FantasyEarth ファンタジーアースでエロパロ 5dead
ある日死神がやってきます。
「スパイの子としていま死ぬか、兵士として戦地で死ぬか。」
いつか来る。そう思ってた日がやってきました。
選択に余地はないでしょう。
半年後に控えた計画。
そのおとり部隊。つまりは、捨て石です。
あと半年の命をどう生きるか、これが彼女の課題となりました。
彼女は思います、この恋心を伝えたい。
しかし、知っていたのでした。この花壇には花は咲かないことを。
そんなある日、彼女の姉がこんなことを言うのです。
『ねぇ、弓ちゃん。キス、しよっか』
すぐさま気が付きました。これは夢なのだと。
そして夢ならば・・・と、彼女は自らの欲望を解放します。
長い長い夢でした。それは半年も続き、今夜に至ります。
夢とは実に都合のいいものです。
別れの言葉を自分から言わずにすんだのです。
彼女の恋人は彼女の自慢でした。
恋人の美しさは彼女の自慢でした。
その美しい恋人が陛下の目にも留まったのです。
陛下は誰しもの憧れです。
彼女が去る代わりに陛下が愛でてくださる。
心は安らかでした。
明日は彼女が現実に帰る日でした。
ひょうさらちゃん。ひょうさらちゃんにはわたしのたからものをあげます。
(氷皿ちゃん。氷皿ちゃんには私の宝物を上げます。)
そのままあげるのもなんだかなとおもって、がんばってつくりました。
(そのまま上げるのもなんだかなと思って、がんばって作りました。)
ひょうさらちゃんはいつもわたしがきようだってほめてくれました。
(氷皿ちゃんはいつも私が器用だって褒めてくれました。)
うれしかったです。
(嬉しかったです。)
布包みをはがした。
中身は30センチ四方の大きな大きな勲章だった。
木材、陶器、布地、宝石・・・様々な素材でできていた。
形は英雄十字星章を模(かたど)ってある。
「氷皿ちゃんは、私の英雄(ヒーロー)なの」
いつしかの言葉を思い出す。
ただ、胸のものものとはだいぶ、
カタチも、質感も、大きさだって違った。
表面をなでていると、様々なことに気がつく。
『ここ、先月買ってあげた宝石だ。』
『ここ、誕生日にあげた武器の一部。』
『ここ、小さいころプレゼントした・・・
・・・。
シルクの生地は何層も張り合わされて、勲章のカタチを作っていた。
食器がカタチにあわせて削られており、カタチを支えていた。
木製の武器が皿になって宝石を受けていた。
宝石は丹念に磨いてはめられていた。
どこも、かしこも丁寧に、丹念に作りこまれてある。
これは、これはと見ていくうちに、
いくつもの事柄が思い起こされてきた。
小さいころにすごした毎日。
一緒に勉強した戦争。
最初は二人で裏方だった。
少しづつ前線へも出て行った。
可愛かった姿。
かっこ良かった姿。
姉妹としての日々。
恋人としての半年。
肌の暖かみとキスの柔らかさ。
知らず知らずに涙が流れる、嗚咽がとまらない。
『弓ちゃん・・・。弓ちゃん、弓ちゃん、弓ちゃん!』
勲章の中央はロケットのようになっていた。
軽く押すと、ふたが開いた。
写真がはめ込まれていた。
パパ、ママ、私、そして弓ちゃん。
小さいころの4人の写真。
ふたの裏には文字が彫ってあった。
大事な大事な宝物
氷皿ちゃんとの思い出
チャリン。
金属の落ちたと音がする。
お家の鍵だった。
『うっ。ぁっ。く。ぅううぁ、ぅわぁあああああ・・・』
私は大声で泣き出した・・・。
おわり
気に入ってくれた方が居ましたら幸いです(汗汗
次はケイ様x侍従のお話でもかけたらなぁと思います。
他にもリクエストもしあれば何でも言ってください〜。
長い間お目汚し失礼しました ノシ
>>69 おつかれさま!結構好きな話でした。
厚かましいリクエストですいませんが
公式掲示板のホワイトエクレアの雷皿♂っぽいキャラの展開が見たいかな・・・
_▲_ +。
* ヽ('A`)ノ *゚
+゚ ( )
ノω|
本スレでらい♂さらをリクエストした者だ
モデルが必要なら存分に…
>>69 おつんつん
良かったよ
最後幸せな終わり方だったらもっと好きだったかも
雰囲気綺麗だったし設定?も重厚だったしいいんじゃね?
このスレ的にはネトゲ世界前提の話ってアリなのかな?
やっぱりFEZ世界で生きる人々〜的な感じが良いんだろうか
>>70 >>71 >>72 もったいない言葉ありがとうございます><
おかげさまで今日の授業中はよろしく妄想させていただきましたvv
主人公の性別悩んで、sideA。sideBにわけました。
すきな組み合わせやシチュ教えてください。
参考にします。
(今週末には・・・かけるといいなぁ。)
sideA
雷皿さん(女主人公)
・身長高くて男装備しか着れない。男前。
「またサイズないっていわれた・・・。トホホ。」
−−−−
氷皿ちゃん
・フェミニスト,女の子のまえだと猫かぶり。
「やっぱり女の子だよね☆」
火皿ちゃん
・雷皿さんの部隊長。基本わがまま
「私がやるっていったら雷皿は聞くの!」
雷皿ちゃん
・占い大好き
「ブルーかぁ。今日の装備はマーメイドにしよ♪」
両手+大剣ちゃん
・ふた子,力技
「どこまでいれていいか分からないんだけれどさ。」
「入るとこまでいいんじゃない?手首とか。」
片手ちゃん
・ドM
「いれて,いれて(上目遣い」
クヌート様
・なぞ。
「風切り羽をとってきなさい。
ま,ハーピーがいればの話だけれど(ハァト」
短スカちゃん
・へんな薬作り大好き。雷皿ちゃんと同居中。
「ほれ薬ができちゃった」
弓スカちゃん
・ピア廚
「んゆー!」
sideB
雷皿君(男主人公)
・総受け
「いじめいくない!」
−−−−
氷皿君
・クール。
「敵前お座りだって距離さえつかめていれば問題ない。」
火皿君
・肉食系
「飯なんて質より量っしょ!」
雷皿♂
・道具大好き
「ヌメヌメ。」
両手君
・細身。バカ
「今日って何日だっけ?18日・・・。じゃぁ明日って何日?」
大剣君
・細身。ヘタレ。ちなみにアーティスト。
「好きです!・・・でも,好きってなにか分かりませんTwT」
片手君
・鈍感
「なんで雷皿は僕がほかの子とPT組むと怒るんだろう。」
フェンサー君
・おっちょこちょい
「はわわわわ。ATと間違えて前線にオベたてちゃった・・・。」
ライル様+ケイ様
・ふた子。氷と炎。
ライル様が氷でケイ様が炎←重要
ここは譲れないw
「早く進め,ゆっくり動け。それがスカウトってやつだろ。」
「雪辱戦である,いまこそ同胞の敵を打つとき!」
>>73 是非好き勝手書いてください!よんでみたいですー><
_▲_
('A`) <…牛ヲリ♀ちゃんを忘れてるぞ
_▲_
(*'A`) 牛のような********
hhhhhh
81 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 20:27:08 ID:xm9bM9BH
age
>>73 個人によって違うとは思うが、俺は全然アリだと思う。
┗| ┳|┛ 牛ヲリ♀ちゃん
_____ ノ(大)ヽ 雷皿♂君の事が好き
\───| |= || ただ、あまりにシャイなので牛兜が脱げない
 ̄ ̄ ̄ 大きな胸にコンプレックスがあり、鎧で締め付けている
鎧兜で顔と性別を隠す事により普通に雷皿♂君と接する事が出来るようになるも、
現状のままでよいのかジレンマに苛まれている
エロくないけれど。
ちょびっとづつ気ままに書いていきますー
短view
「おいおい、ここでかぁ?」
ゴブフォ防衛完了。
無駄の無いいい戦争だった。
『だってぇ・・・クヌちゃんいい香りがするんだもん。』
お友達のクヌちゃん。
名門貴族の一閥で、職業はフェンサー。
フェンサーなんて聞いたこと無いでしょ?
それもそのはず、
クヌちゃんのお家にしか伝わらない職なのだ。
攻撃、魔法を打ち落とし
軽い身のこなしで、片手をもひるませる強烈な一撃。
「いやぁ・・・ここ砂とか石とかでじゃりじゃりするし・・・」
『あたしが下になるから!ね?ね?お願い!』
「帰ってから・・・」
『今がいいの!』
「はぁ・・・。私、今日はマグロね。」
『えぇー!!』
雷view
「ただいまー!」
『おかえりー。』
みぢかちゃんに挨拶を返す。
みぢかちゃんっていうのは、僕のルームメイト。
短剣スカウトで、調薬が専門。
ポイズンブロウの毒煙はもとより、香料,香水もつくる。
いろんな会社から引っ張りだこらしい。
よく外部の人が訪ねてくる。
「ねぇ、早々で悪いんだけれどさ・・・部屋空けてくれない?」
そしてエッチ大好き。
『はぃはい。みぢかちゃんも好きだねぇ。』
「お礼は絶対するからさ!」
『あ、じゃぁ作っていた香水分けてよ。フラスコの5番目のヤツ。気になってたんだ。』
「了解。お易い御用で♪」
5番目の香水
シャネルの香水no.5より。
シャネルno.5は世界で始めて合成香料を用いた香水。
エルネスト・ボー作。
名前の由来はココ・シャネルがボーの見せたno5のフラスコを選んだことから。
トップノードはネロリからはじまり
ジャスミンやローズドゥメ
ラストにサンダルウッド、ベチバーが香る。
気品のある優雅な香り。
クヌートview
ギぃっ。
扉を開ける。
「お、お相手はクーヌちゃんですか。」
『はぁ・・・別にライが替わってくれてもいいぞ。』
「やだ、絶対やだ。だってみぢかちゃん底なしなんだもん。
第一に僕、皿だよ?体力敵わないし。」
私たちは士官学校の生徒で、つまりは幹部候補生だ。
ライはソーサラー。
みぢかはスカウト。
私は・・・色々あるのだが、ウォーリアに配属を受けている。
同級生たが、クラスが違うために接点は無い。
ただ戦争で顔を合わせるうちに仲良くなった。
「じゃ、お二人ともごゆっくり〜。」
続きできたらまたのせます ノシ
_▲_
('A`) <期待しております
保守
ショタ笛「お姉さん、こんなところでダウンドライブしたらだめだよぅ。誰かに見られちゃう」
笛子「僻地だからだいじょうぶだよ。それより、きみのビギナーレイピア見せてよ」
ショタ笛「は、恥ずかしいよぉ…」
笛子「きゃっ♪ まだ未強化なんだ…ねえ、お姉さんがディシートアクションしてあげる…んっ」
ショタ笛「うっ! だ、だめだよ…! ぼく思わずタンブルしちゃうよ!」
笛子「本当? じゃあ、お姉さんにもディシートアクションしてもらえる? ほら見て」
ショタ笛「わあ…これが女の子のローザスピナなんだ…」
笛子「えへっ、スロットも拡張済みだよ? ねえ、きみのビギナーレイピアでペネトレイトスラストしていいよv」
ショタ笛「ええっ、ほ、ほんと!? じゃあ…か、貫通するよ!
ああっ! すごい気持ちいい、フィニッシュスラストしちゃう! だめっ、フィニッシュするっ」
笛子「んはっ! だめだよ三回攻撃しただけでフィニッシュしたら…。
でもはじめてだもん、しょうがないよね。まだ耐久あるでしょ? ほらほらぁ…これでどう?」
ショタ笛「うわっ、フィニッシュしたばかりなのに…そんなにクイックムーブされたらキーンセンスだよ!」
笛子「こうすると普段ハイドしてるとこまでばっちり見えるでしょ?」
ショタ笛「うん…! 見えちゃってるよ! ああっ、だめだ勝手にフラッシュスティンガーしちゃう!」
笛子「すごぉい、はじめてなのに上手だよ! わたしタンブルしちゃう! と、飛んじゃうっ!」
ショタ笛「だめだ、またフィニッシュする! お姉さんの赤丸にフィニッシュスラストしちゃうよぉぉ!」
笛子「ぁん…またいっぱいフィニッシュしたね♪」
ショタ笛「はあはあ…お姉さん、ごめんなさい…。ひょっとしてストライクダウンしたんじゃ?」
笛子「今日はイレイスマジックだからだいじょうぶだよ。ねぇ、またタイマン厨しようね?」
ショタ笛「う、うん…」
おひまい
91 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 03:29:40 ID:fLqZe+fl
お前ら、児ポ法について調べてみたら思ってたより別の意味でやばいらしい。
リアルに逮捕されるから気をつけろよ。
児童ポルノの偽リンクをクリックしただけで逮捕、有罪に(米国の例)
http://www.asyura2.com/07/it10/msg/381.html 281 以下引用
「日本でも児童ポルノの単純所持を違法化しようという
動きがありますが、既に違法化されているアメリカで
とんでもないことが起きていることがわかりました。
FBIが児童ポルノ画像へのリンクに見せかけた偽のリンクを掲示板に投稿、
それをクリックした者を「児童ポルノをダウンロードしようとした」
ということで逮捕、しかも有罪になっている」とのこと
<ある大学生はサイトを少しクリックしただけで懲役10年を求刑される>
あるテンプル大学の博士課程にある学生はこのリンクをクリック後、
2007年2月に自宅へFBIが踏み込んできました。
連邦捜査官は午前7時頃に彼の家を訪ねてきて、
ドアをノックして開けさせ、
開けた途端に彼をドアの外側へ押し倒して手錠をかけたとのこと。
彼は児童ポルノを「ダウンロードしようとした」(クリックしただけ)
http://blogs.yahoo.co.jp/onoderakouichi/59917414.html ←の真ん中より下から
92 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 20:35:03 ID:r/7BSzwk
女戦士がレイスと戦って負けてレイプされるみたいな話誰か知らないか
このスレで見たと思ったんだが保管庫にそれらしいのが見つからない
という保守
>>92 一応このスレのログは全部持ってるはずなんだが
その話は寡聞にして知らない
という保守
4deadの460あたりかな。
>>94 ありがとう
でも専ブラないからdatとかそういうの見られないんだよな・・・
やっぱこのスレ発なのは確かだよね、保管庫に入るのを期待せずに待つとするぜ
>>96 あのあの
あ、ありがとうございます
ジャンヌ家シリーズだったのか、相変わらずいい仕事だった
誘導してくれた人も職人もみんなありがとう
この連作やたら評価高いけど気取った文体のせいで読むのキツイ
展開やシチュは悪くないのになぁ
保管庫が消えてる…
>>98 きっちりした文法の難しげなのが好きな人もいれば
携帯小説みたいなのが好きな人もいるだろうに
好きって言うのは自由だが、自分が好かないとか言うのやめよう
書き手の意欲をそぐかもしれない
エロなし。設定に偽りあり。ちょこっと書きたくなったので。
夏の暑い日。兵隊がやって来た。
その日も生地を作っていた。ハーピーの羽から紡ぐ生地だ。
やり方は、お母さんが亡くなる前に教えてくれた。
女の子みたいだと言われるが、結構好きな仕事だった。
1枚織ればパンが買える。
6枚織ればベーコンだ。
お城の鐘が鳴ると紡ぐのを始める。
太陽が落ちるとその日は終わり。
雑貨屋が閉まる前に、パンを4ヶ買いに出る。
安息日になると仕事はしない。
夏が好きだ。太陽が沈むのが遅いから。
祖母と1日5枚は織る。
安息日には余ったゴールドでライトリジェネを1つ買う。
冬は嫌いだ。すぐに暗くなるから。
手がかじかんで、1日4枚も織れない。
だから、お金が無くてパンを買えない日ができる。
安息日にはベッドにいる。
朝から晩まで寝て寝て寝て、そして空腹を紛らわす。
年越しが近くなると、僕は楽しみで仕方が無かった。
その日はパンを買う。ライトリジェネを買う。
そして、ベーコンを買う。
年に1度しか味わえないベーコン。
2枚の薄く切ったベーコンパンをはさんで食べる。
硬くてぱさぱさなパンが、まるでステーキを食べているように感じる。
ステーキなんて食べたことは無いけれど、きっとこんな味だとおもう。
貧しくてつらかったけれども、祖母との暮らしは楽しかった。
※勝手な設定。安息日は週に1日!
泣いていた。祖母が泣いていた。
兵隊を見て泣いていた。
いつも兵士がくるといやなことが起こる。
「ゴミ掃除だ!」と言って殴られたり。
「事情聴取だ!」と言って家をあら探しされたり。
ただ、今日の兵隊はちょっと違っていた。
馬に乗ってやってきた。
白い銀箔の鎧をしていた。
10人以上。大人数でやってきた。
ゲブランドの旗をなびかせて。
隊長さんが祖母と話を始めた。
何で隊長かと思ったのは、一人だけ腰にスカーフを巻いていたから。
一人だけ、口ひげを生やしていたから。
祖母に軽く挨拶をすると、こっちへやってきた。
まっすぐな足取り。
引いたあご、正しい姿勢。
丁寧な言葉使いと、優しいし仕草。
(『あぁ・・・住む世界が違うな』)
そう思った。
そんな住む世界の違う僕に、
兵士はあくまでも礼儀正しくて、
なんだか僕はただただそれが不気味だった。
「ライル・ク・ベルタ・ブラン君ですね。」
『はい。そうです・・・。』
ざわざわと、若い兵士たちが騒ぎ出す。
『おばあちゃんを泣かせないで下さい・・・』
怖かったけれどそう言った。
隊長さんは僕の手を掴んできた。
殴られる・・・そう思って目を閉じた。
でも、衝撃はいくら待っても来なくって・・・目を開くと
「無礼をお許しください。ライル・ク・ベルタ・ゲブラント様」
手の甲に口付けをされた。
「いつかこの日が来ると思っていたよ・・・」
「覚悟はしていたつもりなんだけれどねぇ。
年を取ると涙もろくていけないねぇ・・・」
祖母は泣き止まなかった。
ずっと僕を抱いたまま、わけも分からないことばかりを喋っていた。
兵隊たちは何も喋らなかった。
なんとなく、僕も黙っていた。
長らく時間が過ぎた。
抱かれた腕がほどかれる。
「・・・身支度をしないとね・・・」
祖母はまだ泣いていた。
服を羽織らせてくれた。
祖母のカーディガン。
汚くて、ボロボロで。
それでも惜しくて着なかったものだ。
「きれいな恰好をしていかないとね。」
『おばぁちゃん。いらないよ。汚れちゃうよ。』
「すまないねぇ、こんなんだけれど家じゃぁ一番まともな服なんだよ。」
そして首からペンダントを掛けてくれた。
「お母様の形見だよ。なくさないでおくれよ」
金色のピカピカと光るペンダントだった。
中央には王家の紋様が刻まれている。
『 !』
言葉が出なかった。
こんな豪華なものがうちにあるだなんて驚いた。
一瞬、祖母が盗みを働いたのかと思った。
そして、そのせいで兵隊たちがきたのかとも。
老いた祖母の細腕が、僕の肩を力強く、力強く握った。
「ブランや。時には帰ってくるんだよ。
あたしゃぁ、もぅ年だから。ずーっとここで生きてきたから。
いまさら他のとこには行けんのよ。
布織ることしか知らんのよ。
ごめんよ、一緒に行って上げれんくて。
ブランや・・・ごめんよ。」
若い兵士が布袋を置いた。
ぱんぱんに膨らんだ布袋。
1ツや2ツではなかった。机が埋まるほど載せられた。
ジャラリと音がする。
中からリングがちらりと見えた。
ゴールドじゃなくてリングだった。
ハイリジェネが買えるリングだった。
「ライル様。参りましょう。」
隊長が肩を掴んで引っ張る。
もぅ、何がなんだか分からなかった。
ただただそれに従った。
祖母はただただ泣いていた。
数年後・・・
前王グラーハ没後の混乱がようやく終結を迎える。
新たなる帝国の歴史が始まった。
『おい、みんな。俺だ。ライル・ク・ベルタ・ゲブラントだ。』
「ライルさま。挨拶は予定通りに進めていただかないと!」
「んなもん、 適 当 だ ぜ !」
新王の誕生であった。
〜終わり〜
どこがエロ^^?
112 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 21:25:42 ID:Fd5D6sRw
なにこのプロローグ。
たぶん一兵士の女の子とイチャラブという乙女げーフラグがたつんですよねわかります!