ほしゅ
アンスコが眩しい
保守
583 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/08(月) 18:39:21.34 ID:yiFUAsZF
保守
ほ
うああああああ
ちゅーキター
以前このスレで妄想を投下してた者だけど
原作でチューしちゃったら もうあんまり妄想の余地ないよな…
妄想が生き甲斐の俺としては、嬉しいのにほんのすこしだけ残念なような。
だがこれだけは言わせてくれ!
丸爆!
末長く丸爆!
連載の空気を読まず、投下
NG名前。オリキャラあり。
――某所。三つ星ホテル最上階、スイートルーム。
そこはまさにファンタジーやおとぎの世界の中に迷い込んだような室内だった。
豪奢なシャンデリアが室内を穏やかに照らし、足音の全てを吸い込む絨毯はふかふかに柔らかく、
ソファやベッドは勿論その他の調度品も鷹崎奈津が観てすら一目で超が付く高級品だと知れる。
日本が世界に誇るホテルの威信を賭けるその作りに、
並大抵の事で動じることのない奈津の心が一瞬後退ろうとする――のを、理性と意思で押し留める。
(こんな所で、引く訳にはいかないんだから……!)
臆した瞳は、刹那の時間で闘志を燃やし、スイートルームへと踏み込んだ。
向かう先は先程から響く、硬質な音が聞こえる続きの部屋へ。
入室した際に、聞こえてきた声の方向だ。
一歩、一歩。平素の鷹崎奈津を知る者が見れば随分と勇ましい歩き振りだと評するだろう。
それが、恐怖を無理矢理に振り払おうとする意識の表れなのだとは誰が知るだろうか。
ほんの数時間前まで天真爛漫で快活と表現するしかなかった少女の表情は硬く、強張っている。
如何に毛足の長い絨毯だろうと殺しきれない程の荒々しい足運びで、少女は続きの部屋へ踏み込んだ。
「お話が、あります………影城コーチ」
凜とした瞳で射貫く先、一人ビリヤードに興じる男の姿があった。
影城達樹、32歳、昨年の夏に現役引退をした元プロであり
現在は三浦コーチに招かれる形でSTCで主に女子を担当としたコーチを務めている。
そのプロフィールだけを見れば主に男子を担当する青井竜平コーチと似通っているがその熱意は正反対だ。
少なくとも、ナツはそう思っている。
長身で端正な顔立ち、引き締まった細い身体と外見は整っているが、その瞳が真に笑っているのをナツは見た事がない。
ただ指導自体は的確で適切、飴と鞭の使い分けも出来ており一部の女子選手を除いて評判は上々だ。
その一部に鷹崎奈津は属しており、不評を述べる女子選手達の意見は一致している。
影城コーチの冷ややかな瞳は、条件付きで酷く偏執的に熱を帯びるのだ。
「ああ、良く来たな。迷わなかったか?」
影城コーチは、特定の女子選手を見る際に性的な意図を容易に思わせる程の粘着質な視線を送る。
たった今、鷹崎奈津の身体を髪から爪先まで舐めるように滑る視線がそうであるように。
特にポロシャツを持ち上げる胸部、ハーフパンツが隠しきれない鍛えきった太腿から脹ら脛のラインまでをより緩やかにだ。
「〜〜……っ」
基本的に、そんな視線に無頓着なナツをして鳥肌を立たせる程の熱。
自らの身体を過ぎった視線の生々しさにたじろぐナツ。
そんな様子をようやくビリヤード台から身体を起こした影城が一息で笑う。
「なに分かっているとも。”あの”ノートの事だろう?」
「っ……そう、です。どういうつもり、ですか」
怒気を隠しもせず、ナツは詰問する。
元来の気性では有り得ぬ怒りは、大切な人の、大切な物を簒奪した者を目の前にして怒りを抑制出来ない為だ。
今もこのホテルからそう遠くない、丸尾栄一郎や青井コーチが泊まっているホテルでは大騒ぎの筈だ。
当たり前だ、丸尾栄一郎が三年に満たない時間で作り上げてきた努力の全てが収められたノートが見つからないのだから。
そして、ナツはその犯人が誰かを知っている。
自らの携帯に、エーちゃんノートが収められたスポーツバッグを撮影した画像と、ホテル名、部屋番号が送られてきたのだ。
宛先も目の前のコーチからであれば、疑う余地もない。
「どういうつもりも何も、なぁ?」
抱えていたキューを肩に、男は笑った。
「取引だよ、鷹崎奈津」
キューをナツの足元へ伸ばし、薄くチョークのついた先端が柔らかくスニーカーを撫で、
脚の内側に入り込むと舐るようにナツの脚線をなぞっていくビリヤードキュー。
歯が軋む程強く口を噛み締め、ナツはキッと男を見上げる。
そんな視線を受けて、男は愉悦をそそられて背を震わせる。
「一晩付き合え」
「………最っ低……」
唾棄するナツの声は、栄一郎を始め誰も聞いた事のない声色、声音だった。
それ程に、ナツは目の前の男を嫌悪すべき存在だと認識したのだ。
だというのに、男はそれを気にした風も無く「契約成立だな」と一人笑い、キューが示す先端の位置を更に高くしていく。
ふくらはぎを辿り、抜群のバネを宿した膝をくすぐり、むっちりと鍛えられながらも女としての魅力を宿した内腿を撫で――
「っ……ん………!」
そして、付け根を弄ばれる。
反射的に硬直するナツ。
お構いなしにキューはハーフパンツの底を往復する。
「嫌なら、断ってもいいぞ?」
手を止めぬまま、影城は楽しげに謳う。
目の前の少女が、最愛の異性を裏切れない素直な性根を持っている事を知っているから。
だから男の手は止まらず、その声にも余裕が満ち満ちている。
自分以外の誰にも触れられたことのない部位をこんな男に好きなようにされて遊ばれている屈辱と羞恥、
今までの人生の中で感じる事のなかった感情に苛まれながら、苦渋の表情を浮かべるナツは頷く他なかった。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
契約を成した二人は、遊戯室からベッドルームへと戻る。
広い室内に向かい合うのは影城とナツだけだ。
影城はキングサイズの天蓋付きのベッド、おとぎ話の王や王子が使うようなベッドに悠然と腰を降ろし、
その手前でナツが視線を合わせぬよう視線を伏して佇んでいる。
影城に呼び出され無断でホテルを抜け出したナツは無地のポロシャツにこれまた無地のハーフパンツを着ていた。
淡い青を基調としたシャツに紺色のハーフパンツ。
服装だけを見れば色気はなく、ショートボブの明るい色合いの髪と相俟ってどこか中性的な雰囲気すら醸し出している。
――しかし。ナツの成長した肉体はそんな色気のない服装でありながら、その危うさを隠し切れていない。
倒錯的な、背徳感さえ感じさせるアンバランスさ。
大人への階段を日々昇って行く、この年代の少女だけが身に付けられる危うい色香、未熟で且つ熟した青い果実。
影城の股間は、ただ佇むナツを見ただけで痛いほどに腫れ上がっていた。
脈打つ男の、そそりたつそれが果たして何かの拍子に目に入ったのか伏し目がちのナツの頬はやや赤らんでいる。
「脱げ。膝まででいい」
その声に、ナツはびくっと一度全身を震わせる。
悪辣な視線に晒されて、ナツはそれでも凜としていた。否、しようとしていた。自分がしっかりと役割を果たせば栄一郎のノートが守られると信じて。
そう自分自身に言い聞かせながらも、視線を泳がせ、腰元に触れた指が幾度か躊躇するのは避けられない。
暫しの時間を必要としてようやく、仕方なく震える指先で結んでいた紐を解いていく。
紐を解く擦れた小さな音が響き、プツ、と結び目を解く音が次いで広間に妙に大きく響く。
やがて、腰に留まる原因の全てを外し終えると、ナツは顔を真っ赤に染め上げながら指をゴムの内側に差し入れ、ゆっくりとずり下ろしていく。
タイト気味に下肢のラインを浮かび上がらせていた衣が剥がれ、その下から薄いグレーのスポーツショーツが辛うじて秘所を隠していた。
膝下までボトムを下ろすと、そのままボトムの生地から手を離す事に逡巡を示すように手が揺れた。
「どうした?」
「なんでも……ない、です!」
そんなナツの様子にほくそえむ影城を見て、ナツの決心が固まる。ボトムを下ろし、前屈みになっていた身体を伸ばし、両手を後ろに組み直す。
どうぞ見て下さい、そう言わんばかりの体勢である。
ナツの脳裏を栄一郎や他のSTCメンバーと過ごした日々が過ぎっていく。【彼】の居場所を守るため、その事実がナツの心を支えている。
ただ、そんな冷静な理性の囁きとは別に、どうしても拭えない恥ずかしさで顔が耳まで勝手に真っ赤になっていく。
試合で震えたことのない指が意思と無関係に震えそうになるのを止めるのに苦労しながらナツは男に顔を向ける。
「そのまま、な」
「……えっ?」
そして、目にした光景が飲み込めず、思考が凍結する。
「な、なんで……ッ!」
ナツの目に飛び込んできたのは、影城がスマートフォンをこちらにむけて構えている所だった。
「これからのコーチングの為に必要な資料だ」と嘯く端から画像を次々と収めているのが察せて、ナツは思わず影城からその身を庇うように身を捩った。
「ぃ、や! 撮らないで下さい! そんなの聞いてない!」
首まできっちりと襟を詰めているポロシャツを纏う全国有数のジュニアプレイヤーが、
頬を赤らめながらショーツを丸出しに身を捩る姿はひどく扇情的であり、美術的だった。
脳裏に一枚の絵画を見ているような感覚に囚われつつ、影城は更に撮り溜める。
捩れた形、歪んだ膨らみを生地越しに浮かす姿や、括れを強調する腰、ツンと上向いた尻肉の形を晒すナツの姿をだ。
「ふむ、こんなもんかな……あとは、おまけ」
「くっ、ぅ……そんな、ところ……!」
「いやいや、必要なんだって」
一通り、全身を撮り終えれば今度は影城の身体がしゃがみ込んでローアングルからショーツを丸出しにした少女を撮影し、
その目は果たして毛穴の一つ一つすら数えられるほどの近距離からナツのショーツを見詰めていた。
「く、ぅ……こ、の……止めて、ください!」
ナツは嫌悪感に突き動かされ、息が掛かるほどの距離にいる影城に平手を振るった。
「いい加減に――っ! …………え?」
唐突に、目の前に捉えていた筈の目標を見失う。振り下ろした拳が空振りに終わる中、回転する体幹をトン、と押す誰かの手。
「あ、っく!」
思わぬ方向からの力に、膝にボトムを纏めて動きが阻害されているナツに抗う術はなくそのまま手と膝を絨毯に着く四つん這いの恰好になる。
そんなナツの背にのし掛かる誰か。
「……契約は、破棄するという認識で良いか?」
首に腕を食い込ませ、感情を感じさせない声が鼓膜を震わせる。呼吸を奪われる苦しみと共に戦慄で顔を白くするナツ。
「ぅ、だっ、て……」
「お前の目の前であのノートを燃やすか? 灰を抱えてホテルに帰るか?」
「………ひ、ど……ぃ」
冷ややかな声に、背筋を震わせ、その光景を幻視してしまったナツの手から力が抜ける。
悄然とした彼女に、影城は「それでいい」と満足げに頷くとその体躯を片手で引き上げ、先と同じように立たせ、己は己でしゃがみこむ。
息が触れそうな程の距離、目の前にある薄布をじろじろと不躾に見詰めながら、薄布にそぅと這わせる指が、布地を引き上げ、ハイレグにショーツを引き上げる。
「こ、な、の――……もぉ、止め、て……くだ、さい」
今にも泣き出しそうに目尻に涙を溜め、唇を震わせて懇願するナツ。
そんな声に唇を綻ばせながら、影城の手は背に回り、先の立ち回りで桃尻の谷間に埋まっていた布地を更に引き上げ、食い込ませていく。
必然、ツンと上を向いた鍛えられた肉体を顕す尻肉が露わになっていく。
清楚に控えめなデザインだったショーツは今や、淫らに肉丘の形を浮き上がらせて尻肉の殆ど全てを露わにしたIバックと化していた。
「も、ぉ………や、めて………」
そんな彼女の懇願が果たして聞こえたのか影城は立ち上がり、余りに頼りないショーツから距離を置いた。
ほっと安堵の息を吐こうとしたナツに、
「上を脱げ、自分でな」
淡々と告げる影城の声が、冷酷に響いた。
「く、ぅ………」
ボタンを外す指先が、酷く震える。一つ、二つ、首筋から鎖骨のラインが覗くと目の前の男から発せられる獣の気配が強くなる。
ボタンが全て外れる。
はらり、黒の上着が左右に分かたれると現れるのはショーツと揃いの蒼のブラジャーだ。
余りの羞恥に弾みそうになる呼吸を飲み込みながら、努めて目の前の男から感じる視線を無視して淡々と上着の袖を抜いていく。
その度に震え、歪む乳房。蒼い下着が揺れる度に目の前の男の呼吸が激しくなっているのは、自意識過剰ではないだろう。
現実ではこれ程にあからさまな悪意に晒された事はなく、少なくともナツが知る限りで表向きあからさまな情欲をここまでぶつけてくる存在はいなかった。
雄の悪意に、鳥肌が浮く心地を覚えながら、ナツは残る袖も抜き、はらり、と上着を床に広げた。
「はや、く……済ませて………」
身体を抱き締め、隠したい衝動。女性として当たり前な本能を、理性でどうにか堪えて目の前の男に主導権を明け渡す。
渡された主導権を手に、背中側から恋人を抱き締めるように両腕を回す男。その手が不躾に、ブラと素肌の合間に潜り込み、五指を揺らして手に余る肉鞠を捏ね回していく。
「んっ、ぅ……は……ぁ!」
くにくにと先端を執拗に刺激されて、乳首が勃ち上がる。憎しみすら覚える相手に、
体の反応を素直に返している自分に絶望を感じながら、ナツはせめて声を出すまいと唇を噛み締める。
「んっ、ひぅ!?」
そんな抵抗を無にしようと影城の爪が乳首に食い込み、膨らみの中に押し付けてくる。
硬質な爪の感触を感じて、身を捩りながら逃れようとするナツ。
無論、それを許すわけもない影城は、弱々しい抵抗を封じながら、更に指を小刻みに震わせる。
「ひ、ぁ………! あ、ふ、ぅ……や、めて……、声、出ちゃう!」
「……何だ、存外敏感だな。丸尾の奴に散々弄られでもしているのか?」
「そ、んな訳。…ない………! エーちゃんの事、そんな風に言わないで!」
執拗に豊かな膨らみの先端ばかりを責め立てる動きに、いやいやと首を振る。
振りながら、涙目で語調強く反論するのは、栄一郎まで貶められたような感覚を覚えたからだ。
自分の考えが、他の人間もそう考えていると思っているらしい相手に、ますますと吐き気を覚えながらナツは胸を揉みしだく手を払いのけようとする。
――が、その手は腐っても昨年までのプロテニスプレイヤー、彼我の力の差は歴然としておりナツの乳房を揉み、好きに嬲っていく
「ま、その位の抵抗なら却って燃えるんだがな……とりあえず、好きでもない男の手でイッてしまえよ、奈津」
「ちょ、や……ダメ、ダメダメだめ! だ、め……そこ、ばっかり…ごめ、……ごめん……えー、…ちゃ……
……やっ、ぁ、あああ……あぁぁぁぁ〜〜〜………ん、っ……くぅぅぅぅッ!」
どうにか、仲間達には悟られまいと唇を両手で塞いで絶頂のあられもない声だけを封じたナツはその場に崩れ落ちる。荒い息を零す彼女が理性を取り戻すまで、あと数分を要するだろう。
そして、そんなあられもない獲物の姿を見下ろす影城の瞳は爛々と輝いていて――。
鷹崎奈津の夜は、まだ終わりそうにない
とりあえず、終わり。
また我慢出来なくなったら書くかも。空気読まんですまん。
でも栄一郎もなっちゃんも大好きよ。
保守
保守
「エーちゃんってさ、今じゃ私よりも私の事わかってるよね?」
「えっ? そうかな……。そんな事、無いと思うけど」
「だってさ……、私の身体の事の私以上に知ってるじゃない? 凄かったよ。……三回も
いかされちゃったし」
顔を真っ赤にしてベッドのマクラに顔をうずめ、そんな事を突然に言ってくる彼女……。
自然、俺の顔にも熱がこもってくる。多分、なっちゃんに負けず劣らず真っ赤になってる
と思う……。
「あっ、う、うん。なっちゃんにもっと感じて欲しくてさ……、色々と頑張ってみたんだ」
鼻の頭をかきながら、照れ隠しに白状する。
「もしかして、”奈津ノート”とか、書いてない?」
顔を隠していたマクラを放り投げ、仰向けの体勢からベッドの上を転がりつつ俺の方に
にじり寄って来る。形のいい豊かな胸が、たわわに弾んだ。その動きに俺の目は見惚れて
しまったのだけど、目の前に迫ったなっちゃんにハッとして意識を取り戻す。
「エーちゃん? 聞いてる?」
「え!? う、うん、聞いてるよ! いくらなんでも、ノートは書いてないって」
「ちぇーっ、……ちょっとは期待してたのに」
何一つ身に着けていない生まれたままの姿で、そんな拗ねた態度をみせる。自由奔放な
なっちゃんは、下腹部の淡い茂みも隠そうともしない。意識してるのかしてないのか判ら
ないけれど、誘惑されてる……のかな? 先程までベッドの上であげていたなっちゃんの
嬌声が目の前の裸体と重なり、俺は下腹部が再度起き上がるのを必死に隠した。
本当の話を言ってしまうと、”奈津ノート”はある。
ただし、俺の頭の中と自宅のゴミ箱の中に。
なっちゃんとセックスした日には、家に帰ってからその内容をつぶさに思い起こした。
それを一度ノートに書き連ねながら、プレイの内容をイメージと共に反復して記憶する。
昔からの習性なのか実際にノートに書くとただ曖昧にイメージするよりも、よりはっきり
と記憶が出来たからだ。その後、書き上げたノートのページは再生出来ない位細かく破り
千切って、その都度ゴミ箱行きとなっている。
で、その肝心な内容はというと……、なっちゃんの感じやすい所から始まって、その時
実際にキスした箇所、囁いた言葉、試した愛撫の仕方、おこなった体位、達した回数……。
あげくの果てには、その日なっちゃんの着けていた下着の色や形状、生理の周期まで全て
がこと細かに記載されている。
「だって、なっちゃんの事は全部覚えてるから。ノートなんて必要ないよ」
「そ、そっか……。へへへ……。なんか、嬉しいなぁ……」
「そういった意味では、”奈津ノート”は俺の頭の中にはある事になるのかもね」
「エーちゃん、大好き♡」
ベッドの端に腰掛けた俺の背中全体になっちゃんがしな垂れかかり、柔らかな胸の感触
と温もりを感じる。首筋に唇が優しく何度も触れて……、その温もりとこそばゆさがます
ます下半身の血の巡りを増大させてゆく。
理性と本能、その両方がなっちゃんの身体を求めている。俺は限界を感じて、その想い
を伝えようと……、
「な、なっちゃん! 俺、また……」
振り向きざまに抱き寄せた所で、幾分調子を変えたなっちゃんが少し意地悪げに囁いた。
「でもさ、”亜希ノート”もあったんじゃない?」
……一気に汗が拭き出して、下半身が萎れていく。
「だ、だから、あの時は本当に最後までしてないし、誤解だって!」
「本当に〜? 亜希ちゃん可愛いし、ちょっとは惜しかったとか思ってない?」
「思ってないよ!」
いまいち納得してない様子で、なっちゃんは俺の首に回した手に力を込める。その手は
僅かに震えていた。
「……だいたい、エーちゃんは人が好すぎるんだよ」
どうして大人しかった清水さんが……、あんな大胆なことをしてきたのか今でも俺には
よく分かっていない。ただ、なっちゃんが言ったように、清水さんは俺に対して何かしら
の感情を抱いていたのは本当なのだろう。それが、あの時の俺には本当の意味で理解出来
ていなかった。
だから、全日本ジュニアの決勝戦、試合後の更衣室に清水さんに呼び出されても、何の
疑問もいだかずに行ってしまったし、俺の目の前でテニスウェアを脱ぎ始めた清水さんの
行動に、反応も抵抗もする事も出来なかった。
……いや、本当は理解出来ていなかった訳ではないんだと思う。理屈では。
ただ、その気持ちを……。理屈だけでは割り切れない感情というものがある事を判って
はいなかった。人の感情は時に、勉強やテニスの戦略の様にきっちりとした答えなど無い
のだという事を……。清水さんが自暴自棄になってたという事を。なっちゃんがその事で
どれだけ悲しい想いを抱いてしまうかもしれない事を、想像できなかった自分の愚かさを
……。
今なら判る。なっちゃんを、傷つけてしまった今ならば。もし、逆の立場でなっちゃん
が誰かと裸で抱き合ってあんな事をしていた所を見てしまったとしたら……。俺はプロに
なる夢をあきらめる位、辛かったと思う。
だから、これだけは俺から言ったんだ。告白も、キスもなっちゃんからだったし。
――なっちゃんの事が本当に好きだから……。なっちゃんだけが、なっちゃんの全部が
欲しい、って……。
STCの中で決勝まで勝ち残ったのは俺となっちゃんの二人だけだった。ホテルの部屋
にはお互い以外誰も居ない。俺の告白に、なっちゃんは何も言わず……、ただ俯いて俺の
手を握り、部屋へとついて来てくれた。
そうして俺達はあの日の夜、ホテルの部屋でひとつになって結ばれた。何度も、何度も
……。遅く起きた次の日、青木さんがやけにニヤニヤしてたのが気になったけど……。
俺達はふたりして大人へ階段を上り、本当の意味で恋人同士になれた訳だけど、あの日
の清水さんとの出来事が忘れきれないのか、今でもこうして時々いじめられる。たぶん、
なっちゃんは不安なんだ。天才的なメンタルを持ってはいるけれど、俺の事に関してだけ
は……。
「俺が好きなのはなっちゃんだけだよ!」
「じゃあ、優しい態度も私以外にはほどぼどにしといてよ……」
「うん、わかった」
「それとさ……、もうなっちゃんは無いんじゃない?」
「えっ……、それってもしかして……」
「ナツって呼んでよ」
「えっ、別にいいけど……それは二人きりの時以外もだよね?」
「とーぜんじゃない。呼び方はいつも一緒じゃないとわかんないもん」
「……ですよね」
既に一度経験はしているが、クラスメートやSTC、タクマさんの反応を想像して少々
憂鬱になる。また、しばらくはあの視線に晒される日々が続くようだ……。
「あとね、さっき言いかけた続きが聞きたいな♡」
− おわり −
ゾーンじゃないかもよ?
前の試合でコーチがこの経験はデカイとも言ってたし急激に上達したのかも
きわめて丸爆
PIXIVでなっちゃんのラバースーツ姿見たらムラムラしてきた
600 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/28(金) 12:20:44.19 ID:P1Oqko44
デカパイ奈津子。好きだ。
マーシャ再登場期待カキコ
グラマーになってたりして
8ヶ月くらい会ってないだけだからそんなには変わらんだろう
13歳くらいの外国人の女の子の成長ペースを知らんから断言は出来んがw
黒ビキニでテニスとかエロエロだな
胸はそれなりだったけど色っぽくなってたマーシャ
顔立ちが何か大人っぽくなってたな
唇の描写のせいかもしれんが
黒ビキニを見てあっけなくマーシャ派に転向してしまったw
日本とアメリカだからな。浮気したってバレやしないw
神田が密告します
神田「あんな不実な奴とは別れて、俺と付き合っちゃえよ」
三つ巴的な配置にして亜希ちゃん復活あるで・・・
マーシャ完全にデレとるやん
今のとこ付け入る隙はなさそうだけど
611 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/09(土) 05:09:09.71 ID:O5T9ET9l
アニメ化だってね。
ほほう、どこまでやるんだろ
しかし、マーシャよ……
パーカー羽織るのは反則やで
……いや、二人だけの時には脱ぐという事か
あと、遠距離恋愛でホテルの個室で携帯のテレビ通話とか、エロイ妄想しか浮かばないw
アニメ化の流れで同人誌出てくることを祈る
NHKか、ある意味安心だ
メジャーみたいに長くやるんかな
まじで
ちゅーの描写はあるのかそれが問題だ
チュー(^з^)-☆位の描写ならNHKでも許されるんじゃ?
何クール&何期やるのかは分からんがマーシャの出番は遠いな
618 :
どーう:2013/12/01(日) 22:55:58.34 ID:vpZ9IfEo
誰かなっちゃんの自慰モノ書いて〜><
>>618 このスレの前半あたりにナツ自慰SSあるもよう。
もっと最新の新ネタがほしいんだが…
アニメの年だね
過疎?
マーシャのパーカーそういう理由かよw
test
初めて投稿します。
>>535-538さんの中城さんネタを書いてみようかな〜
*********************************************************************
危ないところを助けてくれたこともあるが栄一郎がカッコ良く見えた。
(地味だといわれていたけど童顔で可愛らしくて優しそうな人だな…、あの
井出って人を真面目にしたような感じ)
「確か、エーちゃんって呼ばれていましたよね?」
「そんなことまで知ってるの?」
栄一郎はさらに顔を真っ赤にした。
「先日、お風呂場で鷹崎さんがお友達と丸尾さんのことを話していらしていた
のが聞こえたのです」
「そのときにノートを持って地味だけどインパクトがあるって聞こえたので、
エーちゃんって方がどんな方かな?って思ったら男性の声でなっちゃんって
呼ぶのが聞こえて覗いたのです。そしたら、イガグリ頭で服装にインパクトの
ある人がノートを持って出てきたので、こいつがエーちゃん?鷹崎さんの彼氏
?って軽くショックを受けたのです」
「アッ!それは諭吉くんだよ」
「でも、こんな素敵な方だったのですね」
栄一郎は照れながら
「全然、そんなことないよ。アッ!もうこんな時間だから行くね」
「!!待ってください!!」
「ん?」栄一郎は立ち止まった。
「今度お礼をしたいので宜しければ連絡先を教えてください!」
*********************************************************************
拙い文章ですがいかがでしょうか?
626 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/02(日) 22:41:26.35 ID:nW/++gpQ
>>625野続(ageます)
改めて自分が書いたのを見たら中城さん(諭吉に対して)失礼な事を言って
いるな。
単行本20巻の頃のお話です。よってなっちゃんとはキスはまだしていない頃
の話です。
*********************************************************************
数日後、影山に栄一郎は先日のことを話した。
「エーちゃん、それ誘われてね?」
「なんでだよ、影山。中城さんは俺がなっちゃんと付き合っているのを
知ってるんだよ。」
「馬鹿だな!そんなの中城さんにとってはどうでも良いことなんだよ!
…てか、なんでお前だけモテモテなんだよ!
…それよりも、いいか!中城さんから誘われても絶対乗るなよ!なっちゃんを
泣かすんじゃねーぞ!」
「そんなことわかってるよ!」
栄一郎はそんなことよりもこの間の奈津とのプールデートで手をつなぐことが
出来たことで頭がいっぱいだった。
(後はキスと本番だけだな…)
真面目な栄一郎でも健全な高校生らしく頭の中は煩悩だらけだった。
そんなことを考えたら(やべ〜勃ってきた)
テニスで発散している間はそんなことはないが、それ以外のときには普段から
体を鍛えていることもあって同世代の男子よりも体力が有り余っていて
持て余していた。
特に奈津とのプールデート以降は妄想に拍車がかかり、家に帰ったら自家発電
するのが日課になっていた。
(テニス以外でシコルはめになったな…)その日も栄一郎は家に帰るなり
シコった。
*********************************************************************
これからどうやって中城さんの話を持っていこうかな
おお、とうとうマーシャ来るか!?
ほしゅ