●ソウルイーターでエロパロ・3●

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1名無しさん@ピンキー
容量オーバーになっちゃったので立てました。
こちらに続きをupします。
2名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:08:26 ID:PXMTNUam
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |
3名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:15:33 ID:biGPbPjn
〜前回までのあらすじ〜
実は結構エロエロだった死武専の生徒たちの夜。
そんな事実を知って大いに慌てる我らがマカちゃん。
ソウルに何かしなくては・・・!
しかし優等生であり、真面目な本ばかり読んでいたマカにとってそれは
あまりに過酷な試練であった!
果たしてマカはエロを理解し、ソウル君を喜ばす事が出来るのか!?
頑張れ、僕らのマカちゃん!!

4名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:16:18 ID:biGPbPjn
7
家に着き、マカはソウルがまだ帰ってないことを確かめた。
マカ「もう、やるしかない・・・!」
ママのような立派な鎌職人になる。
それを目指し今日まで頑張ってきたんだ。
自分の武器をメンテナンスする事は職人として当たり前の事じゃない!
マカはそう自分に言い聞かせ、部屋で着替え始めるのであった。

マカ「裸エプロンなんて楽勝楽勝!だって前は隠れてるんだし!
   胸の大きさも関係ないし!」
マカは裸エプロンになった自分の姿を恐る恐る姿見に映した。
マカ「いや、ないわこれ・・・///」
これもう裸じゃん!
皆こんな格好して料理してるの?
恥ずかしいし、心もとないし・・・
マカ「やっぱ、やめようかな」
マカはの決心は早くも揺らぎ始めた。

ブレア「やっほーマカー!」
マカ「げっ!!」
ブレアがいつもの調子でマカの部屋のドアを開けたのだ。
ブレア「マカ・・・」
マカ「違う!これは・・・その」
ブレア「それって裸エプロン!?ソウル君のために!?」
マカ「いや、あのね、着てるもの洗濯しちゃって・・・」
ブレア「マカぁ、すっごい可愛いよぅ!」
マカ「そ、そうかな///」
背後に回ろうとするブレアを避けつつ、マカは必死で応対した。
ブレア「マカ、やっとヤル気になったんだね。偉いぞ!」
マカ「う・・・うん、でもどうだろ?」
ブレア「これでやっとブレアも肩の荷を降ろせるよ〜」
マカ「え!?」
ブレア「ソウル君のお世話、大変だったんだよねぇ」
マカ「なんのこと!?」
ブレア「パパさんから頼まれてたの!マカちゃんの変わりに、ソウル君のお世話してくれって」

マカ「なっ、なにそれ!」
ブレア「でもでも、マカがその気になったならブレアもお役御免だね」
知らなかった。
そうか、だからソウルは言い寄って来なかったのね。
あんのエロ親父・・・!
ブレア「パンプキンパンプキン〜ほい!」
ふいにブレアが魔法を使った。
するとマカの平均的なサイズのエプロンが、ギリギリ見えない極小エプロンに変化した。
しかもフリルまでついた。
マカ「ちょっと!ブレアぁ!」
ブレア「そっちのが可愛いよ!ソウル君も喜ぶって」
マカ「うぅ〜///」
ブレア「それじゃあ、今夜は私邪魔よね!頑張ってねマカ!」
マカ「ちょっと!ブレア!」
ブレアは猫の姿に戻ると、窓からさっと出て行ってしまった。
マカ「どうすんのよ・・・これ」
5名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:16:54 ID:biGPbPjn
8
マカは大きなタメ息をついた。
そして決意を固めたのだった。
ソウルが今までブレアに夜のお世話をしてもらっていたという事実。
これがなにより、女としてのプライドを傷つけたのだ。
マカは意を決して部屋から出た。
そして台所にたち、料理を始める。
マカ「大丈夫、恥ずかしくない、怖くない、寒くない、減るもんじゃない!」
マカは念仏を唱えるように自分に言い聞かせた。
マカ「そろそろ、帰ってくる頃かな・・・」
次第に心臓が高鳴る。
マカ「大丈夫、みんな、みんなしてる事なんだからね。
   私だって女だし。
   女の子の裸見て喜ばない男子はいないよね・・・多分」

ガチャッ
ソウル「ただいま〜っと」
玄関ドアが開く音が聞こえ、ソウルが帰ってきた。
マカの心臓がこれまでになく高鳴り始める。
緊張で目の前がクラクラする。
あと、数歩でソウルがリビングに辿り着く。
マカ「大丈夫、恥ずかしくない、怖くない、寒くない、減るもんじゃない!」
きっと、ソウルだって喜んで・・・待てよ。
もし。
もし、ドン引きしたら?
色気ゼロのルームメイトがキッチンで1人裸エプロン・・・
しかもこれ見よがしにフリル付きの小さいエプロンまで着こんで。
ソウル「うわ・・・きっついな」
とか言われたらどうする?
もう一生立ち直れない!
いや、大丈夫!きっと大丈夫!
でも、いや・・・あぁ、でも!
ソウル「マカ〜帰ってるか?」

ソウル「・・・・」
マカ「・・・・」
6名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:17:28 ID:biGPbPjn
9
ソウル「あれ?マカ部屋に居るのか?」
マカ(無理でしたー!)
ソウル「げっ!おい、鍋に火付けっぱなしじゃねえか、危ねえな!」
マカ「ご、ごめん・・・」
マカは部屋の扉越しに言った。
ソウル「取りあえず消しておくぞ?」
マカ「う・・・うん」
ソウル「ていうかさ、お前料理中に何してんの?」
マカ「うん」
ソウル「なんで出てこねぇんだよ?」
マカ「それは・・・ねぇ、ソウル?」
ソウル「なんだよ?」
マカ「もし、もしだよ?私が今さ・・・」
ソウル「だから何だよ?」
マカ「その・・・裸エプロンだったらどうする?」
ソウル「っ!!」
空気が固まった。

マカは扉越しにソウルの気配を伺った。
静寂。
何の音もしない。
マカ「ソウル?」
マカは扉を少しだけ開き、顔だけ出した。
そして、そこには信じられない光景が広がっていた。

マカ「ソウル!?何してるの?」
ソウルはマカの部屋の前で土下座をしていた。
その姿はまるでこれが土下座の正しい姿ですと言わんばかりの姿勢だった。
そして、小刻みに肩が震えているのだった。
マカ「ソウル・・・?」
ソウル「見たいです」
マカ「!?」
ソウル「マカの裸エプロンが、見たいでふ・・・」
その声は、震えていた。
その姿に、マカは自分が恥ずかしくなった。
ソウルはこんなに自分の裸エプロンを待ち望んでくれていたのに、余計な心配ばかりして・・・。
マカ「い、いいよ・・・」
マカは覚悟を決め、扉から自分の姿を現した。
ソウルはプルプル震えながら、ゆっくり顔を上げた。
そして、ソウルの視界に裸エプロン姿のマカが入っていった。
7名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:17:55 ID:biGPbPjn
10
マカはエプロンの袖を伸ばし、目線を逸らせながら聞いてみた。
マカ「・・・ど、どうかな?」
顔から火がでそう。
マカは思った。
言葉では聞いていたが、体感したのは初めてかもしれない。
ソウル「とても・・・とても・・・クールです・・・くっ!」
ソウルは目を閉じ、眉をしかめ、下唇をかみしめ涙を流した。
マカ「ソウル?なんで泣いてるの?」
ソウル「うっ・・・くうっ・・・ゲホっ」
マカ「ソウル!?」
マカはソウルの元に駆け寄った。
ソウル「★が言うんだ・・・昨日は椿にあれしてもらっただの何だのって・・・
    キッドが言うんだ・・・姉妹にシンメトリーに攻めてもらうんだって・・・
    それで、それでお前の所はって?
    オレ、オレ・・・っ!」
マカの瞳にも一筋の涙が流れた。
ソウル「毎晩、ブレアが無理矢理オレの精子搾っていくんだ・・・オレ、辛くてさ・・・」
床にはソウルの流す涙がポタポタと落ちていった。
マカ「ごめんねソウル、私がもっと早く気付いてれば・・・ゴメンね?」
ソウル「いいんだ、マカ。ありがとうな・・・恥ずかしかったろう?」
マカ「ううん、いいの。ソウルが喜んでくれれば、それでいい・・・」
ソウル「マカ・・・本当にありがとう」
ソウルは涙を拭いながら手を差し伸べた。
マカ「うん」
マカはその手に両手を添えた。

その次の瞬間。
マカの両手は紐でがっちり結ばれた。
マカ「・・・・何?これ??」
ソウル「ソウルのSはドSのS・・・」
ソウルがボソリと呟いた。
ソウル「マカのMはドMのM・・・」
マカ「な、何言ってるの?ソウル?」
ソウル「だろっ!?」
ソウルは顔を上げた。
その目は充血し、瞳孔は開き、狂気に支配されていた。

マカ「あ・・・あ・・・あ・・・」
マカはソウルの尋常でない表情に恐怖を感じた。
ソウル「そりゃよっ!」
ソウルはマカの背中を蹴りつけ、床に頭を押し付けた。
ソウル「もっとケツ上げろコラっ!」
マカ「いや!止めてソウル!」
次の瞬間、床に強烈な音が響く。
驚いて振り向くと、ソウルの手には大きなムチが握られていた。
ソウル「プレイ用のムチなんてクールじゃないぜ」
再び床をムチで叩きつける。
マカ「ひっ!!」
ソウル「やっぱ本物は違うよなぁ!」
マカは恐怖のあまり、全開になったお尻の事などもはや気にもしなかった。
ソウル「どんなシチュがいい?そうだな、若妻のお仕置きって事にするかぁ?」
マカ「ソウル、お願い止めて・・・!」
マカの全身から汗が噴出す。
体が小刻みに震え出した。
ソウル「キレイな尻だ、マカ・・・これからこの尻に毎日愛の証をつけてやんよ!」
マカ「あ・・・あぁ・・・」
ソウル「じゃあ行くぜっ!そらよっ!!」
ムチが天井高く舞い上がり、マカのお尻に向かって振り下ろされた・・・
8名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:18:34 ID:biGPbPjn
11
マカ「止めて・・・痛い・・・熱いよ・・・止めて・・・!」
ソウル「おい、マカ!」
マカ「言う事聞くから・・・もう、止めて・・・」
ソウル「マカ!」
マカ「痛い・・・あ、あれ・・・?」
ボヤけた視界に自分の部屋の天井が見えた。
体が熱い。
全身に汗をかいている。
体の節々に痛みを感じた。
ソウル「目が覚めたか?」
ソウルが心配そうに顔を覗きこんだ。
先ほどの狂気に満ちた表情は微塵も感じない。
マカ「・・・?」

ソウル「覚えてないのかよ?お前、今朝ぶっ倒れたんだぜ」
マカ「え・・・?」
ソウル「風邪だってよ」
マカ「風邪?」
ソウル「着替えは椿がしてくれた。シュタインが注射して薬も置いていってくれたから」
マカ「えっと・・・」
ソウル「ほれ、水飲め」
そういえば喉が焼きつくように渇いている。
ペットボトルを渡されるが手元がおぼつかない。
ソウル「しょうがねえな」
ソウルが水を飲むのを手伝ってくれる。
ソウル「じゃあ薬も飲んどけよ」
どうやら、ひどい熱があるようだ。
9名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21:19:04 ID:biGPbPjn
12
ソウル「38度5分か・・・まだまだ安静にしてなきゃだな」
マカ「ごめんね、ソウル」
ソウル「馬鹿、自分の職人の面倒見るくらい当然だろ?」
マカ「!」
ソウル「じゃあもう寝ろ、オレ今夜はリビングにいるから。
    なんかあったら呼べよな」
マカ「うん・・・」
ソウル「よし」
ソウルは静かに部屋から出ていく。
マカはクラクラする頭で夢の内容を反芻した。
マカ「変な夢みた・・・」
あれが夢で、本当に良かった。
マカは安心し、再び眠りについた。

2日後。
晴れ渡った空の下、元気に仲間たちと肩を並べて歩くマカの姿があった。
椿「でも良かったわね、すぐに元気になって」
マカ「その節はお世話になりました」
★ 「マカでも風邪ひくんだな」
マカ「どういう意味だコラ」
リズ「よし、マカの復活記念にメシでも食い行くか?」
パティ「行こう行こう!」
マカ達は街へとくり出して行った。

マカは椿と共に、皆とは少し遅れて歩いていた。
前方で賑やかに歩く仲間たちの姿を見ながら、ふとあの夢の事を思い出した。
酷い夢だったけど、一つだけ学ぶ事がある。
マカ「ねぇ椿ちゃん?」
椿「ん?」
マカ「椿ちゃんはさ、★になんかお礼とかご褒美をあげる時どうする?」
椿「え、ご褒美?」
マカ「うん、ほら、ソウルに迷惑かけちゃったから、その・・・」
椿「あぁ、そうね・・・★には好きな料理作ってあげるの。山ほど!」
マカ「あは、★らしいね」
椿「あと、時々だけど・・・」
マカ「え?」
その時、風が吹いた。
木の葉達がざわめき、木漏れ日を揺らした。
ソウル「おい、何してんだ?皆行っちまうぞ」
椿「あ、は〜い」
マカ「・・・」
椿「ほら、マカちゃん」
マカ「・・・うん!」
椿が何と言おうとしたのかは解らなかった。
ただ、ほんの少し頬を赤らめた気がした。
空は相変わらず晴れ渡り、快晴そのものだ。
時々吹く風が、季節の変わり目を感じさせてくれた。

終わり

エロかった・・・かなぁ?
10名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 00:43:45 ID:wHBPlg/p
新作キター!
11名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 04:21:09 ID:syBRJjY9
作品を投稿してくれる気持ちはありがたいが、テンプレも無しに立てるのはどうかと思う
>>1だけじゃまるで専用スレみたいになってるぞ
12名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 09:28:41 ID:AcPyjCR5
>>11
あ、なるほど…
勝手が分からなかったもんでスマソ。
こういう場合は作り直した方がいいのであろうか?
13名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 11:02:12 ID:wHBPlg/p
まぁもう>>1専用みたいになってるし。いいんじゃね?
それはそうと乙!微妙なエロさがまたいい!
14名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 12:56:14 ID:WjknBhub
ソウルイーターのエロパロは2005年から始まった…!
神職人・神ネタ師・狂気感染したい、させたい人、お待ちしております。

◇前スレ:●ソウルイーターでエロパロ・2●
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226146422/

◆過去作品保管所
http://souleaterss.web.fc2.com/

◆角煮
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1219431235/

◆避難所(雑談歓迎)
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1225008746/

◇過去ログ
●ソウルイーターでエロパロ●
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207388698/
15名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:59:47 ID:AcPyjCR5
↑なるほど、これが必要だったのですね。
ご迷惑おかけしましたorz
16名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 12:53:32 ID:dRxCecZ+
容量見て投下しようぜ!な!
あとこれも追加。

【ソウルイーター】クロナをいじ愛でるエロスレ・screech3
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1239338531/
17名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 12:55:33 ID:dRxCecZ+
ごめん追加。
まとめサイト更新乙です!好意でやってもらっていることだしまったりがんばってください。
18名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 18:18:14 ID:bap6rwkS
ところで次回作はまだなのかな?
19名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:32:57 ID:Uu+CPP3Z
ご無沙汰しとります。新作upします。
GW中に書いたGWをテーマにしたアホパロです。
これがまたさっぱりエロくないのでごめんなさい。
20名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:35:37 ID:Uu+CPP3Z
1
GW2日目。
雨雲に遮られた朝日が、下半身のみ完成したパズルの犬を照らした。
徹夜で作ったのに、これじゃ可愛くもなんともねぇ。
外では相変わらず雨が降り続けている。
今日は連休2日目・・・まだ2日目だ。
ソウル「・・・朝飯でも食うか」
マカが居なきゃ何も出来ないって訳じゃねぇ。
オレはヤカンに火を掛けた。
ソウル「・・・紅茶の在りかが分からねぇ」
でもほら、朝食も作れたし。
ソウル「・・・でも何かマズイな」
これマカが作ったなら文句も思いきり言えたかもな。
(いや、言ったら殺されるよな。止めておこう)
一緒にいるときは窮屈に思えるけど、
やっと自由を手に入れたと思ったら・・・
ソウル「今日も暇だな・・・」
“じゃあ行ってくるね”と言ったマカの気持ちはわからねぇけど。
いつもより眺めがいい、左に少し戸惑ってるかもな。
もしマカに1つだけ強がりを言えるのなら
ソウル「寂しいなんて言わねぇぞ!絶対!!」

正直、GWを馬鹿にしてたぜ。
たかが4連休じゃねえか。
そんなものにバタバタするのはクールじゃねぇ。
だがオレはこの4連休てのを舐めていた。
だから何の予定も考えていなかった。
マカは母方の実家に泊まりに行った。
あいつ一人娘だから爺さんと婆さんからベロベロに可愛がられてるんだと。
ブレアは仕事仲間と一緒に慰安旅行だ。
★と椿は椿の実家に泊まりに行った。
結婚でもするのかお前らはっ!
キッドは芸術観賞の旅に出た。
シンメトリーマニアめ。理解出来ねぇ。
リズとパティは姉妹で水入らずの旅行へ行ってる。
悪さしないといいんだけどな。
その他いつも遊んでる連中は皆何処かへ行ってしまった。

だからオレはこうやって、1人で家に居る。
外はデスシティにしては珍しく雨だ。しかも大雨!
つまり何が言いたいのかっていうとだな・・・
退屈なんだ。ものっ凄く!!
21名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:36:18 ID:Uu+CPP3Z
2
GW1日目
何かとうるさいマカが居ないんだ。
家で4日間1人というこのフリーダムを精一杯満喫してやるぜ!
オレは普段出来ない事を精一杯やった。
まず思いついたのは大音量でエロビデオを見る事だ。
ソウル「いやっほぉぉぉ!!」
オレは盛大にオナニーした。
だがそれは10分程で終わった。
ソウル「・・・何やってんだろ、オレ」
しかも虚しくなった。
気を取り直して次に思いついたのは、思いっきり歌う事だ。
ギターを片手にオレは歌いまくった。
もう、声を嗄らして歌いまくった。これは結構面白かった!
しかし脳内でライブ会場の客をヒートアップさせまくってた時、
ピンポーン!
ソウル「・・・はい?」
隣人「あのぅ、隣で子供が寝ているもので・・・もう少し静かにしてもらえませんか?」
ソウル「あ、すんません・・・」
こうしてオレの脳内ライブは終焉を迎えた。
あっけない幕切れだった。
ソウル「ゲホ!ゲホ!う、ゲホ!」
しかも喉が痛ぇ。

その後、オレは腹が減った。
しかし外は雨。
わざわざ買いに行くのも面倒だから買い置きのカップ麺で我慢する事にする。
その時、閃くものを感じた。
ソウル「・・・よし、やってみるか!」
一度やってみたかったんだ。
カップラーメン二本立て!!
3分後、満を持してオレは豪快に麺を啜った。
ソウル「ボフォ!!ゲホ!ゲホ!う、ゲホ!」
オレは豪快に咽た。
正直死ぬかと思った。
オレは慌てて水を飲むため台所に行こうとした。
ガタン!!
その時、膝に何かが当たった。
ソウル「あ、あ〜〜〜!!」
カップ麺の一つが転倒し、中身が零れ悲惨な状況になっている。
ソウル「くそっ!あぁもう!!」
オレは慌ててカップに麺を戻そうとするが熱くてしょうがない。
結局、零れたカップ麺の後始末に10分も掛かった。
無事な方に手を出す頃には、デロデロに伸びていた。
ソウル「・・・はぁ」
なんだかとってもアホ臭せぇ。
こんなの、全く持ってクールじゃねぇ。
22名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:36:49 ID:Uu+CPP3Z
3
雨のせいでテレビは極めて映りが悪い。
家もケーブルにするべきだ。いい加減。
オレはテレビを消し、ソファに横になった。
ソウル「暇だなぁ・・・」
外は相変わらずの雨。
出かける用事もなければ、気力もねぇ。
ついでに金もねぇ。
今度マジで実家からスーファミ持って来よう。
そんでストUでマカをフルボッコにしてやる。
正月に連戦連敗した記憶が蘇る。
ソウル「くっそ・・・マカめ・・・!」
今度は負けねぇ。
なんせオレ様のガイルは近所でも最強の・・・

ソウル「・・・んあ」
どうやら眠っていたらしい。
時計を見ると1時間程眠っていたようだ。
まだ午後3時・・・。
外は相変わらずの雨。
こんな退屈な時間が後3日も続くのかと思うとゾッとする。
このままじゃいけねぇ!
何か・・・何かないのか・・・!
ソウル「あ、そうだ!」
時には本でも読んでみよう。
クールな男だって時には本も読むよな。
オレは悪いなと思いつつ、マカの部屋に入った。
相変わらず小奇麗な部屋だ。
さすが優等生。
オレは本棚の前に立つ。
ソウル「おぉ・・・!」
ハードカバーの本がズラリと並んでいる。
しかしタイトルだけでは何が何だかサッパリだ。
試しに一冊手に取ってページを捲ってみる。
ソウル「・・・字ばっか。挿絵の一つもねぇな」
みっしり活字が並んでいる。
あいつはこれを飽きもせずに永遠と読んでるのか・・・!?
何かの病気なのではないかとオレは心配になった。
23名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:37:26 ID:Uu+CPP3Z
4
それでもオレは1ページ目から我慢して読み続けた。
べズウーなんとか伯爵の遺産が何たらかんたらの所までは読んだ。
そこで気力が尽きた。
まず、登場人物多すぎ!
名前わかり難過ぎ!
話しの内容地味すぎ!
はっきり言ってこれは拷問だ。
なのにあいつはこれを読んだ訳だ。変態か?
なんていうか・・・他人の趣味は理解出来ねぇ。
ソウル「マンガとか無いのかな・・・?」
再びマカの部屋の本棚を調べる。
しかしどれもこれも活字ばかりだが・・・おっと?
ソウル「これマンガじゃん!しかも何巻もある!」
良かった!マカも人間だった!
これで暫く時間を潰せるぜ!

ソウル「ふぁ〜〜〜〜あ・・・」
マンガはマンガなんだけどな。
何だかテーマが壮大というか神秘的というか・・・。
人間て愚かなのね、というのがひしひし伝わってくる。
しかし一冊読み終わると何だか凄く疲れた。
だって、これってバッドエンドじゃん。
結局この鳥はなんなの?敵?味方?
もっと解りやすくしてくれよ。
マカはこんなマンガを嬉々として全巻揃えたのか・・・
やっぱアレだな・・・他人の趣味は理解出来ねぇ。
とりあえず、寝よ。
24名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:37:56 ID:Uu+CPP3Z
5
・・・電話がなっている。
誰だよ、せっかく気持ちよく寝てたのに。
時計を見るともう夜の8時だった。
部屋は真っ暗になっている。
結構寝てたんだな・・・。
ソウル「もしもし?」
マカ「あ、ソウル?私だけど」
ソウル「おう・・・何?」
マカ「何って、ちゃんと生きてるか心配してあげてるんじゃない!」
ソウル「生きてるよ、そっちはどう?」
マカ「うん、楽しいよ!今日ねヒルトンホテルで夕食だったの!」
へぇ・・・
マカ「お昼はね、アウトレットでお買い物して・・・あ!
そこで超かわいいワンピが売ってて!」
そうかいそうかい。マカはとても充実したGWを送っているんだな。
マカ「じゃあ、そろそろ切るよ?」
ソウル「え・・・!?」
待ってくれ!まだ切るな!もっと、もっと話を聞かせてくれ!
ソウル「待てって!」
マカ「何・・・?」
ソウル「えっと!あのさぁ、いや・・・」
マカ「はは〜ん、私が居なくて寂しいんだ?」
ソウル「はっ!?違ぇし!何言ってやがる!?」
マカ「じゃあ何よ?」
ソウル「いや、実は結構暇でさ・・・悪い、本借りた」
マカ「ふーん、まぁ別にいいけど。何読んだの?」
ソウル「えっと・・・ロシアのトルなんとかの意味不明な小説と、
鳥が出てくる難しい漫画」
マカ「なんじゃそりゃ?」
ソウル「なんか暇潰せるものねぇの?」
マカ「う〜ん・・・あ、パズルが私の部屋の押入れにあるよ」
ソウル「パズルか・・・押入れ開けていいのかよ?」
マカ「嫌だけどいいよ。漁らないでね?」
ソウル「漁らねぇよ」
マカ「漁ったらマジでぶっ飛ばす」
ソウル「だから漁らねぇって」
マカ「うん、まぁその辺は信じてるから」
・・・その割には念を押したな。
マカ「じゃあ、もう切るけど、ちゃんと生活しなきゃダメだからね?」
ソウル「おう」
マカ「3食きちんと食べてね?」
ソウル「あぁ」
マカ「歯磨いてから寝るのよ?」
ソウル「わかったよ」
マカ「お風呂も入らなきゃダメだからね?」
ソウル「わかったって」
マカ「うん、じゃあお休み」
ソウル「・・・はいよ」
お前はオレの母ちゃんかっ!?
25名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:38:25 ID:Uu+CPP3Z
6
深夜2時。
マカの部屋から持ち出した犬のパズルを続ける。
パズルは絵画、ヨットの写真、都市の夜景などがあった。
どれも完成させようという意欲が湧かないものばかりだ。
おまけにピース数が多く難度が高い。
頼むからセクシーな姉ちゃんのパズルとか買っとけよ。
それでも退屈には勝てず、結局この時間だ。
ソウル「ふぁ〜〜〜〜あ!」
変な時間に寝たから全然眠くならねぇ!
えっと・・・このピースは犬の・・・犬の何処だ?何処だよ畜生!
ソウル「あぁ!もうヤダ!ヤダ!ヤダ!ヤダ!」
オレは床でのた打ち回った。
こんなの、こんなの全然クールじゃねぇ!
ソウル「取りあえず、顔でも洗うか・・・」
オレは洗面所へと向かい、鏡で自分の顔を見てみる。
すると・・・鼻から何かが出ている。
オレはそいつを引っ張ってみた。
ソウル「これは・・・昼飯に食った麺か」
咽た時から今に至るまで鼻から出てたんだ。
ずーっと・・・
ソウル「あははははははは!!」
オレは腹を抱えて1人大笑いした。
ソウル「あははは・・・ははは・・・」
あれ、目から汗が出てくるよ・・・不思議だなぁ。
前がよく、見えないや・・・。
26名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 03:38:53 ID:Uu+CPP3Z
7
GW?日目
意識が朦朧とする。
何故か何も思い出せない。
今日はGW何日目だろう・・・?
確か何日目かの夕方から熱が出て・・・リビングでぶっ倒れて。
そのままどのくらい時間が経っただろう?
体が動かねぇ・・・オレ、このまま死ぬのか?
腹が減った・・・何か食いたい。
いや、それより誰かと話したい・・・!
ソウル「マカぁ・・・!」
呼べば、応えてくれる気がした。
ソウル「★ぁ・・・!」
いつもの調子で何処からか現れる気がした。
ソウル「キッドぉ・・・!」
いつものすまし顔で来てくれる気がした。
ソウル「椿・・・リズ・・・パティ・・・クロナぁ!」
誰でもいい・・・!誰か!
誰かオレと話をしてくれぇ!

ソウル「がはぁ!ゲッホ!」
凄まじい喉の渇きで、オレは目を覚ました。
このまま水を飲まなければ、オレは本当に死ぬ・・・。
オレは最後の力を振り絞って冷蔵庫へと向かった。
確か、冷蔵庫にペットボトルが一本入っていた筈だ。
床を這い、なんとか前進する。
体を動かす度に意識が遠のく。
だがここで気を失えば、待つのは死!
それでもオレはなんとか冷蔵庫の前にやってくる。
ソウル「う・・・くっ!」
何とか冷蔵庫の扉を開き、重たいペットボトルの水を取り出す。
ソウル「はぁ、はぁ、はぁ・・・やったぜ」
震える指でキャップを外す。
これで・・・助かる・・・!
ガタン!
しかし、今のオレには重たいペットボトルを口へ傾ける力は残されていなかった。
ソウル「そんなぁ・・・」
ただでさえ半分も入っていなかった水が床に広がっていく。
ソウル「う・・・うぅ」
そこで顔を上げる気力もなくなった。
オレは・・・ここで死ぬのか。
ソウル「なんだか・・・とても疲れたよ、マカラッシュ」
オレは静かに瞳を閉じた。
27名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 14:10:03 ID:Uu+CPP3Z
9
久しぶりのデスシティだ。
たかが4日振りなのに、ずいぶん来てなかったような気がする。
マカ「ソウル、元気でやってるかな?」
私は意気揚々と家へと歩き出した。
ソウルの好きなお菓子も買ってきたし、きっと喜ぶぞ。
私は玄関の前に立ち、鍵を開ける。
よーっし、思いっ切り“ただいま!”て言ってソウルを脅かそう!
私は勢いよく玄関を開けた。
マカ「ただい!・・・ま?」
部屋は、明らかに異常だった。
もう何日も窓を開けていないかのように、空気は篭っている。
ソファには人の顔が描かれた画用紙が並んでいる。
何故かテーブルには数人分の食器が並んでいる。
床にはパズルのピースが散乱している。
マカ「何なの・・・これ?」
そして私は、冷蔵庫の前に転がる物体に気が付いた。
マカ「ソウル・・・ソウル!!」
ソウル「・・・」
私は慌ててソウルを抱き起こした。
その顔はまるで別人のようにやつれている。
マカ「どうしたの!?いったい何が起こったの!?」
ソウル「・・・モゴモゴ」
私はソウルが何かを口に含んでいる事に気が付いた。
ふとソウルの手を見ると、何かが握られている。
マカ「・・・サクマドロップの缶?」
はっとして中身を出してみると・・・
マカ「ソウル!これドロップやない!オハジキやないか!」
ソウル「・・・蛍はなんですぐ死んでしまうん?」
ソウルは意味不明な事を呟き、気を失った。
私は慌てて救急車を呼ぶのであった。

―― こうしてオレは助かった。
まぁ、運が良かったんだな。
今回、人生最大のピンチを通して学んだ事が一つだけある。
大型連休を馬鹿にしちゃダメだ。
ある程度予定を組んで、お金も貯めておくべきだな。

本当に、本当に死ぬかと思ったから。
もう寂しくないなんて言わねぇよ、絶対!

終わり
途中アク禁くらってしまいました…
28名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 12:25:39 ID:MZymKymS
乙!いつの間にか新作きてたwwwソウル切ねぇwww
29名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:05:16 ID:GHQ6MlT0
聖職者ジャスティンがマカを性欲の虜にして狂気に引き込むのとか、どうよ?
30名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:07:03 ID:iDR2we8v
マカ受けっていまいち燃えないんだよな〜
なんでだろ
31名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 19:41:18 ID:RLyvQJ+K
お前が萌えないなら俺が書く!それがエロパロ!
まぁ今後の展開見つつ書けたら投下するわ
32名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:14:51 ID:sqrJblYJ
過疎ってるなぁ(´・ω・`)
33名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:28:34 ID:9AQNl80a
「キッドの冒険」
1
シュタイン「・・・では今日はここまで。皆さん、気を付けて帰るように」
授業を終え、帰りの支度を始めるキッド。
特に用事もないし、今日はまっすぐ帰るか・・・。
キッドがそんな事を考えていると、ソウルと★がやって来た。
ソウル「キッド、ちょっといいか?」
キッド「ソウルに★か・・・どうした?」
★「ここじゃ話せねぇ。ちょっとツラ貸してくんねぇか?」
キッドはそこで2人の表情を改めて確認した。
それは見たこともない程の真剣な表情であった。
キッドは直感で、これはただ事ではないと感じた。
キッド「いったいなにが・・・いや、いい。行こうか」
キッドは黙ってソウルと★に付いていく事にした。

3人は無言で学校を後にした。
キッド(2人のこの雰囲気、ただ事ではないな・・・。
    まさか、鬼神に関する重大な何かを突き止めたのか!?
    ・・・いや、それならパートナーを連れ出す筈か)
キッド「なぁ2人とも、そろそろ教えてくれないか?いったい何が・・・」
ソウル「キッド。お前、男だよな?」
キッド「え・・・あぁ」
★「だったら、黙って付いて来いよ」
キッド「・・・?」
ソウル「漢には、戦わなきゃいけねぇ時ってもんがあるだろ?」
キッド(・・・わかったぞ!これは喧嘩だっ!
    きっと河原には他校の不良達が屯しているんだ!
    そして、死武専の女子生徒が人質にされているんだな!)
何故かキッドの心は弾みだした。
34名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:29:09 ID:9AQNl80a
2
河原には武器を携えた他校の不良生徒たちが大勢いた。
不良A「おいおい!死武専のガキ共のお出ましだぜ!」
不良B「いい度胸だぜ!ぎゃははは!」
不良C「早くママのオッパイ吸いに帰んなぁ!」
不良達「ぎゃははは!」
女子生徒「ダメよ!殺されちゃうわ!早く逃げて!」
ソウル「やれやれ、呆れた物量だな。こりゃ・・・」
★「なんだよソウル?ビビってんのか?」
ソウル「へっ、誰に言ってんだ?」
★「キッドも悪かったな、付き合わせちまってよ・・・」
キッド「ふ、喧嘩とは関心せんが・・・まぁよかろう」
ソウル「・・・悪いな」
キッド「水臭い事を言うな!俺達は仲間じゃないか。
    産まれた時は違えど・・・死ぬときは、一緒だ!」
3人はお互いの顔を見合わせ、笑みを交わす。
そして、深く頷いた。

--------それが合図だった!
3人「うおおおおおおおおおおお!!」
不良A「やっちまえぇぇぇ!!」
不良達「きえええええええええええ!!」
漢たちのプライドをかけた戦いが、今始まる!
35名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:29:42 ID:9AQNl80a
3
ソウル「キッド・・・おい、キッド!」
★「なにニヤニヤしてんだよ?」
キッド「え・・・あれ?」(いかん、妄想に浸っていた!)
ソウル「着いたぞ・・・」
キッド「え・・・?」
そこは不良達が屯する河原ではなく・・・
キッド「なんだ・・・この小汚いビデオ屋は?」
ソウル「・・・お前ら、覚悟は出来てるだろうなっ!!」
★「おうよ!!ここまで来たらもう後には退けねぇ!」
キッド「ちょ、ちょっと待て!なんだ、ここは!?ここで何をするんだっ!?」
ソウル「決まってんだろ・・・」
★「赤信号、皆で渡れば怖くない」
キッド「・・・!?」
ソウル「エロビデオを買うのよ!!」

キッド「なるほど・・・え!?」
★「やべぇ、ちょっと緊張してきた・・・」
キッド「待て待て!オレはなんで連れて来られたんだ!?」
ソウル「だってよぉ・・・仲間は多い方がよくね?」
★「大丈夫・・・オレは大丈夫。神を越える男だし・・・うん、大丈夫」
キッド「下らんっ!オレは帰るぞ!!」
ソウル「そう言うなよ!お前だって欲しいだろ、エロビデオ」
キッド「うっ・・・いや・・・ゴクリ・・・し、しかし俺達は未成年だ!
    店が売ってはくれんだろ!」
ソウル「へっへっへ・・・ところが大丈夫なのよ・・・」
キッド「なに!?」
ソウル「この間、キリクがここで偉業を成し遂げたんだ・・・
    この店には老眼の爺さんがいるだけ・・・後は解るな?」
キッド「・・・ゴクリ」
死神だ何だと言っても、キッドも年頃の男の子。
そういったものに興味が無いと言えば嘘になる。
キッド「く・・・下らん!!・・・だが、まぁ、見るだけなら・・・///」
ソウル「そうこなくっちゃ!」
★「買える・・・オレは買える・・・オレは神を越えるんだ!」
36名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:30:09 ID:9AQNl80a
4
3人はついに入り口の前に立った。
ソウル「いいか・・・お、落ち着けよ?」
★「早く・・・早く開けろよソウル」
キッド「オ、オレは見るだけ、見るだけだからな!」
ソウル「よ、よし・・・行くぞ!」
カランカランと鐘が鳴り、扉が開かれた。
店内は薄暗く、埃臭い。
入り口脇のカウンターではテレビで高校野球を見ているヨボヨボのお爺さんが1人いた。
お爺さん「・・・いらっしゃい」
3人「ゴクリ・・・!」
3人は意を決し、ソウルを先頭に店へと入る。
なんとかカウンターをスルーし、店の奥へと突き進んだ。
そして、3人の前にメデューサのベクトルアローをも越える強力な壁が立ちはだかった!
ソウル「く・・・!」
★「やっぱりか・・・!」
キッド「なんという威圧感なんだ・・・!」
そこにあったのは毒々しい黒色の暖簾、そして真赤な文字でこう書かれていた。
“アダルトコーナー18歳未満立ち入り禁止”
一同「ぐはぁ!」
あまりの威圧感に3人は思わず吐血したっ!

ソウル「くそ・・・どうする・・・!」
キッド「やはり無理だ・・・出直そう!」
ソウル「そ、そうだな。体制を立て直して・・・」
★「・・・いや、オレは行く!」
ソウル&キッド「★!」
★「オレにもし何かあったら、椿に宜しく伝えてくれ・・・」
ソウル「★・・・馬鹿野朗!お前を1人で死なせるかよ!」
キッド「オレも行く。産まれた時は違えど死ぬときは、一緒だ!」
3人はお互いの顔を見合わせ、笑みを交わす。
そして、深く頷いた。
--------それが、合図だった!
3人「うおおおおおおおおおおお!!」
3人は今、未知の世界へと踏み出したのだ!
お爺さん「・・・なんだかぁ・・・うるさいお客さんだねぇ・・・」
37名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:30:50 ID:9AQNl80a
5
眼前に広がるエルラルドに、3人はただ立ち尽くしていた。
ソウル「すげぇ・・・」
キッド「何という・・・数なんだ・・・」
★「これ・・・全部・・・そうなのか・・・?」
そこは、まさに男の欲望を具現化したかのような世界であった。
この店のほとんどはエロビデオが占めている。
その数や、まさに計り知れない。
ソウル「よ、よし・・・ここまでは作戦通りだ・・・」
★「お、おう・・・そうだな・・・そうだな・・・!」
キッド「あったのか、作戦が」
ソウル「よし、落ち着けよお前ら・・・本当の勝負はここからだ!」
キッド「!?」
ソウル「自分の好みに最もあった至極の一本を探し出すんだ!」
キッド「何!?この中からか!?」
ソウル「しかもあんまり時間が無ぇ・・・制限時間は15分だ!」
キッド「15分だと!?何故だ・・・!?」
ソウル「あんまモタモタしてっと怪しまれるだろ?」
キッド「なるほど・・・」
ソウル「よし、時計を合わせるぞ・・・3、2、1、合わせろ!
    各員健闘を祈る・・・散開!」
ソウルと★は素早く戦場と化したエルラルドへと潜って行った。
キッドはただ1人、その場に取り残されてしまった。

キッド(わぁ・・・どうしよう///
こんな所、父上にはもちろん、リズやパティにも見せられない。
でも・・・せっかくだし、色々見てみようかな///)
キッドは恐る恐る近くにあったビデオを手にとってみた。
肌を露出させたナイスバディなお姉さんが、キッドに優しく微笑みかけていた。
キッド(け・・・結構綺麗な人だな・・・///)
何気なくジャケットの裏を見てみる。
キッド(な!?なんと破廉恥なっ!!
    こ、こんな綺麗な人が・・・こんな事を!?)
キッドはフラフラしながら店内を散策した。
酸欠を起こしたかのように頭はクラクラする。
激しく喉が渇く。
心臓は口から飛び出してしまいそうだ。
もういっそ殺してほしい・・・キッドが逃げ腰になったその時!

続きは明日upします。
38名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 03:34:46 ID:fcZj1tUu
GJ!!キッド好きだから読んでて楽しい。続き、wktkしながら待ってます
39名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 04:58:34 ID:heKT5zmF
職人がいないから、こんなゴミでも投下はありがたい!
とういわけで続きwktk
40名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 05:55:56 ID:9NAQeZBw
キッドが主役な話新鮮wwwktk
期待
41名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 17:22:53 ID:9AQNl80a
6
キッド「な・・・なんだと!?」
キッドは恐る恐る一本のビデオジャケットを手に取った。
“現役死○専生出演!ソウルブレイカー 〜囚われの美少女職人!?〜”
キッド「世界の秩序を守る死武専生がこんな汚らわしいビデオに・・・!?」
その内容はどうやら美少女職人が悪者に囚われ、陵辱されてしまうという内容であった。
キッド「けしからん!・・・実にけしからん!」
そう言いながら脳内でこれを購入する理由をいくつか考え始めた。
詳しく調査する必要があるし、もし本当に死武専生だったら大問題だし・・・
だから決して、決して興味本位で買うのではない!断じて!
キッドは充血した目でジャケットの少女を更に詳しく見てみる。
すると・・・
キッド「・・・どうみても、オバさんじゃないか!」
ホッとすると同時に何故かガッカリするキッドであった。
キッド「ここは心臓に悪いな・・・はやく帰ろぅ・・・ん!?」
ビデオを棚に戻した時、キッドは直球ストライクなものを見つけてしまった。

キッド「この女性・・・なんというシンメトリーな裸体なのだろぅ!!」
震える指でジャケットを手に取る。
キッド「あぁ・・・美しい・・・まさに理想の裸婦像じゃないかぁ!」
そしてそのタイトルは・・・
“私を左右対称にせ・め・て☆”
キッド「はい喜んでぇ!!」
ソウル「馬鹿、うるせぇぞキッド!」
キッド「あ・・・いや、スマン」
ソウル「もうあんま時間無ぇぞ、急げよ!?」
キッド「あ・・・あぁ・・・いや、オレは・・・」
ソウルは返事を待たずそそくさと奥へと消えた。
キッド(どうしよう・・・これ・・・欲しい・・・!
    でも、死神のオレが・・・こんな・・・いやでも・・・せっかくだし・・・)
キッドは思わず値札を見てしまう。
キッド「5800エン・・・結構高いな・・・」
なんでVHSの頃のエロビデオってあんなに高かったんだろうね?
42名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 17:23:30 ID:9AQNl80a
7
ソウル「よし、みんな戻れ!」
その時、ソウルの声が聞こえた。
キッド(どうする・・・買うか・・・どうする・・・どうする!?)
息が荒い、視界も思考も定まらない、キッドは正常な判断能力を失った。
キッド「オレはぁ・・・くそぉ・・・オレはぁ・・・」
ソウル「おい、キッド!何やってんだ」
キッド「ソウル・・・オレはどうしたらいいんだぁ」
ソウル「泣いてる場合かよ!」
キッド「もうわからない・・・わからないよぉ!」
ソウル「いいかキッド、みんなそう思ってる。
    本当に辛い決断を迫られたとき、人は弱くなるんだ。
    だがその時何をしたかで、その後の人生が決まるんだ!」
キッド「・・・隊長」
ソウル「自分で決めろ・・・だが、後悔はするな」
★「何してんだ!もう時間だ!」
ソウル「あぁ・・・オレ達は行くぜ・・・最後の難関が待ってるからな」
2人の漢たちは勇敢に最後の砦(レジ)へと向かった。
キッドは歯を食いしばり、覚悟を決めた。
そして、涙を拭いながら2人の後を追うのであった・・・。

3人が外に出ると、街はもう夕日に染まっていた。
そして、3人は申し合わせたかのように走り出した。
思いっきり、思いっきり走った。
そして、走りついた公園でようやく止まった。
荒い息を整えながら3人は顔を見合わせた。
そして・・・
3人「あははははははは!!」
極度の緊張から開放された3人は大声で笑い合った。
3人「やったぞ〜〜〜〜〜!!」
そして、それぞれの戦利品を天に掲げ小躍りをした。
夕日が3人を、キラキラと黄金色に輝かせていた。
それはまさに、青春の輝きそのものであった・・・。
43名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 17:26:33 ID:9AQNl80a
8
そしてその夜。
キッド「・・・なんだ・・・これは!」
リズとパティが寝静まるのを待ち、キッドはワクワクとビデオを再生したのだった。
しかし・・・
キッド「どこが・・・どこが・・・左右対称だぁ!!」
本編に出演している女優はジャケットとまるで別人であった。
あれだけ美しく見えた女優も、本編ではどちらかというと・・・不細工であった。
キッド「乳の大きさも顔の造りも滅茶苦茶じゃないかぁ!バラバラアイランドの住人か貴様はぁ!!」
どうやらジャケットでは画像修正が施されていたらしい。
まぁ、ぶっちゃけよくある事だけど。
キッド「オレは・・・こんな物に・・・5800エンも出したのか・・・?
    ・・・虫酸ダァーーーシュッ!!!」
キッドは叫んだ。
心の底から叫んだ。
ビデオの酷さに・・・そして何より自分の情けなさに。
でもまぁ、こうやって皆大人になっていくんだよね。
ちなみに後日、このビデオがリズとパティに見つかって大変な事になる訳だけど。
そのお話は皆さんのご想像にお任せします。

終わり
今後も不定期にupします。
エロくなかったらゴメン。
44名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 16:26:35 ID:i/vhGDM6
新作乙wwwなんか懐かしい気持ちになった!キッドも健全なる男子だったんだなwww
45名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 23:28:48 ID:hBVqia7e
初めは勇気いるよね・・・
46名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 21:47:33 ID:nw059K0T
他の職人さんたちはもう戻ってこないんだろうか…
47名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 22:59:12 ID:elGZ4FOT
そんな不安に「新シチュエーション下し」!エロ妄想がどんどこ出てくる!

・・・・・は、ありませんかー?
48名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 23:56:29 ID:zKTYf+Jt
↑君達はつまりもっとコテコテのエロさが欲しいのかい?
オレは今のお馬鹿な感じが好きだが…
49名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 00:44:59 ID:bWGDYgn7
お馬鹿は良いんだが、もう少しSSっぽくならないか
せめてセリフの前に名前つけるのそろそろやめない?w
50名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 03:39:55 ID:Yslhe58r
何度かお話を投下している者です。
ご意見ご感想ありがとね。
良かったら引き続きご意見ご感想宜しくです。
>>29
動けなくなったマカをジャスティンが運ぶのだが、途中で棺おけが外れてしまい…
みたいなお話は考えた事があります。関係無いですね。
>>30
オレがマカソウル好きなばかりに…ごめん。
今後は出来るだけ色々なキャラで作りたいです。
>>31
引き続き期待しております。
>>46
多分、他のアニメへ移ってしまったのではないでしょうか…
>>47
最近マンネリ化してるのは認めます。難しい問題ですが何とかしないと。
他の書き手さんにも期待してます。
>>49
SSは台詞の前に名前がつくものだと思ってました。
もっと研究してみます。

最後に個人的な意見。
ソウルイーターのキャラってかなり魅力的。大好き。
アニメの続編出ないかなぁ…
51名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 04:11:16 ID:T1jciTw9
>>50
まず保管庫の小説よんで勉強してみればいいんじゃないか?ここが温和だったから良かったものの、他スレで投下してたら叩かれてたと思うぞ
あとsageてほしい。おかげでずっとあがりっぱなしなんだ

多分初心者?だから仕方ないけど、ある程度ルールを守って投下してほしいんだ。
スレ立てるにしてもテンプレが当たり前なようにさ

きつく言ってすまないが、これからも頑張ってくれ
52名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 10:37:08 ID:Raocphja
確かにこのスレの平和さは異常w
他スレも見習うべき
53名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 10:59:01 ID:jguHlmg5
面白ければ何でもいいのよ
54名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 17:01:17 ID:PA5tqJI/
まぁ、書き手によって構成が様々なのはいいんじゃない?
自由に作れるのもここの魅力だし。
そんな訳で新作待ってるんだぜwww
55名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:36:01 ID:lLkzLtk+
久しぶりに見にきたら、前スレ埋まっちまったの?
保存し忘れたorz
保管庫にはスレまるごと保存されたりはしないんだよな…
雑談で面白いネタがあったから、作品だけじゃなくて
雑談的なやりとりも読みたいんだが
56名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 03:23:56 ID:Ab4dGBrc
個人的に台詞の前に名前があるのは有り難いよ
間違えて違うキャラの声で脳内再生されないからw
57名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 04:21:06 ID:KLyrvKlr
前に名前無くてもすらっと読めるようになってるもんだろ大抵のSSは。

それにしても保管庫みたらネタが意外と豊富だなあと思った。フリエルもっとこい!
58名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 19:18:37 ID:DLM7+lPl
愚痴スレに転載されとる
59名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:25:59 ID:8c8JPnQC
流れをぶった切ってすいませんorz
何レスかに渡って投下します。
ハーバーとジャッキーのお話ですが、オックスキムも交ざってますので苦手な方はスルーしてください
60ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:26:34 ID:8c8JPnQC
不本意だった。
辺りは次第に薄暗くなり、沈みかけた太陽がはっきり目に映る。夜風も制服のみではなかなか冷たく、さらけ出された足には少々堪える。
オックスの家に向かって大股で歩いていたジャクリーンは、その日何度目かわからないため息を漏らした。
(キムったらどうしてこんなに遅いのよ〜〜!)
そう、オックスの家に行ったままキムが中々帰ってこないのだ。
そろそろ夕飯だというのに。

ババ・ヤガーでの一件以来、オックスとキムの雰囲気が前よりも温和になった気はする。
…というか、確実にいい関係になった。
一緒に帰ろうと誘った時にオックスと帰るからと断られたこともあるくらいだ。
元々脈ありだったしそりゃまあ、武器としては職人の幸せは願わなければいけないのだけれど。
はあ、と再び深いため息をついて、ようやく見えてきたオックスの家に目を移す。
すると、家の目の前に見知った人物が立っていた。

「ハーバー?」

両目がバイザーで覆われてるのが目印になった。
オックスの武器であるハーバーの元に駆け寄ると、はっとしたように顔をあげ、こちらに視線を向ける。
……どこか焦っていたように見えたが気のせいだろうか。

「…ジャッキーか」
「こんなとこでなにしてんのよ。さっさと中入れば?」
61名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:27:12 ID:naUxB6qQ
ご意見感謝。
だけど全てに応えられる程器用でも利口でもないのです。
長〜い目で見ていただければ幸いです。
そんな訳で新作upします。
62ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:27:42 ID:8c8JPnQC
自分の家の前だというのに何をためらうのだろう。
中に入ることを促すも、頑なにそのノブを引こうとはしない。

「あーーもう面倒くさい!」

ぐいっとハーバーを押しのけ、そのまま目の前の扉を開ける。家の中独特の空気がジャクリーンの鼻をかすめた。

「ちょっと待てよ、」

後ろからハーバーの阻止する声が聞こえてきたが、気にも止めずに中に入っていった。
完全に家の中に入ると人が複数いる気配が容易に感じられる。やはりキムはここにいるのだろう。
お邪魔しますの一言でも言えばよかったのだが、彼女を連れ戻したい一心でそれをしない。
オックスの家に来る度思うのは、男2人で住んでいるのに意外と整頓されていることだ。女の立場からしたら少々癪に障ったりもする。
あれこれ考えつつも、電気がついていない薄暗い廊下を進んでいった。

「ジャッキー」

名前を呼ばれると共に肩に手が置かれる。後ろを振り返ると、ハーバーが先ほどより穏やかでない風に眉間に皺を寄せていた。
元々低い声がいつもより何割増しにも低いと感じるのは、声を抑えているせいだろうか。

何、と返事をしようとしたときだった。後少しでたどり着くリビングの扉の向こう側から、突然甲高い声が聞こえてきた。


「ひゃぁああああああんっ!」
63名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:28:52 ID:naUxB6qQ
↑おっと、お邪魔しましたwww
まさかタイミングが被るとは。
64ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:29:15 ID:8c8JPnQC
その声にジャクリーンがびくりと肩を震わせると、ハーバーが目の色を変えて横のクローゼットの中にジャクリーンごと体を押し込んだ。
まるで何かから身を隠すように。
咄嗟のことで理解できず、気づいたときには狭い箱のような空間に閉じ込められていた。
何事かと辺りを見回すと、真後ろという至近距離にさっきまで一緒にいた人物の顔があり、思わず悲鳴をあげそうになる。
が、ハーバーの手によってそんな非難の声も塞がれてしまった。
視界もクローゼットの隙間から差し込む光だけが頼りで、もう成す術もないと分かり、ようやく抵抗するのをやめた。
こうも静寂だと急に聴覚が鋭くなるものなのだろう。だんだんと向こうの会話が鮮明に聞こえてくる。
おそらく、キムとオックスだ。

「ねえオックス、今なんか向こうで音しなかった?」
「そうですか?ぜんぜん聞こえませんでしたが…」
「そうかな……ってオックス…!ひぁ………そんっな…いきなり……!」
「すいません、最中に腰を折られてはつまらないでしょう?」
「だからって…あぁ…んひ…あ…」
「可愛いですよ、キム」

ダイレクトに二人の会話が耳に届き、ジャクリーンの顔が次第に青ざめていく。
普段聞いたことがないようなキムの艶めかしい声が、向こうの状況を簡単に物語っていた。
しばらく唖然としていたが、整理されてない頭でいろいろ必死になって考える。
先ほどの焦りようといい、こうやって身を隠したりといい、…つまり、ハーバーは初めから知っていたのか。
リビングで互いの職人同士が交じりあっているということを。
65ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:30:46 ID:8c8JPnQC
「ハーバー…、あんたっ」
「だから入るなと言っただろう」

ハーバーの方は至って冷静で、落ち着きを取り戻したようだ。
彼が一番焦っていたのが二人の最中にジャクリーンが割り入ってしまうことだとすれば、すべての辻褄が合う。
しかし無防備に玄関のドアを開けっ放しにしておくというのもいかがなものだろうか。
なんだか目まぐるしい展開に脱力し、後ろにズルズルともたれかける。
預けた胸が若干力んだので悪いとは思ったが、二人の行為が終わるまでここに隠れてなければならないと思うと気が重い。
大事な相方と、彼女の心を奪った憎き職人が2人の世界を作り上げてることを想像してまた一人落ち込む。

「まっさかあの二人がねえ…」
「……」
「でも帰りは遅いし、あー、なんかしてるんだろうなって」

薄暗い閑静な密室に眩暈さえ覚え、頭痛を訴える脳内。
ハーバーとは反対側を向いているので顔は伺えないが、彼もまた、ジャクリーンの背中しか見えない位置にいた。

「…聞いてる?」

返事がないことが気になり、ちらりと後ろに視線を泳がす。そこには相も変わらずハーバーの顔が近くに合って、また視線を戻す。
互いの息が聞こえるほどの距離にいるということを再確認してしまって無償に恥ずかしくなってきた。
それに扉の向こう側ではあられもない情交が行われているのだから、恥ずかしさはさらに上乗せされていく。
66ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:31:35 ID:8c8JPnQC
「ね、ねぇ。もう少し後ろいけないの?」
「お前だってわかるだろ。これが限界だ」

とりあえず後少しはこの状態でいなければならないのだから、楽な体勢にはなりたい。
だがこれが精一杯の形だろう。もともとクローゼットは人間が身を潜めるために存在するわけではない。
服があまり収納されてないのがせめてもの救いだった。

「あっ!あんた今変なとこ触ったでしょ!」
「足が当たったんだろ」
「違うわよ!!だって、」
「…分かったからもう少し静かにしろよ。二人に見つかるぞ」

静かな忠告に、ジャクリーンもはっとしたように声を抑える。
こちらばかり羞恥心に煽られ、向こうは全く動揺していないという状況にはさすがに腹が立つ。

「何よ…。手のひとつも出せないくせに…」

常人には聞こえないほど小さな声。もちろん密室ということでハーバーの耳にはしっかりと届いたのだが。
67ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:32:51 ID:8c8JPnQC
「そんなに出してほしいのか」
「…えっ?」

ふっと顔をあげた途端ぐるりと狭い視界の中が一回転する。二度瞬きする頃にはジャクリーンの体は奥の壁板に押さえつけられていた。
何するのよ、と反論の声をあげようと、彼の方に怒りの視線を向けたときだった。
男の割に整った顔立ちがたちまち鼻先に迫り、驚きと焦りでつい目をつむってしまう。
はじめは唇に掠める程度に触れ、すぐに離れた。が、時を移さず二度目が来る。
何度かそれを繰り返すと、角度を変えて口づけ、やんわりと舌を絡ませる。
息ができず鼻から吸い込んだ空気はやはり己のよく知るものではなくて、状況の異常さを改めて知った。

「目開けろよ」

理性を直接焦がす低音で囁かれて、おそるおそる瞳を開ければ、
自らの唇から引いた糸が彼の舌と繋がる様をまざまざと見せ付けられ、瞬間的に顔が熱くなる。

「…なっ…な………」
「向こうに連られて興奮したんだろ、変態」

バイザー超しの冷酷な眼差しを見つめてしまい、ぞわりと全身が振るえ上がる。
スカートの裾を割って侵入してきた無機質な冷たい手が、ゆるゆると下着の上から愛撫をはじめた。
68ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:33:41 ID:8c8JPnQC
「ちょっとタンマ、ハーバー待っ…」

淫らな水音が突如として辺りに響く。本来の役目をなくしたぐしょぐしょのショーツを何度かなぞり、耳元でそっと囁いた。

「濡れてる」
「や!……ち、違う…」
「違わないけど?」

下着をずらして直に触られると、ひやりとした感覚にジャクリーンがひ、と息を呑む。
控えめな茂みをかき分け、先ほどの愛撫でとろとろになったそこから蜜をすくい芽に擦り付けられる。
するとさらに陰唇から蜜があふれ、太ももへと透明の蜜が流れ出す。

「ひゃぁああっ…ぁ、っん……」

卑猥な音と共に長い指が一気に侵入してきて、我慢していた涙が床に零れ落ちた。
淫所に指を差し込んだまま、ハーバーが上体を伸ばす。ジャクリーンの肌蹴た首筋に舌を這わせ、耳を甘噛みする。
びくりと肩を震わせると、わざと音をたてて丹念に中を解され、思わず悲鳴に近い嬌声をあげてしまった。
69ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:34:21 ID:8c8JPnQC
「向こうに聞こえるぞ」
「いやっ…だってぇ、」

自分から発してるとは思えないようなあまやかな声に耳も塞ぎたいし、その声も抑えなければならない。
しかし肝心の腕はというと、片方はハーバーによって押さえつけられたままで、もう片方は体勢を支えるのに壁に添えられている。
どうしようか悩んでいると、突然彼が手の動きを止め、中から指を引き抜いた。
同時に膣液が漏れていくのが自分でもわかる。
引き抜かれる際にちょっと名残惜しいかもしれない、などと思ったのは一生の不覚。…最悪だ。

「…首に手回しなよ」

ズボンのベルトの金具が太ももに当たり、そこだけがひんやりと冷たさを増す。
まさか、とおそるおそる下に視線を向けると、案の定ハーバーが大腿でジャクリーンの腰を挟んでいた。

「ちょっと待ってよ、それだけは…」
「それだけは、何?」

底冷えするほど鋭く、どのような感情も窺えないハーバーの眼がこれ以上有無を言わせなかった。
うぅ、と涙交じりに呻き、覚悟したようにその身を彼に預ける。
熱くてどろどろに解けそうな感覚に襲われて、どうにかなってしまいそうだ。

「あぅ、ゆっくり…ね」
70ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:35:15 ID:8c8JPnQC
そう言った矢先に硬い茎が愛液まみれの花弁にこすりつけられ、全身に電撃並みの感覚が駆け巡った。
快感はもとより、互いをこすり合う行為の淫靡に、ジャクリーン衝撃を受けた。
(キムやオックスもこんなことしてたんだ…)
頭の隅でそんなことをぼんやり考えながら、途端に降り注いだ激痛に体を震わせた。

「ひぃっ!?…んぁ、痛…」
「…もう少し力を抜いてくれ、」

ジャクリーンの中は思ったより狭く、ぐいぐいと締め付けてくるようで。
痛みに身を捩って抜け出そうとするが、ハーバーの腕と狭い空間がそれを許さない。
それでも何回かピストンを繰り返している内にだんだん柔らかくなり、めくれた肉襞の内側をぬちゃぬちゃと動きまわると嬌声が漏れはじめた。

「やっ……、ああんっ、ああっ……!」

中を目一杯暴れるソレを必死で受け止めながら、体中を巡る血液の温度に少なからず興奮している。
武器として炎を繰り出す際に発する温度とは比にならないほどの。
内側を広げられていく痛みが、低音の余韻みたいな重い違和感が、焼けた石炭の塊みたいに彼女の体の中で燃えていた。
火照った部分を執拗に擦り付けられて、湿った空気をやっとの思いで吸い込む。
少ない酸素を取り入れて、再びハーバーの肩に腕を巻きつかせる。

「ん、ぁ、きゃ……っ!」
「ジャッキ…」

ぼやけた視界で精一杯彼を見つめると、何となく息が荒くなっている。何だか無性に嬉しくなった。
ハーバーもまた、この不規則な圧迫感に興奮しているのかと思うと。

「ひゃああぅ、もうだめええっ…!」
「う…ジャッキー…!」
71ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:36:02 ID:8c8JPnQC
内臓まで犯す勢いで暴れまわっていたそれが律動を頂点にまで追い込み、一際大きな波が押し寄せてくる。
薄暗いクローゼットの天井が白くかすんで見えた辺りで、二人はほぼ同時に達した。
後乗せするようにやってきた灼熱の熱さが、ジャクリーンの脳内をさらに真っ白にさせたのだった。





「なんでこんな事になったんだったかしら」
「覚えてない」
「気づけばオックスとキムはいなくなってるし」
「知らないな」
「…知らんじゃ話は進まないのよっ!」

二人が意識を取り戻した後、ジャクリーンが慌ててリビングの方へと向かうと、そこにはとっくにオックスとキムの姿はなかったのだ。
大方キムが帰る際、オックスが送っていくとでも言ってさっさといなくなってしまったのだろう。
そんな予想はすぐにつくのだが、ジャクリーンが気がかりでしょうがないのはこちらの情交がバレていないかどうかだった。

「ああああどうしよう〜キムにバレてたら生きていけない…」
「向こうだってしてた訳だし、お互い様じゃないのか?」

何事もなかったかのように切り返すハーバーに苛立ちは募る一方だが、とりあえず今は帰らなければならない。
キムに夕食を出してあげなければ。

「それじゃー大変お邪魔しましたっ!」
「待って。ひとりで帰るの?」
「あら、送ってってでもくれるのかしら」
「違う」
「…じゃあ何よ」
「泊まっていったら?」
72ハーバーとジャクリーン:2009/05/25(月) 01:36:49 ID:8c8JPnQC
その発言にぽかんと口を開けていると、ハーバーがジャクリーンの前に一枚の紙を突きつけた。


『二人の邪魔になるといけないので、今日はオックスを向こうに泊めます。
オックスの許可は取ったからジャッキーはそっちに泊まっていきなよ☆
私たちがリビングを堂々と使ってたせいで…狭いところでさせちゃってごめんね〜;
それじゃ、後はがんばって!!^o^/     キム』


手紙を読み終えたジャクリーンは、しばらく沈黙した。いや、せざるを得なかった。
オックスもキムも、行為自体知られることを羞恥していなかったと言わんばかりの文体にまず戸惑う。
そしてなにより、結果自分たちの行為を知られていたのだということが何よりも彼女を動揺させ、窮地に追いやった。

「まああんなに声出してりゃバレるよな」
「………………………………」
「過ぎたことは仕方ないし、何か飯食べるか」
「…………………………のんきな…もんね…」
「ん?何か言った?」

瞬間、ジャクリーンの中で何かが弾けた。

「どうしてくれんのよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」



ハーバーは知らなかった。
駆け巡る電圧が、摩擦で炎のような熱を生み出すということを。


おわり
7372:2009/05/25(月) 01:37:41 ID:8c8JPnQC
お粗末さまでした。

あ、>>61さんタイミングかぶってすいません;
74名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 01:42:42 ID:naUxB6qQ
>>73
乙!久々に正統派のエロパロを見た!
これからも頑張ってくださいましwww
それと…こちらこそ被ってすまなかったorz
75名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 02:48:09 ID:wY6hYHyt
ギャーッ!!!!
狭所密室エロスッ!!!!

職人様乙。ジャッキー萌えました。カワユス。
前スレみたいに良作コイコーイ。久々見に来て良かった。
76名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 01:09:36 ID:U7rzb2Yv
>>73
果てしなくGJ!!
もうこのスレに職人はこないと思ってた…
この二人大好きな上に描写も読みやすくて嬉しかったぜ!
77名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 09:19:23 ID:ak6n/fed
前スレの残りも気にせず投下しアナウンスも出来ずに埋め立て。
立てたスレは何のテンプレもなし。
毎回上げ。言われても下げず。
注意があっても自分は不器用だからと
全く無視。
どっちが厨だかまだ判らないのか?
このスレは未成年だらけか。
作品に関しては言いたくないがちゃんと話読んでるのか?と言いたくなるようなキャラ。文章に関してはお粗末としか言いようがない。
毎回マダー?してる奴らごと低レベルスレに行ってくれ。
78名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 09:23:03 ID:ak6n/fed
リロせず失礼!汚してしまった・・すいません。
ジャキハバGJでした。エロも濃くオチもソウルらしい。
79名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 01:11:50 ID:YCOwtDKK
age
80名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 02:41:45 ID:8cWJ3Hjl
>>73乙!

>>14このスレにはテンプレないからここらで一応案内しとく
sage忘れには注意だぜ
81名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 02:59:48 ID:U8vMo3m2
なんか雑談スレが盛り上がってるな
82名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 06:15:42 ID:7yxBjP9J
職人と便器の関係
83名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 08:08:59 ID:UdVbI0wD
肉便器職人
84名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:27:31 ID:qiWshFxD
規制まだー?
85名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 13:09:38 ID:rIHO3FZX
ジャキハバの職人さん、GJです!ジャッキーかわいすぎる。

次から投下します。
初っ端ブレア×マカから、途中ソウル×マカへ移行。

ありがちな組み合わせで申し訳ない。 飽きたって人はスルーで。
最初から最後までクライマックスだぜ!!(エロパロ的な意味で)
のつもりが途中から実況中継みたいに。匂いたつエロスがほしい。
8685:2009/06/06(土) 13:13:31 ID:rIHO3FZX
スキップ・ビート(あるいは、すけべー)


「ちょっと、ブレア!やぁ…だっ」
「えー、マカ嫌なの?おっぱいおっきくなりたいんでしょ?」
薄いカーテンをひいた窓からは、土曜の夕方のオレンジ色の光が差し込み、
ベッドの上のふたりを淡く照らしだす。今はセクシーな女性の姿をしている
猫魔女のブレアと、ブレアに背後から抱えられるようにしながら彼女の両腕
の間におさまって身をよじっているマカのふたりを。
マカのブラウスはボタンをすべてはずされ思い切りはだけており、サーモン
ピンクのチェック柄のかわいらしいブラジャーはブレアの指によって上にず
らされ、小さな胸があらわになっている。
「ただ揉むだけって言ったじゃない!自分で揉んでも効果ないからって」
「そうよう。だから揉んであげてるんじゃにゃい」
そう言ってブレアは平然とマカの胸の頂にある小さな突起をこねくり回した。
「ひゃん…っ」
「あれれぇ、マカ、感じてるの?」
おもしろそうに笑いながら、なおもブレアはマカの胸を弄るのをやめない。
先っぽをころころと転がしてみたり、掌全体で大きく揉んだと思ったら、
乳首をつまんで軽くひっぱってみたり、突起の周りを指でなぞったり。
「や…、うぁっ…」
紅く上気した頬に大きな緑の瞳を潤ませて、少し荒い息を吐く。
「マカって敏感にゃんだねー。このままおっぱいでいっちゃいそう」
「な…に、言って!……ふぁっ」
ブレアの細くて白い指がくりくりと乳首をしごく。ブレアはマカの右腕を
持ち上げると、背後から半身をくねらせ首をまわしてその硬くなった突起
を舐めあげた。ざらざらとした猫特有の舌がマカの胸を這い、味わったこと
のない感覚にマカは小さく身体を震わせた。
「は…あ……んんっ」
ころころと舌で指で執拗に乳首を責めるブレアに、いつしかマカは無意識
のうちに太ももをすり合わせるように動かしていた。
「ふぅん、マカ気持ち良いんだぁ。下もさわって欲しくなっちゃった?」
そこでブレアは意味ありげにマカの部屋の戸口に目を向けて、舌なめずり
をした。両手でマカの胸を揉みしだきながら、背後からマカの耳元にささやく。
「マカ、いきたいんだよね?でも、だぁめ!ブレアはここまでね」
そう言うとマカから離れ、呆然としているマカを置いて一瞬のうちに猫の姿
に戻るとドアから出て行ってしまった。
8785:2009/06/06(土) 13:15:26 ID:rIHO3FZX


ここで時間は5分ほど前に戻る。ガチャガチャと玄関の鍵を開ける音がして、
もう一人の住人であるソウルが、外出先から予定より早く戻ってきたところだ。
「ただいま……っと、誰もいないのか?マカ?」
いつもなら「おかえりー!」と半裸で抱きついてくる色猫や、今日の夕食
当番のはずのマカの姿が見えない。がらんとしたリビングに入ると、マカ
の部屋から何かぼそぼそと声が聞こえる。
「なんだ、居るんじゃねぇか」
ソウルがドアに近づいて声をかけようとした瞬間、聞こえてきたのはまぎれ
もなくマカの喘ぎ声だった。続いてブレアのからかうような声が届く。
『…おっぱいでいっちゃいそう』
(あいつら、何してんだ……)
そう思いながらもまるでその場に縫い付けられたかのように足が動かない。
ドアにぴたりと耳をつけて懸命に声を拾おうとしてしまう。
(あのマカが、あんな声出すなんて)
ドア越しで姿が見えない分淫靡な想像力が働き、自然と自身のモノが硬く
なっていくのがわかる。
すると、突然ドアが開き猫が飛び出してきた。ソウルは覗きのような行為を
していた自分が後ろめたく、恥ずかしく、だからといってどうしていいか
わからずにいると、ブレアはくるりと振り向きいたずらな笑みを浮かべて
囁いた。
「ソウル君、続きはお願いね」
「…は?」
あっけにとられたソウルを尻目に、猫は悠々と玄関から出て行ったのだった。
8885:2009/06/06(土) 13:16:42 ID:rIHO3FZX


一方、ブレアが出て行った後、ベッドの上でマカは熱くなった身体をもて
あまして悶々としていた。散々責められた胸はひどく敏感になっていて、少し
触れただけでも身体がびくんと反応してしまう。これでは下着も着けられない。
(どうしよう。恥ずかしいけど、もう自分でするしか)
ふと視線を感じて顔をあげると、戸口に佇むソウルと目があった。
「……!!そ、ソウル!?いつから…!」
咄嗟にはだけたブラウスをかき合わせて、あらわになっていた胸を隠してみたが、
逆にブラウスの布地でこすれた突起から甘い痺れがはしって身をよじった。
「きゃぅ…っ」
ソウルは何かを決意したような真剣な目をしてベッドのマカに近づいてくる。
「やだ、こないで!」
「…ブレアが続きはお願いってさ」
「ばっかじゃないの!?」
「でも、お前だって最後までいきたいんだろ?」
その言葉に、マカは顔を真っ赤にして俯く。ギシッと音がして、ソウルが
ベッドの上にのったがわかった。先ほどのブレアのように背後からマカを
抱きしめるかたちで座る。
「どうして欲しい?やっぱり胸?それとも……」
少し上ずったようなかすれた声とともにソウルの手がゆっくりと下りて、
マカの膝をなで、短いチェックのスカートをまくりあげる。羞恥から身を
よじって逃げようとするマカを両腕の中に押さえこむと、そろそろと下着
に手をのばした。
ブラジャーとおそろいのピンクのチェック。少し湿っている下着の上から
割れ目をなぞる。そのまま上に指をずらして小さな突起を探りあてると、
そっとこすりあげた。
89名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 13:19:30 ID:tSh/e8vh


「あ…っ、ソ…ふぁあっ」
今まで聞いたこともない甘い声をあげ、息を荒げるマカの姿はとても扇情的だ。
おそらくこんなふうに男の手に触れられるのは初めてなのだろう。といっても、
ソウルだって経験があるわけじゃない。今すぐにでもベッドに押し倒して、
がちがちになったモノを突っ込んで、激しく打ち付け果ててしまいたい。
そんな欲望がソウルのなかにないといったら嘘になる。
「きもち、い?このままいかせてやるよ」
下着と肌の隙間に指をすべらすと、あふれでた蜜がソウルの指先を濡らした。
そのまま下着をずり下げて脱がせる。湧き出る蜜をすくいとってまだ小さな
突起に塗りつけ、指先でかりかりとひっかくように優しく刺激した。
「ふ、んあっ、そこ…や…、あっあっ」
「すごい濡れてる。ここもこんな硬くなって」
指で軽くつまむと、マカの中からさらにとろとろと蜜が流れ出る。
「ばかぁ…っ!そういう…こと言わな…んんっ」
あいたもう片方の手でやわやわと胸を揉む。とうにマカはブラウスで胸を隠す
ことを諦めてしまっていた。
「んっ……小さいからって馬鹿にしたら許さないんだから…」
「んなことしねぇし。それに…すげえ柔らかい」
(ほんとに柔らけ…。あのブレアの胸よりもずっと気持ちいい、なんて言えねーけど)
くりくりと乳首をしごき、マカの首筋にキスをする。うなじが赤くほてっていて、
それがすごく色っぽくて舌を這わせてみた。マカの身体がびくりと跳ねる。耳たぶ
を甘噛みして、いつもなら言わないような言葉を耳元で囁く。
「かわいい」
マカはすでに赤い顔をさらに真っ赤にして、切なげに甘い息を吐く。ソウルは硬く
なった小さな芽を親指で撫でながら、マカの中に人差し指を入れてみた。特に痛
がる様子はない。さらに中指も入れてみる。少しきつい感じがする。指先が熱くて、
溶けそうだ。指先を少し曲げてそのまま軽く前後に動かしみると、マカの声の調子
が少し変わった。
「あっ…そ……る、わたし、もう…っ」
切れ切れな声が聴こえて、ソウルはもう一度首筋にキスを落としながら、さっきより
激しく指を動かした。
「んあっ…ああっ」
きゅうっと指がしめつけられたその瞬間、ソウルの腕の中でマカの身体が大きく
跳ねて、びくびくと痙攣した。
9085:2009/06/06(土) 13:21:28 ID:tSh/e8vh


「マカ、いった?」
「……ん」
はぁはぁと荒い息をつきながら、恥ずかしそうに顔を赤らめて答えるマカがあまりに
愛らしくて眩暈がする。
(でも、ここまでだ。これ以上はナシだよな)
すっかりがちがちになって上を向いてしまった自身の始末をどうつけるか、そんな
ことをソウルがぼんやりと考えていると、マカがためらいがちに声をかけてきた。
「ね、ソウルは?」
「なにが」
「その……背中にあたってるの、のこと」
言葉に出すのがあまりに恥ずかしかったのか、俯いたままぼそぼそと答える。
「ソウルのしたいこと……してもいいよ」
一瞬、耳を疑った。マカが?なんて?
「したいことって。たとえば、俺がお前の中に入れたいって言ったらどうすんだよ?」
「……よ」
「え?」
「ソウルなら、いいよ」
恥ずかしさでどうしようもなくなったのか、マカは身体ごと振り向くと顔を隠す
ように、ソウルのシャツをつかみ胸に顔をうずめた。細い肩が小さく震えている。
ソウルは一瞬ためらったのち、その震える肩を掴んで顔をあげさせるとそっとマカ
の唇に自分のそれを重ねた。唇が触れ合うだけのキス。
「ほんとにいいんだな?」
「何度も聞かないでよ!恥ずかし…んぅ」
今度は深く口付けた。閉じられた唇を割って舌を差し入れる。からめて、ひっぱって、
口内をなぞって。気持ちいい。キスがこんなに気持ちいいものだなんて、全然知らなかった。
マカはどんなふうに感じているのだろうか、そんなことを頭の片隅でぼんやりと思う。
ソウルはそのままゆっくりとマカの身体をベッドの上に押し倒した。耳元に、首筋に、
胸元に、口付けを落としていく。マカの下半身に手をのばすと、もう一度小さな芽を
こすりあげ、マカの中に指をいれてみる。先ほどの快感の余韻が残っているのか、
マカがかすかに声をあげて小さく身じろぎした。薄い茂みの間で濡れそぼって紅く
てらてらと光っている花弁は、マカの少女の肢体にいかにも似合わなくて、ひどく
淫猥で、ソウルはごくりとつばを飲み込んだ。もう我慢できそうにない。
ソウルは後ろのポケットの財布からゴムを取り出した。別にこんな事態を想定して
用意していた訳ではなかったし、かといって使うあてがあった訳でもなかったのだが、
(まあ十代の男の好奇心と見栄みたいなもんだよな)
とりあえずは自分の好奇心に感謝しておきたい。これからもパートナーであり続けたい、
傍にいたいと思う少女を傷つけたくはなかった。
シャツを脱ごうとしてその下に斜めに走る大きな傷跡のことを思い出し、手をとめる。
一瞬の逡巡の後、ソウルはシャツから手を離した。ズボンのジッパーを下げ、トランクス
を脱ぎ、ゴムを装着すると、思った以上にぬるぬるとしたその感触に、緊張しているはず
なのになぜだか笑いがこみ上げてくる。
9185:2009/06/06(土) 13:23:45 ID:tSh/e8vh


ベッドの上のマカはといえば、恥ずかしくなったのか、またしてもブラウスの前を
かきあわせ、まくれあがったスカートを懸命に下げようとしていた。ソウルは苦笑して、
マカに覆いかぶさると両手を掴んで胸元を開かせ、膝を割ってマカの両脚の間に自分の
身体を入れる。
「怖いか?」
「少し」
「痛いかも」
「うん」
「ゆっくりする、から」
ソウルは焦る気持ちを抑えて、マカの秘裂に熱く硬くなっている自身をあてがうと
そろそろと進めていった。途端にびく、とマカの身体が震え、両脚に力が入ったのがわかる。
顔をあげると、マカは目を閉じ眉根を寄せて、苦悶の表情を浮かべていた。目の端ににじむ
涙。ぎゅうと閉じたまぶたの下、意外に長い睫毛が揺れている。
(そんなに痛いのか…)
それでもソウルに気を遣って声に出さないのか、そんな余裕もないほどの痛みなのか。
男の自分にはわかりようもないけれど、なるべくなら優しくしてやりたいとソウルは思った。
「マカ、もっと力抜いて。なんなら俺の腕に爪たてたっていい」
「……う…ん。も、全部、入った…?」
「もう少し。ツライか?」
「だい、じょぶ」
痛みに耐えながら、笑顔を見せようとする健気な姿が愛らしい。それでも、ソウルの腕を
掴む指先は白くなるほどにぎゅうと喰い込み、かすかに震えている。
(ごめんな。でも、もうやめるなんてできねぇ)
ぐ、と腰に力を入れて最後まで押し進め、そこでいったん動きをとめてしばらくマカの様子
を伺う。いつも綺麗に結んでいるツインテールは乱れて、髪先がシーツの上に散っている。
ソウルはまぶたにはりついた前髪を指で梳いて整えてやり、額にキスを落とした。気づけば
ソウルの腕を掴んでいた指が少し緩んでいる。マカのなかで、先ほどまでの擦られるような
鋭く激しい痛みは鈍痛へ、そして自分の中に別の何かが入っているという違和感へと変わり
つつあった。
「動いてもいいか?」
「……ん」
マカが頷いたのを確認して、そっと腰を前後に動かしてみる。
(すげ、いい。気持ちいい。やべ、ちんぽ溶けそ…っ)
ソウルは理性がすっ飛びそうになるのをなんとか堪えて、マカの負担が少しでも軽くなる
ようになるべくゆっくりと動いた。くちくちと響く濡れた音がいやらしい。
「あ…っん…」
ソウルの動きに合わせて、目の前の小さな胸が揺れる。小さいけど、白くてすべらかで、
きれいな薄桃色の頂がかわいらしい。誘われるように顔を近づけ、その頂を舌で転がし、
唇で軽く甘噛みするととても甘い味がした。もっと味わいたくて、紅く染まったそれを
そのままぺろぺろと舐める。
「あっ…そうる……わたしなんかへん…っ」
マカの声に少しずつ快楽の音色が加わる。それに気づいたソウルは腰のグラインドを大きく、
早くしていった。マカの中は少しきつくて、でもあたたかくて、しっとりと吸い付いて気持ちいい。
「もっと変になっちゃえよ」
指をのばして、自身が挿入している付近の蜜にまみれた小さな芽をいじる。ソウルに触れられた
ところから全身に甘い痺れと熱がひろがって、あまりの気持ちよさにマカの声がさらに艶を
おびたものになる。その響きがソウルの欲情をまた煽った。
「やっ……!おく…はまだ…くるし、そ、んなはげし…っひゃぁぁ」
「ごめ、無理…っ」
「あっ…きゃぅぅ!……ソウル…あ…あっ…!」
にじむ涙、紅潮した頬、半開きの唇、甘く切ない声で名前を呼ばれ、もうすぐにでも絶頂を
迎えそうな自分をソウルは懸命に抑えつけた。クールにとか、男の余裕を見せるとか、
そんなことはどうでもよくて、夢中で腰を打ちつける。
「マカ……まかっ」
「そ、る…そうるぅ……ぎゅってして、も…っ」
マカがソウルの首に震える腕をまわしてしがみついてきた。ソウルもマカの背中に手をいれて
ぎゅうと抱きしめる。そこから先はもう何も考えられなくて、ふたりして真っ白な世界に堕ちていった。
9285:2009/06/06(土) 13:25:56 ID:tSh/e8vh


「でさ、今更聞くのもなんだけど、なんでこんなことになったんだ?」
先ほどまで部屋中に充満していた熱は嘘のようにすっかりひいてしまい、服を整え終えた二人は
ベッドに並んで座っていた。
「えと…」
マカは恥ずかしそうにそっぽを向いて、ぽそぽそと小さな声で答える。
「はぁ?おっぱいを大きくする簡単な方法!?」
「うん…だって、ブレアがそう言うから」
「お前なぁ、そんなのにのせられるなよ」
「だって」
ほんとにおっきくなるかもな…ってちょっと思っちゃったんだもんと口の中でもごもごと呟く。
そんなマカの様子を見て、ソウルはにやりと笑うと
「別にさ無理に大きくしなくたっていいと思うけど、次からは俺に言えば、ちゃんと揉んでやるぞ?」
「いい。断る」
「なーんでー」
「また、今日みたいになりそうだからヤダ」
「いいじゃん別に?好き同士なら自然なことだろ」
「ちょ……!だっ、誰がいつあんたのこと好きって言ったのよ!?」
「『俺ならいい』んだろ?」
「……!!も、勝手に言ってろ!私は夕食の準備するんだから」
マカは勢いよくベッドから飛び降りると、いつものようにずんずんと大またで――とは
まだ下腹部のあたりに鈍い痛みが残っていていかなかったけれど――軽くお腹に手を
あてながら、それでもぱたぱたと足早に部屋から出て行った。
でも、ソウルは見逃さなかった。マカの耳からうなじにかけて、真っ赤に染まっていたのを。
(ぷ……素直なんだか、素直じゃないだか)
まあ、そこがかわいいんだけど、と独りごちて、ソウルもベッドから降りると乱れたシーツを
かけなおして、マカの部屋を後にした。

FIN.


以上、お粗末さまでした!
93名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 14:11:20 ID:TmSTBrRw
かわいい!!GJごちそうさまでした
やっぱりこの組はいいね
94名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:16:33 ID:j3qBQj02
GJすぎる! ありがとう!
こういう優しい感じのもやっぱりいいな。
ブレマカがこんなに萌えるとはハァハァ
95名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:49:26 ID:HpPN0W5m
ピンクのタータンのブラ、
このまえジャ○コで売ってた。
ぐうぜーん!
96名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:01:11 ID:TfXYc42z
マカかわええぇぇ〜っ!!!!ソウルうらやま!!
ブレアをちょこっと絡ませてくれたのも嬉しかったス。
是非また作品投下して下さい。職人さん乙です。マジGJ!!
97名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:01:30 ID:azf2KmCA
職人さん、ありがとう!!
やっぱりこの二人大好き!優しいソウルとブレア&マカがツボで萌えました。
98名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 02:53:09 ID:GhVWdjDm
アンジェラ10年後設定で話を考えてるんだが、そういうのは避難所でやった方がいいかな?
99名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:46:38 ID:Pd259VOZ
ここでもいいと思う。
雑談スレでネタがたくさん出てくるようなら向こうにいってみればいいしさ
100名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:47:17 ID:Pd259VOZ
sage忘れたすまんorz
101名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 03:45:56 ID:pZkxU5pA
(起きる時間じゃないな。…夢でも良いからまだ見てたかったんだけど、)


布団をめくって下半身を確認する。…あぁやっぱりそうだった。
まだイってないっていうのにノンレム睡眠から解き放たれた自分の脳にデコピンでも食らわせてやりたい。

(仕方ないか、夢をおかずにしながら…)

ティッシュを抱え布団を頭まで被り体を丸める。自己処理くらいしないと死武専に行く気にならない。
自称サディストのこの俺だが、人並みに性欲くらいはある。…にしても、

(全然、知らない女子、だった…テレビでも、先輩から借りたエロビのAV女優でも無いし…。)


頭の中に浮かべる、夢で俺とヤってた女。胸は巨乳でも貧乳でも無かった。
まぁ俺の手に収まるくらいで、妙に前髪がそろっているおかっぱが特徴的で。

(めがね系おかっぱ少女って…エロビでよくある真面目委員長を犯すヤツみたいじゃないか!でもあの…どこかで…)

部屋中に散らばる俺の白衣と夢の中の彼女の服。ブラジャーの色は誘うような黒だった。
それは彼女に良く似合い、脱がしたくなる程のものだった。
夢だったというのに、ハッキリ覚えているその彼女の顔。一体誰だ、それとも空想の賜物か?


(次に夢見るなら…今度は、最後までしたいなぁ、)


そんな希望を抱きつつ、数日間は無心に己の体を慰め続けた。俺の鶏の解剖を邪魔するその女が現れるまでは。




的な、昔のシュタイン×梓の妄想をしてみる
102名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 22:49:11 ID:l7md88Dp
知らないうちに小ネタ来てた。妄想GJ!
やらしい夢見ちゃうとか、シュタインもちゃんと人の子だったんだね。
しかし自称サディストってw最初誰かわからんかったw
103名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:47:09 ID:/iBeCFq0
雑談スレがフル活用されてるな
その影響でこっちにSSが投下されるといいんだが…
104名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 03:12:13 ID:9V8gnV85
今は時期的に夏の一大イベント前だから
オフ兼業の人は忙しいんじゃない?
105キドパテ:2009/06/21(日) 23:32:59 ID:s5OWEkyT
雑談スレネタ。
ストリート時代から少し後の話



わずかに明かりを落とした室内で、布が素肌をなぞり、落ちていく音だけが聞こえる。
日頃から露出度の極めて低いパティの肌は、キッドによって大部分が露わとなっていた。
残るは丸みを帯びた腰部を覆うシーツのみ。

「妙に大人しいな……慣れているのか?」

ちゅ、という小さな音と共に落とされた口付けはくすぐったく、パティはキッドの頭部に手を添え息を洩らした。
キッドの唇は徐々にパティの秘部に近付いていき、道を作るかのように皮膚を舐める舌の感触が暖かく、そして一層エロティシズムを感じさせた。

「…ストリート育ち相手だと、そう思うの?やっぱ萎える?」

内股に触れられているだけなのに、既に膣は麻痺を始める。
パティはそれを隠すべく両脚を閉じようと試みるのに、キッドによって大胆に開かされたまま動く事が出来ない。
開ききった秘部が、キッドの片目に映る。
そこは淡い桃色の秘肉を剥き出しにし、膣口から分泌された液によって、秘部どころか後孔までも濡らしていた。

「すまん、興奮する」
「…ッ」

キッドの言葉さえも催淫剤となって。
パティの、未だに一度も男を受け入れた事の無いそこがざわめき始めた。
それは本能だと言う事を、彼女は知っているのだろうか。
106キドパテ:2009/06/21(日) 23:33:52 ID:s5OWEkyT
ただ恥いったように素肌を朱に染め、キッドの一挙一動に頭部を思い切り殴られたようなエクシスタシーを感じる。
キッドがそっと秘肉を両手で開けば、窪みが顔を覗かせ、奥に小さな孔が出現した。

「…処女?」

思わずキッドが、感嘆の声を洩らした。小さな孔は未通の証。孔は人差し指、先端程の大きさはあるだろうか。
少なくとも、キッドの指を二本通す事は困難だと容易く予測出来る位、膣口は閉ざされていた。
鮮やかな金髪がかすかに震えている。

「や……」
「安心しろ。きっちりかっちり馴らしてやる」

怯えの色を瞳に映すパティに、キッドが告げる。
顔をパティの秘部に埋めたまま舌を出し、先端を尖らせた後膣口に差し入れた。
予想通り舌はほんの先程度しか挿入出来ず、それ以上差し込もうとするとパティが苦しそうに呻いた。

「ぁ……っ、キッド…く……」

キッドはパティの反応を確かめながら、舌先を小さく出し入れする。
本物の肉棒であるかのようなその動きは、膣口への侵入を防ぐ肉膜を宥め、緊張を解していく。
107キドパテ:2009/06/21(日) 23:34:33 ID:s5OWEkyT
両脚を広げ秘部をキッドに任せたまま、パティはぼんやりと天井を見上げていた。
その間にも下腹部は開発されていき、今ではキッドの舌が三分の一も挿入出来る程。

「ひ…ん……あぁ」
「大分気持ちよくなってきたようだな」

最初は苦痛でしかなかったその行為を受け入れ始めている己の身体を、恨めしく思った。
パティが堪えきれずに嬌声を洩らすと、キッドに愛撫されて唾液に濡れた乳房が波打った。
腹部も手足も、全ての場所がキッドの舌の感触を知っている。

「あぁ……ッ!」

キッドの舌が急に、奥深く膣内に侵入を果たした。
今までの優しい触れ方とは打って変わり、まるで強姦されているような錯覚さえ起こさせる。
汗や唾液に濡れた顔でふと彼の方を見やると、そこには切羽詰ったように笑いながら眉を潜めるキッドがいた。


「パティ。…挿れていいか?」

気が付けば、己の膣口はその言葉を待ちわびていたかのようにさらなる熱を持って。
乳首は新たな快楽を求めて、硬さを持つ。
快楽を知るパティの膣奥からまた一つ、愛液が滴となって零れ落ちた。
108名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 23:36:22 ID:s5OWEkyT
キドパテってさりげなく今まで無かったから、かっとなってやった
反省はしている
109名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:45:46 ID:rLqr5jra
GJ!いいぞもっとやれ!
紳士キッドと純情パティ可愛かった
110名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 23:17:19 ID:HkhQ+Osc
キドパテきたあああ!!!!
大人っぽいエロ描写と女の子らしいパティが可愛くてテラGJ!!
また機会があれば投下してほしす
111名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 23:03:39 ID:gYPjWwcR
キドパテGJ!!
112名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 01:34:02 ID:nPIdP8aG
保管庫見たけど、ほんとに今までキドパテ投下されたことなかったんだな
なんにせよGJ!
113名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 23:54:17 ID:ZouyyjMr
age
114名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 11:10:56 ID:+tzYWPXN
ここって凌辱ものはおk?
115名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 00:17:05 ID:J3OyeTX9
注意書きさえあればなんでもおkだとおも
116名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 11:24:17 ID:LkuvquwZ
そっか、ありがとう
117名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 03:22:10 ID:ajZpLTPq
過疎age
118名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 01:06:37 ID:bzYA8GaS
今月号でマカが股に全体重かけてソウルにまたがってるわけだが
119名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 01:35:12 ID:6WY4haXF
なん・・・・だと?
120名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 03:04:42 ID:saockqbD
保守
121名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 19:53:02 ID:sJ771zZ6
1日書き込みがなかったら梓は俺が頂きます
122名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 21:55:49 ID:0+Xqu3rz
ベイブレード欲しい
123名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 20:23:09 ID:SsR8Y/21
★椿カモン
124名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:26:31 ID:2GqSUG4k
たまには死武専以外の娘の話もこないかな
投下くるならなんでもこいだけど
125名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 03:21:33 ID:sekVmso5
死武専以外の女子って、魔女とか?
他に思いつかん…
126名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 04:30:17 ID:6JsCJFI4
ブレア「うんこしたいよー」
ソウル「洗面器にしちゃいなさい」
ブレア「うん!!」

ブリブリ・・ブブー!

ブレア「すっきりした」
ソウル「うんこだー!今夜のおかずはコレできまりだな」
127名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 04:32:53 ID:6JsCJFI4
マカ「おしっこしたいよー」
ブレア「ブレアは生理だよー猫なのにー」
ソウル「ブレアは生理か・・・フムフム」
雄猫「雌猫のにおいだー」
128名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 06:41:16 ID:X1u2VTNo
究極の破格の安さ!詐欺か!?と疑いたくなる安さ

ソニー VAIO TypeL VGC-LV72JGBが新品で税送料込みで20,000円
新品のTシャープAQUOS LC-32DE5が消費税送料込みで30,000円
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エアコンもなんでもある。
オークションよりも安く電化製品は在庫多数

詳しくはこちら
http://blog.goo.ne.jp/kotokoto_100/
129名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 14:31:17 ID:/40J4gYP
>>125
ブレア・メデューサ・エルカ・ミズネ
アラクネ・リサ・アリサ

くらいしか俺も思いつかん
130名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 02:00:55 ID:8W/QrnXA
実際それくらいしかいないと思うぞ
けどフリエルとかメデューサ様のエロは読みたいことこの上ない
131名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 02:16:11 ID:sZVE03NE
今日中に書き込みがなかったらマリーは俺の嫁ry
132名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 20:34:53 ID:IrwrEV9D
ミニヨンクほしい
133名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 01:43:56 ID:R+Zft8eg
マカが空を飛べなかったのは、ソウルがちゃんと天使マカを創造出来なかったからだよ
マカが天使になる為に一生懸命想像していた時、ソウルもマカの可愛くない所を一生懸命想像していたんだよ

なぜなら、
暖かく柔らかで少しだけしっとりしていて、そして仄かに何ともいえない香りを放つ
今だ、誰にも触れられたこのと無い、いやむしろ自らでさえも意思を持って触れた事など無いであろう
正に、天使のごとく清らかなままのマカ自信が、薄い布一枚隔ててソウルの棒に押し付けられていると言う状況に、
形態変化しちゃいけない所が変わっちゃいそうだったんだよ

ちなみに、ソウルはマカを振り落とした後、うまい具合に自分の下半身でマカを受け止めたよ
きっと、あの時出しちゃったんだよ
134名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 15:49:06 ID:P3I3e702
よし馬鹿だ
135名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 20:52:03 ID:0dhZ0B7l
★マカ、★パテでひとつ
136名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 17:04:15 ID:GLwXvBwe
フリエル読みたいな
137名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 02:26:26 ID:nm913ITh
ここってソウルイーターのみ?
B壱はダメか?
138名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 09:42:57 ID:EYsX7bgC
個人的にはおk
真夏ゴミかわいいよ真夏ゴミ
139ソウマカ大好き:2009/07/28(火) 21:34:53 ID:KAWqc1GV
ソウマカえろ・・・書こうかな・・・
鬼畜とかおk?
140名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:57:38 ID:nm913ITh
>>138
トン

>>139
明記があれば超おk!期待してる
141名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:32:04 ID:Ohq0PDYe
>>139

ちょー期待してまってる
がんばって
142名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:08:33 ID:G/BQusGZ
ソウマカ期待しつつ、あずにゃんで誰かエロいSSを…
143名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 13:47:33 ID:Np3PZtIR
ソウルイーター雑談スレ(pink難民板)
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1244305487/

そういやこっちにまだ貼られてなかった
144名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 13:49:04 ID:Np3PZtIR

すまん、書き忘れた
テンプレにもあるけどそれは初代ので、これは次スレでっせ
145名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:11:08 ID:HoII2Zyg
ソウマカ期待ついでに、自分もひとつゲロ甘なフリエル落としてく
フリーが遠い場所に任務に行く一日前の夜の話です。苦手なヒトはスルー。ゲコォ!
146フリー×エルカ:2009/07/30(木) 01:11:34 ID:HoII2Zyg
部屋に行きたいといった私を彼は迎え入れてくれた。
メデューサから受けた任務中なのはわかっていたけど、仕事の準備の前に私のことを優先してくれたのが嬉しかった。
彼の部屋に入る。…とは言っても、空いていたあの魔女の研究所の一部なんだけど。
来慣れてしまったいつもの部屋。
のどが渇いてきた。何も入ってないんだろうなと思いつつ足を進めて冷蔵庫を開けると案の定、殺風景。

「ビールしか入ってないじゃない」
「上の段にジュースが入ってるぞ」

私が言うと後ろからそそくさと入ってきた彼がそう返す。
ほかに入っているのは酒肴としてのあまり腹の足しにならないものがほとんどで、彼の栄養状態を少しだけ心配した。
冷蔵庫を少し探すと、パックに入ったリンゴのジュースがあった。ストローで飲む。
甘くて冷たいジュースがのどを潤すと、ほんの少し落ち着いた。
地に足が着いていないような、心の中でもどかしく引っかかっているものは相変わらずだったが。

「ねえ…」

そばに彼の気配を感じて、独り言のようにかすれた声で呟く。

「心臓がうるさいのよ……」

彼の手が後ろから肩に触れる。長い銀色の髪から一部分だけむきだしになったうなじに、指先が触れるのを感じた。
このあまったるい感覚が肌にくすぐったい。

「わかってるさ」

ジュースを持ったままの私の手からパックをとり、彼は残りのジュースを飲み干した。
147フリー×エルカ:2009/07/30(木) 01:12:07 ID:HoII2Zyg
「だから来たんだろう?」

ゆっくりと振り返り、静かに彼の首に両腕を絡ませた。大きな逞しい体だ。
今とても落ち着いている、気持ち。
ジュースのパックをそばのテーブルに置いて、彼は抱きついた私の背中を撫でた。

「わかる?心臓が……ゲコォ…、変…なのよ」
「助けてやりたいが。どうすればいい?」

大きなその手に今度は頭を撫でてもらうと、私は眼を閉じた。
そうやって尋ねられると答えはひとつしかないのに、本当に意地悪な奴、と悪態を付けたくなる。
彼の胸に抱かれていると、私は小さな子どもの気分になれる。お母さんに抱っこされている、
小さな子どものような気分に……。

「……ベッドに連れてって」

私は彼の首に両腕を絡ませたまま、耳元でささやく。
彼は黙って身を屈めると、私の背中と両膝の下に腕を入れて抱き上げ、寝室に向かった。


見慣れたベッドの上に身体はそっと降ろされた。
彼から離れたくなかった。彼に触れている部分が――腕や胸が――彼の体温と同じ温度になっている。
その温度が、私の心の中のもつれているものを溶かしてくれるような気がして、離れたくないのだ。
首に腕をまわしたままの私を、自分の膝の上に横座りになるように座らせる。
彼の頬に私の頬を合わせる。
すりよせた頬に、もっと柔らかなものを感じる。いつも私を呼ぶ低い声が発せられる場所。
私は頬を離し、間近で彼の顔を見る。落ち着いている表情。
包まれたかった。満たされたくて、たまらなくなってしまった。
明日彼は遠いところに行ってしまう。しばらく、いやもしかしたら、一生会えないかもしれない。
それは正直な話とても怖い。
ずっと一緒にいたい。
魔女が恋なんてバカバカしい、なんて感情すら無いなってしまうほどに。
148フリー×エルカ:2009/07/30(木) 01:12:36 ID:HoII2Zyg
唇を少し開いて、優しいキスをした。少しだけ開いている彼の唇の間に舌を入れる。
彼は口の中を貪る私をしばらく見つめて、貪り続ける私に感応したように、唾液を溜飲した。
彼の腕が私を包む。大きな手が、胸をまさぐり、スカートの下に入ってくる。

「ゃあっ……」

指先が下着の上から秘部を探る。彼の唇から離れられずにいたまま、くぐもった快楽の声をあげてしまう。
指に触れられる前から自分でわかっていた。すでに私の秘部は蜜を溢れさせていた。
スカートの下に入り込んだ手が服をたくし上げていく。ブラジャーのホックが外されて彼の指が敏感な胸の蕾に直接触れる。
ひとつひとつの前戯も嬉しいけれど、それよりも早く彼のものが欲しくて、私はズボンに手をかける。

「う……んっ…」
「エルカ……」

彼の体重が覆い被さってきて、軽い音を立ててベッドに倒れこむ。
それと同時に、肩にかかったままのブラジャーが外される。そんな場面をただ無心で見つめていた。

「お前さん、普段とえらく変わるな。ベッドの上だと」
「ゲコォっ…ど、どういう意味よぉ!」
「いや…なんというかだな……全部ひっくるめて、」

ささやいた彼は私の首筋にキスをする。

「ああ、本当にイイ女だ」
「んっ……」

舌先を感じるたび、体の内が熱くなっていく。 彼は私の上になったまま、器用に最後の下着を脱がせた。
149フリー×エルカ:2009/07/30(木) 01:13:06 ID:HoII2Zyg
「は……あ……」
「射れるぞ」
「…うん。」

そうしてそのまま、私は彼に貫かれた。すでに溢れている私の秘部は柔軟に彼を受け入れる。
熱い。そうよ、欲しかったのは、これ。
明日でお別れとか、魔女の運命とか、そんなのはどうでもよくて、心は彼の熱で溶かされていく。

抱かれながら思う。
これって素敵なことだ。
私、好きなヒトに抱かれてるんだ。
嬉しい。嬉しいわ。
フリー、あんたとひとつになってる、
だからもう少し、この嬉しいままでいさせてね。
明日になっても、明後日になっても、一年たっても、この熱さを忘れたくないから。


「エルカ……もう、我慢、できな……っ」

彼はそういうと私の左の足首を押さえつけた。

「あっ……あ……あぁっ……!」


私の一番奥に彼の白い熱が放出される。私の体は白い熱を飲み込んでいく。
彼の唇に私はそっと触れるだけのキスをする。
荒い呼吸をしながら、触れる指先に気付いた彼は私の手を握り、お互いの熱を確認するように、最後に指をそっと絡めあった。
150名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:14:09 ID:HoII2Zyg
以上です。
あー早く本誌にエルカ出ないかね
151名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 01:25:11 ID:1Oi4DZnE
うおおおおおおおおフリエルGJ!!
なんてエルカ健気なんだ!
2人とも可愛いすぎるぜ

スレ覗いてよかった。職人さんありがとう!!
152名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 02:38:53 ID:dcti1gH7
萌えた!フリエル乙です
153名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 08:04:39 ID:bPlV5IMR
ゴッジョブ!未だに投下があることに感謝感謝
154名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 18:42:47 ID:hHeMwDEZ
フリエルは俺の真理
甘いのが似合うわあ、この二人。たまらんでしたGJ!
155名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 21:00:20 ID:Gcv9LmoN
gj!
156名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 21:21:19 ID:ioizBbCx
やっべ萌えたGJ
157:2009/08/02(日) 01:46:34 ID:vrRsgeGB
何か読みたいCPある?
リクエストがあれば書けるかも
158名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 03:03:25 ID:KLCsi0yj
勝手に王道?でソウル×マカで是非ともお願いしたい

鬼畜でもほんわかしたのでもいいです神様
159名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 03:05:57 ID:cNhSvLnY
>>157
☆×椿が読みたいです。
最近不足してて自家発電状態なので…。
160名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 03:06:44 ID:cNhSvLnY
先客いらしたとは…。
すいませんorz
161:2009/08/02(日) 19:12:03 ID:vrRsgeGB
>>160いや,大丈夫。★椿投下します
ではどぞ



夕日を見ていた。

 古びた小さなアパートの一室に夕日が差し込む。時期的にも夕暮れ時は早くなり、
部屋に差し込む夕日は一日の終わりを告げる寂しさ感じさせ、少し物悲しくもある風景だ。
 畳の上が赤く染まり、 その差し込む夕日を受けながら、寂しさとも物悲しさも感じさせない二人が
熱く抱擁し口付けを交していた。
互いを決して離すまいと二人はきつく抱きしめ合い、その腕を緩めようとはしなかった。
 少年、少女であった頃より互いに想い合いながらも、その気持ちを伝えることが出来ずにいた二人が
今日の夕暮れ初めて心の内を口にし、真に愛する気持ちを通わせ合ったのだ。堰を切ったその想いは、
留まる所を知らず溢れ出す。
 男は、女の唇を解放すると熱を帯びた熱い瞳で一言だけ言葉を発した。
「椿、お前の全てを感じたい」
 その言葉に多少、動揺したものの既に心の準備は出来ていたのか、椿は頬を染め、静かに頷いた。
頷くと同時に恥ずかしさを隠すように椿は男の胸に身体を預け、頬を摺り寄せる。
耳に聞こえる男の胸の鼓動が自分と同じものだと知った椿は、自身の心が彼を求め
その全てを受け入れたい、心だけではなく身体の奥深くその存在を感じていることに気が付いた。
「ブラックスター…私も貴方を感じたい。貴方を感じさせて」
 椿は恋人となった男にその想いを告げる。
「椿!」
 ブラックスターは椿を抱き締める腕に力を込めた。きっと椿は自分と同じ想いだろうと思っていた。
162:2009/08/02(日) 19:12:31 ID:vrRsgeGB
椿も自分の想いに頷いてくれたことが嬉しかった。だが、それ以上に、愛する女の口から
自分を求る言葉を聴く嬉しさは特別で、男として満たされた気持ちになる。ブラックスターは勢いで
自身の奥にある激情の赴くままに椿を押し倒した。
 椿は自身に覆い被さるように見下ろすブラックスターを見つめる。熱を帯びた二人の視線が絡みつく。
そのまま引き合うように互いの顔が近付き唇が重なり合う。一度、離れ再び唇を重ねる。
 ブラックスターは重なり合った唇から椿の口中に舌を挿し入れ彼女の舌に絡ませて来た。
「んっ! …ふっ…」
 ブラックスターの舌の進入に椿は一瞬驚き、どう対処してよいのか戸惑った。そんなことなどお構いなしに
ブラックスターは唇を吸い舌を執拗に絡ませてくる。椿は呼吸が出来なくなるほどの情熱的で濃厚なキスを受け、
次第に頭の奥がぼやけるような感覚に襲われる。初めは舌の感触に翻弄されているだけだった椿も
何時しか自分からも舌を絡めだしていた。
 一頻り互いの舌を絡ませ合った後、離れようとする唇の名残を惜しむように唾液が細い糸となり二人を
繋ぐ。ブラックスターがその名残の糸を舌先で絡め取った。
 二人を繋いでいたものが無くなり、新たな繋がりを求めてブラックスターは椿の衣服を一枚ずつゆっくりと剥ぎ取る。
「あっ……ブラックスター…」
 衣服を剥ぎ取られ裸体を露にした椿は、羞恥心と初めて男を迎え入れることへの緊張感で震えていた。
そんな震える椿の頬にそっと手を触れブラックスターは優しく言った。
「怖いのか?」
「いいえ…ちょっと緊張してるだけ」
 椿は首を横に振り、腕を伸ばしてブラックスターの頭を自身の胸に抱き締めた。
「そうか…。椿、お前の胸は相変わらず柔らかいな」
 椿の胸に抱き締められたブラックスターは、その膨らみを掌で包み込むように軽く揉みしだく。
「あっ!」
163:2009/08/02(日) 19:12:57 ID:vrRsgeGB
 胸を揉まれた椿は身体をピクンと跳ねらせた。椿の反応を見たブラックスターは自身の上体を起こし、両手で
乳房を下から寄せあげ、円を描くように揉み、その先端にある赤く硬い乳首を舌先で転がし軽く甘噛みする。
「ぶ、ブラックスタぁ……。あっんっ…何だか…くすぐったい」
 身を捩りながら椿は言う。好きな人に乳房を揉みしだかれた椿は、快楽よりもくすぐったく感じるようだ。
「どこに触れたら、お前は一番気持ちが良くなるんだ?」
 ブラックスターは一旦、乳房を弄ぶ手を止め椿に問う。
 すると、急に椿の頬が真っ赤に染まる。そして、恥ずかしそうに軽く目を逸らし答えた。
「そんな事!……恥ずかしいわよ……」
「ははっ!椿は照れ屋だな! …ここだろ?」
 女が恥ずかしがって言えない場所――下半身にある隠されたその場所にブラックスターは手を伸ばし触れた。
隠されたその場所は、茂みも肉襞も花芯も秘所の奥から溢れ出した蜜で濡れ、ヌメヌメとしていた。
「ひっ! あんっ…!そ、そこは…」
 初めて受けた快楽に椿は歓喜の声を上げ、身体を激しく捩る。椿の一番気持ち良く感じる場所を
探り当てたブラックスターは、その場所を隠すように生えている茂みを掻き分け、花芯を包み込んでいる肉襞を開く。
そして、人差し指と中指を揃えて花芯を下から上へとそっと撫で上げた。
「あっ…あぁんっ!」
 花芯を刺激された椿は再び歓喜の声を上げ身体を捩り、自分自身気付かずにもっともっとと言う様に
腰を軽く浮かせた。椿の無意識の要求にブラックスターは、小刻みに指を震わせ花芯を刺激した。その度椿は
嬌声を上げ、腰を浮かせブラックスターの指に自身の股間を擦り付けてくる。椿が花芯への刺激を快感に感じる度に
秘所の奥から蜜が流れ出して太腿を伝い流れ落ち、ブラックスターの指に絡みついてクチュクチュ、ピチャピチャと
粘りつくようないやらしい水音が響いていた。響く音に椿は羞恥心を感じ、ブラックスターは益々興奮していった。
164:2009/08/02(日) 19:14:28 ID:vrRsgeGB
椿の痴態と水音に興奮したブラックスターは指の動きを速く小刻みな動きからゆっくりと上下に擦るような動きへと
変え、そして、また速い動きへと変えていく。
「あんっ! あぁっん。だっ…駄目! なんだか…私…おかしくなるぅ……!!」
椿は、激しい快楽に気が変になりそうだった。逃げても逃げても追いかけて来るような快感に、自分自身を
持て余し始めていたのだ。その感覚をもっと味わっていたい。だけど、頭の奥を直接刺激するような感覚
から開放されたい。そんな相反する思いが鬩ぎ合い気が付けば叫んでいた。
 その叫び声を合図のようにブラックスターは指の動きを止めた。
「あ…あ…はぁ…はぁ…」
 刺激から開放された椿は、荒い呼気を吐いていたがホッとしていた。そして、刺激の余韻に浸るように
ぼんやりと宙を見つめている。
 そんな椿を見ていたブラックスターは、自身も限界に近付いていたことを感じ、ボタンを外すのももどかしいと
いった様子で慌しく衣服を脱ぎ捨てた。
「椿…」
 そして、椿の上に覆い被さり優しく抱き締める。
「ブラック…スター…?」
 肌に触れるブラックスターの温もりを感じ、椿は意識を自分を抱き締める男へと向けた。
「そろそろ、いいか?」
「う…ん」
 ブラックスターの言わんとしていることを悟った椿は頷き、ついにその時が来たのだと自身の身の内に愛しい男を
受け入れる時が来たのだと思い心臓がドクンと跳ね上がった。そしてギュッと目を閉じ、その瞬間を待つ。
165:2009/08/02(日) 19:15:23 ID:vrRsgeGB
「少し…身体の力を抜いてくれ」
 緊張のあまり身体を強張らせている椿に優しくキスをして言った。
「難しいわ……でも…」
 初めての事なのだから緊張するのはどうしようもない。それでも椿は気持ちを落ち着けよう大きく息を
吸い、吐き出して深呼吸した。すると少しだけリラックス出来たような気がした。
「うん。大丈夫よ」
 椿は今度こそブラックスターを受け入れようと軽く微笑んで続けてくれるように促した。
「それじゃ、椿。行くぞ」
 ブラックスターは椿の脚を開かせ、その間に自身の身体を沈める。そして、椿の秘所に自身の熱く固く勃起した
陰茎をあてがい、奥目掛けてゆっくりと挿入していった。
「…!? あっ! ああぁっ!!」
 膣の中を進む陰茎に裂ける様な痛みを感じ、椿は悲鳴に近い声を上げた。その痛みに堪えようとブラックスターの
背に腕を回しギュッとしがみ付く。それでも激しい痛みに涙が零れた。
 ゆっくりと、時々休みながらブラックスターは椿の膣の中の最奥へと陰茎を進める。奥まで挿し入れるまでには
かなりの時間を要した。何とか最後まで入れることが出来たブラックスターは、椿の涙を唇で吸い取った。
 そして、軽くキスをすると椿の背に腕を回し抱き寄せると、腰を前後に動かし始めた。
 初めはゆっくりと少しずつ腰を動かす。そして、次第に動きを大きく速くしていく。ブラックスターが腰を動かすと
椿の秘所から溢れた蜜が陰茎に絡みつく。その蜜が次第に赤く染まりだした。椿が男を始めて迎え入れた
証だった。
166:2009/08/02(日) 19:16:04 ID:vrRsgeGB
 ブラックスターは椿の膣壁の締め付けに身体中が快楽に支配され、己の欲望を吐き出す寸前まで来ていた。限界を
迎えつつあるブラックスターの腰の動きは速度と激しさが増していた。快楽から開放される為の、最後の刺激を陰茎に
与えていたのだ。
「椿!椿! …ぐっ!」
 とうとう絶頂を迎えたブラックスターは椿の膣の最奥を突き上げ、子宮口目掛けて熱い精を放出した。
 椿は、終始痛みに堪えていたが、それでも愛しい男を身体の奥深くで感じ、その繋がっている部分から
自分達が身も心も一つになり真に結ばれていることに喜びを覚えた。ブラックスターの熱い精を受け、その一体感は
益々強くなったように思えた。
 精を出しつくしたブラックスターは、自分を受け入れてくれた愛しい女の頬を掌で包み込み額に優しくキスをした。
「ブラックスター…嬉しい…今、私が本当に幸せだって…そう、思う」
 椿は喜びの涙を流しながらそう言った。

 互いに想い合いながらも、その手を取り合うことが出来ずにいた二人であったが、この日、漸くそれが
叶った。
 部屋に差し込んでいた夕日はとうに沈み、空には星が冷気にあてられ瞬いている。
暗闇に光る、一番星が二人を照らしていた。

end

___________


終わりです。
ソウマカは>>139が書いてくれるようだったので後回しにした。>>158ごめんorz
今からでもいいなら書くけど、もういらないか?
167ソウマカ大好き:2009/08/02(日) 23:40:57 ID:hAiq+tbw


鬼畜ソウル×マカ




「やめ…そ、…うる」
「は?やめてって…マカのここさ、すっげーえっちな液で濡れてるけど?」

わざとらしくマカの濡れた蜜の入り口に手をやり、フリル付きの下着の上から強引に撫で上げればびくんっとマカの身体が浮かぶ。

「やめ…パンツに…シミが……」
「なら、ほんとにやめる?」
「それも…やだ……でも…今は……」
「がたがたうるさいな、シたいんだろ?俺とさ、今日はそんなマカちゃんにお仕置きだな」

そういうと強引にマカの下着を引っぺがし陰毛すら生えていないまっさらなら部分にそっとキスを落とした。
途端にマカの身体は跳ね上がりソウルを押しのけようとしたがそうしてる間にもマカの秘部に顔をつっこみ溢れ出る愛液を舐めていた。
そうすれば自然とマカの身体の力は抜け、ソウルに身を委ねた。

「ッ…んぁ…あん、や…そこ…じゃな…い…中に…」
「中に…どうしてほしいんだよ?」
「あ…ふぇ…中…なめ…てよ……ぐちゃぐちゃに…して……」
「素直だな、でも簡単にはしてやんないよ」
「なんで…」

マカは必死に頼むがソウルは無視をし、そっとマカの中に舌の変わりに指を二、三本つっこみ激しくかき混ぜた。

「ひゃぁぁ!…んぁあああアァァ…ゆび……らめ…」
「つっこんで欲しいんだろ?だから指だよ、満足した?」
「アアああ、ら……め……」

そしてマカはイった。
肩で苦しそうに息を吸い込みながらソウルを見れば彼はニヒルな笑みを浮かべじぃぃっとズボンのチャックを外した。


--------------------------------------
とりあえずここまでです。
139の者です^^
意味がわかんないソウマカだったらごめんなさい…
続きはまた明日書きます
168名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 10:58:26 ID:9jlrPzGJ
投下GJ!
169名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 20:27:16 ID:59aUMXDO
>>166
超GJ!ブラ椿待ち続けてきた甲斐があった!
2人の空間みたいなのが出まくっててよかったです
余裕あったらソウマカもこっそり期待しとる!!

>>167
ソウマカ大好きさんも乙です^^
170ソウマカ大好き:2009/08/03(月) 20:39:03 ID:Y+AH/Dl6
外されたチャックからはパンツの上からでも分かるほど膨張しているソウルのもの。
未だに身体が痙攣しているマカは必死で身体を起こし、ソウルのものを見ながらごくっと喉を鳴らす。

「そ…ぅ……る……ほしい…」
「これが?じゃあマカ、綺麗にしてよ」

マカの隣に座り、にやっとマカの行動を笑いながら見れば、マカは着ていた制服を全て脱ぎ去り生まれた時の姿になった。
脱いだ衣類をベッドに投げ捨て、ゆっくりとソウルのものを咥えるために床に腰を降ろした。
ひんやりと冷たい床に座ればぶるりっと身震い。

「おいおい、床、汚すなよ?」
「う…ん……」

マカの愛液は大量にマカの股を伝って流れ、地面に水溜りを作るほど。
床に座れば冷たさで更に流れ微かに香る甘すぎる蜜の匂い。
マカはゆっくりとソウルのものを咥えるためソウルに近づき小さな口に含む。
フェラの経験はまだ数える程度、だが、いつもソウルとヤる時、マレにしている。
舌で丹念に舐めながら、一旦口から離し入りきらない部分、根元に舌を近づけちょろちょろと舐める。
根元を舐めれば次に亀頭をしゃぶるように舐め上げる。

「ッ…はァ…すっげー…いい……マカ、前よりいい…俺以外の奴と…ヤったのか?」
「そんなことしない…」
「ぐっ!…含んだまましゃべる…な…ッああぁぁああぁぁ!!」

我慢の限界を超えたソウルはマカの小さな口に行き良いよく射精。
突然の射精にマカはびっくりしたが、いつもどおり、ソウルの精液を飲み込む。
顔や胸にまで飛び散った液を丹念に舐め、満足気に天使の笑みを浮かべる。
171名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 11:19:26 ID:rDcP1QOz
GJ!ソウマカ大好きなので嬉しいです!
続き楽しみにしています!

甘甘な★椿もGJ!!ありがとうございます!
自分も密かにソウマカ期待しています!
172名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 01:02:01 ID:qoj30oIf
お二方とも超GJ!
★椿の甘い雰囲気に和んだ。事がはじめてだからまたなんともエロい…!こいつら一生幸せになればいいww
ソウマカも鬼畜っぷりがいいな。マカちゃんかわゆすでした。ありがとう!
173ソウマカ大好き:2009/08/05(水) 13:20:00 ID:lzqe4whh
顔にかかった精液を舐めて、上目遣いにソウルを見上げ、ソウルしか聞けない甘い声でマカはおねだりをする。

「そ…うる……もう…無理……いれて…?」
「ああ、望みどおりマカの中にいれてやるよ」

床に座ったまま、マカはびしょびしょに濡れきった部分をソウルに見せ、はやくほしいと言わん限りに腰を振る。
どくんどくんっと脈を打つソウルの自身、先ほどマカにしてもらったおかげでいつの以上に大きい。
M字開脚をするマカを抱きかかえ、ベッドに下ろせば有無を言わず、いきなりつっこんだ。

「あひゃ!っ、んあぁああ…あん」
「マカ…すっげー絡む……」
「あぁああぁあァん…そ…うる…いっ!…ひゃぁああ!!」
「もっと鳴いて…俺の名前…呼んで……」

ぐっと腰を掴みぱんぱんっと打ちつけ、膣壁に激しく打ちつける。
びくびくっと痙攣しながらもソウルの首に腕を回し快楽に溺れながらマカは切なげにソウルを呼ぶ。
それに答えるようにソウルもマカに更に打ちつけつつマカと深いキスをする。

「そ、うる…あんあアァァアああ!そー…うる」
「ま、…か…だ、すぜ」
「うん…!ひゃぁあああぁぁ」

マカの嬌声と共にソウルはマカの子宮近くで射精、ごぷっと音と共に自身を抜けばナカに入りきれなかった精液が零れる。
てかてかっと光に照らされるマカの身体はソウルの精液とマカの愛液が混じって非常にエロい。
溢れ出す精液をマカは必死にナカに押し込もうとすればソウルが顔を近づけ、ちゅっとキスをする。
それにマカは嬉しそうに喘ぎ、「もっと…舐めて…?」っとおねだり。
それからソウルは零れる精液をナカに押し込めて満足気にマカにキス。

その後、第二ラウンドが始まったのはいうまでもない。
174名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 14:21:14 ID:ilYV6AH1
>>173
とりあえずsageようぜ。
後ある程度書き終わってから投下しないと、他の職人さんが投下しずらくなる(過去スレ参照)
だがマカのおねだりかわいすぎる…!乙でした!

>>166
ブラ椿久々の投下で興奮した!この2人はラブラブが本当に似合う
ソウマカも期待しつつ、梓やマリーものも読んでみたいんだっていうストーリー
175名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 01:04:21 ID:JR/W/Suh
一気に投下がきてうれしい限りだ
★椿もソウマカもGJGJ!
176名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 02:29:35 ID:wzmdtkg6
ジャス梓とかノアメデュ読みたい
177名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:47:35 ID:0B9fZdCI
マリーは雑談スレで予告してた人がいたので
そのうち投下されると思うよ
178名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 02:08:53 ID:ef3d7qW4
BJマリーの人だよね?
自分も密かに期待してる
179名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 02:11:43 ID:7PTYuSRV
楽しみだな
180名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 13:44:13 ID:iAhSVhzM
>>177
雑談スレで結構ネタが飛びかってるから
その影響でこっちにSSが落とされるとよいな
181:2009/08/08(土) 00:29:44 ID:clcJSTZv
リクエストのあったソウマカ投下します。
8月号のネタバレ含むんで注意。大丈夫な人はどーぞ





ある夜の事だった。

今夜はマカが熱心に図書室から借りてきたらしい本を読みあさっている。
それは天使型「エグリゴリ」についてだ。彼女自身の魂の形状がそれであるとシュタインに告げられてから、
マカは必死に天使に近づくために勉強しているのだ。
ソウルは静かに、そんな彼女の読み漁る本をぱらぱら眺めていた。
ふと、ソウルは机の上に山積みされている本の中に、他の物とは違った装丁の本を見つけ、手に取ってみた。
図書室の奥の方に眠っていた本にしては、それほど古い時代のものとは思えないその本の表紙を捲る。
「…げ!」
その本に記載されている文、そしてメインとも思える絵を見た瞬間、ソウルは慌てた。
彼が見た本は艶本で、タイトルを「天使への近道〜大江戸四十八手〜」と言った。
ソウルはマカの方をチラリと見やり、
彼女がエグリゴリに関する本に夢中になっていることを確認すると、そっと本を閉じ机の下に隠そうとした。
だが、こういったことに免疫の殆どないソウルは焦り、肘が山積みになった本に当たり崩してしまう。
「ちょ、何してるのよソウル!」
本が崩れる音に振り向いたマカは、ソウルが困った様子で一冊の本を見られまいと隠そうとしいる手元に目が行った。
182:2009/08/08(土) 00:30:56 ID:clcJSTZv
「…その本は何?」
マカはそう言って、ソウルの手から本を奪い取る。
「あっ!待てそれは…」
慌ててソウルが取り返そうとしたが、すでに遅かった。奪い取った本を素早く捲り、中を見たマカは興奮気味に叫ぶ。
「…これは!!もしかすると天使に近づくための近道かも!……よーしっ、ソウル。これ試してみよ」
「あ、あの…マカさん?これに書いてある事わかってますかー…?」
おずおずとソウルがマカに問うと、真面目な顔をして力強く頷かれた。
そして、マカは徐に着ている服を脱ぎ去り、ソウルにもそうするように促す。
生身の女の裸体を見たソウルは、マカの言葉に逆らうことなど出来なくなり、いそいそと衣服を脱いだ。
「…えへへ、そういえば久しぶりだね」
マカはソウルの下半身を見やり、既にいきり立った局部を指で軽く弾いた。
「…うっ…お前、そんなガラかよ」
「それくらい本気なの!」
天使さんになりたいんだから!と叫ぶ彼女からの軽い刺激にさえソウルは堪らないほどの快感を覚えた。
艶本をパラパラと捲り、マカはその中から適当な絵柄のものを選ぶ。
「まずはこれしよ。二つ巴!」
そう言うとマカはソウルに絵柄を見せ、その体位を取るようにと指示した。
まず、ソウルが仰向けになり、その上からマカが覆いかぶさる。
ただし、この時頭部は互いの股間に来るようにするのが「二つ巴」の体位だ。
始めに行動したのはマカだった。
マカはソウルの硬くそそり立つ陰茎を徐に口に含み口中で扱くように動かす。
「うっ。おいマカっ…。っ…はぁ」
ソウルは呻き、観念したように自分もマカの薄い茂みを掻き分け肉襞を開き、
そこに隠された敏感な突起を下でペロリと舐める。
183:2009/08/08(土) 00:31:33 ID:clcJSTZv
「あっ!あぁぁっん、ソウル……!」
マカは咥えていたモノを口から離し、身体をよがらせて嬌声をあげる。
その声を聞いたソウルは何かに取り付かれたように、マカの硬く敏感な突起を舐めまわした。
暫くして、もっと違う刺激を求め始めた二人は再び本を開きページを捲る。
「やっぱ基本の網代本手でいこうぜ」
今度はソウルが体位を決めてきた。
彼も男だ。いざ、ことに及べばその本能が表に出てきて積極的になる。
「そ、そうだね。やっぱり基本は大事だから」
互いの結合は、秘め事の基本型「網代本手」ですることに決めた。
二人は見つめ合い、軽く唇を重ねる。
一度離れ、もう一度見つめ合い、今度は舌を絡ませ合いながら深く熱く吸い付くようにキスをし、そのまま床に倒れ込んでいった。
仰向けになり自分を見上げるマカの、小ぶりだが柔らかそうな胸の膨らみを揉みしだきながらソウルは彼女の表情が紅潮していくのを楽しんだ。
マカの身体中を舐めまわし、指を這わせていると、
我慢が出来なくなったのか彼女は脚を大きく開き、自身の股間をソウルの股間に押し付けてきた。
「ソウルっ…早くぅっ…入れ…て、」
ちょうどソウル自身も我慢の限界に達していた頃だった。
「いくぞ……マカ…っ」
ビンビンになっている陰茎をマカの膣の奥目掛けてソウルは勢い良く挿し入れた。
「はっ!あっあぁんっ!!」
マカはソウルの背に腕を回し、しがみ付きながら彼の熱いモノを受け入れた。
「はぁ…はぁ…はぁ…くっ!…気持ちいいよぉっ」
しきりに腰を前後に動かしながらソウルはマカの器の具合を楽しんだ。
184:2009/08/08(土) 00:32:03 ID:clcJSTZv
「淫乱な天使だな…!」
「んぁあっ…言わないでっ」
マカもソウルの激しい律動に合わせながら腰を振り、貪欲に快楽を求めた。
互いの腰の動きの速さと激しさが段々と増していき、そして頂点に達する時がきた。
「マカ!マカ!!……くっうっ!」
「あっあぁぁんっ!もう…あぁ…駄目ー!」
ソウルはマカの膣の奥を思い切りよく突き上げると、欲望の白い液をそこに放出した。

「…はぁはぁっ、」
「……これだけで効果があがるとは思えないな」
「…っ私も、そう思う」
熱く荒い呼気が治まらない内から二人は、次の体位を試すべく互いの身体を絡ませ力強く抱きしめ合った。


実は、この艶本「天使への近道〜大江戸四十八手〜」は、
最近良い雰囲気の二人の為にブレアが、こっそり本の山の中に忍ばせておいた物であった。
彼女の心遣いを知らない二人であったが、その思惑通りに事は運んだようだ。


end

___________


終わりです,他に読みたいCPあったら随時募集してますので。
お目汚し失礼。
185名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 03:06:28 ID:uDJFZ12T
職人様投下乙です。
8月号ネタ○○になりたい積極的なマカ、ソウマカGJでした!
二人共頑張ってるしブレアGJ!ありがとう
186名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 03:59:33 ID:AQPzaD8Z
ゴッドジョブ!!
ソウマカ乙です
187名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 02:15:11 ID:V8uwqPqR
>>184
ソウマカ超エロ可愛かった!グッジョブです^^
リクエストしていいのなら、女の子組が仲良くしてるのが読みたいです
188:2009/08/09(日) 14:04:52 ID:cWWC8H4N
>>187
マカ×リズ×パティ×椿でお風呂ネタ思いついた。
おもいっきり百合展開が駄目な人、スルーお願いしますー。ではどぞ





「ね、ねえ、椿ちゃーん」
「ん……?ひゃ…ぁッ」
椿の艶声が白い湯気の中響き渡る。
黒く美しい髪を泡立てている中無防備となった懐、椿が頭皮を揉み込み洗う度に
揺れる乳房がマカにより掴まれた。シャンプー剤により幾らか滑り易くなった皮膚を、
マカはやわやわと揉みしだいていく。
桃色にぷっくり膨らんだ先端も指先で摘み上げると、椿は一際高い声と共に背を逸らし、
後方のマカの腕の中へと倒れ込んだ。

「いきなり、何するの…マカちゃん?」
「ご、ごめん。大きいなー…って思って、さ?」
椿が後ろを見やると、頬を染めて椿の首筋に顔を埋めるマカの姿があった。おそらく
自分の胸を隠しているつもりなのだろう。
「ブラック★スターにでも揉んでもらってるのか?」
「そ、そんな!違うわ!」
隣でゆったりと髪を洗っていたリズが、横から口を挟んできた。
焦って否定する椿だが、さらにそれに追い討ちをかけるようにパティも首を突っ込んでくる。
「こんな乳を毎日拝めるんだもん。あいつもウハウハね」
きゃははー、と笑いながら囃し立てる彼女自身の胸も、相当大きい。
189:2009/08/09(日) 14:05:19 ID:cWWC8H4N
椿の後ろに隠れていたマカが、自分だって大きいくせに…と唸っていた。
無駄に広い浴室にはマカと椿、リズとパティのみ。乙女のじゃれ合う様は可愛らしくも
あるがそれ以上に、卑猥さを感じさせるものもあった。椿の背に当たるマカの微かに
膨らんだ胸が、椿が反応を見せる度に擦れる。
「…っ椿ちゃん動かないで…」
くすぐったいような感覚が、マカを襲った。
「おお!何やらよからぬ展開に…!」
「うへへーーあたしも混ぜて〜」
リズとパティが興奮気味に椿の胸を突然触りだした。体の泡だっている部分がこすれ合い、
小さな泡のたまがふわふわ宙に浮かぶ。後ろで小さくなっていたマカも身を捩らせ、負けない
と言わんばかりに指先で椿の突起を軽く引っ掻いた。
リズがマカのいじっている反対側の乳に再び手をのばすと、硬く立ち上がった突起に指先が引っ掛かり、弾ける。
その瞬間に椿の脳内へ快楽が電光石火の如く、駆け巡る。
「きゃああ!!…ちょっと皆ぁ……」
「やーん椿可愛いっ」
女の掌では掴みきれない程の乳房さが持ち上げられるように、揉まれる。
視界に入るの備え付けられた鏡には、身体を弄ばれる椿の、淫らな姿が映り込んでいた。このままやられっぱなしでは辛い。
「えいっ…!」
そう思い切って目の前のリズの胸に、椿は自分の胸を押し付けた。
二つの柔らかそうな弾力が絡まり合い、申し訳なくつぶれている。
「ひ」
リズが小さく漏らした声を椿は聞くと、彼女はうれしそうに余計胸を押し付けた。
190:2009/08/09(日) 14:05:45 ID:cWWC8H4N
「さっきのお返しです…!」
「ちょちょ、椿〜っ…」
顔を赤らめながら押されているリズの様子を横から眺めているマカは、もう目が点だった。
そして視点を自らの胸に定め、そっと触ってみる。そして絶望する。
(あんなこと、一生出来そうにない…!)
ちくしょーこのやろー!と内心叫びながら、今度は腹いせに隣で笑っていたパティの胸に顔を埋める。
「およ?」
「どいつもこいつもでかい乳しやがってー!!」
壊れ気味のマカは、息が出来ないこともどうでもいいらしく、ひたすら自分の胸の小ささを嘆いた。
それを驚いたように目を見開いていたパティだったが、やがて口の端を横に吊り上げると、マカのあどけない胸を
そっと手で包んだ。
「…?」
「マカちゃん。胸をおーきくするにはね、これが一番なんだよ♪」
ゆっくり揉み込むようにマカの胸を触るパティの動きに、マカは身震いした。
タイル貼りの床に腰を降ろし、快楽故に両太腿を僅かに開かせたまま閉じる事も許されず喘ぐ姿。
脚に力が、込められないのだ。
「わっ…私はいいの!」
しかし男勝りのマカ。ここでくじけるような女の子ではなかった。
マカが何かを思いついたように、瞳をゆがめる。すると突然、パティの胸に手を伸ばした。
軽くパティの胸の突起を指先で弄ると、彼女の口からあえぎ声が漏れたが、それを無視して耳元で囁いた。
「大きいのはキッド君に揉んでもらってるから?」
唐突なマカの問いにパティは答えれるわけでもなく、俯いた。
パティのそのような様子を前にしてもマカの想定内だったらしく、楽しそうに笑う。
191:2009/08/09(日) 14:06:22 ID:cWWC8H4N
おもむろに椿とリズの方を指差すと、その先には再び押され気味の椿の姿があった。
「椿ちゃんを見て。えっちな顔してるのに、すごい美人」
「う、うん。そうだね」
「きっとブラックスターに仕込まれてるんだ」
それは、と続けるマカのほうをパティが目をやると、いたずらっ子のような笑みを万遍に浮かべていた。
「パティちゃんもね♪」
マカもパティの性格はよく分かっている。彼女はそう……究極のドS。
「…マカちゃん、あたしは負けないよー?」
そんな人間を相手にしているのだから、マカもさすがといったところだ。緊迫した空気に2人は息をのむ。
そして、マカとパティはもう一度小さく笑うと、同時にお互いの体に手をのばした。

「「きゃはははははは!くっくすぐったい〜〜!!!」」

……ただのくすぐり合いのようだが、お互いの顔は涙を浮かべながらも真剣だった。


楽しそうな2人をおいて、椿とリズの方は崩れるように体を絡めていた。
大きな果実か何かを想像させる乳房に、リズは羨望の眼差しを向ける。そしてたわわに実るそれに顔を近付け、
小さな赤い舌を伸ばした。舌先が徐々に膨らんだ突起に近付いていく。
マカは舌先が僅かに触れた時点で、舌を勢い良く巻き、突起を弾いた。
「ひゃぅん…!」
「鳴き声もほんとかわいいなーもぉー」
リズは愉しそうに、ぷっくり育った突起全体を口内に含んだ。舌で弾き、甘噛みし、唾液塗れにすれば切なそうな椿の表情が浮かぶ。
リズが片腕を徐々に下降させ、椿の下腹部に辿り着いた。やはりこちらも、
小豆程の大きさの突起が十分過ぎる位育っていて、リズは指で摘むように擦り始めた。
192:2009/08/09(日) 14:07:09 ID:cWWC8H4N
「きゃ、そっちは…!」
椿の身体が途端に強張った。己の性器に伸びるリズの腕を押さえると、拒否の意か首を横に振った。
「だっだめよ…。そこダメ…ッ」
「駄目だな椿。私が男だったら、ここでひいたりしないもーん」
リズの指が蜜壷へ侵入するのを拒むように、腰を後方に引く。それでもリズの指は執拗に、椿の性器を追いかけた。
焦る彼女をちらりと横目で見やると、リズの指が退いた。
椿は先程までの快楽の余韻か大きく肩で息をし、乳房と下腹部を覆い隠した。
まるで、裸のまま男の前に出てきた時のように。リズの視界に入らぬようにと。
リズが笑みを浮かべ、両手をヒラヒラと振った。
「う・そ。何もしないってー。やーね」
「はぁはぁ……なんで…?」
「だって、あいつらが見てたんだもん。…それとも何?もっとやってほしかった?」
「そ、そんなまさか…、きゃぁあああん!?」


再び椿のあえぎ声がたからかに浴室に響いたと同時に、窓の向こう側にいた男3人が、今度こそ血を流して気絶した。
翌日彼らが死武専を欠席したのは、言うまでもない。


end

___________

地味に俺のSSでスレ占領してすんませんしたorz
たぶんこれで最後(しばらく投下できない)。ありがとうございましたー
193名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 14:38:55 ID:fR5aQsLf
>>192
GJ!3作品とも好みだったよー
194名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 23:51:31 ID:Dqn3f246
久々に来てみたらなんなんだこの投下ラッシュは!
みなさんGJ!
エロ可愛いソウマカやら、幸せそうな★椿やら女の子たちも仲良さそうで和んだ。
フリエルもGJでした!

195名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 01:41:02 ID:vkkNABkV
>192
マカとパティ可愛すぎるだろ乙
お風呂ネタいいな。
いつかクロナとかキムジャッキーもまぜてやってくれ!
196名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 02:40:29 ID:Y7K29smw
投下ラッシュ記念age
197名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 02:56:31 ID:vkkNABkV
ソウルイーター*雑談 3(pink難民板)
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1249703814/

一応貼っておく。ネタ師と職人がたくさん共鳴しますよーに
198名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 23:46:25 ID:9DLE3o0O
ほす
199名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 15:45:48 ID:6qPntCN9
キッドとリズとパティで何かひとつ!
200名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 23:39:13 ID:P14Jszdl
死神姿
201名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 21:27:52 ID:yuVZx5nl
オックスくんの髪がふさふさになったのは、キムと何かあったからに違いない
202名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 17:29:34 ID:B3Uq4H2O
梓にゃんとマリー先生で百合とかどーよ
203名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:24:57 ID:EU979iwF
1年ぶりぐらいにこのスレきたら、アニメ終わってるのにまだ投下があって嬉しいなw
なもんで自分も何か落としてく。
ラグナロクと女の子クロナの話(+獣耳とか尻尾でてきたりする)。
苦手な人はシカトしてやってください。
204名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:26:19 ID:EU979iwF
終わりのない終わり


体が思うように動かない、ような。叫んでいるのに声が出ない、ような。
そんな重苦しい気分から解放された途端、クロナはその夢の内容をサッパリ思い出せなくなっていた。

軽い倦怠感に頭を振りながらのっそりと起き上がり、フラフラと洗面所に入る。
機械的な動きで顔を洗いうがいをして、寝癖でも確認しようかと鏡を見て硬直。

「な、な、な、……」



随分前の記憶だが、似たような内容の小説をメデューサからもらった気がする。
その小説は確か、「ある朝、グレゴール・ザムザが妙に胸騒ぎのする夢から目覚めると・・・」
という一文で始まっていたはずだ。
クロナは自分がまだ、その胸騒ぎのする夢の中に居るのではないかと頬をバチバチと叩いてみた。
ジンジンと痺れる頬の感覚に唖然として、もう一度鏡をよく見る。
……耳だ。間違いなく、何かケモノの、耳が生えている。
元々ざんばらな薄紫色の髪の隙間からにょっきりと、黒い耳が。

色気づいた女の子のようにしょっちゅう鏡を覗く癖があるわけではないが、
昨日の夜シャワーを浴びて、乾かした時にはこんなものは無かった。当然だ。
恐る恐るその耳に触れてみると、ふわふわとした柔らかい毛に覆われていて、
しかも触られている感触が確かにある。神経が通っているのだ。

「ななな、なんだこれ……!!!!?」
あまりの事態に呆然と呟くが、それで耳が無くなるわけでもなく、クロナは途方にくれた。
どうしよう、というよりは、なんだろうこれは、という思いの方が強い。
冷静になれと言い聞かせてはみるが、とにかく原因も何もわからないのだ、考えようもない。
誰かに相談するしかないだろうか。解決策が出るとも思えないが、
自分ひとりでパニックになっているよりはマシな思考が出来るはずだ。
205名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:27:01 ID:EU979iwF
でも、誰に?
とりあえず身近な人間が己の内側に潜んでいたりするが、どうやらまだ眠っているようだ。
それにこんな耳を見られたりしたら、どんな風にからかわれるか分かったもんではない。
「うう…フリーもエルカも昨夜から仕事でいないし…」
ミズネは人型時でないと意味不明な言語を喋るので頼りにならない。
…となると他には。
「やっぱり……メデューサ様…かなぁ…」


おそらく徹夜続きで未だに研究室にこもっていることだろう。
今なら誰にも見られずにメデューサのところまで行けるかもしれない。
しかし念の為、クロナは手近にあったタオルを頭に巻きつけてパジャマのまま部屋を出た。
歩きなれた廊下も、人に見られたくない一心からかとても長く感じられる。

タオルが落ちないように押さえつけながら歩いていたら、内側からむくり、という嫌な効果音が聞こえた気がした。
(ややや、やばい、、どうしよう、どっか隠れたほうがいいのかな…?)
一瞬の焦りと緊張に体がこわばる。隠れると言っても相手とは文字通り一心同体、身を隠す隙間などない。
ぬ、と背後から姿を現したのは、今一番会いたくなかった人物。――ラグナロクだ。
「……クロナぁ。もう朝かー…?」
「おおっおおおはおおおおおおはようラグナロク!!」
(しまった、声が裏返った……怪しさ全開……)
とにかくこの場を切り抜けてメデューサの元へ行きたい。日課のいじめに合っている余裕も無い。
しかしクロナが心配した通り、その返答はラグナロクの興味を逸らすどころか深めてしまったようだ。
「……ぉいテメェ…頭どうかしたのか」
血液その物の癖に、朝は低血圧という奇妙なラグナロクがふと、腕をクロナの頭の上にのばしてきた。
クロナは一層強くタオルを押さえつけながら、常ならば絶対にしないような笑顔を作った。
「う、ううん!ちょっと寝癖がひどくてっ!!そんなことより早く朝ごはん食べにいこう!」
206名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:27:51 ID:EU979iwF
そういう"模範的"な返答が、"普段と違うクロナ"を際立たせてラグナロクの興味を惹いてしまうのだという事には気づかない。
普段のクロナだったら笑顔など安易に向けたりはしないのに。
「何か変だぞお前…?それにこっちは食堂と反対方向だしよお」
「あっ!そ、そうか……そうだよね…どうしよう……」
言われてみれば当然だ。自分がいかに冷静ではなかったかという事に気づかされる。
こうなったらタオルをかぶり続けてて、今日一日中ラグナロクに頭を捕まれないように配慮するべきなのだろうか。
しかし普段の彼を見ていると、どんなに気遣ってもそれは不可能に近いことだろう。
悶々と考えているクロナをラグナロクが訝しげに眺める。
「タオルかぶるほどひでぇ寝癖なのかよ?」
いや実は朝起きたら耳が生えていたんだよ、と、口から出掛かった言葉を飲み込む。
コトは寝癖より深刻だ。
クロナが適当にごまかして足を進めようとしたとき、ラグナロクがサッと敏速に手を伸ばしてそのタオルをむしり取った。
突然のことに阻止も出来ず、タオルがクロナの手をすり抜けていく。
「わああああ!!な、なにすんだよテメェ!!」
怒りのあまりつい声を荒立てて耳を両手で隠すが、ラグナロクの唖然とした態度を伺えば…ソレを見られたのは一目瞭然だった。
どう見ても表情なんてものがないラグナロクに、明らかにオドロキの感情が浮かんでいる。
もう駄目だ。
…おしまいだ。

「クロナ……おめぇにそんな趣味があったとはな…」
「……へ?」
てっきり笑われるか、或いは化け物扱いでもされるかと思っていたが、
哀れみを含んだ物言いに冷や汗が止まらない。
いつものように言葉に勢いがないのは、きっと低血圧だけのせいではないと思う。
ハッキリいって、虚しい。
207名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:28:31 ID:EU979iwF
「よく似合ってるぜ…。カチューシャか何かか?」
恐らくオモチャの耳ではずせるとでも思ったのだろう、クロナの耳をグイッと引っ張った。
「いっ!!!!痛い痛い痛い!!!!!!」
クロナの本気の痛がりように、ラグナロクも思わず手を離す。
「……痛い?」
「こっこれ、カチューシャじゃないよぉっ…」
涙目で睨みつけつつも、視線はキッチリ耳に注がれている。
「それ生えてんのか?いや、まさか……」
流石のラグナロクも俄かには信じ難いらしく、今度はそっと、耳の柔らかい毛を撫でた。
そのくすぐったいような感覚から首を捩って逃れ、クロナは諦めの表情を浮かべた。
「朝起きたら生えてたんだ……どうしようもないからメデューサ様に言おうと思って」
「……とりあえずお前、こっち来い。誰かに見られて変態扱いされたくねーだろ」
確かに、こんな廊下のど真ん中でこの異様な耳を晒すわけにはいかない。
クロナはおとなしくラグナロクが進めという方向の部屋の中へと入った。どうせタオル付きでも堂々と歩けやしない。


ラグナロクは相変わらずクロナの耳をまじまじと観察していた。
哀れまれたのは尺だったが、秘密を一人で抱え込むよりは気が楽になっているのも確かだった。
「そういえば昔読んだ本に、朝起きたら毒虫になっていた男の話があったぜ」
「うん…、知ってる…(ていうかそれ僕の持ってる本の話じゃない…)。で、でも僕は耳だけだよ。それにあれは小説でしょ?」
「まぁそうだけどよ。…つーかオマエ耳だけって、尻尾はねーのか?」
「あれ、そういえば……」
そういえば耳のショックで服も着替えていないので、他の異変はチェックしていなかった。
恐る恐るパジャマの上から尻を触ると、……確かにそこに、何かがあった。
「……ある……」
絶望にも似た感覚で呟く。存在に気づいてみれば、その尻尾は自分の意思で動かせるようだった。
208名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:29:12 ID:EU979iwF
「完璧だな。ちょっと見せろよ」
ナニが完璧なのかはよく分からないが、クロナはとりあえずズボンを少しずらして尻尾を立たせて見せた。
「動かせるみたい……」
「ふーん…、こっちもしっかり生えてるっつー訳か」
背骨の一番下、ちょうど尾てい骨のあたりから生えているようだ。
耳と同じ漆黒の尻尾が、自分の背後でゆらゆらと揺れる。
「僕、猫みたい……」
「みたいじゃなくてそうだろ」
ぼんやりと呟いたクロナの言葉にラグナロクはさほど反応をしない。
「いっ嫌だよこんなの。ありえない……ていうか夢でしょこれ?ここ夢の中の世界だろぉ?」
クロナは自分に言い聞かせるように繰り返すが、ラグナロクの返事は現実的だった。
「ありえないなんて事はねーだろ。現にこうして生えてんだし。」
こんな時に限って常識人みたいなことを言うラグナロクには正直腹がはつ。
そんなクロナの様子を気にもかけずに、ラグナロクは尻尾と耳の観察に余念がない。

「さっき痛えって言てたけど、感覚があんのか。」
そう言ってラグナロクは、クロナの尻尾を緩く握った。
そのまま注意深く手をスライドさせて毛並みを整えるように撫でる。
「う、っわ……やめて、くっ…くすぐったい」
聞いているのかいないのか、ラグナロクは手を離そうとはしない。
片手で尻尾を握ったまま、もう片方の手を耳に伸ばす。
「リアル猫だな。オレ猫嫌いだけど。うぜえから」
「じゃ……、じゃあ離してよ…ぉ…」
くすぐったさに身を捩りながらも、何となく心地よいその感覚にクロナも無理に離れようとはしない。
209名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:30:01 ID:EU979iwF
「そういやよぉ」
はたと何かを思い出したラグナロクが、パッと尻尾と耳から手を離した途端、
緩く与えられていた心地よさがなくなり、クロナはつい声を漏らした。
「みゃぁ……」

「…………」
「…………」
「……………………」
「……………………」
「……今……」
「ちちちちち違うよ今のはっ!?なんか勝手に出ただけで!!!!」
「……つくづく猫でよかったぜ」

思わず口をついて出た鳴き声に一番驚いたのはクロナ自身だったが、
ラグナロクは気にしないどころか心なしかニヤニヤした様子で話を戻した。
「耳と尻尾は確認したけど、他のところに変化ねーのかよ?」
掌に肉球がないことを確認しながらメロに問う。
そう言われても、耳だけ見て部屋を出てきたので他のところなんて見てない。
背中が毛むくじゃらになってたらどうしよう。
「服脱げよ」
「えっええぇっ?!」
「背中とか毛むくじゃらになってたらどーすんだ」

まさに考えていた事を言われ、ギクリとする。クロナが悩んでる間にもラグナロクの手はクロナのパジャマに掛かっていた。
「ま、待って!自分で脱げるから!」
「んだよ、じゃあ早くしろ」
まるで「脱がせたかった」と言わんばかりの様子に辟易しながらも、背中をラグナロクに向けてパジャマを脱ぐ。
210名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:30:41 ID:EU979iwF
「……ど、どう?なんか生えてる?」
「いや……普通だな。次。こっち向け」
「でっできないよ!前は自分で確認できるから!」
脱いだパジャマを薄っぺらな胸に当てたままクロナが声を荒げる。
サッとパジャマを羽織り直すと、若干俯いて胸や腹を見渡しているようだ。
その間にも無意識なのか、ラグナロクの目の前で長い尻尾がゆらゆらと揺れている。
まるでぶら下げられたエサに食いつく魚のように、ラグナロクはその尻尾をギュッと握った。
「み゛ゃ!!!」
ノドが潰れたような悲鳴をあげて、クロナはラグナロクの手を振り払おうと暴れだした。
しかしラグナロクがそんなことで離すはずもなく、あっという間に抱きすくめられる。
「やっ、ちょ、離して!!」
「やだね」
キッパリと言い渡すと、ラグナロクはクロナを抱きしめたまま耳を舐めあげた。
「ひっ…!」
ビクッと跳ね上がるクロナの身体を押さえつけて、改めて丹念に舐める。
「ぃひゃ……ぅ、ゎゎ」
クロナは顔が熱くなるのを感じた。フリーが作ったものすごく辛いカレーを食べた時のような熱さだ。
黒いふわふわの毛が、ラグナロクの唾液で濡れてぺったりとなる。
「獣のような匂いとか味とかはしねー。やっぱりオモチャみてえだ」
猫の耳を食べたことでもあるのか、と問いたかったが、今のクロナはそれどころではない。
体が、熱いのだ。舐められた耳から脊髄に向かって電気が走る。
首の後ろがチリチリと熱せられるような、妙に居心地の悪い感覚にしきりに身を捩る。
「少しじっとしてろ、観察できねーだろ」
そう言うとラグナロクは、両手でクロナの胸をかき抱いた。大してボリュームがあるわけでもない胸を
やわやわと刺激しながら、耳を舐めたり甘噛みしたりを繰り返す。
「は、ぁ……も、味、わかったでしょ……」
熱い息を吐きながらクロナが訴えた。ラグナロクはそうだな、と言うと耳から口を離した。
211名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:31:45 ID:EU979iwF
「じゃあ今度はズボンを脱げ」
「だっ、だからなんで!」
「尻尾の付け根見てぇから」
もはやラグナロクに待つ気はないらしく、クロナの返事も聞かずにパジャマのズボンを引きずりおろす。
その勢いの反動で尻尾がふるふると揺れ、窮屈そうにショーツがずれた。
キュッ、と尻尾を握るだけでクロナの動きが一瞬止まる。
「尻尾、感じるかよ?」
「なッ……!!くすぐったいだけだよっ!」
挑発的な言葉を即座に否定するが、さっきから血が上りっぱなしの顔は隠せない。
真っ赤になった顔を見られていると思うと、尻尾を触られる度に体の奥がうずいていることすら
見透かされていそうで、その事実が更にクロナの神経を過敏にしているようだった。

「ふぁっ……しっぽ、いじんな、い、でぇ……」
「観察してるっつってんだろ!元に戻りたくねーのかよ」
相変わらずなまま、ラグナロクはクロナの尻尾を擦ったり舐めたり噛んだり、弄り続けた。
「……クロナ、腰が動いてんぞ。便所か?」
「ぅ、……ちが、う……」
「じゃあ尻尾弄られて感じまくってんのか?」
「………………ち、が……」
クロナは押し黙って答えない。正直な所、クロナ自身にもそれは分からなかった。
今まで存在すらしなかった身体の部位を弄られて、それが快感なのか、不快感なのか、それすらも分からない。
「YesかNoかで答えられる質問くらい答えろミジンコ!……まぁ答えねーなら確認するまでだが」
それに対してクロナが答えるより早く、ラグナロクは中途半端に引っかかっていたショーツをも下ろした。
不意に空気に晒された秘部が突然の温度変化にヒクつくのが、クロナにも分かった。
「はっ!随分濡れてやがる。まさかこの歳でお漏らしじゃねーよな?」
「そんなわけないだろぉ…!」
精一杯突っぱねて見せるが、濡れそぼったそこが触られるのを待っているのは傍目にも明らかだ。
212名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:32:44 ID:EU979iwF
「言ってくれればちゃんと触ってあげたのによ。淫乱クロナちゃん」
大仰な溜め息をつくラグナロクを、嘘だ、という目で睨みつける。
ラグナロクにとっては自分がこんなにも感じてしまっていることより、
自分の身体に起きている奇妙な現象の方が興味深いに違いない。
そう思いながらも、ラグナロクがそこを触ってくれるのを、どこか待ってしまっている自分にクロナは気づかないフリをした。

「お、良い事思いついたぜ」
ラグナロクがクロナの秘部を見ながら呟く。
どうせロクな事ではない、触ってくれないなら自分でトイレに篭ってオナニーする方がマシなくらいだ。
クロナがそう思いかけていた時、ラグナロクが尻尾を掴みながら黒く微笑むのに気がついた。
「な、何する気……」
クロナの問いには答えず、ラグナロクは尻尾の先を掴み、その柔らかい毛でクロナの内モモをなで上げる。
「ゃっ……ひっ…!」
尻尾も随意に動くとは言え、ラグナロクに掴まれていてはどうすることも出来ない。
そんな考えを読み取ったように、ラグナロクが今度こそハッキリと笑った。
「抜くんじゃねーぞ?」
言外に「抜こうとしても押さえつけっから」と匂わせ、その先端をクロナの秘部に宛てる。
「ちょ、ねえ……ラグナロク、まさか……っ!ぅ、ぁっ!!あぁぁ!」
ズッ、と押し込まれた感触に、背中が総毛だった。
慣らされる事も無く異物を押し込まれた胎内が無理矢理に押し広げられる感覚。
そして、敏感な尻尾が温かく、ヌメヌメと動く粘膜にまとわりつかれる感覚。
二つの感覚が奇妙な電気信号のように、クロナの脊髄を駆け上った。
思わず力を入れてしまい、自分の尻尾が締め付けられる感覚にまた体が跳ね上がる。
213名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:33:27 ID:EU979iwF
しかし力を抜こうとすれば、蠢く中の感触に尻尾が震える。
「いやっ!!いや、いやぁ!!や、やだっ、やだこれっ!!やぁあぁぁ!!」
自分の指を入れるのとは全然違う。しかし間違いようも無い快感にクロナは自分がどうにかなりそうだと思った。

「なかなかおもしれえな。…どうだ、自分の尻尾に犯される感想は」
ラグナロクが何か言っているがそれどころじゃあない。
二重の快感に苛まれて言葉も出てこない。
嫌だと思っているのに尻尾が動く、動いてしまう。
そして動くたびに中が収縮し、尻尾を締め付け、また快感に尻尾が動く。
循環のような快楽を、自分では止めることができない。
「やぁっ!ラグナロク、ぅ!!おねがい、抜いて!おねがいっ……!!」
恥も外聞も無く叫んだが、ラグナロクは「観察」を続けるばかりだ。
「尻尾、動かせんだろ?それとも中がキツすぎて抜けねーとか?」
そして尻尾を片手で押し入れたまま、空いた手で耳を、胸を、陰核を弄り回す。
「ひぁぁっ!や、やめ……っは、ぁ、あああぁぁ、あぁぁ!!ふにゃぁぁ……んっー!!」
クロナのあまりの感じ入りようにラグナロクもご満悦らしく、ドロドロになった秘部を愛おしげに指先でなぞる。
「気持ち良さそうだなクロナ。やっぱその耳と尻尾、似合ってんぞー」
言いながら敏感な芽を強く擦られ、クロナは自分の頭が真っ白になるのを感じていた。
「やだぁ!!らぐっ、だめっ!そこ、やっ……んあぁ、だめ、って!お、おしっこ!でちゃうぅ!!」
プシュッ、シャー…。
「あ、ぁあぁぁぁ、ああぁぁぁぁぁ……!!」
214名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 03:33:57 ID:EU979iwF
激しく身を悶えさせながら、クロナは自分の秘部に宛てられたラグナロクの手の隙間から
透明な液体が勢いよく迸るのを意識の隅で捉えたまま、果てた。
「へーぇこれが潮っていうやつか。見たのは初めて……あ?クロナ?」
若干興奮気味のラグナロクがクロナに声を掛けたが、クロナの意識はもうそこにはなかった。






「う……ん?」
なんだか頭が重い。手足を押さえつけられて動けないような、
叫んでいるのに言葉にならないような、そんな夢を見ていた気がするけれど、内容が思い出せない。
目に入る天井はいつものもので、ベッドもパジャマも見慣れたものだ。
クロナは軽い倦怠感に頭を振りながらのっそりと起き上がり、フラフラと洗面所に入った。
いつものような機械的な動作で、うがいをし、洗顔をし、寝癖でも直そうかと鏡を見て。
そして……



以下無限ループ


以上です。お粗末さまでしたー
215名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 04:01:09 ID:EELhYYdJ
>>214
1年ぶりとはそらまた久しぶり
だが君がいない間にクロナ用の専スレが立ったので、次回投下するときはそっちにしてほしい。

だがラグクロGJ!!
思わず鳴いちゃうクロにゃん可愛すぎるだろー!
…無限ループオチってやっぱ怖いなw乙ですたww
216名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 01:55:54 ID:O31YwTLq
猫クロナ良かったGJ!

>>215
別にここにクロナもの投下してもいいんじゃないか?
職人さんが決めることだし
217名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 14:08:28 ID:nv0h0+fM
いいと思う。
他のエロパロ板でもキャラスレあるキャラのエロも普通に投下されてるし、
何も束縛しなくてもいいかと。
218名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:37:37 ID:FInT2ccQ
>>214
GJ!
猫クロナ可愛いいなwしかもエロ過ぎハァハァ
不覚にもおしっこでちゃうに最も萌えた
219名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 14:58:30 ID:XViqK/hL
クロナえろすぎGJ
220名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 02:40:25 ID:hQKN/Cjw
保守
221名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 21:17:03 ID:PkHAn+mM
age
222名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 00:53:38 ID:kOsYV/Jv
ギリコとアラクネってまだないんだな…意外
223名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 02:49:39 ID:hWkJUb5Z
ギリコ×姉妹も見てみたいな
224名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 03:36:52 ID:QVEsrFaf
いっそアラクネ×ギリコ希望w
225名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 12:21:18 ID:46PScXuH
ソウルイーター*雑談 4
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1251653415/l50

すごい早さだな
226名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:22:25 ID:VdNG4wEv
単行本今月発売か
227名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 02:27:17 ID:0+ou332P
ブルックリン時代の2人をキッドがどう良い方向におさめたのか気になる
特にパティの方とか
228名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 05:11:43 ID:2kSaJGed
それいいじゃないか
姉妹可愛いよ姉妹
229名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 11:08:03 ID:MpsUflBI
そのネタ気になるな
リズもパティも相当抵抗したか、或いはキッドに
「食べ物は保障してやる」とでも言われて武器になったかw
230名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 07:42:33 ID:nlIg1qeT
あれ、エrい意味でじゃないのかw
231名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 23:55:30 ID:9dh9rXVn
前者がエロい意味なんじゃね

というかここって人いるのかw
232名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 00:06:32 ID:0WAKg0Lc
姉妹どうでも良い。どうせ作者がねっとりやるだろw
233名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 07:09:32 ID:b66GUhTc
また粘着姉妹アンチか…
そら人も減るわな
234名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 08:13:56 ID:iDXdyXVn
姉妹贔屓されてる厨が言うほど贔屓されてるように見えない
むしろ今までが少なすぎと思うくらいだ
235名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 09:19:43 ID:6pdUxt/t
>>234
道化師と中務が燃えて感動しただけに
キッドパワーアップがBREWドーピングで姉妹はただの驚き役だったのはあんまりだと思った
236名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:02:13 ID:846Ugp4d
姉妹は驚き役とか和ませ役そんなんばかりだったのが
急にシリアスな展開になり出してついていけない人が出てきたのかもなー
序盤から★椿のような過去話をちゃんとやってたら良かったのにと思う
237名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:11:33 ID:6/Ouvn1D
メイン組の中で一番目立ってなかっただけあってな。
というかアッシャー自体が姉妹を重要キャラとしておいてない気がするので
パティの潜在能力に違和感覚えた層がいたんだろう
とりあえずキッド救出編で活躍すればいいんだけども
238名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 00:11:56 ID:9wXSt5JF
中務の鹿とかギャグキャラだったオックス君がBREW以降かっこよくなったり
凄い設定のポッと出なんて昔からあったけどな
昔は「唐突だなw」でサラリと片付けられたけど
最近のだけネチネチ言われるようになったのはアニメでの人増加の弊害だな
239名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 02:02:37 ID:2fWJApF/
アッシャーは脇役とすら呼べなかったキャラを突然持ち上げる習性があるからなぁ
オックスくん含めキムジャクとハーバーくんもそうだったし。
240名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:11:04 ID:RyyGHIki
盛り上がってるな
241名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 23:34:43 ID:cQe0y3iM
今月号はゴフェルがギャグ要員ということしかわからず、エロい発想はできなかった…
242名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 17:55:02 ID:X/jKRmfj
・★パテでマイナーCP
・パティ視点
・椿とかキッドの存在も認識

以上ありえねえよって人はスルー
243242:2009/09/13(日) 17:55:34 ID:X/jKRmfj
「おい馬鹿」

呼べば少しだけ顔を上げてくる。今あたしの腕を掴む奴の腕は自分のものよりずっと筋肉質で、今一番欲しいものが筋肉に思えてきた。
それでも口調だけはときつめに呼んでみたけど、コイツにはどう聞こえたのだろう。
「んだよ。大人しくしてろ」
「昨日のどうなったの?」
「無視かよ!昨日のってなんだよ!」
「アンタがアンジェラ襲った話。まさかロリコンだったとはね」
「頼むから日本語しゃべれ」
妄想は脳内だけにしろ、というコイツの声でたわいない会話も終了。
確かに今言ったことは完全に妄想の域だが、コイツの動きを止めるためには致し方ないことだった。
やはりこのままじゃマズイのでアンジェラじゃなくて椿ちゃんだった?とか適当なこと抜かしてみる。
きっと怒るんだろうなと思ってたら案の定目を吊り上げてBIGな男は浮気なんてしねえとか言い出した。
元々あたしら、付き合ってるわけでもないのに意味がわかんない。
しかも結局、行為は再開されてしまった。もう面倒だから好きにさせておこう。
…と思ったのだが。


「だあああああああああああねちっこい!」
「あ"?」
コイツの指があたし胸を愛撫する。互いの違う体温が触れ合う時に起きる緊張も、なくしてしまうようにバカ丁寧に。
「律儀過ぎんの。そんな鬱陶しく前戯やんなくていいからさっさと突っ込めよ」
「…お前はアホか」
「何が」
「俺みたいな心優しき男はな、女をどう喜ばせるかぐらい知ってんの」
「女代表で言わせてもらおう。全く喜ばしくねえ」
「んだとォ!?慣れだ、慣れ!」
コイツはあたしを神聖な存在とまではいかないけど、大事に扱いすぎ。そう自覚する度に言い表しようの無いモノに心臓の上辺りが違和感を訴える。
244242:2009/09/13(日) 17:55:57 ID:X/jKRmfj
舌が突起をつつく。そして唇で挟んで、そのまま吸い上げられる。腰に甘い刺激が走った。
「っ」
歯を立てられて、真逆の感覚に脳が麻痺してくる。それを利用するように、コイツの左手が下肢へ触れた。
するり、太ももを撫で、ずりおろされたズボンはしわを寄せうずくまって、戻されることはない。
「あ、そういや首筋ん所、痣になっちまったな。悪ぃ」
「は。なんで謝んの」
「見える位置だろ、首だと」
嫌味か。そう思うけれどそれは違うから胸に何かもやが出来た。どうせコイツ、キッドに見られた場合のことを考えてるんだろうから面倒くさい。
この俺様野郎のすべてが面倒くさいんだよ畜生。
「いいよ別に」
それを聞いたコイツは眉を寄せて笑って、その痣にキスをひとつ降らせた。あーあ、アンタがそうやって笑うからもやが溜まっていくんだっつーの。
あたしが意地をはる度に溜まって、アンタの反応にまた溜まる。……溜まる、って性欲みたいだけど絶対違う。
「っ…な、」
思考を巡らしているうちに、あたしの中に無遠慮に指が侵入してきた。卑猥な音を響かせてどんどん奥の方へと進んでいく。
けれどそんな膣内をひどく丁寧に扱ってるのは容易に想像できる。もやり、と胸の敏感な部分がまたうごめく。
「くっ、ゃめ」
「指入れないと後で痛いとか文句言うだろ」
「テメェの指キライなんだよ!うざいから」
「指だけ指定?」
「指の持ち主もだボケ!!」
「つまり俺も高レベルってことか?そら光栄だ」
敏感な部分をピンポイントで押し潰される。
「んッ」
甲高い声が上がって恥ずかしさに唇を噛み締めると、立てた歯を解くように唇が重ねられた。
指が引き抜かれたと思うと、すぐさまコイツのがあたしの内に入ってくる。ずぶり。
245242:2009/09/13(日) 17:56:22 ID:X/jKRmfj
「ッ、」
「力抜け。キツイ」
「千切って、やる、…!」
律動が開始される。肩に掲げられたあたしの足は快楽に震えて、その太ももを掴むコイツのの指の爪も、強い力に白くなる。
狂い負けそうに伸びた爪先は宙を蹴ってコイツを揺らした。
「ぅ!ひぁ、」
「う、っ…わ、最高だわ」
「ド畜生…苦しみながら死ね!!」
「これが終わったらいいぜー」
コイツが嬉しそうに笑う。激情を堪えている筈なのに、それは普段よりずっと穏やかだった。それでまた、何かが溜まる。
「く、ねぇもう…も、やめよ……」
「イく寸前になると毎回それ言うよな?」
「さ、ヴぁっ……くっぇ馬鹿!!」
自分でもよく分からない言葉で喚いても、いつもみたくへいへいと軽く流された。
溜まっていた性欲もあの何かも絶頂に上り、瞼の裏も白くなる瞬間で全てなくなってしまうような気がする。
喪失感が襲ってくる。その瞬間がようやっと次に、クるのだ。
「悪かったな。イけよ」
「ひゃ、ぅああ!」
どくり。血が脈打って、全てを吐き出される。コイツのそれが抜かれて、白いとろとろの液体が太ももを伝った。種が消えていく。証が、喪失感にかわる。


「……最悪」
「今回の感想か?」
「ご丁寧に会話繋げようとしてんじゃねぇよ」
「お前はもうちっと可愛くなれっつの」
「馬鹿男にゃこれ位が丁度でしょ?あたしがもっと可愛くなったら、」
アンタがくれる愛が重すぎて、すべて受け止められそうにない。あの何かがまた胸でつかえて、あたしはアンタに笑う事もできないから、嫌だ
それをうまく伝えることもできそうになかったので、コイツの汗に塗れた首筋に噛み付いてやった。


おわり
246名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 23:49:10 ID:/dN0PvXG
珍しい組み合わせだけど読んだらすごく萌えた!
パティが黒くていい。GJ!
247名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 01:03:55 ID:K113ufI1
うわーこれは乗っかりたい
248名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 02:09:58 ID:C9AhTBTl
>>245
なんかとりあえず超良かった。乙
パティの黒い部分が★相手だとこんなに引き出るもんなんだなw
ついでに>>247乗っかっちゃえよ
249名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 06:14:25 ID:MJBqK0Kw
この2人はアリだな
職人さんマジでGJ
250名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:14:30 ID:k1eA8s03
面白かったよ
GJ
251名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 16:19:25 ID:5XWHo8J1
また台詞ラノベか
252名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 00:21:37 ID:GuuwBzbq
また文句厨か
253名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 21:10:15 ID:LyQ8tMJ1
「ソウル」
「何」
休日の夕方、今月の夕食当番はソウル
いつも通り夕食を作ってる。こいつめ、何で男のくせに
私より料理上手いんだよ 私より大きなその背中にいつものアイコトバを言う
「大好きだよ♪」
「…知ってる」
このアイコトバを言うとソウルは決まって顔を赤らめる ホントかわいい奴。
この状態じゃソウルの顔は見えないけどね、さっきより手の動きがぎこちない
分かりやす過ぎ…見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうよ
いつの間にかこれは私の日課になっている 
あ、でもずっと「大好きだよ」だけじゃ慣れてきちゃうから
明日はもっと過激な言葉を囁いてあげようかな?
まだまだソウルは純情クンだから刺激が強すぎると気絶しちゃうかも?

         明日、楽しみにしててよね

            ソウル!





勢いで書いてみました
ソウマカは何度か書いたことがあったので
珍しくマカソウにチャレンジしてみました
ソウル乙女過ぎたかも…
254名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 21:46:07 ID:FBGm9vK0
ふむ、マカソウか
意外に新ジャンル
いっちょやってみっか
255名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 10:02:57 ID:wJx12a5N
ミズネものマダー?
256名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 01:29:59 ID:0itM9sky
最新刊読んだ。すごい丁寧な絵柄になったなあ
妄想には差し支えないが
257名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 15:09:12 ID:SBLj1d/i
ラストの1話だけ丁寧になってた気がする
258名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 20:00:15 ID:0jXB0ExM
保守
259名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:18:33 ID:SN37l31/
ほっす
260キドパティSS:2009/09/23(水) 00:31:09 ID:+UlzzZEC

「パっtパパパパパティ!?何をすwせdrftgyふじこ」
「ちょっと黙ってねぇ。軽く1発ヤらせてもらうだけだから」

パティは頬を紅潮させて、息を荒くしながら、キッドに馬乗りになった。
パティはキッドのことをずっと、性的な意味で狙っていた。
お坊ちゃま故にどうせヘタレだろうと思ってはいたのに、
この男にひどく陵辱される自分を想像して、ひそかに陰部を濡らしていた。

キッドはパティに、決して手を出そうとしなかった。
何を勘違いしたのか、キッドはパティのことを、孤高で潔白な女だと信じていた。
もちろん、リズも同様に。
ストリートで育った2人をそう思える神経の方が恐ろしい。
そんなわけで、なんとなく「楽しいことしようよ☆」とは言い出せないまま
パティの欲求不満な日々は続いていたが、元々辛抱に向いた性格ではない。

キッドがなんとなしにパティの部屋に訪れてきた今日、パティの抑制は限界を迎えた。
261キドパティSS:2009/09/23(水) 00:31:30 ID:+UlzzZEC
「女の子の部屋にのこのこ入ってくるキッド君が悪いんだよー?」
パティは自ら下半身の服を脱ぐと、キッドのベルトを外し、続いてジッパーをおろし、やわやわと挑発するように袋を揉んだ。
キッドはパニックに陥っていたが、モノ自身は、段々と堅くなってくる。
そのまだ起ち上がっていないものに、パティは自分の陰部をすり付けた。
濡れたパティに陰部に愛撫され、キッドは鼻息を荒くする。

「ああ…キッド君堅くなってるっ」
パティは、腰を動かしながらキッドの分厚い唇に、小鳥のようなキスを繰り返した。
その焦らすような行為が、キッドの性欲を煽り、下半身をじりじりと熱くさせる。

「パ、パティ…。その辺でやめておけ。俺も止まらなくなる。」
ぬちゃぬちゃという粘液の混じった音が、キッドの耳を支配する。
性器と性器が刺激しあう中、キッドは必死で理性を保とうとした。
まだどこかで、パティのことを、汚れのない人間だと思っていた。
しかし当のパティはお構いなしだ。
キッドの言葉なんか耳に入らない様子で、キッドの体を使って、勝手に快楽を高めていく。
262キドパティSS:2009/09/23(水) 00:32:27 ID:+UlzzZEC
ぴっとりと汗ばんだ体を重ね、キッドの乳首にキスをおろし、小さな舌で、ちろちろと舐める。
薄い唇の周りを、唾液でびしょびしょにし、息を乱しながら、下半身をグラインドするパティの姿に
キッドはひどく興奮し、否応無しにモノを起ち上げていく。
その際、キッドのモノに、クリトリスがダイレクトに刺激されたらしい。

「…あァッ」
パティは唐突に訪れた直接的な刺激に体をびくつかせて、軽くイってしまった。


「はーっぁ…、キッド君、イイ…早く…」
パティは腰を動かすスピードを落としながら、キッドの上に倒れこみ、暫く余韻にひたったあと、
キッドの胸の上に乗り上げ、くっと背をそらして、
「服、脱がして。」
と言った。
首元まで紅潮し、汗の浮いた頬に髪を張り付かせ、すっかり淫らな姿になったパティを前にして、
キッドが逆らえるはずもなく、手を震わせながら上着を上にずらす。
263キドパティSS:2009/09/23(水) 00:33:04 ID:+UlzzZEC
パティは期待に喉を鳴らした。その喉の緩慢な動きを見て、キッドは自分に限界が近いことを悟った。
服を完全にあげきると、キッドの目の前に、ぷるんと柔らかそうな白い胸が現れる。
ピンクの乳首が完全に勃起し、触られるのを待って震えていた。
まだ見た目の幼い少女が、淫婦さながらに、性器を濡らし、胸をそらして、男に跨っている。

「…っどうなってもしらんぞッ」

キッドの理性が飛んだ。
パティの肩を掴んで、そのまま一気に押し倒す。
パティはそれを手伝うように股を開き、脚を絡ませて、キッドを引き寄せた。
「ひやあああっ」
前戯も無しに、一気に貫かれた。

「ゆるゆるだな。毎日夜な夜な何をしているんだ?」
キッドは乱暴に膣をかき回す。
「あうぅぅ…すごいよおぉっ」
ぐちゃぐちゃに体を揺らされながら、パティはキッドの背中に腕をまわす。
264キドパティSS:2009/09/23(水) 00:33:24 ID:+UlzzZEC
キッドのピストンは異常に激しかった。子宮口を刺激するように、奥の奥まで突き上げる。
パティは過ぎた快楽に、獣のような嬌声を上げた。
その間もキッドは、パティの豊満な胸を乱暴に引き寄せて、舌と歯で、両方の乳首を同時にいじくった。
その上、性器がぶつかるたびに勃起したクリトリスを絡め、刺激され、パティは気をやる寸前だった。

「ひああああああっ」
パティは目を白黒させながら、快楽の涙を流す。
「あ゛ーっあ゛ーっ」
キッドのテクニックは想像以上だった。
すでに正気を失い、完全に指導権を失ったパティは、獣のようにむしゃぶりついてくるキッドに、
体を揺さぶられるしかなかった。

喘ぎ声が部屋に充満する。
キッドがある一点を突いた瞬間、パティは背中が大きく反らして、ひどい咆哮をあげた。
「なんだ、ここがいいのか。随分奥だな」
「あっひぃそこはぁあだめえええええっ、ぃくううぅううう」
そしてパティは絶頂に達した。
265キドパティSS:2009/09/23(水) 00:33:57 ID:+UlzzZEC
「ちょっと早すぎないか?」
そういいながら、キッドの責めは一向に止まらない。
「キッドく…、待っ…っ…くひいっ…」
「淫乱なパートナーには仕置きが必要だな」
「あぅうううううっ!?」
キッドは指を、パティのアナルに突き立てた。そしてそのままぐりぐりと中を刺激する。

「仕置きだといっておるだろう」
パティは口をパクパクとさせ、声にならない声を上げた。表情は恍惚状態だ。
激しい突き上げに、パティの小淫唇はめくれあがり、キッドの肉棒を舐めあげる。
それがまたたまらない刺激となって、パティ自身を責めた。

キッドはアナルを指でピストンしながら、舌でパティの唇をしごくようにいじった。
パティはたまらない様子で、むさぼりつくようにキッドの舌を絡めとる。
「むうっむっふうう」
お互いに大きく口を開け、敏感な口内を犯しまわす。
下半身はキッドのモノと指に責め立てられて、限界を行き来していた。
口内を蹂躙したまま、キッドは突き上げるタイミングと合わせて、空いていた片方の手で、パティの乳首をひねりあげた。
266キドパティSS:2009/09/23(水) 00:34:26 ID:+UlzzZEC
「むっむううううううう…んっぁぁあ」

パティは潮を噴きながら、3度目の絶頂を迎えた。
キッドもまた小さな痙攣のあと、喉をひきつらせながらイって、精液をパティの膣に流し込んだ。



次の日の朝、キッドはようやく冷えた頭でやりすぎたかもしれないと戦々恐々としていた。
しかし目覚めたパティは、キッドの予想に反して、最高に機嫌が良かった。

「キッド君をパートナーに選んで正解だったネ☆」

言うや否や、キッドの股間に何度もキスをおとして、そのまま朝の一発を営む流れになった。
こいつは相当まずいかもしれない、とキッドは満更でもなさそうに頭の片隅で思った。





今回はキッドくんとパティに挑戦。リズもいつか混ぜたい…
というかここって人残ってるのかな
267名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 15:45:13 ID:rTvz3zPt
かわいすぎる・・・  パティ・・・  ハァハァ
GJ!!
268名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 02:13:42 ID:zfVAzkzG
>>266
やっぱりパティは襲い受けだよねGJ
269名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 18:33:36 ID:QjnA+Kuz
最近パティものが増えてきて嬉しい
漫画始まった当時やアニメ放映時はさっぱりだったからな
★パテの人もキドパテの人もGJ!
270名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 21:18:24 ID:0VP6gHTK
ブラマカって意外と少ない…ということで書いてみた


満月の光が机の上を淡く照らし出す。
そこにはマカノートが広げられ、星型の筆記用具が無惨に散らかっていた。
傍では男の影が女に絡まるように密着して、艶かしく揺れ動いている。
「ねえ…」
座ったまま、深く口付ける。
「勉強するんじゃなかったの」
快楽に頬が緩まったのを無理矢理引き締めてマカが問う。
いくらソウルの帰りが遅いからと言って…。
「やっぱ俺様に勉強なんて似合わねえぜ!」
「先に教えろって言ったのはブラック☆スターでしょ」
何を勝ち誇った顔で威張ってんだ。
それでも、いつも通りのブラック☆スターにマカは安堵する。
ここ最近すっかり大人っぽくなった彼に、置いていかれるような気がしたから。
再度唇を重ねられて、抵抗する気もなくなった。
「んっ…」
まだキスしかしていないのに、ブラック☆スターの身体はとても熱くて。
彼の魂の波長は性衝動に震え、マカの全身を振動させていた。
ベッドに押し倒され、下着越しに弾力のある硬い物を押し当てられる。
どうしよう、それだけで
「ふ…っんぅ」
体中をブラック☆スターに支配されてしまう。
「何だ…随分感じてねえか?」
そんなに胸を揉むな太腿を撫でるな、卑猥な顔で笑うな。
「…あんたこそ息が荒いじゃない?実はもう限界とか」
「ケッ、だーれが」
負けじとからかってみたものの、ブラック☆スターの顔からは余裕が消えない。
いつの間にかマカの全身を、筋肉質な腕が、脚が、絡め獲っていた。
彼に触られるだけで、私の股はじわじわと濡れていく。
「あ…」
とうとうブラをずらされてしまった。
小振りな胸の先端は既に硬く尖っていて。
ブラック☆スターの胸と擦れ合う度に、口から変な声が出る。
「お前が勉強教えているとき、ずっと見えてたんだぜ」
彼の指が、乳輪をなぞる。
「ここ」
「〜〜!」
胸を触られているはずなのに、電流のようなものは腰に溜まっていく。
271名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 21:19:09 ID:0VP6gHTK
マカの反応に気を良くしたのか、ブラック☆スターの手は腹を降下していった。
「ちょっ…!」
「今更恥ずかしがることもねえだろ」
胸を口に含みつつ、下着越しに太い指が上下運動を始める。
「んん!…っくあ!」
強い快感の波がマカを襲う。
「…やっぱお前感じすぎじゃ?」
腹の上でブラック☆スターが笑う。さっきとは違う、ちょっと困ったような顔で。
「っだって…」
ここ何週間も会えなくて。
「ずっと、我慢してたんだから…」
「マカ…」
言ってから赤面する。何を言ってんだ私!
ブラック☆スターはマカの下着を脱がして、それから自分のも脱いだ。
「わ…」
赤黒いそれは、これ以上ないくらいにそそり立っていた。
そっと、手を添えてみる。ピクっと反応した気がした。
マカはにやりと笑って、それをそのまま口に含んだ。
ぬるぬるとした唾液をたっぷりと付けて、それから強く搾り始める。
「うっ…はぁっ…」
「くすくす…ゔ〜〜」
「!」
こうやって振動を与えてやれば、硬度が増すのをマカは知っている。
「ぐ…俺は負けねえっ!」
「えっ?きゃあ!」
いきなりブラック☆スターがぐるりと回ったかと思うと、自身の顔をマカの股に持ってきた。
マカの顔は、依然彼のものの前にある。
「んな!」
「すっげ…どんどん溢れてくる」
指で愛液を掬い取ったかと思うと、そっと花弁に唇を添えた。
「ま!待って!」
「聞こえねえなあ」
ブラック☆スターはお構いなしといった様子で、そのまま花弁全体を大きく口で包み込み、舌で弄り出した。
272名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 21:19:54 ID:0VP6gHTK
「あぁっ!はぁん!んああぁ!」
ぐちゅぐちゅ。
卑猥な音が、鉄筋コンクリートの部屋に響き渡る。
マカも負けじと、一度放してしまったものを再び咥え込んだ。
もむもむ。ぐちゅぐちゅ。
「んん゙〜!」
マカの嬌声が振動となり、ブラック☆スターのものを知らないうちに責めていく。
「くっ、マカ!ストッピ!」
声ひっくり返ってるし。とりあえず、マカは口からものを放した。
「なあ…もう、いいか?」
ブラック☆スターがまた回って、顔をマカの目の前に持ってきた。
訊いておきながら、既にものの先端は入り口に当てられていて。
マカは小さく頷いて、目を閉じた。
引き寄せられるように、ブラック☆スターはマカの唇に自分の唇を重ねた。蕩けるようなキス。
そして、ゆっくりと腰を押し進めていく。ずぶずぶと、温かい場所へ。
「んく…ふ…」
(相変わらず…すげえ…)
挿れる度まとわりついてくる肉壁に、ブラック☆スターのこめかみから一粒の汗が流れる。
ブラック☆スターは堪えきれず、一気に奥へと挿し込んだ。
「ああ!」
そのまま激しく腰を振り出す。双方とも限界だった。
「あっ!あん!いい!いいのぉ!」
「はぁ、はあ…」
「ブラッ、ク☆スター、私、もう…!あぁ!」
「俺も…っ」
再度、深く口付ける。互いの舌を絡め合い、強く求め合う。
唾液が零れるのなんて、もうお構いなしだ。
「あ、イく!イくぅ!…っあああぁあ!」
「マカ!…っぐ!」
二人は同時に果てた。
273名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 21:20:39 ID:0VP6gHTK
マカが気付いた時には、もう日が昇っていた。
隣では昨晩激しく交じり合った男が、ぐっすりと眠っている。
「だらしないなぁ…」
そっと、毛布を掛けてやる。
そこに、とことことブレアが入って来た。マカは慌てたが、ブレアは全て知っているようだった。
「お疲れにゃ〜ん♪ゆうべは盛り上がってたね」
「覗きなんて良い趣味とは言えないわよ」
「あれだけ派手にヤっといて覗きも何もにゃいよ」
言われてみれば、まあ…そうなのだが。
「ところでどうするにゃ?」
「へ?」
「あと1分で7時半…ソウル君がいつも目覚まし掛けてる時間にゃんだけど」
マカの身体から血の気が引いた。


以上、お粗末様でした。ちょっとオチが微妙?
ストップと打とうとしてストッピになっちゃったっていう話。
ちなみに同じタイプミスでブタック☆スタry
274名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 22:26:56 ID:E0BsiEvy
久々にきたらこんなに投下があるなんて思わなんだ
ラグクロの猫クロナのエロさが素敵。ブラパテで本音言えないもどかしい感じも、
キドパテの襲い受けも、ブラマカのちょっとイケメンな☆も良かった!
職人さん方本当GJ!
275名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 02:11:41 ID:HheTBQRF
★マカGJ
276名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 14:30:24 ID:h/3vkghQ
投下ラッシュだよな最近
職人さん達ありがとう
277名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 18:43:31 ID:pa5D4vIf
アラクネ×鬼神ってある?アニメで胸挟んでたし、母乳プレイとか見たいんだが。
278名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 19:33:24 ID:5uOLAr9I
>ちょっとイケメンな☆
何故かきれいなジャイアン思い出した
279名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 01:30:51 ID:s9DYEc/r
あなたが落としたのはどれ?
>ボイン純情マカ >つるぺたツンデレ椿 >良心あふれる姉妹
280名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 15:34:47 ID:e9rPpj94
いいえ、俺が落としたのは普通のキムです
281名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:33:09 ID:T+BJk37p
俺が落としたのは多分ブレアじゃなかったかな?
282名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 08:18:25 ID:vtHu0vwo
あなたは正直者ですね
それではここにいる5人は皆俺が持ち帰ります
283名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 22:27:08 ID:Rfzi4Q0z
別に好きに持っていくのはいいが、残ったマリー先生とジャクリーンはいただいていきますね
284名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 00:34:04 ID:5MVcHxnq
それじゃあ俺は余ったエルカでも…
285名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 11:08:12 ID:DvMkpMdz
ならメデューサ様は貰っていきます。
286名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 12:51:55 ID:4xYB4TrR
マカものが多いんでたまには違う子のSSが読みたいなぁ
287名無しさん@ピンキー:2009/10/07(水) 20:41:55 ID:WF0a6Qqf
クロナ希望
288名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 00:23:07 ID:s3rENcah
どうも、speckというものです。
★×キッド×マカ×クロナのネタを思いついたので投下します
マカとクロナ受けが嫌な人は適当に流してやってください。
↓ではどぞ
289☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:23:35 ID:s3rENcah
【強化アイテム・職人編】


「どういう意味ですか?」
マカが少し困ったように質問を返す。
突然の死神様からの指令に、その場にいた4人は首を傾げざるを得なかったのだ。
その内容は、職人だけでの修行強化期間。つまり武器使用不可の状態でミッションを受けるというものだった。
職人と武器は2人でひとつ。
いくら腕の立つ職人ばかりとは言え、さすがに無謀な話であった。
「まぁそう怒らないで聞いてねぇ。実は武器組の子たちにも、おんなじよーな指令を出してるんだよねぇー」
その発言に、元々不満げだったブラック★スターが最初に声を荒げた。
「おい、つまり椿を危険な目に会わせるってことか!!」
「いくら父上の命令でも、リズ達まで危険に晒すのは……」
椿やリズのような武器では、単体で戦うのは不可能に近い。
そこを気にかけるのは当然であった。…が。
「大丈夫大丈夫!武器の子たちの力を最大限に発揮する道具をそれぞれ持たせてるからねぇ。
…それに君達も同じだよ〜」
いつも通りの間の抜けた声が聞こえたと同時に、向こう側からマリーが姿を現した。
その手の中には、4つの丸い首輪のようなものが存在していた。
「さぁ、皆これをつけて」
マリー曰く、この首輪をつけることによって人間のうちに眠る力を最大限に引き出すことが出来るらしい。
ブラック★スターがこんなものが無くても自分は強いと豪語していたが、
マリーの巧みな説得により、無事4人ともその首輪をはめたのだった。

「あ、あの…死神様、」
ずっと黙り込んでいたクロナがおずおずと質問をするために手を挙げた。
「ら、ラグナロクと僕は…離れることが…できないんですけど……」
「あら、それなら大丈夫よ」
マリーがさえぎる様に言う。どうやら黒血そのものを弱らせる薬をシュタインが使ったらしい。
いつの間に、と驚くクロナであったが、そういえば今朝からラグナロクが顔を出していないことを思い出す。
彼がいない状態でどこまで戦えるか不安であったが、命令だから仕方が無いと肩を落とした。

「ではではみなさ〜ん、いっちょ頑張ってねぇ〜!」
290☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:24:09 ID:s3rENcah
死神様の話を聞き終えると、マリーに連れられてどこか違う場所に移動をすることになった。
その移動中にキッドが自分の首にはめられた首輪を訝しげに眺めてみる。
「なあ、これで本当に力が出るようになると思うか?」
濃い赤い色の革製のもので、本当に内なる力を発揮できるようなものには見えないのだ。
それはキッドだけでなく周りのメンバーも同様。
「…なんかうさんくさい気もするね。」
「普段との微妙な差異は感じる気もする。試す価値はあるとは思うんだが…どうにも怪しくてな」
「ぼ、僕は、命令だから…仕方ないと思う…」
それぞれが思ったことを口にすると、少し躊躇したようにマカが言う。
「首輪自体からすごい魂の霊力反応を感じるから、レアものかもしれないけど…ただ…。」
「ただ?」
「…う、ううん!何でもないの!気にしないで」
「ま、何もつけてないよりはいいんじゃないかー?」
というブラック★スターの呑気な声に、マカも頷いたのだった。

しばらく歩かされた後、ひとつの部屋の中に4人は入れられた。
そこは死武専の体育館並みに広く、辺りを見回すとマカは邪悪な魂を感知した。
「さあ皆、気を引き締めてね」
マリーがそう言うと、入ってきた扉が閉まる。
「お、おい。どういう意味だ!」
「ととと、閉じ込められるなんて聞いてないよ?!」
焦る声に対し、外側からマリーが冷静に答える。
「落ち着いて。今、貴方達は首輪に秘めている霊力によって力が増幅されているわ。
そして少なからず恐れているはずよ。武器がない状態での戦闘にね」
それは当たり前のことであり、仕方の無いことだった。
死武専のしきたりそのものを否定した戦いをこれからするのだろうから。

「でも大丈夫。貴方達は強いわ。」

最後にその甲高い声を聞くと、その後は何も聞こえなくなってしまった。
もうやるしかないと覚悟した4人は、目の前に突然現れた鬼神と化した卵の軍団を倒すべく、体勢を整えたのだった。
291☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:24:48 ID:s3rENcah
--------

「ひゃほおおおぉー!!さすが俺様様だぜ!」
「首輪のお陰であろうが」

さすが死武専内でも強いとされるメンバー、大勢いた敵の軍団を武器がない状態で全て倒してしまった。
もちろんキッドの言うように首輪をつけているからというのが大半の理由だが、
そうでなくても彼らは十分強い職人であることに変わりない。
自分の力に自信をつけた一行だったが、クロナが扉の方を気にしだした。
「…ねえ、これで終わりじゃないのかな…」
「あ?」
「だ、だって、扉が開かないんだもん」
言われてみるとそうだ、と不審げに思ったブラック★スターが、そちらに足を進めようとした。
そのときだ。

「…ンああぁ!!!」
「えっ!マカっ!?」
いきなりのマカの悲鳴にクロナが駆け寄る。
「ううん、何でもない…。…あの、その、…虫が、大きな虫がいたから…」
「虫?」
「ったく人騒せだな!で、どこだよ、虫は?」
「えっ…!あ、…で…出てった…」
「………。お前、顔、真っ赤だぞ。そんなに怖かったのかよ?」
ブラック★スターが皮肉な笑みを浮かべた。
それに対抗するようにマカの怒鳴り声が響いたが、その場は一時うまく収まった。


(はぁ。どうしたんだろう、私…。うまく誤魔化せたからよかったけど。)

そう考えながら、マカは扉の前で苦戦する3人を尻目に柱にもたれ掛かった。服を着ていてもずっとムズ痒くて落ち着かない。
おそるおそるパンツの中に手をいれてみると…そこはすでに濡れている。
(何これ?どうして?…皆いるのに…)
感情に逆らえ切れなかったマカは、優しく自らのクリトリスを擦った。
292☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:25:19 ID:s3rENcah
「ひっ!!ふぁ、あっ、いやぁあ!」
そう叫んでマカは、震えながらキッドの腕を拒んだ。
「まっマカ!?」
先ほどキッドの話に耳も貸さずに扉と戦っていたブラック★スターが、驚いたようにマカの方を振り返った。
キッドは、「すっ、すまん。マカ…」と特に酷いことはしていないが謝っている始末だ。
「ちっ違うの!キッド君!今のは…わ…私…」
言葉が続かない。しばらく沈黙が続いたが、
「クロナ、すまんが暫くマカを見ていてくれないか?その間に俺達は扉を開ける」とキッドが場を仕切る。
マカは顔を真っ赤にして俯いている。泣きそうだ。
「わたし、わたし、……変なの…」
「今はゆっくり休ん」キッドがしゃべってる途中でマカが遮る。
「ち、違うの…。そうじゃないの…。…………。…………。…その、あの、濡れてきちゃって…。
…すごく淫乱だよねっっ、で、でも…でも、我慢…できなくて…」
「……マカ、それは恥ずかしいことじゃない。」
「で、でも、……こんなの初めてなの…。」
「……やっぱり休んだ方がいい。」
気まずい中そう返答しながらも、キッド自身、それを横で黙って見ていたクロナも、
どうしたらいいか分からず硬直しているばかりだ。
ようやく駆け寄ってきたブラック★スターも、さすがに状況を把握したのか困った様子だった。
「…わたし…わたし、キッド君に…なら、…いい。」
「!」
そう少女は上目遣いにキッドを見た。
3人は、普段見ることの無いマカの姿にまだ硬直している。
「…もちろん、ブラック★スターも…クロナも……」
マカと目があったクロナは、顔を真っ赤にして目をそらした。
「ど、ど、どうしよう。キッド…。」クロナが緊張と不安を混じらせた目で聞いてきた。
キッドも閉口する。
今、涙目で嘆願しているのは、クラスメイトであり、いつも一緒に戦っている仲間だ。
「…ぉっ、…ぉねがいぃ……」
今にも消え入りそうな声に、キッドはしばらく迷った末、決意を決めた。

―――「…わかった。」
293☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:25:53 ID:s3rENcah
「…取り敢えずマカ、下着を脱げ。」
スカートから覗く、純白のパンツにはもうすでに染みが出来ていた。
「…うん…」
マカは自ら下着を脱いだ。
そこは無論、ぐっしょりと濡れていた。
「ブラック★スターも、触ってぇ…」
「…本当にいいのかよ」
その声にマカは脚を開き、促すように誘う。ブラック★スターは同意を得て、女の大事な部分を覗き見た。
「すげえ…。」
食い入るようにまじまじと見つめられ、穴の入り口がひくひくと動いてしまう。
ブラック★スターは、おそるおそるクリトリスに触れた。
「…ぁぁっ!」
小さく甘い声が漏れる。
「…えーっと、…どうしたらいいんだ?」
「…さ、さすってぇ…」
マカの色気を含んだ声に少しドキドキしながら、ブラック★スターは優しくクリトリスを擦った。
指が往復するたびに、小さく嬌声があがる。
「あッ…んんっ…!ひああっ!!」
一際大きな声をあげて、背筋を仰け反らせるマカの背中をキッドが支えてやった。

一呼吸置いてから、マカはキッドの男性自身に手を置いた。
「…おっきぃ…お…ち…ちん」
マカは虚ろな目でそう言うと、いきなりズボンを下げ、ペニスを取り出して舐め始めた。
「…んぐぅ…じゅるじゅる…ちゅぱっ…んはぁ、…おいしぃ……」
キッドは今まで純粋な少女だと思っていたマカの媚態を見せつけられても、
やっぱりまだ信じられないと言った面持ちでしゃぶる少女を眺めていた。
だが、キッドのペニスは本能に正直にそそり勃っていくのであった。
「…ぅう…ま、マカ…」
最初は拙い舌遣いであったものの、マカは要領よく舌の使い方を覚えていっている。
たった数分の間にも上達しているのがわかるほどだ。
294☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:26:30 ID:s3rENcah
「…んん、じゅるるるっ、んはぁ…、あむぅ、んん…」
ジュルジュルっといやらしい音を響かせながら、マカは一心不乱に竿をしごき続けていた。
「…っブラック★スターもマカのを舐めてやれ。」
「っあ、ああ」
ブラック★スターは、濡れてとろとろになっているあそこに顔をうずめて丹念に舐めだした。
「ふぁ!ああっ、んぁ…。ぶらっく、すたぁ……ん、ふむぅ、ジュル、ジュパッ…」
マカは構わず舌を動かした。
「マカのここ、舐めても舐めてもどんどん溢れてくるぜ?」
マカの陰部を舐め続けているいる内に、クリトリスを刺激するとマカが一際喘ぐことに気付いたブラック★スターは
そこを中心に弄りはじめた。吸い付き、舐めて、唇でつまんで…。
「きゃああっ!…あっあっぁあん!…はんむっ、じゅじゅじゅ」
快感に意識が朦朧としながらも、ペニスをむしゃぶりつくす。
もう我慢できずにキッドが叫んだ。
「そ、ソウル、本当にすまんっ!………マカ…!い、イキそうだ…!!」
「んっ…じゅるる、ふあぁん…あむ…んんんっ!」
キッドはマカの口の中にどろどろの白濁色の汁をぶちまけた。
マカは、目を閉じてそれを受け取ると、ゆっくりと飲み干し、竿に残った汁までも吸い尽くしたのだった。
一度イってしまった後だからか、キッドも理性のトガが少し外れたらしい。
マカを後ろから抱き締め、まだ発展途上であろう控え目な乳房を揉み出した。
感度はいいらしく、乳首を指で摘むだけできゃんと鳴く。
マカは、服を捲し上げて肌に直接触れるようキッドの手を導いた。
「ああぁ!…ああん!!」
乳首を弾く度に嬌声を上げながら腰をよじる。
その頃ブラック★スターは、とめどなく溢れ出る泉の穴が気になったのか、その中に指を入れて、
中の感触を確かめるように触っていた。
「ふあぁ、あっ…あっ、あ、あっあっあっ」
三本の指で穴を犯しながら、ブラック★スターはその様子を楽しんでいたが、ふとあることに気づいた。

「…そういやクロナは?」
言われてから気づいたらしいマカは、がばっと目を見開いて辺りを見渡した。
自分の欲に浸ってクロナのことをすっかり忘れてしまっていた自分を叱咤する。
295☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:27:04 ID:s3rENcah
クロナはというと、隅の方で一部始終を見ていたらしく、呆然としながら顔を真っ赤にして震えていた。
「わ、わりぃわりぃ。お前のこと仲間はずれにした訳じゃないからな!」
というかお前もマカから誘われてたじゃないか、と能天気に笑うブラック★スターの声でクロナはハッと顔をあげる。
先ほどまで淫らによがっていたマカと視線がぶつかってしまい、クロナが泣きそうな顔を浮かべた。
マカの方も、大好きなクロナに友達でいることを拒まれてしまうんじゃないかと恐れていた。
でも、溢れ出る感情を抑えることはまだできそうもない。
「クロナ、お前もマカに触りたいんだろう?」
キッドの声にクロナはぶるぶると顔を横に振ったが、マカが悲しそうな顔をしたのを見ると慌て出した。
「ちっ…違くてっ……だって…いつものマカみたいじゃなかったから…」
「ごめん…ね、クロナ、…私…」
マカがとろんとした目で訴えかけるようにクロナの方を見ると、ブラック★スターが言った。

「クロナ、お前を最初にマカの中に挿れさせてやるよ!こっち来い」
その言葉で絶望的な表情を浮かべたクロナに、キッドはどこか違和感を感じた。
普段からあんなにマカを慕い、おそらく好意を寄せているだろうクロナがこんな状況下で手を出さないことに、だ。
「べ、別に……いい、よ…」
「いいから来いって!」
ブラック★スターがマカの前までクロナを来させる。すると、不意にマカがクロナの背中に腕を回した。
「本当にごめんね…。軽蔑したよね……それで…も、クロナが欲しいよぉ……」
「ぼ、ぼぼぼ、僕!軽蔑なんてしてないよ!!でも…でも…やっぱり…」
殺人級の誘い文句に対してもまだ躊躇するクロナに段々苛立ってきたのか、
ブラック★スターがクロナの服の裾を捲くった。
「ほら、さっさとやっちまえ!」
「きゃぁああ!?」
クロナとは思えないような甲高い悲鳴が響いたと同時に、一同は唖然とした。
そこには、男なら誰しも付いているはずのものが無かった。
…というかそもそも、ノーパンだった。
「…あー……く、くろなさん?」
「……僕」
おそるおそるクロナが呟いた言葉に、3人は耳を真剣に傾ける。
「ぼぼ、僕だって…出来るならマカのこと愛してあげたい…
い、いいよね君達は!ソレがあればマカの中にだって挿れられるじゃないかぁ!!」
296☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:27:37 ID:s3rENcah
もはや半泣きで叫ぶクロナだったが、マカは内心クロナに嫌われた訳じゃないと安心した。
しかし衝撃の事実であることにはやはり変わりない。
ずっと男の子だと思っていたクロナが、実は女の子だったのだから。
「はぅ…我慢出来ないよぉ……あそこが、熱いのに……」
火照る体をどうすることも出来ずにマカの上に跨るだけのクロナ。
その異様な光景に、驚きで何も言えなかったキッドもブラック★スターも、妙な興奮を覚えた。
「く、クロナ。マカは女だぞ?そしてお前も…」
キッドが些か躊躇気味に尋ねると、だからどうしたと言った風にクロナが睨んだ。
「性別なんて関係ないよ。僕はマカが好きなんだよっ…
それに……マカを思うと………………ここが…熱くてぇ…」
マカの性器と己のそれをどうにか結合させようと奮闘するクロナの肩を、ブラック★スターが掴む。
「わ、悪い。お前のこと…ずっと男だと思ってた……けど」
そう言って太ももを擦り合わせる様子に、ブラック★スターは決意を固めた。

「マカに挿れる以外の方法で、その火照りはどうにかしてやれるぜ?」
徐にクロナの腰を掴んだかと思うと、滴る蜜の園に無遠慮に指を差し込んだ。
「ひゃああっ…ぁっ!?」
今まで男だと思ってたクロナが可愛らしく喘ぐ姿を見て、呆然と見つめていたキッドの心臓が飛び跳ねる。
マカも自分の中に溢れ出す欲の矛先が次第にクロナへと向き、そっと唇を近づけた。
「くろなぁ、可愛い…」
マカの柔らかい唇が触れ、頭の中が真っ白になって行く。
ずっと大好きだった少女と今、口付けを交わしているのだ。
「んん…ふんぅ…………ぁ」
口内から聞こえる卑猥な音に夢中になっていると、差し込まれていた指が唐突に差し入れを開始した。
「あ、んぁひ……何これぇ…っ!」
「男のアレがなくても気持ちよくなれるんだぞ、良かったな!」
ブラック★スターが笑いながら速度を速めると、いっそうクロナの喘ぎ声が大きくなっていく。
一方見ていただけのキッドがようやくクロナに近づくと、スカートをもう少しだけたくし上げ、そっとクリトリスを刺激した。
「は…ん……ぁぁあ!」
「そんな顔をするな…止まらなくなる」
297☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:28:34 ID:s3rENcah
キッドの声に慌てて目の前のマカに縋り付いたクロナだったが、次の瞬間理性が崩れた。

「ふふ、クロナも女の子なんだね…。すごくエッチな顔してるよ?」

耐えがたいマカの言葉がクロナを襲う。必死で逃れようとする腰は、しかしたやすく押さえ込まれる。
執拗に2人分の指がそこを擦り、乱れていく息にクロナは不思議な気分になった。指の腹で刺激されると体が跳ねる。
従順になりつつあるクロナを見て、キッドはようやく思いあたった。
「……なあ、ブラック★スター」
「あん?」
「少し試したいこことがあるのだが…」
「…お前って奴は…案外ムッツリだな。しゃーねぇ…じゃあ俺はマカの相手するけど、いいな?」
お互い顔を見合わせて頷くと、ブラック★スターはマカの背中に回りこんだ。
「はいはーい、マカちゃん。クロナの相手は終わり!」
ふざけて子供をあやす様にマカをクロナから引き剥がしたブラック★スターの目に、不満げな顔が映った。
しかし徐にズボンからペニスを取り出すと、マカの目の色が変わる。

「挿れていいか?」
「…おち、、んちん?……欲し……、ぃ、んんっ!」
ブラック★スターはマカが返事を言い終わる前に、迷うことなくずぶずぶ突き刺していった。
「っうわぁ!……すげえ…マカの中……っ」
「…ブラックスタ……!……ぃぃのぉ…もっとぉ…」
マカは少し掠れ気味なうわずいた声を出し、うれしそうに自分からも腰を動かす。
一度火をつけられた体が上り詰めていくのはあっという間だった。
本能の中、ブラック★スターも腰をふった。
「…あっ!…いっ…んはっ…あっ、あっ、あっ、あっ」
奥に奥に届かせるように突っ込む度に、マカは声をはりあげるのだった。

「…、すご、くっ…きちゃ…う…、……ん〜〜…ダメぇ!!!!」
マカがそう叫んだと同時に、ブラック★スターも果てる。
マカは熱い溶岩が膣の中に流れ込むのを感じて、意識を手放した。
298☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:29:02 ID:s3rENcah
ブラック★スターがマカの膣を犯している一方で、キッドはクロナの首輪に執心していた。
首輪は金具を外そうとしても、外れない。
不審に思ったキッドは、クロナが痛くないように外そうとしたが、どうあがいても無駄なようだ。
そうしている間にクロナの方は熱が溜まっていき、本能のままに快感を求めていた。
「キッドぉ……体が熱いよ……いれて…ぇ…っ」
先ほどの愛撫だけではまだ物足りないようだ。
首輪のことが気になって少し躊躇われたが、苦しそうにする悶絶するクロナを見ると心が揺らぐ。
それに、自身の下半身も欲望のはけ口を探していた。
「…クロナ、四つん這いになってくれないか」
顔を見ながらでなければ、罪悪感も少し拭えるのではないかと思い、キッドは頼んだ。
「…う、うん…」
命令に従順に、クロナはお尻を突き出す。
そしてキッドは自分の剛直をクロナの中にゆっくり挿入した。
「…痛くないか?」
確認しながら、ゆっくりと入れる。
「…ひんぁっ、…、うんっあっ!…だっ、だい、じょう…ぶ…」
苦悶と悦びの入り混じった叫びは外に出ることを許されず、喉元に掻き消えた。
肉が裂ける音と共に、子宮の奥に届くまで深く奥に捻じ込まれ、
圧迫感と異物感に硬直する体を後ろから突き上げられた。
引きつれた粘膜も、数度中を往復されればすぐに馴染んで、収縮を始める。
「ふアッく!…んあっ…ぼ、僕……変な声じゃ…ない?」
「…大丈夫だ。」
「本当……?んっくぅあ……ああんっ!!」
答えを聞いたクロナの口からは、荒い抽送に合わせて熱っぽい吐息と淫らな水音がひたすら漏れた。
マカ以外の人間に犯されているのに、クロナは奇妙な安心感を感じていた。
激しく内側の肉を擦られて快感の嵐が湧き上がる。

「ああっ!…あっ!あぁん!イクっ!…ぼ、く…、、イクぅ、いっちゃうっ!!」
「クロナ…クロナ…!く…っ!!」
快感のあまり頭が真っ白になり、互いの息が乱れる異様な空間の中で、2人はぐったりとした。
299☆×キッド×マカ×クロナ:2009/10/08(木) 00:29:21 ID:s3rENcah
--------

ふと、マカとクロナが我に返ると、太もも辺りにどろどろの白い粘液が絡み付いていた。
「なに…??これ…」
ギトギトの精液に指で触れる。
と同時に、キッドとブラック★スターが、2人の首から首輪を外した。
ぽけーっとした頭の中、何をしていたのか、今までの経緯をすべて思い出した。
「っ僕っ!!?」
「ごご、ごめん、2人とも……!!」
2人は信じられない程の自分の痴態を思い出し、耳まで赤くなってしまう。
「大丈夫か?」
「う…、うん。平気。それより、ごめんっ! 変なことしてっ!!」
「気にするな」
「案外俺らもノリノリだったしな!…つか、クロナ、も、悪かった…。」
元々マカは自分から誘ってきたからまだ良かったものの、クロナに関してはいままで性別を勘違いしていた上に、
行為に無理につき合わせてしまったのだ。…後半は本人も乗り気だったが。
「い、いいよ別に…。き、気持ちよかったし……」
言いながら恥ずかしくなってきたのか、クロナは顔を俯けながら話を逸らした。
「そっそれにしても、なんで急にこんな…は、発情…しちゃったのかな…」
「…それは多分、この首輪のせいだろう」
キッドは、己の首にはまった深紅の首輪を指した。
「これは推測だが、お前達にはめられてた首輪だけ霊力の強さが異常だった。
おそらく淫か何かの念が取り付いていたんだろう。」
「でも…キッド君たちはなんともないの?」
「偶然2人に当たったんだと思う。装備してたのがお前たちでよかった…。」
「……もしブラック★スターだったりしたら…」
その場にいた全員がその状況を想像してしまい、顔を真っ青にさせた。
その発言に不満げな表情で反発ブラック★スターだったが、それより何より、こんなアイテムを死神様が自分達に付けさせた経緯が気になった。
そして同時に、武器組にも同じものを付けさせておいた、と発言していたことを思い出す。

「お、おい…もしかして、椿たちも…」

その発言によってもう一度空気が凍ったかと思うと、キッドとマカが敏速に立ち上がり、閉ざされた扉との戦闘を開始し出した。
焦るのも当然である。淫乱に他の相手によがるパートナーの姿など考えたくもなかった。
「ここから出しやがれえええええ!!!!」
発狂するマカを尻目に、クロナは1人、己の内側に潜むラグナロクへの言い訳を考えていた。
300299:2009/10/08(木) 00:29:51 ID:s3rENcah
以上です。無駄に長くてすいません;
武器編やらオックスキムキリク組らの両編もいつかやりたいですが、未定です
それではお目汚し失礼しました。
301名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 00:37:55 ID:s3rENcah
すいません、291と292の間が1つ飛んでたので付け加えます、すいません;


(んあぁあっ!)
打ち寄せる快感はあまりにも大きすぎた。
「…ひんっ!」
再び思わず声をあげてしまい、3人がこちらを見る気配を感じた。…しかし手の動きが止まらない。
恥ずかしい思いとは裏腹に、左手はクリトリスを撫でていた。
「…マカ?何をしているんだ?」
キッドがおずおずと近づいていくと、マカは顔を真っ赤にして震えていた。
「んくっ…!ご、ごめ…」
マカは夢中に擦り続けた。クチュクチュ音を鳴らしながら、声がもれないように唇を噛み締めた。
自分が何をしているかわからなかった。目の前で痴態を見られているというのに。
「んはぁ!!」
体がビクッと痙攣し、脱力感の押し寄せるままマカは地べたにへなへなっと座り込んだ。
体を壁に預けて少々荒く呼吸をしていた。
「本当に大丈夫か?」
「……あんまり大丈夫じゃない…」
「様子が変だぞ…おいブラック★スター、クロナ!」
キッドが異常に焦っていないところを見る限り、何をしていたかはまだ気づかれていないらしい。
少しほっとするマカだったが、キッドに呼ばれてやってきた2人の姿を見ると再度焦りを感じだした。
「扉より今はマカだ。様子が変なんだ」
「えっ!?ま、マカ、大丈夫っ…?」
今声を出したら淫らな声が漏れてしまいそうだ。
「…。(どうしよう…)」
全然色気のない話をしているのに、また顔がほてってきてる。
背中に手を添えて優しく気遣ってくれるクロナだったが、
マカはその股間の部分にどうしても目がいってしまい、躰はもっとほてりだす。
ほんの少し前まで自慰に耽っていたから、下着がぐしょぐしょなのには気付いていたが、
マカの蜜壷からは甘い汁が溢れ出て滴り落ちてきているのであった。

(本当にどうしちゃったんだろう、私………)
「…ともかく、少し休もう。」
そういって、キッドの温かい手が腰と肩に添えられた刹那だった。
302名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 00:41:25 ID:s3rENcah
今度こそ終わりです。ありがとうございました。
303名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 12:54:17 ID:SOdr3jTh
保管庫に無断転載の作品があるんだが
304名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 00:05:31 ID:noCAOqSG
>>302
GJ!マカのこと大好きなクロナ可愛い

>>303
まるまるソウルネタでの無断転載だったとしたら、本当に本人じゃないか確認
(魂喰サイトさんが投稿してるSSもいくつかある)
本人以外が投稿していると判明した場合は保管庫管理人さんに詳細をメールで通告

以上
305名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 01:23:27 ID:cc/Ecxte
☆マカキドクロの職人さんGJ!
長めだったけど楽しんで読めますた
私的にキリク組らの職人編と武器編に期待してる!
306名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 17:10:45 ID:KZXemAN2
クロナとマカ可愛すぎたゴッジョブ
ここってクロナものの投下少ないけど、専スレみたいなのあるっけ?
307名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 18:06:49 ID:noCAOqSG
>>306
クロナをいじ愛でるエロスレ3
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1239338531/

ただ現スレで終わるらしいとのこと
308名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 21:55:31 ID:oiHwHDQh
これから原作で出番が増えそうなのに、終わらせるのか?
309名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:31:39 ID:QgWOXSiY
雑談スレか何かで、クロナスレの住民とかと話し合って出た結論らしい
まあ出番が出たときですらあんまスレ機能しなくなったし、仕方ないかもね
310名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 08:59:51 ID:GsiM/QMO
4P職人さんGJ!!
マカクロ可愛いいな…!すごくエロいのにいじらしくてかわいい。
武器編も待ってる!

>>309
住人だけど、さすがに約半年間出番があれだけだとネタもつきる…
その上クロナもラグナロクも自我が残ってるかどうかすらわからない状況だし…
311名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 12:18:37 ID:rbvWk6zi
>310
自分も住人だけど、このまま4スレ目に突入するのもいかがなもんか…
アニメ終わって人減ってるしましてやエロスレの乱立も…うーーん
クロナは大好きだが、ここでもすでにクロナものの投下あるしな
312名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 14:29:24 ID:in3W5GmJ
昔みたいにココ使えばいいんじゃないか?
クロナ以外の投下も増えてきたからどうこういう人もいないだろうし
313名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 04:43:44 ID:l/4GkxDk
まあその辺はなんとでもなるだろ
一時的でもクロナスレを現スレで終わらせて、また盛り上がりそうな予感すりゃ建てればいい話

そんなことよりようやくフラグが立ったキリクさんの件だが
314名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 13:22:55 ID:BiU1c+hI
クロナ自体の人気もアニメ終わって落ちたしな
別に何でも構わないけど、現スレで終わるに越したことはない

>>313
まあフラグというか女の子との共闘が初めてだったので兆しは見えてきたな
315名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 14:42:26 ID:Pp++Kh9+
クロナというかソウルイーター自体が…
316名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 18:17:14 ID:BiU1c+hI
アニメが終わった後その漫画の人気が落ちるというのはよくあること
317名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 01:05:33 ID:FrkXeG/S
age
318名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 14:36:10 ID:7pW1XOAu
マリー先生のエロいSSはまだかね
319名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 22:59:45 ID:xOybce8v
>>302
あんま言いたくないんだが・・・
オリジナルの部分もあるけど↓のパクリだよね?

ttp://yellow.ribbon.to/~sanadamushi/ss/3/080.html
320名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:28:10 ID:7pW1XOAu
>319
ところどころ本人が作ったらしき文もあるが、多分黒だろう
だが報告は出来れば保管庫の管理人さんに言って掲載をやめてもらうべきだったな
パクッて晒された側が可哀相なので。
321名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 23:29:36 ID:7pW1XOAu
すまん、パクられて晒された側の間違い。
とりあえず保管庫の人、ここ見たらでいいんで掲載を外して下さい。
322名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:09:38 ID:hYYse+3v
そうだよな、何も考えてなくてすまん配慮がたりなかった…orz
いま携帯からなんで報告出来ないんですが、管理人さん見てたらお願いします
323名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 00:22:16 ID:KylD4El5
>>302 マカもクロナも可愛かったので残念。1度した事は取り返しつかないけど、よく反省してほしい。
>>322 今後気をつけてくれればおk 何にしても報告乙でした

さて、流れを変えてくれるSSカモーン!もういっそのこと俺が(ry
324名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 07:09:19 ID:VOenW0DD
>>323
是非ともお願いします
325名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 08:28:47 ID:S5GUnrML
パクりじゃなくて同じ人が自分のSS使い回したって可能性も…

あのマカとクロナはマジ可愛かった。
マカクロのエロ全然来ないけど、すごくいいじゃないか!
326名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 16:43:14 ID:KylD4El5
>>325
あー…確かにありうるかもしれないのか
全部が全部黒じゃないみたいだし、難しいね。
327名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 16:47:35 ID:TanRfjMO
本人の可能性も残ってるので自分的には掲載削除待ったほうがいいんでないかと・・・
投下した張本人名乗り出てくれればいいんだけど、それで一定期待ってみてこなかったらその時管理人さんに消してもらえばいいんじゃないかな
328名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 01:06:03 ID:eN4Bgvsc
それでいいんじゃないかな?
消してから本人だってわかっても遅いし…
保管庫の人もまだ消してないっぽいから変に動くよりも。
329名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 02:37:42 ID:zfwht9Go
書き手の人間だが、ネタがマンネリ化したら昔の自分の文章使うのはよくあることじゃね?
皆が皆そうじゃないだろうけど

>>325
マカクロ全然見かけないよな。エロ展開むずいのかもね
330名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 02:26:47 ID:pjwIffhi
マカクロは花はあっても華はないらしい
331名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 17:49:18 ID:1SuFQB/M
ジャクリーンのSSを書いてくれる職人さんはおらんのか!
332名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:23:54 ID:o+SRUpDt
ほすほす
333名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 00:42:30 ID:l20WLEdS
ここもすっかり廃れたな…
334名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 15:35:46 ID:mAx0Oo4Z
まったくだ
335名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 04:05:58 ID:xsN7RXHU
保守
336名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 23:22:38 ID:+I/Aydk3
キリクハーレムのSSが読みたい
337 ◆rNYsXW5BJ7dw :2009/11/07(土) 14:39:26 ID:NisdLv4F
「ほら、動きなよ」冷めた目で私を見上げるハーバー。「やっ…ちょ、と…あっ」なんでこんなことになったのか、よく分からない。
けれど、キムがオックスと隣の部屋でいちゃついてて、それを見たハーバーがいきなり…。
「いつもは強気な癖に」下からハーバーが突き上げて来る。もう、おかしくなってしまいそうで…でもこんなことに気持ち良くなってしまうなんて。悔しい。
「あっ…ん、そこ、だ…めえ」「そう言いつつ腰揺らしてるんだね」「だって…あ、やあっ」さらに下から伸びたハーバーの手が私の胸を揉みくちゃにする。
「ああんっ」「やらしいな…」

―隣の部屋。
「ねえ、オックス。隣…」「ハーバー君…一体何を…」
「手、休めないでよ!」「あ、はい」オックスはマッサージをしていただけだった。



すまん、なんか思いつきで…
338名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 01:42:24 ID:6Tlwrrwx
GJだが、ハーバーの相手は誰…?ジャッキー?
339名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 01:18:13 ID:MZr7sKl1
そうじゃね?乙

今月号のポット覚醒萌えた
サンダーかわいい
340名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 02:18:20 ID:ejULR6Ls
保守
341名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 02:32:53 ID:+S0DV+Kk
過疎ってんなあ
age
342名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 02:34:24 ID:JzVPNWbp
保守
343名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 02:50:03 ID:V3vx5IqL
黒パティをヒンヒン言わせたい
344名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 02:17:58 ID:nV2TQ+yg
保守
345名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 03:43:27 ID:76Pe26DF
hoshu
346名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 16:36:19 ID:BINRxjkr
保守〜
347椿×ミフネ(エロなし):2010/01/13(水) 23:05:49 ID:p0JsfXwA
アニメ準拠で、ミフネが生き残った設定。
アンジェラと一緒に、ブラックスター宅で療養中。
書くの初めてなんで、いたらないところもあるかと思いますが、大目に見ていただければ幸いです。
しかもエロなし。ごめんね。




 窓から差し込む日溜りの中、表で遊んでいるアンとブラックスターの声をぼんやりと聞くともなしに聞いていると、
 あのババ・ヤガーでの戦いは夢だったのではないかと思う。
 ズキリ。
 傷が痛む。やはり、確かにあったのだ。あの戦いは。

 「ミフネさーん、ちょっといいですか?」

 椿とか言ったか。しなやかで、美しい武器の少女。

 
 「大丈夫だ。何か用か?」
 「御不自由なことはないかなって……遠慮なく仰ってくださいね」
 「別にない」
 言い方が少しそっけなかったか。わずかに後悔した。
 「あのぅ…でも……」
 下を向き、口ごもる少女の言葉を待つ。
 「あのぅ……えっと…お耳が…」
 「耳?」
 聞き返すと、思い切ったように少女は顔をあげ、言葉を続ける。
 「昨日、アンジェラちゃんが耳がかゆいって言うんで、お掃除してあげたんです。そしたら結構汚れてて…」
 そう言えば、ババ・ヤガーでの殺伐とした毎日の中、アンの耳のケアまでは気が回っていなかった。
 もちろん自分のも。
 「で、ですね、ミフネさんもお忙しかっただろうし、その怪我じゃご自分じゃできないだろうし……」
 そう言われると、耳の中が急に気になりだした。耳垢が急にゴソゴソとしだした錯覚すら覚える。
 「だから、もし良かったら、耳掻きしてさしあげようかと」
 普段の私であったのなら、即断ったであろう。
 だが…しかし……

 「頼む。」

 断られると思っていたのか、少女が少し驚いた顔を見せた。
 この柔らかな日差しがいけない。人をぼんやりとさせる。だからつい、申し出を受けてしまったのだ。
348椿×ミフネ(エロなし)2:2010/01/13(水) 23:11:54 ID:p0JsfXwA
 「それじゃ、ミフネさん、こちらに横になってくださいね。」
 心なしかはずむ少女の声。
 しかし「こちら」とは膝の上ではないか。さすがに躊躇する。
 「ささっ、どうぞ」
 さっきまで恥ずかしそうにしていた姿はどこへやら。
 強引に膝枕されてしまった。
 膝は柔らかでありながら、まだ成熟していない乙女独特の弾力があり、ふわりと良い香りがしたような気がした。
 「うふふ、実は耳掻きはちょっと自信があるんですよー。ブラックスターにいつもやってますし、昨日はアンジェラちゃんも喜んでくれましたし」
 「アンはいつも耳掃除を嫌がるのだが…珍しいな」
 「強くこすったりしたらダメなんですよ。コツがあるんです。こうやって……」
 スイー、スイーっと、耳掻きが、耳の表面のシワを撫でていく。
 「ここにも意外と汚れがたまるんですよ」
 スイー、スイー、っとその優しい動きに、ますますぼんやりとしてしまう。
 「それじゃ、穴もいきますよー」
 コショコショ カリカリ。
 穴の入り口に程よい刺激が広がった。
 そして匙は奥に、奥にと……
 こうやって、膝枕で耳掃除をされていると、遥か昔、母にしてもらったことを思い出す。

 ガリリ。

 音が鳴り響き、思わずビクっと動いてしまった。
 「ごめんなさい。痛かったですか?」
 「いや、大丈夫だ。」
 いつの間にか、うとうととしてしまったようだった。
 「奥のほうにこびりついてるみたいで…少しずつはがしていきますから、痛かったらすぐ仰ってくださいね」
 そう言うと、少女は慎重に匙を動かす。
 カリカリ カリカリ カリカリ。
 少しずつ、匙の角度を変える。
 耳垢に触れられるたび、痒みがましてくる……
 そわそわと足が動きそうになるのを懸命にこらえる。
 まだか、まだ取れないのか、と我慢が限界に達しようとしたとき。
 ピリリ。
 「あっ」 思わず声が出てしまった。
 「うふふ、はがれましたよぅ。今、取り出しますからね」
 ゆっくり、ゆっくりと匙が引き出された。 「じゃ、仕上げです」
 そう言うと、フワフワとした綿毛…確か梵天といったか。これが耳を刺激していく。
 奥に、手前にと回転しながら……
 その刺激に動くまいと必死でこらえる。
 梵天が引き抜かれ、ほっとしたのも束の間。

 「ふぅぅぅっっ」

 少女が息を吹きかけた。
 「あああ……」
 知らず知らずのうちに声が漏れてしまった。
 年端も行かぬ少女に良いようにあしらわれ、なんだか気恥ずかしい。
 が、これでようやく終わったのだ。
 名残惜しいような気もするが、ほっとした。
349椿×ミフネ(エロなし)3:2010/01/13(水) 23:15:13 ID:p0JsfXwA
 「それじゃ、逆を向いてくださいね」
 にこにこと少女が言う。
 いや、しかし逆を向くというのは……
 「んもぉ、これだけ汚れてたんですから、逆も汚れてますよ。さ、早く」
 じれたように言われ、強引に逆を向かされてしまった。
 少女の薄い腹と向き合う形に。
 先ほどはあまり気にならなかったが、いや、しかし、参った。
 なんせ視線を少し上げると、少女には似つかわしくない豊満な胸が広がっているのだ。
 ダメだ。
 どうしても気になってしまう。相手はまだいたいけな少女ではないか。 
 何を考えているのだ。私は。

 「うーん、角度が悪くて見えにくいな。ちょっと下向いてくださいね」
 少女が私の顔を下に向ける。

 !!!

 己が顔をどこにうずめているかと考えると……
 顔や耳が赤くなってないのをせつに願った。

 しかし、ブラックスターにもいつもしていると言っていたな。
 少年には少々、刺激が強すぎる気もするが……
 などと考えているうち、再び少女の手技に翻弄されていくのだった。

 

以上、お粗末さまでした。
マニアックなシチュな上、エロナシ長文でごめんなさい。
350名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 23:14:35 ID:ztBAUW95
もしや>>347は癒しの小説スレの住人か?
耳かきフェチにはたまらんかった。
GJ!!
351347:2010/01/20(水) 23:21:03 ID:bYiKuA2F
>>350
バレましたかw
と言っても、ROM専なんですけど。
(SSは今回が生まれて初めて)

少しでも喜んでいただけたなら嬉しいです。
一応、あのスレ基準よりは描写控えめにしてみました。
(普通は獲物の詳細とか、書いてあっても引かれるかなぁ、と思って)
352名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 09:37:06 ID:PlNU6Yd4
乙でした!前からミフネと椿読んでみたかったもんで嬉しい
それにしてもここ本当に人減ったな…アニメ2期とか来ないかな
353名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 20:24:29 ID:ypSjmJOk
雑談スレ落ちた?
354名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 21:33:27 ID:TDiNUeTp
みたいだね

メデュシュタって公式なのか?
355名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 00:20:04 ID:tz1uKhfL
1000まであと20レス切ってたのに勿体ないな>雑談スレ
メデュシュタよりシュタマリ?な気がするが、そっちも普通に有りだ
356名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 07:01:17 ID:ueWiaQg/
BJマリーの人どうしたんだろう
357名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 19:45:10 ID:0CdP5J4G
>>356
すまん、生きてるorz
去年の暮れから仕事の方でいろいろあって、
PCを私用する時間がほとんど取れないんだわ…
少しずつ書き進めてはいるんだが、エロがかなり少なくなりそうなので
雑談スレの方にうpするつもりだったんだけど
あっちは落ちたの?
358名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 23:03:49 ID:uLOV7wRJ
最新刊ってもう出たのか?
1月って言ってるサイトと2月って言ってるサイトがあって
全裸で待機中の単行本派の俺涙目

もしまだ出ていないなら、表紙はゴフェルに一票
359名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 21:24:30 ID:JSxQhSty
2月22日と聞いたぞ
360名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 11:27:10 ID:MKtNFYGd
>>357
落ちたっぽい
361名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 02:30:29 ID:IxlHEtA2
なんだこの過疎っぷりは…
362名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 19:41:19 ID:LEZgSkkV
もうアニメが終わってから1年が立とうとしてるのか…
最近は原作の展開に不満を持った読者が離れてもいるみたいだし
この過疎はしょうがないな
363名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 12:19:51 ID:ckS0q3Uo
ブラックスターってデカチンポっぽいね
364名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:19:09 ID:jgY4NGpU
アニメ終了して一年でこの過疎っぷりは異常。ファンがあまり残らなかったな…アニメ…。
あんな終わりかたじゃ仕方ないか。
365名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 19:41:19 ID:ckS0q3Uo
キャラは好きだったけど、終わりが微妙すぎたからねぇ
366名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 01:07:13 ID:vAwb36gN
アッシャーはストーリーが微妙だからな〜
だがキャラは半端なく萌える
367名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 07:28:44 ID:AqU6opc1
ブラックスターはバカだけど可愛いしね〜!
368名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 14:31:10 ID:VaUUx5L5
最近急激に大人びたと思ったらやっぱりバカだったw
369名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 15:33:47 ID:/AWLbaOM
まさにやんちゃショタだな
370名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 01:34:10 ID:FYA0gqS6
ブラスタの髪型が気になる
前髪のびたから、てっぺんがへこんだの?
371名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 15:32:13 ID:jDFM93ge
ミフネと戦ってる最中に突然のびたよな>前髪
その後変わる様子もないし…ずっとそのままだと思う

だが突然女子にモテだした気が(キムとかジャッキーとかにも)
372名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 02:45:39 ID:BqrtnOqZ
シュタマリ以外のシュタイン攻めNL小説(シュタ梓、シュタメデュ)は駄目?
373名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 14:29:50 ID:tX+dmaA9
だめじゃない!
だめじゃないよ!
読ませてくれよ!
374名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 18:23:33 ID:jROTrOvr
372に激しく期待
375名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 01:17:43 ID:pXwZbdLO
とりあえずageておこう
376名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 04:36:29 ID:gMMMUtUu
>>358

ガンガン見たけど新制服のソウマカっぽい
377名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 02:58:53 ID:8glgXq/j
最近主人公組のループだな>表紙
たまには違うキャラも色つきで見たいんだがなあ…
378名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 19:46:47 ID:SzJ9oRJg
クロナ表紙かと思ってた俺はどうすれば…
379名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 14:52:54 ID:DcFQncT4
キッドかと思ったらエクスカリバーだったこともあったな
380名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 01:44:26 ID:kYo+B953
ノア組来てほしかったわけだが
381名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 23:50:49 ID:hfWs1fWH
ノア勢のホモがなんか恐い

リョナとかしそうで
382名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 00:18:41 ID:ZZgAfq4v
むしろこの漫画のエロSSで鬼畜モノをあんま見たことない
ノア組×死武専生とかみたいな
383名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 16:06:38 ID:F70ocveh
保守
384名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 02:11:11 ID:/1RW3LOH
サラダ喰って海賊王!!!
385名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 22:44:43 ID:XR40qcGr
今月号のガンガンがとんでもない展開になってて吹いたwwwww
386名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 20:33:24 ID:1l3q9rCR
まさかの性転換だよ!!!!やっぱ★は巨乳だったよ!!!!!
387名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 01:52:35 ID:riHSAAre
なんだその展開ww
さすがに狙いすぎだろアッシャーwww
388名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 00:59:13 ID:xrcbYVUR
俺、男椿になら抱かれてもいいwww
389名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 04:05:09 ID:3hljqOS7
性転換バージョンでマカソウ、椿ブラスタが読みたい!
390名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 10:22:28 ID:efvIlAy6
どんな内容か激しく気になる単行本派
391名無しさん@ピンキー:2010/03/30(火) 08:46:25 ID:ggnUCJpw
同じく単行本派。早くコミックスで見たい
特にブラックスターw
392名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 00:14:23 ID:++OcNidu
まだ規制中?
393名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 14:48:33 ID:QuSbzqVl
クロナって女って決定したの?

最近原作ゆんでないからわからん
394名無しさん@ピンキー:2010/05/01(土) 23:25:41 ID:A030MGRE
まだ一応不明のままだったと思う
俺も単行本派だから、最新情報はわからんが
395名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:39:55 ID:Ux94n2OO
作者自身が性別不詳にしたいんだと思う
★がクロナは三刀流か?(下ネタ)とか聞いてたような…
396名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 02:29:59 ID:LC59/cQ9
あいつはそんな事言ってたのかw
397名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 03:11:46 ID:emsq4xDf
椿にキムときて次はクロナが被害者か…黒星の変態発言は不滅だな

そういやこのスレ今こそ過疎ってるが、もう実質は9スレ目(避難所もSS投下あったし込みで)なのか
保管所みてビックリしたわw
398名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 00:47:43 ID:0a2CPLgu
黒星は女になっても胸をすりよせてくる天然ぶりを発揮してたな
399名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 01:12:04 ID:OrlcQqHe
>>397
もうそんなになるのか。2005年からスレあっただけあるなあww

ちょこちょこ聞く性転換ネタって、原作でほんとにやったの?アッシャーぱねえ
400名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 01:52:20 ID:2gn+81/Y
やったらしいよ
単行本待ちなんだが、待ちきれなくて少しだけ雑誌をチラ見したら
わかりやすい奴とわかりにくい奴がいて笑った
401名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 08:37:57 ID:HD3oUQYa
女ブラスタは一発でわかったな笑
402名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 23:52:25 ID:8bDwHVGj
単行本派なので詳しい事情は知らんが、原作で女体化までやっちまうとは相当キテるなw
403名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 23:55:13 ID:PcXAeJ6w
age

ポット双子のどっちが兄(もしくは姉)なのか気になる
404名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 23:15:33 ID:Y/E2pmaY
成長ファイアの見た目がなんだかサンダーより幼く見える
405名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 02:31:48 ID:FYw9KXPJ
age
ここもすっかり廃れてしまったが相変わらず椿のエロさは異常ですよっと
406名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 22:49:28 ID:/t7H69ra
同意。
なので胸の大きさを初期のころに戻してほしいw
407名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:21:04 ID:VWs1cMHf
とうとう公式で椿が一番えろい事が確定したなwwww
408名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 23:06:42 ID:hR7wc/xS
>>407
kwsk
409名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 01:29:46 ID:+2h5NWAa
>>407
椿が一番元の性別に戻るのが遅かったことで周囲にも黒星にも性欲過多として認定された
410名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 00:49:17 ID:GMWVam8t
風呂のぞいてハァハァしてた★が冷静につっこんでいたなwww
411名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 22:29:12 ID:h3LSI1sP
>>410
読み切りだっけ
あの頃に比べてホント成長したよな黒星
412名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 01:19:57 ID:8a1MEe7E
age
413名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 21:26:12 ID:lxyySvSd
>>411
普通に原作の1巻で覗いてなかったっけか
414名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 01:29:56 ID:fmFoJQ4c
軽く2回は覗いてたなw
うるさくしすぎてバレバレだったが
415名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 00:53:55 ID:DyQIfx8O
誰かミズネ×3とアラクネ兵で書いてくれよ
フリーでもよか
416名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 04:04:58 ID:SpsOTUG/
ギリ子と誰かで書いて貰いたい
ボインだし性欲強そうだし一気に好みなキャラになった
417名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 02:23:27 ID:ShroPtyD
単行本派だからなにがなんだかわからんが凄いことになってるようだな
新巻の表紙がクロナのようだし、マカクロやらラグクロ読みたいなあ

最近一気に読み返して再燃したものだからここの過疎は寂しい…職人さん戻ってこい!
418名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 18:08:29 ID:fy4Oiotb
保管庫ってない?残念だ
419名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 09:04:12 ID:RrFFa9OL
420シュタマリ:2010/07/28(水) 19:43:43 ID:a/agq1rJ
過疎ってるみたいだし小ネタでも
・シュタイン×マリー
・陵辱?
・博士がイカれてる
421シュタマリ:2010/07/28(水) 19:44:12 ID:a/agq1rJ
静寂に包まれた部屋に、コツコツと足音が響く。
薄い月明かりの中、マリーはベッドですうすうと穏やかな寝息を立てている。

「マリー」
足音の主、フランケン=シュタインは、眠るのマリーの頬を撫でながら声をかけた。
マリーが、んと小さく声を漏らすと、緩慢な動作で焦点の合わない目をシュタインに向けると、
その唇は口端を上げ、マリーを抱き寄せると乱暴なキスをした。
「…!?」
強く唇を押し付けられ、小さな唇を軽く噛まれる。
シュタインは目を白黒させているマリーにはまるで気をかけない様子で、
マリーの身に着けている薄い布に手をかけて力任せに引きちぎると、豊かな膨らみが外の冷気に当たった。

「っ!?ななな、何するのよ!」
ギッと強く睨み付けると共に片腕をハンマーに変化させようとして、その矛先を腕ごとシュタインに向ける。
だが、直後にシュタインを襲うはずだった雷は起こらず、それどころか静電気ひとつ生まれない。
「…え?どっ、…どうしちゃったの?」
困惑するマリーを笑い、シュタインはマリーの胸に手を伸ばす。
最初はやんわり触れたかと思えば、ぎゅっと握りながら強く揉みしだく。
「っっぅ…痛っ!」
痛みを訴えるマリーを無視して、シュタインはぎゅうっと強く握ったマリーの胸へと口を近づけ、
その頂点の小さなピンク色のつぼみを口に含み、舌で転がした。
同時にもう片方の手をマリーの下腹部へと伸ばし、秘部を隠している布を手にする。
数度布越しに割れ目をなぞると、シュタインは下着をずらして直接触れ、ぴたりと閉じた入り口を開かせてその中へ指を侵入させた。

「やめっ、やめて!」
マリーが腕を振り上げてシュタインを叩いた。
しかし、ぽすっと軽い音がするだけで、とてもシュタインを止められるような力はない。
422シュタマリ:2010/07/28(水) 19:44:42 ID:a/agq1rJ
(何?どうして……どうして武器になれないの?)
術も力もなく、まるでその外見どおりの非力な女性になってしまったのか。
なぜそんなことになっているのか、マリーには見当もつかない。
何より目の前にいるパートナーの(しかも元初恋の)、あからさまにいつもと違う様子が恐ろしかった。
そんなに狂気の体内侵攻が進んでしまっていたのだろうか。最近まで波長は落ち着いていたのに…。

「よ、っと」
「きゃっ!?」
シュタインがマリーを抱え上げ、上下を逆さまにするように、マリーの脚を持ち上げ開かせる。
ぱくりと開かせた脚の間、ちょうどシュタインの目の前にある秘部ではぬるぬるとした液体が妖しく光を反射し、股の間越しに2人の目が合った。
膣も菊門もシュタインの眼前で露にされ、マリーの顔は恥ずかしさで真っ赤になってしまった。
「やっ……」
自分の恥ずかしいところを隠そうと手を伸ばすが、その手をシュタインが掴んで制止する。
そのままマリーの肌へと口を近づけ、彼の思うまま、その体を舌で味わった。
白く柔らかな太股、すべすべとした感触、小さく口を開けた秘裂と突起、尻ときゅっとすぼまった穴。
マリーの体を舌が這い、ときには軽く歯を立て、敏感な部分をくすぐっていく。
次第に秘部から溢れる蜜も量を増やし、シュタインはそこを重点的に責めはじめた。
ぐっしょりと濡れた秘裂に口をつけ、愛液を音を立ててすすると、マリーはシュタインに顔を背けて、
ぶるぶると震えながらその顔を手で隠そうとする。
ふ、と小さく笑うと、指を一本マリーの膣内へと侵入させ、入り口付近で円を描くように動かした。
「あ……あぅん…や…ぁ」
マリーが漏らす甘いため息を聞きながら、シュタインは楽しそうにくつくつと笑う。
指を前後に動かして、内側から壁を指で引っ掻き、また少しずつ奥へ奥へと進ませていく。
「うぅっ……あ…ぐすっ…」
涙の混じった声が漏れた。デスサイズとあろうものが、情けない。
力を失い、それが心にまで影響を及ぼしているのか、今にも声を上げて泣き出しそうだ。
そんな自分に必死で抗い、その涙を見られないようにと手で顔を隠していた。
もはや声を抑えようとするだけで、抵抗する力もなく、マリーはぐったりと力が抜けた様子だ。
423シュタマリ:2010/07/28(水) 19:45:19 ID:a/agq1rJ
「いや……いやぁ…」
「嫌?…自分のココがどうなってるか分かるか?」
皮肉をこめた口調で呟くと、シュタインは押さえつけていたマリーの手を彼女の秘部へと導き、そこに触れさせた。

「こんなに濡れてるのはどうしてだろうな」
「っ……」
ぎゅ、と唇を噛み、悔しさに耐えるマリー。
「隠すな」
そう言うとシュタインはもう一方の、マリーが自身の顔を覆っている手を取って押さえつける。
「っあ……うぅぅ」
「…イイ顔だ」

抵抗も出来ない無力な自分が悔しくて、涙を浮かべるマリーの顔に手を伸ばし、濡れた頬を撫でると、シュタインはマリーと唇を重ねた。
さらにその中へと舌を侵入させて歯列をなぞり、力なく開いた歯の間をぬってマリーの舌をくすぐる。
一瞬だけ、びくりと体をすくめて抵抗のようなものを見せたが、すぐに力が抜けていく。
何度も何度も唾液を交換し合い、お互いの舌を絡めあう。
押さえつけられた両手は、今やお互いの指を絡め強く握り合う形へ変化していた。
息の続くまで長く長くキスを続ける。
ついに二人が唇を離すと、その間に唾液が糸を引き、重力に負けてそのままマリーの上に落ちていく。
はぁはぁと荒い息を上げ、肩を上下させながら焦点の合わない瞳でシュタインを見つめるマリーの前で、
シュタインは自身の衣服を脱ぎだし、硬く大きくなっている彼の肉棒をマリーの前に出した。
あ、と小さく声を漏らしたマリーの脚を開かせ、シュタインは自身ををその入り口にあてがった。

途端にマリーは、夢から覚めたように先ほどまでの様子から一転する。
その大きな肉棒が、とても自分の中にはいるとは思えない。

「っ!?やめてよっ!そ、それだけは駄目!!お願いだから…!」
424名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 01:29:57 ID:5Q2F8gxp
>>423
おい、どうした返事をしろ。
425名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 23:32:01 ID:MCp+IMmA
ひとまずGJ!続き全裸で待っている。

せっかく投下があってもこの有り様か。魂喰の人気のなさに絶望だぜ…
426名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 15:00:04 ID:XvTcmjIs
ツンデレ貧乳金髪ツインテロリ顔という最強のヒロインがいるのに…
427名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 14:29:36 ID:EaOuksCj
マリーのおまんこペロペロ
428名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 17:25:19 ID:ZRllrYIn
クロナの無い乳をさすりたい
429名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 20:45:14 ID:AYSYrwF3
>>428
魅惑のヒップラインでなく無乳の方を選択するとは上級者だな
430名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 00:30:40 ID:WNsnXWsr
最新巻表紙のクロナの尻のエロさは異常だった…
だがラグナロクになってクロナの無い乳を罵りたい派の俺
431名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 01:25:44 ID:2vhbjkbw
>>428
さするって何か揉むよりエロく聞こえるな
432名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 14:29:54 ID:LO25DhVf
誰か『シュタマリ』の続きを……
433名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:18:14 ID:qbspFPFC
>>432
誰かというか書いた本人に頼めw

…俺も読みたいです
434名無しさん@ピンキー:2010/08/13(金) 23:27:17 ID:SH0gc4Pp
今月号ギッちゃん…
アラギリ好きだったのに二人とも死ぬとか超涙目
435名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 02:07:31 ID:VyqJte3Q
ギリコ死んだんか…?
436名無しさん@ピンキー:2010/08/18(水) 22:20:33 ID:3tzSSQDH
まあ長い間がんばった方だけどな

とりあえずお疲れ様記念という事で、ギリコ×姉妹だれか書いてくれるの信じてるわ
437名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 03:03:59 ID:cLWMREW3
ここらで男椿×女ブラスタのSSをだな
438名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 03:21:43 ID:ZLnbK9YL
ゴフェルは鬼畜要員的な意味で期待していたがホモくさい上に周りに女がいないという悲しい事実

奴は次誰と闘うのかね…
439名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 22:45:16 ID:+65CPwPa
ねんがんの 17かんを てにいれたぞ

妙に中々手に入らなかった
展開半端ないな流石アッシャー公式女体化男体化とはやってくれる
440名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 23:52:30 ID:SllFZz82
オックス組の性転換も見たか…ったということはない
441名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 01:38:02 ID:I0ZG10ki
むしろクロナを放り込むべきだろう。
442名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 17:49:53 ID:LEWtRi4K
クロナは間違なく変化無し
けどラグナロクは気になるな
443名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:23:10 ID:JY5y1uDC
なんとなくつらつら書いてたのが完成したので投下します。
椿→←★←マカ←ソウルの不毛な話。エロ無し。無駄に長い。ソウマカ好きにはあまり優しくないかもしれません…
それでも良い方はどうぞ↓




「私、ブラックスターが好き。ずっとずっと、好きだった」

どこか諦めているような、哀しげな口調でマカは告げる。
ブラックスターを射抜く眼差しはひどく真っ直ぐで、それでいて脆く儚い。
すぐに目を伏せたマカの栗色の睫毛は意外にも長く、白く透き通るような肌に影を落とした。
窓の向こうから木々のざわめきが聞こえる。

ブラックスターがマカから思いがけない告白を受けたのは、鬼神の脅威から世界を守り、デスシティに平和が戻ってからもう2年も経ったある日のことだった。
キッド、リズ、パティと共にマカたちは現在デスシティ以外の警護を任されており、爪痕も生々しい各地を飛び回っていた。
2年ともなるとさすがに世界も落ち着きを取り戻してきたが、もう狂気に呑まれることが無いと断言することは出来ない。
忙しい日々が続くなか、久々にデスシティに戻ってきた一行は、マカの家でお祝いをすることになった夜の時間まで、各々自由行動の時間を楽しんでいた。
ソウル、椿、キッド組がそれぞれ買い物に行ってしまい、することのないブラックスターは部屋でひとり素打ちをしていた時。
そこへやって来たのがマカで、告白を受けたのは来訪の数分後のこと。


「…は?」
「…なによその反応」
「いや、だって…お前…ソウルのことが好きなんじゃ、」

動揺のあまり間抜けな声を出したらマカに睨まれた。
なんとなく言い訳するように言葉を繋げると、マカは「ちがうよ」と小さく肩をすくめる。

「確かにソウルの事は好きだよ。でもそれは友情とか絆とか、そういうヤツ。」
「……」
「…ブラックスターはさ、今すんっっっごい困ってるでしょ?」

ブラックスターが無言でいると肯定の意味にとらえたらしい。
マカは不釣り合いなほど明るい声で、提案をした。
444絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:24:22 ID:JY5y1uDC
「ためらわなくていいよ、私、フラれに来たんだから」
「はぁ?」
「ブラックスターが椿ちゃんのことをこれから先もずっと好きだっていうのは、わかってるし。」

笑顔を浮かべるマカの細い肩が小さく震えているのは、気のせいだろうか。
幼馴染の彼女が、そしてあの鬼神すら倒してしまった少女が、ソウルではなく自分に告白してきたのだと思うと、未だに信じられない。
ブラックスターは何も言えず、マカの話しに耳を傾ける。

「ほんとは言わないでおこうかなって思ってたけど、もう限界みたい。」

笑顔がゆがみそうになって、それを隠すようにマカはうつむいて言葉を続けた。

「ブラックスター、私を楽にしてくんない?」

身勝手なこと言ってるって、わかってるんだけど。小さく呟く声は震えている。
いつもの男前な態度も、明るさもないマカは普段と反して小さく頼りなく、消えてしまいそうなほど儚く感じる。

「…マカ」
「うん」
「俺は、…お前の気持ちには応えらんねぇ」
「…うん」
「……ごめんな」

一瞬、マカの方へ伸ばしかけた手を抑え、ブラックスターは静かに口を開いた。
応えられない、それは事実なのに、なぜか胸の奥からせり上がってくる苦しさを感じる。

「…ブラックスター、ありがとね」

少しの沈黙のあと、ぽつりとマカが言う。
ああ、と生返事を返すと、うつむいていたマカは顔を上げて、笑顔をつくる。
445絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:25:14 ID:JY5y1uDC
「なんかスッキリした。やっぱり我慢ってよくないよね!」
「…マカ」
「やだなぁ、そんな顔あんたには似合わないし!」
「……」
「…とにかく、そんな生真面目な顔してると椿ちゃんに引かれちゃうからやめた方がいんじゃない?」
「おっ…まえなあ!」

すっかりいつも通りのマカはひとしきりブラックスターをからかうと、「じゃ、お邪魔しましたー」と軽く言って部屋を出ていった。
ドアが閉まり、マカの足音が遠ざかるのを確認してから、ブラックスターはため息をついてその場に座り込む。
頭の中を占めるのは、マカの言葉。ずっと好きだった、そう言っていた。
いつからかは知らないが、つまり椿との間に信頼から恋という感情が生まれていった側でマカは、ブラックスターを想っていたというのだろうか。

「……"フラれに来た"、か…」

幼馴染であるマカとは、笑いながら悪態を付け合える喧嘩友達のようなものだった。椿を大事に扱う自分を、どんな思いで見ていたんだろう。

「泣きそうなツラで無理矢理笑いやがって」

そんな辛い仮面を、いつから被っていたんだろう。考えれば考えるほど苦しさを増す胸を抑え、背中から床へと倒れ込む。
固く瞑った瞼の裏で、目を赤くしたマカの笑顔が消えなかった。


***


狂気の影響も無くなり明るくなった街中のオシャレなオープンカフェの一角で、マカと向かい合わせで座り、お茶を楽しんでいたリズはぽかんと口を開けた。

「え…ブラックスターに告白した…?」
「…うん、まあね」

リズの言葉にマカはきまり悪そうな顔でお茶をすする。
最近マカの様子がおかしいと感じていたリズは、同じく心配していた椿とパティに男性陣の話相手をしてもらっている間にマカをお茶に誘いだし、
さりげなさを装ってその原因を白状させたのだった。
しかしまさか、こんな理由だったとは。思いがけない展開と、年頃の乙女としては気になる恋の話題にリズは身を乗り出す。
446絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:26:18 ID:JY5y1uDC
「マカってあの騒音馬鹿のこと好きだったのか!?」
「ち…ちょっ!声が大きいよっ!」

あわてて周囲を確認するマカに軽く謝るが、やはり気になるものは気になる。
今度は内緒話でもするように声をひそめ、「…いつから?」と尋ねた。

「いつから…とかよく覚えてないけど、たぶん、死武専生になる前からかな…」
「ええっ!?全っっ然気付かなかった!」

というか、マカってソウルのことが好きだったんじゃないかと思ってたよ…と呟くリズに苦笑する。

「ブラックスターにも同じこと言われたよ」
「や、やっぱり?…それで、返事はもらった?」
「うん。フラれた」

あっさりと言い渡され、リズはまたぽかんとする。
しかし言葉の意味を理解すると、「ええっ!?」と小さく叫んだ。

「そんな驚かなくても…だってあいつは椿ちゃんが好きなんだよ?当たり前じゃん」
「いや…そうだけど…」

気まずげに視線をさ迷わせたあと、リズは「だから最近元気なかったのか」と言った。

「あははーやだな、そんな風に見えてた?私も修行が足りないね」
「…マカ、無理しちゃだめだからな」
「無理なんかしてないよ。むしろ前より楽になったし」

マカは笑う。けれどその笑顔がどこか寂しそうで、リズは息をのんだ。

「もうさぁ、黙って見てるの限界だったの!これでもすんごい我慢したと思うもん。だって2年ちょいだよ?」
「……」
「椿ちゃんも、"ブラックスター大好き"オーラ隠さなくなってたし、ブラックスターも隙あらば椿ちゃんといてさぁ、」
「…マカ…」
「見てるこっちが恥ずかしいっての!ほんと、言っちゃってスッキリしたよ!」
447絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:26:40 ID:JY5y1uDC
矢継ぎ早に語るマカは、不意に声のトーンを落とす。

「…でもさ、なんでだろうね」
「ん?」
「告白して、フラれてスッキリしたし、これでもう苦しくないって思ったのに」

ぽた、とテーブルクロスに水玉が落ちる。
ハッとマカの顔を見ると、大きな瞳からぽろぽろと透明な雫が溢れては頬を伝ってゆく。

「…ぜんぜん、楽になれないんだ。苦しくて苦しくて、しょうがないんだよ」
「マカ…」
「ねぇリズ、私、どうしたらいいんだろ?すっごく痛いんだ」
「……ひとりで我慢するからだよ」

涙を拭うこともせずにしゃくりあげるマカの頬にそっと手を伸ばすと、リズは少し怒ったような顔で真っ直ぐマカを見た。

「あたしもパティもいるんだぞ?椿には流石に言えないだろうけどさ…ひとりで抱え込むのはあんたの悪いところ!」
「だ、だって…」
「マカが元気なくてあたしらほんとに心配したんだよ!…ソウルなんかクールぶってるけど、ほんとは…」

続かない言葉を濁して、それから濡れたマカの目元を拭う。リズの両手が顔を包み込む。

「痛くて苦しいなら、気がすむまで泣けばいいんだよ。」

リズの言葉に、マカの瞳はみるみるうちに潤みを増してゆく。
とうとう泣き崩れたマカの頭を優しく撫でながら、リズは続けた。

「またがんばれ、なんて言えないけど、でもさ。その痛いくらい大切な気持ちをそうやって我慢しちゃだめだと思うぞ。」

マカにつられたように涙声になるリズは想う。マカを大切なソウルと、マカに想われ、椿を想うブラックスターを。
みんな、痛いくらいの想いをそれぞれ抱えているのだ。
ソウル、あんたがマカをしっかり捕まえとかないからこんなことになるんだよ。なんて、違う方向に八つ当たりして。

「マカが辛いときはあたしが一緒にいるよ。苦しくなったらちゃんと教えてくれよ?」

苦しさも痛みも、かわってあげることはできないけれど、支えてあげることはできる。
448絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:28:11 ID:JY5y1uDC
だって、とリズは微笑んだ。

「マカはあたしらの大事な大事な友達なんだからさ!」
「リズぅ…」

ぐすっと鼻をすすり、真っ赤になった目を擦りながらマカは「ありがと、」と小さな声で答える。

「マカをこんなに泣かすなんてやっぱりブラックスターの奴は悪い男だな!」
「ほんと、なんで私あんなヤツの事好きなんだろ」
「…ほんとなんで好きになったんだよ?」
「……そんな真顔で聞かれても…ていうか、その質問椿ちゃんが聞いたら怒り出すよ?」

まだ涙の余韻が残りつつも、どこか晴れ晴れとした様子のマカにほっとしながらリズと笑みをこぼした。

まだまだマカは痛む心を抱えてゆくのかもしれない。
またこうやって涙することも、人知れず想いを押し殺すことがあるのかもしれない。
そんなとき、少しでもマカのそばに居られたら、支えることができたらいいな、とリズは思う。

「よーし、あんたはあたしがぜったい幸せにしてあげるから!」
「ありがと…リズが男だったら惚れちゃいそうだよ」

笑い合うふたりの濡れた頬を、風がやさしく撫でていった。


***


椿を想う。
日の光を受けて輝く黒髪を、すべらかな白い肌を、強い眼差しを、儚げに咲き誇る、椿を。



「…ブラックスターさぁ、私のこと避けてるでしょ」

死武専の食堂で食事をとったあと、部屋へ戻ろうとしたブラックスターを待ち伏せていたのはマカだった。
唐突にそんな言葉を投げ掛けられ、ブラックスターは一瞬たじろぐ。
449絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:30:00 ID:JY5y1uDC
「…んなことねぇよ」
「嘘つき。今の間はなんですかー?」
「うるせぇ!なんでこの俺様が避けなきゃならねえんだ!」
「…だったらちゃんと私のこと見て話してよ」

ぎくりとする。
確かにブラックスターは最近マカの方を見ないようにしていたし、今もマカから顔を背けているそんな状態だ。
さすがに観念して、いっそ睨み付けるようにマカを見ると、向こうも怒ったような顔でブラックスターを見ていた。

「あのさ、気まずいとか思うのもわかるけど、なんでブラックスターが私を避けるわけ?普通逆じゃないの?」
「だから避けてねーつってんだろ…」

もはやぼやきに近い感じで一応抵抗を示すが、マカは意に介さない。

「まったく、フラれたのは私なんですけど…。大体こっちが普段通りにしてるんだから、ちょっとは気使ってくれてもいいんじゃないの?」
「……ソウルには、言ったのか?」
「どうしてソウルが出てくんのよ!」
「…別に」
「ていうか、ブラックスターって意外とデリケートだよね」
「お前が図太すぎんだろーが!」
「はぁ!?なにそれ、少なくともあんたの数百倍繊細だし!」
「繊細なやつは自分がフラれたの云々だの言わねぇだろ!」
「…ふん、あんたが私を避けるからでしょ」

でも、と続けてにかりと笑う。

「ようやくいつものブラックスターになった」
「…!」
「あんたが大人しいと調子狂うってば。……私は、口うるさくてバカなブラックスターが好き、だし」

後半にゆくにつれて声がどんどん小さくなるが、マカの言葉はきちんとブラックスターの耳に届く。
反らすのをやめた目にも、赤くなった頬が映って。
450絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:32:31 ID:JY5y1uDC
「…ま、最近のブラックスターの挙動不審っぷりはひどかったし、椿ちゃん達も気にしてるみたいだったから。
気を付けたほうがいんじゃない?そのうち通報されちゃうかもよ〜」
「…誰にだよ、バカ」
「なっ!バカって言うほうがバカなんだからっ!…じゃ、まぁ、それだけ。」

色づいた頬を隠すようにマカはうつむき、早口にまくしたてると踵を返して走り去ってしまう。
マカのツインテールが階段に消えるのを眺め、ブラックスターは呆然と立ち尽くした。


椿を想う。
彼女の輪郭、仕草、声を聞いては胸に浮かぶあたたかな気持ち。
それはいままでも、そしてこれからもずっと変わらない想い。
…それなのに、街中ですれ違う誰かの栗色の髪だとか、戦闘時は背中を素直に預けてくる黒いコートとか、泣きそうな笑顔だとか。
最近すぐ自分の脳裏に浮かんでくるマカの姿。

椿に感じるあたたかさとは違う胸を刺すような痛みを感じてブラックスターはたまらず、視線を足元へ下ろした。
きっとこれは罪悪感。そうに決まってる。告白されて、ちょっと意識しすぎているだけだ。
…それに、ソウルのこともある。きっと、まだマカがブラックスターに告白したことを知らない。
ソウルも大事な友達であり、自分のせいでパートナー同士の関係が崩れてしまうのも嫌だから。
まるで言い聞かせるようにそう結論付けると、軽く頭を振って息をついた。
微かに感じる違和感を無視して。


***


マカが倒れた。
そもそもの始まりは、デスシティを出て警護の持ち場である国へ向かう列車の中で、マカが体調が悪いことを黙っていたからであった。
特に目立った様子はなく、全員無事に目的地へたどり着いたのだが、宿に到着した途端にマカは地面に崩れ落ちてしまった。


「原因は過労。熱もあるみたいだし、ずっと我慢してたっぽいな…」
「大丈夫なのか?」
「応急措置は済ませたし、しばらく寝かせればよくなるはずよ」
「よかったぁ…」
451絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:34:27 ID:JY5y1uDC
あわてて宿へ運び込んだ一行は、リズと椿の説明を聞いてほっとする。
ひとまず今夜はここに泊まって、明日はマカの様子次第で出発するか留まるかを決めよう、ということになった。

「じゃ、一応解散ってことで。マカはあたしと椿で看病するから。パティもよろしく。男共はとっとと自由行動で〜」
「俺も手伝うぞ」
「そう、キッドくん?じゃあ手伝ってもらおうかなぁ〜!……着替えとか」

パティのにっこり笑って付け足された言葉に、ごはっとむせる音が響いた。
「いいぞ、シンメトリーに着せてやる!」と言い放つキッドを無言でリズが殴る背後で、ソウルがげほごほと苦しそうにむせている。
パティはその様子をおもしろそうに見ていたが、「やだな、冗談だよ」と軽く笑って手を振り、男性陣はそれぞれ部屋を出て行った。


***


マカは夢を見ていた。
ぐにゃぐにゃと歪む映像をいくつも通りすぎ、時折過去の記憶が現れては消えていく。
その中で一番鮮明に映ったのは、物心もまだついてないであろう頃の、自分とブラックスターの姿。
そういえば素打ちを淡々と繰り返す私が期待をこめた瞳で彼を見つめていると、パパに「お前に恋はまだ早い!」と怒鳴られた。

ふ、と意識が浮上する感覚。
何かが額の上に触れるのを感じてうっすら目を開けた。


「…ソウル、?」
「起きたのか」

少し驚いたような顔のソウルがかすむ視界に映り込む。
起き上がろうとすると「寝とけ」と押し留められた。
その弾みでベッドに落ちた濡れタオルをソウルが拾い上げ、サイドボードに置かれた洗面器で軽く濡らし絞り直すと、マカの額に乗せてくれる。

「…ここ、どこ?私なんで…」
「お前、倒れたんだよ。体調悪かったんだろ?過労だから休んどけってリズたちが。」
「…そういえば、列車降りた後の記憶がビミョーかも…」
452絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:36:22 ID:JY5y1uDC
「なんでそこで言わねぇんだよ」
「だって街までもーちょっとだったしさぁ…まさか熱だとか思わないじゃん」

怒ったような口調のソウルに、少しむかっとしながら口をとがらせる。
そんなマカを見て呆れたように半目になると「散々心配かけさせといてなんだその態度は」と言った。

「誰がお前の面倒見てたと思ってんだ」
「…ソウル?」
「バーカ、俺じゃねえよ。リズと椿だよ」
「じゃあなんでソウルがここにいるのよ?」

いくらかはっきりしてきた視界で室内を確認すると、どうやらもう夜らしく、枕元の読書灯がついている他は闇に沈んでいる。
リズと椿はいないようだし、単純に疑問に思ったことを聞いたマカにソウルは小さく笑う。

「パートナーなんだから、心配に決まってるだろうが」
「……そりゃどうもー」
「…そういやブラックスターもやけに心配してたな」
「え…?」
「俺が来るより前は、ずっとあいつがお前を看てた。リズが頼んだらしいぞ」
「そ、うなんだ…」

リズの配慮なのだろうか。もう少し早く目を覚ましていたら、その場にいたブラックスターはどんな顔をしただろう。
煮え切らない気持ちに眉をはねあげたマカを見て、ソウルはしばらく沈黙した後に腕を伸ばすと、手のひらでマカの目元を覆う。

「まだ熱下がってねぇんだから、もう寝ろよ」
「…うん」

水に触ったからだろうか、少し冷えたソウルの手のひらを肌で感じる。
椿ちゃんやリズ、…それにブラックスターにも、後でお礼言わなきゃ。そっと目を閉じると、穏やかな睡魔が訪れ、マカの意識を連れてゆこうとする。
しばらくして、ソウルの手が離れてゆくのを感じた。同時に、読書灯が消される気配もする。

「じゃあな」
「……うん、ありがとね」
453絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 01:38:27 ID:JY5y1uDC
眠りに引き込まれそうになる意識をたぐりよせ、ソウルにお礼を言うと、椿たちに言えよ、と言われる。
軽く肩をすくめてぶっきらぼうに言っていたけれど、おそらく照れ隠し。
ありがとう、と心の中でもう一度つぶやいて、扉の閉まる音と共に訪れた暗闇に、マカは息をついた。

「…ほんと、迷惑かけちゃったな」

ソウルにも椿ちゃんにもキッドくんにもリズにもパティにも、…それにブラックスターにも。
リズから頼まれたとは言え、自分の面倒をわざわざ看てくれていたのかと思うと、不覚にも胸がどきどきしてしまう。

「……期待、しちゃうよね…」

あんまり優しくしないでほしいのに。
ぽつりとこぼした言葉は闇に溶け、いつしかマカの意識も闇にほどけるようにして途絶えた。


マカの部屋を出たソウルは、まっすぐ男性陣に宛がわれた部屋へ戻ると、少し乱暴な動作でドアを閉め、ベッドへ倒れ込んだ。
ブラックスターとキッドはすでに夢の中へと旅立っているらしく、辺りはすっかり静かなものだ。
うつぶせの状態で視線だけを右手に向ける。まだ微かにマカの熱が指先に残っているような気がした。
言い様のない感覚に眉をしかめ、ぎゅっと拳をつくる。

「……くそ、」

悪態をつきごろりと寝返りを打つ。天井を見上げる視界の端にカーテンの隙間から夜空が見えた。
自分より先にマカ看病をしていたブラックスターの様子が、変だった。
リズにマカのタオルを替えるように頼まれたから引き受けただけだったのに、あどけなさの残る寝顔を眺めていたかと思えば、その後その頬に触れていた。
それを見た途端に自分の中の何かが弾けて勢いよく部屋へ入ると、珍しくびくっと肩を震わせたブラックスターはその手を引っ込めて、適当に誤魔化してくる。
それじゃあバトンタッチな!と笑って出て行った彼の後姿が忘れられない。
もし、自分があのまま部屋に入らなかったら、ブラックスターはどうしていただろう。
今の自分のマカに対する気持ちと、マカが自分に対して抱いている感情がまったく別物であることは随分前からわかっている。
このままではいけないと、そうは思っても、具体的にどうすればいいのかがさっぱりわからなかった。

ふと考えるのをやめて夜空を眺める。
ただ、マカの気持ちをしらないでパートナーをしていた頃を思い出す。
それを思い起こしているうちは、今までの自分でいられるような気がして。
何かが変わってゆくような気配に、ソウルは目を閉じた。
454名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 14:48:14 ID:ADr4IK34
おい、また続きは後ほどなのかおい
紀伊店のか
455名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 16:36:55 ID:o9X/0sdW
連投で一時規制かけられてたみたいですすいません;
解除したっぽいので>>453の続き投下します。
456絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:38:08 ID:o9X/0sdW
***


「あれ、ソウル」
「…マカ!?もう、歩いて平気なのか?」
「うん、少し外の空気吸おうと思って。星がきれいだしさ」

皆が寝静まっても中々眠れなかったソウルは、宿の外にある小さな丘の上に向かうと、そこには先ほどまで看病されていたはずのマカが立っていた。
しばらくして再びマカは星を見上げる。ソウルは小さくため息をつくと、マカの隣に歩み寄った。

「…星ってすごいなぁ。こんなに暗い中でも、一つ一つがあんなに光ってる」

マカの視線の先には、暗闇の中でも輝きを放つ光。星。
前面からあいつを思わせるその輝きを見つめるマカに、ソウルは唇を噛んだ。

「ブラックスターのこと、考えんのか?」
「…は、はぁ?何を突然…っ」

ぽつりと呟いた言葉がマカの耳に届いたらしい。
怪訝そうにソウルを見るマカだったが、図星と言わんばかりにあわてている。ソウルはバツが悪そうに頭を掻きながら言葉を付け足していく。

「お前、あいつのこと好きなんだろ」
「なっ!誰から聞いたの…?リズ!?」
「やっぱそうなのか」
「…!!」

かまをかけてみたところ案の定マカの反応があからさまだったのがむしろ面白くない、とソウルは内心気分を沈ませた。
何年マカのパートナーをやっていると思っているんだろう。彼女の言動はすべてソウルにリンクしていく。
自分がずっとマカの一番だと思っていた。そう思い込むことでブラックスターに想いを寄せるマカを否定できたからだ。
…でももうお互い、素直にならなきゃいけない。

「…振られちゃったけどね」
「……椿か」
「うん」

わかりやすいったらありゃしないもんね、とマカは弱弱しく笑う。
457絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:38:58 ID:o9X/0sdW
「まだ、がんばるのか?」
「…どうなんだろ。私、どうしたいのかな」

肯定しているわけではないのに、マカの口からはっきり諦めたという発言を耳にすることが出来ず、ソウルの心が音をたてて軋む。
マカは笑顔を貼り付けているが、心なしか表情に元気がない。きっと熱の後遺症ではないだろう。
もし自分がマカに想いを告げてしまったら、これ以上どんな負担を彼女に背負わせてしまうのだろうか。
それを考えるのが苦しくて仕方ないのに、自分だけを見てほしいという独占欲にかられてしまう。

「俺ならそんな辛い思い、させねーけど」
「……え?」

突発的な衝動によって咄嗟にそんな言葉が口から飛び出してきてしまったが、もう後には引けない。


「マカには笑っててほしいしんだよ。ブラックスターにはそれをさせられない」
「ソウル…?何言って、」
「…俺にしとけよ」

空を見上げるのをやめたマカの横で、ソウルはハッキリ言い放った。
我ながら最低なやつだと思う。マカが返事に詰まるのは、どんな結末でも一緒であったのに。
振られてもなおマカの心を掴んで離さないブラックスターに盛大な嫉妬をしていた自分が情けなかった。
冷静になったところで、小さくため息をつく。

「なーんて、な!冗談だ、冗談」
「………は?」
「いつまでも辛気臭くなってんじゃねーよ。もう少し頑張ってみたらどうだ?うまくいくかなんてわかんねーけど、応援するぜ」

おそらく、流石のマカもソウルが冗談で今の発言をしたとは思っていないだろう。
その証拠に、表情がみるみるうちに変化していき、今にも泣き出しそうになっている。

「ソウル…、私、」
「ブラックスターがお前の気持ちを踏みにじるような男なら、即効殴ってオシマイにしろ。…試す価値はあると思うぞ」

お前が幸せなら、それでいいんだよ。最後にそう笑い、ソウルはマカの頭を撫でた後、その場を去った。
勝手に告白して勝手に終わらせた自分は、ただ答えを聞きたくなかっただけの臆病者なのかもしれない、とソウルは内心毒づく。
それでも良かった。心のそこから、彼女が笑ってくれればいいのだと思えたから。
458絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:40:02 ID:o9X/0sdW
***


人の感情は、脳から伝達される信号でできているらしい。
つまりこの感情は、身体中を駆け巡る熱は、絶えず繰り返される救難信号のようなものだ。
不毛な現実を受け入れられない心臓が悲鳴を上げて、苦しいと、痛いと、助けて欲しいと。そう言っているのだ。

(だったらこれは、恋と呼べるの?)


マカは閉じていた目を開ける。心だけではない、今は身体中が痛かった。

持ち場を巡回していた際に通りかかった雨上がりの山道で、未だに残っていた悪人の魂数匹との戦闘に入ったマカたちだったが、
細い道にぬかるむ地面に苦戦を強いられ、敵の強力な一打に蹴散らされたマカはそのまま崖を滑り落ちた。
幸いなことに崖はそう高くはなく、木々がクッションになってくれたお陰で今のところ大怪我をした様子はなかった。

しかし身体中を至るところにぶつけたらしく打ち身がひどい。
折れてはいないけど足は捻挫しているかもしれない。
それ以外にも草や岩で切れたかすり傷がたくさんついている。
ここのところずっと調子悪いなぁ、皆の足を引っ張ってばっかりだし。ともやもやしつつ目を上へ向けた。

先ほどまで、椿たちがそこからマカに声をかけていた。攻撃を食らった際にマカはソウルを地面に落としてしまい、その場には彼女1人しかいなかったのだ。
すぐ助けに行くから待ってて、と言うパティの横でキッドが全員で動くのは効率が悪い。と言う。
二手に分かれようとリズが提案したところで話がまとまったらしく、「待ってて!」と声をかけたのを聞きながらマカはしばらく意識を飛ばしていたようだ。
落ちた時は真上にあった太陽がやや傾いている。

このあたりは山の斜面を切り崩して道が作られており、マカの居るところまで来るには崖を降りるか、改めて山に入り直すかしないとだめだろう。
ソウルたちのことだから、きっとどんなに時間がかかっても来てくれる。
迎えの心配はなかったけれど、問題はマカの方だった。
先ほど戦闘があったことからも、この地でいつ敵が出てきても不思議ではない。
武器であるソウルを失った今、職人である彼女になす術はない。

一度マイナス方向へ動き出した思考はどんどん落下してゆく。
もしこのまま見つけてもらえなかったら。もし今敵が現れたら。もし、私を探しているせいで仲間の誰かが怪我をしたら。
急速に心が恐怖に支配されてゆくのを感じた。投げ出したままの手足が震える。
こんなんじゃ駄目だ。私自身が狂気にのまれたらどうする、そう無理やり自分を励まして。
459絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:41:36 ID:o9X/0sdW
(…こんな時、椿ちゃんだったら)

ふと思う。
落ちたのが椿だったなら、どうしていただろう。

(きっと"私のことは構わず、先へ進んで"、かな…)

自己犠牲の念が強かった彼女を思い出してくすりと笑う。
それで、ブラックスターに「馬鹿言ってんじゃねぇ!」とか怒鳴られて、キッドにも怒られて、そしてリズやパティが飛び出そうとしたりして。
そして椿ちゃんは困ったように微笑んで「ありがとう、ごめんなさい」と言うのだ。
椿になにかあれば、いつだって一番に飛び出すのはブラックスター。
それをマカはひどく羨ましく思っていた。当時も、たぶん今も。

ブラックスターと自分の関係はあの頃より少し距離が縮まったとはいえ、"仲間"の域を出るものではない。
もしかしたら前よりも溝ができているかもしれない。マカが"仲間"の線引きを越えようとしたから。
こんな苦しい思いをするくらいなら、ソウルに恋をすればよかった、と思ってしまう自分が許せないのに、思考はよくない方向に向かってしまう。


こないだの一件以降、ソウルの態度はさして変わらなかった。
いつも通り私を労わってくれるし、たまに悪態はついてくるけど…おそらく、普段どおりに接しようと心がけているのだろう。
私はソウルの気持ちに気づかなかったことが恥ずかしくて仕様がなかった。
自分がブラックスターのことでこんなに苦しんでると同時に、…ソウルもまた、私のせいで苦しんでいたのだ。
しかも、私とは違って、すぐに身を引いて、私の幸せを思ってくれて。

(ほんとにごめんね…ソウル。私、まだあいつのこと…)

零れそうになる涙を堪え、違うことに思考を巡らせようとすると、今度は別の意味で痛い発想に至った。

(ブラックスターは、心配してくれるのかな)

根は優しい彼のことだから、きっと心配してくれているんだろうけど。
それは自分が"仲間"だからなんだ、と考えると胸が痛かった。
心配してもらって、それが不満だなんて、なんて身勝手でワガママな魂なんだろう。
こんな醜さを浮かべてきた自分が一番、鬼神に呑み込まれてもおかしくなかったのにとすら想う。

(こんなんじゃ、私を諦めてくれたソウルに…、合わせる顔がないよ…)

ぱたり、結局生ぬるい滴が頬を伝うのを感じながら、マカは目を閉じた。
460絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:45:44 ID:o9X/0sdW
***


心地よいリズムに揺られている。
何かあたたかいものを感じてマカは目を開けた。
視界に映ったのはどこかで見たようなツンツン頭と、逞しい腕。

「…ん?」
「…あ、気付いたのか」
「へ?…え?」
「よかった!心配したんだぞマカ〜!」
「…リズ……それにソウルも」

顔を上げたマカの視界に、涙を浮かべるリズと、その後ろでホッとしているソウルが映る。
リズたちはマカの隣に居るけど、なぜかいつもと違ってマカの方が目線が高い。
うまく働かない頭を動かして前を見ると、見覚えのある青い頭があった。


「っ……ぇえええええっ!?」
「だっ…てめ、動くな!」
「えええええ!?だだだって、な、なんでっ!!」

動揺しまくっているのが如実に表れた言動でマカは顔が熱くなるのを感じる。
いつの間にこうなったのかわからないが、マカはブラックスターにおぶわれた状態で、その隣をリズとソウルが歩いているようだった。
明らかに狼狽えているマカをリズは楽しそうに見つめながら、二手に分かれてあんたを探して、先にあたしらが見つけたんだ、と説明を付け加える。

それにしても少し不思議なメンバーだとマカが訝しげに想った。
そもそもマカを背負っているのがパートナーのソウルでなくブラックスターであるというのが不思議であるし、椿がブラックスターの側にいないのもおかしい。
しばらくの間不思議そうな顔をしていると、どうやらこちらの心情を察したらしくリズが小さく微笑んだ。

…どうやら今回も、リズが一役買っているらしい。
何からなにまで、本当ありがたいのだけれど。ソウルにこんな状態を見せるのは少し気が引けた。
461絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:46:55 ID:o9X/0sdW
「…ブラックスターがよ、」

マカの様子を窺っていたソウルだったが、ほんの少しの間の後、静かに呟いた。

「すっごい慌ててたんだぜ?着いてみたらピクリとも動かないし、身体中傷だらけだし…」
「……おい、ソウル」
「つーか、俺よりも先にこいつがマカに駆け寄って…」
「ソウル!」

少し目を伏せて、それでも明るく笑うソウルに、マカはソウルがあえてブラックスターに自分を背負わせたのだと思った。
マカの気持ちを理解し、自分の気持ちを押し殺してくれたソウルならやりかねない。
ブラックスターが怒鳴るのを見ていたリズは笑いながら、そんなに照れなくてもいいのに、とマカにウィンクを投げて寄越した。

「もうすぐ森を抜けるっぽいな。あたしら先に行ってるから。行こうぜ、ソウル!」
「ちょ、リズ!?ソウルも待っ…!」
「おい!」

言うや否やリズはさっさと向こう側へ駆けていってしまった。
ソウルは少し名残惜しそうにこちらを見据えていたが、やや間をおいて皆の後ろをついていく。
最後くらい、がんばれよ。そう応援するかのように彼の顔がはにかんでいた。
マカはしめつけてくる胸を抑え、2人の後姿が段々と遠ざかっていくのを呆然と眺めるブラックスターをちらりと見る。


「…ね、ブラックスター」
「……あ?」
「来てくれてありがと…ね」
「…感謝してんならさっさと自分の足で歩いてほしいんだがなぁ」
「それって私が重いって言いたいわけ?」
「そう聞こえたんなら心当たりがあるってことじゃねーの?」
「失礼ね!どーせ私は椿ちゃんやパティみたいにムチムチじゃないですよーだ!」
「そうだな、むしろ足りな…あだだだだっ!イテェなバカ!!」

その言葉にマカの拳がぼかすかとブラックスターの後頭部やら肩やらを叩く。
462絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:47:57 ID:o9X/0sdW
「セクハラだっヘンタイ!すけべ!エロエロ大魔人!!」
「いっ…てめ、こら暴れんな!髪を引っ張るな!つーか何がセクハラなんだよ!!色気のいの字もねぇクセに!」
「むっかぁ〜!私だってもう十五なんだからねっ」
「あーハイハイそーだったな」

助けに来たのになんでこんな目に合わなきゃなんねーんだよ、口の減らねぇ奴だな。
とブツブツ呟くブラックスターの首に、突然マカの両腕が巻き付けられた。

「…なんだよ、絞めるなよ?絞めるなよ!?」
「しっ…絞めないし。私をなんだと思ってるの?」
「何って…つーか絞まってる!絞まっ…ぐええ」
「あ、ごめんごめん」
「ごめんじゃねぇぇええ!!」

げほっと苦しそうに息をしながらも、マカを抱える腕はしっかりと揺るぐことはなく。
そんなささいなことがマカの身体中に新たな信号を駆け巡らせるのだ。

今度はさっきよりゆるく、ぎゅ、とブラックスターの首に抱きついた。
普段ならぜったいにこんなに密着することはない。
不謹慎にもこんな状況でどきどきと早鐘を打つ心臓がばれませんように、いや、いっそ気付いてくれたらいいのに。
そんなことを考えながら、こてんとブラックスターの後頭部に自分の額をくっつけた。


「…ブラックスター、」
「……なんだよ」
「来てくれて、嬉しかったよ」

顔が見えないからか、それとも伝わる体温がマカの素直じゃない心を溶かしたのか、いつもなら言えない言葉がするりと出てくる。

「…私さ、諦めようと思ったんだ。そのためにあんたにフラれに行ったんだけど」
「……」
「変だよね。…ぜんぜん諦めらんない。ブラックスターがどれだけ椿ちゃんが大事か、よくわかってるのに」
463絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:51:49 ID:o9X/0sdW
ブラックスターは無言でマカの言葉に耳を傾けている。
だんだん滲む視界を必死にこらえながらマカは言葉を続けた。

「ねぇ、ブラックスター。私のこと好きになってなんて、言わないからさ」

身体中を駆け抜ける熱が、痛みが、苦しさが。助けて欲しいと信号を送る。
こんなに辛いのが恋なら、なぜひとは恋をするんだろう。

「…あともうちょっとだけ、あんたのこと好きでいさせて」


あと少しで零れそうになる涙と嗚咽を押し止め、掠れた声で聞く。
泣かないのは私のプライド。ブラックスターの前では意地を張り続けることでしか"私"でいられないから。

黙ったまま歩みを進めていたブラックスターがぴたりと立ち止まる。
下ろされるかな、と思ったけどそんな素振りはない。
怪訝に思って声をかけようてした瞬間、「馬鹿だな」と言われた。

「…は?」
「馬鹿だっつったんだよ、お前も…俺も。」
「……」
「それに、アイツも」
「…!」


半ばぼやくように言うブラックスターはきっと、私と同じように私に振られたソウルのことを思ってるのだろうと察し、微かに胸が痛む。
ブラックスターがソウルの気持ちに気づいていたことに驚くよりも、ただひたすら申し訳ない気持ちで満たされている。

私は、ソウルの気持ちに応えれなかった。彼もまた、私と同じ思いを背負っているはずなのだ。
ソウル、ごめんね。本当にごめんね。
あんたはきっと優しいから私のパートナーをやめるなんて言わない。その優しさにつけこんで、ごめんなさい。

マカは内心そんな風に謝罪を繰り返しながら、ブラックスターの言葉に耳を傾けた。
464絶えず君を、想う:2010/08/28(土) 16:52:44 ID:o9X/0sdW
「俺は、これからもずっと椿が好きだ。…それでもいいのか?」
「誰に聞いてんの。椿ちゃんがブラックスターを好きになるまえから、私はあんたを見てたんだからね。」
「……ほんと馬鹿だよな」
「ブラックスターほどじゃないよ」

ふ、とブラックスターが笑ったような気配を感じてマカも少し笑う。

「……マカ、」
「なに」
「ありがと、な。」
「…うん」
「ごめんな」
「うん。…ほんとだよ、バカ」

泣かないって決めていたのに、あんまりにもブラックスターが優しい声を出すから。
ぽろりとマカの目尻からこぼれおちた涙は次々に筋を作ってながれてゆく。

胸が痛い。苦しい。
だけどそれは、絶えずに誰かを想うから感じる愛しい痛みなのだ。
だからひとは、どんなに辛くても恋することをやめない。

想うことを止められないのだから。
いつかこの痛みも苦しみも甘い過去の疼き変わってゆけばいい。
私も、ソウルも。そしてこいつも。
そう思いながらブラックスターの肩口に顔をうずめる。


最初で最後になるであろう触れるブラックスターの身体はあたたかく、マカの胸をいつまでも、締め付けた。





終わり
465名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 16:53:56 ID:o9X/0sdW
結構なレスとってしまった上に結局誰かと誰かが幸せになるってこともなく申し訳ないorz
鬼神倒した設定なんでアニメの世界で考えてくださると嬉しいです。
前編投下時とID変わっちゃってますがちゃんと同一人物ですのでご安心ください。では、乱文失礼しました〜
466名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 17:09:39 ID:lLap6JkX
GJ!
各キャラの心情がきちんと描写されてておもしろかったよー!
467名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 23:54:47 ID:Utlx3A28
これは良作
★マカも★椿も好きな自分には嬉しかった!
ソウマカ好きもきっと楽しめる内容だと思うよありがとう
468名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 21:51:48 ID:CWje/+x8
おおおおおおお久々の長編投下!!GJ!!!
469名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 16:02:23 ID:h70osEXN
マカがブラスタ好きな設定とは珍しいな
なんにせよご馳走様でした
470名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 17:52:00 ID:w9Fk13D9
枯渇したスレに潤いをありがとう!この調子で・・・この調子で職人さん達よ、バンバン投下してくれていいんだぞっ
471名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 03:56:34 ID:7TNi6kh4
ハーバーくんのバイザーしてる理由が光に弱いからだったとしたら
角灯消せよ的な感じでジャクリーンをryする妄想がよぎりました
472名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 14:26:25 ID:2gq19pq+
>>471
ryの部分をもっと具体的に、詳しく頼む
473名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 01:54:56 ID:Ugrt0ZhB
バカ野郎!ジャッキーに(ryなことをしてしまったら身体がヒートしちまうだろ!
474名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 14:53:38 ID:9l0UVUst
>>471
そんなにしたら体内角灯がついちゃうよぉおお!(ビクンビクンッ
ということか。これは新しい。
475名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 09:00:00 ID:y+jU7ErB
強火で一気に焼ソーセージか…
476名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 00:23:24 ID:gbR8DWU8
>>475
誰がうまいことを言えとww
477名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 03:39:57 ID:T4MkWvXz
>>475
「これは痛い」
478名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:14:41 ID:f4C155m9
この漫画に水属性がいたらジャッキーと(性的な意味で)絡めるのになぁ

クロナの三刀流においてはエロいことを考えてくださいと言わんばかりで17巻は非常に滾りました
479名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 12:09:20 ID:uq52sTnF
ソウルイーターまた6時からアニメやるんだな
リピートショーとはいえファンとしては嬉しいもんだ。
480名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 17:16:41 ID:yqcm69Q1
再放送でファンが増えたら、カラオケでOP歌うとガキンチョに覗かれることが
またあるかもしれないということか・・。

 姉妹のファラオ戦でのssを書いてみました。ギャグ、そんなにエロくなくて短いです


何か伸びてきた古いほーたいみたいなのがしゅるりと素早くあたしとパティを捉
えて縛り上げる、・・なんだこれ、力が抜ける、ぞ・・?

「あははー、おねーちゃんなんかえっちぃ。」 ・・お前もだってのばーろ、

「わーくそ、なんだこれ!・・おい、私らを縛りあげてどーするってんだこらっ!」
「わーい、ぱくぱくぅ〜?」

 じょ〜だんじゃねえぞって、まだ運命の良い男を捕まえてもいないってのにこんな
とこで喰われてたまるか!

「わーい、しゅるしゅるぅ〜・・!」

こ、こんなとこで、

「するんっ、するんっ、するる! 」

こ、ん、な、こと、でぇ!

「くいっくいっ・・あわわ〜、ふくがずれてきちゃったよ〜!」

パティ!なんでお前はそう、れいせいなんだ!・・う、くそっ、
なんかこう、ほーたいがあたしの乙女のやわ肌を擦ったり絞めたりするたんび
にびみょーなしげきがぁぁ!あ!ちょ、ちょっとそこをシュルシュルするなってば!

(わ、は、う、うごくぅぅ・・)

はさんで動きを止めたいところだけど、このじょうたいで上に持ちあがったらやばいっ!

(・・ていうか、もうすっげえやばいんですけど)
体勢的にも、感覚的にも、・・うへぇ〜
はぁ・・と熱い溜息が口から洩れて思わず股を擦り合わせてしまう、

「あ〜、お姉ちゃんオナってる、・・えろいんだ〜!」
「うっせえ!感じちゃうんだから仕方ないだろ!っパティはどうして大丈夫なんだよっ!」
「ほえ?だいじょーぶじゃないよーお、でもそこまでにはなれないだけ〜」
「・・なんだよ、あたしがエロ女だとでも言うのかよ」
「いーじゃん、おねーちゃんけっこうそーいうしばられたり?するのすきじゃんねぇ?」
「・・うう、」
「だーいじょーぶだって!おやしき帰ったら、あたしがあらなわでしばったり?するのやってあげるからさ〜、なかないで?」
「うわ〜ん、パティ、気持ちはありがたいけどなんかちがう〜!」
「キッド君、おそいねぇ〜」

ぶらぶらと、二つのみの虫が、片方は疲れてぐったりしながら、もうかたほうはほよ
よ〜!と奇声を発しながら揺れている、そんなアヌビスの遺跡。

 おわり
 当時お子様向けだと思ってたから、目が点になった。
 

481名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 23:17:54 ID:2gUIQcmD
GJ!姉妹はエロ担当だと信じて疑わない

アニメ再放送とな。新規のファン掴めるといいけどな
482名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 15:00:13 ID:YLVwCWpD
>>480
パティはやっぱりSだよなGJ!!

>>481
自分としては始めの方見逃してたからリピートはありがたい。
483名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 01:07:02 ID:IsOhS0Ok
お前の魂いただくよ!(棒)
からまたはじまんのか
484名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 20:24:51 ID:6tZzWSeo
棒は一話で慣れた
485名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:29:09 ID:8lwaLI96
むしろゲームの方が棒っぷりがすごかったな
アニメは後半から慣れてきたし
486再アニメ化記念。:2010/09/12(日) 02:35:42 ID:3HQU6PPU
ただのきどぱて。


良い子は眠る時間、そんな深夜。キッドはマカから借りていた本をただペラペラと捲っていた。
ふわり、開けっぱしの窓から入る夜風はまだ冷たく心地良い。
独りきりの長い夜の途中、ふと違和感があったと思った途端キッドの隣には見知った少女が座っていた。それはもう、体温を感じ寄り添うように。
キッドは本を閉じ投げ出すと少女の方を向くでもなくため息だけ溢し呟く。
「…何の真似だ?パティ」
そんなそぶりも慣れたものかキッド寄り添う少女、パティ・トンプソンは誘惑するかのようにわざと胸の膨らみをキッドの腕に押し付け、足を絡ませる。
「欲求不満なのかお前は」
「お前じゃなくて、ちゃんとパティって呼んでよぉー」
「パティ、今何時かわかってるか?もう真夜中だ。俺が起きていなければ逆夜這いだぞ?」
するとパティはニタリと妖しい笑みを浮かべキッドをそのまま押し倒した。
しかしそれは至って普通の少女の力でしか無い訳で、無抵抗はOKサインと言った所か。
確かにキッドも最近の激務でそのような行為に至る事は滅多に無く、やっと訪れた平穏な日に彼女から出向いて来る等、喜ばしい事でもあった。
何だかんだでキッドもリズ同様、パティの事を気に入っている。
そんな考えを頭によぎらせていると、パティがキッドの上にまたがりながら上着をずらす。少しずつ露になっていく白い豊かな胸元。
キッドは思わず息を飲み、戸惑いながらもパティの胸に手を伸ばしてゆっくりと揉み始める。
「んっ…キッドく…っ」
やんわりとした刺激に反応し始めるパティ。キッドは上半身を起こし、
パティの唇にチュッと軽いキスをしながら手を這わせた胸に強弱をつけながら刺激を与え、パティの反応を楽しむように見つめていた。
「あっ…あんっ!もっとぉ、キスして?」
ついばむようなキスの連続、そしてねっとりとキッドはパティの唇を舌先で割り歯列をなぞり、
舌を絡ませネチョネチョとわざと音を立てる濃厚なキスをパティに仕掛ける。
パティはうっとりとした表情で自ら望んだその行為に答えるべく必死にキッドのペースに合わせて舌を絡ませてゆく。
487再アニメ化記念。:2010/09/12(日) 02:36:40 ID:3HQU6PPU
「うっ…んんっ……はあっ」
「パティ…上手くなったな…」
「はあっ…あっ!ストリート時代からうまかったっつーのっ…んん」
徐々にエスカレートしてゆくキスにキッド自身も反応し、
上に乗っていたパティはすぐにそれに気付きズボンの上からその固く大きくなったキッド自身をじらすように愛撫する。
「んっ…パティ?何して…!?」
「何って、ナニだよ?」
あっけらかんとしたパティにキッドはペースを乱されてしまう。
いつもそうだ、決して受け身になりすぎる事は無いが何故だろう?主導権はパティに握られたままなきがする、キッドはふとそう思った。
されるがままにズボンとパンツを一気に脱がされ、そそり勃ったキッドの男である部分にパティは舌を這わせ始める。
その表情は悪戯っ子のそれに似ており、たとえるならキャンディを美味しそうに舐めるようであった。
「んん…んぐっ…んっ…」
「…美味しい、か?」
ふとキッドはパティに聞いてみる。と、パティは口を休める事無く自ら下着を脱ぎキッドの片手を秘部へと導いた。
「キッド君、あたしのも触って?」
導かれるままに、つーっとワレメを指でなぞれば少女の部分からたくさんの蜜が溢れていた。
そのままキッドはパティの中へ指を突き立てグチャグチャとかきまわす。
「ああんっ!…はあっ、はああん!」
悦に浸るパティの声。くわえていたキッド自身をいつの間にか口から離し、代わりにその部分を手でしごく。
「ココ、もうグチャグチャだぞ…こんなに濡らしていやらしいな」
「きッ…キッド君だって勃ってる癖にぃ…んんっ!」
するとキッドは小さく笑いパティの額にキスを落とし言葉を紡ぐ。
「まだまだこれからだ」
488再アニメ化記念。:2010/09/12(日) 02:37:43 ID:3HQU6PPU
こてん、とキッドはパティを組み敷き、その唇、耳、首筋にキスを落としてゆく。
「キャハハッ、くすぐったいよ〜」
「すぐに気持ち良くなる。だいぶ濡れているようだしな」
ヌチョ…と言う音と共にキッドはパティから指を抜き、愛液にまみれた指を見せつけた。
「…悪趣味だよねぇ」
「お互い様だ」
「ねぇ…キッド君、そろそろ…中に」
「わかっている。爪、立ててもいいぞ」
グッ…っとキッドはパティの内部を少しずつ侵食してゆく。甘美なる瞬間。
「あぁっ!あっ!キッド君…!キッド君のがぁあたしの中に入ってくる…ぅ…んっ」
強い快楽にパティは大きな声をあげる。それをキッドは唇で塞いだ。
「静かにしないとリズが起きるぞ…?」
「ん…うぅ…」
再び腰を動かすキッド。パティは快楽の波に溺れぬようにしてか声を必死に堪えている。
強弱をつけ、むさぼるように肉の凶器をキッドはパティにぶつけていく。
その度に声を堪えているパティの口から吐息が漏れるのが愛しくて堪らない。やがてパティは小声で囁く。
「キッド君…あたし、もうっ…!」
「イッていいぞ、俺も、限界だ…っ」
抽出する速度を早め、最奥を貫くように、それは最後と言わんばかりに強く、強く。
「ーっ!」
ガリッ!あまりの快感に耐えられなくなったパティがキッドの背中をひっかく。
同時に、キッドもパティの中で果てた。
ずるり、とパティの中からキッドは自らのモノを取り出して後始末をすると、小さなベッドで二人まどろんだ。
489再アニメ化記念。:2010/09/12(日) 02:38:28 ID:3HQU6PPU
終わり。
アニメ、OPEDも変わるっぽくて実に嬉しい
490名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 14:28:26 ID:bUwj9TTx
ずっと規制されたままなんだよねー
雑談もなくなってるみてーだし
神に引用レスさえままならねー
491名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 14:39:51 ID:bUwj9TTx
うおっ!キドパテグッジョブ書き込む前に送信してしまった!
だから嫌なんだよ携帯!早く規制解けろ!


キッド、狂気なんかとっととやっつけて早く帰ってこい!
パティの笑顔はお前がいなきゃ本物じゃないんだよ!
492名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 17:28:02 ID:9BFYCayy
リピートと聞いて戻ってきたらまさかのキドパテGJ!
アニメもそろそろ始まるしwktkがとまらん
493名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 22:40:40 ID:boVl0EyC
明日からだっけか
494名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 18:32:46 ID:W8gTqr1Z
ついに始まったな。自分的には新OPED悪くなかった
久々に1話みたけど、やっぱりブレアさん最高っす
495名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 18:52:17 ID:2nMtX4Y8
EDのパジャマ化がよかった
496名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 21:07:14 ID:7nkJ073+
パジャマ・・・・だと・・・・!?
497名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 23:35:31 ID:rYCsczHC
マカが乙女だったなED
OPに後半参入組もいたけど、ラストまで曲変わんないのかね
498名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 03:09:42 ID:tqA6ctIk
アラクノフォビア、デスサイズ、キリクオックスキム組もいたし、変わんない気もするよね
499名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 07:11:25 ID:q6hL/VDD
できれば後半また変わってほしいなぁ。

>>494
ブレアマジいい女
500名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 11:08:52 ID:JuPs38AL
ブレアマジ女神
501名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 03:00:46 ID:SkYJ7u+5
あんなエロいねーちゃんの入浴シーン見たらソウルじゃなくても失神だわ
502名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 21:01:06 ID:cP1Moszv
今更だが新OPED見た。あれはあれでいい感じだと思う。

本誌の方はリズがテラヒロインらしいが、パティのポジションはどうなるんだろうな…
影が薄くなってしまうのだけは勘弁だぜアッシャー
503名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 18:38:18 ID:RtUbyXsK
椿の入浴覗いてレ○プしたい
504名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 20:57:49 ID:FNXk7ZjO
椿はいろんな意味で強そうだ・・・・
いろんな意味で返り討ちに遭いたい
505名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 10:23:37 ID:qgjWKqc8
あのうなじは反則だろ
506名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 10:33:13 ID:K6KCgMTa
日本人だけに椿だけずば抜けてby
507名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 20:04:02 ID:wr2jSWsG
byの部分を具体的に教えてくれ。
>>449ブレアが居ないと全てがまとまらない(www)
508名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 05:46:58 ID:PVoYMc3l
ラブラブなソウマカが読みたい・・・
509名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 18:25:48 ID:xHLhi76Q
バスト
マカ  77
椿   87
ブレア 94
てところか

マカファンはロリコン?
510名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 19:22:35 ID:CzRRKh7N
バスト関係なく性格・容姿の好みも
511名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 22:45:14 ID:CzRRKh7N
>>510の続き
あるだろう。ロリコンとは限らない
512名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 12:39:03 ID:W5jYt2A1
なぜ区切ったしw
513名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 22:43:50 ID:KvMFusfY
俺の予想

バスト
マカ  2ヶ
椿   87
ブレア 94
514名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 23:16:36 ID:MIi818kG
あまりの酷さと的確さに泣いた
515名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 00:21:58 ID:spg98DVf
それでも、
それでも、、、
2ヶがいい…!
516名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 06:31:42 ID:Z3ratRhn
クロナ 無
517名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 19:03:40 ID:QQrHnKtN
マカ→2ヶの乳首をいじるしかない
椿→揉む
ブレア→パイズリで射精
518名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 20:54:27 ID:TJV/Wxdz
ソウルイーターは巨乳率が高いよな

……梓にゃん
519名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 02:35:20 ID:3jfBnMAZ
梓にゃんはいい尻をしているので乳は別にどうでもいい。
ソースは梓にゃんに素股されたい俺。
520名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 05:16:06 ID:26tDzeQf
遅くなったけど、キッド×パティGJv

二人とも可愛い♪
521名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 03:23:18 ID:RjWEp0lB
>>518
巨乳→ブレア・椿・パティ・マリー・ナイグス・アラクネ
ひんぬ→マカ・梓・メデューサ・エルカ

俺はアンジェラやクロナのような無乳をさすりたい訳だが
522名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 07:13:53 ID:T69SNHON
シュタマカ読みたいけど…誰も…いないよな…書いてくれる人…
523名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 23:12:06 ID:Agz2Gi4/
昔から言いだしっぺの法則というものがあってだな
つまり、そういうことだ
524名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 02:05:19 ID:KaXhyoC4
>>521
梓とナイグスは美乳という気がする。
アラクネは野乳。ちと手に余る。

このあいだ、ひさしぶりに原作を読んだら
椿がぺちゃパイになっていてショックだった。
ブラスタに吸われてしぼんだのか?
525名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 19:44:07 ID:hb2xAN62
女に戻りかけてた時のリズ・椿と
最近ちょっと成長してきたマカが良すぎる
526名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 23:37:06 ID:pfw1zKWs
なるほど、つまり『最近ちょっと成長してきたちっぱい乳首をコルコルされるマカ』が大勝利か
527名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 00:32:00 ID:BfzwqDWT
普通に考えてキムっちの柔らかそうな乳が最強に決まってるだろう
528名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 14:58:32 ID:3q/Hp26Z
>>524
ナイグス先生は普通にでかい部類に入ると思ってたわ
529名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 01:46:47 ID:pb0qYLAg
でかいから、さらしで押さえてるのか!!!
530名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 10:07:08 ID:TVrwNTHw
指先をナイフに変化させたナイグスの手をシドが持ちながら
ギュッと押さえつけられた胸の谷間に渡るさらしを
ゆっくりゆっくり切っていくのを想像しておっきした
531名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 19:34:05 ID:ARRiT/7g
シドの性癖自重ww

だがおっきした
532名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 22:35:15 ID:OjfMwnFx
俺はナースルックにのみ、おっきする。
そんな男だった……
533名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 00:14:10 ID:+Y0zBBzX
ちょっと質問いいですか?

ここに投下する作品は、単行本に載っていない原作ネタでも大丈夫かな
リピートショーをやってる最中だから、ネタバレは
あまりするべきじゃないだろうか
534名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 09:05:53 ID:s8t69t/r
別にいいんでないの?
寧ろ作品の投下は自分は嬉しいが。
535名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 12:09:36 ID:MPV1Fwx8
>>533
最初に注意書きしておけば単行本派も安心できるんじゃないかな?
何にせよ投下していただけるならそれだけで嬉しいぞ
536名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 14:21:24 ID:PTEO4WAR
そういえば今年はハロウィンネタこなかったな…
この時期といえばソウルイーター!ってイメージ定着してた
537名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 01:28:48 ID:DXWnpAYH
凌辱系ってこのスレであんま見かけないな
ゴフェマカやらギリコ姉妹やらジャスマリやらのガッツンガッツンに犯されるSS読みたい
538名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 21:25:48 ID:BqP7q2wp
>>536
ブレアなんか技名だしなw

>>537
アラクノフォビア兵×キム組とか普通にありそうだけどな。同じく切実に読みたい。
539名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 00:59:23 ID:LYFhi/h4
ネタバレ質問した533です
次の単行本にも収録されないネタバレが入る話を考えているので、
もし投下する事になったら最初に注意書きするようにします

ちなみに自分はネタバレでも全然構わないので
どんどん投下してほしい
自分も投下するけど、やはり自分じゃない人の書いた作品で萌えたいじゃないか!
540名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 19:08:34 ID:l0iyAFmi
>>539
全裸で待機してる。

自分も萌えたシチュとかネタさえ見かけたら書こうと思う。
みんな是非エロいネタ頼む
541名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 01:51:37 ID:bGNbTzmI
>>540
超鬼畜攻めな★椿読みたいです先生
542名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 13:11:02 ID:iZxBL6xO
椿レイプもの
543名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 13:21:44 ID:jM5snNKq
ソウマカは至高!!
544名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 23:07:23 ID:Xxhvx/yl
17巻を読んでクロナに性的な意味で頼られるブラスタが浮かんだので希望
何刀流か存分に確認するがいい
545名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 23:20:55 ID:KxxvvlZq
新エンディング後のソウマカ
夜のベッドではさぞ盛り上がったにちがいない
546名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 02:49:35 ID:WorT23WJ
>>544
何それ興奮する
547名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 02:37:55 ID:kHj4Cp/d

548名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 06:41:56 ID:XIUZ6HX7
クロナさんマジエロいな
博士に性的な意味で解剖されるかメデューサ様からのお仕置きがみたい
549名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 04:16:03 ID:qtPk36q/
キドリズを… <br> キドパテはあるのに <br> お姉ちゃん好きだ!
550名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 18:51:49 ID:U4qoJzmV
あれ、キドリズ過去になかったっけ?
551名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 19:00:12 ID:oNSzzz1I
キッド←リズとキドパテリズの3Pでお姉ちゃん受なら保管庫にあった気がする
姉妹かわいいよ姉妹
552名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 21:58:26 ID:9m3L3DFh
単行本派で18巻読んだが椿が一番エロいって…
オナニーしまくってるのか?
あの清楚な容姿で…
げへへへへ

椿オナニーものを!そこを★に覗かれるとか
553名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 00:26:23 ID:SXy0ZWH6
>>552
★もうっかりもらいオナニーして
飛び出たモノで障子を突き破りそうだが
覗きものは萌える!
554名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 19:13:26 ID:GzfugjVD
へへへ
555名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 01:27:35 ID:aG7poTYY
椿:あああっ!も、もうダメ、ダメなのっ!んんんっイクッイッちゃう!
わ、私、ブラック☆スターの太くてたくましいのでイッちゃううう!

こんな感じで椿のオナニーは激しそうだ。
556名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 19:22:42 ID:FB5UVUPj
それでいて一緒の部屋で寝てるとか羨まし過ぎるぞブラックスター…!
557名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:23:37 ID:G68/WP5o
18巻読んだが、なんだあれはw。椿エロ認定ww
何か、大久保が椿萌えにでも目覚めたのか、随分ロリータになってないか??
巻末のグラビアとかたまらんな。

大人になってきた★とのエロエロ求む。
558名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 16:42:13 ID:PB5shf6k
詳しく
椿はどうエロいんだ?
559名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 01:49:54 ID:T/Ngt1FU
>>558
レギュラーサブレギュラーの中では最強にエロい、次点はリズ
ああ…女体化キッド見たかったな…ソウルの姿的にキッドもお嬢様なんだろうか

リズとパティーに犯されるお嬢様キッドとか…うん
560名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 23:11:30 ID:VTjGORfP
561名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 21:11:53 ID:HzFMkg1g
にょたソウル嬢には大変萌えさせてもらった。
ソウマカはあんまり好みではないが、♂マカ×♀ソウルならいける不思議
562名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 15:58:44 ID:zq4zhJUc
>>561
禿同
高飛車ソウル嬢があんなにもかわいいとは思わなんだ
563名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 16:08:03 ID:w9W3tGZE
正直ソウル嬢が好みド真ん中だった。
もう出ないのか…。
ルイズとか高飛車お嬢様系っていいよな。
キッドはツンデレにはなりそうにないからどうでもいいや。
★の胸も良かったがソウル嬢なら胸無くてもいい。
564名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 16:31:21 ID:XMijJhLG
ソウル嬢はヤバかった
あの一瞬で終らせるのは惜しいくらい良いキャラになってたよ
また帰るときに1章通らないかな?
565名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:13:39 ID:Y52DXrGR
15巻に
★「キッキムゥ…お前の魔法で俺のチンチン元気にさせてくれェ…」
キム「イヤよ!!バカじゃないの!?」
ってやり取りがあったけど

これ「できるわけないだろ」じゃなくて単に「嫌だ」って返事ってことは
つまりやろうと思えば勃起させることができんのかな?
再生し続ければ半永久的にイカせられるとか…
566名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 10:15:39 ID:nVIpMCmK
本誌で新情報きたな。ノット!ってなんだw
W連載とは少し不安も残る気がするが…
本編で活躍できてないキャラとか絡んできてくれると嬉しいな
567名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 07:16:17 ID:8p8Rb0dC
本編がさらにおざなりになりそうで怖いがな…
それにしても一体いつになったらキムジャクは出てくるんだ!
568夜 0時 (1):2011/01/07(金) 13:45:40 ID:iEufS7hH
寂れている感が否めない。そんなに人気がなくなったのか…。と思いつつ。
女体化男体化が滾ったので、♂椿♀★でも投下してみる。
一緒に寝てるのがおいしかった。ぐだぐだなエロ。




非常にまずい。
この吐息が触れ合う位置。生ぬるい温度を感じるこの位置が。
椿の記憶では離れて寝ていたはずだ。人一人分ぐらい空けて。
夏だけど、女の子だから風邪をひかないようにせめて長袖の寝巻ぐらい着てくれ。と哀願したにも関わらず。
「嫌だ」と一言でタンクトップに短パン姿で布団に入ったブラックスター。
目に毒だと赤い顔をしながら隣の布団に入ったのは今から二時間前。

現在12時を過ぎたところ。
確かに離れたいたはずだった。
だが、今、まさに、椿の真横にブラックスターの寝顔があって。それも吐息が触れ合う位置で。下を見れば大きい胸の谷間が見えて。
正直、生殺しだ。

ごくり、と生唾を飲み込む音だけがやけにリアルに聞こえる。
静寂の中、寝息に時折悩ましい声が興奮を煽る。
もう少し近づけば、唇が重なるのに。
ぐるぐると邪な妄想にかられ、頬を真っ赤にしながらただ顔にかかる吐息と赤い唇に耐えていた。


(だから長袖着ろって言ったのに…!ああもう!…考えるな、考えるな!ここは精神統一あるのみ!)


とりあえずまずは視界から絶って、それからさり気なく起こさないように寝返りを打つ、それからちょっと壁のほうによって寝る。
もうそれしかない、と意気込み。いざ決行へと目を閉じかけた瞬間。
ごろり。
ブラックスターの体が自分から離れた。どうやら先に寝返りを打ってくれたようだった。
569夜 0時 (2):2011/01/07(金) 13:47:17 ID:iEufS7hH
ほっと、椿が胸を撫で下ろし、安堵の笑みを浮かべてブラックスターを見た。
と同時に沸騰せんばかりの勢いで顔が赤くなる。
寝返りを打ったところまでは良い。
だが、その拍子に豊満な胸が大きめのタンクトップから少しこぼれ出していた。


(寝るときに下着は邪道だ、とかいって下着つけずに寝るからだ…!か、仮にも男が隣で寝てるのに!)


再び始まる苦悩。
椿は頭を抱えながらも、こぼれ出した乳房からは目が離せずにいた。悲しい男の性である。
それでも尚も寝入っているブラックスターに段々と怒りさえ湧いてくる。


(…いっそ襲ってやろうか…)


もしこれが意図的に行われていることだったとしたら、我慢することはない。
苦悩するのに疲れた椿の脳内は勝手に都合よく解釈しはじめる。
意図的などあり得ないなどと冷静な部分はわかっていても、男である本能はそれを認めようとはしない。


(…ブラックスターが悪いんだから)


そう、悪いのはブラックスターだ。何度注意しても聞かなかったのだから。
一旦空いてしまった距離を詰める。
どんなに鍛え上げても華奢な女の体。そっと触れると温かい。
触れてもまだ、気付かないようで。ブラックスターはすやすやと寝息をたてている。
椿はそっと、腕から肩へと撫であげる。自分の体が熱くなるのを感じた。
それから再度生唾を飲み込めば、タンクトップからはみ出した乳房を掴み、やわやわと揉みしだく。


「ん…、…っ」


そこで初めてブラックスターが声を出した。
そこの声は色を含み、甘く椿の耳に届く。
もう理性に歯止めはかかっておらず、椿はブラックスターの首筋にそっと唇を落としながら、弱い力で揉んでいた胸を強く揉む。


「あん、…ちょっ…椿、」


ようやく目が覚めたらしい。
ブラックスターが呼びかけるのも無視して椿は指の腹で乳頭を押しつぶした。


「やっ、あ!…、椿、ってば…っ。そんな、いきなり、…」


上から聞こえるブラックスターの声に嫌がる素振りはないと判断して、椿は乳頭を口に含んだ。
舌先で小さな飾りを転がすたびに、ブラックスターからは悦がり声があがり、いつの間にか垂れていた腕が椿の頭に回される。
椿は顔をあげてブラックスターを見る。
570夜 0時 (3):2011/01/07(金) 13:48:08 ID:iEufS7hH
熱に濡れた顔、情欲にまみれた表情は何も言わなくてもわかった。
そのまま、優しく口付ければ頭の後ろに回った腕で更に引き寄せられてブラックスターの舌が積極的に絡んでくる。

優しかった口付けはそれで火がつき、獰猛な獣のように貪りあう。
最初こそ、椿からの口付けがいつの間にかブラックスターに乗っ取られた。
ブラックスターは唇を重ねあったまま、垂れる唾液を啜り、ぐるりと身を回転させ、椿の腹の上に乗る。
そこでようやく長い口付けは終わった。
飲み込み切れなかった唾液がブラックスターの顎を伝い、谷間に落ちる。淫らな光景。

ブラックスターは何も言わずタンクトップを脱ぎ去り、布団に投げた。
揺れる乳房に椿は下から掬いあげるようにして両側を揉む。


「んぁあっ…あん!あっ…!」


時折乳頭を弾くように弄ってやれば、びくん、と揺れる腰がもう堪らなかった。
椿の腹の上に手をついて感じる快楽に悩ましげに腰を動かすブラックスターに椿は片手を乳房から離し、丸い尻撫でる。
頬を上気させたブラックスターがゆっくりと胸に倒れてくれば、腰を高く持ち上げて短パンを脱がす。


「やっ…。…椿、ま、まだ…、ぁ…」


流石に下着は穿いているのか、暗がかりで柄や色などは判別できないが手触りはよい。
椿の指がゆっくりと下着越しに割れ目をなぞれば、先程より一層ブラックスターの腰が跳ねる。
下着はしっとりと濡れていて、それが更に椿の興奮を煽った。
下着越しに指を割れ目の中へと挿入すればブラックスターが僅かに身を起して喘ぐ。


「んあっ!あん、だ、だめってば…!ゆ、指いれちゃ…。下着汚れ…あっ!」


あ、と椿が短く声をあげれば、下着から指がずれ、そのまま膣へと指を捩じりこむ形になった。
内壁と粘膜が絡みつき、温かい中に椿は目を細めて最初はゆっくりと掻き混ぜる。


「はあぁ、椿ぃ…、指が…、…」
「なに。ブラックスター…」
「…指、が…っ、あっ!」
「ここ?…」
「ああんっ!そこぉっ!きもちいいっ…!」


内壁のある一カ所を擦れば完全に理性を飛ばしたブラックスターの首が反る。
だらしなく開いた唇から唾液を垂らし、胸板へと染みを作る。

571夜 0時 (4):2011/01/07(金) 13:50:15 ID:iEufS7hH
「気持ちいい?ブラックスター…」
「ん、んんぅっ、あっ、ああぁ!椿、指っ…もっとぉ!早く動かし、てぇ」


はあ、はあと熱い息をもらしながら訴えかけられるまま、指を増やし抜き差しを早くする。


「あぁああっ!イイっ、イイのぉおっ!」
「ブラックスター…っ」


耐えきれず、切なげに名前を呼べば、察知したのか、ブラックスターは自ら下着を脱ぎ、濡れたそれをタンクトップに投げ捨てた。
一糸纏わぬ姿で、ブラックスターは椿の寝巻の下を脱がし、下着から性器を取り出せばそそり立つそれに跨る。
ふう、っと、肺から息を吐きだせば、ゆっくり腰を下し膣に性器を飲み込んでいく。


「ふっ、んあ、…っ、椿の、おっきい…!」


ぽたりと汗が額を伝い、落ちてくるのに従い顔をあげれば愛しさがにじみ出てくる。
そっと名前を呟けばようやく全て収まりきり、安心しているブラックスターの腰を掴み、がくがく揺さぶる。


「あっ、やああん!い、いきなり動かな…っ、あああんっ!!」


揺さぶる度に上下に揺れる胸を見つめながら、先程見つけた良いところへ先端を掠めさせる。


「いっ、あっ!…いぃい、気持ちいいよぉ、椿っ…あん、そこ、突いてぇっ…」


慣れてきたのか、ブラックスターは自らも腰を揺さぶりながら快楽を求めた。
卑猥な音に支配される空間。
椿は乗せられるように、ブラックスターの動きに合わせて律動を早くした。


「あぁあ、はああん、もう、イっちゃう…、あっ、椿の、で…イっちゃううう…!!ああっ」


その声に椿は腹筋で起き上がり、抱えた小さな体をしっかり抱きしめ、唇を重ね合わせれば中へと欲望を放った。


572夜 0時 (5):2011/01/07(金) 13:51:00 ID:iEufS7hH





「…、え?」
「だからさあ、全部仕組んでたんだってば」


体をタオルで拭い、丁寧に後処理を終えれば、長袖の愛らしいパジャマに身を包み同じ布団で横になるブラックスターに椿は目を丸くした。


「椿が中々、シてくれないから。まあ、作戦みたいなもん」
「ちょ、ちょっと待って、…え?」
「わざわざタンクトップに短パン着て、誘ってたの」
「……、」
「手出すのにかなり時間かかったけど、まあ結果オーライ?」
(…だからあんなにすんなり身を任せたのか)


はあ、と溜息をついて枕に頭を乗せるとブラックスターが顔を覗きこんできた。


「椿」
「なに?」
「今度はすぐに襲って来いよな」


ちゅ、っと唇に口付けてブラックスターは胸板に擦りついてきた。



倦怠感と少しの敗北感。
午前四時。起床するまであと二時間。



END
573名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 20:01:24 ID:hbXog+D6
>>568
枯れたスレに恵みの水をありがとうGJ
ここまで廃れたのは最近の本編についていけなくてファンが離れてったのが原因だと思う。
574名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:46:51 ID:Re/2+4Fs
いいものありがとうございます
やっぱり性反転はいいですよね
575名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 17:36:40 ID:mZHs/y5w
超GJ!次は是非マカ男×ソウル嬢を…

しっかし、もしアニメ2期があるとしたらゴールデンタイムに性転換なんてしないよな〜
576名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:31:26 ID:qfCA9mmB
百合マンガktkr
577名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 18:46:29 ID:5wa/Lvwk
リズとパティと3Pしようとするがお尻とXXXが左右対称でないので
萎えるキッドとか

…作品にならないよね
578名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 20:23:16 ID:Fq2DRSzu
シンメトじゃないと萎えるとかマジ使えねえなw

ノットのキャラ達結構いいな
好みだ
579名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 22:24:36 ID:Jd99LY5w
高飛車ソウル嬢のプライドへし折るの誰か!
むっつりのマカととか
580名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 17:50:04 ID:MywxE0YM
「パティはどんな〇〇〇なことや×××なこともしてくれるのになんでリズはしてくれないんだ!こんなことではシンメトリーじゃないではないか!」
581名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 21:50:27 ID:votDkCzr
「どうした?ここの毛が左右対称に整ってないではないか。俺に処理させろ!」
「うじゅう…マジモンの気狂いとの接し方がわからないよぉ…」
582名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 23:31:47 ID:0JlLYEiM
キッドマジキチwwwwwwwwww
583名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 22:57:29 ID:CbDZ6WFu
「パティとリズで両手に花状態だが、クロナが入るとバランスが悪い。…そうか、もう一人増やせばいいのか!」
「なかまがふえるよ!やったねおねえちゃん!」
「いや、よくないから」
「俗物との接し方がわからないよぉ…」
584名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 05:15:47 ID:4jjtI95g
いっそスパルトイ女子×キッド+クロナでいいんじゃないかな、うん
585名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 18:48:12 ID:NDdGsqoj
いいと思います
キッドの性的無双ぱねぇww
586名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 01:21:09 ID:ZfslQoQO
ノットの話はここでおk?つぐみ可愛いよつぐみ
このまま波乱万丈な百合展開かそれともメガネ男子とフラグたつか
587名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 13:40:05 ID:Cxy1M7ad
キッド帰ってきて素直に大喜びのパティと
胸が詰まって上手く言葉にならないリズが
キッドを屋敷中追いかけ回してベッドまで付いて来る話はまだですか?
588シュタメデュ:2011/01/31(月) 19:17:14 ID:DZsb5J7r
キッド関連じゃなくてすまんが支援。



開いた隙間からシュタインが舌を差し入れて来たから、試しに隙間を大きくしてみたら、
勢いよく侵入してきた熱い舌に口内を無遠慮に蹂躙された。
隅々まで丹念に、歯列の形状を舌で記憶するように。犬が一滴も残さず皿の水を舐め回すように。
ピチャピチャと水音が鼓膜を犯していく。自分のと送られてくる唾液が飲み切れなくてダラダラと口端から溢れてシーツを濡らした。

「死武専にバレたらどうするの?」

ディープの余韻に浸っていると、忙しなく上下する胸の上に掌を載せたシュタインに私は呟いた。
焦点を合わせて顔を見ると、まるで玩具を隠した子供のように楽しげな笑みを浮かべていて、思わずつられて笑いを零す。

「別に?」

シュタインの掌が服の上で蠢いていて、正直気持ち悪い。反応を見ているのだろうか、はたまた、まさか今更道徳に平伏す気だろうか。
まぁ様子を観察する限り後者の線は薄いか。

「まぁ、あなたはもう、『こちら側』だものね」
「余計な事は考えないでくださいよ」
「……んっ」

シュタインの手が漸く服の中に侵入してきて、小さく息を吐いた。
どうせなら全部脱がして欲しいのに、多分一気に脱がすことはしないんだろう。男には脱がす楽しみなるものがあるらしい。
そればかりは未だに理解できない、どうせ最後にはどちらも裸になるというのに。
急かす意味を込めてシュタインの唇に噛み付いたら、お返しとばかりに胸の突起を引っ掛かれた。

「あっ!」
「とってもいやらしいですねえ」
589シュタメデュ:2011/01/31(月) 19:17:46 ID:DZsb5J7r
捲られた服が鎖骨までたくしあげられ、ツンと真っ直ぐに天井を向く突起を口に含まれる。
せりあがってくるこの感覚の処理を求めるためにシュタインの頭に突き刺さるネジで遊んでいたら、舌でよりねぶられた。
あん、口からだらしなく漏れ、処理の仕方を理解した。

「今はマリー先生があなたを必死に探している頃かしら?」
「何度言わせるんですか」
「ふふっ……最高よアナタ」

とうとう脚の付け根にはい上がってきたシュタインの筋ばった手に息を呑む。
ゆっくり、じわじわと蝕むようにもどかしいスピードで太股を上がってくる手が、下着まで到達し、そっとつつかれる。
途端に脊髄を駆け抜けるビリビリとした衝撃に、反射的に腰が跳ねた。

「濡れてますよ」
「…ぁ……」

ニヤニヤ、厭らしく口角を上げるシュタインに憎まれ口を叩くこともなく、そっと身震いさせた。気持ちいい。
下着の上からただつつかれただけなのに、乳首をねぶられた時よりも凄まじい快感だった。
もっと快感が欲しくて自分から股を擦り付けたら、ビックリしたようにシュタインが目を見開いて指を引っ込めた。
なんで逃げるのかしら。睨んだら、一拍おいてシュタインがまた厭らしく笑う。
引っ込めた指をまた下着に這わして、隙間から指をさし込まれ、なぞられる。直接的な愛撫は馬鹿みたいな快感だった。
あ、あん、だらしない喘ぎがまた溢れた。

「ひぃ、ん、…ぅ」
「あの子にバレたら大変だ。母親がこんなに淫乱だなんてね」

下着の中をまさぐる指が休まることはなく、じゅくじゅくと粘着質な音が立つ。嗚呼、気持ちいい。

「メデューサ」
「…なにかしら」
「好きだ」
「知ってるわ」
「愛してる」
「…そう仕向けたんだもの」
「死ぬ時は一緒な」
「……」
590シュタメデュ:2011/01/31(月) 19:19:02 ID:DZsb5J7r
いつの間にか下着は脱がされてベッドの下に投げ捨てられていた。気付けば二人とも真っ裸だった。
この後はどうしようかしら。熱に浮かされて辺りの景色が鮮明に映らない。

(でも最後は、シュタインと私が一つになって、彼の隙間と倫理と背徳と、寂しさを徹底的に叩き潰すの)


終わり



>>586
ノットのキャラ自分も結構好み。話が進んだら百合とか書きたいわ。
591名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 23:39:06 ID:WWV9ph5D
>>590
GJ!メデューサエロかわです
592名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 00:49:33 ID:mWSh8xUb
乙!!
メデューサ様に踏まれたい

ノットではアーニャちゃんかな
593名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 00:53:15 ID:mWSh8xUb
連レスすまん。
>>568も乙!性転換もの読めるとは思ってなかったぞ
♂マカ♀ソウルも是非お願いしたい
594名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 01:29:02 ID:M7l1AIfX
GJ!!
シュタメデュ大好き!
595名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 04:59:43 ID:P1IRT22r
GJ
先週のリピートショーでもメデューサ様は素敵でした
596名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 06:47:13 ID:LXII6Rem
>>590
シュタメデュGJ
ノットの百合も期待して待ってる
597名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 18:48:31 ID:eA7sGtMY
GJ
598名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 20:29:29 ID:gvqnNOMJ
本編ノット表紙センターカラー
過労死待ったなしだね。
ノットは明るい話になるといいな。本編があれだから
599名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 19:35:19 ID:VKbnxvD0
クロナスレ落ちたね
600名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 21:37:10 ID:/aK6u1Yj
能天気な頃の話が読みたいな
本編が重くて重くて
601名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 20:34:18 ID:54+Y9XKo
>>600
ノットでこれから読めると思うぞ
正直本編にはもうついていける気がしないのでこっちに期待。
三角関係はどうなることやら…
602名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 20:40:57 ID:XDo1fo9K
鬼畜ソウルネタが増えて
このスレが盛り上がる
そんな夢を見た
603名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 00:26:02 ID:0w8uoMWC
それは夢だ、夢なんだ
だがいい夢だ
604名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 16:41:48 ID:A35Wf8ZT
>>601
今月号読んでないが、三人の関係に進展はあったのか?
605名無しさん@ピンキー
3人の関係はほんわかでまだ進展してないが、
とりあえずキムの時代が到来したことだけは確かだ