規制解除できたかな?
グリーン×リーフ投下します。
無駄に前置き長いので、面倒な人はさっさと読み飛ばしてください。
レッドとリーフが兄妹設定とか、色々捏造ひどいんで、苦手な人はスルー推奨します。
ちょっと無理やりっぽいです。
俺は、この女が嫌いだ。
栗色の髪に、すらりと伸びた手足。整った顔立ち。多分、「かわいい女の子」の部類に入る容姿。
表情は顔にあまり出さず、いつも平静を保っている。それがまた不思議な雰囲気を醸し出している。
で、何故か、俺の家へ居候している、この女。
兄貴は行方不明、母親は気を病んじまった。父親の事情は俺も知らないが――――
まぁ、そんなカワイソウな境遇に陥っちまったこの女を、うちのじいちゃんが哀れんで、
俺の家に居候させているわけだ。
正直、すっげぇ迷惑だ。
風呂入るにもトイレ入るにもいちいち気を遣わなきゃいけねぇし、
何より、愛嬌がないし、喋らないし、何を考えてるのか、全く見当がつかないほど無表情だし。
皮肉を言っても、泣きも怒りもせず、眉ひとつ動かさねぇし。
それだけならまだしも、夜中にどこかふらっと出かけて、朝方にまたふらっと帰ってくる。
深夜に一体何をしているんだ、この女は。
ここがド田舎といえど、女が深夜にふらふらするもんじゃねぇだろ。
そんな珍妙な素行をするもんだから、町の若い奴らが下世話な噂をする。
「援交やってる」だの、「アイツは誰とでも寝る」とか。
あの女が何言われようが関係ない。どうでもいいことだ。
だけど、最近では俺にも飛び火しているらしい。
「グリーンはリーフとヤッてる」とか。
そんな馬鹿げた発言をする奴らはボコボコにしてやったが。バトルじゃなくて、拳で。
誰があんな貧相な体……ではないけど、結構、胸はあったけど。あんな無表情な女に欲情するもんか。
小学生じゃねぇんだから、そろそろあの女も自分の行動にセキニンっつーもんを持つべきなんだよ。
俺にまで迷惑かかるじゃねぇか。
ジムに行く気分にもなれず、俺はモンスターボールからピジョットを出した。
日も西に傾き、界隈が赤く染まる頃、ピジョットの背に乗って、カントーを空から一望する。
空から見る町の情景は、中々悪くない。
そして、どうしても、視界に入ってくる、一際白く輝く山。一年中、雪に覆われた山。
……レッドが、行方知れずになった、山。
ピジョットが翼を翻し、グレンタウンの堅い岩肌に着地する。
「……お前の所為だからな」
恨み言をひとつ、ここへはいないレッドへ漏らす。
「お前の母ちゃんが気を病んだのも、それで、お前の妹が暗くなったのも、全部、お前の所為だ」
語尾が力なく掠れた。そんな主人の様子に、ピジョットは喉を鳴らし、顔をグリーンの頭に寄せてくる。
その首あたりをグリーンは撫でてやりながら、物憂げに、瞼を伏せた。
やり切れない気分のまま帰宅し、ずかずかと階段を踏み鳴らして、自分の部屋へ入る。
姉ちゃんが、「ご飯はどうするのー?」と暢気な声をかけたが、無視。
眉間に皺を寄せたまま、溜め息を吐いた。
と、違和感を察知し、視線を上げる。
本棚の前に佇むリーフの姿。俺は唖然として、リーフの横顔を見据えた。
この女は、何をやっているんだ。俺の部屋で。
「おい、何してんだよ」
「……見れば分かるでしょ。本、読んでる」
リーフの手元には、かわいいポケモンという表題の雑誌が握られていた。エロ本より見られたくない俺の本だ。
顔に熱がたまっていく。俺はその雑誌をリーフからぶん取った。
「つーか、何、勝手に人の部屋入ってんだよ、アホ! 誰の許可もらって入ってんだ!」
「……ナナミさんに、本が読みたいって言ったら、グリーンの部屋にあるから取ってきていいよって……」
「本人の許可を取れバカ!!」
きょとん、と目を丸め、リーフは無言のままマイペースに本棚に雑誌を戻し、俺の横を通り過ぎようとした。
ごめんの一言もなく。いい加減にムカついた俺は、リーフの腕を引っ掴んで、顔を突き合わせた。
「謝ることも出来ねぇのかてめぇは!!」
「……じゃあ、ごめん」
さらりと言い、リーフは払いのけるように俺の手から逃れた。
俺は益々ムカつき、壁際にリーフの体を押し付けてやった。
放して、と抵抗する腕を押さえ込み、ずい、と顔を近づける。
「もう、勝手に俺の部屋に入ったのはどうでもいい。ただ、深夜にうろちょろするのはやめろ。俺にまで変な噂が立つんだよ」
「……何で?」
「察しろよ、アホ!!」
俺の怒鳴り声に、リーフはうるさそうに耳を塞ぐ。
「……やましいことがなければ、そんな噂、気にしなければいいじゃん」
ぽつり、と彼女は呟く。反論に詰まる俺を更に追い詰めるように、リーフは更に続ける。
「グリーンって、下品。うるさいし、粗暴だし。いっつも怒って、何をそんなに苛々してるの?」
予想しなかったリーフの言葉に、俺は頭に血が一気に上った。
怒らせているのは誰だ。そう思った瞬間、理性が抑制する前に、手を振り上げて、リーフの頬を思い切り叩いていた。
リーフの華奢な体が弾けるようにして、壁に叩きつけられた。
赤くなった頬を押さえ、リーフは驚きに目を丸くして、俺を見据えた。そして、じわりと滲む涙。
俺を押し退け、リーフは階段をいつもより足早に駆け下りていった。
咄嗟に俺はリーフを呼び止める。
「おい、夜中にうろちょろするなって、さっき言っただろ!」
くるり、とリーフがいつになく苛立った面持ちで、振り向き、そして呪いの言葉を吐き捨てた。
「しね」
ガチャガチャ、バタン、とドアが乱暴に閉まる音。
……あまりにもショッキングな言葉に、俺は言葉も表情も失った。
ポケモンの状態でいうなら、こんらん。
頭をメガトンパンチで叩きつけられたみたいだ。
しねって……しねって……死ね……だよな……
騒ぎを聞きつけた姉ちゃんが、忙しなく階段を駆け上ってきた。
「グリーン、リーフちゃんと喧嘩したの? またどうせ、アンタがちょっかい出したんでしょう」
憤然として、姉ちゃんは俺に非があることを前提に説教をかましてくる。
でも、流石にさっきの行動は悪いことをした、という自覚が俺にもあったから、
今日は大人しく姉ちゃんの説教を聞いていた。
しゃがみこみ、頭を膝に押し付ける。ああ、くそ、あの兄妹には振り回されてばかりだ。
リーフから言われた悪罵が脳内をぐるぐるとめぐる。下品で、粗暴。初めて言われたぞ、そんな言葉。
終いには……しね。
窓を開け、暗い闇に飲まれていくリーフの姿を見つめる。
さっき注意したばかりなのに、またアイツは外をうろちょろしてやがる。
後ろ姿からではよく分からないが、リーフは泣いているようだった。時折、涙を拭う動作をしている。
良心の呵責を覚え、追いかけようかと逡巡したが、それもまた振り回されているようでムカつく。
ちら、と横目でリーフの腰にモンスターボールが携帯してあることを確認し、俺は窓を勢いよく閉めた。
知るか、あんな奴のことなんか。
悶々としたまま寝床に入ったが、いつの間にやら眠っていたようで、カーテンの隙間から日光が差していた。
寝惚け眼のまま、カーテンを開け、窓を開ける。冷たい風が吹き込んできた。
身震いをしながら窓を閉めようとしたが、窓越しの光景に、俺は寒さも忘れて硬直した。
……リーフが、男と並んで歩いている。
勢いよく身を乗り出した所為で、窓ガラスが額に直撃したが、気にしない。
ピジョットをモンスターボールから出し、背中に飛び乗った。
感情任せに走り出したはいいが、二人の前に飛び出てどうするんだ?
自問自答するが、結論が出るに、俺は既に二人の前に立ちはだかっていた。
突然、ピジョットの背中に乗って、目の前に現れた俺に、リーフと隣にいる男は呆然としていた。
まぁ、俺が逆の立場でもだいぶ驚くと思うが。
「リーフ、お前、何やってんだよ」
「グリーンには関係ないでしょ」
ぷい、とそっぽを向き、リーフは男の後ろに隠れる。
腕を組む形で引っ付いた、リーフと男の距離の無さに、俺は苛立ちを覚えた。
リーフにしがみ付かれた男は、俺とリーフと交互に見つめ、困ったように頭を掻いていた。
男の目に、優越感が見え隠れしているのを、俺は目敏く気付いた。
苛立ちが募っていく。
「なんだよ、コイツ」
「……昨日の夜、一緒にいたの」
一瞬、思考が停止し、体中の血液が冷えた気がした。それは、どういう意味だ?
俺は出来るだけ動揺を抑え、冷静に訊いた。
「……どういう意味だよ」
「この人の家に泊めてもらっただけ。グリーンの家に帰りたくなかったし、だけど、野宿ってわけにもいかないしね」
リーフが言い終える前に、俺は目の前の男を殴り飛ばした。男の体が弾けるようにして、地面へと倒れこむ。
俺は自分も驚くくらいに激昂していたらしく、荒い息を抑えられない。
男の頬を殴った拳が、軋むように痛んだ。俺は、リーフの腕を引っ掴んで、ピジョットの背へと乗り込んでいた。
「グリーン、痛い、痛いってば」
こんな状況でも、感情の起伏が見られないリーフの声に、俺は無性に腹がたった。
「いたっ」
軽く突き飛ばすと、リーフの体は反動なく、床へと尻もちをついた。
眉に皺を寄せて、彼女をこの上なく煩わしそうに、乱れた長い髪をだるそうに掻き揚げた。
「男の家に泊まるのが、どういう意味が分かってんのかお前は」
リーフの華奢な腕を掴み、グリーンは顔を突き合わせた。
「知ってるよ。セックスするってことでしょ?」
露骨な言葉もさらりと彼女は吐き捨てた。途端、リーフの表情が皮肉めいた笑いを湛えたものになる。
グリーンは怒りが込み上げ、叫ぶように吐き出す。
「お前がそんなんだから、街の奴らにあることないことを噂されんだよ!!」
「知ってるよ。だから、試してみたの」
勝ち誇ったように口角を持ち上げ、リーフは言う。
「あの女ならヤれる、とか下世話な噂をするくせに。いざとなれば、何にも出来ない、情けない男たち」
――――頭の中のどこかが、ぶつんと音を立てて弾けた気がした。
伴って、激昂していた感情が途端に冷えていった。
床に座り込んでいたリーフの華奢な腕を掴み、ベッドへと突き飛ばす。
衝撃に、ベッドのスプリングが軋んだ。
リーフが抗議する前に、グリーンは彼女をベッドへと組み敷いた。
唐突な展開に、リーフはまだ状況が飲み込めていないらしく、無垢に目を丸めたままだった。
「お前が悪い」
表情を崩さず、グリーンは酷薄な声で言い放つ。
真っ白なリーフの腕は、彼の無骨な指に掴まれ、乱暴にベッドへ縫い付けられた。
やっと状況を飲み込んだリーフは、威嚇するように彼を睨みつけた。
「……何をするのよ」
目は鋭かったが、声には震えが滲んでいた。
その声を無視し、グリーンは黙ったまま、彼女の細い首に顔をうずめた。
顔や首に当たる髪の感触に、リーフは不愉快そうに眉を顰めた。
ただの脅しだろう、と高を括って、リーフはじっと黙っていたが、
服に手をかけられたところで、頭の中で警醒が鳴った。
「ちょっと……」
グリーンの腕の中に納まりながらも、リーフは身悶えをして、その手から逃れようとした。
冷たい手が衣服の中を這い回り、下着に手がかかる。びくりと背を震わせて、リーフはその手を掴んだ。
彼の目は、ひどく冷静で、無機質だった。背筋に冷たいものが走る。
いや、と震えた声でリーフは頭を横に振った。
グリーンは何も答えず、やや乱暴な所作でリーフの上着を捲り上げた。
下着が露にされ、リーフの表情に戸惑いが浮かぶ。
両手で胸を隠そうとしたが、グリーンの手がそれを許さなかった。
体をぐるりと反転させられ、手を後ろでねじり上げられる。
痛みに呻いたのも束の間、両手首をタオルで拘束された。
「やっ、やだ……!!」
どうにか拘束を解こうとするが、固く結ばれているらしく、びくともしない。
流石に恐怖を覚えたリーフは、大声をあげようとするが、グリーンの無骨な手が彼女の口を塞いでしまった。
「喚くなよ」
その彼の声は、今までに聞いたことがないくらいに冷たかった。
手は無遠慮にリーフの肌に触れていき、柔らかい曲線を描く胸に到達した。
指が先端を掠めるたび、リーフは甘く、泣きそうな声を唇から漏らした。
「んっ……」
人差し指と親指で桃色の先端を掴み、くにくにと動かす。
そこを刺激されると、呼応するように下半身が疼く。リーフは唇を噛み締めて、その刺激に耐える。
すっかり立ち上がったそこを、グリーンは唇で挟めた。
予想もしていなかった彼の行動に、リーフは目を見開き、じたばたと足を動かした。
「何してんのっ! やめてってば、変態!!」
リーフの悪態に、意地悪い気分になり、口に含んだ先端に少し歯を立ててやった。
悲鳴のような嬌声をあげ、リーフは必死に頭を振る。
触れ合う肌の体温が、際限なく高まっていく。
いつしか呼吸が激しくなっていることに気付き、グリーンは口に溜まった固唾を飲み込んだ。
幼いが、妙な色気を醸し出す彼女の姿態に、熱に浮かされたように頭が眩む。
ぼんやりと夢心地のまま、彼女の首や胸や、柔らかい太腿にグリーンは触れていたが、
不意に脇腹へ入った蹴りに、現実に引き戻された。
「やめろって言ってんでしょ!!」
涙を目一杯に湛えて、リーフは叫ぶ。
蹴り自体は大した痛みではなかったが、唐突に反撃された怒りがグリーンの理性を更に壊していく。
「……っ、この……バカ女!!」
「っ、い、いや!」
ぐい、とグリーンは無理やり、彼女の白い膝裏を持ち上げた。
突然、不安定な体勢を強いられたリーフは、抵抗を一層激しいものにする。
ばたつくリーフの脚の間に体をねじ込み、グリーンは完全にリーフの動きを制した。
しばらく、荒い息の音が二人の間に流れる。
「やめてよ……」
潤んだ瞳で、リーフは懇願するように彼を見上げた。
ずく、と下半身が疼く。その表情に、グリーンの嗜虐欲は更に煽られる。
激しい感情が使嗾するままに、グリーンはリーフの内腿をさすり、そしてその奥へと触れた。
「やだっ、やだってば……!!」
下着越しに指が敏感な部分に触れる。その指はリーフの拒絶の言葉も聞かず、更に奥へと進んでゆく。
「……お前が、悪い」
荒い息の隙間、グリーンはぽつりと呟く。
指は下着の中に入り込み、彼女の敏感なところへ直に触れた。リーフが甲高い悲鳴を上げる。
ぬるりとした液体が指に絡みついた。揶揄めいた笑いを浮かべ、グリーンは皮肉たらしく言う。
「なんだよ、濡れてんじゃん」
濡れた入り口に人差し指を浅く入れ、少しだけ動かしてみる。
くちゅくちゅと卑猥な音が立ち、リーフは思わず顔を朱に染める。
グリーンはその柔らかく温かい部分の感触に夢中になって、指を前後に動かした。
彼女は唇を噛み締めて、なんとか声を出さないようにしているらしかった。
その姿が意地らしくて、瞼や頬に口付ける。
「……声、出さないとつらいだろ」
「……んっ、う、ぅ……」
「出せよ」
ちゅ、と音を立てて、指が離れた。
苦しそうに息を吐くリーフの頭を撫でてやりながら、グリーンは固く結ばれたタオルを解いた。
ぐったりとリーフは肢体をベッドに投げ出している。もう、抵抗する気力すらなさそうだった。
「グリーンなんか嫌い……」
「…………」
「大嫌い……」
弱々しい声で、リーフは涙に震えた声で言う。
そうかよ、とグリーンは吐き捨て、再びリーフの敏感な箇所に触れた。
前後に動かして指を馴染ませていたが、しばらくすると彼女の反応が強いところに気付く。
陰唇をそっと押し開き、少し上のあたりを指で探ってみる。指先に突起が触れた。
弾かれたように、リーフは体を痙攣させる。
「やっ、やだ、そこ、触らないで……!!」
グリーンの手を掴み、リーフは首を横に振る。弱点を見つけたグリーンはそこを重点的に責め始めた。
優しく包皮を剥き、指先で少しだけ圧迫する。
「あ、あう、やだっ、いやぁ……」
蜜口からは更に粘液が溢れ、グリーンの指先を濡らしてゆく。
それを掬い上げ、陰核へ擦り付ける。指から逃げるようにそれは動き、その度にリーフは苦しそうに喘ぐ。
甘い痺れが全身を苛み、喉から迫りあがる声が抑えきれない。
>>950 いや…お前すげーな。途中のネタに笑ったりもしたが、
全体的に夢中になって読めた。いい話の予感がして今から続きが待ちきれない
中編も楽しみだし、クライマックスのエロ部分をどう書いてくるのかも凄く楽しみ。頑張ってくれ
「グリーンっ、やめてってば、グリーン!!」
快楽に押し流されそうになる理性をなんとか保ち、リーフは泣きながら、彼に懇願する。
ぞくりと背筋に走るものを感じ、グリーンは無言で、リーフの濡れた唇に顔を寄せた。
唇が触れ合おうとしたその刹那、ばしん、と音を立てて、グリーンの横っ面に張り手が食らわされた。
「いい加減にして!!」
憎しみをこめた瞳で、リーフはグリーンを睨みつけ、鋭い声で吐き捨てた。
しばらくグリーンは唖然としていたが、殴られた頬がじわじわと痛み出すと同時に、完全に頭に血が昇った。
「……っ、この!!」
片手でリーフの頬を乱暴に掴み上げると、噛み付く勢いでグリーンは彼女の唇を塞いだ。
手首をしっかりと押さえつけ、息つく暇も与えないように、角度を変えて、啄ばむ。
苦しそうに開いた唇に舌を突っ込み、口内を余すことなく蹂躙する。
「ん、んぐっ、うむ、ん、ん!!」
彼女の唇を塞いだまま、グリーンはズボンのジッパーを忙しなく下ろした。
自身を取り出し、すっかり濡れそぼったリーフの入り口に擦り付ける。
その感触に驚いたのか、リーフは瞠目し、必死に頭を振って、腰を引く。
浅く出し入れをした後、グリーンは熱っぽい吐息を嘯き、腰をゆっくりと進めた。
引きつった悲鳴がリーフの唇から零れる。怯えきった彼女は、幼い子供のように頭を振り、泣きじゃくる。
「っ、いた、いたい、グリーン、やだぁ……」
彼女の目から涙が溢れる。頬を両手で優しく包み、グリーンは柔らかい瞼や頬に口付けを落とす。
シーツを固く掴むリーフの手を取り、グリーンは自らの背に回させた。
リーフはただ必死で、その背中を掻き抱いて、爪を立てた。
しばらくじっと動かずに、リーフの汗で張り付いた髪を払ってやっていたが、
限界を感じ、ゆっくりと抽送を開始した。痛みの所為か、彼女の中がきゅっと窄まった。
リーフがやめて、と泣き叫ぶのも構わず、半ば無理やりに全て押し込んだ。
今まで使ったことのなかった器官は、無理やりこじ開けられた所為か、血が微かに滲んでいた。
その赤い筋を見て、グリーンは暗い悦びを覚える。
「やめて、痛い、いたいの、いや、痛いっ!」
リーフの額に汗が浮かぶ。相当痛いらしく、呼吸をするのも苦しそうだった。
少しでも破瓜の痛みを和らげてやりたくて、グリーンは指先を彼女の下腹部へ持っていった。
真っ赤に充血した陰核に触れる。人差し指と親指の間に小さなそれを挟みこみ、少し強めに押し潰す。
くぐもった泣き声がリーフの唇を濡らす。
「ふ、う、うっ、あう……」
先程よりも固さを持ったそれを指先で弾き、小刻みに動かす。
涙と汗で濡れたリーフの頬を、もう片方の手で拭う。
「くるし、もう、いや、いやぁ、やだ、」
許容しきれない快楽に、リーフは限界を感じた。
蜜口からとめどなく愛液が溢れ、接合部分が滑らかになってゆく。
高まっていく熱に逆らうことが出来ず、リーフは甲高い声を上げて、絶頂に達した。
「あっ、や、あ、あ……」
「……っ」
激しい締め付けに射精感に襲われたが、グリーンはぐっと歯を食いしばって堪えた。
絶頂の余韻にびくびくと体を痙攣させるリーフの体を持ち上げ、体位を変える。
放心状態で、体の力が抜け切っている状態のリーフは、抗うことが出来ない。
後背位になり、更に挿入が深いものになる。
無遠慮に体の奥まで入ってきた熱いものに、リーフの背が撓る。
「やめ、やめて、もう、許して、いやぁ、壊れちゃう……!!」
グリーンは無言のまま、彼女の内側を叩くようにして、律動を始める。
「お願い、いや、やめて、許してぇ……許して……」
舌足らずに喘ぎ、泣きながら懇願するリーフの声に、益々劣情が焚きつけられる。
限界が近づき、グリーンは更に激しい律動を刻んだ。
汗がリーフの白い肌に落ちる。自分の必死さがおかしくて、思わず失笑が漏れた。
リーフはもう、泣きも抵抗もしない。ただ、空虚な瞳をどこか遠くへやっていた。
「……っ、くそ……!!」
華奢な腰を後ろから抱きすくめ、彼女の中へ欲望を注ぎ込んだ。あまりの快感に、体が震える。
繋がったまま、二人の肢体はベッドへ沈み込む。荒い息の音だけが、部屋の壁を反響する。
しばらく、二人はぐったりとして動かなかったが、稍あって、グリーンが体を起こした。
伴って、彼女の体の中に入ったものが粘着質な音を立てて、抜けた。
背中に痛みを覚え、指でなぞってみる。リーフの爪の痕が傷として刻まれていた。
沈黙したままのリーフに、おい、とぞんざいな声を投げる。
彼女はその声も耳に入っていない様子で、どこか遠くを見つめている。
リーフの剥き出しの白い肌には、体液があちこちに付着していた。太腿には褐せた血の色も見える。
取り敢えず、汚れた体を拭いてやろうと思い、グリーンは近くにあったタオルを手繰り寄せた。
彼女の裸体を拭き清めながら、どう声をかけるべきかと、冷静を取り戻した頭を回転させる。
(……謝るべきだよな……)
プライドが人一倍高い彼も、この状況は流石に謝らなければならない状況だと判断した。
悪かった、と口を開きかけたところで、リーフがぽつりと漏らす。
「……さむい」
「……あ?」
色を失った唇で、リーフは言う。言葉の意味を図りかね、グリーンはもう一度聞き返す。
「だから、寒いんだってば……」
「あ、ああ、悪い……」
グリーンは近くにあったTシャツを渡してやり、自分も脱ぎ散らかした下着とズボンだけを身に着けた。
鈍い動作でTシャツを頭から被るリーフをちらりと一瞥する。別段、怒っている様子はない。
「寒い」
また、彼女がそう漏らす。
グリーンは気怠そうに立ち上がり、上着をタンスから引き出した。
膝を抱えるリーフの肩に、厚手の上着をかけ、無造作に彼女の隣に腰を下ろした。
「怒ってないのかよ」
朝の眩しい陽光が差す窓の方を見据えながら、グリーンは言った。
「…………」
「……おい、なんとか言えよ」
「…………」
「無視すんなって」
黙ったまま、膝に頭を乗せるリーフの顔を持ち上げ、視線を合わせる。
リーフの目には涙が浮かんでおり、頬も紅潮していた。
グリーンは苦虫を噛み潰したような表情で、吐き出すように言う。
「……悪かった」
「…………」
「お前が好きなんだよ」
「…………」
「好きなんだって」
涙で潤った瞳をグリーンの方へ向け、リーフは言った。
「7年くらい前から知ってたよ、そんなこと」
彼女の声は明瞭だった。思いもしない彼女の返答に、グリーンは面食らう。
「8歳の時、昼寝していた私にこっそりキスしたのも知ってる。
10歳の時、私にちょっかい出した男の子と喧嘩してたのも知ってる。
12歳の時、私のバレンタインのチョコが欲しくて、お兄ちゃんにくれくれって駄々こねてたことも。
数上げればキリないくらい、知ってる」
グリーンの羞恥のボルテージが最大まで上がっていく。
彼女の饒舌は止まらず、過去の恥ずかしい過去が、次から次へと暴露されていく。
「そう、6歳のときにも……」
「分かった、分かった、俺が悪かった! だからもうやめてくれ!!」
慌てふためくグリーンの姿がおかしかったのか、リーフは微笑した。
その笑顔にほっと安堵し、グリーンは肩の力を抜いた。
「私もグリーン、嫌いじゃないよ」
意味深な言葉に、グリーンは眉を顰める。
「好きか嫌いかで言えば、多分、好き」
自分の言葉を噛み締めるかのように、彼女はゆっくりと言葉を紡いでいく。
「だけどね、ダメなんだよ」
彼女の視線はどこか遠くにある。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんがいないのに、私だけグリーンと一緒になるなんて、出来ない」
「…………」
「出来ないよ……」
彼女の濡れた眦を拭ってやり、そっとリーフの口を唇で塞いだ。
抵抗するかと思ったが、彼女の体は弛緩し切っており、拒絶する意思は感じられなかった。
壁に寄り掛かり、明るさを増す部屋をぼんやりと眺める。
リーフも同様に、ぼんやりと虚空を見つめている。時折、緩慢な瞬きをしていた。
「……朝っぱらから何やってんだろうな」
「グリーンが勝手に劣情したんでしょ」
無意識に出た呟きに、リーフが憎まれ口を叩く。
言い訳をするのも面倒で、グリーンは彼女の肩を抱き寄せることで誤魔化した。
「お兄ちゃん、元気かな」
「レッドのことだから、案外ピンピンしてんだろ」
「だといいけど……」
こてん、とリーフの小さな頭がグリーンの肩に乗せられる。
珍しく甘えてきているのかと思えば、ただ単に眠かったらしい。
「眠いか」
「うん……昨日から寝てない……」
ハッと忘れかけていた事を思い出し、グリーンはリーフの頭をこつんと小突いた。
「……今度、他の男のところに泊まったら、怒るからな」
「普段から怒ってるじゃん……」
「本気で怒る」
「そう……」
会話は打ち切られ、傍から安らかな寝息が聞こえてきた。
そっと横にさせると、長い彼女の茶髪が白いシーツに散らばった。布団を肩あたりまで掛けてやる。
ふと、既視感を覚える。
幼い頃も、レッドとリーフと、こうして昼寝をしていた。
べたべたとくっついて眠るリーフとレッドに嫉妬し、必死に二人を引き剥がしていた記憶を思い出す。
ただ、幼い頃と違い、今はレッドがいない。
(……明日あたり、シロガネ山に行くか……)
リーフの髪を指先で梳きながら、ちらりと視線を机の上においてあるモンスターボールの方へ向けた。
かたり、とモンスターボールが視線に気付いたように、揺れた。
隣で眠るリーフの寝息は穏やかだった。
以上で投下終了です。
エロパロ初投下なんで、色々間違ってたらごめんなさい。
スレ汚し本当に申し訳ない。無駄に長くて、本当に申し訳ない。
GJ
面白かった
前の作品の感想書いてレスしたら割り込んでた…ホントにすまんかった。乙
GJ。前半は正直腹立ったから後半は痛快だった
ただなんか色々甘いな、鬼畜さが足りないなと思ったけど最後まで読んで全部納得した
しかしこの組み合わせは切ない話が多いな…
色々微妙な関係だからかな
とりあえずレッド達三人をゲームで同時に出してほしいぜ
片方がいると片方がいないのはなんかむなしい
こっちも解除されたかな?作品投下ラッシュの後に空気読まずに投下してみる。
異色のカリン×シバです。大したクオリティでもないので見たくなかったらスルーして。
妖艶な雰囲気を身にまとう美女がそうっと扉を開けると、部屋の中にはムッとするような熱気と汗の匂いがたちこめていた。
その部屋の真ん中で、筋骨隆々とした男が胡坐をかきながらダンベルを手に特訓している。
女は腕を組みながら扉に寄りかかり、男の逞しい背中を見つめながらほくそ笑んでいた。
男は、四天王の1人、シバ。そして女も同じく四天王の1人、カリン。
カリンは女でありながらその類まれな戦闘センスで、四天王の大将まで上り詰めた。
四天王になったのはいいが、近頃腕のたつ挑戦者は皆無。そもそも彼女のところまで辿り着く実力を持つトレーナーが少ないのだ。
彼女は退屈でしょうがなかった。ポケモンリーグ本部に属しているため勝手にフラフラと出歩くことも出来ず、持ち前の美貌を披露する機会もない。
何か刺激が欲しい…そう思ったカリンは、前からちょっと気になっていた同僚をからかってみることにした。
寡黙で堅物そうな印象を受けるが、根はまっすぐで常に高みを目指し特訓し続ける男。いかにも修行以外興味のなさそうなシバを、自分の魅力の虜にしてみたかった。
カリンの完璧な顔立ちとスタイル、そして独特の魔性のオーラに欲望を抱かない男はいない。だが、簡単に手に入っては面白みも何もない。苦労して捕まえた獲物の味は極上だ。
早く彼の体に触れてみたい…カリンは体の奥が疼いてくるのを感じながら、彼の鍛錬が終わるのを待った。
「…で、いつまでそうしている気なんだ?カリン」
カリンの方へ背を向けたまま、男は尋ねた。どんな状況であっても必ず背後へ神経を張り巡らせているのは、さすがは格闘家といったところか。
(やっと終わったのね…いるのに気付いてたのなら、もっと早く切り上げても良かったんじゃなくて?)
「貴方のそれが終わるまでよ。ずっと待っていたんだから。」
カリンは音もなくシバに近づき、がっしりした太い首に腕を回した。
「…何のつもりだ?これは。そういう冗談は、俺は好かん。」
「あたくしが冗談でこんな事をすると思う?体が疼いて仕方ないの…鎮めてくれない?」
そう言いながらカリンはうっとりした表情でシバの鍛え上げられた胸板や腹筋を指でなでさすった。
ぴったりと寄り添ったカリンの体から、彼女の鼓動や体温が伝わってくる。温かい。熱い吐息を直に感じると、自然と体が反応してしまっていた。
普段から心身を鍛え、滅多なことでは動じないこの男も、やはり原始的な欲望には勝てなかった。
「…本気で言っているのか?俺は優しくないぞ、後悔しても知らないからな。」
「それはお互い様よ?余計な事は考えずに楽しみましょ?」
カリンはシバの顔をこちらに向けさせ、優しく口付ける。そしてゆっくりと彼を押し倒した。
シバは、自分の体におおいかぶさる女をまじまじと観察した。
会議などで顔を合わせることは多いが、個人的に話をしたことはほとんどなかった。もちろんこんなに接近したのは初めてだ。
不思議な感じのする女だ、とは思っていたが、間近で見るとかなりの美人だ。言い寄ってくる男も多いのだろう。
筋肉質な自分とは対照的に、彼女の体はとても細い。少し力を入れただけで折れてしまいそうな腕や華奢な肩を見て、ちゃんと飯食ってるのかと言いたくなる。
「どうしたの…?まさか女性の扱いに慣れていないのかしら…?」
カリンは楽しそうに言うと、首や鎖骨にキスを落としていく。ウェーブのかかった美しい髪が、サラサラと体の上を流れていった。
シバは何も言わず、目の前で揺れる豊かな胸の谷間を見つめていた。空気でも入っているのかと思う位、大きい。
手を伸ばし、大きな果実のような胸を下からすくい上げる。それでも全部手の中に収まりきれず、隙間からこぼれ落ちた。
ゆるく握ると、カリンがぴくりと反応した。そのままタンクトップの中に手を入れ、胸の先端を指でまさぐる。
「あぁ、いいわ…そこ…」
カリンの艶っぽい声に触発され、シバは彼女の細い両腕をつかみ、体をぐるりと反転させた。上に乗っていたカリンの体が床に押し付けられる。
「あっ…強引ね…でも、そういう男って…あたくし、好きよ…?」
タンクトップも下着もまくり上げ、白い肌にキスマークを付け、胸の先端を口に含み、舌で転がす。
「んぁ…気持ち、いいわよっ…そろそろ…きて?」
もう我慢出来なくなったらしい。早いな、と思いつつもシバも大分興奮していたため、彼女の要求に答えて体を繋げる。
カリンの、泣いているような、喜んでいるような甘い声が室内に響き渡った。
四天王の厳格なイメージをぶち壊すように2人は快楽を貪り、乱れた。
そんな2人の睦み合いの様子を、モニターを通して見ている男が、ひとり。
真っ赤な髪の男はヒマそうに椅子に腰掛けているが、口元は嬉しそうにつり上がっている。
「全く、神聖なバトルの場でこんなことをするなんてね…隅におけないな。シバも、カリンも。」
四天王のそれぞれの部屋には、バトルの様子をリアルタイムでチャンピオンに伝えるためのカメラが設置されている。
つまり、2人のやり取りや行為はハナからこの男に筒抜けだった。2人共行為に夢中になる余りそのことをすっかり忘れていたのだ。
やがて、カリンが服を整え、シバの部屋を出て行く様子がモニターに映し出された。
「さて…俺も楽しませてもらおうかな?」
クスクスと笑いながら男は立ち上がり、カリンの部屋へ向かった。
つづく…?
以上です。やっと投下出来てすげースッキリ。一体書き終えてから何日経過したんだ…
マジKYでスマン、そして名前のところにカップリング名書くの忘れた。
いつか、続き書きます。
ああ、規制されてた人かww
乙
>>977 GJ!
初めてみたカップリングだったけど、すごいよかった!!
てかワタルw
職人さんGJ!
続き待ちますが何かwww
982 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:52:36 ID:ay5Yg/+W
誰か新スレ立てるの頼む
遅くなったけどグリーン×リーフGJ!
途中まで話を書いても、それを書いている間に新しい案が
そしてそっちも欲張って書くとどれも中途半端になる罠
俺はそれを3回くらい繰り返してます
誰か仲間いないー?
>>984 あるww
そして新しいの閃くと古いのはやる気なくなってるんだよなww
>>984・
>>985 おお、同士達よ!
新スレたててくる
スレタイはポケモン その16でおk?
なんか追記事項ある?
>>986 次スレお願いします。
そういやここってまとめWikiはないのかな?
乙です
うめ
16メガネ
う
そ
だ
よ
l
ん
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。