よつばと！でエロパロ2

前スレ容量オーバー
どんどんいってみよう

2げと
前スレは過疎落ちかと思ってた

とりあえず過去スレと思わしきもの

よつばと！のエロパロスレッド
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084772465/
よつばとのスレッドを立ててみたり
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087621857/
よつばとエロパロ！２話目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111236114/
よつばと！のエロＳＳスレ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119629214/
▲▲　よつばと！でエロパロ！　▲▲
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172317358/
よつばとエロパロ！3話目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191216777/
よつばと!のエロパロ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211120308/

あと、まとめサイト
ttp://www.geocities.jp/yotsuband/

ちょｗこんなにあったのか・・・8スレ目だなスマン

単行本が出るたびにスレが立ち、
しばらくして落ちるを繰り返してる気がする

新スレが立っていたなんて
>>1さんに感謝！　ではさっそく

とーちゃん×風香　微エロ
続きではなく、リセットして単発
投下します

「きゃあああああー！」
　若い女性の絹を裂くような叫び声が、辺りに響き渡る。
「グッヘッヘッ、おまえのパンツをよこせ！」
　Ｔシャツとパンツ一丁、さらに頭にも男物のパンツを被った変質者が、今まさに制服姿
の女子高生に襲い掛かろうとしている。絶体絶命のピンチ！　その時――
「そこまでだっ！」
　突如、凛とした声が何処からともなく聞こえてきた。そして怪人と女子高生の間に、一
陣の風と共に小さな人影が現れる。白と黒の迷彩マントをたなびかせ、白と黒の迷彩ヘル
メットを被るその姿はそう、それはまるで――

　乳牛。

「せかいのへいわをまもるため、ちかくのぼくじょうからやってきた」
　ワールドワイドのようで、ローカルな口上を述べる正義の味方。
　その名も――
「ぼくじょうマン！　さんじょー！」


「こんな感じで行くから」
　Ｔシャツとパンツ一丁のおっさん――小岩井が、牧場マンごっこの概要を、制服姿の女
子高生――風香に説明している。
　ここは小岩井家のリビング。ちゃぶ台をはさんで小岩井の説明を聞く風香は、何故私は
こんな事に付き合っているのだろう、と人生の無常さを嘆いていた。　　


　事の発端は約十分前。
　学校から帰った風香は、母から頼まれた回覧板を隣の小岩井家に届けに来た。
　玄関に出迎えたのは、白と黒の牛柄のバスタオルをマント風に羽織った小さな子供――
よつばだった。その頭には、白い空き箱にマジックで牛の模様を書いたお手製のヘルメッ
トを被っていた。よつばが言うには、牧場マンに変身しているらしく、目下、とーちゃん
の扮するパンツマンと死闘を繰り広げている真っ最中なのだそうだ。
　そこへ上下パンツルックの親父が姿を現した。子供付き合いのいい大人なんだか、それ
とも単なる莫迦なんだか、小岩井の阿呆さ加減に少女は頭に手をやってため息をついた。
　そしてよつばの強引なお誘いで、呆れていた風香も嫌々ながら、牧場マンごっこに参加
する事になってしまったのだった。

　小岩井と風香の打ち合わせが終わる頃、よつばがコップと大きな牛乳瓶を抱えてやって
来た。
「ふーか、ぼくじょうマンぎゅうにゅうをのめ」
　牧場マンはコップに牛乳を溢れんばかりに注ぐ。風香は零さないよう慎重に受け取って
一口飲む。ほのかな甘味とコク、それでいてすっきりした味わいが口の中に広がった。
「おいしーい！　よつばちゃん、ありがとう」
　少女の感謝の言葉に、牧場マンは何故か不満気な顔をする。
「よつばじゃない！　ぼくじょうマンに、かんしゃしろ！」
「あ、ありがとう！　牧場マン！」
　恥ずかしいセリフを言わされた風香は顔を真っ赤にする。牧場マンは満足そうに頷く。
　二人のやりとりに小岩井は苦笑しながら説明する。
「よつば曰く、牧場マンは牧場ができる事ができるらしいんだ」
「それって、あんまり戦いには向いてないんじゃ……」
　少女の率直な意見に、幼女が反論する。
「ふーかは、ひつじのずつきをくらってないから、そんなこといえるんだっ！　ぼくじょ
うはつおい！」
「世界広しと言えども、羊と殴りあった五歳児は、こいつくらいなもんだろう」
「はぁ」と呆れながら相槌を打つも、親馬鹿な小岩井の様子に風香は微笑ましく思う。
　ご機嫌取りのつもりで、得意気に牛のマントを翻している牧場マンに質問をしてみた。
「牧場マンは空を飛べるの？」
　牧場マンは可哀想な子を見るような目で、少女を見つめた。
「ぼくじょうは、そらをとばないでしょ！」
「そういうところは、リアルなんだ」
　よつばの変なこだわりに、苦笑しつつも感心する風香であった。

　よつばが早く牧場マンごっこの続きをしようと急かすので、それぞれ所定の位置に就く。
と言ってもよつばが廊下の陰に隠れて、あとの二人はリビングに居るままだ。
　小岩井がパンツを頭に被り直して風香に迫る。
「へっへっへっ。おまえのパンツは何色かな？」
　丸っきり変質者のセリフを恥ずかしげも無く吐く小岩井に、風香は身の危険を感じた。
お芝居だと言っておきながら本当は楽しんでいるんじゃないかと疑念を抱く。パンツを顔
まですっぽり被っているのでパンツマンの顔色は窺えない。と言うか前が見えていない状
態だ。
　手をワキワキとさせながらにじり寄って来るパンツマン。本気でキモい。
「きゃあああああー！　変態ーっ！」
　台本どおりに叫び声を上げる風香。アドリブで本音も入れてみた。
「グッヘッヘッ、おまえのパンツをよこせ！」
　さらににじり寄って来るパンツマン。ここで牧場マンの出番なのだが、中々現れない。
風香が廊下の方に目をやると、よつばはまるで長縄跳びに入ろうとするように、体を前後
に揺らして飛び出すタイミングを見計らっていた。
　風香は何度もウインクして、牧場マンの出番の合図を送る。よつばはようやく意を決し
て、二人の間に割って入った。
「そこまでだっ！」
　しかし飛び込んだ場所が悪かった。小岩井が足を踏み出そうとした場所に割り込んだの
だ。
　自分の娘に躓いた父親は、前のめりに倒れこんだ。その先には風香が――！
　女子高生の顔面に迫り来るパンツ。嫌な光景だ。
　少女は持ち前の反射神経でそれをかわした。
　かわしたはずだった。
　倒れまいとする小岩井は藁をもすがる思いで、突き出した両手で何かを掴んだ。しかし
必死の悪あがきも空しく、驚き声を上げて床へ倒れこんだ。
　――ブチッと何かが弾ける音と共に。
　――両手に布らしき手触りを感じながら。

「いててて……」
　倒れた状態の小岩井は被っていたパンツを脱いで状況を確認した。よつばに躓いたよう
だが、娘は無事なのか？　自分の足元からウンショと這い出てくるよつばを見て一安心す
る。どうやら怪我はないようだ。
　小岩井はふと手に握っているモノに注意を向けた。
　スカートだ。
　女子高生のスカートだ。
　目の前には白い靴下を履いた両足がある。恐る恐る視線を上に向けると、健康的なふく
らはぎから滑らかな曲線を描いて、柔らかそうな太ももが視界に映った。そしてその血色
の良い肌色の先に真っ白な三角形を、女子高生の大事な部分を包みこんでいる真っ白なパ
ンツを確認した。パンツ丸出しの風香がそこに。ゴクリと唾を飲み込む。
　目と目が合った。赤面した風香がブルブルと身を震わせた瞬間、
「いやぁぁぁぁぁー！」
と絹を裂くような叫び声と共に、片足を上げて小岩井の顔面に振り下ろした。
　眼前に迫り来る白い靴下を履いた女子高生の足の裏。
　それが小岩井の見た最後の記憶だった。

「風香ちゃん、本当にごめん。不可抗力だったんだ。パンツが見えたのも一瞬だったし、
その記憶も踏まれたショックで吹っ飛んじゃったよ。アハハ……」
　小岩井はちゃぶ台の前に座っている風香に、必死に頭を下げて許しを乞うている。偶然
に起こった事故で、小岩井に悪気があった訳ではないのだが、こういう場合、男が謝らざ
るを得ないだろう。
　ちなみによつばは向かいの家に回覧板を届けに行った。父親の謝る情けない姿を見せた
くないがための、小岩井の判断だった。パンツマンをやっつける役目を、一介の女子高生
に取られてションボリしていたよつばだったが、牧場マンとしての新たな役目を与えられ
て喜び勇んで外に出て行った。
　風香は口をへの字に曲げたまま、赤面した顔でそっぽを向いている。小岩井の顔を何度
も何度も踏んづけたので、お相子だとは思っているのだが、恥ずかしさと乙女のプライド
が邪魔をして、素直になれないでいた。
　それだけではない。確かにパンツを見られた事は恥ずかしいのだが、今日に限って何の
変哲も無い安物の白い木綿のパンツを履いていた事を少女は悔やんでいた。どうせ見られ
るなら、もっと可愛いパンツを履いておくべきだった、と見当違いな事を考える風香であ
った。
「いつもは……、いつもはもっと可愛いのを履いているんだからっ……」
　そう言って口篭る風香の言葉を聞いて、小岩井は考え込む。何の事だろうと。そして少
女が言わんとしている意味を即座に理解する。高校生にしては質素な下着だった事を彼女
は恥じているのだと。
　小岩井は風香の肩にポンと手を乗せて慰める。
「だがそれがいい。白い木綿のパンツこそ女子高生に相応しい代物さ。俺はそう思うよ」
　少女の肩から小岩井の腕にワナワナと振動が伝わる。
「ちゃんと見てるじゃないですか！　このエロ親父ーっ！」
　風香の渾身のストレートアッパーが、小岩井の顎にクリーンヒットした。
「ぐふぅ、ナイス……パンチ……、ガクッ」

　それから数分後。　
「私、もうお嫁に行けない……」
　少し涙ぐんで小岩井をチラリと見る。何度も頭を下げる情けない姿に、本当はもう許す
気になっていた風香だが、もう少し懲らしめてやろうと芝居を続ける。
「そんな大げさな」と呟く困った大人の顔を見て、風香は内心楽しくなってきた。
「責任取って下さい。小岩井さん」
　少女の言葉に小岩井は絶句する。責任を取るとは嫁に貰うという事だろうか？　パンツ
を見られたからお嫁に貰って下さいだなんて、それ何てエロゲ？　と突っ込みたい気分に
なる。しかしここは男らしく責任を取ろう、よくよく考えてみれば、こんな可愛い女の子
がお嫁に貰ってと言ってくれるなんて滅多にない、いや二度とないチャンスじゃないか、
と前向きに考える事にした。
「よしっ！　分かった。風香ちゃんが高校を卒業したら結婚しよう」
　そう言って出来うる限りのかっこいいキリッとした表情で少女を見つめた。格好つけて
はいるがパンツ姿のままだ。
　風香は予想外の言葉に一瞬ドキッとするが、すぐに破顔一笑してネタばらしをする。
「えへへっ、冗談ですよ、小岩井さん。本気にしちゃいました？」
　しかし小岩井はそんな言葉も意に介さずに、少女に詰め寄る。
「恥ずかしがらないで。きっと君を幸せにしてみせるから」
　生まれて初めてのプロポーズの言葉に、風香は顔を真っ赤にして身を固めた。
　小岩井の両手が、風香の両肩に置かれてパニック状態になる。
　近づいてくる小岩井の真面目な顔を少しかっこいいと思ってしまう。
　ファーストキスの予感に胸の鼓動が爆発しそうになる。
　少女は覚悟を決めてそっと目を閉じた。

　――数秒後。いきなり頬っぺの肉を摘まれて横に引っ張られた。風香がすかさず目を開
くと笑っている小岩井の顔が見えた。
「ふぁにふるむでふかー？」
　涙目の風香がそう問うと、小岩井は意地悪な目つきで答える。
「大人をからかった罰だよ」
　そう言って両手を離すと、小岩井は余裕の笑みを浮かべて元の位置に座った。風香は悔
しさの余り負け惜しみを言ってしまう。
「パンツを頭に被る大人なんて、こっちから願い下げですよーだ」
「それにしちゃ、さっきは雰囲気に流されていたようだったけど？」
「そ、そんな事ないもん」
　図星を指された風香は赤面しながら小岩井を睨んだ。しかしまったく気にせずに微笑ん
でいる。沸々と怒りが沸いてきた。
「小岩井さんの莫迦！　馬鹿！　マン……、マントヒヒ！」
　少女の機嫌がどんどん悪くなっていくのを見て、小岩井は謝っていた最中だった事を思
い出した。これでは元の木阿弥だと思い、改めて謝り直す事にした。
「ごめん、ごめん。俺が悪かったよ。機嫌直して」
「もう知らない！　私、帰ります！」
　そう言って風香が勢い良く立ち上がった途端、スカートがストッと下に落ちた。ホック
の部分が壊れたらしい。
　再び小岩井の眼前に晒される女子高生の白いパンツ。ナイスパンツ。
「いやぁぁぁぁぁー！」
　小岩井家に三度目の叫び声が響き渡る。風香はすぐさまその場にしゃがみこんだ。小岩
井は近所から通報されやしないかと気が気ではなかった。

「クスン、もうやだ。二回も見られちゃった……」
　風香は三角座りで塞ぎ込んでいる。スカートは安全ピンで留めて応急処置をした。
　昨今の女子高生はパンツを見られたくらいでは恥ずかしがらないと思っていた小岩井に
は、風香の反応は初々しくも可愛らしく思えた。大満足だ。そんな阿呆な事を考えながら
少女に慰めの言葉を掛ける。
「風香ちゃん、気にしないで。ほらっ、俺だって風香ちゃんにパンツ姿を見られているん
だしお互い様さ。恥ずかしい事なんて何もないよ」
「おっさんのパンツと一緒にしないで下さい！」
　火に油を注ぐ結果となった。
「小岩井さんなんか嫌い！」
　完全に嫌われたようだ。それでもめげずに声を掛ける。
「俺を嫌いでもいいから。――元気出して」
　その言葉に風香は顔を上げた。くさいセリフだが何だかかっこよく聞こえる。微笑む小
岩井を見ると、子供な自分を実感させられて恥ずかしくなってきた。少し考えて妥協案を
言ってみる。
「もっと恥ずかしいセリフを言ってくれたら、許してあげます」
　許すも許さないもないのだが、風香は自分だけが恥ずかしい思いをしている事に、納得
がいかなかった。小岩井にも恥ずかしくなってもらおうと思ったのだ。
　小岩井は困った顔をするが、暫し考えて頷いた。
「分かった。恥ずかしいセリフだね。それじゃあ……、グッヘッヘッ、おまえのパンツを
よこせ！」
「こらーっ！　それって素で言ってたんじゃあないんですか！」
　突然怒り出した少女に、小岩井はキョトンとした表情をする。
「えっ？　十分恥ずかしいセリフだと思うんだけど」
「違ぁーう！　何もかもがちっがぁーうっ！　そんなんじゃなくて、もっとロマンチック
なのがいいです！」
「そっちかー。注文の多いお嬢さんだ」
　仏頂面の風香を見て、小岩井は苦笑する。
「それじゃあ……。風香ちゃん、君は俺の太陽だ。君が笑ってくれないと、俺の心の大地
が凍てついてしまうんだ。さあ、君の微笑みで俺の心に花を咲かせておくれ」
　少し照れながらも真面目な顔をした大の大人が、大仰な身振り手振りで語りかける。そ
れを見た風香は顔を伏せて肩を小刻みに震わせた。笑いを堪えているらしい。震えが治ま
って顔を上げた少女は思いのほか上機嫌だった。
「プッ、アハハ。もぅー、何ですか、そのセリフは。どこの劇団員ですか」
「お気に召したかな？」
「小岩井さん、面白すぎです。……しょうがないから許してあげます」
　風香の笑顔を見て、小岩井はホッと安堵した。
「やっぱり風香ちゃんは笑っているほうがいいね」
「恥ずかしいセリフはもういいです」
　二人は目を合わせて笑った。和やかな雰囲気が二人のわだかまりを溶かしていった。

「ごめんなさい、小岩井さん。顔を殴ったり、踏んづけちゃったりして」
　反射的に暴力を振るった自分も悪かった、と心の中で思っていた風香もようやく素直に
頭を下げて謝る事ができた。そんな彼女を見て、やっぱりいい娘だな、と小岩井は再確認
する。
「気にしなくていいよ。確かにパンチは効いたけど、女子高生に踏まれるのはどちらかと
言うと得した気分だから」
「えぇーっ！」
　少女は変態っぽい発言にドン引きしている。小岩井としては、引け目を感じさせないよ
うにと相手に配慮した発言のつもりだったのだが、完全に裏目に出てしまった。
「やっぱり変態だったんですね。小岩井さんは」
「いや、一般論と言うか、その、冗談だよ、冗談。本気に取らないで」
　風香は慌てて弁解する小岩井をジト目で見つめていたが、悪戯心が湧き上がって口元に
笑みを浮かべた。
「そんなに踏んで欲しいなら、もっと踏んであげましょうか？」
　悪ノリした風香は立ち上がって、蔑んだ目をして小岩井を見下ろす。
「お願いします！」
　小岩井も調子に乗って、仰向けに寝転がる。ダメな大人だ。
「反応早っ！　――えいっ！」
　風香は軽く体重を掛けて、小岩井のお腹を踏む。反応が薄い。まさか本当に顔を踏んで
欲しいと思っているんじゃないだろうか、と疑ってみる。
「うつ伏せになってくれたら、背中とか腰を踏んであげられるのに」
　風香は昔、小さい頃に父にマッサージした事を思い出して提案してみた。
「あー、でもこっちの方が景色がいいからね」
「えっ？」と一瞬言葉の意味が分からなかった風香だが、すぐに小岩井の視線に気付いた。
　――見られている！　スカートの中を！
「あっ！　もぉー、小岩井さんのエッチ！」
　そう言って風香は小岩井の股間を力強く踏んづけた。
「ぐぉっ！」と悶絶する小岩井。しかし風香の責めはまだ止まらない。
「エッチ！　変態！　エロ！　オヤ！　ジッ！」
　リズミカルな踏みつけに小岩井は思わず声を上げる。
「ちょっ！　やめっ！　やばいって！　風香ちゃん！」
「変態！　変態！　変態！」
　情け容赦ない股間への集中砲火に、小岩井の息子が反応して隆起し出した。
　テントを張ったパンツに驚く風香だが、羞恥心よりも好奇心の方が勝った。踏みつけた
ままグリグリする。
「やっぱり変態さんだぁー。何かおっきくなってますよ。コ・イ・ワ・イ・さん」
　少女の眼が妖しく光る。今まで余裕をかましていた大人が、今では自分の下で悶えてい
るのだ。こんなに楽しい事があるなんて。風香の中で何かが目覚めようとしていた。

　一方の小岩井は、少女の責めに何とか耐え抜いていた。しかし――
　気持ち良さと痛みを伴う股間への刺激。
　ローアングルからの、制服を着た女子高生のチラチラ見える太ももと真っ白なパンツ。
　面識あるお隣の少女の自分を蔑む言葉責め。
　さらに勃起状態を見られながら辱められているというこの状況。
　触覚、視覚、聴覚、羞恥心。四つの力が小岩井を攻め立てる。
　四方からの同時攻めに難攻不落の小岩井城も陥落寸前だ。
「親方様ぁー！　このままではジリ貧ですぞぉー！」
「うむ。ここは討って出る！　皆の者共ぉー、わしに続けぇええーいぃ！」
　小岩井の脳内で法螺貝の笛の音が鳴り響いた。反撃開始だ！
　まずは股間を踏みにじっている風香の足首を両手で掴む。そしてすかさず足の裏をくす
ぐった。
「きゃっ！」と声を上げて、風香はバランスを崩して床に尻餅をつく。小岩井はこのチャ
ンスを見逃さない。そのまま少女の上にのしかかり、両手で彼女の両腕を押さえつる。流
れるような動きで、瞬く間に形勢が逆転した。
「よくもやってくれたね。今度はこっちの番だ！」
　小岩井の顔が邪悪な笑いで歪む。この時になって風香はようやくこの危機的状況を理解
した。一軒家に二人きり、勃起状態の男に上から押さえつけられている。貞操の危機だ。
「こ、小岩井さん。冗談ですよね？　ね？」
　少女の言葉は男の耳に届かない。小岩井は完全に暴走モードに入っていた。
　男の右手が少女のスカートの中に伸びて、パンツの上からすじをなぞる。
「ひゃぅ！」
　大事な部分を初めて他人に触られた感触に、風香の体がビクッと跳ね上がった。変な声
を出した事が恥ずかしくて、顔がカァーッと赤くなる。
「やっ、駄目ですよぅ……。小岩井さんのエッチ！」
　男はパンツ越しに秘所を弄っていた湿り気のある指を少女に見せる。
「ほらっ、もうこんなになってる。エッチなのはそっちの方じゃないのかなぁ？」
「もぅ、やだ！　小岩井さん、正気に戻ってください」
　しかし男はそんな少女の願いもどこ吹く風で、彼女のパンツに手をかけて脱がそうとし
ている。風香は体をジタバタさせて拘束から逃れようとするが、男の力には敵わない。
　――どうしたらいいんだろう。小岩井さんは嫌いじゃないんだけど、こんなレイプ紛い
で処女を喪失するのは絶対に嫌だ。
　そして風香はこの状況を覆す起死回生の策を思いついた。
　大声で叫ぶ。

「よつばちゃん！」

　その名前を聞いて小岩井は正気に戻った。
　辺りを見回す。
　風香と目が合う。
　無言の状態が続く。
　両者の顔が真っ赤になる。
　風香の上にのしかかって、パンツに手をかけているこの状況に、小岩井はどう弁解すべ
きか、どうやって謝罪すべきかに思いを張り巡らせる。――何も思いつかない。
　まずはこの体勢をどうにかしようと動いた瞬間、リビングの戸口に人影が。
「そこまでだっ！」
　そこにはよつばが、いや、牧場マンが鋭い眼差しで二人を見つめている。
　小岩井はすぐさま立ち上がって、しどろもどろに説明する。
「よつば、こっ、これはその、決して変な事をしていた訳ではなく……」
「もんどーむよー！　ぼくじょうマンアタッーク！」
　牧場マンが突進して来て、小岩井の勃起した股間に頭突きを喰らわした。
「んがっ！」
　急所への鈍い一撃に、小岩井はその場に倒れこむ。ピクリとも動かない。
　起き上がった風香が恐る恐る小岩井の顔をうかがうと、白目をむいて失神していた。自
業自得とは言うものの、風香は小岩井の受難に同情して両手を合わせて拝んだ。
　――安らかに成仏してください。
　そしてよつばに笑いかけながら感謝を述べる。
「牧場マン、ありがとう！」
「ちきゅうのへいわは、ぼくじょうマンがまもる！　ワッハッハッ」
　気持ちの良い風が吹く秋の夕暮れ。小岩井家には牧場マンの笑い声が高らかに響くので
あった。

おしまい

ＧＪ！
こんなにも早く職人さんがいるとはっ！

良作GJ！！
幸先いいなぁ
この調子で過去の職人達が帰って来ないかな
燃料無いから難しいとは思うけど・・・

数ヶ月は燃料ないもんな…
だからこそ、職人に期待したい

ほしゅ？

前スレにあったとーちゃん×とらが未完だけどいい感じだったなぁ
作者の再臨に期待ほしゅ

>>23
来るわけないだろう。何ヶ月たったと思ってるの
作者さんも書いてる途中で気付いたんだよ
とーちゃんが虎子を呼ぶ呼称が、どれをとっても不自然だってことに
虎子さん。寅さん。虎子ちゃん。虎ちゃん。虎子。とら
せめて苗字が分かっていればねぇ

！？　男っぽいから　虎子くん　ならアリか

ついたＧＪは二つ。それも最初に投下したことに対して
過疎スレだから数は気にしないけど
せめて中身について触れて欲しかったなー
住人は来ない作者さんを待ち望んでいるみたいだし
もう洋梨だね。さようなら。よつばとスレ

>>26
ノシ
またいつかどこかで。

>>26
(　ﾟ ∀ﾟ)ﾉｼ

ほしゅ

やんよつが読みたいです。

とーちゃん×ふーかやジャンボ×みうら以上の
年の差カップルなのがネックなんだよな・・・

やんだも虎子もしまうーも、もっと出番欲しい＞原作

浮上

虎子ものが読みたいな

とーちゃん×よつば

ほしゅ。書き手さん求む。
何で自分では書けないのだろうorz

保守ってどれくらいですれば良い？

ひろくん×ふーかはまだか！

あげ。

捕手

保守ばかりするなら落とした方が良いのだろうか。

スレがありゃフラっと投下してみても良いが、
自分でスレ立てて1になってまではやりたくないって人のために、
一応スレはあった方が良いとは思うが。

サンクス
なら保守し続けてみる

ほしゅ……

そのフラっと投下する人すらいなく、
1000まで延々と保守のみ……なんて杞憂が無くもないが。

せめて新刊が発売されたら賑わって欲しいな

60話で小岩井家に3姉妹がほのぼのしてるのを見るとムラムラとｗ

保守

やんよつが読みたいです

ムラムラ…

新刊さえ発売すれば………

昼寝するよつばに添寝してたら
自分も眠っちゃって
寝ぼけたよつばにおっぱい吸われる風香
それを目撃するパンツ一丁のとーちゃん

という電波を受信した

新刊はいつ？

最近よつばと読み始めた
過疎してるのが寂しいね

そろそろあずまんが大王スレが1000いきそうなんだけど、新スレ立てないでここ使ってもいいのかな?

保守ばかりスレとしては有難いが……逆にそちらの住人が嫌ではないか？

まず連載再開してくれんとなあ。早くて秋頃か？
休載も多かったし、新刊は来年だろ(´･ω･`)

結局新スレ立てた
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249994371/
あずまんが大王もよろしこ

しかしこの状態が続くようなら、あずまんがスレに吸収合併も考えた方が良いかもな

いや、それがあんた!
あずまんが大王スレもひどい過疎なのよOTL

両方過疎ってるならなおさらと思わないでもない。

本誌で風香は登場してる？

休載中

保守

age

あげます

保守

捕手

あげ

エロじゃないけど、書いていいかな？？

やんだ×よつばで、
前も出てた、よつばは高校生の設定

8月の終わり。
今日は夜にジャンボややんだ、ふーか・あさぎ・えなが集まる。

でも、高校になると、遊ぶことも友達もいっぱい増えて忙しくて、
よつばは明後日から学校なのに、宿題が全然終わってなかった。
「とーちゃーん、どうしよう、終わんないー」
「よつばが早くからやらないから悪いんだろー？」
「…手伝って、ください」
「だめー。ふーかちゃんとこれから夜の買い出しに行くんだー」
「とーちゃん！！」
「まだ４時だろ？みんな来るのは７時ころだから、まだできるって。がんばりなさい」
そう冷たく言われて、膨大な量の宿題を横目に呆然とする。


掃除機をかけ終わる頃、丁度よくふーかが来て、すぐに二人は出かけて行った。


もうやらないで行こうかとも思ったけど、そんなわけにもやっぱり行かない。
数学なんか全くわからなくて半泣きになりながらも、プリントとにらめっこする。

と。

インターフォンが鳴る。

こんな時に…とイライラしながら玄関を開けると、やんだだった。


一瞬すごく心が晴れる。


やんだはずっと前から一緒にいて、とーちゃんの友達の一人だけど、中学校が終わるころからなんとなく気になっちゃっていた。
もちろん年もすっごく離れてるし、相手にされないのはわかっていたけど、やんだって言葉に敏感に反応しちゃってる。


「…やんだか」

でも心とは裏腹に、やんだを目の前にするとなんとなく素直になれなくて、悪口ばっかり言っちゃう。

「仕事早く終わったから来ちゃった。あげてー」
「いいけど、よつばは今必死なんだ。邪魔するなよ」
そう言って、さっきみたいにまたプリントとにらめっこを開始する。

やんだと話したい。

ホントは。

でも宿題が終わんないのは結構困る。

特に数学は先生怖いし。せめて、数学だけでも。

「おー宿題かー、なつかしいなー」
勝手にジュースを出して飲みながら、やんだは正面に座ってくる。
「よつばももう高校生かー」
「もう結婚もできるぞ？」
相手にしてほしくてそんなこと言うけど、
「そっかーおっきくなったなー」
って全く相手にされない。完全にそこらへんのおっちゃんのセリフである。
「よつばも大人になったんだ！」
意地でも大人になったって認めさせたい。
「なに、彼氏でもできた？(笑)」
「……いないけど」
ぼそりという。
「いないのかよー。子供っぽいもんなー」
「…いる！いるもん！」
「そーゆーとこ、出会ったころとなんも変わってないな(笑)」
出会ったのって５歳とかじゃなかったっけ？
そのころと変わってないとか…
ひどすぎる。

「やんだは彼女とかいないの？」
５歳の子はこんな話しないだろって、余裕の表情でやんだに聞く。
「いないなー」
「やっぱりなー。やんだみないな子どもと付き合う人なんていないよなー」
「うるさい」
髪の毛をわしゃわしゃされる。

こういうのが一番幸せだったりして。

>>70 GJGJGJGJGJ！！
しかもやんよつ！　職人様本当にありがとうございます！！

久しぶりの投下だー。
ほのぼの系ｲｲﾈｰ

やっぱコイツらかわいいな、GJ

よつばの成長した姿って想像しづらいよなあ
そのままの体だけでかくなって、トモちゃんみたいになるか
あるいは超しっかり者になるのか・・・

とーちゃん！
食べ終わった食器は片付けて
水につけてって言ったでしょ！

ってくらいのしっかり者になる。

だがとーちゃんはあいかわらずパンツマン

宿題、まだ続きます
変なトコでおわってすみませんー

「…やんだって頭いいの？」
「おまえよりはなー」
「じゃあ、宿題一緒にやってくれてもいいよ」
プリントを一枚渡す。
「やってください、だろ。…数学…なにもかも懐かしいなー」
ふむふむとやんだはプリントを素直に読みながら、話かける。
「好きな人とかいないのかよ？」
いきなりやんだはそんなこと聞いてくる。
そんな質問されちゃ、解けそうだった問題も解けない。
「そりゃあ・・・いるよ。大人だもん」
照れながら言うと、
「まじー？小岩井さん知ってんのかよ？」
「なんでとーちゃんが出てくんだよ」
「クラスの子？」
「ひみつー」
「クラスのやつじゃおれはわかんねーだろ、どーせ」
「やんだは？」
「なにが？」
「好きな人は？」
「いるよー」
「誰！？…はっ！あさぎか！？あさぎか！？」
「あの人はずっと美人だよなー」
美人とか、ほかの人のこと言われると嫉妬する。
ぶすっとしながら、簡単な計算問題だけ解いてると、
「よつばは美人ってかかわいい方だよな」
ってやんだ。
顔が一気に赤くなる。

「なに、よつば照れてんの？」
「違う！」
そう言って下を向いて顔を隠す。
「よつば…」
そう呼ばれて思わず顔を上げる。
すごく近くまでやんだの顔が迫ってた。
「…なに？」
緊張で声がカラカラになってる。
「俺のこと好きだろ？」
その一言でもっと顔が赤くなった。


「なっ、なにいってんだよ、やんだ、ばかじゃん、変なこと言うな！」
ごまかしてみるけど、丸わかりなんだろうなって心の隅で思う。
穴があるなら入りたいってまさにコレだと思った。
暑すぎてどうしていいかわからない。
「あっそ」
やんだはそう言って、さっき渡した宿題を解き始めた。
カリカリという鉛筆の音だけで、沈黙する。
きまづい。

たぶん、やんだが好き。

本人に気付かれちゃうほど。

ここまで知られちゃってたら、はっきり言って、
ちゃんとフラれて、またとーちゃんの後輩のやんだに戻るようにした方がいいのかもしれない。

でも、でも…。

時計の針の音だけが妙に早く・大きく響く。
ごくっと唾を飲み込んで、
「やんだ、」
っと声をかける。

やんだは顔を上げた。

やんだが見てる。

もっと言えない。

目をつぶって、
「好き」
って小さく呟いた。

「な？言ったとおりだろ？」
そうやんだは余裕そうに言う。
「…ムカつく」
「そんなことゆーなって(笑)」
そういって、やんだは顔を近づけてきて、キスをした。
よつばだって女の子だし、ファーストキスのシチュエーションっていろいろかんがえてた。
なのに、こんな急にあっさりと…。
また真っ赤になりながらあわててると、
「俺はずっとお前が大人になるの、待ってたんだぞ？よろしくな」
ってやんだ。

なんだか顔がにやけた。


fin

「宿題」以上です

実は、前にもやんだ×よつばで「名前」っての書きました
やっぱりレスつくと嬉しいですねー

ホントに読んでくれてありがとー

by さち

乙

しまった、またやっちまった…
申し訳ない…

>>82 さちさん、本当にありがとうございます！
やんよつ良いよやんよつ

地道に保守し続けてき良かった……と言うか保守しなければいけない期間をどなたか教えて頂けませんか
前スレが1週間見に来なかったら落ちてたので1週間内にしているのですが

>>82
GJ

ＧＪ！

>>82
GJ！読んでてﾆﾔﾆﾔしたｗ

そしてずっと保守をしてきてくれた>>85にもGJ！

ありがとうございます！
1週間で落ちちゃうんですか！？
よつばと大好きだから落とさないようにあたしもまた書きます！

誰かとーちゃん×えなを書いてくれ
某同人誌でこのカプが気に入った

アレか。もうオムツしないと学校にいけないやつか。

そこだけとるととーちゃん大変な変態だな

マニアックなプレイだな。

ほ

話題出てるのであの同人誌の続き捏造してみた
恵那のお話です

よつばちゃんのお父さんと風香お姉ちゃんがｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮしてるとこ見ちゃったり
あさぎお姉ちゃんが二人の仲を引っ掻き回したり、
なぜか私もよつばちゃんのお父さんとｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮなことすることになっちゃったりした一連の騒動から数日。
風香お姉ちゃんとよつばちゃんのお父さんは、
見た限り無事前みたく仲良く、というか前以上に仲良くなってるみたい。
うん、いいことだと思う。
今はまだ正式にお付き合いしてるわけじゃないみたいだけど、いつかはそうなるんだろうな。
ゆくゆくは結婚することになっちゃったりして。
そうなったら私とよつばちゃんは親戚同士かぁ、素敵だなぁ。

そう、風香お姉ちゃんとよつばちゃんのお父さんが付き合うことになったら、いいことばかりで、
私にとって嫌なことなんてないはずなのに


「ほら小岩井さん、洗濯物が洗濯機に入りっぱなしでしたよ」

「あ、忘れてた。ありがとね風香ちゃん」

「もー、しっかりしてくださいよー」

所帯じみた会話をする二人を見てると、気分がもやもやしてくるのはなんでだろう


『勝手に書いてみたPRETTY NEIGHBOR&!　NEXT』


今日は朝からよつばちゃんの家で遊んでいた。
よつばちゃんのお父さん、小岩井さんは、お仕事してるみたいで部屋にこもりっきり。
ちょっと顔が見たいなとか、できれば一緒に遊んでくれないかなとか思ったけど我慢。
お仕事の邪魔しちゃいけないもんね、そういえば小岩井さんのお仕事ってなんだろう。
家でもできることなんだろうけど、それ以上は何も知らないや。今度聞いてみようかな。

昼頃回覧板を持って風香お姉ちゃんがきた。
回覧板を小岩井さんに渡したお姉ちゃんはそのまま極自然に散らかってるものを片付けたり、
洗濯機をチェックしたりしだした。
その姿はなんというか…新妻？
それを見てなぜだか不満を覚える私がいたり。
おかしいな、小岩井さんと風香お姉ちゃんが仲良くするのは素敵なことだと思ってるはずなのに

「じゃあコレ干しちゃうか、風香ちゃん、ついでに干すの手伝ってくれないかな」

「しょうがないですねぇ」

しょうがないと言いながら風香お姉ちゃんは嬉しそう。
小岩井さんもニコニコ笑ってる、二人共なんか楽しそう。
……私はなぜかそこに割って入りたくなる

「あ、あの、私も手伝います」

「へ？　いや恵那ちゃんは遊んでてくれていいよ。よつばの相手してもらえるのも助かるし」

実際洗濯物を干すのに三人も必要ない。
というか私が小岩井さん達を手伝うとよつばちゃんを放っておくことになっちゃうのに
何を言ってるんだろ私は。
でも二人を見てるとなぜかむしょうに私も手伝いたくなる

「お、お願いします、お手伝いさせてくださいっ」

「ど、どしたの恵那。そんなに洗濯物干したいの？」

「うん、そんなに洗濯物干したいの。そういう気分なの」

「あー、たまにあるよねそういうの。年に４、５回くらい」

あるんだ、私はないけど。
……じゃあなんでこんなに食い下がってるのかっていうのは自分でもよくわかんないから気にしない

「じゃあ干すのは恵那に任せるか、私はよつばちゃん見てますね」

「そか、頼むね、じゃあ恵那ちゃん、悪いけど手伝ってくれる？」

「は、はいっ」

というわけで、小岩井さんと二人で洗濯物を干すことに。
あれ？もしかしてこれって何気に二人きり？
すぐ隣の部屋にお姉ちゃんとよつばちゃんがいるし二人きりなんて大げさなものじゃないかもしれないけど、
小岩井さんと二人だけで何かするって実は初めてかも。
う、そう意識すると何を喋っていいかわからなくなる。
最近小岩井さんといると、何故かこんなふうに妙に緊張しちゃうことがある。
気持ちの上じゃたくさんお話したいと思ってるのに、なんでだろう。
と、とにかく何か話さなきゃ、小岩井さんにつまらない女の子だって思われるのは嫌

「わるいねー手伝ってもらっちゃって」

「ひゃいっ！？」

いざ何か話そうと意気込んだところに向こうから声をかけられ思わず変な声が出る。
うう、何やってるの私。変な子だと思われちゃう。

「いつもよつばと遊んでくれるし、恵那ちゃんには何気に結構助けてもらってるよなぁ、ありがとね」

「い、いえいえ」

よつばちゃんと遊ぶのは私自身も楽しいし、今日お手伝いしてるのだって
なんか自分でもよくわかんない衝動に突き動かされたからだし、感謝してもらえるようなことじゃないです。
とは思うけど、小岩井さんのあのフニャっとした笑顔で言われるとなんか妙に嬉しくなる。
多分今私の頬凄い緩んでるんだろうな。

「ふん、ふん、ふんふんふ〜ふん」

「お、恵那ちゃんご機嫌？」

「あ、い、いえ」

うあ、ちょっと浮かれすぎちゃった、反省反省。
あ、洗濯物これで最後だ。
と思ったら物干し竿の空いてるところが高いとこしかない、んー、届くかな…

「ん……っと、よっ」

うー、やっぱり届かない

「ああ、届かないのか。どれ、ちょっとごめんね恵那ちゃん」

「ふへ！？」

いきなり小岩井さんに後ろから抱え上げられる。
や、や、確かにこれなら届くけどっ、いきなりは驚きます小岩井さんっ！
ああ、ど、どうしよ。
小岩井さんの手が温かくて、この手で気持ちいい事してもらったこと、
小岩井さんとｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮなことしちゃったあの日のことを思い出しちゃう。
やばいよ、私絶対顔真っ赤だよ。落ち着かなきゃ,、こんなこと考えてるのがバレたらはしたない子だって思われるっ。

「あ、あのっ、届きましたっ」

「そか、ありがとね。しかし恵那ちゃんやっぱり軽いなー」

言いながら私を上げ下げする小岩井さん。
む、そりゃ重いって言われるよりは余程いいけど、なんか子供扱い？
まあ実際私はまだ子供だし、小岩井さんは大人だし、そう扱われてもしょうがないんだけど。
小岩井さんに子供扱いされるのはなんかやだな。

「風香ちゃんだとこんなに軽々とは持ち上げられないだろうなぁ」

聞こえてますよっ！と隣の部屋から風香お姉ちゃんの声が聞こえる。
それに答える小岩井さんの声は、私と話してた時より楽しそう、む、なんかやだ。
て、あれ？風香お姉ちゃんと小岩井さんが話し出した途端に嫌な気分になるって、
もしかして私、自分でも気付かないうちに風香お姉ちゃんを嫌いになっちゃってる？
いやいやまさか、そんなことありえない。風香お姉ちゃんだよ？
服のセンスが変だったりたまに意味わかんないこと言ったりするけど、いいお姉ちゃんだもん。
でも状況から考えると…うーん…。
やっぱり最近の私、ちょっと変。


次の日の夕食後、風香お姉ちゃんがアイスをくれて二人で食べた。
あさぎお姉ちゃんとお父さんはまだ帰ってきてなくて、お母さんは入浴中。
アイスは二人分しかないから見つからないうちに食べちゃおうということに。
ちょっと後ろめたさもあるけどこっそり食べるアイスは美味しい、何より、
風香お姉ちゃんとの他愛もない会話が楽しい。
やっぱり私が風香お姉ちゃんを嫌いになってるなんてことはないよね、
こうして二人で話してる今、こんなに楽しいもの。
うん、安心安心。

「ところでこのアイスどうしたの？」

「小岩井さんが買ってくれたの、買い物行った時に一緒になってさー」

「……」

へー、小岩井さんに奢ってもらったんだ。
小岩井さんと一緒に買い物とかしちゃったんだ、へー。
嬉しそうに話すねーお姉ちゃん。そんなに小岩井さんとの買い物楽しかったのかなー

「ん？　どしたの恵那。変な顔なってるよ」

「へ、な、なんでもない。ていうか変な顔って失礼なっ」

どうしたって言われても自分でもわからない、
なぜかいきなり気分が急降下した、顔に出ちゃうくらいに。
さっきまで、アイスは美味しくて風香お姉ちゃんと話すのは楽しくて、
やなことなんか一つもなかったのにな、
ほんとどうしちゃったんだろ私。

最近の私をまとめると
まず小岩井さんと風香お姉ちゃんが話してるとこ見るとなんか嫌な気持ちになっちゃうことがあって、
でも風香お姉ちゃんと二人で話してても嫌な気分になることはないから
実は私が自分でも気付かないうちにお姉ちゃんを嫌いになっちゃったとかじゃあないみたい。
小岩井さんが相手の場合も同じ、ただ小岩井さんと二人で話してると変に緊張しちゃったりすることはある。
でもそれは別に嫌な緊張じゃなくて…なんだろ、照れくさいって感じかな？
それに、小岩井さんと話してると、緊張したりもするけどそれ以上に嬉しく楽しくなる。
もしかしたら他の誰と話してる時より、一番嬉しくて楽しいかも。
あとは、小岩井さんが風香お姉ちゃんの話をすると、風香お姉ちゃんが小岩井さんの話をすると、
なんか微妙な気分になっちゃったりするらしい。
これらを総合して導き出される最近の私の変調の理由は……！

―――わかりません

うーん、ほんとにどうしちゃったんだろ私。
自分で自分がわからないってちょっと問題なんじゃないかな。
図書館で読んだ本に自己認識の甘い人はこれからの社会で通用しないって書いてあったし。
うん、これは由々しき事態。わかりませんで済まさないで、この問題は自分でちゃんと解決しなきゃ！

30分後

―――やっぱりわかりません

なんてこと、自分のこともわからないなんて。
うう、私は現代社会で通用しない駄目な子なんだ。
自分の問題も解決できないのに二酸化炭素がどーのこーのとか地球の問題を考えるなんて身の程知らずだったんだ。
新しい首相さんがＣＯ２25%削減とか言ってたし、あの人に任せよう。私はもう駄目です。
本当にそんなに削減できるのか知らないけど、あさぎお姉ちゃんは無理でしょそんなのって言ってたけど。

どんより曇った気分を抱え、ちょっと外の空気を吸いたくなって表に出てみる。

ちょうど帰ってきたとこらしく玄関口に小岩井さんがいて、目があった。

笑顔で「おやすみー」って言ってくれた、嬉しくなった


「えへへー」

にやけながら家の中に戻る、お母さんがいた

「あら恵那、なんかご機嫌ねー」

「うん、ご機嫌なの」

あれ、私さっきまで悩んだり落ち込んだりしてなかったっけ？


ま、いいかっ

以上です

わからない人へ
サークル名ハウスオブ KARSEAのPRETTY NEIGHBOR & ！という同人誌が元ネタです
本編どころか同人誌を元にとか反則ですかねｗ
PRETTY（ｒｙはよつばと同人誌の中では屈指の出来なので
未読で興味わいた人は買って損ないと思います

>>101 超GJ！！　急いで探してくる！
あぁ、少しずつレスが増えてて凄い嬉しい

GJ！
でもエロ無しなら最初に表記して欲しかった。
エロ方向でwktkしちゃったんだよー
ハッ、続きは3でって事か？！

買って損はないと思うけど、もうオクとかじゃないと入手無理じゃね？
今や作者は、あずまと同じ雑誌で漫画描いてるんだから恐ろしいなｗ
1が出た頃のあずま関連スレの騒ぎが懐かしいぜ・・・

>>91
>>101
確かにそっちもいいが、俺が言ったのは”えなのほん”っていうタイトルの同人誌
それがとーちゃん×えなな内容なんで良かったんだ

ちなみにえなのほん２は既に流れてます

最後に>>101ＧＪ！

宿題の続き

エロなし

「先輩、話があるんですけど」
久しぶりに小岩井家にみんな集まって騒いだ日の深夜。
ふーか・あさぎ・えな・とらが帰り、
ジャンボが大の字で寝始めてから、
やんだはそうとーちゃんにそう言った。


いちよう先輩には付き合うこと言っとこう、ってさっきこっそり言われてたから、
何を話すか覚悟はできてたけど、なんだか余計に緊張する。

とーちゃんはどんな反応するんだろう。

「なんだ？」
ほろ酔いのまま、ジャンボを端っこに移動させながらとーちゃんは答える。

「俺、よつばと付き合うことになりました」

と「・・・なに！？」
持ち上げてたジャンボの足を思いっきり落としたせいで、ジャンボは目を覚ます。
ジ「・・・なんだ？」
打ち付けられたかかとを摩りながらジャンボは起き上がる。

と「いつから・・・」
や「今日の午後から」
と「怪しいと思った。２人で仲良く宿題やってるわけなんかないのに」
ジ「なに、どういうことだ！？」
ジャンボは話の方向がなんとなくわかったらしく、よつばとやんだを相互に見る。

や「認めてください」
そう言ってやんだは頭を下げる。

「・・・とーちゃん・・・」
心配そうによつばは二人を見つめる。

「はぁ」と、とーちゃんはため息を吐いた。

と「絶対泣かせないこと。

幸せにすること。」


や「約束する」
ジ「18歳になるまで手は出さないことも必要じゃないか？」
や「手ってどっからっすか？」
と「･･････もう出したのか･･････」
や「してないしてない、何もしてないっす」
嘘、って思ってよつばはやんだを見る。
と「･･･守るなら認めましょう」
や「よかったな」
そうやんだはよつばの方を向いて言う。


と「じゃー、よつば、早く風呂入れ。やんだは皿洗え」
や「え！？おれ！？」
よ「手伝うよ」
と「ダメだ。よつばは風呂！」

そう言って、よつばは風呂場へ、やんだはキッチンへと追い立てられた。

と「あーよつばが他の男のものになるなんて・・・」
ゴロンと寝そべりながら、とーちゃん。
ジ「一気に眠気も酔いも醒めたよな(笑)」
ジャンボは残った酒を飲みながら言う。




と「まぁよつばが気があるのはうすうす気づいたけど」
ジ「中学はいって少ししてからだよな」
と「あいつ、わかりやすいからな」





ジ「やんだ、手出したよな」
と「あいつもわかりやすいよな」



と「いくつ離れてると思ってるんだよな」
ジ「それはコイも人のこと言えないだろ」


fin

以上です！

http://id17.fm-p.jp/186/bokukoi0309/

その後　面白いね！
あと無粋かもしれないけど、綾瀬かーちゃんものはどうだろう？

せっかくだから手を出した辺りを詳しく！

保守

捕手

ジャンボ×風香って重要ある？
今執筆中なんだが・・・。

有ります！
是非お待ちしております！

読みたい！

ジャンボが悪い人です。苦手な人はスルーよろ。




小岩井家にめずらしくお邪魔したら、てっきり、よつばちゃんがお出迎えで居間に小岩井さんがいるいつもの光景だと思っていたのに、
意外でもないけど、居間で寝転がっていたのはジャンボさんだった。
「そっかー、小岩井さん居ないんだー。」
素直な感想が口から出たら、ジャンボさんとよつばちゃんは、不満顔。
「なんだお前、俺とよつばじゃ不満だってのか！」
「そうだそうだー！ジャンボいってやれー！」
「べ、別にそうは言ってないわよ！」
まったくこの二人は息ぴったり、というかジャンボさんが子供っぽいのか…。
「コイの奴は仕事で出ててな。よつば一人じゃアレだからよくこうして俺がかり出されるんだ。」
「へぇー、そうなんだ。よつばちゃんが来てばっかだったから全然知らなかった。」
こんにゃく屋さんって外の仕事もあるんだなあ。あ、ひょっとしてここで作ってるんじゃないのかな。
詳細をジャンボさんに聞こうと思ったけど、なんとなくやめておいた。
「ふーか、ジャンボ、かいじゅうごっこだ。」
「風香ちゃん来たばっかでいきなりか。で、誰が怪獣だ？俺か？」
「よつばだ！」
「お前かよ！俺らは何役だ？」
「ふーかはまちのにげどまうひとびと。」
「俺は？」
「ジャンボは…ふみつぶされて…しんでる」
「俺死体かよ！？」

よつばちゃんの唐突な申し出で、怪獣ごっこは始まった。
ここは演技力に定評のある風香。見事な逃げ惑う人々（？）っぷりを見せなければ！
「ぎゃおー！ぎゃおー！」
よつばちゃんが左右に首を振りながらどしんどしんと暴れまわる。
「きゃーっ！怪獣よー！」
「うわああー！逃げろ―！」
「ちがう。ジャンボはしたい。」
「あ、そっか。ぐえー。」
ジャンボさんが白目を剥いて倒れた。よつばちゃんは怪獣兼監督らしい。
よつばちゃんが東京タワーを占拠したり、そうして30分ほど遊んでいるうちに、だんだんとよつばちゃんの勢いが無くなってきた。
「よつば電池切れだな。」
「そんなことない！よつばはまだまだ…まだまだ…。」
「無理すんな、昼寝の時間だろ。ほれ寝てこい。」
「う〜…」
「よつばちゃん、おやすみ…。」
渋りながら、よつばちゃんが寝室へと向かった。と、ジャンボさんが立ち上がる。
「茶でも入れるか…。緑茶でいい？」
「わがもの顔ですね…。」
そういいつつ、ジャンボさんが入れてきた緑茶をしっかりと頂いた。
「そういえばさあ…風香ちゃん。」
ジャンボさんが座ったままずいっと近くに寄ってきた。
「なんですか？」
「風香ちゃんって足太いな。」

「…！？」
あまりの衝撃に、一瞬開いた口が塞がらなくなった。
「会った時からちょっと太めだなーとは思ってたんだわ。」
「な、ななななななな…。」
わなわな怒りのあまり肩がふるえる。そういえばプールに連れて行って貰った時も、
ウエストに肉が余ってるとかなんとか言われたんだった。
「いやでも中々、あさぎさんのスレンダーな足が好みだと思ってたけど、コレも…」
「ばかーっ！！」
近くにあるクッションを掴んで、思いっきりジャンボさんの顔面にぶつけた。
「いってぇ！何すんだ！」
「何すんだじゃないですよ！セクハラですよセクハラ！」
恥ずかしくて顔が真っ赤に染まっていくのが自分でもわかる。ジャンボさんはにやついている、ちくしょう。
「ハハハ！ぐにょんぐにょんだな風香ちゃんー！」
「ぎゃーっ！触るなーっ！」
さ、触られた。
「何だよー。もっと『いやんっ』とか可愛い反応してみろよー。」
「なっ…！」
手は太ももの上。心なしか、どんどん内側に入ってくる。
昼間からお酒でも入ってるのかな…。いやいや、だとしても許せん。乙女の穢れなき体に。
「あのー？ジャンボさぁん？このお手手はなんですか？」
「あ、いてててて」
手の甲をつねってやる。そのまま持ち上げようと思ったら、何とがっしりと内ももを掴まれた。
「つれねェなあ、風香ちゃん。」
ジャンボさんの手が、ぐぐっと内側にきて、なんとスカートの中に入り、私の大事な部分を撫ではじめた。
「ひゃあっ！？」
「うーむ、木綿100%と見た。色は果たして…？」
「じゃ、じゃじゃじゃジャンボさん！？」
「へっへっへ、いいねぇ、その反応。初々しいな。」
悪代官か！このスケベ親父！
「…っ…やめないと、叫びますよ、ジャンボさん。」
「んん？」
「よつばちゃん起こす。…小岩井さんにも言う。」
声が震えないように深呼吸をしたつもりが、見事に声が裏返った。
「お？そんな事しようとする悪い子は…、こうだ。」

「むぐっ！？」
ジャンボさんのでかい手のひらが、すっぽりと私の口を覆う。
「んーっ！？んんーっ！！」
必死に手を外そうとしたけれど、力が強すぎて外れない。
立ち上がって手を退けようとしたけれど、後ろから抱きかかえるような形で押さえつけられてしまった。
厚い胸板を背中に感じる。嗚呼そっか、ジャンボさんも男なんだ。そう思うと、だんだん怖くなってきた。
「さて、風香ちゃんのパンツは何色かなー。」
ぎゃーっ！！ミニスカートを捲り上げられた。
「んんー！！」
「ほほう、白かそうか…。うん、やっぱ白だよなぁ。」
しばらくまじまじとジャンボさんは私の下着に見入る。そしてうんうんと頷いている。
「だがパンツには用はねぇーっ！！」
「！！」
がばっ、と一気にパンツを脱がされた。恥ずかしいやら、怖いやら、何を言われるやら…。
「さすが女子高生、大人だな〜。モジャモジャ。」
「んうっ…」
このオヤジ。変態。と内心で罵ってみる。
「今、この変態オヤジ！とか思っただろ。」
「ん。」
コクン、と素直に頷いた。
「このやろー…。二度とそんなこと思えないようにふにゃふにゃのぐにゃんぐにゃんにしてやる！」
ジャンボさんの指が私の大事なところの割れ目を左右に開いた。
そして、一番敏感な突起に、指の腹を触れさせた。
「ふううっんっ…！」
「おお、初々しい反応。もしかして風香ちゃんってオナニーしたことない？」
ここは正直に首を振るべきか。週一ペースである、だなんて、ジャンボさんを調子に乗らせるかもしれない。
変態だな、とか言われたら…想像したら、体がなんかむずむずしてきた。なんだろう、これ。
「その間は、したことがあると見た。却って敏感なんだな。」
「んっ…」
「変態。」
わざと耳元で、低い声で囁かれた。耳から腰に、ぞくっとした痺れが伝わる。何なの、これ。
――私、期待してたのかな？こうなること、どこかで。

「…ヤラしい声が聞かせろよ」
口を押さえつけていた手が退けられる。
「…よ…つばちゃん…」
「くくっ、起こしていいのか？その恥ずかしい姿、よつばに見られるんだぞ。」
「そ、それはっ…！だめ…。」
「そーか、そーか。じゃ、大人しく触られてろ。」
ジャンボさんが、TVの悪役みたいな顔で満足げに笑う。
「どれ、濡れてるかな？」
「きゃあっ。」
中指で、穴の入口をくすぐられる。同時に、空いていた左手が、乱暴に胸を掴んでくる。
「ああ、びっしょびしょだな。エロいな風香ちゃん…。」
「言わないでください…っ。」
「乳首硬いな。感じてんだろ？素直に言えよ。」
そう言われながら指の腹で乳首を転がされる。
「かん、じて、ない…っ。」
これは嘘だ。自分で触る時よりも、体が敏感になっているのがわかる。
「へぇ…。」
「あっ…！」
唐突に、ジャンボさんの太い中指が、穴の中へ捻じ込まれた。
「こんなべとべとのぐちゃぐちゃにしてんのに、感じてねぇってか、そうか。」
自分で信じられないくらい大きな水音を立てて、入口の浅いところで、指が出し入れされる。
「あうっ、あっ、あっ、あっ。」
出し入れに合わせて、恥ずかしい声が出てしまう。自分の指とは比べ物にならないくらい、巧い。
「すげーな。指ふやけてきちまったよ。」
ジャンボさんが、私の愛液で濡れた指を掲げて見せつける。恥ずかしくて思わず顔を背けた。
「風香ちゃん、俺もう我慢できなくなってきたわ。」
そう言って、ジャンボさんはカチャカチャとベルトを外し始める。
「いやあっ…！」
逃げようともがいたけれど、片腕で巻きつくように抱きかかえられ、押さえつけられてしまった。
ジャンボさんは、私を見下ろして、見下すように不敵ににやりと笑う。

「下手に暴れると怪我すんぞ。」
「乱暴、する気…？」
ぞっと、体の血が下がる思いがする。
「いんや、俺は女性には優しいぞ。女を殴る男は最低だ。そうじゃなくて、風香ちゃん初めてだろ？」
「…っ！本気でする気ですかっ…！？」
「ええ！？ここまで脱いでんだぜ！しない方が不自然だろ！」
振り返って目をやると、ジャンボさんの下半身が露わになっている。
そして、『その』部分は、以前エッチな雑誌で見たものよりもずっと大きく、反り返っていた。
「よっ、と。さて、いただきますか！」
ジャンボさんが、私の腰を持ち上げて浮かせる。ジャンボさんの、こんなに大きなモノが、私の中に入るんだろうか。
「痛いぞー、覚悟しろよ。」
ジャンボさんは何度も何度も、硬い『ソレ』の先端に、割れ目を往復させる。水音が、またいやらしく大きく鳴る。
「ひっ…ああっ…」
敏感になった穴の入口に、先端があてがわれる。その感覚にびりっ、と、全身に電流が走ったようになる。
「挿れるぞ。」
「うっ――ああああっ…！！」
驚くほど熱いソレが、私のナカにずぶずぶ入ってくる。
「お、なんか当たった。これ膜かな。痛いぞー、泣くぞー？」
「――っ！！」
そう言いながら、ジャンボさんが無遠慮に『ソレ』を深くナカへ捻じ込んだ。
ぶつん、と、頭の奥で何かが弾けたような感覚。
同時に、鈍くて重い痛みが、下半身に広がっていく。
「ひ…いっ…たあい…。」
「ぎっちぎちだな…、追ん出されそうだ。」
ジャンボさんは、私の腰を持って、さらに『ソレ』を深く埋める。
完全に『ソレ』は私の奥深くまで埋められて、血管がどくどく打っているのを、内側で感じる。
胸が、喉が、頭が熱い。心臓が早鐘のように打つ。口から飛び出してしまいそうなほどに。
男の人のアレが、私のナカに入っているだなんて、そんないやらしい事…。
ベッドの上で何度も妄想しては自分を慰めていた妄想が、現実になるだなんて。

「動いていいか…？」
「や、だ、痛い…。」
「最初はゆっくり動くから。」
振り返って目を見ると、ギラギラしている。
この様子だと、ジャンボさんはハナから私の意見を聞く気は無いようだ。
ふと、ジャンボさんの動きが止まる。
「やっぱりいまさら優しくすんのも何だなあー…。」
「え！？」
ジャンボさんが理解不能なことを言い出す。
「嫌がる乙女を無理やり…なシチュエーションに燃える性癖と言うか。」
「…。」
「あ、引きやがったな！このやろー！もう容赦しねーぞ！」
「最初から容赦する気なんかないじゃないです…か…ああっ――！？」
不意に腰を動かされて、ゾクッと背筋がわななく。
痛い…だけじゃない。なんか、なんか変な感じ。全身が痺れて、熱い。
「んー？何か声がさっきまでと違うなあ？」
ニヤーッとジャンボさんがまた悪そうな顔で笑う。
「気のせい…っふあっ…」
ナカを不意に掻き回されて、思わず自分でも情けない声が出る。自分のこんな声は、耳に堪えない。
「顔真っ赤だぞ風香ちゃん。それに、分かるか？自分で。ぎゅうぎゅう締め付けてんぞ。」
「わ、かんない、ですっ…！」
「こんなに締め付けられちゃ、すぐイッちまうな…。」
抱えて座る体勢から、挿入したまま抱き起こされて、背中に覆いかぶせられ、犬のような体勢になる。
「ふ…、くっくっく。この体勢、マジでレイプだな。」
レイプ、という単語に体がぞくりと震える。
そうだ、今私、無理やりやられてるんだ。
ジャンボさんのノリがいつもと変わらないから意識しなかったけれど、
顔が見えないこの体勢は、さっきより何倍も怖い。
「…顔が見えねーのが難点だなあー…ま、いいか。こっちの方が、良い声で鳴いてくれそうだしな。」
そう言いながら、ジャンボさんは私の後ろ髪をわし掴みにして、ひっぱりあげる。
「風香ちゃん、マゾだもんなあ？」

耳元で再び囁かれて、下半身に甘い痺れが走る。
「ほら、また締まったぜ。」
「いや…言わないでっ…！」
ジャンボさんは後ろ髪を離して、両手で腰をしっかりと抱いてきた。
「やべえ、…風香ちゃんイカせる前にイっちまうな…これじゃ。」
ジャンボさんはそうつぶやくと、片手を腰から離し、前に回してきた。
「あっ。」
私の、すっかり硬くなって敏感になった突起を、ジャンボさんの指が転がす。
「あっ、あっ、それ、駄目っ…。」
「何が駄目なんだよ、こんな硬くして。…ナカからもどんどん溢れてきてるぞ。」
ジャンボさんは、突起を刺激しながら、腰の動きをだんだんと早くしてくる。
あまりにも凶暴な『ソレ』は乱暴に私の内壁を激しく擦って、奥の奥までえぐってくる。
突くたびに、どんどん硬さが増して、応えるように、私のナカがうごめいて、『ソレ』を締め付ける。
「はは…っ、こんな、ドロッドロなのに、まだキツくなんのかよ…っ。」
ジャンボさんの呼吸が、乱れてきた。
私の体で感じてるんだ。そう思うと、なんだかぞくぞくして、今まで感じたことの無いよくわからない感情に、胸が満たされる。
「うっ…、そろそろイキそうだ。」
「――あっ！あああっ！？」
「っうっ――！！」
「イ…クっ…！だめえっ…！」
急激に『ソレ』が膨張して、ナカを、少しの隙間もないほどに圧迫する。
それと同時に、下腹部から頭へ直接、激しい電流が走って、それがじんわりと全身に広がっていく。
「あああ――っ！！！」
激しい快感の波に無我夢中で叫んだと思ったら、目の前が真っ白になった。

「――風香ちゃん、風香ちゃん！」
ぺちぺちと左頬を叩かれて、目が覚める。
「あれ？ジャンボさん、私、寝てた…？」
ジャンボさんが、心配そうに覗き込んでいる。
「寝てたっつーか、かんっぺきに飛んでた。」
「どのくらい？」
「5分くらいかな。」
「あ！」
ハッと下半身が裸なのに気付き、ジャンボさんのももから起き上がり、
適当に放置されていたパンツをいそいそと履く。
「今さら恥ずかしがることねーだろ。」
ジャンボさんがにやにやしながら、履く様子を見守っている。
「俺にヤられたなんて、コイの奴には言わねーほうがいいぞ。」
「…なんでですか。」
「あいつ根掘り葉掘り聞くぞ。それはもういやらしいぞ。もう言葉攻めの領域。」
「こ、小岩井さんに限って、そんな…。ジャンボさんじゃあるまいし。」
「いや、あいつ淡白そうに見えてけっこうな助平だから。」
な、なんかショック。小岩井さんのこと親戚のお兄さんみたいに見てたところあったから。
それに、好きな人に捧げようと思っていた処女も奪われちゃったし、いろいろ、ガーン、だ。
「ふうううー…。男なんて、男なんてぇー…。」
思わず涙が零れる。
「ちょ！泣くな。泣くこたぁねーだろ！…あ、いや、泣くか。うん、泣いていい。」
「ジャンボさんの馬鹿！馬鹿馬鹿馬鹿ー！！あー！！あー！！！」
「どうした！ふーか！」
私の声を聞きつけて、よつばちゃんが寝室から飛び出してきた。
「ジャンボ―！おまえまさかいじめたのかー！」
「はい。」
「よつばちゃぁ〜ん！あーん！ああーん！！」
「ふーかどしたー？」
私はよつばちゃんの腰にすがりついて、思いっきり泣いた。

すっかり日も暮れて、小岩井さんも帰ってきて、その頃には私も泣きやんで、
帰り、小岩井家の玄関先。
「じゃ、またなー、風香ちゃん。」
「あ、はい…。」
「あ、そうそう。」
ジャンボさんが、帰ろうとして、振り返る。
「定期的に虐めっから。」
はた、と真面目な顔でジャンボさんは言う。
「ええええ！？一度限りの過ちじゃないの！？」
「いやー、そう思ってたんだけどな。風香ちゃんとどうもあっちの相性いいみたいだわ。」
「いやいやいや、私の意志は！？」
「んなもん、無視だーっ！」
「なにーっ！？」
いつものノリで何言ってんだこの人は。信じられない、頭がくらくらする。
「それに…。」
つかつかとジャンボさんが歩み寄ってくる。
「風香ちゃんも、俺に虐められんの、まんざらじゃないみたいだしなあ？」
耳元でそう囁かれて、私は夕焼けよりも真っ赤に染まりあがった。


END

GJGJGJGJ!!
ジャンボはひどいやつだ!
でも何故か笑えるのは風香の所為かなw
良い話をありがとうございます！

ジャンボ×風香書いたものです。

>>127
ご感想ありがとうございます！
書き手として非常に嬉しいです！

んで次の作品をば…。
連投すいません。過疎ってるので支援になれば幸い。
ヤンダ×よつば
ガチロリです。ヤンダ視点で、ヤンダがよつばにイタズラします。
苦手な人はスルーお願いします。




日曜日、特にやる事もなくＴＶを見ていたら、
小岩井さんが高熱でぶっ倒れたとジャンボさんから連絡があった。
そうとうな高熱らしく、自力で動けないほどで救急車で病院に運ばれたとのことだ。
「今よつば一人で留守番させてっから、お前行ってやってくんねーか？」
「ジャンボさんは？お隣さんとか。」
「いやーそれが皆出はからっちまってるみてーでな。頼むわ。コイ意識失ってるし、俺はちょっと外せねーわ。」
「そっスか。わかりました。」
恐らく留守番は初めてであろうよつばを心配して、俺はなるべく小岩井家に急いだ。
小岩井家に到着し、インターホンを鳴らす。5分くらい待ってみても、よつばが出てこないので、もう一度鳴らす。
すると、ドアのすぐ前にいたのか、すぐにドアが弱弱しくキィィ…と開きはじめた。
「とーちゃん…？ジャンボ…？」
「おす。」
「やんだ……。」
よつばはげんなりしょげた顔でこちらを見上げてくる。てっきり扉をバタンと閉められるかと思ったら、
どうやら小岩井さんが倒れたのが相当ショックらしい。
「はいるがいい…。」
「あ？お、おう…。」
よつばが俺を招き入れるなんて。後ろ姿がいつもより小さく見える。
居間に上がると、昼飯の途中だったのか、食いかけのご飯やら味噌汁やらが卓上にあった。
「よつば、メシの途中だったのか。…もう食わないのか？」
飯に戻る気配の無いよつばにそう問いかける。
「いい、しょくよくがない…。」
「んじゃーもったいないけど片づけちまうか…。」
「だめだ、とーちゃんがもどってくるから、それまで…。」
「小岩井さんぶっ倒れたんだぞ？しばらく戻ってこれねーよ。飯腐っちまうぞ？」
「う、う…だって…。」
よつばがぐずりはじめる。こりゃ重症だ。
片づけようとする腕を引っ張って必死に止めさせるので折衷案でラップして冷蔵庫保存、となった。
よつばは体育座りでぼーっと中空を見ている。
「あー…よつば？」
「とーちゃん、しんじゃったら、どうしよう…。」
ぶわっ、と、よつばの大きな両目に涙が溢れる。
「熱出したぐらいじゃ死なねーよ。」
「ふう゛う゛ー…。」
ぼろぼろと涙がとうとう零れ落ちる。小岩井さんのこととなると、こいつもしおらしいんだな。
俺はよつばの頭をくしゃっと撫でた。
「大丈夫だよ。医者なめんな。スゲーぞ医者は。どうスゲーかってもう、…超スゲー。」
「やんだはばかだな。」
よつばは俺の言葉を聞いていくらか安心したのか、まだ涙の浮かぶ顔ですこし笑ってそう言った。
可愛い。よつばのくせに。

「さー、何か見っか。っつっても昼ドラかニュースくらいしかやってねーかなー。」
俺はＴＶのチャンネルをぽちぽちと変えながら、ぼやいた。
と、ＴＶ近くの棚にＤＶＤＢＯＸを見つける。
「おー、これ前ＣＭでやってたやつじゃん。」
「よつばペンギンがすきだ。」
「へー、ペンギン、イルカ、白クマ、…シリーズ物だったんだな。」
「やんだ！ペンギン！」
「んー、じゃあペンギン見るか。」
動物モノなんて普段なら退屈で見ないのだが、面白いチャンネルも無いし、へこんでいるよつばに付き合ってやることにした。
ＤＶＤをつけ、宣伝を飛ばしトップメニューから再生すると、仰々しいオープニングが始まる。
しばらく待つと、まだよちよちおぼつかない足取りの子どものペンギンが数羽、氷上を歩いてくる。
「やんだ、あれはあかちゃんペンギンだ！」
よつばが指をさして得意げに言う。
「見りゃわかる。」
「ふわふわだなー。かわいいなー。」
よつばはすっかり画面に夢中になっている。俺はＤＶＤにすっかり飽きて、よつばの背中を眺める。
ふと、いたずら心が湧く。突然後ろからくすぐったらどんな反応をするかなーと。
怒って殴られるだろうか。子どもの拳とはいえど痛いだろうな。しかし好奇心が先に立つ。
俺はよつばの脇腹を、指が触れるか触れないかの繊細な手つきでくすぐった。
「ひっ！」
まるで全身に電流が走ったような体で、よつばが驚いて震えあがる。
「や、やんだ！なにをする！」
「へっへっへー、敵に隙を見せるお前が悪いんだー。」
「なにーっ！このやろ、このやろ！」
よつばは小さい手で必死にくすぐり返してきたが、ちっともくすぐったくない。
「へへーん、効かねぇなあ！おら、こちょこちょこちょこちょ！」
「わははははははは！あはははははははは！や、やめ、やめろー！」
そうやってしばらく応酬していたら、やがて笑いすぎでよつばの息が切れ始めた。
「はー…はー…くそー、やんだー…」
よつばは顔を真っ赤にして肩で息をしている。うっすら額に汗すらかいている。
俺はただでさえ苦しそうなよつばの鼻をつまんで、口を押さえてやる。
「ふぐー！むぐぐー！」
「ぶはは！変な顔！」
ただでさえ赤かった顔が、さらに赤くなっていくので、いい加減やばいと思って放してやった。

「ぜはー…ぜはー…。」
息を切らすよつばの姿に、むくりと嗜虐心が湧いた。我ながら子どもっぽいが、よつばを苛めるのは、楽しい。
よつばのＴシャツを捲り上げ、脇腹を指先でつつーっと撫で上げる。
「ふあっ。」
よつばは間抜けな声をあげる。面白くなって、素肌の表面に何度も指を往復させる。
「うああっ、や、やんだ、やめろおっ…。」
顔は相変わらず赤みが引くことなく紅潮している。何だか、くすぐったがっている様に見えない。
もしかしてこいつ、若干5歳で、感じてるのか…？そう思った瞬間、背徳感にじわじわと苛まれる。
やべーな、俺、ロリコンじゃねーか。
「くすぐったいか？」
「んー、なんかくすぐったいのとは…ちがう。」
やっぱりだ。俺は思わずくく、と喉から笑いを零した。
脇腹から首筋に指を移し撫で上げる。よつばの体がぴくぴくと震える。
「…っっ、やめろ！」
「うぐっ！」
ゴスッ、と顔面に正拳突きが飛ぶ。
「やんだがさわると、なんか、あつい。むずむずする。」
「あー…魔法使ったから。」
「まほう！？」
よつばの目がキラッと輝いた。食い付きが早い。
「やんだ、まほうつかいだったのかー。あついの、まほうだったか！」
「あー。」
「はー…！すごいな！」
「もっとスゲーのあるぞ。」
「どんなだ！」
よつばが振り返って俺の腿の上に乗っかってきた。興味津々と言った眼差しだ。
「そーだな…たとえば…。」
俺はよつばの顎をクイっと持ち上げて、小さい唇を唇で塞いだ。
「――！？？」
驚いて半開きの歯列に舌を無理やり割り込ませて、よつばの舌を撫でる。
よつばの舌は萎縮して、こちらには出てこない。5歳なら当たり前か。
散々口内を掻き回してから、唇を離す。唇の間にツーっと、透明な糸が伝う。
「な、なんだ、な、なにした…。」
よつばは何が起こったか分からないといった様子で、茹ったような顔で茫然としている。
「だから、魔法だ。」
「ちがう！やんだはいまよつばにキスした！！」
キス知ってたか…さすがに。小岩井家の性教育事情がふと気にかかる。
「魔法だって。その証拠に、暑かっただろ？」
「うう、たしかにまたあつかった…まほうだ。」
よつばはコクリと頷く。
いつも生意気なよつばが、思うがまま。何か心地いい。

「もっと魔法見てみたい人ー！」
「…。」
手を高々と上げて、よつばにも挙手を促す。よつばはらしくなく弱弱しく、恥ずかしそうに手を上げる。
こいつ、薄々勘付いてるな、とすぐに察した。それでも手を挙げるってことは、良かったってことか。
この歳だからいっそう快楽に従順なのか。俺はもう一度よつばに唇を落とす。
「んんっ…。」
漏れた声は、とても5歳児の物とは思えない、淫蕩な声だった。
「キスだけで感じてんのかよ…エロガキ。」
俺は興奮して、何度も何度もよつばの柔らかい唇を貪った。
「ふ、んんっ…やめ…んっ…やん、だっ…。」
途切れ途切れのよつばのみだらな声に、俺の股間はすっかり首をもたげていた。
無我夢中でよつばのシャツの中に手を滑り込ませる。
豆粒よりずっと小さな両乳首は、すでにコリコリと硬くなっていた。
親指で押しつぶしたりぐりぐりと転がしてやると、よつばが声もなくわななく。
たまらず、俺は小さいシャツを頭で押し上げてよつばの乳首を舐めあげる。
「ああうう…。やっぱ、いやだ…。」
よつばは両手を俺の頭に添えて、押しのけようとしている。が、力が全く入っていない。
「無駄な抵抗はよせよ、よつば。気持ちいいんだろ？」
「き…きもちよくなん…か、ない！やんだのあ…ほ！」
「何でんな嘘吐くかなー？」
俺はよつばの足をつかんで半身を腿に乗せたままごろん、と床に倒す。
「なんだ！なにするきだ！」
「奥義だよ、お・う・ぎ。」
「おうぎ…？なんだ、それ。」
「魔法の最終形態だよ。知らねーのかお前。バーカバーカ。」
「やんだむかつく！むかつく！」
じたばたよつばが暴れだし、足が俺の顎を蹴った。こいつ、容赦しねぇ…。
暴れるよつばのズボンをひっぺがし、下半身を花柄のパンツ一丁にする。
パンツに手をかけると、よつばは狂ったように叫び始めた。
「わー！あー！あー！やー！やめろー！！」
「ははん？恥ずかしいのかお前。」
「パンツとっちゃ、だめだ！はずかしいとこだ！ふろときがえと、あと、トイレでしか、ぬいじゃだめなんだぞ！」
「ほー。へー。」
俺は生返事を返しながら、パンツをゆっくり脱がしていく。
「奥義気にならないかー、よつば。そっかー。」
「！！」
パンツを脱がす手を止めて、やけに神妙な面持ちになったよつばと見合う。

「おうぎ、すごいのか…？」
「スゲーよ。はんぱねー。」
「その…すげーあついのか？」
もっと気持ち良くなりたいって様子だな、コイツ。俺はまた気付かれないようにくくっ、と笑う。
「スゲー暑い。むずむずするのもはんぱねー。むずむずするっつーか、飛ぶぞ。」
「とぶのか！」
「ああ、飛ぶ。」
よつばはう…とうめきながら何事か考えている。そして、しばらくして意を決したように頷く。
「おうぎ、みせろ！」
そして、いそいそと自分から脱げ掛けのパンツを脱いでいく。おーおー若者は性に貪欲だねぇ。俺もだけど。
下半身を露出した恥ずかしさからか、よつばの顔は再び少しながら紅潮している。
未熟な下半身はツルツルで、恥ずかしがるよつばの顔と合わせて興奮度はＭＡＸ。俺は完全に悦に入った。
「よつば、自分で割れ目開いてみ？」
「われめ？どこだ？」
「ここ」
ぷに、っと柔肉を押してやる。まだ未開発の、すべすべの肌の感触が指先に伝わってくる。
「おー、…おしっこするとこか。」
よつばはもじもじしながらも、俺が「奥義」と念押しすると、恐る恐るといった感じで、柔肉に手をかけた。
やがて小さな指先が、幼い割れ目を開いていく。桜色の肉襞が、目に飛び込んでくる。
俺はたまらず、幼い割れ目に口付けた。
「うあっ！」
舐め上げると、そこはもう濡れそぼっていて、味もにおいも薄い愛液が舌に絡みついてくる。
舌を動かすたび、よつばの足が、びくん、びくん、と跳ね上がる。
「やんだ、あっ、だめだ、やだ、やだ、やめろ！」
幼い突起はビンビンに硬くなっていて、舌先でつついただけで、よつばの体が跳ね上がる。
小さな穴の周りもくすぐるように舐めてやる。よつばはその度、泣くような笑うような嬌声をあげる。
――だめだ、我慢できねー。でもこんな小さい体にぶち込んじまったら、いくら並サイズの俺でも、さすがに…。
などと思案しているうち、名案を思い付いた。
そうだ、素股があるじゃん！
よつばを舌先で弄びながら、下半身を手早く脱ぐ。息子は、すっかり先走ってギンギンに反り返って下っ腹にくっつきそうだ。
よつばの両腿を掴んでがばっと大きく開かせ、小さな割れ目に息子を宛がう。
「うわあ、ちんこでた！」
よつばが下半身を見下ろして驚く。初々しい反応に俺は思わずにやりと笑う。
「よつばだけ飛んだらズリーから、俺も飛ぶことにした。」
「ちんこまるだしでとぶのか！へんたいだな！」
俺はその一言に思わず噴き出しそうになったが、萎えずに事なきを得た。
「動かすぞー。」
ずりゅっ、ぷちゅっ、と愛液のいやらしい水音が部屋に響く。
硬くなった亀頭がクリトリスを刺激して、よつばはびくびくと震える。
足はピンと伸びて、恐らくもうすぐイクだろうことが分かった。5歳にして初イキか。末恐ろしいガキだ。
今日はまだ一回も出していないから、恐らく俺もすぐイクだろう。
「ふあっ…なんかへん、なんかへんだ…！いやだ、こわい、こわい！」
俺は息子を支えている右手が自由にならないので、左手でよつばの頬を撫でてやった。
「大丈夫、ちゃんと見ててやるから。」
タマも竿も亀頭も熱く張り詰めてきた。よつばの足がキュッと縮みあがる。
「うあっ、だめだ、どっかいっちゃう、たすけて、たすけてやんだ！」
助けを求めて宙を舞うよつばの手を、俺は握りしめる。
「こわい、こわ――あっ、あああああっ！」
「うっ――！」
俺とよつばは、ほぼ同時に果てた。

行為が終わると、よつばは「もどってきた…」と言いながら涙目で笑った。
そして、元通り身支度をし、すっかり再生の終わっていたＤＶＤを巻き戻し、一から見始めた。
「ペンギン、かわいいなあ。」
「よつばも可愛かったけどな。」
「！？」
よつばはブルース・リーのような構えで俺の方を威嚇してきた。
するや否や、みるみる真っ赤になった。
「へんなこというな！よつばはテレビみてるんだから！」
「何怒ってんだ…。」
ピンポーン、とインターホンの音。
「とーちゃんとジャンボか！」
よつばが玄関にかけていく。
「だからそんなすぐには治らねーって…。」
案の定、そこに居たのはジャンボさん一人。よつばはまた項垂れている。
「コイの奴意識戻ったから、一遍帰ってきた。ぶっとい注射打ったが、それでも熱が下がらないようなら入院らしい。」
「で、結局風邪なんすか？」
「ああ、肺炎一歩手前だった。具合悪いとこに、徹夜のしすぎだろ。あいつ根詰めるととことんだからなー。」
「とーちゃんいきてるのか？」
「おお、生きてるぞ、よかったなーよつば！」
「うん！」
よつばはぱあっと明るい、子どもらしい笑顔を見せた。
きっと俺がイタズラしてる最中も、ずっと心中では小岩井さんのこと心配してたんだな。
そう思うと、罪悪感がパネェ。
「ところで…この部屋なんか、イカ臭ェ。」
ジャンボさんの一言に、俺の心臓は凍りついた。


END

超GJです職人様!!
やんよつ良いよやんよつハァハァ
やんだはジャンボに説教されるが良いw
立て続けにありがとうございます！

やんよつ書いたものです。

>>134
ありがとうございます！
めっためたに説教されて凹むヤンダが見てみたいｗ

あ、あとほんっっと立て続けになってしまうんですが
もうひとつ執筆中のみうら×ジャンボがあるんですが
私ばかり投下大丈夫でしょうか？

>>135 読みたいです！

スレが活気有るのは良いことだと思うので全然平気だと思いますよ
むしろしっかり見張っておかないと落ちるので……
勿論他の職人様もお待ちしております

>>136
ありがとうございます、では、お言葉に甘えて投下をば。



みうら×ジャンボ

みうらがジャンボに迫ります。ロリ。
ジャンボ視点。原作にはないジャンボの家出てきます。
苦手な方はスルーよろ。

「よっす！」
「あれ？みうらじゃねーか、どうした。」
土曜の夕方、いつものように花屋の店番をしていると、みうらが訪ねてきた。
そうご近所さんってわけでもないのに、わざわざ来たんだろうか。
「風香姉ちゃんに場所聞いて来てみた。へー、似合わねーな、エプロン。」
「うっせー。まあ、椅子出してやっからその辺座っとけ。」
土曜のこの時間は暇な店番、みうらと話すのは何気に楽しいので、長居させることにした。
みうらは鼻歌を歌いながら、ストッカーの中の花々を見つめている。
「でけークーラーボックス…。人入れるな、これ。」
「前よつばが入ってた。」
「ぶはっ。よつば冷やしてどーすんだよ！」
みうらがズボンの両足をバタバタさせながらけたけた笑う。
「あ、そーだ。あんた上がり何時？」
「６時だけど。」
「あんたん家行っていい？」
突然のみうらの申し出に、俺はキョトンとする。
「いや、かまわねーけど…何も言わないで遅くなって親御さん心配しねーのか？」
「今日うち誰もいねーから。」
「うちも誰もいねーわ。…んじゃー晩飯でも食ってくか？」
「うん。」
そうして談笑しているうち、上がりの時刻になった。
みうらを連れて、俺は家に向かった。
「よつばん家と結構近いんだな。」
「ああだから何かあると頻繁にコイにかり出されんだよ…着いたぞ。」
玄関前に着いて、鍵を開ける。
「家は普通サイズなんだな。」
「うっせーなあ…。」
「お邪魔しまーす。」
「とりあえず居間に居てくれ。飯作ってくるわ。」
「うーす。」
緑茶と座布団と茶菓子とを用意すると、ランボルギーニは大人しく座って待っていた。
冷蔵庫を開け、材料の確認をする。飯は予約してあったので、すでに炊けている。
「カレーでいいか…。」
「何か手伝うことあるー？」
みうらが後ろから声をかけてくる。
「あ、じゃあピーラーでじゃがいもとか剥いて。」
「了解。」
みうらのサポートで、飯は着々と出来上がった。居間の食卓の上に、カレー皿が並ぶ。
「お上がりなせえ、お嬢様。」
「お嬢様はよせ。…いただきます。」
カレーは良い出来だった。みうらもご満悦のようで、三人分のカレーはおかわりで一気に無くなった。
「食いすぎたー。茶すら入らねー！」
みうらが苦しそうに腹をさする。こういう動作をみると、ホント少年のようだ。
「はは、調子に乗って二杯も食うからだ。さて、何かＴＶ見るか？」
「怖えーのやってるかな。」
「お、みうら心霊好きか。うーん。この時間帯は難しいなあ。」
「だったらパソコンの無料ＴＶとかあるじゃん。」
「あんま良いのやってねぇと思うぞ？…まあいいや。特にすることもねぇしな。」
二人で食器を片づけると、ＰＣの置いてある俺の自室に向かった。

「お邪魔しまーす。」
「どうぞお嬢様、狭い部屋ですが。」
「へー、男の部屋って汚いイメージがあるけど、案外綺麗なもんだな。」
みうらは俺のベッドの上に勢いよく座った。
俺は畳んであった小テーブルを出し、ＰＣを設置する。
「無料ＴＶ…ホラー、と…。」
検索していると、みうらが横から覗き込んでくる。
「お気に入りはエロばっかか？」
「あ、コラ！見んな！」
手慣れた手つきでマウスを動かされ、恥ずかしいお気に入りプルダウンが開かれる。
「へー。女子高生無料エロ動画…もぎたて！女子高生…。」
みうらはお気に入りリンクをタブでどんどん開いていく。
「やめろ！」
俺は趣味がバレたことから真っ赤になってあわててマウスを奪い、ブラウザを消す。
「良いご趣味ですこと。」
見下した目つきで、みうらがこっちを見てくる。完全に馬鹿にされてる。
「くっそー…。」
「いいじゃん、もぎたて見ようもぎたて！」
「だーめーだ！子どもの見るもんじゃねぇ。」
そう言い放つと、みうらはムっとした顔でこちらを見上げる。
「女子高生は大人で、私は子どもか！」
「どっからどう見ても子どもだろうが…はぁ、いいからホラー見ようぜ。」
もう一度ブラウザを開きなおす俺のシャツの胸元を、みうらが掴む。
「私はあんたから女に見えないのか？」
そのままぎゅっと手繰り寄せられ、みうらの顔が近くに迫る。
「んん？」
俺は頭が混乱する。俺が男扱いするから気にしてんのか？…いや、そういった雰囲気じゃない。
これはまるで女が…。いや。俺は自分の想像を否定する。思い過ごしだ。
「……私だって。」
みうらの手が、俺の股間に伸びてくる。え、まさか。そんな、まさか。
「え？いや、え？」
俺のズボンの股ぐらを、みうらの手がぎこちなく擦り始める。
みうらの顔は、恥じらって、紅潮してきている。
「男はこうされると気持ちいいんだろ？」
「ば、馬鹿、やめろみうら。」
ああ俺は若い女の子が好きだ。若い女の子に股間を弄られるのは大好きだ。
風香ちゃんにもこの間手を出しましたが、でも、さすがにお前、小学生はねーだろお前。
しかし、ぎこちない手つきと、気の強いみうらの恥ずかしそうな顔と、
こんな幼い少女に股間を弄られているという背徳感から、むくむくとマイサンは膨らんでいく。
抵抗しようと思えば簡単だったが、その気が起きない。この快楽に沈んでしまいたいという欲求が、心をからめ取る。
「なんか硬くなってきた。」
「う、うっせー！黙れ！」
「何ムキになってんだ…。」

恥ずかしさから、思わずがなってしまった。しかし息子はみうらの手に導かれ、パンパンに膨れ上がっていく。
「すげー硬くなってんじゃん。見せてよ。」
みうらが無言で俺のズボンとトランクスを一気に脱がしにかかる。
「あーもう…好きにしろ。」
俺は完全に諦めて、みうらのされるがままになった。女子高生に手出したことはあるが（風香ちゃん）、
小学生は流石にまずい、と思う反面、期待と興奮と背徳感に満たされていく。
勃起した息子がみうらの眼前にボロン、と露わになる。
「うわっ！で、でけー…。」
みうらは恐る恐る俺の息子の竿を握ってきた。そして、ゆっくりとしごき始める。
「おいおい。それはやべえって。つーかどこで覚えたんだよ、ああクソ…。」
小さい手のひらが竿を擦る度、腰が震える。やべぇ、気持ちいい。ぎこちないのがまた良い。
「気持ちいい？あ、うわっ。何か垂れてきた。」
「あー、そいつは先走りって言うんだ。」
「先走り？へぇ…。」
みうらは指先で濡れた亀頭をちょんちょんと突く。ねちゃ、と、先走りが糸を引く。
それを拭きとるように亀頭へ塗りたくると、再び竿をしごき始めた。
「手ぇ疲れてきた。」
手首をぶらぶらと振ってみうらがうなだれる。
「はは、じゃあ、いい加減やめとけ……ん？＿」
みうらはよいしょと、俺に馬乗りになる。そしてズボンとパンツとをするりと脱ぐ。
「ばっ…馬鹿、みうらお前、それはマジでまずいってお前！」
口ではそう言うも、息子に完全に体の自由を持っていかれて、抵抗する気持ちはあれど、制止できない。
なんて正直だ、俺の体。
みうらは、亀裂に俺の息子を擦りつける。竿の表面を念入りに。
「マジでどこで覚えたよ、お前…。」
「…お父さんのエロＤＶＤ。」
「勝手に部屋漁ったのか？うちのお袋みてーだなお前…。」
「…。」
みうらは黙って、竿を擦りつけつづける。クリトリスが勃ち、亀頭に当たる。幼い穴からは愛液がとめどなく溢れて、カウパーと
混じってくちゃくちゃと卑猥な音を立てる。俺のムラムラは最高潮に達した。
みうらの腰を持ち、膣口に亀頭を宛がう。
「あっ！？」
「もう我慢ならーん！」
俺は興奮のあまり、みうらが処女だと慮ることもなく、ガチガチの息子をずぶりと挿し入れた。
処女膜を突き破る生生しい感触が、亀頭に伝わってくる。
「いっっ―――！！」
痛みから、みうらの背中が弓なりになる。歯を食いしばり、両目には涙が浮かんで、ほろりと零れる。
「あっ…、悪い。」
すこしみうらの腰を浮かさせると、結合部からは痛々しく血が流れ出ている。
「ううっ、く…」
みうらは歯を食いしばって、ゆっくり腰をグラインドさせはじめる。
「おい、無理やめろ。まだ痛ぇだろ。」
「い、や…だ…。」
「っく――！」
幼い膣内が、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる。キツすぎて、痛いほどだ。
やがて、血と愛液が混ざり、ピンク色になってみうらの太ももを伝う。
「き、もち、いい？」
苦しいとも気持ちいいともつかない顔でみうらが聞いてきた。

膣内は上下のざらつく肉壁がうねうねとタコのように絡みついて、月並みな表現だが、名器だ。
「ああ、すげー気持ちいい。…痛くねーのか。」
「ん。もう…痛くない。苦しい、けどな。」
へへ、と涙の浮かんだままの顔で笑うみうらを見て、頭の中で何かが弾けた。
「…楽にしてやる。」
ベッドにみうらを転がして、正常位の形をとった。そしてすっかり硬くなったクリトリスを、親指でぐりぐり転がしてやる。
「う、はっ…――あっっ。」
みうらは苦しそうに、しかし実に気持ちよさそうに、俺のシャツの腹を掴んでくる。
「可愛い声出すじゃねえか…。」
俺は指に唾液をたっぷりと塗りつけ、その指でクリトリスの皮を剥いてやる。
指の先端が少し触れただけで、みうらの体は大きく跳ね上がる。
「感じやすいな…、みうらは。」
「違…あんたの、指が…。」
「ココ自分で弄ったことあるか？」
くりくりと突起を刺激しながら問いかける。
「んあっ…夜…時々…。」
「何考えてするんだ？ん？言ってみろ。」
「…あんたに、無理やり、されてる、とこ…。」
みうらは、少し間を置いて、か細い声で呟いた。
こんな幼い少女が、自分を想って夜な夜なオナニーしている。快感から背筋にゾクリと痺れが走った。
「こんな風にか？あ？」
太ももを掴み、腰を高く掲げ、激しくピストンしてやる。
「は、あああっ。ああっ――。」
みうらの口元に、愉悦から妖艶な笑みが浮かぶ。これが小学生のする表情か。
俺はますます吐き気がするほどの、渦巻くどす黒い感情に浸食される。
「も、っと、乱暴、に、して、くれ…。」
「はは、いい顔だ。お前、将来有望だわ…。」
まるで体液を吸い上げるような膣内の動きに、イかされてしまいそうなのを我慢する。
「あ、あんたの、ナカでどんどん、でかくなって、る。」
「情けねぇがイキそうだからな。…みうらはまだか？」
「もう、ちょっと。あ、アソコ、…もっと強く弄って…。」
「あ？…どこだよ。ちゃんと、言ってみな。」
俺は意地悪く笑ってやる。みうらは、もごもごと口ごもる。
「か、硬てーとこだよ…」
「わかんねぇな、それじゃ。」
「く、…くり、…くりとり、す。」
「…ふ、くく、まったく、変態娘がよー。」
俺は指にさらにたっぷりと唾液をつけて、皮を剥いたクリトリスを転がしてやる。
「あああんっ…！」
みうらの足が激しく痙攣しはじめる。同時に、膣内が一層キュっと締まる。これはそろそろイクな。
俺は腰のグラインドの速度をあげる。
「うっ、あっ、くるし…！」
「俺も、もうちっとだ、辛抱しろ。」
「…しめて。」
「ん？」
みうらがか細い声で何か言うのを聞き逃して、聞き返す。
「抱き、しめて、くれ。」
何だか泣きそうな顔で、みうらが笑う。

「怖えーのか…？」
「…あんた、鈍感。」
みうらがふふ、と優しく笑って、俺のシャツを手繰りよせる。俺は促されるまま、小さな体を抱きしめてやる。
かすかに震えている。やはり怖いのか。イキそうだが、ここはぐっと我慢して、このまま止めてやったほうがいいのだろうか。
「みうら、止めるか？」
「だめ、だ、あんた、苦しい…だ、ろ。」
「……、気ィ使うんじゃねーよ、子どものくせに。」
俺は、健気なみうらに心が痛んだ。だが息子は遠慮を知らない。
血液がどくどくと竿に流れ込み、息子はさらに怒張する。
亀頭はぱんぱんに腫れあがり、今にもイキそうだ。俺は結合部から垂れた愛液を掬い、クリトリスに塗りたくり、さらに激しく擦る。
「あっ、はっ、イ、ク！」
みうらの腰がぎゅっと縮み上がり、紅潮していた顔がさらに赤く染まりあがる。
「俺も、だ…うっ…！」
みうらの腰が一際大きく震えたかと思うと、膣がうねり、竿を絞り上げる。
俺はどくん、と白濁液をみうらのナカにぶちまけた。
はぁはぁと息を切らし、ぐったりとみうらの力が全身から抜ける。互いに、汗だくになっていた。
近くに放置していたティッシュ箱を引き寄せ、結合部に宛がい、息子を膣内からゆっくりと抜き取る。
ドロリ、とピンク色の愛液が小さな穴から零れる。
――ああ、やってしまった。後悔の念がどっと押し寄せる。いわゆる賢者タイムってやつだ。
「――なあ。」
みうらが声を掛けてくる。俺はすっかりぼーっとしていた為か、ぎょっとして慄いてしまった。
「な、なんだよ。」
「してくんねーかな。キス。」
え、今さら？順番が違うだろ、とつっこもうと思ったが、みうらの真剣な顔に、それは飲み込んだ。
「んー…。」
処女を奪っておいてなんだが、俺ルールでキスは好きな奴とするもん、ってのがある。
俺はあさぎさん命だし、こいつも初キスは好きな奴のために取っておいた方がいい。
みうらにそう言うと、みうらは切なそうな顔をする。
「一回だけ。」
「うーん…。」
俺は悩んだ挙句、みうらの首筋に軽く、唇を落した。
「――これで勘弁しろ。」
みうらは驚いたような顔をして、その後、少し悲しそうにへへ、と笑った。
俺は少し、心がキリリと痛んだ。

それから一時間もすると、みうらの様子はすっかり元通りになった。
「なー、ジャンボ。」
「お前がジャンボって呼ぶの珍しいな…。何だ？」
「あんたん家泊っていい？」
「いや、親御さん心配し、…あー、親御さん今日居ねーんだったもんな、うちも旅行だし、いいぜ。」
「やった。」
「んじゃ、客用布団敷いてやっからちょっと待ってろ。」
俺が押し入れに向かおうとすると、ジーパンの裾をみうらがひっぱる。
「…あんたのベッドで寝たい。」
「ランボルギーニみうらお嬢様は布団じゃ嫌か？」
「…あんたと一緒に寝たいんだよ、馬鹿。」
みうらがそう言って裾を手繰り寄せ、柔らかそうな頬を赤く染める。
「なんだ、甘えたい時期かー？」
俺はみうらの頭をくしゃくしゃと撫でてやる。きっとあんまり父親に甘えられないんだろう。仕方ねーな。
「寝るにはまだ早えーし、パソコンＴＶ見るか。怖えーの。」
そう言うとみうらはごろんと寝転がり、後ろ手でぽんぽんとシーツを叩く。導かれるままに、俺はみうらの背後に寝そべる。
「お、呪怨配信してんじゃん、これ見ようぜ。」
「呪怨は、その、見たこと、あるし…。」
みうらが明らかに怖がっている。ははん、こいつトラウマになってやがるな。
「見返すとまた物語に新しい発見ができるぜ。」
と、無理やりに再生ボタンをクリックした。
映画が始まる。初見ではないと言うのに、演出の一々にみうらはびくりと体を震わせる。
「やっぱ止めようか？」
さすがに可哀想になって俺が手を伸ばしてマウスを動かすと、みうらが止める。
「大丈夫だよ、でも…。」
「でも、何だ？」
「――腕、貸して。」
みうらはそう言うと、俺の腕を引っ張ってしっかりと両手で巻きついた。
まだ膨らみもない小さな胸に腕が当たって、高鳴る心臓の音が肌に伝わってくる。
「怖がりめ。」
俺がもう片方の腕を体に回して抱きしめてやる。
「…あんた、ほんと鈍感だな。」
「なにが？」
みうらは俺の問いには答えず、黙って俺の腕にしがみ付いた。


END

みうらがかわいすぎる
GJ!!

>>144
ありがとうございます！

そして…四作目になります、連投まことにすいません。
ジャンボ×あさぎ。というか、ジャンボ→あさぎ。
ジャンボ病んでいきます。苦手な方はスルーお願いします。


――これは、夢だ。
『やめて！お願い！』
俺は宙に浮いて、男女を見下ろしている。
ここは何もない、真っ白な空間。
女性は、あさぎさん。男は恰幅の良い、どこかで見たような姿。
男はあさぎさんを組み敷いている。
圧倒的な体格差に、あさぎさんは成す術も無い様だ。
必死に叫ぶが、その男は俺の声が届かないのか、微動だにしない。
やめろ！やめろやめろ！やめろ―――っ！

「ジャンボー」
「…はっ。」
よつばと二人で小岩井家の留守番、寝そべっているうちにうたた寝をしてしまったようだ。
よつばが退屈を全面に押し出した顔で、体を揺さぶっている。
あわてて飛び起きて、思わず辺りを見回す。
「すまんすまん、何話してたっけな。」
「ライオンのはなし！つづき！はやく！はやくだ！」
よつばがズボンを掴んでぐいぐいと引っ張る。
「ああ、そうだったな…ライオンは現存種は13種類くらいいてなー。」
「…げんぞんしゅ？」
よつばはオウムのそれのように首を傾げる。
「今生きてるライオンの種類ってことだ。」
「ライオンはライオンだけじゃなかったか！」
「まあ大体そういうことだな。」
「いまいきてないってどういうことだ？」
「みんな…死んでる。」
「おお…。」
などと滔々と話していると、今度はよつばが船を漕ぎ始めた。
話してる最中、俺は夢が気がかりでどうにも上の空で、
よつばには難しい語り口をしてしまったらしい。
二人してライオンの絵をお絵かき帳に描き殴った。

深夜、店の掃除と飯と風呂と…兎に角雑多な用事を済ませて、寝床に入る。
睡魔は、恐ろしく早く、俺を夢の世界へ引きずり込んでいった。

――ああ、またあさぎさんの夢だ。
状況は悪化していた。あさぎさんのブラウスを、男が引きちぎっている。
俺はまた宙に浮いている。二人からは、俺が見えないらしい。
ブラウスがはだけて、透き通るような白い肌が露わになる。
『やめて！やめてＸＸださん！』
男の名前が微かに聞き取れた。

夢は、そこで終わる。
俺はびっしょりと汗をかいて飛び起きた。
時刻は、朝の4時。
「中途半端な時間に、起きちまったな…。」
時計を見て、溜息をひとつ吐く。その日は眠れなかった。
気付けば、花屋の開店時間が迫っていた。
超スピードで着替え、花屋に直行する。
しかし、振わない。店番中、何度も何度も意識が明後日に飛ばされる。
「隆、もう店番変わるから、寝てこい。顔色最悪だぞお前。」
見かねたオヤジが、眩暈でストッカー前に座り込んだ俺を見て、やれやれと呟く。
「う…、そうするわ、悪ぃ。」
今にも吐きそうだ。徹夜でこんなに具合が悪くなったのは初めてだ。
また悪夢を見るんじゃないだろうか、あの続きを。
俺は家に着くや否や、自室に駆け込んで、頭から布団を被る。
見たくない、見たくない見たくない。
だが睡魔は、あの夢に、再び俺を引きずり込んでいく。

――また、だ。
あさぎさんのブラウスは無残に引き裂かれ、ただの布切れになっていた。
細身のジーンズは脱がされ、パンツは足首に絡まっている。
『こんなことして、何になるのよ！』
男はあさぎさんの細い両手首を掴み、床に縫い付ける。
『…。』
男は黙ったまま、あさぎさんの膝の間をかき分ける。
そして、まだ濡れてもいないあさぎさんの秘部へ、男根を無理やりに挿入する。
あさぎさんは声にならない悲鳴をあげる。
もうやめてくれ！お前は俺にこんなところを見せて何がしたいんだ！
男がピストンを始めると、あさぎさんの顔が悲痛に歪む。
しかし、あさぎさんは徐々に秘部に愛液をたたえ始める。
―――何かの文献で読んだことがあるが、女は性器を摩擦から守るために濡れるらしい。
ぐじゅぐじゅと水音が響く。もう、見ていられない。心が裂けてしまいそうだ。
『竹田…さ…ん！いやぁあっ…！』
あさぎさんの声に、思考が止まる。
――竹田？それは、まさか。
男が、ゆっくり此方を振り返る。
にやついた、卑劣な顔。よく見知った顔。いちばん身近な顔。それは、俺の、顔。
世界がぐちゃぐちゃに歪む。
もう一人の俺の笑い声が聞こえる。
俺は俺に手を伸ばしてくる。その手は、ずぶりと俺の胸元に刺さって、沈んでいく。
『いい加減に認めろよ、隆。俺はお前だ。お前は汚らわしい獣だ。』
『あさぎさんを犯したいんだろ？閉じ込めて、組み敷いて、お前のことしか考えられなくなるまで、何度も何度も、犯したいんだろ。』
違う、違う、俺は。あさぎさんと楽しくお喋りしたいだけだ。彼女の手料理が食べたいだけだ。
違う？違わない？分からない。
体の下には、組み敷かれたあさぎさんが横たわっている。
『俺のをたっぷり腹ん中に注いであげますよ、あさぎさん。』
絹のような肌、琥珀色の瞳、長い手足、艶やかな長い爪、ブラウンの美しい長髪。
絡みつく肉襞、溢れ出る愛液、すべてが、すべてが俺を狂わせていく。
白い太ももを持ち上げて、腰を激しく動かす。
『――あっ、やっ、いやあああっ…！』
悲鳴と嬌声が入り混じる。こんな淫蕩な声さえも、美しい。
俺は、あさぎさんのナカに汚らしい欲望を何度も何度も吐きだした。
彼女が諦めて、やがてぐったりと呆けた表情で遠くを見つめてもなお。

やがて、夢の混沌の中から、ゆっくりと意識が現実へ戻ってくる。
俺は瞬間、猛烈な吐き気に襲われてトイレに駆け込み、吐瀉物を吐き出す。
「はぁ、はぁ、はぁ…。」
二度、三度と吐く。胃の中が空っぽになるまで、吐き続ける。
「くそ、くっそ、くそう…！」
俺は、泣いた。

それから、数週間後。
「あれ、竹田さん。お久しぶりー。」
小岩井家にヤボ用で向う途中で、あさぎさんと遭遇する。
「相変わらずでかいですなぁ。」
あさぎさんが俺と背比べをしてほほ笑む。


貴方への想いが散らばって、グズグズに腐っていって。
俺は貴方を想って、何度も自分を慰めました。
俺は貴方の妹を穢しました。年端も行かない子どもを貪りました。
でも足りない、足りない足りない足りない。
貴方を犯したい。グズグズに泣き崩れた顔を見ながら、
貴方のナカに穢れ切った欲望の丈を吐き出したい。
あさぎさん、あさぎさん、あさぎさん。
振りむいてくれよ、俺だけを見てくれよ。
とらって誰だよ。なああさぎさん。
あさぎ、さん。


「今日もいい天気ですね！あさぎさん！」
―――ああ、壊れていく。


END

ほっしゅ

ほしゅ

ホース

ぬう

読み手も書き手もこないなあ・・・

もうすぐコミクス発売だから期待

発売、いつ？

今週の金曜

ありがとう！楽しみ(^^)

発売日age

あさぎがかわいいです

よつばがぬるぽです

やんだ大好きです

あさぎをマワすとーちゃん（未遂）

10年後の成長したよつばとかどうだ?
天真爛漫な(14、5にしては発育の良い)かわいい子になるに違いないとふんでいるのだが…。

未だにとーちゃんとお風呂に入りたがってうろたえさせればいいと思う。

あさぎが処女なら萌えたんだがなぁ新刊

処女であってくれ

わかんないじゃん実際

口だけ威勢がいいだけかもしれないが
しかし物腰に余裕あるしなあ

>>166
処女厨乙

といいたいとこだけどまぁここエロパロ板だしな。しかし今回はずっとえなとあさぎのターンだったな

>>164
どこらへんが非処女？



よーつーばーちゃーん あーそーぼー　がよかった

時代はやんよつです

やんよつ萌えた

あさぎが可愛くみえてきた

あさぎととーちゃんのフラグ立ったな。

テスト明けに風香が異変に気付いてやきもきする妄想してニヤニヤ。

あさぎ可愛いよあさぎ

よつばの服のくっつき虫を一緒にとってあげるところとか
手と手をとりあって一緒に回るとか
飴玉に全力で取りに行くところとか本当に可愛かった。

後日ジャンボが俺も連れてけよ！って喚いたりするのかな？

犯しターイム
とか風香さんはしたないな

とーちゃんはやるときゃやるおとこだ

>>172
とーちゃんとあさぎは別に何もなかろ。とーちゃん全くその気無いし。
フラグっつーんならやんだとあさぎ。焼肉回であさぎの名前きっちり覚えたんで
次巻以降やんだがあさぎ目当てに綾瀬家と絡んでくれそうで楽しみだ。
とーちゃんと違って枯れてないしジャンボと違って積極的だからやんだには期待してる。

あさぎは普通に彼氏いそうだな
つか、俺はミキちゃんが気になるぞ

ミキちゃん気になる

まぁ、ミキちゃんは出てこないだろうな

焼肉屋のお姉さんと豚汁配ってるお姉さんが気になる

新刊買った
読んだ

あさぎ・風香・恵那がそれぞれお手伝い
　　　↓
とーちゃん、後日夢に見る
　　　↓
綾瀬３姉妹＋とーちゃんのハーレムが浮かんだ

俺は新刊読んでとーちゃん×虎がありだと思ったわ

やんだとふーかが絡んだらいいなと思う少数派です

やんだ×みうら(少し成長した)
もありかな、と

やんだとみうらが会うところは見たい
絶対に面白い・・・ｗｗｗ

みうらは素でやんだ嫌がりそうだがなあ

DQNっぽいからな、ノリが

夢にまで見た、とーちゃんと虎のドライブ！
新刊で実現して嬉しいぜ

このまま親密になってください

とーちゃんの竹トンボを
思いっきり回す虎子

やっぱとーちゃんには風香るふーかがいいなぁ(´・ω・`)

３Ｐでも４Ｐでも５Ｐでもとーちゃんはやるときはやる男だ！

はっけよーい・・・
のこった！！

新しいまとめサイトは作らないのか？

遠浅はやっぱダメなんか…

よつばがスカート履きだしたら
もうよつばの事エロい目でしか見れなさそうだ

>>195
新刊での仲良しぶりは可愛かったしアリじゃね？
つーかどうせどのカプも公式じゃない捏造なんだから妄想すんのに遠慮すんなよ

ところで遅レスもいいとこだけどヤンよつ・みうジャ投下してくれた職人さんありがとう
新刊出て久々に来たらロリ魂震える作品来てた

恵那ちゃんは良い子だな

恵那かわいいよ恵那
恵那で投稿したいけど相手が思い浮かばない
まだ絡んでないキャラとか原作イメージ著しく壊すからいやだしな
難しいなー！

とーちゃんはやるときゃやるおとこだ

はっけよーい・・・のこった！！は忘年会でつかいます

振られた事がないなら遠浅もありだろ

まとめサイト最終更新いつだよ・・・

>>199
どんな人でも相手に出来るとーちゃんがいるじゃないか
ぜひとーちゃんで書いてください

遅ればせながら新刊読んだよ

とーちゃんとあさぎにニヤニヤしたよｗ
よつばのくっつき虫を二人で取ってやってる所は、夫婦にしか見えなかった
虎子や恵那とも絡み合ったし、やっぱりとーちゃんはやるおとこだね

>>204
あ、そっか
いままでジャンボとやんだしか書いてなかったから
とーちゃん自由だな、とーちゃん書いてくる！

>>117
作者様ＧＪです！！
もっとふうかの作品が読みたいですお願いします！

とーちゃんハーレム状態だな
あさぎとくっついて欲しいな

とーちゃんはふうかとだろｊｋ
あさぎはよつばの天敵に任しときゃあいい

ごめんね
新巻でとーちゃんと一緒にはしゃいでるあさぎ可愛いとか思っちゃってごめんね

糸電話とか学祭とか初期の世話焼きとかふーかもよかったんだがなー

>>209
同人じゃジャンボ×風香だってあるんだぜ？
jkなんてない

>>211
ならやんだ×あさぎも有りという事ですね

風香×あさぎもアリだな

えっ？

アリだな。だが自分はあさぎ×風香派だな

よつばの天敵はよつばが一番です

つまりオナｎ

>>214

＞ アリだな。だが自分はあさぎ×風香派だな
＞
＞ よつばの天敵はよつばが一番です

ミスった
>>214
後者に激しく同意
やんだとよつばがいい

やんよつは見飽きたんで三姉妹とやんだのハーレム希望

とーちゃん×かーちゃん希望

とーちゃん×よつばも希望

>>219
そんな妄想をした人間が自分以外に居たことにビックリ

恵那ちゃんとまったりが良い

やんだとあさぎもいいかも
なんかエロそう

とらとあさぎだろ・・・

――ピーンポーン――

いつもと変わりない午後，小岩井家のチャイムが鳴った。
ア○ゾンで注文したアレかなと考えながら，とーちゃんは玄関へ向かった。

「はーい，なんでしょ…」

「こんにちは，小岩井さん」

訪ねて来たのはかーちゃんだった…。






「んぁっ…，こ，こぃわぃさん…，んっ…いぃぃっ!」

「ああああああああああああああああああ」


「ふぅ…」




妄想力と文章力が比例しないことが分かった。

神はおらぬかー!?

>>225
神じゃないけどその妄想は頂いた

とら×とーちゃんでいつも妄想してる俺

>>227
とーちゃんが受けかよｗ

何巻だったかは忘れたが、とーちゃんがよつばと初めて？綾瀬家にあいさつに来た日
かーちゃんの背に上るよつばのお陰で、かーちゃんのシャツのボタンがはじけそうになってたような…
だからして、同じようなシチュがあったとして、季節は夏？か何かでかーちゃんは薄着で
よじ登るよつばのお陰で思わぬハプニングが…
それを見た瞬間にとーちゃんの男がおっきして、ズボンの上からでもわかるそれに
かーちゃんの“女”が首をもたげてくるわけですな
結果、火のついたかーちゃんに、とーちゃんは文字通り食われちゃう訳なんですが
それをたまたま見ていた３姉妹が、それぞれの中に芽生える女を上手く飼いならせずに
代わる代わるに小岩井家にやってきては
とーちゃんを食って行く


ってな妄想が膨らんでるんですが…
書けない＞＜

>>229
何その素敵な妄想

>>229
是非とも頑張って下さい

>>229
なにこの破壊力
妄想お助け隊△っ……

>>229のネタで書いてみました
ボツにしようかと思ったんですけど、過疎ってるみたいなんで一応投下してみます

「よつば、お隣さんとこ行くぞ。」
「遊びに行くのか？」
「いや、仕事先からワインやらジュースやらもらったから、お隣さんところに持っていこうと思ってな。とーちゃんズボン履いてくるからよつばも用意しとけよ」

というわけで、仕事もある程度片付いた昼下がりに、よつばと二人でお隣さんを訪問することになった。

「じゃあよつばはこっちの小さい方の箱持ってくれ、落とすなよ。」
「よし、まかせろ。」

じわっと汗がにじむくらいの蒸し暑さに立ちくらみを覚えつつ隣の家のチャイムを押す。

「はいー、どなたでしょうか？」
「あ、隣の小岩井です。ちょっと仕事先から届いたものがあるんで、お中元ってわけじゃないんですけど、おすそ分けにー・・」
「あら、どうぞ上がって下さい、わざわざすみません。」

外よりいくらか涼しさを感じられる玄関に入ると、ワイシャツ姿の奥さんが迎えてくれた。

「わざわざ持ってきていただいて・・、」
「いえ、いつもよつばがお世話になってるみたいで、こちらこそ毎回すみません。よつばもちゃんとあいさつしなさい。」
「かーちゃん、いつもアイスありがとな！これ、ぶどうとりんごのジュース！」

そんな事をいいつつ奥さんの肩によじ登るよつば。

「よつば、降りなさい。さっそく迷惑かけてるぞ。」
「あら、よつばちゃんは可愛いから大丈夫よ。」
「なー！」
「なー、じゃなくて・・。」
「よつばちゃん、リビングにみんな居るからジュース持っていってあげて。」
「よし、よつばが持っていく、まかせろ！」

「ほんと、すみません。」
「そんなに気をつかってもらわなくても大丈夫なのよ。家の子もみんなよつばちゃん大好きだから。」
「俺があんまりかまってやれてないからなんですかね。あ、こっちはワインです、飲めます・・よね？」
「ええ、今夜にでも頂きますね。どうもありがとう。」

そんな会話をしつつ、ふとフローリングの床の足元を見落とすと、コインのようなものが落ちているのが見えた。
よつばが何か落としていったのかと思い、しゃがんで取ってみるとプラスチックのボタンだった。

「これー、もしかして・・」
「あら、私のシャツのボタンかしら」
「たぶん・・」

そうして顔を上げると、そこには無防備にはだけた胸元が見えた。

「あ・・っと、えーと。よつばが登った時ですかね、すみません・・。弁償させていただきます。」
「弁償だなんて、そんなに高いもんじゃないからいいのよ。」
「いえ、でも・・」
「針と糸があればすぐ直せるし。それより・・」

そう言うと、奥さんが体を寄せて耳元に囁やいた。

「こんなおばさんの胸元で興奮しちゃったの？」

生暖かい息が耳にふっと当たり、いつの間にやら右手で包み込まれている竿がびくっと動いた。

「びくっとした。やっぱり興奮してるわね。」
「いや、えーと・・その・・奥さんが変なこと言うもんで・・」
「あれ？その前から膨らんでるように見えたけど。」
「それは・・もう・・すみません、ちょっと暑さで頭がおかしくなってるのかもしれません。」
「確かに、暑さで私も変な感じだわ。」
「・・・・」

ズボンの上から優しく撫でられる。

「ここはもっと熱いわね・・」
「おかげさまで・・」
「たまってるの？」
「ええ・・まぁ・・」
「したい？」
「いや・・というかこんな所で・・、みんなにバレたらまずいですって。それに・・」
「大丈夫よ、みんなこの時間は昼ドラに夢中だから。」
「・・・」
「ここ、さわってみて。」

奥さんの下着に手を入れると、汗と愛液で驚くほどびしょびしょになっていた。

「ヤバいですね、何と言うか・・」
「興奮する？」
「・・・します。」

そうすると、奥さんは7分丈のパンツを膝下までおろした。
そのあらわになった白い太ももは、異様な色気を感じる。

右手でチャックをおろされ、ゆっくり撫で回された後、その白い太ももの間に熱くなった竿をあてがわれた

「入れて大丈夫よ。」
「・・・はい。」

そのまま腰を上げて、ゆっくりと挿入した。

そこから果てた後までは暑さと興奮で記憶がない。

「出しすぎよ、小岩井さん」
「すみません、久しぶりだったもんで・・。」
「でも、興奮したわね。玄関で。」

久々に人肌にふれたせいか、まだ余韻が続いている。

「汗かいちゃったからシャワー浴びないと。よつばちゃんは家のが相手してるから、夕方までに帰せば大丈夫かしら？」
「ええ、迷惑でなければ、お願いします。」
「また来てもいいわよ、昼間なら。」
「お言葉に甘えさせて・・・もらうかもしれません。」

そう言ってドアに手をかけ送り出してくれた。
太陽の日差しか、情事の余韻か、やけに頭がくらくらする。
家に帰ると、敷きっぱなしの布団に突っ伏して、しばらくの間まどろんだ。

終わりです、いまいちな感じですいません。
スレ汚し失礼しました。

熟女趣味は無かったのに、変な道に目覚めそうじゃないか。どうしてくれるw

良い！

朝からケシカランものを見てしまった…




ふぅ…

O chinko ga tatta!!

Gj!!

かーちゃんっていくつくらいだ？
50は行ってないよな？
40前半？

あさぎが二十歳だとしてほんで25で産んだとすると45だな
４０前だと20〜24で出産って事になるのか…父親が朴訥そうな人だしもっと年いってそうだけどなぁｗ

それにしては若いなあ母ちゃん
あさぎと風香の中間をいっててマジ好み
ショートだし

しまうーのことも忘れないでやってください

かーちゃんテニスかなんかやってるし若いよな
バランスボールも買ってるし運動好きなんかね

しまうーは誰と絡ませればいいんだー
うああー！

俺だろｊｋ

いや俺が

じゃあ俺がやるよ

いや俺によこせ

風、香る子がパンツマンを思ってオナニーするSS希望

>>253
風、香る子がパンツをかぶってオナニーするSS希望

に見えた

それアリじゃね？

恵那ちゃんととーちゃんでまったりを書く人はおらんのか

http://mahosoku.blog63.fc2.com/blog-entry-109.html

ほしゅ

とらとせっくすしたい
とらどしだしな

第９巻ネタだから、未読の人はスルー推薦
とーちゃん×風香　エロなし
オナニーはしません
しまうーも一度だけ出るよ

　黒髪の少女は、自室の勉強机の前で思い悩んでいた。
　肩までの長さの髪をかきわけ、両手を首の後ろに回して、椅子の背もたれに自重をあず
けながら天井を見つめている。
　思春期真っ盛りの女子高生――綾瀬風香の一番の懸念材料は、休み明けの中間試験のは
ずだった。
　しかし彼女の心を憂鬱にさせているのは、試験勉強ではなかった。

　いったん机の上に広げられた教科書に目を向け、そして窓の外を見る。
　空は素晴らしい秋晴れで、日曜日の昼間に家に篭っているのが勿体無いくらいだ。
　それがまた風香の心を一層鬱々とさせていた。
「ハァー、私もついていけば良かったかなぁ」
　ため息と共に独り言を呟いた。

　今日は姉のあさぎと、その友人の虎子、妹の恵那、お隣の子よつば、そしてその父親の
小岩井、計五人で気球の大会バルーンフェスティバルを見物しに車で出掛けているのだ。
　試験がなければついて行きたかったのだが、試験勉強そっちのけで遊びに出掛けるなん
てことは、優等生の風香には出来ない相談だった。

「気球なんて浮いてるだけですよ。あんなものは」
　昨日は強がってそう言ったけれど、内心羨ましいと感じていた。いや、気球を見に行く
ことが羨ましかったわけではなく、本当に気になっているのは――――。
　少女のつぶらな瞳には、隣の家の窓が映っていた。そこは小岩井の仕事部屋である。
　もちろん今は誰もいない。
　そう、風香のため息の原因は、小岩井が姉と今日一日ずっと一緒にいることだった。
　昨日、よつばの子守りのために、小岩井も一緒について行けと提案したのは、他ならぬ
風香本人である。それなのに今日になって後悔しているのは何故だろう、と少女はずっと
自問自答を繰り返していた。

「もう、やだなぁ」
　おもむろに立ち上がった風香は、傍らのベッドに倒れこんだ。
　窓の外に目をやりながら隣人のことを考える。
　この夏に突然引っ越してきたお隣さん。
　長髪で少しだらしない印象の、長身痩躯の二十代男性。
　結婚はしていないが何故か子持ち。しかも拾い子と聞いている。そしてこんにゃく屋。
　――――謎は深まるばかりだ。
　美人で男を見る目の厳しい姉が、野暮ったい子持ちとどうにかなるなんてことはないは
ずだ。それなのにどうしてその野暮ったい男のことが気になってしまうのだろうか。

「あ、風香ちゃんは行かないの？」
　昨日、残念そうな顔でそう言った小岩井の顔が思い浮かんだ。
　その瞬間は嬉しかったのに、すぐ楽しそうにみんなで翌日の話を始めて、一人疎外感を
味わった。そのことを思い出すと、もやもやとした負の感情が湧き上がってくる。
　今こうしている間にも、姉との仲が急接近しているのではないだろうか。

　風香の頭の中に、花咲く草原で小岩井とあさぎが向き合って両手を繋ぎ、くるくる廻っ
てダンスしている様子が思い浮かんだ。――――ない、ない。あるわけない。
　少女漫画のような現実離れした想像図に、風香は苦笑してしまう。
　しかしほんの数時間前、二人がそれと似たような状況になっていようとは、少女の知る
よしもなかった。

　小岩井さんがあさぎ姉ちゃんと仲良くなろうと私には何の関係もないもんね、と風香は
自分に強く言い聞かせた。
　だがこれほどまでに少女の心が揺らぐのは、彼女が綾瀬家の面々の中で、小岩井と最も
親しい間柄だという自負があるからだろうか。それとも――――。
　風香はその先に思い浮かぶ感情を打ち消すかのように、枕に顔をうずめた。

「小岩井さんのバヵ」
　理由もなく何故か心にもない悪態をついてしまう。
　昨日、姉妹みんなで小岩井家を訪れたことを思い出した。
　散らかっていた室内を、各自分担して片付けた光景が思い浮かぶ。

　――――だらしない人。でもだらしないから世話を焼きたくなる。
　いい大人なのにどこか子供っぽい。ずっと年上なのにそこが可愛らしく見えてくる。
　子は親を見て育つと言う。よつばちゃんを見ていると、育ての親の小岩井さんは一緒に
いて楽しい人だと思えてくる。

　こんな風に小岩井のことを想っている風香の思考の行き着く先はやっぱり――――。
「好きなのかも」
　自然と出てきた言葉に、風香は思わず赤面した。
　そのままベッドの上でしばらく身悶えた後、突如立ち上がった。
「やめーっ！　考えるのやめーっ！　こんなの私らしくない。そう、勉強が好きなのかも
　って言ったんだ。さぁーて勉強しよっと」
　誰も聞いてはいないのに、自分の気持ちを誤魔化すように、風香は力強く宣言した。
　そして勉強机の前に座り直して、試験勉強を再開した。

　その後の風香はというと――――。
　勉強の合間にふと窓の外を見てしまうー。
　恥ずかしい妄想をしてベッドにダイブする。
　気を取り直して机に向かう。　
　結局、日が暮れるまで、風香はこの無限ループを何度も繰り返すのであった。

　つづく

　続きは規制がなければ元旦に投下します。

続き待ってるぜー。

風、香る子ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

風香かわいいよ風香ﾊｧﾊｧ
うっ・・・

元旦がたのしみだー

風香かわいいのう(*ﾟ∀ﾟ)=3
星の時の様に、ちゃっかりついて来ると期待してたのになあ＞気球

ＧＪ！
もんもん風香かわいい！

素晴らしい！
元旦を楽しみにしてるよ！

ふうかは下の毛が濃そうだな

あさぎは薄めかな

恵那ちゃんは……

恵那はつるつるまんにきまってる
絶対にだ

実はボーボーな恵那
水泳の授業前の晩に脱毛クリームで…

待て
母さん似 あさぎ
父さん似 ふーか えな

つまり…

風、香る子がボーボーだとしてもみんな納得するだろ？

そういうボーボーな子が一生懸命手入れした跡とかに萌えないか？

恵那がすでに経験済み、って妄想が頭を離れない

その妄想をキーボードの上に踊らせるんだ


個人的に気になるのは祭りの時によつばの横にいた女の子だな

流れぶったぎりですまんがみんな左ハンドル運転できるんだな

日本で左ハンドルのクルマは右折時に困るよね、見通し利かなくて
あとついついいつもの右ハンドルの癖で右側に寄ってしまう
駐車場のチケット取るときとかも困るし

俺はそれがいやで右ハンドルのアメ車を買ったヘタレｗ
虎子さんはすごいと思いますｗ

えなはいつ誰のクラッチを握ったんだ？と軌道修正

×クラッチ→○シフトレバー

恵那は処女だと思うよ
初潮もきてないかも

綾瀬宅で遊んでるときにランボルギーニみうらにいきなり初潮がきて、既に生理のある恵那が優しく教えてあげる、というコネタを思いついた

タイトルは『みうらとせきはん』で

恵那は処女、風香はおそらく処女、あさぎはもしかすると処女じゃないかも
母ちゃんは間違いなく経験済み。

おっと、途中で送信してしまった。

恵那は小学４年生でまだまだ子供。生理も来てないし、おっぱいも膨らんでない。
当然毛も生えてない。

ぬいぐるみで遊ぶのが好きで清純そのもの。当然Ｈの知識はなし。


に、見えて実は男の人を知ってる、って妄想で萌えるんです。

あさぎや虎子がああ見えて処女でした、というのもくるものがあるな

>>285
相手が２人の父ちゃんしかいないじゃないか

意外と同級生

>>288
それだと完全オリキャラになるからなぁ

>>286

意外性萌えって言えばいいんだろうか？それはなかなかいいと思う。

で、だ。

さらにその方面で進化させてかーちゃん実は処女ってのは新しくないか？

>>289
そこでひろくんをば。

>>290
> さらにその方面で進化させてかーちゃん実は処女ってのは新しくないか？

斬新過ぎておっきした

恵那ちゃんの処女を守る会を結成したい

>>293
入会希望

>>293
俺とは敵対組織になるわけか…

そのようだな

風、香る子の処女を奪う会結成

どうぞ遠慮なく奪ってください

恵那ちゃんの処女以外興味ありません

>>299
それは守るほうか奪うほうか？

みうらは？

チャーミーいいいいいいいいいいい

みうらはとことんまでじらして哀願させたい

神よ、早く降臨して下さい

あけましておめでとうございます
>>263の続きは、イーモバの規制が解けるまで、お待ちください
代行スレに頼むと、長文分割しなければならないので、正直面倒なのです
どうかご了承ください

お〜い

いまさらだけど>>262の
「彼女が綾瀬家の面々の中で、小岩井と最も親しい間柄だという自負があるからだろうか」
というくだりにすげえ萌えた……
９巻で小岩井家に来たときの風香は小岩井との親しさをなにげにアピールしてた気がする
洗い物の件で軽く説教したり、
「小岩井さんも行けばいいじゃん」とあたりまえのようにすすめたり

空気を読まず　綾瀬家のかーちゃん希望　あさぎは親のすごいセックスを見てしまったから、
あんなドライな性格になってしまったんだろうか・・・？

綾瀬三姉妹はかーちゃんの連れ子

やぁーーっと規制解除！　お待たせしてすみませんでした
それと温かい感想ありがとうございます
>>261-263　『風香と試験勉強』の続きです
とーちゃん×風香　エロなし
しまうーも出るよ

　――――キーンコーンカーンコーン。
　チャイムの音と同時に、教師のテスト用紙回収の掛け声が響き渡った。それを合図に、
学生たちの悲喜交々のざわめく声が、教室中に充満する。
　ここは紫陽花西高等学校、二年二組の教室。
　二学期中間試験初日が、今ようやく終わったところである。
　綾瀬風香はテスト用紙を回収係に渡すと、机の上にバタンと顔を突っ伏した。

「風香。テストどうだった？」
　そう言って話しかけたのは、風香と一番仲の良い友人、しまうーだった。彼女の苗字は
日渡だが、クラスの自己紹介の時に「よろしくお願いしまう」と噛んで以来、級友は誰も
本名で呼ばなくなった。恥ずかしいエピソードからつけられたあだ名なのに、本人は一向
に気にしていない。いや、むしろお気に入りだったりする。
　そんな愛すべきドジっ子しまうーが、おっとりとした笑顔で風香を覗き込んでいた。
「しまうー、私もう駄目かも……」
　風香は顔を上げ、今にも死にそうな声で訴えた。
　いつも成績の良い風香が、テストでこんな風になるとは珍しい。しまうーはこれは只事
ではないと感じて、風香の両肩を掴んで揺さぶった。

「大丈夫、風香？　お腹空いたの？　それとも拾い食いしてお腹痛いの？」
「私は食いしん坊キャラかっ！　そうじゃなくてテストの出来が悪かったのっ！」
「またまたご冗談を。油断させようとしても駄目だからね」
「本当に冗談だったらいいんだけどね。ハァー」
　ため息を吐いてガックリうなだれる風香を見て、流石にしまうーも心配になってきた。
「どうしちゃったの？　風香は勉強できる子なのに……。何か悩み事でもあるの？」
「うん、まぁ、その……ね」
　言いよどむ風香の態度に、しまうーの乙女の勘（オトメセンサー）が反応する。
「さては恋の悩みだなー？　そうなの？　そうでしょ！」
　しまうーが執拗に喰いついてくるので、風香は仕方なく頷いて肯定した。
「だったら聞いてあげるから。親友でしょ。話してみるだけでも楽になると思うよ」
　野次馬根性をひた隠して、自称親友は悩み相談を引き受けようとする。
　それと同時にコイバナ好きの級友たちが、机の周りに集まってきた。

「風香もそういうお年頃ですか」
「私たちも協力してあげるっ！」
「さぁ、白状しなさい！」
「わかった、わかったから。みんな落ち着いてよー」
　結局、その後すぐ担任が教室に現れたので、事情聴取はホームルームの後、放課後の教
室でということになったのだった。

　放課後――といっても午前中に試験が終わったので、まだお昼前のこと。
　大半の生徒は帰宅を始めて、教室に残っているのは風香たちのグループだけとなった。
　座っている風香の周りを友人たちが取り囲み、迷える子羊の話をみんな興味津々で聞い
ていた。

「お相手はよつばちゃんのお父さんかー。風香はオジン趣味っと。メモメモ」
「文化祭に来てた人でしょ、風香のだんなって。かっこいいじゃん」
「そうだったっけ？　でもこれって不倫にならないの？」
　好き勝手なことを喋る友人たちに、風香は文句を言う。
「そんなんじゃないから。それに好きって前提で話を進めないでよ」
「えっ？　好きだから悩んでるんじゃないの？」
「自分でもよくわからないんだもん」
　ハッキリとしない風香の態度に、友人たちは顔を見合わせて頷いた。

「でもアレだよね。子供をダシにして女子高生をたぶらかすなんて、ヤバくない？」
「えっ？」
「そうだね。それがその男の手口だったりして。風香、騙されてるんじゃないの？」
「ちょ、ちょっと……」
「風香はモテるんだから、わざわざ子持ちのおっさんなんか相手にしなくてもいいのに」
　矢継ぎ早に繰り出される酷い言い様に、風香は我慢できなくなって怒り出した。
「そんなこと絶対ないっ！　小岩井さんのこと知りもしない癖に、悪く言わないでよ！」
　言い終わってから、ニヤニヤしているみんなに気が付いた。

「そんな風に怒るってことは、好きってことだよねー」
「愛するがゆえにってやつだね」
「ユー、認めちゃいなよ」
　一杯食わされた風香は、怒ったのは人として当然だからとか、仲の良いお隣さんだから
とか、思いつく限りの色々な言い訳をしたのだが、それも後の祭りだった。
　結局、風香はみんなの意見を、認めざるを得なくなってしまった。

「その、やっぱり、小岩井さんが…………好き」
　風香の告白に、友人たちは廊下に漏れ聞こえるほどの歓声を上げた。
　その輪の中にいる少女の顔は、これ以上ないくらい真っ赤で、けれども本心をはっきり
と言えた嬉しさが、ほんのりにじんでいた。

　恋愛相談はまだまだ続く――――。
「一人の男性を巡って、実の姉と骨肉の争いかぁ。昼ドラみたいだね」
「いや、そんな大げさなもんじゃないから。それにあさぎ姉ちゃんは小岩井さんのことが
　好きってわけでもないし」
「でも風香の話じゃ、脈ありなんでしょ」
　そう言われて風香は口篭った。そうなのだ。気球見物から帰ってきた晩に、それとなく
姉に小岩井評を聞いてみると、面白い人という答えが返ってきたのだ。
　風香の思い込みかも知れないが、小岩井が姉の興味対象になっていても何らおかしくは
なかった。もしそうなった時のあさぎは手強い相手となるに違いない。

「風香のお姉さんって、モデル顔負けの美人なんでしょ？　強敵だねー」
「風香だって若さ“だけ”なら、負けてないよね」
「いや、そこは勝ってるし。てか、それだけが取り得みたいに言わないで」
　風香が断固抗議した。そんなことはお構いなしに、友人たちの風香談義は続く。
「あとは……、面倒見の良さ？」
「うんうん、風香に頼んだら何でもしてくれるし」
「運動もできるし」
「胸もあるし」
「色んなお世話をしてくれる、従順な活発系巨乳美少女高校生！　これで勝てる！」
「やったね、風香！」
　風香を除くその場の全員が、一斉に拍手して祝福した。
「やったね、じゃなぁーーいっ！　言い方がエッチぃよ！　下ネタ禁止！」
「だんな様に、ご奉仕しなくちゃ、ネッ！」
「しないよっ！」
「あれ？　料理や掃除、洗濯のこと言ってるんだけど。風香は何と勘違いしたのかな？」
「し、知らないっ！」
　墓穴を掘ってしまった風香は、顔を真っ赤にしてうつむいた。友人たちは笑いながら、
そんな風香の頭を撫で始める。
「風香はいじりがいがあって可愛いなー」
「そうそう。そこが風香の魅力だよねー」
「う゛ーっ」
　頭を揉みくちゃにされている少女は、納得がいかないという表情でうなり声を上げた。

「まぁそれは置いといて。やっぱりここは先手必勝！　ドーンとアタックするべきだよ。
　それで、成功したらお祝いパーティーやろうよ」
「失敗したら？」
　風香は恐る恐る聞く。
「失恋パーティーを開いて、慰めてあげる」
「それってパーティーしたいだけじゃんっ！」
　ツッコむ風香にまた笑い出す友人たちだが、しまうーが、ふと、あることに気付いた。
「でもさ、成功しても失敗しても、勉強が手につかないことには変わりないんじゃ？」
「あっ！」
　一同目が点になる。
　結局、からかわれるだけからかわれて、たいした結論も出ないまま解散と相成った。

　学校からの帰り道。
　自転車通学の風香としまうーは、一緒に肩を並べて帰っていた。
　交差点での信号待ちの時間、しまうーは友人の顔をそっと窺った。まだどことなく浮か
ない表情をしている。
「風香、ゴメンね。ちゃんとしたアドバイスができなくて」
「んーん。実を言うと最初から何も期待してなかった」
「何だとぉーぅ！」
「アハハハ」
　笑顔を取り戻した風香に、しまうーはホッと一安心する。風香も友人の気遣いに気が付
いて、感謝の言葉を述べた。
「ありがと。何だかんだ言って、話を聞いてもらったらスッキリしちゃった」
「そりゃ良かった。やっぱ持つべきものは親友だね」
「あちゃー。自分で言っちゃったよ、この子は」
　風香のヤレヤレという大袈裟なジェスチャーの後に、二人は顔を見合わせて笑った。

　歩行者信号が青に変わる――――。
　横断歩道を渡りきった二人は、それぞれの帰路へとハンドルを向けた。
「バイバイ、風香。勉強もちゃんとしなよ」
「わかってる。ありがとう、しまうー。バイバーイ」
　手を振って別れを告げた風香は、グイッとペダルを踏み込む。今朝はあんなにも重かっ
たペダルが、今は嘘のように軽く感じられる。
　――――みんなの後押しのおかげかもね。みんなに感謝。それと――。
　――――何だか無性に小岩井さんの顔が見たいな。
　迷いが吹っ切れた風香は、前を見据えてグイグイとペダルを漕いだ。

　自転車は加速する。

　少女の想いを乗せて。

　その瞳に映る、

　真っ直ぐに伸びた道に向かって。

　風香の恋は、今、スタートを切ったばかりだ！

　完


　ご愛読ありがとうございました。○○先生の次回作にご期待ください。
　でもこの話は、もうちょっとだけつづくんじゃ。　

　続きはまたそのうち。投下日予告なんてするもんじゃないね。

続きでは初々しくて濃厚なえちしーんが！？

GJ!
待っていた甲斐があったよ！
続きを楽しみにしてるよ！

>それとなく姉に小岩井評を聞いてみると、面白い人という答えが返ってきたのだ。
風香がそれとなく聞いたつもりでも、あさぎにはばれてる気がw
前回に続き今回も面白かった
エロ無しでもいいよ楽しいから

規制解除ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!
風香かわいいよ風香
もんもんしてる女子はいいもんだのう
青春だのう

死にたい

ほしゅ

一巻から読み直してるんだが、やっぱとーちゃんと風香っていいね。

最初の頃から結構フラグ立ってるよね。あの二人

思えば一巻からジャンボはあさぎとフラグ立てようと必死になってる…

ジャンボには悪いけど、ヤンダとあさぎの方が似合ってるよなー。髪の色的に

地味に綾瀬女性陣と虎子によつばとフラグ立ててるor立てそうな、とーちゃんが最強。
とーちゃんはやるときにはやる男だしね。

キャラの伸び代的にはヤンダ最強。他の男キャラは大体作中に登場してる
女性陣とある程度交流持って一段落した感があるが、奴だけはまだよつば以外の
女キャラとまともに接点が無いから一番妄想のしがいがあるというか。
これから女キャラとも接点出来るだろうしエロパロ的にも先が楽しみなキャラだ。

ただヤンダは、作中で明かされた情報が少ないから、書きにくいんだよなー
せめて下の名前だけでも判れば。小岩井にも言えることだけど。
何気に男キャラで一番情報があるのがジャンボなんだよなー

誰か恵那ちゃんで書いて欲しいな〜

『恵那ちゃんの処女を守る会』を代表して私からもお願いしたい

恵那にはぜひよつばの本当のかーちゃんになって欲しいな。
何気に風香より、よつばの面倒とか見てるし。
友達っていう意味合いの方が強いけど。

>>329
４．５歳年齢違えばちょうど姉妹くらいの差だよ、友達＋末っ子だから妹が出来たみたいな気持ちで仲良くしてるんだと思う

あさぎだろ。
バルーンフェスタ観に行く車の中やくっつき虫とってる時等々。

ヒマワリ取りに行くのに付き合ってやったり
花火買って来てやったり
台風の豪雨の中飛び出して行ったりな

風香だって負けちゃいない！
引越して来た日によつばを探しに行ったり、一緒に留守番したり
洗濯物を取り込んだり、バトミントンの特訓をしたり、花を買いに行ったり
ハンバーグを買うお金を貸したり、失恋の痛手を慰めてもらったり
台所で寝ているよつばを布団に寝かせてやったり、牛乳配達してもらったり
一緒にケーキを作ったり、文化祭に招待したり、祭りの太鼓を叩かせてあげたり
おかしタイムでたけのこの里をあげたり、コーヒーを出前してもらったり
積み木でキリンを作ってあげたり（見向きもされていないけれど）
ゼエッ、ゼエッ、はぁ、はぁ……どうよっ！

小岩井さんがお母さん的だから隣の姉妹でさえ新しく母親と考えると異質
小岩井さんがお母さん、ジャンボがお父さんでいいと思う

アッー！

それはさておき、ジャンボには肉屋のおばちゃんがいるだろ。

もう、とーちゃんの嫁はよつばでいいよ。

いまのところとーちゃん×よつばでしか抜いてない俺には
よつば以外の嫁は考えられないぜ

>>336
じゃあ俺の嫁は恵那ちゃんでいいよ。

じゃあ俺はふーかで我慢するよ

ようやく規制解除。遅くなったけど
>>311-314　『風香と恋愛相談』の続きです
とーちゃん×風香　エロなし

　心地良い秋の日差しが降り注ぐ中、女子高生が駆る自転車が、風を切って颯爽と走って
いた。短めのスカートをはためかせながらも、中身は見えそうで見えない。若さ溢れ出ん
ばかりの躍動感ある動きを見せる、その健康的な太ももの持ち主は、綾瀬風香、十六歳。
花の高校二年生だ。
　花の高校二年生などと言うとセンスが古いと言われかねないが、通っているのが紫陽花
西高だから全く問題ない。ないと言ったら、ないのである。――――閑話休題。

　風香の表情は、上空に広がる秋の空のように晴れやかだった。先程、友人たちに悩みを
打ち明けた少女に、もう迷いはない。
　学校からの帰り道、風香は小岩井に早く会いたい一心で、ペダルを漕いでいた。
　会って、顔が見たい。
　会って、話がしたい。
　会って、自分の気持ちを確かめたい。
　はやる気持ちに急き立てられて、自然とペダルを漕ぐ足にも力が入っていった。


　自宅まであと少し。閑静な住宅街を抜ける通り道。
　前方に、親子らしき二人の後ろ姿を発見して、風香は顔を輝かせた。
　若草色の髪を四ヶ所おさげにした幼女と、その手を握る長髪の男性が歩いている。後ろ
からなので顔は見えないが、この町内でそんな風体の親子と言ったら、間違えようもない。
よつばと小岩井だ。その手にぶら下げているビニール袋から察するに、買い物帰りなのだ
ろう。

　会いたいと思っていた矢先に何たる偶然、何という都合の良い展開であろうか。思わず
ご都合主義の神様に感謝する風香だったが、そこで、はたと気が付いた。小岩井の顔を、
まともに見ることができるだろうか、上手く話せるだろうか、と。
　そう考えると途端に少女の心は不安に包まれ、一旦、自転車を急停止させた。

　元々風香は恋愛には奥手な方である。この夏に、密かに恋心を抱いていた片思い相手が
他の娘と付き合っているのを見てしまい、悲しい思いをした記憶は新しい。
　二度と同じ過ちを繰り返さぬように、友人たちのアドバイス通り積極的に行くべきか、
そして果たして自分にそれが出来るだろうか、と風香は自問自答を繰り返した。
　大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。――――うん、大丈夫。女は度胸だ！
　開き直った風香は、再びペダルを踏みしめた。

　目標まで、あと数メートル――。
　風香が自転車のベルを鳴らすと、真っ先に振り向いたのは、よつばだった。

「ふーかだ！　とーちゃん、ふーかがあらわれた！」
　某ロールプレイングゲームで、モンスターと遭遇したかのような、よつばの言い様に、
文句をつけたくなるのをグッと堪えて、風香は親子の横にピタリと自転車をつけた。
「風香ちゃん、おかえり。早いんだね」
　挨拶する小岩井と目が合った風香は、少し緊張しながら笑顔を返す。いつも通りの冴え
ない顔なのに、いつもより格好良く見えるのは、好きというフィルターがかかっているせ
いだろうか。風香は内心ドキドキしながらも、なるべくいつもと変わらぬ態度をとるよう
努めた。

「こんにちわ、小岩井さん。今日から中間試験なんです」
「そういや言ってたね。調子はどう？」
　その一言で今日のテストの出来を思い出した少女は、一旦、憂鬱になるも、沸々と湧き
上がってくる怒りの矛先を、目の前の相手に向けた。
「最悪です。それもこれも小岩井さんのせいですよ！」
「なんで！？」
　突然、怒り出した少女に、小岩井は面食らっている。
「私一人だけ置いてけぼりにして、遊びに行っちゃうからです」
「おいけ、てぼり？」
　言葉の意味がわからなくて、よつばが聞き返した。
「置いてけぼり、な。見捨てて置いてっちゃうこと」
　小岩井は我が子に説明しながら、拗ねている風香に世話の焼ける子供を見るような優し
い眼差しを向けた。
　そもそも遊びに行かないと決めたのは風香自身であったし、家で試験勉強をしたはずな
のに、出来が悪いのも自業自得である。小岩井に責任は全くない。風香にもそれはわかっ
ているが、何も感情に任せて難癖をつけているわけではない。これは一種の計算、ある種
の賭けなのだ。
　ふくれっ面で睨む風香に、困り果てた小岩井は仕方なさそうに口を開いた。
「それじゃあ試験が終わったら、どこか連れてって――」

　――――計画通り。

　心の中で、風香はニヤリとほくそ笑む。
　小岩井の言葉が続く。

「――貰ったら？　あさぎさんに」
　心の中で、風香がズコーッとずっこけた。
「小岩井さんが連れてってくれるんじゃないんですか！？」
「えっ？　気球の時も、俺は単なる付き添いだったし」
　予定が狂った風香が慌てて文句を言うも、小岩井はとぼけた様子で言い訳した。
　風香は頭にきて叫ぶ。
「この甲斐性なしっ！」
「ごめん……」
　女子高生に不当に罵られる小岩井は、悲しさの中に、少し嬉しさも入り混じった微妙な
表情を浮かべながら、謝るのであった。

　悲しみに暮れる小岩井を放っておいて、風香は手持ち無沙汰にしていたよつばに話しか
けた。
「よつばちゃん、気球を見たの初めてだったんだよね。どうだった？」
　話を振られたよつばは、ふんぞり返って得意気に答える。
「ちきゅーは、まるくて、でかかった」
「うわぁー、壮大な光景だなー、ってちょっと違う。地球じゃなくて、き・きゅ・う」
　風香が苦笑しながら訂正するも、よつばは少しも耳を貸さない。
「五歳にして地球が丸いと理解するとは、よつばは天才だな」
「親バカだ！　親バカがここにいる！」
　我が子を褒め称える小岩井と、ツッコミを入れる風香、そして褒められてニッコリ笑う
よつばがそこにいた。

　三人は立ち話をやめて、自宅に足を向けた。
　少しでも小岩井と長く居たい風香は、普段ならお先に失礼するところを、自転車を押し
て一緒に歩くことにする。不自然に思われないかと、風香は肩を並べて歩いている小岩井
の顔色をそっと窺うが、鈍感なのか、はたまた大物なのか、気にしている様子は全く見受
けられない。
　よつばはというと、本人たっての要望で、風香の自転車の荷台に後ろ向きに座り、流れ
ゆく景色を楽しそうに眺めている。

「小岩井さんはどうでした？」
　風香は気球を見に行った感想を、小岩井にも聞いてみた。
「うん、楽しかったよ。仕事柄、家に篭りがちだから、いい気分転換になったかな」
　小岩井の返答に、風香は首を傾げる。
「篭りがちって……、畑に行かないんですか？」
　こんにゃく屋なら、こんにゃく畑に行くだろうという、少女の大いなる誤解だった。
　いったい、いつになったら誤解が解けるのやら……。
「畑に？　いや、行かないけど……」
　小岩井は質問の意味がわからず、語尾を濁す。
　二人の間に暫し沈黙が訪れた。自転車の車輪の回る音だけが空しく響く。
　場の微妙な雰囲気に、風香はこれ以上聞いてはいけないような気がして、話題を変える
ことにした。

「あさぎ姉ちゃんが感謝してましたよ。お金を全部負担してくれたって」
「そんなの別にたいしたことじゃないよ。いつもよつばがお世話になってるしね」
「それにナンパ除けにもなったって」
「あー、あさぎさんたちだけなら、ありえるかもね」
　小岩井は、あさぎと虎子の美貌を思い浮かべながら、顎に手をやりウンウンと頷いた。
「良かったですねー。あさぎ姉ちゃんと虎子さん、美女二人と一緒に過ごせて。恵那と、
　よつばちゃんも入れるとハーレムですよ、ハーレム」
　ジト目で皮肉を言う風香の言葉には、少し嫉妬が混ざっている。
「確かに男は俺一人だったけど、別にチヤホヤされたわけじゃないからなぁ。ハーレムと
　は言わないでしょ」
　小岩井の弁解めいた言い訳に、風香は疑いの眼差しを向ける。
「ロマンスとか、なかったんですか？」
　風香が前日から知りたかったこと。それをズバリ聞いてみた。それとなく姉に聞いても
面白がって思わせぶりな態度を取るだけなので、ずっと気になっていたのだ。
「なかったなー。残念ながら」
　小岩井の答えに、風香は小さくヨシッと呟いた。嬉しさが込み上げて、自然と声も弾ん
でくる。

「もしかしてー、小岩井さんって、女性に興味がなかったりして」
　冗談めかして聞いてはいるが、これも前々から気になっていたことだった。姉に興味を
示さないのは、もしかしてソッチの気があるからなのではないだろうか。
　風香の質問に、小岩井は苦笑しながら答える。
「おいおい、勘弁してくれよ。一応俺も男なんだから」
　その言葉に風香は内心ホッとした。実はジャンボのことが……、なんてカミングアウト
されたらどうしようかと考えていたのだ

「ふーん。だったら、もしも……、もしもですよ」
　風香は、一旦、言葉を区切って、意味ありげに小岩井を見つめる。

「――あさぎ姉ちゃんと私、恋人に選ぶとしたら、どっちがいいですか？」

　かなり際どい質問だが、鈍感な小岩井に、自分を単に仲の良いお隣さんではなく異性と
して見て欲しくて、ついでに姉と自分、どちらがタイプなのか知りたくて、風香は敢えて
ストレートな質問をしてみた。平静を装っているが、心臓の音が漏れ聞こえるかと思える
ほど激しく鳴っている。
　小岩井はというと、少女の大胆な問いかけに、一瞬驚いてまじまじと見つめ返した後、
意外とあっさり答えを出した。
「風香ちゃんかな」
「えっ？　ホントに？」
　自分を選んで欲しかった癖に、いざそうなると驚きの声を上げてしまう風香だった。そ
れほど少女にとって姉は、女の魅力では敵わないと思っていた存在なのだ。
　風香は嬉しくなって、顔がにやけてしまいそうになるのを何とか我慢する。
　自分を選んだ理由は、やっぱり二人の仲の良さが決め手だろうか。風香は勝手にそんな
想像を思い描き、答えが知りたくなって尋ねてみた。

「どうして私なんですか？」
「そりゃあ、本人を目の前にして、他の人を選べないだろう」
　言われてみればその通り。当然と言えば当然の理由に、風香はアーソウデスネと棒読み
口調で受け答えする。
　それにしても面と向かって言わなくてもいいではないか？　そこは、可愛いからとか、
気立てが良いからとか、お世辞でもいいから褒めてくれてもいいだろうに、と風香はデリ
カシーのない小岩井に腹を立てた。これでは喜んだ自分が馬鹿みたいだ。
「小岩井さんのバカ」
　風香がボソッと呟いて横目で隣を盗み見ると、小岩井は微笑んで見つめ返すのだった。

　何だか手玉に取られているような気がして、風香は落ち着かない気分になる。
　もしかして私の気持ちに気付いていますか、と聞いてみたくなるが、風香にはまだそれ
を言う勇気が足りない。
　お茶を濁すわけではないが、別の質問をすることにした。

「そう言えば、何であさぎ姉ちゃんが、さん付けで、私は、ちゃん付けなんですか？」
「うーん。あさぎさんは大人で、風香ちゃんはまだ子供だから……かな？」
　その答えに風香は危機感を覚えた。子供に見られているから恋愛対象になっていないの
だろうか、と。
「私だってもう大人ですよ。結婚だってできる年齢です。子供扱いしないでください」
　頑張って大人アピールをする風香だが、子供扱いしないで、という発言自体が、子供の
言うことだと気付いていない。
　まだあどけなさの残る少女の不満気な顔に、小岩井は苦笑しながら言った。

「でも今更、風香さんなんて、よそよそしくない？　風香ちゃんのほうが距離を近く感じ
　るんだよね」
　小岩井のさりげなくも嬉しい言葉に、風香はつかの間の幸せを噛み締めた。

「――そういや、風香さんと風林火山って語呂が似てるね」
　小岩井のあからさまに頭の悪い言葉に、風香のつかの間の幸せは壊された。

「シンソコドーデモイイ」
「風香さんの反応が冷たい……」
　風香の投げやりな返答に距離を感じた小岩井は、敢えて、さん付けで呼ぶ。

「どう反応すれば良かったんですか？」
　首を傾げて尋ねる風香に、小岩井は暫し考え込んだ。

「そーだな。『小岩井さんって、目の付け所が違いますね。尊敬します』ってな感じで」
「小岩井さんが、お馬鹿さんなんだってことが、よーくわかりました」
　そして小岩井さんに期待した私も馬鹿だった、と風香は深いため息をついた。

「手厳しいなー。風香たんは」
「却下っ！」
「風香様。風香お嬢様」
「それ、ちょっといいですね。小岩井さんが執事役ですか」
「似合うと思う？」
「ぜーんぜん」

　こんな他愛ない会話でも、風香は幸せを感じていた。
　冗談を言い合うくらい仲が良いんだから、いつか、そのうち恋人同士になれるよね、と
風香は淡い期待を込めて小岩井を見つめる。
　目を合わせた二人は、朗らかに笑い合うのだった。

「結局、風香ちゃんは、どう呼んで欲しいの？」
「そうですねー、えーっと……」
　どんな呼び方がいいだろうかと風香が悩んでいる最中に、突然、背後から声が上がる。
「よつばは、ふーかってよんでるぞ」
　風景を眺めることに飽きたよつばが、二人の会話に割り込んできた。
「よつばちゃんには敵わないなー。アハハ」
　風香は後ろを振り返り、怖いもの知らずの幼女に笑いかけた。
　今は幼児期だから仕方ないとして、大きくなったら、いつか、風香ちゃん、風香さんと
呼んでくれるようになるだろうか。そう遠くない未来を思い描いてみるけれど、その想像
図は全く浮かんでこない。風香の笑い声が段々乾いた響きになってゆく。

　我が子の言葉に小岩井も、悪戯を思いついた子供のように、ニヤリと笑みを浮かべた。
　そして笑っている少女の顔を覗きこんで、優しく呼びかけた。

「風香」

　小岩井にそう呼びかけられた風香は「えっ！」と声を上げた。驚きのあまり、自転車の
ハンドルを握る手を離してしまう。慌ててハンドルを掴み直すも、よつばを乗せた自転車
は倒れそうになる。
　この危機的状況は、小岩井が咄嗟に自転車を支えることで、無事、事なきを得た。
　よつばは「ビックリしたなーもう」と言いながら、目を白黒させている。
　そして小岩井と風香、二人は一緒に自転車を支えたがゆえに、密着状態になっていた。
ハンドルグリップを掴む少女の左手に、男の左手が重ねられ、男の右腕は少女の腰を回っ
て自転車の椅子を掴んでいた。自然と男が少女の横から覆いかぶさるようになり、両者の
顔はすぐ目と鼻の先という状況だった。

「危なかったー。……ごめん、風香ちゃん。驚かせちゃったね」
　気が動転して、風香から離れるのも忘れた小岩井は、その態勢のまま謝罪した。詫びる
小岩井の表情はいつもよりも真剣で、申し訳なさそうに微笑んでいる。

　風香は、間近でその眼差しに見つめられて、心臓がキュッと跳ね上がった。
　温もりが伝わる重ねられた大きな手に、ギュッと抱きしめられたくなった。
　自分の名前を呼び捨てで呼ぶ声を思い出して、頬がカァーッと熱くなった。
　好きという感情がどんどん膨れ上がって、身体からあふれ出そうになった。

　頭の中が真っ白になった風香は、顔を真っ赤にさせながら、急いで自転車に飛び乗ると
そのまま何も言わず、一目散に自宅目がけてペダルを漕いだ。
「とーちゃーん！」
　自転車の荷台に後ろ向きに乗ったよつばが叫ぶ声と、小岩井をその場に残して。

　二人乗りの自転車は、あっと言う間に綾瀬家に到着した。
　我に返った風香が後ろを振り返ると、遠くに小岩井の姿が確認できる。荷台に目をやる
と、よつばは後ろ向きでもしっかりしがみついていたようで、風香は胸を撫で下ろした。
　よつばは荷台から飛び降りると、小さく見える父親を指差して笑い出す。
「アハハ、とーちゃん、まだあんなとこいるー」
　劇的な親子の別れを演じたのに、よつばは台無しな台詞を口にして笑い転げた。
　こちらを気にも留めないよつばに、風香はこれ幸いとそーっと門の中に入ろうとする。
逃げ出したことが恥ずかしくなって、もう小岩井と顔を合わせられないという気持ちで、
一杯だったのだ。
　しかし背後からの声に呼び止められる。
「ふーか！　とーちゃん、おいけてぼりしちゃ、ダメでしょ！」
「……ごめんなさい」
　五歳児に頭を下げる女子高生の姿がそこにあった。

　結局、風香は小岩井にちゃんと謝ることをよつばに約束して、ひとまず自転車を片付け
ることにした。
　自転車をいつもの場所に停めて、カゴから鞄を取り出した風香は、深いため息をついた。
先程の出来事を思い返すと、まだ胸がドキドキしている。少女は気持ちを落ち着かせるよ
うに、鞄を胸に抱きしめ目を閉じた。

「風香」と呼ぶ小岩井の優しい声が、耳の奥にこだまする。その声は心地良く、ゆっくり
と心の中に染み込んで来る。好きな人に名前を呼んでもらうと、こんなにも嬉しくなるも
のなのだろうか。できればもう一度呼んで欲しい。そして自分がどんな気持ちになるのか
伝えたい。

　風香は目を開けて、空を仰いだ。抜けるように澄んだ空はとても高くて、少女の心をす
がすがしい気分にさせた。
　先程の件で、自分の気持ちは小岩井にばれてしまっただろう。でも、もう逃げ出さない。
そう決意した風香は、まなじりを決して、よつばがいる門の外に向かった。

　一方その頃、小岩井は自宅に足を運びながら、物思いにふけっていた。
　今日の風香はあきらかにおかしい。最初に気付いたのは、あさぎと風香、どちらを恋人
に選ぶか聞いてきた時だった。からかっているのではないか、と勘繰ってみたけれど、そ
んな感じではなかった。その後も半信半疑だったが、先程の風香の態度で確信できた。や
はり自分に恋していると。

　さて、どうしたものかと小岩井は思い悩む。
　風香のような美少女に好意を持たれて、嬉しくないわけがない。嬉しいことに間違いは
ないのだが、如何せん年齢差がありすぎる。優に一回りも違うのだ。
　おまけに相手は高校生。自分のような子持ちのおっさんと、女子高生では、世間的な目
から見て厳しいものがある。勿体無い気もするが、諦めるしかないではないか。

　切ない気分になる小岩井に、心の中の悪魔が囁く。遊びでいいから、ヤるだけヤれ、と。
　確かに小岩井はここ数年、子育てに掛かりきりで、その方面にはご無沙汰だった。欲望
だって人並みにある。風香のような可愛い娘を、抱けるものなら抱いてみたい。
　しかし小岩井は頭を振って、淫らな幻想を追い出した。淫行条例という法律があるし、
仮にもお隣さんである。折角ご近所付き合いがうまくいっているのに、もし発覚でもした
ら、気まずくなって居づらくなってしまう。引っ越して来たばかりなのに、それだけは避
けたい。

　なるべく風香を傷つけないようにお断りする、いい方法はないだろうか。そう思案して
いるうちに自宅前まで来てしまった。
　家の前には、鞄を両手で提げて、門に寄りかかっている風香が見てとれる。その姿は、
まるで学校の校門前で待ち合わせしている彼女のようだ。もし俺が同年代なら放っておか
ないだろうに、と小岩井は未練がましい妄想をする。
　風香の足元で、よつばが道路にお絵描きをしている。こちらに気付くと、元気良く駆け
寄って来た。

「とーちゃん、おかえりー！　おそいぞー！」
「ただいま。誰かさんが置いて行っちゃうんだもんなー」
　小岩井が傍らにいる少女に聞こえるよう大きな声で言うと、風香は恐縮して謝りだした。
「ごめんなさい、ごめんなさい。そんなつもりは、なかったんです」
「ウソウソ。驚かせたのはこっちなんだから、悪いのは俺の方だよ」
　小岩井の謝罪の言葉に風香は、してやったりという表情を浮かべる。少女は態度を豹変
させた。

「そうですよ。いきなりあんなこと言うんだもん。悪いのは小岩井さんです。責任取って
　ください」
　そう来るか、と小岩井は少女の変わり身の早さに、素直に感心した。
「どうすりゃいい？」と聞き返す。要求は遊びに連れて行ってください、だろうか、それ
ともいきなり、付き合ってください、だろうか。どちらにしろ小岩井はやんわり断る算段
を考えていた。
「もう一度、さっきみたいに名前を呼んでください」
　風香の願いは、小岩井の予想とは違ってささやかなものだった。少女の真剣な眼差しに
それくらいなら別にいいか、と願いを聞き入れることにした。

　風香は期待を込めた目で、小岩井の顔をジッと見つめる。
　よつばは足元で、これから何が始まるのかと固唾を呑んで見守っている。
　少女に見つめられながら改めて言おうとすると、何か気恥ずかしいものがあった。それ
でも大人の貫禄を見せつけるため、小岩井は余裕のある振りをして口を開いた。

「風香」
　と、小岩井が呼びかけると、少女は小首を傾げ、嬉しそうに、そう、本当に嬉しそうに
ニッコリと微笑んだ。それはまるで少女の身体の内から歓喜の花が咲き誇り、彼女の名前
の通り、花の香りが風に乗って、小岩井の鼻腔をくすぐるかのような錯覚に陥らせる。
　小岩井は、しばらくの間、我を忘れて黙りこくったまま、少女の笑顔をボーッと見つめ
ることしかできなかった。

「とーちゃん、どーした」
　よつばの声にハッと我に返る。不思議そうな顔で見つめる我が子に、バツが悪くなって
笑って誤魔化した。そんな小岩井に風香は何も言わず、でも伝えたいことは伝えられたと
いうように、満足気な顔をするのであった。

「小岩井さん、失礼します。よつばちゃん、バイバイ」
　風香はそう言うと振り返りもせず、あっさりと家の中に入っていった。
　拍子抜けする小岩井の胸の内に、微かな痛みが走る。胸に手をやると年甲斐もなくドキ
ドキしている。
　十六の小娘にしてやられた、と小岩井は舌打ちした。でも不思議と悪い気分はしない。
　小岩井は空を見上げた後、二階にある風香の部屋の窓に目をやった。そして、我が子に
こんな質問をしてみるのだった。

「よつば、かーちゃん欲しくないか？」

　つづく

そのかーちゃんはどこで手に入りますか？

GJＧＪＧＪ！
タイトルもいいな、とーちゃんとかけてんのか。
続きに心底期待

ふーか可愛すぎるだろJK
ふおおおぉ甘酸っぺええええええええ！！
こいわい　あとで　ころがす

小岩井の自重もろいなw　それでいいぞ
よつばが荷台に後ろ向きで座ってるとこがらしくていい

GJGJGJ！！！
ついでに規制解除されて良かった

>>340
ごちそうさまでございました。
甘酸っぱいな〜いいな〜
また続き楽しみにしています。

GJ!GJ!GJ!
素晴らしい！

>>340　gj　かわいいよつばだな・・・・・・。

あの、明日によつばとーちゃん投下します。
空気読めてない気はしますが・・・・・・せっかくできたんで、すんません。
それとも、ちょっと待った方がいいですかね？

>>350-357
温かい感想ありがとうございます
続きを書く励みになります
>>357
遠慮なさらずにどうぞ。やっちゃってください
楽しみにしています

どうも、>>337です
>>358さん、ありがとうございます、それでは僭越ながら投下させて頂きます。
このｶﾌﾟでしか妄想してないということで
俺のオナニーを全世界に！！　と、
とーちゃん×よつば（エロあり）で妄想を形にしたところ

・文法が変
・とーちゃんの心理描写が変
・エロが薄くて、内容薄くて変
・よつばが小三
・よつばがただのあほの子（っぽい）
・よつばがポニーで変（譲れない）
・とーちゃん童貞で変（譲れない）

ということになりました
拙い文章と上の設定と合わせて許せる。　そんな方だけ、読んで下されば嬉しいです


ではどうぞ

[よつばとーちゃん小学三年生]



「とーちゃん！！」

場所は小岩井家、時間は夕方、けたたましい音が玄関から聞こえるとともに、夕飯の支度をしていた俺に緑色の髪をした少女が飛びついてきた。

「おう、おかえりよつば」
「あはははは、ただいま！！」
「今日の学校はどうだった？」

よつばと呼ばれた少女はそれに笑いながら、友達となんやらしたや先生のはげがなんだと、俺に未だ抱きついたまま楽しそうに話すのであった。
抱きつくのは・・・まぁいいとしてもだ、如何せん台所で包丁使ったりしているので、どうも危ない。

「よつば、もうお前も小学3年生だろう、もうちょっと恵那ちゃんみたいにお淑やかにはなれんのか」

注意の意味も含めてそう言うが、よつばは大して堪えた様子も無く

「わかっぱわかっぱ、あ！　そうそうえながなー・・・・・・」

と話を逸らすのである。　そして結局後ろから抱きついたまま一向に俺から離れようとしない。
仕方が無いので俺はいつになく注意して包丁を使っているのだが、自分から聞いておいてよつばの話を聞かないとよつばが不機嫌になるので、よつばの話半分、料理半分で行動していたのだが、よつばも今日の夕飯に興味を持ったようで

「きょうはなんだ！　カレーか！？　カレーなのか！」
「カレーじゃねぇ、焼きソバである！！」
「なにっ、それはふつーにおいしいものではないか！」

と夕飯の話になってくれたので料理に集中できるようになった、がもう包丁で野菜を切る作業は終わっていたのでそんなに危なくない。
そこで俺はさっきからつまみ食いしたくてたまらないという口調になっているよつばを小突いたのだった。

（ん？）

俺はよつばを小突いた時によつばがなんだか大きくなっている気がして少し驚いてしまった。

「お前、また大きくなったんじゃないか？」
「あ、それジャンボにもこのまえいわれたー」

いつもの四つの部分の髪をおさげにしていたいたときと違い、今日は一つに纏めポニーテールにしているよつば。
カップラーメンとおやつの制限制が効いたのか、病気ひとつなく体も大きくなってきたようだ。
健康そのもの！　まぁいつもの冒険癖で生傷がちらほらあるのは心配だが。
（あとは喋り方だな・・・・・・）
よつばは小学生になって漢字も習ってる筈なのだが、何故か崩して聞こえてしまい、話言葉はひらがなな感じがしてしまう。　これではお淑やかには程遠い。
（もとが外人だからといっても関係ない気がするんだがなぁ）
そう思いながらよつばを見るといつの間にか俺から離れ虎視眈々とさっきフライパンで焼き上げた肉を狙っているようだった。
（ま、よつばはこんな感じが一番いいのかもな）
と納得するとーちゃんこと俺なのであった。

「いただきまっ！！　がつがつがつがつ」
「ゆっくり食え」

訂正、もう少し恵那ちゃんみたいにお淑やかさがあって欲しかった。
｛さっきから恵那ちゃんばかり例にあげているが決してそういう意味ではない、断固としてそういう意味ではないってかどういう意味だよ！｝
それに誰に言い訳してんだか・・・・・・まぁそれはそれとして、女の子としてこれは駄目である。　行儀もへったくれもない、味わって食う暇なんぞ無いとでも言うかのように焼きソバを掻きこんでいた。
あーあー麺が麺が・・・・・・せめてお行儀だけは良くしてくれよな。

「ほらこぼれてるぞ」

そう言って口の周りをタオルで拭いてやる、まったくいつになったら俺が拭かなくても済むようになるのかね。

「ありがと！」

そういいながらよつばはまたソバを掻っこみ始めた、あーあー・・・・・・。だがその姿は本当においしそうに食うので、
（まぁ・・・・・・かわいいから許してやろう、うん）
と、あっさり納得するとーちゃんこと俺なのだった。

「とーちゃん、はやくはやく」
「ああはいはい」
「はいはいっかい！」
「・・・・・・はい」

さていったいなんの遣り取りかというと、夕飯も食べ終わり時刻も夜の７時、つまりお風呂の時間である。
よつば自体もう一緒に入る歳では無い様な気もするが、如何せん親という物の知識がない。　母親もいないので、よつばが一緒に入りたいというならという感じで今日も今日とて流されてしまう。
（まぁ、よつばが嫌と言うまではいいかな）
とそんなにたいして気にせず、一緒に入ろうとよつばの服を脱がしたところで・・・・・・

「・・・・・・？　どうした、とーちゃんはらいたくなったのか？」
「・・・・・・ん！？　いや、なんでもないぞ・・・・・・ん、ほら、先入っとけ」
「？？　ん、おう・・・・・・」

危なかった・・・・・・。俺はよつばにかつて無いほどの衝撃を受けて少しばかり硬直してしまったのだ。　よつばに、というよりよつばの体に、だが。
（ついに・・・・・・、ふくらんできたか）
そう、今までただ活発な幼き少女だったのが少しづつ大人に変わっていく瞬間を見てしまったのだった。
（いつか・・・・・・いつか来るとは思っていたが・・・・・・）
それは父親として、片親として嬉しいものであり、寂しさを感じるものでもあり、だが何より一番衝撃的でそして一番自分にたいして怒りを感じたのは
（俺がよつばに欲情しただと・・・・・・？）
そうよつばの父親である自分がそのよつばにほんの一瞬でも欲情した・・・・・・。
確かに血は繋がっていない・・・・・・が、今までの時間は確かに、ただの仲のよい、親として愛し、そして親として愛される関係であったのに。
俺は自分にたいする嫌悪感で頭をもたげ吐き気までしてしまった。だがそんな時聞こえた声は

「とーちゃーん？　どうしたー？　かみのけできないんだぞーはやくこーい」

いつもと同じよつばの声だった。そこで俺はなんとか、あの時感じた感覚を気のせいだったことにすることが出来た。
（そうだ、よつばは俺の娘だぞ・・・・・・そんなこと、あるものか）
とむりやり納得させ、自分も服を脱いで風呂に入ることにした。

「あははは、とーちゃんくすぐったいぞ！」
「ん？　我慢しろ、というか嫌なら自分で出来るようになりなさい」
「えー？　べつにいやじゃないからいいんだよ！　あははは」

ほらな、すぐに仲のいい親子二人の出来上がりだ。よつばの髪の毛を洗ってやってると自分の中に過ぎった感情も忘れてしまったようだ。

「だが、いつまでも俺に洗ってもらっちゃ立派なレディにはなれんぞ？」

まぁ、ずっとこういう風にしている訳にもいくまいと注意を含んで言ったのだが

「・・・・・・めになれなくていいよ」
「え？　なんだって？」
「なんでもぬぇーよ！　あははは」
「？？」

髪の毛を擦る音と水の音であまり聞こえなかった、がよつばの髪洗いも終わったので湯船に入ろうとするとさっきまで感じていた疑問はどこかへ行ってしまったようだ。

「んじゃ、百数えるぞー」
「ちっちっちっ」
「？　どうした、よつば」
「じゅうだいはっぴょーーう！！　なんとよつばは５００までかぞえられるようになったのだ！」
「・・・・・・ほーう、それはすごいなぁ」

全然すごくない、すごくないが褒めておくことにした。
（小三では当たり前のような気がするんだがなぁ）
娘の将来に一抹に不安を覚えながらも、よつばの頭を撫でてやると嬉しそうに俺の胸に擦り寄ってきた。

「えへへー、もっとほめろもっとほめろ」
「はいはい、すごいすごい」
「はいはいっか・・・・・・なんだこれ」

まずい、やばい、興味持ちやがった。いままではただ聞いてくるだけだったが今回は違う。　俺の臨戦状態では無いものに触りやがった！！

「あはははは、なんだこれ！　ぷにぷにしてやがる！」
「こ、こらよつば、教えただろう？　そこは触るなって」

一刻も早く手をどけて欲しかったので少し語気を強めに言うが

「あ、そうか、えーっと・・・・・・でりばりー？」
「デリカシーだ、そこは触っちゃいけないもんだ」
「ああそうそうでりかしーな！　でりかしー！　わかるぞ」

といって、全く分かっていない様子で未だ俺の息子を触ってくる娘、勘弁してくれ・・・・・・。
（あ、まずい）
まずい、よつばの手自体もふにふにしていて触られるとくすぐったいと言うか、きもち、いやそういうわけでなく！
とにかくやばい、直に俺の息子の最終形態を見せる訳には・・・・・・！

「あ、ああ！　そういえばなんで５００から数えれないんだ！？」

と、話を逸らすこと成功。　よつばは俺の息子からやっと手を離しなんとも形容しがたい表情で

「えーとな、５００からかぞえようとするとできるんだがな？　いちからいっきにいうとどうしてもな？」
「別に一気に言わなくてもいいと思うが・・・・・・」
「だめだ！　いっきにいわないとよつばのぷらいばしーがゆるさん！！」
「プライドな、プライド」
「そう！　それ！　ぷらいどん！！　だから今日は５００までかぞえるぞ！」
「のぼせるわ」

ふぅ、よつばと話している間になんとか俺の息子は第二形態を見せるまでで留まったようだ。　危なかったぜ。
このあと風呂からあがり、よつばの体を拭いてやってる時、さっき感じたような嫌な感情は微塵も無かった。
（やっぱり、あれは気のせいなんだろうな）
と、今度こそ納得することが出来たのだった。

夕飯も食べ風呂にも入り、後は寝るだけである。　よつばはおやつを見てるのかずっとそわそわしているが。
まぁ、一応注意しておくことにした。

「おいよつば、もう寝るぞ？　寝る前におやつはだめだ」
「え、あ、・・・・・・うん」
「？　・・・・・・どうした、ずいぶん大人しいな」

なんだかいつもの反応と何分違うので思わず聞いてしまった。
いつもなら「ごめーん、とーちゃーん」っつて俺の上に飛び込んでくるもんなんだがな。
今は青色チェックの可愛らしいパジャマの裾をつかみ、ポニーテールを揺らしながらそわそわそわそわしてるので違和感あってしょうがなかった。
が、

「んーん、なんでもないぞ！　ほらはやくねろ！」

と言って直ぐに布団に潜りこんだので、
（まぁ、いいか）
と疑問を打ち消すように目を閉じた。

「ああ、おやすみよつば」
「・・・・・・ん！」

と、よつばに声をかけ疲れていた俺は直ぐに眠りに落ちていった。

深夜、俺は猛烈な違和感によって意識が復活した。
何かがもぞもぞ動いているのだ、俺の腹の上で、
（んん、なんだ？　よつばか？）
普通に考えればよつば以外に有り得ないのだが布団を捲るとそこにいたのはなんとやっぱりよつばであった。　俺の胸に顔を擦り付けている。

「なぁ、とーちゃん、みうらがな・・・・・・」

と俺が起きてきたことが分かったのか、よつばが話しかけてきた。
だが、顔はこちらに向けずずっと俺の胸に擦り付けたままでだ。

「ん、どした」

その声色に尋常じゃないものを感じたので、できるだけ優しく聞くと

「まだ、とーちゃんがすきとかおかしいっていう」
「・・・・・・そうか」

それは自分にとって少しばかり衝撃的だった。
この時期の子には確かにおかしいかもしれんが、それを気にするよつばに驚いた。
（よつばは周りの目なんか気にしない子だと思っていたからな）

「とーちゃんとふろはいったり、いっしょにねたり、するの、おかしいっていわれた」
「・・・・・・」

そんなことまで話したのか、それは、たしかに・・・・・・俺がおふくろと小三まで入ってるって想像したら、確かに、それはな・・・・・・。
だが、だが俺は嬉しいんだぞ？　よつば。　お前が俺を好きって言ってくれてよ。　父親として娘にこんだけ慕われるってことはな。

「よつば、周りなんか気にするな・・・・・・お前は可愛い俺の娘だよ」

そういって優しく抱きしめてやる、ついでに頭も撫でてやろうとすると

「・・・・・・ちがう」

？　何が違うのだろうか、よつばは俺の胸に埋めていた顔を上げた
（・・・・・・よつば・・・・・！？）
泣いていた、もうそれはそれは号泣だった。　涙で顔をぐしゃぐしゃにして。
今日は寒かったのでパジャマも厚着していたから分からなかったが、胸のところにはよつばの涙で濡れていたのだ。
驚いて頭も真っ白になっている、声も出せない。
よつばは涙で顔をぐしゃぐしゃにしたまま

「すぎ！　とーちゃんがぁ、うぅ、ずぎ！　ぐしゅ、すきなんだよぅ！！」
「よつば・・・・・・」

（どうしたんだ・・・・・？）
俺の頭は整理がつかなくてもう訳が分からなくなっていたが、言うべきことは見つかった。

「よつば、だからそれは」

父親として、と続けようとするとよつばは俺の言葉を遮り

「ちがう！　ちがぅ！　よつばは、ひっく、とーちゃんと、ちゅーしたい、ちゅーしたいよぅ！」
「な」
「とーちゃんとお、ずといっしょに、いっ、しょに、ずっ、とねたり、おふろはいったり、したいよ」

（本気・・・・・・なのか）
よつばの声色もよつばの表情も全部苦しんでいた。　苦しんでそれでも俺に内の思いを吐露したのだ。
（だが、それはもしかしたら）
そう、親と結婚する。　という昔子供の頃に言ったかも覚えていないが、親をただただ純粋に愛したあの気持ち、それの延長線上かもしれない。
そう思い、自分の中で芽生えたよつばへの気持ちを必死に押さえつけた。
が、

「とーちゃんのかーちゃんになりたい、ひぐっ、とーちゃんはほんとのとーちゃんじゃないじゃないか！　とーちゃんすきになってなにがわるい！！」

と激昂する。
（よつば・・・・・・！　だがそれは）

「とーちゃん、むねがずっといたい、くるしいよぅ、なおしてよう！　とーちゃんが、とーちゃんがいたら」
「よつば・・・・・・」
「やだやだやだやだ、とーちゃん！　よつばは、よつばとーちゃんのむすめじゃない！　むすめなんていやだ！」

どうすれば、いいのだろうか。　俺の頭ん中はこういうとき言葉を全く翻訳してくれない。
（俺翻訳家なのにな・・・・・・）
よつばは何を思って俺に気持ちを吐露したのだろうか。
よつばの言葉そのままを受け取ることは・・・・・・できない。
俺はよつばが好きだ、愛している、だがそれはこいつの親として
（ならなぜあの時、興奮したんだ）
俺のなかで最大の疑問が頭の中に浮かぶ。
（違う、あれは）
（違うことなんか無いだろう、あれは、あんな感情は娘にたいして持たない）
（血が繋がっていなくても、俺はこいつの父なんだぞ、今よつばの事を受け止めて俺が今までしてきた事は！）
（一人の女の子がよつばが苦しんでんだぞ）
（俺はよつばの父親なんだぞ・・・・・・？）

「とーちゃん」

俺が俺の中の否定したい思いと葛藤している時、泣き止んだのか、よつばが話しかけてくる。

「とーちゃん、すき？　よつばのこと」
「・・・・・・ああ」

それだけは確かに言えることだった。娘を愛しているそれは確かである。

「だったらえっちしてくれる？」




・・・・・・ん？　んんん？　あれー？　いやいやいあいや、あれ


「え、いやまてよつば」
「よつばを、とーちゃんのかーちゃんにしろ！」

これはどういうことだ。　
開き直ったのか、さっきの台詞をかわきりに、えーっちえーっちと復唱している。

「いや、だからそういう好きじゃな・・・・・・」
「しるか！！　すきにちがうなんてないぅわ！」

もう完全に吹っ切れたみたいにお祭りモードである。
ちょ！　こらこら、服を脱ごうとするな！！

「だから、よつば！　違う俺はお前の」
「とーちゃん」

よつばが俺の言葉を遮る。

「よつばのきもちもちがうのか？」
「あ？」
「よつばのむねがくるしくなったり、とーちゃんにさわられると、きもちよくなったりするのもちがうのか？」
「・・・・・・」
「ちがうなんてやだ、とーちゃんのことだいすきなのに・・・・・・あいらふゆーなのに」

そういってまた泣きそうな顔に戻る。
（なんだよ、わたしはあなたをわらうって、は、ははは）
だが吹っ切れた、わかった、負けたよ。　よつば。
俺やっぱお前のこと好きだ。　愛してる。
そうだな、俺は・・・・・・ずっと誤魔化していたのかもしれねぇ。　お前と過ごしてたあの日常の中で。
だから俺はこれから許されないことをする。　間違ったことをする。
それだけは覚悟するから。　必ず守ってやるからなよつば。　どんなことからも。
ごめん。　俺は最低な奴だ。


「・・・・・・つか、お前、えっちの意味分かってんのか？」

俺はふとなぜ知っているのか、なぜ服を脱ごうとしたのかもろもろ含めてよつばに聞いてみた。


「え？　あぅ、あ、あのな、え、えながなまんがよんでて、それで」


・・・・・・・・・・・・ええええええなあアアアアアちゅうわあああああああああんんん！？
小三になんてもの！！　なんてものみせてんだあのこ！！　全然お淑やかでもなんでもねぇええ！！
俺が絶句しているのを心配になったのか

「みうらはな？　へんだよーとかいうんだけどな？　えなはちゃんときいてくれてそれで、きていじじつ？　とかいうのつくれって」

と、さらに知りたくない情報が続々出てきた。
（俺の中のイメージが・・・・・・）
恵那ちゃんのキャラを改めた瞬間である。

「なにするんだ？　ってきいたら、えっちするんだよーって」
「・・・・・・そうか」
「だ、だめか？　やっぱりしてくれないのか？」

そういってまた泣きそうな顔になる。
余計なこと教えた恵那ちゃんには後でお灸を据えるとして、今はよつばに答えるのが先だと

「痛いぞ・・・・・・？」

と、最後の確認をとる。

「してくれるのか！？」
「・・・・・・おう」
「いたいのかー、そうかー、でもいいや！　とーちゃんのかーちゃんにしてくれるんだろ？　だったらいい！！」
「そうか・・・・・・めんな」
「？　とーちゃん？」

その顔は本当に嬉しそうで、本当に綺麗で
（俺は今からこの顔を汚すのか・・・・・・）
それだけは分かる、だからこそ謝らずにはいられなかった。
泣かずにはいられなかった。

「ご、めんな、・・・・・・よつば、・・・・・・おれは」
「とーちゃん？」
「俺は、お前の・・・・・・本当の、とーちゃんに、はなれなかった・・・・・・、ごめ、んな」
「・・・・・・」
「お前が、・・・・・・好き、だ・・・・・・、よつば、ごめんな」
「とーちゃんがとーちゃんになってくれたらとーちゃんはとーちゃんじゃなくていいよ」
「？」
「およめさんにしてくれるなら・・・・・・いいよ、とーちゃん」


その言葉で迷いもなにもかも消し飛んでしまった。
もうよつばのことしか考えられなくなり、よつばを俺は、押し倒した。

「わっ、なんだ、どうした、とーちゃん」

よつばはいきなり押し倒されてびっくりしたようだ、あわてた様子で俺に問いかけてくる、俺は

「・・・・・・するんだろ？　まずは脱がなきゃな」

と、よつばのパジャマに手をかけながらそう言う、と。

「ん・・・・・・うん」

と顔を真っ赤にしながら頷き、目を瞑るとそれきり動かなくなった。
そんな反応を見たのは初めてだったので、なんだか余計興奮してしまい、よつばのパジャマの上からまだ発展途上な胸を揉んでやることにした。
そしたら案の定、よつばは真っ赤になっている顔を驚いたふうにしてこっちを向き

「！　・・・・・・あぅ、とーちゃ、・・・・・・あ、ひぃ・・・・・・」

と甘い声を出し始めた。

「どうした、なんか変か」
「う、んぅ・・・・・・、なんかへんな、・・・・・・かんじ、あぃ」

？　どっちだ？　まぁ、とりあえず嫌では無いみたいなので続けていると

「とーちゃ、とーちゃ、いぁ、ん、ふく、ふく！　あぅ・・・・・・」

となんだか切羽詰った声色で言ってくる。
どうしたと問いかけると、どうやら服を脱がしてほしいらしい。

「あついぃ、とーちゃ、からだぁ、あつい！　ふく、ふく」
「あ、あぁわかった」

もう我慢ならないようで、少し、ほおんの少し膨らんだ胸を俺に押し付けてくる。
しょうがないのでよつばの長袖パジャマの胸の部分をボタンを外してはだけさせ、
パジャマの中に左手を入れ、シャツ越しのずいぶん熱い背中の部分を支えて上のパジャマを外してやる。
すると、シャツ越しでも分かる、胸の部分にさくらんぼみたいな小さい突起が二つ見えた。
（うわ！　感度いいな、コイツ、もうか・・・・・・！？）
と、将来にものすごい期待をしつつ、その突起をつまんでやると

「いひゃっ！？　ふぁあうぅぅぅぅ・・・・・・」

と物凄い反応が返ってきた。　真っ赤にした顔に口を大きくあけて、目も潤んできている、汗もかいている。
よつばからの女の片鱗に、匂いに少し驚いた。

「ひゃあ、やめ・・・・・・、とーちゃん、うぁう、やめ」
「どうだ、よつば？　・・・・・・気持ちいいか？」
「うぅぅぅ・・・・・・、わ、わからん！　わけわからん！」

ははは、こういう反応も可愛いから良し。　と、直に触ってやるためシャツに手をかけるのだが
（よつばがバンザイしてくれんと脱がせぬ！）
とぶっちゃけとーちゃんこと俺経験ないのであまり分からんのである。
童貞野郎が娘に童貞貰ってもらうってどうよな気はするが、そこはあまり考えないことにした。

「よつば、シャツ脱がすからバンザイしろ」
「うぇ？　・・・・・まじでか」
「おう、まじだ、早くバンザイしろ」
「あれ？　・・・・・・はじらうとこうかあるってきいたけど、とーちゃんにはきかないなぁ」
「恥じらい？」
「いまいっただろ、まじでかーって」
「・・・・・・」

それは恥じらいじゃないんじゃね。

「・・・・・・まぁ、お前はいつもどおりにしてろ、それで十分可愛いよ」
「？　ん、わかっぱ」
「ほらバンザイしろ」
「ん！」

と俺にのしかかられた体勢ながらもシュビッと両手を上げたので、裾のところから一気に脱がすと直ぐ横にシャツを放り投げた。
するとよつばは、随分潔く胸を突き出してきて

「ん、・・・・・・して」

と顔を真っ赤にし横に背けながらそう言う。
（やっぱり自然な恥じらいがいいな、よつばは）
いやだがまてよ、もしかしたらよつばは狙っている・・・・・・？　と、疑いをかけるが
ピンク色に染まる体をしっとり濡らす汗や、よつばの体に走る緊張の震えがその思考をかき消す事ができた。
（なら、・・・・・・ちゃんと答えてやらないとな）
と、その突き出された胸を激しく揉んでやる。

「ひん！？　とーちゃ！　んぅう・・・・・・」

といきなり激しく胸板をこねくり回されるとは思わなかったのか、よつばは人差し指を歯で噛みながら、左右に首を振り甘い喘ぎ声を出しはじめた。
俺は気を良くして試しに舐めてやることにし、右の先端の部分をぺロリと舐める。と、

「んひゃあ、ひゃひゃ、うぅ」

と、くすぐったいのか、感じているのか分からない声を出し始めたので、俺の経験の無さが悪いのだろうかと
よつばの胸を揉みながらブルーになってしまったのだ。　
だがまだ終われぬという挽回する気持ちで今度は下も弄ってやろうと、パジャマの上から左手で股間を触ってやると
（・・・・・・びしょびしょじゃねぇか）
そう、よつばはジュニアショーツもパジャマズボンもとおり抜けて股の部分を愛液でびしょびしょにしていたのである。
（なんつー感じやすい体だ・・・・・・）
これは将来ものすごい女になるのではないかという期待をまたしてしまう瞬間であった。
これはもう下着もパジャマも意味を成さないと思い、右手で胸の突起を揉みながら左手でパジャマを脱がすことにした。
脱がしている時に邪魔が入るかと思ったのだがそんなことは無く、
よつばは俺の右手に両手でしがみ付いて目を硬く瞑り、一つに纏めたポニテールを揺らし、未だに喘ぎ声を出し続けている。　気づいた様子はないようだ。
これは好機と思いゆっくりズボンを下ろし、ショーツも下ろすことができた。
よつばはそれでも気づかないようなので、さっきから少女にしては多すぎる愛液を垂らすそこを指で少し押してやる。
すると

「あんっ！？　ひゃうぅぅう・・・・・・、あぅ！」

と、またもや驚きに満ちた声と感じた声を出すよつば。
（出来上がってるな、これは）
と俺自信も驚きを隠せなかった。
元気で活発であった少女、それが今は女の色香を振り撒き、俺の下で感じた声を出す。
これがあの愛娘なのか、と考えると誇らしくもなり、哀しくもなった。
俺はなにをとまたあの不快感が押し寄せてくるのを

「すきぃ、とー・・・・・・ひゃん、すきいいい・・・・・・」

よつばの声が振り払う。　ああ、もっと気持ちよくしてやるよ。
そうして、胸を揉んでいた右手はよつばの体を支えるために使い、右手の指を一本だけよつばのそこに挿し込んでやる。
　

「ふぁぁぁあ！　とーちゃん！　とーひゃん！」

と、指を中ほどまで入れると耐え切れなくなったのか,よつばがポニーテールを振り乱しながら叫びはじめた。
そのままゆっくり上下に出し入れしてやると

「うああああ！　だめ！　とーちゃ、ちゅー、ちゅ！、して！　うあぁ！」

と、ちゅーをねだられてしまった、そういえばこれが初めてのキスかとおもいながら、口をたこみたいにとがらせてうーうー言っているよつばにキスをした。
キスといってもフレンチではなくディープなほうである。　よつばの口内に俺の舌をねじ込み、よつばの舌を吸ってやる。
すると、よつばも驚いて目を見開き、初めての感覚にすぐさまその目をとろんとさせる。

「ん、・・・・・・んっ、ふっ、・・・・・・ん！　ん、ん、んんんんんぅ！！」

とよつばにキスしながらも、指の出し入れを続けていたらよつばの中が指を千切る勢いで強烈に締まり、よつばの体がビクビクと大きく痙攣し始めた。
よつばは俺とキスをしたまま人生で初めての絶頂をむかえたのである。

「はぁ・・・・・・ふぁ・・・・・・」
「よつば？　・・・・・・大丈夫か？」

よつばに問いかけながら顔を見ると、口の端からは俺とよつばのよだれが垂れ、熱があるように頬は上気し、目は開けているが焦点が合わず意識がないような状態であった。
（・・・・・・完全にイってるようだ）
キスもディープなものだったので、よつばには呼吸が出来なかったようである。
よつばは完全に意識を飛ばしているようで、何を言っても反応しない。
秘所からはイったことでかなりの量がながれている。
（・・・・・・どうしようかね）
このまま寝るか、とかを考えたは考えたものの
（これをどうやっておさめるか・・・・・・）
実は、よつばの見たことのない数々の痴態を見て、俺のアイツはもうジャンボにそりゃもうジャンボになっていた。
ジャンボになったと言うことは、親父失格＋ロリコンの称号を掲げることになると同義で、
それでも自分の欲望は抑えることはできず。　よつばにぶつけてしまった結果がこれである。
まぁ自業自得かと諦めかけたとき

「とーちゃん・・・・・・」

とよつばが俺を呼んだ。

「よつば？　よつばはもうしんどいだろ？　今日はもう・・・・・・」
「・・・・・・だめだ」
「だめだってお前」
「とーちゃんの・・・・・・およめさんに、して、・・・・・・っていった」
「・・・・・・」

もう息も切れ切れで、さっき覚醒したばかりなので目もまだ焦点が合っていない。
そんな状態で

「・・・・・・から・・・・・・ちょうだい、とーちゃん」

なんて誘うのだ、この娘は、よつばは・・・・・・。
だから、俺は・・・・・・

「わかった、・・・・・・痛いぞ、ものすんごく痛いぞ、・・・・・・いいのか？」
「うん・・・・・・！」

即答である。どれだけ痛いかわかっているのだろうか？　いや分かっていないだろう。
指だけでも一本が限界だと感じたそこに、イった余韻なのかまだ愛液が溢れているそこに、俺は自分の汚いモノを入れるのだ・・・・・・。
俺は着ていたシャツとパジャマのズボンを脱ぎ去り、この上ない背徳感と愛情をもって、俺はそこに、自分の息子の先端をつけた。

「・・・・・・あっ！」
「よつば！？　大丈夫か？」
「え、あ、・・・・・・うん、というかでか！　さっきあんなふにふに小さかったのに！」

よつばは今気づいたのか、俺の肉棒をみて驚いたようだった。
それはいっちゃいけないんだよ、よつば・・・・・・。
そんなことを心の中で言っていると、よつばは少し怖くなったのか体がふるふると震えだした。

「・・・・・・やっぱり・・・・・・やめるか？」

と心配を含めて聞くが、

「ううぅ、がんばります！」

と意気込むよつば。　そうか、がんばるか・・・・・・本当に、コイツは・・・・・・。

「痛い時は泣いていい、殴ってもいい、・・・・・・頑張れな」
「・・・・・・うん」

その返事をかわきりに俺は自身を押し進めていく。
まずは先端の亀頭がよつばの愛液のおかげか埋まる。
この時点でもうよつばはキツそうである。

「・・・・・・大丈夫か？」
「お、・・・・・・おう、ぅっ、・・・・・・まだだいじょうぶ！」
「そうか、・・・・・・ならもう少しいくぞ」

そういいながら、両手でよつばを強く抱きしめる。
よつばもそれに答えて俺の背中に腕を回してくる。
そして圧し掛かるように腰を少しずつ、少しずつ沈めていった。

「！？　う！　はぅぐぐ・・・・・・」
「ぐっ、うっ・・・・・・も、もう少しだぞ、よつば・・・・・・」
「うん、うんっ！」

よつばの窮屈すぎる膣内を押し入る。
いくらよつばが出す愛液の量が多くとも、俺の肉棒はやはりサイズが違いすぎて、よつばも苦しい表情を隠せないみたいだ。
俺の亀頭はもう埋まり、もう少しいけるか？　と力を入れたところで、なんだか膜のようなよく分からないヒダヒダに先端が当たった。
（これが処女膜ってヤツか・・・・・・？　膜じゃないとかヤンダは言ってたが・・・・・・）
なんにせよ、よつばもお腹の中にでか過ぎる杭を打ち込まれたように、苦しんでいる。
声をあげると心配されてしまうと思っているのか、今は俺の背中に回していた腕を外して両手で口を押さえている。

「よつば？　今から一気に行くぞ、深呼吸してリラックスしろ」
「ん？　んーーんーー」
「いや、手を外して口でやれ」
「ん、・・・・・・すぅーーー・・・・・・はぁーーーー・・・・・・」

よつばに深呼吸を薦めると、よつばも従い
そのおかげでさっきよりは体の震えが抜けたみたいだ。

「・・・・・・いくぞ、よつば」
「ん」

よつばはまた口を押さえ俺の目を見る。
俺はよつばの腰をしっかり固定し、そして、・・・・・・貫いた。

「ん！　んぐううぅう！！？　うやああああ！！」
「よつば・・・・・・！」

貫いた瞬間純潔を失ったよつばは、全身を硬直させピクピクと痙攣し、あまりの痛みに口を押さえていた両手を俺の首に回し、痛みを堪える様にぎゅうと抱きしめてきた。
目からは涙が流れ、口からはなんとか押し殺そうとする悲鳴、繋がった部分は純潔の証である赤い雫がしたたる。
よつばの全てが愛しくて、俺もよつばを守るように抱きしめる。
だが納得いかないことがあった、それは、よつばが苦しんでいるのに、自分だけものすごい快感が襲ってきているということである。
サイズが違いすぎるということは、それ故に締め付けが強烈であることを示していた。
自らが動かずとも達しそうになるその感覚に耐えながら、俺はよつばを抱きしめ続ける。
（せめて、少しでも痛みが和らげば・・・・・・）
と、抱きしめついでに頭も撫でてやると、よつばは痛みを隠し切れない表情のまま、信じられないことを言った。

「うぐぅう・・・・・・とーちゃあん、うごいてっ・・・・・・」
「なっ・・・・・・！」
「えなのほんで・・・・・・・、いっぱいうごいてたぞぉ・・・・・・とーちゃんも、うごいて・・・・・・」
「お前痛そうにしてるじゃないか！」
「うえ、えー・・・・・・、いた、くないもん」

よつばが嘘をついているのは俺の目が腐ってるとしても見抜けるほどだった。
声には痛みの余韻が残っていて、顔には疲労の痕、涙は止まっているが涙の痕は残っていた。
（そんな状態で・・・・・・）
それでもよつばの目は、俺を視界の中から離さない。　その目はなんだか寂しそうで・・・・・・。
俺のアレには快感があるが、確かにこのままでは生殺しであった。　痛みはないのにこのまま耐えるのもある意味拷問に近い。
だから俺は

「そうか・・・・・・ゆっくり動くぞ、痛かったら言うんだぞ・・・・・・？」
「・・・・・・うん、とーちゃ、ん・・・・・・はやく・・・・・・」
「・・・・・・わかった、いくぞ・・・・・・！」

我慢できずにそういって、窮屈な膣内をゆっくり動かし始めた。

「・・・・・・んぅ！　にゅあっ、　ひううっ・・・・・・」

とよつばは俺を心配させまいと唇を噛み、なんとか声を抑えようとしていた。　俺の首に回した腕にも力がこもる。
俺が腰を引くと、よつばの中から俺の肉棒が現れる、その肉棒にはよつばの蜜と破瓜の血で濡れていた。
そのまま抜けてしまうぎりぎりまで引き出し、そしてまた膣内の最奥に向かって身を沈めてゆく。

「ひぁあぁ・・・・・・あっ、うう・・・・・・あっ・・・・・・！」

よつばも少しは慣れてくれたのだろうか？　
あれからゆっくりと何十回も往復させていると一回一回往復するたびによつばから溢れる蜜の量も増え、一回毎にどんどん楽に挿れることができるようになった。
よつばも苦しい声色は捨てきれていないようだが

「あぅう！　とーちゃ、・・・・・・とーちゃあ、あっ、・・・・・・うんっ」

と、少しずつ、少しずつ喘ぎ声に甘いものが混じり始める。
ならもう少し・・・・・・！　と、奥まで自身を進めていくと、こつんと自身のモノが何かにあたる。

「あひ！　とーちゃあ、あ、そ、それ・・・・・・！」

と、体は震え始め、突いた瞬間顔を真っ赤にして目を見開くという、明らかに違う反応を見せた。
なるほど、つまりここは子宮口のようだ、だがやはり小さかったのだろう、自分のアレは全部入りきらず３分の１ほど余ってしまっている。　
それでも、自分に対する快感は半端ではない、子宮口を叩いた瞬間よつばの膣内もまた強烈な締め付けが襲ったのだった。
もともとキツイよつばの膣内がさらに締まった時は、意識が飛びそうになったものだ。

「・・・・・・とーちゃあん、ど、した、・・・・・・」
「ん・・・・・・？　あ、ああ」

膣内の不意打ちで、腰の動きが緩くなっていたようだ。
よつばも、完璧に・・・・・・とはいえないが、だいぶ膣の中もほぐれた様だった。
これなら・・・・・・、と
常に力を入れないと射精してしまいそうな膣内の抽送ペースを上げる。

「んふぁ！　はひっ、・・・・・・あぅ！　あ、ひぃ・・・・・・！」
「よつば・・・・・・！　ぐっ、どうだ・・・・・・？」
「とーちゃ、あ、わ、からん、・・・・・・ふわふわして、・・・・・・とーちゃあ！」

少なくとも痛すぎるということは無いみたいで安心する。
よつばは髪を振り乱し、口からは再度よだれが垂れていて、目も焦点が合わず半分意識を飛ばしている状態であったが、俺の首に回した腕だけは強固な力がこもっていた。
膣内がじゅう、と熱くなるのが分かった。　よつばから出る愛液がさらに増したようだ。　ふとんには結合部から垂れたよつばの愛液でぐしゃぐしゃになっていた。
よつばの中で快感が勝っているのが分かったので、更に抽送のペースを上げてゆく。

「あんっ、とーちゃあ、・・・・・・こわい！　こわいよお！　うわあ、・・・・・・・ああっ！」
「はぁ、はぁ、・・・・・・・よつば・・・・・・？」
「とーちゃあ！　ぎゅって、ぎゅってして！！　とーちゃ、とーちゃあ！」

お望みどおりよつばの腰を掴んでいた手を離し、よつばの背中に腕を回しきつく抱きしめてやる。
ついでに、俺はそろそろ限界だと、両手を使えないので腰だけで、たまのような汗をかきながらよつばの未発達な膣内にトップギアで打ち込み始める。

「あああ！！　ひゃああ！　とーちゃ・・・・・・！　とーちゃ！　すきいぃ・・・・・・！　とーちゃあん！！　だいすきぃ！」
「ああ・・・・・・！　愛してるぞ、よつば・・・・・・！」
「・・・・・・う、ん・・・・・・とー、ちゃ・・・・・・わけ、が・・・・・・、わか・・・・・・、らな、く・・・・・・す、・・・・・・き」

よつばはもう声も出せなくなる程になっている。　口をパクパクさせて聞き取れないほどの小さな声ですきとだけ聞こえた。
結合部からは肉のぶつかり合う音と、よつばの蜜のぐちゅぐちゅという音が興奮をさらに掻き立てる。
俺はもうよつばの柔肉の感触で今直ぐにでも射精してしまいそうなのを堪えて、これで最後だと言わんばかりに子宮口を渾身の力で叩いた。
その瞬間急によつばの体が痙攣し始め、膣内が恐ろしい程の力で締め付けられる。
俺の方は目の前が真っ白になり、力が抜けていく、だがそれでも最後の力で、俺はよつばにキスをした。
そして俺の股間はよつばの中に入ったまま、

「ん、ん、ん、んんんんんんんんんんんんんんんんん！！！！」
「んぐぅ、お、・・・・・・つば・・・・・・」

最奥にむかって射精した。
俺の欲望の塊が注がれるたび、よつばのからだは呼応するかのようにビクビクと痙攣し続けている。
キスをやめ、俺の射精が終わると、よつばは恍惚の表情を浮かべ、力尽きたかのようにくにゃりと倒れた。

「よつば・・・・・・？」
「・・・・・・」

どうやら気絶したみたいだ。
（やっぱり、無理させちまったんだな・・・・・・）
俺はよつばの中からゆっくりと自身を引き抜くと、よつばの血と愛液、そして俺の精液でピンク色に染まっている俺の肉棒と、よつばの秘所をティッシュで拭いてやる。
さっき脱がせた服をよつばに着せ、俺も着替えると、倒れこむようにしてよつばに覆いかぶさり、そのまま、目を閉じた。




朝である。
俺は心地よい疲労感とともにゆっくり起き上がると、傍らに置いておいた時計を見た。

「・・・・・・うおおおおおおおお！！」
「わっ！　なんだ、とーちゃん！　てきしゅうか！？」

俺の朝の大声は隣で寝ていたよつばまで起こしてしまったようだ。
さて、なんでこんな大声をだしたかというと

「よつば、もう８時前だ！　遅刻だぞ！！」

遅刻に関しては完璧に俺が悪いのだが、今はそんなこと言ってられないので、よつばを急がせようとよつばの肩に触れると

「・・・・・・よつば？」
「・・・・・・？」

なんだかよつばの体が熱い、顔もこころなしか赤い気がする。
まさかと思ってよつばの額に自分の手を当てる。　これは・・・・・・

「・・・・・・やっぱり、熱があるな・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・そうか、昨日無理させちまったもんな」

よつばのこの状態は、十中八九昨日の処女消失のせいだろう。

「今日は学校行かなくていいぞ、電話しといてやるから」
「・・・・・・うん」
「もう横になれ、それともなんか食べたいもんあるか？」
「・・・・・・とーちゃん」
「は？」

コイツは何を言い出すのだろうか、俺が食べたい・・・・・・なんて。

「とーちゃん、おまたがいたい、・・・・・・なんかおまたにはさっまってるかんじがする、うごけない」
「あ？　あぁ、そうか、そうだよな、悪かった」

ああ、さっきのは俺の質問に対するあれじゃなかったのね。
しかし、そうかやはり昨日のが・・・・・・こりゃどっちにしても学校は休まなきゃならんかったな。

「おかゆでいいか、よつば？　それともなんか欲しいのあるか？」
「なんでもいい・・・・・・」
「そうか、じゃ、ちょっと待ってろ、すぐ作ってくる」
「・・・・・・とーちゃん」

と、立ち上がろうとしていた時によつばがまた声をかけてきたので、もう一回座りなおす。

「・・・・・・どうした」
「よつば・・・・・・、とーちゃんのおよめさんになれたかな」
「・・・・・・・・・・・・あぁ」
「あははは・・・・・・やったぁ・・・・・・」

よつばは顔を真っ赤にして目を潤わせながら、口の端をにへらと曲げそのまま眠りについた。

「すー・・・・・・すー・・・・・・」
「ふ、寝つきの良いやつめ・・・・・・」
「すー・・・・・・」
「・・・・・・ごめんなよつば、とーちゃん・・・・・・お前を汚しちまった」
「すー・・・・・・ん・・・・・・」
「誰よりも・・・・・・、愛してるぞ、よつば・・・・・・」

そういって目の前にいる黄緑色の髪をした姫に、そっと口付ける。

「さて、おかゆを作っとくか・・・・・・」

起きたら暖めなおして食べさせればいい、と立ち上がり背中を向けた瞬間

「とー・・・・・・ちゃん、・・・・・・・・・・・・愛してる」

思わず振り返ったが、そこには未だ深い眠りに落ちたよつばのみ。

「・・・・・・・・・・・・・・・ははは」

さて、可愛い嫁のためにとびきり美味いおかゆを作ってやるとしますか。

とりあえず言い訳だけ、すんません。
よつばとーちゃん書いてみて思ったのは、難しい！　それだけ！　
俺の妄想は文章にすると支離滅裂になるようです・・・・・・すんません。
このssのなかで書いてみたかった、よつば釣鐘ヘッドバッドシチュも技量不足のため入れられなかった。
心理描写も展開が早い気がしますね。　それでも今の技量ではこれが精一杯です、すんません。
いや書き手コメうざいですよね、すんません。　


そんなssでしたが読んでくれた人には感謝！
>>358さん続編楽しみにしています！

>>359
長すぎてめげた・・・

文法だけは本人も読み返してから投稿するんだから
変だと思うのなら直して欲しかった

文法は勉強不足のためで、申し訳ない
自分の中で変だなという所は、なんとか直したのですが、
直しきれていない読み手さんからして変だと思うところも気にしないでと言う意味で注意書きをしたので、言葉が足りずすいません。
長いのも、纏め切れない自分の力量不足のためで、たいへん申し訳ありませんでした。
>>387さん気分を害させてしまい、重ね重ねすいません。

>>386
GJ!
好みのカップルではないが描写に感服
エロいってのはこういうことだｗ

良かった
そこまで長いとは感じなかったな
続き読みたい

GJ
ここはやんよつ好きが多いみたいだからな
とーちゃん×よつばは新鮮でよかた

えろいな

>>386
前置きで言い訳が多かったから、覚悟して読んだのだけれど……いいじゃないですか！
I laugh you. で笑いました。それからこれは個人的な願望なんですけれど……
本来、五歳のよつばの設定を変えるのなら、そこは中学生くらいにして欲しかったなぁ
血の繋がっていない娘を育てているというだけでも、十分怪しいのに
そのとーちゃんが、小学三年生に欲情するロリペド野郎だなんて嫌すぎる
せっかくのとーちゃんの葛藤が、途端に薄っぺらいものに変わってしまって、勿体無いなぁ
中高生あたりの美少女のよつばに迫られて……とかなら、その心情も理解できるんですけどね
何はともあれ、楽しませていただきました。ＧＪ！

GJ!!
長いのは前置きも有ったし気にならなかったよ
そんなことより萌えた

ついでに、やんよつ求む声が多いのは保守ついでに書いていたほぼ自分の書込みだと思う
すまんかった

GJ えろいw

つーか恐縮し過ぎ、全部読んでもない奴に謝りすぎ
もっと堂々としろや

とーちゃん×よつば待ってました！
あえてよつば小３設定にした>>386にGJと言わざるをえないｗ
もしよければ番外編とかも書いてくれ

みなさん感想どうもありがとうございます。

>>390 >>396さん番外編はどんなシチュがいい？
頑張って書いてみます。

ＧＪ

その二人じゃないがとにかくえろいので頼む

とーちゃんと恵那ちゃんでお願いします

恵那ssは確かに欲しいな

欲しいね

なぁ誰か保管庫新しく作れよう
恵那ss書きたいけど
過去ログ見れないからネタ被るの嫌だし

マジで誰か頼む

言い出しっぺの法則

ほしゅ

あげ

お膳立ては整った。さあ、ここからが本番だ！（性的な意味で）
今回が最終話ですが、長くなりそうなので前編、後編に分割します
本当はすべて書き終えてから投下したかったのですが、慣れないエロシーンに手こずって
筆が進まない現状です。久しぶりに規制解除が来たので、前編だけでも投下します
>>341-349　『風香とコイの駆け引き』の続きです
とーちゃん×風香　エロなし

　ハート模様が目立つ、継ぎはぎパッチのチェック柄。可愛らしいと言えば可愛らしいし
センスが悪いと言えばそれもまた然り。そんな柄のパジャマの上に、カーディガンを羽織
った少女が、自室の勉強机に向かって、ペンを走らせていた。
　明日は中間試験最終日。そして時計の針も、もうすぐその明日を指そうとしていた。
　辺りは静寂に包まれて、聞こえてくる音と言えば、二階のこの部屋まで届く、微かな虫
の音と、シャーペンの芯がノートを擦る音だけだった。
　授業の内容を几帳面に書き写したノートの余白に、少女がたった今、書き記したのは、
“小岩井風香”という名前だった。

　綾瀬風香は、恋する乙女がよくやる、結婚した時の名前を書いて妄想に浸るという行為
に励んでいた。もちろん明日の試験勉強は、既に終わらせている。そこは優等生の風香に
抜かりはなかった。試験初日につまづいたものの、その次の日から今日まで、風香は本来
の実力を発揮して確かな手ごたえを感じていた。
　そして試験初日の自宅前で、風香が小岩井に別れを告げた時にも、違う意味の手ごたえ
を感じていた。あの時、自分の笑顔に見蕩れていた小岩井の表情は、確実に自分を異性と
して意識していたものだった。
　あれから小岩井とは顔を合わせていない。恥ずかしいからという訳ではなく、ただ単に
機会がなかっただけだ。お隣さんと言えども生活パターンが違うので、特別な用事がない
限り、中々会えないものなのだ。
　だからといって、風香は別段焦ってはいなかった。最近読んだ雑誌の恋愛特集に、殿方
の心を惹きつけるには、時には引くことも大切だと書いてあったからだ。

　風香はノートに書いた名前を眺めて、ニヘラと口元を緩ませた。
　こ・い・わ・い・ふ・う・か、と、ゆっくり口に出してみる。うん、響きは悪くない。
　綾瀬風香という名前も、芸能人っぽくて気に入っているのだが、如何せん、綾瀬という
苗字は画数が多すぎる。テストで名前を書く時に、面倒くさいと少女は常々思っていた。
　おまけに出席番号は女子の中では大抵一番。一学期始めのクラス委員を、強制的にやら
されることも多々あった。それは、少女を面倒見の良いしっかり者に仕立て上げた要因の
一つでもあったのだが、それももう十分という気持ちだった。
　よくよく考えると、結婚して苗字が変わる頃には既に学生ではないはずなので、これら
の不満は全く意味がないものだと簡単に気付くはずだ。
　しかし幸福感に包まれた風香は、そこまで頭が回らず、鏡に映った自分のにやけた顔に
気付いて、机に伏せて身悶える。――――そんな幸せなひと時を過ごしていた。

　時計に目をやると、午前零時。そろそろ寝なきゃ、と風香は立ち上がって大きく伸びを
した。羽織っていたカーディガンを脱いで、部屋の照明を落とす。
　その時初めて、風香は斜め向かいの部屋に明かりが点いていることに気が付いた。そこ
は少女の意中の男性――――小岩井の仕事部屋である。
　徹夜でお仕事なのだろうか。風香の頭の中に、ドキュメンタリー番組のナレーションが
再生される。

　――――こんにゃく職人の夜は遅い。この道に入った小岩井さんは語る。
「まぁ、好きではじめた仕事ですから」

　我ながら馬鹿だなぁ、と少女はそこで妄想するのをやめた。
　何となく気になった風香は、再び部屋の照明を点けると、カーテンを開けて、窓の外を
覗いて見るのだった。

　場面は変わって、お隣の家。
　上は無地の長袖シャツ、下はジャージといったラフな格好をした長髪の男が、仕事部屋
のパソコンに向かって、画面に目を走らせていた。
　明日は締切期限最終日。そして時計の針も、もうすぐその明日を指そうとしていた。
　辺りは静寂に包まれて、聞こえてくる音と言えば、二階のこの部屋まで届く、微かな虫
の音と、キーボードをタイピングする音だけだった。
　男はリターンキーを押して、安堵の息を吐く。今回もギリギリ何とか間に合いそうだ。
後は推敲と校閲を繰り返して、朝までに仕上げるだけだ。

　座ったまま大きく伸びをして、一息つく男――――小岩井の職業は、翻訳家である。お
隣の少女はこんにゃく屋と勘違いしているが、歴とした翻訳家、それも日本では数少ない
マイナー言語を手掛けている翻訳家なのである。普段のボーっとした顔つきからは、想像
出来ないが、その頭の中身は割りと優秀な脳みそが詰まっているのだ。

　コーヒーでも淹れてくるか、と小岩井は、空になったマグカップを持って立ち上がった。
ふと、右手奥のカーテンを取り付けていない窓に目をやると、斜め向かいの部屋に明かり
が点いているのに気が付いた。

　こんな時間まで勉強しているのだろうか。小岩井は気になるお隣の少女、風香のことを
想ってみた。ここ数日、彼女の笑顔が頭から離れない。いい歳して恥ずかしい限りだが、
どうやら彼女に恋したみたいだ。
　好意を寄せられたから、好きになったのだろうか。
　いや、それは違う、と小岩井はかぶりを振る。風香の人となりは、出会ってから数ヶ月
の付き合いで知っている。面倒見の良いしっかり者で、いつも元気で明るい、よく出来た
娘さんだ。少しムキになる嫌いがあるが、そこがまた可愛らしい。
　自分が好きになった理由は、彼女のあの笑顔を見てしまったからだ。断じて女子高生が
好きだからではない。誰に聞かせるでもなく、小岩井は頭の中でそんな言い訳をした。

　そうこうしているうちに、風香の部屋の明かりが消えて、数秒後、また点いた。何故か
気になった小岩井は、マグカップを持ったままフラフラと窓に近づいてみるのだった。

　斜め向かいの窓には、こちらを窺っている風香がいた。小岩井の姿に気付くと、大きく
手を振ってくる。つられて小岩井も手を振った。
　風香は窓を大きく開ける。小岩井も同じように窓を開けた。ひんやりとした夜風と共に
はっきりと聞こえる虫の音が部屋に入ってくる。
　小岩井と風香の距離はおよそ十メートル。大きな声を出せば声は届くが、こんな真夜中
だと近所迷惑になるだろう。一ヶ月前には、ここに糸電話が開通していたのだが、それも
もうない。お互いの顔は照明からは逆光なので、暗くて表情はよくわからない。それでも
若い二人の男女は身動きひとつせず、ただ、ただ、見つめ合っていた。

　どれくらいの時間が経っただろうか。虫の音が聞こえる静かな夜に、こうして二人で見
つめ合っていると、何だか妙な気分になってくる。この距離も最初はもどかしいと思って
いたが、たぶん手の届く距離なら、躊躇なく抱きしめてしまっていただろう。今は、この
くらいの距離がちょうどいい。小岩井はそんな感傷に浸っていた。
　ただ、このままずっとこうしているわけにもいかないし、かと言って、おやすみの挨拶
をして終えるのも忍びない。どうしたものかと小岩井が迷っていると、風香が動きを見せ
た。
　風香は小岩井の手元を指差す。マグカップを持ち上げて見せると、我が意を得たり、と
大きく頷く。何だろうと小岩井が思っていると、今度は小岩井家の一階を指差した。そこ
は台所のあたりだ。さらに風香のジェスチャーは続く。少女は横を向いてグイッと何かを
飲む仕草をする。そして合わせた両手を右頬につけ、小首を傾げて科（しな）を作った。

　これはつまり小岩井の淹れたコーヒーを飲みたいということだろうか。こんな時間に。
小岩井は即座に首を横に振った。常識的に考えて、それは無理な相談だ。
　それでも風香は諦めず、合わせた両手を顔の前に持ってきて頼み込む。小岩井は腕時計
を着ける場所を指差しながら首を振り、時間が遅いから駄目だというジェスチャーをした。
　少女はガックリと肩を落とす。可哀想な気もするが、破ってはいけない社会のルールと
いうものがあるのだ。小岩井が真面目に考えていると、少女は突然、窓から姿を消した。
　まさか怒ったのだろうか、と小岩井は心配するが、それは杞憂に終わった。
　窓の下からぴょこんと顔半分だけ出して、上目遣いでこちらを窺っている。窓枠に両手
を掛けて、口元を隠している様子はさながら小動物のようだ。ご丁寧に横から光を当てて
いるのは電気スタンドだろうか。風香のハの字になった眉毛と、クリッとしたまん丸い、
可愛らしい目がはっきり見える。

　少女の破壊力あるおねだりの仕草に、小岩井は――――心を鬼にして、社会のルールを
破ることにした。
　仕方ないという風に肩をすくめて見せた後、おいでと手招きをすると、風香は両手を広
げ飛び跳ねて、喜びを身体で表現する。その愛らしい仕草に小岩井は目を細めた。
　本当にこれで良かったのだろうか、と小岩井の心に不安がよぎる。コーヒーを飲むだけ
では済まない予感がする。しかし、今さら後には引けない。己の自制心を信じよう。なる
ようになれ、だ。小岩井はあまり深く考えないようにして、開き直った。
　二人は手を振って、一時の別れを告げた。

　――――数分後。
　風香は姿見の前で、身だしなみのチェックをしていた。パジャマの上にカーディガンを
羽織って、ブラシで入念に髪を梳く。鏡には恋する乙女の嬉しそうな笑顔が映っていた。
　これから始まる深夜のティータイムに胸躍らせる。今から好きな人に会えるのも嬉しい
けれど、何よりも嬉しいのは、先程の見つめ合いで心が通じ合えたように思えたからだ。
これはどう考えても相思相愛なのではないだろうか。鏡の中の少女は、あまりの嬉しさに
喜びの舞を踊りだす。
　どうなっちゃうんだろう、という不安もある。もしかすると今夜、ロストバージンする
かもしれない。万が一のことも考えて、下着は一番のお気に入りに履き替えている。
　ぴしゃんと両手で頬を叩いて気合を入れた風香は、覚悟を決めて部屋を出るのだった。

　静まり返った家の中、足音ひとつ立てぬよう、そろりそろりと少女は歩く。
　階下に降りると、居間に明かりが点いていた。サッとドアの前を通り抜け、素早く靴を
履いて、玄関のドアノブに手をかけた瞬間、
「あれっ？　どこ行くの？　風香」
と、声をかけられ、少女は飛び上がった。
　一番見つかりたくなかった、聞き覚えのあるその声に、風香は恐る恐る振り返る。
　栗毛色の腰まである綺麗な髪と、すらっとしたしなやかな肢体、そして男共を惑わせる
美貌を持つ実の姉、あさぎがそこにいた。寝巻き用のジャージ姿だが、スタイルの良い姉
が着ると格好良く見えるから羨ましい。ふとそんな思いが頭をよぎるが、今、重要なのは
どうやってこの場を誤魔化すかだ。風香は咄嗟に機転を利かした。

「ちょ、ちょっと勉強の息抜きに、外の空気でも吸おうかと……」
「窓を開ければいいじゃない」
「つ、ついでに体操でもしようかなーって」
　完璧だ。完璧すぎる言い訳だ。あさぎもフーンと言って、一応納得したようだ。しかし
「面白そうだから、私も一緒にしようかな」
と問題発言をした。そんなことをされては困ると風香は慌てて拒否をする。

「駄目ダメッ！　別に面白くも何ともないから！」
「別にいいじゃない。一人より二人のほうが色々できるし」
「そうじゃなくて……。そうだっ！　一人きりで精神統一したいんだよね」
「体操した後、部屋で好きなだけ精神統一すればいいじゃない」

　駄目だ。言い返せない。これ以上言い訳すると、疑いの目で見られてしまう。
　風香はあさぎの提案を渋々承諾するしかなかった。

　深夜、玄関先でストレッチ運動をする姉妹がいた。
　もし家の前を通りかかる人がいたなら、奇異の目で見られただろう。幸いにも、辺りに
人影は見当たらず、虫の音色と月明かりだけが二人を包み込んでいた。
　風香は黙々と身体を動かして、早めに切り上げようとした。一旦、家に入ってトイレに
篭り、姉をやり過ごす作戦を思いついたのだ。
　風香が家に入ろうとすると、背後から声をかけられた。

「あれっ？　小岩井さんのトコに行かないの？」
　姉の言葉に、風香は心臓を鷲掴みされる思いがした。驚きの表情を浮かべて振り向く。
「何でそれを！？　最初から知ってたの？」
「いいえ、知らなかったわよ。風香の言動が変だったから、カマをかけてみただけ。でも
　私の勘は当たってたみたいね」
　あさぎは、してやったりという風に、不敵な笑みを浮かべる。
　風香も自分の迂闊さに気が付いて、自嘲的な笑みを浮かべるのだった。

「もしかして、二人は付き合ってるの？」
　あさぎは興味津々といった様子で質問した。、
　そこで素直にウンと言えばいいものを、風香は恥ずかしくなって否定する。
「そ、そんなんじゃなくって……。コーヒーを飲みに来いって誘われたから……」
　その答えにあさぎは難色を示す。
「こんな時間に？　意外と非常識な大人だなー、小岩井さんって」
「そ、そうだねー。アハハハ……」
　小岩井さん、ごめんなさい、と風香は心の中で謝った。

「それじゃあ、私もご相伴にあずかろうかな」
「えぇーっ！　何でぇー？」
　風香が嫌そうに言うと、あさぎは心外だというような顔をして説明する。
「だってこんな夜中に一人で行ったら、何されるか分かんないじゃない。それとも風香は
　ナニをされたいのかなー？」
「そ、そんなわけないでしょ！」
　風香は露骨な下ネタに顔を赤らめる。姉はそんな妹を見てクスッと笑った。
「それじゃあ、決まりね。さあ、行きましょ」
　そう言って先頭を切るあさぎのジャージの裾を、風香はクイッと掴んで引き止めた。

「やっぱり嫌。お願い、お姉ちゃん。私一人で行かせてよ」
　なけなしの勇気を振り絞って風香は姉に嘆願した。もうなりふり構ってはいられない。
　そんな妹を見て、あさぎは仕方ないわねと肩をすくめて言う。
「お父さんとお母さんに報告しよっかなー」
「やっぱり一緒に行こう！　あさぎ姉ちゃん！」
　鬼、悪魔と心の中で罵りながら、風香はあさぎと共に小岩井家に向かうのだった。

　場面は変わって小岩井家。
　台所でコーヒーを淹れていた小岩井は、二回続けてくしゃみした。誰か噂をしているの
だろうか。のん気なことを考えながら時計を見る。時計の針はもう零時半を過ぎていた。
女の子の身支度は時間がかかると言うけれど、それにしても遅すぎる気がする。もう一度
二階に上がって確認してみようかと思案していると、玄関から物音が聞こえてきた。
　やっと来たかと小岩井が玄関に出迎えると、予想外の来訪者がそこにいた。

「こんばんはー。こんな秋の夜長には、美味しいコーヒーが飲みたくなりますよねー」
　楽しそうに挨拶をするあさぎの背後で、風香が申し訳なさそうに両手を合わせて謝って
いた。それを見て、小岩井は事情を理解する。少し残念な気もするけれど、これで間違い
が起きなくて済むか、と小岩井は前向きに考えることにした。
「いらっしゃい。やっぱり二人とも俺のコーヒーの味が忘れられないのかー」
　得意気に語る小岩井に、姉妹は声を揃えてきっぱりと言う。
「いや、それはない」
　ちょっぴり悲しげな表情をする小岩井だった。

　綾瀬姉妹がよつばの寝顔を覗きに行っている間に、小岩井はお茶の支度をした。
　居間のちゃぶ台を囲んで、三人は雑談しながら淹れ立てのコーヒーを賞味する。
「うーん。これを美味しいと言っていいのかなぁ」
と、風香が率直な意見を言うと、
「インスタントと違うっていうのはわかるんだけどねー」
と、あさぎが身も蓋もないことを言う。
「まぁ、女子供にはわからないかもね。男のロマンってやつだから」
　違いのわかる男を気取る小岩井に、姉妹は顔を見合わせて苦笑した。

「そう言えばお仕事中じゃなかったんですか？」
　風香が心配そうに小岩井に尋ねる。
「大丈夫。ひと段落着いたところだから。朝までには何とか出来そうかな」
　小岩井の言葉に、風香は興味を持ったようだ。
「上の部屋で作ってるんですか？」
　作っているとは妙な言い方だな、と小岩井は、風香の言葉に疑問を持つ。翻訳して文書
を作成しているのだから、あながち間違った言い方でもないのだけれど……。
「まぁ、訳すだけなんだけどね」
「焼くだけ？　へぇー、焼くんだぁ。そうやって作るなんて知らなかった」
などと風香は意味不明な発言を繰り返した。
　二人の会話を黙って聞いていたあさぎが口を挟む。
「風香、あんたさっきから何言ってんの？　小岩井さんの職業知ってる？」
　小岩井と姉の怪訝そうな表情に、風香は自信なさ気に発言する。
「……こんにゃく屋さん、なんですよね？」
　居間に暫し沈黙が訪れる。場の微妙な空気に耐えかねて小岩井が口を開いた。
「何でそう思ったの？」
「えっ？　だってよつばちゃんがそう言ってたから……」
　それでようやく合点がいった。よつばには親の職業をちゃんと言えるように、躾ないと
いけないな、と小岩井は心の中で固く誓う。
　疑問符が頭に浮かんでいる少女に小岩井が一から説明すると、アッと声を上げて自分の
勘違いにようやく気付く。風香の顔は恥ずかしさで真っ赤になった。
　あさぎは笑いを堪えきれずに、プッと吹き出した後、腹を抱えて笑い出すのだった。

「もうっ！　いつまで笑ってるの！　お姉ちゃん！」
　笑い転げる姉に、風香は八つ当たり気味に叫んだ。
「アハハ、だってさぁ、いくらよつばちゃんがそう言ったからって、こんにゃく屋はない
　でしょ」
　姉の言うことも、もっともだと思ったのだろう。風香は悔しそうな顔をする。
「あさぎ姉ちゃんは知ってたの？　翻訳家だって」
「もっちろん。だって小岩井さんと私の仲だもの」
　意味あり気な流し目を送るあさぎに、小岩井は慌てて否定した。風香の睨む目が怖い。
　確かに先週、気球を見に行った日の待ち時間に、色々聞かれた記憶はある。だが小岩井
は、そこまであさぎと仲良くなった覚えはない。
「どんな仲だよ」と小岩井がぼやくと、あさぎは「ヘリコプターをした仲」と答える。
　風香が「何なの、それ」と詳細を求めると、あさぎはご丁寧に説明し始めた。
「向き合って、お互いの両手をしっかり握って、クルクル回転する技よ」
「お姉ちゃん、ズルい！　小岩井さん！　今度、私にもしてください！」
　小岩井は思わず無理だと答えてしまう。あさぎでさえ重くて持ち上がらなかったのに、
風香が持ち上がるわけがない。小岩井はバカ正直に説明する。
「酷い！　それって私が重いって言ってるんですか？」
「事実でしょ」
　あさぎの非情な言葉に、風香はキレた。

　風香はムキになって、姉に対抗しようとする。
「私なんて、小岩井さんに名前を呼び捨てで呼んで貰ったんだから」
　風香の暴露話に、小岩井の額からドッと汗が噴き出した。あさぎのジト目が怖い。
「へぇー、良かったわね。ところで小岩井さん、突然ですが問題です。薄い藍色のことを
　何と呼ぶでしょう」
「えーっと、浅葱（あさぎ）？」
「ピンポーン。正解です。さっすが日本語のプロ。ねぇ、風香、聞いた？　小岩井さんが
　私の名前を呼び捨てで呼んでくれたのを。これでイーブンね」
「そんなのズルだもん。心がこもってないから駄目だもん」
　小岩井の意思とは関係なく、姉妹喧嘩、否、女の戦いはさらに白熱してゆく。

「この前、小岩井さんに『私とあさぎ姉ちゃんのどっちがタイプ？』って聞いたら、私の
　ほうがいいって、答えてくれたんだよ」
　風香は最終奥義を繰り出した。あさぎの眉がピクリと動く。
「でもそれって、本人が目の前にいたから仕方なく風香を選んだんじゃない？」
　あさぎのカウンターが風香の心をえぐる。
　だったら、この場でどちらがいいか選んでもらおうという話になるのはごく自然な流れ
だった。

「小岩井さんは髪の長い女性は嫌いですか？　ポニーテールにだって出来ますよ」
　左側に座っていたあさぎが、小岩井に肩を寄せて耳元でささやく。
「小岩井さん、あの時、私を選んでくれたこと、信じていいんですよね？」
　右側に座っていた風香が、小岩井ににじり寄って顔を近づける。
　姉妹は小岩井の左右から腕を絡ませてきた。二の腕に二人の胸の感触が伝わってくる。
　違いのわかる男、小岩井は分析する。大きさでは妹のほうに軍配が上がるが、柔らかさ
では姉のほうが上だ。甲乙つけがたい。小岩井の頭の中はおっぱいでいっぱいだった。

「どっち！？」
　二人の声に、小岩井は我に返った。傍目には小岩井の奪い合いのように見えるが、これ
は女のプライドを賭けた姉妹の戦いだ。片方を選べば、もう片方を傷つけてしまうだろう。
自分にはそんな殺生なことはできない、と小岩井は頭の中で結論を出した。
「二人とも同じくらい魅力的だよ。俺にはどちらか一人を選ぶなんてできない！」
　我ながらいいこと言うなぁ、と自惚れる小岩井だったが、二人には全く通じなかった。
「この優柔不断！」
　双方から平手打ちが飛んできて、小岩井の両頬にヒットする。そのまま後ろに倒れ、床
に頭を打ち付けた小岩井は薄れゆく意識の中で、綾瀬家の女は強いなぁ、としみじみ思う
のであった。

「さてと、十分楽しんだから、そろそろお暇（いとま）しようかな。風香はどうする？」
　大の字に失神している小岩井を見ながら、あさぎは立ち上がった。
「小岩井さんをこのまま放っとけないから、もう少しここにいる」
　風香はそう言って、小岩井の顔を心配そうに覗きこんだ。
「そう。じゃあ任せるわ。後で小岩井さんに、ごめんなさいって謝っといてよ。それから
　コーヒーご馳走様って」
　ここから立ち去ろうとするあさぎに、風香は声を掛ける。
「あさぎ姉ちゃんは、別に小岩井さんのこと好きでも何でもないんだよね？　からかって
　いただけなんだよね？」
「それはご想像にお任せするわ。それとも好きって宣言したほうがいい？」
　不敵に笑う姉に、風香は慌ててブンブンと首を横に振った。
「フフッ、可愛い妹に譲ってあげるから感謝しなさい。ハーゲンダッツで手を打つわ」
　お姉ちゃんの中では、小岩井さんとハーゲンダッツは同じ価値なのか、と風香は微妙な
気持ちになるが、ここは素直にウンと頷いておいた。
　あさぎは微笑みながら姿を消した、と思ったらひょっこり顔を覗かせて言う。
「そうそう、不用心だから玄関の鍵は掛けとくわよ。どうせすぐには帰らないんでしょ」
　それじゃあ家に入れない、と風香が文句を言うと、あさぎは忍び笑いする。
「泊まっていけばいいじゃない。上手くやりなさいよ」
　あさぎはニヤリと笑って、ウインクする。風香は顔が火照ってくるのを感じた。

　小悪魔、と言うには生温い、悪魔のような姉が去って、風香はホッと一息ついた。一時
はどうなることかと思ったけれど、当初の予定通り、ようやく二人きりになれた。
　風香が倒れている小岩井に目を向けると、驚いたことに彼は目を覚ましていた。

「あっ、気が付いてる。……もしかしてさっきの会話、聞いていました？」
　小岩井はムックリと起き上がって、後頭部をさすった。苦笑しながら風香を見る。
「いや、何か喋ってたのは聞こえていたけど、内容までは、ね」
　本当だろうか、と風香は疑いの眼差しで小岩井を見る。とりあえず、姉の伝言は伝えて
おくことにした。
「あさぎ姉ちゃんが謝ってました。それからコーヒーご馳走様って。後は……」
　風香はそこで言いよどむ。さすがにこれ以上は恥ずかしくて言えない。
「後は、何？」
　小岩井は微笑みながら続きをせがむ。やっぱり知っていて私に言わせようとしているの
では、と風香は疑いをさらに強めた。ここは誤魔化すことにしよう。

「企業ヒミツです」
「へぇー、企業だったんだ」
　風香のボケに小岩井がツッコミを入れる。
「フーカ・コーポレーションです」
「無駄にカッコいいな」
「カッコ、株、閉じカッコ」
「株式会社なんだ」
「株価急上昇中ですよ」
　二人は息ピッタリの会話を楽しむ。
「この不況下で頼もしい。だったら俺がその株を買い占めようかな？」
　そう言って小岩井は風香を見つめた。風香の心臓がドッキンと跳ね上がる。
「ド、ドッキン法違反ですよ」
「独占禁止法と株買占めは、何の関係もないけどね。でも風香ちゃんを独占できるのなら
　法律なんて関係ないか」
　小岩井の台詞に、風香の顔は真っ赤になった。どう考えても、プロポーズの言葉にしか
聞こえない。
「小岩井さん、私のこと口説いてます？　本気にしちゃいますよ」
　風香は期待を込めた目で見つめる。
「いや、冗談だから」
　しれっとした顔で言う小岩井に、風香は一瞬、真顔になり、そして怒りを爆発させた。
「小岩井さんのバカァーッ！　もう帰る！」
　怒りに我を忘れた風香は立ち上がり、後先考えずに居間を飛び出した。

　小岩井は慌てて風香の後を追う。少しやり過ぎたみたいだ。
　玄関で立ち尽くす少女の肩に手を置いて、こちらを振り向かせた。
「鍵が掛かってるから、帰れないんだろう？」
「やっぱり知ってたんだ。私の気持ちも知ってる癖に、そうやってからかってばっかり」
　風香は涙ぐんでいた。涙目で見上げる少女の顔に、艶かしい色気を感じてしまう。湧き
上がる欲情を抑えながら、小岩井は深く反省する。
「ごめん、風香ちゃん。俺が悪かったから、泣かないで」
　そう言って小岩井は、指先でそっと風香の目元を拭った。それでも少女は許せないのか
拗ねた顔で押し黙ったままだった。小岩井は真面目な顔をして言葉を続けた。
「風香ちゃんから見たら俺は大人で、余裕をかましてるように見えるんだろう。でも実際
　は、いい歳して高校生を口説くなんて恥ずかしくて、冗談で誤魔化そうとしている臆病
　者なんだ。……でもそれは風香ちゃんに対して失礼だったよね。本当にごめん！」
　小岩井は謝罪を述べて頭を下げた。風香はずっと無言のままだった。

　頭を下げて十秒くらいたっただろうか。小岩井の肩にそっと少女の手が置かれた。
　許してもらえたのだろうか、と顔を上げた瞬間、目の前に風香の顔が迫ってきて、少女
の唇が小岩井の口を塞いだ。頬に添えられた少女の手の平と柔らかな唇が、微かに震えて
いることに気付く。
　唇が触れ合った時間はほんのわずかだった。
　風香はパッと身を翻すと、してやったりという風な表情を浮かべて小岩井を見つめる。
「小岩井さんが恥ずかしいって言うから、私のほうから迫っちゃいました。エヘヘ」
　そう言って、頬を染めて笑顔を浮かべる風香の可愛らしさと、いじらしさに、小岩井の
理性は吹っ飛んだ。

　小岩井は荒々しく風香を抱き寄せる。風香は驚いてアッと声を上げたが、すぐに身体の
力を抜いて小岩井の胸に顔をうずめた。風香の髪からシャンプーと少女特有の甘い匂いが
混ざって、小岩井の鼻腔をくすぐる。たまらなくなって抱きしめる腕に力を込めると、
「小岩井さん、苦しい……です」
と風香が小さく声を漏らす。そこで小岩井は正気に返った。
「ごめん」と謝って小岩井は、少女の顔を覗きこんだ。風香は眉をハの字にした困り顔で
でも口元は微笑んでいて、しょうがない人という風に優しく見つめ返してくる。
　風香の黒いつぶらな瞳に、小岩井の瞳が映っていた。二人は互いの瞳に引き寄せられる
ように顔を近づけ、直前で目を閉じてキスを交わした。先程のような、軽いキスではなく
濃厚なキスを。

　小岩井が舌を風香の口の中へ侵入させると、少女は驚いて目を見開いた。拒絶されれば
すぐに止めるつもりだったが、風香は再び目を閉じてそれを受け入れた。
　小岩井の舌が、少女の舌をつついて挨拶する。風香も遠慮がちに挨拶を返す。
　力任せに押しやると、それに負けじと押し返す。
　巻き取るように絡ませると、同じように真似てくる。
　だんだん風香も積極的になってきて、小岩井の領土へと侵攻し始めた。もちろん小岩井
もこれを迎え撃つ。小岩井軍と風香軍の戦いは長期に渡り、泥沼化の様相を呈した。
　二人は互いに唾液を送り合い、舌で混ぜ合いながら飲み込んだ。お互いの体液を交わし
合うことで、混ざり合って一つになろうとするように。それは飽くことなく、幾度となく
続けられるのだった。

「ふう……」
　一時休戦を交えながら、数え切れない程のキスを交わして、ようやく二人の戦いは終戦
を迎えた。二人は抱き合ったまま、廊下の壁に寄りかかり、キスの余韻に浸っていた。
　風香はとろんとした目で、両手を小岩井の首に回して身体を預けている。
　小岩井も風香の背と頭をかき抱き、少女の髪の毛を指先で弄んでいた。落ち着いた表情
をしているが、彼の下半身は爆発寸前だった。今すぐ風香を抱きたい衝動に駆られるが、
小岩井にはそれができない理由があった。
　抱きついている風香の両肩に手を掛けて引き離し、名残惜しそうな顔を見せる少女に、
小岩井は尋ねた。

「風香ちゃん、時間も遅いし、そろそろ寝る？」
　小岩井の問いかけに、風香は頬を染めながら、黙ってコクンと頷く。
「俺の布団で悪いんだけど、よつばの隣に敷いてるから、そこで寝ていいよ。俺は仕事が
　あるから朝まで使わないし」
　小岩井の言葉に、風香はがっかりした表情を見せた。何か言いたげな様子で、小岩井を
見つめてくる。そして恥ずかしそうに口を開いた。

「抱いて……くれないんですか？」
　男なら美少女に一度は言われてみたい台詞を言われて、小岩井は感無量になった。この
感動を、実家の両親や友人たちに伝えたい。思わず小岩井は暴走しそうになるが、寸での
ところで思いとどまった。

「淫行条例って法律があるよね。大人が未成年に手を出すと犯罪になるんだ」
　本音とは裏腹に、小岩井は常識人を装う。
「さっき、私を独占できるなら、法律なんて関係ないって言いましたよね。やっぱりあれ
　も冗談だったんですか？」
　風香の言葉に、小岩井は苦笑した。それを持ち出されるとは思わなかった。それでも今
は少女の願いを叶えられそうにない。

「コンドーム、持ってないんだ……」
　そう言うと、風香は呆気に取られて、目をパチクリさせた。
「避妊もせずにセックスするほど、俺は無責任な大人じゃないさ。出来る事なら今すぐに
　でも風香ちゃんを抱きたい。だけどアレがないんじゃ諦めるしかないよ」
　そう、これこそが小岩井の心の防波堤、性行為抑止力の源だった。いくら性衝動に駆ら
れても、小岩井は生でやる度胸を持ち合わせてはいない。一時の快楽のために、妊娠する
危険を冒すなんてできない。小岩井は真面目にそう考えていた。

　風香は少し考えてから、言葉を紡いだ。
「コンビニで売ってますよね？」
　小岩井と風香の視線が交わる。
　少女はニッコリと微笑んだ。あの日、小岩井が見蕩れた、あの時の笑顔と同じように。
　小岩井はその笑顔に、降参するしかなかった。

　後編につづく

ふおおおおおおおおおおおおおおおおわっふるううううううううう
俺、生まれ変わったら
ふとももぐにょぐにょな女子高生のお隣さんになるんだ…

なんたるＧＪ！風香可愛いよ風香。フーカ・コーポレーションの株はネットで買えますか？
ここで前篇終わりとは寸止めたまらん。
後編を全裸で正座して待ってるぜ！

やばい…この風香可愛すぎ。

うおおおおおお！！！！
続きに期待
すげえ期待

フーカ・コーポレーションの一部上場はいつですか？

テストで 小岩井風香と書いちまうんだな

GJ！GJ！GJ！
後編を楽しみにしてます。

俺は楽しいからいいが、失恋も許してくれない綾瀬パパには悪夢のような展開だなw
この夜のことは３年は隠しておきたい（武田信玄？）

逃げずに告白した小岩井がなにげにいい男だ

これで恵那ちゃんがとーちゃん淡い恋心を抱いていたら、おっちゃんは発狂しそうだねぇ

パパにばれたら綾瀬家は即引っ越しだよ（地の果てまで）
でも小岩井はフットワーク軽そうだからな……

保守

保守

萌えるカプはあるのに自己設定に縛られて動けない
保守

大王スレの既知外はここまで荒らしてはいないみたいだな
一安心

>>429
そう言う事を書くと（＾ω＾；）

あぁぁぁぁぁやっと復旧した
スレ落ちたら嫌なので、これからは小まめに保守

>>407-416
パンツ脱いで待ってます

保守

5年後風香と結婚
さらに5年後15歳になったよつばに
「ふーかじゃなくてずっとよつばを見てて」
って言われながら逆レイプされるとーちゃんを誰か頼んだ

恵那ちゃんでほのぼのをお願いします。

すみません！
需要ないでしょうがジャンボ×とらを投下させてください。
まだ序盤なのでエロ無しです、ごめんなさい！

最初、その人影を見つけたのはいつものように小岩井の家に遊びに行ったときだ。たしかよつばのお守りを頼まれた日。
もうすぐ付く直線で、小岩井の家か、そと少し向こうに止まっているフィアット・パンダを何気なく見る。
なんだかひょろっとした人影が乗り込み、こちらに向かって進んできた。
それとすれ違うために少しハンドルを切った瞬間、オレは電撃に身を貫かれた。

あさぎさんが！
助手席にあさぎさんが！！

笑顔で会釈されたような気がした。
やっぱりキレイだと思って以降、その日の記憶は存在しなかった。

彼氏かもしれない、そうではない、でも…と葛藤が渦巻き、しばらく花屋の仕事にも身が入らず、小岩井の家からも遠ざかっていた。
あんなにひょろんとした男が好きなんだろうか。ならばダイエットか！
と、数日食事をやめて断念したりと紆余曲折したが、悩んでもしょうがない、悩んだって良い答えも悪い答えも得られるわけないと、考えた。
そんなわけで、何週間かぶりに小岩井の家に遊びに行った。
「ジャンボー！！」
「おーよつばー、とーちゃんはどうした？」
「さしぶりだなー！とーちゃんは出かけた」
ちょっと警戒しながら出てきたよつばに癒される。こいつは無条件にかわいいなーと頭をぐりぐりとなでる。
「そうかー、とーちゃんはお出かけ中か」
うんうんと頷く。よし、気晴らしに付き合わせてしまえと、
「よっしゃ！よつば！アイスくいにいこーや！」
案の定というか、予想通りというか、よつばはキラキラとした視線をこちらに向けた。そでににっとサムズアップで返す。
せかすよつばをなだめながら、一応、書置きを玄関に残して家を出る。
いきなり駆け出すよつばに注意をしつつ、まぁ、ここでは車通りはないし、平気かと思った瞬間、目の前を車が通った。
やべぇと思ったのは一瞬！
後は親の仇にあったように血管が沸騰する。

我が宿敵フィアット・パンダ！！

パンダ男なんぞにオレは負けねぇ！！
鼻息荒くずんずんとよつばを追いかけた。

「とらー！！」
車を追いかけて、その車から出てきた男に懐くよつば。
あの野郎！よつばにまで！！許せねぇ！
多分体温も周りの気温も上がってただろうと思う。
そいつは眠そうな目をよつばに向け、
「あぁ」
とか、ひょろい身体にぴったりの弱そうなひょろひょろ声で挨拶していた。
かっこつけやがって、反吐が出るぜ！
「よつばー、だめだろー。　ア　イ　ス　食いに行くんだろう？」
アイスで釣るなんて情けねぇ。いや、今はそんなことはどうでも良い。よつばを取り戻すんだ！
「ジャンボー！とらー。………アイス！」
虎！？パンダじゃねぇのか！
野郎に纏わり付いていたよつばが笑顔でこっちを向き、ハッとした顔になってちょっと面白い。和むなぁ…。
「あ、ども。」
そんな気分を台無しにヤツが会釈をした。
きれいな顔立ちに、ひょろ長い身体。これがモデル体型か、くそ！身長じゃ負けてねぇ！
「アイス食べに行くんだー、虎も行くかー？」
やめろよつば！んなヤツ誘うんじゃねぇ！やんだみたいにやっつけろ！
「いや、これからあさぎと出かけるから」
なんだとこの野郎！我慢なんねぇ！！オレに油を注ぎつつ、ヤツはインターフォンを押した。
うおおおおおぉぉ！！スーパーサ○ヤ人にでも変身してしまいそうだぜ！！
『あさぎー？今日は大学に行くって言ってたけど。レポート出し忘れたって』
奥さんの声が聞こえた。GJ！GJだ！お義母さん！！
「あれ？」
ちょっと困り顔で急いで携帯を出す男。メールをチェック…って！野郎！あさぎさんのメアド知ってんのか！？？
自分との決定的な差に怒りを通り越して泣いてしまいそうになる。
もうだめだ、今度は何日も立ち直れそうにない…。
よろりと巨躯をよろけさせ、いじけるようにしゃがみこんだ。

「じゃー　とらもアイス食べにいけるな！」
人の気も知らないでよつばは嬉々としてヤツを誘っていた。
「いや…、迷惑だろ。」
ちらっとこっちを見てそういう男。
「迷惑じゃない！なー、ジャンボー！！」
どーんと体当たりしてくるよつば。
くそ、この無邪気さに癒しを覚えていたのに、今はとっても煩わしい…。なーなー、と笑顔で背中を叩いてくる。
帰ろうか…、いや、こいつにちいせぇ男だと思われたくねぇ！
「かまわねぇよ…」
ちょっと情けない声になってしまった。
「え？…てか…」
誰？みたいな反応だ。当たり前だ、初対面なのに。
「これがなージャンボだ！ジャンボ、これはとらだ！」
めちゃくちゃ簡単なお互いの紹介。やっと立ち上がると見下ろしつつ。
「ジャンボです」
と会釈してやった。
「あ、ども。」
端的なヤツらしい、と思う。ライバルと呼ぶには差の開きすぎる男
…
……
………
…………あれ？
身長は小岩井くらい、細くてそう見えるだけで、もしかしたら小岩井より低いかもしれない。
折れそうに細い身体はオレの半分くらいしかないかもしれない。
細くて薄い身体に…その…
そこで顔が少し赤くなるのを自覚する。いや、怒りで元々赤かったんだが…
薄い身体に丁度良いふくらみがあるではないか！？
「ええ！？？みうらのでっかいバージョン！？」
でっかい声で言ってしまった。
は？って顔のヤツときょとんとしたよつばがこっちを一斉に見た。
「いや！なんでもない！なんでもない！」
そう言ってからも気まずい。すっげー気まずい。
みうらには直接聞いたけど、これは…
「すまん！男だと思ってた！！」
素直に頭を下げた。でっかい体を小さくして。
「……。」
少し沈黙した後。
「いいですよ、小さい頃からなれてますし」
無表情っぽいヤツ…いや彼女の、少し呆れたような薄い笑顔に――胸が高鳴ってしまった。

車に乗せてもらって、はしゃぐよつばをなだめることで落ち着こうとした。
「アイスは奢らせてもらうから」
そう宣言して遠慮しても無理やり払った。
よつばはいつもと変わらない調子でアイスに食らい付いてる。
「「あーあー、こぼれてる」」
声が合わさってしまって頭を掻いた。その好きにテーブルにセットされてるペーパーナプキンで口元を拭う彼女。
なんか、1人で気まずかってる気がする。
アイスを食べるだけで、帰りは歩いて帰ることにして、彼女とは別れる。
「アイスご馳走様でした。これでチャラですから。じゃ」
別れ際になんて気を使わせたりして。
夕暮れの中、よつばと手をつなぎ、異様に長くなった自分の影を眺めながら
「とらって女じゃねぇか」
やつあたりってのはわかってるけどちょっと愚痴る。我ながら情けない。
「とらはとら！かっこいいな？」
「そうだな、かっこいい…てか、かわ……」
いやいやいやいや！！なんか言ってしまうとこだった！あぶねぇ！
さ、早く家に帰ろう。
隣では人の気も知らずに、無邪気によつばが妙なうたを歌っていた。

以上です。
お邪魔しました。

>>442

待ってました
クルマとかの趣味も合うし、なにげに良カプではなかろうか、この二人

GJ!
これからどう進展して行くか楽しみ

>>442
ＧＪ！　意外な組み合わせで面白いなー
ジャンボがダイエットって似合わなさすぎて笑った
果たしてクールな虎子がデレる日が来るのだろうか
続きを期待して待ってます！

GJ!
二人ともアウトドア系だし意外と合うのかも

みうらのでっかいバージョン吹いた。確かにｗ
恋敵？がいつの間にか…ってのはアリそうだな
本編でのジャンボと虎のニアミスっぷりもあって良かった

>>437-441
このCPにはやられた感あり
みうらと仲良しのジャンボだがさすがに歳の差でかいし、タイプの近いとら嬢とも相性よさそうだ

原作だとジャンボはとらが女だって知らないんだよな。
とらが写ってる写真ないし、会ってすらいないしな。

とらはとーちゃんとは結構会ってるよな。
ファミレスとか気球見に行った時も車の話してたし。

とーちゃんニュー500じゃなくてニューパンダ買えばいいのに
そうすればとらと新旧パンダお揃いになるのに

ジャン虎楽しみです
どうなるのかなぁ

巨VS虎といえば伝統の一戦
つまりジャンボと虎子が結ばれるのは必然だったのだ

とーちゃんがフィアット500を買い、刺激されたやんだが「俺も外車買う！」と近所のスズキでシボレーを買うも
シボレーMWだったというオチがついたら面白いのに

クルーズでも可

せめてコルベットだろう？

MWもクルーズも名前だけシボレーで中身はスズキで…って野暮なことを言ってみるテスト
他に中身が韓国デーウのシボレーオプトラってのもあった

ほしゅ

>>437　
ＧＪ！
雰囲気が原作っぽくてよかった！

誰か居る〜？

いない人は手をあげてー、なんてなｗ

はーい！　私いませーん！

いるじゃーん！

いませーん

出席をとりま〜す。

私、中田

なんだこの流れｗ

しゃーないじゃん、大王スレが荒らしに私物化されてんだから

まぁ保守代わりで良いんじゃない？
たまに来て下さる職人様をお待ちしよう

ほしゅ

取り敢えず保守

ほのじ

やんよつが読みたいです

またお前か

ジャンボ×風香る子

恵那ちゃんのほのぼの系 でお願いします

またお前らか

｢とーちゃん｣
｢なんだ？｣
｢えへへ、呼んでみただけ｣


な関係になりたい

過疎ったなぁ
でも落とす訳にはいかない

あずまきよひこって冨樫と同じくらいの連載スピードだよね

>>478
はあ？

保守

保守しておやすみ

あげ

これはフラグがたったな

保守

とう×ふ希望

保守

職人様お待ちしております

よつば×とーちゃん ←恵那

とか最高

よつば攻めって想像出来ない

保守

>>489
よつば攻めという文字を見て、

恵那から「食べてすぐ寝ると牛になる」という話を聞く
↓
徹夜明けのとーちゃんが食後すぐにダウン
↓
疲れ立ちしているナニを発見したよつばが「とーちゃんのちんちんが牛のおっぱいになった！」
↓
絞りたてミルクを求めてしごきまくる

という流れが１ミリ秒で浮かんだ私はもうだめだー。

言い出しっぺの法則というものがあってだな

保守

今月の風香フラグ


まゆげ

>>494
風、香る子のま●毛がどうしたって？

どなたか恵那で童貞を捨てるジャンボをお願いします

よつばがお隣に泊まりに行ったから、あさぎと虎子と大人同士の親睦をはかるとーちゃん
会話も酒も弾み(虎子は相槌程度だが)いつしかフェ〜ドアウト

朝になってよつばと一緒に軽い悪戯心でと〜ちゃん起こしに来た風香が見たのは全裸で寝こける三人だった
周囲に散乱する丸められたティッシュと、左右から美女二人にしがみつかれてちょっと寝苦しそうなと〜ちゃん
思考停止状態でとりあえず寒そうだからとタオルケットを被せてやり、放心状態で家を出る風香と何か知らんが連れ出されたよつば

「と〜ちゃんまたあさぎとプロレスしてたな！」
「・・・・また？」
「おお、さいきんのと〜ちゃんはプロレスがまいぶーむなんだぞッッ！よつばが寝た夜とかよつばがいない昼にあさぎとときどきトラとかとやってるのよつば知ってる！！」
「・・・最近よく虎子さんちに泊まるなと思えば・・・」

「ありゃりゃ、とうとう見つかったか〜」
「……時間の問題だったような」
「にしても小岩井さん全然起きないね。流石にハッスルしすぎたか、虎子が」
「アンタほどじゃないよ」
「ふふん♪」
「褒めてない………あ、そういえば危ない日だったな……」

「ねェよつばちゃん」
「ん？なんだあさぎ！」
「弟と妹どっちが欲しい？」
「へ？」

ここまで考えた

恵那は三姉妹で一番出番が多いくて子供らしい可愛さを持ち、清純で賢いのに人気ないのか…

自分で書け


ついでにとーちゃん×恵那もお願いします

とーちゃんによる綾瀬姉妹完全制覇か…

純真無垢な恵那が汚されているところを見たいので是非ともお願い致します

純真無垢な美少女風香ちゃ（ｒｙ

>>499
お前もな

恵那可愛すぎる
こういう子がいたら捕まってでも強行に出る価値があると思ってしまう

何この人･･････怖い

じゃあ問おう
可愛い子をレイプするのに理由がいるかい？

レイプって発想が…
仲良くなって普通にHするんならともかく

何か変なのがいる
はーっ！！
小岩井さん！？
安心しろ！恵那ちゃんは俺が護る！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿　＿　　　　　.'　　，　．. ∧＿∧
　　　　　　　　　　∧　　_　- ― ＝￣　￣`:,　.∴　'　　　　　（ --- ）
　　　　　　　　　,　-''￣　　　　＿＿――＝',　・,‘　ｒ⌒>　 _／ ／
　　　　　　　　／　　　-―　￣￣　　￣"'"　. 　　’ |　ｙ'⌒　　⌒i
　　　　　　　/　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　／　　ノ ｜
　　　　　　/　　, イ ）　　　　　　　　　　　　　　　　　, ー' 　／´ヾ_ノ
　　　　 　/　 　_,　＼　　　　　　　　　　　　　　　／　,　　ノ
　　　　 　|　　/ ＼　 `、　　　　　　　　　　　　／　／ ／
　　　　 　ｊ　 /　　ヽ 　|　　　　　　　　　　　／　／　,'
　　　　／　ノ　　　｛ 　|　　　　　　 　　　／　 ／| 　|
　　 ／　／　　　 　|　（_　　　　　　　 　!、＿／ / 　 〉
　　`、＿〉　　　　 　ー‐‐`　　　　　　　　　　　　|_／ 　

保健体育の教科書を予習したものの理解出来なくて
とーちゃんに聞きに行って顔を真っ赤にする恵那のエピソードお願いします
試しにやってみる？的なお話もあると尚良し

とーちゃんの綾瀬姉妹の呼び方って
あさぎ→あさぎさん
風香　→風香ちゃん
恵那　→恵那ちゃん(？)
で良かったっけ

保守

小学四年生なのにまだお胸がぺったんこな恵那がジャンボに揉まれて大きくしてあげようか的な話をお願いします

>>510
未完だが　あげて見る

よ「えな。なにやってる」
恵「学校のお勉強。」
よ「べんきょーかー。えらいなー」
恵「明日から保健体育で男子と女子の違いを習うんだけど」
よ「だんしとじょし？」
恵「男の子と女の子の事よ」
よ「よつばわかる。えなはおんなな」
恵「よつばちゃんは？」
よ「．．．．．．よつば？」
恵「よつばちゃんも　女の子だよ」
よ「そっか。よつばおんなかー」
恵「でも　男の子の事って良く分からないの」
よ「とーちゃん　おとこなー！」
恵「そうだね」
よ「とーちゃんにきく！えなこい！」
恵「ちょ、ちょっと。よつばちゃん」

よ「とーちゃん！とーちゃん！」
小「どうした？よつば。恵那ちゃんまで」
恵「おじゃまします」
よ「とーちゃん　おとこな」
小「まあ、男だな」
よ「おとことおんなって　なんだ？」
小「☆！又えらく唐突だな、おい」
恵「すみません。あたしが保健体育の勉強してて、それで」
小「ああ、そういう事」
よ「そーいうことだな」
恵「男の子の事って良く分からなくて」
小「恵那ちゃんはお父さんとお風呂に入ってるの？」
恵「え！もう恥ずかしいですから//」
よ「えな　むずかしいか？」
小「でも小さい頃は入った事あるでしょ？」
恵「ええまあ、よつばちゃん位の時には．．．」
よ「よつばはとーちゃんとはいる．．．．．はー　えなはおとななー」
小「じゃあ　男女の違いは分かってるでしょうに」
恵「ええ、何となくは．．//」
小（ああ　性教育ってやつか．．）

小「じゃ、男の人と女の人の違いを説明しよう」
よ「よつば　おんななー」
恵「シー」
小「まず女の人にはおっぱいがあります」
よ「ちちがでるやつなー」
小「牛の乳しぼりしたから、よく知ってるな」
よ「かーちゃんにあさぎにふーかに．．！」
恵「！」
よ「えな　おっぱいないな　おとこ？」
恵「！！これからなの！！よつばちゃんだって無いじゃない！！//」
小「まぁおっぱいの有る無しはともかく、男にはちんちんが付いてる」
よ「よつば　しってる　パンツマンのしょうたいなー」
恵「/////（パンツマン？）」
小「女の人にはちんちんが付いてない代りに穴があります」
よ「あな？」
小「女の人は穴の中に子供の卵を持ってます」
よ「たまごかー」
恵「/////////」
小「男の人はちんちんの中の子供の種をその穴に入れます」
よ「たねかー」
小「種が上手く卵にたどり着けば、10ヶ月後に赤ちゃんが生まれます」
よ「おー」
恵「おー/////」

よ「とーちゃん　たねだせ」
小「は？」
よ「よつばのあなにいれてみる」
恵（えーーーーーー//////）
小「よつば。それは禁じ手だ」
よ「きんじてだったかー　きんじてってなんだ？」
小「お前は父ーちゃんの子だろ？」
よ「おー　こだからなー」
小「？　父ーちゃんと子の間で子供はつくっちゃいけないんだ。」
よ「そっかー　よつばでもか？」
小「そう。法律で決まってる」
よ「ほーりつかー　ぶっそうだな」
小「まあ、そういう事だ」
よ「！　じゃ　とーちゃん　えなのあなにいれる」
恵「え！よつばちゃん///////////」
小「よつば。子供を作るときは男の人と女の人がお互いを好きでないといけない」
よ「ほーりつか？　また　ほーりつなのか？」
小「いや法律じゃなくて、自然の掟ってヤツだ」
よ「おきてかー」
恵「．．．．あ、あのっ小岩井さんっ」
小「はい？」
恵「あ　あたしでもっ．．良ければ．．」
（未完）

とーちゃんクール過ぎワロタｗ

恵那、恵那、と叫んでいた彼は、これで成仏できたのだろうか

ありがとう
おかげでちんこたちました
恵那が痛がるところで発射したいので是非続きをお願いします

>>514
GJ!続きが楽しみ。
>>519
続きを読むまでは成仏出来ん。

ヤンダにぬいぐるみを人質に取られて、交換条件のアナルセックスで泣き叫ぶ恵那のお話をお願いします

アナルに耐えてほっとしたものの、一体しか返してもらえずに、
人形たちのために今度は悲鳴をあげながらろうそくプレイを耐える話もあるとうれしいかぎりです

後ろはバイ菌がいっぱいだからお勧めしない
後ろで生でやると性感染症になるぞ
後ろを触った指で前を触っても危険
というわけで処女を奪う勇気のないヤンダがスマタに持ちこ(ry

よつばにいじめられるやんだが見たい

焼肉回は最高だった

保守

ほしゅ

ホシュ

ほしゅ

ほ〜しゅ

誰か居らぬか？

ごめん、大王スレにいりびたってた

ホシュ

とらは身体固そうだな
ストレッチの手伝いしてるうちにキャラに合わない色香をふと感じる瞬間があって無理矢理押し倒すってシチュを妄想した
パンダの中でカーセックルってのも汗だくになって楽しいかも

保守

ホシュ

ほしゅ

hoshu

HOSHU

大王スレでなんとか職人と呼ばれるように成れた者だけど、こっちも過疎ってるのか…

よつばとキャラをクロスであっちに掲載してるのに出したら不味い？

読解力なくて済まない、出しても良いってのはこのスレにって事かな
自分は別に構わないと思う
むしろ過疎ってるので投下大歓迎

連投済まん
よくよく読んだら大王スレにって意味っぽいね
だったら大王スレ住人に聞いてみては
気が向いたらよつばとも書いて下さい

保守

ホシュ

ほしゅ

すごい期間でIDかぶってるな

ヒマだから書いてみたよ
気持ち推敲して投下してみます
内容はあさぎ虎子で

駅前の喫茶店で、既に氷が溶けて薄くなったアイスコーヒーを口にしていると、ようやく姿の虎子が見えた。
黒いパンツに涼しげな白いシャツ。細身でスタイルが良い虎子にはとても似合う。

「ごめん、待たせた？駐車場見つからなくて。」
「いや、そんなに待ってないよ、大丈夫。」

他の友達なら別だけれど、待ち合わせの時間に1時間2時間遅れても、虎子を待つことに対しては不思議と苦痛を感じないのだ。
虎子は、カバンそっち置いて良い？と言って私に手渡すと、ウェイトレスにアイスティーを注文した。

「珍しいじゃん、アイスティーなんて。」
「今日はそんな気分なんだ。」

暑ければアイスコーヒー、寒ければホットコーヒーといった男気溢れる注文しか聞いた記憶が無いので不思議に思ったが、それ以上に気分屋だったということを思い出す。

「あさぎ、千葉って男に告白されたんだって？」

虎子は運ばれてきたアイスティーを3分の1くらい飲むと、涼し気な顔でそう問いかけてきた。

「う・・・うん、されたよ。断ったけど・・・。」
「なんでよ？」
「なんでって、そ・・・そりゃ、興味無いから・・・かなぁ。」
「ふーん。」

先日、同じゼミの男に言い寄られた情報を知っていたらしい。
思わずどもってしまったのは、虎子がそのことを知っているとは思わなかったから・・・という理由だけではない。
私は虎子の事が好きなのだ。
いや、恥ずかしいから「好きらしい」という事にしておく。
私はどうやら虎子の事が好きらしいのだ。

いつからそういう気持ちになったかは、分からない。
飾りっけのない服装、遊びのない髪型、全体的にすらっとした体系、テンションの低さ
それに反して妙な色気を感じさせる虎子は、日が経つにつれ、どんどん私の心の大半を占めるようになっている。

「それだけ？」
「それだけって・・・？」
「断った理由。」

虎子は、なにか含ませたような表情でそう問いかけてきた。

「と・・・虎子が好きだから・・・かな。」

思わず出てしまった言葉に、あぁ、私は策士だな、と思った。
これで虎子のリアクションがどう返って来るか興味があった。
本気とも冗談ともとれる風に気持ちを伝える。
もしあしらわれても、傷がつかない。いや、実際はつくのだけれど、体裁は繕える。
まさに平成の策士。

虎子は一瞬目を見開いたようにみえたが、次に出た言葉はたった一言。

「そう。」

平成の策士、昭和の申し子、美人三姉妹長女綾瀬あさぎは一つ大きな事を忘れていた。
虎子はリアクションの薄さに定評があるのだ。

ハァ・・・頭をガクッと下げ、ストローでグラスに入ったアイスコーヒーをかき混ぜる。
しょせんそんなものだ。
ハッキリ言わなきゃ伝わらない。分かってたつもりなのに、どうも本音を言い出せない。
いつか伝えよう。
いや、いま伝えないでどうする、美人三姉妹長女綾瀬あさぎ。
こうなったら勢いだ、気合を入れて顔を上げる。

と、その時。

私の髪をかき分け、頬を優しく覆う細い指先。
目の前5センチに迫る虎子の濃い黒目、まつ毛、すらっと通る鼻筋、そして唇。
その唇が触れる。優しい、接吻。
瞬間、唇は余韻を残し、ふわっと離れた。

おそらく、時間にして1秒2秒。
が、これだけは言える、その瞬間私たちの時間は確かに止まっていた。

途中までなんですけど、一応書いたんで投下してみました
スレ汚しすみません

うむ、良い続けたまへ


是非に

GJ。これからどんな風になるか興味あるぜ
さあ、早く続きを書く作業に戻るんだ！

これは期待せざるをえない

よつばが中学生くらいななったらどんな感じになるかな。
えなとみうらとは仲良しでいてほしいが

古い板のやんよつ長編じゃ、よつばすでに高校生だったか？（でも多分なったばかり）
口調とかによつばらしさがちゃんと残ってて面白かった

マジでか。
まとめサイトみてみたがやんよつ自体なかったぜﾁｷｼｮｳ

ここ（↓）で全部読めるはずだ
ttp://proxy.bbsnews.jp/2ch/eroparo/1211120308
250〜254と322〜332、407〜415、493〜497、761〜766
355〜362は別の人らしいが、これも面白い

>>558
ありがたや〜
早速みてくる！
(^ω^)

男同士が一番気持ちいいらしいよ



さあ

勘弁してくれ･･････

さあ

>>560
ふざけんな

pretty neighbor
の手に入る同人サイトとか知らないか？

>>564
さっさと夏休みの宿題終わらせて寝ろクソガキ

>>564
ヤフーのオークションに出てるみたいだが

ジャンボとみうらはいいコンビだが。
カップルとして考えたとき、年齢差と身長差がエラいことになりそうだな。

そもそもジャンボにその気は無い

とーちゃんとラブラブだからな

そのケもない
とーちゃんはよつばとラブラブだからな

よつばにあのケはない。

風香は割と濃い目（内心気にしている）だけどな。

>>564
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1080445.zip.html
passはお前の「愛」

>>567
「わんぱく」氏が上手に纏めてる同人有り。
「これも絵日記に書いとけよ」 「書けるかよ。やけくそだな。」で話が終わったかな。

>>571
すげぇ…絵がよつばとっぽくてすごくｲｲ！ｻﾝｸｽ！

誰かジャンボと高校生みうらのSSかいてお(^ω^)

保守

ホシュ

[実録]栃木県下野市の住吉会系土支田一家熊倉組の恐喝の実態
http://torrage.com/torrent/F96A2040F978E3CB2F9B931BFFD2DE0BD2D3D846.torrent

えなとよつばって４歳差？
小学校しか同じ学校にならないね

なるほど、じゃあよつばが小学校に入ったら、恵那が毎日迎えにきて、一緒に登校するのか。胸が熱くなるな…

よつばが迎えに来ると思う

保守

今月のよつばとで
みうら母がめちゃめちゃ美人な件について

気になって電撃大王買ってきた

体つき半端ねぇエロさ
将来のみうらを垣間見た

ほ

し

の

せ

ん

＠

よ

つ

ば

乳

親

い

の

ち

はぁ……

長い戦いに終止符が打たれた。氏ね。

保守

ほしゅ

よつばと同人にしゃぶ中セックスがあるらしいけど、どんな感じのやつ？教えてｴﾛい使徒！

>601
成長して少し大きくなったよつば・恵那・みうらの３人が、
外人（白人と黒人２人）にだまされてシャブ漬けのSEX中毒にされて
最後は孕まされて捨てられるという身も蓋もない内容。
作者が外国人ということもあって原作キャラに対して容赦がない

嫌な話だな……俺パス

やんだ×よつば ジャンボ×みうらって年離れすぎだろ。
現実的にはとーちゃん×ふーか あさぎ とらこだネ！

現実的(笑)

現実的だろうが

二次元作品に何言ってんだおまえ

>>604
年の差なんて〜関係ねぇ！

これ本当かなぁ？すごく信憑性あるんだけど

http://www.streetnanpa.com/kenzakisusumu.html

？

保守

小岩井家名言集べすと３

３位
とーちゃん｢俺はお前のうんこを食えるぐらい愛している！！｣

２位
よつば｢しっこはすませたか？かみさまにおいのりは？へやのすみでがたがたふるえていのちごいをするじゅんびおーけー？｣

1位
ばーちゃん｢よつばちゃんって誰だよ｣

おい


















おい

三位と二位は誰に言ってるかで変わってくるな

三位は本編でもよつばとのバカ話のなかで三角目で言いそうな感じはするな
ただこれ言われるとどうしてもスカトロな方向を連想しちゃうし
あずまはそういうきわどいネタは普通に避けるだろうからやっぱないなｗ

んでそこから

やんだ「うんこうめー」

保守

ttp://xn--u8jm6cyd8028a.net/11/src/1289300515773.jpg

保守

ホシュ

新刊まだかな……

保守

ヌケる同人紹介しろ

4 名前：名無しんぼ＠お腹いっぱい[sage]
一般人が何か勘違いしてるだけで、実際はキャラ萌えのオタク漫画と大差ないし

44 名前：名無しんぼ＠お腹いっぱい[sage]
>>4
作者の根幹が萌えの人だからな。

それはそれとして、それにプラスして何がしかの魅力はあると思うよ。
「リアル系にしては常識無さ過ぎる状況多いよ」ってのも頷けるし。
萌えで誤魔化している部分は自覚してるだろう。

でも次回作（があれば）では萌え抜き、みたいなことも考えてるかもしれんし、
とにかくなんだまぁ次に期待できる作者さんってことで許してやってください。


10巻はオチ無し（貶してない）巻だったな。
正直ダンボーてもう一度出す必要あったのかな？とちょっと思った。

みうらの母ちゃん美人すぎﾜﾛﾀ

>>604
一番現実にいそうな組み合わせはヤンダ×あさぎ

恵菜ちゃんは俺の嫁で間違いないと確信した

最強

うそはつくな

家電の話でとーちゃんに何気なくかわいいって言われて「うが」ってなる風香は <br> 意味ありげにも見えるけど、今後発展させてくつもりもなさそうなところがオタクに媚びてる感がある

本当に進展しても媚を売ってるって解釈するんだろ？

>>629
ていうか媚びててもいいじゃない。別に硬派なマンガでも無し

だいたい何のフラグも無くたって自分らの妄想で自家発電出来るしな

媚ってｗｗ
女子高生がよく一緒にいるそこそこの顔した３０代くらいの男に
普通にかわいいと言われてドキッとしたりするのは
日常風景としては別に不自然でもないだろｗ

それよりも
恵那ちゃんが私はもっと胸あった方がいいですね？
ってとーちゃんに聞いて
えっ、そのままで可愛いと思うけど
っていう展開頼む

お腹のあたりがマニアック

えなは大人びているのか子供っぽいのかわからんところが可愛い
背伸びしているだけかもしれんが

小学生くらいによくいる背伸びした女の子っぽいところがいい
自分はそろそろ大人の仲間入りだと思ってる頃
背伸びしてるといえばみうらの方がそんな感じがするけどな

えなはよつばが越してきてから
ずいぶんと「お姉さん」になってきていると思う。

>>637
もともとお姉さん向きの性格だしな
よつばといると世話焼き体質が存分に活かせて楽しそうだ

てか末っ子らしいふいんきないよね

小学校とか児童館に行けば恵那みたいな子がたくさんいるのかなぁ…フヒヒ

残念ながら恵那みたいに顔も可愛い子なんてほとんどいないぞ

エロパロ板の話題から遠ざかってるな

過疎ってるよりずっといいよ

とりあえず>>633のｼﾁｭ、ssにして欲しい

あさぎと虎子でとーちゃんの取り合いがいいなぁ

>>633 虎子だろ

>>639
たしかに……
「なんで私が末っ子なの？　私こそお姉さんであるべきなのに！」
という不満をぬいぐるみで解消してたのかもしれん

それでも子供らしさを隠しきれないところが可愛いです
ケーキを一生懸命選んでいたり、ジュラルミンやめろなど

恵那の持っている熊のぬいぐるみには、
ウネウネと動く棒がオプションで付いているとかいないとか。

ふざくんな

恵那が使うようになるのはとーちゃんの部屋で何だろコレって見つけてからだよ

とーちゃん何持ってんだよｗ

とーちゃん「ホレホレホレ」
えな「あんあんｷﾞｼｷﾞｼ」
ガチャ
ふうか「ちょっとなにやっ…えっ！？」
とーちゃん「へっへっへ」
【数分後…】
とーちゃん「ソレソレソレ」
えな「あんあんｷﾞｼｷﾞｼ」
フウカ「あッあッｳｨﾝｳｨﾝ」
ガチャ
あさぎ「ちょっとなにやっ（ry」
【数分後…】
とーちゃん「ホレホレホレ」
えな「あんあんｷﾞｼｷﾞｼ」
フウカ「あっあっｳｨﾝｳｨﾝ」
あさぎ「んっんっｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ」
ガチャ
かーちゃん「ちょ（ry」
【親子丼and姉妹丼完成！(^О^)ゞ 】