>>677 wktk!全裸で待ってる!!
>>676 変態という名の紳士なタイガーさんですねわかります
虎ブキいいよね。
紳士的な獣姦wktk
ホワイトタイガーさんに優しく調教されるブッキー
それを物陰から盗み見しながらシコる御子柴
683 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 21:21:21 ID:BprHJXeV
684 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 19:17:11 ID:nf81jhHi
やっと書き終わった。つ、疲れた…では投下します。
・ウエスター×パッション。 42話のちょっと前。
・西さんが24話並にドシリアス。暗い、重い。苦手な人はスルーしてください。
・今までの設定をかなり詰め込んだので、前の話を読んでないとわけわからんかも。
タイトル『逢魔が時』 8レスお借りします。
686 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:31:48 ID:s34dREOx
「だあああああっ!!」
「はああっ!」
森の中で、男戦士と女戦士の怒号が鳴り響く。日は、すでに暮れかかっていた。
それは、放課後の四ツ葉町公園で起きた。
せつな達四人、シフォン、タルトはいつものようにドーナツ屋でくつろいでいた。
『ワガナハインフィニティ…』
突然、インフィニティと化したシフォン。
シフォンの変化を嗅ぎつけて現れたサウラーとウエスター。
四人はプリキュアに変身し、シフォンを守るために戦いはじめた。
「ラッキークローバー グランドフィナーレ!!」
幹部二人の繰り出したソレワターセは、必殺技によりなんとか撃破した。
しかし男達は懲りもせずに生身でシフォンに飛びかかってきた。
四人の中で一番瞬発力の高いパッションが、まずウエスターの動きを止める。
続いて、ベリーとパインがサウラーの前に立ちはだかった。ピーチがシフォンを抱きしめ守る。
サウラーが緑のダイヤを複数取り出した。
「シフォンを守って!!」
パッションは叫んだ。男二人の戦力を分散させなければ。彼女はウエスターを引き付け、
サウラーのいる場所から引き離そうと画策した。
パッションは公園の奥にある森の中へ入り込み、木々の間を飛び回る。
「待てっ!!イース!!!」
ウエスターが追いかけ、時折打撃技を仕掛けてくるが、彼女はその都度ひらりと身をかわす。
──どうやらうまくいったみたいね。
パッションはホッと胸をなでおろす。しかしすでに彼女の息は切れ切れになっていた。
スタミナという点に関しては、さすがにウエスターには敵わない。パッションの逃げ回るスピードが少しずつ落ちていく。
その瞬間、ウエスターが彼女の前に回りこんだ。
──しまった!
ウエスターの打撃をもろに受ける。
「きゃあっ!!」
パッションは辛うじて両腕で体をガードするが、そのまま吹っ飛ばされ、木の幹にしたたかに背中を打ち付けられた。
687 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:32:35 ID:s34dREOx
「か…はっ……」
背中への衝撃で一瞬息が止まる。パッションはその場に崩れ落ちた。痛みですぐに起き上がることが出来ない。
ウエスターが怒りに満ちた表情でこちらに近づいてくる。
(まずい…逃げなくちゃ…)
彼女は痛みをこらえながらよろよろと立ち上がった。
(アカルンを使えば…逃げられる)
右手がリンクルンケースに伸びる。だがパッションは一瞬アカルンを呼ぶことを躊躇した。
その隙をついて、彼女の右腕をウエスターが掴み、ギリリと上に締め上げた。
「…つっ…」
「何故いつもいつも俺達の邪魔ばかりするんだ!!イース!!!」
耳が痛くなるほどの大声で、ウエスターが叫んだ。
「言ったはずよ!シフォンは渡さないと!」
「黙れ!インフィニティ入手はメビウス様の御意志だぞ!いつまで逆らうつもりだ!」
「メビウス様のしていることは間違っているわ!だからわたしはラビリンスを離れたのよ!」
逃げるのをためらったのは、きちんと話をしたかったから。
全てを理解しろ、とは思わないが、何も聞いてもらえないまま戦い続けるのは悲しかった。
「落ち着いて聞いて!わたしはこの世界をラビリンスの支配下に置きたくはないの!幸せな人々を巻き込みたくはない!
そのためにプリキュアになる道を選んだのよ!」
「馬鹿なことばかり言っていないでラビリンスに戻れ!…俺を裏切りやがって!!」
ウエスターは怒りのあまり「ラビリンスを」ではなく「俺を」と言ってしまったことに気付いていない。
そしてそれはパッションも同様であった。
ウエスターはパッションの左肩をがしりと掴み、木の幹に彼女の背中を押し付けた。右腕と左肩に強い痛みがはしる。
わたしの言葉がまったく耳に入っていない──パッションは悲しみのあまり自棄になり叫ぶ。
「止めを刺したいなら刺すがいい!わたしが死んでも、きっとアカルンが次のプリキュアを見つける!
あなたたちの野望は実現しない!!」
「!この…!!」
──殺される!
パッションは恐怖のあまり目を瞑る。しかしいくら経っても止めの一打は訪れない。
「…?」
パッションは恐る恐る目を開ける。
そのとき、彼女の唇がなにかで塞がれた。
688 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:33:10 ID:s34dREOx
それがウエスターの唇だと分かるまでさして時間はかからなかった。
パッションの唇を噛み、きつく吸い、舌を侵入させてくる。
彼女は首を左右に振り、逃げようともがいた。しかし男の唇はどこまでも追いかけてくる。
息が苦しくなってきたところで、やっとの思いで顔を離す。パッションの口からはあはあと荒い息が出る。
ウエスターはうつむいて、搾り出すような声で言った。
「戻ってこいと…言ってるんだ」
腕と肩を掴む手が、わなわなと震えている。
「どして…?」
突然のことに、パッションの顔がゆがむ。
「なんでこんなことをするの…!?」
抑えようとしても、興奮しきった声があとからあとから溢れてくる。
「やめてよ!またわたしを、欲望のはけ口にするつもり!?あんなことはもういや!!
………どうせ、わたしのことなんか、あ、愛してもいないくせにっ!!!」
───わたしは、何を、言っているの……?
確かに、この男とは肉体関係があった。
だがそれは、あくまでも「任務」、性欲のはけ口になることは最初から割り切っていたはずだ。
この男がわたしをどう思っていようがわたしには何の関係もない。
なのに何故わたしはこんなことを言うの…?
自分の発した言葉に気まずくなり、彼女は口をつぐみ、目を横にそむける。
「…ている」
ウエスターが地面を見ながら低く呟いた。
「え?」
聞き返すパッションに、彼は顔を上げ、彼女の目を見据えてはっきりと告げた。
「俺は!お前を!愛している!!」
頭を、何かで殴られたような感じがした。
ウエスターは腕と肩を掴んでいた手をそのままパッションの背中に回し、太い腕で強く抱きしめた。
「…だから、俺のそばにいろ……」
689 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:34:00 ID:s34dREOx
何が起こったのか、一瞬、理解できなかった。
パッションは目を大きく開き、立ち尽くしている。
男の息が耳にかかる。ゾクリとした感触が背中まで突き抜ける。
「は…あっ」
ウエスターは赤い衣装の上からパッションの体をまさぐりはじめた。
「い…や…やめて……」
騙されてはダメ、この男はわたしの体を好きにするためにあんな戯言を言っただけだ。
逃げよう、逃げなくちゃ…なのになんで体が動かないの?なぜ涙が出るの?
先程ウエスターが放った言葉の茨によって、パッションの心はがんじがらめに縛られ、身動きが取れない。
全身の力が徐々に抜けていく。
崩れ落ちるパッションの背中をウエスターが支え、共に膝をついた。
そのままパッションは草むらの上に仰向けに寝かされた。
木々の間から、夕暮れの赤い空が覗く。彼女はそれを潤む瞳でぼんやりと見つめた。
ウエスターはパッションの頬を両手で挟み、再びくちづけてくる。
舌を強引にねじ込まれる。パッションの舌を捕らえ、無理矢理絡ませてくる。
それだけで、彼女の胸が、下腹部が燃えるように熱くなり、全身に痺れがはしる。
ウエスターの唇が、下のほうへと移動する。パッションの首筋を舌が生き物のように這う。
「ふ…う…うっ……」
パッションは吐息を漏らしながら身をよじらせた。
男の大きな手が赤い衣装のカシュクール状の部分をグイと引き下げた。
豊かな胸が、ぷるん、と揺れ、外気に晒される。
屋外で肌を露出したこなどない彼女は、羞恥に身を震わせる。
ウエスターはパッションの胸をちぎれんばかりに掴んできた。白い肌に爪が食い込む。
そして胸元にくちづけ、ギリっと音がしそうなほど強く吸い噛んだ。
「ああっ!」
痛みにパッションは叫び声を上げる。
しかしその声には、すでに甘いものが含まれていた。
荒々しいキスを乳房のまわりに繰り返したあと、硬く立った乳首にかじりつく。
「ひっ…あああっ」
突起をきつく吸いねぶられるたびに、電流に打たれたようにパッションの上半身が跳ねる。
痛いはずなのに、痛みの奥にある快楽を見出してしまう自分に気付き、彼女は動揺を隠せない。
690 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:34:41 ID:s34dREOx
愛撫を要求する言葉が口をついて出てくる。
「あ…あ…もっと……強く…」
もっと、わたしに、印を、つけて。
だめ…わたしは、何を考えているの。
相反する感情に頭を混乱させながら、パッションは以前にサウラーに言われたことを思い出した。
──君は彼の乱暴な愛撫を悦んでいる──
(ああ…)
その通りだ、悔しいが認めざるを得なかった。
鬱陶しいと思いながらも、心の奥底で彼の愛撫を心待ちにしている自分がいた。
彼の手が、唇が体中を這い回るたびに、体のあちこちが悦びに火照り、秘壷は蜜を滴らせる。
そして何度も何度も体を重ねるうちに、いつしかこの男に心を許してしまっていた。
弱みを見せることを何よりも嫌っていた自分が、無防備な寝姿を晒してしまうほどに。
だが当時はそんなことを絶対に認めることは出来なかった。
認めてしまったら、自分の兵士としてのアイデンティティは崩壊し、ただの女に成り下がってしまう。
それを恐れ、銀色の髪の少女は頑なに心を閉ざす。
けれど、今、わたしはラビリンスの兵士ではない。
確かにプリキュアとして戦ってはいる。
でも、それ以外の顔を持ってもいいのだということをこの世界で気付かされた。
ドーナツやコロッケを美味しいと言って食べ、料理を教わり、ダンスや学校生活を楽しむ。
一人の少女として生きてもいいのだと、ラブ達が教えてくれた。
そして、人から愛情を受けたら素直に喜んでいいのだということも──
ウエスターの手がスカートの中へ忍び込み、黒のタイツを脱がそうとする。
パッションは腰を上げ、彼の行動に身を任せる。
秘所は、一切触れてもいないのに、すでに多量の愛液でぬらぬらと光っていた。
秘唇が完全に開ききり、男が入ってくるのを今か今かと待ち受けている。
左側のタイツとブーツを脱ぎ取られ、素足に初冬の空気が触れる。
ウエスターは、いきりたった怒張をパッションの秘唇にあて、わずかに逡巡した後、叫ぶ。
「なぜ抵抗しない!!俺はお前の敵だろう!?」
パッションは答えることができない。涙が頬を流れていく。
「く…そっ…!」
男が侵入してくる。まったく愛撫をしていないにもかかわらず、驚くほどスムーズに奥まで入っていく。
691 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:35:37 ID:s34dREOx
「あ……あああああ!!」
「イース…イース…っ!!」
男がかつての彼女の名前を叫びながらしがみつき、貫いてくる。
激しい腰の動きに呼応するように、パッションの口からあられもない声が出る。
「あ、あ、あん、あん、あん、ああああっ」
「ちく…しょう…!愛してる、愛してる、イース!!」
「いっ、いや、いや、いい…あああ!」
ウエスターの放つ言葉の愛撫によって、彼女の理性がはじけ飛ぶ。秘肉がぐねぐねと蠢いていく。
「あ…んっ…いっ…いい……きもちいい…もっと…奥まできて…!!」
今までだったら決して出すことのなかった嬌声が、パッションの口から次々と上がる。
──はしたない、恥ずかしい、でももう止めることができない…!
大きな体にのしかかられ、互いに結合する部分のみを晒し、突き上げられる。
女は嗚咽と嬌声の入り混じったものを唇から漏らす。涙が止めどなく頬を伝う。
はたから見れば立派な強姦の図である。
しかし、パッションの心と体は歓喜に打ち震えていた。
グチュッ、グチュッ、という淫らな音が下半身から聞こえてくる。
パッションはウエスターの首に両腕を、腰に両足を絡みつかせ、積極的に快楽を貪る。
荒い息がお互いの頬にかかる。彼女はみずから唇を押しつけ、舌を差し入れる。
舌を噛まれ、吸われるたびに、気が遠のいていきそうになる。
膣の奥を激しく責めたてられ、合わせた唇の隙間からうめき声が漏れる。
ふと、奇妙な感覚が彼女を襲う。
(あ…なに…これ…?)
絶頂に達したことはこれまでに何度もあった。
しかしたった今、それよりもさらに一段上の快感が彼女を支配しようとしていた。
未知の感覚に、パッションは慄然とする。
──こんなの、わたしは知らない。いや、こわい、こわい、怖い!!
「い…やあああぁ!い…くっ、いく、いく、いっちゃ……ああああああっ!!!」
「イー…スっ!…う…ああ!」
パッションの中の怒張が、ドクン弾けた感じがした。そのまま、彼女の目の前が暗くなる。
692 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:36:26 ID:s34dREOx
「お、おい…大丈夫か…?」
パッションはゆっくりと目を開けた。ほんの数秒、意識が飛んでいたらしい。
ウエスターが心配そうに彼女の顔色を窺っている。
大きな手が、パッションの頬に流れる涙をぬぐった。
(もう、さっきまであんなに怒ってたのに…ばかな男ね)
パッションは、ほんのわずかだけ微笑み、ウエスターの頬を両手で挟んだ。
そのまま、再び彼女のほうから唇を寄せる。
先程の激しい嵐のようなキスとは違う、触れるだけのキス。
けれど、性交をしていた時間よりも長く長く触れ合う。
──このキスを終えたら、わたしはピーチ達のもとへ戻らなければならない。
今頃きっと、サウラーが繰り出した複数のナケワメーケと戦っているはずだ。加勢しにいかなければ。
──離れたくない。
そう思ってしまう心をパッションはきつく戒める。
わたしはラビリンスの人間でありながらプリキュアに選ばれた。
今までの行いを悔い改め、償うために、四ツ葉町の、この世界の人々の幸せを守る機会をアカルンに与えられた。
私情を挟むことは──許されない。
今は敵となったこの男に犯されて悦んでいるわたしには、プリキュアの資格などないのかもしれない。
でも、それでもわたしは戦い続けるしかない。
千切れそうになる心を抑えながら、パッションは唇を離す。身をよじって巨躯から抜け出す。
そしてウエスターに背を向け、緩慢な動きで乱れた衣装を整えた。
彼の顔を見ることはできなかった。見てしまったら、きっと、離れられなくなる。
ふらふらと立ち上がり、リンクルンを取り出す。
「…行くな」
短い、低い声がパッションの耳に入る。
また涙があふれてしまいそうになるのをこらえ、震える声で、しかしはっきりといった。
「わたしは、もう人々を不幸にすることはできない。メビウス様の意志に従うことはできないの。
……だから、もうラビリンスには戻らない」
他にも言いたいことはたくさんあった。
しかし、喉の奥が詰まってしまい、言葉を発することができない。
693 :
逢魔が時:2009/12/16(水) 00:37:34 ID:s34dREOx
「イース!!」
ビクッと、パッションの肩が揺れる。力を振り絞り、彼女は言い放った。
「わたしは、もう、イースじゃない…!」
震える両手でリンクルンを持ち、唱えた。
「アカルン…四ツ葉町公園へ」
赤い光が彼女を包みこんだ。
「ちくしょう……!!」
ウエスターの拳が木の幹を叩く。葉が、バサバサと落ちてきた。
────────────────────────
「せつなちゃん、本当に大丈夫?どこも怪我はない?」
祈里が心配そうに話しかける。
「ええ、大丈夫よ。なんともないわ。」
「せつなぁ、さっきから元気ないよ、どうしたの?」
ラブがせつなの顔を窺う。せつなは力なく笑ってみせる。
「ひょっとして、あいつにまたなんか嫌なこと言われたんでしょう?」
美希の言葉に、ズキン、と胸の奥が痛んだ。
「あいつ、今度会ったら、絶対にとっちめてやるんだから!」
美希が怒った顔でまくしたてる。せつなはつとめて冷静さを装う。
「ありがと…美希。平気よ。気にしてないわ。」
沈んだ表情のせつなに、三人はそれ以上追及はしなかった。
「さ、早く帰ろう!おかあさんが心配するよ!」
四人はそれぞれの家路につく。
せつなは、すっかり暗くなり星の瞬いている空を見上げた。
先程の木々の間から見えた赤い空を思い出す。
逢魔が時。
そのような言葉があるということを、せつなは以前に本で知った。
夕暮れから夜にかけて、赤い空から暗い空へと変わる時間帯。
物悲しく、言いようのない不安にかられるこの時に、人は魔物に出会い易くなるという。
──あれは、夢だ。逢魔が時がわたしに見せた、愚かな夢。
彼女はそう自分に言い聞かせた。服の上からそっと胸元をおさえる。
制服のシャツの下には、変身を解いてもなお消えない、ひとつの痣。強く刻まれた、くちづけの痕。
以上です。
個人的願望がかなり入ってるのでちょっと恥ずかしい。でも西東好きな人なら分かってくれるって私信じてる!
本編で二人が和解してくれたら、「隼人×せつな」も書きたいと思ってるんだけど、今の状態だとちょっと無理。
なので西東はしばらくお休みします。ほかのカプで思いついたら書いてみようかな。では失礼します。
GJすぎる!
なんという愛の物語
GJ!
鼻の奥がつんと痛いのは何でだ……。
切ねぇ……。
698 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 12:11:42 ID:mhBdq1DZ
っていうかこのあとのwが気になるwww
>>694 GJ!!
ほろにがあまずっぺー…!色んな穴から色んな汁が垂れてくる…(´;ω;`)
>>694 GJ!!!
個人的願望とやら、俺の脳内と完全一致だ!
>>694 GJ!!
甘酸っぺー。本当にせっちゃんは西さんを説得してくれないかなぁ。
新年最初の回でそれがあると期待する。
703 :
694:2009/12/17(木) 19:13:50 ID:5LPdvUYA
よかった、同じようなこと考えてる人結構いたんだ…
昼ドラ要素満載の内容だったからドン引きされるかとドキドキしてたw
書いてるうちにだんだん西東二人とも可哀想になってきてなかなかまとまらなかったから
泣けたとかあまずっぺーとか感想もらえて超うれしい。ありがとう。
この流れなら怒られないと信じてあと2レスだけお借りします。
『逢魔が時・ラブ視点』
※エロ描写皆無、微百合
※百合嫌いの人、ガチエロご所望の人は絶対に回避してください。
「たっだいまー!たはー、疲れたー!」
「ただいま」
戦いを終えたあたしとせつなは、急いで家へと帰った。
「おそいわよぉ二人とも!もう夕飯できちゃったわよ!」
おかあさんが、ちょっと不機嫌そうに迎えた。
「ごめんなさい…」
「ごっめーん!お皿出すの手伝うからさぁ!」
あたしは急いでキッチンに入ろうとして、ふと後ろを振り返る。
せつながその場を動こうとせず、もじもじしながら言う。
「あの…ごめんなさい、先にお風呂入ってきてもいいかしら?寒くて体が冷えちゃったから」
「うん?いいよ。あたしが手伝いはするからさ。入ってきなよ」
あたしがそう言うと、せつなはうなずいて、お風呂のほうへ行った。
あたしはお皿を出したりおかずを盛り付けたりしながらおかあさんとお喋りをする。
「あ、ちょっとトイレ」
「はいはい、行ってらっしゃい」
トイレを済ませてキッチンへ戻ろうとしたとき、お風呂の脱衣所のほうからドタッという大きな音がした。
それがまぎれもなく人の倒れる音だったから、あたしはビックリして脱衣所のドアをノックした。
「大丈夫!?せつな?どうしたの!?」
返事が聞こえない。
「せつな、開けるよ?いい!?」
あたしは思い切ってドアを開けた。
お風呂から上がってはだかんぼのせつなが、洗面台の前でへたり込んでいる。
「大丈夫!?」
あたしは急いでバスタオルを取り、せつなの背中にかけた。
せつなは胸の間を手で押さえつけながら、肩を震わせている。
目から大粒の涙がこぼれている。
「どうしたの!?せっちゃん?」
音を聞きつけて、おかあさんもやってきた。
せつなはおかあさんに涙を見せないように深くうつむいた。
「のぼせて立ちくらみしちゃったんじゃないかな?」
あたしはおかあさんにそう言いつくろった。
「ちよっとせつなを部屋につれていくね」
まだおとうさんが帰って来ていないからいいだろうと思い、せつなに、バスタオルを巻いてそのまま行こう、と言った。
せつなはずっと胸を押さえたままだ。
「せつな、胸、苦しいの?息できる?」
「え…?あ、ああ、うん、平気よ」
せつなは少しあわてたように言った。
部屋に着くと、あたしはタンスから下着と赤いパジャマを取り出し、せつなに着るように言った。
せつなは、あたしに背中を向けて急いでパジャマを着込むと、また胸元の布をくしゃりと掴んでいる。
(寒いのかな…?)
あたしは、せつなの濡れた髪を乾かそうと、バスタオルでわしわしと拭きはじめた。
「だっ、大丈夫よ、ラブ…自分で拭けるわ」
「いいから。じっとしてて」
せつなは、ベッドのはじに座って、大人しく髪を拭かれている。
それからまた肩を上下させて嗚咽を上げはじめた。
(立ちくらみ…じゃ、ないよね…)
今日、ラビリンスと戦ったあとのせつなは、あきらかに様子がおかしかった。
浮かない表情で、ほとんど言葉を発さず、黙々と家路につく。
(きっとあいつにまた何かひどいこと言われたんだ…美希たんもいってたけど)
以前、美希たんがこっそりあたしに教えてくれた。
あの、ラビリンスのウエスターという大男が、パッションを裏切り者と罵り、彼女はショックを受けていた、ということを。
(一体何を言われたんだろう…でも聞いちゃいけないよね、せつながよけい傷つく)
せつなはラビリンスにいた時のことを話したがらない。
昔の悪行を思い出してしまうからだろう。
あたしが知ってるのは、サウラー、ウエスターという男二人と、共にFUKOを集めていた、ということだけ。
三人の仲が良かったのか、悪かったのか、どんな会話をしていたか、なんてことはあたしには全然分からなかった。
おかあさんが飲み物を持って来てくれた。せつなを心配そうに見て、またキッチンに戻る。
せつなに少しづつ飲ませる。涙が少しひいてきた。せつながあたしに謝ってくる。
「お手伝いできなくてごめんね」
「いいよ、それよりごはん食べられそう?今日はコロッケだよ」
「うん…もう少したったらね」
それからせつなはぽつりぽつりと話しはじめる。
「ねえラブ」
「うん?」
「おかあさんの作ったコロッケは絶品よね」
「うん、美味しいよね」
「ラブの作るハンバーグも、おとうさんの作る肉じゃがも、カオルちゃんのドーナツもすごく美味しい」
「えへへ、せつなは食いしん坊だねぇ」
「わたし、ラブや美希やブッキーと一緒にいるのがすごく楽しい。学校生活も、ダンスの練習も楽しい」
「うん、よかった、せつなに楽しいことがたくさん見つかって」
「ラブの家の子になれてよかった」
「たはー、なんかテレるな」
「……このままずっと、子供のままでいられたらいいのに」
「えー?そう?あたしは早く大人になりたいな。そのほうがいろんなことが出来るじゃん」
「ふふ…ラブらしいわね」
よかった、せつながやっと笑った。
「ねえラブ、お願いがあるの」
「うん?なあに?」
「明日からはちゃんと笑えるように精一杯がんばるから…今だけもう少し泣いてもいい?」
「せつな…うん、いいよ」
そう言うと、あたしはせつなの肩を抱き寄せた。
せつなは顔をくしゃくしゃにゆがめ、また涙を流し、しゃくりあげた。
ねえ、せつな、あたし知ってるよ。
いつもせつなが鏡の前で笑顔の練習をしているの。
あたしが見ているって言ったら恥ずかしがるだろうから言わないけどね。
昔のことを思い出して落ち込むときもあるだろうに、みんなに心配をかけまいと一生懸命笑顔でいてくれる。
でもね、せつな。
泣いてもいいんだよ。
今日みたいに何かつらいことがあったり、悲しいことがあったら、思いっきり泣けばいい。
せつなは今までずっと泣くのを我慢してきたんだから。
あたしはもう一度せつなの体をきゅっと抱きしめ、背中をやさしく撫ではじめた。
せつなの手が胸から離れ、あたしの手を握る。
胸の間に、ちらっと赤紫色のものが見えたんだけど、あたしはぶつけてアザでもできたのかな、くらいにしか思わなかった。
以上です。
ラブとせつなのやりとりが頭の中にバババっと浮かんできて書かずにはいられなかった。
(実は西パッションより先に書き上がった)
スレ違いも甚だしいんだけど、前の話の続きってことで大目に見てください。
この後は本当に何も書いてないw本編の展開に全てを委ねます。
西さんが死んじゃったりしたら悲しくて続きが書けないと思うから、西さん(ついでに南さん)の
生存祈願でも立てるか。しばらくロムに戻ります。他の職人さんも妄想頑張って下さい。失礼しました。
もし、せっちゃんの過去の「任務」を三人が知ったら・・・
多分、それでもラブやんは決してせっちゃんを軽蔑しないだろうし、
後の二人も最初は多少引くだろうけど、最終的には三人とも
せっちゃんを受け入れてくれるはず。
ただ、当のせっちゃん自身がマトモでは居れないだろうな・・・
>>703 うううGJすぐる(´;ω;`)なんだこの胸にクるせつなさ…!
寝る直前に涙腺決壊させるなんて、明日目を腫らしてFUKOになれってことなの…
なんか、すべてが終わって、せつなとウエスターが静かな街の片隅でラブラブに暮らしてて、
妊娠中のせつなを気遣いながらもアツアツねっとり系エッチを繰り広げる二人を
想像しちゃったよ。
…早くそんな日が来ますように。
>>706 超GJ!
ホントGJすぐる!!!
せつな裏山しス!
私もこんな素敵なウエスターに激しく求められたりやさしく髪を撫でられたいわ(*^_^*)
作品自体はかなりGJなんだけど…
感想とかGJの書き込みが女カプ厨っぽ過ぎやしないかい?
他のカプとかがっつりエロい作品を職人さんが投下し辛くなるから気をつけてほしい
>>710だけど、ちょっとGJがしつこ過ぎたかも。ごめん。
あまりに自分のドストライクだったんで、重ねてGJしたくなってもうた。
他のカプも、がっつりエロも大好きだよ。
バラエティーに富んだ作品を投下してくれるここの職人さんには、本当に感謝してます。
>>712 それなら普通のGJ一言だけがいいという話になる。
他の作品を否定しているわけではなく、投下された作品に対してのものなんだから考えすぎ。
感想そのものを咎めるような言い方は、書き手に対して好ましくない。
GJのみならず、何か書き添える言葉を励みにしている書き手は多い。
>>714の言ってることは正しいと思うけど
>>712の言いたいことも分かる。
2ちゃんって、男性っぽい発言は普通だけど
女性っぽい発言は排斥される傾向にあるよね。
(女性が主な住人になってる板だとそんなことはないけど)
だから
>女カプ厨っぽ過ぎやしないかい?
という話になるんだと思う。
女性だと分かる発言をすることが一概に悪いとは思わないけど、
感想書く人自身のためにももうちょっと書き方に気をつけた方がいい気がする。
この雰囲気続けてると、そのうち叩く人が出て来ると思うから。
だったら元々カプ要素の強いものは投稿するなって話になるだろ
心理描写重視の話だったからそういう感想がついてきただけで
投稿されたものもその感想もあわないものはスルーしてりゃいい
何十レスも使って占領してるわけでもないのに
ただでさえそんな賑わってるわけでもないんだからあれこれ言ってさらに過疎らす必要があるのかと
なんだか不穏な空気にしちゃってごめん
別にカプ要素を否定してるわけじゃないよ、寧ろ歓迎してる
ただ
>>715が言ってくれたみたいに“女アピール”はちょっと…って言いたかっただけなんだ
現に同じ作品に対するコメントも
>>695-702辺りはGJに加えて感想も書いてるけど問題ないわけだし
エロパロって脳内成分が濃いから、それを書き出して投稿するっていうのはある種の勢いや勇気が必要だと思う
だから読み手側はなるべく投下しやすい環境を作っておくべきなんじゃないかな
ガールズトークのノリに男がガチエロの話題はもってきにくかったりするでしょ
どっちが上ってわけでなく相互で助け合っていく姿勢が大事じゃないかと
つまり何が言いたいかっていうと、せっちゃん可愛い。
>>706さんの連作だとせつなはラブに恋愛感情ある風に書かれてたけど(最初のやつ)
ウエスターのことも好きってこと?こんなこと聞くのもなんだが話がつながってるとのことなんで気になって
やっぱり、ブッキーのお母さんはエロい。
パパママンズで乱交プレイ希望
熊先生と尚子夫人のラブラブ夫婦生活をだな
ウエスター巨根伝説の続きが読みたいです。
>>720 とても14歳の娘がいるとは思えんほどの若々しさだな!
熊先生が心底羨ましく思えるが、タルトを庇った時の機転や、娘達への理解力の高さとか、
あれだけの度量の大きさを考えると尚子さんが惚れるのも頷ける!
>>720 実は以前それで書くのもありかと思ったが、いろいろ忙しいので流れてしまった。
てか、レミさんは夫がいない分激しくみんなに甘えそうだな。
流れ読まずに投下させてもらいます
野郎ども、綺麗なお姉さんは好きですか?
俺は好きだ!っつー勢いだけで書いた
なんかいろいろやっちまったような気がするが後悔はしていない
・元保体教師(?)ノーザ×昔の教え子サウラー
※キャラ崩壊注意
本文に5レスお借りします
『占い館の性的事情』サウラーとノーザの場合
726 :
1/5:2009/12/21(月) 23:40:35 ID:7Aicvdfn
本国から派遣されてきた最高幹部だというその人の姿を見て驚いたのは、
その急な登場のせいだけじゃなかった。
彼女の巻き起こした風が頬を撫でたその感触が、僕の記憶を引きずりだしたから。
数年前のあの日、彼女の白い手が僕に触れた、あのときの恍惚を。
館の奥にあるモニター室で、プリキュアたちとの過去の戦闘データをチェックしながら
分析を交えた説明を彼女に行っていたとき、背後に立つ彼女の纏っていた独特の香りに
意識しなくても鼓動が速くなっていくのを止められなかった。
あの頃から、僕はどれほど大人になれたというのだろう。
密室に2人きりだと言うだけで、こんなにも気持ちをざわつかせて。
けれど欲情していることを彼女に悟られないほどには成長できていたのだと思う。
白い指先でモニターを示す彼女の質問に、僕ができ得る限りの回答を済ませたあと、
椅子に座っていた僕の肩に乗せられた彼女の手が離れるのを惜しんだ僕が
そっと掌を重ねたことに、彼女はひどく驚いたようだった。
自分の行動に自分でも驚いていたが、彼女が僕を咎めるかも知れないという焦りが
何故か僕を更に大胆にさせた。半ば自棄になっていたのかも知れない。
「…今夜……、お部屋に伺ってもよろしいでしょうか…?」
何を、言っているんだろう、僕は。
引き寄せた彼女の指先が、僕の手の中でぴくりと震える。
「……残念だけど、私はその任務を負ってはいないわ」
彼女が告げるその声はとても静かで、動揺の欠片もなくて、僕は急に恥ずかしくなった。
カーッと頬が熱くなって、馬鹿なことをした後悔が胸に満ちてくる。
謝罪しなければ、と口を開きかけたが、言葉にできずに溜息が洩れた。
不意に彼女の香りが近く寄って、耳のすぐ側で吐息を感じた。
「…まだ、誘い方は下手ね」
あぁ、これが骨を抜かれる、というやつか。
どうして、このひとは僕の性欲をこんなにも刺激するんだろう。
ほんとうに、いまだに。
僕は咄嗟に振り返り、少しだけ首を伸ばして目の前の彼女の唇にくちづけた。
首に触れて、髪を掴んで、深く舌を差し入れたい衝動に駆られたけれど、
彼女の手を強く握って耐えた、触れるだけのキス。
「……行為が上手になったかどうか、確かめてはくれませんか」
精一杯の背伸びはきっと、気取られてしまっただろう。
彼女はその綺麗な淡いアメジストの瞳を細めて、小さく笑った。
「しようがない子ね……いいわよ」
727 :
2/5:2009/12/21(月) 23:41:38 ID:7Aicvdfn
ラビリンスの国家幹部には、次代の国民をつくる生殖行為として、
またあらゆる世界のほぼ全ての生き物が持つ本能的な欲望を解消する術としての
性交という重要な行為に関して、未経験の幹部候補生を指導するという特殊な任務がある。
僕ももう少し…あと2・3年も経てば、その役目を任じられることがあるだろう。
年齢的に言えば、ウエスターには既にその経験がある筈だ。
この任務を幹部の役得と捉えるか、ただの苦行と捉えるか……それは本人次第では
あるが、幹部に選ばれたからには必ず与えられる重要な任務のひとつだ。
僕がまだ紅顔の美少年だった頃、幹部候補生として学府で学んでいた頃。
忘れられる筈もない、僕に性交を指導した幹部が彼女――ノーザ、だった。
彼女はいまよりも少しだけ声が高くて、少しだけ初々しくて、そしてやっぱり美しかった。
いまでも健在のプロポーションは当時から完璧に保たれていて、特に胸のサイズに関しては
候補生たちの間でも密かに話題になるくらい、羨望と憧憬の的だった。
第2次性徴の発現を迎えたばかりの僕ももちろん例外ではなく、あの切れ長の瞳に
見つめられたらどんなことも見通されてしまいそうな気がして、ゾクゾクした。
だから僕の指導役が彼女だとわかったとき――それは初めて指導室に呼ばれた夜の
ベッドの上でだった――、僕の興奮は僕の想像以上に僕を狂わせた。
彼女の手の中に、口の中に、そして膣の中に……何度も射精した僕が
彼女の姿を目にするだけで、彼女の声を聴くだけで、彼女の香りに気づくだけで
勃起するようになってしまったのは、ただの思春期の熱病のようなものだったのだろうか。
いまでも……こんなにも後遺症が残るほどに?
「22時ちょうどに……ちゃんとシャワーを浴びてからいらっしゃい」
あの頃と同じ、彼女の指示に従ってシャワーを浴びながら、僕は一度だけ手淫をした。
彼女の前で、あの頃と同じ速さで果ててしまいたくなかったし、何より…待ち切れなかったから。
射精してしまってから、なんだかひどく情けなくなった。
僕はやっぱりあの頃と何ひとつ変わっていないのかも知れない。
22時きっかりに僕の部屋に現れた彼女のワームホールをくぐると、
そこはもう彼女のベッドルームだった。
部屋中を取り巻く不思議な蔓のなかで、噎せ返りそうな彼女の香り……ムスクに似た
甘くとろりとした、それでいて軽やかな香りが僕の鼻腔から本能を直撃する。
彼女が育てているのだろう様々な植物の天蓋が降りたベッドのうえで、その長い脚を
見せつけるように投げ出して座っていた彼女に言葉をかける余裕もなく、唇に吸いついた。
舌を絡め合う、というよりも、ただただ求めるように、吸った。
唇を吸い、舌を吸い、唾液を吸う。
彼女は僕の性急さにすこし戸惑ったようだったけれど、抑えようとはしなかった。
シーツの上で上半身を支えるために置かれた白い手を握り、スカートの深いスリットを
捲り上げるようにして内側に手を差し入れ、覗いた太股を撫でまわす。
十代の少女のような瑞々しさはないが、掌にしっとりと馴染む柔らかさに僕は夢中になる。
細い首筋に顔を埋め、子犬のように舌を出して舐めながら、彼女の吐息の温度が
少しずつ上昇していくのを感じる。小さな耳の裏に吸いつくと、
「…ぁっ…」
普段の落ち着いた様子とはかけ離れた、可愛らしい甘い声があがった。
728 :
3/5:2009/12/21(月) 23:42:49 ID:7Aicvdfn
彼女の反応に勢いづいた僕がスカートの中の指先を下着のなかへ進ませようとすると、
僕の焦燥を宥めようとしてか、股間に彼女の手が触れた。そこは先刻済ませておいたはずの
前処理など何の意味もなかったかのように、既に硬く勃ち上がっていた。
「落ち着きなさい…ね?」
彼女の掌に包まれた陰茎に、びりびりと震えるような陶酔がはしる。
ゆっくりとした彼女の指の動きに眉根を寄せた僕は、余程もの欲しそうな顔をしていたのだろう。
唇に啄ばむようなキスを受けて、それでも抑え切れずに彼女の身体を押し倒した。
「無理、です…」
横たわっても立派に形を保ったままの胸元に顔を押し付ける。
この膨らみが、この温もりが、僕に与えてくれた恍惚を。
「困った子ねぇ…」
彼女の衣装を肩から引き剥がすようにずり下げると、大きな乳房が弾けて零れ出た。
「あ…!」
これを目の前にして、焦らそうなんて余裕を持てる男がいるんだろうか?
彼女の珍しく焦った声を聞いて、僕は迷わずピンク色の乳首に舌を這わせた。
「…っ、ん…」
頼りなかったそれはすぐに硬さを増して勃ちあがり、彼女が感じていることを教えてくれる。
れろれろ、という擬音がまさに相応しい、舌全体で弾くように舐めまわし、
乳輪ごと口の中に含んで吸いつきながら、先端を舌先で突く。
ちゅぱちゅぱと子供っぽい音を立てるのを彼女は嫌がってみせるけれど、
本当は好きなんだってことを僕は覚えていたから、わざとそうした。
「ァ…ん…、ゃ…ぁ」
ベッドの上でだけ、とても幼く聴こえるこの声が、僕の陰茎をますます硬くさせる。
巨乳は乳首の感度が悪い、なんて嘘だ。
だってこんなにも……彼女はここを、濡らしている。
彼女の下着のなかで、僕の指がくちゅり、といやらしい水音をたてた。
「ノーザ…さん…、こんな…に」
ぬるぬるに溶けた彼女の膣は僕の指を難なく引き込んで、やわやわと蠢いてみせる。
2、3度抜き差ししただけで、じゅぷっと奥から液体が溢れだす。
乳首を軽く噛んでやると、入り口付近の圧力がきゅうっと高くなる。
「んッ……、ぁ…」
少し噛み締めたような声で、けれど僕には充分に魅惑的だった。
一旦指を引き抜いて、僕は上半身の衣装を脱ぎ、髪をひとつにゆるく縛った。
これは僕の頭と身体がヒートアップしすぎない為の予防措置だ。
晒した肌にひんやりとした夜気が心地よく、適度に僕の頭を冷ましてくれる。
僕を見上げた彼女がうっとりと呟くように言った。
「…身体は随分、男になったのね…」
「ご期待どおりに、酔わせて差し上げますよ…」
彼女の下着をするすると引き下ろし、華奢な膝を持ち上げて大きく開いた。
「…ぁっ、サウラーくん、ダメ…!」
何が駄目だというのだろう? 僕に口淫を教えたのは、彼女だというのに。
ポーズだけの制止が僕を止められるわけもなく、僕は彼女の脚の間に顔を埋めた。
729 :
4/5:
彼女に指導を受けた候補生は、もちろん僕だけじゃない。
けれど彼女の身体に触れることができた、同期のなかで最もラッキーだった数人の
少年たちのうち、僕にだけ――僕にだけ、その白く美しい指を唇にあてて……
その方法を、彼女は教えてくれた。
『女性のここはね…、とても敏感で、繊細なの』
白い腿の間で、いまだくすみのないミルキィな桃紅色を保ち、濡れて光る妖しい花から
一層強く香り立つ彼女のムスクの匂いに、理性が飛びそうになるのを必死で堪える。
舌先でスリットをなぞると、ぴちゃ、と音が立つほど、彼女のそこは潤っていた。
硬くすぼめて伸ばした舌先を、ゆっくりと中心に差し入れると、彼女の内腿が微かに震えた。
「はぁ…ん、あぁ…」
『指よりも…舌のほうが、女性には優しいわ』
ちゅくちゅくっ、ぴちゃ、じゅるっ、じゅぷ、ぴちゃっ……
自分の舌が立てる淫猥な水音を聞きながら、乱れていく彼女の呼吸に耳を澄ます。
子犬がミルクを舐めるようなあどけない音よりも、零れそうな蜜を啜りあげる
はしたない音のほうが、彼女の興奮を高めていくようだった。
僕はその音をたっぷりと彼女に聴かせてやってから、上の方にちょこんと顔をのぞかせる
小さな粒に吸いついた。
「ひゃぁ…ん…!」
『クリトリスは女性のペニスなのよ』
そう僕に教えてくれたとき、彼女がその白い指で自ら開いてみせてくれた陰唇を
いまは僕の指でひらき、ぷっくりと膨らんだそれを舌で押し潰すように舐め上げる。
びくびくと腰を跳ねさせる彼女の白い手が僕の額に伸びてきて、前髪をかきあげるように掴んだ。
「サ…ウラー…くん、ダメ…、だめぇ…」
『下から上に…優しく、根気良く、撫でるように…舐めて…』
うわ言を口走るような彼女の声が、僕の気をよくさせる。
「ここがお好きだと……、僕に、教えてくれましたよね」
こんな強気な口が利けるのも、いまのうちだけかも知れない。
けれどもっと…もっと、乱れさせてみたい。
「…意地悪、ね……あぁん…!」
『私も…すぐに、イっちゃうから…』
僕は再び彼女のなかに指を沈み込ませた。そのまま素早い抜き差しを繰り返しながら、
唇で優しく挟みこんだクリトリスを舌先で擦りあげる。
「ふぁん、あぁん、あぁ…っ!」
ものの10秒もしないうちに、彼女のふくらはぎに強い緊張が走って、彼女は果ててしまった。
『そうしたら、なかにとっても欲しくなるの…』
クリトリスでの絶頂は、忍耐の限界を壊してしまうらしい。
「サウラーくん…、お願い、もう……」
涙の溜まった上目遣いで求められて、僕の忍耐も長くはもたなかった。
彼女の衣装も脱がせず、僕の下衣も脱がないまま、剥き出した性器だけで繋がる。
『君のおっきくなったペニスを挿れて、いっぱい、いっぱい、突いてね…』
「あぁ――……!」
震えながらぬぷぬぷと僕を呑み込んでいく彼女のなかは酷く熱くて、
「…ぁ…っ」
僕も恥ずかしい声を漏らしてしまった。