1 :
名無しさん@ピンキー:
小箱とたん著のスケッチブック及びそのアニメーション
「スケッチブックfull colors」を元にしたエロパロスレです。
煽り・中傷はNG、ただし猟奇・百合・ホモなど読み手によっては
不快を覚える可能性がある場合には事前に注意を入れること。
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ごらんの有様だよ!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______ _____ _______ ___ _____ _______
ヽ、 _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 ノ | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、 |
ヽ r ´ ヽ、ノ 'r ´ ヽ、ノ
´/==─- -─==ヽ /==─- -─==ヽ
/ / /! i、 iヽ、 ヽ ヽ / / /,人| iヽヽ、 ヽ, 、i
ノ / / /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、 、 ヽ
/ / /| /(ヒ_] ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_] ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '" ,___, "' i ヽ| /ii"" ,___, "" レ\ ヽ ヽ、
'´i | | ! ヽ _ン ,' | / 人. ヽ _ン | |´/ヽ! ̄
|/| | ||ヽ、 ,イ|| | // レヽ、 ,イ| |'V` '
'" '' `ー--一 ´'" '' ´ ル` ー--─ ´ レ" |
久々だねえ
というかもうアニメ終了して2年くらい経つから
もう書く人いないんじゃない?
原作では新キャラ出たけど
3つ目のスレはすぐ落ちたしな
にごいちさんはもう書いてくれないのかな?百合スレは保守が入ってるよね
新人ですが
今月中に投下するのでそれまでこのスレを守っといてください
オリ男×空の予定なので嫌いな人はスルーしてください
お願いします
ほっしゅっ、ほっしゅっ
保管庫はないのでしょうか
9 :
にごいち:2009/06/10(水) 04:34:23 ID:0ZJEScO1
この日を待っていた。
これから書きまくるぞ。
とりあえずネタとしては
@ 2ページ目で中途半端だった青君ネタ
A 2ページ目で示唆してた青君乱交もの
B カミネギの新しい奴
C 他
こんな感じ
にごいちさんキターーーーーーーー(・∀・)!!!
11 :
6:2009/06/10(水) 21:24:34 ID:eA4lWnwC
にごいち先生お久しぶりでーす
12 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:44:38 ID:foG/ulf9
おーにごいちさんお久しぶり
新作期待してます
13 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 21:10:09 ID:ABrH8n9x
保守
ネコがいるとーきーにーは、タチになるきがしなーい!
タチになりたいとーきにーはーネコがーいーないー
15 :
6:2009/06/14(日) 20:57:17 ID:EDk3zdLx
とりあえず明日投下します。
前半だけだけど…
難しいぜ…エロパロ
16 :
にごいち:2009/06/14(日) 21:42:21 ID:1PyCC0FZ
>>15 頑張れ
俺ももうすぐ書くから
そう遠くないうちに、絶対
17 :
6:2009/06/15(月) 21:26:40 ID:DONYsMHn
今から前半を投下します
作中の○とはあなたのことです
wordにコピーして自分の名前に書き換えてもおk
それじゃ
18 :
6:2009/06/15(月) 21:27:26 ID:DONYsMHn
T
……………
………
…
気がつくと梶原の顔が目の前にあった。
19 :
×空:2009/06/15(月) 21:28:34 ID:DONYsMHn
U
○「ぅおっ!?」
空「ひっ!?」
梶原は後ろへ飛び退いた。
俺は布団から上体を起こし辺りを見回す。
○「なんで梶原が…つーかここは…梶原ん家?なんでここに…」
梶原は部屋の隅で不安そうにこちらを見つめている。どこか申し訳なさそうに。
○「…そうだ。写生会の帰りにこいつん家に寄って…こいつがよそ見しててコケてそれを助けようとして…」
後頭部を触るとたんこぶができていた。痛い。結構強く打ったかも。
そういえば写生会は遅くまでかかったのに今はもう朝だ。気絶してたのか…。
20 :
×空:2009/06/15(月) 21:29:17 ID:DONYsMHn
V
夏海「おー、起きたとー」
葉月「おはよう。大丈夫?」
ドアから麻生と鳥飼が入ってきた。
○「あー、平気。お前らも泊まったの?」
葉月「うん。…それはそうと、なんで梶原さんそんなに離れてるの?」
夏海「あ、もしかしていーとこ邪魔しちゃった?」
○「べ、別にそんな…」
夏海「説得力なかとよ?そんな顔真っ赤にしてぇ」
葉月「ちょっと、麻生さん。そんなからかってる場合じゃなくって」
夏海「あぁ、そうそう。空、あたし達そろそろ帰るばい」
空「…うん」
葉月「じゃあね、梶原さん、○君お大事に」
そういうと二人は部屋を出た。そして家のドアが開く音がして梶原家は静かになった。
さてと、どうしてくれよう。この空気。
21 :
×空:2009/06/15(月) 21:29:44 ID:DONYsMHn
X
梶原は相変わらず部屋の隅で縮こまっている。なんだか猫のようだ。
○「…さっきはごめんな」
空「…ぁ、わたしも、ごめん…なさい…」
申し訳なさそうに余計縮こまる。
○「あぁ、頭のことはいいから」
空「…あたま?」
○「…へ?」
空「…ぁっ、」
梶原はようやく思い出したようだ。
空「…平気?」
○「って今さらかよ」
空「…ごめんなさい…」
そういうと梶原はこちらへ寄ってきて―
空「どこら辺?」
梶原は俺の頭を撫で撫でした。
じゃあ俺は書き上げるまで保守するぜ
23 :
×空:2009/06/15(月) 21:30:41 ID:DONYsMHn
X
○「ちょ、何!?」
空「いたいのいたいのとんでけー」
手をふわ〜と離す。そしてまたおまじないを唱えながら○の頭を撫で撫でする。
○「あ、あの、なにしてんの?」
俺は驚きのあまりフリーズした。
空「何って…いたいのいたいのとんでけー」
いや、そうじゃなくって…と言おうとして止めた。なぜなら変な方向へ走ってしまった梶原は止められないからである。だって空だもん。
しかし、この状況はいくらなんでもまずい。
異性と二人っきりで、しかも頭を撫でられているなんて。
24 :
×空:2009/06/15(月) 21:31:26 ID:DONYsMHn
Y
でも、相手は梶原だ。怒ったり、下手なことをしたらまた入学当時のような状態になってしまうかもしれない。
ちゃんとしたお話(?)が出来るようになるまでどれだけ苦労したことやら…。
つーかこいつ本当に梶原か?男子に触れるようなやつだっけ?誰か化けてないか?やりそうな人、出来そうな人は…居るような居ないような。
○「なぁ、なんでコケそうになったんだ?」
フリーズしている口を必死に動かす。
空「猫見てた…」
○「なんて猫?」
空「…ミケ4世」
○「本当に4世?三毛猫たくさんいるんだろ?」
空「そりゃ全部顔違うし…わからないわけがない」
誇らしげに言う梶原。うん。間違いなく梶原だ。
25 :
×空:2009/06/15(月) 21:32:09 ID:DONYsMHn
Z
どうしよう…でも頭撫でられるのも気持ちいい…じゃなくって!
空「…あれ?」
○「ん?」
すっかり忘れていた。寝起きでしかもこんなことされたら―
空の見つめるその先に
服越しに直立している俺のものがあった。
○「あ、や、その!!これは!!さっきまで寝ていたからであって!!興奮したとかそういうあれじゃなくて!!」
空「…わたしに興奮しちゃったんだ…」
○「だからちがくて―」
空「○クンはイケナイ子なのだ。うんうん」
○「…お願い、話聞いて…」
空「わたしのせいでこうなったの?」
○「まぁそうだけど…」
俺は必死に言い訳を考える。しかしそこに俺の思考回路をぶっちぎる一言。
空「それじゃあ…わたしがおさめてあげるのだ…」
26 :
×空:2009/06/15(月) 21:34:01 ID:DONYsMHn
以上前半でした
もうちょっとで後半できそうなので待っててください
>>22 thank
乙です。
28 :
にごいち:2009/06/15(月) 21:48:29 ID:uaOFKQkw
乙です。
後半にもかなり期待しております。
一応ネタは固まったけど、後半できるまで待ってみようかな。
楽しみにしてますよ!
俺も楽しみにして待ってる。
30 :
6:2009/06/18(木) 21:14:11 ID:FP7IwZGU
おぉ、ありがとうございます
もうちょっとで完成しそう
火曜日には投下しま〜す
保守
32 :
6:2009/06/22(月) 18:45:23 ID:zsel09uf
と、いうわけで今から後半投下しま〜す
33 :
6:2009/06/22(月) 18:45:46 ID:zsel09uf
○「ア、アノイマナンテオッシャイマシタ?」
梶原はニコッと笑って、
空「だから…気持ちよくしてあげるよって…」
○「い、言ってること変わっていらっさいますが」
空「あせってる…かわいい…」
○「Σ!」
俺は根岸先輩よろしくエクトプラズムした。
空「あ…魂飛んでった…今のうち…」
梶原はポケットから小瓶を取り出し、口に含め―
34 :
6:2009/06/22(月) 18:46:49 ID:zsel09uf
○「んにゅ!?」
突然キスしてきた。
不意に首を曲げられ上を向かせられる。
すると自然と口が開き、梶原の口から液体が流れ込んでくる。甘い。さらに
するり、
と梶原の舌が入り込んでくる。
空「…んちゅ、むぅ…」
結局液体を飲み込んでしまった。それでも梶原の舌は俺の口内を犯す。
くちゅ…ぐじゅ…ぴちゃ…
35 :
6:2009/06/22(月) 18:47:31 ID:zsel09uf
体が甘い痺れと熱い興奮に支配されたところでようやく梶原は解放してくれた。
○「ぷは…なんらこれ…何飲ませた…?」
喋るのもキツい。
空は先ほどの小瓶を見ながら、
空「『空閑・すーぱー・うるとら・ほっと・媚薬・ぐれーと・えでぃしょん・ばーじょん・その2』」
○「…空閑しぇん輩か…」
頭を抱えたくても体が痺れているからできない。
梶原が俺の上体を押し倒してくる。
梶原の熱い吐息が耳にかかる。そして耳元で
空「わたしも『ばーじょん・1』飲んだんだ…体は痺れないけど、」
梶原は俺のみみを、
れろ…、
と舐める。
体中がぞわっ、となる。
空「体は熱いよ…?」
もう一度キス。
36 :
6:2009/06/22(月) 18:48:32 ID:zsel09uf
梶原が積極的な理由はそれだった。
梶原は立ち上がり、俺の太ももら辺に座った。
梶原はこっちを見て微笑む。
空「いっぱい気持ちよくしてあげるね…」
俺は止めることができない。だって男の子だもん。
梶原は服の上から俺のをすぅっ、と撫でる。ただそれだけで、思わずビクッとなってしまう。
空「ふふっ…かわいい…」
○「…うるへ…」
空「…ふふっ…」
まだ笑いやがる。こいつめ。
37 :
6:2009/06/22(月) 18:49:04 ID:zsel09uf
梶原は俺のズボンをおろす。下着一枚になったところで、
空「すぅ…、ふぅ…」
なんだかんだでこいつもキツいようだ。
息をととのえ、下着を一気にさげ―
空「わぁ…」
無邪気に驚く梶原。
○「こわくねぇろ?」
空「…こわくないよ。だって…」
むにむにと梶原は言葉を濁す。何を言いかけたんだろう。まさか、経験済…それはない。まさか青…
38 :
6:2009/06/22(月) 18:49:28 ID:zsel09uf
空「…?」
不思議そうな目で見てくる。まぁないな。多分。
空「…それじゃあ…」
梶原の右手が俺のに触れた。
ちょっと冷たくて、するするした感触が伝わってくる。
空「ぁっ、熱いね…」
梶原が俺のを包み込む。ビクビクと腰がひけてしまう。あ、また笑いやがった。
空「えっと、たしか…」
梶原の右手が俺のをゆっくり擦り始める。
気持ちいい、しかしゆっくり過ぎて、もどかしい。
そんな気持ちを覚ってくれるはずもなく、相変わらずマイペースに上下する。
空「すごいビクビクしてる…。えっと…」
梶原の手は包むのを止めた。
空「まだ終わりじゃないよ…」
39 :
6:2009/06/22(月) 18:49:51 ID:zsel09uf
そう言うと、次は様々なところを撫で始める。
亀頭を撫で、カリを拭き取るように触る。
人差し指が裏筋を往復する。
付け根をなぞるように撫で、付け根の裏をくすぐる。
玉袋を揉み、その下をぷにぷにと押す。
戻ってきて裏筋を爪がつー、となぞり、俺のの口を広げる。
空「気持ちいい…?」
答えることができないほど気持ちいい。
今度は覚ってくれたようだ。
空「ふふ…まだまだ…」
そう言うと、梶原の手は離れ、今度は―
空「胸でしてあげる…」
上着を脱ぎ、下着もとった。
小ぶりな胸が露になる。
空「…見すぎ…」
すいません。男の子なもんで。
胸を見て釘付けにならない訳がない。
と胸を押し付けてくる―
空「…あれ…?」
届かない。ようやくはさめるくらいだった。
40 :
6:2009/06/22(月) 18:50:15 ID:zsel09uf
空「…ぐすっ」梶原はだいぶショックを受けたようだ。たぶん包み込めると思っていたのだろうが―
空「…笑わないで…」
○「…ぷふっ…」
空「…○クンに笑われた…」
人のこと散々笑っといて何を言うか。
空「…ぁっ…」
何かを思い出したようだ。
空「…作戦変更」
はさむのを止め、
今度は俺のに乳首を擦りつけてくる。乳首ズリ。
梶原の胸の柔らかい。感触と、時々当たる乳首の硬い感触が俺のに伝わってくる。少し汗をかいたのか。とてもすべすべしている。
言葉では言い表せない快感と興奮。
41 :
6:2009/06/22(月) 18:50:36 ID:zsel09uf
空「…っふ、ぁっ」
硬い部分に当たるたびに梶原が息を漏らす。
ヤバい。だいぶ出そうになってきた。
空「…んん、はぁ…。もう出そう…?」
うなずくと、
空「…それじゃあ…必殺技…」
やべぇ殺される。と思ったら、梶原は胸ではさんだまま―
空「…いただきます」
舌で亀頭を
ペロッ…と舐めた。
ビックン!
と、動かないはずの体が盛大に反応する。
空「…びっくりした…」
ビビるのはこっちだろ…。
空「…ちょっとしょっぱいけど…」
ペロペロ、
と舐めてくる。まるで猫のように、しかも乳首ズリをしながら。
舌のざらざらして熱いぬるぬる、胸のムニムニとすべすべの同じ攻撃。まずい。もう、出る―
42 :
6:2009/06/22(月) 18:51:08 ID:zsel09uf
ささっ
と離れる梶原。まさか寸止め?なんでそんな技を…
息を切らしながら梶原の方を見ると、
空「…出したい?」
微笑みながら意地悪く聞いてくる。こいつ小悪魔だったのか。
梶原の問いに俺は頑張って首を縦に動かす。
空「…良かろう…」
そう言うと、俺のを
じゅる…
と咥えた。
暖かくて、ぬるぬるとした感触に包まれる。
じゅ…じゅぶ…じゅ…
梶原の口が上下し、淫らな音が梶原の口からこぼれ、舌があちこちを舐めまわす。
○「ヤバい…出る!」
ドクッ!びるっ!びるっ!びるっ…
空「ん!」
梶原の口内に出してしまった。
43 :
6:2009/06/22(月) 18:51:35 ID:zsel09uf
空「んぐ…けほっけほっ…」
○「お、おい大丈夫か?」
空「ふぅ…ぇへっ、全部飲んじゃったのだ…」
妖艶に微笑む梶原。口元が濡れているのがとてつもなくエロい。
すりすり…
少し落ち着いた俺のをまだ擦り続ける。
○「らにしてんだ?」
ようやく動くようになった口を動かす。
空「…なにを言っているのだ…まだわたしの―
○「あぁ、言はなくていいから。らに?」
空「まだわたしが気持ちよくなってない…」
44 :
6:2009/06/22(月) 18:52:21 ID:zsel09uf
空「…だってわたしも媚薬飲んだんだよ…」
仔猫が甘えるように抱きついてくる。熱い。
空「我慢できないよぉ…」
熱のこもった潤んだ瞳で見つめてくる。
ぐだぐだ考えることもない。
○「わかった。好きにしていいぞ。梶原」
45 :
6:2009/06/22(月) 18:52:47 ID:zsel09uf
梶原の目がさらに潤んだ。
その顔が近づいてきてもう一度キス。
空「一緒に…ね…」
梶原は立ち上がる。
動きがスローモーションに見える。
梶原の白く細い指がスカートを脱がす。
遠目からでも下着の下のほうが濡れているのがわかる。
梶原の息があがる。
俺と目が合う。
覚悟を決めたようだ。
下着を―とてもゆっくりな動作に見えた―脱いだ。
下着と梶原の秘部を繋いでいた透明な糸が切れた。
またお互いに見つめあった。
46 :
6:2009/06/22(月) 18:53:22 ID:zsel09uf
梶原はとても綺麗だった。
長く蒼い髪
少し潤んだ目
上気する頬
小さな胸
細い腕、脚、体
痺れていたことも忘れ、梶原に腕を伸ばす。
梶原はゆっくりと腕の中に飛び込む。
柔らかく温かい体を抱きしめる。
自然と唇が重なる。絡み合う舌。
ぷはぁ
と梶原が離れる。
何も言わない。でもしゃべるよりも伝わる。
少し腰を浮かし、腰まで下がる。
47 :
6:2009/06/22(月) 18:53:47 ID:zsel09uf
梶原が興奮で張りつめた俺のを掴む。
それを自分の入り口に付ける。
くちゅ
愛液が溢れていた。
空「…挿れるよ…?」
うなずく。
すぅ………はぁ……
深呼吸をする。
少しずつ腰をおろす。
空「…うわぁ…入ってる…」
少しずつ肉壁を押し分け、狭い腔内を進む。すると
空「いたっ…!」
何かにあたる感触がする。
とっさに梶原の胸に触る。
空「ん!…ぁっ、ぁ…ぅ…」
○「平気か?」
空「ぁ…平気…ん、平気だから…」
俺は手を離す。
空「…えい」
一気に腰を下ろす。
何かを突き破る感覚。
梶原の腔内から一筋の血が流れる。
二人が完全に繋がった証拠。
48 :
6:2009/06/22(月) 18:54:15 ID:zsel09uf
空「う…、ぁ、いたい…」
倒れ込んでくる梶原。
キスをし、胸を揉み、痛みを和らげる。
空「…んん…、ちゅ…あ…、もう平気…、ん…」
○「無理しなくていいぞ?」
空「無理したい…」
梶原腰を動かしはじめる。
ゆっくりと腰を上げ、またゆっくりと腰を下ろす。中の全体が引っ付いてくる感じがする。
空「ぁ…ぅん…ぁぁっ、おっきい…」
恍惚の表情。
じゅるじゅる…ぬぷぷっ
あまりにも卑猥な音が響く。
突然、梶原が目を合わさずに、
空「あの…ぁ、なんでこんな…ぅん、ことしたか…、はぁ、…わかる…?」
49 :
6:2009/06/22(月) 18:54:41 ID:zsel09uf
だいたい予想はつく。だけど確実なものではない。
俺は首を横にふる。
空「…いじわる」
…どっちがだよ。
元々真っ赤な顔をさらに赤くする。髪の色との対比がきれいだった。
梶原は口を動かすも、何も聞こえない。
○「ん?」
空「……………」
○「聞こえないよ?」
空「……………………………好きだから…」
梶原がちゃんと俺の顔を見て。
空「○クンが………大好きだから………」
○「…俺も大好きだ。梶原」
50 :
6:2009/06/22(月) 18:55:03 ID:zsel09uf
梶原の瞳が潤う。また抱きついてくる。
空「…でも、まだ…最後まで…」
○「うん」
梶原が再び腰を上下する。さっきよりも速く。激しく。
じゅ…ぐじゅ…ぐちゅ…ずぶっ…
空「…ぁ、ぁ、…やぁ…うぁ!…はぁ…」
梶原は上体をおこす。
空「あん!あっ、…こっちのほうが…ぅん、んん…奥まで…ひゃあ!」
いつもはまったく声を出さない梶原がはしたない声をあげ、乱れる。
空「ぁふぅ…ぅん、ふぁっ…あう…」
51 :
6:2009/06/22(月) 18:55:32 ID:zsel09uf
気持ちいい。
自然に俺も腰を動かし始める。
空「ひゃあ!あっ、あぅ、あぁ!こ、腰動かしちゃ…ひあぁ!ら、らめ…」
○「つっ、おめーだって動かしてんじゃんか」
空「やぁっ、あっ、じゃなくって…、…だって…」
こいつ弄られるほうがいいのかも。試しに耳元で
○「かわいいよ…空」
途端に膣内がきゅっと締まり、最大級に赤くなる。
空「!! はぅ、んん、あう、い、い、いきなり…」
○「ん、なーに照れてんだよ、空」
空「…い、いじわる」
と、俺の乳首を吸ってくる。主導権は譲りたくないようだ。まぁ、今回は譲ろう―
52 :
6:2009/06/22(月) 18:56:12 ID:zsel09uf
空「…呼んで」
○「う…、何を?」
空「…そ、空って…」
またいじわるしようかと思ったけど止めた。
○「空…気持ちいいよ、空…」
空「あん…わたしも、あ、あ…いい…、よぉ…、…ん…はぁ、しびれちゃう…」
締まりが強くなり、愛液が溢れ出てくる。
空「あ…、うぅ…つ、突き上げられると…い、あっ…イッちゃう…」
○「っく…、イッていいぞ、俺も…」
思いっきり腰を振る。
空「う、うん、うん。ん、んん、んぁ、あ、あっ、あっ、あぅあん!っ………ああ!」
膣内が
ぎゅっ
と締まる。
ドッ!ドクッ、ドクッ、ドク…
空の膣内が俺の精子を吸いとる。
空「はぁ…あ、…大好き…」
空は、ぽてっと俺に倒れ込む。
俺は空を優しく抱きしめる。
53 :
6:2009/06/22(月) 18:59:36 ID:zsel09uf
空「…ん…」
○「あ、起きたか」
空はあの後、こてっと寝てしまった。緊張の糸が切れたのだろう。
空「…ぁぅ…」
また赤くなってこちらを見る。媚薬が切れ、いつもどうりのはずかりやの空に戻ったようだ。
○「平気?」
空「…うん…、あの…本当に、…えっと…」
○「うん。本当」
空「…ふひ…」
空は顔を俺の胸に押し付けてくる。
たまらなくいとおしい。
○「なぁ、どこでこんなこと知ったの?」
空「…みんなから」
○「みんなって?」
空「…秘密」
怪しげに微笑む梶原を見て、俺は黙るしかなかった。
54 :
6:2009/06/22(月) 19:00:19 ID:zsel09uf
以上×空でした
稚文サーセン
自分の脳内ならいろいろいじっていただいておk
今予定してるのは
○×夏海
×葉月
×空Part2
×ケイト
×えっと…誰だっけ
×春日野
など。
ご希望があれば取り入れたいなーと。あんまりコアなのは無理だけど…
以上ありがとうございました。にごいちさん期待してまーす
55 :
にごいち:2009/06/22(月) 21:39:18 ID:+tZMbgLz
>>54さん
…GJ!
疲れて帰ってきてここを見て、一気い疲れも吹っ飛んだ
疲れたなんて言ってられねえ!
俺も新作書くぞ!
次回は、今までとはちょっと雰囲気を変えようと思う。
鬼畜とかじゃないけど、今までのとは違う…はず。
努力はするが期待はするな。
保守
57 :
にごいち:2009/06/29(月) 03:11:28 ID:3JMUkUxh
今から新作投下します。
雷火×雪花です。
投下するといって時間あいて申し訳ありませんでした。
58 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:15:43 ID:3JMUkUxh
「…ただいま。」
「お帰り、兄さん。」
夜もふけ、眠気も結構きつくなってきたころ、雷火は帰ってきた。
少し疲れたような顔をしていたが、それでも待っていてくれた雪花の顔を見ると雷火は安心したような笑顔を見せた。
「朝霞は?」
「もう寝ちゃったよ。」
「…そうか。」
「お風呂、わいてるよ。」
59 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:19:41 ID:3JMUkUxh
こんな想いを抱くようになったのはいつ頃からだっただろう。
風呂場の天井をぼんやりと眺めながら、雷火はふとそんなことを思った。
働いている時も、休んでいる時も、いつの間にか頭の中には妹の顔が浮かんでいる今日この頃。
「雪花…」
口から自然にこぼれる言葉に、自分の心臓が高鳴る。
「…何考えてるんだろうなぁ……」
ぼんやりした頭で風呂から上がり、身体を拭く。
それでもこの思いは拭いきれないのは雷火には十分わかっていた。
60 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:23:29 ID:3JMUkUxh
「お風呂、どうだった?」
「…気持ちよかったよ。」
あくまでも平静を保つが、雪花の顔を見ているだけで、雪花の声を聞いているだけでそんなことは無理だ。
…雪花。
手を伸ばせばすぐに触れてしまいそうな距離にいるのに
声をかければすぐに届く距離にいるのに
想いを届けるって、難しい
「ねえ、兄さん。」
「え…?」
突然、声を掛けられて一瞬うろたえるがすぐに平静を保ち雪花に向き直る。
そこにいたのはなんでもないいつもの雪花だ。
61 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:28:19 ID:3JMUkUxh
「朝霞さぁ…最近幸せそうだよね。」
「え?」
「だってここ最近いつも友達の根岸君って子の話しかしないし、いつも以上によく笑うでしょ?」
「ああ…そうだね。」
そう言ってほほ笑む雪花。
その笑顔がまた、雷火の心を温めて苦しめている。
当の彼女はその事実を知らない。
「よっぽどその根岸君って子が好きなんだね。」
「…そうだね。」
好き
その言葉はたった二文字なのに
それを言ってしまうとすべてが戻れなくなってしまう
それでも
雷火は目の前にいる妹にその感情を抱いてしまっている
62 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:32:43 ID:3JMUkUxh
「それじゃ、私もお風呂入ってこようかな。」
「あ…」
その時の雪花は、何故かそのままどこか遠くへと行ってしまいそうだったから
届かない所へと飛んで行ってしまいそうだったから
雷火は雪花を後ろから抱き締めていた。
「え…兄さん?」
「好きだ、雪花。」
「…え?」
「何度でも言おう、好きだ、雪花。」
63 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:39:11 ID:3JMUkUxh
二人の間に沈黙が走る。
雷火の身体には雪花の鼓動が、雪花の身体には雷火の鼓動がそれぞれ伝わっていた。
「兄、さん…?」
「…本気だよ。」
そっと、しかし力強く雷火は雪花を抱き寄せ唇を重ねた。
未体験の経験に、雪花はただ驚くことしかできなかった。
「んっ…ん…雪花……」
「ん…兄、さん…なんで…?」
「……」
雪花の問いかけには答えず、雷火はそっと雪花を押し倒した。
64 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:44:57 ID:3JMUkUxh
「やっ…!」
我に帰り抵抗しようとする雪花だったが、彼女の力では雷火には敵わなかった。
「雪花…」
「や、やだよ兄さん!どうしちゃったの?!」
「……止められないよ、雪花。」
もう一度、雪花の唇はふさがれた。
先ほどよりもさらに濃密に舌が絡み合う。
くねり合う互いの舌が、二人の身体を熱くさせていた。
「ずっと…」
雷火の手が雪花の服にかかり、そして服が一枚一枚はがされていく。
雪花にはもう抵抗する力は残されていなかった。
65 :
ライセツ:2009/06/29(月) 03:54:18 ID:3JMUkUxh
「ずっと、ずっとこうしたかったんだ…」
耳元で囁かれる、兄の言葉に雪花は身体が震えた。
それと同時に、今まで気づくことはなかった兄の力の強さに呆然とした。
「兄さん、駄目、それ以上…」
「……」
雪花の制止に、雷火はただ首を横に振るだけだった。
ブラがはずされると、ぷるん、と雪花の形のいい乳房があらわになる。
雪花は羞恥に顔を染めたが雷火は構わずに侵攻していく。
「ひゃぁ?!」
「んむ…んっ…」
雪花の身体に電流が走る。
雷火の舌は雪花の敏感な箇所をとらえ、容赦なく攻め立てていく。
びくん、びくんと雪花の身体は跳ねそうになるが雪花は必死に耐えた。
「雪花…もう濡れてるよ…」
66 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:01:02 ID:3JMUkUxh
「え、や、そこはダメ!」
必死に制止する雪花だったが、呆気無くショーツは脱がされてしまった。
「雪花…もうこんなに……」
「…やだ……」
顔を手で隠すも、雪花の泌部からは汁が垂れ始めていた。
「ひゃ…!」
「あったかいよ…雪花の…」
秘部に侵入する、雷火の指。
あまり自分でも弄ったことのない場所だけに、雪花の身体には未体験の刺激が猛烈な勢いで駆け抜けていた。
「ぬるぬるしたのが…どんどん溢れてる…」
「や、やだぁ…言わないで兄さん…!」
「可愛いよ、雪花…」
雷火の指は容赦なく雪花の身体を刺激していく。
やがて雪花の身体にほとんど経験したことのない大きな刺激が襲いかかった。
絶頂
下半身がとろけそうになるエクスタシーは雪花の身体を壊すかのように包んでいった。
秘部からぷしゃあ、と大量の液体が溢れていった。
67 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:04:49 ID:3JMUkUxh
「…くすん。」
自然と、涙があふれていた。
何に対する涙なのか、何の感情の涙なのか、雪花にはわからなかった。
「…?」
その時だった。
雪花は雷火が何もしていないのに気づいた。
「…兄、さ…!?」
兄の顔を見て、雪花は驚いた。
泣いていた。
ボロボロと、大粒の涙をこぼして雷火は泣いていた。
こんな兄の表情を見たのは初めてで、雪花は唖然としていた。
「…めん」
「え?」
68 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:10:52 ID:3JMUkUxh
「ごめん…ごめん、雪花。」
「え…?」
「…雪花の事、本気で好きなのに……こうすることしかできなかった…」
涙がぽたりと、雪花の胸に落ちて行った。
「いつもいつも、雪花のことばっかり考えていたのに…ひどいことしちゃって…!」
ぽたぽたと、涙は次々にこぼれていく。
「ごめん、雪花!もうこんなことしないから…もう傷つけないから…!」
嫌わないで
そう言おうとした雷火の唇は、雪花の唇にふさがれていた。
「兄さん、泣かないで…」
「雪、花…?」
「私…バカだよ。」
「え?」
「…こんなに私の事想ってくれてる人の気持ち、気づかないなんて。」
ぎゅっと、雷火の身体を雪花の腕が抱きしめる。
とくん、とくんと二人の鼓動がシンクロしていった。
69 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:14:31 ID:3JMUkUxh
「兄さん…兄さんの気持ち、聞かせて…」
「雪花…うん、分かった。言うよ。」
雷火の眼からもう涙は消えていた。
雷火は雪花の顔をじっと見つめ、口を開いた。
「雪花、好きだ。本気で本気で、心の底から好きだ。」
その言葉が放たれた時間はほんの一瞬だった。
だが、二人の間ではそれは永遠にも近い時間のようだった。
「兄さん…」
雪花の口が開いた。
「私も、兄さんの事が大好き…だから、良いよ……」
雷火の、雪花を抱きしめる力が強くなった。
70 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:29:28 ID:3JMUkUxh
「ん…んちゅ……ちゅぶ…」
「んぁ…はぁ…にい、さぁん……」
二人の口同士をつなぐ銀の橋が、垂れて落ちた。
二人の間にはもう禁忌はなかった。
ただ結ばれたいという強い欲求と、シンクロする鼓動だけが2人を強く結んでいた。
「兄さん…来て…」
「雪花…良いの?」
「うん…」
「…戻れなく、なるよ?」
雪花は何も言わず、雷火を抱き寄せた。
「…兄さん…じらしちゃ、やだ……」
ゆっくり、ゆっくりではあったが確実に雪花の身体に雷火が入っていく。
ぷつんと、音がして破瓜の鮮血が溢れていった。
「大丈夫?雪花。痛くない?」
「ん…痛い、けど…兄さんが、そばにいるから……」
「雪花……」
落ち着かせるためなのか、落ち着くためなのか分からなかったが、雷火は雪花と唇を重ねていた。
それだけで、ただそれだけで嬉しかった。
「兄さん…もっと、してもいいよ……」
「雪花…ありがとう…」
ずっ、ずっと、雪花の身体の中で雷火が動いていく。
そのたびに溢れる吐息が、二人を加速させていた。
「兄さん、兄さん!」
「雪花…!大好き…!」
71 :
ライセツ:2009/06/29(月) 04:34:10 ID:3JMUkUxh
二人の身体にほぼ同時に絶頂が走る。
雪花の身体に雷火が流れていく。
その幸福感に雪花はこっそり涙を流していた。
ペニスを抜くと、どろりと溢れた精液が鮮血と混じった。
「兄さん…また汗かいちゃったね。」
「ああ…」
「一緒に、お風呂入ろうか?」
「……」
そっと、雷火は雪花を抱き寄せた。
「…もう一回、言ってもいいか?」
「え?」
「雪花、大好きだ。」
雪花を抱きしめる雷火の力が、強くなった。
72 :
にごいち:2009/06/29(月) 04:36:08 ID:3JMUkUxh
えー…以上です。
さんざん引っ張った挙句こんな駄作ですいません。
次回はもう少しましな作品を書きたいと思います。
次は…カミネギか、青君かどっちかですね。
保管庫ってできないのかなぁ?
さっきまで雷火の存在忘れてたw
GJです
落ちちゃらめぇ
保守
76 :
にごいち:2009/07/04(土) 15:47:17 ID:BGcOrJRW
近いうちにまた書こうとは思うけど、連投ってまずいですか?
いいと思いますよ
俺も書かなきゃ…
あー野球してぇ
78 :
Short:2009/07/08(水) 20:34:00 ID:7JVCZt1m
旧
>>6です
6番といえは、野球ならショート。というわけで改名。
今から×夏海投下します
オリ嫌いなかた、○を自分の名前にしてみてください。
それでもやだったらサーセン
79 :
Short:2009/07/08(水) 20:34:47 ID:7JVCZt1m
それはじめじめした梅雨の日。
夏海「ねえねえ明日、家にこん?」
麻生が突然俺に言う。
○「お前んち?」
夏海「うん。空と葉月も来るとよー」
いつもの面子だ。そういえば明日は晴れるんだっけ。
前に麻生の家に行ったときのことを思い出す。こいつん家の庭に入った瞬間、クロだっけ?が突撃(正確には自爆特攻)してきて、服がえらいことになった。
80 :
Short:2009/07/08(水) 20:35:08 ID:7JVCZt1m
何となく悔しさが込み上げてきて、
○「んじゃ、行くか。次こそ勝つ!」
夏海「…誰に?」
○「あ、や、何でもない」
夏海「ぷふっ、○君はちかっぱ変やね〜」
○「おめーに言われたくねーよ」
夏海「あー!それどういう意味ぃ!」
○「そーゆー意味」
夏海「こらー!」
○「やべっ。梶原助けてー」
空「…ご愁傷様」
○「ておぃ、助けろよ!」
夏海「まてー!」
突如始まる鬼ごっこ。
ちなみに梶原とはいい感じである。誰かといちゃつく、もとい接していてものほほんとしている。たぶん信用されているのだろう。
81 :
Short:2009/07/08(水) 20:35:34 ID:7JVCZt1m
スカッと晴れた次の日。
ピンポーン
麻生家のチャイムを鳴らす。
夏海「はいはーい」
麻生が出てくる。
○「よっ、お邪魔しまーす」
夏海「いらっしゃーい。あがってー」
辺りを警戒する。
よし。クロはいない。
夏海「早かとね。まだ誰も来とらんよ?」
○「マジで?」
集合時間5分前に誰も来ないなんて珍しい。特に鳥飼。
リビングにバッグを置いて、
○「クロは?」
夏海「あぁ、庭におるばい」
○「勝負!」
夏海「ふぇ?」
82 :
Short:2009/07/08(水) 20:36:10 ID:7JVCZt1m
網戸をカラカラと開け、そこにあったサンダルで芝生に飛び降り、
○「バッチコイ!」
しかしなにもおこらない
辺りを見回すと黒い塊が庭に落ちていた。
よーく見ると黒い塊は、暑さでぐったりしているクロだった。…そこまで暑いか?今日。
夏海「何しとーと?」
○「お前んとこの犬大丈夫か?」
夏海「あぁ、いつも通りばい。気にせんでよかとよ」
よかとですか。
…あー。俺いてぇ…。
部屋に戻りながら、
夏海「ねぇねぇ、さっきっから何しよーと?」
○「いや、前回クロにやられたからリベンジ…」
夏海「あはははは!変なの!」
はい。今回は認めます。悔しさでテンパってたんだな。
部屋に戻ると、
サッと俺の背後に麻生が回り込む。
考える暇もなく、
夏海「うりゃー!」
麻生が後ろから飛びつき、押し倒してくる。
倒れ込む俺ら。
83 :
Short:2009/07/08(水) 20:36:47 ID:7JVCZt1m
○「うわ!いてっ!何して―」
夏海「いやー○君はモテモテやね〜。空にクロに、…それにあたしに」
麻生の吐息が耳の裏にかかる。
ぞわぞわしたものが襲いかかる。
背中に麻生の大きな胸を感じる。
何で梶原のことを!?つーか、あたしも!?
あたしは置いといて、梶原だ。あいつは恥かりやだから言うはずがない。
夏海「あのあと、空とえっちしたんやろ?」
○「!」
夏海「あ、別に空から教えてもらった訳じゃないからね?言われんでも普通わかるよ?」
まぁ…そうだよなぁ。
夏海「ねぇ…あたしにも、えっちなこと…して?」
そう言われた瞬間、梶原のことを思い出した。あいつの信頼のためにもするわけにはいかない―
夏海「あ、空にもOKもらっといたから」
そう言うと、
「キスはダメ By空」
と、梶原の字で書かれた紙を差し出してきた。
俺は黙りこむしかない。
何を考えているのやら。
信頼されているのだろう。たぶん。
84 :
Short:2009/07/08(水) 20:37:21 ID:7JVCZt1m
○「わかったから降りて」
夏海「はーい」
麻生は俺から離れる。
○「お前のしたいようにしていい。ただしキス禁止!」
夏海「はーい!」
○「変なこと、危ないこと禁止!」
夏海「はーい!」
○「あと梶原以外にバラすの禁止!」
夏海「え〜」
○「なんでそこで、え〜なんだよ。あたりめーだろ。あ、梶原と鳥飼は来ないの?」
夏海「うん。二人だけ…」
また麻生が抱きついてくる。柔らかくて大きな胸が、俺の胸に飛び込んでくる。
○「嘘つきは嫌いだヨ」
夏海「んー、あはっ☆」
○「ごまかすなコラ。…そういや、なんで嘘ついてまでこんなことを?」
麻生は顔を赤らめ恥ずかしそうに、
夏海「そりゃ…女の子かてそーゆーことしたいし…それに…、○くんと…つ、付き合いたいし…」
いつもではない麻生がか細い声で言う。でも、
○「…わりぃ。最後のは叶えらんない」
85 :
Short:2009/07/08(水) 20:38:03 ID:7JVCZt1m
夏海「…うん。わかっとるばい。でも…」
麻生は自分の胸をぎゅっ、とよせる。
夏海「悔しか…空より…おっぱいあるのに…」
豊満な麻生の胸に目が釘付けになる。
目ざとくそれを見つけた麻生は、
夏海「ふふっ、えいっ」
麻生のおっぱいが俺の顔に飛んで来る。
○「もふっ!」
大きなおっぱいに包まれる。俗に言うパフパフってやつだ。
や、待って、息できない…。
86 :
Short:2009/07/08(水) 20:38:57 ID:7JVCZt1m
待て!息できない!死ぬって!むちゃくちゃいいけど、息が―
○「もがー!」
夏海「あ、ごめんごめん」
ようやく解放してくれた。危うく天使のお世話になるところだった。
夏海「それじゃあ、ミッションスタートばい!」
…どうやら悪魔のお世話になるようだ。
87 :
Short:2009/07/08(水) 20:40:01 ID:7JVCZt1m
悪魔じゃなくて麻生はシャツをポイし、ブラジャーも取り外す。すると真夏の果実じゃなくて麻生の大きな胸が露になる。
夏海「触ってもよかとよ?」
反射的に手が伸びる。本当に柔らかい。
夏海「ん…あはっ、くすぐったかよぉ」
恥ずかしそうに身をよじる麻生。
しばらく揉んでいると、ぼぅっとしたような恍惚の表情になる。
次は段々起立してきた乳首を撫でる。
夏海「あ、ん…」
声も色っぽくなってきた。
夏海「あ…やぁ、んん…」
88 :
Short:2009/07/08(水) 20:40:29 ID:7JVCZt1m
何だか本当に果実に見えてきて、思わずかぶりついてしまった。
夏海「ん!や…あん…」
そのまま口をもごもごしながら乳首をチロチロと舐める。
夏海「う、ん、ん…」
口をすぼめ、乳首を吸う。
夏海「ん、んー!」
ちゅぱ
と唇を話すと涙目の麻生が
夏海「はぁ、う…、ひどか…」
誘ったのはそっちでしょーが。
夏海「…交代ばい」
俺の腰辺りまで下がり、ジッパーをジジジと下げ、俺のを取り出す。
目にいつものいたずらっ子が蘇る。
夏海「空にできなくて、あたしにできること…してあげるばい」
89 :
Short:2009/07/08(水) 20:40:59 ID:7JVCZt1m
麻生は俺のを胸で挟み込む。両手で胸を押し潰す。
○「っ…」
夏海「ふふふ…攻守交代♪」
麻生は溜めた唾液をてろ〜と谷間に垂らす。
潤滑油を得た麻生の胸はさらに胸を上下に動かし俺のをしごき始めた。
今までにない快感が押し寄せる。
柔らかく、暖かく、ぬるぬるした感触は俺を絶頂へ導く。
夏海「いつでも出してよかよ?」
胸からはみ出た俺のを口に含み先っちょを舐めてくる。
限界だった。
ドピュッ!ビルッ!ビルッ!…
夏海「うはぁ…」
麻生の口内と顔に出してしまう。
ドロドロの麻生がにっ、と笑う。
夏海「気持ち良かった?」
素直にうなずく。
夏海「それじゃあ次はあたしねっ♪」
90 :
Short:2009/07/08(水) 20:41:32 ID:7JVCZt1m
そういうと麻生はコロンと仰向けになる。何だか犬のようだ。
やけに動物に愛される気がする。
猫に犬に犬。もしかして鳥?知らない。これ以上増えないで欲しい。
夏海「はーやーくー」
麻生が急かしてくる。
麻生の股の間に座り、スカートを退け、ショーツに手をかける。もうすでにショーツは濡れていた。
○「まだ胸しか触ってねーのに」
夏海「う…しょうがなかよ、だ、だって…」
はいはい。ショーツをずり下げ、潤んだ貝に触る。あまり意味がないかもしれないけど一応。
夏海「はぁ、あ、…ん」
ぴちゃぴちゃという音が大きくなり、愛液が指を伝う。
91 :
Short:2009/07/08(水) 20:41:59 ID:7JVCZt1m
○「もういいかな」
夏海「…うん」
一気にしおらしくなる麻生。
麻生の足を開かせ俺のを麻生の入り口に当てる。期待と不安と興奮が入り交じった顔。こんな表情もできるのかと驚く。とりあえず頭をポンポンと叩いとく。ちょっと安心したようだ。
○「入れるよ」
少しずつ俺のを侵入させていく。
夏海「あ、あ、入ってる…」
○「っ…、平気?」
夏海「へ、平気…、イタッ!」
何か壁のようなものに当たる。
○「一気にいくぞ?」
夏海「…うん」
92 :
Short:2009/07/08(水) 20:42:30 ID:7JVCZt1m
ズッ
と腰を突き上げる。
夏海「―――ッ!…はぁ、はぁ…あはっ、あんまり…痛くなかね…」
○「平気か?」
夏海「ん…気持ちいい…」
…まぁいいや。
麻生の膣は肉壁の凹凸がまとわりついてくるようだ。
腰を動かしはじめる。
夏海「んぁ…やぁ…あぁぁ…うぅ、恥ずかしか…」
足を閉じようとする。
○「ぅ…なに今更言ってんだよ」
無理矢理足を開かせる。
夏海「ぅあ…、は、だ、だって…ん!」
麻生の乳首に吸い付く。硬く、こりこりしている。
夏海「ん!あ、あ、やめ!いじわるっ…」
○「止めるか?」
夏海「……………ゃだ」
93 :
Short:2009/07/08(水) 20:43:16 ID:7JVCZt1m
○「了解」
腰を大きく動かす。
ずちゃ、ずちゃ、ずりっ
卑猥な音が耳に飛び込む。
夏海「んは、は、はぁ、い、いいょぉ」
潤んだ目で見つめてくる。
○「…く、そろそろ…」
夏海「あ、ん、は、はなれちゃやだ…!」
足を絡ませ、抱き締めてくる。
中の締め付けがキツくなってゆく。
抵抗する術なんてない。
夏海「あ、あ、あっ、ああっ!あ!イ、イッちゃう…!」
○「う…お…」
夏海「あ…んん!」
絶頂
麻生の膣がぎゅう…、と締まる。
ドクッ!ドプッ、ドク、ドピュ…
○「はぁ…平気か?」
今日何度目かわからないセリフ。
夏海「ん…あは☆」
今日一番の笑顔。
心配した俺が馬鹿みたいだった。
94 :
Short:2009/07/08(水) 20:43:58 ID:7JVCZt1m
夏海「ねぇねぇ」
○「んー」
夏海「やっぱりあたしじゃダメ?」
○「…お前の事は好きだよ。でも俺は梶原が大好きだ」
夏海「…うん。…しょうがなかね…」
○「…悪い」
夏海「空泣かしたら―」
いたずらっぽく見つめてくる。
夏海「ぜーったい許さなかとよ!」
うん。こいつは大丈夫だ。
○「はい。頑張ります」
夏海「んーでもちょっと悔しかね…」
○「ん…」
夏海「ねぇねぇ」
○「ん?」
夏海「一回だけでいいから…、名前で…呼んで…」
○「…夏海」
夏海「おっぱいぼーん!!」
○「もごふっ!」
突然またしてもパフパフされる。
○「ぐはっ、苦しいっつーの」
夏海「あはは、ごめんごめん」
○「やっぱ嫌い!」
夏海「えー!」
やれやれだ。
帰り道、油断してたらクロに襲われた。もーやだ。
95 :
Short:2009/07/08(水) 20:44:19 ID:7JVCZt1m
以上×夏海でした。
次は×葉月の予定です
以前に増して稚文サーセン
リトバス草SSと時期が被ってしまいました
そっちでも恥態晒してきます
俺猫にYOEEEEEEE
猫好き 長髪 人見知り
属性似てるけどなー 空と鈴
乙です。
乙!乙!
次回作も期待してます!
98 :
にごいち:2009/07/21(火) 04:50:49 ID:96IM2cgq
Short様、GJでした!
俺も近いうちに何か書かないとな。
誰にしようか今壮絶に悩んでるんだけど。
…ほんと、だれにしたらいいんだろ
根岸×麻生とか
2人で犬の散歩してる絵が浮かぶぜ
100 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 19:33:09 ID:tIeBPm71
ここはあえての大庭さんで
と思ってるのは俺だけだろうな
スレ復活してたのか。
age
103 :
にごいち:2009/08/03(月) 01:01:40 ID:dv1bTCbz
遅くなりましたが、書きます。
ケイトと空と青の3Pです。
書くと予告してから遅くなって申し訳ないです。
「コンニチワー!」
元気な片言の日本語が梶原家に響く。
「あ、どうもこんにちは。」
「Oh!青クン、オ久しブリデース!」
家にやってきた来客の顔を見た青は、その人物がだれであるか少し考え姉の友人のケイトだと思いだした。
「あ、姉ちゃんに会いに来たんですか?」
「マぁ、ソンナ所デスネー。」
「んじゃ、ちょっと呼んできますね。」
ぱたぱたと姉の部屋へ向かう青の後姿を見つめながらケイトはそっと微笑んでいた。
「いらっしゃい、ケイト。」
「ソラノ家ニ来るノモ久しブリデスネー。」
「今日はどうしたの?」
「Oh!実はデスネ…」
「姉ちゃん、お茶持ってきたよ。」
「あ、ありがとう青。」
「アリガトゴザイマース!」
「んじゃ、俺は…」
「あ、ちょっと待って。」
青は茶と菓子を乗せた盆を置いて部屋を出ようとしたが、腕を不意に空に掴まれた。
「…何?」
「ねぇ、青…」
青はその時の空の表情を見てぎくりとした。
梶原姉弟は時々二人交わる。
それも青から行くことはほとんどなく、そのほとんどが姉の空から始まる。
そうしたいときに、空はある特有の表情をする──今まさに青に向けられているような。
「ちょ、ちょっと待ってよ姉ちゃん。」
「どうしたの?」
「今はダメだよ!ケイトさんもいるんだし…」
「何の話デスカ?」
「あ、いや、こっちの」
「青。」
ごまかそうとした青だったが、空はそれを遮る。
しかも遮りながらいつの間にか空は青と密着していた。
「だ、ダメだってば!」
「良いんだよ恥ずかしがらなくても。」
慌てる青を宥めるかのように、空の手が青を撫でていく。
その柔らかい感触に青の心臓は鼓動を高めていった。
「ダメだって…ケイトさんが見てる…」
「気にしないで、青。」
「いやでも…」
「青クン。」
不意にケイトから話しかけられて、青の身体は硬直する。
ケイトはいつものようににこやかに、絡み合う梶原姉弟をじっと見ていた。
そして、ケイトの口から青の予想を超える発言がされた。
「青クン、私ノバージン貰って下サイ!」
「……へ?」
青はケイトの言った言葉の意味と姉の行動の繋がりがさっぱり分からずぽかんとしていた。
そんな青を見て、空はそっと囁く。
「あのね青、ケイトが青とえっちしたいんだって。」
「……えぇ?!」
いきなりの事で青は動転する。
だがそんな青を尻目に空はそっと青の身体をまさぐっていく。
「でも、初めてでよくわからないからワタシに手伝ってほしいんだって。」
「ゴ教授ヨロシクデース!」
「そういうわけだから、お願いね。青。」
なんて滅茶苦茶だ……
そう思う青ではあったが、彼の肉体はもうすでに完全に戦闘態勢に入っていた。
「ささ、脱いで青。」
「うう…」
「Oh!トッテモプリティーナ身体シテマスネー。」
ずるずると服を脱がされて、身にまとうはトランクスと靴下のみという何とも悩ましい姿になった青を空とケイトはじっくりと見つめていた。
「青…」
「姉、ちゃ…!」
何か言おうとした青の唇は空の唇にふさがれた。
ぬちゃぬちゃと、淫靡な音が響く。
「凄イエロスデスネー。」
「んむ……ちゅ、ちゅ…」
「んはぁ…ケイトも…する?」
「喜ンデ!」
空の唇が離れた青の唇に、今度はケイトの唇が重なる。
空とは違い不慣れな感じがするが、それでも青の身体に快感が伝わっていく。
「ね、ケイト…私たちもそろそろ脱ご?」
「ンっ……了解…」
ディープキスの味に多少圧倒されているのか、ケイトの顔から少し余裕が消えていた。
それでも脱いだ服をポンポンと投げていくのは彼女の持って生まれた性格だろうか。
「…ケイト、さん……」
「ソンナに見ツメチャ…結構恥ズかしいデスヨ…」
今まで姉やその友達の裸は見てきた青だったが、ケイトは外国人。
外国人の裸を見るのは生れてはじめてだった。
日本人の肌と比べてやや白っぽい肌。
長い金髪とのコントラストは見惚れてしまいそうだ。
青はついケイトが顔を赤く染めるまでその裸体に見入ってしまっていた。
「モウ!ソンナニ見て青クンハスケベデスヨー!」
「あ、ああ!ご、ごめんなさい!」
「もう、青ったら…」
そんな二人を見て空は優しく微笑んでいた。
「あ、あの…触っても、良いですか…?」
ケイトは何も言わないかわりに小さく頷いた。
「ンっ…ア……ハぁ…」
(すごい…結構柔らかい…)
空の肉体とも夏海の肉体とも葉月の肉体とも違う、ケイトの肉体に青は惹きこまれていく。
だがそんな青を宥めるように空は青の身体をなぜていく。
「んっ!姉ちゃ…」
「ね、ケイト……青のおちんちん…見よ?」
「ンぁ…見セテ下サイ…青クンの、おチンチン……」
トランクスを脱がせると、ぶるん、と青の膨張したペニスがあらわになる。
ケイトはそれを見て眼を丸くした。
「凄ク…大キイ…」
「ね、凄いでしょ…?」
「うう…」
まるで未知の生命体を見るかのようにケイトは青のペニスを見ていたが、意を決したかのようにペニスにそっと触れた。
「あっ!」
「…ケイト、どう?」
「手ノ中で…ビクンビクンって…」
初めて触れたペニスの感触は、ケイトの心を掴んだ。
この独特の温かさや、鼓動がケイトには何かかけがえのないもののように感じられていた。
「青クン…」
「え、や?」
気づくとケイトは、青のペニスを咥えていた。
「ん…」
「うあ…!」
ケイトのフェラチオは、ぎこちなくお世辞にもうまいと言えるものではなかったが、青にはかえってそれが新鮮だった。
そうでなくても空とケイトの手でもう暴発寸前まで追い詰められていた青のペニスは、臨界点を静かに迎えようとしていた。
「ヒア!」
「え?」
突然、ケイトのフェラチオが止まる。
何があったかとケイトの方を見るとそこには空がケイトの泌部を弄っていた。
「や、空…ソコダメ…」
「…ううん、やめてあげない。」
「ヒドイデス…ヒャん!」
空に弄られながらも、ケイトは必死に青のペニスにしゃぶりつく。
「うあっ…!俺、もう…!」
「ンム…ンー!」
青の身体を絶頂が駆け巡り、ペニスから精液が噴出する。
そしてその精液はケイトの口中にどくどくと流れ込んでいく。
初めて味わう味にケイトはただ呆然としていた。
「あ…大丈夫ですか?ケイトさん。」
「……変ナ味。」
「ね、青…ワタシもしてほしいな…」
気づくと空は全裸になっていた。
「ん…ひゃん……!青、そこ、いいよ…」
「ん…じゅる、ちゅ…」
「空…青クン…二人トモ凄イエロスデス…」
ケイトの目の前にいた二人は姉弟ではなく、ただ互いの肉体を貪り合うオスとメスだった。
それを見ているだけで、ケイトの股間からはとめどなく液が溢れていく。
「青クン…!青クン…!」
ケイトの指は気付くと自身の泌部を弄っていた。
じゅぶじゅぶと、淫猥な蜜は指を出し入れするたびに溢れていく。
快感だけがケイトの身体を突き動かしていた。
それでも、ケイトの心は満たされていなかった。
ケイトが欲しているもの──それは、青。
こんなに近くにいるのに、何故か手が出せない。
そんな切なそうな表情を青は一瞬見てしまった。
「姉ちゃん…」
「何?」
「……ケイトさんと、してもいい?」
「…良いよ、いってらっしゃい。」
空はそっと青をケイトの元へと行かせた。
「ケイトさん…」
「ハッ…!青、クン…」
「俺でいい?」
「……良いデスヨ。」
そう言うと、ケイトは青に唇を重ねた。
そっと青はペニスをケイトの泌部にあてがう。
ずずっと、ペニスは入っていくのだが、ある一定の地点から締め付けがきつくなり先に進めない。
「グゥ…痛イ…!」
「だ、大丈夫?姉ちゃんどうしよう?」
「んー…」
空は少し何か考えると、ケイトの後ろに回りそっとケイトの秘部を開いていった。
「これなら…入るよね?」
「ん、ほんとだ…」
「アァ…空…青クン……」
広げられて動かしやすくなったからか、青はゆっくりと腰を動かし始めた。
それに合わせるようにケイトの口から吐息が漏れ出す。
空はそんなケイトの胸を弄っていた。
三人の男女が絡み合い、一体となって淫乱ながらも美しい空間を形成していた。
ぐちゃぐちゃという音が奏でる旋律は、三人の本能を刺激しそれぞれを加速させていく。
「青クン!私、モウ…!」
「お、俺も…!」
「青…ケイト…二人ともいっちゃうんだ…」
空の手は二人を包むように抱きしめていた。
「アア!」
びくん、びくんとケイトの身体が跳ねる。
初めて訪れる絶頂はケイトを天国まで運び、青のペニスから精液を噴出させた。
ペニスを抜くと、破瓜の証明である鮮血と青の精液が混ざり合った。
「ね、青…私とも、しよ?」
「……」
青の返事は、決められていた。
「青クン…」
「青…」
「……」
ベッドの中で、ケイトが青を抱き寄せる。
それを制するように空も青を抱き寄せる。
サンドイッチ状態の青は疲労困憊の様相で溜息をついた。
「ネー空、青クン貸シテ下サイよー。」
「…駄目。」
「ドウシテモデスカー?」
「…どうしても。」
「ムー。」
「むー。」
二人が静に火花を散らすその間で、青はまた小さく溜息をついた。
115 :
にごいち:2009/08/03(月) 02:33:08 ID:dv1bTCbz
以上です。
なんか前々からケイトは書きたかったのにいざ書いたらこの体たらく。
本当に申し訳ないです。
これからもいろいろ書いていきたいと思います。
シリアスなのもありかなぁ。
>>115 にごいちさんGJ!!
朝方寝ようと思ってフラッと来たら作品投下されてるとか、今日は運がいい
これで青は空の風邪のお見舞いに来たメンバーとはみんな関係を持った事になるのかw
スレ過疎ってるけど、作品を楽しみにしてる住人は少なからずいるので、次回作もガンバってください!
さすがにごいちさんだなあGJ極まりないです。
ケイトネタは僕の好物でもあるので、余計に楽しめました。
一住人としてありがたいです GJ!
118 :
にごいち:2009/08/04(火) 11:27:44 ID:fxwNg+bZ
>>116 >>117 ありがとうございます…
正直過去に書いた作品の中でも二番目に納得がいかない作品にそこまでいっていただいてただただ恐縮です。
まだまだ精進不足ですので頑張っていきたいと思います。
近いうちにまた書こうと思います。
今度こそは…!
たぶん次も青クンでいく。
119 :
にごいち:2009/08/09(日) 20:25:12 ID:2zHMcf9g
連投になってしまうのですが、ネタが浮かんだので書きたいと思います。
空×青です。
タイトルは「空の心配」で。
120 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:28:06 ID:2zHMcf9g
「…姉ちゃん。」
「何?」
「あのさ…あんまりひっつかないでよ。やりにくいよ。」
日曜日、何もすることのなかった青はゲームを起動させてお気に入りの格闘ゲームを始めたのだが、いつの間にかきた空は彼の邪魔をするかのようにぴったりと張り付いている。
おかげでいつものようにうまく遊べない。
「姉ちゃんってば…」
「…気にしないで。」
「気にするよ。」
121 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:33:30 ID:2zHMcf9g
『You Lose!!』
「…あーもう、負けちゃったじゃない。」
「ふぁいとー。」
我関せず、といった感じで応援する姉を横目に見ると青は小さく溜息をつき、ゲームの電源を切った。
「あれ?やめちゃうの?」
「ん…」
軽く返事をして、横になる。
それについていくかのように張り付いたままの空も横になった。
姉の匂いをすぐそばに感じるのも少し前までは慣れなかったが、もう完全に慣れ切ってしまった現状が恐ろしい。
そんなことを考えているうちに、隣で張り付いている空の眼はいつの間にか閉じられていた。
「…全く、ねーちゃん、マイペースなんだから……」
すやすやと静かに寝息を立てる空を見ているうちに、青もだんだん眠気に襲われてきた。
122 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:37:01 ID:2zHMcf9g
──夢を、見た。
いつもの見慣れた風景。
学校の美術室も、ミケやハーさんがよくいる街角も、いつも通りだった。
…だけど、青がいない。
走った。
探した。
呼んだ。
──泣いた。
親とはぐれた幼子のように、泣いた。
それでも、青はどこにもいなかった。
123 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:40:04 ID:2zHMcf9g
──ちゃん、ねーちゃん!
引き戻すかのように、声がした。
ぼんやりとした視界に、徐々に一番大好きな弟──青の姿が映っていく。
それだけでなんだか、嬉しかった。
「…青?」
「大丈夫ねーちゃん?なんだかうなされてたけど。」
そういう青の顔はとても心配そうで
それでいてとても頼もしくて
「──ねーちゃん?」
「青。」
自然と、腕は青の身体を抱きしめていた。
124 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:44:48 ID:2zHMcf9g
「ど、どうしたのねーちゃん?」
「…夢、見たの……」
「夢?」
「うん…青がいないの。どこ探しても、青がいないの…」
その言葉を漏らすと、自然と目から涙があふれる。
空の腕は弱々しくもしっかりと青を離さないように固く抱きしめていた。
「…ねーちゃん。」
「…ぐすっ、青…青ぉ……」
「安心して、俺どこにも行かないから。ねーちゃん。」
「……」
青を抱きしめる力が強くなる。
密着している身体には、青の鼓動や体温がしっかりと伝わっていた。
それがただ、嬉しかった。
「んっ…」
「…!!」
自然と、唇は重なっていた。
125 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:51:08 ID:2zHMcf9g
「んっ…んっ……ん、ちゅ…」
「んむぅ…ちゅ、ちゅぷ……」
互いの舌が知恵の輪のように絡み合う。
唾液は混じり合い、空の小さな口から溢れていく。
空の手はそっと青のシャツを脱がし始めていた。
「青…凄いドキドキしてるね……」
「…うん。」
青もまた、空の服を脱がしていた。
二人の肌と肌を阻むものがなくなる。
触れ合う肌と肌は、互いのそれを求めるように熱くなっていった。
「青…青の、熱いよ…」
「ねーちゃんの、だって…」
青の指が、空の胸にかかる。
それだけで空の身体がびくん、と反応する。
「あぁ…青……」
「ねーちゃん…」
126 :
空の心配:2009/08/09(日) 20:57:49 ID:2zHMcf9g
お世辞にも大きいとは言い難いその胸を慈しむように、青の指は撫でていく。
その動きの一つ一つが空の身体に強烈な快感を与えていく。
「…ごめんね、青…」
「え?」
「私…麻生さんや鳥飼さんみたいにおっぱいおっきくない…」
「良いんだよ、ねーちゃん。」
そっと、空の唇に青の唇が重なる。
先ほどの濃密なキスとは違った、軽い感じのキスだった。
「ねーちゃんはねーちゃんなんだからさ。」
「青…!」
空の眼から、ほろりと涙があふれる。
その涙は、青の指で拭われた。
「青…」
「ねーちゃん?」
「青…ねーちゃんに、いっぱいえっちなことさせて……」
127 :
空の心配:2009/08/09(日) 21:06:06 ID:2zHMcf9g
青のズボンを脱がせると、ペニスが熱く勃起しているのがトランクスの上からも分かった。
やはりまだ羞恥心があるのか、青は頬を赤らめると空から視線を外した。
「凄いね、青…もうこんなに……」
「あんまり、見ないでよ…ねーちゃん…」
トランクス越しに、空のてのひらが青のペニスにかぶさる。
びく、と青の身体が小さく反応した。
「敏感なんだね、青…」
「…うう……」
「可愛いな…」
そっと、トランクスを下げると熱くいきり立つペニスがぶるん、とそそり立った。
それを求めるように、空はそっと手で包み込んだ。
「うあっ…ねー、ちゃん……」
「青の…いつも元気だね……」
しゅっ、しゅっとリズミカルに青のペニスをしごく。
先端から出るカウパーが空の手にかかっていった。
「いただきます。」
「え、あ…!」
ぱくん、と空が青のペニスを咥えた。
128 :
空の心配:2009/08/09(日) 21:12:43 ID:2zHMcf9g
口の中で暴れる青のペニスを、まるで棒アイスをしゃぶるように空の舌が蹂躙していく。
青の熱くなる体温がペニス越しに空にも伝わっていく。
「ひゃあ!」
「ん…」
空の細い指が、青の泌穴をとらえた。
まだ慣れていない刺激に青の身体がびくん、と強く反応する。
「や、やめてねーちゃん…」
「……」
制止を求める青に対し、空は咥えたまま首を横に振った。
指はゆっくりと青の泌穴を弄っていく。
中で軽く指を曲げてみたり、いったん抜いてまた入れてみたり。
そうしているうちに、青の身体には限界が来ようとしていた。
「ねーちゃん…!俺もう!」
「んむぅ!?」
空の口中に、大量の精液が流れ込んでくる。
それと同時に、空の指にぎゅうぎゅうときついしめつけが来た。
129 :
空の心配:2009/08/09(日) 21:19:12 ID:2zHMcf9g
「けほっ…けほっ……」
「はぁ…ご、ごめんねーちゃん…その…」
何か言おうとした青の口は、空の口にふさがれた。
空の口中から青の口中に、唾液混じりの精液が流れ込んでくる。
「ん…」
「青…どう?青の出したせーし……」
「…変な味…」
微妙な表情をする青を尻目に、空は自分の下着を脱ぎ去り自分の泌部を広げて青に見せつけた。
「ね、青…来て……」
「ねーちゃん……」
先ほど精液を出したばかりなのに、青のペニスはまた熱く硬くなっていった。
「ん…んあ!」
「う、くっ……ねー、ちゃん……!」
ずるり、と空の膣内に青のペニスが入っていく。
もう何度も経験したはずなのに、快感はいつでも新鮮に二人の身体を包みこむ。
130 :
空の心配:2009/08/09(日) 21:25:11 ID:2zHMcf9g
「ん…青…青ぉ……」
「ねーちゃん…」
二人の唇同士が重なり合い、銀の橋を架ける。
血のつながった姉弟という禁忌も、快感を貪りたいという衝動の前には無意味だった。
「青…好きぃ…!」
「俺も、だよ…ねーちゃん…!」
そこにいたのは姉弟ではなかった。
ただお互いの肉体と心を求めあう二人の雄と雌だった。
「青!青!私…もう!」
「俺、も…!くぅ!」
絶頂がシンクロする。
膣内に流れ込む精液はすぐに空から溢れてしまった。
二人はまた、軽く唇を重ね合わせた。
131 :
空の心配:2009/08/09(日) 21:29:18 ID:2zHMcf9g
「ね、青…」
「どうしたのねーちゃん?」
青の髪を優しく撫でながら、空はそっと囁く。
青はそんな空をただじっと見ていた。
「青はさぁ…もう麻生さんや鳥飼さんとえっち…しちゃったんでしょ?」
「…うん。」
「…青。」
空は真剣なまなざしで青をじっと見つめた。
その姿に青は少し気圧された。
「青はまだ子供だから、誰が一番好きとかそういうの分かんないと思うけど…私が一番好きなのは、青だよ……」
空はそう言うと、青の身体をぎゅっと抱きしめた。
青も自然に、空の身体を抱きしめていた。
「…ねーちゃん、大好き。」
132 :
にごいち:2009/08/09(日) 21:32:15 ID:2zHMcf9g
以上です。
なんか久しぶりに納得いく作品が書けた気がします。
無論レベル低いことに変わりはありませんが。
えっと、これからちょっとお盆帰省しなきゃいけないのでしばらく投稿できません。
戻って来た時には新作を書いていきたいと思います。
どうかこのスレがそれまで生き延びてますように!
んじゃ、どうもでした。
にごいちさんいつもGJだなあ・・・・・・・・
青が葉月や夏海をもう食っていることをさりげなく出しているあたりが最高です。
ところで無粋な突っ込みですがにごいちさん「泌尿器」の泌の字が「秘密」の秘の字にいつも変換されています。
泌尿器とかそういう単語をよく利用されていてIMEに登録されちゃってるのかな?などと勝手な考えをしてしまいましたww
投下キテター!
>>132 GJです!シリアスなのもいいなぁ・・・
特にラストの空の台詞がグッときました
新作楽しみにしてます!
135 :
Short:2009/08/14(金) 21:54:40 ID:+/GpNLHc
前半部分ができたので×葉月保守代りに投稿します
折嫌いさーせん
136 :
Short:2009/08/14(金) 21:55:19 ID:+/GpNLHc
さてと。捕まってしまった。
何故かって?そんなの俺が知りたい。
美術室に着いて椅子に座った瞬間、口に何かを当てられ、目の前が真っ暗になり、意識が無くなった。
…ってまんま拉致じゃねえか!なんで俺なんかを!?あれか!?北の国へ連れてかれんのか!?
葉月「あ、起きた?」
○「うおっ!びびった…」
鳥飼がどこからともなく現れる。
○「びびらせんなよ…」
葉月「あ、ごめんなさい」
○「いーけど。そういやここどこ?」
見覚えの無い…部屋?窓がない。時計もない。
137 :
Short:2009/08/14(金) 21:55:46 ID:+/GpNLHc
葉月「あぁ、秘密の部屋よ」
○「…ここってホ△ワーツ?」葉月「いやいや。空閑先輩が美術室の下に作った部屋よ」
○「うっそ!」
葉月「さあ…、空閑先輩にはそう言われたんだけど…」
いくらなんでも嘘だろ…。
…ん?今気づいたけど俺は椅子に縛り付けられていた。
○「鳥飼これ解いて」
葉月「ダメ」
○「…はい?」
葉月「だって私が縛ったから」
○「…はい!?」
葉月「○君と…えっちするために」
○「…はあぁぁあ!?」
138 :
Short:2009/08/14(金) 21:56:20 ID:+/GpNLHc
パニックに陥る。当たり前だ。
○「え、あ、っと、何故に?」
葉月「…○君が好きだから…」
160kmの豪速球が俺をぶち抜く。顔を赤く染めてもじもじしている鳥飼を可愛いと思った俺は死んだ方が良いかもしれない。
葉月「あ…、梶原さんにOK貰っといたから」
あいつ俺の事何だと思っているんだろう…。
『よかろう』
○「よかろうじゃね―――よ!!」
『かのじょの友達の言うことは聞くものなのだ』
○「それ以前に鳥飼は俺の友達だっつ―――の!!」
友達のんな願い普通聞くか!…ん、ケースバイケースか。
『終わったらまた…ね Byそら』
○「茶番だあぁぁぁっ!!梶原あぁぁぁぁぁっ!!」
どこぞの(21)が脳裏に浮かんだのはまた別の話。コールドゲームだ。
葉月「…あの、ちょっと」
○「ん?」
葉月「…していい?」
○「…拒否権ないだろ」
ぐるぐる巻きの俺がいう。
葉月「まあそうなんだけどね」
○「…少しは反省して下さい」
葉月「やだ」
○「っておい!」
葉月「だって好きなんだもん」
猫(梶原)犬(クロ)に続き鳥にまで好かれてしまった。…何でこんな冷静何だろう。あいつらのせいだな。
139 :
Short:2009/08/15(土) 20:51:23 ID:x24OHexQ
遅れまして
前半終了です
ぼちぼち後半を書いていくのでお待ちください
なお×葉月が終わったら次は大庭さんの予定です
おおば!おおば!あの幽霊部員以外とカワいいのでぜひエロパロに出してほしいです!
141 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 02:57:26 ID:XeEq3zs/
↑激しく同意
142 :
Short:2009/08/28(金) 21:55:18 ID:Qm0+pYf2
>>140 >>141 任せろ!
×葉月終わったらですけどね
…そいやだれもネタに反応してくれない…
保守!
age
スレタイのスケッチブックを、何故かシーブックと読み間違えて開いてしまった俺が通りますよ。
146 :
にごいち:2009/09/19(土) 18:49:27 ID:XV0suo6R
ようやくパソコン治った……
帰省したと思ったら壊れるなんてなんて気難し屋なんだ。
近いうちに書く。
今度はたぶん根岸ちゃんネタ。
意外な人と絡むかも。
保守する
保守
149 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 11:49:08 ID:5UitbA0a
保守
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 08:59:11 ID:Jj46NLIf
保守
実はこのスレの保守の3割は俺がやってる。
これ豆知識な。
豆知識かー!(ずばーん
153 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 21:32:34 ID:exVTDhJK
保守
保守しとこ
155 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 23:10:22 ID:Qu3HKXdY
保守!
156 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 21:49:05 ID:4Yx3b6hF
保守
保守
保守
動きが無いなぁ。
160 :
にごいち:2009/12/17(木) 20:23:29 ID:FZO71h48
皆本当に申し訳ないです。
近日中、具体的には2009年が終わるまでにカミネギの新作を投下する予定です。
それをもって保守してくれた皆様に感謝と謝罪をしたいです。
といっても、クオリティの方は残念なものしかないけど。
161 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 13:22:13 ID:8GDHRddq
お待ちしております
探したら見つけた。
凄く面白くてよかったよ。
OCN規制されたんで実家から保守
164 :
にごいち:2009/12/28(月) 02:06:07 ID:tD5BwWkQ
今日から実家に帰省しなければならないので急いで投稿します。
根岸×神谷です。
タイトルは「ほんとの私と大好きな君」です。
「……はぁ。」
ぼんやりと、神谷朝霞は寝転がって自室の天井を眺めていた。
ごろごろと床を右回りに転がって、壁まで着いたら今度は左回りに転がる。
そうしてまた壁まで着いたら右回りに転がる。
「…根岸君。」
無意識下に出たその名前に、その顔が思い浮かぶ。
──神谷ぁ!
おい、神谷
…全く、お前って奴は……
いつも怒っていて、めんどくさがりな口調とは裏腹に非常に面倒見が良くて、犬が苦手なのに犬を飼っていて──
「…会いたい。」
何の偽りもない言葉が自然に漏れだし、神谷は慌てて周りを見回した。
「…へっくし!」
一方その頃根岸は犬男の散歩に出ていた。
まだ寒くはなっていないが何故か出たくしゃみに根岸はふと神谷を思い出していた。
──あはは〜、根岸君〜。
ねーぎーしくん!
じゃーん!見て下さい!
いつも一片も悩みがないような笑顔、同い年の女子とは思えないほどのバカ力、常に全力で何もかもを楽しむその生き方──
「…ってなんであいつの事考えてるんだ、俺は。」
「わふ?」
頭をばりばりと掻いた後、根岸は犬男とともに家路へとついた。
翌日、根岸は美術室で真っ白なキャンバスの前でただぼうっとしていた。
何を描くわけでもなく、無為に時間が過ぎるのだけを待っていた。
普段なら梶原空や麻生夏海といった1年生が熱心に絵を描いていたり、佐々木樹々がギターをのんびり弾いていたりと割と騒がしい美術室なのだが、今日に限っては誰もいなかった。
──顧問である、春日野日和、朝倉そよぎもいなかった。
「こんにちはー!」
「…神谷。」
突然ドアが開き、神谷朝霞が入ってきた。
一瞬神谷は根岸を見るとびっくりしたようだったが、それでもすぐにいつものような明るい表情に戻ると根岸の後ろに立って真っ白なキャンバスを眺めていた。
「おおー、真っ白ですねー。」
「…描きたいものがないんだよ。」
「へえ、珍しいですね〜。」
「悪かったな。」
「…誰も来ませんねぇ。」
「……そうだな。」
美術室には根岸と神谷二人しかいない。
ぼんやりとした時間だけがゆっくり、非常にゆっくりと進んでいた。
「…あの、根岸君。」
「あぁ?」
根岸の視線の外から、神谷の声が聞こえる。
その方には向かずに根岸は白いキャンパスとにらめっこを続けていた。
「…私の事、どう思ってますか?」
「ぶっ!」
「神谷お前一体何を──!」
慌てて振り返るが、その視線の先にいた神谷を見て根岸は絶句した。
そこにいた神谷は、根岸が今の今まで見たことがない表情をしていた。
いつも真正面を思いっきり向いているのが神谷なのだが、そこにいた神谷はうつ向き気味で頬をかなり赤く染めていた。
あえてその表情に言葉をつけるとするならば──乙女。
「…今何か変なこと考えませんでしたか?」
「え、いや、おま……ええ?」
言葉が出ず慌てる根岸を見ると神谷はほんの少しだけ笑った。
…思えば根岸と神谷は周りからも恋人同然に扱われていた。
空閑や麻生からはからかわれ、葉月などからは一種の憧れにも似た視線を向けられている今日この頃だった。
──だが、実際根岸はというとそこまで深く考えてはいなかった。
正確にいえば、「深く考えようとはしていなかった。」
「神谷…?」
「私は根岸君の事……大好き、ですよ?」
消え入りそうな声で、神谷は根岸に言う。
いつの間にか近づいていた彼女の身体から、彼女の匂いがほんのりと香ってきた。
「…あの台風の日、覚えてますか?」
「あ、ああ?」
思い出すのはあの台風の日。
家で暇を持て余していた根岸の家に突然神谷が来訪して、シャワーを浴びてその後部屋を物色して秘蔵のオカズを見つけられて──
あれよあれよという間に、気づいたら交わっていた。
「忘れるわけねーだろ…」
今もあの時の事を思い出すと複雑極まりない気分になる。
「ほんとは私…怖かったんです。」
「…え??」
いきなり予想もしていなかった言葉を聞かされて、根岸は硬直した。
そんな根岸にそっと抱きつくと、神谷はそっと囁いた。
「根岸君、私は根岸君の事が大好きです。」
「根岸君の事考えると何もできなくなっちゃうぐらい、大好きです。」
「だから、お願いです。根岸君のほんとの気持ち……聞かせてくれませんか?」
最後の方の言葉はそれこそ蚊の鳴くような小さな声だった。
神谷の涙交じりの小さな声は、根岸の心の奥底にあった何かを揺り動かしていた。
──神谷。
気づいてしまった。
自分が何もしていなかったことに。
それなのに神谷は思いっきり自分にむかってぶつかってきてくれていた。
何気ない笑顔も、言葉も、悪戯も、その全ては自分に分かって欲しくての行動だった。
──それなのに。
自分は何もしていなかった。
「…ごめん、神谷。」
「え…」
「俺……お前に何もしてなかった。」
ぎゅっと、優しくもしっかり根岸が神谷を抱く。
「お前が俺の事好きだって、何度も何度も言ってたのに。」
「根岸君……」
つ、と神谷の眼から涙があふれる。
その涙がなんの涙か、神谷は自分自身でもわからなかった。
「…なのに俺──」
「………」
根岸はじっと、神谷の顔を見つめた。
「…ごめん、神谷。俺……お前の事…」
大好き──
その言葉は神谷の耳にだけ届いていた。
言葉が、神谷の涙腺を決壊させてしまったのか、神谷の眼からぽろぽろと涙があふれる。
そんな神谷を、根岸は優しく抱きしめていた。
「根岸君……」
「…神谷。」
自然に触れ合った唇から、つ、と唾液が糸を引く。
今まで見たこともない神谷の顔に根岸は欲望を抑えるのに必死だった。
「…いいのか?」
「根岸君…ここまでしてやめられちゃ、困ります…」
潤んだ瞳で神谷が根岸を見つめる。
そんな神谷を根岸はゆっくりと、寝かせた。
「…脱がすぞ、神谷。」
「……はい。」
そっと、やさしく制服のボタンをはずす。
根岸も神谷も、何回か交わったことはあるのだが今のこの一瞬だけはお互いが初体験のような感覚にあった。
「…キス、して下さい。」
「あ、ああ……」
唇が重なり合う。
互いの舌は舌を求め、絡まり合いくねり合う。
それと呼応するかのように二人の体温は上がり、鼓動はシンクロする。
ずっとこうしていたい。
そんな思いが2人の間にあった。
「んんっ……はぁっ…はぁ……根岸君…」
「神谷……」
神谷は恥じらいながらも、ブラをはずす。
ぷるん、と形のいい乳が露わになると根岸はごくりと生唾を飲んだ。
「…触るぞ?」
こくり、と小さく頷いた神谷を見ると根岸はそっと包み込むかのように乳房に触れた。
「あっ…!」
びくん、と神谷の身体が震えた。
その仕草も、声も、何もかもが愛しく思えた。
「んっ……」
「あっ!」
ピンと主張する左の乳首に吸い付く。
神谷の身体に電流のような快感が駆け巡った。
「ねぎし、君……!そこだめ…です…」
「ん…ちゅ、ちゅ、んむ…」
神谷の制止もかまわず、根岸は神谷の身体を味わう。
根岸は神谷の全てが欲しかった。
そして、神谷も根岸を欲しがっていた。
「んん…駄目って、言ってるの、にぃ……」
根岸を引きはがすと、神谷はやや強引に根岸のズボンを下ろす。
トランクス越しでも、根岸のペニスは熱く勃起しているのがよくわかった。
それを確認すると、神谷はトランクスをずりおろした。
ぶるん、と熱く熱を持つ根岸のペニスがそそりたった。
「それ!お仕置きです!」
「くあっ……!」
神谷の豊満な胸が、根岸のペニスを包む。
どくんどくんという根岸のペニスの鼓動が神谷の胸に直接通ってくる。
それがなんだか嬉しくて、神谷は笑った。
「…どうですか?私のおっぱい。」
「あっ……良い…凄い…」
ペニスの先端に舌がつくと、根岸の身体はびくびくと震えた。
「こうされるの…好きなんですよね?」
「うあ……あ…」
根岸の反応を楽しむかのように、神谷は胸と舌で根岸のペニスを甚振っていった。
「も、もう……でる!」
びゅる、と精液がペニスから噴出し神谷の顔を汚した。
突然の射精に神谷は一瞬驚いたがそれでもまた根岸にキスした。
「ん…ちゅ、ちゅる……」
「んむ……かみ、や……」
根岸から噴出されたオスの匂いが、神谷を熱くさせていく。
もう神谷の秘部は愛液があふれショーツはぐしょぐしょになっていた。
「ね…根岸君、もう私…我慢できない……」
「お、俺も……」
神谷はショーツを脱ぎ捨てると、秘部を広げ根岸のペニスをあてがった。
「ん…んんん!」
「うあ……!あ、あ……!!」
根岸が神谷に入っていく。
互いの熱い肉体は互いの熱でさらに熱くなっていった。
「根岸君の…熱いですよぉ……!」
「神谷の…だって…!!」
「根岸君……根岸君……!」
快感に喘ぐ神谷の胸に触れる。
とくん、とくんと鼓動が手を通して伝わってきた
この胸にどれほどの想いを詰め込んでいたのだろう。
この口からどれほどの想いを吐き出したかったのだろう。
この腕でどれほど自分を抱きしめたかったのだろう。
──気づいてやれなかった自分が、情けなかった。
「根岸君…」
「…あ?」
「……泣かないでくださいよ。私まで…悲しくなっちゃいますから。」
「…な、泣いてねえよ!」
必死で強がる根岸だったが、その眼からは涙があふれていた。
「神谷……」
「…何、ですか…?」
───大好き!!
それは純粋な心だった。
根岸大地が神谷朝霞に抱いていた、何物にもかえられない想い…
文字にすればたった四文字でも、根岸の想いを神谷に伝えるには十分だった。
ぎゅっと、抱きしめる力が強くなる。
想いは根岸から神谷へ。
そして神谷から根岸へと注ぎこまれていく。
「…根岸君。」
「何だ…?神谷。」
「一つ、お願いしてもいいですか?」
「……何だよ。」
「…あのですね。」
恥ずかしそうに、神谷は根岸にすり寄る。
根岸はそんな神谷の肩を優しく抱き寄せていた。
「…私の絵を描いてくれませんか?」
「え?」
呆気にとられる根岸の唇に、神谷の唇が重なった。
181 :
にごいち:2009/12/28(月) 04:04:36 ID:tD5BwWkQ
…はい、これで終わりです。
年内に書くと言っていた自分への宿題が終えられてよかったです。
これで何の心残りもなく2010年を迎えられます。
次はいつ何を書くのか全く考えておりません。
書きたいものはいろいろありますが、今はとりあえずゆっくりしたいと思います。
皆様、来年もよろしくお願いいたします。
にごいちでした。
ズルズル
o
▼/)
 ̄ ̄|/■
12月31日の午後6時から午後12時までの6時間は
1年間で最もそばを食べる人の多い「そばの6時間」です。
スケッチブックに登場する人物も、もれなくそばを食べています。
普段はあどけない顔して猫と戯れてる空も、レンゲに麺、具、汁を入れて一口で全てを味わって食べています。
カナダだか金田だかで過ごしてると思われる、あのケイトもそばを食べています。
根岸大地と妹である、みなもも、いま家にいないのでしたら間違いなく外でそばを食べてます。
とりちゃんも七味に入ってるかりっとしたやつが出るまで、そばの上にふりかけ続けたりして食べています。
夏海もフタが取れて七味を一瓶投入した、ちかっぱ煮えたぎるそばをヒィヒィ言って食べています。
ちかっぱほんわかしましょう。そして、ともにそばを食べましょう。
最近どーよ
184 :
にごいち:2010/01/14(木) 07:52:51 ID:HNN2oLFV
>>184 横歩き
ネタは考えてあるけれど、それが文章にならない。
過去の自分の作品に縛られてる。
リセットしたい。
1つのレスに1000文字くらい書き込めるのか・・・
何か書いてみるかなー
規制明け保守
止まってるなぁ。原作のほうでも何か起爆剤が欲しいところ。
てか、空のクラスメイトの片方は男でも良かったんじゃないかなぁ。
話の幅的に。
もう原作で短編描いたりしないのかなぁ
涼風百合イラストとか描ける画力が欲しい
190 :
にごいち:2010/02/05(金) 00:09:58 ID:w0KXhA0A
昨日(2月4日)は空の誕生日でしたね。
そういうわけで近いうちに空で書こうと思います。
誕生日ネタで、相手はもちろん青クンで。
誕生日に祝えなくてごめんなさい空さん…
コミックス派だから新作への間隔が長いw
スコアブックも買ってみるかなー
保守
登場人物でネコ(性的な意味で)なのは誰?
194 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 15:38:44 ID:H4WR+t5x
くっ、ボケを潰されたか・・・
とりあえず、そよぎ先生は総攻めで
涼風は風ちゃんがネコな気がする
2ch復帰記念保守
アニキャラ個別のサーバーダウンだよ
(>_<;)
復活するまで此処を使わせて
(>_<;)
もうずいぶんアニキャラ板も行って無いなぁ。
各キャラのスレが落ちていったときは
櫛の歯が抜けるように・・・という言葉を実感した。
200 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 23:24:37 ID:JkhvpcFx
保
険
202 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 17:36:35 ID:FLcK5B8k
麻生×根岸で誰か
203 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 11:18:50 ID:mk21e5Uk
木陰×根岸もいける
204 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 00:34:31 ID:tPlgSjCq
部長×根岸でも良いよ
みなものバター犬と化す犬男
206 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 01:08:02 ID:vbHyGH3X
age
207 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 00:03:21 ID:sxmpPbe/
誰でも良いから頼む
209 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 19:03:58 ID:suJxPxsG
雷火兄さん×根岸を投下してもいいですか?
210 :
にごいち:2010/06/04(金) 05:08:24 ID:/ACgXFM6
近いうちに必ず書く。
でも雷火×根岸……
読みてぇ……!
211 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:30:57 ID:vbqdVNVp
じゃあ、それまで自分が間を持たせましょうか。
もともとスケブ100話に併せてうpしようと思っていたものの
規制をくらって5月下旬から書き込みできなかったヤツですが。
根岸×神谷で、やたら前ふり長い&My設定有りですけど・・・
それと初めてなので長文規制・連投規制とかでスムーズに
書き込めなかったらゴメンナサイ。
212 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:31:54 ID:vbqdVNVp
「お兄〜」夕食後くつろぐ根岸の耳に快活な声が響く。声の主は当然妹のみなもだ。
「明後日はちゃんと空けといてね!」とカレンダーを指さす。見ればカレンダーには
16日の土曜に赤丸がうってある。
これが7月であればみなもの誕生日たが、今は12月であり特に記念日ではない。
が、彼女にとってその日は嬉しい日なのだ。
その理由とは―
「お兄とデート〜」ソファーに腰掛け、足をブラブラと揺らしご機嫌である。
だが、その様子を見て(一緒に出掛けるだけだっての…)と、そそくさと退室する
"お兄"こと根岸はあまり乗り気ではなさそうだ。
毎月1回休日に兄妹揃ってどこかへ出掛ける、ということが兄妹間での約束事であり
これは根岸が中3の時に風呂・就寝等で兄離れさせるための交換条件だったのだが、
根岸はこの約束をみなもがずっと行使するとは思ってもみなく、また根岸自身が
高校生男子の妙なプライドからか、妹に限らず家族と一緒に行動する事が
気恥ずかしくなっており、軽い懸念材料になっていたのである。
213 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:32:46 ID:vbqdVNVp
(ったく、小学生ならまだしも中学にもなって兄貴と一緒に出掛けたいもんかね?
ていうか、さすがに風呂には放っておいても一緒に入らなくなったんじゃあ…
これって約束損か!?)と脱衣所でふと思案する。
(でも未だに風呂上りにバスタオル1枚で居間をウロウロしているしなぁ)
自分はそれ程に男っぽくないのか、と鏡の前でボディビルダーの様なポーズをとる。
確かに根岸は高2男子としてはやや小柄な方であり、所属する美術部には根岸より
背の高い女子すらいる。
が、ヒゲも生えればスネ毛だってある、股間のアレも年相応の成長をしているはずだ。
(結局あいつに羞恥心がないんだよ。てか妹に警戒される兄ってのも問題だろ。
明後日デート…いや外出時に一度諭してみっか)と早々に結論づけて
湯船に浸かる。悩むのは性に合わないのだ。
翌日、美術部に顔を出した根岸は同級生の神谷に声をかける。
妹を納得させるには説得材料が必要だろう。
兄のいる神谷にリサーチして説得の糸口を掴みたかった。
「なぁ神谷、ちょっと変なこと聞くかもしれないけどよ…」
214 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:33:41 ID:vbqdVNVp
すると突然―
「あらあら、根岸ちゃん女の子に変なことを聞くなんて変態ね」
部室の暗幕に隠れていた空閑が顔を出す。
「何だよ、いきなり!」突然の変態呼ばわりに根岸が怒鳴る。
何事かと部員が集まってくる。女子率の高い美術部でそんなレッテルを貼られては
死活問題だ。何とか弁明せねば…
「先輩、神谷先輩に何ゆーたとですか」「おネーさん、きっと人前では言えないことだヨ」
いつも賑やかな麻生がマペットとの腹話術で勝手なことをまくしたてる。
対照的に無口な梶原はデスケルを覗き込みながら後ずさる。
NAME:ネギシダイチ DATE:ヘンタイとでも表示されているのだろうか。
残りの部員は部長を盾にするようにして、冷たい視線を送っている。
「Oh!エッチ、スケッチ、365ニチデース!!」
「ケイト、訳のわからんこというの禁止。みんなも落ち着け」部長が暴走しがちな
部員を諫める。部長の言葉に皆バラバラと席に戻る。
唯一、涼風コンビだけが「ニキ イズコ、ニキ イズコ」と呟きつつどこかに消えていった。
215 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:34:17 ID:vbqdVNVp
それで、一体何だったんですか?根岸くん」
続きを促されるも、しっかりと聞き耳を立てられた状況で話などはとても出来ない。
「あー、その、何だ屋上で話そうか」
「悪いな、ちっと話聞くだけだったのに」
「いえ」
「あのよ、神谷って何歳まで家族と出掛けてた?」
「え?今でもよく一緒に出掛けますよー」(せ、世間ではそうなのか!?)
「お姉ちゃんと買い物行って、その後ファミレスで食事したり…
この前も『ドリンクバーでミルクを飲む裏技』ってのを実践して怒られちゃいましたー」
(あ、そうか姉貴とか。で、多分くだんねー裏技なんだろうな)
「雷火さん…だっけ、兄貴とは?」
「えーっと、そうですねぇ、私が中学生の頃までですかねー」(おおっ)
「お兄ちゃんは仕事が有りますから土日はゆっくり自分の時間を、ってことで
自然消滅というか・・・」(うーん家庭環境が違うかぁ)
「あの、私の答え何かまずかったでしょうか?」顔を曇らした根岸に神谷が問いかける。
「いやいや別に。俺の方こそなんかプライベートな話聞いて悪かったな」
取り繕ったつもりだが気持ちが顔に出るタイプの根岸では、そう上手くはいかない。
答えてくれた神谷に理由を言わないのも悪い気がしてみなもの件を話す。
「私も結構お風呂上がりにタオル1枚なんで、湯冷めするってお姉ちゃんによく
たしなめられるんですよー。あははははー」
(神谷の湯上がり…濡れた髪に火照った肌・・・)
「こ、高2だろっお前!」妙な想像をしたせいか突っ込む声が上ずる。
「もう戻ろうぜ」ごまかすかのように根岸はスタスタと美術室へ歩を進めていく。
216 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:34:52 ID:vbqdVNVp
結局、部活もそこそこに2人は帰宅する事にした。
春日野先生が2人の背に声をかける。「神谷さん、根岸君がおイタしたら引き千切って
やんなさい!」部室がドっと沸く。(どこをだよっ)根岸の背すじがヒヤッとする。
神谷の握力からしたら、洒落にならない話ではある。
「それでですねー、みなもちゃんのことですけど…」
「何だ?」
「私が根岸くんの家におじゃまして、みなもちゃんと色々話してみる
ってのはどうです?」
なるほど。確かに同じ妹という立場から兄の機微をそれとなく指摘してもらえば
効果はあるかもしれない。が、それって女子が家に来るって事で…
「あー明日来れるのか?んじゃひとつ頼むわ」
(やべっ部屋片付けとかねぇと。えっ…と後、何用意すりゃいいんだ!?)
平静を装いつつ内心ドキドキの根岸であった。
217 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:35:34 ID:vbqdVNVp
翌日―根岸が待っていると程なく大きなスポーツバッグを持って神谷がやってきた。
「ずいぶん大荷物だな。またお菓子か?」合宿の時の事を思い出して聞いてみる。
「根岸君、女の子ってのは一泊するだけでも結構荷物があるんですよ?」
「へー、そんなもんか…ってオイ泊まってく気かよ!?」
「はぁ、駄目でした?みなもちゃんとはじっくり語り合って、と考えていたんですけど」
「イヤその、家の人は…」
「友達に妹さんの説得を頼まれた、って言いましたら『朝霞は優しい子だね』
って許可してくれましたよー」
にこやかに笑う雷火の顔が思い浮かび少々申し訳なく感じる。
反論を言いかけたがあまりに否定しては自分の危険性をPRする様なものなので
結局それ以上は言わず歩き始める。
普段と変わらぬ、他愛無い会話をしながらの帰宅。違うのは目的地が一緒、ということだ。
「おじゃましまーす」
部屋に入ると神谷は物珍しそうにキョロキョロとする。
「根岸君の部屋、テレビがあるんだ。いいですねぇ」
「それに模型にサッカーボール、天体望遠鏡・・・男の子の部屋って感じですねぇ」
「俺、飽きっぽいからなぁ。すーぐ興味が移っちまう」
「ま、今んところ絵は飽きずに続けているけれどな」とやや自嘲気味に話す。
「えーっ根岸君の絵が好きなんですから、ずっと続けて欲しいですよぉ」
ストレートに褒められて思わず動揺する。
「あ、そ、そういや、みなものヤツまだ帰ってきてないみたいだな。
映画でも観てるか?」話を逸らすのも兼ね、レンタルしておいたDVDを何枚か並べる。
そして神谷が選択したのは意外な?一本であった。
218 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:36:06 ID:vbqdVNVp
「アンギャー!」巨大怪獣の咆哮が響く。日本お家芸の特撮は流行のCGに無い
重量感とリアリティを与え、二人を熱中させる。
やがて主役怪獣は街を破壊しつくし、対峙する怪獣を打ちのめして海に帰ってゆく。
「いやー楽しかったですねぇ。あの天神の通り、いつロケやったんでしょうね?」
「うーん、このシリーズって映画館で観終わると特報!来年は○○対△△って
映像が流れっから上映より結構前なのかもな」
根岸が見終わったDVDを片付けようと背を向けた瞬間・・・
ワシッ!根岸の両脇腹を神谷が掴む。「うひゃっ!何すんだよ!?」
「へへーっ、次の対決はカミヤゴン対ネギシゴンでーす」
楽しそうに神谷が両手を上に構え、威嚇のようなポーズをとる。
「フッフッフッ、ネギシゴンこそ最強だぜ!」根岸もノッて応戦する。
「ガウアアウッ!!」「ギャース!!」パンチやチョップの応酬が続く。
「くっこのっ」根岸が少し熱くなって神谷の攻撃をかいくぐり肩を掴む。
ボスッ。神谷の両肩を押さえて覆いかぶさる根岸。体勢としては完全に押し倒した形だ。
「あっ…あ〜まぁネギシゴンの勝ちって事で!」
根岸が姿勢のヤバさに怪獣ごっこの終了を告げる。
219 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:36:54 ID:vbqdVNVp
「へへー、負けちゃいましたぁ。カミヤゴン食べられちゃいますねぇ」
「いや、ネギシゴンはカレーしか…」根岸は体をどかすが、神谷は根岸を見つめて
横になったままだ。
「根岸君、私なんかじゃ食べる気にならないですか?」
神谷が目を閉じ、そっとアゴを上げる。
ゴクッ、「そっそうだな、カレーだけじゃ偏食だな」
今どきの学生のように「したいからする」と言えない純情高校生'S。
行為を(自分たちの中で)正当化してやっと事に及ぶ。
「神谷…んっ…」唇を重ね舌を口内に滑り込ませる。
クチッ、待っていた神谷の舌と絡みあう。
「ん…はぁっ…ふぅ」キスというものがこれほど気持ち良いものなのか、と
二人はその行為に夢中になる。
ジュルッ、ズズッ、ジュ…混じりあった唾液の音だけが部屋を支配する。
(身体触って…いいよな?)この怪獣ごっこという体裁のまま最後までモノにしたい
根岸が勇気を出して次のアクションを起こす。
―ムニュッ、腹部の柔らかな感触を感じた瞬間…
ピリリリリ!電話の着信音が鳴り響く。お互いバっと跳ね起き、目を逸らす。
「で、電話ですよ、根岸君!」
「そ、そうみたいだな」根岸が慌てて部屋の子機を取る。
「はいもしもし根岸…あっみなもか。何やってんだよ早く帰って…
えっ泊まるって、オイそんな…」ガチャリ!ツーツーツー
一方的に切られてしまった電話に呆然とする根岸。
「何かあったんですか?」
「みなもが泊まっていくとさ。梶原の家に」
「えーっ!?根岸君ひょっとして今日の事、言ってなかったんじゃ…?」
ギクッ「いやーまぁ、サプライズ的な演出をだな…」本当は恥ずかしかっただけである。
220 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:37:22 ID:vbqdVNVp
「えへへ、ちょっと大人の階段上っちゃいましたね」
乱れた衣服を整えながら神谷が話しかける。
「ん…」
「みなもちゃんと食べようと思っていたポテチ無駄になっちゃいましたねぇ」
残念そうにバッグを開けると大量のポテチが入っていた。
「なんだ、やっぱりお菓子が入ってんじゃねーか」根岸が覗き込みつつ軽く小突く。
「これでみなもちゃんを餌付けできるかなー、と。根岸君も何か好きなのどうぞ」
明太子、わさび、しょうゆマヨ…様々な味付けの袋が差し出される。
だが根岸はポテチには目もくれず、ぐいっと神谷を抱き寄せる。
「お前味がいい。さっきのじゃ全然足らねーよ」
「ね、根岸君!?…もう、ここからは怪獣ごっこの延長じゃなくなりますよ?」
神谷が問う。
「ああ、もうネギシゴンとカミヤゴンじゃねえ。根岸大地として神谷朝霞が欲しい!
嫌なら突き飛ばして逃げろよ。お前ならできるだろ?」
―根岸に抱きかかえられた神谷は小さく、だが確かに首を縦に振った。
221 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:37:59 ID:vbqdVNVp
薄暗い部屋の中、ベッド上で重なり合う二人の男女。
既に下着1枚となっている神谷の肌はじっとりと汗をかき、根岸の拙いとはいえ
熱心な愛撫に息荒く胸を上下させ、その双丘の先端はピンと隆起している。
「根岸君…あんまり大きくなくてごめんなさい。触っててもつまんないですよね」
柔らかな膨らみを揉みたてる手を止め、根岸が意外そうな顔をする。
「男子達が読んでる雑誌の女の子みたいにスタイル良くないですし」
「バーカ、何言ってんだよ。あれこそ『絵に描いた餅』ってやつだ。グラビアじゃ
胸の感触も解んねーし、こうやって普段じゃ絶対聞けない声も聞けるしな」
そう言って、口に含んだ乳首を舌で舐め転がす。
「くふっ…んッんッ」
「神谷、恥ずかしがらずにもっと声出していいんだぞ。ほら」キュッ、乳首を摘み弄ぶ。
「それ駄目…ヒッ アァンッ」敏感な先端に刺激を受けたまらず喘いでしまう。
「神谷、そろそろ…」根岸が視線を下腹部の方に移す。
視線を感じ取ったのか神谷は恥ずかしそうに太腿をピッタリと閉じモジモジとする。
ある事を確信していた根岸は「もうバレてんぞ」と耳元で囁く。
その声に観念したかのように股を開くと、太腿の内側はしとどに濡れており、
その源泉からは下着が透けるほどに愛液が止め処なく溢れていた。
222 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:38:33 ID:vbqdVNVp
「あーあ、エロい汁でシーツ汚されちゃたなぁ。俺、まだ胸しか触ってないけど?
なのにこんなグショグショにマ○コ濡れるんだ。エロいんだなぁ?朝霞は!」
恥態と愛液の匂いに興奮したか、普段はとても口に出せないような言葉で責めたてる。
神谷も「大事なことだから2回言いました」的に「エロいエロい」と精神的に嬲られ、
事実、恥ずかしい程に濡れている事を知られてしまったからか
「だって、だってですねぇ…」と弁明する声もか細い。
「まっ、とにかくビショビショじゃ気持ち悪いだろ?」
神谷が感じていることに気を良くし一気に攻勢に出る。
ズルッ、言うが速いか両手で一気に下着を引きずり下ろす。
眼前に神谷の一糸まとわぬ姿が露わになる。細身ながら筋肉質である事を感じさせる
ガゼルのような肢体。謙遜はしていたものの、その胸の膨らみは十分に女性である事を
主張している。そして昨日までは想像でしかなかった部分…
神谷の秘裂はテラテラと濡れ、薄桃色の淫唇が艶かしい。
記憶にあるみなもの縦スジとは余りに違う淫靡さに根岸の目は釘付けになる。
223 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:39:10 ID:vbqdVNVp
神谷は恥ずかしさで頭が真っ白になる中、どこか冷静に思考する。
(見られてる、私の、全部!でも脱がしてもらって気持ちいいや…グショグショだったし。
あン、根岸君の視線が凄く熱い。アソコ凝視してる。クスッいいですよ)
膝を軽く立てて左右に開いてゆく。神谷の開脚にあわせ秘裂は開花し、かぶりつき状態の
根岸の前に全てをさらけ出す。
(もっと奥も、全部見せたげますよぉ)
「…!」更に腰を突き出し両手で秘裂を拡げると、その奥から蜜が滴り落ちる。
部屋に充満する媚香が根岸を誘う。
神谷も目を伏せて根岸の次の言葉を待っているようだ。
「朝霞!」
根岸がバッと下着を脱ぎ捨て、最大限に強張ったモノを神谷の鼻先に突きつける。
「ひゃんっ!根岸君、おちんちん大きくしすぎですよぅ」覚悟したとはいえ、
このような状態は初めて見る神谷が、思わず両手で顔を覆いたじろぐ。
「馬鹿、お前のそんな格好見てこうならなきゃ、お前に失礼だろーが」
224 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:39:46 ID:vbqdVNVp
おそるおそる神谷は反り上がった想いの具現化に手を添え秘裂の中心にあてがう。
「根岸君、そのままゆっく…わっ」
ドサッ!!粘膜が触れ合う感触についに理性が飛んだか、跳ねるように
押し倒し本能のまま腰を押し付ける。
「ヒッ!!」
クニュッ…ニュ…、ジュブッ
「くうっ、は…入った!」
受け入れるには十分なほど濡れてはいたが、指やペンとは違いすぎる太さのモノの
進入を受け、神谷を破瓜の激痛が襲う。
そして挿入時の暴発を辛うじて堪えた根岸は、ただ快楽を求め激しく腰を突く。
「ヒッ、ヒン…グスッ」ぎゅっと閉じた目から涙を流し初体験の痛みに耐える神谷。
だがその所作も秘肉を抉り、締りを味わい、襞を捲ってゆく行為に夢中の根岸を
視覚的に昂らせる効果しかない。
「朝霞、お前のマ○コ、柔らかいのにギュッって締め付けスゲェ!腰止まんねぇよ!」
「根岸君…ひッ、根岸君…イッ、アッ、アン!」
そして徐々にだが神谷の声も艶のある音色に変わってゆく。
225 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:40:55 ID:vbqdVNVp
ズッ、クチュッ、ズチュッ
一層溢れ出した愛液によって導かれた根岸の先端が神谷の一番深い所まで到達する。
キュプッ 胎内でのディープキス。
「奥ッ奥ぅッ!」激しく奥を突かれる度に目の前が白くスパークする。
「…ヒッ、アッアッアッ…アンッ、イクッ、アーーッ」神谷が嬌声を発し達する。
「朝霞ぁ!」腰を両足で押しこまれ、モノ全体を膣内で締め付けられた根岸は
遂に白濁色の想いを神谷の奥へ解き放つ。
ドビュッ、ビュッ、ビュッ…!「あっ、あー…」あまりの快楽に神谷に覆い被さったまま
放心状態の根岸。
射精という行為を覚えてから数年経つが、これほどの快感を得た事は無く、
未だに腰に感触が残る。
だが同時に湧き上がったのは自己嫌悪。
神谷の身体を乱暴に扱ったうえに中出ししてしまった。
何かあれば責任はとる…だけど神谷の気持ちは?家族の人は?
―「根岸君、大変なことをしてくれたね」
「は、はい雷火さん…」
「有酸素キック!!」ドキャッッ!
「グハァーッ 大技だぁ!」
そんな想像が頭をよぎる。
226 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:41:28 ID:vbqdVNVp
「根岸君、重いです」しばしの沈黙の後、神谷が声をかける。
「神谷、俺…お前に酷っ!?」慌てて体を起こし謝ろうとする根岸の股間に異変が起こる。
「えっ何だこれ?」肉襞が小刻みに振動し、尚且つ搾り込むように
キュッキュと根岸のモノを締め付けてくる。
「へへー、さっき根岸君褒めてくれましたよね。締め付けて気持ちいいって。
こうですか?それともこう?」神谷がいたずらっぽく笑うたびに
今にも発射してしまいそうな快感が襲う。器用なのは手先だけではないようだ。
「あっ根岸君、また元気になりましたね?今日は大丈夫な日ですから、
そのまま第2ラウンドも張り切っていきましょう!」
「あ…安全日、なのな。ハハ…」力なく再び神谷に身体を預けるように倒れ込む。
「もー重いですってばぁ。後、今夜だけは朝霞って呼んで欲しいんですケド」
「んっ、はっ、あぁんっ」二人の匂いの充満した部屋に、神谷の喘ぎ声が響く。
その都度締め付けは強くなり、根岸を限界へと誘う。
「うっ…もう出ちまう!」
「あっ一緒に、一緒にィ!」
互いに何度目かの絶頂に達し、抱き合ったまま布団に包まる。
「そろそろ風呂にすっか?」
「ハイ、でももう少しこのまま…」
「そうだな。で、風呂の後また…いいだろ?」
「根岸君が好きなだけ。でも、優しくですよ?」
「う〜、最初のは忘れてくれっ」
227 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:42:39 ID:vbqdVNVp
「あのねっ、みなもちゃんコレは違うんですよっ!」
「えー!?だって二人のその格好…。」
「エ、エコです!お風呂は一緒に入った方が…!」
翌朝、神谷とみなものけたたましい声で目が覚める。
「うるせーぞ、みなも。何、朝から騒いでんだよ」
「根岸先輩、あれ…」
空が部屋の時計を指さす。もう10時半を回っていた。
「ありゃ、もうこんな時間か…って、梶原お前なんで居ンだよ!?」
「みなもちゃんを送って…、その…」空は何故か自分の方を見ようとしない。
春先と比べ流石に馴れられたと思っていたのだが。
「どーした梶原、少し声が大きかったか?」妹を送ってくれたのに悪かったと思い
トーンを落とし歩み寄る。
「根岸先輩…これ…どうぞ」相変わらずこちらを向かずにバスタオルを差し出す。
その瞬間今の状況がどれだけマズイかを理解する。
「わーっ!!梶原っ、これはなっ げ、芸術に携わるものとしては
異性の身体のラインを学ぶ必要が有ってだなぁ!」
「お兄、わたし神谷さんならお姉さんになっても別に良いんだよー?」
「わ、お墨付きが出ましたよ。根岸君」
「何、喜んでんだよ朝霞!大体風呂上りのお前が想像よりも可愛過ぎて…」
「キャー、『朝霞』だって。聞いた!?空お姉ーさん、犬男?」
(ウンウン 二人は結ばれたのだ。きっと神谷さんのお兄さん達も祝福してくれるのだ)
「ワフッ」
( …みなもちゃんのカメラにはお宝写真が入っているのだ。でもそれは言わないのだ。
わたしにも焼き増ししてくれる約束なのだ)
おわり
228 :
紅夜:2010/06/06(日) 19:46:17 ID:vbqdVNVp
はい、おしまいです。
この板は長文連投効くんですねえ。よかったよかった。
書いていた期間が長いのでちょっと整合性が無い部分があるかもしれませんが
お目こぼしを。
これから自宅に帰りますが、まだ規制喰らったままかなぁw
229 :
にごいち:2010/06/07(月) 15:47:17 ID:Bl/TrjYt
>>228 ぬぎゃあ!
次のネタ考えてる間にこんなすばらしい作品が投下されてるなんて……
俺も頑張らないと!
次も多分また梶原姉弟だと思う。
あと、有酸素キックに盛大に吹いたのはここだけの話。
ウヒョー!!
231 :
紅夜:2010/06/11(金) 23:16:44 ID:k0D2tcQx
あー、ようやく規制が解けました。
>にごいちさん
期待して待っています。
有酸素キックのくだりはうp直前に書き足したところなので
ウけたなら、良かったw
保守しとこうか
保守
止まっちゃったね。10月新刊ってホントかな?
夏休みも後わずか…何か書いてるか〜
236 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:04:11 ID:HCTcwngm
10月9日7巻発売age
237 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:06:49 ID:iP7dKZWB
雷火×根岸のBLです。ご注意ください。
その日、美術室に最後まで残っていたのは、二年生男子の根岸大地一人だけであった。
いつも陽気に騒がしい部屋も、すでに皆が帰った後とあってすっかり静まり返っている。
そんな中で、大地は一人黙々と絵を描き続けていた。
すでに下校時間は迫っている。壁に取り付けられた時計を見て、その事に気付いた大地
は、ようやく作業の手を止めた。
(今日は、このくらいにしとくか)
何分、次の展覧会への出展の期限が迫っており、否応なくこんな遅くまで残って作品を仕
上げざるをえない。しかしその甲斐あって、すでに作品は完成まであと少しというところに
まで漕ぎ着けていた。
やがて帰り支度を始めようとしていた時、外の廊下からこちらへと向かって歩いてくる足
音が聞こえてきた。そしてその足音は、美術室の前で止まる。
(ん、誰だ?)
戸が開かれ、大地はその出入り口へと顔を向けた。
しかし大地の目の前に現れたのは、この学校の生徒でも教員でもなかった。
「こんにちは」
背広姿の青年が、大地へと微笑を浮かべながら挨拶をしてくる。
「こ、こんにちは・・・」
見知らぬ来訪者を前に、やや警戒を抱きつつ大地はぎこちなく挨拶を返した。
すると青年は、そんな大地をしばらく黙ってジッと見つめてくる。そしてすぐに何かを察
したとばかりに、ハッとした表情をしてきた。
「君、ひょっとして根岸君じゃないかい?」
いきなり相手から自分の名前を言い当てられ、大地は大いに驚いてしまう。
「そ、そうですけど・・・あなたは・・・?」
戸惑いながらも、大地は青年へと問い返す。
「ああ、自己紹介もまだでいきなりごめんね。俺は神谷雷火、朝霞の兄だよ」
「兄?えっ・・・神谷の・・・?」
相手の素性が判明するも、予想外の答えに大地はキョトンとしてしまう。
238 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:09:23 ID:iP7dKZWB
「どうかした?」
「い、いえ、何でもありません」
慌てて大地は取り繕った。
(マジかよ、この人が本当にあいつの兄貴なのか?)
雷火と名乗った目の前の青年を見るも、その温和な顔立ちからはとても妹であるはずの朝
霞の面影を想像する事が出来ない。ひょっとして血が繋がっていないのではとも思ったが、
さすがにそこまでは問えなかった。
「この美術部の事については、朝霞から色々聞いててね。随分と楽しい所だそうだね」
しかしそんな大地の疑問など知る由もなく、雷火はどこか呑気そうに言ってくる。
そんな雷火の言葉に、大地は思わず苦笑してしまう。
「部として、グダグダなだけですよ」
「君の事は特に朝霞が話す事が多くてね。その話を聞きながら、随分と面白い男子部員がい
るんだなって、思ってたんだ」
無邪気に雷火はそう言ってきた。
「あいつ、何言ってんだか・・・」
恨めし気に、大地はポツリと呟いた。
「どうかした?」
「いえ、別に。それより、今日は何の用でここに?」
「ちょうど仕事の帰りだったから、朝霞を迎えに来たんだよ。普段はこんな事しないんだけ
ど、俺も一応この学校の卒業生でね、たまには母校へ久しぶりに訪ねてみたくなって。だけ
どこの様子からして、肝心の朝霞はいないみたいだね」
ガランとした美術室を見渡しながら、雷火は言う。
「ええ、もうとっくに帰っちゃいましたよ」
「そうか、無駄足だったか」
残念そうに雷火は言ってきた。
「俺ももう帰るんで、一緒に出ましょうか?」
「君は、随分遅くまで残っているんだね」
「もうすぐ展覧会なんで、早く絵を描き上げなきゃなんないんっすよ」
すると雷火は、今まで大地が描いていた工程途中の絵を覗き込んできた。
239 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:13:05 ID:iP7dKZWB
「絵、上手いんだね」
「いえ、こんなの上手いって程じゃ・・・」
照れ臭そうに大地は答えた。
「そうかい?俺は絵とかは全然分からなくてね。それでも、なかなかの出来だと思うけどな
ぁ」
「あ、ありがとうございます・・・でも、やっぱこんなのまだまだっすよ。なかなか思い通
りの作品が出来上がらなくて・・・それに、俺より絵が上手い奴なんかそこら中にいますか
ら、こんなの出展したところで・・・」
謙遜というより、それは本音に近いものであった。今回の作品も完成には向かってはいる
ものの、正直、作品を出展したからといって、自分の絵が評価される自信が大地にはなかっ
た。
そんな大地へ、雷火は顔を向けてくる。
「でも、君は絵が好きなんだろ?」
「ええ、まぁ」
「だったら、別に他人の評価とか実力とかを気にする必要はないんじゃないかな?好きだか
ら絵を描くっていう事が、一番大事なんじゃない?」
「・・・・」
「あ、ごめんね。専門外の俺が変に偉そうな事言って」
「そんな事ありませんよ。そうですよね、描きたくて描くんだから・・・」
雷火の言葉を、大地はしみじみと受け止めた。
(やっぱこの人、神谷とは全然違うな)
ちょっかいばかり掛けてくる朝霞とは全く違い、どこか優しく包み込んでくれるかの様な、
独特の雰囲気を感じさせる青年であった。客観的には当たり障りのないフォローなのかもし
れないが、理想と実力が伴わず陰鬱になっていた中でのそんな雷火からの言葉が、今の大地
の気分を少し晴らしてくれるものがあった。
「意外だなぁ」
その時、雷火は大地を見ながらポツリと言ってきた。
「え?」
「今日初めて根岸君と会ったけど、朝霞から聞いていた君と、今の君は大違いだよ」
「アハハ・・・そ、そうですか?」
笑って誤魔化すも、朝霞の事だけに何を言っていたのか大体想像出来る気がした。
「怒りっぽいとか、せっかちだかと、朝霞が色々言ってたから、どんな乱暴な子だろって思
ってたけど、実際の君はすごく優しそうじゃないか」
雷火からそんな事を言われると、大地は急に気恥かしくなってきてしまう。
「そんな事ありませんよ・・・あいつの言ってる事、多分間違ってませんから・・・」
「そうかい?でも俺は、朝霞から君の事を聞いてた時から、すごく興味を持ってたんだ」
「俺にですか・・・?」
「ああ、自分の妹ながら、少し変わった感性の持ち主だからね、朝霞は。そんな妹がよく話
題に出す根岸って部員は、一体どんな子なんだろって。そして今、こうして偶然本人に出会
う事が出来た」
「残念ですけど、興味持たれる程魅力的な人間じゃないっすよ、俺は」
自嘲的に大地は言う。
「いや、そんな事はないよ」
「え?」
「初めて会ったばかりだけど、俺には君がすごく魅力的に思えるけどね」
そう言いながら、雷火の右手が静かに大地の頬へと触れてきた。
「雷火さん・・・」
ごく自然な雷火の動作に、大地はこれといった違和感をほとんど感じなかった。むしろ、
頬から伝わる雷火からの温もりが、不思議と大地には心地よくさえ思えた。
(綺麗な眼だな・・・)
優しげな眼差しを向ける雷火の瞳に、まさしく吸い込まれる様にいつしか大地は魅入って
しまう。
「こっちへおいで」
「・・・・」
静かに、大地の手を雷火は掴んできた。
雷火の意図を、大地は理解出来なかった。しかし茫然と雷火を見上げたまま、大地は身を
委ねる形となってしまう。まるで催眠術にでも掛けられたかのごとく、大地は促されるまま
にその場から立ち上がった。
240 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:16:33 ID:iP7dKZWB
「え・・・雷火さん!?」
ハッと正気に戻った時、いつの間にか大地は机の上へと背中を押し付けられていた。着て
いたカッターシャツも、ボタンを全て外され肌蹴られている。
「そんなに緊張しなくていいから、もっとリラックスしなよ」
大地へ覆い被さる様に身体を傾けながら、雷火は諭す様に言ってきた。
「な、何を・・・?」
冷静さを取り戻すにつれ、しだいに大地の顔が青ざめていく。
そんな大地へ、微笑を向け続ける雷火。
「何も分からないくらい、君はまだお子様なのかなぁ?」
「・・・・」
「大丈夫、酷い事はしないから。俺を信じて」
そう言うなり、雷火はゆっくりとした動作で、さらに大地へ身体を傾けてくる。
「じょ、冗談やめてください、雷火さん!こんなのマジ笑えませんって!」
慌てて雷火の肩を掴み、その身体を押し退けようとした。
「へぇ、君はこれが冗談だと思うんだ?」
「・・・・」
雷火は穏やかな口調であった。しかし大地へと向けられるその瞳は、決して笑っているも
のではなかった。そんな雷火に、大地はもう言葉を返す事が出来ない。
やがてそんな大地の頬へ、再び雷火の右手が伸ばされてくる。
しかし今度は、その手が肌へと触れてきた瞬間、ゾクゾクとする感覚が一気に大地の全身
を駆け巡る。反射的に大きく顔を背け、ギュッと瞼を強く閉じた。
「俺がふざけてこんな事をしてる訳じゃないってのを、しっかり分からせてあげるよ」
囁く様に、雷火は言ってくる。
「ちょっ・・・待ってください、訳分かりませんよ!一体どういう事なんっすか!?」
伸ばされた雷火の手を強引に振り払い、大地は抗う様に叫んだ。
しかしそんな大地へ、まるで無関係にしか思えない話題を雷火は突然投げ掛けてきた。
「君にも、確か妹さんがいるそうだね?」
「え・・・あ、はい・・・」
「なら君だって分かるはずだ。妹と付き合っている男がどんな相手か知りたいと思うのは、
兄として当然の事だろ?」
慌てて大地は頭を振る。
「ご、誤解です!俺は別に神谷と付き合ってる訳じゃありませんし、そもそもだからって、
どう考えればこんな真似に行き着くんっすか!」
241 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:18:05 ID:iP7dKZWB
「そうなのかい?朝霞の話を聞いてる限りだと、君と妹は随分と仲が良さそうに思えたんだ
けど?」
「いや、それはあくまでも友達としてで、俺達は別に付き合ってるとか、そういう関係じゃ
ありませんから!」
雷火の誤解を解こうと、大地は必死に弁明する。
困惑する大地に、雷火は苦笑してきた。
「まぁいいさ、いくら俺が兄貴だっていっても、そういう話はし難いだろうしね」
「だから、誤解ですって!」
しかしそんな反論に、雷火はまるで意に介す様子もない。
「誤解なら誤解でいいさ。今はそんな事関係ないんだから」
「え?」
「俺は純粋に、君の事をもっとよく知りたいんだよ」
「知りたいって・・・」
「言っただろ?俺にとって君は、すごく魅力的だって」
もう何が何だか、大地には分からなかった。今さっき出会ったばかりの相手に押さえ付け
られ迫られているのである。男である自分にとってはまさに夢にも思っていなかった事態を
前に、大地は激しく混乱する一方であった。しかしそれでも、このままでは本当に大変な事
になるという危機感だけは十分過ぎる程に分かっていた。
「お、お願いです、雷火さん・・・それだけは・・・」
大地の声は震えていた。
そんな大地を、クスッと雷火が笑ってくる。
「怖いの?」
「そういう問題じゃなくて、俺にそういう趣味は・・・」
「残念だけど、無理だな」
大地の言葉を遮る様に、雷火はキッパリと言い放ってきた。
「そんな・・・」
「君を傷付けたくはない。でも・・・もう俺も限界なんだよ。今はもう、君をこうして見て
るだけで、どうにかなりそうだ」
「・・・・」
「始めるよ」
静かに、雷火が宣言してくる。
「や、やめろ・・・」
恐怖に表情が引き攣りながらも、大地はそんな雷火を牽制する様に睨みつけた。
しかし雷火に怯む気配はない。
242 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:21:14 ID:iP7dKZWB
「抵抗する気かい?」
「こんなの、素直に従える訳ないでしょ。それ以上何かするってなら・・・」
「どうするって言うのかな?」
次の瞬間、大地の肩の辺りへ雷火は素早く顔を埋めてきた。
「あっ!」
曝け出された鎖骨の辺りへと、生温かな感触が伝わってきた。反射的に大地は甲高い声を
発し、ビクッと全身を震わせてしまう。
さらにそんな大地の首筋へ、軽く突き出された雷火の舌先が、肌の上を滑り上がっていく
様に移動していく。
(う、嘘だろ・・・!)
くすぐったいという言葉だけでは説明出来ない、激しい嫌悪を伴う感覚が全身を走り抜け
ていく。
「んっ・・・!」
発してしまいそうになる声を、大地は懸命に押し殺そうとした。
「ほら、いい声出すじゃないか」
「や、やめっ・・・!」
必死になって、大地は雷火の身体を押し退けようとする。
「ん?だから、今さらそんな事言われても無理だって」
嘲笑う様に雷火は言ってきながら、肌蹴られた大地の胸へ、指先を添わせてきた。
「くぅ・・・!」
指先が突起を触れてくる。ただそれだけであるはずなのに、大地の身体が今はなぜか敏感
に反応してしまい、全身が熱くなっていく感覚を覚えた。
そんな大地の姿を、雷火は楽しそうに見下ろしてきていた。
「ここ、感じる?」
「そんな・・・俺は・・・」
何とか否定しようとする大地に、雷火は苦笑してきた。
「強情だね。でも、そんな君も結構好きだよ」
ギュッと、その胸の突起を雷火は摘まんできた。
「っ・・・!」
さほど痛みをともなう強さではなかったものの、加えられる圧力に大地は大きく身を捩っ
た。
「ほら、ここは素直じゃないか」
「ち、違う・・・それは・・・」
「何だって言うんだい?」
今度は胸へ、雷火の顔が埋められてくる。
それまで指で弄んでいた突起を、今度は舌先で雷火は刺激してきた。
「はぁっ・・・んっ・・・!」
もどかしげな声を、大地は上げずにいられなかった。
243 :
秋雨:2010/09/15(水) 19:23:23 ID:iP7dKZWB
「気持ちよくしてあげるよ。君だって、このままじゃ辛いだろ?」
舌と指で、両方を同時に雷火は刺激していく。
「ああっ!」
もはや抵抗するどころではなくなっていた。加えられる雷火からの刺激に、大地の身体は
すっかり翻弄されていく。
しかし雷火は、そんな大地をさらに追い詰めていく様に、そのまま右手を下半身へと伸ば
してきた。
(なっ・・・!)
上半身を愛撫されながら、さらに雷火の手が股間を弄っていく。それに伴う刺激が、大地
の股間の中で生々しい感覚を湧き起こらせてきてしまう。いっそう、大地の焦燥は高まって
いくばかりであった。
「や、やめてください、雷火さん・・・!」
しかしそんな大地の訴えはあまりに空しく無視され、さらに穿いているズボンのベルトを
雷火は外し始めてくる。
「こんなんじゃ、君だって物足りないだろ?」
「そんな・・・俺は・・・んぁっ!」
素早く、雷火の右手が大地のズボンの中へと差し込まれてきた。
直接その部分を掴まれ、すでに火照り始めていた大地の欲望は、さらに拍車を掛けられて
いく。
「ほら、君のもうこんなになってるじゃないか、これでもまだ、嫌だって言いたい訳?」
「ち、違います・・・俺はこんなの・・・」
「でも、こうされると堪んないだろ?」
雷火は大地の欲望を掴み、上下に扱き始めてくる。
「はぁっ・・・やっ・・・!」
その刺激に、大地は自分でも聞いてて恥ずかしくなる様な声を上げてしまい、雷火へ反応
を示してしまう。
そんな大地に、雷火が口元をほころばせてきた。
「もう濡れてきてるよ。結構、感じやすいんだね」
「やめてください!」
雷火の言葉を聞くに堪えられず、泣きそうな声で大地は叫んだ。
「これじゃあ、君だって苦しいだろ?俺が気持ちよくしてあげるよ」
そう言いながら、雷火の手の動きはさらに加速されていく。
「ちょっ・・・雷火さん・・・!」
「いいよ、このままイキなよ」
雷火が促す様に言ってきた。
懸命に耐えようとする大地であったが、加えられる刺激に、急速に欲望の高まりを増して
きてしまう。
「ああっ!」
大きく背筋を反り返らせる大地。雷火に扱かれ、呆気ないまでに彼の手の中で欲望を爆発
させてしまう。
あっそうさんの誕生日にもなにもなしか・・・
245 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 14:19:49 ID:OzyUmII4
新刊も発売されたと言うのに……
>>245 新刊出てたのか!?
ちょっと買ってくる
247 :
にごいち:2010/10/14(木) 19:48:22 ID:3MrgfPRr
新刊の表紙に何かを感じた。
近いうちに何か書くかも。
248 :
紅夜:
ところで秋雨さんのはどうなってるのか。
焦らしプレイってヤツか、
2ちゃんの必殺技・規制ラッシュ!なのか。