パワポケでエロパロ10

このエントリーをはてなブックマークに追加
1としおくん
パワプロクンポケットシリーズのエロパロスレです。

SS保管庫wiki
ttp://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/d/FrontPage

前スレ
パワポケでエロパロ9
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234792718/

sage進行・ルール遵守でお願いします
2名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 18:20:42 ID:m9hljOmR
2get
3名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 18:22:10 ID:YHi8WLF5
>>1乙゜
4名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 20:45:28 ID:tVg8dig5
10スレ目記念
5名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 22:27:00 ID:v/rpilIL
>>1乙!
6名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:29:13 ID:2wPt/g4s
>>1乙
保管庫見てきたけど
武美と白瀬と紫杏の作品が多いな
仕方がない、寺岡さんやミキさんでなんか作ってみよう
企画倒れになるかもしれないけど…
7名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:48:49 ID:DR43l9qF
次スレ立つの早くないか?それとも何か理由がある?エロパロのことよく知らないから教えてくれ
8名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 00:00:12 ID:BNW29HiF
半年romれ
9名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 03:11:48 ID:FiuPdxVu
>>6
あんたなら出来る!
10名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 10:42:47 ID:IwBfiLzY
夏の部室
暑い中、汗まみれでくっつきあう1主と先生
11名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 12:42:34 ID:2g1gby5y
そして1主のおちんちんおっき
12名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 21:31:43 ID:m8moCC3M
1主君はオナニーマスターでやんす!
13名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 21:54:27 ID:rg0HMZzg
ようこ先生と1主のラブラブで濃厚なベロチュー
14名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 21:55:10 ID:KUjJOqxm
1主君は変態という名の紳士でやんす
15名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 00:51:40 ID:A7o5FTSJ
>>1おつおつ
16名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 01:32:09 ID:1lCOgKs8
まったくようこようことうるさい奴等だな

体に機械入れたからあの美貌を保っているのか…
17名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 08:21:59 ID:N9ph+bma
じゃあ小野さんハァハァ
18名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 18:18:57 ID:0/N11qNi
小野さんの作品が一つしかないという謎

俺8と11やったことないからなぁ
19名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 18:29:35 ID:SEYk7D/u
旗小野さんにやられた思い出
20名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 01:46:49 ID:9WqTeBJ0
小野さんに母性愛を求める主人公
21名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 09:31:02 ID:5S+1nUHB
小野さんの母性溢れる身体に、
豊満なおっぱいにむしゃぶりつく主人公…。
そんな主人公を優しく抱きしめ、受け入れる小野さん…。ゴクッ…
22名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 12:01:44 ID:ivEr20Kr
表の小野さんの主人公とのイベントは調査和むよな
攻略出来ないのはバグだよな
23名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 12:39:52 ID:WkpoGJ/4
情報収集のために8主と付き合う小野さん→本気になってラブラブ
というかなり前のスレの書き込みを思い出した
24名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 13:06:58 ID:9WqTeBJ0
スタッフ曰く元は彼女候補だった
25名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 14:21:07 ID:Dcieh8Nc
友子とかぶるからだろうか
26名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 17:23:23 ID:5N3ShQyL
何故だろう
11の愛ちゃんといい10のようこ先生といい
年取った方がそれなりに色気を感じてしまう
27名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 20:40:32 ID:l/EUqPrZ
10のようこ先生はアイシャドー付けてるからな

ようこ先生と10主
28名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 21:29:26 ID:Jim5sbo2
>>27
つまりこういうことか?

親切高校は、鉄砂高校に負けちゃいました!

よう子「車坂監督、約束のものは?」
車坂「ああ、持ってきた」
10主「えっ? あの〜、監督・・・」
車坂「すまん、小波・・・ 俺は賭けに負けたんだよ」
10主「はぁ〜?」
よう子「じゃあ、この子1日好きにして良いのね」
車坂「しかたありません」
10主「話が見えないんですが?」
車坂「許してくれ小波、俺がバカだったんだ」
ダダダダダッ・・・
10主「ちょっと、監督おいて・・・」
ガッシ!!
よう子「どこに行くの?」
10主「鉄砂高校の監督さんですよね? 俺に一体何を?」
よう子「貴方の所の監督と賭けをしたのよ、貴方のチームが勝ったら私の体を好きにして良いって・・・」
10主「まさか・・・、ウチが負けたら」
よう子「ふふふっ、最初に見た時から可愛いと思ったのよね」
10主「ヒィー、誰か!!!! 助けて!!!」


ごめん、俺の想像力ではだいぶ無理がある・・・
29名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:34:49 ID:rIwBHlXj
極亜久で1主の童貞を食ったのをきっかけに
かわいい高校球児を襲うことに目覚めるようこ先生
30名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:26:57 ID:5N3ShQyL
でも一番好きなのは1主だって俺は信じている
ヒナコと結婚したけどセックスフレンド的な付き合いをしているって
31名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:34:32 ID:vQttwHDf
それなんて誠?
32名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:39:25 ID:Jim5sbo2
その前にようこ先生って旦那いなかったけ?
33名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 23:58:55 ID:lHr/DnjY
>>30
あぁ、そうか
妻いるけど幼なじみと不倫っていうのもいいな・・・
34名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 00:37:46 ID:18yGYhip
ようこ先生の子供は夫との子供ではなく…とか
35名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:00:38 ID:UjpVj880
実は夫は貴田でした
36名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 03:07:00 ID:jjCJVyhx
NEーYOw
37名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 16:11:46 ID:kHXjhxW5
紫杏「おい>>43、君に……
話がある。
38名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 17:27:38 ID:6BWnkbxk
ハーイ!ジャパニーズスチューデント!
39名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 18:35:34 ID:6BWnkbxk
ハーイ!ジャパニーズヤングマン!
40名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 18:55:32 ID:ft7WEbSu
>>43に期待…とでも言うと思ったのか!
41名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 19:36:04 ID:8kosbkGV
>>43
に期待って言ってしまった
42名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 21:10:42 ID:6BWnkbxk
ハーイ!ジャパニーズスポーツプレイヤー!
43名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 21:27:47 ID:f6xUFzpE
1のようこ先生と10のようこ先生髪の色違うよな
結構ふいんき(なぜかry も違う
44名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 23:25:19 ID:tDY2YRl5
SS来ないなあ
45名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 01:48:07 ID:Ru686xmV
エロくはないが一つ仕上がりましたんで、一晩寝かせて投下します。
10さらの時期は違うが誕生日ネタです。
46名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 20:48:36 ID:+aQ9ZQbB
マダカナー
47流離:2009/04/27(月) 21:27:39 ID:uoDB74zl
では、予告どおり投下いたしますです。
48変わらない日:2009/04/27(月) 21:28:01 ID:uoDB74zl
『今日はよく晴れ、絶好の行楽日和になる見込みです…』
ラジオから天気予報が聞こえる。
空は澄み渡り、雲ひとつない快晴だ。
今日はお休み。
この穏やかな天候の下、いつもいる屋上の指定席は、いつも以上に居心地がよかった。
いつもより少し気分よく、いつもと同じ休日が始まる。

「まだかな」

ただ、今日は少しだけ特別。
一年に一度、祝日のように年毎変わらない日。
生きとし生けるものに、例外なく与えられる日。
去年までは心から楽しむことはできなかった日。
けれど、今年は違う。
49変わらない日:2009/04/27(月) 21:28:30 ID:uoDB74zl
「まだかな」

「落ち着きがなさ過ぎますよ、桜空。さっきからそればっかり」
楽しそうなクスクス笑いが聞こえてくる。
少し顔が赤くなるが、俯いたりはしない。
つい最近まで大嫌いだった――でもいつも心の底から想っていた『家族』に、隠し立てすることなどないから。
隣に座っている『家族』の顔を見る。
ベンチに腰掛けて首からカメラを提げ、明るい表情で若草のような髪をなびかせている。
うれしそうに緩んだ目元は私のそれとよく似ていて、髪の色が異なっている今でも血の繋がりが見て取れる。
この青空の下、一度は溝が生じたお姉ちゃんと一緒に笑い合える。
これも彼がいてくれたおかげだ。

「まだかな」

「何度も言わなくても、小波のやつは来るよぉ」
お姉ちゃんの向こう側から、非常に残念そうな声がする。
のぞいてみると昔の知人――今では親友候補といってもいい子が、見事なまでに不貞腐れていた。
「姉御ぉ、いい加減手を離してよぉ」
「その呼び方、止める」
親友候補はがっしりとわが姉に手首を掴まれ、身動きできないでいる。
「呼び方はともかくさ、手を離して!そしたら、私が小波を」
「『完膚なきまでに叩きのめして来てやる!』ですか?」
「そ、そんなわけ…」
図星だったのだろう、口をコイみたいにパクパクさせて黙り込む。
ほぼ毎日のようにこのやり取りを見ているが、本当に懲りないというか、不屈というか。
「さらちゃんもさ、笑ってないでどうにかしてよ〜」
先ほどからの顔の緩みとは別に、自然と笑みもこぼれてしまう。
今、こんなやり取りができるのも、彼がいたから。
50変わらない日:2009/04/27(月) 21:28:53 ID:uoDB74zl
「まだかなぁ」

彼が来るのが待ち遠しい。
去年のこの日、彼はなんの前触れもなく現れた。
そして、祝ってくれた。
一番自らの生を意識する日、ひとりぼっちだと思い込んでいた自分に手を差し伸べてくれた。
この日だけじゃない。
出会ってから、私が早まりそうになった日、その後もずっと。
彼という存在は、私を支えてくれた。
彼がいなければ、今日という日は存在しなかった、そう強く思える。

「まだかな」

自分でも、気がはやりきっているのは百も承知だ。
だけど、今日ぐらいはいいと思う。
だって今日は。

屋上のドアが開ける音がし、包みを持った彼が駆け込んでくる。
「あちゃ〜」
そう言って仰向けに倒れこむと、しばらく胸を上下させた。
毎日走りこんでいる彼がぜいぜい言っているのだ。
相当急いだに違いない。
「先に、来て…驚か、せる…つもりだったん、だけどなぁ」
苦笑しながら言い終わると、大きく息を吸い込んで掛け声と共に反動をつけて立ち上がった。
そして再度深呼吸をして息を整えると、こっちを向いて言ってくれた。

「誕生日おめでとう、桜空」

そう、今日この日は私の誕生日。
変えようにも変えることはできやしない。
そして、私のそばに誰かがいる限り、いつまでも変わらない、幸せな一日だ。
51変わらない日:2009/04/27(月) 21:29:16 ID:uoDB74zl
「はい、桜空。プレゼントだよ」
彼が包みを差し出す。
「ありがとうございます、小波君」
今年は一体なにを選んでくれたんだろうか?
「はい、さらちゃん。私からも」
やっと開放されたいつきも、ポケットから綺麗に包装された箱を取り出す。
「ありがとうね、いつき」
いつきからプレゼントをもらうのなんて、何年ぶりだろうか?
傍らでその様子をフィルムに焼き付けていた姉がカメラを下ろす。
「よかったですね〜桜空。…ところで、私には何もないのですか?」
少しすねた風を装ってお姉ちゃんが言う。
すかさずいつきはポケットからもう一つ箱を取り出す。
「そんなわけないあるはずないよ。はい、姉御の分」
「ありがとうですよ、いつき!やっぱりモッチンの次に大事ですよ♪」
「姉御、もう少し格上げしてよぉ〜」
いつものように、昔馴染みのお隣さんをいじっているが、今日は(も、かな?)どちらも楽しそうだ。
ただ、今一人、
「え?」
状況を把握できてなさそうな、ポカンとした顔が。
「あれ、どうかしましたか、小波君?もしかして私たちが双子だって知らなかったとか?」
お姉ちゃんが笑いながら彼の肩をたたく。
そういえば、『姉妹』とは言ったが、『双子』とは言っていない。
いや、だけどわからないはずは、と思い彼を見ると。
「まさか、いくら小波さんだって、そんな常識で考えればわかるようなこと…」
いつきも笑いながら言い切ろうとしたが、明らかに困っている顔を見て言葉を止める。
数秒の沈黙、三人に注視された彼は、
「……ごめんなさい」
どこに焦点を合わせているのかわからない表情で頭を下げる。
「「………」」
あっけにとられて絶句している二人。
そして、この場の空気をどうとりなそうかとオロオロする私。
空は予報どおりきれいに澄み渡り、コスモスが花壇で揺れていた。

その後、彼はいつかの如く、自分の存在を否定するぐらい謝罪をし、お姉ちゃんが笑い出すまで壊れたレコードよろしく謝り続けていたが、それはまた別の話。
また別の機会に。
52流離:2009/04/27(月) 21:33:31 ID:uoDB74zl
以上です。
高校3年のさらの誕生日を描きたかったので書いたらこんな感じになりました。
>>51は蛇足気分で書いた。ちょっと主を馬鹿にしすぎたかもしれない。
けど、反省はしてない。
53名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 22:14:17 ID:PBn/v+60
>>52
GJ
10主のこういう馬鹿さ加減は癒される
54名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 22:52:01 ID:v3vV8an4
うーん、ここの人達は話を考えるのがかなり上手いな。
…俺も気が向いたらヒマな時間を使って書いてみようかな?
性格がおとなしめな彼女の話なら、いくらか書けそうかも…。
…エロはちょっとムリだけど。
55名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:19:59 ID:8Gc3g+XG
書く前から諦めるのは感心しませんな
56名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:29:40 ID:+aQ9ZQbB
初投下のくせにPN名乗るのってのはあり?
57名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:55:53 ID:3Nv81s24
>>54
・・・才能だけで文章を書ける人もいるかもしれない。
けど、僕には才能なんてなかった。
努力が僕に才能をくれたんだ。
僕が作品を書く度に収穫しているのは昔撒いた種なんだよ。
byどっかの作家
58名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:05:13 ID:5ycVACgW
59名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 02:14:24 ID:YWm5VSub
>>56
なし
60名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 15:48:53 ID:rPAYMl28
>>58
ピクシ○に同じのあった希ガス
61名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 20:18:38 ID:fM/4SAdm
やばい・・・今書いてるのがそろそろ40行30レス越しそうだ・・・
半分以上関係ないパートあるし、別の彼女候補の動きまで入れちゃってるし
そもそもSFとして不完全だしでここにageる度胸がなくなってきた・・・
62名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 20:21:28 ID:0lUECZVZ
悲観はいらない、 悲嘆もいらない、 感傷すらいらないんですよ。
お父さんだと思いなさい
63名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 21:05:26 ID:pkd3cZnK
>>58
こんなのもあるが
http://eroanime.1492moeru.com/game/pawapro/012.html

http://eroanime.1492moeru.com/game/pawapro/011.html


俺もそろそろ何か書いてみるか…ネタなら結構思い浮かぶんだけど。のりかなら今夜にでも投下できるかもしれない。
64名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:08:38 ID:yoi4ME0V
気のせいか、今晩荒れそうな気がする
65名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:22:44 ID:6JeL1f4T
俺は今夜限り書き込みが途絶えて落ちる気がする
66名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:23:54 ID:aYZDV4qp
この人いろんなエロ画像書いてるよね
67名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:28:28 ID:AqzfY0aK
>>66
この人って誰?
68名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:31:07 ID:0lUECZVZ
スレチ
69名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:32:09 ID:AqzfY0aK
すみません
70名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 23:20:47 ID:LIyoZWHn
71名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 01:43:04 ID:4edzLDX8
>>65
其の通りよ
72名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:09:08 ID:2QCDw+wp
これは、マズイねぇ・・・誰かSS頼む・・・
73名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:21:20 ID:9glTXJxy
今書いている途中
前スレの10主ハーレム物で1億円獲得してたらっていうルートだけど
土日頃投下予定
74名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:29:41 ID:U8BuV5BQ
新歓やら何やらでガチで書く時間、というか構想する時間がない
75名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:42:44 ID:4edzLDX8
頭の中で思い浮かべても、それを文字にするのって難しいんだな
76名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:05:29 ID:qMGsnP5B
>>75
確かに・・のりか書くとか言ってたけど自重して他のを考えてみる
77名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:59:24 ID:w6YzwXy9
これで平和になった
78名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:00:40 ID:nq95jL6+
需要ないのって誰かな?
79名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:01:46 ID:svw5loJR
のりか
80名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:01:58 ID:4edzLDX8
サイコミュ
81名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:39:37 ID:2FRCJcBq
マリコ
82名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:53:12 ID:Typp+78u
鬼鮫
83名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:01:53 ID:OkDItrBN
ようこ
84名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:51:05 ID:IvLXRtCa
>>83
てめーは俺を怒らせた
85名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 02:14:23 ID:ynpdoNO6
ついでに俺も怒らせた
86名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 10:16:58 ID:HsxCWuka
サイコミュって誰?どんなキャラ?
つーか……ガン○ム?
87名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 14:09:16 ID:Fneozpkl
>サイコミュって誰?どんなキャラ?
とっとこ
88名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 16:44:54 ID:YnfPerCM
エスパータイプを身につけたのりかだよ
89:2009/04/30(木) 21:12:49 ID:eNy+/UTO
さて、そろそろいきますか。31レスあるんで覚悟しといてね
90:2009/04/30(木) 21:15:49 ID:eNy+/UTO
朱里多め、カズ少々の近未来SFバイオレンス神話的SSです。

※注意※
このSSは多量の妄想分を含んでいる上に
舞台設定が激しく色んな漫画やゲームのパクリなうえに糞長いです。
更にひどいことに非エロですので、この時点で興味が無い方は決して読まないでください。

『二つの絆』
911/31:2009/04/30(木) 21:16:58 ID:eNy+/UTO
〜〜〜16年前〜〜〜

「本当にもう覚えてないのか・・・?」
「ぱーーー・・・」
「なあ朱里・・・、本当に全部忘れちまったのか?」
「ぱーーー?」
「・・・(俺は何を言ってるんだ・・・)」
「ぱー・・・」
「(俺はブラックから「朱里はもう戦う必要がなくなった」と言われて
 この赤ん坊のようになってしまった朱里を託されたんだ。だから・・・
 俺もいい加減現実を見つめなきゃいけないんだ! だけど・・・)」
「ううう・・・」
「(今、目の前にいる朱里を、どうしても俺は「浜野朱里」だと思ってしまう。
 だって、あの時とまったく変わらない姿なんだぞ?
 それで、記憶だけがまったく無いなんて・・・、そんなの・・・
 俺にとっても、朱里にとっても、あまりにもむごいじゃないか。
 ・・・神様、もしおらっしゃるなら、今すぐ目の前に降りてきてほしい。
 現実を変えろとは言わない。せめて、一発ぶん殴らせ・・・)」
「うわああああああああああああああああああ!!」
「!?・・・朱里!?・・・ごめん!」
「うわああああああああああああああああああ!!うわああああああああああああああああああ!!」
「ごめんよ!朱里!!ほったらかしにしてたね・・・。ずっと考え事をしてたんだ・・・。」
「うううううう・・・・」
「(朱里・・・ひょっとして自分のことを悪く思われてると・・・感じ取ってしまったのか?)
 ・・・朱里、だとしたらそれは誤解だよ。俺は、何よりも朱里が大切なんだ・・・」
「うう・・・・・ぱーーーぱーー・・・」
「ホッ・・・泣き止んでくれたか・・・。・・・・・・え!?」
「ぱーーぱーー!ぱーーぱーーー!」
「朱里・・・俺のこと・・・「パパ」って・・・」
「パーパ!」
「ははは・・・!呼んでくれるんだ・・・!俺なんかのこと・・・パパって・・・!」
「パパー?」
「(・・・俺はバカだ!失った想い出のことばかりを気にして、一番大事なことを忘れていたよ。
 たとえ「あなた」と呼んでくれた「浜野朱里」の想い出がなくったって
 俺の目の前には今も変わらず、屈託のない笑顔を見せてくれる朱里がいてくれてるじゃないか!)
 ・・・よーし、パパはいよいよ決心が付いたぞ!朱里!」
「?」
「お前は今日から「小波朱里」だ!俺の大切な娘だ!・・・改めて・・・よろしくな・・・!」
「パパ!!」
922/31:2009/04/30(木) 21:17:37 ID:eNy+/UTO
〜〜〜10年前〜〜〜

・はち がつ にじゅう く にち
きょうは だいすきな パパが テレビで やきゅうを してました。
やきゅうは とても りっぱな すぽおつ なので
とても えらい ひとが たくさん みにきています。
きょうの パパは せんぱつ かんぷー を しました。
ひゃく ろくじゅう きろ の はやいたまで てきを やっつけました。
あかりの パパは みんなの ヒーロー です。
あかりも いつか パパみたいな ヒーロー に なりたいです。

・はち がつ さんじゅう にち
きょうは パパ と おさかなさんを つかまえに いきました。
パパは きのう やきゅうを してたのに
あかりのために やすまないで きてくれました。
パパは ↑こんなに↑ おおきな おさかなさんを つかまえました。
あかりは つかまえることが できませんでした。
でも パパは やさしかったです。
だから あかりは パパが だいすきです。
あかりは しょおらい パパとけっこんして パパのおよめさんになります。

・はち がつ さんじゅう いち にち
きょうで なつやすみは おわりです。
きょう あかりが まどの そとを みていたら
いつもどおり そらにはたくさんの そらとぶ てんし たちが いました。
まるい からだ に しっぽのついた てんし です。
おおきなこえが きこえてきたので まどのしたを みると
あかりと おなじくらいの こどもが いっぱいいて
その こどもたちの パパと ママが おおきなこえで はなしていました。
みんな いっしょおけんめい はしっていました。
すると てんし の ひとつ が したに おちてきて
こどもたちの パパと ママを ひかりで てらしました。
すると パパと ママは いなくなってしまいました。
そして せいふくを きた ひとが やってきて
こどもは のおぎょおぷらんとにつれていけと ゆい

パパ が これいじょおかくな と こわい かおをして ゆうので かきません。
パパ どおして かいちゃいけないの。あの パパと ママは どおしていなくなったの。

なつやすみのにっき おしまい
933/31:2009/04/30(木) 21:18:06 ID:eNy+/UTO
〜〜〜8年前〜〜〜

「現在のところ、おおよそ35億、不確定な地域も入れれば36〜7億といったところかと」
「まだ35億も『いる』のですカ・・・。随分計画に遅れが出ていますネ」
「いたしかたないでしょう。抵抗が想像以上に激しかった」
「そのようですネ。日本国内だけを見ても・・・、なんでしたカ・・・、そうそう!
 黒猫・・・でしたカ、その女もいまだに始末できていないのでショウ?」
「なかなか神出鬼没な奴でして・・・最近はやることが派手になってきたから困ったものです。
 つい先月になりますが、農業プラントのうじ虫共を丸ごと蜂起させたのには驚きました」
「しかしその時に千本槍を始末できたのは今になって大きかったと分かる・・・さすがは犬井様です」
「あれで抵抗運動の気運が一気に弱まってくれたのは幸いでしタ」
「(数十「名」の天使の犠牲があっての勝利だったがな・・・。いつまで隠し続けるつもりだ?)」
「さて、国外はどうなっているのでス?」
「北米、欧州はジャジメントの貯金が活きました。それと・・・
 ムスリムはTXシリーズを「神の使い」ということにしたそうです」
「神の使い!?あんなテクノロジーの塊をか!!アハハハハ・・・」
「当たり前の反応ですヨ。変革前から所詮神頼みの連中ですカラ。
 追い詰められれば、精神の拠り所を宗教に望むしかない、哀れな方々デス」
「まったくです。ですからそんなくだらない人間、いえ地球にとっての害虫は合理的に間引きしなくてはいけない」
「問題は、誰が、いつ、発言するか、デス。「人類が地球で生活するのにふさわしい人口は20億である」ト」
「ミス神条の発言か。・・・本当に我々の中の誰かが言わなくてはならないのか?」
「我ら6人組の結成理由はそこデス。誰かが欠けテモ、その代わりを誰かが行ウ。
 これは私利私欲のための行いではナク、地球を、ひいては人類を守るためのプロジェクトなのですカラ」
「(・・・だが貴様は結成当初から生き続けている。なんら犠牲を伴わずな)」
「そうそう・・・犬井サン・・・」
「(!!)・・・どうしましたか」
「産業自給率はどうなってますカ?」
「・・・私よりも他の方々に聞いたほうがよろしいのでは?
 私はこの中では単なる戦うおもちゃに過ぎない」
「貴方に答えてもらいたいのですよ。犬井さんとは付き合いが長いですからネ。
 大神さんがいた時代の6人組で残っているのはもうこの2人だけなのですカラ・・・」
「・・・何が言いたいのです?」
「今後も仲良くやりましょウ!ということでス」
「お気持ちはありがたく頂戴します・・・」
944/31:2009/04/30(木) 21:18:43 ID:eNy+/UTO
「しかし・・・なぜ産業自給率にこだわるのです?それも殊更に先進国の・・・」
「理由は二ツ。まずは知的レベルの問題です。途上国や未開国の人間は言葉が通じませんカラ。
 この場合の言葉とは、単なる意味ではナク、その真意を指しマス」
「これはこれは・・・乱暴な意見を・・・ハハハ」
「そして、二つ目・・・、皆さんはミス神条の発言についてためらっていル。その配慮デス」
「!!」「!!」「!!」
「・・・失礼ながら我々はためらってなど・・・!」
「ミス神条はネ、ありとあらゆる時代で、ロクな死に方をしない、そういう運命になってしまったんデス。
 あの発言をしたばかりにね。できることならまだ、あんな世界中を敵に回すような発言はするべきでナイ。
 ですから、まずは知的レベルの高い国の方々に理解していただく必要があるのデス。
 もう人類はこのままでは持たない、というこトヲ」
「そうか・・・。かつてのナチズムと同じだな!時代の要請として、変革が起きれば・・・!」
「ちょっと待ってくれ!それと産業自給率と何の関係が・・・?」
「まだ分かりませんカ?・・・人口は減っているんですヨ・・・?」
「!!」
「我々の提唱したプラント制による完全なる産業分担構造によって、いまや先進国の大半は
 自国の国民を自国の産業だけで養っていけるようになりましタ。それでもギリギリなんですがネ」
「しかし、人口は減り続ける・・・。人間の数が多すぎるのか」
「そうでス。実に単純明快でしょウ?・・・いいですカ?
 人類が持たなくなるというのは何も精神的な意味だけデハナイ!物理的な問題でもあるのデスヨ!
 この狭い惑星ノあちこちニ!ピーク時ならば60億もの人間を詰め込んでいたんでス。
 ・・・ゾっとしませんカ?多分そう感じる人は世界中にいっぱいいると思いますヨ」
「・・・」「・・・」「・・・」
「日本をテストケースとして選んだ理由は?」
「日本という国はですネ、第2次大戦で負けて以降、TVやラジオなどの電波を使ったメディアによる
 シビリアンコントロール、まア簡単に言えば洗脳を容易に行えてきた国なんデスヨ。
 愛する肉親の言うことよりも、ブラウン管の向こうの赤の他人の言うことをホイホイと信じる国民性・・・
 私はそこに目をつけましタ。ですから、導入部分においては先進国の中では
 最もうまくいくのではないかと考えていましたし・・・実際そうだったでしョウ?」
「・・・」「・・・」「・・・」
955/31:2009/04/30(木) 21:19:15 ID:eNy+/UTO
〜〜〜5年前〜〜〜

―――小波選手!10年連続の御前試合での完投勝利です!!―――
『いやー、アッパレだな!うん。』
『30過ぎてもなおこれだからね、さすがだね』
『見てくださいよ、投げる時のこの鬼気迫る表情!』
『しかし、これでも全盛期に比べればだいぶ球速は落ちたんだよね?
 今MAXが152kだったかな?』
『いや、それにしても・・・』

―某球団、シャワールーム―
『いや、それにしても・・・』
「無責任なこと言ってくれやがる・・・」
キュッ!
「俺は!」
ガチャッ!
「お前らを喜ばせるために野球をしてるんじゃねーんだ!」
バタンッ!
「(MAXが152kって?・・・正直俺もよくここまで持ったと思うよ。
 でも、俺はまだ止まるわけにはいかない。
 俺がいなくなったら、一体誰が朱里を・・・)」
「相変わらず思いつめた顔してるでマジンね〜」
「お前なー、こんなときまで話かけるんじゃないよ!」

・・・・・・・・・・・・

「え?」
「お久しぶりでマジン〜、元ご主人さま〜」
「魔・・ままままま・・・まままま、ま、ま、マジン〜〜〜〜〜〜!!!!!????
 ・・・おおお、お、お、おお、お前なんでここに・・・」
「別に理由なんてどうでもいいでマジン!再会をもっと喜ぼうでマジン!」
グニグニ・・・
「・・・なんで自分のホッペをつねっているでマジン・・・?」
「ああ、やっぱり夢じゃない・・・夢じゃないんだ・・・」
「そんなにマジンに会えたのが嬉しいんでマジンね?
 もーう、元ご主人様ったら〜♪」
「ははは、いやさ、会いたかったって気持ちと、会いたくなかったって気持ちが、半分半分で・・・」
「どうしてでマジン?元ご主人様は立派にやってるでマジン〜♪
 いよ♪若大将♪日本一♪・・・・・・なんでそんなに怖い顔をしてるでマジン?」
966/31:2009/04/30(木) 21:19:59 ID:eNy+/UTO
「お前さ・・・、こんなとこまで俺を探してきたんだ。・・・今、この国で
 この世界で何が起きてるか、そして俺がどれだけみじめか、大体把握してるんだろ?」
「・・・・・・元ご主人様は立派にやってるでマジン。朱里ちゃんも来年中学生になるって・・・」
「立派!?これのどこが立派だっていうんだ!!
 今日の観客だってみんな、高級な服を着た貴族ばかりだ。
 本当に野球を見たがっている一般庶民は今この瞬間も
 プラントで強制労働をさせられている!それも食いつなぐためなんかじゃない!
 今の日本の人口を知ってるか?2000万だぞ!?
 最初から人口を減らすためにこんなシステムを作ってるのさ!
 そして俺だ。かつて160kを越す速球を持ってた球界のスーパーヒーロー?
 だが今や・・・これだ!」
ドサドサ・・・
「!!・・・こ、これは・・・」
「違法なドーピング剤ってやつさ。俺はな、ただの人間なんだぞ?
 そんな人間が何の仕掛けもなく大事な御前試合で10年連続勝ち投手なんてできると思うか?
 10年連続20勝なんて、投球回数200回超なんてできると思うか?」
「・・・元ご主人様・・・」
「俺の身体はもうとっくにボロボロなんだよ。いつぶっ壊れてもおかしくない。
 でもまだ止まるわけにはいかないんだよ。・・・今日の御前試合で負けた投手はな、
 大事な場面で貴族共の興を削いだということで、多分明日にでもプラント送りだろうな。
 でも明日は我が身だ。この10年間、どんなに活躍をしても心が晴れたことはなかった。
 失態を演じれば、貴族でもない庶民の出の俺はたちまちプラント送りになっちまうからな。
 ・・・そうなったら・・・誰が朱里を守るんだよ・・・」
「まったく・・・そんなことまで考えてる人は十分立派でマジン!
 ・・・来た甲斐があったでマジン・・・」
「え?」
「前のご主人様も、プラントで惨めに死んでいったでマジン。
 ・・・それでも人が良いお方だったから決して自分ひとりだけ
 マジンの力を使って逃げ出そうとはしなかったでマジン。
 その人が最後の最後に願った3つ目の願い、それは
 「元の主人の中で最も気に入った人の元に返っていく」だったでマジン!」
「・・・それで・・・俺を・・・」
「マジンに気に入られるなんてすごいことなんでマジン!自信を持つでマジン!!
 ・・・さて、願いはどうするでマジン?
 疲れを取るでマジン?体中の薬物を綺麗サッパリ抜き取るでマジン?
 それとも10年前の体力を呼び戻すでマジン・・・?
 更に更に!こんな世の中にした連中をぶっとばすでマジンか!?」
「・・・ハハハ、最後の願いは・・・無理だろ?
 お前のことだから、できたらとっくに誰かに言わせてやってるだろ・・・」
「むむー!ばれたでマジンか〜!」
977/31:2009/04/30(木) 21:20:45 ID:eNy+/UTO
「3つの願いならとっくに決まってるさ。言うぞ」
「お〜♪準備がいいでマジンね!!
 ・・・・・・・・・・・・え?
 ・・・・・・・・・・・・は?
 ・・・・・・・・・・・・ちょ?」
「これが俺の願いだ。できるだろ?」
「・・・こんな願いは受け入れられないでマジン!!」
「!?なんでだよ!そんなに難しいことじゃないだろう?
 そりゃあ、ちょっとお前に一肌むいてもらうことにはなるけど・・・」
「こんな・・・こんな願いはないでマジン・・・!
 どの願いも・・・ご主人様がちっとも幸せにならないでマジン!!」
「いいんだよ、それで」
「格好つけてるでマジンか!?そんなことしてる場合じゃ・・・!」
「格好くらい付けさせろよ!!」
「!・・・ご主人様・・・」
「すまん・・・、願いを叶えてもらう立場なのに・・・。
 でもな、もう決めたことなんだ」
「・・・理由くらい教えてほしいでマジン」
「・・・本当はさ、お前と再会した瞬間は、自分の体を元通りにしようか、とも考えたんだ」
「じゃあどうしてそれを願わなかったでマジン」
「俺はな、こんなに沢山の薬を飲んでまで、無理やり体を動かしているんだ。
 子どもの頃な、俺は、ドーピングなんてする奴は悪の手先か!くらいに思ってたんだ。
 大好きな野球を汚す悪い奴!ってな。・・・ハハ、結局、俺はそんな奴になっちまった・・・」
「でも、それはご主人様のせいじゃないマジン!この時代が・・・」
「マジン、そっから先は言わないでくれ。どんな理由があったって、結局は俺の弱さが原因なんだ。
 だから時代のせいとか、ましてや、自分の・・・大切な娘のせいには・・・絶対にしたくないんだ!
 俺は野球に対して愛情が足りない、ただプラント送りになるのが嫌なだけの臆病者!
 だから違法薬物に手を染めてまで今の地位にしがみついてる卑怯な人間。それでいいんだよ」
「本当に・・・いいでマジンか?」
「・・・頼む。俺はただ・・・意地を張りたいだけなのさ」
「・・・分かったでマジン・・・。第一の願い
『小波は自分の限界を超えて無理やりにでも体を動かすことができるようになる』!」
・・・ポワワーン
「マジン・・・ありがとう・・・。
 朱里のこと、よろしく頼むな。」
「!!まだすべて終わったわけじゃないでマジン!!
 そんなこと言ったら朱里ちゃんが悲しむでマジン・・・」
「そうだな・・・(・・・さて、命をすり減らすとするか・・・!)」

この後、小波投手は全盛期の球威を取り戻しファンを沸かせるが、それは同時に彼の体を・・・。
988/31:2009/04/30(木) 21:21:18 ID:eNy+/UTO
〜〜〜一年前〜〜〜

★★★ネオブロ!鋼鉄少女『アイアンガール』の部屋★★★
私は情けない・・・。
天使、いや堕天使から友達を助けることができなかった・・・。

私は小波朱里。世間的には、世界変革後初の鉄腕、小波投手の娘として
まあ知ってる人は知っている。この春から高校生になった。
花の女子高生!と浮かれたいのも山々なんだけど
あいにく今はそんな時代じゃない。今は皆さんに聞いてほしいことがあるの。

小学生の時は3人いなくなった。中学生の時は16人いなくなった。
誰がって?私の友達。

そしてついこの前も・・・、高校生になってから、まだ1ヶ月も経ってないのに
私の前の席にいた、高校でできた初めての友達が堕天使に連れ去られてしまった。

『賢者』達が言うには、以前の世界、いや地球では、生きている資格がないにも関わらず
生きている人間が余りにも多すぎて、食料問題や、環境破壊、その他諸々の問題が山積みだったんだと。
だから、『賢者』達は人として生きるための資格を作り出した。それが『公民権』だと。
・・・そうして、人間たる資格を持つ、真の人間だけが世の中を導けば、世の中はきっと良いほうに向かうんだと。
あれー?権利とか資格って、弱者の要請から発生するもののはずじゃなかったっけ〜?

・・・公民権を得るためには公民税を払わなくてはいけないの。
その額たるや、一人1ヶ月1200万円!家族割引なんて甘っちょろいものは当然なし!
・・・ちょっと手が出せない値段よね。
しかも公民税を払えなかった人間はそれだけ社会で価値のない人間とみなされる、つまり公民権を剥奪されるから
その瞬間、普通の社会にはいてはいけないということでボッシュート!・・・ちょっと古かった?
でも大丈夫!朱里のパパは鉄腕投手!年俸12億の大投手!だから
痛くも痒くもなく払える!と簡単にはいかないけれど、どうにか私は
今日までは表向き普通の女の子として生きてこれた。多くの犠牲の下に・・・ね。

話を変えましょう。
皆さんは「難民」って言葉をご存知ですか?知りませんよね・・・?
私達の時代、難民という言葉は死語になりましたから・・・。
だって、そんなものは世界中どこを探してもいないんです。
・・・堕天使が皆殺しにしたから・・・。
飢えや貧困に苦しむかつての世界中の多くの人々も〜♪新たなる世界にはふさわしくな〜い♪
それでも慈悲深い賢者様と天使様は〜♪仕事のない人達にプラントでの労働を斡旋しました〜♪
逆らった人や国は〜♪神の意向に逆らう異端者〜♪神の炎で浄化されまし〜た〜♪

これが今の世界の現実。狂ってるでしょう?
999/31:2009/04/30(木) 21:22:03 ID:eNy+/UTO
―貴族病院―
コンコン
「朱里、入るぞ」
「あ・・・、ちょっと待って!!」
お父さん!?画面を見られちゃいけない・・・。
ガチャッ
「怪我の具合はどうだ?ここはいい病院だろ?」
「う・・・うん!ご飯も美味しいし、お医者さんもかっこいいし!」
「おまえなぁ・・・」
「アハハ・・・」
「・・・またパソコンか?お前もネオブロ(ネオ・ブログ)にはまってるのか?」
「そうなの!友達のネオブロが面白くてね、もう夢中で・・・」
「そうか・・・」
「・・・あ、お父さん、えっと、今回はごめんなさい!」
「なんだ、いきなりあらたまって」
「一応謝らなきゃいけないと思って・・・、ほ、ほら、階段から落っこちちゃって
 こんな大怪我しちゃってさ!心配かけさせちゃってごめんね!」
「・・・ははは、お前はいつもはしゃぎ過ぎちゃうからなぁ」
「そうなの、私ったらすぐ調子に乗っちゃうから。でもそれはお父さんに似たからよ!きっと!」
「ははは・・・、確かにそうかもな」
「そうよ!絶対そう!・・・ふふふ」
「まあ・・・仮に調子に乗っていたとしても父さんなら
 友達を助けるためとはいえTX-226mk2を12台も破壊するなんて真似はしないだろうけどな」
「!!」

う、嘘・・・

「・・・知ってたの・・・?」
「ああ・・・もみ消すのが大変だった・・・!」
「・・・・・・そんなに大変じゃないでしょ・・・父さんなら・・・」
「父さんの知り合いに変革前から警察にいた人間がたまたまいて
 そいつが警察が治安部隊に姿を変えた後でもたまたま高官だったから
 たまたまもみ消せただけだ。・・・次はもうない」
「・・・ゆかりは・・・連れていかれたわ」
「知ってる。高校で最初に友達になってくれた子なんだってな・・・」
「・・・プラントは・・・地獄なんでしょう・・・?
 強制労働か、それ以下だって・・・!
 もしそうじゃないなら、今までプラントに連れていかれた人は
 誰かは戻ってきてもいいはずなのに・・・現実はそうじゃない。
 みんな、あそこでもう・・・」
10010/31:2009/04/30(木) 21:22:51 ID:eNy+/UTO
「朱里・・・もういい」
「・・・父さん・・・私はやめない・・・」
「・・・・・・何を言ってるんだ・・・!?」
「次はもっとうまくやってみせる・・・。私・・・堕天使を倒すことができたんだ・・・。
 私はこんなに強かったんだ・・・!だから次は絶対に・・・」
パチッ
「調子に乗るな・・・!」
「お、お父さん・・・!」
ぶたれた・・・!お父さんにはじめてぶたれた・・・!
「父さんがどれだけ心配したと思ってるんだ!」
「・・・こ、こんな怪我たいしたことない!たいしたこと・・・」
「一週間も生死の境を彷徨う怪我のどこがたいしたことないんだ!!」
「・・・・・・」
「朱里・・・お前は普通の女の子なんだ・・・。普通の女の子らしくしててくれ・・・」
「お父さん・・・私・・・もう我慢できないよ・・・。
 一部の金持ちや、『賢者』や貴族に気に入られた人だけがまともな生活をして
 それ以外の人間はみんな殺されるなんて・・・」
「・・・」
「ゆかりの家だって・・・。公民税が払えなくなったのは、ゆかりの親の会社の提携銀行が
 貸し渋りをしたせいで経営がうまくいかなくなって、それだけなのに・・・。
 あの家の人たちは何も悪くないのに・・・。こんなのひどいよ!間違ってるよ・・・!」
「・・・じゃあ・・・、お前一人で何ができるんだ・・・。え?」
「・・・一人じゃないよ・・・私には・・・」
「ネオブロに仲間がいる・・・てか?」
「!?」
「鋼鉄少女〜アイアンガール〜か、いいネーミングだな。昔のアメコミのパクリだけどな」
「・・・なんでもお見通しだったんだね・・・お父さん・・・」
「・・・で、その人たちは、今朱里がこんな状態になってるのを知ってるのか?」
「そ、それは・・・」
「・・・高校の他の友達は?先生は?・・・父さん以外に誰か一人でも見舞いに来たか?」
「・・・」
「朱里・・・「正義の味方」の真似事なんてやったって所詮結果はそんなもんなんだ・・・。
 誰にも知られず、感謝もされず、ただ世の中に意地を張るだけ張って
 そして最後には何も残さずに死んでいく・・・。そしてその周りで残された人間は
 ただみじめな思いをするんだよ・・・。父さんは、お前にはそんな人にはなってほしくない・・・」
お父さんは私をそっと抱きしめた。
・・・やせ細った腕、血管の浮き出た腕・・・、誰が見ても異常だと分かるほどだ。
でも日本中のすべての人が、投球している時のお父さんの迫力の前に何も言えなかった。
だから今まで事なきをえていただけだ。・・・だけど私は、お父さんの娘だ!
もうこのままにはしておけなかった。
10111/31:2009/04/30(木) 21:23:55 ID:eNy+/UTO
「・・・お父さんだって意地を張っているよ・・・」
「何のことだ?」
「野球・・・。なんでそんなになってまで・・・」
「・・・自分のためさ。いつまでも名選手でいたいから、ね。ただ卑怯なだけだよ」
「・・・どうして私のためって言ってくれないの・・・?」
だめ・・・
「朱里、それは・・・」
「私は、お父さんの荷物になってるんでしょ!?自分でも分かるよ・・・」
「朱里・・・違う・・・!」
「言ってくれていいんだよ・・・。だって・・・私は娘なんだよ!?
 「お前を養うのが大変だ」って言ってよ!
 「俺がお前の面倒をみてやってんだ」って言ってよ!
 ・・・お前のせいでこんな体になってまで、野球を続けなきゃいけないって
 ・・・お願いだから言ってよ・・・」
「朱里・・・本当にそんなことじゃないんだよ・・・」
やっぱり・・・だめだよ・・・
「何よ・・・、じゃあ本当のことって何さ・・・?」
「それは・・・」
だめ!朱里!!言っちゃ駄目!!
「・・・私・・・ブラックさんに会ってるのよ?」
「!!!!」
お父さんを苦しめちゃ駄目・・・
「やっぱり知ってるんだ・・・ブラックさんのこと!」
「・・・」
私は何をやってるんだろう?
おもむろに、お父さんの手を自分の乳房にあてがった。
「お父さん、誰の心臓の鼓動を今感じてる・・・?」
「誰って・・・」
「自分の娘の?それとも・・・父さんが昔愛していた人・・・の?」
「・・・!」
「ずっと不思議だったの・・・。だって年月を重ねるにつれ、お父さんのことが
 どんどん好きになっていくのよ!?ブラックさんはなかなか口が重かったけど・・・
 でも断片的なことは教えてくれたのよ・・・?」
朱里・・・もうやめて・・・。
「オオエカズナさんや、シンジョウシアンさん?昔の友達の名前みたいね。
 でも・・・残念だけど・・・名前を聞いても何の感慨も起きなかった・・・だけど・・・お父さんには・・・!」
「・・・大江さんに・・・社長・・・懐かしい名前だな・・・」
「・・・!・・・お父さん・・・私・・・もう15歳なんだよ・・・」
私はお父さんにそっと口付けた。
「私のことが好きだったんでしょう・・・?だから・・・いいよ・・・?・・・私を抱いて欲しいの・・・!」
10212/31:2009/04/30(木) 21:24:39 ID:eNy+/UTO
「それは無理だな」
どういうことなんだろう?オオエさん達のことを聞いたあとのお父さんは
とても冷静になっていた。お父さんは背筋が凍るほど冷たく上の言葉を言い放ったのだ。
「ど・・・どうしてよ!私のことが嫌いなの!?」
「違うよ。お前は父さんの大事な娘だ。世界で一番大好きだよ」
「・・・誤魔化さないで!私は本気で・・・!」
「じゃあ聞くが・・・お前の昔の苗字は何だったんだ?」
「え?・・・う・・・それは・・・その・・・」
「ハハ・・・ブラックもそこまでは教えなかったんだな」
「・・・」
「それが思い出せないってことは、やっぱりお前は浜野朱里じゃない。
 父さんの娘、小波朱里なんだよ」
「・・・浜野って・・・名前だったんだ・・・」
「・・・俺が女として愛していたのは浜野朱里だったんだよ。・・・ごめんな」
お父さんは病室を出ようとした。慌てて私は引き止めた。
「待ってよ!・・・逃げないでよ!」
「逃げるさ。父さんは卑怯な奴だからね」
「!・・・そんなことない!お父さんは・・・」
「朱里・・・ブラックにたまに会ってるなら教えてほしい。
 ・・・ブラックは元気なのか・・・?」
「・・・うん。立派な正義の味方よ。今は地下活動になってるけど
 それでも抵抗軍のシンボルになってる。・・・私の憧れの人よ・・・」
「そうか・・・・・・(ボソ あいつ、うまくやってくれてるんだな・・・」
「!・・・お父さん・・・まだ何か隠してるの・・・!?」
「・・・なんでもないよ」
「どうして・・・何でも一人で抱え込もうとするの・・・!」
「ともかく・・・もう無茶はするな・・・いいな・・・?」
「・・・約束できない・・・約束できない!」
「・・・試合が終わったらまた来る・・・」
「試合なんて見ない!お父さんが命を削るところなんて見たくない!!」
「・・・」
バタン

神様・・・どうして父さんと私はこんなことになってしまったんでしょうか?
もしおらっしゃるなら降りてきてもらえないでしょうか?
そしてせめて一発だけでも蹴っ飛ばさせてもらえないでしょうか?
10313/31:2009/04/30(木) 21:25:39 ID:eNy+/UTO
〜〜〜5時間前〜〜〜
―ネオTOKYOドーム・プレスルーム―
「鉄腕小波も今日で見納めか」
「番記者のBさん、ちょっと涙目になってたぜ」
「マジかよ!まだ試合も始まってないんだぞ!」
「ハハハハハ・・・・」
「・・・寂しくなるよな」
「・・・これから野球はどうなっちまうんだろうな」
「もう小波さんで最後だよな。庶民出の選手は」
「ああ。これからはいよいよ本当に、野球が支配者達のスポーツになる」
「そうなったらよお、野球に一体何の価値があるんだ?野球に限らずだけどよお
 スポーツってのは、みんなが平等に楽しめるからスポーツなんだろ?
 一部の人間だけが楽しめるって、やっぱりなんか違うよな・・・」
「おいおい、俺達はしがないスポーツ記者なんだ。下手なことは言わないほうがいいぜ」
「そうそう、こんな時代なんだ。誰が聞いてるか分かったもんじゃねーよ」
「誰が聞いてるか、で思い出したけどな・・・。この試合、プラントの人たちも見てるらしい・・・」
「!」
「マジかよ!・・・そんなの前代未聞だぞ・・・!」
「なんでも小波さんが枢密院に直談判したらしい」
「『自分の引退試合に華を添えてくれ』ってか・・・?ヒエー・・・」
「・・・相変わらず怖いものなしだなぁ・・・」
「これで全日本中が小波さんの引退、その一部始終を目撃するわけだ」

・・・・・・・・・・・・

「・・・何か起こるな・・・」
「ああ・・・、というか・・・何か起こすよな」
「起こすつもりだよな」
「ああ、小波さんなら・・・何かやってくれるな」
「とんでもないサプライズをな!」
「その時、俺達は・・・どうするんだ?」
「どうするって・・・そんなもん決まってるだろ」
「俺達はしがないスポーツ記者だ。命尽きるまで・・・取材し続けるさ」
「決まりだな」
「・・・お!始まったぞ!?」
10414/31:2009/04/30(木) 21:26:33 ID:eNy+/UTO
〜〜〜二時間前〜〜〜
―O-DIVER放送スタジオ―
ガガガ・・・×^¨#〇Ш×7あFhnl
いbfんj;gjm;ういね××いおえわghzkozh

「ガガガ・・・こんな世界で本・ピー・・にいいのか!!」

ガガ・・・×^¨#〇Ш×7あFhnl
いbfdごmj;gjmgせgyれz×ryれぜgzてry

「何故放送を止められないんだ!」
「無理デス!完全ニ外カラコントロール権ヲ乗ッ取ラレテイマス」
「次々ト悪性ノプログラム構文ガ・・・何故直接送レルノダ!?」
「小波のやつめ・・・庶民出ではあるが良い投手だからと
 これまで穏便に見てきてやった、その恩を仇で返しおって・・・」

「ガガ・・・賢者達の言っているこ・・・はす・・て嘘っぱちだ・・・」
「ガ・・・プラント制や階級・会は・・衆から・・ガガ・・戦う力を奪・・・
 ・・・憎しみを・・・ガガガガガピーピー!!
 ・・・すべてがなくな・・・世界で・・・賢者・・・神・なろうと・・ガガ」

「オイ・・・ナンダコレハ・・・」
「コチラデモ確認シタ。悪性プログラムガ一定ノ法則デ文字ヲ刻ンデイル?」
「なんだと?犯行声明か?」
「今解読シテイマス・・・。
『も ば い る れ で い』
 ・・・?ナンダコレハ・・・?」
―賢神宮―
「どう思いまス?犬井」
「ただの偶然でしょう」
「やはりそう思いまスカ。反骨精神溢れル鉄腕投手の気迫に押されて
 つい助け舟を出してしまったト、いうところでしょうかネ」
「私が放送スタッフなら即座に逆探知をかけていますが」
「愚図共にそこまでを求めるのは酷というものデス。皆、あなたのように優秀ではナイ。
 しかし、それにしてもこれは・・・あまりみていて気持ちの良いものではナイ・・・!」
「既に周辺地域の全TXシリーズ機に召集をかけています。私も出撃してよろしいか」
「ドウゾ・・・。・・・うじ虫共に神の力というものを見せてあげなサイ」
「そのつもりです。・・・珍しく意見が合いましたね」
10515/31:2009/04/30(木) 21:27:22 ID:eNy+/UTO
〜〜〜一時間前〜〜〜
―SIVA公園―
お父さん・・・!お父さん・・・!
お願い・・・どうか死なないで・・・!今助けに行くから・・・!
神様・・・!どうか私を・・・ずっと意地を張っていた哀れな私を呪ってください!
だから・・・!お父さんを助けてあげてください!

お父さんのことを愛している私は、何があってもお父さんのそばから離れちゃいけなかった。
でも私は一年前、お父さんが私を抱いてくれなかったからって、すねてしまって
父さんの引退試合にもまったく興味を示そうとしなかった・・・。
よく考えればおかしかったんだ。父さんは自分の命を削ってでもプロ野球選手を続けていたのに
どうして今になって引退するなんて言い出したのか。
そして自分の引退試合で、どうしてわざわざプラントの人々に試合を中継して見せようとしたのか・・・。

お父さん、やっぱりお父さんはヒーローだったんだね・・・!
全日本中の人が見ている前で、賢者や元老院や枢密院がしてきたことをすべてぶちまけるなんて
とてもじゃないけどできないよ・・・!
今日のお父さんの姿は、虐げられているすべての人々に勇気を与えたに違いないと思う!
私はそのことがとても嬉しい・・・!だけど・・・!
それで死んでしまったら、お父さんはどうなるの・・・!
お父さんだって、もういい加減幸せになったっていい番だよ!
私がお父さんが幸せにするんだ・・・!
だから・・・!私が着くまで死なないで!お父さん!

「すべて不可能だ」
「・・・!」
「貴様の父はTXシリーズに殺され、そして貴様は今ここで私に殺されるのだ・・・浜野朱里」
「お前は・・・賢者ハイネ!」
啖呵を切った体とは裏腹に私の心は動揺していた。
そんな・・・!どうしてこんなところに賢者ハイネ・イヌイが!?
何よりどうしてこいつまで私の本当の名前を知っているの???

瞬間、賢者ハイネが一瞬光に包まれたかと思うと
私の全身をすさまじい痛みと衝撃が襲い私は地に倒れ付した。
「ぐああああ!!!!(・・・痛い・・・痛い・・・全身の細胞が・・・焦げるように熱い!!)」
「ほう・・・ソニックアタックを喰らって生きているとは・・・」
「な・・・何をした・・・?」
「簡単だよ。私はとても早く動くことができるのだ。それこそ自分の体が幽子(エーテル)になるほどの
 そう、亜光速レベルでね。その状態で貴様に体当たりをした。それだけのことだ」
「・・・化け物め・・・!」
10616/31:2009/04/30(木) 21:28:24 ID:eNy+/UTO
「いい加減に死ね。そして天国で、千本槍や神条と仲良くやるがいい」
「ハアハア・・・悪いけど・・・、私にはもうその2人の記憶はまったくないの。
 本当に仲の良かった友達だったみたいだから、そりゃ残念だけどね・・・。
 でも構わないわ。今、私にとって大事なのは、この世界なの・・・!
 地獄のような時代だけど、それでも父さんとずっと生きてきた
 大事な世界なの!!・・・あんたらがつまらなくしたこんな世界は
 絶対に私が救って見せるんだから・・・!!」
「ならばここで貴様を殺すことで、更につまらない世界にしてやるとしよう・・・!」
「・・・させない・・・」
「!!」
バキッ!!ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
「ブ、ブラックさん!?」
「間に合った・・・朱里・・・大丈夫?」
「これくらい・・・ハァハァ・・・全然へっちゃらです!」
「良かった・・・行こう・・・朱里のお父さんのところへ・・・」
「どこに行くつもりだ?」
「!!・・・(うそ・・・完全に決まったと思ったのに傷ひとつ付いてない!?)」
「黒猫、8年前の一斉蜂起が失敗したのは、貴様らが私に完膚なきまでに敗北したからだ」
「!!(そんな!?ブラックさんでもこいつには敵わないの?)」
「それでよくおめおめとここに来れたものだ・・・。死ぬ覚悟は出来ているということか?
 貴様もあの時より多少は強くなっただろうが、私はそれ以上に強くなっているのだぞ?」
「・・・だから・・・呼んできた・・・助っ人・・・」
「・・・何?」

ボワンッ!!
『呼ばれて飛び出て大登場でマジーン〜♪』
・・・・・・・・・・・・

「えっと・・・ブラックさん・・・なんですか、この人(いや、そもそも『人』なの?・・・)」
「マジンの『ジン』さん・・・知らないの・・・?それはおかしい・・・」
「あーそれは知らなくて当然でマジンよ。だってご主人様はまだ朱里ちゃんに何も」
「・・・!なんで私の名前を知ってるのよ!?」
「うーん・・・話がややこしくなるんで、お前らはとっととご主人様、小波投手のところに行くでマジン」
「分かった・・・行こう・・・朱里・・・」
「ちょ・・・ちょっと待って・・・!あなたお父さんと何の関係が・・・!」
「・・・行けると思ってるのか・・・?」
ピカッ!シュガオオオオオオ ガシッ!!
「!?」
「どこに行くつもりでマジン?」
「(ソニックアタックを・・・出したのを見てから食い止めただと?)」
10717/31:2009/04/30(木) 21:29:19 ID:eNy+/UTO
「あんた・・・いや・・・あんたら・・・気持ち悪いでマジンよ」
「どういう意味だ?」
「マジンは今も姿を消しているでマジン。でもあんたは普通にマジンのことが見えている」
「TXシリーズもだ。もうお前達は神話の世界の住民ではなくなった」
「人間は所詮人間でマジン。なぜ身の丈にあった生き方をしないでマジン?」
「それは・・・ガガガ・・・私に対しテ言ったほうがいいでしょうネ」
「!!・・・あんたが大将でマジンか・・・!」
「エエ。そうなりますカネ。犬井、しばらく体を借りますヨ・・・ガガガ・・・どうぞ・・・ガガガ」
「・・・マジン達悪魔が同胞に対して絶対にしてはいけないこと、それは知ってるでマジンか?」
「?イイエ?後学のために是非教えてほしイデスネ」
「それは・・・」
―ネオ・TOKYOドーム北口―
「朱里・・・この先に・・・」
「お父さんがいるのね・・・、ブラックさん・・・本当にありがとう!」
「ジンさんにも・・・」
「うん・・・あの人にはあとで色々聞きたいことがあるから・・・」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
「イタゾ」「イタゾ」「黒猫ダ」「黒猫ダ」「排除シロ」「排除シロ」
「朱里・・・急いで・・・ここは私が持たせる・・・」
「はい!」
「・・・・・・・・・行った・・・。これでよし・・・。さあ・・・かかってこい・・・!
 (TXは・・・ざっと見て・・・千は越えてる・・・。・・・勝てる・・・?
 いや・・・勝つ・・・。ヒーローは負けない・・・)
「いや、そんな精神論だけではどうにもならないこともありますよ」
「!!・・・誰・・・!?」
「誰ダ」「誰ダ」「小サイ」「小サイ」「悪魔?」「悪魔!」
「ジンさんに「お前も少しは手伝え」と言われたんで、嫌々ながらも来てあげましたよ。
 ありがたく思ってくださいね。猫の精霊、ケット・シーさん」
「??????」
「(ふむ、ジンさんの言ったとおり、この子、本当に自分の正体を知らないのですね)」
「・・・なんて呼べばいい?」
「まあ、とりあえず「悪魔くん」でいいですよ」
「・・・分かった・・・悪魔くんさん、あなたは強いの・・・?」
「ええ。こんなポンコツぐらいなら、そうですね、3分あれば殲滅できます。まあでも面倒なんで・・・」
「何ダト」「何ダト」「舐メラレテイル」「舐メラレテイル」「排除ダ」「排除ダ!」
「・・・誰が誰を排除すると?」
ピンピンピンピンピン・・・ドガガガガガガーン!!!!
「!!」「!!」「!!」「!!」「!!」「!!」
「・・・すごい・・・、今の炎だけで100体以上は・・・」
「ところで、あなた、これを見たことは・・・?」
10818/31:2009/04/30(木) 21:30:16 ID:eNy+/UTO
「・・・なにこれ・・・小さな炎・・・でも綺麗に輝いている・・・
 ・・・!!だめ・・・これは・・・!」
「これはね、我ら一族の主たる偉大な魔王が、かつてソドムとゴモラに放った業火です。
 今回特別に授けられたんですよ。もっともこれはそれを100分の1以下に小さくしたうえに
 更に私の魔力で抑えているのですがね。さて、それを、あのポンコツの集団に向けて解き放つと?」
「駄目!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
「こうなります。これが本当の『神の炎』ですよ」
「・・・敵は・・・いなくなった・・・でもあそこには沢山の人々が・・・
 ・・・なんてことを・・・なんてことを・・・!」
「別にいいじゃないですか、これで敵はいなくなった。私達は魔族なんです。
 同胞と契約者さえ無事ならそれでいいんですよ」
「・・・どういう意味・・・?」
―再びSIVA公園―
「マジン達悪魔は、かつて神に追い落とされて魔界に落としめられたでマジン。
 どんなに姿形が違っても、魔族であるならば、同じ痛みを分かち合う仲間でマジン。
 だから決して傷つけあわないように、同胞殺しは絶対にしてはいけないルールとして
 決められて、今までずっとそれを守ってこれたでマジン」
「それハソレハ・・・随分とくだらない文化を築いてキタのでスネ」
「・・・くだらないだと!?」
「アナタ・・・先ほど身の丈にあった行き方をとか言ってましタガ・・・
 なぜ、何のために、そんなことをしなくてはいけないのでスカ?
 私達は生きているのですヨ?欲望を封印して、我慢しながら生きてイケと言うのデスカ?」
「他の誰かを、同胞を不幸に陥れるくらいなら・・・その方がマシだと思わないでマジン?
 そんな生き方をしていたらいつか自分が不幸になるでマジンよ?」
「それはありえませんネ。私を不幸にする可能性のある者ハ、今までモ、これからモ、皆殺しにすればいいのでス」
「!?」
「私はネ、自分で言うのも何ダガ、とても優秀な人間なんですヨ。ですから
 この世界にいるくだらナイ、能力の低い、その他大勢の人間、いや、動物を見ているといつも
 虫唾が走ってしまって・・・そんな奴らと歩調を合わせて生きる?・・・とんでもナイ!
 ・・・だから人類の10分の9を抹殺したんでス。ガ、正直これでもまだ多すぎると思うンデス。
 この惑星はもっと静かであるべキなんでス。そうは思いませんカ?」
「・・・」
「よくお聞きなさイ。高い知能と魔力を持ちながら同胞で馴れ合うコミュニティを卒業できなイ
 愚かな悪魔達ヨ。少なくとモ、精神性の点で、我々人間ハ、既にあなた達を越えましタ。今それがはっきり分かった。
 ・・・いざという時に、仲間も殺せなイデ、一体自分の何を守るというのでス?・・・フフフ」
「呆れてものも言えないでマジン・・・」
「!?・・・犬井、もういい。時代遅れの悪魔をとっとと始末しロ・・・ガガガ・・・
 ・・・かしこまりました」
10919/31:2009/04/30(木) 21:31:23 ID:eNy+/UTO
「お前も同じ考えなのでマジンか・・・?」
「・・・生きていくうえで最後に必要になるのは自分自身の力だ。
 そして絶対的強者にとって、同じ強者こそが唯一「他人」として認識できるのだ。
 その他大勢など、いても足枷にしかならないだろう?・・・そう、そんなものは最初からいなくても何も変わらない」
「・・・こんな、悪魔以下の邪悪な連中に
 ご主人様や朱里ちゃんはずっと振り回されてきたでマジンか・・・」
「悪魔がよく言う・・・。貴様らこそ、契約の名の下に
 多くの人間を食い物にしてきただろう?それを棚に上げるとはな」
「フン!契約の意味を知らないでマジンね?」
―再びネオ・TOKYOドーム北口―
「我々悪魔はただでさえ強い力を持っているから、当然弱い生物に対して尊大になりやすいんですよ。
 ただ自分にブレーキをかけられなくなった生物の最後は総じてみじめなものなんです。
 それはかつての魔王たちも同じでした。人間でもそこは変わらないでしょう?
 では何故我々悪魔は人間に比べてブレーキが利くようになったのか。
 それが契約なんです。知ってますか?悪魔は、契約を破ると、その力の大半を失うということ。
 それなのに、悪魔は何かの契約を結ばないと、その力を発揮することもできないということを」
「・・・!」
「よく考えてみたらすごいことですよね。もう、ここまで自分に制約を加えるのか、って思いますもの。
 ・・・でもそうでもしないと、強いものはより増長して、弱いものはより卑屈になってしまう。
 だから強いものがまず一歩引く姿勢を見せるんです。・・・私は契約をそのようなものだと解釈しています」
「・・・どうして、こんな世界になってしまったか、分かる・・・?」
「大体は分かりますよ。要するにめちゃくちゃに強くて、しかも我々よりも遥かに邪悪な人間がある日現れた。
 そいつが結局まったく自分にブレーキをかけないもんだから、それを真似する人間がどんどん出てきてしまう。
 そんな人間達が長年、調子に乗り続けてきて、その結果がこの現代のソドムの街ですよ」
「・・・まだ終わりじゃない・・・!まだ間に合う!間に合わせてみせる!」
「ええ、私もそう思いますよ」
「・・・え?」
「ソドムとゴモラの炎はね、その元は、神が退廃した当時の人間達に対して行った
 断罪の炎なんですよ。ですからあれは邪悪なものにしか反応しません」
「・・・あ・・・人間が生きてる・・・TXも・・・ビルもみんな破壊されたのに・・・
 人間はみんな生きてる・・・!良かった・・・!」
「神はまだ見捨てていない、ということですね。・・・私は聖職者じゃないんですがねぇ・・・」
―三度SIVA公園―
「くだらんな。結局はただの自己満足だろう」
「自分で自分を抑えられない生物は退化してるのと同じでマジン。まだ分からないでマジンか?」
「お前達神話の世界の住民こそが進化に取り残された過去の遺物だ。そしてお前達悪魔は神に敗北した負け犬だ。
 ・・・遺物は遺物らしく、負け犬は負け犬らしく、地獄の底へご退場願おう」
「聞く耳もたずでマジンか・・・仕方ない・・・。
 そうそう・・・あまり俺を舐めるなよ?小童。なぜ俺が『魔神』と呼ばれているか教えてやるよ・・・」
「・・・面白い!」
11020/31:2009/04/30(木) 21:32:20 ID:eNy+/UTO
〜〜〜そして、今〜〜〜
―ネオ・TOKYOドーム・スタジアム内―
ドゴォッッ!!・・・バチッ・・・バチバチッ・・・!
「ワレワレ最新型ノTXヲ生身デ倒スナンテ・・・。貴様、本当ニ、ニンゲンカ・・・?」
「私は・・・」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
「ヒーローよ!」

お父さんは確かにここにいた。
ずっと昔から立ち続けていたマウンドという仕事場に。
父さんを守るために、盾になった記者達の屍が丸い円を作るマウンドに。
体中から血を流し、倒れていたが、確かにここにいてくれた。

「あ、あかり・・・」
「お父さん、敵はみんなやっつけたよ!」
「そうか・・・強くなったな・・・あかり・・・ゴホゴホ・・・ゴボ・・・」
「!!お父さん!!・・・今ブラックさんが来てくれる!
 ジンさんっていうの?マジンって人(?)も来てくれるよ!
 あの人、凄い力を持ってるんでしょ?だからそれまで・・・」
「ハハハ・・・無理だよ・・・。ジンのやつな・・・回復する魔術は下手糞なんだ・・・
 それに・・・どの道、父さんは蜂の巣にされたんだ・・・TX30体以上にね・・・
 もう・・・無理なのさ・・・お前だって・・・分かるだろ・・・?」
「お父さん・・・!お父さんはヒーローだよ!諦めちゃ駄目!
 私だって・・・そのTX30体以上を倒すことができたんだよ!?
 信じて・・・願って・・・叶わないことなんてないって
 お父さんが、野球をしているお父さんの姿が、ずっと教えてくれたじゃない・・・!」
「ゴホゴ・・・ゴボ・・・あかり・・・
 俺はな・・・ジンのやつに・・・5年前・・・3つの願いを・・・頼んだんだ・・・それは・・・」
「!?・・・そんなこと今はどうだっていい!
 お父さん、頑張ってよ・・・!お願いだから・・・
 死なないでよおおおおおおおおおーーーー!!」
私は悲鳴に近い声をあげた。涙が溢れて止まらない・・・。
お父さんは一瞬躊躇したけど、それでも話し続けた。
「一つ目はな、『俺の体を、俺の意思で、無理やり動かせるようにする』だ」
「・・・!(道理で・・・。だからお父さんはあんなやせ細った体になっても全盛期の力で・・・)」
「今も・・・効果は続いてるみたいだ・・・あいつの力は・・・すごいだろ・・・?
 普通だったら・・・即死だぜ・・・こんな大怪我・・・ハハハ・・・。
 こうして長い時間・・・娘に・・・愛する娘に・・・抱かれる・・・ゴボゴボ!!
 ・・・ハアハア・・・喜びを・・・感じることも・・・できる・・・
 我ながら・・・良い願いを・・・考えたぜ・・・」
11121/31:2009/04/30(木) 21:33:17 ID:eNy+/UTO
「お父さん・・・うっうっ・・・本当に・・・もういいよ・・」
「二つ目は・・・『魔神「ジン」は今すぐヒーロー・ブラックと協力して、この世の悪に立ち向かえ』だ」
「え・・・?」
「あいつも・・・面食らってたぜ・・・あいつ自身の行動を・・・決定付ける願いなんて・・・
 今まで・・・聞いたこと・・・なかったみたいだ・・・」
「ど・・・どうして・・・?」
「お前は・・・いずれ必ず・・・ブラックと・・・出会うと・・・信じていたからだ・・・!」
「!」
「・・・ブラックは・・・8年前・・・ある作戦が失敗して・・・徹底的に敗北し・・・
 仲間のほとんどを失い・・・愛する人も失い・・・打ちのめされ・・・失意のどん底に立たされていたんだ・・・」
8年前・・・賢者ハイネが言ってたこと・・・
「あいつは本当に強いヒーローだった・・・そんなあいつが・・・いつも泣いていたんだ・・・。
 俺は・・・見てられなかった・・・何とかしてやりたかった・・・。
 何より・・・あいつには・・・朱里の目標になってもらいたかったんだ・・・!
 だから・・・ゴボゴボ!!ゴボオ!!」
「!!お父さん!!」
「朱里・・・あの時・・・ぶって・・・ごめんな・・・!」
「!!・・・お父さん・・・そんなこと・・・!」
「俺は・・・卑怯者なんだ・・・朱里を・・・ヒーローにしたいと思ってたのに・・・
 朱里が・・・TXを・・・撃破したと聞いたとき・・・本当は・・・すごく嬉しかった・・・!
 だけど・・・急に・・・朱里が遠い存在になっちまったみたいで・・・
 怖くなって・・・お前に冷たく当たってしまったんだ・・・ごめん・・・朱里・・・!
 痛かっただろ・・・?悲しかっただろ・・・?」
「お父さん・・・!私だって・・・本当は嬉しかった・・・!
 お父さんがこんなに私のこと・・・心配してくれてる・・・愛してくれてるって・・・
 あの時、今まで以上にすごく分かったから・・・!」
「そうか・・・良かった・・・良かったよぅ・・・うっうっ・・・!」
朱里・・・もう覚悟を決めよう・・・!
「お父さん・・・もう・・・疲れた・・・でしょう・・・?
 ・・・寝ていいよ・・・。後で・・・起こしてあげるから」
「だ・・・!だめだ!!最後の願い・・・!それは・・・!」
「お父さん・・・!もうやめてよおお!!」
ドカアアアアアアアアアアアアアアアン!!
「!?・・・誰!!?」
「ごしゅじいいいいいいいいん!!!!」「小波さん!!」「・・・おやおや」
ジンさん!?ブラックさん!!・・・誰?・・・邪悪な感じがする・・・。
・・・ジンさんがここにいるってことは・・・!?
「ごしゅじん!!ごしゅじん!しっかりするでマジン!!」
「相変わらずうるさいな・・・お前は・・・、でも・・・俺はもう・・・
 目も見えなくなってるんだ・・・お前達を・・・見れないのが・・・残念だよ・・・」
11222/31:2009/04/30(木) 21:34:18 ID:eNy+/UTO
「!!」「そ・・・そんな・・・!」
「い、いや!まだ間に合うでマジン!実はマジンは回復の魔術も少し練習してきたでマジン!!
 それを使えば・・・!」
「やめろ!!」
「・・・ご主人!?」
「・・・ハアハア・・・悪魔は・・・契約を・・・決して破ってはいけないんだろう・・・?
 そんなことしたら・・・その力の大半を失うと・・・。
 ・・・俺みたいな・・・くだらない人間のために・・・そんなことするな・・・!」
「・・・なぜそのことを・・・。・・・ハッ!?」
「小波さん、残念です。アナタは殺しても死なないと思っていたのですがねぇ」
「ハハハ・・・よく言うよ・・・」
「悪魔くん・・・、いや・・・バラム!!貴様が・・・」
「本当のことを教えてはいけませんか?・・・ジン、アナタは人間如きに少し入れ込み過ぎです」
「!?ご主人は如きなどではない!確かにつまらない人間も多い・・・!だがこの人は・・・!」
「やめろぉおお!!!!」
「!!」「・・・!」
「・・・ブラックさん・・!」
「どうして・・・静かにしてあげられないの・・・?」
ブラックさん・・・泣いてる・・・。
「ごめんでマジン・・・ケット・・・いや、ブラック・・・」「フン・・・」
「・・・話は済んだか・・・?仲良くやってくれよ・・・頼むから・・・。
 人類の行く末は・・・お前らにかかってるんだ・・・!
 そして・・・朱里・・・の・・・未来も・・・!」
そうか・・・そういうことか・・・。分かったよ、父さんの願いが・・・。
「お父さん・・・、これからは・・・
 ジンさんが・・・私を守ってくれるのね・・・!」
「!?・・・そうだ・・・。よく・・・分かったな・・・偉い子だ・・・」
「エヘヘ・・・お父さんに誉められた・・・!」
「ハハハ・・・ゴボゴボオオ・・・!」
「・・・!お父さん・・・!!」
「朱里・・・最後の・・・お願いだ・・・!
 俺のことを・・・「パパ」と・・・呼んでくれ・・・!」
「・・・そんなことで・・・いいの?・・・分かった・・・!
 パパ・・・パパ・・・!パパッ!!パパ!!パパアァ!!
 嫌だよ!!死んじゃ嫌、死なないでよ!パパ!愛してるんだよ!?
 それなのに死んじゃうなんてひどいよ!私の気持ちはどうしてくれるの!?
 ヒーローは負けないんでしょ!?ヒーローは不滅なんでしょ!?
 ねえ!!何とか言ってよ・・・!何とか言ってよ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「パパ・・・?・・・・・・お休みなさい・・・・・・。ナイスピッチング・・・だったよ・・・!」
11323/31:2009/04/30(木) 21:35:29 ID:eNy+/UTO
―再び賢神宮―
「犬井様!!」「なんと・・・賢者ハイネが・・・」「一体何が・・・?」
「これはこれハ・・・だらしない姿になってしまいましたネ」
「下半身を吹き飛ばされました。・・・予想以上の強さです。現在の装備では勝ち目がありません」
「さすがはアラビアの魔神ジン・・・それも最高位の称号、マリードを持つ者でス。
 一筋縄ではいきそうもありませんネ。・・・しかし逃げることはできタ」
「はい、奴は情に流されやすい。そこに隙があると考えます」
「そのようですネ。・・・この結果を見れば彼らも本腰を入れて我々に協力してくれるでショウ」
「な、何の話をしているんだ?」「さあ・・・?」「???」
「マ、マスター!!マスター!!!!」
「なんだ貴様は!」「機械風情が!ノックもせずに!」
「モ、申シ訳アリマセン!シカシ、僭越ナガラ大至急報告ヲシナクテハト・・・」
「・・・何があったのでス?」
「ハイ!ソ、ソレガ・・・我ラノ回線ヲ、ソノ、スベテ、ジャックシテ・・・
 大天使ザフキエル、ト、名乗ル者ガ、是非、ソチラノ、代表ト、会談ヲ、シタイト・・・
 ワタシタチニハナニガナニヤラ・・・」
「・・・聞きましたカ?犬井」
「はい。ついに大天使・・・彼ら、天使達の幹部が動き始めました・・・。我々のために」
「そうでス。人類はついに次のステージに進みマス。・・・会談にはすぐにでも応じル、と伝えてくだサイ」
「待て・・・!ハイネ様・・・、マスター・・・。まさか貴方達は、天使・・・?そいつらと協力して
 悪魔と戦おう、とかいうつもりではないだろうな・・・?」
「正確に言えば、ついでに天使の力を我らが物にして・・・ですがネ。普通に考えれば分かることのはずですガ」
「!?」「そんなことができるわけないだろう!?」「我らは人間なんだぞ!?」
「人間だからこそ、デスヨ。・・・この星は、すべて我らのものにしなくてはならナイ。
 我ら人間は『万物の霊長』なのですからネ。得体の知れない連中に支配されるのは気味が悪いデショウ?」
「く、狂ってる・・・!」「付いていけるわけないだろう!」「我々は降りる・・・」
ドギャグチャガチュ!!
「あ・・・」「馬鹿な・・・」「いつ・・・我々を・・・殺したんだ・・・」
ドサッ!ドサッ!ドサッ!
「腰抜けドモガ・・・。・・・アナタはどうします?賢者ソネムラ」
「先住民狩りを行うのはそれだけ優れた種族である証です。貴方は後世の歴史、いえ、神話に名を残すでしょうな」
「フフフ、100点満点の答えをありがとうございマス。今回の天使との交渉は貴方に任せましょウ」
「は!必ずや成功させてみせます!・・・(ついにやったぞ・・・これで・・・)」
「そうそウ!今の我々の科学の大半は天使の末端が提供したものでス。これから私達はその本陣に触れル。
 それだけ彼らは賢き生物ですから、変な気は起こさないほうが、良いと思いますヨ」
「!?・・・存じております。では失礼を・・・」
「・・・信用できん男ダ。犬井、奴をよく見張っておケ!」
「そうしたいのは山々なのですが・・・、それにはまず私を修理していただかないと」
「おっト!これは失礼しましタ」
11424/31:2009/04/30(木) 21:36:11 ID:eNy+/UTO
―再びネオ・TOKYOドーム・スタジアム内―
「パパ・・・パパが最後まで離れなかったマウンドの中に今は入れるからね・・・?
 あとで・・・この戦いが終わったら、必ず・・・ちゃんとしたお墓、作るから・・・!」
「ご主人・・・さよならでマジン・・・うっううっ・・・」
「さよなら・・・小波さん・・・」
「・・・さて、私はそろそろ帰りますよ?」
「好きにするでマジン・・・」
「・・・悪いことをしたと、余計なことをしたという自覚はありますよ。
 私にも感情はありますからね。・・・ですから、近々、私の部下を1人よこしましょう。
 ・・・それでチャラにはしてもらえないですかね?」
「・・・ホ、本当でマジンか?ありがたいでマジン!」
「今は1人でも人手が欲しいから・・・助かります・・・ありがとう・・・!」
「・・・さっきはひどいことを言って悪かったでマジン・・・。ごめんでマジン・・・」
「いえ、気にしないでください。・・・ジン・・・」
「なんでマジン?」
「あなた、本当に人間に染まってしまいましたね」
「そうでマジンか?自分ではよく分からないでマジン・・・」
「・・・では」
シュッ!
「消えた・・・!」
「魔界に帰ったんでマジンよ。・・・朱里ちゃん・・・!」
「はい・・・!」
「ご主人様の3つ目の願いは、もうご存知の通り
『自分が死んだら、自分の代わりに「朱里」を守ってくれ』でマジン!」
「はい!」
「・・・これからよろしくでマジン・・・!言っておきますが
 私はブラックさんよりもずっと、スパルタですよ!?」
「付いていきます!」
「よろしい!ではこの国の、いえ世界の平和を守るために・・・!」
「がんばるぞ!」「「オー!!」」
「・・・朱里・・・嬉しそう・・・良かった・・・。
 ・・・?あれ・・・?悪魔くんさんの気配・・・まだ消えてない?
 魔界に帰ったんじゃなかったの・・・?・・・・・・!!!!
 「今回特別に授けられた」って・・・どういうこと・・・!?
 ま、まさか・・・、いや・・・そんな・・・はずは・・・」
11525/31:2009/04/30(木) 21:37:05 ID:eNy+/UTO
―???―
「情けないな。結局お前もこっちに来てしまうとは・・・」
「来て早々嫌味を言われるとは思わなかったですよ。
 でも・・・社長に会えてよかったです」
「・・・朱里の記憶を消去したのは私の命令だ。・・・恨んでいないのか?
 私はずっと悔やんでいたんだ。・・・小波、お前には辛い思いをさせた・・・すまない・・・」
「社長。社長は勘違いしてますよ」
「?」
「俺は朱里の記憶が無くなって、むしろ良い思いをすることもできたんだ。
 一人の女性と、男として、父親として、接することができたなんて
 しかもそれが心から愛する女性とだなんて、こんなに幸せなことはありませんでした。
 ・・・朱里のことが心配といえば心配ですけど、ジンも付いていてくれてるんで・・・大丈夫でしょう」
「・・・そう簡単な問題でもないぞ?・・・想像以上に世界の危機は深刻だ・・・」
「社長・・・、どういうことです?」
「あれを見ろ」
「あれは・・・確か・・・鹿児島県、桜島だな。
 最近になって更に火山活動が活発になっていて人は立ち入れないと聞くが・・・」
「・・・なるほど・・・外部にはそんな説明で誤魔化しているのか」
「社長?それってどういう・・・・・・!!あいつは!?まさか、悪魔くん?・・・面影がある・・・
 しかし、あいつ、正体はあんな怪物だったのか・・・」
「バラム・・・魔界の遊牧を司る大悪魔だな。火山のほうをもっとよく見てみろ」
「・・・なんだ・・・?火口が・・・基地になっているぞ・・・?・・・!悪魔もたくさんいる・・・!」
「あそここそ、炎の魔王、ベリアルの前線基地だ」
「!?・・・は?いや、あの、社長・・・?冗談きついですよ!魔王、だなんてそんな・・・」
「・・・私だって・・・できれば冗談であってほしいよ」
「・・・冗談じゃないんですか・・・。そうか・・・、悪魔君・・・バラムとかいう名前だったか。
 そいつはベリアルの部下で・・・要するに、スパイをしていたってことか・・・」
「ちなみに・・・ロシアでは魔王モロクの軍勢と、大天使シャダイの軍勢がすでに戦争状態に突入している」
「!?」
「それだけではないぞ。イスラエルには魔王バエルが、インドからイランにかかる地方では
 魔王アーリマンがそれぞれ軍を率いている。中国に至っては魔王黄龍が完全に制圧している状態だ。」
「なぜ・・・そんな連中が地上に・・・?・・・天使って・・・なんで天使も・・・?」
「私も死んでみて分かったんだがな?・・・どうも、今回の件、最初から背後に天使が噛んでいたらしい。
 そうでなければ、あのテクノロジーは、はっきりいって異常だ」
「!?こんな世界になるのが・・・神の意思だとでもいうんですか!?」
「・・・神の意思というのはよく分からん。だが天使の意思というのはよく分かる。
 彼らは完全に秩序化された世界を何よりも好むからな。・・・まさに今の人間が築いた世界のことだ」
「それを守るために、人間に、もっと言ってしまえば賢者達に力を貸しているってわけか・・・。
 そして悪魔達はそれが気に入らない・・・。しかし・・・だからって・・・こんな・・・」
「・・・信じられないついでにな?・・・私が信じられない、信じたくない光景も、見せてみようか」
11626/31:2009/04/30(木) 21:38:30 ID:eNy+/UTO
―桜島、ベリアル軍前線基地―
「・・・以上が私が見てきたすべてです。天使共と人間の支配者が結託しているのは間違いないかと」
「ご苦労だったな、バラム」
「つきましては・・・私の部下の中から誰かを抵抗軍の中に潜り込ませたいのですが」
「おい、人間共にそこまでしてやる義理はあるのか」「少し肩入れし過ぎではないのか?」
「お前達はまだ感知できていないようだな。・・・ザフキエルが人間共に接触をした」
「!?」「何だと!」「ついに大天使共がここ日本でも表舞台に姿を現すか」
「なるほど、奴らが出てくるのなら、いよいよ日本の抵抗軍などでは手に負えなくなる。我らの力が必要になるか」
「加えて、人間の大半は支配者の圧制に苦しめられています。・・・我らの味方になる計算はできるかと」
「・・・バラム。ビブロスを派遣させな。あいつは役に立つだろう」
「ビブロスを!?」「魔界で唯一の完全変身を行えるあやつを」「ベリアル王もそれだけ本気なのか」
ドタドタドタ・・・バタン!!
「ちょっと待った〜!わいを!わいを派遣させて〜な〜!」
「・・・あなたは私の部下ではないでしょう?エリゴール」
「そんなこと言わんといて〜な〜、バラムの旦那!オセの旦那も何か言ってくれ〜な〜」
「私の部下には盗み聞きをするような者はいないはずだが」
「う・・・」
「ハハハ!オセも愉快な部下を持って楽しそうだなぁ、おい?」
「お戯れを、ベリアル王。・・・こいつには後で言って聞かせておきます」
「ひ!?」
「ともかく・・・もう決まったことだ。今回は諦めな」
「ションボリ・・・」
トボトボトボ・・・
「・・・元気があってよろしいですな、オセ殿。私共の部下は陰気な者ばかりでね」
「バラム殿にそのような冗談を言われるとは思いませんでしたよ」
「・・・今ここには軍団長が全員揃っているな?・・・少し確認しておきたいことがある。いいな?」
「?」「なんでしょう?ベリアル王」
「なに、簡単な質問をいくつかするだけだ。・・・我らの仲間とはなんだ?」
「?ベリアル王を始めとした、我ら一族のことです」
「その通りだ。ではもう一つ質問だ。・・・我らの同胞とは?」
「!!・・・(そうか、ベリアル王は、私に踏み絵をさせようとなさっている・・・!
 私とジンとの関係・・・すべてお見通しということか・・・!)
 ・・・かつて神と、神に味方した人間に敗北し、暗き魔界に追いやられたすべての魔族のことです」
「その通りだ。人間共も利用できるうちはいい。だが・・・少しでも我らに逆らうようなことがあれば」
「魂までも燃やしつくし、灰にしてしまえ、ですね?」
「そうだ。人間に味方する土着の精霊も同様にだ。俺は奴らを魔族とは認めていない」
「その通りです、ベリアル王」「魔界から逃げ出した魔族など、魔族とは呼べません」
「変なことを聞いて悪かったな。ビブロスに指令を伝えておけ・・・いいな?バラムよ」
「はい。・・・(ジン・・・。人間に味方するのは、本当に、程々にしておきなさい。
 さもないと私は・・・あなたと殺し合わなくてはならなくなる)」
11727/31:2009/04/30(木) 21:39:21 ID:eNy+/UTO
トボトボ・・・
「また駄目やった・・・中国の黄龍の大将のところに派遣されて以来
 わいにはちっともチャンスが回ってこん。嫌われとるんかなぁ、わいって・・・」
「何をしょぼくれているのです?エリゴール。・・・?泣いているのですか?」
「あ・・・、こ、これはこれはバラムの旦那。先ほどはお見苦しゅうところを・・・」
「構いませんよ。・・・戦いができなくて悲しいのですね。
 あなたは心底、戦いに魅入られている」
「!そうなんです!8万年前、わいは天使共と人間共に殺されたんでっしゃろ?
 そして8年前、わいはここで合体装置によって蘇った。ですから、わいはもっと、ベリアルの大将や
 オセの旦那、そして皆さんのお役に立ちたいんです!だから今回の作戦にも参加したかったのに・・・ションボリ・・・」
「・・・(正確には8年前、賢者ハイネと天使共によって殺された、ですがね。
 重力を操る能力は貴重だ、と、ベリアル王がオセ殿の頼みに応じ、この女の死骸を持ち帰るよう命令された時は驚きましたが
 これほど忠誠心が高くなるとは・・・。まあ記憶を消している影響もあるのでしょうがね。
 ・・・記憶といえば・・・)そういえばエリゴール。あなた、黄龍王のところでは
 「ヤシャ」という名前を名乗っていたそうですね。・・・何故ですか?」
「へ?いや何故って言われても・・・わいもよく分からないんです。ただなんとなく・・・すいません」
「(肉体に染み付いた思いまでは消せないということか。・・・浜野朱里と同じですね)
 いえ、いいのですよ。今回は残念でしたが、オセ殿も内心、あなたのことを大変買っておられる」
「・・・それはよく分かっとるんです。でも最近はいつも怒られて、お仕置きされてるんですが・・・」
「それだけ気にかけているということです。黄龍王のところでは獅子奮迅の活躍をしたとか」
「へ〜?いやそんなことないですよ〜!朱雀さんや玄武さん達がよ〜頑張ってくれたんです。わいなんて全然・・・」
「おかげで中国はいまや黄龍王が完全に制圧しており、ここ日本の我々も軍を展開しやすくなっている。
 あなたのお陰ですよ。・・・重力を操る力、どこまで研ぎ澄ましているのです?」
「えーっと、まあ半径500M以内なら自由にできますよ。でもわいより魔力の高い奴には効き目が薄いんですよ」
「・・・(たった8年でここまで強化されているのか・・・)」
「あの〜バラムの旦那、ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど、・・・よろしいでっか?」
「?ええ、どうぞ」
「わいって、8万年前に死んだんでっしゃろ?そして8年前に魔族の科学の結集、合体装置によって・・・」
「ええ、あるとても強い生物と合体させ、蘇りました。(そう、本物のエリゴールの魂とね)」
「その時、記憶も消したんでっしゃろ?なんでそないなことをしたんでっか?」
「(・・・!)・・・自分が死んだ時の苦しい思いを蘇らせるのは忍びないというオセ殿の配慮だと聞いています。
 ・・・あなたはオセ殿のやることに不服があるのですか?」
「いや、そんなことじゃないんです!・・・ただ、まったく思い出せないというのが不可解なんです」
「?記憶を消したのですから当然でしょう?」
「ただ、それにしたって、何も思い出せないって、変じゃないでっか?
 普通は何かの拍子で、こう、フッと蘇る何かがあるはずだと思うんです。
 でもそれすらないなんて・・・。まるで、わい自身が思い出すのを避けているかのような・・・」
「・・・(なかなか鋭いところをついてきますね)・・・それはですね」
「お前にとって、昔の記憶などというものは辛く苦しいものばかりだったからだ」
11828/31:2009/04/30(木) 21:40:12 ID:eNy+/UTO
「!?オ、オセの旦那!?」
「・・・おやおや、保護者の登場ですか」
「冗談が過ぎるぞ、バラム殿」
「オセの旦那・・・。わいは皆さんのお役に立ててるんでっか?」
「そのことについては問題ない。・・・お前はよくやっている。もっと自信を持て」
「だ、旦那にそう言われたら百人力ですわ!・・・もっと力を磨いていきます!」
「そうしてもらえると助かる。・・・ついでに盗み聞きもやめてもらえればもっと助かるがな」
「う・・・。・・・旦那、どうしてわいのこと、そこまで気にかけてくれるんですか?」
「・・・私もお前と同じだ。辛く、苦しい記憶を抱えて生きているからだ」
「・・・ベリアルの大将は、わいら魔族が永久に笑顔で暮らしていける真の千年王国を築こうとしております。
 そうなれば、もう誰も、悲しい思いをしないで済むんですよね?」
「その通りだ。その時は2人で生きていこう・・・エリゴール・・・」
「オ、オセの旦那・・・!じ、冗談が過ぎますよ・・・!・・・ちょっと外の風に当たってきます!」
ヒュゴオオオオ!!
「!もう見えなくなりましたね・・・。・・・あなたの記憶もやはり消しておくべきでしたかねぇ」
「冗談でしょう?記憶は残しておくこと、そしてどんな形でもエリゴールを助けることが
 俺が魔族になる絶対の条件だった。・・・8年前の一斉蜂起は、どう贔屓目に見ても
 戦力差から見て抵抗軍が負けることは目に見えていましたから」
「元々は我々の戦力を当てにして、ケット・シーさん達を助けるようベリアル王に嘆願するために
 わざわざ魔族になったのでしたからね。・・・期待に答えられなくてすみません」
「いえ、おかげで俺とエリゴールはこうして、誰にも邪魔されずに一緒にいれるんです。感謝しています」
「しかし、かつて愛した女性とこのような形でしか会えないのは不憫ではないですか?」
「・・・カズは、ベリアル王や、他の軍団長が言うように、魔族になるべくしてなったんだと思います。
 それだけあいつはここベリアル軍に馴染んでいる。友達も沢山できているようです。
 ・・・だからこれでいいんです。あいつが幸せならそれで・・・」
「カズ・・・オオエカズナ・・・彼女の人間のときの名前ですね。
 しかし、我々は人類を滅ぼすかもしれませんよ?それでもいいのですか?」
「滅ぼせばいいじゃないですか。・・・カズはね?ずっと虐められ、虐げられてきた。同じ人間たちにね。
 あいつが正義の味方になった後でも、それは変わらない。あいつはずっと気味の悪い人間として見られてきたんだ」
「・・・」
「魔族が決して同胞を傷つけないということを知った時、俺は目から鱗が落ちるような思いでした。
 それに比べて、人間というのはどこまで遅れている生物なのかと・・・。
 仲間同士でいがみあい傷付けあい、嘘を付き合い、そんな生物が支配している世界では、
 俺も、カズも、平和に生きていけないんです。ですから・・・」
「・・・あなたの忠誠心はよく分かりました。これからもよろしく頼みますよ。・・・オセ軍団長」
「いえ、こちらこそよろしくお願いします。・・・では」
「(・・・いつ見ても・・・歪んだ愛情ですねぇ。
 ・・・しかし、それゆえに・・・強い!
 小波さん、そして小波朱里さん・・・あなた達の絆は
 この2人を止めることが・・・果たしてできますかねぇ・・・?)」
11929/31:2009/04/30(木) 21:41:08 ID:eNy+/UTO
―再び???―
「社長・・・泣いているんですか・・・?」
「放っておいてくれ。私は自分の無力さをこれほど痛感したことはない・・・」
「(大江さん・・・死骸は見つからなかったみたいだけど、まさか悪魔になっていたなんて・・・)
 ・・・社長・・・社長の言ってた、野球をやってた親友って・・・」
「ああ、恐らく、オセと呼ばれていた、あの悪魔のことだな・・・」
「・・・!」
「彼がなぜ悪魔になってしまったか、それは私にも分からない。・・・分かりたくもない・・・」
「本当は、薄々分かってるんじゃないですか?」
「・・・君は本当に嫌なところを付いてくるな・・・。ああ、確かにそうだ。
 2人はとても強く愛し合っていたからな。そして、何より、この世界は2人にとって窮屈なものだった」
「・・・だから悪魔になって、力で敵を排除して、それで2人だけで幸せになろうと?
 そんなことは間違っている!」
「・・・間違っているかいないかの問題ではない。・・・現に彼らは力を手に入れた」
「大丈夫です。朱里はあんな奴らには負けません」
「親馬鹿だな君は。・・・相手は悪魔だぞ?・・・勝てるわけがない・・・」
「社長、ずっと下界を見てきたんですよね?」
「?ああ、そうだが・・・」
「朱里のこと、何も不思議に思いませんか?」
「・・・何を言いたい?」
「朱里はね、・・・あれから一度も黒野博士の元には行っていない。強化されていないんですよ」
「それは知っているが・・・」
「まだ分かりませんか?・・・あいつは16年前に作られたサイボーグなんですよ?」
「!!・・・そうだ、そういえばそうだった・・・」
「あいつがTXに勝てるわけはなかったんです。でもあいつは勝ってしまった。
 それだけじゃない。あいつが1年前、TX数十体に袋叩きに遭い、病院に搬送された際、
 医者は俺に最初、なんて報告したか知ってますか?」
「まだ何かあるのか・・・?・・・「娘さんが生死を彷徨う重体です」では・・・?」
「違います。「娘さんが亡くなりました」ですよ」
「!?」
「朱里は・・・確かに一度あの時死んだんです。写真も見せてもらいました。酷い有様でしたよ。
 ・・・でもあいつは蘇ったんです・・・」
「・・・選ばれし者なのか・・・?」
「俺はそうだと信じています。・・・親としては複雑な気分ですけどね。
 これであいつは戦いから逃れられなくなった。・・・ここで見守るしかできないのが歯痒いです」
「神は・・・自分の失敗をどうにかしようとしているのか・・・?それで朱里を・・・どうして朱里を・・・」
「多分、社長のせいですよ」
「何?」
「社長は言ってたでしょう?記憶を消して悪かったと、失敗だったと。・・・神様は多分、自分の罪も、社長の罪も」
「まとめてチャラにしようだと!?ハハ!そんな馬鹿な!・・・でも・・・そうだったら・・・嬉しいな・・・!」
12030/31:2009/04/30(木) 21:42:02 ID:eNy+/UTO
〜〜〜その日の夜〜〜〜
お父さんをマウンドに埋めた後、私は抵抗軍と合流した。
黒野博士というおじいさんやピンクという人がとても感激していたけど・・・
ごめんなさい。やっぱり覚えてないの。
でも、私を歓迎してみんなが盛大なパーティーを開いてくれてとても嬉しかった!
・・・その夜、私とジンさんは、2人だけでお父さんの思い出話を語り合った。
お父さんがかつてジンさんに騙された時のこと、ジャジメントとの戦いのことをジンさんは話し、
私はお父さんとの親子の思い出をジンさんに語った。
そして、夜も更けて、私とジンさんは、やっぱりお父さんとは
もう二度と会えないんだということを思い、泣いた。

その晩、私はとても不思議な夢を見ました。
「ムニャムニャ・・・お父さん・・・」
「アカリ・・・朱里・・・」
「・・・誰・・・?お父さん・・・?」
「私ですよ・・・朱里・・・」
「誰なの・・・?・・・懐かしい感じがする・・・あなたは・・・朱里の・・・お母さん・・・?」
「いいえ・・・ですが私は万物の母と呼ばれる存在・・・あなたの母といえばそうかもしれません」
「ムニャムニャ・・・私・・・お母さんはいらないよ・・・お父さんさえいれば・・・」
「それでいいのです・・・一つの体に一つの絆では・・・私は選ばなかった」
「ムニャムニャ・・・どういうこと・・・?」
「朱里・・・あなたの体には二つの絆がある・・・一つは浜野朱里と小波との、揺るぎなき男女の絆・・・
 そしてもう一つは・・・」
「ムニャ・・・お父さんとの絆・・・」
「そうです・・・しかもそれだけではない・・・記憶を消してしまったと後悔するある聡明な女性の無念・・・
 志半ばにして平和な世界を息子達に託さざるをえなかった私の無念・・・それも受け継いでいるのです」
「なんか・・・色々ごちゃごちゃあって・・・めんどくさいなぁ・・・」
「・・・申し訳ありません・・・あなたには辛い役目を押し付けてしまいました・・・」
「別にいいよ・・・ムニャ・・・わたし・・・ヒーローだし・・・それくらい・・・背負ってあげる・・・」
「・・・!やはり・・・あなたを選んでよかった・・・心からそう思います・・・」
「ムニャムニャ・・・私も・・・あなたが・・・私が思ってる人なら・・・言っておきたいことがあるの・・・」
「・・・?なんですか・・・?」
「蹴っ飛ばしていいですか・・・とか・・・言っちゃって・・・ごめんなさい・・・ムニャムニャ・・・」
「いいのですよ・・・そんなこと・・・。・・・朱里、あなたに伝えなくてはならないことがある・・・」
「ん〜・・・な〜に〜・・・」
「我が息子たる天使達は、平和な世界の意味を履き違え邪悪な人間と手を組み暴走しようとしています。
 ・・・すでに分かっているように、今回の件、すべては天使達の差し金・・・。
 彼らにも罪はない。しかし、私が願った、人と森羅万象とが平和に暮らせる千年王国とは
 今の彼らが目指しているものとは対極のものです」
「ふ〜ん・・・そうなんだ〜・・・ムニャ・・・」
12131/31:2009/04/30(木) 21:43:04 ID:eNy+/UTO
「しかし、だからといって悪魔達の甘言に惑わされてはいけません!
 彼らこそ、かつて私と敵対した悪しき神々、そう、魔王の手下・・・。
 魔王達は、この人間界の混乱に乗じ、天使達を根絶やしにし、今度こそ
 悪魔だけの世界を地上に作るつもりなのです・・・」
「やっぱり〜・・・なんか・・・バラムって悪魔・・・悪そうだったな〜・・・」
「バラム・・・彼は悪魔の中ではまだ良識があるほうですね。しかし彼も魔王ベリアルの命には逆らえまい・・・。
 ・・・今、全世界各地で天使達と魔王軍の戦いが始まっています」
「ムニャ・・・どっちが勝ちそう・・・?」
「残念ながら・・・魔王軍が圧倒的に優勢であると言わざるをえません。
 それだけ彼らの憎しみは深く、科学力においても、向いている方向性が違うので一概に比較はできませんが
 人間達や天使達の数世代先をいっています・・・。しかし・・・生物と生物を無理やり混合させる
 「合体装置」など・・・なんというものを作るか!」
「ムニャムニャ・・・」
「朱里・・・あなたのかつての親友であった男女もまた悪魔にその身を堕としています。
 ・・・あなたには辛い戦いが待ち受けています。ですが、決して忘れないでください。
 あなたには私の加護がある・・・そしてあなたの・・・愛する父の加護も・・・」
「うん・・・ムニャムニャ・・・わたし・・・がんばる・・・」
「朱里・・・先ほどは興奮してしまいましたが・・・天使達も、悪魔も、そして人間も・・・
 みんな結局、どこに向かえばいいか分からず迷走しているだけなのだと、私は思います。
 ・・・導いてやってください・・・」
「スースー・・・」
「・・・寝てしまいましたか・・・朱里・・・もうこうして会うこともないでしょう・・・
 こんな世界にしてしまって・・・申し訳ありません・・・さよなら・・・」

目が覚めると、ジンさんのすごい寝相が私の目に飛び込んできたが
それ以外はなんら昨晩と変わりない、部屋だった。
・・・あの夢は一体なんだったんだろう?何か私はとてつもない大きな人と話していた気がする。

もしあの人が神様だとしたら、私は少し嬉しく思う。
それは最後にあの人が言っていた、「申し訳ない」の言葉。
神様・・・、神様もやっぱり、失敗することがあるんだね。
だから私、神様じゃなくてヒーローになろうと思って本当に良かったと思う。
だって、ヒーローなら、たとえ天使でも悪魔でも、神様でも
失敗をフォローしてあげることができるんだから!

パパ!見てて!
私・・・絶対に世界一、いいえ、宇宙一のヒーローになってみせるから!!

TO BE CONTINUED …
122:2009/04/30(木) 21:43:57 ID:eNy+/UTO
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
とりあえずこれだけは言いたい!

狂四郎2030って面白いよね
女神転生って面白いよね

(´・ω・)<言えない・・・これでも1/3くらいカットしたなんて口が裂けても言えない・・・
123名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:10:06 ID:O0mH2xzp
スレタイも読めないのかクソゆとりが。
投下したからってなんでもかんでも称賛されると思ったら大間違いなんだよ。
オナニー駄文はブログにでも書いてろ。
124名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:13:06 ID:w204cVWM
お前はもう寝ろよ
125名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:18:39 ID:ynpdoNO6
>>122
え〜と、今俺の中では2つの意見が闘っている。

1つは「スレ違いだ。何を考えてるんだ」

もう1つは
ムチャクチャ面白いじゃないか!!!
早く続きを書くんだ!!!

乙だ、GJだ!

7主・・・合唱
8主・・・歴代最強が静かなのが不気味だ
9主・・・裏で何かやってるな。こんちきしょ!!
10主・・・全然ばかじゃね〜
11主・・・よくやった、感動した!!

もう全然野球かんけーね〜

しかし、1つ言えるのは、長・・・・
126名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:26:56 ID:KTR+ZZed
すまん、誰か>>91-121を3行でまとめてくれ
127名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:29:46 ID:WiGMk12r
>>126
俺たちの
戦いは
これからだ!
128名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:30:31 ID:w204cVWM
>>126
剣崎は
今もどこかで
運命と戦っている
129名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:36:03 ID:1D/0tzqR
寺岡や
ミキでないよ
このSS
130名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:41:07 ID:qwR537qK
6っていうのはコテハンであって
>>6氏ではないんじゃないの?
131名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:56:30 ID:QkVIxvBN
ただ長すぎて読む気にもならんし容量使いすぎだし…
132名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 00:13:30 ID:8pKK8+ek
カズの一人称違うし…
133名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 00:42:38 ID:OXrYhmXy
メガテン大好きな俺としてはかなりGJだw
でも本家ポケスタッフならもっと鬼畜な物語にするんだろうな
134名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 01:12:30 ID:cHSjT9cB
もう野球関係ないし・・・

とりあえず無関係な俺がまとめる

1〜2・・・朱里幼児化ENDからスタート、11主が朱里を自分好みの女に育てる光源氏計画スタート
3〜4・・・世界がとんでもなく酷い方向へ、勝ち組と負け組の関係がえらい事に (カズは犬井に負けて死亡)
5〜7・・・11主がマジンと再開! 何でも願いを叶えてくれると言うマジンにとんでもないことをお願いする
8・・・ブログで今の世界の実情がアップされている
9〜12・・・病院で入院している朱里、TXシリーズ12機と交戦して勝利するも大怪我、そのことで11主に怒られる
13〜14・・・しかし、それとは裏腹に11主は日本中の奴隷として働かされている人達に、試合中の放送をジャックして決起を促す
(電波ジャックしたのは武美の可能性が高い)
15・・・犬井VS朱里
16・・・犬井VS真央+マジン
17〜19・・・犬井、黒幕VSマジン 朱里、真央、悪魔 VS TXが1000体 ここが結構見どころ
20〜22・・・11主が死亡、感動の別れのシーン (7主は死んでいるらしい)
23・・・黒幕が天使たちと結託すること決意し、その交渉役が曽根村
24・・・11主がマジンにした願がすべて判明する。朱里戦いを決意する
25・・・紫杏「11主よ、死んでしまうとは情けない」
26〜28・・・カ○と1○主が悪魔に生まれ変わっており、自分達を追いやった世界に復讐することを誓う
29・・・この状況に紫杏涙目
30〜31・・・俺たちの戦いはこれからだ!

すまん逆にわかり辛くなった・・・
135名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 03:21:48 ID:NuMBOWEJ
>>128
( 0M0)<クサムァ、コンナトゴロデナヌィヲシディル!
136名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 05:30:55 ID:9sq3RKYY
前スレで10主ハーレム書いた物だけど
あの展開から続き書けるって人は是非書いてくれ
俺も他の人のを展開させた感じだったし
今は裏サク書こうか表サク書こうか考え中
137名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 06:35:52 ID:duf3JGBP
アホみたいに容量喰うスレチ文投下して喜んでる人ってなんなの?
138名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 08:17:57 ID:4i9I4vYa
う〜ん
いや、まとめwikiの管理人さんのエリの作品も長かったけどすごく良かったから一概に長さじゃないとは思うが
野球と言うよりパワポケ感が全く無いからじゃないだろうか?
皆、彼女の幸せになったアフターストーリーだとか
もし、主人公がこんな行動をとったらとか
パワポケのシナリオにif的な物にしてる職人さんが大半だけど
全く別の物語にただパワポケキャラぶっこんだ感じで謎。元ネタ知らない人はさらに意味不明でしょ?このスレはパワポケ以外知らん人もいてもおかしくないし
まぁ、興味ない方は・・・って作者さんが釘は刺してるからこれ以上は何も言わないけど
139名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 19:44:53 ID:+o8CHsyz
>>136
>>73が書いてくれるみたい。俺はその続きを書こうか紫杏厨。
140名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 22:09:26 ID:cHSjT9cB
まあ、とりあえずスレチでも頑張って書いてくれたんだから、もう叩くのはよそうや

>>139
あれってリレー小説だったんだ
1411/5:2009/05/01(金) 22:17:22 ID:rJ1eND8t
―ホテルPAWA―
「春ね・・・」
「春だな・・・」
「もうすぐゴールデンウィークね」
「そうだな、ゴールデンウィークだな」
「・・・ねぇ・・・」
「なんだ?」
「その嫌らしい道具は何!?」
「何って・・・電動バイブだろ・・・常考」
「い、いつも使ってるのと全然形が違うんだけど・・・」
「ん?そうか?気のせいだろ」
「絶対気のせいじゃない!・・・なんかウネウネ動いてるのもあるし・・・」
「あー、これはな、拡張するやつだよ」
「・・・は?拡張!?」
「この数珠みたいなやつはな、一個一個抜けるたびに快感らしいぞ」
「・・・あの・・・あなた・・・ひょっとして・・・
 (いいえ、そんなことないわ。私の愛しの彼がそんな鬼畜なことをするはずが・・・)」
「ほら、早くシャワー行ってこいよ」
「え、ええ、そうね。シャワーに入らなきゃね」
「ああ。しっかりトイレも済ましておいてくれ」
「・・・ちょっと!やっぱりじゃない!!」
「?」
「わたし・・・嫌よ・・・!お、おお、お、お、お尻の穴に入れるなんて・・・」
「ん〜?なに〜?聞こえんな〜?」
「ちょ、ちょっと・・・どういうつもりよ!」
「俺が何をするつもりなのか当ててみろよ」
「私の・・・お、お尻の穴に・・・入れるつもりなんでしょう・・・?」
「もっとはっきり言ってみろ〜!」
「私の尻穴にその気持ちの悪い玩具を入れるつもりなんでしょう!?」
「ふむふむ、それで?」
「そ、それでって・・・」
「それでどうするんだ?」
「そ、そ、そんなことまで言わせるの!?」
「うーん、分からないな〜。入れてどうするんだろうな〜」
「・・・かき混ぜるんじゃないの・・・?」
「ただかき混ぜるだけ?」
「む、むちゃくちゃに・・・かき混ぜるんでしょ!」
「そういうことだ。・・・じゃあ準備しようか」
「ほ、本当にやるの・・・!?」
1422/5:2009/05/01(金) 22:18:01 ID:rJ1eND8t
〜〜〜1時間後〜〜〜
「・・・さあ!シャワーにも入ったし!トイレも済ませた!
 ・・・したくなかったけど・・・浣腸も済ませたし・・・
 どこからでもかかってきなさい!」
「友子がやる気になってくれたみたいで嬉しいよ。
 じゃあさっそく・・・」
「!(ちょっと・・・いきなり・・・キス・・・?
 あの変なおもちゃを入れてくると思ったのに・・・
 あ・・だめ・・・そこは・・・)」
「ん・・・フウ・・・なんでも、いきなり入れると女の子は嫌がるらしいからな。
 だから、少しお前の体を慣らしてあげないと・・・」
「・・・勝手なこと言って・・・ばか・・・
 (あ・・・おっぱい・・・気持ちいい・・・)」
「ハア・・・友子・・・そろそろ入れるぞ・・・」
「・・・え!?ちょっと・・・まだ・・・早いでしょ・・・!」
「・・・馬鹿・・・前だよ・・・」
「あ・・・前のほう・・・?・・・それなら・・・いいよ・・・」
「んぐ・・・ハア・・・ほんと・・・友子の中は・・・気持ちいいな〜・・」
「ハアハア・・・エッチね・・・あなたって・・・
 ハア・・・私も・・・あなたの・・・それは・・・気持ちいいよ・・・」
「動かすぞ・・・」
「うん・・・!(う・・・は・・・激しい・・・!
 こ・・・壊れちゃう・・・)」
「ハアッ!ハアッ!友子ッ・・・!んぐ!んぐ!」
「ハッ!・・・アンッ!・・・ア、ア・・・アッアッ・・・!
 (や・・っぱり・・・気持ちいい・・・前でも十分だよ・・・
 後ろなんて・・・別にいいよ・・・前だけでも・・・こんなに気持ちいいのに・・・!)」
「ハ・・・そろそろ・・・出るぞ・・・いいか・・・!」
「ハ・・ハ・・・ア・・・わたし・・・も・・・イキそう・・・!」
「うぐ・・・あ・・あああ・・・おお・・・」
「あっ・・・あっ・・・・・・ハア・・・」
「ハアハア・・・いっぱい出たな・・・友子・・・」
「うん・・・いっぱい・・・出された・・・」
「・・・というわけで・・・本日の・・・メインディッシュは・・・」
「・・・もう終わり・・・?」
「なわけねーだろ、えぇ!?」
「!?」
「そんなわけねーじゃん!アナルは、前を犯してからヤるものなんだ♪」
「(ど・・・どうしよう・・・元ネタが全然分からない・・・
 いや、それ以前に・・・このままだと・・・)」
1433/5:2009/05/01(金) 22:18:36 ID:rJ1eND8t
〜〜〜10分後〜〜〜
「じゃあ、まずは・・・このバイブを試してみようか。
 これは本場アメリカ製でね、ほら、先端が末広がりになるから
 サクラジェネレータと呼ばれてるんだ。なかなか粋だよな」
「・・・そうね・・・尻の穴に入れるものじゃなければもっと粋よね・・・」
「まあ、そう言わずに・・・。でも友子だって、四つん這いの姿勢になってすっかりやる気じゃないか」
「うう・・・言わないで・・・それは・・・」
「じゃあさっそく・・・」
ズブッ
「!?(ああ・・・!?)」
「おお!さすが友子(?)。すごい食い込みまくってるぞ!全然入っていかない!」
「い・・・いや・・・い・・・い・・・」
「おいおい、そんなにいいのか!よしよし・・・少しずつ入っていってる」
「いた・・・いたい・・・」
「・・・え?・・・痛いの・・・?」
「痛いよ・・・!痛い・・・!痛い・・!抜いてよ・・・お願い・・・!」
「わ、分かった・・・」
「う・・・痛いよ・・・うっうっ・・・やっぱり・・・無理だよ・・・!」
「・・・いや、これは・・・まだ慣らしが足りないんだ!」
「・・・え?」
「今度は友子が上になってくれ。しっかり腰を振ってくれよ・・・!」
「・・・えっと・・・うん・・・それはいいけど・・・」
「お前がしっかり体を慣らすまで、何度でも前を犯すからな!」
「・・・(それはそれで嬉しいかも・・・♪)」
〜〜〜30分後〜〜〜
「というわけで・・・いってみよっか!」
「うん・・・」
ズブズブ・・・
「ん!?・・・くぅ・・・ぐ・・・ぐぅ・・・!」
「友子?今度はどうだ・・・?痛いか?痛かったら言ってくれ!」
「・・・い・・・いたいけど・・・がまん・・・できそう・・・」
「そうか!そうかそうか!・・・おお!気付いたら・・・全部入っちまったぞ!」
「・・・そう・・・こっちは全然・・・そんな気はしないけど・・・
 (ちょっとでも気を抜いたら痛くなっちゃう・・・神経を集中して・・・)」
「よし・・・!このスイッチを試す番だ!」
「へ・・・?スイッチ・・・?」
「さっき言っただろ・・・?これは先端が末広がりになるって・・・」
「・・・・・・無理!これ以上広げられたら・・・無理・・・!壊れて元に戻らなくなっちゃう!!」
「女は度胸だ!友子!」
「ひやああああああああああああ!!」
1444/5:2009/05/01(金) 22:19:04 ID:rJ1eND8t
〜〜〜20分後〜〜〜
「しかしさっきはすごかったなぁ。あんなに大きなおならが出るなんて・・・♪」
「・・・馬鹿・・・もう知らない!」
「・・・さて、次はこれなんだけど・・・」
「まだやるの・・・!?・・・それは・・・う・・・数珠みたいなやつ・・・
 そ、そ、そんなの絶対入れたら痛そうじゃない・・・!」
ズブズブ!
「私の話を聞け〜!!・・・あっ・・・あっ・・・あれ・・・?
 さっきより・・・痛くない・・・・・・」
「まあさっきより大きさは全然小さいからな」
「そうなんだ・・・あっ・・・ハアハア・・・なんか
 物足りないかも・・・って・・・ハア・・・何言ってるの・・・私・・・!」
「大丈夫だ。小さい分こっちにも仕掛けがあってな」
ズブ・・・スポン!・・・ズブ・・・スポン!
「こんな感じで、出す時にビー玉みたいなものが肛門で逐一引っかかるんだ。どうだい?友子」
「うぐ・・・あっ!・・・うぐ・・・あうっ・・・!」
「効果は抜群だな!」
「・・・変態よ・・・こんなの・・・・・・最低・・・!」
「あれ・・・?友子・・・ひょっとして・・・?」
「へ・・・?まだ何かあるの・・・?」
「いや、その、・・・愛液(しる)・・・垂れてるぞ・・・?」
「!!(本当だ・・・ビー玉が・・・スポンと出るたびに・・・勢い良く・・・
 い、嫌よ!こんなの・・・まるでハムスターの籠の水遣り器みたいじゃない・・・!)」
「すごいな友子・・・まるでハムスターの籠の水遣り器みたいじゃないか・・・!」
「(しかもネタが被ったし・・・最悪・・・)」
スポポン!!
「はうっ!・・・」
「よし・・・全部出てきたな・・・次はこれだ!」
「な・・・なによ・・・もう・・・道具は・・・なかったはず・・・ぐ!?」
「おいおい、大丈夫か?・・・まだ2本しか入れてないぞ?」
「んぐ・・・んんっ!・・・尻の穴に・・・指突っ込むなんて・・・汚いよぅ・・・」
「おいおい・・・お前の尻の穴だぞ・・・?」
「ひやあ・・・それは言わないでぇ・・・」
「よし・・・尻穴がバラバラになってしまうかもしれないけど
 3本の指で・・・3倍界王指だ!」
「うう・・・「こんなドラゴンボー○は嫌だ」シリーズをやってる場合じゃないでしょ・・・」
「しかしそれにしても友子・・・汗びっしょりだな・・・」
「ハァ・・・あなたの・・・せいよ・・・!」
「そうか・・・。・・・そろそろ本番、いってみるか・・・!?」
「・・・ど、・・・どうせ・・・嫌だって言っても・・・するんでしょ・・・?もう知らない・・・」
1455/5:2009/05/01(金) 22:19:41 ID:rJ1eND8t
パンッ・・・パンッ・・・
「ウッ!・・・アッ!?・・・ハァッ・・・!ハァ・・・
 いい・・・イイ・・・!・・・気持ちいい・・・!」
「どうだ・・・!友子・・・?俺の・・・これは・・・気持ちいいだろ・・・!」
「ああ・・ああ・・・おかしくなりそう・・・やっぱり痛いのに・・・痛いのに・・・!
 お腹の中がどんどん押されて・・・気持ちいいよぉぉおお・・・」
「友子・・・友子も凄いぞ・・・!・・・きつい・・・この尻穴きつ過ぎる・・・!
 ちん○が千切れる・・・千切れちまいそうだ・・・!」
「アウ・・・!アンッ!ア・・・アハァ・・・イク・・・」
「両手借りるぞ・・・友子・・・一度・・・この体勢・・・やってみたかったんだ・・・!」
「・・・アァッ!(・・・体の自由が利かない・・・私・・・されるがまま・・・
 ああ・・・私・・・このまま・・・むちゃくちゃにされるのね・・・
 もう・・・どうなるか・・・全然分からない・・・)」
「うおお!・・・出る・・・!・・・アァ!」
「・・・ああっ・・・!」
「はあ、いっぱい出したぞ・・・友子・・・お前の・・・尻穴に・・・」
「ハ・・・ハア・・・ハア・・・」
「見せてくれよ・・・俺の精子・・・」
「・・・ん・・・!」
ブゥウウゥウウゥピュルルルウ・・・
「・・・はは・・・出てきた出てきた!白いのがいっぱい出てきたぞ!」
「・・・何が嬉しいのやら・・・エッチなビデオ見過ぎ・・・つうかREDHOT見過ぎ・・・主に作者が・・・」
〜〜〜3時間後〜〜〜
「まあ、なんだかんだで尻穴初体験もなかなか良かっただろ?」
「そりゃ、たまにはいいかもしれないけど・・・でもいつもは嫌よ?・・・やっぱり痛いし・・・」
「大丈夫大丈夫!今週はゴールデンウィークだったからね?それゆえに特別な夜だったんだ!」
「・・・?ねえ、ずっと気になってたんだけど・・・、なんでゴールデンウィークだと
 その・・・アナルなの・・・?」
「なんでって・・・そりゃお前決まってるじゃないか・・・。
 「黄金」の「週間」なんだから。分かるか?「黄金」だぞ?」
「・・・・・・・・・・・・!!!!ちょっと、神に誓いますけどね!
 今日は私、その・・・実は出してないわよ!!?」
「実・・・?うわあ・・・友子・・・お前それモロじゃないか・・・。しかも今日「は」って・・・」
「誤解を招くようなこと言わないで!・・・あー!もう!
 今日は最初から最後までずっと下ネタじゃない!最悪よ、もう!」

・・・fin
146:2009/05/01(金) 22:20:30 ID:rJ1eND8t
〜〜〜おまけ〜〜〜

「やっぱり許せない!いくらねぇ、1ヶ月も手塩にかけて考えた
 SFバイオレンス神話的SSが思いのほか受けなかったからって
 こんな下ネタonlyのSSでお茶を濁そうなんて、作者の魂胆は最低よ!」
「友子・・・お前何言ってるんだ・・・?」
「メタ発言にいちいち突っ込まないで!!」



お騒がせしました(´・ω・`)
ちなみにタイトルは『森友子の黄金週間』です。
うん、下ネタなんだ。すまない。
別に友子と8主である必要性はまったくないんだがついむしゃくしゃしt(ry
今は反省している。もちろん様々な意味で。
次は『海の日〜愛液(しる)ビチャビチャ祭り』でも書こうかな、と考えている。
どうでもいいね。うん。
147名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 23:02:23 ID:nYYMYAZR
その前にあなたは>>6さんなんですか?
あと台詞オンリーというのはちょっと分かりにくいのでせめて
登場人物の名前を台詞の前につけてくれないでしょうか?
148名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 23:31:14 ID:2x/AnlBX
とりあえずしばらくはROMってろ
149名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 23:52:41 ID:rJ1eND8t
それはもう二度と書かないでくれ、という解釈でよろしいですか?

まあ、もう挽回不能みたいなんで、これでやめておきます。
ご迷惑かけてすみませんでした。
ただスレ汚しをするつもりはまったくありませんでしたので
それだけはご理解を。
150名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 23:54:15 ID:tzoNLJqk
>>148>>147に向けてだろ?
151名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:02:39 ID:DdjGJSlw
いや、頑張ってくれたのは凄い良く分かるし、俺はこういうの好きだけどな。

元ネタとか全然知らんけど、フツーに楽しく読めたし。

続編があるなら是非読んでみたいくらいだ。

まぁその時は告知だけして、まとめWikiに直で投下の方がよさそうだけど。
152名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:22:42 ID:GUconme4
俺も楽しく読ませてもらいましたよ。
元ネタ知っていたのも大きいと思うけど。
続きもすごく気になりますよ…。全部這い寄る混沌の掌の上だったり…。
ただこれからこういった内容のSSを投下するときは注意するなり告知するなりが必要かと思います。
153名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 01:37:39 ID:SvgFFcln
俺は元ネタ知ってても別に面白いとは思わんかったしどうでもいいなあ
154名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 01:51:05 ID:uMS6Pryt
おいおい、別に挽回不能なんて思っちゃいねよ。
まあ、スレ住人に嫌がらせで書くんならやめてほしいが
俺的には続けてほしいぐらいだよ。

まあ俺が書いたまとめ>>134が酷かった点は謝る

ただコテが6なのはやめた方がいいかも?
寺岡さんやミキさんでなんか作ろうとしてる人がたぶん毎回ドキっとしてるとおもう!
155名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 07:21:04 ID:st8zzWnt
このスレ内に限らず台本形式はウケが悪いことが多いです
小ネタならまた話は別な場合も多いですけど
156名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 08:03:29 ID:tyxWse+4
下手に文句や叩きすると良作まで消える可能性があるから、基本スルーな俺
157名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 08:23:17 ID:KSNbSzVD
>>155
同意。地の文書かないとどんな作品もチープになる。それでも書く気ないならNGすっから別のコテ使え
158名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 11:07:55 ID:6vV1plUj
はなから書く気ない人が偉そうにしてて
書いてる人が卑屈にならなきゃいけないなんて
変なスレだね、ここって
159名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 11:35:12 ID:65IOVXxH
10主ハーレムについて返してくれた人サンクス
他の職人さんの展開も楽しみだ
とりあえず、アイデアが浮かんだけど今日中に投下できるかは知らん
テンション次第かな?
今日のヤクルトvs広島で左右されると思う
160名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 11:44:33 ID:GaPZwucZ
批判されてるうちはまだ愛がある
161名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 11:59:05 ID:6vV1plUj
今度は正当化っすかwマジぱねぇっす
162茜ヤンデレ:2009/05/02(土) 12:36:46 ID:x3CBBVEs
明日退院なので明後日しあさってに投下します
コミカルにするかシリアルにするか悩みどころ

ハーレム楽しみ
163名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 13:07:05 ID:aznPZamX
>>158
書き手⇔読み手スレ見てくることをおすすめします
あそこに書いてあることが全てというわけでないことは言うまでもないけど
ああいうふうに思っている人たちがいるのも確かのようなので

もしそんなもんとっくに見たというのならすいません
164名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 16:24:09 ID:T29p/rOb
>>163 
敬語使ってまで相手する必要はないよww 
165名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 17:08:50 ID:65IOVXxH
オワタ・・・・
テンション下がった
今日投下できるかort
166名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:57:07 ID:5VWhLvFv
このページはじめてきます よろしくおねがいします 
167名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:11:48 ID:bhQDwb+4
それは報告しなくていいです
168名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:11:48 ID:gyeqmPxX
すいません ま一応
169名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:51:33 ID:vbLAR2t7
そうか
ソムシーのエロか・・
170名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:57:45 ID:wNb6pnWG
>>168 
まずsageを覚えるんだ。 
Eメールの欄にsageって入れるだけだから。
171名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 02:02:02 ID:6Br/RFMf
個人の特定が出来ないところでする自己紹介に何の意味があるんだ
172名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 04:18:44 ID:vTqhV+HT
>>170
君は安価を覚えるんだ
173名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 09:31:57 ID:1EBqTaAD
>>172
wwww

ところでハーレムはいつ投下されるんだろ
17473:2009/05/03(日) 20:00:57 ID:LAEgPQkX
お詫び
皆さまには申しわけありませんが10主ハーレムは延期させていただきます
現在急ピッチで進めておりますが全くといっていいほど進んでおりません
投下時期は最低でも5日に投下を予定しております

その代わりといってはなんで好けども
書き溜めていた1主×ようこ先生を投下させていただきます
10主ハーレムを楽しみにしていた方々大変申し訳ありません
175結ばれない愛:2009/05/03(日) 20:02:11 ID:LAEgPQkX
「はぁ…はぁ…」
一人の男が肩で息をしている
男の名前は小波一馬、極亜久高校野球部のキャプテンだ
そして彼の隣には一人の女性が寝ている
彼女の名前は沢井ようこ、極亜久高校野球部の顧問だ
肩で息をしている彼と打って変わって彼女はぐっすりと眠っている
まるで一仕事を終えたように
小波は空気を入れ替えようと窓を開ける
少し肌寒い風が部屋の中を通り過ぎる
何故こんな事になったのか、小波はゆっくりと思い出す

ある日の部室にて
「小波君、ちょっといいかしら?」
ようこがこれから帰ろうとしている小波に声をかけた
「何ですか?」
「悪いんだけどちょっと付き合ってくれないかしら?」
小波はようこの誘いに少しだけ戸惑ったもののすぐ誘いを受けた

小波とようこは近所の居酒屋へ入った
「さあ、好きなもの頼んでいいわよ」
小波にメニューを渡し、自分はお絞りで手を拭く
「ええっと…じゃあ焼き鳥のセットとジュースを」
「じゃあ私はウーロン茶と…」
こうして二人の時間が過ぎて行った
「先生、どうして俺を誘ったんですか?」
焼き鳥を食べながら小波は聞いた
無理もないだろう、生徒を食事に誘う先生なんて前代未聞だ
「そんなの簡単よ、一人でご飯を食べるなんて味気無いじゃない」
「確かに…」
ようこの答えに小波は納得をした
小波も父親の帰りが遅い為一人で食事をすることがある
その時の食事はいつも味気なく、さっさと終わってしまうため印象にも残らない
しかし先生とはいえ二人で食事をするのはとても楽しかった
ようこがウーロン茶を飲み干して小波に顔を近づける
「小波君、一つだけ聞いていい?」
「何ですか?」
突然の質問に戸惑う小波
「小波君には彼女いる?」
「…いるかな?」
小波はのりかの事を思い出した
何故あんなことになってしまったんだろう
小波は運命の理不尽さを感じていた
「そっか…貴方ももう18歳よね、彼女の一人位いるわよね」
ようこの残念そうな顔をする
「あっ、先生、もしかして俺に惚れた?」
その顔を見て小波はにやけながら聞いた
「そうよ」
「本当に!?」
ようこの真面目な顔を見て思わず小波はたじろいだ
「…嘘よ」
「ちぇ、ちょっと本気にしかかったのに」
ようこの嘘に少しだけ残念そうな顔をする小波
そしてあらかた食べ終えると二人は席を立つ
「さて、そろそろ出ましょうか」
「そうだね」
二人は店を出た
176名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 20:02:52 ID:LAEgPQkX
「……ねえ、先生…」
車を運転しているようこを見る
「何?どうして俺を誘ったの?」
「だから一人で…」
「それは聞いた、でもそれだったら亀田君達でも問題なかったんじゃ…」
そう、自分である必要がない
それが小波の心に引っかかっていた
「それは……」
ようこは口を濁した
「先生、何か嫌なことでも会ったの?」
そう、ウーロン茶とはいえ飲み方が少し乱暴だった
一体何があったんだ?やっぱり教頭に何か言われたのか?
そんな思いが小波の中に渦巻いていた
「ううん…そんな事無いわよ」
しかし小波の心配をよそにようこは無理矢理笑みを浮かべ平然とした顔で言った
信号が赤になる
窓の外の景色を眺めている小波をチラッと見て口を開いた
「…ねえ、小波君」
「何?」
「女の人が男の人を誘うのって淫らなのかしら?」
「え?それは…」
突然の質問に戸惑う小波
まだ10代の少年にはそれに対する答えを持っていなかった
「……ごめんなさいね、変な質問しちゃって」
信号が青になり小波の家へと向かった

「着いたわ、お父さんによろしくね」
小波は車のドアを開けて玄関の前に立つ
「うん、それじゃ…」
「ええ…」
「あっ!先生」
去り行くよう子を小波は呼び止めた
小波の声にブレーキを踏むよう子
「さっきの質問に真面目に答えるよ。女の人が男の人を誘うのは淫らなんかじゃない」
小波はまっすぐなひとみで彼女を見ている
「だって、好きな人だから誘ったんでしょ?そうじゃなかったら誰かを誘うなんてないよ」
そして自分の少ない頭で考えた言葉をそのままようこに伝えた
「小波君…」
ようこは心の中で何かを決意した
そして車の扉を開けてこう言った
「小波君、もし私のことが好きなら乗って頂戴」
「先生!?…いいよ、先生とならどこへでも…」
小波は車に乗り込みようこと二人でホテルに向かった
177名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 20:04:19 ID:LAEgPQkX

「んッ…」
「んんっ!」
二人はむさぼるようなキスをする
お互いの舌を絡ませより深くより激しくお互いの存在を必要とする
小波はそのままようこの唾液じゅるじゅると音を立てて飲む
ようこもようこで小波の舌をねちっこく絡みつかせる
「ぷはぁ…」
二人が口を離すと唾液の糸が名残惜しそうに引いていた
「小波君…脱がせて…」
「うん、分かった」
小波はようこの服を一枚ずつ脱がしていく
上着、シャツ、スカート、そして下着…
ブラジャーのホックを手にかけそっと外す
今まで誰も見た事が無いようこの乳房が目の前にある
「そんなに見つめないで…」
ようこはそう言うがそれはあまりに美しくそして色っぽかった
そしてついにパンティーに手をかける
小波は自分の興奮を抑えつつようこのパンティーをゆっくり下ろしていく
「これが先生の…」
目の前にある卑猥な花びら、それこそがようこの性器だ
「触っていもいい?」
「良いけどベットの上で…」
二人はベットの上に寝そべる
「小波君、もう一度キスをして…」
ようこの要望に答えるために唇を重ねる
軽めのキスだがお互いに満足している
ようこの手が小波のペニスに触れる
「うっ…」
先走り汁がようこの手を汚す
小波もようこのヴァギナに触れる
「あっ…小波君…」
「濡れてる…先生のおまんこ…」
「小波君だって、こんなにぬるぬるにして…」
お互いの汁がさらに燃え上がらせる
「先生のおまんこ舐めていい?」
どんな形なのか?どんな味がするのか、そしてどんな声で喘いでくれるのか?
小波の興味は既にそればかりになっていた…
178名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 20:04:52 ID:LAEgPQkX
「いいわよ、でも…小波君のも舐めさせてね…」
この熱い物をもっと知りたい、舐めて気持ち良くさせたい、これを愛したい…
ようこもようこで小波のものを知りたがっていた
小波は自分の顔をようこの股に、そして股間をようこの顔のほうに向けた
これが先生の…これが小波君の…
お互い愛する者の性器を見て生唾を飲み込む
小波はようこのヴァギナにそっと触れる
柔らかなヒダがピクピクと動き卑猥な臭いを撒き散らす
ようこも小波のをそっと触れてみる
先端がヒクヒクと動きそこから透明の液体をたらしている
お互いの物を口で愛撫し始める
「くぅ!」
「んんっ!」
唾液と愛液がまざり卑猥な水音が室内に響く
二人はお互いの事をもっと知る為にさらに激しくなる
小波はようこのヴァギナに舌をいれ、ようこは小波のペニスを口に含んだ
グチャ!グチ!と二つの肉がさらに真っ赤にさらに嫌らしくうごめいて行く
「ん!?んん〜!」
ようこのヴァギナから突然水が降りかかってきた
突然の事に小波は避ける間もなく顔全体に降りかかっていた
「はぁ…はぁ…」
ようこは小波のペニスを口から離す
「せ、先生…」
小波はよっぽど切ない顔をしているのか泣きそうな声でようこのヴァギナに自分のペニスをこすりつける
「いいわ、来て…先生を犯して!」
その言葉を聴いた小波は自分のペニスを入れようとするがなかなか上手くはいらない
「あ、あれ?」
「ここよ、小波君」
焦る小波を見てようこは小波のペニスを掴み自分のヴァギナへと導いた
ズプゥという音と共に異物の挿入間を感じるようこ
「は、入った…」
「じゃあゆっくり動いて…」
小波はようこの言った通りゆっくりと腰を動かす
中のヒダヒダが小波のペニスを締めてつけてくる
「うあああ!」
あまりの快感に小波は腰を速く動かしそうになる
しかし、ここは耐えてようこの胸にキスをする
「あうっ!」
コリコリとした乳首の感触を楽しみつつ小波は腰を振る
「小波君、も、もう好きにして!辛いんでしょ?小波君のしたいようにして!」
この声を聞いた小波はようこにディープキスをしながらかなり激しく腰を振った
すでに水音は部屋全体に響いており小波が腰を振るたびにいやらしい汁がびちゃびちゃとベットを汚す
小波のペニスがようこの子宮を突き上げる
「んんっ!ん〜」
そろそろイくのか小波は奥へ奥へと小刻みに腰を動かす
ようこは小波の唇から唇を離し足を絡め抜けないようにした
「こ、小波君!中に!中に思いっきり出して!妊娠するぐらいとっても濃いのを出してぇ!」
小波もそのつもりなのかようこの子宮を何度もペニスで叩いた
「で、でるぅう!」
「ああああああああああ!!」
小波は身体を痙攣させてようこの子宮に思いっきり出した
ようこもこの暖かさを感じながら絶頂に上り詰めた
179名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 20:05:57 ID:LAEgPQkX
「…先生、どうして泣いてるの?」
事を終えた小波はベットのに座って泣いているよう子を見た
「やっぱり何か嫌なことがあったの?」
小波は泣いているよう子を優しく抱きしめた
「……ううん、そうじゃないの…先生は…教師失格なの」
「どういうことなの?」
ようこの言葉の意味がわからない小波
ようこが泣いているわけ…それは…
「先生はね、あなたのことが好きになってしまったからなの…」
「そ、それがどうしていけないことなの!?」
「先生と生徒は決して好きになってはいけないの」
ようこの瞳から涙が零れ落ちる
「どうして?」
「それは…あなたがまだ子供だからよ」
「!?俺は子供じゃない!」
子供といわれ怒る小波
「そうね、あなたに抱かれた時、本当にそう思ったわ。でも…」
「でも…」
「普通の…世間の人から見たらどうなのかしら?それにあなたは前途有望なプロ野球選手なんだし…」
前途有望な学生を堕落させた淫乱教師
世間にはそう見えるだろう
「そ、そんなの関係ないよ!」
「ううん、プロはあなたの夢なんでしょ?それを簡単に手放してしまっていいの?
「それは…」
「出来ないでしょ?それに一番悪いのは私なのよ…」
ようこは顔を伏せてまた泣き始めた
「え?」
「我慢が出来なかった私が…あなたが卒業したら告白しようってそう決めていたの…」
しかし…破ってしまった。小波の何気ない一言に
俺は女から誘ったとしてもそれは決して淫らではないと…
この言葉に酔ってしまった、この言葉を正当化してしまった
ようこは自分の我慢の足りなさを恥じた
「先生…」
「先生なんて呼ばないで!ようこって呼んで…」
今まで伏せていた感情が噴き出してくる
「ようこ…愛しているぞ、ようこ!」
小波は思いっきりようこを抱きしめ顔に、唇に、背中に…身体中にキスの嵐を浴びせる
「こ、小波君…」
愛してる…たった一言なのに凄く嬉しく感じる
キスの雨を浴びながらようこは小波かに寄りかかる
「…時間はまだたっぷりあるよね?だったら先生の事忘れないようにしてよ」
「小波君…」
「先生、小波君はやめて。代わりに一馬って呼んでくれない?」
「分かったわ、こな…じゃなかった分かったわ一馬」
そして朝が来るまで二人は愛し合った
数年後
「…そうですか…」
ようこは小波の訃報を聞いてその場に倒れこんだ
「ようこ先生、元気出して欲しいんだなー」
金男がようこを励ます
「…ごめんなさいね、もう大丈夫だから…」
ようこは明るいトーンで話す
「じゃあ、告別式は…」
金男は小波の葬式の日時を教えるとそのまま電話を切った
「……小波君、本当あなたにこの子を見せてあげたかったけど…それも無理なのね…」
ようこは居間にいる子供の様子を見に行った
寝ているのか安らかな寝顔である
「……お休みなさい、一馬…」
ようこは子供の頬をそっとなでた
終わり
180名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 09:00:59 ID:cLZJjpom
GJ
181名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 11:16:34 ID:Ke/hEEP+
これは珍しいようこ先生SS!
大変GJであります。
182名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 15:19:03 ID:dr5mLa2U
最近レス少ないな・・
183名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 16:05:55 ID:jpaYVYge
11の発売日から早半年だからな
184名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 21:04:16 ID:8Uc2vURl
みんなゆとりの相手に疲れたんだよ
185名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 21:27:16 ID:LG6jmrEk
規制されて投下できん
るりかしか書いてないのに委員長とリコルートまで書いてしまいそうだ
186名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 21:33:47 ID:8h0J7nX2
おお、委員長書いてくださるんですか!!大変ありがたいです
187名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 22:46:16 ID:jpaYVYge
うれしいのはわかるがまずは落ち着いてsageだ
188名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 01:06:56 ID:hF3ty3Xa
規制くらってしょうがないのでウィキに直接投下
選択肢はいずれ
189名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 09:45:44 ID:R2Ho7EGW
まとめの11裏SS素晴らしいなw
エリ好きにはたまらんw
190名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 09:52:16 ID:9siXP8Te
GJ@まとめWiki
るりか可愛いよるりか

さて、11裏のアカネSSの制作作業に戻るか
191名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 12:34:13 ID:6/r2lTuz
>>179
よくぞようこ先生の話を書いてくれた。礼を言う。
ただ下の名前とかのオリジナル要素はなるべく控えた方が吉。
いきなり偉そうなこと言ってすまんの
19273:2009/05/05(火) 20:08:53 ID:ZhOvh26p
>>191
いえいえ、むしろありがとうございます
それでは10主ハーレム物投下いたします
19310主ハーレム・一億円ルート:2009/05/05(火) 20:10:19 ID:ZhOvh26p
小波の家に和那たち6人が住むようになって1週間が経った
「…小波、朝食が出来た。栄養値とカロリーもきちんと計算しておいたから…」
「小波君、スパイクを磨いておきましたよ!」
「小波、疲れたか?タオルを持ってきたぞ」
「小波、練習相手になったるでー」
「小波君、お疲れ様です。マッサージをしてあげますね」
「小波君、打撃のフォームなんだけど…」
とまあ、6人それぞれが色々世話を焼いてくれるだが…
どうも色々されすぎて帰って疲れを感じるようになっていた
端から見れば羨ましい限りだが本人はストレスを感じている
そしてある日…
練習が終わってフラフラの状態で帰宅した小波
「お帰り!小波君」
「ああ…ただ今…」
家に着くとその場に倒れこみそうになった
「!?大丈夫か?」
紫杏が小波に近付く
「ああ、大丈夫だ」
小波は立ち上がりおぼつかない足取りで居間へ行く
「小波、もう風呂は行って寝とき、後の事はうちらがちゃんとやっておくから…」
そんな小波を見かねた和那が
「そうか、すまない…」
小波は疲れた身体を引きずりながら風呂場へ行く
風呂場に着くとさっさと服を脱ぎ湯船につかる小波
「あー…うっ…」
疲労感からの解放と気持ちよさで思わず声が出る
小波の家にある風呂は結構大きく、成人男性が3人とも寝転がって入れる大きさだ
(コーチが言ったとおり、風呂はでかくして正解だったな…)
そしてしばらくボーっとしていると突然目隠しをされた
「ここで問題です、私は誰でしょう?」
「……その声は奈桜だな…っておい!」
小波は手を振りほどき後ろを見る
そこには一糸纏わぬ裸の奈桜が立っていた
「……な、ななななな!?何で奈桜がここにいるんだ!?」
「そんなに決まってるじゃないですか、お風呂を一緒に入りに来た、それだけです」
奈桜はそういって湯船につかろうとする
「はあ…いいお湯ですねぇ…」
小波はタオルを手に取ろうと手を伸ばす、しかし手を伸ばした先で柔らかな感触が手のひらに包まれる
「!?」
小波が掴んだもの…それは
「こ、小波…」
そう、小波は和那の胸を鷲掴みにしてしまった
「うわわわ!?ご、ごめん!」
小波が手を放そうとするが逆にカズに手をつかまれそのまま胸に触らせる
「小波、触ってもええんやで」
「へ?」
和那の言葉に呆気に取られる小波
「だって、小波はうちの恋人なんやから…」
「こら!何しているのよ!」
今度は妙子が入ってきた、一応彼女はバスタオルを捲いてはいるが・・・
「な、何で妙子まで!?」
「小波の疲れを取りに来たに決まってるじゃない」
入ってきたのはそれだけではなかった
「小波…」
「五十鈴!?」
「失礼します…」
「さら!?」
「ふむ、私が最後か」
「紫杏!?」
なんと全員入ってきたのだ
194名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:11:09 ID:ZhOvh26p
いくら広い風呂とはいえ6人もいると狭く感じる
「何でお前等が入ってくるんだ?」
「お前がフラフラの状態でいつまで経っても上がってこないからだ」
「そうか?」
一応言っておくが小波の風呂はかなり短い、せいぜい30分
しかしいつもより少し長めに入っていたせいで彼女達に心配をかけてしまった
「小波君、身体はまだ洗ってないんですよね?もし洗ってないなら私に洗わせてください」
奈桜が小波に背中を流すことを要望する
「なにをいってるんや!うちが精魂込めてあらうんや!」
「大江のは力が入りすぎる…私がやろう」
「いえ、五十鈴さんは朝が早いでしょうし私が小波君を洗いますよ」
「ううん、芳槻さんだって疲れているでしょ?ここはあたしが…」
「しかし三橋には仕事があったはずだ、ここは私が・・・」
がやがやと五月蝿く話していると
「いい加減にしろ!」
騒ぎを起こしている6人を一喝しようとして小波は思わず立ち上がった
「あっ…」
「え?」
「……」
6人の視点がある一点に集中する
その一点とは、小波のペニスである
(あれが小波の…)
(思ってたよりも結構大きい…)
(やだ、なんか恥ずかしくなってきちゃった)
それぞれ思い思いの感想を頭の中で述べる
「股を開け」
「へ?」
「股を開けって言ったんだ!」
小波の顔は凄まじく真っ赤になっており逆らえば暴力が来そうだった
その様子を見て全員小波の命令に従った
股を開くと小波は一人一人の性器をじっくり眺めるように見た
小波の視線に今まで恥ずかしくなかったが急に恥ずかしさがこみ上げてくる
「だ、駄目ぇ!」
恥ずかしさのあまり股を閉じようとするさら
しかし小波はさらを足を掴み無理矢理さらの性器を眺める
「や、止めてください、小波君!」
さらは足を動かして抵抗するが小波の力に対抗出来るはずもなく逆に自分の花びらをパクパクと開かせていた
そして小波は自分の顔をさらの性器に近づけた
「あっ!こ、小波君!?」
ブチュッと唇の感触が性器から感じる…
なんと小波は唇を性器にこすり付けていていた
もどかしい快楽がさらを襲う
「んんっ!はぁ!」
今度は舌で優しく舐める
最初は周りをナメクジが這うようにゆっくりとそして次にじっくりと内側の花びらへと移行する
「こ、小波くぅん…」
指でさらのクリトリスをコリコリといじりながら舌に力を入れて乱暴に動かす
「も、もうだめぇ!」
さらは軽くイったのかビクビクと身体を震わせた
195名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:11:57 ID:ZhOvh26p
小波はさらの股から顔を離すと今度は和那の胸に手をかけた
「!?」
突然の事に驚く和那、しかし小波はそんな和那を無視して胸を愛撫し始めた
最初は揉む…というよりなでる感じだった、そこから少しずつ力を加えて彼女の胸を変形させる
「こ、小波ぃ」
痛いなのか気持ちいいのか分からない、だが自分が小波を求めているのは分かっていた
して欲しい…貴方のもので思いっきり狂いたい…
切なそうな和那を見て小波は止めとばかりに思いっきり乳首をつねる
「あああぁぁぁ…!」
和那は獣のような叫び声をあげるとその場に崩れ落ちた
股から愛液が止めようもなく洪水のように流れて行った
和那をしとめた小波は次の相手である妙子を四つんばいにさせた
「こ、小波君?」
小波は妙子のお尻の穴に指を這わした
「そ、そこは…汚いわ!」
妙子は逃げようとするが小波に足を掴まれ逃げようにも逃げれない
小波はお尻の穴を解すために指に唾液をつけ穴の付近をゆっくりと揉んだ
「くぅん!やぁん!こ、小波君…」
お尻へのマッサージが気持ちいいのか妙子は思わず声が出してしまう
そしてついに小波の指がズプッという共に妙子のお尻の穴に入ってしまった
小波はそのまま指をグニグニと動かす
「ひっ!あっ!うっ!お、おねがい!やめぇ…」
小波が指を動かすたびに未知の快楽が妙子を襲う
「ひぃぃぃぃ!」
小波の指の根元が奥まで入ると妙子は言葉にならない声を叫んだ
小波はそんな妙子を見ながら指を震わせながら一気に引き抜き思いっきり奥まで突いた
この衝撃が妙子の脳に快感の波となって襲い掛かってきた
「ひああああああ…!!」
小波が指を引き抜くと妙子もまた他の二人と同じように崩れ落ちた
196名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:12:29 ID:ZhOvh26p
「こ、小波君!嘘・・ですよね?」
騒ぎを引き起こした張本人である奈桜は腰を抜かしている
無理もないだろうさら、和那、妙子とその乱れっぷりを見てたのだから
その奈桜の懇願を無視して小波は奈桜にキスをする
「むちゅ、んちゅ、ちゅる・・・ズズ」
最初は唇が触れるようなキスだったが徐々に激しくなっていく
舌と舌とが口の中で絡み合い唾液と唾液とが混ざり合う
小波はキスをしながらそっと奈桜の股に自分の太腿をくっつけた
そしてゆっくりと太腿と動かし始める
軽い振動が奈桜の性器とクリトリスを刺激する
「んんっ〜!!」
奈桜が思わず快楽の声をあげ身をにじらせる
そして小波の足に動きをあわせるように奈桜のお尻も動き始めた
「んもぅ!むちゅんぅむ!!!」
小波の足を愛液まみれにさせながら奈桜は小波の口から口を離しお湯の中に座り込んだ
「……さて…」
残った二人を見ながら小波は舌なめずりをする
「小波これはやりすぎではないのか?」
紫杏が冷静な声で小波を諭す
だが既に正気を失っているようで今にも襲い掛からんと目をぎらぎらさせている
紫杏がずるずると後ずさりをし、逃げようとするが意外な人物の裏切りにあった
「な!?五十鈴!?」
五十鈴は逃げようとしている紫杏を小波に向かって突き飛ばしたのだった
そしてそのまま小波の胸にぶつかった
「あっ…」
小波から逃げようとする紫杏、だがすぐに腕を掴まれそのままキスをされた
「ンッ…」
キスをした後徐々に舌が紫杏の体を滑っていく
うなじ、背中、へそ…そして…
「!?そ、そんなところ!?」
小波はチロチロとある一点を重点的に舐めた
「わ、腋を舐めるなんてぇ!」
小波は腋の臭いを嗅ぎつつ何度も何度もそこを舐める
そしてそのまま腕を股に押さえつけ、前後に擦った
「ひぃ!んひゃぁ!こ、こんなの初めて!」
紫杏の声を聞きながら小波は腕の速度を速める
腕を動かすたびに淫水が流れきを良くしていく
「も、もう駄目ぇ…」
その声を聞いた小波は掌で思いっきりクリトリスを刺激した
「ひあぁぁぁぁぁ!」
紫杏もついに落ちた、残るのはただ一人…
197名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:13:13 ID:ZhOvh26p
「五十鈴…」
「小波…」
五十鈴は小波のほうへ向かっていきそのまま小波を抱きしめる
「小波君、私は…」
なにやら小波の耳元で五十鈴が何か囁く
それを聞いた小波は黙ってうなずき五十鈴を仰向けに寝転がらせた
「あっ…」
小波は五十鈴の乳首を犬のように優しく舐める
そしてもう一つの手で五十鈴のヴァギナに触れる
指で丁寧に入り口の部分を擦る
「ひっ…!んくっ!」
片方の胸にあいている方の手をやり胸を優しくこねる
下と胸の刺激からかすでに乳首は硬くなっておりそのいやらしい形を小波に見せ付けていた
「あっ!そこは…!」
小波は濡れている五十鈴のヴァギナに一本だけ指を入れた
中と処女膜を傷つけないようにゆっくりと
「ひぃ!やぁ!はぅぅ!」
小波の指が優しくゆっくりと動き出す
動くたびに五十鈴の声が室内に響き渡る
そしてそのまま舌を五十鈴のクリトリスへ持っていき激しく嬲った
「だ、だめぇ!もう…でるぅ!」
五十鈴は体を痙攣させ股から大量の愛液を噴き出してイった
198名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:13:58 ID:ZhOvh26p
前戯を終えた小波はどかっとスケベ椅子に座っている
そして6人は自分の体で小波の身体を洗っていた
「さて、お前達に質問だ。この家の主は誰だ?」
「「「「「「小波(君)だ(です)」」」」」」
「お前達がこの家に住む約束事は何だ?」
「小波のいうことに従うこと…」
紫杏は自分の胸で小波の腕を洗う
「そうだ、だがお前達はそれを破った。だから今回お仕置きをした、それだけだ」
(あれがお仕置き…じゃあ、ベットの上ならもっと…)
五十鈴は股で小波の足を洗いながら自分達には一回も使われなかったペニスを見る
(前戯でイっちゃったんだから…もし突っ込まれたら…)
妙子も小波のペニスを見てゴクリと唾を飲み込む
「せやけど、小波のペニスは起ったままやで?辛くないん?」
和那は身体全体を使って小波の背中を洗う
「そうですよ、私がしてあげましょうか?」
奈桜は小波の前を洗いながらペニスに触れようとする
「いや、いい。俺は不公平が嫌いだからな」
小波はペニスに伸びかかっていた奈桜の手を首へ持ってく
「する時は一人ずつだ…」
「あっ…」
小波は腕を動かしてしまいさらの股間を擦ってしまう
「…でもこのままじゃ辛いな、皆で気持ちよくしてくれ」
泡を洗い流した小波はマットの上にそのまま寝そべる
天にそびえるようにたったペニスに六つの赤い舌がそれぞれ這う
舐め方にもそれぞれ個性があった
和那は豪快に広く、紫杏は舌を上下に優しく、五十鈴は小波の敏感な部分を探すように
奈桜はペロペロと激しく、さらはちゅ、ちゅと触れるように、妙子は甘く噛む
「自分の触ってもいいぞ」
この言葉にそれぞれ自分の性器に触れる
じゅぷ、じゅると唾液と先走り汁の混ざり合う音と
くちゅ、ぐちゃと愛液が滴り落ちる音が浴室内を響かせる
(これが…小波の…)
(こんなの入れられちゃうんだ…)
(小波、小波!)
正に獣の交わりといっても差し支えなかった
それほどまでに6人は小波のペニスを激しく舐めつける
「そ、そろそろ出るぞ!」
小波の声を聞く前に全員の指は激しくなっている
「くぅぅぅぅうぅ!!」
小波の叫びと共に大量の白濁した液が6人に降りかかる!
「ひぃぃぃぁ!」
「イクゥゥゥ!」
「あぁぁぁぁ!」
「んぎぃぃぃ!」
「おふぅぅぅ!」
「だめぇぇぇ!」
小波の精液を顔に浴びながら6人は絶頂に達した
199名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 20:14:32 ID:ZhOvh26p

そして…
「…小波、夕食が出来た…」
「小波君、グローブを磨いておきましたよ!」
「小波、疲れたか?ドリンクを持ってきたぞ」
「小波、準備運動を手伝ってやるでー」
「小波君、お疲れ様です。肩を揉んであげますね」
「小波君、守備の事なんだけど…」
相変わらず世話を焼いてくれる6人
「あんまり変わってないのか?」
しかし、喧嘩することも騒ぎも起こすことは少なくなったのを小波はきちんと気が付いていた
終わり
20073:2009/05/05(火) 20:23:15 ID:ZhOvh26p
以上です
口調とか性格とか気を付けたつもりなんですけど…
もう少し修行してきます、それでは…
201名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 10:04:42 ID:y2uJoJrU
本番無しなのか!?
まあGJ
202名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 11:09:05 ID:zwtEhpjw
乙!!

なんか10主がムカついてきたんだがw
馬鹿のくせにw
203名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 18:42:24 ID:Usif8aSE
ニコ厨をNGワードにしている俺に死角はなかった
204名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 18:43:38 ID:Usif8aSE
内容間違えた
>>193乙です
205名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 18:44:32 ID:bk5MQykn
>>203
なんだ誤爆か
206名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 18:45:55 ID:epcHWwHs
>>204
ワロタwwww
207名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 22:54:13 ID:feLrGGo2
萌えスレか
208名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 00:37:42 ID:EGpqMHq/
10主ハーレムの紫杏とカズの戦いがスルーされてるみたいなんで今書いてます。 
今夜か、最悪でもあさっての夜には仕上げます。 

初投下どころかパロディすら書いたこともないんで苦戦してますが2ヶ月ROMった経験を生かして
どうにか読めるものを作ってきます。 
209名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 01:23:10 ID:ZZ7LxBTJ
がんばれ!
210名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 05:43:59 ID:a58NXJQo
>>208
mjdk??
それ投下したもんとして続きがんばってくれ!!
できたら俺も続きを考えるぜ
そういや、俺4作投下したんだけど、それ以上投下してコテ無しさんってどれくらいいる?
俺は今後もつける予定無いけど
211名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 07:14:45 ID:CwJ5kmCu
ここには非エロ含めて計7つ投下したけど俺も今のところコテハンつける予定はないです
3連チャンになっちゃうけどまた華音で書こうかなと思っていたり
212名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 17:43:24 ID:dkTzzCLg
1行目がちといらない
213名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 19:15:01 ID:U8Bp445o
>>212
気に入らないに見えた
214名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 22:04:23 ID:2r6I2Bpy
これだけ沢山の属性があるというのに何故ふたなりがいないんだ!
215名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 22:22:10 ID:Ml4PalfW
その需要あったとは!
216名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 23:32:33 ID:/5cdRwPz
必要は発明の母
217名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 02:09:00 ID:UaXMeNfa
ふたなりか…、嫌う人もいるだろうしな
ただ、サイボーグ彼女ならふたなり行けるかも
博士にうっかり付けられ恥ずかしがるヒナコとか
真央とカズにいじられる朱里とか
紫杏の夜のお供をするカイとか




白瀬に掘られる8主とか
218名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 18:33:11 ID:EVqbrnCX
ハーイ!ミス オジョウサン!
ペニス イズ ツケマスヨー!









マ、カガクのハッテンニハ シッパイハツキモノデース
219名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 19:54:30 ID:/+kGV030
地獄でレイプされ続ける
深雪先生、めぐみ、貴子、さら、紫杏
っていうのが思い浮かんだ
台詞形式なら思いつくけど小説となると無理だな
220名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 00:18:16 ID:5INcoZj5
みんなイかせる気かよ(冥界的な意味で)
221名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 15:25:34 ID:Hc7E5lmb
でもみんな正史では死んじゃったかもしれないんだよなぁ…
222名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:50:03 ID:efIbG1LJ
208さんではないのですが、俺も10主ハーレムの続きを
素人なりに書いていたのですが、投下してもいいですか?
もし投下するとしても、もう少し時間はかかると思いますが。
223名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 23:04:51 ID:Hc7E5lmb
どうぞ
224名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 23:45:41 ID:xpowhWkc
どうもすいません、>>208です。結局最悪でもと言っていたこの日に仕上がりました。
駄文でしかもバカみたいに長くなってしまいましたが、興味ある方はどうぞ。
では投下します。
22510主:2009/05/09(土) 23:47:24 ID:xpowhWkc
「ちょっと待て二人とも!落ち着いて、話せば分か・・」
「分からへん!」
一刀両断。小波の仲介はもはやこの二人には通じなかった。
 
「さあ紫杏、どちらが小波にふさわしい女なのか決めようやないか!」
「上等よ!」
かくして、二人の対決は幕を開けた。  
 
「話せば分かる、話せば分かるから二人とも・・」 
いまだに説得を続けようとする小波に、紫杏が詰め寄った。 
「たしか小波は、あたしを抱いたこともなかったし、身体も見たことなかったよね?」
「ぐっ・・」
たしかに小波が抱いたことがあるのは6人の中でも和那と五十鈴の二人のみ。 
他の四人に関しては抱いたことは勿論、裸を見たことすら無かった。 
 
紫杏はさらに笑顔で小波に詰め寄る。 
「あたしのカラダ見たいでしょ?抱きたいでしょ?」
 誘惑する紫杏の胸が小波の腕に触れる。 
 理性が崩壊しかける小波・・・・が、なんとか自我を保つ。
 
「紫杏落ち着・・」  
「おらおら何小波を誘惑しとんねん!」
 和那が紫杏の肩を掴み、思い切り押し飛ばす。 
 
 ドガッ!
「うっ・・」
 壁に叩きつけられ倒れこむ紫杏。 
「お・・おいカズ!!・・ってうわっ!」
小波にものすごい勢いで抱きつくカズ。そのまま小波をベッドの上に押さえ込む。
「なあ小波・・さっきウチに言ってくれた言葉・・忘れたとは言わさへんで」
「は・・・はい・・」
「ほなあの時ゆうた言葉・・もう一回言ってみい!」
恐ろしい剣幕で脅すように問う和那。
「・・・・・・・」
「なんや・・忘れたって言うんか?」
ためらう小波。すぐそこには紫杏がいる。
だが和那の威圧するような眼光に負け、小波は言った。
「俺は・・カズだけを好きだと思うから・・・」
「なんやよう聞こえへんで・・もう一回言ってみい!」
「俺はカズだけが好き!・・・・・だと思います」
 和那はにやりと微笑み、紫杏の方を向き言い放った。


22610主:2009/05/09(土) 23:50:07 ID:xpowhWkc
「ほら聞いたか紫杏!小波はウチのことだけが好き・・あんたのことなんかどうとも・・ありゃ?」
「だから言ったじゃない・・それは一瞬の気の迷いだって・・」
 
 いつの間にか後ろに回っていた紫杏は、和那の首を思い切り拳で叩きつける。
 さすがの和那もひるむ。 
 その隙に和那をベッドの下に落としつける紫杏。 
「ちょ・・・・・」
 小波の静止も聞かず、紫杏は小波をベッドに押さえつけ、服を脱ぎ始めた。
「うふふ・・これで二人で楽しめるわね小波♪」
「お・・俺は・・」
「大丈夫・・終わったころには小波の一番は私になってるから・・」
 上着を脱ぎ捨て、ブラジャーをとり始める紫杏。
 小波のペニスは既に限界寸前にまで膨れ上がっていた。
 
  
 露わになった紫杏の胸は、大きいとは言わないものの、美しく形が整っていた。
 初めて見る紫杏の身体。男としての性だろうか、小波の視線はそこに釘付けになった後、
 紫杏の下半身へ向かった。

「ふふ・・小波って結構せっかちなんだね・・けどまずは小波のを見せてもらわないと」
 そう言うと、紫杏は小波の服を脱ぎにかかった。
 だがその瞬間紫杏は再び、先ほどより強い力で壁に叩きつけられた。
「お・・おい・・」
 驚く小波の前に現れたのは、バスタオルを脱ぎ捨て全裸となった和那の姿だった。
「これで邪魔もんは消えたわ・・さあゆっくり楽しもうで、小波♪」

22710主:2009/05/09(土) 23:53:36 ID:xpowhWkc
小波の服を脱がそうとする和那。
だがその和那の肩に、無言で紫杏が手を乗せてきた。
「なんやアンタ・・ええ加減・・ウチと小波の邪魔をすんなや!」
「それはこっちのセリフよ・・・・小波とあたしの邪魔をしないで。」
怒りを表面に出し睨みつける和那。一方怒りを内に秘めながら睨みつける紫杏。
どちらにしろ、両者の怒りは限界に近づいていた。
「ええいなんや・・このままやっててもラチがあかへん。いったん休戦や」
「何ですって?」
和那の思わぬ発言に驚く紫杏。

(やっと落ち着いたのか・・やれやれどうなるかと思った・・・・)
心の中で呟く小波。そしこのまて二人をなだめるように言う。
「とりあえず今日は遅いしもう寝よう。(まだ10時前だけど)二人のことは明日また・・・」

「なにゆうてんねん小波」 
「え?いま休戦だって・・・・・」
「ちゃうわ。ええ加減こうやって繰り返してても仕方ないやろ。小波を取り合い続けるのはもうやめえゆうたんねん。」
「?・・じゃあいいじゃないか、もう今日はこれで・・・」 
「ちょ、ちょっと!このままで終われるわけないでしょ!」
話に割り込んでくる紫杏。どうにかそれを抑えようとする小波だったが 
 
和那の口から思いがけない言葉が飛び出した。
22810主:2009/05/09(土) 23:54:36 ID:xpowhWkc
「3Pや!」
「え?」「は?」 
紫杏と小波から驚きの声が漏れる。
「今から小波とウチと紫杏で3Pをして、終わった後どちらのプレイが良かったんか小波に聞く。そいで選ばれた方が勝ち、この家に残る。負けた方はこの家から出て行って、二度と小波と会わないようにする。・・・どうや紫杏。この対決のむか?」 
「・・・・・・・おい・・俺の意見は聞かないのかよ!無視かよ!」
つっこむ小波。だが和那の耳には届かなかった。 
「上等よ!受けて立つわ!」 
小波の予測できていた紫杏の返事。
「・・・・・・・・・・・」
最早小波はあきらめムードに入っていた。 
「フフフ・・紫杏。ウチは既に小波と三回以上経験がある。つまり小波の身体はウチが一番よく知っとんねん!あんたに勝ち目なんかないで!」
「ふん・・・そんなもの関係ないわよ。荒削りの電柱女のテクニックなんてあたしが甲斐に教えてもらったものの足元にも及ばないわよ。アンタの泣き顔を見るのが楽しみだわ♪」

二人の視線の間に火花が散る。この二人を止めることなど誰にも出来ない状態になっていた。

「小波!引き分けっちゅうのはナシや。もう一回ウチだけが好きだって言わせたるで!」
熱い闘志を漲らせ、ガッツポーズしながら迫ってくる和那。
「ここからが本領発揮よ。あなたには私しかいないって教えてあげるわ♪」
勝利を確信したように微笑み、残っていたもう一つの下着も脱ぎながら迫ってくる紫杏。
この瞬間小波の理性が崩れ去った。 
「うおおおおおおお!!!俺も男だああああ!!」

カーン 
第二ラウンド、スタート。
22910主:2009/05/09(土) 23:55:24 ID:xpowhWkc
「3Pや!」
「え?」「は?」 
紫杏と小波から驚きの声が漏れる。
「今から小波とウチと紫杏で3Pをして、終わった後どちらのプレイが良かったんか小波に聞く。そいで選ばれた方が勝ち、この家に残る。負けた方はこの家から出て行って、二度と小波と会わないようにする。・・・どうや紫杏。この対決のむか?」 
「・・・・・・・おい・・俺の意見は聞かないのかよ!無視かよ!」
つっこむ小波。だが和那の耳には届かなかった。 
「上等よ!受けて立つわ!」 
小波の予測できていた紫杏の返事。
「・・・・・・・・・・・」
最早小波はあきらめムードに入っていた。 
「フフフ・・紫杏。ウチは既に小波と三回以上経験がある。つまり小波の身体はウチが一番よく知っとんねん!あんたに勝ち目なんかないで!」
「ふん・・・そんなもの関係ないわよ。荒削りの電柱女のテクニックなんてあたしが甲斐に教えてもらったものの足元にも及ばないわよ。アンタの泣き顔を見るのが楽しみだわ♪」

二人の視線の間に火花が散る。この二人を止めることなど誰にも出来ない状態になっていた。

「小波!引き分けっちゅうのはナシや。もう一回ウチだけが好きだって言わせたるで!」
熱い闘志を漲らせ、ガッツポーズしながら迫ってくる和那。
「ここからが本領発揮よ。あなたには私しかいないって教えてあげるわ♪」
勝利を確信したように微笑み、残っていたもう一つの下着も脱ぎながら迫ってくる紫杏。
この瞬間小波の理性が崩れ去った。 
「うおおおおおおお!!!俺も男だああああ!!」

カーン 
第二ラウンド、スタート。
23010主:2009/05/09(土) 23:56:23 ID:xpowhWkc
絡み合う三つの舌。 
触れ合うたびに唾液が糸となって絡み合い、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てる。
二つは一つの舌を奪い合うように、残る一つの舌は二つの舌に責められるのを楽しむかのように求め合う。
「ん・・・はぁ・・・・どう、小波?・・」
淫靡に舌を絡ませながら問う紫杏。
「ああ・・・上手いよ、紫杏。」
「うふふ。こんなものまだ序の口よ。」
そう話していると、和那が急に舌を絡ませるのを止めた。
「なんやつまらへんなぁ・・・そろそろ前座はこの辺にしとこうで。」
バツ悪そうに提案する和那。
「あら、負けを認めたの?」
和那を見下しながら紫杏が言う。

「うるさいわ!まだウチは1%も本気なんか出してないで!」
「どうかしら?ならさっさとあなたの本気って言うのを・・」
「まあいいんじゃないか?俺もそろそろ次に移りたかったし」
「え?きゃっ!!」
小波は紫杏をベッドの上に押し倒した。
「紫杏・・・・」
「小波・・・・」
軽く口づけを交わすと、小波は紫杏の乳首を咥えた。
「ひゃう!」
そして片方の胸は掴むように優しく揉んでいく。
柔らかい・・・・それが小波が一番に思った感想だった。
「こ・・・小波ぃ・・・・はあ・・はあ・・・」
初めての小波との交わりに興奮し、頬を赤く染め、少しずつ声を荒げていく。
小波はその紫杏を落ち着かせるように優しく責めていった。
少しずつ落ち着きを取り戻し始めた紫杏は、小波の股間に手を伸ばす。
・・・が、その手は和那の手に止められた。
「はいはいお二人さん、その続きは紫杏がうちに勝ったらや。まあそんなことはありえへんけどな。」
顔をしかめ無言で和那をにらむ紫杏。だがその眼光に先ほどまでのような鋭さはなかった。
小波も少し残念そうな顔をしたが、一瞬で標的を紫杏から和那へと変えた。

あの時、初めて彼女と交わった時のことを再生するように小波は和那を抱きしめ、唇を重ねあう。
舌の絡まない、子どもじみたキス。だが二人の気持ちを確かめ合うには十分だった。
「んんんっ、こ・・こなみぃ・・・・」
徐々に濡れていく和那の秘所。
その場所を小波は優しくさするように撫でていく。
「ひゃあっっ!」
驚いたように和那の体は一瞬飛び上がった。
「えへへ・・すまん驚いてもうた・・・なんやか、初めて小波に抱いてもらったあの時を思い出すなぁ・・。」
指を口にくわえ、おどけるように言う和那。
小波は目を閉じ、ゆっくりと和那を愛撫し続ける。
そして十分に潤った秘所へと反り立ったペニスを押し付けようとした瞬間
23110主:2009/05/09(土) 23:57:11 ID:xpowhWkc
ポン

紫杏が小波の肩を叩く。
振り返る小波。だが紫杏の視線は和那へと注がれていた。
「そろそろ・・・・決着をつけようじゃない。」
意を決したかのように和那へ語りかける。
「せやな・・・このままずっと邪魔され続けるのは耐えられへんわ。決着・・・つけようやないか!」
「あ・・・・・・・」
勝負のことをすっかり忘れて楽しんでいた小波だったが、今の二人の会話で再び勝負のことを思い出す。
(まあ・・・どうにかはぐらかして一件落着にしてしまおう。他の4人はまだぐっすり寝てるだろうし、大丈夫だろう。)
問題を後回しにして楽しもうとする小波。
そして二人の死闘(?)は佳境を迎えた。

小波を仰向けに寝かせ話し合う二人。
「で・・どっちが顔でどっちが・・・あの・・・・棒の方に乗るんだ?」
恥じらいながら言う紫杏。なんだかそういう表現の方が卑猥に聞こえるが。
「うちが顔の方でええで」
「?・・なんでそっちでいいのよ。」
「ハンデや。・・それにアンタは負けたら小波と会えへんようになるんやから、小波のモノを一度も感じられないまま悔し泣きしながら死んでいくんやで?そらあまりに殺生やからなあ。去っていく元親友に対するせめてものはなむけや。」
「・・・・・・・・・・」
顔をしかめる紫杏。だがその心の内には小波を初めて感じることが出来るということに対する嬉しさがあることも読み取れた。
「ほな、いくでぇ!」
小波の顔へ騎乗する和那。
それに続いて紫杏が自分の秘所にあてがおうと小波の肉棒に手を伸ばそうとした瞬間だった。


「何をやっているんだ!」
23210主:2009/05/09(土) 23:58:10 ID:xpowhWkc
その頃、寝室
「む・・・むぅ・・なんだかあっちの部屋が騒がしいですね。」
布団から起き上がる奈桜。目をこすりながら部屋全体を見回す。
「まだ10時ですか・・・あれ?すずちんがいませんね。それに紫杏ちゃんとカズちゃんも・・・むむっ!!」
なにかに感づいたかのように目をひそめると、隣に寝ているさらの体を揺らした。
「おきて、さら!」
「ふあぁ・・・なに?お姉ちゃん」
小さくあくびをして桜空が目を覚ます。
「紫杏ちゃんにカズちゃん、それにすずちんもいなくなっているんですよ。それにさっきから小波君の部屋から騒ぎ声がしてるんです。きっと小波君の部屋ではなにかとんでもない事が!」
「ええっ!!」
目を見開き驚くさら。
「とにかく、寝ている場合じゃありません。小波君の部屋に行きますよ!」
「はい!」
「ねえちょっと、何の騒ぎ?」
最後に目を覚ました妙子が二人に聞く。
しかし二人は目もくれず部屋を出て行った。
「ちょっと!なんなのよもう。」
後を追うように妙子も部屋を出て行った。


一方 小波の部屋

「何をしているんだ三人で!」
怒声をあげる五十鈴。
固まってしまう和那と紫杏。
だが一方小波は和那に顔の上に乗られているので、状況が把握できなかった。
「お、おい?何が起こってるんだ?」
間抜けな声を出す小波。
五十鈴は早足で3人に近づき、固まっている二人をどかして小波に詰め寄った。
「ここで何をしていたんだ、小波。三人で・・・・しかも裸で」
「い・・いや、あの・・・・」
返答に詰まる小波。
「あれや、あの・・小波に似合う女がウチと紫杏、どっちなんかを決める勝負してたんや。負けた方は家出てくっていう約束で・・・・」
「勝負?寝ていた私たちを差し置いて勝手なことを・・・」
五十鈴はそう言うと、小波の顔を掴んだ。
「とりあえず、詳しい話をゆっくりと・・・・・・・」
ドサッ!
「!?」
言い終える前に頭を抱えながら五十鈴が倒れこんだ。
23310主:2009/05/10(日) 00:01:44 ID:xpowhWkc
「お、おい五十鈴!!大丈夫か!?」
焦り起こそうとする小波だったが、その必要はなく、五十鈴はすぐに起き上がった。
「な・・なんだ大丈夫だったのか。・・・・え?」
「小波・・・・・・・・」
先ほどまでの怒声はどこへやら、五十鈴は妖艶な声で小波の名を呼んだ。


一方その頃
「ふう・・・・ところで武美、お前どんな薬を売ったんだよ?」
「これだよ。えへへ、見た目はただの睡眠薬なんだけど、実はその中に遅効性の媚薬を混ぜ込んであるんだよね〜♪結構強力なんだ。その分睡眠薬の効果は薄れちゃうんだけど。」
「おいおい、そんなことしていいのか?」
「いいんじゃない?買ってった女の人、彼氏持ちみたいだったし。それにしてもあの子背高かったなぁ。」
「よし、武美。これ飲んで少し寝たらまたやるか!」
「ええっ!・・・・しょうがないなぁ。」

場面変わって、小波の部屋。

「ちょっ、ちょっと、どうしたんだ五十鈴!」
突然服を脱ぎだす五十鈴。あっという間に全てを脱ぎ去ると、五十鈴は小波に抱きついた。
「五十鈴・・・・・」
「小波・・・」
突然五十鈴は唇を重ねてきた。舌を絡ませる濃厚なキス。
だが小波は慌てて唇を離した。
「五十鈴、なんだかおかしいぞ!どうかしたのか?」
「なんでもない・・・ただ私は小波、お前が欲しい・・・・・」
23410主:2009/05/10(日) 00:02:50 ID:xpowhWkc
その途端、部屋の扉が開く。
奈桜、さら、続いて妙子。残っていた三人が部屋の中に入ってくる。しかし三人とも様子がおかしい。全員裸で、息を荒げ頬は赤く染まっている。
「小波君・・・・」
さらが小波のもとへと駆け寄る。続いて奈桜と妙子も駆け寄ると、五十鈴を含めた四人で小波にキスの嵐を浴びせ始めた。
「ん・・むちゅ・・・小波君・・・・」
「んむ・・小波ぃ・・はぁ・・・・」
「ちょっ、ちょっと、いったいみんなどうしたんだ!」
キスを浴びながら叫ぶ小波。
それを端から見ていた二人が話し始める。
「おいカズ・・・お前が飲ませた睡眠薬に何か変な成分が入っていたんじゃないか?」
「ええ!?・・そんな筈は・・・・けどあの漢方薬店の店主の人、買ったときに妙に笑ってたなぁ・・・・・」
「・・・・・・・。なんにしろ、この状況を指をくわえてみている訳にはいかないな。」
「せやな。小波を取り返すで!」
23510主:2009/05/10(日) 00:04:01 ID:xpowhWkc
「ちょちょちょ・・・・ちょっと待て!」
大声で叫ぶ小波。全員の動きが止まる。
「みんな落ち着くんだ。一旦・・・・・」
言いかけながらこれ以上言うのをやめた。今日何度彼女たちを止めようとしただろうか。でも彼女たちは一度たりとも止まらなかった。
だったらいっそ・・・・
小波は、全員を気が済むまで満足させることに決めた。
「よし!一人ずつだ!まずは五十鈴!」
指名された五十鈴は、嬉しそうに微笑みながら小波に抱きついた。
「小波・・・」
黙って唇を重ねあう。舌を絡ませてくる五十鈴。小波もそれに応えるように舌を動かす。口の中で交わりあう唾液。
五十鈴は舌を使うのが上手い。初めてキスをした時と、その味はまったく変わっていなかった。
そのまま小波は小波の秘所へと手を伸ばし、優しく愛撫し始める。
「んん・・・ああ・・・」
これもあのおかしな薬の効果であろうか、溢れるように愛液が出てくる。
前戯はこの程度で十分だった。
「五十鈴・・そろそろ」
「ああ・・・来てくれ」
濡れきった秘所へとゆっくりと挿入する。
温かい。
そのままゆっくりと腰を動かし始める。
「んっ・・ああ・・・んん!」
愛らしい声をあげる五十鈴。
小波は一気に激しく動かしだす。
「んん・・・・あっ・・ああっ!」
「五十鈴・・・・出すぞ!」
「ああああああああああああああああッ!!」
五十鈴の中へと白濁の液体が流し込まれた

23610主:2009/05/10(日) 00:05:26 ID:YgqhzPKC
「次は私の番!」
妙子が正面から抱きついてくる。
小波の視線はすぐに妙子の胸へと向かった。
「大きいな・・・・」
すると妙子は突然しゃがみこみ、小波の肉棒を自らの大きな胸に挟み込んだ。
「え?うっ!」
柔らかい感触が小波を襲う。
そのまま妙子は胸を手で揉み始める。
「ううああああ!」
あまりの快感に小波はすぐに妙子の顔へと射精した。
「・・・・早いわね」
顔についた精液をなめ取りながら話す妙子
「すいません・・・・」
「はいはい、じゃあ次は中に出して!」

「んん・・・ああ・・・あん・・」
「はぁん・・・小波くん・・・・」
さらと奈桜は舌を絡ませあい、互いを慰めあっていた。
妙子との交わりを終えた小波がさらの肩を叩く。
「今度はさらの番だ」
「ん・・ふぁぁ・・・・・小波君!」
抱きついてくるさら。二人はそのままベッドの上へと転がった。
「小波くん・・・・・・」
さらは小波の肉棒を咥えた。
「さ、さら!?」
「あん・・・じゅるっ・・小波君・・・・んんっ」
普段のさらからは想像もつかないような大胆さ、そして淫乱な姿。
「んあっ・・・んん・・・・・ぷはっ・・」
口を離すさら。
「今度は小波君、お願いします。」
「・・・ああ。」
さらの濡れきったピンク色の割れ目へと目をやる。
その場所は、あたかも桜の花びらのように見えた。
23710主:2009/05/10(日) 00:07:58 ID:YgqhzPKC
「んああああああああああああああああ!」
大声で果てたさら。
(やれやれ、これで半分か)
そう思った瞬間、背後から奈桜が抱きついてきた。
「今度はあたしの番ですよ!」
「ああ。」
奈桜の体はさらとよく似ていた。胸は少々劣っているが。
「よし・・やるか」
小波は奈桜の秘所へと顔を近づける。そこから溢れ出す液体を、小波は舐め始めた。
「あ・・・いやぁん!」
指をくわえ声を上げる奈桜。
ペロペロとなめ続ける小波。甘い。なめてもなめても溢れ出す液体を、小波は思う存分堪能した。
「小波君・・・そろそろ」
「ああ。分かった」
最もさらとよく似ていた場所へと、小波は挿入した。

「いやあお疲れさん。四人連続は流石にきつかったやろ?」
和那が小波へと語りかける。
「そうも言ってられないだろ。あと二人残ってるんだから」
「はは、確かにそうやな。」
そう言うと、和那はベッドに大の字で倒れこんだ。
「前戯は必要ないで。もう濡れてるし。それに・・早く小波を感じたいんや」
「・・分かった。」
四人と交わりながらなお元気な肉棒を、和那の中へと挿入する。
「はぁん・・・・小波・・」
「いくぞ、カズ」
「うん・・」
大きく、ゆっくりと体を揺らし始める
「んっ・・・はぁ・・・小波ぃ・・・・」
「カズ・・・・・」
徐々に激しく動かし出す
「んんっ・・・ああん・・・・小波ッ・・・・・!ええ・・・すごくええよぉ・・・・」
「行くぞ、カズ!」
「んッ・・はあ・・小波ぃぃぃぃぃぃ!!」

二人は同時に果てていった。


23810主:2009/05/10(日) 00:09:52 ID:YgqhzPKC
「小波、疲れただろう。水を持ってきたから、まずはゆっくり休んでくれ」
「ああ、ありがとう」
一気に水を飲み干していく。
その瞬間、小波は気付いた。
「あれ?そういや紫杏、口調が・・・・」
「うむ、やはり慣れていたこちらの方がいいと思ってな。・・・・・」
「うん、いいよ。やっぱりその方がしっくり来る。それに、その方が可愛い」
「なっ!?」
突然のほめ言葉に頬を染める紫杏。
「ははっ、やっぱり照れたか」
「こ・・この・・バカにして・・・キィーーーーー!」
目をぐるぐるにして紫杏が叫ぶ。その紫杏に小波はそのままキスをした。
「!・・・・小波・・・・」
お互い抱き付き合う。さっきのとは違う、長く濃厚なキス。
「ふぁ・・・小波・・・・・っ」
「!・・・おい・・・・・・・・・」
紫杏の目から涙が流れ始めていた。
「この時を待っていたんだ・・・私は・・・・ずっと・・・」
小波は優しく頷くと、さらに強く紫杏を抱きしめた。

「いくぞ、紫杏」
「・・・ああ」
紫杏の秘所へ小波が肉棒を挿入する
「っ!!・・・小波っ・・・」
初めて味わう小波の感触に悶える紫杏
小波は腰を揺らしだすと、徐々にそのスピードを上げていく
「んっ、あっあっあん・・・はぁん!」
「ん・・・・・どうだ紫杏」
「はぁ・・ああん!き・・・きもちいい・・・・・」
温かい紫杏の膣内を味わう小波
奥まで入ってくる快感に悶え続ける紫杏
二人は限界へと達していく
「ぐっ・・・出すぞ、紫杏」
「きて・・・・ん・・・ああああああああああっ!」
23910主:2009/05/10(日) 00:10:20 ID:YgqhzPKC
ポンッ
背後から和那が小波の肩を叩く。
「!・・・・・カズ・・俺は」
「もうええて」
「?」
和那の言葉に驚く小波
「勝負のことは、もうええ。小波と二人で暮らせへんってのは残念やけど、大切なダチを失うのは、もっといやや。すまんかったな、紫杏」
突然の和那の謝罪。
紫杏も一瞬動揺したようだったが、すぐに返した
「いや・・・こちらこそすまなかった。いろいろと酷い言葉を言ってしまって」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あはははははははははは!」
二人の笑い声が部屋に響く。
「よし、なんだかんだで一件落着だな。今日はもう遅いし、寝るか」
部屋を出ようとする小波。
だがその前に四人が立ちふさがる
「・・・・・・へ?」
「小波、まだ私は足りない。もう少し相手をしてくれ」
「ごめんなさい小波君・・どうしても我慢出来そうにありません」
「・・どうやら私病気にかかってしまいました・・・もっと小波君と愛し合わなければ死んでしまう病です。というわけで小波君!私の病気を治す為に協力してください!」
「小波君、まだまだ夜は長いわよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
あまりの衝撃に固まってしまう小波。
「ふむ・・みんなあれでは満足していなかったようだな。」
「はははっ!こらしょうがないなあ小波!どうせならやってしまおうで、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7P(にやり)」
「勝手なこと言うなぁ〜〜〜〜!」

こうして小波の夜は続くのだった・・・・・


凡田「やっと終わったでやんすか・・・・凡田でやんす。
こうしてどうにか解決したカズと紫杏の一件。
しかし数日後、小波の家へあの金髪少女が訪れる!
様々な手でなおさら姉妹を小波から引き離そうとする!
次回、桜舞う争奪合戦の結末やいかに!」
24010主ハーレム:2009/05/10(日) 00:12:44 ID:YgqhzPKC
ああああああああああああ!
重複レスしてる!しかも題名が「10主」だけになってしまってる・・・・
ああああああああああああ・・・・・・・

板汚し、すいませんでした。
241名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 01:27:55 ID:JzfSkFES
乙です!GJです!最高です!
242名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 11:42:23 ID:yHqLUSZ4
GJでやんす!!
243名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 12:02:12 ID:/M8WKxVh
GJ。だが>>242、テメーはsageろ
244名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 12:37:39 ID:GF2pQ7c3
GJ。 
245名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 22:24:18 ID:p+dqCkJJ
GJ
246名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:24:17 ID:bWYeHLH1
こんな駄作にGJしてくれるとは・・・
皆さん有難うございます
247名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:55:45 ID:EO7B6Vx5
謙遜しないでくれ
文の内容もだが投下する勇気もスゲェんだよ
248名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 01:29:17 ID:MEEhc0Eg
突然のカキコすまん

11裏でアカネのSSを書いているんだが・・・ここは基本的に初心者歓迎だろうか?
自分は前まで適当なセリフだけの小ネタを書いていたがエロと地の文が入った長い物を書くのはこれが初めてなんだ
早ければ今週中に投下できるが果たして投下して良いものか・・・
249名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 02:10:55 ID:7iHPaWKG
基本的に初心者でもウェルカムじゃね?
初なのにいきなりめっちゃ長いの投下したり、目茶苦茶だったり、人を選びすぎる設定じゃなければさ。
250名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 10:31:49 ID:G61vSZg8
>>248
誰でも最初は初心者だけどな。
投下宣言とか基本的なルール守ってれば問題は特にない。
後は誤字とかには注意。
251名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 19:48:07 ID:ddxpbnEF
運が良ければどんな駄作でも誉められるし
悪ければどんな良作でも叩かれるから問題ない
252名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:38:16 ID:MEEhc0Eg
そうか・・・わかった。
とりあえず半分くらい書き終えたがちょっと長くなりそうだ。だから前編後編に分けることになるかも
253名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:59:05 ID:cVxFVQ0t
頑張ってくれ
俺も非エロの紫杏物だけど投下してみたい
254名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 22:33:56 ID:SJv3e7VJ
>>252
お年寄りの戯言だと思って聞いてくれ、最初は無理をせず短い方が良い。
前後編に分けるのは賢いやり方だが、前編を投下したら色々と住人の意見を聞くのが良いと思う
ただし、多少叩かれることがあってもそれをバネにするぐらいの気持ちがあればなお良い。

>>253
ジャンジャン行け!!
255名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 22:50:54 ID:Ab8q9x3l
>>251
運で叩かれるって…よっぽど本読んだことないんですね
256名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 22:59:55 ID:ddxpbnEF
>>255
まあ…君もあと少し大人になれば現実が見えるよ…
実力がそのまま真っ当に評価されることなんて
奇跡に近い確率でしか起こらないんだよね、悲しいことに…
257名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:05:15 ID:2IeTgWSM
>>256
ちょwwワロタww
258名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:49:04 ID:pBFLopfX
スゲェww
何が気に喰わなかったのか知らんが、三点リーダの使い方も知らん上にこんなおバカな中学生は久しぶりだ
昔いたよこんなヤツww

忠告しとくと、作品読みたいなら未成年は書き込まない方がベターだぜ。
259名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:53:57 ID:EO7B6Vx5
>>156
パワポケスタッフを見ているようだ
260名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:56:18 ID:EO7B6Vx5
安価ミスorz
261名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:18:59 ID:9fQS0VJg
一気に進ませたらなんか前編分がでけた。やればできるもんだな俺も。
というわけで今から投下します。
262名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:19:38 ID:9fQS0VJg
「…………ん?ここは…………俺の部屋、か。」
ベッドにうつ伏せで寝ていた十代半ばの少年がそう呟いた。彼の名は小波。
ひょんな事から宇宙人に地下要塞に潜り込み野球人形を作る羽目になった元ごく普通の中学生である。
ここは宇宙人の地下要塞の近くにある寮のような宿泊所だ。
小波の仲間、つまりクラスメートもここに泊まっている。
「……体中が痛い………」
そういって唸り声を上げる。彼が何故痛みを訴えているのか、その理由は今日の昼時にまで遡る。
それは小波が今日の朝、ハタ人間にされた仲間たちを救出しに地下100階まで行き
地上に帰還した数時間後の事であった


「ねぇねぇ、小波!」
水を飲みながらゆっくり休憩している小波にリコが突然話しかけてきた。
いきなり話しかけられたので一瞬むせかけたが何とかこらえて口を開く
「おいリコ、さっきハタが取れたばかりなんだからもう少し安静にしてろ」
「心配してくれてありがと。でも、あたしはもう大丈夫だからさっ!」
活気あふれる言葉をリコが小波に返す。元気なのはいいことだけど
元気すぎるのはちょっとなぁ…そんな事を思いながらも小波は言う。
「はぁ… で、何の用だ?」
263名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:20:21 ID:9fQS0VJg
「いやー実はあたしさ、色々と考えていたんだよねー」
「何をだよ?」
「武器!ほら、あたしの得意な武器って刀とか剣じゃん?
でもあたしとしてはもっと派手な物を使いたいんだよねー」
「…派手なのだったらライトサーベルとかコスモミキサーがあるだろ?」
呆れた顔をして小波は言葉を返した
「もう!わかってないなぁ。派手なだけじゃダメなの!何と言うか……
”ババババッ!!”みたいな感じでさ!
ガトリングとかマシンガンのように派手さに加えてスカッとするのがいいの!」
「でもリコには使いづらいだろ?そーゆーの。」
リコはどちらかというと手先が器用な方ではない。特にハンドガンやライフルなどの武器は
細かい作業が要求される。そんな武器がリコに使える筈がないのだが…
「だから考えたんだ!あたしでも使えるそーゆう武器!
教授にも話したけど材料持ってくれば作れるってさ!」
「へぇ?それってどんなのだ?」
不器用でも使える連射系の武器。興味を持った小波はリコにそれを聞く。
「おっとそれは小波にも言えないねぇ〜。だって教授公認のリコ印の秘密兵器なんだからっ!」
「何だよリコ印って…」
「あたしが今思いついたんだ。………で、その武器の材料の事なんだけど………」
キュピーンという音をさせてリコが目を光らせて言う
「俺に集めて来い、と? だろうと思ったよ。」
何かを悟っているかのように小波は言った。
「流石は小波!話が分かってるじゃん!」
「…で、何が足りないんだ?」
目を細めながら小波が聞く。
「なぞの機械!」
264名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:21:06 ID:9fQS0VJg
一風の風が二人の間に吹いた。季節に相応しくない茶色に染まった木の葉が風に乗ってくる。
ひと時の間をおいて小波が口を開いた
「…………………無理だろ。」
「いつかあたしがガメた壊れた機械が1つあるじゃん」
あれはガメたというよりも抉り取るといったような感じだったが、
そういやメガネの奴が”あんな痛々しい光景見たくないでやんす!”って目を背けていたな。
まぁそれは置いといて
「こないだパニッシャー作る時に使っちまったぞ?それ」
「あ、やっぱりそっか。でも大丈夫大丈夫!手に入れるアテはあるからさ!」
「へ?それってどういう…」
疑問の顔を浮かべる小波、しかし…
「と、ゆー訳で うりゃ!!!」(ドスンッ!!
気付いたときには遅かった。
「………え?」
後ろを見て小波は現実を疑った。しかし冷静さがそれが夢ではない事を告げ、状況を把握する。
リコが自分を突き飛ばした。そこまではわかった。だが自分が突き飛ばされた先には地下要塞行きのワープホールがある。
そしてその横に立てられている看板には地下40階行きと書いてあるが、
黄色と黒のストライプの紙に”DANGER!”という真っ赤な文字が書かれたものが張られてある。
そういえば教授が今日の朝、量産型の宇宙ガンダーがたむろしてるからそこには行くなと言ってたっけ。
それを思い出し全てを理解する。その瞬間まさに0.5秒であった。
「ちょっ……リコてめぇ!!!何のつもりだあああああぁぁぁぁぁぁ............」
必死の叫びは虚しく、小波は地獄へと落ちていった。
「…Good Luck!小波♪」
今のリコの一連の行動を見て恐らく誰もがこう思うだろう、”外道”であると。
「おいリコ!いきなり小波を突き飛ばすなんてどういうつもりだ!?」
「あれ夏菜じゃん?いつからいたの?」
「リコが小波に話しかけた時からだ!いやそれよりも今の40階はかなり危険だって聞いたけど大丈夫なのか!?」
「あぁ、そういえば夏菜はハタ刺されていたから聞いてないんだっけ?多分大丈夫だって!
宇宙ガンダーがいっぱいいるとはいえ量産型だから。」
目を反らしてリコが白々しく言う。
「全然大丈夫じゃないだろそれ!!あぁもう!小波1人じゃ心配だから私も行くぜ!」
そう言うと夏菜は、懐からアポカリプスとレイブラスターの二丁拳銃を取り出し、40階へと行った
「ふむ、宇宙ガンダーか……。ふふふ、僕の宇宙ムラサマが唸る!待っていろ小波、今助太刀に参る!!」
「………やれやれ、騒がしいガキどもだぜ。……俺もいっちょ行ってやるとするか。」
夏菜に続いて、大神、椿が40階へと赴く。一方リコは
「……あの3人なら何とかなるとして、あたしは別の材料を集めるとするかな!」
そう言うと同時に、どこかへと走って行った…
265名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:21:57 ID:9fQS0VJg
「……リコの奴、人使いが荒いにも程があるんだよ…………痛て……。」
あれを人使いが荒い程度で済ませる小波の度量の深さにはある意味感嘆するものがある。
量産型だから本来よりいくらか装甲が薄いがやはり宇宙ガンダーは強い。
50を超える敵を倒し命からがらもぎ取った壊れた機械を手元に地上に帰還したが、その後の記憶が小波にはない。
恐らくあの後疲労が募ったせいで気絶してしまったのだろう。
ふとライトの横においてある電波時計を見るともう夜中の12時を回っていた。
自分が戻ってきたのが大体5時だから7時間は気絶したことになる。
「…もう遅いから寝たいけど体が痛い……」
3時間ぶっ続けで戦ったのだから無理もないだろう。
とりあえず小波はひとっ風呂浴びてから寝ることにした。

「………あれ?そういやリコの奴なんで宇宙ガンダーの事知ってたんだ?…まぁいいか。」
風呂場に向かう途中、小波はそんな事を思っていた。
ここの風呂場は何十人も泊まれる宿泊所だけあってそれなりに広い。
脱衣所で服を脱ぎ終え風呂場へ行こうとしたその瞬間

「…………っ…………ぁ……」
「…………ん?」
声が聞こえた。それも男性の声ではない高めの女性の声
しかし、少し様子がおかしい。
(なんだろう?)
そう思った小波はドアへと近づき、耳を澄ませる。
すると…
266名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:22:26 ID:9fQS0VJg
「……ん………………んぁっ!」
(へ?)
まだ断定したわけではないが、それは喘ぎ声だと分かった。
それも、快楽に浸っているような艶のある声。
そしてその声は……
「……ぅぁ……っ…………んっ!」
(ま、まさかこの声…………アカネか?)
そう、それは小波の知っている声だった。それも自分の近所に住んでいる
(元)小学生で、妹のように可愛がっているアカネの喘ぎ声。
アカネは地下探索に行く時、しょっちゅう黙ってついてくる事が前まで多々あったが
まさか宿泊所にまで侵入してきてるとは小波は思っても見なかった。
しかもそのアカネがいる場所が男湯で、さらに…
(……え〜と…中にいるのは……アカネだけ、だよな?もしかしてこれって……)
小波は見つからないようにそ〜っと窓から中を覗き込んでいた。
中にいるのは確かにアカネ一人だ。少し見えにくいが、
ドアからほんの少し離れた所にアホ毛を跳ねさせている後姿のアカネが居る。
しかも床に体操座りのような姿勢で座っていて、
その上全裸で両足が開いており、左腕は床についていた。右腕は背中に隠れていて見えないが
先程から今もなお続いている喘ぎ声でその手がどこにいっているかは大体想像できるだろう。
「…はぁ………あ……ぁっ…!」
(ま、まさかアカネがこんな事…でも……
おかしくはない、よな?うん。俺もやっていたし……)
まぁこの年頃なら性的なことに興味を持ってそれを実践するのは
別におかしい話ではないだろう。だが流石にそういう事を風呂場でするのは普通ではないが、
小波はそこはあえて考えないことにした。
「……ぁあ!……ん………こ……こな……み…」
(……え?)
名前を呼ばれたような気がして小波は一瞬驚く。
気のせいだろうと思ったが、そうではなかった。
「………こなみ…………小波おにいちゃ……んぁっ!」
(なッ―――!?)
そう、アカネは自分の名前を、兄の名前を呼んでいたのだ。
それも一人遊びの真っ最中に。小波は自分の耳を疑った。
(何でアカネが俺を?こんなことをしている時に………
 もしかしてアカネ……俺の事を……)
267名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:23:04 ID:9fQS0VJg
小波はいつかアカネにハタが刺されていた時の事を思い出していた
よく聞こえなかったがアカネは自分の事を妹としてしか見てくれないとか
そんな事を言っていたのを思い出す。
(そういえば教授がハタを刺されている時、その人の本性や本音が
表に出ることがあるって言っていたな。まさかあれがアカネの………。)

「ぅぁっ………あ……こな…………お………ぁ、あっ!!」
もう名前を呼ぶ余裕もないのか、アカネの喘ぎ声が少しずつ激しさを増していく。
ぐちゅぐちゅと水音もドア越しからも聞こえてくる。
「ぁ、ぅぁっ、はぁっ、ぁっ……うっ、んぁあっ!!」
(ぅわ……声すごっ………)
今更ではあるが、まさかこんないやらしい喘ぎ声が
あのアカネから出るとは小波は想像もできなかった。
普段のあの無拓で汚れのない綺麗な笑顔をするアカネがこんな声を出すなんて、
そのギャップの激しさが無意識の内に小波を興奮させる。
「んはぁぁああっ!!」
前までのより一きしり大きな声が聞こえ、後ろからでも分かるほど
アカネは体を弓なりに後ろに反らした。絶頂に達したのだろう。
「……はぁ……はぁ………あ………」
アカネの疲れきった声が聞こえる。
そしてアカネは前かがみに倒れそうになるが、
がくがくになっている足で何とかこらえた。
「………だいすき………です……
 ……小波お兄ちゃん………」
アカネの声がはっきりと聞こえた。自分が好きだというアカネの告白の声が。
そしてアカネは快楽の余韻に浸っていた
(―――――ッ…)
あまりにも衝撃的な光景を目の当たりにしてやりきれない気持ちになったのか、
小波は足音を殺してその場から立ち去った。
268名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:23:44 ID:9fQS0VJg
「………あれ?これって…」
脱衣所から出たとき、ふと上を見るとそこには女湯を示すマークがあった。
どうやら入る場所を間違えたらしい。まぁ普通に考えればアカネが
男湯に侵入してそこであんな事をするわけがないだろう。
小波は今度こそ風呂に入ろうともう一方の風呂場に入った。
そしてさっき音を立てないように着た服を再び脱ぐ。
(………すっかり元気になっちまったなぁ、俺。)
そこには自己主張しまくっている自分の一物があった。
先程の事もあったので仕方ないが、何だか情けない気持ちになる。
「…入るか。」
勢いよく扉を開ける、ところが…
「え?」
「………へっ?」
そこには湯船ににゆったりとつかっている夏菜がいた。
小波は口をぽかんと開けて固まる
「お、おい小波!?こ、ここは女湯だぜ!?」
「は、はぁぁああ!?ごご、ごめん夏菜!!すぐに出るからっ!!」
そう言うと同時にドアをバタンと閉めすぐに服を着てそこから退散した。
「…………………あ゛ー……………えぇと………」
小波が出た後夏菜は歯切れの悪い言葉を何回か発し、
そして湯船に頭上半分を出すような感じに沈んだ。
(………………意外と………でかかったな………
……小波の……あれ………)

後に小波は、あの事態が発生したのは男湯と女湯のマークが入れ替わっていたせいである事を知る。
しかもその原因がリコの悪戯である事も。
269名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:24:20 ID:9fQS0VJg
「罠、ですか?」「そうじゃ」
ここは宇宙人の地下要塞の地下94階だ。そこに入ると同時に唐沢教授がやってきたのだ。
またくじ引きのために来たのかと聞くと今回は伝えたいことがあってきたらしい。
それは前回、自分達を100階までの侵入を許してしまった宇宙人達が
なるだけ100階に近づけさせないように90階辺りからあらゆる罠を仕掛けているとの事だった。
「でも罠って言われても…今のところそういったものは見当たりませんよ?」
「それはよかった。罠に掛かってからでは遅いからの。ま、できるだけ気をつけて行くことじゃ」
「分かりました、唐沢教授」
「では、わしはこれで帰るからの」
そう言うと教授はスタスタと歩いて帰っていった。
一体こんな地下深くからいつもどうやって地上に帰っているのかは今も謎に包まれている。
「あ〜あ……つまんないの」
リコは本当につまらなさそうな声を出していた
疑問に思った小波はリコにどうしたのかを聞く
「いきなり何だよ?リコ」
「いやさー、さっきそこでいかにも面白そうなスイッチ拾って押したんだけどさ」
「すぐに押すなよ。ってか拾ったって…」
「ボタンがあったら押すでしょ?フツー」
「いや、そうなんでもかんでも押さないだろ。」
「まっ、それは人間のサガってやつだよ小波!山があったら昇るのと同じようにさ!」
「そりゃそうかもしれないけどさ……」
リコの場合はサガに従いすぎだ。何か見つけたら急に走っていったり
勝手に行動を起こしたり。基本的には後先を考えて行動してるみたいだけど
本当にそうなのか疑わしい時がある。
「で、スイッチを押してどうなったんだ?」
「それがさ、聞いてよ!なんにも起こんないの!こういうボタン押したら”ドカーーン!!”
みたいな感じで色々と崩れていくのがお約束じゃん!!」
「そのお約束だけはやめてくれ。ここでそんなことが起きたらシャレにならん。」
「ちぇー、やっぱりー?せめて滅茶苦茶強そうな敵がドトーンズシーンと来ないかなー。」
「だからそれは……」
ドカーン!!ドカーン!!
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
「ん?何だ?」
それは何かが崩れるような音だった。爆発音がすると同時に地面が揺れ、
天井から弱冠だが砂が落ちてきた。突然メガネがこっちに向かって凄い勢いで走ってくる。
「た、た、た、大変でやんす小波君!!爆発でやんす!!落盤でやんす!!危険でやんす!!」
「え?」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
先程から続いている振動はメガネの言う爆発のせいだろうか?
振動は徐々に激しさを増していく。
「……おい、リコ?」
「いやー予想はしてたんだけどねー やっぱりこうなっちゃったか。テヘッ♪」
そう言うとリコは右手で頭をちょっと小突いた。
「それで済む問題じゃねぇだろうがぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
ドドドドドドーーーッ!!!!
270名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:27:35 ID:9fQS0VJg
「う、う〜ん…………ここは………どこだ?」
そこは暗闇だった。辺りが真っ暗で何も見えないが、目を凝らせば少しはマシになった。
(白瀬に暗い所での目の利かせ方を聞いといてよかった……)
先程の落盤で床が抜けたことを考えれば恐らくここは95階あたりかそれより下のフロアだろう。
目を頼りにして辺りを見渡すが、狭い。落盤で道がふさがってしまったのだろう。
「でもなんで爆弾なんか仕掛けるんだよ宇宙人…。こうなることも分からなかったのか?」
やはり宇宙人は頭が良くないのだろうか?小波が色々と考えていると…

足音が聞こえた。それも人間の足音だ。音がした方向に目をやるとそこにいたのは…
「!」
それはこちらに気が付くいたのか、走って逃げていった。あの特徴的な髪型、
うっすらと見えた緑色の髪、間違いない、あれはアカネだと小波は確信した。
「あ……おい、アカネ!」
ゴチンッ!
「あいたっ!」
何かにぶつかる音と、声が聞こえた。恐らくアカネが壁に頭でもぶつけたのだろう。
「ううう……痛いです……」
「大丈夫か?アカネ。」
地面にへたり込んでいるアカネに小波は手をさし伸ばす
「あ…はい、アカネはその…大丈夫です。」
アカネはそう言ったが、小波はアカネのおでこ、腕や足の方へ目をやった。
「…膝を擦りむいてるじゃないか。さっきの落盤のせいか?」
「は、はいです。」
「まったく…まだ小さいんだからあんまり無茶するなよ?
え〜と、確かるりかの救急キットがここに…あった。
アカネ、足の怪我を治すから傷を診せてくれないか?」
「あ、はい。わかりましたです。」
小波は救急キットを開いた。
ガーゼ、消毒液、テープ、はさみ、必要な道具が全部あることを確認した後、
まず水筒の水で傷口を洗い、消毒液をガーゼとピンセットを使い傷口に塗る。
そして四角形に切ったガーゼを傷口につけ、テープで固定した。
「これでよし、と。デコの方は血も出てないみたいだし…大丈夫かな。」
「あ、あの…ありがとうございますです」
「いや、アカネは俺の大事な妹だからさ。これくらい当然だよ。」
「………そう、ですね。」
そう言うとアカネは顔を下にうつむかせた。
271名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:28:39 ID:9fQS0VJg
小波は最初はここから出る手段を考えていたが今の小波の装備は
強力なものではあるが、ハンドガン系の武器1つのみ。
普段は手榴弾は2つほど常備しているのだがここに来る途中で小型UFOを一掃するのに
使ってしまったのでもうない。次に酸素の心配をしたが天井の穴が開いてそこから
光が差し込んでいる場所が2、3箇所程あったのでその心配はいらないだろう。
後は誰かが助けに来てくれるのを待つしかないのだが……。

「…………………」
(うう……気まずい………)
それもそうだろう。何しろ昨日の夜、自分の名前を呼んで一人遊びに励んでいた女の子が
ちょっと距離が離れているものの、隣に座っているのだから。
(…どうしよう)
小波は自分の武器をいじっていた。アカネにはいつ敵が来ても応戦できる為にと言っておいたが
実際は気を紛らわしたかっただけなのである
小波は張り詰めるような気持ちのままその沈黙に耐え続ける
「あ、あの…」
しばらく続いていた沈黙を破ったのはアカネだった
小波は一瞬驚いたが何とか平静を装い、返事を返す
「ん?どうした?アカネ」
「そ、その………そっちの方に行って、座ってもいいですか?」
「え?あ、あぁ それは別にいいけど…。」
「じゃ、じゃあ遠慮なく…」
アカネは小波の丁度隣にぴったりくっつくように座った
当然小波はアカネの感触を直に感じることになる
(う、 や、ヤバイ…いつもはこうじゃないのに、アカネを余計に意識しちまう…)
しかしここでこらえなければならない。そうでないと兄貴失格である。
例え昨日の様なことがあったとしても血は繋がってないとはいえアカネは妹なのだ。
それだけは決して揺るがしてはならない。
「…小波お兄ちゃん?」
「どうした?アカネ」
「…やっぱり、迷惑ですか?アカネがくっついてたら。」
「どうしてそう思うんだよ?」
「何か、困ってるような難しい顔していますから…」
しまった、と小波は思った。気持ちは抑えられたがやはり表情までは隠せない。
「………そうなのか?ごめん、ちょっと色々と考え事をしててさ。
俺は別に迷惑じゃないからアカネは気にしなくていいよ。」
「そう、ですか…。」
小波は何とかその場を誤魔化した。アカネの方も一応納得した様子ではある
ほっとした小波は水筒のふたを開き水を飲もうとした。
「…あの、小波お兄ちゃん」
「何だ?アカネ。」
水を容器に注いでアカネの次の言葉を待つ
「…あの、昨日小波お兄ちゃんのところのお風呂に入っていたときのこと、何ですけど」
小波は一瞬ギョッとした。
(ま、まさか…いや、大丈夫だ。見られては無いはずだ。うん。音は絶対にさせなかったし)
そう思い安心しながら水を飲む。しかし
「……誰かが覗いてました」
ブーーーーーッ!!!
盛大に吹いた。まさかバレていたとは。しかし昨日アカネが
こちらに気付くような素振りはなかった筈だ。
272名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:30:36 ID:9fQS0VJg
「…あれ、小波お兄ちゃんですよね?」
「なっ!?どうして俺なんだよ!?」
「……落とし物ですよ?小波お兄ちゃん…」
「あ……」
それは小波がいつかアカネに貰った手作りのお守りだった。
野球の試合で勝てますようにと願いを込めて作られた
真心のこもった誕生日プレゼントだ。
「アカネが入る前にこれは落ちてませんでしたから…
それに、ドアの窓にも顔の跡が付いてたです」
完全に墓穴を掘った。あの光景に釘付けになって
ドアにぴったりと顔をつけたのが裏目に出た。
もう反論の余地もない
「……いつから覗いてたんですか?」
「…ごめん、実は昨日間違えて部屋に入って、そしたらアカネの声が聞こえて…その……。」
「…………………………」
「…………………………」
二人は再び沈黙した。発言することすら許されないような空気が漂う。
2人はひっつきながらもお互いに顔をそらしていた。
「………お兄ちゃん……」
「なっ……!?」
アカネはいきなり小波に抱きついてきた。
突然の出来事に小波は目を丸くする。
「ア、アカネ……?」
「お兄ちゃん………アカネはもう、我慢できません。」
アカネはそう呟くと深く息を吸った。
これから長い話をするかのように。そしてアカネは口を開いた
「アカネは……もうお兄ちゃんが他の女の人と一緒に居るのを見るだけでもとても辛いんです。
胸が苦しいんです。心が痛いんです。でもアカネはずっと我慢してました。
だって、アカネは弱い女ですから、他のみんなと同じようにお兄ちゃんと一緒に行けません。
一緒に戦えません。だから、せめてお兄ちゃんが戦っているのをそっと影から見守ろうと思ったんです。
そうすればお兄ちゃんにも他の人にも迷惑をかけないし、そうするのが一番だと思ってたんです。
そう思いたかったんです。たとえ胸が痛くっても、心が折れそうになってもそうするしかなかったんです。
お兄ちゃんの戦ってる姿をずっと見ていたかったんです。
でも、アカネが黙ってお兄ちゃんについてきてることがばれても
お兄ちゃんはそんな我が儘なアカネを許してくれました。
こりずに何度もついてきてもお兄ちゃんはいつも優しく微笑んでくれました。
だから、アカネはもう我慢できなくなっちゃって……ついにあんな事までしてしまいました。
アカネは馬鹿な女です。あんな事をしてアカネの心が満たされるわけでもないのに。
けっきょくもっと胸が苦しくなるだけでした。心がとても切なくなるだけでした。
こんなダメな妹……お兄ちゃんは嫌い、ですよね?」
「……何を言ってるんだよ。俺が、そんな事でアカネのことが嫌いになるわけ無いだろ!!」
「じゃあ、聞いてください……アカネの言葉を。アカネの心の声を、
お兄ちゃんへのアカネの本当の気持ちを言わせてください…。」
273名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:31:19 ID:9fQS0VJg
「………あぁ。」
そう言うと小波は頷いた。アカネの言葉を聴くために耳の神経を研ぎ澄ませる

「…アカネは………アカネは、小波お兄ちゃんのことが、誰よりも一番大好きです。
愛しています。どうか、アカネだけの彼氏になってください…。」

「………………」
小波は押し黙ってしまった。ここまで自分の事を思ってくれていただなんて。
前までこんな身近に自分の事を思ってくれている人がいたのに、
こんな大きな気持ちにすら気付けなかった自分に嫌気がさしていた。
「……………………あ、ご、ごめんなさい!!つい一方的に気持ちを押し付けてしまいました!!
 ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
そう言うとアカネは小波から離れ謝り続けた。まるで人形のように何度も、何度も。
一通り謝ると、アカネは下をうつむいたまま言葉を発する。
「お兄ちゃん……我が儘なアカネのお願い、聞いてください。
さっきまでのアカネの言葉は、どうか忘れてくだ―――」
「アカネ………」
「―――んっ?!」
小波はアカネの口に自らの唇で蓋をした。もうこれ以上アカネを辛い気持ちにさせたくない一心で。
「んむっ………んんっ……」
アカネの息苦しそうな声が聞こえた。それに気付いた小波は少しだけ唇の力を弱める。
長い長い口付けをし、小波は唇を離した。
「…ぷはっ………………あ………あの……え………?」
274名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:31:58 ID:9fQS0VJg
「ごめん、アカネ………その、もうこれ以上アカネを苦しい気持ちにさせたくない。」
「え………えぇっ?あ、え……………その……」
「アカネ。」
そう言うと小波はアカネの肩を掴む。
「は、はいです!」
「俺の言葉を、聞いてくれないか?」
「……はい」
アカネがそう言ったのを確認すると、小波は軽く息を吸う。
もうアカネの事を妹としては見れない――――いや、見てはいけない
そう思いながら小波は口を開いた。
「…俺も、アカネの事が好きだ。妹としてじゃなくて、1人の女の子として。
………誰よりも一番愛してるよ、アカネ。」
「あ――――」
小波は再びアカネに口付けをした。
それもさっきのよりもっと激しいキスを。
小波は舌でアカネの歯を小突くと、アカネはすんなりとそれを受け入れる。
アカネも小波の口内へと舌を入れた。ぴちゃぴちゃと水音が交じり合う音があたりに響く。
口付けが終わり、二人が唇を離すと二人の間に一本の糸の橋が引いていた。
「…今、どんな気持ち?アカネ。」
「……とても、幸せな気分です…心が満たされていくような感じがしますです…。」
それを聞いて安堵の表情を小波は浮かべた
「そっか……よかったな、アカネ。」
「はい……ありがとうございます……小波お兄ちゃん…」
そう言うと二人は抱き合った。
まるでこの時間が永久に続くかのように幸せな時間を二人は感じていた。


275名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 02:33:59 ID:9fQS0VJg
以上が前編です 次回の後編は本番入る予定です。
言いたいことがあったらどんどん言ってやってください


以上、アカネスキーLv10が初作品をお送りしました。では…
276名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 06:58:14 ID:YX7kpCrz
訂正

まるで人形のように→まるで壊れた人形のように
277名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 07:18:23 ID:YX7kpCrz
訂正その2

まるでこの時間が永久に続くかのように→まるでこの時間が永久に続くかのような


ラストあたりちょっと焦ったからまだあるかも・・・
278名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 07:52:54 ID:sEuGKzYS
GJ
279名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 08:37:07 ID:WQqsdrA1
乙!
ただ、誤字脱字は保管庫入れるときになおせばいいんじゃないか?
280名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 17:47:01 ID:9fQS0VJg
了解

他にも色々と訂正する点(ラストのアカネと小波のやりとりが下書きの方だったり)
があったから保管庫に入れる際に直すことにします。
後編はぼちぼちと作っていく予定ですので気長にお待ちください。

281名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 20:08:34 ID:ba/nYcAM
鬼鮫コーチと真薄の逆レイプどちらがいいんでしょうか?
282名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 21:10:49 ID:h5tSadoD
>>281
アッー!
小早川大尉どの・・・愛しておりました・・・
うほっ・・・いい男・・・
283名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:29:58 ID:7wa0Q0WD
そういう需要もあるのか?
284名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:36:39 ID:OpgmpgqO
そういうのは801スレがいいんじゃね?
多分
285名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:38:09 ID:ba/nYcAM
鬼鮫lコーチの場合・・・
鬼鮫「小波l、気持ちよすぎる!中に出すぞ!」
小波「ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!????????????あ!?」
カントリー「次は僕の番だよ!」
小波「やめろおおおおおお!」

真薄の場合・・・・
真薄「僕の童貞、僕の童貞が・・・」
神条「野球部員がこんな淫だったとはな。情けない。」
真薄「ゆるしてえ・・・」
てことになる?

286名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:43:07 ID:PAhXoVPa
287名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:43:13 ID:h5tSadoD
体力が100下がった
最大体力値が5下がった
やるきが全部下がった

弱気になった
不眠症になった

センス×がついた
対左×がついた
チャンス×がついた
体当たりを手に入れた
288名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 23:05:26 ID:fBQjjrXC
>>286
こんなスレがあったのか!
289名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 00:44:41 ID:qzK7OM0d
需要恐るべし
290253:2009/05/13(水) 19:40:34 ID:9VnV/MS6
今書いている途中なんだけど
10主と11主をどう区別すれば良い?
十と十一を使った苗字で区別すればいいかな?
291名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 20:20:12 ID:Ah+7qg6Y
どうでもいい
292名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 20:41:49 ID:N/yhKe6X
小波とパワポケでいいと思う
293名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 21:26:56 ID:Nuxu7xv8
名前を呼ぶ場面をなくす。ぼかす。
294名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 22:20:57 ID:HoLEtoHW
>>286 ありがdねるず!
このスレは鬼鮫ネタと逆レイプは駄目ってことなのか!

295名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 22:44:40 ID:qzK7OM0d
鬼鮫は小ネタ程度なら良いんじゃないか?

逆レイプ別に良いんじゃねえ
296名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 22:40:42 ID:Mujc+lue
もう、この世の物とは思えない位下手な駄作ですが、お願いします。


題・真薄の体験
「はーい、今日の授業はこれで終わりです。今日学んだことをノートにまとめておくように。」
親切高校の一年生の授業が終わる。
「次は野球部があるな。早くノートをまとめなておかないと。」
この少年の名は真薄 牡丹。野球部に所属している一年生だ。かつて、ガンバーズの黄金時代を築いた者だ。
寮の生活には、先輩3人と過ごしていて、わからないことがあったら聞いていっている。
野球面では、足が速く、守備にも定評があり、チームの一番バッターとして活躍している。
「っと、これでいいかな。速く着替えにいこっと。」
真薄は黒板に書いたことを簡単にまとめて、ノートを机の中に入れて、ちょっと駆け足で部室に行く。まだ練習が始まるまでに時間があるが、下級生はグラウンドに水まきやトンボをかけないといけない。早めにしなければ、チームの練習に支障がでる。
廊下に出たとき、3年生の女子とぶつかってしまった。
ドン!
「うわっすいません!ごめんなさい!」
「い、いや、そちらこそ大丈夫か?見たところ一年生だが・・・」
そう、ぶつかった三年の女子というのは、最近自治会長を引退した神条紫杏だ。
「あ、あなたは元自治会長の神条紫杏さん・・・」
「ふむ、お前は真薄牡丹か・・・」
「どうして、僕の名前を!?」
「ふふ、人の名前くらい覚えるのは簡単だ。それに野球部にも所属しているだろう?」
「それもなぜしっているんですか?」
「話すと長くなるからな。それと、ちょっと来てくれないか?」
「えっ、いいですけど・・・でも野球があるので、どうか早めにお願いします。」
「それじゃ、こっちに来い。」
神条がそういうと、真薄はついて行った。校舎を抜け、また一つ校舎をぬけ、女子寮へついた。

続きはまた明日です・・・


297名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 23:02:46 ID:XWuas3Cm
sageてくんろ
298名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 23:44:19 ID:kAHTMWUH
書きながら投下とかではないですよね?もしそうならメモ帳などに纏めてから投下したほうが失敗も少なく、良いと思いますよ
299名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 14:12:40 ID:cQ+GFbjl
こうしてまた一人、未来の書き手がこのスレを去りました
300名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 17:32:23 ID:hrMWCeJL
というのはガセ
301名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 20:15:46 ID:klTJuwD1
>>298そうだったんですか・・・己の未熟さに鬱鬱鬱鬱鬱
「ん・・・ここが女子寮の中ですか。男子一人だと恥ずかしいです」
「なあに、心配するな。私がついている。」
普通は男子が入ることはないのだが、神条がついていると(男子がなにか用があるのかな)と思い、大きな違和感は他の女子からなくなる。
真薄は中をちらちら見ている。女子寮の中の構造を見るためと、ちょっとした心の焦りからだ。
神条は自分の部屋の前にきて扉をコンコンとたたいた。
「私だ。いれてくれ。男子がついているがいいか?」
「いいよー」
「よし、入ってくれ。」
「し、失礼します!」
多少引き気みだが中に入る。ベットの数は男子とおなじ四つだ。それ以外も結構似ている所が多い。
(む、さらと五十鈴がいない。まああとで来るだろう)
最初に声をかけたのは高科奈桜。
「あら、真薄くんじゃない。こんにちは。」
「あれ、なんで僕のことを?」
「ふふ、真薄くんのことはもう三年生には知れ渡っているわよ。かわいくって元気があるってね。」
「へえ、そうなんですか。うれしいなあ」
「よかったな真薄。それじゃ、私のベットに寝ころんでくれ。」
「は、はい。こうですか?」
「よしそれでいい。(奈桜。、準備はいいか?)」
「(いいですよ。それじゃ、いきますよ!)」
お互い目でサインを送っている。
「それじゃ真薄いくぞ!」
そういうと神条と奈桜は真薄に飛び込んできた!
「え!?うわあ!」

野球部では・・・
小波と荷田はキャッチボールしている。
荷田「ウルトラスー(ry」
小波「荷田君、もっとまじめにやろうよ。なんにも(回転が)かかってないし」
越後たちは内野でなんか打ち合い?をやっている。
越後「うおおおおおレーザービーム!」
官取「すげえええええぜ越後!」
岩田「センターゴロだとお!?がっくり・・・」
疋田「あの送球だとレフトゴロもいけるんじゃないんですか!?」
そのなかで、小波は考えた。
(なんか真薄が来ないな。授業が長引いたのかな?)


さあ、真薄は一体どうなるのか?小波たちは真薄が大変なことになっていることに気づくのか?乞うご期待!



302名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 21:59:16 ID:lGmhg8g3
>>301
とりあえずE-mailのところにsageといれること
それがお約束!

それにしても真薄えらい高校に入ったな〜
303名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:00:22 ID:klTJuwD1
>>302やばっ!sage入れ忘れていた・・・
>それにしても真薄えらい高校に入ったな〜
言われてみれば確かにwww
豆知識・凡田・真薄・狩村・神条・倉刈・・その他苗字は存在しない!
主人公によく使われる苗字「小波」は全国で77件しか存在しない。また、小波はさざなみともよむ。
304名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:01:07 ID:klTJuwD1
>>302やばっ!sage入れ忘れていた・・・
>それにしても真薄えらい高校に入ったな〜
言われてみれば確かにwww
豆知識・凡田・真薄・狩村・神条・倉刈・・その他苗字は存在しない!
主人公によく使われる苗字「小波」は全国で77件しか存在しない。また、小波はさざなみともよむ。
305名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:02:56 ID:klTJuwD1
3連投稿スマソ またsage入れ忘れた!己のm(ry
306名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:18:11 ID:vt3l2LcY
中学生は萌えスレに行けと
307名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:36:17 ID:bSuY4Bf1
と、中学生がわめいています
308名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 00:25:19 ID:yPXUxyrK
ネタSSじゃないのに一レスって……
せめてもうちょっと書きためてから投下しろよ
309名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 04:45:16 ID:schOKgId
それと作るんだったらもうちょっと時間をかけて作った方がいいな
あまり時間をかけずにパパっと書いちゃうと文が軽くなって後から後悔するからな
俺のように



さて、後編制作作業に戻るか
310名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 12:20:12 ID:kXbIFyvQ
なんか前スレあたりからやたらと批判だけしかしない房が増えたね、ここって。
おかげで引退宣言する書き手まで現れるし。
ここはプロが書いてるスレじゃないんですけどねぇ・・・
一般人にそんな高いレベル求めんなって。
311名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 13:33:37 ID:r0eHxsL5
ピンクは18歳未満立ち入り禁止ということを忘れてはいけない
312名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 13:34:52 ID:FkT18omW
21じゃなかったっけ半角だけかもしれないけど
まぁそもそもそんな決まりわざわざ守るやつ居るわけないが
313名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 13:52:50 ID:9oKoCOCa
18未満でもまぁGJな作品書いてくれるならどうでもいいや
314名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 15:51:41 ID:8ENcfWOh
批判というか、ぶっ叩かれてたのは6とかいうやつぐらいで、あとは作者に良くなって欲しい助言レベルじゃないか?
315名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 18:16:59 ID:/zsGMi0o
書き手はもっと・・・ 粗末に扱うべきなのだっ・・・・・・!
作者は・・・・・・ 書き手は・・・・・・
丁寧に扱いすぎると 澱み腐る・・・・!
316名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 19:20:27 ID:a1s11EQi
とりあえず落ち着こうか
317名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 22:33:49 ID:he3VWN2T
さあ、獨田マリコについて語ろうか……
318名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 22:51:48 ID:1FKkLjX+
>>315
だからといってまとめwikiにまで乗り込んできて
過去の作品全部消去するまで追い込んじゃうのもそれはそれでどうなん?
普段まとめwikiなんてほとんど見ないから今日たまたま覗いてみてびっくらこいたよw
過去ログ取っていたら戻すことできたんだけどなあ
319 ◆NQZjSYFixA :2009/05/16(土) 23:06:15 ID:ciHpychd
なんかインフルで今週休みだから色々書いてみよかな
320名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 02:06:32 ID:fdYsgCZQ
wikiにまで乗り込むのはさすがに無しにした方が良いな
後で褒めるのなら良いけど
321名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 03:14:54 ID:DpSH5yUL
何が起きたのかわからんが、投下楽しみにしてます>>319
322名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 03:30:15 ID:zCgPSE+7
書き手より、読み手のほうが偉そうにし始めたらそのスレは末期だよな
あとは誰もいなくなったスレで文句だけいうだけだわ
323名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 08:37:49 ID:fixyfqqD
だから落ち着け
この話題はこれで打ち切りだ
324名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 10:19:15 ID:88utRGXl
荒らしはスルー。これ常識やで
325名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 12:57:57 ID:hcFEZsad
真薄を書いているものです・・・今メモ帳に書いています・・・
326名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 13:26:59 ID:VHeqssAy
>>1見てから書き込もうぜ
まぁ要するにsageてくんろ
327名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 18:49:29 ID:U5HskFIq
休日にしてはレス少なめだな
328名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 20:05:15 ID:LVKM9MUj
馬鹿読み手が増えたからな
・糞〜神様々なレベルが多い
・一部の書き手の文章ばかり

どちらが有用かはわかるだろ
329名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 20:54:14 ID:64NdUIlz
そんなことより真央の話しようぜ
330名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 21:43:32 ID:qNmsBkoK
ストーリー性がない単なるエロ駄文を投下してみたい
キャラは珠ちゃんだけど似てるかどうか不安
331名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 22:39:15 ID:HAk47mqf
珠ちゃんの駄文でも良いから読みたいです。
332330:2009/05/17(日) 23:22:32 ID:qNmsBkoK
わかった、では投下を
333名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:23:21 ID:qNmsBkoK
突発的エロ小説

「珠ちゃん、しゃぶってくれ!」
ギンギンに勃起した俺のチンコを珠ちゃんの頬にこすりつける
「ま、待て小波。少し落ち着いてだな」
はいそうですかと聞くような俺じゃない。
もはや問答無用と言わんばかりに珠ちゃんの口の中に突っ込む
「むぐぅ!」
これが珠ちゃんの口の中、何で甘美なんだ…
俺はあまりの気持ちよさに腰を振って彼女の口の中をかき回す
「むぐぅ!んぐぅ!もごぅ!」
彼女の舌が俺のチンコを弄り回している…
先端をチロチロと全体をペチャペチャとそして根っこまでずにゅと咥え、そして舐め上げる
まさに至福の時!
あまりの気持ちよさに俺の中のマグマがどんどん上昇してくる
「で、でるぅぅぅ!!」
「んご!?」
びゅるるるるびゅく!
俺の溜まりに溜まったザーメンが珠ちゃんの中で暴れ、弾ける!
ペニスを顔から離すと鼻の穴と口から俺のザーメンがぽたぽたと垂れている
なんて可愛いんだ!
一方珠ちゃんは俺のザーメンのせいで苦しいのかゲホゲホいっている
「こら、いきなり何をする!苦しいぞ!」
ちょっと無理しすぎたかな…
しかし、そんな考えは杞憂同然だった
なぜなら珠ちゃんの下着は既に愛液で湿っているからだ!
証拠としてほら…
「あぁぁぁ…」
俺は珠ちゃんのパンティーを脱がそうとする
その際パンツとまたに嫌らしい糸が引いている
「すっごくいやらしいなぁ…」
「くっ…」
俺がそう言うと珠ちゃんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いた
無理もないだろう、俺と珠ちゃんはもう何年も離れているのだから
お互いの欲求不満はピークに達している
この滾りは決して止められない!
俺はギンギンのチンコを珠ちゃんのマ×コの入り口にこすりつける
先走り汁と愛液が混ざり合いにちゃにちゃと淫らな音を奏でてている
「こ、小波、じらさないでくれ…」
それは無理だ、だってそんな可愛い珠ちゃんをこれからじっくり味わおうと言うのに
いきなり突っ込むだなんて無粋にもほどがある
だがこのまま何も入れないというのもかわいそうだ
仕方がないので俺は珠ちゃんのマ×コに指を一本突っ込んだ
ずぷぅ!という音と共に指が中へ入っていく
こ、これが珠ちゃんのマ×コか・・・
マッタリとしていたコクがあってそして爽やかだ!
俺はペニスはついに臍の辺りに付いてしまった
俺はゆっくり指を動かしていく
「あっ、くぅ!こ、小波の指がぁなかでうごいてるぅ!」
ああ、なんてだらしのない顔なんだ!
いつもはキリッとしていて凛々しい顔が
今では俺の指でどんどん快楽でいやらしく歪んでいく
これは指を増やして珠ちゃんの中を激しくかき回した!
「あぁぁぁぁあぁぁ!や、やめてぇ!お、おかしくなる!わたしおかしくなるぅぅぅ!」
やめたら俺がおかしくなるよ、絶対
334名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:23:59 ID:qNmsBkoK
指を動かすたびに
くちゅ、くちゅといった可愛らしい音ではなく
グチュ、グチュという肉から汁が垂れるいやらしい音になった
ああ!珠ちゃん!俺は入れたいよ!珠ちゃんのマ×コに!
俺の滾りを差し込みたいよ!腰を振りたいよ!
そして存分に喘いでくれよ!獣みたいな声を部屋全体に響かせてくれ!!
でも我慢だ!我慢をするんだ、小波!
だって珠ちゃんはイってない!軽く潮も噴いていない!
早くイってくれ、そして俺のチンコをインさせてくれ!
そんな俺の思いを知って知らずか珠ちゃんの声がどんどん獣じみてきた
「ぐぅぅ!がぁぁぁ!ああああ!んぎぃぃぃ!」
そしてついに珠ちゃんは股から大量の液を俺の顔に向けて噴出した!
ああ、何て暖かいんだ…
俺は珠ちゃんの潮を顔全体で受け止めながら興奮をしていた
一方の珠ちゃんは一回イったせいで肩で息をしている
チャンスはいまだ!
「珠ちゃん、入れるね」
「こ、こら!今はダメぇぇぇ!」
俺は真っ赤になるほど興奮をしているチンコを珠ちゃんのマ×コに突き刺した!
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
珠ちゃんの叫びが部屋の中に響き渡る!
入れただけなのに珠ちゃんの股から大量の汁が噴出してきた
その汁は俺のペニスに絡みつきツンツンの陰毛が萎びてしまった
俺は腰を振る、トントントンとリズミカルに
「ひぃ!あぅ!小波の、おチンチンが、おまんこで、あばれているぅ!」
珠ちゃん珠ちゃん珠ちゃん珠ちゃん珠ちゃん珠ちゃん珠ちゃん!
珠ちゃんの事以外何も考えられない!
俺の頭の中は珠ちゃん一色になった
俺は珠ちゃんをもっと喜ばせる為に
珠ちゃんのおっぱいを赤ちゃんのように吸った
「ひぃぃぃ!ち、乳首はやめろぉ・・・そこは弱いんだぁ…」
珠乳を飲みたい…いや、マジで
本当に飲みたいので乳首を噛んで出るように促してみよう
カプッ
「ふぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
俺が乳首を噛むと珠ちゃんのマ×コがキュキュッと締め付けてきた!
「うおぉ!」
これでは早めに出してしまう!これはいけない!
俺は珠ちゃんと一緒にイく為にスパートをかけ始めた
今までのテンポより深く、そして早く腰を振る
俺のペニスが珠ちゃんの肉壁を突き破る感じで突く!
「あ!あ!あ!ああ!」
珠ちゃんの中も痙攣し始めてきた!
イくのか?イってしまうのか?
俺も出そうだ!!
「た、珠ちゃぁぁぁん、俺の子を孕んでくれぇぇぇぇ!!」
「いひぃぃぃくぅぅぅぅうぅぅ!!」
俺の白い愛の塊が珠ちゃんの中に入っていく…
永遠になれ、俺の…精子たち…

数時間後、珠ちゃんは完全に伸びてしまっている
無理もないだろう、あの後
顔に一回、胸に一回、背中に一回
腹に一回、腋に一回、膝に一回
口に4回、お尻に3回、そして中出しは5連射
精液まみれの珠ちゃんを見ながらこれからの事を考えていた
しばらくの間精液の匂いは消えないだろうな…
もし起きたらまたどこかへ行ってしまうだろう
そうならない為にこの"一回塗ったら貴方の奴隷、肉欲軟膏"を塗っておこう
終わり
335名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:25:28 ID:qNmsBkoK
うん、ごめんね
珠ちゃんっぽくしようと心がけていたらどんどん歪んでいってしまったよ
でも私は謝らない、なぜならこのまま消えるからだ、さらば…
336名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:31:44 ID:DpSH5yUL
たまたまスレを開いてみれば・・・・

なんと濃厚なエロSS・・・・
337名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 00:20:54 ID:WYhd6IJV
>>335
珠ちゃんへの愛が暴走しているようなSSだな。狂おしくGJ
338名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 04:59:41 ID:uYBEUOiT
狂気溢れる内容だな
だが、それがいい 一応GJ
もう一つ何か書く気があるならちゃんとした地の文が入ったものを
書けばいいと思う
339名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 16:10:30 ID:unygte93
いい感じの患者が出たなwww
GJ
340名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 16:47:39 ID:ekpXvHVj
なんだこの小説は!俺のがカスにみえる!
341名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 21:39:07 ID:+NK1tcNH
"一回塗ったら貴方の奴隷、肉欲軟膏"はパワポケポイントいくら貯めれば買えるんですか!
342名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 15:47:06 ID:cIMGR7On
良くも悪くも5主らしいや
343253:2009/05/19(火) 22:23:47 ID:V+ZDInbf
ようやく書き終わった…
木曜日の午後に投下できるかもしれません
非エロの上長くなりそうのを事前にお知らせして置きます
344名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 23:30:32 ID:XfcPwU+z
しあーんか!
345名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 20:32:28 ID:CqGk9jrI
「ん・・・むっちゅ」
「ぺろ・・・ちゅっ・・」
「むはあ・・あっ」
2人の女子が真薄に絡んでいる。部屋には卑猥な音が充満響いている。神条は真薄の唇を奪い、奈桜は首すじや耳をなめている。
「ふっふっふ。キスはどうだったかな?」
神条は口を離す。口を解放された真薄は息が乱れながらも言う。
「はあ・・なんでっ・・ひい・・こんな・・ことを・・うっ」
この言葉に奈桜はすかさず、
「質問に答えないなんて悪い子ですね。お仕置きです!」
といって、真薄に対する愛撫を激しくする。
「うあ!?はああうっ・・・やめ・・てえあうっ!」
「むう、悪いことをして謝らないとはなんて悪い子だ。『ごめんなさい』だろう?」
神条が真薄を責め立てる。
「そんな・・・僕はなにもっ!?」
「『ごめんなさい』は?」
少し怖い顔で真薄に言い放つ。
「はん・・ごめ・・ん・・・うあっ・・な・・さ・・うっ・・いい・・」
奈桜は愛撫を一旦止め、神条は真薄に言う。
「よし、いい子だ。ご褒美をしてあげよう。」
「ご褒美って?」
「これがご褒美だっ!」
神条は真薄のズボンとパンツを一気におろす。そこには愛撫とキスに反応した真薄のモノがあった。
「なかなか大きいな。一回誰かとやったのかな?ははは。」
自分のモノをじい〜っと年上に見られている真薄は恥ずかしさを耐えながらも強気で抵抗する。
346名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 20:34:18 ID:CqGk9jrI
「僕は誰ともやっていません!それに、こんなことしないで下さい!野球部におく!?」
「くちゅ・・むちゃっ・・はあ・・」
神条は真薄のモノを口に含み舐めている。裏筋・亀頭など敏感な所を刺激する。感じたことのない真薄にはものすごい快感だ。
「真薄君いいですね〜。私からもご褒美をあげます。」
「う、う゛あああああ・・・」
奈桜は真薄の顔に馬乗りになってヴァキナを口に近づける。
「それじゃ行きますよ〜」
陽気な奈桜の声が真薄の耳に届く。真薄は必死に抵抗しようとするが、快感により最小限になってしまう。
「やめむっ・・・・ねちゃ・・」
神条は刺激を強くしていって真薄をイカせようとする。
「ああああああ!射精しちゃうよう!」
ありったけの声を出して叫ぶ。叫ぶと行っても二人に聞こえる位の大きさだ。
ビシャアア!
神条の顔に大量に真薄の精液がかかる。
「くっ、こりゃあなかなか溜まっていたみたいだな。」
「500ミリリットルぐらい出たんじゃないですか?・・・真薄君大丈夫?」
真薄は虫の息みたいになって気絶しかけている。
「ヒュー、ヒュー、」
「ちょっとやり過ぎたか・・・」
そこへ五十鈴とさらが駆けつける。
「遅れてすまん。」
「ごめんなさいです。」
「ちゃんと獲物はある。・・・たっぷり、遊ぼうではないか!」
「オー!」
「ええええ!?まだやるの!!!!!!???????」
「問答無用だっ!」
「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!小波先輩助けてえええええええええ!!!!!」
・・・3時間後・・・
「ふうう、もう満足ですう」
「真薄君のザーメンおいしいよお・・」
「お姉ちゃん、私もうだめ・・」
「真薄、野球があるだろう?遅いが行ってこい。歩けないなら肩貸してやるから・・・だれにも、このことはいうなよ?」
神条はまだまだ余裕らしい。真薄は危険な状態だが。
「はいいいい・・・」
347名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 20:34:39 ID:CqGk9jrI
そして・・・
車坂「おい真薄、遅いぞコラ!・・・ってお前大丈夫か!?」
真薄「大丈夫ですう・・はひい」
バタン!
車坂「うわあああああ!?真薄がミイラになったー!?小波、担架をもってこい!部室のロッカーの上にあるはずだ!」
小波「はい!」
荷田「オイラもいくでやんす!」
越後「俺も!」
官取「僕も!」
岩田「腹減った・・・けどいく・・・」
田島「きゅ、救急箱とってくる」
疋田「真薄ー!大丈夫かー!」
野球部総動員で真薄救助作戦が開始した。真薄は薄れ行く意識のなかで、
(あああ・・・僕、変態なのかなあ・・・)
と思った。変態なんかじゃないぞ真薄君!
翌日・・・
小波「昨日は散々だったなー」
真薄「ええ、でもみんなががんばったから助かりました。ありがとうございます!」
荷田「そうでやんす!オイラ達に感謝するでやんす!恩返しとしてジュース買ってこいでやんす!」
小波「荷田君、グラウンド30周」
荷田「ええええ!今度はミイラになる番でやんすか!?嫌でやんすー!」
小波「つべこべ言わず走れ!オラッ!」
荷田「あーれー」
真薄「ははは・・・・・(でも、あれは本当だったのかな?)」
小波「どうした真薄?」
真薄「な、何でもないですよ」
小波「よーし、それじゃあ今日も練習だ!」
真薄「はい!」
今日も野球部の練習は続く・・・目指すは甲子園優勝だ!


OMAKE
星英高校の部室・・・
「オラオラ、もっと締めろ!」
「天道君やめて!こわれちゃう!」
「るせえ!中に出すぞ!うっ!」
「いやああああああああ!赤ちゃんできちゃう!」
「はあー、すっきりした!だが、まだまだ出したりねえぜ!」
「やめてよー!?きゃあああああ!」
こちらはレイプである・・・






348名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 22:26:08 ID:Zbkpldud
gj


お疲れ様です
349名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 23:27:55 ID:eGazmQk0
>>349
天道って、11主に子供の作り方聞いて無かったか?
と野暮なツッコミは無しにして、10主のハーレムもそうだけど
10の女の子って何かしら繋がってるからこういう話作りやすい
のかな?
350名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 01:11:53 ID:J3UOTuuK
>>349
10主ハーレム書いてた>>208ですけど、やっぱ10は一番彼女候補同士のつながりがあるから書きやすかったですね。
でしゃばって初投下なのに複数の彼女と絡むという難しい題材選んでしまったけど


・・・・なんか書きたいけどネタがない・・
351名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 10:47:23 ID:/RTkvFBH
そういえば最近コンピュータの方もウイルスだらけですね、武美さん
352名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 16:53:34 ID:uowlVuZe
>>349それを前提にしてOMAKE

星英高校の部室・・・
「うわ、やめてくれよ若菜!誰かきちゃうだろ!?」
「うふふ、前子供のつくり方聞いていたよね?それを天道君に教えてあげる!」
「ぎゃあああああ!俺のチンコがあああああああああああ!!!!!うっ!?
「沢山でたわ・・・次は中に入れるわよ!」
「監督タスケテー!」
353253:2009/05/21(木) 20:16:01 ID:0v9p3Zv5
それでは予告どおり投下させていただきます
寺岡薫のIFならぬ紫杏のIFです
読みたく無い場合はNGワード十野と入れておいてください
354パワポケ10・11でIFルート 神条紫杏編:2009/05/21(木) 20:16:47 ID:0v9p3Zv5
「なあ、神条社長ってずっとあんな感じだったのか?」
小波は前々から疑問に思っていた事を口に出す
あの時に出会った社長はいつもの社長では無かった。
それだけではない、朱里への一言も気になった。
(大事なら危険な目にあわせるべきでは無いぞ、ましてや愛する者ならな…)
その言葉を行った社長の顔は少し悲しそうだった。
「そんな事…無いわよ…」
朱里がそう呟く。
「せや、紫杏はそんなんやなかった…」
和那も槍を磨きながら昔の事を感慨深い顔をしている。
「アイツが死ぬまではな…」
和那から出た一言が気になる小波。
「アイツって誰だ?」
俺が和那に聞くと和那少しため息をついて言った。
「あんたの同僚に官取っていう奴がいるやろ?そいつにキャプテンの事を聞けばええ。」
和那はそのまま立ち上がり部屋を出て行った

後日、俺は官取に当時の親切高校のキャプテンの事を聞いた
「十野キャプテンの事?まあ、良いけど…」
官取は俺にキャプテンの事を教えてくれた
十野という人物はすごいバカで乱暴者でいつも何かに挑戦していた奴だったらしい
親切高校という場所は全寮制の高校で隔離された場所らしくなかなか外部との連絡が取れないようだった
だから自分達を律する自治会というものがありそこで会長を務めていたのが今の社長である神条紫杏だ
二人はそこで出会い恋人同士になった、というわけだ
だが官取はどうも社長にいい感情を抱いていないようだった
「なあ、どうして社長の事を嫌ってるんだ?」
「……出なかったんだよ」
官取は苦虫を噛み潰したような顔で言った
「へ?」
「だから、神条は出なかったんだよ。キャプテンの葬式に…」
一瞬理解できなかったがどうやら神条社長は恋人である十野キャプテンの葬式に出なかったらしい
そのことが官取は理解が出来ないようだ
「分かってるよ、あいつにもあいつの事情があったんだって。でも…」
問題は出なかったことよりその後のようだ。
帰国後、すぐさまジャジメントの仕事に精を出してるが十野の墓参りには一向に行くつもりは無いようだ
「前に一回聞いたんだ、何でキャプテンの墓参りに行かないんだって…」
官取は紫杏が行った言葉を思い出し唇を噛み締める
「そしたらあいつ、『死者に構う必要があるのか?』って言ったんだ。何様のつもりだよ、アイツ…」
この言葉を聞いた時小波はなんとも言えない気持ちになった
そして本当にそれは社長の本心なのか?という一つの謎も生まれた
一体彼女に何があったのだろう
355名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:17:16 ID:0v9p3Zv5

小波は官取の話を一通り聞いたあと再び朱里たちのところへ行った。
「何だ、誰かと思ったら小波じゃない」
「よう」
小波は辺りを見渡すが誰もいない。
どうやら朱里一人だけのようだ。
「なあ、朱里から見てその十野っていう奴はどんな感じだったんだ?」
官取だけじゃどうも情報不足らしいのか朱里にも聞いてみる小波。
「十野?そうね…バカだったわ」
朱里も官取と同じ事を言う、そんなにバカだったのか?十野って奴は。
話を聞いている必ず官取の話からバカであることは知っていたが…
「へぇ、どんな感じだったんだ」
小波の疑問に答えるように朱里は十野の事を話した。
「だって、分数の足し算とかが出来なかったのよ!」
思わず呆気にとられる小波。
そんな小波を無視してそのまま喋る朱里。
「それだけじゃないわ五月雨を"ごがつあめ"って読む奴でもあったわ」
そして小一時間ほど十野に対しての悪口が続く
「……でも紫杏はそこが好きだったみたい」
悪口を言い終えた朱里は地面を見つめながらその時の紫杏の顔を思い浮かべた
「朱里…」
小波は辛い顔をしている朱里の隣に座り肩を抱いた。
朱里もそのまま小波のほうに身体を寄せた。
「ほっほう、見せ付けてくれますなぁ。」
「!?カズ!」
突然の来訪者に驚く二人。
「やっぱ、一人身は辛いなぁ…うちも恋人が欲しい〜!」
「な、何を言ってるのよ!こんな奴なんとも…」
和那のからかいに顔を赤くする朱里。
「別にええんやで、心はきちっと繋がってるんやろ?」
そんな朱里を見ながら和那はにやけている。
「なあ、カズ。お前にとって十野って奴はどんな奴だったんだ?」
朱里にじゃれている和那に質問をする
突然の質問に和那のから笑みが消える。
「……初恋の人や…」
「え?」
この事に小波は驚きを隠せなかった。
和那は心配するなと言わんばかりの笑顔を見せた。
「うちな、あいつに惚れてたんや。せやけどアイツは紫杏を選んだ、それだけの話や。」
あっさりしている割にはなにやら深い事情がありそうだ。
なんだかもっと話を聞ける雰囲気ではなくなってしまい小波は戸惑っている。
仕方がないので小波は別の質問をすることにした。
「そういやあのキャプテン死んだんだよな?交通事故か?」
しかし、これは地雷だった。
キャプテンの死、それは彼に関わる者なら決して触れたくない話題である。
「小波!」
朱里は小波の無配慮さに怒る。
「いや、別にええで。」
しかし和那は朱里を手で制し決心したかのように話し始めた。
彼に…いや、紫杏に一体何があったのかを…
356名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:17:44 ID:0v9p3Zv5

事の発端は紫杏の一言だった
「この学校はジャジメントの実験場なんだ!」
甲子園から帰る途中のバスの中でずっと十野は考えていた
このまま放置しておいていいのか?
もしこの学校の事が世間に知られたら?
自分達も既に実験台にされているのか?
そしてなによりもこんな事を許されるのか?
頭の中で思いがぐるぐる回っていく
そして数日後、小波は紫杏に会うために屋上へ行った
「なあ、紫杏…」
「何?十野。」
十野は何かを決意したように口を開いた
「この学校の実験施設を壊そうと思う。」
「な!?」
あまりの事に十野の口を塞ぐ
「何を考えてるんだ!」
「そのままの意味だよ。」
「実験施設を壊すだと?馬鹿馬鹿しいにもほどがあるぞ、十野!」
「だけど俺達がいなくなった後、また知らない誰かが犠牲になるんだぞ?」
小波は紫杏の肩を掴み紫杏の瞳をまっすぐ見る
「親会社だかなんだか知らないけどそんなもので俺たちの学校が壊されてお前は良いのかよ!?」
「そ、それは…」
小波の質問に紫杏は口ごもる。
「俺は…いやだ!」
「あ、あたしだって! でも…」
小波の強い意志に対して紫杏はなにやら煮え切らない態度を見せた。
無理もないだろう、親切高校の親会社であるジャジメントは強大だ。
銃器から始まりサイボーグ、戦車、そして超能力者など様々な武器を開発しているのだ。
それだけではない、もし本社に知られたら世界を敵に回したも同然だろう。
だが、それでも小波はやろうとしているのだ。
「勝てないのは分かってる、でもやらなきゃいけないんだよ!」
十野はそう叫ぶと屋上は出て行った
「待って!十野!行くな!行かないで!!」
紫杏は十野を追いかける、しかし…
「うわぁ!」
「!?」
運悪く和那にぶつかってしまった
「イタタタ…」
紫杏は尻餅をついている
「なんや、紫杏。急に飛び出すなんて…元生徒会長らしくないで」
ぶつかった和那のほうは平然と棒立ちしている
そして和那が手を差し伸べようとすると…
「カズ、十野を止めてくれ!」
「は?」
突然紫杏が和那にすがってきた
もう希望は君しかいないという瞳で和那を見ている
「十野はここの実験施設を壊そうとしているんだ!」
「な、何やてぇ!」
「だが私には実験施設がどこにあるのか分からん…だからカズ、十野を止めてくれ!」
「わ、分かった!」
和那は了承すると二人は校舎の外へ飛び出して行った
(十野、無事でいてくれ…)
そう、心の中で願いながら…
357名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:18:20 ID:0v9p3Zv5

「……これでよし…と」
十野は機械や薬品に爆発物を仕掛けた
「それにしても…」
資料やデータといったわけが分からないもの
至る場所に置かれている監視カメラ
「本当に実験施設なんだな…」
データの中には自分が知っている顔もちらほら見かける
「しかも爆弾とか武器とかがあるって事は結構重要な施設みたいだな…」
小波はそう呟くと実験施設から出て行った
そしてスイッチを押した…
ドカーン!という爆発音と共に実験施設が吹き飛ぶ
「…これで良し…」
そう思い校舎へ帰っていった

「何!?実験施設が爆破されただと!?」
理事長は青筋を浮かべてうろたえている
「はい、しかし本社に連絡をすればすぐ新しい実験施設が出来るでしょう、爆破した犯人は――」
桧垣は冷静に報告をする
だが一方の理事長はジャジメントに申し訳が立たない事を怖がっていた
(こ、このままではこの学校は閉鎖してしまう…はっ、そうだ!)
理事長はある事を思い出す
(神条君だ!確か会長は彼女を欲しがっていたはず!)
そう、ゴルドマンは紫杏を買っていたのだ
しかし、彼女が拒否した為、この件は保留になっている
(彼女をジャジメントに引き渡せばこの学校は存続するぞ!)
理事長はそう思い理事長室から出て行った

「十野!どこだ?十野!」
和那と紫杏が十野を学校内を探していると突然理事長が現れた
「おや、大江君に神条君じゃないか。どうしたのかね?」
「理事長、十野を知りませんか?」
紫杏は理事長に十野の居場所を聞く。
「十野君?……ああ、知ってるよ」
理事長は優しい笑みを浮かべて紫杏の腕を掴む
「理、理事長、少しの痛いだが…」
「安心しなさい、私が十野君のところへ連れて行ってあげよう…すぐにね」
なにやら様子がおかしい
そのことに気が付いた和那は理事長の手を放そうと腕を思いっきり掴む
「ぐぁぁ…」
「理事長センセ、嫌がる女の子を無理矢理連れて行くのはあかんと思いますわ。」
ギリギリという音と共に理事長は紫杏の手を放す
その時理事長はもう片方の手を懐に手を入れた
和那は嫌な予感嫌な予感がした。
そして何かを取り出し紫杏と和那に突きつける
「動くな!」
「!?」
和那の嫌な予感は的中した。
理事長が懐から取り出したもの、それは…
「この銃が目に入らないわけではあるまい、分かるだろ?茨木君」
理事長はあえて大江ではなく本名である茨木の名で和那を制す
「くっ…」
「さて、行くとしようか。神条君。」
一人なら何とかできるが今は紫杏がいる…
もしこのまま戦えば紫杏を人質に取られ和那はどうすることも出来ないだろう
それだけではない、紫杏が戦いのとばっちりを受ける場合もある
紫杏と和那が出した結論は…
「分かった、カズ、十野の事を頼む…」
「くっ、分かったで…」
358名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:19:32 ID:0v9p3Zv5
十野が校舎に戻ってくると和那がやってきた
「十野!?」
「どうした?カズ、なんかあったのか?紫杏はいるか?」
呑気に紫杏のことを聞いてくる
「スマン!さっき理事長が来て紫杏を連れてかれてもうた!」
「なんだって!?」
突然の事実に驚く十野。
嫌な予感がする…
「…わかった!俺は紫杏を探してみる!」
「あっ、十野!ちょい待ちぃって!十野!!」
十野は紫杏を捜し求め学校内を走り回った。
偶然通りかかった荷田に紫杏の事を聞く。
「荷田君!紫杏を知らないか!?」
「会長?そういえば理事長と一緒に岬のほうへ行ったやんすよ」
奈桜から裏道の事を聞いていた荷田はマニアグッズを買うためにこっそり山を降りていた
その時偶然紫杏と理事長を目撃したのだ。
荷田が見ていたのはまさに幸運だろう。
「ありがとう!」
十野は自分の体力全てを出し切る速度で岬へ向かった。

「さぁ、神条君…私と一緒に来なさい…」
「断る、私はジャジメントに行くつもりはない。」
紫杏が拒否の言葉を言うと理事長の顔は修羅の如く変容した。
「なんだと!この小娘が!理事長である私に逆らうのか!?」
紫杏に銃を突きつけ脅しつける理事長。
「紫杏!」
森の奥から十野がやってきた
「ふひひひひひ!貴様か!貴様が私の夢を壊したんだな!!」
理事長は十野を見ると狂気の笑顔を見せた。
「理事長、紫杏を放せ!」
小波が紫杏を開放するように説得をする
「十野!来るな!」
紫杏は力一杯叫ぶ。
「そうはいかん、この娘をジャジメントに連れて行けばこの学校を残してもらえるのだ!」
「なんだと!?」
十野が紫杏に飛び掛ろうとする
「動くな!動くと神条君の頭が無くなるぞ!」
「くっ…」
十野は苦い顔をしている
「ククククク…せっかくだ。十野君、君に残念なお知らせをしておこう。」
理事長はニヤニヤしながら言う
「何が残念なんだ?」
「君がやった破壊行為、あれはまったくの無駄だったのだよ」
「何だって!」
「機械や薬を壊せばここの機能は停止すると思っているようだが…そんな事はないんだよ」
「う、嘘をつくな!!?」
「嘘ではない、機械や薬などはまた新しい物を作ればいいだけだ。」
「そんな…」
「君が壊すべきだったのは機械や薬ではなく桧垣君だったのだよ。」
桧垣先生、彼こそがこの実験施設の主任である
確かに彼がいなくなれば機械を動かす者も薬を作れるものもいなくなるため施設は一時的であるが封鎖される。
「桧垣君を殺せばこの施設も薬も意味がなくなるというのに…」
理事長はイヤらしい笑みを浮かべながら十野を見ている
「そ、そんな事できるかよ!人殺しなんて!」
「私は出来る!」
理事長は十野に拳銃を向け発砲してきた!
359名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:20:26 ID:0v9p3Zv5
「うわわわわ!」
ギリギリで避ける十野。
「十野!」
「十野君、君は愚かだね…確かに君はあの時自分達より強いチームに勝って優勝しまった…」
理事長がジリジリと小波のほうへ向かっていく
「でもあれは運が良かっただけに過ぎないんだよ、だがそのせいで君は何でも出来ると勘違いしてしまった。」
「くっ…」
十野からだから冷や汗が噴き出している
「さようなら、愚かな生徒よ…」
理事長は十野に銃口を向け引き金に指をかける。
その時、紫杏はすかさず理事長のみぞおちにひじを叩き込んだ!
「ぐぉぉぉ!」
銃口が反れた!
十野はその隙を見逃さず、そのまま思いっきり体当たりをした!
重量級のキャッチャーを吹き飛ばす十野の体当たりである、喰らえば一たまりもない!
その体当たりを食らった理事長はそのまま海へ落ちそうになる、だが…
「只では死なん!!」
今度は銃口が紫杏に向けられている。
「!?」
思わず目をつぶる紫杏。
ターン!
乾いた音が辺りに響いた。
しかし、紫杏には怪我がない。
恐る恐る紫杏が目を開けると十野が自分の目の前に立っていた。
「…十野!!」
そして理事長はそのまま海へと落下して行った。
「うぐぅ…」
そのまま崩れ落ちるように倒れる十野。
「十野!しっかりして!」
紫杏は撃たれた十野を抱き上げる。
「……大丈夫か?紫杏」
「そんな事より血が…止血しないと…」
紫杏はハンカチを取り出し十野の傷口に当てる
しかし…血は止まらない
「止まらない…どうしよう…」
「……ごめんな、お前の言う事聞かなくて・・・」
「そ、そんな事どうだって良いでしょ!」
「俺…どうしても我慢できなかったよ。悪いことがあって、それを見過ごすなんて…」
十野は力のない声で呟く
「十野…」
「やっぱりバカだよな…一人で壊してやるって勘違いしてさ…」
「お願いだから静かにしてくれ、このままじゃ死ぬぞ…」
「最期に紫杏の顔が見れて良かったよ…」
「何を言ってるのよ!これで終わりなんていやよ!!」
十野は紫杏の顔を優しくなでる
「ありがとうな、紫杏」
十野の腕がガクリと崩れ落ちる
360名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:21:02 ID:0v9p3Zv5

「十野?ねえ、目を開けてよ…十野…お願いだから…」



「十野ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」



波の音と一陣の風が夏の終わりを告げていた…
361名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:21:43 ID:0v9p3Zv5

「……」
小波は何も言えなかった
親会社の人体実験、そしてそれを暴き壊そうとした一人の少年…
だが結果は強い力によってちっぽけな十野という存在はは殺され、実験場もそのままになった。
和那は窓から外を見ながら呟いた
「それからや、紫杏があんなに厳しい目をしてんのは…」
和那は槍を強く握りあのときの思いを思い出す
「別れ間際に紫杏が言った言葉、未だに答えられへん。なんで彼が…"十野が死ななくてはいけないんだ"ってな」
血まみれの十野を抱きしめながら彼女は、紫杏はどんな気持ちだったのだろう
力の強いものは何をしてもいいのだろうか?
「ウチ、あの時なんて言えば良かったんやろ?なんもかんも失ったアイツに…」
「それは…」
小波も朱里は答えに詰まってしまった。
気まずい沈黙が辺りを包む
「分かってるんや、紫杏は苦しんでる。今泣いてるんや…」
和那の目から涙がこぼれる
「でもそれを救う方法が何も見つからん…なんも見つからんのや…」
「……だから諦める?」
泣いている和那に答えるかのように暗い入り口から真央が入ってきた
「リーダー…」
「救う方法が無い、だから諦める?」
「……それも嫌やな」
和那は無理矢理笑う、だがそれは痛々しい笑みでもあった。
「ヒーローは…どんな時でも諦めない…」
その一言を言うとリーダーはそのまま部屋を出て行った。
「ヒーローはどんな時でも諦めない…か…」
良い言葉だと小波は思うが朱里は複雑そうな顔をしている。
「でも…頑張っても救われない事だってあるのよ…」
朱里はリーダーの言った言葉に少し落ち込んでいる。
主を守れない騎士としての自分と
他人の犠牲の上に生き延びてしまった不甲斐ない自分に対して…

紫杏は一人で写真立てに入っている写真を見る
一人の少年と一人の少女がカメラに向かって微笑んでいる
片方は十野、もう一人は自分だ
「もうすぐだ、もう少しで"君"が殺されることは無い世界が出来る…」
そう、人類を統治し弱き者たちを救われるすばらしい世界が…
紫杏は二人の写真を見ていると涙が自然にこぼれた
「うっ、うぅぅぅぅ…」
ゴルドマン曰く自分は「人格」を演じられる才能があるらしい
そしてこの思いは所詮彼に対して演じているだけに過ぎないと言われた
だが、紫杏は何一つ信じなかった
(たとえ誰がなんと言おうと彼への思いだけは本物だ…本物よ…)
彼に抱かれた夢は今でも見る
しかし、その後は決まって彼がどこか遠くへ行ってしまう
「待って!行かないで!私も一緒に連れてって!」
泣いても喚いても手を掴んでも最後は必ず彼一人で
優しい笑みを紫杏に向けたまま…
「ねえ十野、あたしが死んだら迎えに来てくれる?」
紫杏はそう呟くと写真立てを抱きしめた
抱きしめるたびにあの暑い夏の日が思い出す
彼女はもう戻らない、戻れない…あの頃の自分には…
362名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 20:22:19 ID:0v9p3Zv5
数ヵ月後、朱里とクリスマスに再会する約束をして別れた。
だが、何の音沙汰もないことに不安を覚える…
そこで小波は思い切って紫杏に聞いてみた。
「社長!朱里は…朱里は今どこにいるんですか?」
「む、小波か…朱里?残念だが知らんな…」
「でも――」
小波がさらに問いただそうとした時…突然銃声が響き渡った!
「!?社長!」
甲斐はそのまま紫杏を車に乗せていく
車はそのまま去っていった

「未知の毒?近くの病院は――」
甲斐が慌てているが当の紫杏には何も聞こえない
今までの思い出がゆっくり思い出される…
そしてそれが終わると暗い空間の中で一人きりになった…
「…十野」
愛しい人の名を呟く。
来てくれないかもしれない
また一人で行ってしまうかもしれない
でも…それでも…
紫杏がそんな思いを張り巡らせていると一筋の光と共にやってきた人物がいた
その人物は逆光のせいで分からないが紫杏にはわかっているようだ
「迎えに来てくれたの?」
影はうなずき、彼女に手を差し伸べた。
「ありがとう…十野…」
今まで誰にも見せなかった本当の笑顔を"彼"に向け抱きしめた…

「そうか…紫杏はもう…」
和那に紫杏の最期を伝える小波。
「ああ…俺が呼び止めなければ…」
「イヤ、ええんや…なってしまったもんは仕方ないやろ。」
和那はぎこちない笑顔で小波を肩を叩いた
「だけど…」
「ええい!うっとうしい!男がウジウジ昔の事を気にすんな! 
 あんたには朱里を守るっていう大事な役目があるやろ!」
和那の言葉にハッとする小波
そう、彼にはやることがあるのだ
「…そうだな」
小波は顔を上げて明るい顔を見せ部屋を出て行った。
小波が出て行った後和那は空の月を見ながら呟いた…
「十野、紫杏、そっちで幸せにな…」
End
363253:2009/05/21(木) 20:24:06 ID:0v9p3Zv5
以上です。
紫杏には幸せになって欲しかった…
364名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 21:14:34 ID:ES5HqrOT
GJ


さて後編制作作業に戻るか
365名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 21:17:59 ID:uowlVuZe
>>363こういうのをロマンチックというのですかね?
366名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:37:49 ID:KpOndNFX
せつねぇな・・・
しかし、紫杏にはこういうのが似合うのは何故だろうか。
GJです。
367名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:17:04 ID:u5Oh5OtY
GJ だけど・・・

今気づいたんだが、このスレで10主よく死ぬよな?
実際にゲーム中で死亡する3,6,8主はあんまり死なんのに・・・
368名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:52:15 ID:7OGG5WOF
12で本当に死んだりしてな
369名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:19:40 ID:RdnbzcK6
まさか、それで機械の体を手に入れた主人公がツナミと戦うんですね!

とベタなノリをしてみる。
370名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:30:23 ID:ZGDkLLJt
俺はカズとの悲恋もの書いたけど10主はそのノリが書きやすいんだよな〜
とゆうわけで、カズのノーマルもの前編できたから投下する。
終わったら、俺の続き書いてくれた>>208さんの10ハーレムのそのまた続きを書くことにする
371野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:31:15 ID:ZGDkLLJt
プロと言うものは長いシーズンで体を動かし続ける。
若き1軍レギュラーとして活躍する小波も例外ではない。
いかに体力を回復できるかが活躍し続けるカギとなる。
とはいえ、まだ経験の浅い小波はいかんせんそれがつかめない。
そして小波は思い切ってチームメイトに聞いてみることにした。



1-野球バカな先輩
「あの・・・・」
小波は彼に声をかける。
花丸高校出身でドラフト1位で入団した彼(以下7主先輩)は小波と同じく若い頃からレギュラーとしてチームを引っ張っている。
そんな彼が体力回復方法を知らないはずがない。
「どうした?」
「俺、シーズンの疲れをとる方法がいかんせん分からないんです。
もう長いことレギュラーの先輩なら分かるんじゃないかって思って・・・・」
そんな小波の問いかけに7主先輩は半ば呆れかけた。
「おいおい、長いことって・・・
俺はまだ20代だぞ??
人を年寄りみたいに扱うなよ・・・・」
「すみません・・・。
で?」
7主先輩は首を傾げる。
「うーん。
俺は考えたことはないなぁ。
むしろ溜まってる疲労感は頑張ってる証拠だって前向きに捉えることにしてるけどなぁ」
野球バカにふさわしい意見だ。
思えば自分も分数もロクにできない単細胞で頭が働くのは野球だけだったはずだ。
彼と同じように前向きにやれば疲労も気にならなくなるのではないか・・・。
小波は考えた。
「いいですねそれ、俺も考えて見ます」
372野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:31:54 ID:ZGDkLLJt
そう返したが、即座に彼は思いついたように話し始めた。
「強いてあげれば料理だな」
「料理??」
小波はビックリとした声をあげる。
「そうそう、やっぱ料理を食べるのは最高だよ。
好きな人をな」
好きな人を?
好きな人の料理を食べることだろうな。
小波は無い頭で考えた。
「へぇ、じゃあ先輩ももう奥さんがいるから自炊もやってないってことっすね」
しかし、小波の考えとは裏腹の答えが返ってきた。
「何いってるんだ?
真央ちゃんは料理できないからまだ俺は自炊してるぞ?」
「はぁ??」
さっき言ったことはなんだったと言うんだ・・・・
小波は思った。
「真央ちゃんって不倫相手の名前ですか?」
そう問いかけると小波は思い切り殴られた。
「イデ!!」
「バカヤロー!!!
俺の唯一愛する真央ちゃんを不倫相手と抜かしやがって!!!」
「だって先輩奥さんの料理を食べてるって言ったじゃないですか・・・」
「ん?
そんなこと言ってないぞ?」
「何言ってるんですか?
さっき好きな人を食べるとか言ってたじゃないですか!
あれって好きな人の料理を食べるって意味でしょ?」
先輩は小波の言葉に虚を突かれた表情をするが、すぐにニヤリと笑む。
「なるほど、そう解釈したか・・・
フフ、そのままの意味で言ったんだけどな」
「え?」
小波はいきなり不適に笑う7主先輩に首を傾げる。
「まぁ、いいや。
俺も一回このネタでがっつき過ぎてヒドイ目にあったからな。
とにかく、小波。
今は女の子イコール料理を作るっていう時代じゃない
お前の恋人も作れないんだから、作ってもらおうって思ったりしないことだな」
「いや、俺は基本的に彼女とはファミレス行ってるから・・・」
「そうゆうのが甘えなんだよ!!
空白は甘え!!
短文は甘え!!
1文字は甘えなんだよ!!
自炊くらいやれ。
何なら俺が教えてやろうか??」
373野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:32:53 ID:ZGDkLLJt
体力回復のアドバイスをもらおうとしたら完全に脱線しているこの会話。
もうダメだと思った小波は
「いや、もういいっすよ先輩。
他の人に聞くことにするんで」
と言って離れていった。
「なんだよ、自分から聞いてきてよ・・・
まぁいいや
それより今日は真央ちゃんをいただいちゃおっかな〜♪」



2-百戦錬磨?な先輩
「そもそも、頭の悪い先輩に聞いたのが間違いだった。
最初から聡明な先輩に聞けば良かった・・・・・聡明ってどうゆう意味だっけ?」
自分の頭の悪さを棚に上げて毒づく小波。
「あ、すみません」
「どうした?」
小波は今度は別の先輩に声を掛けた。
現大神ナマーズで彼がいた当時はホッパーズ。
そこからトレードで移籍してきた頼れる先輩(以下8主先輩)である。
逆境に強く、野球経験は浅いと自称するが持ち前の身体能力で彼もまた小波たちとともにチームの中心である。
だが、小波はそこに目をつけたのではない。
彼の持つ普通でない雰囲気。
そして明晰な頭脳。
そんな彼なら自分の悩みを解決できると踏んでいるからだ。
小波はさきほどの先輩(7主)と同じように悩みを受けた。
「ふむふむ、なるほどな。
でも俺だってプロ野球選手としての経験はお前と同じくらいだぜ?
いいアドバイスがおくれるものだか・・・・・」
8主先輩はバツが悪そうに答える。
「でも、先輩って普通のプロ野球選手じゃない気がするんですよ。
もっとこう・・・なんかただならぬ雰囲気を感じるって言うか」
小波がそう言うと8主先輩は大きく目を見開いた。
「はは、いや、今の俺は生憎普通の野球選手だが、昼夜問わずに活動してた時期もあったな」
その答えに小波は味をしめたとばかりに
「じゃあ、いろいろと体力回復法とかも知ってるって事ですよね?」
と聞き出す。
「う〜ん。」
8主先輩はCCRとして日夜活動に勤しんでいた頃を考えていた。
374野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:33:26 ID:ZGDkLLJt
「俺は特に疲れを感じたりはしなかったからなぁ・・・・
実際、肉体的な鍛錬とかを何度も繰り返して強靭な肉体を作って疲れを感じないようにって感じかな?」
「へぇ、それってどんな特訓なんですか???」
小波は興味津々と言った様子で問う。
「あぁ、まずは・・・・・・」
8主先輩はCCRでの鍛錬の内容を語り始めた。
その内容を聞き続けた小波はだんだんと気分を害していくことに気づいた。
「む、無理ですよこんなの・・・・・。
ってか人間ができるようなもんじゃないでしょ??」
小波はうろたえる様に答えた。
「そうか?
俺はもうずっとやってきたから慣れっこだったけどな」
一方、何食わぬ顔をして話す8主先輩。
小波はこの男はやはりレベルが違うと悟った。
「とにかく、こんなのどう考えても無理ですよ!!!
なにか他に無いんですか??」
「他といってもな〜」
次なる注文に再び頭を悩ませる8主先輩。
「そうだ!
ひとつだけあったぞ!」
「何ですか??」
ひらめいたように声をあげた8主先輩に期待をこめて小波は問う。
「時にはアブノーマルに挑んでみることだ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・は?」
言い始めた言葉はそれだった。
理解不能な言葉に小波は一瞬硬直したように答える。
「いやな、お前にだけ特別に教えといてやるよ。
アイツはアブノーマル好きでな。
口では嫌がったり、俺をアブノーマルな目に合わせたがってるだけどさ。
実際は俺がすると喜んでるんだよな〜」
余韻に浸るように語る8主先輩。
だが、当然にように小波は理解に苦しんでいた。
「で、そんなコイツの顔を見ると俺もなんか癒されたような感じになるっていうか。
皆会ったら気の強そうな奴って言うけど、かなり可愛いところとかもあったりするんだよな〜」
小波をそっちのけど余韻に浸り続ける8主先輩。
「先輩、何が言いたいんだかまったく分かりませんって!!
つーか、アイツって誰ですか?」
溜まりかねて喋る小波。
「まぁ、それは秘密だ。
とにかく、小波。
新しい視野と言うものは重要ってことだ。
恋人がいるものの特権って奴だな。
なんなら俺が使ってる道具お前にも貸してやろうか?」
375野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:34:00 ID:ZGDkLLJt
さっきから全く理解できない小波は首を傾げるばかりである。
「ごめんなさい、先輩。
先輩の会話がすごすぎて理解できません」
そう言って小波は、離れていった。
彼は知らないであろう。
7主先輩と8主先輩。
難解とはいえ、全く同じソレ系のことを言っていたことを。
「あれ?いっちゃたか?
まぁ、いきなりそんなこと言った俺がナンセンスだったか・・・。
あれ、メールだ。
今日、ホテル予約したから会おうって??
全く、何か俺に仕掛ける気満々じゃねぇかよ。
さぁ〜て、今日は何してやろうかな♪」



3-気心知れたアイツ
「やっぱり年の近い奴にこうゆうことを聞くべきだよな。」
先輩二人の話で納得のいく回答を得ることができなかった小波はこうゆう結論を出した。
「おーい!!」
「どうした?」
小波は同い年のチームメイトに声を掛けた。
大神ナマーズに吸収合併される前のジャジメントナマーズに所属し、日本一の立役者となりトレードで移籍してきたチームメイト(以下11主)。
この男なら大丈夫だろうと小波は思った。
「実は・・・・・」
小波は相談始める。
すると11主は少し考えると、
「俺は・・・・」
と言って、ナマーズ時代に自分がしてきたこと等を鮮明に語り始めた。
「へ〜、参考になった。
俺も実践してみよう」
小波にとって11主のアドバイスは最適だったらしく、感心したように頷いた。
「俺のアドバイスで良かったか?」
「あぁ!!
やっぱ同期に限るよ、こうゆう相談は。
先輩たちは女の話しかしないからな」
「でも、それは大事だと思うぞ?」
「え?」
小波のおどけような雰囲気を11主は制止した。
376野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:34:38 ID:ZGDkLLJt
「7主先輩とか8主先輩だって守るものがあるから毎日のモチベーションに繋がってるって言っても間違って無いじゃん。
それは俺もお前も同じはずだ」
「・・・・・・・・・」
小波は真剣な空気に黙り込む。
「それに先輩たちも俺もお前も、皆大事な子は俺たちより何倍も辛い目にあってきた。
特にお前の子はな。
平穏な世界から大人の自分勝手なエゴで生死をさまよう戦いの世界に投げ出された。
今は神条社長とその遺志を継いだ人たちが命懸けでジャジメントとオオガミを潰してくれたおかげで平和になってそんなことは無くなったけどな」
「紫杏・・・・・・・」
小波はかつての同級の名をささやく。
「俺たちは今まで辛い思いをしてきた大好きな人をどこまでも幸せにしてやらなくちゃいけない。
そうだろ?小波。」
11主の一言に小波は強く頷いた。
「俺は一緒に好きなアイツといられれば、疲れなんて吹っ飛ぶさ。
だから、大事なのは体力維持とかじゃなくて、大切な人を愛する気持ちだよ。
アイツの可愛いところをみて毎日頑張ろうと思う」
「そうだな、でもさ・・・・・」
この感動的とも言える会話。
しかし、次の小波の一言で全ては崩壊する。
「浜野はちっとも可愛くなんかねーっての!!!!」
小波にとっては愛する人と自分を引き裂き、時には自分を殺そうとした存在。
まぁこんな感情を抱くのは無理もない。
だが、朱里の実験台として生み出された過去。
処分されそうなところを逃れ、必死に戦う姿。
女の子として生きられずに賞味期限切れの商品まで食べる所。
それを支える自分を煙たがりながら内心で非常に頼り、愛しく思ってくれている素顔。
それを見てきた11主の怒りを爆発させるには十分の言葉であった。
「てめぇ、俺の朱里によくもそんなことを言ってくれたな!!!!」
「な、なに切れてるんだよ!!!」
「てめぇこそ、ガサツで暴力的な電柱女のどこがいいんだか甚だ疑問だぜ!!!」
この一言で小波も爆発した。
「はい、お前タコ殴り決定!!!
カズのことを悪く言うやつはぶっ飛ばす!!!」
「なに言ってやがるんだ!!!
それはこっちのセリフだ!!」
「うるせぇんだよ!!!!」
(ドカバキ!!、ドカバキ!!)
二人はガチの殴り合いを始めた。
「おい、アイツらケンカしてるぞ!!!」
「止めろ!!」
結局小一時間の小競り合いは続いた。



4-大好きな恋人
「イテテ・・・・・・。
あの後コーチに怒鳴られて、試合も長引いて、いつも以上に疲れたよ・・・」
あの後説教をされ、試合に。
しかも、試合では揉めていた11主と息が合わず連携ミスで得点を許すなど、最悪の試合展開を演出。
7主先輩と8主先輩が打ってくれないと負けていた。
小波は自責の念駆られながら家路に着いた。
377野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:35:09 ID:ZGDkLLJt
「ただいま〜」
重くドアを開ける小波。
すると、
「おかえり〜」
と元気な声が聞こえてくる。
「小波、今日は遅かったな〜
疲れてへん?
お風呂沸かしといたから入ってきてええよ?」
愛する恋人大江和那が自分を優しく迎えてくれた。
他の人間にはガサツらしいが、自分に対してはどこまでもしおらしくて可愛い。
そんな彼女といろいろあったが結ばれることができた。
それは小波にとってどこまでも幸せなことであった。
「おかえり、カズ。
とりあえず、少しゆっくりさせてくれないか・・・・」
小波は着替えて、ソファに横たわった。
そんな彼に和那は体を擦り寄らせて、腕を組んできた。
「今日は調子あんま良くなかったね。
疲れてるんとちゃう?」
和那は自分を見透かしたように質問してきた。
「あぁ、最近シーズンの疲れが溜まってきた感じかな。
いい疲れの取り方も良く分からないんだよ」
守るべき子に弱音を吐くのはどうかと思ったが、一応小波は言ってみた。
「せやな〜。
ウチは黒猫におった時は休む暇あらへんかったからな〜。
もう自分で自分を癒すみたいな?」
自分の体験談を語る和那。
「へぇ〜。
どんな感じ?」
小波は素朴に聞いてみた。
「え・・・・・・・・」
和那は急に顔を赤らめた。



(和那の回想)
「う、っく! ひゃあ!
あぅ、自分で・・・・やってるだけやのに・・・ひゃう!!」
アジトの人気の無い場所で自分の秘所を激しく慰める和那。
「こな・・・み・・・ふあっ、あああぁぁぁ!
そこぉ!!ううん・・・もっと、きもち・・・ぇぇ・・」
心の中では大好きな小波に抱かれていると必死に言い聞かせて、一人の情事に励んでいる。
「ひ・・く・・う・・、・・・・・・うぁあっ
う・・・ち、もうい、く・・・
出してぇ、こなみぃ、いっぱいだして、はぅ!!!」
ラストスパートとばかりにクリトリスを激しく摘む和那。
そして限界を迎えた。
「ひゃうううううううううううう!!!!!!!!」
大声を上げて果てた和那。
秘所からは大量の愛液を流れ出ていた。
「ハァハァ・・・・・・・」
余韻に浸っていた和那だったが、大声を出していたことに気づいて我に返る。
「ア、アカン!!!
朱里とかに聞こえてへんやろうか?」
378野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:35:51 ID:ZGDkLLJt
自分がオナニーをしていたところを聞かれるなんて恥ずかしい限り。
和那は隣の部屋等に耳を済ませる。
すると、
「はっぐ・・ううう・・くぁ・・・・だめ・・・
きもち・・・いい、
7主・・・もっと、ぅん、そこ、いい・・・
イッちゃう・・・・」
と恥らいながらも喘ぎ声を上げる真央の声を聞いてしまった。
「なんや、リーダーも同じなんやな・・・。
じゃあ多分朱里も・・・・」
和那はそう呟くとため息を付いた。



(回想終了)
「だ、ダメダメ!!!
絶対いえへん!!」
慌てて、和那は首を振る。
「そうだよな。
戦ってたときのことなんて思い出したくも無いよな・・・・」
小波は申し訳なさそうに返した。
「いや、そうゆうわけじゃないんやけど・・・・・・・・」
一方の和那もバツが悪そうだ。
いくら大好きな男の子の前とはいえ、君のことを想像してオナニーしてましたなんて絶対に言いたくない。
「と、とにかく癒しが必要なんや!!!」
「癒し??」
和那は急ピッチなテンポで答えた。
「せや!!
ウチは小波に癒されとるから大丈夫やったってことや!!!」
そんなことを言う和那に小波は首を傾げる。
「俺って、癒し系とかではないと思うけど?」
バカさ加減丸出しで雰囲気を察せない小波。
しかし、和那はそこもまた好きと愛おしく感じてしまうばかりであった。
最早、ベタぼれという奴である。
「じゃあ、早速・・・・・」
和那はいきなり小波に唇を重ねる。
「ん・・・・・・・・・」
長いキスは次第に深くなる。
「・・・ぷは。
どうしたカズ、いきなり」
いつも恥らう和那の行動に驚き気味に問う小波。
「ウチが、疲れたダーリンを癒してあげる・・・・・」
いきなりダーリンなんて言われ顔を赤らめる小波にさらにキスが降り注ぐ。
379野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:36:58 ID:ZGDkLLJt
「・・・・・・・・・・・ん
ん・・ちょ・・ちょっとタンマ・・・・」
小波はキスを続ける和那を制止する。
「どうしたん?」
やめさせられた和那は不機嫌そうな表情を見せる。
「俺まだ風呂も入ってないし、ちょっと待ってくれるかな?」
しかし、和那の体は火照りきっていた。
「もう、ウチ朝からガマンしてきたから待てへん・・・・
今すぐがいい・・・・・」
ガッツキまくる和那。
小波は
「でも・・・・・」
と言うが和那は引かない。
「他の人かてこんな時はおんなじようになるって!!!」
「それって誰だよ?」
「例えば・・・」



(同時刻)
「ぅぅん!!!」
「真央、気持ちいい??」
「ひ・・く・・う・・、・・・・・・うぁあっ
う、うん!!!
今日こそ・・・・子供・・・・・」
「あぁ、そうだな」



「だから無駄だっていいたのにさ〜」
「ちょ、ちょっとこの縄ほどきなさいよ!!!!」
「そんなこといえる身分じゃないだろ芙喜子。
ところで今日はこれを試してみたいんだが・・・・」
「何言ってるのよ!!!!
こんなことできるわけないでしょ!!!!」
「何事も経験だって。
しかも、この前も結局やったら感じてたし♪」
「な・・・・・!!!
そんなわけないでしょ!!!
ただ、ちょっとアソコが濡れてただけで・・・・」
「だから、それを感じてるって言うんだよ。
よし、早速やるか・・・」
「や、やめ・・・・いやあああああああああああああああ!!!」
380野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:37:41 ID:ZGDkLLJt
「それでさぁ・・・・小波の奴お前のこと・・・ん
悪い奴みたいに・・・・んん!!
ヒドイだろ?
だから、親友のアイツに柄にも無く怒っちまって・・・・・」
「仕方・・・んn
無いわよ・・・・・んぁ・・・
だって、アイツに私は・・・ヒドイことしてたし・・・・」
「でも、お前だって生きるのに必死なだけだったのに・・・んん・・・
・・・・それよりさっきからずっとキスしまくりだな俺たち・・・・」
「ば、別に私はしようがしないがいいのよ!!!
アンタがしたい様な感じだったから・・・・・」
「それじゃあ、もう寝るか?」
「そ・・・・それは・・・・」
「嘘はだめだぞ、朱里。」
「・・・・・・あぅ」
「とにかく、今日はいっぱい愛し合おうぜ!」
「うん!!!」



「こんな風になっとるはずや!!!」
と呟く和那。
「みんながみんなそうとは思わないけど・・・・・」
小波は首を傾げる。
「とにかく!!
小波はウチがこうなっても気にしないんか?」
上目遣いでこちらを覗き込む和那。
小波はそんな和那をソファに押し倒す。
「ゴメン、全然ガマンなんかできないって!!!」
381野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:39:51 ID:ZGDkLLJt
とりあえずここまで。
7主は俺の書いた真央の料理ネタ
8主は管理人さんのフッキーとの絡みを拝借した感じかな?
しかし、管理人さんの作品は一つ一つが素晴らしい・・・・・・
382野球選手の体調”管理”:2009/05/22(金) 00:42:24 ID:ZGDkLLJt
ごめんなさい
なぜかタイトルコテにカンマがついてるな?
何故だ?
383名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 01:12:30 ID:vaIEmD/X
GJ!
ところでリコ×主で書いていたんだが、気が付いたら以前出てた足コキ物とかなり被ってしまったんだが投下してもいいだろうか?
384名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 01:17:21 ID:ssUoEati
「投下してもいいだろうか?」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
ジャンル名として確立しているようなプレイなら!
実際に投下しちまって、もうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねェーッ。

>>383、オマエもそうなるよなァ〜〜〜、オレたちの仲間なら…
わかるか?オレの言ってる事…え?

『足コキものを投下した』なら、使ってもいいッ!
385名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 01:24:09 ID:OAwdus1H
>>384の漢っぷりに脱帽
386名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 02:22:00 ID:f/+y1hHj
エロパロの白瀬は随分とクリムゾン的な仕打ち受けてるんだなと再確認しました
387名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 13:09:45 ID:SVEGf+dr
誰か武美か茜のエロパロ投下してくれ
388名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 17:09:33 ID:fCQvXT7x
ここは需要も供給も新開発にも余念がないインターネットですね
389名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 20:20:44 ID:YGPjpVJm
>>387

茜ヤンデレを投下したいのだがまた規制で(´・ω・`)な感じ

390名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:26:54 ID:O9CLOfVs
今週は祭りだったな

>>367
だって、10主を殺すと話的に綺麗にまとまるんだもの
3・6・8の主みたいに特別強いってわけでもないのが◎
391名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:29:29 ID:kr7MwmS2
>>390
悲しいこと言わないでくれww
392名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:11:26 ID:pARNOftV
萌えスレの好きなキャラ報告会のせいで流れてしまっているが、116に投下された作品いいなあ
エロじゃないけど。読みやすかったし、俺は主人公の名前なんでもいい派だからこっち来て欲しいな
393名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:11:56 ID:pARNOftV
IDがPA
394名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:17:43 ID:RdnbzcK6
「10主ハーレム物」という、独自のジャンルを確立してる彼は
少々殺されても文句言えないよな〜
395名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:39:18 ID:UUjhHsFk
エロパロクンポケットー



ごめん俺どうかしてたわ
396名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:44:51 ID:O9CLOfVs
うん、確かに殺されても仕方ないな
でもみんな幸せならそれでいいよ
俺はハーレムを応援します

10主が死ぬのは大半が和那と紫杏絡みなんだよな
それに10主が死ぬとこの二人に深みが増すんだ、特に紫杏
11での動機付けがどうもピンともこなかったせいもあるし
397名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:40:31 ID:qKgR8sRz
>>392
あれは良かったね。
爽やかな読後感。
398名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 14:48:52 ID:vsF9lFXR
いつか10主は正史でも死んだことになりそうだな。
399名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 14:58:49 ID:7fqVcpT+
みなさんGJです
400名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 15:06:47 ID:hlOlUkXL
潮田玲子の試合後のブルマの匂いがたまらん。
http://host.f00.jp/
401名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 16:49:01 ID:orapzyeN
>>398
バーサスF9IFXRってすげえな
もはや意味がわからん
402名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 17:36:03 ID:vsF9lFXR
茜ヤンデレ作品まだかな・・・
403名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 19:56:17 ID:N+pRXjqL
ID:もしFXRなら対F9の人、sageてくれ
404名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 21:08:21 ID:C9DFK0+E
突発的小ネタ

みなさん、こんにちわでやんす
オイラの名前は無田でやんす
ここはラブホテルPAWA、今日も色んなお客がやって来たでやんす!
おっ、早速お客さんが来たでやんす
「いらっしゃいませでやんす!」
「!?亀田君!?」
「亀田先輩!?」
入ってきた中年のカップルはオイラを見て突然わけの分からない事を言ったでやんす
「何を勘違いしてるかわからないけどオイラは亀田ではないでやんす!」
「ええ!?まあ、そうか…こんな所に亀田君がいるわけ無いよな…」
オイラがそういうと中年の男は納得した顔でチェックインをしていったでやんす
「そうですね、私も騙されちゃいました。」
「ははは、さて行こうか、由紀ちゃん」
「はい!先輩、いっぱい楽しませてくださいね…
一体なんでやんすかね?あっ、また新しいお客でやんす!
「いらっしゃいませでやんす!」
「!?山田じゃないか!!」
「本当!まさかこんな所で会うなんて…」
またでやんすか?
おいらは自分が山田で無い事を説明するとその人も納得した顔でチェックインをしたでやんす
「…なあ、いいのか?唯?」
「いいのよ、私だって…女なのよ…」
さっきのカップルもそうだけどこのカップルもなんか不倫の臭いがプンプンするでやんす
まあ、何がどうなろうとオイラは知ったこっちゃ無いでやんすけどね
おっ、また新しい客が来たでやんす!
「いらっしゃいませでやんす!」
「湯田君じゃないか!!」
「本当だ。湯田君もうプロを引退したの?」
またでやんすか!?
オイラは今度は湯田で無い事を説明するとその人もまた納得した顔でチェックインをしたでやんす
「…ごめんな、なんか性欲処理みたいなことをさせて…」
「仕方ないわよ、彼女何もしてくれないんでしょ?」
……今日は浮気の日でやんすね、男は弱いでやんす
あっ、またお客さんでやんす!
「いらっしゃいませでやんす!」
「ぼ、凡田君!」
「ええ!?」
また間違えられたでやんす…
オイラは自分が凡田で無い事を(以下略)
「そうか…残念だな…」
「いいじゃない、会って変な噂が広まるといやでしょ?」
「そうだな、行こうか、愛ちゃん」
そいつはオイラと似ているみたいでやんすね
おお!また誰か来たでやんす!
「いらっしゃいませでやんす!」
「荷田君!?」
「マジや!」
「こんな所で働いていたのか?」
「マニアショップの店員さんだと思っていました!」
「不景気は大変なんだな…」
「誰かと思ったらメガネ小僧じゃない」
「荷田さんって誰ですか?」
また誰かと…いや、それよりもハーレムでやんすか!?
まあ、当然のようにオイラは自分が荷田では無い事を教えたでやんす
そして当たり前のようにチェックインしていったでやんす
なんか腹が立って来たでやんす
さて、次のお客は…
405名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 21:08:49 ID:C9DFK0+E
「いらっしゃいませでやんす!」
「!?湯田じゃないか!」
「違うよ、大きいカンタ君だよ!」
「どうしてこんな所で働いているのかな?」
ぬがー!今日は厄日でやんす!
オイラは(省略)
「そうだったの、ごめんなさいね」
「そうだよね、カンタ君ならこの人を見てビックリするよね」
「そうだな、まさかクローン技術と魔人のおかげで貴子が生き返るだなんて俺もビックリだよ」
クローン?魔人?一体なんの事やら…まあ3Pは羨ましいでやんすがね
ふう、夜もそろそろふけて来たでやんす、ここからが稼ぎ時でやんす
ん?誰か来たでやんす
「いらっしゃいませでやんす!」
「!?落田君か?」
「……」
……とりあえずいつもの事をやっておくでやんす、オイラは自分が落田で(略)
「そうか、それはすまなかったな」
「……」
「どうした?ヘルガ」
「な、なんでもない。それよりも部屋へ…」
「そうだな、そうするか」
…綺麗な人だったでやんす、しかも外人
きっと激しい事をするでやんす…
そんな事よりも仕事仕事!
「いらっしゃいませでやんす!」
「具田君じゃないか!」
「ふむ、ここがらぶほてるという場所か?」
…お約束もここまで来るとマンネリってくるでやんすね
オイラは前回と同じように(略)
「そうか。さて、行こうかシズヤ」
「うむ、ここで色々なことが出来るのだな?」
……変な女の子でやんす…
ちょっと喉が渇いたでやんす、でももう少し頑張るでやんす!
「いらっしゃいませでやんす!」
「!?湯田君じゃないか!」
「お知り合いですの?」
ここも略していいでやんすね?
「そうか…それはすまなかったな」
「そうですわね…」
「さて、前回の訓練は覚えているな?」
「ええ、もちろん…」
綺麗なお嬢様と…サクラちゃん、オイラ、寂しいでやんす!でも頑張るでやんすよ!
そして最後のお客は…
「いらっしゃいませでやんす!」
「…もしかして無田君か?」
「ほう、いつもお前の隣にいたあのメガネか?」
…………小波君?
「拙い所を見られちゃったな…」
「まあ、仕方ないだろう。諦めようではないか」
そういっている二人にオイラは部屋の鍵を渡して奥の部屋に引っ込んだでやんす
そして仕事が終わった後オイラはベットの上で泣いた…でやんす

缶?もとい完
406名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 21:46:34 ID:KfHljUDo
  巛|巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛》
 巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛》  >>404へ。
  《巛《 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 巛巛《》 近頃元気か。
 《巛《            ヽ巛巛》     小ネタなのにこんな素晴らしい作品作って。  
 巛巛            ヽ巛巛》     俺のが下手に見ちゃうじゃないか。
丶⌒》  _         ヽ《《⌒        まあ、それは俺が下手なだけだ。気にするな。  
 |  |ヽ/   丶  ノ ̄ ̄ヽ/|  |    小ネタでも長編でも一話完結でもいい。どんどん投稿しようぜ。
 |  | | ̄ ̄ ヽ _ | ̄ ̄ヾ/ │ |   
  | |  ゝ_ // 丶__/  │ |
  │    /   \     │/  
   |   / (___ノ\   │
   |           丶 │   
 / |  ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ 丶 /     
/  \ ヽ         \     
   \ ヽ_____ノ \ \
    丶          /  \___
     \        /        \
        \     /
407名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 23:23:04 ID:4O52fbNr
>>404
途中で混乱してしまったが、おもしろかったww
乙!
408名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 15:05:55 ID:z5NPcYUG
久しぶりにいい作品が投稿されたな
409名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 15:24:23 ID:OydsMbdJ
てか、これ不倫モノだったのか!!
410名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 17:58:04 ID:gp/pE7qN
>>404
5主「……俺も行きたかったよ。
   次に同じ様なネタを書いてくれる時は俺のことも忘れないでくれよ……」
それと……乙!!
411名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:00:36 ID:HfhKgvuD
てか>>404の4主人公と神木唯って不倫なのかw
天本さん怒るぞw
412名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 00:39:08 ID:C4Wo7EAc
定番のにっこりと微笑みながら逆レイプですね
413名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 04:40:17 ID:mugYtXH4
妻「あ、あなたおかえりなさい」
子「パパおかえりなさい〜」
主「ああ、いい子にしてたか?」
妻「ご飯用意できてますよ」
主「おお、さっそくいただくよ。
  …うん、この煮物はおいしいな」
妻「お昼の番組で勉強した新作です。
  あ、ところで唯さんのお味はどうでした?」

主(ぶーーーっ!)

子「パパきたな〜い」
主「は、ははは、ごめんごめん」
妻「たしかに最近は少しマンネリだったかもしれませんね。
  そう思っていろいろと準備しておきましたから、覚悟してくださいね♪」
主(…俺、明日まで生きてるかな…)
414名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 06:34:49 ID:msuQWJet
>>409
全員そうだったら面白いなw
415名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 09:21:47 ID:piyr0rIB
>>413
玲泉怖いwww
放火、毒入り弁当とかは御手のものだからなぁ〜
416名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 09:46:48 ID:v+5Yhkqr
>>413
こわひ・・・
417名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 10:11:27 ID:KMxckawG
リコ×7主、投下します。
本番なしの足コキもので、被ったのは意図的でないのでご容赦ください。
418名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 10:12:57 ID:v+5Yhkqr
>>417さあ、バッチこーい!
419リコ巫女ナース!:2009/05/25(月) 10:12:58 ID:KMxckawG
始まりは時計の故障だった。
アラームが鳴らず、リコとの待ち合わせに遅れざるをえなくなってしまったのだ。
たまの休みで気が抜けていた自分を呪いたくなる。
なにしろ相手はリアル猟奇的な彼女。デートで遅刻となればどんな目に遭うか。
小波が待ち合わせ場所にたどり着くと、そこには緑の髪の人物が背中を向けて立っていた。
理不尽な攻撃を受ける事もあるが、今回ばかりはこちらが悪い。
精神誠意謝ろうと決め、小波はリコに声をかけようとする。
ふと気がついた。立っているのではない、既に構えている。
(あ、あれは!リコ様必勝の構え、無明鋼投法のお姿!)
背を見せるがごとく捻られた体、繰り出されるであろう閃光の死弾。
以前リコの缶投げについてピッチャーの視点からアドバイスをしていた小波であった。失態である。
刹那、リコが動く。
残像越しに見えた眼は、某帝王実業のエースの如くぎらついていた。
腕を振りぬいたリコはそのまま俯いている。前髪に隠れはっきりとした表情は窺い知れない。
(ドサリ…)
真一文字に結ばれていた口元に笑みが浮かんだ。
420リコ巫女ナース!:2009/05/25(月) 10:15:58 ID:KMxckawG
「はっ!!」
凄まじい衝撃の後、いったい何が起こったのか。小波が目を覚ますと、辺りは一面真っ暗闇だった。
目隠しと紐とで身動きがとれない。どうやら完全に「緊縛」されているらしい。
「うふふ、起きたみたいね」
木のきしむような音の後にリコの声が不気味に響く。
「リコ…遅れたのは俺が悪かったと思ってるし、謝ろうとも思う。けどここまでするのはちょっと、いくらなんでも……」
「黙りなさい、こっちの調べはついてんのよ。小波がどっかの女子アナにのこのこついて行ったってこととかね」
「なっ!いや、あのその、ああれはただのインタビューだって言ってたし、お食事でもどうですかなんて言われたら断れないし…」
「返事の前にはサーをつけろこのチンカスが…」
「サー、イエッサー」
どすの利いた声を出すリコに小波はあっさりと白旗を揚げた。
「それで?あの女はもう孕ませたの?だったら取り出してくるけど」
「さささサー、ノーサー!なにもしてませんですはい!」
「ふぅん…安全日だったと」
「許してっ!お願いだから!本当に心底悪かったから許してっ!」
泣きながら懇願する小波の肩に手が掛けられる。
「ちゃんと反省しなさいよね。じゃあ、目隠しは取ってあげるから」
「あ、ありがとうございますうぅぅ〜〜」
(ぱさっ)
「………あのう…大変申し上げにくいのですが他のは…」
「やあだ、小波ったら。これぐらいで仕置きが終わったと思ってたの?」
仕置き…、リコが朗らかにそれを言うと全く冗談に聞こえない。
421リコ巫女ナース!:2009/05/25(月) 10:16:37 ID:KMxckawG
目隠しがとれたというのに辺りは薄暗く、視界に入ったリコは……なぜか巫女さんぽい格好をしている。頭に被っているのはナースキャップだろうか。
「どうだいこの格好!めがっさ似合ってると思わないかっ!」
「リコ…お前いつからそんなマニアックな趣m(ドス!)」
「……何か言った?」
「イエナニモイッテマセン」
「まったく、いい加減往生際をよくしなさいよね。せっかく小波秘蔵エロゲコレクションから抜粋してきたのに」
「なんで知ってんだよ!てか、あれは俺のじゃねえ!湯田君のをちょっと…預かってただけだ!」
「持ってる時点で同罪よ。まあこのリコ様の前で、あの程度の隠し場所に隠した不明を恨むことね」
もはや言い返すことすらできない。
この調子では、この先もずっと手玉に取られそうだ。だって勝てる気がしないし。
「さて…そんなことよりさっさとお仕置きしなくちゃ。これ結構寒いんだよ?………下履いてないし」
「なにぃぃっっっ!!それは僕も見れるんですかそれは僕も触れるんですかそれは僕もしゃぶれるんですか!!!」
「うわっ、キモッ……。しゃぶれるってなに考えてんのよ。どうやらこのド変態のオナニっ子は、本気で修正してあげないと社会復帰は無理そうね…」
「のーぱんコスプレの人が言っても説得力が……ひぐぅっ!」
「ねぇ…これって中どうなってるか気になったこと無い?」
「も、申し訳ありません姐さん、もうしません。だから玉は!息子だけは!!」
「それじゃあ今後、黙ってお仕置きを受けるように。でゅーゆーあんだすたん?」
いつもこうなら可愛いのになぁ…。哀愁漂う表情を浮べながら、小波は黙って頷いた。
422リコ巫女ナース!:2009/05/25(月) 10:17:33 ID:KMxckawG
「んふ……くむ……ちゅぷ…ぴちゃ……んじゅる………」
いったいこの状況は何なのか。
一見したところ、小波がリコにご奉仕させているようにも見える。リコが巫女でナース、頼みたくても怖くて出来なかったプレイだ。
だがその実態は……。両手両足、あまつさえ股間まで縛られてのお仕置きランド開園中となっている。
「リぃ……コ…、頼むからこの……くっ!ペニスバンドを外してくれぇ……」
「あんむ……ちゅる…んっ……はぁ……駄目よ…、これとペニバン間違えるようじゃぁ…。ペニスバンドっていうのはもっと別の…あっ、でも小波が私に処女ささげたいって言うなら……私、女を捨ててもいいよ。双頭ならお互い楽しめるしね♪」
もはやお仕置きどころの騒ぎではなくなってきた。このままでは第二のTDNになってしまう。
「俺に尻を掘られる趣味はないっ!」
「掘る趣味はあるくせに」
ぐっと言葉に詰まる小波。
初めて致してからというもの、実は止みつきになってましてとは口が裂けても言えそうにない。
「いや趣味とかじゃなくてな、だからつまりたまたま出来心だったんだ。気持ちいいのかな〜程度の感覚、そう新しい境地って奴で!」
「ふぅ〜〜ん、新しい境地ねぇ……。なら今度は…あたしが開拓したげるわよッ!」
突如として露になるリコの生脚。散々煽られ、猛り狂った男根が問答無用に踏みつけられる。
「ちょまっ…リコッ!」
「お黙り淫獣っ!そらどうなのよ、巫女さんの足袋でおちんちん踏まれる気分は」
「えっ、つっ…いやなんか……すべすべしてて以外とキモチイイかも…」
「フツーに感想言うかこの変態は…。もっと堪えてくれないと張り合いがないじゃない」
あきれ顔のリコだがその動きに止まる気配はない。バンドの繋ぎ目から雁首まで、絹の質感を持った足裏がしゅにしゅにと刺激していく。
踏むというには余りにも優しいその圧迫は、はちきれんばかりに屹立した肉棒に言い様のない快感を与えている。
「かはっ……ぐ、ぐぅっ…じゃ、じゃあ俺にどうしろって言うんだよ」
「んーとね、『勘違いしないでくれよな!べ、別に気持ちいいって訳じゃないんだからな!』とか言ったりしてみる云々」
「言えるかっ!」
「………言えないのかな、かな?」
途端にリコの足が亀頭全体に覆い被さった。にこやかに微笑みながら、小刻みのバイブレーションを尖端のみに集めるリコ。今までの比でない快感が小波に襲いかかる。
「ひゃっ!んんっ、……うぁぁ…」
唐突な動きの変化に思考が間に合わず、イきたくてもいけないという状況が小波から余裕を奪ってゆく。
赤黒く腫れ上がった肉棒は苦しげに震え、その先からは粘ついた液体が滲み出ている。
423リコ巫女ナース!:2009/05/25(月) 10:18:54 ID:KMxckawG
一方リコは、
(ハァハァ……こっ、こういうのもなかなか悪くないわね…)
息を荒げながら、小波に熱の入った怪しい視線を向けていた。
「かわいい声出しちゃって…女の子じゃあるまいし。ほんとは寮でコーチとでもやってたんじゃないのぉ?」
「はぁっ…はぁっ……、そんな…わけ……ひぁああっ!」
「ほらほら言ってみなさいよっ!イきたかったら『このおちんちんはリコ様だけの物です。どうか足コキでイかせてください』って!」
足の指が留め金にかかる。これが外れればすぐにでもイけるのだ。
苦痛と快楽への期待が小波の最後の理性を消し去った。
「こ…の、おちん…んくっ……ちんはっ…リコ様の……物でっ…す…ど、どうかっ…足コキで………逝かせてくだしゃぃぃいいいっっっ!!」
ぱちんという音が部屋を鳴らす。
瞬間、焦らされ続けたペニスからびゅるびゅると白濁が放出された。
足からふともも一面が、小波の濃厚な汁によって汚される。
「凄い……こんなにいっぱい…」
うっとりとした声で久しい精液の熱に感じ入るリコ。片や、小波はうなだれたままぴくりとも動かない。
「あっ…大丈夫小波?その……やりすぎてごめんね?だからよければ…今度はあたしにも…」
遮るように頭が跳ね起きる。
思わずどきりとするようなさわやかな笑顔。
胸高鳴らせるリコへ小波はその口を開いた。
「リコ………もう一度やってくれないか?」


その後、後頭部を強打し気絶した小波が路上で発見されることとなった。全身が傷だらけであったにもかかわらず、その顔は至福の笑みを浮かべていたという。
目覚めた小波曰く
「放置プレイもなかなか悪くない」

おわり
424名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 10:59:54 ID:v+5Yhkqr
足コキされてえwww
425名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 11:18:27 ID:msuQWJet
ワロタwwwww
426名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 16:48:11 ID:AiY9OOvm
いいねいいね
427名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 19:00:31 ID:d/EtNYZJ
なんでこうもsageができないバカが多いんだ
428名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:15:33 ID:1i4nTj/z
正史では誰とくっついたんだっけ?各主人公
公式では
2主=弓子?
3主=ヒナコ
4主=玲泉
5主=???(珠ちゃん?それともめぐみちゃん?)
6主=???(誰と彼とが付き合ったと何一つ聞かない)
7主=真央
8主=???(冬子と付き合った可能性あり)
9主=???(維織さんと付き合ったかもしれない+夏菜の可能性も…)
10主=和那
11主=朱里?シズヤ?
429名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:18:41 ID:ad1bQEha
なんでこのスレで聞くんだ?考察wikiにでも行くといいよ
430名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:26:40 ID:1i4nTj/z
いや、404を元に不倫物でも書いてみようかなって思ってるんだけど
ここら辺しっかり把握しておかないとちょっと不安になるんだ
あと、各ヒロインの性癖ってどんな感じだと思う?
431名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:53:05 ID:fwv+1wgU
茜ヤンデレ
携帯からやります
予定は明日あたり
432名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 22:19:31 ID:Sc5ociqW
>>423
面白かった。やっぱ足コキは文化ですな!

>>428
エロパロにはみんな心の正史を持ってるんだよ。
あんまり正史、正史って言わない方が良い。
それに縛られると書ける作品が限定されてしまうしね

>>430
不倫は文化ですな! もっとやれ!

>>431
わしはずっと待ってたぞ〜
433名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 22:35:19 ID:1i4nTj/z
分かりました、意識せずに書かせて頂きます
434名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 23:49:22 ID:lGvaAnsB
>>413
さあその続きを書くんだ。いや、書いてください


>>423
GJ!
435京成津田沼駅から徒歩五分!!:2009/05/26(火) 14:01:02 ID:y0VU5n8N
ねえねえ。
いまさらなんだけどさ、ちよVS夏菜の続き誰か書いてくれない?
ワシが自分で書こうと思ったのだが、上手くいかなくての・・・。
436名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 15:01:31 ID:VbpLLydp
sageたら書きます
437名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 17:10:52 ID:GoxmwjRj
sageでもいいから書いてくれ
438名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 18:55:18 ID:VbpLLydp
んじゃ書いてきます。 
最悪でも一週間以内には投下できるよう頑張りますので
439名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:08:34 ID:UsXxjzgr
>>404が仮に不倫モノなら雪白グループは総力を挙げて8主人公を消しに来るんじゃないか?
それで彼女にもよるが、背中に4発撃ち込まれたり、恐ろしい記憶を埋め込まれたり、金髪のお姉さんが情報を漏えいさせたり、宇宙人が本気出したり、キャンディーあげてもすねっぱなしになるかも知れないな
440名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:15:30 ID:L57nfA8Z
不倫か〜、不倫OKそうな彼女って

1・獨田マリコ ・ お金で何とか
2・野々村愛 ・ もう手遅れ
3・アンヌ ・ アメリカ人だし開放的に違いない
4・高城秋生 ・ お金で・・・
5・安達 美咲 ・ 二股あるし
6・和桐沙耶 ・ バッドの荒れよう
7・倉見春香 ・ 11で疑惑が
8・雪白冬子 ・ 「奥さんとは、いつ別れてくださいますの?」とか言ってほしい
9・温水 ちよ ・ 枕営業
10・天月 五十鈴 ・ 奥さんとかいても関係なさそう
11・室町しのぶ  ・ ナマピー!
ダッシュ ・ 小学生だから何とも

かなり反論ありそう!
441茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:25:43 ID:VwSMOY1r
投下します
Wikiに貼ろうかとおもたがやり方ワカンネ

442茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:26:47 ID:VwSMOY1r

3.ムード×あり

リンの消え入りそうな言葉。
出来ることは何もないから、ひたすらに小波に縋る。
どうか、茜を助けてあげてと、言葉で縋る。
ベッドに括りつけられて、今の二人の姿を見ることは出来ない。
それは幸せだったのかもしれない。
茜の目を直接見なくて済んだのだから。

もう一度呟く。
「おねがい」と。

「わかった」
小波はそれだけを口にした。

よかった。
リンは思う。
小波君なら。
大丈夫。
アカネを元に戻せると。
姉には無理なことでも、兄にならきっと出来るから。
今の、
わかった。
という言葉をリンは信じた。
小波のアカネへの思いとアカネの小波への愛を信じた。

そんな健気な思い。
普段、リンが生きている世界で一瞬でも浸れば命取りとなるような甘い甘い考え。
迫る現実から目を背け、描く理想を見てしまった人間の末路はわかっているリンなのに。
それでも、家族のことに対しては現実を見る目も盲目だった。
甘い考えにリンが浸っていると。
部屋にシーツとリンの白磁のように白く肌理細やかな肌が擦れ合う以外の衣擦れ音と男の小さな声が響く。
リンはそれには気づかず、アカネのことに心を集中させる。

きっと小波君ならアカネを元に戻してあげられる。
タンポポのような優しく暖かい瞳の少女に。
私の大好きなアカネ。
誰よりも幸せになってほしい。
優しい姉の思い。その思いに心を取られ衣擦れと小波の声を聞き逃したリン。
しかし。

「・・・・っ・はぁ・・・そんな・・・」


443茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:27:50 ID:VwSMOY1r
衣擦れは聞き逃したが、苦しげな茜の声を聞き漏らすことはリンには出来なかった。

ああ。きっと小波君が私の気持ちを伝えてくれてる。
私にもありえた未来。誰かに守られて、伸びやかに育ち、咲き誇れた未来。
アカネに私を重ねていたから、だからアカネに小波君を譲りたかった。
私は一人で生きられるから。

「ダメ・・・小波さん・・・そこ」

今・・小波さんって!
流石だわ・・・小波君。あんな風にしてしまった私とは違って、アカネを元に戻せるなんて・・!
少し寂しいけれど、悔しいけれどやっぱりアカネには私より小波君が必要なのね・・・。
身を引くタイミングさえ間違ってなければきっと。
二人は幸せに結婚できて、二人の子供を見せるために私を探して、きっと私に妹や弟をプレゼントしてくれる未来があったのかも知れないわ。

「そんなこと・・・リンお姉さんに・・・」

私の考えをわかってくれたのかしら?よかった・・・。
けど?それにしても・・・いくらショックだからってアカネの息が荒いのは?
それに話してる声はアカネばかりのような・・・小波君は?
アカネの吐息・・・ダメ・・・そんなこと・・・
それにさっきなんだか衣擦れの音がしたような・・・・

・・・・

・・・

・・



444名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:31:42 ID:VwSMOY1r


!!

!!!

!!!!

まさか!!

「小波君!!!あなたなにやってるの!!!」

全力でつながれたからだを起せるだけ起し、首を必死に持ち上げる。

しかし四肢をベッドに縛られた状況では、頭を持ち上げるのが精一杯。
それも大きな胸が視界をさえぎり、下側への視野は0。

そんな状態で見えたのは。
上気した赤い顔のアカネ。


445名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:32:31 ID:VwSMOY1r
先ほどまでの、凍りついた瞳でないことは間違いない。
が、瞳は愛欲に染まり、ピントが定まっていない。
頬は赤く染まり、マタタビを嗅いだ猫のようにだらしなく涎を垂らした唇。
吐息は荒く切なげ。

シャツを捲り上げられブラジャーと胸を晒したアカネ。
体のサイズに見合わない大きな胸を隠すブラは、ずらされて柔らかく張りのある胸が外気に晒されている。寒さか悦楽か白い肌の一部は赤く染まり硬く隆起している。

たくし上げられたスカートを手に持つアカネ。
手は震えながら臍の辺りにスカートの裾を握っている。

上半身しか見えないものの、明らかに説得されている構図ではない。
それに、どこにも小波の姿は見えない。

「ちょっと!小波君!!何をやってるの!!?」

どこにも姿は見えないが。

何をやっているかは明々白々。

湿った音が部屋に響く。

「こらっ!!小波君!!話を聞きなさい!!説明しなさい!!!」

怒髪、天を突く。怒り心頭に発する。堪忍袋の緒が切れる。俺の怒りが有頂天になった。

そういった単語が容易に脳裏に浮かぶ形相のリン。
顔が怒りに染まり紅に染まり。
腕に血管、足にも血管が浮き出て縛りつける紐を今にも引きちぎらんと力を込める。

446茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:38:36 ID:VwSMOY1r
しかし小波は、ヒモとベッドが立てる、不穏な音にも動じない。
茜にスカートをたくし上げさせたまま、処女の秘所に舌を這わせ続ける。
毛がまったく生えていないそこには一本の肉の筋が通っているだけ。
その筋を優しく撫でるように、舌を平たくして動かす。
動かすたびに茜の脚が震え、スカートを持つ手に力がこもる。
時々、舌を細く硬くして、スリットに捻りこむ。
唾液以外の粘液が中から迸り、小波の舌を濡らす。
瘧のように震える足を優しく撫でながら、小波は愛撫を続ける。

リンの視界には入らない。しかし音と見えている範囲の情景だけで小波が何をアカネにしているかはわかる。
「いい加減にしなさいよ・・・!」
リンは吠えた。肉食の猫科の猛獣の叫びで。
普通の男ならリンの豊かな肢体をさらけ出し、無防備に縛られている今の状態を目の当たりにしていても、
今の声を聞いてしまえば肉欲に駆られることの代償の大きさを本能で理解する。
そして、しょぼくれた犬のような顔で、リンの紐を解くだろう。つまりは本能的に長寿タイプ。ということだろう。

しかし百戦錬磨のCCRエージェント小波。
リンの怒声もどこ吹く風と、只管に愛撫を繰り返す小波。
そんな小波の愛撫に、唇を噛み締めながら、喘ぎ声を抑えていた茜が口を開く。

「小波さん・・・」
茜の声にリンは言葉を抑える。
茜が語りかければ小波もやめるのではないかと思ったからだ。

「リンお姉さんが・・・寂しそうです・・・」

え?

「そうだな。じゃあアカネ」

え?

447茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:39:13 ID:VwSMOY1r

「はいです!リンお姉さんも一緒にです!」

ええ?

スカートを握った手を離し、広げた足を元に戻す茜。
リンの死角から姿を現す小波。

上半身はいつものユニフォームを脱ぎ、鍛えられた端整な肉体を晒す。
下半身はリンの視点からは見えないが、ズボンは履いたまま。

先ほどの凍りついた目の代わりに蕩けた目をした茜といっしょにベッドに横たわるリンへと向かう。

「・・・小波くん・・アカネ・・まさか・・」
バカなことは止めて。そういいたかったが、恐怖か、なにか得体の知れない感情がリンの口の自由を奪ってしまった。

リンの言葉を待たず、茜はベッドに飛び乗り、リンの縛り付けられ広げられた脚の先に顔を寄せる。

「リンお姉さんの脚・・・細くて硬くてかっこいいです・・・」
いつもロングコートに身を纏いその隙間からチラリと見える脚線美に、茜はいつも魅了されていた。自分の小さな体との違いが羨ましく、妬ましかった。

「ずるいです・・・きれいな脚で・・・」
茜はリンの太ももを優しく撫でながらそう呟いた。
「や・・・」
「めてほしいですか?」
暖かな日差しの中に咲く一輪の野ばらのような笑顔で茜は笑い。
脚から手を離す。

さらに楽しそうな笑顔をして一言。
「やめないですよ」
そういうと茜は、リンの脚の付け根。
バスローブでほんのわずか覆い隠された秘密の園に手を掛ける。
「やめて!アカネ!お願いよ・・・」
リンの必死の懇願にも耳を貸さない茜。
縛られた状態ではどうすることも出来ず、大股開きの股間を晒してしまう。


リンの頬は羞恥心で茜色に染まる。
「リンお姉さんのここ生えてるんですね・・・ここも羨ましいです大人です」
アンダーヘアも金色で、薄く恥部の上側に煙るように生えている。
大きな瞳で見つめる茜。
妹に女の園をじっくりと観察され、感想を述べられる羞恥に、茜色の頬は更に赤く染まっていく。

気の強いリン。猛禽の誇り高さと、獅子の気高さを持ち合わせた女。
それだけに羞恥や屈辱に何も出来ないこの状況は心に強い衝撃を与えた。

だが、それは必ずしも辛さだけではなかった、言い知れぬ感覚が体の深奥から浮かび上がってきている。そのことにリンはこのときは気づかなかった。


「リンお姉さんにも、小波さんがしてくれたことしてあげますね!おそろいです!」
「バカなことやめて!!」
縛られたスタイルのまま、リンはぴしゃりという。



448茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:39:41 ID:VwSMOY1r

「むー。けどきっと気持ちよくなったら素直になってくれます!そういってました!」
「どういうい・・・はぅっ!」
茜は手をリンの鍛え上げられた細い太股に伸ばし優しく愛撫する。
ふくらはぎ、尻、臍。リンの下半身を優しく撫でさすり、揉みこんでいく。
「ああ・・・・」
縛られた手足からの苦痛とは別の感覚が体から湧き上がってきたのか、苦しげに声をあげるリン。
体からは絞るような汗が滴り始めた。

「リンお姉さん、感じてるですね!」
股間を覗くと、いつしかリンのそこはしっとりと露を帯びていた。
濡れそぼち、そこには今にも垂れそうな汁が宿っている。

「なっ!違うわ! これは・・・ああっ!」

茜の指がもっとも恐れていた股間に伸びた。
細いしなやかな女の指が、リンの分泌液でねっとりと濡れていく。
粘質の水音は卑猥で淫靡な音。リンの熱く火照る媚肉を弄ぶ。

「ああ、やめて! あ、あ・・・いじらないでっ・・・あ、そこだめっ!!」

茜が二本の指を使いクリトリスを摘むと、リンの声が切羽詰った調子に変わる。
449茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:42:36 ID:VwSMOY1r

必死に拒絶の声をあげても、茜の指に踊らされリンの膣からは愛液が漏れ、快楽を感じていることを証明し続けてしまう。
「わかりました。指は止めるです!」
湿った音を立てて膣から指を抜き放つ。
体を起し、優しい声でそういう茜。
指から垂れるリンの淫液を、唇で受け止め美味しそうに舐める。

虚ろな瞳でリンは呟く。
「わかってくれたのね・・・」
「はい!指だけじゃだめですよね!」
茜は元気よくそう言い。
リンの媚肉に唇をつけた。
「っ!!やめて、やめなさい、そんなこと!」
さっき、小波が茜にしたように口先を尖らせリンの膣に舌を捻りこむ。
舌と唇でリンの膣を責めた。唾液で湿らせ、舌を蠢かし、唇を押しつける。
妹に陵辱される嫌悪感にリンは力いっぱい抵抗する。
それでも、縛り付けられた体は自由になれず、逆に茜の唇に秘所を押し付ける形になってしまう。
その拍子にクリトリスに茜の舌が触れ、その柔らかく熱い塊がリンの背中に熱い快感を走らせた。

「だ!だめ!!そこ舐めないで!」
「わかりました!ここがリンお姉さんの弱点なんですね!」
舌の先端でクリトリスを舐め責める。リンのしなやかな裸身はまるで電気仕掛けの玩具のように背を反らせ、反応する。
愛液はさっきまで以上に垂れ流しになりシーツに染みを作り、太股にも跡が残る。

一心不乱にまるで犬のようにリンに奉仕する茜。
小波からされたことを天性の学習能力で、茜流に作り変えバージョンアップさせている。
リンは抵抗も出来ずただ身悶えして茜の与える快楽に身を浸している。
目からは涙と、唇からは涎がたれ落ち、気高い女王のような顔ではなく、淫らな雌の顔をさらけ出している。
リンは茜の陵辱が与える快楽に気をとられてしまい、小波の動向に意識がまったく向いていなかった。

「こな・・やあぁぁ・・」
小波はベッドの横からリンに近づき、バスローブ越しに丸い乳房を揉みしだいたのだ。
バスローブ越しにもわかる柔らかい肉球を絞るように揉み上げた。
「くっ・・・」
リンは小波の暴力的な愛撫に必死に耐えている。
バスローブと乳首が擦れ生まれる、痛みではない感覚を必死にかみ殺す。
しかし、茜がもたらすクリトリスへの愛撫の前に、その抵抗は無駄に等しかった。
胸を意識すれば、クリトリスからの快楽に飲まれ、逆にクリトリスを意識すれば胸の快楽に飲まれる。
「やめて・・」
熱病にうかされた病み人のうわごとのように、虚ろな瞳で力なく呟くリン。
それにまったく動ずることなく、バスローブをずらし、手を差し伸べ柔らかくリンの乳房に触れる小波。
中指で下乳を擦ったり、親指と人差し指を使って乳輪や乳首を虐めると、リンはたまらずに舌足らずの悲鳴を上げた。
「らめ・・だめ・・やめてよ小波君、アカネ・・こんなのいやよぉ・・・」
大粒の涙をこぼしながら哀願するリン。
二人きりの家族はそれに反応することなく。
兄は胸をしつこいほど責め立て、妹は肉芽を責め立てる。
しつこいほどの愛撫はリンの身体に、更に熱い火照りを起し始める。

450茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:44:42 ID:VwSMOY1r

リンの腹の奥の奥に甘い痺れと疼きが起きはじめたのだ。
必死に否定するが、そこへの空白感を自覚したことが更にその感覚を確かなものにしていく。

「いやぁ・・いやぁ・・こんなの・・・」
力なく首を振るリン。
弱弱しいその姿は凛とした立ち姿からは想像も出来ない。

「どうして・・小波君・・・どうしてこなみくんはこんなことをするの・・・・」
更に弱弱しい声で呟く。

小波は何も答えずに、リンの唇を奪う。

唇を噛み千切ってやろう。
そしてこの屈辱を万分の一でもはらしてやろう。
そうリンは心に決めた。

しかし口はそのようには動かなかった。
リンの唇は小波に優しくこじ開けられ、舌で余すところなく舐られ、愛撫され、心地よい感覚に決意は流されてしまった。
その決意もあやふやなものだったのかもしれない。
赤の他人なら間違いなく唇を噛み千切るどころか喉笛に喰らいついただろう。
顔見知りでも同じ。友人でも同じ。
恋人でも意に染まなければ唇くらいは噛み千切ったろう。

しかし、小波は恋人でも顔見知りでも赤の他人でも友人でもなかった。

家族だった。

そんな風に考えている自分に気づいた。

451茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:46:04 ID:VwSMOY1r
「リンお姉さん、小波さんにキスされてすごく濡れてますよ」

妹に恥ずかしい部分の状況を実況され、あまりの羞恥に涙を零す。
もう耐えられない。
リンは気づいている。二人には抵抗できないことに。
たとえ四肢を縛られていなかったとしても。
さっき抵抗できなかったということは、この屈辱の状況を望んでいる自分がいるということ。少なくとも、二人を傷つけてまで抜け出したいと思っていないということに。

だけど抜け道はある。
自分で自分を始末してしまえば・・・

リンの意識が危険な水域に入ろうとしたそのとき。
小波は口を開いた。

「アカネ」
唇を離し小波は言う。
「あう。ごめんなさいです」
申し訳なさそうに茜は言う。アホ毛が萎れる。

「こっちにおいで」
「はいです!」
ニパッと笑い、緑髪の少女はばねのように飛び跳ねる。
リンの縛られた足を飛び越えて、兄のもとへ。

「小波さん!きましたです!」
小波はアカネを抱きしめる。
強い力で抱きしめる。
暖かな胸に顔をうずめて。腕のぬくもりを受けながら。
茜は幸せそうに微笑む。

「小波君・・・どういうつもりなの・・・」
人生の最後の問いのつもりでリンは尋ねた。
これにもし返答がなければ、始末してしまおう。自分の命を。
これ以上の屈辱にはとても耐えられそうにないから。


452茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:47:27 ID:VwSMOY1r

「リン。決めたんだ・・・」
呟くように小波は言った。

「決めたんだ。アカネの顔を見て、リンの声を聞いたときに。」
リンへの責めが始まってから初めて小波はリンに言葉をかけた。
「何を・・・」
瞳に驚きの色を浮かべてリンは問いかける。

凛とした声で言う。小波は心をこめて言う。
「二人とも俺の家族にするって」
「・・・どういう意味なの」
うろたえた声でリンは尋ねる。
「あの時、リンに言った言葉・・アカネの事を家族として守ってやりたいって俺は言った。
リンはアカネに対しての俺の気持ちを聞いて、それで俺はアカネを家族として守りたい。傍にいてやりたいと思ってるって答えた」
アカネは眼をつむって聞いている。
「その気持ちと、好きって気持ちに違いはない。だから俺はアカネの気持ちにこたえられる。そう言ったよな」

「ええ・・だから私は身を引くことに決めたのよ」

アカネは俯く。小波の腕の中で。

「あの時は気づかなかった」

「その言葉はそのままリンにも当てはまるって事に」

「何を言って・・・」

「確かにリンのことをアカネのように守ってやりたいと思ってはいない。けれど、一緒にアカネを守っていきたいと考えている。一緒に話をして、笑える。俺はお前のことも好きなんだ」

「・・・」
リンは口を閉ざす。

「アカネとリン。二人を俺の家族にしたいんだ。二人とも俺のものにしたい」

唇を噛み締めるリン。
血がにじみ出ている。

「ふざけないでよ・・・」

「ふざけてなんか・・」

「ふざけてるわよ!女を何だと思ってるのよ!この変態!」
5tのc4bombの雷管に火花が飛んだ。
しかし。
「アカネの気持ちも考えなさい!」
この言葉で爆発は未然に防がれた。

453茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:48:25 ID:VwSMOY1r

小波の腕の中から、緑色の塊が飛び出し、金色の元に。
馬乗りになって、リンの腹の上に腰掛け、顔を傾けて必死に語りかける。

「リンお姉さん。アカネは幸せです。お姉さんと一緒に小波さんの傍にいれたら。
それは最高に幸せです。それにリンお姉さんと一緒に小波さんのお嫁さんになれたらもっともっと最高に幸せです」

「お願いです。アカネのためだっていうならアカネのわがままを一度だけ聞いてください。どこにも行かないでください。3人で一緒に暮らしてください。小波さんとお姉さんと私とで」

リンは自分の間違いを悟った。
出て行こうとした自分の間違い。

454茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:49:26 ID:VwSMOY1r
「さっきリンに、わかったって言った後、アカネに言ったんだ。俺は二人と結婚するって」

「俺の幸せは、アカネとリンと一緒にいる事だって」

「だからリン。三人で幸せになろう」

小波がそういってリンに優しく口づけをする。
茜は小波の頬に唇を寄せる。

「好きです・・お兄ちゃん」
「こら」
「怒られたです」

目の前で繰り広げられる、世界一好きな妹と、世界二に好きな男との幸せそうな姿にリンの心は溶けて。
「ふふっ」
リンは春の風のように笑い。
「わかったわ。私が間違ってたみたい。常識に囚われても仕方ないわ。3人で暮らしましょ」

その言葉に茜は小波を弾き飛ばしてリンに抱きつく。

「良かったです!嬉しいです!お姉ちゃん!一緒に幸せになってくださいです!」

水滴がぽたりぽたりとリンの頬に落ちを、優美な曲線に沿って伝い、シーツに落ちる。

熱い熱い水滴が茜の頬を伝い落ちたのだ。

「アカネ・・・あなた」

「私。泣いてるんですか?」

「泣いているよ」
リンと小波が同時に答える

455茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:50:44 ID:VwSMOY1r

「勝手に涙が溢れてきます。どうしてですか?泣こうとなんてしていないのに。」

姉のようなそれでいて母のような。どこか恋敵に見せる顔のような。
複雑な表情で笑いながら、リンは言う。

「あなたの心がいっぱいになったからよ。人間の心はそんなに大きな器じゃないから。幸せ、悲しみ、喜び、たくさんの感情をためておけないの」

兄と恋人の混じった顔で、小波は言う。
「だからそれは吐き出さなきゃいけない。感情を心の中から吐き出す役割をしているのが」

兄と姉は優しく言う。
「涙」

「今のアカネの涙は喜びの涙?」

「もちろんです!」
ニパッ!

「よかったな」
「よかったわね」

「はい!」

「よかったよかった」
脳天気に笑う小波。

「アカネ」
笑顔でリン。その裏には何かが隠されているような気がする・・・

「そろそろ解いてほしいんだけど・・・」

「リンお姉さんが一緒にいてくれるんですから私はいいですけど・・・小波さん!」

「?」
?な顔で振り向く小波。

「解いていいですか?」
456茜ヤンデレ:2009/05/26(火) 22:53:58 ID:VwSMOY1r
投下はここまでです
紐をほどくかほどかないかで迷ってるので投票でとおもいましたがあまりなさそうなので
安価にします
>>464

ほどくほどかないどちらにしてもハッピーエンドです
457名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 00:43:14 ID:ZqyvnNTN
GJ
じゃあ紐をほどくに一票入れときますか。


>>438
ついでに「紫杏が今だに主人公に未練タラタラだったら」のつづk・・・いえ何でもないです・・・
458名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 00:58:45 ID:LSZ+L3RX
>>456
茜好きだねあなたもwww
GJ!!!
459名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 19:58:17 ID:Zkb7mVhX
>>456あなたは茜系作品の神だっ!
460名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 20:23:04 ID:Zkb7mVhX
11裏でハタ人間に逆レイプされる主人公はいいのでしょうか?
461名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 23:26:34 ID:d9yWpMV5
注意書きさえしっかりすればいいんじゃね
462名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 23:34:24 ID:LSZ+L3RX
萌えスレに今度は真央ネタきてたな。
463名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 23:42:59 ID:Y81SUEFH
そうだね。普通に読めて楽しかったけど、冒頭で少しオリジナル設定が入っていたから人を寄っちゃったのかな。
あの人の真央は不思議さが存分に出ててツボに入った。真央は無口キャラに限るな
464名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 23:51:56 ID:ShQftccd
饒舌な真央がいるかい・・・。
安価紐を解く
465名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 00:53:02 ID:oi4HYZgN
なんかあっちでは叩かれてるしw(叩いてるの同一人物っぽいけど)

>>464安価おめ
466名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 00:54:44 ID:PsyO6NXl
確かに11で真央がよくしゃべる様になったのが嫌って人結構いるよな?
467名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 07:53:59 ID:bv4/rEKz
7主がマシンガンの如く喋りかけた結果だと妄想する
468名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 08:18:28 ID:tkrYlUIt
よく分からんグループのリーダーやってるから
よく喋るようになっちゃったんだろ
469茜ヤンデレ:2009/05/28(木) 08:47:28 ID:HR71naXD
評価いただいてありがとうございました。
神きたこれでかつるといわれるよに続きがんばりますと謙虚なアカネスキはいった

紐をほどくで進めます。
安価反応ありがとうございました。
ハッピーエンドのあとはタマちゃんかなあ
維織さんとか天本さんもいいかな
470名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 16:44:02 ID:KOgXiXsv
GJだぜ
471名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 17:08:54 ID:tkrYlUIt
天本さんの子作り日記が見たい
472名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 22:29:55 ID:LlLisgzC
小ネタ程度で見てください・・・
敵にやられた!
「うわー、もうだめでやんすー!」
「ぐわあああ!」
そして・・・
ハタ瑠璃花「小波、起きてください!」
「むにゃむにゃ・・・あと五分・・・・」
ハタ瑠璃花「お・き・て・く・だ・さ・い!」
「ひい!?」
ハタ瑠璃花「やっと起きましたか・・・小波、私のことがわかりますか?
「瑠璃花!?まさかお前、ハタ人間になったんじゃ・・・」
ハタ瑠璃花「ご名答!白瀬さんたちもハタ人間ですよ」
「ということは俺もハタ人間になるのか・・・」
「いえいえ、ならなくて結構です。そのかわり小波にはみんなにお仕置きをされるのです!」
「な、なんだってー!?」
今小波はハタ瑠璃花たちの基地にいる。小波たちはハタ人間にやられ、落田以外の男子クラスメイト・女子クラスメイト大人の方達は頭にハタをたてられてしまった。
「ふふふ、今までのお返しですから、しっかりと反省してください!みんな来てください!」
ハタ瑠璃花が言うと「元」女子クラスメイト全員が来た。
委員ちょー「小波君、ちゃんと反省しなさいよ!」
神木「小波のバカー!」
「うわっなにするんだよ!俺の服脱がすなああああ!」
委員ちょー「いっつも変態なことしてこんなこと言うなんて、今更こんなこというの?」
白瀬「うわ、もうたっている!変態だー!」
ハタ人間になったとはいえ、女子クラスメイト全員に囲まれて、服を脱がされた小波はものすごく恥ずかしかったため、小波のイチモツはビンビンに反応していた。
「うわああああ、もうだめだあああああ。」
ハタ瑠璃花「なにを言っているんですか?お仕置きはこれからですよ!みんな行きますよ!」
そういうとみんな小波のイチモツに群がって舐め始めた。
「うぐっ・・・やめろ・・・アッー!」
エリ「えっー、もう出したの?早すぎ!」
リコ「さっすがパライソタウン一のド変態!エローい!」
神木「もう・・・やっぱり変態だー!」
散々小波は変態変態言われた。だけど、イチモツのほうはそれに反応してまだまだ元気な様子。
夏菜「小波、私達にとってはストレス発散・性欲処理・・戦力増強で、小波には今までの反省になるから、どんどんやっていいのよ♪」
「やりたくねえええええ!誰かたすけて!!!!!」
女子クラスメイト全員「残念!この島にはハタ人間以外誰も住んでいませーん!キャハハハハハ!」
田中先生「ねえ、私も混ぜてもらってイイかしら?」
小野先生「わたしも〜」
霊華「わたしも入るわ!」
女子クラスメイト全員「いいですよ!」
「よくねえええええ!ってか先生も!?瑠璃花のお母さんも!?ぐぎゃあああああああああああああああああああ!メガネ助けてええ!」
委員ちょー「ほらほら、小波君の好きなオマンコですよ〜」
「んんんんんんんんんんんんんんんんん!」
アカネ「あっ!楽しそうなことやっている!私もいこう!」
ヒナコ「まってよ〜」
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!(くるなあああああああああああああ!犯されルウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!)」





473名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 22:30:18 ID:LlLisgzC
落田はというとモニターでハタをたてられた男子クラスメイトと一緒に(;´Д`)Ξ3ハアハアシコシコしている。
「すごくエッチでやんす・・・」
越ゴリラ「俺もされてえ・・・」
青野「くっ・・・」
大神「なんていう行為・・・俺はっ・・・こんなことっ・・・認める!」
有田「ひやーすげえな。」
平山「激しい・・・」
石田「むほ〜〜〜エッチだなあ〜〜〜」
堤「僕だってこんなことされたいですよ・・・」
村山「はああああああああああ・・・小波くんいいな〜」
みんな興奮しています!
474名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 00:55:47 ID:pJcXUOK4
先生に小野さんに霊華さんに相手してもらえるとは幸せもんだな
475名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 16:48:05 ID:FDsMVa3s
エロいな・・・
476名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 20:28:16 ID:aG6egOzx
>>474>>475そうですか?そういってくれるとうれしいです!
477分析:2009/05/29(金) 22:12:00 ID:T7ycWlwH
浜野朱里・・・チビでメガネ。当然貧乳
大江和那・・・痩せ型で筋肉質。当然貧乳
芹沢真央・・・チビでロリ。当然貧乳

ピンク「勝てり! 我勝てりッ!」

真央「・・・ピンク。
   明日整形外科で貧乳にしてきなさい。
   あるいはメーテルと貧乳の惑星に行くか、ネジね。」
478名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 22:31:22 ID:NKNazhol
7主「だって俺、ロリコンだし・・・」
10主「巨乳ってなんだよ、ジャマなだけじゃないかよ。貧乳のままでいてくれよ」
11主「貧乳はステータスだ希少価値だ」

9主「だめだ、早くこいつら何とかしなきゃ・・・」

7主「ガンダーで、もう一度撃たれたいか?」
479名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 23:13:14 ID:ChdfKkpa
茜ヤンデレ書きです
気が多少早いですが次回作あるとしたらどれがよみたいですか?

タマちゃんと主人公のバカかわいい日常
ちょっとしたスパイスあり

しあーんとカズのちょっとダーク話

茜の別話
ほのぼの
480名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 00:12:29 ID:TwzUFKHy
個人的にはタマちゃんがいいなぁ…です。
481名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 00:20:47 ID:JPjN+1cS
自分もタマちゃんのが読みたいです。
482名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 17:18:02 ID:6G9ygiGQ
俺的にはしあーんのがいいな
483名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 18:21:35 ID:Cryse//X
極論 
全部書けばいい
484名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 21:51:26 ID:0AVW0hP8
僕も読みたーい!
485名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 04:06:06 ID:EkY27vos
ダークは本家で満腹なので茜ほのぼの見たい
486名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 10:31:30 ID:Rx2lhH3u
だめだ、1つなんて選べね〜
茜をほのぼのと観察しながら、タマちゃんのちょっとしたスパイスの効いた料理を堪能している後ろで、しあーんとカズの1分間のダーク話

だめっすか?
487名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 13:47:22 ID:+QvkM3xf
二兎を追うもの一頭も得ずと言ってな
488名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 15:17:59 ID:9ib6DJ4M
シリアスな作品っておk?
489名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 15:21:14 ID:lXc0T7yG
シリアスだろうが尻ASSだろうが何でもいい
490名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 17:14:58 ID:pOKG66On
やっぱ全部だな
491名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 20:01:07 ID:68I1xIoH
茜ヤンデレ書きです
意見ありがとうございました
まとめ書きは無理です

意見多かったタマちゃんにします
タマちゃんかわいいよタマちゃん
492名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 22:57:35 ID:1uu0R9o9
夏菜ーリの牢獄
言ってみたかっただけさ
493名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:45:16 ID:65uIeo1p
桜空っと流して次行こうか
494名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 00:15:47 ID:GotPWwfm
小野さんが人間でなくったっていい…
さう思ふ11裏主であつた
495名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 05:57:36 ID:cOppetoC
むしろ人外がいいと思う9裏主だった
496名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 17:38:53 ID:vi5HmoQ4
武美ですねわかります
497名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 20:54:54 ID:4UMSXhuE
>>494
10裏主「……君の世界がうらやましいっ!!
     俺の世界の女はほとんどが……チクショー!!」
498名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:50:01 ID:GYRC0SI6
10主ハーレムの外伝を書いてみたい

本編は誰か書いているみたいだからそれに触れない話っていう意味で
499名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 17:50:22 ID:fKs2pC53
じゃあ書いてくれ楽しみにしてるぜ
500名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 18:55:26 ID:0LwNTMpR
超短編だけど・・・
俺と維織が旅立ってからもう10年たった
はじめ俺は日本中を回ろうと思ったが維織の父の追っ手
から身を隠す為、山奥に家を建てて住むにことにした。
不便な事ばかりだったけどそれでも俺と維織は楽しく暮らしていた。
半年後、世納さんのおかげでもう隠れる必要なくなったけど
維織がここを気に入ったみたいだったからここに定住することにした
そして、ここで生活し始めて二年目に俺と維織は結婚した。
本当はもう少し後にするつもりだったんだけど・・・
「・・・小波、来ないの・・・」
「ああ、そういえば、この頃あのきつねたち見かけないな」
「違う・・・」
「えっ」

ここからは想像におまかせします。
501名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 20:22:43 ID:j5gsJuHz
失礼だがおちょくり目的で書いてるんじゃあなかろうね
502名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 21:46:12 ID:QIcNTbSi
ごめん、元ネタがわからんので、突っ込めね〜
503名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 00:18:16 ID:b1df6Z/m
ちょっ!ニコニコのダッシュの人の新作スゲー
504名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 00:25:30 ID:Xj2zQwoI
あの人もこちらの世界に足を踏み入れようとしてるな・・・
505名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 00:45:45 ID:AWczSBSy
夏海かわいいよ夏海
506茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 07:52:38 ID:ASgz3djA
ラスト投下します
徹夜仕事終わらせた勢いで書き上げたので質は勘弁してくだちい
完成させるのに意義があるっていうことで
507茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 07:56:02 ID:ASgz3djA
「ああ。いいぞ」
小波は、そう答えた。
何も警戒することなく、ただ紐を解くだけだと思ってそう答えた。

にやけた顔を隠すために、振り向いた顔を元の向きに。
(二人を幸せにしなきゃな〜。しかし、嫁が二人いるなんてしあわせだな〜。ロリ巨乳の妹系の嫁に、クールなナイスボディな嫁。
しかも二人とも仲良し!われながらしあわせだなあ。さっきはアカネもリンもかわいかったなあ・・
いつもは可愛いだけのアカネがあんなにいやらしい声を出して・・・エロカッタ!)
マニアポイントが15上がった!

(リンもいつものクールビューティな顔が崩れて、よわよわな一面を見せてくれて・・・ぎゃっぷ萌え!!)

マニアポイントが20上がった!

(毎日が楽しみだなあ〜さてとそろそろ続きを・・・
アカネとキスしながらリンになめ・・きた!3Pきた!これでかつる!)
にやけきった顔で、これからの妄想。イメトレに余念がなかった。
一瞬の油断が命取り。注意力がないエージェントに未来はにい。

しゅるしゅるしゅるり
縄がほどけていく音がする。

(・・・・・・)
妄想に余念がない小波。顔がだらしなく歪む。

「ありがとうアカネ」

「はいです!!」

(・・・・・・)
引き続き妄想に余念がないので声に注意が向かない。更に顔が崩れる。
シリーズ1のナイスガイだろおい。



508茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 08:00:32 ID:ASgz3djA

「ちょっと眠ってなさい」

「はいです!・・え?リンお・・・」

軽く響く音がした。

何気ない音で、何気なく聞き逃しそうな音。
その音の半瞬後、ベッドの上に何かが崩れ落ちる音。


ギギギと音を立てて、首だけ後ろを向く小波。

そこにはベッドにうつぶせに倒れた茜の姿。
外傷はないが、茜の意識は遠い昔に作って壊れたアカネハウス1号の中。

509茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 08:02:30 ID:ASgz3djA
「リンさん」
小波が機械仕掛けのぜんまいの声で聞く。

「なあに」
とリンは過冷却の水のような声で答える。
過冷却の水はほんの僅かな衝撃で凍りつくのだ。

「アカネはどうしてたおれてるのでしょう」

さび付いたぜんまいの声で聞く。

「私がたたいたからよ」

ヒマラヤ山頂の水のような声で答える。
高所では水はとてもとても低い温度で沸騰する。

「妹には優しくガモットーデハ」

更にさびる。

「優しく痛くないように気絶させたわよ。愛してるからね」

リンの後ろからゴゴゴという文字が見え隠れ。必死に押さえつけているのがわかる。

「ボクノコトモ、アイシテクレマスカ?」

「もちろん、愛してるわよ小波君」

「しあわせー」
小波が笑顔で。ひきつってるけど

「でもね。」
笑顔で。

「罰は必要よね?」
部屋中に広がる「ゴゴゴ」の文字。圧倒的な質量が怒りのほどを物語る。

「デスヨネー」

「覚悟はいいかしら?」

510茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 08:03:10 ID:ASgz3djA

その言葉を床にたたきつけ。
跳ね返ったのを契機に。
繰り広げられる百鬼夜行に狂気乱舞と再生帰無。
虐待と暴力のラインダンス。
虐殺と殴打の同盟。会盟。城下の盟。
艱難辛苦と七難八苦がソシアルダンス。
破壊と滅亡が仲良くデュエット。

その結果は惨憺たるもので。
北国が見せる晩秋の草原。
枯れ果てた草原に命の気配はもはやなく、あるのはただ荒涼とし、茫漠とした枯れ野のみ。

「科学の発展には犠牲はツキモノデース・・・ってこれは別の人ね」
振り乱した金髪に、弾ける汗にまみれた身体。
けれどもさっきまでの淫靡なそれとは違い、健康的な美に満ちている。
リンの美しさは、どちらでも変わりなく。
カーテンの隙間から差し込む朝日に照らされた姿は、ラグナロクを戦い抜いた戦女神のように神々しい。
ほうとため息を一つつき。

「小波君生きてる?」
ベッドの上から、ベッドの下に優しく声をかける。

痙攣で答える小波。
今の姿を表現するのは、たとえるのは非常に困難だ。
強いてあげるなら。
創業30年以上の定食屋で使い込まれた布があった。
20年間布巾として使い込まれ、そしてその後は雑巾として使い込まれたその布。
布を構成する繊維は、ほつれ。引き裂け。削れ。もつれ。
もともとの形状をその布から思い出すのは不可能なほどに。
そんな風にボロボロになって、フローリングの冷たい冷たい床に倒れている。

「生きてるならいいわ」
あっさりと。
しかし痙攣は死んでても起きるので、別に生きてる証明にはならない。
信頼の故か愛想が尽きたのか。
まあ前者なんだろうけれど。

511茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 08:06:14 ID:ASgz3djA
「アカネ?そろそろ起きなさい」
優しい姉の声で、ベッドに横たわるアカネに。

「ふぁ・・ふぁ〜い」
もぐもぐむぐむぐと、起き上がるアカネ。
顔が(′3ω3`)
起き上がるも腕に力が入らず。ベッドに手を置いてもころりころりと転がる。

「ああ、もう」
優しく、面倒だけれどもまんざらでもないといった笑顔でリンはアカネに手を貸すために、傍による。

「ふにゃ」
子猫のように近寄ってくるリンの胸にダイブ。
母猫は優しく抱きとめて、緑色の髪を梳いてあげる。
子猫の手と顔は母猫の胸に吸い込まれ。
「お姉ちゃん・・・大好きです。ずっと一緒です・・」
その言葉に優しく微笑んだ母猫は
「ずっと一緒よ・・・」

「・・・父猫は死んじゃったかもだけどね」
ポツリと呟いた。















「死んでないぞ!」
ガバリと跳ね起きる小波であった。
めでたくもなし。






God's in his heaven. All's right with the world
神は天におわしまし、世の中なべて事もなし。

512茜ヤンデレ:2009/06/03(水) 08:13:43 ID:ASgz3djA
これで一応終わりです。

なんかまとめがなくなっててビックリ。

ラストは昔から使ってた好きな文句です

513名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 09:38:49 ID:eUl21VZm
乙、面白かった

って、ほんとにまとめなくなってる!?
管理人さん見てるー?
またどっかのwikiで建て直さなきゃかな?
514wiki”管理”人:2009/06/03(水) 12:23:25 ID:Dw410Czh
携帯では見ることができるみたいですが、消えてるみたいですね。
何故消えたのか理由がわかり次第、
できる限り早急に復活させようと思います。
515wiki”管理”人:2009/06/03(水) 20:35:27 ID:s4OcvnZq
不具合で見れなかっただけみたいです。お騒がせしました。
516名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 22:04:28 ID:Ji9IS8A+
6の沙耶を書いてみました

「小波君、おめでとうでやんす。」
「沙耶ちゃん、おめでとう。」
小波が和桐を救い、現代に残ってから数年たった。
この日、小波と沙耶の結婚式が行われていた。
二人の結婚を伝えたとき沙耶の両親(母親は出所して和解している)は
快く了解してくれた。
式が終わって小波と沙耶はとあるホテルのスイートルームに移動した。
一時の危機はどこに行ってしまったのか和桐の経営状況は好転し、
ホテルの予約もできるぐらいになっていた。
その部屋の中で沙耶は緊張していた。
(どうしよう、小波さんとは何度もしているのに胸がどきどきしちゃって)
一方、小波のほうも(沙耶ちゃんとはこれが初めてじゃないのに、緊張するな・・)
と部屋の中は重苦しい空気がながれていたが・・・
その空気に耐え切れなくなった
沙耶が「あの、小波さん。お風呂はいってきていいですか?」


続く
517名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 22:28:25 ID:Xj2zQwoI
>>512
いや〜GJだね〜
8主が最後に死ぬのはビックリ・・・って生きてるやん!
518名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 11:20:40 ID:LzFF9bjy
小野さんかもおん
519名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 21:47:19 ID:FD1JT6mD
鼻血が止まらん!
>>518、11裏でイイデスカ?
なあ、鬼鮫でくそみそテクニック書こうと思うんだが、どう思う?
520名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:06:57 ID:JDZvczjd
>>519
それは801板
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/801/1195733695/
でやること。

鬼鮫女体化なら・・・ いやなんでもないです。
521名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:33:20 ID:FD1JT6mD
むむむ・・・でも、保管庫には登録されてほしいですねえ・・・
522名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 23:15:17 ID:OsEdpjdx
スレチ
523名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 01:31:41 ID:o7cEHBp6
なるほど…
11裏主と小野さんはいいもんだ
524名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 15:49:19 ID:PjHKjmsK
そのとおり
525名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 19:37:35 ID:lo02l5P8
今まで逆レイプ(真薄・ハタ人間)ばっかし書いて来たが、今日も逆レイプを書くぜ!


題・小野さん
「あらあら、小波君どうしたの?顔顔赤くして」
「はなしてください、小野さん!」
二人っきりの部屋で小波は小野に手首を捕まれている。
「んもう、先生がおとなしくさせてあげる」
「ああ、やめてっ」
小野は小波のベルトを手際よく外してズボンとパンツをおろす。
「こんなに大きくしちゃって。先生のこと好きなんでしょ?」
「・・・・・・・」
「そっか、小波君先生のこと好きなんだ。私も小波君のこと好きよ。」
そういうと小野は小波のモノをしゃぶり始めた。
「うあああっ、ああああああああ、あん」
「女の子みたいな声出しちゃって。もっと舐めてあげる」
さっきより激しく舐める。小波はもう限界だ。
「ああっ、でるう・・・」
「いっぱい出していいのよ、先生の口の中とか顔に・・・」
「はうあああっ!」
小波は射精してしまった。いっぱい先生に精液をぶちまけて。
「小波君、入れるね・・・」
「はああ、あん」
逆正常位の形で小野は小波のモノを入れる。
「むちゃっ・・ぬちゅ」
小野は小波にディープキスをする。
「締め付けないで・・・でるようっ」
「先生の中でいっぱい出してっ!」
小波は中で出した。出し終わるとすぐに小野はパイズリをした。
「次は、先生のおっぱいでパイズリしてあげる・・・」
「はあう、柔らかい・・・」
二人は朝が来るまでずーっと、ずーっとやり続けた。



駄作ですいません!あと、鬼鮫、投下する可能性大です。
526名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 20:09:58 ID:3hpoE8TV
527名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:40:24 ID:94RJHvAl
>>525
ちょっと待て、俺も一要そういうのを書いて投下しようと思ったことがあるが、
さすがに自重したぞ、そのときの一部を今から投下してみるから、それを見て
俺がどうなるか見てから判断してくれ
528名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:41:26 ID:94RJHvAl
注意 これから投下されるお話は6の島岡希美ものですがひよっとすると違うかもしれません。
熟読されている際に、吐き気・めまい・頭痛等が起こったらすぐに見るのを止め、お近くの病院
に行ってください。多分風邪です。
※このスレでは主人公の名前が『小波』で統一されているようですが、話の都合上4・6主が
(4は名前のみ)出て来ますので、4主を『四郎』、6主を『六郎』とさせて頂きます。

ではどうぞ!

「希美さんの居酒屋が全壊?!いったい何があったんだ・・・」

俺は朝刊の記事を見て驚きを隠せなかった。
 時空犯罪者を追ってこの過去の世界に来た俺は、犯罪者を捕まえるどころか和桐の工場を守ること
すら出来なかった。工場を守るために行った大帝国キラーズとの試合で敗北した俺は『しあわせ島』
で約四ヶ月の強制労働を課せられる事となり、必死の思いで帰還した俺が見たものは閉鎖された
工場と、人生を諦めきった仲間たちの姿だった。
 ある者は、無謀な試合をした俺を罵倒し、または第二の人生を歩み始めようとした者もいた。
その様な現実の前に俺は自暴自棄になり、恐らく任務は失敗に終わっていただろう。
 そんな俺に希望を与えてくれたのは希美さんのある言葉だったからだ。

  ※  ※  ※  ※  ※  ※

「ねぇ、いつまで飲んでんだい。今日はもう終いだよ」
「う〜〜〜ん、もうこんな時間か」

俺はまだ焦点の合っていない眼で時計を見た、もう夜の一時を回っている。もう終電は行ってしまった後
のようだ。

「気持は分かるけど、そんなにガブ飲みしたら体に毒だよ」
「うるさい! 希美さんに俺の何がわかるんですか!」

不安そうな顔しながら希美さんは俺に声をかけてくれたのに、それに対しての俺の言葉は最低な物だった
さらに俺の愚痴は止まらない

「だいたい、・・・えっ?」

さらに言葉を続けようとする俺が見た物は、水の入ったバケツを持った希美さんだった。当然その水は
俺の頭に向かって滝のように降り注いだ訳だが・・・

「ぺっ、ぺっ、何するんですか」
「少しは、頭が冷えたかい。こんなことになるだろうと思ってバケツを用意していてよかったよ」

幾らなんでも用意が良すぎないか?
 
「良い若い男が、工場が一つ潰れた位でなんだい!」
「いやちょっと、待って希美さん」
「いや、待たないね。あたしは昔今のあんたと全く同じ状況に陥った奴のことを知ってるよ」
「えっ? 本当ですか」
529名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:42:17 ID:94RJHvAl
希美さんの話しによれば、昔通っていた日の出高校で野球部の部室が放火により全焼するという
事件が起き、部員は散りじりとなり野球部は事実上の廃部となる筈だった。
 だが転校して来たばかり新入部員が再び野球部のメンバーを再結成し、そして最後に甲子園で
優勝するという話だった。
 未来から来る前に、この時代の歴史を勉強する為に読んだ大神社長(今はまだプロ野球選手だが)
の自伝に全く同じエピソードが載っていたことからこのことが作り話ではないことを知っていたが。

「確かに今のあんたとは状況は違うかもしれない、でも・・・」
「いえ、希美さん僕が間違ってました」

自分は遥か未来から来たことで何処かこの時代の人間を馬鹿にしていたのかもしれない。だが実際は
どうだろう。実際はその高校生よりずっと下じゃないか、そう思うと何故か心の底から熱いものが
込みあげてきた。さらに情けない自分に目から涙が溢れてくる。

「どうやら、解ってくれたようだね。じゃあ早速山田を訪ねな」
「はい」
「あいつは、あたした・・・の弟達と一緒に野球部を再建した仲間だからね」
「よ〜し、こうなったら和桐の工場を意地でも再建してやるぞ!」
(そして希美さんに告白するんだ)

俺が決意を固めると同時に後ろの戸が、ガラガラ音を立てて開いた。

「六郎君こんなところに居たでやんすか」
「おっ、山田良いところに来たじゃないか」
「山田君、頼む俺と一緒に和桐の工場を再建するのに協力してくれないか」
「・・・」

しかし、山田君は怪訝そうな顔して何も答えてくれない。

「駄目かい?」
「・・・」
「山田、いつからあんたはそんな冷たい男になったんだい!」
「さっきから何を言ってるでやんすか! おいらは落田でやんす」
「「へっ?」」

  ※  ※  ※  ※  ※  ※

その後、日の出島に帰ろうとしていた山田君を説得し、俺は共に工場で働いていた皆に深く頭を
下げた。最初は怪訝な顔をしていた仲間達も一人、また一人と戻ってきてくれた。
 プロ選手になっていた斎藤君や行方不明になった漁火君の穴は、落田君が埋めてくれることで
再び工場の再建をスタートさせることができた。
 一年後、何とか工場を再び軌道に乗せた俺の目にこのような記事が飛び込んできたのだから驚きは
隠せなかった。まさか、俺の歴史修復が上手くいかなかったせいで大神とジャッジメントの抗争が
早まってしまったのか?
530名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:42:55 ID:94RJHvAl
「たぶん、希美さん本人が店に来ちゃったんでやんす」
「はぁ?」
(島岡君、生きてるでやんすかね?)
「どういうことだい、落田君!」
「おいらは山田でやんす! 因みにそのネタはたぶん滑ってるからやめるでやんす」

山田君の話によれば、希美さんは自分の名前を偽って居酒屋を経営していたらしい。問題なのはその
名前を借りた人物が本人の姉であり、勝手に使ったことが彼女の逆鱗に触れたらしい。
 その結果、本物の希美さんが建物ごと報復を行ったのが今の現状とのことだ。

「う〜ん、信じられないな? 名前を使われたぐらいでそんなことするか?」
「くくくくっ、遂に六郎君にも本当のことを言う時が来たようでやんす」

山田君の低くい笑いは俺の心の不安を一層深くした。希美さんにどのような秘密があったのか?
 そういえば山田君は一緒に希美さんの店に行ったときに何となく様子がおかしかった。山田君は
俺の知らない希美さんの過去を知っているのか? まさか今の美しさは整形しているからとかだろうか。

「驚かずに聞くでやんす! 六郎君の知ってる希美さんは、本当は男なんでやんす」
「うん、知ってる」
「本名は島岡武雄、本物の希美さんの弟で日の出高校野球部からプロに入った人物でやんす」
「何だって! じゃあうちの野球チームに来てもらってたら、俺しあわせ島に行かなくて良かったんじゃ・・・」
「そういうことでやんす・・・ って驚くところが違うでやんす!」

それならば、俺のやることは一つしかない。

「じゃあ、俺希美さん・・・じゃなかった。武雄君探してくるね」
「はぁ?」

タイトル『男だっていいじゃん!』
※引き返すのなら今のうちです。弾道が下がったり、腰痛になっても一切責任は取りません。
531名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 22:45:16 ID:94RJHvAl
これから先はドンドンとんでもない展開になるんだが、さすがに自重したな
書いてるうちに段々冷静になるとさすがにできんかたわ
532名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 23:15:47 ID:BI9D4z0b
6の希美は
存在が文字通りグレーゾーンだしなー
533名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 10:35:50 ID:qDA5l4y9
6はけっこういい女の子ばかりでよかったな
534名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 16:59:48 ID:P2ry55lG
若菜と紫杏の3P物が見れたら俺は死んでもいい
535名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 18:16:47 ID:Ja4+mKE8
6は裏のおにゃのこが可愛すぎるでFA
536名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 18:47:59 ID:XHBRAKMp
インミンの事ですね
537名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 20:11:40 ID:9lfUllp5
僕はヘルガだ・・・
538名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 21:04:17 ID:h61NKG20
どう考えたってまさこだろ・・・
539527:2009/06/06(土) 21:21:40 ID:fcHofM5k
スルーだった・・・
540名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:20:46 ID:gb4UPbLT
>>539(ドラえもんエタナール風に)はっはっは、ごめんごめんこれからは気をつけるよ。
だが、801の方で投下しておきます。

>>534俺の主流の逆レイプでおk?
541俺と11の愛ちゃん:2009/06/06(土) 23:27:30 ID:oVROe5T+
突発的だが投下してみよう


俺の名前は小波とあるチームのプロ野球選手だ。
ある日のオフ、偶然俺は愛ちゃんとであった。
そしてとんとん拍子に話が進み
俺たちはラブホテルでセックスをすることにした。
だが残念なことに愛ちゃんは時間がないらしく
軽めのセックスしかできないらしい。
そこでパパッと終わらせるために俺は風呂を選んだ。

「さて、小波君…まずはお風呂に入りましょうか。」
愛ちゃんが浴槽に溜めたお湯を俺の身体にかけてくれる。
うーん、気持ち良い…
俺が気持ちよさに浸っていると愛ちゃんは石鹸を手に取り泡立てる。
「じゃあ身体を洗ってあげるわね。」
ふわふわの泡を手に取り俺の体に塗りたくる。
やっぱりいいな、女性に身体を洗ってもらうのって…
愛ちゃんは背中全体を手で洗うと今度は胸を使って背中を洗ってくれた。
「どう?気持ちいいでしょ?」
「ああ、気持ちいいよ…」
俺はあの旦那はこんな事をされているんだろうなと思うとなんか怒りがこみ上げてきた。
そして身体全体で俺の背中を洗い終えると今度は俺の前に来た。
「じゃあ、オチンチンを洗ってあげるわね。」
愛ちゃんが俺の肉竿に手を伸ばし洗おうとする。
先走り汁と泡が混ざりくちゅくちゅといったいやらしい音が良く室内に響く。
ああ、愛ちゃんの手が俺の息子に…
どんどん硬くなる肉竿を見ながら愛ちゃんは悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「小波君、おっぱいでしてあげるね。」
愛ちゃんはそういうと俺の肉竿をムッチリとしたおっぱいで挟み込んだ。
そしてそのまま上下にこすり上げた。
すごい!これが愛ちゃんのパイズリ!
泡のおかげで滑りがよく俺の肉竿がヒクヒクと痙攣している。
だ、出したい…
だが、ここでイったらすぐ終わってしまうと思い俺は我慢をした。
そんな俺に感付いたのか愛ちゃんの動きがどんどん速くなる。
うう…もうだめだ!
「きゃぁ!」
俺は愛ちゃんの顔と胸に溜まっていた精液を放出した。
「もう、相変わらず濃いのね。」
愛ちゃんは顔に付いた精液を舐めながら俺の肉竿をシゴいている。
無論ここで終わる俺じゃない。
俺は愛ちゃんの手を掴み胸に当てた。
「!?小波君…」
俺の鼓動が愛ちゃんに伝わる。
愛ちゃん、俺は…
俺の瞳に何かを感じたのか愛ちゃんの唇が俺の唇に触れる。
「んっ…」
軽いキスがどんどん深くなっていく。
最初は唇に触れるだけ、次は吸引、そして唾液の交換。
どんどん貪欲になっていく愛ちゃんを見て俺の肉竿はギンギンに硬くなっていった。
愛ちゃんが唇を離すと唾液の意図がお互いの口から引いていた。
「小波君、犯して…」
愛ちゃんが俺の耳元で囁く。
目の前にいる愛ちゃんはもう誰かの奥さんでも一児の母でもない、単なる女だ。
その証拠に俺の肉竿がすでに天を仰いでいる。
もはや止めるすべはお互い知らない。
俺はキスをしながら愛ちゃんのお腹を摘まむ。
「あんまり摘ままないで、結構気にしてるんだから…」
「そうかな?俺はいやらしいと思うよ。」
542名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:28:54 ID:oVROe5T+
そう、昔はとても可愛らしかった愛ちゃん。
でも今はどちらかというと色っぽいく感じる。
多分丸みを帯びた肉質感が俺の心をがっちり掴んだからだろう。
そしてそのまま手を昇らせていき俺は愛ちゃんのおっぱいを乱暴に掴んだ。
愛ちゃんのおっぱいは大きくムッチリとしており俺の手の中で自在に形を変えている。
「ひぃ、やぁん!こ、小波君、乳首が痛いの。舐めて、舐めて治してぇ」
「わかったよ。」
俺は愛ちゃんのおっぱいを口に含む。
乳首のコリコリとした感触が愛ちゃんをさらに昇らせる。
「ひぃ!やぁ!うひぃ!あぁぁ!」
舌でチロチロと乳首をいじめると愛ちゃんの声が風呂の中に響く。
なんて淫靡な響なんだ。
俺はその声をもっと聞きたくなって今度は赤ちゃんのようにおっぱいを吸った。
「んんっ!あ、赤ちゃんだってそんなに強く吸わないわ!」
愛ちゃんは首を振って俺の吸引から逃げようとする。
俺が乳首から口を離すと今度は反撃とばかりに愛ちゃんは俺の肉竿を掴み口に含む。
「さっきはさんざん虐めてくれたわね、今度はこっちの番よ。」
うっ…これは…すごい…
愛ちゃんはが俺の肉竿をジュブジュブと舐めている。
舌がまるでナメクジの様にペニスの先端を這い
唾液が先走り汁と混ざりスケベな音を奏でている。
しかし、ここで負ける俺ではない。
俺は一度愛ちゃんの口から自分の肉竿を離れさせお互いの性器が口に近付くようにした。
いわゆる69の形だ。
愛ちゃんの割れ目を間近で見るけど…やっぱり可愛いな。
一般的にグロテスクだといわれているが俺にしてみればとても可愛らしかった。
その割れ目からは我慢できないよだれがポタポタと俺の顔にかかってくる。
俺は愛ちゃんの割れ目に舌を這わす。
「んむぅ!」
これが愛ちゃんの汁か…ちょっとしょっぱいな。
俺は舌を動かして愛ちゃんの汁をもっと飲もうとする。
愛ちゃんの口の動きも同時に良くなっていく。
これは…いいな。
俺が舌を動かすと愛ちゃんが肉竿を吸う。
愛ちゃんが舌を動かすと俺が愛ちゃんの汁を吸う。
どんどん俺たちの舌の動きはまるでシンクロしていった。
そして絶頂を迎える寸前で俺は愛ちゃんの割れ目に舌を入れ思いっきり吸った
「あああぁぁぁぁぁ!」
「!?」
愛ちゃんは手足を痙攣させて割れ目の汁を噴出した。
俺の口の中に広がりそのまま汁を飲み干した。
お互いの性器から口を離し、愛ちゃんの目の前に自分の肉竿を見せ付ける。
愛ちゃんはゴクリと唾を飲み込みうっとりした顔で俺の肉竿を見つめている。
いよいよ挿入だ。
543名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 23:29:18 ID:oVROe5T+
「愛ちゃん、行くよ…」
「うん、来て、小波君。」
俺は肉竿に力を入れるとズプッという音と共に愛ちゃんの中へと進入して行った。
「ひ、久しぶりのオチンチンいい!」
こ、これはいい!愛ちゃんのオマンコ、凄くいい!
俺の肉竿が愛ちゃんの肉壁にギュウギュウ締め付けてくる。
まさに至福のとき!
俺ははやる気持ちを抑えつつゆっくりと腰を動かしていった。
腰を引き抜くたびに知るが俺の肉竿に絡みつく。
そしてまたズプププと深く入れ込む。
「あああぁぁぁ!」
愛ちゃん…これから天国に連れて行ってあげるね。
俺はそう思うとゴリュ、ゴリュと子宮を肉竿で叩き始めた。
「あぅ!ひぅ!ひぃ!こ、小波君のがあたっ、あたっ、あたってるぅぅ!」
子宮口の硬い感触を楽しみながら俺は肉竿を行ったり来たりさせている。
叩いている最中に愛ちゃんが俺の唇を求めてきた。
俺もそれに答え、お互いの口の中を唾液まみれにさせる。
唾液まみれの顔と口。
衝撃でブルブルと震えるおっぱいと肉付きの良いお腹
そして肉と肉とがぶつかっている股間
まさに俺たちは天国にいる気分だった。
だが、それを終わるように俺の身体に痙攣が走る。
そ、そろそろ出る。
俺はフィニッシュ体勢になる為に腰の動きを速くする。
その時愛ちゃんは俺の射精間を察知したのか脚を絡めてきた。
「!?愛ちゃん…」
「小波君、中に出して…赤ちゃんが欲しいから中に出してぇ!小波君の子供の種を頂戴!」
ここまでせがまれては俺としても断るわけには行かない。
俺は腰を思いっきり振り愛ちゃんの子宮を目指して発射する準備をする。
愛ちゃんも愛ちゃんで俺の唇と肉竿をもっと求めてくる。
「で、出るよ、愛ちゃん!でるよぉぉぉぉぉ!」
「小波くぅぅぅうぅぅん!」
お互いの絶叫を聞きながら俺は愛ちゃんの子宮にたっぷりと精液を放出した。
そしてゆっくりと引き抜くと愛ちゃんの割れ目から受け取られなかった精液がドロッと出てきいる。

「ねえ、小波君…さっきの話…」
「へ?ああ、アレか?」
一情事終えた俺たちはお互いの身体を洗いっこした後服を着ている。
あの時言った愛ちゃんの言葉…俺の子種が欲しいだったっけ?
「あれ、本気だから…」
「へ?あれは雰囲気で言ったんじゃないの?」
「ううん、旦那も水木さんも単なる性欲処理なの…私は小波君が好き、小波君さえ良ければ小波君の子供を産んであげたい…」
ぜひとも産んで欲しいけど…流石にそれはあの二人がかわいそうだ。止めておこう。
だがここでサヨナラなのも愛ちゃんがかわいそうだ、なのでもう一回やろう。
俺は愛ちゃんにキスをして今度はベットに押し倒した。

最期に一言だけ言わせて欲しい。
愛ちゃんを酷い女と思うのはやめてくれ。彼女は"俺"っていう男に惚れてしまっただけなのだから。
終わり
544名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 16:43:03 ID:u1MIV2OV
なんか水木さんかわいそう
545茜ヤンデレかき:2009/06/07(日) 19:46:22 ID:KKjVJ3ZP
タマちゃんヤンデレものを作成ちう

タマちゃんこわかわいいよタマちゃん

ちなみに茜ヤンデレは縛ったままだと茜と主人公にリンがペットにされる若干えちすぎるエンドでした

イメージは目黒腹蔵氏イラスト朝の風景 分かる人いるかな

546名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:06:33 ID:s2n9Ryj+
>>540
全然ok 逆に最高だ
547名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 20:48:10 ID:rxmMFNp+
>>546そうか、ありがdねるず・・・
糞で短編だが許せええええええええええええ!
題・若菜と紫杏で犯る話
なんだかよくわからんが、俺は若菜と紫杏に捕まった。二人が俺を捕まえて好きなだけ犯したいかららしい。
そして今、ダブルフェラされている。
若菜「ん・・・気持ちいい?小波君・・・」
紫杏「こんなに大きいとは、すごいな」
小波「うあっ・・やべえ、気持ちいい・・」
やばい、情けねえこと言ってしまった。
若菜「じゃあもっと気持ちよくしてあげる」
紫杏「もっといくぞ」
二人がさっきよりも激しく舐める。若菜が亀頭を激しく吸って舐めて、紫杏が棒を甘噛みしつつも激しくなめ回す。くう、最高だ・・
小波「ああっ、でるう!」
びゅううう!どぱどぱ!
若菜「ひやん!いっぱいでるう!」
紫杏「とっても濃いい!」
小波「はあはあ・・・もう駄目だ・・・」
心の底から駄目だ。しかも逆レイプっつーのは、男として・・・なあ。でも、ダブルフェラはけっこういいな。違う刺激がまたいい。
紫杏「小波、入れるぞ」
小波「えええええええ!?もういれる!?はえええんんんんんんんんんんんんん!?」
突然息ができなくなった。なんでだろ?
若菜「どお?私のオマンコの味は。おいしいでしょ!」
あ、そうか若菜が俺の顔の上に跨っているのか。ん・・・結構、うまいぞ。
紫杏「くうううう、大きい・・・んあっ!あん・・・くう!」
小波「んんむむむむむむ!」
わあ、すげえ気持ちいい・・・紫杏も声がエロいっ!
若菜「はうあっ、あん、あん、気持ちいい!」
うっ・・・口も下も攻められたら、気持ちよすぎる。だめだ、もう出るううううううううう!くそ、せめてもの仕返し、若菜のマンコに舌を入れて、紫杏を高く突き上げてやる!
小波「んんんんんんんっっっ!」
紫杏「はあああう!?」
若菜「んあああ!」
どぷどぷ!びしゃあ!
若菜のが顔にかかる。あついな。結合口からは精液と愛液が混ざってでている・・・ああ、俺、逆レイプされたんだな・・・
若菜「すごかったね、紫杏ちゃん・・・」
紫杏「本当にすごい・・・気持ちよかった」
小波「なあ、もういいだろ?十分やったと思うし」
ダブル「だめ!第二ラウンド、よーい!」
小波うあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!???????????????もう出ないのにいいい!!!!!!!!」
若菜「じゃあ出させるまでね♪」
紫杏「んふふふふふふふふ・・・・・・」
体力が70下がった
野球魂が15下がった
弾道が1上がった
パワーが20上がった
ミート・走力・肩力・守備力・耐エラーが3上がった
ちゅんちゅん・・・朝がキターーーーーーーー!
小波「おはよう・・・荷田君・・・」
荷田「どうしたでやんす?オイラの次は小波くんでやんすねえ」
疋田「なんか、痩せこけっていますよ小波キャプテン」
真薄「(僕みたいなことされたのかな?)なにかしてほしければ、言ってください」
小波「ううん・・・大丈夫・・・気を遣ってくれてありがとう」
三人「それじゃ、行こうか・・・」





逆レイプじゃねええええええええええええええええええええええええええええええ!
548名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:31:31 ID:4ngHeThf
書いてるものについての文句はないが、作者がウザい
549名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:45:03 ID:X5Kp9+i8
残念ながら同意
550名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:56:44 ID:KH+wRGKV
4主人公×天本の純愛話を考えたんだけど、
エロ無しはこのスレでありなのか?
551名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 18:26:41 ID:KTe7Bfkl
当店は誰でもウェルカム
552名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 18:31:56 ID:dbPcj/fa
全然アリだろ
むしろ投下して
553名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 18:36:00 ID:qkaogGPO
エロなしは過去にもいっぱいあった
どんどん投下して刺激入れてもらったほうがありがたい
554名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 22:16:46 ID:4W1XZAnL
どんどん投下しておk
555名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 22:18:09 ID:Mt9XspUi
雑食に定評のある住人達・・・微妙だな

まぁオレもだが
というわけでお待ちしております
556名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 00:34:35 ID:1NOrl5ip
天本さんと4主の新婚生活を隠し撮りして永久保存版にしたい
557名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 00:56:53 ID:wrImDy0+
カモーーーーン
558名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 09:39:00 ID:phJrKCjV
>>550
寧ろエロ無しが好きな俺みたいなヤツもいる。
楽しみにしてます。
559名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 14:21:23 ID:yBAzUp8b
>>558
それは堂々と言うことじゃないです
560名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 16:57:29 ID:bes8Ptms
武美のエロなしをだれか書いてくれないかな
561名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 17:06:19 ID:q7dK0FRS
>>560
よし、君の出番だ
562550 :2009/06/09(火) 17:51:58 ID:jGsn7mb6
これからしばらく遠出するので今書く事はすまんができん
まあ帰ってきたら必ず書くから気長に待ってくれ
563名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 19:25:51 ID:Ho7LZL36
>>560
世界が君を待っている
564名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 13:16:18 ID:z9Y5tD7A
武美ネタを出してくれるなら俺も書こうじゃないか
565名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 20:25:47 ID:IzpKJ5Os
10裏で触手ネタが浮かんだ。
キャラはヤシャかロリ冬子
566名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 21:35:53 ID:Wq9FZlPD
自分が書いた作品を保管庫などで見るのはなんか怖い。
567名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 21:41:55 ID:deXmBijS
保管庫で10分位で書いた小ネタが載っていて驚いたことがある
568名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 21:42:26 ID:Era2wyhp
SSにしろAAにしろイラストにしろ投稿前に見直してるときには何故か気付かないのに
後で何気なく眺めてようやく気付くミスとかあるよね
あくまでも経験則だけど
569名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 21:43:56 ID:DkVNQOfq
>>566
怖いけど、嬉しいよな
570名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 00:56:32 ID:+e+XnIMv
さらに作品にコメントが付いてた時のドキドキ感はすごいよ
なにせ不意打ちだから、誉められた時は感動の涙が出る
571名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 01:10:17 ID:DI0HOa1P
制作者の喜びってやつか・・・なんか書いてみようかな
572名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 18:26:14 ID:dPMfq1mE
どんどん書いてくれ、俺も挑戦してみようかな
573深江:2009/06/11(木) 19:37:17 ID:lAAOhtzM
(なまえを変えた>>566です!)
ですよね〜。
そういえば、なんか案が思いついたぞ!えっーと、ハタ人間編で、主人公がハタをたてられた女性陣をもとになおす、というもの。どう思いますか?
574名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 20:04:24 ID:7LLSa3i+
>>573
チャットしたいなら巣に帰れ
575名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 22:54:03 ID:OZX7rw6h
>>573
誤爆だよな?
576名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 23:17:03 ID:AM2A5ut5
>>573
半年ROMれ
577深江:2009/06/11(木) 23:35:47 ID:lAAOhtzM
いろいろすいません!お詫びといっては何ですが、これをどうぞ・・・
題・ハタ人間を普通の人間へ変えよう!
小波「はああああ〜なんで女子クラスメイトだけ助からないんだ〜」
落田「不思議でやんすね・・・」
小波は仲間を救出しようといているのだが、なぜか女子クラスメイトだけが助からない。
落田「いっそのこと、夏菜ちゃんをおかずにするでやんす!」
小波「おいやめr・・・うわあああああ!」
落田は気が狂ったように自分のモノをしごき始めた。気絶した夏菜を言葉どうりにおかずにして。
落田「夏菜ちゃん、ハアハア;」
小波「なんか俺もしたくなってきたぞ。よしやるか!」
小波も落田の行為を見てやり始めた。みせあいっこ、というわけではもちろんない。
落田「もう、でるでやんす・・・うっ!」
小波「で、でるう!」
どぴゅどぴゅ!
精液が夏菜の体にかかる。その一部は、夏菜の頭のうえにたっているハタにかかった。
落田「ふう〜すっきりしたでやんす!」
小波「われながらいっぱいだしたなあ・・・ん?夏菜のハタが、今にもとれそうだぞ!」
落田「よーし、抜く出やんす!っとそのまえに、ズボンとパンツをはかないと。」
小波「起きた夏菜に見られるとやばいもんな。・・・せーの!」
ぐぐぐぐ・・・スポン!
小波「やった、ハタがとれた!」
落田「大丈夫でやんすか?夏菜ちゃん」
夏菜「う〜ん、ここは?」
小波「あ、起きた!」
夏菜「あ、小波!メガネもいるじゃん!ここはどこ?」
小波「ショッピングモールさ。お前、ハタ人間に一回なったんだよ。」
夏菜「あ、そういえば、そうだ。ありがとう。どうやって直してくれたんだ?」
二人「・・・・・・・・。なあ、はやく基地へ帰ろうよ。」
夏菜「何か隠しているな!白状しろ!」
小波「言うぞ?・・・精液がハタにかかって、助かった。」
夏菜「・・・・・・・・・・・」
落田「・・・・・・・・・・」
重苦しい空気。これはまずいと小波。。
小波「他の人も、助けようよ?」
夏菜「なら、せめて私のを使ってやって助けてやろうぜ・・・」
基地・・・・
椿「なに?精液を瓶のなかにためる?無理無理。その前に果てるって。」
有田「んなことできるかよ。恥ずかしいだr」
小波「頼む、ためてくれえええええええ!」
その後、みんなで何とかためていったけど、みんな果てた。
その努力実って先生や委員ちょー達を助けることができた。
・・・助けるたびに重苦しい雰囲気になったことは、言うまでもない。





578名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:04:54 ID:zKcHxLzd
料理で例えるなら、スイカカレー級のうまさ。
579名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:50:43 ID:qnVA5n3B
オナニーで例えるなら、床オナ
580名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 02:34:57 ID:34ZMLaPv
自分の萌えは他人の萎えってのがあってな
581名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 03:59:30 ID:ti4Q7FoY
ちょっと尋ねたいんだがみんなやはり直接のエロ描写に興奮するのか。
セクロスしたという事実だけいれたSSってどう思う?
582名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 08:22:49 ID:ADhIIJwg
そりゃあ興奮するのは直接的な表現だが
書き手の好きなように書けばいいんでない?
583名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 11:21:59 ID:DP5h8eCn
別に決まりはない
好きなように書けばいい

ただ、言い訳や照れ隠しみたいなのがぐだぐだついてたりすると
SSの内容と関係なく全員萎えるというのはこの手のスレの絶対法則
たとえば>>547を読んでみろ、すごくうざいだろ?
584名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 13:02:08 ID:3mIH9vY2
>>581
人それをエロなしと言う
585名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 13:07:35 ID:VdcIeC60
>>581
おれはそれでもありだと思うけどね

あんまり直接的なのが仇になるのも中にはあるし
586名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 16:28:14 ID:qnVA5n3B
エロありもなしも包括したスレだから問題なし。
なしなら最初に一文だけ「なし」と書いときゃ問題なし
587名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 18:12:04 ID:WyLXIfEM
エロなしでも面白かったらいいし、
エロありでも興奮できたら別にいいんじゃない
588深江:2009/06/12(金) 22:53:14 ID:J3Yi8+1R
まあ、結局は僕の書いた小説は「駄作」ですね・・・
589名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 23:58:51 ID:vovLjvuV
>>588いまは、そうかもしれないが
これから腕をみがけばいいじゃないか
590名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 00:11:19 ID:J2GcYWjo
じゃあ小ネタを投下

10主ハーレム外伝 『彼に色気を感じる時ってどんな時?』

和那「ウチは汗をかいてるあいつやな、臭いといい引き締まった身体といいたまらん!」
奈桜「いやらしいですね、和那ちゃん」
和那「別にええやろ?個人の趣味なんやから…さらはどうなんや?」
さら「私は…彼が甘えてくる時かな?」
紫杏「…私は甘えられてない…」
五十鈴「私も…」
妙子「やっぱり怖い印象を持たれてるからかな?」
和那「これはさらにしか見せへん一面やな…」
さら「え?そうですか?じゃあ妙子さんはどうなんですか?」
妙子「あたし?そうね…スーツ姿かな?馬鹿だけどスーツを着ると賢く見えていいの」
奈桜「おお、マニアックですね」
紫杏「いや、私には分かるぞ妙子。スーツはあの清潔感がいい!」
妙子「分かってくれたのが紫杏だなんて…じゃあ五十鈴は?」
五十鈴「…美味しそうにご飯を食べているところ…」
和那「わかるで、あの笑顔が可愛いんやな!」
奈桜「見てるとこっちまで幸せになってくるんですよね」
五十鈴「…神条はどうだ?」
紫杏「ふむ…意外なようだがテレビに出たときだな」
和那「テレビかぁ…」
さら「でも答えを間違えててちょっと恥ずかしかったです」
紫杏「では奈桜はどうだ?」
奈桜「もちろんインタビューの時ですよ!あれでかなり濡れますね」
さら「濡れる…」
妙子「もう少しマイルドにいえないの?」」
奈桜「じゃあ胸がキュンとします」
和那「それはちょっと可愛すぎだと思うで」
紫杏「20代が使うと少し恥ずかしいな」

奈桜「……実は私、さっき挙げたの以外にも一番色気を感じる所があるんです」
和那「奇遇やな、うちもや」
さら「私も…」
紫杏「私もだ」
五十鈴「多分みんな一緒…」
妙子「せぇのでいうわよ、せぇの!」
全員「試合中の彼!」

小波「ブェックシュ!」
監督「風邪か?小波」
小波「いえ、大丈夫です」
実況「さあ、ここで打てば逆転という場面、バッターボックスに入るのはチームの主砲、小波です!」
小波「……」
実況「ピッチャー投げました…打った!これは大きい!ホームラン!逆転サヨナラホームラン!試合終了!」

小波「みんな、見ててくれたかな?まあ、帰ったら聞いてみるか。」
終わり
591名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 00:32:49 ID:GxFpwOot
やめてくれ…
そんなの書かないでくれ…
10主に対する嫉妬で狂いそうになるww

gjです。
592名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 01:05:35 ID:ey8w76Qm
>>588
それ以下です。
593名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 01:19:38 ID:DsZd3PY0
叩きカッコワルイ
594名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 02:10:52 ID:dVACWeYE
>>588
悪いこと言わないから半年ROMしてた方が自分のためだよ
595名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 02:32:11 ID:GQaetHX9
>>588
とりあえずコテを外してROMるところから始めてくれ
596名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 09:04:51 ID:ppBWgsz/
何度も書くのは悪いことじゃない。このスレの平均年齢を考えれば完成してないSSを見ることの方が当たり前。まぁ小ネタばかり散発的に書くと反感を買う場合もあるからしばらく作品を暖めれば?
597名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 14:53:06 ID:SW3xAast
叩いてるやつなんなんだよ。
文句あるのならお前が書いてみろよ。
598名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 15:22:05 ID:GxFpwOot
>>592からの流れ何なの?
少し落ちつけって
599名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 15:32:45 ID:Q7IbK3Lz
18歳未満お断りのこの板のスレで厨房丸だしの書き込みなんかすれば
そりゃ叩かれるわな
600名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 18:19:11 ID:N+kvCrk7
受けがいい作品とそうじゃない作品って過程が違ってるからさ

つまり、後々自分が見直して、黒歴史にならんようにした方がいいってことよ
601名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 23:03:35 ID:sS2CAPUz
>>599
正しくは21禁。ハタチの方もお断りだ。
602名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 23:15:39 ID:u7xQ2CXs
いや、18禁であってるよ
どっちにしろ空気さえ読んでくれればどうでもいいが
603名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 13:56:37 ID:WQ69fGIq
18禁でいいじゃん
どっちにしろ受け狙いの作品は出るけどな
604名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 20:17:20 ID:kTHqn0La
9主ハーレム
シーン1「愛人・武美」

武美「ねえ、小波さん」
小波「?どうした?」
武美「いつ正妻にしてくれるの?」
小波「そ、それは…」
武美「……ごめん、ちょっと意地悪してみたくなっただけ」
小波「いや、はっきりさせない俺が悪いかもな」
武美「ううん、いいんだよ。私、どんなことが会っても小波さんについていくつもりだから…」
小波「武美…」
武美「小波さんは維織さんのことが好きだっていうのは知ってるよ、でも…今だけは…」
小波「分かった…だけど今だけだ。これから先は何もしないかもしれないぞ…いいな?」
武美「うん、今だけでもいいからあたしを思いっきり愛して…」

ネタだけは思いつくけど本文が続かない
605名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 20:31:50 ID:4AzDtcuM
その本文作りこそ生みの苦しみだよ
彼女の数だけバリエーションがあるんで、
(続けるかわからないけれど)がんがってほしい
606名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 22:12:49 ID:ZtmpPHQ8
シチュだけでも嬉しいって職人が言ってるしどんどん出そうぜ
607名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 10:50:19 ID:Aa/pKPou
今瑠璃香で書いてるんだが、瑠璃香が高校生になったとしたら同級生には誰がいるんだろうか
紫杏は高校が別だしなぁ
608名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 10:52:56 ID:jOGk+6wq
るりかの「か」は、「花」ですよ。
609名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 15:35:28 ID:Zwd7EKMm
>>607
11裏の話だよな?
主と同じく島に残ってるなら、ユイ・リコとは同じ学校だろう。
本土に行ってる設定なら、いろいろ捏造しても大丈夫。
というか、全ては君の思うがままなのだよ!
紫杏の気が変わって主のところに転校してきてもいいんだよ!

てか、ダッシュで紫杏と瑠璃花の会ってる可能性あるな、そういや。
五十鈴も加えて何か書けないものか。
610名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 16:11:35 ID:Aa/pKPou
>>609
いや、ダッシュのことだったんだ
俺の思うがままにやっていいのかい?
611名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 17:03:35 ID:CmFTRnZh
内容が楽しみダゼ
612名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 19:01:45 ID:UBFFeabZ
10までの女キャラのほとんど全てが可能性なさそうだな
11のしのぶなら先輩か後輩でありえるか?
年忘れたけど
613名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 02:51:45 ID:HjKO+GOY
霊華さんと
614名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 18:18:27 ID:YDuCHPw2
たしか瑠璃花って五十鈴の友達だよな
615名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:02:27 ID:sH33oPuV
そういえば

ダッシュ主→瑠璃花(恋人)→五十鈴(親友)→紫杏(同級生)→水木(部下)→ダッシュ主(義理の息子)

こいつら意外と繋がってるんだよな
616名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 02:24:25 ID:piC4YsMq
ポケ7にはスキヤキという第一人者を凌ぐ萌えキャラが居る事を知っているか・・・
ttp://sanaechan.net/up/src/sanae12847.txt
617名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 02:58:47 ID:5wC4puB2
スキヤキがヒロインとはw
萌えたw
618名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:06:38 ID:UlSI9T2r
男はこのスレ的に限りなくアウトだが、
ぬことは……策士
619名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:51:49 ID:/IYLPWG2
スキヤキ・・・ ハァハァ
ぬこかわいいよぬこ!
620名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 16:43:40 ID:lv1ys/du
ぬこwwwww
621名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 17:10:12 ID:E/ijcigF
アパム!燃料持ってこいアパム!
622名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 00:07:19 ID:TtGcvzAW
ツンデレ彼女って誰がいる?
623名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 00:38:40 ID:Qws0zNph
お前は何を言ってるんだ
624名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:24:47 ID:XW6mz8d2
>>622
意外と難しいな
1、該当者なし
2、該当者なし
3、アンヌ
4、該当者なし
5、タマちゃん
6、該当者なし
7、玲奈
8、白瀬
9、夏菜
10、紫杏
11、朱里
ダッシュ、瑠璃花

3,5・・・最初の方の作品は居ない場合が多い、アンヌ、タマちゃんは無理やりそう見れば見えないこともない。

7・・・まゆみもそう見えないこともないがイベント少ないので判断がしんどい。真央もある種のツンデレという説がある

8・・・質問コーナーの答えで冬子はツンデレでは無いらしい。また予断ではあるがスク○ルラ○ブルという漫画に
   冬子によく似たキャラがいるが、作者はやはりツンデレでは無いと言っていた。

9・・・奈津姫 もツンデレに見えるが、死んだ旦那に操を立てていたと考えられる

10・・・五十鈴はどちらかと言えばクーデレ

11、ダッシュ・・・考える必要ないな
625名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 10:38:40 ID:tLqGW8Rj
瑠璃花はともかく他は無理があるようなw
626名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 15:35:39 ID:WtUp37qk
朱里もだろ
627名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 20:38:23 ID:JCZ4sC18
朱里の元ネタってやっぱりあさりちゃん?
628深江:2009/06/20(土) 21:07:09 ID:rH4pXTv/
>>627でしょうね・・・
はまの あさり

はまの あかり
名前だけ、パクリかも。性格とかは別に考えてください。
629名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 21:31:01 ID:XW6mz8d2
>>625
つまり>>622が言うように意外とツンデレ彼女いないんだよ

>>627
全然気付かなかった。
630名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:49:03 ID:N02ygafi
>>628
はまのもあかりもそんな珍しい名前じゃないのによくパクリとか思えるな
631名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:55:29 ID:QYbJhsKI
つーか今の今まであさりちゃんがどうとか思わなかった
無関係だろ
632名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 01:43:11 ID:u8sZKegh
>>628
とりあえずその無意味なコテ外したら?
633名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 11:48:13 ID:RlVJ1R+v
テンプレに入れといたほうがいいかもな
634名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 15:06:20 ID:lFs/8Hpl
名前は関係ないだろ
635名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 20:09:54 ID:RPWUJfJO
自演おつ
636名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:08:13 ID:Nq6Q9nb0
ROMれって言ってもROMらないし叩かれても反省しないで
自慢げに小ネタとかネタを思いついたとか言って勝手に拗ねるしまた何事も無かったように来るくせにsageはできる謎
637名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:48:50 ID:1paVUmKD
えっ、これって自演なの?
638名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:54:16 ID:6Zju3knv
要するに、くだらんこと書いた俺が悪かったということで
すまんかった
639名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:56:22 ID:Bk0/4fyT
ネタが思い浮かばん
640名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:30:25 ID:GK6Vst8n
突発的キモ小説
10主ハーレム外伝「マーキング」

マーキング、それは動物が自分の所有物に対して行う行動である。
これをすることにより動物はこれが自分の所有物である事を証明し
他の動物に奪われないようにするのだ。
そして、人間もまたその動物の一種である。

「はぁはぁ…」
五十鈴の舌がズズッと小波の胸を這う。
「小波君、気持ちいいですか?」
さらの舌が小波の右腋を通過する。
「小波の指ってこんなに大きかったんやなぁ…」
和那が小波の右指をペロペロとしゃぶる
「んっ…結構しょっぱいのだな、小波の内股って…」
紫杏は小波の太腿と丁寧に舐め上げる
「やだ、感じてきちゃった…」
妙子は小波の左指を舐めながら自分の指を股間に持ってきた。
「あは、小波のヒクヒク動いていますよ」
奈桜は小波の左腋の汗を残さず舐めている。
「・・・・・・・」
そして当の小波はこの快感に黙って耐えていた。
小波のペニスはもう自分の腹部にくっついてしまい誰かに挿入したい気分であった。
だがそれは出来ない相談だ。
なぜなら小波の手足はベットに繋がれており身動き一つとれずにいるからだ。
「小波、君は誰のものだ?」
五十鈴は自分のXXXを小波の足にまたがりこすりつける。
「そ、それは…」
小波が口ごもっていると指を妙子のXXXに入れられる。
「気持ち、いい…小波君の指…気持ちいい…」
まるでオナニーのように何度も指を上下に行ったり来たりさせている。
妙子の愛液が指や太腿を伝ってぽたぽたと床に落ちていった。
「小波、もっといじって…」
和那も小波の指を自分のXXXに挿入する。
こちらは上下ではなくグニグニと指でもみながら中をかき回していく。
「小波君、のど渇いてませんか?私のを飲んでください…」
さらはそっと小波の口に自分のXXXをくっ付ける。
小波は眉間に皺を寄せたがそのまま舌を動かしジュルジュルとさらの汁を飲み始めた。
「小波君のオチンX…」
奈桜は小波のペニスを見てよだれを垂らしている。
手を伸ばし堪能しようとするが・・・
「まだだ、もう少し臭いをつけてからだ。」
紫杏にだめだしをされてしまった。
「悪い子はお仕置きが必要やな」
和那は奈桜の股を掴み強引に開かせる。
「あっ、何を…」
奈桜のXXXを小波のお腹に乗せた。
「奈桜、小波のお腹をおマ×コで綺麗にしてあげて」
「……うん」
奈桜は腰をのの字に動かし、愛液で小波のお腹を汚していく。
動くたびに湿った肉音が部屋に響かせ小波のお腹に愛液を撒き散らしていった。
641名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:31:06 ID:GK6Vst8n
「お尻は綺麗にしておいたほうが良いな」
紫杏はそういって玉袋より下にあるお尻付近に舌を伸ばした。
一応綺麗にしてあるものの小波は若干抵抗感があった。
しかし紫杏の舌技のせいか小波は徐々に快楽を得ていく。
それぞれが小波の身体に自分の淫欲汁を塗りつけていった。
指先から始まり胸、腹、腕、足など色んな場所に。
愛液でまぶしいくらいテカテカになっている小波。
そして小波の顔を中心にしてそれぞれがオナニーを始めた。
グチュグチュっと指でXXXをいじり愛液の量を増やしていく。
「ハァ…ハァ…」
荒い息遣いと淫靡な匂いが部屋を満たしている。
小波は囲まれた彼女達のXXXをじっくり眺めている。
彼女達の指が速くなっていく。
「んぅ!」
「ひぃ!」
水音がどんどん激しくなっていく。
指を動かすたびに愛液のしぶきが小波の顔にかかっていった。
小波の顔をじっくり見ながら淫水を噴き出していく。
「小波君の顔にかけてあげるから…んん!」
膝がガクガクと揺れていく。
指でクリトリスの先端を擦り絶頂へのカウントダウンを始める。
小波は静かに瞳を閉じた。
「こ、こなみぃぃぃ!」
「わたしのあいをうけとってぇぇぇぇ!!」
指を深く入れる者、クリトリスの腹を擦るもの。
それぞれが絶頂に達し小波の顔を目掛け思いっきり愛液を噴射する。
「ああああああぁぁぁぁぁ!!」
ビクンビクンビクン
彼女達は身体を痙攣させ大量の愛液をを噴き出した。
温かく粘々した液体が小波の顔に絡みつき汚していく。
目に、口に、鼻に、それぞれの愛液が流れ込んでいった。
そして絶頂に達した彼女達は糸が切れたようにその場に崩れ落ちていった。
「小波、愛してる…」
彼女達の呟きを聞いた小波はペニスを苦しいくらい真っ赤にさせていた。

「さて、今度は俺の番か…」
小波は先ほどまで縛られていたロープの後を擦りながら言った。
そう、今度は小波の番である。
「小波君の匂い、思いっきり付けて下さい」
さらが小波のペニスを扱きながら耳元で囁く。
「小波…悪いがお尻の穴でしてくれない…その…」
五十鈴は危険日なのでアナルを希望した。
「うちは中出しOKやで、抜かずに2.3発くらいでええよ」
和那は小波の腕に胸を押し付ける。
「じゃあ私は口の中に出してください、もちろん小波君のなら全部飲みますよ」
奈桜は足に抱きつきながら玉を揉んでいる。
「じゃあ私はキスして欲しいな、身体中跡が付くくらい…」
妙子は唾液で汚される事を希望する。
「小波、好きなだけかけてくれ。手も足も胸も腹もそして子宮にも。」
最期に紫杏が小波のペニスをそっと指で滑らせる。
「わかった、ご希望通りにしてやるか!」
こうして小波の全身が再び合い液まみれになるのはそう時間がかかる物ではなかったとさ。
終わり
642640:2009/06/22(月) 00:33:36 ID:GK6Vst8n
ぶっかけっていうジャンルがあるだろ?
ザーメンを一人の女にかけまくるって奴
女だって男にぶっ掛けることも出来るんじゃないか?
と思って書いてみたわけだが…
うん、ちょっとダメだったね
もう少しひねった描写が出来るように頑張るよ
643名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:48:35 ID:swAgAhJy
開拓精神にGJ!
644名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 08:31:14 ID:NdTet+U2
無駄な謙遜はやめとき。堂々としてなさい
645名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 14:39:15 ID:R4B1rSM2
がばいばあちゃん乙
646名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:07:15 ID:C7J1pjdw
最近武美のがあんまないから自分で挑戦しようと思い
初めてエロパロ書いたけど、難しいな…
作品として完成してるか不安だけど、投下します
もちろん9主×武美です
647サイボーグ彼女:2009/06/22(月) 16:12:30 ID:C7J1pjdw
「今日の夕食はお鍋だよ」
「鍋か、鍋は好きだな」
「…アンタ何でも好きだよね」
 そうか、もうそんな季節か。
秋が終わりを告げ、次第に人々も冬の準備に入る11月。
もうここに来てから半年以上経つのか…
 この町の川原でテントを張って住んでいた俺は、いつからか武美の家にご厄介になっている。
なんだかんだで色々あったが、現在コイツとは恋人同士の関係だ。
「そりゃ、投入ー」
 武美が具材をいっぺん入れる。
「おいおい、それじゃ上手く肉のだしが出ないじゃないか。
大体エビまで一緒に入れると煮えてしまって小さくなるぞ。
うわ、豆腐まで入れたのか!最後に入れないとボロボロになっちゃうじゃないか!」
「うっさいなあ、いいじゃんもう入れちゃったんだから!」
 武美も最近色々料理を勉強してはいるらしい。
ただ、レパートリーは増えたが中々その大雑把な所は直らないようだ。
味付け自体は上手いんだがなあ…。
「よっと、お肉もーらい!」
「む、それは俺が目をつけてた奴だぞ!」
「いいじゃんいいじゃん、また入れればいいんだし」
 …さっき一辺に全部入れちゃったじゃないか。

「ふぅ…食った食った」
 食事が終わり自室に戻って少しくつろいでいると、扉をノックする音が聞こえた。
誰かは分かっている、この家には二人しかいない。
「開いてるぞー」
 こんばんわ!と武美が入ってきた。
こんばんわも何もいつも一緒にいるじゃないか。
「キミのうちなんだから別にノックとかいいんだがな」
「ま、そこは最低限のエチケットとしてね。今いい?」
 武美とたわいのない話をする。
最近上手くオムライスが作られるようになったこと。
最近のビクトリーズのこと。
初めて会ったときのこと。
タイマーに関してはもう問題ないらしいということ。
そして、恋人同士になって2ヶ月になったこと。
648名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:14:02 ID:C7J1pjdw
「………」
「ん?どうした?」
 見ると武美が心ここにあらずといった様子で、何か考え込んでいるようだ。
「そっか…もう付き合いだして結構経つんだね…」
「そうだな…」
「ねえ、小波は…」
 武美は少し躊躇していたが、暫くして意を決したようで、とんでもない発言をした。 
「あたしと…えっちしたい?」
「……どうしたんだ、急に」
「お願い、正直に答えて…」
 武美の顔は真剣だった。冗談で言っている訳ではないのだろう。
どういう意図かは分からないが、こちらも正直に自分の気持ちを伝える。
「ああ、したいな…」
 俺だって男だ。
武美を抱きたくないなんて思うわけがない。
「キミはどうなんだ?」
「あたしも…したいよ……だけど…ね」
 武美の表情に悲しみが差す。
「いろいろ、普通じゃないしさ、あたし。あんたにそれで愛想付かされちゃったらって…思っちゃったりさ…」
「……」
「……なんてね」
「武美?」
「冗談冗談!驚いた?あははは」
 沈黙をどう受け取ったのか、急に武美が立ち上がる。
見ればいつもの飄々とした態度に戻っていた。
こちらの顔を全く見ないのを除けば。
「さてと…んじゃちょっと、お風呂の準備してくるね」
 武美がすっと俺の部屋から出て行こうとする。
 …ここで武美を帰してはいけない。
自分でも驚くほどのスピードで、武美を後ろから抱き止めた。
「え、小波?」
「するぞ、武美」
「へ?するって…あ!ま」
 顔を横に向かせ、最後まで言わせずに唇を奪う。
「待たない、これ以上待って思い詰められると嫌だからな」
 片手で武美を抱きしめながら、もう片方の手で強引にしまってある布団を下ろした。
「うん…」
 観念したのか、武美が抵抗をやめ、こちらに体重を預ける。
「えっと…んじゃ、よろしくお願いします…」
 俺たちのセックスが始まった。
649名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:15:41 ID:C7J1pjdw



「…やっぱこんなの付いてる女の子って、可笑しいよね、ホント」
 上着とスカートを脱いで下着姿になった武美が言う。
笑ってはいるが、声には悲しみが溢れていた。
  胸の上の大きなパネル
  武美の、造られた人間であることの証明
おそらく、いやパネルだけじゃない、あのコードも、それ以外の色々な部分が、彼女を苦しめてきたのだと思う。
しかし、それよりも、もっと大切なことがある。
「……武美って、意外と着やせするタイプなんだな」
「!!」
 Fくらいはあるだろうか、何処かのグラビア誌に載ってるアイドルにも決して引けをとらないだろう。
服の上からでもそこそこあるのは分かっていたが、ここまでとは…
武美の少し幼い顔立ちが、余計にそれを際立たせていた。
「…やっぱりスケベだね、小波は。ヒーロー失格だ」
 少し怒ったような、それでいて恥じらいを帯びた声で武美は言う。
「いや、そんなことを言うが俺だって健全な男なんだから仕方ないと思うぞ。否が応でも興奮する」
 増してや好きな女の肢体なんだから…とは言わないでおく。さすがに俺も少し恥ずかしいし
「そうなの?…なんか少しうれしいかも」
「なんで?」
「やっぱ女として…とはちょっと違うか、あはは、なんか色々バカらしくなっちゃった」

 また武美は笑う。
しかしさっきまでの裏に辛さを隠した笑みでもなければ、いつもの太陽のような明るい笑みでもない。
柔らかく、そして優しい微笑み。おそらくこれが武美の本当の笑顔なのだろう。
 愛しい彼女を、ぎゅっと抱きしめた。
「あ…」
「色々思いつめてるのは知ってるが、心配するな。武美はいつも考えすぎだからな」
「本当?ちゃんと彼女やれてる?」
「ああ、もちろんだ」
 いつしか教えてもらった、人間として大事なものが欠けてると言われたこと。
俺はやはりそうは思わない。
こうやって悩んで、悲しんで、笑って、そんなことができる武美のどこが人と違うというのだろうか。

「いや。信じてやんない」
「へ?」
「ちゃんと面と向かって好きだって言ってくれなきゃ信じてあげない」
 なんだそんなことか、と思うと同時に今まで言ったこと無かった事なかったかと考える。
色々思い返してみるが、一回も好きだと言った記憶がない。
確か告白されたときはオーケーで済ませたはずだ。
さっきもなんとなく言いかけたが言わなかったし。
…もしかして俺って結構ひどい奴なのかも知れない。
 ならちゃんと言ってあげないとな、これ以上ロマンチストなお姫様を悲しませるわけにもいかない。
「武美…好きだ、愛してる」
飾らない言葉で、俺の本心を。
「うん……えへへ、合格!」
650名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:16:58 ID:C7J1pjdw



「ふ………んっ……」
 仰向けに寝かせ、ブラ越しに武美の胸を揉む。
武美は少し体を強張らせたが、抵抗はしない。
硬くなっている武美の体、心、両方を解きほぐすように優しく触れる。
柔らかく暖かい感触が、布越しでも分かる。
「な…なんかさ……」
「ん?」
「ふわふわ、って…してさ、ふぅ……なんか幸せな感じ」
 小波が触れてるからかな?と付け加える武美。
目を閉じながら、俺の手だけを一杯に感じてくれている。
そういう武美の仕草が可愛くて、もっと武美を見たくなってしまう。
 ブラジャーを上にずらすと、武美の大きな乳房があらわになった。
寝ている体制なのに、形を失わない豊かな胸。
「……あんま見ないでほしいな…恥ずかしい、んだけど」
「大きいな」
しまった…ついさらっと口に出してしまった
「もぅ…すけべなんだから……」
 武美の顔がかすかに紅に染まる。
やはり恥ずかしいのだろうか、少し体を横にして、視線から体を隠そうとする。
それを元の体制に戻して、再びその白い胸に触れた。

「……そういえばさ」
「んぅっ…、なに…?さぁ……ん!」
 武美の胸を揉みながら気になったことを聞いてみたくなった。
片手でははみ出してしまう大きさで、柔らくも程よく張りがあり、揉んでるこっちが心地よい気分になる。
「このパネルの部分って感覚あるのか?」
 胸の上、武美の肌の少し縁取られた部分。
前はここが開閉してるのをみたが、それならやっぱ蓋みたいなもんで、何も感じないのだろうか。
「えっと……んん…そこは生身じゃないんだけど、ん!
神経接続されてて、空けるときは解除され…ちょっ!急になめちゃ!」
「お、なるほど感じるんだな」
「もう!何のために説明してんのさ…ふう…ぁ…」
「ごめんごめん、お詫びに…」
 俺は先ほどまで揉んでいた手を離し、武美の乳房の先端に口をつけた。
「ひゃあ!そこっ!舐めちゃだめぇ!」
 口の粘膜と、舌先で嬲られ、徐々に先端が形になっていく。
吸ったり少し噛んだりを繰り返すと、そのたびに武美が大きく喘いだ。
「ふぁ!…あっ!あん!!ちょっちょっとタンマ!」
 何かいいたそうにしているので、少し口を離す。
ツンと勃ち上がった乳首が唾液にまみれててらてらと光って、少しいやらしい。
「…なんだ?」
 武美の話を聞きながらも、さっきの反対側のおっぱいを揉みしだく。
「あたしの体、変じゃない?」
 まったく、まだ気にしてたのか…
言葉で伝えても分かりそうにないので、武美を抱き起こし、その口を塞ぐことにする。
651名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:18:27 ID:C7J1pjdw

「あ…!んん……」
 俺たちは、キスはよくするほうだと思う。
寝るときとか試合に出かけるときとか。どちらがどうと決めたわけではないが、いつの間にか習慣になっている。
俺としてはキスを終えたとき、武美のほのかに嬉しそうな顔が堪らなく好きなのだ。
ただこういう深いキスは初めてだ、武美の舌と俺の舌が触れ合う。
武美の口内をすべて味わい尽くすよう顔の角度を変え、武美の唾液を奪おうとするように舌を動かす。
「んふぅ…んん!……ちゅぷ、ちゅぅ……」
 初めは少し戸惑っていた武美も積極的に舌を動かしてくる。
どうも武美もキスが好きらしい。
呼吸もかねて唇を離すと、あっ…と武美が名残惜しそうに呟いた。
「なんか…すごいね」
 一息ついた後、熱に浮かされた表情で話す武美。
「ああ、えーとその、大丈夫そうだね……」
 キスで俺の思いが伝わったのだろうか、というわけでもないらしい。
武美は恥ずかしそうに少し目線を下に落とす。
さっき武美を貪るのに必死だったせいか気がつかなかったが、俺の愚息が武美のお腹に丁度当たる位置に来ていた。
…これか。
何かバツが悪くなって、誤魔化すように再び押し倒す。
いまだ触れていない武美の中心を、下着の上からそっと触れた。

「あっ!あん!小波!」
「…大丈夫だ」
 反射的に足を閉じようとする武美をなだめながら、そこに指を沈めていく。
下着にじわぁとシミが広がった。
「あ、ちょっと!まっ」
 こちらも我慢できなくなり、剥ぎ取るように武美のパンツを足から抜く。
「ぁぅ…」
直に触れた武美のそこは熱く、そして濡れていた。
もう準備はいいだろう。
武美の秘所に自分のモノをあてがう。
「行くぞ」
「うん…来て」
 ゆっくりと、俺の肉棒が武美の秘裂に埋まっていく。
「ひっぐ!うぁああ!!」
 少し時間が経って、完全に埋没する。
暖かく、それでいてきつい武美の膣内が、俺のそれをぴっちりと包んだ。
「はあ…んっ…全部、入った?」
「あ、ああ…」
 正直、そこの気持ちよさに中々上手く受け答えが出来ない。
下手をすればそのまま果ててしまいそうだ。
「それより、大丈夫か?キミの方は」
 なんとか意識を集中しながら尋ねる。
「あ、うん…ふぅ…特に痛くはない…感じ、あっ!」
「…どうした?」
「すごい…形、分かる……えへへ、なんでだろ、なんか、嬉しいな…
 包んであげてるみたい」
 本当に嬉しそうに言うもんだから、見ているこちらまで幸せな気分になってくる。
だが、どうしても男として、それで満足できない部分もあるのが情けない。
「そうか…ところで…すまんが」
「え?ああ、そっか、そうだよね」
652名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:20:36 ID:C7J1pjdw

 動いていいよ、との武美の言葉に、出来るだけ乱暴にならないように、ピストン運動を開始する。
「あっ!はぁ!ひぅ!んっ!んんー!」
「ぐっ……武美、はっ、気持ちいいか?」
「ふぅ!うん…うん!あん!はあ!…いい!…よぉ!」
「うっ!」
 無意識なのだろうか、武美のそこがまるで俺のそれを求めるように動く。
その動きにつられるように、こちらも自然に腰の動きが早まっていく。
「あ!はげしっ!ふぅ!ふぅっ!んぁう!!ああ!!」
 お互いに最後が近い。
自分の分身を武美の一番奥に叩き付けるように動かす。
武美のほうも、その動きに合わせて少し腰を動かしているようだ。
強引に武美の唇を奪う。
キスともいえない、乱暴で不器用な動き。お互いに鼻息があたる。
舌と舌が触れ合い、武美とつながっている部分が多くなることになぜか喜びを感じた。
「すき!小波ぃっっ!!だいすきぃ!!ああ!ひああ!うあああぁ!」
「武美…!っく………!!」
 最後に武美の最奥に突き入れた瞬間、自分が爆発した。
「はぁ…ああ…あぁぅ…ふう…」
2回、3回と射精の波が訪れ、その度に武美が弱弱しく声を上げる。
こちらもその快感に腰が抜けそうな錯覚を覚えた。
 少しずつこちらの射精も収まり、お互いにどちらからともなく顔が近づく。
先ほどとは違う、やさしく甘いキスだった。




  
 後片付けを済ませ、俺たちは一緒の布団で横になっている。
「えへへ…」
「嬉しそうだな」
「まあね、なんか恋人っぽくてさ」
 一緒に朝を迎えるってなんかロマンチックだよねーと、武美は色々騒いでいる。
 武美から借りている布団は別段大きいわけでもない。
二人で寝るには少し窮屈ではあるが、不思議と気持ちが落ち着いた。
「ああ、そうだ」
「?」
 どうした?という言葉を放つ前に思い出したことがあり、そのまま言葉を飲み込む。
そういえばしてなかったな…
 武美と自然に唇が触れ合う。
「………おやすみなさい…これからもよろしくね」
「ああ、おやすみ…」
 これからは、毎回のキスも一緒の布団でする事になるのだろうか。
誰かが聞いたらなんてくだらない事だと思うであろう、
そんなことを考えながら、俺の意識は序々に深みへと落ちていった。

653名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 17:00:03 ID:/O9l+oIo
GJっす!
654深江:2009/06/22(月) 20:01:04 ID:wGRiplcp
自然?な感じがとてもGJ!


この場をお借りしていいます。
>>635
自演ではありません。他の人が書いたのを僕が書いたのと思ったのではないでしょうか。
>>636
自慢気にとか思っているであれば、それは僕が悪いです。ごめんなさい。

655名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:30:47 ID:8Gda8TG/
ROMれといってるのが分からんのか
656名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:52:32 ID:kMUEeMw8
屑には何言っても無駄
657名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:00:59 ID:6vY1QKIH
スレの空気が悪くなってるんだが
いい加減ケンカするのやめてくれないか
658名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:49:38 ID:GK6Vst8n
>>647
GJ

久々の武美のような・・・
659名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 23:48:19 ID:5ErPakgF
>>640
斬新な発想…gj
10表主はなんでこんなにハーレムなんだろうな
6Pはとてつもなくえろかった
>>647
キスは良いものだよなあ…gj
えっちなんだけれどどこかほのぼのさがあるというか、良かった
660名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 00:45:33 ID:LrSAwJeD
勝手に640と647をwikiに収録しました
何か不都合があったら自分で修正してね〜
661名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:57:24 ID:a3OL8OyK
よし、瑠璃花母で書いてやるぞ
662名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 22:43:33 ID:jY4KYEQe
娘の彼氏と子作りする瑠璃花母とかか?
663名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 23:34:54 ID:h0FU6V+8
唐沢博士にエロ診察をされる瑠璃花母
664名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 01:49:43 ID:sSiSA+FE
そういえば、ずっと前に出てた友子×8主&武美×9主の話はどうなったんだろう
企画倒れなら書いてみたい題材ではあるんだが
665名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 11:22:44 ID:wDNyDvIB
書きたいのならそんなものにかまわずに書いちゃえよ
666名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 16:46:24 ID:I3K0hx37
思い出した人が書いてくれれば嬉しいんだけどな
667名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 20:36:58 ID:uiGNkLUo
>>662
霊華さんのスタイルって今一よくわからんな
ダッシュのキャラ絵は現在のとちょっぴり違うからなあ
668名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:19:03 ID:bX/xbA23
ぜひ挿し絵を描いてみたいんだが、連帯とれる作者がいねえぜ越後!
669名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:34:46 ID:7qDVJRtZ
ここで聞いてみるか、まとめのコメント欄にでも書いてみたら?
670名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 22:38:43 ID:lJAh7u4V
>>668
どの作品の絵?
まあ、まず俺のではないだろうけど
671名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:06:14 ID:FAONn9o2
挿し絵と言うからには挿してんだろ
672名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:22:36 ID:rFKVy4k9
アクセス規制の巻き添えからようやく復帰できた…
かぶっちゃったけど、9主&武美あげときます
673名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:23:47 ID:rFKVy4k9
ぱち、ぱち……
夜の里山に、音を立ててはぜる焚き火の炎。
古びたテントを前、隣り合って座る旅人がふたり――

「あのおばあさん、随分奮発してくれちゃったねえ」
「ああ、大事に頂かないとな」

上機嫌な武美に、俺はぽんと脇に置いた袋を叩いてみせる。
なんてことはない。
農機を横転させてしまって右往左往していた老婦に、手を貸してあげた。
その時にさわりだけの身の上話をしたら、収穫したばかりの野菜(もちろん日持ちするヤツだ)を餞別にと頂いてしまったわけだ。

「田舎はいいね。なんていうか……そう、みんなハートフルでさ」
「心に余裕があるってことだろうさ。都会じゃ、その日暮らすだけで精一杯だ」
「うーん。深いねえ、小波さん。自称・旅ガラスは伊達じゃないね」
「まあ、食料事情に関してなら、都会も捨てたもんじゃないけどな。狙い目は深夜の――」
「……うん、まあ敢えてその手法は聞かないことにするよ。というか黙って」

……これである。この子は、真に食うに困ったときの、何もかもを投げ出したくなる感覚を知らないのだ。
野生化した愛玩動物を仕留めて食うよりは余程マシなんだぞ――と言いたくもなったが、
薮蛇になりそうなので止めておくことにした。

「……まあ、泊まる場所には少し難儀するがな」
「それはねえ。まあ、仕方ない面もあるよね」

枝で焚き火をつつきながら苦笑いする武美に、おや、と思う。

「野宿は嫌いなんじゃなかったのか?」
「まあ、もういい加減慣れましたから」
「そうか……そうだな。あれから、もう結構経ったんだな」
「ねー。商店街のみんな、元気にしてるかな?」
「どうだろうな……」

それきり、どちらともなく口を閉ざしていた。
言葉を継ぐのははばかられていたが、決して嫌いな雰囲気じゃあない。
息苦しいような沈黙とは違い、柔らかな時を共有する不思議な感覚……
たぶん、武美も同じような感慨を抱いているのだろう。何故だか、そう思えた。
674名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:24:50 ID:rFKVy4k9
何かを懐かしむような彼女の面差しに、俺も中てられていたのかもしれない。
……思い返せば。故郷などない俺にとっても、あの街は温かい場所だったから。
事と次第によっては、あの街に根を張って……なんて展開も、ありえたのかもしれない。真剣に、そう思う。
まあ。そんなのも今となっては、あまり意味のない仮定だ。なぜなら――

「お?珍しー、小波さんが黄昏ちゃってる」
「そうか?」
「うん。なんかね、こーんな渋い顔でさ、あさってのほうを――」

彼女の言うところの渋い――どっからどう見ても、変顔にしか見えない顔真似をする武美に、思わず吹きかける。
俺、そんな顔してないだろ、とツッコミを入れたくもなったが、面白いのでしばらく放置。

「…………まあ、これもいい」
「え?なにか言った?」
「いや、なにも」

ふーん、と首をかしげながら呟く武美に、微笑みが自然と零れていた。
風に吹かれ、寄る辺無く流れ流れてゆくだけだった俺が巡り会った、小さな光。
俺の居場所は、とりあえずはそこなのだろう。
ヒトとして生を受けられなかった……
されど誰よりも人間らしい、彼女だけのヒーローになると決めたあの日から――ずっと。

「……しかし、君をとりまく状況も随分と変わってきたな」
「だね。ついこないだまで第三世代が、なんて言ってたのにさ。
もう第四世代も出てきちゃって。いやあ、技術の革新は著しいよねぇ」

なんて呟く武美にも、いつかのような切迫感が感じられないのは……
俺達を取り巻いていた物語さえもが、俺達を置き去りにしていったからなのかもしれない。

「ほんの数年で、事情も変わるものだな……やれやれ。どこへ向かってるのかな、この世界は」
「まあ、あたしらにとっちゃ都合がいいでしょ?
あたしみたいな時代遅れの旧式に構っていられるほど、連中もヒマじゃないみたいだし…」
「だが、油断はできないだろう。君だって一応軍用サイボーグなんだからな」

と真面目に切り返してみれば、武美はニヤニヤと悪戯っぽく笑う。
これは……また、なんだかロクでも無い事を考えてる顔だ。
675名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:29:50 ID:rFKVy4k9
「……なんだ?」
「でもさあ。もしもの時は、守ってくれるんでしょ?」

もったいつけて、そんなことを言ってきた。
……まあ、返答なんて決まってるんだが。

「守れない」
「うわ、断言しますか!?」

そりゃあそうだろう。腕に覚えはあるが、そんなに自惚れちゃあいない。
そもそもが人間の規格外のサイボーグ達だ、しかも超能力持ちのケースもある。
人並み以上程度の実力では、返り討ちにされるのがオチだろう。

「……が、逃がしてやるくらいはできるさ。この身にかえても――」

と言いさして、武美の神妙な面持ちに続ける言葉を阻まれていた。

「あー……できれば、それはやめて欲しいかな」
「どうして?」
「あなたがいなくなったら……寂しいから」

けらけらと笑って茶化すでもなく、憤慨するでもなく。
零れてきたのは、ただ感情の失せた、静かな言葉。
……いい加減付き合いも長いのだ、イヤでもわかる。
彼女は、何よりも恐れているのだ。かつての自分が、俺に強いていたかもしれない、その末路を。

「……なんてね。あはは……って、小波さんっ!?」
「……ったく」

気づけば――そうしなければいけないと命ずる心のままに、その細い体を、そっと抱き寄せていた。
彼女は享楽的なようで、根っこのところではほんとうに寂しがりやの女の子なのだ。
……もっとも、そういうところに惚れてしまった俺が居るのも、また事実なのだが。

「小波さん……」

武美の体は少しだけ強張っていたけれど、すぐに、やわらかな重みが俺の体に委ねられてくる。
早鐘のように打ち付けていた鼓動も、やがて時計の針のように、静謐に拍を刻み始めていた。

「落ち着いたか?」
「……うん。ごめん……でも、その気持ちは、ホント」
「ワガママだな。そうやって、天井無しにハードルを上げてくれる」
「えーそうですよ。折角拾ってもらった命だし、めいっぱい満喫したいんですー」

拗ねたような声音の武美に、肩をすくめて返した俺の気持ちは伝わったかどうか。
生き急いでいた頃と違って、少し欲が出てきてるような気もするが……
まあ、それが『人間』としては正しいあり方なんだろう。
だから――
676名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:32:05 ID:rFKVy4k9
「……なら、二人で逃げ切れるように全力を尽くすとするか」

少しぐらい、無茶に付き合ってやってもいいだろう。
もとより――彼女の願いをかなえ続けるために、俺はこうして此処に居るのだから。

「うわぁ、愛の逃避行ってやつですか?あ、それとも、永遠の新婚旅行、かな?」
「……どっちにしろ随分過激だがな。まあ、当分退屈はしそうにない」
「けらけら、倦怠期とは無縁な日々だね?」
「だな」

髪を撫ぜてやると、くすぐったそうにはにかんだ武美と至近距離で目が合った。
何にでも興味深々、くるくるとよく動く武美の瞳に、今は間抜け面を晒した俺の顔だけが映っている。
……我ながら。随分と幸せそうな顔をしているな、なんて思ってしまったのだった。

「………」
「………」

それきり、言葉は途切れた。
……触れ合う身体の熱を、より強く意識する。交わりあう視線が、何よりも饒舌に想いを語っている。
心で通じ合える、なんておこがましい事は言わないが……それでも。
何を考えているかくらいは、読める。
ぱち、ぱちり、と焚き木が弾ける音さえ、今は遠く。
どちらともなくふっと目蓋を落とし、顔を近づけて――そっと、唇を重ねていた。

「―――ん」

はじめはついばむように優しく、やがて舌を捻じ込むように深く荒々しく――
武美の肩にかけた俺の手に、自ずと力が篭る。武美が抵抗する様子は、なかった。
ここまで来てしまったら……もう、止まらない。
いきおい――そのまま、武美を押し倒していた。

荒らぐ呼吸と衣擦れの音。纏いつく衣服ももどかしく、求め合うままに絡み合う。
やがて――爆ぜた焚き火に赤く照らし出された、艶やかな武美の肢体。
胸の上に刻み込まれた彼女の痛みが、嫌でも目に飛び込んでくるけれど……それも含めた全てが、今は愛おしい。

「ん……入った、ね」
「ああ……動くぞ」
「うん……」

彼女の熱を、カタチを直に感じながら、ゆるやかな抽送をはじめる。
柔らかな双丘に手をかけると、面白いようにぴくりと武美の身体が反応を示していた。

「……っ、あ……」

小さい嬌声を漏らしながら、武美が俺の背に回す腕を強くする。
ぴったりと密着した二人の接点から断続的に伝わる、やわらかな快感。
激しさはない。征服感も、情欲もない。
ただ――共にあるという悦楽を、体全体で感じられていた。

「や……あっ……」

前戯の延長のような、どうにも優しすぎる交わり。
だけど……それだけでも、不思議と心は満たされていて。
677名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:33:10 ID:rFKVy4k9
「……ねえ、小波さん……っ」
「ん……?」
「あたし……あたし、ね?」
「うん」

その想いを精一杯伝えようと、途切れ途切れの言葉を継ぐ武美。
その言葉を待つ俺に、とっておきの宝物を披露する子どものように、小さくはにかんで――

「………しあわせ」
「……っ」

……正直、効いた。現在進行中の行為より何よりも、甘く、極上の快感だった。
囁きだけで絶頂しかけるなんて、ほんとうにどうなっちまってるのか、俺の体は。

「……ね……小波さんは、どう……?」

その問いかけに去来した想いは、ほんとうに色んな色をしていたけれど……
結局のところ。ただ一言でしか表せない感情なのだろう。
即ち――

「ああ……俺も、しあわせだよ」

きゅう、と締まった。同時、がくがくと武美の身体に震えが走る。
こいつは……参った。武美のほうも、似たような塩梅らしい。

「やぁ……っ、なに、今の……っ?」
「言葉で感じちまった、ってことなんだろうな。……俺も、ちょっとヤバかった」
「小波さんも……?あは……嬉しい、な」

ついばむような口付けを交わしながら、ゆるゆると腰を動かしていく。
途切れなく繰り返す単調な快感に……いつしか俺、達の身体が繋がっていくような錯覚に陥っていた。

「あ……れ?小波さん、どこ……?」
「ここに、いる……っ」

何処からどこまでが俺の身体で。何処からが武美の身体なのか。わからない。
曖昧な境界が消える、茫洋な感覚が失せる……もう、俺達を隔てるものなど、何も無かった。

「や……ダメだめ、小波さッ、とけちゃう……ッ!」

上気した艶やかな表情のまま、武美がふるふると頭を振る。
多分彼女も感じているのだろう。二つが一つになってしまう恐怖感と――圧倒的な多幸感を。
熱に浮かされたように、口内を貪りあいながら、溶け合った秘所をデタラメにかき回していく。

「んっ、んんんッ……!?」
「武美……っ」

躍動する熱と熱のぶつかり合い、鈍った感覚の中でひときわ鮮やかな甘い感触。

「あッ、やああっ、また、またきちゃう……ッ!」

一際大きな嬌声が、俺の耳朶を打つ。とうに痺れきった脳が、その声だけを鮮明にリフレインし――
寸前に駆け抜けた痺れるような快感を最後に……武美とともに、ゆるやかに達していた。
678名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:40:27 ID:rFKVy4k9
――で、その後。

「野宿の時はできるだけしないって……約束したのに」
「す、すまん……」

乱れた髪を撫でつけながら、ぶー、と唇を尖らせる武美。
ねめつける恨めしそうな視線に小さくなるしかない俺。
そう。男の俺は、河でも入って洗ってしまえばどうということはないのだが、武美はそうはいかない。
野宿の時は、いたした後の始末が大変なのだった、これが……

「まあ……特別良かったから、いいけど……」
「ん……何か、言ったか?」
「な、なんでもないよ!」
「……??」

なにやら赤面しながらぶつぶつと呟いている武美。
とりあえず機嫌はそれほど悪く無さそうなので、これ幸いと寝床の支度を整えることにした。
状況によっては寝ずの番を立てる必要があったりもするが、熊が出るという話も聞かなかった。
火さえ起しておけば、さして問題もないだろう……糧食は、意地でも死守だ。
そんなことを考えながら、散乱気味だった荷物を取りまとめていると――

「……ん?」

ふいに、荷物に紛れた一枚の写真に目が行っていた。
それは――キングコブラーズと商店街の命運を賭けて戦ったあの大一番の後の、記念写真。
俺がいて、権田がいて、カンタ君がいて、奈津姫さんがいて――そして、武美が居る。
忘れることなんて決してできない……大切な、仲間達との思い出。
それが今更のように、胸に痛い。
こんなにも馴染んでいたこの人の輪の中に、武美が今はもう居ないことが。

「なあ、武美」
「ん?なに、小波さん?」
「前から思っていたんだけどな――」

つまり、思っていたけど言えなかった言葉、ということだ。
若干の決意が要ったが――今は割とすんなり、その提案を口端に乗せることができていた。

「ほとぼりが冷めたら、いずれ――遠前町に帰らないか?」
「え……?」

武美はぽかんとした表情。だが、こちらは大真面目だ。

「バカみたいなことで仲間達と笑い合ってさ。ビクトリーズで野球をやって……
そうだな、あの物件買い取る人も居ないだろうし、また開かずの薬屋でも開こうじゃないか」
「小波さん……」
「今は無理でも……いつか、きっと。君の故郷に帰るんだ」
「でも、あの街で、あたしは……」
679名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:41:16 ID:rFKVy4k9
言いよどむ武美の表情には、僅かな逡巡。
彼女の仲間が作り上げたという虚構の記憶とやらを、まだ気に留めているのか。
でもな武美。その始まりが全て嘘っぱちだったとしても――

「なに、気にすることなんて無いさ」

俺がそうだったように。

「君があの街で過ごしてきた日々は……あの街で作り上げ、そして今も抱えてる思い出は……ホンモノなんだからさ」
「……小波、さん」

その言葉に、曇っていた武美の表情が、みるみる明るさを取り戻していくのがわかる。
……ほっとする。そう。武美にはやはり、能天気な笑顔がよく似合うんだ。

「驚いたな。まさか小波さんの口から、そんな言葉が出るなんてさ」
「なに、感傷ってヤツだよ……生憎俺も、あの街で作った思い出が多すぎた」
「……あは。相変らず、素のままでクサイ台詞がポンポン出てくるんだから。この男前ー」
「そりゃどうも……で。どうなんだ、武美?」
「へ?」
「だから。さっきの提案だよ」

……おお、と今更気づいたかのように、武美が目を丸くする。
可愛らしい反応なのだが……わざとやってるな、これは。

「えーと……旅ガラスは、やめちゃうの?」
「まあ、その流れだと、そういうことになるな」
「……いいの?」
「ああ。もう、そうする理由がなくなったから……な」

俺の生返事に、わかったようなわからないような表情をする武美。
なんでもないよ、と苦笑いながら、頭を撫でてやった。

「……なんだか、ごまかれた気がするんだけど?」
「そうかな。君には感謝してたりするんだが」
「ふうん……なら、いいや」

目を細めながらくすぐったそうに微笑って、武美はうんうん、と頷いてくれた。
明かせない謎が一つ二つあっても、それもまたロマンだよね、なんて笑い飛ばしてくれた武美。
そんな彼女だからこそ、俺自身も救われていたのかもしれないな……なんて。
そんな、遅すぎる感慨を抱いていたのだった。

「うん……そうだね。いつかきっと、あの街に帰ろう?」
「ああ。約束だ」

小指を結んで、指きりげんまん。笑い合った二人の間に、またひとつの約束が灯る。
かくして旅の終点は定まり――

「あ、でもまだしばらくは色んなところを見て回りたいかなー?」
「………物見遊山の旅じゃないんだがな」
「いーじゃんさ。目的のある旅は楽しいよ?」

俺達の旅路は続いていく。たぶん、まだしばらくは。

〜二人の旅路〜 了
680名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 23:52:21 ID:zPZZR1UT
gj
また活気付いてきたな
いい傾向だ
681名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:09:19 ID:xuEEaG6T
GJ!
武美好きだ〜
682名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:26:44 ID:5mIWLiah
GJ
武美の波が到来かな?
683名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 09:27:35 ID:k0nSi879
GJ!
ああやっぱり武美はかわいいな〜
684名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 11:00:14 ID:Kvt1Ml0q
素晴らしい物を読ませていただいた
685名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 16:05:10 ID:C2IOw+H1
やっぱ9主は格が違うな
GJ
686名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:10:46 ID:nUiS3Qc1
GJ!
今度はちよちゃんを希望

>668
好きなSSのを描いてやれ
出来たらここに投下して欲しいよ
687名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:16:41 ID:t0LZuV+9
う、上手いっ!
やっぱ9主には何か他の主人公には無いモノがあるな。
今はどこで何をしているのやら……。
688名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 23:53:32 ID:hWhDWqga
武美ー!武美!かあいいよおお
689名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 00:41:10 ID:Sk5L72mh
3主、8主、9主はまた出きてほしいよね!
ただし10主テメーはだめだ!!
690名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 00:52:33 ID:JpdfdEBU
10主の運命やイカに
691名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:09:21 ID:ex3g0sFh
パワポケ10主人公、オニヤンマとの縄張り争いに敗れ重体
692名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 16:44:47 ID:5pY8XLgi
>>689
残念だが……3主はもう出ないとスタッフから明言されている。
10主は嫌いなのか?頭はまあアレだが……カッコいいところもあるいいヤツじゃないか!
693名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:07:20 ID:ZrvlDv57
10主は死ぬべき存在
694名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:34:44 ID:JpdfdEBU
ルッカさんに狙われちょります
695名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 21:23:05 ID:7+blMCzd
10主が死んだら和那と紫杏と奈桜とさらと五十鈴が発狂しそうだ
696初見:2009/06/26(金) 22:54:04 ID:7ErHW5IM
何というスレ。わっふるわっふる
697名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 23:37:58 ID:RC1qCrd0
ガキはションベンして寝てろ
698名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 00:13:33 ID:Cd2zSxqa
>>697
はいはいわろすわろす
699名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 01:39:38 ID:Iikh35bu
男は黙ってスルー
700名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 11:17:01 ID:bNeS5Oyw
そして押し出しフォアボール
701名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 19:16:49 ID:Cd2zSxqa
誰か見てみたい作品ってある?
702名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 19:32:02 ID:iArD0Xib
明日香
703名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 19:47:44 ID:q97D8aPP
>>701
あなたの書きたいキャラの作品
704名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 20:24:24 ID:XGmVqiqF
母性愛たっぷりの小野さん
705名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 20:40:11 ID:BhHasgnk
いいね
706名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 22:09:08 ID:qGTHGFSC
≫701
維織さんか白瀬頼む・・・
707名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:21:16 ID:9LdNBkdU
>>701
成長した夏海かさくら
相手はダッ主
708名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 02:33:23 ID:mBThhPBf
>>704
>>706
>>707

おk。頑張ってみる。

>>702
1やったことないから難しい…すいません

>>703
書きたいのが特になかったもので
709名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 11:42:18 ID:j3WWomrw
全レスはちょっと引くわ…
710名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 11:58:47 ID:5+ctgvOz
はいはい、そうですね
711名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:19:32 ID:Vb7ludha
町を出てから5年。
「ここ、いつも浜風が気持ちいいよ」
「武美はこの浜辺がいつも好きだなあ…」
男は、武美が気に入ったある港町に腰を落ち着けていた。
幸い、特技の野球を生かした職にも付いた。
この港町の野球チームの外人の監督が、彼の豪腕を評価したのだ。
彼はポジションを変え、投手として、港町では一目置かれる存在になっていた。

「こうやって、海を見ていると飽きないなあ…」
「そうだね、小波さん。…あ、そういっちゃいけないんだっけ」
「いいんだよ、二人だけのときは」
「あ、変わった船だね。外国の船かなあ?あ、そぼろおいしー。」
「ハッハッハ…」

休みになると肩を抱き合った二人は、港町名物のそぼろ弁当を持って、終日砂浜で海を眺めていた。
小波は組織の追及を恐れ、外人監督の薦めもあって名前を変えていた。
しかし、この町の人々は小波のことを、その名前では呼ばず、
美人の若い嫁を貰った男として、親しみと若干の揶揄、羨望を交えてこう呼んでいた。

「コバロリ」。
712名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 23:44:50 ID:Da1Bfw5C
年上キャラは騎乗がにあふ
713名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:32:04 ID:BVhsBCWx
誰もいねーうちに小野さんはいただく。
714名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 18:23:53 ID:BVhsBCWx
米中どっちを選ぶかなんて答えるまでも無いだろう
715名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 16:13:18 ID:+RpycimY
あれ、武美って風来坊のことなんて呼んでんだっけ?
序盤はさん付けだが、確か終盤呼び捨てだった気もするんだが…
…もう一回やり直すか
716名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 16:54:44 ID:QUh2VlrM
大正編は人気ないな
717名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:44:16 ID:p+RpORGR
大体さん付け、たまにアンタだった希ガス
718名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 17:47:44 ID:xU+q2nZb
ポケ12はまだかなぁ
719名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 18:30:25 ID:RbFgvIwr
>>717プラス序盤の選択肢しだいで師匠、シリアスシーンだとアナタだったとおも
720名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 19:56:29 ID:5pOQ74im
大正編好きだが、少森寺も好きだ
721名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 20:39:25 ID:nwJK2LgX
初回であやか伯爵に嬲り殺しにされたのは良き思い出
722名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:09:19 ID:dZUhtR86
誰かいようと関係なく夏菜はいただく。
723名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:28:05 ID:/o5/EoJx
紫杏物なんだけど書こうかどうか悩んでる
紫杏は木村?の野望を仮に知ったらそこから逃げるタイプかな?
逃げないタイプならこのネタは無かったことにしたほうが良いかもしれない
724名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:13:07 ID:C1VnHYH8
紫杏は自分の幸せのために動く人じゃないから逃げないんじゃないだろうか
木村の野望ってのをよく知らんから何とも言えないが
725名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:27:08 ID:/72V21JY
投稿率が最近少ないので書いてくれ!
726名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:27:34 ID:/72V21JY
いや、書いた方がいいよ
727名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:47:45 ID:l6He7Dn9
いや最近投下率高いような気がする
そのせいか逆に出しずらい俺が居る
728名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 10:17:46 ID:HZgIQdbk
>>724
でも自分の行いが不幸を呼んでいたって知ったらどうなんだろうね
野望を知ったよりも騙されていたからっていうほうがしっくり来るかも
729名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 19:35:32 ID:kD4MIqy1
だまされてようが、逃げるって選択肢はない気がするなぁ
少なくても10主と二人で愛の逃避行なんてないだろう
730名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 22:02:43 ID:5Cakj5bI
一番性欲がすごーい彼女は
のりか以外で
731名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 22:49:40 ID:2LhzoOZX
人それぞれ
732名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 22:58:13 ID:ZTzicHJd
>>708ですがようやく一つ出来たので投下します。
反省点は地の文の構成がめちゃくちゃになったりエロが淡白になってしまったような感じがするところかなぁ・・。
うだうだ言ってもしょうがないのでとりあえず
7338主×小野さん:2009/07/02(木) 23:00:50 ID:ZTzicHJd
「空振り三振!ゲームセット!ホッパーズ悪夢の開幕8連敗!4番小波は、今日もファンの期待に応えることが出来ませんでした!」


食堂の時計を眺め、いつの間にか11時を回っていることに気付いた。
「・・・・はぁ・・」


打率は1割前半、打点0、ホームラン0本
・・これがチームの主軸である4番の成績だろうか。
昨年の活躍を評価され、キャンプのときに監督に4番に指名された。オープン戦での成績も絶好調で、今年は過去最高の成績を残せるはずだった。

だがシーズンに突入してから、突然の大不振。
これが4番の重責ってやつなのか・・?

「ホッパーズは今日も敗れまさかの開幕8連敗・・どう思われますか?」
「やはり4番の小波選手の不振が原因でしょうね。そろそろ監督も決断を

そこで俺はテレビを切った。ここ最近はどの野球番組でも自分への批判ばかり流れている。テレビで批判されるってのはかなり辛いもんだなと感じる今日この頃だ。

「元気ありませんね、小波さん。大丈夫ですか?」
皿洗いを終えた小野さんが、俺の席の隣へ座ってきた。いつ見ても綺麗な女性だ。この小野さんの姿を見れば、疲れてしまった心も癒されるもんだな。
「最近は調子悪いようですね。何か原因でも?」
「いや・・自分でもよく分かんないんですが・・いわゆるスランプってやつでしょうかね。どうしても上手く打つことが出来ないんですよ。」
「そうですか・・」
「・・・・はぁ・・」
思わずため息をついてしまう。
「このままじゃ、スタメン落ちどころか二軍に落とされるかもしれませんよ・・」
「小波さん・・」
やれやれ、弱音しか吐くことが出来ない・・我ながら情けないもんだな。ここは「大丈夫ですよ」とか「明日から打ちまくりますよ」とかくさくてもプラス思考な台詞を言うべきだろうが、今の自分にはそんなことを言える気力もない。空しいもんだな
7348主×小野さん:2009/07/02(木) 23:01:51 ID:ZTzicHJd
「私が何か力になれればいいんですけど・・」
悩むように小野さんが呟いた。そこでいつの間にか愚痴ばかり言っていたことに気づく。ああ、少し情けないところを見せてしまったか・・
「いや、お気持ちはありがたいですけど、こればかりは自分自身の問題ですからね。その気持ちだけでも有り難いですよ。」
「・・・・うーん・・あ、コーヒーおかわりいかがですか?」
「ああ、ありがとうございます」
コーヒーのカップを持って小野さんは調理場のほうへと向かっていった。
その後姿をしばらく見つめた後、俺は天井を見つめ、また悩み始めた。
しかし、このままの調子だと本当にやばい。スタメン落ちはともかく、二軍落ちなんかしたら・・最悪だ。それこそ組織にクビにされてしまうかもしれな・・・うわあああ!

・・・・とりあえず小野さんがもうすぐ持ってきてくれるであろうコーヒーを飲んで落ち着こう・・そう思った直後、
「小波さん、コーヒーいれてきましたよ」
声のするほうへ振り向く。
「・・・・・!??????」
振り向いた瞬間、体が凍りついた。
「・・・・お、小野さん?」
「はい、コーヒーどうぞ♪」
コーヒーがテーブルに置かれる。だが俺はそのコーヒーに手を伸ばすことが出来なかった。

なぜなら・・・コーヒーを入れて戻ってきた小野さんは上着も下着もつけていなかったのだ。だが、全裸というわけではない。

裸エプロンというやつだ・・・

エプロンを着てはいたものの、胸元からはその豊満な胸の谷間がのぞいている。
あわてて俺はなんとか我に帰った。
「ちょっと、小野さん・・何を・・」
その時、いまだに動けないでいる俺の股間へと小野さんは手を伸ばしてきた。
「なっ・・・!」
「なんだ・・ちゃんと起ってるじゃないですか。よかったです・・」
にこりと小野さんが微笑む。
このままではやばい・・俺は咄嗟に重くなっていた体を動かし、椅子から立ち上がった。
「だ、だめです小野さん!こんなところを誰かに見られたら大変です!じゃ、俺はこれで・・」
7358主×小野さん:2009/07/02(木) 23:05:39 ID:ZTzicHJd
振り返って全速力で自分の部屋へと戻ろうとする・・が、強い力で腕を引っ張られて引き戻された。
「何で逃げるんですか・・」
「い、いや、逃げない方がおかしいですよ!と、とりあえずこれはいけません。部屋に帰らせていただき・・」
「大丈夫ですよ。」
「へ?」
小野さんに声を遮られ、思わず情けない声が出てしまった。
「この時間帯には、この辺には誰も来ません。それに、小波さんが元気出してくれないと、私も寂しいんです。・・・身勝手な女ですいません。だめだったらやめますから・・」

・・・無論・・いけないわけがないじゃないですか。
ここでいかないなら男が廃る!
そして俺は性欲以外の雑念を全て取っ払い、小野さんへ抱きついた。
「小野さん・・」
「小波さん・・・ありがとうございます・・」
そのまま口付けをしようとする・・・が、逆に小野さんから唇を合わせてきた。
「ん・・・」
予想を上回るほどの唇の柔らかさに、一瞬驚く。これが本当に大学生の子持ちの女性の唇なのだろうか・・と思っている途端に先に舌を絡められる。
「ん・・はあん・・小波さん・・」
「・・小野さん・・綺麗ですよ・・」
なんて落ち着いた台詞を吐いてみたが、完全に押されていた。
小野さんの舌は妖艶に俺の口内を蹂躙していく。明らかに素人のテクニックではなかった。キスだけでだんだんと俺の息子は大きくなっていた。

「ぷふぁ・・」
互いの唇を離す。小野さんはすでに頬を赤らめ、興奮しているようだった。
俺は優しく小野さんを寝かせた。
「・・どうぞ、揉むなり吸うなりお好きにどうぞ。」
小野さんの口から飛び出した大胆な言動に、俺はお望みどおりにとエプロンをずらし、小野さんの豊満な胸を露わにする。
やはり大きいだけではなかった。きれいに整った胸に淡いピンク色をした乳首。見るからに柔らかそうな胸を、俺は少しずつ揉み始めた。
7368主×小野さん:2009/07/02(木) 23:08:11 ID:ZTzicHJd
「あっ・・はあん・・・」
マシュマロのように柔らかい。俺はあまりの感触への感動からか、無意識のうちに手が震えていた。
「小波さん・・まだ力が弱いですよ・・もっとこうやって強く・・」
そう言い、俺の手をつかみ、かなりの速さで動かし始める。
「うっ・・うあ・・おわっ」
手に伝わる胸の動きと、小野さんの手の暖かさに思わず声が漏れる。
「んっんっ・・ああんっ・・んはぁっ」
「・・・っ小野さん・・・」
最高潮のスピードへ達した後、だんだんと動きが遅くなっていく。
俺は動きが止まらないうちに、きれいなピンク色の乳首をぺろりと嘗める。
だが、小野さんの表情は不満げだった。
「小波さん・・さっきから弱いですよ。もっと大胆に来てください・・」
「・・・」
そこで俺は自分のリミッターを外した。すぐにその乳首を口に含み、そのまま再び揉んでいく。今度は強い力で。
「んっ、んはぁ・・そう・・そうよ小波さん・・・んんっ」
「ん・・じゅ、じゅる・・おいしいです・・小野さん・・」
「はぁ・・んっ・・んん・・はあああん!」
十分に小野さんの巨乳を堪能し、俺は口と手を離した。
7378主×小野さん:2009/07/02(木) 23:09:42 ID:ZTzicHJd
「そろそろ・・行きますよ」
「んふふ・・・どうぞ」
ズボンと下着を脱ぎ、十分に大きくなっている息子を小野さんの目の前へさらけ出す。
「ふふ・・大きいですね・・」
「・・・大丈夫ですか?」
「もちろん。私を甘く見てもらっては困りますよ」
にっこり微笑みながら小野さんもエプロンをずらし、濡れきった秘所を露わにする。
「小波さん・・・どうぞ」
言われるとおりに今か今かと待ちわびて濡れている穴へと自らのものをあてがい、少しずつ入れていく
「・・・んっ・・」
小野さんの中はとても暖かかった。むしろ「熱い」と形容してもおかしくはないほどの温もりが感じられた。
「はぁ・・・」
「小野さんの中・・すごく暖かいです・・」
7388主×小野さん:2009/07/02(木) 23:11:07 ID:ZTzicHJd
「ふふ・・ありがとうございます」
そのままゆっくりと腰を動かし始める。膣内の愛液が揺れ、息子へとぬくもりを与えていく。
「んっんっ・・んっ・・」
「はぁ・・小野さん・・気持ちいいですっ・・」
「んふっ・・はあん・・小波さん、もっと早く・・もっと動かして、もっと気持ちよくしてぇ!」
小野さんがお望みならば、と一気に腰を動かすスピードを上げていく。
「んああ・・どうですか小野さん?」
「あっ・・あっ・・あっ・・ああん・・・そうよ・・うまいわ小波さん・・んっ・・んっ・・」

小野さんの息が荒いでいく。頬を赤くして悶える小野さんの美しい顔によってさらに刺激が加えられ、俺の息子はすでに限界を迎えていた。
「お、小野さん・・そろそろ限界です・・抜きますよ・・」
「だ・・だめよ・・出さないで・・あたしの中で果てて!」
「え!?」
小野さんの言葉に驚いたが、自分に躊躇する余地は残っていなかった。そのまま限界を迎ていく
「うっ・・出る・・・・ああああああ!」
「んあっ・・小波さ・・ひゃあああああああああ!!」
7398主×小野さん:2009/07/02(木) 23:11:58 ID:ZTzicHJd
行為を終え、俺はすっかり冷えてしまったコーヒーを飲み始めた。気持ちよくなった後の小野さんのコーヒーってのは、また格別だなとどうでもいいことを考える。
「どうでしたか、小波さん。途中いろいろと注文したりしちゃいましたけど・・だめでしたか?」
・・謙虚なお方だ
「とんでもない、最高でしたよ。本当に気持ちよかったです。・・小野さん、ありがとうございました」
俺の答えに、小野さんがにこりと微笑む。
「そう・・よかった。あたしも気持ちよくなれましたよ・・こちらこそありがとうございました」
「だけど小野さん・・中に出してしまって本当に大丈夫なんですか?もし・・」
「大丈夫ですよ。あとの処理はわたしでどうにかしておきますので。」
その一言を聞き、少し安心する。 
しかし処理ってどうするんだろうな・・と面倒なことを考えようとしたがやめた。
小野さんも気持ちよくなってくれたようだし、俺も気持ちもよくなれたし、こまかいことはいいんだよ!

「小波さん・・明日の試合、頑張ってくださいね。テレビの前で応援してますから」
「はい!活躍しますよ!」
いつの間にかネガティブな自分はいなくなっていた。これだったら、本当に明日から心機一転活躍できそうな気がする。
「明日ヒーローになったら、またご褒美あげますから」
「ぶっ・・ごほごほっ!」
口に含んでいたコーヒーが溢れ出してしまった。
「だ・・大丈夫ですか?」
「も・・もちろん・・絶対にヒーローになりますから・・」


その翌日、俺が三打席連続ホームランを放ち勝利したのは・・言うまでもないことか。


7408主×小野さん:2009/07/02(木) 23:15:26 ID:ZTzicHJd
以上です。自分これが二度目の作品ですので至らぬ点が多いと思いますが・・
読んでくれた方がいらっしゃいましたら有難うございました。

741名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:46:03 ID:HZgIQdbk
GJ!やっぱり小野さんは良いな
742名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 03:20:10 ID:WQQfVnX4
リクした者ですがありがとうございますだ
743名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 14:34:17 ID:FrQ24/D8
GJ次も頑張ってくれ
744名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:51:21 ID:7lRznQUq
ずっと前にカズもの書いたものだが
予定変更して続きの前に10主ハーレムの続きを投下予定
ちなみに>>208さん続きの通りいつき襲来編
745208:2009/07/04(土) 00:12:06 ID:yvlSGNHD
!・・続きを書いてくれる方が出てきてくれるとは・・
ありがとうございます!
746名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 00:15:09 ID:DtJw1ZvK
小野さんは妊娠するのかなぁ
747名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 02:02:03 ID:IUeUKjeK
武美の呼び方気になって途中データもあったしやり直してみた
他の人が書いてある通りだが、BADエンドの時呼び捨てにしてるね
雰囲気や主人公との距離によって呼び方を変えるのが武美らしいよなあ
748名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 05:28:01 ID:3sEaNbhd
3ヶ月も規制が続くなんて
いつになったらタマちゃんネタを投稿できるやら
749名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 16:19:25 ID:8mrQvE76
規制が終わるまで楽しみにして待っています
750名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 20:09:02 ID:uG4zQ36Y
パソコンで書いて携帯にメールしてここに貼ったら?
751253:2009/07/06(月) 23:17:58 ID:Ez6S4akf
IFルートネタを書いても良い?
今回は智美でエロはあり
752名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:27:20 ID:EfvX/VEP
>>751
俺は大歓迎だ
753名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 23:50:27 ID:e8+pj2k0
エロパロ板なのにエロはありってのも変な話だけどな
754名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 00:45:43 ID:tfr2BjeK
>>751
IFって公式からはずれるって意味?
それなら断る必要すらないと思うよ。
楽しみにしてる。
755名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:50:29 ID:HoOLb31L
どんどん投稿していいぜ
すごく楽しみだ
756名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 22:57:49 ID:nOynZC+d
誰かさくらを救ってくれ
757名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:03:07 ID:HoOLb31L
無理
758名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:07:50 ID:nOynZC+d
ですよねー
あれは救いようないわ
759名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 23:35:37 ID:fhr2GZVu
>>758
ちょw
ここはSSの力で奇跡を起こせるスレだ!
悲劇も喜劇も笑劇も起こせるけど
760名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 00:03:21 ID:UYj1qu6R
それにしても小四向けの作品が禁断の兄妹愛って・・・
761名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 00:13:32 ID:jJy5fm4u
才葉と双子なんだよな・・・
親父に話されるまで全く気づかないだから
二卵性なのかな?
しかし、どっち行ってもBADの奴って
あとだれがいたっけ 
762名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 00:30:12 ID:Ma0vh+4+
>>761
ダッシュには他に二年目に必ず死ぬわんこと、成長して会えなくなるモモコがいる
ダッシュはひでえわもうw
763名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 00:39:23 ID:lZ3o6rcX
同じダッシュのわん子とモモコ
そのせいかさくらを含むこの3人はまとめでも作品がない

近いものとして
10のカズ(11が出るまでは両方BADに見えた)
4の秋生(BADしかない)
9の貴子(HAPPYの方がBADに見える)
あと、ノリカ、美友、蘭、華音 は存在自体がBAD
764名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 00:51:36 ID:V8Or9Myg
ヘルガは必ず処刑されちゃうけどあれもBADというのかな?
765名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:12:11 ID:yyqD81Iz
みゆき先生も近いかな
766名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:24:35 ID:V8Or9Myg
寝技が得意な娘もハッピーエンドの条件知るまでは救われないと思ってたな・・・・・
767名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:28:58 ID:fe9e1FjR
寝技が得意そうな彼女は誰だろ
768名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 01:31:52 ID:Ma0vh+4+
誰だろ
GOODの条件きついので言ったらめぐみかな


いくら考えても傷心したさくらを才葉がryってバッド展開しか思いつかねえw
769名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 02:14:50 ID:V8Or9Myg
実はさくらは才葉の実の妹ではなかったという展開は流石に無理あるから、彼女は救われないんだよ。
770名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 07:05:10 ID:BrjH8cX5
無田がさくらを幸せにすればいいだけのことではないか。

主とのルートでは救いようがないのは確かだが。
771名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 08:05:16 ID:/W/FPJbt
ちょっと今からダッシュ買ってくる
772名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 13:30:56 ID:85njZo/c
逆に考えるんだ。ヤンデレさくらに襲わせちゃえばいいって考えるんだ。
773名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 13:38:30 ID:9hm9njKK
ダッシュはシリーズの中で一番救われない彼女が多い気がする
しつもんコーナーかなんかでとうとう天国の存在も否定されてたからわんこも死んでるし
さくらは言うまでもなく
モモコだっけ?はきえちゃうし
ひなとりは父子相姦だし
774名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 15:59:59 ID:nzL0+zHp
るりかもバットエンドになると救われないよな・・・
775名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 17:34:42 ID:V8Or9Myg
>>772
主人公の理性の闘いになりそうだな
776名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 17:40:18 ID:CA8LL2yo
そりゃあバットエンドは基本救われんだろう、何を言ってんだか……
777名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 18:06:02 ID:jJy5fm4u
>>772
どこのヤンデレCDだよ
778名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:18:02 ID:Ma0vh+4+
>>773
ちょっとまったひなとりの近親相姦について詳しく
そんなイベントあったっけ?
779名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:41:36 ID:9hm9njKK
ごめん冗談だから……エンディングで親父が変な目で見てたと思ったから適当にぶっぱしただけ
ギャグの解説は哀しすぎる
780名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:55:42 ID:Ma0vh+4+
>>779
すまん。ネタだったのね。悪いことしちゃった

あれは親父の時間は経ってないのにそらだけ成長したっていう微笑ましいギャップだよなw
781名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:15:14 ID:44hGqe2/
なんで萌えスレみたいになってんの?
雑談もいいが、ほどほどにな
782名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 04:18:52 ID:JsU4Oepp
⊃言い出しっぺの法則
783名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:30:18 ID:GkLw+Lx+
萌えスレみたいなモンだろここは
784名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 21:42:04 ID:06ymS2TM
えっ
785名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:27:37 ID:GkLw+Lx+
えってなんだよ
786名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:25:36 ID:W6+E819u
えっ
787名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:37:01 ID:PkbyvLvi
『漢になろう!』

 ひょんな事からトレードでやって来た同期の選手と大ゲンカになった小波、
しかし相手は鬼の回避と、彼女に教えてもらったというトンネルバスターの前に
フルボッコにされてしまう。
 そこで彼が取った行動とは……

小波「カズ、お願いがあるんだ」
カズ「んっ? なんや、言うてみ」
小波「おっ、俺を漢にしてくれ!」
カズ「えっ? 別にええけど。じゃあ時間も勿体ないし早速始めよか」
小波「じゃあたのむ」
カズ「ほんじゃ、まず受け身からや」
小波「受け身?」
カズ「アホ! いきなり攻めからなんて甘いで、小波!」
小波「はぁ」
カズ「解ったら、そこに横になるんや」
小波「こうか?」
カズ「次に帯を緩める」
小波「……?」
カズ「柔道着の前はもう少しはだけた方がええな」
小波「なあ、何か勘違いしてないか」
カズ「えっ? 男になりたいんやろ」
小波「意味が違う!」
カズ「そうかもしれへん、しかしもう遅い」
小波「うっ、うわ〜!!!!!」
カズ「ウチのテクニックをじっくり伝授したるで!」
小波「コラー!」

―――次の日

某同期「ごめん、昨日はやり過ぎた」
小波「ふっ、良いんだそんな昔のこと」
某同期(こっ、コイツ一日で漢の顔になってやがる)
788名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 10:00:07 ID:ezplslkB
>>787

8で輝が掘られるイベントを思い出したw
789名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 13:16:19 ID:B74l3zRn
しかしトンネルバスターなんて使ったら10主死んぢゃうぞ
790名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 15:51:17 ID:SMCFTZuT
まあ、治癒能力は凄いから大丈夫だろう・・・多分
791名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 19:11:13 ID:npaBKebr
死ねばいいと思うよWW
792名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:33:28 ID:PDz2aEaD
とゆうか死んでくれ10主よ
793名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00:55:26 ID:l40+3Qb3
お前らあまり死ね死ね言っちゃって
スタッフがカズに殺させたらどーする
794名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:00:15 ID:7T4rYIfd
どうでもいい
そもそもここで言う必要性も感じられない
795茜ヤンデレ作者:2009/07/11(土) 13:52:53 ID:n1+Vw5OZ
規制がかいじょされたお
796茜ヤンデレ作者:2009/07/11(土) 13:53:56 ID:n1+Vw5OZ
というわけで投下がやっとできるのです。
3ヶ月という恐ろしいほど長い規制期間でした。
エロ無しだから萌えスレのほうがいいかな?
797名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 14:46:00 ID:PDz2aEaD
ここでおk
798名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 15:03:57 ID:MXpmxEb7
むしろこっちで投下希望
799名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 16:18:51 ID:O3el4JKm
>>796
おお、あなたか!ぜひともここに!
800名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 20:52:29 ID:PDz2aEaD
あれ?
まだですか?
801茜ヤンデレ作者:2009/07/11(土) 21:02:56 ID:CrsgZ4NE
投下は今夜24:00ごろ予定です
802名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 22:02:57 ID:PDz2aEaD
おk
803タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:14:08 ID:CrsgZ4NE
今日はいい天気。
暖かい日差しと爽やかに吹き抜ける風が頬を心地よくする。
小さな子供が俺の後ろで楽しそうな声をあげる。
俺の前にいる子供の親はそれを見て微笑ましそうに。
けれどちょっといたたまれない様なそんな矛盾した笑顔を見せる。

ずーりずーり。

「小波!ペースが遅い!」

ずーりずーり。

「そんなことで三冠王を獲れるのか!?」

びーしーばーし。

「そらそら!!」

「たまちゃ・・・んもだめ」

きゅう〜ばたん

「バカモノ!私は迅雷コーチだ!倒れてる暇はないぞ小波!!」

「さ・・・さすがにタイヤ4つの上にタマちゃん乗せて多摩川往復って死ぬよ・・・」

7月、オールスター前の休暇中。
小波はここまで順調な成績で打率、HR、打点ともにリーグトップという結果を残してきた。
一昨年、小杉と日本シリーズで対決して以降、更に一皮向けた小波はリーグを代表する打者に成長していた。
去年の成績はHR、打点の2冠王。
タマちゃんの忍者整体で得た桁外れのパワーが小波の力を更に引き出したのだ。
804タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:21:12 ID:CrsgZ4NE
忍者整体からタマちゃん=迅雷コーチは姿を消したが、小波はいつか帰ってくると信じて、
只管練習に励み、タマちゃんがテレビ越しに修行の成果を確認できるようにと活躍し続けた。
練習練習また練習。
シーズンオフも練習練習また練習。
時々テレビ。
テレビでは、まじめで天然なところが女性に受けて、CMや紅白にも呼ばれるほどに。
それでも本業は野球ということで毎日練習。
練習後は占い屋タマちゃんのあった場所を必ず通って帰宅。

けなげな小波であった。

去年1年間女っ気無しでの独り身ということで、
鬼鮫コーチに何度か言い寄られたり、女子アナからのお誘いだったりと
陥穽と誘惑は多かったが小波は何とか逃げ切った。
805タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:30:54 ID:CrsgZ4NE
そんなこんなで迎えた今年のシーズン。
キャンプイン。
見慣れた凡田くんに、水木さん。鬼鮫コーチにテクノコーチ。

「タマちゃんは・・・いないか」

「なにいってるでやんすか!占いタマちゃんがこんなところにいるわけないでやんす!」

小波のボケに凡田が突っ込み。

「そうだよな・・・」
ため息ひとつ。

「タマちゃんはいないが、私ならいるぞ」

小波の背後から声。

小波は親の敵が現れたような勢いで振り返り。

目に垂らした長い栗色の髪。
口に撒いた白色のたすき。
どてらなんだか、ウインドブレーカなのか良くわからない赤い服。

「タマチャ・・むぎゅ!!!」

秘密の言葉をぶちまけつつ、抱きつこうと腕を広げて走りよる小波に、忍者キックを決めて黙らせる。
806タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:36:12 ID:CrsgZ4NE
「まったく・・・」
なにを考えてるのだ・・・こんなところで抱きつくなどと・・・
場所を考えて行動しろ!

「たまちゃん・・・」
地面に倒れて
○@@○
になりながらも、タマちゃんを呼び続ける小波。
健気というか忠犬というかアホ可愛いというか。
そんなばかへのレクイエムか。
季節はずれの四月蝉が鳴いていた。


807タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:48:29 ID:CrsgZ4NE
場面と時間変わって。
狭い部屋に、忍者と野球選手が二人。
夜の密室でなにをしているのだろう。

「申し開きはあるか?」
忍者がずいっと差し出すのは、紙の束。
週刊誌の切り抜きに穴を開け、和紙から作ったこよりでまとめてある。

その週刊誌の分類は、小波の恋愛動向ばかり。
バラエティの共演者、密着レポートのアイドル、スポーツアナなどなど。
三流ゴシップ誌が適当に書き散らしたものだが、ほとんどの相手と夜の関係を持っているとの
記事ばかり。

「・・・タマちゃん・・・」
俯いたまま小波は呟く。

「言い訳なら聞かんぞ!」

申し開きがあるかと聞いといてそれはないだろ・・・
と小波は思ったが、ここは黙っておく。実に賢明。
小波は一言呟く。
「ほんとに疑ってるの?」

珠子・・・鈴霞は息を呑み、目を見つめ返す。
アホ可愛いピュアな目。
海に無理やり誘う時のあの目。
アホ可愛い。
なぜこいつはこんなに可愛い顔をするのだ。

808タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:54:41 ID:CrsgZ4NE
「その目はずるい!その目で私を見るな!」
「ずるくないよ。いつもこんな目だよ!」

頬を赤く染めて、顔を背けるタマちゃん。

背けた先に顔を寄せる小波。

座ったまま顔を背け続けるタマちゃんに、こっちも座ったまま顔を向け続けようとくらいつく小波。

傍から見ればお互いアホ可愛い。

お互いに顔を真っ赤に染め上げて、肩で息をする。

「タマちゃん!俺をほんとに疑ってるの!?」

「・・・知らん!」
今度はゆっくりと俯く。

「・・・」
ほんとに疑ってる訳じゃないとはわかりつつもちょっとしつこいなあと思い、もう一度視線を合わせようとするが
下を向いてしまったので、合わせる事が出来ない小波。




809タマちゃんほのぼの作者:2009/07/11(土) 23:55:29 ID:CrsgZ4NE
ちょっと落ちますね。
続きは後ほど。
すごい久しぶりに書いてるから微妙だお。
810名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 01:30:40 ID:FsfsUP5S
とてもGJ!
やっぱ5主×タマはいいですね!
811タマちゃんほのぼの作者:2009/07/12(日) 01:43:14 ID:WMtnMI9I
仕事してたので中断してました。
続きは明日です。
812名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 15:19:19 ID:FydQtAeb
おk
明日が楽しみだ
813タマちゃんほのぼの作者:2009/07/12(日) 20:50:36 ID:iexQJDqA
今日も同じ時間ぐらいに。
814タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 00:50:12 ID:L4NMgiXP
キャンプ御用達のホテルの部屋で、ツインベッドにお互い腰掛向かいあい。
俯いたタマちゃんの顔をこちらに向けようと立ち上がった小波。
立ち上がって視点が高くなったことで見えるものがあった。

ぽとりぽとりとこぼれおちるなみだ。

タマちゃんの顔から滴り落ちる粒が二つ。

「タマちゃん・・・?」

「わかっている!お前がそんな奴ではないことは。」

「タマちゃん?」

立ったままで小波は答える。

815タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 00:58:15 ID:L4NMgiXP
「だがな・・・お前と別れた後」
「私は、追っ手を全て殺してきた」
また涙がひとつ

「全てだ」

「血の暖かさ、肉の柔らかさ、骨の堅さ」

「恐怖に歪むか、怒りに歪むか、悲しみに歪むか、無念に歪むか」

「修羅に入ったのだ」

涙が5滴落ちて、タマちゃんの膝が濡れた。

「タマちゃん・・・」
同じ言葉を繰り返す。
816タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:06:02 ID:L4NMgiXP
「同情はいらん。自由になるためだったんだからな」
顔を上げて。
表情を消して、話す珠子。

「だがな・・・」

「?」
空気をよまずアホ可愛い仕草を崩さない小波。

「(´・ω・`)?」
更にアホの子に。

「お前がな」
タマちゃん

「?」

「お前がな」

「?」





817タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:10:35 ID:L4NMgiXP
とっても小さな声で

「・・・のだ」

「?もすこし大きな声で」

「・・・んのだ」

「聞こえないよタマちゃん!」
顔を近づけつつ問いかける小波。


「お前が他の女とテレビに映ったり、話したりしているのが気に食わんのだ!」
あまりの大声に耳をやられた小波の目がくるくる水すましのように回る。

「大体なんだあの記事は、私が死に物狂いで切り抜けたクリスマスにお前は女子アナと食事か?」
「それに大晦日の紅白では、特別審査員とやらで、赤組をやたらと持ち上げて、誰か目当てでもいたのか!?」
「正月は正月で、女と引っ付いて障害物競走か。胸があたってにやけおって・・・私の胸だけでは足りんのか!?」
818タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:14:15 ID:L4NMgiXP
怒るタマちゃん。
話すごとに怒りはヒートアップ。
釣り目気味の目が更につりあがる。
それを見ている小波の顔はどんどんニヤニヤとしてくる。

「ペケペケ○○××△△」
もうテンションがあがりすぎて何をいってるやらわからない。
高速忍者語かもしれない。

ニコニコうなづく小波。

小一時間ほど怒りを発散させたタマちゃんは肩で息をする。
同時に小波のにやけ顔に気がつき、更に怒りがこみ上げ、ヒートアップしようと息を吸い込もうと口を大きく開いたそのとき。

「タマちゃん大好き!!」
能天気な声で小波はタマちゃんを抱きしめた。
819タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:24:02 ID:L4NMgiXP
「こ、こら!?なにを」
引き剥がそうとするタマちゃん。
いくら小波の力が強くても、徒手格闘においてはタマちゃんに一日の長がある。
だけど、小波の体のぬくもりや、髪の匂いは、その技能を無効化してしまう。

「タマちゃん!お帰りなさい!」

あくまで脳天気に笑う小波。

「いろいろあったのは俺も一緒だよ!」

微笑む小波の顔は、春の風のように温かく。

「お互い大変だったんね!」

珠子を抱きしめる小波の体の温かさは、春の日差しのように。

「これからは二人で暮らせるんだよね!」

脳天気に言う言葉は、無神経ではなくて。

「幸せになろうね!鈴霞!」

ポン!

タマちゃんの顔がまっかにそまる。

「ば、バカモノ!その名前で呼ぶな・・・っ」

小波の腕の中で、俯きながら呟くタマちゃん。

「ダメだよせっかく教えてくれたんだから!二人のときはこう呼ぶね」

「・・・わかった・・・よろしくな・・・」

「うん!」

脳天気な笑顔。

珠子の1年間で溜まった心の澱が薄れていく。




820タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:25:37 ID:L4NMgiXP
暖かい小波の腕の中。
タマちゃんはそのぬくもりに身をゆだね。
小波はゆっくりとベッドにタマちゃんを横たえて。
優しく抱きしめながら口づけて。
電気を消して。

ここからは省略されました。
ご覧になりたい場合は、挿絵を投下して作者の意欲を高めてください。
もしくはワッフルワッフルとお書きください。
821タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:26:13 ID:L4NMgiXP
選挙に夢中でスタートが遅くなった。
ちょっと民主党は卑怯すぎるでしょう。
822名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 01:29:37 ID:WLnV265O
投下乙です。

選挙結果酷すぎですよね。

是非続きを書いて頂きたい。 ワッフルワッフル
823タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:33:15 ID:L4NMgiXP
早速レスがきた。はやい。もうきた。これでかつる!
というわけで続きです。
エロはないよ!
824タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:41:46 ID:L4NMgiXP
これ以前は省略されました。
省略部分がお読みになりたい方は、モッフルモッフルと書くか、挿絵を投下してください。

1年間の空白を埋めるには一夜は短すぎたということで、徹夜で愛を確かめ合った二人。
陳腐な表現ながらも、具体的な描写はまた次回ということで勘弁してほしい。
キャンプ2日目なのに、二人とも絶倫だね!

「天の声がうるさいなあ」

「?」
小波の脳天気発言にタマちゃんははてな顔。

「よくわからんがそんな事よりだな」
タマちゃんが険しい顔で。

「何タマちゃん?ひょっとしておしり・・・むぎゃ!!」
「黙れ!バカモノ!」

いったい何があったのか。顔を真っ赤にして暴れだすタマちゃん。

「いい加減に、褥から離れんか!」
「はぁい・・・」
ベッドの下に倒れこみながら答える小波。

「お前には言いたいことがもう一つあったのだ!」

「Hのテクニック?」
とは流石に言わない小波。謙虚な野球選手である。

「二冠王はさすがだ。去年の精進が見て取れるよくやったぞ小波」
倒れた小波の頭を優しく撫でてやる。
更には体ごと軽がると持ち上げて、いつかの居酒屋のような膝枕。

「これはごほうびだ」

ふにふに

とっても嬉しそうな小波の笑顔。
優しく見つめるタマちゃん。
とっても微笑ましいカップルだ。

825タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:46:13 ID:L4NMgiXP
「そうかそうかそんなに嬉しいか」

慈母の笑顔が。

「しかしな」

般若に変わる。

「どうして内野安打や盗塁が一桁なのだ?」

小波の顔が恐怖に引きつる。

「私は素早さのコーチだぞ・・・HRや打点はあの馬鹿の領域だろうが・・・」

頭を優しく撫でていた手に力がこもり、膝と手の間にある小波の頭がみしみしと。

「どうして素早くないのだ」

笑顔が怖い。サスペンスかサイコスリラーか。ジャックニコルソンか?

「そ、それは」

タマちゃんの忍者整体のせいだよ!どうして素早さコーチが豪力をくれるんだよ!

とは言えず。

痛みに耐えながら黙りこくる小波。
826タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:49:06 ID:L4NMgiXP
「素早さのコーチとしては我慢ならん」
優しい笑顔で、威圧しながら。

「それでだ。今日から特別メニューを開始することにした」

「とくべつめにゅー?」
片言になった日本語。

「忍者修行だ」

「ニジャシュギョー?」

更に片言。

「覚悟しろ。乗り越えたときお前は確実に三冠王だ」

「シュギョーガデキテウレシイナー」

そして冒頭へ・・・


827タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 01:56:42 ID:L4NMgiXP
この年の小波の成績は、
打率383
打点124
HR56
盗塁54

恐怖の4番として、敵チームに恐れられたという。

「こんなめちゃくちゃな修行してたら、当たり前だよ!!」

「野球が出来て、私がいて何か不満でも?」

「うー」


God's in his heaven. All's right with the world
神は天におわしまし、世の中なべて事もなし。

828タマちゃんほのぼの作者:2009/07/13(月) 02:00:07 ID:L4NMgiXP
以上で終わりです。
思いつきで書き続けてみました。
初めてやったのですが、描写が淡白だったり、見直しがだるくなったりと
あまりいいことはないかもですね。

危うくほのぼのじゃなくてダークに落ちるところを軌道修正してみたり。
815-816あたりが危険だった。

私生活でショックなことがあったりしましたが、気分転換になりました。

次回またそのときはよろしくです。

茜ヤンデレの各エンドごとエンディングかなー
829名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 02:36:21 ID:L2WrUsvA
タマちゃんも5主もかわいいなぁ。
本当にこのカップル大好き
830名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 02:48:19 ID:tlGf3mNz
いいなぁ、タマちゃんはいいなぁ。
GJGJGJGJ!
831名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 15:17:59 ID:2oSuzHun
結構話が重かったな
832名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 15:29:33 ID:JJo/vSPg

面白かった
833名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 20:21:02 ID:2oSuzHun
gj
834名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 00:02:31 ID:Bsvladqm
>「どうして素早くないのだ」

ここにクソ萌えたw
835タマちゃんほのぼの作者:2009/07/14(火) 01:45:44 ID:wzi2eh7Z
即興の割りに意外と評価がよくタマちゃん×5主の需要の高さに驚きました。

ありがとです。
836名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 02:04:43 ID:9PMaanXv
次投下されたら次スレかな
三か月で一スレってのは早いのか遅いのか
837名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 21:58:34 ID:9iRjHNJj
遅いんじゃね
838名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 22:43:14 ID:LJ1ldK6G
過疎スレが多い中、それなりでしょ。
839タマちゃんほのぼの作者:2009/07/15(水) 01:43:06 ID:B99zcX8J
次はだれにしようかな?

タマちゃん
維織
アキカン
その他

安価850
840名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 02:00:08 ID:+X50uJ+G
タマちゃん
841名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 08:23:02 ID:T8iAVBVZ
安価遠いよ。ユイさん
842名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 09:03:46 ID:PUKCYy3S
ここは大好きなリコ様に一票
843名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 12:46:02 ID:7xXpi6T1
どうやっても黒くなりそうなさくらで
844名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 14:57:00 ID:P4bLSDt2
いおりさんに一票
845名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 16:08:35 ID:ykipyXim
タマちゃん意外ないわ
846名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:45:43 ID:rIlkTQ8K
エロエロな維織に一票!
847名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:20:46 ID:7B424ueQ
武美さんで
848名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:19:49 ID:xb5jsTbW
タマちゃんをまた是非書いて欲しいです。
849名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:20:24 ID:gMlZ2jS8
ヒヨリちゃんで
850名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 22:20:24 ID:RBxL3gTL
しのぶで
851名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:39:15 ID:4yVtHEry
しのぶかあ


ぶっちゃけ11のキャラは朱里以外薄くて書きにくいような…
852名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:45:04 ID:B7xtJ8QJ
ちょw>>849>>850同時刻かよ
このスレにしてはなかなかの出来事だな
853タマちゃんほのぼの作者:2009/07/16(木) 01:32:04 ID:N5LrSj21
なぜか、投票制になっていることと茜が一票も獲得しないことに衝撃を受けた。
一瞬の油断が命取り。流れをよめない作者に未来はにい。
俺の寿命がストレスでマッハなんだが。
はやくあやまッテ!

11だと、もう一度プレイしないとかけないので(ニコニコにクリア動画あがってない)
勘弁してください。

1.タマちゃんメジャーに行く。
2.いろりさん
3.リコ様、アホ毛と出会う。

どれがいいかしら。
854名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 02:13:39 ID:YJmEu1AF
クーデレの女神維織で
855名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 03:31:30 ID:W4sMR6nD
>>853
うざい
856名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 07:50:20 ID:79fysBmD
>>853
再プレイする気もないなら、その他なんて作るなよ・・・
857名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 10:44:34 ID:VKe368RC
3に一票。面白くなりそうじゃない?
858名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 14:45:22 ID:ADhorUaB
1しかないっしょ!

と思ったが、自身が書きやすいのでお願いしまっす。
859名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 16:14:03 ID:tuS6lGSo
3で
860名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 18:26:18 ID:q01+jHyT
2で
861名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 21:56:39 ID:IIYJG99n
1で
862名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 22:13:14 ID:A+lP92sa
2で
863名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 23:34:08 ID:+1BISuWt
2で頼む
864名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 23:39:10 ID:NrilB7Ry
別に主×彼女とかじゃなくてもいいよね?
裏サクでモンスターに色々ヤられたり
865名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 00:03:49 ID:Wg+N7t1d
じゃあ羽柴×晴川はどうなんだ?
866名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 01:03:57 ID:qhlhzfiv
好きにすればいい。
個人的には微妙だが
867名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 06:58:44 ID:hDPQeldm
く864に同意
868名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 07:03:33 ID:IBBqI7Qu
<865
俺は大歓迎だぜ
869名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 13:48:13 ID:ooL1V2XD
sageもアンカもできない小学生は帰ってください
870名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 13:53:52 ID:/CTpJQj5
3で
871名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 16:55:43 ID:czWGwNki
>>865
おお、俺の妄想通りの組み合わせで嬉しい
誰か書いてくれないかな
872名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 22:25:43 ID:/CTpJQj5
君が書いてくれれば嬉しいぜ
873名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 22:55:50 ID:Bl0OdJ/f
触手物とか書いてみようかと思ってるが…
表現がレベル100だぜ…
874カオス作者:2009/07/17(金) 23:27:42 ID:zJFtZVuc
日本シリーズも終わり、シーズンオフ。
そんな野球選手の安息の日々の中。
都心−港区麻布あたりの高級集合住宅の最上階。
そこに居住するものは、功成り名を遂げた者たちとその家族だけ。
都心の中でも一際、緑が残り静謐な雰囲気が残る一角。
1ヶ月の家賃で、3年目の銀行員の年収を超えるほどの部屋。

女性が一人、ソファに腰掛けながら、テレビを見ている。
おせんべいをぱりぽり。
彼女の栗髪は長く、ポニーテールのようにまとめ後ろに垂らす。
目は少し釣り目だが、意思の強さが強く現れて、引き締まった口元とあわせて、
クールビューティと呼ぶのにふさわしい。

ガチャリ。
鍵が開く音とともにぽてぽてと玄関から音が響き。

半瞬遅れて、豪奢な部屋に似つかわしくない情けない声が響いた。
「うぇ〜ん〜タマえも〜ん〜どうしよう〜」
「・・・・はぁ・・・」
ため息をついた妙齢の女性。

そんな彼女はため息一つつくと、腕を振り上げ。

ポカリ

「誰がタマえもんだ!バカモノ!」
「きゅう」

875カオス作者:2009/07/17(金) 23:31:22 ID:zJFtZVuc
倒れたユニフォーム姿の男を、半眼で見下ろしつつ、腕を組むタマえもん。
「最近アホ可愛いからただのアホになった気がする・・・修行が足らなかったのだろうか?」

ガバリと起き上がった男が、腕を振り上げて。
「逆だよタマちゃん!」

更にため息をついてタマちゃんは問いかける。
「いったいどうしたのだ?そんなにあわてて」

男は涙をポロリと零して。

「俺・・・売られちゃったよ・・・」


876カオス作者:2009/07/17(金) 23:37:43 ID:zJFtZVuc
「な・・んだと・・・」
周章狼狽はしないものの、ショックを受けたタマちゃん。
目を大きく見開いて、動きを止める。
いったいどういうことだ五波が売られるなどとどういうことだあれかツバメかツバメという奴か
だいぶ前にドラマになったようなペットとして飼われるのかアホ可愛いからか痛くなるのはわかるがこいつ
もうそろそろ30だぞいやたぶんなかみはもっとわかいんだろうけれどどういうことなのだ

頭の中でぐるぐる意味を考えていると五波がポツリと。
涙目になりながら。

「ポスティングにかけられちゃった」
「ぽすてぃんぐ?」
外来語がわからないタマちゃん。

「モグラーズから追い出されてメジャーに売り飛ばされるの!」
「・・・バカモノ!紛らわしいことを!」

ボカリ。
濁音がついてさっきよりも痛そう。
877カオス作者:2009/07/17(金) 23:50:56 ID:zJFtZVuc
「何で顔が真っ赤なの・・・きゅう」
猟奇的ではなくても暴力的な彼女を持った五波は毎日ぽかぽかにしてもらえています。

ため息をまた一つついて。タマちゃんはフローリングに女座り。
「でだ。お前はどうしたいのだ?」
タマちゃんが小波の頭を膝に乗せて、頭を撫でながら問いかける。

太陽のようなアホ可愛い笑顔で五波は
「うん・・モグラーズには凡田君たち仲間もいるから離れたくはないけど・・・」
「じゃあいきたくないのか?」
優しく髪を梳かしながら問いかける。
「ううん」
「行きたいのか?」
「行きたいけど・・・・モグラーズには迅雷コーチがいるから・・・離れたくないよ」
ころり。
タマちゃんと向かい合うように上向きにしていた顔をころりと転がして、
タマちゃんのおなかに顔を向ける。
五波の顔が赤い。
タマちゃんも真っ赤。


878カオス作者:2009/07/18(土) 00:20:02 ID:170qppfY
「わ、私のことはいい!お前は行きたいんだな!?」
あわわと声を震わせながら。

「うん・・・だってタマちゃんのおかげで、去年、首位打者、本塁打王、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率全部とって
6冠王だよ。日本だともう内角攻めがきつすぎてやってけないよ・・・」
「そうか・・・」

真っ赤だったタマちゃんの顔から色が消えて。
ちょっとゆるまっていた顔の筋肉も引き締まり。
目の色も落ち着いた深い池のように沈む。
「ならば進め」
凛とした声で、鈴霞は言う。

「お前を見てきて、私はこう思ってきたのだ」
「どんな絶望的な状況でも決して諦めず、獅子の様に立ち向かう男だと」
憧憬を籠めた声で、鈴霞は言う。

「そんなお前とコーチとして、女として共に過ごせたことを誇りに思う」
思慕を籠めた声で、鈴霞は言う。

「だからお前は私のことを考えずに進め」
秘密を籠めた声で、鈴霞は言う。

「前に進むお前が好きだ」
膝から優しく五波をはずして。

霞にけぶる月の様な笑顔でそう言って。

鈴霞は、忍者のように姿を消した。
879カオス作者:2009/07/18(土) 00:33:52 ID:170qppfY
鈴霞が姿を消した次の日。
五波はポスティングでのメジャー移籍を発表。
スポーツ紙のみならず、一般紙、週刊誌全てがその話題で一色になった。
その片隅。スポーツ紙の片隅に、迅雷コーチの退団がこっそりと掲載されていた。

つづく
880名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 00:37:28 ID:VZDxx/mb
書きながら投下するのはやめたほうが・・・
881名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 00:43:56 ID:+6UqADBl
次スレのテンプレにでも入れといた方がいいな
882名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 01:00:35 ID:0Ns2GrQy
なんつーぶりっ子主人公だよw
読んでいて、あまりのタマちゃんへの甘えっぷりに殺意が芽生えた。
うらやましいぜ。gj
883名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 01:11:08 ID:Utpz5Hd/
>>881
テンプレに入れるほどなのか、と思ったけど入れたほうがいいのかもね
普通にこの板では常識だと思ってたのだが
884名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 02:05:39 ID:RAzMdsIH
投下する人にとっては、ほとんど常識のようなもんなんだろうな
テンプレに入れるほどのものかって言うと微妙な気もするが
885名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 02:15:34 ID:0zCgv2Rq
いろんな人がいるよ
書きながらの方がやりやすいならそれでよし
まとめ投下もそれでよし
どちらでもいいじゃないか
書き手にまかせようや
886名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 06:52:45 ID:6rNSTyl8
ながら投下で更にブツ切りって……
887名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 10:22:34 ID:0Ns2GrQy
てかそんな何人もが非難する程の事ではないでしょ。
乙の後にちょっと注意しとけばいい程度の話し。

888名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 20:35:23 ID:lUiepuPA
>>879
乙。
後編に期待だわ
889名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 23:01:20 ID:vdwV2Xlv
乙です
後編も頼む
890名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 11:20:06 ID:NwZBt62t
わふーわふー
891名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 14:50:13 ID:HIJCUXAO
何が言いたい?
892名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 17:37:41 ID:NwZBt62t
わっふるわっふる
893名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 18:36:16 ID:iuhH+XHB
もっふ、もっふ
894名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 21:10:50 ID:dtAUEn79
ふもふも
895名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 22:19:46 ID:1tHM0EW0
わんことセクロス中の擬音ですね、わかります
896名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 23:32:26 ID:HIJCUXAO
ああ、
そういうことか
897名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 02:34:36 ID:7gdYvPDO
南雲親子ど
898名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 15:01:03 ID:TVNj10nH
な・・何をするつもりだ!
899名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 16:13:47 ID:iCKiDmZf
そうか!ダッ主がるりかのお母さんに襲われるのもありだ!
900名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 17:25:04 ID:0eY1LYUP
禁断の子作りでるりかに弟か妹ができるのか
901名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 21:35:22 ID:TVNj10nH
なんというすばらしい展開なんだ!
902名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 21:50:27 ID:wLxfmPui
やったねるりちゃん家族が増えるよ
903名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 22:56:57 ID:gS6HNq5v
お母さんの楽しい保健体育
904名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 01:19:16 ID:txH9J0iE
保健体育ってレベルじゃねーぞw
905名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 01:30:35 ID:6un0taen
霊華さんは病弱だが体格はグラマーと見た
906名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 01:30:57 ID:vVPnRlna
水木、どうすんだw
907名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 02:53:03 ID:WLi5K5vc
あれだな、呼ばれたらるりかは留守で、ダッ主が襲われるわけだな!
「小波くんがかわいいからいけないのよ……」とかいう流れになるわけだな!
908名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 03:05:43 ID:vVPnRlna
で、その後ダッ主が「やめてください!」とか言うんだけど「でもそっちの方は凄く悦んでるわどうなの?」とか言われてそのままプレイボール。
909名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 04:00:21 ID:mhsIVgQH
>>902
今更だけどやめろ
910名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 15:23:35 ID:KKxGNot5
いいんじゃねー
別にやめなくても
911名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 23:31:00 ID:fYFM0MpX
皆大人が好きなんだな
912名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 23:51:53 ID:SZ50NwDL
というよりシチュエーションがいいのかな
ようこ先生だって維織さんだっていい
913名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 00:16:08 ID:vKrLnQIY
ようこ先生に田中先生に霊華さん…
パワポケは大人も多い
914名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 00:23:26 ID:K+kaZBRS
>>912
シチュエーションなら幼なじみ設定に敵う者はいない
あくまで俺の趣味だけど
915名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 01:12:25 ID:Smpx3W4y
ようこ先生に痴漢して、まいっちんぐをやってもらいたい
916名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 05:26:42 ID:Mf3hgrhA
>>902
>>909
たった今元ネタを知ってしまったぞどうしてくれる

るりかも売られた先でとかまで考えちまうじゃねえか
917名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 22:29:19 ID:vKrLnQIY
霊華さんって瑠璃花と一緒に島に行くんだっけ?
918名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 23:04:37 ID:PerHwKh2
親子丼のためにつれてくだろjk
919名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:17:08 ID:xm15GXq/
駄文ですが。。。

白熱した試合が終わり、小波は素早く身支度を済ませると帰路につく。
途中、具田君から「今日はどうしたんでやんすか?明日はオフなんでやんすからゆっくりしても・・・もしかして彼女とデートでやんすね!」と言われたが
小波は、あながち間違ってないかな?と心の中で呟きながら、チームメイトや監督たちに挨拶をすませると、球場を後にする。

自宅に着くと、先日からまとめていた荷物を持ち、とある場所へと向かう

その場所とは、アウトレットモールの裏道をさらに奥に行った先にある廃ビルだ。なぜ、そんな場所へと行くかというと・・・具田君が言ったことはあながち間違いじゃないということだ

あたりを警戒しながらゆっくりと廃ビルの中へ入ると、目当ての女性がなにやら、がしゃがしゃと物音をたてていた。彼女の名前は、浜野朱里 元正義の味方そして小波のパートナーである。

「あー、もう!このラジオ壊れてるの?さっきまでは確かに聞こえてたのに!」
「朱里、どうしたんだ?」

彼女は突然の来訪者に飛び上ってびっくりする
「こ、小波!!!いったい、いつからそこに!?」
「そ、そこまで驚かなくても・・・来たのはさっきだよ」
「これがジャッジメントのやつらだったら終わってるわね、あたし。もっと、警戒しなきゃ・・・」
ふぅ、とため息をつき手に持っていたラジオをないにげなく小波から見えないように置いた
「ラジオどうかしたのか、なんか壊れたって言ってたけど」
「別に何でもないわよ・・・ただ、ラジオがあったら外の情報が入ってくるから重用してたのよ。世間のこととか、事件とか事故とかあと、やきゅ・・・ま、まぁ、裏の事件のことが表にでることなんてないけどね・・・て、なにニヤニヤしてんのよ!」
「野球がなんだって?」
小波は、朱里がなぜラジオが壊れたことを気にしていた理由を悟り、思わず顔から笑みがこぼれる。
「そ、そんなこと一言も言ってないわよ!あたし、野球なんて興味ないし」
案の定、朱里は顔を赤らめて必死で言い訳をする。
「ふーん、そっか」

920名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:18:53 ID:xm15GXq/
「な、何よ」
「いや、残念だと思ってさ。俺の活躍を朱里にも見てもらいたかったなあ」
「そんなことないわよ。今日だって、あなた活躍してたじゃない・・・!!」
そこまで言うと、朱里ははっとしたように止まる。
「あれ?なんで、俺が今日活躍したって知ってるんだ?」
「くぅー、だましたわね!」
「人聞き悪いなあ。俺は、朱里が俺のこと聞いてくれてるってだけですごく嬉しいけどな」
そういうと、小波は朱里が隠したラジオを手に取るとがしゃがしゃといじり始める。
「あなた、直せるの?」
朱里が怪訝そうに小波へ視線を向ける。
「うーん、わかんない。けど、俺の活躍を朱里に伝えてくれるラジオには直ってもらわないと・・・これか!」
「わかったの?」
「ああ・・・これは、ただの電池切れだ」
「・・・電池・・・切れ・・・電池なんてあったかしら・・・」
「待ってて」
小波は、荷物から新しい電池を取り出しラジオの電池を交換する。すると、さっきまで静かだったラジオが息を吹き返したように外へと音声を発した。
「ふぅ、これで俺の活躍が朱里にちゃんと伝わるな。あ、そうだ、今度の試合活躍したらお祝いしてよ。朱里が聞いてると思って頑張るからさ」
朱里は、考えとくわと答えてから
「それはそうと、今日はなんのようで来たの?あなた、忙しいんじゃないの?」
「明日は、オフだよ。あと、これ朱里に」
俺は、持ってきた荷物を朱里へと渡す
「こ、これは?」
「家にあったやつ。賞味期限が近い食べ物とか、使いそうにない化粧品とか、服とか」
「こ、こんなに沢山!?もらえるわけないじゃないの!」
「いいんだって、どうせ使わないし。使わないなら、使ってくれる人に渡したほうが物だって喜ぶよ」
受け取った荷物を小波につき返すこともできず、朱里は難しい顔をする。しばらくすると、彼女の体が少しずつ震えだした。

「ねえ、小波」
「?」
「どうして、こんな女なんかに優しくするの?」
突然出た朱里の言葉に、小波は驚く。朱里は・・・泣いていた
921名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:27:53 ID:xm15GXq/
「きゅ、急に何言い出すんだ」
「だってそうでしょ、あなたは子供たちの憧れの野球選手。それに、あなたを好いてくれる可愛い女の子たちだって沢山いるわ。
それに比べたら、あたしなんてホームレスだし、お風呂もまともに入ってないし、髪はいつもぼさぼさだし、化粧もまともにしてないし、
可愛くないし・・・それに、あなたを危険な目にあわせてる!この前のことだって!!!」

数日前の、超能力者との戦い。デスマスとのことが朱里に自責の念を抱かせていた。

「小波と最初に会ったとき、自分がピンチのところを顔も名前も知らないただの野球選手に助けられた。
当然、ただの野球選手がサイボーグと戦えるわけもなくあたしは小波に、もう会わないでと言ったわ。
だけど、小波はそんなあたしの言葉など気に留めずあたしに会いに来てくれた。内心では、すごくうれしかった。
今思い返すとあの頃は、正義の味方を抜けて荒んでいたからだと思う。きっと心の安らぎがほしかったのね
本来の自分なら、絶対にそんなことはしないと思うわ」

あたしはいつからか小波が訪ねてくるのを楽しみにしていた。小波が心を許せる人になっていた。こんな、生きるか死ぬかの生活をしているあたしが。

「夜、孤独を感じた時なんて小波とのことを思い出して安心して眠れた夜もあった。
だけど小波が、あたしのせいで死んでしまうなんて夢を見たこともあった。
そのたび、あたしは小波とはもう会わないほうがいいんじゃないかと悩んだわ。でも、結局、
あたしは自分に甘くて、会いに来てくれる小波を心待ちにしていたわ。あなたがあたしパートナーになると言ってくれた日は本当にうれしかった。
青炎、赤炎に襲われたときだってワームホールのときだって、小波がいなけりゃきっと今頃あたしは死んでるか、ルッカたちにつかまって拷問とか受けていたでしょうね。」

彼と一緒ならどんな時でも、切り抜けられる。本気でそう思っていたわ。デスマスに会うまでは。

「デスマスに捕まって、小波が殺されそうになった時、初めてあたしは怖いと思った。
もちろん、これまでに怖いと思ったことなんて山ほどあるけど、それとはまた違う怖さだった。」

それは〈死〉。大事な人の〈死〉だった。
正義の味方をやってた頃の仲間は大事な人だ。だけど、リーダーやカズがやられるところなんて想像できなかった。なんせ、二人ともあたしよりすごく強いから。
カズに関しては少し納得いかないとこもあるけど・・・
でも、今ならカズの気持ちがわかる。カズは力もそうだけど、大事な人に対しての強さだ。あたしは自分に甘いから彼に会えないと思うと、
会わないという判断はできなかった。だけど、カズは大事な人を守るため、会わないという判断をとった。あたしにはできない判断・・・カズは強い
922名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:30:05 ID:xm15GXq/
「あたし自身が死ぬのはあたし自身のせいだからしょうがない。諦めてるわけじゃないけどそう思ってる。
だけど、あたしの所為で小波を巻き込んで、死なせるようなことがあったらあたしは立ち直れないわ!」

あたしにとって小波という存在はそこまで大きなものとなっていた。

「小波が無事なら、あたしはどうなってもいい!本気でそう思ったわ。昔の自分が聞いたらさぞかし笑うでしょうね。
「仲間だったサイボーグの人たちから渡された武器を受けっとってまで〈生〉に執着した自分が他人のために死ぬの?」、と
けど、今の私は胸をはって答えるわ「ええ」、と

巻き込んだのはあたし、断るという判断をくだせなかった甘いあたし、彼には死んでほしくないというあたし、
そのくせ、彼には会いたいというあたし、あたしに会いにくるといつか彼が危ない目にあうってわかってるのに!!!

けど、彼はあんな危ない目にあったというのに次の日にはいつもと変わらないようにあたしに会いに来てくれた。
もう、会いに来ないんじゃないかって内心ビクビクしてたあたしに、笑顔をむけてくれた。
こんなあたしに!!!
朱里は今まで、胸にためていたものを吐き出すかのように叫んだ。
朱里の頬からは無数の涙がこぼれおちていく。小波は、ただじっと朱里の心の叫びを聞いていた。
朱里は、ガクッと崩れ落ち受け取った荷物で小波に顔を見られまいと顔を塞ぐ。小波は、ただそっと朱里を抱きしめた。
朱里はビクっと驚き、離れようとしたが小波はそれを許すまいと手に力をこめる。朱里から徐々に抵抗する力が抜けていき、
廃ビルは何事もなかったかのように静寂を取り戻した

小波の腕からは、朱里がほんの少しだが震えているのを感じ取っていた。
おそらくは、自分の弱音の部分を小波に言ってしまったことで後悔の念があるのだろう。
小波が発する言葉を、きっとビクビクしながら待っているに違いない。
小波は、何と答えるべきか少し考えたが、一言

「ありがとう」

とだけ、答えた。朱里が、泣き腫らして赤くはらした目でこちらを見上げる。
「なんで・・・」
「ありがとうかって?それは、朱里がそんなにも俺のことを思っていてくれてうれしかったからだよ。
それに、朱里が責任を感じることなんてない。
朱里のパートナーになるって決めてから、こういう目にあう覚悟はしてたつもりだし、こうして無事だったんだし」
「けど、あれはリーダーの手助けがなかったら!」
「もう、過ぎたことだ。今からしなきゃいけないのは、過去のことをあーだこーだ後悔するより、
次あいつに襲われた時どう、対応するか!だろ?」
「そうかもしれないけど・・・」
歯切れが悪く答える
「それに俺が、朱里のそばにいたいのは俺の意志だ。だれに強制されたわけでもない。朱里が好きだから一緒にいたいんだ」
「・・・馬鹿」
「あと、お前はお風呂なんて入ってなくてもそんなに臭わないし、
髪がぼさぼさなのもまた朱里の魅力を引き出してる気がするし、化粧はしてなくても・・・」
「あーもー、恥ずかしいからもういいわよ!」
「すごく、可愛いからな」
「・・・・・・・・・馬鹿」
へへへと笑う小波をしり目に置きながら、軽く小突く
「じゃあ、もうこの話はおしまいな。あー、俺お腹すいたな!試合が終わってから何も食べてないし。
朱里も、かなり泣いたからおなか減ってるだろ?」
「・・・うん!じゃ、ちゃっちゃとご飯の用意お願いできるかしら?・・・あたしのパートナーさん?」
いつもの調子を取り戻した朱里を見てほっとする小波。もってきた荷物から、弁当を二つ取り出すと一つを朱里へと渡した。

ご飯を食べ終え、窓からさす月の光を浴びながら肩をよせあう二人
どちらからとなく、二人の唇が交わる。
「ん、っふ・・うふぅ・・・ん」

長いキスが終わり、小波は朱里の服の中に手を入れる
「あっ、ちょっと、・・・待って、まだ」
「悪い、俺もう我慢できないんだ」
923名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:30:30 ID:xm15GXq/
朱里の告白を聞いていた小波は、あまりに自分のことを思っていてくれた朱里に対し、感動と同時に愛くるしさを感じ興奮状態なのであった。
「んんっ」
口ではまだというが、抵抗はさほどなく朱里の服が脱がされていく。
ほどよく引き締まった体と、出るところは出ている胸が小波の目の前にさらされる。ただ、最近体の修理をしていないためところどころ傷があったり、赤くなったりしている。ワームホールやデスマスとの戦闘を考えたら仕方のないことだろう。
「あ、あんまり見ないでよね。この頃、まともに博士の所に行けてないから・・・」
やはり好きな人にこの体は、見せたくはないのだろう。しかし、小波は傷がある体をきれいだと思う。もちろん女の子の体に傷なんてものはないほうが良い。サイボーグだからと言って、体のスペアがあるから死ななければ、どんな傷を負っていいというわけは絶対にない。
証なのだと思う
戦っているという
正義の味方の誇りともいうべきか
「俺は、好きだからさ。朱里の体」
「それだけ聞いたら、まるで体目当ての男みたいね」
「ええっ!ご、ごめん。そんなつもりじゃ・・・」
「ふふっ、分かってるわよ。でも、やっぱりあんたにはきれいな体で見られたいじゃない」
「十分きれいだって、言ってるだろ」
「ありがとね、小波」
「・・・なあ、朱里。いつか、こんな戦いが終わったら・・・」
「えっ?」
まさか、プロポーズ?!
「以前言ってた、女の子らしいこといっぱいしような!」
少しガクッとする朱里
「ショッピングやらカラオケやらいろんな場所に行って二人の思い出作りしような。だからさ・・・」
「はいはい、ちゃんと生きるわよ。なにがあっても・・・ね。あんたは野球とあたしのパートナー業頑張ってね」
絶対一緒に生きようと言おうとした小波だったが、笑って
「・・・ああ」
とだけ答えた
「だから、今は・・・
「・・・うん」
二人は抱き合うようにベッドへ倒れこんでいった・・・



夜が更け、小波の意識が夢へと落ちた後、朱里は呟く
「意識があるときは、恥ずかしいけど・・・ありがとう小波。大好きだからね。」

そんな世界が来るの、あたしも願ってる。それが今、あたしの願いだから。小波と一緒に生きれる世界を。こういう願いかなえてくれる魔人いないかしらね?

数日後、静かな廃ビルの中からひっそりとラジオの音が聞こえる。
「小波選手圧巻のピッチング!いまだ三塁を踏ませないピッチングです。このまま、残す九回もマウンドに・・・」
直ったラジオからは、パートナーの活躍を褒めたたえるかのように、朱里へと伝えている。
「今度、来たらちゃんとしたお祝いしようかな?きっと、驚くでしょうね!」
朱里は、そんなことを思いながら小波が再び来ることを願う。前のように自分に対する甘えではなく、共に生きるパートナーが来るのを。

「なんや、彼の活躍を聞き漏らすまいと必死やな朱里のやつ。うちらが来てるの全然気づいてないやん!」
「きっと、九回が終わるまで気付かない。おもしろそうだからこのまま観察してる。それで、振り向いたときに反撃開始・・・」
「〈何の反撃なんや、リーダー?〉」
そして、物陰から、ブラックとカズがきているのには全く気付いていない朱里なのであった。
924名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:31:44 ID:xm15GXq/
エロはgdgdになってっしまったので、カットしました・・・OTL

もっとうまく書きたかった。。。
925名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 00:53:27 ID:sN+qujV2
やってしまったな
sageてない
だが乙
926名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 01:15:19 ID:QjdF8cxe
乙だがやってしまったな

何故なら朱里がラジオに夢中になっている時間は
カズも真央もラジオで違う試合を聞いているからだ!
927名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 01:19:10 ID:TqStYOgQ
それをカットするなんてとんでもない
928名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 14:52:17 ID:8YbyPS98
なかなかよかったぞ!
乙!
今度はエロありでよろしく
929名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 23:33:34 ID:OOfnJfb5
クソ乙!
やっぱ朱里好きだわ。
カズ、ブラックとの3人の関係も好き
930名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 00:22:33 ID:cGw/+DzV
俺頭のなかにいろいろ妄想はあるのに文がヘタで形にできねえ
もどかしい
931名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 00:30:20 ID:zJLJzLrG
>>930
とりあえず箇条書きでも良いから書いてみ
もし、面白ければ10主ハーレムみたいに
誰かSSにしてくれるかも
932名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 21:33:02 ID:S5fHQa4L
10主ハーレムできたんで投下します
93310主ハーレム:2009/07/24(金) 21:33:35 ID:S5fHQa4L
深夜。
もう皆が寝静まった時間に小波は常時に励んでいた。
まぁ、最早同居している高校からの同級生6人の女の子の相手をするのは日課になっているため憂い等は無いが。
「は・・・・・ああっ・・んん!」
今日は五十鈴の相手をしていた。
普段彼女は周りに自己主張はしない。
今まで恋愛経験どころか男との絡みが無い反動なのか積極的にアプローチしてくる和那。
色んな策を練って迫る紫杏。
いっつも振り回してくるナオ。
高校時代小波とあまり思い出が無く、必死になる妙子。
とまぁ、自己主張が激しい面々の中でおとなしいさらと一緒に六人組の潤滑油となっていたのが五十鈴だった。
毎日誰の相手をするとか明確な決まりは無いが、誰か必ずお誘いが来る。
超がつくほど積極タイプの和那とナオは間違いなく毎日のようにくるし、紫杏は上手く間をあけて、妙子も毎日とはいかなくても結構多い。
でも、今日は珍しく五十鈴が積極的だった。
そのギャップに惹かれたのか小波は間髪いれずに五十鈴の誘いを呑んで今に至る。
「は・・・はっぅっ・・ああっ・・んん!
サイアクだ・・・」
「え・・・・?」
いきなりそんなことを口走った五十鈴に小波は首を傾げる。
「どんどんどんどん上手くなって・・・・。
私以外の女と相当してるのがすぐ分かる・・・・・」
小波はなにも喋れなかった。
前にも言ったが意外にもこのおとなしい五十鈴が小波が高校時代行為に及んだ二人のうち一人。
和那と同じく崖から二人で落ちた後、暗い岩場で二人で暖めあおうと寄り添ううちに・・・という成り行きシチュであった。
和那と大きく違うのはこの後、行為としてはこの同居生活まで完全にご無沙汰だったこと。
和那とは他2回ほど情事に及んでいるため、それを知った五十鈴は結構ショックだったとか。
また、小波は五十鈴の初体験前にはやっぱり先に和那としていたため、彼が貞操を捨てた相手も和那である。
その事実も衝撃であった。
奥ゆかしいタイプの五十鈴には他の5人以上に小波が他の女性と行為に及ぶのを嫌がっている。
同居生活から和那を中心に皮肉を言っていたのも、ことごとく小波との仲に先を越していった彼女への自分でも気づけない無意識の当て付けかも知れない。
まぁ自分も紫杏達に比べれば、十分先を越してはいるのだが。
「五十鈴・・・・」
「小波に自分だけ見てもらおうといろいろ合わせた態度を取ったのに・・・。
結局皆と同じ扱いじゃ公平じゃない・・・」
自己主張をしないのではない。
今までの行動は小波に一番の支持を受けたいという上での行動であり、彼女も彼への欲求は誰にも負けずとも劣らない。
「とにかく、今日は五十鈴だけを見てるから」
「・・・・うぁ・・ふ・・、・・、っ・・・」
そういって小波は五十鈴の秘所を攻め続ける。
「はっぐ・・ううう・・・・・だめ・・・」
五十鈴はすでに限界を迎えていた。
93410主ハーレム:2009/07/24(金) 21:33:59 ID:S5fHQa4L
「もう我慢しなくていいから」
小波がそうゆうと五十鈴は躊躇無く絶頂を迎えた。
「くああああああああああああああああああ」
体をびくびくと震わせ、息を荒くして悶える五十鈴。
そんな彼女を小波は優しく抱きしめる。
「まだだ・・・・」
「え??」
「まだ小波は入れてない。
しっかり最後まで・・・」
「分かった。
落ち着いたらな」
まだもおねだりをする五十鈴を小波は快く引き受けた。
こうして夜は更けていった。




「ふああああああああああああああ・・・・・・」
そして朝小波は大きく欠伸をして目覚める。
「五十鈴のヤツ。
あそこまでしてくるなんて・・・・
もう体がもつかの瀬戸際だった・・・・」
昨日の長き情事を思い出し、ため息ひとつの小波。
そんな彼に大声が突き刺さる。
「たいへーーーん!!!!
小波君大変でーーーーす!!!!」
ナオがかけてきた。
小波は耳を塞ぎながら、
「ナオ!
頼むから朝っぱらから大声はやめてくれ!!」
とナオをいさめる。
「一大事なんですよ!!」
とさらも入ってきた。
「なんだなんだ??
ふたりして・・・・」
さすがに二人が慌てふためくなんてなにかある。
そう察した小波は眠気を吹き飛ばした。
「見てください、窓・・・・」
「え?」
促されるままに窓から家の前をのぞくと、快活そうな雰囲気の金髪少女が立っていた。
「あ、あれって・・・」
「そうです、いつきです」
ナオがバツが悪そうに答える。
桜井いつきーナオとさらの幼馴染で高校の後輩。
在学時は二人と仲がいい小波に嫉妬しているのかなんだか知んないがよく突っかかってきた。
小波もまた何か起こるのではと頭を痛める。
93510主ハーレム:2009/07/24(金) 21:34:43 ID:S5fHQa4L
「ママにもパパにも居場所教えてなかったのに・・・
つけてきたな〜!!」
「えーーーー!?
両親には教えろよ!!」
「でも、大江さんと神条さんも誰にも言ってないってきいたような?」
「いや、カズと紫杏は身寄りといえる身寄りが・・・ってそうゆうことじゃなくて!!」
二人のちょっとズレた会話にツッコミを入れる小波。
「とにかく、俺は事情聞いてくるよ・・・・」
小波はダルそうに家をでた。




結局小波はさらとナオを含めた3人でいつきに会いに行った。
「きたなーーーー!!!
このヘンタイ!!!」
いつきは小波をみるなりヘンタイ呼ばわりして殴りかかってきた。
「うわっ!」
小波はそれをすんでのところで避ける。
「いつき!!!」
ナオはいきなりそんな行動をとるいつきを咎める。
が、いつきは引く気は全く無い。
「こんなところにまで二人を連れ込んで好き放題しようなんてこの変質者め!!
このいつきが成敗してくれる!!!」
「と、とにかく用件をもっと詳しく言ってくれよ」
捲くし立てまくるいつきに小波が問いただす。
「勿論、二人を取り返しに来たんだ!!」
やっぱりか。
もう目的は知っているとばかりにナオとさらはため息をついた。
「いつき、私達はここにいたいからいるんです
だから邪魔しないでよ!!」
とナオが言ってくる。
「そうです!!
私達今は小波君と一緒にいるんだから」
さらも同調する。
「いいや、ここまで言うなら二人の両親呼んで来るよ!!!」
いつきも一切引き下がる気配なし。
泥仕合のような雰囲気にナオは
「じゃあちょっとさらと相談させてください」
と言ってさらと家に戻っていった。
93610主ハーレム:2009/07/24(金) 21:35:05 ID:S5fHQa4L
「お、おい!!」
小波は引き止めるも遅し。
「さぁ、邪魔者はいなくなった!!
ヘンタイよ覚悟!!!!」
ここぞとばかりに小波に殴りかかるいつき。
「おい、ちょっと落ち着け!!!」
なんとか避ける小波。
この後小一時間小競り合いが続いたとか。




一方、部屋に戻ったさらとナオはどうやっていつきを追い出すか相談していた。
「どうしようお姉ちゃん・・・・」
さらが不安そうに語りかける。
「とにかく、パパとママに来られたら終わりよ。
なんとかしないと・・・・・・」
「でも、全く引く気配ないし・・・・」
悩む姉妹。
すると、ナオがはっとしように手をたたく。
「そうだ、さら耳貸して」
そうして計画を告げるナオ。
「え!?
でもそんなこと・・・・」
それを聞いてさらは戸惑ったような反応を示す。
「でも、このままじゃ小波君とは一緒にいれない。
覚悟を決めないと」
「・・・うん」
ナオの呼びかけにさらも納得したように頷いた。




「はぁはぁ、
なぁもう止めにしないか。
もう俺疲れたよ・・・・・」
家の外では小波といつきの激しい戦い(?)が繰り広げられていた。
「フン、この桜井いつき。
女の敵を叩き潰すまで手加減しない!!」
「だめだこりゃ」
スタミナ切れ寸前の小波。
そんな中、声が響く
「待ってください!!!」
ナオとさらだった。
「二人とも!!!
やっと帰る決心してくれたんだ」
いつきが嬉しそうに近づいてくる。
「そのことで話があります。
家に上がって」
ようやく休める。
そう思って小波は胸を撫で下ろす。
93710主ハーレム:2009/07/24(金) 21:35:52 ID:S5fHQa4L
「あ、小波君も来てください」
「へ?」
が、それもつかの間。
呼ばれたのは小波もだった。
「なんで?」
「いいから来てください!」
理由も聞けずに小波はついていく事になった。




本来使うこともない空き部屋にいつきと小波は連れて来られた。
つくなりナオが話を始める。
「いつき、私とさらは小波君を心から愛してるんです。
だから、黙って帰ってくれませんか?」
「お願いします」
というお願いをする二人。
「そんなのダメに決まってるよ!!!
二人をこんなヘンタイの家にいさせるなんて」
当然のごとく却下するいつき。
しかし、ナオもさらも想定内と言った表情で
「だったら」
と呟くと、小波に向かっていって唇を重ねる。
「!!!!」
不意打ちに目を見開く小波。
一方のさらは小波の服を脱がし始める。
「なななななな、
なにやってんのぉ!!!!」
二人のとっぴな行動に完全にいつきは取り乱した。
「ん、、、いつきに私たちがどれだけ本気か見せてあげる・・・」
深いキスのしながらこう言うナオ。
さらは小波のモノを取り出すと自分の手でしごき始めた。
「気持ちいいですか、小波君?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
小波は深い快感と唇を塞がれて呼吸ができないこともあり、早くも失神寸前だった。
「ん、私もう我慢できないさらどいて」
ナオはさらをどけると座位の体勢ですでに洪水状態の秘所に小波のモノを突き入れた。
「ふぁぁん!」
大きい喘ぎ声をあげて激しく動くナオ。
「おい、ナオいきなりそれは」
呼吸ができるようになっても快感はまったく収まらない。
「小波君。
お姉ちゃんばっかずるい」
さらはそう言うと露になった秘所を見せると小波の手を持っていき、弄り始める。
「あっ・・・あっ・・、やぁん・・
おねえ・・・ちゃ・・・んきもち・・いいよぉ」
「ひぅ・・!んん!ふぅう!んんんんん!!!
わたしもぉ!!!イキそう!!!」
ナオとさらは声を上げながらとうとう果ててしまった
「「あああああああああああああああああああああ」」
93810主ハーレム:2009/07/24(金) 21:36:12 ID:S5fHQa4L
倒れこむ二人を小波は見つめる。
最早、自分が何をしたのかもよく分からない。
「はぁはぁ・・・・
あれぇ〜」
余韻に浸っていたナオだったが、すぐに邪な笑みを浮かべる。
「いつき〜すっごいココ濡れてるよ〜」
「ひゃう!!!」
小波との行為をみていたいつきは興奮を掻き立てられ、すっかり秘所が洪水をおこしていた。
「小波君のこと言ってた割には結構エッチな子なんですね」
「ち、ちがうよ!!」
さらにも煽られてどんどん顔を赤らめていく。
「じゃあ、小波君いつきの中に挿れちゃっていいですよ」
ナオが言う。
「じょ、冗談だよね、ナオちゃん・・・・」
焦るいつきだが、冗談では無いようで、小波はさっきいけなかったことから最早理性は崩壊していた。
「んん・・ぐむっ・ふうう!・・・やめてぇ!んんう!」
ツプッジュポッ
ナマナマしい音を立てて小波のモノがいつきの始めての中に突き入れられる。
「んんんっ!んんんー!!」
強い痛みに叫び声を上げるいつき。
「動くぞ」
小波はそれだけ言うと激しくストロークを開始した。
「んんふっううぐ!んんっんん・・!」
痛々しい声を上げるいつき。
それを見たさらは、
「痛そうですね。
大丈夫ですよ、こうしてあげれば・・・・・」
と言って露になったいつきの胸に下を這わせる。
「ひぅうううううう!!!!」
電気が走るような快感にいつきは大声を上げる。
ナオも加わり、両方の乳首には百合を想起させるシーンでいつきに刺激を与え続ける。
「そろそろこっちのほうも・・・・」
小波が呟く。
彼の言うとおり中の痛みも次第に強い快感に変わっていった。
「うぁっはぁんっいいっ・・いいよぉ、もっとはげしくぅ・・!」
気がつけばいつきは快感に溺れて自ら腰を振っていた。
「レロ・・・・いつき、いいなぁ
小波君に中こんなに気持ちよくしもらって・・・・」
「んちゅ、小波君今度は私・・・・・」
姉妹がそう言っているがいつきには全く聞こえない。
「そろそろ、だすぞ」
そういって小波は全てを解き放った。
「ひぁっわたしもっ・・だめぇっ・・イッちゃう!!!!
うぁあああああああああああ!!!!」
同時にいつきも絶頂を向かえて、中には小波の精液が溢れ出ていた。
「ふぅ・・・・きもち・・・・いい」
いつきはこう呟くと疲れたように目を閉じた。
93910主ハーレム:2009/07/24(金) 21:36:50 ID:S5fHQa4L
そして数時間後
「とにかく、今日はここで帰ることにする!!!!」
「また来るのかよ!!」
帰りの支度をするいつき。
しかし、捨て台詞を聞いた小波は戸惑いの表情を浮かべる。
「当たり前だ!!
今度こそヘンタイを成敗してやる!!!」
まぁ仕方ないか。
小波はあきらめた様にため息をついた。
だが、
「今度は・・・・」
「え?」
「今度来たときは・・・・その・・また・・・・3人でしてやっても・・・いいぞ?」
「ええええええええええ!!!!」
あまりにも意外ないつきの言葉に大声を上げる小波。
成り行きでいつきといたしてしまった小波だが、こんな展開になるとは思いもしなかった。
「それだけ!!!
じゃあな」
「お、おい待て!!!!」
いつきはそれだけ言うとそそくさと走り去っていった。
「はぁ・・・・・」
今日はツッコんだきがする。
小波はそう思ってため息をついた。
しかし、まだこれは序の口に過ぎなかった。
「とにかく、これで一件落着か・・・」
「そうやね、落着やね♪」
「カズ!!!」
気がついたら真後ろに和那が立っていた。
「いきなりでびっくりしたよ」
「だって、しょうがないやん!!
ウチ、ママになるんやから〜」
相も変わらずハイテンションな和那。
「ママってまさか・・・・」
その言葉に小波は驚く。
「一体、誰の子だってんだ!!!」
誰が和那の子供を・・・
小波は問いただす。
「何ゆうてんの?
ウチは小波としかしてへんよ、パパ♪」
「P・A・P・A??????」
・・・・だと・・・・。
信じられない言葉に凍りつく小波。
「ちょ、ちょっと待て!!!
一応、俺たちゴムつけてたろ!!!」
身に覚えがない事実に小波は反論する。
「多分、あの時やね」
94010主ハーレム:2009/07/24(金) 21:37:12 ID:S5fHQa4L
「あの時・・・?」
「ほら、お風呂の・・・」
そういえば、あの時はつけてなかった。
「でもカズあの時(安全日だから)中に出してもええよって言ったじゃないか!!」
「ああ、あれは(子供できるかもしれへんから)中に出してもええよっていったんやけど?」
ソ、ソンナノアリエヘンヤロ???
「とにかく、生まれてくるんがホンマに待ち遠しい。
楽しみやね、ダーリン♪」
「なんでやねえええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう、これが小波の本日最大のツッコミだった。



山田「どーも山田でやんす!!!
カズの妊娠宣言。
でも嘘っぽくないでやんすか?
果たしてその真相は・・・
そして、皆押され気味の妙子が遂に・・・・
次回ー妊娠の後は失神プレイ!!!
さぁ久々に日の出島のよろず屋で暴れ食いでやんす!!!!」」
94110主ハーレム:2009/07/24(金) 21:38:04 ID:S5fHQa4L
これで終わりです
ASのMVP青木が獲ったぜ!!!!
942名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 22:06:55 ID:DMSU5nNg
GJ!

どんどん広がっていくな10主ハーレム
943名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 22:22:56 ID:zJLJzLrG
もうすぐ10主ハーレムから、10主大奥になりそうだな
944名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:25:03 ID:eLUBkhus
とてもGJ!

これ以上候補が増えたら主人公どうするんですかねw
945名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 13:57:56 ID:xCdPINE0
GJ!すごくGJ!次も楽しみだ
946名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 18:01:10 ID:blYY3e8w
GJ!自分の後継いでくれてサンクス!

さて、次も楽しみやな〜
947名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 09:55:59 ID:ku0DukGH
GJ!!!!!
次も楽しみにしてるぜ!
948名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 19:12:32 ID:OJmk2t58
そろそろ次スレか
949名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 19:14:04 ID:Fxuuzq3H
テンプレはいかがいたしますか?
950名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 12:24:30 ID:5a+60xMq
SSを投下しようと思うんだけどめぐみは大学生でいいんだよな?
951名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 12:55:16 ID:WEkC1X6y
>>949
そのままでいいんじゃね?
書きながら投下なんて普通はやらないだろうし
952名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 13:11:51 ID:Sv2w55rx
エロなしでもいい?って質問が多いから
当スレは誰でもウェルカムくらい追加しといた方がいいんじゃない?

あと好みの分かれそうなシチュは事前に注意書きあればおkとか
953名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 17:47:43 ID:DnpG7IOX
>>950
確かそうだよ。フリーターじゃないはず
954名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:02:13 ID:5a+60xMq
>>953
ありがとうございます。
wikipediaにも書いてなくてちょっとわからなかったもので………

それでは早速投下していきます
痴漢物なのでだめだっていう人は私のIDをNGにしてください。
955名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:05:53 ID:5a+60xMq
(あ、痴漢だ………)
今日は1限から授業なのでいつもより早く家を出た。
8時半に間に合うように電車に乗ればやはりラッシュの時間にぶつかってしまう
…私は混雑した電車がすごく苦手だった、まあ満員電車が好きな女の人なんていないと思うけど。
(20分か…お尻だけで済めばいいんだけど)
私が抵抗しないことを察知した痴漢が後ろにぴったり張り付いて
お尻をゆっくりと虫がぞわぞわと這うような感じで右から左へと撫で回す、こすれる指先が不快だった
余談だがこういうときは思い切って手のひらで触ってしまったほうが不快感を与えない。
(っ…気持ち悪い、やめてよ)
私は自分の、むっちりとした大きなお尻が嫌いだった。
ファミレスでバイトしてたときはよくお客さんにセクハラされていた、そのときは笑いながら軽く流していたけど
本当は泣きたくなるくらい嫌だった、どうして好きでもない男の人に触られないといけないのだろうか…
……そんなことを考えていたが後ろの男性の生臭い息のせいで現実に引き戻される。
(んっ……や、だ…スカート捲らないで)
痴漢の手が丸くお尻の形を浮かばせるスカートに伸びる、裾が短いから簡単にまくれてしまった。
カバンで押さえようと思ったのだが身動きが取れないので男のされるがままだった。
相手からすればさぞかしうれしいのだろう、こんな短いスカートで中にはいていた下着がTバックなのだから
(ん、んうっ…くすぐったい、撫でないで…やだ、触っていいなんて言ってない)
後ろをちらっと見る、40歳くらいのスーツを着た男…年齢もあってか嫌なことを思い出す。
その、過去を振り払うように小さく首を横に振る…
そんな私の葛藤も知らず男は思いがけず出てきた生尻に手を添え、ぷにゅっと指先を沈め尻たぶを揉み始める
ぷりっと張りのあるお尻は沈んだ指先、手のひらを押し返す弾力をしっかりと備えている…さすがにまだ若いだけのことはある。
痴漢からすれば気持ちいいのかもしれないが、こっちが感じるのは汗ばんだ指先から伝わる不快感だけ。
(もう…痴漢なんて最低……)
ひとり文句を心の中でつぶやいて気分を変えようと窓の外に目をやった瞬間――
956名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:06:25 ID:5a+60xMq
(きゃっ!!)
カーブに差し掛かったせいで突然電車が大きく揺れた、痴漢はこれ幸いに手を前にやり胸をわしづかみにしてきた
予想していなかった刺激に思わず声が出そうになりとっさに口をふさぐ。
痴漢との距離がさらに縮まる、片手で歩くだけでふるふる揺れてしまう豊満な乳房を、
もう片方の手はお尻をしっかりとわしづかみにしていた……そしてぴったりくっついているということは…
向こうは身をかがめているのか痴漢の勃起したペニスが丁度お尻の谷間くらいのところにあった。
ぐい…ぐい…と揺れにあわせてペニスが前後に動く、お尻はそれを柔らかく受け止めていた。
(あたってる、どうしよう……ちょっと、顔近づけてこないでっ!)
軽く腰を振りぷにぷにとお尻をつつく一方で胸への責めはどんどん激しくなる。
薄手のシャツの上から円を描くように揉み回したり、乳房を引っ張ったり手のひらでこね回している。
(こんなところ見られたら…恥ずかしいのに、やめてっ)
後頭部に男の顔がある、深く息を吸い込んで緑色の長い髪からほどよく香るリンスの香りで肺を満たしているようだ。
吹きかかる息がどんどん荒くなる、そういえばあの人はいい匂いだねって言ってくれて
それがすごく嬉しかったから…私は毎日このリンスを使っていた。
だから吸い取られるように匂いをかがれるのもすごく不快だった、汚されているようで…
あの人が私を綺麗にしてくれた、いっぱい触ってくれていっぱいキスしてくれていっぱい私の話を聞いてくれて……
私の周りが暖かく優しいもので包まれていくのを確かに実感していた。
……でも、今…知らない男に触られることでそれがだんだんと汚れていくような気さえしていた。
(はっ……夢、じゃないよね…何考えてんだろ)
痴漢されるのが嫌で現実逃避していたのだろうか、寝起きのように少し頭がぼーっとしている。
いろいろ考えすぎておかしくなってしまったのだろうか。
(何……?)
二度目の逃避も男の痴漢行為によって現実に戻された、そして後ろから聞こえるジジッ…という音で完全に意識が覚醒した。
957名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:07:14 ID:5a+60xMq
(ひっ………直接、お尻に……)
スベスベした白桃のような大きなお尻にペニスがダイレクトにこすりつけられた、気のせいだろうか…牡の臭いが鼻に付いた。
(柔らかな布地で汚れを拭くようにお尻に溢れんばかりの我慢汁を擦り付けてあっという間にお尻はぬるぬるになった)
後ろでは息を荒くしていただけだったのについにうめきだしている。
見知らぬ男の快楽に喘ぐうめき声を聞いて喜ぶ女の人というのはいないだろう、ただただ嫌悪感しか覚えなかった。
(くっ、やめて、痛いっ!)
巨乳をむにゅむにゅと揉みこんでいた手はいつの間にか両手に増えていた。
左右の重たげな乳房を好きに弄んでいる、指を沈めて乳首の位置を探り当てているようだ。
指先がわずかに引っかかればびりっとした弱い刺激を受けたが身体は反応しても心は反応しない。
顔を少ししかめたことで痴漢を調子に乗らせてしまったのか見つけた乳首をいきなり指でつまみ出す。
急に強く摘まれても痛いだけ…どこまでも独り善がりな痴漢だった。
両方の手のひらで乳房を下からすくいたぷたぷと弾ませつつ親指と人差し指で乳首を摘んで引っ張り上げる。
気持ちいいんだろ、エロい格好しやがって……鼻息の荒い痴漢がそうつぶやいた。
(そんなんじゃない…ふざけないで)
内心怒ってみてもそれを表に出す勇気はなく表情を極力変えないまま無視を続ける。
沈黙を肯定と思ったのか痴漢は手を下げて前から色の白い太ももを撫で回しスカートの中に手を潜り込ませる。
そして下着の上からさわさわと割れ目を撫でる、痴漢の手が下着越しの土手の上で止まったり動いたりを繰り返した。
濡れているとでも思ったのだろうか? もちろんそんなはずはない。柔らかな茂みに隠れたふにふにししているその部分を触る手つきはあまりに拙い。
(…………そろそろ、降りる駅だ…逃げなきゃ)
幸いにも周囲に少し余裕ができていたたので身体をずらして痴漢と距離をとろうとする。
次にちょうど下着の中に指を入れて直に割れ目を触ろうとしていた指を軽く払ってスカートを押さえる、これでもう触られないはず。
でも、少しだけ甘かったみたいだ…せめて、と思っているのか無防備なお尻を両手で強く掴んで揉みくちゃにしてきた。
お尻を寄せたり波打たせたりすればお尻の間に挟まりフィットしているペニスが圧迫される。
耳のすぐ近くではあはあという息遣いが聞こえる…逃げたくても今まで以上の強い力で押さえられ逃げられない。
ぬちゅにちゅと先走りを吐き出したペニスが下着をさらに食い込ませお尻の上で文字を書くように暴れる。
電車の揺れと必死の抵抗で知らないうちにお尻を押し出したり引いたりしてしまい熱を持った亀頭が押しつぶされ扱かれてしまう。
でかくていいケツしてんな、プリプリしてやがる……相手の問いかけにますます拒否感が強くなる。
(あと、あとちょっと…お願い)
958名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:07:46 ID:5a+60xMq
プルンプルンと肉付きのいいお尻が弾み、それがペニスを翻弄していた。
お尻を揉みたくりながら乱暴に腰を振り谷間の形に添ってお尻でペニスを扱き続けている。
色白できめの細かい肌のお尻をオナニーの道具にされているようでもちろんすごく嫌だった。
でもこれ以上距離を取るのは難しいだろうから、できるだけお尻を引いてあとは無視することにした。
お尻をぎゅっと寄せられれば深い谷間がますます深くなりペニスを丸ごと飲み込んでしまうみたいだ。
10本の指が所狭しと動き回りお尻の形を歪ませる、大きなお尻は片手に余るほどで両手はせわしなく動く。
(や、やぁっ……)
竿がびくびくっと跳ねるのを感じると反射的にお尻をきゅっと閉じてしまう、それが気持ちよかったのか痴漢が情けないうめき声を上げた。
もっと刺激がほしいのか左右からお尻を寄せながら腰を振り続ける。
瑞々しくもあり、そして付きたてのお餅のように柔らかい…そんなお尻に理性を失っているのかもしれない。
(もう、いい加減にしてよぉ………お尻ばっかり)
相変わらず鼻息を荒くして髪の匂いをかいでいる、触覚と嗅覚、そして視覚で快楽を得ている痴漢は
やがてすぐに限界に達しそうになり腰の動きがさらに激しくなった。
爪が食い込むくらいにまでお尻を激しく揉みしだかれ、ずりゅずりゅと卑猥な音を立ててペニスが上下に往復した。
スカートを下ろし男の身体を振りほどこうとしたがかえってペニスに柔らかなお尻を押し付けることになってしまい、
ついに、ううっ…というこれまでとは違ったうめき声とともにどこか脱力した様子の男が大きく息をついた。
(う、やだぁっ……かけられちゃった…!)
吐き出される白濁液がお尻の右の山にふりかかる、相当溜まっていたのか射精はまだ止まらない。
べっとりした濃厚な精液はお尻にまとわりついたままなかなか垂れない。
(気持ち悪い、気持ち悪い! なんでこんなこと……)
ハンカチでふき取ろうと思っても手を後ろに回すことはできなかった、
スカートに精液が付いてしまわないように前のほうから裾を軽く持ち上げるのが精一杯だった。
(やっ……ま、まだするの?)
男が精液を手のひらで伸ばしお尻中に広げる、生臭い臭いがさらに広がる。
このままもっとひどいことをされてしまうかと思ったがもう降りる駅だ、足早に人の流れにもまれながらホームにたどり着いた。
959名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:08:05 ID:5a+60xMq
(はあ……朝から疲れちゃった、あ…あれ?)
人ごみにまぎれて痴漢に下着を抜き取られてしまったようだ、紐パンなんてはいてくるんじゃなかった……
興奮冷めやらぬ男に下着まで盗まれて、すっかり気落ちした様子で歩き出す。
……と、そこにさっきの痴漢が。
下着を手に取り匂いをかぎながら股間を膨らませ、私の前に立ちふさがる。
話を聞いていればそっちだって足りないだろ、ホテルで続きを…ということだった。
これには当然怒り痴漢を思いっきり突き飛ばしてひるんだ隙に全力で逃げ出した。

いろいろあったが何とか1限には間に合った。
今日は1限だけで終わりなんだから終わったらすぐにパンツを買わないと…落ち着かないまま教室に向かうが…
「うそ、休講……?」
何気なく見た掲示板には履修している授業が休講という掲示がされていた

おわり
960名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:11:22 ID:5a+60xMq
投下終わりました
誤字脱字、不適切な表現等ありましたら指摘していただけると幸いです。

今回は短めの小ネタ的なものを書かせていただきました。
このスレだと陵辱系のシチュエーションは珍しかったりするのでしょうか?
だったらちょっと空気読めてなかったかな…………

機会がありましたら、ネタはいろいろ思い浮かんでいますのでまた短めのストーリーを投下しに来ます。
961名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:14:27 ID:gvNXvlCA
新人か。
「」の前に名前付けたら?
962名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:18:28 ID:nvFvN16f
乙。なんか句読点が少ないような気がした
あと、なかなか返事帰ってこないからって他のスレでも質問するのはやめような
963名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:23:32 ID:5a+60xMq
>>962
申し訳ありませんでした。
それについては反省しています……
964名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:43:26 ID:0ILR+fhb
正直言ってGJがないことが不思議でしょうがない。コテは無理につける必要もないし、夏休みだというのにこんな良作を見れるとは思わなんだ。改めてGJ!
965名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:45:26 ID:IM0U8fvm
gjです 他のネタも期待してます

あと次スレ立てました
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248781318/
966名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:45:34 ID:gvNXvlCA
>>964
明らかに異質な作品だからね・・・
967名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:50:17 ID:wkgdaw/Y
gj
異質というかパワポケエロパロスレの初期の方の作品に近い匂いを感じたのは俺だけ?
968綺寥:2009/07/28(火) 21:49:59 ID:gvNXvlCA
単体で見ると何が何だか
名前くらい付けて
969名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 22:59:38 ID:un5gVTBY
>>968
どっちが初心者だ
>>960とにかく乙
970綺寥:2009/07/28(火) 23:19:57 ID:gvNXvlCA
また俺も作品書いていいか?
もううざいことしないから。
971名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:53:14 ID:TcWuYE0n
>>970=>>961この時点でウザい
972名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:14:23 ID:YEd5N1a0
もう気にせず埋めようか
973綺寥:2009/07/29(水) 01:27:42 ID:Twfnhc1y
題・紫杏逆レイプ主人公編を書きたいのですがいかがでしょうか?
下手でも頑張りますんで
974名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:36:58 ID:uxQf9kOq
>>973
まず投下前に見る見ないの判断ができればいいわけだから、
せめて書いてからどうか聞くべきじゃないかな
975綺寥:2009/07/29(水) 02:09:34 ID:Twfnhc1y
>>973ありがdヌラ
じゃあ投下します!
題・紫杏まさかの逆レイプ!
紫杏「小波・・・ちょっといいか?」
紫杏に呼ばれ薄暗い部屋に入ったとたん抱きつかれる。
小波「ぐっ、一体何を?」
紫杏「ゼット前から・・・」
しゃべる間もなくキスされる。
小波「ぷはっ、やめろ・・・」
紫杏「いいじゃないか、早く脱げ。」
小波「おい、冗談だろ?」
紫杏「冗談なんて言うものか。」
あっという間に裸にされる、紫杏も裸になる。
紫杏の裸を見て勃起する。
紫杏「その気になってきたな。」
小波「よし、やるか!」
紫杏のあそこにペニスを入れる
紫杏「うっ・・・・・・大きいな。」
小波「はあっ、はあっ・・・暖かくて気持ちいい〜!」
ズッポズッポズポズッポ
小波「で、でるう!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ!
紫杏「あん・・・いくう!」
小波「はあ・・・すっきりした。」
紫杏「ちょっと待て、まだ終わりじゃないぞ?」
小波「え、でも練習が・・・」
紫杏「そんなもの休めばいい。」
この日は夜まで話してもらえなかった・・・・・・
どうでしょうか?
感想待ってます!!
976綺寥:2009/07/29(水) 02:14:35 ID:Twfnhc1y
あと>>964のGJは僕です、弟の携帯でやりました!
ところで新人さん、僕のSSはどうでしょうか?
あまりにうまかったのでやっかんでひどいことを言ってしまいました、すいません。
ぜひ感想をください、ずっと待ってます!
977名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 02:22:07 ID:2bAkadOh
>>960 かなり遅いレスだけど
もうちょっと文章に感覚空けた方がいいかも
978綺寥:2009/07/29(水) 02:45:27 ID:Twfnhc1y
僕の作品はどうしようもないから感想もないんだろうな・・・
979名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 03:01:30 ID:TPF3dYKt
埋め
>>960GJ
980名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 03:10:35 ID:S4ipXaCe
埋め
981名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 04:05:35 ID:ri4yHFsh
冗談だよな…そうだよな…
982名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 07:00:39 ID:5xhmKlim
埋め
983名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 07:05:12 ID:9iUV9344
うm
984綺寥:2009/07/29(水) 10:31:02 ID:Twfnhc1y
新人さん、感想まだですか?
遅レスは嫌われますよ?
985名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 10:35:08 ID:/DKKVrb5
梅木寮長
986名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 10:39:17 ID:5xhmKlim
埋め木寮長
987これは6作目?:2009/07/29(水) 10:55:50 ID:9iUV9344
「小波さん」
静かな声に呼ばれ我に帰る
「はい、新作カレーですよ」
あれ・・・俺はいつ此処に来たんだっけ・・・何も思い出せん。まぁとりあえず出されたカレーを食べるとしよう、考えるのはそれからで良い
「どうですか?新しいお肉を使った今日限りのカレーなんですよ」
へぇ、中々癖のある肉ですね。でも美味しいですよ
「それは良かった、武美も喜びますよ」
・・・え?何でここで武美が出てくるんですか?・・・これ・・・リボン?
「ふふっそれの中には武m・・・




「うわあああ!」
はぁはぁ、ゆ、夢か。・・・ふぅ、なんという夢だ。・・・ん?頭に何か・・・前にやったゲームの機械か?
「あ、小波さんおはよ〜どうだった?」
・・・なるほど、今理解したよ・・・あれは貴方様の仕業か?
「ふっふっふ!野球ばかりじゃ飽きると思ってね!最近話題のヤンデレとなっちゃんの新作コラボゲームだよ」
ポカン
「あいたっ!」
あれは洒落にならん、暫くカレーと奈津姫さんの顔見れないな・・・はぁ・・・これは今夜武美にお仕置きが必要だな

てことで梅だ
988名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 11:41:00 ID:TPF3dYKt
埋め
>>987
GJ、文章短いのにうまいなぁ
というわけで、お仕置きを各作業に入るんだ
989綺寥:2009/07/29(水) 12:37:39 ID:Twfnhc1y
僕のは下手だからGJないんだろうな・・・orz
990名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 12:39:13 ID:EQ5wQ2R/
GJ
991綺寥:2009/07/29(水) 12:41:48 ID:Twfnhc1y
ありがとうございます!
992名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 12:51:41 ID:5xhmKlim
埋め木寮長
993名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 13:16:51 ID:2bAkadOh
994名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 13:43:34 ID:5xhmKlim
埋め
995名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 14:40:30 ID:QngngfDV
そ〜れマッスルマッスル埋め
996名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 15:16:26 ID:uxQf9kOq
梅田
フラワーズの
997名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 17:28:14 ID:5xhmKlim
埋め
998名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 19:09:56 ID:2bAkadOh
うめ
999名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 19:36:51 ID:iyPDKQEl
うめりん
1000名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 19:37:15 ID:KMUKCcct
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。