1 :
名無しさん@ピンキー:
一乙
3 :
前スレ939より:2009/04/11(土) 19:53:46 ID:3jGtD93g
KURENAI会館ビルを出ると、僕と梨深は顔を見合わせてから手を繋いだまま、全速力で走る。
言うまでもないことだけど、梨深は僕よりも足も速い。
ベースでの引きこもり生活を辞めて、毎日学校に通っているとは言っても、やはり僕は体力に自信がないヘタレだ。
やっぱりというかなんというか、しばらく走っていると当然のように梨深に手を引っ張られる形になっていく。
梨深の後ろ姿とその綺麗な髪から漂うシャンプーのほのかな香りに僕の意識が持っていかれそうになる。
(はぁ…、我ながら情けないな)
そこで梨深がいきなり止まり、大きな声で言った。
「おっはよー!セナさ〜ん」
僕は梨深のジャンプー香りや後ろ姿を見て抱いた妄想を掻き消して立ち止まり、息を整えながら梨深が話しかけた方向を向く。
そこには黒髪ロングヘアの女性・蒼井セナがいた。
セナは手に持っているガルガリ君をかじりながらこちらに振り向く。
「ん…、咲畑か…」
「ん…、咲畑か…って…。その反応はひどいよ〜!」
「そうか、すまない。おはよう、咲畑」
「おはよー!ってセナさん、このまま歩いてると学校遅刻だよ〜?」
「ああ、私はいつもこんな感じだから気にするな」
セナは相変わらず無愛想というかなんというかそんな感じで、挙句の果て学校にも平気な顔で遅刻してくる。
「お、おはよう、セナ」
「ん、西條もいたのか。お、おはよう…」
(朝からガルガリ君を食べている事にツッコミたいけど、つっこむとまた面倒な事になりそうだし、今は黙っておこう…)
「じゃあ、セナさん!また学校で〜!」
「ああ、じゃあな」
梨深はセナとやり取りを終えると再び僕の手を取って走り出す。
その場に残った蒼井セナは思う。
(西條もすっかり咲畑の尻に敷かれてしまっているな。これはこれで少し面白い気もするが…)
そして、セナは微かに微笑みながら、拓巳と梨深の後ろ姿を見送った。
4 :
続き:2009/04/11(土) 19:54:33 ID:3jGtD93g
僕と梨深は学校の昇降口につくと、お互いの顔を見合わせながら荒い呼吸を整えるように座り込む。
「あら…、おはよう。拓巳、梨深」
不意に後ろから名前を呼ばれて振り返る。
「あ、あやせ…、おはよう」
「あやちゃん、おはよ〜!」
あの事件の後、梨深はあやせのことを「あやちゃん」って呼ぶようになったんだけど、いつになっても聞きなれない。
「拓巳、梨深…。今日の夜、ファンタズムのライブがあるの…。来て」
「絶対行くよ〜!タクも当然行くよね〜?」
「あ…、え…、うん…」
「ふふふ、それだけ言っておきたかったの。じゃあ、また」
あやせはそういうと、階段に向かって歩いていった。
(あれ…、何か忘れているような…)
僕が梨深の方に視線を向けると、梨深も僕の方を見つめていた。
二人はしばらく見つめ合い、次の瞬間、声がシンクロする。
「「授業だ!」」
それから僕と梨深は急いで階段を昇り、教室に入ると席に着いた。
自分で言うのもなんだけど、僕と梨深は初々しい恋人のような感じで授業中は互いにチラチラ見つめあっては視線を逸らす、なんて事を続けている。
そのせいもあってか、最近の授業内容にはどうもついていけない。
見つめ合ってる時間が長ければ長いほど、集中力がそちらにいくので授業中の会話を聞き取れなくなり、下手すると1時間分の授業を丸々聞き逃す、なんてこともある。
(テスト期間になったら梨深大丈夫かなぁ…。僕はともかく、梨深は自分でバカだと言うほどだから、授業を聞いていなかったらテストも赤点になるんじゃないかな…)
そんな感じであっという間に午前中の授業が終わった。
昼休みになると、梨深はすぐに立ち上がって僕の席の前に向かってくる。
「タク〜、お昼食べよ!今日は何処で食べる?」
「ん〜、屋上で…いいかな…」
「おっけ〜、じゃ、行こっ!」
教室の中でこんな話をしていると相変わらずDQN連中から刺すような視線が飛んできてつらい。
梨深はそういうのに無頓着な感じだからいいんだろうけど、僕としてはみんなの視線が痛くて死にそうだ…。
(あ、そういえば、こないだみたいにまたセナとこずぴぃが居たらどうしよう…。こずぴぃはともかく、セナはまた不機嫌になるんだろうなぁ…)
僕はそんな不安を抱えつつも梨深に引っ張られ屋上へ
5 :
さらに続き:2009/04/11(土) 19:55:54 ID:3jGtD93g
幸い、屋上は誰も居なくて僕と梨深の貸切状態だった。
「ん〜、今日は誰もいないね〜」
「あ、うん…。そうだね…」
「せっかくだし、今日は真ん中で食べようよ〜」
梨深は僕を手をグイグイ引っ張りながら、屋上の真ん中に座り込み、自分の弁当を開ける。
「タクも早く食べよ〜。あたし、もうお腹ペコペコだよ…」
真ん中なのは少し恥ずかしかったけど、仕方なくそこに座り込んで、梨深の手作り弁当を開ける。
「うわぁ…」
あまりに手が込んでいたので思わず声が漏れた。
「ん?どうしたの…?ひょっとして嫌いな物でもあった…?」
「いや、その…なんていうか…、手が込んでるなぁって思って…」
「うん、タクのために愛情込めて作ったからね〜。たはは…」
(そんな恥ずかしい事を面と向かって言われたらこっちが恥ずかしくなっちゃうよ。)
「じゃ、じゃあ…、いただきます」
「いただきまーっす!」
梨深の弁当は予想以上に美味い。けど、ところどころ味が薄かったりした。
卵焼きに至っては砂糖と塩を間違えるヘマをしたのか、塩っ辛くて驚いたけど、そこは顔に出さずにちゃんと食べた。
せっかく、梨深が早く起きて作ってくれたのに、味に文句言ったら悪いし、このことはあとでそれとなく伝えよう。
弁当を食べ終えると、梨深も丁度食べ終わったところでここでも二人の声がシンクロした。
「「ご馳走様」」
弁当を食べ終わったあと、昼休みが終わるまでまだ時間があったので、夜のライブについて話を振ってみた。
「り、梨深…、夜のライブまでの時間どうしようか?」
「ん〜、今日は一旦、家に戻ってから着替えて行こうかなぁ〜?」
「あ、そういえば梨深って…、何処に住んでるの?」
「え〜っと、今まではタクミの病室に居たんだけど、タクミが死んだあと、変な手紙が来て、マンションの一室が与えられたんだよね〜」
将軍の病室に梨深が寝泊りしているのは知っていたけど、その後の事は彼の記憶にもないため、僕にもわからなかった。
たぶん、このマンションも彼が梨深のために用意したものなんだろう。
「そっか…、でも、女の一人暮らしって危険じゃない…かな?」
「うん〜、そうだね。たしかに、たま〜に怖くなる事もあるかも…」
梨深はそういうと少し考えてからとんでもない事を言い出した。
「…タクもあたしのマンションで一緒に住んでくれないかなぁ?なんて…、たはは……」
「えっ!!」
体中がブルブル震えだし、頭の中はやましい妄想で包まれていく。
(落ち着け僕、素数を数えるんだ…。っは…し、静まれ…俺の腕よ…。おいバカやめろ)
半ばパニックになりながらもとにかく落ち着かせて踏みとどまろうとしてみる。
「タク、どーしたの?」
「いいいい、いや?な、ななななんでもなひぃ!!」
僕はそのまま梨深から離れるように廊下を全力疾走した。
「たはは…、タクってば恥ずかしがり屋さんだなぁ〜」
ちょっとだけ期待していた咲畑梨深はやや苦笑しながら、タクの後ろ姿を見つめながらそう呟く。
6 :
さらに続き2:2009/04/11(土) 19:56:23 ID:3jGtD93g
僕はしばらく全力疾走した後、立ち止まって息を整えながら考えていた。
(梨深ってば…、いきなりあんなこと言い出して何なんだよもう…。びっくりして逃げてきちゃったけど、まずかったかなぁ…)
「あら、西條君?」
「え?あ…、優愛…」
声をかけてきたのは楠優愛、彼女もディソードを持つギガロマニアックスなんだけど、僕は優愛が少し苦手だ。
「あの…、西條君…。今日の放課後、一緒に帰りませんか?」
「え…、なんで…?僕と…」
「えーっと、その…、一緒にアニメエイトに行きたくて…」
優愛はどちらかというとオタク系の女子だ。
そのくせ、一人でそういう店にあまり行こうとせず、いつも僕を誘ってくる。
(しかし困ったなぁ。今日は梨深とライブ行く約束があるから放課後はなぁ〜)
「ゆ、優愛…今日はちょっと用事が…」
「用事って何?」
僕は優愛の中でスイッチが入ってしまった事に気づく。
「私とアニメエイトに行くよね?」
「あなたは行きたいはず」
「行かないなんて言わないよね?」
「行かないなんて言わせない」
「行くよね?」
「行 く よ ね ?」
(また始まった…。勘弁してくれよもう!)
優愛は事件の後も結局のところ何も変わっておらず、時々こんな感じで脅迫紛いなことをされることがある。
さらに優愛は僕の手を優しく握ると天使のような笑顔で言った。
「一緒に行ってくれますよね?」
まるで天国と地獄だ。
散々な扱いを受けたあとに救いの手を差し伸べてくる、これが優愛の手口だ。
「ごめん、本当に今日は無理なんだ…。その…、梨深と…」
「そうですか…。強引に誘ってごめんなさい」
優愛は梨深と約束があることを告げると、あっさりと諦めてくれた。
そのせいか僕はふと、優愛に優しい台詞をかけていた。
「いや、いいよ…。また今度、何も予定がない日なら一緒に着いてくよ…」
言った後で散々後悔したけど、後の祭りだ。
「えっ!本当ですか?また今度…、絶対ですよ?約束ですからね? 破ったら…、わ か っ て る よ ね?」
(はぁ…、もうやだこのメガネ)
「じゃ、じゃあ、僕は教室に戻るよ…」
「はい、約束忘れないでくださいね」
僕はその問いには答えずに、自分の教室に向かって歩いて行く。
折原梢は目覚めると廃工場のような場所にいた。
手足をロープで縛られ、目の前に居るのは良く知っているピンク髪の少女。
「咲畑しゃん?どうしてこずぴぃは縛られてるのら…?」
ピンク髪の少女・咲畑梨深は笑みを見せると言った。
「折原さん、あまりあたしのタクに近づかないでほしいなぁ。たはは…」
「拓巳しゃんはただのお友達さんなのら…」
「言い訳はいいよ。まぁ、どの道あなたには罰を与えないとね…」
梨深の声色は明らかにいつものソレと違っていて梢は恐怖を覚えた。
梨深は工場の入り口のほうに目を移すといつもの声色で叫んだ。
「大ちーん、入ってきていいよ〜」
そして入ってくる男が一人。
「ったく、何だよ梨深…。こんなところに呼び出して…」
入ってきた男・三住大輔は梢の様子を見ると、梨深を睨み付けて尋ねた。
「おい、梨深!これはどういうことだよ…。梢ちゃんを縛り付けたりして…」
梢はその言葉を聞いて救われたと思った。
「何って、タクに近づいてきた女を教育してるだけだよ?」
その言葉を聞いて大輔は梨深に掴みかかろうとした。
だが、梨深は顔色一つ変えずに三住大輔に向かって呟いた。
「折原さんは、大ちんの好きにしていいよ。どんなことをしてもこの子は拒まないよ?」
その言葉を発した梨深の手に握られているのはディソード。
「そ、そうか…、そりゃ嬉しいね」
「ほらほら、折原さんも大ちんと早くしたいって言ってるよ?」
「お、おう、わかったぜ…」
大輔はそういうと梢に近づき、服を脱がせていった。
「うぴぃー!」
手足を縛られているので、抵抗も出来ずに小さな胸が露出し、秘所も丸出しの状態になった。
「ささっ、大ちん早く入れちゃいなよ」
「そんないきなり入れたら痛いだろ。っていうかお前、人がしてるところ見ようなんて相当悪趣味だぞ?」
梨深はディソードを手にしたまま、今度は念じるように大輔に呟く。
「大ちん、早く入れちゃいなよ…折原さんもそれを望んでるよ」
「あ、ああ…わかった」
大輔は自分の膨れ上がったモノを取り出すとこずぴぃの秘所に思いっきり突き立てた。
ブチブチッ
処女膜が破れる音と共に梢のナカから血が滲み出てくる。
「咲畑しゃん…?痛いのら…」
梨深は相変わらず満面の笑みを浮かべながら大輔に言葉を呟く。
「折原さんとっても気持ちいいって…。もっと激しくしてほしいって思ってるよ」
「うぅ…、もう許してほしいのら…」
だが、大輔は腰を激しく振り始める。
「あぁ…、梢ちゃんのナカキツくて気持ちいいぜ…。こんなの初めてだ!」
――ドンドンドンドン!!
大輔は腰の動きをドンドン加速させていき、しばらくしてから梢に尋ねた。
「梢ちゃん、ナカでいいよな?」
「うぴぃ〜、ナカは嫌なのら!!外で出してなのら…」
しかし、梨深の一言で梢の言葉は歪められる。
「折原さんはナカでいいよって言ってるよ。たっぷりナカに出して欲しいんだって…カワイイ顔して淫乱だなぁ〜。たはは…」
「おう、じゃあ、ナカに出すぞ」
――ドピュ!ドピュルル、ピュッピュ!
梢のナカは大輔の精液で満たされていく。
「ふぅ…、気持ちよかったぜ〜。梨深、今日はありがとな!」
「い〜のい〜の、だってあたしたち友達でしょ?」
「ああ、じゃ、またな!梨深」
「あ、ちょっと待って!」
梨深は再びディソードを握ると大輔に暗示をかける。
「今日、ここであったことは全部忘れて」
そして、何もかもを忘れた大輔を帰すと梨深は横たわっている梢を見ながら軽く笑みを浮かべて呟いた。
「あと、岸本さんと蒼井さん、楠さんとナナちゃんか〜。邪魔な女が多すぎて全く困っちゃうなぁ〜タクってば…」
ちょっと、ネタが思いついたんで投稿
短編な上、文が雑でスマソ
新スレ立ってるのに気づかなかったぜ1乙
作者もGJ
スレ立ってるのに気づいてない人結構いるのかな?
溜め込んだSSをうpしようと思ったら中途半端だったんで近々書いて投稿しますわ。
あと優愛セナの百合とかも週末に考えたい
セナと優愛に期待
前スレが落ちて初めて気づいたし
これが容量オーバー
「序章」
男が一人、渋谷の街を歩いている。
男は携帯電話が鳴っていることに気づき、電話に出る。
「本当に行くのか?何もあなたがいきなり出向かなくてもいいと思うのだが…」
電話をかけてきた者は若い男の声で、冷静であるが電話の持ち主の事を心配している物言いだった。
少し考えたあと、男は電話の声に答える。
「ん、ああ…、アレは何となく面白そうだし、ちょっと今からちょっかい出してくるわ」
「止めても無駄か…、では、岸本あやせとの接触がうまくいくことを願っている…」
電話の声は静かにそう言った。
「ああ、そうしてくれ。んじゃ、行ってくる!」
電話を切ると、男は独り言のように呟く。
「さて、人気バンドのボーカル「FES」に会いに行くか…」
「遭遇」
夜の渋谷を一人の少女がライブハウスに向かって歩いて行く。
その少女は背が高くスタイルも良く、闇夜の中でもはっきりとわかるほど美人で不思議な雰囲気を漂わせている。
この少女の名前は岸本あやせ ファンタズムという有名バンドのリーダーで今日はライブがあるためファンタズムでの名前「FES」の格好でライブハウスに向かって歩いていた。しかし、今日はいつもと違い、家を出てから何者かにつけられている気がしていた。
背後に気配を感じ、あやせは振り返る。
「…誰?そこにいるのは…」
気配の主の男は少し驚いた様子で答えた。
「気配は消していたつもりだったんだけど、ばれていたか。さすが噂に名高いFESさんですね」
気配の男のあざけた態度にあやせは刺すような視線を向けて言った。
「何か用…?」
内心ではライブのリハーサルなどがあるため、少し急いでいるのだが、この得体の知れない男に対してそんなことは言わない。
「すぐに済みますよ」
と言って男は手から剣の様な物を出現させる。
それを見たあやせは驚き、後ずさりした。
「あれ?コレを見るのは初めてですか?」
少し驚いた様子で男が呟く。
あやせはその剣を知っている。思わず口からその言葉が出た。
「…ディソード?」
「なんだ、ちゃんと知ってるじゃん。驚いていたから相手を間違えたかと思ったよ」
少し間があって男の正体を確信したあやせは少し落ち着いた様子で語りだす。
「キミが黒騎士なのはわかったわ…。だけど、もう邪心王グラジオールは私達が倒してしまった。助けに来てくれたのは有難い事だけど、もう全て終わったのよ」
男は疑問の表情で問いかけてくる。
「黒騎士?グラジオール?助けに来た?」
返答のないあやせの表情を見ながら、自分の推測で話を進める。
「黒騎士ってのはギガロマニアックスのことで、グラジオールってのは渋谷で実験が行われていたっていうノアUとかいうヤツのことか?」
「黒騎士やグラジオールのことをそう呼ぶ人もいたわ」
そこで男は初めてあやせが「素晴らしい電波少女」であることに気づき、眉間にしわを寄せて、少し考えたあと言う。
「まぁ、でも少なくとも助けに来たわけではないんだけどな…」
それを聞いた瞬間、あやせは再び、男に対して刺すような視線を放つ。
男は不気味な笑みを浮かべながら言った。
「俺はFESいや、岸本あやせ。アンタを倒しに来た。勿論、アンタだけじゃなく他のその…黒騎士?とやらもな…」
それを聞いた途端あやせの手が光を放ち、そこにはディソードが出現していた。
あやせは黒騎士同士戦うことに気乗りしない様子で男に問いかける。
「…なぜ、黒騎士同士が戦うの?グラジオールは倒したのに…」
しかし、男は聞く耳持たない様子であやせに言う。
「どちらが強いか決める必要があるからに決まっているだろ。それにな、人と違う力を持っているなら、それを利用して潰し合うのは当たり前だろ?」
男はそのあと、自分の禍々しく光るディソードをリアルブートして吠えるように。
「さぁ、始めようか…。黒騎士同士による戦いって奴を…」
その迫力に圧倒されながらも、あやせもディソードをリアルブートさせる。
「…そう、なら仕方ないわね…。でも、時間もあまりないから、すぐに終わらせるわ…」
男は不敵に笑みを浮かべると、人差し指で「かかってこい」と言わんばかりにあやせを挑発する。
あやせ冷静だったが、あえて挑発に乗ったフリをして飛び上がり、男を目掛けて両手持ちしたディソードで縦に一閃する。
しかし男は全く動じず、片手で持っているにも関わらず、あやせのディソードを自分のディソードで受け止め、力いっぱい横に振り払う。
その尋常ではない力に、あやせの華奢な体はディソードごと吹き飛ばされ、地面に叩き付けられる。
「うぅ…」
傷つきながらも立ち上がったあやせは、接近戦では不利と判断して、次の攻撃に出る。
「コキュートス…」
剣を男に向けて呟く。
途端に男と男の周りが氷漬けになり、男は完全に身動きがとれない状態になった。
「これで、終わりね…」
氷漬けになった男を、あやせは哀れむような目で男を見つめたあと、ライブハウスに向かおうと氷漬けの男に背を向ける。
「オイオイ…、とどめも刺さずに敵に背を向けるなんざ、自殺行為だぜ?」
そのときあやせは突然、体が動かなくなったことに気づく。
すると、先ほどまで凍っていたはずの男が自分の目の前に立っており、逆にあやせ自身とその周りが凍っていることにあやせは気づく。
男は退屈そうに言った。
「妄想シンクロ…。知らないか?ギガロ…いや、黒騎士同士の妄想は強すぎると、時に混ざり合うんだ。その原理を利用すれば相手の妄想を歪ませ、対象をすり替えることも出来る。この場合は、妄想の反射ってとこだな」
あやせは男の言っていることで自分の現在の状況を把握し、この状況打開するべく思考を巡らせる。
しかし男も逃げられるような隙を与えるわけがなく、すぐに次の攻撃を仕掛ける。
「アンタ、昔、拷問されたことがあるんだってな?覚醒したのもそれがキッカケらしいな。なら、その悪夢を再び味わわせてやるよ…」
男の言葉に、あやせの顔が恐怖に歪む。
あやせの体は依然動けないままだが、コキュートスは解除され、かわりに拷問用の椅子に手足を縛られる状態になっていた。
そしてあの時――あの施設での精神的拷問の感覚が蘇ってあやせを襲う。
ポタリと頭に水滴が落ちてくる。
あやせはその一滴であの悪夢を思い出し、頭の中は半ばパニックを起こしかけていた。「それでは…、しばらくの間、その悪夢を堪能くださいませ」
そこであやせの視界は途切れた。
男は、あやせが気絶すると、あやせを抱きかかえて何処かへ連れて行く。
しばらくして、学校や@ちゃんねるなどでFES失踪という話題がよく出るようになるのだった。
「遭遇」 END
「信頼」
とある古びたビルの一室。
部屋はとても薄暗く、鎖を引っ掛けるフックらしき物がいくつかあるだけでそれ以外特に変わった物もない殺風景な部屋だった。
そのフックの一つには鎖が繋がれており、その鎖の先には手を手錠で縛られた少女がいた。
その少女こそ某掲示板で、今失踪が騒がれているファンタズムのリーダー兼ボーカルのFESこと岸本あやせだった。
あやせは前とは違い、かなり衰弱しており、疲れきった様子で目も虚ろになっていた。
そこに、ガチャン!と扉の開く音が聞こえて部屋に男が一人入ってきた。
男はあやせの様子を見ると「はぁ…」と溜息をついて言った。
「飯を持ってきてやったぞ。食えよ」
しかし、あやせは黙り込んで俯いたまま、こっちを見ようともしない。
男は困り果てた様子で少し苛立ちながら言った。
「まさか、一番初めに戦った黒騎士さんがこんなに弱かったとは思わなかったぜ。
こっちの情報では、渋谷に居る黒騎士の中でアンタは上位って話だったから、期待していたのに…、とんだ貧乏くじだ」
そのことを聞いたあやせは、はじめて男の方に視線を向ける。
「…どういうこと?」
「お、食いついてきたな!」
男はニヤっと笑い、話を続けた。
「渋谷のギガロ…黒騎士はノアUを破壊したことから結構有名でな。
それと、一部の組織では黒騎士の能力に興味を持った学者共が、各地の黒騎士やその素質のある奴のデータを取ってそれをランク付けしている。
偶然、俺の知人がその情報を見つけちまってな…。
それを見て、俺も興味が沸いて黒騎士探しにわざわざ渋谷まで出向いて来たわけよ。あ、ちなみにアンタのランクはAな!西條拓巳は暫定Sの能力値未知数。
咲畑梨深はアンタと同じAで基本能力値がアンタより少し高め、だったかなぁ?そのほかの黒騎士はBかデータ不足の測定不能」
そこであやせが口を挟む。
「…アンタ」
「んん?」
よく聞き取れなかったので、男は聞き返す。
するとあやせは男を睨みつけて言った。
「…その、アンタって呼び方、不愉快だわ…」
男はあまり気にしていなかったことを突っ込まれたので驚き、困った顔をして、
「これは癖みたいなもんでな…、まさかそんなこと気にしているとは思わなかったぜ。ん〜っと、それじゃなんて呼べばいいんだ…?」
「じゃあ、あやせでいいわ…」
「わかったよ、FESさん」
男はあざけた態度でからかう。
しかし、あやせは男の態度に対して何も反応せずに言った。
「続きを聞かせて」
男も真面目な顔に戻り、再び話し始めた。
「んで、俺は上の3人と戦ってみようってことで渋谷に来てから知人のハッカーと情報を取りつつ3人の情報を集めていたんだよ。
3人とも翠明学園の生徒だってことと西條拓巳周辺に同じ黒騎士が集まっているってのはわかったんだが
最初は咲畑梨深と殺り合うつもりだったんだけど、いつも西条拓巳の周りに居るせいで思った以上にガードが堅くてな。
ファンタズムって有名バンドのボーカルをやっているアンタ…じゃなかった…あやせのほうが戦闘に持ち込み易かったんだ。」
「それで私をつけてきた というわけね…。でも、あの時キミは私を倒しに来たって言っていたけれど、私はまだ死んでいない…。しかもキミは、こうして私に食事まで運んできて生かそうとしている…」
男はそこで口を挟んだ。
「俺はなんとなくあやせが気に入った、殺すのが惜しくなったんだなぁ…。だから今のこの状況がある、理解できたか?」
あやせは少しだけ警戒心を緩めるとコクンと頷いた。
「それにあの後、面白い情報が知人から入ってきてな。おっと…、これ以上はまだ話せないな。そんなことより、少し元気が出てきたな?飯はあるから食えよ」
あやせは食事を見つめつつ言う。
「食事はいらないわ…。邪心に満ちているこの食事は…」
男は苦笑ながら答える。
「はぁ…、じゃあお前何なら食べるわけ?てか、せっかく俺が持ってきたんだから食えよ」
あやせに食事を取るよう促してから、男は言った。
「俺は部屋の外に出とくから、飯を食い終わったら呼べ。そんな汚れた服のままこの先もこんな薄暗いところに監禁されたくないだろうから俺のホテルに連れてってやる」
そしてこう付け加えた。
「あ〜、でも間違っても外に居るからって逃げ出そうなんて考えるなよ?
窓は開かないし、出口は入り口のドア一つ、食事中までそばで観察されたくないだろうと思って外で待っているだけなんだからな?…それに逃げ出しても何一つ良い事ないぞ」
15分ほどしてあやせから「食べ終わったわ」と言う声が聞こえたので男は再び部屋に入り、手錠を外しながらあやせに問いかけた。
「あ…、食事の前に手錠外しておくべきだったか…?てか、よく手錠はめたまま食えたな〜。器用な奴〜!」
「とても、食べづらかったわ…」
あやせは男を睨みつけたあと嫌味のように返す。
「悪かった…気が利かなくて」
男は軽く頭を下げて、その場で少し考え込む。
「あ〜、渋谷の一部の人間(FESのファンやバンドの関係者)の間じゃFESは行方不明ってことになっていたな。さて、どーするかな…」
男はしばらく考えても良い案が浮かばなかったようで、あやせの方に目を向ける
「ま、いっか〜。別に」
一方、あやせはこの男の感情の変化に半ば呆れており、黙ったまま男の横に座っている。
男はあやせのほうに手を伸ばして尋ねた。
「一週間くらいあの部屋に居たけど歩けるか?」
「…ええ、大丈夫だと思うわ」
あやせが男のその手を取る。
二人はそのまま廊下へ出て、エレベーターで1階まで降りていく。
1階に着くと、男はポケットから携帯電話を取り出し、電話をかける。
「あ〜もしもし?俺だ…、今○○ビルの近くに居るんだけど、ホテルまでの帰り道忘れちゃったんで近くまで迎えに来てくれないか〜?」
少し間があって「おう、サンキューな。んじゃ合流地点まで歩いて行って待ってるわ〜」と言って電話を切った。
あやせは男の方を見て訪ねた。
「…誰?」
もっとも、あやせの質問に男も答える必要もないし、答えたとしてもあやせはわからないだろう。
しかし、男はあやせにもわかるほど丁寧答えてくれた。
「あ〜、俺の仲間の一人。ハッカー以外にも色々知人がいてね〜。
その一人にこの近くまで迎えに来てもらう。さっきは適当でいいと思ったからとりあえず下に来たけど、あやせのお仲間に見られたら面倒な事になる恐れもあるからなぁ…。
そのための保険だよ。あっ!もしかして…、帰り道忘れたバカとか思っているのか…?言っとくが、ああでも言わないと迎えなんてきてくれないから、そのための芝居だぞ」
「別に、何とも思ってないわ…」
男はあやせ返事を聞いたあと、手を引っ張って言った。
「合流地点まで少し走るぞ!無駄話していたせいであいつのほうが先に着いちまうぜ…」
あやせは一週間ぶりの外で、歩くのがやっとな状況の中、男が手を引っ張って走っていくのについていけず、引きずられるような形になっていてかなり無理をしていた。
「ちょ、…っと待って…」
しかし男はそんなあやせの声に気づかず、どんどん走るペースを上げていく。
そしてついに、あやせの足が男の速度に追いつけなくなりつまずく。
「ん?」
男は左手が引っ張られる感覚に気づき、後ろを振り返ると、すぐに状況を把握して右手から一瞬でリアルブートしたディソードを召喚し、地面に突き刺す。
ガコン!と凄い音を立ててディソードがアスファルトを抉るが、男はそれを無視して、そのままジャンプすると宙に浮き、左手を力一杯引っ張ることであやせを転ばせることなく、無事着地した。
そして、ディソードを消した後、屈みこんだかと思うと男はあやせをおぶってまた走り出した。
この一連の出来事にさすがのあやせも唖然としてしまい、ただ振り落とされないように腕に力を入れていた。
そこから少し行ったところで男は止まり、あやせを降ろす。
すると、しばらくしてから灰色のワゴン車が近くに止まり、中年の男が窓から顔を出して言った。
「おまたせっす!」
それを見て、あやせの横にいた男は「おせぇよ!待ちくたびれていたところだ…、渋滞でもしてたか?」といつものあざけた感じで言った。
中年の男はあやせを見て「そっちのねーさんかなり疲れているじゃないっすか!どうせまた全速力ですっ飛ばしてきたんでしょ?変なところで負けず嫌いなんだからなぁ〜、ボスは」
するとボスと呼ばれた黒騎士の男は「うっせぇ!戦いは常に勝たなきゃ気が済まねぇんだよ」と叫んだ。
それを聞いて、中年の男はハハっと笑いながら「まぁ、とにかく乗ってください。俺を呼ぶってことは、どうせまたヤバイことに手を出したんでしょ?あんまりはしゃいでいると見つかっちゃいますよ!」と黒騎士の男に言う。
男は「ああ、そーだったな…あやせ、お前から乗れ」とあやせの背中を押しながら言った。そのあとすぐに中年の男が「助手席はボスが乗るんで、後ろにどうぞ〜」と言って後ろのドアを開ける。
あやせと黒騎士の男が乗り込んだのを確認した中年の男は、後ろのあやせを見ると、少々高めのテンションで言った。
「ていうかあれですよね!あなた、ファンタズムのFESさんですよね?」
「そうだ」
あやせより先に中年男の隣に座っている黒騎士の男が返事をした。
「ボス!まさかファンタズムのFESを引っ掛けてくるなんて思いもしなかったですよ。
FESはかなり手強いって有名ですよ?コクった男は山のように居るけどOK出された男は一人も居ないとか!あ、ちなみに俺、ファンタズムのFESさんのファンなんです〜あはは」
一人テンションの上がっていく中年の男。
あやせは中年の男の言っている事を聞いて、黒騎士の男の背後を睨み付ける。
男の方もそれに気づくとすぐに「べ、別にそういう関係じゃねぇよ!と否定した。
そのやりとりをみて、中年の男が茶化してくる。
「いや〜、でも結構仲良さそうに見えますよ〜?喧嘩するほど仲がいいっていうし〜」
すると何かを思い出したかのように黒騎士の男は、後ろのあやせのほうを向いて言った。
「後ろに女物の服がいくつかあるからそれに着替えろ。そんな格好じゃ、俺のホテルに連れてけないからな」
それもそのはず、あやせはここのところ監禁状態に近い状態にあったため、その衣服は汚れきっていた。
あやせはそれを聞いて後ろを振り返ると、自分の席の後ろに女物の服が何着か置いてあるのが見えた。
あやせは前に向き直り、黒騎士の男に少し困ったような顔で尋ねる。
「…ここで着替えるの?」
「うひょー!FESの生着替えなんて必見ですね!」
中年男の発言に黒騎士の男は慌てて転している中年男の頭を叩く。
「バカ、何言ってやがる!」
今度はあやせのほうを見て、後ろ側についているボタンを指差す。
「着替える前にこのボタンを押せ。あ、別に今でもいいが、それでこっち側とそっち側に敷居ができる仕組みになっている。その間、こっちからは何も見えないから安心して着替えていいぞ」
あやせはすぐにそのボタンを押した。
すると目の前に敷居が出現して、前列からの視界を完全に遮断する。
黒騎士の男の声が敷居の向こうから聞こえる。
「着替え終わったら、もう一回ボタンを押せば元に戻るからな!ちなみにそのボタンを押さないと、外のドアも開かないようになっているから着替え終わったらちゃんと押せよ」
あやせはすぐに席の後ろから服を取り出し、それに着替える。
着替え終わった後、ボタンを押すと敷居が下の方に吸い込まれていき、あっというまに消えた。
黒騎士の男は後ろを向きながら「もうすぐで着くぞ〜」と言った後、あやせの純白ドレス姿をまじまじと見つめて小声で呟いた。
「以外に似合うな…」
タクとどっちが強いだろうな。
中年の男もそれを聞いて後ろを向こうとするが、黒騎士の男がすぐに怒り出したので慌てて前に向き直る。
「おい、あぶねーだろ!前見て運転しろよ!!」
それから5分ほどして、某所の高級ホテルに到着した。
車を駐車場に止めて、黒騎士の男とあやせが降り、中年の男も便乗しようとすると、黒騎士の男は中年の男の方を見て言った。
「お前、その格好でこのホテルに入れるわけないだろ?後ろに男物の服も入っているから着替えてから来いよ」
「ボスなんかいつも小汚い格好で入ってるじゃないですか!俺だってこの格好で大丈夫っすよ!」
少し困った顔をしながら、黒騎士の男は「俺は金を払っているからいいんだよ。ただ連れがみっともないのは勘に触るんでな」と答える。
中年男も押し切られた感じで車の中に入っていった。
黒騎士の男は「それじゃ、行こうか。あやせ」と言ってあやせの手を引きながら、ホテルに入り、フロントでカードキーを受け取る。
だが、キーを男が受け取る際に、フロント係の人が男のほうを変な顔で見つめていたのにあやせは気づいて、男の顔に目をやる。男はあやせの視線に気づくとすぐに、
「いつものことだ…、俺の格好と連れの格好のギャップに毎回フロントの連中は戸惑うのさ。かといって俺はそんな堅苦しい格好したくないんで、いつもこんな感じの格好なんだけどな〜」と答える。
あやせは「そう」と言って聞き流す。
男はエレベーターに乗ると最上階のボタンを押し、ホテルの最上階に向かう。
ホテルの最上階に着くと、そこに一つしかない部屋のキーの差込口にカードキーを差し入れる。
カギが開き、男はドアを開けて、あやせに「どうぞ」と言うと、部屋に招き入れる素振りをする。
あやせは部屋に入っていきなり「なんか、変な気分だわ…」と部屋に入った感想を告げる。
「環境の変化に体が驚いてるだけだろ?あんな薄暗い部屋からこんな部屋にいきなり招きいれられたら誰だってそういう気分になるものだ」
そして男は冷蔵庫の中を覗き込むとあやせに尋ねる。
「何か飲むか〜?オレンジジュースにコーラ、それとサイダーがあるけど。それとも、酒にしとくか?」
「コーラがいいわ。邪心を討ち払う力を持つのよ…。あの甘酸っぱさは…」
あやせはいつもの通り、電波なことを言い放つ。
男の方は慣れたものであやせの話に乗っかってくる。
「そういうの好きだぜ…?邪心とかな。でも、邪心って何だ?人の中の悪意みたいなものか?」
「邪心は全ての人の中に眠るもの…。より強い邪心を持っている者は、グラジオールに取り込まれていく…。そして、その中で純粋な邪心を持つ者だけが黒騎士として覚醒するのよ…」
それを聞いて男は少し考えた後、意味もわからぬまま、適当に答える。
「なるほど、そりゃ大変だ〜!なら、俺もコーラを飲むかな。グラジオールなんかに取り込まれたくねぇし、取り込まれたら西條拓巳に勝てねぇからな」
「…拓巳の邪心はとても強大、純粋なる邪心を持つ者は黒騎士の素質十分だわ…。だから、今のキミでは、戦っても勝ち目はないわ。」
「だろうな…。今のままでは勝てない…。だが手段はある…。」
それを聞いてあやせはとっさに男に対して質問した。
「なぜ…、そんなにも拓巳との戦いに執着するの?」
しかし男は質問には答えず、話を逸らすように言った。
「ちょっとベランダで外の空気吸ってくる。あやせは適当に寛いでいてくれ〜 あ、でも部屋の外には出るなよ?失踪扱いのお前に外をうろちょろされるのはこっちとしても困る。んじゃ、そういうことで宜しく!」
男はベランダのあるらしい部屋に向かっていく。
あやせはやることもないのでとりあえずソファーに座り、貰ったコーラに口をつける。
一週間の間、飲まず食わずの監禁生活を味わったおかげで、コーラ一本でもあやせにとってはかなり懐かしい物となっていた。
そんな懐かしさに浸っていると、不意に「ピンポーン」とチャイムの鳴る音が聞こえた。
しかし男は、ベランダに行ったきり戻ってこず、仕方なくあやせはコーラを片手に玄関まで歩いて行き、鍵を開ける。
そこには顔を伏せた係員の格好の男がいて「ルームサービスです〜」と低い声で言った。
黒騎士の男はベランダから玄関に来ると、呆れたように言う。
「おいおい、部屋の外には出るなって言ったろ。それに、変な客招き入れてくれちゃってよ」
「ボス、そりゃないっすよ!着替えて上がって来いって言ったからこうして着替えてきたのに!
っていうかなんでココの係員の服なんか持っているんですか?あと、どうせなら、もっとカッコイイ服にしてくださいよ〜。
ここに来るまでにお客さんに係員と間違えられて、散々声かけられたんですから…」
「それが狙いだったんだよ。お前は下で係員の真似事してりゃ〜よかったのにな!」
そこで初めてあやせはこの係員が車の中年の男だったことに気づく。
中年男は相変わらず不満そうに、黒騎士の男を睨みつつ、あやせの手にある飲みかけコーラを見つめる。、
「あ、丁度喉渇いてたんですよ〜。わざわざどうもっす!」
中年の男はあやせの手の中のコーラ奪い、一気に飲み干した。
黒騎士の男は慌てて言う。
「おい、それあやせのコーラだぞ…。しかも飲みかけの…」
「あちゃ〜、すみません。喉が渇いていたんでつい…」
「お前、FESのファンだからって間接キス狙っていたろ?この変態野郎め!」
それを聞いて、中年男は焦りだす。
「べ、別にわざとじゃないですよ…?いくら俺がFESのファンでも初対面で間接キスを狙うわけないじゃないっすか!」
「別に…、いいわ」
あやせは男達に背を向けると、リビングへ戻っていく。
「あれ…、やっぱり怒ってますよね…?」
「あぁ…、そりゃ〜中年オヤジに間接キス狙われりゃ誰だってああなるだろ…。いくらFESでも例外じゃなかったみたいだな…」
中年男は眉間にしわを寄せて呟く。
「だから、ホントにわざとじゃないんですよ!だいたいボスがそんなこと言ってからかうから誤解されちゃったんじゃないっすか…サインほしかったのに、貰えなかったらボスのせいっすよ?」
黒騎士の男は聞く耳持たずに中年男を無視してリビングに戻ろうとする。
中年男もこれ以上何を言っても無駄だと気づき、一緒にリビングに着いて来る。
そのとき、思い出したかのように中年男が口を開いた。
「あ、そういえばボス!例のヤツ、もうすぐで完成らしいですよ。
それと仲間が西條七海、咲畑梨深、蒼井セナと接触に成功したそうですが、蒼井セナだけは接触時に交戦を余儀なくされたみたいで、二人ほど負傷して追い返されたそうです…」
それを聞いた黒騎士の男は表情を曇らせ「そうか…、予想通り、蒼井だけは失敗したか」と言った。
話が聞こえていたあやせも、その話が気になってリビングから戻ってくる。
それに気づいた黒騎士の男は小声で、
「まぁ、大体解った。また何かあったら教えてくれ…」と言って話を終わらせる。
あやせはそこで黒騎士の男を睨みつけると、問いかけた。
「他の黒騎士と接触したって、どういうこと…?」
男は困りながらもあやせに返答する。
「ただの実験だ。俺の「仲間」を黒騎士と接触させただけだよ…」
それを聞いたあやせの表情が曇り、男に尋ねる。
「戦わせたの?」
「いや、俺達の仲間と黒木氏の人間と交流させて、相手の反応をチェックさせただけだ。もっとも蒼井セナだけは敏感なようで、戦闘を仕掛けてきたらしいけどな…。
それに俺は自分の力を試したくて戦うだけであって他人に人を襲わせるような小さいことはしねぇよ。やるなら俺自身が出向いて倒す」
依然、複雑な顔をしたままあやせは黙り込んだ。
それを気にかけた男は、話をつけくわえる。
「俺だって、最初は殺し合いするつもりで渋谷(ココ)に来たんだけどさ…。お前に会ってから、殺し合いではなく「決闘」っていう形で西條拓巳とやってみたくなったんだよ」
それを聞いてあやせは「別の意味」で複雑な気持ちになった。
黒騎士の男は「あ、もしかして俺の事心配してくれてる?」と嘲るように言うと、あやせは背を向けたまま、リビングに戻っていった。
そこで一連の会話に全く参加できず、空気だった中年男が黒騎士の男に尋ねる。
「そんなに彼女に情報を与えて大丈夫ですか?俺は嫌ですよ〜、後ろからグサッなんてやられるのは…」
「今はまだ、大丈夫だろ。まぁ、お前はコーラの件があるから、そっちのほうで刺されるかも知れないな…」と真剣な顔で言う黒騎士の男。
「脅さないでくださいよぉ〜。冤罪なのに俺まだ死にたくないですよ…もし、刺されそうになったら助けてくださいよ〜?」
おどおどした様子で黒騎士の男に泣きつく中年の男。
「気が向いたら、説得くらいはしてやるよ!まぁでも死んだらドンマイなぁ〜」
笑って黒騎士の男はリビングまで逃げて行く。
中年男は相変わらずおどおどした様子で、ゆっくりとリビングまで歩いてきてあやせのほうを向くと叫ぶように言った。
「さっきのコーラは、ホントにわざとじゃないんです…。今度、何でもしますから許してください!!頼むから刺さないでください!」
「気にしてはいないから…、謝らなくてもいいわ」
一瞬、あやせが微笑んだように見えた男二人は唖然としたまま、しばらく固まってしまう。
あやせは黒騎士の男を睨みつけて言う。
「…シャワー浴びたいんだけど、何処にあるの?」
黒騎士の男は意外なことを聞かれて呆気に取られていたが、すぐに我にかえると廊下を指差す。
「そこの廊下を出て、左奥の部屋だ。部屋には内側から鍵がかけられるようになっているから」
そこまで聞いたあやせは「もうわかったわ…」と言って廊下に出て、シャワーを浴びに向かった。
取り残された男二人は、しばらく無言のまま、ソファーに腰掛けて寛いでいたが中年男のほうが黒騎士の男に喋りかける。
「ボス、何かしませんか?彼女が風呂場に居る間、ソファーに座っているだけなんて有り得ませんよ!」
「お前、覗きなんてしたら本当に刺させるぞ。それにな、風呂場の部屋は内側からしか鍵がかけられないようになっているからどうしようもねぇよ…」
それを聞いた中年男は飛び上がり、
「べ、別に覗きをしようなんて言ってないじゃないっすよ!待ち時間暇だから何かしましょうってことですよ」と否定する。
黒騎士の男はしばらく「ん〜」と唸り、言った。
「何も思いつかねぇから、俺は夜の散歩でもしてくるわ。お前は見張りとしてここに残っていろ〜 あと、冷蔵庫の酒とかルームサービスは好きなだけ使っていいからな。
でも、あやせを部屋の外に出すのだけはやめろよ!学校の方に手を回して無いから、一部の人間が行方不明として扱っているからな。んじゃ、行ってくるわ」
中年男は、黒騎士の男が居なくなるとすぐに、冷蔵庫の中から高そうなワインを一本とグラスを取り出し、ワインを開けてグラスに注ぐ。
そのあと、ホテルの電話でピザとワインのつまみとチキンなどを散々注文して、リビングに座り込むとTVをつけながらワインを豪快に飲んで寛ぐ。
一方、散歩に出た黒騎士の男は外に出ると、すぐに携帯電話を取り出してどこかに電話をかける。
「あー、翠明学園さんですか?こちら警視庁の○○という者ですけど、行方不明だった岸本あやせさんが見つかったんで連絡しました。
ええ、今はこちらで身柄を保護していますので、数日中には学校の方にも行けると思います。では、失礼します〜!」と言って電話を切ると、すぐにまた別の場所に電話をかける。
「あ、俺だけど〜、こっちは学校の方に電話かけた。そっちはどうだ? え、まだ掲示板の方の情報操作終わってないって?まぁ、いっけどさ。
今日中にFESの情報流して収拾しといてよ!じゃあな〜」と今度は一方的に用件を告げて電話を切る。
そして男は、「ふぅ〜」と一息ついたあと、夜の渋谷の歩道を歩いていく。
それから10分ほど経った後のホテルでは、あやせが風呂からあがってバスローブを着てリビングに行くと、リビングはワインの臭いが充満していて思わずあやせは顔をしかめる。
すると、出てきたあやせに中年男が気づき、「おや、あやせさぁんじゃないですか〜!もう出てきつぁんすえ〜(もう出てきちゃったんすね〜)」と叫ぶ。
中年男は完全に酔っ払っており、顔は真っ赤になっている。
中年男は酔っ払いながら、あやせに「お風呂あがりにピザとかチキンとかワインのつまみとかいかがっすぁ〜(いかがっすか)?」と勧めてくる。
「…今は、いいわ」あやせは顔をしかめたまま言うと、中年男は急に泣き出して、
「どうえ〜(どうせ〜)おれぇなんかと食事したぐ(したく)ないでづよえ〜(ないですよね〜)」
「…まだ、おなかすいてないのよ」
あやせはいきなり泣き出した中年男に戸惑いつつ言った。
少しすると、今度は「いいから食えっつってんだよぉ!!」と怒鳴り
あやせに詰め寄ってくるとあやせの細い腕を掴み、壁に押し付けて「バスローブで男の前に出てくるとは…誘ってるのかぁ?」と言い出した。
あやせはとっさに男の腕を振り払おうとしたが、力が強すぎて逆に押し倒されてしまう。中年の男はあやせの首筋を舐めはじめる。
あやせはその不快感で思わず「やめて…」と叫ぶ。
しかし、男はやめるわけもなく舌は徐々に胸の辺りまで下がってくる。
あやせはとっさにディソードを召リアルブートしようとするが、なぜかリアルブートされない。
それに気づいた中年の男はあやせに言った。。
「この部屋の四隅にはなぁ、ギガロマニアックスが妄想をリアルブートできないようにする装置が設置されているんだよ。つまり、今のお前はカゴの鳥って奴だな。ハハハ!」
それを聞いたあやせはこれから起きることであろうことに恐怖し、顔が強張る。
男はあやせのバスローブの上の部分を強引に剥ぎ取り、あやせの胸が露出する。
「綺麗な胸ですね〜。ゲヘヘ…」
「もう…、やめて、こんなことしても…」
あやせは涙を浮かばせながら、懸命に訴えかける。
そして、男が胸に手を触れたそのとき、玄関のドアが開き、黒ずくめの男が大勢入ってくる。
男達は中年の男を見つけるなり、拳銃を向けてあやせから離れるように指示する。
黒ずくめの男の一人があやせに毛布を差し出す。
すると、黒ずくめ達の奥から一人の男が入ってきて言った。
「悪いな…あやせ…コイツが酒癖悪いの忘れてたわ…」
それは部屋から居なくなっていた黒騎士の男だった。
「もう知っていると思うけど、ここには、リアルブートをできないようにする妨害装置がついていてな。色々窮屈だからちょっと外に出ていたんだが、まさかこんな事になっているとはなぁ〜」
黒騎士の男は真剣な目つきで話を進める。
「ここは、防犯対策で全ての部屋に盗聴器がついている。んで、中の音声なんかは全部、俺の耳についてるイヤホンとホテル周辺の見張り役に筒抜けなんだよな。
それで異変に気づいて戻ってきたんだ。しかし、本当にすまなかったな」
黒騎士の男は深々と頭を下げた。
あやせはそこで男の顔に平手打ちを見舞うと、泣きそうな顔で呟く。
「…これで、許すわ」
黒騎士の男はその後、中年男の方に向き直ると、中年男は泣きながら、
「すみません!!もうしないんでお願いだから許してください!」と言った。
「落ち着けよ中年。みっともねぇっつの」
そして黒騎士の男は冷やかな目で中年男を見つめると「処分しろ」と黒づくめの男達に告げた。
中年男の顔はみるみる青ざめていき、黒ずくめの男達に手足を縛られ、袋詰めにされて運び出されていく。
その光景を見て、あやせは黒騎士の男に尋ねた。
「あの人…どうなるの?」
「あぁ、処分って言っても別に殺したりはしねぇよ。「アイツ」はああ見えて優秀なんだ。とりあえず、今回は処罰して今後あやせに近づけないように配置転換する」
それを聞いてあやせは少しほっとする。
「そういえば、学校に生存報告の電話入れといたから、明日からは学校に行っていいぞ。
ただし、ほかの黒騎士に情報を漏らさない事と、ここで俺と暮らすことが条件なんだけど…問題ないよな?」
「わかったわ」
あやせはあっさり承諾し、疲れていたのかその場で倒れて眠ってしまった。
とりあえず、途中まで、残りは明日にでも投稿します。
誤字脱字等はスルーでお願い
Hシーンまでの前置きがクソ長いのは仕様です。
あやせ編終わったら梨深、七海、こずぴぃ、セナと続きます
GJ
「計画」
次の日の朝、あやせが目覚めるとそこはベッドの上だった。
あやせはとっさに昨日のことを思い出してあのあと自分が気絶して、そのまま寝てしまった事に気づく。
部屋の扉を「コンコン!」とノックする音が聞こえ、黒騎士の男の声がした。
「あやせ〜?もう起きてるか?」
その声を聞いて、あやせは「ええ、今起きたわ」と答える。
男はあやせの部屋の扉を豪快に開けて、
「朝はトーストと下のレストランで朝食、どっちがいい?」
あやせは部屋の時計を見て「急がなければ行けないから、トーストでいいわ」と告げると、
「あぁ、学校か…、それなら制服と鞄はクローゼットの中に入ってる。教科書とかも鞄に入っているからとりあえずそれ使ってくれ」と言って部屋を出て行った。
あやせはクローゼットの中の制服に着替えると、その横にある鞄を持ち、部屋を出てリビングに行く。
リビングのテーブルの上にはトーストとバター、飲み物にオレンジジュースが用意されており、まさに朝食といった感じだった。
黒騎士の男は、リビングのソファーに腰掛けて、TVでニュースを見ている。
あやせもニュースを見ながら食事を済ませると、黒騎士の男が口を開く。
「こっから学校まで結構あるから迎えの車を呼んでおいた。あとこれ、連絡用ケータイな。学校終わったらまた迎えを出すから入っている番号に電話してくれ」
携帯電話をあやせに向かって投げる。
あやせはそれを片手で見事にキャッチすると、そのまま玄関から出て行った。
男はあやせを見送った後「ふわぁ〜」と大きなあくびしながら立ち上がり、TVを消して外に出かける支度を始めた。
すると部屋の電話が鳴り出し、男は慌てて電話に出た。
「どうした?何かあったか?」
電話の主は若い女の声で「大変ですよ!またBさんが勝手に出てっちゃいました…何でもデータにあった双剣のギガロマニアックス、咲畑梨深を倒しに行くとか…」とかなり慌てた様子で言った。
「またアイツは…。まぁ、でもアイツの腕は俺もかっているから問題はないんじゃないか?それにライセンスもあるしな。」
と言ったあと、今度はいつものあざけた感じで、
「まぁ、でも5人ほど監視をつけて様子見くらいはしておけ。アイツが怪我してもいいように救護班も待機させとけよ〜」と指示をした。
女は「はぁ…わ、わかりました〜」と呆れたように呟くと「じゃ、よろしく〜」と言って男は電話を切った。
そして男は外出する支度を整え、部屋のカギを閉めて玄関から出て行った。
その頃、あやせは車の中にいた。
部屋を出た後、外に行くと一台の乗用車が止まっており、外で愛想の良さそうな女が立っていた。
女は「初めまして、ボスの希望であなたの運転手をさせていただく者です」と丁寧に挨拶をして頭を軽く下げた。
あやせが「よろしく」とだけ呟くと、女は後ろの席のドアを開いて「どうぞ」と言った。
あやせはこの慣れない感覚に戸惑いつつも「ありがとう」とお礼を言って車に乗り込んだ。そしてそれ以降、何の会話もなく今に至る。
運転手の女は終始、笑顔を絶やさずとても良い感じの人だったが元々あまり人と喋るほうではないあやせにとってはあまり関係ない事だった。
しばらくすると車が止まり、女が言った。
「学校の前に止めると目立ちますので、申し訳ありませんが、ここからは歩いていただけますか?」
「わかったわ。ありがとう」
あやせはお礼を言ってドアを開けて外に出た。
女もドアを開けて、外に出ると「帰りも、ここでお待ちしております。いってらっしゃいませ」と頭を下げた。
運転手に見送られながら、あやせは学校に向かっていく。
運転手はしばらくして車に戻ると、黒騎士の男からの連絡が入り、またホテルに向かって車を走らせるのであった。
男は下のレストランで軽く朝食を食べると、コーヒーを飲みながら運転手が戻ってくるのを待っていた。
しばらくすると携帯電話が鳴り出したので、外に向かって歩き出す。
外に出ると運転手の女が戻ってきており、男は車に乗り込むと、
「○×ビルに向かってくれ」と行き先を告げ、車が発進する。
少ししてから男は運転手の女に言った。
「そういえば、Bはどうなった?もうなんかやらかしたか?」
「いえ、咲畑梨深が校内に居ますので、まだ何も起こっていません。それより、岸本あやせを学校に行かせてよかったんですか?情報が漏れると色々厄介ですよ」
「あ〜、そっちは大丈夫。あやせはそんな喋るほうじゃないし、約束したからな」
男の自信満々な態度に、運転手の女は眉をぴくりと動かすとトゲのある口調で言った。
「随分、信用していらっしゃるんですね。それにあやせって、もう呼び捨てですか? まぁ、確かに彼女が人に口外するようなタイプには見えませんけど〜」
「本人があやせでそう呼べって言ったんだよ。つーか、お前妬いてんのか?」
「ご冗談を」
運転手は一言で切り捨てる。
男は困った顔をして「例のヤツはどうなってる?」と話題を変えた。
女は真剣な口調で、
「8割方完成といったところでしょうか。こないだのプロトタイプのテストを考えると実動可能範囲だと思いますが…」と答える。
「そっか〜、そろそろだな」
「でも、いいんですか?彼女はあなたのこと結構信頼しているように思えますが…」
すると男は黙り込んでしまった。
それから10分ほどして、女は「ビルに着きましたよ」と言うと、道路脇に車を止める。
男もそれに気づいて、車から降りてビルの中に入っていった。
女はそんな男の姿を見ながら思う。
(あの人、本当はなにがしたいのかなぁ〜)
ビルの中に入ると、ビル内の研究者らしき二人組みに案内され、男は地下2Fの一室に案内される。
部屋の中には、小さい機械のようなものが置いてあるだけだった。
それは男の部屋に仕掛けてあった物と同じ代物、リアルブートを封じるための対ギガロマニアックス兵器。
研究者の男が黒騎士の男に対して説明を始める。
「これの装置は、ギガロマニアックスのコードサンプルデータをこの装置の中に入力することでこの装置の半径100mまでのギガロマニアックスによるリアルブートを無効化できます。
原理はギガロマニアックスのディソードが生成する粒子と反粒子の応用で、粒子生成の際に同じく生成される反粒子を強制的に自分の妄想に当てて、リアルブートする瞬間に対消滅させるという原理です」
気になった事があった黒騎士の男はすかさず突っ込む。
「それでは同類同士の戦いの時はどちらも制限された戦いになるんじゃないか?そんなもん作らせた覚えはないぞ。」
「いえ、基本的には全てのギガロマニアックスを対象にしますが、コードサンプルを入れた人物だけ遮断しないようにすることも可能で、コードサンプルを入れた人間だけに絞って遮断することも可能です。
まぁ…その場合、相手のコードサンプルを事前に採取する必要があるので実用性に難がありますが…」
「なるほど、こないだのプロトタイプにはコードサンプル入れて無かったんだよな?」と研究者に尋ねる。
「はい、この間のプロトタイプにはサンプルデータは入れておりません。ご不便かけて申し訳ないです。
ですが、今回は破壊されたノアUから採取した岸本あやせのサンプルデータを入れてあります。
これで岸本あやせ本人のリアルブートを遮断した上でお楽しみいただけます。ヒッヒッヒ」と不気味に笑いながら答える研究者。
「まぁいい…。んで、これをまた俺の部屋に仕掛けて実動テストをすりゃいいんだな?」
と再び尋ねると、研究者は「ええ、設定は岸本あやせのみ遮断状態になっているので設置していただくだけで結構です。あと、これを」黒騎士の男は妙な色の液体が入った瓶を渡された。
「なんだこれ…?こんなもの作るように言った覚えないけど?」
と研究者に尋ねると研究者は「ふひひひ…」と気持ち悪く笑うと言った。
「特製の媚薬です。飲み物に仕込むのがベストです。即効性があり、一度コレの快感を味わったらどんな人間でも虜になってしまうでしょう…」
黒騎士の男は目を輝かせて「ほう、そりゃ面白い」と言うと
今度はリアルブート遮断装置と指差して「じゃあ、これをってコレ一個でいいの?前のは4つあったけど」と尋ねた。
「これは一応完成品ですから1つで大丈夫です。プロトタイプでは4隅に置かないと効果が出ませんでしたが…これは部屋の何処に置いてもいいですし、目立ちません」
それを聞いた黒騎士の男は、リアルブート遮断の装置を手に持つと、そのビルの食堂で昼を済ませ、ビルを後にする。
外には運転手の女が待ちくたびれて欠伸をしており、黒騎士の男が出てきたのを見ると尋ねた。
「それが例のヤツですか?少し小さくないですか…。」
「お前もそう思うか?本当にこんなので効果あるのかねぇ〜」
と男も困ったような顔で言うと車に乗り込み、運転手の女も車に乗り込む。
運転手の女は車を発進させるとすぐに男に尋ねる。
「ホテルまで戻っていると彼女を迎えに行く時間に間に合わなくなってしまうんですが…どうします?」
「さすがに、このまま迎えに行くってのは不味いよなぁ〜」と少し考えてから男が意見を求めてくる。
運転手の女はその安易な発言に対して大きな声で答えた。
「当たり前でしょ!そんなことしてばれたら元も子もありませんよ!」
「んじゃ、ホテルの近くで適当に降ろしてくれ。あとは歩くから」
それから10分ほど経って、運転手の女が男に告げる。
「そろそろホテルの近くですよ〜」
「んじゃ、降りるわ。ご苦労さん」
黒騎士の男はドアを開けて外に出ていった。
運転手の女は「はぁ…」と溜息とついたあと、あやせを迎えに再び車を走らせる。
そして、朝と同じ位置に車を止めて少しすると、あやせが校門から出てきてこちらに歩いてくるのが見えた。
運転手の女はドアを開けてあやせにお辞儀すると、後ろの席のドアを開けてあやせが来るのを待った。
あやせはそのまま後ろの席に座り、運転手の女も席に戻り、車を発進させた。
しばらくすると、あやせが言った。
「今日…、ファンタズムのライブがあるんだけど」
「ああ、わかりました。では、一旦ホテルに戻って時間になったら教えてください〜。また迎えに来ますので」と運転手はすぐに答えた。
「ありがとう」
あやせはほっとした様子で運転手にお礼の言葉を呟く。
運転手の女はミラー越しに微笑む。
そんなやりとりがありながらもホテルに到着。あやせは車を降りると運転手に一礼してホテルの中に入っていった。
あやせは部屋に戻ると男に尋ねた。
「私の服はどこ?」
「あぁ、FESの時の服なら洗濯してあやせの部屋に置いといた」
それと聞くとすぐにあやせは自分の部屋に入ってFESの服に着替えて出てきた。
黒騎士の男はその光景を見てあやせに尋ねてみた。
「おいおい、そんな格好で何処行こうってのさ?もしかして俺とデートでもしてくれるの?」
「ファンタズムのライブよ」
「あーそれなら俺も行くわ。お前が歌っているとこ一度見てみたいし、歌も聴きたい!」と黒騎士の男は子供のようにはしゃぎだす。
あやせは困った様子で子供に言い聞かせる母親のような口調で言った。
「わかったわ…。でも、リハーサルもあるからあまり騒がないでね」
「おいおい!一応、俺の方が年上だぞ?ガキ扱いするなって〜!」
「まぁ…、いいわ。時間になったら呼ぶから、なるべく部屋にいて」
黒騎士の男はすっかりあやせに主導権を握られてしまい、複雑な表情をしながら、
「おう、わかった…」と了承した。
それからあやせは自分の部屋に篭もり、詩を紡ぎ始めた。
男は一人で居るのが退屈で、ソファーに横になるとそのまま寝てしまった。
夜になってあやせは部屋から出ると、リビングのソファーですやすやと寝ている男を見て溜息をつく。
「はぁ…」
そして、すぐに男の肩を揺らして男に訴えかけるように言う。
「起きて、そろそろ出ないと間に合わないわ」
男はしばらくすると目覚めて伸びをしながら、
「うっ…ん…、寝ちまってたのか…」と言ってむ起き上がり、ジャケットを着る。
「んじゃ、行くか」
あやせもそれに続き、男は部屋にカギを閉めると、あやせと二人でエレベーターに乗って下に向かう。
下ではいつもの運転手の女と車が待っており、運転手の女は黒騎士の男を睨みつける。
「どうしたんですか?今から行くと、時間ギリギリじゃないですか〜?」
「悪ぃ〜、あやせが部屋に篭もってる間、やる事なくてついつい寝ちまったんだよ」
とヘラヘラ笑いながら黒騎士の男は言い訳をする。
運転手の女は呆れながらも二人を車に乗せて車を発進させる。
「まぁ…、時間もないので早く乗ってください…。少し飛ばしますよ!」
運転手の女は、そこからライブハウスまで裏道を使った最短距離で突っ走り、何とかリハーサル前にライブハウスまでつくことが出来た。
あやせと男と運転手はライブハウスに入ると、ファンタズムの他のメンバーが全員こっちを見てその中の一人が言った。
「FES!今日はまたギリギリにきたなぁ〜。こないだのライブの時から行方不明になってたって聞いたけど、大丈夫だったか?
電話貰わなかったら、今日のライブも中止になるかとヒヤヒヤしたぜ…」
「ちょっと…、面倒なことに巻き込まれてしまったのよ…。ごめんなさい」
「まぁ、FESが無事でなによりだ!気にするなって」
それを聞いていた黒騎士の男は表情を曇らせた。
そしてメンバーの一人が黒騎士の男と運転手の女に言う。。
「で、アンタ達はなんだ?リハーサル中は部外者立ち入り禁止なんだが…」
するとあやせが(嘘の)事情を説明する。
「この人たちはさっき言った面倒事に巻き込まれた時に助けてくれたのよ…。それでライブを見たいって言っていたから連れてきたの」
それを聞いて納得したメンバーの一人は黒騎士の男と運転手の女に軽く頭を下げて、
「そりゃ〜、悪かったな。まぁ、アンタ達もライブを楽しんでいってくれ!んじゃリハやるか!!」と言うとステージに上がっていった。
黒騎士の男は運転手の女とリハーサルの様子を見ながら相変わらず表情を曇らせたまま言った。
「こりゃ、早く計画を実行しないとな…」
「本当に…、やるんですか?計画を中止するって手もあるんじゃ…」
何かを決意したような眼差しであやせを見つめながら呟く。
「いや、計画は実行する。そうでなければ意味がない」
「でも、計画を実行したら絶対、彼女は悲しみますよ?」
その言葉に男は運転手の女の方に顔を向ける。
「お前、そんなにあやせのこと好きだったか?」
それにはさすがの運転手の女も機嫌を損ねたようで、男を睨む。
すると女の携帯電話がブルブルを震え出す。
「わかりました。もう何も言いませんのでご自由にしてください」
と言って電話に出るため、外に出て行った。
丁度、そのときリハーサルの一曲が終わり、男はそれに気づいて軽く拍手する。
男はそれからも強張った表情をしながらライブ中も後ろの方であやせの曲を聞きながら計画のことについて考えていた。
ライブが終わり、ライブハウスはファンタズムのメンバーとファン数人になった。
「どうしたの?」あやせは男の元に戻ってきて尋ねる。
「いや、別に…少し考え事をな」
そこにFESファンのような男女がやってきた。
男の方は背も顔もそこそこで、緊張しているのかややオドオドしている。
女の方は頭に黒いカチューシャをつけていて背は低く、綺麗というより可愛いといった感じの少女だった。
二人とも翠明の制服を着ていて、少女が男の腕を掴んでぐいぐいと引っ張っていた。
黒騎士の男はそれを見ながら思った。
(最近は男を引っ張る女が多いんだなぁ〜)
あやせはその男女の男の方を見ると言った。
「拓巳、来てくれたのね」
それを聞いて男は再び表情が強張る。
(こいつが、西條拓巳…?)
「あ、あやせが見つかったって情報を見て…慌てて来たんだよ。でも、無事でよかった」と拓巳が言うと、連れの少女が言う。
「おにぃってば、あやせさんが行方不明になった って聞いてネットの掲示板とかで色々情報を探していたんですよ〜」
すると拓巳は「おい!七海…あんまり余計な事いうなよ…」と照れている様子で言う。
男はそれを見ながら思う。
{こいつが妹の七海か、だがおかしいな…。いつも西條拓巳にくっついている咲畑梨深がいない…。Bのヤツが何か仕掛けたのか…?それとも…}
あやせも黒騎士の男と同じ疑問を抱いたようで拓巳に問いかける。
「拓巳、今日は咲畑梨深は一緒じゃないの…?」
すると拓巳は表情を曇らせていった。
「り、梨深は今日ちょっと風邪気味で…先に帰っちゃったから…。ぼ、僕にもよくわからないんだ。」
「そう…、でもよかった。久しぶりに拓巳に会えて」
そこで七海が空気を読まずに、黒騎士の男に言った。
「もしかして…、あやせさんの彼氏さんですか〜?ナナもこんなカッコイイ欲しいなぁ…」
「違う」
「違うわ…」
黒騎士の男とあやせは同時にハモる。
拓巳は男に頭を下げて言った。
「すみません、うちの妹がいきなり失礼なことを言って…」
「むぅ〜、絶対彼氏さんだったと思ったのになぁ〜」
七海は反省していない様子で呟く。
あやせは男のほうに手を向ける。
「紹介するわ。え〜っと…」
そして、男の名前を知らないあやせは話を詰まらせる。
男は拓巳達の方に一歩踏み出して自己紹介する。
「俺はレンだ…。宜しく」
それを聞いて拓巳と七海も自己紹介する。
「ぼ、僕は西條拓巳って言います。こちらこそ宜しく。」
「ナナは…じゃなかった。私は西條七海って言います。宜しく〜!」
自己紹介が終わったところであやせが言う。
「彼は私が面倒事に巻き込まれていた時に助けてくれたのよ」
「いいなぁ〜、まるで白馬の王子様みたい!ナナも白馬の王子様に助けてもらいたいよぅ〜」
「な、七海はアニメの見すぎだよ…は、白馬の王子様なんて実際に居るわけないじゃないか…」と拓巳は小言のように呟く。
「え〜っと七海ちゃんだったかな?助けたって言っても大したことしてないからそんな大層なモンじゃないぜ」と言う。
あやせも「そうね」と呟き、七海だけ「むぅ〜!」と膨れっ面になって黙り込んだ。
そこでレンはあやせに尋ねる。
「俺はそろそろホテルに戻るけど、あやせはどうする?迎えならまた出すから心配しなくてもいいぞ?」
あやせはそれを聞くと、拓巳のほうを向いて言った。
「拓巳、ごめんなさい。もう帰らなきゃ行けないから…また明日学校で」
そして、黒騎士の男と一緒に出口に向かう。
それを黙って見ていた七海はニヤつく。
「おにぃ、フラれちゃったね〜。それにしてもあの…レンって人、ホテルに住んでるなんてお金持ちなのかなぁ〜?迎えがどうとか言ってたし。ナナもああいう人と一緒に居たいなぁ〜」
「ば、ばかじゃないの…。あやせはあくまで友達として心配だったんだよ…そ、それにあのレンって人もあやせも言ってたじゃないか!か、彼氏ではないって!」
七海は動揺した兄をニヤニヤ見つめ、さらにからかう。
「おにぃ〜何マジメに否定してるの?冗談に決まってるじゃん!たしか〜、こういうのをネットではネタにマジレス(笑)って言うんだよね〜」
拓巳は一言。
「帰る」と言って出口に歩いていく。
「あ〜、待ってよ!おにぃ〜!」と叫びながら七海も兄のあとを追って行った。
外に出たレンはあやせに言った。
「よかったのか?迎えは出すからあいつ等と喋っていてもいいんだぜ?」
「拓巳とは学校で会えるし、それに…、今日は久々のライブで疲れたわ」
とだけ言って車に乗り込む。
それを聞いたレンも車に乗り込み、車はホテルに向かって発進する。
そこで運転手の女はあやせとレンに尋ねる。
「ライブはどうでした?」
「ああ、よかったよ…。あやせの友達にも会えたしな!西條拓巳くんと西條七海ちゃんだっけ?」
それを聞いた運転手の女は一瞬表情を曇らせてから、笑顔を作る。
「私も見たかったんですけど、ちょっと仕事の電話が入ってしまって…」
「あれが、西條拓巳か〜。なかなか面白いヤツだな」
レンは静かに微笑んだ。
それから会話はなく車はホテルに到着した。
あやせとレンは車から降りると無言のままホテルに入っていく。それを見送りながら運転手の女は思う。
(いよいよ、計画の実行か…)
無言のまま、二人は部屋に戻るとレンは軽い感じで言った。
「久々のライブお疲れ様。記念に一杯やるか〜、コーラで」
そして、冷蔵庫からコーラの瓶を2つ取って栓を抜くと、一つをあやせに渡す。
それを受け取ってあやせは口をつける。
男は自分のコーラに口をつけずに、ただあやせを見つめている。
少しするとあやせは自分の体が火照ってくるのを感じる。
「研究室のヤツから貰った媚薬だ。即効性で凄い効果らしいがどうだ?」
そこであやせは自分の秘所の疼きにも似た感覚に気づく。
しかもその疼きは段々と快感にも似た気持ちよさに変わりつつあった。
やがて立っている事もできなくなってその場に倒れ込む。
それを見てレン軽く笑いながら言った。
「こりゃすげぇな…。研究室の連中も面白いもの開発してくれたもんだ」
あやせはレンを見つめる。
「もう逃げられねぇよ。さて、始めようか」
「キミは…、本当にそれを望んでいるの?」
「そうだ、この日のために、リアルブートを遮断する装置までこの部屋には設置してある。今のお前は「袋のネズミ」だ」
あやせは強い口調で言う。
「いいえ、キミは迷っている…。本当は恐れているのよ」
「なぜ…、お前はそう思った?襲われるのが恐いから強がっているだけか?」
「違うわ、キミは選択肢の中で揺れている…。今も」
レンはあやせの細い腕を押さえつけて、力強く押し倒す。
「これでも…、俺が迷っているって言えるのか?恐いなら素直にそう言えよ」
「キミは恐れている…。私を襲うことでキミの中の邪心が目覚める。でも、それを恐れているの…。キミは」
しばらく沈黙が続く。
やがて、レンはチッ、と舌打ちをしてからあやせの手を離す。
「興醒めだ…、こんな気分じゃやる気でないしな。解放してやる」
そのままレンは部屋から出て行こうとする。
「キミは…、逃げるの?」
「ん?逃げる?お前はこっちの選択を望んでたんじゃねぇのかよ…」
「キミが相手なら…、別に構わないわ…」
その言葉がレンの思考を揺さぶり、レンの頭を混乱させる。
あやせはふらつきながらも立ち上がるとレンに手を差し出した。
「キミの欲望、苦悩、そして…混沌(カオス)を受け入れてあげる…」
その一言でレンは自分の思考が途切れるような感覚に陥り、体が軽くなったような気がした。
レンはさっきよりゆっくりと、あやせの体を押し倒す。
FESの衣装は制服以上に露出が多いため、脱がすのは容易かった。
あらわになるあやせの体――。
整ったライン。この姿を目の前にして、正しく思考を働かせる事のできる人間がいるだろうか。
「もう、だめだ…。いれるぞ…?」
「いいわ…。来て…」
あやせの秘所は媚薬の効果によって愛液を垂れ流し、ヒクヒクさせながらレンのモノを見つめている。
そして、レンは自分のモノをあやせの秘所に押し込む。
プチッ!という音がしてあやせは「うっ…」と一瞬顔と歪ませた。
その顔を見ながらもレンはモノをさらに奥へと強引押し込む。
「凄い…、感じるわ…。あなたの脈動を…」
「痛くない?わけないよな…」
「いいわ。キミのしたいようにして…。私が受け止めるから…」
レンは少しためらったあと、ズンズンッ!と腰を振り出す。
やがて、レンはあやせの膣に入った自分のモノを見つめる。
「凄い締め付けだな…。あやせ、気持ちいい…」
「あっ…ん、感じる…、キミの邪心の高鳴りを…」
そしてさらに腰を振る速度を上げる。
「ああっ…、んんっ、はぁあ…」
いつも無表情な表情のあやせが狂ったかのように喘ぐ。
レンは思い出したかのようにあやせの胸を強引に揉む。
「ああっ、はぁ…」と痛がるくらいに強く揉んでいるのにも関わらずあやせは喘ぐ。
レンはその姿を見て、さらに勢いを上げパンパンパン! とあやせを突き上げる。
「あぁ…ん、そんなにしてはだ…、めぇ…はぁ…」と喘ぎ続ける。
もうそこにいるのはあやせでもFESでもなくただの女だった。
そして限界寸前のレンが言う。
「もうすぐ出る…ナカに出すぞ!!うおおおおっ!!」
─ビュッビュルルッドクンドクンッドクッドクッ
そしてあやせも「んんうっ、ああっ…んああっ!」と叫び絶頂。
しばらくしからてあやせが言う。
「凄いわ…。あなたの鼓動がそのまま伝わってくる…」
「そりゃ、そうだろ。こんだけくっついてりゃな…。それにしても…、何でこんなことになったんだろうなぁ?」
「ふふふ、これもまた、大いなる意思による導きよ…」
「お前…じゃなくて、あやせ。これからどうするんだよ…?」
「あなたと、共に…同じ道を歩むわ…」
あやせはそう呟くと気を失ってしまった。
レンは冷やかな笑みを浮かべながら携帯電話で何処かに電話をかけた。相手が電話に出るとレンは言う。
「実験は一応…、成功。計画を次の段階に進めるぞ。あと、あやせはこちら側に引き込んだ」
それを聞いて電話の相手は「いよいよか…今から体が疼くぜぇ…ヒッヒッヒ…」と笑いながら電話を切った。
あやせ編「計画」END
「始動」
〜一週間後〜
ある日の早朝、あやせは目覚めると部屋にレンが顔を出して言った。
「おっ!今日は顔出す前に起きてるな。おはよう」
あやせは「おはよう」と呟くとレンにキスをした。いきなりの出来事に驚くレン。
「んっ…うおっ…やめっ…」
レンはすぐ口を離すと自分の口とあやせの口から唾が糸を引いているのが見えた。
「あのな…朝からいきなりこういうのはないんじゃないか?」とやや不機嫌にレンが言う。
「あなただから、したのよ」
あやせは子悪魔染みた笑顔で言った。
レンは困り果てた様子で「ちょっと出かけてくる。すぐ戻る…と思う」と言って出て行った。あやせは冷蔵庫の中から卵を二つ取り出し、フライパンに油を引いて目玉焼きを作り出す。外に出たレンはホテル近くの家の中に入っていく。中には男が5人、女が2人おり、
仮面の男、昨日の電話の男、ひ弱そうな男、メガネの男、メガネの女、それに処分を言い渡された中年男や運転手の女もいた。メンバーが全員いるのを確認してレンは言う。
「時は来た…計画を実行に移すぞ。各自、目当てのギガロマニアックスと交戦し、これを排除もしくは捕獲しろ。」
仮面の男が我先に、と言った感じで喋り出す。
「ディソード2個の咲畑梨深は、私が相まみえる。干渉、手助け、一切無用!!」
そこに運転手の女が口を挟む。
「ミスター・B。あなたは前回、勝手な単独行動で負傷したのをお忘れですか?今度はあのような事態にならないよう、ここは組織として動いてください」
しかし、Bと呼ばれた仮面の男は運転手の女を睨み、言った。
「断固辞退する。私はレン司令より、独自行動の免許を与えられている。つまりはワンマンアーミー。たった一人の軍隊なのだよ!」
「そんな勝手な!」
運転手の女も引き下がる様子もなく食ってかかる。
そこでレンが「B、今度は勝てるんだよな?」と仮面の男Bに問いかける。
「ご期待にはお答えしよう。しからば…」
仮面の男が外に出て行こうとしたので、レンはBと呼ばれる仮面の男目掛けて携帯電話を投げた。
バシッ!と片手でキャッチする仮面の男、そしてレンに尋ねる。
「こ、これは…?」
「お前…、この間、咲畑梨深を追うのに使ったケータイぶっ壊したろ。これはレーダーの最新型だよ。結構高いんだから今度はぶっ壊すなよ?」と小言混じりに説明する。
「…感謝する。」
とだけ言うと仮面の男はそのまま外へ出て行った。
仮面の男(ミスター・B)は、剣の道では負けなしと言われていた天才。
しかし、ギガロマニアックスとして覚醒してからは表の世界から姿を消し、仮面を被り、レンの元に来た謎の多い人物。
基本的に、自分以外の者の力を信じていないため、独自に動く事が多い。
そのためレンから独自行動のライセンスを与えられた。
「ヒッヒッヒ、じゃあ…、俺は西條七海をいくぜ…ヒヒヒ」と言う昨日の電話の男。
この男、太っていて弱そう見えるが、腕はかなりたつが、性格は惨忍かつ凶暴、人を苦しめる事を生きがいとしているギガロマニアックス。
群れる事を好まないため、仮面の男同様、ライセンスを持つ。
そして、メガネの男が言う。
「では、僕は、蒼井セナをやります。負傷した仲間のためにも…」
このメガネの男、生真面目で融通が利かないところもあるが、PCを巧みに操るハッカーで情報操作はお手の物。
また、命令遂行のためには手段を選ばない性格でそのためには仲間を仲間とも思わない行為を平気で行う一面もある。
そのため仮面の男、惨忍デブ男と同じでライセンスを与えられた。もちろんギガロマニアックス。
そこでレンが考え込みながら言う。
「それ以外の奴は相手を指定しなくていいのか?指定しないならこっちで決めちゃうけど…」
それを聞いてひ弱な男は慌てて言った。
「ぼ、僕は…、お、お…折原梢…を、や、やるよ…」
このひ弱な男、普段は臆病の恐がりだが、戦闘になると人格が変わったかのように暴れ回る。
そうなると敵味方区別なく攻撃するため、レンも仕方なく免許を与えた。
彼もレンに仕えるギガロマニアックスの一人。
「んじゃ、楠優愛は残りの3人で頼むわ。」とレンが指示する。
メガネの女、運転手の女、中年男はギガロマニアックスではなく普通の人間で、メガネの女が武術、運転手の女が射撃、中年男が情報操作に長けている。
一応、スペシャリスト。
ターゲットが決まるとレンは思い出したかのように言った。
「あー、そうそう。今後の作戦指揮はお前に任せる」
メガネの男を指差して話を続ける。
「あと、これからはコードネームつけて動いてもらうから〜。それもここで決めちゃうか〜とりあえず俺はレンから取ってRで」
「じゃあ、僕も名前から取ってTで。あと、彼はDが宜しいのではないでしょうか?」
「何で俺がDなんだ?名前にDなんかねぇぞ?」と残忍デブ男が怒鳴る。
それを聞いてTが再び、口を開く。
「当然、デブだからDに決まっている。もしかして自覚がなかったのか?」
それを聞いたDはディソードをリアルブートしてTに向けて言う。
「てめぇ、あまり調子に乗ってると、ここでバラすぞ」
そこでRの殺気を帯びた視線がDに飛び、Dはちっ、と舌打ちしてディソードを消す。
「んじゃ、かいさーん!」と軽い感じにRが言うと、メンバーは全員別々の出口から散っていった。
この日から彼らの計画「ギガロマニアックス狩り」が始まった。
目標は、西條拓巳の周りに居るギガロマニアックスの排除、または捕獲。
排除の基準は相手の心を壊す事。
「始動」END
とりあえず、あやせ編終了。
次は梨深編から入っていきます。
あやせはタクにゾッコンなのに…悔しい…で(ry
コレは…ガチバトルも含むエロですか?
GJです。
あと武士道が居るような気がするのは…錯覚か。
>>41 この時は無印版しかでてなかったんで、個人的なあやせ救済のためにオリキャラとあやせを組ませてみた。
このSSの中ではオリジナルのタク×ビシィとレン×あやせは光と闇の関係で対になってるイメージで書いてる。
>>42 バトルあり、エロあり、愛情ありの妄想科学SSです。
某Bについては当時、あのかっこよさに惚れてしまい、タク抜かして一番強い(であろう)梨深と戦わせてみようと思ったのです。だが、後悔はしてない!
クロスオーバーNGって出る以前にもう書いてたからどうしようもなかったんだけど、あくまで似てる人って感じで脳内変換するよろし
明日にでもビシィ編を投下しやす
「序章」
〜ギガロマニアックス狩りが始まる数日前〜
ここは翠明学園校門、今は丁度夕方の下校時刻。
この少女も校門を通過し、下校するところだ。少女の名前は咲畑梨深 一見、普通の女子高生に見えるが、彼女には人とは少し違った能力があった。
いつもならクラスメイトの西條拓巳と一緒に下校するはずの梨深なのだが、今日はちょっと風邪気味で熱っぽいため、拓巳に気を遣って一人で家に帰る途中だった。
梨深のあとをつける男達の集団。男達は梨深に声をかける。
「すみません。咲畑梨深さんですよね?」
梨深が振り向くのと同時に、男達は梨深に襲いかかった。
「序章」END
「交わる剣」
ところ変わってこちらは渋谷の駅前、人混みの中、一際目立つ男がそこにいた。
背はあまり高くなく、髪は金髪という何処にでも居そうな男ではあったが、他と違う点が一つあった。
この男、目と口以外穴が開いていないツノのついた鉄仮面を被っているのだ。
いくら人が多いとは言っても仮面を被った男など何処を探しても一人しか居ない。
そのため男は非常に目立っていた。
仮面の男は辺りを見回すと「ふぅ…」と一息つき、何処かを目指して全速力で走って行った。
そして、その動きを監視して追っている者が5人。
その5人は常にお互い連絡を取り合い仮面の男を尾行していたが、仮面の男のあまりの速さに追いつけず見失ってしまった。
その中のリーダーらしき男が言う。
「…はぁ、まんまと撒かれたな。全く…、あの人は何を考えているのやら…」
仮面の男はしばらく走った後、立ち止まって手に持っていた携帯電話の画面を見て呟く。
「この辺りのはずだが…」
携帯電話の画面には地図にターゲットを記すような赤い丸が記されており、それがこの近くを指していた。
仮面の男はしばらく辺りを見渡した後、怪しげな路地裏に入っていった。
路地裏にはピンク髪の少女と男達が居て、男達は少女を取り囲むように立っている。
仮面の男は、少女を取り囲んでいる男達に聞こえるように大声で叫んだ。
「私はその少女に用がある。邪魔者は去れ!」
それを聞いた男達は仮面の男を睨みつけると「なんだ…コイツ、仮面のコスプレかよ。だっせ〜!」などと言って男達は一斉に「ハハハハッ!」笑い出す。
そのあと男達のリーダーらしき男が「消えろ…」と押し殺した声で言う。
仮面の男はそれを聞いて「相手の力量を測れぬとは…、愚かな」と呟く。
そして一瞬、仮面の男の左手が光ったかと思うと、仮面の男は疾風の如き速さで少女の目の前まで走り抜け、男達は次々に倒れていった。
「我、既に無我の境地なり!」
それを見ていたピンク髪の少女こと咲畑梨深は男に問いかける。
「助けてくれてありがとう!え〜っと、あたしに何か用かな…?」
それを聞いた仮面の男は、左手に持った赤色の刀のような形状の剣を梨深に向けて言う。
「どうやら…、私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ」
梨深はこの剣を知っていた。
全く同じというわけではないが、これと同じ部類の物の名前を―。
梨深は、少し驚きながら呟くように言った。
「ディ…ソード…?」
仮面の男は剣を構えながら言う。
「そうだ、私もギガロマニアックス。咲畑梨深、私は君との果し合いを所望する!」
梨深は不本意ながらも立ち上がると、ディソードをリアルブートする。
地を蹴って仮面の男が叫ぶ。
「いざ、尋常に勝負!!」
仮面の男は、視界から消えたかと思うと一瞬で目の前に現れ、ディソードを凄い速さで振り下ろす。
梨深はそれを受け止めながら、仮面の男に幻を見せる。
「…そんな小細工が、通用するとでも思っているのか!!」
仮面の男は再び梨深に剣を振り下ろして低い声で言う。
「歯ごたえが無い…。手を抜くか…、それとも私を侮辱するか!!」
仮面の男は梨深の剣を振り払い、梨深を吹き飛ばす。
そして、地を蹴り、空に飛び上がる。
「咲畑梨深、引導を渡す!」
梨深に斬り掛かる仮面の男。
「あなたには、無理だよ…」
梨深は立ち上がりながらディソードを分裂させ、双剣にすると、仮面の男の剣を受け止め、弾く。
「そうだ…、これとやりたかった!!!」
仮面の男は一気に加速して梨深を切り裂いた。
一刀両断される梨深―。
しかし、切り裂いた瞬間、その梨深は霧のように消えていく。
仮面の男は悟った。
――デッドスポットに紛れ込んだエラー――
――幻感――
――思考・妄想を読まれた――
気づいたときにはもう遅かった。
後ろから梨深が斬りつける。
「くっ…これほどとは…」
仮面の男はその一撃が急所に当たるのは避けたものの右肩のところを負傷してしまう。
距離をとろうと下がったところを梨深がさらに接近して斬り込んでくる。
(くっ…ここまでか…)
しかし、風邪気味で熱のある梨深は、斬る寸前でふらついて地面に倒れこむ。
仮面の男は梨深に剣を向け、しばらく待つが起き上がる気配がない。
「体調が万全でないとは…。ならば、斬る価値もなし!!」
仮面の男はディソードを消すと梨深を置き去りにして去っていく。
少しして梨深を囲んでいた男達は目を覚まし、倒れている梨深をどこかに連れ去っていくのであった。
「交わる剣」END
「拉致」
路地裏から出て10分ほど歩いたところで、仮面の男は声を掛けられる。
「やっと見つけましたよ。ミスター・B!」
仮面の男は振り返ると、そこには黒服の大男が立っていた。
「私に、何か用かな?」
仮面の男は無関心な様子で、声を掛けてきた大男に問いかける。
それを聞いた大男は「新開発のギガロマニックス探索用レーダーを勝手に持ち出して、どういうつもりですか?あれはまだ試作段階なんですから、早く返却してください」
と不機嫌な顔で仮面の男を見ながら言い、手を出す。
仮面の男は無言で右肩の内側に手をやり、内ポケットを漁り始める。
「ガサガサ…ガサ…ガサガサ…」
なかなか内ポケットからレーダーを出さない仮面の男の行動に痺れを切らた大男は
「まだですか?早く返してください。研究室の方からもそう言われているんですから…」と仮面の男にキツい口調で言う。
すると仮面の男は無言のまま、考え込む。
その姿を見て大男は言った。
「ま、まさか…ミスター・B。レーダーを失くしたとか言いませんよね…?」
すると仮面の男は「どうやら、路地裏に落としてきたようだな…」と返答する。
それを聞いた大男は仮面の男と一緒に路地裏に引き返す。
しかし、そこには咲畑梨深も仮面の男が倒した男達も居なくなっており、勿論、レーダーもなかった。
それを見て困り果てた大男は、地面に膝をつきながら、仮面の男を睨みつけると
「どうするんですか…、アレを研究室に戻さなきゃ行けないのに…。
それにここにないってことは一般人に拾われた可能性があるってことですよね?もし、計画の事が外部に漏れたら…」と言い、ゴクリと息を飲む大男。
しかし、仮面の男は顔色一つ変えずに言い放った。
「レーダーは咲畑梨深との戦闘で破壊された。そういうことにしておけば問題ない」
大男は「なるほど」と納得したあとすぐに言った。
「壊れた場合は破片を回収しなければなりませんよ?それに、どの道、レーダーは何処かにあるんですから、機密保持のためにも回収しなければなりません。
勿論、回収のほうはあなたにも手伝ってもらいますよ。ミスター・B」
しかし、仮面の男は何食わぬ顔で「私は抜けさせてもらう」と言って路地裏をあとにする。
大男は仮面の男を追いながら「いくら何でも勝手が過ぎる!」と怒鳴るが、仮面の男は「聞く耳持たぬ」と返し、そのまま人混みの中に消えていった。
大男は「はぁ…」と溜息をついたあと、携帯電話を取り出し電話をかける。
「あー、私だ。至急こちらに回収班の手配を。それと、この件はくれぐれも内密に頼む。あぁ…そうだ。いつものミスター・Bの後始末だよ。全く、あの人にも困ったものだ…」
と言うと電話を切って無線を使い今度は他の4人と連絡を取る。
「レーダーを一般人に拾われた…。咲畑梨深が拾った可能性が高い。この近くで咲畑梨深を見つけたら即刻、拉致して来い。殺さなければ手段は問わん!」
そういって通信を終了する。
その頃、梨深を連れ去った男達は、男達のリーダーの家に居た。
「この女、かなり上物ですね…」と一人の男が薄ら笑いを浮かべると、リーダーの男が静かに言う。
「コイツが起きるまで手出しはするなよ?寝ているところを襲っても面白くないからな」
それから、少しして梨深は目覚めた。
梨深は起きてすぐに自分の手足が拘束されて動かないことに気づく。
手足をどうにか動かそうとすると、その音に気づいたスキンヘッドの男が言った。
「おっ、ようやくお目覚めか…。これでやっとパーティが始められるなぁ〜ウヒヒ…」
すると、部屋の中に男達が次々と入ってくる。
そこで茶髪の男が片手にナイフを持ち、梨深の制服の胸元を乱暴に切る。
「うおおおおおお!!」と歓声が聞こえ、梨深のブラが姿を現す。
そして、茶髪の男はすぐにブラもナイフで縦に切る。
再び「うひょおおおお!!」とさっきよりテンションの高い歓声が聞こえて梨深の胸が完全に露出する。
梨深は熱で意識が朦朧としているため、あまり声を出せず、小声で「やめて…」と呟き、その頬を涙がつたう。
しかし、男達は梨深の言う事に耳を傾けず、今度はスカートと下着を脱がし、梨深は完全に生まれたままの姿になった。
そこでスキンヘッドの男が言った。
「よーし、んで…誰が一番にやる?」
すると、男達は全員「俺だ!!」と言って騒ぎ出す。
そこで頭の良さそうな金髪の男が落ち着いた様子で言う。
「まぁ、そう焦るなよ。こういう場合、最初はリーダーに譲るのが筋じゃないか? その後はクジ引きにでもしようぜ」
それを聞いた男達は一斉に黙り込み、リーダーの男が奥から立ち上がると
「ふむ、では先に頂くとするか…」と低い声で言った。
「じゃあ、クジを作るからみんな集まってくれ。リーダーはこの部屋でお楽しみください。俺らは下で順番決めとくんで」
と言って金髪の男は残りのメンバーを集めて下に降りて行った。
リーダーは梨深のほうに向き直ると、熱でぐったりしている梨深の胸を力一杯揉んだ。
「ひ…い、痛い!」と梨深は声をあげた。
それでもリーダーの男は痛がる梨深の表情を楽しみながら、潰れそうなほど強く揉む。
梨深は「痛っ!痛いぃぃ!!やめてぇ!」と次第に声を荒げるが、リーダーの男は笑いながら、今度は梨深の桜色をした乳首を思いっきり引っ張る。
「ああああああぁぁぁぁ!!」とあまりの痛みに悲鳴をあげる梨深。
リーダーの男は手を口で塞ぐと耳元で呟いた。
「あんまり手間かけさせるなよ?これからこういうのが日常になるんだからさ…」
それを聞いた梨深は、とっさに男の手に噛み付いた。
「くっ…痛ぇ、クソ女が!!」
バキッ…と鈍い音をたて、男の拳が梨深の頬に直撃。
「うぅぅ…」と梨深は苦痛に顔を歪ませる。
だが、その瞳には反抗する「意思」がはっきりと感じられた。
それを見た男は、声を張り上げて「なんだぁ?その目は!!」と言って、さらに拳を梨深の顔に叩き込む。
――バキッ!ドカッ!グシャ!
そして、男の暴力はさらにエスカレートしていき、梨深の細い足を思いっきり踏みつける。そして梨深は再び「うああああぁぁぁ!!」
と悲鳴をあげると男は「声を出すなって言ってんだろ!!」
梨深の腹部に蹴りを入れる。
「うぅ…ううぅ…」とあまりの痛みに泣きながら腹部を押さえて体を蹲らせる。
男は「そうだ…そうやって大人しくしてればいいんだよ。最初からそうしてりゃ…痛い思いしなくて済んだのによぉ」
と言うと、痛み耐えながら蹲る梨深の手を持ち、引っ張って元々居た位置に戻して、そのまま押し倒すと、ズボンのチャックを開け、自分のモノを取り出して梨深のワレメに無理矢理挿入した。
梨深は「うあっ…ああ…ふわああっ!!」と喘ぎながら男のモノを完全に咥え込んだ。
(こいつ…てっきり処女かと思ったが、処女じゃないのか)
男はニヤリと笑みを浮かべると勢いよく腰を振りだす。
――ドンドンドンドン!!
男は気持ち良さそうな顔で「あぁ…お前のナカは最高だなぁ…ハハッ!」と梨深を見る。
梨深は怯えきった様子で上目遣いに男を見ると「もう…やめて…ください…」と懇願した。
だが、男はひたすら腰を振り続けて、しばらくすると
「うっ!そろそろ出るぞ…。ナカにいっぱい出してやろう…」と呟いた。
その一言を聞いた梨深は「やめてぇぇ!!ナカには出さないで…、お願い…」と泣き叫ぶ。
男は「わかったよ。仕方ねぇなぁ〜」と言って自分のモノを抜こうとする。
それを見て、梨深が安心しきった瞬間、男は自分のモノを根元まで一気に押し込むと、ナカに精液を流し込んだ。
――ドビュルッ!ドビュビュビュ!!!ドビュウゥゥゥゥ!!
梨深はそれから数秒間、自分に起きた状況が理解できずに呆然としていたが、自分のワレメから出てくる男の濃く白い精液を見るとぐったりして、ただ泣きじゃくるだけになった。
そして男は部屋を出ると階段から下に向かって
「おーい、終わったぞ。次は誰だ?」と叫ぶ。
すると金髪の男とほかの男数人が階段を昇ってくる。
リーダーの男は自慢げに言った。
「お前らのために大人しくなるよう教育しといてやったぞ。感謝しろよ!」
すると金髪の男は慌てて部屋に入り、リーダーの男に怒鳴るように言った。
「うぅ〜、顔はやめといてくださいよ!顔が腫れているとモチベーションが下がるでしょ。あ〜、足も片方やっちゃいましたね…。これじゃ立てないじゃないですか…」
金髪の男はさらに続けて言う。
「うわぁ〜、口の中も切れちゃってるし…。これじゃ口も使えないから胸と下だけだなぁ〜。悪いけど、今日はクジの順番で上から3人までな」
それを聞いて上位の鼻ピアス、銀髪、モヒカンの男3人は
「ざまぁみろ!」
「さっさと行けよ!」
「負け組ドンマイ!」
などと他の男達を侮辱し、他の男達は下に降りながら
「地獄に落ちろ!」
「死ね!」
「クソが!」
「ざっけんな!!」
などと暴言を吐いていった。
金髪の男は部屋から出ると階段に残った3人に言った。
「顔を殴るのはやめろよ…?それと、逃げようとしてもなるべく手荒な真似は避けろ。あれじゃ全員回りきる前に死んじまうよ…。あと、あの女はかなり熱があるから風邪をうつされないようにな」
金髪の男はそのまま下に降りて行くと、男達3人は部屋に入って顔と足に青アザのできた梨深を見て言う。
「うっわー、こりゃひでぇ」
「リーダー、いつもながら暴れすぎだろ…」
「さすがの俺もこれは同情するなぁ」
梨深はぐったりしながら男達のほうを見ると怯えきった目をして言った。
「もう…痛いことはしないで…ください。それ以外は…何でも…します…から…」
それを聞いた男達は、すぐにズボンを脱ぐとモヒカン男は上に乗り、自分のモノを胸の谷間に挟んで腰を振りだす。
そして、鼻ピアス男はワレメに自分のモノを挿入した。
そこで残った銀髪男は、考え込むように言った。
「あれ…、俺は何処を使えばいいんだ?あの人確かに3人って言ったよな?口はダメだって言っていたし…」
すると、鼻ピアスの男が「アナルがあるだろ。たぶんそっちじゃね? でも、コイツが乗っかっているから体勢的に無理だろうな」とモヒカン男を指差して答えた。
「あ〜、なるほどな…。んじゃ、もう見てるわ…」
すると胸を使っているモヒカン男が銀髪男のほうを振り返る。
「こいつの胸、柔らかくて気持ちいぃ!この大きくもなく小さくもない感じがたまんねぇ〜。早くも出ちゃいそうだぜ!」
「あぁ…コイツのナカ、温かいし、締め付けも凄い…。こんなイイ女とヤれるなんて思わなかったぜ…」
と言って鼻ピアスの男もさらに腰を振る。
梨深は喘ぎ声を抑えながら、考えていた。
(なんであたし、こんなことされてるんだろう?)
(ごめんね。タク…)
(誰か、助けて…誰か…)
(タク…、助けて…。)
そのとき、鼻ピアス男は梨深に「ナカで出すけどいいよな?」と問いかける。
梨深は「ナカだけは…許して…お願い……します…」と泣いて懇願する。
それを見て、胸を使っているモヒカン男が怒鳴るように言った。
「さっき何でも言う事聞くって言ったよな!それとも殴られたいのか?」
「殴るのだけはやめて…、ナカでいいです…から…。殴るのは…やめ…て…」
「おい、殴るのはダメだって言われたろ?」
待っている銀髪男が止めに入る。
そこでモヒカン男はすぐに言い返す。
「バ〜カ!ハッタリだよ。まぁ、でも一発くらいは殴っても言いと思うんだけどな…」
それを聞いていた梨深はさらに怯えて、モヒカン男に泣きついて言った。
「お願い…です。何でも…しますから、もう殴らないで…」
そんな中、ドピュルルル!!と凄い勢いでナカに射精する音が部屋に響く。
「うはああああ…あああああぁぁぁ―――――――――――――――――――!!!!!」
梨深もつられて絶頂。再び、ワレメから濃い精液が溢れ出してきた。
それを見るなり、今まで我慢していた銀髪男が立ち上がって言った。
「おい、てめぇ!さっさと抜けよ。こっちも見ているだけはそろそろ限界なんだよ!これじゃ、ヘビの生殺しじゃないかよ」
しかし、射精した鼻ピアス男はなかなか抜こうとせず我慢している銀髪男に言う。
「お前、難しい言葉知ってるな!」
やがて、我慢の限界に達した銀髪男は、ワレメからモノを抜こうとしない鼻ピアス男を無理矢理どかそうとする。
「お、おい!わかった!わかったから!…抜くから少し待てよ!」
鼻ピアス男は慌てて自分のモノを抜き取った。
入れ替わりで今まで我慢していた銀髪男が自分のモノを取り出し、梨深のワレメに挿入する。
「あぁぁぁぁんっ!」
イッたばかりで敏感になっている梨深は過剰に反応する。
「おや、俺のモノがお気に召したかな…?」
銀髪男はゆっくりと腰を振りだす。
「にしても、ベトベトしていて気持ち悪いな…お前、どんだけ溜まってたんだよ!」
「知るかよ!俺の前からベトベトだったんだぜ?俺だけのせいにするなよ…」
「まぁ、いいか…コイツのナカ気持ちいいし、これくらいの不快感があっても問題なくイけるぜ」
腰を振りながら銀髪男が言う。
そこでやっと、今までを使っていたモヒカン男が「顔に出すぞ!」と言って達する。
―ドピュッ!!ピュピュピュッ!
突然の出来事に梨深はとっさに顔を背ける。
「俺の出したものは飲めないってか?」
モヒカン男は気分を害した様子で怒鳴り、額の辺りに拳を見舞った。
バキッ…!と鈍い音が響き、それを見て鼻ピアス男が焦り出す。
「お、おい!馬鹿…本当に殴る奴があるか!!顔はやめろってあれほど言われたろ…」
「お、俺は知らねぇぞ…あの人(金髪の男)がキレたらどうなるかわかっているのか…」
モヒカン男もとっさに手が出てしまったようで、かなり焦りながら梨深の顔を覗き込む。
「う、悪い。大丈夫か?」
しかし、梨深は殴られたことにより、更なる恐怖を与えられたようで、目に涙を浮ばせながら弱弱しく言う。
「ごめんなさい。もう殴らないで…、さっきのは…ちょっと…驚いてしまっただけで…」
それを見て、モヒカン男はニヤリとして、自分のモノを梨深の顔に持ってくると言った。
「じゃあ、後始末をしろ。残っているものを全て舐めて綺麗にしろ。じゃないともう一発食らわしてやるぞ!」と拳を構える。
梨深は小さい声で「わかりました…」と言うと男のモノを丁寧に舐め始める。
そのやり取りを見て安心した銀髪の男は、思い出したかのように再び腰を振りだす。
「うあぁ……やあぁ…はぁぁん…」
梨深も再び感じ始めて喘ぎだす。
その微妙な口の動きに舐めとられている男のモノは再び膨らみ始める。
「あ、あぶね…」
モヒカン男はモノを梨深の口から引き離す。
「おっしい!2回出しちゃったら罰金だったよな?口だと5000円だっけ」
鼻ピアス男が舌打ちする。
それを聞いて銀髪男が言う。
「ナカなら2万、口なら5000円、アナルなら1万だっけな。うっかりしていると二回くらいあっという間だぜ…この女の場合」
「ふぅ…全く危ないところだったぜ…。今月金欠でサイフの中に3000円しかねぇぞ?」
銀髪の男は腰を振る速度を上げる。
「俺も、そろそろ出ちゃうわ。今更聞かなくてもいいよな?ナカだ」
梨深の顔を見ながら問うと梨深もコクリと頷き
次の瞬間、―ド、ドピュ!ドクッドクッ!と勢いよく射精されるのを感じると、梨深は熱もあってか、そのまま気を失った。
やることをやり終わった男は、階段から下に向かって「終わったぞー」と叫ぶ。
少しすると、金髪の男が階段を上ってくる。
金髪の男は部屋に入ると3人を睨みつけて言った。
「誰だ?また顔殴りやがった奴は…」
その怒りを感じ取った男達2人はモヒカン男を指差す。
「こ、こいつです…。俺達は止めたんですけど…」
「つい、その…すみませんでした!!」
モヒカン男は叫ぶように金髪の男に謝る。
「次、同じ事やったらぶっ殺すぞ…」
と金髪の男はすごい目付きで言ったあと、
「下に行ったら布団を引いとけ。女を寝かす」と言って部屋に入っていった。
男達は階段を降りながら小声で喋る。
「あぁ…おっかねぇ〜」
「寿命が縮むかと思ったぜ…」
「てめぇら、あんな簡単に俺を売りやがって…」
金髪の男は部屋に入ると、顔を真っ赤にして苦しそうに倒れている梨深を見て、手に持っていた体温計を脇に差し込み、胸元が裂けた制服を拾うとそれを羽織らせ、スカートだけ履かせると、おぶって下に降りていく。
一歩一歩、歩くたびに、梨深のナカから精液が滴り、思わず金髪の男は「うわぁ…」と声を出して顔をしかめる。
下に降りると開いている部屋があり、布団が敷いてあった。
男は梨深を寝かせると布団をかけて部屋から出て、男達が集まっている部屋に戻った。
部屋に戻ると金髪の男は大声で怒鳴った。
「おい!誰か今すぐ風邪薬買って来い。それと女物の下着と服だ!誰か行け」
それを聞いたリーダーは驚いた様子で問いかける。
「どうした?そんなに慌てて」
「あの女、凄い熱ですよ…。とりあえず今は安静にしとかないと死ぬかも…。それに誰かさんがボコるからかなり衰弱しています」
リーダーは思わず「うっ…」と言葉を詰まらせてから、
「じゃあ、お前ら行ってこい!いい思いしたんだからな!!」
と例の3人組を指名した。
3人組は慌てて外に出て行くと、金髪の男も、
「ちょっと外の空気吸ってくる」と言って外に出た。
そして金髪の男は外に出るとすぐ何処かに電話する。
電話の相手はすぐに出て、男は電話の相手に現状を告げる。
「例の女は確保しました。ただ、風邪引いていたみたいで熱が凄いんです…。とりあえず今は寝かせていますが…」
そういうと電話の相手は少し間があってから電話の相手が言った。
「今から10分後、例の場所で会えないか?すぐにこちらで風邪薬手配して持っていく。それと、例の携帯電話は無事回収できたかな」
「は、はい…このレーダーみたいなのがついているケータイですよね。仮面の男が落としたみたいで、今は私が持っています」
金髪の男はすぐに返答する。
「そうか、なら10分後にまた…」と言って電話が切れる。
電話が切れると男は家入り、部屋に戻ると、
「風邪薬は用意できたから、戻ってくるまでに服を着せておいてくれ。ちょっと薬貰いに知人のところに言ってくる」
と言い残して再び外に出て行き、闇夜に消えていった。
「そうか、なら10分後にまた…」
そう言ってメガネの男は電話を切ると、横に居た大男に向かって言う。
「まさか、レーダーを落として一般人に拾われるとは…。
なんという失態だ。まぁしかし、僕の方も独自にターゲットを確保しようと思っていましてね。
チンピラ集団を使って拉致する計画を企てていたのですが…。まさか、ミスター・Bに妨害されるとは思いませんでしたよ」
大男は冷や汗をかきながら答える
「あの人は、いつもああなので…レーダーの件は本当に有難う御座います。回収班に探させて居ましたが、見つからなくて困っていたのです」
メガネの男は大男にキツい口調で言う。
「今回の事は、レーダーも見つかったので上層部(うえ)には報告しないが、代わりにあなたには僕の駒として少々働いて貰う。
咲畑梨深が風邪を引いて、拉致している彼らの家で寝込んでいるそうです。なので、熱に効果の高い風邪薬を5分で用意させてくれ。僕は機械が専門なので、薬品関係まで手を回せないからな」
大男は無線で部下に連絡を取り、熱に効く特製の風邪薬を用意するように指示した。
それから4分ほどして薬が大男とメガネの男の元に届けられた。
メガネの男は薬を貰うと大男に向かって、
「ご苦労だった。では、僕は咲畑梨深の監視役と接触しますのでこれで。
あぁ…、間違っても尾行しようなんて考えるなよ?ミスター・Bの下に着いているあなた方には、この情報をこれ以上晒したくないのだからな」
と警告するとメガネの男は、渋谷の人混みの中に消えて行った。
薬を届けた大男の部下の男が大男に聞いた。
「尾行をつけますか?」
「やめておけ…。これ以上、ヤツに関わるのは危険だ。はぁ…これだから司令直属の人間は苦手だ。癖の強い奴が多すぎる…まぁ私達の上(ミスター・B)も同じか…」
そして大男は無線で自分の他の部下に連絡する
「回収班、監視班、撤収だ…。任務は遂行した」
「はぁ…」と溜息をつくと部下の男と大男も人混みに消えて行った。
(ふ、ようやく監視班が撤収したか…。全く、仲間の監視までするとは、僕も嫌われたものだな…。)
目的地に向かうメガネの男は監視が消えたことに安堵しながら目的地に向かった。
目的地に着くと既に、金髪の男が待っていた。
メガネの男は金髪の男に薬の入った袋を手渡す。
「これが薬だ。カプセルだから水をなるべく多く飲ませてくれ。それとレーダー携帯電はは君が預かっていてくれ。それでターゲットの位置が確認できるから、逃走される恐れもないだろう…」
そして、思い出したかのように、ポケットからさらに袋詰めの錠剤を出す。
「これもだ。これは新開発の商品でね…。これを飲ませると薬を飲んでから24時間は何をやっても受精しないそうだ。君達みたいな連中には必要なモノだろう?」
メガネの男は、薬と一緒に男に手渡したあと念を押すように言った。
「間違って過ちを犯したら…、わかっているね?」
金髪の男その言動にビクつきながらも質問する。
「ど、どうも…。そういえば、このケータイってなんであの女だけマーカーがついているんですか?」
「君はまだ、組織の人間ではない。時期に僕が推薦する予定だが、今の段階では君にこれ以上情報を与えるわけにはいかないな」とだけ言うと
「じゃあ、僕はこれで失礼させて貰う」と言って去っていった。
金髪の男はそこから全速力で家に戻ると、梨深の寝ている部屋に群がる男達を見て呆れたように言う。
「おい、お前ら何やってんだよ…」
するとモヒカンの男が言う。
「何って…何色の下着履かせるか決めているんですよ」
男達は「黒!」「赤だろ!!」「白以外、俺は認めない!」などと騒ぎ出す。
金髪の男は男達に強い眼差しを向ける。
「とりあえず、何でも良いから服を着せろ。病人を裸にして、お前らは何やってるんだよ!」
「うっ…うぅ」
その声で気がついたのか、梨深が目を覚ました。
梨深は自分の状況を見ると、布団で体を隠して小さく呟く。
「お願い…。乱暴しないで…ください…」
「服は着られるか?ここにあるヤツから好きなものを選んで着ろ」
そういって男達と一緒に部屋を出る金髪の男。
男達はニヤニヤしつつ金髪の男を見て茶化す。
「も、もしかしてあの女に惚れちゃったんですか? いつもはもっと乱暴なのに、なんかおかしいですよ?」
「うるせぇ!さっさと誰か、水持ってこい。これ以上なんか言ったら、てめぇらぶっ飛ばすぞ」
男達は依然、にやけた表情のままで「へーい」と言いながら一人の男が水を汲みに行った。
それから2分ほどして金髪の男は部屋をノックして「いいか?」と言う。
梨深が「は、はい…」と返事をするのを聞いて部屋に入り、水と薬を渡して言う。
「この薬はよく効くらしいからさっさと飲んで寝ろ。風邪が治ったらまた、楽しませてもらわなきゃいけないからな」
そう言うと、梨深は憂い顔をして「わ、わかり…ました…」と答える。
金髪の男は部屋を出ると部屋にカギを閉める。
スキンヘッドの男が金髪の男に言った。
「そのカギ、今夜だけ2万で貸してくれね?」
「ダメだ。風邪が治らなかったら、今後、お楽しみができなくなるだろ」
スキンヘッドの男は「ちぇ」と舌打ちして、皆の集まる部屋に戻って行った。
金髪の男も部屋に戻るとカギを見せて言った。
「今夜はこのカギは俺が預かる。だが、女の熱が下がったら一日2万で貸し出しだ。勿論、クジのヤツとは別枠でな…」
すると一人が言った。
「それはつまり…、今夜はお前がお楽しみってこと?それって不公平じゃね?」
すると男達は一斉に、
「ふざけんな!」
「自分だけいい思いするのかよ!」
「そのカギよこせ!!」
などとブーイングが起こる。
それを見て金髪の男は皆を説得する。
「今日は自分の家に帰る。だからこの家の合鍵は置いていく。これなら俺はどうがんばってもお楽しみできないだろ?」
するとブーイングは止み、
「おっけ〜」
「それなら問題ないな」
などと了承の声が上がる。
そして、金髪の男はリーダーの家をあとにした。
「拉致」END
「教育」
次の日の朝、「う…うぅーん」と伸びをする梨深。
熱は完全に下がったようで体も万全になっていた。
ただ、何回も殴られたせいで額と頬とのあたりに痛みが残っていて、足に至っては痛みで立ち上がれないほどだった。
その痛みで昨日の恐怖を思い出し、思わず涙が頬を伝う。
が、すぐに涙を手で拭うと部屋の外から男の声が聞こえた。
「おーい、もう起きてるか?」
「は、はい…」
梨深が返事すると、金髪の男が朝食を持って入ってきた。
金髪の男は入ってくるなり梨深の額に手を当てる。
「うっ…痛…」
ひんやりした手の感触が額のアザに触れ梨深は思わず顔を背ける。
「ああ、すまなかった。熱がないか確認しようとしたつもりだったんだが、ケガしていたんだったな」
今度はゆっくりと額に手を当てて言う。
「熱は無いみたいだな。だるいとか体の痛いところあるか?アザ以外で」
「ない…です」
梨深は首を横に振って答える。
その様子を見て金髪の男は
「じゃあ、メシおいとくから食っとけよ。そうしたら昨日の続きやるから」
梨深は金髪の男に尋ねた。
「昨日…の続き…?」
「そうだ。昨日は3人しかヤれなかったからな。今日は残りの7人分たっぷり楽しませてもらうぜ」
と金髪の男はにやけながら言う。
「わ…わかりました」
梨深は恐怖に怯えながら呟いた。
金髪の男は部屋を出ると男達の集まる部屋に行き、言った。
「今日は残りの7人分全員回すぞ。とりあえず2人ずつ入室な」
そういうとスキンヘッドの男と茶髪の男が立ち上がった。
そして、金髪の男とスキンヘッドと茶髪の男が廊下にでる。
金髪の男は部屋のカギを開けて梨深の部屋にスキンヘッドと茶髪の男が入る。
「始める前に、必ず渡した薬飲ませろよ。それで避妊できるんだとさ」
と二人の男に金髪男が告げる。
スキンヘッドの男は梨深を見つめると意地悪そうに言った。
「この薬を飲めば、どんだけナカに出してもデキないんだってよ。だから、飲ませないでたっぷりナカに出してやるぜ。ひひひ」
「お願い…、それだけはやめて…」
梨深は恐怖に怯えて薬に手を伸ばす。
「ほしいなら取ってみろよ。ほらほら」
とスキンヘッドの男は薬を取り上げ、立ち上がると、立てない梨深をからかう。
それを見ていた茶髪の男は呆れたように言った。
「はぁ…。ほんっと、お前っていじめるのが好きだよな。全く、いい性格してるよ」
すると、スキンヘッドの男の足に梨深が手をかけて、スキンヘッドの男が転ぶ。
「痛ぇな!クソが!!」
スキンヘッドの男は逆上すると、アザができているほうの足を思いっきり蹴りつける。
「ああああぁぁぁ!!」
梨深の悲鳴が部屋に轟く。
スキンヘッドの男は面白がって何度もアザの場所を蹴る。
そのたびに梨深は苦痛に顔を歪ませて悲鳴をあげる。
そこで茶髪の男がスキンヘッドの男を止める。
「そろそろやめとけよ。さっさとヤることやりたいんだよ。俺は」
「んじゃ、始めるか」
といってスキンヘッドの男は薬を一錠取り出すと梨深の口に無理やり押し込み、水を飲ませる。
スキンヘッドの男はすっかり大きくなっているモノを取り出すと、それを梨深の口に押し込んで根元まで突っ込んだ。
「…っ!」
と苦しそうな顔でスキンヘッドの男を見つける梨深。
男はそれを見下ろすと後頭部に手をかけて前後に動かし始めた。
「うぅ…っ…ん…」
男が前後に動かせば動かすほど苦しむ梨深。
その様子を見ながらスキンヘッドの男は支配感と快感を噛み締めていた。
やがて、男は自分のモノを梨深の喉の奥まで押し込むと、そのまま動きを停止させる。
「んっ…んふっ…ぐふ…」
と悲痛な叫びを上げる梨深。
「ここでこうすると…、どうなるかな?ヒヒ…」
男はさらに梨深の鼻を摘み、呼吸をできなくする。
「んっ…うぶぶ…おぐっ…」
あまりの苦しさに大粒の涙を流し、梨深はもがき続ける。
「苦しいか?もっと苦しむ顔を見せてみろよ〜」
そこでようやく男は自分のモノを抜き取ると梨深は苦しそうに下を向き、咳込む。
「うぁ…、げほ…ごほごほ…」
スキンヘッド男は梨深の顎を掴むと自分ののほうに顔を向けさせて言った。
「やっぱ女はこの苦痛に歪んだ顔が一番いいぜぇ〜。ひひひ」
それを聞いて、梨深の顔はみるみる青ざめる。
茶髪の男は「はぁ…」と溜息をつくとスカートをまさぐり下着を脱がせて言った。
「お、おい…コイツ濡れてるぞ…とんだマゾだなぁ…」
それを聞いたスキンヘッドの男は「ほう」と言った後、梨深に問いかけた。
「本当はもっとしてほしかったんだろ?」
梨深は首を横に振る。
次の瞬間、再び男のモノが口内に挿入される。
そして、スキンヘッド男は梨深の後頭部を掴むと己の快感のためにひたすら前後させ続ける。
「んっ…あぁ…うぷ…」
と苦しみながらも感じ始めている梨深。
そこに茶髪の男はバックから梨深のワレメに自分のモノを挿入する。
そのとき、梨深の体に電流が走り、体がうねる。
「ふあっ…いひいぃぃ…」
そして、茶髪の男も荒々しく腰を振りだす。
「あああ…ああああん」
すっかり快感に体を支配されていく梨深。
スキンヘッドの男がその様子を見て言った。
「気持ち良さそうな顔してしゃぶってくれるじゃねぇか…。そろそろ出すぜ!」
――ドクッ!ドビュゥ!ドピュウルルル!!
とスキンヘッドの男は梨深の口内に大量の精液を発射して言った。
「ちゃんと、全部残さず飲めよ!」
梨深は「は、はひぃ…」と答えるとソレを全部飲み干す。
そして茶髪の男も言う。
「こいつのナカたまんねーよ。こんな気持ちいいと、あっというまに出ちまうぜ…」
――パンパン…パンパンバン!!
「ひっ…ひいぃぃ…あはぁ…ひぃ…!」
と突けば突くほど気持ち良さそうに喘ぐ梨深。
やがて、茶髪の男が言う。
「うぅ…で、出るぞ。うおおおおっ!!」
――ドピュゥゥッ!!ドピュ…ドクッ!!
と梨深のナカが精液で満たされる瞬間。
「ひあぁあぁあ…ああぁぁああっ!!!」と梨深も絶頂に達する。
気持ち良さそうな顔をしている梨深を見て、茶髪の男とスキンヘッドの男が尋ねる。
「気持ちよかったかぁ?」
すると梨深は淫らな笑みを浮かべて
「は、はひぃぃ…。とっても気持ちよかったです…」と答えた。
その言葉を聞いた瞬間、二人の男は顔を見合わせにやりと笑って部屋を出て行った。
入れ替わりでまた二人の男が入ってくる。
今度は、酒瓶を持ったリーゼントの男と目隠しを持ったロンゲの男。
ロンゲの男は持っていた目隠しを梨深につけて言った。
「やっぱ、これがあったほうが燃えるぜ〜!」
リーゼントの男は呆れたように「何プレイだよ…それ…」と言う。
そして、リーゼントの男は酒瓶を開けると梨深の口に一気に流し込んだ。
「…んっ!んふ…ふ…んぅ!」といきなりの出来事に驚く梨深。
しかし、男は止める事ことなく、ひたすら梨深に酒を飲ませ続ける。
やがて、梨深の顔が真っ赤になると
「さぁて、始めようか〜」
といって梨深の口に自分の極太のモノを咥えさせると、梨深の頭を強引に押し付けて前後運動させる。
「…んっ…あぁん…ひぃ…はぁ…」
ひたすら男のペースに流されながら声を出す梨深。
そこでロンゲの男がクリトリスを口に含んで吸う。
その瞬間、梨深は「んぁああああ!!」と叫んだかと思うと体がビクン!と跳ねる。
それを見た男は自分のモノを取り出し、ワレメに一気に押し入れる。
「はぁ…あっ!」とそれに反応する梨深。
その反応を楽しみながらロンゲの男は腰を激しく振りだす。
――ギシギシギシ!そのあまりの激しさに部屋が揺れる。
「ひ…ぃ…はぁっはぁ…あぁん…」と突かれる度に反応する梨深。
その激しさでずれていく目隠し――。
丁度そのとき、リーゼントの男が「も、もうだめだ…。で、出る…」と言って梨深の口の中に射精する。
――ドピュゥ!ドピュ!ドピュルルゥ!
それを当然のように飲み干す梨深。
すると、なぜかロンゲの男は腰を振るのをやめて自分のモノを梨深のワレメから抜きとった。
梨深は驚いて後ろを振り返ると、ロンゲの男は意地悪そうに言った。
「どうした…。何か欲しいのかぁ?ほしいならそれを口にして言ってみろよ」
梨深は思わず「えっ…」と呟く。
男はさらに言う。
「じゃあ、もうやめるか?お前も本当はやめてほしかったんだろ。ならやめてやるよ?」
その言葉が今まで快感に浸っていた梨深を追い詰める。
しばらく、黙っていた梨深だったが、己の欲求の赴くまま、言った。
「あなたの…その太いモノを…、あたしの…ココに入れて…ください…」
しかし、ロンゲの男はこう言った。
「太いモノってなんだ?あと、あたしのココってのもよくわからねぇなぁ〜。もっとハッキリ言ってもらわないと…。俺、バカだからさ?」
梨深は「うっ…」と思わず息を飲んだ。
その梨深の表情を見て男はさらに追い打ちをかける。
「じゃあ、やめるか。俺は満足したから」
そう言って男はパンツを履こうとする。
そこで梨深は「待って!お願い…」
とロンゲの男の手を掴んで引き止める。
ロンゲの男は「ん?続けるの〜?じゃあ、ちゃんと言ってみろよ」と言う。
梨深は顔を背けながら「あなたのお…ちん…ちんをあたしの…お、おま…んこに入れて…グチュグチュに掻き回して…気持ちよく…してくだ…さい…」
ロンゲの男は「ニヤッ」と笑うと梨深のワレメに自分のモノを押し込み、凄い勢いで腰を振りだした。――バンバンバンバンバン!!
「あひぃ…奥に…当たってるぅ…気持ちぃぃ―」と快感に狂う梨深。
ロンゲの男はしばらくすると「ナカに出すぞ!一滴残らず受け止めろよ…」
と言って大量の精液を膣に流し込んだ。
――ドピュ!ドク!ドク!ドピュルルゥゥ!
「はああああぁぁぁぁ―――――――――――――――!!!!!」
と梨深の色っぽい叫びが部屋中に響き渡る。
それからの梨深は人が変わったかのように、毎日、男達との快楽の世界へ堕ちていった。
梨深編「教育」END
梨深編終了。
あげれたらまた夜にでも上げます〜
というかこの梨深編、書きながら3回も抜いてしまってとってもむなしい気分になったのは内緒
おいwwしかしGJ!
GJ!
しかしタクが→('A`)になってるぞ。
回す→輪姦(まわ)す、ですよ。
これは酷い
もういっちょ感想。
>>56のEDを梨深のキャラソンにすると本当にマジ泣けてきた
梨深編「捕獲」
そして、一週間ほど経ったある日、金髪の男にメガネの男から連絡が入った。
「そろそろ、咲畑梨深を僕の方で引き取りたい。なので、またいつもの場所に今から来て貰えないか?勿論、彼女も一緒に。あと、なるべく人目につかない様に行動してくれ。では」
と一方的に電話を切るメガネの男。しかし、金髪の男は腹を立てることもなく梨深連れ出して目的の場所に向かった。
(俺も組織に入れば、毎日この女とタダでヤり放題。その上、給料もたっぷり出るっていうんだからチンピラのあんなクズ共を仲良しごっこしていられるか!)
メガネの男は電話を切ると今度は別のところに電話をかける。
かけた先は仮面の男。
「何か用かな? 私は今、咲畑梨深を探していて、忙しい。急ぎでなければ後にしてもらいたいのだが…」
と電話に出た途端、不機嫌な様子の仮面の男。
メガネの男は呆れた様子で「ミスター・B。僕が今回の作戦の指揮を任されたので、あなたに取っておきの情報を差し上げましょう」と言う。
仮面の男は「ほう、詳しくお聞かせ願おう」と興味を持ち、聞き返す。
「レーダーから消失した咲畑梨深が見つかりましたよ。 場所はこれから僕のPCからそちら側にデータを送るので、それのマーカーの示すところに向かってください」
それを聞いて仮面の男は少し興奮した様子で
「かたじけない…。だが、これ以上の干渉、手助け、一切無用!!」
と答えると電話が切れる。
(はぁ…、全くいつも勝手な人だとは思っていたが、情報だけ貰って電話を切るなんて…。まぁ、いい…ミスター・B。あなたはこの計画に相応しくない…。西條拓巳との戦いの貴重なデータサンプルとして働いて貰いますよ…。)
とメガネの男は冷やかに笑うと、今度はポケットから変な機械を取り出して携帯電話の口元につけて電話をかける。
「あ、もしもし…だ、誰?」
電話の相手は西條拓巳。
メガネの男はこう答えた。
「僕は、ちょっとした君のお助け役だよ。」
拓巳はその声を聞いた事があった。
その声はテレビなどでプライバシー保護のためにモザイクがかかっている人の声そのものだった。
拓巳はニュージェネの事件で、散々酷い目に会ってきたため、こういう状況にすっかり慣れてしまっていた。
そして、拓巳は相手を疑いつつ尋ねた。
「えーっと…お助け役ってどういうことかな?て、ていうか、僕は別に全然困ってないんだけど…」
それを聞いたメガネの男は
「咲畑梨深。知っているよね?今は君の彼女だったかな?」と言う。
その話が出た途端に拓巳は酷く動揺した様子で
「な、何…な、何でそんな事知って…るんだ…答えろよ!」と言う。
メガネの男はニヤッと笑い
「咲畑梨深は最近、学校へ来てないでしょ?なんでだと思う?」
と尋ねると拓巳はすぐに
「り、梨深は風邪で…、が、学校を休んでいるだけだ…だよ」
と動揺したまま答える。
そこでメガネの男は事の核心に迫る事を言い放つ。
「咲畑梨深は、チンピラ連中に拉致されているよ。一週間ほど前からね…。君は彼氏のくせにそんなことも知らなかったのかい?今頃、彼女はどうなっているんだろうね。」
拓巳はそれを聞いてさらに動揺する。
「ら、拉致!?チンピラ?そ、そんなことあるわけないね…。た、たしかに梨深は可愛いけどそんな…こと…」
するとメガネの男は
「大丈夫。居場所は僕がたまたま見ていたから知っている。僕が助けてもよかったけど、どうせなら、君にその役を譲ろうと思ってね…。もうすぐ、君の元に使いの者が行くと思うから、その男から携帯電話を貰ってよ。その携帯電話に咲畑梨深の居場所が印されているからさ」
と言って電話を切った。
拓巳は何かのイタズラか冗談だと思っていたが、しばらくして、大男が自分の前で止まり、携帯電話を手渡したそのとき、拓巳は「直感」で梨深の危険を悟って、全速力で印の場所に走って行った。
「ふむ…」
仮面の男はレーダーを見ながら一軒家の前に立っていた。
携帯電話のマークはたしかにこの家を指している。
しかし、どうみてもそこは普通の一軒家だった。
仮面の男はそれが腑に落ちない。
(なぜ、このような普通の家に居るのにも関わらず組織内の包囲網にも引っかからず、見つけられなかったんだ…)
そんなことを考えつつも、ディソードをリアルブートして正面玄関を切り裂き、侵入していった。
中には男達が10人程居て、どれも見覚えのある顔ばかりだった。
(この連中…、先日の咲畑梨深との戦いのときに私の道を阻んだ連中か…。だが、なぜこんなところに…)
などと考えを巡らせていると男達が襲いかかってくる。
仮面の男は一息つくと、疾風のごとき速さで、男達をなぎ倒していった。
「相変わらず、歯ごたえの無い連中だ…」
そしてマーカーが示す方向に足を進めて、ふと立ち止まる。
そこには制服が脱ぎ捨ててあり、レーダーのマークは間違いなく「それ」を指していた。
(くっ…私としたことが、この程度の輩にしてやられたと言うのか…不覚…。)
すると、後ろから倒した男達とは違う「気配」が接近してくる。
振り返ると、そこには、男子学生が細くて長いディソードを持って立っていた。
(この少年…男のギガロマニックス…。もしや西條拓巳か…。なんという僥倖、生き恥を晒した甲斐があったというもの!!)
仮面の男は拓巳を見て言う。
「少年よ、我が太刀筋、受けてみよ!!」
すると、いつもの如く消えたかと思うと、拓巳の前に現れて一閃。
拓巳は構えも取る間もなく、その体は真っ二つに分裂した。
しかし、拓巳は言う。
「痛覚は遮断した」
仮面の男は一歩下がると、驚きを隠せない様子で言う。
「少年、今のは何だ!その体は一体…」
そして、分裂した体がみるみる元通りになり、拓巳は刺すような視線を飛ばすと押し殺したような声で言う。
「梨深は何処だ…。アンタは…、梨深の居場所を知ってるんでしょ?」
仮面の男は正直に答える。
「何の事だ!私はただ、咲畑梨深と戦いにここまできただけだ。しかし、少年!もはや咲畑梨深などどうでもいい!私の全ての力をかけて、君を倒して見せよう!!」
そして拓巳と仮面の男は斬り合う。
その戦いの最中、拓巳は周りの男達の思考を盗撮する。
男達と梨深との記憶を垣間見ることで、拓巳に憎悪の感情が湧き上がる。
しかし、次の瞬間ある事に気づく。
「一人居ない。金髪の男が居ない!」
そう叫ぶと、仮面の男に一撃浴びせて外に飛び出す。
「くっ、これほどとは…」と仮面の男は梨深戦同様、右肩を負傷する。
右肩を押さえながらも外にでると、遠くのほうに拓巳がいるのが見える。
拓巳の後ろ姿を見つめながら仮面の男は、
「はぁ、手合わせを拒まれたか」と落ち込むと、負傷した右肩を押さえつつ、反対方向へと去って行く。
一方その頃、金髪の男と梨深はメガネの男と会っていた。
メガネの男は梨深を見ると目を背けて言った。
「このようなキズ物にしてしまうとは…これではもう使い物にならないな…」
金髪の男は、それを聞いて反論した。
「まだ、十分使えますよ…。たしかにヤりすぎて、若干イっちゃってますけど…」
その言葉にメガネの男は怒りをあらわにして言った。
「本来、彼女は我々の仲間と保護すべき存在だった。それをこんな風にされてはもう使い物にならない」
さらに続けて「やはり、君のようなチンピラに監視者は相応しくない。そうとも、万死に値する!」
メガネの男は紫色の太くて堅固な槍のようなディソードをリアルブートした。
リアルブートされた瞬間、ディソードは男の腹部を貫いた。
そして、一瞬でリアルブートを解いて、事もなかったかのように梨深にその手を差し出し「…行きましょうか」とメガネの男は告げる。
梨深は、メガネの男から距離を取ると言った。
「あなたもギガロマニアックスなんだね…。でも、あたしに何か用…?」
そこでメガネの男はにこりと微笑むと
「そんなに構えないでください。あなたが前に戦った仮面の男のように、僕は交戦的ではない」
「じゃあ、何でこの人を殺したの?」
目の前の死体を見ながら男に尋ねる。
「この男はあなたを監視するための監視者として僕が使っていただけです。
できれば、あなたは我々の側に引き入れたかったのですが、彼とその仲間の愚かな振り舞いがあなたを変えてしまった。
だから罪を償ってもらっただけです。それに、今のあなたには西條拓巳を誘き出すエサになってもらうくらいしか利用価値がない」
「…あたしをどうするの?」
質問する梨深。
「何、彼らのように手荒な事はしません。少しの間、あなたを拘束して、その居場所をリークして、そこに西條拓巳をおびき寄せる。」
梨深は男の言葉に腹立ちを覚え少し声を荒げて言った。
「あたしはあなたの思い通りにはならない!」
そういって梨深はディソードをリアルブートする。
「僕は、あまり手荒な事をするのは好きじゃないのだが」
と言ってメガネの男もディソードをリアルブートする。
そして、言う。
「今、あなたが頭に思い描いているイメージ、妄想は実に不愉快だ。そんなことばかり考えている今のあなたでは、僕には勝てませんよ」
そして、メガネの男は梨深の今、抱いている妄想をそのまま、梨深の頭の中に送り込む。
すると梨深はその場に座り込み、ぼーっとし始める。
それは今の梨深が望む快楽の夢。
メガネの男は梨深を押し倒し、下着を脱がすと、既に濡れているワレメに自分のモノを挿入する。
「ああっ…ひゃああ…あんっ…」
梨深はそこで喜びの声をあげていた。
「これが、君の望んだ妄想だ…」
男はその妄想を消し去って言う。
「やはり今のあなたにはエサとしての価値しかないようだ。なるべく手洗い真似は避けろとの命令なので、これ以上は何もしないが…」
梨深は妄想シンクロしたショックから妄想と現実の区別がつかなくなりつつあり
「あひぃ…もっとしてくださぁい…」などと呟き始める。
メガネの男は梨深のその態度に唖然としてしまい、眉間に手を当てて少し考えると、携帯電話で何処かに電話する。
「あー、僕だ…。咲畑梨深を確保したのはいいのだが、精神が壊れかけなので、車と人を3人ほど頼む。
僕はこの後、蒼井セナと接触するから咲畑梨深は迎えが着き次第、そちらに引き渡す。では」
と言って電話を切ると、梨深の手を強引に引っ張り道路のほうに出て行く。
それから5分ほどすると黒いワゴンが到着して中から3人男が出てきた。
「では、咲畑梨深の保護をお願いします。僕はまだやることがあるので…」
と言ってメガネの男は人混みに消えて行った。
「捕獲」END
梨深編の区切りミスってたので梨深編追加。
梨深のストーリーだけでワード30枚分?くらいあるんだけど、梨深分を垂れ流すとほかのルートとリンクしてる部分が多々あるので区切ってたんですが
どうも区切る部分ミスっちゃったみたいで、すませんwww
今回はカオスヘッドらしい?血みどろな部分が入ってますが、問題なかったよね…?
タクかっけぇ…
この筆力、クロス小説スレにも欲しいよ。
タク最強が覆らない設定ならよし
別作品と混ぜ合わせた小説。コナン対ルパンとかマジンガーZ対デビルマンとかそんな感じの奴。
クロスオーバー
把握
「序章」
渋谷の真昼、制服姿でガルガリ君を食べながら歩く少女が居る。
彼女の名前は蒼井セナ。翠明学園に通う3年生だ。とは言ってもほとんど学校に通わず、渋谷の街を徘徊している。
セナは、誰かにつけられている気配を感じて路地裏に入る。
そしてセナを尾行して追っていく二人の影。しかし、路地裏にはセナは居ず、尾行していた黒服の男二人は辺りを見回す。すると後ろから女の声がする。
「お前達、私をつけてきて何が目的だ?」
目つきの悪い男が答える。
「い、いやぁ…ちょっと可愛いなぁって思ってつけてきただけですよ…」
するともう一人の小柄な男が相槌を打ちながら答える。
「べ、別に…何かしようってわけじゃないっすよ!命令で…あっ!」
すると最初に喋った男が「バ、バカ…余計な事を話すな!」と小柄な男を叩いて
「というわけで僕達普通の一般人なんでそろそろ行ってもいいでしょうか…」
男はセナに尋ねる。
しかし、セナは男を睨みつけるとディソードをリアルブートして剣先を小柄な男に向ける。
剣を向けられた小柄な男は、気が動転して「ひぃ…ディソード!?こ、殺さないで…」と叫ぶ。
それを聞いたセナは、さらに剣先を小柄な男に近づけて
「お前達、ディソードのことを知っているのか?誰から教わった…。言え!言わないなら…」
と言ってセナは剣を構える。
小柄な男は慌ててポケットからスタンガンを取り出すと言った。
「本当は接触だけの予定だったが、場合によっては交戦も許可されている。俺はこんなところで死にたくねぇ!覚悟しやがれ〜!」
そう言うとセナに向かっていく小柄な男。
セナはそのとっさの行動に若干驚き、ディソードを前に突き出す。
グサッと鈍い音がして小柄な男の肩にセナのディソードが刺さる。
目つきの悪い男が小柄な男の前にでてかばうようにセナの前に立ちふさがる。
男を刺してしまったことからセナは半ば気が動転して、目つきの悪い男に対しても斬りかかる。
目つきの悪い男の左足にディソードがかする。
目つきの悪い男は現在のセナとの話し合いは不可能と判断し、小柄な男の肩に手を回すと逃げていった。
しばらくして、落ち着きを取り戻したセナはリアルブートを解除して路地裏から出て行く。
一方、逃げた二人組は肩と左足から血を流しながら、目つきの悪い男が電話をかける。
「あ、蒼井セナ班の○○です。話し合いでの接触を図ろうと思ったのですが、思った以上に警戒されていて、相方が肩を深く刺されて重症です。
すぐ救護班の手配を…場所は○○の○×です」そう言うと電話を切り、ハンカチを出すと、相方の小柄な男の肩にハンカチを当てて止血しようとする。
それから2分ほどして救急車の音が聞こえてくる。
目つきの悪い男は相方に「救護班がきたぞ!だからもう少しがんばれ!」と小柄な男を励ます。やがて救護班が到着し、運ばれる二人組。
これが後に、ある人物の怒りを買うことになるとはこのときのセナはまだ知るよしもなかった。
「序章」END
「復讐」
〜3日後〜
小柄な男が目を覚ますとそこにはメガネの男が居た。
小柄な男は小さい声で「すみません…Tさん。尾行がばれてディソードを突きつけられたので…、つい護身用のスタンガンを出したんです。そうしたら…」
そこまで言うとメガネのTと呼ばれた男が言う。
「全く…君は酷い失態をしてくれたな。蒼井セナに接触しながら、相手にこちらの情報を流した上に負傷して帰ってくるとは…」
小柄な男は申し訳なさそうに「すみません…」と言う。
するとメガネの男Tは言った。
「だが、仲間を傷つけられたからには僕も黙ってはいない…。必ず蒼井セナは僕が倒す。この手で…」
それを聞いた途端、再び眠りにつく小柄な男。メガネの男もそれを見て病室をあとにする。
すると部屋の外にはコートを着た男が立っていた。
それを見たメガネの男は一礼すると「わざわざ、こんなところに出向かなくてもいいのでは?司令…あ、いえ…R」と言う。
Rと呼ばれた男は「いや〜、部下の様子を見に来るのは俺の仕事でもあるじゃん?それに、今回、蒼井セナを指名した理由もあいつの負傷が原因だろ?そっちも気になってな」と言った。
メガネの男はやや熱くなりながら「どういうことですか?蒼井セナの相手に僕が相応しくないといいたいんですか!」と言い放つ。
そう聞いて驚いたRは言う。
「いや、そういうことではない。あんまり背負い込むなよってことかな〜? 敵討ちをしたい気持ちもわかるが、気持ちに流されて自分を見失うなよ」
メガネの男はすぐに「す、すみません。僕としたことが勘違いをしてしまって…。ですが、蒼井セナは必ず倒します。計画の遂行が一番重要なことですからね」と言って去っていく。
Rはその後ろ姿を見送りながら
(今回の作戦、あいつに指揮を取らせたのは正解だったかもな)
と想い、自分も病院をあとにした。
それから一週間後、メガネの男は以前から仕込んでいた監視者と待ち合わせて梨深を保護しに向かい、仮面の男 ミスター・Bを囮に使い、西條拓巳を誘き出す。
そして、自分は蒼井セナを倒しに向かうのだった。
メガネの男は携帯電話で電話をかける。2コールしたところで
「あ〜?テメェ俺に何の用だ…?殺し合いならいつでもやってやるぜ。ヒッヒッヒ…」
と喧嘩腰な男が出た。
「西條拓巳はミスター・Bを囮にして誘き出した。今、西條七海はフリーだ。だから今の内に接触したほうがいいんじゃないですか?D」
Dと呼ばれた男は不機嫌そうに
「T!テメェ、Dって呼ぶのいい加減やめろよ…。もう組織内じゃDってことで広まっちまっているけどよぉ…。
まぁ、西條七海がフリーってのはいい情報だが、Bを囮に使ったんだ…。俺も囮にされない保障はないよな?」
Tはしばらく考えてから言った。
「君の様な感情で動く人間は囮としては使えない。行動を予測できないのだから当たり前だが…。
つまり、君は僕にとって一番使いにくい人材だ。わざわざ、使えない人間に有力な情報を与えてまで囮にするなんて回りくどい真似はしない。」
「まぁ、そうだな…。んじゃま、俺は七海ちゃんのところ行って来るぜ!じゃあな!」
と納得して電話を切る。
Tは「はぁ…」と溜息をついたあと不敵に微笑み呟いた。
「コレでようやく彼女と…、蒼井セナとの決着をつけられる」
そして、しばらく周りを警戒しながら、Tは近くの黒いワゴンをノックする。
すると扉が開き、ワゴンの中にはパソコンと情報操作用の周辺機器が取り付けられていた。
「これは凄い。さすがR。僕の要望通りの物をセッティングしてくれた…。では、始めよう。蒼井セナとの戦いを」
それを聞いたワゴンの中のTの部下2人は
「了解!」
と言って車を走らせ始めた。
Tはパソコンを見ながら、黒騎士の配置、戦闘対象の配置、監視班の配置、部下の配置を全てパソコン画面のマップで一覧できるようにする。
そして、耳にイヤホンマイクをつけると外部の部下に指示を出し始める。
「監視班は、蒼井セナを対象にして、リアルブートジャマーを起動」
「αチームは、蒼井セナに接触。交戦はせず、蒼井セナをA地点まで誘導しろ」
「βチームは、A地点周辺にリアルブートジャマー。対象は蒼井セナに設定」
「γチームは、折原梢に接触。交戦はせず、折原梢をB地点に誘導。その後Hに引き継げ」
(咲畑梨深と岸本あやせはこちらの手の中、西條拓巳は今頃僕の殺した金髪の男の行方を追っているだろう。
西條七海はDがうまく始末してくれるだろうし、折原梢さえ蒼井セナの元に向かわせなければ相手は丸腰。僕の計画に狂いは無い。)
すると通信が入る。
「αチーム、蒼井セナを誘導完了。」
「αチームは撤退。βチームに引継ぎ、βチームはリアルブートジャマーの効果範囲内で蒼井セナを捕獲」
「αチーム了解。」
「βチーム了解。」
「こちら、γチーム。折原梢にやられて二人が負傷。応援求む」
Tはそれを聞いて、また指示を出す。
「γチームの動ける者は、折原梢が追って来られるように姿を晒しながら、時間を稼げ」
「βチームが蒼井セナを捕獲次第、αチームはγチームの治療に当たれ」
「γチーム了解。」
「βチーム了解。」
「こちら、βチーム。蒼井セナを捕獲しました。」
捕獲を確認したTは新たに指示を出す。
「βチームはリアルブートジャマーを起動させつつ車でC地点に行け」
そこでTは梢に拓巳が迫っているのに気づき、また指示を出す。
「γチームは折原梢を放棄して即時撤退しろ。そちらに西條拓巳が向かっている」
「αチームは折原梢、西條拓巳、両名の尾行につけ」
「αチーム了解。」
「βチーム了解。」
「γチーム了解。」
Tはそこで「ふぅ…」と息を付き、車の中の二人に指示した
「僕はβチームと合流するから○○アジトを経由してC地点に向かってくれ。○○アジトで着替えを手配してある。
着替えを回収したらC地点に向かってくれればいい。あと、C地点で僕だけ降ろして君達はαチームの治療に当たってくれ。
僕の読みでは、αチームは西條拓巳に見つかって攻撃される恐れがある」
二人の部下は「わかりました」と言って、○○アジトに向かう。
アジトの入り口で女二人が待っており
「こちらがT様のお着替えになります。」と女物の服を手渡す。
二人の部下は互いに目を見合わせてからTに質問する。
「これってTさんが着るんですか?女物ですけど…」
Tが二人の部下を睨みつけたあと言った。
「蒼井セナの前にそのままの姿で行けないだろう。あの女は凶暴なんだ。
だから、僕は女装して出向く。ああ見えても蒼井セナはかなり賢い。
男の姿のまま行って、後々、闇討ちされるのは勘弁して貰いたいのでね。では、着替えさせてもらうよ」
そう言って後ろの方に行くとそこにあるボタンを押す。
ガガガガと音がして前と後ろで区分される。
Tはそれから服を脱ぎ、女物の服に着替えるとまたボタンを押して区分を解除した。
部下二人はTを見るとその美しさに驚愕してしまった。
「Tさん、じょ、女装似合いますね…。常にその格好でいてくれると…」
そこでTはそう言った自分の部下にディソードをリアルブートして言った。
「次に同じ事を言えば、君はここで命を落とすことになる。そうなりたくなければ二度と同じ事は言わない事だな」
「す、すいましぇん…」
部下の一人は涙目になりながら謝った。
それから、Tは女の声をイメージ、それをリアルブートして自分の声を女の声を作りかえる。
やがて、一軒家の前で止まる。そして運転をしていた部下が言う。
「Tさん、到着です。」
「ご苦労だった。では、君達はαチームの救助に向かってくれ」
と言って車から降りるT。
そして、Tは上着のポケットからカギを取り出し、家の中に入る。
家の中の一室に男が5人と制服姿の女が居た。
男達は全員驚愕して素っ頓狂な声をあげる。
「Tさん!?ですよね…?」
Tは男全員を睨み、刺すような視線を飛ばして言った。
「いつも、なにがあっても動揺しないこと。そう教えたはずですけど?」
そして、Tは刺すような視線の対象を男達から制服の女・蒼井セナに向けて言った。
「あなたが蒼井セナですか。初めまして、私はTと言う者です。数日前は私の部下があなたのお世話になったとかで…」
それを聞いたセナは、食いつくような目でTを見つめて言った。
「お前か…、私に変な男達を差し向けてきたのは…。それにリアルブートできないこの状況。お前達、ギガロマニアックスについて多少、いや…、かなりの知識があるようだな」
Tは部屋の端にある小さな黒い装置を指差してすぐに答える。
「そこの装置はリアルブートジャマー、コードサンプルを抜き取った人間のリアルブートを制御する装置です。
あなたと咲畑梨深、岸本あやせの3人はノアUに使われたサンプルデータが残っていたので、捕まえやすかったですよ」
「ノアUのサンプルデータだと?あれは西條が破壊したはず…。お前達は一体何なんだ?何の目的でこんなことをする!!」
動揺したセナを見ながらTは淡々と語る。
「他の人の目的は知りません。それと、これ以上あなたの質問に答える事はできない。私の目的はあなた一人です。
部下の受けた仕打ちを10倍にしてあなたにお返ししましょう。本当はすぐに殺してあげてもいいんですけどね…」
そういってTは紫色の堅固なディソードをリアルブートすると、セナの顔先3cmのところに突き立てた。
しかし、セナは全く動じずに言った。
「私にそんな脅しが聞くとでも思っているのか…。それにお前の口ぶりだと咲畑と岸本は捕まったようだが、西條とその妹、梢はどうやら無事みたいじゃないか…」
それを聞いてTは頭に血が上り、ディソードをセナ顔の横すれすれのところに突き刺した。
それでも、セナは全く動じない。
それどころか薄ら笑いを浮かべている。
Tは部下にとんでもない事を指示した。
「彼女をあなた方5人で襲いなさい。私が手を貸します。」
部下5人の男達は全員Tに質問した。
「どういうことですか?」
「この女を犯せ。あなた達全員で、今すぐに。私の能力で今の彼女には全ての痛みが数倍になるようにしてありますからね」
「ほ、ほんとにいいんですか?」
「早くやりなさい!」
と男達の対応の遅さにTは怒鳴る。
男達はセナを見てニヤッと笑うとセナに向かって歩いてくる。
それを見て、セナの顔はみるみる青ざめていった。
「では、私は少し外に居ますので、気が済むまでご自由に。あ、それと…その女はもう用済みなので、孕ませてもいいですよ。」とTはセナの前で衝撃の発言をする。
「く、来るな…こ、来ないで!いやぁぁぁぁ」
しかし、男達はセナを掴むと制服をビリビリッと破き、あっというまにセナを全裸にした。
男の一人がセナの胸を見つめながら言う。
「小さい胸だな。コレじゃ胸は使えんぜ!」
「見るな!」
とセナは怒鳴るが男達は全く動じず、セナを3人係で押さえつけて四つんばいにさせた。
セナは恐怖でいっぱいになり、ただ叫ぶ。
「いやあああああ!!!やめてぇぇぇ!!」
そこで男の一人が布を一枚取り出して言った。
「これで口を縛っちまおうぜ」
それを横目に、外に出たTは呟く。
「全く、やる気満々じゃないか…。僕にあれだけ用心深く尋ねたのに、良いとわかればこの様か。蒼井セナ、せいぜい苦しむがいい。僕の作り出した悪夢の中で…」
(それにしても…この服、誰の好みだ…。この僕にミニスカートを履かせるなんて…)
男達は口と手足を布で縛ばられてもなお、喚き続けるセナに呆れながらこう言った。
「全く、元気なねーちゃんだな…。まぁ、いいや…さっさとやることやっちまおうぜ!そうじゃないとまたTさんに怒られちまう…」
そして、男の一人は立ち上がるとズボンのチャックを開けて巨大なモノをセナのモノに挿入した。
「いやぁぁぁぁぁ、痛い!痛い!抜いてぇぇ!!」と泣き叫ぶセナ。
男はそれを無視してさらに奥へ腰を進める。
ブチブチッ!と処女膜の破れる音が聞こえるとセナは絶叫した。
「うああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
男達はあまりの絶叫に耳を塞ぎ、顔をしかめる。
少し大人しくなったセナを見ながら、男は腰を振り始める。
腰を振るたびにセナの表情が苦痛に歪み、それが男を興奮させる。
「あふ…、こいつのナカ、すげぇ気持ちいいぞ。さすが処女は締りが違うぜ」
それを聞いたセナは男を思いっきり睨みつける。
男はセナのその態度が気に触ったようで、いきなり腰を勢いよく振りだす。
「あぁ…痛っ!痛いぃぃぃ…」
再び叫び出すセナ。
しかし、もう男はそんなことはどうでもよかった。
ひたすら腰を振り続けて射精する。
――ドピュルルルル!!!
「ふぅ…、気持ちよかったぁ〜」
男はそう言ってモノを抜くと足を押さえている男に言った。
「次は俺が足を押さえるからお前やれよ」
それを聞いて足を押さえていた小太りの男は立ち上がり、チャックを下げるとセナのワレメにモノをぶち込んだ。
すると、ブチブチッ!また膜の破れる音がして
「うああああぁぁぁぁ!!!」と再び絶叫するセナ。
小太りの男は思わず驚いてモノを抜き取ると、セナのワレメの奥を覗き込んで言う。
「あれ、膜がある…」
そこへTが外から戻ってきて言った。
「何の騒ぎです?女の観察などしていないで、さっさと始めなさい」
セナの体に驚いた小太りの男はTに質問した。
「こ、この女…膜が…突き破っても残っているんですけど…」
「それは、私がそういうイメージ、妄想を頭に描いてリアルブートしたからですよ。さっきも言ったでしょう?私が手を貸すと」
それを聞いて小太りの男は納得。
しかし、セナの表情は真っ青になっていった。
Tはそのセナを眺めながら言う。
「あなたの苦しむ様を、ここで存分に見せてもらいますよ。この空間にいることが多少、不快ですけど」
そして、小太りの男はまたセナのワレメに自分のモノを挿入した。
「いやああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
ブチブチッ!と再び処女膜が破られ、その痛みに絶叫し泣きだすセナ。
小太りの男はニヤニヤしながら勢いよく腰を振りだす。
――バンバンバン!!
セナの体は男のモノがナカで擦れる度に激痛が走り、それに耐える事で精一杯になっていた。
「おぉ…、さすが処女、すげぇ締まりかた…。こんなのが何回でも味わえるなんてすげぇ…」
と気持ち良さそうに腰を振る小太りの男。
やがて、男は絶頂に達すると大量の精液をセナのナカに流し込む。
――ドピュ!ドピュ!ドピュルルル!!ドピュ!!
セナはナカに出させたショックと激痛でおかしくなったようで、虚ろな目をしたままピクリとも動かなくなった。
セナの様子をみながらTは男達に言う。
「お楽しみはここで終わりです。蒼井セナを例の場所で監禁。その後あなた達は西條拓巳の情報収集に当たりなさい。私は病院に寄るので、病院の前で降ろしてくれると助かります。」
「了解しました」
と言って、裏に止めてある黒いワゴンを出してTもそのワゴンに乗り込む。
男達は病院前でTを降ろすとワゴンでそのまま去っていった。
そこでTは重大な事に気づいた。
{くっ…しまった…。女装した格好のままで病院に来てしまった…。はぁ…}
Tが病院の中に入ると帰るところのRに出会った。
Rは女装姿のTを見るとニヤリと笑うと
「さすが、俺の選んだセンスだな!お前を女装させるならミニスカは欠かせないって以前から思っていたんだよ〜」と言った。
Tは思わずRを睨めながら
「やはり、犯人はあなたでしたか…。全く、女装するからといって人で遊ぶのはやめていただきたい」と返す。
Rはその声に驚いてTに尋ねる。
「お、お前…その声どうしたんだ?まさか…本当は女だったとか?」
「声のイメージをリアルブートして作り変えただけですよ。ギガロマニアックスならこれくらいの芸当誰でもできます」
Rは驚きを隠せない様子で、
「ほ〜、俺達って案外便利なんだなぁ〜。俺も今度やってみようかな〜。んじゃ、俺は帰るから。またな〜!」
と言ったかと思うと手を振って去っていった。
Tは「はぁ…」と溜息をついて自分の部下の病室に向かっていく。
病室に入ると、中にいた小柄な男は、ほかの誰とも変わらないリアクションを見せた。
「ど、どちらですか!?えーっと、びょ、病室を間違えているんじゃ…」
そこでTは声を男の声に戻してから言った。
「僕だ。全く、いつも見ているのにこれくらいのことでわからないとは…」
小柄な男は驚いて質問する。
「え!Tさんですか…?でも、なんで女装なんか…。っていうかその格好イイっすね!」
そこでTはディソードをリアルブートして小柄な男に突きつけて言った。
「もう、そのリアクションは聞き飽きた…。いい加減、反吐がでるのでやめて欲しいな。こんな不本意な格好、誉められても嬉しくもなんともないさ」
小柄な男はディソードを向けられてビビりながら言う。
「はぁ…、す、すみません…。つい、本音がでてしまって…。で、でも…その格好、似合っていますよ…」
Tは小柄な男を睨みつけると呆れた顔をして言った。
「はぁ…、君という奴は…。まぁそんなことはどうでもいい。君に朗報だ…。丁度今、蒼井セナを倒してきた」
男はそれを聞いて嬉しそうに「おぉ、有り難う御座います。Tさん!私も明日には退院できるので、そうしたらまたTさんの仕事のお手伝いをさせてください!」と興奮しながら抱きついてくる。
「わかった。わかったからとりあえず、離れてくれ。あ、あとちょっとの間、この部屋を貸してくれないか?着替える暇がなくてこの格好で着てしまったんだが、これ以上からかわれるのは僕も勘弁して欲しい。着替えは、君の黒服を貸してもらうよ」
「わかりました」
小柄な男は部屋の外へ出た。
Tは黒服に着替え終わると部屋をでて、外の小柄な男に、
「では、僕はこれで失礼する」と言って帰っていった。
セナ編「復讐」END
ふう、明日か今日の夜にまたうpします。
恐らく次は七海編で行くと思いますが、見直してストーリーのリンクにおかしなところがあったら梢編になるかも…。
七海編は相変わらず七海が貧乏くじなので、心の準備を((((゜Д゜;))))
全員犯されるだけかこれ。
だがそれがいい
「序章」
「γチームは、折原梢に接触。交戦はせず、折原梢をB地点に誘導。その後Hに引き継げ」
その声と共に5人の男が金髪ツインテールの少女を包囲した。
金髪ツインテールの少女の名前は折原梢。通称こずぴぃ
「………っ」
こずぴぃは男達に囲まれ思わず涙目になる。
それを見て、男達は若干動揺するが引こうとはしなかった。
次の瞬間、こずぴぃはディソードをリアルブートすると男達に襲いかかった。
「うわぁ!ひぃ!」と男達は攻撃を避けながら走っていく。
こずぴぃは逃げる男達を追いかけながら言う。
「ゴキゴキさんはドカバキなのら!!」
男達はこずぴぃの言っている事が全く理解出来なかった。
明確なのは殺意があるということ。
逃げなければ間違いなくディソードで斬られるだろう。
しかし、男達は任務で動いている。折原梢をB地点まで誘導する任務が。
そのため、男達はディソードでやられない距離を取りつつうまくこずぴぃを誘導していった。
「待てなのらっ!!ゴキゴキさんはこずぴぃが退治するのらぁ!!」とこずぴぃは叫ぶ。
後ろのこずぴぃを確認するために後ろを向きながら走る男達。
すると、その中の一人がつまずいて転んでしまう。
ディソードを振り上げるこずぴぃ。悲鳴をあげる男。
「うわああぁぁぁぁ!!」
グシャッ!と音がその場に響き渡り、悲鳴をあげた男の右手が血まみれになる。
それを見て、一人が仲間を救出にこずぴぃの前に立ちはだかる。
こずぴぃは遠慮なく、前に立ちはだかる男にディソードを振りかぶった。
今度はドカッ!という鈍い音が響き、男は壁に叩きつけられる。
「うっ…うぅぅ」といって倒れ込む男。
そこで無傷の3人は一斉にこずぴぃに向かってスモークを投げ込む。
「ごほごほ…目がウルウルするのらぁ」
目を擦るこずぴぃの隙を利用して二人の男を救出。
負傷した2人を担ぎ、その場から撤退しつつ、手の空いている男が無線で仲間に連絡する。
「こちら、γチーム。折原梢にやられて二人が負傷。応援求む」
「γチームの動ける者は、折原梢が追って来られるように姿を晒しながら、時間を稼げ」
「γチーム了解。」
と言うと負傷者を運んでいる二人を先に行かせ、自分は再びこずぴぃの元へ戻る。
だいぶ視界がはれてきてこずぴぃは辺りを見渡して言う。
「あーれー?ゴキゴキさん達消えちゃったのら〜?」
すると後ろの方から声が聞こえた。
「おーい、折原梢。私はここだ!どっからでもかかってこい!」
どうみても安い挑発にしか見えないが、こずぴぃは目を怪しく光らせると男の元に駆け寄って行った。
それをみて、男もすぐに走り出す。
男の任務は仲間が逃げる時間稼ぎと仲間が救援に来るまでの囮。
いかに無傷で逃げ切るかがカギになってくる。
そう思うと男の心臓の鼓動はドンドン早まっていく。
しかし、思った以上にこずぴぃはバテている様子で、逃げ切ろうとするとあっさりまけるほどだった。
男は速さを調節しながらこずぴぃと鬼ごっこを続けていると連絡が入る。
「γチームは折原梢を放棄して即時撤退しろ。そちらに西條拓巳が向かっている」
「γチーム了解。」
返答したあと男は、こずぴぃを振り切るために全速力で疾走した。
こずぴぃは男の速度に追いつけずに息を切らして壁に手をつき「はぁ…はぁ…」と荒い息をたてる。
「序章」END
「だまし討ち」
すると後ろから聞きなれた声が聞こえる。
「こ、こずぴぃ?大丈夫…?」
声の主は西條拓巳。梨深を攫った金髪の男を捜すために徘徊しているところだった。
「た、たくみしゃん?…どうしてここにいるのら?」
と問いかけるこずぴぃ。
拓巳は見た事もないほど目が血走っていて、怒りに満ち溢れていた。
「……っ」
その顔を見て涙目になるこずぴぃ。
それを見て拓巳は表情を和らげると言った。
「よくわからないんだけど…、梨深がチンピラの男に攫われたみたいなんだ…。で、今そのチンピラの金髪男を探している。こずぴぃは何か知らない?」
こずぴぃは首を傾げつつ答えた。
「うぷー。きんぱーつの人はー、ここらへんには多すーぎてよくわからないのらぁ…」
拓巳はそれを聞いて少し険しい表情をしながら問いかけた。
「そうか…。そういえば、今日はセナと一緒じゃないの?」
「えーっと、えーっと、セナしゃんに会いにいくところだったんだーけど、ゴキゴキさん達に襲わーれて、ドカバキッするためにおいかけてたのらぁ。だかーらセナしゃんとはまだあってなーいよ?」
「ゴキゴキさんってどういう人達?」
「ゴキゴキさんはー、黒い服を着た兵隊さんみたいだったのらぁ〜、なーんか、ピカー!ってする爆弾?みたーいな物を、こずぴぃになげてきたーよ?」
拓巳はそこで気配に気づき、後ろを振り返りながら言った。
「尾行しようとしているのはわかっているよ。出てきたら?」
しかし、気配の主からの応答はなく、拓巳はディソードをリアルブートさせて気配の「場所」に鎖を作り、気配の主の一人を拘束する。
拘束された男は「うぅ…」と言って倒れ込む。
こずぴぃはそれを見て言った。
「あー、まーたゴキゴキさんなのら!!うぷー、しつこーいのらぁ」
そう言ってディソードを振りかざそうとするこずぴぃを制して拓巳は冷静な様子で言う。
「悪いけど、アンタには色々喋ってもらうよ。僕達を監視しているってことは梨深のことも知っているんでしょ?僕は梨深の居場所が知りたいだけなんだ…。
梨深を助けないと行けないから。だから、答えてよ」
しかし、男はダンマリを決め込む。
それを見てこずぴぃは笑顔で恐い事をサラっと言った。
「こんなゴキゴキさんはさっさとドカバキッして殺しちゃえばいいのら。そうすれば平和になーるよ?」
しかし拓巳は冷静なまま、もう一度聞いた。
「もう一度だけ聞く。梨深は何処?」
それでもダンマリの男。
ついに拓巳は怒りを押さえられなくなり、男の足をディソードで突き刺した。
「ぎゃああああああ」
響き渡る男の悲鳴。
そこで後ろから一人の男がやってきて言った。
「あ、あの…、…ぼ、ぼく…、咲…畑梨…深…の居場…所、知って…います。」
それを聞いた拓巳は即座に後ろを振り返り尋ねる。
「君はギガロマニアックスだね…。この件にギガロマニアックスが関与しているってことはやっぱり梨深以外も狙っているんだね…」
後ろからやってきた影の薄そうな男は小声で呟く。
「そ、そうです…。情…報は…あなた方に…、差し上げ…ますので…。彼は…か、解放して…くれま…せんか?」
「君の思考はもう盗撮(よめ)た。梨深はそこにいるんだね?あと、男は開放するけど、君には少しの間、こずぴぃと共に行動してもらうよ。」
影の薄い男は拓巳に思考を読まれた事を驚きながら答える。
「は、はい…わかりました」
そして拓巳はこずぴぃに言った。
「こずぴぃ、そこの男とそっちのギガロマニアックスが逃げないように見張ってて。僕は梨深を助けてくるから。できればセナと連絡を取ってここに来てもらえるといいんだけど…」
「じゃあー、じゃーあ、このゴキゴキさん達をドカバキってしてもいいのらぁ?」
「ダメだよ。こずぴぃ」
と拓巳は言って何処かへ走り去って行った。
人質にされた男は鎖から開放されて影の薄い男に言った。
「申し訳ありません。Hさん。尾行のはずが捕まってしまいました…」
そこでHと呼ばれた男の態度が急変する。
「ほんとだぜ…。まさかこの俺様が、お前みたいな下っ端の尻拭いをすることになるとはなぁ…」
そういって男はクワガタの頭のような形をしたオレンジ色のディソードをリアルブートさせると尖った二つの先端を人質だった男の肩に突き刺して言った。
「あはは、痛いかぁ?これが俺様をこんなところまで来させた礼だ…。
合流地点で待っていたのに、てめぇらがグダグダやっててちっとも来やしないから俺様の方から来てやったのに
このザマであげくにあの西條拓巳までいやがって余計な情報教える羽目になっちまったじゃねぇか…。お前、どうやってこの責任とるんだよ?」
そういってHはグイグイと奥に突き刺して行く。
「す、すみませんでした…。お願いです。許してください…」
男は痛みを必死に堪えながら言う。
するとHはこずぴぃの方に向き直り、言った。
「あぁ、いいぜ。一応ちゃんと俺様の獲物には出会えたしな。これで逃げられていたら、てめぇら全員ぶっ殺してるとこだったぜ…。運がよかったなぁ〜」
こずぴぃはその男の殺気にやられ、涙目になりながらもディソードを構えた。
Hはその様子を見て言った。
「へぇ〜、お前みたいな弱っちい女でも一応、ギガロマニアックスってことかぁ?じゃあ、やろうか!ギガロマニアックス同士の殺し合いをさぁ!!」
Hはこずぴぃに向かってディソードを振り回す。
「ハハハ、どうしたぁ〜?防ぐだけで精一杯か?もっと俺を楽しませろよぉ!!」
しかし、ひ弱なこずぴぃには男のディソードを防ぐのがやっとだった。
Hは段々とこずぴぃの防ぐだけの態度が気に食わなくなり、大声で叫んだ。
「てめぇの力はこの程度かぁ!!てめぇなんかがディソードなんか持ってんじゃねぇよ!!」
こずぴぃはその隙に男にディソードを振りかぶった。
すると、Hの姿が突然セナに変わる。
こずぴぃは慌ててディソードを止めようとする。
ディソードはセナの足元に刺さり、セナはHに戻るとディソードをこずぴぃに向かって振りかぶった。
「残念でした〜、あばよぉ!」
グシャッ!という音が響き渡り、クワガタ型の先端がこずぴぃの右肩に刺さった。
「うぅぅ、うぴ〜!」
悲鳴をあげるこずぴぃ。
「お前、弱すぎるから殺すのはやめだ。命令は殺すか捕獲かどっちかだったし、お前は俺がたっぷりと弄んでからTのクソメガネのところに連れてってやるよ!」
そういうと、Hはこずぴぃの肩に刺さったディソードをそのまま壁につきたてて逃げれないように拘束した。
こずぴぃは泣きながらも反抗の意思を込めて叫ぶ。
「やめるのら〜!!こずぴぃに酷い事したらあとでたくみしゃんとセナしゃんに言いつけてドカバキッ!ってしてもらうのらぁ〜。だからやめるのら〜!」
しかし、Hは聞く耳持たず、不気味に微笑みながら言った。
「てめぇはこれから俺様がたっぷり可愛がってやるからそう騒ぐなよ…」
するとHはこずぴぃのスカートに手をかけてそれを外すと下着をビリビリを引き裂く。
こずぴぃは左手で自分の秘所を押さえながら言う。
「お願いだからもうやめてほしいのらぁ…。助けてなのらぁ〜!」
Hはその様子を見て、ニヤニヤしながらズボンのチャックを降ろし、自分のモノを取り出すと、こずぴぃの左手を思いっきりありえない方向に回し、へし折る。
「うぅぅぅ、痛いのらぁぁ!!」
泣き叫ぶこすぴぃを他所にこずぴぃのワレメに容赦なくモノを突っ込む。
そして、処女膜に触れるかどうかのところで止めると膜にモノを当てて痛がるこずぴぃを観察し始める。
「ひぃぃぃ、痛い!痛いのらぁ…」
その様子を見てHは言った。
「ハハッ!今日は機嫌が悪いからな。散々苦痛を味わわせてから破ってやるよ!」
そしてまた、モノを処女膜に当てる。
「やめるのらぁぁ!熱いのらぁ!痛いのらぁ…もう、やるなら一思いにしてほしいのら…」
しかし、Hはその頼みを聞きいれようとはせずに言う。
「あぁ?もう降参か…?だけどよぉ、こっちはもっとお前の苦痛の表情が見たいんだよ…。だからなぁ〜、楽にはいかせねぇぞぉ〜!!」
再び、モノを膜にぶつけて今度は破れるかどうかのギリギリのところまで押し込み、こずぴぃの表情を見ながら止める。
「ひぃぃぃぃ、痛いのらぁ…。もうやめてほしいのらぁ…お願いなのら…。痛いのはキラーイなのれーす…」
それから5分ほど、Hは膜に当てては苦痛を味わわせて抜く。
という作業を繰り返すと、精神的にやつれてきているこずぴぃの顔を見て、モノを一気に奥まで押し込んだ。
ブチブチッ!と処女膜が破れ、こずぴぃの目から大粒の涙が溢れ出す。
Hはそんなこともお構いなしに「さすが、処女。締まり具合が違うぜ。ハハハ!」
と言いながら最初からフルスピードで腰を振り始める。
「痛い!痛いのらぁぁぁ!!もうやめてなのらぁぁぁ!!」
――ドンドンドン!!Hはひたすら腰を振り続ける。
そこで両肩をHのディソードに貫かれた男が小声で言った。
「あの、Hさん。そんなことをこんな外でしなくても…」
するとHは男の方に向き直り、怒鳴った。
「うっせぇよ!てめぇは黙って見てりゃいいんだよ!次、俺のやることに口出ししたらこの女の代わりにてめぇをぶっ殺すぞ!!」
こずぴぃは相変わらず泣きながら泣き叫んでいる。
それから少ししてHは言った。
「そろそろ出るぞ…。ナカに出すから全部受け止めろ。そして、俺様の子を孕むんだ!ハハハハハ!!」
こずぴぃは泣きながら「やなのらー!!助けてたくみしゃん!!こずぴぃまだ子供なんてほしくないのらぁぁぁぁ!!外に出してなのらぁぁぁ!いやぁぁぁぁぁ」と叫ぶ。
――ドクッ!ドピュルルルルゥ!!ドピュドクドクッ!!
こずぴぃのナカがHの精液で満たされていく。
こずぴぃはそのときのあまりのショックに気を失ってしまった。
梢編「だまし討ち」END
やはり、ストーリーのリンク関係で梢編が先になってしまいました。
こずぴぃの喋り方にかなり苦戦したので自分でもわかるほどに出来が悪いですが、そこんところはスルーで(´・ω・`)
>>81 まだストックがあるので犯されるだけでは終わりませんよw
セナ、あやせ、梨深あたりを中心にして話が展開される予定でっす。
ずっと続きが書けなくて詰んでいたのでストック切れる前に書けるかが心配なのだけどね
こずぴぃの戦闘力わかってないなぁ
タクってかなりの範囲まで思考盗撮できるからぶっちゃけこの計画って終了じゃね?
鏡リアルブートしたらよかったんじゃ?
それと、あのグラ○ム様があのまま終わるなんてないよな…。
>>87 ずっとこのノリなら読んでて辛いからやめるんだがw
公はきっとタクの仲間になってくれるさ。キラッ☆
今、セナ編の台詞見直したら優愛さんが空気な件www
やっぱりイレギュラーは扱い悪いのか…
「序章」
渋谷の街を歩く太った男が一人。
男の携帯電話が突如鳴り出し、男は電話の相手を確認して2コールしたところで電話にでると言った。
「あ〜?テメェ俺に何の用だ…?殺し合いならいつでもやってやるぜ。ヒッヒッヒ…」
「西條拓巳はミスター・Bを囮にして誘き出した。今、西條七海はフリーだ。だから今の内に接触したほうがいいんじゃないですか?D」
Dと呼ばれた太った男は電話の相手に怒鳴る。
「T!テメェ、Dって呼ぶのいい加減やめろよ…。もう組織内じゃDってことで広まっちまっているけどよぉ…。
まぁ、西條七海がフリーってのはいい情報だが、Bを囮に使ったんだ…。俺も囮にされない保障はないよな?」
「君の様な感情で動く人間は囮としては使えない。行動を予測できないのだから当たり前だが…。つまり、君は僕にとって一番使いにくい人材だ。
わざわざ、使えない人間に有力な情報を与えてまで囮にするなんて回りくどい真似はしない。」
「まぁ、そうだな…。んじゃま、俺は七海ちゃんのところ行って来るぜ!じゃあな!」
と言ってDは電話を切った。
(ヒッヒッヒ、七海ちゃんは今フリーか。これなら七海ちゃんの体を好き放題できるな。ヒッヒッヒ)
そして、Dと呼ばれた太った男は全速力で翠明学園に向かっていく。
「序章」END
「拷問」
〜その日の夕方〜
翠明学園校門前、今は丁度夕方の下校時刻。
校門の前には、太った男Dが七海を待って立ち尽くしていた。
(ヒッヒッヒ、早く七海ちゃんは来ないかな〜。)
するとちんまい幼児体型の少女・西條七海が校門から出てきた。
Dはすかさず七海に声をかける。
「あの〜、西條七海ちゃん、だよね?俺はお兄さん、西條拓巳くんの友達なんだけど、拓巳くんが七海ちゃんにプレゼントしたい物があるって言ってたんだけど、ちょっと用事で拓巳くんが来れないんで、代わりに俺が渡しに来たんだ」
七海は目を輝かせながらDに聞いた。
「おにぃがプレゼントってなんですか〜?」
「限定品のプラチナゲロカエルんだよ。俺の知り合いが製造業者の人間で、拓巳くんに頼まれて仕入れてきたんだ」
七海はさらに目を輝かせて興奮気味に言った。
「え〜!!あの伝説のプラチナゲロカエルんをおにぃが!?すごーい、嬉しい〜!あ、でも、ゲロカエルんはどこにあるんですか?」
「あ〜、ちょっとレアな物だから大事に保管してあるんだ。お兄さんの拓巳くんにもそうしてくれって頼まれていてね。そういうわけで少しばかり俺につきあってもらっていいかな?」
七海は少し考えた後、答える。
(う〜ん、知らない人には着いて行くなってお母さんが言ってたしなぁ。でも、おにぃの友達ならいっか〜。)
「わかりました〜。で、何処まで行けばいいんですか〜?」
Dはニヤリと不気味な笑みを浮かべる。
(ヒッヒッヒ、思った通り、ゲロカエルんには弱いみたいだな。このまま攫っていっぱい可愛がってやるぜ…。ヒヒヒ)
「じゃあ、俺についてきてくれるかな」
Dは七海を近くの人気のない道に連れ込むと、板のような太くて堅そうなディソードをリアルブートして七海を縛る妄想で七海を拘束した。
「ヒッヒッヒ、西條七海。君はこれから俺と一緒にイイコトをするんだ。たくさん楽しい事をして遊ぼうね。ヒッヒッヒ」
そして黒いワゴンまで七海を担いでいき、ワゴンに乗せると、何処かに向かって発進する。
それから2時間ほど走ったところの廃墟のような場所で車は停車する。
Dは再び、七海を担いで廃墟に入っていく。
廃墟の中には拷問用のイスや様々な拷問道具が並んでおり、七海はそれを見て恐怖に顔を歪めた。
それを見てDは言った。
「七海ちゃん、最初は何で遊ぼうか?まずは拘束イスに座らせてその綺麗なツメを一枚ずつ剥いで行こうか…。ヒヒヒ…それとも、電気イスに座らせて目隠ししたまま微弱な電流を何十時間を浴びせ続けるほうが好きかな?」
七海は大粒の涙を流すとDに懇願した。
「お願い!痛い事はしないで…。おうちに帰して!お願い!」
しかし、Dはその頼みを無視すると、拘束イスに七海を座らせて手足を縛った。
七海はこれから起こることを予期して泣き叫ぶ。
「いやぁぁぁ!!やめてぇぇぇぇ!!ツメを剥ぎ取らないでぁぁぁ!!!おにぃ!助けてぇぇぇ!!」
「じゃあ、ツメは剥がないから代わりに俺とキスしてくれないか?君みたいな可愛い子と一度、キスしてみたかったんだよ。ヒヒヒヒ」
七海はしばらく考えてから言った。
「いいけど、絶対にツメはやめて…ね。約束してくれるならキスくらい、いいよ…。ファーストキス…だけど…」
Dはニヤニヤしながらその口を七海の唇に重ねる。
Dはすかさず舌を七海の下に絡ませた。
「…んっ…やぁ…やめぇ…」
いきなりのことに動揺しつつも抵抗する七海。
しかし、Dは舌をズボズボと七海の口に入れると七海の口の中に錠剤のようなものが紛れ込んできた。
Dはそれを七海の口にやるとすぐ、口を離して言った。
「飲め!今すぐそれを飲み込め!!」
Dは七海の口を無理矢理閉じるとその薬を飲ませようと必死になった。
そして、七海のノドを薬が通過するのを確認するとDはにやけたまま言った。
「それは、俺の知り合いの作った媚薬だ。即効性に優れていてね…。すぐにアソコから汁が漏れて出してくるそうだ。
やがて、男なしでは生きていけない体になる。そういう薬だよ。じゃあ、始めようか。七海ちゃんの調教を…。ヒヒヒヒ」
そう言ってDは七海のスカートの中に頭を入れて言った。
「七海!七海!七海!七海ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!七海七海七海ぁぁぁぁああぁああああ!!!
あぁ、クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
七海のストライプおぱんちゅかわいいよぅ!!かわいいよぉぉぉぉぉおおおおおお!
あぁああああああぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
んはぁっ!七海たんのアソコに顔をうずめてクンカクンカするお!クンカクンカ!あぁあ!!やめられないとまらない七海ぃぃぃ!!!かわいいよぉぉぉぉ七海ぃ!!!!!!!!」
やがてDは七海の下着を脱がすと、直に七海のワレメとその上の突起物を交互に舐め始める。
「あぁぁぁ…あうぅぅ…だめぇ…そんなに舐めないでぇ…なんかきて…きちゃう!」
と喘ぐ七海。
それでも、Dは舐め続ける。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
七海の体がビクッ!と跳ねると、色っぽい叫び声と共にワレメから愛液が大量に流れ出す。
Dはそれをペロッ!と舐め取り、再びワレメを舐め始める。
「七海ちゃんの汁はしょっぱいなぁ…、ヒヒヒヒ」
「だめぇぇぇ!!そんなにすぐに舐めちゃだめぇぇ!!またなんかきちゃう…きちゃうのぉぉぉ!!」と七海は首を横に振る。
しかし、Dは全くやめようとせず、ただ舐め続ける。
「ひゃ…やぁ…あぁん…だめぇ…身体が…熱いよぉぉ」
と七海はまた絶頂しそうなことをDに伝える。
Dはそれを聞いて七海の突起物を加えて吸い付いた。
「ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
七海の体は再び、ビクン!と跳ねて、また愛液が大量に吹き出してくる。
Dはそれをすべて舐め取ると言った。
「七海ちゃん、気持ちよかったかい?では、次は俺のモノを気持ちよくしてもらおうか」
そういうとズボンを降ろし、極太のモノが七海の眼前に現れる。
七海はその大きさを見て、首を横に振りながら言う。
「いやぁぁぁぁ、ナナのナカにそんな太いの入らないよ!お願い!やめてよぉ!!」
しかし、Dはそれを無視してワレメに挿入した。
「ひぃぃぃ!!痛いぃぃぃぃ!!抜いてぇぇぇぇ痛い!痛い!!」
七海は先端が入っただけでも泣き叫び、Dに泣きつく。
Dはニヤッと笑うと一気に奥まで突っ込んだ。
「いやあああああああああああああ!!!」
ブチブチッ!その音と共に七海の悲痛の叫びが廃墟に響き渡る。
Dはそんな七海を他所に腰を振りだす。
――パンパンパンパン!!
「痛いぃぃ!やめてぇぇぇ!!動かないで!痛い痛いぃぃ!お願いぃぃ」
と泣き叫ぶ七海。
Dはそんな七海の声も聞こえないかのように腰を振り続けて言った。
「ああ…、七海ちゃんのおまんこは最高だよぉ。こんなに締まってるのは君が初めてだ…。これからは毎日ナカに出して孕ませてあげるね…。ヒッヒッヒ」
七海はDのその言葉に怯えて震えながら小声で言った。
「ナカに出すの?ウソ…、だよね?ナナ…、まだ高校生だよ?まだ、子供なんてほしくないよ…。やめ、て…」
Dは相変わらずニヤニヤしながら
「そうだよ!ナカにたっぷりと何回も出してお前を孕ませてやる!!孕んだらお前は用済みだからどっかそこらへんに捨ててやるよ!!」
と叫ぶように言う。
「いやぁぁぁぁぁ!!!ナカはだめぇぇぇぇ!!抜いて!抜いて!!赤ちゃんデキるのいやぁぁぁぁぁ」と大声で叫ぶ七海。
「うぅ、そろそろ出るぞ!ナカにだすからたっぷり味わえや!!それぇぇぇ!!」
――ドピュウウウウ!!!ドクドクッ!ドピュゥゥゥ!!ドピュピュ!!
七海は自分の腹部に熱い感触を感じてぐったりと倒れ込む。
「いやぁぁぁ…おにぃ、助けて…。こんなの…いやだよ…」
Dはワレメから滴る自分の精液を見ながらにやにやすると、今度は電気の配線のようなものを七海の体に取り付け始める。
七海はそれを見て恐る恐る小声で聞いてみた。
「それ…なに…?」
Dは七海を見つめると答えた。
「これはスイッチを押すと電流が流れる装置の配線だよ。これから七海ちゃんが俺の言う事に背くたびに10秒間、電流を流すから、覚悟しておくんだね…。ヒッヒッヒ」
七海は涙を流しながら言った。
「痛いのはいやぁぁぁぁ!!何でも言う事聞くから…、電流はやめてぇぇぇ!!」
Dは装置を付け終わると七海の方に向き、言った。
「じゃあ、大声で「D様の子供を孕ませてください!!」って叫んでよ。」
七海は躊躇したあと、小声で言った。
「D様…の子供…を…孕…ませて…くだ…さい…」
Dはそれを聞くとスイッチを押して言った。
「はい、不合格」
電流が七海の体を走る。
「いやぁぁぁぁ!!痛いぃぃ!!止めてぇぇぇ!」と泣き叫ぶ七海。
Dは10秒経つのを確認するとスイッチを離して言った。
「次はもっと大きな声で響き渡るように言おうね〜。じゃないと、またオシオキしなきゃいけなくなるよ?」
七海は再び言った。
「D様の子供を…孕ませて…くだ…さい!」
Dはにこりと笑顔を七海に見せる。
そして、七海が安心しきった瞬間に言った。
「まだ、ダメかな〜」
また、電流のスイッチを押すD。
「ああぁぁぁぁぁぁ!!ごめんなさいぃぃ!!次はもっと、ちゃんと言いますから!!とめてぇぇぇ!!痛いぃぃ!!」
しかし、Dは10秒経つまでスイッチを離さず、10秒経ったのを確認してからスイッチを離した。
Dは七海の方を見つめると言った。
「もういいよ、めんどくさいから〜。もう一度ナカに出して孕ませてやる」
そしてまた、モノを七海のワレメに突っ込み、腰を振りだす。
「あぁぁぁぁん!」と七海も媚薬の影響で気持ち良さそうに喘ぐ。
Dはにやにやしながら言った。
「七海ちゃんって淫乱だね〜。ヒヒヒ、本当はもっと気持ちよくなりたいんでしょ?」
そう言って腰を振るスピードを上げる。
「違うぅ…あぁ…気持ちいぃ…けど…違…うぅぅ…」
しばらくすると、Dは再び七海のナカに、ドピュ!ドピュピュピュ!!と射精する。
「ふぅ、気持ちよかったよ。七海ちゃん。じゃあ、もう一度、おねだりしてみようか?」
と七海に問いかけるD。
七海は大きな声で
「D様の子供を孕ませてくださぁいぃぃぃ!!お願いしますぅぅぅ!!」と叫ぶ。
Dはそれを見てニヤっとすると、電流のレベルをMAXまで上げて言った。
「よし、合格だ」
そして、Dはスイッチを押した。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ!!なんでぇぇぇぇ!!ちゃん言ったのにぃぃぃ!!とめてぇぇぇぇ!!ごめんなさいぃぃ!!何でもしますからぁぁぁ!!やめてぇぇぇ!!おにぃぃぃぃ!!いやあぁぁぁぁ!!痛いぃぃ…痛いぃ!!」
10秒経つとスイッチを離し、Dは再びニヤっと笑うと、七海に向かって衝撃の真実を明かした。
「実は媚薬って言って君に飲ませた薬ね、ナカに出しても受精しないだけの薬なんだ。
ヒヒヒ…、つまり、君が気持ちいいって言っていたのは媚薬のせいじゃなくて淫乱だからなんだよ…。まぁ、これからは薬なしでちゃんと孕ませてやるから安心していいよ。ヒッヒッヒ」
そしてDは七海を拘束したまま廃墟の外に出ると、携帯電話を取り出して何処かに電話する。
「あー、俺だ。西條七海を捕獲したから迎えの車と救護班を頼むぜぇ。
ヒヒヒ。あ?なんで救護班かって?ああ、俺の七海ちゃんの精神がちょっとぶっ壊れちゃったからな。精神(そっち)関連専門の奴を寄こしてくれよ!ヒッヒッヒ。じゃあな!」
といって電話を切ると再び、廃墟の中に戻っていき、そこから迎えが来るまでの30分。
廃墟からは七海の悲鳴だけが聞こえていた。
30分後、迎えが到着すると、七海はすっかり衰弱しきっていて目は虚ろ、秘所からは白い精液が垂れ流しになっている状態だった。
迎えの人間は顔をしかめながら、七海を運び出すと車に乗って去っていった。
Dはそれを見送り、10分ほどすると携帯電話が鳴り出す。
Dは着信画面を見た後、面倒くさそうな顔をして電話を取った。
「これはどういうことだ!!D。君はまた大きな失態をしてくれたな…。
西條七海がフリーだと言ったのは捕獲させるための情報であって、体をボロボロにして精神崩壊寸前に追い込むためではない。
西條七海と咲畑梨深は西條拓巳攻略の上で必要不可欠な素材なのに…。全く、君などに情報を与えるんじゃなかった」
と電話の向こうでTが興奮気味に言っている。
「あぁ?テメェが俺は利用できないとか抜かしたんだろ?なら、俺が七海ちゃんをどうしようが俺の勝手じゃねぇか!それともなにかぁ?やっぱり俺を利用しようとしていたんですかい?Tさんよぉ…」
Dの問いに対して、Tは少し考えた後、相変わらず興奮した様子で言った。
「正直、僕も一人だけならこんなに感情的にはならない。
だが、Hも折原梢を精神崩壊寸前まで追い込んで挙句、自分専用のアジトに運んで行ったそうだ…。
君達二人の愚かな振る舞いが、最終的に我々を追い込んでいることに気づかないのか?
結局、マトモに仲間に引き込めたギガロマニアックスはRの狙ったFESだけか。
とりあえず、僕は今の状況をRに伝える。それと西條拓巳は相変わらず我々の仲間を潰して咲畑梨深を探し出そうとしているから、出会った場合は戦闘するより撤退を優先しろ。
これは今回の作戦の指揮を任された立場での命令だ。反論は聞かない」
DはTのその様子にたじろぐと「わ、わかったよ」と呟き、電話を切った。
しばらく考えた後、Dは廃墟の壁を蹴り飛ばして叫ぶ。
「あのクソメガネ野郎。結局、Hも折原梢を精神崩壊に追い込んだんじゃねぇかよ!!!クソが…、何で俺だけ説教食らうんだよ!!」
七海編「拷問」END
>>88 これ書いたとき、まだノア発売してなくてまさかこずぴぃがあれほど強いとは思いもよらずww
>>89 某Bはまだまだ出番ありますよん。
>>90 エロより苦痛が際立ってる感じのノリが辛いってことですかね?
もしそうなら、期待にそえるかわかりませんが、それなりにハッピー?な感じに進む予定。
ただ、七海とこずぴぃは…
>>92 yuaさんの存在をまったくもって忘れてましたYO
優愛さんはこの後のストーリーの中に短編的な形で入れることにします((((゜Д゜;))))
なんか、ノアやる前に書いたのにこずぴぃと七海の扱いがノア寄りで読み返して可愛そうになってきた今日この頃。
>>95 あのコピペかww
「会いたかったぞ○○!この気持ち、まさしく愛だ!」
上のセリフはガチ
>>99 コピペはこずぴぃスレ見てたら張ってあったので
リアルにこういう人いたら変態チックじゃないかなぁ〜と思い、Dのイメージにピッタリだったので入れてみたw
週末までアイディア捻りつつ、残りのストックを小出し気味に消費していこうと思います(´・ω・`)
戦闘メインなら読みたいんだがレイプしてるだけじゃないかこれ
かわいそう(´・ω・`)
まぁ、ここはエロパロスレだからいいんじゃないか?
戦闘メインが見たいならカオスのSSスレを建ててみよう(既出じゃなければ)。
それに同じエロパロスレでも鬼畜、陵辱スレよかマシな方だよ。
あれ一人につきwordパッド何十枚と使ってレイプしてるからね。夜明けなや狩ナドが良い例だ。
長々とスマソY(>_<)Y
>>102 そう、エロパロスレだからバトルにしても純愛にしても「エロ」という項目を混ぜなきゃいけないんだよね。
普通のSSでも読みたいって人が居ればココでいいらしいけど、エロより戦闘に需要があるとは思わなかったわww
戦闘とか人間同士のやり取りが多くて、なかなか「エロ」を入れられないからうpするかずっと考えてただけに少し嬉しいかもしれん。
まぁ、書き終わったところに軽く修正入れつつ、まだ妄想段階のストーリーをあまり痛々しくない程度の「エロ」を混ぜてリアルブートしていきますわ
てか、最近このスレにも若干ながら活気?が戻ったような気がしてそういうのも少し嬉しかったりするw
Hは全て精液を出し終わるとこずぴぃを見て言った。
「なんだコイツ…。たった一発で気絶するなんてひ弱にもほどがあるぜ!まぁ、気持ちよかったしいいか…。」
その後すぐに、男の方に向き直ると「おい、てめぇ。さっさと迎えを呼べよ。あと、折原梢を捕獲したってクソメガネにも伝えとけ!!」と指示した。
男は「は、はい…」と言うと傷ついた体で携帯電話を取り出し、連絡を取る。
「こちらαチーム、Hさんがこちらに出向いてくれたおかげで折原梢を確保しました。迎えの手配をお願いします。えっ…もう向かっている?了解しました」
そして、電話を切ると男はHに言った。
「どうやら、Tさんもこうなることを見越していたようであと数分で救護班が迎えと一緒にくるそうです…」
それを聞いたHは気に食わなさそうに言う。
「ケッ!あのクソメガネ。俺がてめぇらを負傷させることまで読んでやがったか…。全く、抜け目ない野郎だ…。
あー、あとコイツは俺がこの後、アジトでたっぷり拷問してやるからTの野郎に渡すのはそれからだって言っとけよ!」
それから少しして黒いワゴンが到着し、Hと怪我人の男とこずぴぃを回収すると車は何処かへ走って行った。
しばらく車を進めると、Hはディソードをリアルブートして怪我をしている男に言った。
「お前はここで降りろ。他の奴等は俺の言ったところで車を止めろよ?もし、Tの野郎のとこに連れて行こうとしたらお前らから先にぶっ殺すからな」
運転手の男はそれを横目に「は、はい…」を焦りつつ言うと、車を止めて怪我人の男を降ろす。
車の扉を閉めると、Hはディソードを運転手の首元に持っていき
「じゃあ、○○地点まで向かってもらおうか…。さっきも言ったけど、コイツ(折原梢)をまだ、あのメガネ野郎(T)に渡す気ないから、変な動きしたら容赦なく殺すからなぁ」
と言って運転手の男を脅す。
運転手は「わかりました…」とだけ言うとHの指示の場所まで車を走らせる。
10分ほど走ったところで運転手は車を止めると、Hは運転手に目隠しと手錠をリアルブートし拘束すると、こずぴぃを連れて外に出て行く。
外にはHの部下らしき男が3人と黒のワゴンが止まっていた。
「おぉ…、出迎えご苦労さん。コイツがターゲットだ。アジトに連れて帰って甚振ってやるから準備しろ。どうせ、少ししたらTの奴が動き出すからアジトの警備は固めとけよ」
と男達に指示すると、こずぴぃを引きずって車に乗り込む。
車はすぐに発進してHの「アジト」と呼ばれる場所に向かう。
Hは車の中で携帯電話を取り出すと「バキッ!」とへし折り、窓から捨てた。
そこで部下の一人が「大丈夫ですか?あれって研究室の連中が作った携帯電話ですよね?とても高価な物ってRさんがおっしゃっていたような…」とHに尋ねる。
Hは機嫌悪そうに部下を睨みつけると言った。
「あぁ?いいだろ別に。それになぁ〜、あれにはGPSがついてるから、あんなもん持ち歩いてたらすぐにTのヤツに居場所がばれるぜ」
部下はすぐに頭を下げながら「そうでしたか…。口出ししてしまい、すみません」と言う。
それから10分ほどして、車は目的の「アジト」に到着した。
Hはこずぴぃの腕を引っ張りながらアジトの中に入るとこずぴぃの制服を破き取り、笑いながら言った。
「さ〜て、じゃあ〜本日の第二幕と行こうか!」
こずぴぃは、もう、Hを押しのける力も気力もないため小声で「うぴぃ…」と呟くだけだった。
「にしてもつまんねぇなぁ…。もっとこう、抵抗してみろよ!そっちのが燃えるからさぁ!!」
「う…うぴぃ…」
「あー、もうなんかイライラしてきた。大体、お前何だよその喋り方。うぴぃ、とかのら〜、とか言いやがって…。ぶち殺すぞ!」
「ご、ごめんなしゃい…」
Hは依然、イライラしながらもこずぴぃを押し倒す。
「痛っ…」
「お前、普通にしてりゃ、そこそこ可愛いんだからさァ、もっと普通の女みたいにいい声あげようぜェェ!!!」
そこで丁度、Hの組織外携帯電話が鳴り始める。
「あ?この忙しい時に誰だ…、クソが!!」
Hはめんどくさそうに携帯電話を取るとイライラした口調で言った。
「何だァ?せっかく楽しんでるんだから、水差すんじゃねェよ」
ズボズボ…、と音を立ててナカの奥までめり込む。
「ハハハハハ!!たまんねェなァ…、この感じ!!ビンビンくるぜェェ」
Hは力強く腰を振りはじめる。
「あぁ…あん…」
「ハハハハ、お前もう感じてるのかよ?ホント近頃のガキってのはこんなのバッカで困るぜェ…」
Hはさらに腰を振る速度を上げて言った。
「オラオラ、どうしたァ!もっといい声上げろよ!!そうじゃなきゃ面白くねェだろぉぉ!!」
「は、う…あぁ…もうダメなのら…」
「もうギブアップか…?だがなァ〜、そう簡単には終わらせねェぞ!!」
こずぴぃは意識を失うが、それでもHは腰を振り続ける。
「あァ?もうお寝んねかよ…、まぁいいや、そろそろでるぜェ!!」
――ドピュウウ!ピュッピュ!!ドクドクドクッ!!
意識のないこずぴぃのナカに遠慮なく精液を流し込む。
「さぁて、それじゃあのモヤシを出迎えてやるとするか…」
(殺してやる…)
このとき、こずぴぃの心は黒く染まってきたことはまだ誰も気づいていない。
ここから梢編とセナ編。
あやせ編と梨深編がリンクし始めます。
ストーリーの構成がややごっちゃで時間とかもおかしいきがしますがご容赦を(´・ω・`)
109 :
続・セナ編:2009/04/23(木) 00:40:23 ID:W63bkYf/
病院から戻ったTは組織の施設で指揮をとっていた。そこに部下から連絡が入る。
「Hさんが折原梢を確保。しかし、まだやることがある。との事で折原梢をこちらには渡さず、自分のアジトに持ち帰られたようです…」
Tは眉間にしわを寄せて怒鳴った。
「ふざけるな。彼女も作戦に重要なギガロマニアックスだぞ! 確保したらすぐこちらに寄こすように連絡してくれ!至急だ」
「ど、どうやら…Hさんは携帯電話の電源を切っているみたいで…連絡がとれません」
「Dのほうの西條七海はどうなっている?少し時間がかかりすぎじゃないか?」
するとすぐに連絡が来る。
「西條七海を今、確保しました。しかし、Dさんにかなりの拷問を受けたようで、精神的にかなりやらせています…」
その連絡にTは怒りをあらわにすると、すぐにDに電話した。
「これはどういうことだ!!D。君はまた大きな失態をしてくれたな…。
西條七海がフリーだと言ったのは捕獲させるための情報であって、体をボロボロにして精神崩壊に追い込むためではない。
西條七海と咲畑梨深は西條拓巳攻略の上で必要不可欠な素材なのに…。全く、君などに情報を与えるんじゃなかった」
Dはそれに対して答えた。
「あぁ?テメェが俺は利用できないとか抜かしたんだろ?なら、俺が七海ちゃんをどうしようが俺の勝手じゃねぇか!
それともなにかぁ?やっぱり俺を利用しようとしていたんですかい?Tさんよぉ…」
Tは少し考えた後、相変わらず興奮した様子で言った。
「正直、僕も一人だけならこんなに感情的にはならない。だが、Hも折原梢を精神崩壊寸前まで追い込んで挙句、自分専用のアジトに運んで行ったそうだ…。
君達二人の愚かな振る舞いが、最終的に我々を追い込んでいることに気づかないのか?結局、マトモに仲間に引き込めたギガロマニアックスはRの狙ったFESだけか。
とりあえず、僕は今の状況をRに伝える。それと、西條拓巳は相変わらず我々の仲間を潰して咲畑梨深を探し出そうとしているから、出会った場合は戦闘するより撤退を優先しろ。
これは今回の作戦の指揮を任された立場での命令だ。反論は聞かない」
DはTのその様子にたじろぐと「わ、わかったよ」と呟き、電話が切られる。
Tは「はぁ…」と溜息をつくとRに電話をかけて現状を報告する。
Rはいつもの如く、軽い態度で「まぁ、好きにさせておけば?」などと言って電話を切った。
Tは再び「はぁ…」と溜息をつくと
「僕は少し、地下に監禁してある蒼井セナと話をしてきます。Hの所在が掴めたら折原梢保護に向かうから連絡を。Hが抵抗するようならHを対象としてジャマーの使用も許可する。では」
と言って司令室を後にするとエレベーターに乗り、地下1階に降りていく。
地下に降りるとその中の一室に入る。
中には手足を拘束されて、いたるところが破けている制服を着たセナ。
「おや、随分元気そうだな」
セナはTを睨みつけながら怒鳴った。
「貴様等!!よくも私の…。あのメガネの女は何処だ!! 絶対に殺してやる!!!」
Tは少し困った顔をしながらセナに言う。
「初めまして、蒼井セナ。君がその女性に何をされたかは存じませんが、ちょっと僕に手を貸して貰えませんか?」
セナは相変わらずTを睨みつけながら言う。
「誰が貴様等などと協力するものか!!私がここから出たら、お前達全員殺してやるからな」
それを聞いたTはセナも思いがけないような事を言った。
「わかりました。では、今すぐその拘束を外して差し上げましょう。ただし、僕と協力することが条件です。僕の手助けをしてくれたら、その後は僕を殺そうが何をしようが構いませんよ」
セナはそれを聞いてニヤッと笑う。
「どういう風の吹き回しだ…?咲畑と岸本を捕らえたと言っていたがギガロマニアックスの捕獲がお前等の目的ではないのか?」
「ええ、そうです。ですが、今はネコの手も借りたい状況でしてね…。それに、これはあなたにも関わってくることなんですよ?蒼井セナ。
折原梢を僕の仲間の一人が捕まえたのですが、その仲間は独断行動で自分のアジトに連れて帰って折原梢に何かするつもりらしいんですよ」
それを聞いたセナはどんどん顔が青ざめていく。
そして、セナは言った。
「つまり…、梢をそのお前の仲間から引き離すのに協力しろと?でも、なぜお前等だけでやらない」
Tはすぐに答える。
「その仲間もあなたと同じギガロマニアックスです。我々普通の人間では彼を止める事はできません…。
だからこそ、あなたの力をお借りしたいのですよ。我々も折原梢はなるべく無傷で捕らえたいので、危険人物の元においておくよりは最悪、あなたに奪われたほうがマシだと考えております」
セナはしばらく考え込むと言った。
「なるほど…。お前、あいつらの仲間の割に話がわかるな…。わかった、梢を助けるまではお前等に協力してやる。ただし、梢を取り戻した後はお前等全員斬るから覚悟しておくんだな」
Tはセナの返事を聞くとにこりと愛想笑いをする。
(蒼井セナ。あなたが、まさかこんなところで役に立つとは思いませんでしたよ…。これでHを抹殺するための条件も調った。では、蒼井セナ。僕の舞台で踊っていただきますよ。)
「カギを取ってくるので少しの間待っていてください。すぐ戻ります」
Tはそのあとカギのある部屋まで向かうと、組織の全メンバーに聞こえる回線で連絡した。
「女装した状態の僕はTと名前を明かしたので、これからの僕はSと言う仮のコードネームを使う。君達もこれからは僕のことをTではなくSと呼んでくれ。以上だ」
連絡が終わるとTもといSはセナの元に戻り、拘束具を外して言った。
「僕はSと言います。一応組織の幹部クラスなので、それなりの権限を持って行動しています。どうぞ宜しく」
セナはその男の態度に驚き、言った。
「べ、別に、きょ、協力するといっても仲間になった覚えはないぞ。勘違いするな」
(蒼井セナにはこういうキャラ(人柄)でいったほうが好感触か…。折原梢を捕らえるまではこのままの状態を維持するしかないな…)
そんなことをSが考えているとセナが不意にSに質問する。
「で、梢の居場所はわかっているのか?それとお前の仲間のギガロマニアックスから助けるといっても具体的な作戦はあるのか?」
「一応、数人の部下を捜索に出しています。元々、大体のアジトの位置はわかっているので、しばらくすれば報告があると思うのですが…。
あと、具体的な作戦はこちらの部下を使い、隙を作りますので、あなたには我々の仲間のギガロマニアックスの相手をしてもらいます」
そこでセナはSを睨みつけて言った。
「ちょっと待て!ということは、私は完全に梢を助けるための「囮」と言う事じゃないか!!お前、ここでその首を切り落としてもいいんだぞ…」
Sは戸惑ったフリをしながらセナに講義する。
「ま、待ってくれ。たしかに囮のようにも見えるが、こちらの保有するギガロマニアックスは君の戦った女性のTを含めて全員出払っている。」
そして付け加えて言う。
「それに、ギガロマニアックスを倒す力のない我々が例え君を囮にしたとしても君が相手を倒せば我々は折原梢を手放すしかなくなる。
それに君が負けても我々は仲間のギガロマニアックスに斬られるだろう。そういう男なんだ。折原梢を倒した男は…」
それを聞いてセナも少し表情を緩めて、
「わかった。それなら仕方ない。ようするに私がお前等の仲間のギガロマニアックスを斬ればいいんだな?しかし、お前等は仲間相手になぜここまで手段を選ばない?」
Sは少し戸惑った(フリをした)あと答える。
「その男は昔から我々の仲間を殺そうとしたり、勝手な行動を取ったりする男なんです。
我々も以前からその男を切り捨てたかったのですが、司令が処罰することもなく、仕方なく仲間として受け入れていたのです。
できれば、蒼井セナ。あなたのような人にこの組織に入っていただけるとありがたいのですが…」
しかし、セナはSを睨みつけると険しい顔をして言った。
「それはダメだ。お前は割といい奴かもしれないが、この組織に私は恨みがある。
少なくとも、あの女とその部下の男だけは殺さなければ気が済まない。事情は色々ありそうだが、すまんな」
Sは再び考え込む。
(これは…、以外に僕もRのように蒼井セナを仲間に引き込めるかもしれないな…。
Hの奴は勝手な行動しかしない役立たずだし、蒼井セナを仲間に引き込めば折原梢もこちらに手出ししてこなくなるかもしれない…。
しかし、今は蒼井セナを利用してHになんらかの打撃を与えるほうが先決か)
「わかりました。とりあえず連絡が入るまで待たなければいけないのですが、ガルガリ君でも食べますか?」
セナはその言葉に露骨な反応を見せてから言った。
「お前、私をガルガリ君で釣れると思っているのか?い、いくら私でもそんな物では…」
そこまで聞いたSはすぐに言う。
「では、ガルガリ君はいらないのですね?僕はただ、疲れているであろう、あなたのためを思って提案したのですが、余計なお世話だったようですね…」
セナはさらに動揺して叫ぶように言った。
「い、いや…、要らないとは言ってないぞ…?た、ただ、私の機嫌を取ろうしても無駄だということが言いたかっただけで…。その、ガルガリ君をくれ…」
Sは愛想笑いを浮かべると、部下に連絡して一階の客室に食事の手配と食後のデザートにガルガリ君を指示した。
(全く、この女…。扱い易くて困るな…、こんなことなら彼の敵討ちなどせずに最初からこうして味方に引き込んでおけばよかった…)
そして、Sはセナに優しい口調で言った。
「では、行きましょう。一階の客室に夕飯の準備をしておきました。それと、食後のデザートにガルガリ君を用意させています。どうぞ、お召し上がりください」
「わかった」
セナはそのSの態度に驚きながらもSのあとに続き、エレベーターで一階の客室に向かう。
部屋に着くとそこには豪勢な夕飯が並べてあり、セナは驚きながら呟いた。
「こ、これが夕飯…なのか…?」
それを見つめながらSはセナに尋ねる。
「おや、セナさんのために特別メニューにしてみたのですが、お気に召しませんか?」
セナは首を横に振ってSに答える。
「い、いや…こんな豪勢な料理を見たのは初めてでな…。その…、少し驚いただけだ。だ、だが…、何度も言うが私にこんなものを食べさせても絶対に仲間にはならないからな!!」
そのセナの様子を見て呆れたようにSは呟く。
「はぁ…、疑り深いのは良いことだと思いますけどね。こんな料理であなたを仲間にしようなんて思っていませんから…、気にしないで食べてください」
そう聞くとセナはすぐにテーブルに座り、凄い勢いで夕食を食べ始めた。
Sはそれを見て(はぁ…、なんて品のない女なんだ…。せめて女性としての嗜みを…)
などと思いつつ窓の外に目をやった。
(H…。もうすぐあなたを始末するときが来そうですよ。せいぜい「今」を楽しんでいるといい…)
すると、Sの携帯電話が鳴ってSはそれに気づくとすぐに出る。
「ん、僕だ。どうした?…そうか、わかった。では、僕達もすぐにそちらに向かう。僕が指示をするまで現状待機で、逃げたら尾行をつけろ」
セナもそれを聞いて食べるのをやめて立ち上がると、Sの方に険しい顔で近づく。
Sは電話を切るとセナのほうに向き、電話の内容を話す。
「君の思っている通り、折原梢と連れ去った仲間の居場所がわかった。これからは僕の指示に従って戦ってもらうが、構わないかな?」
セナは険しい顔のまま「梢を助けるのが先決だ。それまではお前に協力してやる」
といつものようにディソードを妄想(エラー)状態で作り出して担ぐ。
Sはギガロマニアックスと悟られないように見て見ぬ振りをしつつ、思う。
(この女、いつもこの状態で持ち歩いているのか…。慣れれば一瞬でリアルブート状態まで持っていけるものを…)
そしてSは携帯電話で別の部下に電話する。
「あ、僕だ。折原梢とHの居る場所まで向かうから車を手配してくれ。勿論、彼女にも同行してもらう。ああ、そうだ…。では宜しく」
そして、セナの方を向くと
「では、行こうか 蒼井セナ。車で一時間ほどのところに隠れているらしいから少し長旅になるけど、我慢してくれよ」と言う。
セナはすぐに答えた。
「セナでいい。時間がかかるならガルガリ君を一本くれ。勿論、ソーダ味をな」
Sはセナを見ながら「はぁ…」と溜息をつくと再び携帯電話を取り出して電話する。
「あー、僕だ…。度々済まないがガルガリ君のソーダ味を1つ車と一緒に持ってきてくれ…」
そして電話を切るとセナの方向を向き、若干笑顔が垣間見えるセナを見ると、困った顔をしながら言った。
車が発進して10分ほどするとセナはSに向かって質問をする。
「お前は、なぜこの組織にいる?」
Sは少し考えてから言った。
「僕は司令のRを尊敬しています。そのRという人は普段はいい加減なのですが、目的がハッキリとしている人でしてね。
今回の計画もRの目的があっての組織行動なんですよ。おっと、あなたはまだ仲間ではなかったのに喋り過ぎましたね…」
「そうか…、たしかに仲間というのも悪くないな。私もノアU事件の時は、梢達と一緒に戦ってな…」と言いながら車の窓を開けるセナ。
Sはセナの話を聞いてHの事を思い出して
「仲間にする人間を間違えるととんでもない事になる…」と小声で呟く。
セナは外の騒音で、上手く聞き取れなかったようでSに「何か言ったか?よく聞こえなかった」と聞き帰す。
Sは「いいえ、たいした事無いです。気にしないでください」と言ってそのあとにこう言った。
「にしても、この寒空の中よくアイスを食べられますね。窓まで開けて、寒くないんですか?」
セナはSを睨みつけると
「これはただのアイスじゃない。ガルガリ君だ!それにな…。好きなものを食べるのに、季節や天候など関係あるものか。それとも、お前はガルガリ君が嫌いなのか?」
とSに問いかけた。
「いえ、僕はアイスとかは基本食べないので…、好き嫌い以前にその…」
とSは困った顔であいまいな返事をする。
セナはその返事が気に入らなかったようで、それから無言のまま、窓の外を眺めていた。
(くっ…、地雷を踏んだか。しかし、この女、僕には考えていることがまるでわからないな…。
知的なのかと思えば、ガルガリ君などで熱くなるし、全く、ギガロマニアックスはどうしてこうも癖のある人間が多いんだ…)
それからずっと無言のまま、車が走っていく。
無言の時間は40分ほど続き、運転手の男がSに話しかけた。
「あの〜、Sさん。あと10分ほどで目的地です」
Sはそれを聞いた途端、表情が一気に険しいものとなり、指示を出す。
「見つからない程度の場所で僕達を降ろしてくれ。蒼井セナ、あなたはギガロマニアックスであるHとの戦闘準備を頼む」
セナはSの方を向くと「わかった」と言って、再び、ディソードを(妄想(エラー)状態)を担ぐ。
(しかし、蒼井セナがHと戦って勝てる見込みはかなり低いな…。
Hの肉弾戦の戦闘センスは組織内ではミスター・B、司令(R)の次に強い。これは僕も力を使って彼女のバックアップに回るか…。)
そして、少ししたところで車が止まり、セナとSは車から降りる。
Sは部下の男に「連絡するまで危ないから撤退しろ」と命令すると車を見送り、セナと一緒に「アジト」に向かう。
こずぴぃの話は重い感じなので、リンクするセナ編も投下(´・ω・`)
こずぴぃ救出したら梨深かあやせ側の視点に一回戻します。でわ、ノシ
セナさん軽すぎワラタ
GJ!
ストーリーが有るって良いね。
にしても、力も使わずセナをマインドコントロールするあたりは凄い。
マインドコントロールっていうかキャラの性格があれだ
117 :
セナ続き:2009/04/23(木) 20:22:09 ID:W63bkYf/
Sはそこでセナの方を向いて言った。
「蒼井セナ、あなたに一つだけ話しておきたいことがある」
そういうと、Sは自分の姿を女の姿にする。
その姿を見たセナは、すぐにディソードをリアルブートしてSに襲い掛かる。
「貴様…、あのときの女だったのか!ならばここで殺す!!」
Sは一瞬でディソードをリアルブートするとセナのディソードを受け止めながら言った。
「そう、僕はT。Sというのはあなたを混乱させないために用意した名前だ」
「貴様だけは…、絶対に殺す!!」
怒りに我を忘れて叫ぶセナ。
Tはセナの体を拘束する鎖をリアルブートするとセナに向かって話しだす。
「僕は、何も君を殺そうと思ってこんなことをしているわけではない。最初は部下の仇として僕も熱くなっていたが、今の僕にはそんな気持ちはない」
鎖で拘束されながらも暴れるセナから距離を取るとT
「正直、ここでは君と取引したいと思っている」
セナは怒りを向けつつも聞く。
「取引だと?」
「そう、ここで僕を殺してもいいが、それでは君と折原梢はHによって確実に殺される。今回、僕は君のアシストとして動かせて貰う。そうすれば確実に折原梢を取り戻せる」
自信満々で答えるTに若干動揺するセナ。
「ふざけるな!お前は信用できない。私にあんな酷い事を…して…。再び、何食わぬ顔で私に接触してきたお前はな!」
Tは少し考え込むと強気な態度で言う。
「言ったでしょう?これは取引だ。あなたが信用できるかどうかなどは関係ない。ここであなたが僕を殺してもあなたはHに殺される。
逆に僕があなたを裏切っても僕がHに殺される、Hという男は仲間に情をかけるほど甘くは無いのでね」
「じゃあ、こちらも条件がある」
複雑な顔で言うセナ。
「聞ける範囲の事なら何でも聞こう」
「梢はお前達に渡さない事が条件だ。お前の話が全て本当なら、私が死ぬということはお前も死ぬ事。約束通り、梢を助けるまでは協力してやる。その代わりに梢はお前達には渡さない」
セナは真っ直ぐな瞳でTを見つめてそう言った。
しばらく考えてから、Tが口を開く。
「わかった…、今は折原梢を取り返す事の方が先決だ。Hを倒し、折原梢を取り戻した後はあなたにお返ししよう。それに…」
「それに…なんだ?」とセナはすぐに問いかける。
「それに…、あなたはもっと感情で動くタイプの人間だと思っていたから、こんな取引最初から成立するとは思っていなかった。
正直ここでまたあなたを捕獲して、僕と部下達でHを倒すことも考えていた。でも、あなたが協力してくれるなら楽に事を進められる。そういう意味であなたのことを試したんですよ。蒼井セナ」
「やはり、お前は腹の立つ奴だ…」
セナはTを睨みつけて言った。
Tは元の男の姿に戻ると
「まぁ、とりあえず彼(H)のアジトとやらに行きましょう。早く行かないと折原梢を無事な状態で返せるか保証できません。彼はそういう男なのでね」
と言って笑顔を見せる。
それから少し進んだところに廃墟があり、入り口に男が3人立っていた。
それを見つけたTは、セナの方を向いて言った。
「どうやらここのようだ。入り口は一つで見張りが3人いたから、あの中の2人に入れ替わって中に侵入する。
蒼井セナ、あなたは僕がリアルブートした紐で縛りつけて「僕があなたをHに渡しに来た」と言う名目で彼らに引き渡す。その後、僕が後ろを見せたらリアルブートを解除するので、3人を倒してくれ」
「わかった…」
とセナが返事をすると、すぐにTはリアルブートした紐をセナの手に縛りつけた。
「では、行こう。中に入ったら部下達も突入をかけるから、あなたは僕と一緒にHと折原梢を探す事を優先してくれ」
セナもさすがにTの態度には慣れたようで「ああ、わかっている」と返事をした。
「誰だ?そこにいるのは!」
見張りの男の一人が叫ぶ。
Tはセナを連れて姿を見せると満面の笑みで答えた。
「こちらにHがいるんだろう?折原梢だけじゃ物足りないかと思って彼女、蒼井セナを連れてきたんだが…」
見張りの男達は少し間があってから
「わかりました。ですが、Hの命令によりTさん、あなたはこの中に入れてはいけない事になっているんですよ。なので、蒼井セナだけお預かりしますが宜しいですか?」
Tはすぐに「ああ、それで構わない。では」と言って後ろを向く。
次の瞬間―
セナはディソードをリアルブート(鈍器状態)して一瞬で男3人を薙ぎ払った。
「見事な剣裁きだ…。3人を一瞬で倒すとは…、やはり、あなたと協力したことは間違いではなかったな」
そう言うとTはポケットの無線を取り出すと部下に指示を出す。
「これから僕達は中でHを探す。全チーム中に入り、Hの部下は全員拘束・確保の後ジャマーの設置を」
指示が終わるとセナの方を向き、
「では、Hと折原梢を捜そう。ジャマーが設置されるまで、Hを見つけたら僕とあなたとでジャマー設置までの時間を稼ぐ。
ジャマーを使えば、Hをリアルブート出来ない状態にすることができるから確実に折原梢を取り戻せるはずだ」
「ああ、わかった。しかし、あれはピンポイントで封じることができるのか?」
「無論だ。コードサンプルを採取した相手なら、ピンポイントでリアルブートを遮断する」「そうか、それであの時も…。まぁいい、お前の仲間と梢を早く探し出すぞ」
そういって二人は中に入ると走り出す。
しばらく走ると、セナは立ち止まって言う。
「ちょっと待て、何か妙だ…」
「ああ、僕も気づいている…」
「これは…、どうやら同じところを歩かされているみたいだな…。これはこのアジトの仕組みか何かか?」
「いや、僕の調べでは、ここはただの廃墟だ。ありえるとすれば…、幻覚…か」
「つまり、Hというヤツが、ギガロマニアックスの能力を使っているという事か…」
「仕方ない。僕の能力を使おう…、それですぐに出られるはずだ」
Tはそういうと目を瞑り、意識を集中する。
少しすると道が変化していき、先に進めるようになっていった。
「おい、お前、なんだこれは…。お前、ただのギガロマニアックスじゃないのか?」
「いや、僕はただのギガロマニアックスだ。ただ、あなたと違うところがあるとするなら僕は思考盗撮系の能力に優れている、ということかな」
驚いているセナにTは表情を変えずに淡々と話す。
「今のは、この廃墟にいるHの思考に干渉することでこの迷路のイメージを改変して先に進むイメージで上書きした。Hの場所も把握できたので先を急ぐぞ」
「あ、ああ…、わかった」
二人はそういって再び、走り出す。
少しいったところに扉があり、その扉を開けると人影が二つ見えた。
人影は片方が立っていてもう一方は倒れ込んでいる姿勢だった。
セナは倒れている方を見ると、即座にディソードをリアルブートして立っている人影に斬りかかる。
「貴様か、梢をやったのは…。貴様は…、貴様だけは許さない!!」
立っている方の男(H)はセナのディソードを自分のディソードで受け止めるとTに向かって叫んだ。
「おいおいT、テメェ…!組織を裏切るのか?蒼井セナと手を組んで俺を狙いに来るなんてよぉ…」
「裏切る…?馬鹿を言うな、君は組織に相応しくない。折原梢を勝手に連れて行った事で今の君は反逆者の立場。
丁度、彼女も折原梢を救出したい と言ってくれたので、今だけ協力してもらっているだけだ」
Hはセナを自分のディソードで弾き飛ばすとセナの方を向きながら叫んだ。
「だけどよ〜、こんな弱い女じゃこの俺様は殺せないぜ!!お前もつくづくツメが甘いよなぁ!」
セナは尻餅をついている状態で受身が出来ず、そこに斬り込むH。
セナはやられると思い、とっさに目を閉じた。
カンッ!と音がなるのに気づいてセナが目を開けるとTがディソードをリアルブートしてHの攻撃を防いでいた。
「甘いのは君の方だ。この戦いで蒼井セナと僕は仲間だ…、つまり、君は僕と彼女の二人を相手にしなければいけない、ということだ」
「ケッ…、お前みたいに仲間意識の薄い奴が敵にそこまで肩入れするとはなぁ〜。まぁいいぜ?ひ弱なテメェとそこの女だけで俺に勝てるわけねぇからな!!」
Hは思いっきり飛び上がるとT目掛けてディソードを振り上げた。
Tはディソードのリアルブートを解除すると右側に飛び込み、回避する。
Hのディソードは誰もいないところに突き刺さり、もの凄い音がして地面が裂ける。
その隙をついてセナがHに斬りかかる。
しかし、見切られかわされる。
「ケッ!そんなへっぴり腰で俺に当たるもんかよ!」
「ならば、これでどうかな?」
そこでTは不気味に笑みを浮かべると指を鳴らして合図する。
Hのディソードを解除され、HはセナとTから遠ざかる。
「テメェ、この俺にジャマーを使うとはいい度胸だな。絶対いつかぶっ殺す!!」
そういうとHは意識を失い、倒れ込んだ。
Tはそれを見ながら殺気に満ち溢れているセナを手で制して言う。
「もう、今の彼はあのHではない。これ以上の戦闘行為は無意味だ…。僕も納得はいかないがここは剣を収めてくれないか?」
「ふざけるな…、この男は梢に酷い事をしたんだぞ?コイツは私がここで斬る!」
セナは怒りをあらわにしてTに向かって大声で叫んだ。
「はぁ…、やれやれ…、それならば、仕方ないな」
そういうとセナのディソードもリアルブートが解除される。
「お前!最初から私を裏切るつもりだったのか!」
セナはそのままTに殴りかかる。
Tの顔面に拳が当たり、セナが二発目を繰り出す直前でセナの腕に鎖をリアルブートされる。
「裏切ってなどいない。彼(H)はは二重人格者でね…。ギガロマニアックス覚醒時の影響で精神が二つに分裂してしまったんだ。
ディソードを持つと凶暴な人格が顔を出すんだが、それ以外は至って大人しい。だから今の彼をあなたに殺させるわけにはいかないんですよ」
セナは少し冷静さを取り戻した様子で言う。
「そうか…、では、梢を傷つけたヤツと今のコイツは全く別の人格。つまりは別人というわけか…」
「そうだ、だが、記憶は残るため、彼は罪悪感から人とあまり喋らなくなってしまってね。ああ、それと折原梢だが、一旦こちらの施設で預からせてもらう。その後はあなたにお返ししよう」
セナはTを睨みつけて、再び大声を出す。
「それでは約束が違う!お前らの施設などに運ばれたら梢に何をするかわかったもんじゃない。絶対にそんなの許さないぞ!!」
Tもセナを睨みつけると若干強い口調で言う。
「では、あなたは今の折原梢を連れて帰ってどうするつもりなんだ?体も心もボロボロで当分は喋ることも出来ないでしょう。
それを我々の施設で治してあげようと言ってるんだ。こちらとしても、今の状態の折原梢では意味が無いからな」
セナはしばらく黙り込む。
「僕だって人との約束くらいは守るさ。折原梢のコードサンプルはノドから手が出るほどほしいが、今回はあなたとの約束を優先して治療が終わり次第、君に引き渡そう。
信用できないのならしばらくの間、僕の権限であなたを組織の幹部として迎え入れるが?」
「それは、つまりどういうことだ?」
「幹部なら施設内への出入りは自由。毎日、折原梢との面会も可能だ。彼女の近くにいて自分で監視すれば文句はないだろう?と言う事だ。
君が幹部になれば豪華な食事やホテル暮らしも可能になる。それに、僕達の近くにいれば色々我々の組織の情報も盗めるだろう?悪い条件ではないと思うが」
それからセナは少し考えると言った。
「わかった。梢はとりあえず連れていけ。私をお前らの組織の幹部にするということで妥協してやる…。
だが、忘れるなよ?これはお前の仲間になるわけじゃない…、お前を殺せるようにお前の組織に入る。そういうことだ」
「ああ、それでも構わない。では、僕達は戻ろう。Hと折原梢は部下が連れて行く。君は先に幹部になるための手続きをしなければならないから僕と一緒に来てもらう」
Tはそう言うと無線で部下に連絡する。
「治療班は折原梢を、捕獲班はHを連れていけ。Hの車にはジャマーを作動、拘束も忘れるな。折原梢はいつもの施設に連れていけ。以上だ」
Tはセナの方を向くと作り笑いをしてから「では、行こうか」と言って歩き出す。
それから入り口に出て車に乗り、また、自分が閉じ込められていたビルに戻る。
ビルにはいるとTは受付に行き、受付の人間に話しかける。
「彼女は蒼井セナだ。Rが指示していた物を出して貰えないか?」
すると、受付の女が1枚のカードを差し出してくる。
Tはそれを受け取り、セナに渡すと説明を始めた。
「これが幹部用のカードだ。君はレベルAまでのエリアの出入りが許可されている。
あと、コレを見せるだけでこのビル内と我々の施設の物は全て無料で利用できる。あと、コンビニや駅では電子マネー代わりに使える」
「ほう、それは便利だな…。」
(ガルガリくんが毎日食べられるな…)
「正式に仲間になってくれるのなら正式なカードを発行するが、まぁそのつもりはないだろうから聞こうとは思わない。
ただ、一つだけ教えておくと、岸本あやせ、彼女はもう我々の仲間で正式な幹部として登録されている」
「な、なん…だと…、それはどういうことだ?」
慌てふためくセナの様子をみてTも少し驚いた顔をしながら話を進める。
「岸本あやせはR…、つまり司令のお気に入りでね。彼女自身もRのことを気に入っているようで自らの意思で我々の仲間になった。そういうことだ」
「そ、そうか…、あの岸本が…」
「あと、言い忘れていたが、西條拓巳に連絡・接触した時に我々の情報を漏らしたら、折原梢は即刻処分させてもらう」
「ちょっと待て!!梢には手を出さない約束だろ」
「今、西條拓巳に接触されると色々面倒なんだ。それに、折原梢のために協力してる現状で僕達の情報を西條拓巳にリークさせて放っておくほど僕はお人好しじゃない。
だから、折原梢はいわば人質だ。でも、あなたが接触しなければいいだけなので、それほど悪い条件ではないと思うが?」
「西條と連絡する方法など持ってない」
セナはTを睨みつつも答える。
「なら、いいんだ。ああ、あと一つ言い忘れていたことがある。折原梢の居る施設とは別の施設に咲畑梨深もいる。
レベルAエリアだからもし、会いたいのなら、面会に行ってみるのもいいんじゃないか。もっとも、まともに喋れるかはわからないが」
「お前、咲畑にも何かしたのか!」
セナは再び、Tを睨みつけて怒鳴る。
「いや、僕の手違いで少しおかしくなってしまっただけだ。そうだ…、丁度いい。君にはそちらの掃除をしてもらおうか」
「掃除?なんのことだ」
首をかしげながらTに尋ねるセナ。
「咲畑梨深をおかしくしたのはあるチンピラの一団だ。その一団をあなたが掃除しにいってはどうか、と言う話だ。
彼らの失態を考えると僕も若干怒りを覚えるが、君達「仲間」のほうがもっと腹立たしいんじゃないかと思ってね」
「そうか…、考えておく」
「では、ここからはあなたの自由ですよ。あ、カードは紛失すると発行手続きが面倒なので無くさないように。では、僕も自分の仕事があるので、これで失礼させてもらう」
Tはそう言うとエレベーターのある方向に歩いて行った。
セナは受付に置き去りにされてしまい、途方にくれる。
「はぁ…、さて、これからどうしたものか…」
セナはとりあえず、受付の女に話しかける。
「聞きたい事がある。折原梢は何処の施設に運ばれた?その施設の場所を教えてもらいたいのだが…」
「少々お待ちください」
受付の女はそういうと、目の前のパソコンのキーボードをカチカチと叩き始め、少しするとセナの方を向いて言った。
「折原梢はB施設にいらっしゃります。少し距離があるので、すぐに行かれるようでしたら、こちらで迎えの手配をしますが、どうしましょう?」
「ああ、そうか…。なら、迎えを頼む」
「かしこまりました。連絡しますので、今しばらくお待ちください」
受付の女はそう言って電話をかける。
「B施設までの車の手配をお願いします。利用される方は、幹部の蒼井セナ様です。はい、では、宜しくお願いします」
受付の女は電話を切ると、セナのほうを再び向いて
「準備が出来次第、迎えの者がこちらに来るので、ここでお待ちください」
「悪いな」
しばらくすると、男が二人こちらに向かって歩いてきてセナに向かって声をかける。
「車の用意ができました。では、参りましょうか」
そういうと男達は入り口の方に歩いていく。
セナも男達に着いていき、セナは外に止めてある車に乗り込み、車はB施設に向けて発進した。
「今、蒼井セナが折原梢の居るB施設に出発しました。ですが、宜しいのですか?彼女を野放しにしておいても…」
ビルの中から外の車を見つめながら一人の男がTに問いかける。
「ああ、構わない。彼女は僕達が折原梢を預かっているかぎり勝手な行動はしないからな。それより西條拓巳の動向はどうなっている?相変わらず、闇雲に咲畑梨深を探していると思うが…」
「ええ、Tさんの読みどおり、西條拓巳は当ても無く、渋谷を歩き回っています。我々の仲間を見つけ出して咲畑梨深を見つけ出すのが目的なのでしょうね…」
そこにガチャン!と扉の開く音がして、男が入ってくる。
「失礼する」
入ってきた仮面の男・BはそういうとTの元に駆け寄って言った。
「咲畑梨深は何処に居る?」
「あなたという人は…もう少し常識をいうものがないのか。それで、なんで咲畑梨深の居場所を知りたいのかな」
「無論、西條拓巳と戦うために咲畑梨深の情報を流す。偽の情報では意味が無いからな…」
そこでTと同じ部屋にいたもう一人の男が怒鳴る。
「な、何を言っているんだ、あんた! 咲畑梨深の居場所を西條拓巳にリークするなんてあまりに馬鹿げている。それにリスクが高すぎるじゃないか!!」
Tはその男を手で制すると言った。
「いいだろう。僕もそろそろ、君がそう言ってくるのではないかと思っていたところだ。
だが、勝算はあるのか?咲畑梨深はもう用済みな人間だから情報はくれてやってもいいが、勝算も無いまま、情報だけを与えるのは僕の流儀に反する」
仮面の男はディソードを2つリアルブートすると高らかに叫ぶ。
「これが我が新たな剣(つるぎ)、スサノオだ。西條拓巳は必ず仕留めてみせよう」
「ほう、これが我々の新兵器、ディソードFという奴か。また、あの妙な研究者に話をして自分専用の物を作らせたか…。
わかった。咲畑梨深の情報はミスター・B、あなたに差しあげよう。誘き出し方などもそちらにお任せするので、自由にやってくれ。必要な物は僕が全て手配しよう」
そこでまたもう一人の男が口を挟む。
「ちょっと待ってください。咲畑梨深は一応、Aランクのギガロマニアックスなんですよ?西條拓巳の元に戻ったら絶対マズいですって!」
Tはその男を睨みつけて言う。
「ここの指揮官は僕だ…、君の意見など聞いてはいない。咲畑梨深はA施設で現在治療中だ。この情報であなたは西條拓巳を誘き出して倒してくれ。
それが無理なら、最低限のケガで、最大の戦闘データを収集してくれればいい」
「心配無用、今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ。では、失礼する」
そういって仮面の男・Bは部屋から出て行く。
Tはそれを見ながら、かすかに微笑む。
(西條拓巳の戦闘データと新兵器のデータが同時にとれるとは、つくづく役に立つ人だ。)
ううー、なかなか書く時間が無くてストックがどんどん減っていく(´・ω・`)
現在はセナ方面なので、某Bの剣についてとか色々突っ込みどころありそうですが
そっち側は別キャラの方面でわかっていくと思う
基本的にはあやせ×R 梨深×B 七海×D 梢×H セナ×T 感じの2人一組で書いてます。
もの凄くくだらん事を言うからスルー推奨。
Tにデジャブを感じる。
Bのせいだな。多分。
>>124 マジレスするとTは容姿ティエリアのイメージで性格を俺+ティエ+αで作り上げた。
TVとか本とかその他モロモロから美味しいキャラとかをイメージの基盤にするからデジャヴ的なことはよくあるかもしれないw
アレタク「ぼ、ぼくは三次元に興味はないよ」
ハレタク「俺様ぁ三次元に興味ねぇーんだよ!ヒャハハハハ!」
いっぽう、施設に到着したセナは、施設の中に入ると受付でこずぴぃの病室を尋ねて、こずぴぃの病室に入ったところだった。
「梢…、いるか?」
と扉を開けると、中に居た白衣の男がセナに言う。
「蒼井セナさんですね。お話はTさんから聞いています。彼女はまだ、眠っておられます…。精神的ショックが大きかったので、今は安静にすることが必要ですね…。
それと、目を覚ましてもすぐには喋れないかもしれません…」
「そうか…、ではまた来る…。目を覚ましたら連絡を…」
そこでセナはどうやって連絡を貰うか考えて黙り込む。
「わかりました。目を覚まし次第、Tさん方面から連絡しますね」
「ああ、それでいい。頼む…」
セナはそう言って病室を出ると出口に向かった。
(梢…、思ったより重症のようだな…。次は…、咲畑の見舞いにも行ってみるか…)
セナは施設を出ると、車に乗り込んで運転手に向かって言った。
「すまないが、咲畑梨深の居る施設に向かってくれ。あいつの様子も見ておきたい」
それを聞いて運転手はすぐに「わかりました〜」と返事をして車を発進させる。
それから30分ほど走って梨深の居るA施設に車が到着する。
セナは車から降りると、施設の中に入り、こずぴぃの時と同じく、受付で病室を聞くと、梨深の病室に足を運ぶ。
「咲畑、居るか?」
病室のの扉を開けながら、中を覗き込んでセナが言う。
「あ、セナさん〜、久しぶり〜!」
セナは梨深のいつも通りの態度に驚きながらも、梨深に問いかける。
「咲畑、お前…、奴らに何かされたのか?」
「えっと…、あ、うん…、風邪気味だった日に、仮面の男の人に襲われちゃって…、その一週間後くらいにTっていうメガネの人にここに連れてこられて、それからずっとここに居るかなぁ。たはは…」
「その仮面の男もギガロマニアックスか?」
「うん、そうだよ。あと、Tってメガネの人もね」
「ああ、Tは私も面識があるから知っている。幹部の裏切り者から梢を取り戻したいと言われて手を貸してやった。そのあと色々あって今は私もここの仮幹部だ。まぁ、梢の治療が終わるまでだがな…」
「折原さん…、どうしたの?」
梨深は深刻そうな顔をしてセナに尋ねる。
セナは険しい顔をしながら、Hとこずぴぃのことを話した。
「それはひどいね…。あたしの場合、仮面の人は何もしないで去って行っちゃったみたいだし、Tって人も部下の人に私をここまで運べ って命令していただけだから、何ともなかったけど…」
「そうか…、まぁ、お前は至って元気そうでよかった。そういえば、西條がお前を探し回って組織の連中を探し回っているらしいぞ」
梨深はそれを聞いて、少し顔を険しくしてセナに言った。
「あ…、それはダメ。セナさん、もしタクに会ったら、あたしのことは探さないで ってタクに伝えてもらえないかな?」
セナは梨深の言っている意味が理解できず、梨深に質問する。
「咲畑。なぜ探さないで なんだ?」
「それは罠なの…。Tって人が言ってた。あたしの居場所を流して、それをエサにしてタクを誘き寄せるって…」
「なるほどな。しかし、私は西條に会っても何も話せないんだ。梢を人質に取られていてな…。西條と接触してしまうと梢が危ない。だから悪いが咲畑、その頼みは聞けない。すまないな」
梨深は顔を曇らせると小さく言った。
「そっか…、それじゃあ仕方ないね…」
「すまない…。では、私は行く」
そういうとセナは病室から出て行く。
セナは考えを巡らせながら、出口に向かって歩いていると、向こうから仮面の男が歩いてくるのが見える。
前に居たはずの仮面の男は、一瞬でセナの後ろに回り込み、妄想(エラー)状態で二本のディソードを出していた。
セナは仮面の男との力の差を感じ、ディソードを消すと男に尋ねた。
「お前、一体何者だ…」
「私は司令直属の懐刀だ」
「ここには何の用で来たんだ?」
「君に話す必要はないな。私は私の思うまま、行動するだけだ」
仮面の男はそういうと梨深の病室に向かって歩いて行く。
セナは仮面の男に聞きたい事が色々あったが、聞いても答えないだろうと思い、そのまま出口を目指す。
外に出ると、待たせてある車に乗り込み、ビルに戻るように指示する。
そして、ビルに戻るとTの居る部屋に走って行き、Tに話しかける。
「あの仮面の男は何者だ?咲畑のいた施設に来ていたが、咲畑をエサに西條を誘き出すっていうのは本当なのか?答えろ!!」
「ああ、Bに会ったのか。誘き出すことについては咲畑梨深あたりから聞いたんだろうな…。あなたの考えている通り、あそこに西條拓巳を誘き寄せて、Bと対峙させるのが目的だ」
Tは落ち着いた面持ちで答える。
「貴様、何のために西條とあの男を戦わせる?お前達の目的はギガロマニアックスの捕獲じゃないのか?」
声を荒げて言うセナ。
「違う。我々の目的は西條拓巳を排除することだ。そのために、周りに居るギガロマニアックスが邪魔でね。周りの人間をこちら側に引き込むか、捕獲してコードサンプルを抜き取り、
西條拓巳を孤立させた上でコードサンプルデータを詰め込んだジャマーを利用して西條拓巳を排除するのが狙いなんですよ」
セナはTの胸倉を掴むと怒鳴るように言った。
「貴様!最初からそれが狙いだったのか。そのために、梢をあんな目に…!」
Tはセナの手を振り払うと呆れたように言う。
「西條拓巳の能力は色々、僕達の計画の邪魔になるのでね。まぁ、Bが彼を倒せるとは思えないから君も安心していい。戦闘データさえ手に入れば、僕はどうでもいいのでね」
「そうか、なら…、私も勝手に動かせてもらう」
そういって部屋を出て行こうとするセナ。それをみてTが尋ねる。
「何処へ行く気だ?西條拓巳と接触すれば折原梢の安全は保障しないぞ?」
「岸本に会ってくる。あと西條の妹もだ」
それを聞いてTはすぐに答えた。
「岸本あやせはRのホテルに住んでいる。あそこはレベルSエリアだから、今の君では立ち入れないな。西條七海はC施設にいる。
こちらもレベルSエリアなので、君では入れないな。ああ、あと、A施設も西條拓巳が来るため、レベルSエリアに位置づけられた」
「じゃあ、私は梢の元に戻る…。これなら文句ないだろ」
とセナは怒りを堪えながらも言った。
「いや、それならあなたには一働きしてもらおう。前に言っていた、咲畑梨深を拉致していたチンピラ連中の処理だ。場所はわかっているから全員始末してくれ」
そういうとセナに向かって携帯電話を投げる。
「ん…、これはなんだ?」
華麗に携帯電話をキャッチしながらTに質問するセナ。
「それは組織の支給品だ。幹部にだけ渡されるレーダー付き携帯電話で、使い方はほかの携帯電話と同じだ。
レーダーにはこちらからターゲットのデータを送信するから、マークの付いた場所でこちらの言ったことをしてくれればいい」
「待て…、私はまだやると言ってないぞ!」
「やらないのならそれでもいいが、折原梢の治療は中止し、そのまま外に放り出すことになるな」
「くっ…、わかった。やればいいんだろ…」
と言うと、今度は「このマークの場所に行ってチンピラを倒すだけでいいんだな?」
とTに問いかける。
「ああ、そうだ。ただし、一人も生かしておくなよ?倒すのではなく、殺すんだ」
その言葉にセナは戸惑いながらも「わかった…」と渋々承諾すると、部屋を出て行った。
セナはそれから、ビルの外に出るとマークを確認しながら目的にまで駆け足で向かった。
「この家か…」
セナは一軒家を見つめながらそう呟くと、いつものようにディソードを妄想(エラー)状態で召喚し、扉を蹴破ると、中に入っていった。
扉の破られる音に中に居た男達が一斉に玄関付近に集結する。
それを見て、セナは余裕の表情で言う。
「なんだ…、たったこれだけか」
そして、セナはディソードをリアルブートすると、男達に斬りかかる。
まずは正面にいる3人の男にディソードを横に薙ぎ払って倒す。
3人の男の悲鳴と共に大量の血が流れ出す。
「ひぃぃぃぃ」
「こ、こいつやべぇ…、イカレてる…」
残りの男達が叫ぶ。
そこに後ろからナイフを持った男がセナに襲いかかる。
しかし、セナは冷静にナイフをかわすとディソードを男に突き刺す。
「あと…、6人か。お前達に恨みはないが、全員ここで死んでもらう」
セナはそう言って残りの男達に斬りかかっていく。
2人やられたところで、一人の男が二階から降りてきて言う。
「騒がしいな。なんの騒ぎだ?」
それをみて、残りの男達はすがるような目で男に言う。
「リーダー、助けてください!!」
「リーダー、また変な剣を持った奴が来ましたよ」
リーダーと呼ばれた男は、足元に倒れている仲間を見ると、セナを睨みつけて言った。
「これはテメェがやったのか?全く、穏やかじゃねぇな…」
リーダーの男はそういうと、構えを取ってセナと対峙する。
セナはリーダーの男に思いっきり剣を振りかぶると、縦に斬り込む。
しかし、リーダーの男は華麗なステップで横に避けると、セナの顔面に右ストレートを見舞う。
殴られて倒れ込むセナに追い討ちで蹴りを見舞うと、倒れたセナにのしかかり、両腕を押さえ込んで仲間に言った。
「おい、お前ら!両足を押さえろ。あと縛るものを持ってこい!ぶっ殺す前に楽しもうぜ」
それからすぐに、セナは手を拘束されてディソードを握れない状態にされ、二階に連れていかれていった。
続きはまた夜にうpすると思います。
それでは、おやすみなさい!
またセナやられちまうのかよww
容赦ねぇな
汚いストーリーだなぁ
セナさんバンピーにすら負けるただの雑魚じゃねぇかwww
いくらヘタレでもギガロマニアックスが一般人に負けるはずねぇだろw
勝負は最後までわかんねーから面白いんだよ。
まだセナが負けたわけじゃない。
妄想を見せているだけともとれる。
135 :
セナ編:2009/04/24(金) 18:45:42 ID:jHzThjV5
リーダーの男は一息つくと、セナの顔をみながら呟く。
「良く見るとこの女、なかなか美人だなぁ。前のピンクの女もよかったが、こいつはどうかな?翠明の女は、いい女が多くて困るぜ…」
セナはそれを聞いて驚きながら男に怒鳴る。
「おい、お前!それは咲畑のことか?お前ら、咲畑に何をした!!」
リーダーの男は首を傾げながら言った。
「咲畑?誰だそりゃ…、あの女の名前か…?名前は知らないけど楽しませて貰ったぜ。ヒヒヒ」
「クズが…」
そう吐き捨てながら、リーダーに唾を飛ばすセナ。
リーダーはセナの態度に激高すると、セナの顔に2発殴り、足を踏みつけた。
セナは痛みを我慢しながらも、反抗の意思を見せる。
それを見てリーダーはニヤリと笑うと言った。
「じゃあ、そろそろお楽しみをはじめるか…。おい、お前ら!スカートと下着を脱がせ!!」
仲間の男達は、言われるとすぐにセナのスカートと下着を脱ぎ去り、セナは秘所丸出しの状態になった。
リーダーはズボンを脱ぐとセナの秘所に自分のモノを挿入しようとする。
「や、やめろ!!」と叫ぶセナ。
「俺はなぁ、やめろ って言われると、余計やりたくなるんだよ!!」
ズボズボッとセナのナカに侵入してくる男のモノ。
「痛い!やめろ…、早く抜いてくれ!!」
次第に涙目になり、訴えるセナ。
しかし、リーダーの男はドンドン!ドスドス!と音を立てながら腰を振り出す。
「うぉぉ!この女、前のピンクと同じで締りがいいな…。これはとんだ掘り出しものだぜ」
「やめろぉ!!痛い!抜け!抜いてぇぇ!!」
リーダーの男はセナの声を一切無視して ただ、腰を振り続ける。
「ふぅ〜!気持ちいぃ〜!この快感がたまらんな〜。嫌がる女を犯すのは最高だぜ」
そして腰を振る速度をさらに上げる。
しばらくしてリーダーの男はセナに言う。
「そろそろ出るぞ!ナカに出すからな。覚悟しろよ!フハハ!!」
ついにセナは泣きながら男に訴えかける。
「やめてぇぇぇ!!ナカには出さないで!お願いだ…、お願いします!」
次の瞬間、――ドピュ!!ドピュピュ!!ドピュウウウ!!!
セナのナカに大量の精液が発射される。
「う、うわぁぁぁ…」と絶望するセナ。
リーダーの男は気持ち良さそうな顔をして後ろを振り返り、仲間に声をかける。
「終わったけど、次は誰がやるんだ?」
「では、次は僕がやらせてもらおう」
リーダーの男はその聞き慣れない声に向かって叫ぶ。
「お前、誰だ?」
すると部屋にメガネの男が入ってきて、一瞬のうちにリーダーの男はメガネの男のディソードに貫かれる。
メガネの男・Tはセナの秘所から精液を垂れ流しているセナの姿を見て呆れたように呟く。
「はぁ…、遅かったか。まさか普通の人間ごときに同類の君が負けるとはな…。その男も含めてほかの連中は皆、僕が始末したが…、立てるか?」
そういってTはセナに手を差し出す。
セナは自分の秘所を手で隠しながら「何処を見ている!!」と叫ぶ。
Tは「はぁ…」と再び溜息とつき、床に落ちているスカートを拾い上げるとセナに渡して言う。
「その様子なら立てそうだな…、着替え終わったら降りてこい。僕は下で部下とここの連中の死体の後始末をしてくる」
「ああ、わかった」とセナが返事すると、Tは目を背けてすぐ部屋を出ていく。
セナはスカートを履き、同じく床に落ちている自分の下着を拾うと、それとつけて下に降りる。
下に降りると、Tがセナを見つめて言った。
「帰るぞセナ。もし気分や体調が優れないようなら病院まで送っていくがどうする」
「いや、大丈夫だ」
「そうか…。なら、外に車が止まっているから先に乗っていてくれ」
「ああ、わかった」
そういって外の車に乗り込むセナ。
その様子を見ながらTは思う。
(やはり、この場所に彼女一人を送ったのはまずかったな…。)
そして、セナが乗り込んでから少ししたあと、部下に撤収命令を出してTも車に乗り込み、車はビルへと戻っていく。
ストックなので、期待を裏切る展開になったかもしれないけど、T×セナという枠組みで考えているからセナをヒロインポジションにするために若干弱めにしてます。
無印のときに書いた物だからセナのイメージが「ただの脳筋」って感じのイメージだったんだけど
よく考えたらノアになって妄想見せてこずぴぃの攻撃よけたりしてたね。
今後のセナの活躍にそこらへんを活用していこうと思います。(´・ω・`)
あと、次から一旦、梨深あやせ側の視点に移行します
「んじゃ、かいさーん!」と軽い感じにRが言うと、メンバーは全員ギガロマニアックス狩りに向かった。
そのあとすぐRがホテルの部屋に戻ると、あやせが目玉焼きを作って待っていた。
「どうしたのこれ…?」
「作ったのよ」
と言って自分の分を食べ始めるあやせ。
それを見ながらレンは言った。
「もしかして…朝食作って待っていてくれたのか?てか、なんかお前変わったよな…」
しかし、あやせは「そう?」と小さく呟くだけで、あとは何も答えない。
そこでレンは思い出したかのようにあやせに重要なことを告げた
「あ、俺さ…。今日から翠明学園の生徒になったから、今日は一緒に学校行くか?」
それを聞いて、あやせは少し驚いたようで目を見開かせて聞いた。
「どういうこと?」
レンは真剣な顔をして言った。
「今日から俺も翠明学園の生徒として学校へ行くんだ」
あやせはそれから何も答えず、二人とも食事を食べ終わるとそれぞれ自分の部屋に入り、着替える。
レンは制服に着替えると鞄を持ってリビングに戻る。
あやせも少しした後、リビングに戻ってくるとレンは言った。
「んじゃ、行くか!」
あやせは何も言わずにレンの後に続く。
学校の校門につくと二人は一際目だった存在になっていた。
「あれ、FESだよな?男の方は誰だ?見たことないけど」
「FESが男連れて学校に来てるぞ…。なにがあったんだ…」
「きゃー、あの男の人カッコイイ!!」
などと小声で喋る声が聞こえる。
レンは不愉快そうに周りを睨みつけると、あやせのほうを向いて小声呟いた。
「お前、よく毎日こんなのに耐えられるな。有名人ってつくづく凄いと思うわ…」
「そう?もう慣れたわ」
あやせはレンをチラ見すると顔色一つ変えずに校舎のほうに向かっていく。
レンはそんなあやせを見つめつつ、思う。
(はぁ…、やっぱコイツなんかすげぇなぁ)
レンはあやせの後姿を見送りながら言った。
「あ〜俺、こっちだから〜。またあとでな!」
そういうとレンは職員室の方向へ走って行く。
あやせはそのまま教室に向かい、チャイムが鳴ると教師と一緒にレンが入ってくる。
「え〜、今日からこの学校に転入してきた。佐藤レンくんだ。みんな仲良くしてやってくれ」
教師が言うと、レンはいつもの笑顔を振り撒きながら頭を下げる。
その、あからさまな偽名にあやせは若干顔をしかめる。
「宜しく〜」
席はあやせの隣が空いていたので、レンはそこに座らされる事になった。
レンは隣のあやせに小声で呟く。
「上手く忍び込めてよかった」
午前の授業が全て終わり、昼休みになるとレンはあやせの机に乗っかり、あやせの顔を見下ろしながら言った。
「昼だし一緒になんか食べるか?ああ、それと西條拓巳君にも挨拶したいんだけど」
「わかったわ。じゃあ、拓巳を呼んで3人で食堂に行きましょう」
「彼って何組?なんなら俺が誘ってくるけど」
あやせはその問い掛けを無視して教室をでると、拓巳の教室に向かって足を進める。
勿論、あやせに着いていくレン。
当初の彼の目的は西條拓巳と接触すること。であるが、今の彼の目的は別にあり、あやせが拓巳をどう誘うのか、を観察するのが今の彼の目的になってしまっている。
あやせが拓巳の教室に入り、レンは教室の外からそれを観察している。
「拓巳、一緒にお昼食べない?」とあやせは案外普通に拓巳を誘った。
そして、拓巳とあやせが来ると廊下出ると待っていたレンは拓巳に駆け寄った。
「久しぶり〜。前のファンタズムのライブ以来だな。元気だった?」
「ああ、まぁ…元気かな?」と少々戸惑い気味に拓巳は答える。
3人で食堂に行くとレンが二人を見ながら思い出したように言った。
「今日から俺もここの生徒だから、その記念に二人に昼食をご馳走しましょう!」
あやせは何もリアクションせず明後日の方向を見ている。
「あ、ありがとう」
拓巳はそう言うとランチBを注文した。
レンはあやせを見ながら拓巳に小声で呟く。
「あいつっていつもああなの?学校だとリアクションが薄くて困るぜ…」
「あ、あやせはいつも学校だとあんな感じ…だと…思うけど」
レンは呆れた顔であやせを見つめつつ、自分はラーメンを注文して食堂のイスに腰掛ける。
各自イスに座って3人で食事を食べ始めると、拓巳が質問した。
「あ、あの…レンさんってあ、あやせの彼氏なんですか?」
レンはいきなりの質問に咳き込む。
「レンでいいよ。彼氏なのかな?どうなの。あやせさん」
しかし、あやせは無表情で外を見ながら、ランチAを食べていて、話を全く聞いていない様子。
「はぁ…」とレンは溜息をすると、拓巳の方向を見て言った。
「たぶん、彼氏ではないんじゃないかな?てか、拓巳君のほうはどうなのさ?」
拓巳はそれを聞かれた瞬間に口に含んでいた水を勢いよく吹き出す。
すると、あやせがこちらを向いて言った。
「咲畑梨深。彼女が拓巳の彼女よ」
レンが不機嫌に言う。
「お前、話聞いていたなら俺の振った話を無視すんなよな…。なんか俺に恨みでもあんのかよ!」
しかし、あやせはそのことには返答せず、それを見たレンは拓巳のほうを向いてさらに質問した。
「俺もその咲畑梨深って子に会いたいなぁ〜。今日は来てないの?」
「梨深は…風邪で一週間くらい、休んでいるんだ…。それに…、家は知らないから看病しにいけないし」
そこでレンは拓巳に謝罪した。
「あ、悪い。変な事聞いちゃったな〜」
(咲畑梨深はたしか、一週間前にこちらのレーダーから消失していたんだったな。風邪を引いたのと何か関係あるのかな?まぁ、帰ったら少し調べてみるか)
レンはそんなことを考えつつ、黙っていると拓巳もあやせも食事を食べ終わり「ご馳走様」と言う声が聞こえた。
しばらくの間、拓巳と雑談をしていると、昼休みが終わる前の予鈴が聞こえてくる。
「んじゃ、教室に戻るか」
拓巳とは食堂で別れ、あやせと一緒に教室に戻る。
午後の授業も終わり、下校時刻。
「あやせ、帰るぞ〜」とあやせに声をかけて一緒に階段を降りる。
窓の外に目をやると、校門のところに拓巳がいるのが見えた。
レンは拓巳に声をかけようとすると拓巳の前に自分もよく知っている大男が止まり、レンは声をかけるのをやめる。
(あれはたしか、Bの部下…。でも、何でこんなところに…、西條拓巳とは接触しないようにってことになっていたはずだけどなぁ〜)
大男は拓巳と少し話をすると、拓巳は血相変えて何処かに走っていった。
(あの慌て方…尋常じゃねぇなぁ…。西條の方は間に合わないな…、男の方に話を聞いてみるか)
「お前、ちょっと先帰っていろ。運転手にはヤボ用があるっていっといてくれ」
レンはそう言うと、あやせをその場に置き去りにして、下駄箱まで降りていき、凄い勢いで大男の後を追った。
「おい、ちょっと待て!」
声が聞こえて、振り返る。大男はレンを見ると冷や汗をかきながら言った。
「Rさん…、なぜこのような場所に?」
「それはこっちのセリフだ…、西條拓巳には接触するなってお前らには伝えといたろ?」
「これはTさんの命令で…。今作戦の指揮はTさんに一任されたと言う事で、Bの部下である我々もTさんに動かされているんですよ」
レンはそれを聞いてから少し考えて言った。
「まぁ、それならいいか。でも、危険だからあまり拓巳(あいつ)には近づくなよ?」
「わかりました。では、私はこれで…」
大男は去っていく。
それからレンはすぐに車が止まっているところまで走るが、既に車はホテルに出発したようで、レンは「はぁ…」と溜息をついたあと、呟く。
「仕方ない。少し病院によって見舞いにいってくるか」
それから20分ほど歩いて病院につくと病室までいき、中にいる小柄な男に声をかける。
「おっす!元気か?って蒼井セナにやらせたケガで入院してるんだから、元気なわけないか〜。悪い悪い!」
小柄な男はすぐにレンの方を向くと、驚いた様子で言った。
「Rさん?何でこんなところに…。私のような者のためにわざわざお見舞いにきてくれるとは…」
「そりゃ〜、部下の世話は俺の役目だしな〜」
それからレンは少し、小柄な男と会話をすると病室を後にした。
病院から出ようとしたところで、入り口のところに見覚えのある姿の美人がいたのに気づき、その女性に声をかける。
「さすが、俺の選んだセンスだな!お前を女装させるならミニスカは欠かせないって以前から思っていたんだよ〜」
相手の女はレンを睨みつけながら言った。
「やはり、犯人はあなたでしたか…。全く、女装するからといって、人で遊ぶのはやめていただきたい」
レンはその声に驚いて相手の美女に尋ねる。
「お、お前…、その声どうしたんだ?まさか…、本当は女だったとか?」
「声のイメージ(妄想)をリアルブートして作り変えただけですよ。ギガロマニアックスならこれくらいの芸当、誰でもできます」
「ほ〜、俺達って案外便利なんだなぁ〜、俺も今度やってみようかな〜。んじゃ、俺は帰るから。またな〜!」
そして、病院の前でタクシーを拾うと「○○ホテルまで行ってくれ」と言ってホテルに戻っていく。
ホテルに戻ると、すぐに最上階の自分の部屋に戻り、カードキーでカギを開ける。
リビングに入るとバスタオル一枚の姿のあやせが視界に入る。
「うわああぁぁぁ!!」
驚きのあまり大声を出すレン。あやせはそれに気づくと言った。
「あら、早かったのね…。おかえりなさい」
「あ、あぁ…、ただいま。って違ぁぁう!!」
レンは冷静さを完璧に無くして、慌てふためきながら言う。
「お、お前…、その格好はなんだ!な、なんでそんな格好している!!というか、ここはリビングだぞ!」
しかし、あやせは落ち着いた面持ちで答える。
「バスタオル…。お風呂上りだから、それにキミも居なかったから」
「り、理由はわかった…!で、でもな…、リビングでその格好は色々マズイ!そう、色々な…、俺はちょっと外に居るから着替えたら呼んでくれ。わ、わ…、わかったな?」
レンはそういうと、リビングを出て部屋の外まで走って行った。
部屋の外に出るとレンは自分の携帯電話が鳴っていることに気づいて電話に出る。
「あー、もしもし?Rですか?」
「あー、Tか。どうした?」
そこでTは息を吸い込んだかと思うと、怒鳴るかのように喋りだす。
「HとDの暴走によって、折原梢はHが連れて行ったため行方不明。西條七海は精神崩壊寸前らしいので、とても仲間に引き込める状態ではありません。
咲畑梨深も僕の手違いで、戦力としては使えない状態なので、A施設に送りました。蒼井セナに至っては、協力する気もなさそうなので、地下に監禁してあります。
僕はHとDの処置について、Rに指示を仰ぎたく、電話したのですが、あの二人の処分はどうします?」
レンはさっきのあやせのことが気になってしまい、話にあまり集中できなかったので、とりあえず適当に言って誤魔化す。
「まぁ、好きにさせておけば?あいつらが勝手に独断行動するのはいつものことだろ?それだから俺だってライセンスなんて物をわざわざ作って与えたわけだし…。
つーことで、処分は考えてないかなぁ〜。まぁ、Hのとこにいる折原梢だけは回収しといてくれよ。んじゃ!」
電話を切るレン。
(はぁ…、あんなことのあとで、処分とか話されても考えが回らねぇよ…)
あやせ編は基本的平和なややラブコメな感じになってます。
ちょっとストックの関係で今日以降あまりうpできなくなるかもしれません(´・ω・`)
142 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 03:47:23 ID:9xICKvlc
セナしゃんはほんとヘタレが似合うなあ
ヘタレなセナしゃんかわいいお
ところで俺のディソードを見てくれ、こいつをどう思う?
チッ、このロリ雌ヤリすぎてぶっ壊れちまったよ。
>>146 ポーター「なに!?この男ギガロマニアックスか!?聞いてなアッー!!!」
こずぴぃがあの体系で妊娠したら出産時に帝王切開しかないだろうな…カワイソス
妄想でなかったことにすればいい
最近来ないな
名前を言ってはいけないあの人に消されたのかも知れん
何だっけ…ヴァージンモードだったか
オートヴァージン
ゴールデンウィーク中に完結させるはずが、スランプで全くかけなかったYO
とりあえずページ数は増やせたんだけど完結には程遠く、うpしようにもリンクする側が書けてなくてまだまだ終わりそうにない(´・ω・`)
挙句、完璧ただのバトルSSか戦略SSになっちゃってるよ…。
しかし、恋をするとSS書いてる最中に「俺は何をやってるんだろう」とか考えちゃって書いてはへこんだりの毎日だ
近況報告のはずがチラ裏になってしまってスマソ(´・ω・`)
エロ成分たっぷり(?)の七海編でよければ手直ししてうpできるかもしれませんのでエロでよければ近々投下します。
wafflewaffle
恋をすると?
変になる
まだか(゚Д゚)ゴルァァァァァァァ
マダかスカル
七海「もしもし…?もしもし…?もしもし…もしもし!」
拓巳「一人糸電話してるよ、この人」
162 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 00:52:30 ID:wtGcOpDC
懐かしいなGift
そういえば中の人いっしょだったな
妹になっても不遇ぶりは変わらないという・・・
俺の写輪眼で未来を読んだ。
…もう職人は来ないとなぁ!
>>163 俺が書いてるからそれはない。
途中で飽きて丸投げしない限りは
このスレも終わりか―――
保守
保守
保守
169 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 21:09:27 ID:Lx6JVS0k
保守
「こずぴぃ…拓巳しゃんのこと好きになってもいいかなぁ?」
( ^ω^)ムリポ
「ξ(・_・)ξエッ....?」
まだ住人のこってるのか?
呼びましたか?
偶に顔を出す
書き込みは久しぶり
カオヘだけじゃ駄目なのか?
シュタゲのテコ入れに期待なのか!?
前スレのdatあげてくれないか?
177 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 15:51:21 ID:Ad+rZafC
178 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 23:59:48 ID:Z3ZNUNGf
念のため保守
誰か前スレと今スレのSSをリストアップして総合保管庫に依頼出してくれんかのう。
膣内出しっぺの法則
念のため保守
念のため保守
念のため保守
ぬる保゜守
保守
誰か書いてよ!「がっ」くらいはしようよ!ここも落ちちゃうよ?
落ちたらリベンジすればい…これは別のゲームだったな
保守
189 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 00:16:46 ID:NSpSCGJg
保守
190 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 03:15:15 ID:oeoA69vI
ホモ
三角くんはホモ
hosyu
四月終わりからずっと待ってるけど来ないね
8歳と9歳と10歳の時と、12歳と13歳の時も、僕はずっと…待ってた!
>>194 待つだけじゃ駄目だぜ
自分から行かないと
という訳で書くか、書ける奴連れて来い
補習
誰か!お客様の中に官能小説家の方はいらっしゃいませんか!!
ぬる保゜守
保守
200GETだ!保守
おまいさん
よく見てみろ……
アニメ視聴完了記念カキコ
セイラたんをリアルブートしたいよおwww
204 :
201:2009/10/01(木) 22:44:31 ID:vwbMvfZE
しまった! あらら、恥ずかしい orz
ねぇ、ところでマジで書いてくれる人いないの?妄想その1は栄えてたのに
VIPでやればもう少し人が集まって活気づくと思うんだけど…
しょうがないから、もう俺が書くよ
いろいろとストーリとか考えてたんだよね、前から
さて、書き始めるとするか…
ンジャメナ
>>204 ちょっと表に出なよ、たはは。
暇だし何か書いてみようかな。
続編もあるからそっちも期待
>>205 グッドラック
セナ調教
セナ羞恥プレイ
セナラブラブ
さて、どれにすべきか……
こずぴぃ精神崩壊フラグで( ゚∀゚)
209 :
201:2009/10/08(木) 14:48:49 ID:YVeTzuuC
あれ…頼んでもいないのに蕎麦屋の出前が…
>>207 全部まとめて。
つまり性奴隷の羞恥調教プレイ。
212 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 18:38:58 ID:NhaZij41
保守!
シュタゲのSSもこっちでいいんかね?
過疎ってる割りに保守人が頑張ってるから当分落ちそうにないんだよな、ここ
だからここでシュタゲもこっちって決めても気づかずに別個で建てちゃう人が出てくるかも
そもそもシュタゲスレ自体立つか疑問だが
立って欲しいな
その為に無駄に妄想溜め込んでるし
【シュタゲ】○○科学シリーズでエロパロ【カオヘ】
みたいな感じでいいんでね?過疎ってるし
なんかシュタゲ、色々凄いことになってるって話の割りには、未だにスレも立ってないのな
219 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 12:47:21 ID:cTX4Cc55
誰もいないのか?シュタゲのラストかなり良かったぞ
SS投下無いのが不思議なレベル、あと保守
220 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 16:15:43 ID:2tH+IjLg
マジで誰もいないのか
221 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 01:00:03 ID:d6txRJJX
まだ発売されたばっかだし、未クリアの人もいるかも試練から気長にまとうや
222 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 17:07:42 ID:eUmQyIbZ
保守
223 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 07:51:46 ID:OMZ0wvN7
保守
224 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 07:55:27 ID:ObUhQcaa
保守、そろそろ誰か来てくれよー
もうクリアした人も出てきただろ、それとも単独でスレ立てした方がいいか?
225 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 00:02:14 ID:fnmSE5BI
えー・・・マジで誰もおらんの?
もうシュタゲ発売から何日経ってるんだよ・・・
自分で書こうぜ
お、ようやく一人発見、誰もいないのかと心配だったんだぜ
あれ?まさか今まで一人しか書き込んでなかったの?
そうだよ、大量規制もあったからか死んだような過疎だった
元から死んだような(ry
カオヘとシュタゲの繋がりを知ってる人が稀というか
いや、それはない
シュタゲの方をやれば渋谷崩壊やらゲロカエルンやら出てくるし
設定資料読めばシュタゲ主人公とカオヘヒロインが知り合いなのも判る
基本的にシュタゲから入った人は中々来ないと思うよ、スレタイが完全にカオスヘッドだし
検索して「シュタゲのスレ無いなー」で終わりだと思う。
そもそも需要あるのかな、単独スレで
立ててみないと分からないだろうけど
需要は有る、間違いなく
が、自分では書けないorz
神聖な研究所に響くのは二人分の荒い息遣い。
実に神聖だ。神聖な場所は神聖な行為をする場所なのだ。フゥーハハハ。
「んっ…ち、ちょっと…キスまでって言ったでしょ…!」
「誘っておいて何を言う」
「誘ってなんかないっつー、ぅあ…っ!?」
上の口がうるさいので、下の口を触って黙らせる。中々感度が良い。流石我が助手。
「童貞にあそこで止まれ、なんて無茶がありすぎるぞクリスティーナ…」
ごめん無理
そこまで行ったのなら最後まで行けw
犯セ! 犯セ!
「どうしたの?、岡部倫太郎」
「いや・・・」
何ヲ迷ウ必要ガアル?
今ナラ誰モ見テイナイ
(何を考えてる、俺は鈴羽を護るために)
「鈴羽…、俺は…」
そんな妄想でひとつヨロシク
ようやくポツポツとシュタゲ物が投下されてきたな、
みんなキャラ掴むのに時間かかったのか
シュタゲスレ立っちまってたなwww
こういうADVはエロ書きにくいから同シリーズはなるべくまとめたい物だが
まあ三作目がもし出るならその時に総合スレ立てたら良いのかな
お、今気付いた、トンクス
もうこのスレも落ちるまで時間の問題かな
3作目ってwいつになることやら
シュタゲやってきたがなかなか良かった
あっちも投下あったっぽいしな
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
でもまた箱か…
5pbが箱大好きだからなあ
まだエロゲ化には踏み切れないか
キタエリと、ういういがネックだな
それでもまだ逆移植でやってくれ……ないだろうな。
>>249 こずPとグリムとついでにモモちゃんは?
ほ
保守
リロードしてなかったorz
よかった、まだ人いるんだな
カオスヘッド らぶChu☆Chu!って…
今日になって新作の名前出てたの知ったけどひでえ名前だw
このノーテンキラキラなタイトルが実は壮絶な欝ゲーだったりしたら面白いじゃないか
最近多いよねそういうの
ももちゃんと姦りたい。
クリスマスにもSSこないとか
だれかミニスカサンタの妄想をリアルブートできる猛者はおらんのか!
箱からPCへ逆移植とかしてくれんかなぁ
そう思う
PC版のファンディスクとして出す選択肢は無かったんだろうか…
箱買えばよくね?
そりゃそうなんだが
カオヘの新作出るらしいな。
プレイしおわったらここに何か妄想ストーリーを投稿(リアルブート)すると誓おう。
連カキすまんが、新作出るのを知って勝手に盛り上がってるので遅めのクリスマスSSとかひょっとしたら投下できるかもしれん。
以前の書きかけSSも完結するか悩んでるが…、とりあえずかけたらクリスマスネタと正月ネタ捻ってみる
おお!!がんばってください!
エリンちゃんの色、早くつかねえかな。
なかなかいいネタが浮かばないうちに正月が終わってしまった(´・ω・`)
来週あたりに何か投稿したいなぁ
ついたのか。これまたド直球だなw
ふう…、今更だけどクリスマスで一本できた。
ただし、エロシーンを思いつかなかったのと、遊び心でクロスオーバー気味になってしまった。
一応続編を作れる構成にしてありますが、続編書けるかわからないので、一応完結?はしてあります。
この物語の中には他のアニメ・ゲームに登場するキャラクターのようなもの、が登場する場合があります。
けれどそれはフィクションです。フヒヒ…
あれは渋谷崩壊後、最初のクリスマスの日だった。
僕、西條拓巳は夜の渋谷の街を歩いていた。
僕の前には心配そうに僕のことを見ている少女がいる。
とはいってもコイツは僕の彼女だったりするわけでもなく、ただの「妹」だ。
妹の七海が立ち止まり、僕の顔を覗き込むようにして
「おにぃ、大丈夫?元気だしなよ。今日はせっかくのクリスマスだけど、あたしがおにぃに付き合ってあげるからさ」
「…………」
僕が何も答えずに居ると七海は少しムッとした表情になったが、すぐにまた心配したような顔で
「大丈夫だよ〜。梨深さんにはきっと会えるって」
「!」
僕は梨深の名前に反応してしまい、自分を恨んだ。
あれは、渋谷が崩壊して数日後――
梨深は僕の前から姿を消した。
梨深の手がかりは何一つ残っておらず、同じギガロマニアックスの中にだけ梨深の存在の記憶があった。
でも、ただそれだけ――
梨深の行きそうな場所や居場所などは誰にもわからず、もう一人の僕(将軍)の記憶においてもそれは同じだった。
梨深が消えたあの日から数ヶ月、僕はひたすら渋谷を駆け回った。
七海やセナには単位の事を心配されて何度も連絡があった。
こずぴぃやあやせは気分を変えるために一緒に探してくれたり、ライブに誘ってくれたりした。
それでも僕は梨深を忘れる事もできず、梨深を探すのをやめる事もできずに今もこうして俯いている。
――ドンッ!
不意に体に衝撃が走り、天地が逆転した。
「痛ったぁ…」
そこで僕は自分が人にぶつかった事に気づく。
当然だ、クリスマス(笑)の渋谷の街は人でごった返しているのだから、余所見なんかしてたら…
「あの、すみません…。余所見していて…、大丈夫ですか?」
そう言って手を僕の方に差し出してくる茶髪の少女。
僕はその手を取らずに立ち上がり
「…僕の方こそ、ごめんなさい。か…、考え事をしていて…」
「えっと…、顔色悪いみたいですけど…。本当に大丈夫?」
茶髪の少女は心配そうに僕の顔を見てそう言った。
顔を鏡で見たわけではないからわからないけれど、きっと顔色が悪いのは最近あまり寝ていないからだ。
梨深を毎日探し回っているので、ここ数ヶ月はあまり寝ていない。
それに、梨深の事を思い出すとすぐに目覚めてしまって眠れないのだ。
そんな事を考えていると自分より少し高いところから男の大きな声が聞こえた。
「助手のクリスティーナよ、何処へ行った!」
その声に反応するように目の前の少女が叫んだ。
「だから、私は助手でもクリスティーナでもないと言っとろ―」
そう言いかけて少女は僕の方を見て顔を真っ赤にして
「え…、っと…、連れが探してるんで失礼します!」
僕が唖然をしていると、少女はさっき聞こえた声の方に走って行き、直後。
「―から、わた――手―クリ―テ―でも―――言――うが!」
「――――院―真に迷――――――る―は困――助――俺―心配―――(この鳳凰院凶真に迷子探しをさせるとは困った助手だ…。あまり俺を心配させないでくれ)」
という声が人ごみの中から聞こえてきた。
僕は自分が少し微笑んでいることに気づいた。
それと同時に悲しさがこみあげてくる。
僕はその感情を必死に抑えてある事に気づいた。
「あ…れ…?七…海?」
さっきまで近くにいた七海がいない。
僕は周りを見渡すが、この人ごみの中でちっこい七海を見つけられるはずもない。
そこで―
僕の視界に信じられないものが飛び込んできた。
ピンクの髪の毛―
それを見た瞬間、僕の体に衝撃が走った。
なぜか僕はそれが「梨深」だと思った。というより直感した。
「――深!!」
僕は大声で叫んだが、寝不足のせいか声が枯れて思ったより声が出ない。
自分の耳にすらまともに届かないほどに。
ピンクの髪が人ごみの中に消えていく。
僕はすぐに走り出し、ピンクの髪を追いかける。
「ってぇな!」
人ごみを避けながら進んではいるものの、走っているため、当然人にぶつかる。
「ちょっと待て!」
そんな声が僕の後ろで聞こえたが、今の僕には梨深しか見えていない。
何ヶ月も手がかりなしで探してずっと見つからなかった梨深―
それがすぐそこにいる。
そう思うだけで僕の視界にはそれ以外のものが見えてなかった。
そして僕は梨深の肩を掴んだ。
「――っ!」
梨深はびっくりしたように飛び跳ねたあと、こちらを振り返る。
「タ…ク…?」
「梨深…、会いたかった」
「―めんね…」
梨深の目から涙がこぼれる。
「一緒にいてあげられなくて…」
梨深に会ったら聞こうと思っていたことが色々あった。
急に居なくなったことやみんなの記憶から消えた事、でも実際に梨深を前にした僕はただ、目の前に梨深が居る事が嬉しかった。
「ずっと、君を探していたんだ…」
「ごめん、やる事があって渋谷(ここ)には居られなかったの…」
「いいよ。こうして梨深に会えたから…」
僕は空を見上げて。
「梨深に会えた。これは僕にとって最高のクリスマスプレゼントだ」
「タク…、あたしもタクにずっと会いたかったよ…」
「行こうか、ベースでみんながパーティの準備をしてるんだ…。僕は乗り気じゃなかったんだけど、七海が無理に買い出しに…」
そこで僕は重大な事を思い出してしまった。
七海を探さないと!
梨深を捕まえるのに夢中で忘れていた。
「タク…?どうしたの?」
「な、七海が迷子になっちゃったんだ。探さないと…」
それから僕は梨深と一緒に七海を探した。
梨深は手分けして探そうといったが、僕はまた梨深が居なくなるのが嫌で一緒に探す事にした。
梨深は恥ずかしがっていたが、僕は梨深と手を繋いで七海を捜し歩いた。
10分くらい探し回ってようやく七海を見つけた。
しかし、その傍には僕より少し背が高い白衣の男いて、僕はそれを見てすぐに七海の隣の男のほうに駆け出した。
「七海!!」
「あっ、おにぃ―」
ドスッ!
僕は男にぶつかり、男は驚きながら倒れこむ。
「う…、なんだ!機関の襲撃か!?」
僕は息を荒立てて男に言った。
「七海に…、僕の妹に手出しはさせないぞ!」
「え?あのおにぃ…?」
白衣の男が起き上がるとため息混じりに
「君は何か勘違いしていないか…?それと助手よ、自販機の影に隠れてニヤけながらこちらを観察するのはやめてもらおう」
男の視線の先。自販機の影から少女が出てきた。
さっきぶつかった茶髪の少女だ。
「べ、別に…、観察してたわけじゃない。ただ、あんたが転がって修羅場っぽい場面だったから隠れて見ていただけ」
「それより、そこの少年。この俺、鳳凰院凶真に敵意を剥き出しにするとは…、これ以上やるのならば、俺の右手の力を使わざるをえないが…」
「はいはい、厨二病厨二病。そこの二人と向こうの人もびっくりしているからそのへんにしておいたら?」
「ふむ…、まぁいいだろう。ところでクリスティーナよ、彼はなぜ俺にぶつかってきたのだ?」
「それは…、妹に手を出しているHENTAIに見えたから?」
「……助手よ。この俺がいつ彼女に手を出したのだ!」
「いや、だから…そう見えるってだけでしょ。ひょっとして傷ついた?」
「う…む、かなりな…」
「それより、彼に説明しなくていいの?」
「っと、そうだな。もし、助手の言ったようなことを思っているならそれは誤解だ。俺は君の妹に何もしていないぞ?ただ、兄が迷子で見ていないか?と聞かれただけだ」
そこでようやく七海が口を開く。
「そうだよ。全くおにぃってば!」
僕は勘違いした恥ずかしさから相手の顔を直視できず、俯きながら
「あ…、す、すいませんでした…」
「うむ、わかればいいのだ」
男はそういって頷くと
「では、俺達は失礼する。もう迷子になるなよ」
と言って茶髪の少女と一緒に去っていった。
僕は七海の方を見て
「心配したんだぞ。何処行ってたんだ」
「おにぃの方がはぐれたんでしょ!だからあたしがおにぃのこと探してたんだよ」
そこでようやく、少し離れた位置で立っていた梨深が声を出した。
「ナナちゃん…」
「え…、梨深…さん?どうして…」
僕は事実を簡潔にまとめて言った。
「さっき見つけたんだよ…」
「見つけたってどういうことー?」
七海は僕の言ったことが理解できないようで質問してきた。
言ってから気づいたけど、普通これだけじゃ言っている意味はわからないだろう。
まさに「日本語でおk」って感じ。
だけど、僕は疲れていたのでその問いには答えずに言った。
「戻ろう…、ベースに。みんながパーティの準備をして待ってるから…」
僕は梨深と七海の手を繋いでベースに向かって夜道を歩いていく。
END
かなり久々に投下キター!
みんなでパーティー・・・うらやましすぎるww
パーティーハーレム編の投下、待ってます!
俺、シュタゲやったほうが良いんだろうな・・・
>>275の続編少しだけ書いてみた。
>>276の期待に添えないようで申し訳ないが、シリアスの序章なんだ。
ただ、若干SG側のネタバレを挟んでるようなきがして困った。
ここからシリアスに持っていく・・・だと・・・
見てみたいような・・・
気づいたら続編の6割が鳳凰院さんになってた。
世界観を共有してるから拓巳×梨深 オカリン×紅莉栖のクロスオーバークリスマスをしたかったんだけど
全くクリスマスムードがない上にオカリンが超出張ってるぅぅ
新しい情報こないな・・・
上の方の長編バトルエロSSの続きを未だに期待してるのは俺だけだろか
保守
規制食らってた。
また寂しくなってるからなんかあげたいな
気長にとは言えませんが期待して待ってます。
「シンクロしようよ」
けっこう普通な曲に聴こえる俺は電波ソング聞きすぎなんだろうか・・・
288 :
286:2010/02/04(木) 19:58:22 ID:ascZxzjz
後から見ると、あまりにも偉そうな発言に見えたので謝罪します。
悪意は無かったんです。お気を悪くされた方いらっしゃったら申し訳ありませんでした。
そして公式の七海のCGが縦にスクロールできることに気づいた
次回作出るまでに一つは書いておくか
そのうちに
wktkwktk
wktk
それじゃあ、らぶChu☆Chu!発売前に投下しておく
「タク、起きなよ!」
西條拓巳、彼は体を揺すられる感覚で目を覚ました。うっすらと目を開けるとそこにはクラスメイトであり、友人以上の関係である咲畑梨深の姿があった。
「う…ううーん」
リア充を目指す彼は、最近毎日学校に通っている。例の事件以降、学校には知り合いも増え、通うこともそれほど苦痛ではなくなっている。
「ね…眠すぎる…」
だが、それとこれとは別。未だに夜型の生活は直っていない。昨晩はレアアイテムの収集で、眠りについたのは既に外が明るくなったころであった。
「いい加減に起きなさい!」
「うわあああっ、らめええぇ!」
梨深が布団を強引に引っぺがす。すると、そこには朝を主張するように股間が盛り上がっていた。
「あっ…」
股間を注視して頬を赤く染める梨深。
「うううっ、らめえって言ったのに…」
拓巳も恥ずかしそうに膝を抱えてぶつぶつと呟いている。そんな様子を見て、どうしようかと視線を戸惑わせていた彼女は決心したように頷く。
「びしっ! 仕方ないから、私が責任を取るよ」
「せ、責任?」
そういうと、おもむろに彼女は拓巳のいきり立った一物に手を伸ばした。
「な、ななな何するの!?」
「ナニするの。だって、そのままじゃタクが学校に行けないでしょ?」
にっこりと天使のように微笑んで、ゆっくりと拓巳の竿をこすり始める。
「んんっ…」
生理現象で勃っていただけとはいえ、そんなことをされれば情欲に火が入る。拓巳は梨深の胸に手を伸ばした。
「んっ…」
柔らかい感触。梨深は恥らうように身じろぎながら、そっと拓巳と唇を重ねた。その間にも梨深は竿を擦るスピードを上げていく。
ぴちゃ、ぴちゃ。
ソフトなキスからディープなキスへ。舌が絡み合う音が強くなるにつれて、梨深の手の動きも激しくなっていく。そして…。
どぴゅどぴゅ。
欲望の白い塊を手のひらで受け止める。全て出し終えたとき、梨深の手は真っ白になっていた。
「…一杯出たね」
うっとりとするような目で、自らの手を汚した精液を見つめている。そんなえっちな様子を見て、再び西條の一物は元気を取り戻していく。
「あっ……」
「…さ、サーセン」
驚いた様子の梨深と恥ずかしそうにうつむく拓巳。梨深はすぐに悪戯っぽい表情を浮かべて、拓巳にたずねた。
「もう一回する?」
この二人が遅刻したのは言うまでも無いことであった。
授業のシーンなんかはスキップして、一気に昼食の時間まで針を進める。
「おにぃ。どう、おいしい?」
ニコニコしながら、拓巳が弁当を食べる様子を眺める七海。そして、うんざりとした様子で箸を進める拓巳の姿がそこにあった。
昼食の時間。最近は梨深たちと一緒に昼食をとる機会が多くなった拓巳は、その日も教室でコンビニのパンを食べるつもりだった。だが、そこに。
「あっ、梨深さん。おにぃ借りていきますね」
「はい、どうぞ」
突如現れた七海に、誰もいない理科準備室へとドナドナされたのである。そこで、七海が作ってきた弁当を食べさせられていた。
「た、…食べれないことはないな」
「ぶーぶー! なによ、おにぃのためにわざわざ作ってきた特性の愛情妹印お弁当なのに」
「べ、別に頼んでないし、しらんがな…」
口は悪いが、拓巳はしっかりと最後まで食べ終える。そんな様子を七海は嬉しそうに目を細めて見つめるのであった。
「それじゃあ、おにぃ。次はデザートだね…」
頬を赤く染めながら、いきなり七海は立ち上がり自らのスカートを捲り上げる。
「な、なんだって!」
スカートの中。そこにあるべきはずのものが無い。それは女性が体温調整と共に、自らの秘部を隠すために用いる女性用下着。その名もパンツ!
「えへへ、デザートは七海の蜜をゆっくり味わって欲しいかな」
「た、大変…。い、いや変態だ。うちの妹が、パンツをはかずに学校に来る変態になってしまった」
「違うよ。さっき脱いできたんだもん。七海は変態さんじゃないよ」
「ど、どっちにしろ、あまりかわらないだろう」
そんなやり取りをしながらも、蜜に吸い寄せれた虫のように、拓巳は七海の花びらに口を寄せる。
「ふあっ…」
くちゅぴちゃぴちゃぺろっちゅっ。すでに期待のためかわずかに湿っていたその部分を吸ったり舐めたりしながら、どんどんあふれ出す七海の蜜をいただく。
「七海…。そこに座って」
「んっ、こう?」
足を広げた状態で、七海を机の上に座らせる。これで舐めやすくなる。ピンク色のその部位はすでにいやらしくてかてかと光っている。最高の眺めだ。再び、拓巳はその部分に口を寄せる。
「ふああっ、あん…。お、おにぃ。き、気持ちいいよ。ああっ、もっと舐めて。七海のおまんこ。もっと、気持ちよくして…」
時に舌を奥に差込み、またクリトリスを軽く舌先でつつき。あふれ出す蜜を味わう。そして、ついに
「ふああああっ、あん! イッちゃう!」
七海が達すると同時に、これまで以上の量の七海の蜜があふれ出す。それを一滴も零さないように、舌先を丸めてずずずっと拓巳は吸い尽くした。
「はあっ、はあっ、ど、どうだった? 七海のデザート」
「ま、まあまあかな」
くすっと笑いながら、七海は上気した顔で机から降りる。
「今度はおにぃが座って」
言われるがままに机に座る。そして、七海はジジジジッとチャックを口でくわえて下ろし、すでにパンパンに硬くなった拓巳のものを取り出した。
「お、おい?」
「今度は七海がおにぃのバナナミルクをいただいちゃうからね♪」
そして、はむっとくわえて舌でじっくりと味わい始める。この二人が午後の授業を遅刻したのは言うまでも無い。
「西條君。これなんてどうでしょうか?」
「お、おおお。ま、まさまさまさに。リアル星来たんのコスチューム再現度半端ないぃぃぃっ!」
数少ないリアルオタ友である楠優愛と、拓巳はコスプレの専門店に来ていた。彼女とは本当にいろいろあったが、今では何とか仲良くやっている。
「本当にこの店いろんなコスチュームがあるんですね」
「う、うん。ぼ、僕はあまりコスプレには興味なかったけど、目覚めてしまいそうだよ…」
「そうですね。私もちょっと着てみたいです」
「ま、まじで!?」
幸いなことにこの店には試着室が存在した。優愛は星来のコスチュームを手に取ると、そのまま部屋に入る。拓巳はそのまま試着室の前で待っていた。
しゅっしゅっ、と衣擦れの音を気にしながらも待つこと数分。「終わりました」という声とともにカーテンが開かれる。そこには、
「おおおおおおっ!まじで!リアル星来たんきたー!!」
「は、はい。ち、ちょっと恥ずかしいですね…」
アニメ特有の露出度大目の服装に赤面しながらも、優愛のスタイルに衣装はきっちりとはまっていた。拓巳は、はぁはぁと荒い息を吐きながら食い入るように見つめていた。
「あまり、見ないでください。恥ずかしいです…」
「はぁはぁ、気が高まる、溢れる…」
優愛はそんな拓巳を見て、周りを確認する。偶々今は客の人数が少ない。誰もこちらに注目していない。
「えいっ」
「へあっ!?」
優愛は拓巳の手を強引に引っ張りこんだ。不意打ちなうえ貧弱な拓巳は抵抗できるわけも無く、試着室の中へと入れられてしまった。
「な、なにを、するだー!?」
「んっ…」
拓巳が言い終わらないうちに、優愛はいきなり唇を重ねていた。
「???!!!???!!!」
混乱する拓巳の口の中に舌をねじ込む。成す術も無くされたいようにされてしまう拓巳。ゆっくりと唇を離したときには、優愛の目はすっかり潤んでおり、拓巳の一物はギンギンであった。
「い、いきなりなんだよ優愛」
「声が大きいわよ。それに、誰のことを言ってるのこのボケナス! 私の名は星来でしょ」
「へぇあっ!?」
「ほら、キスくらいでこんなにここを硬くしちゃって、本当にエッチなんだから!」
優愛の悪戯っぽい目。それを見てようやく拓巳は優愛が星来を演じていることに気づく。正直、名演とは言いがたいが、拓巳は優愛に乗ることにした。
「ご、ごめんよ。星来たん。許して…」
「だめ、許してあげないぞ」
「そ、そんなぁ…」
「そう。だったら…」
優愛はコスチュームの股の部分を指でずらした。下着を着けていなかったため、いきなり女性の秘部がむき出しになる。
「私のおまんこにタッキーのおちんちんを入れてくれたら許してあげるよ」
「ななな、こっこっ、ここで!?」
先ほどから小声で話しているため、誰も中にに二人がいることは気づかれてはいないはずだ。とはいえ、ここでおっぱじめてしまったら、いくらなんでも気づかれてしまうのは自明の理というものだ。
「ほらっ、早くぅ」
優愛のおまんこは既に濡れ濡れで準備完了だ。誘うように腰を怪しくくねらせている。それを見て、拓巳の中の理性が切れた。
「う、う、うううおおおおお!」
「はんっ♪」
素早く、己の一物を取り出し立ったままの姿勢で、下から抉りこむように打ち込む。
「んんっ、タッキーのおちんちん太くて硬い…」
「せ、星来たんの中もとろとろで凄く熱くて、気持ちいいよ」
「うん。タッキー…。私も気持ちいいよ…」
狭い中、一生懸命声を抑えながら二人は腰を動かし続け、遂に限界を迎える。
「で、でちゃうよ。でちゃうよ星来たん…」
「そ、外はダメ。中に出して…」
どぴゅどぴゅどぴゅ、優愛の宣言どおり、拓巳は白い欲望を全て優愛の中で吐き出していた。おまんこの中から肉棒を引き抜くと、白いケフィアがぽたぽたと垂れそうになるのを、優愛はあわてて手で押さえて止めた。
「よ、汚したらダメですからね」
「…そ、そうだね」
既に手遅れである。なお、汗だの色々な液体で汚れたコスチュームは二人が買い取ったのでご安心ください。
「たくみしゃーん!」
「西條か」
優愛と別れ、町をふらふら歩いていると見知った二人に拓巳は遭遇した。
「こずぴーにセナ……」
「うん。たくみしゃんはなにしてるのら?」
こずぴーはあの事件以来、普通に喋ることができるようになっていた。そのせいで、ますますマニアックな男子からの人気は上昇した。
女子達からの逆恨みを買うこともあったが、クラスには梨深に三住、そして一応拓巳もいるので何とか女子達はドカバキグシャーンにされることなく、やっていけている。
「う、うん。夜にファンタズムのライブがあるから…。それまで、暇つぶししてた」
「……ああ、岸本のバンドか」
セナは相も変わらずガルガリ君を食べている。このコンビはあれからもずっと仲がいい。拓巳も二人と一緒になることがそれなりにあった。
「ライブの時間までどれくらいあるのら?」
「えっと……、二時間ほどかな」
「まだ、時間はあるな」
「それじゃあ、三人で遊びにいくのら〜!」
「ええっ、えっと僕はアニメエイトに……」
当然断れるわけも無く、拓巳は梢に引っ張られるようにして二人についていくのだった。
そして向かった先は、
ちゅばちゅば、ぴちゃぴちゃ
「んっ…」
ちゅっ、ぺろっ、じゅぷ
「拓巳しゃん、気持ちいいのら?」
そういう目的のために使われるホテルなのであった。
セナは拓巳の前にひざまづいて一生懸命、最近お気に入りの拓巳の下半身にあるガルガリ君を舐めてしゃぶっている。
このガルガリ君は、今までのガルガリ君と違って甘くもないし冷たくも無いが、太く、硬く、そして下半身が疼くとてもいい香りを放っている。そして、何よりこのガルガリ君は必ずあたりが出る。
そう、頑張って舐めていれば、白く温かくてくらくらする様な香りを放つ粘っこい液体が飛び出してくるのだ。この液体を上と下の口で美味しくいただくのが、最近のセナのお気に入りである。
一方、梢は拓巳の背後側に回り、楽しそうな顔で拓巳のおしりの穴に舌を伸ばし、ぺろぺろと舐めまわしている。
穴の周りの皺の一本一本を丁寧に舐めとり、唾液でべたべたになった肛門を舌をドリルのようにして、穴の中に舌が進入していく。
そして、手持ち無沙汰になっ手いる右手は拓巳の玉袋を優しくフェザータッチ。前後から来る快楽の波に、拓巳はたまらない気持ちになってしまうのだった。
「ふあああっ、セナにこずぴー…、最高だ最高すぎるよ……」
涎を垂れ流しながら、だらしなく至福の顔を浮かべる拓巳。そんな様子に二人の行為はさらにエスカレートしていく。舌の動きが早まり、快楽もまた一気に加速していく。
「ら、らめええええぇぇ!」
二人の猛攻に耐え切ることができず、拓巳は勢いよく射精してしまう。舌で、亀頭を攻めていた、セナの顔を白く汚していった。
「ふふっ」
「いっぱい、でたのら〜」
セナはうっとりとした顔つきで、己の顔を汚した精子を指で掬い舐めとっていく。
「あっ、セナしゃんずるい!」
梢もまた、セナの顔についた精子を舌で綺麗に舐めとっていく。二人は奪い合うように、精子を舐めあい、お互いの口の中にある精子まで奪わんとばかりに互いの舌を絡めていく。
「んっ、こずえ…」
「んっ、セナしゃんとのキス。気持ちいいのら…」
そんな二人のゆりゆりとした様子に、出したばかりの拓巳の股間に力が戻っていく。気がつけば、出す前となんら変わらない角度と硬度でそびえ立っていた。
「また、元気になったか」
「拓巳しゃんは絶倫なのら〜」
二人はベッドに並ぶと、両足を開き、自らの秘部を拓巳に見せ付けるように広げた。二人の秘部は形や大きさに差異があるものの、どちらもいやらしく、とろとろの蜜に溢れ、男を誘う香りを放っていた。
「さて、西條…」
「今日はどっちからにするのら〜?」
この三人がホテルの時間を延長したことは言うまでも無い。
ファンタズムのライブが終わり、観客は興奮冷めやらぬ顔で会場を後にしていく。口々に興奮した様子で今日のライブについて口走っていた。
「それにしても、今日のフェスはいつもと違ったよな!」
「ああ、声に艶があったというか…」
「いつにも増して色っぽかった…、というよりはエロかったな!」
「やっぱり? 実は俺、声を聞いてるだけで勃っちまったよ…」
「「「お前は俺か!」」」
そんな中、拓巳は会場に残り、本来なら関係者しか入れない場所である岸本あやせの控え室に向かっていた。もちろん、拓巳はあらかじめ、あやせからパスを受け取っている。
フェスのネームプレートが下げられた部屋を見つけ、ノックする。
コンコン
「だ、誰?」
「僕だよ」
あやせは苦しげでいて、切ない声だった。内側からガチャリとドアが開かれる。服装は未だにステージでの衣装のままだ。汗で服がぬれて体のラインがはっきりと分かる。
「た、拓巳……」
「今日のライブ良かったよ」
「は、早く入って」
焦った様子で、あやせは拓巳を部屋に招きいれた。そしてドアを施錠し、誰も入ってこれないようにする。そして、何かに耐えるように体を震わせながら、拓巳の元へとふらふらと近づいてくる。
「拓巳、おねがい……。早く、早く…抜いて」
「ふひひっ、。ま、まずは見せて見ろよ…!」
こくりと頷いて、あやせは拓巳の前だというのに服を脱ぎ始める。汗で張りついた服は思ったようには脱げない。しかし、何かに追い詰められたように焦った様子で服を脱いでいく。
「ふひひひひひひっ」
ためらい無く上着を脱ぎ去り、ブラも外す。形の良い胸があらわになったが隠そうともしない。ピンク色の乳首はすでに立っていた。
「DVD!DVD!DVD!」
そのまま、パンツをも脱ぎさる。あそこからは透明の糸が下着との間にいやらしい曲線を描いていた。だが、驚くべきはあやせのあそこではない。それは、後ろにあった。
ヴィーンヴィーンヴィーン
どこからか聞こえるかすかな振動音。それはあやせのお尻の穴から発せられていた。
「拓巳! は、早く、抜いて!」
「ふひひっ、ちゃ、ちゃんと約束は守ったようだな」
あやせのお尻にはアナルバイブが埋め込まれていた。それが振動するたびにあやせは体を震わせながら、切ない声を上げるのだった。
「し、仕方ない。今抜いてやる。お尻をこっちに向けろよ」
「わ、分かったから早く…」
あやせは床に手を着くと、まるで犬か猫のように四つんばいになる。そして、お尻を拓巳のほうに向けて、突き出した。
「ぜ、絶景なり!」
その体勢では、女の子の大事な部分もバイブの入ったお尻の穴も丸見えである。あそこからは、すでにとろとろの液体が、床へと零れ落ちていた。
「そ、それでは参ります」
拓巳はバイブの先っぽを掴むと、じゅぶりと音を立てながらゆっくり引き抜いていく。その間、あやせは歯を食いしばりながら必死に耐えていた。ずるっ、と完全に引き抜くと、あやせは力尽きたように倒れこむ。
「お、おい、だ、誰が倒れていいといった。お尻をこっちに向けるんだ」
「……んっ」
すでに息も絶え絶えの状態で、懸命に腰を持ち上げてお尻を拓巳に向ける。先ほどまでバイブの入っていたお尻の穴は、パクパクと開き、まるで何かを入れて欲しそうであった。
「ふ、ふふふっ、それじゃあ、ご褒美だ」
「あっ…」
拓巳はチャックを下げて、既にパンパンに膨らんだ己の一物を取り出した。それを見て、あやせの顔に生気が戻る。そして、目を潤ませながら何かを期待している。
「さ、さあ、どっちに欲しいんだ?」
「……わ、私は」
羞恥なのか、顔を真っ赤にしながらも言葉を詰まらせるあやせ。それを見て、拓巳は意地悪そうに顔を歪める。
「い、言えないんなら、ご褒美は無しだ」
「えっ…?」
「し、仕方ないから、この昂ぶった一物は他の人にでも慰めてもらうとするよ」
そして、ドアに向き直り帰ろうとする素振りを見せる。もちろん、拓巳は本当に帰る気なんかない。こうすれば、あやせがどうするか分かっているからだ。
「ま、待って。言うわ! 言うから!」
「ふ、ふひひっ、何、聞こえんな?」
あやせは両手を後ろに回して、お尻の穴とあそこを思いっきり広げる。そして震える声で拓巳に懇願する。
「お願いよ、私のお尻の穴とおまんこに、拓巳のたくましいおちんぽをぶち込んで!」
「く、くくくくっ。よく言えたな、ご褒美だ!」
「あんっ!」
まずは、既にとろとろになっているおまんこに後ろから突っ込む。腰を数度グラインドさせ具合を確かめると、一旦引き抜く。そして、今度はお尻の穴にぶち込んだ。
「はああっ♪ あんっ! いい、いいの」
「く、くっくっく。こ、これはあやせのおまんことお尻、甲乙付けがたいぞ。ど、どっちの中で出すか悩んでしまうぞ」
「わ、私も、はあっ、どっちも…あっ♪ 気持ちよく…て、もう、ふあっ、どっちでも…ああっ! いいわ」
その後、拓巳が両方の穴にたっぷりと出して言ったのは言うまでも無い。
これが、最近の拓巳の毎日である。もちろん、その日によってプレイの内容や人数は変わるが、サルのように毎日、誰かとはやりまくっているわけである。リア充になるため、努力を重ねた結果、全員の攻略に成功したのであった。
「はあ、毎日、これじゃあ疲れるよ……。ふひひっ、リア充も楽じゃないね」
しかし、これから数ヵ月後。とんでもないことが起きようとしていることを、彼は知らなかった。
「この世界で、私としたのが貴方だけだったら、このお腹の子は私と貴方の子になるのかな?」
「おにぃ、私の生理返してよ…」
「認知しますよね?」
「あなたは認知したいはず」
「認知しないなんて言わないよね?」
「認知しないなんて言わせない」
「認知するよね?」
「認 知 す る よ ね ?」
「子供が出来たのら〜。こずぴーが拓巳しゃんのお嫁さんになるのら〜」
「おかしい。最近、ソーダ味よりレモン味のガルガリ君が食べたくなる」
「今、私のお腹にいる子は、邪神グラジオールの生まれ変わりよ。でも、心はまだ邪心に染まってないわ。拓巳、私と一緒にこの子が邪神の力に目覚めないよう育てましょう」
『その子、だれの子?』この言葉をキーワードに、ニュージェネを遥かに超えた、恐ろしい惨劇が拓巳を待っていることを彼は知らない。
つづかない
おおおお!こ、これなんてGJ!
よかった。このスレに残ってて良かった!
オチの各人の口調に馬鹿笑いしたw
激しくGJ!!
>>305 GJなんだが・・・
最後の行が見えない
いつの間にか発売まであと4日か・・・
発売日間近age
物語は考え付くのだけど、毎回オリキャラがほしくなってしまう。
LCCで寸止めされた妄想が爆発するのも時間の問題だな
>>312 物語は出来たが、襲う人が決まらない。
カオヘ的に一般人がギガマニに手を出すと返り討ちにされるから割と難しい。
タクがヒロインに手を出すわけもないしな
キスひとつで、躊躇いまくりだもんな。
ただ、妄想トリガー引いた後なら、タクでも襲えるんじゃね?
>>313 タク以外男キャラがほぼ皆無だからね
純愛物ならタクとラブラブするのが最高にニヤニヤできる。
鬼畜なタクはあんま想像できない
タクはヘタレでちょい痛いけど根は優しい珍しく憎めない主人公
まぁ基本妄想だからなんでもありだと思うよ
俺もいつかは七海とチュッチュ以上の話を投下したいが
文字書く経験が全く無くてかなり先の話になりそうです。
BCとタクが結婚する感じのSSはかけそうなんだが、エロが全くないんだよな
>>316 わかるw
俺のイメージだと平穏な日々での2人は結構爽やかなカップルなんだよな
ごく普通にお互いの初体験を済ましてしまいそうな感じがする
保守
シチュは思いついたが細かい所がな
保守
保守
保守
ある夜、ふと目を醒ました拓海は仰天した。
「な、なんじゃこりゃああああああ!!!」「起きたのねタクミ」「静かにしろ、咲畑に気付かれる」
目の前には、なぜか水着姿のあやせとセナがいた。
「へ、いや、だって、何で僕が椅子に縛りつけられてるの!?何でズボン脱がされてるの!?」
「決まっている。あの時の続きだ。邪魔が入って決着がつかなかったからな」「はあ?」まさかセナにまであやせの電波が伝染ったのか!?そう焦る拓海を無視してあやせが身を屈め、拓海のペニスに口付けする。
「はっ、あぁ、いい」「なっ、待て岸本」
セナもあやせの隣に並ぶと舌を出して舐める。右側をあやせの唇が這い、左側をセナの舌が刺激する形になった。
「どっちが気持ち良いタクミ?」「そ、そんな、こと、言われても」
答えられる筈がない。今の拓海は美少女二人に奉仕されて、天にも昇る心地だった。
タクミの字を全部間違えてたよorz
>>322 二人とも技巧では稚拙窮まりない。いつもお世話になっている右手に及ぶべくもない。
だが、美少女二人の同時奉仕である!!美少女二人の同時奉仕である!!
大事な事なので二度言いました。
「つまり、岸本にできない事をすれば良いわけだ」
そう言うとセナは、長い黒髪を拓巳のペニスに絡めて扱きだした。
「か、髪コ、キ」「どうだ、気持ち良いか?岸本にはできないぞ」勝ち誇った顔であやせを見るセナ。対してあやせは、無言でセナを押しやると
「ぱ、パ、パイズリ、きたー!!し、しかも、フェラ付き!!!」白い胸で挟み込み舌で先端を刺激する。上目使いに見る顔がテラエロス!!!あっさり限界を迎え、射精した。「うわっ、ふああっ」かかったのは割って入ったセナの顔だったが
ぴちゃ、ぴちゃ、ぺろ「うぅんん、はああ」セナの顔についた精液をあやせが丹念に舐めとっていく。舌が顔を這う度にセナが艶っぽく喘ぐ。
「ふむっ、ふあうっ」精液を全て舐めとると口移しで含んだ精液をセナの口に送る。
「んくっ、んくっ、はあ、はあ、んんぅぅ」全て送ると、舌を使って掻きだし、自分の口内に戻し再び送る。繰り返す内にセナも合わせて舌を使い出した。
「おぉ、テラエロス」見ている拓巳のペニスは先程射精したばかりなのに人生最大の膨張率を見せていた。それを見たあやせは拓巳の縄を解き、すっかり蕩けたセナの後ろに回るとセナの両足に自分の両足を絡ませると脚を開かせる。
「ふあっ、なにをす」「さあ、セナの邪心をタクミの邪心で解放して、そして二人の邪心を私に注いで」
セナの薄い胸を愛撫し快楽でセナの抵抗を封じてあやせが淫らに告げる。
拓巳が抗えるわけがなかった。
保守がてら投下
他にも、能力開発の為にエロ拷問されるセナとか
優愛とセナがあやせを虐める話しだとがが会ったりなかったり。
保守
>>326 規制で長いこと書けなかったけど
ちゃんと読んでる 過疎ってるから有難いぜ
エロいセナ見たいです。
329 :
能力開発:2010/05/13(木) 10:30:24 ID:AFsxXTQa
「んくうぅぅ、ふう、はっあっはああああ」
薄暗い部屋の中で蒼井セナは荒い息をついた。 今現在の彼女の境遇は、コードサンプル取得の為のギガロマニアックスとしての覚醒を促される身であり、プロジェクト・ノアの被験者だった。
全裸で目隠しをされ、天井から伸びた鎖に両手を吊られ、肩幅以上に足を広げた立ち膝の姿勢で足首を床の鉄輪に拘束されている。さらに性的衝動を高められ、全身を筆の様なものでくすぐられている妄想を受けていた。
「ああっ、はっくっはひっ、ふあああああ、ま、また、またああ」乳首とクリトリスに巻きついて擦り、振動していた糸と、撫でさすっていた筆の感触が絶頂寸前で消える。喘ぎ声を上げてのけぞると、喉と脇と足とを念入りに刺激され出した。
延々と続く焦らし責めで意識がドロドロに溶けたセナだが、何故か近づいてくる複数の気配に気がついた。その気配の主が何なのかも。
「やぁ、ひゃめぉろ、こっちに、来るなあ」
呂律の回らない舌で訴えるセナの目隠しが外れると、予想どうりの存在がそこにいて、セナに悲鳴を上げさせた。
<続く>
ノアPSPでまた活気付くといいな
ももちゃんの濃厚エロ頼む
暇だしなんかかくか
エロなしか微エロかいてみようとおもうんだけど構わんよな?
最近、エロがかけなくて困る
334 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 05:40:43 ID:u7/gmpIB
一向に構わん!
保守
保守
保守
338 :
カオスな救世主:2010/07/17(土) 18:12:59 ID:6p1WP+jq
七海×タク×梨深
ドン!ドン!
「おーにぃー」
また、七海がベースの扉をこれでもかと思うくらいに叩いている。
「おーにぃー、いるんでしょー 開けてよー」
うるさいが、ブラチューの放送があっているのに、七海のせいで見逃すわけには行かない。
「おーにぃー!! 開けろー!」
「はぁ」
うるさすぎて、聞こえない・・・
開けないとさらにめんどくさくなる気がしたから、仕方なく開けた。
ガチャ・・・ギー
「あ、やっと出てきた。まったく、こんなかわいい妹を長い間待たせるなんて!バカおにぃ!」
「なんだよ。僕は忙しいんだよ。」
「何その態度!せっかくナナが、おにぃのために来てるのに。」
「誰も来いなんて言ってないだろ!」
「んん〜〜もう!信じられないこのバカおにぃ!」
「わかったよ。で、何?」
「ん〜用っていう用は無いんだけど・・・」
「用が無いなら帰れよ。」
デスクの上に置いてあった飲みかけのコーラを飲む。 ゴク・・・ゴク・・・
「おにぃ」
「何?」
「・・・いる?」
「は?何て?」
「おにぃって彼女いる?」
はぁ? 一体コイツは何を言っているんだ?
ついにおかしくなったか?
「いる訳無いだろ!大体僕の嫁は星来たんであって!」
「梨深さんは?」
「梨深とは友達だよ。」
って、コイツ嫉妬してるのか? ついに頭が壊れたのか?
自作ストーリーです。
339 :
カオスな救世主:2010/07/17(土) 18:14:11 ID:6p1WP+jq
「ホントに?」
「いや、ホントに?って本当に決まってるだろ。」
「ふ〜ん」
一体何があったらこんな風になるんだ?
「何で昨日の夕食が2つあるの?」
「昨日、梨深と一緒に食べたんだよ。」
「え・・・?」
「昨日、ナナが来たときにはすぐ追い返したのに、何で梨深さんとは一緒にいつもいるの!?」
何でコイツは怒ってるんだ? 三次元は理解できない。
ガチャ・・・ギー
「タクーいるー?」
「梨・・・梨深」
「タク、おはよー あれ? ナナちゃん?」
「・・・」
「ん?あれ何かマズかったかな?」
「・・・」
うわ〜、修羅場だ。二次元ではよく見るけど、三次元で見るのとはぜんぜん違う。
「梨深さん」
「ん?何、ナナちゃん?」
「梨深さんは、おにぃの事好きなの?」
はぁ?コイツまた何を言っているんだ?
「ふぇ?ナナちゃん今何て?」
「だから、梨深さんはおにぃの事好きなの?」
「えっ、それは・・・」
それは気になる。
「えっと・・・たはは」
やっぱりフラグは立たないよな・・・ショック
「嫌いなの?」
「嫌いなわけじゃないけど・・・」
「じゃあ、もう二度とおにぃに近づかないでください」
また何を言っているんだ!?
「そんな・・・何で?」
「おにぃの事好きだから」
!?、今何て!?
「おにぃの事大好きだから」
!?!?
「おにぃの事誰にも渡したくないの」
!?!?!?
「ちょ、お前何言ってんだ!?」
「あたしもタクの事好きだよ!」
な・・・何ーー!?
「って、あたし何を!?」
梨深が、自分で言ったことに対して驚いている。
「じゃあ仕方ないですね」
!?
「ディソード!?、七海何する気だ!?」
自作ストーリーなので本編とは違います。
340 :
カオスな救世主:2010/07/17(土) 18:26:46 ID:6p1WP+jq
続きは、「カオスヘッド 自作ストーリー」(板)にあります。
341 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 20:37:43 ID:6jS8h/jj
乙と思ったけど宣伝かよ、さて次の投下待つかね
343 :
カオスな救世主:2010/07/17(土) 22:48:53 ID:6p1WP+jq
じゃあ、名無しさん@ピンキーさん
新しいストーリーをお願いしますよ。
344 :
カオスな救世主:2010/07/17(土) 22:52:33 ID:6p1WP+jq
↑(追加)ぜひ、タクと「七海」のラブラブ小説をお願いします。
>>344 夏厨乙wwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前が立てたのは「板」じゃねえんだよ「スレッド(スレ)」って言うんだよwww
自己満足のオナニースレはエロパロ全体に迷惑だ。ホムペで勝手にオナってろ。
アニメもしくは原作、関連スレで個人スレなんて一切無い。これが2ちゃん
だから半年ROMって様子見るなりして2ちゃんを勉強してから来い。
343 名前:カオスな救世主[] 投稿日:2010/07/17(土) 22:48:53 ID:6p1WP+jq
じゃあ、名無しさん@ピンキーさん
新しいストーリーをお願いしますよ。
344 名前:カオスな救世主[] 投稿日:2010/07/17(土) 22:52:33 ID:6p1WP+jq
↑(追加)ぜひ、タクと「七海」のラブラブ小説をお願いします。
345 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 21:11:46 ID:0XRxUTKx
>>344 夏厨乙wwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前が立てたのは「板」じゃねえんだよ「スレッド(スレ)」って言うんだよwww
自己満足のオナニースレはエロパロ全体に迷惑だ。ホムペで勝手にオナってろ。
アニメもしくは原作、関連スレで個人スレなんて一切無い。これが2ちゃん
だから半年ROMって様子見るなりして2ちゃんを勉強してから来い。
俺って親切だなあ
そんなことより蕎麦茹でようぜ!
保守
349 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 19:32:57 ID:gfSsQUOu
ハァハァ
保守
保守
保守
そろそろピンクの美少女のエロいお話がきてもいいよね
354 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 16:19:15 ID:oACkjxQi
ほしゅ
355 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 03:52:09 ID:xixe6n6P
保守
セナとタクの純愛が見たいな、書ければ書くんだが文才ZE☆ROなんだよなぁ…
保守
保守
ほす
ほーす
保守
>355
見たいな 以降書く必要無かっただろ
うぜえ
さたでーないと
ふぃーばー
364 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 20:00:37 ID:P/btLPdM
次は幸運実行党かな
らぶ
Chu☆
Chu
368 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 17:40:57 ID:ryiT2oqj
ほ
保守
ほ
も
か
お
ま
え
は
ビシィ!
BCさんのデルタゾーンでつけ蕎麦の時間は終わった
ビシィ蕎麦
865 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01:06:29 ID:T4b/C+Qr [2/4]
Z指定が出たらセナ√で
膝コキ
へそ射
ちっぱいズリ
の三つは絶対やって欲しい
あと、こずぴぃ√で歯形プレイ
七海√でアンスコの中に頭突っ込んで舐め犬
あやせ√で溶かしたチョコ舐め取りフェラ
ビシィさん√でお蕎麦緊縛&目隠し状態のビシィさんに向かってオナニー
もできれば頼むよハァハァ
867 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01:13:27 ID:T4b/C+Qr [3/4]
勿論、それだけじゃない
優愛√でドMに目覚めると美愛√に突入し
首輪をつけられた状態で美愛に見られながら愛用フィギュアにぶっかけプレイ
他のヒロインとのフラグを立てないとエリン√に突入し
ランドセルをしょったエリンに上目遣いフェラ
園児服エリンとお馬さんごっこ
利尿剤を飲ませたエリンとオムツプレイ
特にエリン√は是非頼むよ、ふひひw
誰か書いてくれ
へ、へんたいやー!
PSP出てもあまり活気づいてないんだな
ギャルゲー板の本スレに宣伝すりゃ
ここで聞くような話じゃないだろうけど・・・PSP版て誰得w
俺は据え置きでラブちゅっちゅまで満喫したから買わなかったけどw
積みゲしていた箱ラブちゅをやって居たわけだが
なにこの破壊力。馬鹿なの?死ぬの?(俺が)
ギガマニガールズかわいすぎるwww
387 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 01:43:46 ID:gSr88Lpf
保守
388 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:06:26.52 ID:f7TlVT+I
エロパロってエロ限定?
保守
保守
右翼
392 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 18:32:44.33 ID:/G7MbNLG
保守
393 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 20:38:45.99 ID:BL9Oxy5x
奈良県某市
394 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 01:54:30.46 ID:HGhDWBhe
少し投稿しようかと思うんだが……見る人いるのかな?
いや、むしろ誰も見てくれなくても妄想をさらけ出すことに意味がある!
おっしゃ、近々投稿してやんよw
そう口にするからには、ある程度は書き終わってるよな?
今は 書いてやるぜ! この過疎スレに俺の作品を! って息巻いてるからそう思うんだろうけど、俺はいままでそれで数ヶ月もスレに投下されないなんて何度も見てきたんだ。
悪い、べつにやる気を削ぎたいわけじゃないんだ。 ただそういうふうに書くと、むしろ自分にプレッシャーにならないか?って言いたかった。
もちろん期待はしている。 頑張ってくれ。
396 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 02:53:42.91 ID:HGhDWBhe
今シナリオ考えてた所だお。
流れは完全に妄想したぜ(キリッ
最近ハマって、優愛との妄想をしてしまったから何と無く投稿したいなとw
心配するな、絶対書き上げて投稿してやんよw
むしろ期待に応えれるよう妄想頑張るわ
397 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 02:54:59.73 ID:HGhDWBhe
そうそう、忘れてた。
ちなみに投稿予定は優愛×拓巳だじぇ
|ω・`)
399 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/03/31(木) 14:43:47.29 ID:HGhDWBhe
「はぁ…はぁ……ふひひ、このエロボイス超エロい…声優GJっ!」
僕の名前は、西條拓巳。
ニュージェネ事件を解決し、ノアUを破壊、自分の心象世界で自分の本質を再確認し現実に戻って来て早数ヶ月…キモヲタとリア充を満喫している。
ちなみに今はベース内で絶賛オナニー中。
いつものイスに腰掛けながら肉棒を露出させアイマスクをして視界を遮ることによって研ぎ澄まされた妄想力をさらに研ぎ澄ましイヤホンでエロゲのボイスを聞いて脳内にエロボイスを響き渡らせるこの完璧なオナニースタイルに隙はなかった。
心象世界で優愛と仲良くなり付き合うことになって晴れてリア充になったからと言って、そんなエロゲやDQNみたいに速攻Hするなんて数ヶ月前まで女の子と話したことすらなかった僕に出来るはずもなく……。
「はぁ……はぁ…優愛……」
だからと言って、大好きな優愛とHしたいと思わないわけはなくて…。
だから…肉棒を扱きながら無意識にぽつりと優愛の名前を言って……いつの間にかエロボイスのイメージを優愛にしていたことに僕は……少し恥ずかしくなった。
自分の彼女と…現実ではなく妄想でエッチしているそんな自分の情けなさとヘタレな気持ちが恥ずかしくなった。
「はぁ……はぁ…優愛…可愛いよ優愛…うはぁっ」
うぅ…出そうだ。優愛、出るっ。出るぅぅ。
「あ、あの……その…えっと…に、西條くん?」
え?
イキそうになって、扱く手の速さを早めラストスパートを駆けようとした時、いきなりイヤホンが両耳から外され…後ろから優愛の困ったような声が僕の耳を貫き……扱いていた手をストップさせた。
「あ、あああの…えっと、何度もノックしたんですよ?でも、返事もないし…そしたら西條くんが私を呼ぶ声がして……ドアも開いてて……それで…あの、えっと…」
なるほど、そりゃあイヤホンしてたしね。
それで中に入ってみると絶賛☆自家発電中のキモヲタを一人発見したわけですね、わかります。
僕、オワタ\(^O^)/
「あ、あの…すいません……邪魔しちゃって……ど、どうぞ…続けて……ください…」
申し訳なさそうに優愛が謝ってきた。
むしろこっちが謝りたいよ。
「つ、続けられるわけ、ないでしょう……最悪だ」
もぅ、萎えちゃってるし…。
僕はこの状況にうなだれた。
ていうかこの状況で続けられる勇者がいたら僕の目の前に来てほしい…。
400 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/03/31(木) 14:46:00.10 ID:HGhDWBhe
「あぅ……す、すいません……あ、あの…邪魔しちゃったのは…私ですし…その……西條くんがよければ私が手伝いましょうか?」
「………え?」
今……なんと?
「えっと……握って、こう…上下に擦ってあげればいいんですよね?」
「え?…え?…あ、ちょ……」
「に、西條くんは、じっとしててくださいね?」
イスに腰掛けうなだれる僕の後ろから耳元で優しく囁くと後ろからするっと優愛の手が僕の股間に伸び僕の萎えた肉棒を優しく握った。
年上お姉さんに手コキktkrw
Hシーン突入フラグwww
オラァ、wktkしてきたぞw
「えっと……初めてで下手かもしれませんけど…頑張ります……んしょっ」
優愛の白くて細い指が僕の萎えた肉棒を優しく握り…ゆっくりとぎこちない動きで扱いてくる。
「こう…でしょうか?」
やばい…優愛が僕のアレを握って扱いてるって考えただけで……。
僕の肉棒は見る見る内に元の固さと大きさを取り戻した。
初めてだから下手?
だがそれがいい。
「あ……西條くんの…すごく大きくなって……か、固いですね……き、気持ちいいですか?西條くん?」
優愛が勃起していく様を見て驚いてる。
か、可愛い。優愛可愛いよ優愛。
そして気持ちいいに決まってるじゃないか常識的に考えて!
「き、気持ちいいよ…優愛……うぁ…」
「そ、そうですか?……えっと…う、嬉しいです………ところで……さっき私の名前を呼んでましたけど……その…私でエッチな妄想してたんですか?」
「っ……………!」
そうだった…忘れてた。
オナニーしている所を見られただけじゃなく……優愛を妄想しながらオナニーしている所を見られたことを。
「そう…なんですよね?………えっと…少し変かも知れませんけど………私、嬉しいです」
「え?……で、ででででも…き、キモく思わないの?ゆ、優愛で…エロい妄想してたんだよ?」
401 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/03/31(木) 14:47:08.63 ID:HGhDWBhe
「私と西條くんが付き合ってから数ヶ月…経ちますよね?」
「う…うん」
「その……普通のカップルならそういう男女の関係の一つや二つあってもおかしくないってネットで知って……ましてや、西條くんみたいなエッチな人なら尚更そういう男女の関係になってもおかしくないと思ってて…」
つ、つまり…優愛は僕に襲われたいの?
ふひひ、それなんてエロゲ?
「でも…この数ヶ月西條くんはそういう雰囲気になっても全然手を出して来なかったですし……その…女として魅力がないのかと思って…」
優愛に魅力がないだと?
いっぱいあるよっ!
胸とか脚とかそれからボディラインとか等など…
「だから…今日こうして西條くんが私でエッチなことしているのを知って…嬉しかったんです……それに、そんな西條くんがすごく…可愛いです…」
耳元で優しく囁きながら肉棒を扱く手の動きが、僕の反応を楽しむかのように悪戯な物に変わった。
「うはぁっ…優愛っ…ちょ…うぁっ」
「西條くん、すごく可愛いです…ここをこんなに固くして……扱かれて気持ち良さそうに喘ぐだらし無い声も……すごく可愛い…」
ゆっくり焦らすように優しく扱いたかと思うと……今度は強く乱暴に扱かれて…
「西條くん…ぬるぬるしたのが出て……んっ…すごいぬるぬるします…」
「はぁはぁ…優愛の手コキ……気持ちいい…最高だよぅ……」僕の我慢汁が肉棒を握る優愛の綺麗な指を汚していく……
初めてって本当かな…すごいテクニシャンじゃね?
優愛エロいよ優愛。
年上お姉さん最高。
「うぅ……そろそろ限界…イキそぉ…」
「いいですよ、西條くん……私の手でたくさん出してください」
僕の射精を促すように…優愛の手の動きがラストスパートを駆ける
もぅ…らめぇ……出るぅっ。
第一部完
中途半端ですが、ここからポジティブとネガティブに分岐するので、とりあえず区切ります。
本当は、区切らずポジティブとネガティブを完結させてから投稿したかったんですが、期待させておいて投稿されないことが何度もあったらしいので、安心と信頼を得るため区切って投稿させていただきます。
次回は、ポジティブ妄想編(妄想じゃないけど)を投稿する予定ですので。
お楽しみに☆
>>401 君がギガロマニアックスだ
乙
続きも期待
404 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 11:29:37.78 ID:rl8Kwe6F
キャラ物のSSって会話多くしてキャラっぽさ多目のほうがいいの?
それとも独白多くしたほうがいいの?
エロパロでの需要的な意味で聞く
405 :
妄想乙:2011/04/01(金) 12:02:45.32 ID:ylAF7cOg
人それぞれじゃないかな?
自分は完全に妄想した奴そのまんま。
406 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 18:11:02.38 ID:wI1F8/at
仏陀再誕
407 :
妄想乙:2011/04/01(金) 22:01:12.30 ID:ylAF7cOg
今日中か深夜2時くらいにはポジティブ編うp出来そうだおっ!
俺頑張るお!
408 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:20:38.39 ID:PCyb4s+c
≫401の続き。
ポジティブ編。
「うぁっ……くっ…ぅっ……」ビュク…ビュク…。
僕は限界に達して勢い良く白い欲望を射精した。
いつも自分でする時より何十倍も気持ち良く感じた。
いや、感じたんじゃなくて、気持ち良かった。
「きゃ…に、西條くん?大丈夫ですか?」
いきなりビクビクと痙攣しながら射精する僕に心配そうに声をかけてきた。
もしかしたら、男の射精する所を見るのは初めてなのかも…。
「あの…これ、精液…ですよね?私、初めて見ました……ということは西條くん、気持ち良かったってことですよね?」
優愛は射精して萎えつつある肉棒から手を離し、手に付いた僕の白濁液をまじまじと見つめて僕に恥ずかしいことを聞いてきた。
「はぁ……はぁ…う、うん…す、すごく…よよよ、良かったよ…」
恥ずかしいのと賢者タイムとできょどってしまった。
うぅ…でも、よくよく考えるとイカされるってすごく恥ずかしいような気がしてきた…。
「……ふぅ……ちょ、優愛?何を…」
そんなことを余韻に浸りながら考えてる内に優愛がイスに座る僕の股間に膝立ちになって顔を近けていた。
そして…。
「あ、西條くん、動かないでください…今綺麗にしてあげますから………んっ」
舐めた。
なん……だと?
ま、まさか……エロゲのメイドとかがよくやるあの伝説の…
「お、お掃除フェラ!?」
「え?お掃除…何ですか?」
「あ…い、いや……か、構わん…続けろ」
「?……はい」
優愛は恐る恐ると言う感じで、白濁液で汚れた肉棒の先っぽを小さな舌をペロッと出して、ちろちろと舐めて綺麗にしていく。
うはぁ…き、気持ちいい!
リア充共め、毎日こんなことしてたのかマジで爆発しろw
「ん…れるれる……精液…って、あんまりおいしくないですね…」
「っ!……ご、ごめん…も、もういいよ……き、汚いし」
そうだ…お掃除フェラのことに気を取られてたけど、そういうのはエロゲや「ただしイケメンに限る」だけがしてもらえることであって……僕のなんか、とても汚くて舐めれたもんじゃない…別にお風呂に入ってないとかそういう意味じゃなくて。
イケメンのチ〇ポとキモヲタのチ〇ポ、舐めるならどっち?って話しだよ。
普通の女性だったら、イケメンを選ぶでしょ、常識的に考えて。
僕から言わせて貰えば、クラスのDQN女のパンツと星来たんのパンツ、どっちが見たい?って言われてるようなものだよ。
409 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:21:40.77 ID:PCyb4s+c
「汚くないですよ……それに、西條くんのなら私嫌いじゃないです……はむ…ん、ちゅる」
そう微笑んで、優愛は僕の肉棒をその小さな口でくわえ込んだ。
その言葉に興奮して…萎えつつあった僕の肉棒は……また肥大化し始めて…そんな嬉しい言葉を聞いて…僕の肉棒を一生懸命くわえる優愛の頭を無意識に撫でた。
「ありがとう、優愛……すごく、嬉しいよ」
「んむ……私も…嬉しいです……またこんなにして…私が慰めてあげちゃいます」
既に元気百倍アンパ〇マン状態の肉棒を手コキしながらくわえ込んでしゃぶってくる優愛。
くっ…最高に気持ちいい…今までオナニーしかして来なかったキモヲタには辛いくらい気持ちいい。
「んむ…ん、んん……ちゅるちゅる…はむぅ……れるれるちろちろ」
僕の感じる所を探すように、舐めり、しゃぶり、吸い、扱く。僕の絶頂というGEレートがどんどん上がっていく。
ふひひ、なんちゃって。
「はぁ…はぁ……優愛…優愛の口…気持ちいいよ……」
「んん…ふむぅ……んぅ、ちゅぽちゅぽ…ちゅるちゅる……んん、んっ、んっ、んっ……」
優愛の小さくて柔らかい口が一生懸命僕の勃起した肉棒を優しくくわえ込んで顔を上下に動かして扱いてくる。
萌え。
長い髪が邪魔になったのか、髪を耳に引っ掛ける、男の半分くらいは萌えるであろうあの仕草もした。
優愛は僕を萌え死にさせる気らしい。
ていうか、優愛みたいな年上お姉さんで委員長みたいなおっとり(?)眼鏡さんの一生懸命フェラする姿がここまで萌えるとは。
やばい、改めて整理してみたら萌えて射精しそう。
「優愛…やばい……出そう…口、離して」
「いいれふよ……いっふぁいらしてくらはい」(略いいですよ、いっぱい出してください)
ちょ、マジで!?
いくら大丈夫でも僕が何か申し訳ないよ。
「ちょ…優愛…本当に…やばい……出るぅぅっ…」
「…………んふ」
優愛は肉棒をくわえながら射精しそうになって悶えるだらし無い僕の顔を上目遣いで見ながら笑った。
なにげに僕で遊んで楽しんでないですか?優愛さん。
「うぁぁっ…くぅっ……うっ…うっ」
僕は堪らず腰を引き前屈みになりながら優愛の頭を掴んで口内に射精した。
「んっ…んぅぅぅっ」
ビュク…ビュク……。
ビクリと肉棒が痙攣する度に濃厚な白濁液が優愛の口内を犯していく。
「んっ……んく………んく……」
410 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:23:17.56 ID:PCyb4s+c
「うは……優…愛……」
優愛は口内に出された僕の白濁液を何も言わず(くわえてるから何も言えないけど)飲んでいく。
優愛…ガチでエロすぎ。いやマジで。
「んくっ……ん、ぷぁ…」
大量に放たれる白濁液を口で受け止めていた優愛だけど、2回目のくせにかなり出たらしく口を離してしまい…。
「あ……」
「はぁ、はぁ…ふぇ?……きゃっ」
ビュク…ビュク…。
2、3回ビクビクと痙攣して、僕の肉棒は優愛の顔目掛けて白濁液を発射した。
「ご、ごめん優愛…て、ティッシュ…ティッシュ…」
掴んでいた優愛の頭を離して慌ててティッシュを探す。
「…………」
優愛は顔射されてびっくりしたのかぺたんと座り込んで息を荒くしている。
白濁液は髪や鼻や頬、眼鏡にまで付いていて、息を荒くして座り込む優愛は頬も少し赤く染まってすごくエロ可愛かった。
優愛は不意に頬に付いた白濁液を指で拭うように取って舐めた。
エロい。
「これ…顔射って言うんですよね?……西條くん、マニアックですね…」
「ま、マニアックって……本当に優愛、こういうこと初めてなの?……や、やけに上手いような…」
ティッシュで優愛の髪や眼鏡を拭きながら聞いてみた。
少し怖いけど。
「ネットとか本で…勉強しました……西條くんのために」
僕のために?
うはwマジかよw
優愛GJ!
「…西條くん」
優愛が何かを言いたげに僕を見つめていた。
「……あの…私にも」
???
「私にもエッチなこと、して…ください」
なん…だと?
つ、つつつついに童貞卒業!?
フラグキターーーーー!!
「だ、だが…断る」
「え?……」
「いや、そうじゃなくて…優愛にエッチなことをしたくないわけじゃないんだ……で、でも…心の準備が出来てないというか…は、恥ずかしいというか……緊張するっていうか…」
しょうがないじゃないか!
今まで女の子の身体なんて星来たんや他の嫁フィギュアくらいなんだぞぅ。
ましてや、そんなストレートにエッチなことなんて……。
「……そう」
あれ?優愛の声がいきなり冷たくなったような?
「私とじゃしたくないの?」
なん……だと?
ここでキレますか普通。
「あなたは私とするべき」
「してほしいの」
「するはず」
イスに座ったまま怖くて動けなくなった僕に優愛がどんどん近づいてくる。
ひぃぃぃぃぃ。
超怖い!誰か助けて!このままじゃ僕の貞操が!
411 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:23:44.61 ID:PCyb4s+c
僕は怖くて目をつむった。
でも、今日の「コレ」は違った。
「するに…決まってます」
あれ?
「したい…ですよね?」
いつもの感じと違う?途中までいつもの怖い感じだったのに。
「したくないなんて…言いませんよね?」
むしろ…甘えるような…。
「したくてしたくて…しょうがないですよね?」
僕はゆっくり目を開けると、頬を赤く染め、眼を潤ませる優愛が密着しそうなくらい近くにいた。
「して」
優愛が甘えたような可愛い声で迫ってくる。
「し・て」
首に手を回して唇を奪われた。
今まで触れるだけのキスしかして来なかったけど、優愛がしたキスは今まで違い…。
「ん…ちゅ……ちゅぅ…んん…」
とても濃厚で…優愛の舌が僕の舌を突いて…。
優愛は大人だと思った。
けど、密着した身体や僕の舌を突く優愛の舌が少し震えていて……優愛も緊張していることに気付いた僕は、優愛を優しく抱きしめてあげた。
「ん……はぁ…これでも…まだしたくない…ですか?」
「わ、私だって…恥ずかしいんですから……西條くんだけ恥ずかしがって拒否なんて、許しませんから」
唇を離し、優愛の恥ずかしげに頬を赤く染める優愛を見て、僕は決心した。
「是非……やらせていただきます」
優愛は…少し照れてまた僕にキスをした。
「あの…すいません……咲畑さんや岸本さんみたいにスカート短くなくて……何でしたら、リアルブートしましょうか?」
今、僕達はベッドの上にいる。ちなみにベースにあるベッドじゃないよ。
あんな高いベッドでエッチしたら崩れちゃうからね。
優愛にソファを消してベッドをリアルブートしてもらったんだ。
超便利☆
で、今は、優愛が仰向けに横たわってる上に僕が覆いかぶさるようにしてる。
緊張はしてない。
さっき優愛に緊張を解いてもらったおかげかな。
僕はただ優愛を愛するだけ。
「いや…このままでいいよ……むしろこれでいい」
長いスカートで隠れていない優愛のふくらはぎに手を沿えるとそのまま撫でるように太ももの方へスライドさせてロングスカートを捲くっていく。
ロングスカートを捲くっていくのって超エロくね?
「んっ…」
優愛が短く声を出した。
僕は構わず下着が見えるギリギリまでスカートを捲る。
僕の心象世界でも思ったけど…普段は隠れて見えない優愛の脚って…すごく、綺麗だ。
触り心地も最高。
スベスベしてて、モチモチした肌触り。
412 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:28:05.74 ID:PCyb4s+c
「優愛の脚、綺麗だね……ロングスカートだから日光も当たらないし…白くてすごく綺麗だよ」
僕は、優しく優愛の太ももを撫でるように触る。
時々、下着の方まで手を移動させるとビクッてして脚を少しもじもじさせるのが可愛い。
「そんな…ことは……」
僕は脚から手を離すとゆっくり優愛の豊満な胸をブラウスの上から掴んだ。
やけに手慣れてないかって?
僕がどれだけエロゲをやってきたと思っているんだ!
僕に足りなかったのは、実際に3次元でやる勇気だ!ふひひ。
「な!?」
なん…だと!?
このマシュマロのような柔らかい感触…。
たゆんたゆん、ばいんばいん。
擬音で例えるならこれ。
あれ、デジャヴュ?
前にもこんなことが…。
「あの……西條くんの心象世界で…に、西條くんが嬉しそうだったので…」
思い出した。
僕の心象世界で一度、優愛はブラのホックが外れて…。
「ノ、ノーブラ…」
改めて、ブラウスの上から掴んでみる。
たゆんたゆん、むにゅむにゅ。
ブラウスの上から触ってこの感触…。
生で触ったら…。
みwなwぎwっwてwきwたw
「優愛って…本当、エロすぎ…」
つい口から出してしまった。
「西條くんのせいですよ…んぅ…あっ」
だいたい合ってる気がしないでもないけど、とりあえず胸を揉んで黙らせる。
「優愛の声可愛いよぅ…もっと聞きたい」
「んっ…西條くん…そんな、胸ばっかり…んぅっ」
僕は、胸を揉む度に優愛が可愛くてエロい声を出すことに気分を良くして、胸を揉み続けた。
「おおおぉぉぉぉぉぉ!」
しばらくして、優愛の柔らかい双丘にブラウスの上からでもわかるほど乳首が立っていた。
思わず叫んでしまった。
「はぁ…はぁ……どうしたんですか?……きゃあっ!…み、見ないでください西條くんっ!」
胸の異変に気付いたのか慌てて隠そうとする優愛がすごく可愛いと思った。
なるほど、優愛もこんな気持ちで僕を可愛いだの言っていぢめてたのか。
納得。
これはいぢめたくなる。
ふひひ。
「ど、どうして?…優愛のここ、いぢめて欲しくてこんなになってるんでしょ?」
ブラウスの上からポチッている乳首を指で弾く。
もう片方は摘んで優しくクリクリと愛撫する。
「あっ、に、西條くん…やぁっんぅっ」
優愛が僕の愛撫で感じていることにすごく嬉しくて…感動した。
413 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:29:00.69 ID:PCyb4s+c
「あっ…西條くん?な、何を…きゃっ…あんっ」
僕は興奮が収まらず、優愛のブラウスのボタンを少し外して片方の胸だけを露出させた。
そっちのほうがエロいからに決まってるでしょ、常識的に考えてw
そして露出させた片方の胸の薄いピンク色の乳首に吸い付く。
「に、西條くぅん……あっ、あんまり吸っちゃ…やぁっ」
僕は西條拓巳に生み出された妄想の存在。生まれた時にはすでに高校生だった僕は母親の乳を吸ったことはない。あったとしても西條拓巳から受け継いだ記憶のみだ。
だから…なんだか懐かしいような、でも初めての体験に……少し切なくなって…優愛の胸を吸い続けた。
「はぁ…はぁ…西條くん、なんだか赤ちゃんみたいですね…少しエッチですけど…うふふ」
優愛にそう言われて、恥ずかしくなったから乳首をとびきりイヤらしく吸った。
ふぁんっとかすごい可愛い声出してた。
「優愛…」
「はぁ…西條くん…」
しばらく吸い続けた乳首から口を離すと優愛と眼があったから見つめ合ってキスをした。
「ん……んっ」
「んぅ…ちゅぅ……んんっ、れる」
互いに舌を絡め合う濃厚なキス。
空いていた手をさっきまで吸っていた乳首へと伸ばして胸を揉みながら、人差し指と中指の間に挟んで刺激する。
「はぁ……はぁ…西條くん…あの……私…もぅ……」
口を離すと優愛がすごく潤んだ瞳で僕を見てきた。
何だろうと思っていると、優愛が脚を内股にしてもじもじしているのを見て理解した。
「わかったよ」
僕は、優愛の下半身に移動してロングスカートを完全に捲くった。
「ごくっ………」
優愛の下半身は、生唾ものだった。
可愛らしい純白の下着から伸びる白く綺麗な美脚…それを引き立てるような紺ソックスのコントラスト…そして、恥ずかしいのか内股に脚をもじもじさせる仕草。
素晴らしいとしか言いようがなかった。
「…西條くん」
おっと、つい見取れてしまった。
さて、決心したとしてもさすがにこの領域はすごく緊張する。
とりあえず近づいてよく見てみる。
「シミが…出来てる」
純白の下着の一部がしっとりと濡れて…少し透けてる。
「に、西條くんっ…そんなこと、言わないでくださいっ」
さ、サーセン…。
と、とりあえず触れてみることにしよう。
下着の上からシミが出来ている所を押してみた。
ぷにゅ…ぷにゅ…。
胸の柔らかさとはまた違った柔らかさ。
414 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:30:11.98 ID:PCyb4s+c
一番違うのは、優愛の反応。
「ふぁっ、あんっ」
押しただけなのに、すごい敏感に反応する。
「気持ちいい?」
そう言葉を掛けながら、優しく下着の上から優愛の秘所を撫でる。
「はぁっ…は、はぃ……んぅっ」
優愛の気持ち良さそうに喘ぐ様子をハァハァしながら秘所を撫で続ける。
段々と、優愛の下着から透明のぬるぬるした液が滲み出て来た。
そ、そろそろ下着脱がしたほうがいいのかな?
そう思った時、優愛の下着にスージー様が降臨なさっていた。
「り、リアルスージー様ktkrw」
すごく、興奮した。
優愛は、僕の愛撫に耐えることに精一杯らしい。
「ハァハァ…優愛のスージー様…ごくっ」
堪らず優愛のスージー様を人差し指で優しくなぞる。
「っ!……」
優愛は声にならない声をあげた。
とりあえず、すごく気持ちいいらしいからなぞり続けてみる。
「に、西條くん…だめ……それ…んぅっ…ん……んぅぅっ」
優愛の太ももが内股になって秘所を弄る僕の手を挟んでくる。
柔らかくてスベスベで気持ちいい。
「はぁ…西條くん……私…もぅ……その、あの…はぁうっ」
優愛が何やら切羽詰まったように話し掛けてきた。
どうやら、限界が近いらしい…。
え、えっと…女の子ってどこを攻めればフィニッシュまでイケるんだっけ?
膨大なエロゲ知識を掘り起こす。
そうだ…栗とリス。
探せ。
優愛の栗とリスを。
「栗とリスがみえた」
YES。
「はっきりと栗とリスがみえた」
YES。
「ここから動けるなら攻めにいける」
YES。
「ここ以外の場所でも栗とリスがみえる」
NO。
「実際にそれは栗とリスじゃない」
NO。
見えた。
優愛の下着…スージー様の上のほうに少しポチッている。
あれだ。
僕は下着の上から、優愛の栗とリスを優しく押しつぶしたり、ぐりぐりと摘む。
「ひぁっ!…っーーーー!」
優愛がビクンビクンと身体を小刻みに震え痙攣する。
プシッ
優愛が潮を噴いたらしい。
下着がグショグショで大変なことになっている。
僕は派手に絶頂に達した優愛が少し心配になり声を掛ける。
「…だ、大丈夫?」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
すごく息が荒い…それに力尽きたみたいにくったりしてる……余韻に浸ってるだけかもしれない。
それにしても、いつもおっとり(?)してる優愛の乱れる姿は少し意外というか、新鮮というか……パネェ。
「…西條くん」
優愛がゆっくり身体を起こす。
415 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:33:26.85 ID:PCyb4s+c
落ち着いたみたいだ。
「……だ、大丈夫?」
「あ…は、はぃ……すごく気持ち良くて…あんなの、初めてです…」
にっこり微笑む優愛の笑顔に僕はホッとした…どうやら、上手く出来たみたい。
「えっと…ど、どうしようか?」
次は…いよいよ……だよね?
うはぁw、wktkするw
で、ででででも、同時に緊張する…。
「最後は……お姉さんが…してあげますね」
優愛はにっこり微笑むと僕を仰向けに押し倒した。
やばいw優愛お姉さんエロスw
「んしょ………あぅ…」
優愛はスカートの中で何やらゴソゴソするとパンツを取り出した…いや脱いだ。
そして、そのパンツのグショグショの濡れ具合を見て顔を赤くしてベッドの脇に置いた。
「あの…スカートは脱いだほうがいいですか?」
かなり落ち着いたのか、いつもの落ち着いた感じに聞いてくる。
「ていうか、ち、ちょっと待て…普通は脱ぐんじゃないの?」
「いえ、脱ぎたくないわけじゃなくて……西條くん、マニアックですし…どうなのかなって…」
優愛は自分の片方だけ露出された胸を見てから僕に視線を戻す。
た、確かにマニアックっていうか…そうしたのは僕だけど…。
着衣エッチ…か。
しばらく考えてから僕は…。
「そのままでお願いします」
やっぱり僕はマニアックなのかな…ふひひ、でも着衣エロとか超エロくね?
416 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:34:03.59 ID:PCyb4s+c
「わかりました……じ、じゃあ失礼します…」
片方の胸を露出させたブラウス姿の優愛が僕に馬乗りになる。
どうやら騎乗位らしい。
優愛GJ。
僕の露出した肉棒や下半身は優愛のロングスカートで隠れてしまう。
だけど、肉棒に感じる優愛の生の脚の温もりや秘所の濡れた感じが伝わる。
「つ、ついに…童貞卒業か……ふひひ」
「私も…し、処女…損失?です」
なん……だと?
「ゆ、優愛も初めてなの?」
「あ、当たり前ですっ……最初に初めてだって言ったじゃないですかっ」
「あ……」
そう言えばそんなことを…。
自分の童貞卒業ってことばっかり考えてた。
処女損失。
僕が…優愛の初めての男…。
「優愛……本当に…僕でいいの?」
少し怖くなって、つい口に出した。
「はい、大丈夫です……私は西條くんが初めてで嬉しいです……私こそ……私の初めて、もらってくれますか?」
優愛が少し不安そうに聞いてきた。
僕は即答した。
「もちろん…こんな……僕でよければ…」
「西條くん…」
「優愛…」
互いの想いを確かめ合うようにキスをした。
「それじゃあ……いきます」
「う、うん」
優愛が腰を浮かして僕の肉棒を秘所にあてがう。
ロングスカートで中がどうなっているかわからないけど。
「ん…ふ…」
僕の肉棒の先を優愛の秘所の入り口が優しく包み込む。
「ごくっ…」
「西條くん…」
「へ?」
「手…繋いでいいですか?少し怖くて……すいません、してあげるって言ったのに…」
「別に…大丈夫だよ………はい」
僕は少しでも安らげるよう優愛と手を繋いだ。
指と指を絡ませて、しっかり繋ぐ。
任せっきりも悪いと思ってたからちょうどよかった。
「ありがとうございます…西條くん」
少し落ち着いたのか、優愛はにっこり微笑む。
そして…ゆっくりと腰を落としていった。
あれ?ところで、ゴムは…。
「…くっ……うはっ……」
「んぅ……はぁっ…うぅっ」
ま、いいかw
ゆっくり…少しずつ……僕の肉棒を優愛の秘所がくわえ込んでいく。
しばらく進んで、壁のような所にぶつかった。
「はぁ…はぁ…処女膜……ですかね?」
「……かな?」
優愛は深呼吸をして、ギュッと手を強く握った。
僕は安心させるように優愛の手を握り返した。
「んっ……いっ…痛っ…あっ…うぅっ…」
優愛がさらに腰を落とすと…ぶつかっていた壁を突き抜けた。
417 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:35:16.63 ID:PCyb4s+c
優愛はすごく辛そうにゆっくりとさらに腰を落とす。
ロングスカートで見えないけれど、多分中は血でいっぱいだろう。
「はぁ……はぁ…いっ…あ……くぅぅ……」
優愛の小さなお尻が僕の太ももに当たった。
どうやら、全部入ったらしい。「はぁっ…はぁ……全部…入りました………すいません…しばらく…このまま……」
「う、うん……頑張ったね」
僕は優しく優愛の手を握った。
今、僕の肉棒は優愛の中に入っている。
優愛の中は、狭くて、温かくて、ぬめぬめしてて…すごい気持ちよかった……でも、優愛が辛そうにしていたから…僕は快感に浸るのを我慢した。
優愛と…一緒に気持ち良くなりたいから。
「んっ……これで…私も女の子ですね」
「そ、そうだね……僕も童貞卒業」
優愛の台詞エロッ!
それから、数十分動かずに二人で他愛もない話をした。
「まだ少し痛いですが……だいぶ馴染んだみたいです…かなり楽になりました」
「そ、そう…」
だいぶ楽になったらしく優愛の顔から辛そうな表情が消えた。
僕は僕で、優愛の中が動かずとも気持ち良くて色々辛かった。
「動いてみますね」
優愛が腰を浮かせる。
優愛の膣は僕の肉棒を離さまいとうねうねと絡み付いて離さない。
けど、膣内は優愛の愛液でぬるぬるしていて、痛いくらい強く締めつけているのにあっさりとすり抜ける。
まるで、ウナギを捕まえるような…どんなに強く握ってもぬるっと逃げてしまうそんな感じ。
「んぅっ…んぁっ…」
「うぁっ…くっ」
優愛が浮かせた腰がまた落とされる。
ズリュッ…。
僕の肉棒が膣内を押し拡げながら奥まで貫く。
腰を浮かせた時とは違い、今度は侵入者を追い出そうと膣内が必死に締め付ける。
が、愛液のぬるぬるのおかげでなんのその。
「西條くんの…大きくて……き、気持ちいい…です…」
「な………」
僕のは標準サイズだと思うけど…。
い、今の台詞は…ときめいたぞぅ。
優愛があんなエロゲヒロインみたいなこと言うなんて。
ふひひ、テンション上がってキターーーー☆
「んっ、んっ、んっ……はぁっはぁっ…ふぁっ」
段々と動きが速くなり、肉棒への刺激が強まる。
「くぅ…優愛の中……うはぁっ…最高ぉだょぉ…」
めちゃくちゃ気持ちいい。
これしか言葉に表せない。
一生懸命腰を動かす優愛にふと、目線を向ける。
「なっ!これはっ…」
たゆんたゆんっ、ばいんばいん、ぷるんぷるん、ぽよんぽよん。
妄想力のある人ならもうお気づきだろう。
418 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:37:20.50 ID:PCyb4s+c
騎乗位により、優愛の豊満な胸が尋常じゃないくらい揺れまくっている。
片方は露出してぷるんぷるん。もう片方は、ブラウスに乳首が擦れるのかポチッてレベルじゃねーぞってくらい勃起してぽよんぽよん。
ううむ…絶景かな。ふひひ。
すかさず、露出した方の胸を捕まえて揉みしだく。
「んぁっ…に、西條くん…それは卑怯……あぅっ…あんっ」
「ゆ、優愛の胸…本当に大きい、よね……じ、自分で乳首吸えるんじゃね?」
「え、え?…そ、それは…」
「ち、ちょっと…やって見てよ…ふひひ」
僕は揉んでいた露出した胸を押し上げ乳首を優愛の口元に持っていく。
「うっ…うぅ……はむっ」
優愛はしょうがなさそうに差し出された自分の勃起した乳首を口に可愛くくわえた。
うはw優愛可愛いよ優愛wふひひw
「ほら…自分で持って……」
優愛の手を胸に持っていく。
僕は空いた手をもう片方の胸に移動させてひたすら乳首を弄る。
「んっ…んむっ…んちゅ」
かなり慣れて来たのか、腰を動かす速度がかなり速い。
それは、普通なら漫画みたいに、パンッ、パンッ…とか言う擬音が鳴るほどだ。
不思議に思うと理由がすぐわかった。
ロングスカートだ。
多分あれが防音しているのだろう。
微かにだけど、優愛のお尻と僕の太ももが打ち付け合う乾いた音が聞こえる。
ロングスカートの中も気になり、めくってみることにした。
「す、スカートの中はどうなって…」
「あっ…だ、だめっ……」
パンッ…パンッ…パンッ。
ズリュッ…ズリュッ。
チュクンッ…チュクンッ…。
グチュンッ…グチュンッ…。
めくった瞬間、とんでもない世界が拡がっていて、だけどすぐその扉は閉められた。
優愛は、くわえていた乳首を離してスカートを押さえ、腰を動かすのも辞めていた。
それにしても、凄かった。
優愛の小さなお尻と僕の太ももが打ち付け合う乾いた音。
僕の勃起した肉棒をくわえ込み扱く音。
打ち付け合う度に弾ける愛液の様々な水音。
イヤらしい音のオンパレード。
僕の勃起した肉棒を優愛の秘所がぱっくりとくわえ込む所も刺激的だった。
だから、また見たくなって…。
「優愛……スカートたくしあげて…続けてくれない?」
そんなお願いをした。
「……は、恥ずかしいです」
ですよねー。
「お願いだよ…優愛」
「…………うぅ」
お、もう一押し?
「じゃあ…西條くんも…動いてください…」
419 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:37:56.04 ID:PCyb4s+c
「わ、わかったよ」
優愛は両手でスカートを持つとゆっくりとたくしあげた。
中は蒸れていて、淫猥な世界になっていた。
うはwエwロwいw
「んっ…んっ、んっ……西條くぅん…」
優愛がゆっくり腰を上下させて動き始めた。
僕も動く…か。
「こ、こう……?」
優愛が腰を落とす瞬間に僕は優愛の腰を掴んで下から突き上げた。
パチュンッ…。
「きゃぅんっ!」
優愛が聞いたことない言葉で喘いだ。
気持ちよかったから続ける。
「はっ、はっ……優愛…優愛」「はひっ…ひぁっ…んっ、んっ…あぁんっ」
優愛のアソコに僕の肉棒が出し入れされる所を見つめる。
ううむ…エロすぎ。
それから、間もない内に限界が訪れる。
「はぁっ…はぁっ……優愛…もぅ…限界……出そう」
「はぁっ…はぁっ…中に…たくさん出してください」
「イク…よ……出、るっ…」
「西條くんっ……ふぁぁんっ」
ビュクンッ…ビュクンッ…。
僕の本日3発目の白濁液が優愛の子宮の中をいっぱいに満たした。
西條拓巳、完全に沈黙しました。
予備電源なんてあるわけない。
あれから、数十分…僕たちは汗や血、色々な汁でシミのついたシワくちゃのベッドで休んでいた。
隣には着崩れブラウス、ロングスカートの優愛がいる。
シャワーを浴びたほうがいいんだろうけど、少し疲れたからしばらく休んでからでいいらしい。
確かに、色々と気持ちよかった…けど、すごく疲れた。
「そりゃそうか……3回も出したんだっけ……僕…」
いつもなら、1回出せばすぐ萎えるし2日は何も出ないのに…。
体力だって、100m走っただけでバテるのに…。
どうしてだろう。
「どうしたんですか?」
優愛が僕の顔を覗きこんできた。
まさか…優愛がギガロマニアックスで妄想を?
まさかね…。
「あ…いや……さ、3回も出したり、体力が続くなんて、今までなかったから……優愛がギガロマニアックスで妄想した…なんてことは…」
あるわけないよね。
「ああ、そのことですか」
なん…だと?
なんだ?この知ったような口ぶり…。
「3回も出せたり、体力が続いたのは当たり前です」
ま、まさか本当に…。
「私が誘惑したんですよ?」
「へ?」
「うふふ、この私が誘惑したんですよ?あなたが…欲情しないはずないじゃないですか」
「ましてや、1回出して終了なんて、私が許しませんよ?」
優愛はにやりと妖しく笑って、僕にキスをした。
420 :
優愛×拓巳@妄想乙:2011/04/02(土) 02:42:16.81 ID:PCyb4s+c
その仕草が余りにも可愛くて…余りにも僕のハートをわしづかみにして……。
僕は…。
ぼくは…。
「ほぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
(某村の某症候群L5のあらぶるポーズ)
暴走した。
西條拓巳、再起動。
萎えた肉棒はまた勃起していた。
「優ぅぅぅ愛ぁぁぁ」
「ち、ちょっと…西條くん!?きゃあっ」
優愛のブラウスやロングスカートを脱がし全裸にして、自分も全裸になる。
だが、優愛の紺ソックスだけは脱がさない。
絶対にだ。
「今日は寝かせないぞぅっ」
全裸紺ソックスの優愛を四つん這いにして後ろから貫いた。
「に、西條くんっ…ふぁぁっ…い、いやぁ…そんな…激しっ……ああんっ……だ、誰かぁ」
「「助けてくださーーいっ」」
その後、僕が疲れ果てるまでの数時間。
優愛は僕にハメられ続けた。
いやぁ、あの時の優愛は本当に可愛かった。
気持ち良すぎて力が入らなくなったのか、四つん這いから突っ伏してお尻を突き出す形になった。それがまた可愛くてそのままハメた。
「ああん、西條くぅん…激しいですっ、あんっ、西條くんっ、もっと突いてくださいっ」
なんて喘いでた。
その次は背面座位、その次は対面座位…正常位もした。
もう3週間くらいはオシッコすら出ないんじゃね?
終わった後は、優愛と一緒に疲れ果てて寝た。
優愛は幸せそうだったよ。
ふひひ。
ただ、疲れ果てて着替えないで寝たのがいけなかったね。
朝になって、梨深と七海が来た。
もちろん、
全裸と全裸紺ソックスで一緒に寝る僕と優愛。
処女損失時の血やら汗やら白濁液やらでシミが出来て、優愛が気持ちいいのを我慢する度にシーツを握りしめてシワくちゃになったベッド。
部屋内の異臭。
ごみ箱な大量のティッシュ。
全て見られて、色々と大変だった。
七海と梨深はポカーンとした後、ワナワナと怒ったり、こずぴぃやセナに連絡したり。
こずぴぃとセナは勘弁して欲しかった。
まぁ、その後優愛が起きて、キスする僕達を見てみんな諦めたみたいだけど…。
そんなわけで…今も優愛と楽しいリア充生活を満喫している。
終わり
つ、疲れた…(´ε`)
丸一日費やすとは…
ネガティブ編はゆっくりやっていくので、一週間くらいかかるかもしれないのでよろしくお願いします。
こういう所に投稿するのは、人生3度目なので、文章やキャラがガタガタかと思いますが、見てくれる人が楽しんでくれると幸いです。
お目汚しサーセン。
421 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 02:43:26.81 ID:KQZqdvtE
グッジョブ乙
ポジティブ編ってことはネガティブ編も書くってことかしらん??
なら間には他のあげないほうがいいかい??
422 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 02:45:14.55 ID:KQZqdvtE
と思ったがそんなことはないみたいだな
423 :
妄想乙:2011/04/02(土) 02:54:51.42 ID:PCyb4s+c
どうぞどうぞ、気にせずバンバン投稿してください☆
久々にきたらなんというGJ
ゆっくり待ってるので頑張ってください
俺の優愛ー^q^ーっっっあーっ。
ふぅ・・・。
サーセンwww
426 :
妄想乙:2011/04/03(日) 00:17:42.17 ID:aXFGr6Hd
≫424
GJと言われたい一心で書いたけど……頑張ってよかった…
≫425
ちょw賢者タイムw
俺の妄想の産物で抜くとか……頑張って書いてよかったw
よしゃ、ネガティブ編も頑張るおw
でも、色々と内容が酷いかもしれないから誰得になるかも…
ネガティブ編見たいって物好きいるのかな?
どちらにせよ書くけどさw
PSPらぶChu☆Chu!効果か!?w
ネガティブ編はアレだな!女王様だな!?w
428 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:22:42.95 ID:EaIN4nzm
あげまーす
セリフ少なめ意識しましたー
完全FPなので他キャラの描写はすくなめです
妄想乙さん割り込みすまぬ
429 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:23:15.35 ID:EaIN4nzm
アメリカへの出発を明日に控えた今夜、
私と拓巳はあらかじめ予約しておいた空港の近くのホテルの一室にいた。
無論、拓巳がどんな妄想をしているのかは思考盗撮で手に取るようにわかる。
『一部屋しか借りてないとか・・・セナの奴、出発前日だって言うのに
どんだけサカッてるんだよ・・・。
ま、まあセナがこんなにエロくなったのも僕がエッチの良さを教えてあげたからだよね。よくやった、僕グッジョブ』
だが私が一部屋しか予約しなかったのは別に理由がある。
日本に残りたい。梢や皆と一緒にいたい。
そんな自分の弱い心を押しとどめたくて、強気な自分を表に出しておきたくて。
今夜は一人では居たくなかったからだ。
だが私と拓巳は恋人だ。
数ヶ月前から何度も肌を重ねている。
だから今日も拓巳が一緒のベッドに入ってきて私の唇を求めてきたとき、
抵抗もしなかったし、不快には感じなかった。
「・・っちゅ、セ、セナ?どうしたの?元気ないみたいだけど」
しまった。部屋に入りシャワーを浴びてから今に至るまであまり言葉を交わさなかった
事に疑問を持たれたみたいだ。
「全く知らない場所でこれからやっていくんだ。
私だって不安になるさ」
「そっか、で、でも大丈夫だよ。二人なら何とかなる」
「・・・そうだな、な、何とかなるよな」
明日から頑張ろう、と拓巳は囁き再び私に唇を重ねてきた。
430 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:23:50.05 ID:EaIN4nzm
不快には感じない、と言ったが実際はそれ以上だ。
拓巳に髪を撫でられキスをされ、年の割りになかなか発育してくれない胸を吸われている
うちに私は溢れてくる物を感じ、自分から積極的に拓巳を求めていた。
否定はしない。私は・・その、するのが好きだ。
初めのうちこそ拓巳に求められても汚いから、破廉恥だからといって拒んでいたが、
拓巳の運動などほとんどしたことの無い、細く長い指で全身に快感を覚えさせられ、
今では二人きりのときはほとんどと言っていいほど行為を重ねている。
おおっぴらに公言するような真似はしないが、行為を恥ずかしいとは思わない。
だから拓巳の首に腕を回しもっともっとと貪欲にキスをせがんでしまうのを
抑えることができなかった。
「・・っ、んっ・・・ちゅっ・・はぁ。・・・セ、セナ?どうしたの今日は」
拓巳が唇を離しながら聞いてくる。
「どうしたって、何がだ?」
「なんていうか・・・求めてるって感じ。さっきから僕の腰に足絡めてきてるし」
自覚は無かったが見てみると拓巳の言うとおり私の足はガッチリと拓巳の腰に絡みつき離
さない様にしていた。
「・・・っ!拓巳!!その・・求めてるとか、い、いやらしい言い方をするな!」
「でもこうして話してる今だってセナの方から腰を擦り付けてきてるみたいだけど」
確かにその通りだ。私があともう少し多く愛液を溢れさせていたら拓巳のズボンに
シミを作ってしまうほどだ。
「その・・皆が心配でな・・特に梢はほら、純粋だからいろいろと。
・・・あ、あとっ明日からの事とかも心配で・・そう、いろいろ心配で不安なんだ。
だからいつもより少しくらい甘えたっていいだろ?」
「甘えるのはかまわないけどさ。
・・・そういうときはこずぴぃや皆と会えなくなるから寂しいって言えばいいんだよ。
心配だ、なんて言ってヘンにカッコつけないでさ」
「そんな寂しいだな・・・んっ」
そう言って拓巳はまた私にキスしてくれる。さっきよりも深くて激しいキス。
拓巳の言うことはほとんど当たっている。
拓巳にギガロマニアックスとしての力はもう無いけれど、強がる私の本音に気づいて
包み込んでくれる。
拓巳のそんな暖かさが好き。
431 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:24:34.68 ID:EaIN4nzm
「じ、じゃあ挿れるよセナ」
「あ、ああ」
私が返事をするのと同時に拓巳のモノが入ってくる。
膣肉の圧迫を裂いて突き進む肉棒が、背筋の寒気や若干の吐き気に似た快感を
私の全身に伝えてたまらない。
そのまま子宮口にごちゅんっと突き当たり私は仰け反りながら声を漏らす。
「・・っはぁ、セナってば背は低くないくせに胸は無いし締まりは良いし・・
なんか幼女としてるみたいだ」
「・・・・・幼女としたことがあるのか?」
私が睨み上げながら言うと拓巳はボソボソと弁解する。
「そ、そんなことあるわけないじゃないか。だって僕はセナとしかこういうこと
したことないわけだし。だ、だから何が言いたいかっていうとつまり・・・
そ、その・・調子乗ってごめん」
少しからかっただけなのに拓巳は本当に申し訳なさそうに謝る。
そんなところが私の母性をくすぐる。
「クスッ、冗談だ。気にするな、続けてくれ」
「っじ、じゃあ動くからね」
「・・・っく、はぁっ・・・あっ・」
ゆっくりと拓巳が腰を動かし始める。
まずは少しずつ小刻みに、私の一番敏感な子宮口付近を小突いてくる。
「セ、セナは奥が弱いからね。ぎゅうぎゅう締め付けてきてすごいいいよ。ふひひ」
私がたまらず身悶えてしまうのをいいことに、拓巳はまた調子に乗り始める。
「あっ、あぁ、・・・んっ・・・・あんっ!!」
小刻みの中に不意に力強く深い一突きを入り混ぜてくる。
私は全身を使って拓巳にしがみつき押し寄せる快感を堪えなければすぐにでも
達してしまいそうだった。
「あぁっ!あぁんっ!!・・・た、拓巳・・奥ばっかりぃっ、ぁっ」
そうして私はさらに強く剛直を締め付けてしまう。
行き場をなくした愛液が結合部から音を立ててあふれ出るのを感じる。
「っセナ!!し、締めすぎだって・・」
そう言って拓巳は奥を小突く動作を、亀頭ぎりぎりまで引き抜きそこから
一気に突き返す動きに変えた。
膣内全体を攻める大きな動きだけれど、拓巳は決して中途半端に引き抜いたりせず、
必ず一番奥まで突いてくる。
その丁寧な動きに拓巳の愛を感じるけれど、同時に私に与えられる快感はすさまじい
物で、私はすでに腰砕けだった。
「ひぁっ!ゃっ、あぅ・・あぁ、あっ、あっ」
「っはぁ、いいよセナぁ・・セナの奥ぷりぷりしてて、吸い付いてきて、マジ
たまんないよ」
「あああぁっ、拓巳っ!拓巳ぃっっ!!わ、私もう・・もぅダメぇっ!
あぁっ、イッちゃうぅッ!やぁあああああ!!」
一定のリズムを刻んでいたピストン運動がギリギリまで引き抜いたあたりで一旦止まり、
そこから拓巳が一気に全体重をかけてくる。
先ほどまでとは段違いの、脳髄を揺らすような激しい快感に私はたまらず拓巳にぎゅっとしがみつきながら絶頂に達した。
432 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:25:23.83 ID:EaIN4nzm
痙攣している私の膣内からゆっくりと拓巳のモノが引き抜かれていく。
圧力を掛け続けている私の膣肉はそれを追いかけるようにできた隙間を
埋め尽くしていく。
「・・・・・はぁ、・・・・・・はぁ」
間隔の広くなった自分の吐息と霞がかったような思考の中で、ぼんやりと
引き抜かれていく拓巳のモノが途中でその動きを止めたのを感じた。
「・・・・・・・かはぁっ!!??」
一瞬動きを止めたそれが再び一気に奥まで押し込まれ、脱力していた私は
声を出すこともできずただ肺の中にわずかに残った空気を吐き出すことしかできなかった。
「セナ?自分だけイッて何を呆けてるの?
僕はまだなんだからもう少し付き合ってよ」
「む、無理だっ!私はぁっ、私はイッたばっかりで・・・あぁんッ!!」
「おっ、おぉっ!!イッた直後にさらに突き上げるのってマジ気持ちいい!
ktkrキタぁ!!この感触病み付きだよ!やめられないでしょjk!!」
拓巳もイキそうなのだろうか。
快感を与えるための動きから快感を得るための動きに。
激しさを増して私の膣内を蹂躙する圧倒的な快感に私は意識を手放した。
433 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:26:08.35 ID:EaIN4nzm
「セナしゃん、セナしゃんはどんなことがあってもこずぴぃの味方だよね?」
不意に梢が呟く。
手放した意識の中で私は昨日の夜のことを思い出していた。
送別会をかねて家に泊まりにこないか・・・そんな梢の誘いに私は二つ返事で
了承した。
「・・あたりまえだ。私達はアメリカに行ってしまうがこれからも頑張ってくれ梢。
自分の弱い心に負けないでくれ」
梢の事を気に掛けておいてほしい、そういった旨はすでに咲畑たちに伝えてあった。
何かと暴走しがちな親友を止められるのは自分だけだとわかっているが、
拓巳と共に夢を叶えたい、今はそれが私のすべてだった。
「・・だいじょーぶじょーぶだーよ?セナしゃんがいなくなっちゃうのはとっても
とーってもさびしいのら。でもでーもー、こずぴぃだってずーっとセナしゃんに
頼りっぱーなのはダメダメだと思うのら。
だからーだーからー、セナしゃんがこずぴぃの味方だよーって言ってくれれば
それでこずぴぃは一人でも安心してがんばれるのら!!」
私の思考を読んだのか梢がそんなことを言ってくれる。
妹の様な存在だと思っていた梢の自立の意志を持った言葉に、私は思わず梢を抱きしめた。
「・・・ありがとう梢。私は何があっても、どんなに離れてても梢の味方だ」
「うぷぅ・・セナしゃん、ありがと。
だからお礼にー、こずぴぃはー、こーずぴぃはー、セナしゃんをはっぴっぴーな
気分にさせてあげーるよ」
「・・・?」
シリアスな雰囲気から一転、明るく話しかけてくる梢。
「えっへへぇ、セナしゃんはえっちっちーな事がだいだいだーい好きなのれすねー」
「なっ、馬鹿、梢!そんなわけがあるか!!」
「隠したってわかっちゃうんだぽーん。
セナしゃんはーいーつもいーっつも拓巳しゃんとするえっちのことばーっかり
考えてるのらー」
梢の思考盗撮能力はギガロマニアックスの中でも随一だ。
隠そうとしても隠し通せるものではない。普段の意識していないときなら尚更だ。
「だーからー、ぱんぱかぱーん!!今日はセナしゃんをえっちっちーに気持ちよーく
してあげるのらー!!」
「こ、梢!!私はそんなことのために泊まりにきたんじゃないぞ」
抱きついてくる梢を押し返しながらも、先ほどまでの弱気な梢を思うと少し手加減
してしまう。
「うぴ、そんなことなんていわれるとこずぴぃは少し悲しくなっちゃうのら」
「違うぞ梢、私はそんなつもりでいったんじゃ・・っちゅっん」
抵抗を緩めたとたんするりと絡みつかれキスをされる。
歯の付け根をなぞる小さく冷たい舌の感触に、私は背筋をピンと立たせた。
「セナしゃんはこーゆーちゅっちゅはしたことないんれすねー。・・ちゅっ」
拓巳の荒々しい支配するようなキスとは違う女性特有の繊細な梢の舌の動きに、
快感に慣れさせられた私の体はすぐに反応してしまう。
「っ梢ぇ、やめてくれ・・女同士でなんてそんな・・」
「こずぴぃは前からずーっと言ってーるよ?セナしゃんとチュってしたーいって」
すでに感じてきてしまっている私の体はこれ以上この快感を拒むことは望んでいなかった。
434 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:26:52.55 ID:EaIN4nzm
「・・そ、そんなとこっ、舐めないで・・くれっ・・・あぁっ」
梢のファンシーなベッドの上で私ははしたなく足を開いていた。
梢はその間にもぐりこみチロチロと私の秘部を舐めあげている。
「セナしゃんのここ、いーっぱい溢れさせてまーすねー」
そこから隠核をちぅっと吸い上げられ、私は思わず嬌声をあげてしまう。
再び陰唇を舐められ指を挿れられそうになったとき私はやっと梢の頭をおさえて抵抗した。
「ま、待ってくれ。これ以上はやめてくれっ」
ここでやめられても火照った体を持て余してしまうことは明らかなのだが、
そんなことを言わずにはいられない。
「うぷぅーそうれすねー。指なんか入れられても全然ものたりないれすよねー」
そういうと梢は私から少しはなれ、目を閉じて集中し始める。
私が瞬きしそれを開いたとき、梢の股間には本来女性にはあるはずのない、
そそり立つ男性器があった。
思わずひっと息を呑んだ私に梢はニコニコと続ける。
「こずぴぃはーホンモノ見たことないけどーこれであってるのかーなー?」
「リ、リアルブートしたのか・・・」
「これならこずぴぃもー拓巳しゃんみたいにセナしゃんを気持ちよーくできるのら」
実際に見たことがないからだろうか、梢の男性器は拓巳のそれとは若干違う形をしていた。
太さや肉感、立ち込める雄の獣の匂いは逆に見たこともないのによく再現したものだと
思う。
問題は大きさだ。あきらかに長い。肘から手首くらいの長さはあるのではないだろうか。
日本人離れしたそれに私はゴクリとのどを鳴らす。あれで奥を突かれたらどうなって
しまうのかと、期待を隠すことができなかった。
435 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:27:16.00 ID:EaIN4nzm
「それじゃーセナしゃんのナカにとつにゅーなのらー!!」
「梢っ!!もっとゆっくり・・ひぁあ!?」
手加減など一切なしに一番奥まで突きこまれた梢のモノが私の全身に体が浮くような
衝撃をもたらす。子宮口が敏感な私はそれだけで小さくイッてしまった。
「セナしゃんきゅっきゅーって締め付けてきちゃって。
もうイッちゃったのら?でもでーもーちゃーんと見ないとダメだーよー?」
見る?私が結合部を見下ろすとそこには完全に挿りきっていない梢のそれが
顔を覗かせていた。
私がそれを確認すると同時に梢はさらに腰を進めてくる。
「こ、梢っ!もう無理だっ、もうこれ以上挿らなっ・・・あぁっ!!」
「うぴ?おかしーなー?ちゃんと全部挿らないのら」
「こずえぇっ、やめっ・・・いやぁっ!!」
ぐいぐいと下腹部を圧迫する剛直の質量に私は本気で吐きそうになった。
そんな私の心境を感じ取ったのか梢は腰を引いてくれる。
「セナしゃん?苦しいのー?うぷぅ、ごめんなさいなのら」
「かはぁっ、はっ、はぁっはぁっ・・・・」
「形が違うのかーなぁ??こずぴぃはわからないのれす」
梢がそう言った直後、膣内の剛直が形を変える。
梢なりに正しいと思う男性器を妄想したのだろう。
先ほどまでのそれよりも短くなり、硬く、カリが出張ったように感じた。
「これなら奥まで挿れても苦しくないーよ??」
そう言って梢は再び奥まで突き進んでくる。
確かに長さがちょうどよくなったそれは、そのすべてが膣内に納まると同時に
子宮口を突き上げ、ごちゅんっと心地よく快感を伝えてくれる。
「あんっ、・・・・あぁ、っあっ、いやあぁぁぁっ!!」
問題は引くときだ。必要以上にカリが出張ったそれは引き抜かれると同時に
膣内をすべてえぐりとっていくようだった。
(っ、これはダメだっ!!私の・・膣内が全部かきだされるッ!!)
「・・・? ダメなのら?
でもでーもーさっきと違ってセナしゃん、キモチイイって思ってるよー??」
耳元でささやかれ私は頬が熱くなるのを感じた。
梢が腰を動かし始め、かきだされる苦しさが全て快感に変わったとき、
私はすべての羞恥心と迷いを捨て、
貪欲に腰を動かし始めた。
436 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:27:39.91 ID:EaIN4nzm
「こずえ、こずえっ、こずえぇっ!!もっと!もっと奥までくれぇっ!!」
「うふふーりょーかいなのらぁー」
私はもう何度も絶頂をむかえた。
梢はそのたびに動きを止めてくれ、私の痙攣がおさまると抽送を再開した。
「わ、私っ、またイクっ!あぁっ!あああぁぁぁッッ!!」
「セナしゃんまたイッちゃったーねー」
「・・・はぁっ・・はぁっ・・・?」
ふとそこで違和感を感じた。
私はもう何度もイッた。しかし梢は一度も絶頂を迎えていない。
それどころか嬌声の一つもあげていないのだ。
「な、なぁ梢、お前は・・」
「んふふー、セナしゃんやっと気づいたんれーすねー。
こずぴぃはーこーずぴぃはー、別に気持ちよくなりたくないから
そうなるように妄想していたのら!!」
「そ、そんな・・じゃあ」
「んーとー、ずっと同じでもつまらないから次はセナしゃんがイッちゃっても
かまわず攻め続けるのら!!」
梢は私の腰をつかむとぐりゅっと半回転させ後ろから覆いかぶさってくる。
「ま、待ってくれ梢・・私、イッた直後はダメなんだ・・・
頼む、勘弁してくれ・・・あぁっ、いや・・いやぁぁっ!!」
(こんな無茶苦茶な攻め・・・普通では味わえない。
私はこの快感を忘れることなんてきっとできない・・・!!)
絶頂を迎えない梢の凶悪なまでの攻め。
絶え間なく襲い掛かる快感に私は何も考えられなくなり、
ただ心が壊れぬよう、自分を繋ぎとめるので精一杯だった。
437 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:27:58.30 ID:EaIN4nzm
ふと胸に熱い感覚を覚え、私はゆっくりと目を開ける。
隣には射精後の倦怠感を表に出した拓巳が寄り添っている。
胸にかかった精液を潤滑剤にし、にゅりにゅりと胸をいじりながら拓巳が話かけてくる。
「セナ?今日はずいぶん早くダウンしちゃったけど・・疲れてたの?」
梢に昼近くまで散々喘がされていたからだろうか。
確かに拓巳が射精したのを見た記憶が無い。よほど早く失神してしまったようだ。
「・・胸に・・・出したのか・・」
「ホラ、セナの胸って平らだから変に零れ落ちたりしないから。
こう、エロさ長続き・・・みたいなwwふひひ」
いつもなら目くじらを立てる拓巳の軽口にも今は反応する気が起きなかった。
いつもなら失神から目覚めた後さらに行為を再開したりするのだが、
梢とのことを思い出した今はそんな気分にはなれなかった。
そんな私のいつもと違う様子に気づいたのか、拓巳はまじめな顔になって話しかけてくる。
「・・? セナ大丈夫?今日はもう無理そうだね」
「・・・あぁ、すまないな拓巳」
いいよ、と拓巳は私の胸にかかったものを拭いて片付けを始める。私には起き上がって
手伝う体力は残ってなかったため寝転がりながら自分の気持ちを整理していた。
(拓巳と一緒に父さんの意志を継ぎたい、この想いは絶対のはずだ・・・
だがなんだ?この胸のもやもやは)
二人で毛布にくるまっていると拓巳がぽつりともらす。
「大丈夫だよセナ。寂しいかもしれないけど二度と会えないわけじゃない。
こずぴぃだってきっと頑張ってるんだ。僕たちも再び日本に戻ってくるまで頑張ろう。
・・・ってまだ出発もしてないんだけど。そんなんじゃ笑われちゃうよね」
そう言って拓巳はぎゅっと抱きしめてくれる。
数日前までは拓巳と一緒ならばなにがあったってかまわなかった。迷いはなかった。
だが今、梢と離れたくないと思ってしまっている。
私が拓巳や梢に対して求めているものが何なのか、自信を持って形にできなくて。
純粋に励ましてくれる拓巳になんだか申し訳なくて、
私はその顔を直視することができなかった。
438 :
妄想乙:2011/04/03(日) 00:31:55.33 ID:aXFGr6Hd
おぉ!?
人だっ!←
さすがカオヘスレ…だいたいは読まれるかw
もちろん女王様ですぜwふひひw
ちなみに、PCカオヘ、PSPらぶチュッチュをクリアして、今PSPノアをプレイ中。だけど、投稿したくて頑張って書いてたから進んでないorz
早くクリアしたいおっ!
439 :
セナ-出発前-:2011/04/03(日) 00:32:58.00 ID:EaIN4nzm
あとがきですー
なーんかよくよく見返すと終わりの文章がみんな似てる気がしますが
これでもけっこう推敲くりかえしたんでセナしゃんのせい、
ということにしてください・・・
エッチシーンは苦手なので失神END、回想復帰で飛ばしました(笑
すきに妄想しちゃってくださいすみません
でわ、これにて
お目汚し失礼しました・・
440 :
妄想乙:2011/04/03(日) 00:35:58.87 ID:aXFGr6Hd
おぉ!
さらに人が☆
うp乙
441 :
妄想乙:2011/04/03(日) 00:49:12.62 ID:aXFGr6Hd
こ、こずぴぃとセナの百合だとwktkして見てたらふたなり……だと…!?
その手があったかっ!orz
はうーん。その内「使用」させて貰わせていただきますっ!
今はちょっと、その、「使い過ぎ」でwww
GJ!!
妄想を文章に。リアルブートとは違うけど出力
444 :
妄想乙:2011/04/09(土) 10:45:17.07 ID:jBf6WgQA
すまん、みんな…
言い訳に過ぎないが学校始まってから時間なくてネガティブ編全然進んでないorz
絶対うpするから待っててくれ…
445 :
ネガティブ編@妄想乙:2011/04/14(木) 08:31:08.92 ID:dwir6G10
「いっ……なっ、なに…?」
限界を向かえて射精しようとした瞬間、気持ちよかった肉棒に痛みが走った。
見てみると、可愛らしくも血のように赤いリボンが僕の肉棒の根元を締め付けて射精を止めていた。
「ゆ、優愛……これは…」
「うふふ…そう簡単にはイカせませんよ?」
優愛は優しくも…何処かトゲのある声で耳元で囁いた。
「な…どうして……イ、イカせてよ優愛…」
「西條くんがあまりにも可愛いので、いぢめたくなっちゃいました」
にっこりと微笑みながら優愛の手が肉棒に伸びる――。
そして、射精できずにギンギンに勃起した肉棒を優しく扱き始める。
僕には生き地獄にかわりはない。
「ぐぅっ……くっ」
イキたくてもイケないもどかしさに僕はしびれを切らして肉棒のリボンを取ろうとした……。
そして…。
「んぐぅ!?……ん、ふぅ!?」
阻止された。
どうしてこうなった。
イキたくて肉棒のリボン取ろうとしたら優愛のギガロマニアックスで、全裸に目隠し、ボールギャグを付けられ、後ろ手に縛られながらいつの間にかソファに座らせられているでござる。
完全にM奴隷じゃないか……可愛いだのナンだのって嘘か。
「西條くん…すごく可愛いです……そんな格好してるのに…ココはこんなに自己主張して…もっといぢめたくなっちゃいます」
「んぐ……んっ!?」
優愛はいきなり僕の後ろの穴にその細い指をゆっくりと侵入させた。
全然痛くなくて、すんなり入ったのは多分優愛がローションでも妄想したのだろう。
「はぁ、はぁ……西條くんのが……指を出し入れされる度にぴくんぴくんって反応して……はぁ、はぁ」
何やら変なスイッチが入ってしまったらしい…。
ていうか、お尻らめぇぇぇぇ!
「はぁはぁ…そうだ、星来ちゃんにも手伝ってもらいましょう…」
は?ど、どういうこと?
「んっ!?んぐぅーーっ!?」
こ、この…太くてトゲトゲしてるのは……まさか…。
「どうですか、西條くん。星来ちゃんのサムライ☆コンデンサのお味は」
どうやら、優愛は星来たんフィギュアのサムライ☆コンデンサを僕のお尻に入れたらしい。
ていうかそれ僕のだよね…最悪だ……また新しいの買おう……って出し入れらめぇぇぇぇ。
「ほらほら…西條くんのがセンサーみたいにぴくんぴくんしてます……こうして回転してみたり…」
「んふぅっ…んふっ」
446 :
ネガティブ編@妄想乙:2011/04/14(木) 08:31:27.01 ID:dwir6G10
挿入したまま回転とか…サムライ☆コンデンサのトゲトゲがローションのせいで痛いどころか気持ちいいくらいで……僕Mなのかな…これも優愛の妄想?
それからしばらくサムライ☆コンデンサでいじくられて快感しか感じなくなった頃。
「はぁはぁ…西條くんのここ、大分ほぐれましたね……そろそろ私のを入れてあげますね…」
私の…?
私のって何?
っと考える暇も無い内に僕は床に四つん這いにされた。
束縛は解かれたけど、四つん這いから動けない…ギガロマニアックスとか卑怯。
「西條くんがあんまりにも可愛いので…こんな物を妄想してリアルブートしちゃいました…」
お尻に当てられたそれはぬるぬるしててあったかい…棒状の……。
それって…まさか……。
TNP☆!?
じ、冗談じゃない…やめてくれ!
「んぐっ!んふっ、ふぅぅっ!」
「そんな急かさなくても、たっぷり犯してあげますから、心配しないでください」
ちげぇぇぇぇぇぇぇ!
優愛の小さな手が僕の腰をがっちりとホールドして、狙いを定めるようにぬるぬるした優愛の肉棒の先端がお尻にあてがわれる。
「いきますよ、西條くん…」
ズプンッ…。
「ふぅんっ!」
優愛の肉棒が僕のお尻を貫いた。
問題なのは、思った以上にすんなり入り、気持ちよくてだらし無い声を出してしまった所だ。
「はぁはぁ…西條くんのお尻…すごく狭くて…ぬるぬるです……腰が…止まりません」
ズンッズンッ…パンッパンッ。
優愛の肉棒がしきりに僕のお尻をほじくりえぐる。
気持ちいい僕はどうかしてしまったらしい。
「んっ、んふっ…ふぅんっ」
「気持ち良さそうですね、西條くん…でもここはパンパンにして苦しそう…」
優愛は、僕のお尻を犯しながら僕のリボン付き肉棒を握って扱いてくる。
ダブルの快感にイキたくてもイケない。
悔しい。
「イキたいですか?」
僕は首を縦に振る。
「私も限界が近いですし…おねだりしたらいいですよ?」
なおも僕は首を縦に振る。
それくらい僕はイキたくてしょうがなかった。
「では、どうぞ?」
口にはめられたボールギャグが外される。
「い、イカせてください」
「おねだりが足りませんね…」
「ゆ、優愛様イカせてください」
「もう一声」
「優愛しゃまイカしぇてくらしゃぁぁい」
「よろしい」
優愛の許しが出てやっとリボンが外される…そう思った瞬間。「拓ー?」
「お兄ー?」
ドクンッ。
この声は梨深と七海?
447 :
ネガティブ編@妄想乙:2011/04/14(木) 08:31:45.34 ID:dwir6G10
まさか…で、でも鍵がかかってるはず。
「拓ー?いないのー?」
「どうせまたゲームしてるんですよ…こらー、バカお兄ー」
よかった…やっぱり鍵はかかってる…このままいないフリをすれば…。
「うふふ」
「んっ!…っ、っ……」
このシチュエーションをたのしもうとする悪魔がいた。
「ほらほら、声を出すとバレちゃいますよ?」
「っ!…っ!!」
くぅ…気持ち良すぎ…でも、我慢…。
男を見せろ、西條拓巳…男は根性ー!
「ふぁぁっ!に、西條くぅん、限界ですっ…あぁぁぁぁっ!」
優愛が限界でした☆
「今の声…楠さん?まさかお兄…楠さんを?り、梨深さん!」「拓ー!!!」
梨深のディソードが扉を破壊、梨深と七海が部屋に突撃してくる。
「楠さん!大丈……え?」
「拓!楠さんに何……を?」
当然の反応を見せる二人に事情を説明したいけど、こっちも限界なわけで。
「見ちゃ…らめぇぇぇぇぇぇぇ」
リボンはとっくに外れていた。
優愛は絶頂に達して僕のお尻に熱い白濁液をたっぷり注ぎ込みながら僕の肉棒を扱いていて…。
ドピュンッドピュンッ…。
ビュクンッビュクンッ…。
僕は梨深と七海の目の前で優愛に犯されながらだらし無く大量の白濁液を撒き散らした。
それから、七海は3週間、あの梨深ですら2週間は口を聞いてくれなかった。
優愛はドSに目覚めたらしく、僕は梨深や七海にバレないようそこはかとなく優愛様に調教されている。
終わり
遅れて本当にすまなかった。
風邪を拗らせてしまいどうもうまくいかなかったが、なんとか書いた。
所々変だったり、ポジティブより短いのは目をつむってくれると助かります。
もし、また妄想が膨らんだら投稿したいと思うので、その時はまた読んでくだしあ。
>>443-447 グッジョブb!優愛しゃん優愛しゃん愛おしいのら。
風邪、お体大切にしてくださいね
>その時はまた読んでくだしあ。
読みます出します。身体が十全な限りw
もうそうほっしゅんせーらたんせーらたんはぁはぁ
その目!
和姦がかけない
わかんなくて良いよ
453 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 10:22:43.48 ID:PpBcFCBL
まとめサイトってないの?
落ちたやつとか読みたくて
保守
保守
シュタゲのエロパロが落ちたか
うーむエロ要素はやはりカオスヘッドのほうがあるのだろうか
俺のあやせの前には
シュタゲの全ヒロインが霞んで消える
ほしゅ
保守
保守
クゥアァスゥゥヘッダァァァ!!
おーおーダイナ
保守
七海が好きです
ふひひ
ふひひくんが大好きです
そろそろシュタゲスレと統合したい
統合して何か変わるとは思えんが
多分合体(統合)してみたいお年頃なんですよ
そろそろ合体(統合)してみたいお年頃なんですよ
そろそろ合体(統合)してみたいお年頃なんですよ
そんなに大切なことか?
2年振りにきたけど相変わららずの過疎で安心した
本スレは結構人居るのにな
ちょっとした妄想ならばしょっちゅうしてるけれど、
纏まった文章にしてエロパロスレに書く程のモチベーションが無いというのが現実
>>476 見かけ上はね
実際にはビシィさん他数名だよ
よし、俺今からかくわ
ビシィ! 応援してるから頑張ってね
…何かしら書いてみたいけどエロパロって難しそうだからなぁ
いやー、掻いた掻いた
>>480 俺も構想とかはあるんだけど、いかんせん経験も文章力も無い
他人にとってそれが抜けるものになるかどうか怪しいしなあ
抜けなくてもいいから、というか非18禁でもいいからカオへssが読みたい
ID:iwm57Rrz
>>484,484の両方とも完全に同意
脳内で時々カオへの続きを妄想してるけど(ひーたっぷ的なやつ)
それすらリアルブートできるか心配。SSにしたいんだけどなあ
>>485 レ / / ,l | / / ,,/ ,,イ ,.イ i ヽ
/ / ,/ll | | ///―- /、_/ .| l | ヽ
; /, |/ li | ,>,| / _______ l / |l / iヽ
レ l/i ヾY,ク| |/ ,=',か` | /l 、 / / ト ヽ
/ | ,'iヾ 、,| i | (;;;;;;;;/ ,レ | .Y / .| ヾl
| / | >,| | ,' `‐ ' ,_zヽ V, ,/i |
レ V .| |,' /;;;/ // |/ V
__,} || 、 ' ヽ' ,イ 応援してるよ
,. --- i |/ ゙、! \ ` - //
/ | .| >------‐i´ /
/ .| |゙i`z,, ∧ヽ、 レi,'
/i ,.l | ヽr-、z゙ヽ ,>-, ――--、
/ l / / ノ , r ===、、> ト-__-, \_
/ l / / ,イ { (/,イ| ヾ> | ト=-‐‐-, ノ_}
/ l | / X | `´ .|| / /l _{二二'´_ /, }
/ V/ / \| |.|,l' ,. -'´_,. ---/ ´ ノ{ ,}l
487 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 12:46:11.92 ID:863JFH/a
支援age
潜入捜査官咲畑梨深
誰か書いてw
489 :
拓巳×エリン@妄想乙:2011/09/06(火) 03:15:58.90 ID:jEziXeQO
カオスヘッドらぶちゅっちゅの一節
「妾はこのモニタから外には出られん。つまり、おぬしに監禁されとると言っても過言ではない」
「じゃ、じゃあ、凌辱してもいい?」
「このロリコンがっ!」
「すいません、出過ぎたことを言いました……」
―――もし。
拓巳がここで謝らずエリンを凌辱していたら?
投下ぁー☆
「じゃ、じゃあ、凌辱してもいい?」
「このロリコンがっ!」
「あ、ああそうだよ、僕はロリコンだよ。つ、つーわけで凌辱決定な、ふひひ」
ついに開き直った僕は瞼を閉じてモニタ内にいるエリンが身動き出来ないよう後ろ手に縛られる妄想をした。
「ばかめっ!他6人のビッチ共と妄想シンクロしているこの世界でお前の言うことは……って、なっ!?」
エリンの慌てる声を聞き瞼を開くとエリンがモニタ内で後ろ手に縛られていた。どうやら成功したみたいだ。
「な、なぜじゃっ!?どうして…ひゃっ、んっ!」
「童貞の妄想は舐めない方がいいよ」
戸惑うエリンをよそにカーソルをエリンのちっちゃいおっぱい略してちっぱいに合わせてクリックしてやる。エリンの反応からするにどうやら触られている感触はあるみたいだ。ふひひwエリンの声エロいよw。
「や、めんかっ…このどたわけ!この…んぅっ!変態っ!ロリコンっ!」
「褒め言葉です本当にありがとうございました」
いつの間にかカーソルの形が矢印から手の形になっていた。さすが僕の妄想の世界、激しくGJ!。エリンからの褒め言葉を受け止めながら手のカーソルをちっぱいに当てクリックする。たまに連続で、たまにゆっくりとクリック。
「ぅう……くぅ…んっ…く、屈辱じゃ…こんな童貞に…好き放題されるとは…通報してタイーホしてくれようっ!あっ、ひゃんっ!…く、くぬぅぅ…」
「ふひひこれは何と言うエロゲwおおおおお、ち、乳首立ってますぞエリンwたまらん、これはたまらんwタイーホとかワロスワロスwそんなエリンには乳首摘みの刑だ」
エリンのちっぱいをクリックしまくっていると星来たんと同じようにぷっくりと乳首が立った。
エリンにタイーホとか言われたけど、ここは僕の心象世界。
もちろん捕まるはずはなく。
罰としてエリンの勃起した乳首を服(?)の上からキュッと摘む。摘むって言っても、カーソル合わせてクリックするだけだけどw
「んぁっ!…つ、摘むなぁっ!どたわけーっ!」
エリンが乳首摘まれて顔真っ赤にして怒ってる。
490 :
拓巳×エリン@妄想乙:2011/09/06(火) 03:17:14.53 ID:jEziXeQO
こ れ は 萌 え る !
「ハァハァ…よ、よし…そ、そろそろ下もいっちゃいましょうかね」
「なっ!?」
僕はすかさずマウスホイールを回し画面をスクロールさせる。エリンが素っ頓狂な声を出したけどとりあえず無視。
「お、おおおおおおおおおっ!」
「ひぅぅ、み、見るなぁ…見るでないぃっ…」
スクロールさせた結果、チャームポイントであるエリンの股間はぐっしょりと濡れていた。さらに丸出しのお腹はしっとりと汗ばんで小さなヘソがエロさを際立て、濡れているのが恥ずかしいのか細い足を内股にもじもじさせながら聞こえてくるエリンの恥じらいの声。
「もう死んでもいい\(^O^)/」
「ならば今すぐ死んでくれんか?」
「だが断る…てかエリン10歳のロリっ娘のくせにエロ過ぎさすが僕の妄想超GJっ!」
「絶対に通報してやるぞ、絶対にじゃっ!」
さて、他愛のないやり取りも済ませたし、いよいよ禁断の領域に踏み込もうかふひひw
カーソルをパンツに持って行くと紐の部分をドラッグして少し下にずらしてみる。
「っ!?こ、こらっ!このふっひっひー男っ!や、やめんか!こら…ぱ、パンツを下げるでないーっ!」
「ふひひwもう誰も僕を止めることは出来ないぞw」
するる…するる…。
紐を両方とも均等に下ろし、膝までパンツを下ろした。
「ふつくしい…」
「何処の社長じゃどたわけっ!ってツッコミ入れてる場合ではないっ!このペドフェリアっ!変態っ!ロリコンっ!」
いやぁ、あまりにもつるっつるの見事なパイパンロリま〇こだったからつい某社長が出てきちゃったよ。
てかパンツ半脱ぎエロ杉だろJk。
「つるつるでぷにぷにだぁー…そしてぬるぬるだね」
「んっ!気安く触るな童貞妄想男っ!ひゃんっ、こら…そこは擦るでないっ…ばか…んきゃうっ!」
エリンのアソコを触りまくった後クリトリスを摘まんで転がす。
エリンが盛大な喘ぎと共にぴくんぴくんと小刻みに震えている。
もしかしてイったのかな?
スクロールして表情を見てみると―
「はぁ…はぁ……こ、の…んぅ…どたわけ…」
どうやらイッたらしく悔しいのか頬を朱く染めてとんでもないエロい表情で罵って来た。
「ひ、ヒャッハーもう我慢出来ねぇ」
僕はおもむろにズボンを脱ぐとギンギンに勃起したチ〇ポを露出させてモニタ内のエリンをオカズにコキ始める。
「ひっ!?や、やめんかっ!そんな汚い物を見せるでないっ」
491 :
拓巳×エリン@妄想乙:2011/09/06(火) 03:18:08.15 ID:jEziXeQO
エリンは僕のチ〇ポを見るなり驚いたような声を出した。
「し、しょうがないじゃないか…エリンがエロ過ぎてもう我慢出来ないんだ…はぁはぁ」
「じゃからと言って…ふっひっひー男なんぞの童貞オナニーショーを見せられるこちらの気持ちも…」
「はぁはぁ…エリンのま〇こに僕のブラチューソーセージ挿入れたいな」
「なっ!?ブラチューソーセージをディスっておるのか?おぬしのそんな汚い物の比喩に使われるとは心外じゃっ!今すぐ取り消すのじゃ!」
「じゃあエリンのロリまんこにチンポ挿入れてパンパンしたい」
「せ、せめて伏せ字を入れぬかこのどたわけーっ!」
はぁはぁ、くそぅ…目の前にロリま〇こがあるのに…悔しい!でも諦めないぞ!
「そうだよ…エリンがモニタ内から出てこれないって誰が作った設定なんだ?……妄想は妄想によって壊すことが出来る……ここは僕の妄想の世界…僕の妄想力とエロパワーがあればっ!!」
パソコンが淡く光り始める―
「なっ!?」
「そんな設定っ…壊して見せるっ!」
カッ!
パソコンが強い光りを発した次の瞬間にはモニタ内にエリンはいなくて―
「こ、こんなことが…」
エリンはベース内のよくベッドに使っているソファに後ろ手に拘束されたまま横たわっていた。
パンツ半脱ぎにされたままで。
「キターー(°∀°)ーーーーーーーー!!」
大興奮のままエリンにルパンダイブするも―
「く、来るなどたわけーっ!!」
顔面に思い切り蹴りを喰らった。
が、しかし。
「だが断るっ!」
童貞卒業間近と興奮する童貞にそんな物通用するはずもなく。
「エリンだ生エリンだマジでGJ僕っ!」
エリンに抱き着いていた。
「くっ、HA・NA・SE☆放さぬかどたわけーっ!!」
「とりあえずパンツ邪魔だから脱ごうか」
とりあえずパンツを脱がし実体のあるエリンのロリボディを視姦する。
「たまらんです」
「く、くぬぅ……んっ、くぅんっ」
エリンの股間に手を伸ばし優しく撫でるように触るとエリンが悔しそうに睨む表情から気持ち良さそうにぴくんとエロい表情に変わる瞬間がやばい。
「エリンのここ本当にぐっしょり…10歳とは思えないよ、妄想とは言え」
「わ、妾もここまで感じ易いとは…おぬしの変態さと変質性が恐いわ…」
「サーセンw」
エリンを抱え上げるとちゃんとソファに座り対面の形になれば勃起したチンポにエリンのロリま〇こを宛がう。
「エリン…挿入るよ」
「くぅっ…」
492 :
拓巳×エリン@妄想乙:2011/09/06(火) 03:19:18.91 ID:jEziXeQO
ゆっくりと僕のチ〇ポがエリンの小さな身体の中に侵入していく。
「うぁ…はぁ……キツ…ぃ」
「っ!!くぅんっ…はぁっ……おおき…過ぎじゃ、どたわけ…」
「エリンがちっちゃいだけでしょJK」
「んんんっ!ああっ」
半分ちょい挿入った所でコツっと子宮口に当たり止まった。
さすがに全部は入らないらしい。
「案外簡単に入ったね…処女なはずなのに血も出ないし…すんごいキツいけど」
「はぁ…はぁ……も、妄想乙…じゃな…おなか…いっぱいじゃ」
「てか童貞卒業やたーっ!!初めてが10歳でしかもアニメキャラとかパネェw」
さすが僕w
妄想で世界を救っただけはあるね。
「エリン、大丈夫?」
とりあえず苦しそうなエリンを優しく抱きしめ頭を撫でる。
「誰のせいだと…くぅ……急に優しくするでない…」
「うぁっ急に絞まって…ちょ、待っ…で、出るぅ」
「な、なんじゃとっ!?い、今すぐ抜……んっあああああっ!!」
童貞は早漏と相場が決まってるよね\(^O^)/☆。
盛大にエリンの中に中出し。
これはマジでごめんなさい。
「はぁっ…はぁっ…え、エリン?」
「んっ…熱っ……おぬしは…どたわけ中のどたわけ……くそたわけ…じゃ…」
エリンは糸が切れたようにくたりと僕に身体を預けてきた。
とりあえず抜くか、とエリンの身体を持ち上げるとゴプッと僕の精液があふれ出て来た。
エロい。
「っと言う、何とも忌ま忌ましい夢を見たのじゃが、おぬしの妄想の仕業かえ?」
「それなんてエロゲ?てかエリンもしかして僕に犯られたいとか――すいません、謝りますからそんな眼で見ないでイッてしまいます」
「全く…本当に忌ま忌ましい夢よ…」
エリンが夢から目が覚めパンツをぐちょぐちょに濡らしていたのは内緒の話。
久しぶりに書いたが…出来はイマイチ…かな?
少し前に優愛×拓巳を書いた妄想乙だが覚えているだろうか…。
もしかしたらまたなんか書くかも知れんからそんときゃまた読んでくださいなっと。
駄作失礼した。
エリンかわいいよエリン
優愛が投下されたときは言えなかったので
その分と併せてGJ!と伝えたい
GJ
アレに手を出すのはロリというよりペドだとおもうの……
乙
面白い!
乙
カオスヘッドってシュタゲみたいにまとめられているところないの…
>>498 GJ
シュタゲと違って過疎ってますね。
ありがとうございました。
500 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/27(火) 07:37:11.53 ID:0iaLedzB
500gt
支援age
501 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/28(水) 16:58:58.14 ID:O8+rUhvS
シュタインズゲートのSSがないですけど
シュタインズゲートのまとめサイトありますか
>>501では説明不足でした。すいませんでした。
シュタインズゲートのエロパロスレがないんですが、過去の作品が読みたいと思い質問しました。
カオヘのエロ画像とか無い?
pixivのR18で探せば結構あったよ
ペロペロ
:р
ペロペロ
:р
梨深とタクがヤる
のが見たい
うむ
ナナとおに……拓巳君がエッチなことするのがみたい
こずぴぃと拓巳しゃんがね
イチャイチャイチャ〜ってするのがみたいれす
……もちろんえっちっちーなことも、なのら
いつから自演スレになったんだ
嬉しいけど……ふひひ
ビシィっ
保守
ビシィ
りみちゃんとタクがヤるのがみたいな...たはは..
りみちゃんとタクが殺るのがみたいんですね
星来「性的な意味で?」 こずぴぃ「殺っ人的な意ー味で♪」 を思い出した
こずぴぃとのイチャイチャうぴぴ〜がみたいです
では性的な梨深で
ふひひ...
年も明けたことですし
かわいいビシィさんはいませんか?
ビシィさんは漏れなくかわいいから
かわいいビシィさんがいないってことは
ビシィさん自体がいないってことだね
ビシィさんは漏れがなくてもかわいいけど、お漏らししててもかわいいよ
グリム:漏れはどうなのだぜ?
ッス
うぷぅ?
ビシィっとエ口画像が欲しいもんだ
星来:私はどうなんさ
ナイトハルト:星来たんは僕の嫁。ふひひw
ち、ちなみに、星来たんの一人称は“あたし”だから
おっとぉ、ミスったッス
保守
保守
優愛さんが可愛過ぎて生きるのが辛い
右手ちゃんと添い寝して朝チュンを迎えたい
ビシィさんがビシィ過ぎて生きるのがビシィ
楠姉妹に拉致されて優愛さんが運転するトラックの荷台に乗せられたい
縛られて身動きが取れない状態でいると視線の先に目を細めながらニヤニヤこちらを見ている美愛さんの視線に気付きたい
「イタズラしちゃおっかな〜♪」って美愛さんに言われた後、服をまさぐられズボンのチャックを下ろされ、はしたない姿をなめ回す様にじっくり観察された後、
抱きつかれ当たった胸の感触で勃起したイチモツの感覚を感知されて「へぇ〜こんな状況でも感じちゃうんだ…汚ならしい〜」って言われたい
表情もおちんちんもシュンとした後、「しょうがないな、面倒みてあげようか?」って言われたい
首を横に振って否定するも再度立ち上ったおちんちんを見られ「体は正直だのぅ〜♪」って言われたい
口で汚されて数分後悔しいビクンビクン状態にされたい
乱れた衣服を美愛さんに直してもらった後、「こんなのお姉ちゃんにバレたら痛い目にあっちゃうね♪」って言われてゾクッとしたい
「お姉ちゃんに内緒にして欲しい?」って言われてトムとジェリーのトムみたいに高速で首を縦に振ったら「じゃあこのことは二人だけの秘密だね♪」って人差し指を口元に当てられながら言われたい
表情が緩んだ後、「そういうこと言っちゃうんですね…」って言われて「えっ」て思うと美愛さんが眼鏡をかけて凍り付きたい
「躾…必用ですよね…」って実は優愛さんだった人に言われて
↑誤爆したorz
ごめんなさい
543 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/08(木) 21:21:14.46 ID:NFT2IF5Q
ビシィさんは最高です…
星来コス優愛さんと星来(覚醒後)コスビシィさん
エリンコスこずぴぃとセドナコスセナしゃんのヘソぺろぺろしたい
半年以上作品0…だと?
よくあることなのか…?
基本的に妄想は共通認識化されずに消えるものだからな
その妄想リブートせよ!
潜入捜査官咲畑梨深
事件を加速させるな。
潜入したはは良いが、あっさり正体を見破られて逆に監禁される罠
ビシィさんの中に潜入
ふぅ…
ビシィさんエロかわいい
ビシィ!
なのら!
ビシィ!
おにぃのバカ!
ドカバキグシャッ
痛覚は遮断した…
安心して虫歯の口でアイスを食うがよい
エロ梨深をリアルブートしたい
ピンクは淫乱
そうでもない
びしそばーず
あやせはエロい
だがそれがいい
ヘタレなセナさんはちょっと強気に出れば拓巳さんでも簡単に落とせそうだな。
意外にセナしゃんとはアブノーマルなプレイができそうだ
ヘソchuや髪くんか等、妙にマニアックな√だったLCC的に
>>570 下着無しのミニスカレースクイーン衣装でローアングル撮影会プレイなどを所望したい
「これを着ろ、と? ……なっ、み、短過ぎるだろっ。なんだこの服は、痴女かっ」
「……そこまでして私に着せたいのか…? はぁ……まったく、このヘンタイめ」
「……っ。さ、流石にこの格好は……。想像以上に……恥ず………きゃっ!?」
「ばっ馬鹿! やめろ…見るんじゃない! み、見え……。…ひゃぅ……撮る、なぁ…」
セナしゃんがディソードを投擲してくるまで散々いぢめたい
パンツ ないから恥ずかしくないもん
タクが自分を全然構ってくれず、ビシィや妹と仲良くしてるから
嫉妬という穢れた邪心に支配されて夜這いに行くあやせが見たい
ビシィとか悲しいこと言うなよ
576 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/03(金) 19:23:18.99 ID:NoIw/CfH
タク「あぁっ!ダ、ダメぇ、出るっ出ちゃうぅ!モモちゃあぁーん!!」
モモ「い、良いわっ、来て!中に出してえぇっ!!」
さすがにキツイかな…
でも判ちゃんとモモちゃんならギリギリアリ
ピンクは淫乱
そうでもない
ふひひ…
ふみゅう
その目だれの目?
583 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/28(日) 00:36:02.65 ID:KGRITetO
もう一年以上投下がないわけだが誰か書いてくれるやついないのか?
妄想を文章に書き起こすのが面倒だと言っているのです。
妄想はあーるけど、書っけないのら〜……
リアルブートすればいい
そう、ディソードでね
ヒロイン全員妊娠
量産型妊娠男
他のマイナー掲示板に勢いで書き込んどいて未完になった作品を投下
修正しながらキリのいいところまで完成させます
セナを徹底的に苛めるけどマイナージャンルなのは許してよ将軍・・・
意識がぼんやりとする。
知らない天井だ。
なんでこんなところにいるのだろう?
眠気眼でむくりと体を起こす。そこは暗くて狭い部屋だった。
僕は確か、セナと一緒に希テクノロジーに来て・・・。
そうだ、二人とも部屋に閉じ込められたんだ。
それからだんだんと眠くなってきて・・・今ここにいるんだ!!
完全に覚醒した僕は慌てて辺りを見渡す。
ここが閉じ込められた部屋とは違う場所だとすぐに分かった。
六畳に満たない狭い部屋。何故かドアが一つもない。
ただ正面の壁に、黒い大きなモニターが何枚もかけられていた。
「な、なにここ!?なんで?どうして!?」
特に拘束はされていなかった。
でも、これから僕に穏やかでないイベントが起きるのは間違いない。
僕はモニタと向かい合った壁をドンドンと何度も叩き、狂ったように喚く。
「出して!出してよ!僕は何も知らないんだ!セナが勝手に連れてきただけだよ!」
・・・反応はない
「誰か助けてよ!いたら返事してよ!警察に連絡なんてしない!誰にも言わないからさぁ!」
・・・反応はない
「いやだ!死ぬなんて嫌だぁ!お願いだよ・・・殺さないでよ・・うぅ・・」
力なくすすり泣く。ちくしょう、セナが、セナが悪いんだ!
僕を無理やり連れてきて強気な事言っといて何も役に立たないじゃないか!
あー、くそ!くそ!僕はだから反対したのに!
突然、背後が明るくなる。
驚いて振り向くと、複数のモニタが全て点いていた。
そこに映るのは、様々なアングルで撮られた共通の被写体。
「な、なんで・・・」
長く美しい蒼色の髪に、スレンダーな肢体。
制服を剥かれ、ブラを外されて下着1枚で眠る蒼井セナの姿だった。
「んっ・・ここは・・・・っ!」
蒼井セナが目を覚ますと、自分の四肢が鎖で拘束されていることにまず気付いた。
大きな柔らかいベッドの上で、X字に拘束されて寝かされている。
続いて自分が裸になっていることに気付く。そこで、眠りに落ちる直前の状況を思いだした。
──────────────────
二人の男が、脱力し抵抗が出来ないセナの制服をゆっくりと脱がせる。
すべすべとした太ももを撫でながら、小振りな乳房を揉みながら、
綺麗な喉をごろごろと掻きながら、己の怒張した股間を柔肌に擦りつけながら、
いやらしい手つきで少女を下着一枚だけの姿にした。
──────────────────
そこから何があったのかセナは覚えていないが、
ほとんど全裸の姿でこの部屋に移されて、拘束されたのは確かだ。
(あの男は猪鼻と倉持か・・・)
二人の名前を思い出しながら、セナは湧きあがる嫌悪に身ぶるいした。
セナは生まれてこの方、異性に恥部を触られたことなどなかった。
猪鼻と倉持に関して全てが生理的に受け付けられないから尚更だ。
「なんとかここを出なければ。リアルブートは・・やはり封じられているか」
リアルブートに限らない。
ギガロマニアックスとしての力を全て制限されたとセナは感じた。
「目覚めたようだね」
「!?」
突然聞こえてきた男の声に、セナは咄嗟に胸を隠そうとする。
だが、空しくも硬い鎖がジャラジャラと音を立てるだけだった。
ガチガチに全く動けなくしているわけではなく、
肩や肘を動かせる遊びが僅かに作られていた。
部屋に入ってきたのは猪鼻と倉持、二人の男。
何故か二人は裸だった。締まりの無い醜悪な肉体。
弛んだ腹肉をブーメランパンツで無理やり持ち上げていた。
「眠る前の事を覚えているかね?じっくりと楽しませてもらったよ」
「なかなか敏感のようだ。撫でる度に肌がピクピクとひくついていたよ」
「外道が・・・」
男を鋭く睨みつけると、セナは冷たく吐き捨てた。
「しかし、胸は小さいが綺麗な女性ですな。うちの信者にもこれほどの者は少ない」
「ほう。ではその少ない信者とやらを少しばかり貸してほしいものですな?」
「いいですとも!しかし彼女のようなウブな反応はあまり期待出来ませんよ?」
「み、見るな!斬るぞっ!くそ・・・!」
男たちが向けるいやらしい視線に耐えきれず、セナは顔を背けてしまう。
強気な態度こそ崩さないが、性的な事に耐性が無い彼女の頬はみるみる赤く染まった。
普段はクールで聡明な彼女だが、裸を見られて燃え上がるほどの羞恥を覚える。
この素直な反応を醜い男どもに見透かされていると思うと、
セナは悔しさと恥じらいで頭がいっぱいになり、頬の赤はさらに色を増していった。
「おやおや、お顔が真っ赤ですな」
「経験が無いのでしょう、今時遅れてますな。だがそれがいい」
(くっ、こんな無様な姿を見られるなんて嫌だ・・・)
「ば、馬鹿にしてくれるな!恥かしくなんかあるものか!」
セナもまた純粋な乙女に過ぎず、心の動揺は抑えられそうにない。
ならば体面だけでも冷静さを保とうと、口だけは強がる事にした。
「そうだ、西條!西條はどこへ連れて行った!」
「彼なら別室で大人しくしてもらっているよ」
「しかし、いかにも童貞臭い男だね。彼氏か?童貞臭い男がタイプかね?」
「ふん、言ってろ」
心外だ。と言いたかったが、何を言っても無駄だとセナは察した。
(すまないな、西條。私の力不足だ)
セナと西條拓巳は特に親しい間柄でもない。
しかし、己の判断ミスで人を危険に晒した事に自責の念があった。
「さて、そろそろ始めようか」
「私に何をするつもりだ!拷問か?」
「ご名答」
「屑めっ・・・何を聞くつもりか知らないが私は何も喋らないぞ」
「ククク、その方がこちらとしても楽しめる。ですよねぇ?」
「同感です。相変わらずいい趣味でいらっしゃる。ククク」
「そもそも聞きたい事などありませんしなぁ。・・せいぜい満足させてくれよ」
「・・お前ら、殺すぞ」
反吐が出そうだ。目的など無い、終わらない拷問か・・・
殴られるか、切られるか、締められるか、ねじられるか。
セナは努めて冷静を心がける。大丈夫、覚悟はしていたはずだと。
「聞いたところ、痒み責めはなかなか言いらしいですよ」
「おや、あの人の拷問の事ですか。確か、体中に切り傷をつけて放置でしたな」
「しかし、この娘。傷をつけてしまうには少々勿体ない」
「見たところ処女のようですな。犯せばいいのでは?」
「ううむ、しかし犯すだけなら喜んでしまう気がしますな」
「確かに。我ら二人の腰遣いですぐに落とすのもつまらないでしょうな」
(犯す!?嘘だ!そんなのいやだ!やめてくれ!)
セナは青ざめた。彼女は男性経験が全くといってない。
例え親しい人に優しいセックスを持ちかけられても拒否してしまうだろう。
その相手がよりによってこんなクズ共になるとセナは信じたくなかった。
「殺す・・・絶対に後で殺してやる」
セナは強く睨みを利かせたが、それは逆効果というもの。
男の本能、嗜虐心を煽るだけである。
「おやおや、恐い顔をしますな」
「そういえば、彼女を脱がせている時、ひと際敏感な箇所がありましたな」
「なるほど、そこを。さすがいい趣味をお持ちですな」
「それでは、貧相ではあるが・・・」
男はセナの頭の上で胡坐をかくと、両手を胸に伸ばした。
「わ、私が体を触られたぐらいで音を上げるとでも思ったか?甘く見られたな」
(くそっ、こんなやつに胸を…!)
目をきつく閉じて、これから襲い来る嫌悪に耐えようとする。
しかしセナが待ち受けた刺激は予想だにしないものだった。
「・・・ひっ、ひゃあ!?な、なにをする!」
セナは思わず素っ頓狂な声を上げ、キュッと肩を縮めて腕を引いた。
両腕に繋がれた鎖がガシャンと大きな音を立てる。
予想だにしなかったムズムズとした刺激。
男が脇の下を人差指でなぞりあげたのだ。
「これはこれは、想像以上の反応だ」
「君はくすぐられるのが苦手なのかね?」
「お、おい、まさか・・・お前達正気か?」
セナは直感的に悟った。これは非常にまずい。
スレンダーな体型の彼女は皮膚が薄く、刺激にとても敏感だった。
特にくすぐりは苦手で、折原梢がじゃれてきた時に本気で突き離した事がある。
──────────────────
街中でアイスを二人で仲良く食べていた時の事。
「(セナしゃん、ガルガリ君のおかわりはないなーいの?)」
「すまないな梢。さっき分けたのが最後なんだ」
優しい顔を浮かべて謝るセナ。しかし梢は気づいた。
後ろに隠すように持っているコンビニ袋に、まだ3本のガルガリ君が残っていると。
「(セナしゃん、セナしゃんが持っている袋はなーにれーすかー?)」
「っ!これはその・・・近所の子達にあげる分だ」
その嘘は、思考盗撮が得意な梢にはバレバレだった。
セナはこっそりと大好きなガルガリ君を一人占めするつもりだ。
「(うぴー!セナしゃん嘘ついてるのら!だったらこしょこしょ攻撃なのらー)」
梢はセナの体に抱きついた。
そのままブラウスの上から脇腹を揉み揉みと刺激する。
「うひっ!や、やめろ・・・おいこら!離れろ!」
「(やーなのらー。こしょこしょー、こしょこしょーー)」
「あくっ、ひっ、うひひっ!いくら梢でも怒るぞっ!」
「(セナしゃん、すっごくすっごーく、こしょこしょにダメダメなーのれすねー)」
「くひぃっ!やめっ、ほ、ホントに駄目だから・・・おい!!!」
「(うぴー!)」
セナは両手で梢を思い切り突き飛ばした。
そして自分の体を抱くようにしてしゃがみこみ、真っ赤な顔で息を整える。
アスファルトに尻もちをついた梢は、涙目でお尻を擦りながら立ち上がった。
「はぁ・・はぁ・・・梢、済まない。悪気はないんだ」
「(ううん、こずぴぃが悪い事しちゃったのれす♪
・・・でも最後通告なのら。
とっととガルガリ君をくれなかったらぁ〜、
セナしゃんの体をコチョコチョワシャーしちゃうのら〜)」
「わ、分かった!このガルガリくんを全部やるから見逃してくれ・・・」
梢の黒い笑みにセナは観念した。
ガルガリ君のことになると目の色が変わるセナですら、
手持ちのガルガリ君三本を差し出す程くすぐりを苦手としていた。
──────────────────
595 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/06(木) 08:35:38.72 ID:PNarikfv
セナは脅えていた。恐怖で体が震える。
拘束されて全身を露出し、体中の肌がむき出しの状態をくすぐられたら・・・
梢の時とは違う。全く抵抗をすることが出来ずになすがまま。
何よりも、相手は二人がかりで悪意と劣情の塊をぶつけてくるのだ。
「やめろ・・・やめろ、やめろ!触ったらお前ら、本当に斬り殺すぞ!」
「やれやれ、恐い顔しないでもらおうか」
もう一人の男がX字に寝かされたセナの股の下に座ると、
その敏感な脇腹を人差指でつんつんと突いた。
「ひ、いやぁ!くそ、ふざけるな!」
男は言葉を無視して、両の脇腹を交互に突く。
セナはその度に左右に腰を振って逃がれようとした。
「っ、あっ、やぁ・・・やめろ、ひっ、ひぃ、こらっ」
セナの声と鎖の冷たい音が断続して鳴る。
驚くほど情けない声を出して敏感に反応する自分にセナは苛ついた。
「エロいですなぁ」
「うむ、くすぐりもなかなかエロいでしょう」
頭の上の男は、二の腕をスリスリとさすり、
時に指でワキワキとくすぐって感触を楽しんでいる。
「やっやだ!やめっ、気持ち悪い!」
(負けるなセナ・・・我慢しろ・・・我慢しろ・・・我慢っ、しろぉ!)
セナは両手でシーツを握り締める。
顎を引いて歯を食いしばり、眉をハの字にして、しかめっ面で声を殺す。
(こいつらを喜ばせなんてするか!)
「・・・っ、・・ぅ、んんっ!・・大したこと・・ないな、この程度か?・・くぅっ!」
(私の体は石だ、動くなっ・・何も感じないのだからっ)
セナは相手に責めに翻弄されまいと自分に言い聞かせる。
しかし、左右に腰を振ることを自制できない。
指で突かれる度に筋肉が強張って、体がビクンと痙攣する。
漏れる声を完全におさえることが出来ず、3秒ともたずに変な声が出てしまう。
セナは脇腹の指を睨む。責められる位置は分かっている。意識を集中して耐えようとする。
それでも肌を刺激された瞬間、セナは自分の意思に反していやらしく腰を捻って逃がれようとし、
結果、男達を喜ばせてしまう。突く位置を変えてやる毎にセナの体は素直に反応した。
596 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/06(木) 08:50:29.81 ID:PNarikfv
眉は逆ハの字に修正し忘れたと言っているのです
まぁどうでも良いか、続きはまた今度
じゃあな
乙。こんな過疎スレなのに偶然立ち会えた神光の救いに感謝
>>597 なん・・・だと・・・
まさかリアルタイムで人がいたなんて思わなかった、神光の救いあれ
599 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/07(金) 21:40:26.28 ID:h4Qtf6Od
「ほぅ・・・」
「くっ!いや・・・チッ」
セナは、己の表情をニヤけながらじっくりと観察する男達の視線に気づく。たまらず舌打ちした。
自分の反応の全てをいやらしい目で見られてる事がたまらなく苦痛だった。
「どこまで我慢できるか試してみようかね」
脇腹を交互に突く指の動きが変化した。
両の全ての指を使って、脇腹をカリカリと掻く動きに移行する。
「んぅ!や、やぁっ!」
動きの変化にセナは驚いたが、鼻息を荒くし、気を張って耐える。
「ふーっ・・・ふーっ・・・ひえ!」
男の硬い爪先が脇腹を抉る毎に腰が浮いた。
浮いた体がベッドに叩きつけられると、小振りな胸がぷるんと震える。
「これはエロい!小さいながらも見せつけますな」
「ジュパジュパと音を立ててむしゃぶりつきながらくすぐりたいですな」
「勝気な娘がくすぐりによがる様は垂涎ものですなぁ」
「エッチな刺激はこの娘が自分から望んだらにしましょうか」
「それはいい。なぁ君、くすぐられるのと胸を弄られるのどっちがいいかな?」
「はっ、はぁっ・・・この程度で、好きに触らせるわけが、・・・ないだろう!」
喘ぎ喘ぎ紡ぐセナの生意気な言葉は、男の欲望をさらに煮えたぎらせた。
二の腕の手が、肩、そして脇へと蜘蛛のような動きでカサカサと移動する。
「ふっ!・・・ゃ、やん!くぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜!」
脇の下の窪みに到達し、足を忙しく動かしてのたうちまわる蜘蛛。
その感覚にセナは目を閉じ、ギシギシとベッドを鳴らして悶絶した。
600 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/07(金) 21:44:40.47 ID:h4Qtf6Od
「やん!へ、変態が!そこは・・・ぁぁぁぁぁぁ!」
脇の下の窪みも、胸と脇の境界も、二の腕との付け根も、
構わずつんつん、こちょこちょとセナに激しく、悩ましい刺激が与えられる。
その間も、脇腹を突く責めは休まず行われ、セナは美しい体をくねくねさせて悶えた。
ときおり、突かれた人差指がセナの体にめり込むようにぐりぐりと押しつけられる。
「ふっ、いぃぃぃいいいいいいいいい!!」
運悪く骨盤付近にあるツボを押しこまれた時、セナは引きつった声をあげた。
その位置を連続で責められる事はないが、弱点を悟られていないかセナは不安だった。
そして、弱点は他にも無数にあると言う事をセナは知っていた。
彼女の薄く、透き通るような白い肌はとても敏感だった。
「ふぅむ、ツボを巡って探検しましょうか」
「ほう、未踏の地を徹底的に開発してやりましょうか」
「くっ、お前らぁ・・・あうっ」
腕の付け根から真っ直ぐ体を降りていく手、腰から真っ直ぐ体を昇っていく手。
それはいずれも緩慢な動きで、指がつ〜っと絶妙なタッチで滑っていく。
「あっ、っ・・ぅ・・っ・・・・・ゃっ・・」
天井を見つめ、セナはひたすら耐える。
しかし、どんなに口を一文字に紡いでも、口角がピクピクと吊りあがってしまう。
セナの荒い息が部屋を満たす。その美しい両目にじわりと涙が浮かんだ。
二人の男の指が体の左右、あばらの辺りでかちあい、また戻っていく。
時折速度を変えたり、蛇行したり、二人してお腹を指先で摘むように甘くつねったり。
「ぁっ、やめっ!馬鹿が・・・飽きもせずによくっ・・・やるものだっっ!」
焦れったいほど緩慢に、じっくりと責める指。
鎖で拘束され、自由にならない体がじんわりと汗ばむ。
筋肉は常に緊張し、休憩を与えられず好きな様に体を弄られる疲労感。
弱点がばれる事への焦燥感。セナの精神は着実に摩耗していた。
601 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/07(金) 21:48:27.84 ID:h4Qtf6Od
よく飽きないものだと言うセナの声に、男達は手を止める。
「おや、激しいのが待ちきれないかな?ではこんなところでやめておこうか」
「ま、待ちきれないわけじゃ!」
「今更照れなくてもいいだろう、くくく」
「ひゃぁ!」
抗議するセナの肩と首の付け根辺りをサワサワと手のひら全体で撫でると、
セナはとっさに首を引っ込めて、肩をキュッと縮める。
特にうなじと首筋の辺りが弱いようで、男が指先でいやらしく愛でる度に、
セナは亀のように縮めた首を前後左右に動かして逃げようとしながら、
甘い声で敏感に反応した。
「やっやっ、やぁっ!いやぁ!・・・おいっこらやめろ!斬るぞぉ!」
「くく、すごく敏感だね。また新しい性感帯を見つけてしまいましたなぁ」
「ふざけっ、こ・・・このっ!」
セナは男の手に噛み付こうとしたが、すんでのところで避けられてしまった。
「も、もう一度きてみろ!その手を噛みちぎってやる!」
セナは目に闘志を漲らせ、男を睨んだ。
僅かながら抵抗することが出来たことで、彼女は心を持ち直そうとする。
突き刺すようなセナの真っ直ぐな眼差しに、男は少しばかり狼狽した。
「おっとっと、やはり頭の周りは危ないな」
「危険な女だ。だからこそ落としがいがあるというもの」
「ですな。しかしこれ以上は時間を掛けていられないでしょう」
「くそっ!・・・え・・・ちょっっっっ!!?」
セナの息が詰まる。突然、男達の指がセナの肌に強く食い込んだ。
そこは時間をかけて調べ上げられた場所だった。
セナの頭の上に座る男が、脇の下の窪みをかりかりとくすぐった。
指を広げ、その全てが大きな動きで肌を抉った。
股下にいる男はセナの脇腹を揉みくすぐる。
お腹側のツボを親指の腹で、残りの指で側面のツボと背中側のツボを捕えると、
押し込みながら指を振るわせ、セナの体にくすぐったい刺激を与えた。
602 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/07(金) 21:52:46.94 ID:h4Qtf6Od
「ひっ、ひいいいいいぃぃぃぃぃ!!???」
セナは目を大きく見開く。
「や、やめ、んやああああああぁぁぁぁぁ駄目だめだめ!!」
体を苛む刺激はセナには耐えられないものだった。
「ほぉれ、くすぐってほしいのか。脇の下ががら空きだぞ。
こちょこちょこちょこちょ」
「きひーー!やめろっ、やめろやめろやめろや゛めろぉってぇ!!!」
制止の言葉を連呼するセナ。脇の下の刺激に過敏に反応した。
腕に繋がれた鎖が激しく揺さぶられ、激しい音を絶え間なく鳴らす。
セナは脇を閉じたくて閉じたくてたまらない。
「うあぁぁ離せぇ!ひぃっ!・・・いやあああああぁぁ!!」
引っ張られた鎖がギリギリと限界まで張りつめ、
その金属の連鎖は軋んで砕けてしまうかのようだ。
しかし、たかが少女一人の力で鎖が壊れるわけがない。
鎖に遊びを作っているのは、セナが必死に抵抗する様を存分に楽しむための
悪趣味な仕掛けに過ぎないのだ。
「うひっ、くっ、あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!ひっひっ、ひゃめろぉー!」
また、激しく動く親指が横乳をかすめる時、
自覚出来ないほどに僅かだが、セナに切ない感情を送った。
「もみもみもみ、脇腹のマッサージの気分はどうだね?」
「きっ、きひぃぃぃぃぃ!いやだ!やらやらっ、いやぁぁぁぁぁぁっ!」
セナは脇腹を揉まれるのが特に弱い。
カリカリと引っ掻かれるのも苦手だが、実はやわやわとさするだけで素っ頓狂な声が出る。
足が自由に動けば、すでに男は蹴り飛ばされ血溜まりが出来ていた事だろう。
しかし、どれだけ足掻いても、体を丸めようとしても、せいぜい膝が軽く曲がる程度。
それでもセナは無駄な抵抗だろうと関係なく、
その長く滑らかな美脚に勢いをつけて、膝を伸ばしたり縮めたりを繰り返した。
「もっ・・・やぁ!あああ!うあぁぁぁぁぁぁ!」
夢中で腰を振り、ベッドに背中を叩きつけ、
下半身を酷使して脇腹に吸いつく両手を剥がそうとした。
それでも、1秒たりともセナへのくすぐりが止まる事は無かった。
猪鼻と倉持の喋り方なんて忘れた。
PS3版は買ってないんだ。。。
じゃあな。
まだ終わってないので続きは明日
セナしゃん、かわいらしいのら〜>△<
607 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:36:10.06 ID:VwKG3wZi
「もうやめろぉぉぉ、死ねっ!離れろ!あっぁっ、あぁぁっぁぁ無理無理ムリ!」
白く美しい顔は真っ赤に染まり、しかめた眉に、ひきつった顔、
セナの普段見せない表情 ─人生で初めてする表情─ からは、彼女の我慢の限界が伺えた。
それでも、セナは笑わない。いや、必死に笑いを堪え、金切り声で叫ぶ。
この理不尽な状況下で笑い悶える。彼女の誇りが、その屈辱を許さない。
「う゛ぁぁぁ!あ、ああああああ!やめれっっひひっ・・やめろぉぉぉぉぉ!」
(も、もう限界だ!梢!西條!不甲斐無い私を許せ・・・そして・・・)
セナは舌を噛み切り、自害する決意を固める。
今まで生きてきた目的を何一つ成し遂げられないまま死ぬ。
それは彼女にとって辛くあり得ない選択のはずだが、
限界を超えるくすぐり責めへの、最後に残された抵抗であった。
セナは顎に懇親の力を込めると、思い切り舌を噛み潰す。
「っ・・・ふぐっ!!」
608 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:38:58.99 ID:VwKG3wZi
(終わった・・・)
こちょ
こちょこちょこちょ
(ぇ・・・!!???)
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
「うひっ?ひぃ、ひいいい!?ひゃひいいいぃぃぃ!!!」
くすぐったさがまだ続いている。
確かに舌を噛み切ったはずだ、セナは思った。
(噛んだ・・・噛んだはずが・・・も、もう一度!)
セナは顎に渾身の力を込めると、思い切り舌を噛み潰す・・・事が出来なかった。
死ぬ覚悟はあるはずなのに、寸前のところで死ねない。
何故か顎の力が急に緩み、歯が締まらなくなる。
(い・・・痛くない?痛いのが恐い?死を恐れる?私が?馬鹿な・・・嘘だっ!)
「にゃ、ひひひ・・なんで!?なんでぇ!!??
ぁひぃ!なんで死ねないんだ!?もう嫌なのに!!」
「くくく、君、死のうとしたみたいだが残念。痛いのが嫌なのかな?」
「おや、くすぐられすぎて乳首が勃起しているねぇ。いやらしい体だ」
「くすぐられて喜んでるようだ。ではもっと死ぬほどこちょこちょしてあげよう」
「ひぎぃぃ!ち、違うっ!違うからやめろぉっ、貴様ら何か細工をしたな!くひぃ!」
609 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:40:21.07 ID:VwKG3wZi
今、彼女の脳波には特殊な信号が送られている。
『自己、及び他者に向けた「過剰な暴力行為」に対しての抑止信号』
セナが明確な意思で対象に攻撃を加えようとした瞬間、信号により筋肉が弛緩する仕組み。
悶え暴れる程度のささやかな抵抗なら可能だが、噛み付くといった行為は一切出来ない。
さきほどセナは男の手に噛み付こうとしたが、そもそも危害を与える事は出来ないのだ。
「例えばこんな事も・・」
「!?」
男は脇の責めを中断し、セナの開かれた口に手を突っ込む。
そのまま綺麗な舌を摘まむと、抵抗もなく口外に引きずり出した。
セナの当惑した表情と、舌先から零れる唾液が何とも艶めかしい。
「ふぁ・・・ふぁぁぁ!???」
「このままベロもくすぐってあげよう」
男は舌を摘まむ指に強弱をつけてやわやわと揉みながら、
空いた手でセナの舌をいやらしく撫でる。
「ふあ!ひゃめっ、ひゃめほぉぉ!ふあぁぁぁ!!」
セナはイヤイヤとかぶりを振り、
過敏な舌を襲う妖艶な刺激にかわいい声をあげて悶絶した。
「そうだ、後でケバケバした筆を使って、嫌ってほどベロをこちょこちょしてあげようかね」
「癖になったら食事中もくすぐったくてたまらないかもしれませんなぁ」
「くくく、この強気な女をどこまで調教出来るか楽しみですな」
(くそっ!どこまでこの男どもは変態なんだ・・・)
行為に対して抵抗の術が一切無い事への絶望感が彼女を襲う。
この先死ぬ事も許されず、一秒だって我慢出来ないくすぐりレイプを受け続け、
ありとあらゆる方法で変態的に屈辱的に家畜のように嬲り犯されるのだ。
舌を戒める手が離された。
セナの口から唾液が零れ、頬を伝いベッドに染みを作る。
脇の下の責めが再開された。脇腹の責めは先ほどから休みなく続けられている。
「あひぃぃぃっぃ!やめろっ!やめてくれっ限界なんだ!やぁぁぁぁ!」
610 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:41:29.88 ID:VwKG3wZi
セナの瞳から涙が流れ、口からは笑い声を押し殺すことが出来なくなる。
為す術なし、彼女の中で培われたプライドが崩れようとしていた。
「いやぁ!あぁぁぁ!あぅ、ひっひぃっ、ひっひひひ・・・」
「あははっ!いやぁぁぁはっははははははは!」
「やめっ、やっ・・ひゃひひ!やめてっ、くふふふっ!頼むからぁ!」
「もうやだっ!もうやだぁぁ!うひゃひゃひひひっ!」
「ひーっ、はひっ!ひひひ!もうくすぐりは嫌ぁぁぁ!」
必死にかぶりを振り、蒼髪を乱しながら、彼女は赦しを乞うた。
ただ上半身を二人の男にくすぐられているだけ。しかし彼女にとっては最悪の拷問だった。
その妖しい独特の刺激に耐性が全く無かったのだ。
ギガロマニアックスとしての力を発揮出来ないセナは、一人の普通の女の子にすぎない。
真っ赤な顔をして涙目で、
男をそそる歪んだ表情で、
汗を撒き散らして悶え笑い、泣き叫び、
激しいくすぐりに四肢を縛める鎖を激しく鳴らしながら、
男の目を見つめて必死に赦しを乞う美少女。
嫌がりのたうちまわるセナの姿に男達は一層興奮する。
「おや、態度が変わったね?くすぐられるのが嫌だったら何だったかなぁ?」
くすぐる手を休めず、にやつきながら男は意地悪に言った。
男達のはいているブーメランパンツは既に大きなテントを張っていた。
「いやっ!言えるか!言えなっ!あっひひひひ!あっあっ、ぅああぁぁぁー!」
セナは躊躇したが、くすぐりに比べれば何だってマシだと思えた。
「ひっひひひひ!胸ぇ、触っても・・・いいっ!くひひひひ!
胸を触ってもいいからやめてくれぇぇぇ!」
男はその手を止めなかった。誰もが耳を疑うような、
セナに似合わない必死な言葉にも、無慈悲なくすぐりは止まらない。
「あはははは!ちょっ、言ったから、言ったじゃないか!ひひひいぃーーー!?
なんでっ、やっ!くくく!やめろ、はなせ馬鹿っ、げほっ・・・きぃーっひひひ!」
「馬鹿は良くないな」
男はセナの脇腹の弱点をグリグリと押して責める。
腰の上、骨に守られていない場所に食らいつき離さない。
指を振るわせ、敏感な柔肌を掘り進めるように執拗に揉みながらくすぐる。
「ん゛ゃっ、やぁっははははははは!すまないっ!謝るからやめへぇっ!
許せっゆるしてくれっ!ぎひひひひ!た、頼むから゛〜〜〜いやぁぁぁ!」
「ん?おっぱいを吸ってもいいのかな?好きにしてもいいのかな?」
「あひひひひ!いい!吸ってもいい!何でもいいからやめてくれぇ!」
611 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:45:32.68 ID:VwKG3wZi
その言葉を聞いて、脇腹をくすぐっている男は、グッと両手の指に力を込めた。
「ひえっ!?」
瞬時にセナの体が弓なりに大きく反る。
そのまま男は、脇腹を責めていた両腕を体の下に回して顔を胸にうずめた。
そして、胸を張ることで強調された、セナの形の良い小振りな乳房に吸いついた。
「あっ、やだっ・・・!」
男がセナの体に腕をまわして抱きついた事で、体は反ったまま戻らない。
くすぐられて敏感な状態で、汗ばんだ素肌を男と密着させる。
暑苦しく、吐き気を催すほど気持ち悪い感覚にセナは顔をしかめた。
乳首はすでに勃起していて、それへの男の扱いは優しくなかった。
舌先でチロチロと舐め転がしたかも思うと、乳房を食べてしまうかのように激しく貪る。
その舌遣いは乱暴だが、経験豊富な変態男のねっとりとした技巧は、
性感が未熟なセナでさえ、ゾクゾクさせるものがあった。
真っ赤な顔を羞恥でさらに紅く染め、セナは胸に吸いつく男の頭を悔しそうに見る。
「やめっ、やっ、ちょっと!くぅぅぅぅ!こ、こんなのっ」
「彼氏に吸わせてあげたことはないのかね?」
脇の下をくすぐる男がセナの顔を覗き込む。
「ひゃ!あああぁぁぁぁ!お前っ!・・・いい加減くすぐるのをやめろぉ!」
「とは言っても、私は吸いつくところが無くてね」
セナは自分の顔を覗き込む男を睨みつけるが、弛緩した顔はまるで説得力が無い。
脇担当の男に気を取られている間に、脇腹の辺りに強い刺激が起った。
「はひゃ!??」
胸に吸いつく男が、腕を体にまわしたまま、あばらから腰にかけてをこちょこちょとくすぐった。
「はひひ!嘘!?やだ!ややや約束が違うぞ!うひ、はひひひひひやめろぉ!」
セナは背中をベッドに叩きつけ目茶目茶に暴れるが、
男は構わずにくすぐりを続け、チュウチュウと音を立てて乳首を吸い上げる。
普通なら腕の痺れが気になると思われるが、男の太い腕はびくともしない。
男は背中にまわした手で脇をくすぐり始める。
ふたりがかりで脇の下を責められ、セナは髪を振り乱して一層暴れ悶えた。
「やぁ!いやっ!あっはははははは!いやぁっはははははははは!!!
ひっ、よしてぇっ!!死ぬ・・・しんじゃうぅ!」
(本当にこのまま死ねたら・・・このまま死ねたら楽なのに・・・)
612 :
戦慄!希テクノロジーにセナは泣く!:2012/12/08(土) 19:53:33.68 ID:VwKG3wZi
背中をこちょこちょくすぐってやると、セナは手の指先から足の爪先まで、背筋をピンと立てて硬直した。
「っ!っ!・・・・・くぁぁ!」
セナは口をパクパクとさせて悶絶する。そのまま勃起した乳首を歯でしこりあげられた。
体の前後をサンドイッチで責められ、側面を狂うほどくすぐられ、セナは訳が分からなくなっていた。
「くひひひっ!ひゃうぅ!うひゃひひひひひ!もう、もうやだ!」
胸を吸っていた男が、セナの体に唇を押しつけ、舌をチロチロさせながらお腹に顔をずらしていく。
「あはっ、やめっあははははは!駄目っ許してっゆるっ」
男の髪の毛がくすぐったい。ザラザラした髭にも過敏に反応する。
顔面の凹凸がセナの敏感な肌をスライドし、やがて軟体生物のようにヌメる舌が臍に到達した。
「・・あぁっはっはははははははははははははははは!
やめて!やめっははははははは!うひっいひひひひひひ!らめらってぇ!」
密着した唇をパクパクされると、たまらないくすぐったさにお腹全体が痙攣する。
舌が臍の穴を蹂躙し、内蔵を直接かきまわすようなくすぐったさがセナを襲った。
「やめへぇ、無理むりむりぃ、そこはホントにムリなんだ〜〜!っははははは!
バカぁ!あっ!んひぃっ!!」
「ほぅ、良い声で鳴きますなぁ」
「むちゅ、ちゅぱちゅぱ、この娘は本当に旨い肌をしている」
腹に唇をつけたまま喋られ、男の声が籠る。
その振動がくすぐったく、セナをさらによがり狂わせた。
「それでは私もそろそろ味見を・・・」
脇をくすぐる男はセナと頬を合わせると、
そのまま透き通るように白く綺麗なの首筋をベロベロと舐め始める。
「ひっ!?・・・うひゃあ!そこはゃめっ!くひ!くひひひひひ」
セナは首をすくめてかばおうとするが、男の口は逃げるセナを追従し、
セナの喉の形を確かめるように丹念にいやらしく舐めしゃぶる。
「やだぁ!もうやぁ!限界だからぁ!ふふふっひひひひひ!しぬっ、死ぬぅ!
くぅぅぅぅ〜〜っ!やめて!何でもする・・・からぁ!くすぐるのだけは嫌ぁぁぁ!」
セナがいくら許しを乞うても、この男達はむしろ喜々として更なる責めを続ける。
そうだとしても、不毛に赦しを乞うことしか彼女に道が無かったのだ。
とりあえずこれで1章終わり、一区切りとします
2章も書いてるけど記憶が怪しいのでゲームやり直さないといけない
続きはいつ投稿するか分かりません
じゃあな。
その目だれの目?
気になる目
616 :
名無しさん@ピンキー:2013/01/26(土) 20:41:42.38 ID:WITnr6IE
保守
617 :
名無しさん@ピンキー:2013/01/29(火) 21:18:36.13 ID:nP5DaA4l
保守するでしょ?
保守するよね?
619 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 21:55:22.32 ID:eM93Jv1N
あなたは保守したいはず
保守して
621 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 19:26:48.70 ID:ZrmllCpE
したくないなんて言わせない
だが断る
なん……だと……?
ホシィさんに敬礼!
fun^40×int^10=Ir2
あみぃちゃん?
あみぃちゃん!
らぅみぃちゃん!
たぅみちゃん!
<(´v゚) ビシビシィ!
<(´v゚) ビシィ!
その目だ〜れの目? なのら
118 名前:名無しくん、、、好きです。。。 [sage] 投稿日:2013/05/15(水) 12:41:06.74 ID:CH7QXY8D
こ、これが、お、おにぃの、お、おちんちん・・・///
ビクンビクンしてる・・・おにぃナナで興奮してるんだね・・・///
うぅ、今ナナのお口の中におにぃの、お、おちんちんが、入ってるんだよね・・・///
おにぃの匂いだぁ・・・舐めたり吸ったりしたらおにぃ気持ちよくなるのかな?
ナナのお口でおにぃを気持ちよくさせたいよぉ・・・///
おにぃ気持ちよさそうだね・・・///
ナナのお口で気持ちよくなってるんだね・・・///
おにぃの気持ちよさそうな顔見てたらナナも気持ちよくなってきちゃったよぉ///
んっ、んんっ、んびゅうっ、・・・これがおにぃのせーえき・・・///
おにぃが一番気持ちよかった時に出るんだよね・・・///
おにぃナナのお口で気持ちよくなったんだね・・・///
ナナで興奮して、いっぱいいっぱい気持ちよくなってせーえき出しちゃったんだね・・・///
おにぃのせーえき、熱くて生臭くて、でも美味しい・・・んぐ、ごくっ、
どうしよう・・・ナナおにぃのせーえき飲んじゃってる・・・飲んじゃてるよぉ///
ナナってこんなにエッチだったなんて・・・///
保守するのだと言っているのです
エロパロ投下はないのかな〜
チラッ、チラビシィ!
「ビシィ!」と言いながらヒダをチラッ、チラッっとめくるのは、はしたないと言っているのです。
その目だれの目?
638 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】(2+0:8) :2013/09/26(木) 04:59:39.69 ID:WKgfi2bM
くいをうて〜
639 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/23(水) 21:05:16.35 ID:0BCC/FUf
保守
その目!(チャチャチャ)
生天目
23歳のえっちなビシィさん
梨深汁ビシィャァー!
644 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/06(金) 18:38:27.45 ID:r7izMTlK
その目!(チャチャチャ)
だれの目!(チャチャチャ)
カオスに飲〜み込まれ〜
646 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 22:23:08.58 ID:JqgrUTW1
このスレの存在意義wwwwwww
たはは……
648 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/17(金) 07:43:54.40 ID:BV7amSTe
649 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/24(月) 22:06:36.99 ID:uguJD5Cd
ほ
も
も
も
も
ち
ゃ
ん
ホモもモモちゃん?
略してホモちゃん
「しゃぶれよ、タク」
「み、三住君はホモなの?」
「なんでガルガリ君しゃぶれって言ってるのにそうなるんだよ」
「ガルガリ君はしゃぶしゃぶするものじゃなーいよ?」
「ガルガリ君はね、カジカジするものなのらー」(レイプ目微笑)
「ひ……っ!」
落とさせない
落ちてゆく安息 風に手と手を繋いで
663 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 21:45:44.69 ID:jjSQXNO6
ほ
妄想シンクロで外見相応の年齢の知識を教育された、精神年齢五歳程度のクローンビシィさんを……