【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の五【忍者】

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1名無しさん@ピンキー
引き続き職忍の皆様の熱い投下待ってるらん!

・投下だけでもありがたや、腹に入れば皆同じ。
・名無しは味の濃淡を問わず、品の多少を選ばず、ただひたすらいただきますだ!
・怒車の術には忍法知らんぷりで対処しよう!
・スレ内での議論厳禁。議論は避難所で。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1240276515/
(注:ここはあくまで議論・話し合いの場です。愚痴や『スレで言えない感想』の
書き込みはお止めください)

 前スレ【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の四【忍者】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222004027/
 まとめwiki
http://www7.atwiki.jp/nintama/
 絵板
http://pig.oekakist.com/nintama/

【職忍のお約束】

・SSは書き上げてからの投下推奨。メモ帳などの忍器を駆使して下さい。

・あわてるこどもはローカでころぶ。
投下は前作品投下から1日は待って&直前の新着レスチェックも忘れずに!

・書き手に優劣なし!投下前後に自分の作品を卑下しない!

・勝手に設定を借りられたくない場合は、名前欄トリップとマイルール表記必須
&どうしても借りたい場合はマイルール熟読の上遵守のこと。

・読み手を選ぶ作品(女体化(TS)・SM・死ネタ・寝取りなど)投下する際は、
名前欄トリップ&冒頭にカップリング・嗜好・傾向など明記した上、苦手な人に
NG設定を促すようお願いします。

 なお女体化に関しては、板内のTSスレに投下後誘導してもいいかもしれません。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214215459/l50

2名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 14:31:02 ID:I5Md/8dO
>>1乙!!
3名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 18:36:18 ID:aut1fSis
>>1乙!
まさか女の子に足踏まれて悦ぶ乱きりしんが見れるとは思わなかったw
4名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 00:34:23 ID:+a0GUzdT
>>1
5名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 06:26:40 ID:TxAj7CeD
>>1乙!
マイタケ領地は美女揃い……ごくり。
慰安旅行はいけないアバンチュールなんですねわかります。
しかし慰安旅行の間生徒は何してるんだろう。休み?
6『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ):2009/06/05(金) 21:47:36 ID:n9bOkN1C
『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ)
#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O
《注意書き》
・ユキ→鉢屋
・少女マンガ的な甘い展開
・捏造乙
以上が苦手な方はスルーお願いします。
#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O#O
7『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 21:51:34 ID:n9bOkN1C
「はあ〜。」
 時として人は、快晴でさえも疎ましく思えることがある。
くのいち教室のユキは足取りも重く、燦々と照りつける日差しの中を手で遮って歩いていき、くのたま長屋の片隅に生る大木の下に腰を下ろす。
そして手に握られていた一枚のくしゃくしゃになった紙を広げ、再び溜息をついた。
 紙は今日くのいち教室で配られたユキの成績表だった。基本的に「5」が並んだ中で、ひときわ目立つ「1」の数字。
成績表を見ていると、少し困った笑みを浮かべて
「ほらユキちゃん、今度一緒に練習しましょう。ね?」
と励ましてくれた山本シナ先生が思い浮んだ。
最悪なことに、シナ先生がくのいち教室で最も一生懸命に教えてくれた、変装の術が「1」だった。
(もう情けない!!私はあのシナ先生の教え子なのに。)
 悔しさから涙が溢れ、乾いた地面に水滴が滲んだ。
「あらっ、ユキちゃんったらここにいたの……。」
頭上でトモミがはっと息を呑む気配を感じたが、涙を止める事ができない。
やがてトモミの温かな手がユキの背中をやさしくさすった。
「急に教室からいなくなってどうしたの。何かあった?」
 落ち着きを取り戻したユキに、トモミが聞く。
「その、変装の成績がちょっとね。そうだトモミちゃん!変装の術、もしよければ教えて!」
ユキが手を掴むと、一安心していたらしいトモミは頼むと血相を変えた。
「駄目よぉ!私、きちんと教えられる自信ないわ!」
「だってトモミちゃんの成績、クラスで一番よかったじゃないの。」
 トモミがシナ先生に誉められていたことを思い出してユキが言うと、
「う、うーーん。他の分野はなんとかね。でも変装は実をいうと……。」
 トモミはこそこそと耳打ちした。
「え!鉢屋先輩に?」
トモミもユキ同様、変装のテストに自信がなかった。だが、学級委員長の集まりがある時に変装名人の鉢屋三郎にお願いして変装の術を教わったという。
「でも鉢屋先輩には『このことは秘密にしておいてくれ』って言われていたわけ。」
「そうだったの……。」
 鉢屋は、誰にでも悪戯をして喜ぶお調子者だが、成績は優秀だと聞いたことがある。
自分の変装をされてからかわれたことと、素顔を人に見せた事のない徹底的な彼の秘密主義に、ユキは少し苦手意識を持っていた。
「私にも教えてくれるかしら?」
「大丈夫よ、鉢屋先輩はああ見えて優しいもの。それに私達はくのいちじゃない。」
トモミは怪しげな笑みを浮かべた。
8『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 21:53:26 ID:n9bOkN1C
クエスチョンマークを浮かべるユキの肩を叩くと、トモミは日直の準備があるからとくのいち教室に戻っていった。 
ユキが五年生の教室に行った時、鉢屋三郎はクラスメイト二人と談笑していた。
「鉢屋先輩、ちょっといいですか?」
「やあ、ユキちゃん。」
 鉢屋は驚いたのか目を見開いてから微笑んだ。
「私を呼ぶなんて珍しいね。どうしたのかな?」
廊下を移動した二人は、付いてきたユキを鉢屋がにこにこと見る。
「その……先輩、もしよければ私に変装の術の稽古をつけてもらえませんか?」
 ユキが事情を話すと、鉢屋は思案して申し訳なさそうな顔になった。
「うーん、それなら悪いけど、他の人に頼んでくれるかい。」
 あっけなく断られてしまった。
「ど、どうしてですか!」
鉢屋は掴みかかる勢いで抗議するユキを慌てて避けて「私は人に何かを教えるのはあまり得意じゃないんだ。」
「でもトモミちゃんには教えたじゃないですか!」
「うっ、それは学級委員のよしみがあったし。何より泣きついてこられたらねぇ。」
 鉢屋の一言にユキは納得した。ならば――。
「そんな、私だって本当に困っているんですよ〜〜。」
ユキの瞳からはみるみる涙が零れ落ちる。鉢屋はたじろいだようだったが、まだ首を縦に振らない。ユキがさらに嘘泣きを続けようとすると
「コラ鉢屋ァ!!くのいちを泣かせるなんて一体どんな悪戯しおった!」
 五年担当、木下鉄丸先生の怒号が廊下に響き渡った。
「誤解です!私ってそんなに信用ないかなぁ。」
「ん、そうかぁ?ならいいが……。」
 鉢屋が慌てて否定するのを見つめていたユキはひらめく。
「ねぇ、木下先生、人に教えることも何かを学ぶ上で大切なことですよね?」
「おう、もちろんだ。」
 木下先生が頷く。
「でも私、鉢屋先輩に試験のために変装の術を教えてもらうよう頼んでいるのに、聞いてもらえないんです……。」
 悲しげに目を伏せてユキが鉢屋をちらりと見ると、顔をこわばらせている。
「ん、それはいかんな。鉢屋、後輩に教えてやることも立派な勉強だぞ。」
「いや、でも――。」
「よし!それならお前は試験までユキくんの勉強の面倒をみてやれ!!」
「ええ!?そんな横暴な!」
教師の命令なら鉢屋も断れないだろう、とユキは内心ガッツポーズをした。
「よろしくお願いします、先輩☆」
「分かった、そこまで言うなら教えてあげようか、ユキちゃん。」
 徹底的にね、と鉢屋は不釣り合いなほどにっこり笑った。
9『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 21:55:40 ID:n9bOkN1C
確かに鉢屋は自分の知っている知識を人に伝えることに、まだ不慣れだとユキは思う。まず鉢屋は「基礎が大事だから」と変装の起源に始まり今は心得をくどくどと説いている。
「ねえ、先輩。ちょっとお菓子でも食べて休憩しませんか?」
「駄目だ、まだ三時間ちょっとしかやっていないじゃないか。」
「うう……。」
真剣な目で言い返されるので、口をつぐむしかない。このがらんとした教室でユキは鉢屋と二人、忍たまの友を開いて勉強をしている。外からは授業からようやく解放されて元気に走り回る忍たまの声が聞こえて苛々した。
(ああ〜〜退屈だわ。それに眠いし。)
鉢屋から発せられる呪文のような言葉の羅列が耳にしながら、ユキはもっと真剣に授業を聞いておけばよかったと後悔していた。ついうとうとしていると
「ほらユキちゃん、あなたちゃんと集中しなさい。」
 突然現われた女装バージョンの山田伝蔵先生にユキは悲鳴をあげた。
「よし、起きたね。さて、じゃあ今度は声変わりについて話そうか。そもそも由来は……。」
 六年を凌ぐ学園一だけあって、鉢屋の変装についての知識は膨大でいつまでも演説は続いた。
とにかく鉢屋の教えはかなりスパルタだった。ある時は、
「よし、今夜乱太郎君に変装して、忍たま長屋にある彼の眼鏡を取ってきたまえ。」「潮江文次郎先輩の変装をして立花仙蔵先輩をからかってきたまえ。」
 などと、学園長の思いつきと五十歩百歩のことを言い出したりする。ユキは鉢屋の出す試練に勝ち抜くために、必死になって忍たまの友や図書室で借りた本を読むようになった。
「うん、こうやって人に教えるのも中々悪くないねぇ。」
 三回目の授業が終わる頃、鉢屋が上機嫌に呟くほどユキの腕前は上達していた。
「ユキちゃんも随分変装が上手くなったよね。私でもすぐ見破れないよ。」
「それは……まぁ、乱太郎に変装をして上級生のいる長屋に潜入させられたりしたら当然だと思いますけど。」
「うんうん、私も教えたかいがあったというものだ。」
 はっはっはと高笑いする鉢屋を横目にユキは頬が赤くなるのを感じていた。
(私、最近変……。先輩といるとなんだか落ち着かないなんて。)
 自分ではSだと思っていたのに、実はMだったらしい。ユキはそれどころか最近では段々と週一回のこの授業が待ち遠しくなっている。もしここにトモミがいたなら「それは恋よ!」と言っただろう。
「ん?どうかしたのかい?」
「いえ別に……。」
ぼんやりとしていたユキを鉢屋が不思議そうに見ていた。
10『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 21:56:57 ID:n9bOkN1C
「最近、君はちょっと集中していないね。」
 鉢屋に注意されたのは試験が二週間後に迫っていた頃だった。
「あ、その、ちょっと昨日よく眠れなくて……。」
「いよいよ試験なんだ。気を引き締めてくれないと困るね。」
 ユキは変装していた顔の皮をめくってうなだれた。近頃の自分は本当に変だ。いつも胸がむかむかしていて気がそぞろだし、鉢屋のことが忘れられない。
「―――ごめんなさい。」
「……まぁいいさ、今日は忍たまの友を読んで今までの復習でもしよう。」
 鉢屋は気遣うような笑みを向けて机に置いてあった忍たまの友を開く。ユキは鍛えられひきしまった腕をぼんやりと見つめている内に、無意識の行動をした。
むにゅ。
「……。」
「……あ。」
 鉢屋が呆けたような声を出した。ユキがその声に意識を取り戻し、おそるおそる視線を下にずらす。自分の胸の谷間に鉢屋の腕がはさまっている。
「きゃああああああああああ!!」
 ユキは悲鳴をあげて慌てて体を離した。
(何してんの、私!!これじゃあまるで痴女じゃない!)
そして恐る恐る隣の無反応の鉢屋を見たユキは凍りついた。鉢屋の目はただどんよりと黒く沈み、無表情で遠くの方を見ている。
「あの……先輩?」
「私は真面目に教えているつもりだったんだけど、違ったみたいだ。」
 今まで聞いたこともない冷たい声色で言い放たれた。ユキは「違……」と言いかけて黙る。今何を言っても効果はないような気がした。鉢屋がすっと椅子から立ちあがった時
「待って!!」
 ユキは思わず鉢屋に飛びかかっていた。机にぶつかる音とうめき声が聞こえ、鉢屋の手がユキの腕を掴む。だが、ぶつかって倒れた鉢屋の上でユキはしがみつくように離れない。
「痛たたた、こら、離れるんだ!!」
「やです!絶対に行かせません!」
 ユキは自分でも何をしているのか分からず、ただ泣きわめくばかりだった。
「先輩が私のことを嫌いなら、好きにさせればいいんだもの!!」
 鉢屋がぼろぼろと涙を零した酔っ払いのようなユキの勢いにひるんでいると、細い指が素早く鉢屋の袴の紐を解きだした。
「!やめ」
「うふふ。先輩、私ね、変装の術は駄目だけど、くのいちの術には結構自信あるんですよ?」
 鉢屋の赤い褌の上の膨らみにユキが手のひらを使って愛撫すると、鉢屋の体が跳ねた。
「これからもっと気持ちよくしてあげますね。」
11『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 21:58:38 ID:n9bOkN1C
きっと悲しみで頭がショートしてしまったのだと言いきかせて、涙の跡が残る顔で鉢屋に笑いかける。手の形を変えてやわやわと触っていくと、それは次第に固く立ち上がっていく。ユキは褌をずらして直に舌を使って首を上下に動かすと、わざと大きく唾液の音をたてていく。
「う、あぁ。」
抵抗していた鉢屋も今はただされるがままとなり荒い息を吐いている。ユキは先走り液を口内に含んで舐めとりながら時折、手でごしごしと膨張していた肉棒をこする。教室にはユキの口から漏れる唾液の音と鉢屋の息が混じりあい、教室は淫猥な空気を醸し出していた。
「ちゅ、じゅぶ、ふ、んん。」
「はあ、はぁ、ユ、キちゃん私はもう―――。」
 鉢屋は口にするのもつらいと顔を歪ませて達するのを我慢しているようだったが、ユキは口を離そうとせずにさらに激しく鉢屋のモノに舌を絡めだした。
「うっ……くあっ出る!!!」
 ユキの口内ではちきれんばかりになったそれは、勢いよく欲望を吐き出してユキの顔はおろか、忍び服にまで真っ白に染めあげた。
「んんっ!!はぁ……。」
 吐き出した液体を飲み込んだユキは嬉しそうに
「先輩ってば溜まっていたんですか?とっても濃いですよ……。」
 口の周りに飛んだ白濁液を指で掬い上げて口に含んだ。
「っつ……!」
 鉢屋の萎えたモノがまた固くなっていく。ユキがまたがったまま、精液と汗で張り付いた装束の上を脱ぐと、胸元に痛いほど視線を感じた。だが、鉢屋はこの期にも及んでまだ躊躇しているかに見えた。
「先輩、まだ私としたくないですか?」
「ユキちゃん……。」
 鉢屋の同情するような目に、ユキは怒りと悲しみの入り混じった感情を覚えた。
「じゃあ、別にいいです。私の好きなようにしますから。」
 また泣き出しそうになるのを気取られないようにユキはわざと素っ気無く、自分の袴に手をかけた。
「待ってくれ、そう、じゃない―――!」
 突然、ユキの手を鉢屋が掴んで止めた。
「何す……。」
「だからさ、ユキちゃんは私じゃなくてもこういうことをしたのかい?」
「そんなわけないじゃないですか!私は、鉢屋先輩、だから……。」
 また涙腺が緩みそうになった時、急に起き上がった鉢屋の体がユキを抱きしめた。
「先ぱ……。」
「―――何も知らないで、ごめん。」
鉢屋に抱きしめられていると、不安や悲しみで傷ついた心が癒えていくのを感じる。
「私も、ユキちゃんが好きだ――。」
12『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 22:02:02 ID:n9bOkN1C
「あっ、はぁ。」
 ユキは鉢屋に首をくちづけられ、両手で優しく乳房を揉みしだかれていた。二人はすでに着ていたものを全て脱ぎ捨てている。
「ん。あっ!あ!」
 何度も両手で寄せてあげられるのに、敏感な部分はかする程度にしか触れない。
思わずじれったくなってうめくと、そこにふっと息がかけられて舌の感触がぬめるように伝わった。
ユキは甘い声をあげ、身をよじりながら鉢屋の舌と指使いに翻弄されている。やがて胸に置かれていた手はどんどんと下腹部の方へ移動していく。
「あ……。」
 その部分に触れられると、ユキは小さく息を吐いて鉢屋を見た。鉢屋は安心させるようにユキに口付けて、指をゆっくりと入れた。
「ふあああ!」
 待ち望んでいた感覚にユキの体が震える。抜き差しをされるたびにくちゅくちゅという音と共に愛液が溢れていく。
「駄目ぇ、あぁ、あん!」
やがて指の動きは加速していき、ユキは頭が真っ白になるほどの快感に力が抜けた。鉢屋はユキを押し倒しはせずに体に乗らせたままの格好でいる。
「いくよ、ユキちゃん。」
 不破雷蔵の顔で、鉢屋は優しく微笑む。
(私が今抱かれているのは、鉢屋先輩?それとも――。)
 突然、言いようのない不安がユキの胸をついた。
「……鉢屋先輩、お願い。今だけは本当の顔でいてくれませんか?」
 戸惑うように鉢屋の体が少し離れ、ユキは震える手で不破雷蔵の顔に触れて顔をめくる。
「駄目だ―――。」
「でも私、鉢屋三郎先輩をちゃんと知りたいんです。」
ユキの手を掴んだ鉢屋は迷っているようだった。
やがて偽りの顔を剥ぎ取り、現われた澄んだ瞳を見てユキはようやく安堵を覚えた。
「先輩、ありがとう。」
 ユキは優しく唇を重ね、おずおずと舌を絡めた。鉢屋も激しく舌を動かし二人で絡み合うと、鉢屋はユキの中に自分のモノを埋めていった。
「はあっ、んっ……。」
先程よりももっと熱くなった塊が、体内に侵入していく。
すでに愛液でぬめりきった膣内は痛みを感じずとも強烈な快感の波が押し寄せ、ユキは体を少しずらしてより刺激の強い部分に当たるように腰を揺らした。鉢屋も苦しそうにうめいてユキの腰を強く掴んだ。揺らされながらユキが口付けをねだる。
「ふぁあ、ん、先輩……もう……。」
「ユ、キちゃ……私も。」
確認するように名前を呼び合う。
「んああああああ!!!」
「ぐっ!!」
肉と肉がぶつかる音が激しくなり、体を昂ぶらせ二人は達した。
13『変装名人の個人授業』(鉢屋×ユキ) :2009/06/05(金) 22:03:19 ID:n9bOkN1C
試験の結果が返されたのは三日後のことだった。くのたま長屋の庭でそわそわとして落ち着かないユキの元に、シナ先生の変装をした鉢屋が現われた。
「やあどうだった、試験の方は。」
「はい。バッチリでした。」
ユキは満面の笑みで「5」と書かれた成績の紙を差し出す。変装の術にかけてはすっかり得意になっていた。今回の試験結果を見たシナ先生の目を丸くして驚いていた姿が目に浮かぶ。
「鉢屋先輩のおかげですね。」
鉢屋が恥ずかしそうにぽりぽりと頬を掻いた。
ユキとしては試験が終わるのはもちろん嬉しいが、心残りなのはこうやって鉢屋と話す機会がなくなってしまうことだった。
「「あの……。」」
 二人の声が重なった。先にどうぞ、と鉢屋に促されて口を開く。
「先輩、今まで本当にありがとうございました。」
「いやいや、私も勉強になったよ。」
「……あ、そういえば私、まだ先輩にお礼をしていませんでしたよね?」
「そういや、そうだったね。」
「何か欲しい物でもありますか?」
鉢屋はそうだなぁと空を見上げて思案した。
「雷蔵に聞いたんだが、最近町に新しい団子屋ができたらしい。」
 もしよかったら今度一緒に行ってくれるかい、と聞かれてユキは真っ赤になって頷いた。

14名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:07:21 ID:n9bOkN1C
以上です。

>>745 GJでした!

15名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 07:14:01 ID:PAFz2ccL
>>14
うおおおっ!一番槍力作GJ!

ユキちゃんが小悪魔でやらしくて可愛いので、存分に身悶えさせていただきました。
甘々鉢ユキゴチです!
16名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:10:30 ID:0xTVROWz
>>1
乙!

>>14
一番槍鉢屋ユキキター!
仕事早男

今スレはどんな展開を見せるのやら...
17名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:44:15 ID:uEO3oKPj
保管庫リニューアル&更新乙です!
随分話が増えたなあ…としみじみ。
18名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 11:42:57 ID:rvJsm1/q
最近絵版でも絵師さんが頑張っててくれて嬉しいな@保管庫
19名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 05:30:59 ID:n55cNIUm
なんですと・・・!?
早速保管庫に行かねばW
20名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 10:06:52 ID:1x5/D7pH
あげ。
即死回避って20レス以上だっけ?
21名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 11:32:22 ID:n55cNIUm
>>20
マジでか!?
自分も密かに小説投下したいなと思っているところなのに・・・!

がんばれ〜!頑張ってくれ〜!このスレの未来は君達にかかっているんだ!!!
22名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 14:55:26 ID:n55cNIUm
>>21
竹谷乙
23名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 14:59:36 ID:n55cNIUm
スマン↑ 間違えた!!!
よりによって・・・orz
しばらくromるわ・・・
24名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 18:27:20 ID:5hH83VWr
今日も俺の照代さんが可愛かった件。
原作のちょっと抜け目のある悪女もいいが、
アニメの正義感あるドジっ娘もいいなあ。

突庵とのコンビも微笑ましい。
25名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 18:41:04 ID:rVrkSxRZ
今日のアニメでエロ展開を期待したのは俺だけじゃない筈・・・!
照代可愛いよ照代!
26名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 04:29:08 ID:TmXxY0ZA
>>25
縛られながら男三人相手にうんぬんというわけですね
27名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 07:24:22 ID:W+fAk2Ze
『忍務中、窃盗の現場を目撃し、説教をするため追いかけた照代。
しかしそれは盗賊団によって、巧妙に仕掛けられた罠だった!(以下テンプレ)』

照代ハードですねわかります。
28名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 10:00:29 ID:Eio+jdUI
今回はじめてアニメで照代見たけど何これやばい可愛い
29名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 20:27:12 ID:R5yGKmbM
>>27
ソレ何てAV?w

今回もそうだが以前、照代がタカ丸パパに変装してどっか連れて行かれたり、
今期も軽業師として『頑張る』よう親方に迫られたりと、いちいち展開がお約束な照代

アレ!?これ何てシリーズ物?
GJ!N〇Kwもっとやれ
30番外・思考迷宮1:2009/06/16(火) 08:06:09 ID:mGrkz2f9
前スレの身体測定ネタ拝借失礼。甘々微エロの雷蔵×トモミで一人称(もどき)に挑戦。
カップリング・文体に抵抗がある方、お手数ですがタイトル『番外・思考迷宮』でNGワード指定&脳内スルーお願いします。

******

「お願いが、あるんです」

 お願いって――こういう物の頼み方ってあったっけなあ。
 さっきまで手に持っていた用紙が、はらりと風に乗って舞う音を立てている。
 緑鮮やかな楠の梢からちらちらと覗く、昇り途中の日差しが目に眩しい。

 そんな中足元から『降ってきた』柔らかくもどこか一本筋の通った少女の声に対し、僕はぼんやりと思う。
 いや、彼女達くの一教室の生徒にしてみれば、上手く捕まえられるか分からない相手に対して、罠を仕掛けるのは
当然の習慣のようなものなのかもしれないし、それを僕が咎めるのは間違っているのかもしれない。
 ……間違ってるかな?
 ……間違ってないような。
 あれ? どうなんだろう。考えがまとまらないや。

「…お願いはいいから、早いトコこの罠外してくれるかな……頭に血が上る……」
 結局僕は延々と考える事を放棄し、『木の枝から張った輪縄で逆さ吊りにされている』現状から抜け出したい、
という率直な願いを彼女に申し立てた。
 さっきから頭が鈍い痛みを訴えているし、荒縄の食い込んだ片足首はじびじびと痺れている。
 このまま放置すれば鼻血のひとつも流しかねない。
 もっとも、そうなる前に彼女は罠から解放するだろうけど――と分かっているのは、僕が彼女の罠に引っかかるのは
これが初めてじゃないからだ。
 間抜けだと笑いたければ笑えばいい。僕だって厄介な弱点だとは自覚している。 

 重い耳鳴りさえ響き始めた頭のどこかで、かさり、と木の葉が擦れる音がし、次いで目の前に花色装束の小さな影が
風を纏いながら降りてきた。
「――っ!」
 足首の痛みがすっと消える。縄が切れた――と認識するより先に、僕の体は重力に任されるまま背中から学園の校庭へと
見事に墜落した。
 格好悪いことこの上ない図だ。
 まだくらくらする頭を抱えながら辺りを見回し、他に人の気配が無かった事に、僕はうっすら安堵した。

「いてて……」
 したたかに打った僕の背中を、くないを懐に仕舞ってから身を屈めた少女の掌がさする。
 柔らかな掌が上下するたびに、彼女の深い紺色の結髪が小さく左右に揺れる姿が、視界の端にちらちらと映った。

「先輩しころもくないも持ち合わせてなかったんですか? 五年生にもなって」
 ――いや、普段なら持ち合わせてるよ。普段なら。
「それに、仕掛けといてなんですけど、こんな見えすいた罠に引っかかるのってどうかと思います」
 ――うん、その通りだね。
 今になれば、迷いに迷った末に無理に突っ切るなんてバカな事しないで、迂回すれば良かったって思うよ。
「相方さん心配してましたよ。この調子で先輩、ちゃんと忍者になれるのかって」
 ――でも、その相方からの入れ知恵で仕掛けてんだよね。この罠。
「じゃなくて、アレは相方じゃないと何度言えば」
「……私も……なんでもないです」
「……」
 痛みの残る背中にじんわりと伝わっていく少女の掌の熱が、僕の胸の内にあったトゲトゲしたものを少しづつ溶かしていく。
 あーあ。なんか、ずるいよなあ。

「…で、お願いって何かなトモミちゃん。早いトコ済ませないと、身体測定に間に合わなくなっちゃうんだけど」
 痕跡を残した罠が乱立する校庭の片隅で、僕は大きく溜息を吐くと、ほんのり頬を染めた少女に向け尋ねた。

 ――この言葉が後々、自分を思考の迷宮へと追い詰める羽目になるなんて、これっぽっちも思ってなかったのだが。
31番外・思考迷宮2:2009/06/16(火) 08:06:59 ID:mGrkz2f9
*       
「えええっ! ちょ、ちょっと待って、なんでそんな急に」
「急な願いなのは重々承知です! でもやっぱり私、負けたくないんです!」
「だからって、何も僕に頼まなくたって、そ、その自分でするとか」
「男の人にされるのが肝心だって聞いたんです! ――もうっ、なんで先輩そんな引け腰なのよっ!」
「君こそどうしてそんなやる気満々なんだっ! 恥ずかしくないのか!」
「私が恥ずかしくないとでも思ってんのっ!?」

 トモミちゃんに半ば引きずられるように校庭から離れ、学園内にいくつか点在している廃れた倉庫の中へと足を踏み入れたしばらく後。
 僕と彼女は、外とうって変わって薄暗い倉庫の中で睨みあっていた。
 年下の女の子相手に、随分子ども染みた対応だと言われそうだが、察して欲しい。

「だっ――大体、男に揉まれたら胸が大きくなるなんて、根拠の無い俗信じゃないか!」


 そういう事なのだ。
 事の発端は、今日行われている身体測定にある。
 己の成長を測り、書き記すこの行為は、男女関わらず学園に籍を置く者にとって大切な行事のひとつだ。
 僕の周りでも、もちろん僕自身も、厳密な測定の末にはじき出された数値に一喜一憂する日。
 伸び盛りの男子でも気になるのだから、くの一教室の面々に至ればその反応は正に驚天動地、といったところだろうか。
 あくまで想像だけど。

 そんな彼女達であるが、この最近はお互いおっ……胸、の育ち具合が気にかかるらしい。
『お風呂上りとか、寝間着姿の時とか、それとなく見ちゃうんですけど…私、その、周りより小さいんじゃないかって思うんです』
 そうか? ……そうかな?
 花色の忍び装束の下なんて似たり寄ったり、どんぐりの背比べだよなあ――と考えてたらすごい気迫で睨まれた。
 どうも顔に出ていたらしい。思わず肩をすくめる。
『それで、ちょっと前に友達と話をしてたら、何でも男の人に揉まれたら早く大きくなるって話を聞いたって』
 どこの誰だそんな話を聞いてきたのは。
 いや、まるっきり出鱈目って訳じゃ無いだろうけど、少なくとも十を超えたばかりの年頃の女の子にはまだ早い話じゃないか?
 っていうか。あれ? この話の流れだと――。
 頭の隅をよぎった妙な予感に一瞬、背中がぞくぞくっと粟立った。
 男に揉まれたらって、この場にいる男って、
 
『……お願いです。くの一の身体測定が始まるまで、私の胸を揉んでください!』
 ――僕の事、だ。
32番外・思考迷宮3:2009/06/16(火) 08:07:27 ID:mGrkz2f9
「ほんの少し、お昼の鐘が鳴るまで手を借りたいって言ってるだけじゃない! …先輩は、一度引き受けたお願いを断るような、
酷い人じゃないって思ってたのに」
 睨み合いの後、うつむき、形の良い唇をきゅっと噛むトモミちゃんの姿に、胸の奥が疼きを上げる。
「いや、その僕だって身体測定があって……これから医務室に行くとこで…」
 別に僕に非があった訳でも無いのに、どうしてこんな言い訳がましい台詞を吐いているんだろう。
 考えて情けなさにげんなりする。

 罪悪感を覚えるなら、いっそ引き受けた方がいいんじゃないか。頭のどこかで、僕の声が囁いた。
 あの自称相方の余計なほどの観察眼のせいで、自分の身体測定なんておおよその変動は分かってるんだし、それならいっそ――いやいや。
 そんな軽々しく考えちゃ駄目だ。思い直し、頭を振る。
 大体、彼女はわかってない。年頃の男子に、そんなお願いを申し立てるのがどれほど危険かって事を。
 目の前にいるのが、いくら食欲色の三禁を重んずる忍術学園の生徒だとしても、女の子の体に興味を持つ男に変わりないって事を。
 だけど、僕が断ったところでどうなるっていうんだ。
 行動力のある彼女の事、ひょっとしたら激情に任せるまま適当な男子に体を預けるかも――えっ、それってどうなんだ。
 そんな展開を僕は望んでるっていうのか。
 でも――でも。

 ごくり。一度喉を鳴らし、埃っぽい倉庫の空気を深く吸って、吐く。
「………は、無いよ」
 呟いた声は、自分でも奇妙に思うほど乾いていた。
 え? とトモミちゃんが尋ね返す前に床にどっかり腰を下ろし、目を閉じる。
「だから、大きくなる保証は無いよって言ったんだよ。……言い争ってる間に昼になったら本末転倒なんだろ」

 ――これがもし忍びの罠だったら、間違いなく命取りだろうなあ。
 本当、我ながらちゃんとした忍者になれるのか心配だ。
 ゆるゆると腰を下ろし始める彼女の気配をどこかで感じながら、僕は間近に控えた自分の将来を他人事のように憂いた。
33番外・思考迷宮4:2009/06/16(火) 08:07:57 ID:mGrkz2f9
*       
 学園の不可侵領域。
 下級生同級生上級生を問わず、脅威し、畏怖すべき対象――。
 昔から彼女達に痛い目に合わされ続けた僕達忍たまが、くの一教室の女の子に対して抱いている、基本的な印象だ。

『…って言うか、女の子と思う方が間違ってますよ。あんな男をイビるのを楽しんでたり、遠慮無しに罠に嵌めたりするの』
 ふと、前に委員会の後輩が口を尖らせながら、彼女達に対しての愚痴をこぼしていたのを思い出す。
『聞けばくの一の中には、最上級生の六年生までボコボコにしちゃった子がいるって話じゃないですか。
行儀作法も学んでるって聞きましたけど、その割に全然おしとやかでも無いし。……本当、面倒くさいったら』
 丁度その頃彼女達に痛い目に遭ったらしい後輩が、目の周りを青くさせながら嘆息混じりに呟く言葉に、微苦笑を返した記憶がある。
 確かに、彼女達は強い。そして、少し怖い。
 けど。

「遠慮、とか、しちゃ駄目ですからね! …そんな事しても大きくならないんだから!」
 などと声を上げながら、胡坐をかいた僕の膝の上に腰を下ろし、どこかぎこちない仕草で上着の衿をくつろげる彼女の姿は、
脅威や畏怖の対象ではない、僕より年下の女の子だった。
「分かったから、力抜いた方がいいよ。緊張がこっちまで移っちゃいそうだ」
「だっ! 誰が緊張なん……!」
 ぐっ。
 反論の言葉を封じるように、肌着の上からふくらみを掴む。と、同時に目の前の少女の肩が跳ねた。
 ごわごわした麻の生地の向こうから、女の子特有の柔らかさや弾力が指先に伝わるのが分かる。
「強すぎた?」
「んっ……うう、ん」
 彼女はふるふると首を振ったが、きつく結んだ唇は明らかに『堪えている』証にしか見えなくて、喉の奥に固いしこりが浮かんできた。

 これがもし、少なくとも僕より手馴れている男が相手だったらどうなんだろう。
 例えば、先生だったら。例えば、六年生だったら。――例えば、僕と同じ顔をした同級生なら。
 僕よりも、彼女の要求にたやすく応えることが出来るのだろうか。
 彼女の顔に苦痛じゃなく、悦びの表情を浮かべさせることが出来るのだろうか。
 ………。考えて、自己嫌悪に陥った。
 何考えてんだ僕は。
 なんで自分勝手な想像を相手に――嫉妬なんてしなきゃなんないんだ。

 漏れそうになった舌打ちを堪えつつ、指を動かす。……って、あ、あれ?
「トモミちゃん、サラシ巻いてないの?」
 妙にぷっくりとした指触りに違和感を覚え、尋ねると目の前の結髪が肯定を示すように揺れた。
「っ、だって……身体測定するのに、邪魔、だもの」
 背を向けたまま、たどたどしく答える彼女の声に、どくん、と心臓が跳ねる。
 ――うわあ。待て待て、何考えてんだ僕!
 慌てて手を離し、一瞬で熱くなってしまった顔を押さえた。
「先輩?」
「や、待って……振り返らないで」
 視線から逃れるように顔を逸らし、深呼吸をする。そうでもしないと、抑えが利かなくなってしまう。

 だってそうだろう?
 僕に要求されたのはあくまで『胸を大きくするための手段』のみであって、彼女はそれ以外を求めてはいないのだから。
 僕はただ淡々と、彼女の願いどおりに胸を揉む事だけに集中しないと。
 …いや、それが難しいんだけど。
34番外・思考迷宮5:2009/06/16(火) 08:08:38 ID:mGrkz2f9
「ごめん。続ける」
 ぐっと固く目を閉じ、再び彼女の背後から手を伸ばして、胸に触れる。
 肌着越しに掌に伝わる、ふにゃりとした感触。目を閉じても分かる、しっとりした熱と程良い重み。
 指の先が簡単に埋まっちゃうくらい柔らかいのに、手を離せばちゃんと押し返してくる。
 服の上から見ただけじゃ――そんなまじまじと見てるわけじゃないけど――決して分からない、女の子の秘密に満ちた場所が、
僕の手の中にすっぽりと納まっていた。

 秘密――そうだ、こんなところ僕の体にはない。こんな触って気持ちいいところ、僕は持っていない。
 だから触りたくなる。だから探りたくなる。
 その先を、求めたくなる。
 本当はしちゃいけないと分かっているくせに、知りたくなるんだ。

「……ふっ、ん、うぅ…」
 幽かに耳に届くのは、彼女の吐息だろうか。
 春先の猫にも似た、どこか扇情的でもある声音が胸に切なくて、僕は戒めるように自分の唇を噛んだ。

 まずい。止まらない。
 だめだ。
 気持ちいい。このまま流されたい。
 だけど。

 二つの違う思考が、明滅する灯りのようにちかちかと頭の中を交錯する。
 抗いたいのか抗いたくないのか、もう自分でも半ば分からなくなってくる。
 それでも両手は呆れるくらい貪欲に、過去にも味わった不埒の手触りを求めていた。

「はっ……! ちょっ、と、先輩…服、擦れて……痛」
「!!」
 小さな白い手が、僕の手に重なる。
 重なった場所から伝わった、僅かにひやりとした冷たさが、知らず熱に浮かされかけていた僕の頭に水を打つ。
 止める……べきなんだろうな。
 止めるところだろここは。
 迷ってる場合じゃない。掌にじぃんと甘く残る感覚を惜しむ気持ちを振り切って、手を離そうとしたその時、
「痛い、から……直接、触って」
 喘ぐような途切れ途切れの言葉を紡いだ彼女は、重ねたままの僕の手を肌着の下へと導いていった。

 肌と肌が触れ合った瞬間、ふるっ、と濃紺の髪が揺れた。
「ん……」
 くせの無い長い髪が僕の鼻先をくすぐると同時に漂う、胸の奥を握り締めるような彼女の甘い匂いが、僕の中心を疼かせる。
 一時は冷静さを取り戻したはずなのに、頭の中にまたじんわり重い霞が満ちていく。

「…いいの?」
「何が、ですか」
「や、痛いなら止めた方がいいんじゃないかって」
「先輩は止めたいって……思ってるんですか」
「………」
 掌の下の胸は、服の上から触った時よりはっきりと熱を、張り詰めた肌の感触を伝えてくる。
 加えて、とくとくと絶え間なく響く鼓動が、表面だけでない何かもっと大事なものを僕に、懸命に伝えようとしていた。
 それは僕が喉の奥でずっと押し殺してる言葉を、一心に待っているようでもあった。

 いや、そんなの幻だ。都合のいい夢だ。
 でも、叶うなら。
35番外・思考迷宮6:2009/06/16(火) 08:09:26 ID:mGrkz2f9
「…なんて聞いても、本当の事答えてくれないですよね。雷蔵先輩、変なところで真面目ですから」
 気まずい沈黙のあと紡がれたトモミちゃんの台詞に、息を呑む。
「ほ、本当の事って」
 思わずどもってしまった自分の口が、図星を差されたと思われてるみたいで、なんだか恥ずかしい。
「跡が付いたら身体測定の時に物凄く恥ずかしいよとか、こんな短い時間だけですぐ大きくなる訳無いじゃないかとか、
きっと……正論だけど裏腹な事言って、止めようってするでしょ」
 胸元に、絹糸が触れ合うような音と衣擦れの音がさざめく。
 振り向いた少女が投げかける視線は、彼女の性格を示すかのように真っ直ぐで、そして熱く潤んでいた。
「いいんですよ。続けても――」

 続けて、薄桃色の唇が言葉を紡ぐ。
 僕にしか聞こえない音色で、僕にしか届かない言葉を。

「………っ」
 耳に滑り込む声が、じぃん、と熱を含んで頭の中に染みていく。
 僕を抑えていたはずの、わずかな理性や良識がぽろぽろ崩れていって、奥に潜んでいた、甘く野蛮な感情が姿を現してくる。
 こんな――たった数文字の言葉だけで。

 彼女の言葉が、迷宮の中で惑う僕の思考に導きの光を照らしだす――なんて都合のいい話は、そうそうあるもんじゃない。
 おそらく、抜け出したと思ったその先にも迷宮は続いていて、行き詰ったり分岐点に立つ度に、僕は容易に惑うのだろう。
 愚かだと笑いたければ笑えばいい。僕だって厄介な性分だと思っている。


 かあぁ……ん――頭のどこかで聞き覚えのある音が響く。
 けど、今はとりあえず。
 腕の中で息づく、僕だけしか知らない彼女の姿をもっともっと求めたくて。
 薄暗がりの中、僕は柔らかな体が崩れないよう、そっと少女の上に覆いかぶさった。
36番外・思考迷宮7:2009/06/16(火) 08:10:04 ID:mGrkz2f9
***       
「……で、どこかの変装名人、略して変人が新野先生に化けて潜り込んでるわ、ドサクサに紛れて他の五年が乱入するわ、
果てはそれを止めるために六年が怒鳴り込んでくるわで、身体測定どころじゃなかったってワケ」
「ふーん…」
「測定係の不う…保健委員も、誰が仕掛けたのかわからない罠に揃いも揃って引っかかっちゃって、測定よりも自分達の治療が
先なんじゃないかって有様で」
「ふーん…」
「……トモミちゃんでしょ。あれ仕掛けたの」
「……すぐに外したわよ。別にそっちに用があったんじゃないもの」

 ――否定はしないのね。
 
 ぴちゃん。
 こもる湯気が雫と化し、天井から滴り落ちて澄んだ響きを奏でる。
 格子窓から茜色の夕陽が差し込む、くの一屋敷に併設されている共同浴場にて、くの一のタマゴ、略してくのたまのユキは、
隣で同じく湯につかる友人に向け、声でなく視線でツッコミを入れた。

 諸々の事情によりくの一教室身体測定は延期。予定日も未だ決まらずという、何とも情けない結末を迎えた今回の件ではあったのだが、
どうやらそれは、彼女の気に留める類の事では無いらしい。
「どうしたのよトモミちゃん。随分ふてくされちゃって」
「………」
 ゴタゴタが収束を迎え陽が傾いた頃。
 年に一度の身体測定を見事サボった彼女は、ふらつく足取りでくの一教室に戻った時からこの調子だった。

「ひょっとして…おっぱい揉んでもらったけど、大きくなってないから怒ってるとか?」
 だとしたら、それで怒るのは少々筋が違うのではないだろうか。
 例の噂話を耳にした張本人であるユキでさえ、一朝一夕、ましてや数刻の間で効果の出るものでは無いこと位わかる。
 ユキの問いに、違うわよ、とトモミは仏頂面を崩さず答えた。
「私だって、そんなすぐに大きくなるなんて思ってないわよ」
「じゃあ何で」
 重ねて問う言葉に、仏頂面が更に渋みを増す。
 ぱたたっ。雫が頭に落ち、その冷たさにユキが湯気で煙る天井を見上げたのとほぼ同時に、トモミは再び口を開いた。

「普通さぁ……胸が小さいって悩んでる娘がいたら、お世辞でも『そんな事はないよ』って言うもんじゃないのかしら」 
「え?」
 独白染みた声が耳に届き、視線をトモミの横顔に向ける。
 少女のまだ幼さの残る眉間には、これでもかと言わんばかりの深い皺が刻まれていた。
「全体の均整が取れてたら充分じゃないか、とか。……それなのに先輩ったら、間に受けちゃってさ」
「…はあ」
「遠慮がちに揉んではいたけど、それって結局、遠まわしに私の胸が小さいって認めてるって事じゃない? これってどうなのよ?」
「いや、どうなのよって言われても」
 話の流れとか分かんないから、あたしに聞かれても。ユキは思うがトモミの熱弁は止まらない。
「納得いかないわ!!」
 ざあっ。
 差し込む夕日によって朱鷺色に染まった湯気を纏う少女は、湯船のへりを掴み立ち上がると共に、腹の底から吼えた。

「本っ当、忍たまって乙女心も分かってないのばかりなんだからっ!!」
37番外・思考迷宮8(ラスト):2009/06/16(火) 08:10:51 ID:mGrkz2f9
 ――あ、そこんトコロは物凄く共感できる。
 ぱたぱたと傍らから降り注ぐ水滴を受けながら、ユキは心中で同意する。
 が、しかし。
「…腰ふらつかせながら言ったって、あんまり説得力ないわよトモミちゃん」
 夕陽の茜とも、上気による染まり方とも異なる朱を帯びた少女の腰周りを一瞥し、ユキは残響の中ぽつりと呟いた。
 ユキの突っ込みにトモミは瞬時に顔を赤くし、慌てて湯船に肩まで浸かりなおした。
「……どこ見てんのユキちゃん」
「見えたんだからしょうがないでしょ。っていうかさ、そんな流れが嫌ならちゃんと不破先輩に言えばいいのに」
「………」
 そうじゃない事ぐらいユキだって承知の上だ。
 ユキちゃんの意地悪、と訴えるトモミの視線を、手拭いで顔を拭きつつユキは軽く流した。


 忍術学園最恐の集団とも、不可侵領域とも称されるくの一教室の面々の中でも、トモミはとりわけ芯の強さと行動力を誇る娘である。

 敵の来襲に備えて、普段からさまざまな武具を持ち歩いているだの、得意の空手でひとり敵忍者の構える中を突破しただのと、
武勇伝にも事欠かない彼女ではあるのだが、いま隣で湯船に顔半分まで沈め、ユキに向け困り果てたような視線を送るその姿には、
勇ましい話が合うくの一の、氷の花にも似た凛々しさはなく。
 己が内で甘く密やかに門を開いた、思考の迷宮の中で惑う、歳相応の少女の姿があった。
 勿論、それは元々持ち合わせていたのかも知れないが――いつぞやの試験以来、傾向が顕著になったのは傍から見ても明らかだった。

 ――まったく。こんな姿のトモミちゃん、忍たま達が見たらどう思うかしら。
 ユキの脳裏につい数日前、仕掛けた罠に面白いほど引っかかって、ぐるぐる目を回していた忍たま一年生達の姿がよぎる。
 彼等が今の彼女を見れば、はたしてどう思うだろう。
 信じられないと驚くだろうか。胡散臭いといぶかしむだろうか。それとも。
 それとも――かの迷い癖のある先輩のように、心もとなく立ちすくむのだろうか。
 面白そうだから眺めてみたいものだけど、と考え、ユキもまた誰かの悪癖がうつったかと独り苦笑いをこぼした。

 ぶくぶくと愚痴とも惚気ともつかぬ独り言を、あぶくに変えて吐き出す少女と、顔を赤く染めながら、自分の考えに嘆息を漏らす少女。
 各人複雑に交錯する思考を淡い湯気に紛れこませながら、くのたま二人の夕暮れは、ゆっくり過ぎていったという。

******
『秋風夜伽話』番外編、以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
38名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 17:28:46 ID:hkCSYeBr
GJ!!GJ!!!
ネタを色々拾ってくれてありがとうございますw

トモミちゃんの子悪魔的な雰囲気も可愛いかったんですが、
色々gdgd迷う不破先輩の可愛いさに悶えた・・・!
でも、いざなだれ込むと、トモミちゃんフラフラにさせちゃうんだから
惚れるしか無いwww

エロ可愛いかった!!マジでGJ!
39名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 13:23:08 ID:ZJ9GVOQ5
GJ!!!!
40名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 18:30:16 ID:TlXYYRRz
この間のデート回から山ぶ鬼が気になって仕方ない。

今日も水の掛け合い辺りで、こう、淡い性の目覚め的な描写がないか
……びしょ濡れ着物の図とか、描いてもいいのにスタッフさん。
ドクたまは皆仲良しで可愛いなあ。
41名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:44:25 ID:8kHVOsaH
>>38
GJ!GJ!!
トモミちゃん色っぺえ…
身体測定のドタバタが気になるぞw
42名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:56:17 ID:elyvlWp1
>>30
GJ!!!
ニヤニヤが止まらない…
手を掴んで自分の胸に持ってくトモミちゃんが最強にエロかったです
43名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 23:04:24 ID:m9i9BUZ8
秋風の人だー!!
超GJ!!貴方の書く女の子たちは皆可愛い!
44名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 18:46:17 ID:at47HnVL
今日のアニメの山田先生の嫉妬っぷりにニヤニヤしたw
以前あった山田夫妻のエロパロを思い出したよw
あれもしっとりした良いエロだったなとしみじみw
忍たま夫婦ファンとしては今スレでも色んな夫婦パロ拝める事を期待しています!
45名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 19:23:08 ID:Fz/MP7u+
今日のアニメ利吉さん、親父の性格分かってんなーと終始ニヤニヤw
氷ノ上に戻った山田先生のその後とか、妄想すると更にニヤニヤww

里芋さん&ミスマイといい、水堂さん&さゆりちゃんといい17期は夫婦モノに優しいなあ。
46名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:02:58 ID:F8A/afbp
今日の放送の伊助って…もはやオカンというより女難だったなw
47名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 15:55:46 ID:kJ2lFZYz
総入れ歯…
初期アニメで伊助がトモミちゃんをデートに誘ってるシーンがあったね…
あの時はくノ一教室からしんべヱ救出作戦で言ってたんだっけ!?
なんか懐かしいな!時々大胆な所があるらしい伊助。(確か今期の何話かにそんな事言ってた事あったね)
こういう所を上手くエロに結び付けられないかな?
48名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 20:08:50 ID:vEgnE+A1
アニメ予告更新アゲ。

7/17(金) カメ子と王子様の段←
!?
こ、これは期待してもいいかなスタッフさん?

もちろん来週の猪名寺夫婦も楽しみなんだぜ変態紳士的に!!
49名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 21:28:57 ID:dvYRL5o4
ああ、前スレ落ちちゃったか…。

たまにはネタ振り。
保管庫の小松田×事務のおばちゃん読んでてふと、
「事務員になる為におばちゃんにハニートラップ(?)を仕掛ける出茂鹿」
というシチュエーションが浮かんだ。
「この僕の剛直棒の虜にして、離れなくさせれば事務員への道は開ける!」
とか息巻く出茂鹿だが…みたいな。

なんかオチが見えているような気がするが気のせいだ!
50名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 19:25:14 ID:eaqtUsgF
土井先生の誕生日話・・・。

実は食堂の外で立ち聞きしてたくの一が、は組とは別に誕生日祝いの計画とか
立ててないかと妄想してたよ。(くの一だからもちろんエロ方面で)
くの一オールスターによるお風呂プレイとか。
51名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:42:35 ID:cR5jyGGn
とにかく、くノ一教室の子等が出てきてほしいよな
今期はくノ一成分が少なめだからちょっぴり涙目だよ…
だが!夏は色々開放的になる季節だから変態紳士的に妄想滾るわ!
52名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 03:36:16 ID:ObtoR01h
予告バレ


来週げんなん君の恋の話があるから非常に期待してます。
53名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 01:49:20 ID:iwaXqtmP
>>52
自分もその話気になってた!
密かに既存の女の子キャラだと良いのにな…と思ってるんだがどうだろう。いや…難しいか。

まあ、とにかく!明日は猪名寺夫妻の話だし、どんな話になるかwktkだW
54名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 18:43:52 ID:nw9y1B0b
まさかの両想い…だと!?
いや、んhk的には友達という扱いなんだろうが、不覚にもときめいたじゃないか!

玄南くん×茶屋の娘さん見てみたいな。
くのたまでも鼻をつまむ程の匂いに耐性がある娘さんなんて、なんてレアなんだ……。
55名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:18:04 ID:LCGcy5RN
風呂にも入らない奴に彼女が出来るかよと思ってたら
まさかの臭いフェチ
56名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 23:22:06 ID:zUG0vqRD
あの娘さん、相当の上級者だなw
57名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 07:06:37 ID:eQraRNhx
最初は友人として見ていたが、だんだんあの匂いがクセになって・・・
みたいな話考えようとしたけど、どうしても『歯クソの臭いのする髪(←原作)』が
ネックになるんだどうしてくれる!
58名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:19:52 ID:Wxk7Cs1V
くさやの匂いとか、食べ物にたとえてみたら…どうかな?

くさやさんごめんなさい
59名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:14:57 ID:IqEWBSYy
>>57 頑張れーい!頑張ってくれーい!
そうだな、、、とりあえずこういうのはどう?

直接的な性交渉じゃなくて彼女の一人上手(ry

あと、不衛生な性交渉は大変危険なので要注意!と、
保険委員長が申しておられました
60名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 17:49:48 ID:5c1Kc8Ht
ずっと洗ってないのを突っ込むのは流石になぁ
61名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:50:20 ID:e0+wT+ne
よーしシチュエーションを考えてみるよ。

例)二人揃って川に落ちたor友達らしく川遊びの最中に略。
例2)雨にうたれながら屋外で略。
例3)玄南が滝修行した後に略。

…しかしあの回、師匠が剣一筋で女性に全く縁が無い云々ってセリフが気になったな…
まさか師匠、妖精さんじゃあるまいな。
62名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 23:25:54 ID:985S5RHc
排洲さんの卒業ネタ誰か…w
63名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 19:00:14 ID:okFGYdBo
戸部センセと酒を酌み交わしながら女性遍歴話になっちゃってなんとか妄想力を駆使してみるけどやっぱりバレちゃってシナセンセを紹介してもらう師匠ですね、わかります。
64名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 16:18:00 ID:IBHh5bXV
せめて「昔、彼女がいたとき剣がにぶるのに気づいたから避けるようになった」くらいにしてあげてw
65名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 19:11:54 ID:r5alnJje
話豚切り失礼
もうすぐカメちゃんの回があるけど、くのいちも、ちらっと出るみたいだな!
タイトルからして色々ヤキモキさせられるw
明日は照星さんみたいだし、今週は画面が賑やかだな!
展開なりセリフなりにトマツられるのを期待したいw
66名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 18:27:45 ID:KixAusZp
さて、百合回だったな
67名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 18:35:46 ID:SAnLcohb
長カメフラグ折れてなくて良かった・・・本当に良かった。

仲のよさをアピールするなら、見せかけだけじゃ駄目だと思うのよね〜。
って感じに流されてユキカメ百合展開ですねわか・・・わか・・・。
68名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 01:42:08 ID:3prB1NR9
ポルトガル少女が可愛かったw
ちらっとでも長次が出てよかった
テスト期間なら仕方ないよな!
69名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 02:48:02 ID:VSqqkHZN
>>67
じゃあ、こういう考えはどうだ…!
カメちゃん、くノ一、ポルトガルから来た女の子達とでお茶した後
女の子をカステーラさんトコに送っていって、
くノ一達も、学園に帰るのに、カメちゃんも「久々に兄に会いに行きたいです!」
とかで学園に一緒に帰ったら良いよ!
んで、そこで長次に会ったら良い!!
70名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 22:58:14 ID:Y3rqhYeF
話豚切りで保守上げがてら…


食満っちの夜の漆喰砲ネタをどなたか…!
71名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:24:22 ID:stFx1p1f
>>70
とりあえず二十歳になってから出直して来い
72名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 06:48:14 ID:j4e/V49Z
アニメ予告話失礼。
来週金曜日は照代さん話なんだが、以前アニメ本スレ(弐十伍之巻)に
予告バレ貼られたのとタイトルも中身も変わってしまって、かなりショックな俺ガイル。

前のバレの時は軽業師話の続きみたいで、おまけに突照っぽかったから
楽しみにしてたんだけどな…。
73名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 22:39:28 ID:BO9GNbg/
お腹すいた
74名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 00:47:47 ID:SdTiPfQS
>>73
そうこ乙
75名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:45:45 ID:fxWEbi9L
>>73
しんべエかもしれない
76即席文次郎×そうこ食べ物ネタ(アホエロ):2009/07/30(木) 01:49:13 ID:nAY9ZiGM
「お前さっきも飯二十杯喰ったばかりじゃねえか!たるんどるぞ!
 バナナダイエットで鍛錬だ!!」

そう言って潮江先輩はいきなりソウコちゃんのお尻に前戯無しでバナナを突っ込みました。

「いやあああぁっ!らめえええ先輩ぃぃ!挿れるならもうちょっと濡ら……ひあぁっ!?」

なんと潮江先輩は今度は皮を剥いたバナナをソウコちゃんのもう一つの穴に突っ込みました。

「らめええええっ!!!先輩ぃっ!!中でバナナつぶれちゃうよおぉぉっ!!」
「バカタレ!良いかイキナリ締め付けるなよ!締め付けの力加減を調節する為の鍛錬だ!」

そうして二人のバナナダイエットは夜明けまで続きました。


おしまい。
77名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 10:16:53 ID:gzCGGgMC
ギンギンに鍛練ですね分かります。
しかし、こう暑くては、遅筆になるばかりか、気力まで削がれる…。
ここは、会計委員を見習って池の中でPC頭上に掲げて鍛練してきます
ギンギーン!
78名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 15:02:56 ID:ogprZxD3
>>77待てーっ!早まるなー!……くっ、無茶しやがって…(お約束)。

最近は絵板が賑やかですね。
絵師さま方の妄想を掻き立てられる絵を目にしては、
ニマニマさせていただいてます。
その内文章にできたらいいなあ。
79名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 00:49:22 ID:kqZFW91H
アミタケ姫可愛かったなー
エロパロ的にはせめてもうちっと若けれb(ry

小松田は監禁のプロ
ふとそんな言葉が浮かんだ
80名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 01:18:55 ID:3DCmL42L
まさかの鬼畜小松田×くのたま
と連想しました
81名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 15:58:20 ID:vgfpJqt0
>>77
監www禁wwwのwwwプwwwロ
小松田だと思うと笑えるのは何故だろうw

ちなみに昨日の小松田はアミタケ姫の胸を触ってたに1票
82名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 16:01:00 ID:vgfpJqt0
おっとミスった。>>77>>79です!失礼!
83名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 16:56:08 ID:kr5+4Y4l
無断外出したくのたまを追いかけて来て
適当な小屋に監禁して外出届!外出届!と言いながら乳を棒でつつくんだな
84名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 19:32:41 ID:oMjkG4g+
>>83
その棒って・・・聞くだけ野暮か。
しかし相手もくのたま、色仕掛けでもって小松田さんを罠にかける訳ですね。
レッツファイ!
85名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 22:50:43 ID:zjgas/0v
>>83
乳を棒で〜に、乳棒と読んでしまった。
保険委員会によるプチ不運の影響が…!
86名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 02:50:14 ID:2ITdDtOC
理科を思い出したW
87名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 15:19:57 ID:ZfMBwP2A
豆乳の棒つきアイスキャンディですね分かります、夏にピッタリですね。

‥ふと、思いついたんで流れ上ここで聞く。
忍たまエロパロ的にアイスはNG?初期のアニメできり丸がアイスを売ってたシーンが何回かあったから
これをどうにかエロに絡めないかなと…

職忍さんもエロネタ的にやりやすいキーワードじゃないかなと思うんだが‥どうかな?
88名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 15:47:29 ID:lC4gPv6h
こないだだってしんべえの家から大量の電化製品でてきてたし、
小松田回ではハブラシで歯磨くシーンもあった
…アリじゃね?

というわけで頑張ってくだしあ!
89名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 14:42:09 ID:s1QkXkpS
こないだ照代見て…なりゆきでドク竹から忍術学園の見取り図を
取ってこいとの仕事を受けるテル→忍び込んだものの見つかるテル
→学園長、ヘムヘム、土井、小松田含め3〜6年の忍たまに姦されるテル→
悔しさで泣きながら愛液とキスマークだらけの身体を川で洗うテル
→そこにざまぁ無いなと利吉登場→やっぱり犯される→その後失踪
一年後乱きりしんが町に出てきた時、照代に似た女性が赤子を抱いた
姿を発見…という妄想が膨らんだ自分は相当病んでる
90名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 17:23:04 ID:/lsCCj2j
>>87
アイス、は個人的にギリで大丈夫だと思う。
…が、例えばそうだな…15期opのくのいち水着は文章として表現した時、
忍たまエロパロ的にはNGかもしれん。
水着だと、当然エロだし、そこに視点が集まる筈だから文章として表現した時に、多分
忍たまからあまりに離れた世界観になりそうな気がする。
アイスは、アルバイト中のきり丸から購入して〜みたいなくだりがあると、忍たまっぽいかな…
と、思うんだけど…。
いずれにせよ、あくまで一、意見としてって事で!
91sage:2009/08/05(水) 19:16:52 ID:jpvP0fc7
そこで氷饅頭ですよ。
92名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 07:37:29 ID:riafhDYf
※絵板管理人さんへ。
絵板に無関係の広告が貼られているようなので、削除お願いします。


しかし静かだなあ・・・夏だから書き手さんも色々忙しいのかな。
がんばれーがんばってくれーっ!
93名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 03:04:01 ID:nwEGjnP6
竹谷先輩にお願いされちゃあ断れないなあ…!って事で、
保守も兼ねて数日中に文章晒してみるよ
いい加減、自分のケツひっぱたかないとやる気が出ない気がした。
誘い受け臭ぇ−けど、ここで言ったからには出す!‥出すよ…
94名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 18:09:55 ID:CogclVdh
今日のアニメの水堂さんとさゆりちゃん可愛いさに悶えたw
えろぱろ的に若かったら何の問題も無いのに・・・!

しかし、初期のさゆりちゃんはもうちょっと胸があったような・・
今回は胸がしぼんで見え・・おや?誰か来たようだ
95名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 23:17:34 ID:mUHXYUyO
世の中には熟女AVというのもあってな…
熟女のtkbとかアソコは色素抜けてるから
むしろ若い子より綺麗なんだぜ

というわけで勇者求む!
96名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 23:27:50 ID:kGkIQES0
熟女×小松田は名作ぞろい
97名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:03:36 ID:a2qmvrmg
保守
この静けさはあれか、みんな夏バテなのかそうかそうか
98名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 09:37:11 ID:B16EHq46
投下してみたいけど、書けないんだ
99名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 18:34:43 ID:kw6TNRe6
あげがてらアニメ話を。

30日、忍たま15期スペシャルやるらしいね。
噂の滝夜叉丸×山ぶ鬼フラグを見られる!
…と思いきや自分とこBS2映らないよorz
目にした方は、是非とも萌えっぷりを教えて欲しいんだぜ。
100名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 01:38:56 ID:iiL5hxcp
今日見たアニメにくノ一等が出てて滾ったwやっぱり生は違うな
喜三太にしろ孫兵にしろ飼ってるペットがくノ一エリアに逃げ込むお約束に
色々妄想してしまう俺は変態です…

誰かユキちゃんとペット達のいやらしいコラボを提供してくれないだろうか
101名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 12:09:31 ID:wZ2e9RRF
これが噂の滝夜叉丸×山ぶ鬼フラグか!
山ぶ鬼は容姿より実力重視なんだね!
102名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:52:30 ID:64YFwyM1
滝夜叉丸×山ぶ鬼フラグってこれか!
想像以上にかわいい組み合わせだった
103名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:36:45 ID:hs4E6Mlw
注意書きにあるが、ここ過去に女体化が投下されたり話題に出たりしたことあるの?
104名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 22:50:39 ID:JpX1F0Dc
照星×にょた虎若とかが昔あった。
そういうのは見ようによってはBLっぽいからなぁ
105名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 23:36:13 ID:5gL9W7VL
照星×ニョタ若は後天的・一時的な女体化だったし
意外と原作に忠実なキャラで面白かった記憶があるw
職忍さんが住忍にリクされて書いたものだったし

でもその当時デフォルト女設定の話も氾濫するようになってて
女体化ってそもそもBLの派生亜種じゃないの?とか
そもそも女体化した時点で別人じゃんとかっていう
意見が出て揉めたので別スレ投下が推奨されるようになった
106名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 23:59:48 ID:hs4E6Mlw
なるほど
「女子人口が少ないからつい出来心でやっちゃった」、
「このキャラが女になったら設定がエロパロ向きになるので悪ふざけがてらやりたい」って人もいれば
腐女子っぽい嗜好を感じ取って嫌な人もいるだろうしなあ

おっぱいとまんこ付いてればそれでいいって訳じゃないしな
107名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 00:27:12 ID:+q+4W2UG
物珍しい設定って最初の1つ2つは面白がられて
好き嫌いが分かれそうな内容でもそれなりに許容されるけど
二番煎じ三番煎じになってくると見てる方は食傷気味になってるから
悪いとこが目に付いてアンチ意見も出やすくなるんだろうな。
女体化については職人も専用スレの方が
そういう設定が好きな人にだけ見てもらえてのびのび書けるだろうし
無用な争いも避けれて結果的によかったと思う。
108女神信仰:2009/09/11(金) 19:50:54 ID:N+XlqWPh
うっかり人が居た事にちょっと感動した!そんな空気をぶち壊すようで申し訳無いが
文章投下を試みたいと思います
しかし、まだちょっとかかりそうなので取りあえず保守を兼ねて途中まで。
スイマセン。
上手くまとめるのってどういう風にすればいいか(ry

稚拙で遅筆な出来で恐縮だがもしよろしければ・・・あっ!その前に文章について軽く説明。
*久々亜子。
*いやむしろ亜子ちゃんが攻め。
やたら、『・・・』や『----』の描写がある(マジで苦手な人は気をつけて)
*後は色々なんかゴメン・・・orz

良いですか?それではよろしければお付き合い下さい。




「忍術学園付近に、最近美味しいって評判のお豆腐屋さんができたの、久々知先輩ご存知です?」
くノ一教室の間でも話題になっているんですよ・・と、風鈴を連想させる、あの凛とした涼やかな声が、暗い空間で木霊する----。

煙硝蔵にて火薬の出庫伝票を確認する5年い組の久々知兵助は、声のする方へ顔を向けて彼女の表情を窺った。
授業で火薬を扱った訓練を実施する事になったくノ一教室は、代表として火薬の調達を亜子に任命し、
それに同行する形で火薬委員の久々知兵助は此処、煙硝蔵に訪れている。
くノ一教室が使う分の火薬と残りの火薬を伝票で確認しながらその旨を明記していると、
亜子がおもむろにふんわり微笑みながら兵助に伺った。
すると彼は特に感情の揺れも見せないまま、さらりとそれに答えた。
「噂は耳にした事がある・・けど、さすがに評判だけあって早朝の内で売り切れになっちゃうみたいだね。」
「・・召し上がった事、あります?」
「いや、無い、俺ら生徒は早朝の内から学園外に出る事は授業の一環として以外ないからね、
それに勝手に出たら小松田さんに怒られちゃうよ。」
そんなに美味しいなら少々残念だな・・と言って、飽くまで気の無い素振りで、
雑談に応じた程度に答えたつもりが、亜子からじっと見つめられるような視線を感じ、
兵助は再び彼女の表情を窺った。
「・・な、何?」
「・・・いえ、何も・・。」
含みを持たせるような間をおいたかと思うと、亜子は再びふんわり微笑んでそのまま兵助の作業を手伝った。
微妙に漂う空気に居ごごちの悪さを感じて、兵助は作業を進める亜子の傍らで彼女の表情をそっと盗み見た。
柔らかい頬の輪郭と理知的な唇が微笑むように象られていて、
かなりクサイ事を言ってしまうと、まるで菩薩や天女の類のようだと思った。
特別コチラはカッコつけてるつもりは無いのだけれど、
何故か彼女と居ると何もかもを見透かされているような気がしていつも勝手に空まわりしてしまう----。

だがいつまでもここで手を拱いたままでは、益々彼女手のひらでいいように躍らせれてしまうようで少々癪だ。
男なら主導権を握って彼女を引っ張ってやるのがむしろ頼りがいがあるってもの。
まして自分は彼女より幾分歳も上で先輩だ。
男だろ?忍だろ?(まだ卵だけど)それに、学園長は『忍はガッツだ!』って言ってたろ?

意を決した兵助は、咳払いをして彼女に向き直ると、亜子がこちらに気づき、視線を重ねて柔らかく微笑みかけてくれた。
「今度の夏休みにさ、その・・1日だけ俺にくれないか?
噂の豆腐屋さんに一緒に行って、豆腐を買って2人で食べよう・・・いい、かな?」
歯切れの悪さが今の自分の立場をそのまま表しているのは、火を見るより明らかだった。
それでも彼女の色素の薄い瞳が、自分をじっと優しく見つめながら
「実は、私もご一緒したいと思っていたんです」
と、はにかむ君に正直救われた気がするから、案外この関係すら心地よいのかもしれないと兵助は、そう思った。

-------女神信仰---------
109女神信仰 2:2009/09/11(金) 20:00:36 ID:N+XlqWPh


----茹るほどの熱気が包む暗がりの中で、蝉の喧しく鳴り響く声をどこか遠くに感じる程、
兵助は、ままならない思考を持て余していた。
首筋を伝って流れ落ちる汗が重力に平行して、
這うように身体をじっとり撫で付けるのをゆるゆると感じている------。

目を閉じて、今朝豆腐屋から2人手を繋いで帰ってきた事を思い返しながら、
先程寄り添うように触れた彼女の指先と、『今、包み込むように愛されてる』彼女の指先の違いを
兵助は、ぼんやり探っていた。
ふとすると、甘く掠れた声が独特の間合いでゆっくり問いかける。
「久々知先輩・・何考えてるんですか?・・」
彼女の舌足らずさが普段よりもずっと自分に甘えてくれているようで、益々身体の熱は停滞し、
吐き気すら催す程の快感に侵されていった。

白い裸体を惜しげもなくさらしながら亜子が床に跪き、潤んだ瞳で此方を見つめていた------。



忍術学園が夏休みに突入して1日目、以前約束した通り、兵助と亜子は早朝の内から件の豆腐屋に出向く事にした。
事務の小松田さんも本日からお休みを頂いているようで、
この日から数日間は事務のおばちゃんが出門表のサインを受け付けていた。
おばちゃんに挨拶を交わした後、2人して記入欄に名前を書くと「仲が良いわね」と言って笑って送り出してくれた。

学園の正門から1歩外の世界に踏み出すとまだ薄暗さが辺りを包み込み、涼しさと静けさで満たされていて、
別世界にたった2人っきりで居るようだと思った。
兵助と亜子は顔を見合わせてやんわり微笑みあうと、言葉を発する事なく、離れないよう手を繋いで歩いて行った。


目的地の豆腐屋さんに到着して、お目当ての豆腐も無事購入して、
事務のおばちゃんに1つ、食堂のおばちゃんにも1つお土産として持って行った帰り、
しばらくしてから兵助の部屋に戻ってきた亜子が、もう幾つかお土産に買った方が良かったかしら?と危惧するのを、
まるで気の無い素振りで「いいんじゃない?」などと答える兵助に亜子は少し焦れたように窘めた。
「大丈夫だよ、事務のおばちゃんは先生方におすそ分けするだろうし、
食堂のおばちゃんは、学園長とヘムヘムにおすそ分けするだろうから心配ないよ、それに夏休みだから残っている人はほとんど居ないよ、
さあ早く食べよう。」
一見すると、兵助の発する音声も表情も感情の起伏が乏しいと感じるのに、
どこか幼子のような性急さを覚えるのは、大好物を目の当たりにした所為だろうか。
真剣な眼差しで豆腐を見つめながら何やら考え込む兵助に、
忍術学園の5年生とか、優秀な先輩としての顔ではなく、普段の少年らしい彼の一面に触れた気がして、
亜子は胸の内に愛おしさを募らせた。
110女神信仰 3:2009/09/11(金) 20:06:56 ID:N+XlqWPh

微かに微笑んだ亜子が兵助の直ぐ傍まで近づき、彼の耳元に唇を寄せ
「そんなにお豆腐がお好きなんですか?」
と囁くと、吐息が甘く痺れさせるように、兵助の鼓膜から一気に全身に駆け巡っていった。
「あっ・・ああ、まあ、ね・・でも、そんな物凄く好きっていうか何ていうか・・」
「先輩・・・私、先輩にそんな風に真剣に見つめめられた事、無いです・・・」
兵助の返答をあっさり遮断し、自分の意見だけを述べて、
亜子がそまま兵助の腰に腕を回しながら耳にちゅっ、と口付けて呟いた。
「そっ、そう・・・かな・・・?・・あっ・・・あのさ・・食べ、食べないの?」
何故亜子がいきなり自分に擦り寄ってくるのか理解できなくて、
兵助は彼女の言葉尻を捕まえようと必死な自分自身と、そんな事をさせる亜子に対して、少々理不尽さを覚えながらも
突き放す事はできなかった。

「・・・そんなに、食べたいんですか?」
亜子特有の舌足らずさで、兵助の耳を擽りながら甘く囁く。
「そ、そりゃ、早起きしてわざわざ買いに出かけたしね。」

約束を取り付けてからというもの、兵助はこの日がくるのをとても待ち遠しく感じていた。
だが口に出さなかったし、表情に変化を見せる事も無かった。
勘の鋭い友人や後輩達たちに気づかれないよう細心の注意を払って、冷静さを装った。
なのに-----

「・・・私も、食べたいです・・・・先輩が。」
抱きしめた亜子の腕にぎゅっと力がこもり、身体をピタッと密着させながら兵助の首筋に舌を這わせ、
それを辿るように口付けを降らせていった。

君はとてもズルい。
そんな風に、今も睫毛を震わせながら潤んだ瞳で見つめられたら、なけなしの冷静さすら音をたてて崩れていく。
「あっ・・亜子ちゃんっ・・・!」
自分で呟いた声が情けない程、熱をはらんでいるのがよく分かる。
そのくせ、いまだに普段通りの自分でいたいと足掻くのを君が惑わす。
罠の様に。

すると、視線を此方に向けた亜子から、じゃあ提案がありますと殊更優しく告げた。
「私と、先輩の意見の間を取って、私が、先輩に、お豆腐、食べさせてあげます。」
まるで女神が福音をもたらしたと言わんばかりに、亜子が柔らかく微笑んでみせた。
111女神信仰 3:2009/09/11(金) 20:11:56 ID:N+XlqWPh
とりあえずここまで。
見て分かるように本当は夏の間に終わらせたかった話です・・・orz

予定では後1回位で全部出せたら良いと思います。
なるべく早く出します!!!・・・ホントに・・・。

ではココまでお付き合い下さって感謝します。

112名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:58:03 ID:sxbyiAhF
>>111
GJ!初々しい恋愛の続き楽しみにしてる!
それから、まえがきあとがきは極力あっさりめに書いた方がお互いのためにいいと思うよ
言い訳がましく見えちゃうからね。自信持ってください

>>103-107
お前らがそんなこと言うから
「千の顔に隠されたただひとつの素顔(しんじつ)…真の姿は男子寮に潜入訓練中の男装美少女!鉢屋三子ちゃん★」
みたいな夢を見た 死にたい
できれば本編でかわいい女の子をいっぱい見てから死にたい
113名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:17:54 ID:4aAyf/Ws
>>105
マジ女設定云々てより、一発ネタだったら流せるところ
しつこく続き物にするヤシがいたからじゃなかったっけ?

>>111
亜子たんと久々知ってなかなかの美男美女カップルだな
女の子主導権のエロ好きなんで続き楽しみにしてますw
114名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 21:06:02 ID:RCnHLK0F
そろそろ圧縮の気配が・・・。(※801以上スレが立つと圧縮発生)
こまめに保守しないと落ちそうだな。
115名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 23:23:25 ID:XRGNPviW
マジか
116名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 05:48:03 ID:hrn2wRVC
>>112
きっとそれをネタに投下しなさいという夢のお告げだな。
よし。全裸で待ってるから書くんだ!
というか書いて下さいお願いしまs
117名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 11:09:32 ID:GwdieK2/
絵板の管理人様
ここを見ていましたら、絵板のエロ広告削除をお願い致します。
118名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:19:12 ID:/WKyDwGv
待ちつつ保守
119名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:27:32 ID:B0JV3tmA
にんにん!
120委員長は感染症!?11:2009/09/17(木) 03:03:17 ID:gI46EODt
伊作×卯子投下します。
卯子ちゃんの一人遊びネタ

忍術学園の空に、夜の蒼の幕が落とされた。
月影などは見えず、ただ闇雲が流れているだけで、静寂な夜であった。
そんな中、くの一長屋の一室に一滴の光が燈される。
卯子はその灯りを頼りに、一心不乱に図書室で借りてきた本を読み漁っていた。
男性はどの様にしたら感じるのか、また女性は如何すれば色事を駆使して任務を遂行出来るのか―。
普段は活発で、そう言う事に無縁だった卯子は、正に未知の世界であった。

「・・・伊作先輩も、悦んでくれるのかな・・・。」

ぽつりと呟き、自分の口淫で悦ぶ伊作の姿を想像し、かぁっと耳まで真っ赤に染めて布団に潜り込んだ。
しかし、自分には男性が悦ぶ―といってもイマイチピンと来ない。
誰かが居れば練習にはなるのだが―。

「食満先輩は―ダメか。」

伊作と同室である食満留三郎が浮かんでくるが、一瞬にしてその考えは砕け散った。
噂だが、食満はしおりの事が好きらしいと言う、くの一教室では実しやかに流れている。
最も―当の本人であるしおりは全く気付いて居ない。
食満先輩も苦労するわよねえ、と溜息を吐いた物の、他人の心配をしている場合ではなかった。
自分自身もいざと言うときの為に、ある程度の刺激は慣れておかないといけない。
そう思い、するりと腰紐を緩め、着崩れた格好になる。
121委員長は感染症!?12:2009/09/17(木) 03:30:22 ID:gI46EODt
(まずは、胸ね。)
するりと胸元を肌蹴させ、ゆっくりと膨らみを撫で回す。
脇の下から胸の形を指でつうっとなぞると、くすぐったい様な感覚が湧き出た。
瞳を閉じ、これがもし伊作だったら―、
そう考えただけで自身の身体が火照る位、興奮している自分自身が居る事に気付いた。
(や、やだ・・・。あたしったら・・・。)
そんな自分を恥ずかしいと思うが、一旦着いてしまった火は止める事が出来ない。

胸を軽く揉みながら、開いた指で飾りを拙い動きで弄る。
ゾクゾクとした感覚―卯子自身は未だ気付いて居ないが、後に快楽が昇ってきて
胸だけではなく、下の方も弄ったら如何なってしまうのだろうか。
踏み出してはいけない領域など気にもせず、持ち前の好奇心で踏み切ってしまった。
太腿を掌全体で包むようにし、ぎりぎりで触れないようにして、太腿をなぞる。
声を出すまいと布団の端を噛み、声を押し殺す。

「…っ・・・、ぅ・・・んっ。」

そして自分自身の秘所に手を当てると、其処は既に蜜で濡れており、淫液が卯子の指を塗らした。
指を軽く動かすと、ぬるりとした蜜が溢れているのが自分でも解る程だった。
恐る恐る花芯に指を這わせ、くちゃ、という音と共に突き入れた。
痛みを感じる事もなく、すんなりと指が侵入し、湿った蜜壺が絡み付く。
力を入れると指も締まるようで、入れる時は呼吸を整えて居た方が良いのか、と卯子は思った。

ぐにぐにと指を動かすと、身体中に電気でも走ったみたいに痺れが来る。
それは心地良い物で、卯子はもっと感じてみたいと思うようになった。
122委員長は感染症!?13:2009/09/17(木) 03:50:38 ID:gI46EODt
(―可愛いよ、卯子ちゃん。ほら、こんなに溢れてる。)
伊作の声が妄想―もとい、想像の中で弾け、卯子の理性も遂に箍が外れた。
風呂敷の中にそっと隠し持っていた、男性器を象った貼り形を取り出し、それを宛がう。
息を吐き、自分自身の精神を整え、ゆっくりと埋没させて行く。
貼り形の大きさが小振りなのか、それとも卯子の濡れ具合が良かったのか、案外それはすんなりと挿入された。
多少のきつさはある物の、根元まで入ったそれは、卯子の想像以上の快楽を引き寄せていた。

(伊作先輩のも・・・入ったらこんな感じ、なの?)

ゆっくりと抽送をはじめ、手首を捻り、角度を変えて捻じり込む。
はたまた、中を掻き回すように動かしたり、一旦先の方まで引き抜き、一気に挿し込む。
卯子の白い肌が上気し、頬が薄っすらと赤く染まる。
くちゃっ、くちゃっ、という淫蕩な音が聞こえ、卯子の快楽も頂点に達しそうであった。
(な、何・・・?これっ・・・、すっごくいいっ!)
動かし続けたその矢先、卯子の中で何かが弾けた様で、ずるりと貼り形を引き抜いた。
息を荒げ、着物はあられもない事になっていた。

まずは自分自身の快楽。そして残るは相手への快楽。
ぐっと拳を握り、夜空に向かい心の中で叫んだ。

(これでもう怖くないわ!次は男の人の悦ばせ方!ばっちこーい!!)


卯子ちゃんのお勉強は続きます。中途半端で申し訳ありません。
123名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 19:10:01 ID:P/dSgpfs
滝夜叉丸←山ぶ鬼前提で他上級生とのエロパロ書こうとしてるんだけど
これってセ-フ?

年齢的な意味で…

124名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:35:43 ID:ZwA0VCNa
年齢的にっていうと山ぶきが下級生位の年齢だからヤバいかもしれないって事?
一応ココではエロパロのCPやクオリティーにはこだわらないけど
読み手を選びそうなジャンル、寝取られとか、れいぷとかは注意書きを書いて貰ってるよ
山吹絡みで上級生のモノは無いから楽しみにしてる!頑張れ!
125名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 12:01:46 ID:UL7tYn5z
職忍さん方が戻っているようですね
読み手としては嬉しいです!

頑張って下さい!
126123:2009/09/19(土) 23:10:55 ID:wd6ZYDe6
>>124
d
うん、山ぶ鬼ちっちゃいから心配になったw
完成したらあげます

127名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 13:18:07 ID:UZWQwbbK
SSとして作りきれず…小ネタ投下致しますー。もんじ×そうこです。


『良いモンジ悪いモンジ普通のモンジ』

「ふわー!食べた食べた!」
「…あんだけの量、よく食ったな…見てるだけで胸焼けしそうだぞ」
弾むような上機嫌な声と満面の笑みを浮かべて腹をぽんぽんと叩くそうこを、げんなりとした顔で一部始終を見届けた潮江文次郎がぼやいた。
頂き物、と言うまんじゅうからカステイラやらを山積みにしてほぼ一人で平らげたのだ。
「あー、でも『そうこすぺしゃる』はちょっと甘くどすぎたかなぁ…」
あー、アレか、ボーロに水飴をどっぷり絡ませた奇怪なアレの事か、と文次郎の胸焼けは喉元まで込み上げる。
「うー、何か口の中が甘い…」
そうこの凛々しい眉がきゅっとひそめた。



良いモンジ
「どれ」
「へ?…え!あっ…ぁんぅ…っ」
そうこの顎をくっと引き上げた文次郎は唇を、そしてすぐさま舌を差し込んでそうこの口中を隅々まで舐めあげる。
「…んぁ?さほど甘くもねぇぞ?」
ようやく唇を離したら言うにことかいてそれかー!と思ったそうこだったが、文次郎の首に腕を絡ませた。
「せんぱい、もっと、…して?」


普通のモンジ
「んな口の中よりもっと甘い所を知ってるぞ?」
「は…
128名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 19:05:09 ID:UZWQwbbK
ぎゃ、続きが切れてましたね!携帯から投下して仕事行ってしまったので今頃気付いた!では続き

普通のモンジ
「んな口の中よりもっと甘い所を知ってるぞ」
「は…?って何人の帯をほどいてるんですかー!」
後ろからそうこを抱きすくめて、器用に帯と袴を脱がしていく文次郎。
「何だお前、甘いモン食って興奮してんのか」
「や…っ、擦っちゃ、ダメ…い、入れちゃ、や…っ!」
背後からそうこの秘所を軽く擦り、クチュクチュとかき混ぜた指を何度か奥へと侵入させる。
「ほら、甘くて美味いぞ?」
指にねっとりと絡み付くそうこの潤みをぺろりと舐めて、その指をそうこの唇へあてると、舌が文次郎の指を愛撫するようにまとわりついた。
「イイ顔してんな、お前」
129127:2009/09/20(日) 19:20:47 ID:UZWQwbbK
続きます。タイトルやら欠落していてごめんなさい。



悪いモンジ
「…んなもん苦いモン食って相殺しちまえば良いだろ」
「へ…って何袴脱いでるんですかー!ちょ、やめ、あぅ、んぐ…ぅぐっ」
強引にそうこを膝まづかせた文次郎のギンギンが彼女の唇を、そして喉奥まで届かんばかりに突き進む。
「んっ、ふっ!けふ。んぁ…!」
文次郎の両手がそうこの頭を掴み、左右へ逃げる事もできず喋る事もままならない。
「噛むなよ…?」
そうこの口中の柔らかい所を擦るように、唇から逸物は抜かず荒々しく抽送を繰り返す。




思う様やりきった文次郎の顎にそうこの右アッパーが決まったのはそのしばらく後の事である。
130127:2009/09/20(日) 19:26:24 ID:UZWQwbbK
以上です。長々失礼致しました!






キモンジ編として3コース制覇プラス「食ったモノは早く出しちまえ」な後ろにギンギン突撃…と言うネタは力尽きました…。ホントすいません。連休なんて無いのでついやっちゃった。
131名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 20:11:56 ID:lqsoEpxS
文そうキタコレ!!!!

乙でした。ていうか普通の方が鬼畜にみえた。
132名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:54:11 ID:kuXZGyVZ
http://viploader.net/ippan/src/vlippan010157.jpg_h9SpHkWaNXd5BoGcXPtG/vlippan010157.jpg
忍たま乱太郎が現実世界にいたら…
同級生で作ってみました
133名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 16:41:11 ID:iuWJYGoK
>>132
かわいいねぇ。
実年齢で見るとこんな感じなんだろうね。
134名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 17:07:09 ID:gt3IpjHm
>>132

誤爆?

この板に児童の写真と実名はイクナイ!!
135名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 08:17:12 ID:Jm0eEZWA
亀だが>>127GJ!
エロパロ的には悪>普通>良ですねわかります。
136名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 22:34:03 ID:diipcf7c
文そうキター!!!
乙ですW
最近職人さんがちょくちょく来てくれてるみたいで嬉しいW
引き続き妄想掻き立てる作品、ネタに北石照代!
137名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 02:07:09 ID:D96DGD2B
滝夜叉丸×山ぶ鬼 支援してます
http://ryudia.sakura.ne.jp/furodax/src/1253725481831.jpg

画像は絵掲示板のみですか?
でしたら失礼しました。
138名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 16:05:19 ID:4cVdKEzX
おおーGJ!保存した
絵版は今管理の人がいないみたいでエロ広告がなぁ…
139名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 18:06:07 ID:f/Of8CCa
かわええ…!GJ!
滝山の可愛さは異常だw

ココの絵板はレベル高い職人さんが沢山いらっしゃるだけに広告の方は残念だな…
140名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 12:08:15 ID:VFec0wRV
>>137
専用スレ無かった?
ここはSSスレだし、そこへどうぞ
141名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 13:47:25 ID:v9Bg/IDn
>>137
山ぶ鬼かわいいな、GJ!
せっかくだから絵掲にもアップしてきたら?
直接お絵描きしなくても画像のアップロードできるよ
142名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 21:12:51 ID:CQ392J4f
ここってホントに温かいよな…

久しぶりに来てなんかホッとした
143名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:31:18 ID:LdDHEBK3
絵板久しぶりに行ってみたら、広告の名前んところが『ばなな君』で吹いたのは俺だけでいい。
144名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 00:17:23 ID:kL8cgqOe
バナナんバナナんバーナーナ!
145名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 03:54:26 ID:EgyLCT7c
137>

保存しました、ありがとう!!
優しい滝夜又がなんとも素敵!
アニメは見逃したが、この二人に興味深々です。

146名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:13:27 ID:+NSINQYQ
干す
147名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 22:02:47 ID:YNJYTk/S
で、滝×山ぶSSはまだかい?
148名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 00:56:03 ID:Csuy1xGR
ほっしゅ
絵板がエロ広告で埋まっていくかなしさ…
149前戯ごっこ1:2009/10/15(木) 21:28:51 ID:GlTCK+ek
誰もいない…エロ投下するなら今のうち!
今自分的に文そうがとても熱いのでこの滾る思いを小説にして投下します。
※文次郎×そうこ
※すでに付き合ってる前提
※タイトル通り前戯だけで気持ちよくなってる二人で本番ないです。

////////////////////////////////////////////////////////////////

「まあ、構わん。」

それが彼女の愛の告白に対する彼の返事だった。
飾り気なければ甘さも感動も無い。彼らしいと言えば彼らしい。
元々そんなもの彼女は…彼に対して期待できなかったし、してもいなかった。
だから落胆する事も無かったし――いや、もっと酷い結果を期待していたから
彼女にとっては望んだ以上の答えで、当時は嬉しくて涙が溢れそうな程だった。

でも。


「……先輩、…あっ、ちょ、ちょっと待って下さい」
「…何だ?手前で止めるな。」

月明かりが窓から微かに零れる小さな納屋の隅。
敷かれた藁の上で互いに素肌を晒し、横たわる中でそうこは少し苦しそうな声で顔を上げ吐息を漏らす。
僅かな明かりから視える文次郎の顔は少々不機嫌な様子を見せていた。
彼女の次の言葉を待つのも面倒だと感じたのか、文次郎はそのまま腰をヒタリと宛がい、動き出す。

「だ、だから待って下さいって…い、 ぁ…」
そうこの苦し紛れに出す制止の声が儚くも小さな呻き声となって消えていく。
彼女の細く白い腰を掴んだ彼の一回り大きな手に力がググ、とこもり、
それとほぼ同時にズブズブと下腹に男根が入り込んでいく。そうこの体が小さく跳ねた。
「お前のその焦らした態度の時は、なあ…大人しく返事なんて待ってたら夜が明けてしまうわ。
言いたい事があるならさっさと言え…ほら。」
両足を軽々と持ち上げて腰の律動を始める。動きに一切の無駄はない。
少しも経たない内にもう射精に入るのではという程に激しく腰を打ち付けた。
脈打つようにそうこの声が体に合わせて激しく揺れる。
「あ、ん、い…や、あ、ぁ……ぁ、あ!だ、だか…ら…ん!ぃ!だ…っ」
「ああ…?なんだ、って?」

甘声交じりに未だ何かを必死に抗議するそうこの態度に
若干イラつきながら文次郎は荒い息を吐きながら答える。
その一瞬の彼の緩みを突いて、

そうこは体を引き離した。

「―――だから……っっ、前戯無しで突っ込むの止めてくださいっていってんですーっ!!!」
150前戯ごっこ2:2009/10/15(木) 21:30:41 ID:GlTCK+ek
「……は?」

射精直前という所でいきなり腰から引き抜かれ、
突然の事態に文次郎はこれまでに無い程間の抜けた声を出してしまった。
片や目の前にいるそうこは何やら物凄い形相で、喚き出した。ついでに何でか涙目になって。

「なんなんですかもう本当になんなんですか!!前戯無しで突っ込むとか!!鍛錬ですか!!
鍛錬とかって言うんですか!!ふざけないでくださいそりゃ潮江先輩だからそんなのもありだと私も覚悟は
してましたけど、恋人なんですよね!?一応恋人なんですよね私!!?前戯なけりゃ接吻すら一度もないし
甘い恋したいとかそんな高望みしませんけどでもあんまりじゃないですか毎日毎日まいにち!!
ただ突っ込むだけなんて!!突っ込んで出すもん出して終わりって!!!
それじゃただの性欲処理と変わんないじゃないですか!!恋人違うじゃないですか!!私だって私だって!!」

ワアワアと止まらないそうこを文次郎は口を半開きに暫し呆気に取られて眺め、
ようやくハタと我に返り宥めの行動に入った……というよりはまずは浮かんだ疑問が先に出た。
「ま、まあ待て。そうこ。…まず一つだけ聞かせろ。」
「何!?何ですか!?まさか前戯って何だとか言うつもりですか!?」
泣き顔ながらも物凄い形相でそうこが返す。
質問を質問で返したそうこの言葉に、そこから先の返答は来ない。
二人の間に暫しの静寂が流れた。

「……まさか、先輩……前戯、知らないんですか?」

そうこの「え、何そんな事も知らないの」的な言葉に文次郎はグッと飲み込んで咄嗟に言葉を返す。
「い、いやそんな事はない!ど忘れしただけだ!その位知っとるわ!!」

あ、知らないんだ。
文次郎は相変わらず嘘の付き方が下手である。性格上とはいえその不器用さっぷりに
そうこは可笑しいやら安心したのやら先程までの沸騰した怒りの感情などすっかり冷めてしまった。
が、文次郎は横を向いて少々不貞腐れ顔になっていて、今度はそうこが宥める事になる。
「だ、だだ大丈夫ですよ先輩…ぜ、前戯知らなくたってその、誰も笑ったりなんかしませんし!
あ!考えてみれば先輩のやり方は男らしくて豪快で素敵だなー!とか!…あは…は…」
「…………………」
そうこは相変わらず宥め方が下手である。

暫くの無言の空気が耐えられずそうこは正座して「ごめんなさい」と呟いた。
151前戯ごっこ3:2009/10/15(木) 21:32:33 ID:GlTCK+ek
「んで、前戯ってのは結局なんだ?房術に関係する物なのか?」
それを私に言えって言うんですか。そうこは顔で抗議した。
言わば前戯は性交をよりやりやすくする為、快楽をより高める為の行為。
忍者の三禁を逆手に取るくの一の房術にも関連しているし術の勉強、と称するのは嘘じゃない。
だが文次郎とそうこはただの勉強相手ではなく(一応)恋人同士だ。前戯の説明をそのまましたら
「もっと気持ちよくなりたいんです」と言ってるようなものじゃないか。

「その……前戯っていうのは(略)で…しないで性交すると女の子の体に痛みを伴う事もあるんです。」
「なんだ、お前。もしかして今まで痛かったのか?」
「いえ!そんな事無いです!!最初こそ破瓜やらなにやらですごい痛かったですけど!
今はもうすっごい気持ち良いです!!先輩のおっきいですし!!」
「そうだよなお前結構気持ちよさそうにしてるもんな。」
「はいそうです!だからもっと恋人的には前戯付きで更に甘くより気持ちよくですね……って、あ。」
「……………」

――秋の夜長、小さな納屋からバカタレと大きな怒号が響き渡った。

「快楽に溺れてどうするんだこのバカタレ!!恋人とはいえそんな事許さん!それでも忍者か!!」
「じゃあ何ですか!!どんな房術でも先輩は快楽に溺れないって言うんですか!!」
「当たり前だ!!お前と一緒にするな!!」
「じゃあ良いですよ!!今からありとあらゆる前戯教え込んで先輩を溺れさせてやるんだから!!」
「ほう?じゃあゆっくり教えてもらおうじゃないか。出来るもんならやってみろ。」

ああもうこの人と色のついた甘い恋愛なんてやっぱり夢物語なんだそうだきっとそうにちがいない。
悔しいやら情けないやら悲しいやら恥ずかしいやらで半泣きになりながらもそうこは
目の前の不敵な笑みを浮かべる恋人をぎっと睨みつけるのであった。

(続く)
////////////////////////////////////////////////////////////////
とりあえずここまで。本番はもう少々お待ちを。
152名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 23:13:18 ID:cwx2KgWO
GJ!!そうこの台詞に吹きましたww
続きを全裸で期待
153名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 14:21:13 ID:m0vyXWfn
>>149-151
GJ!!そうこちゃんも文次郎も正直で可愛いな!
寒いんで、全裸にタイツ姿で待ってます!
154”削除”板から:2009/10/16(金) 22:24:59 ID:Xu1zfiK2
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1247766484/55


URLくらいまともに貼れカス
155名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 02:40:21 ID:Q3KPp+cN
>>149なんという漫才コンビwww続き期待してますw

他の続きモノの続きも裸に網シャツで待ってますよ。
156前戯ごっこ4:2009/10/18(日) 18:35:08 ID:e53qvAeE
遅れてすみません。後半書き上がったので投下します。
何度かチェックしましたが言葉の使い方に間違いとかあったらごめんなさい。

////////////////////////////////////////////////////////////////

「口吸いか…?その程度で俺は陥落せんぞ」
「…良いから黙って口開けてください」
向き合った文次郎にそうこはゆっくりと唇を近づける。始めは少しだけ触れて。
目を閉じて、互いの唇を摘む様に何度も、何度も角度を変えて触れるだけの接吻を繰り返す。
幾つか交えた後、口が離れた隙を見計らって、そうこは文次郎の口内に舌を滑りこませる。
文次郎の動きが止まり、閉じていた目を見開かせた。
(あれ…もしかして先輩、舌絡ませるのも初めて?)
文次郎とは思えないその初々しい反応にそうこの胸に優越感が走り、
そして少し可愛いらしいという不思議な思いを抱きながら構わず行為を続けた。
文次郎の口内の上から下まで、歯の裏をなぞる様にをゆっくりと嘗め回す。
次に固まった状態の文次郎の舌を、上から覆いかぶさる様に自分の舌を乗せて、またゆっくりと、嘗め回す。
文次郎の唇から声が僅かに漏れた。
嘗めている途中で口の角度を変えると今度は唇と唇の間から唾液の音が漏れる。
暫しの後、二人はようやく離れ――つう、と舌と舌の間に唾液の糸が出来上がる。
「……先輩、もう降参?」
「……バカタレ、この程度で根をあげると思うか?」
故意に文次郎を挑発するような言葉投げて、
そうこは先程のお返しとばかりに首を横にかしげて目を細め、不敵な笑みを返した。
文次郎の眉間がピクリと歪む。
「じゃあ先輩も動かして?」
再び唇を吸う。今度は互いの舌を絡め合わせて。
文次郎はやはりまだ勝手が解ってないのか、絡め方が非常にぎこちなく、動きが固い。
対してそうこはくの一教室での授業である程度の技巧は習得していたので、
口吸いはほぼそうこが優位に立っている状況になった。
先程の行為も相まって二人の唾液がクチュ、クチュ、と音を立てて口から溢れ出る。
少し離れる度に互いの甘い吐息と声が小気味良く漏れる。
何度も絡み合って、息苦しさでようやく離れた頃には二人の口の周りは溢れ出た唾液だらけになっていた。
157前戯ごっこ5:2009/10/18(日) 18:36:56 ID:e53qvAeE
「はぁ……あ…先輩、下…こんなに大きくなってる。」
そうこが下にあるモノをコツンと膝で触れる。
「ば…違……っ」
「大丈夫です先輩…今、気持ちよくしますから。」

文次郎に軽く口付けて、そうこがするすると下へと屈む。
そのまま膨れ上がった文次郎の男根を片手で立ち上げて、
ちゅ、と音を立て唇が亀頭に触れた。
同時に思わず文次郎の声が漏れる。思いもよらぬそうこの行動に彼は戸惑った。
「バカ、何やってんだお前…っ、汚いぞ。」
「散々中に突っ込んでおいて何言ってるんですか。」
「いや、そうだが、そうじゃなくてだな」
「だから大丈夫です…こうやっ、て。唾液をつけて滑りを良くして、入れやすく…」
根元を片手で上下に動かしながら、男根がそうこの口内へとゆっくりと包み込まれる。
未経験ながらも授業の賜物か、快楽の壷となる部分はしっかりと押さえていて
唾液に混じって亀頭から先走り汁が何度も漏れ出した。
当の文次郎はというと、今までにない局部への感触と、そうこの、この思ってもみない行動を目の当たりにして、
快楽と混乱の感情が混ざり合ってぐちゃぐちゃになっていた。

「俺を溺れさせられるなら、やってみろ。」
その中で自分の吐いた言葉が脳裏にフッと甦る。――今の自分は、正直無様だ。
(……鍛錬不足だバカタレが。)
そう己を叱り付けて絶え間なく襲ってくる快楽に下唇をグ、と噛み締める。頬から冷や汗がポタリと落ちた。

「そうこ……離れろ。出すぞ。」
「んん、ら…だいじょうぶです…このまま、口の中で。」
「バカタレ飲んでも美味くないぞ早く離……」
握っていたそうこの片手の動きが早くなる。絞りださんとばかりに唾液の音を交ぜながら、
口と手で激しくこすり合わせて一気に射精を促した。
「ん、ふぅっ、んん、ふ……ふぁ、あっ」
「馬鹿、そう、こ…く……ん、ぐ!」
一瞬意識を手放してしまい最奥まで溜まっていた熱を外へ放つ。
ドクドクと波打って放たれた白濁液はそうこの口内を一気に汚した。
小さな口に収まりきらなかった液は結合している男根までつい、と伝って溢れ出る。
全て出し切った後、そうこは喉を鳴らしてくぱぁ、と男根から唇を離した。
収まりきらなかった精子が唇の周りどころか顎の方までびっちょりとついている。
彼女のうっとりとした甘美な表情が視線に入り、文次郎の全身がゾクリと逆立った。
「はぁ…は…ば、この、バカタレ…!」
文次郎の荒い息交じりの叱咤も意に介さず、片手で口を拭い、そうこは得意げな笑みをぶつけてきた。
「どうです…先輩?降参しました?…したでしょ。
接吻だけで勃っちゃうなんて案外先輩も大したことないんですね?…ふふ。」
初めての房術で、しかも文次郎相手にここまで堕とせれば上出来だ。
少し上機嫌になっていたそうこは、つい挑発的な言葉をここぞとばかりに投げつけてやった。
158前戯ごっこ6:2009/10/18(日) 18:39:05 ID:e53qvAeE
だがそうこはすっかり忘れていた。文次郎のとことん負けず嫌いな性格を。
そうこ相手にやられっぱなしでこのままで済ませる男ではない事を。
余韻に浸った隙だらけのそうこの視界が突然ぐるりと反転した。
彼女が気づいた時には見えるのは納屋の天井と――
汗を垂らしながらギンギンにこちらを睨みつける文次郎の顔がそこにあった。
「それだけ得意ならさぞ防御も完璧なんだろうなあ…?試さない手はないだろう?そうこ。」
そう吐いた文次郎の口は嫌な感じにつり上がった。

あ、やばい。これはやばい―――蛇に睨まれた蛙状態で完全に固まったそうこは抵抗する術も
既に塞がれていて、顔に冷や汗が伝う感触を味わった。
「…同じようにやれば気持ちよくなるか?ほら。」
「あ、ちょ、やめてください!いや!」
遠慮無しにそうこの足を開き、間に顔を間髪入れずに埋める。
ピチャリ、と音がすると突然そうこの体が跳ね上がった。
「ひゃ!い!ひぃやあああっ!」
「なんだよ、もうこんなに濡れてんじゃねーか。」
ぴちゃり、ぴちゃりと音が絶え間なく文次郎が顔を埋めている場所から聞こえてくる。
初めて触れる感触と快楽にそうこは成す術もなく体を転がして甘い啼き声を吐き続けた。
そうこが喘ぐ度溢れ出る愛液と唾液が混ざり合った舌を更に進め、その中の突起物につぷりと舌で触れると
彼女はより一層はしたない声を上げる。
「ひ、い、ぃん、ふぁ…あ!や、やぁぁ、ん、……あ、あああぁあん!」
「ほお、お前ここが良いのか?」
「や…そこダメ…いや…ひ、ひぃん、ひやぁぁっ!!」
彼女の制止も聞かず弱点を見つけたとばかりに一点ばかりを容赦なく攻め立てる。
快楽点ばかりを攻められたそうこは耐え切れず体が大きく反り上がった。口から溢れた唾液がポタリと落ちる。
「はっ…大した事ないな!お前もこの程度で陥落するようじゃ鍛錬不足だ……」
口をようやく離してそうこの負け面を見てやろう、そのつもりで顔を上げた。
――が瞬間、文次郎の腕がぐい、と引っ張られる。そうこの汗ばんだ手が、
文次郎の手を引っ張って自分の胸へとヒタリと宛がった。
「な、何だ……?」
「あ…はぁ…先輩、お願い…触っ…て?」
文次郎は息を飲んだ――汗まみれの体。乱れた髪。紅潮した頬。唾液交じりの唇。潤んだ瞳。
誘うのに十分な女の色気を放って、そうこは肩で小さく息をしながら文次郎を見つめていた。
そのまま見続けていると可笑しくなる位胸の奥が熱くなる。
文次郎は自身の中で何かが崩れそうになって行くのを感じて焦った。
宛がわれた胸をそのまま摘むように恐る恐る触れてみる。「ひぁ」とそうこがまた小さく啼いた。
下腹を嘗めていた時とは違い、間近で反応が見れる体勢だ。
既に硬くなった乳首を続けて何度も摘むとゴロゴロと体を動かして
甘い声が途切れ途切れに口から漏れる。まるで猫のようだ。
文次郎の胸の奥がまたじわりと熱くなった。
159前戯ごっこ7:2009/10/18(日) 18:40:28 ID:e53qvAeE
片手は乳首を弄くったまま、もう片方の乳首を今度は口で摘んだ。そのまま円をかく様に嘗め回す。
文次郎の後ろ頭を掴んで、そうこは両方の感触に溺れるように甘い声を啼き続けた。
「は、はぁ……い、あ、あぁ、ん、あ、ん、んぅ、ん!……や、あ、やぁ!あ!」
乳首から離れた指がそのまま下へ降りて、先程の愛撫で濡れきった秘所へと移動する。
弱い部分を今度は指で弄くるとそうこの両足がバタバタと暴れ、逃げるように腰を動かし始めた。
「あ、い…やぁ!…指…ゆびやめっ…ぇ!」
「本物より太くないから大丈夫…だ…ろ!」
さんざん弱点を弄くり回した後に次は指をズブズブと秘所の中へ入れる。
抗議になってない抗議をするそうこの唇を己の唇で塞ぎながら、そのまま指を上下に激しく動かして犯した。
彼女の体のありとあらゆる場所を指と、口で愛撫し続ける。
教わったわけではない。もうほとんど本能のままに体が動いていた。

「せ、んぱ…い。」
唇を離した時にそうこと視線が合った。
涙が頬を伝うほどに潤んだ瞳が文次郎の胸の奥をまたじわりじわりと熱くさせた。
これ程に「女」を纏った彼女を見るのは初めてだ。いつもはあどけない、まだまだ幼い表情ばかり見せる彼女が。

恋人同士とは言ってもただ断らなかっただけ。それだけだった。
断る理由がなく、嫌いなわけでもない。来る者は拒まず。去る者は追わず。
そんな酷くあっさりした理由で文次郎はそうこと付き合っていた。
酷い男だと仙蔵に言われたが、元来文次郎の恋愛観はそんなものだった。
忍びである以上、下手に深く想い込むよりあっさり付き合った方が良い。いつ別れが来るかわからないのだから。
けれど今はどうだ。彼女の房術に快楽を覚え、彼女の乱れた姿に激しく興奮を覚える自身は。
もっと乱れさせたい、もっと触れたい。けれどそれは生物としての本能で、ただの性欲だ。
ただ性欲に対して耐性がなってないだけだ。きっとそうに違いない。
だったらこの胸の奥の苛つきは何だ?彼女を攻める度に胸の奥で焼き付く罪悪感は何だ?
ただの性欲だと自身に言い聞かせながら、心の何処かで其れは違うと否定している。違うなら一体何だ?

「そうこ」
荒い吐息と浅い口付けを何度か交わしながら文次郎は名を呼んだ。

「俺は、お前の事を」

最後の言葉は胸の奥に飲み込んで、今度は深く口付けた。
愛液に塗れた秘所から指を引き抜く。太腿を押さえ、ゆっくりと足を開かせた。
160前戯ごっこ8(終):2009/10/18(日) 18:41:24 ID:e53qvAeE
翌日。
いつも通りの忍術学園の中でちょっとした変化があった。何かというと塀の破壊箇所が以前より格段に増えた。
「おい、いい加減にしろ。留三郎が見たら失神する。それよか塀が崩壊する。」
延々と続く破損した塀の壁の端の方で破壊している張本人がガシガシと頭突きを無言で繰り返している。

「それにそれ以上やると衝撃で記憶喪失になりかねんぞ。」
「黙れぃ…!いっそ記憶が吹っ飛んで欲しいくらいだ…」

先日の夜何があったのかは仙蔵は大体察しがついていた。
いやはや、夜明けに帰ってきた文次郎のげっそりと痩せこけた顔はなかなか貴重であった。
何があったのが詳しく問い詰めてみようかとしたが、そのまま無言で倒れこんで寝てしまったものだから
さすがの仙蔵もちょっと心配してしまった。
そして今の状況である。石頭でありながら血を滲ませるまでに塀に頭を打ち込み続けていて、
仙蔵がそれを背後で静かに見届けていた。とりあえず留三郎に見つかった場合の言い訳を考えながら。

「くそ…くそ…!くの一の房術など絶対かからん自信があったのに…っ」
「お前が只の童貞馬鹿だっただけだろう」
仙蔵の容赦ない言葉に文次郎は更に馬鹿力で塀に頭を打ち付けた。
「このままではいかん!見てろ!次の夜こそは絶対に房術にはハマらんからな!
それまでは鍛錬だーっ!!!」
まあ無理だろうな。と仙蔵は心の中で鍛錬馬鹿に突っ込んだ。ついでにもう一つ付け加えて。
(あの娘に心底惚れてしまった自覚もないのだろう。馬鹿な奴め。
下手に真面目な奴は一度ドツボにハマると厄介だというのは本当だな……全く。)


その後、二人は逢瀬の度に鍛錬と称した前戯ごっこを繰り返しているらしい。
そうこはより恋人らしい事が出来るようになって幸せそうだったが、
文次郎にはしばらく苦悩の日々が続きそうだった。
161前戯ごっこ(あとがき):2009/10/18(日) 18:44:24 ID:e53qvAeE
長文投下失礼しました。構想当初よりえらい長文になってしまいました。
本番エロ無しで前戯だけで最高にエロい感じ出す事を目標にしてみたのですが
如何でしょうか。

最後に一言、文そう万歳。
162名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:23:52 ID:RVd0fXe+
GJです!潮江を苦悩させるそうこちゃんは大物ww
文そう万歳!
163名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 22:57:36 ID:hFGMcpTU
職忍さん乙!!
潮江の苦悩の日々は食満の苦悩の日々でもあるのかw
文そう万歳!
164名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 00:02:52 ID:dnmaGNy5
GJGJ!
デレた文次郎かわいいよ文次郎
文そう万歳!
165名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 20:52:56 ID:wDQSybrU
今更だけど職忍さん長編GJ!!
文そう万歳!
166名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 02:33:43 ID:Brim4Bk1
原作新刊の話題、そろそろおk?
今回くのいち増量だったのでニヤニヤしっぱなしだったよ。

とりあえずゴール争いでボロボロになった面々は、
くのたまの真心と恐怖のこもった手当てを受ける訳ですな。
167名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 03:09:50 ID:nW/RTByE
左門と久作は、そうこ・あやかと一緒に救護テントに入ったんだな
168名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 22:24:54 ID:XXvnaYrP
「途中リタイアなど…このたぎる気持ちをどこへぶつけたら!!」
「って、ちょ、さも、っ!そこちが、お尻の穴…!アンタどんだけ方向オンチな、い、いやぁひゃああああん!」


こうですか、わかりません(>_<)
169名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 20:07:06 ID:/PyFiteX
「くらえ!前髪攻撃!」

「はぅん!ふわふわなのがくすぐったいぃ…アタシの先っぽ尖っちゃう、あん、良いのっ!これ何て旧作…っ!」


こうですね?
170名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 21:58:22 ID:UcrElIJ8
>>169
ちょ、久作じゃなくて旧作かよw
実況係のユキトモの反応が気になるな。

ノリノリで実況するか、くのいち逆襲編行きか。
171名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 00:22:39 ID:w+76BKtC
おまえらww
172名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 02:54:25 ID:Xi+yfMEn
ちょっWWW
もまえら!好きダスW
こういうあほエロもたまには良い!
173色眼鏡・1:2009/11/09(月) 12:03:15 ID:oGqL69Ev
>>123さんでは無いのですが、保守の意味も込めて滝夜叉丸×山ぶ鬼でひとつ投下します。
↓注意書き↓
・プラス2歳ほど年齢操作。
・どちらかというと滝→←山。シリアス重め傾向。
・他のドクたまメンバーの扱いがあまりよくないので、好きな方には受け入れ難いかも。
以上、苦手な方はタイトル『色眼鏡』でNGワード&脳内スルーお願いします。

******
 ―――なものだな。

「え?」
 わずかな木漏れ日しか差さない、朽ちた葉と生い茂る雑木と苔むした岩たちから成る、道と呼ぶにもおぼつかない山の中。
 ドクタケ忍術教室のくの一・山ぶ鬼は、不意に掛けられた声に顔を上げ、目前に立つ男の顔を見た。
「何か言いましたか?」
 返事に、『黙っていればそこそこ見られた顔なのに』と、常々周囲から嘆息混じりに評される男の整った唇が開き、言葉が紡がれる。
「いや、お前たちドクタケの者は、たまの休日にもその眼鏡を外さないのかと不思議に思っただけだ。大体、そのような眼鏡は、
日差しの強い場所ならともかく、こんな薄暗い所を掛けて歩くには向いてないだろう」

 そういうものなのだろうか。男の饒舌な言葉を耳に、山ぶ鬼は思う。
 朱に色染めた丸眼鏡――山ぶ鬼がこの眼鏡を掛け始めたのは、辺りでは奸傑とも蛮勇とも誉れ高い、ドクタケ城が内にある忍術教室に
籍を置いた頃と時を同じくする。以来、それは文字通り自分の身体の一部として共にある。
 どんなに眩い時も、闇の中でも――山ぶ鬼の視界は、常に薄い朱の膜が張っている。

「もう慣れて久しいですから。…まあ、たまの休日に、こんな山道とも言えないような所を歩く羽目に遭うとは思ってませんでしたけど。
ねえ? 滝夜叉丸さん」
 軽く受け流し、ほんの少しの非難を込めて言葉を返すと、男は苦笑と共に、それはすまなかったな、と答えた。
「確かに足場は悪いが、じきに抜ける。……微かに水の音がするからな」
 水? 言葉に山ぶ鬼が首を傾げ、尋ねようとする前に滝夜叉丸の足は更に山の奥へと進んでいく。
 ともすれば苔や落葉に足を取られて転びかねないほどに不安定な場所にも関わらず、その歩みに淀みはなく、まるで男の足元にだけ
踏み固められた道があるかのようだった。
 もちろん実際にはそんな道はなく、ただ男の揺ぎ無い足取りが山ぶ鬼に錯覚を見せただけであったが。

 目の前の男――平滝夜叉丸は山ぶ鬼と同じく、忍者の育成学校、忍術学園に在籍する忍びのタマゴである。
 タマゴといっても籍を置いて早六年も経つというのだから、その知識も実績も、山ぶ鬼とは比較のしようも無い。
 いや、山ぶ鬼に限らず、ドクタケ忍術教室の他の生徒でも、彼の男に敵うはずはないだろう。
 はるか昔、同級生が三人がかりで彼に挑みかかり、軽くあしらわれた姿が脳裏に浮かび、同時に、山ぶ鬼の胸がわずかに痛みを覚えた。

 それでも。
 それでも――いつか私は。

「どうした山ぶ鬼。足でも捻ったか?」
 いつの間に引き返したのか、再び目の前で掛けられる声に山ぶ鬼の意識が現在へと戻る。慌てて首を振ると、滝夜叉丸は軽く息を吐き、
「なら良いんだが、この先に櫨(はぜ)の若木が有る。うかつに触ると手がかぶれるぞ」
 と告げ、山ぶ鬼の手を取り、再び歩を進めた。
 細く長い指と、固い掌。よく見ればその肌には薄く、幾つもの切り傷や火傷跡が刻まれてある。
 一見、美丈夫然とした男の姿とは不釣合いにも思える、それらの痕を朱の眼鏡越しに目にし、再び山ぶ鬼の胸は痛んだのだった。
174色眼鏡・2:2009/11/09(月) 12:04:55 ID:oGqL69Ev
*        
 水音、という先程の滝夜叉丸の言葉の意味は、手を引かれていくつ目かの藪を抜けた時に知った。
「着いたぞ」
 言葉と共に視界に色彩が満ちる。遠くでちらちらと瞬くのは光の破片だろうか――否。
 それは晩秋の風に舞う紅葉の姿だった。山を覆うように生い茂る紅葉の一葉一葉が、崖の岩間で色づき風に煽られ舞い続ける姿だった。
 そして舞い終えた葉の数々は、渓谷の流れへと辿り着き、せせらぎに秋の錦を描く。
 淀み、たゆたいながら、人の手では決して作られる事の叶わない意匠の数々を紡ぎあげる。
「………」
 それを形容する言葉を、山ぶ鬼は持ち合わせていない。あったとしても口にした瞬間に、目の前の全ては色あせてしまうだろう。
 滝夜叉丸は、言葉を失い光景を見つめ続ける山ぶ鬼の姿に目を遣り、微かな笑みを浮かべた。
「雄弁なる沈黙、か。それもまた感想として正しいな。確かにこの景色は言葉に表し難い」
 岩場を降り、せせらぎのほとりに立つ滝夜叉丸の長い元結が、風にさらりとなびく。
 と、いつもならば『故に、学園一優秀にして眉目秀麗たるこの私にふさわしく云々』と長々しい自慢話――この男が老若男女問わず、
話した相手に辟易といった態で敬遠される因である――を後に続けるであろう状況だったが、不思議な事に彼の唇はそれ以上言葉を紡がず、
ただ黙して、風に流れる落葉を注視していた。

 ――なにか、思い入れのある場所なのだろうか。
 山ぶ鬼が、この青年に差し掛る年頃の男と知り合って早二年ほど経つが、二年という歳月の中で彼について知りえた事など、さして多くも無い。
 通う学び舎が異なるから、といった単純な理由ではない。語らないのだ。
 寡黙、という単語とは対極の位置に居る滝夜叉丸ではあるが、彼の言葉は常に核心を逸らしている。
 己もまた、曲がりなりにもくの一である。場を読み、言葉尻を上手く捕らえて『本当に知りたい事』を聞き出そうと何度も試みてはみたが、
その度に男は自慢話――幾度となく耳にした――を交えた、長い長い高説を語り、帰路につく山ぶ鬼の肩を落とさせたのであった。
 最初は同窓の面々や彼の周囲同様、高飛車で鼻持ちならない彼の性格から来るものだと山ぶ鬼も思っていた。
 心底、任務絡みでさえなければ言葉を交わしたくない、とさえも。

 それがはなはだしいほどの間違いである、と気付いたある日まで。

「これほど紅葉が冴え渡っているのに、ここは静かですね」
「ん? ああ。もう少し下流の谷が景勝地として有名らしいが、こっちはそれほど名が知れてないと見える。道もあるか無いか不確かな場所だし、
紅葉狩りを行うには、少し風が強いからだろう」
 言葉通り、険しい岩場に挟まれた渓谷に吹き荒ぶ強い風は、一葉を舞い上がらせ、結髪を乱していく。和やかに一枝片手に紅葉狩り、
と洒落込むには少々厳しいかもしれない。
 そんな場所をこの男はどうして知っていたのか――山ぶ鬼の口は尋ねようと開きかけた、が。
「だからと言ってこの私の誘いを無碍に断るとは、くの一教室の者たちはまったく風雅というものを分かってない」
 と眉間に皺を寄せこぼした滝夜叉丸の愚痴によって、言葉は封じこめられたのであった。
「くの一教室って……滝夜叉丸さん、ここに誘ったの私だけじゃないんですか?」
 思わず口走ってしまった疑問に滝夜叉丸は平然と、
「中には『食べ物も無しに歩き通しなんて御免です』とまで言うくの一も居てな。後輩も誘ったのだが、別の用事があるだの何だのと断られたよ」
 などと答え、誘われた時からろくに眠れないまま今日を心待ちにしていたという山ぶ鬼を、更に絶句せしめた。
175色眼鏡・3:2009/11/09(月) 12:05:41 ID:oGqL69Ev
 ――ああ。本当に、本当にこの男は一体どういう性分をしているんだろう!
 深読みすればするほど、分からなくなっていく。
 まるで最初からそれら全てが無駄であると、自分をからかっているかのようにさえ思えてくる。

 唇をわななかせる山ぶ鬼の姿に滝夜叉丸が気付いたのは、それからたっぷりと件の高説を述べ上げた後だった。
「ん? なんだ山ぶ鬼、そんなに肩を怒らせて」
 切れ長の目に驚きの色を浮かべ、まばたきを繰り返す様には悪意の気配など全く無い。無いから尚の事性質が悪いとも言うが。
「ひょっとして妬いているのか?」
「やっ……妬いてなんて…!」
 いません――彼女の精一杯の強がりはしかし、視界を遮る麻の布地によって途切れた。
 晩秋の風で冷えた頬に、自分と異なる身体の熱が染みていく。
「……本当に、妬いてないのか?」
 着物ごしの鼓動が耳に届く。饒舌なる男の胸の高鳴りは、決して口先では伝える事のできない何かを山ぶ鬼に伝えていた。
「………」
 そっと背中に手を回し、胸元に埋められたままの首を小さく振る。答えなど、それだけで充分だった。
176色眼鏡・4:2009/11/09(月) 12:06:19 ID:oGqL69Ev
*         
「え……? ちょっ、滝夜叉丸さ…」
 抱擁から一転。
 もぞり、背中から腰の辺りへと這いおりていく感触に山ぶ鬼は声を上げるが、両腕に少女を抱く男の手は離れる事はなかった。
 服ごしで質感を確かめるように、指の一本一本が小袖の間に沈み込んでいく。
「今更、恥ずかしがる間柄でもなかろう」
 耳朶に落とされた吐息交じりの囁きに、頬が熱を持つ。
「だ、けどっ、こんな明るいのに……それに、人が来たら…んんっ!」
 胸元から顔を離した山ぶ鬼の唇はしかし、形のいい唇に塞がれた。言葉を掬い取られ、舌を絡められて、まともな反論も出来ない。
 そんな中でも背後の指は双臀の谷間へと埋められて、いつの間にか覚えたらしい、己の感じる場所を的確に責めていく。
「んむっ、ふ……く、ふっ、はあっ……!」
「安心しろ、見られて恥じ入る必要などどこにもない。私も、お前もだ」

 ――そんな事を言われて、どうしろというのか。
 だが、滝夜叉丸の言葉に心のどこかで安堵する自分が居る。根拠や裏付けなど無い、その場凌ぎの台詞かもしれないのに、
それでも全力ですがりつきたくなる自分の姿を、山ぶ鬼は自覚していた。

 再び唇を塞がれ、舌が絡み合う。首筋や背中や、腰回りを撫でる男の手は熱いというのに、山ぶ鬼の震えは止まらない。
「は……っ」
 かくん。幾度目かの震えによろめき、崩れ落ちそうになった山ぶ鬼の体を、慌てて滝夜叉丸は抱きとめた。
「おっと。……いかんな、久々のせいか加減がまだ上手くつかめないようだ」
 近くの岩に腰を下ろしながら、男は独りごちるような呟きを漏らした。
 そして、そのまま膝上に乗せた少女への愛撫を再開しようとして――己を撫でられる感触に、目を見開いた。
「っ、山ぶ鬼?」
「もう、駄目ですよ滝夜叉丸さん……わたし、ばかり、気持ちよくさせたりしちゃ」

 囁く山ぶ鬼の手が、紫紺の袴の上からでも分かる膨らみを優しく撫でる。ゆっくり帯を解き、殊更に存在を主張するその場所を
下穿きの上から擦り上げれば、痛みを堪えるにも似た吐息が山ぶ鬼の上気する頬をかすめた。
「……ようやく火が点いたか」
「仮にもくの一に火を点けちゃって……本当、知りませんよ」
 額が触れる程の距離で囁きあい、笑いあい、そしてまた唇を重ねあう。その間にも互いが互いを責める手は止まらず、昂りは
ますます加速していく。
 固く傷跡の残る掌が小袖の衿を捲り、柔く丸みを帯びた胸に触れ、
 白くしなやかに伸びた指が輪を作り、下穿きを外した男根を扱く。
 寒風が吹き荒び、落葉舞う渓谷はしかし、向かい合う二人の間だけがまるで風の手が及ばないかのように熱かった。

 ――くの一、か。
 先程自分で口にした言葉を心で反芻し、山ぶ鬼の胸の内に僅かな陰りが差し込んだ。
 山ぶ鬼が自分の意思で、市井の娘と異なる道を選んだのは遠い昔の話ではあるが、身も文字通り『くの一』となったのはまた話が異なる。
 ドクタケ忍術教室に籍を置いてから二度目に迎えた桜の頃。
 他の男子生徒たちと離れ、黒戸カゲのもとで『くの一の術』を学んでいた山ぶ鬼に密かに下された、任務。

 忍術学園の手の者――相手は問わず――を篭絡し、ドクタケに有益な情報を持ち帰る事。

 幅広い情報網と人脈、そして教育の内容上様々な兵器を有する忍術学園は、戦乱の世にあって基本的に中庸の立場をとってはいたが、 
ドクタケ城側から見れば、それらは全て脅威に値する。元々あまり良い縁があるとは言い難い仲である。
 蟻の一穴の例えではないが、崩す手立てになれば――というのが、任務の狙いであった。
 そして、山ぶ鬼はその任務の対象にこの男を選んだ。
 同じ教室の仲間内に一切を語ること無く。
177色眼鏡・5:2009/11/09(月) 12:07:03 ID:Nlu+gocG
「何を考えている」
 不意に掛けられた声に、思考を読まれたかと心臓が強く跳ねた。
 何も、と小さく答えて扱く手の上に男の手が重ねられる。
「最中に考え事など無粋だぞ。まるで遠まわしに私が……不得意者だと言われてるみたいじゃないか」
 後の言葉は蚊の鳴くような小声である。見れば滝夜叉丸の頬は、朱の眼鏡越しにも分かるほどはっきり赤く染まっていた。
 この男は妙なところでも自尊心が高い。山ぶ鬼は微かに苦笑し、重なった手をそっと小袖の裾の奥へと忍ばせた。
 ぷちゅん、と熟れた果肉が弾けるような音が立ち、二人の指先が熱い蜜に溺れる。
「本当に下手だと思ったなら……こんなに溢れたりなんかしません」
 震える吐息と共に紡いだ言葉――それは、紛うこと無い真実だった。

 屹立する男に軽く手を添えてゆっくり腰を下ろせば、熱を持った質量と頭の天辺まで痺れるような感覚が、山ぶ鬼の内に満ちていく。
「あ、あ……っ!」
「くっ……まだ、狭い、な」
 最奥まで貫かれ、柔肉が快い刺激と共に押し潰される。わずかに腰を揺らせば、襞の一つ一つが男の輪郭を覚えようと蠢きだす。
 それら全てが重なり合い深まり合って――双方に至上の快楽をもたらしていく。
「はあっ、や、そんな動かした、らっ、んんっ」
 早々と極みに達しそうになり、堪えるようにきつく唇を噛むが、突き上げる衝動は容赦なく少女の身を甘く蝕み、重なった胸から伝わる
鼓動は同じく少女の内を侵していく。
「山ぶ鬼っ、やま、ぶ、き」
 名を呼び、がむしゃらに腰を突き上げる男の姿に、胸の奥がきゅうっと音立てる。
 初めて身体を重ねた時と何ひとつ変わらない、ただひたすらに己を求める姿が胸に痛く、無意識のうちに山ぶ鬼は滝夜叉丸の唇を求めた。

 深入りはいたずらに身を傷付け、己を滅ぼす因だと、かつてくの一としての師は山ぶ鬼に説いた。
 もし相手に溺れ己を見失うようならば、心苦しくとも潔く身を引け、とも。
 それがくの一としての最低限の心構えだという師の言葉を、耳にしたその時は何も疑わず受け入れたはずだったのに。
 今の自分は明らかに溺れている。叶うならば、目の前の男とひとつに溶け合いたいとさえ願っている。

 どんなに身体を重ねても、どれだけ深く繋がっても、決して叶う事のない望みだと初めから知っている筈なのに。 

「……たきやしゃまる、さ…ん…っ!」
 奥底から光が満ちていく。どくん、と一際強い脈動を体の内で感じたと同時に、山ぶ鬼も絶頂に至った。
 目の奥が灼けるように痛い。堪えきれずこぼれる涙を見られまいと胸元に顔を埋めれば、そこにも薄く残る傷痕が視界に飛び込み、
また、泣きそうになった。

 彼がその傷の由来を山ぶ鬼に語る日は、おそらくこの先にも無いだろう。
 自分の本当の気持ちを滝夜叉丸に語る日が、この先に無いのと同様に。
 それもまた、残酷なほどに揺るぎ無い真実だった。
178色眼鏡・6:2009/11/09(月) 12:07:42 ID:Nlu+gocG
****         
 木の葉の擦れる音と、せせらぎの音が滝夜叉丸の耳を通り抜ける。
 絶頂の波を堪えるように固く閉じていた目を開けた先には、変わらず澄みきった秋の蒼穹と、谷間の風に揉まれる落葉の姿があった。
「………」
 体を重ねていた間は微塵も気にしていなかった風が首筋を通り抜け、先程までの熱気を浚っていく。
 肌全体がじりじりとした軽い痺れを残す中、滝夜叉丸はひとつ深く息を吐くと、胸元に顔を埋めたままの少女を見た。
「山ぶ鬼……山ぶ鬼? 寝てるのか?」
 背を揺すり尋ねるが返事は来ない。どうやら少し無理をさせてしまったらしい。幼子のように自分の着物を固く握りしめたまま、
胸元に息をこぼす山ぶ鬼の姿に、滝夜叉丸はわずかに気恥ずかしげな笑みを浮かべた。

 ――このままで居たいのは山々なんだがな。
 心中でぼやきつつ、眠る山ぶ鬼を起こさないようそっと身を離すと、腰掛けていた岩に少女を横たえ、行為で乱れた身を整えた。
 衿を正し、帯を結いなおし、頬に残る涙を拭い――彼女が片時も外す事の無い、朱の色眼鏡に手を掛けた。
 長い睫毛が縁取る大きな目は閉じられ、端は紅く染まっている。
 出会ったばかりの頃は人を小馬鹿にした感さえ伺えた勝気な少女は、どうやらわずかな時の間に変貌を遂げたらしい。
 自分も気付くかどうか危うい程の緩やかさで、確実に。
 滝夜叉丸にはそれが少しだけ嬉しく――また、一抹の寂しさも抱かせるものだった。

「本当に……このままで居たいものだ」
 己の身支度を終えた後、声に出し呟いた滝夜叉丸の表情は、しかし先刻の穏やかなものとは異なっていた。
 身を屈め、足元の小石をひとつ懐に仕舞い、山ぶ鬼を抱えて元来た岩場を登る。 
 藪を抜け、薄暗い木立の中に足を踏み入れると、滝夜叉丸は左右に鋭い視線を走らせた。 
 取り囲むような風と葉擦れの音が、己の聴覚を奪う中――襟足に感じた『何か』の気配に、とっさに身を捩り地を蹴った。
 直後、立っていた場所に光が走り、間を置かず枯葉の積もった地表に鈍く突き刺さる音が立つ。
 正に間一髪。鬢(びん)を一筋削いだ棒手裏剣の姿を視界に認め、滝夜叉丸は腹立たしさからの舌打ちをした。
「愚か者が! 山ぶ鬼まで傷付ける気か!」
 腕に少女を抱いたまま怒鳴る声に、わずかに怯む気配が見えた。まばたきほどの隙ではあったが、それだけ時間があれば充分だった。
 懐に手をやり、小石を取ると大橡の枝上――先に手裏剣を飛ばしてきた辺り――にそれを放つ。
 咄嗟であろうと目測を誤るような真似などする気も無い。程無く枝上から落ちた少年に滝夜叉丸は、ふん、と鼻息をひとつこぼした。

「……つつ…」
「およそ兵は高きを好みて下(ひく)きを悪(にく)む……孫子を気取ったつもりだろうが、この平滝夜叉丸に通じると思ったか?
輪子を使わなかっただけ有難いと思え」
 枯葉を踏み、仁王立ちする滝夜叉丸の眼下には、脛を押さえた少年がうずくまっていた。
 確かに輪子――彼が好んで得物とする戦輪の名である――を少年に放てば、その脛に出来ていたのは打撲痕ではなく、裂傷である。
しかし、だからといって少年にしてみれば、それは滝夜叉丸に感謝する謂われにはならない。頭上から突き刺さる視線に抗うように
顔を上げ、少年もまた色眼鏡越しに滝夜叉丸の顔を睨んだ。

「他に気配が無いところからすると、独りか。大方、クジに負けて山ぶ鬼の後を付ける役にでも回った……といった所かな」
「そっ……なの、お前には関係ない!」
「ああ関係ないとも、いぶ鬼。お前が後を付けようと、何を聞こうと、何を見ようとも、この私には全く関係ない」
 噛んで含めるように放つ言葉に、少年――ドクタケ忍術教室の忍たま・いぶ鬼の頬に、ぱっと朱が浮かぶ。
 軽く鎌を掛けたつもりだったが、この反応からして彼が何を見、何を知ったかは尋ねるまでもなかった。
「まあ、お前たちの年の頃だと少々刺激は強かったかもしれないな。だが勉強になっただろう。男と女、忍び同士が如何様にして
肚の探りあいをするか」

 言葉はここで途切れた。一瞬の後、わずかに枯葉を舞い上がらせ立ち上がった少年の、苦無を握り締めた腕を滝夜叉丸は掴んでいた。
「……人の話は最後まで聞くように習わなかったのか?」
 ぎしっ、と掌越しに筋の軋む感触が伝わる。力ずくで押さえてはいるものの、気を緩めば腕は振り解かれ、握った苦無の切先は
凶刃と化して遠慮なく己を傷付けるだろう。
179色眼鏡・7:2009/11/09(月) 12:09:29 ID:oGqL69Ev
 ――ついこの間まで、軽くいなされていた様な小僧だったのにな。
 少年の未熟だった頃を知っている男は、思い出し、心の中で苦く呟いた。
 それは、山ぶ鬼がそうであるように、彼らもまた緩やかに成長を遂げている、という現れだった。
 これから先、彼らがどんな道を歩むかと思うと、僅かでも戦慄を覚えずにはいられない。
 互いが寄り添う未来など無いと分かっているだけに、尚の事。

「……なんかに」
 いぶ鬼の擦れた声に、滝夜叉丸は眉をひそめた。まだ幼さが残る少年の普段は温厚ささえ伺える顔は、今は明瞭な憎しみに歪んでいる。
「お前なんかに……山ぶ鬼の何が分かる!」
 声変わりの過渡期にある喉から発する、慟哭にも似た叫びが滝夜叉丸の鼓膜を震わせた。
 実際、彼の眼鏡の奥の目には、今にも零れ落ちんばかりの涙が湛えられていた。

 同じ時に同じ門を潜り、同じ学び舎に通う、同じ意思を持つ――ドクタケのために共に戦うと決めた――仲間。
 その仲間を蹂躙し、侮辱する事は、相手が誰であろうとも許す事は出来なかったのだろう。

 だが、いぶ鬼の涙で滲んだ視界は判別できなかった。慟哭を耳にした瞬間、目前の男の表情が変わった事を。
 すうっ、と冷たい光が瞳に宿ると同時に、いぶ鬼の足元に黒い影がよぎる。
「あっ……ぐっ!!」
 脛に再び走った痛みに体勢が崩れ――気付いた時には既に、いぶ鬼の苦無を持った腕は肩口から固め技を極められた後だった。

 ――何が分かるか、だと? ああ分からんよ。
 片脇でいぶ鬼の肩に、もう片方の腕で手首に重圧を掛けながら、滝夜叉丸はいぶ鬼の言葉に心で答えた。
 ――あの娘が今まで何を得て、何を考え、どうして策略の相手に私を選んだのか。
 分かる日など永遠に来るはずも無い。

「ならば逆に聞くが、お前たちは今まで彼女の何を見てきた? 何を知り、何を悟った? それがほんの一部分であると疑いもしなかったのか?
現に、今の今までお前たちは、彼女が『何を行っているか』も知らずに居ただろうが」
 整った唇から低く冷ややかに紡がれる、残酷なまでの正論に少年の背が脈打つ。
 ゆるゆると力が抜けていく手から、苦無が音も無く滑り落ち、地に刺さった。
「……察する目ぐらいは持たんか。馬鹿者」

 ――しかしそれでも、お前たちは幸せ者だ。
 いぶ鬼のまだ薄い背中や、紅に染まった細い首に目を遣りながら、滝夜叉丸は胸の内で続けるように呟いた。
 歪んだ理想や思念だと周囲から蔑まれようとも、同じものを抱き信じられる強さ。
 『他人』の目からしか判別できない、自分でも分からないほどに体中に染み付いた、業にも似た戒め。
 それらは滝夜叉丸がどれほど崩そうと苦心しても崩せなかった彼女の砦であり、同時に、羨望して止まないほどに眩く輝く彼女の矜持だった。
 ――お前たちはもう既に、この二つを手にしてるのだからな。
 呼吸をするように、鼓動を刻むように、ごく自然な遣り口で。――だからこそ、心の底から彼らが妬ましかった。
 誰にも語ったことの無い、勿論、後にも先にも語ることの無い、男の独白である。

 戦意を失ったと判断し、組んだ腕を解いたしばらく後――地に伏せうずくまるいぶ鬼の喉から、か細く咽び泣く声が漏れた。
180色眼鏡・ラスト:2009/11/09(月) 12:12:38 ID:oGqL69Ev
*            
 日が傾き、深山は更に色濃く燃え始める中。
 初冬と晩秋の境目にある渓谷では、変わらず冷たい風が吹き荒び、変わらずせせらぎに錦を描いている。
 ――山ぶ鬼は、もう帰っただろうか。
 ほとりに立ち風に元結をなびかせ滝夜叉丸は、手にした一葉を眺めながら素朴な疑問を風に流し、その無意味さに苦笑した。

 涙と泥に顔を汚した少年が雑木の根元で寝息を立てていた山ぶ鬼を抱え、無言で踵を返したのは随分前のことである。
 その足取りには若干のおぼつかなさが伺えたが、唇を結び、太い眉の間に皺を寄せる彼の横顔が、手出しは無用と滝夜叉丸に伝えていた。
 滝夜叉丸もまた、いぶ鬼に手を貸すつもりなど毛頭無かった。
 これから先、更にはっきりと立ち位置を分けられた『二人』に対し、貸す手など持ち合わせていなかったのだ。
 寝息を立ててはいたものの、彼女は間違いなく自分といぶ鬼の問答を耳にしていただろう。また、自分が彼女の策略の全てを、
最初から知っていた事を悟っただろう。
 それはつまり、ドクタケの企てが学園側に伝わっていたのと同義であり、今後の関係が更に熾烈なものとなる事を予測していた。

 次に彼女と相見える時、互いに刻まれた肩書きは『敵』となる。そして、その次は無い。
 おそらく――否、確実に。

「………」
 饒舌な男の口は何も言葉を紡がず、手の中の紅葉は風に流れて、せせらぎの紡ぐ錦と化した。
 うたかたに身を揉まれる山吹色の一葉はまるで、この先彼女に待ち受ける運命を示しているかのようで、男はわずかに唇を噛んだ。

 どんな瑣末な言葉も聞き漏らそうとしなかった。時に核心を突く受け答えに肝を冷やした事もあった。
 朱の眼鏡越しの瞳はくるくると表情を変え、よく笑い、よく怒っていた。柔らかで、熱い手をしていた。
 初めて身体を重ねた時――拙いと自覚するほど拙かった交わりに、涙声で幸せだと囁いた。
 偽りとも真ともつかない少女に対する全てが、堰を切ったように滝夜叉丸の脳裏に溢れ出す。 

 ――だがな、私はそれでも良いと思ったんだ。策略だろうが嘘だろうが、どうでも良いと思ったんだ。

 山間に日は沈み、流れゆく落葉を、せせらぎの錦を、風吹き荒ぶ谷間を、遠く映える山々を――己を取り巻く全てを朱に染めていく。
 己が身もまた、彼女の眼鏡の色に似た残光に染まりゆくのを感じながら滝夜叉丸は、いつまでも、いつまでもその場に立ち尽くしていた。

*****
以上です。読んでくださった方、本当にありがとうございました。
…しかし投下するのにネカフェはしごするハメになるとは(規制)。他の書き手の皆様もお気を付けください。では。
181名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:04:19 ID:pLY/Vd4g
乙です!
まさか滝夜叉丸でこんなシリアスな悲恋が読めるとは思わなかったw
そうだよなあ、忍たまとドクタマの交流見てたら忘れがちだけど、
忍術学園とドクタケって敵同士なんだよなあ…
切なくて美しい作品堪能させてもらいました
182名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 06:34:39 ID:2x9LX2uS
色眼鏡の方GJ!!季節感を感じさせる素敵な小説をありがとうW
切ない文章に、思わず浸らせてもらったよ!


最近めっきり寒くなったんで、
くのたまと忍たまのキャハハウフフなおしくらまんじゅうを見て、寒さを凌いでいきたいです…
「おしくらまんじゅう、おされてなくな」
183名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:28:25 ID:6y3cTIrq
あげがてらちょっとお伺い。(避難所行き案件なら誘導お願いします)

現在利用中のスレ絵板、広告削除もままならない状態が続くと、
もしかして絵板ごと削除の可能性もあるんでしょうか…?

管理人さんの事情もあるのかもしれませんが、現状が続くようなら
新しく掲示板を借りた方が、と思うんですがどうでしょうか。
184名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:44:50 ID:27q1xmIy
ここで大スレストとは…しばらく絵板の件は保留なんでしょうか。
まとめ編集&リニューアルお疲れさまです!

ここしばらく寒い日が続くので、甘酒でほっこりする忍たま+甘酒でも酒乱入るくのいちの妄想などしてみる。
二年あたりが反応として面白そう。
185名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:44:49 ID:BL2qaRaV
そういえばありそうでない甘酒ネタ。
186名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 16:45:21 ID:zYRfhy7s
委員会の特性を活かしてどう落とせるか大会、なんて妄想どうだろうか。
学級委員長委員会が審判役で、三郎が審判する中、唯一の女の子学級委員長の
トモミちゃんが全委員長たちに順番に攻められる。客観的と攻められる主観的なもので優劣を判定。

体育委員会:アスレチック体位攻め、体力勝負。野外。
用具委員会:淫具攻め。縄。ほの暗い用具室の中。
保健委員会:媚薬攻め。鏡を見せながら。もちろん、保健室。
生物委員会:蛇とか爬虫類攻めか、バター犬?とにかく生き物使って。縁側?

なかなか難しい。ちなみに、トモミちゃんは三郎によって既に開発済。バックは未。
187名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 03:50:09 ID:Fu0ckoC2
甘酒とか良いね〜
酔っ払うまでいかないにしろ、普段よりもちょっと大胆になるのとか堪らんねW

>>183
亀だが、此処でレスさせてもらう
広告に関しては良く分からないんだが、観覧者も絵師職忍さんもやりずらいと思ってるんじゃないかな?
他の板借りる案に自分は賛成だな
188名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 07:28:39 ID:oGSAEKwe
11/22はいい夫婦の日!
猪名寺夫婦や山田夫婦や里芋さん夫婦やら、忍たまの夫婦はそれぞれ違って皆いい夫婦ですね。
保管庫の夫婦物SSにニマニマしつつ新作待ってます。
189名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 00:07:52 ID:XUG3AUeO
>>173-180
亀で申し訳ないが、ドクタケのサングラスカラーと
紅葉のオレンジとか、想像してみたら色彩豊かできれいだなあ
190名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 20:44:19 ID:919s6Ejq
きり丸×トモミ投下します。

結構な短編になると思いますけど・・・。
191名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 21:06:18 ID:919s6Ejq
忍術学園も夜の暗さが満ち、灯りの少ないこのご時世なのだから当然真っ暗だ。

生徒も教師も寝静まったはずの学園内に二人の影が見えた。
そこは校舎の裏側、極めて人通りの少ない場所である。
この時間帯に人通りなど関係の無い話ではあるが。

「えっ?えっ?ナニナニ!?小銭がザックザック隠されてるって何処ぉ!?」
忍術学園の最下級生1年は組のきり丸はいまにもヨダレを垂れそうな勢いだ。
「しーーーっ!ちょっと。誰かが起きてきたらどーすんのよ!」
そうきり丸を諭したのはくノ一のトモミ。
そうだった。誰かに介入されてしまっては大儲けどころではない。
「ご・ごめん・・・」
「ったく」
「で、トモミちゃん。何処なんだよそこ?こんな夜に呼んだんだから教えてよ」
きり丸は言った。まぁ教えるつもりだから呼んだんだろうが。
しかしトモミはうつむいたままでなにも言わない。気のせいだろうか?
幾分顔も赤い・・・。
(まさか?俺なんかトモミちゃん怒らせるようなことしたのか!?
 俺を痛めつけるつもりで呼んだのか?)
釣られた、ときり丸が心で思っていると トモミが一歩前に出た。
(くっ・・・来る!)
きり丸が目を瞑った瞬間―――。



トモミを唇がきり丸の唇と重なった。
192名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 21:22:20 ID:919s6Ejq
>>191
一番最後の文『トモミ「を」』じゃなくて「の」でしたスマソ



「・・・えっ・・・?」
きり丸はその瞬間何が起こったか判らなかった。
「・・・・・・」
トモミはトロンとした目をしてきり丸を見ている。そして言った。

「・・・好き・・・」
「?」
「私・・・きり丸のことっ・・・」

トモミが言い終わるのを待たずきり丸は彼女の口を塞いだ。自らの唇で。
「えぇっ!?」
今度はトモミが目を丸くした。
「・・・俺も・・・好きだよ・・・」
きり丸が言った。そして続けた。
「・・・これくらいは男が先に言うべきだろ?」
トモミは再び赤面すると口を開いた。
「は組のクセに・・・何格好つけてんのよ・・・。
 でも、うん・・。好き・・・きり丸」





雲から這い出た月が二人を薄明るく照らした。とても奇麗な夜だった。
193名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 04:43:35 ID:TVNLe5qj
>>190
久々のきりトモ乙です!初々しさが可愛いなー
194名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 09:34:28 ID:FsrKo6+K
おっ!!久しぶりのキリトモ投下にキリトモ信者の全俺が泣いた!乙です!

まとめサイトの更新&リニューアルもお疲れ様です!
米でのリアクションが大分遅くてスマンが、いつも楽しませてもらってるよW


少し気が早いが、聖夜で精夜に架けた神々からのクリスマスプレゼントだと思ってるW
195名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 09:44:28 ID:FsrKo6+K
「性夜」って書きたかった筈なのにおかしいな…スマン!



自分はそんなに忍たま達の精液が(ryいや何でもない
196名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 19:29:14 ID:+bGWL5KC
そういえば、あと約一ヶ月後位で、南蛮の催し事『くりすます』があるな!
今年の『ばれんたいん』で職忍さん方に頑張っていただいた事もあったから、
今回も催し事に作品期待したいところだが…どうだろう…!!
197名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 11:21:45 ID:GuGlcBWu
新参者です。はじめましてです。
職忍さま方の素敵テキストにカーっとしてしまいまして、未熟ですが投下させて頂きます。
文そう前提、仙蔵横やりって感じなので、苦手な方はスルーお願い致します。


『花色暦』


ほんの気まぐれ。
堅物阿呆の友と恋仲らしい関係になった娘が、一体どんな反応を返してくれるのか興味を持った。それだけだ。
黒目がちの瞳を大きく見開いて見上げてくる顔に表情らしき表情も浮かべず、何の抵抗もなく身体を投げ出している少女を見ながら仙蔵は小さく鼻を鳴らした。
面白くない。
まったく、不愉快さえも通り越しそうだ。

「…抵抗しないのか」

漏れ出た声は低く冷たい。
変わらず何の感情も表さない少女はふと視線を動かして、仙蔵の蛇を連想させる瞳をひたと見据えた。
口端を吊り上げるだけの笑みをうっすらと浮かべると、その表情と同じく平坦な声で答える。

「お好きになさったらいいです。6年生に力技で敵うわけ、ないですから」

お望みならば前戯も致しますか。口取りでもすれば良いですか。

続けてすらすらと言われた内容に眉をしかめ、仙蔵は少女の脚の間をまさぐる。
忍び装束ではない普通の着物の下にやはり下帯は無く、まだ茂みの存在すらない亀裂が直接指に触れた。
友との噂が立ってから随分経つ。まさか未通ではなかろうが、あの老け顔がどんな顔をしてこの子供の胎に突き入れているのだろうかと思うと、意味もなく嗤い出したくもなった。
嗤うのは何より、友に対しての下劣な想像にであるが。

「私とこんなことをしていて良いのか? 文次郎がすぐにでも帰ってくるかも知れんぞ?」
「別に私は潮江先輩のモノではないですから。嫉妬なんてする性質のひとでもないでしょう」

淡々と。恋人を語るのに相応しいとは思えない言葉を返す少女。
その間にも蠢き続ける仙蔵の指に次第に湿り気を帯びた熱が伝わり始め、蕾と言うのもはばかられるような固い秘所が綻びだす。
しかし少しも声を上げないどころか顔色ひとつ変えない少女は、身体を投げ出したまま「どうでもいい」とでも言いたげにあらぬ方向を見遣っているばかり。

― まったく。
面白くも何ともない。

くちゅりと濡れた音と共に指を引き抜くと、懐から取り出した懐紙を投げる。今度こそきょとんと目を丸くした少女に背を向けるとひらひらと右手を振って見せた。

「悪ふざけが過ぎたな、悪かった」
「……いいえ」

ここでもしほっとしたような気配を見せるなら、もう一度襲ってやろうと思わないでもなかったが。
少女はそのまま着物を整え、何事もなかったように仙蔵に背を向けて座り直した。まるで、仙蔵に触れられたことなど全く気に留めてなどいないと言うように。
少女の翠の髪が揺れる。
先ほどまで畳に散っていたそれは少々乱れてしまっており、彼女の着飾った姿を少なからず損ねてしまっていた。
乱しておいてアレだが、何となく勿体無いような気がする。
198花色暦・続きです。:2009/11/30(月) 11:23:29 ID:GuGlcBWu
「…髪が乱れてしまったな。整えてやろうか」

声を掛けながら結われた髪紐に手を伸ばすと、振り返った少女の瞳に驚きとは別の光が点ったように見えた。
パシンと乾いた音がひとつ。
トッサの行動だったのだろう、仙蔵の伸ばした指先を撥ね退けた平手が所在なげに宙に留まり、年相応に狼狽えた顔がおどおどと慌てる。

「あ……す、すみません」

…一体何だと言うんだ。
髪の一房に触られるほうが、身体を暴かれるよりも嫌だとでも言うのか?

理解しかねるあまりに止まってしまった思考で、辛うじて「いや」とだけ答えて手を引いた。

「おう。何をしている、くのたま」

二人押し黙ったままでいるところに、無遠慮な(自室なのだから、気遣いなど要らないのだが)声と共に文次郎が入って来た。
向かい合ったまま妙な雰囲気で座っている二人に目を遣って不審げに眉を跳ね上げたが特に何を言うでもなく、汗と埃に汚れた上着を脱ぐとざっと畳んでその辺りに放る。

「…くのたま。そんな格好をしてどこかに行くのか」

中着と袴になってがしがしと身体を拭きながらの問いかけ。
一瞬意味が理解出来なかったのか反応が遅れた少女はハッと顔を上げると、心持ち紅潮した頬を隠すように視線を外しながら早口に答えた。

「こ、これから街に下りるんです! 先輩も行きませんかっ」
「ああ? 俺はこれから座学の予習だ」
「…じゃあいいです」
「………一刻待ってろ。すぐ終わらせる」

文次郎の一言ひとことにしょぼくれたり輝いたり。
くるくると表情を変える様は先程とは別人だった。あまりの変わり振りに目を瞠る仙蔵を後目に二人の話は纏まったらしく、文次郎が少女の頭に手を置く。
そのまま力を込めてかき回すと、解れていた髪がさらに乱されて酷い有様になっていった。
悲鳴じみた抗議を上げる少女を苦笑混じりに見下ろし、文次郎はふとその喉元に手をやる。

「お前、襟元歪んでるぞ」
「さっき猫にじゃれつかれちゃいまして」
「ふん。鈍臭い」

なによぅと上がる甲高い声。図書室にでも行くのか部屋を出る文次郎に付いて出ていく少女は、最後にちらりと仙蔵に目を遣り…声だけは無邪気に丸い目をすうと三日月のかたちに歪めて見せた。

「それじゃあ立花先輩、お邪魔しました」
199花色暦・ラスト:2009/11/30(月) 11:24:10 ID:GuGlcBWu
街はどうだったと訊けば、特に変わりはないとの答え。
そうではなくてあのくのたまとだと訊き直し、胡乱な目を向けてきた文次郎にニヤリと笑みを見せた。

「お前があんな子供に手を出すとは思えなかったが、いやはや、なかなか似合いのようだな?」
「はあ? お前何言ってんだ。…手なんぞ出すか」

纏わり付いて来るから付き合ってやってるだけだとブツブツやり出す文次郎の顔は拗ねたように赤い。

「照れるな、気持ちの悪い」

およそ似合わない羞恥を見せる友をからかいながら、触れた少女の秘所を思い返してみる。
おそらく未通であったのだろうソコと、どうでも良さそうな無表情を思い返し…どんなに子供に見えたとしても、間違いなくあの少女はくノ一なのだと思い知らされる心地がした。
しかし同時に乙女であることも事実。そうして漸く、髪に触れようとしたときに拒絶された真実に思い至る。
なるほど、夢見がちな操立てだ。
むすっとしたまま寝転がる文次郎の指は硬く無粋だが、それがあの娘にとっては無上のものなのだろう。
くすりと笑いが零れ、仙蔵は天井を見上げて息をつく。気まぐれだったとはいえ、興味を惹かれたのは偶然ではなかったのかも知れない。

「文次郎。さっさと抱いてやることだな」
「あ!?」
「あの娘はお前が思っているよりずっと「女」だぞ」

少女は間もなく、見違えるほどの色香を身に纏うのだろう。女とはそういうものだ。
せめてその最初の跡くらいは、想い人に付けさせてやりたいとも思う。…隣の鍛錬馬鹿には、察しろと言う方が無理なのだろうが。
意味がわからんと吼える友に背を向けて、浮かんだ笑みを隠しもせずに目を閉じる。
間もなくすとんと落ちた眠りの中で見た夢では、何故か南蛮衣装を着てめかしこんだ文次郎と忍び装束の少女が饅頭を齧りながら笑い合っていた。
200名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 11:33:56 ID:GuGlcBWu
お目汚し失礼致しましたー!
201名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:47:59 ID:YDKRXc0X
GJ。
でもsageてくれると有難い。
202名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 18:03:42 ID:7NuoXgcn
>>200
おお…GJ!
そうこちゃんの持つくのいちの表情と、女の子の表情の二面性に
読んでるこちらも、ドキッとさせていただきました。

最近SSも活気づいているようでいいなあ。
203名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:53:25 ID:TgHoJt5B
GJすぎて言葉もない…!素晴らしいものを読ませてくれてありがとう!
三人の距離感が絶妙ですごくリアルに感じた。
204秘め百合 1:2009/12/02(水) 00:46:29 ID:s7aEEUR0
リハビリかねて百合ネタです。
亜子×しおり。

「しおりちゃんは、亜子の事どう思いますか?」

師走に差し掛かり、ちらほらと細雪が降り注ぐ景色を見ていたら、突然声を掛けられた。
振り向くと其処には、何時もと変わらない表情の亜子が此方を見ていた。
何の冗談かと思ったが、亜子自身は至って真面目な様子であった。

「い、いきなりどうしたの?」
「亜子、しおりちゃんの口から聞きたいんです。」

どう、と言われても返答に困ってしまう。
それは友情であるのか、それとも別の意味なのか―。
しおりは前者だと思い、こう返事をした。

「友達って思ってるよ。」
「・・・友達、ですか。」
「うん。」

こくりと頷き顔を上げた瞬間、亜子は少し悲しそうな表情をしていた。
何か間違った事を言ってしまったのだろうか、あの、と声を掛けようとした時、
徐に亜子はしおりを抱き締めた。
少女特有の柔らかい香りが鼻を擽る。

「亜子は、しおりちゃんが好きです。大好きです。」

今にも泣きそうな表情で、しおりの手をそっと握る。
一体亜子に何があったのだろうか?
普段大人しい亜子の口から、熱の篭った言葉が迸る。

「亜子は、皆が大好きです。くの一教室の皆は、亜子にとって掛け替えのない宝物です・・・。」
「・・・亜子、ちゃん・・・。」
「でも、皆男の子の方に行っちゃって・・・。」

ぽろりと亜子の頬を、透明な涙が伝い、手の甲に雫が跳ねた。


205秘め百合 2:2009/12/02(水) 01:22:59 ID:s7aEEUR0
「・・・御免なさい、変ですよね。亜子にも久々知先輩が居るのに・・・。しおりちゃんだって、四郎兵衛君が居るのに・・・。」

亜子は、自分自身が異質な存在だと思っていた。
久々知兵助の事は恋愛感情を持っているが、しおりの事もその秘めた恋心を抱いていた。
そんな自分に気付いた時、ふとどう思われているのかが怖くなってしまった。
亜子はただ、御免なさい、と繰り返し、涙を流していた。

しおりは亜子の髪留めを外し、自分の髪留めを乱暴に外した。
徐に服を脱ぎ、上半身裸になり、亜子の手を自分の胸に押し当てた。

「しおりちゃん・・?」
「心臓の音、聞こえる?」

亜子の手から、しおりの高鳴る鼓動が伝わってくる。
そして、亜子もしおりの手を胸に当てた。

「一緒、ですね。」
「うん、一緒。」
「・・・亜子の事、変に思ったりしませんか?」
「・・・人を好きになるのに、理由は要らないと思うの。」

心配しなくて良いよ、としおりは微笑んだ。
指で涙を掬うと、漸く亜子も笑顔になった。
二人で笑い合うと、しおりが小さくくしゃみをし、亜子は上着を着せた。

「風邪、引いちゃいますよ。」
「あ、そうだね・・・。」
「亜子が温めてあげます。」

ぎゅっと後ろから抱きすくめると、温かい体温が伝わってくる。
暫く浸っていたが、もうそろそろ丁度いい頃合になって来たので、離れようとした。
が、逆に亜子はしおりにしがみ付いてきた。

「あ、亜子ちゃん?」
「亜子、まだしおりちゃんの口から聞いてません。」
「な、何を?」
「しおりちゃんが好きって言ってくれるまで、離れませんから。」
「ええぇ!?」

嬉しさ半分、困惑半分といった所か、しおりも何となくもう少しこのままでいたいと考えていた。
じゃれ合っている最中、恵々子、卯子達が入ってきて、自分達も混ぜてと言った風に飛び込んできた。
遂には教室中は推しくら饅頭状態だったが、亜子は楽しそうに笑っていた。

「あやかちゃん、大好き!」
「私もよ!なおみちゃん!」

互いに名前を呼び合い、お互いを褒め合い、友愛の言葉を交わしている。
亜子もその様子を見て、悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく思えて来た。

「亜子、皆の事が大好きです!」

一際明るい亜子の声が、教室中に響いた。
外には個性豊かな花が仲良く寄り添う様に、寒空の中に咲き誇っていた。
まるで、12人の様子を映し出すかのように―。

終わり。

自分の中の亜子ちゃんは敬語なイメージです。
エロじゃなくてすみません。
206名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 23:45:28 ID:goNRYPZ1
>>204さんお疲れさまです
ぽわわんとした亜子ちゃん可愛らしいです
同時に、人の数だけくの一のイメージも様々なんだなあとしみじみ

あ、百合ネタだと百合板に忍たまスレありますよ
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1207482231/
百合ネタは絶対百合板に投下という訳ではないけれど参考までにどうぞ
207名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 12:09:38 ID:8UWqPcbV
激しくGGGGGJ
女の子らしい子と男勝りな子って可愛いな〜。
このネタ読んで、亜子ちゃんは肉食系。しおりちゃんは草食系と合うとなんとなく思った。
本人の外見の印象と正反対の相手。
乱太郎とユキちゃんもそんな感じだし。
208名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 22:54:10 ID:sRD7A/Xk
>>183
確かに
今のままでは投稿してもすぐエロ広告に埋もれてしまいそうですよね

規制で書き込み遅れましたが、滝×いぶ鬼GJでした!
209名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 22:26:07 ID:tAdv+Eyf
まとめwikiの中の人です。(≠旧絵版の管理者)
旧絵版がアダルト広告で酷いことになっているので、新しく絵版を作成しました。
http://www2.atpaint.jp/nintama/
引き続き、ご利用くださいませ。
210名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 00:10:41 ID:aC06HIHS
>>209
絵板制作お疲れ様です!
211名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 01:18:57 ID:LT49OFeH
>>209
まとめwikiの方、お疲れさまですありがとうございます!
また賑やかになるといいなあ。
212名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 02:38:28 ID:e7qS0TWI
まとめWikiの方、絵板再設置お疲れ様です!!!
此処は職忍さんと管理人様に支えられてると実感するなぁ…

スレスト中寒い日が続くと、裸で待機している変態紳士のおまいらが風邪ひかんか心配です…
これでも着て寒さをしのいで下さい つちゃんちゃんこ
ついでに風邪っぴき中のイチャこらとか、ちゃんちゃんこプレイとか良いよね‥などと言ってみる…
213名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 23:27:20 ID:DsTMl/T2
今年も色んなヱ口があったねえ〜…職忍さんも絵師さんも乙です!
来年も期待してますW
214名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 19:19:14 ID:iUTtJuPv
今日やってたアニメ、ポカポカ陽気の〜のヤツ、何かちょっとエロかったW
乱きりしんに手裏剣教える時、「もっと腰を強って〜」とか、
もうこの後の展開的に手とり足とりナニとり教えていくんじゃないかと、
久しぶりにトマツたよ!
215名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 08:44:27 ID:NNyYqkDJ
>>214 ユキちゃんの「きもちいい〜」にも軽く妄想してしまったw
イケメソ絵も見れてお得な回
216名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 00:32:52 ID:th+XxcLP


ロッテの経営者一族は外務大臣「重光葵」などを輩出した
日本の名家「重光」の名を騙り日本人になりすます在日朝鮮人!

ロッテの会長「日本で稼いだ金を韓国に投資しまくったけど、韓国で稼いだ金を日本にやる気はない」★2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1242231975/
日本人から吸い上げまくった金を祖国韓国に垂れ流して「ロッテ財閥」を作る。
我々日本人が外国相手に苦労して稼いだ金を利用して、祖国韓国では「ロッテホテル」「ロッテ百貨店」「ロッテワールド」等を手広く展開。

本国韓国では、ロッテマートやロッテ百貨店で「独島Tシャツ」を販売し
「愛・独島」キャンペーンを主催。韓国人を煽って反日活動を推進!

本国韓国では「ペペロ」「カンチョ」「ゼック」そのほか「ウコンの力」「ポポロン」など
数え切れないほど日本商品をパクリまくり!
しかもパクリを指摘されると卑怯にも逃げ出して取材拒否!さすが朝鮮企業!
「ロッテがグリコのポッキーパクってる件で取材拒否」で検索してみて下さい!

ロッテの工場がある新大久保は
朝鮮人が多数住み着いてしまいコリアタウンになってしまいました!

更に日本で 「森永エンゼルパイ」「明治メルティキッス」「明治アーモンドチョコ」「明治マカダミアナッツ」
のパクリ商品を堂々と販売し、日本企業にダメージを与える朝鮮企業!


ロッテ関連銘柄・企業
「Dole、HERSHEY'S、レディーボーデン、雪印、カルピス」のアイス類(「ロッテアイス」が製造)
千葉ロッテマリーンズ、ロッテリア、バーガーキング、クリスピー・クリーム・ドーナツ、使い捨てカイロ「ホカロン」
銀座コージーコーナー、メリーチョコレート(Mary’s Chocolate)、ベルギー「ギリアンチョコ」、ドイツ「シュトルベルク」 ←New !!
217名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 19:40:57 ID:pk+JmsI9
携帯規制解除してるかな?保守テスト。
218名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 01:55:22 ID:TQ/0vnYs
CO/N/TI/NUEという雑誌に忍/たまの特集が載ってたんだが、




食満先輩のコメントが1年生に向けて、
「鍛錬の相手、いつでもしてやるぞ!」的な事を仰ってましたが、それって後輩全体的に言えますか?
言えれるんであれば、それはくのたまも入ってますか?
くのたまのバヤイ具体的にどんなシチュ(ry と此処まで妄想したが、エロパロ的にどうもっていくか、
それが問題だ・・・!
219名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 09:00:16 ID:HPq3fWsa
おまえら頭大丈夫か?
220名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 18:21:29 ID:posRVQY1
>>219
いいねぇ。頭おかしいって言われる位ブッ飛んだ話書いてみたいよ。

携帯規制は解除されたみたいだけど、PCはまだ一部規制あるな。
これはSS練り込みしろって意味なのか・・・。
221名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 19:23:31 ID:S6OV646Y
あげ
222という訳であげてアプローチしてみる:2010/02/16(火) 16:47:40 ID:9JUzmAnj
お前等があまりに甘味日をスルーするもんだから悲しかったんで
こちらからアプローチという名のリクエストをしてみる(貰えたらラッキー)


お題: 欲情の作法・厳禁・勘違い

この3つの要素が入った文章をお願いしたい。(別に甘味日に因んでも因んでなくてもok)
CPやシチュ、長さやクオリティーは書き手さんに一任。
※ただし、あんまりグロいのは勘弁。

哀れな変態紳士にお恵みを…
「べ、別に気長に待ってるなんて思っちゃいないんだからね!」
223名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 04:57:07 ID:F+tuVDrO
保守 補習
224名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:03:26 ID:5KV+a4R8
先生!男子が若干女子(?)より多いです!!
225名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 12:46:38 ID:lFu9Z610
そうか!だったらヘムヘム、伝子さん、ヘムヘム、伝子さん、ヘムヘム、伝子さん、ヘムヘムだ!!
226名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 11:11:17 ID:Hrp2CkwN
>>222
人当てにしてる間に自分で書いてみろタコ
227乱ユキ小話 一:2010/03/02(火) 22:13:28 ID:CwHNkMtX

夜のテンションで乱ユキ短編投下します。
初なのでなってないこと等々あったら遠慮なくいってやってください。

※乱太郎五年生くらいの設定
※エロ薄めってゆーかほぼ皆無

ダメな方は『小話』でNGお願いします。




***

 真夜中の忍術学園。
 その忍たま長屋から、時々艶めいた声が聞こえて来ることがある。
 今日もまた一組、人目を忍んで行われる逢瀬の声がする。

「ん…んっ」

 薄く行灯の光が漏れる保健室の障子に、うっすらと絡み合う男女の影が映し出されていた。

「ふう…」
 上半身を起こし向かい合った状態で乱太郎に馬乗りになったユキは、一つ溜息をついた。彼女の体内で、熱く固いモノが主張しているのを感じ、思わず零れだしたものだった。
 そんなユキを、乱太郎は瞬き一つせず目を大きく見開いて見つめている。

「あいたっ!」

 と、ユキに頭を殴られた。

「何見てんのよ」
「だって〜」

228乱ユキ小話 二:2010/03/02(火) 22:23:53 ID:CwHNkMtX

※すみません、NG設定『乱ユキ小話』です


 ひどいやユキちゃん、と下級生だった頃から変わらぬ呼び方で乱太郎は涙目でぼやいた。
 先ほどまでの艶やかな表情を一変、頬の赤みだけ残してユキは目尻を吊り上げている。それはそれで、照れたようにも見え可愛らしい。と乱太郎は思うが、結果は目に見えているので口にしなかった。

「ユキちゃんが眼鏡外せっていうから〜…」

 よく見えなくて、乱太郎は唇を尖らせた。行為中は、眼鏡を外す。いつもユキが乱太郎に最初に言い付けることだった。
 そんな乱太郎に、ユキは憮然と言い放つ。

「だって…接吻するときジャマなんだもの」

229乱ユキ小話 三:2010/03/02(火) 22:26:36 ID:CwHNkMtX


 頬を染めて言い放たれた言葉に、乱太郎は思わず胸をうたれてしまいそうになる。
 しかしその直後、がっと前をはだけて着ていた寝巻の衿を捕まれたかと思うと、ユキはそれを否応なしにひっぺがしにかかった。

「てゆーかそういえば何でアンタだけ服着てて私は裸なのよ!脱ぎなさいよっ」
「い、いやーんユキちゃんのエッチィ!」
「バカ!」

 挿入状態のままドタバタと揉み合っているうちに、乱太郎があ、と声をあげる。

「このーっ」
「ユ、ユキちゃん、そんなに動くと、ヤバ…」
「え?」

 乱太郎の言葉にぴたりと動きを止めた直後、ユキの顔が隙間なく真っ赤になっていく。あはは、と渇いた笑いを浮かべる乱太郎に、ユキは真っ赤な顔で叫んだのだった。


「どーゆータイミングでおっきくしてんのよっ!バカバカバカっっ!!」
「い、いや、摩擦がちょーどよくて…」
「言うなっ!バカっっ!!」


 騒ぎを聞いて目を覚ました小数の上級生達は、布団の中で溜息をついたのだった。



((もっと静かにヤれよ…))



 ――翌朝、乱太郎が保健委員長の川西左近にこっぴどくしぼられたことは、言うまでもない。


230乱ユキ小話でした:2010/03/02(火) 22:28:30 ID:CwHNkMtX

お粗末さまでした
左近を勝手に委員長にしてすみませんでしたm(_ _)m

231名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 07:14:56 ID:VKjjKYmc
過疎ってしまったのかと思っていたら新作が!GJ!

保健委員は備品(保健室含む)使い放題で良いなあ。
232名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 22:17:50 ID:LbPnuj2w
ユキちゃん可愛いかった。GJ!!
233名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 22:09:06 ID:+Q0p0yaQ
では俺も1つ!


このスレ、女性の割合高そうなんで最初に注意しておきます。
これから書くのは恋愛要素皆無の100パー単なるスケベ妄想です。
苦手な人は完璧なるスルーを実践してください。
234深夜の浴場:2010/03/05(金) 22:17:23 ID:+Q0p0yaQ
「ら・・乱太郎くん・・・」
「く・・く・くノ一教室の・・しおりちゃん・・・」

この時代、入浴は男女混浴が当たり前であったとか・・

それはここ忍術学園でも例外ではない。ただ、忍者という分野の特殊性により男女でカリキュラムが異なるという理由から
完全に分断された場所で授業を行っているというだけで、別に誰がいつ何時どこの浴場を使うも自由である。

乱太郎が2人の親友にも告げずに深夜の浴場にやってきたのは、たまには朝までのんびりと静かに長湯を楽しみたいと思ったからだった。
しかし、いつもの不運なのかそれとも極上の至福なのか?
偶然同じ日に同じことを考え、乱太郎の数分あとから同じ浴場にやってきたのはくノ一教室のしおりであった。
しおりもまさかこのような時刻に誰かが入浴しているとは思っていなかったのだろう。
髪結いも、さらしも、そして下帯さえも身につけない真の生まれた時の姿を
曇らないように予め温められていた眼鏡をとおして乱太郎の瞳に映し込んでしまった。

予想外の事態に呆然と数秒間立ちつくしてしまったしおりであったが、
その間にも自分の肉体が男子の目の中に注がれていることに気がつくと、とたんに恥ずかしさで身が強張り慌てて湯船に入る。

湯は濁っておりお互いの体は見えないものの、それが逆に2人を苦しめていた。
上がるから目を瞑っていて・・などと言うのも妙に格好悪く、恥ずかしさのために湯船から出ることができずにいた。

やがてのぼせたとまで言えなくとも、2人の顔がほんのり火照り始めるころしおりはあることに気が付いた。
乱太郎の両腕は自分が入ってきてからというもの、一度も湯船から出てきていない。
先ほどからずっと湯の中にピンと伸ばされている。わずかに湯船から出張っている肩の傾斜角度から察するに彼はあるものを必死に押さえているのである。
それが何なのかは、仮にもくノ一の卵であるしおりにはもはやバレバレであった。

「・・ねえ、乱太郎くん」
しおりが見るに見かねてついに重い口を開いた。
「な・・なに?」
「してあげようか?」
「は!?なに言ってんだよ突然!!」
乱太郎の拒む口調はとても慌てふためいているものだったが、それを聞いたしおりはますます痛々しかった。
唐突にこんなことを言われたとき、大体の場合は言葉の意味すら分からず少し考えるものだろう。
瞬時に意味を理解し、面張った薄っぺらな理性で拒否にかかるのは
乱太郎がずっとスケベ心を燃やしていた。さらに言うならば、このようなことになることをどこかで期待していたからに他ならない。
「そろそろ、ちょっとあがりたいしさ。それに乱太郎くん・・そろそろ限界でしょ?」
しおりの視線が濁り湯を貫いて乱太郎の股間へと突き刺さる。
「・・うう」
乱太郎の顔はもはや熱と恥ずかしさでタコのように赤くなっていた。
「もう一度聞くよ。乱太郎くん・・してあげようか?」
「・・う・・うん」
「じゃあ・・こっち来て」
しおりがゆらりと立ち上がった。発展途上の2つの膨らみが通り過ぎ、へその緒が通り過ぎ、
まだ成長段階すら訪れていない綺麗に別れた極部の割れ目が乱太郎の眼前にちょうど止まる。
乱太郎はしおりに左手を取ってもらい、彼女以上にゆっくりとそっと立ち上がる。
右手で押さえていたモノは、到底片手で隠しきれるわけがないほどに肥大しており
乱太郎はまともに歩くこともできず、ヒョコヒョコ歩きでしおりに誘導してもらうことになる。なんとも無様だ。
235深夜の浴場:2010/03/05(金) 22:18:44 ID:+Q0p0yaQ
湯船から出ると、しおりは乱太郎を壁に凭れ掛けさせ自分はしゃがみ乱太郎の股間と同じ高さに顔を持ってきていた。
「乱太郎くん、手ぇ邪魔なんだけど」
「そんな・・だって・・」
「それじゃあできないでしょ!」
しおりは乱太郎の右手首を掴み、強引に手を払いのけた。
しおりの本当に眼前、わずか一寸ほどのところに完全にあらわになった乱太郎の性器
恥ずかしそうに拒んでいた顔や言葉とは違いとても正直であった。
結いを解かれ、すらりと後ろに垂れた普段と違うしおりの髪から漂う芳しい香りが鼻を刺し
視線を下に向ければ微妙に開かれているしおりの股ぐらからはヒダのようなものまで確認できることもあってか乱太郎の興奮は極限に達しており、
まだかまだかと待ち焦がれるそれはまっすぐと上を向いていることもできずにビクンビクン揺れている。
その揺れを制止するかのように、しおりは乱太郎の両脚の付け根をガシリと掴みこんだ。
「・・あ・・ああ!」
いよいよのときが訪れると、乱太郎の上っ面もとうとう正直になり歓喜の声が漏れ始める。
しおりがそっと目蓋を閉じ、ゆらりと近づけていった口で揺れ続ける男根をパクリと捕まえた瞬間
「はうううう!!!!」
乱太郎が未知にして壮大なる快感に思わず呻き声をあげた。
「ちょ・・ちょっと!なんて声出してんのよ! 大袈裟な子ね。まだ咥えただけじゃない」
「だって!」
「誰か来たらどうすんのよ。いい?大きな声は出さないでね」
予想外の大きな反応に驚いて一旦引いたしおりは目蓋を閉じ、既に微量に中のものが出てきていた男根を再び口に含んだ。
「んっ・・んんっ」
口の中でしおりの舌が艶やかに鮮やかに動き回る。唾液が男根を伝っては糸をつくってポタポタと床に垂れ落ちる。
「く・・うう!」
極楽の蜜を吸っているかのような極上の快感。ここが学園内でさえなければ思う存分出したい声を乱太郎は必死にこらえていた。
「んっ・・んんんっう〜ん」
「あ・・ああ・・あああ!」
どうにかこらえてはいたものの、しおりの口淫が佳境に入ると射精はともかく声の方はもはや限界に達してしまった。
だが、それが乱太郎の口から飛び出すまさに一瞬手前 しおりが偶然にも助け船を出した。
「あっそうだ。乱太郎くん、出すときは私の口の中にする?それとも外に出す?」
それを聞くために一時的に口を離し、乱太郎の快感も絶妙なタイミングで中断した。
「はあ・・はあ・・」
不運男は危機一髪の窮地を普段を穴埋める幸運で乗り切り、快感の余韻で喘いでいる。
「ねえ、中?外?」
「そ・・外・・」
「じゃあ、限界が来たらちゃんと『出る』って言ってね。」
それだけ言うと呆れるほどすんなりと口淫を再開するしおり。
唾液に塗れていた舌がぺちゃりと男根にひっつき直ると、中断前よりも凄い快感が乱太郎に襲いかかる。
236深夜の浴場:2010/03/05(金) 22:19:44 ID:+Q0p0yaQ
「あうう!」
「んっ・・んんんん!」
「ああああ・・ああ!」
脚が、腰が、下半身全てが震えてまともに立っているのが困難になった乱太郎はしおりの肩に両手を置いて体を支えていた。
「し・・しおりちゃん!」
「ん?もうへんはい?」
「ううん。まだ」
一応聞いたものの、しおりには分かっていた。限界はまだもう少し先であることを
七割程のところを通過すると、こうやって女の名を思わず口にしてしまう男が多いのだ。
そして、その時点のすなわちピーク時の快感を少しでも長く味わおうと我慢という名の無駄な抵抗を始める。
無論、しおりの計算上の「七割」はそれを考えに入れてのものである。
「あううう!ああ・・ああ」
そうしている間に乱太郎の精液はすぐそこまで込み上げてきた。
九割を通過。しおりはそう計算し、ラストスパートを開始した。
乱太郎の脚の付け根を掴んでいた両手を後ろに伸ばして彼の下半身を抱くような体勢を取り、
そのまま赤ん坊をあやすかのような動作を行うと、口淫の効果は倍加した。
「あうあ!・・おぉおあああ!!」
乱太郎の股間は既にしおりの唾液に塗れてびしゃびしゃであった。
一気に加速する快感に耐えきれずに大声をあげる乱太郎。しおりの肩に必死に掴まりながら上体は仰け反り、首を左右にブンブンと振っている。
しおりの目算では乱太郎に残された時間はあと30秒ほどであった。

「あ・・あああ・・し・・しおりちゃん・・・私・・もう・・」
射精寸前になると、大抵の男はまるで今から執行される死刑囚のように大人しくなる。
「出る・・出るよ・・しおりちゃん!しおりちゃん!!」
およそ5秒前になると「出る」と女の子の名を連呼し、
1秒前になると決まって、
「うわあ、出るぅー!!!」
と、分かりやすく叫んでくれる。
乱太郎が叫んだ瞬間、しおりは彼の下半身を抱いた腕はそのままに口をすっぽ抜いた。
全て彼女の計算通り、計算外なことがあったとすればそれは射精後のことであった。
溜まるに溜まった大量の精液が怒涛の勢いで飛び出す。
「きゃああん!!」
まるでシャンパンを顔にひっかけられたかのような感覚に、しおりは本当に思わずして可愛い悲鳴をあげてしまった。
顔で受けてやらなければ男の終了後の快感は半減してしまうから避けてはいけないことも
顔で受ける瞬間、可愛い声などあげると男の興奮は増すことも知っているしおりは演技ででもそれは可能であったものの、
飛び出してきた精液の頭に「超」と「極」の両方を付けてもまだ足りないほどの凄まじい量はさすがに予想外だったらしく、しおりは顔を真っ白にして唖然喰らっていた。

「う〜ん、まあ80点ってとこかな」
顔を洗いながら自分の閨房術に自己採点をするしおり
硬直状態の乱太郎の男根を手で掴み後始末にかかるものの、しおりの発した混じり気無しの悲鳴が効いているのか?どんなに拭いてもどくどくと溢れ出てくる。
「乱太郎くん随分溜まってたわね。それでなくとも三禁を守らなくっちゃならないのに、一人になれる機会が少ないもんね。男の子も大変だ」
「気持ち良かったぁ〜」
くノ一の口から珍しく発せられた男子への敬意の言葉は乱太郎はの耳には入らず、彼は未だ恍惚の余韻に浸り虚ろな目をしていた。
「それはよかったわ。じゃあ朝までのんびり長湯といきましょ」
「う・・うん、しおりちゃん・・今夜のこと誰にも言わないでよ」
「そりゃもちろん」
その後は恥ずかしさも遠慮もなくなり、朝までしめやかに体を浸していた。
特に恋だの情だの生まれたわけではない。男と女の生理現象だったにすぎず、次の日になればいつもどおりの関係に戻っていったという。
237名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 15:17:51 ID:yDGERf1U
GJ!!
ちょっと忍術学園の欲情イってくるノシ
238名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 23:16:48 ID:cznbkvp7
いいなこのサバサバ感ww

乙!
239名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 01:04:13 ID:B3N9SkWc
いい作品ばかりですね^^ 団蔵×そうこ どなたかお願いします。
240名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 09:11:41 ID:ttvzuak8
GJ
テンポ良くて面白かった
241忍好き:2010/03/20(土) 13:25:39 ID:p+6l6cRT
はじめまして・・・乱×しお、の話おもしろかったです。
242忍好き:2010/03/24(水) 23:13:11 ID:hhUfyUAp
乱太郎×亜子というのもありだと思う。
243名無しさん@ピンキー:2010/04/02(金) 01:10:48 ID:4jiMJNGO
ここひょっとして原住民離脱してない?

なんつーか、過疎ってるって言うよりは
新たに集まってきた人間でリスタートしているように見えるのは気のせいか?
244名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 20:00:21 ID:m92yC9z/
そうなの?だったら寂しい…
245名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 19:02:48 ID:ZWolz9fo
新しく人が集まってきてリスタートできるというのは、良い事なんじゃないかな。と
過疎スレの消滅に何度も立ち会ってきた自分が呟いてみる。
246藤内×みか:2010/04/12(月) 23:51:32 ID:GUw5Elwp
なるほど。良い方にいくことを願ってます。

藤内×みか投下します。
苦手な人はスルーお願いします。



隣から寝息が聞こえていることを確認し、藤内は静かに布団から抜け出し外に出た。

木の陰に身を隠し、気配をなくして恐る恐る右手を自分の股間にもっていく。
「…んっ」
いつもは誰でもない女を想像して抜くのだが、今日は違った。
ふわふわとした髪をゆっくりなびかせながら自分のこれをくわえる小柄な少女を思い浮かべ、左手も添えて激しく動かす。
今までで一番興奮しているのだが、藤内はその少女と話したこともない。



今日の午後の委員会活動中に見かけた少女になぜか目を奪われ、立ち止まっていると横にいた兵太夫が声を発した。
「あ、みかちゃん」
その声に反応した少女は、こちらを一瞬向いたあと足早に去ってしまった。
目が合ったような気がしたが、気のせいだとすぐに思い直した。



「…くっ…」
それだけだった。
それでもなぜかこんなにも興奮してしまう。
もう少しで出る、と思った瞬間、足音が聞こえてきた。
冷や汗をかきながらも、手を止めて乱れた部分をなおし気配をたつことに集中する。
しかし、それは無駄に終わった。
「…先輩」
247藤内×みか2:2010/04/12(月) 23:52:34 ID:GUw5Elwp
目の前に、あの少女が現れた。
「な、んで…」
「先輩もまだまだですね。上から丸見えだったんだけど」
顔が赤くなり、藤内は逃げ出そうとするが力が出ない。
みかは小さく微笑み、藤内の耳元で囁く。
「何を想像してたんですか?今日、あんなに見つめてきたのはどうして?」
「…ち、ちがっ…あっ」
耳を甘噛みされ、藤内は思わず声を出してしまう。
「先輩。私も眠れないんです。付き合って?」
藤内はその言葉に従うしかなかった。


初めての口付けに、藤内はさらに身体を固くした。
何度か互いの唇が触れた後、みかは藤内のすっかり立ち上がった先端を布の上から刺激する。
「ああっ…!」
口を開けた藤内にみかはすばやく自分の舌を絡めた。
「んんっ…!?」
ぴちゃぴちゃといやらしい音が響く。
みかは唾液がこぼれるのも構わずに、藤内の舌をただ夢中に吸い上げる。
どれくらい時間がたったのだろうか。
みかがやっと口を離してくれたとき、藤内は口元を拭おうともせずぼんやりとみかを見つめていた。
またみかは微笑み、今度はまとっていたものを全て脱いで藤内をゆっくり押し倒した。
みかの胸は小さかったが形が良く、初めて女性の身体を見た藤内は思わず凝視してしまう。
248藤内×みか3:2010/04/12(月) 23:56:10 ID:GUw5Elwp
その痛いほどの視線に、みかの顔は少しだけ赤くなった。
「先輩のすけべ」
と急に恥じらう表情を見せるので、藤内は思わず身体を起き上がらせ、バランスを崩したみかを自分の膝にのせる。
そして、両手でみかの胸をわしづかみ、もみだした。
「あっ…ああんっ…!それ、だめぇっ…!」
自分の手の動きで感じてくれてることが嬉しくて、藤内はさらに激しく手を動かす。
「あんっ…ああっ」
甘い声をあげながら、みかがゆっくり藤内の手をとった。
そして、その手を自分の秘部におしつける。
「先輩、私もう限界なんです」
みかの妖艶な表情と声、そして自分の指を伝う蜜に藤内の理性は失われる。
自分のものをむき出しにして、みかの腰をつかんでそこに勢い良くいれこむ。
「ああっ…!い、いいっ!」
藤内の膝の上でみかが腰を揺らす。
みかの中は、すっかり濡れておりあっさり藤内を受け入れた。
みかに負けじと藤内も最奥を突きあげると、身体が嬉しそうにはねる。
「み、みかっ…!」
「あっあっ!気持ち、いいよおっ!」
藤内は、みかとずっとつながっていたいと思った。
しかし、自分を包み込む膣の中のあまりの気持ち良さに、耐えきれず精をはき出してしまう。
「…くっ」
「はあああんっ!いっぱい入ってくるっ!」
「はあ…はあ…」
脱力感に苛まれながら、藤内は腕をみかの背中に回し、静かに抱きしめた。
「みかちゃん…」
どうしてこんなことになってしまったのか。
自分はみかのことが好きなのだろうか。
藤内は少しずつ冴えてくる頭で考える。
その間、みかは何も言わずに藤内に身体をあずけていた。


しばらくして、黙って抱かれていたみかが藤内の身体から離れ顔をあげた。
「先輩。なにか私に言うことありますか?」
「えっ…」
困惑する藤内の表情を見てみかは少し顔をしかめた。
だがそれは一瞬で、すぐにみかは萎えていた藤内のものを手でつかみ、顔を近づけて先端を舌でなめる。
「うぁっ!」
「ふふっ…。すぐ元気になりましたよ」
ぴちゃぴちゃと音をわざと出して、みかは丁寧になめあげる。
一旦冷めた藤内の体が再び熱を持った。
「みかちゃん…もう…」
「だめです。最後までつきあってください」
舌をのぞかせて微笑むみかは、最高に美しかった。

夜はまだまだあけそうにない。
249名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 23:56:51 ID:GUw5Elwp
以上です。ありがとうございました。
携帯から失礼。
250名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 18:00:54 ID:DZewg/ev
>>246-248
お見事GJ!
余計な部分がなくていい感じだった。
「エロパロ」と呼ぶに相応しい読み物をありがとう。


俺、3カ月くらい前にこのスレの存在知ったばかりなんすけど、
面白そうなんでいずれ自分でもなんか書いてみようと思ってる。
過疎りで終わられたんじゃ元も子もねえや
251名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 22:34:05 ID:Yl5rJCeH
GJ!!
18期の放送はじまったことだしさ、
もっと盛り上がろうぜ!な!
252名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 01:36:50 ID:6ppy1GEH
住人が減ったとか入れ替わったというより
単に規制で書き込めないだけだと思う…
253名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 02:34:08 ID:UO1Ap6ct
>>252
それなら良かった!
254名無しさん@ピンキー:2010/04/16(金) 12:56:36 ID:zMMOWZVf
俺は規制がいつまでたっても解除されないから、p2に入っちゃったけどな。

それはそうと、
作品一覧が軽く荒らされてる(んだよね?)
前の絵板みたいなことにならんうちに消した方がよくないか?
255名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 23:05:57 ID:3v+PGvUw
連載途中で止まってる作品が書き手さんの個人サイトで
完結編がアップされてるらしいんだが
もし見てたらここにも書き込んでほしい…

>新たに集まってきた人間でリスタート
かどうかは分からないがなんか2慣れしてなさそうなレスはあるな
SNSじゃないんだから別に改まった挨拶や自己紹介はいらないんだぜw
256名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 23:25:32 ID:AGDOLd2N
今更だが、DVDで見直してから玄南くんやポルトガル王子の話を
考えようと思った自分はいったいどうすればいいんだorz
257名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 01:18:22 ID:QPWfzqv9
>>256よりによってそのチョイスとはwお前神がかってるなww
保険委員乙w
258名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 08:35:20 ID:Cjpfp4Wf
作品一覧の荒らしって何かと思ったらトラックバックかー
意識しなかったから最初「?」だったけど気になる人は気になるかもな

茶屋の娘さんはたしかにいいネタだったからDVDカットは痛いんだぜ…
259名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 13:57:23 ID:umvawj+W
>>256 そんな貴方につ「山本シナ先生ごっこの段」
260名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 19:03:44 ID:4o+3Ztn+
久々にきたらみかちゃんネタ!最高
261sage:2010/05/06(木) 19:28:53 ID:QfDkPbz/
みかちゃん可愛いよみかちゃん

でも俺くのたまをよく知るまでなぜか兵みかは公式だと思ってた。なんでだろ
262名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 01:32:15 ID:bnZ5JHrl
>>261
sageはメ欄
263名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 00:43:41 ID:iMjZdnUn
小銭につられて落とし穴に落ち、縛り上げられたきり丸が
くのいちにいじめられるの段。


きり「おい!離してくれよ〜っ バイトの時間に遅れちゃうだろ!」
ユキ「ハローきりちゃん♪ちょっと男の子のこと研究させてほしいの♪」
トモ「お打賃出すわよぉ、こっちの方がいいバイトになるんじゃなーい?」
きり「お、お打賃ーーー?! …って、研究って言葉にすこぶる
   不安を感じずにいられないんスけど…」
トモ・ユキ「まずはひんむいて〜〜〜!!」
きり「きゃあーーえっち、やめてーーーっ!」
トモ「くのいちはね、任務を遂行させるために時には男を完全に
   手玉に取れるほどのテクニックが必須なのよ。
   いわば実技練習ってとこ」
ユキ「悪く思わないでね、罠にかかったあなたも悪いのよ♪」
きり「そ、そんなこと言われたって〜っ 
   だれかぁーーっ どいせんせえーーーーっ!」
トモ「ふふっ こんな森の中で誰にも聞えないわよ。
ユキ「ねえ〜たとえばきり丸ぅ、男の子もここって感じるの…?」
   
指先できり丸の胸元をツーーーーッ

きり「ひぃっ…く、くすぐったぁッ…!」
ユキ「くすくすくすっ…」 

触れるか触れないかの感覚で、きり丸の乳首をツンツン☆ ツンツン☆ 

きり「うあぁぁっ… ちょっ、なっ、こんなっ…」

顔を赤らめて戸惑うきり丸。

トモ「かっわい〜。経験がない男の子って女の子みたいな反応するのねえ」
264名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 00:44:31 ID:iMjZdnUn


その言葉に反応し、怒りをあらわにしながら

きり「…おい!!ちょっとくのいちが強いからって、人を馬鹿に
   するのもいい加減にしろよなーーッ!」
ユキ「なーんていってるけど… ふふっ… 
   ねろねろぉっ ちゅぱぁっ(うっとり)」 
きり「やややっ…  ちょっ…!!」
トモ「あははっ! ちっちゃい乳首がピンって立ってる〜♪カっワイイー」
ユキ「チュっ ぷちゅっ れろん、ちゅううぅっ…」
きり「…っッ☆!!!」

は組の男のメンツにかけて、歯を食いしばり耐えるきり丸。

トモ「静かになっちゃって。どう、ユキちゃんの舌技はすごいでしょ〜」
ユキ「はふぅっ(うっとり)、レロレロレロレロレロレロレロッ…」
きり「…もっッ…!!!! ほんとに、やめっ…」
トモ「なーんて言ってるけど、ほら、こっちもこんなに固くして♪」

キュッ♪

きり「わっわあっわぁ!!!ど、どこ、触っッてんっ…」
トモ「ねーえ、服の上から触ってるだけでも射精ってするのかしら?」
ユキ「おっけい!今日の研究はそれね!」

起立したきり丸のあどけないソレを、ユキの白魚の手が服ごしにふんわり包み込む。
265名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 00:45:01 ID:iMjZdnUn
ユキ「はぁっ なんかエッチな匂いがするう〜」
きり「か、嗅ぐなぁッ!!!」

優しく優しく、モノの形を確認するかのように、布越しに撫でまわしていると、
はちきれんばかりにそそり立ったソレと顔を真っ赤に赤らめたきり丸は
熱く震えあがって、ただただくのいちの手管に耐えるだけだった。

ユキ「ねえ、やっぱり舐めてみた〜い。いいでしょ?」
トモ「ユキちゃんってスキモノなんだから〜! いっちゃえ♪」

きり丸の袴をするりと脱がし、華奢な下半身の前に座り込むユキ。
小さなきり丸の桃尻に手を回し、 ねろぉーーーーーっと
唾液を沢山のせた舌先でソレを舐めあげた。

きり「ひぁぁぁあっッ!!!!」

ユキは指先をちゅぽん、ちゅぽん、と一本一本口に含み、
唾液をたっぷりまとわせた4本の指をソレに縦横無尽に這わせ
顔を近づけふうっと息を吹きかけながら、息も絶え絶えのきり丸を見上げる。

ユキ「…どうなの?」

きり「ああっ…!!!も、もう、だめだぁあぁ〜〜っ;」

泣き声をあげながら、首をふるきり丸。

トモ「そろそろきりあげよっか。ユキちゃん、しあげやっちゃって!」
ユキ「りょーかい★」

はあっ。。。と大きな口を開け、亀頭をちゅぽんと口に含み、
舌先で転がした後、じわりじわりと喉の奥までねっとり口内で
舐めまわしながら咥えこんでいく。
根元まですべてを包み込んだら、飲み込むように喉の筋肉を動かしながら
ゆっくりゆっくり前後に運動していく。

今まで一度だって味わったことのない生の感触に、
きり丸は背筋を凍りつかせながら、ただなすがままの状態で
白い視界の中、果てた。
266名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 03:14:52 ID:l63HZ2wo
エロい のはいいんだが、“小説”にしてから投下してもらえると嬉しいなぁ…
267名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 20:31:15 ID:kpWm0gqF
SSとネタ文の境なんて、あってないようなもの

「明らか“ネタ文”」でなければ構わん。
268山本シナ先生ごっこ?の段:2010/05/17(月) 14:58:05 ID:dkLZAIYK
「山本シナ先生ごっこの段」と聞いて思い浮かんだネタ。
いいじゃないか、タイトルだけで想像しても。
本当はもう少し早く投稿したかったが、アクセス規制で無理だった。

くノ一教室トモミは悩んでいた。
(はあ…。この前のリーダー決めだってダメだったし、みんな私が学級委員長だってこと忘れてるんじゃないかしら。)
そう、トモミは学級委員長という立場でありながら、最近さっぱり活躍できないことに悩んでいるのだ。
(やっぱりこのままじゃいけないわ!強くてきれいでかっこいい、山本シナ先生みたいにならなくっちゃ!)
どうすればシナ先生のようになれるか、直接教えてもらうため、トモミはシナの元へ向かった。
269山本シナ先生ごっこ?の段 2:2010/05/17(月) 14:58:57 ID:dkLZAIYK
「山本シナせんせーい!」
「あら、トモミちゃんじゃないの。どうしたんですか?」
学園の庭に一人でシナがいた。ちなみに若い方である。
「私、先生みたいになりたいんです!どうすれば先生みたいになれるか教えてください。お願いします!」
「ふふ…、一生懸命でかわいいわね。いいですよ。私が手取り足取り腰取り、しっかり教えてあげます。」
「えっ、先生ちょっと…。」
慌てるトモミをシナは抱き寄せ、腰の辺りに手を添える。
「大丈夫よ、私に身も心もゆだねて。」
そう言ってトモミの腰に当てた手を動かして撫で回す。
「私そんなつもりじゃ…。」
「私のようになりたいのでしょう?だったら、私のことをよく知りなさい。
トモミちゃんも私にしっかり自分をお見せなさい。お互いをよく知ることが一番大事なのよ。」
270山本シナ先生ごっこ?の段 3:2010/05/17(月) 15:03:11 ID:dkLZAIYK
「あら、ずいぶんと殊勝なことを言うのですね。」
トモミとシナの後ろから凛とした女の声が響く。
振り向くと、その声の主は、なんと山本シナだった。
そのシナはトモミを抱き寄せる『シナ』に向かって言葉をつづける。
「忍術の腕はよくても、あなたは人に教えられるほど誠実ではないみたいね。変装名人の鉢屋三郎君。」
「あ、気づかれましたか。」
その瞬間『シナ』の声が男のものになる。平静を装ってはいるが恐れを隠しているように聞こえる。
『シナ』いや鉢屋三郎の手から逃れたトモミはただ目を丸くして、同じ姿の二人を見つめるばかりである。
「で、何をしていたのかしら、私の姿で。」
「ちょっと山本シナ先生ごっこを…。」
「そうですか。じゃあ私が個人指導するわ。あなたは未熟なところが多いようですし、悪いけどあまり似ていなかったわよ。」
「い、いえいえ、遠慮いたします。」
「遠慮しなくていいわよ。変装のコツをみっちり教えてあげます。さあ、行きますよ!」
鉢屋の意見を無視して、シナは鉢屋を引っ張っていく。鉢屋にとってはまな板の上の鯉の気分だ。
「あとトモミちゃん。こんな変装も見破れないなんて、あなたも後で補習ね。」
目の前の光景にすっかり呆然としていたトモミに、シナが微笑む。
シナに引っ張られる鉢屋に哀愁を感じながら、トモミはこれから自分の身に降りかかる補習について心配していた。
(山本シナ先生には絶対逆らっちゃいけない…)
トモミは、改めて山本シナ先生の偉大さを知ることになったのだった。

以上です。
271名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 19:14:18 ID:BNXjLFGb
まさしく山本シナ先生ごっこW
タイトル聞いてもユキトモ百合しか思い浮かばなかった自分は負け組…

このあとの個人指導が気になる
272名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 17:40:37 ID:jeesW5nf
普通に面白かった。GJ
自分も個人指導気になるw
273名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 00:30:51 ID:AiUddEIp
>>255
見つけたからwiki編集しといた
274名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 00:32:38 ID:AiUddEIp
あ、>>273は見せ物小屋のオヤジ×照代小説な
275名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 01:16:31 ID:2vySCw4i
>>273作者本人なのか?
本人以外が(文章が何処で載ってたのか知らないけど)
載せたりするのはマズくないか?
276名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 20:54:16 ID:fS5goQuy
>>275
すまん本人ではない
作者の許可はとったよ
リアルタイム投下時にスレのふいんきryがおかしくなってしまったので
スレ投下はNGだがまとめで読みたい人に読んでもらえるならということだった
277名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 22:52:34 ID:TlVRc+uf
>>276
>>275だがわざわざスマン

この作品好きだったんでありがたい
278年下の男の子:2010/06/13(日) 16:15:34 ID:PaTMVZQ4
投下します。小松田です。


今日もカレは学園の門を掃き掃除している・・・。
あーあ、枯葉をあちこちに散らしてるだけで、ぜーんぜん掃けてないじゃない。
なのにあの満足そうな顔!掃除終わり!って、マジで言ってるのー!?

ほんと、しょうがないな、アタシの彼氏・・・。

カレは忍術学園の事務員で、名前を小松田という。
仕事の出来ないダメ事務員だけど、いつも一生懸命な姿は
なんだかんだ言って母性本能をくすぐるっていうか・・・とにかくキュンとしてしまう。

アタシはカレよりほんの少し、年上。
アタシの家族が学園の生徒で、それで知り合って、付き合うようになった。ま、ありがちよね。

カレは年上が好きらしい。
だから最初は、甘えんぼさんなのかしら、可愛いなぁなんて思ってたんだけど
夜のカレはとてもじゃないけど可愛いなんてものじゃなかった。
ある意味「若さ」のせいなんだろうけど、とにかく性豪。
一晩に十戦なんて日常茶飯事。少しはお姉さんのカラダをいたわりなさいって叱っても、聞く耳持たないの。

昨晩だって・・・

「も、もうこれ以上したらカラダ壊れちゃうよぉ・・・」
「ダメっ・・・まだ寝かさないよ」
「そんな・・・いやぁ・・・」
「じゃあさ、一人でしてみてよ」
「えっ・・・一人でするって・・・?」
「僕と出来ない晩は、一人でしてるんでしょう?ねぇ、やってみせてよ」

小松田は、意外にもSっ気があるらしい。
昼間のカレを見ると、どう考えてもMっぽいのに。
でもそんな彼だからこそ、アタシの前でしか見せない男の表情には体がじゅんと熱くなる。

そして結局、カレの言いなりになってしまうんだ、アタシは・・・。

279年下の男の子2:2010/06/13(日) 16:17:56 ID:PaTMVZQ4
「あっ・・・」

すでに小松田の愛撫によってとろけきった秘部に指を這わせる。
小松田の視線が、熱い・・・。

「ねえ、いつも僕のこと考えてやってるの?
 こんなイヤラシイ女の子だって、生徒のあの子が知ったらどう思うんだろうね」
「いや・・・あの子の名前は出さないでっ・・・」
「ふふ、幻滅されちゃうね、1年は組の・・・」
「いやっ!言っちゃダメぇ・・・!!!」

ハッ。

つい昨晩の営みに浸ってしまった。
もう・・・どうしよう、少し濡れてきちゃったし・・・。
結局昨晩は、あの後一人で達してしまって、かつカレのモノでも一回。
ほんと、昼間のぼけっとした彼とは別人なんだもの。

どきどきしながら、カレを見る。
あ、ヘムヘムに怒られてる。掃除やり直しだって、ふふ、馬鹿ねぇ。

しょんぼりした顔で、また掃き掃除を始めだしたカレ。
突然目の前に現われて、ずっと見てたよなんて言ったらどんな顔するかしら。
掃除手伝うよって言ったら、きっと笑顔になるんだろうな。

夜の意地悪なカレもいいけど、でもやっぱり、昼間のどうしようもないカレの方がカレらしいって思える。
どちらのカレも大好きだけど・・・ね。

「小松田ー!」
アタシはカレの元へ駈け出した。
カレの顔が、一瞬驚いて、そのあとうれしそうな笑顔に変わった。

「リリーおばあちゃん!」

今晩も、あなたはアタシを攻めるのかしら。
いつもアタシがぎっくり腰になるまで止めようとしないんだから。
腰に貼った湿布が、じんわり熱を帯びてゆくのを感じた。

玄孫の喜三太にはナイショ・・・ね♪
280名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 16:21:22 ID:PaTMVZQ4
以上です。

あっ、最初に老婆物って注意書き入れるの忘れてしまいました!すみません!
281名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 19:12:39 ID:3g+NHmSd
忘れたんじゃなくて、わざとでしょww
こんなネタでもちょっと嬉しい小松田ファンの私……
次は綾部で何かお願いします!
ネタじゃなく普通にエロいのでもどっちでも大歓迎です。
282名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 20:18:43 ID:1Y5sEko0
>>280
久しぶりの小松田さん&リリー婆ちゃん乙です!
見覚えある文体で相手が分かっててもにやけてしまう…くやしいっ(ry
283名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 00:44:27 ID:ARM4iuRN
>>280乙です!
リリーばあちゃんww
284名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 02:40:16 ID:JbrGMFM6
老婆物ておまwww
だがGJ
285名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 21:11:04 ID:Kgb01HVT
28日(月曜)放送予告、利吉&照代コンビキター!
アニメでこの二人が拝めるとは・・・。
この板的にもおいしいネタ希望。
286名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 00:37:39 ID:CzE6KpwH
>>285あの沙胸だけで美味しい!!まさかのチョイスに興奮の色を隠せませんすたっふGJ
287名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 01:28:19 ID:DE4x3aUc
しかもサムネのシーン夜だぜ、ハァハァ
288名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 19:30:34 ID:/Et0neSC
利照破壊力ハンパねえぞオイ

「そりゃあ利吉さんが今一番売れっ子忍者なのはわかるけど、だからこそアタシだってこうしてコンビを組む事でテクニックを盗もうと…」ってくだりで

「俺からテクニックを盗む?…へぇ」とかいう利吉を受信した

289名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 20:58:32 ID:vTdq9Jxq
今日のアニメ、利照ゴチになりやした!
最後の利吉の微笑みにその後の甘い展開を夢見るもよし、
途中のテクニック盗もうとする照代に挑発するもよし、
小生意気状態だった照代にキツいおしおきするもよし、
もちろん逆襲もよしとアニメスタッフはどれだけ選択肢を出せば気が済むのか・・・!

ところで、確か利吉の方が年下(一歳差)なんだよな。
合ってる?
290名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 21:11:00 ID:bK5LGm6+
利吉の方が年下なのにタメ口で、照代が敬語だった…だと?
スタッフもやればできるじゃないか
291名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 23:18:58 ID:YfV/ma7Q
照代は19歳さそり座B型
(キャラ図鑑より)
292名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 20:58:14 ID:jUfcJZ3y
照代凌辱まだー?
293名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 16:56:20 ID:xQ4udAjj
アニメのトモミが可愛いすぐる
294タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:05:28 ID:Of3ILR8C
流れとは無関係ですがタカ丸×シナ投下します。
二人ともキャラ崩壊してますすみません。


忍術学園には昼も夜もないとはいえ、さすがにこの真夜中に校舎に立ち入る生徒はいない。
明かりの消えた教室は、昼間の賑やかさが嘘のように暗く静まり返っている。

山本シナは、一番奥にあるその教室で、彼を待っていた。
どこか切羽詰まった表情を浮かべ、時折ため息すら漏らしている。
そして彼女にしては珍しく、ぶつぶつと独り言を繰り返していた。

「今日こそ終わりにしないと…今日こそ…」

彼の気配に気づいたのは、それからすぐの事だった。
気配どころか、足音すら隠そうとしない様子にシナは苛立ちを覚えた。

「先生、入りますよ」

間の抜けた声が聞こえたのち、ガラッと、これまた大きな音をたてて扉が開かれる。

「あのね、あなたそれでも忍たま…」

思わず説教をしてやろうかと振り向いたが、忍者には不釣り合いな明るい髪色を見て、
かつシナと彼の関係を思い返して、この場ではふさわしくない話題だと思い言葉の続きを飲み込んだ。

「遅かったわね、タカ丸くん」

そう、シナの待つ「彼」とは数週間前、この学園に編入してきた4年生の斉藤タカ丸。
へらっとした笑顔をそのままに、タカ丸はシナに近寄る。

295タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:07:05 ID:Of3ILR8C
「ごめんなさい、滝夜叉丸が解放してくれなくて」
「滝夜叉丸…あの目立ちたがりの子ね」
「授業でうまく出来なかったから、少しだけ戦輪を教わるつもりだったんですけど」

なんでもない会話が続く。
しかしシナは心中穏やかではなかった。
今日は…今日こそは…。

「あ、先生少し髪傷んでませんか?」

不意にタカ丸がシナの髪に触れた。
瞬間、シナはその手をぴしゃりと払いのけた。

「シナ先生?」
「…タカ丸くん。今日はあなたに言いたいことがあるのよ」
「なんですか?」
「もう…もうこういう関係は終わりにしましょう」

シナはまっすぐタカ丸の目を見つめた。
タカ丸もシナの目を見つめ返す。

「こういう関係ってどういう関係ですか?」

しかし相変わらずのんびりとした口調で答えるタカ丸に、シナは感情を抑えきれず声を荒げて一気に言った。

「あなたね!わかってるんでしょ!!
 私とあなたは教師と生徒で!!!それ以上になってはいけないの!!!
 つまり、あなたと体の関係を続けてはいけないの!!!
 …もちろん、そういうことに興味のある年頃のあなたを、止めることの出来なかった私が悪いのはわかっているわ」

くのいち教室の女の子に、先生も編入生に髪を結ってもらってはどうかと言われたのが始まりだった。
仕事から解放される夜に、タカ丸を部屋に呼んだ。
そして…そこから、どう体を重ねたのかシナはよく覚えていない。ただ、口づけをしたのは自分からだった。

296タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:10:41 ID:Of3ILR8C
その日から、度々二人は関係を持つようになっていった。
もちろんシナは「いけないこと」だとはわかっていた。
忍術学園の教師が、生徒と。倫理的な問題だけではない。これはくのいちの誇りすら揺らぐ問題。

「先生」
「わかってくれる?タカ丸く…」

ガッ

突如、タカ丸がシナの髪を掴んだ。
荒々しい力でシナの短い栗色の髪を。

「なにするの?離しなさいっ…」
「シナ先生、珍しいですね、枝毛があります」

そしてそのままシナの髪に唇を落とした。
予想外の行動に、シナは動くことができなかった。本来の彼女なら、タカ丸なんて軽くあしらえるはずのだが。
しかし彼女が動けないのは、タカ丸の突然のキスだけが原因ではなかった。

シナの髪を掴んでいる方とは反対の手…その手でタカ丸がシナの秘部を撫でていたからである。

「や、やめなさい…タカ丸くんっ…」

シナの静止も聞かず、タカ丸はシナの袴に手をつっこむ。
シナの下の毛の感触を確かめた後、ためらい無く奥へと指を進め、にやりと口を歪めた。

「シナ先生、すごく濡れてますね…もうぬるぬる」
「そんなことっ…!!」

反論を試みるが、そこがどうしようもなく濡れてしまっていることは、自分が一番よくわかっていた。

「ねえ、シナ先生、先生が僕から離れられるわけないじゃないですか。
 僕はいいんですよ、先生との関係を辞めたって。でもそしたら先生、我慢できます?
 こんな、僕に触られないうちから濡らしてるようじゃとても無理でしょう?」

耳元で、攻め立てるように囁かれる。
それだけで足がガクガク震えてしまうのに、さらに一番敏感な場所を指で弄られてシナは自分を支えることすら危うくなっていた。
タカ丸が髪を強く掴んでいるから、辛うじて立てている状態である。

「ダメ、ダメなの…。それでもダメなの…やめてタカ丸くんっ…!!」
「そんな顔で言われても説得力ないですね」

タカ丸は、掴んだ髪はそのままに、ぐるりとシナの体を反転させた。
そして袴の紐を抜き取ると、快感で桃色に染まったシナの形の良い尻が現れる。
それとほぼ同時に自分の袴も下ろして、一気に硬くなった自身を突き立てた。

「ひっ……!!」

その衝撃に、シナの呼吸が一瞬止まる。
しかし成熟したシナの秘部はさほど痛みもなくタカ丸を受け入れた。

297タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:13:56 ID:Of3ILR8C
「動きますよ、シナ先生…。今日は乱暴にしてもいいですよね」
「ダメよタカ丸くっ…あっ…あああっ!!」
「意地張らないで、シナ先生」

タカ丸は最初からトップスピードで腰を打ちつけた。
パツンパツンと互いの肉がぶつかる音が軽やかに響く。
もうシナには喘ぐことしかできなかった。

……2人は絶望的に良かったのだ。体の相性が。

特にシナにとっては、彼の声から指から、すべてがダイレクトに性感に繋がり、
教師でありくのいちであることすら忘れてしまうほど感じて声をあげてしまうのであった。

タカ丸は髪を掴んでいた手を離し、シナに後ろから覆いかぶさるように抱きついて、胸をもみしだく。
柔らかな胸が形を変えてタカ丸の手に収まる。
胸を揉みしだく指、さらには背中に感じるタカ丸の体温が、シナを高ぶらせてゆく。
シナに抵抗する力など残っていない。
ただ目の前にある壁に手をついて快感に耐えるしかなく、タカ丸の荒い息が耳にかかる度、きゅんと秘部が締まった。

「あっ…ああっ…激しくてもうっ…」
「ふふ、いつもより早いんじゃないですか先生っ…」

しかしそう言うタカ丸の声も大分上ずってきている。
シナは喘ぎながら、首だけを後ろに向け、タカ丸に口づけをねだるように顔を寄せた。
そう、最初に体を重ねた時のように。
タカ丸はその求めに応じながら、腰の動きをさらに速めた。

「んーっ…んっ!!!!」

シナの体がびくびくと跳ね上がった。
タカ丸はシナから自身を引き抜くと、その場にくずれおちたシナの髪に精を放った。

298タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:15:27 ID:Of3ILR8C
「シナ先生、早く頭流さないと取れなくなりますよ」

タカ丸の声などシナには届いていなかった。
体のけだるさだけではない。シナの体には後悔と罪悪感と怒りと、負の感情が渦巻いていた。
早くこの場を片づけなければとは思うがしばらくは体を動かす気になどなれない。

シナの心中を察しているのかいないのかはわからないが、タカ丸は自分の袴の紐を結びながら呟く。

「いくら考えても、シナ先生は僕を求め続けますよ。
 最初からそうだった…初めて先生の部屋で髪を結ったとき…
 ただそれだけで先生は感じていたから…」

ああ、そうか。そうだった。
シナは初めてタカ丸と体を重ねた時の事を思い出した。
彼の指がただ髪に触れるだけで、シナは信じられないほどに濡れて、発情して、
自らの意志でタカ丸の指に自分の指を絡めて…。

始めに誘ったのは私だったのか…。

この関係を認めることはできないけれど、きっとまた私はタカ丸を倉庫に誘ってしまうのだろう。
苦悩の日々はずっと続きそうだが、今はもうどうでもいい。
シナは堕ちてゆく自分を感じながら瞼を閉じた。
299タカ丸×シナ:2010/07/25(日) 14:17:37 ID:Of3ILR8C
以上です。
未熟な文章ですが失礼しました!
300名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 21:39:50 ID:0Oe5NwWa
gj!!
シナ先生ごちそうさまでした!
301名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 20:23:14 ID:A8Tw6ud4
GJGJ!!タカ丸ってか手先の器用な男ってエッチ上手そうだよね〜
食満とか伊作×くのいちとかもっと増えればいいのに
302名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 06:35:31 ID:Ec557HBl
昨日のタカ丸の「トモミちゃ〜ん」の台詞に何かが目覚めた
303名無しさん@ピンキー:2010/07/27(火) 10:33:10 ID:4WzqcYnD
昨日のラスト、あの3人で「楽しんだ」後学園に戻ったんだな。
…と妄想した。
304名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:06:12 ID:adTSH9Pa
>>299
今更だがgj
そういえば何の話しか忘れたが、タカ丸がシナに「綺麗ですね」と言っていたような・・・
305名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 21:15:52 ID:3C7M4FVw
GJ!!
エロ丸いいよエロ丸
306名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 06:43:46 ID:PsznBC55
八宝斎で何かネタはないんかね
307名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 15:38:51 ID:WaadzqSl
夏だし、ひえたスイカが食いたいって?美味そうだな。
308名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 18:15:32 ID:BNNJR3+7
稗田西瓜というきょうだいがいるかもしれん
美系の
309名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 16:48:16 ID:4Sch1MSe
アニメ八方斎の奥さんだよ
310名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 20:54:08 ID:kb6qvHub
八宝斎×奥さんって意外とネタがない・・・?
311名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 21:38:22 ID:TYZY+YKe
ここで仙蔵×トモミという電波を受信した
312名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 13:26:49 ID:rmvr877E
よし、受信できない俺のためにそれを文章にするんだ!
313名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 22:36:39 ID:WIPM66sY
気配を消す修行として物陰から物陰へと移動しながら全裸で夜の街を駆けるくの一組
314名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 00:12:19 ID:1cvIw2oI
>>313
そこは夜の学園内ということで・・・・・・
315名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 16:22:09 ID:gzgUJfOQ
312のidが村々バナナに見えた
316名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:17:13 ID:CXlbXrHJ
ちょ、315(笑)
317名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:26:11 ID:CXlbXrHJ
間違えてあげちまった…
ちょっとくのいち教室に忍び込んで来る
318名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 19:06:01 ID:M1/VAtww
くの一
処刑
319名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 19:52:36 ID:wuKKcvno
くノ一に(性的な意味で)処刑される忍たまというのも悪くないな
320名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 09:08:48 ID:qmpqn9Sp
Vシネマが頭に浮かんだ
321名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 22:43:37 ID:NujUgdYx
規制連発でなかなか書き込めない・・・気が付けば18期も終わってるしorz
今期は乱太郎の父ちゃん母ちゃんinタソガレドキ城とか、南蛮修行と里芋さん夫婦とか
「夫婦とはそういうものだ」な山田先生とか、夫婦ネタ好きに優しかったなあ
あ、あと利照とか

来期に思いを馳せつつネタ降臨待ち
322名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 00:00:48 ID:7vZWZE7E
噂では今度の金曜日の話が、すごいことになるらしい
323名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 20:03:23 ID:aHmjKYpj
あの男装シナ先生だったらくの一教室全員陥落だろ
324名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 22:57:16 ID:mX17y2R4
忍たま涙目な程、完成度の高い男装シナ先生w
325名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 00:25:53 ID:2k9KrtHj
ドラマCD三の段で伝子さんに女装させられる留三郎…留子さんというシーンがあったんだが

女装の授業という名目でくの一達にあんな事やこんな事される留子さんというのはどうだろう。
326名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 22:40:11 ID:sBJpVTqk
        __      _  へっへっ屁っが出る5秒前〜
        ゙-=ェ-:}   /┴_、   ____
          /⌒i  、J,i'  'ー'ト, /__フ="
      /}  { ´⌒,つ'"ェ、__(ラ’/--|
    /.::{   ゙ー--/   ⌒`⌒゙   |
.    /:::::r┘ ___ ,ノ ‐''´ -t-   __,,ノ
   /-‐-{_/`ヾ::::{ _ { _,ノ` ̄´
   !      ,!:::::ゝ,_ノ
   i       _ノ:::::::::;冫、
   ゝ-一''"´ `ヾ''´   ヽ
          \     ',
            ,:'⌒  |
           ,!、   /
            _/::::〉''´
          〈::::::/´
         |::::ゝ、
             ̄ ̄
327名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 22:48:30 ID:mXo4txUj
ユキとともみが、どちらの男装がより完璧かを決めるために交互に相手を犯す。
328名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 22:45:55 ID:VB+EKkLQ
>>327
それを小説にするんだ!
329名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 22:59:24 ID:IH09DOLP
くのたま小説読みたい。
330名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 17:47:25 ID:xVs1qwHL
なんだシャドウかまげろ先生じゃないっすか
331双忍とユキ:2010/11/15(月) 00:47:40 ID:Ub/lEFyL
双忍とユキ投下します。
最初にちょっとだけ鉢屋×ユキ、メインは雷蔵×ユキな感じです。
あっさりめ。

夜だというのに先生に三郎を呼んでくるよう言われ、僕は忍術学園中を探し回った。
しかしなかなか奴は見つからず途方にくれていると、学園の奥深くにある倉庫からかすかに物音が聞こえた気がしたのでまさかとは思いつつも近づいてみる。
「あっ…ああんっ!不破先輩っ激しっ」
「ユキちゃん…」
自分の耳が信じられなかった。
僕は困惑しながらも思い切り倉庫の扉を開ける。
「えっ…!?」
すると三郎の上に跨がるユキちゃんと目が合った。
二人とも何も身につけていない。
僕は後ろ手に扉を閉めると、三郎を睨みつけた。
「どういうこと?」
「残念…見つかってしまったか」
三郎はそう言いながらも下からユキちゃんを突き上げる。
「なっ…鉢屋…先輩…だったなんて…!」
だけど戸惑いながらもユキちゃんは淫らに腰をゆらしている。
いやらしすぎる彼女に、僕もたちまち我慢ができなくなった。
「ほらユキちゃんも、ちゃんと説明して」
「や、やあっ!」
ユキちゃんを三郎から無理矢理ひきはがすと、それすらも感じたようで彼女の秘部から蜜がしたたる。
「…えっとな、らいぞ」「やっぱりお前は黙れ」
僕は床にユキちゃんを押し倒し、左手で彼女の両手をふさいだ。
332双忍とユキ2:2010/11/15(月) 00:50:18 ID:Ub/lEFyL
それからすっかり立ち上がっている乳首の片方を甘噛みし、もう片方は右手でつねった。
「ひゃあっ…!」
「はやく言って」
ユキちゃんは瞳をうるませながら恐る恐る口を開く。
「…この間、初めての色の授業があったんですがもっと成績あげたくて…不破先輩に…練習をお願いしようかと」
「…なんで僕に?」
「頼み…やすいので」
そう言って頬を赤らめるユキちゃんはものすごくかわいかった。
「あっ先輩…そこは…!んんっ」
指を一気に三本秘部に入れるとすっかり濡れていて、出し入れするたびに音が響く。
それぞれをばらばらに動かすとあとからあとから蜜が出てきて。
本当、いやらしい。
「嬉しいなあ。でも三郎と間違えるなんて…」
「ああんっごめんな…さ…い」
ひくひくと膣内が痙攣し僕の指を離そうとしない。
「ねえ、三郎はもう中に出した?」
二人が同時に首をふった。
まあ、そんなの聞かなくてもわかるか。
大分頭が回らなくなってきたみたいだ。
「よかった。僕がいれてあげるからね」
気をとりなおして指を引き抜くと、自身の袴と褌を脱ぎ捨てる。
すでに大きくなった自分のものに苦笑しながら、震えるユキちゃんを貫いた。
「んっまだ少しきつい」
「やっ大き…!奥まで入ってく…る…!」
ユキちゃんが僕のものをしめつける。
まだ経験が少ないだろうから、この狭さには納得だ。
できれば優しくしてあげたかったけれど、無理だった。
僕を震えながら見上げるユキちゃんがかわいすぎる。
そしてそんな表情とは裏腹に僕をしめつけるいやらしいユキちゃんの身体。
「はあっ…ごめっユキちゃん…」
「ああっ…んっんっんっ…!」
僕は彼女の奥を乱暴に何度も突いてしまった。
「あっあっ…不破先ぱぁい…」
ユキちゃんの快楽に溺れた顔が僕を誘う。
これは無意識なのか…それとも。
「ユキちゃん、どうしてほしい?」
「んっんっ…」
「ちゃんと言って?」
「先輩の…わたしにくださいっ…」
計算?演技?いや、もうどうでもいいや。
「ユキちゃん…いやらしすぎるよ…」
「ああああんっ!」
僕たちは同時に果てた。
333双忍とユキ3:2010/11/15(月) 00:52:01 ID:Ub/lEFyL
「さあて次は私の番…」
「お前まだいたの…」
先程途中でいなくなったはずの三郎が、一旦着なおした袴にまた手をかけてユキちゃんに近づこうとする。
「ユキちゃんに触ったら刺すよ…?」
三郎は僕がもつクナイをしばらく見つめたあと、ユキちゃんから離れた。
「そういえば先生に…」
「あ、ああ。その用事は済ませてきたよ。あのさ、雷蔵…私さっき途中で止められてきついんだけど」
「やっぱり刺すか」
「すいませんでした」
「…………」
僕は土下座する三郎の頭を小突き、床の後始末をして、彼女に衣服をまとわせた。
「これからどうするんだ、雷蔵」
静かな中やけに三郎の声が響く。
「うん、それなんだよね…次は基本に戻って接吻からか…それとも縄しめとか特殊なのやってみたほうがいいのかな」
「え…いやそうじゃなくて…え?え?」
「僕を頼ってくれたユキちゃんのためにも、きちんと応えてあげないとね」
やっぱり基本から…いやもう彼女には必要ないか?
僕の頭の中で様々な知識が飛び交い、そこで思考は途絶えた。
334名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 00:53:33 ID:Ub/lEFyL
以上です。
読んでくれた人ありがとう!
335名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 14:30:44 ID:dmW3jnOs
GJ
雷蔵って絶対切れたら歯止めきかなそうだよねw
336名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 03:54:52 ID:Y7Zzfxig
女の子2人しかいないだろ
337名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 00:01:02 ID:rpDb1bTl
>>336
貴様あいうえナオシゲそうを愚弄する気か
338名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 08:47:29 ID:L10u12Ch
>>336
照代、シナ、カメ子、ミスまい、リリィ婆ちゃんもお忘れなく!
下は5歳の幼女から上は ふふふん歳の老女まで、選びたい放題じゃないかwww
339名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 18:58:34 ID:rdEU3Z8N
           i::::::::/'" ̄ ̄ヾi
           |:::::::| ,,,,,_  ,,,,,,|
           |r-==( 。);( 。)
           ( ヽ  :::__)..:: }
        ,____/ヽ  ー== ;  ほほう それでそれで?
     r'"ヽ   t、   \___ !
    / 、、i    ヽ__,,/
    / ヽノ  j ,   j |ヽ
    |⌒`'、__ / /   /r  |
    {     ̄''ー-、,,_,ヘ^ |
    ゝ-,,,_____)--、j
    /  \__       /
    |      "'ー‐‐---''

340名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 16:57:01 ID:NyutpWeO
PCのファイル整頓してたら出てきたので、保守がてら冬っぽい鉢ユキ小ネタ。


【保健日和】


「失礼しまーす。あれ? 新野先生も善法寺先輩もいないのかな……起きてる?」
「…今までおとなしく寝てたわよ」
「やけに不機嫌だねえ。低血圧かい? 女の子にはよくあるって聞くけど」
「誰のせいで臥せってると思ってんの」
「んー。他のくの一教室の娘に聞いたら、風邪のせいで臥せってるって返されたから…風邪?」
「違あぁうっ! 大体元はといえば昨日アンタが…!!」

「やっと顔見せてくれたねえ。はい、お見舞い」
「…椿? じゃなくて今どこから」
「ナイショ。種も仕掛けもあるけど、教えたら浪漫が無くなっちゃうだろ?」
「浪漫って…顔に似合わない事するのは止しといた方がいいと思う」
「ユキちゃん、そりゃ雷蔵に対してちょいとアレじゃない? まあ男前というには無理があるかもしれないけど」
「じゃなくて、その、あたしだって不破先輩の顔でされたって、素直に喜べないも…」
「喜ぶ?」
「な、何でもない! もういいから帰んなさいよ! 風邪うつっちゃったらアンタだって困るんでしょ!」
「じゃあ、この顔ならいいかな」

「なんで…その顔」
「万が一の保障、かな? ほら、誰かに部外者が侵入したって勘違いされるのは不本意だし」
「だからって、あたしの顔なんて…ってちょっ、何してんの!」
「風邪がうつるようなコトだよ。昨日は無理させすぎちゃったから今日は軽めね」
「ひぁっ、んん、やだ…あっ」 
「知ってる? 体をあったかくさせて熱を発散させるとね、治りが早くなるんだよ」
341名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 16:58:02 ID:NyutpWeO

「……で、二人が医務室を出たあと、えー…君が後片付けをした、と。まあ、当然の行動だね。ぐちゃぐちゃになった布団なんて、そのままにしておけないし」
「でも、僕のせいでこんな事に」
「あー…君が悪い事をした訳じゃないよ。僕だって同じ立場に置かれたらそうする。だからそんな泣きそうな顔するんじゃないって」
「そこにいたのが善法寺先輩だったら、隠れようとして床板ぶち抜いちゃって、全部おしゃかになってそうですけどねえ」
「鉢屋君、君は黙っててくれないか」
「いやいや、私だって居たのに気づいてたらコトに及んだりしませんて。三年にして見事な気配の消しっぷりだよ…奥義円の守りぃぶべっ!?」
「だから黙っててくれって言ってるだろ! 言っておくけどそれが原因で彼女に殴られたからって治療に出す薬はないぞ!」
「先輩、僕そんなに影薄いですか!?」
「や、そんな事無いって! …き、君は立派な保健委員の一員じゃないか!」
「先輩それ褒め言葉じゃないですよ」
「いい加減にしないとフンドシ包帯で猿轡作るよ鉢屋君? 曲がりなりにも病人に手を出すとか、そもそも医務室は逢引の場所じゃ無い!」
「その辺は反省してますけど、善法寺先輩ひとついいですか?」
「…何かな」
「いやさっきから気になってたんですが、先輩、そこの彼を名前で呼んでないですよね? ちょっと言いよどんでるような」
「……」
「まさかとは思いますが、同じ保健委員の名前だけど覚えてないとか」
「そうなんですか先輩?」
「ま、まさか! そんな訳ないだろう? …あー…」

「………サンザンダ君」
「三反田数馬ですううぅぅっ!!!!」


おしまい。
数馬すまん。
342名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 11:54:40 ID:Duf8sBCO
職忍GJ
散々だwww
343名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 09:34:38 ID:qy0xocSm
GJ!頑張れサンザンダ君!
344名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 15:38:02 ID:k2wuXn9z
保守
345名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 17:29:32 ID:1temLMab
あけおめ
346名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 18:33:15 ID:xeGoG1Wa
トモミは俺の嫁
347名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 21:27:37 ID:/WzIP+GG
あけ おめこ とよろ
348名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:08:31 ID:78d9KQgJ
保守ついでにシオリちゃんを貰っていこう
349名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:57:45 ID:CFC8v6GZ
あやかちゃんは譲らないよ
350名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 03:25:08 ID:Gbg8AZe/
じゃあ、俺はアニメのあの子を貰っていくよ…おしげをなw

保守ついでにたまには雑談でもしないか?
1ヵ月後が甘味日なんで濃厚なネタを期待したい所なんだが
素材をどっから持ってくるべきか迷う…某先輩じゃないけど
351名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 09:15:29 ID:Qf4+Cn1/
絵板さびし過ぎw

ピクシブ行ったほうが早いのか……
352名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:36:17 ID:UKtHrohN
くのたまからバレンタインチョコを貰うには、それなりの実力がないといけないよな
ちょっと修行してくる
353名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 04:52:41 ID:2paA8BFJ
「ねぇねぇ、トモミちゃん!」
「どうしたのユキちゃん?」

「ばてれんたいんに三郎先輩に何か作ろうと思って、図書室へ行ったら」
「うん」
「中在家先輩が『ドウセイニクバルノハトモチョコ』って受信してたの!」
「…何と受信してたの先輩…」




「うーん…」
「…あれ?トモミちゃんどうしたの?こんな時に考え事?」
「あの、雷蔵先輩…三郎先輩のって先輩と同じ位ですか?」
「…え?何が?」
「…コレがですっ!」
「あっ!き、急に、し、締めないでっ!…良いっ…!」
「だって、口に出して言うの…恥ずかしいし…」
「…何で三郎のが気になるの?」
「ユキちゃんに『トモチョコ』とやらを作りたいんだけど、どうせなら飴で三郎先輩の形の張り型飴を造ったら喜んでくれるかなあって」
「…張り型は難無く言えるんだね…」
「うーん、やっぱり三郎先輩に見せてもらうしかないかなあ…」
「駄目!」
「え?」
「駄目ったら駄目!トモミちゃんを独り占めして良いのは僕だけ!」
「えっ?…んあっ!急に動かない…でっ!」
「もうトモミちゃんは三郎のじゃ満足できないって、絶対!」
「ぜ、絶対って、あっ!言い切った…んあっ!あっ!…ひゃう…っ!あん、そこ、もっと、掻き混ぜてえ…!」


結論:バレンタインデーにみんなで持ち寄り張り型パーティーに変更。

会話のみネタでごめん。
354名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 21:55:40 ID:xUzIwfOe
さあ2月だ。
全裸待機で先端にホワイトチョコトッピングで待つ。
355名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 03:19:40 ID:9mpnBx7F
この時期に全裸はキツいだろうからせめて温めたらどうだろう?つホットチョコレート
356名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 20:22:43 ID:xLsjal+r
ありがとう>>355…やけどしない程度にあたたまるぜ…。
357名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 20:50:27 ID:azBELC95
チョココーティングしたナニを恵方巻に見立てて明日くのたまにしゃぶらせるだと!?
358名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 21:03:13 ID:DMxZvU2b
おい、今年はトモミちゃんがしゃぶりついてくれたぞ!来年はシオリちゃん希望
359名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 23:08:34 ID:VV7WNX0n
適当な事書くなよ

まあこっちはミカちゃんがしゃぶってくれたけど
360名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 19:04:05 ID:Px4b3qY1
361名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 19:07:54 ID:Px4b3qY1
362名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 20:23:49 ID:eAbUOqKv
神シーンww
363名無しさん@ピンキー
あげ