アニメも好評のうちに終了し原作も大好評連載中、TCGにも参戦中の「らき☆すた」でエロいの行ってみよ。
☆カップリングは自由
☆基本的に百合マンセー
☆801は禁止(と言っても男キャラあんまいねぇ)
☆投下した作品の保管を希望しない場合、前もってその旨を知らせること
※マナー等※
※割込みを防止するため、書き込みや投下の前等にリロードを。
※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで。
※グロやSM、鬱モノなどの過激な内容は断りを入れてから投稿する
※読者=主人公の作品(いわゆる俺キャラもの)についてはNGワード指定や断り文を確実に。
※480KBまたは950レスのどちらかに近づいたら、次スレの準備を。
■みゆきさんの一言メモ
・ 投稿の際に、メール欄に半角英数でsageと入力すると、スレッドを上げずに書き込めます
『sage』(←全角)では有効になりませんので、全角・半角を確認してください
・ スレッドの閲覧・書き込みは、絶対ではありませんが専用ブラウザの使用を推奨します
これにより『人大杉』のエラーが回避できます
・ SS投下は、一度メモ帳やワードパッドなどで書き上げてからまとめて投下してください
投下間隔があくと、他の方がレスできなくなってしまいます
マターリはぁはぁしましょうか。
☆まとめサイト(管理人と職人に感謝!)(避難所の行方はここ参照)
ttp://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1.html ☆前スレ
らき☆すたの女の子でエロパロ58
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243092121/
次スレ以降荒らされて誘導できない場合下記サイトへ
☆まとめサイト
ttp://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1.html 避難所連絡スレ
http://www.sonokawa28.net/bbs/test/read.cgi/luckystar/1198667525/ 「{ 「」「」
lニ ニ!、
r ニ' ;`' く l二二'''''ー''''二'''''ー''''二'''ー''二''ー'二l
ヽ`',_,rく/  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄  ̄
_,ノノ
,ィォ-、 __,へ、_/r'_´
n f〃llヾキ ⌒>/:::::::::::::::::::::`ヽ
if´ ̄ ̄'ll二||= |.〜 /:::::|:::ト、::::::::ヾ:::::::::',
||_ l|三||ニ|| l/l:::ヽl≡ヾlミ:::\::::::ヽ、_,,,,, -―- 、
`ヽニニll二ll= l レ'(_ ・|::::ソ::::::::::::::::::::::::=ニ二 ̄`ヾ
Y^F'ヾ_ノヲ 〜 `ー|::f⌒ ヾ 、::::::::::::::::::::::::::::::`''‐
|__| |::| l ノ ノ\_::::::::::::::::ヾ二'''ー
「 | レ| |/ `ー、:::::::::::::::::: ̄
| | || |ヽ /ヽ:::::::::::::ヽ ̄
>>1 乙です。
二度とこのようなことがないことを祈ります。
さって、気を取り直して執筆にかかりますか。
前スレ何があったの?長文で自説押し付けてたアホがファビョって押し流したのか?
何はともあれ
>>1乙
悪かったなその長文のあほだが荒らしたのは俺じゃない
人をけなすならきちんと調べてからにしろ
お前みたいな奴が一番嫌いだ
>>4 こんなときでも、頼りになるのは職人です。
がんばってくらせ。
俺も執筆パワーを溜めないと・・・orz
おっと、今回の連携プレー陣もGJ。
10 :
7:2009/05/25(月) 22:19:04 ID:+Q6Id4o8
>>6へ
お前みたいな無礼な人間にはなりたくないから一応言っておく
>>1ですがどういたしまして
>>1乙
即死防止に小ネタ
変態かが(rの決意
「こなたを美味しくいただくために、28日までこなたには触れないわよ。」
「そんなに我慢できないよう。」
「私が泉さんにリモコンローターを取り付けておきましたから。」
「さすがみゆきね。」
「やっぱり、ゆきちゃんはすごいね。」
仕事から帰ってきたら1スレ飛んでて何かと思ったら荒らしだった
発端の一人だから敢えてもう何も言うまい
だがこれだけは言っておく
>>1おつ
なんだよどっちもいるじゃんwwwなら単なる便乗荒らしか
どっちも疑って悪かったな
おまえらが荒らしじゃないのはわかったから
>>7も
>>12ももう荒らし誘発しないように仲良くやれよ
>>13 まあ大きな子供なんだなあんたは.
自分の失言に対して一言すまんと付け加えるのが筋だろ
自分が天然の荒らし体質だと気づかないならROMっていれくれ
大きな子供の相手は疲れるから
確かにあほとか馬鹿とか内容のないレスで相手を黙らせようとする子供みたいな人が増えたね
なにをイラついてるのかわからんがまあおちけつ
そういう上から目線ばかりな物言いしてると友達いなくなるぞ
友達?
居ないよ……
>>15 挑発すんな
>>16 一言多い。また煽られて千日手になるぞ。
はい・・・僕もいません・・・orz
>>12 ところでまだいるなら
ID:nBnNzxFd氏は
注意書きをつけたら作品内容は自由、その上でスルーできず騒ぐ奴は放置ということなのかな
反論はしないからスタンスだけ答えてもらえないかな
12じゃないけど、友達いないオイラが答えてみますね。
自分もそんなスタンスです。
>>16じゃないが
「性根が腐ってる」「ろくでもない」
この期に及んでこの煽り口調。
何があっても貴方が正しいのですか、そうですか。
とりあえず売り言葉に買い言葉は
どんな理由があろうとも「荒らし」だ。
とりあえず
>>16はこれに対抗だけは絶対やめてね。
千日手で絶対荒れるから。
この手の言い争いはどちらか一方がやめれば
「通常は」カタが付くはずだから。
例 え ど ち ら に 非 が あ ろ う と も
>>22 常識を身につけてない人に何を言っても無駄
ID:vqBwnNHNは人でないと思っとけよ
>>23 あなたも火に油を注いでることにならないか
火に油を注いでるか。わりい。だとしたら謝るわ。
SSじゃないけれど傷つけたほうが勝ちなんだよ
だから欝話をどんどん書いて鬱憤晴らしすりゃいいじゃん
需要は有るんだからさ
27 :
16:2009/05/26(火) 00:53:49 ID:PO1pbO1f
常識とか非とか性根って言葉が好きらしい
ここまでアレだと関わりたくないわ
>>27 どう見てもかかわってるようにしか見えませんが
人をあほ扱いしたり上から目線といったり矛盾の多い人ですねえ
そこまでえらそうに言うならあなたはどういう形でこのスレに貢献してるんですか
職人ですか、絵師ですか、感想職人ですか、保管庫の作業手伝ってますか、何か改善しましたか
まさか私のようなアレなあほを挑発してスレの雰囲気を悪くしてるだけではないでしょうね
自分に矛先が向いたときのスルースキルもないのに相手を挑発するなんて愚の骨頂ですよ
せっかく
>>23が忠告してくださっているのにね
>>21は結論と警告かもしれません
まともに参加していただくには最初のやり方がまずかったようです
相談所スレも人が来てませんし
日和見でいくということなんでしょうか
こなたの誕生日も近いしこのままの雰囲気ではこなたがかわいそうですね
それに内ゲバは本当のスレの外の敵につけこまれるだけですからそろそろ退きます
お騒がせしました
まだやってたのか。
どうでもいいけど、ここは「エロパロ」スレなんだな。
それだけは忘れてくれるな。
小ネタ
みゆき「遂に泉さんを私の家に閉じ込めました^ ^」
こなた「うわ〜ん、ここから出してー!!><」
かがみ「あぁ……こなたが泣いてる……、少し可哀想な事したかな……。でも、こなたの泣き顔もそそるわね…………ジュルリー」
つかさ「こなちゃんもう少し我慢して…………って言うより、私の方が我慢の限界なんだけどうにょ〜ん」
みゆき「皆さん、後少しの辛抱ですダバダバー」
かがみ「もう、我慢、で…き、ない…。カユ、ウマ」
つかさ「あっ、お姉ちゃんがゾンビ化に!誰か聖水を、浄化させてー!!」
ゆたか「なら田村さんの愛液を使って下さい!」
ひより「なんでまた私なんスか!いい加減に解放して……ちょっヤメー!!」
かがみ「生き返るぅぅぅ!……けど、足りない…………早くこなた分をくれぇぇぇ!!」
つかさ「頑張って我慢してー!!」
こなた(これまで、こんなに自分の誕生日が来て欲しくないと思った日はあっただろうか……)
泉こなたの誕生日まで
後 2 日
『夢落ち素敵すぐる』
『夢オチキボン』
『妄想オチが最高』
・・・た、誕生日までに『夢オチ』を流れにしてやる・・・。
そーすれば、誕生日の被害を軽減
あれ、窓の外にツインテーr
32 :
夢落ちとな?:2009/05/26(火) 03:52:33 ID:Y5LCFa8h
どすっ
ツインテールの保険医「気が付いた?バーゲンセールの会場で
頭を打っただけだから、
他には特に心配は要らないから」
こなた「はあ・・・どうもありがとうございました」
こなた「(なんだろこのデジャブ・・・なんか昔のアニメで
こんなシチュあったような・・・)」
こなた「はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・」タッタッタッ
こなた「ほっ・・・私ん家、ちゃんとあったよ・・・」
こなた「ただいまー、おとーさーん、ゆーちゃーん、いないのー?」
そうじろう「・・・」
こなた「あれ、おとうさん?どしたのこんな所で」
そうじろう「は・・・おとう・・・え・・・?」
こなた「どしたん?また寝ぼけモード?根つめすぎなんだからもー」
???「どうしたの?お客様なの?」
そうじろう「か・・かな・・・かなたぁ!?」
こなた「へ・・・かな・・・おかあ・・・?」
かなた「そうくんてば、応対くらいきちんとしなさいよ・・・
いらっしゃい、何のご用件かしら・・・」
そうじろう「は・・・はは・・・かなたが2人・・・かなたがふたりだああああああ!」
かなた「ちょ・・・そうくんてばどうしたの、おちつきなさいよ・・・」
こなた「・・・・・・・・・・・おk・・・・おかか・・・・・お・・・・」
33 :
kt:2009/05/26(火) 08:05:57 ID:yX0dMm1l
どうも
ktでございます
それでは
『おんせんりょこう』
・5レス
・単発
・みなみ&ゆたか
・ОXAネタあり
です 5分後に投下開始します
―
――
ガタンっ!
列車の窓を上に開ける
「うわぁ〜!、みなみちゃん、海だよ海!」
窓から入る風は強くて激しい、けど何故か心地いい
「ん…綺麗だね」
もっともそれはゆたかにもかかっている言葉なのだけれど…
おんせんりょこう
「すかー…むにゃ…」
さっきまではしゃいでいた彼女はどこへやら、すっかり眠り込んでいた、朝も早かったし…仕方ない、か
「私も眠らないようにしないと…」
今日はゆたかと付き合い始めてからの初めての遠出…失敗しないようにしないと!
小さく拳をつくりグッと力を込めた
「チェリーちゃんは…かわいいな…むにゃ…」
「その言葉…」
前に田村さんが話してた…?
「……」
ちょっとチェリーにむっとしてしまった…人間じゃなくて動物相手に嫉妬するだなんて…
「ふふっ…」
自分でもおかしくなり苦笑する
「…みなみちゃん…かわいいよ…ぉ…」
「え?…ぁ、う…」
もちろん寝言だ
「――〜〜…!」
けど私はいきなりの言葉に恥ずかしくなってまともにゆたかの顔を見れなくなった
「……」
ガタンっ、ガタンっ…
電車の揺れる音がやけに響く
ちらっとゆたかの顔をみてみた、ごくりっと息を飲む
……わ、私も…
「ゆ、ゆたかも―」
「………みなみちゃん……なあに…?」
「ふひゃぁっ?!?」
いつの間にかゆたかは起きていたらしい
「う…な、何でもない……あ、そろそろ降りる駅だよ」
こほんと咳払いをし話題を変える私だった
―
―
――
旅館にチェックインして、とりあえず部屋で一息つく私たち
「時期が良かったら泳げたのにねー…こうなったら露天風呂で泳ぐしかないよね、うん!」
ゆたかは張り切っている
「もう…子供じゃないんだから…」
みなみちゃんはふぅ…とため息をつきそうな感じだ
「うん……でもね」
私は心からの言葉を口に出した
「…みなみちゃんの前では思いっきり子供でいたいんだ、みなみちゃんに力一杯甘えたいな、、って」
ゆたかは笑顔で答える、その笑顔はきれいでまぶしくて―
「うん…たっぷり甘えて、ね」
ふにゃり
みなみちゃんはそんな擬音が似合いそうな笑顔をした
「でも、いくら子供だからっておもらししたら…駄目だよ」
「な!、お漏らしなんてしてないもん!」
「ごめん…冗談だよ」
「……そう言うのがいいなら…してもいい、よ…私も…その…」
「本当にごめん…冗談だから…」
―もうちょっとみなみちゃんを困らせちゃおう…
ちょっとした悪戯を思い付いた
「じゃあここでしようかナ…?」
私はスカートに手をかける
「ゆゆゆゆたか?!」
「な〜んて、冗談返しだよ♪」
ゆたかは小悪魔ちっくなウィンクと笑顔で返す
「もう…」
やれやれと思いつつも彼女の前では自然と笑顔になれる私がいた
…ゆたかと会うまではこんな自分、知らなかったな……
「…ゆたか、これからどうする?」
「んー、近くをぶらぶらする、とか?、まだ時間あるし…」
「…じゃあ、そうしようか」
と言って私は右手をゆたかの前に出す、いつでもゆたかを守れる様、自分が左側に来る様に
「うん♪」
私は左手で手を繋ぐ
そしてお互いに見つめ合い、微笑い合った
私は安心感からだけど…みなみちゃんは何だろう?
「じゃ、行こっか」
―
数時間後、くたくたになった私たちは旅館に戻って来た
「以外と、広かったね……」
「うん、へとへとでべとべとだよー…」
「―露天風呂入ろうか、一緒に」
ゆたかの方へ顔を向け微笑みながら話し、ゆたかの反応を待つ
「ぇ、あ…うん」
私はその微笑む顔がみなみちゃんの好きな理由の1つだと再認識した―
「………ぁ」
…ら途端に恥ずかしくなって顔が赤くなってきた、うう…みなみちゃんの顔が見れない…
「ゆたか…?」
するとみなみちゃんが不思議そうに顔を除きこんでくる
「ぅ…な、何でもないよぉ!」
☆
かぽーん…
「ふぅー…気っ持ちいい〜♪」
「もう、先に入らなくても…」
ゆたかはよほど疲れていたのか一目散に服を脱いで温泉に入っていった
「私が嫌なのかな…」
いや…さっきまであんな感じだったのにいきなりそんな事は…
「恥ずかしかったから…?」
…そう考えるのが自然だろうか
「…よし、と」
服を全部脱いでたたみ終わった私は、タオルを手に持ち外の浴場へと向かう
がらがらっ
―ぶわぁ…
扉を開けると白い湯気と冷たい空気が飛び出してくる、それはとても爽やかで―
なんだかすっきりした気分になった
「んっ…」
伸びをする、だいぶこっているみたいだ…ちょっと無理してたのかも…
「みなみちゃーん、気持ちいーよぉ〜早くはいろー?」
「もう少し待っててー!」
ばしゃぁ!
桶を持ち、湯を入れ、何度か体にかけた
「…ふぅ」
そしてゆたかが入っている露天風呂に向かう
窓からは水面ではなく、外に体を向け、岩縁に両肘を付け私が来るのを心待ちにしているゆたかが見えた
「ごめん、待ったよね…」
「あ、ううん、私こそごめんね……待ち切れなくてぇ…」
ちゃぷ…
いきなり入ると体に悪いので徐々に湯船に使っていく
「………」
そういえば…今私たち以外浴場にいなかったような…
それと…薄い湯気・外という開放感…そして裸…
ごくっ
思わず唾を飲んだ…って言い出しっぺは私なのに何で今更……
「みなみちゃんの横丸見え〜♪」
「へ…ひゃぁっ?!」
そそうだ私今足だけ付けてタオルかけてるから前は見えないけど横から見ると丸見えでむねー…あ、むねは無…はぁ……
「…わ、わざわざ言わないで!」
じゃぶんっ!
思わず勢いで湯船に浸かった
「ふぅ〜……」
あぁ、露天風呂ってこんなにいい気分になるものだったんだ…これもゆたかのおかげなのかな?
「気持ちいいねー…」
「そうだねー……何だか新鮮な気分だよー…」
「新鮮?」
「うん、2人でお風呂に入る事はあっても、こうして旅行に行ったりはしてなかったでしょ?」
ゆたかの頭は上を向いていて、顔はよく見えない
「そうだね…」
‐幸福と温かさとが入り交じったようなよく分からないけど、とにかくほわほわとした気分‐
ゆたかは今の私と同じ気持ち何だろうか?
こつん…
「「…ぁ」」
湯船の中で手を動かすとゆたかの手に当たった
少し、ほんの少し当たっただけなのに浸かっている湯よりも熱いモノが全身を駆け巡る
どくん、どくんどくんどくん…
心臓の鼓動が高く、息つく暇なく響く
「…―ゆたか」
…スイッチ、入っちゃった
私の手はゆたかの体に優しく触れていく
「…あ、えと…みなみちゃん…」
「…なあに?」
「その…みなみちゃんは嫌いじゃないの、うん」
「…?」
「一応ここ…外で、露天風呂だし…他の人も使うから…その…」
ゆたかはうつむいて私の反応を気にしながら話す
「…そうだね…うん、ごめん」
「……うん」
「なら」
ちゅ…
そっとキスをし、ゆっくりと顔を離した
「これだけなら…いいよね?」
「……!」
ゆたかは驚いているようで、口をパクパクさせている
「…そろそろ、上がる?」
「え、あ…うん」
☆
更衣室で浴衣に着替え、部屋に戻るとお料理と共にお布団が1組だけ敷いてあった
「…さっきの見られてたのかな」
ゆたかが恥じらいながら私に聞く
「…ごめん」
「あ、いや…私の方こそ…ごめんなさい」
「気にしなくてもいいよ…ゆたか、ひとまずご飯食べよ?」
そうして私たちはご飯を食べさせ合ったりして、そうこうしている間に夜になり―…
「―で、これどうしよう、みなみちゃん?」
ゆたかは1組だけの布団を見ながら言う
「…せっかくだから寝てみる?」
「…うんv」
そして私たちは1組の布団で、浴衣で、手を繋ぎ合って眠りに落ちていく
…寝るか寝ないかの状態で、ふと思った、‐隣にゆたかがいるという安心感・繋ぎ合っているという安心感‐
これがあるから、私は私でいられるんだ、と
これを、ゆたかを、最愛の友達をずっとずっと大切にしていこう、ずっと、ずっと…と私は改めて誓った
39 :
kt:2009/05/26(火) 08:18:13 ID:yX0dMm1l
>>39 んあああ〜〜こそばゆい、青春ですなぁ〜。
やっぱり避難所Janeでかけない
>>39 これは完全に恋人の描写ですね。
甘々なSSアリガトウ!
みゆき「今日はル・マンの日です。1923(大正12)年、自動車耐久レースの最高峰、ル・マン24時間耐久レースの第1回大会が、フランス北西部の町ル・マンで開催されました」
かがみ「こなた…耐久レース、やらないか?」
ゆたか「みなみちゃん…耐久レース、しない?」
つかさ「ゆきちゃん…耐久レース、しよ?」
こうしてかがこなvsみゆつかvsゆたみなの耐久レースは始まった。一番に100回イクのはどのペアか?!
ひより「もちろんかがこなペアッス!」
こう「正解者にはフェチネタの賞品が…」
ひより「Σ(゚д゚ )」
>>39 甘い…甘いですね〜GJです!
よう
46 :
ルマンの日:2009/05/27(水) 02:04:08 ID:gYBZ8QAZ
かが『こなた、知ってる?ルマン24時間耐久レースはね、基本的に三人のドライバーで戦うのよ』
こ『で、それが何かねかがみんや』
みゆ『三名のドライバーが互いに約一時間の走行を計算上では約八回こなします。ドライバーはそうして休憩できるのですが、マシンは一台でタイヤ交換や燃料補給を受けつつ、唯一の一台が24時間酷使され(ry』
こ『一台一台てなんで強調するのかなぁー』
つか『バr』
こ『おまいは黙っとれ』
みゆ『さぁ、乗り手は三人揃いました。燃料のすっぽんエキスも600リッター用意、交換用のゴム製品も準備できてます』
かが『24時間耐久レーズ、
いまスタート!』
こ『そのネタ今思い付いただろ、アッーーーーー!』
投下された方、お疲れ様です。
準備している方がおられなければ、投下いたします。
目が覚めた。
首を横に向けるとすぐ隣には可愛らしい少女、とはいっても、2つ年上の先輩が瞼を閉じて、
規則的な寝息をたてている。
彼女を起こさないように注意しながら、私はゆっくりと半身を起こした。
「うーん」
天井に向けて大きく伸びをすると、背中の辺りが小さく鳴った。
頭を数度振って、白い靄のように漂う眠気を払おうとするが、あまり効果はなく、欠伸を連発してしまう。
それでも見えない何かに導かれるようにベッドから降りて、ふらつきながらも進み、窓ぎわに辿りつく。
厚手のカーテンを開けると、未だ朝日は昇っていないものの、空は明るさを取り戻しつつあり、
白を基調とした駅周辺に林立するビルの輪郭も、おぼろげながら浮かび上がっている。
冬至前後の長い夜は、終わりを告げようとしていた。
小さな手を伸ばして、結露に覆われて白く曇ったガラス窓に触れるとつんと冷たい。
私は、ガラスの表面に指の腹を滑らせて、微小な水滴を潰して文字を書く。
『泉こなた』
こなたお姉ちゃんとは1年前に駆け落ちして以来、ずっと二人で暮らしている。
私の愚痴や我儘を、嫌な顔をせずに聞いてくれるし、病弱な私をいつも守ってくれている。
私を叱らないし、怒ることもない。
狭い世界のほとんどを敵に回した私にとって、こなたお姉ちゃんは唯一の味方なのだ。
しかし、半ば無意識に指が動いた結果。
こなたお姉ちゃんの名前は消されて、代わりにもう一人の名前が窓ガラスに浮かび上がった。
『柊つかさ』
つかさ先輩の名前を「自分自身」でたった今、書いたはずなのに、身体の震えが止まらない。
「そ、そんな莫迦なこと」
自分の深層心理は、こなたお姉ちゃんを拒絶して、つかさ先輩を得ることを望んでいるのかもしれない
という、恐ろしい可能性が頭から離れない。
「そんなはず、絶対ない、ありえないよ」
頭を何度も振って、悪夢のような可能性を、必死に否定する。
そもそも、こなたお姉ちゃんを拒絶しても(逆に見捨てられても)、家を捨てた私が行く場所は何処にもないのだ。
それでも、一度こびり付いた思考を追い出すことができず、暗澹たる気持ちに襲われていた時。
「もう食べられないよぉ」
のんき、としか言いようがない声が、部屋中に響いた。
「先輩? 」
呼びかけても反応はない。どうやら単なる寝言みたいだ。
「ゆたかちゃんも食べてね…… 」
続けて、私の名前も飛び出してくる。
少し恥ずかしいけれど、夢に出てくる程、私のことを意識してくれる事については素直に嬉しい。
それに、先輩の寝言によって、出口の無い迷路での彷徨っていた私は、ひとまずにしろ救われた。
幸せそうに微笑んでいる先輩の寝顔を暫く眺めていると、ビルの谷間からついに朝日が顔を覗かせた。
部屋の中が眩い光に包まれると同時に、強烈な眠気が襲ってくる。
「寝よう」
私は呟くと、一度は開いたカーテンを閉め直して日光を遮り、つかさ先輩によって
十分に温かくなったベッドにもぐりこんだ。
「おはよう。ゆたかちゃん」
「おはようございま…… えっ!? 」
心地よい二度寝から覚めると、つかさ先輩の顔が至近距離に迫っていた。
デフォルトとなっている彼女の微笑みは、相変わらず無垢で純粋で、それでいて、何かの拍子で
砕け散ってしまいそうで、危なっかしい。
「ゆたかちゃんって意外とお寝坊さんなんだね」
「ち、違います。一度起きてましたから」
心外なことを言われて、私は小鼻を膨らませて反論した。
「ふふ。むくれるゆたかちゃんて可愛いね」
つかさ先輩はずるい。
そんなに真正面からストレートに「可愛い」なんて言われたら、何も言い返せなくなってしまう。
すっかり赤くなってしまった頬を膨らませて、悔しそうに睨みつけることしかできない。
「ねえ。ゆたかちゃん。お願いがあるんだけど」
私の気持ちを知らないつかさ先輩は、自分のペースを保ったまま問いかけてくる。
「何…… ですか? 」
「髪、結んで良い? 」
私は、意表を突かれた。
しかし、断る理由を特に見出すことはできない。
「良いですよ」
私は頷いてから、鏡台の前にある椅子に座った。
「ゆたかちゃんの髪って、とても柔らかいね」
髪を櫛でとかしながら、つかさ先輩はしきりに感心している。
「そうでしょうか? 」
「うん。お姉ちゃんと比べると、ふわふわとしているよ」
つかさ先輩の双子の姉―― 柊かがみ先輩は現在、何処で何をしているのだろう?
「つかさ先輩は、かがみ先輩のように髪を伸ばさないんですか? 」
髪を梳き終わり、リボンを結んでいた先輩の手が、急に止まった。
「どうしました? 」
「あ、ごめん」
つかさ先輩は、どこかぼんやりとした表情のまま答えはじめる。
「お姉ちゃん達や、お母さんに、髪を伸ばそうかなって言ったことはあるの」
「はい」
「でもね。いつも『つかさは短い方が似合うから』って言われちゃうから」
ショートにした髪の先端を愛おしそうに撫でながら、不満そうな表情をみせて、肩をすくめた。
「先輩は髪を伸ばしても、素敵だと思いますよ」
髪を伸ばした先輩は、良家の令嬢みたいな感じになるのではないだろうか。
「ありがとう。ゆたかちゃん」
つかさ先輩は、とても嬉しそうな声を出した後、私を優しく抱きしめてきた。
「せんぱい? 」
甘ったるい香りと、毛布にくるみ込まれるような温もりに包まれて、私の理性と警戒心は
春に残った雪のように、着実に溶かされていく。
「つかさ…… 先輩? 」
絡みつくように回された腕の力はさほど強くないはずなのに、振りほどこうという
気持ちは全く起こらない。
「ゆたかちゃん。好きだよ」
いつの間にか、つかさ先輩はとても真剣な顔つきに変わっている。
「本気ですか? 」
私は、乱れた気持ちを整理することができない。
「遊びじゃないよ。だから、私を信じて…… ね」
鈴のなるような可憐な声が鼓膜に届く。
まるで、即効性の催眠術をかけられたようで、無性に先輩の言葉に従いたくなってしまう。
弾力性のある唇に触れたくなってしまう。
「…… せんぱい」
「なあに、ゆたかちゃん」
「つかさ先輩。キス…… してください」
「今日は積極的だね。ゆたかちゃん」
つかさ先輩の囁きは可聴域の下限に近い。
微かに唇の端が上がったようにも見えるけれど…… たぶん気のせいだろう。
「先輩のこと、大好きですから」
頭に靄がかかった状態のまま、瞼を閉じて心持ち唇を上向かせる。
こなたお姉ちゃんに対する裏切りという後ろめたさと、背徳的な悦びを同時に感じながら、
昨夜に続いて唇を重ね合わせる。
キスといえども、交わせば交わすほど、罪は確実に積み重ねられる。
こなたお姉ちゃんに、断罪されるのが何時になるのかは、今の私には分からないし、知りたくもない。
いずれにせよ、自分を愛してくれる人の気持ちを裏切って、一時の快楽に溺れて流される道を
選択してしまった。
当然ながら、結果は破滅的なものになるのだろう。
しかし、それでも尚、私はつかさ先輩が挿し入れてきた来た舌端を、拒むことはできなかった。
続きます。
ほぼ半年ぶりの投下ということもあり、ぎこちない文章になっている感じがしますが、
ご容赦いただければ幸いです。
お帰りなさいませぐっじょぶ
今はまだ穏やかだなあ……嵐の前なんだろうけど
着々とつかさが火種仕込んでる感じで先が怖い
相変わらず計画的なんだかその場のノリなんだか判らないとこがまた怖い怖い
>>46に便乗
〜現在1stドライバー(性的な意味で)つかさのスティント中〜
かが「そういえばレースってピットでタイヤ交換するじゃない、ジャッキはどうするの?」
みゆ「ハコ車いわゆる乗用車ベースのカテゴリーのマシンは空気圧でジャッキアップするエアジャッキが装備されていることが多いんです」
つか「おねぇちゃん〜次こなちゃんがイったら交代お願い!」
こな「ちょっ!つか・・・さン はげっ・・しすぎ あああああああああああああああああああーーーーーーーーッ!」
みゆ「ドライバー(性的n(ry交代!ピット急いで!」
〜ピットイン〜
かが「はいこなた、すっぽんエキス。とりあえず1リットル給油ね」
こな「かがみサン!?できれば飲みたくな・・・ゴムっ!」
かが「早く飲みなさい!」
こな「ノオオオ!ハァハァ・・・みゆきさん・・なに敷いてるの・・・ですか?」
みゆ「エアジャッキの準備です」
こな「どうみても風俗でよくみるエアマットです本当に(ry」
みゆ「ジャッキアップ完了!セカンドドライバー(性t(ryのかがみさん急いでください!」
かが「つかさお疲れ!」
つか「次お願いね!おねぇちゃん(もう少し乗っていたかったなぁ・・・)」
こな「えっと・・・そのぬるっとした透明なの液体は一体・・・・」
かが「クールスーツ代わりよ」
こな「どう見てもローションプレイです本当に(ry」
かが「さあ!ピット出るわよ!」
こな「そんないきなり激しくッ!ピットロードは制限速度が!アッー!」
ピットタイム32"13
>>54 GJ!
Affair来た!これで勝つる!
半年振りの緊張感と妖しさにGJなんだぜ
>>46>>56 う〜ん…ネタ出しの本家よりよっぽど面白いorz
次から合作にしません?(爆)
>>54 お帰りなさいませ〜尊敬する大先生のご帰還とGJな続編に乾杯。
さて、こなたが最も愛される天国であり地獄な日があと15分でやってくるわけだが。
もしや、住人全員小ネタやSSを書いていたりする?
>>54 お帰りなさいませ。
浮気フラグ成立で久方ぶりのはらはらを満喫しております。
というか、着々とスクールかつデイズな決着に向かっていそうで楽しm……もといどきどきです。GJ。
_,-,ニ二ニ=、
//
/:/
ヾ`、
>+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
/: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´
/: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\
l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ
/: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: : : /::::l l: : : : :ヽ: : ヽ
l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
l://://: : : イミ土=、_/: : :/:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::テテヵl: : :ハ: : l
l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::P::::/'/l: : :l:N: :l
. l: : : W/: : N 、 `‐':::l::l: : lN V
. l: : : : :ハ: : : ト、 ー= ノlハ: :ハl
l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/
. l: : : : :,レ、: : :ヾ、 /、`Y/:l:l: : l
/: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
/: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、 l ll: : l
/: : / ヽヾヽ: : lヽ l /l: : l
/: : / l \ヾ、: l ヽ l //l: :/
/: : :l l ハ ヾ、l、、l l////l
はいはい、みんなが待ちに待った私のたんじょーびだよ。
さあ襲いなさい、襲いたければ襲えばいーじゃん。
強がってる?そこが可愛い?ふーん、へー。
そこからにゃあああああとなるのががお好みですか?
反応する受けうけこなたは萌えですか、そーですか。
いっそのことマグロにでもなっちゃおーかね。
そしたら、みwikiさんの怪しげな科学力とかで
「強制にゃああああモードでそうはさせません」とかやりそうwwwww
きっとお薬とか洗脳とかで、こんな気分も心も変えちゃうんだろうねwwww
ははっ・・・どうぞご自由に、おもちゃにでも何でも。好きにすれば。
あー、なんかね。思い付いちまったもんはしょうがない、というか……
2レス使って小ネタを落とします。わかる人にしかわからないネタですいません。
・キャラ改変(性格が変わってます)
・やまなし おちなし いみなし
いきなりでまことに済まないが、こなた以外の性格が変わったようです
「……って、どういう事!?一体何がどうなって……」
「よう、やっと状況を理解したか」
「あれーっ!?かがみの台詞が乱雑にー!?というかつかさがいない!?」
突然声をかけられ、その声の主の方を向くと、いつものツインテールではなく、いわゆるツーサイドアップのかがみがいた。
「はぁ?何言ってんだよ、つかさはこの学校には通ってないぞ?」
「え?」
「それより、何でこんな所でボーっと突っ立ってるんだ?またオレの可憐な姿に見惚れてたのか?」
「……え?」
さて、この時点でこなたはある事項に気が付いた。目の前にいるかがみはツーサイドアップで一人称オレ、さらに乱雑な言葉遣い。これではまるで……
「かがみ様、こなた様、ここにいらしたのですね」
「ああ、みゆきか。ようやくこの幼児を見つけた所だ」
「幼児って言うな!……って」
突っ込みついでにかがみの目線の先の人物を見る。……どこかで見た事があるメイド服をお召しになったその方は、どう見ても……
「みゆき、さん?」
「なんですか、小バエ」
「ハエ扱いッ!?それはいくらなんでも酷すぎるよ!……っていうか」
髪型をツインテールにしたみゆきを見つめ、こなたは自分の思いを口に出した、……というか、これではまさに……
「どうしたのさ、二人とも。そんなまりあ†ほりっくのキャラみたいな性格になっちゃって……」
そう、某誌で掲載中の女子高漫画の様ではないか。そんな疑念を抱きながらのこなたの台詞に、かがみとみゆきは……
「どうやらまだ状況を把握していないようですね、このミジンコは」
「虫から微生物にランクダウンしてる!?」
「やれやれ、仕方ねェな。この柊かがみ様が直々に説明してやる、ありがたくご拝聴しな」
「……もう、突っ込む気も失せたよ……」
*** 鞠也様=俺の嫁 ***
「と、いう訳だ。ちゃんと覚えたか?」
「あー、うん、一応」
「じゃあ、復唱しろ」
「鞠也は俺の嫁……じゃなかった。今回の一件は、普段どおりのみんなに責められるのもワンパターンすぎてつまらないだろうし、たまにはリフレッシュも兼ねて性格を変えてみた……」
「そうだ。という訳で、双子の姉妹であるがゆえにオレとつかさが鞠也と静珠、で、みゆきは茉莉花の性格を転写した、という事だ」
「というか、ぶっちゃけた話こなた様の中の人ネタのようですが」
「待ってよ!それじゃあ私が静珠になるはずじゃあ……」
「黙ってろ豆電球」
「ついに無機物呼ばわり!?」
容赦のない物言いにこなたは涙する。これじゃあまるで(一応)主人公のあの人ではないか……と心の中で呟いた。
「って、もしかして私はかなこの立場デスカ!?」
「やっと気付いたか。お前の中の人(アニメ版)は実はドラマCDの方でかなこも演じていた。だからこそこのネタが出来てしまったんだ」
「恨むなら冗談のつもりで『ヌウブラ』で検索した作者におっしゃってください」
「そんなにべもなく!酷いよみゆきさぁ〜ん……」
「と、いう訳でだ。今日は一日中お前を可愛がってやるからな」
「そ、そんなぁ……」
アゴを指で持ち上げられ、一瞬びくりとしながらもこなたは涙を流した。
「何だこなた、そんなに可愛がられるのが嫌いか?」
「うぅぅぅぅ……」
かがみの質問にも答えを述べずにただ唸るだけ。それを見たかがみはアゴから手を離し、一つ咳払いをした。
「……大丈夫ですわ、こなたさん。貴女が嫌がるような真似は致しませんから」
「……嘘だ、絶対私をいじめる事考えてる……」
猫かぶりモードで優しく話しかけるも、元ネタを知っているこなたには意味を成さない。
「あぁもう、いいからオレに可愛がられろ!ほら行くぞ!」
「うやぁー!かがみのいじわるー!みゆきさーん!ぷりーずへるぷみー!」
かがみに首根っこをつかまれ引き摺られていくこなたがみゆきに助けを求める。が……
「引っこ抜かれろ」
たった一言で断られた。
「何でそこだけ原作から引用してるのさみゆきさぁーんっ!」
……この後、こなたはかがみに思う存分可愛がられたそうな。 どっとはらい
……ごめん、本当にごめん。
単に『宮前かなこのドラマCDの時の中の人が平野さん』ってだけなんだ。
まあ、でもリハビリにはなった。そのうち本格的にこなたの誕生日お祝いSSを書く……かなぁ?
>>67 ワロスw
まてよ、鞠也役のかがみの股間にはもしやry
かがみ「今日は花火の日よ。1733年、隅田川で水神祭りの川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられたの。というわけで、こなたの誕生日は花火で祝おうと思うの」
こなた「花火で?」
かがみ「うん!向こうの空を見て…」
ヒュルルルルル…
パ――――ン!!
ハ ッ ピ ー バ ー ス デ ー こ な た
こなた「かがみ…」
かがみ「誕生花の贈呈よ。5月28日の誕生花はペパーミント(西洋薄荷)よ。花言葉は心の暖かさ。私の心の暖かさ、感じてくれた?」
こなた「もちろんだよ!ありがとうかがみ!」
かがみ「じゃあ次は身体の暖かさを感じていただくということで…」
こなた「Σ(゚д゚ )」
こなた「結局こういうオチ?!アッ―――!」
こな『あのぉ、誕生日だっつーのになんでまた朝っぱらから全裸で縛られなきゃいかんのかなぁ・・・』
かが『作者が、誕生日と花火の日と聞いて二秒で浮かんだっで言っでだわよ、だばだば』
『相変わらずロリーでティニーでナイスな裸体でずねだばだばだば』
つか『ばるざみごずぅだばだば』
こな『ちょwwwwwあんたら流血し過ぎ』
みゆ『どいうわげで、泉ざんへのお祝いも兼ねで急遽
こな『あー分かった、もぅ落ちは読めたから』
『『『鼻 血 大 会 を 開 く ご ど に だ ば だ ば』』』
『ヒドス』
みゆ『それど、作者からも泉ざんへ祝電が・・・
【アホでサーセンwwwwwwwww】
では、さっそく誕生日ケーキに生クリームをかげで皆さんで召し上がりまじょう』
こな『うわっぷ!みゆきさん、それ生クリームちがう!むしろ生ミルク!』
『『『誕生日おめでとだはだば』』』
こな『いつもの毎日と結末は変わんないよアッーーー!』
色々間違っている誕生日プレゼント
変態注意
変態つかさ編
「誕生日オメデトウ、プレゼントのクッキーだよ。」
「美味しい、さすがつかさだねぇ。」
「えへへ、私の気持ちと愛液が入っているからね。」
変態みゆき編
「泉さん、誕生日オメデトウございます、これはプレゼントです。」
「みゆきさん悪いねえ、こんな立派なプレゼント頂いて。」
「いえ、後で体で支払ってもらいますからから。」
変態(r「略すな!」
「誕生日でしょ、プレゼントもってきたから。」
「かっ、かがみが普通のプレゼントくれたー。」
「なにいってんのよ。(ふふ、おびえるこなたは最高ね)」
おまけ
変態こなた
電話中
「かがみー、裸リボンで『私がプレゼント』ってやってくれない。」
「誰がするか!」
つかさが間違ってグラビアデビューする話が頭をちらついてしょうがない。
73 :
戸別響:2009/05/28(木) 11:10:26 ID:Gd4RsDDg
ここに投下を始めてもうすぐ一年。
こんにちは、久しぶりのAffairを見てハラハラな戸別です。
このつかさ、天然でやってるのか計算でやってるのかわからないから怖い……
新作ができたので、投下したいと思います。
タイトル お母さんからの贈りもの
・こなた 誕生日小説
・非エロ しんみり
・8レス使用
3分後から開始したいと思います。では、どうぞ。
……ここは、どこだろう。
いや、一応自分の家だってことは、内装とか、間取りとかでわかる。
朝起きて、自分の部屋を出て、階段を上って、2階に上がって。
確かに私ん家なんだけど、なんだろう、いつもと空気が違うというか……
「あ、お姉ちゃん、おはよう」
「おはよう、ゆーちゃん」
「今日は起きるの早いね」
「いやー、いつの間にか寝落ちしててね? 気づいたらこんな時間で……」
そんなことを考えていると、リビングからゆーちゃんが顔をのぞかせた。
あ、そうそう。この会話で私、全然喋ってるつもりはないから。
何も考えてないのに、勝手に声が出てるというか……
そう、まるで私が自分自身の頭の中に入って、
そこから外側の「私」のしていることをただ眺めてるって感じ?
だから「私」は私の意志に関係なく喋るし、動いている。
まるで自動操縦のロボットに乗ってる気分だなーってアホなことを考えていると、
ゆーちゃんがおかしなことを言った。
「伯父さん、伯母さん、お姉ちゃんも起きてきたよー!」
……あれっ、伯母さん?
伯母さん……ってどういうことだろう?
もちろん「私」はそんなことを考えるために足を止めたりはせず、
ゆーちゃんが開けたドアからリビングに入った。
「おとーさん、おはよー」
「おはよう、こなた。珍しいな、こなたが誰にも起こされずに
自分で起きてくるなんてな。なぁ、かなた」
……かなた?
「私」はお父さんの視線を追って、首を横に動かした。
その視線の先にはキッチンがあって、そこには一人の女の人が立っていた。
ちんまりとした体型、青くて長い髪。
まるで、私にそっくりだった。
「お母さん、おはよう!」
「私」はお父さんのときよりも元気よく、その女の人の背中に挨拶をした。
……お母さん?
ゆーちゃんが「伯母さん」と呼び、お父さんが「かなた」と呼び、
そして私が「お母さん」と呼ぶ。
「ふふ、おはよう、こなた。もうすぐできるから、机に座って待っててね」
そう言って、その女の人はフライパンを手に持ちながら、私のほうを振り返った。
振り返って見えたその顔はやっぱり私に似ていて、違うところといえば
私にはある、頭の上のアホ毛がないことだろうか。
そう、この女の人は――
ガシャン!
「――グハッ!?」
そこまで来て、私の視界は突然暗転し、代わりに何かがぶつかった音が聞こえ、
私の鼻にかなりの衝撃と痛みが走った。
「いててて……ここは……」
鼻を押さえながら周りを見渡してみると、そこは私の部屋で、
私はパソコンの前に座っていた。
……ああ、そういえば、夕飯を食べてネトゲをしてたら、
1時くらいに突然眠くなってきて……
目の前の起動しっぱなしのパソコンを見てみる。
そっか、そのまま寝落ちしちゃったみたい。
で、うつらうつらしてるうちに、キーボードに鼻から突っ込んだと。
……なんだか不思議な夢を見てた気がするけど……
なんだったっけなぁ……
……思い出せないから、まぁいいか。
私はそんなことを考えながら、パソコン内蔵の時計を見た。
今の時間は、夜中の2時を回ったところだった。
「あっ、もうこんな時間なんだ……」
私はそう呟いて、ネトゲを止めて、パソコンの電源を切った。
こんな時間だと、ゆーちゃんはもちろん、
このところ忙しかったお父さんも、仕事を切り上げて眠っているかな。
つまり今、この家で起きているのは、おそらく私だけ。
私は自分の部屋を出て、できるだけ音を出さないように階段を昇る。
お父さんの作業間のドアを静かに開けて中に入ると、
思った通りお父さんはパソコンの前で完全に寝落ちしていた。
私はお父さんを起こさないように静かに部屋の中に入って、左奥にある仏壇の前に座った。
「……お母さん。また、報告に来たよ」
そう、今日は5月28日。
私が生まれてから18回目の、大切な記念日だ。
私は夜更かしをするようになってから、
もとい夜中にチャットやネトゲをするようになってから、
私は毎年、自分の誕生日の夜中に一人でお母さんの仏壇の前に行くようにしている。
何でそんなことを始めたのかといえば、特に理由はなかった。
ただなんとなく、お母さんにも私の「今」を知ってもらいたくて。
そして、私を生んでくれたお母さんに、「ありがとう」を言いたくて。
「……相変わらず元気だよ。私も、お父さんも」
私は静かに、自分自身の近況報告を始めた。
まずは、今年から一緒に暮らすようになったゆーちゃんについて。
「4月から、従妹のゆーちゃんが私達の高校に入学してね? 今、私達の家に下宿をしてるの。
おかげで私はお姉さんっていうプレッシャーを体感して、忙しくなったけどね。
少しはいいところ見せなきゃ、ってね。
でも私って一人っ子だったから、「妹」ができて嬉しいんだ。
それにゆーちゃんも、だんだん私たちとの生活にも慣れてきたみたいで、
お料理とかもよく手伝ってくれたりもしてくれるし、いっぱいお話をしたりもするよ。
これからも、ゆーちゃんと仲良くやっていきたいなぁ」
……大丈夫、私みたいなオタクにはしないから……できる限りは。
なんかお母さんの心配そうな声が聞こえたような気がして、私はそう付け加えた。
「あ、そうそう。ゆーちゃんね、もう高校のお友達ができたんだ。
岩崎みなみちゃんって言うんだけど、入学試験のときに出会ったらしくて、
そのときにゆーちゃんが具合を悪くなって、その人が助けてくれたんだって。
私も何回か会話をしたことがあるんだけど、
無口だけど、結構思いやりがあって優しい、って印象だったよ」
背は高いんだけど、スレンダーで胸がないことを気にしてるってことは……
言ったら失礼か。
次に私の高校の友達、かがみ達の話をした。
「かがみやつかさ、みゆきさんとも、相変わらず仲良くしてるよ。
去年の夏休みにはみんなでお祭りにも行ったし、
黒井先生やゆい姉さんと一緒に海にも行ったりしたよ。
そういえば、運動会も楽しかったなぁ。かがみやつかさが結構ドジっ娘して萌えたっけ。
みゆきさんも大活躍でねぇ、いろんな意味で」
……お父さんが怪しい人扱いされて、閉め出されそうになったってことは
内緒にしておこっかな……まぁ実際怪しかったし。
「それから、その年の文化祭でなかなかクラスの出し物が決まらなかったから、
もう少しでみゆきさんの考えた、お堅い展示をするところだったんだよ。
それを阻止するために、つかさや先生と一生懸命出し物考えたなぁ」
みゆきさんには悪いんだけど、文化祭くらいは遊びたいからね。
「あとね、それからね……」
その後も、私はこれまでの思い出話を、仏壇のお母さんに向けてたくさん話をした。
かがみとつかさが私ん家にお泊りしに来たこと。
かがみ、つかさと一緒にコミケに行ったこと。
その二人が巫女さんやってる神社に初詣に行ったこと。
あれっ、みゆきさんの話は? って、話の途中で思ったけど、
運動会や文化祭の話もしたし、まぁいいか、ってことに。
「……どれもこれもみんな、いい思い出だよ」
この一年だけでもたくさんの出来事があったけど、本当にみんな嬉しくて、楽しくて。
私にとって、かけがえのない思い出達。
でも、なんでだろう。
こんないい思い出ばかりを話してたのに、私の心はなぜか満たされてなくて。
逆に胸の中は虚しさというか、淋しさに満たされていて。
――淋しい? なんで?
今の私には、仲のいいお父さんがいる。
笑って会話ができる、親友と呼べる存在がいる。
そして、新しくやってきた「妹」もいる。
それなのに、どうして淋しいなんて……
「――あっ」
ふと、仏壇の上にある、お母さんの写真に目がいった。
あぁ、そっか……
お母さんが、いないから。
お母さんに直接、こんなにたくさんの思い出を、話せないからだ。
だから、こんなにも虚しい。だから、こんなにも淋しい。
ポタッ ポタッ
「……あれっ……?」
そのとき私は、自分の手の甲に何か冷たいものが落ちているのに気づいた。
そしてそれが自分の涙だとわかるのに、大して時間はかからなかった。
「……あれっ……どうして……?」
拭っても拭っても、零れ落ちてくる涙。
理由はわかってる。わかってるから。
今頃淋しくなって、悲しくなってどうする。
いくら泣いたって、お母さんが帰ってくるわけないんだから。
落ち着け、落ち着け私。
自分に言い聞かせ、私は無理矢理、流れ出る涙を止めた。
鼻水をすすって、一度深呼吸。
……よし、落ち着いた、と思う。
「……お母さん、私を産んでくれて、ありがとう」
私は今まで言い忘れていた感謝の言葉をお母さんに向かって述べた。
そして仏壇から離れて、静かに部屋を出て、自分の部屋に戻っていった。
部屋に戻っても、今日はネトゲの続きをする気もなくて、
私はそのままベッドに移動して、眠りにつくことにした。
私は夢の中で、夕食の席で家族団欒のひと時を過ごしていた。
「……てなことがあってね」
私が学校であったことを話して、
「ほほぅ。その娘、俺ん家に来てくれないかな」
左向かいのお父さんが、なにやらいかがわしいことを言って、
「そうですね。あ、でも、いきなり見ず知らずの人を誘ったら、
その人にはかえって迷惑じゃあ……」
左隣のゆーちゃんがその真意に気づかずに、まともな心配をする。
みんな楽しく笑っていて、空気はとても和やかで。
「……もう、そう君ったら……」
その中で、私の向かい側にいて、お父さんの発言の真意に気づいて、
苦笑い気味に、でも楽しそうにそう呟くその女の人は――
「……夢……?」
気がつくと、私はベッドの中に、横向きになって寝ていた。
起き上がって枕に手を乗せてみると、そこは何かで濡れているのか、
冷たく湿っているように感じた。頬も少し冷たい感じがする。
部屋の鏡で自分の顔を見てみると、目は少し赤く腫れ上がっていた。
寝てる間にまた泣いちゃったのかなぁ?
……みっともないなぁ、私……
そう思って、ふとパソコンのほうに視線を移してみた。
すると、
「……あれっ?」
キーボードの上に、何かが乗っているのを発見した。
よく見ると、それは青色のお守りみたいで、何のお守りかは書いていなかった。
誰かのバースデープレゼントかなと思って、
朝食の時間にゆーちゃんとお父さんに聞いてみたけど、
二人ともお守りは買ってないっていった。
じゃあこれは誰が……と考えていると、一人の人物が浮かび上がって。
その瞬間、ゾクッという寒気が全身を襲った。
……心配だからって、天国からのプレゼントって言うのはやめてほしかったなぁ。怖いから。
私は制服に着替えながら、少し苦笑いをした。
寒くはなったけど、それは一瞬だけ。
次の瞬間には、心の中は暖かさに満ちていた。
私はそのお守りを鞄につけて、軽やかな気持ちで、ゆーちゃんと一緒に玄関を出る。
「「いってきまーす!」」
2人仲良く同時に言って、私はふと足を止め、もう一度玄関のほうを振り返る。
「……お母さん?」
「お姉ちゃん、どうしたの?」
すでにあるか始めていたゆーちゃんが、不思議そうに私の後ろから問いかける。
「……ううん、なんでもない」
私は何事もなかったかのように、ゆーちゃんと一緒に歩き出す。
まるでお母さんが空から見守っているような。
そんな不思議な不思議な出来事が起きた、18回目の記念日の朝――
81 :
戸別響:2009/05/28(木) 11:31:19 ID:Gd4RsDDg
以上です。すいません、レス数間違えました!8ではなく7です。
今回のお話、実は1年前に元の話ができていたのですが、とある事情で公表できずにいました。
ようやく投下でき、ほっとしています。
今回のお話の感想、批評、よろしくお願いします。
次回は至福の音3話の別視点になります。こちらもよろしくお願いします。
>>81 ぐっじょぶです。
拝読して、胸がぐっと締め付けれれるような、切ない気持ちになりました。
こなたの寂しさと、優しさが伝わってきましたよ。
最後のプレゼントについても、物語の終わりを綺麗に締める形になっていて、素晴らしかったと思います。
次回作も、楽しみにして待っております。
>>81 ここのスレのかなたさん関係のSSはみんな良い話だなぁ〜
差し支えて無ければ5分後に投稿致します
題名:泉こなた誕生日記念SS
非エロ ネタ系
カップリング:複数
キャラ崩壊注意
若干台本形式寄り
※フェチ設定借用
6〜8レス予定
86 :
1:2009/05/28(木) 21:07:03 ID:VdzU2kgU
そろそろ『あの日』がやってくる
そう、『あの日』が…………
『泉こなたの誕生日』が…………
★泉こなたの誕生日3日前★
その時、3年ズは
「確か……そろそろこなたの誕生日だったわね?」
「うん、そうだよ。28日がこなちゃんの誕生日」
「そうですね。泉さんの為にお祝いがしたいですね」
「誕生日プレゼントは何が良いかな?」
「あいつが喜びそうな物って何だろ……漫画とか、ゲームとかかな…………」
「私はアクセサリーにしようかと思います」
「アクセサリーかぁ。私はどうしようかな……洋服が良いかなー、迷うなー」
「気持ちが篭もっている物なら、何でも良いと思うけど」
「素敵な誕生日にしたいですね」
「あっそうだ!私ケーキ作ろうっと!!」
「それは良いですね。私もお手伝いします」
「うん、お願いね。よーし、とっておきのを作るぞー」
「よし、買うのが決まったら色々と買い出しに行くか。勿論こなたに内緒でね」
「うん、わかったー」
「わかりました」
同時刻、隣のクラスにて
「なぁ、あやの〜」
「どうしたの、みさちゃん」
「ちびっこの誕生日って28日だっけ?」
「そうそう、確か28日が泉ちゃんの誕生日よ。みさちゃんよく覚えてたね」
「ん、まーな。なんだかんだであいつは結構良い奴だし、なかなか面白いし、ちょっと興味があるしな」
「へぇ〜そんなに思ってたんだ。少し意外かな」
「だからあいつの誕生日に、何か贈ろうかな?と、思ってさ。あやのは何にするんだ?」
「そうね、私はクッキーにしようかなーと思うの」
「クッキーかぁ、あやののクッキーは美味しいからなー。私は何にしようかな〜結構迷うな」
「真心の篭もった物なら何でも良いと思うわよ」
「そうだよな。……よしっ、ちびっこが喜びそうな物を探すかー」
「頑張ってね」
3年ズは、同級生の誕生日を祝う為に、計画を立てていた
続いて、2年ズ(2人しか居ないが)
「なぁやまとー、チb、もとい泉先輩の誕生日って今月の28日らしいぜ」
「そうなんだ、知らなかったわ。」
「まぁ、私もひよりんから聞くまでは知らなかったけどさ。」
87 :
2:2009/05/28(木) 21:08:01 ID:VdzU2kgU
「…………で、泉先輩の誕生日に何をしようかな〜っと思ってるんだけどさ。何が良いかな?」
「何か贈るつもりなの?」
「まぁね、今までの格ゲーの恩があるし」
「そう言えば、ゲーム対決で泉先輩に一度も勝った事が無かったのよね」
「うっ、確かにそうだけど…………まぁ当日にこれまでの恩を晴らしてやろうかな」
「物騒な真似は駄目よ……」
「わーてるって、心配すんな。…………ふふふ、さてどうしようかな……楽しみだな…………」
(本当に分かってるのか…………)
何やら1人は良からぬ事を企んでいる様
1年ズの場合
「小早川さん、岩崎さん、パティ。昨日は有難う!私の誕生日を祝ってくれて!」
「トウゼンでース。ヒヨリのタメなら、ヨロコんでナンでもしまース!」
「そうだよ、田村さん。私達が祝いたいからお祝いしたの」
「私達、友達でしょ。…だから当然の事なの…」
「それでも嬉しいよ!みんな本当に有難う!!」
「どう致しまして」
「次はみんなの誕生日を沢山祝いさせて!お返しに色々したいから」
「有難う…楽しみにしてるね…」
「うん、任せといて!…………でも、この中に私の次に誕生日の人は…………」
「あっ、なら、私達じゃないけど、田村さんの次に誕生日の人は居るよ」
「えっ、誰…………ああ、そうか!!」
「コナタネ!」
「泉先輩の、誕生日って何時なの?…」
「28日だよ。28日がこなたお姉ちゃんの誕生日なの」
「そうなんだ…知らなかった。もう、そろそろなんだね」
「うん、だからこなたお姉ちゃんの誕生日も沢山お祝いしたいなと思って楽しみにしてたの」
「昨日は泉先輩にも祝って貰ったから、次は私がお返しに祝う番だね」
「タンジョウビプレゼントにナニをオクるかイロイロあって、ナヤみますネー」
「確かに悩むねー。こなたお姉ちゃんを喜ばせたいなー」
「私はみゆきさんに相談してみる」
「そうだ、ねぇパティ。帰りにアキバに寄って、プレゼントを何にするか下見に行かない?」
「イイですねー。おトモさせてイタダきマース!」
「じゃあ私も何処かに寄ろうかなー」
「私も一緒に行くよ。一緒に探そう」
「うん、ありがとー。お願いね」
88 :
3:2009/05/28(木) 21:08:52 ID:VdzU2kgU
「みんなで、コナタをカンドウのナミダをナガさせまshow!」
「OKだよ!」「分かった…」
「うん、分かったー。こなたお姉ちゃん、楽しみにしててねー」
1年ズも先輩の誕生日を祝う為に、張り切って居た
一方、当の本人は
「あっ、今思えば私の誕生日近いじゃん……忘れてたよ」
自分の誕生日を忘れていた
★泉こなたの誕生日2日前★
3年ズ
(早く、こなたの誕生日にならないかな。むらむら、もとい、ワクワクしてきたよ。ハアハア)
(そうだ、こなちゃんのプレゼントは限定品のバルサミコ酢にしよう。……………………そして、こなちゃんをバルサミコ酢漬けにしたら、きっとかなり美味しんだろうなー)
(泉さんのプレゼントは、どの様なケーキが良いでしょうか?……………思わず泉さんを私の忠実なペットになるようなケーキは……)
(ミートボールより肉奴隷が良いんだってヴァ!)
(泉ちゃんにこのクッキーを食べさせたら、きっと、私だけに夢中になる筈だわ…………。フフフフフ)
89 :
4:2009/05/28(木) 21:11:57 ID:VdzU2kgU
2年ズ
(毎回毎回格ゲーで泉先輩に連敗しているから、その腹癒せにこの私の指捌きで『ギャフン』、或いは『アァァー』て云わせてやる…………フフフ、覚悟していてね。泉先輩…………)
(泉先輩を私の空間閉鎖に閉じ込めて、誰の邪魔を入れずにずっと私のターン……。)
1年ズ
(寝ているこなたお姉ちゃんを、ネチョネチョするだけでは物足りない。やるんだったら徹底的に犯す!!)
(泉先輩程の幼女を私のモノにするには、まず、幾つかの経験が必要だ……。何からやれば良いのだろうか……。)
(泉先輩をこの私の『妄想を現実に変える能力』を使って、私の思いのままに操ってやる……。グヒヒヒヒヒ)
(フフフ、コナタをアメリカジコみのセイリョクで、ホンロウしてやるネ……)
なにやら雲行きが妖しくなってきた
一方、こなたは
(なんだろう……みんなからの目線がおかしくなってきたような……気のせいかな……)
少しながらも、みんなの異変に気付きはじめた
☆泉こなたの誕生日前日☆
変態3年ズ
柊家宅
「もう我慢出来ない!こなたを襲うっ、襲うのぉぉぉ!!」
「やめてっお姉ちゃん!もう明日だから我慢してっ、今襲いに行ったら今まで我慢が無駄になっちゅう!!」
「ええいっ放せつかさ!もう無理っ、早くこなたを食べないと(性的な意味で)、私……私……死んでしまう(生的な意味で)!!」
「だから落ち着いて(静的な意味で)明日になったら、ゆっくりじっくりこなちゃんを食べれるから(性的な意味で)」
「もう、駄目……我慢、出来ない……全員こなたに見えてきた……カユ、ウマ……」
「ヤバい!禁断症状だ!ただおさんを呼んでー!!」
「うん分かったよ!お父さん助けてー!!オトケテー」
「我が娘の暴走を食い止める事が出来るのは、このただお様さっ!!」
「お願いお姉ちゃんを清めてー><」
「キシャァァァァ!!」
「うおっ、なんて凄い妖気wwww。本当に人間か!?wwww」
「ただおさんこの聖水を使って下さい!」
「有難うみきさん!…………どーまんせーまん悪霊退散!!」
「ふじこー!!」
「効いてきたわよ、ただおさん!後一息!!」
「陰☆陽☆師!レッツゴー!!」
高良家宅
90 :
5:2009/05/28(木) 21:12:47 ID:VdzU2kgU
「出来ましたっ完成です!間に合いました!!」
「一体何を作ってたの!?みゆきちゃん!!」
「あっ、お母様見て下さい!これがどんな人間でもほんの一口食べただけで、直ぐ発情プラス欲情してしまう『超絶媚薬入りケーキ』ですわ!!」
「なっ何、超絶媚薬入りケーキとな!」
「はい、これを泉さんに食べさせたら私無しでは生きていけない体になって、いつもどこでも私の体を欲する様になるのです!!」
「流石は私の娘!しょうもない!!」
「お母様もそろそろペットが欲しいのでしょう。ですから泉さんをペット(性奴隷な意味で)にして、ずっと一緒に泉さんを愛で続けましょう!!」
「そうね、そうですね。流石はみゆきちゃん!しょうもない!!」
「泉さんの誕生日はいよいよ明日。もう私は明日が待ち遠しくて堪らないのですダバダバ!!」
「しょうもない!本当にしょうもない!!」
「明日は必ず泉さんを連れて来ますので、楽しみに待って下さい!!」
「楽しみに待ってるわ!このしょうもないベスト・ザ・イヤー!!」
「その間は大人しく全裸で待機して下さいませ」
「分かったわ!全裸でwktkで待ってるわ!このどスケベ!!」
峰岸家宅
「ミートボールより肉奴隷だってヴァ!!」
「結構言ってるねその台詞。どうしたの?」
「どうしたってあやの、私はちびっこが欲しいんだってヴァ!」
「そうね、私も欲しいわね」
「明日はちびっこの誕生日、だからフラグの一つ作って後々ちびっこを私達の肉奴隷にしてやるんだってヴァ!ギャルゲーの要領で!!」
「ギャルゲーやった事あるの?」
「やった事無いってヴァ!」
「そうなんだ、じゃあ無理ね」
「大丈夫だってヴァ!任せとけってヴァ!」
「分かった任せたわ。お願いね」
「でも、あやの協力が必要だってヴァ!」
「結局は独りじゃ無理な訳ね。この愚図!!」
「みゅ〜ん、ごめんだってヴァ!許してってヴァ!ミートボールあげるからさ」
「しょうがないわね、分かったわ。一緒に泉ちゃんを捕らえましょう」
「サンキューだってヴァ!よしっ明日の為に今から計画を立てるってヴァ!」
「今から立てるの?遅くない?予め考えときなさいよこの愚図!!」
「みゅ〜ん、ごめんだってヴァ!許してってヴァ!ミートボールあげるから」
「しょうがないわね、分かったわ」
91 :
6:2009/05/28(木) 21:16:00 ID:VdzU2kgU
「有難うってヴァ!感謝するってヴァ!」
「あっでも、ちょっと待ってて。今から兄くんと別れて来るから」
「おう、待ってるZE。」
2分後…………
「別れて来たわ」
「早っwwww、カップヌードルが作れないってヴァwwww」
鬼畜2年ズ
永森家宅
「ちb、もとい泉先輩の誕生日が待ち遠しいな!」
「本当に待ち遠しいわ…」
「泉先輩を捕まえて、私の指捌きで翻弄してやりたいぜ!」
「私は宇宙人を呼んで、泉先輩捕獲に協力して貰おうかしら」
「なにそのスケール!真似出来ない!!」
「貴女も協力して貰うわ」
「分かった、泉先輩を捕獲して私達で泉先輩を『ギャフン』とか『アァァー』とか『そこはらめー』って云わせてやろうぜ!!」
「何云ってるの?泉先輩を襲うのは私だけよ。貴女はじっと見とけば良いのよ」
「ションボリス(´・ω・`)」
人畜有害1年ズ
泉家宅
「こなたお姉ちゃんの誕生会の飾り付けするから、お姉ちゃん手伝って」
「うん分かったよ、ゆたか。では何からやれば良い?」
「このリボンをカーテンにくっつけて」
「おし、分かった。この小型カメラは?」
「その箪笥の角に設置して」
「分かった。この盗聴器は?」
「このテレビ台の中に仕込んで」
「分かった。この大量のバイブは?」
「どこかに隠しといて」
「分かった。あっそうだ、手錠も持って来たよ。」
「お姉ちゃんGJ!」
「これでこなたちゃんを陵辱させて……」
「いっぱいいっぱい犯してやろうね!」
岩崎家宅
「出来た…遂に出来た……」
「何が出来たの?みなみちゃん」
「あっ、お母様…出来たのです。泉先輩が悦んで貰える物が…」
「それは何なの?」
「これはですね…媚薬が大量に仕込んであるブラジャーですよ…」
「流石はみなみちゃんね。しょうもない」
「泉先輩がこのブラジャーを装着した瞬間、私だけ夢中になるのです…」
「良い案ね、みなみちゃん。本当にしょうもない」
「私はペットをもう一匹欲しかったので、泉先輩を私達のペット(性奴隷な意味で)にしてみんなで愛でましょう…」
「分かったわ、流石クイーン・オブ・しょうもない」
「明日は必ず泉先輩を連れて来ますので、全裸で待機してて下さいませ」
「お願いね、全裸でwktkで待ってるね。このどスケベ」
田村家宅
「パティ、泉先輩の誕生日プレゼントは何にしたの?」
92 :
7:2009/05/28(木) 21:17:13 ID:VdzU2kgU
「プレゼントはワタシのボニュウにしようかとオモいマス」
「良いねパティ、じゃあ私は泉先輩と私をモデルにした同人誌にしようかな。勿論18禁モノ」
「イイですねーヒヨリー。ワタシもマケてられないデスよー」
「これで、泉先輩を私達のモノに…………グヒヒヒヒヒ」
「コナタをワタシタちのトリコにしてみマスよ…………グヘヘヘヘヘ」
みんながとうとうおかしくなって来た頃、純情こなたは
(なんかみんなの様子がおかしい……一体何を考えてるんだろう……」
みんなの異変を完全に気づいた様だ
来た……
遂に来た……
遂に『あの日』が来た……
泉こなたの誕生日 当 日 だ !こらぁぁぁぁぁあ!!!!
学校にて
「こなたぁ〜今日は貴女の誕生日ね。おめでとう」
「有難うかがみ。祝ってくれるのは嬉しいけど、お尻と胸を触るのはやめてよね。嫌に感じるから」
「こなちゃん誕生日おめでとーう」
「有難うつかさ。けど、バルサミコ酢を掛けるのはやめてよね。お酢臭いから」
「泉さん誕生日おめでとう御座いますダバダバ」
「有難うみゆきさん。けど、凄い鼻血の量だね。床がびちょびちょしてるよ」
「よう、ちびっこ誕生日おめでとう。やっぱミートボールより肉奴隷の方が良いよなー」
「有難うみさきち。けど、どういう意味か分からないよ。それ」
「誕生日おめでとう泉ちゃん」
「有難う峰岸さん。けど、生クリームを私の体に塗らないで。甘いから」
「誕生日おめでとう御座います。ちb、もとい泉先輩」
「有難うこうちゃん。けど、指の動きがなんか卑猥だよ。くねくねし過ぎ」
「誕生日おめでとう御座います。泉先輩」
「有難うやまとちゃん。けど、後ろに居る銀色の生物は何?明らかに人間じゃないよね?」
「こなたお姉ちゃん誕生日おめでとう」
「有難うゆーちゃん。けど、この手錠は一体何かな?ゆいお姉ちゃん経由から持って来たのかな?」
「泉先輩…お誕生日おめでとう御座います…」
「有難うみなみちゃん。けど、この縄は一体何かな?何をするつもりかな?」
「泉先輩、誕生日おめでとうッス!はあはあ……」
「有難うひよりん。けど、このスケッチは一体何かな?息を荒げながら何を書いてるのかな?」
「タンジョウビおめでとうネー!コナター」
「有難うパティ。けど、このはみ乳は何かな?母乳でも出す気かな?」
93 :
8:2009/05/28(木) 21:20:02 ID:VdzU2kgU
「私達は後から貴女の家に行くから、楽しみに待っててね。勿論全裸で待っててね」
「分かったよかがみ。普通に待っとくからこの虫螻」
「あふん、もっと罵って」
(逆効果かよ……)
そして、全授業が終わり、みんなは一時的に帰宅した
泉家宅前
(ふぅ〜、みんなの暴走には困ったモンだよ…………。疲れた)
家に着いたこなたはドアノブに手を伸ばし、開けてから家の中に入った瞬間
パーン、パンパーンと破裂音がした
『ふとっちょカウボーイじゃないよ。クラッカーの音だよ』
「うわっ、何!?」
「こなたお姉ちゃん誕生日おめでとーう」
「ごめんねーこなたちゃん。驚いちゃったぁ?」
「びっくりしたよー、ゆーちゃんにゆいお姉さん。でも有難ーう」
「今の音はクラッカーの音だよ。決してふとっちょカウボーイじゃあなi」「わかってるよ、うんわかってるからゆーちゃん」
「こなたちゃん、みんなが居間で待ってるよー」
「もう来てるの!?速いねー」
「みんなもこなたちゃんを驚かしたいからねー」
「もう、みんなお茶目だねー。わかった、居間に居るんだね」
「みんなー私の為に来てくれてありが…と…う…………!!!」
居間に移動したこなたは、それを見て驚愕した
居間には柊みきと4姉妹、高良ゆかりとみゆき、日下部みさお、峰岸あやの、八坂こう、永森やまと、岩崎母とみなみ、田村ひより、パトリシア=マーティン、黒井ななこ、桜庭ひかる、天原ふゆき、宮河姉妹。
そして、後から成美ゆい、小早川ゆたかといつの間にか現れた小早川ゆきが入って来た
「あ……ああ……」
「どう、驚いた?みんなはこなたちゃんの為に集まってくれたんだよ」
「良かったねこなたお姉ちゃん」
「わ、私の為にこんなに集まってくれて……私、私……凄く嬉しい……ぐすっ」
「もう、なに泣いてんの?こなた。私達親友だから当然じゃない」
「そうだよこなちゃん、泣き止んで笑って」
「だって嬉しいんだもん……。凄く…嬉しいんだもん。エグ、ヒック」
「泉さん、このハンカチをお使い下さい。涙を拭いて私達に可愛らしい笑顔を見せて下さい」
「えへ、有難うみゆきさん」ニコッ
「ジーザース!!」
「!!!!」
「すみません、泉さんの笑顔が大変素晴らしく可愛かったので……つい」
94 :
9:2009/05/28(木) 21:20:45 ID:VdzU2kgU
「くふ、みゆきさんったら鼻血が出てるよ。みゆきさんがこれ使って」
「有難う御座いますダバダバ」
「あれ、どうしたの?みんな。のけぞって」
「あまりにも泉さんの笑顔が可愛らしいから、皆さん悶えていらっしゃるのですよ」
「もう、みんなオーバーだよ」
「そうでもないですよ。当然の現象です」
「こなたのあの満面な笑顔…………つい死ぬかと思ったわ……」
「こなちゃんは私達の天使だね」
「そうですね、天使・オブ・ザ・イヤーですね」
「みんな本当に有難うね。よしっ、私の誕生会を……始めるザマスよ!」
「行くでかんす」
「ふんがー!」
「まともに始めなさいよ!!」
こうして泉こなたの誕生会の幕が上がるのだった
めでたしめでたし
終わらないよ。本当の宴はこれからだよ
「こなたぁ〜プレゼント持って来たわよ。受け取って」
「有難うかがみん!」
「……………………」
「……………………」
「……………………」
「…………あれ、プレゼントは?」
「用意してるわよ」
「えっ、どこに……」
「プレゼントは わ・た・し(ハァト」
「……………………」
「……………………」
「流石お姉ちゃん!大胆!!」
「大胆て言うか……なんて言うか……」
「こなちゃん私もプレゼント持って来たよー」
「有難うつかさ」
「私が持って来たのは特選バルサミコ酢だyって、ああっ足を滑らせて転んじゃったー(棒読み」
バッシャー
「わっぷっ、体中に掛かった。臭い!」
「ごめんね滑って転んだ拍子にバルサミコ酢を掛けちゃってー」
「大丈夫だよつかさ。でもなんで棒読みなの?」
「あらこなた、全身バルサミコ酢だらけだよ。着替えさせてあげるから服脱いで」
「いやかがみ、自分でやるから……」
「服脱いで」「いやだから自分で……」
「服脱いで」「だから自分で……」
「 服 脱 い で 」「………………(ブルブル」
「もう、お姉ちゃん。こなちゃん恐がってるよー」
「あらごめんねこなた」
「はは、いいよ気にしなくて……」
「泉さん、私はケーキを作って来ました。どうぞ召し上がって下さいませ」
「有難うみゆきさ……ん…………!!!」
そのケーキは故に2メートル越えていた。これなんてウェディングケーキ
「凄く……大きいです……」
「悦んで頂けて嬉しいです」
「ひいてるわよ、みゆき」
95 :
10:2009/05/28(木) 21:24:23 ID:VdzU2kgU
「私はミートボールより肉奴隷の方が良いんだってヴァ!」
「私も其れの方が良いんだってヴァ!」
「みさきちとあやのさん……一体どうしたの……」
「こなたお姉ちゃん。私からもプレゼントだよ」
「ゆーちゃんが持ってるのは手錠だよね…………だからこれを使って何をするつもり?」
「陵辱に決まってるじゃないスか、泉先輩」
「はっきり云うね…………ひよりん」
「泉先輩、どうですかこの指捌きは」
「だから指の動きが卑猥過ぎて気味悪いんだって……くねくねしてて」
「泉先輩、私の仲間達も祝いたいそうです」
「この人達宇宙人だよね。紛いもなく宇宙人だよね……なんか恐いから帰してあげて」
「わかりました。……泉先輩が恐がってるから、貴方達は宇宙船に乗って帰って」
『qあwせd.rftgymふじこlp;@』
「帰しました」
「意外とあっさり帰るもんだね……って、mふじこって誰?」
「ヘイッコナター!ワタシからもプレゼントネー、ウケとってネー!!」
「因みに聞くけどパティからのプレゼントは何かな?」
「ワタシのボニュウネー」
「へっ……母乳……」
「コナタがボニュウがスキだとキきましたから」
「誰がそんな事云ったの?」
「このヒトからキいたのデス」
「この人って…………なんで目を逸らすのかな?ゆーちゃん」
「ははは、私はこなたお姉ちゃんは赤ちゃんプレイがお好みだって聞いて……」
「誰がそんな事云ったのかな?」
「この人から聞いて……」
「この人って…………なんで目を逸らすのかな?かがみ」
「泉先輩…私もプレゼント用意して来ました」
「みなみちゃん、これは何かな?」
「ブラジャーです。私が作りました」
「やけに重量有るね。何が入ってるのかな?」
「其れには大量な媚やk、もといパットが入ってます。泉先輩には丁度良いかと思いまして」
「そうか有難う。お前が使えよ」
「泉さん、実は内緒でスペシャルゲストをお連れしました」
「スペシャルゲストって誰?」
「泉さんが大変悦ぶお人ですよ。…………さぁ、入って来て下さい」
キッチンの方から呼び出された人影が現れた
「どうもーこんにちはー。小神あきらでーす☆よろしくプリーズ☆」
「嘘っ、本当にあきら様!私ファンなんです!!」
「私もこなた様の誕生日を祝う事が出来て大変嬉しいです!」
「へっ……こなた……様ぁ?」
96 :
11:2009/05/28(木) 21:25:10 ID:VdzU2kgU
「こなた様!実は私のお友達を連れて来ました!!」
「お友達って誰ですか?」
「この人です!入って来て!!」
「はじめまして、平野あ〇です」
「!!?!!?!!?」
「わぁ〜凄い、本人だぁー良かったね、こなちゃん」
「!!?!!?!!?」
「びっくりして言葉に表せない様ね」
「どうやらこれで全員集まったみたいですね」
「改めて誕生日おめでとう、こなた」
「有難う。みんな……」
「もうまた泣いてー」
「だって……嬉しいから……みんな本当に有難う……」
「よしよし、もう泣かないの」撫で撫で
「もう、かがみー子供扱いしないでよ」
「わかったわかった」
「もう、かがみんのバカ……(プクー」
「ジーザース!!」
「わっ、どうしたの?みんな」
「いや、こなたの膨れっ面があまりにも可愛いから」
「もう、みんなオーバーだよ」
「我慢出来ない……」
「へっ?」
「もう我慢出来ない!こなたを襲う!襲うのぉぉぉぉぉお!!!」
「わぁ、かがみが壊れた!誰か止めてー!!」
「こなちゃんごめんね。私も我慢出来ない」
「泉さん、私もです」
「あれ、みんな、何持ってるの?」
「あっこれ、私が用意したんだよ。このバイブ」
「ゆーちゃん、なんて物を用意したの……」
「今からこなたお姉ちゃんをみんなで襲うからだよ!!」
「やっぱりこんなオチになるんだね」
「あら、どこに行くの?こなた。逃がさないわよ」
「私は逃げないよかがみ。ちょっと仏壇にお参りを……」
「こなちゃん……」
「お母さん私ね、今日でもう18歳になったんだよ。こんなに成長出来たのはお母さんのお陰でもあるんだよ。
後、高校に入学してから沢山の友達が出来たよ。私の誕生日の為にこんなに集まってくれたんだよ。
私は本当に嬉しいんだ……
こんな掛け替えのない友達と掛け替えのない日々を過ごす事が出来たのは、お母さんが必死に私を産んでくれたからなんだよ
本当に、本当に私を産んでくれて有難う……。お母さんは私を産んで早く亡くなったから私の成長した姿と、大切な友達を見せる事はできないし、それはもう叶わない事だけど……
でも、でも、お母さんに私の姿を見せたいんだ!
97 :
12:2009/05/28(木) 21:25:52 ID:VdzU2kgU
お母さんが亡くなってからお父さんが大事に育ててくれた私の姿を!
こんなに素敵な友達に囲まれて幸せに暮らして居る私の姿を……だから天国で見守って、これからもずっと私達の事を見守ってね……お母さん……。大好きだよ……お母さん……」
「もう済んだよみんな」
「こなた……」
「こなちゃん……」
「泉さん……」
「ねぇ、私からお礼を言わせて……。私の為に集まってくれて、本当に有難う……」
「当然だよこなた。私達はこなたの事が好きだからよ」
「そうだよこなちゃん。こなちゃんは私達の大切な、大事な友達だから」
「私達にもお礼を言わせて下さい。いつでも私達の友達で居てくれて有難う御座います」
「どういたしまして、これからもずっと友達で居ようね。」
「うん、いつまでも友達よこなた」
「私達が例え離れ離れになってもずっと一緒だよ」
「泉さんこれからもずっと支え合って行きましょう」
「有難う…………みんな大好き!!」
「…………でも、良いお話で終わらないのはこの作者の悪い所よね……」
「そうですね、本当に残念な事です」
「大丈夫だよ。私はみんなの気持ちを全部受け止めるから」
みゆき「わかりました……泉さん!」
つかさ「誕生日!!」
かがみ「おめでとう!!!」
こなた以外全員「おめでとーーう!!!!」
「みんな有難う!でも流石に人数が多過ぎるよね!私の体力保つかな?みんなの分受け止めきれるかな?けど私は逃げないよ!みんなの事が大好きだから!
安心して襲って来て!私に幸せを肌で実感させて!私にもっと愛を捧げて!
あっああ、そうだよかがみ。気持ち良いよ!ひゃうっ、もっもうみんな大好きだ、アァァー!!!」
結局、とんだ乱交パーティーになったとさ
めでたしめでたし
happy birthday泉こなた
乙
以上無事に投稿を完了致しました
有難う御座います
今回もまたフェチネタ系の作品で御座います
急いで作成した為、抽象的の文章に若干読みづらい所があると思いますが、皆様から感想又はご指摘等ありましたら、お願い致します
機会がありましたらフェチネタは一旦取り止めにして、別ジャンルを書いてみようかと思いますので、その時もよろしくお願い致します
本当に有難う御座いました
そして 大変申し訳御座いません!!
8レス予定したのにもかかわらずかなり大幅に超えてしまいました
誠に申し訳御座いません
次から気を付けます
99 :
98の続き:2009/05/28(木) 21:45:42 ID:VdzU2kgU
投稿にかなりの時間を掛けた上、使用予定レスを大幅に超えてしまう始末
本当に情けなく思います
次もまた幾つかの作品を投稿する予定ですので、このような同じ失態を起こさない様に、よく使用レス数を計算しながら投稿したいと思います
誠に申し訳御座いませんでした
追記:泉こなた誕生日おめでとう御座います
>>81 ちょっと切なくて、それでいて心あたたまる、作品GJでした。
>>98 狂っている(ほめ言葉)。
ところで、最後のこなた総受けにゆきさんも参加したのですか?
>>100 はい。一応みきさんもこなた総受けに参加させたつもりですが、分かりづらくてすみません
>>81 またハートウォーミングなGJを。夢シーンは霞みのかかったセピア色で再生されますた。
>>98 GJ!素敵に頭オカシイよ(誉め言葉)。
誕生日カウントダウンと共に指数関数的に誰も彼もが狂っていくw
____
,,_ 〃´  ̄ ̄`ヽ',
/ ヘ\{{ }} , -┐
-=≠―'-=ゝ- ―――-'<// }}
{{>.::.::.::.::.: /`丶.::.::.::.:く∠、 //
/.::.::.::.::./.::./.::.::.::.:}.::.::ヽ.::.::.:∨/
/.::./ :.::.::. l:⌒|:{.::.::.:∧⌒.:|::.:.\ゞヽ
/::イ.::.::.::.::.:j/ |ハ :.::.| ヽ.::ハ.::.::.::ヽ.::|
レ |.::.::{.::.:: 斤乞!ヘ :.| -V_ ト:、.:ヾ:∨
│.::从 /}i r'::リ ヽ| ≦竺l|.::.∨}::{
ヽ:ハV:八 、_,_, ・/_.::/イ:.>
|.::.::j>‐z‐r一ァマ´/,ヽ.::V
人〃⌒))ヽ.|_,//ゝ<'ハ.::\___ノ}
/.::.:ハ___シノ> <__ム`ー‐'^}丶.::.::.::.::.::/
, -'´.::.::.::{ ∠._/\_ 八___ノ.::.::.\~ ̄
/.::./.::.::.:/.:>rL/´ ̄`Yー‐く.::.::.::.::.::.:: \
/://.::.::.:/.::/⌒ヽ{ ̄`ヽ||  ̄}}ヽ::\.::.:\
{( {.::.::./{.::.::レ'⌒Y⌒ヽー | \___/.:八.::.}\.::.:ヽ
\{ \:|/゙`|⌒\ヽ| ̄.::.::.::, -'´ }ノ }.::.::}
| jヾ゙ ̄∨.::xく ̄ 〃 ノ:/
Y⌒ { 火ー’:/: : : ヽ
`ー‐’{ :\:/ : : : : : :',
\ヽ: : : : : : : i
`ヽヘ/VY^|
__ノ jノ
\__,,ノ
みんな、祝ってくれて、ありがとじゅしたー☆
誘拐モノってないかなぁ…ターゲットはつかさかな
かがみが壊れてみゆきが知恵絞ってこなたが暴走して
ザッピングしながら、つかさは犯人に酷い目に遭う
探したけど無かった
むしろゆたかが犯人。<つかさ誘拐
>>104,105
さぁ、今直ぐ執筆作業に取りかかるんだ。
いや今はほのぼのな話しか思いつかないので無理だ。
しかも遥か昔に投下したネタの焼き直しだ。
57スレで欝話投下した馬鹿一人の仕業でスレにおかしなのが増えた
彼に責任は無い。
そもそも2レス前のことを、蒸し返す必要はないわな。
2・・・レスだと?
今月のコンプエースツンデレちゃんのツンが強かったな
準備をされている方がおられなければ、投下いたします。
Affair 第6話
こなた×かがみ(エロあり)
・9レス程度使用
※注意事項
・ダーク、鬱表現あり
・自慰行為あり
・SM要素あり
(※これらの要素が苦手な方は退避願います)
埼玉から私鉄とJRを乗継ぎ、東京駅にでる。東京からは新幹線を使い、名古屋駅で降りる。
名古屋からは、地元の私鉄に乗って北上し、駅から歩いて10分程歩くと、こなたと
ゆたかちゃんが住んでいるアパートが見えてくる。
時刻は午後4時を回り、冬の短い太陽は既に地平に近づいていた。
建物はかなり古いようで、階段を上がる度に、鉄筋がぎしぎしと鳴りながら揺れる。
扉の脇に備え付けられたブザーを鳴らして間もなく、小柄な少女が顔をみせた。
しかし、こなたが私の顔を認めると、何も言わずに背中をみせて部屋に戻ってしまう。
「ちょっと、待って、お、お邪魔するわよ」
私は、扉が閉まる前に足をはさみこみ、慌てて中に入った。
「どうぞ」
居間で待っていると、こなたがお茶を持ってきてくれた。
「あ、ありがと」
緊張しながらも、湯のみを受け取って口をつけると…… 苦い。
私の正面に回ったこなたが無表情のまま、座って私に声をかける。
「それで、今日は何の用なの? 柊さん」
「え…… 」
今、何と言った?
「どうしたの? ヒイラギさん」
「ちょ、どうして」
「どうして、私のことを『柊さん』なんて呼ぶのよ! 」
私は憤然として、立ち上がって怒鳴る。
しかし、こなたは平然と座布団に座ったまま、とても苦いお茶を飲んでいる。
あの生き生きとした蒼い瞳の輝きは、完全に失われていて、零度以下の視線で私を眺めていた。
「私が、どうあなたのことを呼ぼうが勝手だよね。別に、蔑称を使っているわけでもないし」
こなたの物言いによって、私は改めて痛感させられる。
やはり、こなたは過去の私の行いを許していない。
背中を冷たい汗が流れるのを感じながら立ちつくす私に、こなたは冷ややかな表情のまま促した。
「座ったら、柊さん」
嫌、やだ、いやだよ!
柊さんなんて呼ばれたくない!
私は激しく動揺してしまう。許しを得るように必死に考えたけれど、結局は、全てのプライドを捨て、
土下座をすることしか思いつかなかった。
「ごめんなさい。許してなんて言えないけれど、お願いだから、名前で私を読んで! 」
「…… 」
醜く床に這いつくばっている私を冷ややかに見つめながら、表情を変えずに淡々と続ける。
「流石に、全てを水に流してくださいってのはムシが良すぎると思うけれどね」
どんな酷いことを、こなたとこなたが愛するゆたかちゃんにしたのか、という無言の問いかけに
反論は許されず、床に這いつくばって許しを乞うことしかできない。
「ごめんなさい。許して! 私、なんでもする。こなたの望むことならなんだってする。
こなたが身体が欲しいっていうんならあげる。お金が欲しいっていうんなら大学辞めて働くから! 」
「ふう…… 」
こなたは、必死に懇願する無様な私の姿をあきれるように眺めていたが、やがて深いため息をついた。
「ねえ。かがみ」
名前を読んでもらえたことだけで、狂喜する。
「う、うん」
「本当に、何でもするんだよね」
こなたの念押しに、パブロフの犬よろしく、何度も何度も首を縦に振る。
「だったら…… 」
こなたはゆっくりと身体を起こして立ち上がり、微かに口の端を歪めながら言った。
「ベタで悪いんだけれど、私の性奴隷になってもらおうかな」
「セイドレイ? 」
こなたが何を言っているのか、良く理解できない。
「性の奴隷だよ。かがみは私の都合の良い時間に、性奴隷として奉仕するの」
「それって、ずっとここに住めってこと? 」
私は同居という、自分に都合の良い期待をしながら尋ねたけれど、鼻で笑われる。
「そんな訳ないよ」
憐みの表情すら浮かべながら、土下座を続ける私の頭上から言葉を投げつける。
「かがみは、私が呼び出した時だけ、埼玉から飛んでこれば良いよ。私もそれほど暇じゃないしね」
「あ、う、うん。そう、そうだよね」
私は、慣れない愛想笑いを浮かべながら、こなたにひたすら迎合する。
「私は、どうすれば良いの? 」
「そだね。とりあえず、コレを着てくれるかな」
こなたから渡されたものは、人気アニメの主人公の制服で、明るい青色の短いスカートと、
白を基調としたセーラー服だっだ。
「かがみも知っているよね。ラノベ原作だし」
「ええ…… それはそうだけど」
大学生にもなって、高校の制服に身を包むのは恥ずかしいし、それがラノベとアニメのコスプレ衣装だから尚更だ。
「あの、着替えてくるね」
隣の部屋に映ろうとしたけれど、こなたは首を横に振った。
「ここで着替えて」
「う、うん」
まずセーターを脱ぎ、ブラウスも床に落とす。こなたの視線に耐えながらスカートも脱いでしまう。
冷たい冬の空気が素肌を刺して、身体がぶるっと震える。
脱ぎ捨てた服の代わりに、こなたが差し出した制服に袖を通すとかなりきつい。
どうしてもへその辺りが露わになってしまう。
更に、スカートを穿こうとして…… 更にきつい。
「かがみは太いから無理かもね」
「そ、そんなこというなっ」
頬を真っ赤にしながら、それでも強引にスカートをはいたが、チャックは完全には閉じることができない。
「こ、これ以上は無理よ」
「上出来だよ。かがみ」
小さな制服を無理やり身につけた私を眺めた後、こなたはバッグから取り出した小物を見せる。
「あとはカチューシャと、これだね」
彼女は、団長と書かれた腕章を私に差し出した。
「こんな格好をさせて、何がしたいの? 」
羞恥による震えを抑えながら問いかける。
しかし、私の質問は完全に無視され、こなたは冷笑としか表現できない顔つきになり、淡々とした口調で命令する。
「かがみ。オナニーしてよ」
「なっ! 」
私は憤然として怒鳴りつけた。
「そんな馬鹿なことできるか! 」
しかし、こなたは平然としたまま言葉を紡ぐ。
「ふうん。別に無理にしなくてもいいんだよ。柊さん」
「うっ」
こなたのたった一言で私は、沈黙するしかない。柊さんなんて二度と言われたくない。
「わ、分かったわよ。やればいいんでしょ! やれば! 」
「素直じゃないね」
こなたはあきれたように呟き、床に胡坐をかく。
私は、身につけたばかりの制服を胸までまくりあげると、白いブラが露わになった。
背中に手を回してホックを外した後、緩んだブラをずらして、右の胸をゆっくりと撫で始める。
「ん…… 」
軽く声をあげながら、ゆっくりと胸のまわりを触っていく。
「あっ…… ふあっ」
最初はくすぐったいだけだけど、感じるところは既に分かっているから、
少しずつ自分の世界にのめり込んでいく。
「かがみ、乳首たっているね」
「う、うるさい」
慌てて隠そうとするけれど、冷え切ったこなたの目をまともに見てしまい、慌てて隠した手をのける。
今の私は、絶対にこなたに逆らうことができない。
「ん…… んんっ」
ひととおり胸を愛撫してから、ゆっくりと左手を下腹部に持っていく。
は、はずかしい。
場末のストリッパーよろしく、スカートをめくりあげながら、白い下着に手をあてる。
こなたの蒼い瞳から注がれる視線が、露出した恥ずかしい部分に容赦なく突き刺さる。
私は、恥ずかしさに身体を震わせながらも、左手の指の腹を使って、クロッチの上を擦り続けた。
「ん、んくぅ…… んはっ」
沈みかけの夕陽の赤みを帯びた光が柔らかく降り注ぐ。
時折、通る車のエンジン音以外は静寂に包まれる中、あえぎ息だけが部屋に響く。
「はぅ、んああっ」
最初は緊張のあまり濡れなかったけれど、丹念に愛撫を重ねていくと、下着が少しずつ愛液を吸って濡れ始める。
「はあ、んは、…… わたし、わたしぃ」
醒めた視線から逃れるために、横を向いて自慰を続けるけれど、どうしても気になって顔を見てしまう。
「んんっ、くひっ」
こなたは、最初からずっと蔑みと冷笑を私に向けている。
その度に私の弱い精神はずたずたに切り裂かれていく。
「んん…… んくぅ」
愛液で濡れた白い下着から、黒い恥毛が浮き出してきた頃。
「かがみ、いつまでパンツ穿いてるの」
こなたが、脱ぐように『通告』する。
私は、びくっと背中を震わせながら、怯えた目でこなたをみあげる。
しかし、彼女の表情は変わらない。
「わ、分かったわよ! 脱ぐわよ! 」
無理やり強気になって言い放ち、私はショーツに手をかける。
恥ずかしくて、情けなくて、火照った身体がガクガク震えるけれど、涙混じりになりながらショーツをずりおろす。
「どう、これで文句ないでしょ!」
足首まで落ちた白い丸まった下着を床にのける。
「かがみ、続きをして」
「わ、わかったわよ。す、すればいいんでしょ! 」
こなたの突き刺さるような視線から目を逸らし、私は、露わになった秘められた部分に指をあてる。
ざらざらとした茂みの中から、粘着力のある液体がイヤらしく指に絡みつく。
「んっ」
茂みの奥に潜んでいる突起に、直に触れた指を少し動かす。
人差し指の爪が敏感な場所にあたり、私はびくっと下半身を震わせる。
「んっ、んむう」
小刻みに喘ぎながら、膨らみ始めた場所を揉みしだく。豆の辺りをぐりぐりといじり回ると急激に昂っていく。
「あっ、あはっ、んああっ」
こなたは視線は冷えたままだ。
しかし、今までは情けなさと恥ずかしさしかなかったけれども、少しずつにしろ蔑みの視線を受けることに対して
快感が生まれ始める。
もしかしたら、私は真性のマゾ体質なのかもしれない。
「あん、んああ、んああん、こなた、こなたああ」
硬くなった乳房と、濡れたアソコを同時に揉みながら、私ははしたない声で恋する人の名を連呼する。
「んああ、はあう、んんっ、きもちいい、キモチいいよう」
とろとろと流れ堕ちる愛液によって、床が汚される。
私はツインテールを激しく揺らしながら、こなたに見せつけるように、大きく股を開く。
「あん、んああ、見て、こなた、もう濡れてるの、わたし、んああ」
「本当のド変態だね」
こなたの罵声に私は、ぞくりと身体を震わせる。
「そんなこと、んんっ、言わないで…… んあっ」
こなたは、ゆらりと立ち上がりながら、大股を開いてよがりまくっている私を真上に迫り、冷然と見下す。
「全くね。なんで私は、こんな変態と友達づきあいしていたんだろうね」
「嫌っ、そんなことお願いだから、いわないでっ! 」
こなたに蔑みの言葉を投げつけられる度に、昂奮して絶叫する。
同時に、はしたない雌の部分が激しく反応してしまう。
「あん、だめ…… んは、んんっ、んあああ」
とめどなく漏れだす蜜をかき回しながら、ひたすら嬌声を奏でたてる。
「まったく、雌豚としかいいようがないね」
あきれたような声を出しながら、こなたは素足を私の股の間に割り込ませる。
「んあ、な、なに!? 」
「動かないでね」
私は慌てて太腿を閉じようとするけれど、こなたに命令されて動きを止める。
濡れた割れ目に親指をめりこませていく。
「痛っ! やめて、やめてよ!」
引き裂かれるような痛みに絶叫する。
しかし、こなたは暗い表情のまま、親指をすっぽりと睦に入れてしまい、情け容赦なく掻き回していく。
「くぅ、痛い、お願い、こなた許して! 」
激痛に必死に耐える。しかし、こなたは足の親指を容赦なく動かし、私は何度も悲鳴をあげる。
「んあっ、ふああ」
あえぐ度に、どんどん刺激が強まっていく。
電動バイブのような激しい刺激に耐えきれず、私は強制的に昇らされる。
「やだ、ああっ、んあああ、はうん、んああああ」
卑猥な音を奏で立てながら、身体の中心が容赦なくほじくられ、掻き回される。
悲鳴混じりの喘ぎ声をあげながら、汗まみれの身体を大きくのけ反らす。
「やああ、やだ、もう、もう、だめええええ」
アパート中に聞こえそうな声で絶叫しながら、つま先の動きに合わせるように、淫らに腰を振りまくる。
「んはあ、はああ、んあああ、だめ、やだ、いっちゃう、いっちゃうよう」
私は、テールを振り乱しながら、何度も喚く。口の端からは涎がたれて床に落ちる。
涙と汗で歪む視界の淵にこなたの顔が映る。こなた、こなたあ!
「さっさとイッて」
中々イかない私に苛々しながら、こなたは、ひときわ強く親指を膣中にめり込ます。
「んああ、だめ、こなた、こなたあああああ! 」
こなたの絶対零度の視線が、完全に快感に置き換わる。私は嬉しそうにかがみの名前を絶叫する。
「いく、いっちゃう、こなた、わたし、いっちゃう、いく、んああああああああ! 」
ひときわ大きな絶叫を残して、頂きを越えると、私はゆっくりと愛液まみれの床に倒れこんだ。
「はあっ、はああっ、はあっ」
盛大にイッた後、私はサイズの合わないコスプレ制服を身につけたまま、仰向けになって
荒い息をついている。
足の指だけで絶頂に導いたこなたは、タオルで指の『汚れ』を拭うと、靴下をはいてから、
コートを羽織り、鞄を持って玄関に向かう。
「かがみ、私、出かけるから」
「え!? 」
私は、汗まみれのままよろよろと身体を起こす。
「ま、待って、こなた」
慌てて這いつくばりながら進み、外に出ようとするこなたの足にすがりつく。
「待って、私を置いていかないで! 」
完全にこなたに依存してしまい、更なる醜態をみせる私に、小さな笑みを浮かべる。
「ふうん。かがみも一緒に行きたいんだ」
私は、彼女を見上げてこくこくと頷く。
「お願いだから、私をひとりにしないで! 」
涙を流しながら哀願する私にむけて、こなたは静かに言った。
「じゃあ、今のままの服でついてきて」
「え!? 」
私が来ているのは、コスプレの制服だけで、ブラもショーツも床に散らばっている。
恐る恐る下着の方を見ると、こなたは口の端を歪めて首を横に振る。
「変態かがみには、下着なんていらないよね」
私は、呆然としてこなたを見上げる。
「で、でも、私、そんな…… 」
「嫌、ならいいよ」
こなたは言い捨てると、私に背を向けてゆっくりと外に向かって歩き出す。
「わ、分かったわ。穿かない、穿かないから」
私は慌てて立ち上がる。
結局、ブラも下着も床に置き捨てたまま、こなたの後を追うことしかできなかった。
続きます。
読んでくれた方、感想を頂けた方ありがとうございます。
相手に対する名前の呼び方っていうのは、距離間が如実に示されるなと、改めて気付いた次第です。
>>124 嗚呼〜
なんだかお腹の辺りがきゅーっとくるような怖さが…
なんだか続きが怖いようぉ〜
でも、見たいようぉ〜
バッド、ハッピーどちらにでも転べそうな展開だぬ〜
>>124 月読
天照
凄王
数ハンにしとくにゃモッタイネー神だ
好きなのを名乗れ
イエスでもアラーでもいいぜ
神の名すら貴方の才能には名前負けするけどな
>>124 ぐはっ、こちらの二人にも色々加速がついてきたようで……。
あれこれ妄想するのも無粋、地獄の底までお供させていただきます。ぐっじょぶ!
>>126 そのような中二病的称号よりも、今ある作風にふさわしいものにしてもらって・・・
ヒルドラマスターとか
ヤンデレストとか
・・・いや、冗談だからね?
ヤン・ウツヌッセン
とか。いや、冗談だからね。
ふぅ・・・
>>124 Party Party !好きなのでニヤリとしてしまいました。
この先超修羅場が来そうでgkbrですが、楽しみにしております。
>>124 記念すべき100作品目はAffair第7話ですかな?
133 :
まだry:2009/05/30(土) 23:21:35 ID:6KgbpcEl
誰も投下がないようなら続きを投下いたします。
エロもオチもドキドキするような進展もないです。
ただゆるーい日常が続くだけです。
134 :
まだry:2009/05/30(土) 23:28:53 ID:6KgbpcEl
大丈夫なようですね。
7レス使います。
ゆいが居間に顔を出すと同時にスーパーハイテンションボイスが響く。
「おおぉーー!かがみちゃんとつかさちゃんも来てたのか〜!!」
テレビの前のこなたとかがみとつかさを見つけ手を振る。
「姉さんお帰り〜」
「あ、ゆいさん、お邪魔してます」
「こんにちわ〜お邪魔してます」
しばらくして、ゆたかも顔をだす。
「伯父さん、こなたお姉ちゃん、ただいま〜」
そうじろうの方に向けて挨拶すると次にテレビの前に陣取るこなた達に向けて挨拶する。
「ゆーちゃんお帰り〜」
「ゆたかちゃん、お邪魔してるね」
「久しぶりだね〜ゆたかちゃん」
「あ!柊先輩達も来てたんですね、お久しぶりです」
えへへと笑顔を返して、ん?と気がつく。
あれ?さっき伯父さんの隣りに誰かいたような……
再び、そうじろうの方に顔を向ける。
やはり居る!
しかも、テレビの前のこなたにそっくりではないか!
自分が疲れてるだけなのだろうか?目に映る情報に今イチ自信がない。
特に今日は石川県から明け方出発のロングドライブの帰り、
途中の高速道路の橋の上で隣りを走る新幹線と競争とかしてもしてきた。
体力を消耗している自覚はある。
「ねぇねぇ…お姉ちゃん…あそこにこなたお姉ちゃんみたいな人影が見えない?」
ゆいの服を軽く引っ張りさりげに呼ぶと、ゆいにも見えているかの確認のために小声で話す。
「え?なになに?」
ゆたかが何を言ったのか今イチ聞き取れず、聞き返す。
「伯父さんの隣りに、こなたお姉ちゃんみたいな人影が…」
再度小声でボソボソと話す。
「んーーーーー…!?」
そう言われて、そうじろうの方を凝視する。
「あややや!!!!伯母さん!!!!」
直ぐにそうじろうの隣りにたたずむかなたを発見する。
「ほえぇ〜姉さんびっくりだ!!なになにこなた、あれは本物なの?」
ゆいの目が輝く。
「あ〜うん…そうだよ、本物のお母さん…ってか、姉さん…リアクションそっち?」
だが、こなたのセリフなど全く聞いていないゆい。
「伯母さん〜超久しぶりです。ゆいですよ。もう、結婚もしたんですよ!!」
とととっと小走りでかなたの元へと駆けつける。
「ちょっ……ぉぅ……」
置いてけぼりのこなたがテレビ前から立ち上がりゆいの後を追いかける。
「ほんと、久しぶりね…それから、結婚おめでとう、こなたからちゃんと話は聞いてますよ」
「いえいえ…でもでも、聞いてくださいよ〜伯母さん!!
せっかくの新婚なのに、いきなり単身赴任なんですよぉ〜…はぁ〜切ないなぁ〜
もう!!きよたか君のばかー!!」
「まぁ、そうは言うけど……単身赴任ったって、未来永劫逢えなくなる訳じゃないんだし、
きよたか君がゆいちゃん以外の子に目がいくとも思えないしな…もうしばらくの辛抱さ、な?」
「そうだけど……って…はっ!!未来永劫か……伯父さんと伯母さんに比べれば…そだよね…
贅沢言っちゃいけないよね…電話で話そうと思えばいつでも出来る、逢おうと思えばいつでも逢える
…どんなに逢いたくても逢えなかった伯父さん達に比べれば、ホントささいな問題ですね……」
「あ〜〜いやいや、俺とかなたのことを引き合いにだしたつもりじゃなくて…」
「伯父さんは強いよね…私には耐えられないかもしれない」
「…強くなんてないさ…ははは……俺独りだったら多分ダメだったろうな。今ココに居ないな。
こなたがいて、ゆきがいて、ゆいちゃんがいて…みんながいて初めて俺はここに居れてるんだよ。
正直、一番大きいのはこなただな。こなたがいたから、俺は今ここにいる。
かなたが逝って、深い絶望に包まれた時に、こなたの存在で俺は独りじゃないんだって。
こんな俺でも、俺が最後の砦で俺が捨てたらだれがコイツを守るんだって」
ゆいが初めて目撃するそうじろうの真摯に自分を語るモード。
ゆいも実は、なぜかなたがこの人と結婚をして、子供まで設けたのか
今まで、今イチ判らなかった所があった。
自身が結婚をすることによって初めてそういうことを意識したからとも言えるが、
物心ついてから覚えてるそうじろうは、ちゃらんぽらん一直線だったからと言うのもある。
ただ、初めて、真摯に語るそうじろうを見て、
なぜ、伯母であるかなたがこの人と結婚をしたのか、子供を欲したのか、判ったような気がした。
「…ただ、まぁなんだ、小難しい理由はともかく、かなたのことを愛してたからな。
代わりなんていやしない、未来永劫もうずっと永遠に変わることなく愛してる!!」
力を込めてそうじろうが話す。
「ちょっと、もう……恥ずかしいじゃない…人前でポンポン言うことじゃないと思うんだけど…」
愛してる、そう言われて嬉しい反面、やはり気恥ずかしいのか、
「もう!」と赤くなった顔で軽くそうじろうを睨みつける。
「はははは」
自分で言っときながら恥ずかしかったのかそうじろうも若干赤面しながら笑って流す。
「いや〜〜〜いいじゃないですか、伯母さん!!なかなか言えることじゃないですよ〜〜」
この二人が未だにこうしてラブラブなのを見て、自分のことのように嬉しくなる。
「あの〜〜だからさ、姉さん?相手が幽霊だってのに驚かないの?」
あまりにすんなりと、この異常事態を受け入れ当たり前のように話すゆいに
突っ込まずにはいられない。
「ん〜〜?確かにね。幽霊だよね。死んじゃったのゆたかが生まれる前だし、
それに伯母さんのお葬式にも出てる訳だし。でも、幽霊だとかそんなの
どうーでもいいんじゃない?こうして目の前にいて話せるんだからさ〜」
幽霊?それがどうした?なにも問題はないじゃんと言わんばかり。
「………姉さんやっぱり色々と凄すぎ……」
18年間の積もり積もったゆいのマシンガントークが続き
とりつくしまも無さそうなので、すごすごとかがみ達の所へと戻ることに。
こなたがゆーちゃんにも事情を説明しないとな〜と思いつつ戻ると、
すでにかがみとつかさがゆたかに色々と説明を初めていた。
「先輩達にも今聞いたんだけど、あの人はこなたお姉ちゃんのお母さんってことだけど……
でもこなたお姉ちゃんのお母さんはすでに亡くなっているから……幽霊ってこと?????」
戻って来たこなたに、案の定、ゆたかが理解しきれず問いかけて来た。
「あ〜う〜ん…ゆーちゃん、世の中には深く考えない方が良い事もあるんだよ…
そこら辺はゆい姉さんのようにあまり気にしない方がいいと思うよ。
私も初めは驚きまくったけど、さすがに慣れたよ…
…いや、ま、あそこまで気にしないゆい姉さんもどうかとは思うけど」
こなたにしても結局の所は答えようがないのが事実。
「ん〜〜…うん……」
とは口にするものの
(……そういうものなのかなぁ……)
相変わらず?マークが頭の上に大量に発生しているような表情のまま。
「気持ちは判るが気にしない気にしない、なんで幽霊が見えてるのかとか
そもそも、なんで幽霊としてこっちに来れてる?のとか、そういう設定は考えちゃーいけないのだよ
今日の所は幽霊だけれど、お盆の時は人間に実体化してたし、理屈はもはや関係ないよね〜
…そもそも、ゆーちゃん達が帰省している間にね………」
ゆたか達が帰省していたお盆の時の話をこなた自身の口からも説明しだす。
「………う、う〜ん、不思議なこともあるんですね……」
信じろと言う方が無理がありそうな話ではあるが
こうして目の前に幽霊が出現されていると信じるしかない。
そうじろうとかなたとゆいの3人が当たり前のように世間話で盛り上がっている様子を見て
「…ゆいお姉ちゃんはすごいなぁ……」
ゆたかがポツリとつぶやく。
「だよね…私らが初めて見た時には腰抜かしたって言うのにね……
とりあえずゆーちゃん、あっちはなんか長引きそうだから、
こっちで昔のゲームでもやって時間つぶしとこうか」
ゆたかの肩をぽんっと叩く。
「昔のゲーム?」
「そ、ゆい姉さんとかが昔やってたってやつ」
と言ってテレビの前に鎮座する小さな白い箱を指差す。
「へぇ〜」
世間話で盛り上がっている3人を放っといてテレビの前へと集合する4人。
「なんか、あっちは盛り上がってるようだけど、放っといていいのか?」
かがみがこなたに振る。
「盛り上がってるからこそ放置でいいんじゃないかな?」
やれやれという顔で返す。
「さてさて、ゆーちゃんにも練習してもらわないとね」
と言ってコントローラーを手渡す。
「ボタン2つなんですねぇ〜」
今時の物に比べると小振りとも思えるコントローラーを見つめる。
「2つしかないからそんなに複雑じゃないし、すぐに慣れることができるよ」
つかさがコントローラーを見つめているゆたかに声をかける。
「さぁ、とにかく始めてみよう、ぽちっとにゃー」
こなたが電源を入れ4人プレイが始まる。
かなたのウェディングドレスに目を輝かせていた女の子も今や新婚さんとなった。
旦那との出会いから結婚、今に至るまで18年ぶりの再開に話は尽きない。
そうじろうとかなたも結婚当時のことを思い出しながら語っていく。
「そういえば、単身赴任って言ってたけど仕事辞めて付いて行くっていうのはダメだったの?」
かなたがふとした疑問を投げかける。
「ええ〜まぁ〜その、仕事が面白くなって来たってのもあるし、
さっき伯父さんが言ったように、ずっと会えなくなる訳でもなしで…ま、いいかなっと。それに…」
と言いかけてゆたかの方に視線を移す。
「もう少しだけ、ゆたかの近くにいてあげたかったんですよ。
あの子の笑顔をもう少しだけ見ていたくて……」
控えめな声でゆたか達には聞こえないように話す。
「あらあら、良いお姉さんじゃない」
話を聞いたかなたが優しく微笑む。
「えへへ…伯母さんにそんな事言われちゃうとなんか照れちゃうな……
いや〜〜でもですよ、単身赴任ってのをなめてましたね。
ここまで寂しいとは思いませんでしたよ、とほほほほ……」
軽く肩を落とし、再びゆたか達の方に視線を向ける。
「でも、後悔はしてませんけどね!」
その部分に関しては、シャキンと力強く胸をはる。
テレビの前でキャイのキャイの騒ぎ始める4人に気づき、
画面とその前に置かれてる本体を見て懐かしそうに見つめる。
「あは!PCエンジンですか〜。こりゃまた懐かしい物を出してきましたねぇ〜
昔、伯父さんや伯母さんと良くやりましたね〜ファミコンとかPCエンジン」
「そうねぇ〜やったわねぇ〜」
「伯母さん、桃鉄が強かった印象が残ってますよ〜」
「いや、今でも強いぞ。この前こなたと3人でやってぼろ負けしたしな」
「おおっと、それは是非対戦しないといけませんね〜」
「その時はお手柔らかにね」
「いや〜〜手を抜いて勝てるとも思えないし、やるからには全力で勝ちにいきますよ!!」
(わぁーお、なんか二人の間に火花が見えるんだけど…)
二人とも笑っていはいるが目が本気モードだ。
「…と、わたしはどうやってコントローラーを操作すればいいのかしら?」
かなたがそういえば…と残念そうに困った困ったとお手上げポーズをとる。
「ああああ〜…そういえばそうだな、そんな罠があったとはな」
そうじろうも、う〜む困ったぞ、と顎の辺りに手を当てる。
「へ?でも伯母さん、お盆の時には出来たんだよね?」
ゆいが不思議そうにたずねる。
「あ〜いやな、あんときは今日と違って実体化してたんだよ。
だから、なんにも問題はなかったんだが……今回は幽霊さんだからなぁ〜」
そうじろうが前回の出現について説明が足りなかった部分を補足していく。
「実体化!?ってことは人間になってたってこと?
ある意味、生き返ったってことじゃないですか!いや〜世の中何が起こるかわかりませんね」
「生き返ったか……言われてみればそうだよな…いっそこのまま居着いて欲しいけどな」
「話聞く分には写真に憑衣したような感じだから、その写真がある限りは大丈夫なんじゃ〜?」
ゆいがエヘッと笑いながら、そうじろうが首から下げている誰も映っていない写真を指差す。
「この写真が依代ってところ…か」
かなたのウェディングドレスに目を輝かせていた女の子も今や新婚さんとなった。
旦那との出会いから結婚、今に至るまで18年ぶりの再開に話は尽きない。
そうじろうとかなたも結婚当時のことを思い出しながら語っていく。
「そういえば、単身赴任って言ってたけど仕事辞めて付いて行くっていうのはダメだったの?」
かなたがふとした疑問を投げかける。
「ええ〜まぁ〜その、仕事が面白くなって来たってのもあるし、
さっき伯父さんが言ったように、ずっと会えなくなる訳でもなしで…ま、いいかなっと。それに…」
と言いかけてゆたかの方に視線を移す。
「もう少しだけ、ゆたかの近くにいてあげたかったんですよ。
あの子の笑顔をもう少しだけ見ていたくて……」
控えめな声でゆたか達には聞こえないように話す。
「あらあら、良いお姉さんじゃない」
話を聞いたかなたが優しく微笑む。
「えへへ…伯母さんにそんな事言われちゃうとなんか照れちゃうな……
いや〜〜でもですよ、単身赴任ってのをなめてましたね。
ここまで寂しいとは思いませんでしたよ、とほほほほ……」
軽く肩を落とし、再びゆたか達の方に視線を向ける。
「でも、後悔はしてませんけどね!」
その部分に関しては、シャキンと力強く胸をはる。
テレビの前でキャイのキャイの騒ぎ始める4人に気づき、
画面とその前に置かれてる本体を見て懐かしそうに見つめる。
「あは!PCエンジンですか〜。こりゃまた懐かしい物を出してきましたねぇ〜
昔、伯父さんや伯母さんと良くやりましたね〜ファミコンとかPCエンジン」
「そうねぇ〜やったわねぇ〜」
「伯母さん、桃鉄が強かった印象が残ってますよ〜」
「いや、今でも強いぞ。この前こなたと3人でやってぼろ負けしたしな」
「おおっと、それは是非対戦しないといけませんね〜」
「その時はお手柔らかにね」
「いや〜〜手を抜いて勝てるとも思えないし、やるからには全力で勝ちにいきますよ!!」
(わぁーお、なんか二人の間に火花が見えるんだけど…)
二人とも笑っていはいるが目が本気モードだ。
「…と、わたしはどうやってコントローラーを操作すればいいのかしら?」
かなたがそういえば…と残念そうに困った困ったとお手上げポーズをとる。
「ああああ〜…そういえばそうだな、そんな罠があったとはな」
そうじろうも、う〜む困ったぞ、と顎の辺りに手を当てる。
「へ?でも伯母さん、お盆の時には出来たんだよね?」
ゆいが不思議そうにたずねる。
「あ〜いやな、あんときは今日と違って実体化してたんだよ。
だから、なんにも問題はなかったんだが……今回は幽霊さんだからなぁ〜」
そうじろうが前回の出現について説明が足りなかった部分を補足していく。
「実体化!?ってことは人間になってたってこと?
ある意味、生き返ったってことじゃないですか!いや〜世の中何が起こるかわかりませんね」
「生き返ったか……言われてみればそうだよな…いっそこのまま居着いて欲しいけどな」
「話聞く分には写真に憑衣したような感じだから、その写真がある限りは大丈夫なんじゃ〜?」
ゆいがエヘッと笑いながら、そうじろうが首から下げている誰も映っていない写真を指差す。
「この写真が依代ってところ…か」
「伯父さん、お酒入ってる?」
むふふん♪〜、とゆいがニマニマ顔でたずねる。
「い、いや……というか、そんなに引かれちゃうとはな…」
「そんな事、力を込めて他の人がいる所で堂々と宣言するような事じゃありません!」
真っ赤になりながらピシャリと言うとぷいっとそっぽを向いてしまった。
「たはははは……そんなに、怒らなくても……はは、はははははは……
…………………わたくし調子に乗っておりました。ごめんなさい」
静かに土下座をする。
「……そう君の……バカ…」
相変わらずそっぽを向いたまま、ボソっと吐き出す。
そうじろうが、土下座から面を上げて静かに
「……でもな、上手く言えないんだが……俺独りだけじゃダメなんだ。
おまえと揃ってないと、一緒じゃないと……な!」
と真顔で語る真剣な眼差しのそうじろうを、
「………………」
まだまだ顔に赤さの残るかなたがじーっと覗き込むように見つめてたが、
スッと目を瞑りふぅ〜と息を吐き出しぱっと目を開くと、いつもの表情に戻っていた。
「……ちょっと怒っちゃって大人気なかったかしらね…
できれば言わないで欲しいけども、どうせ言うなら
初めっからさっきみたいに真顔でちゃんと言えばいいのに…
あんな風に茶化して言うから……もう、オバカさんなんだから。
…そう君が言いたいことはわかってるつもりだから……
………次の機会があったら、そのときは……ね!」
最後の「ね!」に合わせてウィンクしてみせる。
「はぅ!!」
そうじろうには効果が抜群だったようで、その場で悶えだした。
「えぇぇ!!?…そんなリアクション取るようなことなのかしら……」
怒ったことに対して少し悪いことしちゃったかな?とも思ってたので
ちょっとしたごめんなさいのつもりでしたウィンクで、ここまで悶えてしまうとは…
「私から見てもかわいい!と思ってしまったので、
伯父さんにとっては超クリティカルヒットだと思いますよ」
ゆいが一応の解説?を入れる。
「ふぉぉ〜〜、ウィンクだとかそういう何気ない仕草がたまらなく可愛いんだよ!!」
しばらく、ゴロゴロと独り、萌え苦しんでから、
「………いや、スマンスマン。ツボに入ってしまってな……また見せてくれると嬉しいなっと。
で、さっきのことなんだが、茶化すつもりは無かったんだが、
ストレートにまじめに言うのもなんだか恥ずかしくてな…
で、気持ちを込めて、ぐわーっと勢いで言っちゃえ〜となったらああなったと…」
どうにかこっち側に戻って来たと同時に釈明を始める。
そんなそうじろうに、やれやれといった笑顔で
「そう君ってば、昔から変なとこで恥ずかしがり屋さんなんだから…」
と言うと、そうじろうに軽くデコピンをお見舞いする(幸か不幸か、指先は空を切ってしまったが)
指が当たった訳ではないのだが、思わずおでこの辺りをさすりながら
「…ははは、かもな…」
そしてお互いの顔を見合って、えへへと笑う二人と
そんな二人を見て釣られてニヤけてしまうゆいであった。
141 :
まだry:2009/05/30(土) 23:33:04 ID:6KgbpcEl
まだまだダラダラと続きます。
それでは。
142 :
まだry:2009/05/30(土) 23:35:44 ID:6KgbpcEl
アーーー!!
なんかダブってるOrz
ゆ、ゆるしてくだいちぃ………
>>142 続ここ! 許せる!
頬をたるたるに緩まさせていただきました。ぐっじょぶ。
で。
今回かなたさんが霊のままなら……夢の中でそう×かなとか、期待してよろしいですか?
>>142 ま、許そうwww
新幹線と競争とか、ゆい姉さん暴走しすぎw
>>142泉夫婦のノロケぶりが素敵すぐますGJ!「ね!」は致命兵器w
某ラリードライバー「てか、新幹線とバトルって・・・私でも最高速アタックはよーやらんなぁ;=A=」
>>145 毎回毎回ご苦労様です!
ここに「日wikiさん」の称号を献上いたします
>>145 GJっス!
5月16日のネタにも萌えた…
みゆ「今日は電波の日です。郵政省(現在の総務省)が1951年に制定しました。1950n」
つか「ゆきちゃああああん!!!」
みゆ「ふぐっ!」
つか「好き好き好き好き好き好き〜〜」
みゆ「つかささん?!急にどうs」
つか「ちゅー♪」
みゆ「んむっ!ん〜〜〜」
かが「あ〜つかさったら、みゆフェチ電波を受信しちゃったみたいね…」
こな「かがみんや、私のアホ毛は電波受信アンテナでもあるのだよ。今、かがフェチ電波を受信した!」
かが「Σ(゚д゚ )」
こな「かがみは俺の嫁――!」
かが「ア――――――ッ!!」
このあと、かがみは『こなフェチ』電波を受信し、攻守は逆転したとか…
>>147 『日wikiさん』の称号、慎んでお受け取り致します。
>>149 便乗して小ネタ
みゆき「電波と言うのは、狂気。或いは狂人の事でも有り、気狂いの代用語でもあるらしいです」
こなた「じゃあ、なんか変な電波を受信したこの人達の事に値するよね……」
つかさ「こなちゃこなちゃこなちゃこなちゃこなちゃーーーーん!!!!」
かがみ「コナタコナタコナタコナタコナタコナタコナタコナタコナタコナタコナタコナターーーー!!!!」
こなた「なにこの狂気に満ちた人達は……怖いよ。おっかないよ……(ブルブル」
みゆき「怯えている泉さんも…… か わ い い で す よ 」
こなた「この人も類友だーー!!」
ミユキ「デンパヲキャッチイタシマシタ。シキュウニ、イズミサンヲホカクセヨ」
カガミ「ソンナニオビエナイデコナタ。ヤサシクシテアゲルカラ……」
ツカサ「ニゲナイデネコナチャン。ワタシタチトイッショニ…… ア ソ ボ 」
こなた「ひぃぃいぃぃいぃぃい!!!」
らき☆すたミステリー
end
151 :
まだry:2009/06/01(月) 01:47:48 ID:zkECUqCu
重ね重ね、申し訳ありません。
ダブり投下しただけでなく、抜けていました。
>>139 のダブり部分に本来入るハズの話が抜けているのです。
今より投下いたします。
「そういえば、実体化したと言うことは、お互いさわれるということで……
もしかして、こなたに弟か妹が出来るかもしれない可能性があるとか?」
ゆいがニマニマと顔を崩しだす。
「ちょっ、ゆいちゃん、何を言いだすかな?」
「…………………」
そうじろうが赤くなりつつコラコラと言葉を返し、
かなたは気恥ずかしさから、真っ赤になって下に俯く。
「あははは、もう、二人してそんなに照れちゃって。
私だってきよたかさんに会ったら、もう甘えまくりですよ。
二人は18年も逢えなかったんですから、そのくらいは当然ですよ。
逆に何もなかったらおかしいくらいですよ」
ゆいが力強く力説する。
「そ、そうか?……だよな…うん、そうそう」
とりあえず、そうじろうが安堵の表情をする。
かなたは未だに恥ずかしげだが。
「ただなぁ〜…俺は瞬殺だったし、今イチ納得がいっていないというかだ、
俺独りだけで何を満足しちまってるんだ!!ってとこなんだよな。
できればリベンジ希望なんだけどな……」
がっくりうなだれて肩を落とす。
そんなそうじろうを見て、
「え?いや、別に私は……その…気にしてはいないというか……
ギュッて抱きしめてもらえただけで、十分だったというか……
あのときのキスだけで…その…軽く…イクというか…充分満足よ?」
かなたが慌ててフォローを入れる。
でも、フォローではあるが、かなたにとっては真実でもあるのだが、
そうじろうにその真意まで伝わっているかは定かではないようだ。
「そうですよ〜伯父さん。あんまりそういうの気にし過ぎてもダメですよ。
きよたかさんも、久しぶりのときは早い傾向がありますし……
…まぁ、子供欲しいんで、ゴム無しってのも大きいんでしょうけど」
かなたの真意を汲んでかどうかはわからないが、ゆいもフォローをいれる。
「うぅぅぅ…二人ともありがとな……
でも、やっぱり男としては…情けない訳ですよ、ええ。
ちゃんとかなたも、きっちりイカせてやりたい訳ですよ。
くぅ〜〜時間さえあれば、あの時、もう一発は行けたのに……」
腕組みをして小難しい顔をしながら、むぅ〜とうなる。
「あぁ〜もう〜、だから……」
かなたが、しょうがないわねぇ〜といった顔で困った笑顔向ける。
微妙な間が空く。
この微妙に止まってしまった流れを戻そうと、
「俺は、自分だけでなく、かなたにも俺と同じように
もっともっと気持ちよくなって欲しいんだ!!
気絶するくらいイカせてやりたいんだ!!そうじゃなきゃダメなんだ!!」
ガッツポーズのように腕を突き出し、魂の叫びを込めて力強く宣言する。
そして、さっきよりもより酷く時間が止まってしまった。
153 :
まだry:2009/06/01(月) 01:54:14 ID:zkECUqCu
以上です。
これで、話がつながると思います。
話がつながっていないにも関わらず感想くれた方々、ありがとうございます。
それでは失礼いたします……
>>149に便乗
みゆ「電波というのは電磁波のうち光より波長が大きいものを指します。
たとえば、テレビ・ラジオなどの放送用電波、無線LANなどの通信用に使われる周波数域がそれです。
電波には属しませんが、先に言ったとおり、光(可視光)も電磁波の一種で780nm(ナノメートル:10億分の1メートル)〜480nmの領域に
赤 ・ 橙 ・ 黄 ・ 緑 ・ 青 ・ 藍 ・ 紫の順で分布しており、それ以上の波長領域のうち0.7μm (10万分の1メートル)〜 1mmに赤外線が存在しています
・・・と、言うわけで、今回は電磁波を使って泉さんを視姦しましょうか。」
こな「ちょ!それこじつけ!」
かが「いいじゃない、作者本人もわかってることだから!と、いうわけで、じーーーーーーーーーー」
こな「いきなりガン見ですか!」
つか「私は赤外線カメラでスケスケなこなちゃんを・・・」
こな「そんなのどこで買ってきたの!?」
みゆ「では私は泉さんの部屋に盗撮用のカメラ仕込ませていただきますね」
こな「みゆきさん!一番電波の日らしいけどそれは犯罪!」
かが「でもさ、こうして視姦してるとガマンできなくなってこない?」
つか「そうだよね〜なんか目の前にいるのに手を出さないのはもったいないよね〜」
みゆ「では襲いますか?」
かが「いいわね、それ」
かが・つか・みゆ「それでは、いただきまーす!(一斉にルパンダイブ)」
こな「結局いつも通りじゃん!アッー!」
155 :
更に便乗:2009/06/01(月) 03:50:39 ID:v1hEujF0
みゆ『さて、電波というのは多岐の分野に渡る用途を主に周波数によって住分けているのですが』
こな『ひっ・・・あくぅ』
みゆ『そこで問題となるのが管理の枠を外れて勝手に飛ばされる、例えば違法無線などの電波です。』
こな『ちょっ・・・!これ、やばいっ!変な・・・動きっ!』
かが『あれー?なんか期待した反応と違うなぁ』カチカチ
つか『わたしのリモコンもちょっと変なの〜?』カチカチカチカチ
こな『ひぎぃ!変な動きで振動が倍に、倍ににゃりゅぅううう!!』ビクビクン!
みゆ『混線や妨害のような迷惑をかけないよう、皆さんは電波を正しく使いましょうね♪』カチカチ、カチカチカチカチ♪
こな『あひひ・・・ひひゅはばば』ピクピク
お久ぶりです。
保管支援人さんいつもお世話になっております。
誰もいなければ、5分後にSSを投下させていただきます。
・TS 男体化物(みなみ、ひより)
・10レス使用します
・少し暴力表現あり
・人によっては、イメージに合わないかも
「お〜、今日は見事に晴れてるねぇ」
こなたは、ベッドから体を起こし、カーテンを開けて青い空を見た。
すがすがしい朝だった。
いつもは明日が休みとなると、徹夜でネトゲをするのだが、前日はこなたも疲れていたため、
すぐ横になった。
「早起きは三文の得、かぁ……」
いつもは気だるい朝だが、すがすがしく目覚められると、たまには早起きも悪くないな、と思ってしまう。
こなたはタンスを開けて私服に着替えると、朝食を食べようと居間に向かった。
「おはよ〜」
「おはよう、こなた。珍しいな、いつもだったら、昼に起きるっていうのに」
居間では、そうじろうがテーブルの椅子に座って、新聞を読んでいる。
「私だって、休日でも早起きすることぐらいあるんだよ」
こなたは、ハチミツをたっぷり塗った食パンと、目玉焼きとコーヒーを作りテーブルに座った。
「いただきます」
食パンをかじるとたっぷりハチミツを塗っているせいか、噛みしめるたびにハチミツがパンから絞り出され、
春の甘みを彷彿させた。
「そうそう、こなた」
そうじろうは、新聞からこなたに視線を移した。
「きょうはゆーちゃんが来るって知ってるよな」
「あれ?今日だっけ」
こなたは、カレンダーに目をやった。
2月○日に、赤い丸で「ゆーちゃんの来る日」と書いてある。
「あー、そうだったね」
「ゆいちゃんから連絡があったんだが、1時頃にはこっちにくるって」
「1時か……」
こなたは、時計を見ると、8時を指していた。
「まだ時間に余裕があるな……」
アニメのDVDを見ようにも、持っているものは全て見てしまったし、
かといって外に行こうにも特に用事もない。
「しょーがない。ネトゲでもしますか……」
こなたは、食器を台所に持っていくと、自分の部屋に戻り、パソコンの電源をつけた。
「さぁ〜て、更新はあるかな……」
いつものようにお気に入りサイトに登録してあるホームページのチェックをしたが、
特にめぼしい更新はなく、こなたは、デスクトップにあるネトゲのショートカットをクリックした。
「……あれ?」
こなたは、腕を組んだ。
「結局早起きしても、やることはおんなじじゃん……」
それからネトゲに没頭していると、玄関のチャイムの音がした。
「お、姉さん来たかな?」
こなたは、ネトゲのキャラの状態を退席中にさせると、玄関に向かった。
「やっほ〜、こなたにおじさん。これ、おみやげのケーキ」
玄関には、既に二人とも入ってきていた。
成実ゆいと、小早川ゆたかだ。
「お、ありがとう。さぁ上がって上がって」
そうじろうは二人に居間に来るよう、促した。
「そんじゃ、おじゃましまーす。ゆたか、だいじょうぶ?」
「うん、もうあんまり痛くはないから……」
「ん?どしたのゆーちゃん」
「まぁ、詳しい話は居間でするよ」
「んで、どうしたの?」
こなたはゆいにはコーヒー――ビール持ってきてと言われたが、車を運転しているからダメと言った――、
ゆたかにはあったかいココアを用意した。
おみやげに持ってきたというケーキは、甘くておいしそうで、
あまり飾り付けをしていないシンプルなイチゴのショートケーキだった。
「うん、実はね、ゆたかが陵桜の試験を受けに行ったとき、不良たちにおなか殴られたらしいのよ」
「うそ!?」
不良たちに殴られた?
こなたは、この手の事件は大嫌いだった。
人にちょっかいを出す不良たちを見ると、いやな気分になる。
以前ネトゲしているときに聞いた話だが、一人の男性が秋葉原でうろついていると、オタク狩りにあったそうだ。
何度も暴行を加えられた挙句、持っていた金の大半を盗まれてしまったらしい。
自分もよく利用する秋葉原でこんな事件が起こると、黙っていられなくなる。
とはいっても、今回の状況は、従姉妹が陵桜に試験を受けにいった話しだが、それでも怒りを覚えることには
変わりはない。
「それで、どこ殴られたの?」
こなたは、心配そうにゆたかに尋ねた。
「うん、ここなんだけど……」
ゆたかが、服をめくろうとした。
「ストップ、ゆーちゃん!……ちょっと、お父さん」
「ん、な、なんだ?」
「こっから先は男子禁制です」
「いや、こなた、その、ほら、俺もどうなっているか気になるんだよ……」
こなたは、そうじろうを指した。
「ゆい姉さん!連行してください!」
「ラジャー!」
ゆいは、懐からどうやって持ちこんだかは分からないが、手錠を取り出して、そうじろうの腕にかけた。
「さ、おじさんはしばらく向こうに行っててくださいな」
「な!?ちょ、ちょっとゆいちゃん!?どうしてそんな手錠なんか持ってきて……」
ゆいはそうじろうをひきずって、どこかの部屋にそうじろうを置いてきた。
「お待たせー」
「ゆい姉さん……そのうち拳銃とか持ちだすんじゃ……」
「やだなぁ〜拳銃なんか持ちだしたら、始末書どころじゃすまないよ」
「手錠ならいいんだ……まぁ、それはともかくゆーちゃん、男子がいるところで不用意に
服をめくっちゃだめだよ」
こなたは、一息おいて呟いた。
「こういうところは、みゆきさんと同じ天然、かな……」
「天然?」
ゆたかは、首をかしげた。
「まぁいいや、ところで、ケガのほうは?」
「あ、うん、ここなんだけど……」
ゆたかは服をめくって、腹を出した。
パッと見では、特に外傷は無いようだ。
「ここのへその上あたりが痛いんだ……」
「ここ?」
こなたは、ゆたかの痛い部分に触れてしまったためか、ゆたかは「いたっ」と声を上げた。
「あ、ごめんゆーちゃん……」
「ううん、平気。ちょっと痛かっただけだし、痛みも大分おさまってるし」
ゆたかは、服を下ろした。
「それにしても、許せないね……」
こなたは、怒りこもった声で言った。
「ゆーちゃん相手に暴力を振るうだなんて」
「まったくだよ」
ゆいも同じく、妹に手を出されたことに腹を立てているようだった。
「ゆーちゃん、今度その不良たちを見かけたら、お姉さんに言ってね。私が退治してきてあげるから!」
「ゆたか、お姉ちゃんも、署から拳銃持ちだして、戦ってあげるからね!」
「ちょ!ゆい姉さん、さっき始末書じゃすまないって……」
「冗談だよ、冗談」
「あ、あの」
ゆたかが、二人のやりとりに口を挟んだ。
「実は、私を助けてくれた人がいるんだけど……」
ゆいは、思い出したかのように、指をパチンと鳴らした。
「そうそう、たしかゆたかから聞いた話によると、不良たちをボコボコにしただけでなく、
ゆたかを保健室まで連れてってくれた親切な人がいたんだよ」
こなたは、感心したように言った。
「へぇー、そんな人がいたんだ。どんな人?」
「えっとね……」
「はぅぅぅ〜〜〜、緊張したぁ……」
入学試験という人生の別れ道を切り抜けたゆたかは、今まで張りつめた緊張の糸がきれたのか、
まるで糸が切れた凧みたいに、フラフラしている。
ゆたかは、持ってきた教科書を読んで答えを確認しようと、ベンチに座った。
「うんうん、ここの問題は大丈夫だったね……。うん、間違いない」
自分のベストは尽くした。
あとは結果を待つだけだ。
「よし」
ゆいが来るにはまだ時間があった。
ゆたかは、試験会場に向かう前に、学校近辺にケーキ店があるのを見逃さなかった。
これから泉家に向かうのであれば、おみやげも持っていくべきだろう。
それに、ちょうど自分も食べたかったりもした。
ゆたかは立ち上がって、ケーキ店に向かった。
校門を抜け、車で来た道筋を思い出しながら足早にケーキ店に向かった。
「なに買おうかな……。やっぱりイチゴが基本だよね。でも、チョコレートも捨てがたいなぁ……」
ゆたかは、今までの受験に対するプレッシャーが解き放たれたため、気分が軽かった。
少なくとも、この時までは。
そして、この後に、彼女にとって、運命的な出会いを果たすことになった。
「ねぇそこのきみ、ちょっといい?」
ゆたかは振り向くと、そこに三人の女学生がいた。
一人は茶色のショートカットで、後の二人は金色のロングヘアー。制服から察すると、
陵桜の生徒ではなさそうだ。
三人ともバッグに大量のキーホルダーを付け、やたら厚い化粧をしている。
なにか悪いことでも企んでいるかのようなにやけに、ゆたかは、直観的に『不良グループ』と感じ取った。
「な、なんですか?」
ここで無視すると、なにをされるか分からなかったので、とりあえず返事をした。
「ねぇちょっといい?あたしらと話しがあるんだけどさぁ」
「あ、あの!」
不良グループは、ゆたかの腕をいきなり握りしめると、人通りの少ない裏道に連れて行かれた。
裏道は、猫一匹もおらず、そこらへんに紙屑やらアルミ缶が転がっていた。
薄汚れたポリバケツからは、嫌な匂いが漂っており、昼だというのに、
まるで曇っているかのような雰囲気だった。
ゆたかの周りに、不良グループが囲んでおり、背後にはブロック塀があるため逃げることができなかった。
ゆたかは、本能的に危険を感じ、震えていた。
「あのさぁ」
不良グループの内のショートヘアーが口を開いた。
「金、貸してほしいんだけどさ」
ゆたかは、自分の見てきたテレビ番組の経験上、これは弱い者に対して行うたかり行為だった。
『金を貸してほしい』とはいうが、実際には金なんて返ってこない。
もともとたかるつもりだからだ。
「だ、だめですよ……」
ゆたかは、水気のないぞうきんを絞るように、言った。
「このお金は大切なお金なんです……見ず知らずの人に貸すわけにはいきません」
金髪のロングヘアーが、面倒くさそうに言った。
「私たちねぇ、今お金に困ってんのよ。それでさぁ、すぐに返すから、ね、ね?」
――その笑みは、ぜったい嘘だ。
ゆたかは、手に持っていたバッグを、胸に持っていき、誰にも盗られないように強く抱きしめた。
「か、返すったって……あなたたちは、絶対、返す、人のようには、見えません……」
しどろもどろにゆたかは、反論した。
茶髪のショートヘアーが、少し強気で言った。
「……ねぇ、痛い目見るのと、少しだけお金貸すの、どっちがいい?」
ゆたかは、息を飲んだ。
まるで、蛇に睨まれた蛙のように、ゆたかの体が動かなかった。
(怖い、怖い……お姉ちゃん、助けて……!)
ゆたかは、必死に姉が助けに来てくれるよう、祈った。
しかし、その祈りもむなしく、金髪のロングヘアー二人は、ゆたかの両腕を強引に広げた。
バッグは、ゆたかの右手にしっかりと握られている。
「ほら、少しでいいって、言ってるじゃん!」
「いやぁ……!離してぇ……!」
助けを呼ぼうにも、ゆたかは恐怖のあまり、声が出なかった。
茶髪のショートヘアーの女学生は、ゆたかの腹めがけて、右の拳を放った。
「っ!!」
ゆたかはうずくまって、右手から、バッグが落ちた。
不良グループは、まるで金魚が餌に集まるように、バッグを漁って、財布を取り出した。
ゆたかは、当たり所が悪かったのか、息ができずに苦しんだ。
「じゃ〜ね〜♪お金出来たら返しにいくからね〜♪」
まるで子供みたいにはしゃぎながら、不良グループは一目散に走った。
「お願い……!返してぇぇ…………」
追いかけようにも、腹部の痛みが激しく、立ち上がることができなかった。
ゆたかは、悔しさのあまり、泣き出しそうになった。
ゆい、泉家の人たちにケーキを送って喜ばせようと思ったのに、痛い目にあって、お金まで盗られて……。
その時だった。
不良グループの前に、一人の男が立ちふさがった。
大きな男で、身長が185センチもあり、肩には大きなバッグをかけ、黒い学生服を着ている。
恐らく、体重は70〜80キロはあるだろう。
学ランは前を開けており、たおやかな黒いマントのように風でなびいている。
緑色の髪をしており、一流の職人が削り上げた一点の曇りもないサファイアのような蒼色の瞳からは、
冷たい水に濡れた日本刀で突き刺すような視線で、相手を見つめている。
まるで体中がマグマで構成されているようなスマートな肉の付き方であることが、服の上からでも分かった。
拳は、格闘技でもやっているのだろうか、まるで所々デコボコがついている黒く熱を持った
巨大な岩石のようだった。
全体の雰囲気からして、世界の終りを表す血のように赤い空に、地獄の土のような黒い雲が
広がっている中、一匹の獣がいる。
その獣は、少しでも逆鱗に触れようものなら、全てを完膚なきまでに叩きのめし、
大量の原型が留まっていない――中には、割れた骨が皮膚を貫き、苦痛の表情を浮かべた――
人間達の死骸の上に君臨している黒く鈍い光を放つ毛並みをした巨大な狼のような雰囲気が漂っている。
「……お前ら」
男が、口を開いた。
「こんなところでなにをやっているんだ?」
男の声に、ゆたかは、聞き覚えがあった。
以前泉家に遊びに行った時、こなたが見ていた「ヘルシング」というアニメで、
主人公アーカードの声がゆたかは気に入った。
名前を覚えておこうと思い、アニメのスタッフロールで確認した。
確かその声優の名前は……
中田 譲治。
その人にそっくりの声だった。
「どうも穏やかな雰囲気じゃねぇな……」
男は、首の骨をコキリと鳴らした。
「お願いします……!財布を、取り返してください!」
ゆたかは、精一杯の力を振り絞って、言った。
男は、ゆたかと不良グループを交互に見た。
不良グループは、なんとかこの状況を打開しようと、子供のような声で言った。
「いやさ、この子とあたしらは、友達なんだよ。少しばかりお金借りちゃってさ、
すぐ返すって言ってんのにしつこいんだよ」
男は、小さい声ではあるが、力強く言った。
「友人から金を借りるのに、腹を殴る必要があるのか?」
「いや、あの子突然お腹壊しちゃってさ。うずくまってるわけ」
不良グループは、いやらしい笑みを浮かべた。
「嘘をつくな」
男は、不良グループに一歩近づいた。
「返しな……。それとも、痛い目見るか?」
「……あんた、なんだよ、借りたって言ったじゃん!すぐに返すからさ、そこどいてくんない?」
男は、一歩もゆずらず、言った。
「三回は言わない……。返すか、痛い目を見るか……」
ショートカットの女学生は、うざそうに男を睨んだ。
「あんたもしつこいねぇ。それに、痛い目合わすということは、あんたは、
女に暴力振るうって言うのか――」
その時、男は右足の太股をあげて膝を曲げた。
瞬間、一気に膝をまっすぐに伸ばし、つま先部分をショートカットの女学生のみぞおちに自分の全体重をかけ、
躊躇なくぶちのめした。
前蹴りだ。
生々しい音と共に、女学生は一気に吹っ飛ばされた。
前蹴りは、向かってくる敵に対して間合いをとるためだけでなく、直線的な技ゆえに体重をかけやすく、
正確なコースで体重をかけ、急所を狙えばかなりの破壊力を生む。
女学生は、うずくまって口からよだれを垂らしている。
突然の不意打ちでみぞおちに食らってしまったため、女学生は息がつまり体内の空気を全て排出するように
咳き込んだ。
「殴る気はねぇ……」
男は、呟いた。
「最初から蹴るつもりだった」
二人のロングヘアーの女学生は、まるで殺人鬼が起こした殺人現場に居合わせた民間人のように、凍りついた。
「あ、あんた……女に向かって、暴力を振るうなんて……」
「あ?」
男は、脅すように言った。
「人の物を盗ろうとするやつが、いざ痛い目見た時には、女を強調するのかよ……」
そこで、一息ついた。
「ふざけんじゃねぇ」
男は、静かに、しかし、叫んでいるかのように言った。
「女だったら、痛い目見ずに済むとでも思ってんのかお前らは?
自分より弱いやつから物をたかろうとするやつなんざ、男でも女でもどいつもゲス野郎だ。
ましてや、あそこの女を殴ったお前らに、女を強調する資格はねぇ」
二人は、心底怯えきった様子で、無理やりショートカットの女学生を起こさせ、退散することにした。
「お、覚えとけよ!」
二人は、いかにも悪役らしいセリフを吐いた。
「あぁ、覚えておくさ……」
男は、ゆっくりと、呟いた。
「次にてめぇらのツラを見かけた時は――」
そして、野獣のような瞳で睨んだ。
「千発ぶちこんでやる」
不良グループは、息を飲み、そそくさと退散した。
男は、舌打ちすると、いつのまにか地面に落ちていた財布を拾い上げ、土を払い落とし、
無言でゆたかに差し出した。
ゆたかは、しばらく衝撃的な光景に混乱していたが、差し出されたサイフを見て反射的に受け取った。
お礼の言葉を言おうにも、頭の回転が付いていかず、黙ってうつむいてしまった。
男は、ゆたかがサイフを取るのと同時に、ゆたかに一瞥もしないで足早にその場を立ち去ろうとした。
「あ、あの!……うっ……」
ゆたかは、まだ痛みが治まっていないため、またうずくまった。
男は振り返って、ゆたかの様子を見た。
「……痛むのか?」
男は、灰色で端に「Led Zeppelin」と書かれたハンカチを取り出し、ゆたかの口の端から垂れている
よだれを拭いた。
「近くに学校がある。一緒に保健室に行くか?」
「いえ、だ、大丈夫です……」
男は、ため息をついて、いきなりゆたかをお姫様ダッコした。
「あ、あの!」
ゆたかは、いきなりのことで驚きを隠せなかった。
「顔色が悪いぞ。……無理はするな」
「悪いですよ……。サイフを取り戻しただけじゃなく、ここまでやってもらうなんて……」
ゆたかは、遠慮がちに言った。
「どうせ乗りかかった船だ。気にするな」
「……すみません」
男は、馬のように高校まで走って行った。
裏道を出た瞬間、通行人はまるで檻から放たれた野獣を見るように男を見たが、男は全く気にしなかった。
「……失礼します」
男は足で、保健室のドアを開けた。
保健室には、三つのベッドがあり、奥には洗面台がある。
幸い、誰も保健室を利用していないようだ。
「あら、どうしたのですか?」
物陰から、黒くて長い髪をした女性が出てきた。
おっとりしていて、まるで優しい母親のように、母性的な雰囲気をしている。
白衣の胸ポケットの名札には、『天原』と書かれている。
「不良が、こいつの腹を殴った」
男は、ゆたかをベッドに下ろした。
「え、それは大変ですね!大丈夫ですか?」
ゆたかは、しどろもどろに答えた。
「……はい、大丈夫です」
天原は、言った。
「じゃぁ、ちょっと殴られたところ、見せてくださいね。……あぁ、それと」
「俺は後ろを向いていればいいんだな……」
男は窓のところに向かい、グラウンドを見つめた。
天原は、ゆたかの制服をめくり、腹を見た。
「……赤くなっている以外、特に目立った外傷はないようですね。痛むようであれば、
ここのベッドで横になっていて下さい」
「ありがとうございます」
天原は、男の方に向かって言った。
「一体どうしたんですか?」
男は天原のほうを向いた。
「ケーキ屋の近くで、変な声がしていたから覗きにいったら、女の不良達がこいつを絡んでいた……」
「それで、どうしたんです?」
「……痛い目に合わせて脅しておいた」
天原は、驚いたように手で口を覆った。
「つまり、暴力で解決したんですね?」
「言っても聞かねぇからな……」
天原は、渋い顔をした。
「でも、すぐに暴力をふるうのもどうかと思いますが……。
ましてや、相手が女の子だったら、なおさら……」
「話が通じる相手であれば、俺も最初から腹を蹴ってはいない……」
「腹を蹴って……」
「あ、あの、天原先生!」
ゆたかが、二人の会話に口を挟んだ。
「その人は悪くないです!絡まれた私が悪いんです……」
「違うな、お前は何も悪くない。悪いのは、騒ぎを大きくした俺とあいつらだけだ」
男は、ゆたかに言った。
「……まぁ、ともかくあなたも、あまりこういう暴力沙汰は起こさないほうが身のためですよ?」
天原は、観念したように言った。
「……努力はする」
男は、ベッドの隣にあるイスに座り、ゆたかを見た。
「ところで――」
「兄貴ぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!!」
男の会話を遮るような声が保健室に響いた。
ゆたかはドアを覗きみると、黒い髪をして、メガネをかけた身長が175センチある男子学生が入ってきた。
「兄貴、こんなところにいたんスね!?いや〜捜したっスよ〜」
この男の声は、声優の難波圭一という人にそっくりだった。
「お前なぁ……先に帰ってろと言っただろ」
「そんな釣れないこと言わないでさ〜一緒に帰りましょうよ〜……っと、そっちの女の子は?」
「えぇ」
天原が、説明した。
「どうやらこの子が、不良達に絡まれているところを、そっちの男の子が助けたそうです」
「あぁ、あれやっぱり兄貴だったんだ」
「あれ?」
ゆたかは、首を傾けた。
「兄貴って、人が困っているところ見ると、放っておけない性格なんスよ。
途中、通行人が「女の子をお姫様抱っこした大きな男の子が、学校に向かって走って行った」って、
聞いたから」
「あら」
天原は、笑いながら男を見た。
「女の子を運ぶ時、お姫様抱っこしちゃったの?」
「……」
「お〜、兄貴照れてる照れてる」
男は、無表情でゆたかのほうに向きなおった。
「……話を戻すが、何しに行ってたんだ?」
「あ、私は、普段お世話になっている人と、これからお世話になる人がいるので、
その人たちにケーキを贈りたいと思って……」
「………………」
男は、しばらく考え込むと、男のバッグを開けた。
「あ、兄貴!それはゆかり姉貴の……」
「………………」
「……分かったよ。兄貴のそれは、今に始まったことじゃないし」
男はバッグの中から、白い箱を取り出した。
「さっきのケーキ店で俺が買ったケーキだ、持っていけ。……まぁ、中身はさっき走ったから、
ぐちゃぐちゃになっているかもしれんが」
「えぇ!?」
ゆたかは、驚いた。
無理もない。知り合って間もないというのに、保健室に連れて行ってもらえただけでなく、
ケーキまであげるというのだ。
「そんな、悪いですよ!」
「いいから取っておけ……。今のお前の体で行って、倒れたりでもしたら、もう庇いきれねぇからな」
「でも……」
「……かまわん。たかがケーキだ」
ゆたかは、しばらく考えて、メガネをかけた男子生徒を見た。
「もらっちまいなよ」
メガネをかけた男子生徒が、言った。
「兄貴のいつもの癖だよ。困ってる人を見かけたら、君みたいに助けたがるんだよ」
そして、ゆたかは意を決し、ケーキを受け取った。
「……それじゃぁ、いただきます」
ゆたかがケーキを受け取ると、男はゆたかの頭に手を置いて、かすかに微笑んで、すぐに元の表情に戻った。
「もう行くぞ」
男はイスから立ち上がり、保健室のドアを開けた。
「あ、待ってくれよ兄貴!」
「あの!」
ゆたかが、慌てて呼び止めた。
「……いろいろと、ありがとうございました」
「…………ああ」
男は少し立ち止まったが、すぐに保健室から出て行った。
「……口よりも手のほうが早いって感じだけど、いい人ですね」
天原は、言った。
「……私もそう思います」
ゆたかは、自分が何かを握っていることに気がついた。
それは、先ほど自分のよだれを拭いた男の灰色のハンカチだった。
「……名前、聞いておけばよかったなぁ」
「……っていうことがあったんだ」
ゆたかは、ポケットから灰色のハンカチを取り出し、二人に見せた。
「ふーん……これがゆーちゃんを助けた男の人のハンカチかぁ……」
こなたは、ハンカチをマジマジと見た。
「……よだれ付きなら、高く売れそうだねぇ」
「ふえぇ!?」
「こらこら……」
「まぁそれはともかく、よかったねぇ、助けてもらえた上に、ケーキまでもらえるなんて」
こなたは、ハンカチをゆたかに返した。
「また会えるといいなぁ。その時は、ハンカチ返さないと……ところでお姉ちゃん、
陵桜の近くで会った人なんだけど、確か陵桜って、男子は学ランだよね?」
「うん」
「心当たり、ない?陵桜の近くのケーキ屋辺りで会った人だから、そこの学生じゃないかなって……」
こなたは、自分の覚えている限りの男子生徒を考えた。
白石みのる――いや、違うだろう。
身長が180センチも無いはずだし、仮に不良たちがいたとしたら、尻尾をまいて逃げてしまうだろう。
後は、もう、心当たりはなかった。
13クラスもあるマンモス校だが、今まで学校の中で見てきた限りでは、185センチもある男なんて、
見たことも聞いたこともない。
「うーん……ごめん。わかんないや」
「そっか……」
ゆたかは、残念そうに言った。
「……でも、いつかまた会えると思うな。その時には、このハンカチ返さなきゃ」
高良みゆきは、近所の幼馴染み――岩崎みなみ――の家に遊びにいった。
ここの子が、陵桜を受けにいったからだ。
家の大きさは、みゆきと同じくらい大きく、庭では大きな白い犬、チェリーが日向ぼっこしながら、
昼寝をしている。
みゆきは、チャイムを押した。
「はーい。あ、みゆきちゃん」
玄関から、緑色の髪をした、美人な女性が出てきた。
みなみの母親だ。
「こんにちは、今日は、みなみくんに本を返しにきました」
「あら、そう。みなみは、いつもの部屋でギターを弾いているところよ」
「わかりました」
「……ところで、みゆきちゃんのお母さん、どう?」
「えぇ、楽しみにしていたケーキが食べられず、ちょっと拗ねています」
みゆきは、苦笑いを浮かべた。
みゆきの母のゆかりは、高校生の娘がいるとは思えないほど美人で若々しく、
近所の人もおかしな――いい意味でだが――人として知られている。
以前、みなみが友達の田村ひよりを家に遊びに連れてきた時、ゆかりの目に止まった。
ひよりは、ゆかりを「おばさん」と呼んだら頬を膨らまし
「みなみくんのことを兄貴って呼んでるなら、私のことは姉貴って呼んで」と言った。
「あの子、途中で食べたって言っていたしねぇ」
みなみの母は、言った。
「でも、お友達の田村くんは、『ケーキは、兄貴が困っている人を見かけたからあげた』って言っていたわ」
「……みなみくんらしいですね」
「そうねぇ。あの子ってば、素直じゃないんだから。自分の手柄を自慢する子じゃないのよね」
「そこが、みなみくんのいいところだと思います」
みゆきは、家に上がり、いつもみなみがギターを弾いているところに向かった。
部屋の隅には、立派なグランドピアノが置かれている。
やわらかそうなソファには黒い髪で、メガネをかけている男の子が座って本を読んでいる。
そして、もう一人の男は、父親からもらった愛用のギブソン・レスポール・スタンダートを持ち、
100円玉をピック代わりにして弾いている。
首には、愛用しているHOHNER社のMarine Bandを
銀色のハーモニカホルダーに挟み込み、ギターを弾いている時でも吹けるようになっている。
緑色の髪で、ジーパンにシャツ一枚の姿になっており、鍛え上げられて硬そうな肉体が露わになっていた。
そう、この男こそが、ゆたかを助けた男である。
「こんにちは。みなみくん、それに田村さん」
以上です。
自分的にかっこよく書こうと思ったら、みなみとは大きくかけ離れたような気がします。
イメージに合わなかったらすみません。
やっぱ投下している間はいつまでたっても「はぅぅぅ〜〜〜、緊張したぁ……」です。
>>167 確かにこのSSのみなみは 男⇔女 の差をひいても性格が大分違うな。
いっそオリキャラでやればよかったのにw
みな「ついに…手に入れた…みゆきさんをも凌ぐ、豊満な胸を!」
こなゆた「Σ(゚д゚ )」
ゆた「酷いよみなみちゃん!胸ぺったんガールズに対する裏切りだよ!」
みな「今日は裏切りの日だよゆたか。1582年、本能寺の変で、織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害した…っ!ゆたか、何を?!」
こな「裏切り者のみなみちゃんには罰を受けてもらわないとネ♪」
ゆた「みなみちゃんの胸、やわらか〜い」
みな「ん…あ…や、やめ…」
こな「感度はおちてないみたいだネ♪」
みな「やっ…吸わないで…あっ…ア――――――ッ!」
170 :
便乗:2009/06/02(火) 07:11:08 ID:kvkAd/xm
かがみ「み・さ・お〜〜〜♪」
みさお「なっ!ひぃらぎどうしたんだいきなり抱きついてきて・・・
そ、そうか、やっとあたしの気持ちに気づいて・・・」
かがみ「みさおみさおみさお〜♪」
こなた「みさきち・・・」
みさお「お、なんだちびっこ。ひぃらぎに振られたのか
悔しさは分かるがもうひぃらぎはあたしんだZE」
こなた「いや・・・その・・・ごゆっくり・・・」
かがみ「ちょっと!
>>169の日に従って裏切ったんだから少しは反応しなさいよこなた!」
こなた「処置なし、1抜けた('A`)」脱兎
かがみ「まてこなた〜〜〜〜!」
みさお「ひぃらぎ・・・それは私にとっては裏切りの日なんだZE・・・(T△T)」
>>170 こなた「かかみんって無自覚に人を傷つける部分を孕んでるよね」
つかさ「おねえちゃんこんなことばかりやってると帰ってくる居場所がなくなるのに気づいてるのかなあ」
みゆき「ぼっちスレを立てた人は先見の明がありますね」
本編見てもかがみは結構なKY。自分が好きなもの以外には素っ気ない偏愛気味な人だし。
だがそこがいい。
その分、「自分を好きな人」に偏愛されてるからバランス取れてるんじゃなかろうか。
今月のコンプエース161ページ最終コマ、とか。
174 :
変態か(r:2009/06/02(火) 21:48:22 ID:LOsNG372
>>172 KYって失礼ね、こなたを襲うときはちゃんと時と場所を選んでいるわよ。
つかさ「どんびき〜」
みゆき「どんびき・・・です・・・」
こなた「口に出して言ってる時点でKYだって気づこうよかがみん・・・('A`.)」
みさお「それでも、ひぃらぎを、愛している(がりれお)」
あやの「みさちゃん・・・私というものがありながら・・・(←実はみさおの前ではKY)」
176 :
kt:2009/06/02(火) 22:18:53 ID:5Yq6E7xh
どうもです
ktでございます
それでは
『太陽なカノジョ☆2:きっかけ、』
・5レス
・続き物
・オリキャラあり
・視点切り替えあり
・桜藤祭主人公&みさお です
5分後に投下開始します
―
――
ちゅんちゅんと雀が鳴く
カーテンからさす太陽の光が心地いい
そして窓から爽やかな風………風?
窓開けて寝たっけ…?……寒い
「んん…んん〜…」
寝ぼけながら手探りで窓を探す俺
「んん…ん?」
その内に手が何かにぶつかった
また…こなたさんか
ふにゅ
…なんだこれ?
むにゅふにゅむにゅ
なんだろうこの物体は…?
「ん、、ひ、ぁ…」
変な声が聞こえたので恐る恐る眼を開けて見た
「「あ…」」
そこには、布団の上に跨がっているみさおがいた
しかも俺の手はみさおの胸に触れて―…と言うか、揉んでいた
太陽なカノジョ☆2:きっかけ、
「うおおおおをををををををををををををををををーーーーー?!?」
「うわあぁああああぁあああああああああああああーーーーー!?!」
ごんっ!!
「いでぇっ!!」
驚きのあまり布団から落ちて頭を打ってしまった
「お、おはよ…」
「……お、おはよう」
なんだいこれ?、夢?…にしてはあの感触は…
「き昨日!…起こすって…言った、から…」
彼女はもじもじ赤面しながら答える
「あ、ああ…」
「「…………」」
そしてしばらく続く沈黙
「……その、胸、さ……どうだっ、た?」
「…え?」
「…………さ、触りたいなら―」
「…朝っぱらからいちゃいちゃすんなよ」
「「うあああああああああああああっ!?!」」
「…何で日下部も驚いてるんだ?、あいつが呼んだのに…」
「もう、、柊ちゃんが空気読まないからよ」
「…読んだら読んだでエラい事になりそうだったぞ」
「それはそれで見物だと思うけど?」
扉の前には柊さんとあやのさんが立っていた
「いや、え?…あの…」
「みさちゃんに一緒に来てくれって言われたの、1人だと不安だからって」
あやのさんは優しげな笑顔で答える
「はぁ…」
「じゃあ私たち下で朝ご飯食べてるから、さっさと降りて来てね」
柊さんは素っ気無く言った
―
――
○○くんの家で朝ご飯をご馳走になり家を出る私たち
「手、繋ごうか」
「うん♪」
私らがいるのに日下部たちは恥ずかしげもなく手を繋ぐ
…こいつら昨日は手を繋ぐ云々で悩んで無かったか?
「なぁ、峰岸…」
「柊ちゃん、手を繋ぐというのも以外と奥が深いものよ?」
「おいィ?まだ何も言ってないんだけど…」
「だいたい分かってるわよ?、柊ちゃんの言いたい事は」
「あーそう」
しかし2人ともニヤけすぎじゃないか?
…そういえば日下部の笑顔なんてミートボール食べる時以外見た事なかったなー
「手を繋ぐって言うのはね、キスよりも相手の事が分かる行為だと思うの」
「…いきなりどうしたのよ」
「相手の体温がや汗が伝わるし…ドキドキが伝わったりしてね」
「ふぅん…確かにそうかもね」
幼いころつかさと手を繋いでお買い物に行った時の事を思い出して確認してみた
あの時は確か物を買いすぎて沢山怒られたっけ…
「私だって出来る事ならお兄さんとずっと繋いでたいもの…」
そう言った峰岸は遠くを見つめる
おお、恋する乙女…―いや旦那の帰りを待つ若奥様の顔だ、、若奥様見た事ないけど
「例えば手を繋いだ状態から腕を組んだりしてね…」
「急に話を戻したな…」
「相手の心音を聞いてニヤニヤしたり、繋ぎ方にも色々あって―」
「もう充分分かったわよ…」
私は呆れぎみに言う
「そう?…まぁ、柊ちゃんも恋をすれば分かるかもね」
「恋ねぇ…」
自分のあんなにくだけた表情…いや、やわらかい表情とか想像出来んな…と横目であの2人を見ながら思う私
「そーやぁっ!」
日下部は無邪気な笑顔で隣の○○くんを呼ぶ
「ん?」
「手、繋ぐってなんか、こう…いーよね!」
それこそ日下部はまさに太陽のような満面の笑みだ
「ああ…!」
しかし幸福の幸せの塊みたいなもんだわあれ…見続けたら頭がおかしくなって死にそうなくらい!
「でも相手がいないわよ、他の男の子って言ったらゆうすけと白石ぐらいじゃない…両方彼女持ちだし」
「岡君がいるじゃない?」
峰岸の表情は笑顔だがなんとなく怖さを感じるのは私だけだろうか…?
「はァっ?!」
思いがけない発言に驚いて思わず声が裏返ってしまった
「いや、無い、それは無い、ありえない」
「そう?」
峰岸はきょとんという擬音が後ろに見えそうな顔だ
「だってあいつ食器見て鼻血出したのよ?、しかもフォークとナイフ…どんだけ飢えてるのよ……」
「そうかなぁ…私はワイルドだと思うけど…」
「どこがっ?!」
未だに峰岸の男の趣味は分からない…アレと付き合ってるぐらいだし…
「…あ、もうすぐ学園よ」
○○くんと日下部は峰岸の声に反応する
「お、そうか!よっしゃ、みさお!行くぞっ!」
「うんっ♪」
そして2人は手を繋いだまま学園へと駆けて行く
「「……」」
「峰岸…あいつら何とかしてくれ」
「私たちにはどうにも出来ないわよ?」
「…あーそー」
私は疲れぎみに返事を返した
―
―
――
「でね、臭くってさ〜!」
「あるある、それすっごくあるよぉ〜!!」
こなたさんとつかささんは謎の話に花を咲かせている
――そしてそれは昼休みの岡のあの言葉が発端だった
「〜でさ、、あ、そういえばお前らってもう シたの? 」
「「…は?」」
すぱぱぱこーんっ!!
教室中に綺麗な音が響く
「いだぁっ?!?」
あやのさん、ゆうすけ、かがみさんが一斉に岡の頭を叩いた
「な、何すんだっ!」
「…お前な、冗談でも言って良い事と悪い事があるだろ」
ゆうすけは呆れた顔で言う
「いや…あの…」
「たくっ、つかさに何聞かせんのよ!」
かがみは顔を真赤にしながら怒る
「いや…」
「…岡くん?」
あやのは笑顔で岡に話し掛ける
「すいませんでした」
「まだ何も言ってないわよ?」
「お姉ちゃん、〈した〉って何を?」
つかさは純粋な表情で尋ねる
「つ、つかさはまだ知らなくてもいいの!」
「ぐふふふ〜…」
こなたは変な笑い声を上げた
「かがm」
「黙れ!!」
すかさずかがみは見事なカウンターで返した調子乗ってるからこうやっ)ry
「…………」
シたって…セックスって事だよな…?
そりゃまだだけど…するのか?、俺は、みさおと?、裸になって?
握手でどぎまぎしてた俺たちが?、セックス?
…そういえば今朝のみさおのむ、、おっぱい柔らかかっ、、ちょ…待てっ!えーと…待…
「…………」
シたって…するって、え、エッチってこと?
あやのと兄貴がシてたことや…兄貴の持ってるゲームやエロ本やビデオに載ってたよーなことを私とそーやが?
私が体中を触られたりして?、私がそうやに迫ったりして?、私が喘ぎ声で泣き叫んだりして??
私のおっぱいをそうやが…兄貴があやのにしてるみたいに…揉みこまれて…噛まれて…舐め尽くされて???
私の……ここを…そうやに、そうやのあれで…あれして、舐められたり…貫かれたり…?????
…そういえば今朝そうやにおっぱい触られた時…あの時もっとして欲しいって思っ………
「「うををををををををををををををををををををーーっっ!?!??」」
2人は2人して同時に赤面し、硬直し、教室を同時に飛び出した
―
「――それから日下部達がまともに話出来なくなってもう2日か…」
放課後、教室にはかがみ、みゆき、あやの、こなた、ようすけ、岡内が集まっていた
「2人とも純情すぎだよねー…今時恥ずかしくなって話出来ないとかさぁw」
こなたが冗談?を言う、が、かがみはツッコまない
「…ショックっ!」
「―で…」
かがみは言葉を発し岡内を見る
「「「「「…………」」」」」
「すいません…というかみんなして見ないでくれ…」
岡内はうなだれる
「それはともかくどうしたらいいと思う?、これ以上続くとアレだし…」
「そうですね…そんな話題に持っていってしまった私たちにも責任はありますし」
「これはどうにもなぁ…」
3人は考えこんだ
「ん〜…でもこれはな〜…どうかなー…」
こなたは何かを言おうとして止めてを何度も繰り返している
「あんた何か意見あるなら言いなさいよ」
それを見ていたかがみはこなたにこう言った、が
「ごめん、パス」
「パスかよっ!」
今度はツッコんでくれたので少し嬉しそうな表情になったこなたであった
「…ちょっといっすか」
さっきまでうなだれていた岡内が発言した
「もう手っ取り早くあいつらをヤらせたらいいんじゃ?」
「つまりみさきちにソイヤ君食べろっ!って言えばいい訳だね!」
「「「「…………」」」」
冷めた目でこなたと岡を見つめる他の人たち
「「…すいません」」
「…あんたら全然反省してないだろ」
そしてしばらくしてようすけが喋った
「……でもそれが確実だよなぁ、、俺も考えてたけどさ…でもお前が実際言うとは思わなんだわ…」
「しかしお2人の行為の事まで私たちがあれこれ言うのもどうかと…」
みゆきは難しい顔をする
「……でもどうにかしなきゃでしょ?、あの2人がぎくしゃくしてる姿なんて見たくないし」
かがみは頭をかきながら言った
「―で、どうやって2人に説明すんの?」
「…てか何であんたはそんなになれなれしいのよ」
かがみはいつの間にかいつもの感じで話す岡に若干のイライラを募らせる
「ん〜…2人に直接話す以外に何かあるのか?」
ゆうすけは頭をかきながら喋る
「それもそうですね…ではこれからお2方の家に向かいましょう、するからには全力でバックアップです!」
そう言った後みゆきは立ち上がり、どこかに電話をかけ始めた
「じゃ白石にも連絡入れないとな」
岡内はケータイを取出し電話をかける
「…と、それでは皆さん、ご健闘を」
その言葉と同時に、皆が2組に分かれ散らばった
182 :
kt:2009/06/02(火) 22:34:00 ID:5Yq6E7xh
ありがとうございました
…すいませェん、、これ、実は続き物だったんです
見事に導入編だと関心はするがどこもおか)ry
という事で次回、2人の初体験です
って途中通し番号間違えてる…or2
背中に隠したナイフの意味を問わないことが 優しさだろうか
投下された方々、お疲れ様です。
投下準備中の方がおられなければ、投下いたします。
「Affair 第7話」 (こなた、ゆたか)
7−1 みゆき (みゆき視点)
7−2 つかさ、ゆたか (ゆたか視点)
・非エロ
・8レス程度使用
※注意事項
ダーク、鬱描写あり
(※ポジティブな描写は何一つありません。苦手な方は退避願います)
7−1.(みゆき視点)
小刻みに揺れる新幹線の車内で、私は、ずいぶんと昔に書かれた推理小説を読んでいました。
その中の一節に殺人は、事件が起こる何年も前から数多くの要因が既に発生しており、次第にある時点、
即ち、ゼロ時間へ向って集約していく。という趣旨の記述がありました。
私は、今、ゼロ時間が起こる場所に向かっている予感がして仕方がないのです。
もともと、今回の事の発端は1年前、泉さんと小早川さんが恋人同士になった前後から始まります。
泉さんに好意を寄せていた私は、二人が結ばれたことが許せず、かがみさん、つかささん、
みなみさんを巻き込んで、仲を裂くために卑劣な策を巡らせました。
しかし、頭の固い教師陣や小早川さんの家族に手を回すという、私の下策は裏目に出てしまい、
二人は駆け落ちという衝撃的な形で陵桜学園から去りました。
彼女達が駆け落ちを敢行した数日後、今度はかがみさんの主導のもと、関係する生徒を総動員して、
二人を捕まえに名古屋へ行くことになりました。
迷宮のような地下街を駆け回った結果、一旦は小早川さんを捕えたものの、
身体が弱いという先入観から生じた油断からか、翌朝あっさりと逃げられ、この企みも失敗に終わりました。
しばらくは平穏な時間が過ぎ、私は陵桜学園を卒業しましたが、今年の初夏に、泉さんと小早川さんが名古屋の
メイド喫茶で働いていることが判明しました。
ただちに、かがみさんの主導のもと計画が練られました。
まず小早川さんを拉致して、彼女を餌にして泉さんを誘き出すという計画が実行に移されました。
しかし、私達の動きは既に読まれていました。
大須観音の近くにあるアーケード街で、迎撃準備を既に整えていた泉さん達と格闘することなり、
彼女達の脱出を許してしまいます。
もっとも、別動隊として、二人が住んでいるアパートの最寄駅の近くで待ち伏せしていたつかささんによって、
首尾良く、小早川さんを捕まえることはできました。
拉致した彼女を、知多半島沖に浮かぶ島にある別荘に監禁しましたが、不屈の闘志をみせる小早川さんに
不可能と思われた島からの脱出を許すという、不手際を犯してしまいました。
無残な失敗に終わるかと思われましたが、泉さんの身柄を運よく確保できたことで、
半ばにしろ成果をあげることができました。
泉さん達との間で妥協が成立して、限定的ではありますが、交流を復活させる協定が結ばれたのです。
そして、この事件から、今までは私やかがみさんに追随するだけだった、つかささんが裏で画策するようになったのです。
今年の12月。
精神の安定を喪い、自己を制御できなくなったつかささんの暴走が始まりました。
彼女は、昨夜小早川さんを言葉巧みに誘いこみ、自分が泊まっているホテルに連れ込んだのです。
昨日の、つかささんとの会話を振り返ると、彼女が小早川さんに危害を加える危険性は極めて高いと言わざるを得ません。
肉体的な危害は加えないとの発言も、残念ながら信用できません。
今のつかささんは、天真爛漫な笑顔を浮かべながら、小早川さんの胸にナイフを突き立てるということを、
平気でしかねません。
昨夜の通話後、単なる挑発なのか、余裕をみせているのかは分かりませんが、つかささんは私にメールを送ってきました。
そこには、つかささん自身の行動予定と、かがみさんが本日、泉さんの家に押し掛けることが記されていました。
どんな結末が待っているのか分かりませんが、泉さんは、かがみさんをそう易々と許すとも思えません。
かがみさんにとっては悲惨な結末が待っている気もしますが、今の私には彼女の心配をする余裕はありません。
読み終えた小説を鞄に入れて、疲れた目を休める為に車窓を眺めると、流れるように景色が後方へ飛び去っていきます。
数秒前に眺めていたはずの田園や家屋は、遥か後方に消え去っています。
毎日が光り輝くような日々だった高校時代も、遠いぼんやりとした記憶に変わりつつあります。
もし、泉さんと小早川さんを、不用意に追い詰めたりしなかったら、私達は仲の良い友達同士で
卒業式を迎えられたのでしょうか。
私が余計な事をしなければ、皆さんは幸せを掴むことができたのでしょうか。
しかし、こぼれた水はコップには戻りません。過去に戻ることは誰にもできません。
私のような愚かな人間は、過去を悔やみつつ、泥にまみれながら、無様にあがくことしかできないのです。
少々、終わりのない思考を巡らすことに、疲れてしまいました。
いかに速い新幹線と言えども、名古屋に着くまでは、もうしばらくの時間が必要です。
眼鏡を外して、瞼を閉じることにします。
おやすみなさい。
願わくば、夢の中だけでも、皆さんが仲良く過ごしておりますように。
7―2.(ゆたか視点)
バイキング形式の朝食をとってから、私とつかさ先輩はホテルを出た。
つかさ先輩は、明日まで名古屋に滞在するので、ほとんどの荷物はホテルに置いてあり、
小さなポシェットしか持っていない。
「先輩。どこか行きたいところはありますか? 」
「そうだね。水族館に行きたいなあ」
白い暖かそうなコートを着たつかさ先輩が、私の掌を握りしめながら笑顔をみせた。
「それでしたら、名古屋港水族館はいかがでしょうか? 」
「うん。いいよ。えっと、どこにあるのかな? 」
「名前の通り、名古屋港なのですが、一度金山駅にでてから地下鉄に乗り換える必要がありますので、案内しますね」
私は、トレードマークとなっているリボンをつけた、つかさ先輩を見上げながら言った。
名古屋港水族館には、JR金山駅から名古屋市営地下鉄の名港線に乗り換え、終点の名古屋港駅で降りて
5分も歩けば到着する。
午前中からお昼にかけて、館内をゆっくり見てまわってから、やや遅い昼食を終える。
隣接するグッズショップで買い物を楽しみ、幾つかのアクセサリーを買い終えると、時刻は既に午後4時を回っており、
西の空は夕日によって赤く染まっていた。
「ゆたかちゃん。少し歩こうよ」
つかさ先輩と一緒に、柵で区切られた岸壁に沿って歩いていく。
今日は、時折冷たい風が吹くけれど、空は良く晴れており、あちらこちらにそぞろ歩きを楽しむカップルや
家族連れを垣間見ることができる。
「やっぱり、水族館はいいね。」
「先輩は、ずいぶんと、はしゃぎまわっていましたよね」
少しだけ、からかうような目を作ってみせると、つかさ先輩はちょっとだけ恥ずかしそうな顔つきで言った。
「だって、面白かったんだもん。大きいお魚さんがぐるぐる回っているのは凄い迫力だったよ」
きっと、マグロのことかな。
「それにね。シャチとイルカのショーもよかったなあ。私もイルカに乗りたいなあ」
イルカに乗ってはしゃぐつかさ先輩の姿は、すぐに想像できてくすりと笑ってしまう。
「先輩って、夢見る乙女って感じですね」
「そうかな」
「ええ。純粋なところって羨ましいです」
「でも、純粋という言葉は、ゆたかちゃんの方が似つかわしいとおもうけれど」
先輩の言葉に思わず、苦笑してしまう。
「昔の、何も知らなかった私は、確かに純粋だったかもしれません」
初冬の柔らかい日差しを浴びながら、私は少し寂しげな口調で言った。
陵桜高校にいた頃の私は、比較的にしろ体調も良く、みなみちゃんや、田村さん、パティちゃん達と過ごす日々は
とても楽しくて、悩みは少なかったように思う。
時には、心ないことを言う男子生徒もいたけれど、みなみちゃんが庇ってくれたし。
幸せすぎたあの頃を振り返ると、辛くなってしまうけれど、今の自分を悔やんではいけないし、胸を張って、
幸せですと言わなければならない…… はずなのだけど。
「今の私は、純粋ではありませんよ」
しかし、つかさ先輩は同意はしてくれなかった。
「ゆたかちゃん。それは違うと思うよ」
「そうでしょうか」
つかさ先輩は、右手を握りしめながら、私を見据えた。
「うん。ゆたかちゃんは怒りたい時に怒り、泣きたい時に泣くことができる。つまりね。
自分の感情を素直に表すことができるんだよ」
先輩は、どこか羨ましそうな表情で、私を見つめ続けている。
「ゆたかちゃんは自分の気持ちに嘘をつかない。だから純粋だと思うんだ」
「買いかぶりですよ」
私は、ほんの少しだけ口の端を曲げて、言葉を返した。
「ううん」
しかし、つかさ先輩は自嘲めいた私の呟きに、同意はしてくれなかった。
「ゆたかちゃんはとっても素直で純粋な女の子なの。それは、もう『決まったこと』なんだよ」
「はあ…… 」
私は、先輩の言っている意味をきちんと理解できなかったけれど、これ以上、言い争うのも嫌だったので、
曖昧に頷いてしまった。
「さてと、穏やかな会話も楽しんだし、そろそろかな」
つかさ先輩は妙なことを言い出した。
「どういう…… ことですか? 」
不審を覚えて顔をみつめると、先輩は笑顔のまま、近くのベンチに座るように促した。
「ゆたかちゃん。少し真面目な話があるの」
「真面目な、お話ですか? 」
「うん」
ベンチに座ってから、私がペットボトルのお茶を差し出すと、つかさ先輩はありがとうと言って口をつけた。
いつの間にか、夕陽が西の空からゆっくりと沈もうとしている。
遊覧船とおぼしき船が、港内をゆっくりと移動している。
「ねえ。ゆたかちゃん」
「はい」
隣に座っているつかさ先輩の声は、妙に遠くに聞こえる。
「いま、生きていることが楽しいかな? 」
「えっと」
先輩の言葉が唐突すぎて、戸惑う。
「ど、どういうこと…… ですか? 」
「ごめんね」
説明不足を指摘されたつかさ先輩は、ゆっくりと話し始めた。
「あのね。私、19年と半分を生きてきた訳なんだけれど、今、生きていることが楽しいとは全く思わないの」
「えっ? 」
「普通の人は、生きることが楽しいとか辛いとかいう感想は、あまり持たないと思うのだけれど」
「は、はい」
私は、先輩の話を聞くことしかできない。
「私、去年から、何をしても心から楽しいと思ったことはないの。表面上は笑顔でも、
内心は全然よろこんでないの」
「せんぱい…… 」
「例えて言うとね。砂漠があってね。いくら雨が降っても、乾いた地面に吸い込まれてしまって、
潤うことがないの。私は水を求めて右往左往するんだけれど、どんなに水を下さいといっても誰もくれないの」
先輩の表情は穏やかなままで、口調も普段と変わらないのに、話の中身は悲痛そのものだった。
「せ、先輩、もしかして…… 」
「なに? 」
私は、聞きたくなかったけれど、尋ねるしかなかった。
「つかさ先輩は今日、私と一緒にいて、全く楽しくなかったのですか? 心安らぐことはなかったのですか? 」
私は先輩の手を握りながら、じっとみつめた。
しかし、先程までは生き生きと煌めいていたはずの、先輩の瞳は、どんよりと濁ってしまっている。
「ごめんね。ゆたかちゃんはとっても良い子なのに」
先輩は、全ての希望を失ったかのような、虚ろな表情をみせて、ぽつりと言った。
「それでね。ゆたかちゃん」
「はい…… 」
つかさ先輩は、手元に置いたポシェットを取り出し、そこから小さな紙袋を取り出した。
中をまさぐり、小さな錠剤を6つ掌の上にのせる。
「せ、先輩? 」
動揺する私に構うことなく、つかさ先輩は淡々とした口調で告げた。
「ゆたかちゃんには、私と一緒に死んでほしいの」
「ど、どうして…… 私? 」
衝撃で喉がからからになりながらも、辛うじて擦れた声をあげる。
「ゆたかちゃん。生きていて楽しい? 」
「あ…… その」
私は、言葉に詰まる。
「ゆたかちゃんはいま幸せかな? 」
矢継ぎ早に繰り出される質問が、私を崖っぷちに追い詰める。
「あの、私は、その…… こなたお姉ちゃんが」
「ゆたかちゃんが好きなはずのこなちゃんは、最近、ゆたかちゃんの相手をしてくれている? 」
「い…… いいえ」
チーフに昇格したこなたお姉ちゃんの仕事はかなり忙しく、ここ2か月程はほとんど
遊びに出かけることはなかった。
「ゆたかちゃんの家族から、連絡はある? 」
「ありません」
今、愛知県にあるアパートに住んでいることは、そうじろう伯父さんを通して知っているはずだけど、
私の両親からの連絡を受けたことはない。
気を遣ってくれていると思っていたけれど。
「名古屋で仲の良い、友達はできた? 」
「残念ながら…… いません」
バイト先の先輩方はみな優しくしてくれるけれど、休日に一緒に遊びにいくような親しい人はいない。
「ゆたかちゃんは、将来の展望を持っているの? 」
「…… 」
私は言葉につまった。
一応、高校の通信教育過程を受けているが、終了した後に就職するのか、大学に行くのかは決めていない。
「何より、ゆたかちゃんは、こなちゃんを愛し続けることができるのかな? 」
「あっ…… 」
私は、叫んで自分の小さな胸をおさえた。
心臓のあたりが酷く苦して痛い。
「ゆたかちゃんは、私が少し誘いをかけただけで、簡単に浮気をしてしまったよね」
「で、でも…… 」
私は、私は!
「その程度の想いしかないのに、どうして駆け落ちなんかしているのかな? 」
つかさ先輩が振るう言葉の刃が、まともに突き刺さり、目の前が真っ暗になる。
奥歯がガチガチと鳴って、華奢な身体が小刻みに震える。
つかさ先輩の指摘は、とても身勝手だけれど、ある意味では正しい。
私と、こなたお姉ちゃんが駆け落ちした一年は、つかさ先輩によるたった二日の誘惑で
崩されてしまう程にもろかった。
家族も捨てて、学校も友達も捨て、懐かしい故郷も捨てた結果がこの有様だ。
「私、何をしているんでしょうね…… 」
瞼から涙がこぼれて止まらない。
私は、駆け落ちすらまともにできない人間なんだ。
「私、なんで生きているんでしょう」
私は、スカートに落ちる涙の跡を眺めながら、自嘲めいた口調でつぶやく。
「ううん。ゆたかちゃんは悪くないよ」
つかさ先輩は、私を抱きしめながら、悪魔のような甘い声で囁く。
「この世の中の仕組みが、ゆたかちゃんを追い詰めたのに過ぎないの。だから、
ゆたかちゃんは決して悪くないんだよ」
先輩の声はとても優しくて、私は救われる。
「ねえ。ゆたかちゃん。こんな生き辛い世の中にこだわる必要はどこにもないよ」
「つかさ、せんぱい…… 」
つかさ先輩の瞳はまるで吸い込まれそうな程、魅力的で慈愛に満ちていて……
私は、自分自身も気がつかない内に、全ての行動を先輩に委ねてしまえば良い、
という気分に陥ってしまっていた。
「ゆたかちゃん。お薬を一緒に飲んで、全てを忘れて楽になろうよ」
先輩は、取り出した6粒の錠剤のうち、半分を私の掌の上に置いた。
「これはね。睡眠薬と致死量の毒が入っているの。でも安心してね。睡眠薬がしっかり効いてからでないと、
効力は発揮されないから。だからなんの苦痛もなくこの世からバイバイすることができるんだよ」
「そう、ですね」
私は、掌に載っている錠剤を見つめながら、ぽつりと呟いた。
「怖いかもしれないけれど、大丈夫。眠っているうちに終わってしまうよ。それに、私も一緒に飲むから、
あちらの世界では一緒だよ」
「つかさ…… 先輩」
「うん。ゆたかちゃん。私、ずっと抱きしめているから、決心がついたら教えてね」
「…… 」
そう言って、つかさ先輩はそっと私を抱きしめた。
先輩の体はとても温かくて、伊吹山の方から吹きだす、冷たい冬の季節風を遮ってくれる。
冬の弱々しい太陽は既に沈み、あたりは急速に暗くなっている。
散策を楽しんでいたカップルや家族連れの姿も、今では見えなくなっている。
「せん…… ぱい」
しばらく時間が過ぎた後、私は自ら命を絶つということの、重大さをほとんど認識しないまま決断した。
「お薬、飲みます」
「ありがとう」
つかさ先輩は、天使のような微笑みを浮かべて頭をさげる。
「先輩、その前にお茶をくださいね」
私は、薬を服用する為に必要な水分を求める。
「うん」
つかさ先輩から返してもらったペットボトルで唇を濡らす。
そして、死神が鎌をもたげて待ち構えている錠剤を、口に運ぼうとした時――
「待ってください! 」
悲鳴混じりの声とともに、長い髪を振り乱しながら、一人の女性が飛び込んできた。
続きます。
読んでくれた方、感想を頂けた方、ありがとうございます。
今回は自分で書いてて怖かったです。
既に終盤に入っておりますが、よろしければ、いましばらくのお付き合いをお願いいたします。
>>194 大丈夫、読んでるこっちも怖かったから!(待て
ゼロ時間、のくだりがずしんと来ました。
もう手遅れとわかっていて進まなければいけない瞬間って、身につまされます。
次回もこなたと地獄へ付き合ってもらいつつ、GJ。
>>194 ああ〜ダメだ。怖いよ〜
キンタマキューーってくるよ、キューって。
デ、ツヅキマダー?
>>194 怖いと感じつつ続きをたのしみにしている自分がいますGJ
>>134落とし物ですよ?
あなたのすぐ下に落ちてましたよ?
(´・ω・`)
(つωと)
199 :
すんません:2009/06/04(木) 19:39:55 ID:iuW9TN5K
254 名前:23-251 ◆5xcwYYpqtk[sage] 投稿日:2009/05/31(Sun) 08:50:42 ID:fklCgCtQ
管理人様。
保管所の、エビ氏作「前も、後ろも」のコメント欄について
冷却期間を置くため、一時的な書き込みの停止をする必要があると思います。
掲示板において意見表示の自由は尊重すべきですが、自ずと限度というものがあるはずです。
また、特定の書き手に対する追い出し行為にもつながりかねません。
管理人様側にてご検討の上、書きこみの停止ないし、注意喚起を行う等、
何らかのご対応をお願いするものです。
255 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/06/04(Thu) 23:46:11 ID:TCmFfRlM
もう冷却したみたいだしいいんじゃね?
なんでこんなに騒ぐことになったのかねぇ〜
昔は合わないのはスルーで済んだのに。
作品の方に適用される表現の自由にも自ずと限度があるんじゃね
規則がないのは一番厳しい規則、全ジャンルOKということはあらゆる嗜好の人がいるってこと
そういったところがわからない人が昔は少なかったんじゃね、大人だから
ジャンル叩きは論外だが二次創作である以上元の作品との乖離が酷ければ批判が出て然り
>>200 これ、最後の4行はあんたの意見だよね?
原作の設定もキャラも壊れているのが二次創作っていえるのかとは問いたい
昔は確かに何があっても自由フリーダムで、
ちょっとジャンルが合わなかったためとかによる、
全否定レスが出たとしても華麗にスルーされてたものだ。
それは、書く側も見る側もに「らきすたとしてこの範を越えちゃいけない」
という本能的つうか深層的つうか戒めつうか空気つうか、そんなものがあったからだと思う。
いわば、TPOつうやつだな。
何か今、そういうのが、書き手にも読み手にも薄れてきてるんじゃないかなーって、
思うわけですよ。
そりゃあ、何書くのも
>>1に従えば自由ですよ。自由だけどさあ・・・
今、荒らしに対する耐性が薄れてきてるのも、ひょっとしたらこういうことがあるのかもしれない。
みゆき「今日は環境の日です。1972年のこの日、ストックホルムで開催された国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連環境計画(UNEP)が誕生しました」
こなた「ふ〜今日は暑いね〜最高気温30℃だって。クーラーつけよ〜」
かがみ「まちなさい。環境のことを考えるのよ。より環境に優しく涼しくなるには…」
つかさ「着ているものを脱げばいいんだよ」
こなた「…あ〜なんだか寒くなってきたよ…気温の変化が激しい季節だから…」
みゆき「では暖房器具は使わず、人肌で暖まりましょう」
かがみ「よりお互いの体温を感じるために、やっぱり着ているものは脱ぐべきね」
こなた「ちょwwwセーラー服を脱がさないで!アッ――!」
>>194 誰が現れても修羅場しか思いつかないっ
救いは何処にあるんだろ
終盤と聞くと何か寂しくなっちゃいますがお待ちしておりますぐっじょぶ
258 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/06/05(Fri) 02:09:54 ID:3QPWhiNc
「自分好みのSSが投下されないから気に入らないSSが投下されるなんていやだいいやだい!!」
暴れてるのはこうとしか見えないのは気のせいじゃないな、絶対。>>>
ん?
らき☆すたの二次創作として成り立たないほど原作からかけ離れた作品をらき☆すた二次創作スレに投下するのはどうよ
それを好みの作品が投下されないから拒否とか気に入らないSSとか、馬鹿にもわかる論点ずらしをしてるなら無駄無駄
「自分は原作なんてどうでもいいんだい、自分の嗜好や性癖さえ満たされれば」と言いたいのか
「らき☆すたの女の子」でエロ「パロ」スレであって、「らき☆すたのキャラ名」でエロ「独自創作」スレではない
欝や虐待やグロ、猟奇スレ系の作家が数人でキャラの名前だけを使った特殊性癖の作品を連投すればここを廃墟にできるかもな
支援告知
______
__,..-‐'" ̄  ̄~`ヽ、
/`ヽィ'´ :. `ヽ、
/ヽ/ / : : λ、 ヽ、:: ハ
,ノ ./ i .' : : :. ヘ、 ハ :: i }
,r,==ゝ ,イ´ ::/ { : : : : . `-、 |::: l |
〃´ /〃 : :/ j、ー--: : : : : `ヽ、./ i. |
{{ _,ィ:ヽ、 /// : : j |{ `ヽ、 、: : :.、 `ヽ、\ |: |
\,.-‐─': ̄:.:.:..:.:l.: ̄:/'´/ : : : | , |:', __ \.__ ヽ : :ヽ、 }\_〉 .| {
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:|.:.:.:.:.::/ :∧: ::| .|∨ |:::', ,戎Z彡∨iヽ、:.:`ヽ. /,ノ: i |i ∧
/.:.:.:.:.:/::λ:.:.:j.:.:.|:.:.:.:|.:.:.::.:.{ .:{:.:. `ー| {-V ト:::}、_,ノi ! | `ー:-∨: : : : | |:i ハ
|:.:.:.:j/.:::(,j:.:.:/∨:|.:.:.:|\:.:.|ヽ|:.:.:.:.::lヽ| ヽ|.〈 i ! | :: | \: : : | |:i ∧
. l:.:.:/:.:.:.:.:./j/-‐|::|:.:.:.j-‐}:.:j:::.:.:.:.:.:.:.| ヽ、rっ ! | ; :: j ,ィ'´\::| |:i ヘ、
|:/:;ィ':.:.:/ ___ `}:.:.:/ ∨ヘ:.:.:.:.人| `ーァ-‐‐jノ ノr==、. `| : :. \
|;'"::{:.:/| ≡≡ j:ノ ≡≡ハ:V:.:| /: : ::/´ ,/'" ∨|/ : : : i \
∠:.:.::∨::| ’ハ:.|.|:.| _,.-‐/: :://,/ |/ : : : | : : {`\\
|:.:.::::|:.:.:|、 ,ー'ーァ j::.:| j;ノ _,.イ´ j:;/ / /{ 〈 : : : :: | : :: ハ 〉 ,〉
|:.:.:.::|.:.:リ:::`ィ‐-`ニ´-‐<´:::| _,.-‐'" ヾ__,,{´ / / } |ヽ、: : : } : i: ヘ//
|:.:.:.:.|:|:.::|/´ |┘└} /|:.:| ̄ _,,-‐'´ ∨ / / | | ,  ̄}: ::_;ノ ::λ: /
|:.:.:.:.:リ:.:..| |-─-| / ,|:.:|__,,--‐'´ /∨V ノ |/ /´" : : : :::} .: :〈
|:.:.:.:/`ヽ:|\ | | / |j::/ { / j' / : : : : ::.ノ : : :`ヽ
【らき☆すた】こなた×みゆき【こなゆき】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1244185080/
>>208 >欝や虐待やグロ、猟奇スレ系の作家が数人でキャラの名前だけを使った特殊性癖の作品を連投すればここを廃墟にできるかもな
つまり、あなたはこういうのが嫌なのですよってことですね。
私も嫌ですが、スルーを決めています。
原作からかけ離れた作品なんていっぱいありますよね。
そういうのはどうなるんですか?
大人になりましょうよ。
>>210 そういうのに触れる暇があるなら自分の息子の世話してろ
あわよくばおかずでも作ってくれ
高良家にて
みゆき「今日はコックさんの日です。「かわいいコックさん」の絵描き歌の中に「6月6日」が出てくることから決まりました。
というわけでつかささん。コックさんの衣装を着て私を料理してください!もちろん性的な意味で!」
つかさ「ちょwww」
みゆき「おきに召しませんか?でしたらこのカエルの着ぐるみを着てコスプレエッチを…」
つかさ「何でカエル?!」
みゆき「今日がかえるの日だからです。「かえる友の会」の会員で作家の矢島さらさんが1998(平成10)年に制定しました。
かえるの鳴き声「けろ(6)けろ(6)」の語呂合せです」
つかさ「Σ(゚д゚ )」
☆
泉家にて
こなた「今日は兄の日だよ。姉妹型、兄弟型の研究で知られる漫画家の畑田国男さんが提唱したんだ。
双子座のほぼ中間に当る6月6日を記念日としたんだって」
かがみ「こなた…まさか…」
こなた「うん…またはえちゃった…」
かがみ「じゃあ…私はこれで…」
こなた「お兄ちゃんって呼んで〜」
かがみ「Σ(゚д゚ )」
☆
岩崎家にて
みなみ「今日は、ほんわかの日,家族だんらんの日読売テレビが1995(平成7)年に制定した。
1993(平成5)年、ほんわかした空気を大切にし、もう一度家族の姿を見つめ直すことを基本コンセプトとした番組、
『大阪ほんわかテレビ』が放送を開始したことがきっかけ」
みなみの母「ゆたかちゃんはほんわかしていて可愛いわね〜」
ゆたか「おばさん?目が怖いです…みなみちゃん、なんで服を脱ぐの?!チェリーちゃん!大事なとこ舐めないで!」
みなみ「ゆたか…私達は家族だから…」
みなみの母「婚姻届出してきたわよ〜」
ゆたか「Σ(゚д゚ )」
☆
3つの家から同時に『ア――――――ッ!』という少女の声が聞こえたそうな…
なんか最近スレの空気が微妙な気がしますので……僭越ですがぶった切らせていただきます。
漢なら黙ってスルーしろや
オマエモナー
>>216 空気も読まずに相乗りして小ネタ
かなりくだらないネタなので気に入らない人はスルー
こなたの一番長い日
「6月6日はノルマンディー上陸作戦の日でもあります。」
「あの、みゆきさん後ろの大軍は一体?」
「泉さんには史上最大の総受けをしていただきます。」
「こなたのオマハビーチは私がいただくわね。」
「うにゃぁぁー。」
こなた「ふ〜しぎなくすり飲〜まされて(のまされて)
渋谷で海を見ちゃったのーーゲッホゲッホ」
こなた「ふ〜しぎなまほうか〜けられて(かけられて)
竹下通りでポールダンス〜」
>>216 便乗して小ネタ
コックの日
つかさ「今日はコックの日ー♪だからみんなを調理してあげるよーー。勿論、性的な意味で」
こなた「なにー負けてられないぞー!こっちだって良い材料を手に入れたから」
みゆき「私も負けてられないですね。あそこに活きが良い材料が有りますので。料理対決で負けた方が調理されるって事で」
かがみ「活きが良い材料って私の事!?そう言えばこの4人の中で料理が作れないのは私だけ!」
こなた「かがみーぃ、逃げちゃ駄目だよー。」
つかさ「服を一枚ずつひん抜いてやろうねー。」
かがみ「やっ、止め、助け…」
みゆき「やっぱ活きが良いですね。ここは活け作りが良いでしょう」
こなた「では……」
こなつかみゆ「いただきます」
かがみ「結局料理対決は関係ない!あっ、ああっ、アァァー!!」
カエルの日
つかさ「ケロロー!!」
こなた「うおっ!」
オチ無し
エロパロに貼る内容じゃない事はわかった
>>216 更に便乗して小ネタ
みさお「今日はお兄さんの日だってヴァ!」
みさお兄「そうかぁ俺の日かー。なら俺を敬え」
あやの「そうねぇ、じゃあ兄君、服を全部脱いでくれないかな?」
みさお兄「えっ、なんでだ?」
あやの「何って敬って欲しいんでしょ?だからたっぷりご奉仕してあげようかなーなんて」
みさお兄「なっなんか……目が怖いぞ……2人とも」
みさお「痛くしないから、じっとしとけってヴァ!」
あやの「お姉さん達に全て委ねれば良いのよ……」
みさお兄「ちょっ、俺はそんな事をして欲しいんじゃなくて、ただ、日々の疲れを癒やして欲しいんだって!…………端から見れば殆どの男性が羨ましい状況だと思うけど、結局は強姦パウダー!アァァー!!」
ただお・そうじろう「
>>223父の日には期待してるよ」
ここももうだめだな
投下準備される方がおられなければ、投下いたします。
かがみ『こなた!今日からわたしをお兄様と呼びなさい!』
つかさ『こなちゃん。わたし今日からこなちゃんのお兄ちゃんだよ〜』
みゆき『今日から貴女の兄上になります。ふつつかな兄ですがよろしくお願いします。』
ゆたか『今まで従妹だったけど、これからは兄やだよ?』
あやの『可愛い妹が出来て兄チャマ幸せですわ』
みさお『きょうからあたしがちびっ子の兄貴だZE!』
こな『まてまてまてお兄ちゃんの日だからって家族設定なんで無視なのさ?』
一同『『『『生えちゃった』』』』ぴらっ
こな『ふたなったからって兄貴って無理がないかアッーーーーー!』
投下いらっしゃい
Beach confess
・こなた、ゆたか(非エロ)
・3レス程度使用
寄せては返す波の音が、規則的に耳朶に届く。
「お姉ちゃん」
ビーチパラソルの影に敷いたビニールシートで寝そべっていた私の真上に、
リボンを結んだ、あどけない顔をした少女が顔を覗かせた。
梅雨の合間のよく晴れた休日、私は、お父さんと、従姉妹のゆーちゃんとの3人で海水浴場に遊びにきていた。
まだ夏休み前ということもあり、夏休み中はおそらく芋洗い状態となるであろうビーチは、
地元の小学生が目立つ程度で、閑散としている。
ちなみに、お父さんは隣のシートで心地良さそうに寝息をたてている。
流石に、浜辺で川の字になる勇気はなかったようだ。
「お姉ちゃん、ジュースだよ」
「ありがと」
私は、半身を起こして、ゆーちゃんが買ってきてくれたオレンジジュースを貰う。
ストローを差して中身を吸い込むと、とても冷たくて甘い味が口いっぱいにひろがる。
「こなたお姉ちゃん。あのね」
ジュースを持ったまま、私の隣に座ったゆーちゃんが、ぴったりと肩を寄せてきた。
ピンクの可愛らしい水着を着た少女の、露わになっている二の腕があたる。
ひんやりして、くすぐったい。
「なに? ゆーちゃん」
「お姉ちゃんって、好きなひといるの? 」
「ぷはっ」
いきなりの際どい質問に思わずむせてしまい、私は派手にせき込んだ。
「大丈夫? 」
ゆーちゃんは心配げな表情で、白いハンカチを差し出してくる。
「う、うん。なんとか」
受け取ったハンカチで唇を拭い、荒い息を何度かつくと気分は落ち着いてくる。それにしても――
「ゆーちゃん。いきなり何を言いだすのさ」
「ごめんなさい。でも気になっちゃって」
彼女は少しだけしゅんと身体を縮めるけれど、同時に小さく舌を出している。
ちょっとしたいたずらを企む小悪魔のようで、思わず抱きしめてしまいそうになるくらい可愛い。
「うーん。誰のフラグを立てたいか、というとね」
私は額に浮かぶ汗を拭いながら、答えることにする。
「フラグ? 」
ゆーちゃんはきょとんと首を傾げている。どうやら意味が良く分かっていないようだ。
「うん。ゲームで良く使うんだけれど、後で恋愛関係に発展することを示すもの…… かな」
「ふうん」
相槌を打ったゆーちゃんの顔を見ながら、言葉を続ける。
「やっぱり、かがみんかな、つかさや、みゆきさんのフラグも立てたいなあ」
「そう」
返す声が、少しだけ低くなったような気がした。
「それだけ? 」
「他に…… 誰かいたかな? 」
私は、純粋すぎる瞳から目をそらせ、敢えて空とぼける。
「ううん。いいんだよ。こなたお姉ちゃん」
ゆーちゃんの声と体が、細かく震える。
「柊先輩達も、高良先輩もとても魅力的だよね。だから当然だよね」
小さな声を振り絞って、なんとか笑顔をみせようとしているけれど、傍から見ると泣きそうにしか見えない。
「ごめん。ゆーちゃん」
目の前の少女が零した涙に焦った私は、慌てて謝った。
「こなた、お姉ちゃん…… 」
ゆーちゃんは涙を止めて、私をじっと見つめてくる。
「本当はね。私が一番フラグを立てたいのは、目の前にいる女の子なんだ」
「え!? 」
「困らせたくって意地悪をしちゃったけれど、やっぱり私には、ゆーちゃんが一番なのだよ。
なにせ、萌え要素のかたまりだしね」
私は瞼の端に涙をためている、小柄な少女の背中に手をまわしながら、片目を瞑ってみせた。
「こなたお姉ちゃんの…… 莫迦」
告白を聞いたゆーちゃんが、小さな胸に飛び込んできて、周囲に構わず泣きじゃる。
「ごめんね。ゆーちゃん」
私は、意地悪をしてしまったことに罪悪感を感じながら、胸の中でしゃくりあげている、
少女の背中をゆっくりとさすり続けた。
「もう、落ちついた? 」
「うん。ごめんね」
声をかけると、意外とはっきりした反応が返ってくる。
「あのね。こなたお姉ちゃん。お願いがあるのだけど」
鈴の鳴るような声で、私の耳元で囁く。
お互いの距離は5センチしか離れていない。
「なに…… かな? 」
大きい瞳を見据えながら、私は動悸を抑えながら囁き返す。
「キス…… してくれない? 」
ゆーちゃんは言うと同時に、心持ち唇を上に向ける。
「うん。いいよ」
私は頷いてから、肩の上に掌を載せて、ゆっくりと唇を塞いでいった。
(おしまい)
以上です。
読んでくれた方、ありがとうございます。
おお、久々の、純粋なこなゆたktkr。GJ(゚∀゚)b
誰を絡ませるにしても、ゆーちゃんのロリっぷりは、
もっと
生かされるべきだと
思うんだ。
危ない危ない、危うく投下妨害のペナを取られるとこだった。
いいなぁいいなぁ!ロリ従妹はスバラスィ!
狸寝入りそうじろう『ふふふふ、俺はなんて勝ち組なんdちょっと待てこの白い手はなんだー!待てそっちは海だ!海から手が延びガベボゴボボブガボ』ユルシマセンヨハンセイシナサイ・・・
貞かなた復活wwwwwwwwwwwww
>>233 これはイイ!こなゆた。
この話のゆーちゃんの純粋さに、
途中で黒化とかヤンデレ化するのでないかと想像して、
恐怖を感じた自分はすっかり心が穢れていると思います。
>>237 この作者はこういうのばっかり書いてるから
そういう想像するのは仕方ないと思う
>>237 そんな心配をしてしまうなんて、けがれてますねw
>>241いこうとしたらいきなりグロですがいいですか?画面が出てきた
どうやらグロ画像っぽいので先に進まないことを推奨します。
ていうか、いきなり脈絡もなく絵へのリンクだし、しかもグロだし。
らきすたであったとしてもはげしくスレ違いなので、多分荒らしっぽい。
触れた俺はバカでしょうか('A`)
>>242 こういう場合、グロ注意、とだけ書けばおk。
こなた「みゆきさ〜ん(すりすり)」
みゆき「どうしたのでしょう…泉さんたらやけに甘えん坊ですね」
かがみ「今日が母親大会記念日だからよ。1955(昭和30)年のこの日、東京・豊島公会堂で第1回母親大会が開催されたのよ。母性溢れるみゆきに甘えてみよう、ってとこね」
こなた「みゆきさ〜ん(ちゅぱちゅぱ)」
みゆき「ひうっ!泉さ…やめ…吸わないで…」
こなた「私、お母さんいないから…みゆきさんから少しでもお母さんの気配を感じたいんだ…」
みゆき「っ!」
こなた「(抵抗を封じられて羞恥と快感に悶えるみゆきさん萌え(≧ω≦)b)」
みゆき「は…ぁ…らめぇ…アッ――!!」
さて、6月7日日曜日は6月の第一日曜日ということでプロポーズの日となっています。全日本ブライダル協会が1994(平成6)年に、ジューンブライドの月に因んで制定しました。
黒井先生の嘆くお姿が目に浮かびます。
6月のまとめネタはこれで決まりですね(笑)
黒井「よーし今からプロポーズネタやる奴は拳骨の刑な。決まりや('A`)
ぐびっ、ぐびっ、ぷはー、結婚が…なんや…ちゅうねん…ひっく」
こな『かっがみぃ〜結婚しようzゴッベキッガスッ
かが『あの、こなたを殴るのは構わないのですが、突然どうしたんですか?』
黒井『ほほぅ・・・何か、そりゃウチに対する当て付けかいな、あ゛ぁん?』
みゆ『本当つかささんはお料理が上手ですね。きっと良いお嫁さんになれますよ』
つか『そんなぁ、ゆきちゃんのお嫁さんだなんtゴンゴンガキゴスッドゴゴガゴドゴドゴドゴドゴ
みゆ『先生どうなされましたか?急にスタンド発動してフルボッコなんて』
黒井『ウチが!泣き止むまで!殴るのを止めない!』ドガドガドガドガゴスガス
まらん
お前センスないよ
嫁って言葉口にしてるのにみゆきは殴らないんだな
所詮こなかが厨か
嫁って単語とプロポーズネタを混同か
厨の被害妄想すげえ
お前みたいなアンチがまだ生き残ってることの方が驚きだわ
ここでは人気こそが絶対であって支持の得られないものは存在すら許されない
気に入らないなら黙ってさっさと消えれば?
それもねえよ
いかなる理由があろうとも言葉を荒げてネガティブ発言する奴は
ここを早く終わらせる目的でやってきたとしか思えない。
ダメと思うのなら何処がダメなのかちゃんと言え。
らきすたが嫌いなら発言するな。ここにいる資格はない。
NGワード:終末発言、きめつけ厨乙、仕切り厨乙、慇懃無礼に隠れた結局全否定
なんでそんなに罵倒したがるんだよ・・・
何度もいうが心無い罵倒は荒らしだと思っていい。百害あって一利もない。
理由つけようがきちんとした反論だろうが受け入れないだろ
>>253 >心無い罵倒
こ、心有る罵倒ってのが有るってことか?
あ、新しい、プレイですね。
あ・・・揚げ足取りNGすんの忘れてた・・・('A`)
まあ言うことはもっともなんで訂正。罵倒そのものがもう荒らしだな。
>>256 違うんだ!!
言葉責めというか、なんかそんなものが…浮かんだw
言葉攻めが得意そうなキャラとして真っ先にみゆきとかが定番になるだろうが、
あと誰がいいかなwww
言葉攻めに弱いのって、やっぱりかがみあたりかなあw
普段から突っ込みのキャラって、この手の責めには一番弱い気がするんだw
かがみは開き直れば強そう。つかさは素直だからあんまりきかないっぽい。
こなたは普段は流せそうだけど調子を崩されたら意外と恥ずかしがると思う。
個人的にみなみかな。無口で口下手だからあんまり言い返せそうにないし。
なるほど、そして言葉責めは、病弱のクセに
やたらアクティブなゆーちゃんなのですね、わかります。
これで、夏コミのネタは決まったッス!!
某無口「ドッジボール・・・ターゲット・・・ロック・・・オン・・・」
突っ込みなら、こうもいたなぁ〜
みゆき「さあ、どうしてほしいのですか?」
かがみ「……」
みゆき「だんまりですか? ならば、仕方ありませんね。今日はお開きのようです」
かがみ「ちょ、ちょっと待って!」
みゆき「ふふ。やはり、してほしいのでしょう?」
かがみ「……(コクリ)」
みゆき「どうしてほしいのです……? もっと感じたいのでしょう……?」
かがみ「……びを……」
みゆき「何か言いましたか……? もっと大きな声で言ってくださらないと聞こえませんね……」
かがみ「ち、乳首を……! さ、さわって……」
みゆき「良く出来ました。ご褒美をあげましょう」
かがみ「うう……ねえ、みゆき……」
みゆき「はい、何でしょう?」
かがみ「みゆきは……お、鬼よ……」
みゆき「ふふ。最高の褒め言葉ですね。……いえ、他意はありませんよ? ふふふ……」
>>258 そこであえてみき、と言ってみる。
受けるのは娘たちw
母親はある意味言葉攻めをする職業だしなあ・・・w
かなたさん降臨により、娘どころか旦那も言葉攻めに会う泉家。
言葉ではなく、思い出し笑いで・・・みゆきもみなみも攻められる高良家w
「そう君にこなた、ちょっとそこに座りなさい。今日という今日は言わせてもらいます」
「「へ?」」
「へ?じゃなくて、オ ス ワ リ !!」
「「は、はい!!」」
こうですか?わかりまry
>>265 「そう君、こなた、ちょっとそこに座りなさい」
「もう座ってるじゃーん」
がんばれ!カナタさん!!
(キャラデザイン:いしいひさいち 制作:東京ムービー新社)
269 :
戸別響:2009/06/08(月) 13:06:20 ID:MSl6ChTN
こんにちは、戸別です。
今日も淡々と投下したいと思います。
タイトル 至福の音 Extra1:オーディエンス
・ゆたか&つかさ みなみ視点、ひより視点、こなた視点、?視点
・非エロ
・7レス使用
シリーズ3話の別視点です。
3分後に開始します。では、どうぞ。
最近、ゆたかの様子が変だ。
「……じゃあこの問題を……小早川……あれっ、小早川ー!?」
「…………えっ? あ、は、はい!」
「ここ、何が入るかわかるか?」
「あ、え、えーっと……すいません、ボーっとしていました……」
「そうか、授業中はちゃんと先生の話を聞くように。わかったな」
「はい……」
2学期になって、ゆたかは授業中にボーっとしていることが多くなった。
「じゃあ他の人に……岩崎」
「……はい」
「ここには何が入る?」
「……犬養毅、です」
「よし、正解っ。この事件によって犬養毅は――」
代わりに当てられた私は、答えを言った後、すぐにゆたかのほうに顔を向けた。
ゆたかは溜息をついているように見えた。
ゆたか自身も異変には気づいてるみたいだけど……
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴って、昼放課の時間になった。
私はいつものようにゆたかの近くの席に移動して、
田村さんと一緒に机を動かして、3人で向かい合えるようにした。
「ねぇねぇ、岩崎さん」
昼ご飯を食べ始めてからしばらくして、田村さんが私の名前を呼んだ。
「今度の土曜日、岩崎さん家って空いてる?」
「……多分。どうして?」
「ほら、今週って結構宿題の数が多かったッスよね?
ですからみんなで集まったほうが、宿題がはかどるかと思って。
時間が余ったら、みんなで遊べばいいですし。小早川さんも、そう思いますよね?」
そう言って、田村さんはゆたかのほうに視線を向けた。
「…………」
「……小早川さん?」
ところがゆたかは田村さんの振りにまったく反応せず、
それどころか左手に持った箸もまったく動かさず、
ただ焦点のあってない目を、虚空に向けているだけだった。
「おーい、小早川さーん?」
田村さんは、ゆたかの目の前で手を上下に振りながらもう一度名前を呼んでみた。
それでも、ゆたかはボーっとしていて気づいている様子はない。
田村さんの行動を無視して、ゆたかは溜息をついた。
ゆたか……本当に、どうしたんだろう……
ゆたかのその異常な状態に私が心配していると、
「……小早川さん!」
「ひゃうっ!?」
業を煮やしたのか、田村さんがゆたかの耳元で、大きな声を出して名前を呼んだ。
そこでようやく、ゆたかはハッとして、ずっと呼ばれていたことに気づいたようだった。
「な、なに? 田村さん」
「……明日、岩崎さんの家に勉強がてら遊びに行こうって話なんだけど、小早川さんも来る?」
「あ、うん、いいよ」
ゆたかは本当に私と田村さんの会話が耳に入っていなかったらしく、
目をぱちくりさせて田村さんの説明を聞いていた。
……絶対、何か変だ。
私はそう思い、ゆたかに話を切り出してみることにした。
「……ゆたか、どうしたの?」
「えっ……?」
私が話を聞いてなかった小早川さんに説明をして、その返答を聞いた後、
岩崎さんが突然小早川さんに話を振りました。
「……2学期になってから、少し変。授業中でも、ボーっとしてることが多くなった」
岩崎さんは心配そうに小早川さんに尋ねます。
やっぱり、岩崎さんも小早川さんの異変に気づいてたみたいッスね。
私も、2学期からの小早川さんの様子は変だったと思っていました。
初めは夏休みの気分が抜けてないのかな、と思っていたんですが、
たまに私や岩崎さんと話しをしてるときにも上の空になったりして。
ただ、露骨に「どうしたの?」と聞くのはちょっと……と思って、
しばらくは気づいてないフリをしていたんですが……
「私もそう思うッス。おまけに私達と会話してるときでも、
たまに心ここにあらず、って状態になってることもありますよ。どうしたんスか?」
岩崎さんの問い掛けに便乗して、私も小早川さんに疑問をぶつけてみます。
小早川さんは岩崎さんからの問い掛けに目を見開いて、
私からの疑問を聞いて、さらに驚いた様子になりました。
「具合が悪いってわけじゃなさそうだし……」
何があったのか。
小早川さんの今までの様子や今日の反応と、私の今までの経験とを当てはめてみると、
すでに一つの仮説が浮かび上がっていました。
でも、私の経験っていっても、同人誌や、そういうのでしかないんですけど……
でも、今聞くチャンスを逃したら、今度はいつその話ができるかわからない。
「そう、まるで、誰かを思って、恋をしてるような……」
私は思い切って、その仮説を小早川さんにぶつけてみました。半分冗談のつもりで。
これが間違いでも、小早川さんはキョトンとするか、
「違うよー」と言って笑い話にしてくれる……と思う。
「え、ええっ!?」
「……なんていうのは冗談ですけど……って、小早川さん!?」
だから私は、小早川さんの反応にかかわらずジョーク気味にかわそうとしたんですけど、
大いに驚くという小早川さんの反応と、
「顔、真っ赤ッスよ! 大丈夫ッスか?」
突然ボッと燃えるような赤面顔になった小早川さんを見て、
思わず慌てふためいてしまったッス。
「ふえっ!? な、何でもないよ! あ、は、早くご飯食べないと、時間なくなっちゃうよ!」
私の指摘に、小早川さんも慌てながら何とか誤魔化そうと、
手につけてなかったお弁当を食べ始めました。
でも小早川さん、動揺してるのバレバレですよ?
本当は詳しい話を聞きたかったんですけど、
小早川さんは明らかに話したくないって感じだし、岩崎さんと顔をあわせたら、
聞いちゃいけない、という風に首を少し横に振ったので、
私は何もなかったように、食いさしの弁当を食べ始めました。
「……ということなんですけど……」
ひよりんからの話を聞いて、私は腕を組み、フームと唸ってみた。
ホームルームが終わって、かがみ達と一緒に帰ろうと準備をしていたら、
教室のドアの前にひよりんとみなみちゃんがいて。
私と3人で話がしたいというから、私はかがみ達を先に帰らせて、
教室内の人がいなくなるまでドアの前で2人を待たせていた。
誰もいなくなったところで2人を教室の中に入れて、何があったのか聞いてみた。
そうして、上の話を聞いていたんだけど……
「……間違いなく、恋だね、それは」
「先輩も、やっぱりそう思いますか?」
「うん、ゆーちゃんは純粋だからね。そこまでわかりやすい反応なら、確実だと思うよ」
私は自信を持って首を縦に振った。
いつの間にかゆーちゃんにも好きな人ができてたなんてねぇ、と感慨深く思っていると、
「……それならいったい、誰に……」
「そう、そこが問題ッスね。先輩、何か心当たりはありますか?」
「うーん……」
私はどっかの探偵みたく手をあごに乗せ唸ってみた。
特に意味はないけど、なんか急に答えが閃きそうじゃん。
みなみちゃん達にも相談したがらないってことは……まさか同性?
もし同性なら……
とりあえずネタとして、私はみなみちゃんに視線を向けてみた。
「……なんですか、泉先輩?」
「うんにゃ、なんにも」
そう言って、今度はひよりんに視線を向けてみる。
私と目を合わせたひよりんは、ぶんぶんと首と手を横に振っていた。
わかってるって、みなみちゃんとひよりんは関係ないってことくらい。
ゆーちゃんは二人の目の前でも上の空になってたみたいだから、絶対に他の人だよね。
でも、だったら誰なんだろうなぁ、ゆーちゃんの好きな人。
もし私の知っている人の中にいなかったら、お手上げなんだけど。
そういえば、ゆーちゃんって夏休みのころから何か変だったような……
「……あっ」
私は思わず声を出してしまい、それにひよりん達が反応した。
「ど、どうしました、先輩?」
「……なにか、わかったんですか?」
「……一人だけ、思い当たる人物がいる」
「えっ!? だ、誰ッスか?」
「……まだ確信が持てないから、今は言えない。今日、ゆーちゃんに聞いてみようと思う」
私はそう言うと、鞄を持って教室のドアを開けた。
来てくれた二人も、それを見て慌てて自分の鞄を持ち、教室を出ようとする。
私はその二人に向かって、
「……今日は、ゆーちゃんの相談に来てくれて、ありがとう」
と、頭を下げて感謝の言葉を述べ、そのまま教室から出て、帰宅の路についた。
「……じゃあそういうわけで、明後日はよろしくねー」
ゆーちゃんから話を聞いた後、私はみなみちゃん、ひよりんに
電話で勉強会の日時と場所の変更を連絡して、
次に柊家に電話をかけて、それに出たかがみんに勉強会の人数追加の連絡をした。
みんな案外すんなりと納得してくれて、ちょっと拍子抜けのような……
『わかったわ。じゃあ電話、切るわよ』
「あ、ちょっと待って」
私は電話を切る前に、かがみに一応聞いてみたかった質問を投げかけてみた。
「……最近、つかさの様子はどう?」
『はぁ? そんなの同じクラスのお前のほうがよく知ってるだろ?』
「いやいや、かがみん家での様子だよ。
あ、ちなみに私達のクラスではあまり変わった様子はないけどね」
『そんなんは聞いとらんわ』
そう、最近のつかさの様子は別段変わったところもなかった。
これでゆーちゃんとつかさが両思いなら、つかさも上の空になっててもおかしくないんだけど。
まぁこれはそういうゲームや漫画の見すぎかな。
だからかがみにも半分冗談で聞いてみたんだけど……
『……うーん、変わったことって言うほどじゃないんだけど』
かがみからは、予想外の答えが返ってきた。
『最近つかさのやつ、いつも以上にボーっとするときがあってね。
たまに料理中にも上の空になるし、いつも以上に危なっかしくて』
おっ?
『この前なんて、夕食の団欒中にそんな状態になってさ。
私が耳元で叫ぶまで、家族の会話まったく聞いてないわ、箸も全然動いてないわで』
ほほぅ?
『ホント、困っちゃうわ……で? これがあんたに何の関係があるのよ』
「ううん、特には。じゃあまた明後日ねー」
『あ、こら……』
ガチャン
……これは予想外な。もしかして、この二人……
「……明後日が楽しみだー」
私はゆーちゃんの部屋のほうを見ながら、そう呟いた。
……いつからだろう、こんな気持ちになったのは……
夏休みから? それとも、お見舞いに言った、あの日?
……ううん。
もしかしたら、4月の終わり。最初に一緒にお話をしながら帰った、あの日からかも。
初めは少し気になるくらいだったのに、何回も会っているうちに胸の高鳴りが大きくなって。
今じゃあ、いつでも頭の中は「あの子」ことでいっぱいで。
学校ではできるだけそのことは考えないようにしてるけど、
家に帰ると気が抜けちゃって、自分でもわかるくらいにぼんやりしちゃう。
好きなはずのお料理にも身が入らないし……
明後日、「あの子」は私の家に来て、こなちゃん達と一緒に勉強会をすることになってるの。
突然決まったみたいだけど……
……よし、決めた。
その日、「あの子」に私の気持ちを伝えよう。
どんな結果になってもいい。ただ、私の気持ちに、嘘をつきたくないから――
以上です。
この「至福の音」シリーズは基本的にゆーちゃん視点で動いていきますが、
他の人の視点になるときは、このようにExtraとして投下していきます。
感想、批評、ありがとうございました。今回も、よろしくお願いします。
278 :
戸別響:2009/06/08(月) 13:31:11 ID:MSl6ChTN
すいません、名前を変えるのを忘れてました。
ご迷惑をおかけしました。
こなた「あっ……あっ……」
かがみ「ふふっ、こなたはココが感じるのね」
つかさ「ゆきちゃん…ちゅ…」
みゆき「ふあっ!そんな…吸っちゃ…あ…んんっ」
みなみ「ぁぁ…ゆたかぁ」
ゆたか「みなみちゃん、濡れてるよ…感じてくれてるの?嬉しい……」
ななこ「待てえぇぇぇ!!学校でなんちゅうことをしとるんや!!」
ひかる「黒井先生、止めてはいけません。今日はポルノの日です。由来は「シックスn(ry」
ふゆき「ひかる…お願い…我慢できないの……ひかるの、舐めたいの……」
ひかる「私も、ふゆきの…舐めたい………………………結婚してくれ――――――!」
ななこ「くっ…こんな日でも一人で慰めてまう自分がいやや…………でも感じちゃう!アッ――!」
>>277 ほんわかで初々しっぷりがGJッス!
複数視点は情報を増やしやすいと、ネタの勉強、勉強、と・・・
>>279 川´0∀0)問題無いッスよ!一人えっちも立派にポルノの一ジャンルッス!
川´0Д(○≡ ゴッ
>>279 ごめんどうしてもみゆきさんに違和感がある
みゆき「ではいつもどおりの私に戻りますだばだば」
こなた「ちょwwwwwそのモードが通常とかどんだけwwwwww」
>>277 ほほう。
この展開は、アレですか?
それとも、ダーイどんでん返し!!(古w)が待っているのですか?
>>282 ちげーーーーーよwww
>>282 あぁ、いつもの高良先輩ッス!よかったよかった、元に戻ったんスね!
>>279 便乗して小ネタ
ななこ「折角のポルノの日やのに、また独り…………」
こなた「だからロンリロンリー♪」
かがみ「ヒトリの夜ー♪」
ななこ「うわーん、莫迦にすんなー!!」ダッ
>>280 「うぅっ、殴られてメガネ割られた上に凌辱されたっす・・・体罰教師とか通り越して酷いッス・・・」
「あ゛ー・・・これから凌辱エロゲとか作れなくなるんだよねー。困ったなぁ、現実のヒヨリンで代用しなくては!凌辱された姿はまた新鮮だし!」
「これがいわゆるセカンドレイプッスかアッーーー!」
準備されている方がおられなければ投下いたします。
「Affair 第8話」
・こなた、ゆたか(登場はこなた×かがみ)
・エロあり
・8レス程度使用
注意事項
・鬱、ダーク傾向あり
・SM要素あり、痴漢プレイ、アナル責めあり
・かがみん陵辱要素あり(こなた×かがみ愛好者は閲覧注意)
(※前回に引き続き、ポジティブな要素は皆無なので苦手な方は退避願います)
8.かがみ視点
こなたの後を追って、足をもつれさせながら外に出ると、冬の冷たい風がまともに吹き込んでくる。
「さ、寒い」
悲鳴をあげ、両腕を抱えながら、前歯をかちこちと鳴らす。
しかし、薄い生地のコスプレ制服で冷気に震える私に、先を行くこなたは振り向くことはない。
私は数歩遅れながら、見知らぬ街を歩くしかない。
通り過ぎる地元住民のうち、比較的若い人たちが、私の制服の元ネタを知っており、
まるで見てはいけないモノを目撃してしまったかのように、わざとらしく目を逸らす。
「きゃっ」
強い風が北西から吹き抜け、短いスカートがめくりあがり、必死で押さえる。
少しでも油断すると、お尻や大事なところが丸見えになってしまう。
「ま、待って! 」
スカートの裾を必死に押さえている間も、こなたはどんどん先に進んでいってしまう。
私はスカートの裾を気にしながら、小走りで後を追うしかない。
「はあ、はあ」
それでも、さほどの時間はかからずに最寄駅に到着する。
切符を買って改札口を通り抜け、ホームに滑り込んでくる赤色の電車に、私は荒い息をつきながら乗り込んだ。
名古屋方面に向かう上り電車は、座席が全て埋まる程度には混んでいる。
私はつり革に捕まって、息を整えようとしたが……
「えっ」
いきなり、私のお尻が撫でられる。
「ま、まさか」
痴漢?
怒りに燃えて、スカートを撫で回している手首をつかんで、後ろを振り返る。
「こ、こなた!? 」
泉こなたが手を伸ばして、私のおしりを触っていた。
「どういうつもり? 」
私は、頭一つ分小さい少女を問い詰める。
「言ったよね。かがみは私の奴隷だって」
「うっ」
うろたえる私に、こなたは冷徹な表情のまま通告する。
「奴隷はご主人さまには逆らってはいけないのだよ。かがみ」
こなたの低い声に怯えて、身体が硬直してしまう。
「で、でも…… みんなが見てるし」
「皆が見ているから、やるのだよ」
「わ、分かったわ」
私は頷いた。こなたの命令にはもう逆らえないのだ。
「両手でつり革を掴んで」
命じられるままに、両手でつり革を掴むと、下半身を守る手段がなくなってとても心細い。
直後にこなたの手が伸びてきて、短いスカートの中にもぐりこみ、お尻の割れ目を撫でていく。
「や、やめて! 」
腰を振りながら叫ぶけれど、こなたは無視してお尻をイヤらしくなでる。
「ん…… んんっ」
周りを見渡すと、乗客の視線が私に集中している。
「こ、こなた…… みんな、見ているから、お願い! 」
顔を歪めながら、焦った声でお願いするけれど、全く反応してくれない。
こなたの指が動き、お尻の穴をほじくり始めた。
「や、やめて、そこ、汚いから」
アソコをいじられる時とは異なり、強い圧迫感と嫌悪感を伴った刺激が襲いかかる。
「そうだね。汚いね」
こなたは、小さくため息をつきながら言うと、自分の鞄を空けた。
「じゃあ、これにしようかな」
「な、何よ。何をするつもりなの! 」
動揺する私の鼻先に、こなたが持っているモノがつきつけられた。
「な、何? 」
「これはね。アナルビーズだよ」
「アナルビーズ? 」
禍々しい響きを持つ名前に、気味悪さを感じながら、鼻先にある物体を見つめた。
こなたがアナルビーズと呼ぶプラスチックでつくられた器具は、全長は30センチ程で、
6つのビーズと呼ばれる球形のモノが繋がれており、端にはビーズを引っ張るための輪がついている。
ビーズは、先端が最も小さく、下に行くほど大きくなっている。
「な、何をするのよ! 」
禍々しい形状をした器具を目前にして、恐怖と不安が同時にせり上がり、私は声を震わせた。
「えっちなかがみには、もう分かっている癖に…… 」
冷やかな口調でこなたは言うと、アナルビーズの先端を私のお尻の穴にあてた。
「ひやっ」
冷たくおぞましい感触に襲われ、背中を反らせながら裏返った声をあげる。
「いくよ。かがみ」
こなたの声に身体を固くした時、数メートル離れた場所にいた学校帰りと思われる高校生の集団が、
私を見ながら話している声が聞こえた。
「あのツインテの子、ハルヒのコスをしているよな」
「うわー 痛」
「ちょ…… あれって大人の玩具? 」
「確か、アナルビーズとかいうやつだぞ」
「マジかよ」
嘲笑を通り越して、まるで異世界の生物をみているような視線が突き刺さってくる。
「こ、こなた、ひ、人に見られてる。お願い、やめて! 」
しかし、こなたからの返事はなく、最初のビーズが私の尻穴に容赦なく侵入してくる。
「や、やだ、痛い、こんなの駄目! 」
括約筋をぎゅっと締めて、私は異物の侵入に抗うけれど、ビーズには既にクリームがたっぷり塗ってあり、
抵抗を排除して、ぐいぐいと肛門の中に侵入してくる。
「ん…… かはっ、あう、うあああっ」
長いツインテールを振り乱しながら、くぐもった呻き声をあげる。
歯を食いしばって何とか耐えようとするけれど、肛門を無理矢理押し広げられる苦しさは尋常ではない。
「うぐっ…… うああああっ」
全身から脂汗が噴き出し、下腹部を襲う強烈な圧迫感に悲鳴をあげる。
「んあああ、んああああっ」
ビーズによって括約筋が、無理矢理拡げられる。
私は悲鳴をあげながら、尻尾の付いたお尻を震わせる。
「やあ、あああ、くああああっ」
永遠に続くかと思われる地獄の苦しみは、一つ目のビーズが完全に中に入ると少しだけ緩んだ。
「はあっ、はああっ」
大きくえづきながら、何度も荒い呼吸を繰り返す。
顔を上げると、眼鏡をかけた女子高生とまともに目が合う。
「変態! 」
つばを吐きだす様な表情で、激しく罵られる。
「や、やだあっ…… 」
どこかに消えてしまいそうな程、恥ずかしくて情けなくて、私はぽろぽろと涙を流した。
「かがみ、続けるよ」
しかし、こなたの冷徹極まりない声とともに、容赦なく、より大きな二つ目のビーズが押し込まれる。
「やだっ、こなた、それ、無理、絶対に無理よおっ! 」
声を振り絞って訴えたけれど、こなたは完全に無視して、強引にビーズを押し込んでくる。
「んああっ、かはっ、うあああっ、あああああっ」
更に強烈な圧迫感が、下腹部に襲いかかる。
まともに息ができないほどに苦しくて何度もえづく。
大きなビーズがお尻の穴にめり込んでいく度に、両脚はガクガクと震えて、全身から大量の汗が滴り落ちる。
「くっ、くああ、んあああっ」
途切れ途切れの擦れた声をあげながら、それでも懸命に両足を踏ん張って、じりじりと直腸に侵入する
アナルビーズという名の大人の玩具の、おぞましい感触と苦痛にひたすら耐える。
ずぼっ
卑猥極りない音とともに、二つ目のビーズがようやく私の中に入る。
「はあ、はあああっ、くはああっ」
再び、激しい苦痛からは解放される。
私は、絶えず揺れる車両のつり革にもたれながら、更に大きく足を開きながら身体を前に倒した。
度重なる尻穴への刺激に発情したのか、膣口からも大量の愛液が漏れだしており、
大きく開いた両脚の間からこぼれ落ちる。
「うわあ…… すげえな」
「あえぎ声がやばすぎっ」
反対方向の座席に座っている大学生が、前かがみになりながら、私の醜態を論評している。
「全く、とんでもなく淫乱な女だな」
「あんなに可愛い顔して、アナル責めでヒーヒーよがってやがる」
「公共の場所でAV撮影なんてけしからん…… いや、もっとやれ」
公衆の面前でよがりまくっている私に興奮した、乗客達の声が次々に耳に入ってくる。
嘲りの言葉が耳に届く度に、私の高過ぎるプライドは、無残に壊されていく。
「お願い、こなた、許して…… 」
私は、涙をぽろぽろとこぼしながら、こなたに哀願する。しかし――
「でも、かがみのアソコは、そうは言っていないみたいだよ」
こなたは冷たい笑みを浮かべたまま、膣に手を伸ばして触ったかと思うと、濡れた指先を鼻先に突きつける。
「ほら、もうこんなに濡れているよ」
微笑みを浮かべながら、粘性のある愛液を私の鼻の頭に塗りつける。
「う、嘘、そんなこと、あるわけない」
「あるんだよ。かがみはお尻だけで感じちゃう、ドの付く程の変態さんだね」
(うそ、嘘に決まっているわ! )
変態という指摘に、かぶりを何度も振って否定するけれど、肝心の私のアソコは燃えるように熱くなっていて、
愛液はとどめもなく噴き出し続ける。
ふとももを擦り合わせるだけで、ぐちゃぐちゃと卑猥な音が聞こえてしまう。
「続けるよ」
こなたの容赦ない声に、私は恐怖に震えながら「ひっ」と、情けない声をあげることしかできない。
そして、3つ目のより大きなアナルピースが、少しずつ埋め込まれていく。
「も、もう無理、絶対無理よ! 」
私は、大声で喚きながら、腰を強く振って抵抗する。
しかし、同じ車両にいる全ての乗客は、蔑みと興奮が混ざった視線を向けており、尻穴を弄くり回されて
嬌声をあげながらよがりまくる変態の姿を、見物するのみである。
「んああああ、だめ、駄目なん…… だから、裂けちゃう、本当におしり、裂けちゃうっ!」
容赦なく押し込まれるアナルビーズによって与えられる、おぞましい刺激に耐えながら、私は絶叫する。
「はあっ、だめ、本当に、ダメなんだから、んあっ、だめええっ」
既に2つのビースが直腸内に押し込まれており、締め付けられるような強烈な圧迫感が、私の苦しさを倍加させている。
「やだ、こなた、やめて、無理、んああああ、だめえええっ」
まるでAV女優のような、大きな悲鳴をあげながら、私は、全身を硬直させて震える。
「かがみ、身体の力を抜かないと入らないよ」
「わ、分かった。わかったわ」
朦朧とする意識の中、こなたの言うとおりに、身体の力を抜いてみると、ビーズが少しずつめりこんでいき、
ついにイヤらしい音とともに3つめのビーズが腸内に入った。
「くはっ、があっ、んはっ、はうっ…… 」
身体を槍で貫かれるような激痛に耐えかねて、私は、涎を垂らしながら空気を求めるように喘いだ。
「うわあ、入っちゃったよ…… 」
近くから聞こえてきた声を聞いて、後ろを振り返ってみると、お尻に生えているアナルビーズは、
ずいぶんと短くなっている。
「それじゃあ、抜いてみようかな」
こなたがぽつりと言うと、せっかく苦労して中に入れたアナルビーズを引き出しにかかる。
「や、やめて、痛い、痛いから! 」
強烈な圧迫感と排泄感が再び襲い、全身に怖気が走る。
「はあっ、くああっ、んはあっ、だめ、だめなの、ああっ」
ツインテールを激しく振り乱しながら、私は甲高い声をあげて絶叫する。
両脚が生まれたての小鹿のようにガクガクと震える。
尻穴が限界まで開いて、ビーズが引き出される。
「はっ、あはっ、はっ、はあっ」
間髪入れず、こなたは、2つ目のピースを抜きにかかる。
「そんな、急に出さないっ、やだ、んはああっ、はうううっ」
3つ目に比べて一回り小ぶりとはいえ、アナルビーズという悪魔のような玩具による、連続肛門拡張プレイは
強烈であり。息をすることすら困難になってしまう。
「んん、くっ、もう、だめ、やっ、やだよっ」
汗と涙で顔をぐしょぐしょにしながら、情けない悲鳴をあげ続けている私を、冷然と見ていたこなたは、
少しだけ口の端を歪めながら言った。
「ねえ。かがみ」
「んっ…… な、なに? 」
「かがみは、アナルビーズでお尻を弄くられるのは嫌? 」
「い、嫌に決まっているわよ! 」
あまりにもふざけた質問に、私は、こなたの奴隷になったことも忘れて怒鳴った。
しかし、こなたは表情を変えずに淡々とした口調で話す。
「じゃあ、私、もう動かさないから」
「? 」
きょとんとする私に、こなたは同じ顔つきのまま命令した。
「最後の一つは自分で出してね。もちろん…… 手を使っては駄目だよ」
「そ、そんなっ」
最後に残ったビーズは、一番小さいとはいえ括約筋の力だけで外に出せるとはとても思えない。
「や、やだ、お願いだから抜いて! 」
涙目になりながら、こなたに訴えかける。しかし――
「さっき、私にお尻をいじくられるのは嫌って言ったよね」
「う…… 」
「だから、私はもうかがみのお尻は触らないから」
「そ、そんな! 」
こなたの言葉の罠に、私は完全に引っ掛かっていた。
「わ、分かったわよ。出せばいいんでしょ! 出せば!」
冷静な思考を欠いたまま、半ば自棄になりながら言い放つと、私は、お尻を後ろに突き出して、
両足を踏ん張りながら呻く。
「く、くう…… んんっ」
しかし、突き刺さったアナルビーズは全く動かない。
「かがみ、もっとイキまないと、外に出ないよ」
「わ、分かっているわよ! 」
私は叫んでから、つり革を強く握りしめると、両目を閉じて大きく息を吐き出す。
「ん、んんっ、くうっ、んんんん! 」
自力でアナルビーズをひり出そうとする、涼宮ハルヒのコスプレ姿をした若い女を目の当たりにした乗客の、
軽蔑しきった視線が集中する。
私は、死にたくなる程の恥辱に耐えながら、括約筋を懸命に動かして異物を外に押し出そうと力を振り絞る。
(お願い、出て、お願いだから! )
「もしかして、あの子いきんでいるの?」
二十代後半とおぼしきOLが、隣に立っている同僚に囁いた声が、はっきりと聞こえる。
「凄いわね…… 何を考えているのかしら」
もう一人は、露骨に軽蔑した顔つきで私を睨んでいる。
「嫌っ、お願い! 見ないで! 見ないでくださいっ! 」
蔑みや興味本位の視線が、更に数を増して、私の身体と精神に突き刺さる。
「かがみは、見られると興奮するからね」
「そ、そんなこと、絶対ない、ないんだからっ」
言葉責めに耐えながら、懸命に力をこめていると、少しずつ、憎たらしいビーズが押し出されてくる。
「んんっ、くっ、出る、くうっ、ふああああっ、あう」
短い呼吸を何度も繰り返して、いきみ、中のモノを捻り出していく。
「あっ、あう、ふあああっ、んはあああ、はああっ、くはああっ」
全ての力をこめながら、絶叫した時――
ぬるっとした感触が伝わったかと思うと、肛門を通り抜けて最後のビーズが飛び出し、
直腸内を蹂躙したアナルビーズが列車の床に落ちていった。
直後――
「かがみ、降りるよ」
車掌のアナウンスとともに、電車は急速に減速する。
こなたは、分泌液にまみれたアナルビーズをビニール袋に手早く仕舞うと、私の手を強く引っ張った。
車両が駅に停止するとともに、右側のドアが開き、私は車外に押し出された。
駅の階段を上がりきった時、こなたは私の方に振り向いて紙袋を渡した。
「かがみ。これを持ってトイレに行ってよ。中に下着が入っているから」
「えっ、どういうこと? 」
頭にクエスチョンマークを浮かべている私に、こなたは少し苛立った口調になる。
「5分しか待たないから。着替えて」
「う、うん」
疑問を抱きながらも頷くしかなく、私は駅のトイレに駆け込んだ。
「どういうことかしら? 」
ひとりごちながらも、渡された黒いブラをつけ、同じく黒いショーツを穿く。
自分を最後に護るものを身に付けてほっとすると同時に、一抹の寂しさがよぎったのは、
私が真性のMであるからかもしれない。
最低限の身なりを整えてトイレから出ると、こなたが両腕を組みながら待っていた。
私の姿をみとめると、鋭い口調で問い質してくる。
「かがみには覚悟はある? 」
高校時代はひょうひょうとしていることが多かったが、今は、触れれば切れるような鋭い顔つきに変わっている。
「どういう…… ことかしら? 」
「今から、つかさとゆーちゃんのところに行く」
「つかさと、ゆたかちゃん? どうして? 」
何故、つかさとゆたかちゃんが会っている場所が、こなたに分かるのだろう?
心に浮かんだ疑問を読み取ったのか、こなたは答えてくれた。
「わざわざつかさから居場所を知らせるメールが入ってきたし、みゆきさんからも同じ趣旨のメールがあった」
こなたはポケットの携帯を取り出して液晶を見せる。
直近の着信履歴につかさとみゆきの名前が表示されていた。
「そ、そう…… 」
こなたは、ぐちゃぐちゃになった関係を清算するつもりなのだろう。
つかさも、表面上はともかくとして、1年も続いた泥沼な展開にけりをつけることを望んでいるに違いない。
「分かったわ。私も、いく」
私ははっきりと言った。
こなたからは嫌悪と蔑みの対象でしか見られていないことは、十分すぎる程分かったけれど、
それでも、私の心に絡みついて、がんじがらめに拘束していた全てのものを解き放つチャンスだった。
「じゃあ、行くよ」
こなたは自らを奮いだたせるように言った。
私達は、家路に急ぐ大勢のサラリーマンや学生たちの間を縫うようにして歩きながら、
地下鉄金山駅の改札口に向かっていった。
続きます。
最近、かがみんが随分とエロくなっているように思えてしまいます。
お話は、次回(予想より量が多ければ次々回)で終了する予定です。
よろしくお願いいたします。
と、とうとう物語は終末を迎えるのですね!wktkwktk!楽しみです!
世界は閉じちゃうのか、未来は開けてるのか
どっちに転ぶのか予想もつきませんが、後1話か2話か楽しみに待ってますぐっじょぶ
23-251殿のみなゆたの話が読みたい
>>297 ―楽屋にて―
「何なのコレは!わたしまるっきり変態扱いじゃないの!ひょっとしてナニ?所謂読者サービス要員?」
「あー、吠えない吠えないwB級映画とかじゃおっぱい見せて殺されるとかザラだし、仮にもストーリーのキーたる人物だよ?」
「そこじゃないのよ!こなたとあーゆー事になるんなら・・・もーちょっと・・・静かな・・・場所で・・・。」
チャラッ
「コレはなーにかにゃ〜♪」
ビクッ「持って、来ちゃったの・・・?」
「二人とも、始めちゃったよぉ・・・」
「まぁ、次回の投下までは少し時間があるでしょうから、問題ないでしょうか・・・」
>>301 自治厨と言われる覚悟で一言。
楽屋裏という表現は自重したほうがいいと思う。
前に他人の作品の楽屋裏シリーズを投稿した人が居て、
少し荒れたことがあるんで。
気分を悪くさせる書き込みスマン。
これだけだと、アレなんで小ネタを一つ
「小さい頃はお父さんは変態だと思っていたけど、世界は広かったんだね。」
「こなた、どんな学校生活を送っているんだ。」
>>297 えろいかがみんは正義だと思います。
……もとい。とうとう決着がついてしまうのですね。
願わくば、こなたたちみんながそれぞれに決着を付けられますように。ぐっじょぶ。
そうだね作品のイメージが変わっちゃう場合もあるし
特に未完の続き物の場合作者さんの予定と被っちゃったりするリスクもあるし
小ネタや埋めネタの派生ネタはいいけれどSSの派生ネタや三次創作は事前に許可をもらわない限りは避難所投稿にしたらどうだろう
最悪作者さんがノーサンキューの意思を示した場合避難所なら削除できると思うし
305 :
301:2009/06/10(水) 21:22:54 ID:BrIJQRnR
すみません、思慮が足りませんでした。
作者には深くお詫び申し上げるとともに、次回に期待致します。
>>305 全く気にしていませんよ。
むしろ、小ネタ自体は大好物で、読者サービス要員の件はくすりとさせて貰いました。
こなた「でわかがみんはへんたいということで満場一致」
かがみ「するかっ!」
ごすっ
こなた「い"だい"・・・(〒ω〒.)」
みゆき「今日は雨漏りの点検の日です。全国雨漏検査協会が1997(平成9)年4月に制定しました。本格的な梅雨のシーズンを前に、建物の雨漏りの点検をする日となっています」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
こなた「ふあぁぁぁぁぁぁぁ……」
かがみ「つかさ見て。こなたのパンツが『雨漏り』してるわ」
つかさ「本当だね。くすくす…」
みゆき「これは『点検』が必要ですね。ええ!隅から隅まで!」
こなた「もう…らめぇ!アッ――!」
ぷしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
やまと「すごい『雨漏り』…ね」
こなたがモテモテで疲労困憊するお話が読みたいなぁ
こなフェチで探せばいいのかな
23-251氏のみなゆたの長編が読みたいな
>>308 うう……、なんでや……なんで涙が溢れてくるんや……
うちの心の雨漏りを直してくれるええ人はどこかにおらへんのか……?
準備されている方がおられなければ投下いたします。
「日替わりショートストーリー;恋人の日」
☆みき&ただお
☆エロなし
☆2レス使用予定
目が覚めた時、私は芝生が生い茂る野原にいた。
辺り一面緑の草原で、少なくとも私の知っている場所ではないことは確かだった。
「ここは……どこなのかしら……」
ふと口をついて出た声の幼さに驚いた。
幼さという表現は妥当ではないか…
しかし、私の年齢を考えれば、今の声は若すぎる。
まさかと思い自分の身体を見てみると、
「こ……これは……」
身体が若返っていることに気づいた。
かがみやつかさと同じくらいだろうか……
制服を着れば高校生そのものだ。
「みき?みきなのか?」
私を呼ぶ声に振り向くと、そこには高校生くらいの若い男性がいた。
しかもその人は……
「た、ただおさん?」
高校生くらいまで若返った姿の、ただおさんだった。
普通ならこの摩訶不思議極まりない現象に驚き、あわてふためくものだが、不思議とその様な気持ちは薄く、むしろこの状況を楽しもうという気持ちが強かった。
「なんだか、恋人時代に戻ったみたいだな」
その気持ちはただおさんも同じようだった。
「あなた、せっかくだから昔の恋人同士だったときみたいに、二人で過ごしませんか」
「そうだな…少しの間仕事も、家のことも忘れて楽しもう。みき」
ただおさんはそう言って私に手をさしのべた。
私は手をとりながら言った。
「うん!ただおくん!」
すると草原だった周りの景色はいつの間にかよく知る大宮駅の前となった。
若いカップルたちが大勢いて、皆とても仲が良さそうな恋人たちだった。
私たちは周りのカップルたちに混ざって、映画館や喫茶店など、定番のデートスポットをはしごしてまわった。
普段は食べることなどないファーストフードを食べたり、かわいい服や小物を売っているお店をひやかしたり……
手を繋いで、歩いたり……
「はぁ〜」
「みき?」
「ただおくん、私、幸せだよ」
より深く指を絡めながら私は言った。
頬が軽く火照り、胸がどきどきしている。
忘れて久しい甘酸っぱい気持ちを楽しみながら、私は立ち止まってただおさんを見上げた。
「ね…キス、して」
甘酸っぱい雰囲気に後押しされてキスをねだる。
ただおさんは私の肩をそっと抱いて、ゆっくりと顔を近づけた。
☆
☆
☆
「うまく、いったわね」
幸せそうに眠るみきとただおのそばで、かがみとつかさはアンテナのような機械を操作していた。
「高良グループが開発した『夢創造機』で、お母さんに幸せな恋人時代の夢を見てもらう、か。
高良グループもたまにはいいもの作るわね」
「こなちゃんが、お母さんの誕生日が恋人の日だって言ってくれたから今回の計画を思いついたんだよね。
ブラジル・サンパウロ地方では、縁結びの聖人アントニウスが歿した前日の6月12日を『恋人の日』として、
恋人同士が写真立てに写真を入れ交換しあう風習があるんだって」
「というわけで、私たちからはペアのフォトフレームをプレゼントするわね」
かがみとつかさは眠っている母親の枕元にそっと包みを置いた。
「「HappyBirthday お母さん」」
以上です。
仕事の都合で明日はカキコできないため、フライングで投下しました。
個人的にみきさんLOVEな人ですので機会があればみきさんの話を書きたいと思います。
なにはともあれ、みきさんお誕生日おめでとうございます。
>>316 いつもと違った ほのぼの風味で、これまたGJですね。
みきさんのSSも是非読んでみたいです。
いいねえ、みきさんのこおこおせえ。
最高の誕生日プレゼントだと思います。
そうじろう「い・・・いくらでレンタルできる!?その機械!!
手に入れる!かなたとの思ひ出!もう一度っ!!」
かなた(そ・・・そうくんてば・・・)
かがみ「こなた、着替えるの?手伝ってあげるわ」
つかさ「こなちゃん、お食事を手伝ってあげる。あーんして」
こなた「……みんな、今日はやけに世話をやきたがるね」
みゆき「今日は小さな親切の日です。1963(昭和38)年、「小さな親切」運動本部が発足しました。その年の東京大学の卒業式の告辞の中で、茅誠司総長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけです」
かがみ「というわけで、こなたのために小さな親切を積み重ねることにしたのよ」
ゆたか「お姉ちゃん、新品で高品質のトイレットペーパーだよ。ふきふきしてあげるね」
みゆき「泉さん、お背中をながさせてください」
こなた「ちょwwwこれはサービス過剰……」
かがみ「こなた、身体をもてあましちゃったの?慰めてあげるわ」
こなた「ふぁっ!や……らめぇ!」
かがみ「安心して……焦らしたりはしないわ。すぐにイかせてあげる。親切でしょ?」
こなた「アッ――!」
こなた「世の中には、小さな親切大きなお世話、という言葉がありまして('A`.)」
そうじろうは浮気とかしなかったのかな
今現在のつながりは無かったとしても
そうじろう「この俺が!浮気とかありえん!
かなたしか、抱く気など起こり得ん!
・・・そうだな・・・浮気をするとすれば・・・」
そうじろう「そういって、こなたを見つめて以来、
こなたに家出をされ、未だ帰ってきませんorz」
こ「アナタは最低だ!」
世界で一番かなたさんわ愛していなかったらかなたさんは振りむかなかったのですよ
実は重度のファザコンでかなたになりたいこなた。
いけないとは思いつつもこなたに流されるままのそうじろう。
それを止めさせたいかがみ。
つードロドロなのが読んでみたいぜ。
いけないと思い?
アホゲがたたまれ、ほくろが隠されただけで
衝動的に襲い掛かりそうなんだがwwwww
ああそうか、こなたが空手や合気道を学んだのはそのためか・・・wwww
「こなたぁ〜♪父子のスキンシップをしy
「しょーりゅぅけん!しょーりゅ、しょーりゅ、しょーりゅーけん!はどーけん!たつまきせんぷぅきゃく!」
「グワァアアアア!」
「けー!おー!」
「まて・・・波動拳は無理だろJK」ガクッ
>>325 やばい。ちょっと心が動かされたが自重、自重……
>>328 何を自重してるのかね?
さぁ、今すぐキーボードを叩いて執筆作業に取り掛かるんだ。
なんというムスカイズム
準備をされている方がいなければ、投下します。
>>325氏のネタです。微妙にシチュは違うかもですが。
そうじろう×こなた(+かがみ、ゆたか)
注意事項
・一話完結もの(一発ネタなので続きません)
・保管庫非掲載
・5レス程度使用
・エロあり
・近親そーかんあり(要注意! )
・ドロドロ
※男性が出てくるので、苦手な方は退避ねがいます。
追加。
題名は、「禁断の果実」で。
1.(こなた視点)
「なあ、こなた。お願いだから、アレをしてくれないか…… 」
週に一度、お父さんがとても申し訳なさそうな口調で頼んでくる。
「うん。いいよ」
私は少しだけためいきをついて頷く。
世間体から見ても、日本の法律からみてもイケナイことだとは知っているんだけれど、
私はお父さんのお願いを断ったことはない。
口元のほくろを化粧品でさり気無く隠し、ドライヤーを当てて頭頂部のアホ毛を寝かす。
はい。これでお母さんの出来上がり。あとは……
「ねえ。そう君」
「おっ、かなた」
私は、布団の上にあぐらで座っているお父さんの隣にちょこんと座る。
「きょ、今日は、いいかな…… 」
恐る恐るといった様子で尋ねる、お父さんに微笑んでみせる。
「ええ。いいわよ」
言って、お父さんの肩に頬をあてる。
「そ、そうか。で、でも無理はしないでくれよ」
お父さんは私に向きなおり、ゆっくりと顔を近づけてくる。
「ん…… 」
まずは唇を重ねる。ざらざらした不精ひげも同時にあたり、くすぐったい。
「んっ…… んんっ」
お父さんの舌を受け入れながら、私はぼんやりと考える。
お父さんはずっと、お母さんに操を立てるつもりなのだろうか……
私をお母さんの代わりに見立てて、夜の行為をしているお父さんを見ると少し哀しくなってしまう。
キスの後、お父さんの唇が離れる。
「かなた…… 愛しているよ」
お父さんの瞳は普段の快活さを喪い、どこか濁っている。
「そう君、私もよ」
お父さんは私の、ほんの膨らみかけた乳房を愛撫した後、ゆっくりと下腹部に舌を這わせていく。
「ん、そう…… くん」
私は小さく悲鳴をあげる。お父さんは、まだまだ薄い茂みでしかない私のアソコに舌を這わせる。
「ん、んああっ」
お父さんは、私の、たぶんお母さんの、一番感じる場所を易々と探り当てて、集中的に吸いだしていく。
くちゅ、ちゅばっ
いやらしい音を響かせながら、夢中でクンニをするお父さんに、私は、どこか冷やかな視線を注ぎ続けている。
お父さんは、忘れ形見となった私に愛情を目一杯注ぎ込んでくれた。
私が成長し、お母さんにとても似てきたことを喜んで…… 一年前、私を押し倒した。
私は、お父さんの事が大好きだったから、お父さんがどれほどお母さんを愛していたか想像がついたから、
お父さんの欲求を受け入れた。
実際に、最初の日はとても痛かったけれど、すぐに慣れてしまった。
今では、お父さんをもっと喜ばせる為に、積極的にお母さんのマネをしている。
一種のロールプレイングだし、ネトゲのチャHで慣れていたから、ビデオでしか見たことのない、
お母さんの声をマネるのは容易いことだった。
「ん…… そう君。お願い、来て」
十分にアソコが濡れたから、お父さんに甘えた声でお願いする。
「かなた、かなた」
私を持ち上げて両足を思いっきり拡げてから、お父さんは私に挿入していく。
「ん、んあああ」
ぎゅっと瞼を瞑って少しがまんするだけで、お父さんのアレはすっかり入ってしまう。
ぱん、ぱんっ
お父さんが音をたてながら、リズミカルに腰を動かしていく。
「んっ、んはっ、はうっ」
激しい動きに私は何度も喘ぎながら、少しずつ昂っていく。
「か、かなたっ、俺、おれは」
お父さんは半ばうわ言のように呟きながら、何かに取りつかれたように私を蹂躙していく。
「そ、そう君、イイ、いいよう」
何が良くて、何が良くないかなんて、本当は分からないけれど、切なそうな喘ぎ声をあげた。
お父さんが喜んで興奮してくれるって知っているから。
「んっ…… かなた、好きだ、愛している…… 」
「あん、そう君、好き、大好き…… 」
脳の一角ではギャルゲみたいな声をあげる自分をせせら笑っているけれど、積極的に声を出した方が
のめりこむことができるような気がするから、特に問題はない。
「かなた、かなた! 」
そう君…… もとい、お父さんの腰の動きがだんだんと速くなってくる。
「んあっ、んあっ」
激しく膣の奥に突き立てながら、私は激しく喘ぐ。
一年もの間、女としての機能を丹念に開発された私の身体は、醒めた思考とは無関係に、悦び、疼いて、敏感に反応していくのだ。
「……、いくっ」
「あっ、外、外に…… 」
激しく揺さぶられながら、私はお願いをする。
私は中に出されてもいいけれど、失敗をするとお父さんが悲しんでしまうからだ。
「うっ…… ううっ…… 」
「はあっ、だめ、んああっ、んああああっ」
お父さんはどうやら限界にきたようで、私のアソコから引き抜いてから、幼児体型に向って、大量の白濁液をぶちまける。
どくどくと、卑猥な音をたてながら、お父さんの精子たちがお腹や顔にかかり、まるでエロゲのラスト絵のような状態になっていく。
「うっ…… んっ」
お父さんは、最後の一滴までを絞り出すと、ようやく正気に戻ったのか、とても悲しそうな顔をして近くの
ティッシュ箱まで手を伸ばしてペーパーを取り、汚した身体をゆっくりと拭いていく。
「すまん…… こなた」
十数枚ものティッシュを使って拭き終わると、お父さんはまるで10歳も老けたように肩を落として謝る。
「ううん。気にしないでよ。私が好きでやっているから」
言ってから、ほっぺたをお父さんの肩に顔をつける。
「本当にこなたはいい子だな」
「そうだよ。これ以上の親孝行な娘はギャルゲでもいないよ」
お父さんは苦笑してから、大きな手を私の頭におき、長い髪をくしゃくしゃとかき回した。
翌日、お父さんが私に小遣いをくれた。高校生が親から貰う小遣いとは桁がひとつ違う。
明らかに、昨日の事に対する後ろめたさとよる謝罪を意味していたけれど、私は笑顔で受け取る。
美少女ゲームも買えるし、同人誌も買い込める。夏コミの軍資金にも充てられるしね。
私とお父さんのまぐわいは、誰にも知られることがない。二人だけの秘密だった。
しかし、秘密なんてものは、決して、永遠に保たれるものではないのだ……
2.(かがみ視点)
「あの…… 柊先輩」
制服が夏服に変わって数日たった日、授業を終えて学校から帰る間際に、私は小柄な女の子から声をかけられた。
「ゆたかちゃん?」
こなたの従姉妹で、この春、陵桜高校に入学してきた子だ。
前に、こなたのうちにいた時にいろいろ話したけれど、大人しくて素直で好印象を持っていた。
「どうしたのかしら? 」
私は笑顔をみせながら、問いかけた。
「あの、こなたお姉ちゃんの事で相談したいことがあるんです」
「こなたの事で? 」
「え、ええ」
ゆたかちゃんは、しきりに周囲を気にするように視線をさまよわせている。
「ええ。分かったわ。人のいないところにいきましょうか? 」
鍵が開いていて、かつ、放課後はほとんど誰も入らないことが分かっている理科準備室に場所を移して、
私は、ゆたかちゃんからの相談を改めて聞くことにした。
机を挟んで正面に座ってから、疑問に思ったことを口にする。
「どうして、私なのかしら…… 」
ゆたかちゃんと私は、実は、まだそれほど面識がない。
「あの、こなたお姉ちゃんは家に帰っても、いつも、かがみ先輩の事を話していましたから」
「そ、そう」
「お姉ちゃんは、先輩の事がとっても好きなんだなあ、仲が良いんだなあって思いまして」
ゆたかちゃんの言葉は、私にとって新鮮だった。
こなたが私のことをそんなにも気にしてくれていたなんて……
「そ、そっか」
「それに、親友のみなみちゃんも言っていました。高良先輩という方ですが、えっとみなみちゃんの隣に住んでいる先輩で
こなたお姉ちゃんのクラスメイトなんですけど、かがみ先輩はとても優しくて頼りになる人だって」
「みゆきが? あ、ごめん。みゆきの苗字は高良で、彼女は私の友人でもあるの」
「えっと。は、はい」
私は、鼻の頭をこすった。
周囲の人間から思わぬ高い評価を受けていたことを知って、少し気恥ずかしい気持ちになる。
「分かったわ。ゆたかちゃん。私ができる範囲なら協力するわ」
私の言葉に、ほっとしたような笑顔を浮かべてから、ゆたかちゃんは、話を始めた。
「実は…… 」
数分後――
「何ですって! 」
私は思いっきり叫んでしまい、慌てて口を押さえる。
「ほ、本当なの? 」
「わ、私だって信じたくはなかったんです。でも、でもっ」
ゆたかちゃんは、既に泣きそうな顔になっている。
「ご、ごめん。でも…… どうして」
彼女の言葉を疑う訳ではない。でも、こなたが実の父親と性行為をしているなんて、にわかには信じることができなかった。
いや、信じたくはなかった。
「伯父さんは、伯母さんをずっと昔に亡くしてから、おひとりでしたから、とても寂しかったのだと思います」
「そ、そう…… でも」
こなたはどうして、実の父親を受け入れている?
「こなたお姉ちゃんは、お父さん想いですから」
「で、でも、絶対に異常よ。そんな事してはいけないわ」
私の言葉に、ゆたかちゃんはまるで自分が責められたような辛そうな顔をして俯いた。
「ち、違うの。責めてる訳じゃないの。ゆたかちゃんも、こ、こなたも…… 」
そう。私はこなたを責めている訳ではない。ただ、本当の事情が知りたいだけだ。
「あくまでも、私の勝手な想像なんですが」
「それでもいいわ。教えてくれるかしら」
伏し目だったゆたかちゃんが、ようやく顔をあげて言った。
「こなたお姉ちゃんが、お母さんを亡くしているからかと思います」
「!? 」
彼女の言葉に、私は首をかしげた。どういうことなのだろう?
「お姉ちゃんは、物心がつかないうちに、かなた伯母さんを亡くされたから、お母さんの愛情を受けることができませんでした。
もちろん、伯父さんはこなたお姉ちゃんを、溺愛していましたが、父親と母親が与える愛情は根本的に違います。
私は、こなたお姉ちゃんが、かなた伯母さん、つまり、お母さんになりきることで、足りない分の
愛情を補っているように思えてなりません。一種の代償行為であり、倒錯的な行為ではありますが、
これが、お姉ちゃんが伯父さんを受け入れている本当の理由ではないでしょうか」
ゆたかちゃんは、はっきりとした口調で言い切ってから、小さく咳をした。
「つ、つまり、こなたには、愛情を注いでくれるお母さんが必要だってことが言いたいの? 」
私の返答に、彼女は小さく頷いた。
「でも、こなたのお父さんは、再婚なんてする気はないのでしょう」
以前、こなたから聞いたことがある。
こなたのお父さんは、亡くなられたかなたさんをとても愛していて、彼女が亡くなられた後、親類縁者や出版社の担当者から
何度か持ち込まれた再婚話に、決して首を縦に振らなかったそうだ。
「そ、そう。話は分かったけれど」
私は、肝心な事を聞いていない。
「それで、ゆたかちゃん。あなたは私に何を相談したいの? 」
ゆたかちゃんは、何かを恐れるように華奢な身体を震わせてから、やがて決意をしたようで、小さな口を開いた。
「あ、あの、かがみ先輩。こなたお姉ちゃんのお母さんになってもらえませんか? 」
「!? 」
私はあんぐりと口をあけて、2歳年下の女の子の可愛らしい顔を、穴が空く程見つめ続けることしかできなかった。
続きません。(えっと、ネタですので)
>>325さん。こんな感じでよろしいでしょうか。
ごめんなさい。ちょっと魔がさしたんです。お願いですから石を投げないで……
では。
だっ・・・誰かと思えば・・・
あの、ヒルドラマスター。ヒルドラの帝王ではございませぬかっ!
激しく大歓迎っ!
「ウワキモノワユルシマセン^^^^^^^^」
「アッーーーーーーー!!!」
もうかなたさまがそうじろうを呪い殺すくらい、GJ!(゚∀゚)
>>339 ナイス魔が差しでした。
そうこなパートのただれっぷりはもちろん、引きのところでそうかがフラグを立てるとか、もうね。ぐっじょぶ。
>>339 ネタ振から11時間でこのクオリティ・・・恐ろしい子!
>>339 さすがは当スレを代表する大先生……尊敬しますよホント
>>339 仕事早!!
続かないなんて、そんなこと言わないでさ……
かがみ視点でふくらみそうな気がしたのに
続投希望したい
いや、続くと全員…… しまう恐れが高いので。
下手するとかなた様が出てきて「呪マース」にて全員死亡だしなあ・・・wwww
これもひとえに、ヒルドラ王様のヤンデレベルの高さに皆期待をしているからだと・・・
いや、全ては作者様の意にございますから、私はそれに任せますw
「こなたぁ〜♪父娘の熱いスキンシップをしy
「ねぇ、父さんのうしろにいる私そっくりな人はだあれ?」
「ヒッ・・・!」
「あと鏡にも私みたいな誰か写ってるよ・・・」
「ヒッヒィ・・・」
「テレビから私みたいな人が這い(ry
クールー・・・キットクルーキットクルー・・・
投下準備される方がいなければ、投下いたします。
そうじろう×かがみ(+ゆたか)
「禁断の果実 第2話」
注意事項
・続きもの
・保管庫非掲載
・7レス程度使用
・エロあり
・自慰あり
・ダーク注意
・かがみん注意
※男性が出てくるので、苦手な方は退避ねがいます。
3.(かがみ視点)
私は、ゆたかちゃんから相談を受けた週の終わりに、こなたの家に行った。
前もって、そうじろうおじさんには話があると電話をしていたので、玄関先にはおじさんが姿をみせる。
「やあ、いらっしゃい。かがみちゃん」
「こんにちは。おじさん」
家に上がって、居間に通される。お茶を出されて喉を潤してから、私は話を切り出した。
「実は、今日、お願いしたいことがありまして…… 」
正座をして膝に載せたこぶしに力をこめる。さあ、勝負だ。
「おじさん。私と結婚してください! 」
「ちょ、まっ」
おじさんは口をぱくぱくとさせたまま、呆然としている。
それはそうだろう。20歳以上も年下の女の子にいきなり結婚を申し込まれたのだ。驚かない方がどうかしている。
「分かっているんです。私のような若輩者が、おじさんの嫁にふさわしくないってことくらいは。
でも、こなたには母親が必要なんです。こなたを愛で包んでくれる母親が。私は、こなたを愛しています。
もちろん、かなたさんには到底及ばないにしても、こなたに母親としての愛情を与えてやりたいんです! 」
私は、必死におじさんに訴えかけた。
最初は、狼狽していたおじさんは、次第に落ち着いてきたようだ。
「かがみちゃん」
居住いを立て直して、おじさんは私に言った。
「かがみちゃんは、結婚ということが分かっていない」
予想外の厳しい物言いに、私はひるむ。
「結婚というのは、二人でお互いに愛情を持ち、何でも助け合って生活していくことなんだ。
周囲の無理解とか、そういう問題は全部さしおいて、かがみちゃん。君は俺、いや私を利用して、こなたの母親としての
立場を得たいと思っているのに過ぎないのではないかい? 」
「そ、それはっ…… 」
図星を突かれ、言葉に詰まってしまう。
「それに、かがみちゃん。君は私を愛してくれるのかい? 」
「えっ…… 」
「かがみちゃんの言う通りに、私と結婚するならば、かがみちゃんと私は絶対にしなくてはいけないことがあるんだ。
言っている意味は…… 分かるね」
おじさんの話すことが分からない程、こどもではない。
確かに、私はこなたのことばかり考えていて、おじさんのことを全く考えていなかった。
夫を愛さない結婚生活なんて、絶対続くわけがないのだ。
「分かります。でも、私はおいそれと退くことなんてできません」
しかし、それでも、実の父親と性交を重ねるこなたを放っておくことなんかできなかった。
こなたが本当に幸せになる為だったら、私はなんだってやるつもりだ。
例え、それが原因で修羅に落ちようが、地獄に落ちようが構わなかった。
私は、すくっと立ち上がると、セーラー服のスカーフに手をかけて抜き取ってしまう。
「な、何をしているんだ? かがみちゃん」
おじさんは、びっくりして立ち上がる。
私は、おじさんに微笑んでから、あっさりとセーラー服を脱いでしまう。
ブラを異性の男性に見せることに、羞恥と興奮を覚えながら、スカートのホックに手をかける。
「私、絶対にこなたを幸せにすると決めていたんです。だから、その為には何でもします」
濃色のスカートが床に落ちて、ふとももが露わになる。比較的地味な白いショーツがおじさんの視線にさらされる。
「か、かがみちゃん? 」
私は、ブラとショーツだけの姿で、おじさんに近づく。
「私、おじさんを愛しなさいと言われれば愛します。セックスをしなさいと言われればします」
若い女性、それも鮮魚のような瑞々しい女子高生に迫られて、おじさんはごくんと喉をならす。
二次元だけが興味の対象ではない、というこなたの話は嘘ではないようだ。
「…… 本気、なのかい? 」
更にこなたからは、年下の女の子が好きだということを聞いている。
私は、卑怯は十分に承知の上で、自分の有利な立場を利用させてもらうことにする。
「ええ。私なんかの貧弱な身体では満足できませんか? 」
「そんなこと…… し、しかし、かなたが」
私にあと5センチまで迫られながら、おじさんは苦し紛れに仏壇の方向を向いた。
こなたとそっくりな女性が微笑んでいる。
「いいえ。違います。おじさんは思い違いをされています」
私は、おじさんの首の後ろに手をまわして囁いた。
「かなたさんは、おじさんが操をたててくれることを嬉しく思っていますが、同時に悲しんでもいます。」
「ど、どういうことだい? 」
おしさんの瞳をしっかりと見据えながら、私はゆっくりと続けた。
「かなたさんは、おじさんの幸せを今でも願っています。もちろん、忘れ形見であるこなたの幸せも天国から祈っているでしょう。
しかし、かなたさんは、おじさんが新たな家庭を築いてくれることを、実は願っているのではないでしょうか? 」
「かなたが、かい? 」
「ええ。こなたはとても甘えん坊です。こなたに母親が必要という考えには変わりはありません。
しかし、おじさんにも、支えとなってくれる妻が必要だと、かなたさんはきっと思っているはずですよ」
「そう…… だろうか」
おじさんは考え込んでいる。もうひと押しをしなくてはならない。
おじさんから罪悪感を取り払ってあげるのだ。
「ですから、後妻を迎えることは、かなたさんを裏切ることなんかじゃありません。
天国にいるかなたさんのご希望に沿ったことなんです。かなたさんはおじさんが幸せになることを絶対に望んでいます。
もちろん。私はかなたさんのような素晴らしい人格を持っておりません。
至らない点は多々あるかとおもいます。しかし、それでも、私が泉家に入ることによって、
おじさんの幸せを願うかなたさんの希望は、きっと叶えられると思うんです」
「か、かがみちゃん…… 」
「ですから、私は、おじさんに対する誠意を示します。ですから、私の想いを受け入れてはくれないでしょうか」
誠意なんて綺麗な言葉を使いながら、私の次の行動は俗を極めている。
左手でおじさんの大事なところを服越しに掴んで、軽く握ってあげるのだ。
「か、かがみちゃん…… 」
「それに、おじさんのココも、もう我慢できないって言っていますよ」
おじさんの肉棒は、男性の本能に忠実で、既にぱんぱんっといっていい程、大きくそそり立っている。
「そ、そう…… かも…… いや…… でも」
おじさんが何度もごくんと喉を鳴らしながら、ぶつぶつ呟いている。
私は、とどめとばかりに、みゆきみたいに巨乳ではないけれど、それなりにふくらんだ胸を押し付けながら、
ぎゅっと大きな身体を抱きしめる。
「もう、我慢をされる必要はありませんよ」
おじさんの耳元で、限りなく甘く囁く。
「そ、そうだな。そろそろ、かなたも許してくれるよな…… 」
おじさんは、自分を納得させるような言葉を紡いで、ようやく首を縦に振ってくれた。
よしっ。
私は、おじさんが若い女の色香に屈したことを確認してから、ゆっくりと唇を重ね合わせた。
「ん、んむう」
おじさんのキスは、こなた相手に慣れているだけに、やはり上手い。
とても優しくて、激しくて、すぐに蕩けそうになってしまう。
「……ん、んんあっ」
おじさんのごつごつした手が動いて、ブラは外され、床に落ちる。
「んひゃ、ああっ」
外気に晒されたふたつの乳房を、両手で丹念に揉みしだいていく。
「んはっ、んふう」
おじさんの舌と指に身体を侵されながら、私は裏返った声をあげる。
「んっ」
乳房の頂上を軽くつねられて、背中を反らせてびくんと震える。
「ぷはっ」
乳房と乳首をさんざんに弄くられた後、ようやくキスから解放されて、私は大きく喘いだ。
「おじさん」
話す自由を回復した私は、左手を伸ばして、おじさんの手首をつかむ。
「ねえ。おじさん。ここもお願い…… 」
おじさんの手首を動かして、私の下着の中に誘導する。
「あ、ああ」
半ば夢うつつといった声を出しながらおじさんの手を、愛液で濡れているショーツの中に突っ込ませる。
「ん…… くうん」
他人の手がアソコに触れるという、倒錯的な快感が走り、私は甘えた声をあげる。
くちゃ、くちゃ
とってもイヤラシイ音をたてながら、ごつごつとした太い指が私の黒い茂みをかきわける。
やがて、クリと呼ばれる突起を探し当てて、揉みはじめる。
「ふああっ」
両足をガクガクと震わせながら、私はAV女優のようなよがり声をあげ続ける。
「んはあっ、くうっ、んんっ」
ひざを震わせながら顔を横にむける……と、微かに動く人影が見えた。
「だ、誰? 」
といっても、泉家で覗き見することができるのは、2人しかいない。どちらだろう?
おじさんの愛撫によがり声をあげながら、ドアの端に向けて目をこらすと、可愛らしいリボンがみえた。
ゆたかちゃんがみてる。
きっと、私とおじさんのやりとりが気になって、ずっと影から覗いていたのだろう。
ゆたかちゃんは、私達のまぐわいから視線をはずせないようで、扉に指をかけながら凝視している。
「か、かがみちゃん、もう…… 」
一方、私のアソコをずっと揉みしだいていたおじさんも、我慢しきれないという表情になっている。
わたしも、年下の可愛い女の子である小早川ゆたかちゃんに、おじさんとのセックスを覗き見されていることに、
かなり興奮してしまっていた。
「おじさん。いいですよ」
私は微笑みながら、おじさんの身体にしなだれかかる。
おじさんは私の両足を抱きかかえて、ゆっくりと床に押し倒した。
「かがみちゃん。もう、我慢できないから」
おじさんは、あっという間に作務衣を脱いでから、私のショーツをはぎ取ってしまう。
全裸にされた私は、恥ずかしげに身体をよじらせて、顔に手をあてる。
「お、おじさん。はずかしい…… よ」
こなたの言う、ギャルゲのキャラに少しは似ているだろうか。ぼんやりと考えながらあたりを見渡すと
ゆたかちゃんが切なそうな顔でこちらを見ながら、スカートの真ん中あたりを手で押さえている。
「もう、入れるから…… ね」
女子高生の全裸に興奮しきったおじさんのアレは、すごく大きくって、脈打っていて、凶暴そうだ。
あんなに大きいモノが入ったら、どうなっちゃうんだろうと恐れながらも、同時に極太の肉棒が
もたらしてくれるであろう、快楽の魅力には抗いがたい。
「き、きて…… 」
オナニーを始めたゆたかちゃんを視界の端に捕えながら、これ以上ないという程、大きく股をひらいて、
そうじろうおじさんを受け入れる。しかし――
「い、痛いっ」
膣にめり込む重い音がした直後、強烈な痛みが全身に走り、私は絶叫する。
「やあ、いた、痛いっ!」
悲鳴を放ちながら、激痛から逃れようと身体を動かすが、流石にここまで来て引き返す男なんていない。
おじさんは、私の苦痛で歪んだ顔に興奮しながら、一気に処女膜をつきやぶってしまう。
「んあああっ、やああああっ」
私は再び叫んだ。声はかなり大きくて、家のどこにいても聞かれたに違いない。
一方、「のぞき」をしているゆたかちゃんは、ぺたんと床に座り込みながら、夢中でオナニーに耽っている。
彼女の片方の手は、スカートの中につっこまれており、もう片方の手で小さな胸をまさぐっている。
「やああ、はあああっ、んはああああっ」
私の悲痛な鳴き声が、何度も響き渡る。
しかし、処女膜から流れ出た血で床を汚しながら、おじさんは容赦なく肉棒を動かして、膣壁を荒らしていく。
私は自由を失った両足をばたつかせながら、身体の芯を太い棒で貫かれたような鈍痛に、懸命に耐える。
「はあっ、はあっ」
おじさんは荒い息をしながら、両手で私の両足のふとももをしっかりとかかえこみ、膣の奥に向けて、何度も何度も強く打ちすえる。
「んああっ、ふああああっ」
杭を打たれるような重い痛みの中に、ようやく微かに快感が生まれ、少しずつひろがっていく。
「か、かがみちゃん。凄くイイよ、し、締め付けられる…… 」
おじさんは一心不乱に私を犯しながら、恍惚とした表情で呟く。
「ふああ、おじさん、もっと、もっと強く! 」
私は、激しい痛みにこらえながらも、ほんの少しの快感をよりどころにしてあえぐ。
こなたが言ったように、男っていうのは、女が喘いでいれば満足するものらしい。それに、自分の淫らな喘ぎ声ってものは
結構、興奮してしまうものだ。
ぐちゃ…… ぐちゃん……
血液と愛液にまみれてどろどろになった私のアソコと、おじさんの太くてたくましい肉棒が擦れて、とんでもなく
卑猥でイヤラシイ音が居間に響き渡る。
尚も続く強い痛みと、少しずつ勢力を拡げる快感に弄ばれながら、私はおじさんの動きに合わせて腰を動かす。
ゆたかちゃんもすっかり、淫らな表情に変わっており、スカートの中に入れた手で激しくアソコを擦っている。
「んあああっ、はあああっ」
おじさんの腰の動きが、速くなってきた。
「はっ……、はあっ」
無我夢中で現役の女子高生を犯しまくる、中年のおじさんという構図はものすごく犯罪的で、ワイセツで、
もともと淫乱な私をより興奮させてしまう。
「おじさん。イイっ、いいよっ」
私のはしたない喘ぎ声を聞いた、おじさんによるピストン運動が更に強く、速くなっていく。
「はあっ、はああっ、かがみ、かがみっ」
「んあああ、もう、いっちゃう、いっちゃうよう」
名前を呼び捨てにしたおじさんに、激しく打ち込まれながら、腰を淫らに振ってよがりまくる。
「もう…… がまん、できない…… いくっ」
おじさんが、辛そうに顔をゆがめる。
「なか、中に出してっ! 」
私は、ツインテールを振り乱しながら絶叫する。
「ああっ…… ふうっ、いく、いくぞ…… 」
細かく震えたおじさんが、私に覆いかぶさるようにして抱きついた時――
どくっ、どくっ
膣の中に熱をもった液体が大量に入り込んできた。
「おじさんの、アレが、入ってくる、どんどん入ってくるよ…… 」
おじさんの精液は、すごく量が多くて、何度も何度も膣奥に吐き出しているのに、中々、噴出をやめない。
「私の、中に、おじさんの、せーえき、あはっ、もっと、もっとお」
私は、うわごとのように呟きながら、おじさんの全てを受け入れる。
「はっ、はああっ」
ようやく全てを吐き出したおじさんは、白濁液と愛液がしたたる肉棒を引き抜いてから、私の横にゆっくりと倒れこんだ。
「はあっ、はあっ」
私も荒い息をつきながら、周囲を見渡すと、覗き見をしながらオナニーをしていたゆたかちゃんが、
おまたに手をあてながら、恍惚とした表情で天井を見上げている。どうやら自慰でイッてしまったらしい。
「あはっ、あははっ、あはははははっ 」
正に、計画通り――
全てが上手くいったことを確信し、けたたましい笑い声をあげてから、私は、ゆっくりと瞼を閉じていった。
続きます。(えっと、気が変わりました。ごめんなさい。)
読んでくれた方、ありがとうです。
何故か「そう君」がかわいそうに思えてきましたw
ダークサイドに堕ちたかがみんが大好きです。たぶん、病んでいるのでしょうね。
では。
流石!ヒルドラの帝王!俺たちの期待を裏切らねえ!
そこにしびれる!あこがれる!GJ(゚∀゚)b
かなた「これはなに?いじめ?(´・ω・`)バケテデテモイイ?」
つづ☆いた!
黒かがみん降臨で風雲急を告げすぎです。もっとやれ。ぐっじょぶ!
これ、らき☆すた?
一人でもキャラの名前さえ使っていれば
何を投下してもよい
でも注意書きだけはきちんとな
>>注意書き
ヒルドラマスター様はそこらへんも抜かりないw
執筆速度が半端ねぇ!
ネタが出てから1日たつかどうかでこの文章量とクオリティ……恐ろしい……
同じSS職人として尊敬と嫉妬を貴方に……
他に投下準備されている方が居なければ10分ほど後に投下します。
367 :
55-157:2009/06/14(日) 18:30:31 ID:z39cHPuQ
タイトル:「肩もみ券」
2レス程度
エロ無し、父の日ネタ
そうじろう、こなた
368 :
肩もみ券:2009/06/14(日) 18:31:05 ID:z39cHPuQ
「困ったー。」
自室の机でこなたは頭を抱えていた、
もちろん勉強をやっていたのではない。
明日父の日のプレゼントを買うお金が無いため悩んでいたのだった。
「ありのまま今起こったことを話すぜ、
父の日のプレゼントを買いに出かけたら、
みくるフィギュアを抱えて帰ってきた(r。」
こなたはポルナレフの台詞を言いながら、
机に飾ってある朝比奈みくるフィギュア(メイドVer)を恨めしそうにみる。
「それにしてもどうしよう。」
しばらく机に突っ伏したまま唸っていた時、
ふと数日前の光景が頭に浮かんできた。
いつものように4人が昼食をとっている時、
チョココロネを半分ほど食べ終えたこなたがふと話し出す。
「もうすぐ父の日だねぇ、みんなはどんなプレゼントしたことある。」
こなたの話につかさが反応する。
「私は小学校の時に肩もみ券をあげたかなぁ。」
つかさの話を双子の姉であるかがみが補足するかのように付け加える。
「でもねお父さんたら、つかさからもらった肩もみ券を大事にしまって使わないままだったけどね。」
「プレゼントよりも、つかささんの気持ちがお父様にはうれしかったのでしょうね。」
3人を見守るかのようにみゆきが微笑む。
「肩もみ券ねえぇ、いいかも。」
しばらくブツブツとつぶやいていたこなただったが、
何かいいアイデアを思いついたようで口元が猫のようになる。
そして部屋を出て、数分後画用紙と色鉛筆を持って戻っきた。
「そうだ、愛だよ愛!」
とつぶやきこなたは何かを作り始めたのであった。
翌日、父の日ということでそうじろうの好物を並べた夕食を終えると、
こなたは昨日作ったプレゼントをそうじろうに渡す。
「お父さん、いつも有難う。」
「おっプレゼントもあるのか嬉しいねぇ。」
うれしさで眼を細めながら、そうじろうはそれを受け取る。
「お父さん、あけてみてよ。」
そうじろうが包みをあけると<肩もみ券>とかかれた紙が10枚入っていた。
「肩もみ券か、さっそく一枚使わせてもらおうか。」
そういいながら、そうじろうは肩もみ券をこなたに渡す。
券を受け取ったこなたが父親の方に行こうとすると、
「俺がそっちに行くから、こなたは座っていていいぞ。」
言ってこなたの後ろに移動してきた、
そしてこなたの小さな肩に大きな手をおくと、
「早速始めるからな。」
と言うとこなたの肩をもみだした。
「ひゃぁ、お父ーさん違うって。」
急に肩をもまれたこなたは思わず声を上げる。
「最近ネットゲームをやりすぎじゃないか、結構肩が張っているぞ。」
「お父さんってば!」
こなたは必死に抗議するが、幸せ一杯の父の耳には入っていないようだった。
「17になった娘が肩をもませてくれるなんて、俺は世界一の幸せものだ。」
「私がお父さんの肩を…はぅん。」
父親の強くかつ優しい絶妙な強さの肩もみに、
こなたは気持ちよくなり抵抗する気力が無くなる。
それから10分経過したが、父親による肩もみはまだ続いていた、
「かなた、こなたは本当にいい子に育っているよ。」
父親は無意識のうちに亡き妻に話しかけていた。
一方娘は気持ちよさで夢うつつになりながら、
後9回こんなことがあるのかとぼんやり考えるのであった。
370 :
55-157:2009/06/14(日) 18:39:29 ID:z39cHPuQ
以上です。
SSを描くのに夢中で父の日が来週だということに投入してから気づき、ただいま大変動揺しています。
父の日といえば「肩もみ券」という安易な発想で思いついたネタです。
かなたさんへ業務連絡
このSSではこなたの肩以外(胸などは)一切揉んでませんのでご安心を。
勘違いで大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
371 :
見守る人:2009/06/14(日) 18:44:21 ID:LPlCGD1F
当然です、他を揉んでたら呪い殺します^^^^^^^
GJですよ。
色情狂やグロ話ばかりでうんざりしていたが癒されたZE
いい話をありがとうGJ
>>370 GJ!
ほのぼのとした、とても素敵な話をありがとうございました。
エロくなくてよかったw
確かにそうじろうは肩たたきしてもらうよりも
こなたにしてやったほうが幸せだろうなぁ
肩「もまれ」券か!
お父さん目線の気持ちがほのぼのしますねー。
ああ、俺もあんな娘が欲しい(待て ぐっじょぶでした。
>>358 そしてこなたがかがみに対して嫉妬の念を抱く事になる・・・とか?
つかさが本物のかなたを呼び出してファイナルフォームライドでモモタロスみたいに実体化
ファイナルアタックライドで・・・
>>376 そこまでキャラを壊すのはヒルドラ帝王は潔しとしませんw
あくまで、現実内で可能な限り、性格を少しずつ切り崩して
ヒルドラにもっていくのが帝王の持ち味なのですwwww
信者ウゼエ
>>378 書いた時点でお前も仲間なんだよ(^o^)/♪
>肩揉まれ券
優しい父娘だなぁGJ!
>昼ドロ続編
かな「これは何なんですか?(ビキビキビキビキ)」
そう「ちょ・・・違、つーかなんでおまえの股間にアッーーーー!」
かが「すごく・・・大きいdアッーーーー!」
こな「これは夢だ、きっとそうだ(=ρ=.)アハハハハハ・・・」
ゆた「みんなすごい・・・(クチュクチュ)」
只今、スルー技能検定試験中!!
ああヒルドラ→昼ドラか。
ずっと蛭的な魔物ちっくな神様かと思ってた
ヒルドラ神とか。
みゆき「今日は和菓子の日です。全国和菓子協会が1979(昭和54)年に制定しました。848(嘉祥元)年6月16日、菓子類を神前に供え疫病退散を祈ったという「嘉祥菓子」の故事に由来します」
かがみ「ねぇこなた。中学のときの友達に、将来の夢は魔法使いって言ってる人がいたのよね」
こなた「そうだね」
かがみ「その人って、手から和菓子を生み出せたりしない?」
こなた「は?」
かがみ「その人って、病弱な妹とか、金髪ツインテールの幼なじみとか、いない?」
こなた「かがみ……微妙なネタはよそうよ……」
かがみ「私……こなたが生み出した和菓子が食べたいわ……」
つかさ「こなちゃんの愛液でみつ豆をつくらない?」
みゆき「素晴らしいアイディアです」
かがみ「そうと決まれば…こなた、脱いで」
こなた「私の蜜は甘くn……アッ――!」
ひなたさんの誕生日が過ぎてしまった・・・
神とか信者うぜええ
誰もいなければ、5分後に投下させていただきます。
・ゆたか、みなみ物
・7レス使います
・シリアス
・前半微グロ注意
・オリキャラ&死人あり
・佐野洋子の「100万回生きたねこ」を題材にしました
・やり慣れてないものを書いたので、未熟な部分があります。
タイトルは「百万回生きたねことゆたか」
388 :
1:2009/06/16(火) 01:46:11 ID:vsF1AMYb
小早川ゆたかは、通学カバンを机の上に置いた。
今日は厚い教科書を必要とする授業が少ないので、カバンは軽い。
ゆたかは高校に入学してから、毎日が楽しみだった。それは、岩崎みなみという親友がいるからだ。
はじめて会ったのは、陵桜学園の入試の時。試験後に気分が悪くなってトイレにいったゆたかに、
みなみはハンカチを――本人はあげたつもりだったが――貸してあげた。
その後二人は、学校説明会の制服採寸の際に再会する。
二人は同じクラスになり、徐々に親密になっていった。
いつも体調が崩れ、周りのテンションを下げてしまうため友達がいなかったゆたか。
そんなゆたかにとって、自分のことをいつも見守ってくれているみなみは本当に大切な親友だった。
ゆたかは、教室を見回した。
まだ、みなみは来ていない。
(いつもこの時間帯で来ているのになぁ。もしかして、寝坊でもしたのかな?)
ゆたかは、カバンの中の教科書を、机の中に入れると、暇になった。
小さな欠伸を一つして今日はどんなことを話そうかボンヤリと考えた。
この間おすすめしたテレビドラマは見てくれただろうか。
チェリーちゃんはなにか面白いことでもしたのだろうか。
今週の休み、面白そうな映画がやっているそうだから、一緒に見に行こうと約束しようか。
ゆたかは立ち上がり、みなみちゃん早く来ないかなと思いながら、校庭を見た。
校庭は妙に人だかりが出来ており、慌ただしく騒いでいる。
遅刻しそうで、焦っているのか?
しかし、時間は十分にある。
なぜか、校門から出ていく生徒が次々と増えていき、様子がおかしく、ゆたかは妙な胸騒ぎを覚えた。
「小早川さん!!!!」
「ユタカ!!!!」
田村ひよりとパトリシア・マーティンが、息を切らして教室に入ってきた。
「どうしたの?田村さん、パトリシアさん」
「いい?落ち着いて聞いて、小早川さん……」
ひよりのその言葉に、ゆたかは、嫌な予感がした。
『落ち着いて聞いて』なんてセリフは、ドラマによくあるセリフだ。
主人公の悲報を知らせる、一歩前のセリフ。
「岩崎さんが……岩崎さんが……!!」
「トラックに、ヒかれました……!!」
「!!!!」
ゆたかは、二人に一瞥もしないで、教室を出た。
校門を出て、事故現場に向かおうとしている人の後についていくと、拉げた大きなトラックに、
人だかりが出来ている。
その周辺には、警察がパトカーで、一般人が入れないように見張っている。
ゆたかは、人だかりを掻き分け、みなみの元に向かった。
「ゆたか!」
警察官の一人に、姉の成実ゆいがいた。
「みなみちゃんは……!?」
ゆいは、首を横に振った。
「……ゆたか、見ないほうがいいよ。ここは私にまかせ……」
ゆたかは、ゆいの静止を振りほどいて、「KEEP OUT」と書かれてある黄色いひもをくぐり抜け、
事故現場に入っていった。
トラックが、電信柱に突っ込んでいた。
トラックはへこんでおり、フロントガラスは粉々に砕けてほぼ真っ白になっている。
その近くには、頭から血を流し、セーラー服の白い部分が、血で赤く染めている女子高生が横たわっている。
みなみだ。
389 :
2:2009/06/16(火) 01:46:35 ID:vsF1AMYb
ゆたかは、慌ててみなみの元に駆け寄った。
「……みなみちゃん?」
呼んでも、返事はしなかった。
ゆたかは、みなみを抱き起こし、顔を覗きこんだ。
みなみの顔は、眠るように目をつぶっており、頭からの血が目元に垂れており、血の涙を流しているようだった。
「みなみちゃん……?」
ゆたかは、放心状態で、呟いた。
――目の前が、真っ暗になった。
そんな気がした。
「ねぇ、みなみちゃん。起きてよ」
ゆたかは、みなみをゆする。
みなみは首が居座っておらず、ただゆたかのゆすりにまかせてブラブラ揺れているだけだった。
「嘘はやめてよ……お願いだから」
ゆたかは、目の前の光景が信じられなかった。
いや、信じたくなかった。
何度か呼べば『ゆたか』と返事してくれる。
そう願って、ゆたかは何度も呼びかける。
「起きてよ……みなみちゃん……みなみ……ちゃん……」
しかし、そんな願いも叶わず、ただみなみは目をつぶったままだった。
「あ……あ……あ……」
みなみの顔に、ゆたかの涙が落ちて、血と混ざり合った。
「いや……いや……いやいやいやいや……
いやだよ……みなみちゃん……私を一人にしないでよ……
もう……一人は……いやだよ……」
――か。
「――ッ!!
みなみちゃん!お願いだから、目を覚ましてよ!!
お願い!もう一人は嫌だよぉ!
みなみちゃん!みなみちゃぁん!!」
――たか。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
起きて、起きてよぉ!!
保険委員だから、私の体調が崩れたら助けるって言ったじゃない!!
私が寂しくないように、ずっと一緒にいるって、約束したじゃない!!
もっともっと、思い出を作って、学校生活を楽しもうって……!!」
――ゆたか。
「ああああああああああああああああ!!!!!!
みなみちゃんみなみちゃんみなみちゃんみなみちゃんみなみちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」
「ゆたか!!!!」
「――ッ!?」
ゆたかは、重たい体を起こし、辺りを見回した。
自分の部屋だった。
目の前のみなみは、ゆたかを心配そうに覗きこんでいる。
「……あれ」
390 :
3:2009/06/16(火) 01:46:59 ID:vsF1AMYb
ゆたかは、自分が泣いていることに気がついた。
「もしかして……夢?」
「ゆたか、随分うなされてたよ。大丈夫?」
「……みなみちゃん?」
目の前のみなみは、血にまみれたみなみではない。
いつもの、優しそうな瞳のみなみだ。
「みなみ……ちゃぁん……!」
ゆたかは、みなみに抱きついた。
「ゆたか……?」
「よかった……、よかったよぉ……夢で、本当によかった……!
みなみちゃぁぁぁん……」
ゆたかは、みなみの胸で子供のように泣きじゃくった。
みなみは、そんなゆたかの頭を優しく撫でてあげた。
「……ごめんね。取り乱しちゃって」
「気にしないで」
日曜日の午後一時。灰色の雲が空を覆っているため、太陽が見えず、今にも雨が降り出しそうだ。
この日、ゆたかはみなみと出かける約束をしていたのだが、ゆたかの体調が崩れてしまい、
お出かけはキャンセルになってしまった。
そこで、みなみはゆたかのお見舞いに行き、部屋に入ると、ゆたかがうなされているのに気がつき、
慌てて起こしたそうだ。
「夢の中でうなされるなんて、悪い夢でも見たの……?」
みなみは途中で、口をつぐんだ。
「いや、うなされるほどの悪い夢なら、無理に思い出さなくていい。
ごめん……変なこと聞いて」
「……私ね」
ゆたかが、中原中也の詩でも朗読するように寂しそうに呟いた。
「……みなみちゃんが……事故にあって死んじゃう夢を見たんだ」
「…………」
みなみは、黙ってゆたかの話を聞いた。
「私が学校でね、みなみちゃんのことを待っていると、みなみちゃんがトラックに轢かれたって聞いて、
慌てて飛び出したら……みなみちゃんが……血まみれになって倒れてて……
それで、何度も何度も呼んだんだけど、全然反応してくれなくて……」
「…………」
「私、すっごく怖かった。みなみちゃんがいなくなっちゃうって……。
……ごめんね。不謹慎な夢を見ちゃって」
「ゆたか」
みなみが、口を開いた。
「例え夢のなかでも私のことをそんなに心配してくれて、嬉しい。
友達から、そんなに心配されたことなかったから……」
「みなみちゃん……それは私もだよ。
私も、友達のことで、こんなに悲しんだことって、みなみちゃん以外になかったから」
そう言うと、二人は笑い合った。
「……ねぇ、みなみちゃん」
391 :
3:2009/06/16(火) 01:47:24 ID:vsF1AMYb
ゆたかが、言った。
「『100万回生きたねこ』って、知ってる?」
「いや、知らない……」
「その猫はね、100万回生きて、100万回死ぬって、猫なんだ。
100万人が猫を可愛がり、100万人がその猫が死んだ時泣いて悲しんだ。
でも、猫だけは泣かなかったってお話」
「…………」
「ある時、猫は誰の猫でもなかった。
野良猫になってたんだ。
猫は、メス猫に大人気で、誰もが猫のお嫁さんになりたがっていた。
でも、一匹の白い猫は、猫に見向きもしなかった。
猫は、何度も白い猫に自分をアピールして、とうとう告白した。
……今まで、猫は何もかも嫌いだった。でも、白い猫だけは、本当に好きと思えた。
白い猫が亡くなった時は、猫は、初めて泣いた。
100万回も泣いた。
そして、白い猫の隣で、動かなくなったんだ」
「……悲しいお話だね」
「白い猫って、セリフが「そう」と「ええ」しか言わないんだ。
多分だけど、感情を表に出すのが、苦手だったんじゃないかな。
みなみちゃんみたいに……」
と言い、ゆたかは慌てて口を塞ぎ「ごめんっ」と謝った。
みなみは、笑いながら「気にしないで。本当のことだから」と言った。
ゆたかは、話を続けた。
「ネットでね、
『100万回も生きておきながら、どうして白い猫以外のモノを愛することができなかったのか?』って
批判もあった」
ゆたかは、少し間を置き、また話を続ける。
「……私は、分かるんだ。
どうして、猫は100万回もの生きることを繰り返しておきながら、誰も好きにならないかって」
それから、ゆたかは灰色がかった雲に覆われた空を見上げた。
「……何度も失ってしまうから。
仮に好きなものが手に入っても、死んだら、また無に戻る。
失う悲しみを、100万回も味わいたくないから……」
「……それ、なんとなく分かる。私もチェリーを飼い始める前、一匹の犬を飼っていたことがあるから。
その犬が死んだ時、すごく悲しくて、二度と犬なんか飼わないって決めて……
でも、結局寂しさのあまりチェリーを飼ったけど……」
「そうなんだ……やっぱり、動物って死ぬと、すごく悲しいよね……
だから、好きになることなんて、しなかったんだろうね。猫も。
そうすれば、失う悲しみを味わうことが無いから。
……皮肉なことに、百万回の生きることを終わらせるのは、誰かを好きになることだったけど」
ゆたかは、まだ空を見上げていた。
「……中学の頃ね、私は、あまり友達がいなかった。
いつも体調を崩して、周りのテンションを下げて、誰かと仲を深める時間があまりなく、
友達のことについて、あまり知らなかった。
……いやだった。
私は何とか友達を作ろうと本当に決意したのは、三年生の時だった。
とても気のよさそうな女の人と、同じクラスメイトになれた。
その人は、山口さんと言って、クラスの人気者だった。
……友達になりたい。もう一人にはなりたくないって、思ったから、頑張って、友達になろうと……。
三年生は、1学期の内に、修学旅行があるから、その人と同じ班になれた。
392 :
5:2009/06/16(火) 01:48:24 ID:vsF1AMYb
※数字番号間違えてしまいました。すみません。
最初は、あの人も私に付き合ってくれた。
アイスクリームをおごってくれたり、オススメのお土産とかも教えてもらった。
……全て順調だった。けど、遊園地に行った時だった。
私はそこで、体調を崩してしまい、班の人の足を引っ張ってしまった。
山口さんは、私のことをよく気遣ってくれた。
私は、トイレに行って、みんなにジュースを奢ろうと自販機で買い、みんなの元に向かった時、
私のことについて話していたの」
『みんなー、おまたせー……』
『……ねぇ、小早川さんって、どう思う?』
『うーん……なんかさぁ、ちょっと言いにくいんだけど、みんなの足引きずっているよね』
『うんうん、それにさ、自分だけ馴れ馴れしく山口さん、山口さんって。
あの子、友達いないんじゃない?』
『ねぇ、山口さん、あなた、小早川さんのこと、どう思う?』
山口さんは、少し考えて言った。
『……小早川さんの体が弱いことは分かっている。
けど、正直に言うと、疲れちゃった。
みんなと、色々なところをもっと見て回りたかったけど、小早川さんが……』
ゆたかの手から、アルミ缶のジュースが、一本滑り落ち、カランという乾いた音が響いた。
『ちょ、ちょっと山口さん!』
『あ……』
山口さんは、しまった、という表情をして、私を見た。
私は、平静を装いつつ、班のみんなにジュースを差し出した。
『あの……ジュース買ってきたんですけど、
あ、落ちたのは私が飲みますから……』
気まずい沈黙が流れる中、最初に口を開いたのは、山口さんだった。
『あ、ありがと……小早川さん。
でも、落ちたジュースのほうが私の好きなジュースだし。
あまり気遣わないで』
それに続いて、班のみんなも「ありがとう」と言ってジュースを受け取った。
それだけだった。
後は、ほとんど会話がなく、私もただ、突然振られた話題に相槌を打つだけだった。
そして、修学旅行の帰りの船の中。
私は、声を噛み殺して泣いた。
友達を作ろうと努力をし、仲を深めようと思ったら、山口さんの足を引っ張っていた。
友達に、そして自分に苦しい思いをするくらいなら、
もう、友達なんかいらない。
もう、誰とも好きになんかならない。
私は、今まで山口さんに対して積極的に話を振っていたけど、あの話を聞いてから、
あまり近づかないようになった。
……夏休みに入った。
山口さんは、友達と遊びに行った際、日射病で倒れ、帰らぬ人になった。
みんな、山口さんの死に悲しんだ。
でも、私だけ泣かなかった。
まるで、眠っているような山口さんの顔を見ながら「かわいそう」とだけ思った。
393 :
6:2009/06/16(火) 01:48:50 ID:vsF1AMYb
こんなことなら、修学旅行で、もっと山口さんに思い出を作らせるようにしておけばよかった、と考えた。
百万回生きた猫みたいに、泣いて悲しむことなんて、なかった。
「……でもね」
そこで、ゆたかは一呼吸置いた。
「みなみちゃんと、出会って、初めて家族以外の人を本気で好きになれたんだ」
ゆたかは、自分の指をいじった。
「いっつも体調を悪くするけど、みなみちゃんは、全然嫌な顔をしないで、ずっと私と付き合ってくれている。
多分だけど、私の体が悪くなかったら、みなみちゃんのこと、ちょっと怖い人って思ってたかも」
ゆたかは、自分の顔を掻きながら笑った。
「……猫の気持ちも、なんとなく分かるの。
どうして今まで人を好きにならなかったのか、死には慣れていた猫が、白い猫を失った時、
100万回も泣いたのか」
ゆたかは、また空を見た。
いつの間にか、雨が降り出していた。
「だって、夢の中でみなみちゃんがトラックに轢かれた時、私は、初めて思いっきり泣いた。
山口さんの時は、涙なんて出なかったのに。
いつのまにか、みなみちゃんは私にとって、本当に大切な人になっていた。
……ごめんね。私ばっかり長くおしゃべりして」
「……じゃぁ、私は、ゆたかにとって白い猫ということ?」
ゆたかは、顔を赤くして頷いた。
「……そうかも。まぁ、猫と白い猫の関係って、夫婦だったんだけどね」
二人とも顔を赤くして、また笑いあった。
それから、二人は昨日見たテレビ番組のことや、こなたが徹夜でネトゲーをしていること、
みゆきが歯医者をズル休みしたことなどの話をした。
ゆたかは、一つ欠伸をした。
「……眠いの?」
「うん……ちょっと疲れちゃった。
ごめんね。お話の途中なのに」
「ううん。気にしないで。ゆたかは病人なんだから、ゆっくり眠らないと」
そういうと、みなみはゆたかの頭を軽く撫でた。
ゆたかは、微笑み返した。
「……それじゃぁ、ちょっと休ませてもらうね。
お休み……」
「お休み。ゆたか」
みなみは、ゆたかが眠りに落ちるまで母親みたいに頭を撫でる。
ゆたかは、可愛らしい寝息をたてながら眠った。
みなみは、ゆっくりとゆたかの頭から手を離すと、本棚を見回しゆたかの話していた100万回生きたねこの
本を探した。
394 :
7:2009/06/16(火) 01:49:13 ID:vsF1AMYb
本はすぐに見つかった。絵本だった。
赤い文字で『100万回生きたねこ』と書かれており、
中央には、立派で、寂しそうなトラねこが大きく写っている。
みなみは、素敵な絵をじっくりと眺めながら、絵本を読んで聞かせる母親のようにページをめくっていく。
絵本を読み進めていくと、白い猫を抱いて泣きじゃくっている猫の絵があった。
みなみは、そのページの文章を、無意識に朗読した。
ある日、白いねこは、ねこの となりで、しずかに
うごかなく なっていました。
ねこは、はじめて なきました。夜になって、朝になって、
また 夜になって、朝になって、ねこは 100万回も
なきました。
朝になって、夜になって、ある日の お昼に、ねこは
なきやみました。
ねこは、白いねこの となりで、しずかに うごかなく
なりました。
ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。
100万回生きたねこ
作・絵 佐野洋子 出版 講談社 1977年10月20日 第一刷発行 定価:本体1400円(税別)
*全国学校図書館協議会選定図書
*中央児童福祉審議会推薦図書
以上です。
パッと思いつきで書いてたSSなので、分かりづらい面があったらすみません。
>>395 ………目から汗が……
原作は遠い昔に読んだ記憶が……
親子で泣いていた遠い遠い記憶。
あれは確かに、俺もグッときた。童話なのだが、大人にこそ読んで貰いたい。
百万回フェチられたこなた…ってのを、
咄嗟に思いついてしまった俺、かなりケガレてるな…orz
さぁ、そのケガレた発想をキーボードに全て叩き付ける作業を始めるんだ。
399 :
kt:2009/06/16(火) 20:04:22 ID:0E/LmnaF
はい、どうもー
ktでございます
それでは
『としょしつノふたり』
・5レス
・単発
・ネタ多め(特に某謙虚なナイト語録)
・こなた×(調教済み?)ゆたか
・こなた視点 です
5分後に投下開始します
「だ、ダメだよぉ…またこんな所でするなんて、、」
「ありゃりゃ?、〈どこでもいいのぉ、こなたお姉ちゃんv〉とか言ってたのはどこのどなただったかな〜?」
としょしつノふたり
―
放課後、陵桜学園の図書室は珍しく賑わっていた、そこに特に理由はなかったのだが
「ん、は…ぁ…」
「大丈夫?、これ以上上げるの止めとく?」
「ううん、私、この振動好きだから、、お姉ちゃんは平気なの?」
「私はバ…振動の達人だからね、まだまだ平気なのだよ」
こなたとゆたかは端から見ると2人仲良く座って本を読んでいる様に見える
しかし実態は、(ドーン!)
2人はこいびとどうしなのであった!(ババァーン!)
朝も早よから・お目覚めちゅっちゅっして、昼も学園で・人目を忍んでちゅっちゅっして
夕も部屋で・ラブラブちゅっちゅっ、夜はもちろん一緒の布団で・エロエロちゅっちゅっ
どちらかが男だったらこんな生活を続けてたらまず間違なく孕んでいるだろうと言えば分かりやすいのは確定的に明らか
―つまり2人はお互いの秘部にバイブを仕込んでいるのだ英語で言うとダブルプレイ
「は、はぁ…お姉、ちゃぁん…」
「ゆーちゃ、ん…もう、、」
我慢出来なくなったこなたはゆたかの秘部に手を伸ばす…が、
「あんたらほんと仲いいなー…」
柊かがみが話しかけて来た空気嫁と言っているサr(
「あ、おっす、かがみん」
「確か昨日もここいたけど…あんた本嫌いでしょ?」
「ぁ…うん、ゆーちゃんがどうしてもって言うからね〜♪」
「……ぉねぇちゃんが…いこう、ってイッたのにぃ…」
しかしゆたかの声はか細くて聞き取れない
「…ふーん、というかそんなにべったりだと変な風に思われるぞ、じゃね」
「ごちゅーこくど〜も〜」
かがみが去ったのを見計らって、こなたはゆたかの耳元で囁く
「バレるかと思ったね、ゆーちゃん?、あ、でもかがみんのことだからとっくにバレてるかモ」
「ぁ、ふぁ…も、もれりゅぅぅ…」
もはやゆたかの耳にはこなたの囁きなど聞こえていない、そこにあるのは快楽と恍惚な表情だけだ
「ゆーちゃんは淫乱、だねぇ…も少し待ったら人がいなくなるから、待って、ね」
こなたはゆたかの髪をやさしく撫でた
―
――
下校時間が近付き人がまばらになってきた
「そろそろ大丈夫かナー…」
こなたはゆたかが自分の太股をゆっくりと触って来ている事に気付いた
「ゆーちゃんは何をしているのかナー?」
「…こいびとさんの…ふともも、触ってます…」
すっかり彼女の表情はうっとりを通り越して発情しきっている
「それで?」
「それで…お姉ちゃんの、おま○こ触るぅ…もう…がまんん、出来ないぃ…v」
そう言っている彼女の手は既にこなたのパンツの上だ
「っぁ…は…まだ我慢出来ない?」
「もう…充分がまんしたもん…」
ありゃりゃ、こりゃスイッチ入った目だ
…日に日に我慢弱く落ち着きがなくなって来てるね、、、この子
「もうちょっと…我慢しよ、ね」
「……ここでみんなが引くくらいのキスしちゃうよ?…よだれでおねえちゃんの口元べろべろにするんだから…」
「むぅ……」
「…ここでちくび噛むよ?、おま○こに指入れてすごい音立てちゃうよ?、おしりにゆび入れるよ?、全身にキスマーク付けちゃうよ?」
「分かった、分かったから…どこでする?」
こなたはニヤニヤしながらゆたかに聞く
「どこでもぉv、どこでもいいのぉv、こなたお姉ちゃんv、早くぅv…」
その言葉を待ってました!、と言わんばかりにこなたはゆたかをお姫様抱っこしそそくさと運んだ
「―って、こなたお姉ちゃん…」
「んー?」
「ここ…図書室だよ?、ただ棚の隅っこに移動しただけだよぉ!?」
「うん、そだよー?」
こなたはけろっとした顔で言う
「だ、ダメだよぉ…またこんな所でするなんて、、」
「ありゃりゃ?、〈どこでもいいのぉ、こなたお姉ちゃん〉とか言ったのはどこのどなただったかなー?」
こなたはいつもの猫口顔のいたずらな口調でゆたかに問う
「う…い、言ったけど!それとこれとは…」
「おいィ?お前らは今の言葉聞こえたか?」
(こなたのアホ毛)「聞こえてない」
(ゆたかのツインテ)「何か言った?」
(ゆたかとこなたのリボン)「私のログには何もないよ」
「ほらこんなもん」
「…リボンとか髪の毛は喋らないもん」
ゆーちゃんはぷくっと頬を膨らませる
「ありゃ?、〈どこでもぉ、どこでもいいのぉ、こなたお姉ちゃん、早くぅ〉だったっけ?」
「ここでやろ、早くやろ、お姉ちゃん」
「物分かりいーね、ゆーちゃんはv」
そう言って私は彼女の頭をやさしく撫でる
「…お姉ちゃんの……バカぁ…」
―
ゆたかはこなたの唇に文字通りむしゃぶりついた
「お姉ちゃぁん…はふ…お姉ちゃ…むぐ…んんっ」
「ゆーちゃ…んんっ…むぐっ…ゆーちゃ、ん…」
ちゅぱ、ちゅぱぁ…
出来る限りキス音を抑えようと試みるが(1人試みて無いが)無理な話だ
「むぐ…んん、んはぁっ、、ふむ、、、ん…れろぉ…」
後ろの棚に寄り掛かりながら舌を絡ませ合う…舌を舐め合う・舌を飲み込み合う
唾を飲み合う・唾を口の中で回す・唾を口内の隅々に行き渡らせる…互いの歯を舐め合う
一挙一動が激しい、まるでずっと離れていたこいびとどうしの様だ
ちゅぱぁ…
「えへへ…しちゃったvvv、お姉ちゃんとキスしちゃったぁ…v」
ゆたかの口元は涎でべとべとだ
「ゆーちゃんはキスが好きだねぇ…」
「うん…好きぃv、でもお姉ちゃんのま○こはぁ…もっと好きぃv」
ゆたかはそう言ってこなたのスカートに手をかけるが途中で止まった
「そっか…バイブ入れてたんだよね、取らないとね」
「そだね」
2人の手は交差し
「「んしょ…」」
ずぼっ
ゆたかはこなたの・こなたはゆたかのバイブを取った
「お姉ちゃんの…きれいにしなきゃね」
とゆたかは、バイブを口に含み全体を舐める
「ちゅぱ…ちゅぱっ…んふっ…んほぉv」
彼女の目はすっかり蕩けている、よだれが制服に落ちてもお構い無しだ
「ゆーちゃんはバイブも好きなんだね」
「うんっ!、お姉ちゃんの愛液が付いてるし…お姉ちゃんのだからぁv…」
「淫乱」
「…こんな風にしたのはこなたお姉ちゃんだもん…最初からじゃないもん!」
「あーあーきこえなーい」
がらがら…ぴしゃん!
「お、窓が絞まったね…そろそろ終わらせないと」
「うん……人あんまりいないんだよね」
言い終わると同時にゆたかは服を脱ぎ始めた
「そだね、、やっぱり脱ぐんだ」
「うん、全部脱がないと、落ち着かなくて…」
「そういえばそろそろって事は…お姉ちゃんのま○こ、舐めれないんだ……」
「アー…それは家で、ね」
「………うん」
あからさまにしょぼーんとうなだれる我が従妹…納得してないですな、こりゃ
でも、こうしたら食い付くのは確定的に明らか!
「じゃ、擦り合わせよ?…バイブを間に挟んでさ」
「……!」
途端にゆーちゃんの顔が明るくなる
「…ならお姉ちゃんの汁と私の唾液が付いたこっちがいぃv……」
「淫乱」
「…それほどでもないよぉ?」
―
ぶぃぃぃ…
バイブが起動する
「じゃ、合わせて……動かすよ」
「うんっv」
ゆたかは心から嬉しいと言う風な顔をした
くちゅ…きゅ…くちゅ…
こなたが下から動かす
「あぁ…いいよぉv…気持ちいーよぉv」
「ゆーちゃっ、よだれ垂れて、るよv」
ゆたかの口は開きっぱなしで沢山の涎がこなたの制服に落ちていっている
「ん…はぁv…腰も自分から動かしてる」
「気付かにゃかったぁv、らって、らって気持ちひぃいんらもんんっ…v!」
「じゃあ、2人で一緒にうごかそ?、私は逆から…」
「はふ、はぅぅん…うごかす…うごかす…うごかすのぉv…」
…って時既に時間切れもう聞いてませんがな
「うごかす、うごかすぅ…うごかすっv…」
ゆーちゃんはここが図書室だと言うことをすっかり忘却しているようで激しくみだりにみだれている
…う…ちょっとキた
「ゆーちゃっ…はげし…っv、ふぁ…」
「いっしょにきもちよくなろv、なろっv、おねぇちゃぁぁぁん!v」
「ぅあ…ふぁああああ…!」
あぁ、頭まっしろに…
「「あ…ひゃああぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
びくん、びくんっっ!…
ゆーちゃんはのけ反り、恍惚な表情をした
「は…はぁぁぁ…」
どさっ
そして私の胸に倒れこむ
「こなた…お姉ちゃん……ずっとずっといっしょ…だから、ね…」
「うん…絶対…離さないよ」
―
数分後、ゆたかが口を開いた
「…あのね、お姉ちゃん」
「うん?」
「続きv」
「…絶倫」
「それほどでもないよぉ、言ってみただけだから…」
「謙虚にも否定してるとこ悪いけど…見物人がいるからこれ以上はパスで」
「ふぇ?」
こなたの視線が気になり後ろを向くゆたか、そこには…!
「やっぱ生はいっスね〜…くぅ〜!、デッサンのしがいがあるっス!」
にやけ顔になってすっかり興奮しきっている田村ひよりがいた
「田村さん…」
「あ、2人とも構わず続けて続けて、私はただこの光景を描きとどめたいだけなんス!」
「…お姉ちゃん、、いつから気付いてたの?」
「隅っこに移動してキスしてた頃からかな」
こなたは恥ずかしげも無く言う、対するゆたかは行為中とは違っておろおろしている
「2人とも裸になったら嬉しいんスけどね〜(チラっ」
「ひより〜ん、私の裸は安くないよ〜♪」
「ご安心を!、ここの戸締まりは私がしたので!、後くつしたはぬがすな!マナジーがなくなるぞ!!覚えておいてくださいっス」
満面の笑顔でサムズアップをするひより
「よしきた!」
すぽぽぽぽーん!
「ようし、お尻攻め(アナルセックス)だ!、お姉ちゃん頑張っちゃうぞー!」
「きゃ、お姉ちゃ…そこはぁ」
「…あんたらそれでいんスか」
405 :
kt:2009/06/16(火) 20:19:42 ID:0E/LmnaF
ありがとうございました
QTH(急に図書室でのエッチを書きたくなった)なので仕方ない、、、そういうことにして下さい
あと思い付くままに書いてたらゆーちゃんがこんなになってました…
406 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:35:27 ID:g5/7/Ycn
いやいやこの二人は・・
どっちもド変態ッス!
ごちそうさまッス!
QTHきた! これで勝つる!
ええもう、タイトルの付け方の妙からえっちなゆーちゃんまでいろいろご馳走様でした。
確定的にぐっじょぶ。
空気を読まずに投下
遅れてしまいました。すみません。新PCにて続きを投下。
鬱・グロ要素は少し含みますが、前回二つよりは多くないと思います。
前回二つを読んで読みたくないと思った方は、当たり前ですが読むことを勧めません。
そして今回初めてこの作品を読むという方。
第一話の「前も、後ろも」をまとめから読むことを勧めますが、まとめサイトにある通り鬱要素やグロ要素などを含みます。
苦手、不快だと感じる方が多く見られます。いじめや、こなたが鬱になるような作品が苦手な方は読むことを控えることを勧めます。
続きの作品を執筆中です。
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/9837.rar
>>410 ぐっじょぶ。
あれだけ酷いことをしたかがみが、まるで他人事のような感情でいることに救われなさを感じました。
続きを待っています。
みゆき「今日は海外移住の日です。総理府(現在の内閣府)が1966(昭和41)年に制定しました。1908(明治41)年、本格的な海外移住の第一陣781人を乗せた笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着しました」
かがみ「こなた……同性婚が認められてないこんな国は捨てて、海外に移住しましょう」
こなた「そうだね。同性婚を認めている国なんていっぱいあるんだから」
つかさ「ヨーロッパの国に多いよね」
みゆき「そうですね。オランダ、ベルギー、スペイン、スウェーデン等々」
みなみ「ゆたか…海外でも、私がゆたかを守るから」
ゆたか「うん……ずっと、私だけの王子様でいて…みなみちゃん」
ななこ「うおおおお!ウチの前で結婚の話はやめぇぇぇぇ!」
こなかがつかみゆみなゆた「「「「「「「「海外移住の話です」」」」」」」」
ななこ「orz」
>>412 便乗して小ネタ
ななこ「なんか最近この学校の生徒殆どが、海外移住しよったなー」
ななこ「泉と柊姉、高良と柊妹、、八坂と永森、岩崎と小早川、パトリシアと田村。
日下部と峰岸に至っては、峰岸に彼氏が居るのにわざわざ別れて、日下部と付き合って海外に移住しよったなからなー。」
ななこ「然も、教師教諭である天原さんと桜庭さんも海外に移住しよったから、女教師はうち独りやなー」
ななこ「なにや全員は同性婚が認められてる国に行きよったからなー」
ななこ「一体みんなが何を考えてるのか分からへんわー」
ななこ「……………………」
ななこ「また、うちは独りかorz」
ななこ総受けならぬ
ななこ総ぼっち(´;ω;`)
こなた「先生、そういうことを憂いている場合ではありません!ここそのもののぼっち懸念が!!」
かがみ「めったなこというなっ!」
急に電波を受信した。
基本的に悪ふざけなので注意
もしも、こなたに寝取られ属性があったら。
「つかささん、私には泉さんという人が。」
「ふへへっ、今日からゆきちゃんは私のモノだよ。」
「つかささん、いけません。」
「こなちゃんを忘れさせるくらい気持ちよくさせてあげる。」
「泉さん…」
隠れて様子をみているこなた
「寝取られてくれるなんて、さすが歩く萌え要素。」
>>417 「それや!」
「え!? 黒井先生?それは一体……ちょ、お姉さんびっくりだアッー!」
「さあ成実さん!ダンナのことなんか忘れてしまいや、ウチがイかせたる!」
「そ、そんなーっ!」
(さあ泉、この光景萌えるんやろ?ウチやって、まだまだ旬やろ?な!?)
様子を見ているこなた
「なんか……ゆい姉さんあんまり「寝取られてる」って感じじゃないなぁ……
そういえば結婚してるんだっけ」
「ええっ!! お姉さんショックだ!」
>>417 「ひぃらぎ、ちびっこのことなんか、忘れさせてやるZE」
「や、やめてよ、私にはこなたが・・・」
「今日からひぃらぎは、私のものなんだZE」
「ああっ!だめ・・・・だめぇえええ・・・・」
「・・・な、なんなのこの寒気は・・・」
「私も感じるんだZE・・・こ、こいつはやばいんだZE」
「かがみん…さんざん私にへんたいレベルモーションかけておきながら
人にホイホイ流されるんだ・・・かがみんってそんな人だったんだ…
いくら寝取られ属性があったとしてもこればっかりはヤンデレざるをえない」ゴゴゴゴゴゴゴ
「みさちゃん…何度言ったら分かるのかしら…あなたは私のものだって」ゴゴゴゴゴゴゴ
>>410 今の段階では自殺スレにあるほぼ同じ内容のSSの単なる劣化コピー
住み分けってものがあるんだからさ、他スレの名前出すのやめようZE
そういうわけでなんか書いてきます。
wktk
23-251氏のAffairの続きが気になる
それと、23-251氏のみなゆたの話が読みたい。長編でも短編でもいいから
特定職人が来たときだけ信者が崇拝大騒ぎ
他の職人は邪魔者扱い、ここももう終わりだな
終末発言←荒らしの常套句。
みゆき「今日はスナックの日です。全日本菓子協会が制定しました」
かがみ「ううっ……どうしてこんな日があるの……」
こなた「かがみんまたダイエット?1キロや2キロ増えたって見た目変わんないのにね〜」
つかさ「お姉ちゃん。いくら食べても太らないお菓子があるよ」
かがみ「うそ!」
つかさ「ホントだよ〜め・の・ま・え・に」
こなた「つかさ!物騒なこと言いながら私を差し出すのはやm」かがみ「こなた!美味しくいただくわ!」
こなた「ア――ッ!」
邪魔者でスミマセンorz
ダウト
それはお菓子ではない 犯しwwww
犯しwwwww
そのネタいただいてもよろしいでしょうか?
許可w
多謝w
>>426 便乗して小ネタ
みゆき「強姦なんて許しません!これは犯罪です!貴女達は罪を犯した!!」
かがみ「えっ何、グミはお菓子だ、だって」
みゆき「……………………」
かがみ「…………………」
こう「お菓子なだけに、可笑しな面々でしたー♪」
やまと「貴女に言われたくないわね」
>>432 お後がよろしいようで…
かがみ「そうか、後ろも試さないと…」
こなた「そこは違…アッー!」
SS書いてるけど区切りがつくたびに筆が止まる…日付が変わりそうなんだZE
>>433 安心してくれ、俺もそんなもんだw
ひより「ふぃ〜区切りついた、少し休むか…
を繰り返して、気が付けば締め切り間近になり、
こーちゃん先輩に責められ中の私がいるッス・・・
みんな、一区切りの罠にはきをつkアッーーーーー!!」
投下準備している方がいなければ、投下いたします。
「Affair 第9話」(最終話)
こなた×ゆたか(+つかさ、かがみ、みゆき) ※ゆたか視点
※注意事項
・非エロ
・鬱、ダーク
・8レス程度使用
・戦闘シーンあり(負傷シーンあり)
(※ ポジティブな要素は非常に少ないため、苦手な方は退避願います。)
死に直結する薬を口に運ぼうとしていた時、大声とともに若い女性が飛び込んできた。
ゆるいウエーブがかかった髪を腰の下まで伸ばした、眼鏡をかけた美人で、よく知っている人だ。
「高良…… 先輩? 」
呆然としている私の手から、高良先輩は素早く薬を奪い取った。
「はあっ、はあっ」
彼女はかなり遠くから駆けてきたようで、荒い息をついている。
「こんばんは、ゆきちゃん」
一方、つかさ先輩はいつもと変わらない穏やかな笑みを浮かべたまま、以前のクラスメイトに向けてのんびりと挨拶をした。
「な、なんてことをするのですか! 」
一方、高良先輩は、憤然としてつかさ先輩の襟元に掴みかかる。
美人が怒ると怖いというけれど、怒った彼女の顔はとても恐ろしくて、でも、どこか艶めかしかった。
「痛いよ。ゆきちゃん」
つかさ先輩の声が少し低くなって、無造作につかまれた手を振り払う。
「痛っ」
引っかき傷でも作られたのか、高良先輩の整った顔が歪んだ。
「ねえ。ゆきちゃん」
つかさ先輩が、ゆらりと立ち上がる。
「私の、邪魔をしないでくれるかな」
穏やかに微笑んだまま、底冷えのするような低い声をあげる。
「つ、つかささん」
青ざめながらも、高良先輩は、片手に持っていた棒状のものを握りしめる。何だろう?
「大人しく、埼玉に帰っていただけませんか? 」
「そんなことゆきちゃんに言われる筋合いはないよ」
先輩同士の間で、白刃を擦り合わせるような、一触即発のやり取りが続く。
「わざわざ名古屋まで来て、埼玉に帰ってくれなんて、ご苦労様だね。ゆきちゃん」
「つかささん。あなたが、私をここに呼んだのでしょう」
「ううん。私はただ水族館にいきたいなあ、とメールを打っただけだよ」
高良先輩は、左手に警棒のような武器を持っているにも関わらず、つかさ先輩には全く動揺が見られない。
「それなのに、はるばる新幹線を使って付き纏うなんて、ゆきちゃんは、粘着質のストーカーだね」
「お褒めに預かりまして、ありがとうございます。つかささん」
人の良いはずの高良先輩の口からも、毒のこもった台詞が吐き出された。
「ふうん。嫌みで言ったつもりなんだけどなあ」
「承知していますよ」
「で、ゆきちゃんは、一体何がしたいのカナ、カナ? 」
つかさ先輩も懐から何かを取り出したけれども、生憎と、暗くてはっきりとは分からない。
まるで親の仇に向けるような視線で睨みつけながら、高良先輩は言った。
「つかささんには、このまま埼玉に帰って頂きます」
「どうやって? ねえ、どうやって帰るの? 」
しかし、つかさ先輩は、不敵な笑みを浮かべて挑発した。
「強制的にです」
高良先輩は、はっきりと宣告すると、左手に持った警棒を伸ばして、つかさ先輩の喉元に向けて突き入れる。
まともに当たれば、一撃で人事不省に陥ることは確実だが、つかさ先輩は、まるで攻撃を予期していたように、
大きくバックステップして攻撃圏内から逃れる。
「いきなり暴力なんて卑怯だよ。ゆきちゃん」
言葉とは裏腹に、つかさ先輩は喜色を浮かべている。ライトに照らされた黄色いリボンが軽くゆれる。
「早く降参してください。そうすれば痛い思いをしなくてすみますから」
一方、高良先輩は厳しい顔つきのままだ。
長い棒を喉元に突き出しながら、つかさ先輩をじりじりと岸壁へと追い詰めていく。
「つかささん。お休みになってください」
つかさ先輩の背中に壁が当たるまで、追い詰めてから、高良先輩は棒を振り上げ、鋭く突進する。
「きゃっ」
私は、小さく声をあげて瞼を閉じ、もう一度、開くと……
「きゃああああああっ! 」
眩い光とともに、耳をつんざく様な悲鳴をあげて、固い地面に倒れ伏したのは、防戦一方のつかさ先輩ではなく、
激しい攻撃を加えていた高良先輩だ。
「ど、どうして? 」
私は思わず呟いた。一体、何が起こったのか?
「ゆきちゃんって、思ったより不用心なんだね」
足元でぴくぴくと震えながら倒れ伏している高良先輩を眺めながら、つかさ先輩は手元にあったものを私に見せびらかした。
「スタンガン…… 」
二股に分かれている先端からは、未だ、青白い光を放っている。
人を殺傷できる凶器ではあるが、光はやけに綺麗にみえた。
「高良…… せんぱい」
私はしゃがみこんで、コンクリートの上に倒れている女性の腕を掴んだ。
意識を失っているが、呼吸及び、脈拍は正常だ。
「高良先輩は、何がしたかったのでしょうか」
とりあえずの無事を確認してから、私はつかさ先輩の顔を見上げる。
「ゆきちゃんは、私とゆたかちゃんが自殺するのを止めたかったんじゃないかな」
「そう…… ですか」
高良先輩は、こなたお姉ちゃんが好きで、私は邪魔者だったはずだ。それなのに。
「ゆきちゃんは、人がとても良くてお節介だからね。メールを送っただけで、500キロ離れた所から飛んで来るなんて、どんだけ〜 」
つかさ先輩は、歌うように言ってから真顔に戻って尋ねた。
「で、ゆたかちゃん…… 自殺の続き、する? 」
「どうしましょう」
自殺というものは、その場の流れと言うか、勢いというものがある。
一度は決心したとしても、高良先輩の強引な割り込みによって、流れは断ち切られてしまった。それに――
「もう一幕、ありそうですから」
「そうだね」
つかさ先輩は笑顔で頷きながら、私を背後からぎゅっと抱き締めた。
「つかさ。そろそろ幕を降ろしてもいいかな」
「もう…… 帰るわよ」
第二幕が上がった。
暗闇から姿を現したのは、こなたお姉ちゃんと、柊かがみ先輩だ。
お姉ちゃんはいつものコート姿だけど、かがみ先輩は、陵桜学園のものとは異なるセーラー服を着ている。
短いスカートはいかにも寒そうだ。
「待っていたよ。こなちゃん。お姉ちゃん」
まるで、彼女達の来訪を予期していたような口ぶりだ。
「こなたお姉ちゃんにも、送ったのですか? 」
私が尋ねると、つかさ先輩は得意げな表情で胸を張る。
「うん。こなちゃんにもメールしたよ。来てくれないと困るからね」
「ふざけないでよ。つかさ」
普段は冷静なこなたお姉ちゃんが声を荒げた。
「ふざけているつもりはないよ。こなちゃん」
つかさ先輩は相変わらずの、傍目からは可愛らしい笑顔で言葉を返す。
私を拘束しているつかさ先輩と、こなたお姉ちゃんの距離は約3メートルといったところだ。
「つかさ。アンタは何がしたいの? 」
疲れきった顔を隠そうともせずに、かがみ先輩は呟いた。
「なんだっけな? 」
つかさ先輩は遠い目をした。暫く、物思いにふけるように夜空を見上げてから言った。
「誰もかれも、幸せになってほしくないんだよ」
つかさ先輩の恐ろしい言葉に全員が言葉を失う。冷たい風が吹き抜ける。波がコンクリートに当たる音が聞こえる。
「ど、どうしてよ…… 」
ようやくにしろ、絞り出すような声をあげることができたのは、かがみ先輩だった。
「どうして、全てを捨ててしまうことが言えるのよ」
彼女の整った顔から、ふた筋の涙が流れ落ちる。
「お姉ちゃんは、もう幸せを手にいれたんでしょ。こなちゃんと一緒に来たってことはね」
「それはっ」
かがみ先輩は何かを言おうとしたけれど、口をつぐんでしまう。
「ねえ。ゆたかちゃん」
私の耳元で、つかさ先輩は囁いた。
「どんなに愛していてもね、人はすぐに裏切るんだよ」
つかさ先輩の言葉は本当に怖い。悪魔のように心の隙間に入り込む。
「ゆたかちゃんが大好きだった、『こなたお姉ちゃん』は、ゆたかちゃんを裏切って、私のお姉ちゃんとくっついたんだよ」
「それは…… 」
こなたお姉ちゃんは沈黙し、代わってかがみ先輩が叫んだ。
「つかさ。アンタだって、ゆたかちゃんを誘惑したじゃない! 」
「そうだよ。お姉ちゃん」
かがみ先輩の弾劾を、つかさ先輩はあっさりと受け入れた。
「それなのに、どうしてこなたばかりを非難できるのよ! 」
「ふふ。落ち着いてよ。お姉ちゃん」
むしろ、駄々っ子をあやす様な口調で、つかさ先輩は話を続ける。
「本当の恋愛なんて無いんだよ。どんなに固く結ばれていたように見える、こなちゃんとゆたかちゃんでも、
わずか2日で絆は崩れちゃうの。どんな熱く激しい恋だって、状況や利益次第で、あっさりと消えてしまうんだよ」
「つかさ…… 」
恐ろしいほどの人間不信に、かがみ先輩はたじろいた。
「ねえ。こなちゃん。私がゆたかちゃんを誘惑したのは、駆け落ちしてまで愛し合った二人なら、
私の不信感を拭い去ってくれると思ったからだよ。私が、いくらゆたかちゃんを惑わしても、ゆたかちゃんは
こなちゃんへの愛を貫いてくれると期待していたのに」
「勝手なことを言うなっ! 」
怒りを抑えられなくなった、かがみ先輩が怒鳴るが、つかさ先輩は平然と続ける。
「こなちゃんにも失望したよ。ちょっとお姉ちゃんをけしかけただけで、あっさりとよりを戻しちゃうんだもん」
「それは違っ」
かがみ先輩は言いかけて黙った。
ただ、単純に関係が戻ったのではなくて、裏がある為に、言葉にすることができなかったようだ。
「つかさは、勘違いをしているよ」
不気味な沈黙を破ったのは、こなたお姉ちゃんだ。
「こなた! 」
かがみ先輩の制止を無視したこなたお姉ちゃんは、口の端を歪めながらはっきりと言った。
「かがみは、私の恋人なんかじゃないよ」
こなたお姉ちゃんの容赦ない言葉に、かがみ先輩は怯えたような顔つきに変わってしまう。
「だったら、何かな? 」
「単なる性処理用の奴隷だよ」
こなたお姉ちゃんは、間髪入れずに冷めきった口調で言った。
「つかさ。勘違いしないでね。かがみは、私とゆーちゃんの仲を引き裂いた事に対する罰を受けないといけない。
だから、私の要求通りに、どんな変態プレイでも実行することを誓っているのだよ」
「お姉ちゃん。本当なの? 」
つかさ先輩は、疑わしげな表情で尋ねる。
「そ、そうよ。こなたの為だったらなんだってやるわ」
かがみ先輩は身体の震えを抑えると、開き直ったのか、意を決したように瞳に力を込めて叫んだ。
「こなたが望むなら、足の指でイカされてもいい。ノーパン、ノーブラで涼宮ハルヒのコスプレを
着て街を歩くのも平気だし、電車の中でアナルを犯されながら、衆人環視の中でよがりまくるのも構わない。
こなたと一緒にいられるならば、どんなに恥ずかしいことだってするわ」
「ふうん。こなちゃんは鬼畜だし、お姉ちゃんはドMの変態さんなんだ」
つかさ先輩は、同好の士を見つけ出したような、嬉しそうな顔つきになっている。
「ねえ。ゆたかちゃん」
つかさ先輩は、私の瞳を覗き込みながら尋ねた。
「こなちゃんに、失望した? 」
「いいえ」
私は、即答する。
「どうして? 」
不思議そうに首を傾げる、先輩に向けて微笑んでみせる。
「こなたお姉ちゃんは、超人でもなんでもなくて、嫉妬したり、憎んだりする普通の女の子ですから、失望なんかしませんよ」
「そっか」
意外にも、つかさ先輩は私の言葉に納得したようだった。
「ねえ。つかさ。そろそろ茶番劇を終わらせたいんだけど」
痺れを切らした、こなたお姉ちゃんが一歩近づく。
「近づかないで! 」
つかさ先輩が、今までにない鋭い声をあげながら、スタンガンを首筋にあてる。
「一応、警告するね。このスタンガンは出力が大きいの。ゆきちゃんは気絶に留まったけれど、
身体の弱いゆたかちゃんにまともに当たったら命の保証はないよ」
威嚇するように、私の目の前で火花が小さく爆ぜる。
「ゆーちゃんを人質にとってどうすんのさ」
しかし、こなたお姉ちゃんは、小馬鹿にしたように両肩をすくめてみせた。
「ゆたかちゃんのことはどうでも良いの? 」
「そだよ」
あっさりとお姉ちゃんは言い切った。
そっか…… お姉ちゃんはもう、私のことは好きじゃないんだ……
残念な気持ちと諦めが、ない混ぜになって襲ってくる。
こなたお姉ちゃんと一緒だった日々が、夢のように淡く、霞んでしまう。
「こなたお姉ちゃん。私の我儘につきあって、駆け落ちなんかしなくても良かったのに」
私の溜息混じりの呟きに、こなたお姉ちゃんは、泣きぼくろのある場所を掻きながら答えた。
「うーん。良く分からないけれど。たぶん、自分が悲劇のヒロインだという気分に浸りたかったんじゃないかな」
「悲劇のヒロインは、私だと思っていたよ」
「じゃあ、ヒーローでもいいや」
こなたお姉ちゃんが、更に一歩踏み込む。
「こなちゃん。こないで! 」
彼我の距離が2メートルを切り、つかさ先輩は再び警告するが、彼女の身体も小刻みに震えている。
「ゆーちゃん。かなり痛いかもしれないけれど、我慢してね」
「痛いのはちょっと嫌だな」
私の言葉に苦笑すると、こなたお姉ちゃんはいきなり小さな身体をかがめた。次の瞬間、足元に滑り込んだかと思うと、
ばねのようにつま先が跳ね上がり、私の首筋に突き出されたスタンガンを蹴りあげる。
「痛っ」
つかさ先輩は叫ぶ。同時に、小さいが危険な凶器が宙を舞う。
しかし、拘束が解けたと思った直後に、私は、こなたお姉ちゃんの方に向って、思いっきり突き飛ばされた。
「きゃああっ」
たたらを踏む間もなく、お姉ちゃんにぶつかる。
「ゆーちゃん! 」
勢いよく押し出された私を受け止めきれずに、お姉ちゃんは後ろに倒れこみ、尻もちをついた。
「つかさ! 」
こなたお姉ちゃんの鋭い叫び声に、慌てて後ろを向くと、既につかさ先輩の後ろ姿は闇に溶け込み始めている。
「追う? 」
かがみ先輩が尋ねたが、こなたお姉ちゃんは黙って首を横に振った。
つかさ先輩にスタンガンを押し当てられたショックで気絶していた高良先輩は、間もなく意識を回復させたが、
彼女は救急車を呼ぶことを頑なに拒否した。
「みなさん。お幸せに」
そして、本音とも皮肉ともつかない言葉とともに、姿を消してしまった。
翌日の午前4時――
私は全ての準備を終えた。
すぐ傍では、こなたお姉ちゃんと、かがみ先輩が寝息をたてている。
リュックサックに詰め込んだ荷物は、衣料と下着、靴下、雨具、洗面用具、タオルケット、懐中電灯、
常用薬に僅かな携帯食糧等だ。
それだけでも、体力の無い私には負担が大きい。
尚、カードが入ったお財布はポケットに入っている。
「さようなら。こなたお姉ちゃん…… 」
安らかな寝息を立てている、大好きだったこなたお姉ちゃんに別れを告げる。
つまり、私は駆け落ち先を出ていくのだ。
お姉ちゃんに裏切られたからでもない。お姉ちゃんを裏切ったからでもない。
私は、こなたお姉ちゃんの大きな傘の下で甘えていた。
雛がいつか巣から飛び立つように、親鳥であるこなたお姉ちゃんから離れなくてはいけない。
もちろん、親元に帰るつもりはないし、確かな当てがある訳ではない。
お金と食糧が尽きて、道端で野垂れ死ぬかもしれないけれど、たぶん、そうはならないだろう。
いざとなったら、どこか知らない人の家に転がり込む手もある。
私は、小さい女の子が好きな男の人が想像以上に多いことを、1年間の経験で知っていた。
玄関の扉を開けると、街灯の光が差し込み、淡い影をつくる。
階段を下りてから天を仰ぐと、多くの星が瞬いている。
そういえば、つかさ先輩はどうしたのだろう?
刺し込むような冷気に震えながら、二日間の浮気相手となった、可愛らしい顔つきをした女性の顔を思い浮かべた。
もうホテルに戻っているのか、どこかを彷徨っているのか、それとも……
「せんぱい…… 私、まだ生きています」
差し出された毒薬を飲んでいれば、私はこの世に存在しなかったけれど、つかさ先輩を責める気は全く無い。
つかさ先輩は、私のせいで酷く傷ついて、ずっと癒すことができなくて、最後には、彼女自身を含む
世の中の全ての人間を、信じることができなくなっただけだ。
大きな運命の歯車に翻弄されながらも、己の意思を貫いた人を恨む気はない。
また、高良先輩とかがみ先輩に対する憎しみや、わだかまりも、いつしか消え失せていた。
特にかがみ先輩には、こなたお姉ちゃんと上手くやってほしいと素直に思う。
今は歪んだ関係だけど、以前は仲の良い友人同士だった訳だし、いつかは自然な関係に戻るだろう。
人は誰かを愛し、憎み、悲しみ、喜びながら生きている。
生きることの意味はまだ分からないけれど、もっとたくさんの経験をして、新たな恋に落ちたりすれば、
今までと違った何かが見えてくるかもしれない。
私は、大切な想い出が詰まったアパートに向って、小さくお辞儀をして別れを告げると、冬の星座が賑わいをみせる中、
まだ始発が出ていない駅に向かって、ゆっくりと歩き始めた。
(完)
>>439 >>440 第8話(誤) → 第9話(正)に訂正します。
以上です。
読んでくれた方、本スレ及びwikiに感想を頂けた方ありがとうございます。
途中で長い中断がありましたが、何とか終わらせる事ができてほっとしています。
つかさは、書く度に存在感が出てきて、こなゆたのはずなのに、つかさが主人公みたいになってしまいました。
Elope関連の話はこれで完結になります。それでは、また。
>>446 とりあえず乙。
これで完結、ですか・・・・・
何かやり切れなさだけが残るなー。
名古屋を出ても埼玉に戻らず彼女は何処へ向かうのか・・・・・
俺的EDテーマとして種癌第1期ED「あんなに一緒だったのに」が脳内で・・・・・
>>446 完結お疲れ様です。
人は愛情だけでは生きていけないということを思い知らされるようなエンディングでしたね。
長く続いたElopeシリーズもついに完結……
寂しくなりますねぇ……
また、ひとつの、たいさくが、おわった
おつかれさま、です
>>446 お疲れ様です。
素晴らしい大作ですね。
あと、個人的にはみなみを主軸とした話を書いて欲しいですね。
>>446 以前の作品でゆたかが使った術みたいに何か尋常ならざる力が働いた気がしちゃいます
少し前まではだれも死者が出ないコンセプトだったみたいですのでかなたが存在してるはずなのと関係あるんでしょうか
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。
タイトル:ユ・メ・ノ・チ・カ・ラ
カップリング:なし
属性:エロなし、絵本形式注意
http://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0189.txt こちらにお世話になってからエロかフェチばかり書いていた私ですが、気まぐれでほのぼのしたものを書いてみました。
ちなみにこの話、半分くらい作者の実話です。
さて、このようなほのぼのした話を書いたあとですが、現在ガチでエロいのを2つほど執筆中です。
カップリングの希少価値に頼ったものになりそうですがご容赦を。
初出ってどんなだっけ、と過去ログ読んでみる
>593 23-251 sage 2007/12/16(日) 22:36:51 ID:E2jJ1tzS
>以前から書きたいと思っていたシチュを
>導入部だけ書いてみました。
>では。
今にして思えばどんな冗談ですかと
一年半のロングラン達成ですぜ
ドキドキしたりハラハラしたり、本当に楽しませて頂きましたぐっじょぶ
>>446 誰かの繭による庇護でしか生きられなかったゆたかが、汚れを知りながらも一人の自立した大人への道を歩み始めた、その成長が少ない救いでしょうか。
闇へ消えたつかさは何処へいくのでしょうか・・・
>>452 あの四コマからここまで世界が広がりますか!すげー。
壮大な話ですね。完結お疲れ様です。
しかし、みなみはあの一連の騒動の後どうなってしまったのか…途中から全く登場しなかったので、気になるんですが…
んー、この結末だと結局、つかさの思惑通りなようなw
>>446 まずは完結お疲れさまでした。
今はただ、決着してしまったみんなを懐かしむばかりです。
こなたやゆーちゃん達の人生が、いつの日にかそれぞれの幸せへと至りますように。ぐっじょぶ。
俺的エンディングは、あえて「shangli-la」(蒼穹のファ○ナーOPテーマ)で。
ここがそう楽園さ、といえる人がいてほしいと願って。
>>452 こちらもほのぼのぐっじょぶ。久しぶりに、びわが食いたくなりました。
植物に限らず、「種を蒔ける」って素敵なことですね。
>>452 果実の種から始まる物語の種、そして人生の種。
その健やかなる生長、そして成長を
和やかに、そしてほのぼのと、堪能させていただきました。GJ!
みなみ「ぎをんしょうーじゃの…かねのこえ…」ジャラーン、ジャラン
みなみ「しょぎょー…むじょーの…ひびきあり…」ベンベェン、ジャンジャン
ゆたか「み、みなみちゃん・・・なにやってるの・・・」
みなみ「ゆたかの…びわのお話が…素敵過ぎて…」ベベベン
みなみ「琵琶法師に…なってしまった…」ベンベベン
ゆたか「は…はは…それは…ども…」
みなみ「ゆたか!ゆたか!ゆたか!ゆたか!」ジャンジャンジャンジャンジャン!
みなみ「ゆたかあああああああっ!」ギギギギィーーーーィ
ゆたか「…」
こうして、かの昼ドラマ超大作シリーズへと、つづくのであった。
…いや、冗談ですから、ね?
>>452 ぐっじょぶ。
ゆーちゃんに対する、愛情と優しさがあふれていて、とても温かな気持ちになることができました。
次回作も、とても楽しみにさせて頂きますね。
>>452 素敵なお話でした。
うまく言えないですが、こういう生命賛歌はとても癒されます。
みゆき「今日はUFO記念日,空飛ぶ円盤記念日です。UFOライブラリーが制定しました。
1947(昭和22)年のこの日、アメリカで初めてUFOが目撃されました。
アメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出しましたが、正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告を出しました。
この日、世界中のUFOマニアが一斉に観測を行います」
こなた「いよいよだね……」
つかさ「うん……ついに……」
かがみ「永森やまとが、地球にやってくる日が来たのよ!」
ゆたか「UFOの墜落場所はここであってるよね」
みなみ「うん……永森先輩、必ず…捕まえる」
こう「やまと、安心して。やまとの初めては私がもらってあげるから」
UFO内部
やまと「なんか……寒気が……っ!あの星に吸い寄せられる?どうして?!フェチパワーによるブラックホール現象?!よくわからないけど危険だわ!逃げ……ア――――――ッ!!」
やまと「インデペンデイス・デーイ!!」
ドーーン
やまと「危うく不時着するところだったわ…………なんという吸引力
早く逃げなければ…………」
スタコラサー
「「「「「「「「「「「復活の日!!」」」」」」」」」」」」
フェチフェチフェチフェチフェチフェチ
やまと「ひっ!なんでみんな追ってこれるのっ!こんなはずじゃ・・・アッーーーーーー!!」
>>462 因んで小ネタ
自宅にて
クーン
こなた「小腹が減ったなー。なんか有ったっけ?(ガサゴソ」
こなた「おっ、日〇カップ焼きそば『UFO』が有ったー!これを食べよー!!」
こなた「かやく入れて、お湯を注いで、蓋を閉じて」
こなた「んで、後は3分間待つだけ。
たった3分でも待ち遠しいや♪」
かがみ「3分待ってやる!」
こなた「ふぇっ!かがみん、いつの間に居たの!?」
かがみ「私もお腹空いたから、これからこなたを食べようかと思ったの」
こなた「何を云ってるの……」
かがみ「う〜ん…………やっぱり我慢出来ない!
いただきま〜す!!」
こなた「ちょっ早っ、せめて私がカップ焼きそばを食べてかr、アァァー!!」
かがみに性的に食べられてしまい、カップ焼きそばの麺と共に、のびてしまったこなたであった
勢いでやってしまいました
反省してます
こな『ユー、フォー♪
テレテデッデッデ
テレテデッデッテ』
かが『何意味不明な歌をまた朝っぱらから・・・。』
こな『知らないのー!今ナウなヤングにバカウケなピンクレディよ!』
かが『はぁ、よくわからないけど・・・。』
こな実はかな『(し、しまった・・・ピンクレディなんてこなた世代が知ってるはずないじゃない!)』
こなた「知ってますがなにか?陶芸人間、皿割る皿割る〜♪」
かなた『何その不思議変換はぁあああああ!?!?』
そうじろう「やっべ、間違ってボ○ャブラの教えちまったwwwww」
かがみ「いずれにせよ、付いていけませんから('A`)」
公園にて
テクテクテク
つかさ(ベンチで誰かが座ってる……)
ベンチに座っいる人は女性。つなぎを着ていて、胸部分のファスナーが開いている
つかさ「UFO(ウフォ)! イイオンナ!!」
みゆき「ヤラナイカ?」
『アァァー!!』
もう俺ダメポorz
つかさ「それでもいいわ、近頃少し、平民の女性に、あ・き・た・と・こ・ろ・よ! アッーーーー!!」
こなた「何このおっさんホイホイ」
かがみ「ていうか、つかさキャラ変わりすぎ・・・」
UFO関連小ネタ
こう「UFOマニアが得意なスポーツはなーんだ」
やまと「さあ、解らないわ……」
こう「正解は……『円盤投げ』でした!ナンチテ!!」
やまと「………………」
こう「………………」
こう「UFOマニアがよく通う同好会はなーんだ」
ひより「んーー、解らないッス、正解はなんスか?」
こう「正解は……『ミステリーサークル』でした!ナンチテ!!」
ひより「………………」
こう「………………」
こう「UFOがよく捉える物はなーんだ」
パティ「ウーンと、『ウシ』デスカ?」
こう「正解は……『ぬいぐるみ』、UFOだけに『UFOキャッチャー』!ナンチテ!!」
パティ「………………」
こう「………………」
もう、こんなんばっか\(^O^)/
時事ネタ
こなた勉強会にて
こなた「………………」
かがみ「どうしたの、元気ないわね?」
つかさ「なんかさっきから元気ないの、こなちゃん」
みゆき「何かあったんでしょうか?」
こなた「まあ、いろいろね……とりあえずこれ見て」
パソコンの画面を指差すこなた。
ttps://www3.llpalace.co.jp/dp/circleinfo.htm かがみ「自主規制のお知らせ……?」
こなた「DLサイトのだけどね。でもソ○倫基準も同じみたい……エロゲオワタOrz」
つづかないw
職人叩きがどうこうと意見を述べてる23-251氏には申し上げにくいが
あなたのシリーズの中のかがみの扱いで衆人環境の中の恥辱などを受け入れている表現に
かがみのキャラとの乖離に嫌悪を感じてる読者がここに一人いる事は知っておいてほしい
>>471 エロゲやらない身としては別に死活問題ではないけど、同人誌とか同人絵、エロパロにまで及ぶと流石になぁ…
そこまで及ばない事を祈るものだ…
こなたが小さい頃
「お父さん行かないで。」
「どうした、急に起きてきて。」
「さっきね、お父さんがいなくなった夢を見たの。」
「大丈夫だよ、お父さんはどこにも行かないよ。」
今のこなた
「お父さん行かないで。」
「どうした、急に起きてきて。」
「さっきね、お父さんが逮捕される夢をみたんだ。」
「俺を犯罪者扱いするな。」
そして
「かがみ行かないで」
「どうしたのよこなた(ハァハァ)」
「かがみがフェチってアッチの世界にいっちゃう夢を見たんだ」
「…だ、大丈夫よ、私は、アッチの世界なんか…いかないデス」
「…大丈夫だよかがみ。私が行くから、遠くへ('A`)」
477 :
戸別響:2009/06/25(木) 10:41:40 ID:Ie0K/UhL
こんにちは、投下2年目に入って、もっとがんばろうと思う戸別です。
Affairお疲れ様でした。いつもハラハラして、面白かったです。
さて、シリーズ新作ができたので投下したいと思います。
タイトル 至福の音 04:踏み出した一歩
・ゆたか&つかさ
・非エロ
・6レス使用
3分後くらいに開始したいと思います。では、どうぞ。
カリカリカリカリ
ゆったりとしたスペースの部屋。
耳元から聞こえる、5つの筆音。
今日は日曜日、私はつかさ先輩、かがみ先輩の家で、
お姉ちゃん、みなみちゃん、田村さんを含めた6人で、勉強会を行っていた。
勉強会といっても、かがみ先輩の提案で、できるだけ自力で解こう、
ということになったので、みんな静かに、ただ黙々と自分の勉強範囲を……
「お、お姉ちゃん。ここ、どうやるの?」
「つかさ、また? 少しは自分で考えたの?」
「だって、ホントにわからないんだもん……」
……でも、つかさ先輩にはその提案もあまり効果はなかったらしく、
何度もかがみ先輩に頼み込んでは、教えてもらおうとしていた。
「こういうのは、自分で答えを導かなきゃ意味ないでしょ」
「で、でも……」
「……こなただって一人で頑張ってるんだから、つかさももう少し考えなさい」
「はーい……」
ちなみにそのお姉ちゃんは、時々頭を掻きながら、何とか頑張ってるって感じだった。
と、
「……あっ……」
トクン
不意につかさ先輩と目が合ってしまい、私は恥ずかしくなって、
慌ててノートに視線を落としてしまった。
うぅ、顔が熱いよ……
周りから見れば、私の顔、真っ赤なんだろうなぁ。
私は白紙が目立つノートとしばらくにらめっこをした後、
恐る恐るまたつかさ先輩の方を見てみた。
……あれっ?
つかさ先輩は先ほどとは打って変わって、顔を俯けて、ノートをじっと見つめていた。
でも、それなのに、先輩の左手は全然動いていなかった。
よく見てみると……つかさ先輩の顔、ほんのり赤くなって――
「……ゆたか?」
「ふえっ!?」
突然、右隣にいたみなみちゃんに声をかけられて、
私は驚いて素っ頓狂な声を上げてしまった。
「……? ゆたか、あまり勉強が進んでないように見えるけど……大丈夫?」
「う、うん! だ、大丈夫だよ!」
「……そう」
みなみちゃんはそう呟くと、視線をノートと参考書の方に戻して、
カリカリと、問題の続きを解き始めた。
(……そうだ、今はお勉強に集中しないと……)
私もいろいろな雑念を振り払って、もう一度視線を落とし、続きの問題を解いていきました。
「…………」
「…………」
長い、長い沈黙。
隣につかさ先輩がいる、他には誰もいない。
ただそれだけなのに、私達の周りだけ、空気がとても重くなっているように感じた。
というのも、私達の勉強がある程度のところまで進んで、
いったん休憩しよっかって話になって。
そしたら、お姉ちゃんが、
「それならこの新作ゲームで遊ばない?
4人プレイもできるから、みんなでわいわい楽しめるし」
と言って、鞄から一本のゲームソフトを取り出した。
そして、
「あ、ゆーちゃんとつかさはなんかお菓子持ってきてー」
「えっ……あ、うん、わかった」
一瞬、なんで私とつかさ先輩なんだろう、って思ってけど、
一昨日のお姉ちゃんとの会話を思い出して、その理由がすぐにわかった。
お姉ちゃん、私がつかさ先輩と二人っきりになれる時間をくれたんだ……
「じゃあつかさ先輩、行きましょう」
「あ、うん」
私と先輩がリビングへ、お姉ちゃん達がかがみ先輩の部屋へとそれぞれ向かう前に、
一度お姉ちゃんのほうを振り返ってみると、
お姉ちゃんもこちらを向いていて、がんばって、と言うように左腕を伸ばして、
親指を立てたポーズをしました。
でもお菓子を探してる間、私とつかさ先輩は、ほとんど会話もしないでいた。
……というよりは、会話できないでいた、というほうが正しいと思う。
リビングに来て話をしたのは、
「……じゃあ、探そっか?」
「……あ、はい」
と、最初のこれだけ。
確かに二人きりにはなれたけど、あまりにも急すぎて心の準備がまだできていなかった。
今なんかは、つかさ先輩と目を合わせることもできない。
だから、しばらくはお菓子を探る、ガサガサ、という音だけで、
私達の間には、長い沈黙が流れていた。
でも、ここで話しかけなきゃ、今日つかさ先輩の家まで来た意味がない。
……よし。
「……あ、「あのっ」……えっ?」
勇気を出して話しかけた瞬間、同じタイミングでつかさ先輩も私に声をかけた。
「あ、すいません……どうぞ、つかさ先輩から」
「え、あ、ううん。ゆたかちゃんがききたいことがあるなら、ゆたかちゃんから……」
「いえ、つかさ先輩から……」
「ううん、ゆたかちゃんから……」
「…………」
しばらく譲り合いが続いて、
「……えっとね」
先に折れて困ったように尋ねたのは、つかさ先輩のほうでした。
少し頬が赤みを帯びて、少し照れているように見えるのは、気のせいでしょうか。
「……な、なんだか、空気が重いなぁ、って思うんだけど……」
「私も、そう思います……」
「……だからね、ちょっと縁側に移動しない?」
「縁側……ですか?」
不思議な提案に、私は首を傾げました。
確かに気まずい空気は流れてるけど……
縁側に行くことで、何か変わるのでしょうか?
私はとりあえず、つかさ先輩に従って縁側に向かうことにしました。
1階の居間を通って、引き戸を開けて。
その先にあるのが、つかさ先輩の家の縁側だった。
小さい私だけでなく、つかさ先輩も寝そべることができそうな、十分な広さがあります。
私とつかさ先輩は、その縁側に並んで座ることにしました。
午後3時が過ぎて、お日様もだいぶ傾いていて。
それでも、縁側には暖かな空気が流れていました。
「……暖かくて、気持ちいい……」
「そうでしょう? 私の家の中で、この場所が一番のお気に入りなんだー」
「そうなんですか?」
「うん! 特に春や秋の初めくらいが、一番気持ちがいいんだよ。
こなちゃんとも一緒に寝転んだり、まったりと過ごしたりしたっけ」
先ほどの困ったような表情ではなく、本当に嬉しそうな笑顔のつかさ先輩。
それにつられて、私の表情も自然と緩んでいきます。
でも……
私は緩んだ頬を引き締めて、つかさ先輩に問いかけます。
「……つかさ先輩。聞きたいことって、これだけですか?」
「え、あ、うーんと……」
私の問いに、つかさ先輩は少し考えた後、
「……うん、とりあえずこれだけ。次は、ゆたかちゃんの番だね」
トクン
つかさ先輩が話し終わって、次は私の番。
わかっていたことなのに、やっぱりいざとなると緊張してきて。
それに加えて、どうしようもない不安が今頃になって襲い掛かってきた。
……この告白で、つかさ先輩に嫌われたらどうしよう……
一昨日のお姉ちゃんの言葉で解消されたと思ったのに、
直前になってまたその不安がぶり返してくる。
……でも、もう後には引けない。絶対に、この気持ちを伝えたい。
矛盾した考えが頭の中をぐるぐると周り、
「……ゆたかちゃん?」
「あ、あのっ!」
出した結論は、自分の気持ちに素直になることだった。
「――つかさ先輩、大好きです! つ、付き合ってくださいっ!」
目を瞑って、顔を真っ赤にしながら思い切って言った、真っ直ぐなプロポーズ。
「……ほえっ?」
「始まりは4月でした。初めてつかさ先輩と一緒に帰って、別れるときに、
不思議な音を聞いたんです。初めはそれが何かはわからなかったんですけど、
つかさ先輩と会うたびにその音は大きくなって。
それが何かということに気づいたのは、6月、つかさ先輩が
私のお見舞いに来てくれたときのことです。
そのときに私、つかさ先輩に、こ、恋をしていることに気づいたんです。
それからは、つかさ先輩と目を合わせることができなくなってしまうくらい、
恥ずかしくて顔が熱くなってしまうようになりました。
でも、その気持ちを伝える勇気が出なくって……
だから今日、この機会を使って、告白しようと思ったんです」
私はそこまで一気に言ってしまうと、一度深呼吸をして、
「――お願いです、つかさ先輩。私と、付き合ってください!」
頭を下げてもう一度、自分自身の思いの丈をつかさ先輩にぶつけた。
その間、私の頬は熱いままだった。
嫌われてもいい。私の心に、正直に。
ただその一心で――
「…………」
しばらく、長い沈黙が縁側の周りに流れた。
あれっ?
つかさ先輩から、何の声も聞こえない。
「ええっ?」という驚きか、少し困ったような声が聞こえてくると思ったのに……
私は不思議に思って、瞑っていた目を開いて、
つかさ先輩を見るために顔をそうっと上げた。
そのとき見たつかさ先輩は、
「……ぇ……ぁ……ぅ……」
近くで聞かないと聞こえないような、小さい声を出していて、
顔を少し俯けて、目は少し泳いでいて。
でもつかさ先輩は困ったような感じではなくて、
むしろ恥ずかしそうに――頬は真っ赤になっていて。
「……先に、言われちゃったなぁ」
「……えっ?」
「私が、ゆたかちゃんに告白しようって思ってたのに」
沈黙を破ったつかさ先輩の言葉を、私は最初、理解することができなかった。
「ど、どういうこと……ですか?」
「私もね、ゆたかちゃんのこと、好きになってたんだよ」
……えっ?
つかさ先輩も、私のことを……?
「……それは、友達として、ですか?」
私は緩みそうになる頬を何とか引き締めて、つかさ先輩に尋ねました。
勘違いをして、ぬか喜びはしたくないから。
でも、
「ううん、私の気持ちも恋愛感情だよ、ゆたかちゃん」
つかさ先輩はまだ恥ずかしそうに頬を赤く染めながらそう告白をした。
「私も初めて一緒に帰ったときから、ゆたかちゃんのことが気になってたみたいなの。
それからお見舞いに行って、夏休みに会って。この気持ちはなんだろうって。
でも、それが恋だって気づいたのは一昨日なんだけどね」
えへへ、とつかさ先輩はさっきとは違った恥ずかしさをもって頬を掻きました。
「じゃ、じゃあ……」
私の胸に、だんだん嬉しさが込み上げてきます。
「うん。これからよろしくね、ゆたかちゃん」
そう言って、つかさ先輩は左手を私に向けて差し出しました。
……私に、とてもまぶしい笑顔を向けて。
「……はい! ありがとうございます!」
私はその手を握り返して、私にできるだけの飛び切りの笑顔を、つかさ先輩に返しました。
こうして、私とつかさ先輩は、“恋人”としての道を歩み始めました。
「……うわぁ!?」
「……えっ?」
告白が終わった直後、居間のドアのほうから声が聞こえてきました。
「ちょっとこなた! だから押すなって言ったでしょ!」
「いやー、ごめんごめん」
「そうッスよ! 一番いいところで……もし見つかったらどうするんですか!」
「……もう、遅い」
「「「えっ?」」」
そこには、崩れて重なり合った、お姉ちゃんやみなみちゃん達がいました。
「……もしかして……」
「……聞かれてたの?」
私はつかさ先輩と顔を見合わせた後、
急に恥ずかしくなって、顔が真っ赤になっていくのを感じていました。
484 :
戸別響:2009/06/25(木) 11:01:01 ID:Ie0K/UhL
以上です。
次の話でようやく折り返しです。予定では。
このシリーズも最初に考えたのは1年前なんですよね……頑張らないと。
感想、批評、ありがとうございます。このお話でも、よろしくお願いします。
こういうお約束が積み重なってニヤニヤ出来る話って書き手さんのキャラへの愛情がなければ書けないねGJ
ガラガラガラ
ドガーン!
こなた「きゃあっ!!」
ぎゅっ!
かがみ「うわっ!ちょ…こなた?」
こなた「こ…怖いよぉ…かがみぃ」
かがみ「怖いって…雷が?」
こなた「(こくっ)」
かがみ「子どもじゃあるまいしそんな…」
ドガーン!
こなた「ひゃうっ!かがみ!かがみぃ!!」
かがみ「あのこなたがこんなに力一杯しがみついてくるなんて……
かわいいかわいいかわいいかわいい」
こなた「かがみぃ!今夜はずっと一緒にいて!」
かがみ「ごふっ」
☆
かがみ「このあとのことは…よくおぼえていないんだ……
後から聴いた話だが、今日は雷記念日らしい。
930(延長8)年、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貴が亡くなった。
この落雷は政治的な策略によって太宰府に左遷されそこで亡くなった菅原道真のたたりであると信じられ、道真公は名誉を回復した。
またこれにより、菅原道真は雷の神「天神」と同一視されるようになったとか」
みゆき「今日は露天風呂の日です。岡山県湯原町うるおいあるまちづくり委員会が1987(昭和62)年に制定しました。
「ろ(6)てんぶ(2)ろ(6)」の語呂合せです」
つかさ「ふぅ……露天風呂って広々としてていいね〜(じ――)」
みゆき「本当ですね〜つかささんと二人っきりだからなおさら……つかささん?」
つかさ「ゆきちゃん…やっぱり胸、おっきいね」
みゆき「つかささん、胸は揉むと大きくなりますよ(キッパリ)」
つかさ「ゆきちゃんに言われると真実な気がしてくるよ。だからゆきちゃん、私の胸、おっきく…して」
みゆき「まかせろ」
つかさ「ア――――ッ!」
ゆたか「はぁ……ぁ……ぁ…ぅぅ」
みなみ「ゆたか、どう?そろそろ私のモノになりたくなった?」
ゆたか「私は…こなたお姉ちゃんの…モノだから」
みなみ「ふぅ…強情だね。けど、私のモノになるまで、この拷問は永遠に続くよ。ゆたかは絶対にイクことはできない。もちろん熱が冷めることもない。生殺しのような拷問にいつまで耐えられるかな」
ゆたか「みなみちゃん…どうして……」
みなみ「今日は拷問の犠牲者を支援する国際デーだから。1997(平成9)年12月12日の国連総会で制定されたの。1984(昭和59)年、「拷問、その他の残酷、非人道的もしくは屈辱的処遇および処罰を禁止する条約」が発効したことが由来」
ゆたか「拷問の犠牲者を支援する日なら、拷問するのは間違ってるんじゃない?」
みなみ「Σ(゚д゚ )」
ゆたか「それじゃあみなみちゃんには、犠牲者である私を『支援』してもらおうかな♪」
みなみ「え、ちょ…ま…」
ゆたか「その身体でね!」
みなみ「ア――――ッ!」
Elopeシリーズの完結を勝手に記念して三本立てにしてみました。23-251氏に捧げます。
>>487 便乗して小ネタ
雷記念日編
ザーザー
かがみ「うわー、凄い雨。こりゃ止むまで帰れないなー」
みゆき「そうですねー」
つかさ「でもなんか、雷が鳴りそうな……」
ゴロゴロゴロ…
ピッシャーッ
つかさ「キャーー!」
つかさ「あーあー、怖いよー!急いで机の下にーー!!」
かがみ「それは地震」
こなた「じーー」
ピッシャーッ
こなた「うわっ!こわぁ!!」
こなた「じーーー」
ピッシャーッ
こなた「うわー!こわぁー!!」
かがみ「あんたは好きなのか、嫌いなのか」
元ネタわかった人は挙手
投稿した挿絵を無事採用して頂けました 絵師の端くれとして本望です
ありがとうございました(T-T)/
あのさ。
そういう卑屈なコメント止めた方がいいと思うよ。
貴方が本当にその絵を下手だのが力不足だのと思っているのなら、
その下手絵を律儀に挿絵にしてくれた人はなんなの?
予防線張りたくなる気持ちは分かる。けど、自分の絵を貶すってことは、
貴方の絵をほめてくれた人や認めてくれた人を貶すってことになる。
もう少し、堂々と「描かせて頂きました!」って言っちゃえばいいじゃない。
貴方がわざわざ予防線貼るほど絵に厳しい住人なんてそういないよ。
謙遜と卑屈は違うと思うけど
自殺スレ住民の読者のレベルの高さ、我々も見習うべきだね!
>>493 了解しました 今後は素直に描かせて頂きました、で通します pixivで
揉まれてかなり弱気になっていましたので・・・ 確かに卑屈はせっかく
評価してくれた人を貶める事にも繋がりますね 肝に命じておきます
高品質のSSは絵を描くシチュに悩む私にはうってつけの題材です 今後も
ちまちまと挿絵を描いていきたいと思うのでよろしくお願いしますm(_ _)m
自殺スレ?あの他スレあらしの巣窟のレベルが高いって何の冗談だ
児童ポルノよりもああいった残虐表現こそ取り締まれよ
こなかがぽいのと自分語りなレスあぼーんしたら読むレスが無くなった
卒業おめでとう
帰ってくるなよ
白石「あきらさま――げふっ!」
あきら「白石うぜぇ!」
ひかげ「お姉ちゃ〜ん、お肉食べた〜い」
ひなた「ひかげちゃん、家は貧乏だから…」
みさお「このミートボールうめぇなー」
あやの「みさちゃん、久々の出番だからってはしゃぎすぎよ」
大原「なんか、出番が少ない人ばっかりだね」
音無「まったくだ!私らなんて初登場だしな〜どういう気まぐれだ?」
中谷「ここに高良みゆきという人の置き手紙があるぞ。
『今日は日照権の日です。
1972年、違法建築の隣家によって日照を奪われた問題で、最高裁が
「日照権と通風権が法的に保護するのに値する」
という初めての判決をし、日照権・通風権が確立した日です。
本日は日頃から日の当たらないキャラクターにも日照権を認めようという作者の意向でこの場を設けました』
とのことだ」
「「「「「「「「「どんだけ〜」」」」」」」」」
みさお「そいや最近、あたしらあつかってってこみねーな、一時期ぶれぇくしてたってのによーブツブツ」
あやの「プロレスで得た人気なんて…いらない…orz」
かがみ:「こなたーアナルセックスしようよー!」
こなた:「何で『磯野ー…野球しようぜー!』的なノリなの…?」
7月に
みさお兄×あやの
男×みさお
で投下出来そうなのでご安心(?)を!
>>501 便乗して小ネタ
みさお「絶望した!私らの存在感の薄さに絶望したってヴァ!!」
あやの「背景に同化し過ぎて、誰にも気付いてくれない程の日陰者に絶望した!!」
ひなた「名前は『ひなた』なのに、名前負けしている私に絶望した!!」
ひかげ「名前通りになっている私に絶望した!!」
みさお「もう自棄だ!ミートボールを喰うぜ、食い散らかすZE!!」
あやの「みさちゃん、私にも頂戴!つゆだくタレ多めで!!」
みさお「おう、これでも喰らえ!」ヒョイッ
あやの「うんまーー!!」
かがみ「何やってんの?あんた達は」
みさお「ウオッ、メインキャラの一人が来たぞ!」
あやの「何しに来たの!?笑いに来たなら出てって!」
かがみ「違うわよ、あんた達がそんな事に悩んでると思って、助けに来たじゃない」
ひなた「同情なんて要らないわ!」
ひかげ「同情するなら出番くれ!!」
かがみ「まあ、そんな事云わないでさ、あんた達に絶対必要な助っ人を呼んだからさ」
あやの「助っ人?それは誰なの?」
かがみ「あんた達を誰もが眩い位に輝かせる、目立たせてくれる、最強な助っ人!それは此奴だー!!」
こなた「ふぇっ、なんで私が此処に居るの?」
「すごい!」「萌えの塊来た!」「これで勝つる!」「負ける気しない!」「輝け乙女!」
かがみ「この永遠の主人公、永遠の萌えキャラ、永遠のフェチキャラとの事、『泉こなた』と一緒に居れば、未来永劫にスターの様に輝ける事間違い無し!
あんた達はずっと、果てしない程の『勝ち組』になるのよー!!」
みさお「まさか、この様なお方が居るとは、貴女は神か!?」
あやの「私達に光を下さいませ!女神様!!」
こなた「いや、みんなオーバーだよ……」
かがみ「然も、性的な意味で召し上がれば、より一層輝けるわよ」
みさお「ジュルリー」
あやの「ジュロス」
ひなた「ジュロロ」
ひかげ「ジュルリララ」
かがみ「ジュルゲソネ」
こなた「なんでかがみまで、かがみは関係無いよね!!」
かがみ「ゴメン、私も
我 慢 出 来 な い 」
こなた「ケロッグ!」
みさあやひなひかかが「私達に光を下さい女神様ー!!」
こなた「ちょっ、待って、助けt、アァァー!!」
かがみ「ねぇこなた。パフェになってくれない?」
こなた「は?」
かがみ「パフェグラスに入ったはだかのこなたを、色とりどりのフルーツや生クリームでトッピングするの。考えただけでもう……」
こなた「かがみ……頭、大丈夫?なんでパフェ?」
かがみ「今日はパフェの日だからよ!
1950年、巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことに因み、「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味であることが由来よ。
さあこなた〜大人しくパフェにされちゃいなさい!」
こなた「アッ――!」
かがみ「
>>497そういえば最近保管された作品にイラストを描いてる職人さんがいたわね。いい機会だから、こなたパフェ、描いてくれないかしら……」
506 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 00:02:02 ID:3DCXJpmK
自分からイラスト乞食か職人も地に堕ちたな
みゆ『生クリームの提供なら任せて下さいビュルビュル』
こな『うをーーーーい!母乳とか通り越していきなり生クリームとかおかしいじゃん!』
つか『ペロ・・・これは、生クリーム!』
かが『コナン乙、有り得ないわ・・・一体?』
みゆ『高良バイオラボラトリーの手にかかれば、不可能な人体改変などありません。』(スルスルペロンビョン)
こな『その擬音だけでふたなrアッーーーーーー!』
いきなしだが、みさお×かがみが好きな方おるか〜?
その組み合わせならかがみ×みさおの方が好きだ。
厳密に言えばかがみ←みさお。受けの片想いっていいよね。
ごめん。王道といわれようとワンパターンといわれようと、
こなた×かがみ←みさおが好きなんだ。
こなかがもたまらないが、
それにみゅううううと泣くみさおが最高にたまらないんだ。
>>505 便乗して小ネタ
喫茶店にて
こなた「おっ、ねえかがみん、『BIGパフェを30分以内に完食すると、なんとタダ』て、書いてあるよ。
挑戦してみればー」
かがみ「そうね、やってみようかしら」
こなた「ちょっ、マジかwwww」
そして
かがみ「来たわね……」
こなた「想像以上にデカいね……」
かがみ「では、いただきます。
………………ペロリ」
こなた「ちょっ、速ー!!」
かがみ「御馳走様」
こなた「流石はかがみん、凄いね……」
かがみ「でも、やっぱ、足りないわね……」
こなた「ふぇっ、足りないの」
かがみ「ねえこなた、おかわりとして、貴女を食べて良い?」
こなた「何云ってるの、かがみん」
かがみ「いただきます」
こなた「ちょっ、やめ、助け、アァァー!!」
柊家にて
つかさ「ねえこなちゃん、一緒にパフェを作らない?」
こなた「別に良いけど、難しくない?」
つかさ「大丈夫、簡単だよー。私に任せて」
こなた「うん」
つかさ「まず、こなちゃんに大量の生クリームを掛けます」
こなた「ちょっ、何やってんの!?」
つかさ「そして、バナナやフレークなどの、トッピングしたら…………
はい、あっという間に『こなちゃんパフェ』の出来上がり!」
こなた「なんで、私にー!」
つかさ「美味しそうだねいただきます」
こなた「ちょっ、やめ、助け、アァァー!!」
高良家にて
みゆき「らき☆すたキャラの中で一番の、パーフェクトスタイルはこのみゆき様さ!!」
こなた「何云ってるの、みゆきさん……」
みゆき「そして、らき☆すたキャラの中で一番の、パーフェクトプリティーでキュートな泉さんを……
私が食べる。いただきます」
こなた「ちょっ、やめ、助け、アァァー!!」
なんというこな☆フェチwwww
節子、それパフェ違う、パーフェクトや
515 :
512:2009/06/28(日) 22:32:16 ID:/V5wEahk
更に小ネタ
パティ「イマまでカクしてて、すみませんデス。
ジツは、ワタシ………………パティシエなのデス!!
…………………………パティだけニネ!!」
こなた「はぁ……」
パティ「だから、この、パティシエパティが、コナタにスイーツをごチソウしようかと、オモったのデス!」
こなた「……何を作るの?」
パティシエパティ「それは……『チョコレートパフェ』デス!」
こなた「…………よし、逃げよう」
パティシエパティ「ニガすかアルヨ!!」ガシッ
こなた「ほあっ!」
パティシエパティ「フフフ……おタノしみは、これからアルネ……」
こなた「何故に中国語!?それに今日1日中は、大変な目に合ってるんだからね!!」
パティシエパティ「まずは、コナタに生クリームとチョコレートソースをタイリョウにカけます」
こなた「ちょっ、甘っ!」
パティシエパティ「コマカくキリキザんだチョコと、バナナなどのフルーツ、フレークをトッピングすると
…………あっというマに『チョココナタパフェ』のデキアガりデス!!」
こなた「また私がこんな目に!今日は厄日!?」
パティ「これが、フェチ対象である貴女の運命だからなのです」
こなた「パティの日本語が流暢!!」
パティ「もう我慢出来ない美味しそうねいただきます」
こなた「ちょっ、やめ、助け、アァァー!!」
かがみ「そうは」
つかさ「させな」
みゆき「いです」
パティ「ミ、ミナサンいつの間に!?…って、コナタがいません!」
忘れてはいけない、スイーツはスイーツ(笑)のものであることをwwww
かがつかみゆ「「「いただきまーーす」」」
こなた「結局私はこれかよアッーーーー!!」
517 :
kt:2009/06/29(月) 18:17:15 ID:9PiyVOma
どうもです
ktでございます
それでは
『びたーきす/すいーときす』
・4レス
・単発
・ひかる&ひより ひより&ひかる
・ネタ多め です
5分後に投下開始します
―
――
-ひよりの部屋
「ひかるさーん、起きてくださいっスー!朝ですよー」
「あー?…まだいいじゃないかひよりー…もう少し寝させてくれ」
私、田村ひよりは桜庭ひかる先生と付き合っている
びたーきす/すいーときす
と言うのも簡単に言うと部活繋がりで……我ながら簡単に説明しすぎじゃにいのか?
まぁ色々あったんスよ、うん
「ったく……ふゆきみたいなやつだな…」
しぶしぶ布団から起き出すひかるさん
「…他の女の人の話は【せっかくだけど遠慮します】」
「ふむ…二人同時に愛してやる!、とはいかないか?」
キャンディ(煙草味)を口に含みながら話すひかるさん、ちなみにそのキャンディ(煙草味)は高良食品製らしい
「却下っス!」
「…冗談だよ」
―最初、ひかるさんは天原先生と付き合っている物だと思い込んでいた…ら単に学生時代からの腐れ縁だったとかで―
ひかるさんは「そんなに心配なら3Pでもするか?」とか言ったんだよなぁ……冗談だったっスけど
「…い…おーい、おーい!…ふむ、、」
ひかるは床に落ちていたケータイ型の玩具のボタンをカチっと押した
ジャキィーン!
『いらっしゃいィィ!!』
ジャンジャンジャ ジャンジャンジャン ジャンジャンジャ ジャンジャンジャンジャン…
「ふおぉぉぉぉっ?!?」
「やっと気付いたか」
いつもの糸目でひかるさんは話す
「な、何事っスか…」
あー…心臓飛び出るかと思った……飛び出たら出たでデッサンしてから死にたいなぁ…
「何度呼んでも答えないからさー…ま、ちょっとした悪戯だ」
「ひねくれてるっスね」
「よく言われるよ、っと」
キャンディ(煙草味)を食べ終わったらしく、棒の部分をゴミ箱に投げるひかるさん
「さて、ご飯でも食べようか」
2人は部屋を出て台所へと向かった
むぅ…やっぱり母さん達いないっスね…まぁひかるさんはいない日を狙ってくるんスけど
ー朝ご飯を食べ私達は部屋に戻る、そして何十分か立ったあと
「…そろそろ、始めるか?」
ひかるさんが言葉を発した
―“始める”というのは勿論えっちの事だ
ひかるさんは付き合い始めの時
「ひよりは漫画描きだから普通のじゃ物足りんだろう?…だから毎回エロマンガやエロゲに出てくるセックスでもしようと思うんだが?」
と言って、、私も賛成した
まぁ…私らって刺激を求めるモノっスから…流石にパクったりは自重してるっスけど
「アナルセックスとかどうっスか?」
「…朝からアグレッシブだな、、私は別にいいけど…というかひよりはそれ言ってみただけだろう?」
「あ、はは…よく分かっておいでで…」
私は頭をかいた、むぅ…アナルって気持ちいいらしいけど…どうなんだろう……
「お風呂で潮吹きはどうだろう」
「翌日まで疲れが溜まりそうなのはちょっと勘弁っス…」
「おいィ?普通のレズセックスも同じだと思うんだが?」
そう言われればそうなんだよなぁ…慣れたから疲れにくくなったっスけど
「じゃあ体育館でスク水になって幕内でするとか…」
「却下だな」
「早っ…早いっスよ!?」
光の早さで却下する、ひかるさん…“ひかる”なだけに!
……………すいません
「大体この年でスク水とかおかしいだろ、誰もヨロコばん」
「私がヨロコぶっスッ!!!」
「…―――!」
途端に顔が赤くなるひかるさん
「………ほ……保留しとく、よ」
ひかるさんは赤面し、目を逸らしながら喋った
「で、だ!、あー…あれだ、パンストはいてそこにナニ突っ込んで擬似処女膜貫通とか…」
「…それ、ヨロコぶのは男だけっスよ」
「じ、じゃあ学園屋上の給水塔の上で露出エッチだ!」
「わ、わざわざ登りに行くんスか…」
あぁ、赤面してしどろもどろで支離滅裂なひかるさんってかぁいいっス…
―
―
――
結局、布団の中でシックスナインをしつつ〜…と言う事になった
「じゃ、始めるぞー」
私たちのえっちはいつもどんなシチュでもキスから始まる
ちゅ…
私とひかるさんの唇が重なりあう
「ん、ぷ…ぁ…」
ううっ…
「…どうかした?」
キスを中断したひかるさんが聞いてくる
「……苦い、っス」
「?」
「…口の中が苦いんスよぉ…ひかるさん煙草吸ってるから…」
次第に私の目には涙が溢れ、止めどなく流れ出す
「最初もそうだったっス……私、キスはレモンとか甘酸っぱいとかチョコレートの味とか聞いてたのに……
煙草の味って…煙草って…そんなのあんまりっスよぉ…ひっく、えっぐ…」
「た、たむらのひよりさん?」
「ごめんなさい…ごめんなさい…いまさらこんなこと言うなんてぇ……うぁああーん……」
ひよりは更に涙を流し、必死に泣き声を押し殺しているが、遂に声が上がってしまった
「……」
むぅ…どうするか…
思えば最初からそういうフラグ立ってたんだよなぁ…吸うのを止めなかった私の責任だよな……
「…――」
私は手元にあったあるものを口に含みひよりの肩を叩いた
「ひっく、えっぐ…ふぇ?」
ちゅうっ…
「!!」
ひかるさんがいきなりキスをしてきた…あ…舌捩じ込んできて…
あれ?…何か流れ込んで…
……あぁ…甘いなぁ………
口の隙間からは2人の唇で栓を仕切れなかった紫色の液体と紫色のふぞろいな固形物が流れ出していく
ごくっ…ごくっ…
口内の液体をひよりが飲み干したのを確認したひかるは唇を離した
「…これ」
いつの間にかひよりの涙は止まっていた
「グレープジュースだ……さっきよりは甘かったろう?」
「…………」
口元に軽く触れてみた、思わず顔がにやけてくる
「あ…はい、、ん?」
ひよりは胸らへんに冷たさを感じ下を向いた
「げ!?、ちょっ…シャツがびしょびしょじゃないっスか!?!、黒ですよ黒!、洗濯してもとれないっスよこれーー?!?」
「あ、あー…いや…その…すまん」
ひかるは思わず顔を伏せた
「あ、いや……こちらこそ、ごめんなさい…私のわがままで…慣れたつもりだったんスけど……ん?」
ひよりは違和感を感じ、口の中に残っているふぞろいな固形物を取り出した
「……果○グミ?」
「あ、甘さが足りないと思ってさ、だから…」
だからって物理的に甘くしなくても…―でも
「ひかるさん、ありがとっス!!…このシャツ2度と洗濯しないっス!」
ひよりは目を潤ませながら笑顔で話す
「あー…1回ぐらい洗濯した方がいいと思うぞ、蟻とか寄ってくるだろうし」
じわっ…
「そ、そうっスよね…」
ひよりの目が潤みはじめた
「だ、だからいちいち泣くな!…今日から私も気をつける、なるべく煙草を吸わないし・吸ったとしても血が出るまで歯を磨くからさ」
「…………」
「あー…じゃ、再開しようか」
その言葉のあと自身のジーンズを脱ぐひかる
「…無理しなくてもいいっスよ」
「うん?」
「やっぱり煙草を吸っててこそのひかるさんスから……慣れますから、大人のキス、、だから…」
ぺとっ…
ひよりはひかるの口元に軽く触れ、そっと撫でる
「…後悔しても知らないぞ」
「後悔することは慣れてるっスよ、コミケとかで…」
ひよりはにかっと笑った
そして2人の顔が近付いて―
522 :
kt:2009/06/29(月) 18:30:29 ID:9PiyVOma
ありがとうございました
…進めているシリーズものよりも急に降ってわいたものの方が早く出来上がる事ってありますよねw
最初パティ×ひよりで進めてたのにいつの間にかこんな事に…
最近、みなゆたの話を見掛けなくなったな…
>>522 レアカップルにチャレンジGJ
ひかる先生かクールなイメージがあるから
本当は寂しがり屋で情にもろいななこ先生との組み合わせも面白そう
>>522 ぐっじょぶ。
ひかる×ひよりって、とても珍しいカップリングですね。
興味深く拝読させていただきました。
>>522 二人とも耳年増だから口では過激なことを言っているけど、
実際にエッチすると初々しい二人のギャップがGJです。
>>522 ひよ×ひか! なんと素敵な取り合わせ。
というかひよりんの新妻ぶりが可愛いのですが。
もう嫁にもらっちゃえよひかるちゃん。
ほのぼのしつつやることやってて、ときめかせていただきました。ぐっじょぶです。
『だからって、だからって!
自分カプールがモデルな上に実体験をナマナマしく描写してコミケに出せって・・・あんまり過ぎッス・・・(シクシク)』カリカリ
『いや、ひよりくらい目が肥えてりゃ月並みなプレぃ・・・同人じゃ濡レ、面白くもないかと思ってな。
ま・・・アレだ、素人カプールのハメ○り投稿みたいなもんだと思え・・・』
パティ「No…ヒヨリン…;;こうなったラ!私も先生とアレコレシマース!
ふゆきセンセー!ワターシと熱いアバンチュールを!!」
ふゆき「ワタシニケッコントカサンザンイッテオキナガラウフフフフフ呪マース」
パティ「Oh…Jesus…ふゆきセンセー貞モード…手が出せまセーン(´・ω・`)」
黒井「なんでウチという発想があらへん?いつもいつもウチこんなんばっか…orz」
保管作業をしていて気がつきました。
祝!保管作品2000!
>>531 いつも投下おつかれさま〜
1 :名無しさん@ピンキー :2005/12/14(水) 20:30:03 ID:+a2LxIsJ
現在、ゲームも販売されていてノリに乗っている「らき☆すた」でエロいの行ってみよ。
で、始まったらき☆すたスレも、ついに投下数が2000ですね。
初代スレから3年半での達成おめでとうございます♪
職人さん、住民の皆さん、お疲れ様です。
最近、みなみ関連の話を見掛けなくなったな…
2000作品か………長いもんだな
ゆたかですが最近みなみちゃんを保健室に連れて行くことが多くなりました。
また保健室から溜息が聞こえてきます。はう〜みなみちゃんどうしちゃったのー><
おもえば、たしかにみなみはここでは不遇だね・・・。けっこうひどいめにあうこともおおいし。
彼女のファンとしては残念だ。
ゆたかやつかさの黒化の扱いも酷いぞ
遠回しにゆたこな批難してるのか
なぜそうなる。たんにみなみカワイソスなだけだろw
あの名古屋が舞台のヒルドラは名作の1つだ。
しかしみなみはやっぱり不遇な子。それだけの話。
というわけで、あまねくみなみん救済策をつのる。 光武帝
こなた「だ、そうだけど、みなみちゃんはそれでいいのかい?」
みなみ「え……?」
ゆたか「えっと、おねえちゃん突然どうしたの?」
こなた「いやいや、だって不遇とか言われちゃってるんだよ?
人気キャラで人気声優までもらってるのに、これは不味いんじゃないの?」
かがみ「また随分とメタな話題ね」
みゆき「そうですよね…みなみさん人気ですよね…
たしか某所人気投票でついに私より上位になりましたよね……」
みなみ「え!?」
こなた「って、あるぇー!?みゆきさんヤンモードですか!?」
ひより「先輩、その例えは伝わりにくいっスよ」
(ヤンデレ高良先輩か…でもヤンデレは描いたことないな………)
みゆき「いえ別に気にしてませんよ?みなみさんとダブルスコアだったことは気にして…」
つかさ「ゆ、ゆきちゃん落ち着いて!大丈夫だから!魅力なんてそれぞれだから!」
かがみ「そ、そうよ!それに5位なも4位も大して変わらないじゃない!」
こなた(みゆきさんの役割…うーん……みwiki?)
ひより「いいじゃないすですか〜、その時私なんてランク外っスよ?」
(妹同然の岩崎さんに抜かれて…これまでの愛情が黒く染まって……)
みゆき「ふふふ…ありがとうございます、1位のかがみさんと2位つかささん……」
つかさ「ふぇ!?そ、そんなつもりじゃないてばー!」
ゆたか「なんかさっきから高良先輩の周りにどす黒いものが見えるよー」
みゆき「あ、そういえば小早川さんは私の1つ下でしたね…いずれまた……」
ひより(い、いずれって……)
「止めようとする周りの友達も信用できず、次々と……」
こなた「ひよりん、妄想と発言が逆転してるよ?」
ひより「はっ!?」
(はっ!?)
みなみ(…得票数よりも別の部分を吸収したかった……)
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『みなみ救済を書いていたら、いつの間にかみゆき救済になっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…
みなみ攻めだとかドSゆたかだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいみwikiの片鱗を味わったぜ…
ひよりwww
少なくともこのスレ的には
みゆきは「立って」いるwwww
よって救済措置の必要はないというのに
おまいというやつはwwwwwwwwwwww
みろ、みなみがまた保健室行きじゃねえか
最近ゆたかが保健委員だぞwwwwwwww
ひより「それはそれでwwwwwwwwww」
546 :
オチがねぇw:2009/07/03(金) 11:09:02 ID:wqAAVn1I
ひより「最近音もなく忍び寄る事が得意になってきたっス…」
そして今日も保健室へ行くひより
みなみ「ゆたか…」
ゆたか「みなみちゃん…」
ひより(おお、今日もやってるやってる…。もう抱き締め合ってキスは恒例っスね…)
みなみ「ゆたか…お願い」
ゆたか「いいの?制服汚れちゃうよ…」
みなみ「替えはある、それに…ゆたかのなら汚くない」
ひより(おおー!新ジャンルっスか!?そっち系は好みが分かれるから自重してたけど…今年の夏コミ、イケるっス)
ゆたか「だめっ、出る、出ちゃうよぉ…」
みなみ「私も…あっ」
ひより(うひゃー、いっぱい出てるっス!制服の濡れっぷり、2人の厭らしい顔…これは余すとこなく書かなければ!)
事後、そしてゆたみな退出
ひより「おおう、あの後のタオルで拭き合いっこも萌えた…これは神作品の予感!」
547 :
続きw:2009/07/03(金) 17:30:11 ID:wqAAVn1I
ひより「…なぜ私は泉先輩の家で正座をさせられてるのでしょーか」
こなた「ふっふっふっ、ひよりんが落とした神ノートを拾ったのが私という時点で運命は決まってたのだよ」
かがみ「で、私がベッドの上で縛られてるのはどういう事かしら?」
こなた「こーいうこと」
かがみ「ちょ、んっ…!」
かがみを襲いはじめるこなた
こなた「さてひよりんや」
ひより「は、はい」
こなた「今からその作品を朗読してくれたまへ〜」
ひより「!?」
こなた「いや〜、最近かがみとのエッチのバリエーションが尽きてきて」
かがみ「恥ずかしい事言うな!」
こなた「この作品通りにかがみんをイカせようかなと」
ひより(何という朗読プレイ…)
こなた「ではよろしく!」
かがみ「だから変なとこ触るな…アーッ!」
やっぱりオチきれんかった、スマソ。
新作ゲームは一言で言うとL12プリンセスかな
>>543 ”らきすたの松永久秀”高良みゆきの本性発揮した瞬間だったな
アイドルナンバーワン
私たちアイドール
あやの:「ほ、本当にこれを言ったらお兄さんともっとえっちな仲になれるの?」
こなた:「YES!、もうばっちりだよ!(誰も試して無いケド)」
あやの:「すぅー…」
あやの:「お兄さん!」
み兄:「?」
あやの:「わ、わたしのお○○○にあついせ○○○あふれるくらいにいっぱいください!そのお○○○○でク○○○○もア○○もぐちゅぐちゅにしてーー!!!」
み兄:「ぶほおぉーーーーー!?」
あやの:「ひ、ひゃあああああああああ!!」
こなた:「…まさか恥ずかしさでダブルノックダウンとはねぇ」
ひより:「いやぁ、初々しいって本当に言いもんっスね」
パティ:「シカシ…凄い破壊力ですネ、魔法の○シゴトは…」
553 :
小ネタ:2009/07/04(土) 21:40:07 ID:iTSbTEPE
コンコン
「イマあけますネ、Ohクロイ先生。」
「おぃーすパトリシア、ウチと独立記念日を性的に祝わへんか?。」
「チェンジ!」
準備していらっしゃる方がおられなければ投下したいと思います。
「サマーバレンタイン」
☆こなた&かがみ
☆エロなし
☆2レス使用予定
「それでは、お邪魔いたしました」
「かがみとつかさも18歳か〜大きくなったね〜」
「あんたは近所のおばさんか!」
今日は7月7日。かがみとつかさの誕生日だ。
例年通り、二人の家に私とみゆきさんがお邪魔して誕生会をした。
プレゼントを渡して、つかさが作ったケーキを食べて、いっぱい遊んで……
存分に楽しんだところでお開きとなり、私とみゆきさんは柊家をあとにした。
いつもならこの誕生日イベントはここまでなのだが、今年は少し違う。
前々から立てていた計画を実行に移す!
「あ!忘れ物しちゃった!ごめんみゆきさん。ちょっと取ってくるね!」
「え?泉さん?」
みゆきさんの返事も聞かずに、私は今きた道を引き返す。
今年は……今年だけは、これでだけでこの日を終わらせたくないんだ!
柊家の前に立ち、呼吸と心の準備を整えてインターフォンに指を伸ばす。
ピンポーン
『はーい』
かがみの声だ!
どうやら神様は私の味方のようだ。
「あ…かがみ?」
「こなた?どうしたのよ。忘れ物?」
心臓がうるさいくらいにバクバクしてる。
こんなにも緊張したのは何年ぶりだろう。
「ん〜そんなとこ。ちょっと出てこれない?」
「ちょっと待ってね」
しばらくして扉が開き、かがみが姿をあらわした。
トクン
ついさっきまで冗談を言い合って笑い合ってたのに、今は姿を見るだけで鼓動が高鳴ってしまう。
やっぱり私は、かがみのことが好きなんだ……
「どうしたのよ、こなた」
「あ、あのねかがみ。……これ」
私はおずおずとラッピングした包みを差し出す。
「これ……かがみに……」
今のは本当に自分の声だろうか。
私の声はこんなにも弱々しかったかな?
「プ……プレゼント!」
「プレゼント?誕生日プレゼントなら昼にもらったじゃない」
あう……
「ほ、ほら、貰えないよりはいいじゃん?
一回の誕生日で2つもプレゼント貰えるなんてかがみツイてるよ!一粒で二度美味しい!な〜んて…ハハ……」
自分でもなに言ってんのかわからないくらい取り乱してる私を、かがみは怪訝そうな顔で見ていた。
「な〜んか怪しいわねその狼狽ぶり。変なものでも入ってるんじゃ……」
私が差し出した包みをマジマジと見ながらかがみは疑り深そうな声で言った。
「そ…そんなことないよ。あの…チョコレートの、クッキーだよ」
「へぇ、あんたがお菓子作りだなんて珍しいわね」
「ま、まあね!で……受け取って…くれる?」
上目遣いでかがみをじっと見つめる。
お願い!受け取って!
「う、うん。じゃあ、いただくわ」
かがみはそっと包みを受け取った。
「あ……ありがとうかがみ!」
「ちょっと、なんであんたがお礼を言うの?」
「あ……あはは」
本当に……ありがとう、かがみ。
私からのプレゼント、受け取ってくれて……
かがみは知らないと思うけど、今日はサマーラバーズデーなんだ。
新宿地区のデパートが1990年に制定した、七夕に因んで意中の人にプレゼントをする日なんだよ。
それと、サマーバレンタインデーでもあるんだ。
サマーバレンタイン実行委員会が1986年に制定したの。
かがみの誕生日とかぶった今日だけは、誕生日プレゼントを装って『特別な』プレゼントを渡すことができるんだ。
私、かがみが好き。
友達としてじゃない。
恋してるほうの好き。
でもこの気持ちは、ずっと胸の奥にしまっておくつもり。
だって女の子同士だもん。分が悪すぎるよ。
それよりは親友として仲良くしてたほうが、ずっと楽しいし安全だよ。
うん……楽しいよ……
来年かがみは遠くの大学に行ってしまうから、こんな風にプレゼントを渡すことができるのは、きっと今年が最初で最後。
一度だけ、こうやって好きな人宛てのプレゼントを、渡したかったんだ…
「あ……用ってのはそれだけ……それじゃあね。おやすみー」「待って!こなた」
早口でまくし立てて立ち去ろうとした私をかがみが呼び止めた。
「その…私も、こなたに渡すものがあるの…」
言いながらかがみは綺麗にラッピングされた包みを差し出した。
「え…かがみ?」
「その……私も、チョコレートのクッキーなの…つかさに教わって作ったの。ひ、昼出した残りよ」
嘘だ。
「貰いっぱなしっての悪いし…ふ、深い意味はないんだからね!」
嘘だ。絶対嘘だ。
「それにしても、まさか同じ……ってこなた?!なんで…泣いてるのよ!」
「ぐすっ……かがみだって…目、真っ赤だよ?」
「あ……」
「かがみ、わかってるんでしょ?」
「な…なにがよ…」
「今日は、かがみの誕生日…でも、それだけじゃないよね」
「こなた……まさか、こなたも……」
「かがみ……私、かがみのこと……」
初めてのキスは、ちょっぴりしょっぱかった。
でも、二人で食べたチョコレートクッキーは、とっても……甘かった……
以上です。
予告したレス数をオーバーしてしまい、申し訳ありませんでした。
またしても恋人達の記念日と誕生日がかぶったので思い付いたネタです。
少し早いけど、かがみんHappy Birthday!
………………え?つかさ?
………………他の職人さんに期待!
つかさ「どんだけ〜」
>>559 切なさと甘酸っぱさが濃縮されたすばらしい作品を有難うございます。
ぽたぽた
つかさ「え?なんかあたまにかかって・・・血?」
みゆき「こなたさんが去ったのを僥倖、私もつかささんの後をついてきたのですだばだば」
つかさ「ゆ…ゆきちゃん、目の色がちがうよ…」
みゆき「私もプレゼントを差し上げます。超高級ゴ○ィバのチョコに
私のミルクをトッピングしたものですだばだば」
つかさ「う…うれしいけど…ちょっと怖いナー…」
みゆき「大丈夫です、怖いのは最初だけ。いずれ極上の快楽へだばだば」
つかさ「
>>559GJだけど丸投げされた私はフェチルートってどんだけーアッーーーー!」
お次いただいちゃっていいかな?
『つかさ、それゴ○ィバやない、ガラナチョコや!』
ぶぱーっ。
だばだばだばどばどば。
今日夕方ごろ、鷲宮神社で二人の女子高校生が突然鼻から謎の出血をし救急車が出動、致死量越えそうな血痕に、周辺は一時騒然と・・・
お久しぶりです……いえ、今じゃ知らない人のほうが多いかな?
4-320です。トリップ合っているか不安です。
何を思ったのか久しぶりに投下したいと思います。
・そうじろう×こなた(?) ただし健全
・4レス消費予定
深夜一時。
まだお父さんは帰ってこない。
今日は1万部突破記念で飲んでくるらしくて、遅くなるって言ってたけど、
こんなに遅いんじゃ、今日中には帰ってこれないのかな……
あ、0時超えてるからもう翌日か。
ゆーちゃんはとっくの昔に寝ちゃって、今起きているのは私だけ。
ぼーっとコタツに頭を乗せて、深夜アニメを眺めている私。
起きているのが私だけになると、18年間過ごしたこの家も急にがらんと広く感じる。
お父さんが私が生まれる前、デビュー作の印税で買ったこの家は、
二人で暮らすには不釣合いなほど大きい。
ゆーちゃんが来てもまだ空き部屋が二部屋あるし、
三階なんて完全にお父さんの趣味の収納スペース。
トイレも二階と一階の二箇所にあるし……掃除、面倒なんだよね、アレ。
「まだかな、お父さん」
別にお父さんを待ってるわけじゃないんだけど、なんとなく口に出してみる。
誰でもいい。なんだか私一人じゃ、ちょっと寂しい。
「ただいまぁ〜」
玄関から気の抜けた声。
見かけのアニメを放り出して、私は玄関のある一階へ下りる。
アニメは録画してあるから今見なくてもいいし、
このまま放っておいたら、お父さん玄関で寝ちゃうかもしれないし。
「おかえり……って、うわっ、酒臭っ……」
カバンもお土産のなめらかプリンも放り出して、お父さんは玄関に倒れこんでいる。
お父さん、お酒に弱いのに結構飲むから。
玄関までたどり着いたのがやっとだったのか、高らかにいびきをあげている。
こんなところで眠ってると風邪引くだろうし、
何より朝起きてきたゆーちゃんの精神衛生上ちょっとお勧めできない。
「お父さん、起きて。こんなところで寝てると風邪引いちゃうよ」
ぺちぺちと頬を叩く。
うっすらと目を開く。ぱしぱしと瞬きをして、
私を見つけて、嬉しそうに微笑んで。
「なんだ、かなた。待っててくれたんだ」
ああ、またか。私は心の中で苦笑する。
ひどく酔っ払ったとき、時々お父さんは私のことを“かなた”と呼ぶ。
初めてそう呼ばれたの、中学ぐらいのときだっけ?
最初はちょっぴりびっくりしたけれど、
写真でしか見たことがない、お父さんが大好きだったお母さんに姿を重ね合わせてるんだと考えると、
不思議とあんまり悪い気分はしなかった。
「そうだよ、ほら、早く起きないと風邪引いちゃうよ、そうくん」
そんな時、私はお父さんのことを“そうくん”って呼ぶことにしている。
お父さんとお母さん。二人はお互いをそう呼び合っていたんだと聞いていた。
バイトで養ったコスプレ魂。お父さんが私にお母さんの姿を重ね合わせているのなら、
せっかくだしちゃんとなりきってやろうって思ったし、
何より、そう呼ばれた時のお父さんの顔が、とっても嬉しそうだったから。
「ほら、一人で立てる?」
「うい〜、なんとか」
ふらふら立ち上がったお父さん。
一人では足元が定まらなくって、こんなんじゃ二階のお父さんの部屋までたどり着けそうもない。
「もう、そうくんったら」
お父さんが何度も話していた、お母さんの口癖。
こんなダメ親父と結婚したら、誰だってそう言いたくなるよ。ねぇ。
お父さんの腕を肩に回して、ゆっくり階段を上り始める。
お父さんの背は大きくて、私のほうが常に階段の二つぐらい上の段に上っている。
ゲームやアニメ好きのところだけじゃなくって、身長も少しは遺伝してほしかったな……なんて。
「なぁ、かなた。本、いっぱい売れたよ」
「うん、お疲れ様。そんなことより一人で階段上って……」
「これでやっと、あの家が買えるよな」
え、あの家って……
すぐ隣で笑う、お父さんの真っ赤な顔。お酒臭い息。
「この本の印税が入ったら、あの家を買おうって言ってたもんな。
今の安アパートじゃ三人じゃ狭いし、隙間風でかなたやこなたが風邪を引いちゃうもんな」
お父さんの頭の中は、きっと初めての作品がヒットした頃に戻ってるんだろう。
私が産まれる事が決まって、お母さんと結婚して、デビュー作もミリオンセラーを記録した頃。
お父さんが、一番幸せだった頃。
「それに、かなた、言ったよな。こなただけじゃなくて、いっぱい子供を産むんだって。
こなたが一番上のお姉さんになってな。次は男の子がいいか? 女の子がいいか?
大丈夫だよ、新しい家は部屋がいっぱいあるから、五人兄弟になったって、一人一部屋だぞ」
その願いが叶えられなかったことを、私は知っている。
体の弱かったお母さんは、私を産んですぐに……
楽しそうにこれから産まれてくる予定の子供たちのことを話すお父さん。
一姫二太郎だとか、いや、双子も萌えるよなとか。
いくつも考えた私の妹や弟の名前を、嬉しそうに語って聞かせるお父さん。
それは、決して叶えられぬ願い。
だって、私が、壊してしまったから。
私を産んだせいで、お母さんは体を壊してしまって……
「ほら、そうくん。ベッドについたよ」
ふらふらとお父さんはベッドに倒れこむ。
スーツが皺になっちゃうけど、起こして着替えさせるのも大変だ。
まあ、いいか。お父さん。めったにスーツなんて着ないし。
「それじゃ、おやすみ、そうくん」
布団だけかけて、足早に部屋を出ようとする。
だって、そのままじゃ、涙が零れ落ちそうだから。
私が壊してしまった、お父さんとお母さんの慎ましやかな夢をずっと聞かされるなんて、そんなの……
「でもな、かなた」
後ろから聞こえた声に、足が止まる。
振り返る。真っ赤な顔をして、お酒臭い息を吐いて、でもその目は、愛おしいものを見つめるように細く潤んで。
「俺はこなた一人でも、満足だぞ。ちゃんと俺好みのかわいい娘に育ってくれたし、
あんまり人付き合いが少ないから冷たい人だと思われちゃうこともあるけれど、
本当はよく気が利いて、やさしい娘なんだ。俺とかなたの、自慢の娘だ、だからな……」
それは、本当に、幸せそうな笑顔を浮かべて、
「俺たちのこと、見守って……くれ……」
途切れた声は、そのまま寝息に変わる。
私は、そのままお父さんの枕元に歩み寄った。
私をずっと育ててくれた、大切なお父さん。
私と、私のお母さんをずっと愛してくれた、大好きなお父さん。
だから……
「大好きだよ、お父さん」
私はお父さんのまぶたの上に、そっと口づけた。
以上です。
まぶたへのキスは憧憬のキスだとか
やけに広い泉家が気になったのが書いたきっかけ
しかし、久々の投稿で緊張したー
最近忙しかったから投稿できませんでしたが、またぼちぼち投下するかも。
さて、明日は陵桜祭だ〜
どこかですれ違ったらよろしく
>>559 ぐっじょぶ
こなたの恋心がいじらしく思えました。
やっぱり同性への想いは簡単には打ち明けられないでしょうから。
でも、最後はかがみと想いが通じ合って良かったです。
>>569 おかえりなさい。逆転裁判を、改めて読み直しましたよ。
こなたは、本当に父親思いですね。
読んでいる途中は凄く切なかったですが、最後は心がほんわかと温まりました。
また、読ませて頂ければ幸いです。
>>569 なんて甘酸っぱい父娘愛。ぐっじょぶでございます。
もしかしたら、そうじろうさんも日ごろからこなたの中にかなたさんの面影を見ているのかなあ、と思いました。
小ネタ
急に何か受信した、くだらなすぎてスマン
「かがみ、明日の誕生日双頭バイブとリモコンロータどっちが欲しい。」
「電車の中で、堂々と言うな!」
>>569 GJ!ほのぼの親子愛…いいですね〜
明日はかがみ&つかさの誕生日…今から書いて間に合うのかorz
投下準備している方と被らなければ、5分後辺りから投下いたします。
575 :
42-15:2009/07/07(火) 00:02:56 ID:g46Q0Uti
こんばんは、お久しぶりです。42-15です。
かがみんにつかさ、誕生日おめでとう! ということでお祝いSS一発目を(というよりもかなりかがみん寄りですが……)投下いたします。
4レスお借りします。
では、5分後辺りから投下します。
「うわ、雨強っ……降らないって言ってたのに……」
今朝見たニュースの中で綺麗なお天気お姉さんは「傘は必要ないでしょう」なんて、まるで今日久しぶりに見た朝の陽ざしのような眩しい顔で言っていたというのに。
まぁ確かに梅雨がまだ明けていないというのに傘を持たずに家を出た私が悪かった。
せめて折り畳み傘くらいはカバンに入れておけば良かったな……なんて。後悔先に立たず、とは昔の人は良く言ったものね。
それにしてもこの雨はあまりにも間が悪すぎる。だって日中ずーっとお陽さまは顔を出していたっていうのよ?
梅雨特有のジメジメも相まって、暑くて暑くて授業にも全然集中できなかったんだから。
「……止まないわね」
ラノベの入ったレジ袋をもう一つ増やして店を出たものの、結果は変わらず。というかさっきより強くなってない?
出費をまた増やしてまで時間を増やしたっていうのに、まるで意味がないじゃないの。
でもまぁ面白そうなのが手に入ったから良しとしよう……かな。
話の分かる人なら私の手荷物で大体察しがつくと思うけど、一応説明しとくわ。
じゃあ話を2時間くらい前に戻すわね。
――――――
――――
「いやぁ、雨よりいいかと思ったけども晴れの日もまたこれで……」
「いっつもならこなちゃん授業中に寝てるはずなのにね」
「てことは、あんた毎日寝てんのか……」
「そんなことないって」
なんて言ってこなたは机に突っ伏したまま力無さげに手をひらひらと横に振る。
「確かに今日は暑かったですからね。今年の最高気温らしいですよ」
「マジ……? こなたが居眠りしないのも無理ないわね」
「だから毎日なんて寝てないって」
むふー、とでも言いたそうなこなたが反論する。
それにしても今年の最高気温更新か……そりゃあ暑苦しいはずだわね。
その証拠になるかどうか分からないけど、放課後となった今でも太陽はギラギラと燃え、容赦なく私達に照りつけている。
汗は止まることを知らないように流れ続け、ハンカチがそろそろ水分の吸収をしてくれないんじゃないかと思ってしまうほどに湿っていた。
「ところでこなた、今日ラノベ買いに行きたいんだけど一緒に行かない?」
「えー、今日はムリ……」
「あら。バイトか何かあるの?」
「暑い……」
「だらだらしやがって……。まぁいいわ、一人で行ってくるから」
「お達者でー……」
今にも溶けそうだな、おい。
――――
――――――
というわけで帰り道でみんなと別れ、一人でゲマズに来て、そしてこの見ての通りの雨。
お目当ての品を買った後この雨に気づいて、仕方ないのでもう一度ゲマズに入ってラノベのコーナーをもう一回り。今度こそ帰宅の途に着こうと思ったのに……。
とまぁ、突然に降り出した雨にいくら悪態をついても、雨脚は一向に強くなるばかりの様子なわけで。
仕方ない、濡れるの覚悟で帰るか。遠くの空は陽も出てることだし、電車に乗る頃にはきっと止んでるでしょうよ。
「って、私は馬鹿か」
「お、お姉ちゃん……?」
昨日の自分を殴ってやりたい衝動に駆られたが、もう後の祭りである。
午後8時。もうすぐ夏だというのに全く季節感にそぐわない程分厚い掛け布団を幾重にも重ね、これまた冬を思わせるほどに衣類を着こんで。
おでこには今さっきつかさに換えてもらったばかりの冷えピタを貼りつけて、私は今時小学生でもこんな時間に寝ないぞ、と思うほど早くから布団に入って横になっていた。
「お姉ちゃん、明日学校行けそう?」
「うーん……どうだろうね。明日も無理そうかも」
まぁ結論から言わせてもらえば、風邪を引きました、私。
ゲマズからの帰り道、私はずぶ濡れのまま駅へ急ぎ、やってきた電車に飛び乗った。
昼間の照りつける暑さと雨が降ったことによる蒸し暑さへの対策の為であろう、車内はガンガンと冷房を効かせており、容赦なく私の体温を奪っていった。
濡れた衣類を乾かす術もなくそんな電車に揺られ続けた私は、すっかり風邪の諸症状である体のだるさと熱っぽさを携えて家の最寄り駅に着いた。
電車を降りた後も、雨は依然止むことを知らずに降り続けていた。
ゲマズの入り口から見えた向こうの雲の切れ間は、今思えば遥か西の方の空で、風向きもそちらを向いていた気がする。そりゃあこっちが晴れてるはずもないわよね……。
そんな私に追い打ちをかけるように、財布の中は気持ちの良いほどにすっからかん。うまい棒を買うことすらできないという状態。
あの時ラノベを買っていなかったら……。その一つの判断ミスにより、今日は一日中布団の中で過ごすことになった。
「でも焦ることないよ。そうでないとまたぶり返しちゃうから」
でも、もうすぐテストだし休んでらんないよ……と言いたかったが、途中でやめた。ろくに勉強もしてなさそうなつかさのことだ、テストの話なんかされたらはうぅ……ってなっちゃうだろうし。
何よりもう少し……えっと、つかさに甘えてたいから、ね。ど、どうせテストの話なんかしちゃったら、一目散に部屋に籠って勉強し始めちゃうだろうし。
なんてことを思うと、恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じた。
でも風邪を引いてなかったらこの顔もきっと真っ赤になってただろうし、丁度良かったといえば丁度良かったかも。
い、いや、風邪を引いてなかったら、その、つかさに甘えたいとか思わないんだから! 普段からつかさに甘えたがってるみたいに解釈されても困るわ!
などと一人漫才を脳内で繰り広げていると、ふわりと頭を包みこまれる感触。そしてその包みこんでくれたものは私の髪を優しく撫でてくれる。
柔らかなつかさの手だった。私ははっとしてつかさの方を向くと、暖かさの宿るつかさの目と合う。
「お姉ちゃん、いっつも心配かけてごめんね」
つ、つかさ……。
「もっと一人で頑張らなくちゃ、って思っているんだけどね。私、なにやっても失敗してばっかりでさ」
そう言って眉を八の字にさせながら、つかさは申し訳なさげに笑う。
「だから、こんな時くらいしかお姉ちゃんの役に立てなくって」
……そんなことないってば。
そりゃあいっつもドジばっかりやっててとても一人になんてさせておけないけれど、それだけでつかさと一緒にいるわけじゃないんだよ。
いつも見せる笑顔とか、小さな心配りとか、今みたいに私が弱ってるときにいっつも傍にいてくれていたりとか。
なんかこう、安心するのよ。つかさといると。
だから、そんなに自分を責めなくっていいのよ。もっと自信持ってちょうだい。
ちらっとつかさを見ると、優しげな目で私を見てくれている。
それだけでいいのよ、私はそれだけで十分。でも今は、もうちょっとだけ甘えさせて……?
そんな思いを口に出してないというのに、つかさはこくんと一つ頷いた。
なぁんだ、分かってくれてるじゃない。
あぁそっか。私たち産まれた時からずーっと一緒だったもんね。そりゃ、私の考えもお見通しか。
私はそんなつかさの優しさにもたれかかるように、そっと目を閉じた。
「んっ……お、おはよ……」
「あ、お姉ちゃん。具合大丈夫?」
「うーん……さっきよりも良くなった、かな」
再び目を覚ますと、パジャマ姿のつかさがベッドの横に座っていた。
熱を測ってみると日中よりも熱は下がっており、順調にいけば明日にも学校に行ける可能性が生まれてくるほどに回復していた。
「あ、お姉ちゃん! もう12時過ぎたよ」
12時? あぁホントだ。時計に目をやると短針は12を跨ぎ、長針が2の上の方にある。
「けど、それがどうしたの?」
「今日は7月7日だよ! お姉ちゃん誕生日おめでとう!」
はい、誕生日プレゼント! と冷えピタを取り換えるつかさ。
あっ、誕生日……か。
「あっ、つかさも誕生日おめでとう」
「ありがとう♪ ホントの誕生日プレゼントは明日作る予定だから、それまでにはケーキ食べれるくらいに治っててね♪」
あれ? もう明日じゃなくって今日かな……? なんて混乱してるつかさを見て私は思わず微笑んでしまう。
もう、18歳か……。思えば色んな事があったわね。
そのどの色々を思い出しても、必ずといっていいほどにつかさが隣にいた。
幼稚園の時の事。お母さんと離れたくないの! って毎朝のように泣きながら幼稚園に行くことを拒んでいたっけ。
小学生の時の事。いっつも私の後ろにくっ付いて回っていたっけ。
中学生の時の事。クラスが違っても、やっと何とか他のクラスに馴染んでいけるようになったんだわね。
そして高校生。私がいなくても十分クラスのみんなと仲良くやっていけている。しかも、自分のクラスの友達を私に紹介できるまでになった。
その笑顔で私の事だけでなく、こなたやみゆきや1年生のみんなに優しさや癒しや元気を振りまいている。
今でも時々ドジを踏んでその度に落ち込んだりしているけど、つかさは随分と成長して立派になった。
最近はむしろ私に頼らなくてもやっていけてるから寂しいくらいよ。
そんなことを思って頬を緩めていると、お姉ちゃんどうしたの? とつかさに不思議がられた。なんで微笑んでたかなんて、その答えは今言うにはちょっと恥ずかしいかな。
だから私は照れ隠しにつかさの頭を撫でながら言ってあげる。
「これからも、ずっと一緒だよ」
と。
「――で、かがみんはつかさに風邪を移したと」
「……うるさいなぁ」
「でもつかささん、大丈夫なんですか?」
「多分大丈夫よ。今日は大事をとって、ってことだから。熱もそんなに高いってわけじゃないから」
「そうですか、なら安心です」
「もしかしてチューとかして移したんじゃ……」
「んなわけあるかぁ!!」
580 :
42-15:2009/07/07(火) 00:15:28 ID:0OnTk5Cv
以上です。読んで下さった方、ありがとうございました。
エロなしでごめんなさい。
これを遥かに超える作品を他の職人さんが投下してくれることを願って眠りたいと思います。
最後にもう一度、かがみんにつかさ誕生日おめでとう!
>>580 GJです
エロエロじゃなくても、二人の姉妹愛伝わってきましたよ
誕生日記念SSが伸びるかと思ったけどそこまで伸びていないな…
/ |
iー - 、 / |
´  ̄ ̄ ´ ̄`ヽ-―一- \ .l /_
__/.: : : : : : : : : : : }: :r=‐ 、 ヽ_| ∠_: :``: .、
,..r―.:.ニく_}.: : : /: : : : : : /: :ハ: : : : ヽヽ≧=fノ¬―‐-ヽ.: : ヽ
「.:.:.:/.:.:.:.:.:|.:/: : : : : :/: :/ !: : : : ヽ: : /!: :l : : :ヽ: : :ハ.: : ヽ
〉'´.:.:.:.:.:.:.:.j/: : : : .: : :// / ,' !: : : : ', / | : |: : l: :ハ : : |: : . . .ハ
`ヽ.:.:.:.:.:.:./: : / : : ̄才ヽ /:/ 7:ハ: : :ヽ: : }' !: :ト、 ヒト、:! : :| : : : : : ',
|ヘ.:.:.ノ: : /: :_:匕´_ // //⌒メ.: : }`ノ ',: ! ヘ: ト、j、: :l : : : :!: :l
|: :ヽ/|:.:/: :,ヘ爪尤lト、/ /,___ }: : リ/__ '、l ヽl,.._ Vj: : : : |.: :l
|: : { |/! / ヤヒチル ´ チ式爻/l: :ノ孑ミ。 ヽ´し')ミトj、: : : ;_.: :|
|: : 人! レ' 。 ゝ-'° ,ムkノ//ノ.:/{.し' ハ {ピ__リル': : :/ }.: :l
!: : || `´\ ゙゙"゙"゙ ,、__ 。`ー'''//ノY弋z'゚ソ 弋ュァ゚/: : /_ノ: : :!
. | : : !l、 : : : ヽ { ) ゙゙"゙゙/´: :`ト} ゚"゙゙" '、_, ゙゚"゙゙/.: :/: l: : :ハ:}
. ! : : | |ヽ: : : ヽ> `__´ , -‐ ´l.:ト、: : |: > ._ _,. ィ.: :/_:イ: :/ ,:j
l: : : :! |ム、: : : : \l」.:\|: : : : |.:| ヽ:ト、 : : | ,lフ ´´|:ヽ//´ |.:/
!: : : :l i´ ̄ ̄`ヽ: : ヽ.:.||〉: : : :|.:| ` >'.:.:.:|___/:.:/YY) '´
l: : : :||  ̄  ̄`]|:| \.: :|.:| .∧《.:.:.| /´ノ' / /ノ,、
|: : : :|', _山_ ‐、:| / /《.:.:.! / 丿 ヽ
|: : : :|::ト、 ///ヽ、_人 / / ,.《.:ィ'´ イ ノ}
|: : : :L::', \ 〈巛 \ `='-‐' <´〈 |ト、
| : : : : ! | `ー─<トx . ´ _ <´ 〉 〉
| : : : : | |、 / |ヽ . __ . < }/ ,〔ノ`ヽ. 〈__,r=≦/
|: :|: : l ; \ / :| \l └rく ∧ \ L三三」
. !: :l: : |/ \ \ |ヽ. /! ! lヽ/ ヘ / ! |
l: :!',: : ト、_ `ト ' !Y_| | .|〈 ヘ´_____/ ヾ,ノ
ヤi > ´.:/.:.ー-、_ 斗\j人 | ト \| /: : : : :/ /、
入.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/: : : : : :ヽ.:.:.:\ /l i.: : : : : : : :/ /.: :\
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遅れたけど、誕生日おめでとー
SSが遅れてもいいようにAAだけはっつけとくw
>>580 GJ!
そしてかがみとつかさ誕生日おめでとう^^
差し支えなければ、5分後に投稿致します
題名:柊つかさ・柊かがみ誕生日記念SS
非エロ・ネタ系
キャラ崩壊有り
登場人物:つかさ,かがみ,こなた,みゆき
6〜8スレ使用予定
586 :
1:2009/07/07(火) 04:38:07 ID:TsP265gY
7月7日は、七夕である
七夕は、日本,中国,台湾,越南,朝鮮等における節供,節日の一つ
旧暦の7月7日の夜の事であるが、日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように、7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて『七夕祭り』が行われる
五節句の一つにも数えられる。古くは『七夕』を『棚機(たなばた)』や、棚幡と表記した。これは、そもそも七夕とは、お盆行事の一環でもあり、聖霊棚とその幡を安置するのが7月の夕方であることから、7月の夕で『七夕』と書いて『たなばた』と発音するようになった
元来、中国での行事であったものが、奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた言葉である
(ウィキペ●ィアの流用 サーセンwwww)
そして、夜は、天の川を隔てて輝く、わし座の一等星アルタイル(牛蒡星)彦星と、こと座の一等星ベガ(織女星)織姫が一年に一度だけ逢う事を許された夜であって、ロマンチックで少し哀愁漂う夜なのだ
でも……
でも……
でも……
そ ん な の 関 係 ね ぇ
7月7日は、そう、柊つかさと柊かがみの−−−
誕 生 日 だこらぁぁあぁぁ!!!
アルタイルって、何?新しいタイル素材か何か?
って、牛蒡星っwwww
柊つかさは、私立陵桜学園3年B組の女子高生。気弱で受け身がちな性格で、ともすれば、周囲の個性的な面々に流されてしまう事が多い。
基本的には真面目でしっかりした考え方をしていて、学校での成績も平均レベルだが、ボケぶりのインパクトが強い為、すっかり天然キャラとして定着している。
胸ランク:小
ロマンチストで夢見る少女 萌え
柊かがみは、私立陵桜学園3年C組の女子高生。つかさの二卵生双生児の姉
真面目で面倒見が良く、友達のこなたやつかさのお守り兼ツッコミ役といった立場。
何故か、つかさ達と同じクラスメートになれないで、寂しい思いをしているが、なかなか素直に認めない天の邪鬼
だが、情に脆く、喜怒哀楽がはっきりしている所が、こなたに『ツンデレ』と言われている。
胸ランク:中
寂しがり屋のウサちゃんでツンデレ 萌え
その2人の誕生日も7月7日である
☆柊つかさ・柊かがみの誕生日前日☆
587 :
2:2009/07/07(火) 04:38:47 ID:TsP265gY
学校にて
「ねぇみゆきさん、明日は何の日か知ってる?」
「明日ですか、確か七夕ですね。因みに七夕と言うのは以下略」
「まあ、そうでもあるけどさ、明日は私達にとっては大切な日だよ」
「分かってますよ。明日は、かがみさんとつかささんのお誕生日ですね。因みに誕生日と言うのは以下略」
「そーだよー、明日は2人の誕生日。もう私は楽しみでしょうがないよ」
「そうですね、私も楽しみです。プレゼントはもうお決まりですか?」
「うん、もう決まってるよ。帰りに買いに行こうと思ってね」
「そうですか、私も決まっているので、ご一緒しても良いですか?」
「うん、良いよー。じゃあ2人に内緒で買いに行こー」
「分かりました」
「ねぇみゆきさん……」
先程の、こなたの表情が明るいものから、考え込んだ表情に変わった
「いかがなさいましたでしょうか?泉さん……」
みゆきは、こなたの異変を察知し、問い掛ける
「私……明日…………かがみに告白しようと思うの……」
「泉さん……」
「私ね、明日を機にかがみに告白をするつもり。
みゆきさんも知ってるでしょ?私が、かがみの事が好きだという事に」
「ええ、気付いておりました。最近、泉さんが、かがみさんの見る目が何時もと違うことから……」
「気付けば、かがみに意識して居て、かがみの顔を見るなり心臓がドキドキして、鼓動が激しくなって、いてもたってもいられなくて……」
「………………」
みゆきは、無言に、こなたの次の言葉を待つ
「そしてこれが、恋だと気付いた時には、もう、かがみの顔がまともに見れなくなったんだ……」
「そうですか……」
「だから、明日は思いっきり、私が、かがみに対する気持ちを告白する。
流石に、この気持ちを閉じ込めた侭では居られない。自分自身にケリを着ける為にも、勇気を持って告白する」
不安に背けていたこなたの目が、やがて、決意に満ちたように変わる
「流石ですね、泉さん。私は応援しますね」
「みゆきさんはどうなの?」
「えっ?」
こなたの突然の問い掛けに、少し戸惑うみゆき
「みゆきさんは、つかさの事が好き、なんでしょ?」
「…………気付いていましたか」
「うん、私も気付いたのは最近の事だけどね」
「私も、明日、つかささんに告白します。
今までに隠していた此の気持ちを、つかささんに伝えます」
588 :
3:2009/07/07(火) 04:43:09 ID:TsP265gY
「そうだね……そうだよね、みゆきさん!じゃあ、明日はお互いに頑張ろうね!!」
「はい、私達がお互いに結ばれる為に頑張りましょう!!」
「うん、よーし、明日は本当に楽しみだぁ!
あっ、そうだ!明日は七夕でもあるから、短冊に願い事を書こう!!」
「それは良いですね。では、私もお願い事を書きましょう。
私達が無事に結ばれる様に……
因みに短冊と言うのは以下略」
その頃、当のつかさとかがみは
「いよいよ、明日は私達の誕生日だね!お姉ちゃん」
「そうね、いよいよ明日ね」
「然も、明日は七夕でもあるんだよ!お姉ちゃん」
「そうね、確かにそうね」
「お願い事は何にしようかな〜、迷うね!お姉ちゃん」
「そうね、迷うわね」
「早く明日にならないかなぁー、楽しみだね!お姉ちゃん」
「そうね、楽しみね」
「よーし、明日は張り切って、飛びっきりのケーキを作るぞー。頑張ろうね!お姉ちゃん」
「いや、逆に作って貰いましょうよ。明日は私達が祝って貰う側なんだし」
「あっそうかー、そうだよねー。お姉ちゃん」
「ったく、つかさったら」
「早く明日にならないかなぁ、待ち遠しくてしょうがないや」
「そうね、待ち遠しいわね」
「みんなからのプレゼントが楽しみだね!お姉ちゃん」
「そうね、楽しみだね」
「「……………………」」
「「ジュルリー」」
なにやら、2人の様子が少しおかしくなった
そして、こなたとみゆきは
「おっ、良い物発見!これプレゼントに合うかな?みゆきさん」
「良いですね、素敵です」
2人の事は露知らずに、プレゼント選びに勤しんでいた
☆柊つかさ・柊かがみの誕生日当日☆
柊家宅
ピンポーン
「はいはーい」ガチャ
「やふ〜、来たよー!」
「どうも、つかささん、こんにちは」
「あっ、こなちゃんとゆきちゃん、いらっしゃーい!入って入ってー!!」
「お邪魔しま〜す」
「お邪魔致します」
「お姉ちゃーん、2人とも来たよー!」
「あっ、こなたにみゆき、いらっしゃい」
「やっふ〜、かがみん、こんちはー」
「ジーー」「ふぇっ」
「何でもないわ。さぁ、こっちに用意してるから」「う、うん」
そして、4人は居間に移動
589 :
4:2009/07/07(火) 04:45:16 ID:TsP265gY
「では、改めて、かがみん!つかさ!誕生日おめでとー!!」
「おめでとう御座います。かがみさん、つかささん」
「有難う、こなた、みゆき」
「ありがとー!こなちゃんにゆきちゃん」
「はい、私からの誕生日プレゼントです。受け取って下さい」
みゆきは、2人に小さな小包みを渡した
「わー、ありがとう。何かなー」
包装紙を丁寧に剥がし、蓋を開けた
「うわー、綺麗ー!」
中には、綺麗な宝石が付けられていた、ペアのイヤリングだ
「此方の宝石は、お2人の誕生石で御座います。気に入りましたでしょうか?」
みゆきは少し心配しながら、返事を待つ
「うん、とっても気に入ったよー。ゆきちゃん本当にありがとー!」
「私も気に入ったわ、大事に使うわね」
「喜んで頂いてくれて良かったです」
「じゃあ、私も2人に差し上げてしんぜよう。」
こなたは、2人に、小袋を差し出した
「うわー、なんだろ〜」
「なんか、怪しいわね……」
結ばれていた紐を解き、中身を確認する
「これは……何かな?」
「これはね、某美少女恋愛ゲームのコスプレ衣装だよ。2人に似合うと思ってね」
「確かに見た目は可愛いけど、なんか恥ずかしいなぁ」
「こなた……私達にコスプレをさせる気?」
「モチのロンロンだよ。是非、2人に着せたくてね」
「有難う、一応、大事にするわ……」
「ちゃんと着てから、私に魅せてね」
「んっ、つかささん、あれはもしかして、笹の葉ですか?」
部屋の隅っこに置いてあった笹の葉に気付き、つかさに確認した
「うん、そうだよ。だって今日は七夕でもあるでしょ。だから用意したの、短冊も有るよ」
「おっ、用意が良いねー。2人はもう、お願い事を書いたの?」
「私達はまだよ。先にお姉ちゃん達とお父さん、お母さんが書いてたわ」
「へー、書いてたんだー。少し見て良い?」
「良いわよ」
かがみから承諾を得て、笹の葉に近寄り、飾られた短冊を確認した
「何々、えっとー」
『 家庭円満
柊だだお 』
「流石、ただお叔父さんらしいねー。
で、みき叔母さんの方はと……」
『 歳をこれ以上取りたくない。ずっと永遠の17歳で居たい
柊みき 』
「ぶっ、何書いてんの!?みき叔母さんは!」
590 :
5:2009/07/07(火) 04:48:08 ID:TsP265gY
『 家族が何時までも健康で居られる様に
柊いのり 』
「いのりさんは家族思いだな〜。まつりさんは、何を書いたんだろ?」
『 一かく千金
柊まつり 』
「一獲千金って……まつりさんらしいねって、『獲』の漢字が分からなかったの!?
って言うか、みき叔母さんとまつりさんの願い事かなり歪んでる!!」
「本当に恥ずかしい限りで……」
かがみは、2人の願い事に対して、呆れていた
「こなちゃんとゆきちゃんも書く?」
「うん、書く書くー」
「私もよろしいですか?」
「良いよー、はい、短冊と筆ペン」
2人に、短冊と筆ペンを1セットずつ渡す
「ありがとー」
「有難う御座います」
「書き終わったら、私達に見せてねー」
「うっ、うん。分かったよ……」
「みゆきさん、お願い事書いた?」
「はい、書きました。泉さんも書き終わりましたか?」
「うん、書いたよ。でも、見せるの流石に少し恥ずかしいね……」
「そうですね……。やっぱり、いざになると、少し勇気が必要ですね……」
「でも、今日は、2人の誕生日を祝う他に、告白しに来たからね……」
「そうですね……、上手く告白するタイミングが欲しいですね……」
「そうだね……」
「どうしたの?こなたにみゆき。お願い事書き終わったの?」
後ろから、かがみが覗き込み
「「ひゃっ!!」」
2人同時に、驚きの声を挙げる
「うわっ、何よ、びっくりしたわね。何驚いてんのよ」
「かがみが急に、覗き込んで来るからだよ!」
「悪かったわよ……で、何書いたのよ」
「えっ、いや……別に……これと言って、何も……」
先程書いた短冊を後ろに隠す
「だったらなんで隠すのよ、何でもないなら見せなさいよ」
「これは、その……」
「貴女の事だから、また、アニメグッズコンプリートとか、ギャルゲーが欲しいとか、じゃないの?」
「ちっ、違うよ!」
「じゅあ何よ、早く見せなさいって」
「だから、これは!」
「危ないですよ!泉さん、かがみさん!!」
かがみが強引に、短冊を奪おうとして、突っかかってきた時に
「だから駄目だってば…………あっ!」
誤って短冊を落とし、かがみに拾われる
「まったく……素直に見せれば良いのに、……はてさて、こなたは何を書いた…か…な……!」
591 :
6:2009/07/07(火) 04:49:28 ID:TsP265gY
こなたの短冊を読み上げて、言葉を無くす
『 何時までもかがみと、一緒に居られます様に……
泉こなた 』
「こなた……これって……」
「この短冊に書いてある通りだよ、かがみ……」
「これって、まさか……」
「うん、その『まさか』だよ。
私は、何時までもかがみと一緒に居たい。
かがみの隣にずっと居たい……」
「…………」
「同性同士でおかしいと思うけど、間違ってると思うけど、私は、かがみの事が…………」
(泉さん、頑張って!)
「私は、かがみの事が、好きだ!」
「こなた……」
「どうか、私と付き合って欲しい……。お願い……かがみ……」
こなたは、泣いていた
かがみに、内に秘めていた思いをぶつけたこなたは、泣きながら返事を待った
(泉さん……どうか……結ばれます様に)
みゆきは、心の中で祈った
そして……
「こなた……こなたに、これを渡すね……」
かがみは自分用の短冊に文字を書き、こなたに渡す
「これが、私の答えよ……」
かがみから受け取った短冊を読み、そして、また、大粒の涙を流した
『 こなたとずっと一緒に、ずっと傍に居られます様に……
柊かがみ 』
「私も好きよ、こなた。愛しているわ」
「かっ、かがみぃ〜〜」
感極まったこなたは、泣きながらかがみに抱き付いた
「有難う、かがみぃ。本当に有難う」
(良かったですね。泉……)
ホッと、胸を撫で下ろしたみゆきに、つかさが近付き
「ゆきちゃんは、何て書いたの?」
「あっああ、つかささん!」
つかさに気付いたみゆきは、驚きながらも、無理やり落ち着かせて、願い事を書いた短冊をつかさに渡す
「私も、泉さんの同じ様な、願いを書きました」
『 つかささんと、何時も一緒に笑って居られます様に……
高良みゆき 』
「ゆきちゃん……」
「泉さんは勇気を振り絞って、かがみさんに告白しました。
だから私も、勇気を振り絞って、この気持ちを伝えます。
つかささん、私は、貴女の事が……大好きです!!」
「ゆきちゃん……」
「どうか、私の思いを受け取ってくれませんか?」
「ゆきちゃん、これを受け取って……」
「これは…………!!」
592 :
7:2009/07/07(火) 04:52:43 ID:TsP265gY
つかさから短冊を受け取り、読んだ後、言葉を失う
『 ゆきちゃんと一緒に、何時までも笑顔で居られます様に……
柊つかさ 』
「願い事、私と一緒だね。ゆきちゃん」
「つかささん……有難う御座います……」
そう言いながら、静かに優しく抱き締めた
誕生日会は、終わりを告げ、4人だけの時間を過ごして居た
「えへへー、かがみーん」
「ふふふ、こなたは実は甘えん坊だったんだね」
「それは私が、かがみの事が大好きだからだよー。だから甘えるもん」
「………………」
「ががみ〜ぃ」
こなたは、赤ん坊みたいに、かがみに引っ付く
「こなちゃん、赤ちゃんみたい」
「つっ、つかささん、私に甘えても良いですよ」
顔を真っ赤に染めながら、恥ずかしそうに、そう言った
「ゆきちゃん……ありがとう」
そう言い、みゆきの肩に頭を預けた
「//////」
「そうだ、私達からのお礼が有るの。今から取りに行くから、少し待ってて」
立ち上がったかがみは、つかさを呼び、居間から離れて行った
「「………………」」
2人が、離れて行ったのを見届け
「良かったですね、泉さん。思いが通じて」
「みゆきさんもおめでとう。私も本当に嬉しくてたまらないよ」
「私もです。本当に幸せです」
「かがみとつかさからの、お礼って何だろう?」
「さあ、分かりませんが……」
「まあ、いっか。多分、私達が嬉しがる物だと思うよ」
「そうですね。言われた通り待っときましょうか」
「そうだね、まさか本当にお願い事が叶うなんて、思いもしなかったよ」
こなたは、感動に浸りながら、短冊が飾られてある笹の葉に近づいた
「本当に七夕様々だよ。ありがとう、彦星と織姫」
「確かに七夕のお陰かも知れませんね。
因みに、彦星と言うのは以下略。
織姫と言うのは以下略」
「ははは、本当にみゆきさんったら」
かがみが書いた短冊に手を伸ばし、取ってみると
「んっ、裏になんか書いてある」
裏を捲り、読んでみると
『 こなたが、私の奴隷になります様に
柊かがみ 』
「……………………えっとー、……んんんっー」
裏に書いてあった内容を読んだ後、混乱した
593 :
8:2009/07/07(火) 04:53:35 ID:TsP265gY
「どうかなさいましたか?泉さん……」
異変に気付き、こなたに近付く
「いや、裏に、こんなのが書いてあったから、少し混乱しちゃって……」
みゆきに見せる
「これは……何かの間違いですよね……」
流石のみゆきみ、驚きを隠せないで居る
「つかさにも、書いてあるのかな?」
一抹の不安を感じたこなたは、つかさが書いた短冊の裏を捲った
『 ゆきちゃんを 孕 め た い
柊つかさ 』
「「……………………」」
2人は余りにも衝撃的な内容に、言葉を出すことを忘れ、ただ沈黙する
前の、つかさの『ち〇ち〇』発言と同じ様に、時が止まった感じで
「…………ええっと、これは……つまり…………どういう意味ですか?」
考えに考えた末、答えが見いだせず、つい、こなたに聞いてしまったみゆき
「私も……分からないよ……」
こなたも、同様に考えてみたが、答えが出て来ない
「奥では一体、なんの用意をしてるのだろう?」
「さあ……と言うより、私達に、何を渡すのでしょうか……」
「何をされるのかな……私達は……」
恐怖感から逃れる事が出来ず、ただひたすら、怯えながら待っていると
『スッ』
「「!!!」」
居間の襖が勝手に開き、伴って驚いてしまった2人
「遅れてご免ね、準備に時間が掛かったわ」
「ゴメンね。ゆきちゃん、こなちゃん」
SMよろしくの衣装を着ていたかがみとつかさが、入って来た
世間一般に見せられない、色々な機器を持ちながら
「かがみ、一体、なんの格好してるの?手に持ってるのは何?
そして、これから何をするの?」
「其れはね、勿論…… 良 い コ ト よ 」
かがみの妖しい笑みで、ゾクゾクと、背筋に凄まじい程の寒気を覚える
「つかささん……これから一体、何をなさるのですか?」
「お姉ちゃんが言った通りに良いコトだよ」
「でも……」
「大丈夫だよ、ゆきちゃん、心配しないでね。
絶対に 痛 く し な い か ら 」
背筋に凄まじい程の寒気を覚えるpart2
「ねえ、こなた。私達は晴れて、互いに結ばれる事が出来たよね?」
594 :
ラスト:2009/07/07(火) 04:55:52 ID:TsP265gY
「そうだけど……でも、これとこれは関係有るの?」
「当然有るわよ。私達のこれからの関係に繋がるから」
「分からないけど、でも、私はかがみと健全なお付き合いがしたいんだけど……」
「大丈夫わよ、直ぐこういった関係にも慣れるから。って言うか、無理にも慣れさせるから……」
「ちょっ、かがみん、少しだけ待って、少し話し合おうよ。ねっ」
「私はもう我慢出来ないけど……」
「そんな……」
「ねえ、ゆきちゃん……」
「待って下さい、つかささん。少し落ち着きましょう」
「フフフ、ゆきちゃん、照れてて可愛いー」
「まだ、こういった関係は、まだ早くないですか?」
「大丈夫だよ、ゆきちゃん。身も心も私に任せれば……ねっ」
「あうう……」
怯えながら後退りしたが、背後には逃げ場が途絶え、隅っこに縮こまるこなたとみゆき
それを、舌なめずりしながら、距離を縮めるかがみとつかさ
そして、絶体絶命の窮地に立たされる
「さあ、2人共、観念しなって」
「そんなに怖がらないでも良いからね」
「「あうううう」」
「其れでは、始めますか。つかさ」
「そうだね。お姉ちゃん」
「つかさ!」「お姉ちゃん!」
「「誕生日おめでとーう!!!」」
「「なんでこんなオチになるのかな!?誰か教えて!!
ちょっ、やめ、助け、アァァー!!」」
2人の悲鳴が、部屋中に響いた
happy birthday 柊つかさ・柊かがみ
乙
無事に投稿完了致しました
有難う御座います
また、やってしまいました
また、投稿完了に時間がかなり掛かった上、予定レスオーバーしてしまいました。
誠に、申し訳御座いません
前作同様にフェチネタ系になってしまいました
ご感想やご指摘等が有れば、よろしくお願い致します
有難う御座いました
小ネタを書こうと思ったら、
>>580、
>>595どちらもGJ過ぎて、
畏ろしくなってやめました。
つかさ、かがみ、誕生日おめでとう! これからも可愛らしい二人で!
かがみん、つかさ、誕生日おめでとう。
このスレはずっと続いてほしい。
40年くらい
かがみ、つかさ誕生日おめでとう
>>580 つかさの看病を受けながら、
子供の成長をみる母親のうれしさと寂しさを感じている、
かがみに読むほうもしんみりしました。
>>595 途中までの展開に騙されたw
個人的にまつりさんの「一かく千金」がツボにはいった。
ついでに小ネタ
母と娘の会話
「二人とも18かぁ、おかあさんの年を抜かれちゃったわ。」
「「…」」
「まあ二人ともスルーを覚えて、本当に成長したわね」
かがみとつかさ誕生日おめ!
>>580 ぐっじょぶ!
つかさの優しさがしみました。
>>595 こちらもぐっじょぶ!
途中までの感動を返せw
601 :
26-598:2009/07/08(水) 04:06:33 ID:4vFTnbcp
お久しぶりです、26-598です
遅ればせながらかがみ&つかさ誕生日おめでとう!
記念作品を投下された職人さんたちもお疲れ様でした♪
さて、私も久しぶりに作品を書いたので投下させて頂きます
かがこな&みなゆたらしきものです…誕生日関連でなくてすみませんorz
それでは行きます
「暑い…。まったく、こんな日にいきなり呼び出すなんてこなたの奴め…」
初夏の日差しが嫌というほど照り付ける中、私はこなたの家に向かっていた。
最近は梅雨っていつ?という感じで連日快晴のため、歩いているだけでも汗が出てきて非常にうっとうしい。
そもそも今日は一緒に遊ぶ予定もなく、家でのんびりするつもりだったのだが…。
『かがみん、今日は暇だよね?家で遊ぼうよ〜♪』
というこなたからのメールによって、私の休日の予定が変えられてしまったのだ。
もちろん最初は渋ったのだが、結局押し切られてしまった。
(ま、私がこなたからの誘いを断れたことってほとんどないんだけどね…ん?)
あれこれ考えながら歩いていると、前を見知った人物が歩いているのを見つけた。
緑がかった髪に、スレンダーな体型。
年下ながら私より少し高い身長を持つあの少女はたぶん…。
「みなみちゃん!」
「あ、かがみ先輩…」
うん、やっぱりみなみちゃんだ。
この暑さの中、いつも通りのクールな表情を崩さないのはさすがと言うべきか…。
「みなみちゃんがここにいるってことは、こなたの家に行く途中?」
「はい、ゆたかと遊ぶ約束をしていますので…。先輩は泉先輩とですか?」
「ええ、そうよ。こんなに暑いとちょっと遊びに行くのも大変よねー」
みなみちゃんと話しながら一緒に泉家へと向かう。
わざわざ向こうから遊びに来るなんて、本当に二人は仲が良いんだなーと感心する。
「………」
そのことを話すと、みなみちゃんは頬を薄く染めて微笑んだ。
うん、可愛い。
(そうだ…ふふっ)
いつもと違う表情を見せるみなみちゃんを見ていると、ちょっとからかってみたくなってきた。
べ、別にいつもこなたに弄られてる分を、みなみちゃんで晴らそうなんて考えてないんだからね!
「ねえ、みなみちゃん…」
「はい?」
ここで一呼吸置き、こちらを向いているみなみちゃんの瞳を見つめる。
「ゆたかちゃんの、どこが好きなの?」
「!!!???」
あ、ビクッとなって一気に顔が赤くなった。
「えと、あの、その…」
わたわたと慌てるみなみちゃん。
予想通り、ストレートな物言いには弱いようだ。
みゆきのお母さんはよく「みなみちゃんはすっごく可愛いのよ♪」って言ってるそうだけど、確かにそうだと思う。
「ふふ、どこが好きなのかな〜?優しいところ?純粋なところ?それとも子供っぽくて笑顔が可愛いところ、とかかな?」
ここぞとばかりに攻勢に出る私。
「その…全部、です」
「ふぇ?」
しかし、みなみちゃんは慌てながらもしっかりとした声で答えを返してきた。
全部?
「病弱で守ってあげたくなるところも、誰にでも優しいところも、見てるだけで嬉しくなる笑顔も、小さくて可愛いのに背が低いのを気にしているところも…。全部をまとめて、ゆたかのことが好きです」
「い、意外とはっきり答えるのね…」
「だって、本当のことですから…」
照れている様子だけど、はにかみながら笑うみなみちゃんはとても幸せそうだ。
軽くからかうつもりだったのに、惚気られちゃったな…。
「ところで先輩…」
「ん?」
「先輩は、泉先輩のどこが好きなんですか?」
「なっ!?」
それどころか見事に切り返されてしまった!?
こ、これは早く言い返さないと!
「な、何言っているのよ。私は別にこなたのことなんか」
「好きじゃない、というのはなしですよ。…バレバレですから」
「ええっ、そ、そうなの!?」
悪戯っぽく笑うみなみちゃんにたじろぐ私。
そんなに私はバレバレの態度を取っていたのか…?
うわ、何か凄く恥ずかしくなってきた。
ていうかみなみちゃん、いつもとキャラ違くない?
「………」
こちらをじっと見つめてくる
みなみちゃん。
う、さっき答えさせた罪悪感が…。
「あ〜、もうっ!私も全部よ全部!人を弄ったりするくせに妙に人に気を配れるところも、ちっちゃくて抱きしめたくなるところも、子供っぽくクルクル変わる表情も…。私もみなみちゃんと一緒で全部ひっくるめてこなたが好きなのよ!」
恥ずかしくなってつい叫んでしまった。
後輩相手に何をやっているのかしら、私…。
「せ、先輩…。私、感動しました」
そして何故か尊敬の眼差しでこちらを見ているみなみちゃん。
いや、あんたも同じようなこと言ってただろ、と突っ込みたいがみなみちゃん相手ではやりにくい。
「それで、その…。かがみ先輩に相談が…」
さらに歩きながらポツポツ話していると、みなみちゃんはちょっと思いつめた感じでそんなことを切り出した。
本当に今日はみなみちゃんの色々な表情が見れている気がする。
「どうしたの?私でよかったら相談に乗るけど」
「いえ、これはかがみ先輩にしか言えないことで…」
「そ、そうなの?」
こういう風に頼られるのは悪い気分じゃないわね…。
「…泉先輩と付き合っているかがみ先輩にしか…」
「………」
うん、まあ。
話の展開的にだいたい予測は出来てたけどね。
「え〜と、それで?」
「はい…。実はこの前ゆたかを抱きしめた時、顔を真っ赤にして動かなくなっちゃって…。泉先輩はかがみ先輩に抱きしめられると凄く気持ち良さそうに甘えてるのに…」
「う、そういうところも見られてるんだ…」
人目に付かないように気をつけてはいるが、学校内では限界があるようだ。
自重しようと考えても、こなたが甘えてくる姿は可愛すぎて…はっ!?
いかんいかん、思い出してトリップするところだった。
「う〜ん…。でもこなたも、こっちから抱きしめると恥ずかしがって逃げようとするわよ?」
「…そうなんですか?」
「うん。あいつは自分が主導権を握れてないと大抵は恥ずかしがっちゃうんだけどね。ゆたかちゃんのはたぶん、甘えるのが苦手で抱きしめられるのに慣れてないせいだと思うけど…」
「慣れ…ですか」
「あとはもっと色々なスキンシップを取ってみるのもいいかもしれないわね。こなたは頬っぺた触られたりするのも好きだし…頭を撫でると凄く気持ち良さそうにしながらすり寄って来て、そこですかさず…はっ!?」
また変な方向に行ってしまった。
しかも今度は思いっきり声に出してるし。
「あ…!そういえばゆたかの耳を触った時、くすぐったそうにしてたけど気持ち良さそうでした!」
思い出したように大きな声を出すみなみちゃん。
ほほう、耳か…今度こなたにも試してみよう。
「そうそう。そうやっていけば触られたり甘えたりするのに慣れていくはずだから」
「なるほど…ありがとうございます!」
悩みを解決出来て嬉しそうにしているみなみちゃん。
それにしても…。
「耳で気持ちよくさせちゃうなんて、みなみちゃんも結構やるわね〜♪」
「!?そ、それはその…。ゆたかはうなじとか触られたりするのも好きみたいでしたから…」
「そ、そうなの?こなたは喉の辺りが好きなのよね〜。猫みたいにごろごろと」
やばい。
新しいネタでからかうつもりだったのに、何だか二人して変な方向に進み始めた気が…。
「ゆたかはおへその辺りを指で弄るととっても可愛い声を出すんです…。それに口では嫌がってるんですけど、いざやめると残念そうな顔をして…」
「こなたは膝の裏とか脇腹とかも弱いのよね〜。最初はそうでもなかったんだけど、何度も触ってるうちに敏感になっちゃったみたいで…」
「ひ、膝の裏…さすがは先輩です」
「い、いやいやみなみちゃんこそ。焦らしを使うなんて凄いじゃない」
けっこう危険な話題で盛り上がる私たち。
みなみちゃんとの新密度がどんどん上がっていってる気がする。
「そういえば、ゆたかは胸が一番感じるみたいでこの前も…」
「ストーップ!みなみちゃん、それ以上はヤバい気がするわ…。いや、こなたも確かに胸が一番感じるっぽいけど!」
「そ、そうですね…。何だかすみません」
二人とも黙ってしまったが、今の話でお互いが相手とどの辺まで進んでいるのか分かってしまった。
というかみなみちゃん、あんな悩みを持ってた割に色々やってるのね…。
「あ…着いたみたいですね」
「そうね。ふ〜、暑かったあ…早いとこ中に入って涼みましょ」
そう言いながらチャイムを鳴らす。
「………」
「………」
数分待ったが反応なし。
「こなたの奴…またゲームにでも熱中してるのかしら?こういう時は上がってていいって言われてるから、お邪魔しちゃいましょ」
「はい…」
そう言いながらさっさと中に入る。
みなみちゃんは少し躊躇したようだが、こういうことはあまり珍しくもないので私にとっては慣れたものだ。
靴を脱いで端に揃え、とりあえずリビングに向かう。
どうやらリビングは冷房がついているようだ。
「こなた〜、来たわよ〜…ってふおおおっ!?」
「先輩、どうしたんですか…っ!?」
リビングに足を踏み入れた私たちの視界に、信じられないものが飛び込んできた。
「すう、すう…」
「んんっ…くう…」
こなたとゆたかちゃんが、ソファーの上で身を寄せ合って眠っていた。
何という可愛らしさ。
こなたがいつも言っている『萌え』を、今私は間違いなく体感している。
「え、えっと…妖精?」
「お、落ち着きなさいみなみちゃん。私も天使かと見間違えたけど、あれはこなたとゆたかちゃんよ」
まずい、動悸が止みそうもない。
みなみちゃんとの会話で溜まったモヤモヤが爆発しそうだ…!
(いや待て、耐えるのよ私!二人っきりの時ならともかく、後輩に暴走する姿を見せる訳には…)
「んん〜、かが…みぃ…」
「むにゃ…みなみ…ちゃん」
「「!!!!!!」」
ざんねん!かがみとみなみをひきとめていたなにかは、こなごなになってしまった!
「ねえ、みなみちゃん…」
「何でしょう、先輩…」
「今日、おじさんは帰って来ないって知ってた?」
「はい、作品の取材でいないと聞いてます」
二人の寝顔を凝視しながらみなみちゃんとひそひそ話す。
「かがみ先輩は、この家がけっこう防音に優れていることを知っていますか…?」
「ええ、もちろん。たとえ大きな声を出しても、外にはほとんど漏れないのよね」
そして私とみなみちゃんは視線を合わせ、頷き合う。
「「………」」
私がこなたを、みなみちゃんはゆたかちゃんを抱き上げ、リビングを出る。
その際こなたは無意識に私に抱きついて来た。
すでに壊れたはずの理性が一瞬だけ復活し、再び粉々になった気がした。
この理性クラッシャーめ!
起こしたりしないように細心の注意を払いつつ、階段を上っていく。
そして2階に上がると、私とみなみちゃんは微笑み合ってそれぞれの部屋に分かれた。
(みなみちゃん、しっかりね)
(先輩も…頑張ってください)
声に出さずとも、私たちの心は間違いなく通じ合っていたと思う。
さて、この後のお楽しみについては私からは語らない。
まあ、こなたをいただいている間にも「み、みなみちゃん、そこはダメだよぅ…!」とか、「やああああっ!?」とか微かに聞こえてきていたとだけ言っておこう。
もちろんこなたの可愛い声も向こうに聞こえてただろうけどね♪
608 :
26-598:2009/07/08(水) 04:16:11 ID:4vFTnbcp
以上です
いつも通り誤字・脱字や不可解な話の展開があるかと思いますが、ご容赦を
こなたの〜シリーズの話が進まなかったので気分転換に書いてたら、いつも以上に長くなってしまいました…
ではまた〜
かがみ「そこのアホ毛が似合うお嬢さん。私とひと夏のアバンチュールな体験をしてみない?」
こなた「ぶっ!かがみ……なんのつもり?」
かがみ「見てわからない?ナンパよナンパ」
こなた「ナンパ?!」
かがみ「今日はナンパの日よ。
マガジンハウス発行の雑誌『ポパイ』で提唱された記念日よ。「ナン(7)パ(8)」の語呂合せで、見知らぬ異性を誘っても良い日なのよ」
こなた「見知らぬ“異性”ね…」
かがみ「みなみちゃんもゆたかちゃんをナンパしに行くって言ってたわ。ねぇこなたぁ〜ん、いいでしょ〜」
こなた「はうっ!いつのまにかダブルベッドとミラーボールがまぶしいお部屋に!」
かがみ「はぁ…かわいいわよ、こなた。かわいいわ……」
こなた「ぅぅ…そんなふうに迫られたら…変な気分になっちゃうよぉ……アッ―!」
みなみ「ねぇゆたか、ヒマ?一人?私と食事でもどう?」
ゆたか「うん!お昼ご飯、一緒に食べよ」
みなみ「ナンパになってねぇorz」
>>608 なんというあま〜い恋人自慢!GJです!
>>608 GJ!
暴走の仕方がいつもツボにはまって最高です。
こなたの〜シリーズも楽しみにしてます。
>>608 『ホップ! ステップ! ジャンプ! かがこな(みなゆた)ーるいす!』
もう、にやけが止まりませんでした。かがみたちこそ 「しんのゆうしゃ」だ!ばかっぷるGJ。
>>608 GJ!これはいいかがこな&みなゆた…ニヤニヤが止まりませんw
次回作も期待してます!
>>611 あの伝説のゲームのネタが入ってるのに気付いてさらに噴き出しましたwww
>>608 話している内容は変態丸出しなのに、まったりとした雰囲気がとてもすばらしいです。
こなた理不尽受けシリーズも楽しみに待っています。
>>608 ぐっじょぶ!
とってもあま〜い、こなかがとみなゆたを、ありがとうございました。
みなみ「(誰もいない…。宣言するなら今のうち…)」
みなみ「ゆ…、ゆたかは私の嫁なんだから!」
ゆかり「ニヤニヤ」
みなみ「!?」
ゆたか「ダレモイナイ・・・イマノウチ・・・」
ゆたか「みなみちゃんは、わたしの、だんなさm」
こなた「ニヨニヨ(≡ω≡.)」
ゆたか「!?」
みなみ「うれしいのだけれど・・・・何この微妙な気持ちは・・・
胸なの?胸のせいなの!?」ペタペタ
かがみ「(だ、誰もいないわよね…?今のうちに…!)」
かがみ「こ、こなたは…。こなたは、私の嫁なんだからね!」
つかさ「ぽっぽぽぽぽぽ」
いのり「かがみもなかなか言うわね〜♪」
まつり「ニヤニヤ」
みき「かがみったら…。そういうのは、こなたちゃんの前で言わなきゃダメよ?」
かがみ「い、いつの間に…!?」
みさお「誰もいねぇ…今のうち…」
みさお「ひ、ひぃらぎは、わたしのよm…な、なんだ、この寒気は…」
あやの「みさちゃん…貴女の嫁は…私よね…」
みさお「ちょ…何いきなり…」あやの「そ う よ ね」ゴゴゴゴゴゴ
みさお「…hai…」
あやの「ウフフ、みさちゃんってば、恥ずかしいじゃないそんな堂々と…(///」
みさお「アハハハハ…ハハ…orz」
「誰もいないわよね…今のうち…」
「また3キロ増えたー!」
621 :
kt:2009/07/12(日) 09:22:06 ID:c+fC4oDf
どうも
ktでございます
それでは
『ほろにがレイニーディ』
・3レス
・単発
・つかさ視点
・つかさとみさお
・男性注意 です
5分後に投下開始します
私は恋をしている
その相手は―…
ほろにがレイニーディ
ざぁぁぁああああ…
外は大雨、勢いよく下駄箱を飛び出した私はすっかり雨に濡れてしまった
「ひゃぁっ?!?…うわぁ…びしょびしょだよぉ…」
「たくっ、つかさ、、傘持って来てねぇーの?、朝雨だって予報で言ってたろ?」
とみさちゃんは広げている傘を私の方へ向け
「ほれ、相合い傘」
みさちゃんはにかっ、っと笑う
「うん…ありがとう」
私は恋をしている
最初は信じられなかったけど…相手は女の子だ
相手は―
「この前さ、駅前でやっべーの見つけたんだってヴぁっ!」
横にいる日下部みさお―…みさちゃんだ
ふとしたきっかけでお姉ちゃんに紹介されて
そして、ふとしたことでキス……―というか偶然にも唇が触れ合ってしまった
みさちゃんは「事故だし気にすんなって!」
と笑いながら言っていたけど…多分それからだ、私が彼女を見る度にドキドキするようになったのは
最初は何でか分からなかったけど…それが「恋心」と言うモノなのだろうと認識するのに時間はかからなかった
ふと上を見上げてみると
「あ…」
「どうかしたん?」
「ううん、何でもないよ」
みさちゃん、私が濡れないように傘傾けてくれてるんだ
ふふっ…みさちゃんの肩、濡れてるのに素でやってるんだろうな―
そう考えると笑みがこぼれてきた
「…そうそう、でさーアイツがな―」
ズキンっ
心臓が痛む音がした
「つかさ?、どうかしたんだってヴぁ?」
「あ、いや…ううん何でもないよー」
―この頃のみさちゃんの話の中に出てくる『アイツ』
桜藤祭の準備真っ最中の時に転校してきた男の子だ
「ったく、アイツのあの態度さーどうにかなんないと思わねー?」
「え、あ…うん」
『アイツ』の話をするみさちゃんは怒ったり笑ったりといつもより感情的だ
私もころころと変わるみさちゃんの表情を楽しんでいる、そして『アイツ』の話をしている時の笑顔が私は大好きだ
……と同時に切なくなる、苦しくなる、痛くなる
みさちゃんにそんな表情をさせる『アイツ』にちょっと嫉妬したりもしたけど…私にはそんなのは似合わないし…
それなら私は、、と違う方法で攻めてみた
「ねぇ、みさちゃん…今の私の格好、どう思う?」
今の格好―ずぶ濡れになってブラやへそが透けて見えている今の私の格好の事だ
「んー…寒そうだってヴぁ」
「そうじゃなくて!…こう…ね…ドキドキ!…とか」
…これが今の私のせいいっぱいだ、うん、、自分でもどうかと思う
「そうだなー…私が男ならムラムラすっかもなー」
みさちゃんはへらへらと笑いながら言う
「む、ムラムラ?」
「うん、ムラムラ」
みさちゃんは悪気が無いきょとんとした顔だ
「…ムラムラ、かぁ」
それは予想出来なかったなぁ…
「もう、こなちゃんみたいなこと言わないでよー」
「ごめんごめん……ムラムラで思ったんだけどさ」
「なあに?」
「―私ね、桜藤祭の最終日にさ、アイツに告白されそうなんだ」
――――……ぁ
「………そうなんだぁ…」
「いや、まだそうとは限らないっていうか…いやでも…でさ、私…どうしたらいいかなって思って…」
口調としては困っている感じだ
…けどみさちゃんの表情は恥じらっていて・にやけ顔になっていて・赤くなっていて・そわそわしていて――…
――…
「……喜んで受けたら…いいと思う、よ!」
「そ、そっかな〜」
…こんな幸せたっぷりの表情のみさちゃんを曇らせたら…悲しませたらそれこそ……嫌だもん
私は…喜んでいるみさちゃんを見るのが…見るのが……
「つかさ…何か嫌なことでもあったん?」
「…え?」
「涙、出てんぞ」
「え、あれ…」
いつの間にか私は涙を流していた
拭っても拭っても、止まらない
―でも不思議と声は出なかった
「…つかさ、ホント大丈夫か?」
「う、ううん…嬉し泣き…だよぉ…」
「そっか……ありがと…」
みさちゃんは晴れやかに、恥らって笑う
その笑顔はこれまでに見た、みさちゃんのどの笑顔よりも綺麗で―…
私はきっと、この顔が見たかったのだろうと思った
「お、いつの間にか雨あがってる」
みさちゃんは傘を閉じた
そして空を見上げると、美しい煌びやかな虹
「みさちゃん」
「んー…?」
「―ううん、何でもないよっ!」
私は恋をしている…いや、していた
それはもう叶うことはないんだろうけど
「?」
「さ、行こうよっ!、水たまりに飛びこもっ!」
「ははっ…なんか楽しそーだな!、私も混ぜて!」
外は雨だった
でも今は美しい虹が空にある
いつの間にか、私の心も晴れ渡っているような気がした
625 :
kt:2009/07/12(日) 09:32:31 ID:c+fC4oDf
ありがとうございました
…進めているシリーズものよりも急に降)ry
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『豪雨の中、傘もささずに自転車をこいでた女の子を見て、何か書きたいなー…と思ってたらつかさが失恋していた』
な…何を言ってるのか)ry
これは太陽な〜と繋がっているようで繋がっていないネガ世界的な事が稀によくあるらしい英語で言うとパラレルワールド
つかさ・゚・(ノД`)・゚・。
ほろ苦いつかさ話、GJっした。
あやの「みさちゃんと呼んでいいのは私だけだというのに
しかも男…って…ワタシトイウモノガアリナガラ
想像を絶する悲しみが私を襲った。私は怒りが鬼なった」
みさお「だから…なんで私なんだってヴァ…
大体あやの、カレシいんだろ…」
あやの「憶えてない」「何かあったの?」「私の記憶には何もないな」
みさお「だから目の色違…言葉もぶっ壊れてるし…あやのがこええ(((゚Д゚;))))」
あやの「完 全 論 破」ルパンダイヴ
みさお「ヴァッーーーーーーーーー!!」
>>620 みきさんリアル17歳に、これから先がどうなるか予想がつかなくて、続きが待ち遠しいです。
>>625 能天気なみさおの描写が余計に、つかさの切なさを際立たせてますね。
お二人ともGJでした。
>>620 こなたはどうなるんでしょうか
みきがみきに擬態した魔の物泣きがしちゃいます
>>625&626
つかさカメンライドで変身だ
こなた「かがみ!この猫耳を付けて!」
つかさ「お姉ちゃん、猫耳つけようよ〜」
みゆき「かがみさん、猫耳って素晴らしいと思いませんか?」
みさお「ひ〜らぎ〜白と黒と虎柄、どれがいい?」
あやの「柊ちゃん、にゃ〜って言ってみて」
かがみ「だー!どうしたってのよ今日は!どいつもこいつも猫耳猫耳って!」
ゆたか「かがみ先輩、今日はツンデレの日らしいです。それに2がつく日は猫耳の日(語尾も「ニャン」となるらしい)でもあるそうです。ということは今日は「猫耳ツンデレの日」ですよ☆」
かがみ「ですよ☆じゃねー!」
みなみ「猫耳ツンデレ…萌え」
かがみ「だいたい私はツンデレじゃn………アッ―!」
>>629 かがみ「ダレモイナイ イウナラ イマノウチ」
かがみ「も…もえもえ…きゅ」
こなた「じー ( ≡ ω ≡ . )」
かがみ「Σヽ(`Д´)ノ」
こなた「最近かがみんやみゆきさんに構ってもらえないよぉ……
私のこと……嫌いになっちゃったのかな……」
>>629 猫耳ツンデレならやまとの方が似合うと思う
猫耳ツンデレのやまにゃん
こなた「か、かがみ……(もじもじ)」
かがみ「こなた?枕抱えてなにしてるのよ?」
こなた「かがみ…一緒に、寝ていい?」
かがみ「(ごふっ)」
かがみ「ど…どうしたのよ、急に」
こなた「さっき観たオカルト映画が怖くて…お願い、私と一緒に寝て!朝まで手を離さないで!」
かがみ「このあとのことは…よく、覚えてないんだ……
後から知ったことだが、今日はオカルト記念日らしい。1974(昭和49)年、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火附け役となったとか」
>>633 まとめでは是非!
猫耳ツンデレやまと……くはっ
>>635 「かがみ、みゆきさんが完全に人間やめてたよー。」
このスレ的にはこんな感じかな…窓に、窓に高良先p
(書き込みはここで途切れている)
集まれ!
638 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:29:45 ID:x+qwPKtK
憂と唯の姉妹ネタをパクって無理矢理こなかが化か
救いようのないほどに品がねーなこなかが厨は
もはやらきすたのSSスレですらない
ここはエロパロ用こなかがスレ出張所だ
>>640 構う位の余裕がぶっこけるんだったらスルーしろや
罵倒=荒らし。よってスルー対象
このルールは徹底させんとならん、もうすぐ夏休みだし。
「つかさ、サマージャンボかかみくじ買わない?」
「宝くじのこと?」
「ちょっと違うんだな、当選すると一夏かがみに好きなことできるくじだよ。」
「買う!」
「チョッと待ちなさい、あんたたち。」
つかさは買わなくてもよくね
姉妹つながりで憂唯も好きなんだっけ
あっちでも迷惑かけてるのかな
647 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 09:21:59 ID:U1NSY63n
>>644 ぐ、今は財布の余裕がねぇ。
仕方ない、次回のオータムジャンボかがみクジまで我慢するか・・・。
>>642 年中これだから夏とか関係なくね
人が減ってスルー力も落ちてるしな
>>647 そこは年末ジャンボかがみクジに期待するんだ
だってほら、巫女さんだぜw
>>650 一等:ひと冬の間、かがみんを好き放題弄れる(12月:サンタプレイ、1月:巫女プレイ、2月:チョコプレイ)
みゆき「ふふふ…。高良財閥の財力を持ってすれば、クジの買い占めなど造作もないこと」
>>652 みゆき「大人買い実行しちゃいました♪さてさて…」
『つかさを自由にする券』
『つかさに自由にされる券』
『酢の自由つかみ取り券』
『おっぱいうp義務券』
『wiki知識追加券』
他、同種かハズレ
みゆき「なん…だと…」
つかさ「あはは〜酢りかえみこ酢〜wwww」
654 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:26:50 ID:YJfN6ZZG
本スレ失った腐れこなかが厨がエロパロスレ荒らしてると聞いて見にきますた
これはひどい繁殖具合wwwもう手遅れですねwwwwwwww
>>654 エロパロスレどころかアニメ2・漫画・4コマ漫画と
関連するスレを所構わず無差別爆撃してやがるよ・・・・・
>>653 あれ?これってつかさがすりかえた後だよな?
>『つかさを自由にする券』
>『つかさに自由にされる券』
……おや?
>>654 大学では疎遠にならないと困るよな
姉妹厨的に
みさお「かがみクジか、えっへっへ、これですこしはひぃらぎを好きに・・・」
みさお「結果はって?聞くんじゃねえ・・・全部すり替えられてたZE・・・
誰に?聞くまでもネェだろorz」
あやの「さあみさちゃん、次は『あやのに好きにされる券』よ、
使わなかったら、分かってるわよね?」ゴゴゴゴゴ
* * *
ゆたか「み…みなみちゃん…これ『みなみにお医者さんごっこされる券』使う?」
みなみ「むしろ…これ『ゆたかに患者さんごっこする券』を使う…」
ひより「くはぁあああああぁあああ!すりかえた甲斐があったっす!!
そして私は『デバガメ原稿量産100連発券』発動ッス!!」
パティ「ノンノンヒヨリン、『ひよりにしっぽりオールナイト券』使いマース!」
ひより「ちょwwwwwまwwwwwせめて原稿かかせtアッーーーーーーー!!」
660 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 23:36:48 ID:sNw4LzW1
こなかが厨のカプ工作は毎日の排泄行為と同じ
\_______________/
…と思う吉宗であった
(__) .. ,--、、,,,,,,,,,,,,,,,,
{::::::::}三三三ミミミ`、、
(_) >ー-"'" ⌒,,ィシヽミミiミミ 、
モワモワ / 三彡彡彡ィ`、ミミミ`、
(_) / シ彡彡彡彡ノ'ヽミミミ`、
,' ,三彡彡彡彡彡ソ,ー--'
○ l _ _ """'彡彡彡彡彡ノi
{;、 ';;;='''"""` 彡彡彡 - 、ノノi
kr) .ィェー 彡彡' r、ヽ}彡i
レ' .. シ彡' )ァ' /彡'
{_,,,、 ;、 シ彡 ニンミミ{
「白石ー!、この『白石みのるの愛券』を使わせてもらうわよ。」
「あきら様ちょっと待ってください、そんなクジどこで引いたのですか?」
「問答無用、一生愛してもらうわよ。」
そうじろう「何の因果か手に入れてしまった…『かがみを自由に巫女さんプレイ券』
正直どうしようかと迷っている俺が怖いorz…そして
何か蒼いものがはいずり出てきそうなテレビが怖い(((゚Д゚;))))
・・・・・・・やっぱりこなたに譲ろうorz」
こなた「迷う時点で十分呪われるべきだと思うよおとーさん('A`.)」
(『親孝行券』隠し持っている)
ゆい「おしい!もう少しで『そうじろうを現行犯逮捕券』発動する所だったのに!>▽<」
かなた「おしい!もう少しで『そうじろうを迎えにk
663 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 00:04:43 ID:sNw4LzW1
鏡じゃなくて鑑だから
こなかがアンチもこなかが厨も腐敗臭がきついから消えてくれない?
罵倒=荒らし よってスルー対象
これを
>>1に加えてくれ
いったん反応が始まると売り言葉買い言葉で手が付けられん。
売り言葉買い言葉も荒らしだし、それこそ荒らしの狙い通りだ。
荒らしつうのは、何もAA連打やレス連打だけに限らないことを
多くの住人に知って欲しい。
見てわかるようにID変えて自演するからスルーは不可能だ
スルーを頑張った末路は各らき☆すたスレが教えてくれてるw
憑かれたからには運がなかったと思って諦めたほうが楽だよ
こなかがを廃してかがつかで満たせば止まるかもな
スルーなんかより希望はあるから試してみれば
こーゆ場ってゲームの予想とかの話ってしてもOKなのでしょうか?
携帯ゲーにスレあるだろw
ID:sdJzU1to
はあらし糾弾を装ったらき☆すたアンチこなかが厨、こなかがアンチの自演が知れ渡ってしまった
今度はかがつかなど他カップルを使って荒らそうとしている、だが所詮頭が悪いので見てのとおりバレバレである
煽られんじゃね。
またsdJzU1toが出てきてひとことふたこと
んでそこにあんたが売り言葉買い言葉。
荒らしはソレも狙ってることをお忘れなく。
利用されたかw
信者でもアンチでもいいけどな
>ID:4VPtOJJq
ID変えて自演されるとスルーは不可能
あんたが証明してどうすんのw
瑞希「荒らすのやめるわけねーですわwwwww幸福実現党」
SSはともかく単発でこなかが脳内妄想垂れ流してるバカは消えてくれ
前置き告知もねーからあぼーんする前に内容が目に入ってウザい事この上ない
スルー技能検定初級実施中!!
>>673 だたらお前が出て行けカス
ここは精神年齢も18歳以上推奨
おまえみたいな池沼は消えろ
年末ジャンボかがみクジなんだが、かなたさんの霊能力でこなたに全部当たりクジを持っていかせる事が可能じゃないか?
万が一白石あたりが1等を引いても、その瞬間に雷がクジに落ちて灰と化したりw
つかさ「こなちゃんのお母さんが出て来ても、祈祷で追い払っちゃうよ〜♪」
みゆき「私が買い占めますので泉さんの手にクジは渡らない、と申し上げておきますね♪」
かがみ「おいお前ら、ちょっと待て」
>>677 こなた、なんだかんだで20枚ほど手に入れることに成功。
〜結果発表〜
4等:お好きなラノベ1冊…×9
3等:かがみの手料理…×5
以上。
「ちょwなにこの当選率の高さwでもなんか微妙に嬉しくない…」
679 :
23-49:2009/07/15(水) 21:21:24 ID:Zrd0FyDU
どうもお久しぶり
久々に短編一本仕上げてみたので投下させてください
ほかに予定されてる方がおられないようでしたら五分後ぐらいから
・泉家の人々
・エロなし
・しんみり
・4レス使用
680 :
23-49:2009/07/15(水) 21:23:59 ID:Zrd0FyDU
言い忘れました
・オリキャラ要素あり
です
夜。
家のリビングで、いつものように三人で、食後のお茶を飲んでいたときだった。
「……どしたの?」
つけっぱなしにしていたテレビを淆に、そこはかとなく話に花を咲かせていた最中。
お茶のおかわりを淹れようとして、そのまま呆けたような顔をして動きを止めてしまったゆーちゃんに、
首をかしげつつ私は尋ねる。
「あ……う、ううん。ちょっと」
ゆーちゃんはすぐに我に帰って、微笑んだ。
どこか淋しげな顔だった。
「そういえば、誕生日だったなぁ、って」
「誕生日?」
再び首をかしげて、先ほどまでゆーちゃんが目を止めていた壁の方を私も見る。
カレンダーがかかっていた。
「誰の?」
「えっと……おともだち」
わかりきった答え、ではあった。
今日を含めたここ数日は、私を含めた家族の誰の誕生日でもなかったから。
視線で続きを促すと、ゆーちゃんは少し迷うような素振りを見せたあと、お茶を淹れなおして
自分の席に戻ってから、ゆっくりと口を開いた。
「っていっても、インターネットの掲示板で知り合った人なんだけどね」
「へぇ」
意外な気がした。
確かにゆーちゃんは見かけによらず――っていうのもヘンだけど――それが趣味だといえるぐらいの
ネットユーザーではある。けど、もっとなんていうか、ロム専なイメージがあった。
うちに来たばかりのころだって私がネトゲやらなんやらやってるのを見て驚いてるふうだったし。
そして、ゆーちゃん自身にも、そのように思われているという自覚があるのだろう。
だから言い淀んだんだと思う。
「――どんな人? ってゆーか、なんの板……掲示板?」
「うん。基本は音楽とゲームの場所みたいだったけど、わりとなんでもありな感じだったよ。そこで、
色々と親切にしてくれた人なんだ」
「イロイロって?」
「ボードやチャットでのマナーとか、顔文字の作り方とか。基本的なことは、ほとんど一通りその人から
教えてもらったんだ」
「へぇ。そりゃあ運がよかったねぇ」
と、それまで大人しく話を聞いていたお父さんが割り込んだ。
ゆーちゃんがそちらを向く。
「そうなんですか?」
「ああ。初心者のころにそういう親切な人に出会えるなんて、なかなかないからなぁ。みんなだいたい
失敗をして痛い目を見ながら覚えていくものなんだよ」
「……そっか……そうだったんですね」
なぜか無駄に得意げなお父さんに、ゆーちゃんはしみじみとうなずく。
少し、引っ掛かった。
今の言い方。その淋しげな響きと、過去形の言い回しに。
お父さんも気付いたみたいだ。
「……今は、その人とは?」
「……どこか消えちゃいました」
やっぱり、か。
まぁよくあるコトだよね。
お父さんが無言で、ちらりとこちらを睨んできた。恨めしそうな顔。俺に訊かせるなよ、って言ってる。
知らないよ、そんなコト。
「……半年ぐらいずっと、ボードで会ったりメールしたりしてたんですけど……誕生日も、今日だって
教えてもらって……そのころにはだいぶわかるようになってましたから、グリーティングメールの
作り方なんかも自分で調べて……」
だけど、とゆーちゃんが口を閉ざす。
その先は聞かないでもわかった。
本当に、よくある話だから。
ネットでの繋がりなんて希薄なものだ。どれだけ気が合って、心の友だと思えるぐらいに仲良くなれても、
切れるときは簡単に切れてしまう。そして一度切れてしまったら、もう一度繋ぎなおすのはほぼ不可能だ。
こちら側がいくら努力しても、願っても、向こうにその気がなければ、そこまでなんだ。
「そっか。残念だね」
「うん……」
うなずいて湯飲みを持ち上げたゆーちゃんは、なんとなく、いつにも増して小さく見えた。
対する私たちは、何の言葉も持てない。
相手にも何か事情があったんだとか、ゆーちゃんを嫌いになったわけじゃないだろうとか、
そういったお決まりの文句ならいくらでも浮かんでくる。
よくある話だから、対応する定型句も先人たちがいくらでも用意してくれている。
でも、だからこそ、そんなのはどれもこれも使い古されて錆び付いてしまっていて、
何の力も持たないんだってこともまた、私たちは知ってしまっている。
「……ときどきね、思うんだ。本当にそんな人、いたのかな、って」
ゆーちゃんがつぶやいた。
お父さんは首をかしげる。
理解できない、みたいだ。
「どういうことだい?」
「あ、ええと……本当に、変な話なんですけど……」
少し慌てたように、照れくさそうに、ゆーちゃんは顔をうつむかせて首筋に手を添えた。
「たまに、ふと思い出したときとかに、夢とか幻だったんじゃないかって思っちゃうんです。掲示板の
ログも、メールも、残せるものは全部とってあるんですけど……実感がないっていうか……」
「ふうん……?」
「あんなにいっぱいお話したのに…………薄情、ですよね」
「い、いや、そんなことは――」
「そうかもね」
どんどん声を落としていくゆーちゃんを、なだめようとしたお父さんを遮って。
私の声が、静かに響いた。
驚いた二人が振り返る。
「……私も、経験あるからさ」
悲しそうなゆーちゃん。
焦ったようなお父さん。
それらの視線に、ほんの少しの後悔を覚えながら、それでも私は言葉を続けた。
「今はもう会えない、直接顔も声も見たことない人って、そんなふうに思っちゃうよ。ホントにいたのか、って」
「そ、そういうもん、なのか……?」
お父さんにはわからないかもね。
世代の差か、それとも。
「うん。で、そんなふうに思っちゃう自分は、薄情だとしか思えないんだよね」
「ごめんなさい……」
「ゆーちゃんが謝ることないよ」
「でも、私が……」
こんなことを言い出したから、か。
本当にいい子だなぁ、ゆーちゃんは。
「いいから。そうじゃなくて――私が言いたいのは、そう思えるうちは、まだ大丈夫なんじゃないかなってコトだよ」
「え?」
「だって本当に薄情なら、薄情だなぁこんな自分イヤだなぁとかって、思わないでしょ」
「……」
少しだけ、ゆーちゃんが目を見開いた。そして、微妙に困ったような苦笑い。
さすがにこんな言葉遊びに騙されるほど単純じゃないか。
苦笑いを返して、席を立つ。
「……半年ぐらいずっと、ボードで会ったりメールしたりしてたんですけど……誕生日も、今日だって
教えてもらって……そのころにはだいぶわかるようになってましたから、グリーティングメールの
作り方なんかも自分で調べて……」
だけど、とゆーちゃんが口を閉ざす。
その先は聞かないでもわかった。
本当に、よくある話だから。
ネットでの繋がりなんて希薄なものだ。どれだけ気が合って、心の友だと思えるぐらいに仲良くなれても、
切れるときは簡単に切れてしまう。そして一度切れてしまったら、もう一度繋ぎなおすのはほぼ不可能だ。
こちら側がいくら努力しても、願っても、向こうにその気がなければ、そこまでなんだ。
「そっか。残念だね」
「うん……」
うなずいて湯飲みを持ち上げたゆーちゃんは、なんとなく、いつにも増して小さく見えた。
対する私たちは、何の言葉も持てない。
相手にも何か事情があったんだとか、ゆーちゃんを嫌いになったわけじゃないだろうとか、
そういったお決まりの文句ならいくらでも浮かんでくる。
よくある話だから、対応する定型句も先人たちがいくらでも用意してくれている。
でも、だからこそ、そんなのはどれもこれも使い古されて錆び付いてしまっていて、
何の力も持たないんだってこともまた、私たちは知ってしまっている。
「……ときどきね、思うんだ。本当にそんな人、いたのかな、って」
ゆーちゃんがつぶやいた。
お父さんは首をかしげる。
理解できない、みたいだ。
「どういうことだい?」
「あ、ええと……本当に、変な話なんですけど……」
少し慌てたように、照れくさそうに、ゆーちゃんは顔をうつむかせて首筋に手を添えた。
「たまに、ふと思い出したときとかに、夢とか幻だったんじゃないかって思っちゃうんです。掲示板の
ログも、メールも、残せるものは全部とってあるんですけど……実感がないっていうか……」
「ふうん……?」
「あんなにいっぱいお話したのに…………薄情、ですよね」
「い、いや、そんなことは――」
「そうかもね」
どんどん声を落としていくゆーちゃんを、なだめようとしたお父さんを遮って。
私の声が、静かに響いた。
驚いた二人が振り返る。
「……私も、経験あるからさ」
悲しそうなゆーちゃん。
焦ったようなお父さん。
それらの視線に、ほんの少しの後悔を覚えながら、それでも私は言葉を続けた。
「今はもう会えない、直接顔も声も見たことない人って、そんなふうに思っちゃうよ。ホントにいたのか、って」
「そ、そういうもん、なのか……?」
お父さんにはわからないかもね。
世代の差か、それとも。
「うん。で、そんなふうに思っちゃう自分は、薄情だとしか思えないんだよね」
「ごめんなさい……」
「ゆーちゃんが謝ることないよ」
「でも、私が……」
こんなことを言い出したから、か。
本当にいい子だなぁ、ゆーちゃんは。
「いいから。そうじゃなくて――私が言いたいのは、そう思えるうちは、まだ大丈夫なんじゃないかなってコトだよ」
「え?」
「だって本当に薄情なら、薄情だなぁこんな自分イヤだなぁとかって、思わないでしょ」
「……」
少しだけ、ゆーちゃんが目を見開いた。そして、微妙に困ったような苦笑い。
さすがにこんな言葉遊びに騙されるほど単純じゃないか。
苦笑いを返して、席を立つ。
「じゃ、精神論でダメなら――行動で示すしかないかな」
「行動?」
「うん。祝おうよ、その人の誕生日。今からケーキ買いにいこう」
言うと、きょとんとしていた表情が、呆気にとられたものに変わる。
「い、今から?」
「今から」
「で、でも、お店が……こんな時間だし……」
時計をチラ見しながら、なおも戸惑ったように言うゆーちゃん。構うことなく私は続けた。
「確かにバースデーケーキってわけにはいかないだろーけど、いちごのショートぐらいならコンビニでも
売ってるんじゃないかな。ローソクも、探せばどっかその辺に残ってると思うし」
「…………」
「一日遅れになってもいーんなら、明日ちゃんとしたのを買うってことでもいーけど」
「う、ううん! 行くっ!」
がたん。
困惑から一転、焦ったような真剣な顔になって、椅子を鳴らしてゆーちゃんも立ち上がる。
「一日遅れ」_が効いたかな?
「くっくっく。了解だ。そうこなくてはな、我が主」
「あ、あるじ……?」
通じないネタはさておいて。
お父さんに向き直る。
「じゃ、そーゆーことなんで。ローソク探しといてね?」
「え? 俺が? ってか俺も行くんじゃないのか?」
「時間は有効に使わなきゃね。大丈夫だよ、近いし。自転車で行くし」
半分無視するように言い捨てながら、まだちょっと戸惑ってるゆーちゃんを引っ張って、私はリビングをあとにした。
支度をするために、いったん部屋に戻る。
「……ふぅ……」
扉をしめて、ため息。
やれやれ、危なかったな。まさかお父さんの前であんなこと言っちゃうなんて。
感付かれていないとは思うけど。
「……」
外着に着替えながら。
ちらり、と、本棚に視線を送る。
一番下の、背の高い段に。
そこに仕舞ってある、アルバムに。
収められている何枚かの写真に、思いを馳せる。
「――――さん……」
直接顔を見たことも、声を聞いたことも、あるはずではあるんだけど。
証拠ならいくらでもあるんだけど。
それこそ、この私という人間の存在そのものであるとか。
でも。
それでも。
実感が、ね。
だから考えちゃうんだよね。
そんなひと、本当に――
『――お姉ちゃーん。準備できたよー』
お……っと。
ドアの向こうから、ゆーちゃんの声。
我に返った。
「あ――うん」
声を返して、首を振る。
深呼吸。
「ごめんちょっと待って。自転車のカギが……あ、あったあった」
とっさの演技で声の調子を整える。
うん。OK。
気持ちの切り替え、完了。ドアを開く。
薄情な娘でごめんなさい。
でも、なるべく――頑張るから。
実感がないぶん、できるだけ忘れないようにするし、みんなにも心配かけないように頑張るから。
だから。
遣り甲斐はないかも知れないけど、これからも、見守ってください。
今日という、ゆーちゃんのお友達が生まれた日を、一緒に祝ってください。
そして――あんまり考えたくないことだけど、もし万が一。
その人とそっちで出会ったら、ゆーちゃんは元気だよって、伝えてあげてください。
「おまたせー」
「うん」
「気をつけるんだぞ」
「わかってるよ。それじゃぁ――」
行ってきます。
686 :
23-49:2009/07/15(水) 21:32:46 ID:Zrd0FyDU
以上です
ありがとうございました
正体がみなみだとかひよりだとか、そういうのはナシの方向で一つ
490KB超えてるので次スレたててくる
>>686 しんみりくるお話GJ。
それでも誠実でいようとするゆーちゃんGJ。
>正体が〜とかそういうのナシで
じゃあ俺俺!俺だよその親切なやつwwwww仲良くしよーぜマイスイーツハニー(キリッ
ゆたか「もしもしおねえちゃん?タイーホして欲しい人1名ここにいます」
ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwww
めちゃくちゃ良い話だなぁ…久々にじーんと来た
容量食いつぶすだけの糞虫の駄文とは比較にならない素晴らしさでした
エロじゃないけどたまにはこういうのも良いね
>>686 少し寂しいけど、暖かくなる作品有難うございました。
>>686 なんだかしんみりと心に染みてきますね…
GJでした、また新作できたらお願いします
>>686 ぐじょぶ
ネットの知り合いは一旦切れると、再び繋がることはない。
身に思い当たるふしもあって、しんみりしてしまいました。
>>686 しんみり系のあるある話、GJっした。
数年来連絡取ってないネットの知人に、つい昨日もメールしてたような調子で
メールを打つと、あちらからもつい昨日もやりとりしたかのようにメールが
返って来る自分は特殊な例なんだなぁ……と、つくづく思った次第。
(↑4コマのネタにならなりそうだw)
695 :
埋めネタ:2009/07/16(木) 20:15:52 ID:W5Ut9HLt
テレビで某クイズの予選大会のCMを見て、電波受信
下らないネタが嫌いな人はスルー推奨
「ねぇ夏の思い出作りにクイズ大会に出ない。」
「面白そうね、ところでどんな内容なの。」
「はい、コレがもらってきたチラシ」
第35回 エロパロウルトラクイズ
・白石みのる爆破!戦車クイズ
・ゆい姉さん爆走、走り屋クイズ
・あやのさんの体に張られた文字を読め、プロレスクイズ
・かがみの本性が明らかに!人間性クイズ
・三途の川を越えてあの人が登場!
「どこから突っ込めばいいのかコレ。」
京アニ「一番上、使わせてもらいます^^」
ヲタ趣味に関しては、一回切れた相手でも別のジャンルでばったり会ったり結構するんだよな
この世界って意外と狭い
白石みのるが、リアルにあぼーんするとこ観てみたい
京アニさんにお願い
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|/:.:.:.:./:!:.:.:.:.:/ イク气` |卞ミく:.:.:.:..:.V:.:.: 廴):.:.:/:/:.:.:l | あー
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―く,' } |_,ィy'^尨ソ /て7ハ::::: |ヽl!/| l:: |l::::lィぅヽ Vしリハ.├r-v l
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j/ ―レレ'ムヽ、 r‐ァ {ノ:::lイ |.ハ :|:::::(T `" ', -、 |k-‐┘` ',
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l_ / , イ::::::ぃ、_ ト、<,ィ|:::::::::|:| |::::::八 ト、_」>ノj /∨ ├ニニニコ
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r '"′ | ̄ ヽヽ:::::::\\_ レ'ハ::::: l:| ,、_ V ト | / , 仆――‐ ┤
_ 人 い:::::::::ヽ ミ|彡' |トl::::::ト、 ソ‐'つく ||\ ' ム イ ./ | |
‐'" / \.l ぃ:::l::::ヽラz=ァムl:::::い / ハハ ヽ ハ ̄ ∨、__/∨ |
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ハ | l/ V|::::ト、!_ ト、 弋廴.| l .l_| ./ | } / |
.ヽ、) / ||l:::| | | \\ -―! _.人 .//∨ V ノ 〈 l
}/ |::::.l ' \ l_>、 X `"7/ ./ \/ \\____ノ
`< _ /,' イ::/ _, イ }_ 」 ∠」 / \ | }
ハ l | l∠ -‐'" { / ( V  ̄T ‐- 、_ \! ノ
\ `フ ¨ ̄ ̄ | | \ | ̄ <_ / / `アァ¬''"く
イ / | l ! , | j / / / | \
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