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名無しさん@ピンキー:
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名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 22:27:57 ID:r9SspU+S
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. li i. .l . . .i .l` tェノ \.ノ/ ヒィj`>ソ . . l. . i
>>2ゲット…
. l! Vi. . . .ヽ.! ,.,.,. j/  ̄ /. . . i. . .i
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. '. . . . l.\ _ _ ノ/ . . . i.' /
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V. .l´ \| ` .- ´ |ヽi . . ./イ
. / V.!\ ヽ i |. . /レ'
. ,. イ\ ヤ ヽ \ / l ./`丶
/ ヽ. \ ヽ/ l./ | \
ヽ ヽ / /.! │ \
' , ヽ / ! ヽ
天狐玉耀(我が家のお稲荷さま。)
>>1乙
本来なら容量オーバーした俺がたてるべきだったんだが手間取ってしまった
すまんかった
とりあえず続きから投下するよ
その一歩を踏み出せないままに彼女は学校を卒業し、父親の意向でハーバード出のボンボンと結婚する運びとなった。
いかにもチンコのデカそうな男だった。入れたことがなくとも何本もの性器を拝んできた彼女は、相手の外見だけで巨根かそうでないかを判断することができた。
だから逃げた。結婚式当日に、ウェディングドレスのままで駆け出した。その勢いで海兵隊に入った。入ってみたら巨根の巣窟だった。
結局マオは誰とも寝なかった。
訓練は辛かったし、女性ゆえに不当な扱いも受けたが、持ち前の負けん気ではねのけた。一時期日系の隊員と付き合っていたが、酒の席の喧嘩が原因で別れてしまった。その時飲んでいたのはバーボンだった。以来バーボンは飲んでいない。
その後、紆余曲折を得てミスリルに入隊した。白人の小娘を艦長に置いたその部隊は、マオにとって過ごしやすかった。
最新のM9の開発にも関わることが出来たし、どこの国にも属さないスタンスも気に入っていた。
そのうち彼女は最精鋭部隊の曹長、ウルズ2という地位にいたった。
仕事は更に忙しくなったがそれでも面白かったし、仲間との関係も良好だった。特に金髪のエロバカと黒髪根暗のガキは、良い戦友であるとともに可愛い弟達のようでもあった。
彼女は既に男など必要としていなかった。
その辺の男になど興味はないし、部隊の同僚とは良い戦友でありたかった。
「マオ」
「姐さん」
この呼ばれ方も気に入っていた。メリッサと呼ばれるのは何か違うと思った。
気が付けば彼女は、齢26歳にして未だ処女だった。
*
「本当のことだよ。なにせソースケ本人から聞いたんだからな」
クルツのその報告を聞いて、マオの中で眠っていた雌が疼きだした。
もうこのまま処女のまま死んでもいいかなー、などと思っていた。
だがしかし、自分の弟のような彼と妹のような彼女に先を越されて、マオの中で死んだはずのものがむくりと起き上がった。
鉛玉を撃ちこまれたことはある。ASの破片が脇腹を貫通したこともある。恐らくそれらは、破瓜の上をいく激痛だったはずだ──なのにいつまでもいつまでも──夢見るティーンエイジャーか!あたしは!?
「……誰にしようかな」
またしてもポツリと呟く。
とりあえず処女を失うことが先決だと思った。特定の相手がいるわけではないが、誰でもいいわけでもない。これでも女だ。ある程度好意がなければ、抱かれようなどとは思わない。
マオは考えた。抱かれるに値する条件を考えた。
・自分(マオ)がある程度好意を持っている男
・処女だと知っても馬鹿にしない男
・処女だということを黙っていてくれる男
・自分を抱いても後悔しなさそうな男
・あっさり抱いてくれそうな男
・チンコがデカくない男←超重要!
マオは最初の条件から、とりあえず三人に絞り込んだ。
付き合いの長いベルファンガン・クルーゾー中尉と、SRTでも特に親しいクルツ・ウェーバー、相良宗介両軍曹だ。
マオは三人のことを、男としても人間としても認めていた。年少の宗介はまだ未熟な部分もあったが、童貞を捨てたということを評価して三人の男に残した。
マオは悩んだ。
誰にしようか?三人とも強引に迫ればどうにかなる気がする。
ベンはなんだかんだでむっつりスケベだ。隠れた趣味もあるし、脅しをかければ嫌々ながらも(本当はウキウキだろうが)相手してくれそうな気がする。
クルツはあの通りだし、宗介は階級にうるさい。
(サガラ軍曹、あたしのコールサインと階級を言ってみなさい)
(……ウルズ2、メリッサ・マオ曹長であります)
(よろしい……ならばズボンを脱ぎなさい)
(サー!イエッサー!)
(オーイェイ!クゥモン!アーハン!)
これはこれで悪くない気がする。
「でもベンはチンコデカそうよね……」
宗介のナニを想像してマオは、やっとそのことに気付いた。
別に宗介が小さいわけではない。多分普通の大きさだと思うし、人種的にクルツはもう少し大きそうだが、驚くほどではないと思う。
だが、だがしかし、ベンはデカいだろ。イメージ的に。逆に小さかったら困る。
「クルツとソースケかぁ……」
ベンを除外して考える。
クルツと宗介どちらがいいか──普通に考えればクルツだと思う。宗介にはかなめがいるし、なんとなく弟っぽくて男女の中という感じはしない。
だがただ一本のチンコと考えると話は別だ。彼は誰にも言わないだろう。そういう人間ではない。後から執拗に迫ることもないだろうし、こういってはなんだが都合がいい。
逆にクルツはその辺がダメだ。口止めすれば言わないかもしれないが、後から「またさせてくれ」とせがむだろう。
そもそも、彼には処女だということをバラしたくない──しかし男としてみれば、宗介よりも近しい。誰にも気兼ねがないし。
「どっちにしようかな……」
彼女がそう呟やいた瞬間、ドアがコツコツとノックされた。
*
五時間後、マオのベッドには最終選考に残った二人が寝ていた。
クルツ・ウェーバーと相良宗介。二人ともアルコールの影響でぐっすりと眠っている。
「やってしまったわ……」
穏やかに眠る二人を見下ろして、マオは後悔したように呟いた。
ドアをノックしたのはクルツだった。後ろに宗介が控えてきた。
なんの用かと思ったら、宗介とかなめのことを肴に一杯やりたいらしい。楽しげなクルツとは対照的に、欝屈した顔の宗介。
マオは気を遣って言った。
「いいの、ソースケ?さっきはあんな怒ってたけど」
「……かまわん。もともと二人には今回のことをちゃんと伝えておこうと思っていたのだ。あの時腹を立てたのは、クルツが誰彼構わず吹聴していると思ったからだ」
だがクルツはマオ以外誰にも言っていなかった。
「この心優しいクルツくんが、好き勝手に惚れた腫れたと言い触らすわけないだろっての。だからこそバーじゃなくて、わざわざ姐さんのとこで飲もうって言ったんだぜ?」
「俺は飲まんぞ」
「まぁ、そう言うなって。めでたいんだから。飲まないとバッカスのおっさんに悪ぃだろうが」
そういうことか──マオは全てを理解すると、二人を自室へと招き入れた。
あんなことを考えていたのが少し後ろめたいが、そういう話なら大歓迎である。
*
そして酔い潰れた。
最初の内はアルコールを拒んでいた宗介だが、面白がって無理矢理飲ませてしまった。脳細胞が云々と言っていたが、多少耐性をつけといた方が今後のためだろう。
飲みだして五時間後には、結局マオしか残っていなかった。
宗介は飲みだしてほどなく倒れた。クルツも四時間後に倒れた。マオはザルだった。身体が火照るような気がするが、酔い潰れるようなことはなかった。
ベッドに横たわる二人を見下ろし、マオはまたしても呟いた。
「まったく……迂濶ね、あたしも」
マオは頭をガシガシと掻いて溜息を吐いた。
果たしてどうしたらいいか。肩を揺すってみても起きる様子はない。まさに泥酔。
明日は三人とも午後からだから特に問題はないが、このままここで寝させるのはどうか──任務で同じ部屋で寝たことはあるが、これはプライベートだ。何がどうなるか──いや、どうにかなって構わない気もする。
ぶっちゃけこれは──
「チャンス、よね……」
泥酔。起きる様子はない。最悪途中で起きたとしても、夢だということにすれば誤魔化せる気がする──アルコールによって正しい判断能力を失ったメリッサ・マオは、おもむろに軍服のチャックに手を掛けた。
*
黒いレースの下着姿になったマオは、泥酔してベッドに川の字になったクルツと宗介、二人の股間のチャックに手を掛けると「うんふっふっふ」と笑いながらチャックを下ろし始めた。
「どれどれどれ〜♪」
と言いつつ、二人のチャックの中へと両手を突っ込む。トランクスの中へと指を忍ばせ、まだ柔らかい肉棒を掴むと、二人ともビクッと身体を硬くした。
マオは一瞬ヤバイと思ったが、二人が起きた様子はない。どうやら条件反射らしい。だがまだ柔らかい。取り出した後で、愛撫せねばならんだろう。
「ごたいめ〜ん」
マオは二本同時にズボンから取り出した。
「きゃーっ」と言いながら目を閉じる。久しぶりのことだから少し恥ずかしかった。徐々に目蓋を開けつつ二本を見やる。
「……二人ともやるじゃない」
マオは目を皿のようにして二本を見つめた。
掌の感触から薄々わかっていたが、二人ともなかなかだ。中の上といったところか──特に宗介は小さいと思っていただけに、ちょっとした衝撃だった。
宗介のイチモツをマジマジと見やるマオ。
「ほ〜やるじゃない。このチンコでカナメをひぃひぃ言わせたというわけねー」
皮を引っ張ってみたり玉をコロコロしてみたり。陰毛が濃いがなかなか清潔な肉棒で好感が持てる。カリ首がデカく良い感じに中を掻き毟りそうだが、マオ的にはマイナスだった。
でもまぁ──
「悪くないわね。うん、ソースケっぽいっちゃソースケっぽいチンコで……よし、クルツの方はっと」
「いい子いい子」と言いながら宗介Jr.の頭を撫で、クルツJr.の方を見やる。
彼の肉棒は宗介よりも長かった。しかし宗介よりも細く、入れやすそうではある。だが決して小さいわけではない。むしろ宗介が太い。更に言えば全体的に白く、毛が生えていなかった。性器特有のグロさはないが、多少物足りないと言えば物足りない。
でもまぁ──
「これはこれでクルツらしいわよねー。あんたみたいな男のチンコがグロかったら引くっつーの。まだソースケの方がグロくても許せるわね」
クルツJr.にいい加減なことを語り掛けるマオ。
「まっ、あたしが見込んだチンコだけあるわね」
と言いつつ二人の先端にキスをした。その瞬間またしても二人の身体がビクッと硬くなったが、今回は無視した。どうせ起きない──しかしある部分は起きてもらわないと。
「どっちからにしようかな〜……う〜ん、脱童貞記念ってことでソースケかな?ソースケして欲しい?」
マオが宗介Jr.に問い掛けた瞬間、偶然にもJr.がピクリと頷いた。
「はいじゃーソースケね。いただきま〜す」
マオは大きく口を開くと、一息に宗介Jr.にしゃぶりついた。
とりあえず勃起しなければ話にならない。酒のせいで立ちが悪いが、股間以外は玄人のメリッサ・マオである。童貞に毛が生えた程度の宗介など相手にならない。
ぶぢゅりぶぢゅりとえげつない音を立てながら、肉棒をねぶるマオ。
口の中に唾液をためて、それとペニスを捏ね合わせるように舌を絡み付かせる。柔らかい肉棒を唇で噛んで、引っ張ってみると、餅のように伸びて中々卑猥だった。
「ぅあぅ…ふぅ…くぁっ」
呻き声とともに肉棒が硬くなる。玉を掌で揉みつつ、剛直の濡れた裏筋をべろんべろんと舐めると、ほどなくギンギンになってしまった。
「このあたしの手にかかればこんなもんよ〜。このエロガキ。ビンビンじゃな〜い」
鼻から下を唾液で濡らして、満面の笑みで彼女はそう言った。
そもそもこのあたしにチンコ握られといて、ふにゃふにゃのままってのがありえないのよ。こんな良い女が近くにいたら、触られる前にビンビンになるのが普通じゃないの?──
そんな勝手なことを考えながら「次はクルツね」と、クルツの方へ移動しようとしたとき、偶然にも宗介の手に豊かな乳房が触れて──
「……ちろり?」
宗介の手が不意に動いて、マオの乳房を鷲掴んだ。
「えっ、えぇ?そ、ソースケ?あ、あのこれはね?」
急に覚醒した宗介に慌てて弁明するマオ。
その間も宗介は縦横無尽に彼女の豊乳を揉みしだいている。黒い挑発的なブラがずりあがり、生乳を尋常でない勢いで揉み倒す。目が虚ろだ──ヤバイ。なんか知らんがとにかくヤバイ。
「ソースケ、そ、そのね、これは違うのよ?そう!夢、夢なの!」
「ちろり……ぅん、ちろり……?夢?あぁ、そうらな……ちろり、本物のちろりとは、感触が、違うな……」
「うん?ちろり?それってもしかしてカナメのこと?」
「なにを言ってのら?ちろり……ちろりはちろりに決まっているだろう?」
と言いながら宗介はマオを揉み倒した(乳を揉みながら押し倒すこと)。
倒れた衝撃でマオの巨乳がブリンッ!と揺れる。その揺れを見て宗介が「揺れ方も違うな」と呟いた。かなめはプリンッ!、もしくはたゆんっ!であった。
それても揉みたくる。マオの上に馬乗りになって、情熱的に、それでも痛くないように優しく揉みしだいた。無理な力をかけず、それでもいやらしく乳房を変形させてしまう。
い、いつの間にこんなテクニックを!?──マオは今の状況よりも、その乳房から這い上がる快感に狼狽した。
「あっ、ソースケやめ、ふぁっあぁ…ちょっとぉ……もぉっ!」
素人の乳揉みなど寧ろ痛いくらいが当たり前だ。その癖この男ときたら──ただ者ではない。どんだけかなめの乳を揉みしだいたと言うのだろうか?
息を荒げテクニックに感嘆するマオに、宗介が余計なことを問い掛けた。
「やはりいつもと違うら……いつもの君の乳房はもう少し小さいが、もっと柔らかい……今回は少し硬いような気がする。もしかしてどこかに乳房を打つけぁおぅふっ!」
「うっさいわよ!!」
失礼千万な宗介の顎に、マオはアッパーカットを食らわした。体勢は悪いが左肩をベッドに固定した右の拳骨は、宗介の体を軽々吹っ飛ばしてしまう。
別にマオの乳房が硬いわけではない。かなめのが柔らかいというのもあるが、今回は生理不順で少し張っていただけである──張った乳房は揉まれると痛いはずなのに、特に不快ではなかった。
宗介の揉みテクに改めて驚嘆する。彼がかなめと寝たのはここ最近のはずだ。彼はこの短期間にどれほどかなめの乳を揉んだというのか。
「なによ。硬くなんかないじゃない」
マオは自分の乳房を揉みつつ呟いた。
全く硬くなんかない。もにゅもにゅだ。というか宗介に揉まれて、張りが少しなくなっている──明日になればまた張ってくるだろうが、なんたる揉みテクか。
感心するマオの死角で、人影がムクリと起き上がる。
「ん……あれ?姐さん……とソースケ!?どうした?大丈夫か?」
「げぇっ!クルツ!?」
今の騒ぎで起きたクルツが、KOされた宗介にのっそりと歩み寄った。マオが驚愕の声を上げる。クルツはマオの方を見やった。
ヤバイ。ヤバすぎる──いや、こうなることは覚悟の上か?だから夢だってことに──いや、無理じゃないの?これはもうクルツもKOしてしまうしか──あたふたとそんなことを考えるマオ。
クルツがそんなマオを見て呟く。
「いいおっぱいだ」
「どこ見てんのよ!!」
と言ってマオは乳房を両手で抱き締めた。だがクルツから言わせれば、どこ見せてんのよ、という話だろう。
「いや、というか姐さん。なんでそんないい格好をして……ってかソースケはどうしたんだ?ぶっ倒れてるのもそうだけど、ちんこ丸出しじゃねーかこいつ」
あんたも丸出しよ!──とマオは突っ込みたかったが、あえてスルーした。
クルツは酒で溶けだした脳ミソをフル回転させて、今の状況を整理しはじめた。そしてある仮説を導きだした。
「もしかして姐さんとソースケって、そういう関係?」
「ち、違うわよ!!」
慌てて否定するマオ。
その結論は一番マズイと彼女は思った。自分にとってもマズイが、巻き込まれた宗介には最悪の話だ。もしかなめの耳に入ればエライ事になる。
何を今更──と自分でも思う。だけど可愛い二人の関係を壊したくて、こんなことをしたんじゃないんだ。
ただ少し貸してほしくて。しかも本人にも無断で借りようとして──宗介は二股かけるような男じゃないって、彼女もわかっているだろうけど──
マオは観念する。もともと自分の責任だ。このまま在らぬ疑いを宗介にかけるくらいなら、潔く自首してしまおう──マオは自分の乳房を更に強く抱き締める。
「だよなー、ソースケと姐さんがそんな関係なんてありえねーよな。だってソースケにはかなめがいるし、姐さんはソースケには手にあまるしよ」
マオが覚悟を決めた瞬間、クルツがそう言った。
マオは拍子抜けする。あれ?少し物分かりが良すぎないか?──と彼女は思ったが、アルコールのせいだろうと納得した。
これならあわよくば、白状せずにすむかも──夢ってことに出来るかもしれないわね──とそんな煮え切らないことを考えるマオ。
マオは調子よく言う。
「そうなの!あたしとソースケは単なる同僚でそんな関係じゃないわよ!そりゃちょっとは可愛いとこもあるし、一発くらいはってとこもあるけどこれは全部夢で──」
「う〜ん……ってことは、このソースケっぽい奴は俺ってことか?」
マオの発言聞く耳持たず、クルツはいきなりそんなことを口走った。
あまりの意味わからん発言に、マオは「はぇ?」と情けない声を上げてしまう。
このソースケっぽい奴は俺──駄目だ。全く意味がわからない──マオは恐る恐るクルツに問い掛ける。
「……どういうこと?」
「うん?だからこの失神してる奴は、俺ってことでしょって言ってんの」
マオの頭にクエスチョンマークが浮かび上がる。彼女は困惑した。どうやらクルツの酔いは予想の斜め上を行っているらしい。
釈然としないマオを見て、クルツが説明を付け加える。
「だから、姐さんとソースケはあやしい関係じゃない。てことは、このソースケっぽい奴も実はソースケじゃない。
そしてこの隊の中で姐さんと寝れるような奴は、俺とソースケくらい……まぁ、ソースケはかなーり確率が低いけど。あいつそういう柄じゃねーし。カナメ一筋じゃん?で、こいつがソースケじゃないってんなら、消去法で俺しかいないだろ?ってこと」
これでわかったでしょ?と言わんばかりのクルツだが、マオには話の半分ほどしか理解できなかった。
クルツの説明も酷いものだが、マオの思考力もまた急激に低下していた──つまりあたしと寝るのはクルツだけ。だから失神してるこの男はクルツ──なるほど。全く理解できない。
ちょっとしたパニックに陥ったマオをよそに、クルツは「おーい俺ー、起きろー、死ぬなー」と言いながら、失神した宗介の頬をペチペチと叩いた。
「……むっ、クルツか?」
ほどなく目を覚ます宗介。
「おー起きたか。死んだかと思ったぞ」
「死ぬわけがないらろう。俺はただ寝てただけだ……なぜか顎が痛いがな」
記憶のとんだ宗介。
流石に強すぎたか──とマオが、クルツの肩越しに宗介の顔を覗き込んだ。
宗介がマオに気付く。
「ちろり?君もいたのか……どうしたんら?」
未だ妄想と現実の間をフラフラしている宗介。
クルツが怪訝な声を上げる。
「なに言ってんだソースケ……じゃなくて俺。カナメじゃねぇ。マオだろうが」
「うん?そっちこそなにを言っている?マオなどおらんぞ。彼女はちろりだ。それに俺とはなんら?」
「なんだーお前酔ってんのか?我が事ながら情けねーぞ。俺とはなんだって、お前は俺だろうが」
「俺は俺だぞ。お前は俺ではない」
「うん?いや、だから俺は俺だろ?で、お前は俺だろ?ってことは俺はお前でお前は俺じゃねーか」
「……なんらかよくわからんが、とりあえず俺は俺だ。それでいいか?」
「ま、それでいいか。とりあえずお前は俺だ」
酔っぱらい特有の新機軸トークが、マオをさらなるパニックの渦へと陥れる。目眩がする。マオは眉間を揉んだ。
「どうした、ちろり?疲れたのか?」
「だからカナメじゃねぇつーの。マオ姐さん。怖い怖ーいメリッサ・マオ曹長だっつってんだろうが」
「そんなわけがないらろう?ちろり。君からも言ってやってくれ」
「あぁそうだ。本人に聞けば確かだよな。姐さん、こいつにビシッと言ってやってくれよ」
「えっ?あ、うん……」
マオは悩んだ。
当然自分はクルツの言うとおりメリッサ・マオだが、今本当のことを言って良いものかと悩む。
もし自分がメリッサ・マオだと主張したら、宗介はどんな反応を見せるだろうか?納得してくれればいいが、宗介はかなめに過保護すぎる。
もし彼が変に訝しんで、
「ちろり、なにを言っているんだ?君はどこからどう見てもちろりかなめらろう?……もしやウィスパードの混乱が起きているのか!?」
とか言いだしたら困る。
彼はかなめのこととなると後先を考えない。こんな格好で医務室にでも運ばれたらエライ事になる──いや、下手をするとウィスパード繋がりでテッサのとこに連れてかれたり……。
かと言って千鳥かなめだと言ったらクルツが面倒だ──悩むマオ。快活な彼女に珍しく「あの……その……」と口籠もってしまう。
「どうしたんだよ姐さん?自分の名前を言うだけだぜ?いつもおっさんとかテッサの部屋に行くときみたいに、メリッサ・マオ曹長であります!なんてよ」
「クルツ、貴様が余計なことを言うから、ちろりが困惑してしまうのら。ちろり、こんな奴はほっといて本当のことを言ってくれ」
「なんだお前、お前は俺の癖に、俺の言うことが信じられねーってのか?カナメじゃねーから。マオだっつーの」
「俺をお前だなどと言う奴を信じられると思うか?」
「なんだと?こいつソースケみてぇなこと言いやがって」
「みたいではない。俺は相良宗介だ」
「だからそれも違ぇっての。お前は俺!俺はお前でお前は俺でって本知らねーのか?」
意味わからん方向に白熱しだしたクルツと宗介。
それを尻目にマオは、酒で煮えた頭で考える。
──千鳥かなめ。メリッサ・マオ。千鳥。メリッサ──もしかして全く関係ない第三者──例えばテッサの方が──良いわけないわね──千鳥──メリッサ──いったいどうすれば。
口の中で二つの名前を呟いて、ゆるんだ唇から偶然にも言葉が霞め出る。
「ちろりっさ」
「なに?」
「え?ちろりっさ?」
白熱した討論を繰り広げていた二人が、マオの呟きに反応する。
響きが面白くて無意識に呟いてしまっただけ。特に意味はない。マオはそう伝えようとしたが、酷く納得した様子の二人に気付いて、口をつぐんだ。
「なるほろ……ちろりっさか」
「あーちろりっさね。そう言われてみればそんな気もするな。こいつがカナメカナメ言うのも納得できっかも」
腕を組み納得の頷きを繰り返す宗介とクルツ。二人はマオの手の届かないところで通じ合った。
ちろりっさってなによ──とマオは思う。その言葉を口にしたのは自分だが、彼らの中では言葉以上の存在が想像されているらしい。
「てことは、お前本当にソースケか!?」
「当然だろう。俺は相良宗介だ。そもそもお前が二人いる時点でおかしい」
「いやー、姐さんとソースケがそんな格好してからよ、誤解しちまったのよ。それにしてもお前なんで下半身丸出しなんだ?」
「知らん。気付いたらこうなっていた。だいたいお前も丸出しらぞ」
「あっ本当だ。やん!見ないでー、えっちー」
両手で股間を押さえるクルツ。
宗介とマオはげんなりとした表情で、二人同時に言う。
「「気色悪い」」
「うわっひっでー、なんだよ二人とも。みんな似たような格好じゃねーか……それにしても姐さんは本当いいおっぱぉいっ!」
「見んなっつーの!」
クルツを悶絶させるマオのボディブロー。クルツは身体をくの字に折り曲げた。
乳房から両手が外れて、たわわに実った乳房が上下に激しく揺れた。先端の色素の濃い部分が、中空に桃色の線を描く。宗介はその様に見惚れた。
宗介は再び乳房を鷲掴む。そして揉む。
「ちょ、ちょっと!またぁ?なんなのよ、もぉ!」
「いや、いつものちろりと違うが……これも悪くないな、と思ってな」
ちろりっさが一体なにを指すのかわからないが、とりあえず宗介の中ではかなめとそう変わらない存在らしい。
慈しむように肌を撫でると、その突端をコリコリと弄ぶ。程なく勃起した乳首を唇ではむと、赤ん坊のように吸い始めた。乳輪をなぞるように舐め、先端を舌先で弄ぶ。
性衝動と恋慕を同時に感じ、宗介の股間が今までにないくらいいきり立つ。
その奮い立ちはきっと、海の向こうの彼女に向けられているのだろう──そう考えると酷く後ろめたい。
しかしマオは吸い付いた宗介を今更振りほどくこともできず、ただ貪られるだけの身体になって、そっと彼の頭に手を置いた。
男女というより姉弟の倒錯した情愛を感じる。興奮と安心が同居したような気がして、真綿に包まれたように眠くなった。
「ソースケばっかずりぃぞ。メリッサー、俺の相手もしてくれよー」
宗介が姉に甘える倒錯的な弟だとするなら、クルツはどうだろう?──マオは声のした方を見やる。
するとそこには、宗介より色素の薄いツルンとした肉棒が熱くそそり立っていた。腹へのダメージなどなんのその、桃色に充血し天を突かんばかりにビンビンになっている。
マオはそれを見て赤面した。宗介のペニスとは何か違うような気がした。
宗介のモノを口に含んだとき、それは可愛い弟にイタズラをするような──加害者的思考が脳を席巻したのに、今は──被害者だろう。
今から犯される。仮に宗介としたなら、自分は犯す側だろうとマオは思った。
だがクルツの前なら、自分はただの牝として抱かれるだろう。
*
飽きもせず乳房を弄ぶ宗介をよそに、クルツとマオは濃厚なキスをした。
キスの邪魔だからとクルツは宗介を退かそうとしたが、マオがそれを阻む。今離したらなんとなく可哀相だと思った。
きっと彼はかなめの乳首を吸っているつもりなのだろう──お似合いの二人の間を裂くなんて、姉代わりの自分がすることではない──いや、今の状況は置いといて。
「メリッサ、くわえてくれ」
唇が離れたかと思うと、余韻の残るそこに熱く蒸れたモノが押し当てられた。
マオのむっちりとした唇に、クルツの肉棒が押しつけられている。押し当てただけで我慢汁が滲み、彼女の唇をグロスを塗ったかのように光らせてしまう。
マオは彼の形を確かめるように、ゆっくりと唇で亀頭を包んだ。濡れた粘膜を粘膜に密着させる。唇をカリ首に引っ掛けて頭を前後に揺する。
さきっぽだけをいやらしくしゃぶられて、クルツは焦れた。
「んむぉっ!」
焦れたクルツはマオの黒髪を引っ掴むと、彼女の口内にペニスを根元までねじ込んでしまう。
クルツの長いペニスがマオの喉元を叩く。彼女はたまらず咳き込んだ。
クルツはしまったと思い肉棒を引き抜こうとしたが、マオの口がすぼまって引き抜くことか出来なかった。
強烈なバキューム。ズゾゾゾッという音が聞こえそうなほど頬を凹ませて、その裏側の桃色の粘膜をペニス全体に吸い付かせている。これはマオの得意技だった。
そのまま頭を前後に揺する。ぢゅっぱぢゅっぱと卑猥な音があがる。抜け出た竿が唾液でテラテラと光る。その竿が再び飲み込まれ、すぼまった唇が竿から唾液をこ削げ落とす。
三往復に一度、肉棒がマオの口内から完全に抜け出る。抜け出る際に、蒸れた唇の裏側が充血したカリをこれでもかと掻き毟った。
その快感がクルツの背を電流のように駆け上がる。頭のピストンが十二回に差し掛かり、マオの唇がカリ首をジュポンと手放したとき、彼は我慢の限界に達した。
「あっふぅ……メリッサ……ぁあ……」
マオの鼻の下で肉棒が暴発した。肉棒が激しく脈動し、精の発露を撒き散らす。
その雫がマオの鼻の穴に入って、鼻の奥に仙痛を感じた。涙目で顔をそらせるマオ。
その視線の先に宗介の頭があった。ざっくばらんな黒髪が、僅かに精液で汚れてしまっている。マオは少し引いた。自分の顔に精液がかかるより、男の頭にかかるほうが問題な気がした。
「らめっ……ちょっと出ししゅぎよ……!」
未だ暴れ続ける先端を唇で蓋をする。
亀頭を唇で包み込んで、精液を搾り取ろうとちゅーちゅー吸った。
口内が彼の味で満たされる。美味しくない。どちらかというと不味い──なんかハミガキ粉のチューブ吸ってるみたいね──とハミガキ粉など吸ったことないくせに、マオは思った。
竿の中まで吸い付くして、やっとこ唇を放す。
「もぉ……ホント出しすぎ……ためすぎは身体に良くないのよ?定期的にオナニーしなさいよね」
「メリッサが手伝ってくれよ」
「……気が向いたらね」
マオは掌で顔を拭った。うわっベトベト……とティッシュで掌を拭く。
自分の顔を綺麗にした彼女は、未だに乳をもにゅっている宗介の、汚れた頭を拭き始めた。黒髪に白い染みが点々とついている。なんだかいろいろとマズイ。
掌とティッシュで精液を掬いとり、それでも残った場合は、髪の束を唇でついばんで舐め取った。
それを見てクルツが「猿の毛繕いみたいだな」と言った。
「あんたの方がある意味猿じゃないの」
性的な意味で。
「んー。まぁそうかもしれねーな……そういやメリッサ、知ってるか?猿の雌ってのは尻でセックスアピールをするんだぜ?だから赤い」
「知ってるわよ。それがどうしたって──やっ、クルツ!?」
マオの言葉を遮るように、クルツが彼女に襲い掛かった。
バランスを崩すマオ。宗介を下敷きにしてベッドへと倒れこむ。それでも宗介は豊満な乳房を揉み続ける。何があっても放さん!といった風情だ。
うつ伏せになったマオの尻をクルツが鷲掴みにした。黒いレースのパンティが乱れて尻の谷間が露になる。そして一気にずり下ろす。
丸々として肉感的、それでいてきゅっと引き締まったエロスの塊のような尻が張り出される。
「俺は猿だからよ、女の尻に目がないんだ……特にメリッサのは」
わしわしと尻肉を揉みたくるクルツ。上と下を同時に揉みたくられるというあんまりな行為に、股間から愛液を滲ませてしまう。
更に尻を揉む度に下半身の皮が引っ張られて、肛門や性器の形がにちゃにちゃと変形するのだ。尻肉を左右に引っ張られた時など、肛門が外気に触れてぞっとした。
そして濡れそぼるヴァギナに圧力を感じて、更にぞっとする──この感触は──間違いない。
「ダメよ、クルツ!入れるのはやめて!!」
「うん?安心しなって。ちゃんとコンドームは付けてっからさ」
クルツの先端がマオの入り口にぬちゅぬちゅと擦りつけられている。いつの間にかゴムまで被っていた──流石クルツ。いついかなる時もコンドームは手放さない。
「コンドームつけててもダメだってのよ!」
「なんでよ?ここまでやっといて入れるのはナシってか?そりゃないってメリッサ」
「まだダメだってこと!心の準備がまだなの!!」
今までずっと攻めていただけに、まだ攻められる準備が出来ていなかった。
それにもっとイジってもらわないと多分痛いし──鬼曹長とはいえ、ベッドの上ではただの女だ。
スナイパーとはいえ、ベッドの上ではただの男のクルツが焦れる。
「なんだそりゃ。心の準備って……なんか姐さんっぽくねーぞ。あたしこんなの初めてなの、だからもっと優しくして!っていうバージンでもあるまいし」
バージンという言葉に、マオの身体が硬くなる。
偶然にも核心を突いたクルツの言葉が胸に染み入って、マオはとうとう観念した。
決心する。そして叫ぶ。
「あたしまだバージンなの!だからもっと優しくして!!」
クルツは肉体的にも精神的にも一歩引いた。
おっぱい星人の宗介でさえ乳揉みを止めた。
*
三人とも無言で動いた。
宗介が無言でマオの下から抜け出る。クルツが股間にゴムを被せたまま、無言で床に座り込む。宗介とマオもそれにならい、床に座り込んだ。
三人の裸の男女(宗介のみ上着だけ着用)が輪になって向かい合う。
奇妙な沈黙が部屋を満たす。
「処女なはずがないらろう」
沈黙を破ったのは宗介だった。彼は憮然とした顔で言った。
その顔を見てマオは思う──そうよね。こんなキャラのあたしが処女とか、本気でありえないわよね。
「ちろりの処女は俺がいただいた。一昨日も一緒に寝たばかりだ。処女のはずがない」
そういうことじゃない──拍子抜けしたマオをよそに、クルツが反論する。
「そうとも限んねーだろうが。カナメがお前に抱かれてようとちろりっさは別……ちろりっさはカナメとメリッサがフュージョンした姿なんだから、カナメの特徴を完全に受け継いでるとは限らない。現におっぱいの感触が違うわけだろ?」
これもなんか違う──というかそういう認識だったのか──とマオは今更悟る。
「そうらな。本物のちろりの胸はもっと柔らかい……指で触れると溶けだしそうで、掌が埋まってしまいそうになる。しかし顔を埋めてみると程よい弾力があって、天にも昇るような──いや、クルツ、貴様にはこの情報に触れる資格が無い。
……それよりフュージョンとはなんだ?」
宗介はひとしきり惚気たあとに質問をした。彼の手がわきわきと動いている──想像のかなめ乳を揉んでいるらしい。
「なんだお前、ドラゴンボールを知らねーのか?簡単に言えば合体だ、合体。ちろりっさはカナメとメリッサが合体した姿だ」
「合体?」
「そう。フュージョンがわからなきゃパイルダーオンだ。見ろ、ちろりっさのおっぱいミサイルを。俺はこの乳になら吹き飛ばされてもいい……ってそれは関係ねーな」
「クルツ、お前の言うことはよくわからん……つまりどういうことら?」
「つまりちろりっさはカナメとメリッサがファイナルフュージョンしたもので、ある部分はカナメ、ある部分はメリッサ……そしてカナメが処女じゃないのにちろりっさが処女だってことは、股間のとこはカナメじゃねーってことだ。つまり下半身はメリッサ。メリッサは処女」
「なるほろ。理解した」
マオの手の届かないところで納得した様子の二人。腕を組み、うんうんと頷き合っている。
マオはツッコミたい部分がいろいろとあったが、話が拗れそうなので黙って見ていた──酔っぱらいの考えはよくわかんないわね──と酒焼けした頭で考える。彼女は深く溜息をついた。
その瞬間宗介とクルツが、同時にマオを見やった。
いきなり振り向かれてマオの身が竦む。
ねめつけるような眼差し。二人の視線が自分の乳房と陰毛に注がれていることに気付いて、マオは「な、なによ……」と言って、自分の身体を抱き締めた。
そんな彼女をよそに、二人は相談する。
「メリッサの相手は俺がするから、カナメはソースケが相手してやれ」
「言われなくてもそうする。ちろりの相手は俺だけら」
なんの話かわからないが、とにかく事は動きだした。
*
宗介にキスされそうになって、マオは慌てて顔をそらした。
「ちろり……?」
彼に縁ある者だけにわかる悲しげな声色で、宗介が恋慕の相手の名を呼ぶ。言葉が振れて、今にも泣き出しそうに聞こえた。
その震える吐息を止めてしまいたくて、マオはふと唇を彼のそれに寄せ掛けたが、またしても寸でのところでそらす──キスはいけないと思った。
恋人以外とセックスすることはあっても、恋人以外とキスすることはないだろう──ここが最後の一線だ。
もししてしまったら、彼に恋をしてしまうかもしれない。
「キスよりも、もっといいことしてあげる」
寂しそうな顔をする宗介に、マオが笑いかける。彼は笑顔を向けられたのが恥ずかしくて、頬をポリポリと掻いた。
そんな宗介をよそに、マオは自分の豊満な乳房を両手で持ち上げると、彼の胡坐をかいた膝の上に落とした。
ボスンッと乳房とは思えんような音が上がる。宗介のギンギンの股間が谷間に飲み込まれる。柔らかく暖かい肉に包まれて、宗介は情けない声を上げる。
「はぉあっ!」
「ソースケこういうの好きでしょ?」
宗介がおっぱい星人だというのは、今までの乳揉みから確認済みだ。
キスは出来ないけど、このくらいならしてあげる──とマオは、宗介の肉棒をくわえた乳房を激しく上下に揺すった。
柔肌の間でペニスが更に大きくなるのがわかる。触れた部分が溶けだすように熱い。マオの汗と宗介から滲む汁が混じり合い、潤滑液の役割を果たす。
肉棒をまるごと飲み込んでしまいそうなほど巨大なマオの乳房だが、宗介の腰に双球を強く押し付けてみると谷間から彼のさきっぽがにょきっと突き出た。
モグラが土から頭を出すようで少しかわいい。マオはその頭にキスをした──唇はダメだけど、これくらいはいいわよね?
本当に食べちゃいたいくらいかわいいわ──マオは噛み付かんばかりの勢いで乳房を揺すった。一心不乱。無我夢中で揺する。
そうしないと腰から這い上がる快感に、意識を持っていかれてしまいそうだった。
「処女のわりにちゃんと濡れるじゃねーかよ」
四つん這いになってパイズリをするマオのヴァギナを、クルツがその器用な指先で愛撫していた。
役割分担。先程の酔いどれトークの末、宗介とクルツはある共通認識を得た──下半身がマオだということは、上半身がかなめなのだろう──二人はその認識の通りに動く。上半身は宗介、下半身はクルツの担当だった。
「もうトロトロだぞ」
「そういうこと言うんじゃないわよ!」
処女だと聞いていただけに、クルツの指先はより丁寧にマオの股間を這いずった。濡れが不足しているようなら唾液を垂らし、時には肛門にまで指先を伸ばす。
マオはそれが恥ずかしくて、気を紛らわそうと宗介のペニスを更に激しく弄んでしまう。
パジュッパジュッと膣に挿入したかのような音があがる。あまりに激しく揺すったため、谷間からペニスがにゅるんと抜け出てしまった。
肉棒が這いずった部分がローションを塗ったかのように濡れている。そこから雄臭い匂いが立ち上ったが、マオはそんな嫌でもなかった。
「やだっ」
マオは抜け出た肉棒が惜しくて、いきり立つモノを強く引っ掴んでしまう。
引けた腰ごとペニスを引き寄せて勃起した乳頭に押し当てる。裏筋に立ち上がった乳首を擦りつける。ゴシゴシと亀頭で乳房を磨くように摩擦する。
亀頭が豊満な乳房にムニュッと挿入されたかと思うと、裏筋を程よい硬さの乳首で舐めるようにしごかれてしまった。
宗介の玉袋がギュッとしまる。それに気付いてマオは、肉棒を再び胸の谷間に挟み込むと、むっちりとした唇で亀頭を包み込んだ。
宗介はたまらず射精する。
「ふっ……ちろり……あっ、ぁあぁぁぁ……っ!」
宗介はマオの黒髪を鷲掴むと、乳房を太ももで押し上げて、ペニスを根元まで口内にねじ込んでしまった。
上体を仰け反らせて濃い精液を吐き出す。歳のせいかクルツのよりも更に濃い気がしたが、マオはカリ首に舌を這わし頬を凹ませると、最後の一滴まで絞りだしてしまった。
絡み付く精液をごっくんと飲み干して、マオが言う。
「むぅ、むぁっ……ちょぉ……もぉ。ソースケもためしゅぎよ。ちゃんとオナニーしにゃさい」
舌に彼の汁が残っているのと、絶えずヴァギナを愛撫されているのが重なって、マオの発音が不鮮明になってしまう。
実のところ宗介は一昨日かなめと寝ていたので、ためすぎという程でもなかった。これが彼の平均である。
「……ちろりはしてくれないのか?」
「してあげるけど、自分でもある程度出さないとダメよ。かといって出しすぎるのもダメ……東京に戻ったらあたしが満足するまで抱くのよ?」
変な気を回すマオ。
「安心しろ。俺は君のそばにいると元気が出るんだ」
自信満々の顔で宗介はそう言った。
顔だけでなく股間も自信満々である。
今出したばっかなのに──マオは少し引いた。
「なにやってんだよソースケ。俺がメリッサをイかせるまでは我慢しろよ」
包皮を向き、蒸れた萌芽を摘みながらクルツが言った。
張り出した真珠をよじるように刺激する。背を仰け反らして身悶えるマオ。挿入はされずとも、性感帯は開発されきっている。彼女は外イキだった。
「しかたがなかろう……乳房で刺激されるのは初めてだったのだ」
どうやらマオは、宗介のパイズリ童貞を奪ってしまったらしい。
もしかしたらフェラチオさえしていないかもしれない──迂濶だったわ。彼らはこういう関係になってから、日が浅い──そもそもフェラチオなどしない女はしない。
カナメに男の喜ばせ方を、教えた方が良いだろうか?──そんなことを考えるマオ(処女)。
「ったくよ。しゃーねぇ。姐さんにもとっととイッてもらうか」
「何よその言いきゃにゃっ!」
言い掛けたマオの唇が、自身の嬌声で塞がれた。
ヴァギナが熱い。今までとは違った熱く湿ったものが、敏感な部分を這いずっている──すぐ様それが、クルツの舌だと気付く。
クルツは口を半開きにして、性器全体を唇で覆った。そこに吸い付くように顔を寄せると、口内で舌を弄ぶようにして、にちゃにちゃと性器を愛撫する。
唇のドームの下で器用な舌が卑猥に蠢いて、マオの性器を強烈に舐めたくる。下唇を萌芽に押し当てて、ねぶるように刺激する。
まるで下の唇にディープキスをされてるみたい──マオはそう思うと、昂ぶる自分を押さえ切れなくなってしまって──腰を震わせて、卑劣から愛液を滲みださせてしまった。それがクルツの口内にたまる。彼はそれを飲み干してしまった。
「最悪……」
クンニでイかされるとなんでこんなに恥ずかしいのか?もしかして自分だけ?それとも変な汁を飲まれてしまったから?
マオの全身から力が抜ける。四つん這いからヘタリ込んで、彼女は拠り所を求めて目の前の宗介の腰にしがみついた。
はからずもぶら下がった乳房が宗介の股間に乗る。肉棒全体に乳房が押しつけられて、彼は無意識にカクカクと腰を振ってしまった。
「最悪?最高の間違いでしょ」
クルツが意地悪を言う。
マオは否定出来なかった。今の快感は、26年の人生でも三本の指に入る快感だと思った。挿入はまだでも、女王様の素養のある彼女は、幾人もの男(or女)にヴァギナを舐めさせてきた──だからこそ今のは最高だったとわかってしまう。
何も言わないマオをクルツは後ろから抱き締めた。彼の一番雄臭い部分が、彼女の一番雌臭い部分に押し当てられる。彼は彼女の耳元で囁いた。
「いや、最高の体験はこれからか……安心しろ、メリッサ。このクルツくんが最高の初体験を演出してやるからよ」
「うるさいわよ」
恥ずかしげにそう言った彼女が可愛くて、クルツは彼女の耳を甘く噛んだ。
「メリッサ、愛してるよ」
クルツの言葉が耳を犯したのと同時に、マオの全身から力が抜ける──こんなことは初めてだった。いつも性器に性器が押し当てられるたびに、身体を硬くして吐き気をもよおしてしまったと言うに。
年下の男の本心かどうかもわからない言葉に、文字通り骨抜きになってしまった自分が、情けないのと同時に嬉しくもあって。
「入れるよ」
「うん」
脱力したマオを股間で感じて、好機と判断したクルツが、ゆっくりと肉棒を中に突き入れる。
ゴムを付けっ放しだったためローションが少し乾いていたが、マオの愛液で濡らしたため問題無い。
ずぬぬぬ……と徐々に愛棒を柔肉に埋める。柔らかいのに押し返すくらいに硬いという矛盾を孕んだマオのヴァギナ。
軟骨を溶けだすような柔肉で覆ったそれは、先端の粘膜をこれでもかと締め付ける。
「ふーっふーっふーっ」
身体から力を抜こうと、変な呼吸をするマオ。呼吸の効果は定かでないが、今のところ挿入は順調である。
彼の先端が自身の今まで閉じられていた部分を強引にこじ開けていくのを、マオは腹で感じた──それが怖くて彼女は、宗介の腰をさらに強く抱いた。
そして抱き返される。自分より十も若い男に励まされるように抱かれたのに、それが嫌でない自分に困惑した──マオは今になって、宗介を高く評価している自分に気付いた。
「がんばれ……半分まで入ってるぞ。もう少しだ」
「なによそれ」
宗介のズレた励ましに思わず笑ってしまう。
思ったほどじゃないけれど、股間が焼けるようにジンジンと痛くて、それなのに微笑んでしまう自分が嫌いじゃなくて──笑った拍子に彼女の下っ腹からすっと力が抜け、クルツの愛棒がズッと根本まで挿入されてしまった。
挿入したままの姿勢でクルツが言う。
「メリッサ……奥まで入ったぞ」
「……うん」
苦し気な様子のマオに宗介が問い掛ける。
「痛くないか?」
「……少しだけ」
その言葉を聞いて、クルツが彼らしくないことを言う。
「やめるか?」
「ううん。最後までして」
「クルツ、痛くないようにゆっくり動け」
「んなこたわかってるよ。俺を誰だと思ってんだ?……でもメリッサ。もし痛かったらすぐに言うんだぞ?」
「……うん」
妙に優しい二人の言葉に、痛み以外の理由から目を潤ませてしまう。
初体験で泣くなんて、その辺のティーンエイジャーみたいで自分らしくない。そう思うのに、嬉しいのか悲しいのかわかんなくなって──目尻に涙をためる彼女に気付いて、宗介が声をかける。
「どうした?……泣くほど痛いのか?」
「……違うわよ」
「メリッサ、痛いなら本当に無理しなくていいんだぞ?俺でよければいつでも相手してやっからよ」
「本当に平気だから……これは、その、違うの……」
馬鹿で空気の読めないあんたたちが、変にあたしのことを優しくするから。
気遣いなんて言葉すら知らなかった宗介が、いつの間にかこんなことを言えるようになったのが──そして、それが自分に向けられるのが嬉しくて。
いつも不埒なことばかりしてるクルツが、あたしのことをこんな宝物みたいに大事に扱ってくれるのが嬉しくて──だから泣いてしまう──でもこんなのは、あたしらしくないんだ。
「なにが違うんだ?とりあえずは入ったんだ……これから徐々に慣らせばいい。痛いのは精神衛生上あまりよくない」
「そうだ。俺はメリッサの初めての男になれて、それだけで満足なんだぜ?俺に気を遣う必要なんかねーぞ?」
心配そうな声と視線が投げ掛けられて、マオはそれから逃げるように宗介の胸に顔を埋めた──この行動すらも自分らしくない、と彼女は思う。
わかっている。自分はただの女だ──鉄の人形に守られた中の柔肌は、ニューヨークで「いい不良」をやってた頃となんら変わりがなくて、隊の野郎達に見せるメリッサ・マオ曹長なんて、サベージよりも分厚い装甲で覆った虚勢の造形。
その虚勢の塊もやっと肌に馴染んで着心地も悪くないなんて、そんなこの頃で──だのに、今、装甲をひっぺがして生身で彼らに甘えられたらどんなにいいだろうって──しかし今装甲をひっぺがせば、もう二度と今までのようには振る舞えないような気がして。
「ふっ」
結局、生身とサベージの間で揺れ動いた天秤は、保守的な方へと傾いてしまい。
「ふっざけんじゃないわよー!!なに!?この鉛弾の雨に曝されて、幾千の野郎どもをファックしてきたこのあたしにむかって、言うにことかいて無理すんなってどういうことよ!!?
舐めてんじゃないわよ!このメリッサ・マオを!!あんたら、あたしの階級を忘れてんじゃないでしょうね?あたしはバリバリの精鋭部隊の曹長殿よ!あんたらみたいなドヘタレ軍曹の粗チンなんかで痛いとか、そんなわけないっつーの!!!」
宗介の背に爪を立てて、マオは涙声でそう叫んだ。
*
クルツと宗介は、マオの真意を半ばまで理解していたが、それを口に出すほど愚かではなかった。
宗介は目線でクルツに合図を送る。クルツはそれに頷くと、奥深く埋められた肉棒を抜ける寸前まで引き出して、内臓を持ち上げんばかりの勢いで腰を叩きつけた。
「かふっ……!」
肺が潰れて情けない声をあげるマオ。
不意に最奥を叩かれて焼け付くように痛かった。デリケートな粘膜を這いずる欲望は、まるでヤスリのようにざらついて感じられる。
「やめて」という二枚舌は押さえられても、目尻を伝う滴はとめどなく流れる。
流れるそれを宗介の胸元に隠したが、きっと当の彼はそんなことお見通しなのだろう。
クルツだってそうだ。震える肩に置かれた掌に励ますような温かみが宿って、結局、どちらに転ぼうと自分は彼らに甘えるだけの存在だと気付かされる。
「すげぇ……すげぇよメリッサ。もの凄く絞まる。股間が千切れそうだ……」
クルツは思ったままのことを言った。
マオの割れ目は長年の過酷な運動(格闘やASの操縦)によって半ばまで剥がれてしまっていたが、鍛えぬかれた彼女の下半身は膣を強烈に締めあげてしまう。
性器周辺はもちろん、太ももや尻の筋肉までが蠢いて、クルツの股間を搾乳するようにしゃぶりあげる。
「当たり前よ……こ、この、あたしの処女な、んだか、ら……つまんない感想だったら、承知しないわ、よ……!」
マオは強がりを言った。
本当は不安だった。この歳になって未だ処女だなんて、どんな不都合が起きるかわからない。
力の入れ方だってわからないし、腰の振りだっていまいちだ。だからクルツが苦し気な喘ぎを漏らすたび、自分の下半身は男を満足させるのに足るのだと、酷く安堵してしまう。
安心が痛みを包み込んで、彼が喘ぐ度に股間の痛みが薄れていくような気さえした。
「あぁ、最高だ、メリッサ……ふっ……もっと長く楽しみたいのによ……気を抜いたら暴発しちまいそうだ」
腰で尻を叩くように、肉棒を膣の中で激しく前後させる。
ズリュッズリュッとあからさまな音があがる。彼女の粘膜と触れ合った部分が溶けだしそうに感じられて、クルツの意識は一突きの度に霞の向こうへと消えかける。彼は自身の意識を繋ぎ止めるように、思いっきり歯を食い縛った。
一際張り詰めた股間を無理矢理押し止めて、それでも苛烈に彼女を貪る。
「当た、り前よ……あた、しの身体、なん、だから……あんたなんか…ぅうっ…すぐ、に……イかせ、ら、られる…んだから……ぁっ!」
痛みはある。しかしそれ以上に内臓が熱い。
溶けた鉄を性器に流し込まれたような心持ちになる。
身体中が火照って異常に汗をかく。喉が渇く。しかし今は水分よりも彼が欲しい──この火照りの原因の一つには、股間から這い上がる激痛が含まれていることは知れている。だが、だからなんだというのだろう?
乱れてしまえ。五感が消し飛ぶほど乱れてしまえば、痛みなど霧のように散るだろう。
「もっと激しくするのよ!……あたしが音を上げるくらいに!泣いて止めてと言うまでやりなさい!!」
マオは宗介の身体をさらに強く抱き締めると、狂ったようにそう叫んだ。
叫びとともに痛みが発散される。股間に残る異物感すら快感の余韻で、マオは既にこの行為に夢中になりだした自分を察した。
宗介の身体を這いずるように、上体を艶めかしく蠢かせる。彼女の全身から雌の匂いが立ち上ぼり、アルコールと疲労(作戦行動と射精)でボンヤリしていた宗介の鼻先をくすぐった。
彼はハッとして、身悶える彼女を反射的に抱き締めた。
その反応を見咎めて、マオが宗介を睨み付ける。
「なにボンヤリしてんのよ」
「いや、すまん、ちろり……その、少し疲れてしまって……」
「否定はしないわけ?このあたしの裸を目の当たりにして上の空。気に入らないわね〜」
ま、こっちの方は全然ボンヤリしてないけど──マオは宗介の張り詰めた股間を見下ろした。
豊満な乳房の下敷きになっていたソレは、既に破裂寸前である──いや、乳房の濡れ方を見るに、多少出てしまったか?──マオは嬉しいような気持ち悪いような複雑な気分になる。
「あんたくっついてるだけで出ちゃったわけ?……んぁ!」
宗介に向いたマオの注意を、自分の方へと引き戻そうとして、クルツがゴッスンゴッスンと股間を叩きつけた。
痛いんだか気持ちいいのかわからない。痒い部分を過度に掻かれるような感覚が、マオの背筋を駆け上る。
奥歯をガチガチ鳴らして身悶える彼女を尻目に、意気消沈してしまう宗介。
「……出たといっても少しだけだぞ。君があんまり擦りつけるから……それに、さっきも言ったが乳房による愛撫は初めてなんだ」
「あっそ……ぅん!じゃ、じゃあ……東京にもどっ……たら…ほ、本物のか、カナメにしてもら、いなぁ…さぃ?……きっと、あ、あたしのより、も、もっといぃからぁ……やん!」
マオは自分で言って悲しくなった。
女としての勝ち負けなど関係ない。かなめより自分の方が乳房が大きいとか、逆にかなめの方が肌が綺麗だとか、そんなことは一切関係ない──極論を言えば宗介にとっては「女=かなめ」であり、それ以外は等しく「その他」なのだ。
『もし人間を二種類に分けるなら、どう分ける?』
そんな問があったら、彼は『千鳥と彼女以外』と答えるのではないだろうか?──漠然とマオはそう感じた。
嗚呼、かわいそうなテッサ。こんなんじゃ勝ち目がない──だけど。
「なんかムカつくわね〜」
マオはそう呟くと、目の前の肉棒を噛み付くような勢いでくわえた。
張り詰めた竿に歯が立てられて、宗介は「はぉあ!」と不可思議な叫びをあげる。
「うっせーぞソースケ。メリッサの可愛い声が聞こえね……ってお前なにメリッサの口に蓋してんだよ」
「ぉ……俺がしたので、はな、い……うっ…ちろりが勝手にくわえたのだ」
「しょーひょ。こいちゅにゃきゃみゃいきにゃこちょいぅやら」
「くわえたままで喋るな……!」
マオの口内で舌が蠢いて、宗介の先端をチロチロと刺激する。ツルツルとしてほどよい弾力がある粘膜は、舐めてみると一際大きく張り詰めて、マオの上顎を持ち上げてしまう。
少し息が苦しいが悪い気はしない。もとよりこうなることを望んでくわえたのだ──だって悔しいでしょう?あたしのことが眼中にないなんてさ。
お似合いの二人の間を裂く気なんて無い。それでも一人の女として認めさせたいなんて、そんな自分勝手な思いから、彼のモノに噛み付いてしまう。
マオは両手を宗介の股間に添えると、哺乳瓶を吸うようにして愛撫しはじめた。
宗介の身体があらゆる意味で盛り上がる。彼は無意識にマオの髪を鷲掴んだ。
宗介の両手がマオの頭を小刻みに揺する。マオもそれに合わせて頭を振り、蒸れたペニスをジュパジュパとしゃぶった。
その様を見て、クルツが腰振りを再開する。マオを上下から攻め立てるように、二人の若く屈強な男が、本能のおもむくままに腰を振った。
「あっあっ、やだ…ふぅあむぅ……ダメ…ぅんひゃあぁぁあぁあぁぁ……」
肉棒をくわえたままで不鮮明に喘ぐマオ。
喘ぎをもたらす舌先が淫らに肉棒にまとわりついて、宗介を射精の縁へと追い込んでいく。
それとは逆に下の口では、熱く硬い本能が一心不乱に出し入れされて、宗介を追い込むマオを快楽の縁へと追い立てるのだ。
ジンとくる鈍い痛みはある。しかし、彼の欲望が与える快感と興奮に些かの不都合など消し飛んでしまって、彼女のしなやかで肉感的な肢体は、処女とは思えない妖艶さで二本の男性器をこれ以上なく喜ばせてしまう。
パンッパンッと肉と肉が衝突し、汗と愛液が激しく弾ける。まるで火花だ。もとから一対の鋼鉄の機械が、激しく合致して熱い火花を散らすが如く。
「ふっ……はぁ…ぁあ……」
誰とも知れない吐息が部屋を席巻する。
三人が三人とも能動的に身体を蠢かす。マオは上下から激しく攻め立てられているのにも関わらず、犯されているようには感じなかった。
寧ろ犯しているのだ。自身の艶めかしい肉体が彼らの脳を焼いて、腰を振る以外の行動を彼らにさせまいとしている。
「はっ、はぁ……メリッサ……も、もう出ちまいそうだ……」
「俺も……まずい」
マオの肉体を性具のように扱っていた二人が、泣き言のように限界を告げる。
犯し犯され犯ささせ。上下の穴に卑猥な肉棒を突っ込まれて、まるで肉の詰まった筒のような扱い。しかしその筒は人並み以上の我を備えていて、ただ腰振るしか能のない男など容易く手玉にとってしまう。
男達の腰振りがさらに淫らになる。雄臭い竿が粘液にまみれて、波打つ柔肉に擦り付けられる。二人はマオの身体を使い、自分の本能を追い込んでいく。
既に呵責などない。少し前まであった躊躇いや優しさなど、快楽の波に飲み込まれた。マオはこれでいいと思った──だって相手に遠慮した関係だなんて、あたしたちらしくないでしょう?
「ぅくっ……ちろり……っ!」
「メリッサ……愛してるよ」
二人はそう呟くと、マオの開口部に自身の種を注ぎこんだ。
上下の穴で性器が一際大きくなる。破裂寸前のそれは限界を越えて、その中身で彼女の肢体を汚してしまった。
宗介の先から流れ出た粘液が、マオの口の容量を越えて、唇の端から流れ出る。ドロリ…と垂れ下がるそれを拭うことすら面倒で、彼女はただ伏し目がちにそれを眺めるだけ。
その間も彼女の下半身に埋没したクルツの先端は、脈々と精を吐き出している。
クルツは股間を中心に捩るように腰を揺すると、マオの最奥の壁をこじ開けるようにペニスを押し入れた。彼の先端がより深くを求める度に接合部から破瓜の血が滲み、床を汚してしまう。鮮烈な赤が床に咲いた。
やがて果てる。出し切ったクルツは腰を引き、自分の欲望をマオの身体から抜き出した。
その時になって彼は、自分がコンドームを着けていたことを思い出す──孕ませる気で出してしまったのだが──安堵とも落胆ともとれないものが、彼の心中を満たし、気が抜けたように眠くなる。
血と愛液に濡れたコンドームを着けたままだというのに、それをとる気力さえない。
クルツと宗介は事切れた。
過度の射精とアルコール、心地よいマオの肢体の影響で、気絶するように眠りに堕ちた。
横たわるマオを枕にして眠りこける二人を退かすのがかわいそうで、マオもまた、そのままの格好で眠りに堕ちる。
*
夢ということにしてしまえばいい──。
次の日の朝、シャワーを浴びつつマオは、今更になってその作戦の無理っぷりに気付いた。
時刻は朝の7時。クルツと宗介はまだ寝ている──二人より早く起きれたのは良かったが、だからどうしたというのだろう?
状況があんまりすぎる。裸で体液に濡れたクルツと宗介が、マオの部屋で寝ている──仮に記憶がとんでいたとしても、現状を見れば、彼らなら容易く真実に辿り着くはずだ。
酔っ払って3Pをした──。
当たり前の答えだ。どうしようもない──もし全てを夢にしたいなら、無理にでも彼らを帰すべきだったのだ。
眠りこけた彼らを無理矢理着替えさせて部屋から追い出す。その後は知ったことか。無事彼らの自室に辿り着いたなら良し。もし部屋に辿り着かずにその返で寝たとしても、酒を飲んだことはバレてもセックスまではバレない。
「もう……ヤバすぎるって〜……」
マオはいつもの野戦服に着替えつつそう呟いた。
今更どうしようもない。もう既に彼らの酔いは醒めてしまっただろうし、彼らを起こさずに着替えさせるなど不可能だ。
彼女は覚悟を決める。もう本当に白状するしかない──彼女がそう思った瞬間、寝室から悲痛な雄叫びが聞こえた。
*
どこかからシャワーの音が聞こえる。
頬には平たくて硬い感触。鼻には生臭さが残り、下半身はこれ以上ないくらいに怠い──嗚呼これは、酔った勢いでやっちまったな──床に横たわるクルツは、眼で状況を確認する前にそう悟った。
しまったとは思う。だが後悔はない──彼女と寝れば何かと不都合が発生するかもしれないが、寝てしまった今になれば、そんな不都合など枯れ枝の蜘蛛の巣のように子細なことだと知れた。
記憶がないのがいただけないが、もうこれっきりということもないだろう。記憶などこれから作ればいい──クルツはそう思いつつ眼を開け──そして絶望の声をあげた。
*
雄叫びを聞いて、マオはシャワー室から寝室に駆け込んだ。
なんだ?なにに驚いた?あたしと寝たこと?──いや違う。もっと絶望的な何かに気付いたというような、心臓を握り潰すような雄叫び──数多くの断末魔の声を聞いてきたマオでさえ、こんな悲痛な叫びは記憶になかった。
「どうしたの!?……クルツ?」
部屋に飛び込んでみると、部屋の壁に背を預け、歯をガチガチと鳴らして顔を引きつらせるクルツが視界に入った。
尋常ならざる怯え──クルツとは何度も死線を潜ってきた。だがしかし、これほど怯えた彼は見たことがない──マオはクルツの肩を掴んで問い掛ける。
「どうしたの!?しっかりしなさい。なにがあったの?」
「あ……あ……」
マオの問い掛けも虚しく、クルツはただ呻き声をあげるだけ。
その時彼女は、彼の視線がある一点に注がれていることに気付いた。視線の先を見やる──そこには尻を丸出しにした宗介が寝ていた。
「ソースケがどうかしたの?」
マオの問い掛けに、クルツの身体が硬くなる。
彼女はまた宗介を見やった。彼はまだ寝ている。これだけの騒ぎの中眠り続けるなんて、なんて鈍い男だろう──いや、待てよ。もしかして寝ているのではなくて。
「……ソースケがおかしいの?アルコールの影響で……うそ……本当に脳細胞が破壊されて……もしかして死んで──」
「違うよ姐さん……ソースケは生きてるよ……」
ヤバイ方向に勘違いしたマオをクルツが引き止めた。
その瞬間宗介が寝返りをうつ──よかった。生きてる──マオは安堵した。
「じゃあどうしたってのよ?あんな大声出してさ。あんた普通じゃないわよ?」
「そうさ……俺は普通じゃねーんだよ!」
クルツが唐突に立ち上がる。
その瞬間マオの頬に温かい雫が降り掛かった──これは、涙?──クルツは泣いていた。
「なんせ俺は……」
尻丸出しの宗介と、血に濡れたコンドームを着けた自身の股間──それらからクルツは、恐ろしいことを推論してしまう。
彼は涙ながらに呟く。
「ソースケのケツを掘っちまうようなカマ野郎なんだからよぉ……」
こうして真実は闇に葬られた。
おわりです。お目汚し申し訳ない
途中で容量オーバーになったみたいだが、前スレもこんな感じになったにも関わらずうっかりしてしまった
ホント
>>1乙以外の言葉が見つからない
それと、俺は去年の11月頃からちょいちょい投下させてもらった者なんだが、
今月頭から新生活に入ったんで、もうあまり投下できそうにありません
結構ひどい内容のもんばっかでしたが、皆さんにはホントお世話になりました
ではまた
>>25 メッッチャメチャワロタwww
はらわたよじれそうwwwww
色々とお疲れ様でした。
実用もそうですが、それ以前にとても面白い話ばかりで、いつも読みがいがありました。
もしまた時間と創作意欲がわいてきましたら、ぜひともお願いします。
新生活でも頑張って下さい。
ちwwろwwりwwっwwさww
全体的に笑った。
そして落ちに吹き出した。哀れなクルツ……メリッサ姉さんの処女を頂いたというのに。
乙でした。新生活がんばってね。
>>1 乙です!!
>>25 今回も激しく楽しませてもらいました
あなたが書くと宗介の浮気が浮気に見えないから不思議だ
新生活も頑張って下さい。そして余裕が出来たらまた投下に来てくれ
不景気だから、結構休みあるかもしれんぞ!
はなむけとしては最悪の言葉ですまんw
そしてクルツ、哀れ…w
>>1 乙です
>>25 乙です!
クルツ哀れ
されど宗介もっと哀れ 自分はそう感じますw
勘違いされるほうもちょっとねぇw
四季童子がトルネード!なるお色気小説を描いたそうで。
ファンとしては、ついにやってくれたかという感じの感無量であります。
この小説の企画を組んでくれたスタッフには最大限の賞賛を浴びせたい!
>>30 うれしそうなのはわかったが
ここで言うことか?w
今までずっと前スレでリロり続けるという罠にかかっていた
戻って来れて良かった
>>25氏乙です
いつも楽しませて頂いてました!
神の卒業は寂しいですが笑顔で見送ります
いいもの読ませてくれてありがとう
37 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:50:09 ID:wf8Unrby
おまえら可愛いなw
38 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:24:37 ID:NaUetWaF
神待ち
服着て待機
40 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:37:29 ID:YkKYbgSu
保守
職人さんがこのスレに気付いてないって事も、ありえる?
あるかも
ageておくか
うむ。
46 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 08:03:19 ID:Wk3uTaHj
神待ち
神はプチ家出中
48 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 22:38:17 ID:DnVPtAJx
宗介が見たい
宗介は任務中
かなめが見たい
かなめはギシアン中
宗介がテッサと浮気して無いか疑心暗鬼なんですね解ります
そのギシアンを見せてくれ!
>>53 彼らは繋がっている。
ベッドの中で眠りに堕ちて、彼らは人知れず曖昧な空間で密会を開始する。
人はそれを共振と呼び、はたまたオムニスフィアの深層と解釈する。
人に解釈されたそこに時制の概念はなく、去年の春に眠りに堕ちて来年の秋の収穫を知ってしまうような、まったく、そういったことが、そこでは当たり前に罷り通る。
彼らは繋がっている。
未来と過去が繋がった空間で、彼ら──ウィスパードは、我彼とも知れず繋がっている。
その繋がった空間で、二人の女性がひそひそ話をしている。
両者とも酷く表情が曖昧だが、それは彼女らに責あることではなく、ここがそういった、すべてが曖昧な空間であることに起因する。
曖昧な空間で曖昧な顔をして、曖昧な言葉を紡ぎつつ、曖昧な脳裏に記憶を焼き付けようと、肌の火照りほどの火力で曖昧な海馬を刺激する。
きっと一晩過ぎれば忘れてしまうだろうに、そんなことなどおくびにも出さず、彼女らは楽しげにひそひそ話をする──いや、楽しげなのは一人だけで、もう一人は、ともすると酷く不機嫌なのかもしれない。
曖昧な顔から意志は読み取れず、それでもなお、彼女──艶やかな黒髪を持つ少女の背後が、陽炎のように揺らめき、色彩すら曖昧なこの空間で、異彩な憤りの赤を発している。
黒髪の少女の燃え立つような怒りに、その銀髪を夕日色に染めた三つ編みの少女は、目の前の脅威などなんのその、酷く楽しげな様子で話を続けた。
「そしたらサガラさんすっごく優しいんですぅ〜。
あなたは武器など必要ない女になるべきだとか、わたしがあんなつっけんどんに接してたのに、どうにかわたしと話そうとしてくれたり……そういうとこがすっごくかわいくて、ちょっとイジワルしちゃって……
それなのにサガラさん、私が眠ってるときずっと手を握っててくれたんです!」
銀髪の少女は何かを思い出すように自分の左手に触れると「……サガラさん」と一言呟いた。
その瞬間彼女の背に桃色の花が咲き誇る。顔はピントがズレたように曖昧なままだが、背景と身体全体で、自分が今幸福だと表現している。
黒髪の少女は、自身の怒りすら覆い尽くす桃色幻想に圧倒されて、ついつい「そう、よかったわね……」と言ってしまった。
銀髪の少女は興奮気味に続ける。
「それで、それでですね!サガラさんとお手てつないだままで眠ったら、サガラさんの夢を見ちゃいまして、なんと、私とサガラさんが二人っきりでデートしてるんです!
お花畑で手をつないでピクニックして、私が作ったサンドイッチを一緒に食べるんです。
それでサガラさんったら頬を綻ばして『テッサの作るものはいつも美味しいな』って!やだ!サガラさんったら!
その表情がまたすっごくかわいくて、それなのに私を抱き締める手は力強くて、いつの間にか夜になってて……あっ、いやっ、サガラさぁん……もう、カナメさんの前で、あっ、ダメですぅ〜……しゃ、しゃがらさん…んぅ、もぉ……ちょっとだけですよ?
……んぁ!いやっ!サガラさん、そっちは違う穴……えっ?ナスなんて入りませ……いえ、いいんです!サガラさんがしたいなら……ふっ、あぁ!さ、しゃがらさあぁぁん!」
そして声は、そのまま遠くなっていき、やがて聞き取ることもできなくなって……
*
「ん…………」
目をさますと、やわらかい光が彼女の瞼に射しかかっていた。
まぶしい。
千鳥かなめは目を閉じたまま眉をひそめ、真っ白なシーツの上で寝返りをうった。
波の音が聞こえる。
中略(燃えるワン・マン・フォースp289から引用)
地味だが上品な調度類が配置された寝室の扉を、ノックする者がいた。
「どうぞ……」
「失礼します」
スーツ姿の少女が入ってきた。年齢も体格も、かなめとそう変わらない娘だ。髪はブラウン。ショートボブに切りそろえて、野暮ったい眼鏡をかけている。
けだるげにベッドの上から身を起こすかなめを一瞥し、彼女は軽く頭を下げた。
「お休み中でしたか」
「いいの。用事は?」
「三時のお茶です。それから、今朝お送りした<ベヘモスi>のデータはどうなったか、お伺いしろと仰せつかりました」
「机の上。USBディスクに」
「ありがとうございます」
少女はティーカップにダージリンを注ぎ、クッキーの小皿と一緒に盆に載せた。
「お疲れですか?」
「別に。うたた寝しただけ」
「悲しい夢をごらんになっていたようですね」
「どうして?」
少女はかなめを見つめ、自分の右の目尻を人差し指で軽くさわった。
「涙の跡が」
言われて、かなめは寝室の奥の鏡を見た。少女の言うとおりだった。
「そうね」
目尻を拭って、彼女はつぶやいた。
「悲しい夢。たぶんあたしだけじゃなくて、みんなが見ているのかも」
*
『……あっ、いやっ、サガラさぁん……もう、カナメさんの前で、あっ、ダメですぅ〜……しゃ、しゃがらさん…んぅ、もぉ……ちょっとだけですよ?
……んぁ!いやっ!サガラさん、そっちは違う穴……えっ?ナスなんて入りませ……いえ、いいんです!サガラさんがしたいなら……ふっ、あぁ!さ、しゃがらさあぁぁん!』
案の定レナードも見ていた。
かなめが起きたのと同刻。仮眠をとっていたレナードもまた、目を覚まし、すっくと起き上がる。
レナードは無いはずの夢の記憶をたどり、ぽつりとつぶやいた。
「やるじゃないか。流石、僕の妹というだけはあるね」
なにがやるのかはわからない。
ただレナードは、彼と血を同じくするテレサ・テスタロッサが、彼の地位を脅かす存在になりつつあると、六個目の感覚で感じ取っていた。
終わりです。半端な小ネタですまんかった
中略のとこはOMOの最後のとこ
全部うつすのも冗長なのでカットしました
では、また
ナニをやってんのよナニをw
GJww
GJ!
このまま長いのも作ってくれw
うわああああああああ!!
前スレリロ地獄に引き続き規制地獄に会い解除を待ってる間に
>>25の神がお隠れになってしまわれたあああああ
うそだああああああああわあああああああ!!!
>>25 …大変取り乱した上、遅レスですが
あなたの作品にはいつも登場キャラ全てに愛を感じられました。
愛とエロとギャグが散りばめられていてどの話も作品としてとても面白かったです。
好きなジャンルでこんなに才能がある方の作品を読めて幸せでした。
今までお疲れ様でした。ありがとう。
除隊を許可………したくないので任意の休暇を認めるw
「大好きだよ☆
>>25」
「何年でも何十年でも待ってるから…」
>>57が
>>25なのではと疑いつつGJ!!
ほしゅ
文章(小説表現)の練習として描いたようなレベルでもあげていいの?
おこらない?
練習は要らない。ウザいからあげるな。
ハァハァした気分で書いたやつ以外はいらないな
>>62 評価が怖いなら
序盤だけあげて反応みてみればいいんじゃないか?
ウゼーから反応見るとかやめろ
いつから投下のハードルがこんなに高くなったんだw
>>62 別に金もらって書いてるわけじゃないんだから、好きに投下したらいいと思うんだぜ
金とって読ませるレベルをあげるから感謝されんだろーが。
低レベルはウゼーだけ。
>>62 自分でも箸にも棒にもかからないと思わない程度のものなら勘弁だけど、
他人様に見せても大丈夫だと思う程度のものなら歓迎するよ
もちろん、批評は覚悟してもらうが
レベル下げんのを容認するようなこと言うな。馬鹿が真に受けるだろうが。
ウゼーものはウゼーんだよ。荒らすぞ。
読んで楽しめるレベルならともかく、金をとってもいいレベルってのは、なかなか投下されないと思うんだが
じゃあ投下すんな。そんだけだ。
たとえどんな作品でも、俺らのトークよかうざくないことに、今更になって気付いてしまった
idが変わらんうちに引っ込むよ
すまんかった
なんか荒んでるな
金とっていいレベルかどうか判断するのは本人じゃなくて読む人だから、
書いた人には判断つけようが無いんじゃないかな
あと、俺はかなめが乱れる話なら何でも読む
全裸でお待ちしてます
低レベルを投下したら荒らす。我慢してたがいかげんウザい。
>>75 荒らす宣言してる時点でおまえがNG決定です。
職人の方々はスルーして下さい。
気にせず投下よろしくお願いします。
全裸で待機してます。
明らかに一人が大暴れしてるだけだな。
78 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 16:17:57 ID:bM6zMf7W
低レベル投下するバカを職人とは言わない。
そういう馬鹿が住み着いたスレは過疎らせて沈ませるのが良い。
自分が例レベルと思ったらスルーしたらいいだけ。
その我慢が出来ない奴こそ去れ。
そんなに低レベルなスレを見たくないのなら
自分がスレにこなきゃいい話なのに・・・
81 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 23:34:57 ID:2KbGwzmf
>>80 78はそれがわかんないくらい、カワイソーな馬鹿なんですよー
かわいそすぎて涙が出そうだvv
こいつに低レベルと判断されても痛くもかゆくもないね
こんな馬鹿にそんな高尚な判断が出来るわけねーよ
そんなわけで、職人さんはスルーでよろしくvv
低レベルが偉そうに言うな。
レベルが低い駄文は悪いもんだ、悪いものは排除、これが世の中の鉄則だろ。
>>63 > 練習は要らない。ウザいからあげるな。
彼の言によると、2ちゃんに書き込むという行為は『練習』ではなく、ある種の『本番』であるらしく、一般的ねらーとの認識の乖離が見受けられる
また、
>>62の書き込みは、明らかに一応の了解を得るための『通過儀礼』であるにも関わらず、自身の器の小ささから通過儀礼を妨害してしまい、場の雰囲気を読む能力の欠落を露呈しており、対人能力に問題がある可能性あり
>>66 > ウゼーから反応見るとかやめろ
>>63にも記述されているが、基本的に彼の行動は、対象が『ウザい』ということに起因する
この特性は日を跨いでも見受けられ、彼のネット人格は『ウザい』という一言に傾注していると考えられる
>>68 > 金とって読ませるレベルをあげるから感謝されんだろーが。
> 低レベルはウゼーだけ。
たった三回の書き込みで、三回も『ウザい』という単語が使用されている。語彙力に難あり
果たしてこの程度で、他人の文章の評価ができるのだろうか?甚だ疑問である
また彼は、スレに作品を投下するねらーを、職業作家と勘違いしている節がある
大半のねらーが、一般人であるということに考えが及んでおらず、想像力欠如の可能性あり
>>72 > じゃあ投下すんな。そんだけだ。
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <じゃあ投下すんな。そんだけだ。
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
>>75 > 低レベルを投下したら荒らす。我慢してたがいかげんウザい。
典型的なネット弁慶
2ちゃんの書き込みに『。』をつけるあたり、几帳面な性格がうかがえる
しかし『いかげんウザい。』という誤字から察するに、注意力に難がある
また、『低レベル』と連呼するわりに、その具体的な例が示されていない
甲が言うには『金とって読ませるレベル』なら問題ないらしいが、それだけでは抽象的すぎて理解しかねる
他人に自分の意図を伝えるという、基本的能力欠落の可能性あり
>>78 > 低レベル投下するバカを職人とは言わない。
> そういう馬鹿が住み着いたスレは過疎らせて沈ませるのが良い。
玉石混淆の2ちゃんねる
その中でもアングラな、エロパロ板に対する認識に差異がある
便所の落書きに何を期待しているのであろうか?
また、自身を客観的に見ることが出来ず、他の住人からすれば『低レベル投下するバカ』『そういう馬鹿』に自分が入っていることに気付いていない
しかし、このスレには確かに『そういう馬鹿』が存在し、文章上は正しい
白痴のような文体と、この自嘲的な書き込みから勘案するに、高度な皮肉という可能性もある
>>82 > 低レベルが偉そうに言うな。
> レベルが低い駄文は悪いもんだ、悪いものは排除、これが世の中の鉄則だろ。
何度目かの『低レベル』発言
どうやら彼には自分の気が入った言葉を、ひたすら連呼する傾向があるようだ
また、異様に潔癖で極論を推しがちである
レベルの高い低いは相対的なものであるにも関わらず、その比較対象の『レベルが低い駄文』を『排除』しようというのは幼稚な考えである
また、対象にレッテル貼りする際に『低レベル』という具体性にかける言葉を使うのは避けるべきだ
何が、どう、低レベルなのか、と説明しなければ、何も伝わらない
>>82 レベルが低ければスルーすることで
十分排除になるんだよ。
この板の年齢制限をクリアした歳まで育ってるなら、
それくらいのことは理解しろ。
お前らもう許してやれよ
小学生相手に大人気ないぞw
レベルがどうこうじゃなくて練習目的で書くってのがな…
気持ちは分かるけどその辺りは隠しておいてくれよ
文章レベルがどうであれ投下してもらったものは有り難く頂きます
まあ、低レベル投下したら荒らす。
荒れて過疎ったら投下したやつの責任なw
こんな流れで投下なんかできるわけない
荒れて過疎る前に投下なくなって過疎るよ
一部の馬鹿のせいで
そんなに栄えてるスレでもないんだし投下は広く受け付けるべきだろ
このスレももう終わりやな
ID使い分けて御苦労さまです。
まあ最終刊でるまで書くことないんだけど。
ほしゅ
ほしゅ
最終巻はいつなんだ
最終巻発売日決定はガセか?
まさか信じてたの?
98 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 15:15:19 ID:5r2rtdRP
今の今までこの前スレをリロってた
>>25の神職人さま、たくさん笑わせていただいた上にエロくも心温まるお話を
ありがとうございます
何年でも何十年でも待ってるので、ご復活を心よりお祈りしておりますが、
どうか貴方のリアルが楽しく幸せでありますよう
ほしゅ
ほす
間がすごく開いたのですが、以前投下した禁欲的な相良君の続きを投下します。
前の読んでない&忘れた方には、訳分からんかもですが、
あほあほな宗かなです。
さてさて。
学校でイロイロ人に言えないような事をしてしまいましたが、今日は相良君は千鳥さんと一緒に千鳥さんのおうちに帰って来ました。
相良君は毎日千鳥さんのおうちに来ているわけではありません。
今週はいつもよりちょっと多いですが、現に昨日は来ていません。……来なかったけれど、ふと千鳥さんのことを考えたら股間がどうにもならなくなってしまい、千鳥さんに電話はしたのですが。
例の約束がありますから、千鳥さんは呆れながらも相良君のお部屋に来てくれたのです。
そうして、昨日は、相良君は自分のお部屋で千鳥さんと愉しい時間を過ごしたのでした。
ただ、そんな相良君も千鳥さんに言い出せないことがあるのです……。
「おやつ食べながら宿題しよ」
おうちに帰って、二人で手洗い・うがいを済ませてそう言って、リビングのテーブルの椅子に座ろうとした千鳥さんの手首を相良君が掴みました。
「こちらが先だ」
「…なに?」
相良君は腕を取ったまま千鳥さんをソファーに連れていきました。
千鳥さんは首を傾げてながらも、相良君が真剣なカオをしてるので黙ってソファーに腰を下ろします。
その前に膝を着くと、相良君はおもむろに千鳥さんの制服のボタンを外してブレザーを脱がしました。
「ちょ?…ソースケ?」
訝しげに聞く千鳥さんに返事もせず、相良君は千鳥さんのリボンタイを取ってブラウスのボタンもぷちぷち外しながらブラウスの裾を引っ張り出します。
そしてブラウスの袷から中に差し入れた両手で千鳥さんのブラジャーのホックをプチッと外したところで、半眼になった千鳥さんのハリセンがうなりました。
スッパコーン!
頭のてっぺんを殴打され、相良君がぺちゃっと床に潰れます。
きっかり3秒後ムクリと顔を上げて相良君が言いました。
「いきなり何をする」
「それはこっちのセリフよ!くぬっ、くぬ!なに、いきなり脱がせてんのよ!?」
ガアーッと火を吹くゴジラのごとく怒鳴り、千鳥さんは相良君をげしげし踏み付けます。……床にはいつくばってる相良君からはスカートの中が丸見えです。
「いきなりではないぞ。先ほどの続きだ」
千鳥さんのスカートの中を凝視しながら、相良君は心外だと言わんばかりに言いました。
爛々と強く光る視線にキケンを感じ、千鳥さんはささっとソファーに座ってスカートの裾を目一杯引っ張って出来るだけ腿を隠し、はだけたブラウスの前を両手で庇います。
「なんの話?なんの続きよ?」
覚えのない話に眉をひそめる千鳥さんに、やれやれといった風情で相良君は立ち上がって言いました。
「化学室だ」
「…は?」
「直に触りたいと言ったら学校では駄目だと言ったのは君だぞ」
「……へ?」
「家でなら、いつも性行為までも及んでいることだし君も異存あるまい」
さあ、と腕を掴んで開かせようとする相良君に千鳥さんは腕で胸をかかえ込んで抵抗します。
「な、なにバカ言ってるのよ!?家に帰ったらさわっていいなんてっ…、あたし言ってない!」
千鳥さんの腕を掴んだまま相良君が首を傾げます。
「そうだったか?」
「そうよ!」
千鳥さんは叫んでぎゅっと胸をかばいます。
腕を掴む相良君の力は強いですが、相良君の本気の力はこんなものではありません。
絶対ダメ!という姿勢を見せておけば相良君が力ずくで無理強いすることはありませんから、千鳥さんは解りやすく態度で見せつけながら言いました。
「勝手にヘンな解釈しないで!」
上目づかいで睨む千鳥さんに相良君が反論します。
「だが、あれが学校でなかったら君は直に触らせてくれたはずだ。昨日もさせてくれたのに、先ほどは駄目と言ったのは君にとっては行為の場所が問題だったからだろう。違うのか?」
「えっと……」
違うのかと問われれば違うと言い切れず答えに詰まった千鳥さんに相良君が畳み掛けます。
「ならば、問題だった場所を移り、行為を行うのに何の支障もない家に帰った今、先ほど行えなかった分の行為を行うのは当然だろう」
堂々と述べ立てる相良君に千鳥さんは目をパチクリさせました。
「あ、あのねぇ……!」
ものすごいヘリクツなのですが、論理が飛躍し過ぎていてどこから突っ込んでいいのか、さっぱりわかりません。
千鳥さんは困りました。
こういうヘリクツを吐きまくる時の相良君を止めるには、殴ったり蹴ったりが一番なのですが、蹴るとスカートの中を見られて相良君をミョーに刺激してしまいますし、
この距離でブラジャーのホックまで外されたこの状態では、腕を振り上げた瞬間、殴るより早く、相良君に直に胸を掴まれるのは確実です。こういうときの相良君は素早いのです。
そうなってはおしまいです。
相良君の大きくてあたたかい手で、直に胸を掴まれたり揉まれると、千鳥さんはもう身体に力が入らなくなってしまうのです。
(抜かったわ…)
千鳥さんはブレザーを脱がされた時点て相良君をなぐり倒さなかったことを後悔しました。
相良君があんまり真剣な顔をしていたので、何か危険物が付いているとか、そういうことかと躊躇してしまったのが失敗でした。
「そういうわけだ。わかったな?手を退かしてくれ」
胸をしっかり庇い込んだままの千鳥さんの手の甲を撫でながら、相良君がマイペースに言います。
「なーにが『そういうわけ』よ!?……いきなりこんなの、あたしはイヤよ!」
もはや相良君の言い分は放置して千鳥さんはぷいっと横を向いてしまいました。
こんな状況になっているのが悔しくて仕方ないのです。
「だから、いきなりではないと」
「何時間前の話よ?」
相良君の言葉に被せて恨めしげに言うと相良君は
「むぅ」と唸りました。
前に性交渉に誘おうと言葉よりキスより先に千鳥さんのぱんつを下ろしたら、しこたま殴られた揚げ句、その日はさせて貰えなかった苦い記憶が蘇ります。
相良君にしてみれば、抱きしめるのもキスするのもセッ●スも、全部千鳥さんとしたいことで、どんな順序でも結局全部するのですから順番など関係ないのですが、千鳥さんには違うらしいのです。
「…わかった」
短く言った相良君に視線を戻した千鳥さんの隣に、相良君が腰を下ろします。そして、ふわりと千鳥さんを抱きしめると、千鳥さんの白い頬に手を添えキスしました。……甘く、優しいキスでした。
じっとり重ねられた唇が味わうようにゆっくり千鳥さんの唇をなぞって啄みます。
相良くんが千鳥さんの上唇を優しく挟んで軽く吸い上げ、下唇も同じようにはむっと唇で食んで吸うと、千鳥さんも相良くんの唇を甘噛みして吸い返します。
千鳥さんはこういう優しくて甘いキスが大好きなのです。
もちろん相良君も千鳥さんの甘い唇は大好物なのです。
うっとりしている千鳥さんの開き加減の唇をちろっと舐めて、相良君は千鳥さんの唇の中へそっと舌を忍ばせました。
優しくゆっくり千鳥さんの口の中をねぶり、あたたかくて柔らかい舌に触れます。
そんなキスの間に胸を庇い込んでいた千鳥さんの腕が緩みます。
相良君は、そうっと千鳥さんの腕を解いてブラウスを華奢な白い肩から落としました。
「んっ」
わずかに首を降る千鳥さんの頭を抱え込んで相良君は深いところまで舌を絡めて吸い上げました。
すうっと身体の力の抜けてしまった千鳥さんをソファーの背もたれに寄り掛からせ、相良君はゆっくり唇を離しました。
千鳥さんの濡れた赤い唇のなまめかしさに胸を高鳴らせながら、相良君は千鳥さんの耳にささやきました。
「千鳥、触ってもいいか?」
耳元で聞こえた相良君の低い声にドキッとして、でもぷいっと横を向いて千鳥さんは言いました。
「…知らないっ」
そう言いながらも先ほどまでと違い、千鳥さんの腕は相良君に解かれたまま身体の脇に下ろされています。
相良君は目の下を赤く染めた千鳥さんの表情に見惚れながら、ホックが外れて頼りなくふわふわ浮いているブラジャーにそろそろと指を伸ばしました。
相良君がブラジャーの肩紐を千鳥さんの細い腕から抜き取ると、それはそれは綺麗な白いふくらみが露わになり、相良君がほうっと感嘆のため息をつきました。
千鳥さんがむくれた声で言います。
「なによ、いまさら…。初めて見るわけでもないクセに」
昨日だっていつの間にか脱がされて、相良君は見たり触ったりたくさんしているのです。
「関係ない。何度見ても美しいものは美しい」
相良君が生真面目に言うと千鳥さんがぱっと可愛く顔を赤らめ、そうなると相良君はもううっとり見惚れているだけではいられません。
ツンと艶やかな曲線を描いて盛り上がった千鳥さんのオッパイを両方の手の平で一つずつすくい上げるように触れます。…張りのある柔らかさに目がくらみそうです。
「ん…」
わずかに声を漏らす千鳥さんもたまりません。
相良君はムニッムニッと手の平で乳房を揉み、柔肉に指を立てて柔らかさを堪能します。
手の平ですくうように持ち上げてぷるぷる揺らしてみたりしながら、相良君は手に余るふくらみを少しずつ位置をずらしながら丹念に揉み込みます。
千鳥さんのオッパイは最初から充分過ぎるほど柔らかいのですが、千鳥さんが感じてくるとホントの本当に、とろとろに蕩け信じられないくらい熱く、柔らかくなるのです。
相良君に弄られているうちに千鳥さんの豊かなオッパイの赤く色づいた頂きが固くなってきました。
オッパイをモミモミしながら相良君がソコを指のお腹で優しくこすると、千鳥さんの呼吸が乱れ、ソコがもっと固くなります。
「千鳥、舐めていいか?」
熱心にソコを弄り回しながら相良君が千鳥さんに尋ねました。
千鳥さんは真っ赤になります。
いちいち律義に聞かれるのが堪らなく恥ずかしいのです。
「……知らないってば」
千鳥さんのひねくれた許可を得て、相良君は嬉々として千鳥さんの鮮やかなピンク色の乳首にチュッとキスしました。
「っ…!」
千鳥さんの抑えた吐息が撥ねます。
嬉しくなった相良君がペロペロ乳首を舐め回します。
もちろん手ではもみもみオッパイを捏ねくり回したままです。
相良君はムニッと千鳥さんのオッパイを揉んで突き出させた乳首を吸い、またペロペロ舐めて舌でソコのぷにっと固くなっていく感触を味わいます。
「っ、…っ、…んっ、く……」
相良君にオッパイを交互に舐め回されて、乱れる息を抑えるのに千鳥さんは必死です。
そんな千鳥さんの様子や、手や口で存分に感じている千鳥さんのオッパイの味わいに相良君のカラダが当然のように反応していました。
千鳥さんの胸が相良君の涎でべたべたになった頃、相良君がなおも千鳥さんのオッパイを吸い舐めながら言いました。
「千鳥…勃った。出してくれ」
「んもぉ!なーにが『勃った』よ?『勃てた』の間違いじゃない?」
相良君のチャックをチーっと下げながら乱れがちな呼吸のもと、むくれきった声で千鳥さんが言いました。
下げたチャックの隙間に千鳥さんが手を入れると、ぶるんと飛び出してきた相良君の熱い分身が千鳥さんの手の平で跳ねます。
千鳥さんは頬を染めながらいきり立ったソレにちらっと目を走らせ、胸にじゃれついている相良君を睨みます。
「こんなことしてたら、あんたじゃなくったってこんなふーになっちゃうわよっ」
それがやりたいサカリの男の子の普通の反応でしょうが、相良君は千鳥さんの胸を思う存分舐めたり揉んだりしながら首を傾げました。
「こんなことをしなくても、俺はいずれ勃っていたぞ?君といて、そうならない方がおかしいだろう」
自信満々で言い放つ相良君に、腹が立つんだか恥ずかしいんだか嬉しいんだか、千鳥さんはよくわからなくなってしまいます。
「…あ、あたしのせーみたいに言わないで!あんたが、勝手に…そんなふーになるんじゃない!」
泣きそうな震える声で叫ぶ千鳥さんに耳が甘く痺れ、相良君は千鳥さんの柔らかな胸の上で目を閉じオッパイをぎゅっと掴んで堪えます。
「そう、だな…。俺が欲情するのは君が原因だが君のせいではない。君が欲しい気持ちを俺が…抑え切れないだけだ。…君は悪くない」
千鳥さんの胸を縋るように掴んで苦しそうに言う相良君に、千鳥さんの胸がキュンとなります。
「ばか…」
細い声で呟いて、千鳥さんは、堪えようとしている相良君の様子に反して、ますます元気に血気盛んに上向いてふくらんでいるいちもつに指を這わせました。
「っ、…してくれるのか?」
相良君が千鳥さんの胸に熱く短い息を吐いて言いました。
「…そういう約束、でしょ」
ふて腐れたポーズを取ってみても、千鳥さんの声には隠しようもない甘さが滲んでいます。
「だが…腕が痛いのだろう?」
化学室でそう言っていただろうと言う相良君に千鳥さんは口を尖らせました。
「だって…しょーがないじゃない。ソースケ、節操ないし。…約束、……したし」
「だったら…、千鳥、頼みがあるのだが」
「なに?」
千鳥さんの甘くて優しい声を聞きながら、相良君はうっとり柔らかい乳房に顔をうずめました。
「今日は、胸でやってくれないか?」
「………は?」
――ソースケ、今、なに言ったんだろう?
千鳥さんは頭の中が真っ白になりました
相良君は千鳥さんの豊かな二つのオッパイの谷間に顔を埋めてすりすりしています。
「要はコレをこすって刺激すればいいのだから、手以外にも方法はいろいろあると思うのだ」
相良君は千鳥さんの谷間に顔を埋めたまま両手で左右のオッパイをむにっと寄せました。
張りのある柔らかな肉に埋もれる感触に恍惚となり、相良君は顔をむにむにと動かしました。
弾力のある柔らかい乳房が相良君の頬っぺでぷるぷる弾みます。
ココに自分のを挟んだら…と想像するだけで、相良君のムスコがはち切れんばかりに膨らみます。
「ここに挟んでこすれば、君の手も痛くならない。良い案だろう?」
得意げに言う相良君のココというのはどう見ても胸の谷間で、挟むというのは千鳥さんのこの豊かなオッパイで、つまり……
「な、な…、ナニ言ってんのよ、あんたはー!」
相良君の欲していることを悟り、千鳥さんは叫びました。
パイズリ。
俗な呼び方でいうところのそうした行為があることは千鳥さんも知ってはいましたが、なんといっても現役女子高生です。
相良君とあんなコトやこんなコトをしていても、そんなコトは都市伝説みたいなもので、自分とは遠い世界のアダルトビデオとかの中だけのことだとなんとなく思っていたのです。
「こんのっ…えっち!スケベ!ヘンタイ!!」
千鳥さんは豊かな胸の谷間に顔を埋めてふにふにしてる相良君の頭を両手でポカポカ叩きます。
張りのあるオッパイで相良君の頭がポウ〜ンポウ〜ン…と弾み、相良君の鼻息が荒くなります。
胸の谷間に熱い鼻息を感じ、千鳥さんは叩くのを止めました。
どうも逆効果です。
相良君のやる気に溢れたムスコが、ピピーン!と更に大きく立派になっています。
「そ…、そんなヘンなコト、誰に吹き込まれたのよ!?クルツ君?!オノD?!」
「吹き込まれたわけではないが……変な…ことなのか?」
相良君は不安そうに言いました。
「君と性交渉を持つようになってから、いつも触りながら思っていたのだ。君の乳房はあたたかくて柔らかくて非常に気持ち良い。だから、挟んでみたいと思っていたのだが…普通はやらないのか?」
千鳥さんが名前を出した二人が「勉強しろ」とか「参考文献だ」と言って貸してくれた冊子やら映像にも、そういう構図はたくさんありました。
なので、相良君は千鳥さんが怒るような行為だとは思ってもみなかったのです。
「頼んでは駄目なことだったのか……」
すまんとしょんぼり肩を落とす相良君に千鳥さんは戸惑いました。
「えっと…ダメってか……」
相良君の犬耳がぴくっとします。
「ではいいのか?変態的行為でもしてくれるのか?」
「へ、ヘンタイ的って、あんた……」
真っ赤になって口をパクパクさせる千鳥さんに相良君は首を傾げます。
「君がさきほど変態と言ったのだぞ」
「や…言った、かもだけど…それは言葉のアヤっつーか〜…」
ごにょごにょ歯切れの悪い千鳥さんに相良君は顔を上げて念を押します。
「では胸で挟むのは特に変な行為ではないのだな?普通に行うことなのだな?」
「知らないわよー!そんなこと!」
千鳥さんは真っ赤っ赤な顔で叫びます。
「あ、あたしだって、…こ、こんなコト、ソースケとしかしたことないもん!普通かどうかなんてわかんないわよ!」
「そ、そうか…!俺とだけではわからんか!」
むっつり顔をほんのり染めてしきりに頷く相良君がなんだかひどく嬉しそうで、千鳥さんは照れ隠しにむすっと仏頂面になります。
「ナニよ、そのツラ…。あんたとだけだったらどうだって言うのよ…」
「いや。…うむ。非常に光栄だ。うむ……」
相良君はらしくもなくウニョウニョ頷きながら、また千鳥さんの胸に顔を埋めてしまいました。
「ん、もぉ……」
千鳥さんはわざとらしいため息を一つ吐いて相良君の頭を両腕でそっと囲います。
「そんなに…その、……したいの?そのぉ〜…ココで」
そう言って、深い胸の谷間で嬉しそうにふにふにしてる相良君の顔をぎゅっと腕を寄せてむにっと挟むと、相良君の鼻息がフンフン荒くなります。
そのくせ相良君は、こんなことを言いました。
「うむ。…いや、君が嫌ならば……しなくても……」
らしくもなくだんだん小さな声になって、ハッキリしなくてもいいとは言えない相良君に千鳥さんは口元を綻ばせました。
「なーに、今さらカッコつけてるのよ?」
千鳥さんは囲い込んだ腕でぎゅむっと相良君の頭を抱きしめました。
「止せ、千鳥!」
千鳥さんの腕の中で相良君がジタバタ暴れます。
止せと言いながら相良君の息は熱く荒く、股間はますます盛んにいきり立っています。
「そーんなになっちゃってるくせに、そんな強がり言って〜!ソレどーするつもり?」
千鳥さんはクスクス聞きました。
「……どうにかする」
千鳥さんは意地悪そうな笑みを唇に浮かべました。
「へー。じゃあ、しなくていいんだ?」
「………………」
相良君は黙って千鳥さんの胸に顔を伏せたまま、両手に一つずつ豊かな乳房を掴みました。そして、むにむにと柔肉を揉んみながらてっぺんの紅く染まった突起を指先でクリクリ転がし、ンチュッと吸い付きました。
口に含んだ乳首はぷりぷりっと固く、なのに乳房は蕩けるように柔らかく手の平に吸い付いてきます。
この柔らかい千鳥さんの胸に自分のを挟んでみたくて仕方ありませんが、それより何より、相良君は千鳥さんが嫌がることはしたくないのです。
さっきの怒り方からすると、相良君の望む行為は千鳥さんには嫌なことのように思われます……。
でも、諦め切ることも出来ず、相良君は千鳥さんの胸をすがるよう揉み続けました。
「もう…。あんたって、っん、…ホント…ぁん、ズルいんだから〜」
未練がましく千鳥さんの胸を吸っては揉む相良君の頭に、吐息交じりの千鳥さんの手がそっと置かれました。
「何がだ?」
千鳥さんの胸から相良君が顔を上げます。
「だって……」
口ごもって相良君を見下ろす千鳥さんの桃色に染まった頬に相良君はうっとり指を伸ばしました。
「んっ…」
指先で頬を撫でられ千鳥さんは心地好さそうに目を閉じます。
その赤い唇に相良君がチュッとキスしました。
しばらく重ね合わせていた唇を離すと二人の唇の間を唾液の糸が繋いでいました。
千鳥さんは目を伏せて手の甲で唇を拭うと、無言で相良君の肩を押しやりました。
(やはり…、ダメか……)
押しやられたのは「退いて」という意味で、それはつまり、胸でするのは嫌、というサインなのでしょう。
相良君はガッカリと、未練たっぷりに掴んだままだった千鳥さんの柔らかなオッパイから手を離しました。
「早く………ン、……ぎなさいよ」
雨に打たれた野良犬のようにしおしおうな垂れていた相良君に千鳥さんの小さな声が届きます。
「なんだと?…今なんと言った?」
ピクンと顔を上げ相良君が聞き返します。
千鳥さんが真っ赤な顔で怒鳴ります。
「だから!早くズボン脱げって言ったの!…こ、こういうこと言うの…、は、恥ずかしいんだから、何度も言わせないで!!」
微かに聞こえた声が幻聴でも聞き間違えでもなかったと知り、一瞬ポカンとした相良君ですが、次の瞬間には我に返りいそいそと半脱げのズボンとパンツを脱ぎ捨てます。
起死回生のチャンスなのです。逃す手はありません。
手早くズボンとパンツを脱いだ相良君がソファに座り直すと、相良君が脱いでる間そっぽを向いていた千鳥さんが相良君の脚の間に移動してきました。
「もっと脚開いてよ…」
「うむ」
下半身裸の相良君の脚の間に、上半身裸の千鳥さんがぺたんと膝をつきます。
「ソースケのバカ…。恥ずかしいんだからね、こういうの……」
伏し目がちに頬を染めてぼそぼそ呟く千鳥さんの姿に相良君の胸は高鳴ります。
「してくれるのか?」
諦めかけていただけに、信じきれず思わず口に出してしまったら千鳥さんにジロッと睨み上げられました。
「黙ってて」
千鳥さんは耳まで真っ赤です。
(ズルいんだから〜ソースケは。いっつもいっつも!)
ヒトを、こんな恥ずかしいことでも何でもしてあげたいような気持ちにさせておいて、ボケたことを言う相良君が小憎たらしくて、でも同時にぎゅっと抱きしめてあげたくなってしまうのが千鳥さんは悔しくて仕方ありません。
(今にみてなさいよ〜!ぎゃふんって言わせてやるんだから!)
千鳥さんは、相良君の股間にそびえるソレを睨むように見つめました。
千鳥さんの視線の先の相良君の元気なムスコは、期待にふくらみきり天を突かんばかり――というか、もうおヘソの辺りまでそっくり返っています。
先っちょからは待ち切れずに早くも液体が漏れ出ています。
(ど、どうしよう……)
千鳥さんは相良君のソレを赤くなって見つめながら困ってしまいました。やり方がわからないのです。
ちらっと相良君を見上げると、千鳥さんの言いつけどおり黙ってへの字口を結んで目をキラキラさせています。
(うー…。ソースケは、『挟んでこすればいい』って言ったけど……)
千鳥さんは悩みました。パイズリなんて、満員電車で見たくもないのに目に入ってしまったスポーツ新聞やポストに投げ込まれていたピンクチラシの、オッパイの間にモザイクが挟まってる写真でしか知らないのです。挟むといっても、根元から挟むのか、先っぽから挟むのか……。
千鳥さんは、ここ数日のことを思い返しました。
手でしてあげるときは先っぽからとか根本からとか特に考えずに、相良君の固くなったアレを握ったり撫でたりしています。
握ってこすってあげると、気持ち良いみたいでビクビクして相良君のは大っきく固くなるのですが、特に先っぽの方が敏感みたいで、千鳥さんが強めに握ったりこすったりすると息が荒くなってアレ全体がビクビクします。
(えっと…あたしン中に挿れる時だって、先っぽからなワケだし……)
相良君が自分の中に入って来る時のことまで思い返してしまった千鳥さんは、カラダの奥が熱くなり、膝をすりっと擦り合わせました。
それをじっと見つめていた相良君の目が血走り、ふくらみきったムスコがビィィン!と揺れます。
千鳥さんは待ちきれない様子の相良君のソレに、頬を染めながらもじもじ腰を上げました。
そして、相良君の脚の間で膝立ちして、両手で豊かな自分の胸をすくうように持ち上げます。
ただでさえ形よく突き出たオッパイが千鳥さんの白魚のような手で支えられ更に豊かに突き出て見えます。それが、たゆん、と目の真下で揺れるのを目の当たりにして、相良君は息が切れそうなくらい興奮してしまいます。
相良君はぐっと堪えますが乱れた息で胸が忙しなく上下し、その厚い胸板に熱い千鳥さんの息が当たり、そのこそばゆさが興奮を煽ります。
ぐぐっと更に固く反り返ってゆくモノを見つめて千鳥さんは赤く染まった目元を恥ずかしそうに伏せ、ビンビンに勃ち上がっている相良君の先端から被せるように豊かな胸の谷間に挟みました。
「ぅ、おっ…」
とろけるような柔らかな肉を敏感な部分で直に感じ、相良君の喉から思わず声が漏れます。
相良君の声に、何か違ったかと不安になった千鳥さんが目を上げ、緊張の余り胸を支える腕がぎゅっと狭まります。
千鳥さんの豊かな乳房が相良君の固く熱い器官の先端を包み込み、柔らかな肉でふんわり圧し包まれた瞬間、相良君は千鳥さんと目が合ってしまいました。
うすく染まった頬でいつになく頼りなげな瞳から薫る色香と、敏感な部分から伝わる暖かさと柔らかな重力に、相良君の頭の中が真っ白になってしまいます。
「ぐぅ!」
「……え?」
胸の間で相良君の熱いモノがピクピクッと震えた次の瞬間、ぴゅっと熱いものが千鳥さんの豊かな谷間を濡らし、頭上からは聞き慣れた相良君の呻き声……。
「ソースケ……、もうイッちゃった…の?」
千鳥さんは相良君を胸に挟み込んだまま呆然と聞きました。まだ先っぽを挟んだだけなのに、胸の谷間からどろっと熱いモノがお腹の方まで垂れてきます。
相良君はバツが悪そうに頬をぽりぽり掻きました。
「う、む…、その……、想像以上に素晴らしく、その……つい……」
この切望していた行為に至るまで、結果として千鳥さんに焦らされまくっていた相良君は、ジリジリとっくに限界を突破していたのです。そこに予想を遙かに上回る刺激が与えられ、ひとたまりもありませんでした。
千鳥さんは、真っ赤になって下を向きました。
「そんなに…良かったの?」
呟くように問う小さな声を漏らす唇が、嬉しくてつい弛んでしまいます。
「う、うむ!」
相良君は勢いよく頷きました。
「君の膣もそれは素晴らしいのだが、膣とはまったく違う味わいで…。そうだな、君の膣は熱くぬるぬるしているのに細かなヒダで俺に絡みつき、小さなヒダの一つずつがペニスに食い付くように吸い着きねっとりときつく絞り上げて来るのだが、
君の胸は熱いと言うより暖かく、すべすべした肌がぴったり吸い着くようで、そしてとろけるように柔らかいのにずっしりとした重みでペニスを――」
「やめんか!!」
滔々と語り続ける相良君の言が恥ずかしくて聞いていられず、千鳥さんは下から相良君の顎にアッパーを叩き込みました。
「ぶっ!……なぜ殴る。褒めているのだぞ?」
千鳥さんが手を離してしまったので、目の前で――というより、まだまだ元気な相良君のムスコの前で千鳥さんの豊かなオッパイがふるふる揺れています。
相良君は顎をさすりながらも、その様をじっと鑑賞し、その深く切れ込んだ谷間を白く濁った体液が流れていくのを見て、腰の後ろがムズムズしてしまいます。
「うっさい、バカ!そんな、は…恥ずかしいこと延々と言ってぇ〜!」
俯いてる千鳥さんは耳まで真っ赤です。
「なにを言う。恥ずべきことではなく、誇っていいことだぞ?」
「言わないでってば!」
相良君が真面目な声で心底不思議そうに言うものなので、千鳥さんは恥ずかしさで身悶え、捻りを加えたスクリュー・アッパーをかまします。
「ぐおっ!」
相良君の頭がソファの背もたれに叩き付けられ、目の裏に星が散ります。
「もぅ……バカ」
最後にぼそっと、小声でささやいた千鳥さんの声の甘さに、今度はパンチのせいでなく相良君は目がくらくらしました。
千鳥さんは俯いたままティッシュを引き寄せ、相良君の体液で濡れたからだを拭います。
相良君の脚の間に座っている千鳥さんが俯いていると、必然的に相良君の股間が目に入ってしまいます。
相良君の大事なところは一度出したにもかかわらず、大きくふくらんだまま鎌首を持ち上げていました。
「ソースケ……、もっと、したいの?」
したいんだろうな、と汚れたティッシュを床に置いて、千鳥さんがちらっと相良君を見上げれば、
「うむ」
と重々しく頷く相良君は全力で尻尾を振って『待て』の待機ポーズでした。
あんな素晴らしい行為を、たったあれぽっちで終わらせたいわけがありません。
「ん、もう……。あんたって、ほんと節操ないんだから〜」
「面目ない」
「もう……。そう言えばいいと思ってんでしょ?」
相良君が悦んでくれて嬉し恥ずかしひねくれ屋の千鳥さんは、口を尖らせながら再び膝立ちして、相良君の元気ないつもつの前で豊かなオッパイを両手で持ち上げました。
その豊かで美しい稜線を穴が開くほど凝視しながら、相良君は答えます。
「そんなことはない。いつも本気で思っているぞ。ときに、千鳥…。今度は根本から挟んでみてくれないか?」
千鳥さんがピタリと止まります。
「……さっきのやり方、間違ってた?」
「そうではない。いや、正しいやり方は俺にもよくわからんが、亀頭からだと、その……刺激が強すぎてだな……」
「痛かった、とか……」
「違う!良かったと言っただろう。その……、もっとゆっくり君の胸の感触を味わいたいのだ」
頬を掻きながら横を向いて言った相良君に、千鳥さんの頬がぽぽっと赤くなります。
「………エッチ」
千鳥さんの甘えた声にグンと大きさを増した相良君のソレを千鳥さんは根本から胸の間に挟み込みました。
下乳に相良君の根本の袋状のものが当たり、千鳥さんは恥ずかしげに身を捩りながら両手で乳房を寄せてぎゅっと相良君のを包み込みます。
「ん……」
さっきは早すぎて感じるヒマのなかった相良君の熱くて固いソレの脈動をはっきり谷間に感じ、千鳥さんは悩ましげに眉を寄せます。
「く……、千鳥……」
たっぷりした量感のオッパイに挟まれているだけで昇天しそうな快楽が相良君に押し寄せてきます。
弾力があるのにふわふわと柔らかく、どこまでも暖かい千鳥さんのオッパイは手で触った時以上の快感を相良君にもたらします。
それに加えて、無骨な己の器官が千鳥さんの優美な乳房に埋もれている視覚効果が、相良君にまるで何かを成し遂げたかのような充足感に似た感覚までもたらします。
溢れそうになった唾液を飲み込み、相良君は千鳥さんに言いました。
「動いてみてくれ、千鳥」
「う、うん……」
頬を紅潮させて言う相良君に、千鳥さんは胸の奥がくすぐったくなりながら頷きました。
しかし、頷いたものの動かし方がよく分かりません。
(えっと……)
千鳥さんは、とりあえず両手で支え持ったオッパイを上下に揺すってみました。
相良君の目の下で、白い肉球がぷるんぷるん弾み、てっぺんの赤く濡れ染まった乳首が鮮やかに軌跡を彩ります。
「ぉ…おぉ……」
柔らかな肉球で圧されながらこすられる快楽と、視覚的な刺激に相良君の口から感嘆の声が漏れます。
「気持ち…んっ、いいの?」
弾む声で尋ねる千鳥さんに相良君も息を弾ませ答えます。
「肯定、だっ。…くっ……君は、…ふっ、すばら、っしい……!」
すごく恥ずかしいことをしてるのに、悦んでる相良君が嬉しくて嬉しくて、千鳥さんは胸を寄せる腕に力を入れてぎゅっと相良君の猛ったいちもつを圧し包んできゅっきゅっと上下に揺すります。
「はっ、……ちどり!」
胸の間からカオを出している相良君の先っぽから液体が染み出て来ます。
「んんっ…そーすけ……」
先走りで相良君の熱くて固い器官がぬるぬるになり、千鳥さんの深い谷間も相良君の体液で一緒にぬるぬるになり、滑りが良くなってよりスムーズな動きが相良君の快感をいや増します。
「うっ、……くっ!」
相良君の唇の端から唾液がこぼれ、千鳥さんは嬉しそうに相良君の肉棒を胸の谷間で扱き続けました。
胸に挟んだ相良君を懸命に扱いているうちに、いつしか千鳥さんの上半身全体が揺れ動いていました。うっすら千鳥さんの額やからだが汗ばみ、それが深い谷間で相良君の体液と融け合います。
千鳥さんのオッパイは、暖かく蕩けどこまでもどこまでも柔らかで、それなのに、ずしりとした重みで固く膨らんだ相良君のペニスを圧し包みます。そして、すべすべと吸い着くようななめらかな素肌に、
目に鮮やかな可愛い赤い乳首。加えて、頬を染め甘く弛んだ千鳥さんの表情……。
なにもかもが堪りません。
相良君は我慢しました。ものすごく我慢して、この気持ちの良い行為を少しでも長く続けてもらおうと、一生懸命ものすごく我慢して快楽地獄に浸っていました。
でも……。
「ぁん…、そーすけぇ……」
甘ったるい声の千鳥さんに、先っぽをすっぽり暖かで柔らかな肉の間で包まれ、きゅっきゅっきゅっとこすられ、柔らかな乳房でしゅうっと優しく根元まで扱き下ろされたら、もうダメでした。
「う……ぐぅぅっ!!」
ちょうど、千鳥さんの谷間からカオを出していた相良君の先端から、ビュビュッと勢いよく白い体液が噴き出します。
「ひゃん…!」
ピュウッと飛んだ白濁した体液が、千鳥さんの胸だけでなく、顎や肩や綺麗な黒い髪をも飛び散ります。
「すまん。……だいぶ汚したな」
すべてを吐き出すような長めの射精を終え、相良君は大きく肩で息をついて脚の間にいる千鳥さんを見つめ直しました。
形の良い顎先や、綺麗な胸の丸みに飛び散った己の体液を見ていると、得も言われぬ満足感が込み上げ、同時に腰の後ろがまたムズムズしてきます。
たっぷり吐き出しばかりなので、すぐにカタチに現われないで済んでますが、これは時間の問題です。
「いっぱい出たね」
一方の千鳥さんは、ちょっと意地悪な口調でからかうように笑っています。
相良君は千鳥さんを膝の上に抱え上げ、キスしました。
そのまま、ぎゅっと抱きしめようとした相良君の肩を押しやって、千鳥さんが止めます。
「ん!ダメだよ、ソースケ。制服が汚れちゃう〜」
「むっ……」
キスも止められ不服そうな相良君の膝の上から、千鳥さんはティッシュの箱に手を伸ばしましたが、今度はその手を相良君の腕が遮ります。
「ソースケ?」
「拭くよりもシャワーで洗った方がいいのではないか?ずいぶんと汚してしまったし……」
言いながら、相良君は小首を傾げた千鳥さんの豊かな胸をそっと撫でました。あちこち飛び散った自分の体液が己の手に付くのも構わず、千鳥さんの綺麗なまあるいオッパイを撫で回します。
「ん、やぁ……」
濡れた手で撫で回わされ、千鳥さんのオッパイ全体に相良君の精液が塗り広げられてしまいます。最初は撫でるのが目的だった相良君の手は、途中から体液を塗り広げるのが目的に変わっているようです。
「ナニしてんのよ、あんたは〜!」
甘い声で鳴いて身をくねらせながら、千鳥さんが顔を真っ赤にして相良君を小突きます。
「うむ。……いや」
登山でもしているような心地で千鳥さんのオッパイに精液を塗り広げていた相良君は、はっと我に返り、おもむろに膝の上の千鳥さんを抱えて立ち上がりました。
「ちょ!今度はなに?」
「うむ。汚してしまったので責任を取って俺が洗おう」
相良君がさっき言おうとした続きを口にしたら千鳥さんは一瞬ポカンとして、意味が頭に染み込んでいくとバタバタ暴れて、相良君をぽかぽか殴りました。
「は?……なに言ってんのよ!バカバカバカ!あんたと一緒にシャワーなんてしないわよ!!」
「暴れるな、千鳥。風呂などいつも一緒に入っているだろう?」
今更なんだと言う口調の相良君を千鳥さんは睨みます。
「やあよ。あんた、絶対お風呂でエッチなことするもん!」
相良君が足をピタッと止めて、まじまじと千鳥さんを見ました。
「…………挿れるのはやはり駄目か?」
千鳥さんが真っ赤な顔で怒鳴ります。
「あったり前よ!週イチって言ったでしょ!なんのために、あたしが、パイ……、ぃい…今みたいなことしてあげたと思ってんのよ!?今のだって、結構、つ…疲れるし、……タイヘンだったんだからね!」
相良君はしょんぼり俯きましたが、気を取り直して顔を上げ千鳥さんに言いました。
「そうか……分かった。だが、洗わせてくれ」
千鳥さんは疑わしそうに相良君を見つめました。
「……ほんと?エッチなことしない?」
「うむ。エッチなことなぞしないぞ」
「約束する?」
「うむ。約束する」
しょげながら、真摯な表情で約束する相良君に千鳥さんは折れました。
こうして、上半身裸の千鳥さんと下半身裸の相良君は千鳥さんの家のお風呂場に向かったのでした。
長い割に、あまりエロくないですが、今回はここまでで〜
また、忘れた頃に続きを投下させてもらうかもしれません。
あほな話なんで、適当に読み流してください。
116 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 01:00:34 ID:EH+rJQa8
おおお、キターーーーー!!!!!
十分エロいですよ。職人さん、有難う!
しかし、約束が約束になってないのが、またお約束ですなあw
乙、GJ!
十二分にエロかったです。
かなめの巨乳おっぱいでのパイズリ・・・いいなぁ
このままなし崩しに週一の約束反故希望
もちろんおぼえてますとも!
凄く良かったっていうか凄く羨ましかったww
実は我慢限界だったかなめからおねだりしちゃう展開とか良さそうですな
119 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 23:46:50 ID:Vgi7Y6Ig
GJ!!待ってました!!
かなめがエロくて宗介が羨ましいぞコノヤローとw
パイズリは正義
GJ!エロい!二人が可愛い!
相良君が極めて禁欲的じゃなさすぎる件wwww
GJ!
楽しませていただいたよ
寸止めな日々たまらんです
124 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 20:48:41 ID:nXzhN4sQ
フルメタSSの保管庫のURL知ってたら誰か教えてくれ!
126 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 20:33:01 ID:8+NcJ3k/
相変わらず進歩のない低レベル。
規制とけたか
別に規制はされてないぞ。久々に2でも回るかなってとこだ。
ああ、やっぱりってレベルの低さだけどな。
130 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 22:39:49 ID:as4srhs9
>>115の職人さんGJ!!ありがとうございます!!
とても楽しみにしていたので、次もまたぜひお願いします!!
131 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 11:45:04 ID:HQGPpGc0
パイズリがこれほど触感でも気持ちよさそうな描写は初めて見た
エロパロ板も相当回ったが、どこの板でも神と崇められる腕の職人さんだ、
素晴らしい、
大方は視覚描写だけがメインで質感や触感については薄い
>>25の職人さんの性剛おっぱい星人な宗介もだが、おっぱい周辺の描写が
上手い人ってのはプロにだってそうそう見ない
男の方だけが気持ちよさそうで女がおざなりなのは多いが、千鳥も気持ちよさそうな
ところがポイント高い
続きも楽しみにしています、いつも良いものを投下してくれてありがとう
ところで投下もしないタダ見のくせにえらく図々しいのが湧いてるが、エロパロスレの
お約束は「お残しは黙って」だ。
ID変えてのこまめな投下もお疲れさま。ここのスレがあったら困る事情でもあるのか?
ここの作品一部パクってサイトや同人誌に掲載したのか、下手すぎてコメが
つかなかったから逆恨みして枯らそうってのか。
ここが低レベルというなら、お前さんの腕でぜひとも上げて欲しい。少なくとも
お前さんの思う神作品を見せてくれ。楽しみにしている。
>>131 視覚がなくても昇天できるけど、触覚がなけりゃ昇天できないのよね
それにしても、よくよく考えてみたらプロの官能小説って読んだことないな
結構みんな読んでるものなの?
>>131 視覚がなくても昇天できるけど、触覚がなけりゃ昇天できないのよね
それにしても、よくよく考えてみたらプロの官能小説って読んだことないな
結構みんな読んでるものなの?
134 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 18:35:59 ID:HQGPpGc0
>>132 コバルト文庫でもフランス書院美少女文庫でもスポーツ新聞でも、そこそこ
話題に上がってれば何でも読む
少し前、話題になってたわかつきひかるは女性作家で一般向けラノベも書いてる。
ポルノの方は乳より子宮の方の描写が多くて独特
他の作家もシチュエーションは凝ってるが、乳描写そのものがこの板の
職人さんたちくらい濃いのはそう滅多にない
ここでレベル低いって言うなら、本気でオススメのところを教えてくれ、読んでみたい
136 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 20:25:43 ID:HQGPpGc0
>>135 すまない。自分が好きな職人さんが気が引けて投下しづらくなったら困ると
つい焦ってしまった。スルーだけだと味方がいない気分にならないか心配に
なったので敢えて書き込みさせてもらっている。
ところで
>>132は低レベル当人か?職人さん本人でなきゃ、ずいぶん上からな
意見だな。話もずらしてるし、答えようがない質問でもあるし。
自分はたまたま読む方だが、プロのエロ作品なんぞ読んでようが無かろうが、
ここのスレのフルメタパロは面白いぞ。
このスレ普通に全体的にレベル高いし
この前の基地がいちゃもんつけて荒そうとしてるだけなのは明らかだろ
荒らしとスルースキルのないKYがバトり始めてスレが荒れる方が投下しにくくなるんだよ
ていうかこれだけ絶賛米がついてる中で的外れな事言ってるレスは誤爆扱いでスルーでいいだろ
>>132はあえてネガレスから話題を引っ張って空気を変えようとした高等テクだ多分
投下したいのですがネタがありません
コネタとかないだろうか
クルツマオおながいします
140 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 07:55:51 ID:Cu3C9zGi
>>137 高等テクというのは
>>138みたいなのを言うんだ
職人さんが常にスルースキル鉄壁とは限らんだろう、スルーされてるのか支持されてるのか
わからん時もあるかもしれん。職人さんの中には初心者だっているだろう
このスレは荒れ出したらどっちもスルーが基本だからな、今回みたくかまわれてるのは
珍しい。低レベルがスレ消費だか自己表現のつもりでだかで半分自作自演してる可能性もある
バカの真似は中途半端な書き手にも出来るし、他人のふりしてそれを支持することは可能だからだ
そもそも動揺してなきゃ二回も同じことを投稿はしない。上から目線のもの言いが
>>132と低レベルは
かぶってる。
>>137も「自分の発言をかばう」という意味でだけ見れば
>>132や低レベルと
同一人物かも、だ。
文章に癖がありすぎて身バレしやすいから投下できない書き手がそういう形で参加してるのかもな
まあ、こちらとしてはどれだけ気が弱った職人さんにも、低レベルの発言が無効だと目に見えて
わかればそれでいい
図々しいやつならスルーを支持と勘違いして増長したあげく、エロパロ保管庫にも
作者のふりして削除依頼出しかねないからな、職人さんたちや職人さんのファンは注意しろよ
それはさておきコネタの件だがローションプレイなどはどうだろう…
まさに
荒らしに構う奴も荒らし
だな
>>136 IDが変わっちまったが
>>132です
誤解をあたえてしまったようなので弁明するが、
>>129と
>>137と俺は別の人
あと俺は一応書き手側
このスレの
>>25が俺です
ただ疑問に思ったことを書いただけなんだが、生意気に聞こえてしまったならすまんかった
ここのみんなは誉め上手だから、ちょっと天狗になってしまったかもしれんね
天狗ってのは、自分の鼻の長さをえてして理解していないものだから
>>138 今、考えつく限り書いとく
*ガウルン「ちんこが立たねぇ……」
手足吹き飛んでやることがないガウルン
それにも関わらず最後の楽しみであるおなにーまで奪われて、彼は生きる気力をなくしてしまう
その時、ユイファン、ユイラン姉妹がちんこの代わりに立ち上がった
*マオ「これで他の女なんかと寝れないわよ〜」
クルツと寝たマオは、ちょっとした悪戯心から、彼の尻に「FACK」と落書き
次の日、シャワー室
未だ落書きに気付かないクルツと、偶然気付いてしまったクルーゾー
クルーゾー(尻にFACK……尻をFACKしろということか?)
ようこそ、男の世界へ
*レナード「この前カナメさんのダッチワイフを作ったんだ」
テッサ「私もサガラさんのが欲しいです……」
ウィスパード夢空間での兄妹とは思えん会話のすえ、テッサは最後の一線をこえてしまう
起動せよ、サーガレスト
*レナード「カナメさんのおっぱいは大きいね。たゆんたゆんしてるよ」
サビーナ「……そうですね」
この日からサビーナのおっぱいマッサージがはじまった
*レナード「やはりラムダドライバを効率よく使うためには、ASの形状をより人間に近付ける必要があるね」
そして開発されるちんこ付きコダール
ちんこ&もみあげ付きコダールがミスリルに襲い掛かる
ラムダドライバの神経フィードバックで、宗介の出口が大変なことに!
*レモン「怪我がひどいんだ。今はとにかく休んだほうがいい──そういえば、昨日ちょうど日本製のゲームが手にはいったんだ、暇潰しにやってみたら?」
宗介「……バハームートラグーン?」
レモンが持ってきたのは、某鬼畜RPG「バハームートラグーン」
主人公をソースケに、ヒロインをカナメに
カナメ「アーバレストよりはやーい」
そして彼は絶望する
*かなめ「ソースケのじゃないと気持ち良くない」
宗介に抱かれるうちに、自慰ではイけなくなってしまったかなめ──しかし、愛しの彼は海の向こう
彼女はついに、宗介型バイブの開発に着手する
*宗介「最低だ……俺って」
色んな意味でたまりかねた宗介は、夜な夜なかなめ宅に忍びこみ、彼女の寝顔を見ながらおなにー
いつしか彼女の柔肌に性器を押し当て、さらには一線を──
しかし彼女は全てを知っていた
*「風間くんって、あそこすっごく大きいらしいよ〜」
瑞希「マジで?」
隠れ巨根、風間の噂を聞きつけて、トラジスタグラマー瑞希が立ち上がった
*風間「ちんこビンタしたいな……」
ちんこビンタに憧れる健全男子風間は、温泉旅行に乗じて暴挙に出た
そして身の破滅へ
*宗介「おっぱいを揉ませてくれ」
原作の十倍バカな宗介は、なんの気なしにそんな言葉を口走る
性欲でなく母性を求めて吸い付く宗介と、なんだかんだと触らせてあげてしまうかなめ
そしておっぱいを揉みだして三ヶ月がたった
彼は気付く
宗介「これはもしかして……卑猥なことなのか?」
*かなめ「だーからー、お祭りにこんな物騒なもん待ってきちゃダメって言ったでしょうが!」
宗介「そ、それは違う!むしろデリケートなぁはぁん!」
祭に際して宗介の身体チェックをするかなめ
だが拳銃だと思ってたそれは──残念、勃起したちんこです
FACKじゃなくてFUCKでしたわ
>>139 >>140 ありがとう。
クルツマオでローションプレイ…日本の味・納豆でメッシープレイとかだろうか?
もうちょっときれいな方が良いなw考えて見ます
>>143 ありがとう…と言いたいところだが、あなたのファンなので
自分で書くとか無理だ!w
147 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 00:38:53 ID:+qnI758m
148 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 05:48:20 ID:QnoA/zJw
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 09:13:30 ID:XNtxMphW
>>136です
>>143 暴言失礼しました。要らぬ気苦労おかけして申し訳ない。
そしてお帰りなさい!新生活はどうですか?コネタも素晴らしくGJ!!
腹抱えて笑わせてもらった
トランジスタグラマー瑞樹とバイブ開発かなめが見たいが、無理なさらんよう
>>141 オマエモナー
もうスルーで
◎ ◎
最近このスレ見かけないなぁ…更新しても新着表記されないし…
って思ってたら何らかの事情でこのスレにチェックを入れてなかった
スレが変わったからじゃね?
>>156はイミフ過ぎる
何らかの事情とかお前の事情なんてどうでもいい
どうせしばらくJaneかなんかをほったらかしてて
その間にスレが落ちてたんだろ
軍事に詳しい方、専門用語がいっぱい出てくるのをお願いします。
てっさ「膣内に魚雷発射用意!」
戦争ボケ「sir.Yes,sir!!] みたいな…
テッサ相手に相良が言ってるのか?
SirとMa'amの違いを調べてから半年romれ
というよりこの板は成人してから出入りしろ
かなめのブラのサイズが気になる…
DかEどっちか
って思ったけど巨乳って描写あったっけ?
テッサが来日したときの露天風呂旅行で
各女性陣のプロポーションについて細部まで描写してたでしょ
鮮明に細部まで思いだせるのはテッサの大股開きだけだ
167 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 23:45:33 ID:jtVHZc34
クルツがこてんぱんにやられるのも笑えた。
マオったら。笑
ロケットおっぱいだからねえ。
169 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:27:29 ID:hsyeA3Xm
下をのぞき込む姿勢で乳首と乳首の間隔が17センチとなると相当の巨乳だろう
かなめと対になるキャラがどっちかっつーとロリ系(テッサや恭子)だから、対比で乳キャラにした方がエロパロ的に都合がいいのかも
あと宗介は母親がいないのになんとなくマザコン臭がする上に、ベッドでは野獣のイメージ
そんな宗介の衝動を受けとめるには、やっぱおっぱいがたくましくないと……
と、個人的には思う
ってよくよく考えたら、かなめ=巨乳ってのは、このスレ限定の認識なのか?
サイドアームス1(女神の来日・温泉編)のP141で
巨乳ともロケットおっぱいともきっちり明記してあるので
別にこのスレ限定ということはないと思うぞ
というかアニメしか見て無い奴が多いのか?
たまには活字も読めよ
本が売れれば賀東も続き書く気になるだろ
まあまあ。楽しみ方は人それぞれだよ。
ところで、どこから巨乳になるんだ?
Eも巨乳に分類されるだろうか
174 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:03:25 ID:iFTS/UZy
Dでも巨乳と言われていたような。。。
かなめにはFぐらいあって欲しい
温泉編のガトーのテンションからするとかなめはガッツリ巨乳と見た
ゴールドベリ(船医のおばはん)
マオ
―――――――――化物の壁―――――――――
こずえ(保健室の先生)
ナタリヤ(林水のアパートの住人、ストリッパー)
阿久津(デカ女、ヤンキー)
レミング(科学者、サックスの女)
――――――バイン!バイン!の壁――――――
イリーナ(カリーニンの嫁)
たか子(校長)
蓮
かなめ
かなめ似の娼婦
ヴィラン(テッサの秘書)
ナミ
瑞樹
東海林
――――――ナイスバティキャラの壁――――――
レイス
グレイ(アニメ一期のオリジナルエピソードの女傭兵)
若菜(婦警)
サビーナ
セイナ
―――――――健康的肉体美の壁―――――――
恵那(ラブレター被爆破女)
神楽坂
ミラ
ユイファン
ユイラン
―――――――――平均値の壁―――――――――
詩織
テッサ
シノハラ(通信のロリ)
――――――――乳房消滅の壁―――――――――
恭子
雨宮(芳樹の同級生のロリ)
エロパロ板補正がかかってると思うが、俺はこんなんだろうと思っている
ちょっと待て、ゴールドベリやたか子校長だとwww
それと、高美ももう五年生。
微乳くらいにはなってるぞよ。
マオそんなにあるか?
自分的には
A B 貧乳
C D 普通
E F G 巨乳
H〜 爆乳
だな
ふと思ったがゴールドベリって何系の名前だ…?
微:テッサ、恭子
普:瑞樹、蓮、ユイラン、ユイファン
巨:かなめ、マオ
申し訳ありません。アニメ(特に『ふもっふ』)しか見たことがありません。しかもその記憶もあやふやです。
最後の巻ぐらいかなめの巨乳の使いどころがあって欲しいところ(セクロス的な意味で)
恵那はかなめから見ても結構あるほうらしいので巨乳と見るべき
あとマオはでかいほうだけど魔乳とかでは無いと思う
かなめはバインバインだろjk
かなめが宗介と結婚してビールとおつまみ食べながら一緒にテレビ見て野球の観戦をしている電波が届いた
あるサイトのssでかなめが宗介とやりまくってD>Gにバストアップ
てのがあったからそういうのもありなんじゃねエロパロ的には
まぁおれはEカップは固いと思ってるがw
>>184 TV野球観戦する前にヤる話が
前スレくらいにありましたな。
ほしゅ
そういえば宗介の誕生日って、書類上は七夕ってことになってたんだっけな
「誕生日のプレゼントはあ・た・し」的なかなめは期待できますか?
テッサなら誕生日に限らず、バレンタイン、クリスマス、諸々の記念日に期待できますよ☆
テッサはあげない!
前スレでクリスマスを迎えた際、かなめとテッサの誕生日は祝われてたのにレナードだけシカトされてたのを思い出した
ナミやミラも同じ日なんだがねえ…
194 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 08:38:52 ID:84dRHzRY
テッサのフィギュア見る限りC〜Dはある
かなめは89cmのEカップ ブラのサイズはE70
テッサは80cmのCカップ ブラのサイズはC65
テッサは薄っすら かなめは無毛w
立て直したのか
前回落ちたから今度こそちゃんと保守ります
>>195 待て待て、体重49キロでアンダー70って結構なピザだぞ
テッサもかなめもアンダーは65でいいだろ
宗介は75のAA位だろうか
>>196 1は確かにDAT落ちだったはずだが
2は容量一杯で終了だったので盛況だったぞ
ま、容量一杯に気が付かなくて1週間ほど更新まってたけどな orz
↑ゴメンミスった
キツイんじゃね?
俺の彼女は165の51でアンダー70だけどぽちゃですらない。
まあ65でも良いとは思うが。
>>201 そうか、人によるんかな
まあアンダー70でウエスト80の人もいれば、65もいるもんな
かわいいブラジャーがしたくてサイズ小さい奴買ってしまった千鳥の
乳首がポロッとするような話、誰か書かないか
70って一番売れるサイズだぞ
65は作らないのもあるし
骨格にもよるけど身長150代で65、160で70なら痩せ〜普通
75はやばい
温泉編の女体描写でもっと詳細かつ具体的な情報が欲しかったな
一人2ページぐらいは使って欲しいとこだ
アンダーは骨格にもよりますよ。
私高校時代痩せてて40キロ位しか無かったけど、アンダーは70だったよ。
65はきつくて息が出来ない感じ。
身長は154。今は体重増えて(でもまだ細いといわれるけど)75使ってる。
ブラはそれでイイとして、パンチーはテッサはMでかなめはL?
テッサは木綿が主でかなめはレースぽいのが多そうw
テッサはピンク、白
かなめは水色、白
これだけは譲れない
どっちもMだろ
色はベージュ以外なら何でもいいや
テッサはSだろ
かなめは紐パンで
Sはナイでしょう〜w
かなめは骨格がシッカリしてるし肉付きもイイからLじゃね?
紐パンは履くかな〜?
>>208 ベージュは嫌い?
ババ色なんて認めない
デカ尻も好きじゃない
美しいラインの小尻がいい
紐は大好きだ
お蓮さんが上下赤で統一してるのには驚いたなww
しかし、かなめはパイパンなの?どこかの掲示板で設定とか原画が貼られてたけど・・・
公式画像を職人が編集しただけだと思うぞ
かなめの足のサイズは24cm?
わからん
最近、スレが寂しいな
だが待つよ、待ち続けて全裸保守
全女子キャラのサイズを妄想で語るとするか・・・・
常盤はAカップだよなjk
常盤A テッサB お蓮さんC 神楽坂D 瑞樹E かなめF マオ姐F〜G?
こんな感じ?
マオはFだといい
基本的にロリは対象外な作者なので、
恭子でもBはあると思うぞ。
温泉の恭子の描写は思いっきりロリ向けじゃなかったか
>>222 確かに言われてみればそうでしたな。
しかし、四季氏のイラストを見てると、Aとはとても思えないのよね。
>>223 んじゃ恭子がBならテッサはCだなw
お蓮さんがDで先生と一緒くらいか
ヒント:パッド
>>224 作中ではお蓮さんの体を「体操着姿は飛び道具」と表現しているぞ
ナミはEくらい?
Dだと思ってる
かなめは所謂グラビアアイドル系ダイナマイトぼでーだと思う
小説での肉置き云々をみるにお蓮さんはむっちり肉感的と思われ
アニメしか見たことない俺が今日、何の気ナシに原作を立ち読み。
クルツとマオ姐さんがやっちまってた。挿し絵の乳がよかった。
アニメからニックオブタイムって明らかに飛ばしすぎだろ
>>231 ああもったいない。
それまでにもナミのノーブラとか、
かなめのセミヌード水泳とか、
まだまだおいしいシーンがあるのに…
セミヌードだったのに前へ前への燃え上がるモードだったから
あまりエロスが無かった…
かなめってDBDでの半裸も危機的状況でエロさが無かったし
毎回そんな感じだな…作者の趣味か?
たまには色っぽい描写も入れてくれよ賀東
エロ描写がないからこそ、エロパロ妄想力が活性化されるような気もする
身長が一番高いのはマオ姐さん?次いでかなめ?
阿久津に決まっとる
かなめの授乳プレイが見たい…
>>234 興味ないな。
俺が興味あるのは宗介のちんこだけだ。
腐ってやがる。
>240
ガウルンさん、こんなところで何やってるんですか?
>>240はガウルンではないな
ガウルンが宗介のことを呼ぶときは「カァ〜シムゥ〜」だ
それにガウルンが興味あるのは宗介のあなるだ
まさか同級生のあいつじゃないだろうな…!?
なかなか常盤に手を出さないからおかしいとは思ってたんだ
TSRで、なんでかなめはパンツも脱がなかったの?
釣られておくが、
パンツには流石に発信機をつけることが不可能と思われたため。
>>246 ブラックテクノロジーを使えば、クロッチの部分になら可能でわ?
>>239 結婚して子供できた後の久々のエッチで子供にちょっと嫉妬してたソースケ
相手にですねわかります。
授乳プレイに興味はないがそのシチュエーションにとんでもなく萌えた
>>247 まあ、あんまり何でもかんでも
ブラックテクノロジーのせいにしちゃうのもどうかとw
実際、ウィスパードたるかなめがパンツは大丈夫と思ったんだから、大丈夫なんじゃない?
>>249 正しく激同。
送れて寝室にやってきた宗介の表情が暗い。
かなめは体力的にキツイながらもさすがに心配になって、ベッドに潜り込んで
きた宗介の頭をそっと撫でた。
「そーすけ」
「…」
思えば、こんなふうに彼に触れるのは久しぶりだ。
子供が産まれる前から色々どたばたしてしまって、産まれたら産まれたでまた
どたばたして…
そういえば朦朧とした頭で、けっこうあたりちらしちゃったなあ、などと今更
ながらに思い返す。
いとしの我が子が眠るベッドを夫の肩の向うにみながら、今は、彼だけに集中
しようと思う。
「ソースケ、ママがいいこいいこしてあげようか〜?」
「…その様な…、いや、いい」
疲れているとか機嫌が悪いというよりは、どこか拗ねたような風情で宗介は
答える。
「んー…ねえ、ソースケ」
「なんだ」
「おっぱい?」
「っ」
小さく、しかし確実に宗介の体が跳ねる。
「…ほしいんでしょー?」
「なに、をっ」
相手の確実な焦りをみて、かなめはうれしくなる。
宗介は、子供が産まれてからというもの…授乳の度に、何だか凄まじい葛藤を
かかえて恐ろしい形相をしていたのだ。
十中八九、「あのおっぱいは俺のもの」と考えていたのだろう。
発音さえままならぬまま、否定しようと躍起になる宗介の横でかなめは普段の
1.5倍はありそうな
乳房を両方取り出した。ふがっ、と宗介が息を呑む。
「ちょっと張って来ちゃったかも…ね、どっちがいい?」
「な、な、なっ…」
ちなみに宗介に、授乳の際以外におっぱいを見せるのは随分久しぶりだ。
妊娠中もセックス出来るよと何度言ってもしようとしなかった宗介のせい、
なのだが。
そのおかげもあって、宗介が一瞬でアクセル全開状態まで興奮した。
が、それでも必死に隠そうとする。
「…俺は、疲れているのだ。…寝る!」
「なんかね、左の方が出がいいらしいのよね」
「…」
かなめに背を向けた宗介の頭のなかはおっぱいおっぱいという言葉でいっぱい
で、本音ではすぐさま振り向いてむしゃぶりついて、まず左をすって、右を
吸って、それからまた左…そして「なるほど、確かに左の方が素晴らしい
勢いだ」とか言いたくて仕方ない。
しかしそれではかなめの挑発に乗ってしまったようで面白くないし、股間が
ガチガチなのも多分疲れているからに違いなく、だらか自分は今から睡眠を。
ピュッ。
頬に飛んできたしずくに、意識が現実に引き戻される。
「ねえ、ちょっとだけでいいの…ちゅっちゅってして…」
唇に懐かしいぷりぷりしたものが押し当てられる。
良く見知った物よりも、若干色が赤く濃く、大きいような…乳房もパツパツで、
これはまさしくかなめの
「おっぱいだ…」
「そーよ、あたしのおっぱい。あん…」
意地をはるのはやめて、宗介は無言で吸いついた。
中途半端だが、かなめのおっぱい星人にささげます
テッサのおっぱいではこうも興奮せんのよな
お目汚し失礼しました
>>255 いやいや、乙です。
>宗介の頭のなかはおっぱいおっぱいという言葉でいっぱいで、
にワロタw
乙ー
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
GJ!
やっぱこの二人は最高だぜ!!
>確かに左の方が素晴らしい勢いだ
朝からふいた
GJです!
GJ
最高
こんなに可愛らしくも笑った授乳プレイは今まで見たことがない
宗介の心情にものすごく笑った。声に出すレベルで。
GJ!
255です
ウケたようでなにより!
おっぱいばかりの空間は素晴らしい物だと再確認しました
なんかもう、このスレで宗介は
すっかり、おっぱい星人になってますなw
嫁が実際に巨乳だからねえw
266 :
俺のヨメ:2009/08/17(月) 00:40:30 ID:5APpZPeH
「千鳥は俺のヨメ」
「は?」
学校からのいつもの帰り道。
突然ぼそっと呟いた宗介の言葉に、かなめは一瞬頭が真っ白になった。
「えっ、そ、それ、、それって……」
「今日小野寺が『誰某は俺のヨメ〜』と叫んでいたので、気になって聞いてみたのだ。」
真っ赤になって聞き返そうとするかなめを無視して、宗介は淡々と話し始めた。
「『萌え』とか言う、ある種の愛情を抱いた異性へ自分の気持ちを表す言葉として
使うのだそうだ。」
「……ああ、そう。」
ぱしん!
理由を聞いてすっかりクールダウンしたかなめのハリセンが
抜く手も見せず一閃して宗介の横っ面を張り倒した。
「痛いじゃないか。」
「誤解を招くような事言うんじゃないわよっ!
ああ、もう、こんな戦争馬鹿に期待して馬鹿みたい……」
「むう。」
困ったような顔をして一言唸ると、むくりと起き上がって宗介は続けた。
「『萌え』と言うのはよくわからないが、俺にとって特別な感情を抱く異性として
千鳥の名を用いてみたのだが……君の気分を害する事になるとは思わなかった。」
宗介は気が付かなかったが、髪の間から覗くかなめの耳たぶの先が、
宗介の言葉を聴いて赤く染まっていた。
「……し、しょうがないから、ゆ、許してあげる。」
「そうか、ありがたい。今後はあのような事は言わないように気をつけよう。」
「た、たまになら……い、言ってもいい。」
「……? 言っても良いのか?」
かなめの心変わりの理由が解らずに、宗介は首をかしげた。
「ああ、もう、言っても良いって言ってるでしょ!
そ、そんなことより、今日も家で夕飯食べていきなさいよ。
今日は肉じゃが作ってあげるから。」
「む、それはありがたい。千鳥の肉じゃがは絶品だ。」
「じゃ、買い物に付き合ってよね。ほら。」
「うむ、了解した。」
かなめに手を取られながら、宗介は商店街へと歩き出した。
そんな平和なある日の夕方。
なごんだ。
エアコン壊れて暑くてイラついてたけど和んだ
272 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 00:43:24 ID:BiRN5hko
>>266 GJ!!
耳まで真っ赤になるかなめがなかなか良い萌え具合ですなあ。
女体化宗介がエロイ事される話が読みたいと思いながら
ほしゅ
ニョタは数字板じゃなかったっけ
>>274 すまん、四季タソが書いてたのでOKかと思ってしまった
補修
277 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 22:53:20 ID:oSP46W19
>>275 「千鳥、落ち着いて聞いてくれ――どうやら、俺のペニスがなくなったようなのだ」
「多分あんたのちんちんなら、ここにあると思うんだけど」
と言いつつかなめは、自分の股間を指差した。
*
千鳥かなめは気がつけば色気狂いであった。
初めはそうでもなかった。
彼女の思い人である相良宗介と肌を重ねて当初、その行為は身に纏う空気をねめつけるのが心地よいだけにとどまり、いざ挿入に至ると身を裂かんばかりの激痛に見舞われ、彼女自ら進んで行うような事柄ではなかった。
彼の性器に愛着を持ちつつも、その先端が自身の粘膜を引き裂くのだと思うと、心の底からぞっとする。
硬いかと思い触れてみると、芯は鋼のように硬くとも先端はそれほどでもなく、これほど柔いものに引き裂かれてしまう自身の性器に今更のように驚いた。
「それなのに今のあたしときたら……」
かなめは自身の左手の小指をしゃぶりつつ、自分の部屋で一人呟く。
その指は最後に宗介が触れていった部分だった。
学校からの帰り道、それとなく握られた左手が名残惜しげに解けて――最後、小指と小指が糸屑のように絡まったけれど、結局離れ離れになってしまった。
誘う気になれば誘えたはずだ。それにも関わらず何事もなかったかのように「また明日ね」と別れを告げたのは、彼が酷く疲弊していたからに他ならない。
四日間の任務の末、東京に帰宅した宗介は柳のようにしなだれて泥のように眠りに落ちる。
例のごとく授業中、眼を開けながら眠る彼を見て、かなめは自身の中で沸き立つ雌を抑える決心をした。
*
「私が訓練教官のハートマン先任軍曹である。話しかけられた時以外は口を開くな。口でクソたれる前と後に『Sir』と言え。わかったか蛆虫ども――はい、この台詞の英訳を、今日の日直の小野寺君にやってもらいます」
耳では神楽坂恵里を教鞭を、眼では目の前の宗介の背中を眺めながら、かなめは授業の時間を過ごした。
宗介の両肩が規則的に上下している。寝ている。かなめはそのことに気づいたが、特別注意するようなことはなかった。
彼は酷く疲れているのだ。学級委員としては見過ごせないが、かなめ個人としては休ませてやりたかった。
そもそも奇怪な専門英語を駆使する彼は、ある種ネイティブスピーカーよりも英語に熟達している。今更高校英語を勉強する動機が薄い――それは帰国子女であるかなめも同様であり、だからこそ彼女は、目の前の背中をボンヤリと眺めた。
彼女は知っている。その学生服の下に隠された肉体がどれほど屈強で、ある瞬間にどれほどの熱さで脈動するのかを。
彼女は知っている。その鉄面皮の下にどれほどの情熱をはらんでいて、その情熱の末端が自身の肉体を貫く時、どれほどの奮えでこの身を焼くのかを。
かなめは宗介の腰元を見据え、彼の股にぶら下がる肉棒のことを夢想した。
なんのかんので一週間も彼の身体に触れていない。
身も蓋もない言い方をすれば、一週間も彼とセックスをしていない。
昔はただ宗介を満足させるためだけの行いだったというのに――今はもう、宗介なしには自身の火照りすら逃がすこと叶わない自分を自覚して、かなめは小さく溜息を吐く。
ソースケは喜ぶけどさ、女の嗜みとしてどうかと思うわよねー。
思いつつかなめは、無意識に机のパイプを右手でシコシコしてしまった。
宗介の股間のことを考えていたら、ついうっかり机の柱を手コキしてしまった。
宗介が喜ぶようにねっとりと擦り上げ、先端を絞るように親指でクリクリする――自分のとんでもない行動にかなめは気づき、慌ててパイプから右手を離す。
「千鳥、どうかしたのか?」
狼狽の気配を敏感に感じ取った宗介が、ふと眼を覚まし、かなめに小声で問いかける。
あんたのちんちんのこと考えてたら、うっかり机を手コキしちゃっただけよ――などと口が裂けても言えないかなめは、冷や汗を垂らし「いや、なんでもないわよ、あはははは」と空笑いをした。
*
千鳥かなめは夢を見る。
宗介と抱き合いたいのにそうできないジレンマから自慰に耽った彼女は、自慰と日頃の心労がたたり、気絶するように眠りに落ちた。
夢の中、かなめは掃除をしていた。
掃除と言っても、見知った自室や学校の教室ではない。いかにも中世ヨーロッパといった、古びたレンガ造りの一室だ。
床を箒で掃きつつ、かなめは大げさに振り仰ぐと、芝居がかった台詞を口ずさんだ。
「きっと今頃お姉さまがたは、あのお城でダンスパーティに興じてらっしゃるのだわ。それなのにあたしときたら、こんな薄汚れた格好で留守番を任せられて、ああ、あたしはなんてかわいそうな娘なんでしょう、ヨヨヨ……」
くすんだ紫のワンピースと、元は白かっただろう灰に汚れたエプロンを着込んだかなめ。
どこぞの某灰かぶり姫のごとく継母にいじめられる彼女は、当然舞踏会に着ていくようなドレスを所有していない――アワレ、かなめは家で留守番。ただ舞い上がる埃と日差しの陰影だけを戯れに、報われない日々を送る。
「ああ、かわいそうなカナメさん。よろしければこのわたくしが、あなたにお似合いのドレスと城までの馬車をご用意いたしましょう」
そんな彼女の前に現れたるは、黒いローブと尖がり帽といういかにもな格好をした銀髪の魔女。
銀髪の魔女にかなめは「あなたの名は?」と問いかけ、魔女は「テッサって呼んでください」と軽く答える。
テッサ曰く、自分はかなめの願いを叶えるためにここに馳せ参じたとのこと。そして彼女には、それをなしえるだけの神通力があるとのこと。
「では早速、某シンデレラのごとくカボチャやネズミを捕まえてきてください。それをわたしがチチンプイ♪して、あなたはなんやかんやでアマルガム城のレナード王子と結ばれるんです。そしてサガラさぁーんはわたしのものに――
きゃーっ、どうしましょう。よく考えてみたらカナメさんがアマルガムに捕まってるほうが、わたしにとってはアタックチャンスですぅ〜」
「ごめんテッサ。この家、カボチャがないみたい」
「なんですって!?」
不謹慎な桃色幻想に酔いしれるテッサの耳に届いた驚愕の事実。
物語の進行上、あるべきものがないというウィスパード夢空間で、テッサは狼狽し、珍しく語気を荒げた。
「そんなはずありません!なんですかカナメさん。もしかして夢の中でさえサガラさんを独占する気ですか?
いいじゃないですか夢の中でくらい。わたしだってサガラさんとあんなことやこんなことがしたいんです!舐めたり舐められたり、入れたり出したりしたいんです!
それなのに、どっかの誰かがサガラさんを『性豪おっぱい星人』にしてくれたせいで、エロパロ板でさえわたしの活躍がないんですよ!?
だいたい兄のことだってムゴすぎます。カナメさんがいっつもサガラさんとばっかりえっちするから、兄はついにアラストルとえっちしちゃったんですよ?酷い。キリスト教じゃなくても人道的に問題ありすぎます。でもわたしもサーガレストが欲しいですぅ。
だからせめて今回だけは、わたしはサガラさぁんと、カナメさんは兄と――そういうエロパロがあっても、たまにはいいじゃないですか……!」
泣きじゃくる般若の様相をていしたテッサ。小柄な彼女から尋常でないプレッシャーを感じつつも、かなめはなんとか反論する。
「い、言ってることよくがわかんないけど、ない物はないのよ」
テッサがかなめを睨みつける。品定めをするようにねめつけた末、彼女は大きな音で舌打ちをした。そして言う。
「もういいです……そこまでしらばっくれるのなら、そういうことにしておきましょう」
「いや、マジでないんだって」
「じゃあ、他になにかないんですか?カボチャじゃなくても丸い食べ物なら、強引にどうにかできるかもしれません」
「例えば?」
「そうですね――スイカ(西瓜)なんかありませんか?」
ちなみにカボチャは(南瓜)である。
「中世ヨーロッパの一般家庭には不似合いな代物ね……うん?ちょっとまって。たしか他の『瓜』ならあったかも」
かなめはそう言うと、部屋の奥へと引っ込んでいった。ガサゴソと物をあさる音が聞こえる。
テッサは考えた。他の瓜?一体なんだろう?そもそもスイカというのは果物と野菜、どちらに分類されるものなのか、などとどうでもいいことに心を巡らす。
*
オムニスフィアの深層に時勢の概念はなく、また、そこで手に入れた情報を現世に持ち帰ることも不可能である。
だから彼女は知らない。
TDDの艦長であるテレサ・テスタロッサは、彼女の親友であり恋敵でもある千鳥かなめが、いずれアマルガムに攫われる運命であると理解していない。
それにも関わらず彼女は呟く。
明け方近くに起きて、自分がどんな夢を見ていたかを理解するより早く、彼女は寝ぼけ眼でポツリと呟く。
「キュウリって……『胡瓜』って書くんですね」
夢の中でかなめが持ってきたのは、何故か彼女の手に馴染んで見えた、青々としたキュウリであった。
テッサは知る。キュウリの書き方を知って、天才を超えた天才である彼女は、また一つ賢くなる。
テッサは知らない。かなめが持ってきたキュウリの形が、宗介の股間のキュウリの形と、全く一緒であることを、彼女は知らない。
*
気がつけばかなめの股間には、穢れたバベルの塔が建築されていた。
朝起きて、かなめは股間の異変を認識する。
最初は何事かと思った。
股間が熱い。何か弾き出すような圧力を股間に感じる。パンツがきつく感じられ、自分は夜の間に太ってしまったのかと考えた。
異変を確認しようと布団の下――股間へと手を伸ばせば、熱く滾るソレへと指先を這わせてしまう。
なんだこれは。硬いようで柔い。一際熱く燃え立っていて、胸をざわつかせる形をしているのに、強く握ってみると、何故か酷く安心した――っていうか揉むときもちいい。
かなめは寝ぼけた頭でそう思い、自身に生えた新たな生殖器をシコりつつ、やっとこあることに気づく。
「これってソースケのだ」
ベッドの上。胡坐をかいて、尋常でない勢いで反り返った肉棒を、フリフリのついたお気に入りのショーツから取り出した。
男性器を宗介のモノしか見たことのないかなめであったが、宗介の性器をこれでもかと弄繰り回してきた彼女にとって、自身の股間に生えたソレを愛しの彼のモノであると認識するのは容易いことであった。
*
やめろ、千鳥、俺のペニスを引っ張るのはよ……た、大佐殿!!?
宗介は地獄のような夢を見た。
セーフハウスでいつものごとくチンコをシゴいていると、いきなりかなめが現れた。
「ち、千鳥……これは違うんだ!最近君と、その、性交に及んでいなかったため、どうしてもペニスが張ってしまって……このままでは君の望まない形で暴挙に及んでしまう危険性があったのだ。だから自分で処理を……うん?どうしたちどはぁうん!!」
宗介の弁明もなんのその、かなめはおもむろに勃起した彼のペニスを引っ掴むと「あった」と呟いた。そして引っ張られる。
なんだこの展開は?と宗介は狼狽したが、自分でシゴき、いきり立ったペニスをいきなりかなめに握られて、彼はかなり気持ちのいいことになってしまった。
かなめは宗介のペニスを握りつつセーフハウスの玄関へと向かう。
もしやこのまま野外露出プレイを……!?と最近仕入れたクルツ知識を呼び起こした宗介は、多少の好奇心を覚えつつも、持ち前の自制心から反論する。
「ち、千鳥!君がアブノーマルなプレイを好むと言うのなら、俺はそれに応える準備があるわけだが、こ、これはダメだ!
あまり認識していないかもしれないが、君は大勢の敵に狙われているのだぞ?それなのにこんな目立つことをしては――やめろ、千鳥!ドアを開けるんじゃない!」
かなめはそんな宗介の懇願に気づかないかのような足取りで玄関に至ると、左手でペニスを、右手でドアノブを握り、そのドアを開いてしまう。
するとそこから見えたのは、見慣れたアパートの廊下と町の風景ではなく、中世ヨーロッパを髣髴とさせる長閑な田園風景であった。
下半身丸裸で宗介は唖然とする。ここはどこだ?と思い――そういえば、なぜ彼女は紫のワンピースにエプロンという見慣れない格好をしているのだろう、と考えた。
そんな宗介をよそに、かなめは玄関近くにいた全身黒尽くめの人物に話しかける。
「テッサ、ほら、キュウリ持ってきたわよ」
「キュウリですか?」
「た、大佐殿!!?」
宗介は再び驚愕する。なぜこんなところに大佐が――彼女は今メリダ島にいるはずだ。
というか自分は、尊敬する大佐殿の前でなんというはしたない格好を……!
宗介はかなめの手をどけて、勃起したペニスを隠そうとしたが、なぜか彼女の手を、ペニスから放すことができなかった。
まるで岩で固められたかのように頑ななかなめの腕。
さっきからそうだ。なぜかこの空間では、こちらからかなめに干渉することができない。宗介はやっとのことでこの空間が、酷く非現実的な場所であると思い至る。
力どころか声すら彼女達には届かないのだろう――自分の存在を完全に無視した二人から、彼はそう結論付ける。
とりあえずことの成り行きを見守ることにした宗介の前で、彼の肉棒をキュウリと知覚する少女二人が、キュウリについて話し始める。
「知らないの?キュウリって胡散臭いとか、胡錦濤の胡と、瓜って書くのよ。あたしもついこの間知ったんだけどね」
「たとえが非常にアレですが勉強になりました……でも流石にキュウリから馬車を作ると言うのは――形状的にもう少し球体に近くないと」
言いつつテッサは、宗介のペニスの先端を指先で摘み、亀頭をこねる様にクリクリとしだした。
自分に思いを寄せる二人の少女に股間を弄られて堪りかねた宗介は「大佐殿……お、おやめ下さい」と言ったが、例のごとく二人の耳には届かない。
「仕方ないじゃない。これしかないんだからさ」
「中世ヨーロッパの一般家庭にキュウリしか野菜がないと言うのがいかにもご都合主義ですが、まぁいいでしょう――ただ本編の物語とは違う要素が入り込むだけに、どんなおかしなことがおこるかわかりません」
「ぅあっ……大佐殿、そこは拙い……で、出てしまいまぁっあっ……」
そんな宗介の呻きも、二人には届かない。
「なによ。驚かさないでよ」
「可能性の話です。キュウリよりもカボチャの方が、より確実に馬車を生成できるというだけです」
「ち、千鳥、そんなに擦ったら……ふっ……あまり顔を近づけるんじゃないぃあぅ……っ」
そんな宗介の呻きも、二人には届かない。
「とりあえずやってみればいいんじゃない?」
「いいんですか?本当に何が起こるかわかりませんよ?」
「大佐殿……そ、その穴は小便を出す穴です……あまり触ってはぅううぅ……千鳥、あまり手を上下に動かすんじゃない……っ!あっあっあっ」
二人は宗介のキュウリを吟味しながらそんな会話を続けた。
形はもとより硬さはどんなものか、匂いはどのようなものか。
四本の腕、二十本の指が隈なく宗介のキュウリを這いずり回る。
しなやかで清い指にこれでもかと愛撫されて、宗介の先端から我慢汁が溢れ出る。その汁が二人の指を汚す。
二人は話しつつ無造作に――特に意味はなく、ただの癖として自分の唇をその指で触れてしまう。
唇を我慢汁で濡らし、おもむろに舌なめずりをする二人を見て、宗介はもはや辛抱堪らんことになってしまう。
「いかん、いかんぞ千鳥!そんなものを舐めるんじゃない……大佐殿もいけません……!それは俺のふしだらな汁です」
と言ったところで、彼の声が二人に聞こえるはずもなく――二人の大きな瞳が彼のキュウリをガン見する。
愛撫と羞恥があいまって、宗介のキュウリはもはや暴発寸前になっていたが――今の位置関係で射精しては、二人の顔にぶっかけてしまう――それだけを心の支えに、彼はどうにか射精を我慢していた。
「成功するにしても失敗するにしても、やって見ないと話が転がらないわ。
言っとくけど、私はお城の中で一人メソメソしてるだけの精気の薄い被害者面のナル姫様ってのが大っ嫌いなの。
状況を好転させるのは、いつだって自分の行動よ。どうなったって構わないわ。早いとこキュウリに魔法をかけてちょうだい」
と言いつつかなめはテッサに宗介の肉棒を突き出した。
いきなり持ち上げられて、宗介は爪先立ちになる。勃起したちんこで体を支えるというしんどい姿勢だが、そこは夢の中。あいにく物理法則は不在である。
肉棒を突きつけられたテッサは、かなめの手に自身の手を重ねた。
「わかりました。ではカナメさんはこれからキュウリの馬車に乗って、レナード王子と結ばれる決心がついたということで――」
「ついてないわよ!ただここでキュウリ弄ってても仕方ないと思っただけだってば!」
「そうですか――だけど本当になにがおこるかわかりませんよ?何がおきても揺るがない自分でいられるよう、心の準備をしておいてください」
しつこいテッサにかなめは眉をひそめつつ「わかったわよ」と小さく言った。
テッサはかなめの承諾に頷くと、その場で膝立ちになった。そして顔を肉棒に寄せる。
吐息が亀頭の粘膜に染み込むような距離で、彼女は言う。
「ではこういった場合のお約束として、キュウリにお目覚めのキスを」
「……なんだと?」
宗介は愕然とする。
彼女はなんと言った?キュウリにお目覚めのキス?自分のような凡庸な脳ミソでは、ウィスパードの考えることは理解できない――というか彼女は、かなめの唇を性器に押し当てさせる気でいるのか?
愕然とする宗介を余所に、かなめは「魔法のキスってわけね。わかったわ」とその申し出を快諾してしまう。そんな彼女の顔を、宗介はエライ表情で凝視したが、例のごとく彼女に気づいた様子はない。
テッサに続いてかなめも膝立ちになる。宗介の股間に二人の顔が寄せられている。テッサとかなめの呼気が入り混じり、熟した肉棒を包み込んだ。彼はそれだけで達しそうになる。
汁滴らせるペニスを凝視しつつ、かなめは言う。
「ちょっとどいてよ。うまくキスできないじゃない」
テッサもまた肉棒に顔を寄せていたため、かなめは彼女を少々煩わしく感じた。
テッサは微笑みつつ、言う。
「いいえ、どきません。わたしもキスするんですから」
「なんでよ?」
「なぜ!?」
かなめと宗介は同時に疑問の声をあげる。
「さっきも言ったでしょう?たまにはわたしとサガラさんが、えっちなことをするエロパロがあってもいいじゃないですか。それなのにカナメさんにもキスさせてあげるのは、わたしなりのサービスです」
「なんの話?……なんか今日のあんたは、いつも以上にわけわからないわね」
「ミステリアスと言って下さい」
そんな二人を余所に宗介は全力で暴れた。
このままではいかん。清く正しい二人の唇を、自分のイチモツで穢すことなどあってはならない――特に大佐殿にキスされたとあっては、自分は中佐に、本当に魚雷と一緒に発射されてしまう――だがチンコが外れない。
外れないというより動かない。まるで肉棒だけが中空に固定されているようだった。
「では同時にキスしましょう。わたしがチチンプイプイ♪と言いますから、最後のプイ♪で同時にキスします。いいですね?」
「わかったわ……それにしてもセンスが古いわね」
「放っておいてください」
二人は照準を合わせるように、パンパンに膨れ上がった亀頭に唇を寄せた。
宗介はいよいよもって激しく暴れだしたが、まったくもって外れる様子がない。彼は恐怖と歓喜を同時に感じ、思わず涙目になってしまった。こんなことは戦場ですらなかった――テッサがカウントダウンを開始する。
「ではいきますよ。チチンプイ――」
「大佐殿!いけません!!唇はそういうことに使う器官では――」
「――プイ♪」
「はぅうっ!」
テッサの『プイ♪』とともに、二組のぷりぷりとした唇が、亀頭にむっちりと押し当てられた。
二人の美少女が亀頭にこれでもかと吸い付いている。黒髪と銀髪の間から見える自分のキュウリ――そこに吸い付く愛らしい唇、その光景に宗介の中で何かが吹っ切れた。
宗介は股間に吸い付く二人の頭を鷲掴むと、二人の唇で自分のペニスを挟み込んだ。そしてその間で破裂寸前のペニスを前後させる。
まるで二人の頭部を尻肉になぞらえ、唇の間にできた擬似女性器をバックで犯すような乱暴な腰振りだ――なぜ今まで彼女らに干渉できなかったのに、今更になって二人の頭を動かすことができるのか?――所詮は夢の中。細かいことを気にしてはいけない。
「むっ……あむぅ……なんか、こ、このキュウリ……変な味がする……ぅんむっ!」
下の唇では肉棒を腐るほど貪っても、上の唇ではまだ貪ったこのなかったかなめ。
かなめは初体験の味に戸惑ったが、それでも懸命に肉棒に喰らいついた――彼女は本能で理解する。これが愛する彼の性器であると、頭でなく子宮で理解した。
「変な味?……よく言ぃま、すね……んむ、い、いつも……ちゅむ……違うところであ、いっぱい、いっぱい……ぅん……味わってるく、くせに……ぁんむっ」
しょうもないことを言いつつ、テッサもまた、ねっとりと唇を蒸れた肉棒に押し当てる。
二組の唇が肉棒を食むように蠢く。唇の裏側の粘膜が性器の粘膜を這いずって、濡れそぼったそこが癒着しそうになる。
特に美味いものでもないのに、二人の唇から生唾が流れ出た。それと我慢汁が混じって、ジュパジュパと卑猥な音を立てる。その音が宗介の耳に届き、さらに股間の張りを大きくした。
彼は二人の頭髪をクシャクシャにしつつ小刻みに腰を揺する。
熟した竿が唇の間を忙しなく往復する。強く押し当てたせいで唇が上下に押し広げられ、時折前歯を歯磨きで磨くように、亀頭が押し当てられた。
「味どころか匂いも変」
「そうですか?わりと好ましい匂いだとわたしは思いますよ?」
「そう?なんか磯臭いっていうか、イカ臭くって……あんま好きにはなれないわね。なんかベタベタしてるし、舌にからみつくし」
「じゃあわたしにください。わたしならこのキュウリを四六時中、生涯ねぶり続けてもかまいません」
肉棒に唇どころか舌まで這わせつつ、二人の少女はそんな会話をする。
酷い物言いのかなめは、その言葉のとおり乱暴にペニスを舐った。噛み付くような勢いで食み、舌でベロンベロンと舐めたくる。好きじゃないと言いつつもしゃぶることを止めない彼女の姿は、日頃の天邪鬼な彼女の暗喩である。
それと対照的にテッサは、ペニスから甘い蜜でも染み出せているかのように蛭の如く吸い付いた。尿道口に唇を押し当て、その中を吸い出さんと欲するさまは卑猥の一言で、あの精錬な大佐が自身の性器にこれほど執心しているのだと思うと宗介はもう耐え切れなくなってしまった。
彼は、どうなっても知らん!と思った。
二人の美しいかんばせを精液で汚し、魚雷とともに海底に射出されたとしても、ソレが何だと言うのだろう?知らん。もうなにも知らん。
肌理の細かい肌。輝く瞳。長い睫。潤った唇――それらを自分の下卑た汁で汚すのは酷く躊躇われたが、もはや尿道を駆け上る射精感を諌めることは不可能になってしまった。
宗介は二人の唇で、自身の亀頭を強く挟み込むと、短く呻き、その場で射精した。
「きゃっ!」
半開きの口に勢いよく精液が流し込まれ、かなめは短く悲鳴を上げた。
彼の竿の中を熱い濁流が駆け上る。先端から異常に濃い精液が大量に流れ出る。
惚けたような二人の顔にドロドロと精液がねめつけられる。
彼女らの口の周りどころか髪の毛までグチャグチャにして、それでもなお、宗介の射精は終わらなかった。
「むっ……なんにょこれぇ……おいちくないぃ……ぁんむぅ、もう、このキュウリ腐ってるんじゃにゃいの?……まだドロドロが出てるち、口ん中いっぱい入っちゃったじゃない……ぁむ…歯に挟まる……ぁん……まじゅいいぃ……」
「く、腐ってなんかいません……むぅ……むしろ新鮮ですよ……だってこんなに元気いっぱい出してるじゃにゃいですか……むちゅ……おいしくないならわたしにください、じぇんぶ飲みましゅ……しゃがらさぁ〜ん、もっと出してくださ〜いぃ……ぅん」
口の中で精液をクチャクチャとさせつつ、ふたりはそんな会話をした。
その会話を聞きつつ、宗介の意識が遠のく。
圧倒的な射精感と自身の精液の感想を述べ合う二人を尻目に、宗介の思念は霞の向こうへと消え失せた。
*
朝起きて、宗介は股間の異変に気づく。
酷く気持ちが悪い。股間がなにやら粘液に濡れているようで、夜露のように冷たかった――稀にしか自慰を行わない宗介にとって、この感触は確かに覚えがあった。
夢精している。宗介は静かにそう悟ると、ベッドの下で溜息を吐く。
やってしまったと思い、また、どんな夢を見たのだろうと考えた。
とにかくエラくエロい夢だったのだろうと推察はつく。誰が相手でどのようなプレイに興じたのかは判然としないが、それは特に問題ではないだろう。
真に問題なのは、今の自分が、夢の中でことに及んでしまうほど切迫した情熱を持ち合わせていると言うことである.
交渉が必要だ。自身の精を受け止めてくれるコードネームエンジェルと、生物として繋がる機会を設けなければならない。でないと自分は、とんでもない暴挙に打って出てしまうかもしれない――彼はそう考える。
「今回は千鳥に洗ってもらうわけにはいかんな」
ベッドの下から抜け出つつ、宗介はポツリと呟く。
彼の洗濯物は、専らかなめが処理している。最初は彼女の親切心から始まり、今は彼女の独占欲を満たすための行動となった。そのことに彼は気がつかない。
宗介はベッドから抜け出すと、床に座り込み、おもむろにズボンの下へと手を差し入れた。
予想した感触がある。指先が不愉快な汁で濡れて、背筋に不快な汗が流れた。
「?」
予想した感触がない。
差し入れた指が、触れるであろう剛直を素通りし、そのまま恥骨へと至る。
寝起きで感覚が鈍っているのかと考えて、念入りに股間に指を這わせたが、触覚が伝えるのは結局、男性器の不在に相変わらず。
粘液に覆われながらも、随分とすっきりしてしまった自身の股間を指先で堪能した末、彼はやっと、味わいなれたあの感触を思い出した。
「千鳥の、か?」
宗介はそう呟くと、すばやくズボンを脱ぎ捨てた。そして下半身を凝視する。
全身を支える二脚は紛れもなく自分のものであったが、その付け根にはあるべきものがなかった。
あるべきものがなく、そこには見慣れた割れ目と見慣れた縮れ毛が鎮座していて――普段なら見ただけで達してしまいそうになるそれらなのに、達するための器官すら今、自分は持ち合わせていないのだと悟ると、彼はふと泣きたくなってしまう。
中途半端だが終わりです。お眼汚し申し訳ない
途中パソコンの調子が悪くて投稿に手間取ってすまんかった
正直続きは書く気ないです。女体化宗介やちんこかなめはともかく、性器の部分だけ女の宗介って、あんまうまみがないので
次はサビーナ×レナードか、頭の悪いサビーナ×かなめにします
ではまた
乙!!!
にしてもエロパロスレまでこの扱いとは、テッサも気の毒よのう…
乙!
最後の宗介が哀愁を誘う。
乙&GJ
男性器のついたかなめの今後の行動は見てみたかったかもー
>>287 神がお戻りになられた!!!
GJです
相変わらず面白いなあ
3Pはかなめのキャラ的にNGだろうに
ハードルを軽々とクリアする設定と描写の上手さに唸った
しかもまた降臨が期待できるとはありがたや
時々挟まる大仰で馬鹿馬鹿しい言い回しがツボww夢空間便利w
275です
まさか書いてもらえるとは!!感激です
しかしかなめは、ちんちんを使ってみたいと思わないのだろうか…
妄想膨らむお話をありがとうございます
GJ!!
キュウリ!ワロす!!
キュウリとアワビが合体すれば、元に戻るんじゃないかと
そんなのが見たいと言ってみる
股間のみが入れ替わったかなめと宗介とは……なんという倒錯的な。
ある意味、エロらしいエロかもしれない。
本スレの流れを受けての妄想。
もしもアルが持ち運びできて普段はソースケの部屋に居たら。
「軍曹、お出かけですか?」
「ああ、かなめのところに。夕食に誘われてな」
「では、いつもどおり留守を預かりましょう」
「頼む」
「良い夜を」
*****
「あーもしもし、ソースケ?あたしだけど」
「音声確認。メリッサ・マオ少尉殿ですね」
「あれ、アルじゃない。ソースケは?」
「サガラ軍曹は現在ミズ・チドリの所にいるはずです。呼び出しますか?」
「あー、いいわ。たいした話じゃないから。また夕食を?」
「はい、嬉しそうにいそいそと出かけて行きました」
「そう。帰りはいつくらいになる?」
「ここ最近の傾向から、おそらく夜が明けるまでは帰らないでしょう」
「……なんですって?」
「香港以降、夕食に誘われた場合、夜が明けるまで帰ってこなくなりました。監視センサーのデータによれば、かなり激しく運動しているようです」
「アル、詳しく聞かせなさい」
「了解しました。今までの最長記録は・・・」
記録されてるwww
ちょっと本スレいってくる!
そのうち安全日の計算とかもやってくれるな、アル
>>299 全裸のかなめにハリセンチョップ喰らうぞ、アル。
女体の構造について宗介に講義するアルを幻視した
ネットを閲覧してるうちにアブノーマルな趣味に目覚め
宗介にド変態なアドバイスをするアル
最初は宗介も当然「ケツの穴がイイだと?バカなことを」と取り合わないが
クルツにマオの尻の良さを切々と語られたのち
かなめの生尻を見て、ついうっかり速やかにアドバイスを実行にうつして
しこたまかなめに殴られる全裸の宗介を幻視した
保守
hosyu
おっぱいおっぱい
ちろり…
ちろりっさ
309 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 02:23:16 ID:tIbhnvRb
a
na
i
n
r
千鳥かなめが自慰に目覚めたのはここ最近のことである。
今から半年前に相良宗介と初体験をすませた。
初体験は我彼の緊張と、硬すぎる彼の股間が相まって激痛に見舞われたが、回数が片手を越える頃には快感と恋慕が入り交じって、彼と行為の虜となっていた。
彼に触れていなければ夏の日差しさえも薄ら寒く感じられ、彼がいないというだけで、見知った自分の部屋が異国の荒野のようによるべなく感じられる。
文字通り異国の荒野で銃風雷火に曝される彼を思うと、半身をもぎ取られたような心持ちになり、身を切るような錯覚の寒さから、自身の肩をキツく抱いてしまう。
その抱きしめた腕に彼ほどの屈強さがあればどんなにいいだろう。
この白い肌が浅黒く変色し、硝煙と彼特有の眠たくなるような汗の匂いを立ち上らせたらどんなにいいだろう。
人知れず部屋のなか、ただ一人で自身を抱き締めた彼女は、海の向こうに向けられた本能を指先から滴らせて、肩に置かれた手を自身の股間に伸ばしてしまう。
膝立ちになりスカートの中に手を差し入れる。ショーツの上からなどまだるっこしくて、いきなりショーツの下──彼に愛されて雌らしさを急速に増した陰部に指先を這わすと、普段彼にされるように柔らかく粘膜を弄び始めた。
肢体を小刻みに揺すり、瞼を閉じて彼のことを想像する。
硬い表情や引き締まった肉体。
感情を殺した低い声といつの間にか好きになってしまった硝煙と汗の匂い。
硬いのに弾力のある浅黒い肌──五感から察した彼の偶像を、自分一人しかいないこの部屋に創造する。
沈んだこの部屋が一部活気立つように、瞼の外側に温もりを感じて、彼の唇がそこにあるような気がして滑稽にも中空に舌を突き出した。
何もない虚空で想像の唇を貪って、下半身の唇でもまた、想像の彼の指をしゃぶるように貪っている。
彼のものと錯覚された自身の中指が、熟れた陰唇に第二関節まで挿入され、淫らな粘膜を彼のように掻き毟ったかと思うと、彼女は息を荒げ一言呟いた。
「……気持ち良くない」
オッサン過ぎる言動の下に乙女回路を隠し持つ千鳥かなめ嬢は、欧米的な人格と宗介に対しては正直すぎる肉体とは裏腹に、自慰ではイケない女だった。
*
いいわよね!男の子は出しちゃえば、とりあえずおさまりがきくんだから!!
昼休みの教室。かなめから見て右斜め前の席で、同級生の小野寺孝太郎と風間信二が、雑誌のグラビアページを覗き込み猥段に花を咲かせている。
「やっぱ松浦ミキはサイコーだよな。顔もそうだけどこの乳!なんつーかマシュマロ?触れずともわかる説得力が、この乳にはあるっつーか……なぁ風間?めっちゃウィークデーのプロモの乳揺れっつったらな、あれはもう犯罪ですよ、犯罪」
「そうだね……僕なんてあのプロモの最良乳揺れシーン、『ずばっと!』のとこを編集して、エンドレスで揺れ続けるMADを作っちゃったよ」
お目汚し失礼
保守がてらに、以前書いて放置していたものを
そのまま投下しました
続きは特に考えてないです
では、また
>>316 おおう、お久しぶりです。
かなめの描写もいいですが、
オノD風間の猥談もいかにもありそうで、GJです!
またネタが浮かべばお願い致します。
やっと規制解除orz
>>316 表現が色っぽい、描写うまいなー
風間何やってんだw
早くつべにうpする作業に(ry
319 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 03:51:03 ID:325kstcZ
覚えてないキャラだ…
原作に出た?
原作では普通に男だったけど、アニメで女になったキャラじゃなかったかな?
アニメのTSR(原作では終わるデイ・バイ・デイ)に登場したユイファン、ユイラン姉妹
基本設定は一緒だが原作では男、アニメ、漫画では女と性別のみ異なる
ちなみにアニメでは黒髪レイプ目の無表情姉妹
漫画では金髪ツインテールのゴスロリ姉妹として描写されている
このスレにも一本だけ姉妹を題材にしたエロパロが投下されたが
それはレズ物ではなく妹ユイランによる逆レイプ物
しかもキャラをいじりすぎてほとんどオリキャラになってしまっている
ああ〜なんかあったな
思い出したわありがとう
保守であります
もうすぐちろりとてっさたんとレナードの誕生日ですね
ミラとナミの誕生日でもあるぞよ。
ナミなんてどうでもいいよ
性夜はどうした?
誕生日セックルはどうした?
原作がでないから気力もない
ソウダネ
保守
保守
HOS
静かだな
保守
ドラゴンマガジンに短編が載っている。
337 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 19:43:22 ID:IAoRpJwy
春あたりに新刊情報が出るらしい
つーか最終章は上下巻にわかれるのかな
すまんageちまった
>>337 個人的には上下巻でもいいので、分冊してでも早く続きが読みたいが、
作者は自サイトで今春にでも…みたいな事言っているし、
気長に待つことにしている。
コメントで色々言われているみたいだけど。
>>336補足
発売中のドラマガ300号に書き下ろし短編が載っている。
ラノベって完結できるんだな・・・
投下します。
内容はレナード×サビーナの誰得エロパロ。結構長い。
かなめじゃないんだ。すまんね。
「カナメさんは乳房が豊満だね。たゆんたゆんしてるよ」
「そうですね」
この日からサビーナ・レフニオのおっぱいマッサージが始まった。
*
銀髪の大変態レナード・テスタロッサの右腕、ブラウンヘアーのキレ女──サビーナ・レフニオの乳房は控えめである。
質素だが小さく整った顔立ちと、すらりとした立ち姿。
レナードの命令で細心まで手入れされた肌には曇りひとつなく、兵士として限界まで鍛え上げられたその肢体は、それでもなお雌の色香を忘れない。
150キロの大型ガトリング砲を片手で振り回し、ガラスコップをたやすく握り潰すほどの膂力を有するその肢体は、上質な筋肉の塊である。
彼女を三度抱いた後、ベッドの中でピローなトークを紡ぎだすレナードの唇は、ふと思い出したようにこう言った。
「日本にいたときバキという格闘漫画で読んだんだけどね、マリリン・モンローとモハメド・アリの肉の柔らかさは同じらしいよ」
言いつつレナードはサビーナの尻肉を揉む。
酷く柔らかい。脱力した臀筋は水ほどの抵抗もなくレナードの指を埋没させるのに、サビーナがくすぐったさから身を捩ると、力んだ筋肉が彼の指を締め付けるように堅くなる──剛と柔の落差が彼女の魅力だとレナードは考えた。
深海と表層を往復するマッコウクジラのように浮き沈みの激しいサビーナの肉体と精神を、レナードは酷く気に入っていた。
スーツを着こんだ堅物のサビーナと、霰もない姿で自分を喜ばしてくれるサビーナ。
柔らかな肢体で自身を包み込んでくれるサビーナと、大磐石をひっくり返す程の剛力で破壊の限りを尽くすサビーナ。
ウッチのゴミ溜めで抜き身のナイフの真似事をしていたサビーナと、とりあえずの鞘に納まって澄ました顔をするサビーナ。
「女心と秋の空とはよく言ったものだね」
とレナードは、サビーナの尻を揉みながら言ったが、彼自身この用法が正しいのかどうか判然としなかった。
昔日本にいたときに聞いた。ただ女性特有の精神変化を表す言葉だったと記憶している。
だから呟いた。目の前で下半身を弄ばれて、困ったように身を捩るサビーナが──ある意味男よりも男性的な彼女が、実のところ誰よりも女らしい──そのことに今更気付いて、それを確かめるように溜め息ほどの弱さで呟いた。
揺れ動かぬことが男らしさの一部だとすれば、理性の鎖を引きちぎらんばかりに揺れ動く彼女の肉体と精神は、この世で最も女らしいものに違いない。
「レナード様」
とささやいて、恐る恐る触れてくる彼女もまた一興だが、狂ったように性器を貪る彼女もまた一興だ。
レナードは、彼女の震える指先を軽く取ると、その先端に自分の唇を淡く押し当てた。
その態を眼と指先で感じて、彼女は恥じ入ったように視線を逸らす。
そのいじらしさにあてられて、レナードの股間が再び暑く燃え立つのだった。
だがサビーナの乳房は控えめだった。
*
「君は美しい」
サビーナはレナードに抱かれて、初めて自身の肢体の優美さに気付いた。
処女などウッチのゴミ溜めに捨ててきた。
ウッチのゴミ溜めの下衆野郎に、下衆な体液を注ぎ込まれる身分から脱するために、彼女はその柔い肉体を鋼に変えた。
苛烈な暴力と吐き気をもよおす種の滴は、たやすく彼女のリミッターを焼き切ってしまう。
齢十の彼女は、自身の処女を無理矢理奪ったSM趣味の警官を殴り殺す。
自身の血を見た瞬間に頭で何かが弾けた──気が付けば彼女の両手は血塗れ。股の下には脳漿をぶちまけた元警官が寝ていた。肉だ。人の残骸だ。
我が身を焼く暴力で両手の骨を折ったサビーナは、股間から破瓜の血を滴らせて立ち上がる。歩きだす。その足で自分を売った母親を殺した。
そして殺し屋に堕ちる──もしくは昇る。
ゴミ溜めの吐き溜めから脱して、下衆野郎を吐き溜めへと突き落とす──頭を撃つより膝が良い。そのまま川に落とすのが彼女のウッチでの娯楽だ。
「アハハハ!」
サビーナは大笑いする。
男など皆同じだ。総じて下衆だ。きっと股間の玉に矮小な脳を積み込んでいるに違いない──サビーナは気まぐれに下衆野郎の股間に鉛弾を叩き込む。
その男は恥に満ちた顔をして、自身が作った血溜まりに崩れおちた――痛快だ。どうしよう。笑いが止まらない。
「君は僕に抱かれる気があるかい?」
アマルガムでメイドの真似事をしていたサビーナに向かって、レナードはそう語り掛けた。
彼が彼女を雇っていたマフィアを潰した──ゴミ溜めは焦土になる。焦土では生きられない──そう悟ったサビーナは、マフィアのボスの首を手土産にアマルガムへと下った。
飼い主が変わるだけだ。結局のところ自分には、殺す以外に能がない──そう思っていたというのに、アマルガムに入ってからは、この男の邸宅でメイドの真似事をさせられている。
この邸宅に入ったその日に服と部屋をあてがわれた。
伸ばし放題の髪に櫛と鋏をいれ、ボロボロの爪にヤスリ掛けをする──全て専門の職人によって行われ、吐き溜めの女は一晩で、誰もが振り替える可憐な美少女になった。
ブラウンの細い髪には、白いドレスが良く似合った。
自身の変貌にサビーナは動揺したが、それよりも彼の動機がわからない。
「誰か、どこかのパーティーで、人を殺すのですか?」
サビーナは慣れない言葉使いで、レナードに問い掛けた。
言葉は丁寧に扱うこと──それが彼から下った最初の命令だった。
「殺さないし、パーティーも行かないよ。なぜたい?」
「私にこんな格好をさせるから……パーティーに連れてかれて、来客を殺すのかと思って」
サビーナにとってパーティーとはそういう場所だった。
肥太った金持ちが無防備に集まって、その中の何人かが血溜まりに沈む──彼女が行ったパーティーでは、必ず血の花が咲いた。当然彼女が咲かせたのだ。
サビーナのズレた解答を聞いて、レナードは大笑いをする。
「君はおもしろいね」
と言って、ブラウンの髪を梳くように撫でる。彼女はそう悪い気はしなかった。
「しばらく殺しはしなくていい。とりあえず君は、この邸宅で働いてくれ」
そんなやりとりがあってから半年がたったころだ。
彼の精の発露。直接的な欲求を言葉で聞いて、彼女は少なからず落胆した。
格好をつけた男だ。結局のところ穴に種を注ぎたいだけの癖に「抱かれる気はあるかい?」だなんて──所詮この男も他の男と一緒だ。
下衆野郎だ。
下衆野郎は殺す。
*
「こう乳腺を意識して持ち上げるように揉むんです。……あぁ!サビーナ様!そんな強く掴んではいけません。せっかくの綺麗な形が崩れてしまいます……」
おっぱいマッサージの仕方は邸宅のメイドに教わった。
サビーナの日常は苛烈を極める。
邸宅の支配人と戦士という二足のわらじ。さらにレナードの夜の相手を合わせれば三足のわらじである。
さらに最近になって、
「どうしても呼びたかったら、魚沼産のコシヒカリとひきわり納豆を用意しなさい。ああ、それから──うるめいわしの干物も食べたいわ。よろしく」
彼の寵愛を煩わしがるバカ女──千鳥かなめの相手という腹立たしすぎる仕事が増えた。
その合間をぬってサビーナは自分の乳房を揉む。
朝起きたらとりあえず揉み、仕事中もバレないようにひっそりと揉む。移動中の車やヘリの中。事務処理をしながらそれとなく揉み、電話を取り次ぎながら何気なく揉む──だがそのマッサージには一つ問題があった。
一日の仕事を終え、シャワーを浴びた後、洗面台の前で乳房を揉みながら、サビーナは誰にともなく呟く。
「気持ち良くない」
別に快楽を得るための行為ではないが、乳房を揉んでも感じないというのは問題だと彼女は思った。
いったいどうしたというのだろう?
彼に触られた時は腰が抜けるほど感じ入ってしまうというのに──。
*
なぜこれほどにやさしく触れられるのかわからない。
節くれだった関節や硬く厚い爪はゴミ溜めの下衆野郎と重なるのに、その挙動は酷く紳士的だ。
服とは乱暴に剥ぎ取られるためにあるものだと思っていたが、本来は繊細に脱がされるものらしい──ふとレナードの指先がサビーナの胸元に走ったかと思うと、流れるようにボタンを外し、彼女の引き締まった腹をやわやわと揉み解す。
「緊張しなくてもいい。力を抜いて」
言いつつレナードは、サビーナの首筋に淡いキスを落とした。
噛みつきもしなければ吸いつきもしない。吸い付きのあとを残すような独善的なキスではなく、花に熱を移す程度の薄いキス。
その白い肌に一切の傷をつけぬよう──細心の注意を払って触れられるのがくすぐったくて、サビーナはいやいやと身を捩る。
捩った瞬間に目と目が合う。
ふと紅を孕んだ妖艶なサビーナの表情。それを見てレナードの瞳に一層の欲望が宿る。
股間の立ち上がりが一層激しくなり、太ももに押し当てられた熱さと固さから、彼の欲望がピークに達したのだとサビーナは悟った。
悟ったと同時に鈍痛が彼女を襲う。
荒れ狂う指先。先ほどまで紳士に撤していたレナードの掌が、ブラジャーを乱暴に剥ぎ取り、白く、形の良い乳房をこれでもかと揉みしだき始めた。
武骨で男性的な先端が、溶けだしたように柔い乳房に、包み込まれたように埋まる。
どこまでものめりこみそうな指先がコツリと肋骨に当たり、それ以上先には進めないと悟ると、大きくはないが掌に収まりのよい乳房を、持ち上げるように揉みしだいた。
色素の薄い乳首を親指で擦りあげ、そのコリコリとした感触が掌に心地よくて、レナードは乳首をくびるように強く摘む。
摘んだソレを親指と人差し指の間で転がす。
勃起した乳首を強く引っ張ってみると、乳房全体が円錐形に変形し、青い果実が熟すように、白い肌を桃色に変えた。
「ぁっ」
サビーナが苦し気な、それでいて男の脳を溶かしそうな声をあげる。
その声を聞いてレナードは慌てて手を離した。そして言う。
「すまない……痛かったかい?」
サビーナはその問に答えず、小さくうつむくと自分の勃起した乳房を両手で抱え込んだ。
なんでそんなことを言うんだ?──このまま乱暴に蹂躙してくれれば、殺すのに一切の躊躇など必要ないのに──サビーナは痛くなるほど自分の乳房を鷲掴む。
変にやさしくするな。ただ吐き出したいだけだろう?結局自分など、三十億ある穴のうちの一つに過ぎない──下衆野郎は下衆野郎らしく振る舞うべきだ。
それなのに──
「なんで」
食い縛った歯の隙間から疑問の声が流れ出る。
それに気付いたのか気付かないのか、レナードは、乳房に痣を残しそうなほど強張ったサビーナの手を握ると、
「君は美しい」
と言った。
*
かなめのブラジャーを付けてみてサビーナは絶望的な気分になった。
邸宅への物の出入りは全て、ここの支配人であるサビーナが管理している。
邸宅内で使う雑貨や食料、ASや火器類、はては生理用品まで、全てサビーナのチェックののち敷地内へと運びこまれる。
その段で必然的にも見つけてしまった──千鳥かなめのブラジャー。
サビーナは驚愕する。発注の際は気に留めていなかったが、いざ実物をとってみるとなんという大きさだろう。
水色の生地にフリルがついたそれはなんとも愛らしい。しかしその中に収まるものの凶悪さを、如実に語る容量の大きさ。
もし自分がつけたらどんなことに──サビーナはそんな卑しい好奇心にあらがうこと叶わず、トイレに向かうと、個室の中でひっそりと装着してしまった。
「ぶかぶか……」
手を離したら落下してしまうほどのサイズの差。
ブラジャーの上の隙間から自分の可愛らしい乳首が見える──パット二枚分くらいの差はあろうか。
サビーナは悔しくて泣いた。
*
結局殺さなかった。
「君は美しい」などと言う陳腐な言葉にほだされたわけではなく、ウッチの下衆野郎とあまりに違う挙動に、困惑してタイミングを逸したというのが正しいのかもしれない。
「美しいということは、愛するに価する」
などと言う歯の浮くような台詞を平気で言い放つレナード──そして唇に唇を押し当てる。
サビーナの唇は厚さ、色素ともに薄い。小作りで整った顔立ち。陶磁器を思わせる白く透き通った肌。
野暮ったい眼鏡に隠された、明け方の水平線を思わせる灰暗い瞳──その愛らしい造形に彫り込まれた深い渓谷──レナードは吸い込まれるように、その渓谷に舌を差し入れた。
サビーナの口内は、侵入者をたやすく迎え入れる。
手で手を引くように、レナードの舌先に己の舌先を絡めた──今殺すとするなら、このまま舌を噛み切ってしまえば容易かろう──そう考えて、これが自分のファーストキスなのだと彼女は気付いた。
レイプをするのにキスをするような迂濶な馬鹿がどこにいる?今までの相手は全員がそうだ──こんな無防備なまねはしない──そこでやっと、サビーナは自分が、性欲のみならず情愛によって抱かれようとしているのだと知った。
「サビーナ」
唇と唇が離れる。
サビーナの唇と、彼女の名を呼んだレナードの唇の間に、唾液の橋ができた。
サビーナはその橋を、行儀悪くもズズッとすすった。レナードは苦笑する。
その苦笑に気付いて、サビーナは頬を赤らめつつ返事をする。
「はい」
「どうも僕は、君が好きらしい」
いったいどの舌で言うのだろう?
サビーナは理解していた──きっとこの男は、抱く女全てに似たような台詞を吐いているに違いない。
そうわかっているのに──誰一人にも、親にさえ愛されず、こちらから愛すこともしなかったという今までの自分が──たった一言で『全部帳消し』にされてしまうような、そんな心持ちになってしまって。
*
「カナメさんのブラジャーを貸してくれないか?ブラジャーを型にして、彼女のおっぱい型のプリンを作りたいんだ」
「かしこまりました」
そんな会話をしたその日、レナードはサビーナを二日ぶりに抱いた。
一日の業務を終えて、疲れ切った体で彼の部屋におもむいたはずなのに、彼にふと柔らかく抱き締められてしまうと──煮えたぎる彼の股間──それを下腹部で感じるだけで、肉体が淫らな活力に満たされるのだから不思議だ。
「今日も君は美しい」
と言いつつレナードは、サビーナをベッドへと押し倒す。
柳ほどの抵抗もなく倒された彼女は、物言わぬ果物のようにじっとして、たやすくその皮を脱がされてしまう。
野暮ったい眼鏡はベッド脇の机の上に──色気の欠片もないダークスーツは、一度はだけてみると、他のどのような衣装よりも官能的なものに感じられる。
外されたワイシャツのボタン。フロントホックのブラジャーを撫でるように外したそこには、三日前も触れた母性の象徴が鎮座していて──レナードの股間が、ズボンのチャックを壊さんばかりに張り詰めた。
「苦しいですか?」
彼の熱情を女性器で感じて、サビーナが彼の身を案じる。
レナードは知らずうちに、ズボンの上から彼女の性器に押し当ててしまった剛直に気付いて、ひどくバツの悪い思いをしたが──この行為自体がある意味バツが悪いのだ──ということに気付き、
「そうだね。苦しいよ」
と言って微笑した。
眩しいものを見たように目を背けたサビーナは、レナードの肩を押して起き上がると、彼の膨らみに掌を添えた。
ベッドの上に座り込んで、お互いに向かい合う。サビーナは熟した熱棒をズボンの上から擦りつつ、上目遣いで問う。
「直に触れてもよろしいですか?」
「拒否するわけがないだろう?……こういうときは、黙って触れてもかまわないんだ」
「失礼しました」
サビーナは謝罪の頭を下げると、頭を下げたままでレナードの膨らみを弄び始めた。
ズボンのチャックを下げる。その瞬間にトランクスが跳ね上がり、サビーナの右手を叩いた。叩かれた右手でトランクスを僅かにずり下ろす。
すると上端のゴムの上から、彼の最も雄臭い部分がひょっこりと頭を出した──サビーナは更に頭を下げる。まるであぐらをかいたレナードの前で土下座をするような体勢になって、彼のパンパンに張った先端にキスをした。
一際張り詰めて我慢汁を滴らした肉棒を見て、サビーナが質問をする。
「昨日の夜はいかがされたのですか?」
「夜?」
「はい」
「別に。何もしていないよ。いつも通り書類の整理をしたら、そのまま寝てしまったね」
レナードはサビーナの頭を撫でる。彼女はくすぐったくて身を捩った。その瞬間に肉棒の先端が、彼女の白い頬によって擦られる。
やはりな──とサビーナは思った。
我慢しかねるといった様子だ。三日前は自分と寝た。その時と同じ匂いがする──他の女の匂い、特にあのバカ女の匂いなど、一切しない。私の匂いだけがする──サビーナはいきりたった肉棒に鼻先を押しつけて匂いを嗅いだ。
「君はそういうことが好きなのかい?」
「えっ、いえ……その……失礼しました」
頭上から、からかうような声が降ってきて、サビーナはやっと自分の変態的な行為に気付いた。
慌てて肉棒から顔を離そうとした彼女を、レナードが押し留める。
「いや、いいよ。そのまま続けて」
と言われても困ってしまう。
C?
サビーナは些かの俊巡のすえ、汁を滴らせる肉棒を、その薄い唇でくわえこんだ。
レナードは新雪に足跡を残すような気分になる。
あらゆる汚いことをして、あらゆる汚いことをされただろうその身体は、一見すると雪のように純粋に見受けられて、僅かばかりの混乱を起こす。
氷原の誰も触れたことのないクレパスに、雄臭い足跡を残すような──あまつさえ、下卑た体液を注ぎ込むことが、酷く背徳的な行為に思えて、レナードは短く呻いた。
「サビーナはにおいを嗅ぐより、舐める方が好きなようだね」
股間から這いあがる快感を押し返そうと、レナードは再び意地悪を言った。
サビーナは何も答えない。彼の物言いに腹を立てたわけではなく、ただ単に、口内を満たすペニスに声をだすことが叶わなかっただけだ。
彼女の愛らしい舌がぺちゃぺちゃと肉棒にまとわりつく。唇をすぼめて、唇の裏の粘膜で竿をしごくように刺激する。サビーナの動き一つ一つに反応を示すレナードの下半身が、彼女にはうれしくて仕方がなかった。
いったい彼はどんな顔をして、自分に性器をねぶられているのだろう?──そう思って、上目遣いでレナードを伺い見ると、彼は快感に身悶えるような、それでいて泣き出しそうな顔でこちらを見下ろしていた。
「ラクダみたいな顔だよ」
肉棒をくわえて唇を突き出したサビーナを、レナードはからかい半分にそう評した。
そう言われてしまうとなんだか恥ずかしい。
サビーナは肉棒を口内からズルリ……と引き抜くと、溶けだしたアイスの雫を舐めとるように、竿をペロリッと舐め上げた。
敏感な裏筋を濡れた舌が摩擦する。
ペニスの根元にサビーナの両手が添えられている。
その握りの具合は、使い慣れたナイフを握るのに似通っていて、レナードはまるで、自分の性器がサビーナの持ち物に変えられてしまったかのような──まるでサビーナが、彼女のお気に入りのナイフに付いた血糊を、丹念に舐めとっているような──そんな錯覚を覚えた。
「ラクダ顔も嫌いじゃないけど……」
と言いつつ、レナードはサビーナの頬を薄く撫でる。
指先が濡れた。汗か唾液か。それとも自分の体液か。
だがレナードは、その種混じりの汁に些かの不快感も覚えなかった。
彼は思っている。自身以上に清浄な存在などこの世にないだろうと、彼は信奉している──肉体が許すなら、彼は自分で自分のいちもつをくわえるだろう──レナードはそういう男だった。
そんな男の股関を這いずるのは、外見こそロココのように美麗だが、吐き溜めで拾った女だ。
気まぐれの溝さらい中に、偶然金剛石の破片を拾ってしまった。
清浄とは程遠い。自分から最も遠いところにいる女が、自分の中心を必死で貪る様というのは、視覚的に悪くない。
「サビーナ……もう……」
卑猥な造形を辿る、清浄とは程遠いが愛らしすぎるかんばせは、あっという間にレナードの精を崖の淵へと追い込んだ。
「ん……出しても構いませんよ……んむ」
サビーナは破裂寸前の亀頭を唇で包んで、上目遣いでレナードの顔を見つめた。
彼はさらに泣き出しそうな顔をしている。しかしどこか期待に満ちている──まるで、今くわえている性器と同じだ。先端から涙のように我慢汁が滴る。
彼の本能の期待に応えなければならない。
サビーナは例のラクダ顔で、再び肉棒に激しく吸い付いた。頬の裏側が竿にへばりつく。口内に唾液を溜めて、それと肉棒を、舌と歯茎でみちゃむちゅとこねくりまわした。
そのまま頭を上下に揺する。口内の粘膜と剛直が擦れあって、そこに性感帯などないはずなのに、まるで膣の裏側を引っ掛かれるような心持ちになる。
犯しているのか犯されているのか知れない。
ふと、このまま口の中で射精されてしまったら、自分は妊娠してしまうのではないだろうか?──そんな妄想に取りつかれて、サビーナの子宮がズンッと重くなる。ショーツが滲み出る愛液で濡れた。
「サビーナ……もう、イクよ……?」
レナードが短く呻いた瞬間、彼の先端が一際張り詰めて、サビーナの口内で破裂した。
レナードの下半身が小刻みに痙攣する。それに合あわせてサビーナの頭が揺れる。
彼女の桃色の舌に、濃厚な精液がドロドロと滴る。
整った奥歯にねめつけられた精液を、そのままにしたら虫歯になってしまう気がして、肉棒をくわえたままで、歯に挟まったものをとるように舌先で絡めとった。
勢いよく飛び出した精液が彼女の喉を叩く。サビーナはむせて、レナードの剛直を僅かに噛んでしまった。
「も、申ち訳ありません……」
サビーナは肉棒を口から放し、鼻から鼻水のように精液を垂らしてそう言った。
肉棒の射精は止まらない。酷く神妙な表情をするサビーナの白い肌を、雄臭い汁が汚し続ける。
レナードはそれが忍びなくて、ベッド横からティッシュを取り出すと、サビーナについた汁を丁寧に拭き取った。
それでもなお射精は続く。我慢ならないレナードは、サビーナの口に射精する肉棒をねじ込むと「全部飲んで」と言った。
サビーナは視線だけで頷くと、棒アイスを食べるようにちゅーちゅー吸った。
「全部飲んだかい?」
レナードにそう言われて、サビーナは今自分がくわえているペニスが、既に射精を終えていると初めて気付いた。
あらかた出し切ったペニスに、用もないのに吸い付いていた自分が恥ずかしい。これではただのニンフォマニアだ──だが彼は、そんな自分のことも嫌いではないらしい──そう考えるとまぁ、いいかと彼女は思う。
「じぇんぶ飲みまちた」
濃い精液で鼻がつまって、発音が不鮮明なってしまった。
レナードは苦笑しつつ、彼女の鼻にティッシュをあてる。
「鼻をかんで」
崇拝する彼の手で鼻をかむのはいかがなものか──サビーナはいくばくかの俊巡を覚えたが、結局、レナードの手を自身の掌で包み込むと、そのまま鼻をかんでしまう。
鼻水と精液の混合液がティッシュに付着する。どう控え目にみてもグロすぎた。サビーナはレナードに混合液を見られる前にティッシュを奪い取ると、さっさとゴミ箱に捨ててしまった。
「口を開けて」
証拠隠滅を計った彼女を尻目に、レナードはそんなことを言った。
言われた通り開けられた口を、レナードが熱心に覗きこむ。
「少し残ってるよ」
と呟いた舌が、サビーナの口内へと差し入れられる。
思わずレナードの唇に吸い付いてしまいそうになった彼女は、寸でのところでその欲求を押さえ込むと、口を開けたまま、ただ貪られるだけの体になって、彼の行為を受け入れた。
先端をすぼませた舌が、歯のエナメル質を溶かすように執拗に擦り付けられる。
サビーナは小さな口をいっぱいに開けてこの行為を受け入れた。
いったい彼は何をしたいのだろう?と考えて、直ぐ様彼が、自身の種の残りを舐めとっているのだと気付く。
変態だ──彼女はそう思ったが結局、彼の行いを拒むこと叶わず──口腔にたまった互いの唾液が、唇の端からだらしなくたれた。
*
「たれてますね」
レナードが持ってきた出来たてホヤホヤのかなめのおっぱいプリンを見て、サビーナは素直な感想を洩らした。
皮膚と筋肉の引っ張りによって造形された本物の乳房とは異なり、ただ乳の形をしただけのプリンでは、自重に耐えることが難しかった。
真上にツンと突き出されるはずだった乳首はへたりこむように萎えて、二次関数の倍は美しいはずの稜線は今はもう見る影もない。
ザマアミロ──サビーナは心の中でかなめに毒づいたが、肩を落としたレナードに気付いて──嗚呼、自分は彼の僕であるにも関わらず、彼の望むままを願うことを良としないなんて。
「……今度また作りましょう。卵の量や混ぜ方を工夫すれば、再現可能かもしれません。次回は微力ながら、私もお手伝いいたします」
神にも等しい彼に対する背信にも似た思考を打ち消すべく、サビーナはそんなことを言った。
「本当かい?」
「ええ」
実のところあのバカ女のおっぱいプリンを作るなど、奥歯を噛み砕かんばかりの屈辱的な行いだったが、目の前の落ちた肩が上がり、銀髪の彼が太陽のように晴れやかに笑うならば、それはそれで。
*
女のように細い顎と、その上の眼差しを隠す銀色の髪は、酷く艶かしい曲線を描いていて、抱きしめられるだけのサビーナはまるで同性にしがみつかれているような――なんとも倒錯的な気分になって、はらりと視線を逸らす。
視線を逸らして気付くのは、その腰に回された腕の力強さと、波立つような雄特有の匂いだ。
ベッドの上で、すっくと立ち上がったサビーナの前に膝立ちになったレナードは、目線の高さの乳房に顔を埋めると、彼女の腰に腕を回し、交差させた掌で柔い尻肉を揉みしだく。
すっと息を吸ってみるとサビーナの匂いがした。
舌先を柔肌に這わすと、ネクターのように濃厚な甘味があるのに、炭酸の刺激を孕んだサビーナの味がした。
張り出した臀部を桃の実を握りつぶすようにぐにゃぐにゃと揉んでみると、柔肌の下から弾き返すような弾力を感じて、これがサビーナの感触なのだと思った。
「静かだね」
レナードはサビーナの胸の谷間に耳を押し当てた。
胸骨越しに心音を聞き取ろうと試みて、押し当てるまでもなく聞こえるほど、その胸が高鳴っているのだと悟る。
その音が耳を介して胸に響いて、だからこそレナードは「静かだね」と言ったのだ。他の音など何も聞こえないと感じた。
サビーナの唇から漏れた「そうですね」という言葉でさえ、彼の耳に届いたかどうか定かではない。
耳が感じ取る器官なら、口は与える器官だろうか。
彼女の同意を受け取ったのかどうかさえわからない彼の唇は、新たな刺激を与えようと――もしくは感じ取ろうと――彼女の心音を聞きつつも、視界を満たすふくらみの突端をついばんで、桃色のそれを淫靡に弄び始めた。
「ふっ……ぅん……っ!」
食いしばったサビーナの歯の隙間から、彼女の肌に似た甘い響きがもれる。
心音しか聞こえないだろう彼の耳にその響きが割り入って、彼の背に興奮の震えが走った。
唇ではんだその部位は、時間の経過とともに硬く勃起していく。自己主張の乏しいサビーナにして、ことその身体に関しては、自己主張が乏しいとは言えなかった。
その間もレナードの両手は、サビーナの臀部をこれでもかとまさぐっていた。
脱力した柔肉にレナードの指が埋まる。尻肉に飲み込まれたそれが縦横無尽に蠢いて、表皮ごと肛門や陰部を引き伸ばした。
既に濡れだしていた割れ目から、堪りかねたように愛液が、ショーツ越しに滴り落ちる。
サビーナは濡れた下着が気持悪くて、不快気に身を捩った。
「脱がそうか?」
その様子をレナードが見咎める。
「いえ、自分で脱ぎま――」
「いいから」
言いかけたサビーナを遮って、レナードは彼女の湿ったショーツに手を添えた。
腰元のゴムを横に引っ張る。サビーナは身を固くした。
レナードは不意に気付く――愛らしいヘソだと思った。
初め抱いた時はその肉体の流麗さと、蜜壷という俗称では表現しきれないほど充実した陰部に注視してしまったが、ふと顔を上げるとこれほど美麗なくぼみを見つけてしまった。
レナードはそのくぼみに、気まぐれにキスをする。
不意の生暖かい感触に、サビーナの身体が絞るように縮こまった。
絞られた濡れ布から余分な水分が滲み出るように、サビーナの割れ目から彼女の汁が流れ出る。
半ばまで下ろされたショーツが、汁を吸って毛ほど僅かに重くなった。
レナードは指先の感触でサビーナの奮い立ちに気付くと、意地悪を言う。
「どうかしたかい?」
サビーナは何も言わない。何を言っていいのかわからなかった。
頬を上気させ困った顔をする彼女に苦笑を禁じえず、レナードは口元を歪ませつつショーツを下げていく。
細いブラウンの陰毛は手入れされた牝馬の毛皮のように手に心地よい。
ゴムの上端から覗く濡れた陰毛が、レナードの荒れた息で鬣のように揺れた。
白い皮膚と陰毛のコントラストに頭がくらくらする。濡れて恥丘に張り付いた布地が、耐えかねるほど卑猥で、焦らすなどという遊びに興じること叶わず、レナードはショーツを太ももの半ばまでずり下ろした。
露出する。サビーナの最も卑猥で、それでいて最も美しい部分が、レナードの眼前に差し出された。
美女のそれは野獣のように唾液を垂らし、ショーツに染みを拡げていく。
「なぜこんな風になるのだろう?」
陰唇とショーツの間に出来た愛液の柱を見て、レナードがまたしても意地悪を言う。
サビーナは自身の股間のみだらさに気付くと、その気付きと羞恥から再び愛液を滴らせた。
彼女は「あの、その……」と要領を得ない受け答えをする。
レナードはそんな彼女をからかうような口調で、今一度言葉を発した。
「誰に、どうされると、君の、どこが、どうなってしまうんだい?」
尋問に似たレナードの物言いに、サビーナはやっと彼の真意を悟る。
彼女はその言葉を口にするのをためらったが――彼の前で言ってしまえばきっと、どんなはしたない台詞もムースのように舌触り良く感じられるだろう――そう思い込み、薄い唇を僅かに開いた。
「あなたに身体を触られると、私の……その…性器が、熱くなってしまいます」
「性器?熱くなる?それじゃわからないよ」
レナードがサビーナの陰唇を下から覗き込む。
汁が滴る。足の付け根の唇はまるでグロスを塗ったかのように光り輝いている。
動くはずのない外側のヒダがにちゃにちゃと動いているように見えて、彼の股間が一際張り詰めた。
「もっと詳細に言うんだ」
膣内の熱が鼻先に触れるほど、サビーナの膣口に顔をよせて、レナードはそう言った。
彼の視線が粘膜に突き刺さって、神経が泡立つように敏感になる。弱い高周波が性器に流れたような気がして、触れられてもいないのにサビーナは、浅く達してしまう。
彼女の下半身が僅かに痙攣し、プシッと数滴、愛液を振り撒いた。
間近で見ていたレナードの顔にタパタパと降りかかる。彼に気にした様子はない。
ふと意識が遠のきかけたサビーナは、自分の淫靡な汁でレナードの顔を汚した事にも気付かず、彼の命令通り言葉を紡いだ。
「あなたの肌や頭髪が、私の身体に擦りつけられたり、私の唇や乳房に触れると……その…奥のほう……腸の裏側や、子宮、のあたりが熱く感じられて……さっきショーツを汚したような、汁を、股の付け根……から、漏らしてしまいます」
言いつつサビーナは、失禁したかのように愛液を漏らし続ける。
異常な量だという自覚が、彼女にはある。他の女がどの程度愛液を漏らすかは知らないが、昔はこんなに濡れなかった。
むしろ乾いていた。望みもしない剛直を受け入れざる負えない――脆弱だった頃の彼女の性器は、砂漠のようにざらついて、それだけが下衆野郎に対する反発の印だった。
きっとあの頃出すはずだった愛液が、今になって溢れてきているのだ――サビーナはレナードの前でだけ淫らに動く下半身に対して、そんな考えを持っていた。
股間の疼きをとめたいのに、そう願えば願うほど淫らに疼く自身の身体に悪態を吐く。
そんなサビーナにレナードが問う。
「大量に、ね。じゃあ水分を補給しないと、脱水症状を引き起こしてしまうんじゃないのかい?」
さすがにそこまでは出ません――と言いかけたサビーナの唇が、股間から内臓を吸い出されるような感覚によって遮られた。
今まで外気に触れていた性器に、何か柔らかく熱いものが覆い被さっている。
吸盤のように張り付いたそれの内部がにちゃにちゃと蠢いて、剥き出しの花芯や割れ目から覗く粘膜を、ざらついたもので擦り上げた。
ああ、まただ――とサビーナは思う。
ついさっき上の唇で味わったものが、今、舌の唇をこれでもかと貪っているのだ。そう思うと酷く興奮した。
「あぅ…ふっ……レナぁドさ、ま……く、くすぐったあっぁぅっ!」
自身の股間を見下ろしてみると、長い銀髪が股に挟み込まれていて、まるでブラウンの陰毛が銀髪に生え変わってしまったかのように見えた。
そんな馬鹿な妄想に苦笑することすら阻むような、背筋を駆け上る濃厚な刺激。
吸い付いている。レナードの唇がサビーナの二枚のヒダに張り付いて、その中を吸い出さんと欲する。
サビーナは自分の膣にホースを挿入されて、そこから淫らな汁を吸い出されているような、そんな錯覚に襲われて、フェラチオをされる男のように、レナードの頭を掴んで自身の股間に押し付けてしまった。
サビーナの恥骨にレナードの顔面が衝突する。少し痛い。その痛みが彼女の我を呼び戻して、自身のはしたない行動を彼女に気付かせた。
彼女は、しまった、と思い腰を引きかけたが、抗いがたい快楽によって、動きが緩慢になる。
その僅かの逡巡が、彼女にレナードが笑っているのだと悟らせる。
彼の口元の微笑みを股間で感じる。
唇の両端が吊り上がって、その形のまま蛇のような舌が膣内に入り込んでくる。
サビーナは堪らなくなった。
こんな状況で微笑む彼に哀れみを感じるとともに、彼にこんな顔をさせる自身が誇らしくて仕方がなかった。
その高揚が腹の底を叩いて、彼女は何かを吐き出したい衝動に襲われる。
抗いがたい。排泄したい。下半身にあるあらゆる穴から、何事かを吐き出したい――サビーナの全身の筋肉が収縮し、レナードの頭を両足で強く挟み込んだ。
万力のような力で、彼の頭蓋が軋むほど絞まる。それでも彼は笑っている。
サビーナの尿道を熱い濁流が駆け下りる。子宮の裏側から精の雫が滲み出すように感じた。
「いやっ……れなーど、さ、ま!……はなれ、て、くだ……あっ!……出ちゃう……ぅあっあぅっあっあっ……!」
言葉とは裏腹に、サビーナはレナードの頭を掴んで離さなかった。
尿意を我慢するように内股になって、尿道口に蓋をするようにレナードの顔を股間に押し付ける。
サビーナは眼を瞑る。白い肌が真っ赤に染まる。身体の芯を水銀が流れ落ちるような気になる――その重い液体が股間の土手に溜まって、とうとう決壊させてしまう。
「ぅあっ……やぁあぁ……レナぁ、ぁ…どさ、ま……ごめんな、さ、ぁん……おしっこ、出ちゃ、あっ!……いやぁっ、あっあっあっ……ぁんんっ!!」
C?
サビーナは歯だけでなく唇まで食いしばる。そうでないと開放感で、あらぬことを口走ってしまいそうだった。
食いしばった上の唇とは対照的に、下の唇は開放感にむせび泣いている。
自身の股間にレナードの口を尿瓶のようにあてがって、その中に自身の熱情を吐き出した。
プシャァアァッ!と勢い良く潮を噴く。尿道が擦り切れそうなほど勢いよく吐き出された彼女の体液が、レナードの喉を叩く。彼はむせることもせず受け入れた。
サビーナの全身が痙攣して、下半身から力が抜ける。性器周りの穴が脱力して、だらしなく汁を滴らせた。
性器どころか四肢からも力が抜け、立っていることさえ難しくなってくる。
とうとうサビーナは、股間に押し当てたレナードの頭の重さに耐えきれず、膝を折り、潮を噴きながらひざまずいた。
膝立ちになっていたレナードも一緒に崩れ落ちる。ベッドの上に仰向けになる。
仰向けになったレナードの上に、サビーナが顔面騎乗位の形でへたり込んだ。
彼女はベッドに両手をつく。雌豹のポーズのように背を反らせて、股間をグリグリとレナードの頭に擦りつける。その間もプシッ!プシャッ!と断続的に潮吹きが続いた。
本当に脱水症状になるかもしれない――と思った彼女の下で、レナードが苦しげに蠢く。
「申し訳ございません……その…私の体液で……汚してしまって」
サビーナは脱力した下半身をどうにか持ち上げて、性器をヒクッヒクッと痙攣させながら、レナードの顔を覗き込んだ。
彼女の愛液で濡れた銀髪が額に張り付いている。その銀の一筋が、彼の瞳に走っていて、彼女は指先でその一筋を払いのけた。
その瞬間に眼と眼があう。
レナードの酸欠で放心したような瞳に、サビーナの顔が移り映りこんだ。
その像が揺れて、欲望の炎に焼かれてしまう。
レナードは口の中にサビーナの体液を溜めたままで、ゴポッゴポッと言う。
「君、は……本当に、水分補給が必要らしい、ね……」
言い終えるのと同時に、彼の投げ出された腕が鷲の翼のように動いて、サビーナの頭を掻き抱いた。
顔と顔が急速に近づき、唇と唇で強く触れ合う。体液がはじけて高い音が鳴った。
レナードは唇を押し当てたままで身を翻す。二人の位置関係が逆転し、レナードがサビーナに覆い被さった。
逆転した衝撃で唇と唇が離れる。
サビーナの視界に悪魔のように笑うレナードが映りこんだ。
股の下にいたときのように、唇の端がいやらしく吊り上がっている。その吊りあがった端から体液が垂れて、血を滴らせる吸血鬼をサビーナに想起させた。
コポリ。
彼の口元から酷く汁気の多い音がした。その音を聞いて、サビーナの背に鳥肌が立つ。
水分補給が必要らしいね――彼女は悟る。
レナードの唇が、サビーナの唇に噛み付くように舞い降りて、自身の口の中のものを注入していく。
互いの体液の混合物を無理矢理飲まされて、サビーナは酷い気分になる。
だが何も言わない。拒まない。
ただ注がれるだけの体になって、彼の遊びに付き合った。
愛するとは受け入れることだろう――サビーナはそう考える。
*
レナード作のかなめのおっぱいプリンは、形こそ残念であったものの、彼のセンスもあいまってプリンとしてはかなり上出来な部類に属する。
おっぱいプリンは二つある。
右乳と左乳。レナ―ドはそれとなく、右乳とスプーンをサビーナに差し出すと、
「一緒に食べよう」
と言った。
ふざけないで――サビーナは心底そう思ったが、彼の手料理だということで黙って受け取る。
受け取った瞬間に双球が不規則に揺れた。そのたゆたいさえ腹が立つ。
サビーナは射殺さんばかりの眼でおっぱいプリンを睨み付けると、怒気をスプーンから発するように、その先でおっぱいプリンを叩いた。
おっぱいが型崩れする。スプーンと接触した部分が無様に崩れて、サビーナはザマアミロと思った。
そのままスプーンの裏でピタンピタンする。
一発でなど押しつぶさない。徐々に苦痛を与えるように、屈辱的な崩し方をしてやる。
このプリンと本物のかなめ乳がリンクしていて、このプリンを陵辱すれば陵辱するほど、あの女の乳が損なわれたらどんなにいいだろう――サビーナはそんなことを考えた。
口に運ぶこともせずピタンピタンし続ける彼女に、レナードは言う。
「サビーナ。食べ物で遊ぶのはよくない」
あなたに言われたくない――サビーナは心の底からそう思った。
*
齢十四にしてレナードは、すでにセックスに飽きていた。
彼が抱いた女は三桁を軽く超える。正確な数字はわからないし、ただ精を吐き出しただけの穴のことなど、興味もなければ思い出す意味もない。
以前は猿のように欲したと言うのに、百人を越えた頃には女の裸を見るのが億劫になってしまった。
美女に飽きると醜女を抱いた。白人に飽きると黒人を抱いた。黒人に飽きると黄色人を抱いた。黄色人に飽きると、また白人を抱いた。
ひとえに結局は女だった。
どの女を抱いても結局セックスという範疇に収まって、目新しさの欠片もない。
目新しさの欠片もない行為にも何かと不都合が伴って、レナードはセックスをするのが面倒になってしまった。
彼は自慰に耽る。
人並みに性欲はあったが女に興味をなくしていた。
ただ吐き出したいだけだ。これは排泄に似ている。
排泄物を拭うのに女もちり紙も大差なく、どうせ差がないのなら、面倒のないちり紙で拭うのも道理だろうと考えた。
「殺しの腕は熟達していますが、性格を鑑みると大変危険かと」
リー・ファウラーのサビーナに対する第一印象は大変悪い。
レナードはファウラーの持ってきた資料に眼を通す。
顔写真と各種検査の結果が記載されている。被験者の名はサビーナ・レフニオ。マフィアの飼い犬というありがちな運のない女だ。
レナードは資料を読みつつ、言う。
「どう危険なんだい?」
「裏切りと衝動です。彼女は発作的な行動が多い。それにも関わらず狐のように狡猾です」
「言っていることが矛盾してないかい?」
「発作的に思いついたことを、慎重かつ冷静に行う、という意味です」
「それはいい。ぜひとも部下に欲しいね」
とぼけたレナードの返答に、ファウラーは僅かに苛立つ。
その苛立ちを隠しつつ、言う。
「彼女は仲間を殺すことに、なんの躊躇いも感じていません。事実、彼女は自分の雇主を殺して――だからこそここにいるのです」
「生き残るための判断としては、まぁ妥当だと思うけどね」
珍しく強硬なファウラーに、レナードは苦笑を漏らした。
その頑なさが彼の危機管理能力の高さを如実に表しているが、レナードには少々煩わしかった。
ファウラーの意見を黙殺しつつ、レナードは資料を読み進める。
年齢は十五歳。身体的には到って健康で、ある程度の教養もある。教育を施したのは今回壊滅させたマフィア。そのボスは当の彼女によって殺されている。
前々から恨みがあったのか?それともアマルガムにくだるための手段として殺されたのか?資料からは判断できない。
ただ、あんな掃き溜めの町だ。血の繋がりのない育ての親。しかも男親に、恨みを抱かない女というのも稀だろう。
育ての親――彼女の実の親はどうしたのだろう?――レナードは疑問を口にする。
「彼女の両親はどうしたんだい?」
「父親はいません。はっきりしたことはわかりませんが、恐らく強姦による妊娠ではないかと――母親は彼女が十歳の時に殺害されています」
「殺害?」
「ウッチの警察に当時の記録がありました。撲殺されたそうです。遺体が激しく損傷していたため、身元を調べるのに時間がかかったとか……ただ、あの町の警察ですから、どの程度の捜査がされたかは疑問です」
ふとレナードの脳裏に自身の母親の顔がちらついた。
カーディガンをはおり、楚々とした母親と、ベッドの上で身悶える母親。
瞬きのように二つの映像が交互に映される。
誰だ、と思った。
母の上に覆い被さって下卑た笑みを浮かべる男は、一体誰だと考えた。
男は下半身を叩きつける。その衝撃で母は嬌声を上げた。
父以外に許されない行為をするのは一体誰だろう?
そのことを知りたいのに、知ってしまえば何かが壊れてしまう気がして、鉛のように目蓋が重くなる。
薄められた視界。今見えるのは、調理場に立ち、夕食を作る理想的な母の姿だ。
母が父に笑いかける。
あなたが好きな――を作ったの。
父が何を好物だったのか、今はもう思い出せない。ただ母の言葉を聞いて、頬をほころばせる父の姿だけは思い出せた。
母は次にレナードへと視線を向ける。
あなたの嫌いな――が入ってるけど、好き嫌いしちゃダメよ?
レナードは困った顔をした。眉間にシワを寄せて、この窮地をどう乗り越えるか考える。
そこで彼は疑問に思う。何故自分の視界に、自分の顔が映りこむのだろう?
眩暈のように世界が反転する。
反転した世界で見えたのは、またしても自分の顔だった。ただ前よりも成長している。年頃は二十前後といったところか。
年頃の自分は息を荒げ、何かにしがみ付くように必死で身体を揺すっていた。
気が付けばしがみ付かれるのは母の姿で、母に下半身を叩きつける男が自分自身であったとレナードは悟る。
彼は撲殺したいと思った。
父以外に身を許した母を、殺してしまいたい衝動にかられる。
「どうかされましたか?」
空想の海に沈んでいたレナードに、ファウラーは不審気な声をかけた。
レナードはその言葉にハッとして、首を横に振る。
「なんでもないよ。で、犯人は見つかったのかい?」
「はい。ただ、捕まえようとした際に抵抗したので、射殺されたそうです。犯人は被害者の近所に住んでいた元軍人。大分問題のある男で、近隣住民とだけでなく、マフィアともよく諍いを起こしていたそうです」
ここでのマフィアとは、サビーナを雇っていたマフィアのことである。
レナードは少なからず落胆した。
彼は心のどこかで、この犯人がサビーナであることを期待していた。
彼は聞いてみたいと思った。
身内の肉を押しつぶす感触とは、一体どのようなものだろう?
快感を得るのだろうか?それとも不快だろうか?
そして仮に不快だったとして、それは自身の保身のために我が子を差し出した、不貞淑な母に対する自分の憎悪と――どちらがより醜い感覚なのか、そういったことを問い掛けたくて仕方がなかった。
*
「昔、ガラスのコップを割ってしまって。その時についた傷です」
サビーナは嘘をついている――医療にも明るいレナードは、握りこんだ掌の感触から、彼女の嘘を感じ取った。
サビーナがレナードのもとで、メイドの真似事を始めて半年がたった頃だ。
銀食器を並べる彼女の手付きを見て、レナードは今更のように気付く。
陶磁器の肌に走る一筋のヒビ――古傷だろうか?――レナードは発作的にサビーナの手を掴むと「この傷は?」と問い掛けた。
別になんということはない質問だ。レナードは一瞬で理解する。これは手術痕だ。切り傷ではない。恐らく骨までいかれただろう。
あの町であんな仕事をしていた女だ。拳を潰された経験があったとしても、なんら不思議はない。むしろ機能面に問題がないことが奇跡的だと考えるべきだ。
なんということはない質問。だのに彼女は、一瞬身を固くして、舌触りのいい嘘を吐いた。
その嘘が彼に何かを悟らせる。
「君の母親は、撲殺されていたね」
レナードはそう呟くと、久々に女を抱きたいと思った。
半年前に思った願望が真実だと悟って、目の前の大罪の女を、抱きしめたくて仕方がなかった。
*
肉棒は歓喜する。
レナードは初めてサビーナを抱いた時のことを思い出した。
それは童貞を喪失した時以上の衝撃だった。
彼女を抱いて、本物の情交とはなにかを理解した。彼女に欲望の一端を突き入れたとき、レナードは魂ごと引っこ抜かれるような快感に襲われた。
魔膣だと思った。
見た目からはわからない。サビーナに股を開かせた時、レナードはなんと愛らしい性器かと思った。
ぷっくりと膨れた土手の間から、花弁に似た恥肉が僅かに覗いている。
薄いブラウンの陰毛が白い肌に張り付いて、それをねめつけるように指先で擦ると、桃色の花弁が風にたゆたうようにヒクヒクと蠢いた。
愛らしいそれを貪るつもりで欲望を埋めると、まさかこの自分が、貪られる側の人間であったとは。
いきり立つようだ。思い出しただけで鼻血が出そうになる。
そして今目の前に、本物の彼女の肉体があるのだと思うと、それだけで精神の針が振り切れてしまいそうになるのだ。
「大分我慢していらしたのですか?」
既に一回出してしまったにも関わらず、激しくいきり立つレナードの股間を見て、サビーナがそんな感想をもらす。
意識的か無意識か、彼女の舌先がチロリと唇から覗いて、レナードの股間が一層熱くなった。
どうしようもない、とレナードは思う。
目の前で膝立ちになったサビーナの肢体を、抱きしめたくて仕方がない。
蒸れ立った彼女の股の真下に、レナードのいきり立った性器がある。
互いの距離は20センチ。それにもかかわらず熱が空気中を伝わって、二つの性器が触れ合ったように熱くなった。
サビーナの両腕がレナードの背に回る。
汗ばんだ肌と肌が触れ合って、ただ身体を抱きしめただけにもかかわらず、レナードはまるで、彼女の肢体に全身が飲み込まれたような気分になった。
彼女の肢体は熱い。
頭蓋を砕く膂力を有するその肢体は、低体温や低血圧とは無縁である。
よく食い、よく動き、よく寝る女だ。
その取り澄ました外見とは裏腹に、なんと活力に溢れた肉体か。
彼女に抱かれることは太陽に抱かれるのに似ている。物言わぬあの星の生命の余波で、この星の緑が保たれていると思うと、不思議な感慨がある。
物言わぬサビーナの肢体の熱さが、自身の生命を騒ぎ立てるのだ思うと――結局のところ自分たちは、どれだけ高尚な言葉を並べようと、畜生と変わりない動物なのだと思い知らされた。
恋愛とは性欲の詩的表現である。だがそのことに何の問題があろうか?
「愛してるよ」
レナードは溜息ほどの軽さでそんな台詞を呟く。
この言葉が本心なのか、それとも、ただ目の前の彼女を喜ばせたくて呟いたのかは、レナード本人にさえ判然としない。だが、唇から流れ出たそれは酷く舌触りがよくて、そう悪い気はしなかった。
包み込むように覆いかぶさるサビーナの肢体が、その台詞を聞いて、焼けるように火照りだす。
飲み込んでしまいたい、と彼女は考えた。
彼の末端を埋め込まれるだけでは飽き足らず、全身を飲み込みたいと考えた。
彼にまとわりつく空気や汗の雫さえ、自身の一部であったならどんなにいいだろう――彼女はそう欲して、レナードの身を磨くように柔らかな肢体を擦り付ける。
「挿入いたしますか?」
強張った筋肉と、溶け出すような柔肉をレナードの身体を舐めるように動かしつつ、サビーナはそんなことを言う。
身も蓋もない物言いにレナードは苦笑を漏らす。
「もっと艶っぽい言い方はないのかい?」
と問いかけてみて、艶っぽい言い方など、当の彼女には似合わないだろうとレナードは思い至る。
鈍器のような女だ――精神の表層を薄く裂くような、女々しい言葉遣いを求めたところで、それが彼女の質に合わないのなら、極めて不自然に聞こえるだろうと彼は考える。
どことなく困った顔をしつつ、艶っぽい台詞を考えるサビーナだが、その考察の時間すらレナードにとっては一種の焦らしに等しい。
自身が問いかけたことにもかかわらず、レナードは目の前でうんうんと唸るサビーナに焦れて、思わず彼女の腰を掻き抱いた。
「レナード様?……はぁあぅっ!」
不意に下っ腹を襲った圧迫感に、サビーナは思わず嬌声を上げる。
血滴る肉を前にした獣に等しいレナードは、彼女の尻肉を鷲掴みにすると、そのまま下半身を引き落として、彼女の淫靡な穴に自身の剛直を突き入れた。
内臓を持ち上げるような深い挿入に、サビーナの息が詰まる。
レナードの先端が彼女の最奥にこれでもかと押しつけられる。戸を叩く拳のように、サビーナの奥の扉にレナードの末端がゴツゴツと叩きつけられる。
ノックの度に、彼女は強くレナードの身体を抱きしめた。
万力のような力だ。締め付けられるレナードの肩や背が、ギシギシとベッドのように軋む。
それでも彼は突き入れるのを止めなかった。サビーナの性器がこれでもかとレナード自身に絡みついて、腰振る以外の行動を彼にさせまいとする。
魔膣とはこういうことだ。
普段は常人の倍以上の速度で回転する彼の頭脳は、サビーナを抱いている――もしくは、彼女に抱かれた時のみ、発情した雄猫のように短絡的なものにシフトする。
「はっはぁ……サビーナ……君はいつもこうだね」
氷のように取り澄ました外見の癖に、腹の中には灼熱を飼い込んでいる。
彼女の中にズッと刺しいれたとき、一番驚くのはその肉体の熱さだ。
温かいのではなく酷く熱い。心地よさを通り越して、肉棒が焼け落ちるような錯覚に見舞われる。
痛みすら感じる強い締め付けと、無数の手や舌に愛撫されるような常軌を逸した淫らな蠢き。
彼女の全身の筋肉が、ただ肉棒を貪る為に蠢くかのような、全霊を振り絞るサビーナの絡みつきに、レナードは彼女の尻を揺するのを止められなかった。
レナードはサビーナの肛門が引き伸ばされる程、柔い尻肉を強く掴んで、ズボッズボッ!と腰の上で彼女の尻をバウンドさせた。
「ふっ……あぁ!れぇ……なぁどさ、ま……いやぁ!」
「なにが嫌なんだい?……はっぁ……まさか、もう僕と繋がりたくない……ぅぁ…とでもい言うわけじゃ、ないだろうね……?」
「ち、ちがぁあっあっあっいま、す……!んぅ!」
「では君は、こ、の僕と……はぁ……もっと繋がっていたいと?」
レナードのどうしようもない問いかけに、サビーナは涙目になる。
乱れたと肉体と息遣いのままで、睨み付けるようにレナードの顔を見下ろした。
レナードの視線は今、無造作にサビーナの鎖骨の間に置かれている。彼女はそんな彼の長い睫を無遠慮に眺めた。
この男を常に自身の腕の届く範囲――いっそ、この腕の中に囲い込んでおくことができたら、どんなにいいだろう――そんなことをサビーナは思い、不意に彼に初めて抱かれたときのことを思い出した。
あの時サビーナは、舌を噛み切ることを考えたのだ。レイプされる経験しかなかった彼女の唇を、初めて欲した無防備な馬鹿がこのレナード・テスタロッサだ。
サビーナは考える。あの時噛み切ってしまえば良かったと考える。
舌を噛み切るだけでは足りない。四肢を引き千切って、瞳を潰して、耳を抜けばよかった。
だが殺さない。人間が生きるだけの最小限のパーツを残して、彼を解体してしまえばよかったのだ。あのガウルンのように。
そうすれば彼は誰かの助けなしには生きられなくなる。
その誰かに自分がなることができたなら――あのバカ女を欲する彼に憤りを感じることなど、一切なかったに違いない。
繋がっていたい?当たり前だろう?なぜそんなわかりきったことを訊く?――皮膚を突き破るような激しい眼差しを第六感で感じて、レナードはふと上を見上げた。
泣き顔で睨み付けて、サビーナは呟く。
「そうですね」
レナードがサビーナの表情から何事かを悟るより先に、彼女は彼の唇に噛み付かんばかりの勢いでむしゃぶりついた。
二人の唇は共に薄い。強く押し当てると、唇の裏側から前歯の感触が感じられて、サビーナは相手の存在をこの上なく近しい者のように感じることができた。
薄い唇で唇を食む。歯茎と唇の間に舌を差し入れてみると、何故か痺れるような刺激があって、彼女はその味を貪るように追い求めた――求めあう。互いの口を行き来するのは彼女の舌だけではなく、レナードのそれもまた同様だった。
歯を立てる。口内に侵入してきた舌の一端を、サビーナは僅かに噛んだ。レナードは僅かに顔にしかめたが、彼女の真意に気づいた様子もなく、ただ戯れに噛み付いただけだろうと、悠長に唇を押し当て続けた。
危機感の薄い男だ、とサビーナは思う。
レナードは自分が特別な人間だと信奉している。実際そのとおりであり、その認識に間違いはないが、彼にはそういった人間特有の無防備さがあった。
自分に限って――という感覚が彼の世界を支配している。
選ばれた人間である自分が死ぬはずがない。世界が自分を必要とする限り、自分の未来は天上の誰かによって保障されているはずだ――そんな妄想に似た信仰が彼にはある。
その性質は彼自身も認識しており、だからこそ『慎重な楽観主義者』であるアンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニンを、側近としてアマルガムに迎えたのだ。
「はぁ……」
と溜息一つ発して、サビーナはレナードの唇を放した。
別段、噛み千切ることに臆したわけではない。
もし今の自分が、彼のことをよく知らないままであったなら、一思いに噛み千切ってしまっただろうと彼女は考えた。
噛み千切った後のことを考える――今の自分なら、彼の舌を噛み千切ったのと同時に、自身の耳に中指を突き入れるだろう。
必要ない。彼の声をもう聞くことが叶わないのなら、聴覚など必要ないと考えた。
他の部位もそうだ。
彼に見つめられない瞳になんの意味がある?彼に触れられない身体になんの意味がある?――ジレンマだ。彼のことを知る前には、噛み千切るという発想など生まれないはずで、彼を知った後では、噛み千切ることなど、とても、とても。
結局どちらに転ぼうと自分には、ただ彼のそばに寄り添うことしかできないのだ――サビーナはそう結論付ける。
「痛いのは僕のはずなのにね」
レナードはそう言うと、サビーナの目尻にキスをした。
何を?とサビーナは思ったが、すぐさま彼が、目尻から伝う涙を舐めとっているのだと悟る。
くすぐったい。めったに上がらない口角が僅かに上がるのが、彼女自身にも理解できる。
それにつられてレナードも小さく微笑んだ。サビーナの股間の下での笑みとは違って、極めて自然な微笑だ。
イヤイヤとサビーナは首を振る。レナードは涙の軌跡を逃すまいと、彼女の頭に両腕を軽く巻きつけた。サビーナのブラウンの髪がクシャクシャとなる。その軽い音が、互いの耳に心地よかった。
安心しきった猫のように戯れる。ただ、その間も、彼らの下半身は深く繋がったままである。
互いがくすぐったさから身を捩るたびに、サビーナの腹の中で愛棒がグチュリグチュリと動き回った。
いままで大人しくしていたモノが動き出して、サビーナの背に蟻が這い上がるような快感が走る。
その間もレナードは涙の筋を舐め続け――目尻から始まるそれは、頬を伝い、首、鎖骨を通って乳房へと至る。
レナードの舌が乳房の突端に触れる。小さな乳輪を包み込むように舐めたかと思うと、ビンビンに勃起した乳首をついばんだ。
「ひぁっ……ぅん…れなぁあぁぁああ!…あん!……あっあっあっあっ!……ひぅっ!んぅ!」
レナードの唇が乳首を絞めるのと同時に、サビーナの膣がレナードの肉棒を強烈に抱きしめた。
幾度となくレナードの肉棒を出し入れされた彼女の膣は、すでに彼の味と、形状を覚えきっている。
彼女の中の充血した粘膜が、隙間なく彼の粘膜に密着する。その粘膜が胎内に肉棒を引き込むように、ジュルジュルと蠢いた。
サビーナの腰が跳ねるように浮く。愛液まみれの精棒がカリ首まで引き抜かれ、膣口が嫌らしく引っ張られる。
ラクダ顔でレナードの性器を唇でしゃぶったサビーナ。その時のように下の唇が亀頭にこれでもかとへばりつく。
そして落下。外気に触れていた竿が、あっという間に灼熱の胎内に飲み込まれた。
荒れ狂う膣壁。螺旋を描くように膣壁が動いて、レナードは自身の性器が雑巾のように絞られる錯覚を覚えた。
ジュッポジュッポ!と汁気の多い音が股間から上がる。
彼女の身体全体が激しく上下する。それでもサビーナは肉棒を、レナードは乳首をしゃぶって放さなかった。
掻き毟られるようだ。
性器どころではない。膣周辺の筋肉どころか、尻、太もも、果ては上半身の筋肉まで、サビーナの全身、あらゆる筋肉が活発に動いて、レナードの剥き出しの粘膜をこれでもかと掻き毟る。
吸い付かれるようだ。
自分から吸い付いているにもかかわらずレナードは、サビーナの乳首に吸い付かれるような――唇と乳輪が癒着してしまうような錯覚を覚えた。
まるで一匹の動物になったようだ、とレナードは思う。
溶け出すような柔肌と淫靡な体液の雫が、互いの境目を曖昧にして、自身の身体が彼女の一部に、彼女の身体が自身の一部になったかのように感じた。
もし今この瞬間、彼女の肌にナイフの刃先が刺しいれられたするなら、まるで自分の身体が刺されたかのように感じるに違いない。ウィスパードの共振とは違う野卑た同一性をこの行為に感じる。
自身が快感を感じたなら、彼女も快感を感じてしかるべきだ――などという自己中心的な発想も、この状況では極めて自然なことのように思えた。
「いい気分だ」
君もそうだろう?――とレナードは言外に含める。
サビーナは舌足らずにも「私もです」と呟くと、レナードの頭をこれでもかと抱きしめた。
寒いと思った。濡れた先端から熱が逃げるように感じた。
自身の乳房から離れた彼の唇が惜しくて、彼女は縋るように二の腕に力を入れる。
サビーナの意図を知ってか知らずか、レナードは押し当てられた乳首を、再び赤子のように唇でついばんだ。
ふと彼女は、今日食べたレナードの手作りおっぱいプリンのことを思い出した。
あれは甘かった。美味しかった。卵本来の甘みを生かしきった匠の仕事を目の当たりにして、サビーナはそのプリンがあのクソ女の乳房を象ったものであることも忘れて、夢中で齧り付いてしまった。
それゆえに彼女は、レナードがどのようにプリンを食べたのかを記憶していなかった。必要のない情報だとその時は判断したが、今更になって彼女は、彼がどのようにプリンを食べたのかを知りたくてたまらなくなった。
スプーンですくって食べたのだろうか。それとも直接丸齧りしたのだろうか。どこから食べたのか。乳首から食べたのか。それとも、下乳から突端に向けて削ぎ上げたのだろうか。
そんなことが気になる。無心で乳首をしゃぶるレナードを見下ろして、サビーナはかなめのおっぱいプリンに対して僅かに嫉妬した。
彼女は問いかけたかった。
――あのプリンの味はお気に召されましたか。
――あのプリンの舌触りはいかがでしたか。
――あのプリンは美味しかったですか。
――あのプリンと私の乳房では、どちらがお好きですか。
どちらがお
「好きですか」
「好きだね」
考え事が掠めるように唇から漏れた。サビーナがそれに気づいて顔を赤くするよりも早く、レナードはその問いに答えていた。
レナード自身、一体何の質問をされたのか理解していない。だがそれ以外に答えようがないように思えた。
頭の上から降りかかる質問はあまりに儚げな声色にのせられていて、もし否定の言葉を発すれば、目の前の彼女が朝霧のように消えてしまうように感じられたからだ。
『どちらがお好きですか』という質問に対して、『好きだね』という回答はいかにも要領を得ていない。
だがそれでもよかった。問いに対する回答は得られなかったが、好意の対象が自分に向けられているというだけで、サビーナは満足だった。
好き、という単語が鼓膜を揺らして脳を焼く。
回答するために乳首から口を離したレナードの頭を、再び胸元に抱き寄せる。その反動で二人はベッドへと倒れこんだ。対面座位から正常位へと移行する。質の良いクッションが深く沈みこみ、体勢が不確かになる。
それでも二人は離れなかった。抱き合った腕どころか、下半身までも深くまぐわって、互いを放さんと欲した。
掻き抱くとはこのことだ。細身の二人にとって、互いの肢体はあまりに儚いように思えた。良質なクッションの波にさえ翻弄されるような華奢な肢体を繋ぎとめようと、二人の四肢に力が篭り、内臓さえも相手を引っ張るのに躍起になる。
挿入された肉棒を是が非でも死守しようと、サビーナの股間が今宵一番の絞め上げを見せる。
幾度となく肉棒の出し入れを繰り返された彼女の膣は、レナードの形を完璧に覚えきっている。
レナードのペニスが再奥を叩いた瞬間に、カリ首周辺の膣壁がぞわぞわと迫り出し、一ミリたりとも引き出させまいと膣壁全体で抱きしめた。
ゾッとするような快感がレナードの背を駆け上る。神経の全てが股間に集約され、脳の活動全てを、サビーナを感じることだけに集中させられたらどんなにいいだろう――そうレナードは考えて、この考えさえ余計な思考であると、彼はサビーナの腕の中で首を振った。
ジュグリッジュグリッと淫らな音が接合部から上がる。開いた股の間を卑猥な汁がつたう。肛門をつたいシーツを濡らす。仰向けになってこれでもかと股を開いた姿勢を、サビーナは馬鹿みたいな形だと思った。
「あぁっ!……いや……ふっ、も、もぅ……!」
はしたない。ふしだらだ。だのにサビーナは、腹から舞い上がる情動を押さえきれず、甘い声を上げてしまう。
一ミリたりとも引き出させたくないのに、ズリズリと無理矢理外に這い出そうとする肉棒が、過度に彼女の粘膜を掻き毟る。締りがいい分密着が強く、ほんの少しの挙動でさえ、骨の髄まで響くように感じられた。
「はぁっ……あっ…ぁっ……あっ…あっ…ぅう……」
サビーナの全身が細かく痙攣する。水面の金魚のようにパクパクと口を開け閉めする。
喘ぎ声などという高尚なものではない。声にすらならない。脳が声を出すことを忘れる。ただ気道を通った熱い吐息が口内で反響して、音になって聞こえるというだけである。
恐らく人類の声帯がいまよりもっと単純であったころに発した音と同程度の音を、サビーナはその薄い唇の間から発し続けた。
サビーナの喘ぎともとれない喘ぎに合わせて、彼女の蜜壷が断続的に締め付けを強くする。粘膜と粘膜が強く擦れあって、彼女の奥からは愛液が、レナードの先端からはカウパー腺液がこれでもかと溢れ出た。
エロ過ぎるサビーナは、我慢汁の漏れを膣奥で敏感に察知する。
彼女は集中する。指先以上の器用さと、舌先、唇以上の繊細さを子宮に求めて、彼女の中のペンフィールドのホムンクルスが奇怪に変形する。
飢餓に苦しむ難民のように下っ腹が出っ張って、無様な様相を呈した彼女の中のホムンクルス。しかし、セックスの場においてはこの脳の使い方が最良であるように思えた。
彼の子を孕んでしまうかもしれない――そう思うと、骨の髄まで熱くなる。火を吐くほどに白い肌を赤く染めて、小振りな乳首を破裂しそうなほど硬くした。
C?
「ダメだよ――サビーナ」
言葉が切れるようにレナードはそう言った。
彼は、背に絡みついたサビーナの両足を振りほどくと、吸盤のように吸い付く彼女の股座から、普段の倍以上に張り詰めた肉棒を強引に抜き出す。
抜き出す瞬間にもサビーナの中身が必死でレナードの先端にしがみつき、強烈な射精感を彼に味合わせる。
反り返る肉棒が彼女の出口を下から突き上げる。膣口にカリ首が引っ掛かり、レナードは彼女の中から抜け出るか抜け出さないかのところで射精にいたる。
性器と性器の間に白濁した吊り橋が出来る。その吊り橋は川からの上昇気流に煽られるように次の瞬間には弾け飛んで、白い飛沫となって、それよりも更に白いサビーナの肌にタパタパと降り注いだ。勢いよく弾けた精液は、彼女の股間から右頬にかけて白い点を残す。
まるで酸をかけられたように汚れた部分が熱くなったが、サビーナはそれを拭おうとはしなかった。ただその場で息を切らして脱力し、膝立ちになったレナードをぼんやりと眺めた。
ぼんやりと眺められるレナードもまた、精を出し切った疲労からぼんやりと中空を眺める。視線があいまいで一見危ないように見えたが、サビーナを抱いたあとの彼は大体こうなってしまうのだ。
サビーナはレナードの性奴隷か?――答えは違う。逆だ。全てが終わってからの互いの状況を見る限り、仰向けになったサビーナよりも、覆いかぶさるレナードの方が一層疲弊して見えて、貪った側が実のところどちらであったかなど一目瞭然の有様で。
サビーナは性奴隷ではない。むしろ性主人――男を勃起(エレクト)させることに長けた勃起主人(エレクトマスター)であった。エレクトロマスターではない。
奴隷のように疲れきったレナードは、柳のようにサビーナの体の上に倒れこむ。
倒れこんだレナードを抱え込もうとして、サビーナは一瞬躊躇う。今、彼女の体は彼の精液によって汚れている。
そのことを彼は不快に思わないだろうか――思わない。この男は可能なら、自分のイチモツを自分で咥えるような男だ――サビーナはヒシと抱きしめた。レナードはそれに抱き返すことはなかったが、代わりに彼女の乳を揉んだ。
レナードはサビーナよりも10センチほど身長が高い。それにも関わらず彼は、赤子のようにサビーナに抱きしめられてしまった。
流れるような鎖骨に額を当てて、ほどよい大きさの乳房を見下ろした。乳首をなぞる様に指先で弾くと、乳房全体がプリンのようにぷるぷると揺れた。それにともなって、柔肌に付着した精液も一緒に揺れた。レナードはそれを目で追った。
サビーナがその刺激に軽く仰け反る。レナードは更に強く抱きしめられた。彼は揺れる乳房と白濁液からある発想を得て、ポツリと言う。
「サビーナは、練乳プリンは好きかい?」
「好きです」
サビーナはそう肯定したが、実際には練乳プリンがどういったものなのか、いまいち理解していなかった。
ただ尊敬するレナードの言葉を否定することが憚られたのと、練乳プリンがわからなくともプリンは好きだったため、とりあえず肯定しておいただけである。
サビーナの返答を聞いて、レナードは彼女の乳房を揉みつつ満足げな顔をする。
これならできるだろう、と思った。
「次は、君のにしようか」
レナードは思う。
ミルクのように白く、甘いサビーナの乳房は、練乳プリンでこそ再現されるものだろうと考え、そのまま彼女の腕の中で眠りに落ちた。
終わりです。お目汚し申し訳ない。
落ちがつかなくて半年くらいほっといたものを
むりくり完結させました
いまのとこ途中まで書いてほったらかされてるのが
かなめが一つ
サビーナが二つ
テッサが一つ
ファウラーが一つ
あるんで
次回投下するとすれば、それを完結させて後のこととなる思います
ではまた
370 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 00:40:01 ID:peCmetEK
良い文章だね。ありがとう。
すごい大作だな。
時間ないからあとでじっくり読ませてもらいます。投下乙かれ。
お久しぶりでございます。相変わらずレナードがド変態ですなあw
>「カナメさんのブラジャーを貸してくれないか?ブラジャーを型にして、彼女のおっぱい型のプリンを作りたいんだ」
>「かしこまりました」
に噴いたwww
GJ
投下乙です
おぉっ、久しぶりの投下GJ!!
375 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 02:52:17 ID:/u3H6R6s
投下乙です!GJ!
投下乙です!GJ!
>>369 相変わらず面白いかった
個人的に思い入れのなかったレナードとサビーナなのに
実際討ち死にするようなことになったら凹んでしまいそうだ
GJ
保守
ほす
久々、投下します。
ずーっと前に投下した「相良君の極めて禁欲的な一週間」の続きです。
タイトル長いんで今回は略して「禁欲的な相良君」でいきます。
では、お風呂編、投下します。
シャワワ〜。と降り注ぐシャワーの下に相良君と千鳥さんはいました。
リビングでは上半身裸の千鳥さんと下半身裸の相良君でしたが、お風呂では仲良く二人してすっぽんぽんです。
明るいお風呂場で、何日かぶりに見る千鳥さんの裸にこっそりウットリしながら、相良君は椅子に座ってる千鳥さんの前に膝をつき、自分の体液で汚してしまった髪を丁寧に洗ってあげていました。
シャワーで泡を洗い流すと、屈み込んでいる千鳥さんの背中が相良君の目の下で露わになります。
白くなめらかな背中に微妙な起伏が淡い陰を落としている様は、何度見ても見惚れるほどなまめかしく、美しく、相良君はこっそり感嘆の息を漏らしました。
「もういい?」
顔を伏せていた千鳥さんがシャンプーの泡が消えた頃合いを見計らって聞きます。
「いいぞ」
相良君は返事してシャワーの詮を止め、千鳥さんは指で目を拭って、顔を上げました。
そうして、目の前にあったものが目に入ったとたん、千鳥さんはうろたえて目が泳いでしまいました。
「そ、ソースケっ。その……、それ……」
千鳥さんの目の前には、隆々とそびえ立つ相良君の股間があったのです。
「うむ。すまん。君の背中を見ていたら勃った」
相良君はあっさり言いました。
「え、エッチはダメよ?」
赤くなって念を押す千鳥さんに相良君は心外そうに眉を上げました。
「もちろんだ。わかっている。さっき約束しただろう?」
「じゃ…、どーすんのよ、ソレ……」
雄々しく天を向いている逸物をちらっと見て頬を染めながら千鳥さんが尋ねます。
「自分で処理する。ついては君に少し協力してもらいたい」
千鳥さんは目を眇めました。
「協力?…エッチなことじゃないでしょうね?」
「無論だ。君は何もしなくていい。そこにいてくれれば充分だ」
「………?」
涼しい顔で答える相良君に千鳥さんは首を捻ります。
(ここで…あたしが見てる前で自分でスルつもりなのかしら?)
好奇心と期待で、ちょっとワクワク、かなりドキドキしてる千鳥さんに相良君が指示します。
「君は後ろを向いててくれ」
相良君が自分でするのを見せてくれるのかと思っていたので、千鳥さんはちょっとガッカリして、椅子に座ったまま、くるっと後ろを向きました。
その濡れた黒髪の張り付く白い背中を穴が開きそうなくらい、じいっと見つめながら、相良君は言いました。
「いや、そうではなく……。すまんが立ってくれ」
「……注文が多いわねー」
「すまん。頼む」
首を捻りながらも千鳥さんが立ち上がると、濡れた黒髪が張り付いた背の下で、まあるいお尻からすらりと伸びる見事な脚線までが相良君の目に露わになりました。
それらを舐めるように眺め回し、相良君は更に千鳥さんに注文します。
「足は閉じてくれ。もっとぴったり」
「……んもお!」
訳が分かりません。でも、千鳥さんは相良君の言うとおりにしてあげました。
千鳥さんのみずみずしく張った白い太腿が隙間なくぴったり合わせられ、相良君はほおっと感嘆の息を吐き、呟きました。
「それだ…」
小さな声なのに、千鳥さんには相良君の声はとても近くから聞こえました。
すぐ後ろに相良君の気配や体温を感じて、千鳥さんはドキドキします。
「少し借りるぞ…」
耳元で相良君の低い声が聞こえるや否や、にゅうっと千鳥さんのぴったり閉じた太ももの間に、熱くてカタい物体が後ろから差し込まれます。
「ひっ!なな、ナニすんのよ?!」
差し込まれたのは、千鳥さんがカラダの一部でよく知っている、この数日で手でもすっかりお馴染みになった相良君の元気いっぱいのきかん坊のムスコです。
「何と言われても…。コレを処理するのだが」
はあっと恍惚とした熱い息を千鳥さんの耳に吹き掛けながら相良君は言いました。
「しょ、処理って……、や!だめ!い、挿れちゃダメ!」
「もちろん挿れない。挟むだけだ。問題ない」
「は、はさ?!」
「君はそのまま足を閉じて立っていてくれれば充分だ。ぴったりと……閉じて……そのままで……」
相良君は、はあはあと息を荒げながら言います。
「そ、そん…ひゃ!」
「うっ!」
相良君に言われたからでなく、あまりの事に驚き緊張した千鳥さんの体にきゅうっと力が入り、足の間に挟まってる相良君のをきつく挟んでしまいました。
「ああ…素晴らしい……」
相良君はむっちりと柔らかな太腿にきゅっと圧し包まれる感覚にうっとり呻き、千鳥さんの背中に抱き付きました。
「あん!」
勢いに圧されて、前のめりになった千鳥さんが思わず壁に手を付きます。豊かなオッパイがたぷんと下向きに揺れ、脇からそれを見ていた相良君のアレが角度をぎゅんと上げました。
「ひあ!」
柔らかく感じやすい下の口に相良君のが直にこすれて、千鳥さんの上の口からヘンな息が漏れます。
その声は相良君の耳を蕩かし、情欲を煽り立てました。
「ちどり…」
はああっと熱く掠れた声を漏らすと相良君は腰を揺すり始めました。
「ひゃん!」
しゅっこしゅっこと相良君は猛々しく立ち上がったモノを千鳥さんの太腿で抜き差しします。
「や…!だめ…ぇぇん!ひゃん!」
固くて熱いアレが千鳥さんの柔らかな入口をこすり、ぷるんと弾力のある相良君の先端が、千鳥さんの花びらのようなヒダの陰から小さな核を掘り起こします。
「あふっ、あふっ、……ひい!やあ!」
感じやすいところをこすられ、千鳥さんは意味のある言葉が話せなくなってしまいます。
相良君は悶え喘ぐ千鳥さんの声にうっとり、しゅっこしゅっこ夢中で腰を振ります。
目の下の白い背中や濡れ光る髪は艶やかに美しく、引き締まった太腿にきかん坊のムスコはぎっちりむっちり捉えられています。
張りのある腿でこするのが気持ち良くてたまらず、相良君は恍惚と腰を振りました。
リズミカルにガンガン腰を降っていると、シャワーのせいばかりでなく、相良君の先っぽから先走りの液体が分泌され、どんどん滑りが良くなっていって、気持ち良いことこの上ありません。
しかも、ぬるぬると熱く濡れた感触は、相良君の先端から出ている体液ばかりのせいではないようです。
相良君の大きくカタくふくらんだムスコの上から、熱く濡れた千鳥さんのカラダが纏い付くように絡んできます。
「ちどり…。挿れなくても気持ちいいのか?」
相良君はしゅこしゅこ腰を振りながら、千鳥さんの耳たぶを甘噛みして尋ねました。
「ち、ちが…、あっんんっ!」
耳元に感じる熱い息や相良君の低い声に、千鳥さんは首を激しく振ります。
舞い散る濡れ髪やふるふると震える細い背中が相良君の情欲を煽り、相良君はくいくい千鳥さんの入口に触れるように腰の角度を上げました。むちむちした太腿とぬるぬるした粘膜のコントラストが、相良君のムスコに新たな快楽の世界の扉を開きます。
「俺はすごく気持ちがいい…。君はどこもかしこも素晴らしい……」
相良君は荒い感嘆の息を吐き、たぷたぷ揺れる千鳥さんの豊かな胸に手を伸ばしました。
「あん!いやあぁ!」
蕩けるように柔らかなオッパイをわっしわし揉むと千鳥さんの甘い悲鳴が上がり、なお堪らなくなります。
「千鳥…くぅ!ちどり…!」
相良君は豊かな胸の柔肉をモミモミしながら、先っちょの尖った突起もコロコロ転がしました。
「あ!あ!いや!いや!」
悶えて震える千鳥さんを相良君は胸を掴んだまま自分の方へ引き寄せます。
相良君の胸板に千鳥さんの背中がぴったり密着します。
「あ、あふん…あん、ああん、んん……!」
背中に感じる相良君の熱い肉体に、千鳥さんの唇が震え、意味のない喘ぎがこぼれます。
相良君は、千鳥さんの身体を抱えてぴったり密着させ、むちむち張りのある太腿に埋め込むように噴火間近い分身を埋め込みました。
「ちどり…、うぐぅ!!」
千鳥さんの太腿の中ほどで、相良君の分身がビクビク震え、先端から溢れた体液が千鳥さんの太腿を濡らします。
精を放出した心地好さの中で、しっかり千鳥さんを抱え込んで自分の胸に千鳥さんのなめらかな背中を密着させていた相良君の腕から、ふうっと力が抜けます。
すると、相良君に抱え込まれていた千鳥さんが、そのままずるずる浴室の床に座り込みそうになってしまい、相良君は慌てて千鳥さんを抱え直しました。
「あ…ん、んん……」
悩ましげな吐息をつく千鳥さんの体は、熱く柔らかく、骨を失ったかのようにくにゃくにゃと力がありません。
これは、情交の最中に感じてしまった千鳥さんがよくなる状態とそっくりです。
「ちどり……」
相良君はゴクリと唾を飲み込み、さっきまで自分のを挟んでいた艶やかな腿に手を伸ばしました。
指先で内腿を撫で、腿の付け根の狭間に手を入れると、そこは熱くぬちゃぬちゃに潤んでいました。
「あ、あ!いや…!」
千鳥さんが力の抜けた体でくねくね悶えます。
「挿れなくても、こんなになってしまったのか?」
うっとり呟く相良君に千鳥さんは首を横に振りたくります。
「ちがう!」
濡れた髪が相良君の胸を叩き、相良君はますますうっとりです。
「だがこんなになっているぞ…」
相良君が指を濡れそぼった狭間に差し込み、くちゅくちゅ掻き回すと、千鳥さんが細かく震えます。
相良君の熱くカタいナニで感じやすいところを散々擦られていたのに、こんなふうに弄られてはたまりません。
「ち、がう…ぅぅん!」
でも千鳥さんはガンバリます。相良君に好き勝手されてこんなに感じてしまったなんて、悔しさも堪らないのです。
「君は強情だな…。だが、これでは辛いだろう」
相良君は懸命に意地を張る千鳥さんが可愛くて、なんとかしてあげたくて堪りません。
相良君は、ぐったり力の入らない千鳥さんを浴槽の縁に腰掛けさせました。
そして、綺麗に伸びる脚をガバッと拡げて両肩に担ぎ、ぬるぬると赤く濡れた裂け目に吸い付きました。
「いっ…、やああああ!だめ…ええん!あん!やああ…!」
千鳥さんの柔らかな粘膜を相良君の舌がなぞり、吸い、舐め回します。
それ自身が意志を持った別の生き物みたいに縦横無尽に這い回る相良君の舌に千鳥さんの全身がぷるぷる震えます。
千鳥さんのために始めたことですが、相良君は何日かぶりに味わう千鳥さんの味に夢中になってしまいました。奥からとろとろ蜜のように溢れる液体を啜り、
いつも自分が侵入するところへ舌を差し込み、熱い粘膜を直接舌で味わい、指ではさっきの行為で掘り出された可愛らしい小さな粒を撫で回します。
「あっ、ん!ああん!!」
千鳥さんの蠱惑的な声を聞きながら、舌と指の位置を入れ替えて、指をトロトロの中へ、舌はぷるぷる尖った芽を優しく舐ります。
ビクンと相良君の肩の上で千鳥さんのすんなり白い脚が撥ね、千鳥さんの腰がせがむように浮き上がります。
小刻みに揺れ動く千鳥さんが浴槽の縁から滑り落ちないように、相良君はガシッと千鳥さんの太腿を抱え、しっかりと丸いお尻を引き寄せました。
腕に感じるしっとり柔らかな太ももの張りが、さっききかん坊のムスコを挟んだ時の感覚を相良君に思い起こさせ、相良君の腕に力がぎゅうっと入ります。
「あ、あ、だめ!あ!そんっ、…ぁあん!」
千鳥さんの声ときゅんきゅん指を締め付けてくる内部の様子から千鳥さんが達しようとしているのを感じ取った相良君は、中へ入れてる指を増やし、ちゅうっと陰核を強く吸い上げました。
「いやぁ!はああ…っああぁぁん!!」
千鳥さんは、下半身をしっかり相良君に抱え込まれたまま、首を振り背を反らせてイッてしまいました。
快楽の余韻に小さく身を震わせている千鳥さんの股から口を離し、相良君はますますグッタリしてしまった千鳥さんを浴槽の縁から床に下ろし、浴槽に寄り掛からせてあげました。
「あ…ん、あ…ん…」
荒く甘い呼吸を繰り返す千鳥さんの体は薄桃色に染まり、豊かに盛り上がったふくらみが乱れた呼吸に合わせて弾んでいます。
相良君は千鳥さんをぎゅっと抱きしめキスしました。
千鳥さんが苦しくないように、優しく烈しく相良君はキスを繰り返しました。
何度も舌を絡めてキスする相良君に、千鳥さんは息が整う隙もありません。
千鳥さんを抱きしめる相良君の躯は熱く、そして、気が付けば、太腿に、また熱くカタいものが当たっていました。
「そ、すけ…、あんた…、ま…た……」
キスの合間に千鳥さんが切れ切れの息で指摘すると、相良君は頬をポリポリ掻きました。
「君の味と声でな……」
千鳥さんは真っ赤になって俯きました。
「…………」
相良君に口と手でイかされカラダの芯が疼いて仕方のない千鳥さんは、最早挿れちゃダメとは言えなくなっていましたが、このまま相良君の好きにさせるのは、どーしても悔しくて、しても良いと言ってあげたくありません。
黙って俯いてる千鳥さんの赤い頬を穴が空きそうな視線で見つめながら相良君が口を開きます。
「すまん。……もう一度君のからだを借りるぞ」
ちらっと相良君を見上げた千鳥さんの視線が泳ぎます。
相良君の節操を忘れた分身が、既にやる気に溢れた姿で聳え勃っていました。
「あ、あたし!……もう、…立てないよ……」
蚊の鳴くような千鳥さんの声に相良君は熱く細い息を吐き出しました。
「そのようだな。だが君は動く必要はない。……君はそのまま……」
相良君の低い掠れ声にえ?と問い返す間もなく、相良君の両の大きな手の平がむにゅっと千鳥さんの柔らかなオッパイを掴みました。
「な…!なにすんのよ?!」
ぱっと顔を上げた千鳥さんの目の前に、ぬうっと巨大に膨らんだ相良君の分身が迫ります。
「何といっても…借りると言っただろう?」
このところ散々手で触ったり扱いたり、さっきは胸でもしてあげたりで、すっかりお馴染みのブツですが、間近で見るとなかなかの迫力で、千鳥さんはドキドキしてしまいました。
いつも、コレが自分の中に入っているのかと思ったらと、千鳥さんのアソコがきゅんとなってしまいます。
「か、借りるって、ま、また…さっきみたいに…、その……脚で?」
相良君に 胸を掴まれたままもじもじ言う千鳥さんに相良君が言います。
「いや。君はもう立てないだろう?今度はそのままじっとしていてくれればいい」
言いながら相良君はむにっと千鳥さんの豊かなおっぱいを左右に開いて、その深い谷間に滾り勃ったムスコを押し付けました。
顔のすぐ前、口元のあたりに先っぽが迫っていて千鳥さんは慌てました。
「!…ちょ、ちょっと!」
千鳥さんの慌て声を聞き流して、相良君は握ったおっぱいをむにっと真ん中へ寄せました。
「……っ!」
ふんわり熱く柔らかい肉に埋もれる感覚に、ふううっと相良君の口から感嘆の息が漏れます。
「素晴らしい……。柔らかさは胸の方が、やはり勝っているな」
「な、なに言って?!…ひゃ!!」
相良君が手で胸をぎゅっと寄せたまま腰を軽く上下に振りました。千鳥さんは胸の谷間を熱いモノで擦られ腰の後ろがそそけ立つようにムズムズしてしまいます。
「あっ?ん…やあ……」
「柔らかくて蕩けそうだ。…たまらん」
相良君は、はあああっ…と熱い息を吐いて、恍惚とまた腰をしゅこしゅこ振ります。
「あ!ん…っ、あによ〜!さっきは…、んっ、勝手に、ヒトの、あし…、使っておいて、そんな…んっ、コト……。んっ、脚なんかでする、から……あん……」
胸の熱い塊に更に全身を熱く染めながら千鳥さんは口を尖らせました。
「いや…、脚も素晴らしかったぞ……」
「調子よく、いい加減なこと言っても…んっ、ううん〜…」
腰を振りながら相良君は、千鳥さんのオッパイをムニムニ揉み寄せます。
「いい加減ではない。似ているようでも、脚と胸では味わいがまったく違うのだ」
「あ、味ってぇぇ?!やめてよ!…恥ずかしいい、バカ!あ!…やん!」
相良君は、むにむに千鳥さんの豊かな胸の肉をしっかり寄せながら、固くなったオッパイの天頂もさりげなく指に挟んで弄くります。
「何を言う?恥ずかしがる必要など微塵もないぞ。言うなれば…、脚はむちむちぷりっと挟まれる感じで、胸はふわふわぷるっと埋もれる感覚だ。……くっ!いい……!!」
千鳥さんに説明しながらも相良君は腰振りを忘れません。しっかりと自分の手で寄せたふわふわの胸の間で、しゅっこしゅっこと固くふくらんだ分身を擦りたてます。
とろとろに蕩けているくせにぷるんと弾む肉圧が堪らなく気持ち良くて、相良君の口元からは涎が、千鳥さんの豊かな胸に埋もれたムスコの先っちょからは我慢汁がだらだら溢れて来ます。
「あ!ん……、なに、わけのわかんないこと、…ん、ん!」
千鳥さんは千鳥さんで、自分より力の強い相良君の手が、しっかりと胸を寄せ、相良君のカタい分身を挟んでいるせいか、リビングで自分でしてあげた時より、密着してる感じに気がおかしくなりそうでした。
なんというか……相良君の固さや太さや熱さは元より、ソレのカタチがはっきりと胸で感じられるのです。先端の括れや太い幹の血管や筋まで胸の柔肉でくっきりはっきり感じられるのです。加えて、ビンビンに立ち上がっている乳首も弄くり回され、
頭がぼおっとしてきて、胸に挟まっている相良君のモノ以外のことが分からなくなってしまいそうです。
いつもむっつり顔の相良君が、頬を紅潮させて気持ち良さそうに千鳥さんを見下ろしているので、尚更ほかのことなんて、どうでも良くなってきてしまいます。
相良君も、自分の肉棒を美しい乳房の間に挟んでいる千鳥さんが真っ赤な頬でトロンとした目で見上げてくるものですから、分身から伝わって来る直截的な快楽以上の歓喜が込み上げ、もう溜まりません。
「ちど、りっ、…くっ、出る!!」
相良君はぐいっと腰を突き上げ、根元を柔肉の只中に埋めた状態で、腰の後ろから突き上げるような欲望を放ちました。
豊かな肉球からはみ出た相良君の先端から、ぴゅう!と白く濁った体液が放出されます。
「あ?…んんっ……!」
根元が胸元ならば、下から上へ胸に挟んでいた分身の先端は、当然のように千鳥さんの口元に位置していました。
その位置で勢いよく放たれた相良君の精液は、そのまま千鳥さんの胸元だけでなく、唇や顎や頬にまで飛び散ります。
「ぐぐっ!」
千鳥さんの顔に己の体液が掛かるのを見て、相良君の分身はますます勢いづいて放出を続けます。
たっぷり全部を放ち切り、相良君は肩で息を切らしながら床に膝をつきました。
そして、浴槽に寄り掛かったまま放心状態でグッタリしている千鳥さんを膝に抱えて、浴用椅子に腰掛けました。
相良君は、膝のうえの千鳥さんの髪を何度も撫でつけ、頬や顎に飛び散っている自分の精液をまるで塗り拡げるかのように指で拭いました。
ヌルヌルと体液の付いた中指を半開きで乱れた息を漏らす千鳥さんの口元に運ぶと、千鳥さんが潤んだ目で相良君を見上げます。
「………」
相良君が無言で中指の先端を唇の中に当てると千鳥さんが相良君の指を誘い込むように口を開きます。
相良君は千鳥さんの下の秘口に分身を入れる時のように、千鳥さんの口に中指を押し込みました。
「ん……」
口の中を掻き回す相良君の指に千鳥さんの舌が絡み付きます。
「……………」
千鳥さんの舌は熱くて柔らかくて、それに指を舐られちゅっと吸われ、相良君の腰の後ろがまた疼きます。
「苦い」
ひと通り相良君の指を舐めた千鳥さんは、舌で相良君の指を押し出し呟きました。
「……すまん」
相良君は、頬をぽりぽりかくとシャワーの詮を捻りました。
千鳥さんの肌に温かなシャワーが降り注ぎます。千鳥さんのカラダの中は融けそうに熱くなっていましたが、千鳥さんの身体の表面はシャワーで濡らした後、長々と放っておいたため、少し冷えてしまっていました。
からだの中と外の温度差を埋める温かな湯が心地好くて、千鳥さんは相良君に抱えられたまま目を閉じました。相良君にいろんなことをされて、初めて見たり感じたりしたことで千鳥さんはグッタリともう動けません。
相良君は膝の上でグッタリしている千鳥さんの頬にシャワーを当て、そこに飛び散っている精液をそっと洗い流しました。顎の線にも指を這わせ、そこにも付着している白濁した液体を丁寧に落とします。
千鳥さんを洗いながら、自分の先端から体液が噴出した時の千鳥さんの表情が相良君の目に蘇ります。
怒りん坊できれい好きな千鳥さんが、怒りもせず、赤い頬で目をトロンとさせて自分の精液を受け止めてくれたのです。
「千鳥……」
思い出して感極まって、相良君は千鳥さんの頬を撫でました。
降り注ぐシャワーの中で、千鳥さんの赤い唇が開かれます。
「ん…、ソースケ……」
気怠げに自分を呼ぶ千鳥さんの唇に相良君はキスしました。
ぽってり柔らかい唇を吸って、舌を千鳥さんの口の中に侵入させて、千鳥さんの舌に触れます。
千鳥さんの舌は熱くて柔らかくて甘くて、相良君は夢中でそれを味わいます。
相良君の熱い舌に舌を絡め取られた千鳥さんは、また頭がぼうっとなってきてしまいます。
相良君はキスしながら、千鳥さんをぎゅっと抱き締めました。キメの細かな千鳥さんの肌が吸い着くようですごく気持ち良くて、相良君の躯は熱くなっていきました。
でも、こんなことをしていては千鳥さんをきれいに洗ってあげられません。
相良君は名残惜しげにキスを止めると、再び、千鳥さんの身体を洗い始めました。
肩や腕は言うに及ばず、脇の下から脇腹も、シャワーの降り注ぐ中、石けんを付けた手で綺麗に洗います。自分の体液をいっぱい掛けてしまった胸は殊更ていねいに洗いました。
「あ、ん…、ソースケ、それ、止めて…んん!」
相良君の大きな手が身体中を優しく這い回っているだけでも身体の芯が溶けそうだったのに、乳房を洗っているのか揉んでいるのか判別つかない手つきで触れられて、千鳥さんが相良君の膝の上で身をくねらせます。
「大人しくしていろ。胸はだいぶ汚してしまったからな」
「や…、ん!あん、いや…ん……」
胸の半球にくまなく指を這わせ、豊かなふくらみの天辺で可愛らしくツンを立っているピンクの突起も丁寧に指先で洗い立てられ、千鳥さんの口から漏れる甘い嬌声が浴室いっぱいに広がります。
ぷりぷりと固さを増していくソコの感触に相良君はこっそり唾を飲み込みました。
「んっ、…ん、やん、だめ……んっ」
千鳥さんの可愛らしい声が、相良君のお腹の奥へズンと直接響いてきます。
お腹の底が熱くなっていくのに耐えつつ、相良君は千鳥さんの白い腿に手を伸ばしました。
そこにも付着している自分の体液にシャワーを当てながらしっとり滑らかな肌を手で洗ってあげると、つやつやした張りのある感触がその内腿に挟んだ時の感覚を思い出させます。
思い出しただけでクラクラしてしまいますが、我慢して、相良君は千鳥さんの真っ白な内腿の奥へ手を伸ばしました。
「あ、あっ!んん!ソコ…、触っちゃイヤ!」
指が溶けそうなくらい熱く潤んだヒダを石鹸の付いた指でまさぐるように洗おうとしたら、千鳥さんがびくんと震えて、しどけなく薄く開いていた脚を閉じてしまいます。
差し入れていた手ごと千鳥さんの脚の間に閉じ込められてしまった相良君の額から汗がだらだら流れ落ちます。
「千鳥…。それでは洗えない」
掠れた声で何とか言葉を搾り出すと、千鳥さんはイヤイヤして言いました。
「ソコはっ、…いいの!」
「良くはないだろう」
説得を試みようと相良君は、閉じ込められて不自由な手をくにくに捻り、ヒダの中央に開いた穴に指を挿し入れました。
「ひ!」
ビクンと背を伸ばす千鳥さんに相良君は言います。
「ヌルヌルではないか。ココもきれいにしなければ…」
「ぁひ!…だめぇ〜!」
自分の中心に相良君の指を感じた千鳥さんはきゅっと太腿を更にきつく締めてしまいました。
「ち、千鳥……」
腕から感じる腿のそのきつさといったら、さっき自分のモノを挟んでいた時以上の締まり具合で、相良君は生唾をゴックンと飲み込みました。相良君の身体の中心に位置する器官の末端に血がどんどん上っていきます。
千鳥さんは千鳥さんで、身体中を相良君に撫で回され、一番敏感なところもまさぐられて、芯から融けそうに身体が熱くて、呼吸すらままなりません。
あふっあふっと濡れた赤い唇から甘く忙しない息を吐く千鳥さんに、相良君の我が儘ムスコがいよいよグンと頭をもたげて暴れ出します。
「あっ、あっ!……いや!だめ!」
お尻や背中に当たるカタく熱い物体の正体を瞬時に悟り、千鳥さんは強くかぶりを振りながら相良君に抱き付きました。
相良君の胸板で、遮るものもなく千鳥さんの豊かな胸がぷるぷる弾みます。
「ちど、りっ……」
相良君は、ぎゅっと目をつぶって一つ大きな息を吐くと、抱き付く千鳥さんを胸から引き剥がして後ろ向きに床に膝を着かせました。腕に力が入らず上体が崩れてしまいそうな千鳥さんを、相良君は後ろから浴槽の縁に掴まらせて支えます。
「千鳥……」
相良君は、千鳥さんの背中にのし掛かるように身体を密着させて、赤く染まった耳にささやきました。
耳に掛かる相良君の熱い息と、お尻に当たっているカタくて熱いモノに千鳥さんはふるふる震えました。
相良君の熱い分身が千鳥さんのお尻から腿へ場所を移っていきます。
「あ…、ん……」
腿の内側に弾力のあるカタいモノが触れ、千鳥さんの唇から吐息が漏れます。
(挿れられちゃう……)
浴槽の縁に縋って、身体の中心から蜜のように熱い粘液を零しながら身構える千鳥さんの両の外腿に相良君の大きな手のひらが触れました。
「もう一度、脚を貸してくれ」
え?と問い返すヒマもなく千鳥さんの内腿に熱い塊がにゅうっとまたもや差し込まれました。
「あ…?!」
内腿の一番上に差し込まれたソレは千鳥さんの蕩けて綻んだところにピッタリくっつきます。
「あ!ん…、そん、なぁ……ぁん!」
喘ぐ千鳥さんの腿を外側から、相良君の大きな手がぎゅっと押さえます。
「千鳥、もっと締めてくれ…。さっき手を挟んだように……」
耳たぶ噛んででささやく相良君に、千鳥さんは激しく頭を振りました。
「あ!ん!イヤ!こん、なっ…ぁぁん!」
相良君がくっついてる千鳥さんの柔らかく潤んだところが、千鳥さんの意思に関係なくビクビクひくひくしてしまい、千鳥さんは掴まらせられた浴槽の淵にぎゅうっとしがみつきました。
すると、腕だけでなく千鳥さんの全身にきゅうっと力が入り、千鳥さんの口から漏れた言葉に反して、相良君の要望どおり千鳥さんの太腿がきゅうっと締まります。
「く……はぁぁっ!これだ……」
相良君は、満足げな熱い息を吐くと、千鳥さんの細いウェストをガッシと掴んで、腰を前後に振りはじめました。
「あ!あ!…や、やだ!こん、な…っ、あ!いやっ、だめぇ〜!」
熱くてカタいい相良君のに柔らかく敏感なところを擦られ、気持ち良くって焦れったくて、千鳥さんが気が狂ったように悲鳴をあげます。
「やめて、よっ、…ばかっ!…あ!ああん!こんなの…も、いやぁぁ!」
浴室に響き渡る甘く艶やかな悲鳴に相良君は耳が痺れ、うっとり目を細めました。
「なぜだ?さっきも…くっ、した、だろう?」
「やら、の!…だ、め、なのっ!」
「なぜだ?君もずいぶん感じているようだが…」
千鳥さんの腿のむちっとした素晴らしい張りと弾力だけでも気持ちいいのに、ぬるぬる絶え間なく分泌されてくる千鳥さんの熱い粘液で絶妙の滑り具合も加味され、目に映るもの触れるもの感じるもの千鳥さんの何もかもが、相良君には気持ち良くてたまりません。
「きもちよくなん…かっ、あん!あん!…いやっ、だめ!」
「ちどり…、くっ!……ちどり!」
千鳥さんの甘い悲鳴に調子を上げた相良君は、ますます腰を激しく振りました。
相良君が腰を突き動かすたび、千鳥さんの白い背中が波打ち、そこから枝に実った豊かな果実のように垂れた乳房がぷるんぷるん跳ねます。
「あ!…ん!いや!いや!」
一方、相良君の動きが激しくなればなるほど、千鳥さんの腿にはきゅうっと力が入り、ますます相良君を悦ばせてしまいます。
今日初めて知った快楽に、相良君は夢中で腰を振りまくり、千鳥さんはもどかしい快感に首を振って悶え喘ぎまくります。
そうして、千鳥さんのかわいらしいお尻に激しく腰を打ち付けていた相良君がようやく「ううっ!」と呻いて止まりました。
ぴるっ…と千鳥さんの腿の間からカオを除かせた相良君の先っぽから白い液体が噴き出して、千鳥さんのお腹や浴槽の壁面をまた汚します。
ふううっと満足そうな息を吐いて、相良君はがっちり掴んでいた千鳥さんのほっそりしたウェストから手を離し、ずるずる崩れ落ちていく千鳥さんを抱き起こしました。
「千鳥…、大丈夫か?」
息を切らせている相良君に千鳥さんが涎で濡れた紅い唇から切れ切れの息で応えます。
「ん…ん、…そー…っけの…ば、か……」
千鳥さんの顔も体もすっかり艶やかなピンク色に染まっていました。
鈍い相良君にも、欲情していると一目でわかるカオでした。
相良君はゴクリを唾を飲み込んで千鳥さんにキスしました。
蕩けそうに熱く柔らかい千鳥さんの舌の甘い味わいにうっとりしながら、相良君は手をさっきまで大きくなっていた自分のをしっかり挟み込んでいた腿に伸ばしました。
みずみずしくしっとり張った腿を撫で、その合間の柔らかく潤んだところに指を這わせると、千鳥さんがビクンと撥ね、唇が離れてしまいます。
「そー…け、だ…め!……も、あたし…っ、あ!あ!」
相良君が指を熱く濡れひくひくうごめく穴に入れると、濡れた赤い唇を震わせながら、千鳥さんが細い悲鳴をあげます。
「やあ!も…さわんっ、ない…で!」
「しかし…これでは辛いだろう?熱くてとろとろだ…」
そう言って、相良君は指を一本追加しました。
「ひゃ!ひゃらよお!も…、こんな、の……やぁぁ!!」
挿れた指に食い付くようにきゅうっと締める熱いヒダヒダに相良君は目がくらくらしてしまいます。いつもは千鳥さんのココが相良君の大きくなったムスコをこうやってきゅっきゅと締めてくれるのです。
その時のことを思い浮かべながら、相良君は指をクリクリ動かしました。
「ひい!も、やっ……らめえええ!!」
千鳥さんはピクピクぷるぷる体中を震わせて、太腿をきゅっと閉じて相良君の指を咥えこんだままイッてしまいました。
「あ…ん……、んふっ……」
「千鳥……」
弾んだ息を吐く艶っぽい唇に相良君はまたキスしました。
くちゅくちゅとたっぷり柔らかい唇を味わうと、相良君はほうっと大きな息を吐いて、荒くなった鼻息を整えならシャワーを捻りました。
「んんっ、も…や………」
シャワーを浴びせられた千鳥さんは、相良君に弄くり回されたせいで降り注ぐ細かな水滴にさえ感じてしまい体がふるふる震えてしまいます。
「また精液がかかってしまったからな…洗い流さんと……」
そう言ってシャワーを浴びせながら、相良君は手の平で千鳥さんのお腹や腿にかかった体液を丁寧に洗い拭います。相良君の大きな手の平で体を撫でられ、体の奥がジンジンしてる千鳥さんは、もう息が出来ません。
「あ…たし……もぉ……ダ、メ……」
力尽きたように千鳥さんの細い首がカクンと折れます。
「む…」
相良君のむっつり顔の額に汗が浮かびました。
「み、みず……」
息も絶え絶えな千鳥さんの様子に焦り、相良君はいそいそと千鳥さんを抱えてお風呂場を出ました。
時計を見ればずいぶん長い時間お風呂場にいたようです。
相良君は、手早く千鳥さんと自分の体を拭うと腰にタオルを巻き、ぐったり床にへたり込んでいる千鳥さんをバスタオルでをくるんで抱え、リビングに向かいました。しっとり濡れてる千鳥さんの長い髪の先から水滴がぽたぽた廊下に滴ります。
リビングのソファに千鳥さんを下ろして、相良君はキビキビ台所からコップに汲んだ水を持って来ました。そして、力無くソファに横たわっている千鳥さんを助け起こします。
「千鳥、水だ。飲めるか?」
相良君は千鳥さんの唇にコップをあててあげました。
「ん…」
千鳥さんの紅い唇が開き、相良君がコップを傾けてあげると、こくんこくんと千鳥さんの細くて白い喉が上下します。
それを見つめているうちに相良君は腰の後ろがむず痒くなるような感覚におそわれましたが、じっと息を詰めてそれをこらえます。
やがてコップが空になり、最後の一滴が千鳥さんの紅い唇の端からつう…っと滴り落ちました。
「もっと…、飲むか?」
ますます腰の後ろが落ち着かなくなりながら相良君が聞くと、千鳥さんが赤く染まった目元で恨めしそうに相良君を睨んで、赤い唇を開きました。
「うそつき……。エッチなことしないって言ったのにぃ〜」
上目遣いな千鳥さんの表情で、尚のこと腰がむずむずするのをこらえながら、相良君は首を傾げました。
「何のことだ?エッチなことなどしていないではないか」
むっつり言い放つ相良君に、千鳥さんがむくっとソファの上で起き上がります。
「あんなことしといて、なにトボてんの?」
千鳥さんの目が剣呑にキラキラ光っています。
それを見返して相良君は、むずむず更に首を傾げます。
「とぼけてなどいない。挟んだだけではないか……」
「いっぱい出したでしょ!」
「だが挿入はしていない」
「だからって…」
「エッチとは挿入を伴う行為のことだろう?」
「……は?」
「君が前にそう教えてくれたのだぞ」
千鳥さんは目をパチパチさせて考えました。
そういえば、日本語の隠語がわからない相良君に「えっちとはなんのことだ?」と訊かれて「セッ○スのこと」と教えたような気はします。更に「セック○とは性交渉のことだな?」としつこく確認されて辟易しながら「そーそー」とか答えたような気はします。
しますが――
「ぶわっか言ってんじゃねーわよ!」
あまりのことにクラクラしてきて頭を押さえる千鳥さんに、相良君は胸を張って訴えました。
「どこが馬鹿なことなのだ?君が挿れては駄目だぞ言うから俺は挟むだけにしたのだぞ」
威張って言う相良君に千鳥さんの頭の配線がブチ切れます。
「こんのっ…大馬鹿!!全部よ!ぜんぶ!エッチがアレのことだけのはずないじゃない!あんたがお風呂でやったこともぜえええんぶっ、エッチよ!!」
「む……」
相良君は額に汗を浮かべ一瞬怯みましたが、すぐさま逆襲に転じます。
「全部のはずなかろう」
キッと睨む千鳥さんに相良君は言います。
「髪を洗うのがエッチか?」
千鳥さんはうっと返事に詰まりました。確かに髪を洗ってくれた時は、相良君はエッチなことはしていません。ただ、終わったときに股間がとっても元気な状態にはなっていましたが。
千鳥さんが言葉に詰まったのをいいことに相良君は更に畳みかけました。
「違うだろう?身体を洗うのも違うはずだ」
「…………それは、違くない」
「なんだと?」
「だって……、ソースケ、手つきがえっちくさかったもん」
ぽっと頬を赤くして千鳥さんが言いました。
「………。君の定義は主観的かつ流動的でわかりにくい。それでは、どこからどこまでがエッチではないのわからん」
やれやれ。とでも言いたげに相良君は頭を振ります。
千鳥さんはそんな相良君にムカムカが止まりません。
「うっさい!このトンチキ!なによ、一人だけキモチ良さそーに、何度もイッちゃってさ!ふざけてんじゃないわよ!!」
叫んでツンケンしてる千鳥さんに、相良君はじっと考え込みました。
「君も充分、気持ち良さそうしていたと思うのだが、なにがそんなに食わないのだ?」
「き、気持ちヨクなんて、なかったもん!」
「いや、ずいぶん濡れていたし、二度イッただろう?」
「いい、いってなんか……!」
「いや。俺の指と口でイッていた」
「んなっ……ソ、ソースケなんてナニよ?!一人で何度も節操なくぴゅーぴゅー出したくせに!」
相良君はそこでハタと気づきました。
「千鳥……。ひょっとして……、君は挿れて欲しかったのか?」
相良君は朴念仁でありました。それも律儀な朴念仁でした。どんなにしたくなっても、千鳥さんが駄目だという最後の一線を懸命に死守したのです。
どんなに千鳥さんがあふあふ気持ち良さそうにしていても。どんなに千鳥さんが発情して見えようとも、駄目と言われたので挿入だけは我慢していたのです。
そんなあわれなくらい律儀な朴念仁の相良君にまじめ〜な口調で問われて、千鳥さんはみるみる真っ赤になりました。
「んなっ!な……?!」
金魚のように真っ赤になって口をパクパクさせている千鳥さんに、相良君はしたり顔で頷きます。
「まったく君の強情さには呆れる。して欲しいことは、ちゃんと言ってくれないと俺にはわからん。では、今から挿入しよう」
そう言って相良君は、バスタオルで胸から腰を覆っただけの千鳥さんの細い足首を掴んでがばっと広げました。
「ちょ!」
頭上で千鳥さんの声を聞きながら、相良君は露わになった千鳥さんのヒミツの花園をのぞき込みます。
さっきまで相良君に弄り回されていた千鳥さんのソコは赤くぬらぬらと濡れ光っていました。
相良君はどこかウキウキした様子で、片手を千鳥さんの脚から放して、タオルの下で出番を待っているきかんぼうのムスコに伸ばしました。
その瞬間のことでした。
相良君の手から自由になった、千鳥さんのしなやかな細い踵が相良君の頭めがけて降り下ろされたのでした。
げいんっ!と延髄に踵落としを食らった相良君が床に昏倒します。
「こんの…バカ!!」
その背中を千鳥さんがゲシゲシ踏みつけます。
相良君は律儀な朴念仁でありましたが、千鳥さんは筋金入りの意地っ張りでありました。
「ソースケのバカ!エッチ!すけべ!トーヘンボク!節操なし!無神経!!…バカ!ばかばかばか!!」
「ち、ちどり、痛いじゃない……ぐわ!」
なんとかよろよろと起き上がった相良君の背中に、千鳥さんはバスタオルが落ちるのも構わず、更に飛び上がって両足でスクリューキックをかまして、リビングの外に蹴り出します。
「ちっ……」
振り向いた相良君の目に、ドアの境で仁王立ちした千鳥さんの胸で、美しく突き出すように盛り上がった乳房がぷるんぷるん揺れているのが写ります。
「帰れ、この無神経バカ!!ご飯もおやつも抜きよ!あんたになんか、もうご飯作ってあげない!!」
ほけっと、美事に突き出た揺れるおっぱいに見惚れてる間に、相良君の鼻先でバタンとドアが壊れそうな勢いで閉められてしまいました。
相良君は、ドアの前で切々と訴えます。
「千鳥。何故、そんなに怒るのだ?君が挿入を欲していたのに気が付かなかったのは悪かった。だから、その分誠意をこめて――」
「じゃかあしい!!」
バタンとドアが開き、相良君はきっちりバスタオルをまき直した千鳥さんに再び鼻面を蹴り飛ばされました。
床に大の字に伸びた全裸の相良君に、相良君の服や鞄がに降り注ぎ、再びバタンとドアは閉められてしまいました。
「ち、ちどり……」
後は、相良君が幾らそこから話しかけようとも千鳥さんからはウンともスンとも返事がありません。
千鳥さんにムシされた相良君は服を着て、すごすごと尻尾を丸めてセーフ・ハウスへ帰るしかありませんでした。
おやつを食べ損ね、しかも出すものもは出していたので(それも何回も)、お腹がぺこぺこです。
しかも、千鳥さんの機嫌をずいぶん損ねてしまったようなのも相良君のもの悲しい気持ちに拍車をかけます。
意地っ張りの千鳥さんは怒ると結構しつこいのです。
これで、しばらくのあいだ、挿入はもちろん、その代替行為もしてもらえないかもしれません。
千鳥さんの、小さくて温かい手のひらや、ふわふわに蕩けそうにぷるんとした胸や、むちむちプリプリした腿を自分の分身で味わうことが出来ないかも、と考え、相良君は大きなため息を切なさそうに吐きました。
一方、相良君を追い出した千鳥さんです。
相良君に弄り回された躰がきゅんきゅん切なくて溜まりません。自分の指では届かない奥の方がきゅうきゅうカタイものを締め付けたがって、疼いているのです。
そのカタイものの形や大きさや熱さまで、手でも胸でも脚でも思い出してしまうのが、奥の方の切ない感じをいや増します。
でも、カラダの熱を持て余しながらも、悔しくて仕方のない意地っ張りの千鳥さんは、相良君への仕返しを胸に誓っていました。
(ソースケのヤツぅ!覚えてなさいよ!ヒトのからだ好き勝手してくれちゃって!……絶対、ギャフンって言わせてやるんだから!!)
相良君の『禁欲生活』は、残すところあと3日です。
怒れる千鳥さんがナニをどうするつもりなのか、はたまた、無事にその日を迎えられるのか、まだまだ予断を許さないようです。
以上です。
ずいぶん前に書き終えていたのですが、規制で投下できずにほっぽってました。
しつこく続いてるのですが、また忘れた頃に投下させてもらうかもです。
乙!ごちそうさまです!!!!!
乙乙!!!
相変わらず素晴らしいです、ありがとうございます!
もう続き読めないのかと思ってさみしかったけど規制されてたのね
GJ&乙でした
千鳥さんの逆襲楽しみ
乙です〜
かなめの仕返しも楽しみです〜
投下乙です!
続きを楽しみにしています!
えええい! 最終巻はまだか!
富士見フアンタジー文庫の販売日は毎月、何日?
401 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 21:44:08 ID:GGR7DxZh
ラノベの部屋4読んだ、よかったwwwwww
もっと宗介×かなめのエロパロ or ラブラブが読みたいんだがまとめでも個人サイトでもいいからおまいらのおすすめ教えてくらしゃいっ!
さすがに個人サイトは教えられんじゃろ〜…
宗かなで検索すれば色々出てくるんじゃね?
403 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 23:41:12 ID:q8H8bSk+
捕手
保守ついでに会話のみ小ネタを…
ド素人ですすみませんエロくないです
とある洗面所の蛍光灯の下。二人の男女が向かい合っている。
「ちっ千鳥…!?いきなりどこを触って…!」
「ど、ドコって…ダメだった?」
「いや、ダメというわけではないが…しかし…」
「だ、だって、こんなに膨らんでるし…
てか、あんたこんなとこで一人でするつもりだったの?あたしもいるのに…」
「いや、それは……君に負担がかかるのではないかと思ってな。
もし君が一緒にしてくれるのなら、俺は助かる」
「なら、手伝わせてよ。ここ、握るね…ど、どう?」「あぁ…いいぞ」
「そう?もう少し強くするね」
「……!で、では、そうだな…もう少し下を握ってくれないだろうか」
「こ、こう?」
「そ、そうだ。いいぞ…少し、動かそうか」
「っソースケ、急に、なんかいっぱい出てきてるよ…!」
「んっ…そ、そうか…?いや、大丈夫だ…」
「ほんと?やっなんか、ドクドクしてる…!」
「千鳥」
「へ?」
「すまない…」
ドピューーーーーーー!!!!
「んもう、どーすんのよ!!!あんたが直せるっつったんでしょ、あんたが!!」
「そうだったか」
「そうでしょーが!!」
「しかし、ここの水道は俺が以前修理したことのあるものとはまるで勝手が…」
「言い訳無用!!どーしてくれるのよ、これ!前より水漏れ酷くなってるっつーか水浸しなんだけど!」
「…それは、その…申し訳ない」
「はぁ…もういい…あんたに頼んだあたしがバカだったのよ…
ちゃんとした修理屋さんに電話するから、あんたはそこしっっかり押さえときなさい!」
「了解した。……その、千鳥、夕飯の件なんだか…」
「…水道破壊しておいて、今それ言う?フツー」
「そうだな…約束は果たせなかった。残念だが、辞退しよう…」
「あのー、人の話、聞いてる…?」
「なんだ?」
「もー……あげない、なんて言ってないでしょうが。一応、頑張ってくれたんだし…」
「それでは、その、」
「ちゃんと修理してもらって、掃除してからよ!」
「了解した!」
うぅやっぱダメだorz
神職人さん待ってます
お目汚しほんとすみませんでした
>408
こういうの好きだ、GJ
またやってくれ
GJ!!
宗かなで検索しても絵サイトばかりヒットするな、SSがほとんどない・・・。
おまいらのおすすめ教えてくれよ、まとめサイト以外で。
FMP RingLinkっていうフルメタの二次創作リンクがあるから、そこで調べればちょいちょい見つかるよ
検索エンジンにもよるしな
「最速一括検索エンジン」で
各検索エンジンを使うと、それぞれ違う結果が出て面白い
414 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 22:40:53 ID:ppE/Pm0d
新刊の発売日決まったらしいね
415 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 00:10:19 ID:psoP3wQd
この手の釣りはもう秋田……
まじかよ orz
マジかよー
最終巻でレナードや俺のサビーナたんが消し炭になっちゃったらどうすんのよ
早くなんかサビたんペロペロなヤツ書いとかないと……
いよいよ完結、か
胸が熱くなるな…
フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) 富士見ファンタジア文庫
まじだよ
なんかタイトルからしてハッピーエンドだな
よかった
上かよwww
下は来年かね。
421 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 15:53:40 ID:gGbaz7YI
上下二ヶ月連続発売か…ハッピーエンド信じてるからガトー!
長編で「クラスにキモイオタがいてそいつはデブで女子をみてはぁはぁいってた」とあるんだよな・・・
そういうネタで書いてみようかなって思うんだが
うえ・・・どこだっけ?
MMDの時ですな。
>>170 すっごい今更だけどwikiの3サイズから見ると
Eカップはあるべかなめ
ロケットおっぱいって本文中に出てくるくらいだから、
そりゃ巨乳だよなあ。
428 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 01:34:01 ID:vyC0mFtx
金>赤>栗>黒>桃>青
ロケットおっぱい……胸熱
>>426 166cm・体重50kg・B88cm・W59cm・H87cmかあ。
イラストを素直に見るとBとHは90cm超えてそうな気もする。
イラストではロリ体型設定の常盤でさえ、ある程度メリハリがある体型に描かれてるから、あまりあてにならんぞ
ラノベのイラストでは、女性キャラはメリハリを強調して描かれることがありがちだものな。
かなめなんて、カットによってはBがWの倍くらいに描かれてることさえあるぞ。
サッカー日本代表のユニを着て観戦するかなめ。
一プレーごとにソースケにヘッドロックをかけたり、首を絞めたり、そんな感じなのを誰か書け
平日の昼間だがんなこたどうでもいい
かまわず投下する
パソコンが規制の巻き添えをくったようなんで携帯からの投下
なんか不手際があったらすまん
話の流れ的には
れいーぷ→どうしてこうなった
宗介がクズでかなめが不憫なことになるんで注意
「ちょっ!ソースケ!!あんたなにいきなり……きゃあ!!!どこ触って……ッッッ!!!」
非難の声をあげようとしたかなめの口に、水色の布巾がねじ込まれる。それによって彼女は悲鳴すら封じられる。
目の前には血走った目をした宗介がいた。彼はかなめを押し倒し――冬。放課後の生徒会室――そのリノリウムの床に貼り付けにすると、荒い息を吐いて彼女を見下ろしていた。
瞬間、かなめの背に怖気が走る。生命の危機にはなんどとなく曝されて来た。それとは別種の怖気が彼女の背を駆け上がる。
今まで感じたことのない感覚に、かなめは必死で宗介の下から脱出しようともがいた。
「無駄だ」
宗介はそう呟くと、かなめの肩を手で押さえて、たやすく彼女の動きを封じてしまう。
体力も技術も比べ物にならない。戦士としては小柄な宗介は、力づく、という暴力に対するために技術を磨いてきた。ただ元気なだけの女子高生など、文字通り赤子の手を捻るよりも簡単に拘束できる。
かなめは彼の言葉と肉体の圧力に、自分の抵抗ごと押し黙る。
放課後の教室で二人きり。口には布を押し込まれて、強引に押し倒された。なのにかなめは、心のどこかで安心していた。彼の行動は合理性に則って行われる。
きっとこの行動にも、彼なりの論理があるに違いない――そういった信頼がある。きっといつものように、ちっちゃな物音に過剰反応してこんなことをしでかしてしまったのだ。かなめはそう考える。
キリスト教の国で育った彼女は、だのに性悪説を信じることができない。
「ふっ……んッッ!!」
そんな彼女の信頼は、股間に感じた圧力によって、粉々に打ち砕かれてしまう。
宗介の腰がかなめの太腿の間に、強引にねじ込まれてきたのだ。股を無理矢理割られた。
今まで自分以外誰にも触れられたことのない部分に、何か熱く硬いものが押し当てられている。かなめは一瞬でその突起が、破裂寸前にまで勃起したペニスであると理解する。
なんてものをおしつけるんだ。かなめは声を上げたい。罵倒の言葉を発したい。だのに布が邪魔をして、呼吸すら困難だ。彼女は非難の念を込めて宗介の顔を睨みつける。
あまりの強い視線に宗介は顔を背ける。しかし首から下は、貪欲にかなめの体を求め続けた。宗介の右手が鷲のようにかなめの乳房を握り潰す。残った左手が、彼女のショーツの中に無理矢理ねじ込まれた。
硬い男の掌の感触。敏感な部位をなぞる。かなめの豊かな肢体が弓なりに仰け反ろうとして、その動きさえ強引に抑え込まれる。
痛いのか気持ちいいのか悪いのか――それさえもわからなかった。
初めて異性に触られた。痴漢や変態に尻を触られたことはある。自分の体が異性を興奮させてしまうと、ある程度理解している。
しかしこんな風に直接、まっすぐにまさぐられることは、彼女にとって初めてだったのだ。
宗介の手がワイシャツの間から、中に差し入れられる。ブラジャーのホックの外し方など知らない。宗介はワイシャツのボタンを二つ外すと、淡い水色のブラジャーを上にズリ上げた。
「ゃっ……!」
成長途上の瑞々しさと、顔をうずめるのに十分な大きさを兼ね備えた豊満な乳房が外気にさらされる。
異常な状況に対する興奮と、ズリ上げられた際に乳首がプラジャーに擦れて、かなめの桃色の乳首が硬く勃起してしまった。宗介はその突起をくびるようにつまむと、指の間で捏ね回した。
「揉むと、硬くなるのだな……」
「ひ、ひぐっ……ふっ!!」
勃起してしまった乳房を宗介に指摘されて、かなめは初めて自分の体の変調に気づく。
突端を擦られる度に、今まで感じたことのない感触が乳房を熱くする。
自分の乳首は勃起しているという。股間に押し当てられた彼の股間に起きたことと同じことが、自分の乳房にも起きていると思うと、かなめは一瞬眩暈を覚えた。
「……少し、濡れて来たようだな」
かなめの股間をまさぐりつつ、宗介はそんなことを言った。
右手では乳房を、左手では股間、女性器をまさぐりつつ、彼は少ない性知識を総動員して考えていた。
初めて女性器に触れて驚いた。予想以上にモチモチとしていた。解剖学的には、この皮膚の下には直ぐに骨があるはずである。ある程度の硬さを予想して股間に触れたのに、指が埋まりそうなほど柔らかくて驚いた。
宗介はかなめの股座を揉んだ。親指の付け根が陰毛に擦れる。親指を除いた四本指で、彼女の足の付け根を乱暴に掻き毟った。
初めは乾いていた。かなめの肌はもともとしっとりとしていて、吸い付くような感触であったが、それでも乾いているといえば乾いていた。
それが今は濡れている。宗介はかなめの股間から左手を抜くと、自分の鼻先にそれを近づけた。臭いを嗅ぐ。かなめはそんな彼を見て、乳房や股間をまさぐられたときよりも大きな羞恥を感じた。
「……すまん」
宗介は掌のにおいから、かなめが僅かに失禁していることに気づいてしまった。掌から汗、愛液のにおいに混じって、僅かに尿のにおいがした。
この尿がどういう理由から漏れたのかはわからない。ただ乱暴に股間を弄られて、衝撃で出ただけかもしれないし、自分に恐怖して漏らしたのかもしれなかった。
どちらにしても、この暴挙を止めるには十分すぎる理由だ。
だのに宗介はかなめの体の束縛を、一切緩めるようなことはなかった。性的に羊の皮を被った狼である宗介は、かなめのにおいを嗅いで、酷く興奮してしまう。彼の股間がこれ異常ないまでに反り返った。
宗介はかなめに濡らされた手を、ベロリと舐め上げた。その様を見てかなめの頬が更に赤く染まる。摂取された。味わわれた。そのことは裸体を見られたことよりも鮮やかに、かなめの脳を焼いた。
宗介は唾液に濡れた手をかなめの股間に伸ばすと、その割れ目に唾液を馴染ませるように指先を前後させ始めた。表皮の合間から差し入れられた指が、僅かに粘膜に触れる。
濡れた指先と粘膜がにちゃにちゃと音をたてる。男の体液と女の体液が入り混じる音を聞いて、かなめは顔から火が出るような心持になる。彼女はその音から逃れようと身を捩ったが、相変わらず、宗介の束縛から逃れるのは容易いことではなかった。
「下着を濡らしてはいかんな」
宗介は大分今更なことを言った。かなめのショーツは既に、幾ばくか湿り気を帯びてしまっている。
宗介はかなめの両足をまとめて肩に担ぐと、ショーツに指を掛け、手早く抜き取ってしまった。
剥ぎ取られるという生々しい行動に、かなめは僅かに抵抗する。足の甲を反して、ショーツを完全に剥ぎ取られてしまうことを避けたが、ただ片足に薄布が残ったというだけで、性器が露出するということには何の関係もなかった。
いやだ。見ないで。と彼女は股を閉じる。その太腿の間に無骨な指が捻じ込まれ、あっさりと抉じ開けられる。かなめの下半身は女としては頑丈な部類に属する。
先天的な長さと緩やかさ、後天的な筋力としなやかさと兼ね備えた彼女の下半身は、雌の色香を多分に感じさせるが華奢とは程遠い。太くも細くもないが、メリハリのきいた下半身をしていた。
宗介はその太腿を掴んだ際に、彼女の強張った筋肉を指先で感じた。
いい肉だと思う。皮膚の下にある赤身もきっと、彼女の見目と同じく美しいに違いない――宗介はかなめの膝裏に舌を這わすと、そのままふくらはぎを舐め上げた。
「ひっ……うん!…ひぃあっぅっっ!!」
くすぐったさに喉が引き攣る。かなめは物言えぬ口から短く息を吐いた。
リノリウムの硬いベッドの上で無理矢理制服を剥ぎ取られた。
今まで異性どころか同性、家族にさえ触れさせた事のない部分を乱暴にまさぐられた。今は一糸纏わぬ下半身をはしたない形に割られて、膝の裏を舐め上げられている――窓から射し込む夕日の赤。
ここが放課後の学校であると今更思い出して、かなめは酷く倒錯的な気分に襲われた。
その倒錯的な気分に浸る間もなく、彼女の耳に恐れていた音が届く。
ジィーッ、という金具が擦れ合う音。チャックを下げる音が届いて、彼女いままでより更に強く身を捩る。だがその抵抗も虫の足掻き。宗介は蒸れた自分自身をトランクスから取り出しつつも、彼女を自由にするようなことはなかった。
「暴れないでくれ……なかなか入れられん」
「ひぃあ……ふぅっ…!!……ぅん!!!」
怒張する男性器を見た。これもまた、かなめにとってはじめての経験であった。
しかもその男性器は、他ならぬ自分の肉体に対して欲情しているのだ。
聳え立つ剛直。夕日に照らされて赤々と燃え立って見える。先端から滴る我慢汁は、山頂から流れ出る溶岩に見えた。実際、性器に押し当てられたその粘膜は、焼けるように熱く感じられる。
宗介は右手でかなめの左足を、左膝でかなめの右足を拘束すると、かなめの処女地に自身のいきり立った先端をぐりぐりと押し付けた。
互いに異性を知らない粘膜と粘膜が擦れあって、どちらのものとも知れない粘液でその全貌をてらてらとと光らせる。
一見するとスレンダーなかなめの股間は見た目以上に伸び縮みがいい。
穢れを知らない割れ目に先端を捻じ込んで、スプーンでコーヒーとミルクを混ぜるようにくるくると弄ぶと、割れ目の周囲の柔肉が吸盤のように吸い付いてくるのだ。
「ひっ、ふっ……んんっっ!!」
今はまだ痛くはない。だがこのままことが進めば、彼の股間は自身の身を容易く引き裂くだろう――そう思い、かなめは激しく身を捩る。
背を仰け反らせ互いの性器と性器を引き離しにかかる。床に足を叩きつけて、バタンバタンと物音をたてた。
流石にここまで暴れられると挿入するのが難しい。宗介はなかなか照準の定まらないことに焦れて、かなめの頭を左手で床に押させつけた。
額に感じた圧力にかなめは一瞬怯む。その瞬間に股間に衝撃が走った。
ズシリと内臓を持ち上げられるような重さと、皮膚が焼けるよな熱さを同時に感じる――そしてそれが破瓜の痛みであると、彼女はすぐさま悟った。
「〜〜〜〜〜っっっ!!!」
かなめは言葉にならない叫び声を上げる。口に含んだ布は唾液を含んで、ますます彼女の呼吸を阻害する。
腹を裂く肉棒の感触を、かなめは膣で備に感じていた。岩のように確かなものが嘴のような鋭さで胎内にメリ込んでくる。
叫びとは発散だ。腹にたまった鬱屈やストレスを吐き出すために行われる。
感情の涙にストレスホルモンが含有されるように、叫びの音の粒子にも、ストレスの粒が混じるのかもしれない。
その叫びさえ殺されて、かなめは叫びで発散されるはずのストレスを爆発させるように大粒の涙を滴らせた。
その涙に宗介が気づかないはずがないのに彼は、腰の律動を緩めるどころかさらに激化させ、かなめの汚されたばかりの穴を乱暴に貪る。
「ふっ……かなめ……くっ……」
宗介は腰を振りつつ短く喘いだ。
ともすると泣き声に聞こえる。何かに耐えている様でもあり、何かを発散しているようであった。
宗介の声は聞こえど表情は、かなめからは陰になって窺い知ることが出来ない。ただその呵責のない一突き一突きだけが、宗介がかなめの体に夢中になっているということを如実に物語る。
あまりの激しい出し入れに、空気と愛液が混じりあい、かなめの挿入口を白っちゃけた泡が汚す。宗介が生の肉棒を引き抜く度に新たな泡が現れ、肉棒がかなめの底を深く穿つ度に、白い泡が破裂した。
ブヂュブヂュブヂュと骨で肉を潰すような音が上がる。生の蒸れた肉棒が膣壁を鑢のように擦り、子宮口にその先端をゴツゴツと叩きつけるたびに、かなめの肉体が意思とは無関係に反り返る。
「ひっ、ひっ……ぃたぁ……ひっ!」
仰け反りとピストン運動の衝撃によって、かなめの口から半ばまで布が抜け出る。
声を出す気になれば出せる。かなめは一瞬大声で叫んでしまいたい衝動に駆られたが、窓の外、校庭から聞こえる部活動の喧騒に気づいて、無理矢理その声を押しとどめた。ここで大声を出せば、誰かにこの痴態を目撃されるかもしれなかった。
何も見られなかった。胸を肌蹴、大股を開き、泣きながら肉棒を出し入れされる自分の姿も、そんな自分に欲情し、我を忘れたように腰を振る彼の姿も、誰一人にさえ見せたくなかった。
かなめは四肢を投げ出す。物理的にも心理的にも、自分は宗介に屈服させられている。自分の力では彼の体を跳ね除けることは出来ないし、声は出せても誰の耳にも入れたくない。
かなめはただ宗介に聞こえるか聞こえないかの声で「いたいよ、いたいよ、そーすけ」と呟き続ける。だが宗介は腰振ることを止めない。
時折切なそうな声で「かなめ、かなめ」と彼女の名を呟いたが、それはかなめの言葉に返答しているわけではなく、ただ息継ぎするだけでは味気なさ過ぎるから声帯をか、な、めと動かしたに過ぎなかった。
「出すぞ」
宗介は短くそう言った。そして腰振りの速度を上げる。グラインドの幅を狭くして、腰を痙攣させるように小刻みに肉棒をかなめの膣内で前後させた。
かなめは考える。だすぞ。ダスゾ。dasuzo。何のことだか一瞬では理解できなかった。
しかし必死すぎる宗介の腰振りから、彼女はその「出すぞ」が、胎内に精液を流し込むことを意味すると、やっとのことで理解する――だが、理解したときには、もう、遅い。
「かなめ」
名を呼ばれたことにかなめは身を硬くする。強張った彼女の中に、宗介の破裂寸前の肉棒が今までより更に深く埋没する。互いの陰毛が擦れ合って、砂を潰すような音が立つ。股間の土手が宗介の腹に押し付けられて、柔らかに押し潰れる。
水気を増した彼女の膣から白い泡があふれて、彼女の尻肉の間を伝い落ちる。
小刻みなピストンから、一発一発が重いピストンへ。宗介の裏筋がかなめの再奥に強く擦りつけられる。充血したカリに中のヒダが纏わりつく。
濡れた和紙が重さを持って吸い付くような感触。今までに感じたことのない快感に、宗介はとうとう限界に達する。
かなめの中、これ以上は捻じ込めないという所で張り詰めた肉棒は、程なく脈動し、彼女の中に濃厚な白濁液を吐き出した。
「うっ」
彼女の中で若い肉棒がビクビクと痙攣する。勢いよく噴出された精液が、子宮口にビチャビチャと衝突する。
痛い。熱い。粘つく。ぬめる。重い。苦い。うるさい。
破られたばかりで敏感になっている彼女の膣は、肉棒の痙攣どころか子宮に流れ込む精液の感触さえあますところなく感じていた。
だが中出しどころかセックスが初体験の彼女は、その感触が自分を孕ますかもしれない感触だと理解できない。
目の前で虚ろな目をして静止した宗介を見上げて、かなめは言う。
「あ、熱い、よ、ソースケ……ねぇ、いま、中で出してるのってさ――」
「あぁ……精液だ。今、出している――君の中に」
宗介は小便を出した後のように、かなめに挿入したままでぶるっと震えた。その奮えとともに、射精を終える。
宗介はかなめの中から肉棒を抜き出す。ズルリと抜け出たそれに纏わりついた精液が、彼女の傷口に似たそこからドロリと流れ出た。
宗介は膣から流れ出る白濁液を珍しいものでも見るようにしげしげと眺める。その視線にかなめが気づいて股を閉じようとした瞬間、足の筋肉とともに膣にも力が入り、絞められた彼女の中から更に多くの粘液が流れ出た。
宗介は濡れた肉棒を外に出したままで膝立ちになる。彼の束縛をとかれたかなめもまた、上体を起こし虚ろな目で宗介を眺めた。
爬虫類のように何を考えているのかわからない宗介の顔から視線を落とし、今だ空を突く肉棒を視界に入れる。それは愛液や精液といったエロスの残滓だけでなく、血というタナトスの残滓によっても濡れていた。かなめは言う。
「ソースケ……ソレ、血が出てるよ?――怪我しちゃった?」
宗介の爬虫類のような顔に困惑の表情が浮かぶ。
彼は少し間を空けて「これは俺のではない。君の血だ」と言った。
当たり前のことを聞いた。当たり前のことを言われた。かなめは喧騒が聞こえてくる窓の方を見ると、なにか諦めたような声で呟く。
「そっか、そうよね――だってあたし、少し前まで処女だったんだもんね」
金属が物を叩く甲高い音が聞こえたかと思うと、夕暮れ時の太陽に向かって白球が舞い上がった。
窓の向こうの白球は、今この瞬間はまだ白いままだが、次の瞬間には泥濘に落ちて、薄汚く穢れるのかもしれない。
*
隣の男を疑わないと決めて幾月かが流れたが、今だ私はこの男を信じている。
「なんだか色々あったけど、あっという間だったわね。今日が生徒会として最後の仕事になったわけで……とりあえず、お疲れ様、かな?」
「そうだな。今年一年――厳密には9ヶ月だが、君には世話になった。お疲れ様、だ」
などとこの男は言う。
当たり前の調子で当たり前の顔をするこの男に処女を奪われたのは、木の根元も乾かぬようなつい先日、三日前のことなのに、なぜ彼はこうも普通なのか。普通なら普通の顔など出来ないのではないだろうか。
彼が普通でないことは十分知れたことだが、その彼に流されて、普通に会話してしまう自分にも少し驚く。
あの後のことは良く覚えていない。よく覚えていないというより、覚えている必要がない。あまりに普通過ぎた。彼に手を取られ立ち上がり、身支度を整えた後の私達は、日常の隅で埃を被るほどのいつもどおりの会話をして、いつもどおりの帰途についた。
どこまでも鈍感な私達の生活は、あの程度のでは引き裂かれはしないのかもしれない――引き裂かれたのは、私の身体だけだったのかもしれない。
「あのさ……なんか、食べてく?」
と私は言った。
学校からの帰り道、新年の空のあまりの寒々しさに、このまま彼を帰してしまうのはあまりに無慈悲に思えたからだ。
夜の商店街の明かりに横顔を照らされて、少し躊躇いがちに、彼は言う。
「……いいのか?」
「え……まあ、うん。きょうは……二人で打ち上げってことで」
「打ち上げか」
「うん。そういうのも……いいかも」
商店街のはずれに、小さな焼き鳥屋があった。その前を通り過ぎるときに、店内から演歌が聞こえた。『矢霧の渡し』。ムードはないけど、なぜか強く印象に残った。
「……でね?そのシオリの彼氏が、急に『別れたい』って言い出してきたんだって」
「そうか」
「変でしょ?ついこないだまで、あんなにラブラブだったのに。あたしも何度か会ったことあるけど、すごく真面目そうな人なんだよ?
もうシオリの奴、すごいテンパっちゃって。わけわからなくなって。夜中の三時にあたしんとこ電話してきたりして」
「ああ」
私は沈黙が怖くて矢継ぎ早に話をする。
本日を持って私の、生徒会生活は終了した。
同じ生徒会の一員であった彼の尻拭いをするのも、今後は少し減るだろう。そう思うと何故か寂しくもあって――彼と一緒に帰ることはあっても、生徒会の用事で遅れて、暗がりの町を一緒に歩くことはもう、ないのかもしれない。
だからか、だからだろう、この時間が酷く貴重なものに思えて私は矢継ぎ早に話をする。
「――っちゃうのよ。なんか誤解してたみたいで、こないだ映画行ったとき一緒にいたオノDが……って」
「そうだな」
「あー、もうっ」
だと言うのに隣の彼は、どこか上の空で私の話に抜け殻のような返事ばかりしている。
私は焦れる。時に異常なほど行動的な彼が、こんな靄の中にいるような反応をするのを、私は心の中で酷く嫌悪した。
*
「あんたっていつもそう。大事なことは自分のなかに押し込んで、一つも話してくれないのよね」
彼女はその強い視線で俺を睨みつけ、震えるような声で言った。
「一つも話してくれないくせに、やることだけはいっちょまえで。なにそれ。不言実行?そういうのかっこいいと思ってるわけ?いつもそう――こないだだって、なにも言ってくれなかった。なんでもいきなりなのよ。ソースケは」
俺は身を硬くする。こないだのこと。心当たりがありすぎて、背中に嫌な汗を掻いた。
彼女が自分の反応に焦れていたのは知っている。林水会長の話が耳について、彼女の話は脳に届く前に顎の先へと零れ落ちた。その無感動な反応は彼女にとって酷く不快だったに違いない。
にも関わらず彼女が自分を家に招いたのは――あのさ……なんか、食べてく?――一度言ってしまったことは曲げられないという彼女の信条に則ってのことである。
俺は石壁に挟み込まれるような窮屈な心持で、彼女の家の玄関をくぐり、彼女の話に生返事を繰り返した。そして彼女は激昂する。
彼女の奮えに、俺は久方ぶりにまともな受け答えをする。
「いきなり?」
「そうよ。いきなりよ。ものごとには順番ってものがあるのよ。もし、最後にはそうなるとしても、なんでもかんでもすっとばしていいってもんじゃないの――もっと、さ。普通にできないわけ?あんた基準の普通じゃなくて、あたしの方の普通でさ……」
そういって彼女は身を翻す。俺に背を向ける。
帰りがけに買った食材を冷蔵庫に投げ入れると、彼女は震える声で言った。
「レイプだわ。最低――ソースケはあたしのことなんて、なんとも思ってないんでしょ?だからあんな風にできる。ただしたかっただけよね。男の子だから、手近な女見繕って、あんな乱暴なやり方で……」
俺は金槌で頭を殴られたような気分になった。
背を向けた彼女は、声だけでなく肩さえも震わせている。その震える薄い背中を見て、あの日の彼女も同じように震えていたのだと不意に思い出した。
*
「そんなはずがないだろう――俺は君を、大切な人だと、思っている」
乱暴を働いたらしい男は、乱暴に声を荒げつつ愛の告白をする。
こちらからは彼の表情は見えない。だがその声色の必死さと、強張った姿勢から、彼が全身全霊で思いの丈をぶつけているのだと容易に判断できた。
乱暴をされたらしい女は、その語気の強さに肩を竦ませつつ恐る恐る彼を伺い見る。
「いきなり何いってるのよ……そういうとこも、本当にいきなり――だいたい本当に大切な人だったら、あんな風にしないんじゃないの?」
「……すまない」
僕はくつくつと笑う。いい気味だと思った。
酷く無様な男は酷く無様な行いをして、酷く無様な気分を味わっているらしい。彼らの会話からはその概要しか理解できなかったが、その行いが、僕の提案を彼女に呑ませるのにプラスに働くのは間違いないだろう。
女は俯いたまま唇を尖らせ、非難の言葉を吐き続ける。
「あの時痛かったんだよ。すごく痛かった」
「すまない」
男も伏し目がちに、謝罪の言葉を吐くことしか出来ない。
「死んじゃうかと思うくらい恐かった。びっくりした」
「すまない」
「床は硬いし冷たいし、制服汚れちゃったじゃない」
「すまない」
「当たり前みたいに、その……あのドロドロしたの、いっぱいお腹の中に出すし――妊娠しちゃってたらどうするつもりなのよ」
「すまない」
「ちょっと順番が違うんじゃない?――ああいうのって、もっと色んなこと……ちょっと言葉で説明しにくいけど、とにかく色んなことしてからするもんだと思うんだけど」
「すまない」
「本当に酷いよね、ソースケは。さっきからすまないすまないって言ってるけど、本当の本当にそう思ってるわけ?口からでまかせなんじゃないの?」
「すまない……と本当に思っている」
はっは、ざまあみろ。僕はそう思う。
麗しの彼女の隣にいるいけ好かない男が、その彼女から執拗に罵倒される姿を見て、僕はリビングの奥、あちらからは死角になる地点で笑いをこらえる。
もう不味い。これ以上ここにいたら、忍び笑いからあの男に、僕がいるのがばれてしまうかも知れない――あの男が意気消沈していく様を見るのはかなりの娯楽だが、僕もそれほど暇じゃない。
僕は暗闇に溶け込んだ鉄の塊――自立型AS『アラストル』に視線で合図を送る。行動は最初からプログラミングされている。たった一つの挙動から意図を察知する。僕が作ったアラストルにはそれができる。
次だ。次に彼女が彼を罵倒した瞬間、颯爽と躍り出よう――僕は君にそんなことはしないよ、と紳士的な男をアピールして、彼女にご同行願おう。
僕ら、一人と二体はそう決めて、体中に躍り出る活力をためる。
その時、彼女は僕が予想しなかったことを言った。
「――でも、いやじゃなかったわよ」
「なに?」
僕と同じように男もまた、意外そうな反応をする。
震える彼女はついに泣き出して、ふらつく足取りを結局へたり込ませ、フローリングに直に座り込んだ。
床にへたり込み涙を流し、子供のように手の甲で涙を拭いながら、しゃくりあげつつ彼女は言う。
「痛かったし恐かったし不安だった。でも、ソースケとするのはいやじゃなかったの――なのに酷いわよね、ソースケは。
なんでちゃんと言ってくれなかったの?あたしとしたいって言って、なんでちゃんと順番どおりにしてくれなかったの?そしたらちゃんとさせてあげたのに……ソースケとなら、してもいいかなって、本気で思ってたのに。
――気づいてた?あたし、やめてって言っても、いやだなんて、一言も言わなかったわよ」
「千鳥」
へたりこむ女の前に、男はひざまづいた。
心配げに女の顔の覗き込む男。充血した眼と視線が合う。
男は視線をそらさない。女も視線をそらさない。
女は男を見つめ、言う。
「だからさ、今度はちゃんとしてよ。一から全部、順番どおりにして――最初は、キスがいいな。そーすけ」
「ああ」
男は短く返答すると、女の唇をやんわりと貪った。
ぴちゃぴちゃと小鳥が水を飲むような音が部屋に木霊する。
僕は出るタイミングを失った。
*
「好きだ。かなめ」
「そういうことはもっと早く言いなさいよ」
「すまない」
「悪いと思ってるなら、もっとたくさん言ってくれる?」
「ああ。好きだ。かなめ。俺は君としたい」
出る機会を失ったレナードの前で、宗介とかなめは互いの身体を求め合い始めた。
妙齢の男女が互いを求め合う。ひしと抱き合って、ナメクジのような舌を絡ませあう。
互いに興奮し、今の自分たちが第三者からどう見られているかを考えることが出来ない。
絡み合うように倒れこむ。体格の問題でかなめが下敷きになる。床に肩がぶつかり、ゴツリと硬い音が鳴る。
かなめはほんの僅かに唇を離す。
「ダメよそーすけ……今度はちゃんとしてくれるんでしょ?こんなとこじゃなくて、もっとしやすいとこでしようよ」
「ああ、そうだな――立てるか?」
「ん。ちょっと待って」
宗介がかなめに手を貸す。
かなめはその手を掴み、立ち上がろうとしたが、足腰にうまく力が入らずまたその場にへたり込んでしまった。
困ったように宗介が言う。
「どうした、大丈夫か?」
「うん、大丈夫。少し腰が抜けただけだから――すごいわね、キスって」
かなめは唾液でてかる唇を、僅かに歪ませる。
宗介は短く溜息をつくと、かなめの肩と膝裏を抱いて、そのまま持ち上げた。
「ちょ、ちょっと!いきなり持ち上げないでよ、もう」
「……これもいきなりか」
宗介はかなめをお姫様ダッコすると、そのままリビングのほうへ歩き出した。
なにかと文句たらたらなかなめだが、持ち上げられて以後はおとなしく、彼に抱えられたままになっている。
「とりあえず、あの洗面所に隠れよう」
リビングに隠れていたレナード。歩み来る二人を見て、アラストルにそう指示を下した。
一人と二体はソファーの陰を利用して、半開きになった洗面所のドアを潜る――彼らがリビングから姿を消したのと、宗介が部屋の電灯とエアコンのスイッチを入れたのはほぼ同時だった。
洗面所のドアはガラス製だ。しかしリビングとこちらの明暗の差で、宗介の方からは洗面所の中を伺うことができない。逆にレナードからはリビングの様子が丸見えだった。
これは僥倖。この状況ならゆっくり、出るタイミングを図ることが出来る――そう思い一息ついた瞬間レナードは、一つ疑問を持った。
彼は呟く。
「……そもそも、なぜ僕らは隠れたのだろうね」
アラストルは何も答えない。
狭い暗がりで鉄人形に声をかけたレナードは、偶然にもとある趣向品を見つけた。
*
「くっ……吸い付いてくる……かなめ。痛くはないか?」
「うん……結構平気。慣れたのかな……あたしたち、身体の相性いいのかもね――もっとたくさんしたら、もっとよくなるかな?」
「はっはぁ……カナメさぁん……」
セックス二回めとは思えない極エロファックをかます二人をよそに、レナードはかなめの下着でオナニーをしていた。
*
アラストルの足元には洗濯籠があった。
当たり前だ。ここはバスルームへと続く洗面所。汚れ物が溜まっていたとしても不思議ではない。
レナードはリビングの二人のことを忘れて、その洗濯籠に注意を向けた。
パジャマやワイシャツ、スカートの合間から除くあの水色の薄布はなんだろう?――間違いない。あれはかなめのはきふるしのパンティである。
レナードはその薄布を引っつかむと、鼻に押し当てて匂いを嗅いだ。彼は大興奮した。
彼女の股間から漂うあらゆる匂いを嗅いで、彼のペニスが硬く反り返る。
かなめの性器が押し当てられる部分、一際他よりも湿った、匂いの強い部分をレナードはぶちゃぶちゃとしゃぶると、どこか遠い目をして呟く。
「カナメさん……君はこんな部分まで、芳しい香りがするんだね」
「そーすけ……そこ、ちょっといいかも――もっと強くして良いよ……」
「ここか、かなめ……他のとこよりも少し硬いな」
「そういうこと言わないでよ……あっ、そこ…んん……なんか、ヤバイ、かも……あっ」
そんなレナードの目の前で宗介とかなめは、セックス覚えたての17歳とは思えないような濃厚なファックをかましていた。
宗介はかなめの膣内に、本日既に三発の射精を終えていた。最初の一発は勢い余ってのことだったが、その後の二発は孕ませる気満々で射精した。
かなめの膣は既に、宗介の種で満たされて、一突き一突きの度に白濁液が膣口から溢れ出るような有様である。
ぐちゃぐちゃのザーメン塗れになったかなめの膣を見て、宗介は言う。
「かなめ」
「なによ」
「もし妊娠したら、責任はとる」
「当然よね」
「ああ、当然だ――だから安心して、妊娠してくれてかまわんぞ」
「……そういうのって、あたしが選べる話じゃないんだけど。妊娠する、しないってさ」
「そうなのか?では俺が、君を妊娠させてやる」
「ソースケはあたしが妊娠するかどうか選べるの?」
「わからん。なにせ俺が妊娠させようとしたのは、君だけだからな」
「なによそれ。もー……じゃああたしといっぱいして、あたしの妊娠のさせ方覚えてよ……妊娠させて見なさいよ」
「了解した」
頭にブラジャーをかぶったレナードは二人の会話を聞いて、何を言ってるのかわからないお……と思った。
レナードは既に童貞ではない。むしろ性人として恥ずかしくない経歴を持つ変態ジゴロであったが、宗介や今のかなめのように、我を失うほどセックスに溺れたことがここしばらくなかった。
なぜなら彼の下半身は、軍隊在住地味エロ女、サビーナ・レフニオによって管理されていたからである。
彼女はそのヤンデレ超級の粘着性と独自の感性から、レナードのムラムラ指数を備に感知する。
そして彼の性欲が仕事に差し支えるレベルに達する直前に、さりげなくチンコをまさぐってしまうのである。
「レナード様、ペニスが半ば勃ち上がっておいでですがそのままではなにかとご不便でしょう、
もしよろしければ私が処理いたしますと言うか既に握りこんだあなたのペニスに私は唾液を垂らし愛液に塗れたペニスを程よい力加減で手淫しており
この報告の間にもレナード様のペニスは限界を向かえ濃厚な精液で私のメガネを汚し
これをもってレナード様の性欲処理を終了することをここにご報告いたします」
「はぅぅううぅぅうううぅサビーナたん、サビーナたん。レナードのおちんぽミルク出ちゃいましゅぅううぅぅぅううぅ」
サビーナを雇ってから、だいたい性欲はこの様↑に処理されていたため、ムラムラしすぎて気が狂うということが、レナードにはしばらくなかったのである。
だから彼には、性中毒になった二人の言動がいまいち理解できなかった。
「ヤダ、あんたちょっと元気すぎ――ドロドロ、髪の毛についちゃったじゃん」
「すまん……と言っても、君の膣は俺の精液で既にいっぱいだぞ?髪の毛についたとしても今更だと思うが」
「そーいう問題じゃないの。出すにしても時と場所を選びなさいよね」
元気すぎる宗介の肉棒は、三度の射精にも関わらず硬く反り返り、かなめの膣から抜け出た瞬間にバネのように弾け、精の飛沫を彼女の顔に飛ばしてしまった。
彼女は気にする。手で額を拭い、指先についた白濁液を見て顔を赤くした。
「手鏡どこおいたっけかな」
かなめはあたりを見回す。日頃見知った自分の家なのに、宗介と非日常的なことをしている、それだけで見知らぬどこかに迷い込んだような気がした。
不評を買った宗介は、挽回の願いを込めてかなめに提案する。
「手鏡の場所はわからんが、あの扉――洗面所に鏡があるのではないか?」
宗介の提案にかなめは洗面所のほうを見る。
確かにそうだ。たまにはまともなことを言う、かなめはそう思ったが、そもそも鏡を使う原因を作ったのが彼だということを思い出して、感謝の意を述べることはなかった。
無言で洗面所へと歩み行くかなめ。
「いつでも閃光弾を撃てるようにしておけ」
そんなかなめに気づき、かなめの二日前のパンティを尻に挟んでアナニーしていたレナードは、アラストルに命令を下す。
さすがにもう限界だと思った。シャワー室に隠れることも考えたが、一人と二体、しかも二体は二メートル超級のデカブツである。今でさえ一体はシャワー室の中にいるのだ。とても入りきれない。
レナードはかなめの歯ブラシでちんこを磨きつつ、言う。
「コードネーム『ヨブ』が扉に手を当てた瞬間にαが閃光弾を発射。同時にβが廊下側の壁をマニピュレータで粉砕し、そこから脱出を計る。失敗は許されない。僕の名誉にかけて必ず成功させろ」
暗闇でアラストルのメインカメラが赤く光る。血も涙もない鉄の塊に、その瞬間だけは使命感という熱が篭ったように思えた。
裸で歩みくるかなめを見て、レナードは二つの意味で生唾を飲み込む。緊張と興奮。美しい肢体だ。歩く様すら流麗だ。
唯一つ難をつければ「もー。ソースケの垂れてきちゃったじゃない」その美しい肢体から流れ出るのが、あの薄汚い傭兵のモノだということだ。
かなめは股座から精液が流れ出るのを内腿で押さえつつ、洗面所の扉へと到達する。
アラストルαが左腕発射口を足元に向ける。
アラストルβが右腕を振りかぶり、今にも壁を叩き壊さんとする。
レナード・テスタロッサがちんこをしごき、洗面所に入ってきたかなめにbukkakeる準備をする。
かなめが扉に手をかけようとした瞬間――彼女はあることに気づき、その手を引っ込めた。
「なんでついてきてるのよ」
「駄目か?」
扉のガラスには室内が、鏡のように鮮明に映りこんでいる。そのせいでかなめは、自分の後ろにピッタリついてきた宗介に気がついた。
ガラスの中の彼は、頬を人差し指でかきつつ、言う。
「離れたくないんだ」
頬をかいていた指がかなめの腹に回される。彼女は宗介に後ろから抱かれる形になったが、特に抵抗はしなかった。
「なによそれ。洗面所なんてすぐそこよ?」
「それでも、だ――なんというか、君がそばにいないと、寒い」
「エアコン弱い?」
「そういう意味ではないのだが……」
「わかってるわよ」
かなめは自分を抱きしめる屈強な腕に、自分の細い絹のような腕を重ねた。
指の間に指を絡めて、鎖よりも強く互いを束縛しあう。
「あたしも離れたくないわよ。知ってた?この部屋って、一人で使うには妙に広いのよ。風通しが良すぎて少し寒い――でも、ソースケがいればそんなことないから。あったかいから」
かなめは首を捻り、宗介の下唇と淡く食んだ。それに応えるように宗介も、彼女の上唇に舌を這わせる。
互いに触れ合った部分が熱を帯びて汗をかく。互いの肌に馴染んで酷く熱い。
リビングで乳繰り合う宗介とかなめ。
暗い洗面所で左腕を構えるアラストルα。
冷たい洗面所で右腕を振りかぶるアラストルβ。
寒い洗面所でちんこをしごくレナード・テスタロッサ。
*
宗介はかなめの尻の谷間に肉棒を挟みこむと、彼女の敏感な部分を抉るようにその蒸れた先端を擦りつけた。
普段は排泄器として使用するものを性器のように弄ばれるのはいささか抵抗があったが、かなめは特に拒むようなことはしなかった。
「あたしたちって、こんなことしてるんだね」
それよりも抵抗があったなのは、ドアのガラスに映る自分たちの姿である。
ガラスの中のかなめは下半身を前に出すように反り返り、その突き出した股間を無骨な手によって弄られていた。
股は半ばまで開かれ、膝から力が抜けている。宗介の下半身に腰掛けることでかろうじて立ち続ける。
汁塗れだが真ピンクで若々しい性器が鮮明にガラスに反射して、かなめは酷い羞恥を覚えた。
「なんか凄いね。あたしの、ソースケのでぐちゃぐちゃじゃん……えっちすぎるわよね、こんなの――ソースケはさ、こんなあたしって嫌いにならない?」
「嫌いになるわけないだろう。そもそも君にこんな格好をさせたのは俺だぞ?」
「そうだけど……だってなんかものすごくえっちなんだもの。あたし、自分でだって、こんな奥まで見たことなかったわよ……ソースケのが入ったから、奥まで見えるようになっちゃったのかもしれないけど」
ガラスの中のかなめの性器は、宗介の手によって菱形に開かれていた。
中指が奥深く入り、愛液、精液を掻き出すように動く。じゅぶりじゅぶりと中指が抜け出るたびに、かなめの奥深くがガラスにこれでもかと映りこむ。
汗、飛び散った愛液に濡れて、股間周辺がてらてらと光る。ここを見ろ、と自ら強調しているように見えて、かなめは自分の股間のことながらなんとも言えない気分になった。
「あーあ、もの凄いとこまで見られちゃったわねー。ソースケ、あたしのここがこんなんだって、誰にも言っちゃダメよ?」
照れ隠しもあって、かなめは冗談めいたことを言う。
それに対して宗介は、大真面目な顔で応える。
「言うわけがないだろう。君のことは誰にも言わない。誰にも見せない。俺だけが知っていれば良い」
そんな彼らの目の前でついにちんこを、かなめのパンティでしごきだしたレナード。
レナードはガン見していた。かなめの肢体を。もはや乳房や股間というレベルではなく、内臓の奥深くまで執拗に覗き込んだ。
そして嫉妬する。かなめを見る際に嫌でも視界に入る無骨な肉体に、レナードは嫉妬した。
なんという収まりの良さだろうと思う。
二人とも健康的でメリハリのついた体つきをしていたが、その方向性は真逆だった。
適度な運動と適度な休息によって良く発達したかなめの身体。
穢れを知らないような白い肌と、男を喜ばすために発育したかのような柔らかな乳房と張り出た腰。
生まれてから今まで、男のおもちゃにされるために育ってきました!と言わんばかりのエロい肉体なのに、なぜかダヴィンチの裸婦像のように清らかに見える。
それに対して宗介の身体は、適度な運動、適度な休息などおかまいなし。
鍛錬の上に実践を重ね、限界の先、極限までそぎ落とされた肉の上にまた鍛錬と実践によって実用的な肉をつける。細身にもかかわらず重い。重いにもかかわらず速い。速いにもかかわらず力強い。
まるでカーボンと鋼、多重装甲を施した高機動AS――丁度宗介の体つきはレナードに、彼が駆るカスタムM9を想起させた。
そんな宗介にレナードは心底嫉妬する――彼がかなめを抱いていることが問題なのではない。彼と彼女の相性の良さが、姿形に滲み出ていることが問題なのだ。
真逆の性質の二人はだからこそ深く馴染み会う。
身長や体格のバランスが良いなどという些細なことではない。細胞の根幹からして相性が良いのだろう――そう思わせるような濃厚なセックスを見せ付けられて、レナードは激しく嫉妬した。
しかしちんこは激しく勃起した。その先端にはかなめの三日前のパンティがかかっていた。そのパンティは宗介が、かなめの処女を強引に奪った日のモノだった。レナードの亀頭に、かなめの汁が馴染む。
「やだ。ソースケ、ソレ変なとこから出さないでよ」
宗介に寄りかかるようになっていたかなめの股の下から、勃起したペニスが頭を出す。
かなめはまるで、魔法使いが箒に跨るように、宗介の肉棒に跨ってしまう。
彼女はその濡れた先端を、押し戻すのでも留めるのでもなく、指先でくるくると弄ぶ。
宗介は彼女の膣内とは違う感触に戸惑ったが、むしろ更に強く、自分の腰をかなめの尻に押し付けた。
「別に変なところではないだろう。むしろ性器を押し当てるには、一番適した部分だと思うが」
「そうかもしんないけど――ほら、見なさいよ。なんかさ、今のあたしたちってすごく間抜けじゃない?」
かなめはドアのガラスに視線を送りつつ、小さく笑う。
宗介もドアを見る。ガラスに反射した二人は膝を割った中途半端な格好で、股間に四本の腕を伸ばしていた。
見せ付けるように腰を突き出しているのに、そこを隠すように手を当てている様は、確かに滑稽と言えば滑稽である。
宗介もかなめに釣られて、彼女よりも更に小さく笑う。
「そうだな。これは他の連中には見せられんな」
「ん。もし見られたらあたし、恥ずかしくて死んじゃうかも」
「……それは是が非にも見せられんな」
レナードにくそほど見られている。
そんなことは露知らず、宗介はかなめの股の下でゆっくりと肉棒を前後させた。
股座の柔肉が唇のように粘膜に吸い付く。ずっずっずと三度往復させて、蜜壷に照準を合わせた。
「ホントあんたって元気ね。えっと……今日何回目だっけ?」
「これで四回目だな――これも君が魅力的だから、と、思っておいて、くれ」
「……んぁ」
言葉が切れるのと同時に、宗介はかなめの中に先端を埋没させた。
身体に鉄の芯が通るように、彼女の背筋が強張り姿勢が仰け反る。
背骨の末端に肉棒の先端が接続されるような深い挿入。
宗介は思った以上に奥へ入ってしまった己に気づき、言う。
「後ろからだと深く入るのだな。かなめ、苦しくはないか?」
「……ちょっとびっくりしたけど、平気――でも、バランス悪いから、姿勢変えるわね」
かなめは宗介と繋がったまま前かがみになると、洗面所のガラス戸に両手をついた。
鎹がかち合って金属音を鳴らす。急に近づいてきたかなめの顔にレナードは肩を強張らせる。
冬場のガラスは石のように冷えて掌から熱を奪ったが、かなめはなんというか、犯されやすい体勢になった。
彼女は眉根をしかめきつく瞼を閉じる。これからされるだろう更に激しい膣虐に、覚悟を決める。
「はい……好きにしていいわよ」
後ろから犯しやすい体勢になったかなめと、その言葉に宗介の理性のタガが緩む。
流れる黒髪に恋慕する。緩やかな背に欲情する。背中の曲線からはみ出た乳房に劣情を催す。鷲掴んだ尻肉の柔らかさに興奮する。
宗介はかなめの腰を抱くように掴むと、その丸い肉の塊を前後に揺すった。
「はっ…ぅん……す、ごぃ…とこまで、はいっちゃ、う……んん」
今までにない刺激にかなめは甘い声を上げる。ガラスを吐息で曇らせる。
水を吸ったスポンジを指圧するように、彼女の膣口から愛液が滲み出る。それがフローリングを汚す。宗介はおかまいなしで続ける。
「あっ、やだぁ……そこ……そーすけのがひっかかってる……」
男のおもちゃたるかなめの淫乱ボディは、その膣内もまた、ちんこを喜ばせるのに特化した形状をしている。
うねるような膣壁。かなめの肌はモチモチとして非常に肌触りが良い。それは膣内にも言えることであり、かなめのまんこは非常にちんこ触りがよかった。
溶けるように馴染む。焼きたてのパンにバターが染み込む様にかなめの性器は、宗介の肉棒にねっとりと絡みつく。
精液どころか魂まで搾り取ろうとするかなめの下半身に宗介は気圧される。
尻を突き出した女を犯しつくさずして何が男か。差し出された膣を陵辱せずして何が男か――その矜持だけが宗介を射精から遠ざける。彼は歯を食いしばる。
少しだけ腰振りのスピードを緩めつつ、言う。
「か、かなめは……ここが好きなのか?」
「好きとかそういうことじゃ、なく、て……んぁっ!……と、とにかくもっと強くしていい、か、らぁ……そーすけの、好きにしなさいって、言ってるでしょ……」
セックス覚えたてのかなめは、股間に走るあまりのむず痒さに変なスイッチが入ってしまう。
身体がのってきた。今が今夜で一番いいところなのに、なんで彼はこんな中途半端にしか犯してくれないのか?もしかしたら変に遠慮されているのかもしれない。だとしたらつまらない。
――そんなことばかり考えてしまう年頃の千鳥かなめは、普段では絶対に言わないだろうことをその濡れた唇から口走る。
「こ、これ……あたしのこれとか――もう、そーすけのだから……もっとめちゃくちゃにしていいから」
かなめはその桃尻を更に突き出し、宗介の腰に強く押し当てる。根元の根元まで飲み込まれて、ペニス全体が酷く温かい。
「こんなこと、そーすけ以外には絶対誰にもさせないから。一生させないから――あたしのここ、そーすけの、えーと……ち、ちんちんを気持ちよくするためだけにあるっていうか……。
そ、そりゃいつもってわけじゃないけど、こういうことするときは……あたしのおっぱいとか……ま、まんまんとか、もっとぐちゃぐちゃにしてい、いぃいから――もし遠慮してるなら、そういうのやめてよ」
「い、いや、かなめ。俺は遠慮などしていないぞ?……情けない話だが、君の身体が心地よす過ぎて射精してしまいそうなので、少し弱めているだけだ……」
「へ?」
変に誤解をされるのはまずい。宗介は慌てて否定する。
嬉しいような恥ずかしいようなことを言われて、かなめは間の抜けた返事を返す。
自分の身体が気持ち良い?正直、悪い気はしなかったが、少し意外なようにも思った。
彼の上官であるメリッサ・マオほど鍛え抜かれたグラマラスな身体をしているわけではないし、更にその上のテレサ・テスタロッサのように白く清らかな身体をしているわけではない。
人並み以上であると自負していた自分の身体は、彼の身近にいる異性と比べると酷く月並みなものに思えた。
それを彼は「心地よすぎる」と表現する。それはいったいどれほどなのだろう?どれほど心地いいのだろう?かなめはそれを確認したくなった。
「ソースケ」
「なんだ?」
「あたしの身体ってさ、き、気持ち良いの?」
「ああ、気持ち良いぞ」
「どれくらい?」
「どれくらいと言われても……とりあえず、今まで味わったことのない心地よさだな」
「それって、あたしとのセック……えっちが、今までの人生で一番気持ち良いってこと?」
「そうだ」
「じゃあ、こんなに何回も、その……せ、せーえき出したのも初めて?」
「……そうだな。正直、こんなに出るとは思っていなかった。まだ出そうだが」
かなめの中のペニスがピクリと脈動する。彼女は生唾を飲み込む。
「……ソースケはさ、他の女の人とも、こういうことしたことあるの?」
「あるはずがないだろう――さっきも言っただろ?俺が妊娠させたいと思ったのは、君だけだ、と」
「そうよね。変なこと聞いてごめんね?――じゃあさ、今まではどうしてたの?……その、えっちな気分になったらさ」
「それはその……自慰するしかなかろう」
「……そのときどんなこと考えてた?」
「それは……」
宗介はかなめの後頭部をじっと見た。ドアのガラスに反射して、かなめと視線が交差する。
言わずともわかるだろう?彼は視線でそう訴えかけた。
かなめは宗介の意思を汲む。
「あたしのこと?あたしのこと考えてくれたの?」
「そうだ……いやか?」
「ううん。うれしい。すごくうれしいよ、そーすけ……ねぇ。そーすけって想像の中で、あたしとどんなことしたの?」
宗介は一瞬言葉につまる。
しかし状況が状況だ。暴露してしまっても問題なかろう。彼はそう考える。
「……今していることと似たようなことだ。もっとも想像では、ここまで深く交わらなかったがな――ここまでは想像できなかった。君の身体がこんな風になっているなんて、知らなかったからな」
「何回くらいしたの?」
「わからん。数え切れないくらいした――正直言って、ここ半年くらいは毎日だ。200回以上は確実だな」
「えっ」
あまりの数のかなめはドン引きした。
かなめも宗介をオカズに自慰に耽ることがたびたびあったが、流石に三桁には乗っていない。男子の性欲をまざまざと見せ付けられる――そもそも毎日ということは?
かなめは疑問を口にする。
「じゃあ、毎日ってことはさ……学校から帰ってあたしと別れた後とか、あたしの家でご飯食べたすぐ後とかもしたってこと?」
「そうだな」
「そーすけってたまにさ『襲撃だー!』とか言ってあたしのこと押し倒すけど、その後にも?」
「……何回かしたことはある」
「押し倒されたときにそーすけの手が、あたしのお尻とかおっぱいをぐにゅぐにゅ揉んでたり、その、お、おちんちんがあたしのえっちなとこにぐりぐり押し付けられてたりしたんだけど……その後も?」
「……ああ。したことがある――だが、かなめ。誤解しないでほしい。確かに触った後に君の感触を思い出して、その……自慰に耽ったとこはあるが、触ったこと自体は偶然だ。決して触ることが目的で押し倒した訳では――」
「痴漢」
かなめは宗介の言葉を遮る。
服の上からどころか現在、生ちんこを一切の避妊なく膣に奥まで挿入されているのにもかかわらず、かなめは冷えた眼でガラス越しの宗介を睨みつけた。
「いや、痴漢などではないぞ。あれは不可抗力――」
「うっさいわね変態。へぇー、あんなことしてまであたしの身体さわりたかったんだー」
「違うぞ、かなめ。確かに君に触れたかったのは事実だが、そのために押し倒したわけでは――」
「そうよね。もし本当に触りたかったら、時と場所を選ぶわよね――例えば人気のない、放課後の生徒会室とか。周りの目がなければあたしなんて、エリート軍曹殿にとっては敵じゃないもんね。あたしの身体、好き放題してくれたもんね」
「……」
痛いところを掘り返されて、宗介はぐうの音もでない。
「あの後あたし普通にしてたけど、結構大変だったんだからね?
ジンジン痛いのもそうだけど、歩いてるとあんたのドロドロが中から垂れてくるの。電車の時とか困ったわよ。
人が一杯いるからあまりスカートの中弄れないし、あたしがもじもじしてたから、前に座ってたおじさんに変な眼で見られるし、パンツで押さえられてるけど、中にせーえきが溜まって熱いんだか冷たいんだか……
。家に帰ってからも凄かったんだからね?
パンツなんて絞れるくらいびちょびちょでさ。アソコどころかお尻の穴とか毛までドロドロになってて……シャワー浴びても毛に絡み付いて取れないし、中に指入れたりシャワー当てても、白いのが後から後から出てくるの。においもとれないし。
次の朝布団からでたら、なんだかソースケの匂いがしたわけ。なんでだろう?って思ったら、あたしのパンツとか布団の下の方からあんたのにおいがしてくるのよ。あんたのってそんな嫌なにおいじゃないけど、アソコがせーし臭い女ってどうかと思うわよね。
全部あんたのせい……ていうか今日もこんなにいっぱい注入されて、ますますあたしの身体、ソースケ臭くなっちゃうじゃない」
「す、すまん」
怒涛の隠語連発に宗介は精神的に一歩下がる。しかしちんこは相変わらず、かなめの中に深く埋没させたままである。
かなめは一息つくと、今までとは打って変わった落ち着いた調子で、言う。
「でもそれだけあたしと、したかったってことでしょ?……わかるわよ。後から考えた。我慢強くて律儀なソースケがあんなことするんだもん。どんなにしたかったんだろうなって。なんせ200回も、想像の中であたしとえっちしてくれたんでしょ?」
かなめはガラス越しに宗介を見つめる。宗介はなんとなくいたたまれなくなって、例の如く頬を人差し指でぽりぽりと掻いた。
そんな彼に苦笑を漏らしつつ、彼女は言う。
「ねぇ、そーすけ――これからは毎回、あたしが相手してあげよ――」
「なにッ!?本当かッッ!!?」
嬉しい申し出に食い気味の宗介。身体ごと乗り出して、股間を更に強くかなめの腰に押し付ける。
子宮を亀頭が突き上げる。ガラスについていた肘が折れて、かなめはその豊満な乳房をガラスに押し付けてしまう。
あまりの勢いにこのままでは、年がら年中、それも四六時中身体を求められるのではないかと彼女は考えた。
それは不味い。とてもじゃないが身体がもたない――彼女は慌てて付け加える。
「べ、別にあたしのこと好き勝手に襲って良いって言ってるわけじゃないんだからね!!
ただせっかく溜まってるのにおなにーされるのが癪だから――あーっ、違う違う!!あんたがあんまりしたいって言うから、仕方なく相手してあげるって言ってるだけ!!
ある程度、節度を持ってするのは当然だからね!!!」
「……つまり、どういうことなのだ?」
「だから、あたしが承諾すれば、えっちしていいってこと……無理矢理とか節操がないのはダメってこと」
「今は?」
「いいに決まってるじゃない……ていうか早くやってよ、そーすけ」
「あぁ、すまん。今やる」
宗介は腰振りを再開する。
かなめの膣は非常に具合が良かったが、今まで長いこと挿入していたせいで、多少耐性ができていた。
これなら少しは長く楽しめるか――と宗介は考えたが、三擦りしたころには既に、その先端から数ミリリットル射精してしまっていた。
気を抜けば引っこ抜かれてしまう。しかし気を張り詰めていても、射精にいたるのはもう決定しているのだ。ならばいっそ。
「かなめ」
「なに?」
「好きに動くぞ」
「だから好きにしていいって――あ、やぁん!!」
宗介は好きに腰を振る。もともと腹筋と背筋のバランスがいい宗介は、腰振り運動に適した肉体をしていた。柔軟性がある。リズム感がある。
宗介はその類まれなるボディバランスを駆使してかなめの下半身を貪る。肉棒を激しく前後させる。かなめの桃尻が波打ち、パンパンとはしたない音をたてる。
「あっあっ、すごい、そーすけ……いぃん、やぁ……でも、お尻の穴、ふぁあ……!」
宗介はかなめの尻を激しく揺すった。その際に彼女の尻肉を指が食い込まんばかりに鷲掴む。図らずも肛門が左右に拡張され、かなめはソレを阻止しようと肛門に力を入れた。
それにともなって唯でさえ締りのいい膣がキュッと絞まる。かなめの下半身の中で卑猥な肉がギューギューにひしめいて、宗介の肉棒を強く抱きしめた。
「くっ……かなめ、もう駄目だ。出る……!」
「ひぅ……あっあっあっあっ」
まだ充分に犯していないように思ったが、もう限界なものは限界なのだ。宗介は後何秒も射精をこらえられないことを悟ると、ラストスパートをかけ、かなめの穴をズボズボと抉りだした。
今までとはまた違う必死な腰振りを膣に受けて、かなめはしゃっくりのような嬌声をあげる。
また大量に中出しされてしまうという事実と、必死な腰振りが相まって、かなめは急速に上り詰める。
ズンと子宮を突き上げる衝撃に息がつまり、かなめの腰が断続的に痙攣した――かなめは叫ぶ。
「んぃやぁ!……あ、あたしも、変になりそうぅ…な、何か出ちゃいそう……!」
「僕もだよカナメさーーーーーーーん!!!!」
かなめの声に返事をしたのは宗介ではなく、いきなりドアを開けて飛び出してきたレナード・テスタロッサ(かなめの下着着用ver)であった。
レナードは突然の展開に脳ミソが追いついていないかなめの頭を掴むと、その口に肉棒を捻じ込み、激しく腰を振った。
*
「……レナード――貴様……!!」
「レナード?――何を言ってるんです?――私はレナードではなく、貴方の上官のテレサ・テスタロッサですよ?」
「なん……だと……?」
衝撃の展開。
TDDの若年艦長テレサ・テスタロッサは、銀髪三つ網の似合う美少女艦長ではなく、自分が雄であることを隠す女装趣味の『男の娘』艦長であった。
*
我慢できずに飛び出して、かなめの口にちんこを捻じ込み、あまつさえ彼女の口内で射精にいたったレナード・テスタロッサは、宗介に殴り飛ばされるまでの一瞬の間に、その超々明晰な頭脳を駆使し現状の打開策を模索した。
状況を整理しよう。
目の前の痴態に我慢できず、うっかり飛び出してしまった。うっかり捻じ込んでしまった。
かなめは口内を犯す肉棒に驚きつつも、反射的にちんちんぺろぺろしてしまい、図らずも彼女は上の口と下の口、両方を同時に犯されることとなる。ガチで気持ち良い。そして程なく射精。かなめは言う。
「ぅえぇぇ……んにゃによこれぇ……べちゃべちゃで気持ち悪ぃい……」
「カナメさーん!それは新開発の栄養剤だよ!!早く、早く飲んでセックスで失った体力の回復を――ぐはぁッ!!」
「誰が貴様の精液など飲ませるか!――レナードッッ!!」
宗介はかなめの腰にちんこを挿入したままで、身を乗り出してレナードの顔面に鉄拳をお見舞いした――レナードがドアを開けてからここまで、僅か3.56秒の出来事。
このときすでに、レナードのプランは決定していた。
「えっ!?レナード?これレナードのなの?――いぃやぁーーー!!!やめて!押し付けないで!!口んにゃか入れな……ぉご……んな、無理矢理入れようとしな……んもょ…ぬにゅ……」
含んでいたモノがレナードの肉棒だと気づいて、かなめは半狂乱に陥る。それでもレナードは噛まれないことを祈りつつ、かなめの口内にちんこを捻じ込み続けた。
興奮と危機感で彼女の口内は唾液で溢れ、フェラチオするのに丁度良い状況になっている。舌を使って肉棒を押し出そうと試みるが、それすらもガチで気持ちよかった。亀頭や尿道口をぺろぺろされる。
レナードは腰を小刻みに揺すって、かなめの口内で肉棒を素早く前後させた。
「んふふふふふ……気持ち良いよカナメさぁん――またいきそうだ。今度は一滴残らず飲み干してくれ――ぎゃひんッ!!」
「ふざけるな!!二度と貴様のなんぞ飲ませるか!!!さっさと離れろ!!!!」
宗介の拳が1、2、3とレナードの顔面に炸裂する。
しかしレナードは、それでもかなめの口から肉棒を抜こうとはしない――かなめのまんまんにちんちんを挿入したままの体勢では、宗介とて決定的な打撃を放つことが出来ない。
しかし効くことは効く。レナードの顔面は腫れあがり、もとの美男子が台無しだ。
だが彼は耐え切った。彼はかなめの口の中に二度目の射精を終えると、よろよろと後ずさり、その場にへたり込んだ。
かなめも支えを失い床に崩れ落ちる。彼女は鼻から下をザーメンまみれにして、息も絶え絶えにして言った。
「あ、あたし、そーすけのだったら、へ、平気だったよ……?でも、あ、あいつのは、ダメ――あたし、先にいくわ、ね……?」
「かなめ……?かなめ!!かなめーーーーー!!!」
あまりの急展開にオーバーヒートし、気を失ったかなめを抱いて、宗介は彼女の名前を叫んだ。しかし彼女は返事一つしない。生ける屍である。その間も、宗介のちんこはかなめの中に挿入されっぱなしだ。
気絶したかなめを見て、レナードはくつくつと笑う。
「あら、カナメさん気絶しちゃいましたか?ちょっと顔射されたくらで、なさけないことですね」
「……レナード――貴様……!!」
全ては計算だ。
二人より一人。片方を射精で気絶させれば戦況は傾く。
そして、もともと女顔のレナードは、顔に傷をおえば妹と判別が難しくなる。
全てはレナードの掌の上で転がり、彼は決定的な言葉を発する。
「レナード?――何を言ってるんです?――私はレナードではなく、貴方の上官のテレサ・テスタロッサですよ?」
「なん……だと……?」
天才と変態を超越したレナード・テスタロッサは、自分が女顔であり妹と似ていることを利用して、あろうことか自分の妹を実は男であると偽り、この暴挙を彼女になすりつけようとしたのだった。
完。
中途半端だがおしまいです
お目汚し失礼した
因みに時系列はつづくオンマイオウンの序盤
レナードがかなめ宅に不法侵入するあたりを魔改造しました
もし宗介たちがあの場でちょめちょめしだしたら
俺達のレナード兄さんなら何かやらかしてくれると信じている
オチは他にも考えていたが
あえて一番悲惨なものにしました
では多少書きためがあるんで次回は、サビーナ×かなめのレズものか、
テッサが「さもないとちんちん噛みちぎります!」とか言いだす奴でも投下します
では、また
レナードで吹いた
宗かなのムリヤリ系は珍しいなーと思ってたら、レナードでクソワロタwww
ともかくGJ! 次回も楽しみにしてまっす
GJであります!
レナードさんマジ変態wwwテッサ乙
かなめと宗介の可愛さに萌え殺されました
>>460 いろいろ吹いた
よくこんな話を考えつくな
もうエロといいネタといい最高
「僕もだよカナメさーーーーーーーん!!!!」 (かなめの下着着用ver)
ワロタwwwww
次回も楽しみにしてますよ!
新刊出たな
レナード…なんつうか哀れだった
新刊読んでムラムラしたので保管庫見てみたら、テッサネタが数えるほどしかない・・・
このスレに数年前からいりびたってる俺にとっては
話の本筋よりもレナードが公式にヤリチン設定になったことの方が大問題だわ
俺の中のレナードは、OMOで気絶したレイスの寝顔をオカズに自慰にふけり、「最低だ、俺って」とか言いだすファッキン童貞野郎だったのに
サビーナどころかその辺の女をつまみ食いしているとあっては、気絶したレイスをナチュラルに後ろから犯し、「歳のわりに良く締まるじゃないか。やはり鍛えている女性は魅力的だよ」とか言いだしかねない
>>468 つっても、初登場のシーンで隣に女が寝てたからねえ。
表で平行世界サッカー少年相良の話題があったので書いてみた。エロなし。
「じゃーなー相良! センコー来るまでに片付け終わらせとけよ。」
「じゃないとうるせぇからな。また一人に押し付けてるのかって」
「相良は自主的にやってるだけなのになー」
「なー」
「わかりました」
・
・
・
「相良くん? こんな時間まで残ってるの?」
「……千鳥さん。生徒会ですか? もうすぐ終わるので」
「……あのさ、私がこういう事言うのはお節介かも知れないけど、少しは反抗したほうがいいよ?」
「言っている意味が分からない」
「だっておかしいでしょ、どう考えても。この量を一人にやらせるのは」
「ああ、そのことか」
「そのことかって……」
「彼等のやり方ではグランドや備品を良い状態に保つことは不可能ですよ。自分がやったほうが良い」
「(うわ駄目だこいつ)……そう。ごめんね。変なこと言って」
「いや」
「じゃあ私帰るね。さようなら」
「さようなら」
練習試合
「メンバーを発表する。霊奈戸、狩ニ院、久留曽、真絡、楊、雀村、蔵間、反田、鯨津、古野……相良。以上だ」
「相良!?」
「まじかよ……!?」
「相良」
「はい」
「確かにお前は上手い。だが、サッカーは団体種目だ。まともなパスを出せない奴は必要ない。俺はそう言ったな。覚えているか?」
「はい」
「この試合でチームに貢献できないようならお前はずっと玉磨きだ。わかったな?」
「はい」
試合終了
「……」
「あーあー誰かさんのせいで前半は全く攻められなかったぜ」
「……」
「ホントホント。適当なプレイしかしないし? たまに変なパス出して敵に奪われるし?」
「……」
「相良」
「……はい」
「今日のお前は今までで一番酷い」
「……俺は、最善を尽くしました」
「はぁ?」
「何言っちゃってんのこいつ」
「最善ってあれが? 誰も届かない場所にパス送っちゃうのが?」
「……」
「……もういい。相良、お前は当分部活に来ないでいい」
「……」
「解ったな?」
「……はい」
勧誘
「見ていたよ」
「生徒会長……?」
「ひどい試合だったな」
「……はい」
「フフフ。それは本心ではないのだろう?」
「……」
「サッカーが好きなのか?」
「もう、わかりません……」
「提案がある。ウチに来ないか?」
「……え?」
「生徒会に、だ。雑用係を探していてね。それに君が入ってくれれば”彼女”も仕事に身が入るようだ」
「彼女?」
「生徒会室からはグランドがよく見えるんだよ。ただそれだけの話だ」
「言っていることがよく解らないのですが……」
「私も無粋は好きじゃない。その話はここまでにしよう。……相良宗介くん、君には学ぶべきことがある。それを見つける手助けをしようじゃないか。駄賃は労働力で払ってくれ。どうかね?」
こんな感じじゃないかと思ってみたり。
ようやく新刊読んだけど、レナードって結構女抱いてるんだなwww
カリーニンが監督や親ポジションでなく、普通にチームメイトってとこに吹いてしまった
>>467 今保管庫見てきたが、作品数が増えたせいか他のラノベとひとくくりではなく、フルメタの部屋で独立してたな
これは新刊もでたしもっとえろえろ盛り上がれよっていう俺らへのエール?
下巻出たらマオ姐さんのセムテックスシーンを誰か補完してくれるはず
477 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 17:36:55 ID:4bxDrS8I
SBM下巻表紙の千鳥のガーターベルトに萌え
478 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/17(火) 01:42:28 ID:DmRi4NL2
あげ
479 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 18:05:06 ID:6rJtjleC
ネタばれはいつからおk?
本スレと一緒で21日の0時からでいいと思う
テッサがパンチラしてた
人前チューはある程度予想してたが、かなめが罵倒で目覚めるとは思いもしなかったわww
いや、フルメタらしいけどさww
ていうか、DBDでもかなめが罵倒まじりの叱咤してたから似たもの夫婦なんかな?
こらこら。。。もちょっとまっときーな。
あ、いや申し訳ない
本スレがもうネタバレおkだったもんで
485 :
483:2010/08/21(土) 11:09:19 ID:ek/igf8N
ん。俺は、20日発売を律儀に守る書店で買って、昨日のうちに読み終えたから良いんだけど。
まだこの週末でって人が多いだろうからさ。。。
本スレも週明けぐらいまで待てばいいのに。
12年かぁ。。。良い作品だったよ。ありがとう。
完結編読んだ。
誰かあの二人の初夜を…
やはり卒業式の日の夜に
宗介「泊まるところがない…」
かなめ「じゃあウチ泊まってく?」
てな流れかなあ。
キスの後の2人が見たい
2人で手ぇつないで帰って欲しい
OMOではレナードの邪魔が入ったが
もう邪魔するやつもいないし次こそは……ゴクリ
ところがどっこい、留守電を聞いて駆けつけた親父がコトの真っ最中に乱入
しかし宗介も男らしくなったなー。少なくともベッドの上じゃ「問題ない」で押し切りそーだなw
ラスト、宗介がやたら強気に押してて少々ビックリした
普段はかなめにハリセンでしばかれてて、
夜になると攻守交替するわけですねわかります
「な、なによ。わかったわよ」と強気の宗介に折れるかなめか。
普段強気娘を強気で押すと折れるシチュはいいな。
色恋やら睦事になるともじもじおろおろしてしまい、
強気な宗介にそのまま流されてしまうかなめとかめちゃくちゃ萌える
これで遠慮なく妄想できるぜ!
ヤンデレなサビーナに萌えた。
「問題ない」と強気に押し倒してみたものの、
童貞ゆえいろいろと手間取った上に無粋な事をやらかして
かなめにツッコミくらう……とかそういう妄想もまた楽しい。
普段は強気でぶっきらぼうなかなめが宗介の頬の傷が…の描写で涙でた
かなめ乙女だったよ
かわいいよかなめ
ツンデレかなめ最高だ
キス以降も押しきられて流されるなw
良かったなあ…フルメタらしくて良かった
泣いてる椿に笑ったけどなw
まあ、奴はミズキが美味しくいただいてくれるだろ
>>489 そういういかにもラブコメらしい展開、嫌いじゃないぜ!
アフガン帰りの飛行機の中でデレたマオ姉さんを
カトーはもっと詳しく描写するべきだった
>>497 そこよかったね。
挿絵のかなめの表情も好きだ。
口絵見開きのかなめのおっぱいがやわらかそうで宗介が羨ましい限りである
宗介は多分あれのやり方とか一切わからないだろうから一からかなめが教えるんだろうな。
でもSBM上巻のマオ姐さんとのやり取り見てると全く知識が無い訳でもなさそうだしなー
「寝た」がセックスだとわからないのは、そういう婉曲表現を知らないだけで行為自体に関しては意外と知識あるのでは。
そういえば、キス=人工呼吸だったのに
いつの間にあんな余裕のあるキスの仕方覚えてきたのか気になる
キスしようね無線を公共発信してるので、
幕間でクルツとマオが気をきかせて色々吹きこんだのではないかと。
「あーっ、もう!愛してるだのキスしようねだの、お前もう爆発しろ」
「お熱いわね〜。さすがのソースケもキスくらいは知ってたか」
「人工呼吸と似て異なるものだということぐらいは把握している」
「「なぬ?」」
みたいなことになって、慌てて恋愛ものの映画DVDあたりを押しつけたとか。
>>502 真ん丸で、全く垂れてなく、素晴らしいですな。
戦場育ちなんだから、男女の営みは見聞きしてそうだよね。
これまで関心がなかっただけで。
504505
いつの間にかアルが教えてたりしてw
506
しかも張りとしなやかさをも併せ持ち、宗介の手からややはみ出てこぼれ落ちるサイズと見た
けしからん
>>507 お稚児さん的に狙われたこともあるみたいだから、
セックス自体は知ってるんだろうね。
どこの穴に入れるのかまでわかってるかどうかは不明だがw
>>510 いきなり初夜にアナルセックスされそうになり、激怒するかなめの姿が目に浮かぶぜw
まあ、クルツやマオがいろいろ世話やくだろうし、
軍曹の恋愛相談まで義務とするアルがいるんだから、なんとかなりそうだが。
つーかアルは小姑よろしく性生活にまで口出してきそう。
「バストを揉むときに力を入れすぎてはいけません。
優しく、揉むというより触れるという感じで行います。
また、性急に乳首への刺激を行うのは考えものです。
たっぷりと焦らし、女性から懇願されるようであればベストです。」
「貴様はどこからそんな知識を得てくるのだ……」
「主にインターネットです。実に幅の広い性情報が溢れています。
児童が触れるには危険な情報も多いですが、正しく使えば非常に有益です。」
「今すぐやめろ。ウィルスやスパイウェアのことを考えていないのか」
「ウィルス?スパイウェア?
あのようなお粗末な電子戦でこの私がダメージを受けるわけがないでしょう。
それよりも軍曹、勃起現象が始まっていますが、速やかな射精のために
ミズ・チドリ似の女性の裸体画像を200枚ほど用意しておきました。
いずれも低解像度ですが、あなたの愚息なら昇天間違いなしかと」
「いい加減にしろ……!!」
>>511 そーすけなら別に以前の水着写真でも見せればよくね?
平静装ってただけで、実際は裸見せられたくらいの衝撃だったらしいし
んでもこれ実際淡々とした男声で言われたらスピーカー壊すかもしれんwww
>>496 エンディングのキスシーンで強気なのはありだったが
全然恋人同士のような優しさや甘さはなくて
まるで捕虜を扱うかのように素早く的確だが強引に拘束して唇を奪うくらいの
台無しは欲しかったなw
>>510 そもそも女の股に穴が幾つ空いてるのか、とか基本的な所だけ知らなさそう
>515
クルツに台無しまで教わらなくてもいいだろw
ふと下巻冒頭の罵声の事で、初体験中に
かなめが意地悪な顔して焦らしながら「へえ、クソ女でこんなに興奮しているんだ」
とか言うの妄想した・・・ありえるかな?
>>517 割り切ったエロパロとしてはありだろうけど
原作に忠実に考えちゃうと難しいだろうねえ。
かなめはHのときにはデレちゃうタイプっぽいし、
恋愛の駆け引きの経験値が極端に低いタイプっぽいから。
ソフィアが「ずるい、自分にもHを体験させろ」とかいって
乗っ取りをかけたとしたら言いそうな気もするw
あの叱咤激励でかなめが復活したことに思うところもあるだろうし。
押し掛け同居やニセ彼氏宣言やたまに貸して発言からすると
テッサの方がエロには積極的っぽいな
>>520 一応元彼氏持ちだしな・・・熟れた未亡人・・・にしちゃセクシーさが
圧倒的に足りんがw
というか、ちゃんと爺達やボーダ提督の誤解も解いてくれたのかテッサ?
個人的にはかなめにハリセン一発喰らってもいいと思う
ええい、エロパロ板的エピローグ後の後日談はまだか!!
サビーナたんが公式ヤンデレナイスヒップと分かってよかったよ最終巻
読んでる途中にここのアホアホレナードが頭をちらついて、あの場面でも死んでなさそうな気がしたのは俺だけでいい
>>518 >ソフィアが「ずるい、自分にもHを体験させろ」とかいって
これやったら筒井康隆の「エディプスの恋人」まんまだとオモタ
あっちは近親相姦なんでもっとえぐいけど。
精神のっとりHはすごい萎える…
んーとこれまでの流れから見ると、
とりあえずあの罵倒の事で殴られる>その後「でもありがと」って感じにソースケにカナメがキス
>問題ない。前言は撤回する君は良い女だ。>攻守逆転してHへ
こんな感じのが一番ありそうな流れかな?
手をつなごうって言いだしたのも宗介からだし
いざって時は宗介からなんだろうな
ただしかなめがアルコール入っちゃってる場合はその限りではないところがあるので
>>517のシチュエーションもかなめが酔ってることにすれば
あまり無理なくできそうな気がする
しかし本編以後だと酒入るとなんかシリアス路線いっちゃいそうな気がする
ソースケが酒呑めなくなってるからさ
いや書き手さんの書き方次第かもしれないけどさ
宗介はもともと酒飲まないやつだったから、そんなに問題ない気がするが
>>529 ジュースだって言わせて飲ませりゃいい。
短編で確かそんなシーンがあったはず
飲まないんじゃなくて飲めなくなったのに何言ってやがる
>>515 故中島らもがエッセイで、小学生の時に夢精したおり、
女性の陰部を知らなくて、リボルバーの回転部分のように穴だらけだったと書いてたな
おばんです。
このスレでレナードにコスプレエッチさせたりアラストル抱かせたり、
サビーナたんぺろぺろハァハァ言うてた者ですが、やっと下巻を読み終えました。
一読者としての感想はともかく、一エロパロ人としては下巻、p160の
「タイトな白いAS操縦服。ヒップのラインが印象的」
という一文だけでお腹一杯です。
賀東先生がどういった意味で上記の表現を使用したのかは定かではありませんが、
これはもう、エロパロ的にはサビーナたん、尻キャラ決定です。
乳キャラであるかなめに対抗するために、このスレ内でサビーナたんを出す場合は
「先天的な名器と後天的な程よい筋肉という男を喜ばせるスレンダー且つ肉付きのいいエロ下半身を持つ眼鏡っこ」
という脳内設定でレナード兄さんとチョメチョメさせておりましたが、
原作の方でまさか尻を推してくださるとは。本当にどうもありがとうございます。
下巻の段階ではサビーナたん、電子戦に特化したエリゴールに乗って、
電子ドラックうりうりという個人的には予想外な設定になっており大変困惑いたしました。
「育ちが悪く以前は殺し屋、今はガトリング砲搭載の高火力エリゴールにのり、怒りから握力のみでガラスのコップを粉砕する」
というNOTまでの描写から、ヒャッハー!戦争は地獄だぜぇ!な爆裂眼鏡っこと脳内設定していましたが、全くそんなことはなかった。
ガキの頃から碌な教育を受けていなかったサビーナたんが、
工学修士でM9の開発にも携わったマオと互角以上の電子戦を繰り広げるて、何気にチートです。
あの眼鏡は伊達じゃなかった。ウィスパード程ではないにしても才女キャラがついて逆においしいですエロパロ的に。
今まで拳骨で大の男をボコってきたサビーナたんが、アマルガムに入ってから
レナード兄さんのもとで急速に電子的な知識を手に入れていったと思うと胸熱です。
サビ「えぇと、レナぁード……様。この参考書でわからない部分があるので、少し、ご、ごきょ…きゃ…ごきゃうじゅ?」
レナ「ご教授じゃないかな?」
サビ「……ご教授いただけないでしょうか?」
ガキの頃から悲惨な生活で言葉を知らなかったサビーナたんが、言葉遣いを気にしつつ
分厚い本を抱いてレナード兄さんのとこに教えを請いにいくとかちょーかわいいと思います。
かなめから古典を教わる宗介。そしてレナード兄さんから電子戦について教わるサビーナたん。サビーナたんかわいいよサビーナたん。
そんなかわいいサビーナたんが尻キャラとか、二つの意味で美味しいと思います。
ヤンデレなのに身体、特に下半身は度を越して健康的とか、エロパロで弄ってくれといわんばかりのキャラ造形だと思います。
ナイスヒップなサビーナたんに宛がわれたスーツは、彼女の体重と身長に合わせた寸法だったため尻の辺りがぱっつんぱっつんになってしまうんです。
ぱっつんぱっつんだからパン線がこれでもかと浮き出て、尻の谷間を卑猥なまでに強調してしまったりとか新人OL的ですばらしいと思います。
もしくは逆に、レナード兄さんのいらん気遣いのせいで、異常にぴったりしたスラックスになってしまうわけです。
いつの間に測定したのかスパッツ並に下半身の形にフィットしたスラックス。
尻の形はもちろん割れ目や乳首の位置までだいたいわかってしまうようなありえない密着のスーツ。
でもサビーナたんはアマルガムに入るまでスーツなど着た事がなかったため、こんなものかと納得してしまうとかサビーナたん無知かわいいと思います。むちむちかわいいと思います。
そんな恋する下半身なサビーナたんですが、決して上半身が貧相なわけではありません。
OMFのp289でサビーナたんは「年齢も体格も、かなめとそう変わらない娘だ」と描写されています。
かなめのナイスバディは公式設定です。そんな彼女と同等の体格とか、ナチュラルにいい身体過ぎる。
下手をするとカナメより乳がでかいかもしれませんが、そこはむしろ多少負けている方が個人的にかわいいと思います。
俺の勝手なイメージでは身長、体重ともにサビーナたんのほうが少し重い。
なのに乳だけ負けてしまって、そのことにコンプレックスを感じてるとかメシウマですね。サビーナたんの不幸で飯がうまいオカズ的な意味で。
エロパロを書く上で個人的に最初に決めておくことがあります。
それは「誰と、どこまで、何回ヤったか」ということです。
かなめやテッサのようなレギュラーと違ってサビーナたんは、原作ではさほど設定が明らかになっておりません。
原作で明らかにされているサビーナたんのエロパロで使えそうな設定は
・昔、SM趣味の警官にヤられそう(ヤられてる?)になる。
・レナード兄さんにちょいちょい抱かれていた。
・かなめはサビーナたんを「こんなにつくしてくれるガールフレンド(NOTのp63)」と認識している。
・汗だくのかなめの(耳の)穴に棒(体温計)を捻じ込む。
・白いAS操縦服。
・ヒップのラインが印象的。
・独り言では「レナード――(最終下巻のp92)」と呼びつけ。
・人を殺して爆笑するタイプ。
だいたいこんなところでしょうか。
こういった断片に肉付けをして、エロパロ上での暫定設定を勝手に考えるわけです。
今思いついたのを、下記に列挙します。
・レナード様今日もかっこいいですイケメンです輝いてます抱いてください!な兄さん一筋の純情サビーナたん。
(レナードと、いたって普通のSEXを、両手で数えられるくらい)
・心は兄さん一筋ですが下半身はゆるい。部下へのご褒美に股を開く「よくやった糞虫。後で私の部屋に来て、私の尻をFUCKしていいぞ」なサビッチナたん。
(自分を慕う部下たちと、穴という穴を使って、数え切れないほど)
・ご褒美とか関係なく、ただ性欲が異常なので若い兵士を片っ端から食うてしまう性豪サビーナたん。
(誰彼かまわず、穴という穴を使って、数え切れないほど)
・調子にのってヤリスギタ。もうしばらくちんこは相手にしたくない――レナード兄さんの口直しに、邸宅のメイドを無理矢理食ってしまう両刀サビーナたん。
(邸宅のメイドを片っ端から、一方的に貪って、定期的に)
・男なんて不潔……やはり女がいい。特に生意気でいけ好かないほうが、犯し甲斐がある――とか言いつつかなめの下着を漁る百合ツンデレサビーナたん。
(一部の邸宅のメイドと、いたって普通のレズSEXを、両手で数えられるくらい)
これらにエロパロカスタムされたレナード兄さんやファウラーを絡ませることで妄想が紡がれるわけです。もはや無限に思い浮かぶ。銀河に果てはあれど、人間の想像力に果てはないのです。
こんなエロパロネタに溢れて尻かわいいサビーナたんの二次創作が、ほとんどないなんてのはもったいないと思います。
ライトノベル界屈指の金鉱脈であると信奉する、サビーナたんのナイスヒップ描写が生かされないなんてのは許されない。
日本人としてもったいない精神を保有する私達は、サビーナたんのエロパロをもっと書くべきだと思います。
俺は憂いている。サビーナで検索しても化粧品がトップに来て、画像検索やPIXIVで調べてもサビーナたんのサの字も出てこない現状を憂いております。
もっとサビーナたんはオープンにされていいはず。
もしマンに一つの確立でフルメタ4期が制作されたら、サビーナたん推しでグッズを作るべき。
・ねんどろサビーナ
・サビーナ抱き枕カバー
・サビーナたんおっぱいマウスパット
・サビーナたんのキャラソン(ハードコア)
・サビーナたんフィギュア(ガラスのコップを握力で握りつぶす替え手付き)
・ヤンデレサビーナたんに金玉握られて恐怖と気持ちよさで眠れないCD
・カナメに対する愚痴をずっとぶつぶつ言うだけのサビーナラジオ(サブにファウラー)
・月刊サビーナ
やっぱダメなんです。映像化しないとなかなかキャラにファンが付かないんです。いいよね、とあ○魔術の禁書○録は。アニメでは出てきてないキャラも二次SSが一杯あってさ。なんなのあいつらの自給自足は?訓練されすぎだろJK・・・
というわけで、スレの流れ的には後日談的宗かな爆裂セムテックスが求められているようですが、レナード兄さんが不憫すぎて今のところ、宗かなでは心が勃起しません。
サビーナたんや、ナルシスカンフーという謎のキャラがついてしまったファウラーで妄想遊びするほうが今のところ楽しいので、私はその辺で誰得エロパロを書き続けようと思います。
ぶっちゃけ他の人の方がかなめのキャラを把握してると思います。俺が書くとかなめが若干ドライで、なんか違うんですね。書き手さん、全裸で待ってます。誰か、誰か宗かなをください。
ミラから渡された動画がかなめ似のAVで、泣きながらレーバティンの中でちんこしごく宗介が個人的に読みたいです!
せめて後15分だけでいい。最後まで(このAVを)見させてくれ――こんな話書かれたら多分泣くと思います。アルの「一人でやってみます」が違う意味に聞こえて泣くと思います。
ではこんなすばらしい物語を紡がれた賀東先生に万感の拍手を送り、感謝の言葉に変えさせていただこうと思います。
というかすいません。マジですいません。2ちゃん、それもエロパロ板とは言え好き勝手やってすいません。
賀東先生はこのスレは覗かれたことがおありでしょうか?先生はパソコンにお詳しいと聞き及んでおります。OMOの冒頭でも某匿名掲示板的表現が使用されておりますし、恐らくはねらーでしょう。
もしねらーでなくても、ご自身の作品の評判をネットで調べるということはあるかと存じます。
酷い中傷をされてネットを見なくなった作家先生も多いと思いますが、賀東先生は恐らく、良くネットの評判を見るタイプなのではないでしょうか?
その過程でエロパロ板に辿り着いてしまう。大いにありえる話だと思います。そして見る。アラストルを抱いているレナード兄さんを見て、ある意味兄さんがレイプされている現場を目撃するわけです。
もちろん他の方の作品も見るでしょう。しかし他の方の作品は綺麗だ。
出来る限り原作に準拠しており、キャラの崩壊も少ない。自分の都合のいいように解釈してしまうエロパロ的な逃げがなく、エロパロの範囲内での話ですが、原作者に対してある程度礼を尽くしていると思います。
ですが俺とかね、もうね。レナード兄さんはもとより、実は前スレの、あまり評判のよくなかったユイランの宗介逆レイプエロパロも俺なんですが、キャラ崩壊が酷いと思うわ。別に公式でもなんでもないのですが、酷い原作レイプだと思います。
すいませんすいませんマジですいません。
原作が綺麗に完結してしまったが故に、非常に罪悪を感じます。ていうか逆に興奮します。
賀東先生が以前何かのインタビューで応えていたのですが、ヒロインのかなめのモデルは賀東先生本人だそうです。
賀東先生が女言葉を使ったら大体こんな感じ、というキャラ造形。
つまり賀東先生≒千鳥かなめ。むしろ賀東先生=千鳥かなめ。つまり千鳥かなめ=賀東先生。
ということは、賀東先生がエロパロ板を見るとき、それは同時に千鳥かなめが自分がエロスされる話を読むのと同じなわけです。
「げっ!なによこれ……あたしこんなにエッチじゃないし。ソースケ……そりゃソースケとえっちするけどさぁ、もっと普通よね。こんなにおっぱい使わないし、ちんちんはさむとか少し痴女すぎるんじゃない?」
とかブツブツ言いつつ、自分のエロパロを読んでしまう千鳥かなめとかどうよ?キタって感じじゃね?ていうかこの設定で二、三本書けるよねっていうかホントすいませんマジすいませんお願いします殺さないでくだs
おまいさんサビーナ好きすぎ熱すぎワロタw
でもそういう長文嫌いじゃないぜ俺は
ガトーは2ch嫌いらしい
だからこの間本人らしき人物が本スレに降臨したときビックリしたが
か、漢だ…!
本編ではサビーナもレナードも色々報われなかったけどこんなに想われて幸せなんじゃないかな
ていうか、もしや少し前の変態レナードもアナタかwいつも定期的に投下してくれるので有り難いです
悪い、正直作品でも無い長文ちょっとうっとおしい…
なんか荒らしでも来たのかと思った
これはこれでワロタから許すw
あとはサビーナの魅力で俺を骨抜きにしたら言うことない。
>せめて後15分だけでいい。最後まで(このAVを)見させてくれ――こんな話書かれたら多分泣くと思います。
>アルの「一人でやってみます」が違う意味に聞こえて泣くと思います。
心で泣いて、顔でメッチャメチャワロタwww
>>538 相も変わらずサビーナたん愛なうp主にワロタw個人的にはあなたの書く宗かなも大好きだが、
その有り余る煩悩パワーでサビーナたんを天国に逝かせて欲しい、エロパロ的な意味でw
>>538 吹いたwwwwwwwww
いろいろ吹いたwwwwwww
職人不足に喘ぐこのスレを支えてくれた貴重な職人に感謝するとともに
あれだけ面白いネタを書ける職人のキャラへの愛、妄想力の凄まじさに感動した
そのまま突っ走ってくれ
サビーナたんネタ全裸で待ってる
547 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 16:12:27 ID:7XY+dbW5
久々にスレ覗いてみたらwww
>>538 ハゲワロタwwww
548 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 02:11:34 ID:xfiAJjAz
サビーナや宗かなも見たいけど、クルツ×マオに飢えすぎてるあげ
宗介は兵士的には狼のふりをした羊かも知れないけど、性的には羊の毛皮を被った狼だと思います!
賀東先生続編だしてくれ…いや出してくださいおねがいします
完結作に続編など不要。
短編集は出るはずだけどね
続編はいらん。
が、あとがきにあったエピローグその後はちょこっと見てみたい。
ガトー頼むよガトー
まるっきりの書き物初心者なんで、稚拙な文章っすが職人様降臨までのつなぎ保守に小ネタ。
そういうの苦手な人は飛ばしてつかーさい。
エロまでいけてません。場所は想像にお任せします。
-----
「ちょっ…!ソ、ソースケっ……」
「なんだ?」
「ダメ、だよ……こんな、場所で……!」
「…嫌か?」
彼は卑怯だ。トーヘンボクの朴念仁だったくせに。
あたしが面倒見てあげなきゃ、常識なんてまるっきりゼロで。男女間の情緒に至ってはマイナスだったのに!
そんな言い方で、そんな捨てられた犬のような瞳で覗き込まれたら―――
はぐらかせないじゃない………!
「………っ。はずかしい、よ……」
視線を逸らし伏せた瞳は、少し潤んでいた。黒く長いまつ毛が微かに震えている気がする。
白い頬は、今は桜色に紅潮している。
いつも勝気な彼女が。ほっそりとした身体からは想像もつかないような活力と行動力を溢れさせている彼女が。
今は自分の腕の中で震えている。それでも逃げ出さずに、抱かれている―――
彼女のこんな姿を知っているのは、おそらく自分だけだ。
そして、彼女をこんな風にしているのは、自分なのだ………!
その事実が宗介の胸の奥を熱く掻き乱す。
――もっと、見たい。かなめの、姿を。あの常盤ですら知らない、恥じらい乱れた、彼女の姿を!
「…問題ない」
「……!ぁ………や、あ……ひあ…っ」
宗介は、鎌首をもたげた独占欲を見せまいと、つとめて冷静に言い切り、押し通した。
いや、隠しきれただろうか?呼吸が早くなる。だが――もう止められない。
抱き抱えた腕が細い腰に回される。少し肌寒く、重ね着された薄い衣服に手が侵入していく。
無駄な肉のない引き締まった躰。しかし男とは決定的に違う、柔らかな肌に指を滑らせていく。
脇腹のあたりを撫でられ、かなめは身をよじらせた。
だが優しく抱いているはずの手は、どこまでも執拗に、逃がしてくれなかった。
上着がはだけ、肩が露出する。ぴったりとしたキャミソールがずり上げられていく。
頬が熱い。きっとみっともないくらい真っ赤に茹で上がっていることだろう。かなめは気恥ずかしくなり、顔を背けた。
顔を見せまいと隠した仕草のせいで、白い首すじが宗介の目に飛び込んできた。
喉頸から日に焼けていない柔肌が細い肩まであらわになっている。思わず吸いつくと彼女が小さく震えた。
痕が残るといつも彼女は怒る。だが、彼女を自分の、自分だけのものにしたいという欲望に逆らえなかった。
「んっ…」
胸元の大きく開いたキャミソールは、谷間に印を付けるのに邪魔をしなかった。……できれば普段、着て欲しくはないのだが。
キャミソールを逆に下から侵入しずり上げていった手は、下着まで到達していた。
布越しにやわやわと胸に触ると、瑞々しくもたわわに実ったものが柔らかく形を変え、ふるふると震えた。
柔らかさと大きさを楽しむようにさらに揉みしだいていくと、かなめの肌がじんわりと汗ばみ、熱い吐息が漏れているのに気がついた。
目を遣れば彼女は声を出さないよう、唇を噛んでいた。
「んうっ!?ふっ…んんっ……う、ん…はっぁ………っ」
彼女の唇を吸い上げ、絡めとる。微かな水音と、押さえの効かない声がこぼれる。
宗介の脳髄にゾクゾクと痺れるような感覚が這い上がる。
-----
素人には早すぎたようだ。神職人降臨マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
>>553 乙乙!
稚拙だなんてとんでもない、文章書けない自分にとっては十分うまいと思う
なによりかなめの可愛さと宗介の強引さにニヤニヤさせてもらいました〜できれば続きを…げふんげふん
つなぎに小話書いたのに先越されてしまった、
でもこっちのほうがエロくてGJだべ( ゚∀゚)=3
>>554 あり!
基本、小説もこの手のスレもROM専なんでどーしても頭でっかちな文になってしまうんすよ
レスウィンドに直接書き込んだもんで中途半端なとこまでしかできませんでした
txtとかで完成させてから投下するのが職人さんなんだろうけど…
オチとか想像できないっす!このまま続き書こうとしたら爆死必至!
>>555 さあうpる作業に戻るんだ
サビーナスキーの変態紳士の新作や他職人様のニヤニヤ投下全裸でまってます
できました、エロではなくバカです
クスッとでも、していただければ幸いです
558 :
アルと軍曹:2010/10/03(日) 23:22:23 ID:IEiHdBTP
アル 《この度は大願成就おめでとうございます、サージェント・サガラ》
軍曹 「妙な単語を知っているな。 ああ、お前にまで祝福されるとは思わなかった」
アル 《ところで軍曹、質問の許可を》
軍曹 「何だ? 言ってみろ」
アル 《私の希望車種はトランザムだった筈ですが?》
軍曹 「ち、じゃ無い、かなめの奴が『どうせ大家族になるんだから大勢乗れる車の方がいい』と言ってな」
アル 《ミス、ではなくミセス・サガラが? それでM○BILI○ですか…、》
軍曹 「伏字になって無いぞ。 まあ、そう云う訳だからあきらめろ」
アル 《それでは仕方がありませんね、現状を肯定します》
軍曹 「ところで取得費用の内、キサマの搭載分を除いてもえらく金が掛かり過ぎている様だが何故だ?」
アル 《ご安心ください軍曹、大家族云々について様々な支援オプションを搭載しました、その為の費用です》
軍曹 「なんだと?」
アル 《まず、コマンド一つで完全な平面状態に可変するスーパーリクライニングシート、睡眠及びその他の行為に最適です》
軍曹 「おい」
アル 《続いて、視覚情報を完全に阻害する可偏光ウィンド》
軍曹 「まて」
アル 《尚、特殊な需要に応じて、内部に対する外部視覚情報を阻害しないモードも選択可能です》
軍曹 「待てと言っている」
アル 《それから、テスタロッサ大佐謹製の電磁式サスペンション、車内でどの様な激しい運動が成されようと車体は小揺るぎもしません》
軍曹 「 」
アル 《この様に、大家族を形成する為に有効なオプションを様々…軍曹、どうされました軍曹、そのバールの様な物はいった…qあwせdrftgyふじこlp
そりゃアルの中では出来んわなw
わろうた
本スレの流れで読みたかったネタがいまここに!
仕様はともかく意気投合するアルとかなめを見て疎外感に苛まれる軍曹殿を幻視した
ぶははははっ。
すんごい、いいっ! これ。文句なし、GJ♪
GJ!
ところで、原作でちゃんと宗介とかなめは最後に結ばれたんだから、そろそろ宗かなのエロエロニャンニャンなエロパロが読みたいんですが。
>>553の続き書こうとしてんだけど、なんかエロくならない
職人さんってすごいな・・・
565 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 00:52:23 ID:EoWJgUFE
>>558 最高!ハゲワロタw
是非シリーズ化してほしい。
保守っとくついでに、そーかなばかり言われてるが、クルマオもその後のイチャっぷりも見て見たいと言ってみる。
濃密さならそーかな以上だて思うんだが。
クルツの指は柔らかいとかいう話があったね
マオ姐さんが上なのか下なのか気になる。マオは海兵隊出のマッチョかと思いきや実は男に尽くすタイプだなーと保守
>567
一流のスナイパーの掌はとても柔らかいと以前何かで読んだ保守
照準というか、弾道がずれちゃうじゃん。という理由だね。
ASでも関係あるのかどうかは???
マーダーライセンス牙でははっきりそういう台詞があるよ。
>>567 > マオ姐さんが上なのか下なのか気になる。
上も下も横もだろ
571 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 00:09:57 ID:9ouJL8to
保守ついでに雑談投下
マオ姐さんはクルーゾーと絶対に過去何かあったと思う
…というようなことをTSRのコメンタリーで宗介の中の人が言っていた
ついでに言うと、かなめに真空飛び膝蹴りを貰っておきながら
裏設定で言うとこの時のかなめのパンツの色は何色ですかハアハア
とかも言っていた
あんな宗介はいやだ
むっつり顔でルパンダイブする宗介か…
確かにイヤだな
そこはあえてのスニーキングミッションで
さらに蛇足で投下
同じくコメンタリーでラストの袖つまみの瞬間
「(かなめの仕草が)かわいーん」とつぶやいていた
ちょっと萌えた
>>574 そんなこと言ってたかな?と思いDVD見直してしまった。
BS11ではこのシーンがカットされてて超残念だった。
再放送して欲しい
宗介とかなめがにゃんにゃんする話読みてーよー
職人さん降臨してくれないかな…
以前読んだ禁欲的と言いつつ全然禁欲的でない軍曹さんとか
また読みたいんだけど
最終巻の翌日なんてきっと
かなめは夢現で昨日の事思い出しては百面相をして、
料理作ろうとしたらいつの間にか大量に作りすぎてて、
照れながらもソースケに作りすぎちゃったから食べに来なさいよ!とか言って、
んで、お部屋でお互いに意識しちゃっていつの間にか妙な雰囲気になっちゃうんですね
エロパロ的にはそのまま流されて欲しいが
なんとなく同級生たちが丁度いいタイミングで雪崩込んできたりするんだろうな
くそぅ、後日談読みたいよー
>578
いやいや意外と覚醒?したソースケなら卒業式のその日の夜に
ガッツリパックリといっちゃいそうな気がする。
公衆の面前で「問題ない」と強引にブッチューとやっちゃうような男だぞ?
ただひとつだけ心配なのは、NYのかなめの父親に挨拶に行く時に
数百頭の羊を引き連れていくんじゃないかという点だがw
奴ならやりかねない。
イスラームだからかw
「と、ところでイスラム教徒の男の人って死ぬと天国にハーレムが待ってるって聞いたけど?」
「ああ。 だが72人のフーリーの中にかなめはいないからな。できるだけ長生きしようと思っている」
「……(照」
「……(汗」(天国に怒鳴り込んでハリセンでフーリー達を蹴散らすかなめを想像)
581 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 23:29:26 ID:TJWmL5ug
宗かなニャンニャンSSまだぁっ!?
職人さん降臨、待ちつつー
後日談読みたい、同意しつつー
>>577 禁欲的な相良君、待ってていただいてありがとうございます〜
いちおう、ぼーちぼちとは手つけているので、気長にお待ちいただければ……(^^;)
577さんじゃないが待ってます(*゚∀゚)=3ハァハァ
ムッハアアアアア
キターーーー(゜∀゜*)ーーーー!!!
待ってますええ待ってますとも。わんこのように!
保守
586 :
577:2010/11/02(火) 00:24:27 ID:Jvc6hBn7
577ですが
自分が書いた後の流れに吃驚です…
まさか本当に職人さんが降臨されるとは思わなんだ。
というわけで自分もホッシュホッシュ。
かなめが無茶苦茶かわいいお話読みたいよ保守
ガトーが最終巻エピローグその後を書いてくれるのはいつになるのやら
脳内補完するのも楽しくはあるけどね
未収録の短編が数編あるようだが。
これを出して欲しいものだ。
職人さんを待つ間に、チョロリと投下。
昔の書きかけの小説の一部をフルメタ仕様に変換してみました。
お目汚し&保守ついでに。
「……バカ」
拗ねたような、甘い囁きが耳元をくすぐる。
寄せた頬の耳たぶに、少々きつめに歯をたてられた。
「痛いぞ」
思わず漏らした文句にも、つい苦笑が滲む。
「すっかり目が覚めちゃったじゃない…あんたのせいだからね」
「なら、責任を取らないとな」
上目遣いに俺を睨む濡れた瞳を覗き込み、不満げに尖らせた唇に軽く自分のそれを重ねた。
角度を変えて何度もくちづけを交わしながら、細い背中を抱きしめる。
そのまま掌を下へ滑らせ、くびれたラインを辿ると僅かな布きれの感触が指先に触れる。
掌に余る程度の丸みをゆっくりと揉みしだくと、耳元でせつなげな溜息が漏れた。
鎖骨を甘噛みして、そのまま白い胸元に舌を這わせる。
口に含んだ先端部分は先程とは比べ物にならないくらいに硬く勃ち上がり、
俺の愛撫に懸命に応えていた。
なだらかな腹部と可愛らしい臍にもキスの雨を降らせると、幾度となく
頭上で小さな喘ぎが漏れる。
素直に声を出せばいいのに、千鳥はいつも必死に声を抑えようとするのだ。
何かを堪えるようなその表情が、余計に俺の嗜虐心を煽るなどとは知りもせずに。
緊張して張り詰めた太腿をさらりと撫でると、白い身体にビクリと震えが走る。
薄明かりの下で脚を開くのが恥ずかしいのか、千鳥の両腿は俺の脇腹を
挟むようにして、なんとか脚を閉じようと空しい努力を続けていた。
「千鳥」
羞恥か、情欲か、その両方か。熱に浮かされたように頬を染め、泣き出しそうに
潤んだ瞳を下から覗き込む。
ずっと唇を噛み締めていたせいか、まるで紅を引いたかのように赤くなったそこが
かすかに震えていた。
目を合わせたまま、再び白い脚に掌を滑らせる。
そこを力任せに開く事は不可能ではない。
だが、そうはしたくなかった。
「見せてくれ」
千鳥自身の意思で、その身体と心を開いて。
俺に、見せて欲しかった。
「全部」
今にも泣き出しそうな潤んだ瞳を見つめながら、白い膝頭にチュ、とくちづけた。
時間にすればほんの数秒、千鳥の表情に困惑と迷いの色が浮かび、所在無い両手を
胸の上辺りでぎゅうと握り締める。頬を僅かに朱に染め、覚悟を決めたようにきつく瞼を閉じた。
白く張り詰めた腿が、極度の緊張のせいか小さく震えて。
もどかしいほどにゆるゆると、固く閉じられていたその場所が開かれていく。
>>590のかなめがかわいすぎて生きていくのがつらい
で、続きはまだですか
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>590乙
かなめがかわええ
そのまま続きを書いてもいいのよ…?
594 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 23:58:09 ID:yZoIhr5h
わっふるわっふる
>>580 そういえば、イスラムって宗派によっては一夫多妻が可能なんだよな……。
かなり厳格に、機械的な意味で複数の奥さんを「平等に」愛してやる必要があるんだけど
(ベッドを共にする回数とか、遺産の分配とか)
日本に紹介される時は第○夫人、とか番号つけられるけど、妻になった順番でしかなくってどっちが偉いわけでもない
また妻同士の理解も必要。妻同士がケンカとかしたら男の技量不足、人間的な器の不足という扱いになる……。
まあだからこそ、一夫多妻の制度があっても、そうでないカップルが結構な割合でいるわけだが
テッサ「……ということは、まだまだチャンスも……いっそ私も改宗することまで考えれば……!」
(遠くにいる)宗介「……ッ!? 何かいま、凄まじい悪寒が……!?」
かなめもテッサも平等に・・・ゴクリ
宗介に限ってはそれはなさそうだけどな
第一イスラムったって厳密に戒律守ってる感じでもなかったし
>>595 かなめがイスラムの一夫多妻制を知る
↓
同じく宗介もクルツあたりに「どうなんだ〜んん〜?」と突付かれる
↓
何故かソレを雑談でも言い出せないギクシャクした二人
↓
何故かハリセンでどつき倒されかなめに泣かれる宗介
というのまで受信したわ
すごく……痴話げんかです……
女にだらしない宗介とかありえない
そんな宗介いやでつ
流れを読まずに小咄投下いたします、すみません。
宗介×かなめとクルツ×マオです。
「おはよー、ソースケ」
「…ああ、お前か」
「っだよせっかくカナメと同室だってーのに、朝っぱらから暗いなお前は。
俺なんかお肌ぴっちぴちだぜ、なあメリッサ?なんせ昨夜三回裏延長までへぶっ」
肩に手を回してきたクルツの鼻柱に容赦なく裏拳を叩き込んだメリッサ・マオは、
宗介にサーバーからコーヒーを注いで渡してやった。
「どうしたの、難しい顔して。カナメと何かあった?」
「…説明がしづらいが、今朝は起きたくないと言われた」
「なに?彼女、具合悪いの?」
「もとから低血圧なのだそうだが、…様子が少々いつもと違う」
「何だお前、ハッスルしすぎてカナメ寝かせてやらなかった、とかそういうオチ?」
「いいからあんたはその下ネタしか出ない口を閉じな。…で?」
こめかみをぽりぽりとかいた宗介が、ぼそぼそ声で答える。
「確かに俺が接触すると睡眠の邪魔になるのだそうだ」
「んじゃあんた床で寝たの?」
「…ああ」
「一晩中?」
「いや、途中からだ」
「お前、何やったのよ一体」
コーヒーに視線を落としてしばしためらった後、宗介は、
「あまり詳しくは話せんのだが」と前置いて口をつぐんだ。
「あー、かなめには黙っといてあげるから。どしたの」
明らかにほっとした様子の彼は、言葉を選びつつ状況を説明する。
「その。昨夜は体調がいいという話だったので、五分ほど軽度の接触ののち交渉に及んだのだが、
二度ほど済ませたところで接触の時間が短すぎたように思われて二時間ほど広範囲に追加したところ、
…彼女にいつになく積極的な行動を取られたので、こちらとしても相応に応戦したつもりなのだが、
今朝方からかなめがまともに口をきいてくれん。謝辞も聞き流される」
二時間ってお前、とクルツが復唱したが、マオは敢えて無視した。
「で、側によるなって?」
「そうだ。体調がおかしくなると言われた。
…多少は回復したようだが手当てもするなと、その、…泣かれた」
さりげなく冷めかかったコーヒーを流し込む宗介の頬がこころなしか赤い。
要するにねちっこく責め立てて一晩中イかせまくったら、さわるだけでもイってしまう状態になってしまい、
耐えかねたかなめにベッドから追い出された、ということなのだろうか。
あんたなんつーことを、と固まるマオの隣で半眼になったクルツが言った。
「なあメリッサ。俺さー、前々っから思ってたんだけど。みんなが俺のことスケベだ色キチだ
年中サカってるだ言うけどさ、俺がスケベなのって日本育ちだからだと思うんだよな」
「…何それ」
「秋葉原とか浮世絵とか見てみろ、あんだけおおっぴらにスケベな国が他にあるか!って
昔っから海外でも評判だった、つうのを歴史の先公にも聞いたことあんだけどな、
所詮俺もDNAが日本人のヤツにはかなわねえよ、こいつこの間まで童貞でカナメが初めてで
しかもこの年だろ?なんだこれ、とか思わねえ!?」
「なんか、そう言われると納得しそうになるけどねえ…」
引きつった笑顔で明後日を見やり、片手で頭を抱えたマオの様子に、宗介も不安になったらしい。
「やはり、拙かったのか」
うーともあーともつかない声で答えたマオは「エロオヤジでも普通あんましそこまではしない」
という台詞を、この朴念仁の初心者にどう説明すればいいのか悩みつつ座り直した。
「…えーと。あんたは二時間我慢してたってこと?」
「ああ。当初少しばかり無理をさせたとの話だったので、詫びのつもりもあったのだが」
「お前よく我慢できたなー…、ってはじめにガっついたからか?」
「……今回は痛いと言われなかったので油断した」
ああそう、とため息をついたマオは半眼のまま聞いてやる。
「で、かわいかったんだ?カナメ」
途端に平静でいようと努力していただろう少年が、ぐっと喉を詰まらせて顔面や首筋はおろか
手の甲まで赤くなった。
あー、そんで二時間もいじくりまわしたのか…。で、とても後のことなんざ考えられなかった、と。
その後、限界まで我慢した反動で「積極的になった」彼女にぶちまけたわけか、
と解釈した年長者二人は揃って遠い目になった。
自分たちだってそれなりに若いが、覚えたての十代が文字通り命がけで惚れぬいた相手を前に
我慢できなくなったら、それはすさまじい結果になるだろうことは容易に想像できる。
おそらく彼ら二人は見ての通りにそちらの相性もいいのだろう。
しかし、そこで年齢相応に回数を稼ぐだけの行動に走らないあたりが何とも末恐ろしかった。
「あー。何も言うな。つか、いま思い出すな。よーくわかったから全部お前の胸にしまっとけ」
べしべしとぼさぼさ頭の弟分をドツいた金髪の男前は、空のカップを片づける。
「そうね、とりあえず朝ご飯二人ぶん持って部屋に戻んなさい。カナメもあたしたちと顔合わすの
気まずいだろうし、おなかも空いてると思うから」
「…そうか。感謝する」
「いーえー。カナメにはよろしくしなくていいわよ。てかむしろすんな面倒だから」
「了解した」
どことなくぎくしゃくと立ち上がり移動する弟分を見送って、
マオは同じような表情で頭をかいているクルツに言った。
「珍しいわね、あんたがああいうこと言うの。根掘り葉掘り聞きそうなもんなのに」
「んあー、武士の情けっての?あれ以上聞いたらカナメにもわりーだろ、
あいつ何言い出すかわかんねえし」
「そーね、ソースケにあの手のノロケ聞かされるのが意外なのはともかく、こう…
てっきり可愛いもんなんだろうと思ってたんだけどさあ…。
おなかいっぱいですごちそうさま、っての通り越して、もう頭痛いわ…」
サルの方がマシってどういうこと、と壁にすがりつくマオの肩にクルツがめげずに腕を回す。
「メリッサって、そういうとこすげー可愛いのな」
「うっさい、メリッサ言うな」
「じゃそういうことで俺たちも負けずにげふっ」
「巣に帰れこのエロザル!」
恋人の下腹に拳を突き込んだマオは自動販売機に小銭を入れてビールを二本買うと、
振り向かずに一本をクルツに放り投げて自室に向かった。
お目汚し失礼いたしました。
GJ & 乙です!
宗介もかなめも可愛いな〜にやにや(・∀・)
クルツとマオもいいおにいさんおねえさんだ
宗介が赤くなるとか珍しい
お前さんどんだけかなめのこと好きなんですかーにやにや(・∀・)
可愛いお話ご馳走さまでしたー
いやあ、ごっつぁんです!
も、もうどうにでもして。おねがいって感じかな。
GJ、凄く愛がある気がする。
によによが止まらーん
GJでし!
宗かなはもちろんだがクルツマオの描写もすごくいい。GJ。
宗かなとクルマオだと…?
この組み合わせ見たかった、GJ!!!
>602の前夜の詳細を激しく希望w
保守ついでに小ネタの投下で失礼いたします
「んん…、ぁっ」
分厚い手のひらに体をまさぐられたかなめの腿がソファの肘掛けに引っかかる。
その感触で少し頭の覚めた彼女は、自分を強く抱え込んで再び唇をふさごうとする男の胸板を
やわく押し返した。
カーテンと窓まで数センチというごく狭い隙間はただでさえ息苦しいのに、いつもより荒い彼の
呼気で肌が焼けそうだ。
「も、ソースケ…だめだよこんなとこで」
「そうか?…そうだな」
一瞬考えたのち、深くからめていた足を後ろに引いた相良宗介は、かなめの腰を密着させるように
引き寄せてソファへと向かうが、ソファを通り越して壁際に添うようにかなめを床に横たわらせ、
彼女の体を何かから隠すように覆い被さった。
「…ちょっとソースケ」
「何だ」
答えつつもかなめの衣類のボタンを外し続ける宗介のあごを押しやるように彼女が身を起こすと、
彼はわずかながらも焦った様子でかなめを壁際に抑えつけて自分の体を傾ける。
「?」
反対側に腕を動かしたとたん素早く抑え込もうとした彼の様子に何かを感付いて
斜め上を見上げた彼女の顔に、宗介の上着がばさりとかけられた。
こめかみの辺りでブチっと音のしたかなめは、はち切れそうな胸の谷間もあらわな姿で
宗介を蹴り飛ばして怒鳴りつけた。
「ー…っ!!とっとと出てけこの変態ーっ!!」
「ま、待て千鳥。映るぞ」
「やっぱ防犯カメラのスイッチ切ってなかったんじゃない、この大バカのスットコドッコイ!!
何やってくれてんのよあんたは!!」
「切っていないのではなく、俺の一存では切れないのだ。ミスリルから先日支給されたものでな、
内部に敵側の工作員がいた場合に備えての措置だそうだ」
壁や天井の隅を見わたしてもどこに設置したのやら、皆目見当もつかない。さすがプロの仕業である。
つまりこの手でぶっ壊して蓄積したデータを破壊することは、壁を引っぺがしでもしなければ
ほぼ不可能ということだ。
ふとあることに思い当たったかなめは胸元で宗介の上着を握りしめ、ゆっくりと尋ねた。
「…まさかこれ、データ転送式じゃないでしょうね」
「すまん、死角はいくつか確保しておいたのだが。死角部分は俺の個人的設備で完璧かつ
徹底的にカバーしてある。ゆえに安全面については問題ないので安心してくれ。……千鳥?」
「二度とうちにくるなこの超絶変態ムッツリ仮面ーっ!!あんたなんか大大大だいっきらい!!」
連続キックとハリセン殴打で宗介を玄関から放り出したかなめは、パソコンを立ち上げて
猛烈なスピードでキーボードを叩き出す。
後日「千鳥邸から転送されてきた防犯カメラのデータに改竄の疑いあり」という報告を
ダーナから受けたテッサは半眼になると、手早く防犯カメラの増設申請書類を自ら作成し、
それにサインした。
>>613-614 GJです。かなめの能力ぱねえw
つーか防犯カメラついてるのにどんだけやりたいんだ宗介w
かなめの身体は隠せてもセックスしてるところは丸写しだろう
GJ!
カメラの増設か…
障害があるほど燃えるな
おつ&GJ!
かなめの肌は誰にも見せられないけど
防犯カメラの前で、かなめが自分のものだと見せびらかしたいんですね
わかります
>>617 なん…だと……
>615
問題ない。
大佐が見たいのは俺の体であってカナメの胸ではない。
ウィスパードの女の子たち惚れさせちゃう軍曹さんまじジゴロ
ナミはなんだか妹っぽいとOMF読んでふと思った
ナイトライダー化したトランザムで遠距離ドライブとかしたりするのだろうか
>>622 「アル、ターボジャンプだ。」
「ネガティヴ。中古のおんぼろトランザムにそんなモノが付いているわけがありません。」
624 :
590:2010/12/18(土) 00:01:05 ID:aSLZcDQ8
ほろ酔い気分で再び投下に来ました。
前回の続きなんですがまたしても中途半端ですいません〜。
でも後悔なんかするもんか。明日になったら身悶えてるかもしれないけど。
「…ふぅん」
最初に目に付いたのは繊細なレース細工だった。
男物とはまるで違う華美な装飾と光沢のある生地が、最後の砦とばかりに
最低限の面積で肝心の箇所を覆い隠している。
それは下着、というよりはデコレーションといった方が正しいのかもしれない。
大切な相手に見せる為だけの、秘密の飾りつけ。
小さな薄い生地の下にはうっすらと淡い茂みの色が透けていた。
半端に隠れている分、なまじ裸よりもなんだか淫猥な感じがする。
「可愛いな」
普段ならあまり口にしないような台詞が、自然に口をついて出た。
下着だけじゃない。千鳥が俺の為だけに選んだこれを身に付けて
ベッドで待っていてくれたという事実が純粋に嬉しく、愛おしく思えたのだ。
悪戯のように指先で生地の上をつう、と撫でる。生地越しに濡れた感触が指先に伝わった。
「…ん…っ」
頭の上からなんともいえない可愛らしい声が降ってくる。その表情をチラリと盗み見れば、
千鳥は相変わらずきつく瞼を閉じたたまま、必死に声を漏らすまいと片手で口元を押さえている。
「千鳥、我慢しなくてもいい」
そう言っても、千鳥はイヤイヤとかぶりを振って手を口元からどけようとはしない。
その仕草が余計に俺を煽った。
小さな布きれの、一際細くなっている箇所を指先でぐいと引っ張る。甘酸っぱいような
女の匂いと、かろうじて隠れていた其処が露わになった。剥き出しになったその場所に
ペロリと舌を這わせると、千鳥の身体がビクン、と大きく跳ねる。
「ひゃッ!?……やっ、バカ、何…ッ!」
思わず漏らしてしまった悲鳴に自分自身で驚いたのか、千鳥は咄嗟に脚を閉じかけるが、
俺の腕と肩に阻まれてそれは叶わなかった。逆に内腿にかけた己の掌で、更にぐいと脚を開かせる。
濡れて溢れて、あからさまになった其処に更に深くくちづけて奥まで舌を忍ばせた。
必死に身を捩じらせて俺の舌から逃げようとする腰を半ば強引に押さえ込む。
「ん、ぁッ!いや、ぁ…!」
千鳥はまだ口元を手で隠しているのか、くぐもった喘ぎ声が漏れた。
切なげな声と荒い呼吸音、己の舌が立てる淫らな水音が頭の中に響いて、
なけなしの理性を凄まじい勢いで侵食していく。獲物の肉を屠る獣のような気分で
濡れた肉と熱を味わい、やがて舌先で探り当てた小さな突起を集中的に責めてやると、
悲鳴のような声が上がった。
「ん、ああああああああッ!!!」
声を抑える余裕も吹っ飛んだのか、千鳥は枕の端を両手で必死に握り締める。
まるで全身に電流でも流されたかのように身体を仰け反らせ、ビクビクと震えた。
初めて身体を重ねた時もそうだったが、千鳥はここを責められるのが弱い。
漸く引き出せた素直な反応に内心ほくそ笑みながら、俺は執拗に同じ箇所を攻め続けた。
もう続きはないかと諦めていたよ
GJ!
あああでも気になるところで終わってるうううううう
GJ!
なかなか頑張る宗介君ですなw
627 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 00:18:43 ID:9rRRI7+u
GJ!続きが見たい!
続きに失礼するけど、保管庫のやつってなんで中途半端な所までしか見れないの?
629 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 23:30:30 ID:3crxZMMf
>>590 GJ!続きを気長に待ってます!
>>628 すまんが「中途半端」の意味がよくわからん
スレに投下された作品が即座に回収されていない、という意味であれば
管理人さんの都合による様子なので、しばらく待てばいいのではないか
自前の画面に内容が中途半端にしか表示されない、という意味であれば
自力で解決してくれ
乙
ウィスパードの皆さんお誕生日おめでとう
632 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 09:09:41 ID:8lEsOLFW
姫はじめネタに期待しつつ保守
下がり杉。ホッシュホッシュ
職人さん来てくれないかねえ…
634 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:22:34 ID:C53dGWv3
宗介とかなめの幸せそうなの読みたいな
全裸待機保守
飢えてます。保守
637 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 22:51:08 ID:qSfZqqKZ
初めて書いた誰得な小説。宗かな事後です。
いつもは全然起きれないのに、今日はなぜか早くに目が覚めた。カーテンの隙間から差し込む明かりが眩しかった。
「ん…」
もぞ、と身をよじろうとしたら突如大きな手にぐいっと胸元まで引き寄せられて、思わず「ひゃっ」と変な声が出てしまい、あわてて口元を押さえる。
心臓の鼓動が聞こえるほどの近距離で、またきつく抱き締められて今度は声も出なかった。
近くにある彼の胸板が、昨夜の出来事を連想させて、自然と顔が赤くなる。
「…ソースケ?」
「…」
「に、逃げたりしないから。その…苦しいんだけど」
すると、気がついたようにぱっと力を緩められて、でも、離れたりはしないように優しく腰に手を回される。
いつもこうだ。いつもどこにもいかないよう宝物を大切に抱き締めているような抱きしめ方をしてきて、だけどどうかすればまるで壊れ物を扱うように優しく触れてくるのだ。
そんな宗介にふ、と笑みがこぼれる。
「…おはよ」
「…ああ」
「どうしたの?嫌な夢でも見た?」
「いや、寝ていた君が、俺を呼んでいた。」
「私?」
どうして?と問うと、わからんが君が泣きそうだったので不安になったと答えられた。
「…どうしたらいいか、わからないんだ」
「ん。多分怖い夢でも見てたのよ。大丈夫…ありがとう」
「ちど…」
彼が言い終わる前に、遮るようにぎゅっと抱きついた。広い胸板。規則正しく聞こえる鼓動。引き締まった筋肉、私を抱き締める腕。すべてが、あたたかい。 生きてる。安心する――
「…大好き」
…恥ずかしいけれど本当は、私が意識を飛ばす少し前、いつも「愛してる」って私に口付けること、知ってる。
心の奥でもっと、もっと私を好きになって、なんて思う私もいて、なんてわがままなんだろうって自分で呆れる時もあるけれど。
私を一生懸命愛してくれるあなたがいとおしくて、伝わらない想いがもどかしくて、手を伸ばしてみたら力強く握ってくれるから、やっと少しだけ安心したりして。恥ずかしいから絶対口には出さないけど。
「千鳥」
額にちゅ、と口付けられてゆるゆると顔をあげる。そこには真剣な眼差しのソースケがいて、数秒見つめあったあとゆっくりと瞳を閉じた。
唇に柔らかな感触。蕩けそうなくらいに、甘くて優しい。心地いい。啄むように口付けられて、私はそれに応える。
「ん…」
私の唇にいた彼のそれが、ゆっくりと下へ移動する。
「…や、…っぁ」
首筋をきつく吸われて言葉が遮られた。
「…千鳥を俺のものにできたら、と何度も思ったことがある。いっそ腕の中に閉じ込めて、どこにも行かないように。…だが違うんだ。千鳥はみんなと笑いあっているから千鳥で、俺の腕の中でおとなしくしているのが君なんじゃない。だから、これだけでも、許してくれないか」
かあ、と思わず頬が紅潮するのがわかった。
彼に、愛されている。
「…うん」
正直ずるいと思う。こういう時だけ甘え方が上手くて。こいつはもしかして確信犯じゃないだろうかなどと何度思ったことか。
乙〜&GJ。
ええなぁ、こういう恋人同士甘いの大好きだ。
2828282828282828
>>637 いいね〜、ピロートークとか好きな自分にはたまらん
642 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 22:40:13 ID:P9I5kWo7
637です。
中途半端で終わってる上にエロくもなくてすいませんでした〜
初めての小説投稿だったのでびくびくしてたんですが、好きだと言ってもらえて良かったです〜。
643 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 08:46:38 ID:qHvaRWmc
644 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 21:25:10 ID:XtOsZPFB
>637
職人様アリガトウ!
てす
お、書き込めた!
遅くなったけど
>>637GJ!
規制でGJすら言うことができないのは辛いね
ほんとだ書き込めた
ナイスニヤニヤ!
宗すけかなめの甘初ものが読みたいです
650 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:05:27.96 ID:qvjGrE0n
あげ
職人さんまちしかできない
651 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 14:41:18.26 ID:/48SyLRS
age
652 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 18:38:02.99 ID:/K4r0oPA
生きてる?
ほしゅ
( ゚∀゚)o彡°宗かな!宗かな!
なんか書き込めたり書き込めんかったり
よくわからんことになってるけど投下します
内容はサビーナ×かなめ
時系列はかなめがニケーロの邸宅に軟禁されてるころ
まさに誰得なんだが、すまんね、自分の好みに正直なことが
エロス創作をする上で大事なことだと思っているので
身長二メートルあまりのアジア系の男の左第十二肋骨が、身長170センチメートルたらずの小娘の拳打によって叩き折られる。
「失礼」
私は口だけの謝罪をする――最高の気分だ。私の足元に跪く大男の苦痛に満ちた表情。脂汗に塗れた呻き声さえ爽快に聞こえる。
「畜生、この小娘が」
最低の気分だ。不用意に叩いたせいで右手の第三中手骨が痛い。
折れてはいない。半刻もすれば霧散するような痛みだが、もし万が一、今どこかの誰かが攻めてきてASに乗るような事態になったらどうすればいいのか。
貴様のように火薬と鉄を振り回すだけの大雑把な仕事とは違うのだ。ASを駆る私の手に不具合があれば、あの人の身に危険が及ぶかもしれない。
手の甲を親指で揉む。あの人に触っていただければ、半刻待たずとも完治するかもしれないけれど――まったく。半端に反応して半端に身を捩るから半端な折れ方をして、私の手も中途半端に痛むのだ。
*
錦糸を思わせる黒髪や黄色人種特有の肌理の細かい肌と、氷結したかのように透き通る銀髪や白い肌――それらが交わる姿は甚だ淫靡であったが、その行為に及ぶための精神の具合が、淫靡な方向に傾いていたどうかは、一切判然としない。
「カナメ、声をだしてもいいんだよ?」
銀髪の人物が、カナメと呼ばれた黒髪の人物を後ろから犯しつつ、そう問いかける。
黒髪の人物は何も言わない。ただシーツを強く鷲掴み、羞恥か屈辱かの何事かに耐えているようであった。
物言わぬ上の口とは対照的に、黒髪の人物の下半身から淫らな音が上がる。
銀髪の人物の濡れた剛直が、黒髪の人物の下半身の穴に深く深く挿入される。挿入の際に、周りの皮膚ごと穴へと押し込まれ、抜け出る際に吸盤のように張り詰めた肉棒に絡みついた。
ズグッズグッと良心の呵責のない一突き一突きが、この行為が恋愛の行く末にある甘ったるい情交ではなく、ただ性欲を発散するためだけの野蛮な行為であることを物語る。
銀髪の人物は目の前の黒髪を引っ掴むと、その耳たぶを卑しくかみ締めた。黒髪の人物は眉をしかめる。
歯の鬱血が数瞬で消えるほどの軽い噛み付きの末、銀髪の人物は嘲るような調子で言う。
「本当は気持ちいいんだろう、カナメ?そういう時は正直に言うんだ。その方がいい。僕は正直者が好きだし、自身の本心を明け透けにするというのは、開放感があって実にいい」
酷く楽しげな彼を余所に、黒髪の人物は苦痛と恥辱から歯を思いっきり食いしばった。
黒髪の人物の下半身から血の雫が滴り落ちる。その流れが銀髪の人物の灰色の瞳に映りこんだが、その一筋を目撃したのは、彼一人だけではなかった。
レナードの邸宅の一室――二人が交わるベッドと正反対のところに、廊下へと続く扉がある。
その扉が僅かに開けられていた。髪の毛ほどの隙間から強い視線が刺し入れられる。
すらりとした立ち姿の視線の強いその人物は、自身のブラウンの髪を強く引っ掴むと――その場で発狂しそうになる情動を必死で抑えつつ、目の前の扉を静かに閉めた。
*
体育館から男が一人運び出される。彼は傍目から見てもわかるほど変形した脇腹を抱え、うわ言のように罵声を繰り返す。
曰く、この売女が。曰く、後で犯して殺してやる。
その言葉は全て自分に向けられたものだったが、私は黙殺し、目の前の男を見据えていた。
その男は自慢の長髪を靡かせると『やれやれ』という仕草をした。
「サビーナ――どうも君は、体力が余っているらしい。もし組み手の相手に困っているようなら、私が相手をしよう」
リー・ファウラーという兵はこういう男だ。何かにつけて格好をつけたがる。
あの糞女。『彼』の寵愛をその身に受けながら、その幸運を厄介事と考える万死に値する女と同じ人種の癖に、ナルシズムだけは一人前なのだ。まったく。虫唾が走って仕方がない。
私は周囲を見回す。広い体育館内。屈強な兵士が私を含めて17人――その内6人が邸宅付けの兵士で、残りがファウラー率いる実行部隊の人員である。私が殴り倒した男はファウラーの部下にあたる。
「あなたがそうおっしゃるなら、断る理由はありません」
あいわかった。そんなにこいつらの前でいい顔がしたいのなら、それもいいだろう。
付き合ってあげる――部下の仇に制裁を加えようとするファウラー隊長。そのありきたりな筋書きにのっかってもいい。
ただし、現実は小説よりも希なり。悪役が勝つというのも大いにありえるシナリオだろう。
*
明け方。潮風に乗ってどこからか喧騒が聞こえてくる。
男たちの罵声。ニケーロの外れ、海岸沿いのこの邸宅には似つかわしくない低い唸りに、千鳥かなめは早めの起床を迎える。
「そういえば、ファウラーの部隊が来てるんだっけね」
自室のベッドの上。状況の整理にかなめは一人ごちる。
リー・ファウラー率いるアマルガムの精鋭部隊。次の任地に赴く中継地にこの邸宅が選定された――別にさほど興味はなかったが、あの鉄面皮のサビーナが心底いやそうな顔をしていたので覚えている。
今は恐らく体育館で早朝訓練でもしているのだろう。
まったくごくろうなことだ、とかなめは大きく欠伸をした。
「失礼いたします」
「どうぞ」
そんな彼女のところに、計ったかのように邸宅の侍女が現れた。
控えめなノックと控えめなドアの開け閉め。カートを押して控えめに入ってきたその侍女は、いつもサビーナの影にビクビクしている。
「朝食をお持ちしました」
「いらない。今はあまり、食欲がないの」
「――と思いまして、軽食、サンドイッチにいたしました。置いておきますので、お好きなときにお召し上がりください」
カートの上に控えめな大きさのサンドイッチが乗っている。恐らくサビーナの入れ知恵だろう。
以前朝食のことで少し注文をつけたことがある――そういえば朝食は、かなめの様子見と日程の確認のため、普段はサビーナが運んでくるはずである。
かなめは思いついた疑問を、端的に表現する。
「サビーナは?」
「サビーナ女史は只今体育館で訓練中です」
「もしかして、ファウラーの部隊と一緒に?」
「はい。どうもあちらから合同訓練、格闘訓練の申し出があったようです……ここだけの話、女史はあまり気乗りしない様子でしたけど」
「でしょうね。あたしがサビーナの立場だったら、絶対参加しないもの」
「なぜです?」
侍女は心底疑問だと言う顔をする。かなめは小さく溜息をついた。
「サビーナも結局、女の子なのよね」
若年で女のサビーナが幹部の右腕である、という事実は、恐らく末端の兵士からはあまりよく思われていないに違いない。
テッサがそうだった。きっといわれのない誹謗中傷を受けるだろう。
そんな彼女に合同訓練の申し込み――馬鹿馬鹿しい。ただ理由をつけて乱暴を働きたいだけだ――かなめは予想する。
「怪我しないといいわね」
「女史が、ですか?」
「相手が、よ」
見た目の倍以上の戦力をその身に宿したサビーナ・レフニオが、黙って制裁を受けるとは思えない。
日頃よりサビーナの狂気に触れているかなめは、そう予見する。
*
「なんだ、一方的じゃないか」
「当然だろう。凄腕でも所詮は女だ……そもそも隊長は格が違う」
好き勝手なことを言う馬鹿面どもを一瞬睨みつけ、その隙にファウラーの前蹴りが私の鳩尾を襲う。
私はその蹴り足を身を捩って受け流すと、一歩踏み込んで膝を取りにいく――弾かれる。距離が開く。
ファウラーは自身の長髪を掻き揚げるとまたしても『やれやれ』という仕草をした。その靡きがあの女のことを思い起こさせる、昨日の情景を想起させる。私は本当に彼のことを、どうにかしてやろうかと思ってしまう。
「元気があるのは結構だが、それだけでは勝てはしない。君はもう少し賢い女だと思っていたんだがね」
なぜこの組み手を受けた?――ファウラーは言外にそう含める。
私とファウラーの間には徒手における圧倒的な実力差がある。
片や邸宅付けのAS乗りと、片や実行部隊隊長のAS乗り及び格闘家。
その辺の傭兵ならまだしも彼のような一流どころを相手にした場合、私の華奢な体では荷が重い。多少腕力があろうと質量の差は覆せない。リーチも違う。
だから私はあの時、何かと理由をつけて断ってもよかったのだ。時間がない。私も手を傷めた。恐らくファウラーは嫌味一つも言いつつも、特に食い下がるようなことはしなかっただろう――何せ彼にはやる気がない。打撃一つに殺気がない。
「さっきまでの元気はどうした?訓練なのだからもっと突っかかってこい――それとも、そんなに一方的にされるのが好きかね?私には君のような毛が生えたばかりの小娘を、いたぶるような趣味はないんだがね」
ファウラーの下卑た挑発に、周囲からさらに下卑た笑い声が上がる。
似合わないことをする、と私は思う。ファウラーは本来、性的な罵りを吐くような男ではない。ただ部下の目を気にして敵役である私を貶めただけである。
恐らく彼はその口ほどには怒りを覚えていないのだ。私が壊した部下のことなどさほど気にしていない。
古びた靴だ。いずれ履き潰して捨てるはずだった靴に、泥水が跳ねて思ったよりも早く捨てることになった――その程度の感慨しかないのだろう。如実に語っている。彼の手足が。打突の一つ一つが。
見た目は派手でも演武のように、彼の一言一打は私の芯には響かなかった。
「どうした?さっさとこい――そんな程度では、レナード様の側近は務まらんぞ」
気がつけば突っかけていた。
あまりに不用意な突進だ――案の定、私の右太腿に回し蹴りが、額には掌打が突き刺さる。
鼻の奥に疝痛が走る。しかし所詮は気のない打撃。激情に駆られた私を止めるには重さが足りない。
そうだ。激情だ。
不用意に『彼』の名を出して、悪戯に刺激するからいけないのだ。
なるほど。そうか。私があの兵を壊したのもこの組み手を受けたのも、貴方達があの女と同じ肌、同じ髪質をしているからこそなのだ。さっきのアジア人もあなたも、私の八つ当たりの的でしかない――距離はつぶれた。私は満身の力で右腕を奮う。
「勢いやよし。だが甘い」
衝突音が二つ重なった。
ファウラーが卑しく笑う。私の拳打は彼の肩で阻まれた。そして私の脇腹に、深々と彼の膝蹴りが突き刺ささる。
今までのお遊戯とは違う。体重の乗った硬質な打撃に息が詰まる。横隔膜が急激に競り上がり、深海に引きずり込まれるような心持になる。
子宮を割られるような吐き気。握られた拳が緩み、たったの一発でその場に崩れ落ちそうになる――だがあの女がそれを許さなかった。ついっと視線を泳がせた先に乱れる黒髪を見た。ファウラーの長髪。それにあの女の影を見て、私は溺れる者のようにそれを引っ掴む。
「あの女、髪引っ張りやがった。ありかよ」
「実践的だがなしだろ」
不平を垂れる男どもを尻目に、私は握りこんだ髪を引き、ファウラーの背に回りこむ。
考えてしたことではない。身体に刻まれた反射が最も効率的な動作を模索し、それがたまたま『相手の膝を流し、髪を引き、相手の背後をとる』という流れになっただけである。
偶然と必然が重なってファウラーの背後をとった。偶然にも私の拳は緩み、手の高さは彼の腰元――下半身にタックルを決めるには絶好の状態だ。
ふらつく足腰に活を入れる。地面を蹴りこんでファウラーを引きずり倒そうとした瞬間。
殺気。
『接近警報、接近警報。邸宅から南西10キロ、M76地点に所属不明の飛行物体を確認。総員直ちにレベル2警戒態勢で待機。繰り返す。総員直ちに、レベル2警戒態勢で待機』
体育館内、邸宅全域に警報が鳴らされる。
オーディエンスに今までとは異質な緊張が走る。
ファウラーは周囲を見回すと、良く通るテノールで指示を出す。
「聞いたな?訓練は中止だ。全員持ち場に着け。操縦兵は180秒以内にASを機動させろ。解散」
*
レナードは言う。
「心配しなくていい。ただの民間の飛行機だよ。威嚇するまでもなく領空から消えた。少し過敏になりすぎていたかもしれないね」
期待してしまった自分が恥ずかしい。
邸宅内に鳴り響いた警報を聞いて、千鳥かなめは、もしや彼が来たのではないかと密かに期待した。
なんたる軟弱だ。まるで悪者に囚われたお姫様。彼が来なければ自分はこのまま。彼が来れば自分は解き放たれ――他人の行動如何によって行く末を決められる精神薄弱のお姫様。
自分の人生の岐路すら投げ出した無責任な小娘に、いつの間にかなっていた自分に気づいて、かなめは人知れず憤る。
*
警戒は解かれた。なのに私はまだエリゴールの中にいる。
一人になりたかった。考え事がある――なぜ私はあの時、タックルを決めてしまわなかったのだろう?なぜ無様な形でも引きずり倒して、玉の一つも潰してやらなかったのだろう?
警報があったから?邸宅の死守が私の任務だから?確かにそれもある――だが本質的には違う。
なぜなら私は、もし警報が鳴らなかったとしても、あそこでタックルを決められなかったと思うから。
「臆したのか?」
呟いて気づく。あの時感じたものは確かに殺気だった。
警報が鳴る直前、ファウラーの腰に的に絞った瞬間、私の背に尋常でない怖気が走った。タックルするのを躊躇った。
何故彼は背後を取られたときだけ、あんな異常な殺気を放ったのだろう――コンコン。ASのハッチが小さくノックされる。
私は思考を中断し、ハッチを開ける。
「中途半端になってしまったな。続きでもするかね?」
件のファウラーが顔を出す。アルカイックスマイル。どうせやる気などない癖に、つまらんジョークだ。
「いいえ、もう結構です。肋骨が痛いですから」
「私も肩と頭が痛い。肩の痣はともかく、禿げたらどうする」
「私の脇腹にも痣があります」
「なるほど。痛み分けか」
ファウラーは笑う。なにが面白いのかまったくわからない。
「まぁいい。今回のことはこれで終いにする。君にもストレスがたまることくらいあるだろう。深く追求はしない――たが、八つ当たりは愚行だ。何があったかは知らないが、怒りは当人にぶつけるべきだと思うがね」
ファウラーが私の肩を叩く。二本指をキザに振って、操縦席から退席した。
私の方が年下だからと、余計なお世話を言う――しかし彼の言うことももっともだろう。
そう、怒りは当人にぶつけるべきだ。
*
かなめは自分への憤りを発散するように運動に精を出した。
自分など籠に囲われた鳥だ。時間は腐るほどあれど、この籠から逃げられないと頭でなく肌で理解している――されどもし機会があったなら。自分に都合のいい何事かが起きた時、その機会をものに出来るだけの自分になっておかなければ。
ある顎の長い人が言っていた。元気があれば何でも出来る。全くそのとおりだと彼女は思う。
かなめはとにかく走った。レナードに用意されためかしこんだ服を脱ぎ払い、運動のしやすい姿になる――この邸宅は広い。走る場所にはことかかない。
空き缶の落音のように乾いた太陽と、鼻を突く潮風。運動靴で踏みしめた大地はこの上なく確かで、彼女は、生まれて初めて自分の足で立った人間のような気分になった。
日頃使っていなかった汗腺から毒の汗がしたたる。久々の運動は肉体を思った以上に活性化させる。彼女は自分がどういった人間であるかを改めて思い知る。
平地を走ることに飽きると、歩道沿いの草むらに勢いよく分け入った。
平地と違い足場の悪い草むらは、下半身の細かな筋肉に適度な刺激を与える――思ったほど筋肉は衰えていなかった。
かなめは飛ぶように走ると、行き当たった木に気まぐれに飛びついた。そして登る。
木登りなど何年もしていなかった。麗しの女子高生にあるまじき行為だと彼女は思ったが、ここは日本ではない、女子高生などという平和ボケしたレッテルは、すでに自分には貼られていないのだと気づいて、彼女は小さく笑う。
「さっさと来ないと、あたし、こっちから会いに行っちゃうかもしれないわよ?」
木に登ってみると海が見えた。海の端は空と繋がっている。きっとこの空は、彼の見る空とも繋がっているのだろうと思って、かなめはそんなことを呟いた。
*
「そんなところで何をなさっているのですか?」
「別に。運動よ運動」
「この季節です。汗をそのままにするとお体に触ります。早めにシャワーを浴びた方がよろしいかと」
「わかってるわよ。もう部屋にもどるっつーの――ていうかあんただって汗だくじゃん。油?なんかシャツ汚れてるわよ?いい歳した女がそんなきったない格好してるのは感心しないわね。ま、あたしが言うようなことじゃないけど」
「警戒の後、ASの整備をしていたもので――失礼いたしました。お見苦しいようでしたら、脱ぎます」
「別にいいわよ。でも、シャワーはあんたも浴びた方がいいんじゃない?これから仕事?」
「ちょうど貴方の部屋に伺おうと思っていたところです。今朝は朝食をお持ちできませんでしたので、日程の確認をいたします」
「あっそ。じゃあついでに私の部屋のシャワー浴びれば?そんな汚れた格好で、その辺うろちょろしないで欲しいのよね」
「ご命令ですか?」
「命令じゃないけど……まぁそう言っといた方が都合いいわよね」
「了解いたしました」
*
あたしと同じ女で年頃も近いサビーナが、あんな捨て犬のような格好をしているのが不快だった。あんな姿の彼女を見て周りは一体どう考えるだろう?
若く才気溢れる女だ。
容姿も並以上で、あのレナードと時折ベッドを共にしている、らしい。
そんな彼女が汗と油に塗れ、シャツを着崩して酷く不機嫌な様子で歩いている――きっと碌な噂は立たない。下衆な中傷の的になるだろう。
真偽に関わらず、サビーナは汚された女になるわけだ。それが我慢ならない。
まるで昔の自分を見るようで、あたしは彼女にシャワーを勧めずにはいられなかった。
だのに――
「なによその痣」
別に見る気はなかった。ただサビーナの裸体があまりに妖艶だったので、思わず視界に入ってしまった。
凄惨な青痣。
長い手足に白い肌。女のあたしから見ても魅惑的なその肢体に、無数の青い花が咲いている。
「訓練の際のものです。お気遣いなく」
「訓練って……こんなに痣つくって――」
思わず二の腕を掴んでしまう。
痣の上から掴んだためサビーナが眉根をしかめる。
あたしは小さく「ごめん」と言うと、それでも二の腕をはなさず、痣の上を薄く撫でた。
肩から肘、太腿の外側が斑に変色している。
手足だけでなく可憐な乳房の下にも大きな痣があって、あたしはサビーナが、男に組み伏せられる様を想像してしまった。
だが一体誰に、こんな煮えたぎる砲口のような女を屈服させることが出来るだろう?
あたしは問う。
「誰にやられたのよ?」
「ファウラーです」
あたしは、ああ、駄目だ、と思った。
もしサビーナが他の誰かの名であったり、階段から転げ落ちたと言ったならば、あたしはそれで納得しようと思っていた。
彼女の言葉を鵜呑みにして、これは訓練中の出来事だと、全てを納得してしまっていい――だがファウラーは駄目だ。あの凄腕の男は駄目だ。
あの男には説得力がある。
大して話したこともない。知っていることも少ない。だがあの男なら、サビーナを屈服させることが出来るかもしれない。
――凄腕のリー・ファウラーは、訓練と称してサビーナ・レフニオを呼びつけ、全身を殴打した挙句、無理矢理彼女を犯してしまった――
酷く腑に落ちた。
良くない想像が現実味を帯びて、あたしは目の前の傷だらけの女を、抱きしめたくて仕方がなかった。
*
「どこまでされたのよ?」
「どこまでとは?」
「だから、その……挿入れられちゃったのかってこと」
「(膝を)入れられましたね」
「痛かったわよね」
「そうですね」
「血とか出た?」
「血は出ませんでした」
「ファウラーはちゃんと、その……(ゴムは)着けてくれたの?」
「(防具、グローブは)着けてませんね」
「外に出した?」
「(体育館の)中でやりました」
「何回くらい」
「(ガードの上からのも含めれば)10発以上です」
「そんなにたくさん……酷いわね、ファウラー」
「はい」
*
なんかカナメ・チドリが優しくて気持ち悪い件。
「痛かったわよね……体きれいにしようね」
とか何とか言いつつこの女は、私の背中を流している。
バスルーム。一人でシャワーを浴びようと思ったらこの女が「よかったら背中でも流そうか?」などと言ってきた。
当然私は断ったが「こういう時って、あまり一人にならない方がいいのよ。あたしじゃあれかもしれないけど、いないよりはマシだと思うわ」などと言って強引に入ってきた。全力で意味がわからない。そして今に至る。
「そういえば、その、お腹大丈夫なの?」
「お腹?」
膝蹴りのことだろうか?
「万が一さ、えぇーと、産むようなことになったら大変じゃない?」
「別に膿むことはないと思いますが」
「そう……でもちゃんと後で、お医者さん行きなさいよ?」
「はい」
痣くらいで大げさなものだ。
この女の国は暴力とは疎遠な土地柄らしいが、この異様な気遣いは何だろう?
心底居心地が悪い。私に嫌味を言ってこそのカナメ・チドリではないだろうか?
「早く治るといいわね」
と言いつつこの女は、私のアバラの痣を撫でる。
左手を痣に、右手を腹に。ほとんど後ろから抱きしめられるような形だ。肩甲骨の上に豊満な乳房を感じる。
暖かい。私のそれよりもたわわなモノだ。畜生。なんだ。見せつけか。それを使ってあの人を――気に食わない、腹立たしい。
「ふざけるな」
気がつけば私はそう呟いていた。
背中に感じた女体の感触に、私は昨晩の情景を思い出す。
同情の理由は知らないし、そんなものはどうでもいい。
だが私の心に、この痣よりも深い傷をつけたこの女に、情けをかけられるのが我慢ならなかった。
怒りは当人にぶつけるべきだ――そうだ。全くその通りだ。
「少しでも不憫だと思うなら、返して」
「えっ?」
私は振り仰ぐ。間の抜けた顔のこの女。抵抗する間もなく押し通す。
バスタイルに飛沫が跳ねる。
手の平と手の平を重ね、足を絡めて自由を奪う。額で額を押さえつけた。
鼻先どころか唇と唇が触れ合うような距離で、私は再度、言う。
「あの人を私に返して」
*
柔肌の擦れ合いはシャワーの音にかき消された。人種の違う二人の肌が酷く馴染んで見えるのは、濃い色をしているはずのかなめの肌が、雪よりも白く透き通った色合いをしているためである。
むしろ白人のサビーナの方が、怒りによって全身を血色良く彩らせていている。湯気の中全身を桃色に染めて、サビーナは再度言う。
「彼を私に返して」
「な、なんの話よ!……いたっ、痛いってば、放しなさいよ!」
柔らかいベッドの上ではない。硬いバスタイルの上で組み伏せられて、かなめは暴れる。ゴツゴツと張り出した腰骨や肩が床を叩く。
あまり暴れられて、他の人間が来たらまずい――サビーナはその馬鹿力で、無理矢理かなめの動きを指の先まで押さえ込んでしまう。
コマンドサンボや柔術にあるような理に適った拘束ではない。
かなめとサビーナの間には、サビーナとファウラー以上の圧倒的な身体能力の差がある。
両手を繋いで胸を押し付ける。股の間に片足を入れて、足首をもう片足に絡ませるだけで、サビーナはかなめの動きを掌握することができた。
しかし声までは抑えることができない。
「誰か――んぅ!」
サビーナの目的はわからない。しかし本能的にヤバイことはわかる。
危険や怪我はもちろん、押さえられた太腿の感触と触れ合う柔肌、なにか別の意味でもマズイ気がして、かなめは大声をだそうとし――その瞬間、湿った柔らかいもので唇を塞がれてしまった。
なに?と思う。
サビーナの顔が、額と額が当たっていたときよりも更に近い。互いの鼻が邪魔だ。眉の突き出しさえも邪魔だと言うように首を捻る。
柔らかさの向うに硬さがある。硬さの合間から何か意思を孕んだ軟体が差し入れられて、かなめはやっと自身がキスされているのだと気づいた。
もがくこともままならない。歯のエナメル質を溶かすように舌がねめつけられる。唾液を掬うように押し入った舌が引き抜かれると、今度は小鳥が水を飲むように唇をちゅっちゅっとついばまれた。
互いの唇が唾液によってテカる。かなめの唇の端から唾液が垂れるのを見て、サビーナはその筋を舐め取った。
酸欠の金魚のように口をパクパクとさせて、かなめは言う。
「なによ。な、なにしてんのよ、いきなり」
「あなたが声を上げようとしたため、塞ぎました」
息が荒い。サビーナは拘束を緩め、上体を持ち上げる。馬乗りになってかなめを見下ろした。
ははっ、と笑う。
なんて貧弱さだと思う。ファウラーに圧倒された自分よりも更に、この女は力がない。だのにあの人を惹きつけてやまないとはなんと皮肉な話だろう。
皮肉、皮肉、皮、肉……こんな肉付きのいい身体をしているから!
サビーナは重力に負けて左右に広がったかなめの豊満な乳房を両手でわしづかみにした。
指の間から柔肉がハミ出る。伸ばしたり回したり。サビーナは思う様にかなめの乳を揉みしだく。
「や、やぁだ!ちょ、揉み、揉みすぎだってば!……女同士とかどうかして……んぅ!もう、はなしてってば!!」
反撃の手もないまま乳房を蹂躙されるかなめ。苦痛とも快楽とも言えない淫らな呻きにサビーナは同姓にも関わらず興奮する。
ああ、そうか。今まで私を犯そうとした糞野郎どもも、こんな気持ちだったのだ――彼女は妙なところで納得する。自身にペニスがないにもかかわらず、かなめの薄い腹に押し付けられた自分の性器が酷く怒張するような心持になった。
震える。シャワーの温水以外の液が自分の股から湧き出るのに気づいて、サビーナは自分の性的なアイデンティティを見失ってしまう。
顔を真っ赤にして狼狽する千鳥かなめ。指先でつまんだ愛らしい乳頭は、さっきよりも一際硬くなっているように思った――サビーナは思わずその硬く勃起した乳首にしゃぶりつく。
ペニスの裏筋を舐め上げるように乳首を下から上にベロリとしゃぶり上げ、母乳など出るはずがないのにワッシワシと揉みながら乳頭を吸引した。
彼女は不意に気づく。きっと昨日のあの人も、自分と同じようにこの女の乳首を吸ったのかもしれない。私はあの人と同じことをして、同じものに興奮しているのだ。乳房に溺れる。乳房に酔う。
「あっあっあぁ……!くすぐった、んぅう……出ないから!もういやぁ……さびぃーナ……そんなに吸っても何も出ないから、やめなさいぃってば…ひぅ!……ん!……すこしなら出そうかも……はぁっ」
いやいや出ねーよ――かなめは自分の言葉に心中で突っ込みを入れる。
正直言ってすこし気持ちよかった。
女体の触り方に女性特有の柔らかさがあった。最初は酷く暴力的だったのに、今は赤子のように乳首を吸っている。かなめはなんとも言えない気分になる――かなめのサビーナに対する印象は、酷く微妙なものだ。
年頃は同じ。背格好も近く、自分とタイプは違えど容姿に恵まれている。白い肌に細いのに野生的でメリハリのきいた肢体。野暮ったい眼鏡が勿体無いくらいの整った顔立ち。
もし真っ白でフリフリのついたドレスなんて着てたら、絶対ヤバイ。超かわいい。サビーナたんマジ天使――かなめは彼女を見て、度々そう思った。
その上、有能。何人もの使用人をまとめる邸宅の実質上の権力者であり、荒事も得意。電子工学に明るくASに乗れば一騎当千。生身でも男の兵士にひけをとらないとか、どこのスーパーウーマンだと思う。
ただレナードの部下だというだけで彼女を憎悪するには、サビーナ・レフニオはあまりに完成されすぎていた――嫌いだが、軽蔑することは出来ない。
もし彼女がミスリルに所属していたら、自分は彼女をかっこいいお姉さんと思うかもしれない。気さくなマオのように懐くことはないが、サビーナを見るたび『今日もサビーナさんキレイでかっこいいなー、眼鏡とればいいのに』なんて思うかもしれなかった。
そんな彼女が自分の乳房を赤子のように吸っている。それがなんともかんとも……。
だがそれが、今の状況を是としていい理由にはならない。
「ちょっと……サビーナ、もうやめてよ、ほんと、まずいぅひぃ……ん、ん、まずいって、女同士でこんなぁぁぁっ……変だわ、どぅ考えても……」
力ずくで止めさせるのは、サビーナの気質を鑑みれば大変危険である。弁を尽くし静止を試みるかなめ。
しかしそんな言葉も対岸の火事。サビーナはただひたすら乳を揉み、吸う。自身の崇拝する人物がこれを舐めたのかと思うと、なるほど、これが間接キスか、とサビーナは考えた。
揉みたくりしゃぶりたくる。乳首がひりひりするくらい舐めたくる。揉んだくれるサビーナ・レフニオ。かなめなめなめである。
「やっだぁ……乳首痛いって…なんかかゆい……くすぐったいってばぁ――いいの?どういわれてるかしぃぃいぃらないけど、あたしになんかすると、レナードに怒られるんじゃないの…ん……っ」
かなめは最後の手段で、あの男の名を口にする。
こうすればきっと止まると思った。サビーナのレナードに対する心酔は度を越している。恐らくこう言えば今のところは誤魔化せるだろうと思ったのに――乳首を口に咥えたままのサビーナに、上目遣いで睨まれた。
ちゅぽん、と乳首から唇が離れる。濡れた乳頭が外気に触れてすこし寒いなー、なんて思ったとき、プッチン、何かが切れる音がした。
シャワーの温水で温かいはずなのに、急激に冷える。
「あなたが言わないで」
今まで乳首を吸っていた唇から、鉛のように重く硬質で冷たい音が漏れる。サビーナはそのまま続ける。
「彼のことをあなたが話すたびに私はいつも思う。その舌を打ち抜きたい。苦いものを食べたときのような渋い顔で彼の名を呼ばれるくらいなら、その口などいらないだろう、と――私は何度も空想の中で、あなたの頭をライフルの尾で殴打しているわ。
死ぬまで。命乞いが止むまで殴打する。一発で楽にするなどもったいなすぎてできるはずがない。頭部にある全ての感覚器官を台無しにして、それでも私は殴ることをやめない。そんな空想」
サビーナの手がずいと伸びて、かなめの首を掴む。呼吸を阻害するほどの力は入っていなかったが、急所への圧力に全身が竦んだ。
サビーナは彼女に似つかわしくないほど、饒舌に続ける。
「それを空想で終わりにしているのは、一重にレナード様がそれを望まなかったから。それをいいことにあなたはわがままを言い続ける。
私や邸宅の人間だけでなく、レナード様にまで聞くに堪えない悪態を吐く。それが許せない……なのにあの人はそれを許してしまう――ねぇ、知ってた?私、昨日の夜、あなたと彼のことを、見ていたのよ」
「な、なんの話よ……?」
引き攣る喉元に満身の力を込めて、かなめは一言だけ、搾り出すようにして言った。
要領をえないかなめの言葉に、サビーナはいささか鼻白む。「とぼけないで」と言葉を叩きつける。続ける。
「すごく悔しかった。あの人が心も身体もあなたのものになってしまった。あの人が私のものでないことよりも、あの人があなたのものであることが許せなかった。
でもね、カナメ・チドリ。私はあなたが無理に犯されているのを見て、そう悪い気分ではなかったの。あなたとあの人が結ばれることには反対でも、あなたが蹂躙される様を見るのは、正直悪くなかったわ。
溜飲が下がる――と思ったのだけど、ダメね。あなたの肌に触れて気が変わった。私はあなたが許せない」
「サビーナ、本当に、なんの話よ……ぜ、ぜんぜん意味がわからない……」
「とぼけないでと、言ったはず」
サビーナはそう言うと、今まで触れていなかったかなめの秘所――いわゆる女性器に手を伸ばした。
撫でるなどという生易しい触れ方ではない。股間を掴みデリケートな部分をガシガシと掻き毟る。サビーナの指がアナル、陰唇、陰毛と何度も往復する。
激しいが痛くはない。同じ女性であるサビーナは、女性器の触り方には一定の知識がある。かなめは半泣きで喘ぐ。
「ひ、ひぐぅ……やぅっ…や、やめ……ぅっあ、やだ、あっあぁ、んん……」
「あの人にどう触っていただいたの?こう?彼は優しくてとても上手だけれど、私は出来れば、あなたに対しては乱暴に振舞って欲しいと思っている。
あなたの薄汚い性器を無理矢理引き裂いていただけたら。最奥まで指を捻じ込んで、血が出るまで掻き毟っていたなら、私の溜飲は更に下がるだろう、と」
サビーナはかなめの首から手を放すと、両手でかなめの性器を弄り始めた。
辱めたいという欲求もあるが、単純に他人の性器というものに興味があった。一体どんな形をしているのか、自分のと比べてどうなのか――一体レナードは、この性器をどんな風に押し広げて射精にいたったのか。
彼女は野卑た好奇心を胸に、かなめの足の付け根を覗き込む。
「や、やめ!…見ないでよぉ……ひぅ…マジで、な、なんの話よ…んん……レナぁーどとなんか、寝てないってば……だいたい、無理矢理されちゃったのは、さぁびーナの、ほ、方じゃない……ひぐぅっ」
「なにを言っているの?私はいつも望んでレナード様に抱かれている。無理矢理されたことなど一度も……いや、もし彼がそういうプレイを望むなら、嫌がる振りをすることも…できるけど……」
「れなぁーどじゃなくてファうぅん……もぉいいわ…と、とにかく、あたしはれなードとなんか、ね、寝てないってば……っ!」
「……そう。あなたにとって彼に抱かれることが、口に出すのも憚られるような不名誉なことだと……あなたはそう言いたいのね」
「ち、違う!ほ、ほんとにしてないのよ!」
「……もういいわ。あなたが抱かれたか抱かれてないかなんて、見ればわかるもの」
焦れたサビーナはかなめの腰を持ち上げると、その背後に回りこんだ。股を力ずくで割る。膝裏を押して足を逆Vの字に固めた――俗に言うマンぐり返しである。
出しっぱなしのシャワー。偶然にも温水がむき出しになったかなめの性器にあたる。彼女のクリトリスの包皮はサビーナの愛撫によってズルリと剥けていた。
露になった陰核に温水を受けて、かなめは「ぁあ!…ん、やだ、へ、変なかっこ、させない、でよ」と甘い声を上げる。
「ここに彼のモノを入れていただいたのでしょう?何度も何度も、一晩中……」
「してないっての!あ、あたし……れなーどどころか、まだ、だ、誰とも……んん!」
「何を言っても無駄――レナード様に愛していただいたのなら、味でわかるもの」
十指がわらわらとかなめの性器に殺到し、桃色の粘膜を菱形に押し開く。そこにサビーナの舌先のとがった舌が捻じ込まれた。
野生の勘に恵まれた彼女にとって、愛する男の性器がそこを出入りしたかどうか、味と匂いから判断することなどいたって容易いことである。
今まで何度も触れて舐めて揉んで扱いて射精されて注ぎ込まれてねめつけられてきた性器だ。
大きさや形、色艶や匂いどころか味、それも舌ではなく膣の粘膜で味がわかるレベルである。安全日に中出しされて「あ、なんか今日はいつもより苦いかも」などと思うわけだ。触覚だけでなく、ヴァギナに味覚を持つ女、それがサビーナ・レフニオであった。
かなめの唇、乳房を貪った舌が、とうとう女性器を舐りに掛かる。
むき出しの真珠をついばんで、膣口に舌をねじ込む。周囲の柔肉を無理矢理押しのけるという動作が、まるで勃起したペニスを強引に捻じ込む様に似て、サビーナは、きっと彼のペニスもこうやって強引にヴァニナの中に入り込んだのだと夢想した。
自分の舌がレナードの性器になったような感覚を覚えて、彼女はかなめの膣内を舌先でじゅるりじゅるりとこそぎ倒す。
「ひぃあっ!……いや!そ、そんなの、き、汚い、ぃあぅ、んん……やだぁっ!」
喘ぐかなめ。舐めるサビーナ。
「やだやだやだ!……ダメ…あぁっあっあぁ!!」
喘ぐかなめ。舐めて舐めて舐めるサビーナ。
「こ、こんなの、へ、へんたぁい……も、も、やめ、んぁ、あぅ……!」
喘ぐかなめ。舐めて舐めて舐めたあげく、ヴァニナから舌をはなすサビーナ――そんな。どういうこと。こんなの絶対おかしいよ。
彼女は愕然とした表情で呟く。
「処女くさい」
常人の三倍の対レナード感覚を持つサビーナの診察の結果、かなめの下半身は白であった。
レナードの足跡どころか誰のものも納められていない。なら昨日の人物は?この邸宅には、この女の他に黒髪の女はいない。ならばあの情景は幻か?――なにもかもわからなくなって、サビーナは彼女らしくもなく顔を赤くしてオロオロしだす。
その傍らでサビーナの愛撫によって骨抜きになり、今だ立ち上がることも出来ない全裸のかなめ。「酷いわよ……サビーナ」暖かいバスルームに、震える声が響く。
「せ、責任、とってよね」
声の奮えと同様に下半身をヒクつかせるかなめの中で、新たな銀河が花開いた。
*
「この度は大変おせわになりました。隊を代表して、感謝の意を述べさせていただきます」
「別にかまわないさ。そもそも今回の作戦は僕が立案したのだから、感謝されるいわれもないしね」
明朝、レナードの執務室にファウラーが現れた。彼率いる実行部隊は本日の午後、次の任地へと旅立つ。その挨拶と今後の予定の確認のために、彼は信奉するレナードのもとをおとずれた。
特に変更するような用件はない。予定の確認も要点を照合しただけで終了し、ファウラーは足早に部屋を退室しようとする。
彼には時間がない。もともとタイトなスケヂュールだったが訓練中にトラブルが起きた。サビーナの知らないところで彼はその処理に奔走していた。「そうだ、ファウラー」踵をかえすファウラーに、レナードが声をかける。
「はい、レナード様」
「次回、君がこの邸宅に来るまでに陣代高校の女生徒の制服を用意しておくから、そのつもりで頼むよ」
「かしこまりました」
ファウラーの尻に力が篭った。かなめと同種の黒髪が、またしても艶やかに靡く。
彼は二日前に、処女を失っている。
完。
おわり。お眼汚し申し訳ない
最初の方の時系列が前後してるけど、その辺は察してください
では、また
乙〜
百合はこのスレでは珍しいね
てか最後おい…… おい
本人に返せよ……w
さりげにマギってるwwwwwwww
スレの趣旨とは外れるけど
なんか今、テッサが地震被災地を応援する動画がアップされてる
多分公式
679 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 14:36:33.75 ID:6uqO2C6o
久しぶりに来てみたらサビかなktkr!
相変わらず前半と後半のギャップがひどいww(褒め言葉)
せ、責任とってよね、の後の詳細を要求する!
>>676 さすがにかなめ本人の制服は着れんだろw
よく考えたら、ウイスパーって。
チェルノブイリの事故がはじまりだったよな。
テッサの向かった先もそこだったと理解しているが。
ヤムスク11は「テレパシー版のチェルノブイリ事故」ってレモンが言ってた
チェルノブイリそのものじゃないが、明らかにモデルはチェルノブイリだろうな
宗かなが読みたいよ・・・
宗介って性的知識どれくらいあるんだろう
>>682 医学書的な意味で、一通りの知識自体はあるんじゃないですかね。
ただその行為における情緒的な配慮や、婉曲的な言い回しなんかについては無知に等しい感じで。
「ね、宗介。……いいよ、しても」
「何をしてもいいんだ?」
「いやだから、こーゆー時に男と女がすることっていうか……」
「? (3分後)……ああ! よし、ようやく理解できた。つまり今のは、君と性交渉を持つことを許可してくれた訳だな?」
「ぶっ! ちょ、宗介、その言い方はちょっと……」
「なるほど、先ほどから俺の男性器が激しく勃起していたのも、そういう理由からか。
つまりこれは、君の膣内に陰茎を挿入して射精し受精させたいという俺の種族維持本能の表れぐほっ! な、何をする!?」
「そういう単語を真顔で連発するなーっ!!」
とかいった感じで。
>>683 かなめかわええ
まあNOTでも「寝た」でわからず「セックス」でわかったからそんな感じだろうな
宗介
│
│
├→ 凄くエロいよ派
│ │
│ ├→ 体力的な面で人類を凌駕しているよ派(股間にλドライバ搭載派)
│ │ │
│ │ ├→軍隊式訓練は宗介を夜の獣に変えたよ派(荷物もって走りこみしてるから駅弁が得意だよ派)
│ │ │
│ │ └→物心ついたときにはすでに勃起していたよ派(ウィスパードをおとすために生まれたよ派)
│ │
│ ├→ 相手がかなめの時だけ腰が火山の如く躍動するよ派(宗かな至上主義派)
│ │ │
│ │ ├→なんか挿絵の母親とかなめって似てね?派(マザコン派)
│ │ │
│ │ └→ふあぁぁぁあああん!!かなめかなめなめなめ!!!ふあぁぁぁあああん!!!!(ルイズ派)
│ │
│ ├→ おっぱいならなんでもいいよ派(性豪おっぱい星人派)
│ │ │
│ │ ├→ゴールドベリで大興奮だよ派(サイズ至上主義)
│ │ │
│ │ ├→なんやかんやで結局かなめだよ派(同年代にいたって普通に興奮するよ派)
│ │ │
│ │ └→常磐?ああ、問題ない派(貧乳はステータスだよ派)
│ │
│ └→ クラスに一人はいるエロ孔明だよ派(多分風間もエロ孔明だよ派)
│ │
│ ├→解剖学的なことをいきなり話し出してなんかきもいよ派(女性器を部分別に呼称してかなめドン引きだよ派)
│ │
│ ├→加藤鷹を兄貴を崇めるよ派(小野Dのコレクションに魅了されたよ派)
│ │
│ └→メリダ島のバーでいらんこと吹き込まれたよ派(クルツが後でマオに怒られるよ派)
│
├→ あんまエロくないよ派
│ │
│ ├→ 怪我の影響であんまり性欲がないよ派(内蔵がないぞう派)
│ │ │
│ │ ├→ 腸だけでなく愚息も短くなったよ派(クラマろこす派)
│ │ │
│ │ └→ 放射能の影響で精子が死んでるよ派(話題がデリケートだよ派)
│ │
│ ├→ 堅物だけど股間はやらかいよ派(もともとエロくない派)
│ │ │
│ │ ├→ 生まれつきエロくないよ派
│ │ │
│ │ └→ カリーニンの教育は正しかったよ派
│ │
│ └→ 軍隊女を見ていたら女に絶望したよ派(アンチマオ派)
│
└→ 女に興味がないよ派(人殺しの俺に妻、ましてや子供など……とか煮え切らないことぬかすよ派)
│
├→ ASが、むしろアルが恋人だよ派(PTSDでおかしくなったよ派)
│
└→ アーッ派(軍隊ではよくあることだよ派)
│
├→クルツ、お前の背中は俺が守る派(ふもっふの温泉回の見所は火傷したクルツの尻だよ派)
│
├→クルーゾー「あいつは昔の俺に似ている」派(クル×宗と書いてクルツと判断するかクルーゾーと判断するかで業の深さがわかるよ派)
│
└→レなぁド…スケベしようや…派(サビたん危うし派)
ワロタ
つまりこういうことか>ルイズ派
かなめ!かなめ!かなめ!かなめぇぇええうわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!かなめかなめかなめぇえうぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!千鳥かなめたんのさらさらの黒髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説12巻のかなめたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ4期決まらないよかなめたん!あぁあああああ!かわいい!かなめたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック15巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
か な め た ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!京アニィイイイイ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のちろりが俺を見てる?
表紙絵のちろりが俺を見てるぞ!ちろりが俺を見てるぞ!挿絵のちろりが俺を見てるぞ!!
アニメのちろりが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはちろりがいる!!やったよアル!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのかなめたんんんんんんんんんんんんんんん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあずっと!!ス、スタンド!!バイぃいいいいいい!!!ミぃいあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよかなめへ届け!!東京泉川のかなめへ届け!
>>686 内蔵がないぞう派に笑ってしまった自分が悔しいw
エロくない宗介は難しいが
宗介「このままではとてもよくない気がする・・」
かなめ「宗介・・・キスしよ?」
こんな流れでかなめが攻めなのは全然有り
逆に考えるんだ
かなめが宗介をこえるド淫乱娘だと考えるんだ
宗介「ま、まて千鳥、約束が違うぞ!性交は朝昼番、一日三回までと決めたはずだ。今日はもう駅のトイレで三回目をしてしまっただろ!ルール違反だ!」
かなめ「だ、だって仕方がないじゃない!ソースケがあたしより先に…その…イっちゃうからいけないのよ。あたしはまだだったのに……ぶっちゃけすごいムラムラすんのよ!どうしてくれんのよ!責任とんなさいよ!!」
宗介「……そうは言ってもルールはルールだ。あまり大きな声をだすな。隣に聞こえる」
かなめ「あれは違うしー。トイレのはなんていうか……そうね。早弁みたいなもんだから。お昼の前に小腹が空いて、ちょっとつまみ食いしちゃったみたいな?お昼ご飯は別にとってもいいのよ?」
宗介「……そもそも俺はもう射精できん。今日は打ち止めだ」
かなめ「別にいいわよ。出さなくても──とりあえずかたくなれば。あたしがしてあげるから」
↑こんなん
淫乱も俺得なんだが
できれば後日談で超甘ーい甘えん坊かなめ書いて欲しい
普段子供達の前ではしっかりもののお母さんだがひとたび二人きりになると甘えん坊に変身
みたいなー
ちょw俺キモスwwwwっw
もう最終巻の後は妄想しまくりだよね。
マオ姐さんも最終巻後はクルツに甘えまくり(二人きりの時に限る)だろうしなー。
「いやー、まさか夜はこんなに可愛くなるとは思ってなかったなー」
「可愛いとか言うなっ! ……もう、だいたい誰のせいだと……」
「んー? 何かいった?」
「なんでもないっ! てか今の絶対聞こえてたでしょ!? 忘れろ! ニヤニヤすんなっ!」
とかいうピロートークが繰り広げられるんじゃないかと。
マオクルツはニックで十分ニヤニヤさせていただきました
やっぱ最終巻後の宗介達は初めての時は甘々でどんどん
>>690みたいになっていきそう
持久力に定評のある宗介が負けるはずが無いっ、と思いたいw
>>685-686 ワロタw
テッサ「もうっ、誰か早く投下して下さい!わたし・・もう我慢できないです・・・///」
俺、ツンデレは好みじゃなかったはずなんだ。
でもマオとかなめに出会って考えが変わりました。
そういえばマオもクルツ相手にはツンデレだなぁ
マオとクルツは大人な関係でいいよな
いい年してエロゲーみたいなイラ壁展開とかうんざりだからな
>>700 ニック・オブ・タイムの時エロかったよね。
「本当にやっちまったのかこいつら」とか一人で興奮してた
いいぞ!もっとやれ!ウチにきて妹をファックしていい!
でなくて。安西先生・・・マオクルツなお話が読みたいです・・・
703 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 18:33:43.75 ID:XgPKsH7R
もし例のスピンアウト作品の主人公&ヒロインが宗かな&クルツマオの子供だったとしたら
あの後速攻で種付けしたことになるな…
結局宗介はすごくエロいよ派だったと、そういうことなのか
さすが軍曹だな
水筒の使い方が未だにわからなかっただけなんじゃ・・・
やることをやったら、あんな潜水艦やASはどこかに売り払ってしまえばいい。
後はみんなで人生を楽しむべきです。俺は千鳥と学校に通い直して勉強をします。
そしていつかは当たり前の男になる。武器など必要のない男に
↑こんなことを言っていた宗介の子供がメカアクションの主役になるのは個人的に疑問。
でも
>>703の言うとおり、原作から十数年後の未来に時代設定がなされていることを勘案すると、
誰かしらの子供が主要メンバーに入る気もする
だったらむしろ宗介の息子には平和なオタクライフを送っていただいて、
隠し子上等なレナード兄さんの息子が主役、
ディオの息子が主役のジョジョ第五部みたいな感じの方がぶっ飛んでていいような
それか世界設定だけ引き継いで、宗介を含む主要メンバーはスパイス程度、
まったく関係のない第三者の話にした方が無難
だがアルだけは話に深く関わってきてもいい
707 :
703:2011/05/09(月) 13:08:51.34 ID:HNRHzqyZ
>>705-706 いや、自分も個人的にはクルツマオの子供はともかく
宗介かなめの子供が出てくるのは嫌だけど(興が削がれる)
エロパロスレ的に考えて、ということだ
レナードの隠し子が出てくるのはアリだな
何れにせよスピンアウトには結構期待している
っていうかエロパロスレで話すことじゃねぇww
スピンアウト・・・かぁ。
読んでから、評価する。
勝ってきたその日に、読みきるぐらいガンガンいければOK
保守
710 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 08:04:01.55 ID:nYS3OPfV
スピンアウトよりドラマガの袋とじの点線通りに切ると、かなめの指先が切れるのが気になってしょうがない
ドラマガを躊躇せず真っ二つにした
保守
テッサ。。。
新作で、テッサはでてくるのか???
10年後。。。まぁ、文章は別の方なので。。。
スピンアウト、アデリーナの勤めてる会社の名前に「ダナン」が入ってる保守
ニコ生で原作者自らがアデリーナを「おしリーナ」と呼ぶのを聞くとは思わなかったw
リーナのお尻&フトモモぺろぺろ
太ももは露出していても、まだ尻は出て無いのにw
オシラだしオシリーナ以外に思いつかない、と同時にアナザーはメカ寄りで
キャンペーンガールの扱いかなあ。エロ担当要員w
ラノベ板が書き込み死んでるからしばらくここにいるか・・・。
米軍のM9は通称がコレジャ9にほぼ決まったなw
そりゃ死ぬだろwww
ガトー以外のフルメタとか誰得?って話だろ常識的に考えてwwっw
俺は絶対にこけると思うわ
本家新刊買った
おねショタだと……
おねしょ に見えて一瞬焦った。
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
うちの近所は2日遅れなんだよ…
雑誌はともかく文庫やコミックの2日遅れはいい加減解消してほしい…
おれ、明日会社ふけたら買って帰るんだ…
短編新刊のガトーのあとがきから3日間甘々ラブラブとか
つまりヤりっぱなしだったと
宗介報われたな
>>725 kwsk!!
短編まだ読んでないんだよなー
早くよみてー
でもこれでちょっとでも宗かなの投下やエロ同人増えてくれれば・・・!
>>726 期待させてごめん。ガトーの生放送の通り2人は出てこないよ
短編の文章と長編ラストの状況から邪推した
短編描き下ろし、テッサの宗介思い出しシーンで
「彼女にべったりでどこかに引きこもってるに決まってるし」
あとがきの描き下ろし項で宗介とかなめのその後は
「ラスト直後の3日間なら想像つくが、あまりに甘々ラブラブすぎて
腹立って書きようがない」
熱いキッスぶちかまして1年以上追っかけた女が腕の中にいて、
彼女の家はひとまず邪魔者なし
内臓ぶっ飛ばしながらも頑張った宗介にハメっぱなしぐらいのご褒美は
あげるのかーと
3日と言わず、ずっと甘々ラブラブしてて欲しい……
3日後は某格闘漫画っぽく大量のティッシュに囲まれてそうですな。
しかしクルツはあっちも凄腕スナイパーか……。
テッサとショタという図が妙にツボった……
>>730 逆光源氏計画くるで…!
ロニーはアナザーでも出てくるかもな
何故三日なんだろうかと考えてみた。
冷蔵庫の食料尽きるからかね?
周りをスルーできる限界が3日間が限界ってことかね。
マオ 「流石に限界よ、ソースケ」
クルツ 「・・・オレも流石に限界。後のほうはゴム切れで記憶ねえ・・・」
マオ 「そっちの意味違うっ!」
アル 「・・・そういえばミサイル着弾時の内部センサーは生きておりまして
その際のデーターの扱いについて軍曹にお伺いしたいのですが
今すぐ再生しますか?」
733 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/23(火) 21:29:45.08 ID:mwwYFfya
かなめの体力が持つ限界が三日間、とか
734 :
769:2011/08/23(火) 21:43:37.29 ID:YQjkAUcz
>>719 重版するほど評判いいぞ。
涙拭けよwww
>>730 マオ「それじゃ数日出かけてくるけど、ローティーンに手を出しちゃダメよ?」
テッサ「出しませんっ!」
↓
妙に意識してしまった挙句、ふと感じた男らしさと初恋の人の面影につい抗えず
↓
テッサ「だ、出してしまいました……OTL」
という処まで妄想した。
テッサはずっと処女でいてほしい
マザーテレサのように女神でいてほしい
書き下ろしに宗介もかなめも出てこないってんで凹んでたけど
あとがきの「三日間」「甘々、ラブラブ」だけでお腹いっぱいになれました
ガトーありがとうガトー
かなめは可愛いなあ
ご近所のサーベイヤーでは飯くってテレビ見て宗介帰ったけど、本編終了後ならそこからハイパーいちゃエロタイム開始に違いない!!
そろそろ職人が本気だしてくれないものか(´・ω・`)
>>736 馬鹿だなてめー
非処女でなくならないと新世代の幼女ができないだろうが
>>735 「別に眠れねぇわけじゃねーよ。テッサが寂しそうだったからさぁ」
「はいはい。わかってます。」(しっかりしてるように見えてもやっぱり子供ですよね)
↓
夜中
(んー…さがらさぁん…)ぎゅっ
「ん…て、テッサ!?む、むね…ふとももっ」
↓
「ぁ…ん…ん?んん?!ろにー?あ、あなた一体何をっやっん」
「だ、だって、テッサが!テッサが悪いんだからな!!」
↓
「……………あ〜〜〜〜。テッサぁ?」
「…なんですかメリッサ。」
「………………………………………ヤッたわね?」
まで想像完了。
とりあえず賀東には宗介とかなめの再会後の三日間を書いてくれることを要求したい。
いやホントマジで。
上の方であった淫乱かなめ書きたかったけど、エロってむずいな
職人が濃密なのを投下してくれること願って、おいらのチラ裏
本編終了直後
恭子はどきっとした。
そりゃ、自分だって孝太郎とあーだこーだな仲になっているが、
美人な友達が目をうるませ頬を染めて口の周りを涎で汚しているのはジャンルが違う。
彼がまだまだ足りないとばかりに再び彼女の頤を捕えて腰の手をぐっと引き、
そのまま下へ這わせスカート越しに尻の方へ
「こんのバカ〜!!」
彼女に蹴り倒された。
大げさな砂煙をあげて顔面から滑っていく宗介と怒りにまかせて仁王立ちのかなめ。
てらてらと濡れた口元を袖口でぐいと拭うとフンっと鼻息荒く周りの観衆を見渡して、
「さ〜終わり終わり」と手を叩いた。
ひやかしと歓声を残しながらもがやがやと引いていく人垣。
腰に両手を当てながら生徒を誘導する姿が全然変わってなくて、
恭子は思わず苦笑し、かなめに飛びついた。
投下するのは初めてなので、読みにくかったら飛ばしてくれ
生放送楽しみだ。
>>743 乙!よだれて、べろちゅーしたんかいww
ここ人少ないから自分でも何か投下したいけど
妄想を具現化するのって難しいな
職人さんってSSとかどうやって書いてるんだ
リビドーに従えばそのうち筆がついてくるさ
おつー
べろちゅーおいしいです(^q^)
ニコ生見た
どういう風に甘々ラブラブなのかと質問があったが
ガトーの想像ではすごいことになってるらしいなww
くっそ、薄い本読みたいよぉ〜・゚・(ノД`;)・゚・
ニコ生みたー
早くタイムシフトで賀東の発言もいっかいkwsk確認したい
>>749 ガトー「俺の中では?多分すごいことになってるんじゃないかなぁ、と」
「一口にラブラブっつっても皆それぞれ理想像があるわけで、
三日間もじもじしてるだけかもしれませんよ?俺はそうは思わないけど」
皆さんそれぞれ理想の甘々ラブラブを想像してください、みたいな感じだった
周辺の人員が砂糖漬けになる恐怖を覚えるような
状態ではあるのだろう。
>>745,
>>747 (´▽`)アリガト!
ニコ生でガトーから「すごい事になってる」って発言だけでテンソン上がった
少なくとも3日間はずっと一緒にいるってことは確定か
この板的にはあれだな
とりあえず2日間はヤっては寝て全裸でいちゃつく大学生カップルような生活をした後、残り一日で解約手続きやらなんやらを済ませて、二人連れ添って一旦逃亡とかそんな感じかな
父親と妹ってNYだっけ?
渡米して結婚の報告とかじゃねーの?
んでそのまま国外を転々として潜伏とか
むしろ留守電聞いて駆けつけた父親にイチャイチャを目撃されそうな
留守録を聞いて帰国するまでの三日間かw
>>756 おまえ天才wwww
それで1本書いてくだされ職人様(´・ω・`)
職人ではないけれど。
娘の無事確かめる為、駆け込んで来た父親を床にひっ倒して、
グロック鼻先に押し当てて尋問しようとした所、
かなめ「父さん!」
宗介「…っ!?(青ざめて汗ダラダラ)
も、申し訳ありません。お父上。
大変なご無礼を。自分も当惑しております。
お、お父上と知っていれば、決して…この様な狼藉は…」
とかなら想像ついたw
着衣有無はどっちでも楽しいな
イチャイチャしてても宗介には、慌てて走ってくる素人の気配に気づいてほしい
やっとあの頑なだった娘が心を開いてくれたと思って駆けつけてみたらこれだよ
しかし、後日談ではラブラブ甘々だが宗介とかなめが結婚して子供出来たらどういう力関係になるんだろうな
やっぱかかあ天下なんかな、SBMでかなめが妄想した家庭みたいな感じかな
でもかなめが何時までもデレデレとは思えない・・・きっと子供できたらしっかりものの母親になんだろうな
旦那さんに早く水筒の使い方を教えておかないと
子沢山家庭になってしまいそうなんですが
なっても問題ないだろう
>>764 大有りよっ!と宗介を蹴手繰り回すかなめを想像してしまったw
766 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 01:13:00.25 ID:JBrHVh9a
>>763 使い方分かっても「君と子供を養うくらいの金はある、問題ない」とか言いそうだ
ムスリム的に避妊は大丈夫なん?
むしろ子供出来たらいちゃらぶ出来ない→まだしばらくは二人きりでいたい
という理由で避妊の勉強をする軍曹などはいかがか
それにしても投下ないね
何時から投下ないのこのスレ?
マオ
かなめ
二人がほとんど同年代の子供を産む可能性もあるワケか
テッサも・・・?
久しぶりにここ覗くまでスピンオフの存在なんて知らなかった
読みたかった畜生って思ったけどでもここで大体知りたかった部分が分かったからいいや
たまにでいいからまた神職人方が投下してくれますように
一巻のクルツのマオ姐に対する嫌って程俺の背中を引っかかせてやるってセリフは
最終的に実現した訳だな
ムスリムが避妊アウトかはわかんないけど、
性行為は奨励してるんだよね。夫婦で楽しみなさいって。
特にラマダーンの時期とか。
夫婦生活に満足できない妻が、離婚を申し立てることもできるんだけど、
軍曹なら問題なさそうだ。
宗介は性交したら結婚する物だと思ってるからもうかなめとヤッたら結婚する覚悟なんだろうね
そういえば、NOTでクルツに言ってたね。
結婚する気満々ならセックスする時はゴムもつけないんだろか。
かなめに強く言われたらつけそうだけどな
776 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 23:23:31.71 ID:EWsMoAdl
手を出したあと、羊を何頭用意すべきか悩む宗介が見たい
まさかガトーから「甘々、ラブラブ」なんていう単語が出てくるとは思わなかったから
ニコニコ生放送の発言と相まって脳内妄想が止まらん。にやにや(・∀・)
原作が完結したらラブラブな二次創作がもっと増えるに違いない。
そう思っていた時期が私にもありました。
増えるどころか更新停止してるところがちらほら・・・
>>778 君が書けばいいじゃない!
まぁ、個人の都合があるからしゃーないて
来年の春にオンリーあるみたいだからそれに期待するべし
原作が文句のつけようのないハッピーエンドだとそれでかなり満たされるからな
読み手としてはいくらでも読めても
書く側の創作に繋がる原動力と原作が好きな気持ちってまた別の話だし
でも投下はいつでも待ってるよ
いつの間にやらこのスレも、480KB
500KBが限界だから、あと一回投下があればもうスレ立てかな
投下こないかなこないかな保守
正直ソースケにゃ子供時代孤独だった分子供いっぱい作って欲しいな
まあ経済面の心配はあっけど
宗助は金結構貯えてるんじゃね
何人くらいだろうな
お話としておもしろいのは3人くらいだな、んでみんな女の子か長女・次女・長男(末っ子)って感じかなー
やっぱかなめは肝っ玉母さんになるんだろうか・・・
ママっていうよりお母さんもしくは母ちゃんて感じがするな、かなめ。
でもクルツに借金頼まれたときに、破壊活動の後始末で預金残高が激減してる、とか言ってなかったっけ。
ところで、このスレ的にはアナザーネタは許容範囲かな?
言いなりコスプレ無表情娘とか、妹のフィンガーテクでパンクロリがあっふん昇天とか、エロネタ的にもいいもの持ってると思うんだけど。
アナザー読んでないし、宗かな以外興味ないな・・・
自分も読んでないからアナザー興味ないけど投下したいならここでいいんじゃね
宗かな好きだけどかなめ陵辱とかテッサたん陵辱とかナミ陵辱とかもみたい
今全巻読み返してるんだけどナミの死に方って無駄死にすぎてすげー可哀想だな
〜けど〜けどって使いすぎですまん
かなめ凌辱はキツイ
宗介が守り切れなかったって事だし
なんつーかこの二人はお互いだけであって欲しいと思う
てわけでラブラブ希望
職人さーん!
あんまり条件を狭め過ぎると投下しづらいだろう
ここで人気あるのは宗かなラブラブ系だろうけど職人さんは気にせず色々書いてほしい
自分はアナザーも読んでるよ。
ただまだ一巻しか出てないしキャラも確立されてないから中々難しいと思う
俺は読んでないけどここフルメタのエロパロだし、アナザーも良いとおもうよ!
いっそカルロスに妹がエロエロされる話でもいいよ
>>742 ニコ生で一切書く気は無いと宣言してたぞ
アナザーに宗介が出たり、アナザーで二人の今後が他のキャラから語られる事はあるかもしれないと言ってたけど
>>793 ただでさえフルメタの二次創作はニッチなのに条件付け過ぎだよな
なんでこんなにフルメタの二次創作流行らんのだ
798 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 10:42:09.41 ID:amWe5AKE
フルメタの人気はストーリー&メカであってキャラではないからだろう
キャラの人気投票じゃ宗介以外低い
ラノベって元々同人で流行るカテゴリーじゃねーし
アニメや漫画と違って発行ペース遅いし字を読むのが嫌いだからって
小説避けるオタクは多いからな
ハルヒやDRRRが流行ったのはアニメ化とか色んな要素があってこそ
制約というか自分は○○しか好きじゃないからそれ以外許さないみたいな子供がいるな
宗かな厨は自己中で迷惑って言わせてスレを荒らしたいんだろうか
なんか本スレは極端な人が多いなぁ
長編も短編もメカもカップリングもギャグも楽しんでる人が大半だろうに
まぁ、ここで言っても仕方ないんだけどさ
いや、結局同人が盛り上がるかどうかはエロに直結するかどうかでしょ
別に四季の悪口言うわけじゃないが、こればかりはエロ・萌え人気が出る絵師かどうかの差だな
ブリキが描くとエロが盛り上がる
十分四季せんせーの絵で妄想させていただいておりますが
かなめかわいいよかなめチュッチュ
>>800 本スレは後日談が中々出ない事に我慢できなくなった宗かな厨が他をディスり始めてからずっとスレの流れが若干悪い
逆だろ・・・
いつものアンチさんがご苦労さますぎて本スレはもう見る気起きない
>>804 304 : イラストに騙された名無しさん : 2011/02/18(金) 17:35:03 ID:dfKvraMl [4回発言]
カプ厨のなにがわるいwww
カプ厨否定したらフルメタの読者の7割は否定したことになるぞwww
839 + 1:イラストに騙された名無しさん[sage] 2011/05/27(金) 00:21:18.52 ID:DLa1PD67(1)
ガトーが描く宗かなの後日談期待しないで何に期待すんだよw
宗介とかなめのいないフルメタとか出汁のない味噌汁だから
まぁ見てな、アナザーとか人気でないでおわるよ
100万掛けてもいいよw
506 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2011/04/26(火) 17:18:44.92 ID:
後日談クル━━━━(゚∀゚)━━━━!?
これでこのスレのキチガイである若干2名のペシミストを論破できるわwww
宗かなの後日談はやくはやくうぅぅぅ(∩´∀`)∩
613 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2011/04/29(金) 06:07:21.93 ID:
ナミみたいな阿婆擦れどうでもいい
宗介とかなめがチュッチュするのが正史、原作で宗かなでハッピーエンドなのにイミフ
ナミナミうるさい、それこそ同人でやればいい
ナミは死んだの、それが全て
660 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2011/04/29(金) 22:41:58.01 ID:
>>651 でも本編では宗介がウィスパード以外にモテてる描写ないよね
容姿は良いけど性格がアレだから一般の女の子にはモテないんじゃない?
どっちかというとこれからどんどん綺麗にかなめに対して宗介が嫉妬しそうな予感www
宗かなのジェラシーで痴話喧嘩とかめちゃめちゃ読みたいw
(´・ω・`)はよ
726 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2011/05/01(日) 20:30:22.92 ID:
コップクラフトとか正直どうでもいい
このスレも9割はフルメタの話題だろ
ガトーを云々、コップラ云々言うつもりはないがそれが事実
試しにフルメタとコップラのスレわけてみれば?間違いなくコップラのスレは過疎るwww
宗かな厨もかなめアンチもどっちも酷いが正解
149 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 17:47:40.06 ID:/o55cE8z
宗かな萌〜の自分はかなめ以外宗介とのカップルは認めん!
153 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 18:32:11.67 ID:c4Cq7RFQ
とりあえず「宗かな」っていう略しかたが嫌い、気持ち悪い
普通に「宗介とかなめ」って書けよその部分が嫌でカプ厨と言いたくなるんだから
理解しろ
154 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 18:36:28.40 ID:trg9AQ/i
俺も不快感を感じた
今までスルーしてたけどカプ厨用語使うならキャラスレでも立ててそこでやれよ
155 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 18:42:15.58 ID:ZLUWNER4
だから嫌ならスルーしろって、ここはおまえらだけのスレじゃねーの
宗かなはファンの間で普通に使われてる、特別忌避すべき用語じゃない
何故そこまで反応するのか理解できない、どちらかといえばおまえらの方がキモイ
宗かな
宗かな
宗かな
宗かな
158 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 18:55:19.65 ID:EMotIPpW
>>155 お前みたいなのがいるせいで普通に宗介とかなめが好きなやつまで変な目で見られるんだよ
色々言われたくないならいちいち沸いて来んな
159 :イラストに騙された名無しさん2011/04/19(火) 18:57:29.47 ID:ZLUWNER4
スルーしろって、頭悪いの?w
ここはおまえらだけのスレじゃない
このスレでフルメタに関して何を語ろうと自由
嫌ならおまえがスレ分けてそっちいけば?
809 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 18:34:36.93 ID:rgHTcxIt
アンチキモイ
嬉々としてこういうの貼ってんだろうなぁ・・・
そんなくだらないコピペより
SS落とせよ糞が
どっちもキモイからやめろ
フルメタファンなら全部受け入れろ
わざわざコピペできるようにいつでももってんのかなwww
宗かなアンチが基地害宗かな厨装って自演したレスを自分で貼ってるように見えないw
本スレでの係争()とか興味ないからゴミを貼るなウジ虫
>>812 そうそう
メカもキャラも長編も短編もサイドアームズもアナザーも全部フルメタなんだよ
○○以外興味無いとかやめろって思う
略すのは確かにきもい
最近のラノベのスレとは若干空気違うからねここ
おいおい、頼むからそういうのここではやめてくれよ…
ここはフルメタのエロパロで喧嘩する所じゃねーだろ?
>>ID:exCZnVNy
こいつ最強にキモイwwっw
ドヤ顔で貼って悪いんだけどブーメランだからwwww
491KB超えたんだがそろそろスレ立てを
2ならレベル40近いんだけどこっちだとどうだろ
ああやっぱり…
宗ミラ最高
>>793 レナードにやられなかったのはご都合主義としか言いようがないけどな。
あの世界感ならカメラにむかってアヘ顔ダブルピースとかさせられてもおかしくなかった。
エロパロだとスレ立て依頼所みたいなスレないんだね。
レベル40越えでスレ立てれる人いないかなぁ。
レベルは10あれば立てられるんじゃね
10でよかったのかそりゃ失礼
>>823 やられたシーンが無いだけで実はやられてるかもしれないぞ
まあ、レナードはかなめを特別に思ってたって言ってたし、彼女の言う事なら聞いてたって言うから別におかしくは感じなかった
むしろ宗かな派の俺はずっと不安だったからこれ聞いてホッとしたもんだよ
宗かな派の俺は今でもレナードがかなめの初キッス奪ったのがムカムカする
レナードの方が多くかなめとキスしている
これから数え切れない程宗介とたっぷりキスするからいいんだよー
とくに最終回エピローグ後の三日間は濃密に
ムカムカするけど話的には面白いからまあ許容範囲だな
それよりアへ顔ダブルピースはねーよww
アへ顔ダブルピースはねぇ…電話を聞いて何もかも放り出して駆けつけた
かなめパパが見せつけられることに…
やめろおおw
嗜好叩きをする気はないけどあまりにもキャラ崩壊してるネタは注意書き付けてください
俺の中で宗介は今後ミラとイチャイチャする事になっている
レナードの場合、かなめに惚れてると言うよりソフィアに惚れてたんじゃないかと。
頭打たれる前はかなめに流れを変えて欲しい、そんな含みがあったような気もするが
かなめへの対応改悪したり一番子供だったな。
天才故に周りとの理解力の違いにイライラしてああなってしまったんだろう
かなめもOMOでその傾向があっただろ
495KBって結構やばいな
雑談は新スレ立ってからにしよう
出来る限り容量食わないように書き込まない方がいいんだろうけど
一応定期保守
早くレベル上がれ
移動しますか
>>842 乙
かなめがものっすごーく可愛らしくあえぐ話が読みたいですサー
>>846 かなめ「ふも、ふもっふ……ふもぉ!」
こんな感じですねわかります。
>>847 「よし、できたぞ」
「何弄ってるのよ。……ってボン太くんスーツ? それも2着も? また戦争でもやるつもりなの?」
「これは戦闘用ではない。いや、ある意味では間違っていないが……」
「どーゆーことよ?」
「これは、君からの要請を受けて用意したものだ」
「へ? 私?」
「『恥ずかしいから、感じてグチャグチャになってる顔とかあんまりジロジロ見ないで』、と言ったのは君だ。
この『ボン太くんスーツ・夜の営み用』は、
身体の動きを妨げず、『必要な部分』だけを任意で露出でき、しかも互いの顔は隠すことができる優れものだ。
パワーアシスト機能もあるから、今まではできなかったような体位もできる。
これさえあれば、以前君が気にしていた、俺の背中に引っ掻き傷をつけてしまうようなこともない。
君さえよければ、さっそく今夜にでもこれの実戦テストを行いたいのだが――」
「…………(スパコーン!)」
>今まで出来なかったような体位
ボン太くんスーツを着て新たに出来るようになる体位を考えてみたけど思いつかなかった
確かにw
ソースケ&かなめとクルツ&マオの最終巻後の3日間を妄想しつつ埋め
もちろんそれはエロい意味でですよね埋め
片方は速攻子供を仕込み、片方は三日三晩いちゃいちゃラブラブ。
イイネイイネ。
レナードとソフィアは割とお似合いだと思う
つーかかなめの生活はソフィアに見張られてるんだよな
当然再開後の3日間も…くそ羨ましいw
ソフィア視点で再会後の三日間とか見てみたい。埋め。
ソフィアたあああああああああああああん
宗介とかなめの三日間がそりゃもうすんごくて
ソフィアたんは昇天しました。
無茶しやがって……
宗介×テッサ×ミラ
というか実はナミも見てるんじゃね?なんか近そうだしw