変身ヒロインとラブラブなSS

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121名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 17:23:44 ID:SOq4tpvr
猟奇的なカップルですか。
122名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 14:12:29 ID:zHI+B+uh
ブレーキの無い正義って怖ぇなおいw
123名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 09:07:02 ID:V26Lr20M
やがて巨大化したヒロインがショタを肩に乗せ世界征服を……
「いけっ!僕らの恐ろしさを知らしめるんだ!」「マッ!!」
124名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 13:12:14 ID:eXx2CUVP
ローターやバイブの遠隔コントロールで、すっかり開発され切った肉体を制御されて操られる巨大変身ヒロインか…
まさにショタの語源に相応しいなw
125名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 17:38:23 ID:dnOESaRJ
>>124
リモコンと一緒にあっさり寝盗られるんですね。
126名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 10:08:07 ID:4nj6pW9/
ラブラブ
127名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 19:22:33 ID:MLuDwiTz
ショタ「イけー!鉄女!」
128名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 01:46:21 ID:cP3I1B4J
上げるぜ!変身女ッ!!
129名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 13:30:38 ID:UCBFd33O
らっきょ女性陣イントロ専用キャラにするとかは?

式 :>>501みたいに、相手と向き合ってる幹也を空から降ってきて気絶させる。
   幹也倒れたまま。
鮮花:「危ないことしないでください!」とか言われながら、
   鮮花に背中押されつつ画面外へ退場。
藤乃:二人並んだ状態(前が藤乃、後ろが幹也)
   (幹)「何かあったら呼んでね」、(藤)「はい」の台詞の後、
   幹也バックステップで画面外へ。KOFのクーラとダイアナをイメージ。
霧絵:定位置で相手と向き合う幹也を、浮遊している霧絵が抱きしめ
   精神を画面外上部へ運ぶ。精神を抜かれた肉体はその場でバタンキュー。
   霧絵定位置へ。

まあ、こんなところか。
え、未那?どうしようかな……
130名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 13:31:09 ID:UCBFd33O
あれま、誤爆だ。
ごめん
131名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 09:28:33 ID:0g50i1nu
>>130
最近変身ヒロイン系のスレでよく空の境界ネタの誤爆を見かけるんだが、全部オマイじゃないよな?w
132名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:15:34 ID:fxvnh0C9
>>131
思い当たる節があったので、トライアングルスレの41から

123 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 17:48:05 ID:DCvwSTsc0
学園祭最近まで食指が動かなかったんだけど楽しめそう?
ストーリー見ると主人公が普通の少年だったから、なんとなく避けてたけど
らっきょの7章見てきたら気が変わっちまった。

124 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 18:08:04 ID:scsjw12ZO
最近小説出たからそれ読んでみ。
つからっきょって幹也かよ。そんなハイスペックいねえよ。
そういうの期待してるならあきらめたほうがいい。

125 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 18:12:40 ID:AgB+zGwS0
小説は出来が微妙だからお勧めしないぞw
それにしてもらっきょの7章観てなんで学園祭に興味がw

127 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 20:05:04 ID:DCvwSTsc0
>>125
学園祭かー、どうなのかなー?って考えてるうちに仕事がワラワラと
舞い込んできてすっかり忘れてたんだ。
それとは別に、経緯があってらっきょ嵌って7章見てきた。
で、トライアングルの新作何だったかな?ってホームページ見たら
やっとこさ学園祭のこと思い出して、「ごく普通の人」って文字で、
記憶に新しい「普通」の幹也がフィードバックしちまった。
とりあえずこんなとこなんで、勘弁。


ここのヤツかもしれんぞ。若しくは模倣犯?
133名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 08:49:15 ID:a0ZjNG9t
ネタになりそうな誤爆、でもないな。
まあ放置で。
134名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 15:49:20 ID:l2Pv4PCk
ひといねー
135名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:36:52 ID:33bO+Qpy
土日なのになあ。
136名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 01:00:44 ID:YK8cUDE5
>>134の発言に対して>>135のあなたがいるじゃないかww
137名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 01:15:05 ID:gYF9N7i4
以上全て俺でした
138名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 08:44:10 ID:HuscDmxU
甘々なエロっても色々あるよね
変身コスでっていうのはまあ基本だとしても、
学校の人気のない場所でのスリリングなエロ
跪いてのご奉仕
バックから暴力的に責める疑似レイプ

和姦と陵辱を混ぜた変身ヒロインゲームは嫌われがちだが、その混ぜてきた和姦ですら変身コスが蔑ろにされてるのが不満だよ
139名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 14:20:10 ID:tjgXPfqT
恋人がヒロインの正体を知らなければ、コスの重要度が上がるんじゃないか?
140名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 16:44:22 ID:HuscDmxU
正体を知っているからこそ、変身コスでのエッチをおねだりってのが男の鼻息が荒くなるのが分かって有りだと思うんだが
141名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 23:16:54 ID:VMO4VxDN
構想はあるんだけれどな、
超学園都市の中に数多く存在する正義と悪の組織
何故かそこにも支部のあるフロシャイム

正義側の筈だが正義に加担せず圧倒的な強さで淡々と悪を狩る真っ黒な戦士、
毎回体型が変わり声すら一定でないので同一人物か、
あるいは複数いるかすらわからない通称『漆黒』と呼ばれていた。

そんな学園に在籍するとある一人の少女、
そんな彼女は愛のヒロインの一員だった、
戦闘力は・・・、がんばれ!な位、
毒にやられ苦戦しているところに漆黒が現れあっさり倒してしまう、
それが彼女の漆黒との出会いだった。

容姿も良く人当たりの良い彼女は学園でも普通にアイドル状態、
ある日男の先輩に屋上に呼び出され告白をされる、
が、会った事も無い相手に告白をされて困惑してしまう、
どうやって断ろうと考えていると頭上から声がした、
その声はその告白は失敗だと代わりに告げてくれた、
声の主に礼を言うと名前を聞くと自分は同じクラスの男子だと答えた、
成績は上位のほうだが運動神経、容姿も並な彼に何故か何時の間にか惹かれてしまう、
溢れる愛で彼に付き纏う、
そんな魔法ヒロインのストーリーを考えているんだ・・・。

142名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 23:19:01 ID:o7gUjaEx
とある学園都市の魔法少女ですね
143名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 08:23:08 ID:GZsy2KWO
右手以外で触った機械を壊しちゃったりするんですね。
144名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 22:12:36 ID:clXngOIP
早くラブラブになりたい
145名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 22:31:17 ID:xCiXP2sU
ヒロインが二次なら、男も二次?
それとも二次×オリジナル?

ふと気になった
146名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 15:28:06 ID:xGBVQiSH
>>145
どうでもいいんじゃね?
ヒロインがラブエロしてりゃ。
147名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 06:38:32 ID:VrOxBk/1
>>138
エスカレイヤーが否定されたような気がした……。
148名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 19:21:26 ID:HczFRuOn
>>147
エスカレイヤーは和姦でもコスでのエロを入れてるんで良いんだよ
149名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 02:06:14 ID:0ACKcFDq
>>133は放置って言ってるんだけど、
>>132の空の境界とのクロスオーバーネタが浮かんだ場合はどうしよう?
150名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 02:23:14 ID:2e6wTAel
待て待て待て
男は幹也か?
わざわざそんなネタ考えるとは物好きだなww
式に殺される覚悟があるなら構想ぐらいは読ませて
151名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 01:07:41 ID:wPUO1hqr
オリジナルでも、やっぱ本番スタートの方が良いのかな
152名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 14:52:34 ID:3ak3bogY
>>151
そりゃ初っぱなからエロの方が良い。
153名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 02:10:22 ID:V2ZU1nVw
『鉄壁処女バージンダー』

シローとマリナ。
彼と彼女は家が隣同士の幼なじみで、現在はどちらの家の両親も外出中という絶好のチャンス。
まあそんなお膳立てもあり、今まさに一組の男女が、一糸まとわぬ姿で、一線を越えようとしていた。
「マリナ……」
「し、シローくん……」
フレンチキスは冗談でできる程の仲になっていたものの、深く絡み合うキスをかわすのは初めてだった。
その紅潮をなくさないうちに、マリナの中へと深く潜るべく、シローはゆっくり腰を落とす――

コツン。

「コツン?」
変な音だ。そして感触も変だった。何だか硬いし冷たい。
「……あっ!?」
シローは目を疑った。つられてシローの視線を追ったマリナも、絶句する。
マリナの股間には、やたらとメカメカしい貞操帯が装着されていたのだ。
「な、何よこれ……」
「マリナ、こんなのつけて……本当は俺のこと嫌」
「違う違う違う!こんなのつけた覚えないもん!」

『フッフッフッ……』

「この笑い声は……」
マリナははっと身を翻し、床に耳をつける。
お尻を突き上げる姿勢になり、シローの位置からだといろいろ丸見えなのだが……。
「お姉ちゃん!これ、お姉ちゃんの仕業でしょ!」
そんなことは気にせず、ドンドンと床を叩き、叫ぶ。
マリナの家の地下には、世間が言うには天才科学者である姉がひきこもっている。
幼いころから実態を知るマリナとシローにとっては、天才というよりは変態のイメージが強い。
『聞こえているよマリナ。そして、こうやって話すのは久しぶりだな、シローくん』
「そうですね。最近、遊びにきてなかったから」
床越しの会話などシュールだが、シローも手馴れたものである。
「挨拶はいいの!それより、これは何なのよ」
『貞操帯だ。安心しろ、つけっぱなしになるわけじゃない。勝手に消える』
貞操帯――それは、装着者の自慰や性交を防ぐ施錠装置つきの下着。
何気に由緒正しいルーツを持つようだが、現代日本においてはマニアックなグッズとして扱われる。
『しかもこの貞操帯はな、ただの貞操帯じゃない。近くに欲情した男を察知すると、自動的に装着されるのだ』
「欲情って……どうやって判別するんです、そんなの」
『体温だ。シローくん、すごくお盛んになっていたな』
「……」
『ちなみに普段は私がつけている。だから装着というよりは、転送だな』
いらない情報だった。
『いかにシローくんとはいえ、妹は処女を失うには早すぎる。当分、セックスは我慢するんだな』
「そんなあ……」
『そう情けない声を出すな。カラダが目的じゃない、本当の愛だということを証明してみせてくれ』
気持ちいいほどの棒読み。まあ本気で言ってるわけじゃないだろう、というのは二人とも察していたが。
154名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 02:12:03 ID:V2ZU1nVw
「どうしようシローくん。これじゃ、え、えっち……できないよぅ」
前の穴はもちろん、今日いきなり開発するつもりはなかったが後ろの穴も覆われてしまっている。
「大丈夫、何も本番だけがエッチじゃない!」
「そうなの?」
「胸で挟んだり、腋で挟んだり、いろいろあるんだ」
「よ、よくわかんないけど普通じゃないことだけはわかるよ!?」
「というわけで――マリナッ!」
「ま、待ってー!そんなところに挟むには心の準備がぁ!」
『フハハハ!そんなこともあろうかと!』
「まさか!?」

『変身』

「え?」
今、何とおっしゃった――そんな疑問もすぐにとんでいった。
シローの目の前で起こったのは、それほどショッキングな出来事だったのだ。
もはや貞操帯など問題ではない。マリナの体を鎧が覆い始めていた。
「ななななッ!?」
「いやああああああッ!?」
今や、マリナの全身はメタルなスーツに包まれてしまっていた。
唯一隠されていないのは頭だけ。マリナの顔には、諦めの色が浮かんでいる。
「いや、まだ手はある!」
「本当!?」
「クチとか――」
「ええええッ!」
『君もなかなかハードルの高い要求をするな。初Hでしゃぶれよとは』
「い、いやそんなつもりじゃっ!?あくまで案の一つを出しただけで!」
「……ぃぃょ」
「え?」『え?』
「シローくんがしたいなら……それしかないんだったら、いいよ」
マリナは目を閉じて、まるでキスを待つかのように唇を差し出す。
シローもどぎまぎしながらペニスを近づけていって、いよいよ柔らかい唇に触れようと
『マスクオン』
したのだが、またしても彼のムスコはひんやりとした鉄の感触を味わった。
「か……仮面」
マリナの火照った顔は、フルフェイスの冷たいマスクに覆われていた。

シローの眼前には、懐かしのメタルヒーローのようなものが完成していた。
もはや色気も何もあったもんじゃない。
155名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 02:14:31 ID:V2ZU1nVw
『まさかマリナがフェラを承認するとは思わなんだ。焦ったぞ、仮面作るの間に合ったけど』
「アドリブで作ったんスか、これ!?」
なんという対応能力。たまに垣間見せる天才っぷりが恨めしい。
ともかくこれで、シローが考えつく限りのプレイはすべて封じられてしまった。
「もう、どーするのよお姉ちゃん!」
『変身は解除できるから安心しろ。それに、暴漢に襲われても困らないぞ』
「でもシローくんともエッチできないじゃない!お姉ちゃんっていつも自分勝手なんだから……」
『そんなことはない。私はお前のためを思って』
「嘘ばっかり!本当はお姉ちゃんもシローくんの――んむっ!?」
「ま、マリナ?」
突如、むぐむぐと呻くばかりで言葉を発しなくなってしまったマリナ。
それがどういうことなのか、さすがにシローにも予想はついていた。
「口になんか突っ込んだでしょ」
『正解。マスクの内側から棒が伸びるようにしてあってな、それで口を塞ぐ』
「むぐぐぅ、あぅ……」
『その貞操帯は、私が君たちを一人前だと認めるまで外せない。そう思ってくれていいよ』
「ええっ」
「もがーッ!」
『どれ、そろそろ外してやるか……もう滅多なことは口走るんじゃないぞ』
滅多なこと?口走る?一体何のことだろう――シローはこうして数々のフラグをスルーした実績を持つ。
それはともかく、やっと口を解放して貰えたようでマリナはケホケホ咳き込んでいる。
(未遂に終わったけど、咥えてもらってたらあんな感じだったんだろうか)
シローは不思議な気持ちに襲われていた。
色気もへったくれもないはずなのに、今ならこのメタルヒーロー(ヒロイン)をエロい目で見られる気がしてくる。
そういえば何となく、仮面やアーマーも拘束具のようなプレイ用具に思えてきて。
それどころかメタルスーツは意外と体にフィットするタイプらしく、女性らしい起伏も顕在で。
「……マリナ、大丈夫だよ。エッチができなくても、俺――」
「シローくん……」
「困らないから」

何というか……余裕でいける!

「うおおおおお!もーたまらん!」
シローは終始勃起しっぱなしだったイチモツを貞操帯そのものに擦りつけ始めた。
そりゃもう激しく。鉄の冷たさも、逆にそれが心地よいくらいだ。
「し、シローくん!?」
「ハァハァハァハァハァハア!……ウッ」
欲望のままにに射精。白濁液を浴びたアーマーを見て、再び勃起。
以下、アーマーのあちこちに擦り付けるという無限ループに入った。
「うわあああん!シローくんが壊れたーッ!?」
『こ、これは予想外……』

こうしてまた一人、変身ヒロインフェチが覚醒したのであった。

(終)


出来心で書いた。保守代わりだと思ってください……
156名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 16:46:41 ID:MmDSPWva
GJ!
なるほどこういうシチュもありだな
157名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 00:11:43 ID:GnP1pscn
なにげにニヤニヤしながら読んでたら、アドリブのくんだりでフいたw
GJ
158名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 01:20:49 ID:NXemJTO7
『続・鉄壁処女バージンダー』

人気の少ない、暗がりの、茂み。
そんないかにもな場所に、両手両脚を拘束され口を塞がれた少女が転がされていた。
涙目の少女を見下ろし、唾を飲み込む男。彼女をここに連れ込んだ張本人であり、強姦の常習犯であった。
「近くに変質者が出るって学校で注意されたはずだろ? 一人で下校してた君が悪いんだ……」
少女の猿轡を外す。ここなら人は来ないだろうし、何より悲鳴を聞けないと燃えない。
上着の裾に手をかけ、衣擦れの音を楽しむようにゆっくりたくし上げていく。
「や、やだ……」
少女の震える声に舌なめずりしながら、スカートとパンツは一気に引き下ろした。
「いやーっ!」
さっそく、露になった若々しい女性器にむしゃぶりつこうとする男だったが、それは叶わなかった。
少女はやたらとメカメカしい貞操帯を装着していたのだ。
『残念だったな』
あまつさえ、その貞操帯から人間の声がする。
不意を突かれた男は思わず仰け反った。圧し掛かられていた少女が自由となった。
『今だマリナ、変身と言え』

「へ、変身っ!」

少女の裸体が、どこからか現れた無機質なアーマーに包まれていく。ついに肌色の部分はなくなった。
これこそ、少女――マリナの姉が妹の貞操を守るために完成させた貞操帯の特殊機能!
……が、以前の「変身」とは大きな違いがあった。
「お姉ちゃん、どうしたのコレ……?」
『どうせならちゃんと正義のヒロインらしくしようと思ってな』
その姿は、まさに由緒正しいメタルヒロインといったところ。
マスクはより人面に近いタイプとなり、修道女を思わせる頭巾までついている。
それよりもマリナにとっては、乳房が妙に強調されたデザインになっているのが恥ずかしくてしょうがない。
いくらアーマーとはいっても見た目が裸体では、落ち着かないというものだ。
『思い切って、いかにもな感じに改造してみた。その名も鉄壁処女バージンダー!』
「やめてよそんな恥ずかしい名前っ!」
中身(マリナ)がいくら恥ずかしかろうが、バージンダーは表情を変えない。
もちろんマスクだからなのだが、光の当たり具合で表情が変わるような錯覚があり汎用性の高い顔である。
『さあゆけバージンダー、暴漢ごとき蹴散らしてしまえ』
「へっへっへ……出来のいいコスプレじゃねえか」
「いやあああああっ!?」
手首を掴まれてへたりこんでしまうマリナ、いやバージンダー。
全然ダメじゃん。
『本人に闘う意志がないからなあ……宝の持ち腐れというやつか』
この場にいない姉は呆れた声を出すが、実を言うと、扱いに困っているのは強姦魔とて同じであった。
穴があれば即、突っ込む。そのつもりだったのだが――このバージンダー、穴がない。
前も後ろも貞操帯で封じられているし、唇はあれど所詮は開くことのない装甲。メジャーどころは全滅だ。
擦り付けて愉しもうにも、こんな機械的な体、硬くて冷たいに決まっている。
「ええい、どうすりゃいいんだ!」
159名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 01:22:28 ID:NXemJTO7
「――そこで詰みとは、アンタ三流だな」

「何ッ!?」
彼らの背後に立っていたのは、
「シロー、くん……?」
マリナの幼なじみにして、先日一線を超え損ねた相手、シローだった。
彼は不敵な笑みを浮かべて二人のもとへ歩み寄る。
「どいてな」
そう言って強姦魔を突き飛ばす姿は、マリナの目にはとても眩しく映った。
マリナことバージンダーの眼前にまで近寄るシロー。へたりこむ彼女に、手を差し出す。
「シローくん、ありが――」
彼の手は、おずおずと伸ばされたバージンダーの手をすり抜け、彼女の股間に。
「え?」
そのまま、まるで貞操帯の内側にある割れ目をなぞるように、指を運ぶ。
突然のシローの行動に言葉を失うバージンダー。絶句しているのは、強姦魔も同じであった。
「バカな……そんなもんいじって何が面白いんだ!」
意見が合うのは癪だが、マリナもそう思っていた。
いくら以前より女性っぽさを強調してあるといっても、『ぽさ』は『ぽさ』だ。
ちゃんと人間の姿をしている分だけ、アニメキャラのフィギュアに欲情する方がまだわかる。
――だが。
(シローくんが触ってる……ずっと、あたしの……)
何度も繰り返されると、何だか、妙な気分になってくる。
シローの指は、執拗に、ねちっこく、バージンダーの股間をすり続ける。
「ふ、ふあ……っ」
ついに、バージンダーは悩ましい吐息を漏らした。
「何っ!?装甲越しに感じているだと……?」
「これが人間の想像力だ!マリナは今、俺に直接触られるのを妄想しているのさ!」
決してシローに、装甲の上から触ってもすり抜けて中身に届く能力とかがあるわけではない。
全ての人が持っているものの、十二分に発揮することができない想像力。ただ、それだけのことなのだ。
「だが、せっかく感じても仮面で顔が見えなくては……」
「そこがアンタの限界なのさ」
「何っ!? ……はっ!」
それが見えた瞬間、強姦魔は自分の目を疑った。
シローは今、バージンダーの太股の間にムスコを挟んでいわゆる「スマタ」の真っ最中。
首を回すように頭を振るバージンダー。その文字通りの鉄面皮が、悶えているように見えたのだ。
(……いや、これは……!?)
それは、光の陰影が見せた悪戯に過ぎなかったのだ。だが、見えたものは、見えた。
「シローくん、信じてもらえないかもしれないけど……わたし今、すごく感じてる」
「わかるよマリナ。顔、よく見せて……」

シローはバージンダーの決して開かない唇に、優しくキスをした。
そのときの彼の目には、仮面の奥の、マリナの蕩けそうな素顔が確かに映っていた。
160名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 01:25:44 ID:NXemJTO7
「――フッ、まいったぜ小僧。俺の、負けだ」
二人の口付けを眩しそうに眺めていた強姦魔は、踵を返し、猛ダッシュを――
『マリナ、バージンダーレザーって言ってみろ』
「え? ば、ばーじんだーれざー」
すると、バージンダーの胸部が熱を帯び始める。揉みしだいていたシローは「熱ッ!?」と飛び退いた。
蓄積された熱は、前方へ向かって勢いよく放出される。その先にあるのは――強姦魔の背中。
「ぎゃああああああああああああああああッ!?」
断末魔じみた悲鳴をあげて、強姦魔は倒れ伏した。その背中はぶすぶすと焦げている。
「……し、死んだ?」
『出力は抑えてある。気絶しただけだ』
「じゃあ本気出したら死ぬように作ったんスね」
シローは戦慄する。これからバージンダーの胸を揉むときには細心の注意を払わねば。
揉めるほど柔らかくはないのだが、それはあまり重要な問題ではない。
「お姉ちゃん……この技、恥ずかしい……」
形容するなら「おっぱいビーム」。恥ずかしがるのも無理はない。
『む、わかった。もっとカッコいいのを考えておく』
それにしても――と、今この場ではなく、自宅の地下にいるマリナの姉は言葉に出さず考え込む。
マリナの貞操を守るため、たとえ相手がシローといえど手を出せないよう貞操帯を作ったつもりだったが。
(シロー君にとっては、もはや貞操帯など意味を為さないものなのかもしれないな)
姉の妨害に対し、彼はバージンダー相手にでも欲情できるスキルで対抗してきた。
あの二人に間に、入り込む余地などもうないのかもしれない。
『人の想いは、機械の障壁などでは阻めない――か』
「何よさげな言葉で締めようとしてんスか」
『……認めてやろうかと思ったけど、余計なちゃちゃを入れたから、なしな』
「ええっ!?」
「シローくんのバカーッ!」

こうして彼の変身ヒロインフェチは、まだまだ有効活用されていくのであった。

(終)


またしても出来心で保守。
161名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 16:43:00 ID:OwaU+BMc
GJ
シローくんが格好良く思えてきた
162名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 19:41:25 ID:xVT+iHTR
シロー壊れすぎだろwww
163名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 10:49:14 ID:kwq2+x9s
前回から凄まじい勢いで進化を果たしてるなw
いいぞもっとやれ
164名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 21:58:20 ID:jlDC7P1F
あげ
165名無しさん@ピンキー:2010/02/05(金) 12:32:05 ID:F8h/Dank
シローの登場の仕方が怪傑!ズバットしててワロタ

しかし、俺かつて時空戦士スピルバンのダイアナレディの姿にも普通に興奮してたんだが…
166名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 00:46:36 ID:RIDcdFP3
孤独に戦うヒロインが敵のアジトの情報を掴んでそこに潜入して
そして人体改造中の少年を見つけて助けた、
少年は化け物な力と能力を持つが脳改造が終わっていないので心は人間のままだった、
ヒロインがピンチになったところに少年が助けに来て裏切り者と罵られながらも勝利する、
しかしもう普通の人間として日常を生きることは出来ない、
そんな少年を見てヒロインは
「私は仲間が欲しかったのかもしれない
 果ての無い地獄に勝手に巻き込んでしまうのがわかっていたのに
 貴方を助けてしまってごめんなさい」
そう泣きながら呟いた…





・・・・・・あれ?
なんかデジャヴが・・・・・・?
167名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:41:58 ID:YWCaqnQH
>>165
世間にはウルトラセブンに欲情する変態がいるから大丈夫!
168名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 10:36:49 ID:Fw8O/w82
>>167
オーケン?
169名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 18:42:40 ID:aGBRiQED
男の方が悪堕ちすればいいのだ
170名無しさん@ピンキー
それはいいな