメチャクチャに犯したかったのに、
ずっと我慢して指だけでマリアさんをイかせてあげたんですよ?」
「ひ・・・」
割り開いた両足の間に身体を入れて、剥き出しになったマリアの性器に己の性器を近付けて・・・
「だからもう、一秒だって待てませんよ・・・思いっきり・・・犯してあげますよっ!」
「やめ、待っ・・・・・・ひやぁあああぁあっ!」
ずんっ!
マリアの垂れ流す蜜が飛沫になって飛び散る程の勢いで、
ハヤテはギチギチに張り詰めた肉の槍をマリアの膣に突き立てる。
「ひぎ・・・ぃひいっ!? やぁあっ! 大き・・・かたぁっ! はげしっ!
ダメ! ひぁああ! んぁ、やぁああ! こんなのダメですっ! ダメぇええ!」
ずちゅっ! ぢゅぶっ! ぎちゅっ! ぐぷっ! じゅぶっ!
昂ぶりに昂ぶったハヤテには、もはや自分にブレーキをかける気など微塵もなく・・・
「やぁああ! だめぇっ! こんな、んぁあああ! こわれっ! こあ、やあぁああ!」
マリアの表情にも泣き声にも構うことなく、
ただひたすらに腰を動かして己の欲望を満たす為だけに彼女の身体を、膣を使う。
あの夜、マリアが便宜として言った“一流の執事”の条件―――客や主、
いや、女性を悦ばせるのも執事のたしなみであるということ―――
それをいつも意識しながらマリアやナギ達と交わっていたハヤテだったが、今は違う。
限界まで膨張した欲望の滾りを吐き出す為にマリアの膣をメチャクチャに突き上げるハヤテの姿は、
余りにも一人よがりで利己的で・・・
正に、ハヤテはマリアを犯していた。
「やだぁあ! もうやっ! いやぁああ! ハヤテくんっ、やめっ! ひぐ、ぅあぁああ!
許し・・・やぁああっ! ひぁ! いひぃっ! だめぇええ!」
普段であればハヤテを楽しませてくれるマリアの泣き顔も泣き声も、
今はどうでもいい・・・雑音でしかない。
だから―――
「は・・・はっ、声が大きすぎますよ、マリアさんっ、
折角男子トイレに連れこんであげたのに・・・っ!
外に声が漏れちゃいますよ」
「だ、だってぇえ! わたっ、んぁあ! ひゃあああ! こんな、こんなぁあ! 無理ですっ! 声っ、抑えられなぁあああ! ひんっ! いやぁああ!」
「っ、仕方ないですね・・・じゃあ・・・」
ハヤテは少しも腰の動きを緩めることなく、
まるで初めからそのつもりでいたかのようにマリアの顔の側に置いたショーツを手に取って・・・
「ふぁああ! だめぇえ! こわれちゃ、あぶっ!?
ふぶっ! んぐっ、んむ―――!?」
湿った布地を丸めると、止まることなく嬌声を発し続けるマリアの口に無造作に捻じ込む。
「ははっ、これでやっと静かになりましたね〜♪
じゃあこれで、心おきなく・・・犯してあげられますねっ!」
叫ぶことすら許されなくなったマリアは、
くぐもったうめき声をあげながらハヤテの一方的な劣情を一身に受けとめることとなる。
「んぶ、んむぅ! ん―――っ! んぐ、んんん―――!」
ずちゅぐちゅぎちゅぐぷずぶずちゅずぶぶ・・・
ハヤテの手加減無しの抽送にも、大理石で出来た洗面台はぎしり、とも揺らぐことはなく、
故に・・・ハヤテの劣情が産み出すエネルギーは何処にも逃げる余地は無く、
余すところなく全てマリアの身体に刻み込まれる。
「んむぅ! んん―――っ! んんん――――――っ!」
ハヤテの抽送に合わせてマリアの身体はガクガクと揺れ、
そして時折びくんっと大きく跳ねたかと思うと硬直して・・・弛緩したかと思えば、
再びハヤテの抽送に合わせてがくんがくんと身体を震わせる。
今もまた、
「んぐっ! んぶ―――っ! んんっ! んむ―――――――――っ!」
背をのけぞらせ目を見開いて、指先から爪先まで全身をぎゅっと固くして・・・
「・・・っ、ん・・・んん! んんん! んむっ! ん―――!」
一瞬、虚ろになった瞳も止むことのない抽送によってすぐに光を取り戻し、
激しく髪を振り乱しながらハヤテに許しを請うように首を左右にふりたくる。
こんなにも乱暴に、身勝手に身体を使われ、犯されているというのに・・・
いつもより大きく、それだけ充血しているからなのか、普段よりも更に固い・・・
そんな凶器のような肉の楔が秘所に突き立てられ、膣内を掻き回す度に、
マリアの身体には抑え難い程の喜悦が注ぎ込まれ、電撃となって全身を駆け巡る。
そんな強烈過ぎる刺激を、何度も何度も何度も・・・際限なく注ぎ込まれ続けて、
平静を保っていられるハズがない。
マリアは口を塞がれてからもう既に、幾度も絶頂を迎えさせられていたのだった。
いや、むしろ絶頂に突き上げられたまま、降りてくることを許されなかった。
「んぶっ! んお・・・んぐ! んん! んむ――――――っ!」
繰り返される絶頂の度に意識が遠のきかけ、
だが絶えることなく繰り返される抽送によって注がれ続ける悦楽の電流が、
意識を手放すことを許してくれない。
脳が焼けてしまいそうな快楽に悶え溺れながら、
マリアはハヤテの劣情の赴くままにその身を貪られ続ける。
お?
677 :
666:2010/07/03(土) 08:07:09 ID:+BnwlVEV
書き込めなくなってたので半端なトコロでで失礼しました。
続き投下しますー
「はぁ・・・っ、あは、はははっ!
マリアさんっ! 凄いですよ・・・締め付けがいつもよりずっと凄いですっ!
きゅうきゅうって、僕のをくわえ込んで締め付けて・・・っ!
は・・・っ、わかってますよ? イきまくってるんですよね!?
こんな風に無茶苦茶に犯されて、感じまくってイきまくるなんて、
マリアさんって本当にいじめるのもいじめられるのも、どっちも大好きな淫乱メイドさんなんですねっ!」
「んんぅ! んぶ、んぐ・・・んんんっ!」
別に言葉責めのつもりなどではなく、昂ぶり続ける心と快感に任せて口をついたに過ぎない言葉だが、
勿論、マリアをそれほどまでに泣き狂わせているハヤテ自身もまた、
同じ様に強烈な快楽を得ているのは言うまでもない。
突けば突く程にますます締め付けがキツくなるマリアの膣内は、
ドリンクの効果で欲望のタガが外れかけたハヤテを獣に変えてしまうのに十分過ぎる程に・・・甘美だった。
いつもなら思わずごくりと喉を鳴らしてしまいそうなくらいに乱れたマリアの表情も気にせず、
脳がくらりと揺れてしまいそうな彼女のひわいなあえぎ声を楽しもうともせず、
ハヤテはただただ腰を振るいマリアの身体を、膣内を貪り尽す。
しとどに濡れたマリアの蜜壺は、
はち切れんばかりに硬く膨れ上がったハヤテのモノに絡みつくようにくわえ込み、締め付ける。
いつもより膨れ上がっているからこそ、ハヤテが感じるマリアのなかの感触もまた強烈で鮮烈で・・・
そんな彼女の膣内に一刻も早く欲望のたぎりをぶちまけたくて、
ハヤテはただひたすらマリアの中を貫いて、擦りあげて、掻き回す。
「んんぅ! んぶ、んぶぅう! んむ! んむ――――――!」
激しくすればするほどマリアのくぐもったうめき声もまた激しくなり、
達する度にマリアの膣はきゅうきゅうと締まりハヤテのモノに絡みつく。
ハヤテが突けば突く程に二人は強く結びつき、
ハヤテは更に強い快楽を貪り・・・マリアは強すぎる快楽に悶え泣く。
だが、マリアにとっては終わりがないのではないかと思えてしまうような絶頂の連続の最中に、
ハヤテもまたマリアの中で限界に向けて登り詰めてゆき・・・
たぎりにたぎったモノを彼女のなかで解き放ち注ぎ込むべく、腰の動きを更に加速させる。
「ん―――っ! んぶぅ! んんんんっ! んむぅ! んん―――っ!」
繰り返し絶頂の高みへと突き上げられて意識が飛びかけそうなマリアだが、
2週間前のあの晩から毎日のように抱き合い、交わってきたハヤテのことは彼女の身体が理解している。
ハヤテがラストスパートに入ったことを半ば無意識に察知して、
注ぎ込まれるものを溢さぬよう、ハヤテの射精を促すように、
マリアの膣内はこれまで以上にハヤテのモノを締め付ける。
それだけではなく、腕を背に、足を腰に回し、ハヤテの身体にしがみつくようにして、
マリアは全身でハヤテが果てるのを迎え入れるかのように待ち受ける。
例え強すぎる悦楽で乱れ狂い、意識が焼き切れそうになったとしても、
女としての悦びを覚えてしまったマリアの身体はハヤテとの交わりがもたらす快楽を最後の一滴まで求めてしまうのだ。
「ふむっ! んぶ、んぅ―――! ん・・・んむぅう!」
そうやってハヤテとより強く結び付いたマリアの声は、例え口を塞がれていなかったとしても言葉にはならない。
意味をなさない呻き声を洩らすだけの彼女は、全てを完璧にこなすメイドからは程遠い・・・
悦楽に翻弄されに痴れ狂うただの雌となり、身体の最奥に直に刻み込まれる悦楽の律動に服従させられていた。
そしてハヤテは自分に抱きついて悶え泣くマリアの中で最高の快楽と解放感を味わうべく、
ただひたすら・・・力の限りに腰を振るい、そして・・・
―――びゅくんっ
「ん――――――」
放つ。
「んむっ!? ん・・・んぅ・・・!」
びゅくくっ! びゅくんっ! びゅるびゅるびゅるびゅるっ!
「んんんっ! んむ――――――――――――っ!」
ついに昂ぶりが頂点に達したハヤテは、それまでと同様に己の欲望に任せ、
躊躇うことなくマリアの膣内へと精を放つ。
マリアの精力剤のせいで普段よりも明らかに長く続く射精の間、
ハヤテは自分のモノを締め付けるマリアの膣内の感触と、そこへ射精する快感とに酔い痴れる。
一方のマリアは・・・
「んぶ! んぐぅっ! んんんっ! ん――――――っ! ん・・・んんん――――――」
何度も達してしまい敏感になりすぎている秘所に思い切り精液を注ぎ込まれ・・・
もう何度目とも知れぬ絶頂へと突き上げられる。
薬の作用でいつもより硬く大きくなったハヤテの肉茎は、マリアの中で容赦のない脈動を繰り返しポンプのようにドクドクと精液を注ぎ込んでくる。
放たれる精の勢いは今までになく激しく、注ぎ込まれる量もまたこれまでマリアが体験したことがないくらいに多い。
その上、イかされ続け敏感になりすぎているマリアには注ぎ込まれる精液の熱さすらいつも以上に感じられ・・・
「――――――――――――っ!」
次々に注ぎ込まれる煮え滾る粘液は荒れ狂う濁流のごとくマリアの膣を、子宮を蹂躙し、
彼女はもはや声を上げることすら出来ず・・・ハヤテの射精が終わるまで、意識が飛んでしまいそうな極限の悦楽に心身を焦がされ続けるのだった。
マリアの中で思うままに果てたハヤテは、繋がったままで射精の余韻を十分に味わっていた。
薬の効果は一回の射精で失われたりはしないが、
それでも一度果ててしまうと精神的にはかなり落ち着くことが出来る。
獣のようにマリアを攻め立て思うがままに快楽をむさぼらせていた劣情の波もすっかり引いて、
ハヤテは彼女の中からゆっくりと己のモノを引き抜く。
「ん・・・・・・っ」
先程までの行為に比べればほんの僅かな刺激、だがそんな刺激にも敏感に反応してしまうのか、
マリアがか細い声を上げる。
それを聞いてハヤテは―――ハヤテともあろうものが―――やっと、
自分が散々に嬲り尽くした彼女のことに気付く。
「あ・・・マリアさん・・・」
「ん・・・んん・・・」
洗面台に仰向けにされたままのマリアは、ハヤテの激しい責めによって何度も絶頂に突き上げられた末、
今はぐったりと脱力したように横たわっている。
未だ紅潮したままの顔は涙と涎で汚れ、口には相変わらず彼女自身のショーツが詰められたままで言葉こそ発せずにいるが、
ハヤテに向けられた視線には力なくとも恨みがましげな意図が込められているのが伝わってくる。
ハヤテは今更ながらにちょっとやりすぎたかな、と内心で苦笑しつつ、マリアの言葉を封じていたショーツを
取り除いてやると、
「かは・・・ぁ、は・・・はぁ、はぁ・・・っ」
彼女自身の愛液と唾液でぐしょぐしょに濡れた布から開放されたマリアは、
悦楽に翻弄されて泣き悶えたせいですっかり足りなくなった酸素を求めるように、弱々しく乱れた呼吸を繰り返す。
やがて息も整うと改めてハヤテを睨むように見つめて、
「もぉ・・・ハヤテ君、いくらなんでも・・・激しすぎですよ・・・ぉ」
弱々しい声で不満を口にする。
マリアの非難めいた声に多少の申し訳なさを感じはするが・・・
「ほ、本当に・・・激しすぎて、気絶しちゃうんじゃないかって・・・思ったんですからね・・・」
だが一度射精したことで落ち着いたからこそ、悶え乱れた後のマリアの表情に滲む被虐的な色気を愛でる余裕も生まれ、
そんな彼女を前にしたハヤテは改めて・・・
「だいたいハヤテ君、あのお薬は疲れた時に飲むものであって、元気なうちに飲んでしまったら・・・」
「マリアさん」
マリアの言葉を遮るようにハヤテは彼女の名を口にして、ずい、と顔を寄せる。
「え、あ、あの・・・ハヤテくん・・・?」
憔悴したマリアはハヤテの唐突な行動に一瞬、理解が追い付かなかったが、すぐに・・・間近に迫ったその表情から彼の意図を察する。
もっとも、察したところで今のマリアにはどうすることも出来ず、僅かに引き攣ってしまった被虐的な美貌は余計にハヤテを駆り立てるだけ。
「何を・・・んんっ!? ん・・・・・・っ!」
胸を突く衝動にどこまでも従順に、ハヤテはマリアの唇を塞ぎ、舌を絡め彼女の甘美な口腔を蹂躙する。
「んぶっ! ん、んんっ! んむ・・・・・・っ、ぷぁ、かはっ! げほっ! けほっ、かは・・・・・・っ」
絡み合う舌と舌で練り混ぜられた二人分の唾液は重力に従って下になったマリアの口腔に溜まり、
不意に唇を開放されて一気に吸い込んでしまった空気と共にそれは彼女の喉へと流れ込む。
当然のごとく涙目になって咽返るマリアの姿をハヤテは嗜虐的な微笑を浮かべつつ眺めながら、今は敢えてそれ以上の手出しはせず、逸る心を抑え彼女が落ち着くのを待つ。
先ほど存分にマリアを犯しぬいたハヤテだが、彼女の被虐的な美しさを前にして劣情は際限無く湧きあがり、
精を放って間もないはずのモノは既に固く反り返ってマリアを貫き悶え泣かせる凶器としての準備を整えている。
だが、それでもハヤテは待つ。
「かは・・・っ、はぁ・・・っ、は、ハヤテくん・・・だめ・・・ダメ、ですよ・・・きょ、今日は咲夜さんがいらっしゃるのですから、もう、準備を・・・しなきゃ・・・、だから、お願いです、ハヤテくん・・・」
泣きそうな声で懇願してくるマリアだが、そんなことをしても・・・そんなことをすればするほど、
ハヤテのサディスティックな劣情を増長させてしまうことは、彼女にだってわかっている。
わかってはいても・・・今のマリアにはそれしか出来ないのだ。
身体は既に反応している。
これからされるであろうことを理解して、期待して・・・全身はぞくぞくと疼き、
己の蜜とハヤテの精液とでどろどろに濡れた秘所からは更に愛液が滴ろうとしている。
そして心は、何度も絶頂に突き上げられるあの感覚を思い出し、今度こそ気絶してしまうのではないか、
おかしくなってしまうのではないかと怯え慄き、もはや冷静な思考など出来るハズもなく・・・
ただ、ハヤテを喜ばせるだけだと知りながらも、泣き声で訴えることしか出来ないのだ。
「ふふ、大丈夫ですよ、マリアさん。
咲夜さんはほら、いつも神出鬼没にお屋敷にいらっしゃる方ですからね、
お迎えなどしなくても、きっと今頃もうお嬢さまや伊澄さんと遊んでいられますよ」
「で、でも、お夕飯の準備が・・・」
「それも大丈夫、まだ時間はありますし、僕も協力しますから。 それにマリアさん・・・」
そんなマリアをすぐにでも貫き、犯し、悶え狂わせたい衝動はやはりあったが、
一度射精を終えて多少落ち着いたハヤテには、もっと別の欲求があった。
「そんなにいやらしい顔をされたら・・・僕、我慢なんて出来ませんよ・・・♪」
「い、いやらしいなんて・・・! そ、そんな・・・」
もともと紅潮している頬が、羞恥で更に紅く染まる。
完璧、という言葉が似つかわしい年上のメイドが、間違いなく自分にしか見せることのない無防備で被虐的で、そして淫靡な表情。
彼女のそんな顔は自分ひとりで独占したい、他の誰にも・・・お嬢さまにだってお見せするのは惜しい・・・
そんなことを本気で考えてしまうハヤテだったが、ただ一人、見せてもいい・・・いや、見せてみたいと思う相手がいる。
それは・・・
「じゃあ、見てみましょうか♪」
「え・・・きゃ!?」
他ならぬ、彼女自身。
マリアが知っている自分の顔は、きっと鏡の前で澄ましているときの彼女だけ。
では、涙ぐみ怯えた顔、淫らに乱れた顔・・・そんな自分の顔を目にしたら、どんな反応をしてくれるのか。
それこそ、どんな顔を、どんな表情を見せてくれるのか。
そんな衝動に駆られ、ハヤテは洗面台に寄りかかるようにしていたマリアの腰を抱え、その身体を反転させる。
マリアの足は床に届いてこそいるが、先ほどの陵辱じみた行為で足腰には未だ力が入らず、
抱えられていた腕を解かれると目の前の洗面台に倒れこむようにうつ伏せになるしかなく、
辛うじて両腕をついて上体を支えはしたものの・・・
背後にいるハヤテに向けて尻を突き出したようなこの格好では、
スカートを捲り上げれば蜜と白濁で濡れた秘所は丸見え、
まさに犯してくれと言わんばかりの体勢を取らされてしまう。
「や・・・ぁ・・・こ、こんな格好・・・」
実際それはハヤテの意図したとおりの姿なのだが、ハヤテの第一の狙いは別のもの。
彼が口にした言葉通り・・・
「ふふ・・・じゃあマリアさん、この格好でちょっと顔を上げてみてください」
「え・・・」
顔の見えなくなったハヤテの声は優しく、だが間違いなく嗜虐的な笑みを浮かべているであろうと感じながら、
マリアは言われるままに顔をあげる。
「あ・・・・・・!」
そこにあるのは、綺麗に磨かれた大きな鏡。
そして、鏡に写る――――――己の顔。
前髪は乱れ、目尻からは涙、口の端には涎を垂らし・・・怯えたように潜めた眉と、上気して紅く染まった頬。
鏡の中の顔は驚きで多少目を見開きはしたが、それでも弱々しくいじらしい表情であることは変わらない。
そんな、普段から見慣れた顔に浮かぶ見たことも無い表情に・・・マリアは目を奪われる。
―――私は・・・今、こんな顔をしているんだ・・・
ぞくり、と身体の芯から震えが走る。
―――いけません・・・こんな・・・こんな顔・・・これじゃあ・・・わたし・・・・・・
「どうです、マリアさん?」
マリアの背に覆い被さるように身体を密着させながら、ハヤテが耳元で囁く。
鏡の向こうで自分にのしかかるハヤテの顔は、マリアが想像した通りに嗜虐的な微笑を浮かべている。
「驚きましたか? 自分が、こんなにもいやらしい顔をいることを知って」
「そ・・・それは・・・」
驚いたし・・・同時に、認めてしまいそうになる。
こんな顔をしていたら・・・
「でも、これでわかったんじゃないですか? マリアさん・・・こんな顔をされちゃったら・・・」
そう。こんな顔を・・・ハヤテの前でこんな、嗜虐欲を掻き立てるような表情を見せてしまったら・・・
「もう、我慢できる訳、ないじゃないですか♪」
「や・・・・・・ま、待っ・・・あひっ!?」
せめてもの抵抗なのか身体を捩ろうとするマリアだが、その程度でハヤテを跳ね除けることなど出来るハズもなく、耳元に軽くふっと息を吹きかけられただけで上擦った声を上げてしまう。
完全に自分の思い通りになっているマリアの様子に思わず唇の端をつり上げながら、
ハヤテは再びマリアのスカートを捲り上げ・・・
「・・・っ!? や、やだ、やです! イヤ! ハヤテくん、ま、待って! もう・・・」
「ふふ・・・マリアさん、マリアさんの今の怯えるてるような表情も凄くそそるんですが、
僕としてはこっちの方も捨てがたくて・・・なのでしっかり見せてくださいね♪」
「・・・っひぁあぁあっ!」
しとどに濡れた蜜壷を、固く反り返る肉槍で一気に貫く。
それだけで一気に絶頂まで登り詰めこそしなかったが、背を仰け反らせ甲高い声を上げるマリアの姿は、
彼女の中に埋め込んだ肉茎の感触と相まってハヤテの官能を揺さぶり、より一層の興奮を呼び起こす。
「あ・・・ぁ、あ! あ・・・か、は・・・ぁ、は・・・ひ・・・ぃ、や・・・あぅ・・・っく・・・」
ゾクゾクするような性悦に身を震わせながら、今度は一転、ゆっくりとマリアの中から肉茎を引き抜いてゆく。
侵入されたときとはまったく逆の焦らすような断続的な刺激にマリアは首を竦めて下を向き、
涎が垂れ落ちるのも構わずにびくびくと身体を震わせる。
そしてまた雁首のところまで己のモノを引き抜いたところでハヤテは腰を止め、
すかさず力を込めて・・・ずん! と一気に肉槍を膣内に埋め戻すと、
「っひぅううう!」
まるでバネ仕掛けのおもちゃのようにマリアの背中はびくんと反り返り、白い喉を晒して甲高い声を洩らす。
だが、今度はその首にハヤテの手が触れて・・・
「マリアさん、こんなに感じてくれるのは嬉しいんですが、ちょっとだけ鏡のほうを見てください」
「・・・っ、は・・・ぁ・・・・・・?」
膣の中のモノが動きを止めて、緊張が解けたようにがくりと崩れそうになるマリアの首から顎に手を添えて、顔が鏡の正面に来るように支えてやる。
身体の奥の奥、芯から全身を駆け巡る悦楽の刺激に焼かれてマリアの目は焦点を合わせられずにいたが、それも一時的なもの、すぐに本来の視界を取り戻した彼女の目に映ったのは・・・
「・・・ね、マリアさん。 さっきの表情もたまらなかったですが・・・今も、凄いでしょう?」
「・・・ぁ・・・・・・」
眉を八の字にひそめ、薄く閉じた目からは随喜の涙を、だらしなく開いた口からは涎を垂れ流し・・・
それでいて汚さなど微塵もない、女としての艶に溢れた淫らな顔。
例え何も言わずとも、官能の刺激に耐えられず悶え、乱れてしまったことが一目でわかってしまう、そんな顔。
そんな顔が、
「っひぁあ!? や、あ! いひゃあっ!」
ハヤテが軽く腰を振り膣の中を2、3回掻き回してやるだけで、更に淫らに歪み、はしたない喘ぎ声を奏でる。
「ほら、もうマリアさんってば、こんなにいやらしい顔をされちゃうんですから・・・本当にたまりませんよ・・・一回出したくらいで、抑えられるワケ・・・ないじゃないですか・・・」
耳元で囁くハヤテの息が僅かに乱れているのが、マリアには何故かわかる。
ハヤテが冗談や方便ではなく本当に“たまらない”と思ってくれているのがわかる。
自分でも・・・そんな顔をさせられている自分ですら、鏡に映った自分の淫らな顔に・・・劣情を抱いてしまいそうなのだ。
もしいつも隣で眠るナギがこんな顔をしていたら、きっと自分は一晩中でもナギを責め、苛め、
乱れ狂わせてしまうだろう、等と思ってしまう程に。
そんな表情を今、自分がしてしまっているのだ。
それならば――――――仕方無い。
そう、思ってしまった。
思ってしまったら・・・もう、終わりだった。
「だからマリアさん、もっと・・・しますよ。 まだ時間はありますから・・・
僕が満足するまで、マリアさんの身体・・・たっぷりと・・・味わわせて頂きますからね・・・」
ハヤテの手が顎から離れ、マリアの髪留めを外す。
まとめていた髪がほどけ、ふぁさと広がり落ちる。
髪留めを置くと今度は胸元のブローチが外されて、
続いてうつ伏せのままのマリアの身体から器用にエプロンドレスを脱がせ、
ブラウスのボタンを外しブラも呆気なく外して、豊かな胸を露出させる。
自分がどんどん無防備にされてゆく様を鏡を通して眺めながら、マリアは・・・ただ、待つ。
「さぁ、それではマリアさん・・・」
「は・・・っ、あ、く・・・ぅん」
やがてハヤテが準備を終えて、再びマリアの耳元に吐息を吹きかけたとき、マリアの表情はまた先ほどまでとは僅かに変化していた。
自分がこうされることを・・・ハヤテに犯されることを受け入れてしまったマリアの顔は、彼の責めに、淫らな悦びに征服されてしまった・・・雌のものだった。
「ふふ・・・マリアさんもわかってくれたみたいですね♪
では、始めましょうか・・・さっきはマリアさんの膣内の感触を存分に楽しませてもらいましたから、
今度は・・・たっぷりといやらしい顔を見せて下さい・・・はしたない声を聴かせて下さい・・・ね♪」
「は、は・・・い・・・っひぁあっ! あ、ひゃう、んぅう!」
マリアが返事をしたその次の瞬間には、ハヤテの抽送が再開される。
肉槍を蜜壷へ一気に突き込んで、そして雁首まで一気に引き抜く。
再び突き込んで、そして引き抜く。
先ほどと同じ単純な反復運動、一見すると単調な抽送に見えるが・・・他ならぬマリアが、そうでないことを文字通り身をもって知らされていた。
「は・・・っひ、いひゃあぁ! あふ、んく・・・ぅああっ! あ、そこ・・・ぉあ、んぁああ!」
時に深く、かと思えば浅く、唐突に遅く、そして一気に速く。
真っ直ぐに突き込まれたかと思えば、次は微妙に角度を変えて、その次は更に・・・
ただ自分ひとりが快楽を貪ろうとしていたさっきのハヤテとは全く違う・・・
自分だけでなく、自分以上にマリアを感じさせよう、悦ばせよう、悶えさせ・・・乱れさせようという、そんな抽送。
そんなハヤテの性技を抵抗する意思無しに受け入れるから、
「ふぁ、んぁあ! こんなぁあ! も、やあっ! ダメ、ひ、ぃあぁっ!」
ハヤテの期待以上にマリアは乱れ、泣き悶える。
恥も外聞もなく、むしろそんな乱れた自分をハヤテに見てもらいたいとすら思いながら、
マリアはハヤテの肉茎が間断なく刻み込んでくる性悦に本能のままに身を捩り喘いでいた。
だが、それでもまだハヤテは満足しない。
あられもなく乱れるマリアの姿が、肉槍をくわえ込んで締め付ける膣肉の感触が、
ハヤテを何処までも貪欲にさせる。
鏡に映るマリアの淫らな表情とともにハヤテの視線を惑わすモノ・・・
ハヤテの腰の動きに合わせてぷるんぷるんと揺れる豊かな乳房に手を伸ばし、
たわわな果実を包み込む様に片手で揉みしだき、
その頂点ですっかり尖ってしまっている突起を指先でつまみ、転がす。
「ぃうぅ! ひ、ふぁ・・・あくぅ! そこっ! そこ、ぁああっ! んぁああ! ひぁ、やぁあああ!」
膣内を掻き回す抽送だけで激しく乱れていたマリアだが、
それでも新たに加わった胸への愛撫にも敏感に反応し、
ハヤテの前でより一層淫らな顔を晒し、あられもない声を上げる。
そして胸への愛撫に反応したのは表情や声だけではなく・・・
「・・・っ、マリアさん・・・マリアさんの中、乳首を苛めてあげると、
きゅうきゅうって僕のを締め付けてきて・・・本当に、凄い・・・っ」
「んぅう! ひは・・・っ、そ、そんな・・・ぁああ! し、知りませ・・・っあ、うぁああ!」
もう何度も身体を重ねてきている二人のこと、
マリアの身体の癖のことなど今更指摘するまでもなくお互いに知り尽くしているのだが、
それでも敢えて指摘されてしまうと・・・
自分がどれだけハヤテのモノを貪欲に求めているのか指摘されてしまったような気がして、
マリアの中で麻痺していた羞恥心が少しだけ戻って来る。
もっとも、今更それで何が変わる訳でもない。
むしろ、ハヤテにとっても、そしてマリアにとっても彼女の小さな羞恥心など、
互いを貪りあう行為をより刺激的にするスパイスといった程度のモノでしかなく・・・
故にハヤテはそのスパイスを言葉責めという形で軽く使いつつ・・・
「これで、ココも弄ったら・・・どうなっちゃうんでしょう・・・ね・・・っ!」
「っふ、んぁああ! なに・・・何を・・・っひぁあ!? あひぃっ! そこはぁ! そこはぁああ!」
言葉責めなど比べ物にならない刺激を、彼女の身体に直に擦り込んでやる。
マリアの腰を押さえていた手を徐々に二人の結合部へと滑らせて、
愛液の涎を垂らしながらハヤテのモノをくわえ込んだ彼女の秘裂の少し上にある突起・・・
そこを指先で触れるとマリアの身体はびくんと跳ね、一際高い声が上がる。
「そこだめっ! そこはだめぇえ! い、ひぁああ! ハヤ・・・くんっ! ダメ、ほんとにダメぇえ!」
下ろした髪を振り乱し、涙ながらに訴えるマリアの姿に、
ハヤテは早くもぞくぞくするような射精の予兆を感じながら、
腰の動きも両手の指も全く手抜きなどすることはなく、
それどころか再度マリアの耳元へ顔を寄せると、耳から首筋へかけて舌を這わせてやる。
「っあぁあああ! ひぁ、やぁああぁ! ダメですっ! こんな、こんなぁあ!
私、また、イっちゃ、んぁあぁあっ!」
何処までも容赦のないハヤテの抽送と愛撫にマリアもまた絶頂への秒読みが始まったことを感じ取り、
上擦った声でそのことを何の躊躇いもなくハヤテに伝える。
口ではダメと言いながらも、今のマリアはハヤテから与えられる悦楽の虜。
だからこそ・・・彼女のこの言葉には、“早く絶頂まで突き上げて欲しい”という意思表示に他ならない。
ハヤテもまたそのことを理解しているから・・・
「はは・・・っ、大丈夫、ですよっ! まだまだ何度でも・・・いくらでもイかせてあげますから・・・っ!
だから・・・イっちゃって下さいっ!」
「・・・っ! そんな、そ・・・っなぁあ! いひ、ひゃあぁあ! ダメ、だめ、ダメぇえ!
私っ! わたしぃい!」
何も知らずに聞けば、懸命に拒絶しようとしているようなそんな台詞だが、
今更マリアが自分を拒むようなことなど無いことはハヤテにはわかっている。
マリアの言葉がハヤテの劣情を駆り立てる為のものなのか、
単に無意識に紡がれた意味を為さない言葉なのか、それは流石に判断がつかないが・・・
今やもう、どうでもいいことである。
ハヤテはただ彼女を絶頂に導き、そして自分自身も最高の快感を得る為に、
指と舌を存分に動かしながら着実にせり上がってくる射精感に後押しされるように腰の動きを激しくしてゆく。
「ハヤ・・・っあぁああっ! ハヤテくんっ! わたしっ! も、もぉ・・・ダメぇえ!」
ハヤテのモノに膣肉を擦られる、甘美過ぎる快感という電流は子宮を貫き脊髄を駆け上りマリアの脳髄を焦がす。
加えて乳首や秘芽、首筋と、他の性感帯にまで指と舌での愛撫を加えられ、
身体の各所から刻み込まれる快楽の電流はもはや彼女の許容量を超えんとしていて・・・
強烈過ぎる電流が回路をショートさせるように、マリアの脳髄では、
ばち、ばちっ、と、快楽の火花が飛び始める。
意識すら焼き焦がしかねない快楽の電流にマリアはただただ泣き悶えながら、
ハヤテの為すがままに更なる責めを、愛撫をその身に受けつづける。
「んぅう! んぁあぁあ! わたしっ! わたしぃ! もぉっ、イく、イっちゃう! イっちゃいますっ!
もぉ、もお・・・っ! イっちゃ・・・イっちゃぁあ!」
もはや、彼女が限界間近なことは明白。
このまま続けていれば大した時間を置かずとも、マリアは達してしまうであろうが・・・
男としての征服欲が、ハヤテを突き動かす。
今こうして思うがままに美しい年上のメイドを乱れ狂わせるだけでは飽き足らず、
彼女が絶頂を迎えるその瞬間までも支配したい、と。
そんな欲求に流されるままに・・・
鏡の向こうでぼろぼろと随喜の涙を流し今まさに限界を迎えようとしているマリアに向けて、
ハヤテはただ一言・・・
「良いですよ」
耳元でそう囁いて、ずるる・・・と雁首まで引き抜いた肉の槍を思い切り彼女の奥の奥まで突き込む。
「イくっ! イくの、イっちゃいます! い、イっちゃ・・・ぁあぁあああぁあああ!」
とどめとばかりに膣奥まで肉茎を挿し込まれ、マリアの意識に火花が舞う。
全身をがくんがくんと震わせて背を仰け反らせ、甲高く泣き声を上げて―――マリアは、絶頂を迎える。
マリアが達した瞬間、ハヤテのモノをくわえ込んだ秘所も痙攣したように一気に締まりを強め、
ハヤテの射精感を一挙に増大させるが・・・ハヤテはこの欲求をなんとか耐え切る。
これだけで達してしまうには、あまりに惜しい・・・
むしろハヤテにとってこれからが最も甘美な時間なのだから。
「マリアさん・・・鏡、見てください・・・イっちゃった時のマリアさんのお顔も・・・どうです? たまらないって思いませんか?」
「ひ・・・ぁ・・・・・・っ、そ・・・んな・・・ぁ」
絶頂の余韻に浸りかけていたマリアを“こちら”へと呼び戻し、そして・・・
「それじゃあマリアさん、約束通り・・・続けますよっ!」
「ぇ・・・っきゃぁあっ!? ひはっ! あ、やぁあっ!」
小休止していた腰を再び振り動かし、マリアを絶頂間近の快楽責めの最中へと一気に引き戻す。
「んぁああ! だめっ! らめぇえ! ハヤっ、く・・・ぅあぁあ! わたっ、今、イったばかりでぇ!
びんか、ぁあぁっ、びんかんにっ、なりすぎてるからぁ! こんな、んぁあぁ! ダメ! だめぇええ!」
絶頂を迎えて敏感になった身体へと加えられる、過剰な快楽。
先ほども味わわされた、悦楽の頂きから降りることを許されない、絶頂の連続・・・
その、意識が焼き切れてしまいそうな快楽責めの始まりに、マリアは泣き叫ぶことしか出来ない。
「いひぃ! ダメぇえ! また、またぁあっ! わたっ、イっちゃう、イっちゃいますっ!
やだ、ヤなのにぃ! もぉ、ひぁ、あぁあああ! イっちゃ、ぁあ―――――――――!」
そんなマリアの泣き声も、
そして絶頂を迎える度にぎゅうぎゅうとハヤテのモノを締め付けるマリアの膣の感触も、
ハヤテにとっては無上の快楽に他ならず・・・
「――――――っ、イ・・・っあぁ、ぁあああっ! イってます! イってる、イってるのにぃっ!
やだぁ、やめぇええ! っくぁあ! イぁ、ひぁああぁ! また、またイくっ!
イくのっ! 止まらな、ぁあぁあああ!」
もう、止まらない。
マリアがどんなに泣こうが叫ぼうが、ハヤテはもう自分を抑えることが出来ない。
乳房や秘芽を弄っていた両手も今はマリアの腰を押さえつけて、そこに力任せに自分の腰を叩き付ける。
「もぉ・・・っ! もぉだめぇ! ダメ、イく、またイきますっ! イっちゃ、ぁ、あぁあああっ!
ゆるひ・・・っ、ハヤ・・・っ、くんっ、もぉ! 許してっ! もぉやぁあああ!」
「っ、マリアさんっ! マリアさん、僕も・・・僕もっ!」
はちきれんばかりの肉茎でマリアの膣内をメチャクチャに掻き回しながら、
ハヤテもまた絶頂に向けてラストスパートの体勢に入る。
今やマリアの身体はハヤテの肉槍を挿され、抜かれるその度に達してしまう程に敏感になっていて、
そんな彼女の膣内に抽送を続けるハヤテのモノは暴発間近。
あとは、一秒でも長くこの感触を楽しみたいというハヤテの欲求がどこまで射精の欲求に耐えられるかという、
その域まできている。
「ひは・・・っ! イき・・・ぃあぁああ! ・・・・・・っ! ん・・・ぁああ! あ、イ・・・っくぅ!」
マリアはもはや言葉も満足に紡げずに・・・ハヤテに注ぎ込まれる悦楽の電流に感電し、痺れ泣き悶える。
そんなマリアを何度も何度も突き貫きながら、ハヤテはついに己の限界を悟り・・・
「マリアさん・・・僕・・・っ! もう、もう・・・出ますっ! 出します・・・っ!」
背後からマリアの身体をぎゅっと抱き締めて、最後に思い切り腰を打ちつけて、
マリアの身体の一番奥まで届けとばかりに肉茎を埋め込んで・・・
「マリアさ・・・っくぁああっ!」
びゅる・・・っ、びゅくびゅくびゅくびゅくっ!
「・・・ひぁ・・・!? っ、ぁ、っあぁああぁあああぁあ!」
マリアの膣内で、ハヤテは思い切り精液を放つ。
本日二度目となる射精は、それでも十分すぎるほどに激しく、濃く、熱く・・・
「―――――――――――――――っ!」
煮え滾る濁液に膣内を、子宮を蹂躙され・・・マリアはもう何度目かもわからない絶頂へと突き上げられ・・・
彼女は真っ白に染まる意識の片隅で、僅かに・・・ハヤテを感じる。
膣内から溢れる精液の熱さと、背後から抱き締める彼の体温。
「・・・・・・ハヤテ・・・く・・・ん・・・」
「・・・っ、マリア、さん・・・っ、は・・・っ」
声の方に顔を向けると、白く霞む視界にハヤテの顔がある。
ハヤテの顔は射精の快感に酔い痴れているのだろうか、紅潮しうっとりとした表情で、マリアを見つめている。
そんな表情に惹かれるようにマリアは顔を寄せ、互いに唇を合わせる。
そのまま唇を通して魂が吸われてしまいそうな錯覚を抱いたとき、
ハヤテと繋がったままのところから愛液と精液の交じり合ったモノがつぃ・・・と太腿を垂れ落ちる。
「ん・・・ぁ・・・・・・」
その生温かい感触にぞくり、と身体を震わせ・・・・・・マリアの意識は、今度こそ真っ白に染まった。
「・・・・・・ん・・・・・・ぅ」
「気がつきましたか? マリアさん」
「ハヤテ、くん・・・?」
いったいどれだけの間、意識を手放していたのか。
徐々に視界が開け、聞こえてきた声から空白の記憶の前後を辿り・・・
「は・・・ハヤテくん・・・・・・ちょっと、あれはいくらなんでも・・・激しすぎ・・・ですわ・・・」
「あー、その、いや・・・す、すみません! あんまりマリアさんがいやらしいお顔をされてたものですから、つ、つい・・・!」
そう言って謝るハヤテだが、その表情からは、心からの謝罪の意は読み取れない。
実際、あの激しすぎる行為に溺れていたのは決してハヤテだけではなく、
マリア自身もまた受身ではあれど、あの行為のもたらす悦楽の渦に溺れていたのだ。
ハヤテにはそれが理解できているから、彼も今更心からの反省などするハズがないのだ。
「まったく、もう・・・」
「あ、あはは・・・」
だが、男性用のトイレで二人分の体液にまみれたまま気を失ったはずの身体は、
いつの間にか自室のベッドに運ばれていたし、様々な液体によるべとつくような感触も消えている。
「でも、ハヤテ君が身体を拭いて、ここまで運んできてくれたんですよね・・・そ、そこは・・・感謝しておきますわ」
「え、あ、いえ! いやまぁ、その・・・僕が、その、思うままにやったことですから・・・はは」
感謝すべきところは感謝せねばならない。
だが、これでは本当にやられっぱなしで・・・・・・それはそれで、少々悔しい。
「まぁ、いいですわ・・・それより、そろそろお夕飯の準備をしなくてはなりませんね。
ハヤテくん? 手伝って頂けますよね?」
「へ? あ、は、はい! 喜んで!」
マリアは身体を起こすと、まるで先ほどまでの件からは頭を完全にきりかえましたわ、
とばかりに立ち上がり、ハヤテを引き連れて厨房へと歩き出す。
後に続くハヤテもまた、そんなマリアの姿を見て、同じように仕事モードに頭を切り替える。
だが・・・
「でも、私があんな顔をするなんて知りませんでしたが・・・ハヤテ君も、なかなか魅力的なお顔をしてるんですよ?」
「え、何か言いましたか? マリアさん?」
「ふふ、何でもありませんわ♪」
やられたコトは、きっちり“のし”をつけてお返しして差し上げねばなりませんわね♪ と、
さっきよりも更に小声でマリアは楽しそうに呟く。
何処に連れ込んで、どんな風にしてあげましょうか・・・
そんなことを考えながら歩いていると、不意に―――
「―――っ!?」
びくんっ、とマリアの身体が揺れる。
「マリアさん?」
「な、なんでもありませんわ♪」
つぃ、っと。
太ももを伝わり落ちる熱い液体の感触が、マリアの意識を先程の行為へと呼び戻す。
流石のハヤテも、膣内に残った己の精液までは清めてはくれなかった様で、歩いている間にそれが垂れ流れてきたのだ。
その感触に、マリアは背筋を微かに、ハヤテに気取られない程度に震わせながら・・・
「苛めるのもいいですけど・・・また、苛めれるのも・・・素敵かも・・・しれませんわね♪」
マリアの後を歩くハヤテには見えなかったが・・・もしも見られてしまったら、この場でまた押し倒されてしまうような・・・そんな表情で、マリアは小さく呟いた。
689 :
666:2010/07/03(土) 09:24:03 ID:+BnwlVEV
以上となります。
このスレに以前投下させて頂いたSSの続きでありつつ、
実は過去に、ハヤテのオンリーイベントで頒布させて頂いたモノなのですが、
2年前だし5部くらいしか人手に渡らなかったので、
時効かなということで投下させて頂きました。
最近こちらに投下が滅多にありませんので、
枯れ木も山の賑わい的に見ていただければ幸いです。
では、失礼しました。
おk。GJでした。
続きの咲夜もぜひお願いしたい
なにか
>>689の喜ぶ事をしてあげたいんだけど、なにがいいかな?
スレを捨てておいて、人気が無くなった頃にノコノコ戻ってくるなんて
最低な書き手だな
そんなにマンセーされたいのか
こんな有様になっても投下してくれるのはありがたいです
まあスレから職人が居なくなった時に投下したら神だからね
書いたのは大分前みたいだし、ずっと最適なタイミングを虎視眈々と狙ってたんだろう
そしてお前みたいなゴキブリの所為でまた過疎って職人が投下してゴキブリが涌いて・・・というループが起きる訳だな
697 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 22:40:44 ID:WQYjTB6j
マリアさんエロ過ぎ・・・
咲夜がどれだけエロくなるか楽しみです。
>>689 エロいな!
こんなイイものが五部とは勿体無い
ほかに書いたのがあったら読みたい
自演で賑わってきたな
700 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/04(日) 18:49:05 ID:HhA1hI3B
>>689 !!!
久し振りに見たら保管庫の黒マリア×ハヤテのお方か!
通りで超エロいと思ったぜ……超GJ
最近千桜が目立ってきてるし、ここは『咲夜+千桜』の主従丼を・・・
誰かロリアちゃんのエロ頼む
いいんちょがエロい
ハーマイオニーのエロきぼん
誰かハルさんのエロ頼む
頼む
709 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 15:12:02 ID:YuU75F9r
2chエロパロ()板完全敗北wwwwwwwwww
ひなたのゆめ大勝利wwwwwwwwwwwww
くやしいのうwwwくやしいのうwwwwwwww涙ふけやよwwww
>涙ふけやよ
これがひなゆめ住人の文章レベルか……胸が熱くなるな
そこはかと雅な響きが
(゜o゜)
誰か伊澄たんのエロ頼む
か
そ
718 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 13:19:27 ID:Q1FjBf2P
あげ
719 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 23:10:13 ID:nOqYVRRo
単行本発売されても投稿ゼロwwwwww
エロパロ板()完全敗北wwwwwww
誰か書いてよ
ここだけじゃない、ひなたのゆめも最近過疎ってる。つまりどういうことかはお察し下さい。
なん…やて……
…
724 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 09:46:12 ID:7vZZuRmU
あげ
さげ
ほ
727 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 15:44:39 ID:GCZncceY
昔みたイラストでヒナギクがハヤテになにかで敗北して木に晒し者にされるイラストみたんだが何か知らない?
ほ
し
ゅ
う
し
完成してるとこはじめて見た
て
736 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 21:36:53 ID:AbMH8SN7
誰かハヤ×愛歌プリ〜ズ
737 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 00:26:03 ID:GfwoTM4i
生徒会奴隷化するような鬼畜ハヤテプリーズ
ハヤテ×ハルさん頼む
天
740 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 00:27:59 ID:sa029Jax
あ
さ
742 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 19:50:18 ID:P/btLPdM
今更ながらヒナハムとの3Pの作品てないんだな
ハルさんは?
マダァー
ハルさ〜ん
ほ
し
748 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:49:56 ID:KCxZlirf
ハルハル
ほ
751 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 16:53:06 ID:+e1cGC9q
も
752 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 09:38:10 ID:biMWanmE
なんだかひどい過疎
753 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 22:08:17 ID:Eo1x/kKP
ハルさん
754 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 19:57:35 ID:DS8Mjze5
ヒナハムラバー
ハルさんマダアー
ほ
し
ゅ
乙
過疎ってるね…
脳内妄想だけでお腹一杯なんだろう
誰かルカたんでエロパロ頼む
ほ
764 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 02:23:26 ID:DpUdEiJI
「ハヤテ君・・・」
「ヒナギクさん・・・」
彼らは数分、見つめあった。
まるで夢のようだった。
【ハヤテ君とエッチできるなんて・・・】
彼らはただ抱き合っているだけだ。
「そろそろ始めましょうか」 「うん・・・」
ハヤテは体勢をゆっくりと変える。
「それではいれますよ。」
ハヤテは自分の物をやさしく花園の中へ挿れた。
「くっ・・・ くはぁ はぁぁぁん!」
気持ちよかった。でも痛い。 でも気にしない。愛する人の物なのだから・・・
「大丈夫ですか? ヒナギクさん。」
微かにだが彼の声が聞こえる。 あの優しい声が。
私は意識を取り戻して言った。
「だ、大丈夫よ・・・ だ、だから続けて・・・」
「はい!」
彼はゆっくりと腰を振り続ける。
「ひゃぁ! はぁぁぁぁん!! いいわ! イクっ!イクっ! あぁぁ!」
彼女はイッてしまった。 もちろんハヤテも。
結合部から血と汗と精液が流れ出す。
先にハヤテは目を覚まし、まわりを片づけて、そして
「ヒナギクさん、愛してますよ。」
そういって口づけをし、部屋を出ていった。
誰かルカたんで頼む
マダアー
768 :
>>764です。 ナギ×一樹 :2010/11/28(日) 02:08:08 ID:i2J5Rd/+
「な、ナギさん!」
彼の名は一樹、三千院家のお嬢様に恋い焦がれているのであ〜る。
「お、おまえは・・・」
「ひとりなんでしょ? どっか遊びにいこうよ!」
目を輝かせる少年に圧倒され、ナギは頬を赤く染め 「あ、遊ぶだけだからな・・・」 とつい、口に出してしまった。
「本当!? じゃあ何処行こうか?」
「そんなのどこでもいい。 ただ、ちゃんと楽しませろよ。」
「了解! じゃあ行こっ!」
ナギの手をつかみ、一樹は歩いてゆく。
769 :
ナギ×一樹:2010/11/28(日) 02:17:36 ID:i2J5Rd/+
ナギは顔が真っ赤だった。
まだふたりは手をつないだまま歩いている。
「あの・・・その・・・」
「何?ナギさん。」
満面の笑みで振り返る。
「いや・・・その・・・なんでもない。」
「そう? あっお腹すいてない?」
「あ、ああ。」
昼食前に、マリアと喧嘩し、何も食べていない。
「じゃあ僕がおごるよ。」
そうしてふたりはファミレスに入った。
770 :
ナギ×一樹:2010/11/28(日) 02:28:00 ID:i2J5Rd/+
「あ〜お腹いっぱい。 ナギさんはおいしかった?」
「まぁな。」
その後、ふたりは色々な所へ行った。
ゲーセン、デパート、屋上の遊園地・・・ どれもが楽しかった。
「あぁ楽しかった。もうこんな時間か〜。それじゃナギさん、僕が送ってくよ。」
「あ、ああ。」
ナギは既に一樹の虜になっていた。
「あの・・・おまえん家いっていいか?」
正直、一樹は驚いたが 「いいよ。」そういってナギの手をつかみ、引っ張っていった。
「ただいま〜 って、あれ? 誰もいないのかな? まぁいいや。どうぞ。」
「お、おじゃまします・・・」ナギはとても緊張していた。
「じゃあ僕の部屋で待っててよ。 お茶いれるから。」
そして一樹の部屋。 男の子の部屋の割にはとてもきれいだ。
「おまたせ。 どうぞ。」
ナギにお茶を差し出す。
「そういえば、あの話覚えてる? 途中経過が聞きたくてさ。」
このことはコミックス、またはアニメseason2をご覧ください。
「そのことなんだが・・・ 私が一番好きなのはおまえだ。それを言いたかっただけだ。」
「ホント!? ありがとう!」
嬉しくて、おもわず抱きしめてしまった。
「ちょっ・・・」
「あぁごめん。うれしくてつい・・・ 嫌だった?」
「嫌じゃない。むしろうれしかったぞ。」
「良かった〜。」
「お願いがあるのだが・・・」
「なに? 僕になんでも言ってよ。」
「あの・・・その・・・ Hしてくれないか?」
「へ!?」
一樹はおもわず呆然としてしまった。
772 :
ナギ×一樹:2010/11/28(日) 14:32:27 ID:i2J5Rd/+
「どうしたの急に!?」
普通の男の子なら驚く爆弾発言である。いや普通じゃなくても驚くはずだ。
「いや・・・その・・・ マリアとハヤテが・・・」
マリアとハヤテが夜、二人でやっていたのをみてしまったのだ。
だがその二人の幸せそうな表情にじゃますることができなかった。
「そっか。じゃあ、僕がんばってみるよ。」
そういってナギを抱きしめ、衣服を一枚ずつはがしていく。
「きれいだ・・・」
まだ未発達のナギの体。 とはいえ一樹には魅力的過ぎだった。
「僕がナギさんの、もうひとりの執事になってあげる。」
「うん・・・」
ナギは恥ずかしくて顔をあげられられない。
チュッ 一樹はナギの乳房にしゃぶりついた。
「ひゃぁぁぁん! はぁ、か、一樹」
「なに?」
「き、気持ちいいぞ。 も、もしかしてもう経験したことあるのか?」
「そんなことないよ。 僕はナギさんの執事であり、恋人なんだよ。 そんなのあたりまえじゃないか。」
熱い。一樹がいる。 もう芯から溶けそうだった。
「もう濡れてきたね。 そろそろ・・・」
一樹はナギのパンツを降ろす。
773 :
ナギ×一樹:2010/11/28(日) 15:09:19 ID:i2J5Rd/+
「じゃあ挿れるよ」
大きくなった一樹のモノは、ナギの秘部に近づいていく。
くちゅぅぅ・・・ なんと生々しい音なのだろうか。
「ひゃぁぁぁん! い、痛い。」
「我慢してね。」
奥へドンドン進んでいく。
「引き締まって気持ちいいよ。 ナギさん・・・」
メリッ。 膜のあたりまできたようだ。
「じゃあいくよ。」
プチッ と音がした。 血が流れ出す。
「痛くない・・・?」
「い、痛いだろ・・・バカ者・・・」
「ごめん。でも、これでナギさんはずっと僕のものだよ。」
ナギはその言葉が嬉しかった。
「絶対だな・・・?」
「うん。」「そういえば中で出すとまずいから・・・」
一樹はナギから、自分のモノを引き抜いた。
その瞬間、ナギは反射的に一樹のモノをしゃぶりはじめた。
「飲んでもいいか?」
「いいけど、苦いよ?」
「そんなの私には関係ない。」
一生懸命、一樹のモノをなめまわした。
「ぼ、僕逝っちゃうよ。」
「大丈夫だ。すぐにおこしてやる。」
「はぁイク!イク!あぁぁ!」
ドビュッ!ビュッビュッビュー・・・
精子が大量に放出された。 ナギもすべて飲み込めていないなかった。
774 :
ナギ×一樹:2010/11/28(日) 15:25:50 ID:i2J5Rd/+
「ナギさん・・・ハァハァ・・・」
「なんだ?」
「僕が送ってくよ。」
「あぁ、ありがとう。」
二人は家を去っていった。
そのころ・・・
「そういえば一樹はいつ来るんだ?」
「若、あの・・・」
「なんだ、サキ?」
「一樹君なら三千院家のお嬢様と歩いておりましたが・・・」
「なんだって〜〜〜!!!」こうして長い夜は今日も更けていく。
〈完〉
775 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 01:26:22 ID:CEFjqnn6
ナギと一樹か〜。新しいな。
一樹ってww
見た目ならしっくりくるんだがなぁ…
ひさびさのssでGJなんだが、メモ帳とかに書き溜めして、それであげてくれるとありがたい。
リアルタイムで読んでたが、投稿が終わったのか終わってないのか、判断しづらかったから。
とにかく過疎ってる中ナイスだぜ!
779 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:07:50 ID:CEFjqnn6
>>778 ありがとうございます。
リアルタイムで見てたんですね。
ポンポン話は思いついたのですが、寝ちゃいまして。
とりあえず思いつきしだいメモをとろうと思います。
誰かルカで頼む
775 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/11/29(月) 01:26:22 ID:CEFjqnn6 [1/3]
ナギと一樹か〜。新しいな。
776 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/11/29(月) 02:20:21 ID:CEFjqnn6 [2/3]
一樹ってww
779 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/11/29(月) 22:07:50 ID:CEFjqnn6 [3/3]
>>778 ありがとうございます。
リアルタイムで見てたんですね。
ポンポン話は思いついたのですが、寝ちゃいまして。
とりあえず思いつきしだいメモをとろうと思います。
これはひどい……
うわー…
新しいな。
784 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 00:01:20 ID:4zmTKWIb
>>781 悪りぃ。 せっかく書いたから見せたくてよ。
必死にageてた。 ほんとごめん。
許してくれ。
いろんな意味で新しいなw
でも過疎ってる所でSS書いてくれたのでGJと言わせてもらうぜ
GJ!
映画化ってまじかよおい
787 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 13:59:45 ID:jvJFwbux
え、映画化すんの?
あーたんは嫌だよ。絶対。
誰向けに作るんだろう
789 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 19:11:25 ID:yKcwMaEW
誰かヒナハムのハーレム作ってくれ
画像スレ落ちた?
791 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 20:23:17 ID:tFLeYWnD
雪路をだな
うん?
test
はじめまして。いつもROMしてるんですが今回SS書かせてもらいました。
エロ少な目でそして長いですが職人様が帰ってくるまでの暇つぶし程度でどうぞ。
ハヤテ×アテネです。本当は11/30に間に合わせたかったんですが規制に巻き込まれてしまいまして・・・。
単行本24巻の最終話あたりからの分岐になります。
途中で本編に繋がったりして少々ややこしいSSです。
それでは投下させてもらいます。
「助けに来たよ!!アーたん!! さぁ!!早く僕と一緒に…!!」
剣の山を突き破って、今にも串刺しになりそうなアテネに手を差し伸べるハヤテ。
「ハヤテぇ…ハヤテぇ!!」
涙を流しながらハヤテを抱きしめるアテネ。
「ごめん…少し来るのが遅れた。」
「ううん…いいの…もういいの…。 もう…。会いたかったの…ハヤテ…。」
こうして…劇的にハヤテがアテネを救出した。
そして…10年間お互い待ち焦がれた再会の時間。
「ハヤテ…」
「え…は…!!はい!!何!?」
「背中が少し…スースーしますわ…。」
ハヤテの足の間に座ったアテネが、そう言った。
「へ?あ…じゃあ…僕のジャケットを…。って!!いたた…!!痛いよアーたんなんでつねるの!!」
「そんな男物のジャケットを羽織らせて私にどうしろというの? そうじゃなくて………その…あるでしょ!?ほら…」
「けど、この家のどこにちょうどいいストールがあるかなんて、僕には分からないよ?」
「ですからストールとかではなくて…!! もっとこう…適度に温かいものがあるでしょ…? 私の後ろに…ずいぶんとにぶい…………」
最後まで言ってしまって、アテネは顔を真っ赤にする。
「……あ…。」
ここでようやく…アテネが言いたい事を理解したハヤテ。そして、
「えっと…これで…いいかな…?」
ハヤテがそっと…後ろからアテネを抱きしめた。
「うん…それでいいですわ…。」
………………
と、その体勢がしばらくして慣れてくると、ハヤテはある問題を抱えはじめた。
(マズい…これは絶対マズい…!!)
間近に感じる好きな女の子の感触と香り。そして密着している下半身。
「女の子みたいだ」といろんな人から言われるハヤテも…立派で健全な思春期真っ只中の16歳の男の子なのである。
(っ……!動かないでアーたん!!)
アテネの感触を変に意識しないように耐えるも…それは無駄な事だった。
ハヤテの「男」が徐々に鎌首をもたげ始めてしまっていたのだ。
(気づかれないように…気づかれないように…落ち着くんだ綾崎ハヤテ!)
こんな事アーたんに絶対にバレる訳にはいかない…!!と自分を落ち着かせようとする。
だが…。
「とりあえず10年前の…あの後の話をしましょうか…。………あら?」
自分の背後に何か異物感を感じるアテネ。
「!!」
ビクッ!とハヤテは体を硬直させる。
「何か背中に変な感じが…ハヤテの服に何かが入ってるのかしら?」
と、アテネは後ろに手を伸ばす。
(あっ…!)
(えっ…!?)
アテネの手が、ズボンの上からとはいえ・・・触れてしまった。
そしてその変な感触を与えているものがハヤテのズボンの下にある事と、そしてそれが熱を持っている事が分かると、アテネは顔が真っ赤になった。
「ハヤテ、その…これはどういう事です?」
「ご…!ごめんアーたん!!僕何も変な意味じゃなくて…その…アーたんが柔らかくて…。ごめん!だ、大事な話をしようとしてるのに!!」
ハヤテは同じく顔を真っ赤にしながら平謝りした。
「………。」
(最悪だ・・・)
気まずく、そして重い空気が二人を包む。
「ハヤテ…」
先に口を開いたのはアテネだった。
「何?アーたん…。」
申し訳なさそうにハヤテが答える。
「私…別にあなたがそうなったからといって、別に……怒ったりしませんわよ? ただ…驚いただけです…。」
顔の紅潮は引かないままか、それかもっと熱くなりながらアテネは言う。
「アーたん…。ごめん…。」
「だから…謝らない。私がこうしろと言ったせいでこうなったのですから。」
「………。」
「だからハヤテ、10年ぶりに会えたこの日に………じ、10年前にはできなかった事を、……好きあっている者同士がする事をしてみません?」
「……!!」
アテネの斜め上を行く発言に、ハヤテは言葉を詰まらせる。
「ま、まさかアーたん、そ、それって…」
その「意味」について、ハヤテは自分の思っている事と合っているかどうかアテネに確認を取ろうとする。
「ハヤテは…女の子に恥ずかしい事を言わせる事が趣味なんですの!? わ、私を抱けと…ハヤテは私にそう言わせたいんですの!?っ・・・・・・!!」
「あ………。」
(私としたことが……言ってしまいましたわ…!!)
自爆してしまった事に気づいてもう頭がショートしそうなくらいに熱くなる、そして赤くなるアテネだった。
「ところで・・・アーたん。」
ハヤテが少し困ったような顔で言う。
「何?」
「ここにはその…『出来ちゃわないようにする道具』ってあるのかな?」
「……ありませんわ。」
言葉の意味を理解して、少々声が裏返りながらもぴしゃっと言うアテネ。
「ないの!?」
「何か問題でも?」
「大有りだよ…。もしアーたんがその…僕のせいで出来ちゃったりしたら僕は…。」
人差し指を前で突き合わせていかにも困ったというような感じで、そして恥ずかしそうに言うハヤテ。
「あら…私はハヤテの好きな人ではなかったの?」
「それは違うよ!けど………。」
慌てて言葉を返すハヤテ。
「私は別に、この一夜であなたの子を身篭ってしまったなら…それはそれで本望ですわよ?私も……ハヤテの事が好きですから。」
「………。」
ハヤテは言葉が出ない。
「……愛する人の子を身篭ることに何が困ることがあるんです? …私が面倒を見ますし財力だって問題にもなりませんわよ?」
そう言いつつもやはり恥ずかしいのだろう、アテネは小さい声で続ける。
「だから…ただ私を、私の10年分の想いを、私からハヤテは受け取ってくれればいいのですわ。」
(アーたんがそこまで真剣に言ってくれているのに僕は…僕は…っ!!)
アテネの真剣な想いに、ハヤテの心が固まる。
そしてハヤテは…覚悟を決めた。
「………分かったよ。アーたん。アーたんがそこまで言うんだったら、僕も・・・その気持ちをしっかり受け取るよ。けど…これだけは言わせて。『絶対何があっても、僕が責任を取る』から。」
「……分かりましたわ。約束…ですわよ。……それでは、始めましょうか。」
「!!」
アテネはハヤテを・・・ゆっくりと押し倒した。
押し倒して、アテネはさらにハヤテを抱きしめる。
アテネの抱きしめる力に応えるように、ハヤテもアテネを抱きしめ返す。そして…
「ん…ちゅっ…」
アテネがハヤテの唇を奪った。
10年ぶりのキスの感触。ただし今回は10年前のような唇の触れ合うだけのものではなかった。
「んっ……」
「……!?」
温かく濡れたアテネの舌がハヤテの口内に生き物のような感触で侵入してくる。
その感覚に何も考えられなくなりそうになりながらも、ハヤテも負けじとアテネの口内へと舌を差し入れる。
「っぷ…ん…。」
10年間の時間を埋めるように長く、そして貪欲に二人は濃厚なキスをした。
「ふっ…」
二人が唇を離すと、その間には唾液で銀糸の橋が架かった。
「ハヤテぇ…」
「アーたん…」
熱に浮かされたような目で見つめあう二人。
「……服、脱がせてもいいかな?」
ハヤテがゴクッ、と唾を飲み込んで言う。
少し間を置いて、
「……これ、複雑ですから自分で脱ぎますわ…。ハヤテは後ろを向いてなさい。」
と、真っ赤な顔でアテネが言った。
「う、うん…分かったよアーたん…。」
後ろを向いたハヤテの背中の向こうで、服を脱ぐ衣擦れの音が小さくする。
そして、最後にパサッ…という音の後、
「もう…こっちを向いても良いですわよ?」
震えた声のアテネの声を聞いて、ハヤテが向き直った。
「………うん。」
ハヤテが向き直ると、そこには生まれたままの姿になったアテネが立っていた。
「あ…あまり見ないでくれません?」
胸と股間をそれぞれ片手ずつで隠しながら、アテネはこれ以上ないというくらい顔を真っ赤にして言う。
「…アーたんはやっぱりキレイだね。」
「なっ…!何恥ずかしい事を言っているのですか! ……あ、そ……そうですわ!あ…あなたも早く脱ぎなさい!」
アテネはハヤテの言葉に照れを隠しながら強く言う。
「あっ…!ごめんアーたん!ちょっと待って、今すぐ脱ぐよ…。」
言われて5秒でアテネの前に向き直るハヤテ。男の服の脱ぎ着は早い。
10年前に見たお互いの体は、今やそれ相応に成長していた。
「………!」
アテネはハヤテの男にしかないものを見て息を飲む。
その立ち上がった大きなものでこれから自分を貫かれると思うと恐怖心さえ覚える。
「ハヤテ…。」
「…な、何かな?」
「それ……少し触ってもよろしいですか?」
その恐怖心を振り払うかのように、アテネは逆の事を言った。
「……い、いいよ。」
ハヤテの了解を得て…少し震えながら、アテネの右手がハヤテへと伸びる。
「………。」
「っ…!」
軽く握って感じた硬く熱いその感触にアテネは頭がくらくらしそうになる。
そしてハヤテの押し殺したような声にアテネはそうなりながらも聞く。
「どうか…したんです?」
「ちっ違うよ!た、ただ…他の人に触られるなんて初めてだったから…」
ハヤテももう頭がショートしそうだった。
「…そう。ならハヤテ…確か男の方ってこうすれば・・・。」
「へっ!?」
アテネはそう呟くと、ハヤテの先端に…口付けた。そして、
「んっ……。」
さらに奥へと銜えた。
「あっ……。ぅっ…!! ア、…アーたん!?」
熱く濡れたアテネの口内の感覚にハヤテは腰が砕けそうになる。
アテネだってやり方を知っているわけではなく、こうすれば男は快楽を得られるということを知識として知っているだけであった。
技術こそ拙いものだったが、不規則にハヤテを刺激する舌の動きと、時々当たる歯の感覚、そして何より自分のものを好きな女の子が刺激させているという事を目で見てハヤテはどんどん追い詰められていく。
そして…
「んむ…ぴちゃっ……。」
だんだんやりやすくなってきたのか、少々ではあるがスムーズにハヤテを刺激していくアテネ。
その刺激にハヤテの限界は着実に近づいて、そして…
「もっ…もうだめアーたん!!離れて…!ううっ…!!」
ハヤテがついに、アテネの口内に白濁を吐き出した。
「!? ――――!」
脈動するものに驚くアテネだったが動けず、口内がむせ返るような匂いとそして妙な味のドロリとした液体に犯される。
執事として紳士的、それに禁欲的な生活を送っているハヤテといえど溜まってしまうものは溜まり、久々の放出にそれは濃く量の多いものとなっていた。
「か…けほっ!ごほっ!」
脈動が終わってものが抜けた途端に咳き込むアテネ。
白濁した粘りのある液体が咳とともに下へと落ちる。
「ご…ごめんアーたん!我慢できなくて…!早く吐き出して!」
口内で達してしまって平謝りするハヤテ。
「けほっ…。すごく…粘つくんですね。そして変な味ですわ。」
少々まだ口内に残っているのか、少々気持ちの悪そうなアテネだった。
「ごめん…。…出しちゃって。」
「…いいんですのよ。私がはじめた事ですから。それに私の拙い技術でハヤテが気持ちよくなれたのなら嬉しいですわ。」
口の端にわずかに白濁がついた顔でアテネが言う。
その表情にハヤテの抑えてきた性欲がどんどん湧き上がっていき、そして、
「じゃ、じゃあ…今度はアーたんの番…だね。」
ハヤテはそう言うと、
「えっ!?ハヤ…キャッ!?」
さっきとは逆に、アテネをそのまま押し倒した。
「アーたん、触っても…いいかな?」
押し倒したのはいいものの、了解を得るまで自ら手を出すことはしないといったところがハヤテらしい。
「………。」
もうとても恥ずかしくて見てられない、という思いなのか、アテネは目をギュッと閉じてかすかに頷いた。
「大丈夫、優しく、触るから…。」
ハヤテの手が胸へと伸びる。
「「あっ…。」」
ハヤテは柔らかい触感に、アテネは他人に触られたことのない未知の感覚に同時に短く声を上げる。
そしてハヤテはそっと、ゆっくりとアテネの胸を揉む。
「んっ…。くぅ…っ。」
揉むたびにアテネから短く、そして熱に浮かされたような吐息が漏れる。
(ここは…どうかな?)
「んあっ!!」
ハヤテが桃色に色づいた胸の先端をそっと押すような感じで触ると、アテネは先ほどより一際大きく声を上げた。
「はあっ・・・あっ・・・。」
その後も胸を刺激され、アテネは荒い息をつく。そして・・・。
「あの・・・ハヤテ・・・。」
「・・・何、かな?」
「・・・私を、私の全てを・・・もらって下さい。」
濡れた瞳で上目遣い、そしてその顔は紅潮し・・・ハヤテはそんなアテネの表情を見て、
「・・・・・・うん。本当にいいんだね?」
と聞き返すことしか出来なかった。
「・・・。」
アテネはまた、わずかに頷いた。
・・・・・・・・・・・・
「・・・いくよ?」
ハヤテは自身をそっとすっかり濡れそぼったアテネのものへとあてがう。
さっき一度果てたはずのハヤテのそれは再び立ち上がっていた。
・・・この年頃の少年なら当たり前といえるのかもしれない。
「・・・私を貫きなさい、ハヤテ。」
ハヤテはその言葉を聞くと、ゆっくりアテネの「聖域」へと腰を押し込んでいった。
当然、2人ともそんな事をするのは初めてだった。
「っ・・・・・・!!いた・・・・・・!」
ハヤテがアテネの聖域へ少し侵入したところで、アテネは破瓜(はか)の痛みに襲われる。
その痛みにアテネは顔を歪めて涙を浮かべ、ただただ耐えていた。
そんなアテネの表情にハヤテは申し訳ない気持ちになる。誰だって好きな人の苦痛な顔は見たくないのだ。
「アーたん、すごく痛そうだけど・・・やめt」
「ダメ!!やめちゃダメ!何のためにやるって言ったんです!?はっ・・・10年分の想いを、私はあなたに受け取って欲しいんですのよ?」
ハヤテが言い終わらないうちに、アテネが止める。
「私は・・・大丈夫だから!だから続けて・・・貫きなさいハヤテ!」
痛みをこらえながら引きつった作り笑顔で言うアテネに、ハヤテはただ頷く以外の選択肢はなかった。
そしてゆっくりと侵攻したハヤテは・・・ついにアテネの最奥へと到達した。
「アーたん・・・。」
その体勢から動かずにハヤテはアーたんに声をかける。
「っ・・・・・・ハヤテが、奥まで・・・。」
「・・・うん。・・・やっぱり痛い?」
「すごく・・・痛いですわ。でも、これがハヤテが私の全てをもらってくれたという証の痛みですから・・・そう考えたら耐えられます。」
先ほどよりは痛みに慣れたのか、それとも痛みを感じにくくなっているのか、アテネは少し落ち着いた声で言った。
「・・・動いて、いいかな?」
「・・・優しくお願いね。」
そのアテネの言葉通り、ハヤテはゆっくりと動く。
「っ!んあっ・・・!」
未知の感覚がアテネの中を駆け抜ける。
そして心なしかハヤテの動きが早くなる。
「ああっ!んっ・・・く・・・。」
「んぅっ!はぁ・・・!あっ・・・!」
「・・・ごめんアーたん、僕もう・・・止まれないっ!」
さらにハヤテのスピードが上がる。
「ハヤ・・・ああっ!んあ!ふっ・・・!」
さらに強い刺激に、アテネは何も考えられなくなる。
思考回路は麻痺し、ただただやってくる未知の快楽に身を呑まれる。
そして・・・アテネの最奥を叩き続けるハヤテにも快楽の限界が近づく。
「も・・・もうダメっ・・・!アーたん・・・くうっ!!」
ハヤテがアテネの最奥を突いたと同時にアテネの小さな体を抱きしめて、ハヤテは・・・果てた。
「ハヤテ・・・!!ああっ・・・!」
アテネもまた、自分の中でハヤテが脈動し熱いものを放った事を理解した。
繋がったまま、息を整える2人。
「・・・終わったよ、アーたん。」
そう言って自身を引き抜こうとしたハヤテを今度はアテネが抱きしめて止める。
「えっ!?」
「・・・・・・その・・・言いにくいんですけど、もう一度・・・・・・・・・しません?」
自分からそんな事を言うのは恥ずかしいのだろう、最後の方は消え入りそうな声で言うアテネ。
「いい・・・の?」
アテネがそんな事を言うなんて信じられなかったハヤテは・・・思わず聞き返した。
「2度も聞かない。・・・10年の時間を、想いを・・・たった十数分で埋められると思います?」
「計ってたの?」
「い、いえ!そういうわけではありませんけど・・・。」
「・・・アーたんがいいなら、僕は・・・そうするよ。」
2回果てたハヤテだったが・・・この状況にアテネの中で再び勢いを取り戻す。
「んっ・・・・・・。」
今度はお互いが抱き合う形で、2人は2回目を始めた。
そして・・・夜空が白み始める頃。
2人はあの後そんな空を眺めながら、途切れてしまった10年前の話の続きをした。
「だから・・・お嬢さまは今の僕にとって・・・命そのものなんだ。」
ナギの事をそう笑顔で言うハヤテに、アテネは全てを理解した。
(本当は・・・あなたにもう一度・・・。)
そんな想いをアテネは胸の内にしまって、
「私・・・・・・日本には帰らないわ。だから・・・ここでお別れね。さようならハヤテ。会えて嬉しかったわ。」
アテネは・・・哀しい決断をした。
「日本には帰らないって・・・どういう事?」
信じられないといった感じで、ハヤテが聞き返す。
「ハヤテ。あなたには、あなたの帰りを待っている、あなたの大切な人がいるでしょ?」
「・・・・・・・・・。」
「私と一緒にこの国には残れない。だったらもう行かなくちゃ。・・・だから、ここでお別れ・・・」
「・・・・・・・・・。」
ハヤテは何も言えずにいた。
「そんな悲しい顔をしないで?別に死に別れるわけじゃないのよ?・・・なかなか会う機会はないかもしれないけれど・・・大丈夫。いつかまた会えるから・・・。」
後ろを向いていたアテネはハヤテに向き直って、言った。
「け・・・けど・・・!!」
「だったら私と一緒にこの国に残る?一億五千万の借金も・・・私が肩代わりしてあげるわよ?」
そう言われて、ハヤテは黙り込む。
(僕だって・・・出来ることならずっとアーたんのそばに居たい!!だけど・・・だけど・・・!お嬢さまは僕の恩人で、僕は一生お仕えすると決めて・・・!!だから・・・だからっ!!)
ハヤテの心は一瞬確かにぐらついた。しかし・・・それがそのぐらついた方向へ行くことはなかった。
今は誰より何よりも・・・ハヤテはナギが大事だったから。
「そ・・・それは・・・。」
「ね・・・?出来ないでしょ?」
寂しさが混じった笑みを浮かべそう言ったアテネに、ハヤテは目線を外して黙りこんだ。
「じゃあもう行きなさい。みんなが心配する。」
「あ・・・!!アーたん!!」
「さようならハヤテ。そしてありがとう。」
「私ね・・・あなたの事が本当に好きだったのよ・・・。」
去って行くアテネが、振り向きざまに初めて言った・・・告白だった。
「・・・・・・!!」
その言葉と表情を見て、ハヤテの胸のうちに10年前の光景が甦る。
全てに絶望して、もうどうでもいいと思ったあの日手を差し伸べて絶望から救ってくれた彼女。
大きな家に住み込みで執事にしてくれた彼女。
大声で彼女の、いや好きな人の名前を叫んだ。何度も何度も。
初めて彼女にほめられた時はうれしくて泣いた。
いろんな事を彼女から教わった。それがあるから今の僕が居る。
最後は大事な指輪をもらった。けど親にだまされて彼女と喧嘩別れをしてしまった。
10年来の想いをようやく形にしたはずなのに、それが今、また離れ離れになるなんて・・・!!
(・・・・・・っ!!)
去って行くアテネの姿を見て、ハヤテの頬を涙が伝う。
「僕も・・・!!」
ハヤテの声に、去って行くアテネが立ち止まった。
「僕も・・・!!君の事が好きで・・・!!本当に好きで・・・!!だから・・・!!ひどい事言ったの・・・ずっと謝りたくて・・・!!」
流れる熱い涙は止まらなかった。
「だから・・・!!だから・・・ごめんね・・・ごめんね・・・アーたん・・・ごめん・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「ごめん・・・なさい・・・」
何度も何度も謝るハヤテへ、アテネが再度向き直った。
「相変わらず・・・泣き虫なのねハヤテは・・・。」
少々あきれた感じの声でアテネが言う。
「アーたん・・・。」
ハヤテの涙はまだ止まらない。
「まったく・・・そんな事、別に怒っていませんわ。でも・・・ありがとう。やっぱり・・・・・・優しいのねハヤテは・・・。」
「そういう優しいところが・・・私は大好きよ。」
「けど・・・私はもう大丈夫だから・・・」
そう言ってハヤテの頬に手をかけるアテネ。
「だから・・・私のために流す涙は・・・。」
・・・・・・・・・
「これで最後よ。」
先ほどとは違った、軽い・・・しかし意味を持ったキスだった。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
無言でお互い正反対の方向へ去っていく2人。
こうして2人の最初で最後の一夜は・・・終わりを告げたのだった。
明け方、ハヤテはホテルへ戻った。
皆が寝静まった中そっと自室へ戻って・・・ハヤテは少しの間眠ることにした。
寝る前にふとハヤテは思う。
(いつか・・・もう一度あるのだろうか?)
(誰かを本当に好きだと言える日が・・・もう一度――――)
うっすらと頭の片隅に浮かぶのは、2人の金髪の少女。
(もう一度誰かを好きと言える日が・・・そんな日が・・・僕にもまた・・・・・・)
そんな事を考えるうちに、ハヤテは眠りに落ちた。
・・・・・・・・・・・・・・・
――――それから2年半後。ハヤテは19歳になっていた。
ハヤテはあの時の疑問に答えが出せていなかった。
というより出せなかった。あの日以降、アテネの事を想わない日は一日もなかったからだ。
そんな未練だらけの自分に決別したくて、誰かを好きになってみようとはした。
でもやはりダメだった。アテネのように、自分が本当に心の底から好きだと思える異性は居なかった。
そしてそんなある初夏の日・・・突然、ナギはハヤテにこんな話を持ちかけた。
「ところでずっと思っていたんだがハヤテ・・・結婚式はいつにしよう?」
少し照れた表情でいきなりそんな事を言うナギ。
「はい!?」
突然そんな事を言われて思わずすごい顔でナギのほうを向くハヤテ。
「何を驚いている・・・。私も去年の冬で16だ。届けさえ出せば法的にも夫婦と認められるようになった。だからそろそろ・・・いいじゃないか。」
ハヤテが言ってくれなかったから私はずっと言わなかったんだが・・・とナギが少し赤くなりながらさらに付け足す。
一方、ハヤテの頭の中はパニック状態だった。
(えっ何でお嬢さまが僕と結婚!?ちょっと待って下さい一体何が起こってるんですか!?プロポーズとかもした覚えありませんよ!?でもこれが冗談だと思えないしここでなんか言ったら僕はお嬢さまと一緒に・・・でもそれは・・・!)
「どうした・・・?」
ハヤテは突然の選択に言葉が詰まる。
(ごめんなさい・・・お嬢さま・・・。僕、・・・自分の本心に嘘はつけないです!!)
ハヤテは覚悟を決める。
「ぼ・・・僕には・・」
「・・・?」
「・・・ずっと想ってた好きな人が・・・・・・居ます。」
「・・・・・・・・・っ!」
衝撃の言葉に黙り込むナギ。
「ごめんなさいっ!!でも僕はお嬢さまに嘘はつきたくありません!!それに・・・こんな事を思っている僕がお嬢さまと結ばれるのは・・・お嬢さまに失礼過ぎます!!」
「・・・・・・・・・。」
沈黙。
それを先に破ったのはナギだった。
「・・・・・・・・・言いたい事はそれだけか?」
今にも泣き出しそうな声でそう言うナギ。
「・・・・・・はい。」
「それで・・・どんなヤツなんだ。お前の好きなヤツって。」
「はい。その人は――――」
ハヤテはアテネの事を全て話した。
幼い自分を救ってくれた事、ずっと想い続けていた事、そして3年前のあの日の夜の事。
泣きそうになりながら話を聞くナギに心を痛めながらも、これは今まではっきりしなかった自分への罰だと思ってその痛みに耐えながら話すハヤテ。
「最低ですよね。僕は・・・。」
「あぁ。そうだな。」
冷たい声で言い放つナギ。
「実はな・・・私も前の誕生日の日にお前に内緒で、お前と初めて出会った日の真実をマリアから聞いたよ。」
「・・・・・・・・・!」
ナギの口から出た衝撃的な言葉にハヤテが身を凍らせる。
「全部私の勘違いだったんだってな。」
淡々と感情のない声でナギは続ける。
「そんなはずはないと信じてた。・・・でも、やっぱりお前の好意は私には向いていなかったようだな・・・」
泣く手前・・・そんな表現が近かった。もうナギの目には涙が溢れ、今にもこぼれそうだった。
「ごめんなさい・・・お嬢さま・・・。」
そんなナギに泣きながら頭を下げるハヤテ。申し訳なさでいっぱいだった。
「いいんだ。今なら分かる。明確に好きと言っていなかった私も悪いんだ。もっとも・・・お前の眼中には私が映っていたわけではなかったようだし、私が告白したところで相手にもされなかっただろうがな。」
自嘲的な声でどんどん自分を追い詰めていくような言動をするナギにハヤテは胸が締めつけられそうになる。
「お嬢さま・・・ですが僕は」
「いい。それ以上しゃべらなくていい。お前の事だ、どうせ『それでも僕はお嬢さまに一生お仕えいたします』とでも言うんだろう?」
「・・・・・・・・・。」
その後の言葉をハヤテは予想した。
罵倒だろうか。・・・当たり前だ、自分は最低な事をしたんだから。
クビになっても仕方ない。でもお嬢さまへの借金を何をしてでも返さないと・・・。
ハヤテはそんな事を考えながら身を小さくして、ナギの言葉を待った。
「当たり前だ。そんな分かりきった事・・・今更言うな!」
「えっ?」
予想の斜め上を行く言葉にハヤテは顔を上げる。
「私がお前が好きだったのは本当だ。でも・・・それは私だけの想いだった。けど・・・お前のそれは私との約束だ!!それに契約でもある。・・・・・・それを破ったりなんかしたら・・・許さないんだからな・・・・・・!」
言葉の後ろの方では・・・もうナギは泣いていた。
「お嬢さま・・・」
「ハヤテ・・・もう恋人なんかじゃなくたっていい。お前は・・・私の執事だよな?」
「・・・・・・はい!お嬢さま。」
力強くハヤテは答える。
「ぐすっ・・・今までお前にはたくさん守ってもらったり助けられたりしたけど・・・これからも、私を守ってくれるよな?」
涙をぬぐって、ナギは答えを待つ。
「はい!!」
ハヤテはもう一度、はっきりとした返事を返した。
「・・・ハヤテ。」
「はい。」
「私はお前が来てから・・・お前からいろいろお金では買えない大事なものをもらった。それにいろんな事を教わった。この3年は本当に楽しかった。漫画家としてデビューができたのもハヤテのおかげだ。」
「そんな・・・」
ナギはこの3年で大きく成長した。
この年の漫画賞を獲る事は出来なかったものの、千桜と描いた同人誌が編集者の目に留まりついに増刊の雑誌ながら千桜とペアを組んで漫画家デビューするまでになった。
そして親類の愛沢家や使用人のクラウスやマリアの嘆願もあって、帝からもやっとその功績が認められ特例として遺産相続の権利は復活し3人は元の屋敷へと戻っていた。
「だからいっぱいいろんな事をしてくれたお前に褒美をやりたいと思うんだ。・・・・・・ハヤテ。今すぐギリシャへ飛べ。」
「はい?」
突然のナギの命令に驚くハヤテ。
「・・・・・・・・・会いに行ってこい。お前の好きな人に。ついでに・・・本当の決着をつけてこい。私を振ったのはそのためだろう?」
「・・・・・・はい。今すぐ・・・行きます!」
「絶対、一人で帰ってくるなよ!」
「はい!」
こうしてハヤテは、一路ギリシャへと向かった。
今度こそ・・・自分の想いを固めるために。
地中海に降り注ぐまぶしい日差しの中を新品の執事服を着たハヤテが歩く。
3年前歩いたあの道を、もう一度。
あの時ハヤテが崩壊させた屋敷はきれいに再建されていた。
門の前に立って、ハヤテは深呼吸する。
「・・・よしっ。」
決心を固めて、ハヤテは門を開ける。
庭を歩いていくと、その姿を見つけることが出来た。
2年半前からさほど変わらない、黒いドレスに身を包み、扇子を持って高台から風景を眺める彼女の姿が。
「・・・?」
足音に気づいて、アテネが振り向いた。
「ハヤテ・・・何故?」
そして・・・突然の訪問者に驚いたような顔をする。
ハヤテはアテネに笑顔を向けて・・・その後真剣な目で、こう言った。
「迎えに来たよ、アーたん。」
完
お目汚し失礼しました。
長ったらしくてすいません。
この程度でも良いならまたSS出させて頂きます。
ちなみに一番好きなキャラは千桜・・・。
以上、どうもありがとうございました。
>>810 すばらしく乙ですねw
こういう展開であってもいいかなと思うw
>>810 うおー!
アーたん分補給だ。
次はパイズリをたn(ry
本当にこの程度って感じのSSだな
謙遜のつもりで言ったんだろうけどマジでお目汚し
もう十分ここ廃れてんだし許してやれよ
いつまで粘着してんだ…
スレが無くなるまで続けるの?
ただ感想言っただけだが?
そもそも本人が言ってることだしな
誰かルカのエロ頼む
マダアー
818 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 20:26:55 ID:BxuM0Ui7
ルカ「きゃぁぁぁぁぁ」
819 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 21:59:19 ID:dwGwyLEe
やっぱハヤヒナかな?
他はハヤマリ、ワタサキ、ナギカズ。
逆にあーたん嫌い。
なんかあーたん出てきてから原作つまんねぇし、俺がヒナ厨になったからかヒナギクの存在感が薄い。 間接キッスと薫の紳士への道ぐらいかな。 いいなぁと思えたの。
あーたんで第3期は不可に近いな。
820 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 07:15:12 ID:uw41y2yw
薄い→薄くなった
もちろんあーたんのせい
>>819 激しく同意。
あーたん出てから原作を読む頻度も減った。
ヒナ厨には辛いな…
822 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:56:04 ID:dRsygrtU
俺もアテネ嫌い
過去編からいきなりつまらんくなった
823 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 16:14:49 ID:ignY63la
あーたん?がママっていってたけどさ、父親がハヤテだったらなぁ・・・
ハルさんマダアー
マダアー
ルカのエロパロ頼む
ほ
828 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 17:46:52 ID:p8h7PbhG
ぜひ書いてくれ
829 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 13:57:54 ID:FVd1XpDr
ほ
831 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 02:28:16 ID:XupnoXwl
ほ
832 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 23:52:26 ID:O+mxAOEn
に膝蹴り
833 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:25:37 ID:Y7ia2U+m
ageるので書いてください。
誰かハルさんのエロ頼む
835 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 17:07:17 ID:mPGfGQ0D
836 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 20:34:20 ID:VPmQrSx+
ハルさん大好きだな。
837 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 19:32:36 ID:k52KqgeQ
職人様に命を。
838 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:53:20 ID:8naAxKxP
アテネ、ハルさん、咲夜さん、マリアさん……少年漫画のわりにはパイズリネタにする人が少なくない気がする、例外もいるけど。
優柔不断なハヤテに誰が好きか決めてもらうために、複数の女性がパイズリ勝負!
全く誰得でもない思い付き。
839 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 21:14:20 ID:TtXA3TsA
test
840 :
795です:2011/01/16(日) 22:31:38 ID:TtXA3TsA
上げてしまってすいません。
書き込みテストしたらsage忘れてしまいました・・・。
懲りずに持ってきました。
ハルさん希望の方多いんでハヤテ×ハルです。
自分も一番好きなカプの一つです。
かくいう自分も他の方が書かれたハヤハルを是非とも拝見したいんですけどね。
続き物なんでまた続きを載せに来ます。
それでは投下させて頂きます。
841 :
795:2011/01/16(日) 22:33:24 ID:TtXA3TsA
「やっ、ひゃんっ!綾崎・・・君!」
「はぁ・・・っ!くっ・・・ハルさんっ!!」
ここは愛沢家のとある一室。
咲夜とナギが2人で遊んでいる間に・・・ハヤテとハルは2人、密かに体を重ねていた。
「もう・・・もうダメっ!私・・・っ!!」
「僕も・・・もうっ!!っ・・・!」
ハルの中へ一気に突き込み、そのままハヤテの動きが止まる。
そしてその脈動により注がれた熱いものにハルは体を震わせた。
・・・・・・・・・
「・・・ちょっと激しすぎでしたか?」
すいません・・・と頭をかくハヤテ。
「いえ、私も久しぶりでしたし・・・はぁ。気持ちよかったですよ、綾崎君。」
気持ちの良いだるさが2人を包む中、ハヤテの携帯が鳴った。
「あっ、お嬢さまが呼んでる・・・早く行かないと・・・。」
「そうですか・・・じゃあ早く片付けちゃいましょうか。」
「そうですね。」
手早く後片付けをして何事もなかったかのように部屋を出る二人。
「ではハルさん、また夜メールしますね。」
「はい。ではまた。」
・・・・・・・・・
もうこんな事は1度や2度ではなかった。
ナギが咲夜の屋敷へ行く度に、ハヤテとハルはこうして密かに付き合いを続けていた。
ふとした事からフラグが立ってここまで来たのはほんの2ヶ月前。ちなみに今は7月である。
お互いに主人がいたりハヤテは多忙だったりハルとは咲夜の屋敷でしか出会えないために、周りには内緒にして主にメールのやり取りで付き合いを深めていった。
付き合いを深めていって、ついに行き当たった初めての時はどんな事なのか興味本位の面が強いものだったが・・・回数を重ねた今のそれは、なかなか出会えない2人にとってお互いの心を満たす重要なものになりつつあった。
メイド服を破瓜の血で汚して、それを咲夜に尋ねられて必死に言い訳をしたのももう過去の事。
ちなみにハルの正体を・・・ハヤテはまだ知らない。
842 :
795:2011/01/16(日) 22:35:43 ID:TtXA3TsA
咲夜の屋敷からの帰り道、歩きながらハヤテは考える。
(いつまでたってもこれじゃ・・・なんかハルさんに申し訳ないよな・・・。)
なかなか会えないのは仕方のない事ではあったが、ハヤテはそこに負い目を感じていた。
やっぱり付き合っている以上、もっともっと一緒に居られる時間が欲しいのだが・・・。
(でも・・・僕にはお嬢さまもいるし、アーたんだって・・・今は居るし、第一今の僕は本当は女の子と付き合える資格なんてないのに・・・でも好きになっちゃったし・・・はぁ。)
いくら自制していたって現実に好きになってしまったのだから仕方のない事。
右手を頭に当てて、困ったなぁとハヤテはまた考える。
「どうしたハヤテ。頭でも痛いのか?」
思考の渦にはまっているハヤテはナギのその言葉に現実へ引き戻される。
「い・・・いえ、そうじゃなくてですね・・・ゆ、夕飯のメニューを考えてたんですよ。」
慌てて思考を切り替えるハヤテ。
・・・夕飯のことなど微塵も考えていなかったのは言うまでもない。言い訳である。
「そうか・・・今日は暑かったし、どうせならちょっと涼しいのがいいな。」
「涼しいの・・・ですか。分かりました。」
ナギの夕飯のリクエストも考えつつ、またさっきの事を考え始めるハヤテだった。
一方・・・。
「ハルさん今日もご苦労さん。ホンマ最近暑なったな〜。」
帰り際に更衣室へ向かうハルに咲夜が声をかける。
「はい。最近本当に暑くて・・・。もうだいぶ夏らしくなってきましたね。」
「夏用のメイド服出したろか?いくら冷房ある言うてもそんなんやったら暑いやろ?」
「結構大丈夫ですからもうちょっと暑くなってからでいいです。では・・・。」
「ほんじゃまた来週な〜。」
「はい〜。」
咲夜に軽く一礼し、更衣室へと向かうハルだった。
(・・・・・・・・・。)
着替えながら考えるのは、ハヤテの事。
(本当は一つ屋根の下に住んでるんだけど・・・言えないよな・・・。そんな事。)
千桜からすれば毎日毎日ハヤテと出会ってはいて会話もする。
でも「ハル」との違いが激しすぎて持ち前の演技力でそれを隠すしかなかった。
ハヤテにだけこっそり伝えたとしても・・・不自然にならないように振舞うのはおそらく不可能だ。
それに・・・あの屋敷にはヒナギクをはじめとして見知った人ばかり。
もし何かヘマをして知れたりすれば・・・今帰る場所のない自分には行くところがない。
何も厄介な事が起きて欲しくないのなら・・・現状維持するほかなかった。
(でも・・・付き合っている人が目の前にいるのにいっぱい話せないなんて・・・辛いよな。)
ハヤテと付き合うようになってから毎日、そんな悩みを抱えながら千桜は生活していた。
843 :
795:2011/01/16(日) 22:38:41 ID:TtXA3TsA
そんな感じでそれぞれお互いの事を思いながら悩んで生活する2人。
それでも久しぶりに出会って2人きりになってしまえば、お互い目の前の事にしか見えなくなってしまうもので・・・今日もこっそりと2人はベッドの上にいた。
「ハルさん・・・。っ・・・!」
「・・・どうですか?綾崎君。」
ベッドに腰掛けたハヤテの前に跪いているハルの胸にはハヤテのものが挟まれていた。
「すごく・・・いいです。あ・・・。」
千桜はハヤテ以外に実経験こそなかったものの、年齢制限コーナーでバイトしてたり漫画や同人誌などでその手の知識だけは持っていた。
その知識を生かして、今ハルは柔らかな2つのものでゆっくりとハヤテを扱き上げる。
「本当は濡らした方がいいらしいんですけど・・・擦れて痛くないですか?」
上目遣いにハルが聞く。その表情は好きな人へ奉仕する嬉しさと大胆な事をしているという恥ずかしさが混ざったものだった。
「大丈夫です・・・でも気持ち良過ぎてこのままだと・・・もう出ちゃいそうで・・・・・・くうっ・・・。」
ハルからもたらさせる快楽に耐えるハヤテ。
「出そうになったら言ってください。服を汚しちゃったら大変ですから・・・。」
「分かり・・・ました・・・。」
そしてそれから程なくして、
「もう、もうダメです!出ますっ!!」
ハヤテが体を震わせると、ハルは急いでハヤテの先端をくわえ込む。
「くっ・・・!」
短くハヤテが呻くと、ハルの口内へ白濁を注ぐ。
「・・・・・・んっ!ん・・・・・・。」
息苦しく中でもこぼさないようにとがんばって何とか耐えるハル。
ハヤテ自身も量に少し驚きながらも、ものは数回脈動を繰り返してようやく止まった。
そしてようやくものから口を離す事が出来たハルに、ハヤテが申し訳なさそうに声をかける。
「あの・・・大丈夫でしたか?あんなに出るなんて僕も思ってなくて・・・ってハルさん!?」
ハヤテが驚いたのも無理はない。ハルはハヤテの放った白濁を・・・喉を鳴らして飲み込んだからだ。
粘った液体が喉に絡みつくのか、ハルは何度も喉を鳴らして・・・最終的に一滴もこぼさずに飲み込んだ。
「ハルさん、そこまでしてくれなくても・・・」
「・・・結構大変でしたけど、せっかく私で綾崎君が気持ち良くなってくれた証ですから・・・ね。」
そうはにかんだハルのその表情に、ハヤテは心を持っていかれそうになった。
「・・・なら今度は僕がハルさんを気持ち良くさせないといけないですね。」
「お願い・・・します。」
844 :
795:2011/01/16(日) 22:42:37 ID:TtXA3TsA
「ああっ、ダメっ、ダメですっ!綾崎君、もう私・・・」
ハヤテの手と口でもう絶頂の直前まで上り詰めてしまったハル。
焦点の合わない濡れた目でハルはハヤテを見つめる。
「・・・いいですか?」
「・・・はい。」
ハヤテはハルの返事を聞くと、自分のものにゴムを付け始める。
ハルとする時はいつもハヤテはゴムを使っていた。
まだ隠して付き合っている仲なのにもし責任を取らなければならないようなことになってしまったら困るし、何より「女性の相手をする上で・・・執事のたしなみです」とハヤテ。
「じゃあ・・・いきますね。」
ハヤテは先端をハルにあてがうと、そのまま・・・ゆっくりと突き入れた。
「んんっ・・・!あ、入ってきました・・・。」
自分のものではないものが入る感覚に体を震わせるハル。
「動きますよ?」
いつも動作の一つ一つで了解を取るハヤテ。本当ならあまり聞くものではないのだが、これはハルを大事にしたいという心の表れでもあった。
「ん・・・大丈夫です。来て・・・くださいっ。」
「分かりました。行きます・・・っ!」
最初はなじませるようにゆっくりとしたペースで。
「あっ・・・ん・・・。」
「そろそろ上げていきますね。」
「はい・・・ひゃん!」
そのままオートマチック車のようにぐんぐんペースを上げていくハヤテ。
ハヤテの先端は薄いゴム越しにハルの最深部を叩く。
「あっ!やあっ!んうっ・・・綾・・・崎く、んっ!」
上がっていくスピードに翻弄されハルは満足に言葉をつなげない。
そして快感の波が次第に高くなっていく。
「んっ、あ・・・うんっ!ああっ・・・!」
「はぁ・・・っ!ハルさんっ!」
ハヤテも速いペースの抽送にどんどん追い詰められていく。
「もう!わた、し・・・!き、来ちゃいます!あっダメっ!怖いっ・・・怖いよっ!」
「僕ももう・・・限界ですっ!」
お互いもう上り詰めるところまで上り詰め・・・そして、
「ううっ・・・ハルさんっ!!」
「あっ!綾崎・・・君っ!!」
お互いの名前を呼んで・・・二人は絶頂に達した。
行為が終わって、そのままベッドに倒れこむ二人。
息が整ってきたところで・・・二人は唇を合わせる。
「ん・・・」
この落ち着いて心が満たされた時間が最近の2人にとっては何よりの幸せな時間だった。
でもその時間はそう長くはない。
「ではそろそろ後片付けしないと・・・お嬢さまがいつお呼びになるか分かりませんし・・・」
「ですね・・・」
乱れたシーツを取り替える2人。
「・・・・・・・・・。」
そんな様子を僅かに開いていたドアの隙間から黙って見る人影が1人。
(ハルさんとハヤテって・・・そんな仲やったんか・・・。)
・・・・・・問題がまた1つ、2人の見えないところで生まれようとしていた。
845 :
795:2011/01/16(日) 22:44:07 ID:TtXA3TsA
以上です。
また続きがある程度書けたらまた来ます。
・・・ありがとうございました。
お疲れ〜w
ハルさん良いねw
>>839-840 白々しいなあ……
せっかく書いたし大勢に見て貰いたくてageましたって素直に言えばいいのに
ハルさんだ!
GJ
850 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 20:44:42 ID:G9J/gBvx
意外と良いなぁハルさん
851 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 23:04:14 ID:xrdXwH+R
バッチこーい!
ハルさんハァハァ
853 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 17:08:16 ID:qM8ecYTC
先週は久々のハヤマリだったけど、今週は?
ハルさん人気だねー
855 :
795:2011/01/30(日) 22:34:30 ID:llF+AQIA
続き上がったので持って来ました。
咲夜が賢者モードに入ってしまった・・・。
エロは少なめです。それでは投下します。
856 :
795:2011/01/30(日) 22:37:25 ID:llF+AQIA
そのほんの少し前。対戦ゲームをしていた咲夜とナギだったが・・・
「ん・・・ちょっとウチ、トイレ行ってくるさかい・・・ちょい中断や。」
画面には体力ゲージが赤色になったナギのキャラと半分ほど体力を残した咲夜のキャラ。咲夜の圧倒的優勢である。
「トイレ?仕方ないな・・・早くしろよ。まだ私は負けていないんだからな!」
バトルを中断してポーズ画面に切り替えるナギ。
「はいはい。まぁ行っとる間に逆転する方法でも考えとき。」
「くっ・・・!!絶対後で吠え面かかせてやるっ・・・!!」
咲夜の言葉に悔しさをにじませるナギ。実は9連敗中である。
ゲームを中断して、トイレに行こうと咲夜は部屋を出る。
(さて・・・ここまで9連勝中のウチやけど・・・今回はどないやってとどめにしたろかな・・・やっぱ一発キメて終わらせてしまおかな?)
トイレから戻った咲夜は部屋へ戻る途中にそんな事を考えながら廊下を歩く。
(まぁ9連敗中やし、ナギに考える時間でもやろか)と、咲夜は考えてたまたま遠回りをしていると・・・。
「・・・・・・?」
廊下の突き当りの使っていない部屋から人の声がしたような気がした。
(ん?誰かおるんかな?)
咲夜は少し気になって突き当たりのその部屋へと近づく。見ると、いつも閉まっているはずの扉が少し開いていた。
そして・・・
「綾崎君・・・今日はどうでしたか?」
「どうって・・・今日のハルさんは何だか積極的な感じで新鮮でした。」
(えっ、ハヤテとハルさん!?)
聞き覚えのある二人の声が中から聞こえ、咲夜は身を硬直させる。
「そうですか。綾崎君が喜んで頂けたなら私はそれでいいですけど・・・」
(何でこんなとこにおるんやろ・・・)
男女二人きり、目の届きにくい部屋・・・咲夜は想像した事を頭から追い払う。
(いやいやまさか・・・そんな事ないやんな・・・)
気づかれないように咲夜は息を潜めてわずかに開いたドアの隙間から部屋の中を伺う。
「ん・・・。」
(うわ・・・。)
隙間からまず最初に見えたのは・・・ハヤテとハルのキスシーンだった。
乱れたベッドのシーツ、タイを外し胸元が開いているメイド服、わずかに香る生臭いような独特の匂い・・・そのような事は学校の授業程度でしか習っていない咲夜でも、2人がこの部屋で何をしていたかどうかは容易に想像がついた。
(ハルさんとハヤテって・・・そんな仲やったんか・・・。)
目の前の衝撃的な光景に、咲夜は動揺を隠せない。
自分の見知った人の生々しい場面を見てしまうのは誰でもショックを受けるものである。
(前からメイドさん好きの気はあるような気はしよったけど、ハヤテのヤツホンマにハルさんと付き合っとるとは思わんかったなぁ・・・。)
そんな事を思いながら咲夜が覗いていると・・・。
「ではそろそろ後片付けしないと・・・お嬢さまがいつお呼びになるか分かりませんし・・・」
「ですね・・・」
(・・・ヤバっ!)
キスを済ませてベッドから起き上がる2人に、慌てて咲夜は覗くのをやめてドアの裏へ隠れる。
そして気づかれないように足音を立てずに引き返して、部屋へと戻った。
857 :
795:2011/01/30(日) 22:39:44 ID:llF+AQIA
「ハヤテ・・・ちょいええかな?」
「はい。何でしょう咲夜さん。」
その日、咲夜の屋敷からの帰り際に、咲夜はハヤテを呼び出した。
「なんだ咲夜。ハヤテに用って。」
「ん?まぁちょっとな。・・・こっちや。」
「はい・・・」
「あっ、ハルさんはウチが戻るまでナギの相手しとって。」
「分かりました。」
咲夜はナギをハルと自室に待たせて、別の部屋にハヤテを連れてきた。
「それで・・・何でしょうか。」
「ハルさんの事なんやけどな・・・。」
「ハルさんですか!?」
その名前にドキッとして、わざとらしく聞き返してしまうハヤテ。
「・・・その、まぁいろいろ言いたい事あるけど・・・ウチは別に2人が好きやし、好きあってるんやったら何も文句は言わへん。」
さっきの事もありハヤテを直視できずに、目線を外して少々顔を赤らめてぼそぼそと言う咲夜。
(えっ!?)
咲夜の口から出てきた言葉にハヤテは身を凍らせる。
(見られた!?ひょっとして・・・見ちゃったんですか咲夜さん!?)
ハヤテは冷や汗を流しながら咲夜の言葉を聞く。
「けど・・・ウチは『ナギのお姉ちゃん』やから、もしナギを泣かしてまうような事になったら、ウチはあんたを許さへんからな。・・・それだけは言うとくで?」
正直咲夜にとってもこの2人の仲については複雑な気持ちだった。
ナギを泣かせるわけにもいかないが、もちろんハルも泣かして欲しくはない。
結果、ハヤテには難しい課題を突きつける形になった。
「はい・・・分かりました。」
(咲夜さんが言いたいのは・・・いつかお嬢さまにもしっかり話をしろという事ですよね。お嬢さまならきっと分かって頂けるでしょうし多分・・・)
第三者から見れば簡単に理解できる現状を不幸な事に全く理解していないこの執事は、知らず知らずのうちに新たな地雷を抱える事になった。
858 :
795:2011/01/30(日) 22:42:10 ID:llF+AQIA
「なぁ、ところで・・・これは別にまぁどうでもええねんけど、ハルさんがどこに住んどるかは知っとるんやんな?」
(まぁあれだけの仲やったら向こうの屋敷でもええ感じにやっとるんやろうな)と咲夜は思いながら、ハヤテにそんな質問をする。
「いえ、それが・・・」
「何やねんそれ。そんなんでずっと付き合って来たんかいな?」
呆れ顔で咲夜が言う。
「すいません・・・全くお恥ずかしい限りです・・・。」
頭をかきながら申し訳なさそうに言うハヤテに、咲夜はため息をつきながらその辺にあったメモ用紙にサラサラと何かを書いて、それをハヤテに手渡した。
「これは・・・?」
「ハルさんの住所。今度遊びにでも行ったり。」
「・・・すいません。そんな・・・。・・・!?」
と、メモ用紙を見たハヤテは愕然とした。
(えっ、この住所は・・・!?)
「・・・どないしたん?えらい驚いとるみたいやけど。」
「あの・・・ここ、別の方が住んでますよ?」
・・・・・・重ねて言うが、ハヤテはハルが千桜だという事には全く気づいていない。
「んなわけあるかい。ここがハルさんの住所やで。」
「ですけど、ここは・・・。」
「・・・・・・なぁ、ひょっとして・・・・・・まさかやと思うけど、ハルさんの本名知らんとか言うんちゃうやろな?」
「・・・・・・・・・。」
事実を突かれて、ハヤテは何も言えなかった。
一筋の冷や汗が流れる。
「・・・・・・図星かいな。」
「ハルさんが『秘密もメイドのたしなみですよ』って・・・・・・すいません。」
あまりの情けなさに小さくなるハヤテ。
ハルもハルで本名を教えられない事情があったのだが。
ハヤテとしては嫌われたくないがためにハルに対して深い質問はした事がなかったというのもあった。
「・・・アホかい。名前も知らんとヤる事だけヤっとったっちゅうんかいな・・・。はぁ。ホンマどうしようもないやっちゃな〜・・・。」
その不思議とも言える状況に咲夜は大きくため息をつく。
「じゃ、その部屋に住んどる人の名前は?」
「えっと・・・春風千桜さんですね。・・・・・・咲夜さん、まさかだとは思いますが千桜さんが・・・ハルさんだと仰られるんですか?」
ハルとは真逆の姿の千桜を思い浮かべるハヤテ。
「あんなぁ・・・普通分からへんか?そりゃ髪型とか変わっとったりしとるからパッと見じゃ分からへんやろうけど、付き合うんやったらそれくらいすぐ気づけるようなカンのええ男にならなあかんで・・・。」
「すいません。本当にすいません・・・。」
年下からのお説教に痛いところを突かれまくられて、ハヤテは頭が上がらない。
「まぁハルさんもハルさんで何か理由があって、言わへんかったんかも知れへんよ?けど・・・多分悩んどると思うから、今晩辺り会いに行ったり。」
「すいません・・・本当にこんな・・・。」
「ウチに謝らんでええ。でもあのさっき言うた事は本気やから、覚悟しいや。・・・・・・じゃ、ナギも待っとるし、もう行き。」
「すいません・・・ありがとうございました咲夜さん!」
結局、最後まで謝り通しのハヤテだった。
859 :
795:2011/01/30(日) 22:44:49 ID:llF+AQIA
その日の日付が変わる頃。
「・・・千桜さん、まだ起きてますか?」
ハヤテは小さい声でそう言って、千桜の部屋の戸をノックする。
ちなみにこの時間はすでに他の住人はみな寝静まっている時間である。
「ん?あ・・・綾崎君か。こんな時間に・・・何?」
「ちょっと・・・いいですか?」
「あぁいいけど・・・。まぁそれだったら廊下はなんだから上がりなよ。」
「すいません・・・失礼します。」
千桜の部屋へ上がるハヤテ。
「で・・・何の用?今日は別に君のお嬢さまを預かってないぞ?」
もう寝ようとしていたのか千桜は髪を下ろしていた。
つまり、今の千桜は眼鏡こそかけているがハルの姿に近い姿をしている。
「今夜はですね・・・千桜さんに用があって来ました。」
「私に・・・?」
そう千桜をまっすぐに見てはっきりと言うハヤテに、千桜の頬が若干染まる。
「その・・・ずっと気づけてなくてすいませんでした!ハルさんはいつもこんなに近くに居らっしゃったのに・・・。」
「綾崎君っ・・・!」
申し訳なさそうに頭を下げるハヤテに、さらに頬の赤みが増す千桜。
そして・・・。
ドサッ。
「うわっ!」
突然ハヤテに千桜が抱きついて、突然の出来事にハヤテは体重を支えられずに床へ倒れこんだ。
つまり・・・第三者から見れば千桜がハヤテを押し倒した格好に見えた。
「千桜さんっ!?」
突然の出来事にハヤテは驚いた声で返す。
「本当はずっと・・・言おうか悩んでた。・・・辛かったよ。目の前にいつも綾崎君が居てくれるのにすごく遠かった。」
ハヤテを見下ろしながら、千桜は目線を落として言った。
「すいません・・・僕が鈍感なばっかりに辛い想いをさせてしまって・・・。ごめんなさい。」
そのままの体勢でハヤテが謝る。
「・・・・・・私、怖かったんだ。咲夜さんのところにいる時と今じゃ全然雰囲気・・・違うだろ?もし今の私が綾崎君の好みじゃなかったらどうしようと思うと本当に怖くって・・・だから言い出せなかったんだ。・・・私も悪かったよ。ごめん・・・。」
「いえ、そんな心配なさらなくても千桜さんはハルさんでも千桜さんでもとても魅力的ですよ。それに千桜さんは大事な『僕のお嬢さま』でもありますから。」
そう言うハヤテの笑顔は反則ものだった。
そしてその笑顔に「やっぱり私は綾崎君が好きなんだ」と再認識させられる千桜。
「ありがとう・・・綾崎君。」
千桜の瞳から一筋の涙がこぼれる。
それは「もう恐れなくていい」という安堵感と「やっと私の全部を綾崎君に知ってもらえた」という嬉しさ、その二つの感情が混ざったものだった。
860 :
795:2011/01/30(日) 22:46:43 ID:llF+AQIA
そのままの体勢でいる2人。すると千桜はある事に気がついた。
「ん・・・?これは・・・?」
「すいません・・・・・・。」
苦笑いをするハヤテ。千桜の腰辺りに硬く熱いものが触れている。
もちろんそれは自己主張しているハヤテのモノであって、昼間に2回果てたところで関係はなく勢い良く立ち上がっていた。
「・・・・・・昼間咲夜さんちでもしたのに・・・。男の子ってそういうものなのか?」
若干呆れ顔で千桜が言う。
「まぁ・・・千桜さんなんかに押し倒されたりなんかしたらそりゃ・・・そうなりますよ。」
「なっ・・・!」
ハヤテの言葉に、千桜はようやく自分が大胆な事をしてしまったことに気づく。
もし普段の自分が見ていたとしたら卒倒ものだろう。
「まぁでも・・・これは放っておけばどうにでもなりますから大丈夫です。・・・・・・節操なしに求めるのは執事として紳士になる以上よろしくないですからね。」
ハヤテはそう惜しげもなくサラッと言う。
「は〜・・・。綾崎君は本当に人畜無害な男だなぁ・・・。・・・だったらさ、その・・・・・・・・・・私が『綾崎君が欲しい』と言えば・・・どうなるんだ?」
自分から事に及ぼうなんて言うのは恥ずかしかったが、ハヤテは相手の事を思いやって行動する・・・つまり極度の受け身である以上、欲しいなら言うより他なかった。
それを言う千桜はもちろん恥ずかしくて、最後の方は恥ずかしさで消え入りそうな声で言った。
「・・・・・・それってつまり・・・。その・・・。」
「・・・・・・2度も言わせないでくれよ?」
「いいんですね?」
「・・・・・・・・・。」
千桜は顔をさらに赤くして頷いた。
861 :
795:2011/01/30(日) 22:48:49 ID:llF+AQIA
「それじゃ、行きますね・・・。」
「いいよ。んんっ・・・!」
ゆっくりとハヤテが腰を押し込んで、ハヤテと千桜はこの日2度目の結合を果たした。
「ん・・・やっぱりハルさんなんですね。」
「何変な事言ってるんだよ?・・・ひゃっ!?」
千桜が言い終わらないうちにハヤテが千桜を突く。
「はい・・・でもなんか、まだハルさんと千桜さんが同じ人なんて信じられなくって・・・、でもこれで分かりました。一緒です。」
・・・ハヤテが言っているのは千桜の中の感触の話である。
(でもなんかこれ、全然別の人としてるみたいだ・・・。)
感触こそ同じだが、目の前で乱れている姿はまるで別人。
その新鮮味がハヤテの性欲をさらにかき立てる。
「あっ・・・!」
ハヤテの突きこみに千桜は声を上げる。
「あの・・・あんまり声は出さない方が・・・。」
「・・・えっ?」
壁の厚い咲夜の屋敷とは違い築30年のこのアパートは壁も床も薄い。ちょっと声を出しても場合によっては聞こえてしまう。
ましてや皆が睡眠中で静まり返っているこの時間は余計である。
声のせいで誰かが起きてこようものなら大惨事は避けられない。
千桜もようやくその事に気づくと手で口を押さえる。
「・・・んんっ!んっ・・・」
それでもハヤテの抽送のスピードが上がっていく。
「んう・・・んんっ・・・・・・。はぁ・・・はぁ・・・。」
快楽の嬌声を必死に押し殺す千桜の姿を見てハヤテの興奮も増す。
そして・・・
「もう・・・あっ、で、出ます・・・っ!」
「んっ!んんんんんっ!、あっ・・・!」
千桜の最奥でハヤテは果てる。
そして薄いゴム越しに感じるハヤテが注いだ熱いものの感触に千桜も達した。
862 :
795:2011/01/30(日) 22:51:43 ID:llF+AQIA
「はぁ・・・ん・・・。」
「ふぅ・・・・・・。」
繋がったまま布団に倒れこんで息を整える2人。
「あっ・・・。」
そして、落ち着いてきたところでハヤテは千桜からモノを引き抜く。・・・先端の液だまりに多量の白濁を溜まらせて。
「・・・・・・すごく出たんだな。」
「ええ。なんかすごく燃えたのもありますし・・・それでですかね?」
まぁよく分からないんですけどね、と言いながらハヤテは後始末をする。
そして後始末を済ませて、
「あの・・・もうここで寝てもいいですか?多分朝にはもういないと思いますけど・・・。」
「・・・いいよ。ちょっと狭いけどな。・・・おやすみ。」
ハヤテは自室に戻ることなく、そのまま一緒に千桜と眠った。
好きな人と眠るその寝顔は・・・まさに至福そのもの。
翌朝。日曜日の朝といえどハヤテの朝は早い。
(もう朝か・・・。でも昨夜はよく寝れた気がするな・・・。千桜さんのおかげかな?)
横で寝ている千桜を起こさないようにハヤテは慎重に布団を這い出て、そして扉の音をなるべく立てないようにして部屋から出た。
(さあ、今日もがんばらないと・・・。)
そのまま千桜の部屋の前で執事服のジャケットを着直して、タイを締めているとハヤテは廊下にもう一人誰かにがいるのに気がついた。
「ハヤテ君?」
「あっ、ヒナギクさんおはようございます!今朝はお早いですね。」
いつもの挨拶を返すハヤテ。
「うん、おはよう・・・ていうか、今・・・ハル子の部屋から出てきたわよね?」
「えっ!?あ、えっと・・・それは・・・。」
(しまった・・・!)
言い訳が出来る言葉が出ないハヤテ。大ピンチに陥る。
(えっ・・・こんな時はどうすれば・・・)
そしてヒナギクの言い訳が出来ないまま月曜日学校で愛歌に「本当に恋仲になったのね」と冷やかされたのはまた別のお話。
ハヤテと千桜、この2人が大っぴらに付き合えるようには・・・これからもまだまだ前途多難そうである。
でも今回は・・・ここでおしまい。
完
863 :
795:2011/01/30(日) 22:56:36 ID:llF+AQIA
以上です。
ちょっと今回はグダってしまいました・・・。
咲夜の関西弁は違和感なかったらいいんですけど・・・。
(リアルで関西民なのですが)
今見返すと咲夜が賢者過ぎる・・・。
原作でもハヤテと千桜はフラグが立たないかなぁと期待しています。
今度はハヤヒナかハヤマリ書いてみたいですね。
ありがとうございました。
おっつ〜
また頼むぜ
うん、確かにグダグダだ
>>863 乙 と一応言っておきますが、忙しいので後で読みます
感想はその時に
糞SS晒しあげ
>>863 乙
批判してるやつはスレ消そうとしてるだけだから無視していいよ
869 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 22:26:02 ID:dqrF1C68
870 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 17:24:49 ID:pL55YJrD
天狗になるな!
映画化おめ
872 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 21:44:16 ID:CGYHknOR
鼻にツーンとくるんですよ。エロパロは。
頭がキーンとなるんですよ。エロパロは。
874 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 20:00:03 ID:zQ1t7g1x
離したいけど離せない。
>>873さん。 花見に行きませう。
嫌な子ww
876 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 17:41:17 ID:lXM/8A5e
梁息子
877 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:00:19 ID:lXM/8A5e
今週の流れでサキ×ワタルorワタル×サクをおねがいいたす。
できればサキで。
ふむ、AVのパッケージを凝視するサキさんを見てしまったワタル
それから数日後、サキさんが大金を店に入れる。
入手先を聞いてもはぐらかして教えてくれない
まさかAVに…そして嫉妬からヤッちゃうけど初めてで
なんか良い感じ
原作見てるとサキ×ワタルはアリだな
ワタル×サキでも
てst
881 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:40:55 ID:ekAfv5o4
職人さん頼みまさぁ
携帯から過去まとめ見れるとこない?
883 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 22:16:20 ID:hP7ratr9
今週の汚れ 今週のうちに
チョチョイのパッパでホラ綺麗
885 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 15:23:54 ID:s+5DzhMQ
は〜、ヤゴになりてぇ
は〜、ハムになりてぇ
887 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 18:48:34 ID:e516h1+2
は〜、鼻が高くなりてぇ
888 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 17:56:09 ID:cdMWv7a8
ハルさん、あまり出てこないからどうしても千桜しかわからん。
889 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 13:50:46 ID:fr8k33Ad
ハヤ泉、おねがいします。
890 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:46:55.57 ID:6wDlFLE4
雪路のエロパロが無いとはどういうことですか
891 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 18:07:22.11 ID:GfcMo3A4
892 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 15:19:35 ID:1iGuXKAj
っていうかエロ本とかスパッツ見ただけで頬赤らめるハヤテに
そーいう事とかあーゆう事って出来るわけなくないか?
思春期ですから・・
ヒナギクマダー?
895 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 17:27:23 ID:n4fRtlBb
ヒナサイコー!
ハルさんマダアー
ハヤテが最高な可愛かったのに書き込み無いんだな・・・
ルカは百合キャラでは?
保管庫探したんだが男キャラ×ハーマイオニー(または女装ハヤテ)って無いんだな・・・
男の娘ネタが読みたいぜ・・・
900 :
795 :2011/03/02(水) 23:21:26.69 ID:Kz7IWpkP
795です。
エロなしのハヤヒナを出せない事はないんですが、読まれたい方はいますか?
普通なカップリングものSSですけど…。
誘い受け乙
そんな事聞くくらいなら投下してくれよ
902 :
795 :2011/03/03(木) 21:31:53.76 ID:8xEM32Ez
いや…エロなしでもいいのかなと思ったんで一応聞かせて頂きました。
じゃ投下しますね。
とりあえずヒナ誕生日おめ。
903 :
795 :2011/03/03(木) 21:34:53.60 ID:8xEM32Ez
もし、あり得ないと思う事が実際にあり得てしまったら、あなたならどうしますか?
…何故そんな事を聞くかですって?そんな事が現に僕の目の前で起こっているからですよ。
…実は僕はついさっき、ヒナギクさんに告白されました。
もちろんそれは言葉通りの意味で、ずっと前から、初めて出会った時から僕を好いてくれているという事でした。
その言葉をついさっき、チョコレートとともに受け取った時はとても信じる事が出来ませんでした。
「ヒナギクさんが僕の事を好きになるなんてそんな非科学的な事なんかあり得ません」とマリアさんにも言われていましたし、僕もそうだと思っていましたから。
それに、僕はてっきりヒナギクさんに嫌われていたと思っていたからです。
いつもいつもご迷惑をかけたり怒られてばかりで、アーたんのために一時的ではありましたが生活まで巻き込むなんてひどい事をして…。
そして極めつけはゴールデンウィークの旅行の時、ヒナギクさんの目の前で僕はアーたんが好きだと言って、目の前でヒナギクさんの想いを否定するような行動をとってしまいました。
もし僕があの時ヒナギクさんと同じ立場に置かれたなら、立ち直る事なんか出来なかったでしょう。
ですがあの時、ヒナギクさんは僕の背中を押して下さいました。ヒナギクさんは僕の言葉を聞いて相当辛いはずだったのに。
そしてその後もヒナギクさんは僕を想い続けてくれて、いつまで経ってもその想いに気づかない僕にもくじける事なく、ヒナギクさんは今、想いを伝えてくれました。
だから本当に驚いたんです。こんな最低なヤツに何故ヒナギクさんみたいな方が…と。
そして僕は申し訳なく思いました。
ヒナギクさんのような学校のトップに立つとてもお美しい方が、僕みたいな最低な借金執事風情と付き合うなんてとても釣り合うとは思えませんでしたから。
ですが、ここで想いを受け取らないのはもっと申し訳ない気がします。
1年以上も僕なんかを一途に想って頂いたヒナギクさんをさらに悲しませる事になりますから。
ヒナギクさんに対する僕自身の気持ちは…どうでしょうか。
ヒナギクさんを僕は…マリアさんと同じでずっと高くて僕なんかの手が届くはずのない高嶺の花のようなものだと思っていました。
人としては、何でも頼れて、しっかり引っ張ってくれる強い方。
とても真面目で、努力を怠らない方。
誰とも仲良く出来て、周りに人が絶えない方。
僕自身、ヒナギクさんに憧れを持った事がないと言えば…それはウソになります。
ですから…じっと濡れた瞳で僕を見つめて僕の言葉を待っているヒナギクさんに、僕はこう言いました。
「本当で僕でよろしいのなら、これからよろしくお願いします。」
「えっ、ハヤテ君…?」
「僕とお付き合いして頂けますか?ヒナギクさん。」
「う…うそ…!」
真っ直ぐ、僕はヒナギクさんを見つめて言いました。
僕の真剣さが伝わって頂けるように。
この時から僕は、ヒナギクさんを僕のとても大事な方・・・彼女として選ぶ事にしました。
904 :
795 :2011/03/03(木) 21:40:02.26 ID:8xEM32Ez
今朝、私は心に決めていた。「この日でこの気持ちにカタをつけたい」って。
1年以上、辛い時もいつでもずっと持ってきたこの想い。
いつまで経ってもハヤテ君は私の気持ちに気づいてくれなかった。
もらう答えが怖い?自分が負けたみたいで悔しい?そんな壁が私を立ち止まらせていた。
そんな私はもういらない!迷ったら行動してみるのがいつもの私だったはずでしょ?
そりゃ…怖いといえばウソになるわ。でも想いを伝えなきゃハヤテ君は絶対に動いてくれない。
だったら…動くしかないじゃない!歩だってずっとそうしてきたんだから!
ありきたりかも知れないけど、私はこの自分で作ったチョコレートに今までの想いを載せて、ハヤテ君に渡す事にした。
で…その日の放課後、私はハヤテ君を生徒会室に呼び出したの。
「えっと…何の用ですか?」
さっぱり呼び出された訳が分からない、といった感じのハヤテ君。
当然よね。今日は生徒会の仕事も何もないし、私以外には誰もこの部屋には来ていなかったんだから。
「今日って…何の日か知ってる?」
鞄からチラッとチョコレートの包装紙がはみ出てるからハヤテ君が知らないはずないけど、こうでもしないと会話にならないし。
それは誰にもらったのかしら泉?それとも他の子?ちょっと気になるけど、そんなのを気にしてたら何も出来ないわ。
「バレンタインデー…ですよね。」
「そうよね。」
「…ひょっとすると、ヒナギクさんが僕にチョコレートを下さったりするんですか?」
もうここまで来てしまったら…後には引けないわ。
後はもう少し、自分の持ってるだけの勇気を振り絞って…!
「うん。…………本命をね。」
「えっ!?ほほほ本命っ!?あ、あのヒナギクさん、その言葉の意味をわk…」
…ポカッ。慌ててるハヤテ君を軽く拳で小突く。
「……2度も言わせないでよ。」
「すいません…。」
ここまで勢いだったけど、もう限界。
今はハヤテ君の顔をまともに見れなかった。
けど…!!私は一歩踏み出すんだって決めたんだから…!
だから私は頑張って顔を上げて、ハヤテ君と目線を合わせる。
といっても私の方が背が低いから、ハヤテ君を見上げる形になるんだけど。
「私…ずっとね、……ハヤテ君の事が好きだったの。ずっと…ずっと…。」
…言っちゃった。私が生まれて初めての告白をした瞬間だった。
「………。」
「…私の想いを知ってくれるだけでいいから!好きな人がいるんだったら別にそれで構わないから!だからハヤテ君、これを…受け取ってくれる?」
今までの想いを言葉に詰めて、ハヤテ君にチョコレートを手渡す。
もう身体が紅潮して熱くって、手に持ったチョコレートが溶けちゃいそう。
「ありがとう…ございます…。」
そっ、とハヤテ君は私のチョコレートを受け取ってくれた。
「………。」
それからしばらくハヤテ君は無言だった。
実際には短い時間だったのかもしれないけれど、今の私にはとても長かった。
何かに期待している私も事実。でもその反対にもうこれでハヤテ君とはうまくいかないかもと思う私もいた。
そして私はそれに押しつぶされそうで、泣きそうだった。だって告白した事なんて初めてだったから。
「………。」
ハヤテ君がもう一回私を見る。
その目は真っ直ぐ私に向けられていた。今から何を言うつもりなの、ハヤテ君…!
…怖かった。本当に怖かった。ハヤテ君が何を言うのかが。そしてハヤテ君の口が開く。
「……本当で僕でよろしいのなら、これからよろしくお願いします。」
「えっ、ハヤテ君…?」
「僕とお付き合いして頂けますか?ヒナギクさん。」
「う…うそ…!」
905 :
795 :2011/03/03(木) 21:43:47.05 ID:8xEM32Ez
(※本文が長すぎたため分割しています)
えっ…本当に!?
すっごく嬉しかったけど、嬉し過ぎて本当か分からなくなっちゃった。
ハヤテ君に告白される…ずっと手に掴みたかった現実だったから。
だからこれは夢で、本当はまだ私は家で寝てるんじゃないかって。
とりあえず…私はそれを確かめる事にした。
「……痛い。」
軽く頬っぺたをつねってみて、これは現実だという事を痛みとともに理解する。
「何されてるんですか?」
そんな事してたら不思議そうな表情でハヤテ君が尋ねてきた。
「……信じられなかったから本当か確かめてたのよ。」
「……。だったらこちらの方が良いんじゃないですか?」
「えっ、何?あっ…。」
いつの間にか私はきゅっとハヤテ君に抱き寄せられてた。
「本当に好きじゃなかったら、こんな事は出来ませんよ?」
優しい声で私にそう言うハヤテ君。この声が私にはとても心地が良かった。
「ハヤテ君…。」
服越しに感じるハヤテ君の胸板の感触と体温に私は頭がクラクラしそうになる。
なんかもうダメ…思考が追いつかない。
そして私は無意識に背伸びをして…目を閉じる。
しばらくしてカツン、と歯が当たる音がして、私とハヤテ君は唇を重ねていた。
もちろんこれが…私の本当のファーストキス。
そしてこの日は、私の忘れられない日になった。
906 :
795 :2011/03/03(木) 21:47:30.58 ID:8xEM32Ez
そして…あの日からもう3週間くらいが経ちました。
僕もヒナギクさんも結構忙しいので、なかなか会う事は出来ない日が多いんですけどね。
本当はもっと一緒に居たいんですが…なかなかそうもいかないわけでして。
それはきっと僕がどの並行世界にいたって同じなんでしょうけど。
僕みたいなヤツがヒナギクさんと付き合っていると公言するのもどうかと思うのでヒナギクさんと付き合っているという事はほとんどの皆さんには内緒にしています。
今それを知っているのは西沢さんとマスターくらいでしょうか。
まぁそんなわけで、今日もヒナギクさんにまともに会えなかったので厨房で仕込み中の間にメールでその埋め合わせをしていますと…お嬢さまがやってきました。
「お?ハヤテ、なんだ?メールか?」
「はい。」
「お前がメールだなんて珍しいな。誰とだ?」
「ヒナギクさんです。」
「ヒナギクだと?」
「はい。実は…その、今僕はヒナギクさんとお付き合いさせて頂いてるんですよ。」
せっかくの機会ですから、お嬢さまにもこの際話しておきましょうか。
「はっ!?」
「あっ、でもご安心くださいお嬢さま。私生活は私生活、お仕事はお仕事としてきっちり分けますし、お嬢さまは僕が守るという事は変わりありませんし、両立させてこそ執事が務まるというものですから!」
「………。」
「なのでこれからもきちんとお仕えし続けますし、ご安心くださいお嬢さま……あれ?」
気づいたら喋っていたのは僕だけでした。
そしてお嬢さまは僕をキッと睨みつけていました。……涙目で。
思い当たる所はありませんでしたが、「今お嬢さまが非常に怒っている」という事は経験上よく分かりました。
それも、かつてないくらいの最大規模で。
とりあえず僕は謝ります。何が原因かは分かりませんが、僕がお嬢さまを怒らせてしまったのは事実ですから。
「すいませんお嬢さま!何かご気分を害されたようで申し訳ありません!僕は一体何を…。…っ!!」
バシッ!
乾いた音が厨房に響きました。それはお嬢さまが僕の頬を平手打ちした音でした。
「お嬢さま…」
大した痛みではありませんが、ここまで本気で怒られているお嬢さまに僕の心は痛みます。
僕がお嬢さまをそうさせてしまったのですから。
「黙れ!それ以上言うな!この浮気者が!!」
「え…」
「あの時私に言ってくれた言葉はウソだったのか!」
「あの時」とは、いつの事ですか?
お嬢さまの指すその意味が分からなくて、僕はその意味をお嬢さまに聞こうとこう聞き返したのです。
「…それは何の事です?お嬢さま。」
正確に言わないと意味を幾通りにも捉えられてしまう、誤解されるのは言葉の持つ欠点です。
そしてそのせいで、この僕の答え方はこの状況にさらに油を注ぐような事になってしまったようです。
「………っ!!お前は…お前は…私がどれほどお前に尽くしてきたか分かってそれを言ってるのか!」
「………。」
「そうか…はなから私は眼中になかったんだな!?そりゃ私より真面目でまともなヒナギクのほうが良いに決まっているよな!」
…涙目で怒鳴るお嬢さまを止められません。今の僕は止める術を知りませんでした。
「分かったもういい!お前なんか大っ嫌いだ!!」
そして最後にお嬢さまは僕にその一言をぶつけて、泣きながら走り去っていきました。
「………。」
「大嫌い」という言葉が僕の胸に突き刺さります。
嫌われる事には慣れていた僕ですが、お嬢さまからのこの言葉はまた別物でした。
命の恩人を泣かせて、怒らせて……僕は何をやっているんだ。
恩を仇で返すような事をするなんて…僕はなんて最低なんだ。
僕はどんどん自己嫌悪の渦に引き込まれていきました。
………。
あれ…?この臭いは?
「わっ!」
そして仕込み中の鍋の中は見事に黒焦げ。しかも慌てて掴んで手も火傷。
僕は、仕事に対する自信さえも失いかけていました。
907 :
795 :2011/03/03(木) 21:50:19.57 ID:8xEM32Ez
「大丈夫ですか?焦げ付かせるなんてハヤテ君らしくないですねぇ…。」
私はハヤテ君の手に包帯を巻きながら、しょんぼりとしているハヤテ君を見上げます。
「すいません…。」
さっき…妙な焦げ臭さに気づいて厨房に飛んできてみれば、そこには鍋の中を見て呆然と立ち尽くすハヤテ君の姿がありました。
手のひらには火傷までして。
「どうされたんです?」
「ちょっと考え事を…というか、僕は…・・・僕はっ!!」
そのまま、ハヤテ君は私の前で堰が切れたように泣き崩れてしまったのです。
「ちょ、ちょっと、ハヤテ君!?」
私はただもう崩れ落ちそうなハヤテ君の肩を支えてあげる事しか出来ませんでした。
「で…何があったんですか?」
少し落ち着いたところで、私はハヤテ君に問いかけます。
「すいません…恥ずかしいところをお見せしました。実は、その……。」
涙を拭いながらハヤテ君はここまでの経緯を話してくれました。
……ハヤテ君からの話を聞いて、私が思ったのは「ついにこの日が来てしまった」と「やっぱりハヤテ君は鈍感だった」の2つでした。
こうなってしまったからには、話すしかありませんね。…あの日の真実を。
「ハヤテ君、今から大事な話をしますから、よく聞いて下さいね?」
「はい…。」
私は1年前のあの日の真実を全てハヤテ君に説明しました。
ハヤテ君がしそうになった誘拐をナギは愛の告白と勘違いした事、それでずっとナギはハヤテ君と相思相愛だと思っている事、借金を立て替えたり学校へ通わせたりおじいさまに渡された王玉を壊したりした事の背景には全部そんな想いがあったという事。
そして全部話し終えた時、ハヤテ君は黙って椅子から立ち上がりました。
「…お嬢さまにそんなひどい事をして…本当にすいませんでした。」
ハヤテ君は小声でナギへの謝罪の言葉を口にした後、真っ直ぐ部屋を出て行こうとします。
「ハヤテ君!?ど…どこへ行くんです!?」
「……今まで、ありがとうございました。そんな事して…もうここにはいられませんよ。……さようなら、マリアさん。」
振り返って、寂しい笑みを浮かべてそう言うハヤテ君。
その声はいつものハヤテ君からは想像できないような暗く、哀しげな声でした。
908 :
795 :2011/03/03(木) 21:53:14.17 ID:8xEM32Ez
行くあてはありません。でも帰る所もありません。
元々1年前に捨てかけた命。それを誰に生かしてもらってたのかも考えずに、無神経に行動して恩を仇で返したような事をする人間にはその方がお似合いですかね。
そんな自嘲をしながら、僕は夜の街を歩いていました。
………。
これから特にする事はありませんでしたが、一つだけ絶対にしなければいけない事がありました。
僕の好きな人に…さよならを言うという事です。
さっきケータイはお屋敷に置いてきました。となると連絡手段は…。
「……よし、20円ある…。」
僕は近くの公衆電話から、ヒナギクさんのケータイへ直接電話をかける事にしました。
「もしもし。」
出てくれなければ良かったという気持ちもありましたが、それだときっとよりヒナギクさんを悲しませてしまうでしょう。
「もしもし。ヒナギクさん…ですよね?」
「うん。…ハヤテ君、どうしたの?さっきメールが急に途切れたから何してるのかなって思ってたけど…。」
もうこれでヒナギクさんの声を聞くのも最後なのかなと思うと、辛かったです。ですが…僕はそれを押し殺して続けます。
「…ヒナギクさん。突然ですが…さよならを言わなければいけなくなりました。」
「えっ?」
「僕は…ヒナギクさんと付き合うに値しない人間だったという事です。」
「ハヤテ君!?何を言って…」
「……短い間で、恋人らしい事なんかろくに出来なかったですけど、でも…僕は本当にヒナギクさんが好きでした。それなのにこんな事になって本当にすいませんでした。……僕の事は忘れてください。さようなら。」
僕は言いたい事だけをヒナギクさんに伝えて、電話を切りました。
これ以上ヒナギクさんの声を聞くのは…辛かったからです。
(夜が明けたら、働ける場所を探そう…てかこんな所で凍死しないかな?)
(まあそれならそれでもいいか…。)
僕は電話ボックスから出た後ベンチに腰掛けて、僕はボーっと夜空を見上げてました。
909 :
795 :2011/03/03(木) 21:56:28.17 ID:8xEM32Ez
「・・・・・・・・・。」
まだ来ない…。いつものハヤテ君なら返信をすばやく返してくれるのに。
まぁこういう時だってあるわよね。
ハヤテ君のメールが返ってくるまで、勉強の続きでもしようかしら。
(これはこれで…ここは…)
それから問題集のページをしばらく埋めてると、
「♪〜」
私のケータイが鳴った。
あれ?電話?それも…公衆電話?
誰からかしら?誰か分からないからちょっと怖いけど、とりあえず私は電話に出る事にした。
「もしもし。」
「もしもし。ヒナギクさん…ですよね?」
返ってきたのは、もうすっかり聞き慣れたハヤテ君の声。
「うん。…ハヤテ君、どうしたの?さっきメールが急に途切れたから何してるのかなって思ってたけど…。」
「…ヒナギクさん。突然ですが…さよならを言わなければいけなくなりました。」
ハヤテ君が言った言葉は、今の私の日常を地面に叩き落すような衝撃の言葉だった。
「えっ?」
そんな事を急に言われて意味が理解できなかった。
「僕は…ヒナギクさんと付き合うに値しない人間だったという事です。」
「ハヤテ君!?何を言って…」
なんで?どうして!?
「……短い間で、恋人らしい事なんかろくに出来なかったですけど、でも…僕は本当にヒナギクさんが好きでした。それなのにこんな事になって本当にすいませんでした。……僕の事は忘れてください。さようなら。」
次に私が言う前に、ハヤテ君の方から電話は切れた。
電話が切れたすぐ後に、私はハヤテ君のケータイに電話をかけてみる。
(………。)
やっぱり通じなかった。何度やっても結果は同じだった。
「なんで…なんでなの!?」
やっと振り返ってくれたハヤテ君。私の想いに気づいてくれてくれたときは本当に嬉しかった。
でもそれがたった三週間ちょっとでこんな事になるなんて…!!
私が悪いの?何があったの?
ねぇ、ハヤテ君!!教えてよ!!
「お願いだから、答えてよ…。ハヤテ君……。」
私は一人誰もいない家で、突然やってきた別れに泣き出していた。
910 :
795 :2011/03/03(木) 21:59:11.71 ID:8xEM32Ez
(あ〜、今夜は寒いな…それにしても遅くなっちゃったよ。)
バイトからの帰り道、私はそんなありきたりな事を思いながら歩いていた。
人は生まれた季節が一番過ごしやすいらしいから、私にとって冬はよりそう感じるのかもな。
……冬といってももう3月だけど。
今の私はアパートで一人暮らしをしている。一人といっても友達も他に住んでるから、別に寂しくはないんだけど。
そういえば去年の夏までは綾崎君やナギと一緒に住んでたんだよな。
もうアレから結構経つんだな…早いもんだ。
そういえば次の即売会にナギがまた出すって言ってたな。…一緒にまた徹夜しなきゃいけないかな。
まぁあれはあれで結構楽しめるから良いんだけど…。しんどいけどな。
そんなどーでもいい事を考えてながら公園の方に目を向けると、見知った人がベンチに座ってたんだ。
おかしいな。なんでこんな時間にこんな所にいるんだろう。
だから…。
「綾崎君、なんでこんな所に居るんだ?」
「千桜さん…。」
「どうしたんだ?…まさかお屋敷に帰れないとかじゃ…。」
「………。」
冗談っぽく言ってみたけれど、綾崎君は無言。
ひょっとして本当に…まさか。
それによくよく見たらいつもの綾崎君らしくない暗い表情に右手には包帯。綾崎君に何があったんだろうか。
「と…とりあえず冷えるしさ、帰れないんだったらアパートに来なよ。」
「………いいんですか?」
小さい声で綾崎君は聞き返した。
「いいに決まってるじゃないか。その…私も久しぶりに綾崎君の料理食べたいしさ。」
「すいません。ありがとうございます…。」
「ただいま…。あれ?誰も帰ってきてないのか?」
そういえば作詞がうまくいかないから今日はスタジオにカンヅメってメール来てたっけ。
無理するよ全く…。まぁ新曲は楽しみにしてるけど。
てことは綾崎君と2人きりか。ん……まぁいいか。別に綾崎君だったら別に大丈夫だろうし。
「ところで綾崎君、晩御飯は?」
「…もう食べてきました。」
そうか…それじゃなんか悪いな…。
「…じゃあ私は自分で作るよ。何か悪いし。」
「いえ、僕作りますよ。そうでないと…。」
「そうか。じゃ頼むよ。」
もう消え去ってしまいそうみたいな感じで言う綾崎君に、もう私は頼む事しか出来なかった。
何が綾崎君をそこまで暗くさせているんだろうか。
「・・・如何ですか?」
「おいしいよ。流石だな。」
「…ありがとうございます。」
久々に食べる綾崎君の料理はおいしかった。
でも…綾崎君の表情は変わらないままだった。そして必要な事以外は全くしゃべらない。
「…何があったか知らないけどさ、ナギなら放っとけば機嫌も直るよ。」
大方綾崎君はナギの機嫌を損ねてお屋敷から追い出されたんだろうと私は思ってた。
「なんならお屋敷に電話しようか?もしかしたらナギの機嫌直っててもう帰れるかもしれないぞ?」
…空気が湿っぽくてどうも落ち着かなくて、それを払うべく私はとりあえず綾崎君にそんな事を提案した。
でも…。
「いえ、それはいいです。……だって僕は、………自分からお屋敷を出てきたんですから。」
「何だって!?」
私は…綾崎君から事の顛末を聞かされた。
911 :
795 :2011/03/03(木) 22:02:22.86 ID:8xEM32Ez
ねぇなんで?どうして?
私はずっと疑問の渦にはまって泣いていた。
ハヤテ君、どうしちゃったの…!?
私はこれを現実だって信じたくなかった。
でも頬を流れる涙は熱いし濡れてるし。……だからこれは現実なのね。
そう事実を突きつけられるとまた苦しくなった。
「♪〜」
その時私の携帯が鳴った。今度はメールの着信で。
ひょっとしてハヤテ君?ハヤテ君なの?
私はケータイを素早く開いて内容を確認した。
「歩か…。」
メールの送り主は歩だった。
歩からのメールはごくごく普通のものだった。
けれど・・・「ハヤテ君とは順調なのかな?」って一文に、胸が痛くなった。
本当なら、1時間前の私なら、順調って書けたけど、今は………。
私がハヤテ君と付き合うって知った時は、歩は自分の事みたいに祝福してくれた。
本当は辛いはずなのに。けれど歩は…。
だったら…ウソはつけないわね。
私はつい1時間前にあったことを、そのまま歩に伝える事にした。
別れの言葉を打つのが本当に辛かったけど、それでも何とか書いて、送信した。
歩はどんな気持ちで、私のメールを読むのかしらね。
「ピンポーン。」
それからしばらくして家の呼び鈴が鳴った。
誰?こんな時間に?
最近物騒だしちょっと怖かったけど…ドアを開けるとそこには、
「ヒナさん。」
「歩…。」
心配そうな表情をした歩が立ってた。
「びっくりしちゃったよ。でもヒナさん一人じゃすっごい辛いと思ったから…。」
「……ありがとう。」
悲しくて心細くってずっと泣いてて、そんな中にやってきてくれた歩の優しさに、私は大泣きした。
912 :
795 :2011/03/03(木) 22:04:27.36 ID:8xEM32Ez
「…それで責任感じちゃって、お屋敷を出てきたって事か?」
「はい…。」
綾崎君からの話を聞いて私が思ったのは、「お前はどこの漫画の主人公だよ」という事と、「アイツも不器用だよな」の2つだった。
まぁナギの綾崎君への好意は薄々分かってたけど、まさかそこまでやってたとは私も知らなかった。
恋人のために自分が持てるはずだった巨万の富を放棄する、か…まるで小説みたいないい話じゃないか。
そりゃ綾崎君にそこまでしてたら、何も知らなかったナギは怒って当然だよな。
確かに綾崎君は鈍感でたまにデリカシーの欠片もないとんでもない事言い出したりして、私も今までイラッと来た事もないわけじゃない。
けれど綾崎君ばかり責められるものでもないだろう。
確かに鈍感な綾崎君が不器用なナギの好意に気づいてくれなかったのが一番悪い。
けど……ナギだって責任がないわけじゃないし、それを分かっていながら何もしてやらなかった私たちにも責任はあるだろう。
もしも私が少しそんな事を綾崎君に話していれば、こんな事にはならなかったかもしれないしな。
だったら…。
「…もう一回ナギに会って、話してきなよ。」
「お嬢さまにですか?」
「アイツだって、綾崎君が『恋人』ってだけで全部接してるわけじゃないだろ。綾崎君だって、ナギとお金だけで繋がってるつもりはないんだろう?」
「はい。それは…!」
「綾崎君だってさ、一人の人間だし別にナギの道具ってわけじゃない。誰かを好きになったって当然だよ。」
「………。」
「多分今頃、向こうもマリアさんが同じ事言ってるって。ちょっと時間を置いて頭が冷えたらナギだってきっと分かってくれると…私は思うけどな。」
「そうですかね…。」
「そりゃ…うまく行くかは分かんないけど、このままじゃ何も解決しないぞ?それでいいならいいけどさ。まぁ…でも今日は夜遅いしもう帰り辛いだろうから、今日は昔いた部屋で寝てきなよ。」
「すいません…。」
謝る綾崎君だったが、その表情と声には少し明るさが戻ってきたような気がした。
「別に良いよ。私もナギが元気じゃないと困るからさ。…じゃあお休み。」
「はい。」
うまく行ってくれると良いんだけどな…どうなるかな。
913 :
795 :2011/03/03(木) 22:07:02.57 ID:8xEM32Ez
「はい。実は…その、今僕はヒナギクさんとお付き合いさせて頂いてるんですよ。」
あの時のハヤテの言葉が今でも私の耳に焼き付いている。
私以外の女とハヤテが付き合っている。それだけでもショックだったのに…ハヤテはそのままニコニコと普通に私に話しているのが私の怒りの引き金を引いた形になった。
本当はただ辛かったんだ。けどそれは結果的にハヤテに罵声を浴びせる事になってしまった。ハヤテには出て行って欲しいなんて気持ちはどこにもなかった。
私はハヤテの横にいるはずだったのに、それがとられるかも知れなくって怖かったんだ。
その現実を見たくなくて、私はああ言ってしまった。
でもそのせいでハヤテは私の目の前から姿を消した。それも……どこへ行ったか見当もつかない。
ハヤテが屋敷から出て行ってしまった後、私はマリアからハヤテと初めて出会った日の事を聞いた。
信じられなかった。私がずっと勘違いをしていたなんて。
それで勘違いしたまま、私はハヤテを拘束していたようなものだったのか。
そして最初からハヤテにその気はなくて、ただ私の恩のために動いてくれていたのか。
もし出会って2、3日やそこらでそれを知ったなら、私はハヤテを躊躇なく追い出していただろう。
あの頃の私なら怒声一回でそうしていただろう。そして私は何も変わる事もないまま堕落していた嫌味な金持ちの典型と言える様な人間になっていた事だろう。
でも1年以上経った今はそうではなかった。
昨日もハヤテがいて、今日もハヤテがいて、明日も明後日もそのまた先もずーっと何年先でも、ハヤテがいるのが当たり前だと思っていた。
私がハヤテへの強い好意を持っているのも事実だ。ヒナギクやハムスターには絶対に負けないくらいにだ。
でもそれを抜きにしても……もう私にはハヤテがいなければどうにかなってしまいそうなくらいに依存していたのだ。
ハヤテがいたから今の自分がいるんだ。
ハヤテのおかげで学校へ行くようになって、千桜と出会って同人誌を描いて、私の狂いまくってた人生の設計図を矯正してくれた。
いくら金を積んでも分からない事を、たくさん知った。例えば苦労して描いた同人誌に「面白い」と共感してくれてそれを買ってくれた時の気持ち。きっとこれからもいろんな事を知ったりするだろう。
でもハヤテは今いない。私の一時の怒りでハヤテは姿を消してしまった。
そして急に周りの世界が真っ暗になった気がした。
どう歩いたらいい?どこに向かって歩けばいい?……分からない。
私はただ祈るしかなかった。今まで神なんか信じようと思った事もなかったが。
ハヤテが私のもとに帰ってきてくれるようにと。
ヒナギクの件はまた別として、ひどい言い方をしてごめんなさいと謝りたいと。
だからハヤテよ…もう一度私の前に帰ってきてくれ…!
そして私は一夜なかなか眠れない夜を過ごして、翌朝起きてみれば玄関の方でマリアの声がするのに気がついた。
それに…当たり前だが他に人の気配がする。まさか…!
「すいません。お騒がせしました…」
この声…ハヤテの声だ!ハヤテが帰ってきたんだ!
祈りが通じたかどうかは分からない。けど…!
「ハヤテ!」
「お嬢さま!」
玄関にいるハヤテの顔を見た瞬間、私は涙が止まらなくなった。
「誰が出て行けって言った!」
「……すいませんっ!本当にごめんなさいっ!」
平謝りするハヤテ。
ハヤテが出て行く原因を作ったのは私なのに…でも私は素直になれなかった。
「出て行っちゃダメだ……!!私はお前がいないとダメだ!誰だってお前の代わりはできないんだ!」
「お嬢さま…。」
「……大嫌いなんて取り消しだ!私はお前が本当に大好きだ!」
私は、生まれてはじめて自分の想いをその本人に伝えた。
914 :
795 :2011/03/03(木) 22:13:39.24 ID:8xEM32Ez
千桜さんに言われて、少しではありますが全てに絶望した僕の目の前が明るくなった気がしました。
翌日お屋敷に戻って、お嬢さまと話す事に決めた僕ですが…やはり、不安もありました。
僕が悪い事なのにお嬢さまがそれを許してくれるなんて虫が良すぎないか。
話してお嬢さまをもっと傷つけやしないか。
ですがそれは全部僕の考えなので、話してみない事には分かりません。
お嬢さまに対する異性としての好意はなくとも、お嬢さまとお金だけで繋がっているつもりは僕には微塵もありません。
だから、もう一度僕はお嬢さまとお話します。
たとえ玄関で突っぱねられても、その前にSPの皆さんに締め出されるような事があっても。
翌朝、千桜さんを学校へ送り出した後僕はお屋敷へ戻りました。
昨日、もう戻る事もないだろうと思っていた大きな門の前に再び僕は立ちます。
「………。」
覚悟を決めて、門扉を開けて、そのまままっすぐ進んで玄関の呼び鈴を鳴らします。
それから程なくして、
「はい。どちらさまで…ハヤテ君!どこへ行ってたんですか!?」
「すいません。お騒がせしました…」
「本当に心配したんですよ?はぁ。良かった…。」
マリアさんの心配そうな表情に僕は申し訳ない気持ちになります。
「マリアさん、僕…もう一回お嬢さまにお話したいんです。」
「………そうですか。でもまだナギは寝てますしとりあえず寒いですから…中に入って下さい。」
「はい…。」
マリアさんはいつもと変わらない様子で僕を迎え入れてくれました。
そして屋敷の扉を再びくぐった時、
「ハヤテ!」
「お嬢さま!」
お嬢さまが僕を出迎えてくださいました。
その顔はお怒りの表情ではなく心底心配したような表情で、そして見る見るうちにお嬢さまの目には涙が溢れていきました。
「誰が出て行けって言った!」
お嬢さまは涙混じりにそんな事を仰います。
「……すいませんっ!本当にごめんなさいっ!」
お嬢さまを泣かせてしまった事、心配させてしまった事、その他お嬢さまに対する全ての「ごめんなさい」を詰めるような気持ちで僕は頭を下げました。
もちろんそんな事程度で許されるとはとても思ってはいません。でもこれは今の僕の最大限でした。
「出て行っちゃダメだ……!!私はお前がいないとダメだ!誰にだってお前の代わりはできないんだ!」
「お嬢さま…。」
僕をまだ必要としているお嬢さまに、嬉しくて僕も熱いものがこみ上げてきました。
僕はこんな所で泣いちゃいけない…けれど…!!涙を止める事は出来ませんでした。
「……大嫌いなんて取り消しだ!私はお前が本当に大好きだ!」
そして僕はお嬢さまから告白されました。
「お前に好きな人がいるのは分かってる!でも同じ想いを持ってるのは私もそうだったと分かってくれればそれでいい!だから…だからハヤテ!私のそばに居てくれ…!」
ずっとお嬢さまのそばに居たいという気持ちは僕も同じです!
お嬢さま、あの時お母様の墓前で誓った事…僕は絶対にこれからもいつまでも守っていくつもりです!
「はい!僕とお嬢さまはずっと一緒です!一生お仕えいたします!」
こうして僕は1日ぶりに、お屋敷へ戻る事が出来たのでした。
915 :
795 :2011/03/03(木) 22:16:25.00 ID:8xEM32Ez
それからは朝の出来事は何もなかったかのように時間は過ぎていきました。
それでもヒナギクさんとの事をきちんと話をつけない限り、僕はもうひとつ前へ進む事ができません。
そしていつ話すべきかタイミングを窺っていたのですが…不意にお嬢さまが僕を呼びました。
「なぁハヤテ。」
「はい。お嬢さま。」
「こんな話を知っているか?」
「どのようなお話でしょうか?」
「童話さ。『王様の耳はロバの耳』って童話があるんだ。まぁ長くなるから言いたい所だけかいつまんで言うが、ある王様にはずっと秘密だった事があった。でもその王様の秘密を知ってしまった床屋がある日それをバラしちゃったんだ。誰にも言うなと言ったのにな。」
「はい…。」
「で…王様は怒ってその床屋を殺そうとした。……でも王様はその床屋を殺さなかった。どうしてか分かるか?」
「いえ…。」
お嬢さまの質問に僕は答える事ができませんでした。
「王様もかつて自分の過ちを誰かに許された事があったという事を思い出したんだ。まぁ…簡単に言えば誰かを許して許されて、そうやって人はつながっていくんだっていう話なんだ。……私が何を言いたいか分かるか?」
お嬢さまが仰りたい事。それはひょっとして…でもそんな好意的に解釈をしていいのだろうか。
仰りたい事は別の事かもしれませんし…ですから僕は口を開けませんでした。
「…ハヤテだって一人の男だ。私みたいに誰かを好きになる事だってあるよな。だったらそれはハヤテの好きにすればいい。お前…言ったよな。『お嬢さまは僕が守るという事は変わりありませんし、両立させてこそ執事が務まる』と。」
「……はい。」
確かに僕はあの時言いました。もちろん僕はそのつもりでいます。
「だったら…それを守ってくれさえいれば私はもう何も言わない事にした。……でも、別にお前を諦めたわけじゃないからな!今に見てろよ!私がヒナギクよりもっと魅力ある女になってやる!」
「お嬢さま…っ!」
お嬢さまの健気な発言に僕の目頭がまた熱くなります。
「…泣くな。お前よりもっと泣いてるやつが居るだろう?」
「………はい。」
僕が突然別れの言葉を言って、相当辛い思いをさせてしまっているであろう方が居ます。
僕の大好きな…ヒナギクさん。
こうしてお嬢さまに許しをもらえた今、今すぐにでも会いたい気持ちでいっぱいでした。
「そういえば明日がヒナギクの誕生日じゃないか。何か用意はしてるのか!?」
「それが…今は何も。」
「おい…いくらゴタゴタしてたとはいえそれはないだろ。……分かった。もう今日はオフにしてやるから、ヒナギクに何を贈るのか知らんが考えるなり用意するなりしておけ。」
「ありがとうございます、お嬢さまっ…!」
お嬢さまの温情にまた感涙しそうになりながらも、何とかそれをこらえて、僕は一人自室で考える事にしました。
916 :
795 :2011/03/03(木) 22:19:17.07 ID:8xEM32Ez
あれからもう2日。ハヤテ君はやっぱり学校に来ない。
ハヤテ君が居ない学校は色の抜けた世界みたいだった。
学校だけじゃない。見える世界全部がまるで色をなくしたみたい。
歩に慰められて何とか立ち直れたけど、あんな別れ方をされてもう会えないなんて、私…!!
また泣きたくなった。けど泣いた所で事態が変わるわけでもなかった。
昨日も一昨日もたくさん泣いたしそれに今日は…嬉しい事以外で泣いちゃダメな日なんだから。
「じゃあ私たち帰るね〜。」
「じゃな。」
「また明日会おう!」
「…うん。また明日ね。」
「あ、いけない。もうこんな時間!ヒナちゃん悪いけどお義母さんもう行くね。」
「気をつけてね…。」
…今夜もまた一人。
今日は誕生日パーティをしてもらって、そしてたくさんプレゼントをもらって、私は少し幸せだった。「幸せ」なんてちょっと久しぶりな感覚だったと思う。
もしこれをハヤテ君にも祝ってもらえたら、もっと嬉しかったに違いないだろうけど。
あれからハヤテ君がどこへ行ったか私は全然見当がつかない。
ナギが学校を休んでいる事を考えると二人の間で何かが起こったのかしら。
ねぇハヤテ君。どこに居るの!?
ねぇ……。
泣きそうな自分を必死に押さえつけて、私は問題集を一心不乱に埋めていた。
「ピンポーン。」
呼び鈴の音。一体こんな時間に何だっていうのかしら。せっかく勉強が進んでるっていうのに。
「はーい…。」
(ちょっと迷惑な訪問客ね…)と私は玄関の扉を開けた。
917 :
795 :2011/03/03(木) 22:23:28.34 ID:8xEM32Ez
………。
……うそ。
うそ!あり得ないそんな事…!
でも…私の目の前に立っているのは、
「…ヒナギクさん。」
笑顔がカッコいい、私が世界で一番大好きな人。
「ハヤテ君!!」
ずっと恋には縁がないなと思っていた私の前に突然現れた、私が初めて恋した人。
「バカバカバカバカ!突然あんな事言って居なくなっちゃって…!どれだけ心配したと思ってるのよ!」
突然ひどい事を言われて、私の前から姿を消しちゃった人。
私はポカポカとハヤテ君を手加減して叩く。
辛く当たっちゃったけど、今日くらいは許してもらうわね。
だってその原因を作ったのはハヤテ君だし、私はハヤテ君が居なくて本当に辛かったんだから!
「ごめんなさい!ごめんなさい…!」
「本当に…本当に辛くて悲しくて……!本当にハヤテ君はバカッ!でもっ…私、ハヤテ君が本当に…!」
やだ…。涙止まらない。
「本当に…大好きなんだからっ!!」
もう一回言っちゃった。でも何回言っても足りないくらい…私はハヤテ君が本当に大好き。
「…ありがとうございます。あぁ…僕って本当にダメですね。ここって時に言えないなんて。」
「…えっ?」
ハヤテ君の言葉の意味が私にはよく分からなかった。
「ここって時に言えない」…でもそれって、ひょっとして…。
「本当にヒナギクさんにはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした!ですから…ヒナギクさんに与えてしまったその悲しみを、僕に一生かけて償わせてください! 僕はヒナギクさん、あなたが大好きです!!」
最初は意味が分からなかった。
思考が追いついてくると、ようやく意味が分かって、私はボンと音を立てそうなくらいに顔が赤くなった。
ハヤテ君の本心の想いと、そして……プロポーズ!?
私たちはまだ学生なのに。でも…今ハヤテ君が言った「一生」って…!
「もちろん今からという訳には行きませんが…僕の今言った事には嘘はありません!……ダメですか?」
もうこんなに早く私の道は決まっちゃうの?正直展開が急すぎて思考がいっぱいいっぱいなんだけど…。
でももう私に「断る」って選択肢はなかった。
だって…私はハヤテ君が大好きで、いつまでも一緒に居たいと思っているから。
私だっていつかこうなれたらいいなって思ってた。だから決めた!私…!
「……私は言ったわよ。『ハヤテ君が本当に大好き』って。それが答えじゃ不満かしら?」
私はハヤテ君の想いを受け取る事にした。
「ヒナギクさんっ…!」
初めて私が告白した時みたいにきゅっとハヤテ君に優しく抱き寄せられる。
「今度は歯を当てないようにしますね。ちょっと痛かったですから…。」
「……そうね。」
「………。」
優しく、ソフトタッチで私たちは唇を重ねた。
2回目だけれど、今回もちゃんと意味のあるキス。
これからはずっと一緒という誓いを込めて。
そして、この想いは絶対に揺るがないという誓いも込めて。
完
918 :
795 :2011/03/03(木) 22:26:24.49 ID:8xEM32Ez
…以上です。今回は天の声がいる形式ではなく各キャラクターの目線から書いてみました。
エロなしですいません。初体験シーンとかアリだったかも知れないです。
とりあえずこの日に間に合ってよかった…。
…ありがとうございました。
>>918 GJ! リアルタイムで読めてよかった
そしてヒナギク誕生日おめでとう
エロ無しとかゴミでしかない
良い話なんだけど、この類のSSは大体どれもナギがすごく簡単に
ハヤテとの交際を認めるんだよなぁ
ハルさんのエロくれ
すばらしい発想
さあ早くそれを
ハヤテが自分以外の子と結ばれるのをナギが簡単に認めるのは確かに有り得ないとは思うんだけど、
ナギにそれを納得させるのってすごく難しいよね・・・
むしろ二次創作のその辺は作者さんの思うがままにやってもらうとして、
原作でその辺をどう描いてくれるのかが気になるところですわ。
まぁ、普通にハヤテとナギの組み合わせでENDになるような気がするけどもw
ナギのを詳しくやっちゃうと誰がこのSSの主役だよってな話になるからな
長くなっていいならそれもありだろうが…
928 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 16:18:13.93 ID:SkHV0e1o
>>926 そうなるのは悪くないけど、ヒナ厨が暴動を起こしそうだ。
連中の普段からの言動見てると、比喩じゃなく本気で暴動起こしそうだから困る
こんな状況下でも元気なもんだな
所詮対岸の火事か
こんな状況だから気分転換が必要なんだよ
932 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/17(木) 13:21:05.57 ID:bUbXVz8N
ヒナ厨が暴れる理由としては、
無駄に引っ張っといて、それはないから。
ハヤヒナメインのラブコメ回が幾度も用意されてきたから。
現時点で小狼的な展開だから。
小狼的って何?
934 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 08:24:58.78 ID:Mgo0XUHV
最初は恋愛感情なし、むしろライバル視→ふとしたことで気づかぬ恋愛感情→その思いに葛藤し、何かをきっかけに気づく→そっからラブコメチック
CCさくらの小狼か
936 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 11:45:42.48 ID:axH/xpfG
誰かハルさんのエロ頼む
938 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 21:33:49.58 ID:zy6TvhO3
相変わらず根強いなハルさん
まぁあんま俺知らないけど。
伊澄とハヤテで書けそうなんだが
需要あるのか?
誘い受けうぜー
>>939 誘い受けとか知るか
ただでさえ飢えてるってのに伊澄さんの名前出されて需要ないなんて言えるわけがねぇ
書くんだ。書いてくれ。
>>939なんだが、アイデアは完成したもののまだ完成していないんだよ。
ゴメソ。あらすじだけなら今すぐ書けるが?
一応半分くらい出来たので前半アップします。
時系列としてはGW編終了直後(多分)。まだお屋敷に居る頃だと思います。
好評なら続きうpします。
暖かき日光が差し込む真昼の三千院家。
「おーい、ハヤテ。」
「なんでしょう。お嬢様。」
「またもや伊澄の調子が悪いらしい。コレを届けてやってくれ。」
「分かりました。では、行ってきます!」
「気を付けろよー。ハヤテー」
そんな声を聞きながら、ハヤテは鷺ノ宮家へ向かった。
そしてその頃の鷺ノ宮家。
「…という訳で、伊澄が力を取り戻すには…」
「年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて、生まれつき運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の…」
「そう。そうしなければ力は二度と戻らないぞ。」
この二人は鷺ノ宮伊澄とその曾祖母である鷺ノ宮銀華である。
「こんにちはー、伊澄さん。」
「あ、あら。ハヤテ様ではないですか。」
「どうしたんですか?そんなに動揺して。」
「い、いえ。なんでもないんです。」
「そうですか。元気そうで良かったです。あ、そういえば前にも『調子が悪い』って事がありましたね。今回もなんですか?」
「え!? え、いや、あの、その…」
口を和服の袖で隠し、顔を真っ赤にして慌てる伊澄であった。
「あ、あのー…、色々な意味で大丈夫なんですか?」
「え!?あ、は、はい。前回は年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて、生まれつき
運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の限界まで追い詰められた時の生き血が必要でしたが…。」
「…そういえば、それでおばあさんに命を狙われた事がありましたね。11巻で。」
「…11巻?まあソレは良いのですが…その…今回は…前より…厄介で…」
「なんでまた調子が悪くなってしまったんですか?」
「理事長さんとの戦いで力を使いすぎてしまったので…。現に最近も時々髪が白くなってしまうんです。今もですけど…。」
ハヤテの脳内には天王州アテネと鷺ノ宮伊澄が対決した時の光景が思い浮かんでいた。
「ああ、あの時の後遺症という訳ですか。」
「はい。それで今回は何が必要何ですか?」
「…」
「あの?伊澄さん!?」
「今回は…その…前回は年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて、生まれつき
運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の限界まで追い詰められた時の…。」
「…時の?」
>>943の続き。まだ前編。
「精液が…必要なんです。」
顔を真っ赤にしながら鷺ノ宮伊澄はそう告げた。
「え!?せっ、精液!? そんnくぁw瀬drftgyふじこlp;@:」
「す…すいません。でも…」
「そうしなければ永遠に伊澄に力は戻らない。」
混乱して上手く喋れない鷺ノ宮伊澄の代わりに鷺ノ宮銀華が喋り始めた
「精液は生命の元だからな。力を取り戻すのに相応しいのじゃよ。特に年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて生まれつき運が悪くて
執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の限界まで追い詰められた時の精液だと力の復活が通常より早い。しかも、こんな事になる可能性も減る。」
「なるほど…。だから年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて、生まれつき運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の
限界まで追い詰められた時の精液が必要なんですね。」
「しかも年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて、生まれつき運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の限界まで
追い詰められた時の精液を出来るだけ大量にじゃ。」
「何度も長い文章を使わないで下さい。打ち込むのが面倒です。」
二人の会話に鷺ノ宮伊澄が割って入ってきた。
「でも伊澄さん。どうせコピペですし面倒じゃないですよ?」
「読んでる人もきっと面倒臭いと思ってますよ。多分。」
「まあコピペだかなんだかの話しはもう良い。お前は伊澄に精液を渡せ。」
「いいえ大お婆様。これは私一人の問題です。ハヤテ様を…特にこんな卑猥な条件を押し付ける訳には…。」
「伊澄さん…。」
「で、どうするんじゃ?」
「僕が覚悟を決めれば伊澄さんは力を取り戻せる!伊澄さんさえ良ければ僕は協力します!」
「ハヤテ様…。」
「ほう。執事は意外と変態なんだな。チャッカリと卑猥な方向に話を進めようとしておる。」
「そ、そんなんじゃありませんよ!伊澄さんの為なら僕はどんなことでもして見せます!!!」
「ハヤテ様…。」
「…伊澄さん…。」
「分かりました。」
照れながら。しかしハッキリと返事をした鷺ノ宮伊澄の姿がそこにあった。
そんなこんなで鷺ノ宮家でのドタバタはまだ続く。
そしてその頃の三千院家。
「ハヤテ、遅いなー。」
「ハヤテ君の帰りが遅い時は何かに巻き込まれている時ですよ。ナギ。」
ハヤテがどんな事に巻き込まれているかは知らない二人(ナギ・マリア)の姿がそこにあった。
続く。
>>944補足。
文中で「コピペ」とかいってますが
この作品はオリジナルです。念のため。
「年齢が16歳で強くて頑丈だけど、女の子みたいな容姿をしていて生まれつき運が悪くて執事をやっている…名前が『ハ』で始まる男の子の限界まで追い詰められた時の」
って文章が長くて面倒なのでそこはコピペです。誤解しないでよね。
>>945 メタな要素は正直アレだな
設定はありがちというか割と妄想されがちだと思うけど、
作品としては見たことないから期待させてください
台詞ばっかりで描写が殆ど無いね
台本ssみたい
誘い受けする奴が上手いエロパロ投下してるの見たこと無い
だからやっぱりって感じだ
>>950 おい
頭ごなしに批評を否定するなよ……
言えてる事もあるしそのあたりも目を背けず見てやりつつ
がんばって続き書いて欲しい俺みたいな奴の身にもなってくれ…
伊澄に飢えてるんよ…
953 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 16:43:59.30 ID:pPe3cMDh
伊澄は必要
954 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 20:50:44.38 ID:R1/sSAcf
tesu
955 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 21:40:56.65 ID:NA1DZRH6
鬼畜なハヤテ君が次々と女を調教していくお話ないでしゅか
ハルさんのエロ頼む
957 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 09:20:45.99 ID:tbjTlElX
ハルさんとしての出番はすごく少ないのに人気だな。
あんたどんだけ読みたいねん。
伊澄×ワタルって少ないな。なんでだろ?
>>958 ワタルの燃え上がる性衝動は全部サキさんが処理してるから
もっといいんちょさんを!
961 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 20:21:00.81 ID:xWyweFh6
生徒会三人娘のエロって想像しにくいなぁ
理沙とかかなり好き
963 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 21:16:29.88 ID:eSbwjJwE
最近の流れでワタサキ頼む
もしくはハヤサキ
964 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 17:23:15.86 ID:OWznRWfz
ヒナさんに首輪つけたい
965 :
sage:2011/04/25(月) 14:02:53.59 ID:wSUt9QxG
およよ
966 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/29(金) 20:26:56.98 ID:mDvheFie
クロロホルムで眠らせて。
ハルさん頼む
968 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 20:16:55.31 ID:io8/vjwn
苦労やな
サキさん最近出番多くね?
ワタサキ最高やん
サキさんをワタルの前でレイプしたい
972 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 15:21:16.72 ID:SuJPouaY
ワタサキのエロパロ読みたい
わ、腸裂き・・・
ハヤテを娘溺泉に突き落としたい
風呂に連れ込んでビックリ!
まぁ、ヤることはヤるが。
誰かルカのエロ頼む
ルカ頼む
健康保険未加入&所持金12円
2丁目に売るw
980 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/09(木) 20:29:44.74 ID:3sN1F9W5
ルカに男とばれたんだが・・・
981 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/09(木) 20:31:19.12 ID:mAE4T4z0
ばーれーたーかー
執事服の誰かと玄関先で出会っただけじゃん
今ならどうとでもなれる