彼女が着衣の下に隠していた肉体は、想像以上に艶かしいものだった。
妹のように思っていた無邪気な子が、こんなにもオンナだったなんて。
ぼくは妙な感慨を抱いていた。
彼女に初めての男を刻み込み、新しい快楽を教え、女としての肉体を拓いているというそ
の事実に、興奮を抑え切れない。
体勢が変わったことで良い部分に当たるようになったのか、真宵ちゃんはよがり声を抑え
ることが出来ないほどに乱れていた。
「う……あ、あ、ああ……っ、いい……」
「──気持ちいい?」
「いい……気持ちいい……!」
うわ言のように漏れる言葉。
彼女の瞳は虚ろになり、ぼくのことなどもう見えていないようだった。
目尻から流れる涙をつと舐める。
ぼく自身もまた次第に余裕がなくなって行き、解放を望む下腹部の熱が、腰の辺りに特有
の気だるさをもたらし始めていた。
「あ、あ……なるほどく……ん! ……なるほどくんっ!」
ぼくを求めて伸ばされた手。
彼女の腰を膝からおろして思い切り下肢を広げると、彼女の最奥を求めて大きく突き上げ
る。
「あ、あ、あんっ! なるほどくんっ! あん、あ……っ! ……ああっ!」
ぼくの名を呼ぶ彼女を抱き締め、最も深いところに精を放った。
******
ぼくの胸に顔を埋めるようにして、クークーと寝息を立てる真宵ちゃん。
乱れた前髪をそっと直してやる。
ついさっきまでぼくの下で乱れていたとは思えないほどあどけない寝顔。
すっかり安らいでいる寝顔を眺めながら、思う。
今回の誘拐事件で改めて認識させられた、真宵ちゃんの存在の大きさ。
上司の妹だった彼女は、いつの間にかぼくの大部分を占めていた。
いつから……なんて気付かないほど、静かに、静かにぼくを侵食していた。
彼女に話したことはないけれど、もう数年も前、半年だけ交際していた女の子がいた。
ぼくにとって、初めての恋人。
手を繋ぐのが精一杯だったあの頃の、周囲が見えなくなるほどに盲目的な熱い想い。
意外な結末を迎えるまで、ぼくは情熱的な恋をしていたと思う。
あの子に抱えていた思いを「恋」と呼ぶのならば、真宵ちゃんへのキモチは「恋」とは違
う。
このコに感じるのは、熱さではなく、温かくてほんの少し切なくて、それでいて優しくて
……。
優しい……優しい……。
「優しい」……なんだろう?
こんな気持ちは初めてだ。
ずっと、彼女の無事を祈りながら……そして、彼女を抱きながら、何にも代えがたいこの
キモチをなんと呼ぶのか考えていた。
そうしてある時、やっと気が付いたんだ。
痛みを堪えながら必死にぼくを受け入れ、それでも尚、ぼくと一つになれて「幸せ」と言
ってくれた真宵ちゃん。
あの時、ぼくは彼女を愛おしく思ったんだ。
……そうだ。
この温かくて切なくて優しい気持ちは「愛おしい」というキモチなんだ。
このコが……真宵ちゃんが愛しくて愛しくて仕方がない。
そう認めてしまえば、それまでの胸のつかえが下りていく。
ぼくにとって、真宵ちゃんはいつも隣にいるのが当たり前で。
時には迷惑なほどの暑苦しさをもたらし、見上げれば目を開けられないほど眩しくて。
いつだってぼくを見守り、進むべき道を照らし、時には闇を払い、落ち込んだ時にはぼく
を温め、そして明日への活力になってくれる。
無くてはならない、そんな太陽のような女の子。
それがぼくの真宵ちゃん。
愛おしさを込めて彼女を見つめれば、ご馳走を食べている夢でも見てるのだろう。
にんまり笑いながらモグモグと口を動かしスヤスヤ眠るキミを、力いっぱい抱き締めた。
キミの隣の太陽のあたる場所で、この胸いっぱいに抱きしめた。
以上です。
途中、連投に引っ掛かったのでID変わってます。
長文で失礼しました。
朝一良いもの見させてもらいました!gjgj
真宵ちゃんが可愛くって、らしくって良かったー!
さつまいもで笑ってしまいました。
長っw
昨日今日と力作が続くな
サツマイモのようにホクホクとあめーーー!ニヨニヨが止まらん。
しかし考えてみれば、冤罪救出や、拉致監禁救出、窮地の彼女の為に吊り橋落下とか、
ことごとくフラグなのに、ことごとくスルーされてるよなぁ。
公式側が明確にくっつけない方針なんだろうな
そこが妄想の余地があって楽しかったりもどかしかったり
>>752 乙
>>750 ナルマヨは公式にあまり期待してはいけないからな
ついでにミツメイは稲葉さんが退社してしまったのが痛い
正式にくっついてくれればナルマヨ好きとしては嬉しいが、なんとなく今の関係を持続してるぐらいでもいいな
妄想の余地があるのは矢張り嬉しいし、ナルメイやナルアヤも好きだからさw
うん。どのカプも公式はいらないや。
>>720 GJGJGJGJ!
ラーメン吹いたwww
真宵カワエエ(*゚∀゚)=3ハァハァ
明確にくっつくと、弁護士と助手というスタイルが変わってくる。
ナルマヨの場合は逆裁の雰囲気的にかなり重要だから、イメージをくずしかねない。
けど恋愛フラグはオフィシャルで立たなくても、
代わりに2人の場合は信頼関係がちゃんと確立していくから、
原作内でくっつかなくてもニヤニヤする。
という訳でGJ!!
自分2-4好きなんだ。その後の話が見れて良かった。
ロウシナGJ!!!
文章が大好物で、ハアハアしたよ…ヽ(´∇`)ノ
ほのぼのナルマヨ良いな〜。
つーかナルホドの部屋カオス過ぎと思ったらなるほど逆転裁判ネタでワロタ
gj!!
ナルマヨGJ
読んでるこっちまで幸せな気分になりました
やっぱなるまよみつめいは人気高いな
他の組み合わせと反応が段違いで笑える
ナルマヨ好きな人が多いんだなあというのはわかる。
別に笑えはしないが。
需要と供給が抜きんでてるってことだよ。
他カプを排斥したりはしゃぎすぎなければ無問題。
どのカプも受け入れてるのがここのいいところだ。
ナルマヨは検事でワンシーンしか出てないにもかかわらずこの盛り上がりだし、
次のシリーズに正式に出た日には大変な事になりそう。
自分はどんと来いだが。
むしろ出番が少ないからこそ補完欲が湧くんでない?
ナルマヨがここまで突出した人気になったのも4以降だし
じゃあミツメイは検事であれだけ爆弾投下のされたのに、
さほどミツメイだらけにならないのはそういう理由なんかな?
それか今は御剣や冥好きは個別のピンク板に居てるからかな。
カップリング傾向強い人はここ
キャラ単体で好きな人はあっち
キャラサロン板にも御剣と冥のスレ立ってるんだね
スレ立って数日だけど凄く盛り上がってるw
あっちもエロ話、カプ話や小説投下OKみたいだ
御剣スレはホモネタも多いけどメイミツネタも多いな
真宵も立てて来た
ヒカルくん×ヒメコが読みたい。
ヒメコがドキーン☆ガンバ!ってなってると尚良い。
ミツミク読みたいなあ。
読みたいならまずはこんなのがいいという萌え語りからはじめようぜ!
そこからネタが出てきたりするんだからさw
御剣の執務室って元は一条検事の執務室だったんだよね?
ミクモも昔部屋に入ったことあるんじゃないかと思った。
何が見たいかというと執務室でミツミクエロ
一条は職場に子供連れ込むような親かどうか
そこが問題だ
あまり深く考えなくてもいいんじゃないか?w
職場に子供連れて行く理由なら何ぼかあるだろ
ミクモが行きたいってダダこねたとか、小学生の社会見学で
お父さんの職場をみようとか
御剣とミクモ何かの?運命みたいな縁があって萌えるわ
>>768 メイミツの人たちの過激な妄想に脱帽したw
あの色んなネタの中の一つくらいでいいからSSにして
こっちに投下してくれないかな。
検事やっとクリアした。
バドウとカズラに萌えた奴はいないか。
四章の香水のくだりに、何やってんだと妄想したのはここだけの秘密だ。
ヤタガラス3人でなにか読みたいな…
ヤタガラス三人いいな。
三人の年齢差ってどうだったっけ、おやっさんが定年の七年前だから53?か。
おやっさん 53
一条 40 10歳の娘有
葛 自称22
>>782 「自称」と言われると鯖読み疑惑を掛けたくなるな
それにロウがショック受けてたりしたらバロスw
>>783 「狼子曰く、“年月は刹那にしかず” 女性はいつまでもお姫様ですよ」
本編のロウのセリフより。
ロウ×ミクモやロウ×オバチャンの可能性と聞いて
ロウ×オバチャンはねーよw
ないとか決めつけんな
女性はいつまでもお姫様と言うとるだろーが!
ロウは年長の相手は敬うタイプかもしれんぞ。
相手が悪人は別だが。
>>783>>784 2,3歳くらいならともかく10以上誤魔化されてたら
さすがの狼も一瞬顔を引き攣らせると思うw
22で複数の企業の顧問弁護士って葛どんだけ天才やねん
いや逆裁シリーズは天才のオンパレードだけど
というわけで葛は少なくとも3才は鯖読んでるに一票
葛スレでやれ
年の差カップルも好きなので無問題
逆裁は年の差男女多いよな
タメカプいたっけ?
ナルアヤ・・・は同学年?ひとつ違いだったか