(そう言えば、昨日はいつ帰って来たんだっけ?)
皆で大きな車に乗って、風が訳の分かんない話を始めて大騒ぎになって…。
「ちゃんと部屋に戻れたと思ってたのに。」
「うん?」
「それも分かってない?」
「ごめん。」
「全く。」
翔は千里の頬をつつき、笑った。
「昨夜飲みに行っただろ?
それで、帰って来て、玄関で解散した訳。
お前と風、俺と猛と優、ってね。」
「うん。」
「風も一緒だったし、お前もちゃんと部屋に戻れると思ってたんだよ。」
「戻らなかったの?」
「いや、一度は戻ったらしいんだ。
で、俺が風呂に入ってる間に、俺達の部屋の方に来ちゃったんだよ。」
「アタシが?」
「猛に早く出ろ、って言われて風呂から出てさ。
びっくりしちゃったよ。」
「ごめんね。」
「いいって。
それより、後で優に謝っとけよ。」
「アタシ、何かひどい事言っちゃった?」
「俺と間違えて絡んでたらしいぜ。」
「そんな…。」
「あんまりしつこいから、俺が風呂から出た時は風がお前の事羽交い絞めにしてたぞ。」
「ひゃー。」
千里は真っ青だ。
酔っ払って、優に絡むなんて。
「それで翔が部屋に連れて来てくれたの?」
「そうだよ。
暫くは俺の部屋にいたんだけど、戻る!って言い出したから。
連れて来たのはいいけど、お前、全然離れなくなっちまったし。」
「そうだったんだ。
本当にごめんね。」
「いいって。
お陰で千里の部屋にお泊りできたから。」
優しい翔の笑顔に、千里は本当に申し訳ない気持ちになった。
「服のまま寝かせちまったからさ、今からでも風呂入って来いよ。」
「えっ、本当だ。」
「それとも一緒に入ろうか?」
「もうっ。」
「冗談だよー。」
千里は慌てて備え付けの洗面所に駆け込んだ。
翔と一晩を共にする事は殆どない。
寝起きの顔を見られたのも恥ずかしいし、しかも酔って寝てしまったというのも更に恥ずかしい。
優とは一緒に眠る事があるので慣れてしまったのだが。
翔に対しては恥ずかしくて仕方ない。
風呂を出ようとドアを開けると、洗面所で翔が顔を洗っていた。
「きゃっ。」
「ごめん、ごめん。
ほら、タオル。」
急いでドアを閉めると、後ろ向きで翔がバスタオルを差し出した。
「びっくりした。」
バスタオルを身体に巻き、頭にもタオルを巻いた姿で、改めてドアを開けた。
「俺も寝起きだからさ、顔洗ってうがいしてた。」
「そう。」
「やっぱ、目覚めのキスとかしたいじゃん。」
「えっ。」
拒む間もなく、チュっと軽いキス。
(お湯入れてる間に歯磨きしておいて良かった…。)
安心したのもつかの間、翔に抱きかかえられて洗面所から連れ出されてしまった。
「ちょっと、翔!」
「こういうシチュエーションもいいね。」
千里をベッドに寝かせ、見下ろす翔は嬉しそうだ。
「可愛いな。」
「翔…。」
自分を見下ろす翔のこの妖艶な笑顔。
この顔を見せれたら、自分も翔に甘えたくなってしまう。
両手を伸ばし、翔の首に掛けた。
翔の唇が落とされる。
キスをするだけで、胸がドキドキして止まらなくなる。
自分をどんどんリードして、気持ちを高めてくれる翔。
さっきまで気になっていた優の事もすっかり忘れさせてくれた。
身体が火照っているので、首筋を舐められるとヒンヤリして気持ちいい。
髪を包んだタオルも、身体を包んでいたバスタオルも開かれる。
上半身を起こしてスウェットを脱いだ翔の目は、千里の左胸を注視していた。
「どうしたの?」
「いや。」
脱いだ服を椅子の背もたれに掛け、翔は再び唇を千里の胸に落とす。
いつも気になっている、赤い痕。
今日は薄くなっていて、確認するつもりで見ない限りは気付かない程だ。
(何の痕なんだ。
何が、誰が付けてるんだ。)
下着の痕か、誰かの印か。
いまだに分からない。
千里はその存在を知らないようだ。
その周囲を見られても、愛撫されても嫌がらない。
(やっぱり下着の痕か何かか。
それとも千里が気付かないように上手く付けてるのか。)
『誰か』に心当たりはない。
千里の交友関係は非常に狭い。
国土、もしそうなら千里が黙っていない筈だ。
ネットカフェメンバー、国土が黙っていないだろう。
風、実の兄。
猛、猛本人が千里に興味がなさそう。
優、昨夜もあれだけ困った様子だったから、千里と…なんてあり得ない。
智、そういう事になってれば態度に出ている筈。
明、200%あり得ない。
時田、最近会う機会はない筈だ。
それとも自分の知らない誰かが。
(こんな事考えながらなんて…
虚しくなるだけだろ。)
事実、今の千里は自分によってこんなにも熱く悶えている。
今ここにいる千里と愛し合う事が大事。
そう自分に言い聞かせて、今この時に集中しようとした。
「千里?」
「ん?」
「気持ちいい?」
「うん…。」
言葉だけでも恥ずかしがって、更に気分が高まる千里。
「もっと気持ち良くしたい。」
「ん…。」
千里の膝を立てて、その間に翔は身を埋めた。
ふわっと石鹸が香る。
腿の内側に唇を這わすと、ビクっと大きく反応した。
「んんっ…。」
大事な部分に触れると、千里は声を殺して喘いだ。
廊下に声が漏れないように。
感じれば感じる程、手で口を塞いだり、指を噛んだりして声を押し殺す。
この部屋ではいつもそうだ。
音が漏れない翔の部屋ならば思い切り声を上げられるのに。
「やっ…!」
指を入れている千里の中が急にキツくなった。
白い肌が波を打つように揺れている。
「ダメっ…、翔…。」
「いいよ、千里。」
翔は起き上がり、千里の中に入れた手の動きを更に早める。
「はぁ…。」
溜息にも似た声を上げ、千里の腰が浮いた。
その瞬間、翔の手元から液体が噴出する。
翔は濡れたバスタオルを千里の身体の下から引き抜くと、脚の間に顔を潜り込ませた。
「翔…、だめ…。」
「まだだよ。」
「あっ……!」
敏感な突起を翔の舌がつついた。
鋭く、素早く、繰返しつつく。
トロトロと千里の中から熱い液体が漏れ出した。
耐えられなくなった千里は膝を閉じようとする。
「ああっ、あ…」
か細い声で喘ぐ千里。
翔の舌が舐め上げているそこは、もう翔の事を待ちきれない様子だ。
腿の付け根、際どい位置に強く自分の印を刻む。
「お待たせ。」
「もう…。」
すっかりとろけた表情の千里にキスをする。
千里の腕が翔の両肩に掛かった。
「よし…。」
「はあっ…!」
ズブリ、と翔は自身を押し込めた。
奥へ到達するまでに何度も締め付けられる。
既に千里の中では痙攣が始まっているようだ。
「すっごい。」
「いや…。」
言われるだけでまたギュっと締まる。
可愛い、可愛い。
その言葉をリズムに変えて、腰を打ち込む。
手元のタオルを噛み、懸命に声を殺す千里。
「あんっ、あんっ…」
それでも小さく声が漏れてしまう。
いつしか声が消えて、苦しそうに息を呑んでいる。
千里がイク瞬間だ。
それを見計らって千里の腰を捻り、左脚を高く抱え上げた。
そして翔の腰も大きく暴れる。
「ああっ!!」
ついに我慢できずに声を上げ、千里が墜ちた。
「イクよ…っ…!」
続いて翔も達する。
「…はぁ…。」
抱えていた足を下ろし、翔がそっと自身を抜き取った。
「はい、今日の証拠品。」
いつものように、使用済みのゴムを千里に確認させる。
「千里?」
「…ん?」
千里の部分も奇麗にしてやると、翔は千里の隣に寝そべった。
「久し振りにゆっくりした気分だな。」
「うん。」
甘えるように千里が翔の胸に顔を埋めた。
いつも早々とベッドを離れ、服を着てしまう翔。
今日はのんびりと隣に寄り添ってくれている。
千里の背中を撫でながら、翔はまた考えていた。
翔が挿れてから、何度か千里が無意識のうちに手を結合する部分に差し込んでいた。
何かを探るように、そして諦めてまた翔の肩に手が戻る。
(時々やるんだよな、あれ。)
挿れたまま触って欲しいのかと思い、敏感な突起に触れてみた。
その時の千里の反応の良さ。
いつの間にそんな事を覚えたのだろうか。
或いは誰かに教え込まれた癖なのか。
だけど、その『誰か』が全く浮かんで来ない。
翔の心の隅にある疑念が晴れる事はなさそうだ。
(あんまり心配掛けないでくれよ、姫。)
背中を撫でる手を止め、抱き締めて髪にキスをする。
そのまま明るい日差しの中、うとうとと2人は眠りに落ちて行った。
以上です。
駄文、サーセンでした(><)
HP見た事ある方、同じものでサーセンでした(><)
スレ保守&お目汚しという事で・・・
クリスマス以来の投下、tnx&GJです!
HPのリンク貼ってもらえると良かったです(≧ε≦)
GJ!!!
保守。
連休だけど天気が悪いんで、昨日今日とDVD見返してたら優と千里の可愛さを再確認。
唯一、千里にだけ懐いて頑張ろうとする優に萌えた。
GJ!HPのリンク貼ってほしい!
397です。
自分のにレス頂けて感激です〜☆
一回閉鎖を経験してまして、URL貼らないようにしてるんです。
スミマセン(∋_∈)
上の方にあるURLのサイトさんと同じランキングに登録してますんで(^_^;)
エロはほんの一部ですが、見つけてみてください。
さげ
ヒマなのでDVD見た。
サウナのみ見てみたけど、結構妄想膨らむよ!
智の初サウナシーン、膨らみが気になって、ウフ。
規制終わったかな
>>403 必死で探してるんですが…
入場パスがトラップみたいなサイトが多くていまだに辿り着けてません。
ヒントお願いします!
408 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 07:01:02 ID:uScOUUNd
>>407 ごめん
↓押すつもりがOK押しちゃった
403じゃないけど
ランキング1位からだと大変だから逆に見るといいよ
管理人さんここ見たのかな?
トップページにここですよみたいなこと書いてくれてるよ
クイズに答えれば入れるよ
智の新体操に萌えた
優と智の新ドラマでエロパロって…801系か?
やっぱり優は少し気弱な感じがいいよね。
最近投下無いな―
もう過去のドラマっぽくなるのは悲しい・・・
職人さんカムバック―!
>>414 最近は規制が頻発しているから職人さんも投下し辛いのだと思うよ。
或いは本当に需要が無くなったとかかも。
クレクレ君はいつまでもこの板に集まるけど職人さんは新たなドラマに移ったかもしれないね。
ほしゅ
本スレも落ちちゃって、アタ男語る場が減って寂しい。
SPとかないかなー
再放送でも良いけど、今は兄弟が揃って他局に出まくってるから難しいよね
板違いスマソ
やほーで検索すると上位に出てくるファンサイトも、かなり前に更新終わってしまったしね。
何だか寂しいな。
今後は夢小説ぐらいしか期待できない?
>>418 夢小説とエロパロは違う
エロパロが読みたいよー
誰か書いて・・・・
そろそろ放置プレイで落とす?
落とすのは寂しいなぁ…
自分今書きかけあるから完成したら投下したいし
今何人ぐらいこのスレ見てるんだろう?
我も待ってる
他に書き手はいないんかね。。。
智ネタが読みたい、が、自分では書けんかったorz
見てる人少な杉
みてるけど、規制されまくりで…
確かに規制が頻繁で困る
とりあえず保守
今の翔って身体絞っててイイよね!
ソソるわあ〜
新参者の時腕ムキムキでドキっとした
翔の面影は無くなってきてるけど…
翔と千里再共演だね
434 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/05(月) 15:25:40 ID:hVqiBxJS
保守あげ!
誰かsageて!
436 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 03:48:45 ID:L2CVqJJt
>>435 もう見てないんじゃないか?<421さん
437 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 09:34:08 ID:TRu5TiVF
438 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 10:48:23 ID:u4bCccVp
どっからどう見てもIMALUより智の方が美少女に見える
みかん×ユズは?
クレクレですまそ
↑↑↑
釣り?(笑)
最初から読めばドラマの方だってわかるだろ