反応を楽しむのが面白い短命の地上人、ということか
315 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 04:38:08 ID:d7wCqUji
第26話
星
界
の中心で愛を叫ぶホモ
惑星ロプナスVから生還したジントは、極度の脱水と栄養失調でかなり危険な状態だった。
ラフィールは、翔士としては、優秀だったが、看護士としては失格だった。しかし、それで
も毎日病室を見舞い、ジントの着替えや、点滴を不器用に手伝う誇り高いアブリアルの王女
の姿は、医師たちを驚かせた。
「あ・・いいよ・・ラフィール・・そんなことは看護ロボットがしてくれるから」
もう歩き回ることができる程度に回復したジントは、寝着を取り替えようと手を伸ばしてくる
ラフィールにあわてて言った。
「別に好きでしているわけではない。この機械があまりに不器用で非効率なので見ていられな
いだけだ」
ラフィールに指さされたベットの横の看護ロボットは、傷つけられたような声で反論した。
「わたしは、あらゆるタイプの患者に最高の看護をできるようにプログラムされております。
今までそのようなご不満が提出されたことはありません。どのような点に問題があるのでしょ
うか?帝国医療技術院に報告いたしますので、詳しい内容をお話ください。ただちに修正いた・・」
「黙るがよい!」
ピシャリとロボットを黙らせると、自分もしばらく沈黙してラフィールの美しい顔に迷いが浮かんだ。
病室には、ふたり以外誰もいないが、ラフィールは、沈黙した看護ロボットをちらっと見て、声をひそめた。
「ジント・・」
「なに?」
「その・・・わたしは、そなたに言うことがある・・」
「どんなこと?」
「つまり・・わたしが・・そなたを見捨てて・・アンガスンとの交渉に応じなかったことだ」
「ラフィール。そのことなら僕は、全然君を恨んでいないし気にしてもいない。あの場合君
の判断は100パーセント正しいものだ。僕はあのときも、ロプナスの廃墟をさまよっていた
時も、そして今もそう思っている」
「わかっている・・わたしも指揮官としてあの時の決断は間違っていたと思ったことはない・・」
「じゃあなんなの?」
「ジント・・わたしは指揮官として、皇族としては正しいことをした・・でも・・ひとりの乙女
としては・・最低の事をした・・」
「・・・・」
ジントは、戸惑ってベットの脇にひざまづいて自分を見上げる王女の表情を見た。戸惑い?恥じ
らい?ラフィールを知らない人間なら哀願と言うであろう見たことがない表情でジントを見つめている。
「わたしは、星界軍や皇族としての規範を自分の気持ちよりも優先させた・・この世でもっとも失いたくないものを
・・投げ捨てるような振る舞いをした・・それは翔士としては正しくても・・女としては最低だ。愛する者を、帝国
や私自身の誇りや規範よりも下に置いたのだから・・」
「ラフィール・・」
「愛する者」といまラフィールは、言った。それは自分の事以外ありえないことがわかっていてもジントはあまりの
事に別人の話を聞いているように感じた。
「翔士として、私は部下のそなたに謝罪をする必要を感じない。その必要はまったくない・・でも・・・そなたと
わたし・・男と女としては・・・ジント・・わたしは、そなたにどうやって詫びればいい?どうしたら・・わたしの
罪を許してもらえる?」
「ラフィール・・」
ジントは、手を伸ばして少女の美しい蒼黒い髪を撫でた。
「僕のかわいい殿下・・君が謝罪するなんて・・そんなこと考えられないよ」
「ジント・・それはつまり・・わたしの謝罪は受けてもらえぬということか?・」」
小麦色の陶器のようなすべらかで柔らかいラフィールの頬を撫でると、涙がジントの手にこぼれ落ちた。
「アブリアルは泣かないんじゃなかったの?僕は帝国の秘密に関与しすぎたかもしれないね・・
アブリアルの王女が泣くのを2度も目撃するなんて・・」
「ばか(オーニュ)」
ジントは、ラフィールに謝罪してもらう必要を全く感じていなかった。軍人としても、個人としてもだ。
しかしジントを置き去りにしてから長い時間自分の感情を抑えつけ続けたラフィールは、ジントを無事
救出した安堵感の反動で、罪の意識にさいなまれ、精神の均衡を失いつつあるようだ。このままジント
が謝罪を拒めば、ラフィールは、女としての自分は拒絶されたと感じるだろう。
「ラフィール・・」
いとおしさにジントは、思わずベットから身を起こし、おびえたように上向いた少女の濡れた頬にキス
すると、そのままうすく開いたラフィールの赤い形良い唇に唇を重ねた。平手打ちを覚悟したが、帝国
王女の甘く柔らかな唇は従順に開いて、ジントの舌を控えめに受け入れた。思わず舌を深く入れておず
おずと触れてくるかわいい舌先をくすぐるようにすると、ラフィールのかわいい舌もそれにためらいな
がら応えてくる。ジントの口から自分でも思いがけない言葉がほとばしり出た。
「ラフィール・・こんなときにアーヴはどういうか・・見当もつかないから・・野蛮な言い方をするよ
・・僕は・・君が欲しいんだ・・謝罪とかじゃなく・・君を愛している・・君を抱きたい・・」
「ジント・・」
ラフィールの切れ長の黒瑪瑙の瞳が大きく見開かれた。<調子に乗るでない!>
という怒鳴り声を浴びせられると覚悟したが、甘い恥じらいに満ちた声が返ってきた。
「ジント・・・うれしい・・」
「ラフィール。君が罪滅ぼしに僕に抱かれるというなら僕はいやだ。これは僕からの
お願いなんだ」
「わかっている・・・わたしも望んでいる・・そなたに・・抱かれ・・・」
そこまで言いかけて、はじかれたように、ラフィールは、ベット脇から立ち上がった。
「もうそなたは、ほとんど回復して歩くことも問題ないと言っていたな!」
「う・・うん」
「では、いつまでベットの中でごろごろしているつもりだ?さっさと起きて顔を洗うがよい!・・」
「あ・ああ・」
「そして・・」
ラフィールは、身をかがめてジントの耳にささやいた。
「今夜、わたしの城館に来るがよい」
そう言うと、王女は優雅に身を翻して、病室から出て行った。唖然としてベットから半身を
出したままのジントを置き去りにして。
「やれやれ・・置き去りにしたのを反省したんじゃなかったの?」
ジントは、クスッと笑って飛び起きた。もう寝てはいられない。
(つづくであろ)
ワッフルワッフル
森岡仕事しろ。
…いや、GJです
>>320 wktkwktk
良い雰囲気ですねー。続き楽しみです。
一つアドバイスすると、星界らしさを出すには、カタカナ語を使わない方がいいですよ。
そしたらもっと良くなると思います。
輸送船の廊下は、装飾がなく無機質に伸びている。ジントは、必要もないのに
何度もきょろきょろと見回して、人目がないことを確認すると、ラフィールの
城館の扉の釦を押した。城館といっても、輸送船に用意できる範囲での客室にすぎない。
音もなく扉が開いた。
「ラフィール?」
中に顔を入れると、部屋の照明は、落とされていて薄暗い。
「ラフィール?」
そっと足を踏み入れる。かすかに心地よい香りがする。ラフィールの香りだ。
室温は、普段より高めにされていて、少し汗ばむくらいになっている。
「ラフィール。どうしてこんなに温度を上げたの?蒸し暑くて・・」
ぶつぶつとつぶやきながら奥に入ったジントは、声をのんで立ちつくした。
「ジント・・」
貴族城館といっても、居間と寝室の2室しかない。その寝室からラフィールが
出てきた。
白い湯着をまとっている。
ジントが、見つめる中、王女は、まっすぐに黒瑪瑙の輝く瞳をジントに向けた
まま、はらりと湯着を落とした。
下には、形良く張った彼女の腰にはりつく白い小さな下着以外何もつけていな
い裸だった。
初めて見るラフィールの乳房は、まさに完璧な曲線を描いて、古代の彫刻のような
美しさだ。しかし、暖かく柔らかな小麦色の肌の輝きと、つんと生意気に尖って上
をむいた薄桃色の乳首がほんの少しだけ、彫刻の冷たさとは異なる柔らかさを持つ
ことで、かえって生身の女性としての魅力をいっそう際立たせている。優雅な線の
腹部に、かわいい縦長のへそが刻まれ、白い下着がかすかに透けてその下のつつま
しい蒼黒い茂みを浮き上がらせている。
ラフィールは、恥じらいながら手で胸を隠すと、目をそらした。
卵形の美しい顔に、初々しい羞恥が浮かんでいる。誇り高い王女の恥じらう姿は魅力
的で、ジントは、むしろ目をそらさずじっと見つめ続けた。ラフィールは、強いジント
の視線に気圧されたように目を伏せた。
「じろじろ見るでない・・・」
「すごくきれいだよ。僕の殿下(フィア)」
数歩歩いて近づくと、乱暴にラフィールの白い腕をつかんで抱き寄せる。ラフィールは、
艶やかな蒼黒い髪をなびかせて従順にジントの腕の中に身をまかせた。両手で形良い小
さな顔を上向かせ、その秀麗な唇に唇を合わせ・・舌を押し入れていく・・最初かたく
なに抵抗していた王女の唇が柔らかく開き、香しい細い舌がおずおずとからめられてくる。
「んん・・・・」
苦しそうな少女の声を耳元に聞きながら、ジントは、柔らかくしなやかなラフィールの
裸体を力の限りに抱きしめた。
「苦しい・い・痛いぞ・・・ジント・・」
耳元のラフィールの囁きも無視して、さらに力を入れる。最初に出会ったときから、
こうしたかったのだ・・この美しくしなやかな身体をわがものとしてこの手で握り
つぶすほど抱きしめたかった・・・・。しなやかな少女の背中がしなる。
「ラフィール」
「ジ・・ジント・・」
ラフィールは、苦しそうにジントの腕の中で息をしながら、ふりほどこうともせず、
叱声を浴びせるでもなく、従順に窒息しそうな強い抱擁に耐えている。彼女にも何
か逆らいがたいジントの強い思いが伝わってくるのだ。
ようやく王女の身体を解放したジントは、やさしく恥じらってうつむくラフィール
のあごに指をおいて仰向かせる。頭環も外した額に宝石のように空識覚器官(フローシュ)が輝いている。
「ラフィール・・誓って・・今・・この部屋の中では、僕のいうままに従うって・・」
「ジント・・・」
普段そんな風にされたら、怒り狂って真空(ゲール)に放り出しそうな扱いをされながら、
ラフィールは、美しく潤む目でジントを見上げて素直にうなずいた。
「うん。今夜は、そなたにわたしのすべてをゆだねる・・そなたの思いのままにするがよい・・
言うままにすることを誓う」
「よくできました殿下・・じゃあ・・思い通りにさせてもらうよ・・」
また抱きしめると、滑らかな背中に手を這わせ、完璧な形だが、まろやかさを失わない弾力ある
尻の丸みをやさしく撫で、きつく尻肉を握りしめては緩める。暖かくしなやかで弾力ある若い肉体
が、今ラフィールをこの手に抱きしめているという実感をわき上がらせる。丸い双尻を包む柔らかい
下着に指をかけて少しずつ引き下ろしていく。
「あ・・何を・・・」
「何って・・僕の前にすべてを晒すんだよ・・王女殿下・・」
ジントの指がするりと小さな下着を膝まで落とす。そのまま恥じらう持ち主が
もじもじと膝をこすり合わせて止めようとする甲斐もなく足首まで滑り落ちた。
「ジント・・そなた・・別人のようだぞ・・」
不安と羞恥の混じったラフィールの声は、またジントの唇で遮られた。
「んん・」
「ラフィール・・誓っただろ?ここではどんなことも僕のいうままに従うって」
ラフィールには、口が裂けても言えないが、ジントは、既に女性の経験があった。
主計翔士の修技館には、地上世界出身者や、従士あがりの年配の男たちもいた。
純粋なアーヴではないジントは、彼らにさそわれて休暇で出向いた惑星の娼館で
初体験を済ませていた。そこの娼婦に色々と手ほどきされたことがこんな時に役
に立つとは思わなかった。
「ラフィール・・こんな時のアーヴの習慣はしらないけど・・僕の故郷では、
こういうときは、女の子は従順に男に従うものなんだ・・・もしいやならここ
でやめるけど・・」
全裸にされた王女の細い舌を十分に吸うと、息も絶え絶えの身体を優しく支え
てやりながら、ジントは、また指を華奢なあごの下にあてて赤らんだ顔を仰向かせた。
「い・・いやなどとは・・申しておらぬであろ・・どうすればいいかさっさと教えるがよい」
「そんな言い方じゃだめ・・優しく甘えた声で、まず、ジントお願いわたしを抱いて。というんだ」
闇色の瞳に怒りの火が見えたが、プイと顔をそむけるとあきらめたように、
「い・・いつもながらそなたの故郷の習慣は奇妙だな・」
「さあ・・王女殿下?」
「・・・ジ・・ジント・・・お・・ね・」
「お願い・・わたしを・抱いて・・だよ」
またしなるほどきつく滑らかな裸体を抱きしめ、かわいい耳を甘噛みしながら
意地悪く囁く。
「うう・・苦しいぞ・・ジント・・そんなに・・強く・・わ・・わかっている・・
ジ・・ジント・・お・・お願い・・わ・・たしを・・・だ・・抱いて・・」
誇り高い帝国の王女が、哀願の言葉を口にするのは生まれて初めてだろう。その屈辱
が自分の身体に経験したことのない変化を起こさせていることに、ラフィールは気が
ついた。幾筋も樹液が太ももに伝わるほど濡れてきている。乳首は隠しようもなく恥
ずかしく堅く尖ってきている。妙に自信ありげに振る舞うジントが気に入らないが、
その屈辱的な命令に従うことが、うずくような快感になって身体が反応する。
「もう一度はっきり甘えた声で言ってごらん」
「・・・・ジント。お願い・・私を・・抱いて」
「王女様のお願いじゃあ・・仕方ないね・・お望み通り抱いてあげるよ」
初めて見たときから、魅力を感じていた優雅で優しい線の小振りな鼻から、まぶた、
小麦色の頬に舌を這わせ、ぴょこんと伸びたかわいい貝殻のような薄桃色のアブリ
アルの耳を甘噛みし、首筋へと舌を這わせていく。片手で下からすくい上げるように、
彫刻のような完璧な半円を描く柔らかい乳房を包み、やわやわと揉むと、つんと生意
気に上をむいた乳首を爪先でピンピンと軽く弾いた。
「あ・・あ・・」
ビクン、ビクンとラフィールの華奢ですらりとした裸身が痙攣する。
甘菓子のように柔らかく弾む小振りだが形良い両の乳房を掌で揉み、
かわいいへそをくすぐり、その下のつつましい蒼黒色の茂みに指を這わせると、
ラフィールは、小さく声を上げてのけぞり、きつく唇をかんで耐える。
なんて敏感な身体だ。アブリアルの遺伝子を操作した先祖はそうとうな好き者
だったようだ。まだ入り口に触れただけのジントの指が熱くしたたる樹液に濡
れるのを感じる。ラフィールのそこは、もう十分に濡れそぼってふっくらと唇
を開いてきている。
ジントは、ラフィールの身体を抱き上げて、寝台に運んだ。
ラフィールには悪いが、ジントも地上世界出身の男だから、アーヴ女性の
身体には興味がある。造形はまさに完璧な彫刻のような美しさだが、最も原始
的で動物的な性的な面についてはどうだろうか。女性器にまで遺伝子操作の手
を入れているのだろうか?。今考え得る最高の見本でそれが明らかにできるのだ。
ジントは、寝台の上にラフィールを寝かせると、やさしく両手をバンザイするよ
うに上げさせ、すらりとした足を左右に大きく開かせて全裸のまま大の字にさせる。
「な・・何をする?」
「黙って・・いいというまでこの姿勢を崩しちゃだめだよ・・僕にすべてを見せるんだ」
ジントは、はやる自分を無理に抑えて、寝台のラフィールの横に寝そべり、恥じらいに
薄く目を閉じた卵形の小さな顔から乳房にかけてそしてその下へとじっくりと観察を始めた。
(まだつづくであろ)
ジントがかなり中年エロおやじ化していて、ラフィールは、おとなしすぎるのは、
作者の好みなのでゆるすがよい。323>そなたの助言に感謝を。
美しい彫刻のようなラフィールの全裸が、寝台の上に大の字にされている。
ジントは、頭上についた照明を明るくすると、寝かされたラフィールの全身
を照らすように調整した。恥じらいに満ちて薄く目を閉じた小さなかわいい顔から、
・・白い胸元・・そして完全な半円をつくる乳房を眺めてから、そっと静かに息づ
いて上下する乳房の片方を手で包み込み、やさしく揉みながらもう一方の乳房に顔
を近づけて つんと尖った乳首を口に含んで、舌で先をチロチロと刺激しながら乳首を甘噛みした。
「あ・・うう・あ・・」
ビクン・ビクンとラフィールの汗ばんできた裸身が跳ね上がる。
すかさず、もう片方の乳首も口に含んで同様に刺激する。
「あうう・・・」
ゆっくりと乳房の弾力と柔らかさを味わい、刺激されてさらに堅く尖って突き出てくる
薄桃色の乳首を十分にねぶってから、また上にせり上がり、顔を赤らめて荒く息をして
いるラフィールの唇に口づけをすると、からかうつもりでささやいた。
「ラフィール、さっきより乳首が尖って堅くなってきてるよ・・」
「わ・・わかっている・・ジント・・こんなことは・・初めてのことだ・・わたしの
身体は・・どうしたのであろ?」
ラフィールの声は、乙女の恥じらいと自分の身体の変化への素朴な戸惑いに満ちている。
ジントは、クスリと笑った。平面宇宙では何者も恐れず、無敵に見える帝国王女も、
こんな原始的で動物的な行為にはまったくうといようだ。
アーヴは、同性でも、複数同士でも遺伝子を配合させ合う。それらは、人工交配で行わ
れることが主だから、アーヴ自体は、性行為にあまり関心がないように思える。しかし、
情熱そのものはむしろ激しく熱いと聞く。肉体と精神のこの相互に相反する反応が、
ラフイールを戸惑わせているのだ。熱情はあるが、それに自分の肉体が反応するものだ
ということに無知なのだ。握手でさえ性行為に見えてしまうほど肉体的接触にうといのだ。
宇宙を支配するアーヴも自分自身の肉体を完全に支配することはできないらしい。経験豊富
とは言えないジントでも、ラフィールよりは、男女の身体を知っているだろう。
「大丈夫・・ラフィールそれが自然なことなんだよ・・君は感じてきているんだ」
ジントは、身を起こして手を伸ばし寝台横の机の上の物入れから、長い鳥の羽をとった。
サムソン監督が、ジントの快気祝いに作ってくれた鳥料理の時のものだ。中身の方は主に監督
とジントの胃袋に収まった。最後にうやうやしく監督が、この羽根をあきれて見ていたラフィール
に差し出したのだ。地上の動物の残骸などラフィールが興味あるわけがないが、晩餐の記念品ということらしい。
「何をするんだ?ジント・・」
不安そうにジントの様子を見つめていたラフィールのかわいい鼻を羽根先で
くすぐる。
「あ・・ふざけるのはよすがよい・・・」
「ふざけてるんじゃないよ・・これで・・君の全身の感じるところを調べてあげる・・」
羽根を鼻孔から形良い赤い唇に動かし、濡れた唇をなぶると、すうっと白い首筋に、
そして子兎のようなかわいいアブリアルの耳をくすぐる。
「はう・あ・あ・・やめ・・ああ・ジント・・くすぐったい・・」
「ラフィール・・愛し合うことは、遺伝子を交換することだけじゃないんだよ」
羽根先が、白い胸元から柔らかな曲線の乳房をクルクルと回転しながら這い上がり、
薄桃色の乳首の先をつうっとかすかになぞると、ビクンとつり上げられた魚のように
小麦色の裸身が、激しく跳ね上がり、ラフィールは、きつく自分の手に宝石のような
白い歯をたてて、必死に悲鳴を忍んだ。ジントは、きびしく言った。
「ラフィール、どうして我慢するんだい?声を出すことが恥ずかしいかい?いままで
僕はいろんなみっともない姿を君にさらしてきた。君に見られたことを僕は恥じていない。
みっともなくともそれが僕自身だからだ。僕はいつも君に自分のすべてを見せてきた・
君を信じているから・だから・・ラフィール。君も意地を張らずに僕にだけ見せてほしいんだ。
君の身体が感じる声を聞きたい、素直に感じる表情を、見せてほしいんだ。君が、感じるまま
に出すかわいい声を・・僕だけに・・君のすべてを見せてほしい・・僕を信じるなら・・」
ラフィールは、口から手を離すと、薄く目を閉じて小さな声で答えた。
「わかった・・ジント・・そなただけに・・」
「うん。ラフィール・・僕だけに聞かせて・・」
ジントは、王女のかわいい鼻先に口づけすると、また羽根をあてはじめた。
「ひん・・ああ・・」
「う・・あん・あ・・ああ・!!」
すっ、すっとかすかに触れる程度に薄桃色の乳首の先を羽根で左右交互に
くすぐる度に、ラフィールのしなやかな身体が寝台の上で跳ね動き、かわいい喘ぎが漏れる。
「はああ・・あん・あ・・うう・・あん・・ひいい」
切れる寸前にまで張った琴線を爪弾いたような清冽な音色と呼ばれる澄んだ透る声の
ラフィールが、こんなせつなげで甘やかな声を出すなんて、それを知っているのは宇宙で
自分ただ一人だ。そう思うと、加虐的な征服感がわき上がる。自分にそんな面があるなどと
ジント自身も知らなかったが新しいおもちゃを与えられた子どものように、ジントはつい夢中
になって、しつこくふたつの柔らかなふくらみを嬲り続けた。ふとラフィールの甘い悲鳴が弱々
しくなっているのに気がついてはっとジントは顔を上げた。
ラフィールの切れ長の眦から涙が幾筋も伝い落ち、うつろな目で唇の間から
かわいい舌先をだして激しくあえいでる。息は浅く、鼓動は危険なほど激しい。
彼女は気絶寸前なのだ。ジントは、あわてて羽根を置いて赤らんだ顔に自分の顔を寄せた。
「ごめん。ラフィール苦しいかい?もうやめよう」
「だ・・大丈夫だ・ジント・」
ラフィールは、うっすらと目をあけてジントを見上げた。
「・重大な秘密を・・お・・教えよう・・」
「何?」
「すご・・く・・気持ちがよい・・・こんな・・感覚は・・初めてだ・・だから
・・もっと・・」
「もっとしてほしいんだね」
ほっとしてジントは、汗に濡れた王女の裸身を抱きしめた。ジントの胸に顔を
埋めてラフィールは小さくうなずく。
「そなたが・・よろこんでいるなら・・わたしは・・うれしい」
「ラフィール・ぼくのかわいい殿下(ファル・フィア・クフエーナ)・愛してる
・・この銀河の誰よりも」
「・・奇遇だな・・ジント・わたしもだ・・」
(ジントエロおやじ編はまだつづくであろ)
GJ!
続き待ってるよ〜
ラフィールの激しい鼓動が静まるまで抱きしめてから、ジントは、
静かに彼女を寝かせてまた両手足を広げさせると、羽根を取り直し、今度は、
滑らかでほどよく脂ののった腹部にそれをあてると、乳房の底部から脇腹をくすぐり始めた。
「あ・・・・・まだ・・それを使うのか?・・もう・・」
ラフィールが哀願するように潤んだ目で見つめる。
「今度は気をつけるから・・まかせて・・」
あやすように囁くと、中央の縦長のかわいいくぼみに羽根先を滑り込ませる。
「あ・・」
「母親の子宮から出産することははめったにないと言ってたけど、アーヴにもおへそがあるんだね
・・かわいいよ」
細長の形良いへそを丹念にくすぐる。
「あ・・そ・・そんなところまで・・触るでない」
「そんなとこってどこ?はっきり口に出してごらんよ。ラフィールのおへそって」
「ばか(オーニュ)」
「・・今度は、うつぶせになって」
いよいよ次は、広げさせられた脚の間を責められると覚悟していたラフィールは、
はぐらかされたように恥じらいながら、不審そうにジントを見て、しかし無言で
火照った裸身を回転させてうつぶせになった。また両手を上げさせ、両足を大きく
開かせるとジントは、今度は王女の背面を眺めた。すらりと伸びた脚は、見事な
曲線で脂ののった太ももへと続き、そしてクリッと丸く生意気に上をむいた小ぶりな
小麦色の双尻へと続いている。尻の割れ目までが、遺伝子操作で設計された訳ではな
いだろうが、ぐっと深く切れ込んで艶っぽい陰を作り完璧な柔らかい曲線を描いている。
つっと細い首筋からすらりとした背筋にそって羽根を降ろしていくと、ビクッビクッ汗
に濡れた裸身が痙攣する。
クルクルと羽根を細かく回しながら、小麦色のふたつのまろみの底部から頂上へ交互に
くすぐると、乳房に劣らない反応で、かわいい悲鳴が上がり、ヒクヒクッと柔らかい尻肉
が収縮する、つっとジントの指が、とろけるほど柔らかい双尻の合わせ目を押し開くと、
谷間の奥に息づくつつましくぴっちりと口を閉じた暗桃色の孔が見えた。
「お尻の穴まで、こんなにかわいく設計したのは、どの時代のアブリアルなのかな?」
「ば・ばかにするでない・・あ・・・あ・いや・・あ・・・あん」
あまりの羞恥に怒って起き上がって、振り返ろうとするラフィールの双尻の割れ目にそって
羽根先をあてて上下にくすぐると、思った通り、力が抜けて激しく身体をふるわせながらうつ
ぶして枕に顔を埋める。かわいい皺をつくる孔を繊細な動きでくすぐると、食いしばった歯から
かわいい声が漏れ、キユッと収縮して羽根をくわえ込むように挟む。寝台の敷布にシミができる
ほど広げられた股間からとめどなく樹液がしたたりおちる。あふれ出る愛液から、かすかに麝香
のような香しい香りがするのが、もし遺伝子操作の結果なら悪趣味というものだ。
ジントは、目の前に突き出された心そそる双尻の丸みに頬をあて、柔らかく滑らかな肌に頬ずり
しながら、何度も軽く口づけしたが、我慢できず衝動的に甘い果実にかぶりつくように口に入れて
甘噛みする。
「あ・・あん・・・」
とろけるほど柔らかく弾力ある感触の快さに、思わず何度も歯形がつくほどに強く噛み、王女に
小さな悲鳴を上げさせて、ジントは身を起こした。
「さあ・・ラフィール・・仰向けになって・・」
「う・・うん」
ラフィールの小麦色の裸身がまた回転して、プルンと形良い乳房が弾んで上を向く。
「脚を大きく開いて・・良く見せて・・」
「・・・・」
素直にすらりと伸びる小麦色の脚が無言で左右に開かれる。ジントは、
また羽根を意地悪くラフィールの不安そうに見上げる視野にちらつかせた。
「ま・・まさか・・そ・・そこにも・・羽根をあてるのか?」
ラフィールのおびえた表情が、ジントの加虐心をそそる。もしどちらだとしたら、
今までの人生体験からして自分は、被虐嗜好だとばかり思い込んできたが、かなり
の加虐趣味であるようだ・・いや。ラフィールを苦しめて悦んでいるのではない。
ジント以外の誰かにこんな目にあわされたら、ラフィールは、相手をアーヴの地獄
に蹴落とすか、素粒子の風にするまで荒れ狂うだろう。銀河でただ一人、相手が
リン・スューヌ=ロク・ハイド伯爵(ドリュー・ハイダル)・ジントだから受けいれて
くれている。誇り高いラフィールがその女としても悦びも恥じらいも、自分にだけつま
びらかに見せてくれていることが喜びなのだ。
「大丈夫・・さあ・・もっと力を抜いて脚を開いて・・」
すらりとコンパスのように左右に開いた小麦色の脚を貝殻のようなかわいい足の爪先から、
脂ののった太ももまで左右交互の、そのきめ細やかな肌に羽根をあててくすぐりと、ラフィール
の艶やかな繊細な毛に慎ましく覆われた女の丘に息がかかるほど顔を寄せて見つめた。
340 :
星界の幕間劇4−5:2011/01/30(日) 17:04:38 ID:Vzjzmaq5
「・そ・・そんなに・じ・・じろじろ見るでない・・」
命令形の哀願を無視して、そっと指で青黒色の繊毛を押しひろげ、
慎ましく盛り上がる女の丘をやさしく撫でると、左右に開かれた
その下を凝視した。薄桃色に濡れて乱れのないだけでラフィールの秘部は、
形としては、外見は、人類とその派生種族数千億人の女性と変わらない。
もちろんジントが、その目で確認したわけではないが、快楽惑星の娼館で
の甘い体験から推測するとそうだろう。形良い花弁に包まれたふっくらと
開き始めた唇から、かわいい女芯が濡れて輝くようにぴょこんと顔を出している。
しかし、愛撫への感度の良さは、とめどなく敷布にまでしたたり始めた愛液や、
ピンと立って顔を出し初めている女芯から明らかだ。こんなに感じやすいのは
、ラフィールが特別なのか、アーヴ女性はみなそうなのか?・まだ真空(ダーズ)
に放り出されたくはないからこの疑問はラフイールに聞くわけにはいかない。
かといって他のアーヴ女性に確認させてくださいと頼むわけにもいかない・・。
ジントの脳裏に、ちらりとエクリュア・ウェフ=トリュズ・ノール列翼翔士の顔が
浮かびあわてて打ち消した。まあ、もし長生きすることができたら、
いずれ確かめる機会に巡り会うこともあるだろう。
(まだまだつづくであろ)
続き待ってるよ〜
ジントは、慎重に羽根をラフィールの女の丘からその奥へとすすっと滑らせた。
つんと尖ってきた女芯をさけてその周囲を丁寧にくすぐっていく。しなやかな裸身が
弓形にのけぞり、食いしばった歯からかわいい声がもれる。
「さあ・・いくよ・・」
「あ・いやだ・・ジント・・」
むずがる幼児のようなラフィールの声を無視して、つんととがって表皮がむけ真珠色
の先を濡らしてかわいくピョンと飛び出てきている女芯の先に羽根をかすかに当ててくすぐる。
「ひい!・あ・・あ・」
激しく息を吸うような声を出して、ラフィールの身体が、小刻みに痙攣しながら跳ね動く。
今度こそ気絶させてしまうかもしれないと思いながら、ラフィールのかわいい反応が見たくて
ジントは、更に羽根を動かして女芯をねぶる。ピクピクとそこが反応する。
「く・くうう」
子猫のような声をかすかに上げながら、ラフィールは、白い喉をみせてのけぞる。
ジントは、加虐的な興奮に我を忘れて、上へせりあがると、また荒く息づく
両方の薄桃色の乳首をくすぐり、そのまま羽根をすべらせて、女芯から、膣孔、
さらに奥の後ろの孔までを丹念に愛撫していった。
「ひいい・・ああああ!!」
ついに耐えきれずにラフィールは、初めて大きな声で上げると、激しくあえぎながら、
広げていた手足を胎児のようにちぢこませて丸くなった。
ジントは、羽根を置くと、ラフィールの横に添い寝をするように横になり、痙攣する
汗に濡れた裸身を抱きしめた。
「ジ・・ジント・・そなたは、残酷な男だな・・」
ラフィールは、恨めしそうな目で見上げた。
「うん・・自分でも驚いてるよ・・」
ジントは、汗にびっしょりと濡れた自分のつなぎを下着と一緒に脱ぎ捨てると、
寝台のラフィールの横に身を横たえた。
「でも、ぼくも必死に我慢しているんだ・・これを見てよ」
ラフィールの切れ長の目が大きく見開かれて、目の前の<それ>を見つめた。
「これは・・何かの寄生獣なのか?・・それとも・・そなたの身体の一部なのか?」
「あのねえ・・ラフィール・・」
アーヴの教育は、家が単位であり、性教育など教育機関ではしないことは
知っていたが、これでは、種としての存続にまで支障をきたすのではない
だろうか?
「君は、ディアーホが牡だってどうしてわかったのさ」
「ばかにするでない、勿論わかってはいる・・しかし、ディアーホや昔、
衛生学で学んだ、そ・・それは・・そんなに大きくも硬そうでもなかったぞ
・・ジント・・そなたの種族は異なるのか?」
「別に・・他の種族のことはよく知らないけど、普通のアーヴ男性と変わら
ないと思うよ」
ジントは、主計修技館での入浴の時のことを思い出して言った。
「何度言わせる・・そなたもアーヴなのだぞ・・しかし・・そなたは、
それを・・普段どうやってつなぎの中に入れているんだ・・・?服の上
からは・・気がつかなかった・・」
「あはは・・つまりその・・普段は、折りたたんで体内に収納するのさ」
「うそをいうでない・・」
ラフィールは、荒い息をしながら、純粋な好奇心のキラキラする目で身
を起こして、ジントのそれをしげしげと観察した。
「触っても・・よいか?」
「うん・・あの・・そっとね」
「なぜだ?」
「さっきも言ったら・・僕は必死に我慢してるんだ」
「わかった・・」
帝国王女の細く繊細な指が、ビクビクと脈打って今にも射出しそうな
それにそっと触れる。
<うわ・だめだ・・我慢できそうにない>
必死に気をそらしながら、不意にジントは悪魔的な思いつきが
頭をよぎった。
「あの・・ラフィール・・いやならいいんだけど・・お願いがあるんだ」
「なんだ?」
「その・・ぼくの故郷の習慣なんだけど・・・」
「どうも、そなたの故郷の習慣とやらは、信用できないな」
ラフィールは、じっと真剣な目でジントを見つめた。
「そうだね。ごめん。ぼくがしてほしいことなんだ」
「早く言うがいい・・」
「あの・・その・・ちょっとでいいから・・ぼくの・・これを・・
口で・・含んで・・舐めて・み・みてくれないか?」
「舐める?これを?私が?口で?」
「あ・・いや。いいんだ。言ってみただけだから」
「誰もまだいやなどといっていないぞ」
「でも・・」
「誓ったであろ・・今夜はどんなことでもそなたの言うとおりにすると・・」
「じ・・冗談だよ・・ラフィール・・本気にしないで・あ・・あ・」
あまりに冒涜的な気がしてジントがあわてて止める暇もなく、
身を起こしたラフィールは、寝台に横になったジントの下半身の上に顔を伏せた。
(つづくであろ)
346 :
星界の幕間劇6-1:2011/02/02(水) 12:44:33 ID:dhuaNdSi
「そう・・今度は強く吸ってみて・・舌をからめながら・・優しく・・」
帝国王女に、口淫を教え込んだ罪は、やはりアーヴの地獄行きだろうか?
寝台に横になり、ラフィールの奉仕を受けながら、ジントは、ぼんやり考
えた。もし、そうであっても今のこの桃源郷のような悦楽の代償なら安い
ものだ。目の前に、全裸のクリューヴ王家の第1王女が、自分の股間に顔
を埋めてかわいいお尻を上げて這いつくばる姿勢で、いきり立つジントの
男根に唇と舌を使って奉仕してくれている。丸い双尻が艶っぽく左右に揺れ、
うつぶせの乳房が、開いたジントのふとももに柔らかくこすれ、堅く尖った
乳首がコリコリと触れる。艶やかな蒼黒色の髪を撫でながら、ジントは、
少なくとも今は、<アーヴによる人類帝国>の皇帝でもなしえないことを達成
した満足感を味わっていた。
「ジント・・気持ちいいか?」
ラフィールが口を離し息を整えながら上目遣いで見上げる。
「うん・・ラフィール・・最高だよ」
「そうか・・それはよかったな・・」
王女は皮肉っぽく言う。
「もっと喉の奥まで入れてみて・・」
「いい気になるな」
「あいてて・・噛んじゃだめだって・・」
347 :
星界の幕間劇6-2:2011/02/02(水) 13:07:55 ID:dhuaNdSi
不思議にラフィールは、こんなことを強制されても、あまり屈辱を感じていないようだ。
性にはまったく無知な王女には、これもジントの故郷の奇妙な習慣の一部とでも思っているの
だろうか。やがて彼女も、色々な知識と経験をして真相を知るときが来るだろうし、その時に
どんな仕打ちを受けるかは、想像したくもないが。
艶を含んだ目で上目遣いにじっとジントを見つめたまま、怒張を含んだラフィールの細い舌が、
繊細に動いてジントの亀頭の先をねぶり、麗しい唇が優しく締め付けながら、強く弱く、吸いはじめた。
うっかり夢のような快感にうっとりとしていたジントは、もうこれ以上自分を抑えられない。あわてたジントは、
身を起こした。このまま処女のラフィールの口の中に射精することは、いくらなんでもひどすぎる。
「あ・ああ・ラフィール・・離して!」
あわてて離れようとして間に合わずジントは、そのまま、激しくラフィールの口に中に放出してしまった。
「!・・ぐう・・」
ラフィールの秀麗な眉がくるしそうに寄せられる。
「ご・・めんよ。ラフィール吐き出して!」
あわててジントは、寝台横の洗浄布をつかんでラフィールに差し出したが、ラフィールは、口の中でビクビク
と脈打つ熱いものから吐き出される異臭を放つ液を、最後まで優しく吸うと、そっと口を離し、洗浄布を受け取り、
それで自分の唇ではなくジントの男根を丁寧にぬぐってくれた。
348 :
星界の幕間劇6-3:2011/02/02(水) 13:27:02 ID:dhuaNdSi
「ラフィール。無理しないで出して」
ジントは、彼女が胸を押さえて苦しそうに、口に含んだ白濁をごくりと飲み込むの
を見てあわてて言った。
「なぜだ、ジント?そなたはこうさせたかったのであろう?」
涙をためた黒瑪瑙色の瞳をまっすぐジントに向けて小さな声で言う。
「ラフィール・・・」
その目を見て、初めてジントは、ラフィールは、無知なのではなく、それが娼婦の
するような卑しい行為だとわかっていてしてくれていたのだということを理解した。
無知なので平気なのだろうなどといい気な推測をしていたジントは、いとおしさと後悔
に胸を締め付けられてラフィールを抱きしめた。
「・・ラフィール、僕は残酷な男だ」
「そんなことは、クラスピュールで髪を染められた時から承知している」
ラフィールは、従順に抱かれながらそっけない言った。
349 :
星界の幕間劇6-3:2011/02/02(水) 13:39:04 ID:dhuaNdSi
「・・ごめん・・」
「なぜ謝る?いったであろ?そなたがよろこんでいるなら、わたしはうれしいと・・」
「ラフィール・・」
ジントは、小さい卵形の顔を両手で挟むと、その優美な唇に口づけした。甘く開いた
唇の中に舌を差し入れ、かわいい細い舌と絡ませ合う。ラフィールの繊細な手が、
ジントの股間に伸びると、優しく包んでやわやわと愛撫してくれる。それだけで、
若いジントのそこは、すぐにまた硬くみなぎってきた。
ジントは、もう一度優しくラフィールの裸身を横たえると、脚を開かせてその上に
覆い被ぶさった。闇色の不安そうな目が見上げる。
「ジント・その・・・わたしは・・・初めてなんだ・・わたしは・・怖い・・も・・
もちろんほんの少しだけだが・・」
「わかってる。力を抜いてラフィール・ぼくを信じて・・・」
ジントは、まだ何かを言おうとするラフィールの麗しい唇を自分の唇でふさいだ。
(もうすぐ終わるであろ)
350 :
星界の幕間劇7-1:2011/02/03(木) 06:32:52 ID:1ReSPZC8
長い口づけの後、ジントは、美しい全身をしっとりと汗にぬらして
荒く息をしながら目を閉じている彼女の上に覆い被さると、太もも
に手をやり更に大きく脚を開かせた。ラフィールが、うっすらと
目を開けてジントを見上げた。
銀河でもとびきりの美女が、今、目の前で全裸で脚を開いている、
自分がそんな時に馬鹿な質問をする銀河とびきりの馬鹿とわかっていても、
ジントは、どうしても聞かないではいられなかった。
「ラフィール・・念のために聞くけど・・君がこうして僕に身をまか
せるのは、僕を置き去りにした罪の償いのつもりなんかじゃ・・ないね?」
「しつこいぞ。ジント」
まっすぐにジントに闇色の瞳を向けて、ラフィールは、固い声で言った。
「そなたは、わたしが贖罪のために、好きでもない男に乙女を捧げるような
・・そんな女性だと思うのか?」
「いや。ごめん。君はそんな女性じゃない。誇り高い僕の殿下・・」
ジントは、くすりと笑ってピンと爪先で目の前の王女の乳首を弾いた。
「素っ裸で大の字にされていてもね・・」
「ばか(オーニュ)」
351 :
星界の幕間劇7-2:2011/02/03(木) 07:21:12 ID:1ReSPZC8
ジントは、小麦色の乳房を優しく揉みながら、乳首を口に入れて甘噛みした。
「うう・・ん・・」
緩やかに動くしなやかなラフィールの腕を押さえて、首筋から頬、
唇に口づけをしながら、ジントは、自分の硬く滾った筒先を熱く濡れてふっくらと
口を開き始めた彼女のそこに押しつけると、ぐっと先を挿入した。
「あう・・」
ビクッと震える反応があったが、思ったより柔らかく容易に筒先が入ったのは、
彼女の感度の良さのせいだろう。ジントも、娼館の経験豊富な娼婦にあしらわれた
経験しかないので、欲望のまま乱暴にラフィールの腰をつかむと、いきなり強引
に押し入れ始めた。
「あう!・あ・あ・さ・・裂ける!・あ・・ジ・・ジント・・い・・痛い!」
処女膜を引き裂かれる痛みに、ラフィールが、激しくのけぞって苦痛の声を上げた。
我慢強く誇り高い彼女が、声をあげるのはよほどの痛みだ。ジントは、あわてて腰を引いた。、
「ご・・ごめん・・痛かった?」
「うん・・こういうときは・・ひどく痛むと聞いたことがある・・すまないジント・・声を出したりして・・」
「いいんだ・・痛かったら・・そう言って・・」
352 :
星界の幕間劇7-3:2011/02/03(木) 07:58:01 ID:1ReSPZC8
うん・・つづけて・・大丈夫だ」
「じゃあ・・・いくよ」
ジントは、また慎重に挿入を始めた。ミリミリと処女の肉の輪が押し広げられる
苦痛でラフィールの汗に濡れた裸身が跳ね動き、食いしばった歯からうめき声が漏れる。
「もう・・すこし・・だからね」
ジントは、優しく腰を動かしながら、油を塗ったように汗に光る王女の、首筋から乳房
に口づけを降らせ、乳房を甘噛みする。
「あん・・・くううう!」
ラフィールは、きつく敷布の端を噛んで苦痛の声を押し殺している。手で探ると、
ラフィールはかなり出血している。
「苦しいかい?ラフィール・・」
「うん・・苦しい・・・・ジント」
「ごめん。ぼくが乱暴だったから・・・・」
「いい・・このまま・・もっと・・続けるがよい・・・」
「うん・・」
今やめるなどと言うのは、ラフィールへの侮辱以外何物でもない。ジントは、
今度は慎重に腰を突き動かしはじめた。
「あ・・」
「あ・・う」
「ああ・・ん・」
ゆっくりと規則的に挿入を繰り返すと、次第にラフィールの苦痛の声に
快感の甘みが混ざってくる。ジントの熱い肉棒がラフィールの柔らかい身体
にゆっくりと打ち込まれて根本まで入っていく。 (次回で終わりであろ)
353 :
星界の幕間劇最終回1:2011/02/04(金) 06:03:03 ID:pIUi3kZu
ジントのそれを優しく飲み込んだラフィールの肉襞は、柔らかく収縮しながら
ジントの男性を快く締めつけて刺激し、奥底の筒先にはザラッとしたような感触を与える。
ジントは、もう快感に我を忘れて激しく突き上げ続けた。
「あ・あ・あ・」
「あん・・はん・あ」
「うう・あ・・ん・ん」
苦痛と快感の混ざったラフィールの声が、一層ジントの欲望をそそる。ジントは、快感に
無我夢中で激しく腰を動かし、息を切らせて絶頂に向かって躍動した。
「ああ・・ラ・・・フィール・・ぼくは・・もう・・いくよ・・」
「ジント・あ・ああ・・わたしも・ああう・・」
ラフィールは、苦痛と快感のあまりきつくジントの肩に爪をたててつかんだ。
経験したことのない快感が痛みと混ざって、激しく全身が痙攣して絶頂に達する。
「あ・ああ・・・・ラ・・ラフィール!」
「あん・あう・あ・あ・ジ・・ジント!」
激しくライフィールの中にすべてを放出すると、ジントは、軽いめまいを感じて
失神したようにそのままラフィールの上にかぶさった。
354 :
最終回2:2011/02/04(金) 06:31:15 ID:pIUi3kZu
重い青年の全体重が華奢な王女の上にのしかかってきた。いつの間にか
大きく広くなった背中に手を回して、ラフィールは、息がつまる苦しさ
に耐えていた。激しい苦痛と経験したことがない甘い快感の余韻で、柔
らかな裸身がまだ震えている。贖罪ではないとジントには言ったが、こ
れくらいの罰は自分に与えてもいいだろう。ジントの荒い息づかいが耳
元でする。
自分は、アブリアル・ネイ=ドゥブレスク・パリューニュ子爵(ベール
・パリュン)・ラフィールだ。生まれたときからそうであったし、皇帝
にならない限り死ぬまでそうだろう。宇宙のすべての者がそれを知っている。
自分も知っていると思っていた。あの日まで。
あの日、初対面のこの者が、生まれて初めてわたしに問うたのだ
「おまえは何者なのか?」
と。
わたしは、アブリアルだ。わたしは、帝国王女だ。わたしは、星界軍軍士だ。
わたしは、未来の皇帝候補だ。
だが、この者の問うたのはそんな意味のない称号(トライガ)の羅列ではない。
もっと根源的な問だ。
「おまえは何者なのか?」
355 :
最終回3:2011/02/04(金) 07:01:39 ID:pIUi3kZu
この者も、自分が何者なのかわからずにいる。あの時も、そして現在も。
わたしは?わたしは、自分が何者なのか理解できているだろうか?いや。
わたしもわからない。
しかし、少なくともこの者への答えは、できている。
わたしは、ラフィールだ。わたしは、ひとりの女性だ。そしてわたしは、
ひとりの女性としてそなたを愛している。ひとりの女性としてそなたに
愛されたい。
ラフィールは、そっと青年の頬に口づけした。
ジントは、はっとして身を起こした。力尽きてラフィールの上にのしか
かってしまったままねむりそうになっていたのだ。
「ごめん。重かっただろ?」
「当たり前だ。帝国王女を布団にした寝心地はどうであった?」
「ふかふかして最高だったよ」
「ばか(オーニュ)。ジントそなた太ったのではないか?異常な重さであったぞ」
「成長したと言って欲しいね」
「黙るがよい。・・・・ついてくるでないぞ」
356 :
最終回4:2011/02/04(金) 07:50:37 ID:pIUi3kZu
ラフィールは、するりと寝台から降りると、ジントの目の前を小麦色の
しなやかな裸身が横切り浴室に駆け込んだ。長い時間待たされたが、
やがてシャワーの音が止んで、浴布を身体に巻いただけのラフィールが
出てきた。ジントは立ち上がり、まだ髪の濡れた帝国王女を胸に抱きしめた。
「大丈夫かい?」
「うん。たいしたことはない。手当はした」
恥じらいを含んだ小さな声が胸元でする。
「ラフィール・・・」
<ごめん>
と言いかけてジントは、その言葉を呑んだ。謝罪するのは、ラフィールを
侮辱することになる。その代わり心からの言葉を言った。
「愛してる。ぼくのかわいい殿下(ファル・フィア・クフエーナ)」
「ジント」
ラフィールは顔を上げて何か言いかけてやめると、またジントの胸に顔を埋めた。
「何?」
「なんでもない。そなたなんかに帝国の最高機密を教えるほどわたしは、
お人好しじゃないぞ」
「帝国の最高機密ならさっきたっぷり見せてもらったよ」
「ばか(オーニュ)」
(星界の幕間劇終わりであろ)
以上です。一人でえらい長文投下すみませんでした。感想を聞かせてください。
>>356 グッジョブ!
言葉遣いとかセリフ回しが凄く気が利いてる感じで良かった!
えらい久しぶりのSS投下だったよな。
職人がまだいること自体に感動した。
読み応えあったよ。GJ!
>356
たまらんなあ
殿下が可愛くてならない
久しぶりにまた殿下を書いてみたくなった
360 :
星界の幕間劇:2011/02/05(土) 15:11:38 ID:GKvuo7wo
感想どうもありがとう。ラフィールの魅力は、ツンデレなんだけど、天然ボケの
ジントと絡めるのに苦労しました。次回は、サムソン監督と、片目翠玉色片目紅玉色の双子姉妹
のアーヴ((^^;)がからむお話です。いつになるかわからないけど長い目でお待ちください。
よいぞよいぞ
おおお、神職人さん乙。
だれか監督とソバーシュさん(アニメ設定)で書いてください。おながいします。