「キタユメ」コンテンツなど、日丸屋秀和作品のキャラクターで
エロパロ妄想するスレです。小ネタ、SS、イラスト大歓迎!
あんまりでてないキャラの捏造や接点のないカップリングの妄想
なんでも来いよ! どーんと受けとめてやるよ!
【国と私の十の約束】
T.日丸屋秀和作品に登場する(予定含む)男女CPをメインに扱います。
(「ヘタリア」「きたこー」「バルヨナ」「ちびさんデイト」など)
U.女の子版ヘタリア(通称にょたりあ)については
>>3を参照のうえ、
自己判断で投下します。
V.801もしくは百合に該当するCPを扱う場合は、専用板へ(
>>2参照)。
W.シチュエーションが特殊で忌避要素があると自己判断したネタの投下は、
外部ろだを利用した上で、このスレで告知します。
その際は、注意書きとうp先URLの明記を忘れません。
(例)グロ、スカトロ、男女・男男・女女のCPを複合的に扱うネタなど
X.エロ無し可!萌え必須!
Y.萌えのスタイルは十人十色。苦手なシチュ・カプが出てもスルーします。
Z.このスレ内で作られた設定を含むと思われるネタは、事前に注意書きを付けます。
(例:ウクライナ淫乱設定、リヒ女王様設定など)
過去スレ、関連URLは
>>2
【女の子版ヘタリア(通称・にょたりあ)について】
「キタユメ。」にて描かれた「AxisPowersヘタリア」の女性版キャラクターのことです。
元ネタの国家から改めて女性として擬人化されたものであり、
「ヘタリア」の作品中のキャラクターとは別人格です(≠ヘタリアキャラの女体化)。
女性として設定されているキャラの男の子版も、一部公開されています。
詳しくは、したらばの専用スレ↓で
にょたりあ総合
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12227/1230656478/ 【当スレでの女の子版ヘタリア(通称にょたりあ)についての扱い】
・にょたりあを含むCPには反対派がいることに常に留意して
投下時には、注意書きとあぼんできるワードをいれてください。
・長めにょたネタ感想(基本は投下と同じスレでおk)、語りなどは
にょたりあ総合スレへ!
・にょたネタを本スレに投下しづらい人は、暫定的ににょたりあ総合スレへ
投下してみるのもいいかもしれません。
・未登場にょた(キャラ絵/設定が公開されていないもの)は
女体化or男体化として扱ってください。
【当スレにおける投下基準】※投下先判断のめやすにどうぞ!
◎原作と全く同じ性別の男女CP
(歴史上の人物を含むCPや、片方がモブ(複数でも)のCPも可)
○にょたorにょた編男子を含む男女CP
△女体化or男体化キャラを含む男女CP *1
×男子同士のCP(801板へ)
×女子同士のCP(百合板へ)
*1 について
外部ろだ利用+にょたりあ総合スレにURLと注意書きレス投下。
その際は一言本スレに「投下したのでにょた総合きてね」と
書き込んでくれると、同好の士が萌えを見逃さなくて助かります。
◆もし投下先に迷う場合は、投下前にしたらばで相談してみるといいかもです◆
5 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 00:18:50 ID:UGMd+8bv
前スレ元保護者シリーズ再教育編です。
もうめちゃくちゃです。純愛・薬・複数プレイ・アナル・SM何でもありです…
おっさん達大暴走。ただ文章力が無いので言うほど書けてないです。苦手な方はタイトルでNG願います…
連載状態になってますので暫くお付き合いください。
ハンガリーはうとうとと微睡んでいると自分の頬を撫でる懐かしい感覚に幸せな気分になった。
ちょっとごつごつしているけど温かくて優しい手。
−−−トルコの手だ…もう朝なのかな?
微睡みながら頬が緩む。
−−−今日の朝飯なんだろ?
「朝飯…何ぃ?」
思わず子供時分の口調。
「相変わらずだなぁ?ハンガリー?」
その声にハンガリーは飛び起きる。
「!!?え?トルコ!何であんたがいるのよ!!!」
仮面を外しているトルコは何も言わずに喜色満面の笑みでハンガリーを見ていた。
「え?ここ…どこ?何処なの?さっきまで確か皆と…」
混乱するハンガリーの後ろで「きゃああっ!!」と声がして後ろを向けばセーシェルがフランスに膝抱きに抱かれていた。
「何だよ?セーシェル〜小さい頃お前がぐずったらこうやって抱っこしてやったら一発で機嫌良くなってたじゃないか〜」
「え?え?なんで?なんでフランスさん?なんであたし裸?えええ???」
「寝てても何か苦悶の表情浮かべてるからさ〜ちょっとでも楽にしてやろうってね脱がせたの。で抱っこして揺すってあげたのに〜
そんなに嫌がられるのはお兄さん心外だなあ〜〜」
そう言ってフランスはセーシェルにむちゅっと音を立ててキスをする。
「何なの…これ?」
「何なの…ってお前らを躾し直すんだよ。」
「んだ…もうちょいおめえらに慎みっつうもんを教えたらんどあがんとの。」
暗闇からスウェーデンの声。
目を凝らせば彼は椅子に腰かけ、足を組んでいる。
その前にはウクライナが全裸に剥かれて手錠をはめられて横たわっている。
自分の姿もよくよく見ると素っ裸。
「な…何考えてんのよ?あんた達…」
「可愛い娘の為にね、お兄さん達が一肌脱ごうってだけだよ。」
「え、意味わかんない!!意味解んないですぅぅぅ!!イギリスさぁん!!!!」
きゃあきゃあいうセーシェルを抱えたフランスがにんまりと笑う。
「セーシェル、いい加減大人しくなりな。」
フランスはそう言うとセーシェルに深く口づける。
「ん、っふうん…やん…」
口の中をやわやわとなぞられるように舌を動かされるとすぐにセーシェルの体が弛緩する。
口を離すととろとろの目、真っ赤な顔に荒い息。
いくらフランスの特技はキスだ言っても変態紳士に仕込まれているセーシェルがすぐにこんなになるとは思えない。
ハンガリーが悩んでいたらトルコがハンガリーの耳元で囁く。
「異常しいって思ったろ?」
その低い声、耳元に吹き込まれる息にゾクッとする。
「おめえも欲しいだろ?ハンガリー?欲しいはずだぜぇ?」
トルコに首筋をつつうっと舐め上げられ「ひゃん!」と一声啼く。
体が熱い、何もされていないのに触られるだけで欲望に火が付く。
「やっぱ中国の薬、効くなあ〜」
フランスがによっと笑う。
スウェーデンの手に缶が一つ。
彼は軟膏状のものをそこから取ってウクライナの体に塗っていた。
「これ、おめらに塗って、呑ませてあっがらよ。」
スウェーデンは中国が持って来たパンダ印のゾウさんをも欲情させる媚薬を見せつけた。
さーーーーーっと青ざめるハンガリー。嫌な記憶が蘇る。
「さ!!!最…っむううん!!」
叫びかけたハンガリーの口をトルコが塞ぐ。
「もっかい色々教えてやるよ。大人しくしてな。」
寝台に押し付けられ口の中をぐっちゃぐっちゃ音を立てて蹂躙される。
拒否したくても頭の芯がぼんやりして来て働かない。
「やん、いや…ひゃめ…」
トルコは口を離すと満足そうに笑う。
「止めていいのかぁ?ハンガリー?」
潤むハンガリーの目が訴える。
止めないでと。
トルコはよっしゃ!と心の中でガッツポーズをしつつ外っ面は普通を装う。
出来るだけ優しく、けれど悪者を装う。
「もっとしてって言ってみな?」
そう言って顔を撫でられると子供の頃の気持ちを思い出す。
トルコに撫でられると嬉しい様な悔しい様なちょっと甘酸っぱい気持ちを思い出す。
ハンガリーが返答も出来ずそんな事をぼんやり考えていたらトルコの手が胸に伸びてくる。
むにっと触られる。ただ掴まれただけなのに体にビリッと電流が走って思わず体が跳ねた。
「でっかくなったよな、誰にしてもらった?」
「え?」
ちゅっと乳房に口づけられる。
「ふゃ!」
薬のせいで感度良好。触られるとその場所がボッと燃え上がってくる。
「おめえ、オーストリアんとこに嫁に行ったとき、何も無かったのか?」
「あ、あんたには…関係な…!やあ!!」
手でやわやわ揉みながらトルコの質問は続く。
「さっきの乱痴気裁判の時よ、ドイツがゲロってたよな?おめえの処女は俺が…ってよ?」
快感に流されつつもハンガリーの目が開く。
「300年以上もあの坊ちゃんはおめえに手出さなかったのか?」
「や、いやそれ以上言わないで!」
「あん時ゃベルギーもいたんだよな、リヒちゃんとかもいたんじゃねぇのか?あの子らには手ぇ出してたっぽいよな…」
によっとしながら言って見ればハンガリーの顔が見る見る間に泣きそうになる。ていうか泣き出した。
「だってだって…オーストリアさん、好物は最後まで取っておきますとかいって…なんもしてくれなくって!!
あたしいるの解っててリヒちゃんにフェラとかさせてて…ふぁん…胸の大きい女は苦手みたいな事もいわれてええ…
だからイタちゃんに悪戯するくらいしかできなかったんだもん!好きだったのに!!!うわあああああん!!
かといってあたしからも襲えないし!悶々してたんだもん!!言ってくれれば女王様でも下僕でも何でもしたのにぃ!
かといってプロイセンだけは嫌だったし!そしたら19世紀になってドイツ君誘われて、そしたらやっとオーストリアさん慌ててしてくれたんだもん!」
ハンガリーが大泣きしながらカミングアウトする。どうやらアウスグライヒまで放置されていたらしい。
少々呆れながらもトルコは頭を掻きながら言う。
「バカヤロ。何で俺んとこ帰ってこなかったんだよ!」
ぼろぼろ涙を流すハンガリーが子供時分の彼女と重なり思わず抱き寄せる。
「ふぇ?」
「んっとによ、ああっもう!そう言う時は里に帰ります!って帰ってくるもんだ!こっちが気使って損したぞ。500年くれえよ…」
トルコの真意を測りきれないハンガリーは只目を丸くしていた。
「…取りあえず、あの変態坊ちゃんの事は今日は忘れな。」
そう言ってトルコはもう一回口づける。
顎に当たるヒゲの感触、懐かしい感触にハンガリーも夢中になって口づける。
すっと離れるとぼろぼろと涙を流していた。トルコはハンガリーの頭をさする。
「泣くな泣くな、な」
「ふぇええ〜〜〜トルコぉ〜〜〜」
そう言いながらまた頬を撫でる。笑っていても泣いていてもやっぱり可愛い。
こんなに可愛い娘を数百年も放置プレイしやがった貴族には後でお仕置きするとして…
「じゃ、ま、頂きくとするか〜」
トルコはそういうとぐっとハンガリーの中に自身をねじ込む。
「ふあ…ああん!!」
ハンガリーの一啼きが部屋に響いた。
これがスタートの号砲であった。
【ここまでは純愛です。以下変態チックになります。】
(注)スーさん完全にキャラ崩壊です。原作至上主義の方は回れ右願います
「おっさんは意外に純愛っぽいなあ〜スウェーデン?」
「ン…ま、ええだろ。こっちは…」
「こっちでやらせてもらうさ?な、セーシェル?」
フランスのロシア並みの氷の微笑にセーシェルは思いっきりビクついている。
育ての親と自分の処女を捧げた男が前にいる。
状況が把握できず、固まってしまうしか無いセーシェルは取りあえず恋人の名前を呟こうとする。
呟こうとしたら…スウェーデンに手で口を塞がれた。
「その名前言うな?」
威圧感が吹き出す。涙目セーシェルは首を上下にブンブン振って口をつぐんだ。
「さ〜〜て、どうしようっかね?スウェーデン?」
「セーシェルはおめえの好きにするがええ。俺は…」
すっとスウェーデンは目を落とす。
床に転がるウクライナを見下ろしている。
「まずこっちにお仕置きすっがらよ。」
「なあセーシェル?お前何人喰ったか言ってみ?」
フランスはセーシェルを向かい合わせにするといきなり中に突き立てた。
柔らかく暖かい胎内、自分をくるむセーシェルの膣の感触に思わず感嘆のため息。
そしてくっと少し動かすだけで「くぅん!!」と良い声で啼く。
どんなけあの眉毛に開発されてやがると思うとフランスは少し泣きたくなった。
ので思いっきり突いてやる。もっと啼かせてやるかと。
「く、ふあああん!やあ!!フランスさああん!!止めて下さい!!!」
ぐりんぐりんと中をかき混ぜてやる。
「言ったら止めてやるよ?」
セーシェルが泣きながら悶えている。
「な、ひゃ、なんで!!ひ、ぃわにゃああ!!」
中々言おうとしないセーシェルに少しイラっとし更に突き上げてやる。
「お兄さんはさ、愛が信条で生きているけどさ、セーシェルは特別可愛かったんだよ?」
そういってキスを一つ。
「日本のね、昔の小説であるんだけどね、青年貴族がね大切な女性にそっくりな少女を育ててね…」
そう言ってまた首筋にキス。セーシェルがビクッと跳ね上がる。首筋が弱いらしい。
「で、大切に大切に育てて…マイフェアレディみたいな感じさ…自分好みに育て上げてまあ喰っちゃうんだけど。」
「そ、それが…?ふひゃあ!!」
「お兄さん、お前でそれ目指してたのに…どこぞのヴァイキングがさっさと喰っちまうしなあ、その後は眉毛とラブラブだろ?
おまけになんか色々話聞いてて俺の教育間違ってた?ってなったのね?」
「フ、フランスさんだって、ひ、いろんな女の子とやってるじゃないですかああ!!なんであたしが怒られなくっちゃ駄目な…ひゃあん!!」
セーシェルは口答えをしようとする度に中をかき回され反論が最後まで出来ない。
支援必要?
「お前、お兄さんの本気、味わった事ないだろ?」
とろ〜〜〜っとして来たセーシェルをみてフランスはによっと笑う。
「快楽に溺れさせてやるぜぇ?」
そう言うと一旦セーシェルを持ち上げ自らを引き抜いた。
引き抜いて腹這いにし、片膝をついてセーシェルのの後ろに回り込んだ。
「え?何何?ぎゃ!!」
そのまま片脚を後ろに引き上げ、肩にかつぐ。
すでにぐじゅぐじゅになった密壷をフランスが覗いているのが解って更に羞恥心から蜜が溢れる。
足を担がれたセーシェルの背中が反り返ってまるでツバメのようになった。
逃げないように片手で肩をつかんで引き寄せて、下になっている脚をまたいだ状態にして…
「ああ!!ひゃあう!!!」
深く入ったためセーシェルの悲鳴じみた嬌声が上がる。
「ほい、ツバメ返し〜〜♪これも日本の本で見たんだぜ♪」
「ひゃああああん!!やああ!」
「セーシェル〜可愛いなあ〜こんな事はイギリスはしてくれねえだろ〜〜?」
体勢は厳しいし薬のせいで感度も上がっているので頭が快感に追いついて行かない。
ずるずると流されて行く自分を自覚した。
(た、確かに…眉毛は基本自分優先かも…)
とぼんやりする頭でセーシェルは考えていた…
と、まあフランスがフル回転している側で何もせず、服も着たままで椅子に座って足を組んでる男が一人。
スウェーデンである。
足下にはウクライナが転がっている。
この騒ぎで彼女も目が覚めている。
薬のせいで体が熱い。何もしていないのに、自分の中心が熱くなって溶けそうだ。
熱っぽい目でスウェーデンを見上げる。
が、彼はただ冷たい目でウクライナを見下ろしている。
足を組み「元北欧の王者」の風格で無言で座って見下ろしていた。
その視線だけで子宮がぐうっと締まるのを感じる。
下っ腹からきゅうきゅうと音が聞こえそうなくらい疼いてくる。
「お願い…」
ウクライナの口から出た言葉。
回りの嬌声と媚薬のせいでもう気が狂いそうなくらい、欲しい。
が、懇願してもスウェーデンは動かない。
言葉もかけない。
「スウェーデンさん…お願い…」
ぴくりとも動かない男の足下にずっと擦り寄る。
しかしただ見ているだけ。
そして見られているだけでグズグズに蕩けだす自分。
「…お願いします!!スウェーデンさん!」
ごめん、分割のきりのいい所まで書いてからまた後で投下します。
スウェーデンはそこで立ち上がり自らのベルトを緩めた。
ウクライナの顔が期待に明るくなった…が彼女を通り越しフランスの元へ歩いて行った。
そこには一戦終了しぐったりするセーシェル。
肩で息をしていたら急に持ち上げられ四つん這いにさせられた。
「え?」
四つん這いにした犯人は…スウェーデン。
濡れて光る密壷を指でなぞられそのまま上にすうっと動かされた。
その感覚に震える。二重の意味で。
―ヤバい・絶対…後ろに入れられる!!!!
「おい、フランス。」
「何だ?」
前門のフランス、後門のスウェーデン。ここに日本がいたらきっとそう言うだろうがアジア組は別室である。
真ん中のセーシェルは快感もあったが恐怖が先行している。
「俺後ろ貰うで、おめえ前な。」
「お、解った☆」
「ひぃぃぃぃいぃぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃいぃ!!!そ、それだけは勘弁してクダさああああいい!!!
そんな大きいの2つ同時は裂けちゃいますううう!!」
「勘弁なんてしてやんねえよ♪」
「おめ、やったことあるんだろ?」
「ひぃ!!!いやっぁぁぁぁぁぁ!!」
と、セーシェルが二穴同時に突っ込まれ叫んでいるのを物欲しげにウクライナは見つめているしか出来なかった。
「な、なんで…、なんでくれないの…?」
「そりゃあ、スウェーデンはゲルマンだぜぇ〜、趣味SMのなw。」
トルコがウクライナに話しかける。
まだハンガリーを組み敷いたままであった。
「欲しいか?」
ウクライナはその言葉を聞いて唾を飲みこみ頷く。
にやっと笑うトルコ。
真っ赤になって潤む瞳で懇願する。
こういうとき、彼はこうお願いすれば願いを叶えてくれる事を彼女はよくわかっていた。
「お、お願いします…トルコさん…ううん、トルコ様の熱くて大きいのを、ウクライナに叩き込んでください!!」
トルコは口を歪め笑う。腰を上げハンガリーの中から自分の一物を引き抜こうとした瞬間…
「駄目…抜くの…いや…」
子供の様な顔でハンガリーがトルコに縋っていた。
「ン、ちょっと休憩しろや?な、ハンガリー?」
背中をポンポンと叩いて落ち着かせようとするとハンガリーは泣き出した。
「やだぁぁ!トルコ行かないで〜俺置いていかないでえええ〜〜〜!!!」
びゃーびゃー泣き出すハンガリーは子供のよう…
つーか幼児退行してしまったようだ。
「他の所行くの嫌ぁ〜!!俺見ててよ〜〜!!」
流石にこうなってしまうと居たたまれない。
繋がったまま抱き上げ背中をさすってやれば多少落ち着いたようだが、ハンガリーはトルコにしがみついて離れようとしない。
「おいーお前らぁ〜こっち無理だわ。切りのいい所で頼むな?」
今宵はここまでに致しとうございます…
もう暫くお付き合い下さいませ…
ヨーロッパ編だけで力つきそうだ。
乙! GJ! エロイよエロイよ!
子供帰りしたハンガリーがかわえぇーー
かおすい
ウクライナには放置プレイとか・・・
さすが解ってるなスーさんは
続きと亜細亜編待ってます全裸で!!
GJGJ!
土洪、仏セー、スーウクと全部好きなのでたまらん!
続きまで全裸待ち!
GJ!
親父達自重wいいぞもっとやれ
続きwktkして待ってます
おつー!グジョブー!
要は…あれだね。
親父さんたち、娘に構ってもらえなくてさみしかったんだね。
で、スキンシップが欲しかったんだね。
ちょっと暴走しちゃっただけでw
…そんなオッサンたちを受信した。
>>16 GJ!ハンガリーさんかわいいよぉおお!
続き待ってる!
力尽きないでくださいお願いします
テンション上がってきたwwww
続きとアジア編超期待
娘っこどもはきっちりしつけ直されてかわいい親父の娘に戻るのか
反撃して元通りなのかwktkが止まらない。
ベルどこ行ったベルウゥゥゥゥー
仏セー本命なのにここであんま見掛けないから
英セー前提でも嬉しいよGJGJ!!!
>25
幸か不幸かベルギーさんはスペイン親分とできてますから親分自体が欠席ですよ
自宅でしっぽりお尻叩かれてそうだけど
たまにはスパンキングなしで可愛がってやれw
スペインの名前を見て一瞬再教育@ハプスブルグ&ゲルマン編を妄想したがそれこそ娘さん方
の猛反撃になって逆に野郎共が再教育な予感がする
暴走して書き上げてみたぞ〜前スレのローマじいちゃんの続編。
今度はゲルマンさん男優デビュー話です。お相手はちびハンガリー。
1541年ぐらいのオーストリアによって分割支配されていた時ぐらいの話。
ネタ的には、男女カプスレより
まだちまっこい俺娘ハンガリーが神聖ローマ帝国のおうちに同居していると思ってください。
細かい時代考証なんてしりません。
ちょっとロリコン入ってる気がしますので、苦手な方はタイトルをNGにしてください。
「女神をちょっと押し倒してたら、ユピテルのおっさんに見つかってな。
で、意気投合して、女神100切りを目指してたら、99人目で奥方のユノちゃんに見つかって。
ユノちゃん可愛いんだけど、ちょいと嫉妬深くてな、ユピテルのおっさんはぼろぼろにされちまってよ。
さすがらユノちゃんにお仕置きされたらやばいとおもったんだが、一応助けてくれてな。
ってわけで、ま、こんなわけよ」
「……どんなわけだ」
茨の球体に囲まれつつも、いつもと変わらぬ様子の悪友にため息を一つ。
女神に呼び出されてきてみれば、何故か閉じこまれている悪友がいた。
それから怒涛のごとく話が始まった。孫との再会から始まり、地上の少女のつまみ食いの話やら、
その後の女神乱れ食いの話まで、事細やかに話してくれた。
こっそりと去っていった女神が、妙に疲れていたのはこのためか。
もうどれくらい話を聞いた事か。こっちの世界では時間の感覚がないのでわからないが、うんざりはしてきた。
こちらの事は露知らず、いまだ話し続ける悪友に彼は背を向ける。
「ちょっ、どこ行くんだ? 暇なんだから付き合えよ」
「少しは反省してろ。女神食ってそれで済んだんだから感謝しておけ」
「ぶーぶー、付き合いわりぃなぁ〜」
後ろから聞こえる悪友の声にもう一つため息。
そして――蘇る懐かしくも黒い記憶に、自己嫌悪のため息もついたのだった。
――昔、悪友と同じように地上に降りたことがある。
懐かしい置き土産に会うために。
その時は神の気まぐれだったが、実体も与えてくれた。
悪友を憧れて、神聖ローマと名乗る少年。虚弱体質のくせに、強気で、一途で。無茶ばかりして。
だから、ベッドの中で安らかに眠る姿を見て、少し安心する。
「お前は無理すんな」
優しく頭を撫でてやり……少しだけ眉間の皺が取れた気がする。
置き土産の顔を見るだけで帰るつもりだった。
……侵入者がくるまでは。
「んーあ〜あ……」
部屋のドアが開かれた。慌てて隠れる所を探したが、あいにく隠れられる所はない。
仕方なしにその侵入者の観察を始める。どれくらいの腕をもっているのか、置き土産に危害を加えるものなのか。
もし、危害を加えるものだとすれば、徹底的に打ちのめす覚悟はしている。
たとえ、あっちの世界でも消滅させられるとしても。
だが……その侵入者には殺気は全くない。
ぼさぼさの髪に、シャツを羽織っただけの服、寝ぼけ眼をこすりながら、部屋の中に入ってきた。
ふらふらと神聖ローマのいるベッドに近づき、布団をめくり上げ
「あー、ここ神聖ローマの部屋かぁ……
たく、この家広すぎだぜ。あのオーストリアの馬鹿が……まあいいや」
そのままベッドに倒れこむ。足が神聖ローマの顔に当たり、うめき声を上げる。
「ああ、このガキは!」
一瞬、けり落としてしまおうかと思いもしたが、わざわざ自分の身を危険にさらす気はない。
近くにあるソファーが目に入った。そこに移しておけばいいだろう。
侵入者を抱きかかえ……
むにっ
手にはっきりと感じた柔らかな感触。
侵入者の顔が歪む。痛みを感じたのだろう。
「……コレ、男だよな」
もう一度、胸に手を伸ばす。やはりほんのりと感じるふくらみ。
顔をもう見る。やんちゃそうな顔。顔には擦り傷やら切り傷がある。
「……男……だよな?」
どうも手の感触と見た目とギャップがあった。信じられないのもしょうがないだろう。
疑問半分、好奇心半分。
ソファーに静かに横たえると、シャツのボタンを一つ一つはずす。
妙な背徳感に襲われもしたが、好奇心に勝てそうにない。
そっとシャツの前を開く。下には何も身につけていない。
うっすらと膨らんだ胸、まだ生えてもいない滑らかな丘。
どう見ても女だ。まだ幼いが女だ。
そういえば……と、前に聞いた話を思い出した。
モハーチの戦いに敗れ、傷を負ったハンガリーを、オーストリアが召使として引き取ったという話を。
そのハンガリーというのが、その少年……いや、少女だとすると。
いろいろ考えたいが、頭が働かない。
穢れのない割れ目に釘付けになってしまっているから。
自分は幼女趣味はないはずだ。
そう否定してみても、清らかな身体に興味がわいてしまう。
天を仰ぐ小さな胸の突起に指を伸ばす。
「ひゃっ…く、くすぐってぇ」
声があがり、手を引っ込める。だが、少女は再び夢の中に入ってしまう。
もう一度、突起に触れる。今度は眉をひそめるだけで、声は出なかった。
「な、何をやってんだ。俺は」
そうは言いながらも、手は止まりそうにない。
膨らみかけの胸を手で包み込み、優しくもみ上げる。
時折、口に含んでみる。ほんのりしょっぱい。
手の動きに、少女の表情はやがて甘いものへと変化していき……
「ん、あぁ……はぁ……ゃ」
少女の息が荒くなる。自らの息も荒くなり、下半身に熱がこもる。
とろりと蜜を出す割れ目を指で掬い取り、舌を這わす。
そっと指で開いてみれば、今まで見たことのないような美しさ。
幼女趣味にはまる男の原因がわかった気がする。
彼の指を入れたら傷ついてしまうだろう。それほど狭い。
だが、この中に入れたらどんなに気持ちよいか。
衝動が止まらない。荒々しい感情が攻め立てる。
入れてしまえと。侵略してしまえと
「……侵略してしまえば、俺のモノ……」
ぽつりと呟いた。もう瞳に理性は残っていない。
細い腰を引き寄せ、割れ目に欲望を突き立てる。
「くはっ! やぁ……」
甘い声が高くなり、身もだえする。
激しい刺激に、少女の瞳はうっすらと開く。
潤んだ瞳。先ほどの寝ぼけた顔とは対照的に、艶やかさを感じた。
「……おーすとりあ? じゃねーな、その目つきの悪さはプロイセンだろ……いてーよ。ばーか。離せ」
だが、口からでるのは、やはり男らしい言葉。
胸に拳をぶつけてくるが、彼にそんな攻撃が効くわけもない。
黙って腰を動かすと、少女は痛みに耐えるよう、ぎゅっと目をつぶり、唇をかみ締める。
「ばかやろ……やぁ…いてぇよ……やだよぉ……馬鹿ぁ…プロイセンなんて嫌いなんだからぁ」
瞳から落ちる涙に、微かに残っていた理性が呼び起こされた。
――ああ、何馬鹿な事やってるんだ。こんな少女相手に――
止めなくてはいけないことはわかっている。わかってはいるが。
心とは逆に、身体は熱くなる。自然と動きが早まり、制御できない性器から精液が放出された。
引き抜くと、白濁した液体の中、うっすらと混じる赤。
「……あぁ……ばかぁ……プロイセンのばかぁ…」
中に出された未知の感触に、少女はぽろぽろと涙をこぼす。
少女の涙は、彼を現実に引き戻すには劇薬過ぎた。
「……俺はなんて事……俺は……」
いたいけな少女を汚してしまった後悔が、彼の心を大きく揺さぶり……時が止まった。
少女の涙さえ、宙に浮いてとまっている。
このような事ができるのは……
「全く、堅物な貴方ならば平気だと思っていたんですが」
目の前に光り輝く女性が一人。
そう、その人物こそ、彼を地上に下ろしてくれた神。
神は大きくため息をつく。
「……地上で変化をもたらす行為は禁止していると言ったでしょう。
まあ……貴方の事でしょうから、二度とこういう事を起こさないと信じています。だから今回は……」
小さくなにやら呟くと、少女は糸が切れたかのように地面に横たわった。
股間から流れ落ちる精液の後もその瞬間消える。
初め見たときのよう、清らかなままだ。
「貴方のやった事をなかった事にします。ただし、今後はもうこのような事はできませんからね」
「ああ。……感謝してる」
神の声に、言葉少なめに答えると、少女の頬に一つキスを落とす。
そして……振り向きもせず、姿を消し……
「……ハンガリー?」
少年の心配そうな声が響く。部屋を覗き込む眼鏡姿の少年貴族。きょろきょろと部屋の中を見回し。
「やっぱりここにいましたか。貴女は何度言ったら自分の部屋を覚えるので……ふぁ?」
言葉を失う。
当たり前だろう。少女はシャツの前をはだけたまま、ソファーで高いびきをかいて寝ているのだから。
「ああもう、女性としての恥じらいをもう少しですね……」
できる限り肌を見ぬよう、視線を逸らしシーツをかけようと近づくが、シーツに足を引っ掛け、派手にずっこける。
「あーもぅ、うっせぇなぁ〜」
その音で少女は目覚めた。眠い目をこすり、あくびを一つ。
シーツに絡まってしまった少年貴族を見下ろすと、ぷっと吹き出し、シーツを握り締め引きずった。
「ほら、とっとと部屋帰るぞ」
「ちょっ、待ちなさい! 女性なんですから前を! そして私をシーツから出してくださ…」
「煩い。俺は眠いんだよ」
有無言わさず、シーツを引きずる少女に、今だ絡まって抜け出せない少年貴族。
そして……そんな騒動など気がつかないで眠り続ける大切な置き土産の少年。
「――そんなある日の夜のお話でした――ってわけでしてね」
「やだー。ゲルマン、お前ロリコンだったのか。だから可愛い女がいても……」
「ちょっと待て! そこのアモル! 何でお前がその事を知っている! というか、色々脚色しすぎ…
アン時は中まで入れる前に、肉体がなくなって
それよりもその事をこいつにばらすな!」
いろいろ突っ込みたいが、ツッコミが間に合わない。
折角、とっ捕まった悪友からしばらく離れられると思っていたのに、
ある神……恋の神アモルが現れてニヨニヨとあの時の話を話し始めたから、離れられなくなってしまった。
些細な話ならばともかく、あの時の失態を話されては、彼の股間……ではなく、沽券に関わる。
慌てて止めようとしたが、すでに遅し。
アモルは逃げ惑いながら、あの夜の事をこと細やかに語り、それを悪友はニヨニヨと聞き入る。
急いで訂正をいれるが、きっとそれは無駄な足掻きだろう。
珍しく慌てる彼の姿が楽しいのか、悪友は大いに笑い始め。
「はっはっはっは。今度、一緒に女神ナンパ行こうな」
「……行かん!!
くっ、こいつに弱点を作ってしまうとは……」
肩をバンバン叩く悪友の手を振り払い、彼はいろいろ後悔し、深く落ち込んだのだった。
以上。
実はちび貴族とちびがりーが書いてて楽しかったのは秘密です。
最後の方、ちょっと壊れたゲルマンさんも書いてて楽しかったです。
で、ローマギリシア神話に100人も女神がいるかは知りません。
>>35 GJ!
ゲルマンさんなんかむっつりっぷりがきちんと子孫に遺伝してるw
>>35 GJ!! まだ男言葉を使っていたハンガリーさんはまた違った色気があるから困る。
ってか、孫のゲルマン民族たちの特殊な性癖はあんたのせいかww
小ネタ投下。
その昔、プロレスや格闘技の選手入場風に登場人物を紹介するようなスレがあって
そこから思いついたもの。思いついた分しか書いていないから、抜けてるキャラがいても勘弁。
「エロい男に会いたいか―――ッッッ!!!!」
「オオ―――ッ!!」
ヘタリア版AV男優入場!!!
・エロ紳士の名は伊達じゃないっっ!! 太い眉毛の元ヤンキー!!
「俺に惚れると植民地だぜ?」 かの大英帝国イギリスの登場だああぁぁぁっ!!!
・股間のバラに騙されるな!! 料理、言葉、豊富な戦歴、まさにパーフェクトお兄さん!!
愛の国からフランス、華々しくご登場!!!
・Sの国からあいつが来た――っっ!!! 調教、束縛、言葉責め!!
「所詮男は皆、犬だ」ゲルマン代表ドイツ、一族きっての登場だあ!!!
・育てたメイドは数知れず! 今宵、その左の薬指で何人女を捕獲するんだぁぁっ!!
名門ハプスブルク代表オーストリア!!!
・秘められし四千年が今明かされる!! 幸運のパンダ、竹林、繰り出される斜め上の
プレゼントに乙女のハートはメロメロシナティ!! アジア代表、中国登場!!!
・やんちゃなあいつがやって来た!! 陰陽極めしみなぎるパワー!!
エロ王者? その起源俺がもらったぁぁっっ!! 同じくアジア韓国!!!
・猫のような癒しのベールをここで脱ぐ!! 見た目で侮るなセックスの回数世界一!!
エーゲ海からギリシャ参戦!!!
・ショタをおさえる愛くるしさ!! そのヘタレは計算か!!
同性すら惑わせたベビーフェイスにあの子も白旗!! アドリア海の主人公イタリア=ヴェネチアーノォォ!!!
・まさか貴方が来てくれるとは!! 厳しい顔した優しい保護者、撃ち抜かれた乙女の数は半端ねぇっっ!!
無敵の要塞スイス!
・恐ろしいぃぃぃっっ!! 以上!! 説明不要!! 帝国ロシア、冬将軍を従えてのご登場!!!
・ルールのないエロがしたいからここへ来た!! 女顔した食わせ者!!
「てか、俺がルールだし」 不死鳥ポーランド、今夜復活ぅぅっっ!!!
・まさかの彼が帰ってきた!! 生身ばかりが女じゃない、体のさわれぬ乙女は奴に任せろ!!
アジア日本、実に二世紀ぶりの参戦です!!!
・ポテトの数より多い女をハンバーガーのように平らげる、その若さで何故できるのだヤングマン!!
答えはもちろん「ヒーローだからさ!」 大国アメリカ、ただ今登場!!!
・ヤンデレ、電波はこいつに任せろ!! 穏和な顔に隠された、骨折る気迫を爆発させろぉぉっっ!!
バルト三国リトアニア、ここに見参!!!
・忘れられない、だけど名前が思い出せない。そんな乙女に答えよう、その名はカナダ! もう一度言おうカナダ!!
甘いメイプルスマイルカナダの登場だああっっ!!!
・惚れたどの子もすでに男が!! 関係ねぇっ!! お前の女は俺のもの!! セルフバーニングにかけては右に出るものなし!!
小鳥のようにかっこいい、あいつの名前はプロイセン!! プロイセンの登場だああっっ!!!
・空気の読めない鈍感男、それでも私は貴方がいいの。気をつけろそれこそ奴の武器!!
情熱の騎士スペイン、大きな歓声で迎えられています!!!
・かわいいぃぃっっ!! ちっちゃぁぁぁい!! 半ズボォォン!! 未来は君が担うのかぁっっ!!
小さな戦士シーランド!!!
・ガチ、無口、顔が怖い、ここまでハンデがありながらなぜ君はエロ界に君臨することができるのだぁぁっ!!
北欧の獅子スウェーデンただいま参上!!!
・祖父から受け継いだものは遺産だけじゃない!! その美貌、いざという時の行動力!!
俺が白旗をあげてもあの子にはあげさせねぇ!! 南イタリアの暴れん坊、ロマーノここに登場!!!
・今こそ見せろ底力!!ちびが認知を迫ってきた!! だからどうしたこちとらガキの扱いスペシャリスト!!
妊娠させたって怖くない!! オヤジの花形トルコ、見っっ参!!!
・来たー!! どこにいたんだチャンッッピオン!! 僕らは君を待っていた!!!
前回王者ローマ帝国、ついに、ついにご到着だあああぁぁっっっ!!!!!
女の子のほうを先に書いていたのに、何故か男のほうが先にできた。
反論は認める。
おおお上手いな〜
特徴とらえてる
亜細亜勢がカオスすぐるwww
>>35 入れようとはしたんだなw
>>38 このスレでこれが来るとはww
どっちもGJ
アイスと酒(酒って入力しようとしたら鮭や裂けしかでないんだけどorz)吹いた。
GッッッッッJ!!
シー君とスウェーデン吹いたww
女子編期待してます
どれもこれもがすごいが、リトアニアでハラよじれたwww
何だろう…
国旗モチーフのトランクス(…と、何か強そうなガウン)を装着した各国男優の皆様が、
めっちゃええ笑顔で颯爽とリングに上がっていく姿が容易に想像できる。
フランスはいつも通り股間にバラで入場だろうな
日本は褌で出て来たら何か強そうw
もちろんプロイセンは中央に鷹マークのブリー…
女性陣の入場は水着かコスプレでお願いしたいところ。
リヒテンの看護婦姿とウクライナのドジっ子女教師がみたいです…先生。
いやいや、あんまお願いすると書き手さん束縛するからほどほどにね。
女キャラの乳首の色想像したら寝る
>>51 あーゴメン。勝手に妄想してただけなんだが、気に障ったらすまない。
ちょっとイギリスのスコーン箱買いしてくる。
↓以下もとの流れでドウゾ。
スカートをくわえさせられて恥じらいと快感にぷるぷるするリヒテンのパンツ姿
が頭の中でぐるぐると…
満員電車でロリータ痴漢ものも正義
>>38 日本の相手は枕だったり人形だったりするんだろうか。
>>35 GJGJGJ!!!
男言葉の洪さんにはげもえた!しょたものが好きなのでもっと増えればいいのに!
前スレ754の続き風味のものを書いてしまいました。
リト×ベラ+ポー
エロは少なめですが、投下させて頂きます。ギャグになって欲しいギャグです
NGワードは「LI●E CARD的ななにか」でお願いします。
「ポーランド…、ベラルーシちゃんからメール一向に返って来ないんだ」
「そんなん女同士で飲んでたら仕方ないんちゃう?」
「だってポーランド考えてもみてよ。ベラルーシちゃんはあんなに可愛いんだよ!?
襲われても仕方ないくらい可愛いんだよ!?酔っ払って弱ってるところを付け込まれ
たりして、フヒヒサーセンwwwな流れになっちゃったりしたらどうしよう!?」
「心配せんでもその路線はないと思うし…」
「なんでそんなこと断言できるんだよ!ベラルーシちゃんはか弱いんだよ!?」
「(リトの指をボキボキにする女がか弱い…。ナイフ所持する物騒な女がか弱い…。)
ふーん。そう思うならそう思ってたらいいしー」
「それよりさ、ポーランド。ベラちゃんになんて送ったら返してくれるか考えてくれる?
ほら、君さ、俺よりベラルーシちゃんのこと知ってるとこあるじゃない。そう、色々。色
々さあ…」
「その話はもう終わりにしたし!」
「だってずるいよ、酷いよポーランド。俺なんて俺なんて何世紀ベラルーシちゃん童貞だと…」
「いい加減ウザいし!そんなんリトがもたもたしてるから悪いんやし!」
「だってベラルーシちゃんを前にすると体がふにゃふにゃ(主に指)になるっていうか」
「あーもうリト黙るし!!!」
ポーランドがそこらに落ちていた酒瓶を取るとリトアニアの口に突っ込んだ。ポーランド宅の
酒と言えばスピリタス。世にも有名な世界最強のアルコール度を持つ酒である。そこに気づいた
リトアニアは真っ青になり頭を振るがキレたポーランドは全力でリトアニアに対抗した。
取っ組みあうこと数十分。殴る蹴るを繰り返した二人の横には空になった瓶がごろりと転がった。
「うーう。俺まで飲まされるとは思わんかったし。喉いたいし」
「あぅあぅベラルーシちゃんかわいい・・・」
「リト酔っ払ってるし。さすが俺んちの酒だし!」
ふんぞり返りつつも咳を繰り返した。自慢の酒ではあるが、飲むには適さないものを飲まされた怒り
はその根源へと返って行った。自分の携帯を取るとベラルーシにコールする。無視されるがしつこく
何回もかけてやった。
「うるさいポーランド」
「うるさいのは俺じゃないし。リトだし」
「は?リトアニア?」
「お前のせいでリト煩いし!」
「そんなの知らないわ」
プツと無情にも切られた。しかしポーランドは引かなかった。同じくコールを繰り返す。
「う・る・さ・い」
不機嫌いっぱいのベラルーシが電話の向こうから怒鳴る。
「そんなん知らんし!ベラはよううち来てリト引き取り!俺はもう付き合いきれんし!」
今度はポーランドの逆切れで電話を切った。
こんなことでまさかベラルーシがやってくるとは思わなかった。なにせベラルーシは兄以外を
男として認めていない。どころかちん●がついていればゴミを見るかの目つきだ。同性に対して
もつっけんどんだが、男に対してはさらに酷い。ベラルーシがポーランドと致してしまったのも
ロシアが処女は嫌いだと言ったからだった。それならリトアニアにしてもらえばいいと言えば
あんな奴にヤられるくらいならお前の方がちょっとはましだと言った。ちなみにエストニアと
ラトビアもリトと同じく論外だと言った。ベラルーシの中でどんな審議があったのかポーランドは
予測もつかない。そして今も。
「来てあげたわ」
「とんだご挨拶だし。高飛車ベラ」
「うるさい。リトアニアはどこ?」
「居間で寝とる」
「ふぅん」
ベラルーシは土足でズカズカ入り込み居間に向かった。
寝てるリトアニアを発見するとズボンを脱がし、ヒールのかかとで性器をふにふにと押しつぶす。
ベラルーシに続いて居間に戻ってきたポーランドはその現場を見て驚いた。
「何しとるし!?」
「セックスに決まってる」
「は!?」
「こいつがしつこいのはヤらせないからだってみんな言ったわ」
みんな、と聞いてポーランドは居酒屋のメンバーを思い出す。
「一発ヤればしつこくしないんでしょ。ならするわ」
ある意味男らしくとれる発言にポーランドは素直に感心しかけた。ポーランドが黙った間に
ベラルーシはリトアニアの性器を刺激し続けた。徐々に立ち上がってきた性器の先端にヒールを
擦りつける。しゅっしゅとヒールが布を擦りつける音が響く。時に尿道を弾いてやることも忘れ
ない。先端を覆う布が濡れてきたのを見留めるとベラルーシはボクサーパンツも脱がせきる。そして
自分のショーツ脱ぎ捨てた。
「ちょ、ほんとにするんか!?」
「そうだけど?」
「俺いるところで?」
「別に有象無象が何人いても変わらない」
ポーランド一人に限定しないところをみると、ベラルーシにとってセックスしている相手すら
有象無象の一員らしい。潔いと言えばいいのか、もういっそあっ晴れと褒めてやればいいのか
ポーランドは迷った。しかし思うのは兄しか慕う対象がいないからと言うこの盲目っぷりは
ベラルーシもリトアニアも大差ないなと。良く言えば一途な幼馴染みたちの前でポーランドは
深くため息を吐いた。なんだか馬鹿らしくなってきた。
「もういいし。思う存分やればいいしー」
「思う存分なんてやるか。すぐ終わらせるわ」
リトアニアを跨いだベラルーシは自分の性器が濡れてないことに気がついて自慰を始めた。彼女が
誰を思いながら自慰をするのかはわりかし誰でも知っていて、ポーランドは疲れまで感じてきた。
顔だけは綺麗なベラに一切欲情しないとは言わない。観察するように見てればなかなか扇情的だ。
「濡らしてやってもいいけどー」
「いいわ。もう濡れたし」
慣れてる、とポーランドは思ったが敢えて言わなかった。ベラルーシはリトアニアへゆっくりと腰を
落とした。根本まですっかり落としきったらしいベラルーシはリトアニアの上で腰を振りだす。時折り
堪え切れずに吐き出す吐息は熱っぽくて、リトアニアの一物で善がっているのが悔しいのか平然と
した面を作ろうとしているところに色気があった。性行為なんて気持ちのいいものなのだから素直に
善がればいいのに、そうしない女を見ているのはちょっと楽しかった。
そしてふとしたことにポーランドは気づいた。
「なーベラー」
「、なによ」
フィニッシュが近いのかすぐに返して来なかったベラにポーランドはにやにやとしながら言う。
「リト起こさんでええん?」
「なんで起こさなきゃいけない?」
「そんなの、知らせなきゃ一発もくそもないし」
あ…と今気づいたベラルーシは、ポーランドを一睨みしたあと苦虫を潰したような顔になる。しかし
やっぱり潔い彼女は覚悟をさっさと決めリトアニアの胸倉を掴んだ。なにを?とポーランドが思った
瞬間にはもうベラルーシの拳はリトアニアの頬に入っていた。鈍い音の後に床に打ちつけられる音。
リトアニアの頭は二重のショックを受けていた。起こすにしては悪意が強すぎる。しかしそうして
やっとリトアニアは目を覚ました。
「いった!!」
涙目で頭を擦りながら体を起こしたリトアニアは更に頬に一発平手を食らった。痛烈な平手に目に
ちかちかと星が飛ぶ。それでもリトアニアは一瞬自分の目に映った人物を見落とさなかった。
「ベラルーシちゃん!?」
「うるさい」
反対の頬にも一発平手が飛ぶ。しかしそんな痛みも気づかないほどベラルーシが目の前にいることに
リトアニアは驚いていた。
「ベラルーシちゃんどうして!?」
「うるさい。黙ってされてろ」
「されてろって何を?」
はてなをいっぱい飛ばすリトアニアにめんどくさくなったベラルーシ腰を進め出す。もう相手の反応
は無視してことを終わらせてやろうと思った。ぐっと中を締めて快感を引き出そうとする。下半身が
やけに気持ち良いリトアニアはベラルーシと自分の股間に視線を行ったり来たりをさせて漸く状況を
理解した。
「ええええ!?俺ベラルーシちゃんとエッチしてるの!?」
「うるさいな」
「だって、ベラルーシちゃんが俺とだよ!?なんでなんでどうしてこんな事に!?!?!もしかして
ベラルーシちゃん俺のこと好きだった!?嬉しいな、俺ずっと昔から君のこと」
と、ここでリトアニアは声が詰まった。ベラルーシに首を締め付けられてしまったのだ。
「うるさいと言ってるでしょ」
鯉のようにぱくぱくと口を動かすリトアニア。しかし苦しくさせているはずなのに彼の一物は更に
大きさを増してベラルーシの中に居座る。しかも良く見れば腰も動かしている。一方的にベラルーシが
攻め立てていたのに形勢逆転しそうな流れだ。ベラルーシは平手を繰り返すがしかしそれは何故か
リトアニアを増長させるだけになってしまった。殴られても首を絞めてもリトアニアはへらへらと
笑う。笑いながらベラルーシを攻め立てる。両手でしっかりベラルーシの腰を掴んでしっちゃか
めっちゃか己の腰を振った。
「あああベラルーシちゃん可愛い可愛い可愛い可愛い!」
「やぁぁ!」
「わあー!声も可憐だね!可愛い可愛い可愛い!!」
「ぅあっ」
恥骨が重なるほど深く挿入され、起立した性器がベラルーシの最奥を突いたところでベラルーシは
たまらずイってしまった。絶頂によって女性器が締めつけるのにリトアニアも吐精した。ぶるっと体を
震わせ、ゆるく腰を振いながら残りの精子もベラルーシの中に吐ききった。そして満足そうに息を付くこともなくベラルーシを抱きしめた。
「うわああ!ベラルーシちゃんだ!本物のベラルーシちゃんだ!!あちこち痛いから夢でも
ないんだよね!?」
「…く!」
この世の春とでも言ってるような満面の笑みを浮かべるリトアニアに苛立ちしか感じないベラルーシ
はいっそ否定してやりたい気になったが、それでは本末転倒になるとぐっと口を噛みしめた。そして
蚊のような細い声でそうだと言ってやればリトアニアは体当たりでもするようにベラルーシに
抱きつき、勢い余って押し倒された体勢に持っていかれた。リトアニアはにこにこ笑いながら
ベラルーシの服のボタンを外している。偶然ではなくわざと押し倒したようだ。
「いやあ嬉しいな。ベラルーシちゃんとこんな風になれるなんて。俺この世で一番幸せだよ」
「ちょっと待て!そういう事じゃない!」
「じゃあどういうこと?」
「一発ヤればお前がしつこくなくなると思ってしたの!」
「ええ?!そんなの無理だよ!」
「なんだと!?私はもういい加減お前にうんざりしているからこうして来てあげて」
「あの。余計にベラルーシちゃんが好きになっちゃかなって感じです…」
もじもじとはにかみながらの告白にベラルーシは鳥肌を立てた。これは本末転倒どころの話では
ない。更なる災厄を誘ったような事態だ。珍しい失態にベラルーシは頭を抱えた。全然話が違う
じゃないかと、煽った連中を頭の中でフルボッコにしながらここをどう切り抜けるか考えた。
ここで彼女に渡されたカードは三つ。決闘、逃亡、いっそ従順になってみる。
どうするベラルーシ?
ベラ様ならリトを始末すると思いますが、もうギャグで終わらせたいと思いました。
ネタを文章にしてみようと頑張ってみようと思いましたが難しいですね。神達の
偉大さを感じずにはいられませんでした。
おそまつさまでした。
GJGJ!
リトアニア報われた(と言って良いかどうか)な。ポーが良い味です!
GJ! ベラを初めて可愛いと思った。
首絞められても昂奮してるリトワロスwwww
GJ
リトアニアはMがいき過ぎてSになったと思った。
まさしくバカと天才は、、の要領で。
MとSは紙一重。
素晴らしいです。
もうリトったらw
GJ!二人とも好きな相手に盲目なところはそっくりだよね。
付き合わされるポーは大変だなぁ。
GJGJ!
リトの幸せ回路の話が見たかったのでうれしい
「ベラルーシちゃん童貞」ってなんだよリトwww
ベラ以外なら経験あるのかと小一時間(ry
超GJ!
ベラのことになると頭沸いちゃうリトアニアが見たかったんだ!!
ドMで天然なリトアニア良すぎるwwww
いきなりだが
女体盛り?させられて箸で乳首をつままれるベラルーシ…という怪電波を受信したんだぜ。日本文化ってすごくね?
>>15の続きです。
ヨーロッパ編何とか終了しやした。
スーさんがどSになりかけました…
既に意識が吹っ飛んでるセーシェルをはさんで向かい合わせになっている残り二名にトルコは声をかける。
が、、前にいるフランスは「悪ぃ!余裕ねえわ!!」といってセーシェルを突き上げる。
そして…後ろにいるゲルマン年長組のスウェーデン。
「しゃあねえな…」
スウェーデンはぽつっと呟くとセーシェルの後ろからズッと引き抜く。
その感覚にセーシェルが「ひぃ!」と意識を取り戻した。
「お、帰って来た?じゃ、また行かせてやろうか?」
とフランスはセーシェルを倒し正常位の状態にする。
「気持ちいいとこ行かせてやるよ、セーシェル。」
優しく言ってグラインドの速度を速める。
「や、ひゃあ、ふ、フランスさ…ん!!」
体をぐっと密着させるとセーシェルの中がぎゅっと締まる。
限界まで折り曲げる様にして、奥へ奥へ入り込む様にしてやる。
「い、当たっ、やあ、飛んじゃう!!飛んじゃい…!!」
「もっともっと引っ付こうぜ?一緒に行ってやるからさ。」
「え?」
セーシェルは縋る目でフランスを見る。
「一緒に行ってやるよ?」
優しい声でもう一度言ってやる。
そう言うとセーシェルはぎゅっとフランスに抱きついて来た。
それを見てにっとフランスは微笑む。
更に速度を速めるとセーシェルの声が高くなって行く。
「い…くっ…はあぁぁん!!」
その瞬間フランスとセーシェルは頂点に達した。
セーシェルの予想以上の締め付けに「よくぞここまで…!」と思わずブラボー!と叫びそうになった。
そしてじんわり浮かんで遠ざかる変態紳士の顔。
まだ夢見心地のセーシェルの耳元で囁く。
「お兄さんとイギリスどっちがいい?」
「え…えと…」
「どっち?いってみ?今までので誰が一番良かったかでもいいよ?」
セーシェルは少し恥じらって目を背ける。
瞬間的にフランスは「勝ったぁぁ☆」と勝利を確信した。
「え、と…今までは…」
「言ってみな?お兄さんもう怒らないからさ…」
腕の中ではにかむセーシェル。とんでもなく愛らしい。
「ん…シー…ランドくん…かな…?」
お兄さん撃沈。
と、フランスが撃沈している横でまだスウェーデンはウクライナを見ているだけだった。
トルコにもお預け、スウェーデンにもお預けを喰らいと、もう正直発狂寸前のウクライナであった。
ずりっとスウェーデンににじり寄ってくる。
「…ナメクジか?おめえは…」
「え…?」
「ずるずる体ひきずってよ、だらだら汁垂らしやがってよ。」
既にグズグズに蕩け、我慢しきれないウクライナの下半身からは愛液がだらだらと流れている。
まともに立てない彼女は体を引きずって異動していた。
その移動の間に愛液が床に垂れ跡を作っていた。
スウェーデンがしゃがみ目線を合わせる。
顎をクッと上げさせにやりと笑う。
「ええ格好だな?」
低く抑えた声で呟く。
その声だけでウクライナの背筋に電流が走った様になる。
何もされていないのに息が荒くなる。
子宮が疼く。
「ス、スウェーデンさん…」
体を何とか起こしスウェーデンの腰に顔を埋める。
スウェーデン自身を口にくわえこみ舌や口を使い何とかその気にさせようとする。
が、先ほどまでセーシェルの後ろに突っ込んでいたにしてもそれ以上の反応を見せようとしない。
懸命に懸命に口で奉仕をするがスウェーデンが猛る気配を感じず、困惑の表情を浮かべウクライナは懇願する様に上を向く。
しかし目線の先には表情一つ変えないスウェーデン。
「な、なんで…?」
「おめえみたいな淫乱にはこれが一番効くだろ?」
ハンガリーが気を失い自由になったトルコがウクライナの後ろに立って顎をくっと持たれトルコの体に沿う様に立たされた。
「作戦成功ってトコか?スウェーデン?」
「ま、な…」
スウェーデンは前に立つ。
じっと只見るだけ。
滑らかな曲線、象牙色の肌、柔らかそうな肉付き、栗色の陰毛…
女性の持つ美しさを全て備えたその肢体をスウェーデンは凍てつく視線で射抜いている。
つうっと指で体の中央の線をなぞる。
冷たい指の感覚にぞくぞくしてウクライナは思わず小さな悲鳴を上げた。
内股を擦り合わせていると更に蜜が溢れる。
ふうとため息を一つつくとトルコからウクライナを奪う。
そしてそのまま何も言わず片足を持ち上げるとぐいっとウクライナの中に挿し込んだ。
「や、はぁっ!!」
期待はしていたが、いきなりの感覚にウクライナは軽くイきかけた。
ただ乱暴に突き上げられる。
「お〜だ〜いぶお怒りのご様子で。」
トルコはそのスウェーデンの様をによによ楽しそうに眺めていた。
「きゃ、ひゃあ、や…痛い!痛いです!!」
悲鳴じみた声を上げているウクライナを笑みを浮かべて…いや明らかにその様をによによしながらスウェーデンは楽しんでいた。
突き上げは激しさを増し、打ち付ける音が部屋に響いた。
「や、痛い、痛っ!!お願いです!優しくして…壊れちゃいます!!」
耳元でスウェーデンは低く呟く。
「うっつあし…おめ…えんがみでぇんか?」
その怒りを含んだ声にまでウクライナは感じてしまい、膣がぎゅうっと締まる。
「これっくれえしねえとおめえは満足しねえくせによ?何痛がってんだ?」
にやっと笑うスウェーデン。
その顔に、その声に、そして体の中にねじ込まれている肉棒の熱さにウクライナは気を飛ばしかけている。
そして更に乱暴に突き上げるとウクライナの体ががくんと揺れ崩れ落ちた。
崩れ落ちるウクライナをスウェーデンは支えて抱き寄せて口づける。
さっきまでの表情とうってかわっての優しい表情で。
「やっぱゲルマンはゲルマンなのかねえ…」
タバコを吹かしながらトルコが呟くとシー君ショックから取りあえず立ち直りかけのフランスがやって来て答えた。
「一本俺もくれや、まあそりゃ変態性欲の権化だぞ。あいつらは。」
「そうだな…うちのハンガリーもたいがい泣かされたっぽいしなw」
「うちの子は取りあえず今は関わりなさそうだから…ってシーランドって!!何なんだよ!!うわああああん!!!」
フランスがそうやってまた泣き始めた夜半過ぎ…
隣の部屋でもまた享楽の宴は開かれていた…
爺共の歪んだ宴が…
スーさん好きすぎてスーさんのキャラがエラいことになってしまいました。
よく考えたらハンガリーのエロ書くの忘れてました。
お詫びに爺編頑張ってくる。
スーさんもウクも素敵だよGJ!
亜細亜編も期待してる!
GJ!
スーさんパネェ!あの低っくい声で言葉攻めとかされたらたまらんですな。
そしてフランス…ドンマイ。超ドンマイww
GJ!!!
焦らしプレイ良すぎる・・・スーウクにハマりそうだw
爺コンビにも期待してる!変態的な意味で!!
ちょっと助けて。
おまいらベトナムさんに着せたい服とかある?
男装とかさせてみたいかな……ストイックな詰め襟系の。
凛々しいから似合うと思うんだ。
前をはだけると覗くおっぱいがまたギャップ萌え。
続きktkr
GJ!GJ!
セーちゃんまさかのシー君だと・・・!?
Sスーさん最高です
続きも楽しみにしてるんだぜ!自分も男装ベトナムさん見たい
GJ過ぎるwwwマジありがとうエロいしおもろいし
ゲルマンパネェな。スーさんが深いぜ。
にしてもセーシェルはなんで眉毛と付き合ってるんだよw
顔がシーランドに似てるからか。
グッ☆ジョブ!
Sーさんのゲルマン魂(性的な意味で)とくと味わえた!
ベトナムのコスプレは…男装も捨て難いが、本人が嫌がりそうな格好をさせるのも乙かと。ブルマとかw
83 :
sage:2009/05/31(日) 03:36:10 ID:d08xvzZ2
GJ!!
亜細亜編楽しみにしてる!
着せたいって・・・コスプレなのかwじじいwww
スマン、興奮しすぎてミスった・・・orz
すーさんさすがだ。
ゲルマン恐るべし。
ジジィどもも期待。
ベトナムさんは、女の子らしい姿がみたいかも。いや、アオザイも女の子らしいが。
ミニスカートにノーパンあたりで、キック攻撃防止に、派手に動くとほつれそうな服で全体の攻撃も抑制。
そして、シー君ネタ拾ってくれてうれしすぎだ
86 :
再教育:2009/05/31(日) 08:13:19 ID:GktPEqe4
>>82 Sーさんワロタw
ベトナムさん詰襟がツボったからそっちで考えてみる。
ありがとさん。
wktkで待ってる
元保護者編の後には嫉妬に駆られた現彼氏編を期待してみる
泣き崩れつつもどMなプレイを要求してうまく手綱をとるオーストリア
すねまくって逆にセックスを拒否するイギリス
俺がヒーローな理由をたっぷり教えてやるんだぞ!な黒いアメリカ
がちらついてまだ朝なのに寝ていられません。
>>87 さあその妄想を文にする作業に戻るんだ
寝てる場合じゃないぜ
読みたい
読みたいな
リレーでもするか?
92 :
82:2009/05/31(日) 17:51:33 ID:zPzqUWwB
>>86再教育氏
すまんSーさんは予測変換が織り成したタイプミスっすorz
男優への道を全力疾走するスーさんに乾杯…!
でもって詰め襟ベトナム楽しみにしてるよー!
94 :
91:2009/05/31(日) 21:48:16 ID:8yFGRR7S
>>93 今のがカタ付いたらやれるよ。
他の人はどうだろ?
なに、リレーだと?
どMなプレイを要求してうまく手綱をとるオーストリアだと?
前スレでドエム貴族書いたものです
なんだかネタを振られたような気がして逆転裁判その後に便乗して即興で書いてしまったんだぜ
マゾでダメなオーストリア、略してマダオで変態SMプレイ注意です
逃げてな人はNGしてください、お願いします
あの飲み屋での狂乱の後、ぐったりとしたハンガリーはなんとか無事、帰路に就いた。
謎の国際裁判から始まった今日一日はなかなかにハードだった。
薬を盛られて記憶が定かではないが、トルコと接しているうちになんだかやんちゃだっ
た昔を思い出していたような気がする。
「あー、もう疲れたわ。早く寝よう……」
重い体を引きずって家にたどり着き、化粧も落とさず寝室へと直行した。
あくびをしながらドアを開けると、
「おや、ハンガリー。お帰りなさい」
そこはSMルームでした。
口をぽかんとあけて瞬きも忘れるハンガリーの目の前には、SMグッズに囲まれたオース
トリアが全裸に首輪とペニスキャップで緊縛されていた。いや、この場合どう考えてもオ
ーストリアが自分で自分を拘束したとしか考えられないのでされていたという表現はおか
しいかもしれない。
ともかく、自宅の寝室がそういう異様な雰囲気に様変わりしていた。ハンガリーが肩か
ら掛けていたバッグがぼとりと床に落ちる。
「ずっと待っていたんですよ。いったいこんな時間までどちらにいってらっしゃったので
すか」
ハッと我に返ったハンガリーは踵を返してそこから飛び出そうとしたが、思いのほかに
強い力で引き寄せられた。
「ごめんなさい。すみません。許してください、オーストリアさん……!」
「いえ、なにも謝ってほしいわけではありません。逆に私を罵っていただければそれでい
いのです」
今日のアレコレでいろんなことが発覚し、不安になったオーストリアはどうしたものか
とハンガリーの自宅で待ち構えていたのだ。
やばい。何かのスイッチが入っている。ハンガリーの脳裏に焼き付いて離れないオース
トリアと積み重ねた性生活の一部強烈な記憶。――そう、SMだ。軽く縛る程度だったり目
隠しをする程度のソフトSMとはわけが違う。鞭打ち緊縛当たり前のハードSMだ。
ゲルマン系との付き合いが長く、初めてのときもドイツに縛られて鞭を使われたが、マ
ジャールはその起源をアジアに持つ人種だ。どんなにゲルマン系との付き合いが長かろう
と、どれだけご近所であろうと、人種の性文化の壁はなかなか超えることはできない。つ
まりはごめんなさい。SMだけは無理です。
「さあ、ハンガリー。今日は蝋燭を用意しておきましたよ」
そして渡される、メラメラと妖しい炎が揺れる赤く太い蝋燭。今日のオーストリアは蝋
燭プレイを所望しているようだ。もちろんロウをかけられるのはハンガリーではなく、オ
ーストリアだ。
何度も言うように女王様は無理です。そんなことできません。今日の朝から先ほどまで
飲み屋で起こっていたことのすべてが頭からすっぽり抜けて、蝋燭を手にしたままハンガ
リーは立ち尽くす。
「ロウって、熱くないんですか?」
「それはSM用の低温蝋燭なので大丈夫ですよ。お願いします、ハンガリー。私を豚と家畜
と罵りながら背中にロウをかけてください」
低温蝋燭でも熱いものは熱いですよね。愛するオーストリアにこんなことをしたくない
のだが、彼がこうでないと性的な興奮を十分に得られないというのだから仕方がない。ハ
ンガリーは期待に胸を膨らませながら四つん這いになったオーストリアの背中の上で恐る
恐る蝋燭を傾けた。赤いロウがポトリポトリと落ちていく。
「こ、この豚さん! こんなことされるのが好きなんですか! 熱くないんですか! 火
傷しちゃったら焼き豚になっちゃいますよっ!」
「ああっ! いいですよ、ハンガリー。もっと私を責め立ててください……!」
精一杯の罵り文句を口にしながらロウを垂らしていくハンガリー。オーストリアの背中
に落ちた赤ロウが固まっていく。その周りが腫れてきているように見えて、ハンガリーは
眉をひそめた。
「……本当にひどい火傷をしちゃう前にやめましょうよ。ふ、踏みますから」
瞳を輝かせたオーストリアが彼女を見上げる。期待のこもったその視線に、オーストリ
アさんがひどい火傷をするよりはとハンガリーは覚悟を決めた。
蝋燭を燭台に置いて、床に寝転がったオーストリアの大事なところを覆うペニスキャッ
プを外し、そこをハイヒールで軽く踏む。今日は国際裁判出席のためにいつもの装いとは
違ってスーツにハイヒールだ。ヒールが陰嚢を直撃し、裏筋は靴底で押し上げられる。す
でに興奮しきっていたそれは緩急をつけたハンガリーの踏みつけにカウパー液を滲ませた
。
「あぁ、ハンガリー。もっとです。もっと強く……!」
こんなドエムに誰がした。ハンガリーは夜になったとたん変貌してしまう恋人の姿に、
たまに泣きたくなってくるのだった。
オーストリアの先走りの汁がハンガリーのハイヒールを濡らす。異常なシチュエーショ
ンに直面してはどう足掻いても興奮を隠せないのが人間の性か、スーツのスカートに隠れ
たハンガリーの股から太ももを伝う一筋の愛液にオーストリアは気がついた。
「ああ、ハンガリー。貴女も気持ち良くならなくてはなりませんよね。今奇麗にして差し
上げますから」
オーストリアはハンガリーをソファーに座らせ、その足の間に跪く。スカートをめくり
あげ、下着とストッキングの上から肉びらにかぶりつく。舌でぞわりと舐めあげると、彼
の動きを制止したハンガリーが顔を真っ赤にさせながら下着とストッキングを膝のあたり
までずり下ろした。
「お、オーストリアさん、すみません……」
「ふふ、我慢できませんか?」
両の指で陰唇をかき分け、膣の中に舌を潜らせようとした矢先、ハンガリーのそこから
白濁した何かがどろりと流れる。その感覚に彼女は凍りついた。今の今まですっかり頭か
ら抜けていたが、先ほどトルコにいろいろとやられたばかりだった。
オーストリアは膣の中に二本の指を突き入れてぐるりと掻きまわし、白濁液を彼女に見
せつけるようにその手を掲げる。
「ハンガリー、いいえ、女王様。ほかの男の味はいかがでしたか? 私のものだけで満足
していただけないとなると、やはりいろいろと考えなければなりませんね」
そうそう、私が長年大事に取っておいた貴女の初めてを奪っていったという、ドイツで
すか、彼にはキツイお仕置きをしておきましたよ。
ドエム全開とも違う、何やら不穏なオーストリアの空気にハンガリーは身を縮ませた。
「ご、ごめんなさ」
「謝る必要などありません。私の力不足が貴女の性的な欲求不満を招いているのでしょう
。まだまだ夜はこれからです。これからはほかの男では満足できないようにして差し上げ
ますよ」
そう微笑むオーストリアの手には何やら液体の詰まった太い注射器が抱えられていた。
「まずは洗浄からですね」
おわれ
以上です。
変態ですみません。即興なのでいろいろとすみません。
どなたかウク姉編やセーちゃん編に続けてください。
100 :
再教育:2009/05/31(日) 22:21:54 ID:8yFGRR7S
…99、仕事はえええええ!!!!!
GJGJ!!マダオさん絶好調だなw
どうオチを付けるか悩んでいたが落ちの着地点が見えたような気がする…
何この神的コラボレーションGJが止まらないwww
マジで書いてくれるなんてテラメタボバラ
アジアの続きもリレーも泣きながら正座して待ってる!!
本当何この素晴らしすぎるコラボwwGJ!
>>100 全裸で待ってるぜ!
Gjw
自分で縛ったのかw重症だなwww
嫉妬(?)で最後軽くS入る貴族かわいいよ貴族
このながれでスイスの開花にもこっそり期待。
SかMかはわからんが…
えーい取りあえず再教育編のアジア編前半だけ落とします。
どうしようもないダメ爺共になってしまいました。
台湾もベトナムも気が強いです。
コスプレとイメプレ苦手な方は回れ右してタイトルNG願います。
エロの引き出しをヨーロッパ編で使い果たしたのでエロ少なめ。
orz
「さ、てと準備はいいあるか?日本?」
「録画機材はOKですよ。…彼女達もスタンバイOKです。」
にっと中国は笑う。
「じゃ、お仕置きの時間開始あるよ。」
8畳ほどの畳の部屋。
よく見れば、女が二人梁に括り付けられている。
一人は台湾。
格好は…日本の女子学生の定番…というかおっさんの憧れ?「セーラー服(ミニスカ、黒ハイソックス)」である。
「中々可愛いじゃねえあるか。」
「でしょう?ずっと台湾さんに着せさせたくって、某有名女子高の制服をコネで譲ってもらったんですよ。
今時のも可愛いかもと思ったのですがオードソックスに昔ながらのタイプも萌えるかと思い、セーラー服のリb(以下ry)」
嬉々として答える日本。その顔は闇の中でも光り輝いていた。
「…(こんなときばっか根性だすあるね…)で、ベトナムはどうしたあるか?」
「ベトナムさんは…この様な感じで。」
白く所々金のふち飾りの付いた少し古い感じの詰め襟風の軍服の着せられたベトナム。
「これお前のじゃねえあるか。」
「ええ、気の強い彼女が元占領国の軍服を着せられるという屈辱系シュチュエーション萌えと少し焼けた肌に白い軍服のコントラストが
扇情的で、その軍服の下からのz(以下ry)」
「…(一番どうにかしねえといけねえのはこいつかもしれんあるよ…)まあわかったあるよ。落ち着けある。」
中国は満面の笑みで面面と萌えを語る日本を白い目で見てしまった。
「よし、じゃ…始めるとするあるかね。」
中国が台湾にすっと近寄る。
梁に括り付けられていたので縄をナイフで切り自由になる様にしてやった。
「台湾?台湾…」
優しい声で中国は台湾に呼びかける。
「ん?哥哥?」
台湾が目を覚ます。満面の笑みで中国は台湾を抱きしめる。
「起きたあるか?我喜愛的妹妹!」
「うぎゃっ!愚蠢的哥哥!何であんたが!!」
「愚蠢的哥哥じゃねえある。」
中国は真顔で台湾の顔に近づく。
びっくりしてまん丸の目になった台湾の顔が目の前にある。
中国はにっと笑い台湾に告げる。
「おめーが愚蠢的妹妹ある。」
なーに言ってんだこの変態仙人がと言いたげな顔で台湾は中国を見る。
「こんなにおめーが節操ないとは思ってなかったあるよ?哥哥はおめーをそんな風に育てた覚えはねえある。」
「哥哥にそんな事言われる筋合いないも〜ん!!」
そういって台湾は舌をぺろっと出す。
その顔ははっきり言って可愛い。が、そこで絆されてしまっては今日のこの時間の意味は無い。
「台湾?」
中国がにっと笑った。この兄貴が口の端を上げてにっと笑う…それはろくでも無い事を言い出す前兆である。
長い付き合いだ。嫌というほど解っている。
台湾は身構える。
「どこでやったある?」
「え?」
香港との事を咎められるのか、それとも韓国の事?いやいやタイ哥?
台湾の目が泳いでいると予想の斜め上方向の質問が飛んで来た。
「生徒会室あるか?それとも体育館の倉庫あるか?」
「え?何言ってんの?哥哥?頭…遂に湧いちゃった?」
「学校内でも外でも、ウチの学校は不純異性交遊やっちゃいけねえって校則にもあるのの知らねえあるか?」
そう言うと中国は台湾のセーラー服のリボンをぐっと掴む。
中国は掴んだままぐっと自分の方に寄せ、台湾の耳元で囁く。
「駄目な生徒会長さんあるね?先生がお仕置きしてやるあるよ。」
その時初めて台湾は気がついた。
自分の格好に。
「な、何これエエエエエエ!!!???」
素っ頓狂な声で台湾は叫ぶ。
「うるっさいある。おめえは某有名女子高の生徒会長さんある。で我はその学校の生徒指導の先生あるよ。」
「へ?な…何言ってんのよ…?」
そう言うと中国が一指し指を台湾の目の前に差し出す。
「これを見るある。」
静かに中国が言う。
「もう一度いうあるよ?おめえは某有名女子高の生徒会長さんある。で我はその学校の先生でおめえの哥哥でもあるある。
おめえは隣の学校の生徒と不純異性交遊して我に見つかって…今から我にお仕置きされるある。
…今までおめえがやった事全部包み隠さず言うよろし。哥哥の言う事きくよろし。…わかったあるね?」
イメージプレイに催眠を使うのもどうかと思いつつ、同意ではないので仕方ないと中国は台湾に催眠をかける。
鈍い金色の目を台湾が注視する。目の焦点が合わなくなって行く。
眉間に指を付けくっと気を籠める。次の瞬間台湾は呟いた。
「対不起…先生…」
「…何にあるよ?」
「帰り道…香港の家…合同文化祭の会議の後…」
どうやら上手くかかったらしい。発言に多少の混乱は生じるだろうがそれは仕方が無い。
「会議の後、おいしいお茶欲しいっていったから…ウチから持ってったの…そしたら、香港が
『For a long time、台湾のことLookingしていた。Childhood friendでもないSisterでもない…My Sweet…』
って言ってくれて…哥哥よりずっとSerious matterにするって、優しくキスしてくれたの…」
恥じらいながら台湾は告白を続ける。
「で、ベッドに押し倒されて…制服のまま…」
「生徒会長さんは隣の学校の香港にこうされたのあるか?」
こめかみに青筋を立てつつ中国は台湾を押し倒す。
「うん…それで優しくね…胸触ってくれて…CuteなChestでFeel So Goodって。コンプレックスだったから誉めてくれて嬉しくって。
自分からキスしてそれで…Hしちゃった。すごく優しかったの…それで、会う度に教室や…体育館で…ごめんなさい…先生…」
押し倒された台湾が腕の下で伏せ目がちになってはにかむ。
その時を思い出し恥じらいながらの告白。可愛い。はっきり言って可愛い。
中国はそのシーンを想像してみた。
………。
中国の中の何かがぶっちーーーーーーんと音を立てて切れた。
「もう面倒ある!!!!台湾!」
そう中国が叫び、目の前で手を叩く。
催眠が解け、台湾の目に光が戻る。
状況が把握できず頭の回りに?マークがとんでいる。
「ある程度聞きたいこと聞けたからもういいある。台湾おめえ香港にこうされたあるか?」
「え?」
そう言って中国は台湾に強引に口づける。
「で、何ある、胸か!!!」
そう言ってセーラー服のタイを取り、後ろ手にくっと手首を縛る。
そのままセーラー服の上着の裾から手を滑り込ませる。
乳房を掴み強引に弄る。
「ふぁん!!!」
台湾の体が跳ねる。
「我は…先生はおめえを大事大事に育てて来たあるよお?なのになんっでそんな悪ぃことばっかするある?」
台湾の催眠を解いたのに、催眠をかけた中国がイメプレの世界から抜け出せていないようである。
やわやわと胸を揉みながら首筋に口づける。
台湾の首筋と顔がみるみる紅く染まる。耳たぶをきゅっと噛んでやると小さな声で啼いた。
「や…哥哥!」
「どうせ、ガキ同士のやる事なんぞたかが知れてるある。」
そう言うと台湾の上着から手を抜き、スカートをめくる。
中国は状況が掴みきれず困惑の表情の台湾を見下ろし、厳かに言い放つ。
「先生がたぁっぷり色々個人授業してやるある。覚悟するよろし?」
皇帝中国、復活の瞬間であった。
乱れたセーラー服、スカートをはいたままの台湾の秘部にちゅっと口づける。
「哥哥…やめ!!きゃああ!!」
足の間に顔を埋め潤み始める台湾の花園を堪能する。
「ほ〜れ、もうこんなに濡れ始めたあるよ〜」
わざとくちゅくちゅ音を立てて舐めてやる。
羞恥心からヒクヒクする様が愛しい。
軽く莟を噛んでやると弓なりに体が反る。軽く達したのを確認する。
「香港や韓国との技の違い、思い知るがよろし。」
立ち上がって後ろに回って膝を抱え込み、台湾の中に挿入する。
「や!!哥哥!!」
「台湾、おめえ覚悟するよろし。校則違反のお仕置きあるよ?」
そう言って中国は突き上げ始めた。
しかし一見むちゃくちゃに見えなくもないが台湾の快感のポイントを的確に付いているようだ。
甘い声が台湾から漏れだす。
「ふぁ、やあ、哥哥、何で?やあ、せ、先…先生!!や!!ご、ごめんなさい!!」
哀れ、台湾も中国と世界が共有されてしまったようだ。
「た、台湾は悪い子です!!校則、守んない・ン、きゃ…わ・悪い子ですぅ!!!」
もうカオス。お互い何を言っているか解らなくなっているようだ。
「そうあるね!!おめえはほんとどうしょうもねえ優等生の振りした悪ぃ娘ある!!
そんな娘には哥哥がお仕置きしてやるある!!!うらあああ!!!!」
ベトナム×中国にしようと思ってたのにこんな結果にorz
シスコン哥哥暴走してしもた。
最後総カオス化するかもしれませんがもう少々お付き合い下さいませ…
>>96 連鎖ってか、感染が楽しすぎだ!
貴族、確実に変態の道突き進んでるな。GJ!!
更に
>>110まで!
あーもう、GJ!すよ。GJ過ぎ
中国変態すぎだ!
楽しそうだから自分も感染してしまおうか。
居酒屋残り組でも書いてみるか。
これ最終的に何発行われるんだろうね
>>110 亜細亜待ちに待ってたんで投下嬉しい。
湾ちゃんが可愛すぎて色々みなぎってきた。GJです。
wktkして待ってる!
しかし…このシリーズのハンガリーさんは不憫だなw
トルコ相手が一番幸せそうとは思いもよらず…
GJ!
しかし香港の台詞でどうしても笑ってしまうw
Gj!
湾ちゃんかわいいよ湾ちゃん
なんかやけに国際色豊かだwww
逆転裁判からの連鎖感染してみる。
保護者の居酒屋からの流れで、残されたベルギー、リヒテンシュタイン、ベラルーシ側の話。
更に
>>56のネタも含む。
女王様降臨中につき、注意です。SMっぽいものあり。のわりには、女子のエロシーンはなし。
ただの馬鹿ネタ。
ベルギーやら、スペインの方言は適当です。
「えっと誘拐……でしょうか?」
状況が全く理解できないかのよう、呆然とつぶやくリヒテンシュタインに、同じく混乱気味のベルギー。
唯一、ベラルーシは、姉が誘拐されたかもしれない事態にひとかけらの動揺も見せず、焼酎の水割りを注文していた。
「ちょっと、ベラルーシはんは姉様が誘拐されたの気にならへんの?」
「姉さんならどーでもいい。
それに……誘拐犯わかってるし」
思いがけない言葉に、二人の動きが止まった。
ベラルーシは店員が持ってきた焼酎を傾けると、一気に飲み干す。
「多分、バラ臭いヒゲと仮面と強面とアジアの爺二人」
「ヒゲというと、フランスさんでしょうか。仮面はトルコさんで、強面は……スウェーデンさん?」
「アジアの爺は……中国はんと日本はんの事やろ?」
誘拐犯がわかっても、誘拐した理由がわからなければ、まだ安心はできない。
飛び出して行こうとするベルギーの服をがしっとつかみ、首を横に振る。
「あいつらが危害を加えると思う?放っておけばいい」
「そ、そうやな。もしかしたら、話し合いをしたかっただけかもしれんもんな」
少し安心したのか、座り直し、ベルギーも店員におかわりを注文した。
カップを意味もなく、傾ける。ガラスに映る自分の笑みが妙に可笑しくて、ベラルーシは更に笑みを深くした。
(ま、危害は加えないだろうけど、確実にヤられてる)
喉まででかかった言葉を、蒸留酒と共に飲み下す。
そして、残りの三人の飲み会はまだまだ続く。
「ベルギぃぃぃぃー俺のベルギぃぃー!
ギリシャよりシーランドより俺んほうが好きやぁぁぁぁお前を愛してるん!!」
ある男の乱入により、和やかな飲み会に終止符が打たれた。
涙目で乱入してきたのは、スペイン。その後ろから、スイスもついてきた。
やはり、少し涙目だ。
「リヒテンシュタイン帰るである。お前は我が輩の大事なリヒテンなのだから」
一途な男と、過保護な男。
少しだけ兄の登場を期待してみたが、一向に現れる気配はない。
ベラルーシは舌打ちをすると、新たな酒瓶に手をのばし、そのままラッパ飲みした。
頬を赤らめた二人は顔を見合わせ、幸せそうな笑みを浮かべた。
その微笑に、男二人は自分が迎えに来た事を喜んでくれているものだと思っていたのだが……
かちゃん
個室の鍵が閉められた。
居酒屋の個室になぜ鍵があるのかは謎ではあったが、その鍵をなぜ閉めたかの方がもっと謎だ。
振り向けば、少し目の据わったベラルーシ。手には二本目の焼酎をぶら下げていた。
「ん、これで邪魔は入んないから」
彼女の言葉の意味がわからない。
ついでに、満面の笑みを浮かべている愛おしい女性達が、手に持っているものも理解できない。
「えっと、ベルギー? なんや? その手にもってるんは。鞭に見えるんやけど」
「同じく。リヒテン、その荒縄は……まさか」
ベルギーが鞭で床を叩く。鋭い音を立て、鞭がしなった。
「たまには、叩かれる方になってみなはれ」
リヒテンシュタインも、にっこりと縄を両手で握り締める。
「お兄様。束縛されるというのを味わってくださいまし」
じわじわと迫りくる女性二人に、後ずさる男二人。しかし、逃げ口はベラルーシによってふさがれてしまっていた。
「ま、男らしく覚悟しなさい」
ぽつりと呟くと、焼酎をあおり
そして、響き渡る男の叫び声。
「へぇ、その服似合うやん」
「ふふっ、夜なべして作りましたの。今度ベルギーさんにも作りましょうか」
女の子らしい会話。
ただし、手に持っているものも、座っているものも、完全にかけ離れていたりする。
彼女達が腰掛けているのは、裸体の男。それも体中に赤い痕のできた涙目のスペインだった。
四足になり、二人を背に乗せ、ぷるぷると震える姿は妙に滑稽だ。
「なー、俺が悪かった。
もう、夜に叩かん。ベルギーの望むようにやる。やから」
ベルギーの右手が動く。鞭がスペインの尻に当たり、彼は大きくうめいた。
「犬は黙ってなはれ」
冷たい視線をむけられ、彼は小さく震える。
これを何度繰り返したことか。すでに恐怖だけではなく、心の底から何かが生まれつつあった。
その証拠に、股間は大きく晴れ上がれ、元気に主張を続けていた。
そんなスペインなど気にせぬよう、二人は女の子の会話を続ける。
「リヒちゃんの教え方うまいやなぁ。ちょっと教えてもろうただけで。
見ぃ、スペインはんのモン、あんな元気に」
「鞭の使い方は、痛みを与えるだけではなく、痛みと快楽の間をぬうように振るうのがポイントでして。
……ベルギーさんにそういう才能があったから、きっとスペインさん喜んでいらっしゃるのですよ」
「ほぅ〜勉強になるわぁ〜今日のうちに調教しておけば、今後、叩かれる事も少のぅなるかもな」
「そうですわね。最初の舵取りは大切ですわ。そうすればお兄様のように」
縄でしばられて転がっているスイスをちらりと見る。視線に気がつき、びくっと反応するが、逃げ出す気はないようだ。
見事な調教ぶりと縄裁きに、感嘆のため息をつき、ベルギーはしみじみと彼女の女王様ぶりに関心した。
そして、偶然とはいえ、鞭やら縄やらボンテージを持ち歩いていた事に少しだけ感謝する。
そのおかげで、いつも攻められているばかりのスペインに一矢報いる事ができたのだから。
「やっぱ器用やねぇ。だから、こんな綺麗にしばれるんな」
「恐れ入りますわ」
ベルギーの誉め言葉に、リヒテンシュタインは頬を赤らめ、目の前に転がるモノの縄を手早く結びなおす。
「リヒテンリヒテン……我輩は……」
黒いボンテージを着て、やはり裸体のスイスの縄を結びなおしている様は、まんま女王様だ。
陰茎を目立たせる縛り方をしてみたり、常に快楽が攻めくるような縛り方をしてみたり、中々芸術的でもあるが……
縛られている当人は、生きた心地がしないことだろう。
「もう、お兄様、お似合いですわ」
きらきらとした瞳で見られていると、どうも抵抗はできない。
というか、抵抗した所で、更なる攻めが待っているだろう。だから抵抗する気はない。
ベラルーシは一歩はなれた所で、三本目の焼酎をあおり……携帯が鳴り響く。
画面を見て、不機嫌そうに電話をとる、一言二言だけで電話を切り……
再び着信音。むっとしてもう一度とり、罵倒してやろうとしたが、今度は電話相手からきられて、更に不機嫌になっていく。
どうせここにいても、兄はこない。兄以外の相手をする気はない。……が。
「ちっ、しょうがない。ヤってくるか」
厄介ごとはとっとと切るに限る。そのためならば一発や二発ぐらい気にしない。
ほんのりと酔いが回った頭で、彼女はこっそりと居酒屋を抜けだし……ポーランドの家へと向かった。
「もうあかん。ベルギー、俺は何でもやるから、どうか! 一発ヤらせ」
「だから、犬は……静かにしやはれ」
鋭い鞭がしなる。
リヒテンシュタインが持ってきた赤色のハイヒールで、横たわったスペインの陰茎を踏みつける。
その横でリヒテンシュタインが踏む位置を微妙に指導する。
そして何事もなかったかのように、彼女に笑顔を向けた。
ただし、小さなボールのついた犬の尻尾を彼の尻にねじ込みながら。
びくびくと反応を見せるスペインの姿。そんな反応を気がつかない振りをする。放置プレイもお手のものらしい。
「で、今度縛り方教えてくださりますか」
「意外に簡単なんですのよ。では、一緒にやってみましょうか」
二本目の荒縄を取り出すと、ベルギーに手渡す。
「まずは、これをこう……」
「こんでこう?」
スイスを手早く縛るのを手本とし、ベルギーもスペインを縛り上げる。
はちきれんばかりに主張する下半身にはあえて触れず、微妙に敏感な乳首をかする程度に触れる。
途中、スペインの瞳が虚ろになり、『女王ベルギーもええ……萌え』とか呟きも聞こえた気がするが、
縛るのに夢中で聞こえない振りをしてみた。
仕上げに、下半身に赤いリボンを施す。
芸術が一つ完成すると、ベルギーは満足げに笑みを浮かべた。
こういう所は普通の少女なのだが……
「ああ、ベルギー、どこまでいくん? いや、女王様ベルギーも好きやけど」
荒縄でぶら下げられたスペインの嘆きは、彼女の耳に届くことはなかった。
そして……もう何か悟りきったスイスは、涙ながらに首を横に振り続けたのだった。
以上。
誰かのネタを作中に組み込むの、書いてて結構たのしいなぁ……
感染ネタ万歳♪
女性陣の女王様ぶりが素晴らしかった
このスレはホント楽園やんなぁ…超GJ!!
125 :
再教育:2009/06/01(月) 14:07:57 ID:ju+Riyrj
>>123 ネタパンデミック万歳。
これで女性陣はほぼ補完終了…やな…
もちっと頑張ってくる。
長い夜であるよ
この流れは自然発生した祭のようなもんだ。
読み手か書き手、どっちかが飽きるまで続くかと。
ま、気楽に楽しもうぜ、兄弟。
ノリのいい住人たちだな
馴れ合ってるともいう
それがいい、っていう住民が大半なんで今の流れがある
感染拡大万歳。
皆さんGJ!続きも正座で待ってる
このスレと住人たちが好きだ。まさに楽園だよここは…
お前らが好き…
流れ切ってスマン。前回の「全選手入場」小ネタの女子版。
以下、注意。
・少ない女子の人数を増やすため、史実の人物が混ざっている。
・ネタだけどもちびたりあがいる。
・男子版よりもひとりの説明の文字数が多い。
>>42 そ れ だ !!
ありがとう! スレ名を忘れて探せなかったんだ!!
「エロい女に会いたいか―――ッッッ!!!!」
「オオ―――ッ!!」
「あ・い・た・い・か――――――ッッッ!!!!」
「オオオオ――――――ッッッッ!!!!」
ヘタリア版AV女優入場!!!
・トップを飾るのは彼女だ!! 小さな島だと侮ることなかれ!!
愛の国から名をもらい、紳士の国からつぼみが開花、魅了された魚は数知れず!!
会ったことすらない男をなぜ虜にできるのだああぁぁっっ!!
南の島のマーメイド、セーシェル!!! 今宵、君に捕まるカジキマグロは一体誰だぁぁぁっっ!!!
・白馬の王子様を待つのはもう古い!! 白馬に乗って貴族を捕まえるのが今の通だ!!
可憐な乙女に秘められた男の魂、その芯の硬さはまさに鋼鉄のフライパン!!
マジャールのじゃじゃ馬娘ハンガリー、颯爽と登場だああっっ!!!
・守られる女の定義は通用しない!! 自ら剣となり盾となり、敵を迎え撃てシュレッッジェーン!!
「パンがない?だったら奪い返しなさい!」名門ハプスブルク代表、女帝マリア・テレジア!!
・恐ろしいっ! 恐ろしいぃっっ!! 恐ろしいいいいぃぃぃぃっっっっ!!!
異常!! いや、以上!! 説明不要!! 嫁入り前のヤンデレ姫君ベラルーシ!!!
そこの君、キャンユーセレブレイ?
・妹萌えは彼女が完成させた!! 無垢ゆえの吸収力は侮れない!!
「セックス? チーズの名前ですか? 赤ちゃん? ヤッホーと山に呼びかけると授けて下さるのでしたっけ?」
華奢な妖精リヒテンシュタイン!!! 燃えるお兄様に撃たれた萌えるお兄様方を介抱しながらの登場です!!!
・四千年分の東洋神秘、見せる笑顔は大和桜、会えぬ時は冬のソナタ、
愛の抗争に男を巻き込む……そんな君は香港マフィアッ!!
個性的な男たちに囲まれたアジアの純真、台湾登場!!!
・フランスがここに存在するのは何故だ? フランスが大国だと言えるのは何故だ?
憧れの国となれたのは? 踏みしめる大地が多いのは? ――君が守ったからだジャンヌ・ダルク!!
フランスの英雄オルレアンの聖女、まさか、まさかの登場だああ!!
・ナッツのような丸い瞳、軽い焼き菓子のようなふわり髪、癖のある言葉使いはリキュールのようで、
赤いリップはドレンチェリー…………こんなデザート見たことねえぇっっ!! 魅惑のチョコレートベルギィィィッッ!!!
その甘さ、太陽さえも溶かされるうっっ!!!
・前回の奇跡を、皆は覚えているだろうか?一度もエロ奉仕することなく、優勝へと輝いた少女のことを。
「あんなに裸になってるのに、一度も性器がみえねぇ!」「ここが何をする場所かわかってないだと!」「まるで男じゃねえか!」
作り上げた伝説の数は限りない。今宵、神話が加筆される!
勝利の女神は再び彼女に微笑むのか!! いや、それとも彼女が女神なのか!!
いでよ、神聖なるものに愛されし女神イタリア、またの名を女王ちびたりあぁぁぁ――――っっっ!!!
「以上、10名によるエロ女王決定戦を……おおっと! ここでイタリアの保護者、オーストリアから待ったがかかった!
一体何があった……棄権!? なんと前回女王イタリアの棄権申告です!! 皆様お静かに!!
よほどの理由がない限り棄権は認められませんのでご安心を!! ただ今から協議に入ります、しばらくお待ち下さい!!」
このスレを基準で考えたから、たぶん内容は偏っている。
ベトナムさんを思いつけなかったのが無念……
>>132 待ってたGJ!全部面白かったw
冬のソナタwww
だがウクはいないのか?
女優ktkr!
ベラがほとんどロシアと変わらんww
GJ!
台湾ワロタ!
キャンユーセレブレイ?で思いっきり吹き出したよ!
うめぇえええええ
139 :
132:2009/06/02(火) 00:31:17 ID:lpP9OFV4
>>135 入れ忘れてた!? 思い出させてくれてありがとう!!
ライナ姉さんはこれ
・恐ろしいのは乳じゃない!! どどん!っと、ばいん!っと、どばい〜ん!!っと
擬音で説明のつくそのインパクトだああっっ!! 今宵男はあの世へ行く、死因はもちろん窒息死!!
雪国のセイント・お姉ちゃんウクライナァァッッ!!!
>>139 ライナ姉さんのいいww
すごくいいwww
>>139 窒息死www
セイントてwww
GJ!お疲れです!
才能あるなぁ
>>134 >「あんなに裸になってるのに、一度も性器がみえねぇ!」
神聖ローマが必死にイタリアをガードしてる姿を想像した
窒w息w死ww
やっと終わらせます。
なげえ間スレ占領してすまねっす。
引き出しが力尽きかけてるんでエロ少ないです…
始めだけちょっとシリアス。
変態爺が妹をいたぶってる横での、もう一方。
「何…考えてんのよ…」
眉間にしわを寄せ日本を睨むベトナム。縛られも何もしていない。
薬を使われた感覚もない。
逃げ出そうと思えばいつでも逃げ出せる状態。けど何故か逃げ出せない圧力。
ただ日本は自分の前に何も言わず立っているだけ。なのに、動けない。
「別に何も。ただ…」
いつもの何を考えているか解らない表情でにっこりと日本は微笑む。
「ただ…何よ?」
日本はすっとベトナムの足元に跪く。
軍服の下のズボンの裾から覗く紅いペディキュアの施された足に口づけを落とす。
「!…なに…?」
「貴女が私の服を着ていると思うと…昔の気持ちが蘇るな…と感慨深くなりましてね。」
指の股を一つ一つ丁寧に舐め上げる。
その感覚にベトナムは震えが来る。
「別に私は貴女に何の恨みも怒りも無いのですが…」
静かに日本は語りながら、足の指から今度は手の平に軽く口づけ指も同じ様に舐める。
「ん…!」
ベトナムが軽く感じているのを確認すると次は黒く艶やかな髪を手に取り口づけた。
日本は伏せていた目を少しだけベトナムの方へと視線を上げる。
「貴女にはどちらかと言えば謝罪…ですよね…」
ベトナムの中に嫌な記憶が蘇り、更に眉を顰め、只ぽつぽつと喋る日本を見ていた。
「貴女とは…そうこの服をいつも着ていた頃の悲しい思い出しか無いじゃないですか?」
支配と被支配。短い時間だったがフランスにもこの男にも滅茶苦茶にされたそう遠くない過去を思い出す。
「…その後の方が辛かったけどね、かなり。」
紅く艶やかな唇の端を少し上げ自嘲気味にベトナムは笑う。
「あの男がここにいないだけマシ。」
そう言ってベトナムは足をすっと上げ日本の鼻先へつま先を突きつける。
「じゃあ、今償ってくれるの?」
ベトナムは妖艶に笑いかける。
「そうですね、その方がいいですか?」
「そこやかしこできゃあきゃあ言ってんのに、まともでいる方がバカらしいわ?」
ベトナムが日本の胸元にくっとつま先を押し付けた。
「愉しませてくれるんでしょう?」
日本が微笑む。次の瞬間、しゅん!!といきなり日本刀で詰め襟の留め金が切り落とされた。
「!!」
ぱらりと前が開き胸が露になった。
少し浅黒い肌、薄い胸、体に残る傷が丸見えになり思わずベトナムは前を隠す。
「勘違いなさっている様ですね?ベトナムさん?」
ぱちりと刀を鞘に戻し温和な表情で日本は続けた。
「これは私たちの欲求解消じゃないんですよ?貴女達への再教育なんです。」
「そうあるよ、ベトナム。」
「…クソ爺!!」
既に気を失っている台湾を抱えた中国が前に居た。思わず睨む。
台湾を床に置き、中国はしゃがんでベトナムに話しかける。
「おめえらをも一度躾け直すある。特におめえみたいなくそ生意気な娘はしっかりお仕置きしねぇといかんある。」
「はっ!一回やんのが精一杯の爺共に何が出来るってのよ!!」
「そういう態度が…」
今度は日本が眉根を寄せる。冷や汗が流れるのを感じた瞬間また日本刀が閃いた。
数カ所を瞬間的に切り刻まれ、服の用を足さなくなった軍服。
前は全開で袖も脇腹にもズボンも切れ目が入った。
日本は予想通りの白い服に浅黒い肌のコントラストににやけそうになるのを必死にこらえ冷静を装う。
破れて所々肌が見えている。開けた軍服の前から小振りだが形のいい胸が丸見えになっている。
ベトナムはもうそれを隠そうともせず爺二人を睨んでいた。
「頂いちゃっていいんですよね?中国さん。」
「我はちょっと休憩するある。好きにするよろし。」
中国が手をひらひらさせて座り込む。
「じっくり観戦させてもらうあるよ。」
日本はベトナムに近寄って破れた上着の隙間から手を入れ乳首を弄ぶ。
空いた手で腹を撫でながら下へと手を進める。
薄い陰毛をかき分け泉に指を突っ込む。
「ん!やあ!!」
「貴女はここがとても弱いんですよね?胸と同時に責められると…」
くいっと乳首を摘み捻り上げる。
さっきまで強い光をたたえていた瞳が潤みだす。全身から力が抜けて行くのを感じ、笑みがこぼれた。
「これだけで簡単にいっちゃうんですよね?中国さんの言う通りじゃないですか。」
「ち、ちが…」
ベトナムが小刻みに震えだす。
中国に見られている。
他の男に嬲られる所を中国に見られている。
自分を女にし、房術を全て叩き込まれた中国に。
その事実が普段は気高く強い彼女の力を奪い去っていた。
「違わないですよ?ほら?」
日本は濡れた指を引き抜き、ベトナムの唇に当てる。
冷たい感触。雌の匂いが鼻を衝く。
「おめえの汁ある。早く舐めるあるよ。」
何の感慨も無く中国は言い放つ。その言葉に抗えず日本の指を犬の様に舐める。
「ついでに日本のモノも舐めて立たせてやるよろし。さっさとするある…くぁ。」
つまらないモノを見る様にあくび一つすると中国はごろりと横になる。
ベトナムは泣きそうになりながら必死で日本の一物を舐める。
しかし爺のモノ故なかなか反応しない。
過去に教わった技術総動員で何とか立ち上がった。
ほっとした顔で日本を見上げる。
静かな顔で日本は呟いた。
「ねえ、ベトナムさん。隣の部屋にフランスさんもいるんですよ。」
「おめえ、カナダは優しすぎて合わねえって言ってたらしいあるな。な〜ら打ってつけのトルコもスウェーデンもいるある。」
「確かに私たちは彼らほど精力絶倫ではありませんからね。物足りないでしょうし?」
「とりあえず、我も楽しませてもらってからあいつらも呼んでくるあるよ。」
にいいいいっと嗤う爺二人。
ベトナムは背筋に冷たいモノが滝のように流れるのを感じる…
ま し た か ?」
「覚 悟 は で き
た あ る か ?」
ああ!!改行ずれた!!!!!
>>148の一番最後は
ま し た か ?」
「覚 悟 は で き
た あ る か ?」
です…ああもうだめだああああああ。
では次で本当に最後です
ちゅんちゅんと雀の鳴く声がする。
朝である。ていうかもうすぐ昼かなっていう位の時間。
ここは日本の家。
首都東京の中でも緑の多い所にその国は住居を構えていた。
その家の縁側に清々しい顔をした年齢不詳のアジア人の男が縁側で茶をすすっている。
その横では強面の北欧人らしい男もいた。
「おい、スウェーデン。ベトナムはどうだったあるか?」
「意外とかわええ声でなぎよるの。台湾といい肌が吸い付くでぐるのがたまんねぇ。おめえこそセーシェルどうだった?」
「イギリスに色々仕込まれてるアヘン、我が縛って吊るし上げて嬲っても怖がらずに感じて思いっきり濡れて喘ぎだした時は
燃えたけど正直引いたある。」
「そ…か…おめ、腰大丈夫か?」
「言うな。こっから我今動けねえあるよ…」
腰をさすりながら仮面のおっさんが部屋から縁側に出て来た。トルコである。
「いちち、久々の5人同時はキツかったぜ…しかしよ〜何だぁ?あのウクライナの淫乱ぶり。完全に搾り取られたって思っちまったよ…」
「昔、お前がそんなにしたんじゃねえのか?トルコwああ、だけどあの台湾ちゃんの感度の良さは最高だね。
で、ウクライナを抱きながら絶賛お子様返り中のハンガリーを口でイカせた時はお兄さん、生きててよかったって心の底から思ったよ☆」
フランスが嬉々として語りながら縁側に腰を下ろす。そこに茶を入れてきた日本が加わる。
「確かに赤ちゃん返りしたハンガリーさんは反則です。ロリ顔で赤ちゃん言葉、でも体は入れた瞬間吸い付いてくるじゃないですか?
もうもうギャップ萌えですよ。そうそう、ベトナムさんとウクライナさんを絡ませた映像もきちんと撮れましたよ。白と黒のコ(ry)」
ひたすら感想を言い合った後ぽつり中国が呟いた。
「なんか、久しぶりに清々しい気分あるね…」
「ああ…」
「なんか…この気持ち…戦争に勝ったときよりいい気分だよ…」
「やりきったって感じだぜ…」
「達成感に満たされていますよ…今…」
おっさん共の顔が晴れ晴れとしている。
一晩中繰り広げられた肉欲の宴が終わり、目的は達せられたからである。
娘達に自分達の凄さを教え込ませるという事を。
愛しい娘(?)に自ら施した再教育の成果はどうであれと。
・・・そして小さい悪魔の存在は頭から完全に失念していた。
ま、その方が幸せだろう。
そしてその娘達は…
座敷に全裸のまま、まだ放置されていた。
汗や愛液、精液にまみれ、体中痣や擦り傷だらけであった。
「ねえ…台湾…起きた?」
「ん…ベトナム姐姐…うん…お風呂入りたい…臭い…」
「こ、腰が…立たない…腕に力入んない…」
ウクライナが呻く。
「なんか…全身痛いです…顎がくがくします…」
セーシェルがずるずる動いてなんとか立とうと努力がずしゃっとこけた。
「あ、あたし帰る…」
ハンガリーがよろよろと立ち上がり服を着だした。
「ねえ、ハンガリー…」
まだ立てないベトナムがハンガリーに問いかけた。
「この状態で聞くのもなんなんだけど…」
「聞かないで、ベトナム。」
ハンガリーが遮る。
「カウントしちゃダメ。これはカウント…しちゃダメ…」
ぶつぶつ呟きながらハンガリーが部屋から出て行った。
ベトナムは仰向きになり空を見上げて呟く。
目を瞑り、本当に愛しい人の顔を思い浮かべる。
「…そうね…カウントしちゃだめよね?…シーランド様…」
やっと終。終わらせる。
ああ結局149ずれた。もういい。
大パンデミック祭りわっほい!
つたない文章で長々占領して申し訳ない+お付き合いありがとうございました。
ドエスーさんと変態仙人書いているのが一番楽しかったのは内緒。
引き出しをこのシリーズで使い切った…ふう。
乙乙
疲れ果てた娘さんたちを癒してあげたい
これまとめに入れるときは他の人も分も含めて
シリーズタイトルか印つけたほうがいいかもね
このスレ設定てんこ盛りだしw常連はいいけど
一見さんが軽くパニクりそうだww
GJ!!!!
おっさん達×娘達に目覚めたw
乙ー
ちょwwシー君どうなってるの?
gj。シー君強いww
米越考えてるけど考えれば考えるほどアメリカがヘタレていって
一向に手が出せないんだぜ
GJ&お疲れさまでした!
おっさんら…それしつけちゃう…ただの乱交や!
シー君は一体女の子たちに何を課しているのかw
彼氏編、マダオーストリアさんの続きも待ってる
GJ〜!
GJ&長編乙ー!
ちょ、おやっさんたち、やり過ぎやw!
今月は父の日があるが、このSSのおやっさんたちは娘たちから嫌がらせを受けそうだw
カプスレにネタを拾いに行ったらえらく殺伐としてた…
こっちはフリーダムで居心地ええよ。
楽園やんなあ…
スレヲチも特定スレの愚痴もいらんとです
18歳以上の紳士淑女ならできるとです
そんなことよりも
彼氏編は甘々と鬼畜どっちがいいのか答えろ軍曹
飴鞭を希望したいであります!
マジレスすればこの辺で甘々もほしいな
デザート的な意味で。
>>161 すまんかった。怖かったもんでこっち見てほっとしてつい書いちゃった。
>>162 あまあま読みたいです。
台湾迎えに来て爺Sに返り討ちにあう香港&韓国を受信した。
一言余計すぎる
最近鬼畜っぽいのが多かったから久々に甘甘も見たいな!
どっちもそれぞれの良さがあるが色々味わった方がおいしいじゃないか!
デザート的な意味で!
じゃあ、アイスでも食いながら甘々を待つことにするか!
あ、ウェイトレスさん、イチゴパフェお願いします!
アイスを食べてる女性陣をよこしまな目で見る男性陣…
イタリアのジェラートなんか美味しそうだ!
各国のアイス菓子品評会ですね
女性たちがアイスに食いつく
それに野郎共が食いつく…
とりあえず今のシリーズ終わらない事には、甘甘は難しいのでは…
彼氏サイドはいじけるか暴走するか、どっちかしか考えつかんw
本筋は終わったから、後は好きにしたら良いんじゃないか?
自然発生の祭だったから終わりも自然収束で。
次が来たら次に流れていくさ。
ここで空気読まずに小ネタ以下の一発ネタ行くんだぜ
改変系なんで嫌な奴は気ぃ付けてくれ
キタユメでならした俺達変態部隊は、商業化に合わせて
行動を自重させられたが、The本を脱出しエロパロ板に潜った。
しかし、エロパロ板でくすぶってるような俺達じゃない。
妄想さえ通りゃエロ次第でなんでもやってのける命知らず。
乙女を女にし、巨大な胸を揉み尽くす、俺達変態野郎Aチーム!
俺はリーダー、フランスお兄さん、通称セクハラ大王。
奇襲戦法と薔薇の名人。
お兄さんの様な天才エロテロリストでなくちゃあ、百戦錬磨のつわものどものリーダーはつとまらないよね
俺はイギリス。通称エロ大使。
自慢の眉毛に、女はみんないちころだ!
呪術かまして、天然娘からショタまで何でも揃えて見せるぜ!
私はハンガリー。通称腐女子。
チームの紅一点。
妄想収集は、デジカメとフライパンでお手のもの!
ん…待たせた。
俺こそギリシャ…、通称世界一位……
男優としての腕は、天下一品……
食い過ぎ…?タラシ…?だから何……?
日本、通称ヲタク、二次元の天才です!
ヤンデレ国家でも萌えてみせますよ。
でも腰痛だけは善処します!
俺達は、官能の通らぬ世の中にあえて挑戦する
頼りになる神出鬼没の変態野郎Aチーム!
エロスを借りたい時は、いつでも言ってくれ!
>>168 一瞬アイスランドが女性陣に輪姦されてるのを想像した
この流れだと、シー君目指して女性陣を襲うけど、
逆にみんなに襲われて、女性不信になるアイスランドを受信しました。
>>169 内の一人が思い切りガブッと噛んで食べた瞬間一気に股間に寒気が走る野郎どもを受信した
>>174 キタコ-版とバルヨナ版もお願いします。
>>176 実は自分もだ。
意外とあのツンツンな性格がお姉さま方に「いじめてみたい」気を起こさせてくれるかもしれないw
ついでにリアクションの薄い兄もセットでお姉さま方にかわいが…られそうにないなこっちは。
>>181リアクションが薄いからこそ反応したときが良いんじゃないか!
と本田さんが申しておりました。
男女の共通項目ですよ
リヒとアイスでもそもそやってんのを受信したよ。
見た目よりお姉ちゃんなリヒと見た目まんまなアイスくん。
甘甘(当社比)なイタリア×リヒテンシュタイン投下
オーストリアの家から飛び出した頃のリヒテンシュタインの話です。
貴族、少し変態ちっくで、リヒちゃん『淑女のお勉強真っ最中』
で、基本イタリア×リヒテンシュタイン。
時期的には貴族結婚間近、リヒ独立近く、イタリアは独立頑張り中な頃のはず……
ええ、歴史は嫌いでしたから、矛盾はあるでしょうけれど、無視してください。
ドアのノック音。
整理中の楽譜を机に置くと、ドアの外にいるはずの人物に声をかけた。
「開いてます。入ってきなさい」
「し、失礼します」
緊張した面持ちで、部屋に入ってきたのは、また幼さの残る少女だ。
ワインレッドのワンピースの裾を軽くつまみ、一礼してから、男……仕えるべきオーストリアの傍に歩み寄る。
できる限り、静かに優雅に。
彼女の足元から頭の先のでじっくり見据える。視線が動くたびに、ウサギのように震える姿が可愛らしい。
「中々、淑女らしくなってきましたね。リヒテンシュタイン。
今日は合格です」
彼の言葉に、安堵のため息を一つ。でも、これで終わりではない。重要な仕事が待っている。
指示が出るまで、いつまでも彼の傍で立ち尽くす。それも仕えるものの役目なのだから。
机の上に散らかった楽譜と書類をまとめると、一つ息を吐く。
「……さて、それじゃ、いつものようにお願いします」
それが開始の合図。
少しだけ頬を赤らめる。どうもこればかりは慣れそうにない。
「失礼いたします」
座っている彼の前に跪くと、ズボンのチャックを下ろし、男根を取り出す。
まだ元気のないソレを恐る恐る手にすると、先っぽに唇を落とした。
それから舌を使い、丁寧に舐める。舌の先でそっといじってみたり、全体を使って、刺激してみたり。
少しだけ元気になってきたのを確認すると、口に含む。もちろん、両手で竿をさするのは忘れない。
「そうそう……その調子です。やはり、飲み込みは早いですね」
頭を撫でてくれる手が気持ちいい。少しだけ目を細め、動きを早めた。
誰かに求めてもらえるのは嬉しい。
だから、このような事でも必死になってやって見せる。
――もちろん、このような事はいけない事だとは頭の片隅ではわかっていた。
でも、『淑女になるため』だと諭されては、彼女は否定する気は起きなかった。
彼もわかっている。愛する者がいるのに、こんな幼い少女にまで手を出すとは。
だが止められやしない。
小さな唇が、男の男根を包み込む姿はひどく淫猥で。背徳的で。
「くっ、いきますよ」
宣言すると、口の中に精液を放出する。
口の中に溢れる生臭い液体を溢れさせぬよう、両手で唇を軽く押さえ、こくんと飲み込んだ。
男根に残った液体をも丁寧に拭い採とると、もう一度小さく一礼する。
「ご馳走様でした」
「どういたしまして」
すました声で返事があった。
自らをズボンの中にしまいこむと、彼女の腰をつかみ、自分の膝の上に誘う。
膝の上に乗せながら、頭を撫でた。
「そろそろ独り立ちできそうですね」
彼の言葉に、表情が輝く。
しかし、逆に表情の暗い彼が心配になり、頬に手を伸ばす。
小さな手の感触に、しかめていた眉の力が抜けた。
「心配させてすみません。
……私もそろそろ身の振り方を考えないといけないんですよ」
頭の中に誰かから聞いた話が蘇る。
ハンガリーと結婚しようという噂が流れていると言うことを。
「ハンガリーは魅力的な女性です。
そりゃ、幼い頃は散々やられましたよ。
でも、あれは私が弱かったわけではなく、彼女が女性だとわかっていたからで 」
我ながら言い訳がましいと思いつつも、話は終わらない。
「私の家にきてから、ずいぶんと女らしくなりました。たまに男らしい面もでますが」
何をこんな少女に語ってるのだろう。
自分に忠実だから、ばらす事はないと思っているのか、それとも、純粋なこの少女に安らぎを覚えてしまったのか。
身内ですら、自らの命を狙ってくるというのに。
「ええ、愛してます。どんな女性よりも。
だからこそ不安なんです。
彼女を本当に幸せにできるか。
たまに、あのプロイセンの方が幸せにできるのではと思ってしまうんですよ」
手のひらをじっと見つめる。演奏ばかりで、傷のない手。彼女とは対称的の手。
綺麗な手なのに、本当は血にまみれているのはよく知っている。
「プロイセンのように、強い者のそばにいた方が、彼女も幸せでいられるのではないでしょうかね」
頭に触れている手が小刻みに震えていた。
見上げれば、今にも泣きそうな顔。
いつも強大な力と戦ってきたのだから、誰にも見せることなどできなかった弱気な瞳。
「えっと、その……オーストリアさま……私」
何かできないかとおろおろとし、意を決して、膝の上から降り、ワンピースと下着を脱ぎ捨てた。
滑らかな肌が露になる。未熟な体が彼の視線にさらされる。
今まで、『淑女の教育』と称して、様々な技を教えられた。
まだ中にまでは入れられた事はないが、それ以外は散々開発された。
励ます術はわからない。しかし、慰める技は知っている。
「オーストリアさま、元気だしてくださいまし」
裸体のまま、彼の膝に対面に座り込み、唇を近づけ、
「唇は大切な人の為にとっておきなさいといったでしょう」
先に彼女の額に唇が当たる。
顔を離すと、人差し指を立て、ちょっと困った顔を見せる彼の姿が目に入った。
「それに……貴女に慰めてもらうほど落ちぶれていませんよ」
「や、あ……す、すみません!」
顔が赤くなるのがわかった。拒絶に対してではない。
彼の言葉は最大限の優しさだ。一緒に暮らしてきてよくわかる。
恥ずかしいのは、身体でしか慰める術を思いつかなかった自分の未熟さに対してだ。
溢れる涙を止めることはできない。肩を震わし、何度かしゃくりあげる。
……少しだけ期待していたのかもしれない。彼の手が優しく涙を拭ってくれることを。
だが、彼は顔を逸らし、机の上の本を広げる。
「……泣くのでしたら、どこかいきなさい。迷惑ですよ。
それにもう貴女は必要ありません。どこかへいってしまいなさい」
彼女の顔を見もせずに言い放つ。それが悲しくて、辛くて。
「すみません……すみません……」
脱ぎ捨てたワンピースを胸に抱え、部屋を飛び出した。
足音が聞こえなくなったのを確認すると、彼は一つ息を吐き出す。
「……もう、貴女は独り立ちできるんです。
それに……この家もおしまいですから、巻き込むわけにはいきません」
膝の上に残った、彼女の感触。瞳の奥に焼きついた彼女の笑顔。
本当はそれを失いたくなかった。けれど。
今後、どうなっていくかわからない。混沌の時代となるだろう。その中にあの少女を巻き込めないから。
「今のうちに完全に縁を切っておかないと、後々厄介な事になりますよね」
……彼は今にも壊れてしまいそうな笑みを浮かべたのだった。
大きな木の下で泣きじゃくる少女。抱きしめたワンピースに涙が染みていく。
彼の元から飛び出して、どれくらい走ってきただろうか。
彼の屋敷が見えなくなると、へたれこむ。
まだ涙は止まらない。止まりそうにない。
捨てられた恐怖。傍にいられなくなった寂しさ。それらが涙となって溢れていく。
「もう戻れない……一緒にいられない……ふぇ……んん」
「あれ、誰かいるの?」
草が揺れる音とともに、誰かの声が聞こえてきた。
はっとして振り向くと、温和な笑みを浮かべた青年の姿があった。
昔、オーストリアの家で会った事のある青年。
「えっと……イタリアさん……でしたよね」
「あ、リヒちゃんだ。ヴェ〜♪ 久しぶりだね」
にこやかに駆け寄ろうとしたが、彼女の状況に表情が固まった。
当たり前だろう。イタリアの見たくないものの一つである女の子の泣き顔。
そして、何故か裸体で自分の服らしきものを抱きかかえている姿。
――身体に傷や痣はない。泥などの汚れもない。
服も破れた様子もないし、髪の乱れもそれほどではない。という事は乱暴されたわけではない――
冷静に一瞬で状況判断するのは、女好きとしての特技だろうか。
手に持っていた白旗の布を解くと、肩にそっとかけ、背を向けた。
背中合わせに座り込むと、どこからともなくリュートを取り出す。軽く指ではじき、音を確認する。
「あ〜♪ リヒちゃんは光る石〜♪ きらきら綺麗な宝石〜♪ そのままでも可愛いけど〜♪ 笑うともっときらきら〜」
気楽な彼の歌に、彼女の肩の力が抜け、笑いがこぼれる。
微かな笑い声を耳にすると、彼も微笑み、更に歌を続けた。
「笑う姿は宝石だね〜♪ その笑顔で俺はおなか一杯〜♪ あーでも、一緒にパスタ食べたいな〜♪」
「ふふっ、も、もう、イタリアさんったら」
「パスタもいいし、ジェラートもいいなぁ〜♪
リヒちゃんと一緒ならば〜イギリスのご飯でもおかわりできちゃうよ〜♪ でも、リヒちゃんには食べさせられないや〜♪」
こらえきれず、肩を震わし笑い出す彼女。
もう悲しみの涙はない。目じりには笑いすぎて溢れた涙が光る。
「あはは、やっぱりリヒちゃんの笑顔はいいな。俺も元気になれるよ」
彼女の前に座り、指で涙を拭う。そして目じりにキス。
途端に赤くなる彼女。そんな彼女がとても可愛らしく、更に笑みが深くなった。
「本当はぎゅってしたいぐらいなんだけど」
いつもならば、許可も得ずにハグしているところだが、さすがに裸同然の彼女を抱きしめるのは抵抗があった。
それも、さっきまで泣いていたのだから。
「ん、ゴメンね。弱みに付け込むような真似しちゃって。
でも、俺は本当にリヒちゃんの泣き顔が見たくなかっただけで……ヴェ?」
照れた顔が見えなくなる。背中に回される彼女の腕。
ふわっと香る女の子の香り。柔らかな身体の感触に、彼の肩が強張る。
「ありがとうございます。嬉しいです」
白い肩が目に痛い。目を逸らしてみても、服越しに感じる発展途上の胸の感触。
ここで襲わなければ男ではない。そうは思いつつも、またあの泣き顔は見たくない。
彼の手が宙をさまよう。強く抱きしめたい気持ちと、泣かせてしまうかもしれないという恐怖がせめぎあう。
彼女もそれを理解はしていたのだろう。ちらりと上目遣いで見つめ、何かを口にしようとし……口ごもる。
もう一度、彼の胸に顔をうずめ、消え去りそうな声で呟いた。
「……大丈夫です。私、イタリアさん大好きですから」
――その言葉で、イタリアの理性の糸は切れ落ちた――
「リヒちゃん、大好きだよ。すっごく好き。誰よりも一番好き」
向かい合わせに座り込み、頬にキス。瞼に、額に、そして戸惑い気味に唇をあわせる。
一度火がついてしまったら、一度だけでは物足りない。
緊張し、硬く閉じた唇を優しくほぐす。舌で柔らかな唇を舐め、少しずつ中へと入り込む。
口に入り込んだ舌で、彼女の中をじっくりと味わう。
少しだけ目を開けてみた。唇から溢れでる快楽に必死に耐える表情が愛おしい。
目の端にワインが入った。バックの中に常備されているパスタとセットにしてあるものだ。
本来ならば、グラスに注いで飲みたい所だが、こういう状況ではそんな事もできない。
唇を離すと、コルクを歯で抜き、ワインを直接あおる。
一口二口自らの喉に流し込み、続いて口に含んだまま、もう一度唇を合わせた。
彼女の口の中に注ぎ込む。口の端から飲みきれなかったワインが零れ落ちるのが妙に色っぽい。
アルコールが身体の隅々にまで回る。顔が火照る。
それは彼女も同じようだ。唇が離れ、寂しそうに熱の残る唇を指でなぞった。
「ね、もっと触れてもいい? もっとリヒちゃんのぬくもり味わいたいんだ」
愛しているからこそ、欲情に流されてはいけないことを知っている。
恥ずかしげに、小さく頷いたのを確認すると、もう一度唇を落とした。
地面に石や、硬い葉がない事をしっかりと確認し、手で支えながら慎重に横にした。
その際も、常に彼女の表情の変化を見逃さぬよう、注意深く観察する。
顔を赤くし、身体を隠そうとする彼女の手を握り締め、手の甲に唇を落とした。
滑らかな曲線を描く裸体。今まで見てきたどんな芸術作品よりも美しくて。
陶器のような白い肌。だが、触れれば解けてしまいそうになほど柔らかい身体。
「触るよ」
一応声をかけてから、首筋に触れてみる。
ぴくっと身じろぎした所で、手を引っ込める。
しかしそれが拒否の反応ではないという事を確認すると、今度は首筋に舌を這わせた。
時折口から出てくるのは、歌声のような甘い声。
「綺麗な声だね」
素直な感想を口にすると、途端に顔を赤らめる彼女。
「す、すみません。うるさかったですか?」
「ううん、もっと聞かせて欲しいな。リヒちゃんの声、好きだもん」
首筋にキス。今度は少しだけ強く吸い上げる。
赤く染まった印が刻まれた。征服の証。
指先を徐々に下ろしていく。ほんのり膨らんだ胸の上で主張する突起。
弦を弾くかのよう指先でいじれば、楽器のように良い声を上げてくれる。
突起を少しだけ口に含んでみる。
やはり女性の胸は落ち着く。イタリアはマザコンとかいわれもするが、結局は女性の神秘さにひかれているだけなのではないかと思う。
かの巨匠たちも、女性の裸体に魅入られたものも多い。
胸に耳を当ててみた。暖かな鼓動がしっかりと聞こえる。
誰かの肌に触れられるというのは、なんて幸せな事だろうか。
最近は嫌いな戦いばかりだったから、誰かのぬくもりが気持ちよい。
このまま抱きしめているだけでも十分幸せだが、もっともっと彼女の事を知りたい。感じたい。
「下も触るよ。いい?」
彼の言葉に、視線を外し、小さく頷く。
「……も、もし、何か粗相がありましたら、おっしゃってください。私……その初めてですから」
「大丈夫だよ。俺も初めてだから」
初々しい二人は、もう一度唇を合わせ。
「あぅ…や…い、イタリアさ……ん」
淫肉をかき分ければ、あふれ出す淫靡な蜜。
指ですくって口にする。甘酸っぱいような不思議な味。どんなデザートよりも心が躍る。
中に指を入れ、ゆっくりと抜き出す。濡れた音が響くたび、彼女の身体が小さく震えた。
ぷっくりとはれた豆を挟み、指で転がす。
「そ、そこは……んぁ…っ」
彼女の反応を確認し、そこを集中的に攻める。
拙い指の動きだが、興奮している彼女にはそれで十分すぎるほど。
襲いくる快感から逃れようと、腕を伸ばし、彼の頭をぎゅっと抱きしめる。
だが、それは逆効果で、敏感な胸の先に彼の吐息がかかった。
荒い吐息すら、激しい刺激となる。
身体全体を指が、口が、舌が、吐息が。彼の全てが快楽へと攻め立てる。
敏感な豆を指で転がされ
「…はぁッ、あァ…こ、怖いで……す……何かく……んッ」
彼女の身体を突き上げるような激しい感触に、大きく震え……大きな息を解き放つ。
だが、すぐに新たな快楽は、激しく彼女の身体に熱を与える。
「……そろそろ、いいかな?」
耳元で呟かれる声は熱病におかされたかのように熱く、
「……はい。お願いします」
その熱病は彼女にも伝染し、潤んだ瞳で彼を見上げる。
ズボンから顔を出した陰棒ですらとても愛おしい。
割れ目に数回すりつけ、ゆっくりと腰を落とす。
「ひっ…やっ、いた……」
「ゴメン! 痛い? じゃ、抜く……」
彼女の悲痛な声に、彼の動きが止まる。眼に浮かぶ涙に腰がひけ、
「……ダメです……んっ、私は大丈夫……くぅん…だからもっと……」
肩に柔らかい腕がまわった。痛みに耐えながらも、求める姿は健気で。
このお願いをかなえなければいけない。その思いのみで、彼はゆっくりと腰を落とした。
正直な所、一人でやるのに慣れてしまったため、刺激が少々足りなかったが、柔らかな女性に包まれていく感触は気持ちよい。
陰棒が全て飲み込まれる。暖かな感触に、彼は大きく息を吐き、彼女をぎゅっと抱きしめた。
身体は小さく震えている。まだ痛みに耐えているのだろう。
「神様って意地悪だね。女の子に痛みばっか与えてるんだもん。
初めての時とか、生理とか、出産とか。もう少し男にも痛みを与えればいいのに。
あ、もしかして神様って、Sなのかもね」
彼の言葉に、抱きしめていた肩から少し力が抜けたのがわかった。
痛みが消えるまで、できる限り動かさない。膝の上に乗せ、身体を優しく抱きしめる。
この格好ならば、地面に触れている部分がないため、彼女の身体を冷やす事はない。
いつまでも待つつもりだ。痛みがなくなるまで。
微かに震える肩を抱きしめ、耳元でささやき続ける。
彼女への愛の言葉を。彼女への愛の歌を。
どれくらいの時間が過ぎた頃だろうか。
彼女は大きく息をはいた。
こつんとおでこをあわせる。もう瞳に痛みの色はない。
「もう大丈夫……です。お願いですから……イタリアさん、気持ちよくなってください」
彼は素早く唇を奪うと、軽く頬を膨らませる。
「イヤだよ。俺ばかりじゃイヤ。一緒に気持ちよくなろうね」
子供っぽい行動に、彼女の顔に笑みが浮かび。
腰が突き動かされる。彼女の表情を見ながら、ゆっくりと無理のないように。
痛みに顔を歪ませれば、動きを止め、胸をいじり痛みから意識を逸らさせる。
泣き顔なんて見たくないから、できる限り彼女が快楽を味わえるように。
そのためならば、自分の快楽なんて投げ捨てても良い。
彼女の笑顔こそが、一番の幸せなのだから。
様子を見ながら、動きを制限する。
痛そうな声が聞こえれば、たとえ自分の快楽が抑えられようとも動きを緩める。
繰り返していくうちに、徐々に腰の動きが早まる。
打ち付けるたびに、彼女の口から甘い声があふれ出てくるようになった。
呼吸のたびに、自分自身を締め付けてくる淫肉の感触に理性を奪われそうになる。
「やっ! …あ、もう……やっ! イタリアさん! イタリアさん、私壊れ……ひゃっ」
「くっ、いいよ。壊れよう。壊れてもいいよ。俺がいるから。俺が守るから」
背中に爪を立て、快楽に飲まれようとしている彼女に唇を重ね。
「あぁっ! や! わからない! もう、やぁっ!!」
身体に力がはいり、瞬間、淫肉も強く締め付ける。
彼女の身体が大きくしなり、一瞬遅れ、中へと精を吐き出した。
目に涙を浮かべ、大きく呼吸をする彼女をぎゅっと一度抱きしめ、ゆっくりと抜く。
とろりと溢れ出すほんのりと赤さがまじった精液。
もう一度唇を重ね、
「あ、ダメだ。ごめん」
彼は力が抜けたのか、地面に横たわる。
心配そうに見つめる彼女の頭を優しく撫で、自嘲の笑みを浮かべた。
「ゴメン。情けないなぁ。俺。
こういう時は、ぎゅっと抱きしめてあげるのが本当なんだろうけど」
大きく息を吐き……今度は彼女の方から唇を重ねてきた。
「いいえ。嬉しいです。ずっと私の心配をしてくれていたんですから」
横たわる彼の頭を膝の上に置き、優しく髪をなでる。
「それに……本当にゴメンナサイ。私あんな姿を……」
「んー、あんな姿ってなんだっけ」
力なく笑い、目をつぶった。
泣いていた理由を尋ねる事はしない。
彼女が話してくれなければ無理に聞こうとも思わないのだろう。
そんな優しさに、彼女は再び涙が浮かぶ。
「え、あ、ゴメン。俺、なんか言った? 本当にゴメン」
「いえ、そうではなく……その……」
ぽつりぽつりと彼女は語り始めた。今までの事を。
オーストリアが不安げな顔をしていたこと。
オーストリアの元から追い出されたこと。
それが悲しくて、寂しくて、泣いていたことを。
一通り話を効くと、彼は優しい笑みを浮かべ、頬に流れた涙を指で拭った。
「それならば大丈夫だよ。
オーストリアさんだもん。きっとリヒちゃんの事を考えて、家から出したんだよ。
もう一人で生活できるし、何よりも……争いに巻き込みたくないから」
オーストリアの周りで争いがおきかけている理由はわかっている。
ある意味、自分のせいだ。自分の独立のための戦いのせいで、オーストリアの家にもその余波がきているのだ。
だから、原因は……
「ゴメン。本当にゴメンね。俺のせいで……俺の……」
本当に情けないと思う。男が女の子の前で涙を流すだなんて。
でも、とまりそうにない。溢れる涙は彼女の膝を濡らし
「……泣き止んでください……じゃないと、私が泣きますよ」
思いがけない彼女の台詞に、溢れていた涙がぴたりと止まる。
涙でにじむ視界をクリアにすれば、目に入ってきたのはくすくすと可愛らしい笑みを浮かべる彼女。
「イタリアさん、優しいからこういえば泣き止むと思いましたよ」
「あー、ずるい。リヒちゃんの意地悪」
「ふふふっ」
二人は楽しそうにしばらく笑い続け……もう一度唇を合わせた。
名残惜しそうに唇を離す。そろそろ二人とも行かないといけないことはわかっている。
おでこをくっつけ、手を合わせる。
「次のキスは、二人とも笑顔の時だね」
「ええ、約束します。では……またお会いしましょう」
手がゆっくりと離れ……二人の別れを惜しむように太陽は地平線に沈む。
そして――また二人は出逢う。そう遠くもない未来に――
以上。
二人の初々しいエッチを目標にしてみました。
そして、純愛も目標でしたが……できたかは謎です。
イタとリヒとは新しい!二人とも可愛いな。GJ
優しいイタリアにマジ惚れしたよ!!可愛いカップルでした。GJ!!
GJイイヨイイヨ-
ところで今カプスレ覗いたら眉毛がロリ化したセーたんに首輪というけしからんレスが
舐めさせたりするんでしょうかするんでしょうね
GJ!イタリヒも可愛かったが自分は前半のオーストリアとリヒに禿げ上がるほど萌えた
GJGJ
突き放して巣立ちを促した不器用で甘えん坊なオーストリアさんに萌えた。
俺の脳内でキス祭りが始まったので、ムラムラを吐き出してみた。
英セーでエロまでのつもりで書いたらかなり墺洪のターンになった。何故。
エロ無し。イギリス不憫気味→イチャイチャラブラブ。そんな小話です。
NGワードは『キッスミー・プリーズ』でお願いします。
『キッスミー・プリーズ』
「おい…おまえ、もっと口開けろ」
「う…るさい、バカ眉毛」
押し付けた唇を離して悪態をつくと、それ以上に不機嫌な声が返って来た。
「『おまえも世界の動向を見ておけ』なんて言うからついてきたのに。
会議が終わった途端、毎日毎日夜な夜な…そろそろ私、くたくたです。
それに、こんな廊下の隅っこでキスされたって、嬉しさよりも賠償を請きゅ…」
「ああもう!いちいちうるせぇな!少しは黙れ、セーシェル」
髪をぐしゃりとかき上げると、イギリスはセーシェルの腕を取り、再び壁に押し付けてキスをする。
「う…っ、ん…」
強引なキスに、セーシェルはイギリスのスーツを掴んで抵抗する。
彼の立派なスーツに皺が寄るが、気にしてはいられない。
確かにイギリスは好きだ。
今日の会議中も、彼女が気後れしないよう隣に座り
難しい言葉の並ぶ資料から要点を書き出したメモを寄越してくれたりと
彼なりに気遣ってくれたのは、感謝している。
けれど。
どうもこちらの方面では…紳士ぶりはどこへやら、こうした事態になってしまう。
キスは嫌いではない。
むしろ好きだと言いたいが、会議場からほど遠くないホテルの
しかも廊下のど真ん中では、ムードも何もあったものではない。
「待っ…止まって。止まれ、イギリ…」
涙目になって訴えるが、静止の声は届きそうにない。
観念して、壁にもたれようとすると。
「仲がいいのは良いけど…度が過ぎると嫌われちゃうわよ?」
「往来で淑女に迫るとは、感心しませんね」
突然の声に、イギリスが唇を離す。
助かった…とばかりに、セーシェルは息を吐く。
そこには、見知った一組の男女。
「げっ、オーストリア」
「は、ハンガリーさん…!」
恋人同士の邪魔をするのは、こちらも世界でも仲睦まじいことで知られる恋人同士。
しかも、ご丁寧に手まで繋いでこちらを見ている。
よりによって、いつも喧嘩になってしまう自分たちとは対称的に
いつ見ても微笑ましい二人に邪魔をされたことが、ひどくイギリスの癇に障った。
ぐっと涙目のままのセーシェルを抱き寄せると、びし、と貴族青年を指差して言い放つ。
「うっせー!仮面夫婦やってるおまえらに、言われたくねーよ!!」
この英国紳士はどうも、この時代になっても海を暴れまわっていた頃の癖が抜けていない模様で。
…眉毛。それ、言いすぎ。
セーシェルがそう思ったのと同時に
ハンガリーが俯き、オーストリアの眉がひそめられる。
しばしの沈黙。
どうだ。とばかりにイギリスが口の端を上げると。
「…分かりました。仮面夫婦かどうか、ご覧になれば良いでしょう」
オーストリアはひたと紫の瞳で英国紳士を見据えた後、傍らの女性へ視線を向けた。
「ハンガリー」
呼ばれて、ハンガリーが顔を上げる。
「はい」
「ハンガリー。貴女は私が好きですか?」
「えぇっ!?」
唐突な問いかけに慌てながらも、ハンガリーは頬を染めてオーストリアを見つめ返し、答えた。
「はい。私はあなたが…オーストリアさんが好きです」
「ありがとうございます…私も、貴女が大好きです」
青年はそっと微笑むと、恋人の顎に手を添えて上を向かせ、覆いかぶさるように唇を寄せる。
ぽかんと見つめる恋人たちを尻目に、唇を重ねる。
軽く触れては離れ、もう一度触れる。
互いの唇を啄ばむようなもどかしいキスなのに、見ていて頬が熱くなる。
やがて、どちらからともなく腕を回し抱きしめ、舌を絡ませ合い、深く唇を求め合う。
「んっ、ぅ…ふ…」
歯列をなぞり、戯れるように触れてくる舌の感触に、彼女の唇から吐息が漏れる。
女性から見ても扇情的なその姿に、セーシェルは無意識にほう、とうっとりとしたため息をつく。
隣の恋人もまた、親族と比べるとおっとりとした印象の青年が見せた変貌に、驚きを隠せない。
「ん…」
繰り返される優しくも熱いキスの嵐に、受け止め切れなかった互いの唾液が
透明な糸となってハンガリーの肌を伝う。
青年の唇がその糸を追いかけるように肌を辿って行き
鎖骨のくぼみにたどり着くと、ぺろりとなめ上げた。
「ふぅっ…オーストリア、さん…」
ぴくりと肩を震わせるハンガリーの首筋に名残惜しそうに口付けて
赤い花をひとつ散らすと、腕の中に彼女を閉じ込め、オーストリアは向き直った。
「如何でしょうか」
たたみかけるように、言葉を繋ぐ。
「…これでも、仮面夫婦と仰いますか?」
「う…」
周囲の温度が数度上昇したかのような雰囲気に、イギリスは口をぱくぱくさせ言葉を探す。
恋人への愛しさでは、目の前の青年に負けていないと信じているが
衝動に駆られて重ねるキスでは、太刀打ちできるものではない。
見せられたのは、正真正銘、恋人同士の甘いキス。
悔しいが、完敗。白旗だ。
だが。
「きょ、今日はこれくらいにしておいてやるっ!」
自分でもよく分からない捨て台詞と同時に、隣で頬を上気させて
呆けているセーシェルを抱き上げると、イギリスは廊下を駆け出した。
廊下を曲がる直前「バーカバーカ!エロ貴族バーカ!!」と言う叫びが聞こえたが
聞かなかったことにして、オーストリアは腕の中のハンガリーに声をかける。
「このような場所で…大人気なかったですね。すみませんでした」
「いいんです。あなたの気持ちが聞けたから」
ハンガリーがにっこりと微笑み、彼を見つめた。
「ハンガリー…」
「オーストリアさん…好き。大好きです」
優しい微笑みが胸を突く。
愛しさを抑えきれず、横抱きにハンガリーを抱き上げると、彼女が首に腕を回してきた。
「ハンガリー。今夜は、私と過ごしていただけますか?」
ふわふわした金の髪に埋もれながら、恋人に問う。
「…答えは、『Ja』しかないですよ」
期待通りの答えに満足して頷くと、自身に言い聞かせるように呟いた。
「明日の会議の時間には…遅れないようにしないといけませんね」
*
一方。
セーシェルを抱き上げたまま、イギリスは廊下を歩く。
先ほどからずっと、ぶつぶつと何か呟いている。
「あ…ああいうキスも知ってたけど、しなかっただけなんだからな!」
「そりゃ、ちょっとはおまえのことも考えなきゃとか思ったりもしたけどっ…」
「だから、その…あー、なんだ」
鬼気迫る様子に、セーシェルは見上げるだけであったが。
「わ、悪かった」
ふいに降って来た言葉に、セーシェルはきょとんとしてイギリスを見た。
「だから、強引だったりムード無かったりで悪かった、って言ったんだよ!」
丁寧に、決まり文句の「ばかぁ!」までつけて、イギリスはまくし立てる。
「やっと気が付いた…っていうか気付くのが遅いですばかぁ!」
言って、セーシェルは彼の首に腕を回す。
イギリスも、抱き上げる腕に力を込め、それに応える。
「………」
沈黙が落ち、見つめあう。
どちらからともなく顔を寄せると、先ほどの恋人同士が見せた、触れるような、キス。
「…なぁ」
せがむような瞳で見つめると、困ったような顔の恋人。
「ん…でも、ここじゃ…」
「損害と賠償すんだろ。分かってるよ、バーカ」
「バカは余計です、バーカ」
「んな軽口叩いてられるのも、今のうちだからな。せいぜい言っておけ」
にっ、と笑うと、イギリスはセーシェルを抱え直し、自室へと向かって行った。
*
翌朝。
会議開始の午前8時から5分ほど遅れてきた男女二組が
寝ぼけまなこのイタリアと一緒にドイツから小言をもらったことは
議事記録には残されていないエピソードである。
-おわり-
以上。お粗末様でした
エロくなくて申し訳なく。さらに痛恨の改行ミスorz
ちょっとロシア様にコルコルされてくる
リアルタイム投下ktkr!
GJ!GJ!!
どっちのカップルもたまらんです
甘いのきたああああああああ
イギリスのお菓子は蜂蜜たっぷりで
オーストリアのお菓子は砂糖たっぷりだそうだが
まさにそんなのきたGJ
対比が素敵だ!
GJ!
甘甘癒された。ありがとう!
GJ!!二組とも幸せそうでいいな!
……どこかでアオザイが米国の影響で鮮やかな色合いや裾が短くなったりした時代があったとか聞いたことあるんだが…本当だろうか。
だとしたらなんか普段肌見せなさそうなベトナムも…!
>>209 ベトナム戦争後、戦災孤児とか未亡人が娼婦になったりして、
外国の男に買われるためにミニスカのアオザイ身につけたんだよ・・・
エロにするにはちと不謹慎なネタかと。
不謹慎は言い出すと切りがないっていうか
日台とか仏ジャンとか米越とかCP自体がNGってなっちゃいそうなの多いし今更じゃね
歴史は得てして血生臭いものだろ。
絶対ありえんことだが、
ヘタリア女子でエロゲ出ないかなあ
リヒテンとウクはわりと簡単に落とせそう ハンガリーさんや湾ちゃんも頑張ればなんとか
問題はベラなんだぜ
リヒもお兄様の存在があるから難しそうな
ベラはプレイヤーをロシアにしたらスタート開始同時にクリア
確かにクリアーだけど、特別ステージで、タンスに隠れたり長椅子の下に隠れたりして、ひたすらベラルーシから逃げるゲームが始まるのですね。
さあっ今すぐ作成に取りかかるんだハァハァ
>>214 おにいさま包囲網をいかに掻い潜るかですね
エロゲでありながらガチバトルもあるんだなw斬新w
プレイヤーをカナダにしたらまず認識してもらわなくてはならない
フランス兄ちゃんの武器は股間の薔薇ですよね。
女性陣を落としたら落としたで、男性陣の妨害がギャンギャン飛んできそうだなw
コルられたりセダーンされたり日銀砲発射準備されたり…。
VS貴族なら楽勝だな
6月、それは伝承の言い伝えによればその月に結ばれたカップルは
ジュノーの加護により永遠の幸せを得るという。
そんな眉唾な迷信を信じ、何組のカップルが結ばれ、何組の夫婦が離婚しただろう。
しかし2009年6月、恐怖の大王は十年遅れでやってきた……
アンゴルモア大王は颯爽と現れ特に意味もなく天国を占領し神様を拉致監禁。
かろうじて逃げ出したジュノーは地上に助けを求めた。
ジュノーは言う。
「もしアンゴルモア大王を倒してくださったら
古今東西誰でも好きな相手と結婚させてやんよ!
おまけにめくるめくような幸せをもたらしてやんよ!」
その言葉に反応して勇者は立ち上がった!
(中略)
なんやかやでアンゴルモア大王を倒した勇者一行。
それぞれご褒美に好きな相手との結婚が神様らからプレゼントされました。
さあ、結婚です。さあ初夜するぞ初夜。
6月なので結婚ネタで祭りできないかと考えてみたがなんだこの残念感ww
エロゲネタでこんなん思いついたぞ。
攻略キャラ
リヒテンシュタイン
可愛い淑女。男性には免疫がないため、彼女自体を落とすのはたやすいが……
兄馬鹿の洗礼をうけなくてはいけないため、それなりの回避力も必要とされる。
ウクライナ
ばいーんぼいーん。コレだけで説明は要らないだろう。
資金援助があると仲良くなれるかも。ただし、弟の殺意に満ちた視線に耐えられればの問題だが。
ハンガリー
頼れるお姉さん。基本、オーストリアと仲が良いため、普通に仲良くなるには簡単だが、それ以上となると。
たまに出てくるプロイセンを打ち落とすミニゲームもあり。
ベトナム
神秘に包まれたお姐さん。アメリカとは犬猿の仲。
無理に襲わなければ、命の危険はないものと思われる。
ベラルーシ
全キャラ中、最大の難関。命が惜しければ手を出すな。
ただし、ロシアがプレイヤーキャラだと立場が逆転する。
台湾
物静かな亜細亜の女の子。ただし、気が強い。中国には反抗気味。
一番落としやすいのかもしれない。
ベルギー
方言が可愛らしい女の子。
基本的に誰とも仲良くなるが……
セーシェル
海の女の子。イギリスがご主人様。ただし、反抗中。素直な子だから、こちらも素直になればいいだろう。
たまに飛んでくるトビウオを避けられる反射神経があると、なおよい。
台湾、ベトナム、ベルギーは適当だ。
ヘタリアエロゲ難易度
プレイヤー イタリア
リヒ……楽 ウク……普 ハンガリー……楽 ベト……普
ベラ……超難 湾……普 ベル……普 セー……楽
女の子誉めるスキルがあるため、基本は難易度が低い。
逃げ足が早いというのも対スイス戦には有効。
プレイヤー ドイツ
リヒ……普 ウク……普 ハンガリー……楽 ベト……普
ベラ……難 湾……難 ベル……普 セー……普
マニュアル人間なので、難易度高め。
戦闘力はあるため、対スイス、対ベラルーシ戦にもそれなりに対応可能。
プレイヤー 日本
リヒ……楽 ウク……楽 ハンガリー……楽 ベト……楽
ベラ……善処します 湾……楽 ベル……普 セー……楽
空気読むのが特技のため、女の子のフラグを読むのに長けている。お金もある。
ただし、落とすだけ落として、エロゲ展開に進むは全キャラ難関になる。
プレイヤー イギリス
リヒ……普 ウク……普 ハンガリー……難 ベト……難
ベラ……難 湾……難 ベル……普 セー……支配地ですが何か?
栄光ある独立中。セーシェルはすでにご主人様立場だが、反抗まっしぐら。
ときおり、妖精さんが手伝ってくれるぞ。
プレイヤー アメリカ
リヒ……普 ウク……楽 ハンガリー……普 ベト……ガクブルガクブル
ベラ……難 湾……難 ベル……普 セー……普
空気読まずに突っ走るため、好かれる時も嫌われる時もあっという間。
金は日本からもらうぞ。
プレイヤー フランス
リヒ……楽 ウク……楽 ハンガリー……普 ベト……普
ベラ……難 湾……楽 ベル……楽 セー……楽
セクハラなら任せておけ。愛の国だけあって、ベッドまでいざなうのはお手の物さ。
一度や二度殴られたくらいじゃへこたれないぞ。薔薇はいつも装備中。
プレイヤー ロシア
リヒ……難 ウク……楽 ハンガリー……難 ベト……難
ベラ……開始時からすぐにクリアーです 湾……難 ベル……難 セー……難
みんなに怖がられているため、一番の難易度。ただし、ベラルーシは別格。特別ステージクリアで真EDあり。
裏モードで黒ロシア鬼畜ルートあり。
プレイヤー 中国
リヒ……普 ウク……楽 ハンガリー……難 ベト……楽
ベラ……難 湾……難 ベル……普 セー……普
仙人のテクニック三千年の歴史だ! 薬も任せておけ。
台湾には反抗されまくってます。
ベラはロシア主人公以外の全てのエンディングがデッドエンドになりそうな悪寒
ロシアのバットエンドなら簡単に思い付くんだけどな…
兄さんが私を避ける!だったら私が殺せば自分のものに→ヤンデレバッドED
ベラルーシに捕まり縛られベラルーシに食われまくり(性的な意味で)→ベラルーシ妊娠エンド
流石にアウトだな
ベラは周りはどうでもよくてもロシア自身には危害を加えないタイプのヤンデレだと思う
しかし攻略難易度高いとデレた時の喜びも一入
231 :
氷の王子様1:2009/06/05(金) 17:30:30 ID:dYrMjrMl
豚義理で投下します。
上のお姉さま方に輪姦されるアイス君で思いついたネタ。
オークションにかけられるアイスランドとお姉さまがたのお話。ハンガリーと台湾ちゃんが腐とう設定。方言は適当。
エロは途中で力尽きてしまったのでなし。苦手な方はタイトルをNGにしてください。
「ようごそきなすった。存分に楽しんでくろ」
ノルウェーはオスロの某高級ホテル。
VIP用レストランで高級な調度と上質な酒と豪華な料理が客たちに振舞われていた。
招待客たちはいずれもイブニングドレスやチャイナドレスに身を包んだ美しき女性のみ。ただしただの女性ではない。
東欧からウクライナ、ベラルーシ、中欧からハンガリーとリヒテンシュタイン、西からはベルギー、アジアからは台湾とベトナム、
インド洋のセーシェルと洋の東西を問わずに呼ばれた所謂女性の「国家」たちだった。
今宵のパーティの主催者が挨拶にくると彼女たちの間から色めきたった声が上がった。
キャンドルに照らされるタキシードに身を包んだこのパーティの主催ことノルウェーのはかなげで
(ただし彼女たちの目にはフィルターつき)中性的な美貌はどんな美酒よりも彼女たちを酔わせる。
「ノルウェーさん、おおきに。こんなに楽しいのうち久しぶりやわぁ」
うっすらと目の縁を赤くし、なにやらなまめかしい視線になっているベルギーに
「それは何よりだべ」
あくまでも儀礼的域をでない礼でさえ、この男にかかれば彼女たちをとろけさせるのには十分だ。
「そうですよ。うるさい男供のいないところでこんなおいしい食事とお酒が楽しめるなんて天国ですよ」
セーシェルの言葉に全員が頷く。
「夜はまだこれからだども、も少し待ってくんろ」
うるさい男共、がこんなことをささやこうものならたちまちそしりの声が上がりそうなものなのだが、ヨーロッパ国家随一の美形と
誉れの高いノルウェーの唇が紡いだ言葉となると彼女たちをうっとりさせてしまう。
232 :
氷の王子様2:2009/06/05(金) 17:33:04 ID:dYrMjrMl
その様子をバックヤードで苦々しげに見ている男が二人。
「やっぱあいつは天然の女たらしだっぺ」
そういうデンマークの顔には明らかに「うらやましい」とかかれているが、もう一人のアイスランドはというと、
「だったら兄さんがすればいいのに…」
完全にふくれっつらだった。
「何言っとんだ。誰のせいでこんなこどしでるど思ってるのが?」
「わ、分かってるよっ」
ならいい、とデンマークは裏方に合図した。
いきなり照明が落とされ驚きの声が上がったが、すぐに落ちてきたスポットライトのおかげで女性たちの間に
パニックは起きなかった。だが、そのスポットライトの下に現れた純白のタキシードに白い手袋を身にまとい胸元には
一輪の赤いバラを刺した「氷の貴公子」ことアイスランドを見た瞬間悲鳴と嬌声があがった。
「か、かわいい…何…白いタキシードにブラウス、バラの花って反則じゃないですかー!」
「兄さまと同じくらい…いえ、兄さま以上ですわ!」
「ねえねえ、ベラちゃん、なんかすごくクールじゃない?ずっとかわいいっ子て思ってたけど、印象がぜんぜん違うよね」
「…兄さんの方がずっといいに決まってる」
女性達の手放しの賞賛の中、進行役のデンマークが前にでてきた。
「お待たせしました。本日のメインイベント〜」
楽しげな彼の声がさらにアイスランドの苛立ちをかきたて、また目が釣りあがる。が、横についたノルウェーが
思いっきり二の腕をつねった。
「笑え」
アイスランドは兄の言うことなどききはしない。
「いやだ」
さらに強い力でつねられても絶対に『ごめんなさい』を言う気はないとばかりにツンとすましている。
233 :
氷の王子様3:2009/06/05(金) 17:35:29 ID:dYrMjrMl
マイクなんかいらないだろう、とつっこみたくなるような大声でデンマークがイベントの説明を始めた。
「こごにいるこの美少年。最近ちっと不幸に見舞われでいで失意のどん底です。
こんな美少年が憂いに沈んで若さを散らすのはもったいねえど思いませんか?」
アイスランドは「そんなセリフどこで仕込んだ、フランスの野郎かぁ〜」とデンマークを引っぱたきにいきたいところだが、
右手は兄にがっつりとつかまれている。
兄と弟の水面下の攻防を他所に、デンマークの舌はフル回転し、女性たちのと会場の温度は一気に上がった。
「愛に飢えだ少年を慰める権利を手にするには…こごにいらっしゃるレディにはもうお分かりですっぺ?」
「はーい質問!」
「ベルギーさん、どうぞ」
「その権利とやらを手に入れた後はどうなるん?」
「皆さんのお好きなようにどうぞ。制限時間は24時間。
その間は煮ろうが焼こうがベッドん中に連れ込もうがあなだたぢのご自由だっぺ。ただし死なねえ程度にな」
もうデンマークさんったら、いやだぁ〜という声が上がったが、誰の目も笑ってはいなかった。
すでに戦場に向かう戦乙女の眼差しになっていた。
「じゃ私からも質問!」
「ハンガリーさんどうぞ」
「基本スペック教えてくださーい、今度の新刊のモデルにしたいんです〜」
新刊のモデル…それっておいしいの?と口をパクパクさせるアイスランドのことなど目にもとめず、
デンマークはマイクを突き付けた。
「はい、アイスランド君、君の基本情報をどぞ」
「アイスランド共和国通称アイスランド。北ヨーロッパ、北大西洋にある国家。首都はレイキャヴィーク…」
と続けようとしたところでついにキレた兄が腕をねじりあげた。
「いい加減にしねぇど、次は男ばっかのオークションひらくど」
男ばっかのオークションという言葉にアイスランドは震え上がる。
「ご、ごめんなさいっおにいちゃん!それだけは勘弁して・・・」
「ならええ」
234 :
氷の王子様4:2009/06/05(金) 17:37:35 ID:dYrMjrMl
はい、仕切りなおしとばかりにもう一度突きつけられたマイクに向かった。
「身長173センチ、体重はまあそこのバカによりもずっと軽い。髪はアッシュブロンドで目はアイスブルー」
「胸囲は分かりますか?」
さっきからハンガリーと新刊新刊とざわめいていたもう一人台湾が聞いた。
「しらない」
「なんだーつまんない。だけどあの細腰からしたら…」
そっけない答えにもめげずに彼女はハンガリーと独自の会話にもどっていった。
「じゃあ一番重要な質問するね」
「どうぞウクライナさん」
「ズバリ、アイスランド君は経験あるの?」
そのものズバリ、まさに核心な質問に全員が身をのりしだしてきたのでアイスランドは思わず後ずさってしまった。
このときも兄は容赦がない。
「逃ぐんな」
「あるんだったら何人?一晩に何回くらい相手できる?」
姉の質問に便乗したベラルーシの冷たい値踏みをする視線は容赦がなかった。
「さあ、答えて」
「あ、あるけど」
さっきまでの威勢はどこにいったのやら。
「で、何人?一晩に何回いける?」
ベラルーシはそこから一歩も動いていい何もかかわらず彼女がどんどん迫ってきているような気がしてついに
アイスランドはデンマークの後ろに逃げてしまった。
「隠れてしまったわ。私何か悪いこと言った?」
当人のベラルーシは周りの女たちを見渡すが誰も答えてくれない。
「大丈夫だよね。アイスランド君若いんだもん!」
ノルウェーとデンマークはこの弟の大失態に頭かかえたが、ウクライナのフォローに場の雰囲気は持ち直した。
「そうやね。若いってことは色々と教える楽しみもあるってことやし〜」
とベルギーに同意を求められたベトナムの
「変にスレてるよりも楽しめるんじゃないの?」
の一言でこの失態は不問となった。
235 :
氷の王子様5:2009/06/05(金) 17:39:42 ID:dYrMjrMl
そして、デンマークのこの一声でオークションが始まった。
「さて、質問はもうねえようなんで、始めるっぺよ。スタート価格はなんとおったまげの99ペンス!」
そのスタート価格はないだろ・・・とアイスランドは今さらながらに自分の境遇に涙しそうだった。
そんな彼を他所にすっかりと盛り上がってしまった女性達とデンマークの間で買わされる値段はどんどんつりあがっていく。
「ただいまの価格は42万ポンド!」
「55万!」
「お、リヒテンちゃんなかなか強気だっぺ」
「58万でどうや?」
最初の価格はかわいいものだったが、値段は次第にエスカレートしていった。
そうなると声の上がる国家、沈黙する国家がはっきりと別れてくるのは当然のことであったが、
「ああんーもうお小遣いないよ〜ねぇデンマークさん、私とベラちゃんと二人で一緒でいい?」
大分前にリタイアしていたウクライナがしなを作りながら懇願しはじめる。
「どうすっぺ、ノル」
「…金が入るならどっちでもええ」
「ありがとうー!ノルウェー君やっさしー。じゃ、私とベラちゃんが落札したときには二人で一緒にってことでいいよね?」
「ええど」
もはや血の気のなくなっているアイスランドを他所に兄とスラブ姉妹の間で取引成立。
「ウクライナとベラルーシ、62万!」
「じゃあ私も!台湾ちゃんと組んでいいかしら!」
同じく懐事情の厳しいハンガリーが名乗りを上げる。
「ハンガリーちゃんと台湾ちゃんね。えがっぺよ」
共通の趣味のおかげで利害が一致したらしい。
「じゃあ台湾とハンガリーで164万」
「えーそんなんありなん?うちちょっとサービスがあったらがんばれるんやけどなぁ〜」
「どんなサービスでえ?」
「ちょいとその胸元チラ〜っと見せてくれたらなぁ〜って」
できたらお兄さんにしてもらったって〜と言うのに女性陣から拍手喝さいが上がった。
あくまでもドライな兄は淡々とアイスランドの襟元に手をかけ、スカーフをはずしボタンをはずしていく。
蛇ににらまれたカエル状態のアイスランドはもはや抵抗もなし。
現れた白い胸元に容赦のない視線が突き刺さる。
236 :
氷の王子様6:2009/06/05(金) 17:42:03 ID:dYrMjrMl
「やっぱ思ってた通りやわぁ〜引き締まっていい体しとるわぁ〜。よっしベルギー175万いくよー!」
「ああんずるいですぅ〜ハンガリー・台湾185万!」
…という具合に入札価格はとんとんと跳ね上がっていき…
「180万、180万より上はいませんかぁ〜ただいまの最高落札者リヒテンシュタインの180万〜」
「新刊のため…これも新刊の…190万!」
夏の祭典のためですものと、言い聞かせながら台湾が手を上げ、
「195…もう毒食らわば皿までや」
ベルギーがこれに続いた。がここまできたらどの国ももうぐうの音もでない。
「さすがにもうごれで打ち止めだっぺが。じゃ、ベルギーの195で…」
「196万」
終了という直前にベラルーシが名乗りあげた。
しばらく沈黙が続き、もはや誰も入札する気配はなくオークションはそこで終わった。
「で、コレはどうするの?」
もはやアイスランドの首に縄かけて連れて行きかねない勢いのベラルーシにさすがのデンマークはとめにかかった。
今日はまだ準備段階なので勘弁してくれと言われて、ベラルーシとウクライナはおとなしく引き下がった。
「あと少しだったのにねぇ〜。」
ハンガリーの心底残念そうな嘆きに他の競争相手たちも頷く。
「そうですわね。私もたまには兄様以外の殿方とお話したかったのですが・・アイスランド様はおかわいらしい方ですから・・・」
「なぁ〜デンマーク、またオークションせぇへんの?」
「俺だったらいつでも買われてやっど」
「いややわ。あんたみたいなムサい男臭いのやのうて、あああ〜やっぱおしいことしたぁ!!めったにない逸材やのにぃ〜」
口々にうなずき合う彼女たちの中に割り込んだノルウェーの一言に全員が振り向いた。
「だったらおめも買うけ?」
「ノルウェーさん、何かとんでもないこと口にしてませんか?」
冷静な突っ込みを入れることができたのは早々に脱落していたセーシェルだった。
237 :
氷の王子様7:2009/06/05(金) 17:45:31 ID:dYrMjrMl
「制限時間は24時間だべ。それが過ぎればおめンとこにもいけるでねが?」
「そ、それはそうやけど・・・確かに絵とかと違うし・・・」
「そうだな。落札価格の高い順でいいが?」
思わぬ展開に女性陣は色めきたった。そしてアイスはもう虫の息だ。
「待ってる間俺ンとこ観光さしとればええ。都合が悪りならまたアイスよこすべ」
「よし、そうど決まったらみなごっちきで都合のいい時を言ってぐれ」
「私たちはどうなるの?いつから?」
待ちきれないとばかりにデンマークをつつくスラブ姉妹に、ノルウェーは少し考えて提案した。
「おめら、明日の夜でどだ?せっかくだから観光してからにせ」
「あんた案外気が利くのね」
というベラルーシの言葉に、ノルウェーの口元がちょっと緩んだ。
細かい調整はデンマークに任せ彼は息も絶え絶えになっている弟の腕をつかんで同じホテルにある別の
レストランに連れて行った。
「兄さん・・・恨むよ・・・」
メニューの向こう側から兄を睨みつけるが兄はメニューを選ぶのに忙しいらしくその視線に気づいていない。
「ほれ、しっかりとメシ食え。肉たんと食っとかんと身がもたんど」
「…肉食べてももう追いつきそうにないんだけど」
「そんときゃまた肉食わしてやる。おめのメシくらいはおごってやる」
「金欠の俺にメシ代まで払わせる気でいたの?自分石油で稼ぎまくってるくせに」
「なんならホテル代もたてかえてやっど」
「鬼だ…」
「愛のムチだべ」
その後デンマークが計算したトータルの落札価格は1000万ポンド。日本円にして17億円をたたき出していたという。
以上です。ノルウェーでオークションしたのに単位がポンドのままだったのがちょっと失敗でした。
GJ!
楽しすぎだろこのオク!
アイスくんイキロ〜!
しかしノル様
うあ途中送信した。
ノル様優しいだか鬼だかわかんねぇ。
デンさんは毒吐かれても応えなさそうだ。
後日談も待ってる!
GJ
オークションてそっちだったんかい!
GJ
これから北欧もこのスレで活躍する気がする
だが悲しいことに女子と接点が少ないイマゲ。
早く女子と絡んでくんないかなーーー。
ぱっと思いついた接点がフィンランド(とエストニア)が
ハンガリーさんと同じフィンウゴル語族ってことくらいかな
ヘタリアでの語族ってどういう扱いなんだろうな
昔EFTA繋がりで氷リヒ・ノルリヒ書こうとした自分がきましたよ
ノルの方言でリタイアしました
フィンランド…元共産繋がりでベラウクハンガリー
スーさん…スラブ姉妹と大昔接点あり?
私もこんくらいしか浮かばんわー。
まぁ世界会議という世界共通イベントがある以上、接点なんてどうにでもひり出せる感じがするけどな!
ついでに本日スーさん誕生日おめ!
>>245 なんか激しくツボった
無理強いはしないが是非見てみたいんだぜ!
ノルウェー…セーシェルとは漁業つながり
デンマーク…世界一の酪農国家、つまり乳(ry
無理矢理絡めてみた
フィンランドはクリスマスに性夜をお届けすればおk
何をプレゼントする気だ
もちろんナ…いやなんでもない
というかなんでもいけるんじゃね
だってスーさんはガチ設定なのに
ここではノーマルになってるしw
どんなキャラでも、無理なく楽しく絡ませるのがエロパロとしての根性です。
とは思うんだけど、北欧5は方言がネックなんだよな。
でも、訛りのきついノルウェーとスウェーデンは無口とか口数少ないって設定だからな。
いっそのことしゃべらずにやってみるとかw
どうしてもあのドイツを縛り上げたリヒちゃんが猿轡とかさせてる図しか浮かばないのが困る。
女性を話者にして描けば方言+無口のハンデはクリアできるんじゃね?
ここって、男女間での中身入れ替わりネタって大丈夫なのか?
例えばベラルーシの精神がロシアの体に、ロシアの精神がベラルーシの体というよくあるネタだけど。
>>257 自分は大歓迎だけど、一応異質なものではあるからねぇ。どうなんだろ
個人的には最初に一言注意いれとけばいいと思うなー
個人的にはバッチこい
個人的にはおkだけど、NGな人は本当にダメなネタだね
今こそ、保管庫さんの投稿場使う時では?
>>257 ばっちこい
一言注意書き入れてダメな人はNGしてもらえばいいんじゃね?
>>257 別に注意書き入れればいいんでないの?
グロ要素とか入ってるわけじゃないんだし。というわけで、さっ来ーい!
どうでもいいが、ヘタリアで性格とりかえばやをした場合、同性キャラ同士でも地味に凄いとおもうぜ…
中身ベラなリヒテンとか、中身ポーランドな香港とかw
263 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:42:37 ID:vpaKmVZS
>>262 >>中身ポーランドな香港
なにそのカオス。
トがロシアと入れ替わったらリトは幸せになれるかなぁ
へーおもしろいね
例えばハンガリーさんとフィンが入れ替わっちゃって
男になりたかったハンガリーさんおおはしゃぎで
ふしだら一位のフィンも好奇心で…みたいな
洪inフィン「いいじゃない一回ぐらい!」
フィンin洪「おひゃあだめですよぉだめ…まあ一回ぐらいなら…」
って感じかな…戻ってもあとくされなしのギャグみたいなのがいいかも
何この流れ
貴族とプロイセンの中身入れ替えて変則墺洪だか普洪を書けと言っているのか
ちなみにイタちゃんやフランスは、誰の肉体借りても色々やばいよ!
体はドイツ、中身フランスとか、
体スーさん、中身イタリアとかだと阿鼻叫喚。
>>265 前者なら、デジカメ片手に思う存分自分を撮る貴族(中身ハンガリー)と
ピアノを前に指運びと力加減に途方に暮れるハンガリー(中身貴族)
後者なら、ひらすら落ち込んで引きこもるプロイセン(中身ハンガリー)と
胸を触るか触らざるべきか、思春期の少年のようにドキムネしてるハンガリー(中身プロイセン)
こういうことか
>>266 中身フランスのスイスなら…リヒたん逃げて
中身イタリアなイギリスも面白そうだな
料理が上手でHは初心者なイギリス(中身イタリア)に驚くセーちゃんとか
>>267 後者の場合、一番不幸なのは貴族だなw
片や洪in普にプロイセンの体で「こんな姿じゃオーストリアさんに嫌われちゃいます」と泣かれ、
片や普in洪がハンガリーの顔でケセセと嘲笑う。
それを寝起きにベッドの両サイドでやられたりしたら精神崩壊モノ。
墺の苦悩に密かに萌える洪と溜飲を下げる普は、その瞬間だけちょっと幸せ
いや、貴族(中身プロイセン)とプロイセン(中身貴族)で考えてたんだが
普通考えるのはそうだと思う
墺in普と普in墺に戸惑うハンガリーさんを見てみたい
>>270 どっちでもウマー(゜д゜)だからおk!
ドMなオーストリアならハンガリーに殴られて歓喜、プロイセンはハンガリーに好かれて歓喜だなw
ちょ、ドMはこのスレ限定だからww
原作では鬼畜ヘタレ眼鏡だから
話豚切すまん。
したらばのにょたスレで、『前書き改行付き』ならTS話もできるようになったので
一応お知らせ。興味あるかたはぜひ覗いてみてください。
あとにょたスレに投下されたSS(にょたもの、TSもの)も本スレwikiに入れるかどうか
したらばで話し合っているので、意見やアイデアある方は是非
議論スレで書き込みお願いします。
神ロらないの?
誤爆しました
>>275 なんぞwww
この流れで
普←→洪入れ替わり中にオーストリアさんに誘われて
必死に全力で泣きながら殴ってでも拒否する洪さん(中身プロイセン)に
頭のなかが?になりまくる貴族&自分とオーストリアさんの2ショットにハァハァしながら物陰から写真撮りまくるプロイセン(中身ハンガリー)
……を受信した
>>270 中身が違うとは知らずに貴族(中身プロイセン)
にセクハラをした変態仏の運命やいかに?
よっしゃー! オーストリアさんとハンガリーさん結婚記念日前日祝いってことで、
結婚式ネタ投下!
……あ、いえ、当日にも投下しますよ。書きたいことがありすぎて、二つに分けてみました。
前編はエロ無しのオールキャラ(多分)
後編はいちゃいちゃ結婚記念日。
いろんな意味でオールキャラを目指してみました。まずは前編どぞ。
NGは『結婚狂走曲』でオネガイシマス。
青い空に鐘の音が響き渡る。
白いドレスに身を包み、幸せそうに微笑む女性。
その横で照れた笑いで、彼女の手を優しく握り締める男。
彼女らを祝福する人々は皆笑顔で。
いや、一部は涙にくれたり、少しだけ不機嫌そうだったりもしているが、
幸せそうな彼女の顔を見れば何も言えやしない。
手には白いエーデルワイスと赤いゼラニウムの花をあしらえたブーケ。
二人の国花をブーケにしてもらったのだ。赤と白のコントラストがお互いを引き立たせる。
そして、赤と白は愛する者の国旗の色。
カソックを身に着けたイタリアが彼女達の前に出てきた。
客席ではらはらと見入るのはドイツ。何か失敗しないかと不安なのだろう。
不機嫌なトルコの腕に軽く手をかけ、草原という自然のバージンロードを歩み進む。
聖壇の前で待っていた新郎が手を差し伸べる。
手が離れる瞬間、トルコが悲しげな表情を見せるが、すぐにいつもの皮肉混じった笑みを浮かべて見せた。
そして、賛美歌が響き渡る。オルガンの演奏はロマーノだ。
心配そうに見つめるスペインを一にらみする。歌に集中しろと言わんがように。
この時ばかりは、国や宗教の壁などない。皆が声を合わせ、賛美歌を高らかに歌いあげる。
各国の言葉で。個々の思いを込めて。それが一つになり、空へと溶けていく。
風の音色や鳥のさえずりさえ、祝福しているかのように響きわたった。
賛美歌が終わり、一瞬の沈黙の後、イタリアが一歩前に出た。
「それじゃ、聖書の朗読をします」
イタリアはこほんと咳払いをすると、聖書を開き、一部を読み上げる。
さすがに読み続けていただけあり、その声は歌のようにも聞こえた。
幼い頃を知っている二人は、顔を見合わせ少しだけ笑みを浮かべた。
「汝オーストリアさんは、この女ハンガリーさんを妻とし、
良き時も悪き時も共に歩み、他の者に依らず、死が二人を分かつまで……」
そこで言葉が止まった。少し照れ笑いをするイタリアに、オーストリアの肩が落ちる。
「えっと、とにかくオーストリアさんは絶対にハンガリーさんを離さないって誓いますか?」
イタリアらしい誓約の言葉に、彼は微かに笑い、しっかりとハンガリーの瞳を見ながら言葉を綴る。
「ええ。誓います」
「では、ハンガリーさんもオーストリアさんをどんな時も隣にいるって誓えますか?」
「はい、誓います」
幸せそうに微笑む彼女の手をぎゅっと握り締める。
「うん、じゃ指輪の交換をおねがいします」
イタリアの言葉とともに、リングピローを持ったロシアとカナダが前に出てきた。
ロシアには苦手意識のあるハンガリーの手が軽く震える。彼は優しく握り返し。
「こんな祝いの席で何もやらないよ。はい指輪。ぼくんちでとれた奴で作ったよ。感謝してほしいな」
少し寂しそうに笑うロシア。
「これ、僕んちで取れたプラチナで作ったんです。細工はギリシャさんにお願いしました」
参列者席に視線をやると、猫とともに参加していたギリシャが小さく手を振る。
そのギリシャの頭の上で、猫がくしゃみを一つ。周りを見回し、大きなあくびをして再び眠りにつく。
和みの光景に、ハンガリーの頬を緩む。それにつられて、オーストリアも笑いを浮かべ、ロシアから指輪を受け取った。
細かな細工の中に、さりげなく二重帝国時の国章が刻まれているのはさすがというべきか。
「では……ハンガリー、手を」
彼女の手をとり、グローブを脱がせる。しなやかな指先に指輪を贈る。
そして彼女も同じように指輪を贈り……
「それでは、誓いの口付けを」
ベールをたくし上げ、頬に触れる。柔らかな頬。愛おしい彼女の瞳をまっすぐに見つめ……唇を合わせる。
あまりに愛おしすぎて、唇を離すのが惜しい。甘い口の中をゆっくりと味わい……
「お熱いのはいいが、俺ら忘れんじゃねーぞ」
あきれた声のキューバによって、二人は我に返った。
頬を赤らめる二人に、周りの生暖かな視線。
「はいはい、人のいちゃいちゃ楽しすぎっから、とっとと進めるぞ。
ほら、結婚誓約書にサインよこせ」
借金の取立てのノリでフランスが前にでてきた。手には美しく装飾された一冊の本。
一ページ目を開き、ペンを二人に渡す。
最初のページに二人の名前を書くと、フランスは満足げに笑い
「んじゃ、お兄さんが責任持ってセントバレンタイン村に持っていくからな。
何百年、何千年も残してやるから覚悟しとけ」
「はいはいはい。フランス兄ちゃんは、役目終わったら早く戻って」
イタリアに促され、つまらなそうに舌打ちを一つ。
「ちぇ〜寂しすぎ〜よーし、お兄さん、新婦にセクハラし」
辺りに響き渡る鈍い音。
倒れこむフランス。
後ろにはカジキマグロを装備したセーシェルが肩で息をしていた。
「フランスさん、おふざけはほどほどにしとけです」
首襟をひっつかみ、ずかずかと参列者席へと戻っていく。
空いている席にフランスを放りなげると、何事もなかったかのようにすました笑みを浮かべて見せた。
相変わらずのフランスに苦笑いを浮かべ、すぐに二人の事を思い出しバツが悪そうな顔をするイタリア。
「平穏無事に終わるとは最初から思っていませんでしたよ。続きをどうぞ」
「あ、はい。えーと……
これで二人を夫婦と認めます。更なる幸せが舞い降りんことを」
締めの言葉に、誰もがほっと息をつく。
このメンバーで一応無事に終わったのは、奇跡に近いことだろう。
「じゃ、飲み食いするですよーー! おなかすいたですよ」
空気を読む気もないシーランドが高らかに宣言する。
そして、宴会に近い披露宴は幕を開けたのだった。
草原に置かれた机の上に、様々な国の料理が並ぶ。
統一感はないが、それも一つの楽しみである。
「ほら、俺特製のウェディングケーキだ。ラッキービーンズいりだぞ」
「今日ばかりは俺も手伝ったんだぞ。中々良い色だろ」
「蛍光ピンクむちゃいいしー。暗くても光るなんて最高じゃね?」
味音痴の眉毛、原色使いの自称ヒーロー、ピンク命な不死鳥という最凶三人組がそろって作り上げた巨大なケーキを前に、一同は硬直していた。
「さすがに椅子意外は何でも食う我でも、アレは遠慮したいある」
中国ですら引くほどなのだから、よほどのものなのだろう。
エストニアは、ロシアに嫌がらせのように薦められたピンクの塊からわざとらしく目を逸らし……
女の子の集団を見つけて、少し頬が緩んだ。
「皆ありがとうね。ドレス作ってくれて」
白いドレスを身にまとったハンガリーが優雅に微笑む。
その微笑にウクライナが感嘆のため息を漏らす。
「やっぱ、ハンガリーちゃん素敵ねぇ」
「ええ……やはりハンガリーさんにはマリアベールがお似合いですね。
ベルギーさんがレース編みがお上手で助かりました」
「レース編みなら任せてな。リヒちゃんが結婚する時も腕振るうで」
「まぁ……」
自分の結婚式を想像したのだろう。頬を赤めるリヒテンシュタイン。
微笑ましそうに見ていたが、スイスの視線に気がつき、ベトナムが身体を硬直させた。
ただならぬ殺気に話題を変えようと、ハンガリーのドレスを見つめ……胸元できらめく宝石を見つける。
「その宝石……」
「あ、これですか。マリア女王様の宝石の花束から少しお借りしました。
ジンクスにあやかって、古いものをお借りしたんです。
それをチベットさんがうまくネックレスの中に取り入れてくれて。
で、皆さんで作ってくれた靴とドレスが『何か新しいもの』
青いものがガーター。で、本当ならば幸せな結婚した方から物を借りたかったんだけど」
「……このメンバーだと、それは難しそうですね」
賑やかに暴走し続ける男性を見て、一つため息をつく台湾。
「だから、マリア女王様から宝石をもう一つおかりして……」
「ハンガリー! ガータートスガータートスガータートスってか、足見せろハァハァハァ」
酔いに酔ったフランスが突然乱入し、ハンガリーのドレスをめくろうとし……
ひるがえるスカート。ちらりと見える白い肌に青いガーター。そして
「もう一度寝ててください!!」
必殺フライパンがフランスの頭を直撃し、沈黙した。
ふっと男らしく微笑むと、足を露にし、ガーターにフライパンを止め直す。
「ベラルーシさん、このガーター、中々便利ですね」
やはり優雅に微笑むハンガリーに、ウォッカを傾けていたベラルーシが黙って親指を立てていた。
和やかな女の子たちとは対照的に、妙に殺気が漂っている男性陣。
トルコがオーストリアの肩を組み、次々とカップに酒をついでいく。
「全くなぁ、あんのじゃじゃ馬娘があんな立派になりやがってよぉ」
「は、はぁ……」
「酒、進んでない。飲む」
反対側では、エジプトか黙々と飲みながら、タイが持ってきた度の強い酒をトルコの傍にそっと置く。
トルコはそれに気がつかず、どんどんオーストリアのカップにそれを注ぎ込んでいった。
そして背後では香港と韓国相手にくだを巻いているプロイセンが一人。
「俺だって幼馴染じゃねーのか? 胸揉んだのは俺の方がはやかったのに。なぁ、聞いてるか?」
「……Quiet。煩い」
「早く食べないとなくなるんだぜ!」
否、食に夢中の二人には全く相手にされていなかった。まさに一人楽しすぎな状況だ。
「ケセセセセ……ビールがしょっぱいぜ」
……寂しそうに涙を流すプロイセンに気がつくものは誰もいない。
一方、食の争いの中心では……
「あーもう、デンマークさん! そんなにがっつかなくても簡単にはなくなりませんってば!
ノルウェーさんも慌てないで! ……なんでデンマークさんが皿にとったそばから食べてるんですか?
それに二人とも、リコリスをウェディングケーキに飾って凶悪さに磨きかけないでください!!」
北欧の暴れん坊二人組みにツッコミが追いつかないラトビアは、長兄的存在のスウェーデンに助けを求めようとしたが、
「……仲いいっべ」
「そうですねぇ」
見守りモードに入ってしまっているスウェーデンとフィンランドに何を言っても無駄だろう。
手にはしっかりと可愛い形に加工されたサルミアッキが握り締められている。
これらも飾る気満々なのだろう。
最後の救いになりそうなアイスランドを探し……さらに絶望した。
いつの間にか、食料争奪戦に参加していたのだから。
リトアニアは、ベラルーシとの結婚式の妄想に取り付かれて使い物になりそうにないし。
「ああ、いっその事飲んで記憶失えたら楽なのに」
どんなに飲んでも、飲み足りない自分の体質がイヤになり、彼は膝を抱え、すすり泣く。
賑やかな集団とは一歩引いて、静かに日本酒を傾ける日本がいた。
その隣で、ビールをあおるように飲んでいたドイツが、コップを置いた。
「そういえば日本、お前大丈夫なのか?」
「何がですか?」
「アメリカがドッキリとして企画したのに、ほとんど日本のお財布からだしてくれたんでしょ」
いつの間にか二人の間にはいりこんだイタリアが首をかしげた。
ドイツが口出ししない所をみると、彼もそれを聞きたかったらしい。
「……冠婚葬祭に関してはけちる気はありませんよ。
丁度、お二人と出合って140年の節目ですし、何かやろうと思っていた矢先に、アメリカさんが話題を提供してくださいました。
……あの頃は和やかな結婚式はできなかったでしょうから、派手に行きましょう。それに……」
日本は穏やかな微笑で、新郎新婦の幸せそうな姿を眺め、それからいまだ騒いでいる一同を見回す。
「誰かの笑顔を見る事は好きですから」
まるで孫を慈しむような表情で、ぽつりと呟いたのだった。
そして……
「お前んちのガキども幸せそうじゃねーか。
いいねぇ。みんなが集まっても戦争にならないってーのは幸せな時代になったな」
「……だな」
「本当ならばじーちゃんも参加したいとこだが、祝いの席に乱入するのも粋じゃねーし、やめておくか」
「……そうしとけ」
懐かしい誰かの声が聞こえた気がして、空を見上げた者が数人いたのは、些細な話である。
以上。前編終了。
出てないキャラがいたらゴメンナサイ。
後編は当日に投下予定……ですが、予定は予定なので、変更あるかもしれません。
GJ
こういう幸せなのいいですね〜
良い話だなあ…後編期待してますwktk
ほのぼのしたぜ。
なごんだぜ。GJ!
リコリス吹いた。
北欧ズの暴走を止めてやって…
GJ! まぶしい。なんか色々眩しい。だけどそれがいい。
>>281 >>278だけど腐女子ではないし全くそんなつもりは無かった
でも読み返したら確かにそうとれるな
そういう意図は無かったんだが気分害された方すいません
>>280 Gj!!和んだ〜
頑張るイタリアを見守る二人かわいいよ!
あとケーキはいらないんだぜw
後半も半裸で待ってる!!
>>280 GJ!皆でほのぼのわいわいな話はやっぱ癒されるな
しかし兄ちゃんが2回もセクハラしようとしているのに吹いたw
続きも楽しみにしている
>>281 悪い俺もそんなつもりはなかった。
フランスは本家が変態設定だからネタにしたまで。
俺もそうだと思ってたよ
なんていうか本家で男もいける発言・セクハラ・ガチ設定…
とあるし完全に切り離すのは無理じゃね?
スーさんが完全ノーマルみたいなのちょっと違和感だし
>>280 GJ!ニヤニヤが止まらないw
全キャラ出てる話は個人サイトにもなかなかないから嬉しいなぁ。
二重帝国グッジョブ!!!ほんわか幸せな話は和みます。いいですね。
後編も裸で待ってます。
そんな空気を壊しかねるネタが浮かんだので投下してしまいます。
まことに申し訳ありません。
ちょっと入れ替わりネタに萌えたので一つ書いてみたのです。
すいません。
ロシア←→リトアニア(入れ替わり)
なのでここでの規則には触れてないはず。
ギャグ、エロは少なめ。リトアニアが気持ち悪いです。
以上の受付けない方はNGワード“開き直りで何が悪い”でお願いします。
俺は今、人生で最高の瞬間を迎えている。
なんとベラルーシちゃんに迫れているのだ。
彼女は俺の腹に乗り頬をほんのりと染め潤った瞳で俺を見つめている。
そして積極的にも俺の後頭部に腕を回し、キスをねだってくるのだ。
俺が今まで生きてきた中でこのような好機はあっただろうか?
いや、ない(断定)
なんだか頭がズキズキと痛いのだけど、この際無視してしまうに限る。最高の時間を
早く味わってしまいたい。
中々唇を寄せない俺に焦れたのか、ベラルーシちゃんは自ら唇を重ねてきた。それだけで
終わらず舌まで入り込んでくる。
俺の理性がふっとんでしまうのは仕方がなかったことで。
俺は拙い舌技だったけれど夢中で彼女の舌を吸いました。自分の口内で暴れる彼女の舌に
食いつかんばかりに思い切り吸った。くちゅくちゅと淫らな音が俺の耳元へも届きます。
誠に至福です。
うっすらと目を開けてみれば気持ち良さそうに表情の緩ませたベラルーシちゃんが。
もう辛抱たまりません。
「ベ、ベラルーシちゃんっ!」
肩を掴み、勢いよく押し倒してみると彼女は嫌がりもせずに俺を見つめてきた。その表情と
言ったら生きてきた中で一番可愛らしかった。股間の息子が痛いほどに立ちあがった。
はい、正直俺の理性もここまでのようです。
いただきます!
と服を脱がせにかかったら、ここでベラルーシちゃんは「あ…」と可愛らしい声を漏らした。
いや、彼女は何をしても可愛かったけれどこれは犯罪的だと思いました。
ああ、もう、可愛い可愛い可愛い可愛い…etc
ブラジャーをはぎ取ると大きな乳房がぷるりとこぼれ出てきた。雪のように白い肌にほんのりと
赤く充血した乳首のコントラストは見事だった。ベラルーシちゃんGJ!!
こっちも吸いました。思い切り吸ってやりました。口内で乳首を奥歯で優しく噛んでやると
ベラルーシちゃんはびくびくと体を跳ねさせました。
ああ、もう、可愛い可愛い可愛いかわ(ry
前戯もそこそこに挿れようとすると、彼女は恥じらうような仕草をした。
…ああ、もう夢でもいい。
そう思った矢先だった。
「兄さん、今日は性急ですね」
…………あれ?
「そんな兄さんも素敵ですけど…」
…………まさか。
俺は自分の顔が真っ青になるのを感じた。
そう言えば今日ロシアさんと思い切り後頭部どうしをぶつけた。
そこで倒れて目を覚ましたらベラルーシちゃんにのっかられてた次第だが、まさか。
俺は恐る恐る周囲を見渡した。そして案の定仰向けでぶっ倒れている自分の体を発見した。そして
現在の体の股間部を見てみれば、なんとも見事な一物が付いていた。いくら相手がベラルーシちゃん
だとてこの膨張率はない。こいつは化け物だ…。
だがそこで怯んでしまってはあまりに勿体なかったので、俺は続けることにした。
今日から俺はロシアさん。
それでいいじゃないか。
ベラルーシちゃん、これから末永くよろしくお願いします。
おそまつさまでした。
実は上の方でもリトベラを書いたものです。
>>123さん。ネタを続かせてくれてありがとうございました。
なれ合いはいくないと分かってても嬉しかった。
ありがとう。反省はしてる。
ちょっと半年ROMってきます
なかなか眠れないと思ったらお前のせいかw
GJ!ワロタw
ベラルーシかわええなあ
ROMるな!早く続きを書く作業に戻れ!!
GJ!
あなたはあの時の神か!
続きが…見たいです
>>300 GJ!
報われたかどうかは微妙だがw
面白かったです。
>>300 Gj!!
>それでいいじゃないか。
にワロタwww
ROMる必要はないんだぜ
楽しませてくれてありがとう!
>>300 GJ!
貴方の書くリトアニアが大好きですw
墺洪結婚記念日おめでとう!
え?
え?
じゃないだろう
特定カプの話なら、男女カプスレでどうぞ
何かスマン…。とりあえずエロ話せずに1行は駄目だったな。
てことで墺洪は記念日にここぞとばかりに頑張るはずだ!ハンガリーさんも周りの女の子に言いくるめられて裸にリボンで登場すればいい。
>>256 亀レスすまん。
デンマークがウクライナの乳にかぶりつくときいて
「おめを見てっとよ、昔大切に育ててたベコ(牛)のカトリーヌを思い出すんだよ云々」
とナンパする電波を受信した。デンさんとこ酪農盛んらしいからね…。
なあ、W杯のニュースみてて思ったんだが。
サッカーの試合って事にすれば接点ない国でも絡ませられるんじゃね?
>>312 それは十分ありかなと。
国際親善、国交樹立でやれるかなと妄想した自分にorz
一度派閥チャートってやつを作ってみたくてちょっとそれをネタにSS書いてみたので投下します
エロくなくてすまん
ハンガリーさんを女の子に目覚めさせたのは誰なんだよ派閥チャートってことで
墺洪、土洪、希洪、普洪なカオスっぷり
めでたい墺洪結婚記念日に申し訳ないですが浮かんじゃったので投下します
プロイセン×ハンガリー
墺洪結婚式直前
ヤンデレ普による凌辱一人称
厨二病的展開注意
【夢のブライド Lovin' Callin'】
「…綺麗だ」
生まれてはじめて口にした褒め言葉は、緊張のあまり掠れていた。
品よく整えられた部屋の中に、獣じみた息づかいと卑猥な粘音が響く。
美しく化粧した女の顔には猿ぐつわ。忌々しいあの男の名を叫ばせない
ように。
ウェディングドレスに身を包んだ女の額に銃口を突き付け、下着だけを
剥ぎ取ってひたすら繋がった腰を揺する。
綺麗だ。綺麗だハンガリー。本当に。
熱いため息と共に奥深く放ち、引き抜けばゴポリと溢れた精液には赤が
まじっていた。
純白のガーターベルトを、ドレスの裾を、転々と汚す。
やっぱり初めてだったんだな。わき上がる愛しさに浮かされ、泣くなよ、と
囁いて、汗で髪の貼り付いた頬を優しく撫でる。
泣き顔も苦しいくらい魅力的だから、困る。いつも笑っていて欲しかった
はずなのに。
なあハンガリー。俺強くなっただろう。今や帝国のトップは坊っちゃん
じゃなくて俺だ。
本当はもっと早く助けたかった。
あの頃俺はちっぽけな貧しい北の公国で、トルコに攻められオーストリア
に取り込まれていくお前を見ていることしか出来なくて。そして誓った。
どいつもこいつもブッ殺してやると。
ずいぶん待たせたけれど俺は誰より強くなった。今なら誰からだって守っ
てやれる。
狂おしい喜びがこみあげて、再び硬くなった肉茎をゴリゴリと深く突き
入れる。
ハンガリーが小さく呻いた。
脚を高々と持ち上げれば泣き腫らした顔と生々しい結合の様を同時に
見下ろすことが出来る。
真っ白なドレスを背景に、汚れない朱鷺色が痛々しく口を開けて、血と
精液にまみれた俺の赤黒い肉がそこを容赦なく行き来する。
溶ける程の快感に溺れどうしようもなく興奮しているのに、胸の奥が酷く
重い。あんまり女が泣くものだから俺まで涙がこぼれて笑えた。頭が痛くて
何もかも非現実的で夢のようだ。
セックスなんてただの排泄だと思ってたけれどきっと違うな。これは
むしろ殺戮に近い。
ぐちゅり、ぐちゅりと激しい抽送のたび翡翠の目から雫がこぼれ、その
一滴ごとにお前と俺との儚くささやかな思い出がひとつひとつ、死んでいく
のが判る。
オーストリア、プロイセン、トルコにギリシャと、ハンガリー何らかの形で関係してい
る四人が珍しくも一堂に会している。
オーストリアは眼鏡のブリッジを押し上げながら残りの三人に書類を渡した。
「まずはこの参考資料をご覧なさい」
ハンガリーさんを女の子に目覚めさせたのは誰なんだよ派閥チャート
├― オーストリアさんだよ派(ヘタリア的ハプス帝国同居説派)
| ├─ 52回以上フルボッコした相手に惚れるんだからそれなりのエピソードがあるはずだよ派(二重帝国成立へのフラグだよ派)
| | ├─ 貴族はパイタッチしなくても初めから気付いてたよ派(あんなんでも騎士だよ派)
| | └─ 実はパイタッチしちゃったんだよ派(プロイセンにだけ揉ませたりしないよ派)
| └─ 女だと指摘したのがトルコさんで女だと自覚させたのがオーストリアさんだよ派(トルコによる文化的影響力考慮型貴族派)
|
├― プロイセンだよ派(ひとり楽しすぎるよ派)
|
├― トルコさんだよ派(歴史的土洪希同居説派)
| ├─ 姐さんに温泉文化を教えたのはこの人だからだよ派(文化的考察派)
| ├─ 割礼文化があるからだよ派(イスラムの神秘派)
| └― オッサンと幼女に萌えるからだよ派(映画レオン派)
|
├― ギリシャだよ派(歴史的土洪希同居説派)
| ├─ 回数が世界一だからだよ派(性的なことはエロス大国に任せるよ派)
| ├─ 同居幼馴染萌えだよ派(アリストテレス派)
| └─ 紀元前に戻って本気を出したよ派(タイムトリップ派)
|
資料をひと睨みしたプロイセンが真っ先に声を上げる。
「おい、俺の派閥がひとつしかないじゃないか!」
「ひとり楽しすぎるのでしょう?」
さも当たり前かのように言われるとむかつく。さらにこいつから言われると余計にむか
つく。プロイセンは歯軋りしながらオーストリアを睨み付けた。そんなプロイセンをオー
ストリアは鼻で笑う。
「あなたは『幼馴染という心地よい関係を崩したくなくてなにも言わなかったら、いつの
間にか他の男に取られていたというありがちな破局型幼馴染設定がお似合いです」
「てめぇ、この野郎、言いやがったな!」
くそこのリア充め、喧嘩弱いくせに口だけは達者だな。悔しい……でも自分でもなんだ
かそんな感じがするから強く言えないっ。喧嘩なら全戦全勝だというのにこの敗北感はな
んだろう。
「まあ、私はこの件に関しては大本命ですからね」
プロイセンはオーストリアの誇らしげなその顔に落書きしてやりたいと心底感じた。
「ほお、言うじゃねぇか」
仮面の下でトルコがにやりと笑う。
「まあ、きっとこんな感じです」
犬の仔のようにコロコロ転げまわって喧嘩した幼い日々。ふわふわの長い
髪に触れたくて引っ張って何度も顔をしかめさせた。
木陰で眠るその白い額に初めて密やかな口づけを落とした夏の昼。渡せな
かった小さな赤い花が握りしめた手の中で萎れていた。
子供じみた俺の悪態に、むきになって追いかけてくる姿も。仕方ないなあ
と吹き出して最後に笑う顔も。
戦に明け暮れた日々の中、大切に抱いてきたはずの思い出は、ぱちん、
ぱちんとまるでシャボンの消えるように、軽い音をたて壊れていく。その
あっけなさが酷く悔しい。
何度めかの吐精の後。抵抗する気力を失い、力なく横たわるハンガリーの
猿ぐつわを外した。
顔は涙でぐちゃぐちゃで、けれど綺麗に化粧したさっきよりも百万倍
可愛いと思った。
ガチリと重い音を響かせ撃鉄を起こす。
――さあ一緒にいこうかハンガリー。
虚ろだったハンガリーの目に再び恐怖と絶望が宿った。
銃口を突き付け不浄の肉で繋がりあったまま、青ざめて震える花嫁の唇に
俺は誓いの口づけを落とす。
――意地悪ばかりしてきてごめん。本当はガキの頃からずっと好きだった。
葛藤と辛苦の日々は終わる。死は優しく俺たちを結びつけてくれるだろう。
――すぐに行くから少し待ってな。愛してる。俺の花嫁。
生まれてはじめての愛の言葉を囁いて、引金をひいた。
* * *
葬送の鐘にも似た祝福の音が鳴り響く中、プロイセンはぼんやりと目を開く。
長い白昼夢を見ていたようだ。
6月の新緑につつまれた真っ白い教会。
式に参列する客たちが笑いさざめきながら徐々に集まってくる。
空は晴天。日差しはやわらかに心地よい風が吹く。
素晴らしい、絶好の挙式日和だ。
――ああハンガリー、今、迎えに行く。
小さく口元を歪め、彼はポケットの中の拳銃を握りしめた。
ああリロったはずが同時投下になってしまいました
首吊ってきます
申し訳ありません
おお、なんと病的。
兄ちゃん家の映画みたいでいいねぇ。
>>318 ヤンデレGJ!
そしてこっちも間に入ってしまって申し訳ない
もうちょっと時間をおいてからひとつ目から投下しなおしたほうがいいかな
321 :
318:2009/06/08(月) 01:08:27 ID:WTnrRThJ
>>320 いえいえ続き気になりすぎるのでどうぞ引き続き投下お願いします!
確認が足りず本当に申し訳ありませんでした!!
仕切り直しってことで
くだらないギャグですみません
*********************
オーストリア、プロイセン、トルコにギリシャと、ハンガリー何らかの形で関係してい
る四人が珍しくも一堂に会している。
オーストリアは眼鏡のブリッジを押し上げながら残りの三人に書類を渡した。
「まずはこの参考資料をご覧なさい」
ハンガリーさんを女の子に目覚めさせたのは誰なんだよ派閥チャート
├― オーストリアさんだよ派(ヘタリア的ハプス帝国同居説派)
| ├─ 52回以上フルボッコした相手に惚れるんだからそれなりのエピソードがあるはずだよ派(二重帝国成立へのフラグだよ派)
| | ├─ 貴族はパイタッチしなくても初めから気付いてたよ派(あんなんでも騎士だよ派)
| | └─ 実はパイタッチしちゃったんだよ派(プロイセンにだけ揉ませたりしないよ派)
| └─ 女だと指摘したのがトルコさんで女だと自覚させたのがオーストリアさんだよ派(トルコによる文化的影響力考慮型貴族派)
|
├― プロイセンだよ派(ひとり楽しすぎるよ派)
|
├― トルコさんだよ派(歴史的土洪希同居説派)
| ├─ 姐さんに温泉文化を教えたのはこの人だからだよ派(文化的考察派)
| ├─ 割礼文化があるからだよ派(イスラムの神秘派)
| └― オッサンと幼女に萌えるからだよ派(映画レオン派)
|
├― ギリシャだよ派(歴史的土洪希同居説派)
| ├─ 回数が世界一だからだよ派(性的なことはエロス大国に任せるよ派)
| ├─ 同居幼馴染萌えだよ派(アリストテレス派)
| └─ 紀元前に戻って本気を出したよ派(タイムトリップ派)
|
資料をひと睨みしたプロイセンが真っ先に声を上げる。
「おい、俺の派閥がひとつしかないじゃないか!」
「ひとり楽しすぎるのでしょう?」
さも当たり前かのように言われるとむかつく。さらにこいつから言われると余計にむか
つく。プロイセンは歯軋りしながらオーストリアを睨み付けた。そんなプロイセンをオー
ストリアは鼻で笑う。
「あなたは『幼馴染という心地よい関係を崩したくなくてなにも言わなかったら、いつの
間にか他の男に取られていた』というありがちな破局型幼馴染設定がお似合いです」
「てめぇ、この野郎、言いやがったな!」
くそこのリア充め、喧嘩弱いくせに口だけは達者だな。悔しい……でも自分でもなんだ
かそんな感じがするから強く言えないっ。喧嘩なら全戦全勝だというのにこの敗北感はな
んだろう。
「まあ、私はこの件に関しては大本命ですからね」
プロイセンはオーストリアの誇らしげなその顔に落書きしてやりたいと心底感じた。
「ほお、言うじゃねぇか」
仮面の下でトルコがにやりと笑う。
「まあ、きっとこんな感じです」
■ オーストリアさんだよ派(ヘタリア的ハプス帝国同居説派)
└─ 52回以上フルボッコした相手に惚れるんだからそれなりのエピソードがあるはずだよ派(二重帝国成立へのフラグだよ派)
└─ 貴族はパイタッチしなくても初めから気付いてたよ派(あんなんでも騎士だよ派)
迫りくるオスマントルコの軍勢。今まで何度も多勢に無勢の戦いを強いられ、何度とな
く追い払ってきたが、今回のトルコは一味違った。ハンガリーの焦りがオーストリアにも
伝わってくる。
トルコのけたたましい行軍にいてもたってもいられなくなったハンガリーは、剣を取ち
立ち上がった。オーストリアは今にも駆けだしそうなハンガリーを必死で掴んで訴えかけ
る。
「ハンガリー、もうすぐ準備が整いますから、私が援軍に行けるまで待っていてください
。ひとりであのトルコに立ち向かうなど無謀すぎます」
「うるせぇ! お前みたいなちんたらしてるやつを待ってられるか! 俺はもう行く!」
「無理をしてはいけません。だってあなたは、本当は……」
ハンガリーはオーストリアを振り切って激しく怒号の飛び交う戦場へ姿を消してしまう
。伝えなければならないことがある。しかしその言葉がハンガリーの耳に届くことはなか
った。
「オーストリア」
背後から声がかかる。時の上司、カール五世だった。
「待たせましたね、さて行きましょうか。あの子を助けたいのでしょう?」
「……っはい」
幼い体に不釣り合いな重い剣を携え、オーストリアは静かにうなずいてハンガリーを追
った。
剣戟の音に溢れる戦場のさなか、オーストリアはついにハンガリーを見つける。ハンガ
リーは無謀にもトルコと一対一で対峙していた。幼く小さな体のハンガリーと、妖しい仮
面に顔を隠した巨漢のトルコでは勝負にもならない。飛びかかったはいいものの、案の定
一振りで吹き飛ばされたハンガリーの身体が激しく地面に叩き付けられた。
「よお、坊主。これで終いだな」
「この野郎……!」
地に伏しながらも吠えるハンガリー。半月刀を掲げるトルコ。
振り下ろされる白刃は、しかしハンガリーには届かなかった。
「そこまでですよ、このお馬鹿さんが!」
オーストリアはハンガリーの前に立ち、トルコの刀を受け止めた。
「お、お前、何で来たんだよ、よわっちいくせに!」
傷だらけのハンガリーがなおも立ち上がろうとしている。オーストリアはその手を取っ
て、
「女性を守るのは、騎士の務めですからね」
ハンガリーは目を丸めた。
「はぁ!? 女って……。お、俺はっ!」
声を荒げるハンガリーの手に手を重ね、オーストリアは宣言する。
「ハンガリー、私があなたを守ります」
混乱とわけのわからない羞恥に顔を赤く染めたハンガリーを背後に庇い、オーストリア
はトルコへ向かっていった。
「……とまあ、こんな感じですね」
得意げなオーストリアにトルコが声をあげて笑う。
「おい、お坊ちゃん。オチがまだだぜ。その素敵なおじさまに立ち向かったはいいものの
、逆にぼっこぼこにやられてもちろんハンガリーを守れるわけもなく、ウィーンに籠って
ビクブルしながらピアノ弾いてましたってなぁ!」
「ぐぬううううううううう」
哄笑するトルコに歯ぎしりするオーストリア。
その様子に気を良くしたプロイセンは、
「いいぞ、オッサン! もっと言ってやれ!」
とかなんとか煽りたてた。
一人娘のような存在のハンガリーを取られたような形のトルコと、もはや理由は言うま
でもないプロイセンがオーストリアに口撃をたたみかけようというところで、ギリシャが
ぼそりとつぶやいた。
「オーストリアにしろプロイセンにしろ、そもそもゲルマン系の性癖とハンガリーは絶対
に合わないと思う。俺もそうだけど、回数は多くても内容は普通だから」
仮面の下でトルコが眉をひそめる。
「おい、ギリシャ。どういうことでぃ」
「トルコは知らなかったのか。こいつら、すごいSM好きだ……」
トルコの中で何かがぶちぎれた。会議室の長机をちゃぶ台のようにひっくり返す。
「おいこら、坊主どもォ! 俺の娘に普段なんてことやってるんでぇ! 正直に話やがら
ねぇと第三次ウィーン包囲やってやるからな!」
「イタリアから聞いた……。ドSで家にすごい本とかDVDとか、いっぱいあるらしい」
さらにギリシャが投下した爆弾に、トルコは長年封印していた半月刀を取り出した。
「Sap?k!(サプック/変態!) Defol!(デフォル/消え失せろ!) もう許しちゃおか
ねーぞ……!」
まるでスレイマン一世が降臨したオスマン時代のような闘志を漂わせるトルコにオース
トリアとプロイセンは一歩たじろぎ、ちょっと待てと二人でトルコを制止する。
「そのイタリアが言ったドSは俺の弟だ」
「そうですよ。確かにSMは大好きですが、女性に屈辱を与えて快楽を得るような性癖は持
ち合わせていません」
トルコがほっとしたのもつかの間、
「むしろ縛られて吊るされて鞭で打たれることに快感を得ますね」
「侮蔑の目で見下されながらあそこを思い切り踏まれると興奮するよな」
「羞恥に顔を染めながらおっかなびっくりに蝋燭を垂らしたり、精一杯の罵り言葉をぶつ
けられると、もう他のことはどうでもよくなってしまいます」
「そうそう、なんも痛いことなんかしてねーよ」
むしろその逆だ。トルコとギリシャはドン引きした。
「ダメだこいつら……早くなんとかしないと」
「ハンガリー、戻ってこい、ハンガリー……!」
民族による性文化の違いはかくも恐ろしいものだ。
「ええい! 認めねぇ、絶対におめぇらがきっかけだなんて認めねぇぞ! 文化的に言っ
たら俺のほうが可能性たけぇんだからな!」
>>318 病んでていいなぁ
この後察したドイツあたりにボコボコにされて正気に戻るといい
>>320 時間などおかなくていい!プロイセンのような速度で投下するんだ!
■ トルコさんだよ派(歴史的土洪希同居説派)
└― オッサンと幼女に萌えるからだよ派(映画レオン派)
戦いに敗北し、トルコの家に連れられたハンガリー。ハンガリーにとって異教の地は居
心地が悪く、針のむしろに座る思いだ。
トルコが用意した風呂に入り、オスマン風のチュニックに着換えさせられたハンガリー
は、ハレムに囲まれた彼の寝所に向かった。
「なあ、トルコ」
「おう、なんでぃ」
トルコは手を払ってハレムを退席させる。誰もいなくなったのを確認してから、ハンガ
リーは一歩トルコに近づいた。
「さっき風呂に入ってきた」
「そうか」
「……なあ、トルコ。お前、マジャールとも知り合いだったんだろ」
確かにその通りだった。まだハンガリーが国ではなく遊牧騎馬民族の集合体で、今より
ももっと幼かったころの話だ。その時、彼らを率いていたのはマジャールというどこかア
ジアの空気を漂わせた豪快な男で、若かりし頃にトルコも彼とつるんでいた時期がある。
顔を俯かせたハンガリーの小さな体を抱えて、寝台に寄りかかりながら腹の上に乗せた
。抵抗されるかと思っていたが、ハンガリーは意外なほどに素直だった。
「あのオヤジがどうしたってんでぇ」
トルコはその大きな手をハンガリーの頬に添える。小さな顔はその手にすっぽり包まれ
てしまいそうだ。
「マジャールは俺に戦うことを教えてくれた。強くねーとダメだって。誰から狙われても
対抗できる力を持ってねーとダメだって。俺は、男なんだからって」
「……そうか。そうだったな」
「なのにお前なんかに負けちまった」
「これからは俺がうまいもん食わしてやらぁ」
「お前に負ける前からなんとなくわかってきたんだ。だんだん歳とっていくうちにあの坊
ちゃん相手にも力負けするようになってきちまったし、身体は丸っこくなってきちまった
し。……胸は腫れていてーし」
ハンガリーは顔を歪めてうっすら涙を浮かべた。情けない顔をしている自覚はある。そ
んなものを見せたくなくて、ハンガリーはトルコの胸に顔を埋めた。トルコはそんなハン
ガリーの頭を撫でる。
「マジャールを責めてやるなよ。あいつぁ、おめーが周りの野郎どもに狙われることを心
配してやがった。どうすりゃいいか悩んだ結果が、男として育てるってことだったんでぃ
」
あいつも極端すぎるよなぁ。トルコは努めて明るくカラカラと笑う。
「……トルコ。はっきり言ってくれ。俺は男なのか?」
今にも泣きじゃくりそうな震えるその声に、トルコはいつにもなく真剣な顔になる。
「お前は女だ」
そしてその幼い体をぎゅっと抱きしめた。
「……とまあ、おじさんにかかったらこんなもんよ!」
風呂文化の伝来、イスラム特有の割礼文化、ハンガリーの国花のひとつのチューリップ
や食文化の代表であるパプリカを送り、考察によると遊牧民族的な意味でおそらくマジャ
ールとも面識のあるという、あまりにもフラグを立てている仮面の男はもはや自分が勝者
だと確信していた。いったい何の争いなのかは本人たちにしかわからない。
オーストリアとプロイセンが歯ぎしりし、ギリシャがハッと鼻で笑う。
「トルコ、オチがまだだ。この話はやんちゃなハンガリーを御しきれず、事あるごとに構
っているうちに力が低下し、結果衰退の道をたどってしまうっていう、オチ」
形勢は逆転した。
「女性ひとりを御しきれないのであってはあなたがきっかけという選択肢も消えましたね
」
「なんだよオッサン、情けねぇな。オスマンが聞いて呆れるぜ」
「ざまあwwwwwwトルコ氏ねwwwwwwwww」
「おい、ギリシャ。てめぇ、どっちの味方でぃ!」
「ん、トルコの敵」
「だろーなー!」
先ほどトルコがちゃぶ台返しの要領で会議用の長机をひっくり返したためにいろいろな
ものが散乱している室内で、四人は火花を散らしながら仁王立ちしていた。
「というか、こういう座談会的なものはにこやかに話を進めるものでしょう。なぜこうも
ピリピリしなければならないのです」
「あったりめぇだ、バーローめ。昔ドンパチしあった連中揃えてニコニコ笑いながら話が
できるかってんだ。そろそろ俺をEUに加えてくれ」
「ん、それはない」
「無理ですね」
「俺にはその手の発言権すらねーからな。弟に言え」
数分前の威勢はどこへやら、トルコは部屋の隅で項垂れる。
「やっぱり俺しか可能性はないと思う」
今度は自分のターンだと言わんばかりにギリシャは続けた。
■ ギリシャだよ派(歴史的土洪希同居説派)
└─ 紀元前に戻って本気を出したよ派(タイムトリップ派)
「……おい、何やってんだ」
ハンガリーはなにやら布に包まれたギリシャを見つけて声をかけた。最近トルコの屋敷
で一緒に暮らすようになったギリシャだが、ハンガリーはまだ彼がいったい何者なのか測
りかねている。歳は自分と同じか少し年上くらいだが、のんびりでぼうっとしていること
が多く、何を考えているのかわからないのだ。
「ん、タイム風呂敷に包まれてる」
「タイム風呂敷ぃ?」
「そう。古代ギリシャの神ドラ・エモンヌスによる発明品」
「わけわかんねぇ……」
そうこうしている間にチーンという音が鳴り、ギリシャはばさりと風呂敷をはためかせ
それを身体から剥いだ。しかしその風呂敷の中から現れたのはギリシャ彫刻を思い起こさ
せる肉体美の美男子。大事なところもなにもかも丸出した。その足元にギリシャが着てい
た子供用のチュニックが落ちている。
「…………」
ハンガリーは言葉が出ない。当たり前だ。いきなり肉体年齢二十歳前後くらいの青年が
真っ裸で目の前に現れたのだ。
「びっくりさせてすまない。俺はギリシャだ。ちょっと紀元前まで戻って本気出してみ」
「はいはいはい! ちょっとお待ちなさい!」
「ねーよ、これはねーよ!」
「古代ギリシャの神ドラ・エモンヌスっていったいなにもんでぇ!」
「よりにもよってなぜ紀元前に戻って本気を出したよ派(タイムトリップ派)を選択する
のですか!」
「ん、重要なのは意外性だってソクラテスが言っていたような気がする」
「ソクラテスはそんなこと言いません」
「アポロンによる神託だったかもしれない。デルポイの神託は確実だ」
神様だったら仕方がない。もはやツッコミは諦めた。
延々と妄想をぶつけあった四人はすでに疲労していた。
「ああだこうだ言っても仕方ありません。もう誰がきっかけであるのかは静かに審判の時
を待ちましょう」
「ん、じゃあ、帰って寝る」
「おう、じゃあな、坊主ども。俺の娘になんかしたらただじゃおかねぇからな」
オーストリア、ギリシャ、トルコが退室していった会議場の中、プロイセンはひとり佇
む。初っ端に真っ向から可能性を否定されたことを引きずっているのだ。
「ちぇっ、なんだよ。俺だって幼馴染で胸まで揉んだんだぞ、このヤロー。……ん? な
んだ、これって裏面まであるのか」
そういえばおかしなところでチャートの線が途切れている。プロイセンは資料を裏返し
た。
├― 姐さん本人だよ派(自分で自覚したよ派)
| ├─ プロイセンに胸を揉まれたときに実は気付いたんだよ派(プロイセンがフラグを立てないなら代わりに姐さんが立てるよ派)
| ├─ やっぱり普通自分で気付くよ派(経年成熟派)
| └─ 趣味の本を読んでたら気付いたよ派(メッカだよ派)
|
「趣味の本? あいつの趣味ってなんだ。あの男女のことだから格闘技とかレスリングか
何かか。まあ、そりゃそういう本読めば身体の構造の違いは自覚するよな。経年成熟派っ
て夢がねぇな。それから……」
■ 姐さん本人だよ派(自分で自覚したよ派)
└─ プロイセンに胸を揉まれたときに実は気付いたんだよ派(プロイセンがフラグを立てないなら代わりに姐さんが立てるよ派)
プロイセンにポロリと弱音を吐いた城門の前で、ハンガリーはひとり佇んでいた。
顔を伏せてぐっと胸のあたりを掴む。マジャールの言葉を鵜呑みにしていたが、なんと
なく気付いてはいた。あの時プロイセンに胸を触られた際、彼のその表情からそのことを
確信した。
「ああ、俺ってやっぱり女なのか」
肩をすくめて苦笑いしながらその場に座り込む。空に流れる雲を見上げながら、背後か
ら伝わってくる気配に声をかける。
「おい、隠れてないで出てこいよ」
居心地悪そうにしていたプロイセンがハンガリーの隣に腰掛けた。
「聞いてたろ、さっきの。それにお前もあの時気付いたんだろ」
あっけらかんというハンガリーに、プロイセンはかける言葉が見つからない。ハンガリ
ーは続けた。
「もうお前と遠乗りするのも無理かな。女が剣持って戦場走りまわるのも変だよな。こん
な鎖鎧なんか着てちゃダメなんだよな。言葉遣いだって」
「そんなこと!」
反射的に声を荒げたプロイセンだが、すぐに消沈してしまう。ハンガリーは無言でプロ
イセンを促した。
「……そんなこと、ねぇよ。今まで通りでいいだろ。お前がスカートはいてるところなん
て想像できねぇよ。馬に乗って剣振りまわす女だっていいじゃねーか」
だから、今まで通り俺と一緒に。
ハンガリーは笑った。晴れやかな笑顔とは言えない、どこか寂しそうな顔だった。
「そっか。そうだな。今まで通りでいいよな」
二人の間に風が吹く。ハンガリーはふいと視線を泳がせて、
「ああ、胸が痛くて仕方ねぇや」
そうつぶやいた声は少しだけ震えていた。
「……なんてな。って、あれ? 自分の妄想なのに自分でフラグへし折ってねぇ? まあ
、いいか。……ん? まだなんかあるな。付箋で隠してある。ええっと、最後の派閥は…
…」
└─ 実は俺だよ派(ハンガリーさんは俺の嫁派)
おしまい
以上です
なんかいろいろとすみませんでした
書いててなんだか土洪に目覚めてしまいそうな気がしたが
紀元前になって本気を出すギリシャも書いてみたくなったんだぜ
GJ!
面白い趣向!!
色々味わえて良かったです!
すいませんリロってなかった・・・・
>>330 GJでした。邪魔してごめんなさいorz
>>318 なんというこの世からの卒業……
賛否両論ありそうだが面白かった
ゲルマン系はプッツンした後の行動すごいよね
>>330 今まで幼女属性はなかったのに完全に目覚めてしまったではないかどうしてくれる
ぐ……ぐっじょぶなんて思ってないんだからね!
いやいや、どっちも大層面白かったです。
おっさん幼女よりも紀元前青年のほうが犯罪の匂いがするのなんでだw
才能あるな
>>330 これだけ話を思いつくのが凄いわ。
面白かった。
GJ
>>330 GJでした
ところでスレチ承知で聞くが
本家未登場キャラ×登場キャラの萌えはどこで排出すればいいんだろうか
したらばかな?
未登場の判断が難しいが……
男女判明、見た目もある程度判明してるキャラならばこのスレでいいと思う。
ベルギーさんとかベトナムさんや台湾ちゃんはすでにこのスレでは活躍中だし。
>>339 性格は分かってるけど見た目未登場なキプロスとかはどうなんだろう
ハンガリー祭GJ!
トルコさん好きにはたまりませんのぅ。
ギリシャが絡むとなぜ微妙に犯罪の匂いがするの?
ヤンデレプーが恰好いい。
おおっと忘れてた
>>330 GJ!本当にギリシャ何でそれを選んだんだw
>>330 ざまぁwwwwでガチ吹いた GJ!
土洪も希洪も待ってる
本気出した青年ギリシャとちびがりーさんがすごく見たいです(*´Д`)ハァハァ
・・・犯罪だな
>>339 そうかー
じゃあ、見た目も性格も、そもそも擬人化される予定もわからない国とか地域・団体はオリキャラ扱いかな
>ドラ・エモンヌス
猫型ですね、わかります
>>345 オリキャラは脇なら時々出てくるけどね
メインで国となるとまだいないな
一応モブはおkだけど
結婚記念日お祝い第二段。
>>282の『結婚狂走曲』の続編。
オーストリア×ハンガリーいちゃいちゃ編です。
とりあえずいちゃいちゃです。説明はそれだけでいいかもしれません。
NGは『結婚組曲』でよろしくです。
純白のドレスが舞う。
照れ笑いを浮かべるハンガリーに、手を差し伸べる。
「やはり美しいですね。我が妻よ」
「ちょっと照れますね。なんだか」
オーストリアの手をとり、胸に飛び込む。暖かな腕に包まれ、目をつぶった。
初めて包容してもらったのはいつだったか。
幼い頃は敵対する相手でしかなかったのに。
今では誰よりも大切な存在となっている。
懐かしい記憶が蘇る。
剣を振り回していた自分。
やんちゃして、彼と戦って。でも、嫌われてなくて。
それがうれしくて、いつもくってかかっていた。
不意に思い出した。幼い頃、自分が行った仕打ちを。
「そういえば、お尻の傷跡、治りました?」
途端に、彼の顔が赤らむのがわかった。
「あ、え、な、治りましたよ!」
「あ〜慌ててるということは、まだ治ってないって事ですね?」
「……あの時の事は忘れなさい」
「嫌です。あの時から、好きだったんですもの」
顔をあげ、舌を出す姿が愛おしいくて。
頬に口づけを一つ。
「全く相変わらず可愛らしい人ですね」
今度は額に唇を落とす。
「愛してますよ。何百年前から。そして、何百年後、何千年後も愛してます」
唇を合わせる。
最初は軽く。次は長く。
「私も大好きです。愛してます。すごく大好きです」
「わかってますよ」
愛の囁きに答えてくれる彼女の唇を塞ぐ。
柔らかな唇が気持ちいい。
舌を絡めれば、しっかりと応えてくれる。
先ほど飲んだワインの味が、口の中にほんのり残っている。
もう少し味わいたいが、口の中だけでは物足りない。
「……いいですか?」
同意を得ようと、顔を見つめながら問う。
くすくすと笑いをこぼす彼女が可愛らしくて、もう一度頬にキス。
「いやだなんていうと思いますか?
……沢山愛してください」
その言葉で、彼はもう一度、体を強く抱きしめる。
そのまま、体を持ち上げ、ベッドへと運ぶ。
日本が用意してくれた部屋にある天蓋つきのベッド。まるで姫と王子のようで。
白いシーツの上に優しくおろすと、首筋にキス。
赤く残った印を確認し、唇を下におろしていく。
白いドレスから覗く豊かな胸元。
改めて見ると、結構露出が多い事に気がつき、彼は複雑な表情になった。
こんな美しい肌を、他の男の目にさらしてしまっていたのか。
「オーストリアさん、顔が少し怖いです……ひゃっ」
音を立て、胸元にしゃぶりつく。何度も何度も吸い付き、赤い痕を点々と残していく。
「これでこの肌は私のものです」
征服欲の強さが頭を現す。
唇を合わせながら、ドレスの胸元をずらし、ビスチェの紐を解いた。
形の良い胸がこぼれる。
手で包み込むとぴったりと収まる。まるで真珠を守る貝のように。
指の間に胸の頂を挟むと、手のひら全体で揉みしだいた。
柔らかな胸が、彼の動きに合わせ、形を変えていく。
波のように襲い来る刺激に、頂は固さを増していった。
口に含み、舌先で転がす。女性特有の甘い香りに、次第に興奮が高まっていった。
彼の背中に回る腕が強くなる。
「あの…ふぁ…私、オーストリアさんと素肌…重ねたいです」
頬を赤らめ呟く姿が愛おしい。
燕尾服のボタンを外す間も、彼女から離れようとしない。片手でボタンを外し、片手は胸に触れ続ける。
白の蝶ネクタイを解き、自らの前をはだける。
筋肉質ではないが、程よく筋肉のついた引き締まった肉体。
自分より際立つ肌の白さに、彼女は両手で胸を隠す。
「何で隠すんですか? こんな綺麗なのに」
両手を上に上げさせ、肌に唇を落とした。
「あ……だって、オーストリアさんの方が肌が綺麗で……くぅ……ん、恥ずか…しいです」
「貴女の方が綺麗です。この傷痕も、この傷痕も好きですよ。貴女が頑張ってくれた証ですから」
微かに残る傷跡を指でなぞり、唇で赤い印を刻む。
そして肌と肌を合わせるよう、抱き合い……
「……なんか幸せです」
「私も幸せですよ。貴女がこうして傍にいてくれる。なんて幸せ者なんでしょうね」
重なる肌から、お互いの鼓動を感じられる。
静かに抱き合える時間があるだなんて、思いもしなかった。
争いの中、いつ離れてしまうかと不安が襲い、ただお互いに繋がる事でしか愛を確認できなかった。
今は争うこともない。
こうしてゆっくりと肌のぬくもりを味わうことができる。
「……このまま、寝てしまいそうですよ。幸せすぎて」
目をつぶり、一呼吸。そのまま寝てしまえば、良い夢が見られるだろう。
「ダメです。今日は愛してください。たくさんたくさん愛してください。
いっぱいいっぱい私の中に入れてください」
可愛らしいおねだりに、彼の身体を熱が駆け巡った。
「言っておきますけれど、もう止められませんよ」
「止まらなくていいです」
今度は彼女から唇を合わせてきた。
唇を重ねたまま、ドレスのスカートをたくし上げる。
滑らかな足を指で撫でれば、ぴくりと反応を見せる彼女。
フレアパンツの隙間から手を入れれば、すでにしっとりと濡れている下着。
もう下着の意味はないだろう。
腰をうかせ、二枚の下着を脱がせる。
白いドレスの中で、鮮やかな色を見せる淫唇がひくひくと何かを求める。
「ああ、もう私を受け入れる準備はできているみたいですね」
指を差し入れれば、滴る銀色の蜜が指に絡みつく。
肉芽を軽く触れれば、さらに蜜があふれ出てくる。
涙を浮かべ、彼を見上げる彼女にもう一度唇を重ね
「入れますよ」
その言葉だけで、彼女の中へと欲望を進入させた。
抵抗するような肉厚の壁。押し込むほどに、彼を求め、締め付けてくる。
「あ……あぁ…熱い…です」
もう慣れても良いはずなのに、彼女の中に進入するたび、新たな感触に身が震える。
まるで、良い音楽に触れたときのように。
いや、彼女自体が良い楽器なのだろうか。
彼の弓を引けば、彼女の弦が抜かせぬよう締め付け、甘い声を上げる。
飽きぬ声。肌を重ねるたびに、新たな曲を作り出してくれる。
「良い声です。もっともっと聞かせてください」
嬌艶な声は快楽の協奏曲を奏であげ、打ち付ける肌が熱さを増していく。
襲いくる感覚が彼女の身体を走り……
「あ……オーストリアさ…ん、オーストリアさん!!」
「ハンガリー! ハンガリー! ハンガリー!」
お互いの名前を呼び、強く強く身体を抱き寄せ。
――二人は愛を再確認したのだった――
少しだけ重い身体。頭の芯が蕩けているように感じるか、この時間が好きだった。
彼がしっかりと抱きしめてくれるから。
優しく髪を梳いてくれ、頬にキスをしてくれる。
まどろみのこの時が永遠に続けばいいと思う。
しかし……同時に子宮がうずく。まだ足りないと。もっと彼を味わいたいと。
「オーストリアさん……へへっ」
彼女から口付けを一つ。横たわっている彼の弓を手で優しくさわり、時には強くもみ、口に含み。
「もう一度、やりましょ。ねっ」
元気にそそり立った弓を体内へと導くと、彼女は彼の上で腰を振る。
可愛らしい女性が、淫魔のように踊り狂う姿はひどく淫靡で。
そして、二人だけの饗宴の宴が再び始まる……
何度、イったかわからない。
何度、精をだしたかわからない。
少しだけまどろみ、目覚めれば再び身体を求め続ける。
それが何度繰り返されたか。
何度目かの絶頂を迎えたころ、彼女の耳にさわやかな小鳥の声が聞こえた。
窓をみれば、すでに日がさしていた。時計を見れば、すでに日が高くなっている時間である。
彼の腕にだかれ、ぼんやりと考える。
――えーと……今日は……結婚式が終わって……
そういえば、『折角だから二日間続けてやる』って言われて、それで――
やっと大切な事を思い出し、すーっと血の気がひいた。
「オーストリアさん! 大変です!」
顔を上げた途端、彼のあごにクリーンヒットし、涙目になっていたが、そんな事気にしている暇はない。
「大変って……なんですか?」
「大変です! 今日も披露宴をやるっていわれて、ドレス着てきてくださいって言われて!!」
恐る恐るドレスを見てみる。
精液や愛液にまみれ、所々破けていたりもした。途中で鞭やら縄やらいけない玩具を使ったせいだろうか。
破けぐらいならば、繕えばどうにかなったかもしれない。内職は得意だ。
だが……この精液や愛液の香りは隠す事はできないだろう。もし、洗ったとしても取れやしないほど、大量なのだから。
それも問題だっが、時計が指していた時間。
披露宴の開始時間の30分前なのである。
「あーもう時間もない! せめてシャワーだけでも!!」
ベッドから抜け出し、シャワールームに向かおうとしたが、足腰に力が入らず、へたり込んでしまった。
それは仕方がないことだろう。十数時間耐久セックスに挑んでいたのだから。
彼も同じだっただろうが、震える膝をどうにか押さえつけ、彼女を抱き起こす。
そして、いわゆるお姫様抱っこでシャワールームへと向かった。
熱いシャワーが心地よい。
後ろから抱きしめてくれる彼の腕も気持ちよい。
混乱していた頭がやっと冷静になった気がした。
「少しぐらいならば遅れてもいいですよね」
「当たり前じゃないですか。誰のための式だと思っているんです?」
おでこに当たる唇。彼の顔が近づき、唇を重ね……
その間にも、彼の手は豊かな胸を優しく揉み続ける。
身体が火照っていくのは、熱いシャワーだけのせいではないだろう。
股の間に入ってくる足の刺激に、熱い蜜が再び溢れ、
「遅れるんでしたら、もう一回いいですよね」
耳元でささやいてくる彼の言葉に、身体は逆らう事などできず。
甘い声をあげ、再び繋がったのだった。
「ま、まずいですよ!!」
浴室での一戦……いや、数戦後、火照る身体を冷まそうと、寝室へと来た途端、時計が目に入る。
披露宴の集合時間はとうに過ぎていた。朝の約束だったはずなのにもう昼に近い。
身体はすっきりとしたが、ドレスの惨状は代わらず。
これでは着ていくものがない。
というか、部屋には本当に着るものすらなかった。
着替えは持ってこなかったのだから。
あるのは、せいぜいおいてあったバスローブぐらいだろうか。
混乱する二人。
その時、誰かが部屋のドアをノックする音が聞こえた。
ハンガリーにシーツをかけ、自らもバスローブをひっかけると、急ぎ足でドアへと向かった。
スコープを覗いてみるが、誰もいない。
悪戯かと思い、とって返そうとした時だった。
再びノック音。
「誰ですか」
イラつきながらも、ドアをそっと開けてみると、やはり誰もいない。
「悪戯ですね」
ため息をつき、ドアをしめようとしたところで、
「ひゃん!」
小さな犬の鳴き声。
足元に視線を下ろす。
そこには二匹の小さな白い犬、後ろに佇む大柄な犬が三匹。
ぬいぐるみのような白クマ。そして小鳥。
そして一瞬だけ、少し頬を赤らめた着物姿の黒髪の少女と、自分の頭の周りを飛び交う羽のはえた妖精が見えた気がした。
「えっと、ぽち君さんと花たまごさんと……ドイツの家の犬とクマ二郎さん、そしてピエールでしたよね」
名前を呼ばれ、犬はそれぞれ、元気に返事を。クマ二郎は片手をあげ、挨拶。鳥は首を傾けて見せた。
その声にバスローブを羽織ったハンガリーが顔をのぞかせ、途端に目を輝かせる。
「きゃぁ〜ぽちちゃんじゃない。花たまごちゃんも来てくれたのね。
アスターちゃん、ブラッキーちゃん、ベルリッツちゃんも。よくきてくれたわね。
もう、クマ二郎ちゃんとピエールちゃんまで! ああもう嬉しいわ」
テンション高く可愛らしい動物達を抱きしめる。
その時、不意に頬や手に暖かい感触があったような気がして、回りを見回す。
微かにきらめく何かを見つけ、頬を緩めた。
そして、再び、犬やクマの毛皮の感触に酔いしれる。
少しだけ不機嫌な表情を見せる彼。犬にすら嫉妬しているようだ。
ひとしきり、犬を撫でると、我に返ったのか、首を傾げてみる。
「で、どうしたの?何かご用事?……あら」
アスターと分ラッキーが紐をくわえ、引っ張る。紐の先には大きな箱。箱の前でちょこんとお座りし、一鳴き。
早くあけろとせかすように。
「これは……わぁ……」
開けてみると、中には白いドレスが一式。昨日着ていたウェディングドレスによく似ている。
「これは一体……」
首をかしげる二人に、ベルリッツがクマ二郎を背を鼻先で押した。
クマ二郎は首をかしげ、ピエールがぱたぱたと舞い降りる。
クマ二郎がかぶっているシルクハットの中に入り込むと、なにやら白い紙を取り出し、ハンガリーに渡した。
可愛らしい紙にかれた文を流し読みし……頬を赤らめる。
「え、な、何がかかれていたんですか?」
首を傾げる彼に、無言で手紙を差し出す。
そこには丁重な文字でこう書いてあった。
『昨晩はお疲れ様です。この時間ならばもうひと段落ついていますよね。
どうせドレスは使い物にならないでしょうから、新しいドレスをお送りいたします。
前のと同じ雰囲気のドレスです。女性陣には、一応二着作っていただけるよう頼んでおいたんですよ。
今回は首元まで隠れたドレスなので、安心してください。
これを身に付けて、お昼ぐらいに……は絶対に無理でしょうから、午後のパーティーには御出席ください』
この空気も展開も読み切る人物は一人しかいない。
「日本……」
彼はそれだけ呟くと、彼女と同じように顔を赤らめ、膝を落としたのだった。
主役達はいなくても、宴会はすでに盛り上がっていた。
用意された酒は、すでにほとんど空になっており、すでにできあがっているものもいる。
笑顔の飛び交う中、一人だけ浮かない顔をみせるものもいた。
「ああ、ぽち君はちゃんとお使いできたでしょうか。
やはりここは伝統的にカメラをもって後ろからついていくべきでしたか。
それとも、衛星でぽち君の行方を」
「少しは落ち着け」
珍しく取り乱している日本に、ドイツが真顔でつっこみをいれた。
その様子をけらけらと笑いながら、フランスがワインを傾ける。
「お兄さんの愛鳥ピエールがいるから大丈夫さ。
あいつがいて、迷子になんてなりようがない」
「そうだね。クマ太郎さんもい……」
「しっかりものの花たまごもいるしな。それに俺の犬三匹もついてる。大丈夫だろ」
カナダの言葉和さえぎり、ドイツが話しはじめた。無言で頷くスウェーデン。
それに気をよしたのか、愛犬の特徴やらを語り始めようとしたところで、
タイミングよくイギリスがドイツのグラスにビールを注いだ。
冷えたビールをつがれたら、飲まなければビールに失礼というものだろう。
ドイツは機嫌よくビールを飲み……
予想通りの行動に、イギリスの頬が緩む。
イギリスも自分のグラスに酒を注ぎ
「ま、他の動物はともかく、俺の妖精たちや……座敷童子もついてるんだから大丈夫だろ」
「座敷童子って……」
日本が何かを問おうとし……酒の匂いを漂わせたセーシェルによって中断させられた。
「相変わらず見えないお友達だけで楽しそうですね。眉毛。
私んとこのカジキマグロちゃんだって可愛いのに。
一緒にお使いさせたかったのに」
笑っていたかと思うと、すぐに涙を瞳にためはじめた。
さりげなくフランスが肩を抱き寄せようとすれば、素早いカジキマグロアタックでフランスを地面に沈める。
「さすがにカジキマグロは陸上ではお使い無理だろ」
イギリスのつっこみに、セーシェルの目が据わった。
「運んでもらえばいいじゃないですか!
シナティさん……はちょっと遠慮しておくとして」
中国が不満そうな顔を見せるが、さらりと流し、
「じゃ、俺のポニーがいいんじゃね?
理由言うんだったら、その1、可愛いし、その2可愛いし、その3以下全部可愛いしー」
「カジキマグロがピンクに塗られそうだから、遠慮するです。えーと」
辺りを見回し、一匹の鳥が目に入った。
「あ、アイスランドさんのあの鳥に運んでもらえばいいじゃないですか」
皆が視線をうつせば、アイスランドの横で鳥がまん丸な目をし、首をかしげた。
「何期待してるの? 帰りにこいつに食べられていなくなっててもいいんだったら運ぶけど?」
さらりと残酷な事を言うアイスランドに、一同は乾いた笑みを浮かべ、
「それならば、俺の友達のトニーに運んでもらえばよかったのに」
空気なんか読む気がないアメリカの提案に、リトアニアが神妙な面持ちで首を横に振った。
「さすがにトニーは知らない人が見たら驚きますって。
俺だってくじらさんをお使いさせたかったんですが、さすがにくじらさんが入れる家はありませんから、諦めたんです」
「そうだよ。僕だって冬将軍のお使いみたかったなー」
いつの間にかリトアニアの後ろにたたずんでいたロシアがにっこりと微笑んだ。
『いや、さすがにそれは勘弁してください。本当に』
一同の声がはもる。思わず顔を見合わせ……和やかな笑いが会場に響き渡り……
「ごめんなさい!! お待たせしました」
可愛らしい動物達に率いられ、新郎と新婦が登場する。
そして、二次会ならぬ、二日目の披露宴の幕は開かれたのだった。
以上。
前後編あわせて、本当の意味でのオールキャラ目指すのに命かけた気がします。
エロはなんかそのおまけになりつつあったよーな。
名前あるキャラは実在した人物意外はとりあえず出せたかな?
マスコットキャラもだせたし、個人的にはかなり満足。
ちなみに、何回戦やったかは、ご想像にお任せします。
>356
おおおGJ!
クマ次郎さんが喋らないのは空気読んだのか
乙でした!
>>356 全キャラどころか全ペットまで総出演www
前半エロいし後半賑やかだし良いよ良いよ〜w
乙でした!
>>282-286 に、モーレツに悶えて絵を描いていたら、続きktkr
まさかのウエディングドレスプレイのシンクロに嬉しくなって
保管庫に置いてきた。
どエロ注意なので、エロスにくらくらしたら
>>359のマンガでほのぼのして欲しい。
職人の
>>347-355も、GJでした!
動物まで楽しんでいるオールキャラ総出演ぶりに、こっちまで和んだよ
前半でグッジョブ!してたベラや、空気読みまくりな日本も良かった!
まさかの絵師降臨2連続!!!
>>359 あなたの描く墺洪が好きだ
追加分も楽しみにしてる
>>360 仕事早い!
ハンガリーさん可愛いよハンガリーさん
絵も話もGJ!
動物さんたちに癒された…
甘甘に癒された…
ありがとう!
帰ってきたらたくさんきてた
一日の疲れもこれで癒される
職人さん、絵師方、ありがとうおやすみなさい
364 :
359:2009/06/09(火) 11:16:47 ID:ovBdccF5
>>361 そんな風に言ってもらえると嬉しいじゃないか! ありがとう、やる気出た
ええと、ヨーロッパの結婚文化紹介サイトのハンガリー項に
「披露宴は夜中の0時を回るまで行われる。
0時を回るとお嫁さんは純白のドレスから赤色のドレスに色直しをする。
これは0時を回るということは昨日までは、結婚式の花嫁であって、
日付が変わる今日からは花嫁ではなく奥様になるということを意味する。」
という文章を見つけたので、そんなシチュで絵を
ttp://red.ribbon.to/~himaparody/ss/wiki.cgi?page=ilkekkon02 こんな時間になっちゃいましたが、本人たちの家ではいま深夜4時をまわったとこですかね
…それでも大分あれな時間ですねw
ほんとはエロマンガを描きたいなあと思ってるんだけど……
うん、さすがにすぐにはできないので、気長に待ってみてください
>>364 うおああぁああgjgjgjgj!!!!!!!
ドレス姿のハンガリーさん可愛いよ!貴族の手になりたい
漫画も全裸で期待して待ってる
あなたの絵本当に好きです大好きです!!!!
366 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 15:32:35 ID:oipnTc6g
職人さんも絵師さんもみんな凄すぎ、GJ!!そしてお疲れ様!!
ヘタリア大好きなのがびしびし伝わってくるんだぜ!!!
めちゃくちゃ勇気もらったよ、堪らなく甘い夫婦が書きたくなってきたので
すぐに家帰ってヨーロッパピクニック20周年記念書いてくる!!
2ヶ月くらいかかるが頑張ってやってみるぜ!!
>>364 もうこれ以上何を言ったらいいのかわからん・・・感無量だ。
直立不動で待ってる!!!
GJ!
墺洪SSもイラストもGJ!
祭の後の静けさを楽しみつつ、女性陣をネタに男子校トークを繰り広げる北欧レンジャー妄想を置いてく。
男女カプスレで良いネタ拾ったから小ネタ投下。初めてなのと携帯からだから見づらかったら申し訳ない。
墺洪で湖水浴ネタです。初めての作品なんで色々大目に見て下さい。
日差しの照りつける初夏、オーストリアとハンガリーはバラトン湖に湖水浴に来ていた。
ハンガリーはパステルピンクでホルターネックのビキニ。胸元にはくっきりと谷間ができパンツは紐。両端は可愛らしくリボンが付いていた。
オーストリアは彼女の水着姿にうっとりするもそんな露出も多くロリ顔巨乳の彼女に男たちの視線が集まるのを感じた。
「ハンガリー…少し露出が多いのでは?」
目のやり場に困りながら己の着ていたシャツを羽織らせる
「だって…せっかくのオーストリアさんと一緒の湖水浴だったので…この水着…駄目ですか?」
オーストリアの趣味ではなかったかと心配そうに顔を覗き込む
「…駄目というわけでは…むしろ可愛いと思います。しかし露出が…」
頬を染めて顔を見ずに言葉を告げる独占欲のようなものを露わにするオーストリアにハンガリーは小さくクスリと笑み
「ならあまり人のいないあっちに行きませんか?ここだと人の目が気になるんですよね?」
バラトン湖には昔から来ていたハンガリー。庭のようなものなので人気のあまりない穴場を知っていた。
彼の手を引き人気の無い浜辺にたどり着く。木陰にシートを敷くと2人で座る
「ハンガリー…あまり他の男の前で露出の高い格好はしないでくださいませんか?
プロイセンなど鼻血を出して貴女を食い入るような目で見てどこかへ言ったじゃないですか…あれは完全に…その…おかずにされて…」
言葉の途中でハンガリーが膝を跨いでオーストリアの膝に座り対面する。
エメラルドグリーンの瞳が悪戯に笑うと海水パンツの上から大事な所を撫でられる。
「オーストリアさんも…私をおかずにしたくなりました?」
彼女はニヤリと笑むと一気にオーストリアを押し倒し馬乗りになる。
「なっ!こら、お馬鹿さん!」
しどろもどろになりながら言葉を紡ぐ。その間に股間は薄い布越しにハンガリーの秘所と触れあう。ハンガリーはぐりぐりと腰を艶めかしく動かすものだからオーストリアのそれは簡単に勃ってしまった。
「…ん…もう大きくなりましたね…オーストリアのえっち…」
くすくす笑いながらハンガリーが海水パンツを下ろすと勃ちあがりむわっといやらしい香りをさせているペニスを取り出した。
「オーストリアさんのおちんちん…おっきいですね…んッ……」
先端に軽く口付けて亀頭を咥内に招き入れる竿は指の腹で撫でながら舌を絡ませ唾液をたっぷりと塗り付ける。
「ぅっ…あ、ハンガリー…はしたないですよ!こんな所で…」
美しい自然の中で下半身丸出しでペニスを勃たせている自分が一番はしたないと頭のどこかで感じながらも言葉を紡ぎ出す。
「だって…ふぁ……ちゅ…オーストリアさんのおちんちん…欲しくなっちゃったんです…しかたないじゃないですかぁ!」
ペニスを口の中に含みながら喋るものだから余計に刺激を与えられ呆気なくハンガリーの口の中で出してしまった。
「いけない方ですね…」小さくオーストリアはため息を付きペニスから口を離したハンガリーを一気に押し倒し返す。唇を重ね口内に舌を差し入れると己の精液の香りと味。
「よくこんなもの飲めますね…出してしまっても良いのですよ?」
「ん…だって…オーストリアさんのだから…全部飲まなきゃもったいないです…
顔やお腹にかけられるのも嫌いじゃないけど…やっぱり全部欲しいんです一番は…下のお口に出してもらえるのが良いんですけど…」
強請るようにうっとりとハンガリーが見上げる。その言葉に再び元気を取り戻したペニスを彼女の太ももにこすりつけながら大きな乳房を鷲掴む
ホルターネックのリボンを外せばこぼれ落ち触れるとゆんたゆんと形を変えるマシュマロみたいな胸を揉みしだく。
「ふぁ…おっぱい…気持ち良いです…オーストリアさんのおっきい手で揉まれるの気持ち良いんですっ」
胸の感度が抜群な彼女の両胸を思う存分揉みツンと立ち上がり主張するピンクの乳首を舌でなぶる。
湖のさざ波と彼女の喘ぎ声が心地良い。
ふと彼女が太ももをもじもじとこすり合わせる。水着の中に指を差し入れるとねっとりと蜜を溢れさせヒクヒクと待ちわびるように収縮する彼女の秘所。
「おや…こんなに濡らして…ハンガリーもえっちですね…いつも私をおかずに自分で自分を慰めているんでしょう?」
可愛らしい彼女についつい意地悪な言葉をかけてしまう。彼女は瞬時に顔を赤くしいやいやと首を横に振る
「ぅっあ…そんな事は…ンンッ…だってオーストリアさん忙しくてあまり構ってくれなくて寂しくて…だから…オーストリアさんを考えながら一人でしちゃうんです…」
その言葉を聞くとオーストリアは口元に笑みを携えて指を引き抜く
「なら…いつものように一人でしてるところを見せて下さい?上手にできたらちゃんとご褒美をあげますから…」
ハンガリーは一瞬戸惑ったように目を見開きオーストリアを見つめたが愛する相手の望みならばと自分で水着のリボンをほどき己の秘所に指を這わせる
「其れではよく見えませんよ?ちゃんと足を開いてあなたのいやらしいところを見せて…説明して下さい?」
内心自分は何を言っているのだと感じるも一度火のついたS心は止まらない。
ハンガリーも脚をM字に開脚し相手に見せるように秘所を指で広げながらゆっくりと指を挿入させる
「んっ…あ…いつもオーストリアさんとセックスしてるときのことを考えて…
こうして指を射れるんです…ふぁ…ァ…オーストリアさん…見えますか?」
彼女はオーストリアの視線を感じながら指を抜き差し己の乳房を揉みしだく。愛するものに痴態を曝しているこの状況がいつも以上に興奮するのだ。
「あっ…あ!オーストリアさん!オーストリア!もうっ…いきまっ……」
彼女が高見へ上りかけた瞬間にオーストリアはハンガリーの手首を掴み指を引き抜かせる。イク寸前の秘所はヒクヒクと収縮し愛液でぐずぐずになっていた。
「よくできましたね…ではご褒美を…」
オーストリアのペニスがハンガリーの秘所にあてがわれる。ぐずぐずになった花びらにぐりゅんとペニスの先端を軽く潜り込ませ一気に突き射れる。
「っ…あぁあん!オーストリアさん…おちんちん…すごっ…いつもよりおっきぃ…」
愛しいものの侵入をハンガリーの中は喜んで受け入れた。粘膜は絡みつき決して離そうとしない。何度も互いに経験しているのに決して慣れることのない寧ろ増す快楽が体を支配する
「あっン…オーストリアさん…おちんちんいっぱいいっぱいズコズコして…いっぱい中に出して下さ…お願いします…」
ハンガリーの可愛らしいおねだりはオーストリアが教え込んだものだ。
「はい…ご褒美ですから…貴女の望むようにしますよ…」
呟くとハンガリーが嬉しそうに笑い背中に回した腕で強く抱きしめてきた。それを合図のように激しく腰を打ち付ける。
甘い声、艶めかしく揺れる体、互いの汗と精液の香り…全てが媚薬に変わる。
「あっ!あぁっ…オーストリアさん!オーストリアさんっ!」
「ん…ハンガリー…ハンガリー……」
互いの名だけを呼び合う絶頂が近い印だ。オーストリアはハンガリーの耳元に唇を寄せて甘く囁く
「愛しています…私のハンガリー……」
「あっ…ふぁあ!私も愛していますオーストリアさん!あぁっ…らめぇ…いっちゃいますっ…アァアッ!」
「…ッ……く!!」
最後の瞬間は毎回必ず愛を囁き合う。そしてオーストリアが一気に子宮に届くくらい深くペニスを挿入させ一気に熱いどろどろの精液を膣内に注ぎ込まれる。
ハンガリーは膣内に注ぎ込まれる瞬間が一番好きで酷く甘い声をあげる。膣内はまるでペニスから精液を搾り取るかのように収縮する。
「ぅっあぁん…おまんこのなか…まだ出てますね…あぁん…すごい気持ち良い…オーストリアさん…」
「っく…あなたが搾り取るからでしょう…っ…く…」
互いに抱きしめ合い絶頂を迎えた。うっとり見つめ合った後に口づけを交わす
口づけを交わした後落ち着いたペニスをずるりと抜けば栓が抜かれたようにどろりと白濁とした精液と愛液が混ざり合い溢れでる
「んっ…オーストリアさん……もっと欲しいです…まだ足りません…もう一回…ね?……下さい…」
ドロリと精液を垂れ流す秘所を両手の指で広げながら甘くおねだりする可愛らしいハンガリーに再びオーストリアのペニスは元気に勃ちあがってしまい結局もう1ラウンドするのであった。
おしまい
あぁああ!ページ数入れ忘れたすみません!しかもこれ小ネタじゃないですねすみませんすみません!
携帯からとかちょっと無謀だった。
失礼しました!
GJ!!
ラブラブだなちくしょー!
やっぱりプロイセンいたんだなw
バラトン湖墺洪書いたものだが元ネタ貰ってきた場所がちょっと不穏な空気で自分凄いKYな文こっちに投下しちゃったかな…と少し反省しにきた。
墺洪←普表現少しだけどあるから苦手な人は観覧注意とか書けば良かったかな?とか。
たびたび失礼しました。
>>378 うんまぁ、その方が親切ではあると思う>注意書き
でも自分は墺洪のラブラブっぷりに萌えたから、個人的には気にならんかった
乙でした
なんか、職人さんが気にしすぎて萎縮しちゃうと悪いとは思うんだよな自分は
描写してるカプは、注意書き時点でなるべく明確にすればそれでいいんじゃないかな
多くの人はそうしてると思うけど
>>378 自分は女の子さえかわいければ大体なんでもイケるクチだからよくわからんが
そういう苦手なカップリングとかってそこまで細かく書いてもらわなくても
察した瞬間にUターンすれば済む話なんじゃないかと思うんだよな
自分も苦手なシチュとかプレイが出たときはそうしてるし……
つまりなんだ
親切なのはいいことだが
気にしすぎなくていいと自分は思う
あと遅くなったがGj!
夏っていいな〜
>>378 注意書きはあった方が良かったかもしれないけど
ここは大人の集まる場所だから大丈夫だと思いたい
ラブラブな墺洪GJでした!
洪さんはもしもスレでも粘着な人がいたよね。同じ人なんじゃないか?
まあまあそんな事より次の祭のことでも考えようぜw
入れ替わり祭り
北欧キャラもいいけどやっぱり方言と女の子との絡みの少なさがネックだな
親分語やトルコさんのべらんめぇ口調もそうだが、方言は難しい…
前にでたが、七夕か海あたりで祭りかイベントやりたい。
七夕だったら、のとさまの誕生日ってことで、ブラックのとさま降臨。
短冊をつるせば願いがかなう聖なる笹を、邪な笹へと変化させ、
つるされた願いを変な風に(基本エロ方向に)かなえてくれるとか。
海だったら……合宿として無人島に集合する一同。
そこで巻き起こる水着あり、温泉あり、遭難ありな騒動とか。
親分の言葉はネックじゃねーがベルギー以外女の子の絡めようがない…
のは自分に想像力が足りないだけか。
次は七夕くらいかな、祭するなら。
>>384 ぶっちゃけここでの方言は、ナンチャッテ方言(あるいはポイント使い)いいんでない?
あんまコテコテだと読めない…つか注釈だらけで読みにくくなるかとw
ベルギーを絡めたら良いではないか!
>>386 親分もハプスブルクだったからそのつながりでハンガリーさんやリヒたんと絡めることは出来ないかな?
親分は幼児ハァハァみたいだからリヒとからませて・・・年齢的に微妙かな
こういう時は黒の組織の力で!…というわけにいかないか…
「あ、ハンガリーちゃんどないしたんー?」KY親分
>>392 ハンガリーが自分を慰めてる真っ最中に笑顔でドアを開ける親分が目に浮かんだ…
「オーストリアが知ったらどんな顔するやろ」まで受信した
フランス兄ちゃんならそこでかぶりつきますね
えーのんか〜えーのんか〜?
ここがえーのんか〜?うりうり
奥さんもうグショグショやでやらしいわぁ
まで受信した
何という変態親分。
だがGJ。
なんだかんだいって、二人ともハプスに属してたんだし
仲は良さそうだ。
>>395 ジョイ君のコピペ思い出したw
KY親分いいな
慰め中の女の子の部屋にうっかり入ってしまい
「どないしてん顔真っ赤やで!熱あるんちゃうかぁ
そんな毛布被っとったらもっと熱上がってまうでぇ
ほらそれ剥いでこっちの薄いのに換え……ってうわなんではだk(ry」
……という展開を妄想
親分KYすぎるww
AKYのアメリカでも同じことができるか?
したいなーと思ったけどイギリス忙しそうだから遠慮して
自分でこっそりしてたらイギリスに見つかって、
「なんだおまえしたいなら言えよ、それとも俺とじゃ足りないのか」的な展開になって
何をおかずにして一人でしてたのか告白させられるセーシェルを受信した。
対ハンガリー黒組織戦
仏:その場限りを最大限にエンジョイ。
クソ丁寧に至れり尽くせり。
本人は変態だが、以外とまともな試合進行か?
西:墺や普、さらには黒歴史のこまで言及。
(本人に悪気はなしか?)
所々、隠す気がない変態嗜好。
何を要求されるかは神のみぞ知る。
二人共々愛想は良く、後腐れはなしかと。
スペインはスパンキング好きなんだっけ?
尻を叩かれつつも湧き上がる快感に翻弄されるハンガリーを受信した
>>398 同じKYでも親分が女キャラをアンアン言わせるエロは余裕で思いつくけど
アメリカは本当に難しい。シーランドより難しい。何故だろう。
ヒーロープレイ?ぐらいしか思いつかない。
AKYで親分話ぶちきって、絶好調なフランス兄ちゃんのセクハラ馬鹿話投下。
被害者はリヒテンシュタイン……のはずだったのだが。
本番はありません。だから、あんまりエロくないです。
諸君 俺はセクハラが好きだ
諸君 俺ははセクハラが好きだ
諸君 俺はセクハラが大好きだ
大事な事だから、3度言ってみた。
言葉でいじるが好きだ 接触セクハラが好きだ 隙をついてセクハラするのが好きだ セクハラ攻防戦が好きだ
反撃にあうのが好きだ 赤面する顔が好きだ 放置プレイが好きだ コスプレが好きだ 逃走が好きだ
平原で 街道で 会議室で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 廊下で 街中で
この地上で行われる ありとあらゆるセクハラが大好きだ
すました顔をした 貴族の顔が 羞恥に歪むのが好きだ
幼い頃を知っている少女が セクハラに必死に抵抗する時など 心がおどる
純情可憐な 東洋の美少女が 耳まで真っ赤にする姿が好きだ
泣き声を上げて 白旗を振る兄弟を タブルで攻略した時など 胸がすくような気持ちだった
眉毛が太い飯まずの コスプレした尻を 蹂躙するのが好きだ
かなりな鈍感の親分の 服をめくる時 何がなんだかわかっていない様子など 感動すら覚える
北欧の二人が サウナで汗を流す様子などはもうたまらない
あのむっつりが 俺の用意したメイド服に 赤面してたたずむ姿は最高だ。
頼れる騎馬民族が 使い慣れたフライパンで 健気にもむかってきたのを さけきれずに
脳天直撃した時など 絶頂すら覚える いや、マゾじゃねーが。
大きな胸に 滅茶苦茶にされるのが好きだ
折角セクハラしたのに 兄しか興味がなくて なかったことにされるのは とてもとても悲しいものだ
妹馬鹿にセダーンされて 追い掛け回されるのが好きだ
折角剥きにいったのに 先に裸でスタンバイされた日には 屈辱の極みだ
諸君 俺はセクハラを 天国の様なセクハラを望んでいる
諸君 俺に付き従う悪友一同 お前達は一体 何を望んでいる?
更なるセクハラを望むか? 情け容赦のない 嵐の様なセクハラを望むか?
血祭りの限りを尽くし いろんな奴をひんむいて エイプリルフールの様なセクハラを望むか?
セクハラ!! セクハラ!! セクハラ!!
よろしい ならばセクハラだ
俺は満身の力をこめて 今まさに服を脱ぎ捨ようとする。薔薇は忘れないが。
だが この暗い闇の底で 何世紀もの間 堪え続けて来た俺に ただのセクハラではもはや足りない!!
大セクハラを!! 一心不乱の大セクハラを!!
俺は芸術的なお兄さん 漁夫の利が大好きなお兄さんに過ぎない
だが君らは 可愛い反応をしてくれる逸材だと 俺は信仰している
だから君は 良い反応をみせてくれると信じている
羞恥心など忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中にセクハラをかまそう
髪の毛にハァハァして ズボンを引きずり下ろし スカートをめくり 思い出させよう
あいつらにセクハラの楽しさを 思い出させてやる
あいつらに俺の セクハラのテクを思い出させてやる
理性と羞恥心とのはざまには 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
お兄さんの海より深い愛で 世界を萌やし尽くしてやる
全裸発動開始 股間に薔薇装備始動
離床!! 羞恥心 全常識 廃棄
「最大のセクハラ かっこいいお兄さんより 全セクハラを愛する者へ」
目標 世界全域 可愛い子(男女関係無し)上空!!
第二次セクハラ大作戦 状況を確認せよ
征くぞ てめえら!
……でも、セクハラにも加減はあるから、ほどほどにしておくか。
特に女の子相手には加減しないといけねぇな。
……だから、コミュニケーションの軽いセクハラのつもりだったのだが。
「リヒテンシュタインちゃん、フェラって知ってる?」
話題作りに、箱入り妹なリヒテンちゃんにそう話を振ったのさ。
ちょうど、あのシスコンのスイスもいないし、運よく二人きりになれたし、丁度よい機会だったと思っていた。
俺の言葉に、顔を赤らめるのも可愛いだろうし、ぽかぽかと叩いてきても、そりゃ嬉しいだろう。
一番ありそうなのは首傾げて、『何ですか?』と尋ねてくる事だろう。
そうしたら、耳元で教えてあげるのも楽しいかもしれん。
だが、どれも違った。
……おにーさん、ちょっとスイスをどつきにいこうとも思ったもんな。
まあ、返り討ちにあうことは目に見えているが、ほら、それはそれ。
男のロマンとか意地とかというもんだ。
つまり、俺が思わず、そのような行動をとりたくなるような反応を彼女は見せたのだ。
首をかしげ、少し不思議そうな顔で問い返してきた。
うん、ここまでは予想通りなのだが。
「フェラチオがどうかなさったんですか?」
……誰だ?リヒテンちゃんに教えたのは。
い、いや、もしかしたら、単語だけしってて、内容はしらない……
その微かな希望も打ち砕かれた。
「あ、もしかしてやって欲しいのでしょうか?
私、結構上手なんですよ。
エスターライヒお兄さまなんか、数分でお口の中に出してくださいますの」
エスターライヒ……ああ、オーストリアの事か。
彼女は確か昔、貴族の家にいた気もするが……
ってか、あのむっつり貴族!こんな可愛い娘にまで手出しやがって!!
うらやましすぎだ!そのうちハンガリーちゃん襲ってやる!
俺の心の葛藤なんか、つゆ知らず、リヒテンちゃんは俺の前までくると、跪いて……ちょっ、まっ!
「失礼いたします」
かわいらしく一礼すると、ズボンの上から俺の息子をなで上げる。
その手つきは、そりゃうまいもので、布を挟んでいるのに、まるで直接揉まれているような感触で……
恥ずかしい事だが、百戦錬磨の俺が、あっと言う間にガチガチにさせられてしまった。
あー、情けねぇ。
「あら、元気になってきましたね。それじゃそろそろでしょうか」
その言葉と共に、ズボンのチャックを下ろされ、ぴょこんと顔を出す息子。
ここで股間に薔薇かなにか装備していれば、笑いの一つもとれただろうし、
それと同時にこちらのペースにもっていけただろう。
本気でなさけねぇ〜
泣きたくなるのをどうにか抑え……息子の方はすでに先から涙を出していたが。
いーか?お兄さんの股間に……じゃなくて、沽券にかかわるから言っておく。
お兄さんが早漏とか、女に飢えているというわけではないんだぞ。
女の子はその気になれば、いくらでもお持ち帰りできるし、出さずに相手を何度もイかす事も可能だ。
少しぐらいのフェラだったら、立たせない自信はある。
……だから、お兄さんの予想を超えて、リヒテンちゃんの技が凄いのだ。
小さな唇で息子に口付けをし、先走る涙をぬぐい取る。
歯を立てぬよう、唇全体で包み込むと、吸い込むような刺激を与える。
その際、わざと音を立てる事も忘れてはいない。
脈打つ息子を指でいじり、唇を根元まで移動し、舌先でくすぐりながら、ねっとりと先へと向かう。
その間も、手は優しく袋をいじり、しっかりと上目使い方で俺の表情を見つめている。
口の中にすっぽりと覆いこみ、前後に動かし……って、やべっ!
神経を集中させたのがまずかったのか、息子はあっと言う間に爆発し、彼女の口の中へと精を吐き出してしまった。
「んっ」
小さく声を出すと、喉の奥に放たれた精を飲み込み、口の中に溜まったのを零さないよう、慎重に息子から口を離した。
可愛らしい口元を指で押さえ、喉を鳴らして精を飲み込んだ。
周りに残った白濁液を、舌先でしっかりとぬぐい取り、口の周りを指でぬぐい、すました顔で一言。
「ごちそう様でした。美味しかったです」
……ああ、ここまで教育済みかい!
それならば、お兄さんも手加減しないぞ☆
「じゃ、続きをしようか」
おでこにキスをし、そっと押し倒す。
最初はきょとんとした顔をしていたが、少し頬を赤らめ、まっすぐに俺の顔を見てくれる。
くぅ、やっぱりリヒテンちゃん可愛いなぁ〜
下半身まるだしなのが、ちょっと雰囲気ぶち壊しだが、いちいち気にしてはいけない。
軽く手を合わせ、『いただきます』と心の中で呟く。
そして麗しきスカートの中に手を差し入れ……
「な に や っ て る で あ る」
こめかみに冷たい感触。
まさか……
ぎぎぎっとさびたロボットのように首を横に向ければ、殺意を放つ馬鹿兄……いや、スイスの姿。
つまり、こめかみに当たっているのは、あいつのお得意のライフルというわけか。
あ、いや、下半身のライフルとかじゃないぞっと☆ んな事わかってるだろーが、ここはお約束ってやつだ。
そういうキャラならば、中々美味しいんだが……残念なことに、あいつに冗談は通じない。
つまり、現状も『冗談でした☆』といって通用するわけもなく。
「あーその……ただのじゃれあいというか、軽いコミュニケーションというか」
リヒテンちゃんの上から退いて、スイスから一歩二歩、距離を置き……
「許さん! 男らしく逃げるな! 地獄で懺悔するである!!」
「やーなこった♪」
響き渡る銃声。逃げる俺。追いかけるスイス。そんな俺らをにこやかに見つめるリヒテンちゃん。
これが砂浜だったら『捕まえてごらんなさーい♪ あははうふふ』ができたんだが。
まあ、正直な所、ちょっとほっとしているのは誰にも秘密だ。
セクハラってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
会議室で隣に座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
触るかか触られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。セクハラ初心者は、すっこんでろ。
――というわけで――
今度こそ下半身に薔薇をしっかりと装備した俺と、スイスの追いかけっこはまだまだ続く!
リヒテンちゃんが見ててくれるから、お兄さんハッスルしちゃうぞ☆
「あっ」
おや、リヒテンちゃんが何かを思い出したかのように、一つ手をうった。
立ち上がり、スカートの埃をはたくと、可愛らしく一礼する。
「すみません。今日のお食事当番は私でした。
これからお買い物してきますので、これで失礼いたします」
今度はスイスの方を見て、再び一礼。
「お兄様、今日は私が腕を振るいますので、楽しみに待っていてくださいませ」
ああ、本気で可愛らしいな。
やっぱりこんな妹を持つスイスに、八つ当たり的にセクハラでもしてやろうか。
そう思ったときにきっと俺の目が怪しく光ったのだろう。スイスが少し動きを止め
「あ、フランスさん、続きはまた後ほどおねがいいたします」
――え?
去り際のリヒテンちゃんの言葉に、今にもスイスに魔の手を伸ばそうとしていた俺の動きは完全に止まった。
あーと、それは期待していいってことだよな。
――そしてライフルに弾薬を充填する音をBGMに、俺は全力前進で部屋を抜け出していった。
嗚呼、セクハラ、万歳♪
以上。
ただ、セクハラ兄ちゃんに立ち向かう話を書きたかっただけでした。
兄ちゃんいけいけGoGO
兄ちゃん止まらないでそのままいってしまえ!
セクハラ!セクハラ!
フランスのくせに某少佐かよw
いいぞもっとやれ
セクハラ!セクハラ!続きkwsk!
兄ちゃんだ!
それでこそわれらの兄ちゃんだ!
ハァハァ……
ヒイヒイ…
ビチビチ
兄ちゃん、うちビチビチやねん
ビチビチなのはおっぱいか、おちりか、ふとももか、それが問題だ
>>418 バカヤロウ全部でいいじゃないか
ビッチビチのムッチムチ上等だ
マグロがビッチビチ…
アメとムッチムチ…
ドイツはムッキムキ…
なんだこの流れw
フィンランドはモイモイ・・・
それはそうと、最近流れがゆっくりだな。
単なる祭りの後の静けさだったらいいんだけど、
ヘタ関連のスレで最近立ち込めてる不穏な空気のせいだったらせつないな…。
ヘタリア関連はこのスレしか見てないから不穏な空気とか良くわからないけど
スレの速度に波があるのは普通じゃないのか
>>418 太ももを全力で推す。むっちり太ももは正義
太ももムチムチなのは誰かな
ウクライナかな
ももの筋肉が発達しているとムチムチ(行き過ぎるとムキムキ)になる。
騎馬民族は生活上馬を操るために太ももをよく使う。
ドイツの調査報告書より。
つまり騎乗位好きは太ももムチムチって訳だな
騎馬民族ハンガリーさんの太股は…ゴクリ。
ハンガリーさんの太股に挟まれたい
伝説の乙女の太ももには天国と地獄が同居しているという。
その太股に相応しいと見なされた者は天国へ導かれ、
分不相応な者には森で獲物を捕らえる罠の如く牙を剥く。
一度挟まれたら二度と自力では抜け出せず、
じわじわと押し潰されのたうち回る事しかできない。
ヘラクレスの家の神話より。
>425
詳細な調査レポートを求む
勿論イロエロ試したんだろうな?
リトアニアがアップを始めたようです
立「ベラルーシちゃんの太ももに膝枕されたい…」
>>433 残念でした、僕のひざだよー(^J^)
たまにはリトアニアにいい思いをして欲しいと思いつつ
指をバッキバキにして全裸で待ってます
>>434 >
>>433 > 残念でした、僕のひざだよー(^J^)
>
> たまにはリトアニアにいい思いをして欲しいと思いつつ
> 指をバッキバキにして全裸で待ってます
うわミスったすまん
>>434 リトアニアァァァァア
…たしかにリトアニアにいい思いさせたいけど
当のリトアニアがベラルーシしか見えてないしベラルーシはロシアしか見てないしで
いい思いしてるとこが浮かばないw
>>436 リト→←ベラでいけるんじゃないか?
貧困のベラを食事に誘ってなぐさめているうちに……とか、
うまく前振りできてればリトアニアもいい思いできるさ!
リト→←ベラ好きの俺にも言わせてくれ
ベラはリトアニアしか指ばっきばきにしないのは
ある種の特別な感情があるからなんだよ!!
確か、気づいたらリトがベラの家まで畑耕してっちゃったのが出会いだったような
開拓地=おっぱい と考えると、ちびリトとちびベラが
ベラ「兄さんにも触られたことないのに!」
リト「うわぁあ!ごめんね!責任とるよ!」
ベラは確か一時期リトとポーの支配下におかれていたこともあるだろうから
兄さんに会えない中、悶々と過ごすベラに
何の迷いも無く、ベラへ一途な愛を貫き通すリトに
いつしかベラの心に兄さんとは違った想いが…
こ、こんな妄想沸き立つところにいてられっかよ!
俺、ちょっとリトベラ相思相愛SS書いてくる!
>>438 がんがれ!!全裸に薔薇装備して待ってる!!
>>438 やったー!宣言通り指バッキバキにして待ってる!
>>435 何か変なこと書いたかと思ってbkbrしたじゃないかw
とほのぼのモードに申し訳ない。
どす暗い東欧時代もの落とします…
前スレJubiieeの続き。
ハンガリー動乱から鉄のカーテン撤去前。
東側諸国露さまんち同居・プ=東ドイツ設定
基本墺=洪の普×洪
へたれな普目線で一部進みます。相変わらず露さまは黒い。
ハンガリー壊れ気味。血描写もありなので苦手な方はIDでNG願います。
あの戦争が終わりを告げようとした春先の日。
ロシアはノイジードル湖の戦場で俺をズタボロに叩きのめした。
捕虜になった俺の頭を踏みつけながらヤツが言った言葉。
「君はもう僕のものなんだからね?わかってるよね?」
そういってにこり嗤う顔。邪気の無い顔に逆らう気力も奪われた。
嗤うロシアの腕の中にはハンガリーがいた。
ボロボロになって、ぐったりとして意識の無いハンガリーが。
その時のあいつの姿が目に焼き付いて離れない。
永い永い付き合いの中でそんな姿を見た事が無かったからだろうか。
それとも心も体も傷ついたその姿があまりにも扇情的に思えたからだろうか。
それからの日々は地獄の檻に閉じ込められているだけだった。
大きな檻に閉じ込められるだけの日々。
ただ時間だけが過ぎて行く。
秋が深まりつつある日、プロイセンは窓をぼんやりと眺めていた。
外が騒がしい。
「またポーランド辺りがロシアにケンカ売ってんのか…だりぃのによくやるよ。」
騒がしい外のことなどどうでもいい。
関わりたくない。何も考える気もしない。
外の声を聞かない様に机に突っ伏す。
力も土地も全て奪われたプロイセンにとって今は只息をしているだけだった。
その時部屋にノックの音が響いた。
プロイセン自身も人と関わる事を拒否していたのでこの部屋を誰かが訪れる事など滅多と無い。
こんな状態のプロイセンを見かねて無理矢理やってくる幼なじみのハンガリーを除いて。
けれどハンガリーはノックなどせず勝手に部屋に入ってくる。
ノックをするという事はハンガリーではない。
無視を決め込む。面倒ごとに関わり合う気など更々ない。
ノックの音が激しくなる。
あまりの煩さに思わず立ち上がりドアを開けた。
「うるせぇぞ!…?」
そこには眉間にしわを寄せたウクライナが立っていた。
「…プロイセン君、ちょっと来てくれないかな?」
神妙な表情のウクライナに一瞬気圧される。
「何でだよ?」
「ハンガリーちゃん…ロシアちゃんに歯向かって…大けがしたから。」
「何?どういう事…だよ?」
ウクライナはまっすぐプロイセンを見つめて言った。
「ハンガリーで民衆蜂起よ。それをソビエト軍が鎮圧しに行ったの。」
国というモノはその時の民意や国の豊かさ、肥沃さ、資源、いろんな事がその身に影響する。
好景気になれば体調は絶好調になる。
不景気になれば体調を崩す。
戦いが起これば血を流す。
簡単な話だ。自分の国を踏みにじられ、民衆が血を流せば…それは大けがとなる。
言葉の意味を理解したプロイセンはウクライナを突き飛ばしハンガリーの部屋へと向かう。
部屋に入れば真っ青な顔で踞っていた。
腹の辺りが真っ赤に染まっている。
「…お前・・・おい!ハンガリー!!」
駆け寄って抱き起こすと意識を取り戻し、プロイセンの方を向いた。
「う…プロイセン?何よ…勝手に入ってこないでよ…」
「何やってんだ!!傷見せろ!!」
「…大丈夫だからほっといてよ!」
強がるハンガリーを無視し上着を脱がせる。
白い腹にぱっくり空いた傷から血がドクドクと流れていた。
取りあえず止血が先決だとプロイセンは自分のシャツを脱いで裂くと手早く巻き付ける。
きつめに縛るとハンガリーは小さく呻いた。
自分達は病にかかろうとも医者に見せても意味は無い。
だが加療の効かない体といえど怪我の簡単な治療ぐらいはしないといけない。
「これは縫わねえとダメだな…道具持ってくる。ちょっと待ってろ。」
ずっと長い間戦場で生きて来たので簡単な治療くらいは出来る。
外に出れば他の東欧諸国やバルトの国々が神妙な面持ちで立っていた。
いつも騒がしいヤツが一人居ないのに気付く。
「…ポーランドもか?」
「…今部屋でリトアニアが看ています。」
エストニアが救急箱を渡してきた。
「そろそろ押さえ込めなくなって来たってか。」
くっと嗤ってエストニアを見る。目を伏せ何も言わない。
「…まあいいさ、俺には関係ねえ。」
救急箱を受け取ると踵を返してハンガリーの部屋へと向かった。
部屋に戻ればソファの前でハンガリーはぐったりと踞っていた。
「おい、ハンガリー。」
声をかけても返答は無い。
近寄って血の気を失った顔を見ればどうやら痛みから気を失ったようだ。
「その方が楽か…」
止血用にしたシャツを取り傷口を消毒してやる。
「ん!痛…」
「痛ぇだろうな。」
消毒の痛みで目を覚ます。黙々と消毒をする。血の量よりも傷は意外と浅い。
針を消毒し一番大きな傷を縫う。痛みからか玉の汗をかいていた。
針を進めるその度にハンガリーの体が跳ね、目に涙が浮かぶ。
「ぐぅ…痛い…」
「麻酔無しで縫ってんだ。痛いに決まってるだろ。」
黙々と作業を続けていた。何とか縫い終わりもう一度包帯を巻き終わった時だった。
額に手を当ててやるとかなり熱い。熱が出て来たようだ。
「氷もってきてやるよ。」
そう言って立ち上がろうとした時、ハンガリーがぽつり呟いた。
「オーストリア…さん…」
耳を疑い、膝の上に乗せているハンガリーの顔をもう一度見た。
その目は薄く開き、プロイセンを見ていた。
「オーストリアさ…ん、待ってました…やっと迎えに来てくれたんですね…」
そういってハンガリーはプロイセンの顔に手を伸ばし抱えると自分の方に寄せる。
「会いたかった、凄く凄く会いたかったの…」
怪我人とは思えないくらい力強く頭を寄せられた。
そのまま、深く口づけされる。
突然の行動にプロイセンは目が白黒する。
「な!ハンガリー…」
「怖かった…でも貴方の所に帰りたくって…もう我慢できなかった。」
ハンガリーの顔をもう一度見る。
熱に潤む目は正気の光をたたえていない。
「おい、ハンガリー、大丈夫か…」
ぎゅっと腕を掴まれる。その手は震えていた。
「怖かったです…もうここにいたくない…早く連れて行って下さい…お願いします…」
こんなハンガリーを見た事の無いプロイセンはどうすればいいか解らず彼女を見つめていた。
今ハンガリーに見えているのは自分ではない。
ハンガリーが顔を自分の体に擦り寄せて見上げてくる。
傷を縫うために上着を脱がせたので、肌の感触が、熱が直に伝わってくる。
「オーストリア…さん?」
ー違う、違うぞ。俺はオーストリアじゃねえー
そう言ってしまえればいっそ楽になれる。
けれどその言葉が喉に引っかかって言葉にならない。
…そう言った時の彼女の絶望を受け止める自信がないから。
「望みを叶えてあげればいいじゃないかい?プロイセン?」
いきなり後ろから声がしてプロイセンは振り向いた。
いつの間にかロシアが部屋に入って来ていた。
「君は子供の頃からの恋心が叶うし、彼女の願望も満たせてあげられる。一石二鳥じゃないのかい?」
掴みどころの無い笑みをたたえ二人を見ている。
「君が嫌なら僕がオーストリアの代わりをしてあげようか?」
なぜハンガリーがこうなってしまったか。その最大の原因であるのがロシアの行動。
従順を誓うまで暴力と暴行の限りを尽くした。
そして今回、ハンガリーが傷つき壊れるほどの国民の暴動の鎮圧を行った。
ー俺はそれを止める事も防いでやる事も出来なかった。
自分の弱さを嫌というほど思い知らされる。
「お前がこいつをこうしたくせに…その口で何言ってやがる?」
睨みつけて精一杯の抵抗。手にじっとりと汗をかいている。
それを気取られない様に必死になっているが、そんなプロイセンなど気にも留めずロシアは笑う。
「自分のモノを好きな様にするのに何で君が怒るの?言う事を聞かないハンガリーが悪いんじゃないかい?」
「…!何?」
「君たちは僕のものなんだよ…君たちの意志なんて無いのに、何言ってるのさ?…そう…」
そう言い放つロシアの目に薄く陰がさす。
「そうだね…ふふ、いい事思いついた。」
その小さく笑うロシアの雰囲気にプロイセンは寒気を覚える。
「プロイセン、命令だよ。」
冷たく低い声でロシアは言う。
「ハンガリーを抱くんだ。今すぐ。ここで。」
「!」
プロイセンは言葉を返す事が出来なかった。
手足の先から冷えて行く感覚に囚われる。そして言葉の茨に搦み取られていく。
睨む事も出来ず息を呑んで只ロシアを見る事しかできなかった。
「逆らうなんて許さないよ?さあ、早く…」
ロシアがにいっと嗤うと優しい声でハンガリーに語りかけた。
「ねえハンガリー…早くオーストリアに抱かれたいよね?」
腕の中のハンガリーの顔が和らぐ。
自ら腕をプロイセンの首に絡め口づけをせがむ様に顔を寄せてくる。
その表情は今までプロイセンが見た事のない雌の表情だった。
…ごくりと唾を飲み込む。
「早くしなよ。プロイセン?いや…今はオーストリアだね。」
ロシアは椅子に腰掛け微笑んで、床に膝まずいている哀れな二人を見下ろしていた。
プロイセンは声も出せず只ただロシアを見上げていた。
唇を噛み締めハンガリーを抱く手に力がこもる。
プロイセンはハンガリーの目をじっと見る。
彼女は焦点の合っていない目で自分を見ている。
否、自分を見ているのではない。
彼女に見えている自分は…オーストリア。
「…さあ、早く。言う事を聞くんだよ、オーストリア。」
ロシアの声がナイフになり、己の心の糸がぷつりと切れる音をプロイセンは聞いた。
ーどうでもいい。そうどうせ俺は何も出来ない。…どうにでもなってしまえ。
乱暴にハンガリーに口づける。
稚拙で何の快感も引き出せないであろう口づけにハンガリーの目が潤む。
ずっと触りたかった髪。
ずっと欲しかった唇。
ずっと抱きしめたかった体。
幼い頃から欲してやまなかったハンガリーが自分の腕の中にいる。
あの春の目覚め作戦の後、ロシアの基地で見た時のような艶を放ちながら俺の口を吸う。
腕の中であられもなく俺を求めてくる。
首に腕を搦ませ、体を俺の胸板に押し付けてくる。
擦れる肌の感触。
熱を帯びた体。
快感に潤む瞳。
今なら全て俺のモノになる。
しかしこいつは俺を見ていない。
今のハンガリーにとって今口づけている男はオーストリア。
俺じゃない。
心だけは手に入らない。
でもいい。
今だけでも俺を見てくれればいい。
プロイセンは無我夢中でハンガリーに口づける。
下着を取り乱暴に胸を揉むと、「や、痛い!オーストリアさん…」とか細い声で呟く。
一瞬躊躇するが、腹をなぞり既に待ちわびて熟れている密壷へ指を挿し込む。
ハンガリーの顔が快楽に蕩け、男を求め絡み付く。
胸を愛撫しながら中をかき混ぜてやる。
指を動かす度に蜜が溢れ、襞が指を捉える。
頃合いをみて中に入れ、幾度か揺すってやる。
ハンガリーは快楽に浮かされ、プロイセンの腰に足を搦ませて深く深く繋がろうとしていた。
それに応えるかの様にプロイセンも腰を振り続ける。
肉のぶつかり合う音が部屋に響く。
ハンガリーはもっと体を密着させようとプロイセンの頭を抱え込み、耳元で囁く
「は、ああオーストリアさん!やっと、やっと…ふ、あ、嬉しいです。」
「その名前…言うなよ」
背中に手を廻し首筋に顔を埋めハンガリーの顔を見ない様にプロイセンは呟く。
暗い声にハンガリーは驚いた。
「オーストリア…さん?」
「俺の名前…呼んでくれよ。」
「…?」
今繋がっていようとも自分の声は全く彼女に届いていない。
純真な子供の様な顔でプロイセンを見つめるハンガリーの視線。
「…頼むから…俺を見てくれよ…」
心からの願いを口にする。
しかし言葉は彼女には届かない。
ハンガリーはプロイセンの後頭部に手を添える。
オーストリアの髪ではない堅く短い髪の感触に疑問を感じた。
「オーストリアさん…?どうしたんですか…?」
髪を撫で、少し体を引き顔を見た。
目の前にいるのは愛しい紫の瞳ではなく紅い瞳。
目が合った瞬間、緑の瞳に驚きの色が浮かぶ。
その顔を見て生温い絶望がプロイセンを包んだ。
「…え…プ、ロイ…セン?」
絶望の色に染まるハンガリーの瞳からプロイセンは顔を背ける。
「い、やあぁぁ!!!!!!何で?何であんたに!!」
冷えた空気を裂く悲鳴。
その声を聞いて、プロイセンはさらに乱暴に腰を打ち付けた。
何も感じない様に、感じさせない様に。
自分達の回りにあるもの全てから自分達を隔絶するために。
そして自分を拒むハンガリーの声を聞いて死にかけていた征服心が頭をもたげ始める。
思わず口の端を歪め、にいっと嗤いかけた。
「…嫌嫌言ってんじゃねえよ。お前から誘って来たんだぜ?」
ぐいとハンガリーの体を折り曲げグズグズになった結合部を見せつける。
「痛い…痛い!!止めてよ!」
「…文句言われる筋合いなんかねえよ!」
そう言ってハンガリーの腹の中をえぐる様に突き上げた。
ぎゅうっとハンガリーの中が収縮し、搾り取る様に締め上げられる。
待ち望んでいた一瞬なのに。
何度も何度も夢に見た瞬間なのに。
なんで虚しさがこみ上げるんだ。
そう思った瞬間、プロイセンはハンガリーの中に熱を放った。
そしてぼろぼろとハンガリーの腹の上に涙をこぼした。
子供の様に涙を流すプロイセンをハンガリーは只見つめていた。
腹の中で脈打つ熱より熱い涙。
自分の腹に落ちる彼の涙の意味を理解できずに、只見つめる事しかできなかった。
その様子をロシアはただ微笑みを浮かべ眺めていた。
「皆壊れちゃえばいいんだ。皆…壊れてしまえばいいんだ…」
そう呟くと目に寂しげな光をたたえ、ロシアは部屋を出て行った。
壊れた獣の饗宴に興味は無いというかのように。
ロシアが出て行き、何度目かの頂点の後、ずるりと体を離した。
縫ったハンガリーの腹の包帯ににまた血が滲んでいた。
すっと触るとハンガリーが小さく呻いた。
「…傷開いちまったか…」
何もハンガリーは応えない。
それに対してプロイセンも何も言わずにハンガリーを自分の方に寄せて包帯を取る。
激しく動いたせいからか血が滲んだだけで、傷が開いたという訳ではないようで思わず安堵のため息をつく。
「傷残っちまうな…所詮は素人に毛が生えた程度の腕だからよ。…悪かった。」
「…あんたがやってくれたの…?」
問いかけるハンガリー。だが今度はプロイセンが何も応えない。
「…忘れろ。」
プロイセンはそう一言言って、ハンガリーをベッドの上に横たえると手早く服を着て部屋を出て行った。
あの秋から何年経っただろう。俺は相変わらず只つまらない仕事をこなすだけの日々を送っていた。
「何やってんの?」
手を止めて、ぼんやり窓の外を眺めていた俺の前にハンガリーが立っていた。
「ン、ああお前こそ何しに来たんだよ。」
言いたい事は解っている。
動け、日にあたれ、外へ出ろ。
今の俺の状態を見かねて、顔を見る度にこいつはこの言葉を繰り返す。
しかし顔を見れば眉間にしわを寄せ、何か言いたそうな顔。
こいつがこういう顔をする時は大体言い出しにくい事を言う時だ。
わざと目を逸らし、また窓の外へ目を落とす。
雪がちらちら舞っている。
まだ春は遠い。
「プロイセン。」
「何だよ。」
「…帰ろう…準備整ったの。やっと。」
ハンガリーの顔を見た。目に冗談の色は浮かんでいない。
「皆の所へ一緒に帰ろう。」
本気の目。すっと手を伸ばして来た。
「…できる訳ねえだろ。」
「…プロイセン!」
少しため息をつく。
「さっさと行け。チャンスは今しか無いぞ?」
「そうよ!だから…だからあんたも!」
ハンガリーの目に焦りが浮かぶ。
「行けねえよ。お前とは。」
「…あの事があるから?」
ハンガリーがブラウスをめくりあの時の傷を見せつける。
白く柔らかな腹をえぐる様に残った傷。
あの動乱が起きた日の事。あの時の熱さを生々しく思い出す。
「あの時の事、思い出すだけで死にたくなるときもあったわ。悔しくて…辛くて…」
ハンガリーの声が震える。
「気にしてないって言えば嘘になるけど…あんたには…」
すっとハンガリーの顔が俺の前に近づく。あの時の事には触れずに今まで来ていた。
触れてしまえば全てが壊れる様な気がしていたから。
「うん…でも感謝してるのよ…助けてくれたのよ…ね?」
暖かいハンガリーの唇が俺の唇に触れる。
離れるとまっすぐと俺を見る。曇りの無い草原の緑が俺を射すくめる。
「ありがとう…プロイセン…だから皆の所へ早く帰ろう。」
「無理だ。俺はまだ…」
目を伏せ、言葉を探す。
「俺は…まだ…」
カタカタ震えだす肩や膝。自分がしてしまった事に対する罪の意識。
自分達のために動くオーストリアの顔を見る事が出来ない。
自分がハンガリーにてしまった事を知った時のオーストリアの反応。
それを知った弟の反応…それを考えると冷や汗が吹きだし関節が震えだす。
そして何よりもロシアの呪縛から逃れられない。
あの時絡めとられた見えない茨が全身を縛り付ける。
「…わかった。じゃ先に行くね…」
察したハンガリーがもう一度口づけてくる。
唇が触れただけなのに、あの時みたいに繋がっていても繋がっていない様に感じない。
体の深い所で繋がっている様な感覚に捕われた。
もっと、もっと触りたい。けど手が動かすことができない。
「あんたが居てくれたおかげで…何とかここまで来れたのよ?プロイセンが居るから、一人じゃないって…思えてた。」
ぎゅっと抱きしめられる。その暖かさに震えが止まるのを感じた。
「あんたが動ける様になったら…必ず迎えに来てあげるから…頑張って…負けないでね?」
昔の笑顔でにかっと笑いかけられる。
そう言ってハンガリーは部屋から出て行った。
少し暖かい日が射してくる窓辺で俺は只見送る。
体に残る暖かさと残り香を噛み締めながら。
もっと優しく出来なかった事を後悔しながら。
そしてハンガリーがロシアの家から出て行ってから二月経つか経たないかの初夏の日。
ハンガリーはオーストリアとの国境にあった鉄のカーテンの撤去を開始した。
ヨーロッパが大きく動き始める開始の音は重機が鉄条網を砕く音だった。
砕かれた鉄条網の前で引き裂かれた二人は再会する。
44年の時を経て。
終わりー
エロ少なめって書くの忘れてました。スマン。
ちょっと情けなくて真面目なプがかきたかっただけかもしれない。
おそまつさまでした…
GJ! ほろ苦いな…
でもこの二人なら、つらい思い出も後で笑って吹き飛ばせれるよ。そんな気がした。
GJ
あれ…なんだろう…目から水が…
gjgj!切ないぜ。
最後の引きさかれた2人が再会した所で目からドナウ川流れ出した!
再会した墺洪も読みたい…なんて我が儘か。
GJ!!
>>456 ナカーマ
再会シーンで目からバラトン湖出た!
最初の話で墺が最後までできなかったから
燃え上がるような再会後も読みたいと思ったよ
二人が笑顔になれて、独と三人で普を迎えに行くところまでを
脳内再生してニヨニヨしてる
乙です!
続くならむしろ不憫の逆転ホームランをよみたいんだぜ!
459 :
453:2009/06/14(日) 16:14:03 ID:8jUON+BK
一応はじめは墺×洪ありきで書き始めたんだが真ん中にちょっと何か欲しいなぁと普×洪書いちゃったんで
リクエストあるようなんでまた残り落とすよー
おお!楽しみ!
墺洪の部分めちゃくちゃ期待して全裸でバラトン湖に飛び込みながら待ってます!
書いている話がエロシーンで筆が止まってしまったので、気分転換にほのぼのしてみました。
>>348 の〜結婚組曲〜の続編というか、スピンオフ作品。
動物たちとファンタジー男、イギリスとノルウェーの話。
ノルウェーの性格やら口調やら方言はほぼ捏造です。
エロはないですが、ちょっとお下品な話題はあり。
和やかな雰囲気の披露宴会場。
その片隅で更に心が和む光景があった。
可愛らしい動物達が集まって宴会に参加していたのだ。
きちんと塩分やら、たべさせてはいけないものを抜いたドイツ特製料理を食しながら、お行儀よく、騒ぐ事もしない。
そんな中に乱入してきたのは、酔いに酔ったイギリスとノルウェーだった。
にこやかに肩を抱き、動物達の輪の中に乱入する。
「てめーらももっとはじけた方が楽しいぞ。
ほら、ドイツんとこの犬、こういう時ぐらい、もっと楽にしろって」
ドイツの飼い犬の一匹ブラッキーは大きく息を吐き出し、飼い主をちらりと見ると、尻尾で床を一叩きした。
「あー?お前と違って、ちゃんと躾られてるから、無理だって?
失礼な奴だな」
酔っているのか、犬相手に独り言をつぶやき、ブラッキーの背中に顔をうずめる。
よく手入れされているためか、毛がふかふかとしていてまるで質のよいカーペットみたいだ。
少し迷惑そうなブラッキーを助けようと、ベルリッツがイギリス背中を前足で引っ掻く。
アスターも小さく鳴いてイギリスに抗議した。
「ほら、イギリス、あんまり三匹困らへねで」
とはいいながらも、ノルウェーの膝にぽち君と花たまごをのせ、思いっきり撫で回しているから、あまり説得力はない。
まあ、その二匹は撫でられるのが好きらしく、幸せそうに目を細め、尻尾を振っている。
「ヒトノコトハイエナイ」
「だよね。ボクもそう思うな」
座敷童子がクマ二郎さんを腕に抱きながら、にこっと微笑むと、頭の上で妖精とピエールも大きく頷いた。
「にしても、お前らおとなしいなぁ。
よほどドイツに厳しくされてんだな」
イギリスの言葉に、三匹は不満げな声をあげた。
彼らの様子にノルウェーが思わず吹き出す。
「弟の教育に失敗した奴に言うことはないと言ってらが、しっかりとドイツの良いとこ話していだな」
「悪かったな。たく、飼い主の性格がはっきりと現れるな。
それに比べてぽちや花たまごは可愛いな」
ブラッキーの背中から手を離し、ノルウェーの膝の上の二匹に手を伸ばすが、
素早い動きでイギリスの手から逃れ、一匹は彼の頭の上に駆け上り、一匹は座敷童子の膝の上に避難する。
柔らかな毛皮の感触が失われた原因を一にらみすると、ノルウェーはピエールに手を差し伸べる。
警戒心もなく、ノルウェーの手に飛び移り、美しい声で歌う。
「お前は飼い主に似ないで、可憐だべ。
フランスは男女問わずセクハラしてきんずやね」
言葉にノルウェーの耳たぶを嘴でつっつく。
「ああ、ごめんなさいんずや。あった奴でもお前は好きなんだな」
「ボクも日本ちゃん好き〜」
座敷童子が無垢な笑みを浮かべ、元気よく手をあげる。
それに同調するかのように、ぽち君と花たまごが「ひゃん」と一鳴きした。
クマ二郎も、無言ながらも大きく頷いた。
あまりに愛されている飼い主たちに、イギリスの瞳が潤んだのを、妖精は見逃さなかった。
ふわりと飛び立ち、イギリスの頬にキス。
彼の目の前に立ち止まると、腰に手をあて胸をはってから、びしっと指差す。
「あ〜もう、イギリスちゃんったらおっきくなっても泣き虫なんだから。
でも、あたしはそんなイギリスちゃん大好きだよ」
妖精の言葉にイギリスは顔を真っ赤に……ならばラブコメ絶好調だったのだろうが。
「ばーか。泣いてねぇよ。
たく、いつまでも姉気取りしてんじゃねーぞ」
妖精のおでこを軽く指でつつき、悪ガキのような笑みを浮かべて見せた。
そして手にしていたワインを一口。
……ほんのりと耳たぶが赤かったのは、花たまごだけが気がついたが、気がつかない振りをしてあげた。
「そーいや……」
照れを隠すためか、わざとらしくによによ笑いを浮かべ
「あいつらんとこ、ドレス届けにいったんだろ?
何か面白い事なかったか?
たとえば、ヤってる時の声とか」
下品な話題に、クマ二郎は頭を横にふり、呆れた表情を見せた。
そして、下品な話題という事がわからないほかの者たちは首をかしげる。
「ヤってるって……何やるの? 鬼ごっこ? かくれんぼ?」
純粋な座敷童子の発言に、イギリスは自己嫌悪に陥る。
「あー、すまんすまん。聞かなかった事にしてく……」
そこで言葉が途切れた。
アスターが小さく鳴いたから。何かを伝えるかのように、鼻をぴすぴす鳴らし、
「……泣き声なら聞こえたんずやって? 何かばふったぐ音とか、何かのモーター音とかも聞こえたんずやって」
続けてベルリッツも一鳴きした。耳を立て、首を少し傾ける。
「ドイツの家でも聞いたことあるんずやってか。……までーに教えろ」
ノルウェーが生唾を飲み込み、続きを促したが、ブラッキーは強い声で吠え、他の二匹をにらみ付ける。
にらまれた二匹は、耳を伏せ、目を逸らした。
男二人は、小さく舌打ちし、他に情報の入りそうな小柄な犬に目を向けた。
「で、花たまごんとこは、何か変わった音とか、声とか聞いたことないか?」
酒とエロが入ったイギリスに、もう罪悪感とか羞恥心などありはしない。
花たまごは周りを見回し、座敷童子の膝の上でくーんと鳴いた。
「女の子がくるたびに泣き声が聞こえる……あのむっつりヴァイキング野郎が! 羨ましすぎだ……
って、そういえばセーシェルも遊びに行ったことのあるような。は、まさか……」
いやーな予感がし、花たまごを見る。花たまごはぱちくりとまばたきをし、小さく頷く。
声の意味はわかっていなそうだが、言ってはいけなかったことかと感じ、気まずそうに前足を舐め始める。
予想外の戦歴に、絶望に打ちひしがれるイギリスに、ノルウェーの手に止まっていたピエールがさらに絶望の底へと叩き落す発言をした。
「セーシェルならば、家にくるたびに泣かされてらって……中々やんな。フランス」
「ああああああ、セーシェルぅぅぅ!!」
絶望に叩き落され、涙に暮れるイギリスを不憫におもったのか、ぽち君が彼の背中にぽんとお手をし……
素早い動きでぽち君が捕獲されてしまった。
じたばたと手足を動かすが、小さな身体では抵抗できそうにない。
手を噛んでしまえば脱出は可能だろうが、さすがにそれはできそうにない。
助けようと座敷童子がぽかぽかと背中を叩くが、目の据わったイギリスには効果はない。
「死ねばもろともだ。日本のそういう話を聞かせろ」
言わねば食われてしまいそうな雰囲気に、ぽち君の尻尾が丸まる。
そういう話がどういう話だか理解できていないが、今までの流れから言うと、泣き声が聞こえた時の話をすればよいのだろう。
ぴすぴすと鼻を鳴らす。
「漫画本を見ながら、泣いていたって? それも独りでか……」
「あ、ボクもそれ聞いたことある。心配だったんだけど……
苦しそうなんだけど、その声が終わった後、妙にすっきりした顔してたから、大丈夫かなと思っていたんだけど」
思いがけない暴露話に、二人は生暖かい目になり、ぽち君を地面に下ろし、頭を優しく撫でてやる。
「紳士としては、聞かなかった事にしておこう」
「んだんずな。それが男ってもんだ」
なんともいえない空気に包まれて、二人の会話は途切れた。
手元の酒を無言で飲み……そういえばと会話に参加していないものを思い出した。
黙々とメイプルシロップ壷と格闘しているクマ二郎の方を見て、頬が緩んだ。
手がやっと入る位の壷に手を突っ込み、メイプルシロップをかき出そうとするが、手を握り締めてしまうと、壷から手が出ない。
手を開けば、少ない量しか取れない。じたばたと格闘し……二人の視線に気がついた。
「ナニミテルンダ。カナダニ期待シテイルノカ?」
二人は顔を見合わせ、肩をすくめる。
あのカナダに限って、そういう事は期待できないとは思っていたが。
「あー、何か気抜けたな。よし、飲みなおしといくか」
「んだんず。がっぱど飲むぞ」
タッグを組んで、二人は食の戦いの中に飛び込んで行き、いつもの暴走が始まる。
残された動物達は、疲れたのか大きく息を吐き、そしてあくびを一つ。
犬達は横たわり、丸まって眠りの体勢に入る。ぺろぺろと前足を舐めているうちに、目が虚ろになり。
その中心で座敷童子もうとうととし始め、妖精とピエールがそれぞれ犬のおなかに止まり、ふわふわの毛に包まれて眠りに入る。
一つの癒し空間が完成し、飼い主達は頬を緩め、寝ている姿をただ見つめ……
一匹、壷と格闘しているクマ二郎がぽつりと呟いた。
「アア見エテ、結構食ッテルトシッタラドウイウカナ」
その言葉は誰の耳にも入ることはない。
クマ二郎はにやりと笑い、再び、壷と格闘を始めた。
以上っす。
酔っているふたりならば、動物の通訳も根性でどうにかしてくれる! とでも思ってください。
書いてて、イギリス×妖精さんコンビに萌えかけたのは秘密です。
GJ!!
動物たちかわいいよー。
クマ二郎さん、なんだかんだでカナダかわいがってるじゃないかw
>>465 GJ!人間2人も動物たちもいい味出してた!
あとアヌビスさんのこと……思い出してあげてください……
あれ?ペットか分からないからいいのか?
クマ二郎さんの背中にふぁす・・・
GJ!
カナダ…やるなぁ?
なんとなくだがイギリスは長く生きてる割には経験人数少なそう。
いやいやいや、昔侵略ばんばん行ってたイギリスだぞ?
もし英連邦みんな女性キャラだったら…ゴクリ。
>>465 こら酔っ払いども
いたいけな動物&不思議な者たちに何を訊いているんだw
>あのむっつりヴァイキング野郎が
そう見せかけて実はフィンランドのほうだったりしてーと
チラっと思って笑ってしまったのはひみつだ
>>470 俺はバルト三国以外の露連邦みんな女性だって信じてる
そういう念をNYに向けて放ってる
真面目に躾けられてるドイツの犬達が可愛すぎるwww
>>472 ここのネタにするためですねわかります
>>471 実は私もホントはフィンの方だと思ってしまった。
あの人畜無害顔+花たまごのコンビだったら女子をホイホイ釣れそうだし…。
「いつでも僕の家にきていいですよ〜*花たまごも喜びますから☆」とか言ってな。
>>472 残り7人、女性…だと…!
なにその夢のような露連邦
>>475 9人の間違いだし、スレチだからカスピ海に沈んでくる
旧ソ連構成国
欧州:ロシア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドバ
南カフカス:グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン
中央アジア:カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン
……少なくともモルドバは男だったと思うが。(本家の「2分でなんとなく〜」参照)
>>474 フィンは性的ふしだら度No.1とかなかったか?
女の子を家に招いたのち、ふしだら度No.1の実力を発揮するわけですよ
ふしだらと聞くとなんだかな
女を想像してしまうよ
考えてみたけどでもふしだらしかない気がする。
スラングでない日本語には男で性的に乱れまくりの奴って意味の
ネガティブな言葉があんまりないような。
文化的に男は遊んでても許される土壌だからか。
もうヤリチ○でいいじゃないの
ふしだらなフィンランド…
サンタになって女の子の部屋に入ってプレゼントと同時に性的なプレゼントも…っていう展開しか思いつかない
そうえばフィンランド主体の小ネタじゃないSSはまだなかったっけな
読みたい
エロ無しですがところどころ下品なので注意
カプ:フランス×セーシェル
設定:学園ヘタリア
苦手な方はNGワードに『ふぁーすときす』で
「もーわざわざ放送で呼び出してなんの用ですか、いったい」
いつものように文句を垂れながら生徒会室の扉を開け放った。
けどなんの返事もない。室内を見渡してみてもどこにもゲジゲジ太眉毛はない。
私がすっぽかすと怒鳴り散らすくせに、呼び出して放置なんてなにを考えているんだか。まったく。
ハンガリーさんとお喋りしてた間に待ちくたびれて帰ったのかな。
だとすると今度会ったときネチネチ嫌味を言われそうだ。
いや、でも、放課後に何しようと私の勝手じゃないか。
あいつの言いなりになる義理は………植民地だから、とか……はぁ。
悔しいくらい主張する首輪。それをどうにか外せないものかと弄りながら部屋の中に足を踏み入れる。
しょうがないなぁ。十分待って来なければ帰ろ。
中央に備えつけられたソファーに座ろうと近づいた。どうやら先客がいるようだった。
「フランスさん?」
ソファーの上に足を丸投げして横になっているのは間違いなくフランスさんだった。
寝息が聞こえる。ぐっすりと眠っているんだろうなぁ。
なんたってふかふかのソファーだ。
私もこれに座ってイギリスさんの蘊蓄話を聞いてるときうとうとしたことが何度もある。
ちょっとだけ空いてる場所、フランスさんのお腹の隣に腰掛けた。
「んー……」
すごくもやもやする。
腰掛けたのはいいけど、とてつもなく居辛い。狭いとかいうわけじゃなくて不安というかなんというか。
多分フランスさんのせいだ。フランスさんには近寄る度にどこかしら触られてる気がする。
だから今も抱き寄せられそうで落ち着かないのかもしれない。
「どうしよう」
そんなとき胸元のネクタイが目に入った。
結び目をほどこうと逆に締めてしまって呻き声が、なんてこともあったけど最後にはちゃんと取れた。
それを使って、フランスさんの両手首をまとめる…と、こんな感じでいいかな。
目の前の男は頭の上で縛られて夢の中。これならあの過激なスキンシップを受ける心配はない。
いつもこうならいいのに。
こうやってなにもせずじっとしてればかっこいいのに。
変態であることに揺るぎはないけど、ずっと昔、朧げな記憶の中でフランスさんは不思議な存在だった。
海の向こうから来た大きな人。狭い私の世界を広げてくれた。そのおかげで今の私がいる。
楽しくて目まぐるしい学園生活――あの眉毛野郎に毎日毎日こきつかわれるのは気に入らないけど。
主にバカ騒ぎして充実した日々を過ごしている。
ふと視線を下ろした。
陽射しが透けるような金色の髪。赤みを帯びた真っ白な肌。島にこんな人はいない。
幼かった私は素直に怖いと感じたんだ。だけど、すぐにそんな感情は薄れた。
抱き上げてくれるその腕が温かくて心地よかったから何度もせがんだ。
彼の口にした言葉を真似すると碧い瞳を細めて頭を撫でてくれた。
それが好きだった。
だから一生懸命言葉を覚えたし、彼が教えてくれることは吸収していった。
……我ながらつくづくバカだなぁと思う。
顔にかかった金糸みたいな髪の毛を指で静かに払う。その頬に手の平を乗せると心なしかチクチクした。
というわけで髭をむしってみた。
「どうしたセーシェル。もしかして寝込みを襲いにきたのか、この変態さん☆」
「その言葉そっくり返します。イギリスさんはどこにいやがるんですか?私呼ばれたみたいなんですけど」
「イギリス?知らないなぁ。そんなことより俺と愛の……って、お?おおお?」
拘束した腕に気づいたらしい。自由にならない腕にフランスさんは眉をひそめる。
ふはははは、そう簡単にははずれまい!私がどれだけがんばって三重結びをしたと思っているんだ。
あがけ!あがくがいい!ふふふふふ…という風に顔がにやける。
ああっ、勝った!やったよおじいちゃん!
「そうかセーシェルはこういうのが好きなのか。ごめんな、お兄さん気づけなくて」
うわぁ…。
もうやだこの人。帰りたい。
「たまにはいいな逆も。強引にされるのも好きだよ…はぁはぁ」
「放置ぷれいでいいですよね。それじゃ」
「待ったああああああ!!!」
耳をつんざくような声に驚いて逃げ遅れた。おまけに服の裾を掴まれて引き止められる。
それでも腰を浮かそうとした。が、捨てられた子犬のような瞳が私を捕らえて離さない。
「いいのかこんな無防備なお兄さんを放っておいてぇっ」
「あー、イギリスさんに見つかったらやりたい放題です。ボッコボコにされます」
「そうだ!あいつにめちゃくちゃにされてもいいのか?!」
「でもさっき強引にされたいって」
「俺はセーシェルにめちゃくちゃにされたいの!セーシェルがいいの!」
そんな駄々こねられても。
というか恥ずかしい!そういうこと言われると死ぬほど恥ずかしい!
「よし、わかった!キスで手を打とう」
「い」
「仕方ないなぁ、セーシェルのお願いなら。一回だ」
嫌だって言うつもりだったのに、なぜか交換条件を取りつけられてしまった。
ていうかそれ妥協してないじゃないですか。
嫁入り前の娘になにさせるんだ、このエロ親父は。
しかも意味不明です。私においしいところ全然ないし。
そういえば、いつだったかハンガリーさんに身の危険を感じたらフライパンで自己防衛しなさいって言われたっけ。
だけどフライパンとか持ってないしないし。明日から冷凍マグロ持ち歩こうかなぁ。
……あれ、でも講和を持ちかけられてるのに破棄なんて………あぁ、そんなことしたら…。
「うぅ…侵略はやめて」
「セーシェルは本当に可愛いなぁ」
ほら、と差し出された右頬。頬にならいっか。
深呼吸して屈む。なんだろ。いい匂いがする。香水かな。
それにしてもお腹がすいた。もう少しで夕ごはんの時間だったっけ。
今日の献立はなにかなぁと考えていて唇が頬に触れようとした瞬間、素早く顔がこっちを向いた。
「いやあああああああああ!な、な、なにしてるんですか!!!」
「やっぱりキスは唇じゃないと盛り上がらないだろ」
「う、ぁ…しねーよ変態!」
肩で息をする私を尻目に、フランスさんはキスのなんたるかを説いている。
角度がどうとか絡め合うとか聞いているだけで息が苦しい。
話が終わっただろうところで耳を塞いでいた手をどかすと、嬉々とした声が響く。
「ファーストキスなんて小さい頃お父さんに奪われてるものなんだから心配しなくていいからな。
今更どうにかなるものでもないし好きなだけやっていいぞ。さぁ、やってくれ!」
「それフランスさんの願望でしょーが。大体おじいちゃんと二人暮しだったんですよ。
おじいちゃんはそんなことしませんし、誰が奪うっていうんですか?」
「……………俺?」
え?なんでこの人頬赤く染めてるんですか。え?え?なんか誇らしげな表情だし。
なにこれ、すごくおかしくないですか。つまり私のファーストキスの相手が……ってことに。
まあ、ありえない話じゃねーですよねぇ。変態に変態をかけて変態足したような変態ですし。
前々から疑ってたっていうか登校初日に確信したけど。やっぱり私の体が目当てなのねって。
それなら小さいうちから唾つけとこーみたいなこともやりかねない。
って、いけないいけない。納得してどうするんだ。しっかりしろ、セーシェル!
「最低です!いたいけな子どもに無理矢理っ…」
「いや、いやいやいや昔のことだからやったかどうかは…でこちゅーは日常茶飯事だったけどさ。
それに俺から一方的にじゃなくてセーシェルからもやってくれてたから」
そういわれてみればやってたかもしれない。
なんだかんだいってあのときはフランスさんに懐いてて甘えまくってた記憶がある。
無邪気に頬やおでこにじゃないキスもしてたかも。
はぁ、なんだかなぁ……。
「どっちにしろいいよなぁ、誰だろうな、セーシェルのファーストキスを貰える奴は」
「…フランスさんが、いいです」
「よし任せろ。準備はできてるからな。いつでもこい」
「でも、やっぱりいいです」
「なんだ、なにが不満なんだ?!そうか髭か、さっき抜こうとしてたもんな。いやでも剃るのは」
「フランスさんのふぁーすと、きす……もらえない…から」
きっとフランスさんには私の知らない過去がいっぱいある。
そのうえ好みだったら男でも女でも口説きに行ってセクハラしちゃうから。
それに変態だし。
「セーシェル?」
フランスさんがきょとんとしてる。
うわああああ!なんで、ここでふざけてくれないんですか。
今更なにを言えばいいのか分からなくて私は覆いかぶさった。
かといって一回りも体格の違う人だから、ただ私は乗っかってるようにしか見えないわけで。
私はまだまだ子どもなんだなと痛感した。
馬乗りになったはいいものの目を合わせる勇気がない。
私はフランスさんに口づけた。
勢いをつけすぎて歯が当たったのかカチリと音がする。
なにがなんだか分からない。
感触がどうこうとかより手の汗の方が気になった。
押しつけるだけが精一杯で…その、あの話みたいに……絡め合う…とかできるはずもなかった。
しばらくして唇を離して顔を上げると、ちょうど目が合った。
普段やらしい目つきをしてくるくせに、なんだか優しくて、まともに見れない。
「ごめんな、セーシェル」
睨むつもりが、笑ってしまった。
犬が耳と尻尾を伏せてしょぼくれている、そんな顔。この人もこんな顔するんだな。
私は金髪を掻き上げて、額に鼻先に頬にそれぞれキスをした。
「騎乗位っていいよな。
ムチムチで柔らかい太ももとお尻が当たって気持ちいいのなんのって、しかも下からのアングルなんて最高。
この体勢は胸が大きければ大きいほどお薦めだよな。なんたって揺れ動くさまを見れるわけだから。
いや、なによりそれを恥ずかしがる顔だ。自分から腰を振る姿もたまらん。
まあ今まさにこの体勢がそうなんだけど――って、あれ、セーシェル?どこか行くのか?
お兄さんの手はいつになったらほどいてくれるのかな?おーい」
以上です
ありがとうございました
GJ!
セーちゃん可愛いよ!
兄ちゃん、自らフラグクラッシュしてますね。
GJ!
兄ちゃんのフラグ破壊は、愛情なのか照れ隠しなのかうっかりなのか…
どのみちかわいいなw
GJ!
いきなり寝込みを縛り上げるなんてセーちゃん変な影響受けてるぞw
…誰にとは言わないが
「男は女の初恋の人になりたがり
女は男の最後の愛人になりたがる」ってばっちゃが言ってた
GJ!
二人の昔の描写に萌えた かわいいのう
あと
>>492が秀逸すぎるw
>>477 亀レスだが他の旧ソ連国が全部女だったら歴史的にはシャレになんねぇ…
でも東欧やコーカサスとかのおにゃのこの可愛さは異常なのでちょっとそれもいいなあと思う。
>>495 確かに歴史的にはシャレにならんが、このスレ的には大歓迎だぜ・・・
ソ連女子でハーレムを築く露 ウクベラ混ぜて11Pまで可能
隣の部屋で声だけ聞こえて羨ましがるフツメンorイケメン
>>496 イケメンはたまにおこぼれに預かれそうだ
イケメン故に
逆リンカーンもありかもしれんぞ。イケメン故に
イケメンを補ってあまりある地味オーラだからどうだろ
「よく見たらかっこよくない?」
「ああ言われてみれば」
「もっとよく見てみようよ」的な
眼鏡を外すとより美形がはっきりするんじゃないだろうか
昔の少女漫画みたく
しかしエロサイトをブクマしてる時点で喪の匂いがするな
>>500 しかし奥さん運び大会に一緒に出る相手が居る。
ていうか彼女持ちでもエロサイトは普通に見る。
そしてあのブクマはハッカーの仕業という可能性もある
(^J^)
>>503 ロシアさん、インターネットに使うお金を服に回したらどうですか?
あ!部屋にあった古い服、あとで博物館に展示しておきますね!
ラトビアァァアアア!!!
セーちゃんの独立記念日が近いな
このスレではなにかあるかな
別スレで出てた時をかけるセーちゃんネタで
少年イギリスの筆おろししてあげるセーちゃん
時代違いでお互い初めての相手だった英セーを受信して満足した
>>506 さぁその妄想を今すぐ文章にする作業に入るんだ。
時を駆けすぎてローマじいちゃんに××されちゃう女の子達を受信した
>>509 そこはむしろローマじいちゃんに時を駆けてもらってだな
来るべき孫の筆おろしのために、女の子のところに忍び込んで色々と教え込むじいちゃんとか。
孫かわいさにそれくらいはしてくれてもいいとかおもった。
明日は父の日だからまた親代わりの奴らに頑張って欲しい
個人的には土洪希望。このカプが一番娘を心配する親代わりって気がする
>>512 父の日なので顔見せがてら料理でも作りに行ったら、
自分も一緒に喰われてしまったでござるな娘たちまで妄想した。
>>511 孫の筆おろしのために女性陣の所にアピールしまくり→が、なぜだかじいちゃんが女性陣と寝てしまう→「うっ!…ふぅ………って、(;・З・)アルェー!?」
→気が付けば孫を差し置いて、女性陣全員と寝てるじいちゃん。→しかもギリシャも真っ青のテクで、女性陣全員を虜に。
ここまで思い付いた。だれかSSに仕立て上げて…
ギリシャって別にテクニシャン設定ないだろ
内容は…普通
Hに持ち込むテクニックはすごそうだが
517 :
364:2009/06/20(土) 21:40:27 ID:pmyQB6sh
>>517 GJ!
クォリティー高すぎワロタww
ハンガリーかわいいよハンガリー
>>517 なんという新婚さん
新妻ハンガリーさん初々しくて可愛いなぁGJ!
うあぁぁあgjgjgj!
ハンガリーさん可愛いすぎる!貴族いいぞもっとやれ!
こらおめーらいちゃこらしてんじゃねええええええ!!!!
うわあああん!!
GJ!!
なんじゃこれええええ
GJすぎんだろ!
Jubileeの続き
一応墺×洪。普の逆転ホームランという意見があったので
完全まではいかないけどちょっと目指してみた。後半はエロ無しです。
鉄のカーテン撤去→ベルリンの壁崩壊でやってみた。
かなり長いです。ちょっと暴力ありなので苦手な人はIDでNG願います。
1989年初夏。
ハンガリーとオーストリア国境にあった鉄条網が撤去された。
時のハンガリー首相の決断だった。
ハンガリー側から撤去が始まり重機は夜を徹して作業を続けているようだ。
オーストリアは人が少なくなった夜半になってから国境付近に初めて近づいた。
44年前、助けられなかった愛しい人の姿はないかと。
国境付近は荒れ地で足場も悪い。
唸る機械の音に顔をしかめつつ辺りを見回した。
工事をやっている国境付近まで近寄って行く。
いる訳無いだろうと思いつつ名前を呼んでみる。
「ハンガリー?」
返答は無い。
暫く返事を待ってみたが聴こえてくるのは重機が鉄条網や柵を壊す音ばかり。
「…居る訳…ないですよね。」
誰に言う訳でも無く一人呟くと踵を返し、ウィーンに帰ろうとした時だった。
「オーストリアさん?」
重機の音の中、自分を呼ぶ声が聴こえる。幻聴かと疑ったとき、もう一度呼ばれた。
「オーストリアさん!!」
オーストリアは後ろを振り向く。
重機のライトの中に浮かぶ人の影を見つける。
淡く長い栗色の髪。薄緑の瞳。
オーストリアは自分を呼ぶ者の顔を確認する。
今にも泣き出しそうな、震える声で自分を呼んでいる女の顔を。
そしてその声の主の顔を見た瞬間、今まで出した事の無いくらいの大きな声でその女の名を呼んだ。
「…ハンガリー!」
自分を呼ぶハンガリーは国境ギリギリの所に立っていた。
オーストリアは思わず走る。国境に向かって走り出す。
ハンガリーが国境から一歩踏み出す同時にオーストリアが国境に達する。
オーストリアはハンガリーの手をぐっと手を掴み、オーストリア側へ引き寄せる。
引き寄せる時、力を込めすぎて思わず尻餅をついてしまう。
そのままハンガリーがオーストリアの腰の上辺りに乗っかる形になってしまった。
信じられないと言った表情のオーストリアはハンガリーの頬に手を当てる。
「ハンガリー…ですよね?幻じゃありませんよね…」
ハンガリーは頬に添えられた手に自らの手を重ね、微笑んだ。
「幻なんかじゃないですよ…オーストリアさん…やっとやっと会えた…やっと…」
ぼろぼろと涙を流しハンガリーはオーストリアに抱きつく。
「ハンガリー…お帰りなさい…待たせて、本当に待たせて済みませんでした…結局貴女に頼った様な形になってしまいましたね…」
「いいんです、いいんです…いいんです…」
消え入りそうな声で呟くと同時にお互い強く抱きしめあう。
44年間求め続けた暖かさを逃さない、もう決して離すまいと力を込めて抱きしめる。
ハンガリーは元からそんなに大柄な女性ではなかったが、記憶にある彼女より幾分か痩せた様に思った。
膝の上に乗る彼女の軽さに今までの苦労を感じ、思わず目を伏せもう一度抱きしめる。
そのまま唇を重ねた。
ただ無心に互いの唇を貪る。
今手の中にある暖かさを、唇に触れる熱さを実感したオーストリアの目にも涙がこぼれ始めた。
互いの涙が頬を伝って口に入リ、唾液と混じりそのまま飲み込む。
互いの頭を抱え込み何度も何度も口づけた。
ハンガリーが呼吸が出来なくなり、顔を離す。
潤む瞳からまた涙が伝う。
その涙を拭いながらオーストリアは少し微笑む。
「会わない間に泣き虫になってしまいましたね…ハンガリー?」
「オーストリアさんこそ。」
そう言ってハンガリーは少し笑い、またオーストリアの頬に口づけてそのまま涙を舐めとる。
ハンガリーは少しだけオーストリアを見つめて、彼の肩に顔を埋めた。
背中に廻された彼女の手が震えている。
やっと会えたオーストリアの顔を見て、今日、いやこの瞬間まで張りつめていた緊張の糸が一気に緩んだからだ。
ハンガリーは革命の荒波の中、ずっと歯を食いしばり愛する人の顔を見るまでただ走って来た。
そして、今日自分の国に穿たれた鉄のカーテンを壊す事が出来たのだ。
そして44年間、一日たりと忘れる事無かった愛しい男の元へと戻れた。
軽くなった体が、震える手が今までの彼女に起こった事を暗に物語っている事をオーストリアは悟っていた。
今まであった事は彼女が言わない限り何も聞かない。
あのウィーンでの別れの日から、彼女をこの手に取り戻そうと誓った時から決めていた。
「大丈夫ですよ。」
そう言って頭を撫でる。
「これからは…私が守りますから…ね?ハンガリー。」
背中に回したハンガリーの手が強くオーストリアの上着を握る。
「安心して下さい、大丈夫です。大丈夫ですから…。」
子供をあやす様に背中をさする。嗚咽まじりになってくる。
震えているハンガリーを安心させるために何度も何度もオーストリアは「大丈夫」という言葉を繰り返す。
10回以上「大丈夫」を繰り返してからオーストリアは言葉を変える。
「ハンガリー…愛しています。だから泣き止んで下さい。」
上着を握る手の力が少し緩む。
「あなたを愛してます。だから今日が来たんですよ?」
「オーストリア…さん…」
髪を撫で優しく語りかける。ハンガリーの顔が上を向いた。
その涙に濡れた顔を見ながら、微笑む。
「貴女も…私に会いたかったから頑張ってくれたのでしょう?私も同じ気持ちでしたから、今日まで頑張ったんですよ。
お互い一緒の気持ちだったから今まで頑張れたんじゃないのでしょうか…ハンガリー?」
そう言うとオーストリアはもう一度口づけし、まっすぐ顔を見て言う。
「…家へ行きましょう?まだ夜は寒いですから…」
すっと立ち上がるとハンガリーの手を引く。
何も言わずハンガリーは少し目を伏せ、手を握り返す。
闇の中、少し歩くと森が見えて来た。
国境から少し離れ、人の気配もない。重機の音も聞こえなくなって来た。
何も言わず只二人はオーストリアの家に向かって歩いていた。
が、森の側を通りかかったときハンガリーがオーストリアの手を力一杯引き森の中へ連れ込んだ。
「は、ハンガリー!?」
柔らかい草の上にオーストリアを押し倒し、上になって口づける。
「ご、ごめんなさい…もう、我慢できません…」
ハンガリーの真っ赤な顔で月灯りに浮かび、切羽詰まった瞳がオーストリアを見つめる。
眉間にしわを寄せ、困った様な顔。
そんな顔を見せられては怒れない。
我慢が出来ないのは自分も同じだ。
微笑んだオーストリアは上着を脱いで土の上に敷く。
その上にハンガリーを座らせると、もう何度目か解らない口づけを交わす。
服を脱がせば記憶にあるよりも幾分か痩せた体が月灯りに照らされる。
かれこれ40年以上ぶりに間近に見る彼女の体。知らない傷が増えているのが痛々しい。
「あんまり…見ないで下さい…傷増えちゃったし…」
「そんな事気にしませんよ?」
そう言ってオーストリアは腹にある生々しい引きつれに軽く口づける。
ハンガリーもしゅるりとオーストリアのネクタイを取ってシャツを開けさせ同じ様に鎖骨にキスを落とす。
自分よりも白く傷の無いオーストリアの体に紅い花を散らす様に口づけを落とす。
負けじとオーストリアも口づける。
首に、胸に熱い口づけ。
お互いが触れる場所全てに熱が帯びてくる。
まどろっこしさを感じながらもお互いの存在を確かめる様に体をなぞり、口づけを繰り返す。
「ふ、あ…オー…ストリアさん…」
いつの間にかハンガリーは衣服を全部脱がされ、オーストリアの膝の上に乗せられていた。
オーストリアはハンガリーの胸を揉みながら乳首に吸い付く。
きゅっと甘噛みされると下腹と直結しているかのように下半身が疼きだす。
グズグズに濡れそぼる己の密壷が直にオーストリアの太ももに当たっている。
時々足に当たるオーストリアの猛りによる刺激にハンガリーは思わず強請る。
「オーストリア…さん、早く…下さい…」
無言でオーストリアはハンガリーを倒し、待ちわびて泣いている密壷に顔を寄せた。
「もう少し、貴女を味あわせてください。」
そう呟くとハンガリーの足の間に顔を埋めひたすら密壷を舐め始める。
くちゅくちゅとした水音が夜の森に響く。
それの中にハンガリーの嬌声も混じりだす。
「あ、い…ふぁあ、おーす…」
快楽に浮かされぼんやりとする頭でハンガリーは目の前のオーストリアの腰に手をかける。
「オーストリアさんも…脱いで下さい…」
その声を聞いてオーストリアは一瞬躊躇したが「わかりました」と一言言うとズボンと下着を脱ぐ。
「続き…しましょう?」
そう言ってハンガリーはオーストリアを跨ぎ、オーストリア自身を口にくわえ執拗に舐める。
ハンガリーは鼻を衝く待ちわびた香りにうっとりし、一瞬意識を手放しそうになる。
オーストリアを口に含み、舐め上げ刺激する。
裏筋に歯を立ててやればオーストリアの体が弛緩する様も愛しい。
その下で絶え間なく襲う刺激に耐えつつオーストリアはまたハンガリーの秘所をなめ、莟を刺激する。
「ん、くぅ!!」
思わず莟を噛んで軽く達したハンガリーが自分のモノに歯を立てる。
痛みに近い甘い刺激。
待って待って待ちわびた感覚。もっともっと彼女が欲しい。
もっともっと深く熱い所に行きたい。真面目な顔でオーストリアはハンガリーに問う。
「ハンガリー、もう止まりませんが…宜しいですか?」
こんな時までくそ真面目に聞いてくるオーストリアに思わずハンガリーは吹き出してしまう。
「ふふっ、オーストリアさん変わってない…」
そう言って笑う。
けどまた彼女の目には涙。
「変わって…ないですね…私…は…変わったのは…私だけ…」
ハンガリーの目から大粒の涙がこぼれだした。
あのブタベスト陥落の日から、今日オーストリアに再会するまでロシアの家であった忌々しい日々。
何度も何度も色々な国に犯され、心も体もぐちゃぐちゃになるまで痛めつけられた。
仕方の無い事なのかもしれなかったが、今まで自分を保てた事すら奇跡だったかも知れないくらいの日々。
思い出したくなくても心に、体に染み付いていた。
こんな汚れた自分が彼に抱かれる資格など本当は無いのに。
そう思った瞬間蘇るロシアの声。
「君はもう僕の物なんだよ?」
ゾワリと下半身を這うように嫌な思い出が蘇り、冷たい感覚に支配されかけた瞬間、オーストリアに抱きしめられた。
熱い肌の感覚に我に帰る。
「辛い事を忘れろというのは無理です。」
ハンガリーを抱く手に力がこもる。オーストリアの手も震えていた。
「忘れられなくても…今貴女の目の前にいる私を…みて下さい…?前を見ましょう?」
オーストリアはまっすぐハンガリーを見据える。
「過去は過去で反省として、未来を見つめましょう。ね?」
もう一度抱きしめてオーストリアは言う。
「大丈夫ですよ、もう大丈夫です。もう貴女を離しません…貴女が安心するまで何度でも言います…愛しています…」
頬を撫で、涙を拭う。
「笑って下さい。これからは…皆が自由に笑える様な社会なのです。もう泣いていてはいけません。」
最後の部分を少し強く言う。
ハンガリーが頷くとオーストリアはハンガリーを横たえるとぐっと胎内に己を埋める。
その瞬間ハンガリーの頭の中で火花が散り、今まで不安が吹っ飛ぶ。
「ん、ふぁああ!!」
「まあ…頑張ったご褒美…下さい…」
少し照れた顔でオーストリアがハンガリーに聴こえるか聴こえないかの声で呟きながら腰を奥へと進めて行く。
熟れた果実の様に柔らかく、匂い立つ秘所にずるりと飲み込まれて行く。
絡み付く熱い中は、待ちわびた人を受け入れるために最高の状態になっていた。
オーストリアは中で当たる所全てに吸い付かれる様な感覚に囚われる。
長い間生きて来て、挿れただけでここまでの快感を与えられた事は記憶に無い。
「ん、ハンガリー…動きますよ?」
「はい、は…も、我慢できない…動いて下さい!」
ぐっと中が締まりだす。オーストリアは強引に腰を引きもう一度突き上げる。
結合部からグポッと音を立て愛液がこぼれ落ちた。
溢れ出る蜜の中に己を突き立て、ハンガリーを揺さぶる。
甘く熱い声がオーストリアを支配し始めた。何度も何度無心になって彼女を貪る。
締め付けが緩めば白く柔らかな胸に噛み付き収縮を促す。
乳首を弾き、首を噛む。呼吸する暇もなく動き続ける。
普段の彼からは想像ができない程の激しい攻め。
それほどにオーストリアもハンガリーに焦がれていた。
ハンガリーも背中に当たる草や小石の感触など忘れ、だただオーストリアを求める。
背中に手を廻し、オーストリアに突き上げられる度に彼の背中に爪を立て飛びそうになる意識を引き止める。
オーストリアの腰に足を搦ませ、一番奥の奥まで誘おうと必死になる。
恥骨を打ち付け合う程強く深く繋がりあう。
いつの間にか頭が真っ白になり只オーストリアの名前だけ読んでいた。
「ハンガリー…!愛してます!」
オーストリアが叫ぶと同時に一番強い締め付けがオーストリアを襲う。
「オ…ストリアさん…」
名残惜しげに収縮を繰り返すハンガリーはオーストリアの腕の中で意識を手放した。
その顔は安らかな笑みをたたえている。
オーストリアは少し名残惜しいが自らを引き抜くと身支度を整える。
「まだまだ…やる事は残っています。」
寝息を立て始めたハンガリーを抱えると家に向かって歩き始めた。
家に帰るとドイツが玄関の前でうろついていて、オーストリアの姿を見つけるとすっ飛んできた。
オーストリアの腕の中で寝息を立てる彼女をみて、安堵の表情を浮かべたが同時に落胆の溜息を漏らす。
そして何をやっていたかは聞かぬのが情けと言わんばかりの顔でオーストリアを見る。
「…ハンガリー…だけか。」
「ええ。彼女を暖かいベッドで寝かせてやりたいので中に入りましょう」
ハンガリーを寝かせたベッドの横でドイツとオーストリアは話を始める。
…本来ならここにいるはずのプロイセンの話を。
「兄さんの事をハンガリーは何か言っていたか?」
「特に何も言ってはいませんでしたが、多分…」
多分ロシアにとってプロイセンは最後の取引材料。
最後の砦。いくらロシアが弱体化しつつあると言えども簡単にあそこから出て来れるとは思えない。
「一度、勝負をかけますか?」
オーストリアが呟く。
「どうやって?」
「ハプスの力を借りましょう。そしてドイツ、噂を流しましょう。」
「噂?」
「東ドイツにハンガリーから私の国を経由すると西ドイツへ亡命しやすいと。」
「そうすれば…ウマくすれば兄さんが出てくる…。」
「そうです。まあ上手く行くかどうかは賭けですよ。」
「…手伝います、私も。」
いきなりの声にドイツとオーストリアは下を向いた。
下を見れば目を覚ましたハンガリーが二人をみていた。
「すみません、鉄のカーテンのことが決まったとき…プロイセンにも一緒にいこうって言ったんです。
けど、あいつ…私とは一緒に行けないって…動けなくって…あの時助けてくれたのに…だから迎えに行かなくっちゃいけないんです。」
涙をまた流し始めるハンガリーをオーストリアは抱きしめた。引っかかる言葉の事は追求しない。
「じゃあ準備開始だな。」
ドイツがそう言って立ち上がると頭を下げる。
「兄さんを助けて欲しい。協力を頼む。」
「言われなくても。どうやら…借りもある様ですしね。」
オーストリアは微笑んでドイツと握手をした。
その数ヶ月後の秋、東欧、そしてソ連は荒れ狂う時代の波に翻弄されていた。
変わりゆく政治体制。吹き荒れる民主化の風。
人が少なくなったロシアの家にプロイセンはまだ居た。
ハンガリーが自分の前から去ってからこの半年程の間、死ぬ気で動いた。
噂をたよりに国民を逃がすため。
夏の汎ヨーロッパピクニックの成功で政府は既に自壊し始めた。
頻発するデモに嫌でも体が熱くなる。
あの時国へ戻りハンガリーからオーストリアへ行く国民にまぎれ行ってしまえば良かったかもしれない。
しかし自分には義務がある
近いうちになし崩しにこの国は壊れて行く事だろう。
それを見届けるためにここにいた。
その最後の力を蓄えるため、プロイセンはここに居た。
ロシアをせめて一発殴って消えてゆこうと。
手をぐっと握る。昔の握力を取り戻しつつある拳。
「もうちょっとか。冬までにはなんとかしてえな。」
立ち上がって窓の外を見る。
政府の人間らしい男が小走りに屋敷に入って行くのが見えた。
「?」
一瞬疑問が生じるが気にも止めずまた椅子に腰掛け、何時行動を起こすかのタイミングを考えはじめる。
暫くすると屋敷が中がざわめき始めた。
疑問に思ったプロイセンが部屋を出るとそこにはロシアが居た。
青ざめた顔で自嘲の笑みを浮かべて。
「終わりだよ。プロイセン。」
「…何がだよ。」
「君の家で僕の上司がやってくれてね。終わりだ。全部…終わったよ!ははは…フフフ…」
プロイセンは眉をひそめる。ロシアのセリフが演技なのかどうか計りきれない。
「さっさと行けばいい。帰ってしまえばいいよ。」
そう言ってロシアは後ろを向く。
屋敷の中でざわめく声が聞こえる。どうやら事実らしい。
各国の自主路線の容認…つまりは民主化の推進の容認。
その事を式典で繰り返したことにより、いままで培ったものがロシアの手からこぼれ落ちて行く。
「おい。」
プロイセンはロシアを呼び止めた。
ロシアが振り向く。その瞬間顔に一発拳を叩き込む。
ぐらりとロシアの体が揺らぐ。
「ハンガリーの分だけにしておいてやる。」
そう言ってプロイセンは振り向かずにロシアの家から出て行く。
ロシアは座り込んでズキズキする頬をさする。
「痛い…ね…皆こんなに痛かったのかな。僕の何がダメだったんだろうね…ハンガリー…」
ロシアは問いかける。が、その答えを教えてくれる者はロシアの側にはいない。
季節は秋になり11月を迎えた。
ちょうどあのハンガリーの動乱があった月。
この時期になると嫌でもあの日を思い出して、腹に残る傷跡がハンガリーを苦しめた。
しかし今年は気にする余裕も無く働いている。
東ドイツ市民を逃がす中間地点の自分は無事に、一人でも多くを通過させなければならない。
その時に一つのニュースがハンガリーの耳に入った。
東ドイツで「旅行許可に関する出国規制緩和」が発表されるという。
ドイツの元へ急いで向かうとそこにはオーストリアにイタリアも居た。
「多分、今晩にはベルリンの壁は無効になります…問題はプロイセンがそこにくるかどうか…ですね。」
「兄さんの事だ、格好つけて出てこない可能性は否定できん。」
神妙な顔のオーストリアとドイツ。
「え、じゃ…通れる様になるんだったら俺たちが行ったらいいんじゃないの?ドイツー?」
思わず全員で顔を見合わせた。
「だって俺たち国じゃない?渡航許可…とかいったっけ?」
そして三人が吹き出す。待つのではない、行けばいいだけなのだ。
ハンガリーは半年前の約束を思い出す。
「イタちゃんの言う通りね。迎えに行きましょうよ。あの馬鹿を。」
夜の7時、政府のスポークスマンの発表によりベルリンの壁のゲートが開く。
その情報を得て、壁の一番前に4人は立っている。
プロイセンは来るだろうか。
来なければ自分達が東へ行き、プロイセンを引っ張ってくる覚悟で立っていた。
ゲートが開く。
意外にもプロイセンは一番前にいた。痩せて目だけがギラギラ光っている。
手を挙げて敬礼のような仕草をしてニッと笑う。
「よ、やっと帰ってこれたぜ。」
プロイセンがそう言うと市民が怒濤の様に西ベルリンに押し寄せ姿を見失う。
歓喜の声がドイツ中に広がる。その刹那プロイセンの姿は人の波にかき消され見失った。
「兄さん!」
「ヴェー!!プロイセン〜どこにいるんだよーーー!!!」
「プロイセン!!」
「何処にいるの?返事しなさいよ!!」
口々にプロイセンの名を呼ぶ。
ハンガリーはひと際大きい声で叫ぶ。
「プロイセン!!!」
その瞬間、ハンガリーは転んだ子供を親に渡しているプロイセンを見つける。目と目が合う。
「ドイツ君!居た!!」
ドイツが振り向く。泣きそうな顔になっている。
「兄さん!」
ドイツはプロイセンの方に向かって走り出す。
プロイセンも4人の姿を確かめるとこっちに向かって走り出した。
44年ぶりの兄弟の邂逅。
ドイツは両手を広げプロイセンを受け止めようとした。
がプロイセンはドイツを通り過ぎハンガリーに抱きついた。
ハンガリーの胸に顔を埋めてしっかりと抱きしめる。
「んぁ…!!?」
ドイツは何が起こったが理解できず、兄を受け入れるために両手を広げたまま呆然と立ち尽くしていた。
「ハンガリー!ハンガリー…!!」
「え?何あんた…!!」
「俺、お前に会うためだけに今日まで…きょ…まで…」
嗚咽まじりの声で言葉が聞き取れない。胸の辺りが湿る感触がする。
「…ハンガリー、やっと…会えた…あったけえ…」
プロイセンがそう呟くと膝から力が抜け崩れ落ちる。
ハンガリーの腕を握ったままプロイセンは倒れ込んでしまった。
涙と鼻水でぐしょぐしょになった顔。
気を失っているが、ハンガリーの腕をしっかりと握り離そうとしても離れない。
ハンガリーの後ろに居たオーストリアが目を丸くしてハンガリーの顔を見る。
ハンガリーも困った表情でオーストリアを見返す。
ドイツがプロイセンを背負い、4人は並んで歩いて帰った。
その間もずっとプロイセンはハンガリーから手を離そうとしない。
ドイツの家に戻りベッドに寝かせてもずっと離さない。
ハンガリーの手を握り、子供の様な顔でプロイセンは眠っていた。
「すまないと言っていいのか…どうか…」
ドイツが申し訳なさそうにハンガリーを見る。
「いいのよ。ドイツ君。私が暫く様子みているから、お仕事行って来て?」
「じゃあ、甘えさせてもらう。兄さんのこと…頼む。」
「うん、いってらっしゃい。」
ドイツが部屋から出て行くと、ハンガリーはプロイセンのおでこを爪弾いた。
「迎えに行く前に自分で来ちゃったね。」
もう一回爪弾く。プロイセンの顔が少し歪む。
それをみてもう一回爪弾いて少し微笑む。
「やっぱあんたは強いなあ…」
「…当たり前だ。俺様だぜ?」
「ひゃ!起きた!!」
「何回もデコピンすんじゃねえ!安らかな夢を見てたってのに…」
口を尖らすプロイセンをみて、ハンガリーは安堵からか大きなため息をつく。
「そんな口を叩けるなら大丈夫ね。待って、なんか温かいもの持って来てあげる。
お腹空いてるでしょ?そうだそうだ、まだドイツ君いるかな?」
立ち上がろうとするハンガリーをプロイセンは手を強く握り引き止め、自分の方に引っ張る。
その勢いにハンガリーはベッドの上に倒れ込んだ。
視線が同じになる。
目の前に真面目な顔のプロイセン。
「ハンガリー。悪かった。」
その顔に気圧され、ハンガリーは一瞬身を引く。
「…あの日のこと…謝らねえとって思ってた。一度でもお前とやれたらずっと持ってた気持ちを忘れられるって思ってた。
ボロボロになってたお前みて、正直むちゃくちゃそそられた。ロシアの野郎に言われなくても正直襲っちまわない自信無かった。」
「な、何言ってんの…?」
「でも逆だった。忘れられないで逆にお前の事ばっか考えちまって何も出来なくなった。だからお前の顔を見ない様にしてた。
お前が出てった春の日からずっとお前の事ばっか考えてて…お前に会いたくて必死になって動きまくった。」
ハンガリーの目に混乱が浮かぶ。
そんな顔をさせたくないのに、でも口が止まらない。
「たとえ意識が無くて、俺をみていなくてもお前を抱けた事だけが今日まで俺を支えてくれたんだ……クサいか。」
プロイセンはそういって顔を背ける。やっと手を離し枕に顔を埋める。
「…まあな、そう言う事…なんだ。うん、気に…するな。」
しどろもどろのプロイセンの様子を見て笑みがこぼれる。
ハンガリーはこの不器用な幼なじみの気持ちを理解してプロイセンの髪を撫でる。
「ありがとう…ありがとうね?プロイセン。」
それだけ言うとハンガリーは「温かいスープ持ってくるから」といい、立ち上がって部屋から出て行った。
部屋の外にはイタリアとオーストリアがいる。
「ドイツは仕事に行きました、あのお馬鹿は目が覚めた様ですね?」
「ええ、まだ起き上がるのは無理そうですが。イタちゃん、スープ作るの手伝ってくれる?」
「ヴェー!了解であります!!」
二人が台所に向かうのを見送るとオーストリアは寝室に入る。
ベッドの上のプロイセンを見ると、あの初夏の日に再会したハンガリー以上にやつれぼろぼろになっている。
「こんなになるまで…本当にお馬鹿ですね…もっと早く帰れたというのに。」
「うるせー、こっちにも色々都合があったんだよ!」
ベッドに近寄りプロイセンの顔を見る。
やつれていても、目の光は昔のまま。それをみて少しオーストリアは安心した。
「早く回復しなさい、ドイツが一人で頑張っているんです。貴方の分もね。」
「…解ってる。」
壁の解放の瞬間、消えなかったという事は神はまだどうやらプロイセンに生きろと言っているらしい。
「あとはお礼を言わないといけません…ハンガリーを助けてくれてありがとう…」
プロイセンは刮目してオーストリアを見る。オーストリアは微笑む。
「ハンガリー動乱で怪我をした時、貴方が治療して回復するまで側に居てくれたと聞きました。」
プロイセンはぽかんとした顔でオーストリアを見る。
「ロシアの家に居る間、貴方がいるというだけで彼女に取ってはかなり大きな安心材料だった様です。
ハンガリーを支えてくれたことに感謝しています。その結果が今日なのです。貴方も頑張ったから、今日が来たのです。
…貴方のパワーには驚くばかりです。彼女に会いたいがため、たった半年であの壁を越えて来たのですから…私は40年以上かかった。」
オーストリアがプロイセンに笑いかける。
「宣戦布告…という訳ではありませんが、今日ようやく同じスタートに立ちました。私も遠慮はしませんから貴方も本気で彼女に向かいなさい。」
「え?」
「理解できていない様ですね?」
目を丸くするプロイセンに、あきれ顔でオーストリアは続ける。
「彼女も貴方と同じですよ。貴方を早くこちらへ連れ戻すため、必死に働いていたのですよ。ただ幼なじみを救うという以上の思いを感じました。
貴方を助けたいという気持ちはドイツ以上だったのを強く感じていました。ですからプロイセン、貴方もその気持ちに応えなさい?
でも私もみすみす渡すつもりなどありませんからね。」
にっとオーストリアが笑うとプロイセンも笑う。
「…後で返せつっても返さねーぞ。」
「その前に簡単には渡しませんよ?」
くくっとお互い笑い合うとノックの音が響く。
「スープ持ってきましたよ〜開けていいですか?」
「はい、今開けますからね。」
オーストリアが立ちあがり、ドアを開ける。
一杯のショートパスタが入ったミネストローネの鍋を持ったイタリアと、皿を持ったハンガリー。
「ヴェー!プロイセン!!おかえり!今ドイツ出てったけどすぐに帰ってくるって!」
「おー、イタちゃんか。久しぶりだな!!」
鍋を置いてイタリアがプロイセンに飛びつく。
ぐりぐりと頭をプロイセンにこすりつけている。
その様子をオーストリアとハンガリーは笑いながら眺めていた。
「兄さん!!」
ドイツが息を切らせて部屋に飛び込んで来て、イタリアの上からプロイセンに抱きつく。
「ぐえ!!お前ら俺を殺す気かぁ!!!」
下敷きになったプロイセン。その上に更にハンガリーがふざけて被さる。
「おかえり。やっとあんたが帰って来たね?」
その声がプロイセンに聞こえたかどうか解らない。
それを見ているオーストリアは思う。
皆が笑っている。そうずっと待っていた光景。
あの日取り戻そうと誓った安らぎを前に目を細めた。
ハンガリーが側に戻ってきてオーストリアの顔を見る。
「やっとですね。なんか夢みたい。皆がこうやっていれることが…」
「夢じゃないですよ。ただ思う気持ち一つで強くなれると言う事が解った様に思います。
ハンガリー、貴女はどうですか?」
ハンガリーは笑いかける。
「そうに決まってますよ?何言ってるんですか?」
「そうですね。貴女に聞いた私が馬鹿でしたね。」
目を丸くするオーストリアを見て、ハンガリーはくすっと笑うと鍋に向かう。
「さあここで皆一緒に食べちゃいましょう!ほら!イタちゃん手伝って!」
終わりー
533 :
魂のゆくえ:2009/06/21(日) 01:33:33 ID:aLT0zXoX
逆転ホームランというより、まあ同じトコから再スタートみたいな感じになりました。
タイトルが一貫して曲名なのはタイトルを考える能力が無いのです。申し訳ない。
お粗末様でした。
>>517に続いて
素敵墺洪リアルタイム投下ktkr
どちらもハンガリーさんが可愛くてGJGJ!!
それにしても
>>523の普はチョイ悪なのにいいお兄ちゃんでカコイイ
この宣戦布告がエイプリルの貴族の顔引っ張りに
つながるんですね・・・わかります
本命が続けざまに投下とか…死ぬかと思った
どちらさまもgj!それからお疲れさまでした!
オーストリアさんとハンガリーさんやっと再会できて本当に良かった!まさに愛の力ってこのことなんだよな!眼からバラトン湖出た
待ってたかいあった!
ハンガリーさんの可愛さもさることながらオーストリアさんがすべて受け止めて理解しようとして本当に愛してるって気持ちが伝わったよ!
最後はプロイセンともフェアにハンガリーさんを取り合う姿勢を見せてるとか器でかすぎて惚れた
最後は皆幸せそうですごく幸せな気分になったよ!ありがとう
GJ!
メイン三人とも可愛くてかっこよかったけど…
ドイツが健気だったw
二人とも愛されたい気持ちより愛してるって気持ちが
上回るからこそ出来る対等な自信に惚れた。
しばらくはハンガリーが二人の家へ通い婚状態なのかな。
ある意味一粒で二度美味しい。
GJ
面白かった!
父の日ってことで、トルコの話を書きたかったはずなのに……バカエロになってしまった。
暴走トルコとギリシャの話。トルコ、ギリシャ、ハンガリーの義親子3P話。
序盤に貴族とのラブラブもあるが……貴族も暴走気味。
ついでにハンガリーも多少腐暴走ありなので、苦手な人は要注意。エロは少なめ。
甘い香りが辺りに漂う。
オーブンを覗けば、黒い物体が膨らんでいるのが確認できた。
「そろそろかな」
扉を開き、中のものを取り出す。冷たい空気に触れても、萎む様子がないから、成功だろう。
あら熱を取り、生クリームで飾り付け。薔薇の形の飾りを飾る。
チョコペンで何かを書こうとし、眉をひそめた。
しばらくの間、手が止まり、肩の力を抜くと手を再び動き始めた。
「よし、これで出来上がりです」
「なかなか美味しそうですね。ハンガリー」
不意に聞こえた男性の声に反応し、振り返ろうとするが、その前に彼女の腰に手が回る。
背後から、彼女の腕を取り、クリームの付いた指を口に含む。
キスをするかのように甘く吸い上げ……
「ふぁ……オーストリアさん、ダメですよ。こんなとこで」
指先ですら、性感体にされてしまったのだから、彼の唇の感触に身を震わせる。
良い声で鳴いてくれる事に気をよくし、スカートの中に手を差し入れ
「だからダメですって」
それ以上気持ちよくされる前に、彼の唇に軽くキスをした。
「帰ったらたくさんしましょうね」
唇に指をあて、上目使いで見つめ、彼の腕からさらりと逃れる。
寂しそうな彼の姿に、少しだけ罪悪感を感じてしまったが、今日はしょうがない。
カレンダーをちらりとみる。
6月の第三週日曜日。それは父の日である。
本来の意味の父親はいないが、育ての親はいる。
あまり好きではないが、一応ここまで育ててくれたのだから、感謝するしかないだろう。
先ほどのザッハトルテを箱にしまい、指についたクリームを彼の唇につけてから、舌でぬぐい取った。
ペロリと舌を出し、照れた笑みを見せ、
「トルコさんのところへ行ってきます。
あまり遅くはならないつもりなので……帰ったらお願いしますね」
もう一度、軽く唇を重ねる。
「それじゃ、行ってきます」
重くない足取りで出て行く彼女を少しだけ寂しそうに見送り……
姿が完全に見えなくなった頃、彼は意味深な笑みを浮かべたのだった。
「ううっ、てめーら大きくなりやがってよぉ」
男泣きするトルコを前に、二人は何とも言えない顔をして、佇んでいた。
嫌ってはいるとはいえ、一応は育ての親ではあるし、親兄弟を大事にするギリシャにとっては、当たり前のイベントでこうも泣かれてしまっては言葉もでないだろう。
「不本意だけど、一応感謝しておく……嫌いだけど」
「同じくです。一応父親として感謝しておきます。
あ、これザッハトルテです」
不本意だが……素直に喜んでくれてる姿を見てしまうと、嫌みの一つも出てこない。
これ以上、長居してしまうと、昔の懐かしい感覚を思い出してしまいそうで、
「さ、とりあえずは終わりましたし、私はこれで……」
なるべくならば、ここに長居したくなくて、トルテを机の上におくと、深く一礼し家を後にしようとするが、
「まあまあ、もう少し昔話でもしようや。
おーい、トルテにあう茶でもいれてくれ」
トルコは強引に二人の手をつかみ、ソファーに腰掛けさせると、召使いたちに、軽い料理を注文する。
こんな楽しそうなトルコを見るのは久しぶりだ。
だから、立ち去る事もできず、ハンガリーとギリシャは顔を見合わせ、少しだけほほえんだ。
「で、どうなんだ?アッチの方は」
「ばっちり」
いつの間にか酒が入り、によによな笑みを浮かべるトルコに、ギリシャは親指を立て、頷いた。
話の内容からいうと、アッチとは下品な内容の事だろう。
酔ったトルコに何を言っても無駄だろう。
大きくため息をつき、二人の会話が耳に入らないよう紅茶のカップを傾ける。
――そろそろ帰らないと、オーストリアさん心配するかな――
心配して、自分を探しにここまで来てくれでも嬉しい。
だけど、彼は極度の方向音痴だ。ここまで来るのは難しいだろう。
迷子になる前に帰ろうと、席を立ち……男二人の視線が彼女に集中する。
目が座っている気がするのは気のせいではないだろう。
「……満足させた方が勝ち」
「おう、受けてやろうじゃねぇか」
ギリシャに腕を捕まれ、ソファーに押し倒された。
抵抗しようと、大きく息を吸い込んみ……トルコに唇をふさがれた。
オーストリアとは違う荒々しい男臭さを感じさせるキス。
明らかに違うが……百戦錬磨のトルコらしく、腰をくだけさせるぐらい強すぎるキス。
「ほれ、俺のキスにもうメロメロじゃねーか」
「……まだ始まったばかり」
後ろから抱えられ、するりと服を脱がせられた。あまりに自然な手の動きで、抵抗すらできない。
豊かな胸が空気にさらされた。
ギリシャの手が胸に伸ばす寸前に、トルコが胸に吸い付いた。
「父の日って事で、ハンガリーの胸は俺んものだ」
「や……二人とも止め……ぁっ」
前ではトルコに胸をいじられ、後ろからはギリシャが背中を愛撫する。
前後からくる刺激に、抵抗はしてみるものの、ほとんど意味はない。
「全く、こんなエロい身体になりやがって。
あの変態オーストリアに毎日やられてんだろ」
「オーストリアさんは変態じゃな……くぅんっ」
首筋に走った刺激に、言葉がとぎれた。
振り向くと、ギリシャは小さく笑みを浮かべ、白い首筋に舌を這わせる。
「ゲルマン人、危ない事好き……この首筋のあざ、首輪つけられた跡?」
――いや、それはボンテージの跡で昨晩は縛って踏んでくれといわれました――
なんて事は口が裂けても言えず、口ごもる。
彼らには、それが肯定の沈黙だと思ったのだろう。
二人の行為はエスカレートしていった。
スカートの中に手を入れ、下着の上から秘所を指先でなぞれば、彼女は涙声で反応する。
負けじと胸の突起を同時にいじり、吸い上げ、もみしだく。
敏感な場所二カ所の絶え間ない刺激に彼女はどうにかなってしまいそうだった。
息も絶え絶え、足腰は立ちそうにない。
用途を成さなくなった薄い布が邪魔にも感じる。
直接触って欲しいのに。
「苦しい?……楽にしてあげる」
ギリシャの手が布を引き下ろし、穴に指を……
「え、ちょっ、そこは違う!!や、そんな入らな……」
――誰がギリシャのプレイが普通だと言ったのだろうか。
本人だった気がする。
と、すると、この行為はギリシャのとこでは普通に行われてる行為であって……
そっか、つまりギリシャは攻めであって、誰か麗しき彼を泣かすのが普通の事で――
腐った脳の部分がフル回転するが、正常な脳は動きそうにない。
当たり前だろう。
愛しき者にも突っ込まれた事のない菊門をいじられているのだから。
指が動く度に、多大なる違和感と痛み、そして微かな快楽が脳を支配する。
「大丈夫。力抜いて」
「やぁ……やめて、そこはさすがに……くぅん」
指ですらきついのに、ギリシャのモノが入れられたらどうなることか。
恐怖で瞳に涙が浮かぶ。
唯一助けてくれそうなトルコの顔を見て……さらに絶望に叩き落された。
「おお、俺の為に前は残しておいてくれたってか。くぅ、中々父親思いじゃねぇか」
「トルコの為じゃない……入れる。いい?」
「良くないで……きゃぁ!」
意外とすんなりと進入を許してしまった事に、身体の神秘を感じつつも、
『ネタができた』と同時に思ってしまった腐脳に嫌気を感じてしまった。
「ほれ、入れにくいからギリシャはソファーから降りろ。で、ハンガリー、昔のように膝の上に来い」
後ろに突っ込まれたまま、腰を持ち上げられ、トルコに抱きつくような格好にさせられる。
そり立ったモノが濡れた秘所に徐々に近づいていき……
「やめて本当にこれ以上は……ひゃっ!! やぁっ!」
性器と、排泄器のはずの穴を同時に攻められ、更に敏感になった体中に赤い印が広がっていく。
揺さぶられ、揺れる胸にしゃぶりつかれ、しっとりと汗をかいた背中を指でなぞられる。
「俺に感じてるんだろ? こんなぎゅうぎゅう締め付けやがって」
「違う……トルコのなんかで感じるわけがない。俺の……」
ハンガリーの為……というよりは、酔っ払った末のただの親子喧嘩の延長。
強く彼女を攻め立てながら、お互いの悪口を言い合う。
雰囲気もロマンもあったもんじゃない。
それなのに、身体は快楽に飲まれ、限界に近づいてきていた。
「くぅ! や! もうダメ! あぁぁっ!」
一段と大きな声でのけぞり、身体が硬直した。
一瞬遅れ、強い締め付けが彼らのモノを襲い、精液を搾り出させる結果となった。
くたりとしたハンガリーを抱きかかえ、おでこにキス。
二人のモノを引き抜くと、ソファーの上に横たえる。
二つの穴から白い液体を流す姿を見てしまうと、少しやりすぎたと反省するが……
お互いの顔を見た途端、そんな事をすっかりと忘れ、憎まれ口の応酬が始まった。
「やっぱり俺のテクは中々のもんだろ。回数こなすだけじゃダメってもんでぇ」
「オヤジはすっこんでろ……技は相手によってかえるのがいい……ただ無闇にやるの良くない」
白熱する口論。汚い言葉もたくさん使ってはいるが、二人ともそれなりに楽しそうに見えるのは気のせいだろうか。
「だからよぉ、女は……を?」
背後からのするどい殺気にトルコは押し黙った。
凍りついたギリシャの表情を見て、イヤな予感がし、一呼吸おいてからそっと振り返る。
――はっきり言って振り返った事を後悔した。そのまま口論を続けていればよかっただろう――
そこには、美しき鬼神が立ちふさがっていた。
全裸で、大事な所を隠す気もなく、男らしく仁王立ち。手にはふた振りのフライパン。
どこから取り出したとか、今聞くのは野暮だろう。というか、命に関わる質問であろう。
「……言い残す事は?」
優しい声だが、目は笑っていない。
もし、ここで何か言ったとしても、振りかざされるフライパンの数が増えるだけだろう。
男二人は顔を見合わせ……力なく笑うと覚悟を決める。
――そして、断末魔の声が辺りに響き渡った――
一方その頃、オーストリアの家では
「父の日といえば! 私だって様々な女性を育ててきました!
お兄様と呼ばせ、様々な技を伝授し、淑女として世の中へとだしたのです!
だから、この私のところにも可愛い娘がくるに決まってます!」
妙にハイテンションで家の中をうろつき……ドアのノック音に眼鏡を光らせる。
「どなたですか?」
誰かはわかってはいたが、一応尋ねてみた。
予想通り、ドアの外からは鈴の転がるような可愛らしい声が聞こえる。
「お久しぶりです。リヒテンシュタインです」
「ああ、入ってください。鍵は開いてます」
勤めて冷静に。ただし、無意識にスカーフを緩め、ズボンのベルトを外しやすい状態にし、いつでも臨戦態勢を取れるようにしておく。
ドアが開き、ほんのりと頬の赤い少女が入ってくる。それだけで貴族の制御スイッチは壊れ。
「さあ! 父の日だから敬いなさい!
というか、淑女になった暁に、この乳……じゃなくて父である私が貴女の初めてを頂いて!」
「ほう、では、我輩が貴様の初めてをくれてやるである。初めてのあの世の招待状を!」
凍りついた声とともに、彼女の前に兄であるスイスが入り込んできた。
しっかりとライフルを構えて。
冷や汗をかき、後ずさりする貴族。ライフルを構える兄。
微笑ましい二人のじゃれあいをBGMにしながら――
リヒテンシュタインはマイペースに、3人分の紅茶を入れ始める。
――やはり、ここでも断末魔の声が聞こえたのは、また別の話である――
以上です。
暴走バカエロは本当に書きやすいです。
あ、トルコんとこはともかく、オーストリアやリヒんとこは父の日は別の日なんですけれど……
まあ、気にしてはいけませんね。はい。
貴族このやろー
馬鹿親子…というか似た者親子GJ!
オーストリアにはもうかける言葉が見つかんない。
>>533 面白かったーGj
おまいさんのSSのタイトルずっと気になってたんだがやっぱりそうだったかw
ファンだから嬉しい
>>545 Gj!
貴族ワロスwww
個人的にケーキ作ってたときにお預けするハンガリーさんが堪りませんハァハァ
gjでした!面白すぎたw
というか貴族乙w
3Pも良かったが序盤のラブラブも凄く可愛いかったよ!後日貴族が生クリームプレイをご所望な妄想してしまった
>生クリームプレイ
姐さんにクリームを塗りたくる→舐め取ってウマー
べたべたになった姐さんをお風呂に→洗って差し上げますとか言ってウマー
ですねわかります
貴族、ちょっと城裏に来いww
3P素晴らしいなおい
生クリームプレイ&ソーププレイでウマー!だなんて貴族お前…代われし
カナダさんはリヒテンあたりとのメイプルプレイとかしたら良いと思う
553 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 13:52:27 ID:Y6+Db0PU
この流れからウオッカでわかめ酒とか妄想した。
や別にワインでもスピリタスでも紹興酒でもサルミ酒でもいいんだが。
ドMな貴族のことだから断末魔の悲鳴が段々
嬉しそうな声になっていきそうだw
「そこはもっと情感を込めて!」
>>554 「呑める物なら呑んで…いやあ!!!」
「美味しいよ!すっごく美味しいベラルーシちゃん美味しい!美味しいごきゅごっきゅ!!」
とベラのわかめサルミアッキ酒を飲み干すリトを受信しました。
>>549 >>550 >>552の発言で、生クリームプレイ&ソーププレイが頭から離れなくなっちゃったぞ。
謝罪と賠償を……は置いといて、
急遽、
>>540の続き。オーストリア×ハンガリーのラブラブを投下。
……書いてて、甘すぎて、塩鮭もってこいと何度叫びそうになったか。
「私にもケーキ作ってくださいますよね」
少し拗ねた感じで、オーストリアが傍に寄り添ってきた。
よほど寂しかったのだろう。あのトルコだけにケーキを作っていたことが。
マリアツェルさえ元気がないように見える。
自分だけに見せる拗ねた表情。それがあまりに愛おしすぎて。
「当たり前です。美味しいケーキ作りますから、覚悟しておいてくださいね」
少しだけ背伸びして、頬に軽くキス。
「それじゃ、待っていてくださいね」
髪を一つまとめにし、エプロンを身に着けた。
まずは生地作り。粉をふるい、タマゴをあわ立てる。
湯煎していたチョコレートが甘い香りとなり、あたりに漂う。
それらを合わせ、さっくりと混ぜ合わせる。
今度はたくさんの愛情を込め、たくさんの願いをこめ、生地を作り上げ……型へと注ぎ込んだ。
あらかじめ温めておいたオーブンに生地を入れる。
後は焼きあがるまで時間がある。
中に塗るアプリコットジャムと飾るための生クリームを用意すれば良い。
生クリームをあわ立て……
「おや、美味しそうなもの発見しましたよ」
あわ立てる途中の生クリームを指で掬い取ったのは、いつの間にか背後にいたオーストリアだった。
指についた生クリームを自らの口に運び、深い笑みを浮かべた。
「ん、甘いです。ほら、味見いかがですか?」
素早く彼女の唇を奪う。クリームのさっぱりとした甘さが口の中に広がる。
口内をじっくりと味わいつつも、手はドレスを脱がしにかかっていた。
服が軽い音を立て、床に落ちる。ただし、エプロンは外さずに。
滑らかな身体を指でなぞり、首に唇を落とす。
指が動く度に甘い声を出すハンガリーが可愛くて、絶え間なく刺激を与え続けた。
そっと腰を支え、机へと座らせる。ケーキの材料をこぼさぬ様、慎重に。
零して、台所が汚れるのがイヤなわけではない。折角の美味しい材料がもったいないからだ。
――彼女を飾りつけする為の美味しい材料なのだから――
エプロンからちらりと見える豊かな胸。エプロンの胸元をずらし、乳房を露にした。
まるで熟した果実のように美しい。
この胸にクリームを乗せたらきっと栄えるだろう。
泡だて器についたクリームを先端に乗せる。ぴくっと反応する彼女。
「や…冷たい……ぅん…」
「もう少し我慢してください。今、飾り付けてあげますからね」
机の上に彼女を転がすと、ショーツに手をかけた。
前に彼がプレゼントした清楚なものをつけていてくれている。
彼がこれをプレゼントしたのには理由がある。
一見清楚に見えるが……
「…やっ、そんなとこ、唇を……ひゃっ」
脇についたリボンを解けば、はらりと布が外れる。そう、指一つで……いや、唇一つで脱がせられる下着なのだ。
片方だけ解くのも色っぽい。
しっとりと濡れた蜜壷が絶え間なく蜜を溢れさせる。
この蜜はどんなケーキよりも甘くて。
蜜壷を指で探り、新たな蜜を生み出す。そこに甘酸っぱいアプリコットジャムを塗りつける。
胸には生クリーム。そのクリームの先端には、痛々しく主張する小さなさくらんぼが一つ。
緩やかな曲線を描き、腰を彩るのはエプロンのリボン。白い肌に赤いリボンがよく栄える。
大事な所を隠すように閉じる足を、そっとどければ茂みの中に溢れる蜜壷。
彼女の頭の先から、つま先まで、全てが芸術的で美しい。
こういう時は、あの浪費家であったメッテルニヒに感謝したくなる。
彼がいなければ、この甘いザッハトルテは作られなかったのだから。
「飾りつけはこれで終了です。それでは、特製ザッハトルテを頂くとしましょう」
熱をもったせいだろう。胸の上のクリームが溶けかけている。胸の間に垂れたクリームを舌で拭い、
「くぅ…ん…くすぐったい…あぅ…んんっ」
「ほどよく甘く、ソレでいて微かに塩味が効いていて最高です」
つんと天を仰ぐさくらんぼを舌で転がすと、蜜壷から蜜が溢れ、足を伝い落ちた。
甘酸っぱい香りが台所に漂い……それが彼の情欲を刺激する。
クリームを口に含み、もう一度唇を重ねる。
切なそうに唇を求める姿が愛おしい。
エプロンを解き、それを使って閉じようとする足を机に軽く縛り付ける。
これでどんなに動いても、蜜壷は丸見えだ。
「やだ…オーストリアさんのいじわる……」
「こんな美しいものを隠す方が意地悪です。美味しいケーキを思う存分味あわせてくださいね」
蜜壷に舌を這わした。
アプリコットの甘酸っぱさ、そして蜜のしょっぱさが混ざり合い、絶妙な味わいを生み出す。
指で中を開くと、蜜できらきらと光る。指を差し入れれば、吸い付くようにまとわり突く壁。
不意にチョコレートは強壮剤として使われていたという事が頭の片隅に浮かぶ。
甘い香りに頭がくらくらとしてくる。もう限界が近いという事だろう。
「それでは、中もじっくりと味あわせていただきますね」
ズボンを下ろし、陰茎を露にする。
すでに臨戦態勢は取れている。後は中にいれるだけだ。
一瞬だけ、陰茎にチョコをまぶし『チョコレートバナナです』といって舐めさせるのも思いついたが、
この甘い空気を壊してしまいかねないし、何よりもあまり美しくない行動だ。
だから、素直に蜜壷に数回擦り付け、ゆっくりと腰を落とす。
「入れますよ」
彼女が拒否するわけがないが、一応断りを入れた。
しっとりとした感触。丁度出来立てのケーキに似ている。
ふんわりとしていて、しかし弾力があり、甘い香りがする。
「ひゃっ! あぁ! オーストリアさぁん! ぎゅっとしててくださ……ふぁ」
甘えるよう手を伸ばし、彼を求める彼女を優しく抱きとめる。
唇の端に残っていたクリームを拭い取り、何度目かの口付け。
中に入れるのは気持ちよいが、それよりも彼は口付けの方が好きだった。
唇を合わせれば、頬を赤らめ拙いながらも反応を示してくれる。
甘い吐息を唇でふさぎ、腰を動かす。
濡れた音が響き渡り……
「はぅ…んっ! ふぁ…ぁぁく……くるぅっ」
「私もですっ! いきますよ」
二人の身体は大きく反り返り……そして大きな息を吐く。
肩で息をするハンガリーのおでこにキスを落とし、足を押さえていたエプロンを解く。
少しだけ腰を浮かせると、中からあふれ出る白濁液。
彼女の身体はクリームやジャムでベトベト。
――せっかくだから――
行為の余韻に浸る彼女を強く抱きしめる。
「はぁ…オーストリアさ……きゃっ」
身体を抱き上げられ、思わず彼の肩を抱きしめた。
まるでコアラのように抱きつかれた状態で、彼は歩き出す。
……まだ挿入したままで。
一度いったとはいえ、歩くたびに新たな刺激が彼女を襲い、きゅっと彼を抱きしめる。
「ちょっ、やだ…オーストリアさん、抜いて…」
「ダメです。このまま浴室に行きますよ。ベトベトなんですから」
落ちないよう、強く彼の肩を抱く。
彼もお尻をしっかりと支えてはくれている。
しかし、時折刺激を与えるように撫でまわされ、力が抜けそうになった。
そんな攻撃にも耐え、どうにか浴室までたどり着く。
バスタブに腰透けさせ、ここにきて初めて陰茎を抜いた。
中から溢れ出してくる精液に、彼女は少し顔を赤らめ、恥ずかしそうに身体を隠す。
可愛らしい行動に服を脱ぎかけていた彼は頬を緩める。
服を脱ぎ終え、几帳面に畳むと、石鹸を手にした。
水に軽く濡らし、しっかりとあわ立てる。手のひらいっぱいに泡を作ると、その泡を彼女の身体に擦りつける。
つんと象徴する突起を隠すかのように泡を置き、臍にも泡、そして大事な所にも泡をたくさん盛り付けた。
見たいところが隠れているというのは、妙に色っぽい。
改めて彼女の妖艶さに唾を飲み込み……ここで初めて彼女から動いた。
「たまには私に奉仕させてください」
さりげない動作で彼を床に座らせると、膝の上にのり、胸を押し付けた。
身体を上下に動かし、彼の身体を泡だらけにする。
たわわに揺れる胸が、胸板に辺り淫靡に形を変える。
柔らかい中に、硬くなった突起が胸板を刺激し、一度は元気を失っていた陰茎を復活させた。
それを確認すると、腕を胸ではさみ泡立てる。
「ん…ふぁ……」
時折、自らの動きに甘い声を出し、動きが止まることもあったが、それでも健気に彼に刺激を与え続ける。
背後に回り、強く彼を抱きしめる。密着する肌。
大きな背中に抱きつくのは好きだ。ずっとこのままでいたい。
だが、もっと深く繋がりたいという欲求もある。
身体を擦りつけ……無意識に自分の蜜壷に手をやる。溢れ出す精液とともに、新たな蜜もあふれ出していた。
彼の身体を一蹴し終えると、もう一度膝の上に座り、そっと目をつぶる。
もちろん、口付けを求めていたのだが、中々彼の唇がこない。
かわりに鼻をつままれる感触に、目を開け、頬を膨らませた。
「む〜こういう時はちゅーです。ね、ください」
「はいはい。わがままですね」
鼻の頭に軽くキスをしてから、唇を合わせる。
熱い口の中、ゆっくりと舌を絡ませ、お互いの口の中を味わいつくす。
長い間、唇を重ね……そしてどちらかともなく唇を離す。
潤んだ瞳で彼をまっすぐに見つめ
「……入れてもいいですか?」
「イヤというとでも?」
「言うわけないですよね」
少しだけ腰を浮かし、そそり立って主張する陰茎を中へと誘導した。
ゆっくりと中に入っていく感触に、彼の綺麗な眉が少し歪み
「…ん…オーストリアさんも感じて……ふぁ…くれてますね」
根元まで沈むと、強く強く彼を抱きしめる。
「愛してます。大好きです。言葉じゃ足りないくらい愛してます」
「そんなに愛してくださっていつも感謝してますよ」
頭を撫でてくれる手が気持ちよい。
愛してくれる男性のため、砕けそうになる腰をどうにか上下に動かし……
――そして、二度目の昇天を迎えた――
熱いお湯が気持ちよい。
二人抱き合った状態でシャワーを浴びる。
本来ならばもう一度でもやりたいところだが、そうもいかない。
そろそろ同居人が帰ってくる時間だから。
さすがにこんな姿をみられるわけもいかず、とりあえず後始末を始めていた。
身体の汚れをシャワーで洗い落とし、お互いの身体をタオルでふき取る。
そういえば……と、彼女の服は台所に落としたままだったなとか、自分の服もクリームで汚れたなとか思いつつ、
まだ同居人が帰るには時間があるため、裸で服を取りに行けば良いかと自己完結をしながら、浴室のドアを開けた。
……何故か、そこにはきっちりと畳まれた男女二人分の服。しっかりと下着まで揃っていた。
「あれ? オーストリアさんお洋服用意してくださったんですか?」
状況を理解できていない彼女は、彼が用意してくれたものだと思ったのだろう。
しかし、彼には覚えがない。
こんな几帳面に服をそろえてくれる人物といえば……
「まさか!」
服をひっかけると、脱衣所を後にし……妙に綺麗になっている台所を発見し、肩を落とした。
クリームやらジャムやらチョコレートやら精液やら愛液が散乱していたはずの台所が綺麗になっている。
それどころか、焼きかけだったザッハトルテが綺麗に仕上がり、皿の上に乗っかっていた。
「……もしかして……」
「もしかしてだ」
背後から聞こえた声。そして肩に置かれるごつい手。
それだけで振り向かずとも正体はわかる。
「えーと……お早いお帰りですね」
「ああ。仕事が思いのほか早く終わったものでな」
予想通りむっつり顔のドイツがいた。腕を組み、威圧的に彼を見下ろす姿に中々言葉が出てこない。
「あっとその、早く終わってよかったです。それでは私はこれから用事あるので」
回れ右をし、ドイツの前から早々に立ち去ろうとするが……すでに遅し。
がっしりと肩をつかまれてしまっていた。
「……俺は言ってたよな。お前の性癖や趣味に口出す気は無い。
だが、共用の場所は使ったら片付けろと」
「いや、それはその」
「男だったら、言い訳するな! そこ座れ! 今日こそはたっぷりと!」
「やめてください! ドイツさん! それは私が……」
慌てて止めに入るハンガリーの顔を見て、ドイツの肩の力が抜けた。
それを見て、オーストリアは助かったと思ったのか、一つため息をつき
「どうせ、ケーキ作りの途中でこいつに襲われたんだろ」
図星をつかれ、オーストリアは顔を青ざめ、対照的にハンガリーは顔を赤らめた。
あまりに予想通りの結果に、ドイツは大きくため息をつく。
「やはり今日は徹底的に教育するぞ。
……ハンガリーは今夜はゆっくりと休め。どうせ無茶させられただろうからな」
彼女は優しい声にこくりと頷く。
ここでかばった所で、火に油を注ぐ結果になるだけだとわかっていたから。
一礼すると、自室へと向かう。途中、オーストリアだけに聞こえる声で呟くのは忘れない。
――終わったらまたお願いします――
その言葉を心の支えにし、日本直伝の正座をさせられながら、ドイツの説教は一晩続いたのだった。
以上。
最近は貴族に不憫が感染しつつあるなと思います。
いや、貴族好きなんですが、どうもギャグにしやすいというか……
クリーム&泡プレイ提唱した人・その1です。
言ってよかった…いいラブラブ見せてもらったよ!
謝罪と賠償のかわりに、100回のGJ!で許してください
ハンガリーさん(女性)には優しいドイツ、良いね
むしろハンガリーさんを美味しく食べられて正座一晩で済むのなら
ちょっと貴族そこ代…うわ何をするくぁwせdrftgyふじこlp
生クリームプレイの言い出しっぺが通りますよ
gjgjgjgjgj!!!!うおぉああぁ!なんだコレすごく萌えた!ありがとう!ご馳走様でした
生クリームとかジャムとかたまらない!
にしてもここ見るようになって貴族のイメージ変わったwこれからも色んなプレイをハンガリーさんにしてやって欲しいよ貴族頑張れ!
GJ!
ウィーンっ子は生クリームを口にしない日はない、という話を思い出したw
萌えた
GJ
GJ!
姐さんが大変可愛かったです!!
そしてドイツ…お疲れ様(笑)
ここの住人になってから、貴族のイメージが変わったぜ…(いい意味で)
GJ!
姐さんは相変わらずかわいいねぇ
ドイツご苦労さまwww
ベルギーならチョコレートプレイできるな
湾ちゃんなら何だろうと考えて、餡子とでてきた
無理だ
越ちゃんはココナツの汁で宜しく
リヒたんはヤギの乳でよろしく
ウクベラだったらウォトカ・・・・・・・・いいえケフィアです
食べ物で遊ぶんじゃありません!と日本に怒られそうだな。
で、みんな裸の上、正座で説教。
そう言う日本は女体盛りするんですね。
わかります。
凹凸がはっきりしている体型よりも、ツルペッタンのほうが盛りやすいし…
おっと、こんな時間にお客さんか
誰もいないっぺー!
>>577 あんこには放置プレイですか、わかります
あんこはココでテビューしても不憫キャラになりそうな予感w
そいや昔あった合コンネタでも微妙に不憫だった気が。
大丈夫、本人は不憫だなんて微塵も気付いてないから。
女性陣にどんな仕打ちを受けようとへこたれないぜ!
あんこなんで不憫なの?
本家で設定出てたっけ
ノルウェーにこっそりいびられてるからじゃないか?
ここのスレっぽく表現すると、あんこいびりの一環で
ノルウェーに黒組織に売られてそうだな。あんこ。
でも本人まったく悲壮感は感じなさそうだが・・・
売られて罠にはめられてしまうが、ソレが罠だと気がつかず、素直に楽しんでしまい
「こんな楽しいことならば、ノルにも教えてやらんと」と
逆に黒組織にノルをのりのりで提供してしまうデンを受信した。
……が、相手が思いつかん。
デンさん、組織に売られて誰と閉じ込められようがフランス兄ちゃんや
親分並みに後腐れなくエンジョイしそうだ。
うーんベラあたりならちょっと面白いかも。
「触るな!」
「いいッぺ減るもんじゃねえし。」
と触りまくって突っ込んでアンアン言わせて…
さっさと一人終わってよかったっぺー!
相手いないなら出なくていいじゃない
漫画があんまりきてないから性格もわかんないし
香港・台湾・ベトナム・ベルギー「出演は性格定まってからでもいいのでは…そう言われてた時期が私にもありました」
ベラルーシもフライングしてたなそういや…
このスレではウクライナもトレカでしか出てない時からいた
それに比べればまだ北欧はキャラ把握出来る方
とりあえず、台湾、香港、北欧5はあらかた性格わかってきたな。
ベルギーは方言で喋る、ベトナムは女性って情報だけなんだよね。
女の子キャラは早く情報が出て欲しい……
ベルギーさんは長身でおとなしく明るく気丈
ってクリスマス予告編に書いてあった
北欧はちょっとずつわかってきたけれど、台湾と香港は微妙
台湾って一言ぐらいしか話してないし
香港もプロイセンブログぐらいじゃないか
まだ「ハ…ハハ…ハハ…?」「お」「ロハス!」しか言ってないからな香港…
>>556です。わかめ酒小ネタ リト×ベラ
「ベラルーシ、王様の言う事は絶対だし。」
ポーランドがベラルーシを指差して、にしゃっと口の端をつり上げにやりと笑う。
ひらひらと赤い印のついた棒をベラルーシの目の前で振る。
そのポーランドをもの凄い目つきで睨んでいるのは、黙っていれば白磁の肌、透き通る硝子玉のような瞳。
さらさらとしたプラチナブロンドの美少女…ロシアの妹ベラルーシであった。
「さっさと服脱いでわかめ酒してリトに呑ませるしーこれが王様の命令だし。」
「死ね、この馬鹿やろう…」
「さっさと脱いじゃって下さいよ〜王様ゲームは王様の言う事は絶対なんですよ〜」
のほほんとした顔でさらっと嫌な事実をいうのはフィンランド。
彼の足下にはウオトカが5本程転がっていた。
「ほら!僕んちのSalmiakki Koskenkorva!これでわかめ酒しろって王様のご命令ですよ〜〜〜」
「いや、俺それでしろって言ってないし…」
キュッと栓を捻れば独特のアンモニアの匂いとアルコールの匂いが鼻を衝く。
ベラルーシは酒は強い自信はあるがこれは正直勘弁して欲しいと思っていた。
「ベ〜ラちゃん!!王様…ううんポーちゃんの言う事は絶対なのよ〜〜♪」
酔っぱらいのウクライナが逃げ腰のベラルーシを捕まえ、しゅるっとベラルーシのワンピースのリボンをほどく。
ニコニコ笑いながらボタンを外して行くと積もったばかりのような新雪の様に白い肌。
白い肌に映える黒に紅いレースのブラジャーとお揃いのショーツ。
恥じらいと怒りが入り交じったベラルーシの微妙な表情。
そしてそんな彼女を味わえる幸福を幼なじみから授かった幸せ者は…呑みすぎて撃沈していた。
「ちょーエストニアーリトに水かけたってー!!さっさと起こすし!!」
なぜこんな事になっているのかというと、いつもの世界会議の後。
なぜか気がつけば元東側諸国が集まり、気がつけばウオトカお国自慢大会になっていた。
面子はバルト三国とルーシ姉妹、ポーランドにフィンランドである。
そしていつの間にか気がつけば王様ゲームを始め、最初のうちは王様の命令はウオトカ一気呑みだったのがエスカレートしていき…
お約束のエロ命令大会になったのであった。
既に負けまくっているラトビアはエロ命令をされる前に撃沈している。
同じく負けまくっているがアルコール許容量が人外のフィンランド。
リトアニアはウクライナに口移しでウオトカを呑まされ撃沈。
ウクライナもかなり負けているがこちらもアルコール許容量が半端ではないのでハイテンションになっているだけ。
エストニアは呑んでも顔に出ず、ポーランドはほぼ完勝。
何十回目かのくじ引きの時、また王様になったポーランドが宣言する。
「今度負けたヤツ!わかめ酒してリトに呑ませるし!!!」
ベラルーシもそんなに負けていなかったが、ここで負けるとは思っていなかった。
あの時、さっさと引いたクジに印があるとは…
「水は後始末が面倒なんで、取りあえず…」
どうでも良さげなエストニアはリトアニアの鼻を摘む。
暫く摘んでいると酒臭い息をぶっは!!と吐きちらしながらリトアニアが飛び起きた。
「ちょっと!!エストニア俺死んじゃうじゃない!!」
「何言ってるのリトアニア。君は今から天国旅行だよ?」
「え?」
状況が全く読めないリトアニア。
潰れていた故、誰が王様で誰が下僕か解っていない。
くるっと回りを見渡せば何故か下着姿のベラルーシ…
「うひゃああおういゆおぶおっpklんmびkhygvkhbっkjplk。、んmlkb!!!」
「わかる言葉喋って下さいよーリトアニア〜〜」
「フィ、フィンランド!!何で?何でベラ、ベラリュ、べ、し、っっしいいい下っ下っぎぎぎぎ???」
興奮し過ぎのリトアニアはフィンランドの顔が3つくらいに分裂する程揺すりまくった。
「王様の命令だし。今からベラがリトにわかめ酒するし。」
「くっはあああああ!!!!ポーランド!ポーランドぉぉぉぉ!ほ!ほ、ふぉんんとおおおお??」
王様の慈悲に溢れた?命令は、興奮のあまり人に解る言葉を発しないリトアニアを天国へと誘いかけた。
おまけに変な踊り(コサックダンスのようなもの)まで踊り始めた。
それを見てウクライナが「本物はこうよ!!!」と叫び一緒になって踊りだす。
そのカオスな様子を憎々しげに眺めているベラルーシ。
(…こうなったらこのサルミアッキ酒で息の根止めてやる…)
見せない様に瓶を持ち、リトアニアを睨みつける。
「…リトアニア、早くこっちに来い。」
歓喜のコサックダンス擬きを踊るリトアニアを呼びつけた。
腰のショーツの片側のヒモに指をかけ、ついと引っ張るとはらりとほどける。
素早く取り去り、リトアニアに投げつける。
「あqwせdrftgyふじこlp!!!」
ドイツの家の犬のごとくダイビングキャッチをするリトアニア。
ベラルーシはその様子を冷ややかな目で見ながらすっと正座した。
「早く。」
「ふぁ!はひいいい!」
ブラジャー一枚のベラルーシの前にちょこんと座るリトアニア。
白い肌に黒に赤いレースのブラジャーだけの彼女の姿が目の前にいる。
滑らかな象牙色の腹、正座した股には髪と同じ色の陰毛。
「こ、ここに…」
ベラルーシの黄金の三角地帯に無色透明なウオトカ、いや自分ちの蜂蜜のミドゥス…チェリーのウオトカを注いで揺らめく陰毛…
そこに顔を突っ込み美味しく酒を頂く。
そしてあわよくばその後も美味しく…
リトアニアはそれを想像してごくりと唾を飲み、ベラルーシの目を見つめる。
「べ、ベラルーシちゃん…お酒、これでお願いします…」
と手にしたミドゥスをベラルーシに差し出す。
ふっとベラルーシが微笑む。天使のような笑顔で。
「お前が呑むのはこれ。」
「え?」
ベラルーシの手にはSalmiakki Koskenkorva。
その酒は薄い金色でも、無色透明でも、赤くもない。
黒い。真っ黒。多分、揺らめく毛など毛程の期待しかできない。
ベラルーシは思いっきり目を見開いたリトアニアなんぞ無視して、ごぼごぼと自らの股ぐらに注ぐ。
白い肌とは対照的な黒い酒。
「呑める物なら呑んでみろ、リトアニア。」
小悪魔のような笑顔でにやりとベラルーシは笑う。
回りはリトアニアの行動を注視した。
ミドゥスの瓶を持ったまま固まるリトアニア。
サルミアッキ酒ではさすがのリトアニアもお手上げかと全員固唾をのんで見守る。
しかし、注がれた器はベラルーシ。
ベラルーシなのだ。
そう、リトアニアにとってはサルミアッキなど何の障害にもならない。
リトアニアは太ももに手を置くと一気に三角地帯に顔を沈めた。
「ぢゅるるるるううっ」と音を立てて一気にすする。
「ベラルーシちゃん!美味しい!!美味しいよベラルーシちゃん最高に美味しいいい〜〜〜!!!」
太ももや秘部に付く酒を丁寧に舐め、どさくさにまぎれて足を開かせた。
「や!!ひゃあああ!」
慌てて足を閉じようとするベラルーシ。
しかしその足に選ってリトアニアは頭を挟み込まれ、逆に目の前にベラルーシの花園がある状態に固定された。
「ベラルーシちゃん!そんな、目の前にベラルーシちゃんの…」
全然リトアニアの顔は見えないが全身に漂う幸せオーラ。
「俺のために固定してくれたんだね!待ってて!今すぐ気持ちよくしてあげる!!!」
そう言ってリトアニアはベラルーシの足を掴み完全に自分の頭を固定した。
ぺろりと舐め上げ、莟を丹念に舌で責める。
「いい匂いだね、ベラルーシちゃん?俺の事…待っててくれたの?」
「ち、ちが!!!や、やめろぉ!!!死ね!!バカ!!ひゃあああん!!!!」
そして残された国は…面白がるだけで止めようとしなかった。
「ま、挿れそうになったらとめたらいいしー」
「そうね〜」
「ま、ほっときましょうか。」
リトアニアが本懐を遂げられたかどうかは神のみぞ知る。
おわり
ぐっはGJ!
サルミ酒をぽそっとつぶやいた者だが、
これを、ほんとに、マジで文章化してくれるとは・・・・・!あんたは勇者や!
ベラへの想いだけでサルミ酒を美酒?に変えてしまうリトの暴走っぷりにも乾杯!
とりあえず…ラトビアァァアアアア!
リトアニアがんばれっていっていいのかいけないのかw
ところでわかめ酒って細い子なら下からこぼれないのかな
これはいいワカメ酒ww
GJですよ!
>>599 太くても細くても太股ぎゅううーとしないと
三角地帯に液体入れられんのよ
リ、リトアニアーーー!!(爆笑)
期待を裏切らない男だGJ !!
この後も期待を裏切らないことを裸正座でまってるし!
リトよかったなと言うべきかw
GJ!
暴走リト待ってた!!
土曜の夜に一人楽しすぎるぜー!
>604
プロイセン乙
お前はこんなところにいないでさっさとハンガリーさんの三角地帯に
顔を埋めてくるんだ!
プロイセンはハンガリーさんならばサルミ酒でもワカメ酒できるのだろうか。
スイスはリヒならば行けるのか少し気になった。
日本は誰でも無理そう。
逆にフィンだったらだれでもできんじゃね?産地的に。
あとはどの女子と絡ませるか、だがw
そうなると北欧5なら誰でも行けそうだな>サルミワカメ酒
あんこだったらポジティブにやってくれる…かも…!
ウク姉のおっぱいの谷間に注ぎたいがこういうのは何と呼ぶのだろうか
鎖骨に注ぐってのもあった気が。
直接的でない分、逆にエロくてイイ!
612 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:33:05 ID:UzBksF9Y
>>611 そういうの貴族やフランス兄ちゃんが好きそうだ。
ノルウェーはされてほしいかも>鎖骨酒
食い物飲み物ではないが、南国育ちであるがゆえに、
おそらくは見たことがないであろう雪を使って、
セーシェルのあられもない部分に当てるという特殊プレイを思いついた。
氷とは違う感触にびっくりしそうだ。
WW2時代の日台。
日本も台湾も病んでるのでご注意ください!
はじめは彼のことが大嫌いだった。
偉大な兄を裏切り、兄弟たちを傷つけ、私の家に踏み入った彼を恐れ憎しみこそすれ、好感など持ちようがなかった。
その頃の彼はあまり笑わず、それがいっそう怖かった。
でも。時折見せる笑顔や柔らかい雰囲気に気づいたのはいつだったろうか。
たとえば日本語の読み書きを教わってるとき「台湾は覚えが早い」と言って私を褒めるその声のの暖かさや。
月を眺めてるときのさびしそうな横顔に。
私はいつしか彼に恋をしていた。
だから、平気。彼に何をされても、平気。
日本に組み敷かれ、荒々しく服を乱されながら、台湾はぼうっとそんな今更なことを考えいた。
初めて抱かれたのはいつのことだったろう。
日本が怪我をして帰ってくることが増えてきたあたりだったと思う。
そのころの日本の纏う雰囲気はとげとげしく、出会ったころの時折見せた柔らかい雰囲気はもうどこにも見当たらなかった。
それでも台湾は彼を愛していた。手ひどい言葉をかけられても、冷たい視線にさらされても。
だから、より一層憔悴した彼が帰ってきたあの日、そのまま閨に連れ込まれて何かを叩きつけるかのように犯されても、台湾は抵抗しなかった。
むしろ興奮した。自分にだけ負の感情をぶつけてくる日本に。
「何を考えているんですか?」
そんな昔のことを考えていたら、昏い瞳をした日本にのぞきこまれた。
いまの日本はあのときよりもさらに痛々しい。
こんな疲れ切った状態でこんなことしたらますます憔悴してしまうのではないかと毎回台湾は心配していたが、それを日本に告げたことはなかった。
この暗く淀んだ―――しかしこの上なく二人を密着させる素晴らしいな時間が終わってしまうかもしれないのが嫌だったからだ。
「あなたに初めて抱かれたときのことです」
そううっとりと台湾がつぶやくと、日本は心底嫌そうな顔をして、台湾への凌辱―――愛撫というよりそれは凌辱に近かった―――を再開した。
ぐちゅっ、くちゃっ
一定のリズムで、淫らな水音が室内に響き渡っていた。
深く息を吐き出すように、日本の下半身が台湾の体を押し上げる。
「う・・・ッ」
ゆっくりと往復する波が、体内をえぐる。
「ン、うっ・・・」
台湾の両脚は大きく開かれ、あられもない姿を晒していたが、台湾の頭の中には快感しかなかった。
「・・・ァ、ん、くッ!」
「はっ・・・」
「ううっ・・・に、ほんさ・・・」
「はあッ・・・」
――ズズッ・・・
台湾の体を貫いていたモノが、突然引き抜かれた。
「あっ・・・!?」
ずちゃ!!!!
台湾が眼を開いた次の瞬間、再び熱い尖端が、体の中を深々と奥まで突き刺した。
「ああああッ!!」
背中が限界まで反り返り、吐息とともに絶叫が喉から解放される。
あまりにも唐突に訪れた絶頂に、台湾の意識が溶けていく。
「はッ! ・・・はッ! は、うッ・・・!」
「台湾・・・」
日本が、台湾の耳元で囁いた。日ごろには決して聞くことはできない、甘さを含んだ声だった。
「台湾。たいわん。貴女は私のモノですよ。私の」
「あ、う・・・はッ!!」
再び台湾の体が突き上げられ、そのたびに子宮を震わせる音が体内を揺らし、留まることのないうねりが、台湾のすべてを犯していった。
「はあっ・・・! あ、ああッ!!」
ぐちゃ、くちゅ、ずちゅ・・・
台湾の体が激しく突き上げられる。
膝をついて背を反らす日本の上に乗せられた台湾の体は、まさに人形のように揺れていた。
打ち上げられんばかりに突かれ、力を失い落ちる往復が繰り返される。
弾む乳房と、乱れる髪の動きが徐々に激しくなり、登りつめるように呼吸が急速に早くなっていく。
「う・・・あっ! はあッ!!」
体の芯が焦げて極まる瞬間が、幾度も訪れた。
台湾は焦点の合わない眼を見開いた。
背筋が痙攣し、胸が反り返る瞬間、そそり立つように張りつめた乳房を日本の肉の落ちた両手が荒々しく揉みしだいたのだ。
「あうぅッ! ううーッ!!」
脱力しかけた間際に与えられた刺激が容赦なく体を貫き、首を左右に振る台湾の唇の端から涎が散った。
果てても果てても、更に高いうねりが沸き上がる。
「あ・・・は、あ・・・」
「まだです。まだですよ、台湾」
どこか熱に浮かされたように告げる日本の瞳は爛々と鈍く輝き、まさに獣のそれだった。
日本が台湾の体を抱き起こし、引き寄せた。
「あ、うっ・・・う」
半開きの小さな口の中に日本の舌が滑り込む。
重なる唇の隙間から、低く、くぐもった声が漏れた。
台湾の上唇の裏をべろりと舐めた後、舌なめずりをしながら、
「愚かだ。貴女は愚かな娘だ。私の舌を噛み切ることだってできるのに。あるいは自分の舌を」
囁く日本の唇と台湾の唇の間が、光る糸を引く。
蕩けた視線をさまよわせていた台湾は、深く熱い息を吐くと、耳元を舐める男の眼を見返した。
「貴方が、私に何をしても・・・、私を変えることなんてできません」
(私のこの、想いを)
しかし最後の言葉は口にしなかった。
そんな残酷な・・・いまの日本にとって残酷でしかない言葉を吐いてしまったら、
彼が本当に壊れてしまうような気がして。
日本の眼がつりあがる。
「ククク、いつまで強気でいられるんですかね。・・・ハハッ!」
台湾の両脚を肩に担ぎ上げ、日本は勢い込んでのしかかる。
布団に押し付けられ、仰け反る台湾の首筋を、粘りつく舌が這い上がった。
「うううッ・・・!」
大きく開かれた両脚の間から襲い掛かる、深く、激しい衝撃が体の中心を貫通する。
「さあ・・・、いきますよ」
どくどくと脈打ち張り詰める男根が、台湾の中で膨張する。
「あ! ・・・あッ! あ・・・!!」
激しく体を突き上げる動きが連続的に、より深く、より奥深くへと迫る。
台湾はあまりの快感から、上半身を捩り、その熱い濁流の浸食から逃れようと暴れ、もがいた。
しかし強く押さえつけられた腰は、逃げ場がない。
ド・グン・・・
「ぐ、うッ!!」
ドグン!!
「あああーッ!!」
台湾は、自分の中で解放された熱い液体の噴出を感じ、一瞬の後に目の前で断続的に火花が散ったのを見た。
子宮に染み込む衝撃が、全身を染めて駆け上がる。
「ア・・・ ア・・・ ア・・・」
目の前が、真白に染まっていった。
台湾が気づいたとき日本は上半身を起こし、虚空を見つめていた。
「にほんさん・・・」
台湾が掠れた声で呼びかけると、日本は視線を動かすことなくつぶやいた。
「新しい“くに”・・・」
「え?」
「こうして貴女を抱いていれば、いつか新しい国が生まれないでしょうかね?
気高く、強い。そう、西欧にも負けないくらい強い国です。この亜細亜を守り導く王者。
そんな新しい国が生まれないものでしょうか?」
日本はさきほどの情事の激しさが嘘みたいに淡々と述べた。
国が新しい国を“生む”なんてありえない。
国とは知らぬ間に生まれ、知らぬ間に消えていくものだから。
それでも台湾は察した。彼は本気でそれを望んで自分を抱いていたのだろう。
ありえないと知りながら。
「日本さん」
台湾は日本の肩に寄り添い、うっとりとつぶやいた。
「日本さんが、なればいいじゃないですか。気高く強い、この亜細亜の王者。そのために、」
そのために兄弟を裏切ったんでしょ?
そう囁いた瞬間、台湾は日本に突き飛ばされた。
その怒りに燃えた瞳を見て、台湾は大変満足した。
自分だけだ。日本のこの瞳を見ることができるのは。
刀で切られるかとも思ったが、日本はもう台湾を見ることもなく、服を整えて出て行った。
台湾はぼんやりと木目の天井を見上げる。
本当は台湾も日本ももう分かってる。日本は王者にはなれない。
わかっているからこそ日本も、ありえもしない新しい国の誕生を望んだのだろう。
どろっと太ももを伝う日本の精液を感じて、台湾は身震いした。
結局その後、台湾が再び日本に会うことはないまま終戦を迎えた。
終戦後、兄とアメリカに頼み込んで会いに行った彼は、全身包帯だらけで昏睡していた。
「日本さん」
台湾がよびかけてもぴくりとも動かない。
自分と同じ漆黒の瞳は、瞼に隠されたまま見ることはできない。
台湾はそんな彼を見つめながらぼんやりと思った。
今度彼の瞳に自分が映るとき、自分たちの関係は変わるのだろうかと。
変わってほしいのか変わってほしくないのか、自分でもわからないけれど。
「早く、目を覚ましてください・・・」
そう呟いた言葉と、重ねた唇の感触だけは、まぎれもない真実だった。
以上です。スレの流れぶった切って暗いの投下してすみませんでした。
現代のほのぼの日台もいつか書いてみたいもんです。
GJ!
泣けた…
GJ
せつなエロス
続き読みたい
GJ
凄く良かった
ほのぼの日台、股間に薔薇で待機しとく!
ほの暗いのも好きだから投下うれしいよーGJ!
日本が台湾を抱いたのは、戦で消えそうな自分を(いろんな意味で)繋ぎ止めたかったからなのかな…
なんて邪推してしまった。
>>610 乳酒でいんじゃね?
どうでもいいがわかめ酒の男性版はマツタケ酒。まめちしきな。
>>622 そんな事言われたらロシアさんがサルミアッキ酒で松茸酒してベラに呑める?ってやってんの
想像しちまったじゃねーかw
もちろん飲み干して襲いかかるベラルーシ…
GJ!!
たまにはこんな日湾も良いな
ありがとう、こういう日台読みたかった
GJGJGJ
カプ:フランス×セーシェル
セーシェル誕生日ネタです
苦手な方はNGワードに『ショコラ・ショー』で
「おじゃましまーす」
ドアを開けると鼻孔をくすぐる薫りが懐かしかった。
懐かしいといっても数ヶ月ぶりという意味。
嗅いだだけで気分が晴れるようで、すっとしている。
しかし、その匂いの明るさとは対象的に室内は暗かった。おまけに物音ひとつしない。
手探りで壁にあるスイッチを探がしていると手に何かがぶつかる。鈍い音。照明をつけた。
蛍光灯は橙色の光を差し、家の中を柔らかく照らした。
足元にはさっき落としたのだろう物が転がっている。それを元の位置に戻すと家に上がり込んだ。
もう寝てしまったのだろうか。
だとしたら、あれだけ盛大に音を立てたのだから起きてきてもいいはずだった。
一番考えたくなかった事態が頭をよぎる。
「いないのかな、フランスさん」
悪態をつきたいところだったが、ため息をつくのに留めた。
そもそもここに来たのは、昨夜電話でフランスから誘いを受けたからだった。
島では採れないものや彼の料理が食べられると喜んで了解した。
期待もしていた。
ちなみに誘われたのは昼に彼の自宅での食事。
今は夜。島の方で色々あり、この時間にしか着けなかった。
約束の時間はとうに過ぎている。取りつけた約束は昼の間のことだけ。
彼にだって都合があるだろう。今この場にいなくても文句は言えない。
「悪いことしたなぁ……ご馳走…」
宛てもなく家中を彷徨っている間も食べ物への想いは尽きなかった。
彼は一体どのような料理を用意していたのだろうか。
そういえば彼女の好きなものを作ってやると意気込んでいた。
バターと卵をふんだんに使ったふわふわのオムレツ。
煮込んで溶けそうな肉に肉汁をベースにしたソースがかかる。
口に入れればクシュと崩れてアーモンドの薫りが漂うお菓子。
それだけではない。まだまだたくさんある。
今はなきご馳走への想いを馳せながら歩いていると行き着いた先は寝室だった。
となるとちょうど部屋を全部回ったことになる。
……書き置きをして帰ろう。
たしか寝室のあの机のところにペンやメモ帳があったはず。
セーシェルはドアノブに手をかけた。
ベッドの上に人の影がある。
暗い面持ちだった彼女の顔に希望の色が浮かぶ。
見覚えのある金髪。
確信して勢いよくドアを開け放った。
ネコ耳と尻尾つけて桃色のリボンを巻きつけた裸体。
「誕生日おめでとうセーシェル!プレゼントはもちろん俺――」
「服を着ろこのやろおおおおおおお!!!」
「もしかして昼間からずっとこの格好だったんですか?」
あまり気乗りはしないながらセーシェルはリボンをほどいていた。
ここまでわくわくしないプレゼント開封もなかなかない。
「俺はセーシェルのことならいつまでも待ち続けるからな」
「喜べばいいのか呆れたらいいのかわかんないです」
どちらかというと半ば呆れながらリボンをすべてほどき終わった。
一応大事な場所は薔薇で隠されているのだが、ほとんど全裸のネコ耳男が少女と並んでいる異様な光景。
そのうえ男は正座して熱い眼差しを送っている。少女は頑なに目を合わそうとしない。
「あの」
「俺はプレゼントだからセーシェルの好きなようにしてくれ。こういうのっていいな、すごく興奮…」
「風邪引かないでほしいんで早く服をですね」
「セーシェルは優しいなぁ。人を気遣える優しい子に育ってくれてお兄さん興奮…」
「服着ろって言ってるだろーがあああああああ!!!」
そうして、ちゃんと服を着た男と少女という至って普通の状況になった。
「で、なんでネコ耳とかつけてるんですか?」
「それはだな。お兄さんは超かっこいいんだけど可愛さが少し足りないからつけてみたんだ」
セーシェルの視線はネコ耳一点に注がれていた。
見ただけでその柔らかさが分かる白い毛からなる分厚い耳。しかもそれが二つもある。
疼く手を抑えられなくなったセーシェルはネコ耳をむんずと掴んだ。
その肌触りに身体中の力が抜けて、素っ頓狂な声が漏れた。
「わぁ、もふもふしてる」
「尻尾もすごいぞ。ほーらもっと近くにおいで」
「うぃ」
「おおっといけない手が滑った」
気づいたときには、取れた尻尾を握ったセーシェルはベッド上に引っ繰り返されていた。
見下ろしてくる顔に浮かんだ不敵な笑みに身が竦む。このままの状態でいればただで済まない。
しかし起きようにもフランスが覆い被さっていてはどうしようもなかった。
「えと、もしかして怒ってますか?遅れてきたから」
「セーシェル」
「わざとじゃないですよ!ちょっと忙しくてっ…あ、あの、言い訳するつもりじゃ………ごめんなさい」
「そのワンピース、俺がこの前買ってあげたやつか?うん、センスの良さが滲み出…いや、セーシェルだからか」
顎に手を当ててフランスは唸る。
薔薇を敷き詰めたようなワンピースがセーシェルの身に纏っているものだ。
袖もなく紐でつられているために肩辺りの肌を隠す生地はない。
腰元で締められた大きなリボンがそのラインを強調していた。
予想していなかった話題に困惑したのは一刹那で、セーシェルは嬉々として話す。
「えへへ、これ、レースとかリボンが可愛いですよね。お気に入りです」
「だよなー。いいよなー。特にこの色が露出した部分を際立たせて……はぁはぁ」
「ひゃっ…!あ、ああああ、どどどこ触っ…て」
始め服の上から太ももを撫でていた手が潜り込んできた。
外気にさらされていた肌は指でさえ熱の塊のように感じられた。
膝裏に指先が触れた途端、セーシェルは反射的に足を閉じた。と同時に息が漏れる。
「……ふぁ…っ…」
縮こまって耐えるセーシェルの姿がフランスの視界に入った。
ほんのりと上気した頬。吐息混じりの声。溶けそうな瞳。
彼はそれらを見るなり手を止めた。
さきほどより体を浮かせた。のしかかるつもりもない。
彼女が逃げられる余地は残してある。
「セーシェルいいのかー?このままだと俺にめちゃくちゃにされちゃうぞ」
「………いい」
「ん?」
「……いいです、よ。フランスさんに…なら…」
ただでさえ声は震えているのに、語尾にいくにつれて消え入りそうになっていった。
フランスは彼女の肩にゆっくりと手を置く。
その瞬間、小さな体がびくりと震えたのを手の平に感じた。
先刻の言葉に嘘はない。
その証拠に、怖ず怖ずと見上げてくる瞳には不安だけでなく熱も含まれている。
もう誰も咎めない。
この熟れたばかりの体を組み敷いて、欲望をぶつけても構わないのだ。
まだ手付かずの少女に自分を刻みつけることはこの上ない悦びだ。
しかもそれが今一番愛しい少女なのだから尚更だった。
それに、たとえ途中で逃げられそうになっても、一度でも受け入れたのだから無理やり続けてしまえばいい。
少女一人をねじふせるぐらい造作ない。
もう一度彼女に目を遣る。
自分を真っすぐに見つめる姿がたまらなく愛しい。
ふとフランスは荷が軽くなるのを感じた。
「本当にいいのか?」
こくんと頷く。
「あっ……フランスさん…やめ、やめてくださいっ」
「セーシェルがいいって言ったからお兄さんめちゃくちゃにしちゃうぞー」
言葉通りめちゃくちゃだった。セーシェルの髪の毛が、だけれど。
くしゃくしゃと頭を撫で回されている。
しかしここまでくると撫でるというより掻き乱すの方が正しい。
せっかく梳いて整えただろう髪は男の指で無惨にも乱され、片方のリボンは今にも取れて落ちてしまいそうだった。
嫌がる声が聞こえていないのか、あえて聞かないのか、彼がやめることはなかった。
されるがままのセーシェルだったが、ついにフランスを突っぱねた。
「やめてくださいってば!直すの大変なんですって、そうじゃなくて」
目の前で悪びれなく笑う男に言いたいことがあった。
「もーいいです」
結局、やめた。
髪をめちゃくちゃにされたこともそうだが、はぐらかされてしまったことをとにかく問い詰めたかった。
それなのにどうでもよくなった。
二つのことにますます怒りが沸き上がるどころか、逆に萎えて、どうでもよくなったのだ。
乱れた髪さえもどうでもよくなった。
すると、急にすべてが馬鹿らしく思えてきて、セーシェルはそっぽを向いた。
おもむろにベッドのスプリングが軋む。
足音が遠退く。
振り返ってたまるか、と彼女はずっと窓の方を見ていた。
ドアが閉まる。
だがそれも長くは続かなかった。窓の向こうは星空と建物の灯り。すっかりいじけている彼女にとってなんの面白みもない。
足をぶらぶらさせて気を紛らわす。楽しくない。
部屋から出ようとしたとき、ドアが開いた。
帰ってきたフランスはセーシェルの手を引いた。反対の手にはブラシが握られている。
「このままで、べつに…」
「俺がしたいだけだから気にするな」
勝手すぎる。セーシェルが口を開く前に、フランスはベッドの縁に腰をおろす。
そして彼は横をぽんぽんと叩くが、彼女が従うはずもなかった。
だからといってこの場から立ち去ろうともしない。
フランスは苦笑して引き寄せた。
「えっ、ちょっ…フランスさ…」
すとんと体が落ちた先は膝の上。
一刻も早く下りたいのに腰を抱かれていては無理な話だった。
「ちょっと前まではさ、よく俺の膝に乗っかってきたよな」
「昔のことなんて覚えてねーです」
嘘だった。鮮明には思い出せないけれど、微かにその記憶はある。
それが「いつものこと」になるぐらい彼にひっついていた。
子どもながらにそこが自分の特等席だとも思っていた。
要するに好きでしていたこと。
だから、今だって嫌じゃない、というのが率直な気持ちだった。
セーシェルの抵抗も髪に櫛が通ると大人しくなった。
するりするりと黒髪は通り抜けていく。
柔らかい髪質もあるだろうが、梳く側の手つきによるのも大きい。
心地よさに苛立っていた気持ちも自然と凪ぐ。
「あの頃のセーシェルも可愛かったなぁ。いつだったか連れて帰ろうとしたとき…」
「今もそうなんですか?」
その言葉は勝手に口からこぼれたものだった。
「私はずっとフランスさんにとって…可愛い子どものままなんですか?」
それが別段嫌ということではなかった。
可愛い可愛いと惜しげもなく言われるのは、少女にしてみれば嬉しくないわけがない。
ただ、その一方で、そうとしか見られていないと知ってしまって耐えきれなくなる。
「いくつになってもセーシェルは俺の可愛いお姫様だ。………それにな、正直な話、女として欲情してる」
「だったら、なんで…」
「こうしてるだけで俺は十分だよ」
フランスは膝の上の少女を抱き寄せた。隙間がなくなるほどきつく。
セーシェルは息が止まりそうだった。
「とか言ってセクハラしてくるくせに」
「セクハラじゃなくて俺のほとばしる愛。ちなみに愛情表現は制約できません」
「屁理屈ですよ」
むっとして頬を膨らませるセーシェルだったが、伸びてきた指に邪魔された。
いつもそうだった。昔から怒ろうとする彼女の気を彼は易々と剥いでしまう。
扱いが上手いと言ってしまえばそれだけだが、彼女が受け入れるせいでもあった。
過剰なスキンシップさえ抵抗しきれないときがある。
咄嗟のことに反応できないのか、そうでないのか、彼女にも分からない。
つまり彼には甘い。
「でもっ、これじゃあ…私」
生殺しだった。
触れられて嫌悪を感じるだけなら、こういう気持ちは生まれない。
「そりゃ初めて…ですし。怖い、ですよ。それがフランスさんにはお見通しで、はぐらかされたのくらいわかってます」
ワンピースの裾を握り締める拳に力が入る。
唇を噛んでせきとめていた言葉が次から次へと流れ出した。
ただただ思いに任せて流されていく。
「だけど、もう子どもじゃないし、こんな変な気分………それにっ…その……恋人…なんだから、あの…」
「馬鹿だな、俺は。セーシェルの気持ちを一番に考えてたはずなのに」
「フランスさんのばーか。私だって、フランスさん我慢してるのかなって思って」
「それは少しは…いや、かなり………とにかく、これだけはわかってくれ。俺はセーシェルを大事にしたい」
「だったら――だったら大事にしてください。私のこと………あいして…ください」
それ以上セーシェルが何か言うことはなかった。黙りこくっている。
フランスは彼女の黒髪に顔を埋めることになるほどぴったりと寄り添った。
「言われなくてもそのつもりだ」
彼は彼女の頬に軽くキスをしたかと思うと、髪を掻き分けて、赤く染まった耳を探し出した。
「知ってるか?耳は音を聞くだけが使い道じゃない」
彼が喋る度に息がかかりセーシェルはびくついた。
それだけでも十分なのに耳の縁を唇に挟まれてしまった。
そのまま口に含まれて熱したような粘液に包まれる。
耳殻の形を舌がなぞる。
水音がまとわりつく。本人からは見えないその様子が音で手に取るようにわかった。
「…ひぅ、あっ……くすぐったい…です」
「くすぐったい、ね。あながち間違ってはいないか」
フランスはどこか納得できないという口ぶりだった。
縁から内側へと舌は移動していく。それにつれて唾液の弾ける音が強くなった。
耳はもう彼の体温になじんでいた。境界が曖昧になる。
もう触れられているかどうかさえセーシェルにはわからない。
そんなとき、耳たぶに歯を立てられた。
痛みはない。ほぐすような噛み方にもどかしさを覚える。
「気持ちいいだろ」
「……ん、…よく……わかんない」
愛撫から逃げるように前のめりになったセーシェルのうなじはフランスの眼前。
細い首筋は他の場所に比べて淡い。キャラメルを連想させる、そういう色をしていた。
「じゃあ、次はここにしような」
唇はうなじまで下りて、そこに小気味よい音を響かせてキスを落とした。
そしてセーシェルが身構える間もなく噛みつく。皮膚を甘く噛む。
噛んだ跡に舌を強弱をつけて押し当てると、彼女は体をさらに丸めた。
「背筋伸ばさないか、セーシェル」
「……こんなときに…姿勢、なんて……どうでもいいじゃないですか」
「そんなに丸まられたらこっちができなくなるだろ」
フランスの手の平が胸の膨らみを覆う。彼の大きな手に少し余るほどだった。
壊れものでも扱うかのように手つきは優しい。
それでも感触を知るのには十分だった。柔らかさがありありと伝わる。
直接触れたらどんなに柔らかいのだろう。
彼が気分を高める行為でしかなかったが、ふと、セーシェルが啼く。
「あっ……」
中心部が下着に擦れて緩い刺激が訪れる。
また摩擦に反応して尖るために刺激は鋭くなっていった。
これほどまでに下着の存在が憎く思えたことはない。
おもむろに胸の締めつけがなくなった。
背中のホックが下ろされ、外気が服の中に流れ込んでくる。
耳元では熱い気配を感じる。
「触っても…いいか」
「………ん」
声を出そうにも吐息に潰されてしまい、セーシェルは頷くだけが精一杯だった。
大丈夫、そう囁いて、フランスの手は赤みを帯びた肌へ直に触れる。
喉元。鎖骨。さすりながら徐々に下に降りていく。
呼吸に合わせて微かに上下する乳房を掬い上げた。
指に重量を感じるが、マシュマロの手触りに重ささえ同じように思われた。
しばらくフランスはその触感を、彼女の鼓動を楽しんでいた。
「んっ…ふ……」
緩やかに揉みしだくと、指先は肌に埋まり、弾力に押し返される。
その一連の動作を繰り返す。
強張った体ごとほぐされている気分。セーシェルは安心感に満たされていた。
彼女の顔から薄れゆく苦渋の色をフランスは読み取って、浮き上がった先端部に手をかける。
触れるか触れないかの軽やかさでそこをこする。
彼女が刺激に慣れていくのをわかっていて、触り方に力が加わっていく。
勃ち上がって主張する乳首を摘んだ。小刻みに圧迫しつつ転がす。
「……あぅ……っく」
「痛くないか?」
「…ない…で…す」
「どうされるのがいいんだ、セーシェルは」
「あっ……こりこりって、やるのが」
彼女の言葉通りに指の腹で擦り合わされた。ときどき、すっと押し込まれる。
一方で片方の手は脚の付け根の形をたしかめていた。下着との境目を辿っていく。
「あ、の…フランスさ…ん」
「心配するな。もっとよくしてやるから」
脚を閉じているといっても意味はなかった。
太もも同士の柔らかい肉の隙間に手はいとも簡単に滑り込んだ。
手をあてがい、性器全体をこねるように按摩する。
フランスが空いている手で太ももを掴み、開くよう誘導するとセーシェルは素直に従った。
現われた真っ白な生地を爪で引っ掻く。
何度か往復させていると、布に湿り気が出てきた。
「汚れそうだな。脱がすぞ」
セーシェルは全く抵抗を示さない。すでにフランスに体を委ねていた。
ベッドに横たえられ、下着だけでなく布という布はすべて取り去られた。
締まりすぎず、ほどよく丸みのある肢体が露わになる。
小麦色の肌がしっとりと汗ばんでいる。
フランスは唾を呑み込んだ。
「綺麗だよ、セーシェル」
乱れた呼吸をしてわずかに開いた唇にかぶりつく。
みずみずしい彼女の唇に弱く歯を立て、舐め、気の済むまで味わった。
続けて口内に舌を差し入れる。ほどよくして中から同じ塊を探り当てた。
それに絡め合わせると、たどたどしく応じてきた。
粘膜同士の接触に音は止まない。頭の中にまで響く。神経が犯される。
唇を離す頃にはセーシェルの瞳はとろけそうだった。
フランスも肩で息をし、そんな自分の有様に自嘲気味に笑う。
そして秘所に指を這わそうとしたとき、きゅっと脚が閉まった。
宥めようと彼女に近づこうとすると弱々しく胸板を突っぱねられる。
「どうした?」
「されるだけじゃ嫌です。私も、フランスさんにしてあげたいです。だめ…ですか?」
「……ダメじゃないさ」
セーシェルに押し返されるがままにフランスは彼女の上からどいた。
ふらふらと覚束ない動きで起き上がったセーシェルは、彼の衣服に手をかける。
ボタンを外そうとする震えた指を彼が手伝うことが度々あった。
少々時間がかかって前がはだける。彼の首にキスをして、彼女は照れくさそうに笑う。
ややして彼も一糸纏わぬ姿になった。
「……それで、えっと…」
「まずは握ってくれ」
そそり立つものを恐る恐る両手で握る。生々しい肉の感触。
ベッドの端に腰掛けたフランスの前でセーシェルは跪いて指示を待つ。
「握ったまま上下に動かす」
「こうですか」
「ん、もっと強くできるか?」
ゆるゆるとしごいていた細い指に力がこもる。が、まだまだ控えめな強さだった。
足りない。
しかし、物足りないながら、この状況には興奮せざるをえなかった。
一生懸命に愛撫をする少女を観察するだけでも面白いものだ。
セーシェルの一挙一動をフランスは見守っていた。
不意にセーシェルは手を止める。
そして、亀頭をくわえようとした。
「うおおおおおおおっ?!」
「す、すいませんっ。こうするのかなって思ったんですけど……違うんですか?」
「いや、間違ってない。間違ってないぞ。それにしても良かった!ただの思いつきで良かった!
そうじゃなかったら、お兄さん、セーシェルに仕込んだ野郎のとこに殴り込みに行って、とどめさしてたな。
そんでもってセーシェルにお仕置きして、これからは俺なしでは生きていけなくなるよ計画を実行するところだった」
「………はあ、そーっすか」
一人妄想に耽るフランスをよそに、セーシェルは目の前のものと対峙した。
一度口に含みかけたが、改めて見ると、見慣れない形状に尻込みしてしまう。
フランスを見上げた。
さっきまでのことが思い出され、セーシェルは赤面した。
けれども、どうにかしてしまいそうなほど気持ち良かったのも事実。
それをしてくれた彼にお返しをしたかったのだ。
彼を愛したい。
深呼吸をして口内に受け入れる。
「おっ、…なかなか……」
ぷにぷにとした唇に包まれた。ペニスの先端部が飲み込まれていく。
舌で表面を舐め上げる。仄かに苦味にセーシェルはきつく目を閉じた。
遠慮がちな奉仕が続く。
しばらくすると味も臭いも薄れていく。
唾液で薄れてきたからでもあるが、慣れもあった。
舌先で優しく突くとフランスは眉をひそめた。その反応に、チロチロと亀頭を責める。
それはだんだんと強度を増していった。
彼を気持ちよくさせたい一心でくわえこんだ。
口全体で包み込み、入りきれなかった竿を擦る。
ときたま喉奥に届いて苦しくなることもあった。
しかし、彼が頭を撫でてくれるのに励まされてなんとか頑張れた。
「今度は一緒に気持ちよくなろうな」
フランスは余裕を保ったままセーシェルを抱き上げ、ベッドの上に寝かせた。
秘所はまだ潤いを保っている。その艶のある表面から愛液を指に塗した。
滑りの効いた指先で対になっているひだを撫でつける。体のどの部位よりも柔らかかった。
触っている間にふっくらとしたそこを割り開き、中指を進み入れた。
「…あ…っ……んんっ」
指を受け入れるだけの準備はできていたらしかった。
根元まで埋まるのにそう時間はかからない。
指はそのままに、肉豆をなぶるとセーシェルは激しく反応を示した。
神経の集約した豆は少しの摩擦を過剰なほどに受け入れてしまう。
刺激が分散するように手の平を押しつけては離すことを繰り返す。
その間に異物感は薄れ、膣内で動かない焦れったさが生まれた。
やっと指が抜き差しされる頃には、セーシェルの体は熱いものが込み上げていた。
粘着質な音。次第に彼の手が速くなり、彼女を追い立てる。
「…や、ぁ……ああっ!」
体をのけ反らせ、脚をぴったり閉じて、セーシェルは達した。
下腹部が熱くなって痙攣した一瞬の出来事。
彼女には自分の身に何が起こったのか分からなかった。
途切れそうな意識の中、これがイクことだと教えられ、初めて知ったのだった。
ペニスがぬらぬらとした表面を絡め取るように滑る。
一度達して敏感になった肉芽を擦られる。刺す感覚の端に快感が潜んでいた。
しかし、膣口に先端部が来るときには気が気でなかった。
「はいるんですか…こんな……大きいの…って」
興味はあった。
指での悦びを覚え、あれより熱く大きなものならどうなるのか期待は膨らむ。
それでも、怖いと感じる気持ちはまとわりついた。
「最初はつらいだろうが一度入ったら楽になるだろ。大丈夫。ゆっくりやるからな」
「…うん」
セーシェルは頷きはしたものの、不安は拭えていなかった。
より一層強張ってしまった体をフランスは片腕で自分の胸に引き込んだ。
セーシェルは彼の背中に腕を回して縋りついた。
濡れすぼまったそこをこじ開ける。少しずつ少しずつ。
愛液が潤滑油となって着実に入っていく。
カリ首がはまるのに膣口はいっぱいいっぱいだった。
ついに先端が埋まり、外からは見えなくなる。
浅いといっても先端の大部分は肉壁に囲まれていた。
柔らかな肉壁に挟まれては圧迫感さえ心地いい。
無理矢理にでも突き入れたい欲望を抑え、フランスは腰を進めるのをやめた。
涙の筋が残っている頬に顔を寄せる。まだ流れているようで彼の頬にも伝った。
「力抜け、セーシェル……そう、いい子だ」
フランスはセーシェルの耳元に唇を寄せ、甘い言葉を絶やさなかった。
挿入が再開し、抵抗が弱まった膣内にペニスは飲み込まれていく。
肉襞を押し上げて奥へ奥へと侵入する。
「フランス…さんっ…ぅ…深……ぁっ…」
「あぁ、全部入った。がんばったな」
見れば充血したそこに根元まで納まりきっていた。
重い。指とは比べものにならない質量。
それが広がりきっていない膣内を満たしている。
セーシェルがしゃくり上げるのに合わせて締め付ける。
それでもフランスは彼女の髪を撫でていた。
セーシェルは嬉しい反面、申し訳なさでいっぱいだった。
念入りな前戯のおかげか痛みはそこまでない。
一人でも堪えきれる、そう自分自身に言い聞かせた。
「……動いて…ください……」
「おいおい、あんまり無理は」
「フランスさんにも、気持ち良くなって…ほしいです」
セーシェルは弱音を吐きたい気持ちを捨てて、気丈に振る舞う。
が、彼女の強がりをフランスは見抜いていた。
だからこそ無下に突き放すことができない。
気付けなくても、そもそも、その言葉を言われては断れなかっただろう。
フランスはセーシェルの腰を掴んだ。
緊張で狭まった内部を掻き回していく。
その穏やかな円運動に対応するかのように、膣壁は柔らかさを増した。
次第に乾いた肉の擦り合わせではなくなり、粘膜の中にいるのだと実感する。
愛液がぬぷぬぷと結合部から溢れ出る。
「はっ……ん、ああぅ…やっ…」
セーシェルはシーツを握り締めた。
体の中で躍動している。一度も荒らされたことのない内部が抉られる。
固くなっていく肉棒はまるで鉄のように感じられた。
痛みに混じって快感が滲み出る。
「っうぅ…あん…はあっ…」
柔肉に包まれたペニスが後退した思いきや、また、刺す。何度も往復して強烈な刺激が襲った。
下腹部に熱が集まりジンジンとする。足の付け根が痙攣する。セーシェルは身震いし、甲高い声を上げた。
膣内が収縮し、ペニスを絞るように吸い付く。
「……ッ、イったか、セーシェル」
「あ…ふぁ…ごめ…なさ……」
謝るセーシェルにさもフランスは不思議そうな目をする。
呼吸をするのも一苦労の彼女は謝罪の理由を継げることができなかった。
だから、一言にこめる。
「…はげしく……してくださいっ……」
最初から彼の責めは穏やかだった。
それは、今までずっと彼がセーシェルを第一にしていたからだ。彼女はそれを痛いほど感じていた。
そして、きっと、彼は自身のことをそっちのけにしていはずなのだ。
ここで素直に求めたところで諭されるだけ。
だから、こうするしかない。
「もっ…と、…フランス、さん…の、が……欲し……っ」
息も絶え絶えながら出来る限り淫りに乞う。
フランスはセーシェルの腰を掴む力を強めた。
「ヤバい…な。優しいお兄さんで…いられなくなりそうだ」
「いじわる…でも…いい……です」
「セーシェルお前――どうなっても…知らないからな」
言い終わるや否や容赦なく腰を激しく打ち付けた。
その勢いでペニスは最奥を貫く。先端を叩きつける。何度も。何度も。
ときには角度を変えた。
今まで快感を甘受できなかった場所は、強烈な責めに壊れてしまいそうだった。
先端部の首に掻き出された先走りと愛液の混ざり合ったものが、シーツへ垂れる。
ピストン運動を続けつつ、フランスは彼女の胸にも手を出す。
突起を口に含み、その周囲を舌でなぞった。そうして散々突起を勃ち上がらせておいて、歯を立てた。
セーシェルの背中をぞくぞくさせるなにかが走る。
それが膣内の熱さと組み合わさって意識を手放しそうだった。
「あっ…んあぁっ…っくぅ、ん……あっっ」
「くっ……」
セーシェルの体を汚し、獣のように貪る。
搾り取ろうとする柔肉に委ねて精を吐き出した。
「朝ごはんはカフェオレとクロワッサンとタルティーヌが食いたいです」
セーシェルはフランスの姿が見えるなり開口一番に捲し立てた。
ベッドの上でブランケットにくるまる彼女の傍に彼は腰掛ける。
「はいはい。朝も昼も旨いもんたくさん食わしてやるからなー。…ほらよ、セーシェルの分」
「あ、ありがとうございます」
フランスからマグカップを受け取った。水面からは湯気が昇っている。
セーシェルは息を吹き掛け冷ましところから少しだけ口に流し込んだ。
喉を通り過ぎ、足先まで温かさが染み渡る。それでいて甘さは気持ちを落ち着けた。
彼女は安堵のため息をつき、フランスに凭れかかった。
「ココアですか?」
「ショコラ・ショーだ。ココアと違ってチョコレートを飲んでるって感じがするだろ」
もう一口飲んでみる。
たしかにココアとは違う味がした。
甘ったるくないチョコレートの濃厚で上品な甘さ。
大人の味だった。
以上です
ありがとうございました
グッジョブー
兄ちゃんいい男過ぎだGJ!
セ-ちゃん愛らし過ぎるぜ
羨ましすぎるぜGJ!
>>635 おあああGJ!
丁度仏セー読みたいと思ってたんでびっくりだ!仏セー好きだ!
妹分から恋人になるっていいなぁ、セーちゃん可愛いなぁ
描写すごい丁寧だな・・・!
兄ちゃん愛撫ねちっこいww GJ!
うわーすげえ! 読んでてドキドキした。グッジョブジョブジョブ!
GJ−!仏セーいいな!
セーちゃん誕生日おめでとう!
今日この日のこういうの待ってた!
兄ちゃんやるなぁ、GJ!
GJ。
さっすが兄ちゃんw
セーちゃんおめでとう!
さすが兄ちゃんw
初めての時から気持ちよくなれるようにしてあげられ
る能力と忍耐力と愛情にはいい男過ぎて禿げた。
せーちゃんもいい子やなあ…
愛やんなあ…
プロイセンと台湾という奇妙なカップリングSS投下。
台湾は気が強いという設定を使ってみた。
気が強い設定が出せそうな相手といえば、どんな相手にも遠慮なさそうなプロイセンという事で。
イメージとしては、中国、日本の妹的存在。ただし、中国と日本の接し方は雲泥の差。
中国には悪たれつき、日本には大人ぶって接する。
さて、その二人以外には……という話。
プロイセンは厨二絶好調です。ロマンティックの欠片すらありません。
NGは『嫌いになるには遠すぎて』でお願いします。
印象は良く泣く女。それしか思えなかった。
接する度に泣かれて、日本に怒られる。それの繰り返し。
だが、何となくかまってしまう。泣かれて怒られるはわかっていたが。
理由ははっきりとわからない。本当にただ、『何となく』でしかない。
そして、月日が流れ、再び彼女に出合ったとき、プロイセンは息を呑んだ。
長い黒髪に赤い華が良く栄え、瞬きするたびに長いまつげが揺れる。
日本の後ろから出てくると、深く頭を下げた。
「お久しぶりです。皆さん」
久しぶりにあった台湾は、少女から女性へと変化していた。
たまに見せる笑顔に、微かに幼さは残るものの、物静かな振る舞いはまさに亜細亜の華であろう。
すっと彼の方に手を差し出し……
「ん、あ……」
反射的に手を出すが、空しく空気をつかんだだけ。
彼女が握手を求めたのは、隣にいたドイツだった。
宙を舞う兄の手を気まずそうにちらりと見ながらも、しっかりと彼女の手を握り返した。
「あー……しゃーねーか」
一国としてはもう成立しておらず、ドイツの家に居候している身だ。
ドイツと一緒くたにされてしまってもしょうがない。
空振りした手を握り締め、小さくため息をつくと、仕事の話をするために、日本に歩み寄り……
背中に感じた誰かの殺意に近い視線に、振り返った。
しかし、問題のありそうな人物はいない。首をかしげて、再び日本と話しはじめた。
その後も、何度か殺意に近い視線を感じもしたが、気のせいだと割り切り、マイペースを貫き通した。
――視線の持ち主が、ある行動を起こすまでは――
「プロイセンさんのバカ!!」
声とともに彼の頭に星が降った。
フライパンで殴られた時の感触に似ている。
くらくらする頭を抱え、後ろを振り返れば、中華レードルを手に、涙を浮かべてたたずむ台湾の姿。
理由を問おうとするが、頭に走った衝撃のせいで喋れそうにない。
その間にも、彼女はぽろぽろと涙をこぼし、もう一度中華レードルを振りかざそうとする。
さすがに、これ以上食らうとやばい。
武器を持つ手を封じ、さらに反撃できぬよう、身体全体の動きを止めた。
……一見、手を押さえつけ、壁に押し付けているから、
今にも襲おうとしているような危ない格好にも見えるが、今はそんな事気にしてはいられない。
中華レードルが床に落ちる。いい音を立てるが、幸い他の者たちは会議中だ。
あの騒がしい会議が行われている部屋から、少々離れている。気がつくものはいないだろう。
――今日の議題は……ああ、いつもの温暖化防止どうのこうのか。アメリカのバカな発想はいつも秀作のがおおいんだよな。
先ほどの衝撃で、いまだまともな考えができないらしく、彼女を抑えながらぼんやり考えていた。
最初は必死に抵抗していたが、亜細亜の小柄な体格では彼には敵わないのか、いつの間にか涙目でにらみつけるだけになっていた。
ふんわりとしたスカートに似合わない鋭く繰り出される蹴りを軽く避ける。
さりげなく足の間に腿をいれ、足技をも封じる。
めくりあがったスカートから、白い足が露になり、さらに危ない体勢になっているが、彼は無意識にやっている事なのだから、そのような事に気がつくことはない。
「……で、何がバカなんだ?」
やっと思考回路が繋がったのか、冷めた瞳で彼女を見下ろす。
そこでやっと、ぷるぷると涙目で小刻みに震える姿に気がつき、罪悪感で手の力が緩む。
「離しなさい! この変態が!」
頬に鋭い一撃。平手ならば可愛いものだ。握り締めた拳での一撃だった。
「いい加減にしろ」
もう一度、手首を押さえつける。先ほどより強めに。そして冷たい声を浴びせかける。
びくりと肩をふるわせ、再び瞳に涙が溢れた。
ここで甘い顔を見せても、先ほどの二の舞になるだけだ。
「だから、何がバカなんだ?」
勤めて冷静に。ただし、声は凍りそうなほどの冷たい声で。もう一度問いかけた。
「バカはバカなんです!
……こうやって怒ってくれれば私だってこんな事やらなかったです!
ここまでやりたくなかったです!」
思いがけない台詞に、頭の中に彼女の声がリフレインした。
じっくり反芻してみるが、意味がさっぱりわからない。
「あーっと、話が見えないんだが、何で俺が怒るどーのって話になるんだ?」
「そーいうところです! 怒らせるために、一生懸命いろいろやったのに全然怒ってくれなくて」
頬を膨らまして怒る姿に、幼い頃の姿が重なり、少しだけ頬が緩みもしたが、
彼女の発言を思い出して、首をかしげた。
「いろいろ……って何だ?」
「そりゃ、いろいろですよ。この鈍感」
にらみつけてくる姿すら、どこか可愛らしく感じてしまったのは彼だけの秘密である。
何かを思い出そうとし、思い出せない彼に苛立った声で、ただし涙声でぼそぼそと呟いた。
「最初だって……再会したときに、わざと握手しなかったり」
「ありゃ、ヴェスト……ドイツに握手求めたんだろ。俺はもう国なんかじゃないからな」
「日本さんに教わったお寿司配ったときに、プロイセンさんのお寿司の中にわさびをたくさん……」
「ああ、ちょっと刺激的だったが、うまかったぞ。鼻にくる感覚が中々」
「パーティの招待状を送らなかったし……」
「ドイツんとこ居候してるからな。それに、あの日は夜更かしして眠かったからいけなかったんだ」
「……杏仁豆腐にサルミアッキを……」
「んなもん入ってたか? うまかったぞ」
「……わら人形」
「あ、アレお前からのプレゼントか。小鳥が気に入って離さねぇんだよ」
ことごとく失敗した作戦暴露に、彼女の頬に涙がこぼれた。
「もうイヤです。こんな鈍感な奴。……嫌いになりたいのに。こんな奴、好きでいたくないのに」
しゃくりあげ、涙をこぼす彼女に、再び思考が停止した。
「好き? え、あ? お前が俺を?」
「お前なんて嫌いです! 小さい頃、犬けしかけられたし、無理やり木の上に連れて行かれたり、
虫を突きつけられたり……イヤな事ばかりされたのに、どうしても頭から離れなくて!
どうしても嫌いになれなくて! だから、だから、嫌いになってもらおうと!
嫌いになってもらえば、お前が離れてくれると思ったのに!!」
目の前で泣きじゃくる姿に、手首を離す。解放された手で涙を拭うが、涙はとまりそうにない。
子供の頃のような泣き顔に、昔あった頃の思い出が鮮やかに蘇った。
頭に触れてみる。絹のような艶やかな髪の感触が気持ちよい。
「あー、すまなかった。あれ、本気で怖がっていたのか。
ドイツの犬だから、噛みやしないと思ってたし、声上げて走っていたから喜んでいると思って。
木の上に連れて行ったのは、遠くにあった花畑を見せたかっただけだし、さなぎも羽化間近で、綺麗な蝶を見せてやろうと……
……本当にすまねぇ」
彼にしては珍しく、殊勝に謝る姿に彼女は驚いて目をまん丸にする。
それよりもなによりも、幼い頃の数々の出来事は、彼にとっては喜ばせたいが為の行動であった事に驚いた。
撫でられる手を振り払う事もできず、しばらく言葉を失い。
「……バカ」
「バカって何……んぐ」
視界一杯に広がる台湾の顔。
濡れたまつげが色っぽいなとか、頬に当たる髪が気持ち良いなとか、唇の感触が頭に届くまでに、様々な感想が脳を支配し
「……ぅん…」
やっと脳に届いた。届いたのはいいが、それがなぜこうなっているかは理解できない。
理解はできないが……
――ま、いっか――
深く考えるのは辞めた。とりあえず、口の中を味わおうと、唇を割ってはいる。
ぴくりと肩を震わせ、唇を離そうとしたので、頭に手をやり、がっしりと押さえつける。
「んっ! むーんぅ!!」
胸を叩いてくるが、口内を楽しんでいるうちに、攻撃は段々と弱くなっていくのがわかった。
抵抗していた唇の力が抜けていく。舌を拙く絡めてくるのがとても可愛いから、わざと舌から逃げてみる。
じらせばじらすほど、彼女は必死に舌を動かし、快楽を求めてきて。
「……ずるい」
唇を離したと単に、彼女の口から出たのはその言葉だった。
すねた瞳が妙に色っぽくて。でも、さらにからかいたくて。
「ずるいってなんだ? もっと俺のテクを楽しみたかったのか?」
「その台詞親父臭いで……ゃん」
服の隙間から手を滑らせて、直接胸にふれる。
硬くなった胸の突起に触れた途端、甘い声を上げ、身を悶えさせる。
だが、触れるのは一瞬だけ。赤く染まる頬にキスをし、
「で、何がずるいんだよ」
「意地悪。プロイセンさんなんか、やっぱり嫌い…あぅ」
言葉を途切れさせるよう、今度は足を少し動かしてみる。
下半身の薄い布のこすれる感触に甘い声を上げ、すぐに頬を膨らませた。
「どうして欲しいかお願いしてみろ」
強気の態度を崩さない彼女に、彼の奥底で眠っていたサド心が目覚める。
背中に手を回し、軽く抱き寄せる。そうすれば彼女の重点は彼の太腿にあたっている部分に集中する。
少しでも動かせば、敏感になってしまった秘所を刺激することになり、
「……そんな事、言えるわけないじゃないですか……」
「んじゃ、ずーっとこのままだな」
耳元でささやき、そっと息を吹きかけた。素直に反応するのが楽しい。
細い腰を指がなぞり、胸の敏感な所をさけ、ゆっくりともまれ、太腿を微かに動かす。
濡れてくる太腿の感触。確実に感じているのに、いまだ強気な瞳で彼をにらみ
「ほら、お願いすればもっと気持ちよくしてやるよ」
少しだけ、胸の突起を指でつまむ。肩を震わせ、涙が一粒零れ落ちた。
唇をかみ締め、快楽に耐えようとする姿が健気で
「ほら、そんな唇噛んでると、唇切れるぞ」
艶やかな唇を指で拭い、軽く指を進入させた。
指を一本ずつ増やしていく。半開きになる唇から溢れる唾液が、胸元に垂れ、淫靡な光を放つ。
柔らかな舌に触れると、声を上げ、抗議しようとする。
「うー……んぅぅー」
「はっはっは、何言ってるかわかんねーぞ……痛!!」
耳元で呟いたついでに、耳たぶを口にくわえた。途端に、指に走る痛み。
慌てて口から出すと、噛み後があり、じんわりと血がにじんでいた。
気まずそうな顔をしている所から判断するに、耳たぶに走った快感に思わず歯を立ててしまったのだろう。
最初は心配そうに。すぐに彼の視線に気がつき、顔を逸らす。
「……意地悪するプロイセンさんが悪いんです……でも……ごめんなさい」
強気の中に、時折見せるたおやかさが彼の琴線に触れ、強く抱きしめた。
「あーちくしょう! 可愛すぎる! もう止まんねぇぞ。いいよな」
服をはだけると、勢いよく胸に吸い付いた。唇が触れた途端、肩を大きく振るわせる。
「イヤです! 離してくださ……やぁ……あぁ」
頭をぽかぽか叩かれるが、気にせずに胸をたっぷりと味わう。
あの巨乳魔人なウクライナや意外にグラマーなハンガリーほどではないが、それなりの大きさ。
手で包み込むと、すっぽりと収まる。弾力はあり、手を放つと波打つように震えた。
淡い色の突起を口に含めば、抑え気味の甘い声を出してくれる。
少しだけ太腿を引き抜き、彼女の腰を浮かす。
膝が笑っていたため、倒れこみそうになる身体を胸で抱きとめ、大事な所を隠す薄い布をするりと下ろす。
途端に顔を赤らめ、スカートで隠そうとしたので、戯れに身体を包み込むようにスカートを捲り上げ、首の後ろで結び付けてみた。
まるで台湾の家の肉包のような滑稽な姿に、思わず噴出してしまい、彼女に睨まれた。
「やっぱり嫌いです……」
涙目でぷるぷると怒る彼女。さすがにやりすぎたかと頬をぽりぽりとかきながらも、やめる気はさらさらない。
丸見えの秘所を指でなぞり、わざと音を立るように指で周りをいじる。
つんと主張する豆を爪でつつき、中に指を差し入れ、壁をこすりあげた。
「触っちゃい…ふぁあっん…」
「嫌がるわりにはもう濡れ濡れなんだよなぁ」
崩れそうになる彼女をさりげなく長机に押し倒し、潤み始めた秘所を観察する。
指をいれれば、しっかりとくわえ込むように収縮を始める。指でかき分けると、刺激を求めているのかひくひくと反応した。
「で、どうして欲しいんだ? この濡れた穴を舐めて欲しい? それとも指で遊んで欲しい?」
濡れた秘所を目の前にしながら、いやらしい笑みを浮かべ、問いかけてきた。
あまりの羞恥に、彼女は顔を赤らめ
「やぁっ! このヘンタイ!」
ごりぃぃっ!
彼女のはなった膝蹴りが、彼の顔を思いっきりクリティカルヒットし、声にならない声をあげ、顔を抱えうずくまった。
「我慢してましたけど、もう限界です! ヘンタイヘンタイ! プロイセンさんのヘンタイ!」
大声で叫び、肩で大きく息をする。
やっと痛みが回復してきたのか、赤くなった顔を撫で、彼が起き上がった。
眉をひそめ、不機嫌そうな顔で。
二人はしばしにらみ合い……先に口を開いたのは彼女だった。消えるような小さな声で、ぽつりと呟いた。
「…もう少し、ロマンティックな雰囲気が欲しいです」
「あ、それ無理」
あっさりと却下され、抗議の声をあげようとしたが、素早く唇をふさがれ、言葉を封じられた。
先ほどとは違い、少しだけ優しい口付け。
甘く口の中を動き、彼女の拙い舌の動きをリードするかのように絡め、
「ロマンティックとか、そういうのは無理だ。だが……もう意地悪はしない。それでいいか?」
まっすぐに彼女の顔を見つめる。いつもの半笑いではなく、滅多に見せない真剣な顔。
思わずその眼差しに見ほれて言葉が出なかったのだが、沈黙を続ける彼女に、彼は少しずつ不安げな表情に変化していった。
言葉が出せそうになっても、悪戯心でもう少し黙ってみた。
不安そうな顔から、今にも泣きそうな表情へと移行していく。
その表情は、まるでかまってくれなくていじけている犬のようで。
おでこにそっと口付け。
「じゃ、お願いします」
「お願いされたぜ」
あっという間に笑顔になり、もう一度唇をふさいだ。
首の後ろで結ばれたスカートを解き、上に重なる。
緊張させぬよう胸を優しく触りながら、自らの剛直をズボンから引っ張り出す。
一・二度、割れ目に擦りつけ、ゆっくりと差し入れた。
彼女は一瞬、眉をひそめ、痛そうな表情をした。途端、動きを止める。
声はかけないが、心配しているのはよくわかる。どうしていいかわからずにおろおろしているから。
「…くぅ…大丈夫。入れて」
健気に微笑む彼女の笑顔で、彼の理性の糸は音を立て、切れた。
「可愛いぞ! 卑怯なぐらい可愛い!」
勢いにまかせ、腰を押し入れる。淫猥な音を立て、剛直が飲み込まれ……る事は無かった。
一度腰を引いてしまったせいなのか、割れ目を沿うように滑ってしまったのだ。
それだけで済めばよかった。
その際のぬめりが刺激となり、あっさりと射精してしまう。
生暖かい液体が秘所付近に発射されてしまい、二人は言葉を失った。
気まずそうに顔を見合わせ……
「……えっと、早漏?」
「ああああああ!! 早漏じゃねぇ! お前が可愛いすぎるだけだ! くそっ! お前が悪いんだ!」
八つ当たり気味に腰を押し付ける。
が、一度出してしまったのだから、すでに硬さを失ってしまっていた。
そんなものが中に入るわけもないのだが、頭に血が上った彼には理解できそうにない。
何度も何度も挑戦はしてみる。
しかし、徐々に硬さは取り戻しても、コントロールがうまくいかない。
硬くなった剛直を割れ目に擦り付けるだけ。
イラついた様子で腰を動かし
「适当(いい加減にしろ)!」
先に切れたのは彼女の方だった。
先ほどのしおらしい態度とはうってかわって、険しい顔……いや、男らしい顔になってしまっている。
「稍微沉默! 笨蛋!(少し黙れ! バカ!) …じゃなくて」
中国だけにしか見せない悪たれを突きそうになり、急いで体裁を取り繕う。
小さく咳払いをし、深呼吸。上目遣いで彼を見つめ
「慌てないで。大丈夫。ここに……それ、ください」
それだけ言うと、頬を赤らめ、視線を逸らしながら、ゆっくりと自分の秘所を広げて見せた。
てらてらと光り、収縮する秘所を隠すことなく、逆に自ら指で開いて見せる姿は背徳的で。
彼の喉がなる。しっかりと剛直を握り締め、今度こそ秘所に突きたて……一気に差し入れた。
柔らかで、優しく包むようなのに、時折詰めつけてきて。
一気に快楽のとりこになり、腰を激しく打ち付ける。
強く強く。何度か打ち付けた後、初めて彼女の目じりに浮かんだ涙に気がついた。
動きを止め、労わってあげたいのだが、快楽のため動きは止まりそうにない。
だからせめて彼女にも快楽を与えようと、唇を重ね、深い深い口付けを交わす。
「ふぁ…あぁ…や、ぷ、プロセインさん…ぎゅっとして……はぁ…ぎゅっと…お願いします…」
腕を伸ばし、彼の身体を求める。それに応じ、彼女の身体を強く抱きしめた。
直接感じる柔らかい胸の感触に、彼の興奮は高まり、
「イくぞ!」
かっこいい台詞なんてはけない。ただ、衝動に正直に。
腰を深く押し付け、精を吐き出した。
とろりとした精液を搾り取るよう、秘所が数回大きく収縮し…彼女は身体を震わせた。
「あのですね……その……」
恥ずかしそうにもじもじする彼女に、彼はにやにやとした笑みを向ける。
「あー、何だ? 何が言いたいんだ?」
「あの…ショーツ返していただけませんか」
顔を赤らめ、消えそうな声でぽつりと呟くが、彼は耳に手を当て、わざとらしく聞き返した。
「あー、聞こえないな」
手にしっかりと女性物の下着を握り締めたままで。
スカートの裾がめくれないよう気をつけつつ、立ち上がって実力行使しようとする。
中に何もはいていないから、少々心もとないがしょうがない。
「もう、返しなさい!」
精一杯背伸びして、彼の手から下着を取り返そうと試みる。
が、彼は届かないよう手を精一杯伸ばし、白旗の要領で下着をふって見せた。
爪先立ちをしてみたり、飛び跳ねてみたりもする。しかし、宙に舞う下着には手が届きそうにない。
動くたびに足を伝ってくる精液の感触。気恥ずかしさに顔がほてりそうになるが、ごまかすように彼を睨み付ける。
「意地悪ですーー! 意地悪しないって言ったじゃないですか」
「俺がいつ、んな事言った。何時何分何十秒言ったんだ〜」
「そんな子供みたいな事言わないでくださいってば! それ一番のお気に入りなんです!」
「おー、確かに可愛いのだな。そりゃ、余計返したくないぞ」
高らかに笑う彼の腕にしがみつく。布越しに感じる柔らかな感触に鼻息を荒くし、さりげなく彼女の胸元を見ていた。
そこで、胸元も心もとない事に気がついた。今更なのだが。
スカートを押さえ、胸元もしっかりと押さえる。
「……ブラジャーも返してください」
「何のことだろうな」
にやりと微笑む彼のズボンのポケットから、ショーツとおそろいの柄が見え隠れしていた。
きらりと彼女の瞳が輝く。
素早く手を伸ばし、彼のポケットに手を伸ばし……かけるが、あっさりと避けられ、バランスを崩した。
勢いあまって、派手にこける。あまりに豪快にこけたので、心配し駆け寄ろうとしたのだが、すぐに起き上がってくれたので安堵のため息を一つ。
顔を手のひらで覆う。痛みのせいか、目頭に涙がたまり、
「……プロイセンさん、何やってらっしゃるんですか?」
背後から聞こえた第三者の声。
イヤな予感がして、振り返ってみれば顔を引きつらせた日本と中国がいた。
彼の前には顔を覆い隠し、涙を浮かべる少女。
……この状況で勘違いするなと言う方が無理な事だろう。
「あああ、台湾台湾台湾! この野郎に泣かされたあるか。哥哥が仕返ししてやるあるよ!」
中華鍋を片手に襲い掛かってくる中国。
本来ならば、相手にすると結構手ごわい相手なのだが、頭に血が上っているのか動きが単純で避けやすい。
横に軽く避けるだけで、中国は自滅し、地面に倒れこんだ。
「お前、勘違いす……」
「日本さん!」
顔を輝かせて、日本に駆け寄り……さりげなく中国の背中を踏みつけていったのは見事というべきだろう。
まるで父親に抱きつくような笑顔で、日本の胸に飛び込んだ。
優しく彼女の髪を撫でる日本に、妙な苛立ちを覚えながらも、無意識に下着をポケットの中へとしまいこんだ。
「何で哥哥の胸に飛び込んでくれないあるか〜我はこんなに愛してるのに」
「黙れ。それがうっとおしいん……ですよ。とっとと日本さんと私の前から消えろ…じゃなくて消えて欲しいです」
言葉の端に見え隠れする口の悪さ。
日本の前だからどうにか押さえ込んでいるが、隠しきれていないのはまだ若いからなのだろう。
いつの間にか復活した中国が台湾を奪い取ろうとし、肩を抱き寄せる。
その瞬間に彼女の可憐な手が中国の顔をがっしりと握り、どす黒いオーラがあふれ出した。
「……請消失。從我前開始。現在馬上(私の前から消えなさい。今すぐに)」
「イヤある! 台湾は我の可愛い妹ある!」
泣きじゃくる中国と黒い笑みを浮かべる台湾。
そしてどちらが妹的立場なのかわからない微笑ましい兄妹喧嘩が勃発し始めた。
「……逃げるならば今のうち……だな」
喧嘩勃発し、いつの間にか忘れ去られたプロイセンは、やっと我に返った。
日本に懐く台湾に少々苛々しつつも、出口に向かって足音を殺して近づき……
「何処へいらっしゃるんですか」
肩を誰かにつかまれる。振りほどこうと思えば簡単だろうが、心理的に許されない状況に置かれていた。
フランスのセクハラより、イギリスの食物兵器より、ロシアの水道管よりも、恐ろしいもの。
それは日本の満面の笑顔。ただし、目は全く笑っていない。
「あっとえっと、ほ、ほら、雨振りそうだから洗濯物を取り込みにだな」
「もうすでにドイツさんがお帰りになりましたよ。ところで、いつから家事をなさるようになったんですか」
我ながら無理な言い訳だと思ったのだが、それ以外言い訳が思いつかなかった。
一歩二歩、日本から距離を置き
「……こっちにもいるある。さあ、じっくりと話すあるか」
前門の日本、後門の中国。まさに四面楚歌だ。
情けないが先ほどまで愛し合っていた少女に目を向け……目があった彼女は睨みつけ、舌を出す。
「プロイセンさん何か嫌いです。べーだ」
「こっちだってお前なんか嫌いだ。べーだ!」
お返しに彼女と同じよう舌を出し、にらみ合い……どちらかともなく噴出して、和やかに笑い始め……
状況を理解できていない日本と中国は首をかしげたのだった。
以上でした。
意外に口げんか書くの楽しかった……
気の強い少女は大好きです。
これは新しい…
素直になれない湾ちゃんと珍しく余裕で若干天然なプロイセンというのが面白かった
GJ!
プロイセン、ハンガリー姐さん相手じゃないとここまで強気に…、
というか余裕もってリードできるのか(笑)
なんかいろいろな意味で涙が出そうになったぜ…とりあえずGJ。
GJ!楽しかった〜
余裕なプロイセンってなんかいいなあ。
なんか子犬のじゃれ合いを見ている気分でした。
湾ちゃん可愛いよ。湾ちゃん。
そして爺共…どうしょうもねえ。
男が女にカマ掘られて女に結婚を強要される作品って此処で良いのかな…
そのうちかいてみようと思うんだけど
これはまた難しい
完全女攻めの男受けか
保管庫に注意書きして投下がいいんじゃないだろうか
男女なんだし普通に投下でいいんじゃないの
それ系シチュの単独スレもあるぐらいエロパロでは受け入れられてるシチュでしょう
いいんでない?
ここは別に甘・和姦限定じゃないし。
そのシチュではベラ→ろっさまかと期待してみる。
なるほどありなのか…
>>658-660 どうもごいけんありがとう御座います
>>660 ろっさまも多分あるよ!と言うか思いが暴走する乙女って良いよね
ヘタの女の子は皆攻めでもイケると思う
ここではリヒが女王様になるくらいだし
例えばベラが兄さんに指つっこんで
ちょっとアッーな展開ってこと?
>>660 もしベラとろっさまだとしたら、およそ半年以上ぶりの組み合わせだな。
ただ、立場は逆転だが・・・・・・・・w
これは楽しみだwktk
湾ちゃんと普新しいな!GJ
>>626 遅レスだけどGJ!セーちゃんかわいいいいい
仏セー大本命だから滾ったよ、こういう仏セーを待ってた
描写上手すぎてドキドキした
普湾いいなあ、新鮮で可愛くてなんかキタ!
普湾ktkr
こっそり普湾プッシュしてたから嬉しい
しかも関係理想過ぎる
GJ!
>>635 丁寧な描写でドキドキしながら読んでたら、最後の数行でやられた。
フランス映画みたいでかっけえ…!
どうでもいいがつい、「大人の階段の〜ぼる〜」と昔の歌を口ずさんでしまった。年寄り自分乙。
>>669 同じ事思ってたw
で、その続きの「君はまだ〜シンデレラっさ〜」の所で、
煌びやかな衣装の仏と白いドレスを着たセーちゃんを想像した
671 :
真珠の首飾り:2009/07/01(水) 22:43:31 ID:5pcwoVEL
真珠の首飾り
イギリス×セーシェル
セーちゃん誕生日小ネタ。クサい少女マンガです。エロ無し。
6月29日、今日はセーシェルのイギリスからの独立記念日。
私があの眉毛から独立した日なんですね。
人間っぽくいうならば誕生日です。
記念日です。
で、そろそろ日が変わります。
「誕生日、俺の家でやろう」って言ってくれたのが今月の頭。
イギリスさんちで一人で一生懸命準備して待ってるんですが…
まだイギリスさん帰ってきません。
お仕事忙しいのは解るけど、一言連絡位出来るだろ!アホ眉毛!
お前の口は飾りなのか?
と、さっきから一人で部屋で怒りまくってます。
ていうか、私馬鹿みたいですよね…
一人で準備して、期待して…
ぐすん…泣けて来た。
日が変わってしまうころ、セーシェルは涙を一杯目に溜めたままソファの上で眠ってしまった。
今日も経済対策やら温暖化対策やらの会議で中々話がまとまらず、イギリスが家に帰れたのは午前1時を回っていた。
車から降りて、まだ灯りのついている部屋に走る。
ドアの前で息を整え、ジャケットの内ポケットの中身を確認する。
多分、セーシェルは怒りの頂点だろう。
仕事中に何度か連絡をしようと試みたことには試みたのだが、ゆるーくキザヒゲ男に妨害され結局出来ずじまいだったのだ。
だが、そんな言い訳は通用しない。
誘っておいてすっぽかし寸前の事をやってしまった。
「めちゃくちゃ怒ってんだろなあ…セーシェル。」
ふうとドアの前でため息を一つ落とす。
ドアを開けた瞬間、冷凍カジキマグロのフルスウィングを覚悟してドアを開ける。
イギリスは覚悟を決めてドアを開け、速攻手を眼前であわせてごめんなさいのポーズを取った。
「セーシェル!悪かっ…」
合わせた手の隙間から目に入ったのは、頬に乾いた涙の跡。
セーシェルはソファにもたれ眠っていた。
すうすうと寝息をたててはいるが、眉根を寄せ口はへの字を結んでいる。
部屋を見渡せば、イギリスの好物やシャンパン、スコッチが用意され、イギリスの好きな花とセーシェルの好きな花がベットサイドに活けてあった。
「…自分の誕生日なのに、俺のもんばっかじゃねえか。」
イギリスは居たたまれない気持ちになり眠るセーシェルの横に座ると、頬の涙の跡を拭う。
「ごめんな?」
そう言ってイギリスはジャケットの内ポケットからケースを取り出す。
その中には、白く光る真珠の首飾り。
セーシェルの頭を自分の膝に乗せ、頭を少し浮かせる。
しゃらりと光る首飾りを首にかけた。
6月の誕生石の真珠の首飾り。
セーシェルの生まれた海の宝石。
イギリスはその汚れの無い白い輝きに彼女を重ねる。
「Happy Birthday.Seychell.」
そう言ってキスを一つ落とす。
「…もう1コは…」
と、イギリスが呟いて胸ポケットから、少し小さめのケースを出す。
親指で蓋を弾くと、中からは自分の瞳の色と同じ緑の石がついた指輪。
セーシェルの家の海の色のように濃い緑のエメラルド。
イギリスはちょっと満足げな顔をして、眠っているセーシェルに語りかけた。
「こっちは起きてからだな…まあ…待たせた分はちゃんと埋め合わせするからな。」
そういうと心無しかセーシェルの表情が和らいだ様な気がした。
その顔を見て、イギリスもふと気が抜ける。
膝に乗せたセーシェルの体温の心地よさに緊張が緩み、眠気が襲う。
セーシェルの頭を撫でながら、イギリスも眠りに落ちた。
「ん?」
ふと目が覚めたのは午前4時過ぎ。
セーシェルはちょっと堅くて暖かい感触に気がついた。
…イギリスさんの膝だ…という事は、
「うお!いつの間に帰って来たんだこの眉…ん?」
イギリスの膝から飛び起きるとふと首に違和感を感じる。
「え?」
首元を触ると、いつの間にかネックレスを付けられていた事に気付く。
起こさない様にそうっとソファから降りて鏡の前に立ってみる。
大粒の南洋真珠の首飾りが自分の胸元にあった。
見るからに高級品である。
寝る前には…もちろん無かった。
「ええ…?」
何度か首輪は付けられたが、こんな物を貰うのも付けたのもちろん初めてで…
大粒の真珠の首飾りというものは、セーシェルの中では大人の女性がぐばっと胸元の開いたドレスを着た時に光っているイメージ。
自分にも南洋の真珠というキャッチフレーズはあれども、正直気後れしている所もあった。
自分のような幼い外見の女がしても、似合わないよ…何の嫌がらせなんだ…と鏡の中の情けない自分の顔を見ていた。
「何変な顔してんだよ?」
鏡に少し不機嫌なイギリスが映る。
「え、あ、その、えええ?これ??」
パニックを起こしたセーシェルは上手く言葉を紡げない。
振り向いてイギリスを見つめる。
「あ、あのこれって…」
セーシェルは恐る恐る指で首飾りを持ってみる。
「誕生日プレゼント。」
ぶっきらぼうにイギリスは言う。
「お前の生まれた年数分の真珠だ。素直に貰っとけ。」
「え?でも私、こんなの似合わない…です…子供だし…」
ぐずぐず言うセーシェルにイラッとしたイギリスは思わず声を荒げた。
「んな訳ねえよ!バカ!!俺の選んだ物にケチ付けんな!」
イギリスの声にびくっとなって、セーシェルは思わず泣き出した。
今までの不安が溢れ出す。
「だって、だってイギリスさん、私の事なんか忘れてるじゃないですか!今日だって仕事だって帰ってこなかったじゃないですか!
ずっと待ってるの寂しかったんです!いつもいつも…一緒に居てくれなくて、はぐらかされてばかりで、Hだけで…」
セーシェルの声が小さくなる。
「私ばっか好きなだけで、待ってるだけじゃないですか…」
イギリスは頭をぽりっと掻くと、ため息を一つついた。
それを自分に対する呆れと受け取ったセーシェルはますます泣き出す。
「あ〜もう…お前は…」
そう言ってポケットをさぐり、小さなケースを出した。
泣いているセーシェルを引っ張って自分の胸元へ寄せた。
左手を持って、ケースの中の指輪を薬指にはめる。
左手の薬指にきらりと輝く緑色の石。
イギリスは手を取ったまま軽く指にキスをした。
「セーシェル?今日はごめんな?」
ぎゅっと抱きしめる。
「謝って済むとは思ってないけどな…ごめん。」
胸の中でセーシェルが呟く。
「ずるいです…やっぱイギリスさん…ずるい。こんな事されたら…怒れないじゃないですか…」
「ん、ずるいぞ、俺は。お前と居るためならどんなずるい事でもするぞ。」
そういってイギリスは柔らかく微笑みながら口づける。
「この指輪、俺の目の色と一緒なんだ。で、これ見てみろ?」
イギリスはすっとセーシェルの目の前に自分の左手を出す。
親指に光る指輪。見た目は同じ様な指輪だが、少しごついデザインの指輪。
真ん中には琥珀。セーシェルの瞳の色の石。
「いつもいつも一緒って訳にはいられないからな…石だけでも…と思ってな。」
ちょっと照れながらイギリスは言う。
「え?こっちは緑で…」
「こっちがお前の目の色。」
セーシェルがきょとんとした顔でイギリスを見上げる。
「イギリスさんの…目?」
緑の瞳に柔らかい光が宿る。
「…この鈍感。」
「いつも…見張られてる様な?」
「違う!…まあ違わなくはないか。離れてても、いつも一緒ぽいだろ?」
イギリスはちょっと照れながら続けた。
「お揃い…だと外野に見つかると煩せぇからよ、まあそこだけは勘弁してくれ…」
セーシェルはぼふっと音を立てイギリスの胸に顔を埋める。
「ふぇぇぇぇ…」
イギリスはポンポンと頭を軽く叩いた。
「泣くなよ、お前が泣きはらした顔で行ったら、俺が悪者になるだろ?昼になったらバッキンガムに連れってやる、そこでお茶会だ。
その時の真珠だ、きちんと合う服も用意した。思いっきり可愛い格好で皆の前に連れて行きたいんだ。泣き止んでくれよ?セーシェル?」
言葉をかければかける程泣き出すセーシェル。
イギリスは少し困りながら背中を、頭を撫で続けた。そして耳元で囁いた。
「I love you,I am drowned to you…Seychell.」
セーシェルの顎を上げて優しくキスをする。
「今日から週末まで一緒にいれるから、泣き止んでくれ。」
瞼にもキス。優しい優しいキスの雨。
そんなキスをされたらもう怒れない。もう泣けない。
「はい…」
ぐしゅっと鼻をすする。
鏡に映る自分は真っ赤な目、鼻、多分このまま寝たら瞼はパンパンに腫れてしまうだろう。
「シャワー浴びてちょっと寝ような?10時に迎えが来るから、それまで…」
正直イギリスはまだ少し泣いているセーシェルをそのまま押し倒したかったが、流石に昼のお茶会の相手に遅刻は許されない。
「シャワーの後ラベンダーのオイルでマッサージもしてやるよ?思いっきり綺麗にして行こう?」
「はい…」
やっと微笑んだセーシェルを見て、イギリスも笑った。
やっと見たい顔を見れた。イギリスは幸せに満ちた自分の顔が鏡に映り思わず苦笑いする。
「よーし!今から一杯祝ってやるから覚悟しろよ。」
「!?どういう意味ですか!」
「言葉通りだ。遅れた分の穴埋めだ!…寝坊しない程度に…な?」
にいっとイギリスは笑い、セーシェルをお姫様抱っこしてシャワールームへ走って行った。
「え?えええ?するんですか!もうすぐ朝ですよ!」
「風呂場で一回くらいなら大丈夫だろ!そのまま行く方が俺は辛い!」
「そりゃ私もって…でも!」
「だいじょーぶ、大丈夫!」
セーシェルはイギリスの根拠の無い自信に呆れつつ、何となくでは無い確実な物を手に入れた様な気がしていた。
服を脱がせてもらいながら、つっと指に首飾りを引っ掛けて、イギリスに聴こえない様に呟く。
「この小さな指輪と真珠の首飾りがその証拠なんだろうな。」
ブラジャーを外そうとしているイギリスが、セーシェルを見る。
「ん?なんか言ったか?」
セーシェルはにっこり笑いかける。そしてイギリスの頬にキスを落とし耳元で囁く。
「え、イギリスさん…愛してますって言ったんですよ。」
ー終わりー
誕生日ネタでした。
エロまで行かずすまんです。
おそまつさまでした。
セーちゃん誕生日ネタもういっこきたー!
GJ!
こっぱずかしいなこいつらw
なんだこれ、こっちが赤面するわww
ニヤニヤがとまらん
ともかくGJ
なんというバカップルw
GJ!
オイル性感マッサージに期待してみる
おまえら・・・もう・・・結婚しちまえ! GJ!
そういえばそろそろ七夕だな。
もっとも、この二人なら平日イベント関係なくバカップルっぷりを発揮しそうだがww
バカップルktkr
GJGJ!
>>679 七夕ってアジア圏だけだっけ
もう7月7日は皆でアジアに来いよ
短冊に願い事(性的な内容)書いてたら願い事叶ってしまい大変なことに…
とか?
>>680 爺ちゃんが七夕を新しいカップルイベントとして広め(ゲイツ的な意味で)
カモられた各国のみなさんが七夕をなにか勘違いしてカップルでイチャイチャ過ごせばいいよ
どうでもいいけど織姫と彦星は1年に1回しか会えないんだよな……
てことはやっぱり……いやなんでもない
湾ちゃんちの七夕は日本のバレンタイン的なものらしいよ
願い事がどうのより恋人達のイベントらしい。ソースは観光ガイドブックうろ覚え
ベラとリトは笹が見えなくなるまで願い事を書きそうだな。
「ベラルーシちゃん好きベラルーシちゃん好きベラルーシちゃん好(以下ry)」
「兄さん結婚結婚結婚血痕結婚結婚(以下ry)」
一方ポーランドは親友の姿に胃を痛めつつも、
「みんなピンクになればいいしー」という短冊を書いた。
▼
せかいが ピンク色に なった!(このスレ的な意味で)
・・・まで妄想した。
和やかな流れを断ち切るが、鬼畜鬼畜プリーズと言う意見が出ていたので、少々挑戦してみました。
前スレの『海の悪魔』の続き、鬼畜シーランド君もの。完全男性向けエロを目指しました。
イギリス×セーシェル前提、モブ男、シー君によるセーシェル陵辱。
イギリスはウクライナに犯されます。
はい。鬼畜以外の何物でもありません。イギセーファンは読むの辞めておいてください。
でも、決してイギセーが嫌いというわけではないので、そこんとこよろしくです。
NGは『海は時に残酷で』でお願いします。
「シー君を認知するですよ!」
「いいからとっとと帰るぞ!」
ぎゃーぎゃーと賑やかに兄弟げんかする二人。いつも光景、いつもの出来事。
だから誰ももう止める者はいない。
机にしがみつくシーランドを無理やりに引き離そうとし……服の裾をひっぱる感触に力を緩めた。
「何だ? 今俺は忙し……」
「いいじゃないですか。今日はその……二人きりでいたいですし」
頬を赤らめたセーシェルにつられ、少しだけ頬を赤らめ、すぐにそっぽを向き、手の力を抜いた。
「疲れた! いいか、今日は勘弁してやるが、次こそは俺んちに戻ってもらうからな!」
「イヤですよ!」
ぷいっと横を向き、ふくれっつらをするシーランド。その前に座り、セーシェルは頭を優しく撫でる。
「シー君ごめんね。イギリスさんはああ見えて意外と」
「とっとと来い。置いてくぞ」
急き立てるイギリスの声に、姿を探せばもうすでに部屋の中にはいなかった。
シーランドの頭に置かれている手に力が入る。
「……意外と性格悪いんです。全く、置いてくなです!!」
頬を膨らまし、慌てて追いかける。しかし、どこか嬉しそうな顔で。
一人残されたシーランド。
「ふーん……じゃ、セーシェルおねーちゃんにするですよ」
その時、彼の瞳に黒い光が宿った事に気がつくものはいなかった。
愛おしい者の甘い声で目が覚める。
身体が重い。
確か、昨晩はいつものように愛し合ったまま、深い眠りについてしまい……
ぼんやりとした意識の中、手元で眠っているはずの彼女に手を伸ばし……手が動かないことに気がついた。
前にもこのような事はあった。
あの時はいつも意地悪していたから、怒って手足縛って逆に攻められて。
「セーシェル、怒ってるのか?」
「まだ寝てるですか。イギリスの野郎は」
機嫌のよいシーランドの声とともに冷たい水が浴びせられた。
滴る水を首を左右に動かし、振り払う。状況を確認しようと周りを見回し……
最初に目に入った光景に言葉を失った。
虚ろな瞳で、男二人に犯されているセーシェルの姿があったから。
可愛い唇には男根が押し込まれており、口の端から唾液とともにとろりとした白濁液が流れ落ち、地面に跡を残していた。
座り込んだ男は、彼女の髪をつかみ、上下に揺さぶる。
抵抗はせず、男の手の動きに合わせ、唇が上下した。
何度かの動きの跡、男が小さく呻き、身体を震わせる。
ごぷっと音を立て、彼女の口の中に精液が注ぎこまれた。
飲み込むこともしないので、口から溢れる精液が首を伝い、胸の上へと落ちる。
日に焼けた肌に白い精液が流れる姿は、ひどく淫靡で。
「もう動かなくなっちまったよ。なあ、いい加減代われよ」
「もう少し……くぅっ! 何度やっても締め付けが良くていいねぇ。きゅっと締め付けてくるのが最高」
男根を口に差し入れている男は不機嫌そうに、背後から挿入している男に声をかけた。
腰を押さえ、強く腰を打ちつける。その度に彼女の身体は揺さぶられるが、反応はない。
生理的な反応のみで、男根をしめつける。それだけで男は十分。
締め付けられた男根を動かすだけで、性的快楽は得られるから。
まるで玩具のような扱いのセーシェルを助けようと、手を伸ばし……手首に絡みつく鎖によって阻まれた。
「セーシェル! セーシェル! セーシェル!!」
「うっさいですよ。セーシェルおねーちゃんの醜態をじっくり目に焼き付けるがいいですよ」
無垢な悪魔の声。手の届かない距離に、シーランドはちょこんと座り込んでいた。
笑顔ではあるが、目には闇が宿っている。
殺意のこもった瞳で睨みつけてみるが、シーランドは笑みを深くするだけ。
「知ってるですか? イギリスの野郎が気を失っている間、セーシェルおねーちゃんがどんなんだったか。
薬で意識飛ばしていたから、最初は僕んちの兵たちが遊んであげていたんですけれど、幸せそうな顔で兵のチンポをしゃぶってですね」
「……黙れ」
「兵のチンポをお口とマンコでくわえ込んで、自分から腰を振るんですよ。
どんな調教したんですか。イギリスの野郎は」
「黙れといってるだろ!!」
手が届けば、確実に殴っていた。いや、殴る程度で済むとは思っていない。
しかし、シーランドは気にせずに、犯され続けているセーシェルの元に歩み寄り、揺さぶられ揺れる胸をわしづかみにした。
「で、意識が戻った途端、眉毛の名前叫びまくりですよ。
でも、あっという間に声聞こえなくなったけれど。ね」
「そうっすね。ま、マンコはまだぎゅーぎゅー締め付けてくれてるし、遊ぶにはいいんだけど……っと」
男はぶるりと身体を震わせ、腰を深く押し付けた。結合部分からとろりと溢れ出す精液。
大きく息を吐くと、男根を引き抜く。中に入りきらなかった精液が地面に水溜りを作り上げる。
「ほら、見えるですか? 眉毛の大切な玩具は精液まみれです。
こんなにたくさん飲み込んだのに、まだひくひくと求めているんですよ」
男達から引き離し、仰向けに転がす。股を広げさせ、イギリスに秘所が見えるよう指で広げた。
指で触れられると、秘所は刺激を求め、ぱくぱくと呼吸するようにうごめく。
その度に精液が溢れ、シーランドの指を汚す。
「んじゃ、イギリスの野郎も起きた事だし、セーシェルおねーちゃんにも起きてもらうですよ」
残酷な言葉に、イギリスは言葉を一瞬失い、彼女を求め、手を伸ばし……
正気を失っている彼女に、冷たい水が浴びせられた。
一度二度、まばたきをし、あたりを見回す。
愛おしい者の姿を見つけ、頬を赤らめ彼の名前を呼ぼうとし、自らが置かれている状況に気がついた。
「いや! なんで私こんな…夢のはずでしょ! あれは夢の……助けて! イギリスさ…んぐぅ」
「煩いですよ。これからシー君が遊んであげるのに、何でそんなに泣くんですか」
手足を動かし、必死に抵抗するセーシェルの手足を男が押さえつける。
「えへへ。それじゃ、イギリスにたっぷり見てもらうですよ。セーシェルおねーちゃんのえっちな姿を」
にっこりと微笑むと、自らのズボンを下ろす。すでに硬直した男根が顔を出す。
小さな身体に見合わぬ巨大な男根。
身体を捩じらし、逃げようとするが、男にがっしりと手足を押さえつけられているため、それは叶わない。
シーランドの男根はセーシェルの性器に狙いを定め、
「ひぃっ! やぁっ! イギリスさぁ!!」
イギリスは目を逸らす。濡れた音。中に残った精液が潤滑油の代わりをし、奥深くに挿入される音。
セーシェルの悲鳴。腰を打ち付ける音。
目を背けていてもはっきりとわかる悲惨な光景。
「眉毛、こっち見ろですよ。ほら、セーシェルおねーちゃんのマンコにシー君のチンポが入ってるですよ。
ぐぢゅぐぢゅと音立てて、飲み込んでるです。
乳首もこんなに硬くなって、すっごく気持ち良いんですよねぇ〜」
「ほら、シーランド様が見ろといっているんだから、あっち見ろ」
にやにやと下卑た笑みを浮かべ、男がイギリスの顔をつかむ。
目を閉じてみるが、それも無理やりにこじ開けさせられ、目の前で繰り広げられる悪魔のような行為を目の当たりにさせらた。
昨夜は愛し合っていた少女が。何度も身体をあわせても、未だに照れの消えない少女が。
腰をつかまれ、激しく挿入されている。
涙をこぼし、身体を震わせ、必死に抵抗しているが、確実に快楽を感じており、シーランドの男根を強く締め付ける。
「やだ! 見ないで! や、はぁぅ! あっあああぁ」
「せーしぇる……」
目の前で泣いているのに、助けられない無力さ。
「あ、そうだ。イギリスの野郎にも楽しんでもらうですよ。ほら、僕の玩具つれてこいですよ」
シーランドが男に命令をする。男は室内へと戻ると、ある人物を引き連れてきた。
その人物は、服は身に着けず、豊かな胸を露にしている。首には何故か首輪が一つ。
見覚えのある女性。
「シーランド様、お呼びで……あれ? イギリスちゃん」
「お前は……ウクライナ! 何でこんな所に!」
そう、目の前に現れたのはウクライナだ。
腰の動きを止め、シーランドが顔を向けた。
物足りなそうな声がセーシェルの口から上がる。
彼女の反応に、にやつきながら胸をもてあそぶ。
「イギリスの野郎を見習って、ウクライナおねーちゃんをシー君の植民地……いや、シー君の玩具にしたですよ。
首輪つければ、玩具になるんだって、眉毛から教えてもらったですから。
ねぇ、ウクライナおねーちゃん、眉毛を楽しませてあげてよ」
『楽しませる』この状況で、その言葉が意味するもの。それに気がつき、イギリスは抵抗しようとするが。
「ゴメンね。シー君……シーランド様の命令は絶対なの。本当にゴメンナサイ」
ウクライナはイギリスの前に座り込んだ。しなやかな指が彼の股間をなぞり、布の上から舌を這わした。
ぞわりと背中を駆け巡った快楽。抵抗はしてみるが、彼女の動きに下半身は正直に反応を見せる。
「あはっ。おっきくなったね。じゃ、直接触るよ? いいよね」
唇でチャックを下ろし、下着の中で大きく反応している男根に口付けを落とす。
下着を少しずらした途端、ぴょこんと顔を出した男根に微かに頬を赤らめ、
「ちょっと待て! お前はこのままでいいのか?! 今、俺に手を貸せばシーランドから解放してやる!」
男根に唇を落とすウクライナに交渉を試みる。
お互いに有利な交渉だと思う。これを飲まないわけないと彼は思っていたのだが。
唇を離し、少しだけ首をかしげ……寂しそうに微笑んだ。
「ごめんなさい。私、もうシーランド様がいないとダメなの。
ほら、見える? 私のおまんこはシーランド様が傍にいるだけでもうぐちょぐちょで」
立ち上がり、秘所を指で広げる。てらてらと光る愛液が腿を伝い、床に垂れていく。
「本当に……ごめんなさい」
指で広げたまま、彼の上に腰を落としていき……男根を飲み込んでいった。
顔に当たる柔らかで弾力のある胸。下半身を包み込む性器。
腰を動かせば、きゅっと詰めつけ、彼の男根を押さえつける。
「くっ! や、やめ!」
刺激から逃れようと動いてみたが、それは逆効果でしかない。
甘い声をあげ、自分の上で身体をゆするウクライナ。
「あははっ、セーシェルおねーちゃん、見えるですか。
イギリスの野郎、ウクライナおねーちゃんと交尾してるですよ。あんなにチンポおったてて、腰振って気持ちよさそうです」
繋がったまま、セーシェルの顔を無理に二人の行為が見えるようにむかせる。
愛する者が違う女性とセックスしている姿。そして自らも違う男性と繋がっていて。
「やだやだやだやだ! イギリスさん!イギリスさんいぎりす……さぁん……」
「セーシェルセーシェルセーシェル!!」
お互いに手を伸ばす。もう少しで手を取れそうなのに。そのもう少しが遠すぎて。
「あーもう煩いですね。いい加減、諦めてしまえばいいのに。
ウクライナおねーちゃん、イギリスの野郎のチンポ、しっかり咥えてやるですよ」
「はい……んっあっあっ! シーランドさまぁ……」
シーランドとウクライナ、二人の動きが徐々に早まり
「イギリスさぁぁん!」
「セーシェルぅぅっ!!」
お互いの名を叫び、二人は果てた。
違う誰かに抱かれたままで。
愛おしい者の甘い声で目が覚める。
身体が重い。
確か、昨晩はいつものように愛し合ったまま、深い眠りについてしまい……
ぼんやりとした意識の中、手元で眠っているはずの彼女に手を伸ばし……
頭をよぎる既視感。
勢い良く身体を起こし、
「うぅ〜眉毛、せーえきなんて美味しくないです〜」
傍らに眉をひそめ、枕を抱きしめているセーシェルの姿。
身体には何も身につけていない。昨晩愛し合ったままの姿だ。
眠る彼女の髪を指で梳いてやると、力の入っていた眉が少しだけ和らぎ、手に擦り寄ってくる。
いつもは喧嘩ばかりしていたけれど、ベッドの上では素直に甘えてくれて。
愛しているのに……なんであんな夢を見てしまったのだろうか。
妙にはっきりと心身に残っている悪夢。頭を振り、考えを変えようとするが、不安な気持ちは拭いきれない。
幸せそうに眠る少女の頬を指でつつき、優しい笑みを浮かべる。
「俺が愛してるのはお前だけなんだぞ。わかってるのか。ばーか」
「ふにゅ〜私だって眉毛だーいすきです〜」
寝言でも愛の言葉を返してくれる彼女に、下半身が反応した。
時計を確認する。まだ起きるには早い時間。それならば……と。
「畜生! 可愛い過ぎるお前が悪いんだからな!」
彼女の上にのしかかり、唇を奪う。
……再び甘い声が部屋に響き渡ったのは言うまでもない。
――そして――
「……そう、あれは夢……にしておくがいいです。
これは最終手段として取っておくですよ。せいぜい、楽しむがいいですよ」
黒い笑みを浮かべた少年が、寝室のドアを静かに閉める。
手には何やら映像記憶媒体を手にし、にこやかに部屋を後にした。
以上でした。
……やっぱり鬼畜はむいてませんでした。
素直にバカエロ書いてきます。
こんなん大好きだ
GJ!
くそう…鬼畜属性ないはずなのに萌えた。なんだこれGJ
鬼畜シー君キター!
黒組織にその映像売っちゃえーGJ!
>>687 何と言う鬼畜シー君…その内セーシェルの逆襲でヤラれてしまえ!(褒め言葉)
続いて
>>657で予告してた女×男ものでナタ×イヴァ、湾(ふたなり)×菊です
男が掘られます、女に
菊は江戸時代の女も『男も』いけなくてはならないと言う風潮で慣らして有りますが
相手が結局見つからず、処女(お尻的な意味で)童貞です
NGは『世界同時多発男性暴行事件 序』です
9月8日20××年。
始まりは一つの疑問の声であった。
「女性ばかり、家で炊事洗濯掃除ばかりするのはおかしいのではないか?」
それに対して男性は異議を唱えた。
「女性は家で炊事洗濯掃除、確かに大変だとは思うが男だって外で上司の機嫌取ったり、サビ残大変なんだぞ」
女性は目を吊り上げ、イライラした口調で言った。
「ならば戦争だ」
「その理屈はおかしい」
発端となった都市は日本の首都、○京。
然し10年前ならいざ知らず、いまや女性にはパソコンと言われる、神秘の道具を所持するようになっていた。
パソコンを女性は立ち上げると、世界に言い放った、女性はもっと社会に出て貢献すべきである!
其処までは普通の女性にも十分有ったことだろうし、男性だってよくやるものだ。
だが然し其処が普通のコミュニティならば、である。
其処は通称8O1倶楽部、世界中の腐女子が集まるコミュニティであり、尚且つ皆腐っていた。
「ならば、女性の苦しみを男性に判らせてやれば良い」
何故このコミュニティにて、この女性が愚痴を零したのかは判らない、だがそれは確実に間違った方向へ進んでいた。
「例えば?」
「バイブで男性をレイプとか?」
このような化学反応は時として起きる事もあるものだし、大抵は女性の腹の中で靄になって笑った後消える筈である。
然しソレに食いつく者が居た。
「道具は何が必要だろうか」
「ローションと、荒縄、もしくは鉄の鎖とか、後バイブ、出来るならアナルビーズンとかも良いかも」
後に世界中の男性に驚愕を与える事件となる、事の発端である。
その後は早かった、始めにその質問をした女性は、飽きたのかいつの間にか居なくなっていたが。
それにも構わず会話は続いていた。
「エネマグラなんて本当に効果あるの?」
「さあ?あ、睡眠薬で眠らせて、その内に縛るのも良いかもしれないね」
「いっその事着ている服で目隠しすれば良いのでは?」
「女性って目隠しされると感度上がるって言うけど、本当なのかな」
「コレって振り向いてくれない男性を振り向かせるのに使えるかな?」
「気持ちを伝えるって言う意味では伝わるんじゃない(笑)」
何時の間にか東○の社会人の男性は家に帰って、嫁の飯に舌鼓を打ちつつ昨日はすまなかったと言い。
女性も私も悪かったわ、家事で疲れて少しイライラしてたみたい、と言い合っていた。
だがコミュニティでは夜通し会話が続けられていた。
そして3日ほど経った後、とある事件が勃発した、世界同時多発男性暴行事件である。
此処はロシアの首都モスクワ、イヴァン・ブラギンスキの自宅である。
今日のモスクワは曇り気味、何だか嫌な事が起こる気がしそうである。
「今日は何か嫌な天気だなぁ…」
そう言いつつ、チョコをблины(ブリヌィ)で包み、カシスにつけて食べていた。
脇にはリンゴを絞ったジュースがある、口に含むと美味しいのだが。
他の国の初めての人にはビールに見えるらしい、眼科に行ったほうが良いんじゃない?
(偶には別の国に御飯を食べに行こうかな…前に食べたイタリア料理…なんだっけ…まぁソレは美味しかったんだけど)
そんな事を思いつつ、皿を片付けると急に眠気が差し掛かってきた。
(あ…もういいや…コレ置いて寝よう…)
覚束ない足取りで皿をシンクに置くと、其の侭ベットへ行き俯きに倒れ込むイヴァン。
その後ろで凄く良い笑顔の妹がお休みなさい、お兄様と言い鋏でイヴァンのズボンの股の部分に穴を開け。
ぼろりと大きなソレを空中に露出させると、舌なめずりしつつ、慣れた手つきでイヴァンの両腕を鎖でベットに縛りつけた。
俯きで、ベットに両腕を鎖でベットの支柱に結びつけられたイヴァンの目はまだ覚めず、ナターリヤは足もベットの支柱に鎖で縛りつけた。
其の侭人差し指にローションをねっとりつけ、にやにやと実の兄の尻を見つめるナターリヤ。
「兄さんが結婚してくれないから…逆結婚…逆…結婚…!!」
例えば、よく悪魔のような、とか、そういう笑みがあるが、その実クトゥルフー超えたレベルの笑みを浮かべるナターリヤ。
男性が見たら別の意味で心臓がバクバクするんじゃなかろうか、KGB的な意味で。
ナターリヤは兄の尻を揉み解すと、はぁはぁ…と変質者特有の声を漏らす。
そして兄のお尻の穴目掛けて指をそっと突き出し、お尻の襞をなぞり涎をたらすナターリヤ。
性別が逆なら司法で刑期100年とか付きそうな笑顔だが、兄は小さく息を漏らすと、其の侭寝ているようだ。
ナターリヤは指をイヴァンのアナルに差し込むと、慣らす為にゆっくり、中を傷つけない様に動かした。
指越しに感じる兄の温かさに感極まり卒倒しそうになりつつも、指をゆっくり動かし続ける。
指を少し動かす毎に、兄の微妙な声の変化が心地よく聴こえ、思わず叫びたくなるが自制、此処で起きられると色々面倒なのである。
「兄さん…綺麗なお尻…兄さんに処女を捧げようとは思ってたけど…まさか先に処女を奪う事になるなんて…興奮しすぎてフフフ…」
そう言いつつ、垂れてくる涎を裾で拭い指を動かす。
8分ほどした頃であろうか、少し柔らかくなっている気がする、コレなら2本入るだろうか?
そう思いつつ、指をゆっくり抜き取りローションを今度は中指にもねっとりとつける。
ゆっくりいれるものの、意外と抵抗が強い気がする、少し心配になりつつもゆっくりと動かす。
少しイヴァンの声が大きくなった気がする、そしてまたナターリヤのボルテージも徐々に加速しつつあった。
段々お尻の穴が擦れてピンク色になってきた頃、ナターリヤは解れたお尻の穴から指を抜き微妙にローション以外の液が混ざった指を見ていた。
「これなら…舌…いれても大丈夫よね?…」
段々と舌をお尻の穴に近づけていき、ぴとりと、舌が付いた頃ナターリヤは遂に全てが千切れ飛んだ気がした。
舌を思いっきりアヌスに差し込むと、ぐにゃぐにゃと穴の形が変形するまで舌を動かし。
ローションの付いた方の手でイヴァンのペニスを、荒々しく掴むと、ゴシゴシと動かし始めた。
急な刺激の変化にイヴァンは淡く声を漏らしたが、一向に目覚める気配は無い。
寧ろそれに興奮したナターリヤは、舌をより早く動かし、より早くペニスを扱いた。
「ぅぁっ…はぁ…っぅ…ぁ…っぁっ…」
「ハァハァ…兄さん本当に可愛いわ…他の誰だってこんな表情見せないのに…!!」
段々イヴァンの息が荒くなり、ナターリヤのテンションも最高潮に達しようとした時。
遂にイヴァンのペニスの先から、白い液体がどろどろと吐き出された。
ナターリヤはひとすくいソレを掬うと口に含むと、ぐちゃぐちゃと口で咀嚼しじっくりと口の中で回し。
完全に均一な液体となった頃ソレを飲み込んだ。
「溜まってるのかしら…ドロドロしてて濃いわ…使用済みパンツ何時も送ってるのに…」
「うっ…ぁ…?」
「あ、起きた」
イヴァンは目を覚ますと、異様な光景を目にした。
まだ夢の中の続きなのだろうか、ズボンの股の所がすーすーする気がする。
おまけに何かお尻が熱い、そしてイカ臭い。
「兄さん…」
「ナ、ナナナ、ナターシャ…!?」
「兄さんのお尻、コレから滅茶苦茶にするね?」
「ナナナ、ナタ、ナターシャ!ま、まだ、まだやり直せるよね僕ら?!」
「兄さん…婚姻届、後で宜しくね」
「嘘だぁあああああああああああああ!?」
次の瞬間、ナターリヤが縛られているイヴァンの前に姿を現した、股間に生えたピンクのソレと共に。
「これね、ディルドーって言ってね、腰にベルトで固定して女性が犯すための時の道具なんだって」
「へ、へ、へぇー…?」
「兄さんのお尻は開発しておいたから、大丈夫私を信じて」
「い、いやぁあああああああああああああああああ!!!!」
次の瞬間、ナターリヤはイヴァンの後ろに回りこむと、ディルドーをアナルに宛がうナターリヤ。
イヴァンは腰を動かして逃げようとするが、一向に距離は開かず。
遂にベラのディルドーが、イヴァンのアヌスに接触すると、ぬるりとイヴァンの体内へ侵入した。
「ひっ!?」
「あ…意外とすんなり入った…」
「ぬ、抜いて!本当!抜いてぇええええ!!」
「大丈夫、痛くない」
「イヤァアアアアアアアアアア!!!!」
然しそんな事露知らず、ずんっずんっ、と女性らしからぬ力で突き上げるナターリヤ。
イヴァンは一回突かれることに、段々と女性のように力が抜けていく。
「ああ…兄さん可愛い…女装も似合いかもしれないわ…」
「はぁっはぁっ…そんな、やだぁ…っぁ…ひっ…」
再びテンションが上がりつつあるナターリヤ、イヴァンの意識は朦朧としており、非常に危うい。
イヴァンに無理矢理口付けすると、唾液を吸い尽くし、口の中で味わい楽しみ飲むこむ。
イヴァンは後ろから突かれたまま意識を保つのに必死であり、口の端から涎が垂れてベットに染み込んでいる。
ナターリヤは興奮して涎を指に絡め取ると、イヴァンの胸を服から潜り込ませもみ始めた。
「っぁ!やっ!ナタ、リヤっ!やめてっ!もう、おかしく!なっちゃう!」
「兄さんマジ可愛い…」
「いやぁ…っぁ、っひっ!んぅっ!」
ナターリヤは腰を打ちつけつつ、イヴァンの首筋を舐めまわし、キスマークをつけて周り。
再び大きくなってきたペニスを、今度はイヴァンの涎で湿らせるとゴシゴシと擦り始めた。
びくびくとペニスが脈打ち、涙声のイヴァンが嬌声を上げつつ叫んだ。
「っぁ!ナタ!駄目!其処駄目!」
「大丈夫よ兄さん、おかしくなっても私が引き取るわ」
「っぁ!っ!っあ!あっ、あっぁあああああああああ!?」
次の瞬間、ナターリヤが一番奥まで腰を突き出すと、イヴァンの全身が震えた後、びくびくっとペニスから白濁した液を吐いた。
ソレをナターリヤが口に含み、咀嚼すると、今度はイヴァンの口に口移しで含ませ、嫌がるイヴァンの顎を引くと無理矢理飲ませた。
「ぁっ…ぁっ…」
「兄さん…結婚…おめでとう…!」
「いやぁ…らぁ…」
そう言うとナターリヤは兄のペニスを素足で踏みつけ、ニヤニヤしながら言った。
「大丈夫、はいって心を込めて言うまで、お尻で判らせてあげるわ」
「ひっ…だ、誰か、助け」
次の瞬間、ドゴッと鈍い音がすると、イヴァンはナターリヤに腹を蹴られ悶絶していた。
「ああ兄さん…腹を押さえている姿も可愛らしいわ…」
「げほっ…げほっ…誰か…!」
ナターリヤはグリグリと足でペニスを踏みつけ固定し、尿道に綿棒を突き刺した。
「いっぁ"あ"あ"あ"!?」
「あんまり暴れると、奥に綿棒が入っちゃいますよ?」
「ひっ、ぅ…」
目に涙を湛え、必死に鎖を外そうとするが外れない、然しナターリヤは次にバイブをイヴァンに圧し掛かり。
頭の後ろから前に手を出して、見せびらかすように言った。
「兄さん、コレはねバイブって言ってね、女性のヴァギナに使う専用らしいんだけど…」
「御免なさい、許してください…」
「お尻好きでしょ?」
「い、嫌だ…止め、止めてぇ!」
「だぁめ…コレも婿修行の一つなのよ?」
「イヤ、イヤだ!うぁあああああああああああ!!!!」
出鱈目に動き、鎖を千切ろうとするがビクともせず、にやにや笑っているナターリヤはお尻にゆっくり、虐めるように差し込んでいく。
イヴァンも必死に動いて抜こうとするが、意味を成さない。
「ぅあ…ぁっ、あぅくぅぅ…」
「コレ凄いのよ、振動が」
「や、め」
次の瞬間、カチという音に反応し、イヴァンの体がビクンと大きく揺れ、腰を宙に突き出す格好になった。
だが然し、ナターリヤはバイブをベルトで固定すると、にこりと笑い言い放った。
「止まるまで見ててあげる」
「ぬ、抜いて…今なら許して…あげるから…ぁっ…」
「そんな情けない表情で言われても説得力無いわ…そうね…足を舐めたら考えてあげる」
「な、舐めたら、許して、くれる、よ、ね?」
「考えてあげる」
そう言って悪魔の笑みを浮かべるナターリア。
そして段々とイヴァンが目を瞑り、震える舌を目の前の靴へと近づけていき…
その数日後、細々とした結婚式がロシアで上がったそうだが、婿がレイプ目なのが皆気になったそうな。
「も、もう、やだ…」
「ロシアさんいい気味ですね」
「ぁ…ラ、ラトヴィス…た、助けて…ねぇ…助けてぇ…」
「けどナターリヤさんの方が怖いですから」
「い、いや…!もう、いやだ…!痛いのは…嫌…!頼むから、たすけてぇ…」
「あ、ナターリヤさんだ、僕は此処らへんで逃げますねー」
そう言って笑顔を振りまきつつ逃げるラィヴィス、今更ながらもう少し優しくしてあげればよかったと思うイヴァンだった。
「イ、イヤァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「兄さん逃げちゃ駄目じゃない…また調教されたいの?されたいから逃げたのね?好きねぇ?変態さん」
「御免なさい御免なさいもうしません、許してください…」
「だぁめ、実はお尻が疼くんでしょ?良いのよあそこの木陰でお尻に入れたバイブで十分弄って」
「ひっ…い、だ、誰か…!」
「兄さん良い天気ね、誰も、私たちを邪魔しないわ」
「ひぃい…」
その後女装姿で北欧で客を取るイヴァンが見れたと、ティノ・ヴァイナマンネンは語っているが真相は今だ不明である。
ロシアでイヴァンが襲われている頃、日本の某所で女性がドアを叩いて奥の少年のような老人に向かって、伺いを立てていた。
「その…菊さん?居ますか?」
ほんの数秒の間の後、畳を踏み此方へ向かい来る音がした後、菊と呼ばれた人が表れた。
「はい?何でしょうか?あ、湾さん」
「その…少し良いでしょうか?」
「あ、構いませんよ、立ち話もなんですし、中へどうぞ」
そう言って靴を脱ぎ、玄関に入ると菊に連れられて奥の部屋へ向かっていった。
奥の部屋に入ると茶の間に通され、お茶を出され二人、向かい合って座った。
「話って、何ですか?」
そう言って頭を傾ける菊、ではこれから二人の脳内を分析しながら話を進めよう。
(あぁぁぁ…菊さん可愛いなぁ…まるで所作が女性みたい…可愛らしい方やわぁ…)
「あの…私の顔に何か…」
「あ、いえ、話というのはですね…その…掘らせてください!」
「…え?何ですか?Caveの新作が欲しいと…」
(ど、如何したんでしょうか湾さん、それとも私の聞き違いでしょうか…)
「菊さん」
そう言って菊に素早く近寄り、肩を掴み上げ引き寄せる湾。
思いの他力が強いのか、少し苦痛に顔を歪める菊。
実は菊と湾では身長差は無いといっても良い、寧ろ中には湾の方が逞しいのではないか、という噂がある位である。
(ど、ど、どうしたんでしょうか…それともコレは…夢…そうだ夢です、夢なんですよ!)
「その、菊さん…こうすると男性は喜ぶって聞いて…」
(あぁぁ!菊さんなんか凄く良いにほひ!テンション上がってきた!)
「え?!へ…はぁ…」
(あ…肩痛い…夢じゃないのかな…)
「すぐ良くなりますから!ね!?」
そう言って菊を持ち上げる湾、力持ちである。
(菊さんの体くんかくんかしたいよー)
「え!?あ…はい…」
(悲しいかな…女性の威圧感に負けるとは…)
そう言って菊をお姫様抱っこして布団を足で敷いて其処へ菊を投げ込む湾。
(如何してこんな事に…)
「その…菊さん…」
「へ…あ…え…!?」
段々体から血の気が引き始める菊、そして盛り上がる湾のスカートの股間部。
「……!?」
「その、タッちゃいました…良いですよね?」
「い、嫌ですよ?そんな…私まだ童貞なのに…」
「え…童貞…何ですか?」
「わ、悪いですか…?」
「寧ろ得点追加です、ええ、大丈夫ですよ、私に身を任せてください☆」
「ちょっ、ちょっとまっ」
言い切る前に布団に倒れこんできた湾に、巻き込まれ組み敷かれる菊。
湾は菊の胸にむしゃぶりつき、その白く柔和な皮膚の感触を舌で転がしながら楽しむ。
「あっ…駄目ですよぉっ…」
「菊さん…大丈夫私を信じて…」
(はぁはぁ…菊さんの肌もちもち肌で気持ち良いよぉ…)
湾は菊の着物の帯をあっと言う間に剥ぎ取ると、菊の裸体をさらけ出した湾。
舌で腋や腕、うなじや、臍、乳首等敏感な所を通過する度に、びくっと菊の体が微妙に跳ねた気がする。
「あっ…やっ…そんなぁ…汚いですよぉ…」
「んっ…そんな事無いですよ…菊さんの肌すべすべで…気持ち良い位です」
(おぉぅ…腋まで花の香りが…菊さん花形にしたら売れそう…やらないけど)
そう言って右手を菊のペニスへ伸ばす湾、湾が菊のペニスに触れると菊がやぁ!と声を小さく上げたが、湾は口を口で塞いでしまった。
「んっ…んんっ!」
(湾っ…さん…!それ以上…駄目ですぅ!)
「ん…」
(菊さんの唾液ジューシー!)
湾は菊の歯茎や歯を一通り舌で舐り回し、涎を無理矢理相手の口に流し込み飲ませた後、自分も菊の涎を口いっぱいまで含むと。
ごくりと飲み込み、唇を離した。
「はぁ…はぁ…」
「菊さん…こっちがお留守ですよ…」
「あっ、やぁ!」
湾はあっと言う間に褌を解くと、ソレを床の間に投げ捨て菊の性器を露出させた。
菊は両手で隠そうとするが、湾は片手で腕を退けると見事に大きくなった菊のペニスをマジマジと見つめた。
「…意外と大きいんですね…」
(くぅっ…あどけない顔して巨チン!お姉さんコレだけでコミ○3回分は妄想が絶えませんよ!)
「やっ…そ、そんなに見ないで下さい…」
(恥じらい良い!頬を染めて此方を潤んだ目で見るのがとてもとても素敵!)
湾は自分の手に舌を這わせ涎で湿らせると、菊の陰のうに手を伸ばし、優しく揉み解し始めた。
菊は耳まで真っ赤にすると、口をぱくぱくさせた。
「んっ…ふぁっ…そんな…っぁ…所…」
「ふふ…菊さん、しっかり言わないと何を言いたいのか判りませんよ?」
(はぁはぁ…菊さんの金玉ふにゃふにゃすると、菊さんの表情が可愛らしくなる…)
と、次の瞬間キュッ、と思わず力を入れすぎてしまう湾、勿論わざとではない、多分。
「ふぁっ!あわわ…わ、湾さん!潰れたら責任取ってもらいますからね?!」
思わず顔を真っ赤にして叫ぶ菊、湾は待ってましたと言わんばかりの表情である。
「潰したら…結婚してくれれるんですよね?」
「ちが、違いますよぅ…そういう責任じゃないですよぅ…」
コレで菊がお爺さんじゃなかったら、湾さんは今頃ショタコン認定されていた所であろう。
普通にショタだと犯罪なのに、お爺さん設定だと犯罪臭さが薄れる不思議である。
そう言っている間にも湾は菊の性器を弄り、菊は段々限界へ達そうとしていた。
「はぁ…っ…もう…出っ…」
「どうぞーたっぷり出してくださいね」
そう言って菊のさおを擦るスピードを上げる湾、湾の涎と菊のカウパー液で布団にぽたぽたと染みを作っていた。
次の瞬間、菊の全身が少し震えると、びくっ、びくっとさおの先から白い液体を吐き出し、湾の白い手のひらを更に白く汚した。
「っぁ…あっ!あっ…あー…」
「結構どろどろしてますね…」
(菊さん凄いレイプ目…だけど大丈夫だよね)
湾は息を整える菊を仰向けにすると、お尻の穴に先ほどの唾液と精液の混じった液をこすり付けると、人差し指を差込始めた。
「ぅぁ…ぅー…あっー…」
(あ…凄い…結構ぬるぬるしてて暖かい…)
「湾…さ…ん…もう…ぁっ…やめ…っぅ…ましょう…ぅぁ!…」
(あ…少し涙目…お姉さんオッキしてきちゃった…)
湾は菊の目に溜まった涙を舐め取り、あっと言う間に2本目の中指を入れてしまった。
「ぁっ!ぅぁ!っん…はぁ…っぎっ…」
「菊さん慣れてます?」
「そ、そんな…筈っ…ぁっ、ぁっ…無い…んぅっ!でしょう…!ぁっ!」
次に3本目に薬指を入れたが何の問題も無く受け入れてしまう。
「菊さん淫乱なんですね…」
(昼は貞淑夜は淫乱…菊さんとの生活すれば10年は軽いですね!色んな意味で!)
「あっ…やっ…言わないで…下さい…んぐっ…」
「それじゃあ入れますよー」
次の瞬間、菊の肛門に何時の間にかパンツを脱いで、後背位で入れる準備をしている湾。
「い、今は駄目ですよ!」
「それっ!」
湾は一突きで菊の肛門を貫くと、深々と銜え込みつつも、血を出さない菊の肛門に感心した。
「やるじゃないですか…っぁ…結構コレ良いですね…」
「っ!っはー…はー…う、動かないで…下さい…はー…はー…」
「いやです!」
次の瞬間、湾はぐちゃぐちゃと菊との接合部の音が聞こえるくらいに、腰を激しく動かし始めた。
「ぅあっ!あっ!あっ!あっ!湾、止め、ひっぅ!」
「中々食いつきが良いですね…私が初めてじゃ無いんじゃないんですか?」
「ちっ、ちがっ…違っ、うぐっ、あっ、ひぅ、ぅぁ!」
「そう言っても此処は食らいついて離しませんよ?」
そう言ってにやにや笑う湾、菊は顔を抑えて相手に表情を悟られないようにしているが。
隙間から見える顔で表情がわかってしまうので、大した効果を得られないどころか、逆に湾に興奮する材料を与えてしまっていた。
「ほらほら!お尻が気持ち良いんですよね?正直になって良いんですよっ!?」
「あっ!やっ、もう、やだ、やっ、やめ、ぁっ、ひっ、抜いてぇ!」
湾は段々近づいてくる絶頂にテンションも上がり、まだ微かに湿っている手で菊のさおを再び扱き始めた。
「ぁっぁぁ!!やめて!し、死んじゃう!やめてぇ!」
「気持ちいですよ菊さん、緩過ぎずきつ過ぎず、良い感じですっ、貴方本当に、男ですかっ!?」
「ぁっ!で、出ちゃう!やめてぇぇぇえええ!!」
「まだ駄目ですよ!」
次の瞬間、菊のさおの根元をぎゅっと締め上げると、菊は声にならない叫び声を上げた。
「ーーーっっ!?」
「まだ私が動いてるんだから、出しちゃ駄目ですよ」
「ひぅっ、あっ…あっ…でそうなのに…出せないよぅ…」
菊は布団に突っ伏し、お尻を掘られながら涙声で言った。
「まだっ、まだ駄目!」
「はっぁっ、はぁっ、湾、さんっ、もう、許して、アソコが、痛いんですっ!」
「まだ、私が、準備できてません!」
「そんなっ…!ぅぁっ、もう、嫌ぁ…っ!」
湾は菊の肩に手を乗っけると、よりスピードを上げて腰を動かした。
そしてその分菊は、頭の中で電撃が炸裂するのを感じた。
「湾、さんっぁ!もう、だしゃせてぇ!イかせてくだしゃいぃ!」
「じゃあっ、私に合わせて出してくださいねっ!イキますよっ!」
「あっ、あああああぁぁ…っ」
次の瞬間菊の中へ湾が出したと同時に、菊も精を布団の上に撒き散らせて果てた。
湾は菊からイチモツを取り出すと、穴から白い液が逆流して溢れて出てきていた。
「うっ…ぅぁ…ぁ…ぁ…」
「ふぅ…菊さん…中良かったです…」
「…こ、コレで、お尻おかしくなったら…せ、責任…取ってもらいますからね…」
「婚姻届用意してあるんで大丈夫ですよ」
「う…そ、そういう意味じゃ…」
「大丈夫ですよ、菊さんMじゃないですか」
「…昔から気にしてたのに…」
「ちょっ…凹まないで下さいよ可愛いなぁ」
「……それも気にしてるのに…」
菊は全身に付いた汚れが気持ち悪いと思ったが、体が動かないので諦めて其の侭眠りに落ちる事にした。
「…それじゃあ寝ますけど…襲わないで下さいよ…出来れば布巾で寝てる間に汚れ…取って置いてくださいね…」
「それじゃあ婚姻届書いておきますね!」
「もう好きにしてください…」
菊は其の侭諦めて目を閉じた。
後日、奇しくもイヴァン・ブラギンスキの結婚式と同日に日本でも式が上がり、長髪の旦那と、おかっぱの嫁が式を挙げていた。
「如何してこうなったんですか…」
「私が旦那だからです」
「…泣きますよ」
「布団の中で十分泣かせてあげます」
「泣きたい…」
嫁は何故かレイプ目気味だったそうな。
以上です
さて序ときたら次…ポーとかシーとか
ヘタリアの女子部は皆鬼畜攻めが出来そうだからなぁ…
というかなんか文章が変な気もするなぁ
次からは気をつけよう
>>707 GJ!
不覚にも襲われる露さまに萌えた。
この調子でオーストリアさんやメリカやイギリスもやられてしまえ!
ただ人名なら人名注意だけ頼む…
2chのヘタリア系スレでは人名使わないのが大多数だからな・・・
もちろんこのスレも含めて
しかも間違えてるし
おあ、投下が立て続けだな、お二方ともGJ!
>>692 実は輪姦が好きだったりするんだ。ありがとう!
でもマイペースに好きなネタを落としてくださいな
>>707 ところどころのネタに吹いたw
続くのか。楽しみにしてる!
えーと…一応訊くけど707は18歳未満じゃないよね?
物凄く厨臭いんだけど。
訊いてはいそうですと答える奴もいなかろう
>>713 ちょっとおませだって言われても胸は膨らまない夢見る16歳ですよ
普通のエロ投下してるのにも厨っぽいのいるじゃん
そんな目くじら立てなくっても
18歳以下だろうが以上だろうが、
>>707は半年ロムったほうがいいと思う。
ロムってる間に文章の修行をすればいいと思う。
PINK鯖は18歳未満は立ち入り禁止
とりあえずは守れ
こりゃお約束に書かなきゃだめかな
変な所でボケても突っ込んで貰えないもんですね…
まあ暫く自重してROMる事にしますわ
ぽよよんろっくたんみたいなものかと思いつつ、元ネタわからず突っ込めなかったよ
もう490kB辺りなんで、次スレの季節と思うんだが
もしテンプレに思うことがある人がいるなら
したらばの議論スレで話してみたらいいかがか
お前ら腹減ってるからそんなにカリカリしてるんだ、待ってろ今スコーン焼いてるから
イギセーと不幸は食い合わせが良いよな
殺人兵器使用禁止だぜ!
皆さんトルテでも食べて落ち着きなさいお馬鹿さんが!ってオーストリアさんがポコポコ寸前だってハンガリーさんがいってました
今日はアメリカ誕生日だな!アメリカ盛大にパーティーネタでも書こうかと思ったが構想の段階でアメリカよりオーストリアさんがでしゃばるのでやめとく
>>727 >フロントのサム・ジャクソンさん(23歳)は「すばらしい試みだと思う。お互いに裸を見ているので垣根が無くなるし、ストレスも感じないの」とコメントしています。
ホントかよwwwww
またイギリスか
ま た お 前 か
以前イギリスに行ったとき見事変態に会った
イギリスて本当に素晴らしいですね
え、本気で意味わかんない
>>726 そんな事言わずに頑張って欲しいんだぜ
エロサイトで探すとき便利な単語一覧で淫乱=ニンフだった話題で
296:水先案名無い人(sage)
> 2009/07/04(土) 10:29:06 ID:un3KLcut0
> >294
> 淫乱のようなものは「妖精の仕業」とか「妖精憑き」ってj感じで呼ばれてた名残
> 狐憑きみたいなもんだ
>
> エロ限定の
イギリスについてる妖精さんはエロパロ的に非常に美味しいですね
ん…nymphomania(淫乱症)のnymphe(花嫁、自然の精霊)もmania(狂気、ディオニュソス信女)もギリシャ語が起源…
さすが世界一
さすがギリシャ。強いなぁ(笑)
ところで、イギリス×ハンガリーとかいう奇妙な電波を受信した。
ドラマCDかなにかでハンガリーがイギリスのことを「イギリス'君'」呼びしていたのにかなり萌えたんだが…。
>>736 ハンガリーさんを爽やかにリードしてあげる
イギリスを想像した
性的な意味で
>>736 微妙に他人行儀なところがいいね。
洪の「イタちゃん」は当然として、西のことも「スペインちゃん」よばわりしていて、
両国とも墺とのつながりが深いせいか、つきあいが長いのがよくわかる。
>>727 なんでまたそんなことを思い付いたんだろうwさすがww
ハンガリーさんは結構大人設定なのがオイシイよな
大人の階段を登ってく(性的な意味で)セーちゃんやら湾ちゃんやらあの辺の若い娘達が
恥ずかしがりながらハンガリーさんに不安を相談してるといい
微笑ましがりながら大人の態度で相談にのるハンガリーさんもイイ
したらばで次スレのテンプレの話がでてるんでよかったら覗いたってー。
しかし本家のハンガリーさん可愛すぎる。
可愛すぎて貴族に嫉妬した。
>>739 ハンガリーさんにどうせできないからってゴムつけてくれないんですけど
どうしたらいいですかって相談してるセーちゃんや
そろそろそういう雰囲気になりそうだけど
どういう下着着たらいいんですかと相談してる湾ちゃんを
うっかり受信したじゃないか
>>739 てやんでぃ!こちとら
セー「イギリスが酔っ払って脱いで裸ウェイターになるんです><」
ハン「エプロンにお金つっこんどきなさい。向こうは半分様子見て楽しんでるだけだから。きっと。」
セー「ええー!お金もったいないです!」
・・・という電波を受信したじゃねか!
仏☆おにいさんの恋愛相談室の次はハンガリ☆おねえさんの恋愛相談室か・・・
>>741 そろそろそういう雰囲気になりつつある湾ちゃんの設定が異様に色っぽい件。
さて、残り5kBを切ったんで、次スレ立てに行ってきます
テンプレは議論スレの、具体的に書いてある中で最新のものを使用します
雑談や投下は自重よろ
乙
乙!
乙ー!
乙
(・ω・`)乙 これはポニーテールなんたらかんたら
おつー
以下埋め用妄想
あー七夕だなぁと思い、浴衣姿の女子チームを妄想。
台湾やベルギー、ベラルーシ、ベトナム辺りはすんなり粋に着こなしてそう。
ハンガリー、ウクライナは前が合わない…
そして子供用浴衣で非常に愛らしいリヒを想像してハァハァしてしまいました…
>>753 セーシェルがいないとは何事だ
浴衣似合いそうなのに
という訳で祭の最中に人気がないお寺とかに連れ込まれて襲われるセーシェルを妄想した
浴衣姿が乱れるのって凄く良いなハァハァ
755 :
753:2009/07/06(月) 18:53:14 ID:2uCSovqr
すまん、忘れてた。
セーちゃんはきっと白に朝顔とかのが似合いそうだ。
帯は濃いめの紺色とかで。
しかし、なぜか
「蚊に刺されて痒い〜!」
開けた浴衣の胸元ぐばあっと開けて豪快に胸を掻くウクベラ姉妹がずっと頭から離れません。
ハンガリー姉さんの浴衣姿。
貴族が「着付けが乱れていますよ」とか言いながら
A・貴族らしくエレガントにショールをかぶせてあげる
B・日本から着付けを習っていたので、華麗に乱れを直してあげる
C・男らしく開いた胸元に手を突っ込んで(ry
の3本立てを受信しました
>755
ウクベラ姉妹にワロタw
傍でロシア様が何か言いたそうにしてるのが見える
>>754 祭囃子を遠くに聴きながら提灯の薄暗い光の陰に隠れてまぐわうわけですね
ジャスティスすぎる
相手がフランスだったら着乱れてもなんとかこそっとまとめてくれそうだが
イギリスだったら戻せなくなって日本がお呼ばれされそうだ
758 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:20:16 ID:73pnqXRD
>>756 貴族ならAでしょうが、プならCですね。
>>753 むしろハンガリーやウクライナの浴衣は松本乱菊スタイルでおねがいしたい。
豪快に開いた胸元+乳間ネックレス…妬ましい…
>>759 貴族がかけた隙に
「あとでお仕置きです」と囁く電波を受信した
そろそろ終わりかな?
なんか浴衣デートな香港と台湾は可愛いかもしれんとふと妄想。
鼻緒で擦れて歩けなくなった台湾をおんぶする香港が初々しい高校生カップルみたいで。
イケるかな? 埋め
【メインCP】イギセー
【傾向】純愛
【その他】それとなく七夕ネタっぽくしたかった埋め
763 :
イギセー埋め:
夜になれば都会の死角となる人気のない小道。
立ち並ぶ木立が作る豊かな葉になかば埋もれかけながら、一本の古い街灯が夜の闇のなかにチカチカとまたたいている。
その明かりが届くか、届かないか。慎重に光を避けるようにして、薄暗い街灯のともしびさえ忍ぶようにして一台の車が停車している。
……その車は、ちょっぴり揺れていた。
「もうこんなの嫌だ。絶対に嫌だ。」
倒した助手席のシートに横たわるセーシェルに覆い被さりながら、イギリスは首筋に、胸に、鎖骨に次々と赤い跡を散らす。
ところかまわず贈られるキスのお返しに、セーシェルはイギリスの指を甘く噛んだ。
「んぁっ……ん……わたしだって……!」
「セーシェル、セーシェル」
「イギリス、さん、イギリスさんー……」
二人は荒ぐ呼吸も意に介さず、酸素よりもお互いの唇を求めて貪りあった。
一年。ほぼ、一年だ。二人が離れていた時間。まったく会わなかったわけではない。
だが、二人でプライベートな時間を過ごすことは一年ものあいだ、一分たりとも出来なかった。
その理由をいちいち挙げてもしかたあるまい。二人はともに国家の化身である。国が停止する日など一日たりともない。
ときに、時代はめまぐるしく移り変わり、社会も人も止まることのできない渦に巻き込まれる。彼ら国はそこから離れて存在することはできないのだ。
一年の空白。離れていた距離。
電話はした。メールも頻繁に交わした。ブランクの苦痛に耐えかねてテレフォンセックスにまで及んだこともある。
でも、生身の体を触れあわせることに代えられる手段などありはしない。
空港でやっと出会い長いこと二つに離れていた体は一瞬でも早く一つに繋がることを欲して一秒ごとに熱を増していった。家までのほんの数十分の道程にすら耐えられなかった。
時は夜。ひっそりと静まりかえった公園の隅、二人は全身で愛を語る。
「いいです……」
ダッシュボードをまさぐるイギリスの服をひっぱる。
「でも、始末、大変だろ」
「いいですから」
セーシェルは解かれた体を開いて両腕を伸ばした。曇った窓ガラスが涙をこぼす。
「……はやく……」
「っ……」
乱暴にスラックスとトランクスを膝まで降ろし、痛いほど充血したそこを、獲物を屠り血に塗れた剣を鞘に収めるようにして愛する少女を貫いた。
とたん、少女は甲高い声をあげる。
「うぁ……、はぁっ……。……わる、い。だいじょうぶか、セーシェル」
「ふあ、あ、……あ……ごめんなさ、久しぶりだったから……。は……だいじょぶです……」
「ん。……手加減、できそうにない」
セーシェルはうなずく。
それでも初めは精一杯気遣わしげに動いていたイギリスだったが、突然箍が外れたようになってセーシェルを責めたてた。
二人の間の距離が、やっと埋まる。愛しさが、空虚だった部分を静かに満たす。
快楽の泥渦に飲まれ完全に溺れたセーシェルは大好きな恋人をもっと、もっと近くに感じたくて、自由にならなくなっていく手でイギリスの顔つかまえて引き寄せた。一突きごとにあられもない悲鳴を漏らす唇を上手に使ってキスをし、ぎゅっと首を抱いてささやく。
「イギリスさん、逢いたかったぁ……!」
返事の代わりに、イギリスは「うぁ、」という呻き声をあげて体を震わせた。
……車体の揺れが止まり、湿った熱気のこもる車内に息の音が響く。
恋人の体重につぶされながら、セーシェルはぺしぺしと自分の首元に埋まる頭の後ろを叩く。
「イギリスさんー、はやいぃー……」
「〜〜〜っ……お前が悪いんだよ……っ」
申し訳なく思ってはいるようだった。
終わり。