【イヴァリース】ファイナルファンタジータクティクス 第5章【FFT】

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1ゴラグロス

・ここはFFTのエロパロスレよ、わかっているわね坊や達♪
・内容はエロければなんでもいいけど、攻略とかエロパロと関係ないお話はあんまりしないでね♪
・特殊な嗜好がからむなら事前に言っておいてちょうだい職人さん達。もちろん私も読むわ♪
・どうやら801板とか百合板とか他にあるみたいよ♪
 リクは自由だけど、そんなお話はそちらに落として誘導だけ書いてくれると嬉しいわ♪
・全部個人の妄想なんだから、自分の意見を押しつけたり、他人の妄想を否定したりするのはイケナイわよ♪
・約束破ると熱いベーゼ(ry


前スレ
◆【イヴァリース】ファイナルファンタジータクティクス 第4章【FFT】◆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216340061/
◆【イヴァリース】ファイナルファンタジータクティクス 第2章【FFT】◆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173531703/
◆【イヴァリース】ファイナルファンタジータクティクス 第3章【FFT】◆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1194666673/

関連スレ
FFシリーズ総合エロパロスレ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1227715127/
FINAL FANTASYのキャラで百合妄想(dat落ち)
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1172215356/

保管庫
http://fftactics.s13.dxbeat.com/
2名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 19:14:39 ID:JdMHPG6m
otu
3名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 20:48:40 ID:+iM5rLbn
>>1
乙です
4名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:41:46 ID:e8IHL/xQ
いちおつ
俺だけのオヴェリア
5名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 10:29:58 ID:7gAXI5nY
アグ様はおれの嫁
6名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 10:35:33 ID:9b7TM2M7
ゴラグロスがテンプレの台詞言ってると思うとシュールwww

女モンクのレオタードをアーマーブレイクで破いて乳ポロリさせたい
7名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:05:38 ID:ZmZeRv9W
PSP版の北天騎士団の残党イベントで元北天騎士団の野党たちに
返り討ちにあったアグリアスが慰み者にされる。

http://hx.sakura.ne.jp/~die-sque/dpc/kikaku/wisener/e_cleel.jpg
8名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:45:37 ID:f6ivTPM3
>>7
はいDPC、DPC
つうか違うキャラじゃねえか
9名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:19:11 ID:PzwoIEpZ
だいたいDPCのサイト内でも、ちゃんとアグリアス表記の絵があるだろ
10名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 10:53:38 ID:ofvNsRb6
ギュスダヴ
11名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:56:33 ID:dJ770i3P
負傷して気を失ったナイト♂を手当てするために、赤面しながら鎧と衣服を脱がせるアイテム士♀。
手当てしている最中に、見てはいけないと思いつつもついチラチラと横目でナイトの裸体を見てしまう。
そして、妙な気分になってしまい、キスをしたり傷口を舐めたりフェラしてみたり……。
さすがにそこまでされるとナイトも気付き、傷の手当てそっちのけで二人で燃え上がってしまう。

で、そんな様子をdkdkしながら一部始終を見ていたアグリアスさんは「これだ!」と思い、
ラムザに実行しようとするがなぜか逆の立場になってしまい……

という電波を受信した。
後は頼む。
12名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:57:36 ID:MQUwfn85
は?
13名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:02:34 ID:JrItTUzl
新スレ乙。
ところで、保管庫って全然更新されてない? 残念・・・。
14名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 15:01:09 ID:TruwxCEY
そんな様子をdkdkしながら一部始終を見ていたラムザは「これだ!」と思い、
アグリアスに実行しようとするがなぜか逆の立場になってしまい……

の方がいいな
15エルムドア×レディ:2009/04/13(月) 18:53:18 ID:e778NcBK
保守がてら投下。



降りしきる雨の中、エルムドアは地に倒れ伏した。
近侍が何かを言いながら駆け寄ってくるのを、手で静止し、部隊を崩さないように指示を出す。
エルムドアの首を目当てに寄ってくる敵を打ち払い、近侍は何かを叫びながら、駆けて行く。

不思議な感じだった、戦場の真ん中だというのに、とても静かだ。
すぐ近くで、見方と敵が争っているというのに、雨の音以外全く聞こえない。
すぐそこにまで、敵が来ているのに全く持って現実感が湧いてこなかった。
ただ一つ判っていることは、体から血が抜けていくという感覚だけ。

……血は止まらない、体から力が抜けていく、死とはこういうものなのか?
五十年戦争の折に武威で名を馳せた身であっても、静かに訪れる死の恐怖は拭えぬ物なのか。
私の武名は天騎士や雷神に届く事無く終わってしまうのか……
未練が死への恐怖を一層強める。

死ねば全てが終わってしまう……まだ…死ぬわけにはいかない…死ぬわけには……今はひたすらに死が恐ろしい……

――私は……まだ………

そう願うエルムドアの傍らで紫の石が妖しく光り輝いた。
16名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:53:45 ID:e778NcBK

『エルムドア候、フス平原で流矢にて戦死す。』

その報せは畏国全土に散っていたランベリーの草達を震撼させた。
その中でも屈指の実力を持っていたセリアは、
自身の憧れであり拾ってくれた恩人でもある、メスドラーマ・エルムドア侯爵の生死をいち早く確認する為に走っていた。

五十年戦争、銀髪をたなびかせ正宗を片手に、鴎国の正規軍相手に勇猛果敢に戦った英雄。
セリア自身も慕い憧れたその英雄が……

頭によぎる不安を振り払い、セリアは一心にぬかるんだ道のりを駆け抜けていった。

道中に立ち寄った街で、セリアは情報と宿を求めて歩いていた。
市井の喧騒を避け裏路地へ入っていく。もし、その光景を人が見ていたなら眉をひそめただろう。
畏国の治安はいまや最悪、表通りですら死体が転がっている有様なのに、美人が路地裏に入っていくなど自殺行為以外の何者でもないからだ。

セリアは散歩でもするかのように裏路地を歩き回っていた。彼女にとってはこの程度の無法地帯など、平時と変わらないからだ。
「ヘッヘッヘ、ねぇちゃん……俺と楽しいコトしないかい?」下卑た笑いをあげながら、うらぶれた男が声をかけてくる。
手には手入れすら出来ていない剣、どこにでもいる落ちぶれた傭兵だった。
セリアは笑顔で答える「ええ、良いわよ。でも、その前にこの人がどこにいるか知らないかしら?」そう言って男に探している諜報員の似顔絵を見せた。
「さぁ……知らねぇなぁ……。」男の目はセリアの体を、まじまじと見回すとごくりと息を呑んだ。

セリアのきらびやかな格好は、この裏路地に甚だ不似合いで異彩を放っていたが。
しかし、そんなコトがどうでも良くなるほどの、すばらしい容姿が男の思考を妨げていた。

機能的に局部を隠す黒装束、その間に見えるへそは色香を漂わせ、ムッチリとした尻は性を強調した、
右に流した栗色の髪は美しく、貞淑そうな顔に反した娼婦の衣装は男の征服欲を駆り立てる。

我慢できなくなった男が剣を突きつけ「もう良いだろ……早くやろうぜ。」と迫る。
セリアは動揺するそぶりすら見せずに「ええ、天国に連れて行ってあげるわ。」そう言って男の喉元に手を伸ばし、男の息の根を止めた。

セリアは崩れ落ちた男を冷たく一瞥すると、興味なさげに裏路地をまた歩き出した。
その無駄の無い一連の動作は残酷で、そしてどこか優雅だった。
17名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:54:37 ID:e778NcBK
その日の内に諜報員との連絡はついた。
しかし、その情報にセリアは頭を悩ませていた。
エルムドアは確かに流矢に倒れたが、しかしその遺骸はみつからず、
フス平原を方々探した部下達は、ついに見つけることが出来なかったという。
そして、戦死の報せから程なく、銀髪をたなびかせた男の目撃情報が囁かれた。

情報は誤報でエルムドア様は本当に生きていたというのだろうか?
はたまた、領主死亡の機に乗じて偽者を派遣し、ランベリーを混乱させるといういずれかの領主達の策略か?
どちらにせよ、組織指令系統が麻痺してしまった今、セリアが何かしらの取り纏めをしないといけないのは事実だった。
「レディ……あなたも無事でいて……。」そう呟くと、セリアは噂の真贋を確かめる為に街を発っていった。

数日後、とある町でセリアは銀髪の男とであった。
月を背に夜風に髪をたなびかせながら佇む男、それは確かにエルムドアだった。
その光景に息を呑んで見とれ、誤報

「エルムドア様、無事で何よりです。」セリアはひざを突き頭を下げる。
「これよりランベリー内で、誤報の収拾に努めさせます。」
「それはいい、私は成さなければならないことが出来た。
このまま、死んだままにしておいてくれた方が都合がいい。」

「しかし、領民の混乱も………」そう言いかけセリアは唇を奪われた。

エルムドアの唇は甘い。
それはセリア自身がエルムドアに対して、持っていた思慕も相まり一層そう思わせた。
引き締まった男の体に強く抱かれて、雄の匂いを間近で感じたセリアは、気を緩め体を預けた。

「セリア、キミも一緒に来て欲しいから探していたんだ。」耳元で囁かれるその言葉でセリアは歓喜に身を震わせた。
「はい…わかりました、エルムドア様……。」愛おしそうにセリアは返事をした。
(綺麗な月……この方になら私の全てを捧げてもいい……)夢見心地で天を仰ぐ。

その隙を突くかのように、セリアの無防備な首筋に向かってエルムドアだったものが、牙を突きたてようと大口をあけた。
18名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:55:38 ID:e778NcBK

姉のように慕っていたセリアからの報せを受け、ランベリー城へ向けてレディは走っていた。
その容姿はセリアに負けず劣らずの美貌を称えている。

エルムドア様は生存、この報を秘匿し、急ぎランベリーへ帰還せよ

エルムドア様の死は誤報だった、その事だけで彼女は大変喜んでいた。
さらに、慕う者達との再会を思い、レディは胸の高揚を抑えることができないでいた。

遠巻きにランベリー城が見えてくる。
湖畔に佇むランベリー城は綺麗で、戦時下だというのにも関わらず、何処かの美しい姫君が住んでいるような気品があった。
白塗りの城壁は美しく、この景色は畏国中を見渡しても1,2を争う絶景であるとレディは思っていた。
「セリア姉さまに会うのも久しぶりね。」そう呟くと、レディはランベリーへと駆けていった。

ランベリー城に着いたレディは違和感を覚えた。
「人の気配がしない……?」
戦時であるとはいえ人の出入りが無いというのは不自然であった。
しかも人の気配は無いのに、なにやら嫌な気配はする。

不安に眉をひそめながらも静かな城内を進んでいく聞こえるのは、カツカツとなる足音だけだ。
奥に行くにつれて、不安な気持ちが増大していくのを感じる。
(まさか…二人の身に何かあったとでも言うの?)
主君とセリアの身を案じるレディの足取りは速くなっていった。

最深部の部屋でレディは無事な二人の姿を見つけ安堵した。
「エルムドア様、セリア姉さま、無事で何よりです。」
一礼したレディに、セリアが労いの言葉を返す。
「あなたも無事で何よりよ。」

「それで、私は何のために帰還したのでしょうか?」
レディの問いかけに、セリアが切り出した。
「レディ、あなたもこちら側にいらっしゃい。」
「……?、何のことです?」そう聞いたレディの影を、セリアがくないで打ち抜いた。

驚くレディにエルムドアが静かに歩み寄ってくる。
その姿は確かにレディの知るエルムドアであった。
が、身に纏う空気は魔的で、近づいて来る度にヒシヒシと感じ取れる。

意識がはっきりしながら体の動かない状態で迫る恐怖に、レディはセリアに懇願する。
「何をするの?お願い、くないを抜いて!」
「姉さま、エルムドア様の様子がおかしいわ!……お願い姉さま正気に戻って!」
怯える妹をなだめるようにセリアは優しく囁く。
「大丈夫、私は正気よ、レディ…あなたもわかる様にしてあげる……さ、エルムドア様。」

エルムドアが鋭い牙が生えた口を開けるのを見た、レディの悲鳴がランベリー城にこだました。
19名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:56:44 ID:e778NcBK
エルムドアはレディの首筋に牙を突きたてると、柔らかい首筋にズブズブと牙が沈み込んでゆく。

「あ……あ……。」恐怖に言葉も出ず、レディはただ吐息を漏らす。
首筋から命を吸われている、レディは本能的にそう感じ取れる。
しかし、レディを真に恐怖させたものは、首筋から広がる不可解な快感であった。

熱さは首をはじめに、肩に広がり心を脅かし胸、腹とじわじわと広がってゆく。
えも言いがたい快感は四肢を犯し、やがて体の芯を蝕み始める。

――キモチイイ。

下腹部が疼き、体が快感を受け入れ始める。
(……負けては駄目。)強く気を持とうとするが、体内の血流を抑えられるわけも無く、全身に広がる快感は確実にレディを蝕んでいった。

――キモチイイ。

秘部が濡れ始め、心臓が高鳴る。ただ首筋に牙を突きたてられただけだというのに、レディの体は火照っていた。
体が堕ちるのは時間の問題と脳が警告を発している。
(影縫いが解けるのはまだか……?)なんとか理性を保っている頭で考える、影縫いがそう長く持たないことはレディは知っている。
しかし、そのごく短時間がレディには果てしなく長く感じられた。

――キモチイイ。

ついには脳の汚染が進み始めた、思考が定まらず視界がぼやける。
(……ええと……エルムドア様が生きていて……それが魔物で……でも、姉さまは………認めていて……エルムドア様は……エルムドア様は………。)
もはや意識も朦朧としたレディ。
目は潤み、トロンととろけた顔は、口元を緩めだらしなく舌を覗かせていた。

……影縫いは既に解けている、だと言うのにも関わらず、レディはくたりとエルムドアに体を預けていた。

体が堕ち、思考も堕ちた。レディを支えるのは不確定な心のみとなった。
レディの様子を見たエルムドアは、仕上げとばかりに首筋に送り込んでいた魔分を一層注ぎ込んだ。

そして、レディは視界が白くなるのを感じ、ビクビクと体を震えさせて………果てた。
光を失った目をし顔を紅潮させだらしなく涎を垂らすレディの顔は、堕ちた淫靡さを漂わせている。
それを、わき目に見据えると銀髪の化生は静かにほくそ笑んだ。
20名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:57:42 ID:e778NcBK

ベッドで目を覚ましたレディは驚いていた、先ほどまで感じていた禍々しい気配が全く感じられず、むしろ身を包む優しい安堵感が城を満たしていたからだ。
「セリア姉さま………」脇に座っていたセリアを見て呟く。
優しい微笑をたたえセリアは言う「レディ……今度こそ受け入れて、こちら側に来れるわね?」
相変わらず言葉の意味は分からないが、その言葉は確かにレディの芯を打ち歓喜をもたらした。

エルムドアがスゥと突然現れる。
先ほど感じた恐怖は無い。
むしろ近くにいるだけで気に当てられ、体が疼いてくる。

「エルムドア様……」名を呼んだレディの言葉は、甘えたような響きを持っていた。
「セリアは既に契約を果たした、レディ……お前も私と契約するのだ。」

「契…約……?」何の契約かは分からない、ただ、とても嬉しくて素晴らしい物だということだけはレディは感じとった。

エルムドアはいきり立ったものをとり出した。
それは長く、ひとたび中に突き込めばレディの奥底までを犯しつくせる事は容易に想像できた。

――欲しい、ほしい、ホシイ。

アレが欲しい、奥底から湧いてくる肉欲はとどまる事を知らず、気がつくとレディは目を輝かせそれを凝視していた。

「レディ……何をすべきか分かるか?」エルムドアは言う。
それを聞いたレディは痴態を恥ずこともせずに、しゃぶりついた。

チュプ、チュパ卑猥な水音を鳴らして優しく刺激を与える。
その硬さを悦ぶように舌でカリ首を舐め回し、先をチロチロと愛撫する。

必死にエルムドアのモノ咥えこむが、その長さをレディはもてあました。
(エルムドア様を満足させたい。)頭にそうよぎる。するべき事は一つ。

ジュポリ
レディは息を整えると、そこから一気に喉の奥までエルムドア受け入れ。

チュッポ、ジュッポ

苦しさで、目に涙を浮かべながらもレディは一心不乱に頭を前後させる。
モノがぴくぴくと脈打ち始めているのを感じる。

「レディ……」エルムドアは呟いた。
それを聞いたレディは出るものを逃すまいと、吸い込んだ。

ビュルビュルと打ち出されたほとばしる熱さは、レディの喉を打ち体内に入り込んでいく。
惜しむようにチュルチュルと残りを吸い出そうとするレディ。

「レディ……キミに魔を宿してあげよう。」
その言葉にレディは目を輝かせ、下着だけを脱ぎ捨てると濡れそぼった秘部をエルムドアに晒した。
21名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:59:00 ID:e778NcBK

白い肌にムッチリとした尻、それを見て欲求を我慢できる男は不能者だけであろう。
そう思わせる位に素晴らしいものであった。

「エルムドアさまぁ、はやく……はやくぅ……」淫靡に尻を振りモノをねだる様は浅ましい。
涎を手で拭おうともしていない顔からは、突きこんで掻き回される事しか考えてないのが見て取れる。

エルムドアはその尻に手を掛けると、レディを一気に貫いた。
「は!?ヒャア………」目を見開き、レディは身を震わせる。その一撃はズンと奥を捉えレディは気をやった。
「エルムドア様……奥に……届いて…もう少し……弱アアッ!!」
息も絶え絶えに懇願するレディを無視してエルムドアは腰をを打ち付ける。

ボタリボタリと大粒の愛液が、まぐわっている隙間から止め処なく零れ落ちる。

重なる二つの影はまるで獣。
「エリュム……ドア……ひゃま……」ろれつも回らずレディは愛する主君の名を呼ぶ。

その言葉を発する理性をも削り取ろうと、長いものは容赦なくゴリゴリとかき回す。
濡れた内壁はモノを包み込み、キュウキュウと包み込んでいた。

「アアン…!アア……。」
レディは絶え間なくイキ続けて、正体を無くし嬌声を響かせていると、不意に両足をつかまれる。

繋がったままグニュリと回すと、対面するように向き直る。

………レディはエルムドアに抱きついて、ぐったりとしていた。
長いものに中を舐め回され膣の上壁の窪んだ部分をゾリとなぞられて一際激しくイッていた。

レディは小刻みに全身を震わせながら呼吸をしている
……彼女が本当に堕ちるときが近づいていた。
22名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 19:00:10 ID:e778NcBK
「レディ……もう、いいか?」
「待ってください……まだ……」そう言い掛けたレディは声を上げることもせずに目を見開いた。
エルムドアがレディの弱いところをなぞりながら奥に突き込んだからであった。
膣はきゅうきゅうと規則的に収縮し包み込んだものをくわえ込んで離さない。
先ほどからずっとこの状態なのにエルムドアは未だ出そうとはしていなかった。
それは、怪物じみた精神力がなせる技なのか、いや、彼は既に……。

エルムドアは激しく腰を降り始めた、レディは、ただ、ただ嬌声を上げていた。
「レディ、出すぞ。受け入れろ。」そう言うと、エルムドアはレディの中の一番深くまで突き入れ放出した。

濃い強力な魔分が中に注ぎ込まれてくると。
雷に打たれたかのような快感に襲われ、レディは気絶した。


「無事に降ろせましたね。」タオルを持ってセリアが寄ってくる。
「ああ、不完全な私では眷属を一人降ろすのにも一苦労だ。生贄も要る。」苦々しそうにエルムドアは言う。
「生贄ではありませんわ、私達の精神が死なぬ限り、この体に宿った魔は私の力で私の肉ですから。
目を覚ませばレディも、生まれ変わって力を得た自分に喜ぶことでしょう。」セリアは、そう言うと静かに微笑んだ。

凶宴を終えた部屋に灯された蝋燭は、三つの異形の影を照らし出していた。

-了-
23名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 19:23:34 ID:6oJIxf2w
GJ
レディて時点でアルテマデーモン落ちかと思ったら、
吸血堕ち展開だったんだな。
個人的にセリアとの3Pがあれば完璧だった。
24名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 01:02:01 ID:6QGPpXIK
当時対になる名前にしてレズカップルをパーティーに入れてたなあ
25名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 01:11:41 ID:EbsBj3Ca
当時対になる名前にしてゲイカップルをパーティーに入れてたなあ
26名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 01:24:56 ID:3KT/O5DO
姉妹収拾頑張ったなぁ。
マルガリータたんにダーラボンのマネさせるのが俺のジャスティス
27名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:28:10 ID:LOKk43WC
イベントキャラだけでパーティ枠パンパンなのに、
一般キャラなんて入れてられん。
28名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:50:58 ID:weKVnEey
いらない兄妹が
29名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:14:42 ID:Ksl0Dvh5
いらない鳥と鉄巨人とビブロスも
レアだけどヘルプが味気無いラッド
pspじゃないなら他にも……
アグリアスさえいればいい!
30名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 12:44:50 ID:0+Q5Anvb
>>15
亀だけどGJ
人間時代のお姉さま呼びに萌えた。調べたら結構年の差あるのね
銀髪組は文武両道・眉目秀麗でかなり魅力的にも書けるキャラ揃いということを
改めて認識できたぜ
31名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 00:50:21 ID:HMkrQxG+
>>15
セリアとレディが銀髪をそそのかしてルカヴィにしたイメージが先行してたが
こういうのもありだな
魔堕ち(・∀・)イイ!
32名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 22:18:07 ID:hlJCF4QV
多く反応来なかったからって、数日たってから急に(褒めてやらなきゃ悪いかな)、て気になったってか
33名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 22:46:25 ID:57Fdubjj
こんな過疎スレ週一巡回でも納得だろうに
せっかくスルーしたのに(感想付くなんて気に食わない)、て気になったってか?
34名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 23:11:08 ID:5IXpdve2
投下が月曜だし仕方ないんじゃない?
反応が遅いのも過疎スレではよくあることだし。
詰まんないことで言い争うより、アグ萌でもしていたほうがずっと建設的だね。
35名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 12:15:54 ID:Z0b+87qX
アグスレ住人は自重を知らないな
36名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 01:10:06 ID:729Rla2H
自分が面白いと思ったのに褒めレス付きにくくて寂しいなと思ったら、
日付変わってからまたレス書き込めばいいんだよ。
感想の付け所を変えて書けば、複数の他人が書いたか、一人の人間が意見を分けて連投したか、どっちとも取れて大丈夫だw
37名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 03:42:38 ID:dQ4c9pwa
お、投下されてるなと気付いてもすぐには読まない俺がいる
感想は読んですぐに書くんだが
まあ変な亀がいるとでも思ってくれ
38名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 04:53:17 ID:vyiWePnB
遅くまでFFTやってストップ食らって気付いた

ストップさせたら色々ウハウハじゃね
39名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 22:09:54 ID:tq2sY0ys
おっぱいが硬くなりそうなんだが
40名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 22:25:31 ID:gAw34DVt
それは嬉しくないな、ここはスロウだろ、胸の弾力が二倍になり
動きが遅くなった女をの抵抗を余裕で回避翻弄、散々手篭めにした後
うふんあはんと、スロー再生されたような女の野太いあえぎ声が……
41名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 03:22:01 ID:LimdcPcH
スローになるから感度も凄そう

超初期のゴールドエクスペリメンス的な
42名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 08:09:29 ID:9ZDlZjc5
ドンムブドンアクだろう
43名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 11:47:40 ID:PLAe800q
石化させて服だけ削り落としてエスナ
44名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 05:50:40 ID:90Zo7+rP
>>40
なるほど、自分にヘイストで敵の女にスロウで効果倍増だな
んで素早く愛撫しまくる
そしたら素人でもプロの男娼なみの超エロテクニックを再現できるわけだ
これは使えそう
45名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 00:10:35 ID:8UfEGU8h
>>44
オチが「あなた早いのね」になるぞ……
46名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 01:33:10 ID:DgO7Pjp5
>>44
感じる速度も遅くなるんじゃ
47名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 02:05:44 ID:bVg3mFIj
なかなか魔法も奥が深いなあ
48名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 12:02:04 ID:h8OaKHDg
双方にヘイストかけて時間あたりの回数を増やす。
リジェネで精力回復。

こうですか?
49名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 05:35:23 ID:TLocQHNe
>>46
ありのまま今起こったことを話すぜ!
私は鎧の隙間から手を差し込まれたと思ったら
鎧を脱がされて胸を揉みしだかれていたと思ったら
乳首を物凄い速さで弾かれながらディープキスされていたと思ったら
騎乗位で挿入して下からずんずんされていた
50名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 07:51:41 ID:Gd4BSaV7
>>41
スロウをかけられ押し倒される――スロウがこんなに怖ろしい魔法とは、その時までは知らなかった。
時魔の尖らせた舌が私の胸先を這う。もう胸だけを延々と犯され続けたような感覚だが、実際にはものの数十秒しか経過していない。
抵抗しようにも両手も両足もゆっくりとしか動かない。自分の肉体が徐々に伝えてくる快楽が、私の心を絶えず刺激し、逃げ場のなさ、じれったさに泣きそうになる。
やがて時魔の手が私の下着を取り払い、もっとも敏感な部分を口で犯し始めた。
ゆっくりと、しかし確実に、そして絶えず襲ってくる鋭敏な刺激。更に恥ずかしさと恐怖と不安が交わり、もう精神は焼き切れる寸前。
解放されたはずの乳房からは、いまだに舌の這う生々しい感覚が響き続ける。
やがて感じる感覚の方向が変わる。私の肉体は、徐々に快楽への爆発を迎え入れるべく、びくびくと高ぶっていく。
イく寸前の、思わず叫びそうな甘やかなせつなさ、じれったさ。そしてそれが延々と続く拷問。その状態のまま、性器からのひとつひとつの刺激が、鈍く鋭く脳に刺さり続ける。
おねがいします、なんでもします、もうイかせてください。恥も外聞もなく悶え、髪を振り乱し、泣き叫び懇願したいほどの狂おしい全身の熱、快楽への渇望。
しかし魔法に侵された私の身体はゆっくりと顔を左右に振り、舌はもつれて意味不明のうなりを上げるだけ。
「あ、あ、あ――」
永遠にも感じられた時間の末、ついに昇りつめたせつなさは頂点に到達する。
触れられている場所を中心に、痺れるような快楽がゆっくりと爆発するように全身にまわり、私の精神を逃げ場無く包み込んでいく。

気持ちいい。
気持ちいい。
キモチイイ――


助けて――
51名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 20:58:14 ID:7pB/6k8H
ふぅ……

素晴らしい。
52名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:22:12 ID:v39h4sPC
スロウはせいぜいスピード半減というのに、ずっと俺のターンとはなんという高速時魔道士だ
こいつは間違いなく元忍者

良短編GJ
53名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 02:47:36 ID:/AifHZEQ
自分で自分にスロウかけたら高速手コキが成功した件
54名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 11:05:56 ID:6CrcCyN8
ツタ地獄こそ至高
55名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 02:04:28 ID:04DZJq3z
FF12のストップは効果切れてからバンバン!って感じだったな
56名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:24:16 ID:fqlYu0L4
TAとかTA2とかが無いよね、このスレ
57名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 09:48:25 ID:MGkZnbBl
FFTは好きだがFFTAもTA2もプレイしたことないっつかしたくない
とことんFFTの世界とキャラに惚れこんでしまってるな俺
58名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 22:03:20 ID:e3AGEd7n
FFTAは・・・本家FFTに比べると、NPCのインパクトが弱い気がするな。
汎用の育成とかはスゲー楽しかったけど。

ピンクのおにゃの子との絡みも少なかった・・・気がする。
海外版だと仲魔になってくれるんだっけ?
59名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 11:20:13 ID:yBXfZmT/
コンゴトモヨロシク
60名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 19:39:04 ID:KTks2bDO
FFTAとA2しかやったことが無いけどここにいる俺ガイル
>>58
リッツが仲間になるってだけで海外版やりたいが英語力皆無なのでできねぇ…
俺はマーシュが好きだな。苦労してるいい子で
61名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 21:32:53 ID:Qu4mw3XH
時代がクロスしてればショタマーシュを喰うアグさんとか…でも、そういうわけじゃないし
62名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 22:51:29 ID:ySHZfG+w
イヴァリース世界での物語の主役はマーシュ以外全員出てきてるからな可哀想と言えば可哀想だな。
え、蘇る翼?イヴァリースアライアンスにそんなのあったっけ?
63名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 20:43:49 ID:VDPS38r4
アグはラムザのみでショタ分も補充してっからなー
ラムザはなにげにかなりの属性に対応できるような
64名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 22:48:05 ID:WczJ7kpW
女体化でもすれば完璧だな
65名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 23:19:40 ID:swz0QVuv
お前は何も分かってない
66名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 03:43:01 ID:L1u+VNs2
アホ毛はポイント高し
67名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 13:36:56 ID:3hnIXRQH
ラムザがショタとは思えないんだが……
68名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:25:47 ID:Vfif0Ua+
ショタっぽい青年は広義のショタ
69名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 02:17:32 ID:BSwEpMdH
アイテム士♀と白魔道士♀が好き
70名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 10:17:26 ID:dOfkrXjW
あぐぅ
71名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 12:47:39 ID:2lEhU+5P
りあすぅ
72名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 01:42:23 ID:AuzHn2Lz
時魔道士♀が好き。
アレ髪型どうなってんだろ。
73名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 01:59:09 ID:oZX/az+T
帽子の中はお団子で蒸れ蒸れ
74名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 01:48:07 ID:p/vxSss1
上でそんなネタあったが時魔法を駆使したプレイが得意そうだな
75名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 02:19:31 ID:wxbToKWJ
実は>>50は♀×♀
76名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 03:27:23 ID:sNm8Ujry
百合といえばやっぱアグリアスとその侍女二人だよな

昔は女同士でも夜は侍女がいろいろしてくれたらしいし
77名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 20:15:55 ID:4cPpgNQA
ナチュラルにレズってる部下二人ラブラブカップル
それをこっそり覗いて喉を鳴らすまだ処女時代のアグってのも
78名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 20:18:01 ID:rVT+cJZW
喘鳴症は早く治さないと
79名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 21:33:12 ID:e9HHNEvf
アリラヴィは誰付きの騎士だったんだ
オヴェリアかと思えばアグと別れてラムザについてくるし
80名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:08:16 ID:4Flh+pvx
ゲーム進行上の都合でしかないんだから、そこにストーリーの整合性を求めるな。
と、実もフタもないことを言ってしまおう。
81名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:53:39 ID:gemMmVfs
>>79
もとはアトカーシャ家の近衛騎士だろう。
ドラクロワに騙されてラムザに救援を求めた辺りまでは目的がオヴェリア救出にあったんだろうけど、
ドラクロワの正体を知ってからは、
オヴェリアよりルカヴィと戦うラムザを手助けする方を優先するようになったんじゃないかね?
まあ、ディリータみたいに正体不明な人間に捕まってるオヴェリアをガン無視ってのも酷いけど、
その辺はラムザのとりなしがあったのかもしれない。。
82名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 01:08:28 ID:cOPNTdMe
除名したってオヴェリアのところにいないところ見ると
教会について不都合なことを知ってる奴はあっさりと処分されたってことなんだろな
83名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 02:52:41 ID:mbXzMYhG
ラーグ公が権力握っている王都ルザリアから派遣された近衛騎士団
オヴェリアは暗殺する予定だったから。
その際に責任取らせるためのどうでもいい、かつ王女護衛の任務を任せるのにちょうどいい人材
末席貴族の子女で実力あるものを選んだのがアグリアスだったと妄想している。

栄誉ある任務を任されて、序盤は気合だけが空回りしていた
中盤でラムザについていったのは愛ということで

あ、除名されたらその後出てこないのはアレでしょ、雷神でも一人では赤チョコボに消される無情の世界だし
84名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 03:08:57 ID:0fvl7/9f
PSPだとあの侍女二人出てくるイベントあったよな
85名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 07:04:32 ID:8NS4pndM
>>83
一人旅ならチョコボ使うから消されやしない
86名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 07:17:29 ID:Hk+tkGYc
さあ止まらなくなってまいりました!
87名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 13:24:12 ID:ZShRh59r
耳年増の、アリシアとラヴィアンとに
あんなことやこんなことを教えられてどぎまぎする
おぼこのアグリアスとな
88名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 17:15:31 ID:pYwFdEwx
処女宮とかエロイよな
89名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 18:10:48 ID:fJyVE9P1
保管庫に3Pあったな
エロイかどうかは微妙だが
90名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 21:43:08 ID:qL8XZqqg
アリシアとラヴィアンは生真面目なアグリアスが、ムスタディオの問題を
解決するまで、同行するように命令したと思っていたが。
91名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 00:05:32 ID:dlyBFFfd
某会員制絵描きサイトに白魔導師の陵辱画像あがってたなぁ。
92名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 08:04:23 ID:hHdIFxu0
>>91
作者乙
93名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 02:39:37 ID:Dle0Ofne
>>91
白魔 陵辱 はやっちゃいけない組み合わせ
見るわけねーだろ
94名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 02:53:21 ID:jrkHvw9P
白魔にされるがお望みか
95名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 07:22:00 ID:9YcQHm4M
っつーか、画像なんてどうでもいい。
96名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 16:30:45 ID:wA/9MXo5
捕虜にされた白魔ってどうなるんだろうなぁ。
魔法使い全般そうだが、戦闘不能を回復できるフェニックスの尾持ちアイテム士と白魔は、
戦場では真っ先に狙われる戦術兵器だろうけど、捕虜になったらけっこう扱い大人しそうだな。
泥沼の戦場で帰るところもなくなって、看守のナイトと「俺達なんで殺し合ってるんだ」みたいな会話になって、
いい感じになったりすると面白いかね。

逆に陰陽師や黒魔は悲惨だろうなぁ。
現実の戦場だと、ショットガンを持ってる兵士は扱いが酷くなったというし。
97名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 16:41:36 ID:SDSciRTi
料理のうまい兵士が重宝がられるようなもんか…
98名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 19:01:54 ID:EUq1yGXQ
>>96
いいなそれ、キャラ物もいいけどFFTの世界設定での話も好きだ
モブのデザインも好きだし
99名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 19:03:53 ID:Zu4MMNpT
FFTの世界の戦争は殲滅戦しかないのかもしれんなぁ
魔法がある以上、丸腰がないわけだし
100名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 00:52:36 ID:oEox+Jgb
>>99
そのために蛙や鶏、各種ブレイク技とか話術士がいるんじゃないか?

しかし、話術士ってネゴシエーターなのか催眠術師なのかよく分からないジョブだよな
命中率が魔力依存だから催眠術?
101名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 01:59:52 ID:7olqs+CK
>>99
クリスタル継承があるから狩られまくりだろう。
102名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 02:31:57 ID:Lwpa+5+B
話術士の説得ってぶっちゃけナンパっぽいよな、口は上手い訳だし
103名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 04:17:23 ID:MXks2zIX
やっぱ戦場で役に立つのは時魔道と忍者あたりかね。
竜騎士も強そうだ。
104名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 08:20:36 ID:ehZc69Ap
止まらなくなってまいりました…
105名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 09:29:00 ID:uYdk6QHL
屋内ジャンプは浪漫
106名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 10:41:19 ID:RjquIFc2
天井ぶち破りまくりんぐ
107名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 11:45:15 ID:CSghfxKB
風水士♀の服装は大地の力を効率よく集めるため逆さメガホン型になっています
当然あの下には何もつけてませんよね
108名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 13:55:52 ID:PuEaPrSF
>>93
でも白魔♂をモンク♀と忍者♀が陵辱してたら・・・?
109名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 14:28:39 ID:Kw+zhIYQ
にったじゅんの作品にしか見えなくなる
110名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 23:20:20 ID:BaT8RiWC
>>108
?!
見たい!ふしぎ!
111名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 03:38:24 ID:cW6JV4EN
お前らキャラ育てるときジョブなににする?
112名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 12:42:35 ID:dlF00fFO
>>111
真面目に応えるなら忍者
113名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 12:43:55 ID:UsqyzpGq
汚いなさすが忍者きたない
114名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 16:19:37 ID:dvxHnNBB
育成はステータスアップ率優先だろうからそりゃそうなるわな
ここのスレにいる人ならやり込み過ぎて、嫁タイマンでラスボス瞬殺は当たり前になってるだろうし
下手すればオリナス王子の年齢カンスト、弱すぎる某専用ジョブを育成とかやりこんでいる変態までいそうだな

話術士で遊ぶのが好きな俺にはとても辿り着けない境地だな
115名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 01:57:34 ID:byFbfBWY
>>111
ものまねしでUP。
吟遊詩人でDOWN。
ご成長ありがとう
116名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 11:53:08 ID:MubvnOVE
もはやゲームプレイの話でしか伸びんスレだな
117名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 13:54:14 ID:zj093lau
お名無し様の手厳しい品評が恐くて、職人どもが萎縮しているんだろう
118名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 16:29:02 ID:6iethuoe
そーですね
119名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 21:01:33 ID:3sZgbAR1
ここ最近はそんなに手厳しい人はいなかったように思うな単純に職人がいないからかもしれないけど、
過疎ってからはカプ厨がウザがられたくらいで、基本的に評論家はいらっしゃらないと思うよ
120名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 02:48:07 ID:DPeRX3LJ
このゲームなまじ二次創作として題材にしやすいから、全体的にレベル高い=レベル高いの書かないと受けが悪い
121名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 03:22:15 ID:p8/L4rj8
>>119
またまたw
122名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 05:38:22 ID:ii22h+Qu
ぶっちゃけもうネタがないのは当たり前なんだよな。
何年前のゲームなんだっての。縛りプレイも飽きたしな。あーあ、リメイクよりも続編出ねえかな。
123名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 06:31:15 ID:lXYOP+8b
シリーズにTA、TA2があるけど続編とはなんか違うよなぁ
ラムザをまた出す必要はないけど、文明衰退後の暗い世界観でまたタクティクスやりたいよな
シリーズ重ねてゲームとしては着実に面白くなってるし
124名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 10:39:14 ID:rozzyJLg
チラ裏だが、スクウェア全般、サムライのデザインがださいのはなんとかして欲しい。
FFTの女サムライは良いんだがなあ。ポニテで袴とか反則的で。
男サムライも腹当て籠手だけに袴で兜なしの方がいいと思うんだが。絵的に。
あと両手持ちをサムライデフォルトにしてあげてください。忍者は二刀デフォなのに。

……打ち負かされた女サムライ陵辱とかおいしいよな。
無理矢理脱がされて膝のあたりに引っかかってる袴、胸だけはだけられた小袖、
あとほどけた金髪ポニテとか妄想すると。
125名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 17:31:32 ID:YQf2mE00
>>124
おまいさんは剣道フェチか袴フェチか!
126名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 20:40:41 ID:DlwOsYis
>>123
小6でFFTやってから何年も続編を待ち続け、
ようやく出たFFTAやったら対象年齢下がりすぎてて…orz
127名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 21:35:26 ID:u/g3WWqQ
俺がFFTを遊んだのは大学生だった頃だ
オウガバトルが小学校でタクティクスオウガが高校生だったかな
128名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 22:57:53 ID:QS4obwfW
オレは反対にFFTを高校の時やって、その後でオウガやったわ

全般向けなスクウェアソフトの割に、裏切りの連続展開やえげつない表現が多くて
ファイナルファンタジー銘打ってこんなん出してええんかと思ったが
オウガやってみたら、それなりにFFTは遠慮してたわ

結局何が言いたいかというと、
私があいつに何をされたか…!兄さんだって知っているクセにッ!!
よぉし!この女はおまえたちにくれてやる!好きにしろ!
を存分に妄想し、諸君に文章で著してもらいたい
129名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 03:07:40 ID:2+DdSEri
ラファの人気の基になってるセリフだなw

>よぉし!この女はおまえたちにくれてやる!好きにしろ!
これはタクティクスオウガ?
130名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 03:35:30 ID:WIqqpAiL
さっすが〜!オズ様は話がわかるッ!
131sage:2009/06/16(火) 20:19:10 ID:St0ZpgQx
さわらないで・・・ ・・・お願い、やめて・・・
TOのロウルートはトラウマ満載だ

当時14、5歳のラファに何をしたんだ詳しく教えてくれ大公
132名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 20:20:18 ID:St0ZpgQx
ageちゃったすまん
133名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 00:28:17 ID:ZMe2yRf9
>>131
武器について熱く語った。
それはもう2時間でも3時間でも延々と。
134名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 00:30:53 ID:jpWs9yey
腋の処理をさせてもらえないのにタンクトップを着せられた
135名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 00:33:55 ID:ISTB+m2w
エロパロスレなんだし、なんでそうエロのないボケをするかねぇ
136名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 04:32:41 ID:ECXMYLh4
エロいラファにアグリアスがたらしこまれるSSが千夜一夜にあったけど、あれ好きだった
キスだけだったけど妙にエロかったんだよな
137名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 10:42:38 ID:PiKRE8H8
何だその凄シチュ
ちょっとイヴァリースいってくる
138名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 13:54:58 ID:gjPgK4jl
>>131
ラファはラムザやマラークとは4つ年が離れている。
つまりゲーム開始時の年齢は・・・
139名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 19:57:01 ID:LAhDYqWV
大公はとんでもないロリコンだったという事ですね分かります
140名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 20:20:51 ID:bW1J/DJr
ああいう世界なら、女は15才くらいで嫁に行ってておかしくない年令でしょ多分
141名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 20:52:38 ID:ECXMYLh4
ラファは開始時13歳だぞ
ラムザとかマラークから見れば三つ下
142名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 23:16:39 ID:ISTB+m2w
稚児
143名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 12:50:29 ID:7QxUaxdj
中世的観点で言えば、むしろ食べ頃
144名無しさん@ピンキー:2009/06/18(木) 13:48:45 ID:WE9AV0kH
メリアとバルマウフラはもっと年いってるかと思ったのに思ったより若かった
145名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 01:36:13 ID:YQyreEO+
FFTパロスレなのになんでアルマとかアグリアスとかメイン処の話が投下されてないんだよ
146名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 06:05:10 ID:5PwSh04C
ネタ的に投下され尽くした感がある
保管庫行って過去スレ読んでそれでも勝てるネタがあったら教えてくれ
147名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 18:34:55 ID:njk04rWs
>>144
たしかにメリアはアグより大人っぽい雰囲気あるな
メリアに攻められるアグが見たい

「……こ、こら。……どこを触っている…んっ」
「ふふっ、ここが弱いのね」
148名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 19:28:05 ID:IQm8dOGX
何も勝つ必要は無いんじゃね?
149名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 20:18:49 ID:7KYBdGPv
多少のネタ被りは気にしないし、いろんなの読んでみたいなあと思う
勝ち負けとか無いだろ、別に
150名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:00:37 ID:HaZCmk/a
メリアドールとアグリアスのヘルプメッセージが、実は逆

って考えたこともあった
151名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:04:55 ID:tFZx4Auo
メリアドールに俺の剛剣はどうだとか言ってバージンブレイクが決まったとか言わせたい
152名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:16:36 ID:ucIAQvXZ
なんとAV的な
153名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:49:03 ID:fp+Lhstt
アルマとアグリアスのは一杯あるの分かったけど
レーゼとかバルマウフラとかメリアドールとか手あかついてないネタはあるじゃない
ネタ切れにはまだ早いって
154名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:54:36 ID:1uA73X0s
レーゼはNTRになる or ラムザじゃないから嫌!
って人が多いんだろうな。

バルマウフラも同様に、か。陵辱系ならありそうだけど。

メリアドールはあっても良さそうあんだが、
まさか禿(ry
155名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:59:29 ID:1vNTHhnS
メリアドールはフードだけじゃなくて帽子(頭巾?)も被ってるっぽいね
描く人によって髪型が違うのもおもしろい

さすがに女性は剃髪な!って宗教じゃないと願いたいがw
156名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 07:07:19 ID:EpjM9pDY
ここであえてミルウーダと言ってみる
157名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 12:13:59 ID:ZYWPgxUt
昔どっかのサイトでミウルーダ×ラム座の純愛?モノ見たなぁ・・・探したけどもう見つからなかった
陵辱じゃなく、純愛に行くところがなんか萌えた
158名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:15:52 ID:MSJ4YQ7Y
ミルウーダが責めるのか、しかも純愛?
いいね
159名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 01:45:58 ID:hAR2FW3/
ミルウーダが死なずに仲間になってればアグ以上の人気が出たかもしれない
160名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 01:59:50 ID:w6cvPwLq
ミルウーダは確かに仲間に欲しかった
161名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 02:59:15 ID:a5S2+5sl
死なずに仲間になるなんて展開がどうあっても有り得ない人なのが困りもんだ
162名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 03:00:07 ID:LDW1dfW/
王大人に死亡を確認してもらえれば…
163名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 00:47:11 ID:GtXQPv+O
ラムザが開始早々に兄と袂を分かつ展開になれば、ありえなくもない。
あるいは人質になったティータと意気投合するとか。
164名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:21:38 ID:bpNM4Uyn
エロにもなってない仮定の話なんて、この板じゃ鼻糞みたいなもんだ
165名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 01:33:40 ID:q/z/EuxV
>>163
それと逆の展開で
前スレにはダイスダーグの尖兵ラムザがミルウーダを落とす話しがあったな
166名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 03:08:26 ID:tztG9m0h
剛剣で味方の服を剥いで襲うメリア
167名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 00:16:46 ID:9BbpgNLY
それは誰でも妄想するでしょ
特にメリア初戦でラムザの高価な鎧をぶち壊された時に
168名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 01:48:08 ID:WAcTmKj5
ラムザきゅんのおにんにんハァハァとかやってたんだろうな
169名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 02:25:22 ID:83IUDTiH
みんなでメンテナンスをセットして挑む。
「そ、そんな・・・効かないなんて!」
そして囲まれて陵辱されるわけですね?
170名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 02:51:03 ID:aUvdiyHX
敵女騎士たちに全身を調教されて気持ちよさしか感じなくなって
最後は後ろから大剣で貫かれクリスタル化したところを下っ端にアビリティ吸収されるラムザ…
171名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 03:00:41 ID:ja8/lSDa
そうして肉体を乗っ取り永久に逝き続けるラムザ
172名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 12:54:18 ID:sIBqp4ZQ
>>169
なんというクリムゾン
173名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 01:00:26 ID:/V59IIG7
しかし、まじでネタがないんだな
174名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 10:52:24 ID:I4Ez9B2w
エロなんて書いたことないが、汎用キャラをオリキャラ化していいなら、ラムザ×汎用キャラで頑張ってみる。
オリキャラ化っても実際に育てたキャラだけど。
175名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 16:22:52 ID:zVG4C9bQ
ちょっと期待
176名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:07:34 ID:4JtvI+m2
期待
177名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 22:59:20 ID:nI/KRma5
>>174
まえに汎用のヘルプからストーリ完全妄想あったし
なーんも問題ないよ、好きに書いたらいいと思うよ
178名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 23:55:07 ID:I4Ez9B2w
>>177
ありがとう。一応、今書いてるからホッとした。
次にここに書き込む時は肝心のSSを書き終えた時と心に決めて頑張ります。
179名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 03:05:48 ID:BOrg/7W0
汎用雌話術師、白魔の可愛さは異常
180名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 17:46:57 ID:uxxIvsRa
話術士×白魔は至高
181名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 01:19:28 ID:HM/g8Mat
ほしゅ
182名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 10:09:30 ID:znde1/TU
あまりの過疎っぷりに泣ける。
183名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 11:33:45 ID:r5Z0ejqa
レーゼ
「ごめんなさい。こんなときどんな顔をすればいいか分からないの」
184名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 12:00:46 ID:33KFbypp
エロい顔をすればいいと思うよ
185名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 12:02:58 ID:o1rcYj0k
エロパロに関係ない雑談してないで、何かネタでも書いたら?
186名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 16:58:49 ID:E24/iNOu
(キリッ
187名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 02:33:59 ID:1FSX+Djf
ハートを盗むって何やってるんだろうな
188名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 03:13:06 ID:dkfumTDO
しゃがむ→谷間を見せる
ハート→投げキス
立ち上がる→下乳とおへそとパンチラ見せる

じゃね?
189名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 03:35:00 ID:1FSX+Djf
>>188
うちの雷神はそんな理由でラムザ抹殺したのか・・・
190名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 03:41:32 ID:GTXVeuBg
男シーフの色目に迷ったアグさんとか
あれ、簡単に想像でき、る?
191名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 23:23:36 ID:t4l/J6m0
たぶん、クリスタルみたいな感じで「ハート」ってのを本当に持ってるんだろう。
192名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 23:34:02 ID:9vt87gwS
30にして勃つ
中略
70にして心の欲するところに(ry
193名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 22:27:09 ID:u7ScwHyF
194名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 01:03:22 ID:DIulxoDz
半角二次元の方が大わらわだな。
こんな盛り上がってるのは久々だ。
絵は描けんが、俺もこっちで何かやってみるかな。
195名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 02:31:03 ID:q6OwKWcH
やっぱゲーム的にビジュアルのほうが表現しやすいんだろうね

FFTはシナリオも普通のFFと違うからなあ
196名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 00:34:01 ID:Pq4gRpdX
ほしゅう。
197名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 09:39:12 ID:rUCKJT27
『アグリアスさん』が「わたしは針仕事は苦手なんだぞ」とブツブツいいながらラムザのズボンひったくって尻部分の裂けを補修してる。
で、何故か残っていた針がラムザの尻に刺さって、『アグリアスさん』が慌てて薬を塗ってるうちに
勃起し始めて『アグリアスさん』がカァーっとなってラムザの尻を叩く
するとますます勃起するのでムラムラした『アグリアスさん』傷口をペロリと舐める
「はぅ」と艶かしい声を上げるラムザに辛抱たまらん『アグリアスさん』が素手(グローブ)の指一本で聖剣技をかける

聖光爆裂破でアヌスを沈黙状態にほぐしてから、
「心配するな。男は初めてだが、数多くのアナル処女を奪ってきた指だ。
ラヴィアンもアリシアもわたしが初めてを担当した。あやつらと棒姉妹になれて、嬉しいか?」
「そんな。や、やめてください」
期待に震えつつも抵抗の意を示すラムザ。
「それはヤってくれという声色だぞ、ラムザ…。くっ、貴公とこのような仲になるとは……ラムザ!」
思いのたけと鍛えた技を中指にこめて無双稲妻突きで突きまくる麗しの女騎士。
「あああ!ああ!」
間髪なく、何かに吸い込まれるように鳴くラムザ。
女騎士、冷静沈着な面影はどこへやら、はぁはぁと息を切らして頬を紅潮させ、すぐにも汗くさいフェロモンを撒き散らすだけのメスに変わった。
だがその「あられもない」表情を、責められっぱなしの当の美青年(少年にも等しい体躯と風貌)が見ることはできない。
恥ずかしさと未知の快感、いや、そのくすぐったいような痛みを快感の始まりと認めるには青年ラムザは、うぶだ。
『アグリアスさん』がすでにモンクをもマスターしていたことを思い出し、秘孔を突かれてこのまま死んでしまうのではと思うばかり。
「あ、あふ、あ、やめ、てくださ、アグリア、スさ、ん、ん」
「すぐに、好くなるから…」
育ちのいい貴族出身の青年は、こんな異常事態でも相手に呼びかける言葉を丁寧につむぎだそうとする。
しかし喘ぎ混じりのそれは女騎士の眼の中の炎に油をそそぐ。
そして更に”穿つ”作業に没頭させていくのだった…。

そして2時間ほど後。
魔道士系ばかりを極めてきたか弱い青年”騎士”ラムザは、力で劣る女騎士に完全に篭絡されていた。
体力がなくとも長時間を耐えているのは、ひとえに青年の性的欲求の、生まれたばかりの若々しさからか。
「感じるか」
「あっ、、あっ、、あっ、、はっあっ……」
乱暴ではないがスムーズなピストン運動が青年のケツ穴を貫き続けている。
「早いな。貴公は可愛い。いや、いやらしい」
「あっそんあっ、、んあっ、、あっ、、」
舌が回っておらず否定になっていない。
いや、否定ではない。否定する癖で『アグリアスさん』をその気にさせているだけなのだ。
女騎士はその反応に大いに満足した。
「そうか。今、貴公は女のわたしに何をされているのか分かっているのか?ラムザ隊長どの」
『アグリアスさん』は指を挿したまま動きを止めた。
ラムザは息を切らしながら、次第に冷めていく熱気を、
股間や背中、はいつくばった両手の甲、そして自らの汗したたる頬に感じていた。
それとともに言いようのない屈辱感が押し寄せてくる。
今さら動いて、この背後のサディスト女騎士から逃れる気にもなれない。
しかしこのままの姿勢でいると、刺さったまま動かない指の感触が気になって…。
そして気付かないうちにグローブを外して指を挿入されていることをすべすべの感触で知ったのだった。

アグリアスさんの生の指が…。
そしてラムザは中途半端に勃起したまま射精もしていない童貞チンポを前に突き出すように腰を振り、往復する動きで自分から『アグリアスさん』を飲み込んでいった。
「あ、ああ」
自分で腰を振ることは、快楽に消耗した今のラムザには一動作で激しい運動だったが、それはこれまでにないよさを味わわせた。
もう一度、もう一度、そうして四つんばいで獣のように体を前後にそらすたびに、
何かの家畜のようにケツを突き出すたびに、相手がいつも自分の命令通りに動いてくれる、『アグリアスさん』だということを忘れていった。
「みっともないラムザ。貴公は本当に私を助けてくれた、」
「あ、、あぅ、あぅ、あ、」
そして『アグリアスさん』は笑いの息を止めた。この上なく冷たい声でささやく…。
「勇ましくわたしに語りかけた、あのラムザなのか?貴族が、まるで、豚ではないか…」
とたんに惨めさが吹き上がってきた。今すぐやめようとか、そういう考えは微塵もなく、ただ惨めさが。
「あうっ、、ご、ごめん、なさ、さ、さあ、、あっ」
「しかし、貴公はどんなになっても、可愛いな」

おわり
198名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 10:06:42 ID:U38p7Wrw
アッー!
199名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 00:31:35 ID:PTmcPXEy
よく1レス内にこれだけ詰め込んで弾かれなかったなw乙
200名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 01:49:56 ID:ii0enKrd
Janeは便利だな
201名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 08:48:00 ID:rN5TVdrM
保管庫は更新されないのかなぁ
202名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 18:21:02 ID:UKvkjr93
アグリアスは俺の嫁
203名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 08:48:13 ID:I8twHV1v
さんをつけろよペド野郎
204名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:22:33 ID:W3c6gS/U
黙れよ熟女好き
205名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 13:38:21 ID:RKrJyTE5
>>203
すいません
>>204
アグリアスさん好きで何で熟女好きって決めるの?
206名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 15:35:24 ID:TumHjR5v
FFTの熟女っつーと
王妃くらいしか思いつかないなぁ
207名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 20:30:39 ID:yDxmsoxV
あれも熟女と言うには若いだろ
208名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 11:03:51 ID:55kbupby
王妃のSSエロかったな
209名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 22:48:30 ID:B0JV3tmA
王妃様ハァハァ・・・ハァハァ王妃様・・・うっ!
210名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:21:27 ID:AhsTWapj
うまいっ!
211名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 00:19:06 ID:ygotrkhx
てーれってれー
212名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 03:38:19 ID:sVsen9Ek
練っておいしい
213名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 19:33:26 ID:nExw6oDc
ねるねるねーるね!
214名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 03:05:16 ID:5kxedSWD
職人さんいないの?
215名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 10:30:38 ID:yWGKazmy
久々に来たらなんという過疎
お好みは?
・固定
・汎用
・その他
216名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 10:43:36 ID:iISRWo2i
>>215
帰れ^^
217名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 12:26:52 ID:PCvtVnXy
>>215
モルボル+HR+ひぎぃ
218名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 14:15:16 ID:5kxedSWD
汎用
219名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 15:31:03 ID:xuC41yQv
アグリアスさんは俺の嫁
220名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 19:33:39 ID:UwVEmxgA
>>215
たまには自分より大切なものができた時、それが愛にすべてをなメリアドールが見たい
221名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 20:20:41 ID:QSZrpsRm
女体化ルカヴィをラムザさんが一人残らず食いつくすのがみたい
222名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 20:38:50 ID:yWGKazmy
HRって何?
223名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 21:26:18 ID:6+3PrEhC
はらませとかじゃね?
224名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 23:58:38 ID:yWGKazmy


戦士は剣を手に取り、胸に一つの石を抱く。


消えゆく記憶をその剣に刻み、
鍛えた技をその石に託す。
物語は剣より語られ石に継がれる。

しかし この場に遺されこの場から語られるは
表の歴史に決して継がれることのない、
英雄の素顔、戦士の欲望、美姫の熱情。
人々の秘めたる物語――その新たな主役が、いま一人――
225HR?:2009/09/19(土) 23:59:41 ID:yWGKazmy

はぁ、はぁ、はぁ…

冷たい暗い夜の森を、ただひとり、駆ける。
夜明け頃には故郷の村に着く。見知った道だ、夜でも迷うことはない。
剣の道を選んだはずだった。
しかし街に出、傭兵として職を得たはずの自分を待っていたのは、女の剣士に対する好奇と好色の視線。
傭兵団に投げ込まれた自分を待っていたのは、奴隷と何等変わらない陵辱と奉仕を要求される日々だった。
そして――逃げ出した。

はぁ、はぁ、はぁ…

家についたらまずはお風呂。ゆっくりと寝て、お気に入りのお茶を飲んで、動けるようになったら粉引きの手伝いでも――
暗い木々の向こうに故郷の明かりが見えたような気がして、疲れた足をなおも早めた途端。
何かに足を取られ、女剣士は冷たい土と草の上に盛大に倒れこんだ。
「痛い…」
顰め面で起き上がり、足を引っ掛けたものをにらみつける。木の根と思ったそれは――ぬるり、と動いた。
「!!」
次の瞬間。地中から幾本もの、巨大な地虫のような「それ」が現れ、両手足に一瞬で絡みつく。
反射的に逃れようとするが、起き上がろうとした形のままに四肢を抑えられた体勢からでは力が入らず、逃れられない。
頭上から呼吸音。見上げた女は蠢く触手に覆われた巨大な異形の口腔――モルボルの姿を認め、甲高い悲鳴を上げた。
226HR?:2009/09/20(日) 00:00:29 ID:yWGKazmy

――あの森には夜近づいてはいけない。大きな悪魔が出る。

――知ってる?モルボルって元は人間って奴もいて、意識はほとんど残ってないんだけど、性欲だけは残ってて、

――まずは逃げろ。モルボルなど今のお前が相手できる怪物じゃない。相当な手練でも一人では危ない奴だ。


家族、友達、先生、いろんな人の記憶が一瞬で蘇った気がした。でも、気を失っていられたのはほんのわずか一瞬。
手足を這うおぞましい触手に震えながら眼を凝らす。手足を固めるそれは相当な膂力を秘めているようだが、すぐに獲物を絞め殺そうとする動きではない。
例えるならば実を喰うために殻を剥く、そんな動きだ。
「あ、…あ、あ……」
手足を地面に留められたまま、全身を怪物の器官がぬるぬると這う。先の展開を考えまいとすればするほど、気が狂いそうな恐怖とおぞましさが全身を震わせる。
やがて胸の鎧が落とされ、赤子の手首ほどの触手が、服の合わせから中へと進入してきた。
「…嫌…」
ぬるりとした感触が素肌の上をゆっくりと蠢く。つるりとした腹からふくよかな胸へ達したそれは、二つの双丘を揉みしだくように這い回る。
死にたい。今すぐ死にたい。本当に――犯す気だ。
目から、鼻から、耳から、口から、臍から、肛門から、性器から。
全身の穴という穴から触手が進入する自分の姿を想像し、女は自分の正気が肉体より先に事切れてしまうことを祈った。
227HR?:2009/09/20(日) 00:01:19 ID:yWGKazmy

やがて感触が変わった。触手の先から何か粘液のようなものが出ている。汚される肌が、ひりつくような感覚。
同時にモルボルの巨大な口が吐き出したなにかが、周囲の空気に溶け込んでいき――
「…、ひ、ひぎぃッ!!」
触手が乳首を軽く擦った瞬間、電撃のような快感が娘のからだを震わせた。
やがて身体にまとわりつく触手の感触のすべてが、甘美な快楽に変わっていく。
「あ、あ――あ、はぁ――」
粘液と吐息、狂わせる、毒、だ。
充血した乳首を触れられるたび、娘は妖しい快楽に抵抗できず、全身をびくびくと震わせる。
何本かの触手がさんざんに胸を締め上げ、先端を更に無造作に擦り上げる。同時に異なる触手が更に女の下腹部を狙い、下着へと進入してきた。
「も、もう、嫌……あ―――」
容赦なく、触手が秘唇を擦り上げた。二度、三度。感じたことのない、衝撃に近い快楽が、幾度も娘の腰を浮かせ、望まぬ喘ぎが何度も何度も夜の木々の奥へと消える。
ぬめる感触が触手の発したものか自分がだらしなく分泌した体液か分からない、ほど、混ざり合って、ぬるぬると、気持ちよくて――
やがて触手の一本が女の秘所へと侵入しても、女はほとんど抵抗せず――まるで待ちかねたような嬌声さえ上げて、己が分泌液を吹き出しながらびくびくと頂点に達した。
触手が柔らかな胸を締め、色づいた乳首を弄ぶ。濡れた秘唇を貫き、膣内で自在に蠢く。硬く尖った花芯を擦り上げる。菊座さえも進入を求めるように怪しく擽る。
人の営みとしての荘厳さも、男を誘う色気もない。ただ快楽に溺れる己の、雌の肉体が、いつまでも異形の触手と絡み合って勝手に感じ、達し、震え、叫び続けた。
涙に濡れた眼にもはや生気はなく、口腔からはあられもなく桃色の舌を突き出し、そこからねとりとした滴が糸を引いて地面に吸い込まれた。
228HR?:2009/09/20(日) 00:02:04 ID:4rIXcoOm

木々の隙間から曇り空が見える。
身体はいつのまにか樹上に移され、手足以外の素肌を露にした犯されたときの姿のまま、白い粘性の糸のようなものにからめとられていた。
異形の姿は無いが――胎の中に違和感。どうしようもない、熱い違和感。
そうだ。あのおぞましい異形は、性欲の名残などでわたしをもてあそんだのではない。

わたしは、卵を産みつけられたのだ。モルボルは――『こうやって増える』のだ。

やがてこの胎内から、膣から、モルボルの仔が、ぞろぞろと出てくるのだろう。
ぞろぞろ。ぞろぞろ。
そして、まずはわたしの肉体を喰い尽すのか。ぞろぞろと。

そして、犯してしまえ、私のように、わたしのようなおんなを、もっと――

涙が、樹上から大地に落ちた。
女は、自分にまだ考える意識が残っていることを呪った。

(Fin)
229名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 00:05:48 ID:yWGKazmy
>>217
ポイントを拾いきれてなかったらどの辺か教えてくれるとうれしい
230名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 00:39:20 ID:4u1+CEdT
俺はリクエストしたわけじゃないけど
モルボル菌の設定まで使えていていい感じ
やっぱ即興で書けるのはすごいな
231名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 03:23:47 ID:hTYIuqBZ
おおーイイ!GJ
それにしても可哀想に
232名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 03:55:32 ID:82GvXWmg
>>229
まずはGJ
そしてせっかくの異形HR、出産場面まで行けばさらにGJじゃなかろうか。
233名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 11:50:08 ID:4rIXcoOm
モルボル菌がある意味唯一のFFTらしさ
出産は妄想として入れるのが精一杯でした。ちゃんと書いたらたぶん、エロよりホラー寄りに。

次いで>>219
>>218はパッと思いつかないのでちょっとまって
234Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:50:47 ID:4rIXcoOm


街に着き宿へ。情報収集と物資調達のため三日ほどは逗留、担当以外は今日も明日も全員フリーだ。
嬉々として買い物へ赴くもの、酒場へ繰り出すものを見送って、さて僕はどうしようかと夕日の差すベッドに腰掛けたとき。
剣の柄に、小さなカードが差してあるのに気がついた。


「えーと…あれかな?」
書いてあった住所は街の繁華街からちょっと離れたところ。果し合いと勘違いしそうなシンプルな内容だが、逆に書いた人が誰か一発で分かるというものだ。
その店の前には人だかりができていた。…どうも、誰かがケンカしてるみたいだな。

「どうした酔っ払い。私に酌をさせるんじゃなかったのか?三人掛かりで情けないことだ」

美しい流れるような金髪にシックな髪留め、鎧を脱いだ平服姿。見た目は完全に貴族の令嬢と見まごうばかり。……ごつい男の胸ぐらを、片手でつかみ上げていなければ。
「ん、ラムザか。ちょっと待ってろ、すぐ片付ける」
哀れな酔っ払いを苛めているその令嬢は当然、われらが元・近衛騎士隊長。
アグリアスさんである。
235Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:51:17 ID:4rIXcoOm
淡いランプが照らす店内は落ち着いた雰囲気だった。気の毒な男たちを見送った後、二人で仲良くカウンターに腰掛け、互いに一杯目と決めている酒を注文する。
「お呼び出しとは珍しいですね」
「今日はお前と飲みたかった。たまにはいいだろう。迷惑がるな」
「迷惑なんてとんでもない。もちろん、いつでもお相手しますよ」
隊の運用、資金の運用、今後の見通し。そんなどうでもいい(よくないけど)話をしながら、多少回って来たかな、というあたりでアグリアスさんが口を開いた。
「……驚いたか」
「えぇ。予想外でしたね」
先刻の店先でのケンカの話だ。少なすぎる言葉ではあるが、必ず来るだろうと思ってたから即答できた。
が、彼女は僕の即答に、若干機嫌を損ねたようだ。
「それだ。皆、私を誤解している」
「誤解?」
「『おカタい騎士団のマジメな女隊長様』、お前も私をそんな風に思っているだろう?」
じとっとした目で僕を睨む。お酒にちょっと頬を染めて、ちょっと乱れた金髪はいつもの大人びた雰囲気ではなく、拗ねた女の子みたいでなんだかとてもかわいい。
さて、なんと答えたものだろう。
「違うんですか?」
「違う。私は由緒ある家に生まれながら令嬢でいられず、騎士になった後も意に沿わぬ隊長を殴り倒して何度か営倉入りしたバカな暴力女だ」
あのくらいのケンカなど日常茶飯事だったぞ。ぐっと残った酒を一息に煽り、次をバーテンに注がせる。言葉の真偽はともかく、飲みっぷりは実に男らしい。
「それは間違いなく、相手が悪いんですよ。アグリアスさんを知ってる人なら、詳しい話を聞かなくてもみんな分かります」
「…………」
「こんな時代なのに、場の空気とか軍規じゃなく、自分自身の規範にとても真剣なんでしょう?誰より真面目でしっかりしてるってことじゃないですか。
それなら僕の思ってるとおりのアグリアスさんだし、僕はそんなアグリアスさんが好きですよ」
「ぶ」
あ、むせた。ちょっと不意打ちすぎたかな。
でもあまりこの人には自分を批判したり疑問を持ったりはして欲しくないから、ばっさり言い切ってみた。まぁ、僕のわがままだけど。
「大丈夫ですか?」
「……聞かせろ」
「は?」
「次はラムザ、お前の番だ。お前の素の姿を、私に語って聞かせろ。嫌だとは、言わせないぞ」
恥かしがってるような、拗ねてるような表情で僕を見る。…あるいは、本当はこの言葉が言いたかったのかな。
うん、やっぱりこの人はかわいい。凛々しいけど、とてもかわいい。
236Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:51:47 ID:4rIXcoOm
「…それで、僕が助けようとやっと木に登ったと思ったら、アルマは先にさっさと飛び降りちゃって」
「で?」
「僕はしばらくそこから動けなくって、兄さんに助けてもらいました」
他愛の無いいくつかの話に、彼女は何度も声を上げて笑った。魅力的な碧眼の端には涙さえ浮かべている。
「ふぅ。…すまなかった。あんなことを言って、私もお前を誤解していたようだな。文武に長けたベオルブの家系、完全無欠の貴公子かと思っていた」
「完全無欠な人間なんていませんよ。思うままに動いて、たまには汚れて、それを笑って語れるから人は人を好きになれるんだと思います」
「そうか。…そうだな、お前の言う通りだ。私も、お前のことが……」
アグリアスさんは潤んだ瞳で、じっと僕を見つめる。と、不意に身体を密着させて――
「ここは二階に部屋が取れる。少し休まないか、ラムザ」
耳元で囁いた。と、…こういう場合のリアクションは……。
「……」
とりあえずスツールを降りて彼女の腰に手を回し、抱き寄せた。
ちょっと自分でもぎこちなかったけど、降りたアグリアスさんの表情を見る限り、気持ちは伝わったみたいだった。

「…ん…」
部屋の扉を閉めた途端、互いの背を掻き抱き、むさぼるような甘いキス。
自分の心と身体の熱を示すように、相手の舌を絡めとる。
「もっとお前が知りたい、ラムザ」
「僕もです、アグリアスさん……」
アグリアスさんの声。味。におい。体温。やわらかさ。リードをするとかされるとかの余裕も無く、ただ勢いのままにベッドに押し倒し、服を脱がせた。
「……」
「あ、…すみません、…痛かったですか?」
ちょっとだけ躊躇うような表情を見て、なんだかよく分からないが謝ってしまった。
「いいぞ。お前の好きにしていい……私を女にしてくれ、ラムザ」
裸体をちょっと恥かしげに隠しながら、微笑みながら頬を染める。
うん。これで落ちない男は、いないと思うんだ。
237Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:52:22 ID:4rIXcoOm

乳房を剥き出して、軽く手を触れる。ほのかに温かくて弾力のある柔らかい感触を、ゆっくりと揉みしだく。
「結構胸、大きいんですね」
「…馬鹿」
首筋にキスをすると、軽く呻く。そのまま舌を這わせ、絶妙な甘い肌と声とをじっくりと味わう。
同時に親指と人差し指とで、胸の先のまわりをゆっくりと円を描くようになぞる。抗議しようとした口は、口付けで押さえ込んだ。
目の前にはアグリアスさんのとろんとした瞳。陥落寸前。まぁ、僕はもうとっくに陥落しているわけだけど。
ころあいを見てかわいい乳首を指でつまむ。こりこりとした感触を楽しんでいると、彼女の身体が切なげに震えた。
「気持ちいいですか?」
「ん、…うん…それ、きもちい…あッ」
可愛い。可愛すぎる。死ぬ。
左は指で弄びつつ、右は舌と唇で攻めてみる。首筋よりも甘い味わい。相当感じてくれているらしく、吐息が熱い。
「ラムザ、ラムザ……もう、胸ばっかり……」
「ほかにご希望があるんですか。こことか?」
言いながら、不意をついて綺麗な脇の下を舐めあげる。ひゃうん、と変な声を出して、軽く僕を睨みつけた。
「そ、そんなところはいい!お前の、お前のが…その、そろそろ…」
「僕の何ですか?ちゃんと言わなきゃ、わかりませんよ」
言いながら、下へと手を伸ばす。柔らかな両の内腿を撫でさすりつつ、湿った気配のそこを焦らすように触ってみる。
つぷ、と入り口に浅く指を挿れ、すぐに抜く。もうすっかりとろとろに出来上がっているが、そんな簡単にしてあげては面白くない。
入り口を誘い、離れる。またちょっとだけ指を入れて、すぐに抜く。ひくひくと震える柔肉を無視して、両足の付け根をさする。
「ラムザぁ…やめて、もう…欲しい、欲しいよぉ…全部、奥まで、ちゃん…と…ッ!」
そんなことを何度か繰り返しているとアグリアスさんはすっかり涙目。その表情が愛おしすぎて、僕は更に苛めたくなる。
「僕、まだ何もしてもらってませんよ?」
言うが早いか、逆に一瞬で押し倒された。さすがの体捌きというべきか、しかしこんなとこでそんな本気にならなくても。
238Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:52:55 ID:4rIXcoOm

「出せ。自分で」
裸のアグリアスさんに押し倒されて迫力と興奮にどきどきしながら、ごそごそと臨戦態勢の自身をさらけ出す。
「下手でも文句言うなよ…」
ためらうことなく、彼女はそれにしなやかな舌を這わせはじめた。
白い指に擦り上げられる感触。唇に含まれ、しごきあげられる感覚。舌が裏筋を這い回り、絡みつき舐め上げる快感。ゆれる乳房と金髪。
一生懸命さがものすごく伝わってきて、正直すごく気持ちいい。
「イイか?…ラムザ…」
発する吐息、蕩け切った視線さえも心地いい。
「ええ、すごく…このままイッていいですか?」
「ダメだ。許さん」
互いに困ったような表情で、笑う。

彼女は仰向けに寝転がり、足を開いた。
僕は遠慮なく覆い被さり、ぬるぬるに脈打つ熱い膣中へと勃ちあがった器官を挿し入れた。
二人の嬌声が、部屋に満ちた。

互いの熱い肉体を貪るように求めあい、卑猥な音を立てて接合部をこすりつけあい、湧き上がる快楽に身を震わせる。
互いの名を呼び、くねる腰を打ちつけながら、両手を重ね、唇を重ねる。声、熱、汗、五感のすべてで、互いを感じあう。
「ラムザ…あッ、ラムザッ…」
「アグリアスさん…僕、もう…!」
気持ちいい。もう何も考えられない。
お互いに貪欲に快楽を貪る素の自分を見せ付けあい、自分から腰を動かす。
精神的にも、肉体的にも、互いに溶け合い混じりあう陶酔感の中で、僕は彼女の内で快楽の頂点に達した。
何度も、何度も。彼女の身体を固く抱き、身をうち震わせてその胎内に精気を吐き出した。
239Polymorphisme:2009/09/20(日) 11:53:43 ID:4rIXcoOm

「…中で、出したな」
「はい。出しました」
「できたら、責任を取ってくれるんだろうな?」
困る僕の姿を楽しもうというのか、裸のまま悪戯っぽく微笑むその姿が可愛くて、僕はついついカウンターを返す。
「もちろん。貴族の奥方として、一生ドレスと宝石と社交界の花形としての立場が、貴女を待ってますよ。望むならね」
「…望まないな」
つまらなそうに口を尖らせる。あはは。そりゃそうだ。
「じゃ、二人で放浪の剣士にでもなりましょうか。世界中を回りつつ、子供を育てて」
「あぁ、それは望ましいな。しがらみのない、私たちらしい………私たちという人間らしい、素敵な夢だ」

朝日の差すベッドの上で、再度の口付けを交わす。互いの欲求が、再びごそりと動いたのを感じ合う。
チェックアウトまで、もうちょっと時間がありそうだった。

(FIN.)
240名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 13:34:30 ID:eAZomErh
GJ
ひさびさに良いエロを見た。
241名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 00:56:05 ID:+CIl++e2
あ、久々にきたら職人が来てる、いい感じに大人なやり取りだなぁ
ラムアグで書きたくても投げ出してしまうから、書ける人が羨ましいわ
242名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 15:19:49 ID:O/WzRghV
>>234
GJ
243名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 01:29:27 ID:Ncc9RjhN
感想多謝
個人的にラムアグはモルボルより難しい
メリャは更に難しいので書ける誰かにおまかせる

>>218
汎用は自己満足に茶を濁して失礼
244汎用FFT!!:2009/09/22(火) 01:32:34 ID:Ncc9RjhN

ぱき、と足元で音がした。
枯れ枝とは違う感触。足を持ち上げてみると、…骨だ。人骨。
「兄さーん?おいてくよー」
「あー、先に行っててくれ」
遠くでぱたぱた手を振る妹に声を掛けて、得物で足元にざっざと穴を掘る。
手近に見つけた二人分ほどを葬って、盛り土をして完了。軽く手を払って土を落とす。
『出る』と噂のユーグォの森、放置された死体なんてきっとそこら中にあるんだろうが。
まぁ明日は我が身、簡単だが俺に出来るのはこんなトコだ。成仏しろよ。
さて、さっさとラファ達に追いつかないとな。迷ったら俺もあっさり仲間入りだ。

「……………………て…………ね、……起きてよ…………」
−−ぁん?
「……いい加減起きなさいよちょっと。蹴るわよ。朝になっちゃったら、サービスしないで帰るわよ」
夜。あてがわれた寝室。ベッドの脇、眼の焦点をぼんやりと合わせた先には、……肉感的な乳を無造作に晒した娘二人が、俺を見下ろしていた。
一人は長身でスレンダーな体型の三つ編みツイン、もう一人はおとなしい感じのロリ顔。巨乳。
二人とも向こうっ側の天井がうっすら透けて見えます。セクシー。シースルー。これなんてエロゲ?
「…じゃねぇよ!!なんだお前らッ?!」
バッと飛び起き得物を構える…つもりが、身体がまったく動かない。
「なんだとは失礼な。せっかく来てあげたのに」
三つ編みが口を尖らせる。巨乳が首をかしげて、
「昼間、私たちを『埋めて』くれたでしょ?」
…あ。
「しばらく森を彷徨ってたんだけど、身体のほう埋めてくれたでしょ。おかげですごいあったかくってさ」
「なんかもう、迷わなくていいかも、みたいな?親切なお兄さんに、お礼言いにいこうか、て話になって」
ユーグォの…
「迷って…なんで迷ってたんだ?」
くっ、という顔で同時にうつむく二人。
「やー…転職条件だからって20人も殺してると、いろいろ業が深くってね…あたしは上司の命令に従っただけなのにさ…」
「アンタのジョブは何でも装備できるはずでしょって、あんな格好で、あんな物を挿したままで、街中ずっと歩かせて…!!
やっと逃げたと思ったら化け物にとっつかまってあぼんて、経験相手が変態踊り子とモルボルだけとか、私の人生どんだけよ?!」
分かった。古傷えぐって悪かったよ。いろいろあったんだなお前ら。だから恨めしげに俺を睨むな。
「で?」
「んふふ。若いお兄さんに喜ばれるお礼っていったら、方法はひとつしかないでしょ?」
言いながら、三つ編みが動けない俺に跨って身体を密着させる。ちょっとひんやりしてるが、尻、脚、乳と素肌のたまらなく柔らかい感触はまるで本物。
「な…」
「これでも身体が在った頃は、男悦ばせるくらいはお手の物だったんだから…あぁ、久しぶりすぎてゾクゾク来るわ…楽しみ、超楽しみ……」
「全部あたしたちがやってあげるから、お兄さんは朝まで天国を味わって……ね?お礼なんだから、遠慮しないで…」
ロリ巨乳が、言いながらゆっくり俺の服を脱がせていく。やがて二人の指と舌とが、絶妙なコンビネーションで−−

「マジか。夢だったんじゃねぇのか?マラーク」
朝。宿の食堂で朝飯をついばみながら、ラッドが真剣な顔で聞いてくる。
「シーツとかは綺麗だったが、起きたら裸だった」
「魂を吸われるとか…」
「いや。むしろ体調がいい位だ。純粋に礼をしに来ただけみたいだな」
小声で答えながら、遠くで食ってる妹をチラ見する。聞かれるとうるさいしめんどい。
「まぁ、たまたま若い女二人だったからラッキー……って」
もういねぇし。


その夜。三人分を探して埋めてきたラッドがどきどきしながら寝室のドアを開けると、

「アニキ!!ご好意ありがとうございました!!」
「俺たち三人、誠心誠意尽くさせて頂きます!!」
「さ、ズボン抜いて楽に横になってください!!」

屈強な男モンク三人が彼を待っていた。
チェンジの悲痛な叫びは、朝まで誰にも届かなかった。

(FIN.)
245名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 02:10:54 ID:9lP1yBKI
>>244
ワロタww
いつも面白い作品ありがとうごさいます。
246名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 02:38:48 ID:+xhTkkgK
ラッドwww
247名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 02:50:26 ID:G9gcxZZg
落語で同じネタがあったなw
マラークがいい目見てるってのも新鮮で面白かったww
GJ!
248名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 04:10:28 ID:TXoEu3zD
くそわろたw
249名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 11:46:49 ID:d9uy9+CB
GJ! ラッドは相変わらず大活躍だなw
250名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 01:47:42 ID:2jJ8GE1J
誰かつられて投下しないかな…
あと保管人さんは…忙しいのかな…
251名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 01:40:59 ID:GFZg8hQx
最初に始めたとき星座の相性とか知らなかったんだがやたら後々見たらやたら相性がいい女性ユニット同士がいてそれで妄想したのが俺の歴史の始まり
252名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 21:19:09 ID:DYVZRkQ7
保守
253追憶と父と・1:2009/10/02(金) 17:49:43 ID:jGpmXxeN
年の差半世紀な雷神ラファSS投下。爺のロリコン化が許せない人はスルーで。若干オリジナル設定あり
NGワード『追憶と父と』

少女がまず感じたのは、膝から直に伝わってくる石床の冷たさだった。
何も身につけていない胸元や腰にも、ひんやりとした空気が触れている。足首には、ご丁寧に足枷まで
つけられていた。
「なに、これ……」
まさかと思う。自分は確かにこの地獄から逃げ出した――いや、救い出されたはずなのにとも。でも、
むきだしの肌に刺さる強い視線で何より聞き慣れたその声で、ラファは自分が再び地獄へ連れ戻された
のだと、知った。
「ラファ……」
養父は、でっぷりとした身体を揺らしながらこちらに近づいてくる。認めたくない現実に混乱し、ラファは
激しくかぶりを振った。
「……いやッ。来ないでください、大公殿下!」
無駄だとは知っていながらも、ラファは抵抗せずにはいられなかった。それを、バリンテンはせせら笑う。
「随分他人行儀な呼び方だな、ラファ。昔のように、わしをお父さんと呼べばいいではないか。そして……」
バリンテンは、身体を守るようにうずくまる自分の顔に、剥き出しの怒張をなすりつけて来た。涙が伝う頬を
ぐりぐりと嬲る肉塊の熱さは、ラファを絶望の底にまで叩き落とす。
「わしを、愛してくれ」
その比喩表現が示す意味は、一つしかない。
バリンテンから嫌と言うほど身体に叩き込まれた恐怖と快楽が少女を浸食し支配し、そして飲み込んでいく。
ラファはまるで催眠術にでもかかったかのように、従順に小さな口を開ける。吐き気がするほどの嫌悪感と
戦いながら、親子よりも年上の、養父のペニスを口に含んだ。
「んっ……あむっ……」
既に何度も教えられた通り、舌にたっぷりの唾液をつけ、バリンテンの半勃起したペニスを舐め上げていく。
片手で身体を支えると、もう片方の手で睾丸を優しくもみ上げる。内股の敏感な部分まで指先を移動させ、
そこも刺激した。
「ふ……んぐっ……」
糸を引くくらいにペニスにたっぷりと唾液をなすりつけると、ラファは口いっぱいに肉棒を頬張った。強く弱く、
緩急をつけ唇でペニスをしごいていく。徐々にくわえ込む角度を深くしていくと同時に、裏筋に舌先を這わせるのも
忘れない。
ぴちゃ……。くちゅ……。ラファの奉仕の音がたてる音は次第に音量を増し、苦しげな呻きとリンクして、
目の前の男を悦ばせる。
「んむぅ……ん……」
心の中はバリンテンに対する憎悪ではち切れそうになっているのに、身体は哀しいほどに逆らえない。その矛盾が、
少女の心を一層追い詰めていく。
「クックックックッ……。上手になったな、ラファよ。わしがお前の身体に刻み込んだのは、恐怖だけでは無いようだ。わしに服従するという快感も、だな。ククク……ラファ、お前は本当に可愛い娘だ……。ククク……」
いつまでも続くバリンテンの笑い声。やがて身体にのしかかってくる重さ。
あまりのショックにめまいのように世界が回り、ラファの意識は混濁していった。
254追憶と父と・2:2009/10/02(金) 17:54:38 ID:jGpmXxeN
「イヤアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
炸裂する声で、まぶたが開いた。
まるで悪寒が襲ったかのように、身体中がガタガタ震える。粗末な寝巻は汗でぐっしょりと濡れ、重労働の後の
ような疲労感が襲っていた。悪夢を見た後特有の気だるさと居心地の悪さ。
「大丈夫かね?」
思いがけず声をかけられ、ラファはびくりと体を震わせる。振り向くと、思ったよりずっと近い距離で、見知った
顔がこちらをのぞき込んでいた。
「あっ。お、オルランドゥ様……」
「言っただろう。私はもう君達の仲間だと。だから、様をつけるのは止めなさい」
「す、すみません」
謝るラファにオルランドゥは黙って首を振ると、水で満たされたコップをラファに手渡した。ラファは礼を言って
からそれを飲み干す。コップを置き、胸元に触れてみる。そこにはもちろん寝巻の感触があったが、それでも
足を開いた自分にかかるバリンテンの体重や、屈辱的な奉仕の記憶までが消える訳ではない。
「だいぶうなされていたようだな。もしかしたら……戦いが、怖くなったのかね?」
言っている事は全くの見当違いだったが、耳に届くオルランドゥの声はとても優しい。
「あの、違います。違うんです……」
自分の声が消え入りそうに小さくなるのを感じながら、ラファは答えた。実の兄にすら、逃げ出す寸前まで伝えられ
なかった事だ。知り合ってまだ間もない伯に、うなされていた本当の理由などとても言えなかった。
もう忘れたと思っていたのに。ラファは唇を噛む。事実、自分は今までこんな悪夢にうなされる事なんて一度も無かった
のだ。
ラムザと出会い、兄と対決していた頃は生きるのに立ち向かうのに必死で、こんな悪夢など見なかった。ラムザの仲間に
なってからも、皆についていくため修練にひたすら励み、自分の心を鑑みる余裕など無かった。そして、畏国を代表する
ような戦士である伯も仲間入りし、戦争も終わりかけた今頃になって。
ラファが、大公への憎しみさえ忘れかけた今になって。
こんな、思い出すのも汚らわしい悪夢に襲われるなんて。自分自身の弱さふがいなさに、ラファは何より腹が立った。
「そうか」
少女が空にしたコップに、オルランドゥは手を伸ばす。そしてコップを持ったままラファの肩を抱き、すっと目尻を
撫でてくる。目の前の老人の意外な行動に、ラファは驚いた。でもそれより驚いたのは、その指が湿っている事だった。
一体自分はいつ泣いたのだろう。夢の中でだろうか。それとも自分の情けなさに歯噛みした今?
「は、伯……」
それ以上は言葉にならず、ラファはオルランドゥの肩にしがみついて、泣いた。やすらかな眠りがやってくるまで、
オルランドゥの大きな手が髪や頬を撫でていた事を、覚えている。
その手は、とてもあたたかくて優しかった。まるで“本当の”のお父さんのように。
255追憶と父と・3:2009/10/02(金) 17:56:57 ID:jGpmXxeN
その日以来、ラファは悪夢に見る度にオルランドゥの寝床にもぐり込むようになった。
夜中自分の悲鳴と共に目が覚めると、すぐにオルランドゥの眠る傍まで行き、何も言わずシーツに
身体を滑らせる。昼間の戦闘がどんなに激しかろうと、オルランドゥがラファを拒む事はなかった。
もちろん、一つ布団に入っても何をするというわけでもない。ただ、ラファは幼子のようにオルランドゥの
広い胸板にしがみつき、オルランドゥは少女の震えが止むまでその細い肩を抱き、髪を撫でてやるだけだった。
いつしかラファは、悪夢をそれほど恐れなくなっている自分に気付いた。それは、過去の記憶が今更のように
揺さぶってきたとしても、すぐに解決できる方法を知ってるからだ。
だからラファは、今夜もオルランドゥにしがみつく。地獄以外の何物でもない、あの追憶を振り切るために。
「……私には、息子がいたんだ」
いつものように自分の肩を抱き寄せて、オルランドゥがぽつりと漏らした。
「知っていますよ。オーラン様、ですよね」
「いや、オーランではない」
オルランドゥは、もう片方の腕を額に乗せたまま言った。
「50年戦争で亡くした、実の息子だ。騎士になったばかりの息子は、初陣であっけなく戦死してしまったよ。
私が駆けつけた時には、もう全てが終わっていた」
そう言えば、とラファは思う。オルランドゥもラファに何があったか知らないように、自分だって彼の詳しい
過去を何も知らない。ただ、50年戦争の英雄という以外には。
「君が傍にいると、息子が幼かった頃を思い出すよ。いや、失礼だったかな。女の子に対して」
ふっ、と息を吐くように笑うオルランドゥの首に、ラファは腕を回した。
「いいですよ。私も……」
そこから先は恐れ多くてとても言えなかった。だから、心の中だけで呟く。私のお父さんは、あんなバリンテン
大公なんかじゃない。他でもないあなたなんです、と。
それ以降、ラファが過去の悪夢に悩まされる事は無くなった。
それでも、ラファがオルランドゥの寝床に滑り込む日々は続いた。父の腕の中でラファは確かに幸福を感じ、
満たされていた。
256追憶と父と・4:2009/10/02(金) 18:00:43 ID:jGpmXxeN
夏になったばかりのある日、パーティの仲間達は妙に浮き立ってそわそわしていた。
なんでも、アグリアスの誕生日に、ムスタディオが口紅をプレゼントしたという。けれどアグリアスはラムザの
事が好きだと言う噂で、肝心のラムザはどうしたとか、そんなたわいもない話だ。桃色の口紅をつけ顔を赤らめる
アグリアスをよそに、アリシアやラヴィアンがはしゃいだ声を上げ、いつも生真面目なメリアドールでさえ楽しげに
していた。ラファはそんな男女の事情に興味なんてなかったが、それでも彼らに付き合って朗らかに笑いあう。
バリンテン大公により時を待たずして大人にされたラファにとって、恋愛などと言うものは大して興味も持てないし、
また理解も出来ないものであった。
「私には、お父さんだけいてくれればいいもの」
オルランドゥの方をちらりと見る。オルランドゥは、酒場の片隅でベイオウーフと静かに語り合いながら杯を傾けていた。
私の、お父さん。私だけの、お父さん。
もう一度呟くと、不思議なくらいに胸が高鳴った。はやく伯と一緒に寝たい、肌に触れたいと願う。幼い頃無理矢理
女にされて以来、親子より年が離れた男しか知らないラファは、伯のかすかな体臭もざらついた肌も、何の抵抗も無く
受け入れられるものだった。
「どうした、ラファ?顔赤いぞ。飲み過ぎたのか」
怪訝そうに、兄が尋ねてくる。
「ううん、何でもないわ」
ラファは、首を振って答えた。目の前では、酔っぱらったムスタディオがラムザに絡んでいる。
「それにしても、アグリアスさんってガード固いよなあ。せめてさぁ、お礼に手くらい握らせてくれても……」
「プレゼントをあげたからって、それを要求するのは違うと思うけど。ムスタディオ」
酒が飲めないゆえに素面であるラムザは、ムスタディオとは対照的に冷静だった。そんなラムザに、ムスタディオは噛みつく。
「なんだよーっ。好きになったらその人に触りたいと思うのは誰だって当然だろ!?……本当は、手だけじゃなく、
こう、もっと……はぁ。ああ、アグリアスさん……」
「もう、ムスタディオってば飲み過ぎだよ。もう宿へ帰ろう」
「うるせえ、オレは今日はとことん飲むって決めたんだ。黙って付き合えよ、ラムザ」
そうか、好きになった人には触りたいと思うものなのか。そんな事をぼんやりと思うラファに、大きくあたたかい手が
乗せられた。振り返るまでもなく、ラファにはそれが誰であるかがわかる。
ラファが触れたい、触れられたいと願う唯一の人。
「もう遅い。宿まで送ろう、ラファ」
オルランドゥだった。
257追憶と父と・5:2009/10/02(金) 18:06:20 ID:jGpmXxeN
「――私ね。伯の事、好きなのかもしれないです」
自分の言葉に、前を歩いていたオルランドゥは足を止めた。その広い背中に顔を埋め、ラファは続ける。
「さっきね、ムスタディオが言ってたの。好きになったら、その人に触りたくなるのは当然だ、って。
私もね、ご飯を食べてる間中、伯に触りたくて仕方なかったんです。一緒に寝たい、早く抱きしめられたい、
って思ってました」
背中から手を回す。ラファの幼い両手では抱えきれないほど、大きな体。硬いマント越しに、オルランドゥの
温もりが直に伝わってくる。それが嬉しくて、くすくすと笑った。
「……」
対照的に、オルランドゥは黙したままであった。それをいい事に、ラファはずっと前から伯に対して使いたかった
呼び名を、初めて使う。
「……私の、お父さん。大好きです」
また、しばしの沈黙。そして返ってきた言葉は――
「……私は、君のお父さんではない」
背中から直接響いてくる声は、とても低かった。ラファは驚いて顔を上げる。
「そんな事はわかってます。思うだけでも、本当はいけないってのも。だって、私と伯は身分だって違いすぎるし
過ごしてきた環境だって違うもの。でも、伯はおっしゃったじゃないですか。私達はもう仲間だから、身分なんかは
気にしなくていい、って。私、ずっと伯の事を“本当の”お父さんだって、そう思って……」
「やめてくれ」
しがみつくようにマントを握りしめた手を、オルランドゥは邪険に振り払った。初めての拒絶に、ラファは
わけもわからず伯の顔を見上げる。
「……どうして、ですか。私を嫌いになったの……?もしかしたら、甘えちゃいけませんでしたか。私、
私は……お父さんの事が」
ラファがそこまで言いかけた時、オルランドゥの身体が動いた。こちらに振り向きながらぐらりと傾き、そして――
ラファの唇が、オルランドゥの唇によって塞がれた。
「――!!」
肩に回される腕は、いつものようにそっと触れてくるような抱き方ではない。がっちりと抱え込むように力が込められ、
顎もしっかりと捕らえられていた。
「……んっ。や、あっ……」
軽く吸うような動きを見せる厚い唇。こちらを窺うように触れ、そっと差し込まれる舌。ラファの小さな歯列の上で
動く舌からは、アルコールの匂いが強くした。
顎を掴んでいた手が、首筋から鎖骨へと、何度も上下する。指先が胸元へ差し込まれようとした時、思わず身体が大きく震えた。
そこでようやくオルランドゥはラファから唇を離し、束縛していた腕からも解放してくれた。
ラファは反射的に身を竦め、胸元をかき合わせる。そんな自分に、オルランドゥは悲しそうに笑いかけた。
「……こんな最低な事をする男を、君はまだ父と呼べるかね?」
「……」
今度は、ラファが沈黙する番だった。何も言えずに、ただ視線を地面に落とす。
「最低だな、私は。……君は、バリンテンに辱めを受けていたのだろう?最初に聞いた、君の寝言で知ってたよ。
だから、私の夜具に滑り込んでくる君を私は拒まなかった。君と寝ていると、かつていた子供を思いだしたのも
事実だったしな。だが……いつからか君を、子供だとは思えなくなっていたんだ」
オルランドゥも、自分と同じくらい深くうなだれている。その様子と言葉から、自分の言葉や勝手な思いが無意識のうちに
この優しい老人を深く傷つけていた事を知った。
「幼い君が私を父のように慕っているのを、わかっていたはずなのに……本当に私は最低だ。しかし、私は
バリンテンのようにはなりたくない。君を、傷つけたくはないんだ」
深く傷つけられてもなお、オルランドゥは自分に優しかった。ラファは、胸が痛いほど締めつけられるのを感じた。
自分の弱さ鈍感さ幼さを、本当に呪いたくなる。
「伯……」
「つまらぬ事を言ってしまったな。忘れてくれ。そしてもう二度と、私の元へは来ないでくれ」
首を振り、オルランドゥは自分に背を向けドアを開ける。ラファは追いすがろうと手を伸ばすが、それより先に
扉が閉まる方が早かった。
「いや!待って。待ってください、伯ッ!――お父さん!!」
ラファは声の限り叫んだが、ドアの向こうからは返事一つなかった。
258追憶と父と・6:2009/10/02(金) 18:09:41 ID:jGpmXxeN
ラファは一人きりのベッドで、眠れぬ夜を過ごしていた。
思い出されるのは、重なった唇の感触。そして、もう来るなと言った時の、伯の苦しそうな横顔。
「お父さん……」
もう、お父さんじゃないのに。ラファは、唾液と一緒にごくんとその言葉を飲み込む。オルランドゥ
から拒否された言葉はひどく苦い味がして、ラファは顔をしかめた。

『好きになったらその人に触りたいと思うのは誰だって当然だろ!?』

仲間の言葉が、ラファの脳裏に蘇る。父と呼ぶなと拒絶されても、ラファはまだ彼に触れたかった。
傍にいたかった。髪を撫でて欲しかった。頬を指先でなぞって、微笑んで欲しかった。口づけを交わした
時も、驚きはしたが嫌悪感はまるでなかったのに。
「これじゃあ、まるで……」
暗闇で花火が上がるように、突然湧き出た考えにラファは驚く。今まで自分は、父だから触れたいと思っていた。
でも、親子なら嫌がるはずのキスも、ラファはちっとも嫌ではなかった。いや違う。本当は――
「そう、なのね。私……」
何かを納得したように少女は一人頷くと、ベッドを抜け出した。向かうのは、昨夜までラファが
寝ていた場所。オルランドゥの部屋だった。
コンコン、コンコン。何度目かのノックのあと、ようやくドアは開かれる。
「……」
オルランドゥは、ひどく疲れているようにラファには見えた。自分の顔を見るなり扉を閉ざそうとする手を、
ラファはつかむ。
「伯、お願いですから逃げないでください。私の気持ちも聞いて」
「それなら、さっき聞かせてもらった。おやすみ、ラファ」
素っ気なく言って、ラファの手を払おうとする。それを、なおも縋った。
「違うの。私、伯の事が好きなんです。それは、お父さんとかそんなんじゃないわ。私、伯の事が本当に
好きだって、やっと気付いたのに」
「やめなさい。君は、急な私の不在に戸惑っているだけだ。老い先短い私なんかより、君に釣り合う男など
いくらでもいる」
「いやなの!」
ラファは叫んだ。叫びと一緒に、涙もぽろぽろと落ちる。
「あなたがいいんです。伯以外の人に触りたいなんて思わない。あのね、ムスタディオが言ってたの。
好きな人に触りたくなるのは当然だって。だったら、私はあなたに触って欲しいの。あなたに……触れたい
んです」
その時だった。下から、したたか酔っぱらったらしいムスタディオの笑い声と、ラムザの「ちゃんと歩いてよ」と
窘めるような声が聞こえてくる。そして、階段を上がる音。このままではあと数秒で、彼らとかち合うだろう。
一瞬顔を見合わせた後ラファはオルランドゥの腕を掴み、その腕ごと強引に部屋に身体を滑り込ませた。
259追憶と父と・7:2009/10/02(金) 18:15:48 ID:jGpmXxeN
眠っていた所だったのだろう、部屋の中は一筋の光も差してはいない。
目の前の大きな物体に、ラファは闇雲に抱きついた。物体は、ラファの行動にビクリと反応する。しかし、振り払う事は
しない。ラファはそのまま指先で物体を確かめていく。がっしりした肩。硬い髪。締まってはいるが、あまり弾力のない頬。
そして――
ここだ。ようやく柔らかいものを探り当てたラファは、そのままそこに口づける。さっきそうされたように、舌を使って
男の唇を舐め上げ、ゆっくりと差し込んでいく。歯茎に触れ、少しの隙間からさらに舌をこじ入れた。ちゅく……と、
唾液と唾液がまざる水っぼい音が響く。
「ぅ、んふっ……」
やがて、その物体から手が回された。背中に指先を這わせながらきつく抱きしめてくる。腕の動きと呼応するかのように、
男の舌も動き出した。ラファのつんつんとつつくような動きを無視して、激しく舌を絡めてくる。
「んっ……あ……はぁっ」
二人の口から同時に吐息が漏れる。一呼吸おき、再び舌を重ねていった。まるで舌だけで交わっているような、粘膜と粘膜が
密着するいやらしい動き。他の誰でもないオルランドゥに抱かれ、舌で口腔をまさぐられているという事実に、ラファの身体は
敏感に反応する。舌が動く度に身体に甘い電流が走り、口腔だけでなく唇の粘膜までが性感帯へと変化していく。
「うふん……あふっ」と鼻から甘い声が漏れるのを、止められない。やがて、どちらからともなく唇は離される。
舌先同士が離れる時、名残惜しそうに透明の糸を引いた。
「……伯」
「なんだね」
ラファは、胸元に手をかけた。元々薄いそれは、留め具をいくつか外すだけで簡単に脱げてしまう。白い衣を、するりと
肩から落とした。残っていた最後の下着も、肌から外す。
「私に……触って下さい。全部、身体の隅々まで」
「!!」
驚いたのだろう、息を呑む音が聞こえた。その音がする方向を、ラファは見つめる。
「いや……ですか?伯は、私の事を子供じゃないと思ってるんでしょう。だったら、私のお願いも聞いてくれますよね」
ラファは跪く。男が腰を下ろしたあたりに触れ、足の間に手を伸ばした。再び、身体が跳ねるように反応する。先ほどの粘っこい
キスで、すでに膨らんでいた部分をラファは服越しに撫で回した。
「だから……もう、さっきみたいに突き放さないでください」
言うなり、オルランドゥの寝巻を下着ごと降ろし、口を開けた。薄桃色の唇で、ぱくんと屹立したペニスをくわえ込む。まずは唇だけで
愛撫しながら、内側から舌で舐め上げ、たっぷりと唾液をまぶし込んでいく。
「ラファ、止めなさい!やめ……うッ」
オルランドゥの制止を無視して、ラファはさらに舌技を仕掛けた。一気に喉元までくわえ込み、顔面を動かしていく。
顔面を深く沈めた時には棹部分に舌を絡め、顔を引き上げた時は亀頭部を円を描くように舐める。大きさは充分だが少々硬度に欠けるそれは、
ラファの口腔に包まれ粘膜で刺激されて、嬉しげにぴくぴくと痙攣を始めた。ラファにとって、それは過去の屈辱を思い起こされるような行為
でもあるが、同時におぞましい追憶から救ってくれたオルランドゥに対する恩返しでもある。オルランドゥはとうに抵抗をやめ、ただラファの
動きに合わせて短く喘ぐだけだった。
「……ッ。うっ……」
ちゅぷっ……にちゅっ……。完全な暗闇が支配する部屋に、唾液とペニスが触れ合う音が響く。まだ年端もいかぬ少女の口が動く度に、
「う、んっ……あ、ああっ」
と、桃色の唇から苦しげな、でも切なげな呻きがあがった。
260追憶と父と・8:2009/10/02(金) 18:19:43 ID:jGpmXxeN
「まだ、私が……嫌ですか?」
ラファは、口から一旦ペニスを引き抜き、顔を上げた。オルランドゥは、まだハァハァと荒い呼吸を繰り返している。
「ラファ」
今や完全に屹立しきっているペニスを掴んでいた手を、掴まれる。驚くほどの力で、ラファはベッドの上に横たえられた。
「私はもう、君の父にはなれない。それでもいいのか?」
「もう、伯ったら。いいんです」
そうか、と呟いた伯の顔は少し嬉しそうで、でも寂しげだった。実の父よりも年の離れた男の頭を、まるで幼子を
あやす母のようにラファは抱きしめる。
再び、唇が重ねられた。互いに舌を突き出し、唾液を交換しながら絡めていく。そうしながらも、オルランドゥの大きな手が
ラファの乳房に伸びた。年齢のせいもあり、まだ成長しきっていない乳房はそう大きくもないが、決して小さくはない。
むしろ、程良い大きさが美しい半球の丸みを強調していた。男の大きな掌に包み込まれ、その乳房は待ちかねていたように
ぶるん、と震える。
「あっ!あ、あぁっ」
乳房を揉みしだかれながら細い首筋を吸われ、ラファは思わず小さな叫びを上げる。膨らみを確かめるように這わされていた指が、
頂にある突起を捕らえた。褐色がかった乳房の中で、そこだけ淡いピンク色を保つ乳首がきゅっとつまみ上げられ、こね回される。
「んふっ」
ラファのしなやかな身体が、ぴくっと痙攣した。神経の集中するそこを責められ、身体に甘い電流が走ったのだ。気が付くと、
オルランドゥの顔は首筋から鎖骨、そして胸元へと降りてきている。そしてすでに充血し、硬くしこる胸の突起に唇が触れた。
「うふぅ……あ、やっ……。は、はく……」
今まで、肉体を乱暴に扱われた経験しかないラファにもオルランドゥの愛撫がとても巧みである事はすぐにわかった。
乳首にすぐ触れようとはせず、焦らすように舌先で周辺を辿ったかと思うと、乾いた唇でつんつん、と乳首に触れてくる。
もう我慢出来ない、とラファが腰を浮かしかけた絶妙のタイミングで、てっぺんに吸い付いてきた。ちゅっ、と強く吸ったかと思うと
また口から離し、今度は舌先で何度も舐め上げる。舌が触れる熱い部分と、唾液が冷えていく冷たい部分が混じりあうくすぐったい快楽に、
たまらずラファは身をよじった。
「ひゃ……やっ。いや、だめ……あ、ああっ」
そんな事が何度か繰り返しされた後、オルランドゥの舌はようやく右の乳房を離れた。しかし、舌は下がる事も上がる事もなく
真横に動く。そこには、こっちもして欲しい、と待ちかねている左の乳房があった。舌はなんの躊躇いもなくそこに近づいていく。
そしてまたこちらを焦らしてくるような動き。今度は右へ移動する舌。
「あっ……やだ、やだあ。やめっ……きゃ、あふん、ああっ、いやっ!くっ、いっちゃ……あぁーっ!」
胸中をぬるぬるに汚すかのような愛撫に、ラファは下半身すら触れられていない状態で、あっけなく達してしまうのであった。
261追憶と父と・9:2009/10/02(金) 18:25:08 ID:jGpmXxeN
「はっ……。ふうっ……」
恥ずかしさのあまり顔を覆い、まだ絶頂の余韻にひたるラファにオルランドゥの手が伸びてくる。
その手はピンと立っている乳首をきゅうっとつまみ上げてから、下半身に進んでいく。すでに身体に力が入らない
ラファは、自然に足を開いた。臍に触れ真っ直ぐなウエストを通り、まだまだ薄い茂みにまで辿り着く。
その下にオルランドゥが手を滑り込ませた瞬間、くちゅ……とディープキスやフェラチオの時よりも遙かに粘着質で
やかましい音がした。
「あ……。は、はずかしい……」
「恥ずかしがる事はない。ラファが、感じやすいだけだ」
このような行為は何度も経験してるラファにしろ、自分の身体がここまで感じやすいだなんて知らなかった。それなのに、
オルランドゥにそれを口に出して指摘され、ラファは自分の頬がますます火照っていくのがわかった。
「ち、違います。あの……これは……」
とりあえず否定したものの、上手い言い訳なんてあるわけがない。どうしていいかわからず、目尻まで熱くなる
ラファの耳元に、吐息混じりの声が吹き込まれる。
「可愛いな、君は」
「ひゃっ!……あぁっ」
たったそれだけで、先ほど軽い絶頂を経験した身体に再び熱がついた。と同時に、足の間に置かれた指も動き始める。
愛液を指になすりつけるように割れ目へとすべりこませ、たっぷりの粘液をまとったところで中指が、くい、といきなり
奥深くに侵入してきた。
「あ、やっ……そ、そこ。や、やだぁ……あっ!」
充分過ぎるほどに潤っていた膣は、何の抵抗もなくオルランドゥの指を飲み込んでいく。
欲情しきった襞は、オルランドゥの無骨で節くれ立った指を無意識に締め付け、快感を貪ろうと蠢きだした。
そんな、淫らで秘やかなラファの企みなど無視するように、指でのピストン運動が始まった。少女の淡いピンクの粘膜に
指が埋め込まれるたび、ぐじゅっ、じゅぽっ……と、まるでぬかるみを歩くような水っぽい音をたてる。その激しい責めと
淫らな水音に、ラファはたまらず腰をくねらせた。
「あう、あう、いやっ……」
しかし、いくら腰を動かし身体をずらしても、身体を貫く指は執拗にラファを追い立て迫ってくる。奇妙な焦りに
支配されたラファは肩で切り揃えた黒髪を振り乱し、悶え続けた。
「うう、あ、ああああっ!いや、いや……」
はちみつ色をしたラファの肌理の細かい肌は上気し、今やうっすらと汗をかいていた。何よりも若さを主張してくる、
みずみずしく弾けるような少女の肌。オルランドゥは相変わらず秘肉を指で犯しながら少女の薄い肩を掴み、
うつぶせにさせた。
「あっ……。は、伯……?」
ラファは霞がかったようなような目で、目の前の老人を見上げる。その頭を押さえつけられ、まず唇が這わされたなのは
うなじだった。
「あんっ!?……やっ、だめえっ」
ぬるぬるした熱いものがうなじを這うむずがゆさに、ラファはたまらず小さく叫ぶ。しかも、そのぬるぬるが動く度に
切ないような痺れが真っ直ぐ下腹部へ降りていき、中で動く指がもたらす快感とリンクするのだ。
「んっ……んくうっ」
二重の責めに、ラファは思わずシーツを噛みしめてやり過ごそうとした。
262追憶と父と・10:2009/10/02(金) 18:30:23 ID:jGpmXxeN
しかし、それだけで終わるはずもなかった。
その舌が背筋を撫でるようにすーっと流されると、ラファの喘ぎは一層激しいものになった。唇を押し当てられ、
ちゅっと強く吸われると「あふっ」と声が漏れ、ちゅぱっと唇を離されると「いやっ」と思わず身体を痙攣させる。
その間にも奥深くまで挿入された指はラファの中をかき回すように蠢き続け、蜜液をこれでもかとこそげていく。
つん、と上を向いた小ぶりな尻がその度に揺れ、淫らなダンスを踊った。
「……背中に口づけるたびに、締めつけているのがわかるな」
唇を離したオルランドゥにそう囁かれ、ラファは耳まで熱くなるのがわかった。
「そ、そんな……そんな事……ああっ」
「嘘が下手だ。もう、いきそうなんだろう?」
「ち、ちがっ……」
ラファが最後まで言い終わらないうちに、膣の中の指が激しく抽送を始めた。中指だけではなく人差し指もこじ入れ
られ、二本の指で突き動かされる。深々と入り込んだ指先が、奥に息づく硬い部分を発見した。二本の指は、交互に
そこを叩き始める。ラファ自身ですら気付いていない急所を責められ、小さな身体は大きく震えた。ビクビクと、何度も
痙攣を繰り返し秘肉の襞は指に絡まるように吸いついていく。
「だめ、だめ、やだ、もうやだあっ……気持ち、いい。気持ちいいよう。良すぎてどうにかなっちゃ……ああっ!
もう……あ、あぁぁぁぁっ!」
普段はぴったり閉じられているラファの未成熟なスリットは度重なる愛撫で今やすっかりめくれあがり、粘液を大量に
吹き出していた。痙攣するようにたわむ膣は、オルランドゥの指をきつく締め上げてくる。その痙攣が収まるのを待って、
オルランドゥはさんざん弄った秘所から指を引き抜いた。
ラファは、再び仰向けに寝かされる。足の間に息づく淫らな花は今や満開に咲き誇り、蹂躙されるのを今か今かと待っていた。
それはラファも同じだ。バリンテンを相手にしていた時には、こんな気持ちになった事など一度もない。でも、今は違う。
この人が欲しい、とラファは心の底から願っていた。
「……本当に、いいのか。ラファ」
シーツまで濡らしてしまいそうなくらいに潤んだラファのスリットに己をあてがってから、オルランドゥが問うてきた。
「はい。私……、伯だったら嫌じゃないですから。ね……して下さい。欲しいの」
駄目ですか……?と呟き、ラファは涙をためた瞳でオルランドゥを見上げる。あどけないながらも色香漂う媚態は
バリンテンの元にいた時に覚えたものだ。あの頃は地獄から抜け出すためだけに使ったものだが、今は違う。目の前の男が
本当に欲しくて、ラファは艶っぽく微笑むのだ。そうしながら、ラファは自分の心が完全に立ち直っている事を知った。
私は、もう大丈夫。少なくとも、この人がいてくれる限りは。
「わかった」
言うなり、オルランドゥは腰を進めてくる。じゅぶっ、っと屹立がラファの入り口をこじ開ける粘った音が聞こえた。
「あぁっ……!」
度重なる愛撫により開ききった幼い花弁は、何の抵抗もなくオルランドゥの年の割には硬く勃起したペニスを飲み込んでいく。
オルランドゥの腰が小刻みにスライドし、肉棒で膣壁を擦り上げられる度に、ラファの声は甘く切なげに快楽を訴え出した。
「ひっ、い、いっ……あ、あぁぁっ、く、あふっ……」
263追憶と父と・11:2009/10/02(金) 18:35:25 ID:jGpmXxeN
いったん根元まで埋め込まれたペニスが、ゆっくりと引き戻される。それから緩慢な動きを見せ、まるでラファを
焦らすかのように小刻みに膣口のあたりでかき回された。
絶頂に昇りつめるほどではないが、かといって醒めてしまうほどでもない絶妙な動き。奥まで侵入せず、入り口だけを
もみほぐしていくペニスにラファはたまらず声を上げる。
「や……やあっ……」
奥の方で、早く絡みつきたいと襞が蠢いているのがわかる。最初に挿入された時のように、奥まで貫かれたいと全身の
細胞が叫んでいる。ラファはむずがゆいような渇きに、ますます腰をくねらせた。すると、ペニスの亀頭部分まで
外れそうになってしまい、ラファは慌ててそれを追いかける。くいっと、柳腰を動かす様はまるで娼婦のような淫らさだった。
なんとか奥まで入れて貰おうと、ラファはさらに腰を浮かせる。
「い、れて……。ちゃん、と、奥までッ……」
ラファはオルランドゥの厚い胸板に指を這わせ、さっきよりも艶っぽい仕草でもう一度ねだる。疼く身体の奥から出る熱は
ラファの全身を焦がし、今すぐ奥まで貫いてその熱を解放してもらわない事には、気が狂いそうだった。
「ねっ、おね、が、……、おねが……ああっ!」
ラファの膣口をかりかりと引っ掻いていたエラが、一気に最奥まで突き進んだ。待ちかねていた感触に、ラファは涙を
流して悦ぶ。重なり合う襞をこそげるようにして肉棒はラファを隅々まで征服していく。侵入者を待ちかね、たわんでいた深部は
蜜を滴らせながら嬉しげに痙攣した。
「ひっ……!いいの、いいのっ……あ、あぁーっ」
くちょっ……ちゅぷっ……。ずくっ……。
オルランドゥがリズミカルに腰を動かす度に、狭い室内に淫音が響く。何度かピストン運動を続けた後不意に動きを止め、
快楽を貪ろうと蠢くラファを味わうかのように荒い息を吐いた。
「あふっ、ああああっ」
そしてまた子宮まで届くような激しい抽送。粘液にまみれたペニスが止まると、今度はラファの腰がもじもじと動き出す。
男の腰に華奢な足をからませ、円を描くように腰をくねらせる。きゅっ、っと痛いくらいに内部を締めつける。と、その狭い
トンネルから逃れるようにペニスがまた動き始め、ラファを刺激するのだ。
「や、やだっ……お腹熱いよぉ、ああっ、へん、変になるの……、いっちゃ、いっちゃう……ひっ、あああああああっ」
階段を駆け上がるかのように、ラファは一気にエクスタシーに飲み込まれた。がくんがくん、と大きく体をうねらせ、
腕を回していたオルランドゥの背中に爪を立てる。絶頂の直前、顎を掴まれ口の中に舌を差し込まれた。そのぬるりとした
感触は、足の間で蠢くペニスと連動して、少女より一層の高みへと昇らせていった。
「んっ、んふっ。あ、あぁぁぁぁぁーっ!だめ、いくッ、やだあああっ」
味わわされた快楽はあまりに大きく、ラファはうつろな瞳で唇からよだれを垂らし、泣きじゃくるだけであった。
絶頂を迎えた膣壁は、これまでで一番の収縮を見せ、きつくペニスに張りついてくる。濡れてたわむ絹のような襞も、
めいめいが別に動きながらオルランドゥを刺激していた。
「……っ、くうっ……」
熟練した職人のように慣れた手で、少女を快感に導いてきたオルランドゥも、もう限界のようであった。ラファのエクスタシーよりも
ワンテンポ遅く、オルランドゥも絶頂に達すると少女の胸の上に白濁液をぶちまけた。
264追憶と父と・12:2009/10/02(金) 18:38:56 ID:jGpmXxeN
「あ、はっ……うぅ」
終わった後も快楽の波はなかなか引かず、男の手が後始末のため乳房の上で動く度に、ラファは短く喘いでいる。
きれいに拭き終わったオルランドゥの大きな手が伸びてきて、汗で張り付いた髪をかき上げた。
こちらをのぞき込む優しい目に、ラファは強烈な羞恥を覚える。さきほど見せてしまった、あさましいまでの姿態を
思い出したのだ。
顔を隠そうとした手首を掴まれ、キスをされた。唇を離されると同時に、ラファは口を開く。
「あの……怒ってますか?」
「何の事だね」
唇に、アルコールの匂いのする言葉がかけられる。
「あなたを、お父さんと呼んでしまった事。それから、伯の意志なんて無視して、私を無理矢理触らせた事、です」
「ラファ」
手が肩まで伸びてきて、抱きしめられた。その抱き寄せ方はとても優しくて、まるで昨夜までの『お父さん』のようで。
悲しくもないのに、ラファの瞳から涙が一粒落ちる。
「確かに私は、君のお父さんではない。でも」
ラファは、オルランドゥの胸に引き寄せられる。胸にぴたりとはりつけた耳朶から、心臓の鼓動が聞こえた。
私をいつも安眠へと導いてくれた、悪夢を振り払ってくれた、追憶から匿ってくれた人がたてる音。
「君がそれを望むなら、明日からも今までみたいに過ごそう。つまり、つまり私は――」
その言葉を聞き終わるなり、ラファはにっこりと笑う。そして、「約束ですよ」と言うなりオルランドゥの唇に
自分のそれを重ねた。


おしまい

ラファが淫乱ロリっ子なのは俺のジャスティス
読んだ人乙でした
265名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 18:44:55 ID:IyPFvJuk
ブラボー、おおブラボー…
266名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 19:42:43 ID:L1UDecZb
>>253
GJ
バンテリンに調教された淫乱ラファはいいよね
267名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:46:27 ID:jX9efZ1S
GJ!!
ラファかわいいよラファ
268名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:10:24 ID:GwSvyDqP
神ktkr
ラファ最高です!
269名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:11:32 ID:WhefOdhU
( ;∀;)イイハナシダナー
ラファかわいすぎる
酔ったラムザとムスタディオがアッーになってるオチかと思ったが別にそんなことはなかったぜ
270名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 00:54:59 ID:axZCBh84
ラファエロGJ
丁寧な書きっぷりに引き込まれたぜ
オッサンもいいもんだな…
271名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 10:42:52 ID:EZWEFPtv
GJ
ラファ×オルランドゥってけっこう前にも一本あったな
やはり調教済淫乱ロリには包容力のあるおっさんなのか
272名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 02:51:02 ID:WTBaC+c2
>>220がリクしたような「自分より大切なものができた時、それが愛にすべてを」
な話ではないが、メリアSS投下。
フードの下は個人的な好みで茶髪のボブにした。異論は認める
NG『聖地の女』
273聖地の女・1:2009/10/09(金) 02:52:42 ID:WTBaC+c2
その朽ちかけた聖堂は、聖地ミュロンドの片隅にあった。
もう何十年も祈りを捧げられておらず、人々の記憶からも消し去られた小さな教会。煉瓦で作られた壁は
かつて賛美歌の調べを跳ね返していたが、今跳ね返ってくるのは一人の若い女が上げる甘い嬌声であった。
「あっ、ああっ……」
女は、ベンチに腰掛けた若い男の膝に背を向けて座り、白い頬を赤く染め体を震わせている。
無骨な鎧に乱れはなく、彼女がいつも被っている聖職者を表す緑色のフードもそのままだ。しかし、フード
と同じ色をしたスカートは大きくまくり上げられ、男の下半身にぴったりと合わさっていた。長いスカートの
裾から差し込まれている男の手が、布地の下で女の下腹部を撫でるように動く。すると、女の嬌声はますます
鼻にかかり、切なげなものに変化していく。
「あふっ、あ……あぁ」
クレティアンは、ねっとりと染みを作った下着の上から、メリアドールの陰部をじくじくといたぶっている。
淫らなぬかるみがますます大きくなっていくのを感じ取りながら、下着の脇から指をしのばせた。想像通り、
そこはぬるぬるとした粘液であふれかえり、ぷくりとした大陰唇は開ききってクレティアンを歓迎する。
襞をかき分け、既に充血しているクリトリスをつまんだ。たったそれだけの愛撫で、開きかけていた
メリアドールの足は一瞬で閉じられ、口からはみずみずしい悲鳴がこぼれる。
「んっ!だめ……いやっ」
自分の上に乗った女の懇願を無視して、クレティアンはさらに秘所を弄ぶ。
花芯をなぞっては指腹に淫らな潤滑油をのせ、それを一番敏感な突起になすりつけていく。
そうして、膨れた肉芽への愛撫を何度も繰り返した。するとメリアドールはすらりとした肢体をますます悶えさせ、
秘密の泉は熱い液を止めどなく湧き上がらせるのだ。
重なり合う小陰唇を指で開き、膣口にまで辿り着く。そこは、ぽたぽたと滴が垂れそうなほど潤い、女が悦んでいる
事をクレティアンに伝えてくる。つぷり、と狭い入り口をこじ開け指を根元まで挿入させてやった。
メリアドールの口から短い悲鳴が漏れ、鎧が立てる金属音が静かな教会に響く。手全体を女の股間に押しつけるようにして
クリトリスや小陰唇ごと刺激しながら、激しい抽送を繰り返す。
「い、いやっ……あぅ、あああっ」
いつしかクレティアンの手はふやけそうなほどぐしょぐしょに濡れ、下着の中に入り込んだ手が動く度、
ぐちゅっ……にちゅっ……と、粘液がはねるはしたない音が二人の耳にまで届いた。
「やっ……あぁっ。駄目よ、クレティアン」
振り返ってこちらを見つめるメリアドール。
いつもの、形のいい涼しげな瞳は今やすっかり熱を帯びて潤み、神に全てを捧げる娘とはとても思えない、淫らな
風貌に変化していた。そんな女に聖職者の衣は似合わないと、クレティアンは乱暴にフードをむしり、その下の
布も取り去る。
顎の下で短く切り揃えられた、柔らかな茶色の髪がふわりとこぼれまだあどけなさを残す頬にかかった。
クレティアンは女の短い後ろ髪を掴んで引き寄せ、強引に唇を奪う。メリアドールの口の中は彼女の股間よりは
いささか乾燥していて、クレティアンは自分の唾液をたっぷり舌にのせ、合わせた口へと流し込む。
男の唾液を注ぎ込まれたメリアドールは、唇の端からそれを一筋垂らしながらも、喉を鳴らして飲み込んでいく。
「……ん、んぅっ……、ああっ!あ、あくっ、クレティアン、わ、私ッ……」
唇を離すなり顎に垂れた雫を拭い、ベンチの前に取り付けられた長テーブル――昔は聖書など清らかなものしか
置かれてなかったこの机が、今はこんな淫乱な女を支える道具に成り下がっている――に突っ伏して、メリアドールは
激しく喘ぐ。未だ指が奥深く突き刺さったままの腰は、淫らにうねって快楽を貪り続けた。薄い下着に包まれた
尻がぴくぴくと蠢く度に、クレティアンのローブの下で猛るペニスに女の柔らかな肉が押しつけられ、
重なり合う男女どちらにも刺激を与える。
今や自分の支配下に完全に堕ちた女を冷たい目で見下ろしながら、クレティアンはメリアドールを
初めて抱いた時のことを思い出していた。
274聖地の女・2:2009/10/09(金) 02:57:52 ID:WTBaC+c2
弟の無惨な屍を前に、女はもう一時間以上も泣き崩れている。
それを型通りの言葉で慰めながら、クレティアンは内心うんざりとしていた。
こんな何も知らない、その上 “相応しい肉体”でもない女に、泣きわめかれ煩わされるのはごめんだった。
だが、この娘は駒としてまだ利用価値がある。“異端者”を足止めするくらいには使えるだろう。
と言う事は、まだクレティアンはメリアドールを突き放す訳には行かないのだ。
「本当に同情するよ、メリアドール。でも、お前にはまだやり残している事があるだろう?」
「やり残した事……?」
顔を上げ、メリアドールはこちらを見上げた。鼻やまぶたを真っ赤に泣き腫らしていても、緑がかった瞳は
冴え冴えとしていて美しい。昔、自分が神殿騎士団に入ったばかりの頃。まだ“不死の肉体”を手に入れていなかった頃。
当時少女だったこの女に、淡い好意を抱いていた事をクレティアンはふと思い出した。
「そうだ。弟の仇を取れ、メリアドール。イズルードを殺し、聖石を奪って逃げた異端者ラムザの首を
ヴォルマルフ様に献上するんだ。そうすれば、彼の無念も晴れる事だろう」
しばしの沈黙。そして拭われる涙。再び顔を上げたメリアドールは、普段の凛々しさを取り戻していた。
強い覚悟が浮かぶ表情に、クレティアンは再び飢えを覚える。
「……やるわ、クレティアン。私は必ずラムザを倒す。そして、弟の仇を」
メリアドールの高潔な決意は、クレティアンの唇によって遮られた。弟を失ったショックで混乱していた為
だろうか、メリアドールは抵抗らしい抵抗も見せずクレティアンを受け入れる。破瓜の血を流し苦しげに
呻きながらも、メリアドールの目は静かに闘志を燃やし続け、クレティアンは夜が明けるまでそんな彼女を弄んだ。
イズルードの亡骸の前という、これ以上ないほど不謹慎な場所で。
なぜ自分があの時、この女に手を伸べたのかわからない。単純に、“不死の肉体”となった今でも、
男としての欲望が湧くものなのか試してみたかっただけかも知れない。それとも、かつての自分が憶えていた、
ささやかな未練を振り切りたかったのかも知れない。だがそんな事はどうでも良かった。
腕に抱いた女の肉体はしなやかで柔らかく、そして自分のペニスは激しく屹立しメリアドールの内奥で
何度も射精を繰り返す。肉体が生まれ変わる以前と何ら変わらない、深い快楽はクレティアンをこの上なく満足させた。
その充足感の前では、ささいな疑問など何の役に立とうか。
閉じられた雨戸から眩い朝日が差す頃、クレティアンは偽りの言葉をメリアドールの耳元へ吹き込む。
異端者の足止め以外にも、この無知な女を使う用事が見つかったのだ。そのためなら、想いのこもらない愛の告白など
何のためらいがあろう。クレティアンは、女の短い髪を大切な宝物のように愛おしみ、撫でてやる。
メリアドールは言葉を返すことなく、弟の骸が入った棺を乾いた目で見つめていた。
その日以降、メリアドールはクレティアンの従順な玩具と化した。
異端者との戦いに敗北して戻ってきた日も何も言わず犯した。メリアドールがミュロンドに戻ってくる度、
この朽ち果てた教会へ呼びだしては陵辱を繰り返した。徐々に彼女を乱暴に扱うようになっていく自分が不思議だったが、
相手は“不死の肉体”を持つ自分とは違う、凡人の女なのだと思うと大した罪悪感も湧かなかった。
275聖地の女・3:2009/10/09(金) 03:04:02 ID:WTBaC+c2
クレティアンはメリアドールのなめらかな内壁からようやく指を引き抜いた。
ちゅぽっ……と未練がましい音を立てた指を、クレティアンはしげしげと見つめる。中指はもちろん、手の平に
至るまでべとべとに汚れ、指の先は淫液によって白くふやけていた。自分の膝の上から逃れるようにテーブルに突っ伏し、
まだ快楽の余韻に浸っているメリアドールにその指を突きつける。
「舐めるんだ」
メリアドールは唇を噛みしめ小さくかぶりを振ったが、頬に汚れた指をぐりぐりとなすりつけるようにしてやった。
頬をつつく指の匂いが鼻についたのだろう、メリアドールは顔をしかめたが、やがて諦めたように唇に力を込めるのを
止める。
すかさず突っ込んでやると、形のいい眉を顰めながらメリアドールはクレティアンの指の掃除を始めた。
まるでフェラチオのように舌を使い、自分が分泌した粘液を綺麗に舐め取っていく。軽く吸われる感触は今まで散々
強要してきた口唇奉仕を思い出し、クレティアンの欲望は高揚した。メリアドールの口から指を離し、再びスカートの中に
手を突っ込んで下着を一気に引き剥がす。
べとべとに濡れた股間から薄い布を取り去る瞬間、べちょりと水分の重みを感じた。
「この下着はもう使い物にならないな。何も履かずに帰るか?」
軽いいたぶりの言葉を耳に吹きかけるが、メリアドールは「やめて。言わないで……」と弱々しく呟くだけだった。
その反応を鼻で笑い、クレティアンも自分自身をローブの隙間から露出させる。女の反応と卑猥な匂いで限界近くまで
充血していたペニスは、既に透明な分泌物が涎を垂らしていた。
「私もここの所多忙だったからな、少し疲れているんだ。だからあまり動きたくない。お前が、自分で腰を動かすんだ」
「そんな……私、出来ないわ」
メリアドールは振り返り、再び縋るような目をこちらに向ける。全く、いちいちうるさい女だ。異端者を倒すどころか、
こちらを悦ばす事すら出来ないほど愚かなのか。
仕方なく、クレティアンはメリアドールの顎をぐっとつかんだ。鼻の頭にそっと唇を落とし、優しく囁く。
「……やるんだ、メリアドール。愛し合うためだろ?」
「…………」
観念したように目を瞑って、メリアドールはおずおずとクレティアンに体重を預けてきた。心持ち足を開き、
黒いアンダースカートを腰の上までめくり上げる。いつもは長いスカートに隠されている真白い尻が覗き、クレティアンの目を
楽しませた。後ろ向きの、こちらに背を向けた姿勢のまま、メリアドールはクレティアンの股間に手を伸ばす。
亀頭に滲んだ粘液をペニスにまぶし、軽くしごくようにしてから自分の下腹部にあてがった。
「……ッ」クレティアンは思わず息を呑む。メリアドールの粘膜が、亀頭を一瞬こすりあげたのだ。今すぐにでも
突き上げたい欲望をこらえ、メリアドールがそろそろと腰を下ろすのに任せていたが、先端部が全て埋まった所で引っかかってしまう。
内壁に処女膜の名残のような肉の輪があり、それ以上沈めなくなったのだ。
「あっ……う!……やっ、いたいっ……」
メリアドールも痛みを感じたらしく、動きが止まった。
「今更処女でもないだろう。ほら」
中途半端に中断されてはたまらないと、クレティアンはぐいっと腰を突き出した。きつきつの粘膜は乱暴に押し入ってくる
侵入者に悲鳴を上げたが、やがて重なり合うひだが根負けするようにたわんで歪み、深々とペニスを受け入れ始める。
「くっ……う……」
「あ、う、うう。いや、ああ、だめえっ……」
根元まで繋がった瞬間、待ちかねていたような呻きが二人の口から同時に漏れた。
276聖地の女・4:2009/10/09(金) 03:08:36 ID:WTBaC+c2
「あっ……うっ、あぁっ……」
まるで娼婦のようにペニスの上に跨り、メリアドールは小刻みに動いては喘いでいる。
たっぷりとした粘液はメリアドールとクレティアンの間に入り込んでは絡みつき、女の引き締まったヒップが
揺らぐ度にはしたない音を奏でた。
じゅぶっ……ずぶずぶぅっ……。
その恥ずかしい音がさらに快感を生むのか、メリアドールは悶えるように体を震わせた。たらりたらりと、
クレティアンの太腿にまで熱い体液が降りかかってくる。ぴちぴちと弾む内壁は、メリアドールが身体を
引き攣らせる度にクレティアンを甘美に擦り上げた。
クレティアンの背筋に、痺れるような電流が走る。
「……はぁっ。う……」
鋭い快楽に、クレティアンは思わず呻き女の腰を抱き寄せた。メリアドールは逃れるようにいやいやをすると
身体をさらに前後に動かし始める。円を描くように腰をくねらせるたび、いつもフードで隠されていた短い栗色の髪は
激しく乱れ、甘い香りを放った。
「あっ……ああっ……!クレティアン……」
「出来ないとか言っていたわりには、ずいぶん感じているんだな」
「そんな、そんなの……だって、あなたがっ……」
羞恥のためか、メリアドールの薄い耳たぶは真っ赤に火照っていた。ペニスが深々と突き刺さったままの状態で
机に手をつき、しなやかな背中をのけぞらせて本格的なピストン運動を開始する。体内の奥深く、自分のもっとも
感じる箇所へと男を導くようにして腰を揺さぶった。その動きは聖職に就く女とは思えないほど淫靡で、
クレティアンを愉しませる。
「……なかなか上手いじゃないか。ほら」
褒美のかわりに、脇の下に手を差し込む。ローブと鎧の境目になっているそこは、胸への近道だ。胸の鎧の留め具を外し、
ローブの切れ目から指を伸ばす。豊かな胸を押さえている色気のないサポーターを力任せにずり落とすと、途端手の上に
たっぷりの質感を持った胸のふくらみが落ちてくる。たわわに実り、収穫されるのを待っている果実のような乳房。
両手で力任せにつかみ、指を食い込ませてこね回した。
すると、メリアドールは一層切なげな声で鳴き、ただでさえきつい内壁でぎゅっとペニスをつかんでくる。
指から伝わる乳房の感触と、下半身を支配する優しい刺激。二重の快感に、クレティアンの喉からも呻きが漏れた。
「っ、うっ……」
自分の手からはみ出すように弾む大きな乳房に、クレティアンは酔いしれる。男の奥底で乱暴でサディスティックな欲望が
たちまち膨れあがっていく。もう我慢も限界だった。くねくねと控えめに腰を振るメルアドールの乳房を掴み、
力任せに肉棒を突き立て抽送を叩きつける。
「……!あ、はぁぁっ、やだっ。ああっやめて、いや、いやぁぁっ……」
桃色の口から漏れる悲鳴の合間に、メリアドールの長いスカートの下からも激しい結合音が響く。
胸元の鎧がはだけフードから艶のある栗毛が覗く以外は、いつもの清らかな女騎士の装いのままなのに、その最奥には
深々と自分の勃起を差し込まれ、凛々しい美貌は快楽に浸りきってわなないている。その凄まじい落差に、クレティアンの
嗜虐心はますます煽られた。
「いやらしい女だ。それでもアジョラに生涯を捧げる聖職者か?」
クレティアンが言葉で嬲ると、メリアドールは唇を噛みしめてかぶりを振る。しかし、深々とはまりこんだペニスを包む
膣肉は言葉に反応するように鋭い収縮を見せ、彼女が惨めな屈辱を歪んだ快楽に変換している事を知らせてくれた。
「ちがっ……わ、私は……!あなたが、好きだからあっ……」
耳にしゃぶりつき、乳首をこね回していたクレティアンの手が一瞬止まる。
しかしすぐにピストン運動は再開され、クレティアンもメリアドールも押し寄せる快楽に全てを忘れていった。
277聖地の女・5:2009/10/09(金) 03:16:37 ID:WTBaC+c2
好きだから、だと?バカバカしい。
この女はやはり愚かだ。私が不死の肉体へと生まれ変わってる事にも気づけず、こんな屈辱を受けてなお――
「やっ……うあぁっ……あ、あぁぁぁぁっ!」
気がつくと、目の前の女は短い叫びを断続的に上げ机に爪を立てている。スカートに覆われた尻も、
これまでにないくらい激しく痙攣している。絶頂が近いしるしだった。メリアドールの思いがけない言葉に
一瞬だけ思考が停止していたクレティアンは、はっと我に返る。
「……気持ちいいか、メリアドール」
背中を見せるメリアドールに覆い被さるように腰を押しつけ、唾液で濡らした耳に囁きかける。
「気持ちいいっ。あなたの、すごく気持ちいいの……ああ、もうッ……」
それは、恥も外聞もかなぐり捨てた牝の返事。
クレティアンも呼応するように腰の動きを早め、女の肉体を机に押しつけながら立ち上がった。ペニスを一気に
突き入れ、背後から激しく犯す。めくれたスカートから白い肌が覗け、クレティアンは邪魔な布地を腰の上へと
押しやった。そのまま剥き出しの双臀を掴み、子宮まで届くようなストロークを繰り返していく。
「……あっ!だめ、もう駄目、やだ、きちゃう、きちゃうのっ……ああっ、クレティアン、ねえっ」
「ああ、わ、私も……くっ。キツい……」
脳天まで届く蕩けるような快感。
きつい締めつけに思わず顔を歪ませながら、クレティアンは絶頂に喘ぐメリアドールを見下ろした。
形のいい白い尻の間から覗くのは、極限の快楽にわななくピンク色の花弁。ねっとりと溶けるような熱い襞が、ペニス
を包み込んでいる。清楚なクレバスと凶暴な肉の凶器が絡まり合い蜜を垂らし合う淫らな眺めに、クレティアンも
果てたくなる衝動を堪えるのに必死だった。
「いくっ、いっちゃう……だめ、もう……ね、クレティアン。好きよ……あっ、いやあぁぁぁぁっ!」
激しくのけぞり、メリアドールはオルガズムを噛みしめていた。痙攣が収まるのを待って、クレティアンはすぐそこまで
射精の迫っているペニスを引き抜く。机に座ると、未だエクスタシーの余韻に震えるメリアドールの髪を掴み、
自分の股間に引き寄せた。
「まだ私は達していない。最後までしてくれ」
「…………」
霞がかった瞳のまま荒い呼吸を繰り返していたメリアドールは、抗いもせずベタベタに汚れた肉棒に頬を寄せ唇を開く。
舌を伸ばし、まずは亀頭部を舐め上げた。その慣れないながらも献身的な奉仕に、クレティアンは震えるような
興奮を覚える。
「ちゃんと。根元までだ」
「わかっているわ……」
自分の分泌液を一滴残らず舐め取るように、メリアドールは隅々まで舌を這わせる。
それから口を開け、ゆっくりとくわえこんできた。待ちかねていた感触に、クレティアンの頭を抑える手の力が強くなる。
メリアドールの栗色の髪を引き絞り、腰を突き上げて口腔を蹂躙した。先走る欲望がとめどなくこぼれ、メリアドールの
口内を汚していく。
「うんッ、うぐっ……んんぅ」
苦しげに呻きながらも、メリアドールは抵抗することなく口での陵辱を受け入れる。何度も顔面を揺さぶり、
喉奥まで突っ込んだ瞬間。クレティアンの欲望は最高潮に達し、そして爆発した。
「……ッ、出るっ……」
どくっ……どくっ……。我慢を重ねた末の濃い粘液はメリアドールの口腔を直撃し、舌や喉へも容赦なく降り注ぐ。
「うっ……ううっ……」
激しく咳き込み涙さえこぼしているのに、苦しげに何度も喉を鳴らし、健気にも精を飲み込んでいく聖職者の女。
“以前の自分”が、心の中で抗議の声を上げたような気がしたが、クレティアンは気づかぬ振りをした。
278聖地の女・6:2009/10/09(金) 03:23:00 ID:WTBaC+c2
はだけられた着衣はきちんと直され、先ほどまでの淫蕩さは微塵も見えない。
「私、明日の朝ここを発つわ」
さらさらのショートヘアをかき上げ、メリアドールは普段通りの声で言った。ふわりと落ちた髪から、
意外なほど細いうなじが覗く。
「そうか」
それ以上何も言えず、クレティアンは自分のローブについたしわを撫でる。床に落ちていた頭巾を拾ってから、
メリアドールは続けた。
「ランベリーに向かう父に同行するのよ。以前エルムドア候がリオファネスでラムザを見かけた時に、
ランベリーまで来いって言ったらしいの。だから私も、ランベリーでラムザを待つわ。今度こそ、弟の仇を
討ちたいから」
顔を上げこちらを向く表情は、既にいつもの凛々しい女騎士に戻っていた。クレティアンも調子を合わせ、
仕事の延長のようなまじめくさった面持ちで答える。
「なるほどな。……武運を祈る」
「ありがとう」
軽くキスしようと身体を寄せたが、それはさりげなく拒まれた。メリアドールは軽く首を振り、独り言のように
呟く。
「……あなた、近頃変わったわ。どこがどうとは言えないけれど、以前のクレティアンとは少し違う気がする。
何だか、父さんみたい」
「馬鹿馬鹿しい。気のせいだ」
「そうね。つまらない事を言ってごめんなさい。もう行くわね」
クレティアンの素っ気ない否定に、メリアドールは薄く笑うと背を向け歩き出す。と、教会の戸口で立ち止まり
振り返った。
「……ねえ」
「何だ?メリアドール」
かつての自分が確かに好ましいと感じていた、緑がかった瞳。
それが、冷たい光を放ちこちらを見据えていた。
「さっきの言葉には語弊があったわ。あなたはきっと、ずっと以前から変わっていたのよ。それこそ、
イズルードが物言わぬ骸になってミュロンドに帰ってきた夜より、もっと昔からね」
もって回った言い方に、苛々しながらクレティアンは答える。
「……。何が言いたい」
「さあ?自分でもよくわからないけど、何となくそう思っただけよ。……さよなら、クレティアン」
バタン。扉を閉め、メリアドールは崩れかけた聖堂を出ていった。
クレティアンはしばらく女の言葉を反芻していたが、やがて自嘲するように口元を歪めると風のように姿を消した。

おしまい
あの長いスカートの中を悪戯するのは、もう10年以上も抱いている密かなロマン
読んでくれた人は乙!
279名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 03:49:30 ID:bT1Ncn13
クレティアンとんでもねえなw

「あまりに繰り返し好きだという人は、本当は好いてはいない。」
って、ローマだかの格言に有ったような無かったような。
メリアの心理の描写に、上手いと思わせるところがありますな。
280名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 16:57:22 ID:cuJG4G1c
ストイックな女性に色々するのはいいねえ。
丁寧な描写がよかった。
281名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 03:14:54 ID:ZjbZ3AXp
GJ! 開幕瞬殺されてその場にいた全員に注目されるクレティアンさんのくせに生意気だなw
282名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 12:47:03 ID:SUgyymaJ
くらしあんしんクレティアン
283名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 14:34:58 ID:6aMczz4k
ちょっとワロタ
284名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 14:59:13 ID:lVfHckmj
そこはクリア安心クレティアンだろう
285名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 02:25:38 ID:7+3HvPz4
過疎すぎだろ…保守。
全然関係ないけど、ミルウーダが骸旅団の活動資金を稼ぐために
花を売ってたって噂で聞いたけど本当?
嘘だとは思うが、マジだったらエロパロ的に美味しいネタだよな
286名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 15:29:28 ID:NO/9XbtF
それって何度か聞いたことあるが、いつもソースがでてこない。
287名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 22:04:19 ID:MUj/A6Nz
ミルウーダは文字通り花だけ売っててくれた方が萌える
「お花、お花はいりませんか・・・」ってな
288名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 22:08:27 ID:xPHfcmJv
もし、ミルウーダが生き残っていて、後に登場するとしたらどうな風がいいのかなぁ
289名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 02:01:42 ID:4doOofVd
アグとのダブルヒロインだろ
290名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 02:55:33 ID:Sz50BnRm
アグ、ラファ、メリアとヒロインカルテットを…
291名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 07:39:47 ID:ybzDjTeT
5Pですね、わかります
292名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 11:03:48 ID:MLfSLLKj
アグアグを性剣技で無双稲妻突きしたい
293名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 17:22:04 ID:Sz50BnRm
どこのフタナリ同人だ
294名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 17:42:41 ID:LvPmtSc9
保守
295名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 22:56:24 ID:ivV/DjqW
アグアグが性剣技でラムラムを無双稲妻突きしてる様子をこっそり見たい
296名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 23:14:00 ID:ceMB9H9N
性交爆裂波をかましてあげたい
297名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 09:55:24 ID:JNouWrql
ラムザにあんなことこんなことを教えられり真面目処女アグリアス
298名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 18:38:30 ID:kAvyZWaG
>>285
それは瓜を売ってたという意味ですか?
299名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 08:44:46 ID:FFt4hirG
IDが…
300名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 17:59:19 ID:eHOR5G0n
やるじゃない
301名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 09:35:04 ID:CqjjoSYV
規制終わらないかな
302名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 16:30:52 ID:B/N+mZWp
そろそろ保守?

ギャグ系SSって難しいな
303名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 23:39:12 ID:8hlF2K7j
保守
304名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 23:34:03 ID:RvkP9dC4
質問です。
数年前にこちらのスレの保管庫で読んだ、ラムザ×アグリアスの長編小説を探しています
内容はエンディング後で、故郷のゴルランドあたりでラムザや仲間とバラバラになり鬱うつと暮らしていたアグリアスが
夜な夜な娼館に通っていたところ偶然に男娼となっていたラムザに出会い、
堕ちたラムザをアグリアスが買い、お互いの変わり果てた姿を嘲笑しながらもふたりで堕ちてゆく…
といったような作品を読んだのですが保管庫にありませんでした。
以前の保管庫などがあって消えてしまったんでしょうか?
非常に官能的なシチュと美しい文体で内容も濃く、数年ぶりに読みたくなったのですがなくなってて後悔です。
305名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 00:33:16 ID:7F6b3khU
ラムザ×アグリアス 男娼
でぐぐったら、保管庫にある『ラムアグでスパンキング(仮)』が出てきたんだけど
これはちがうんだよね?
306名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 01:42:30 ID:b5XoJRjj
>>305
ぐはあ…これでした。
完全にこちらの確認忘れでした。タイトルを別のものと勘違いして覚えておりました。
お恥ずかしい…すいません。 ありがとうございました!
307名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 22:22:50 ID:1ZacaDmo
折角だし、305×306でスパンキングしよう。
308名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:41:33 ID:faE/PRFj
城内に怒号が飛ぶ。銀髪鬼と恐れられるエルムドアの一撃が、アリシアに致命傷を負わせたためだ。
それを見逃さず彼の部下であるレディが彼女の周りに残る敵を焼き払おうと
魔術の詠唱に入る。
皆がその場を離れ、起死回生を狙うなか、怒りに我を忘れたアリシアの上司が取り残される。
「アグリアスさん!」
彼女の名を呼んだ青年、ラムザが見せた表情をエルムドアは見逃さなかった。
そのままさらなる追撃を仕掛けてくる。
追撃に気がついたアグリアスが剣をふるより早く、エルムドアは彼女に接近すると
右手で剣をなぎ払い、左手で素早くアグリアスの細い首を捕らえた。
常人ならざる力が彼女の首に襲いかかるが、アグリアスは諦めない。
必死に抵抗し腰に隠していたナイフをエルムドアの腕につきたてた。
が、エルムドアは動じない。
脳に酸素を送る主要な血管、気管を封じられ何秒アグリアスがもつか試している。
次第に彼女が青ざめていく事を確認すると胸元からハンカチを取り出しアグリアスの顔に押しつけ、同時に首をしめつけていた左手をゆるめる。
アグリアスがハンカチごしに息を吸うのを待っているのだ。
「彼女を離せッ!」
ラムザが怒号ともにエルムドアに挑むが、その目前を魔法の炎が阻む。
ラムザがとどまって炎が消えた頃にはアグリアスからは力が抜け、だらんと腕がたれさがった頃だった。
「随分この女にご執心だな?」
エルムドアは興味深げに気を失ったアグリアスを眺めると、彼女の腰をもち、腹を肩に背負いあげる。
「こっちには気にも止めなかったのにね。かわいそうに。」
レディはぴくりともしないアリシアを蹴りつけるとエルムドアに歩みより突き刺さったナイフを引き抜く。
「良いことを思いついたよ、ラムザ君。」
エルムドアは大袈裟に手を広げ
「君を私のちょっとした研究所に招待しよう。一人で来い。その方が君のもっといい表情が見れそうだ…。」
と続ける。腕の傷はみるみる塞がり、エルムドアはそれをチラリと確認すると
ラムザに見えるようにアグリアスの尻に手を滑らす。
「服を破いたこの女にもお仕置きが必要そうだしな。」
「彼女になにをするつもりだ!」
ラムザの焦りをはらんだ叫びにエルムドアは満足そうに微笑み、
挑発するように柔らかい曲線に指を這わせる。
「そう、その顔だ。そこで君のそんな苦痛に歪んだ顔を見せてくれたまえ!」
エルムドアは満足そうに身を翻すとステンドグラスを突き破り外へ飛び出す。
すかさずレディとがあとを追いエルムドアを支えて空へ飛び立つ。
「待てッ!」
ラムザは追おうとするが駆けつけたアイテム師に咎められ足を止めた。
「隊長!アリシアさんが先です!」
「ッ!…ごめん…。」
ラムザはその場でかぶりをふり
「ごめん、アリシアさん…。僕は…。」
とそのまま言葉を失いうなだれる。
「北だ。やつら北に向かってる。」
ラムザに代わってエルムドアの飛び去った方角をムスタディオが報告しラムザの肩を叩いた。
隊員全員がラムザの心情を理解し、それ以上責める者はいない。
鉛の止め具を失ったステンドグラスが重力に耐え切れずに断続的に落ち、それだけが戦場の余韻を残していた…
309名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:44:15 ID:faE/PRFj
娘達の泣くような声でアグリアスは意識を取り戻した。吸わされた薬のせいか
頭痛がしたがそれでも頭をもたげると首に抵抗がかかり、起きあがる事はできない。
首をしめられたからではなく、首を含めた体のいたるところに拘束具がはめられ、寝椅子の様なものに固定されているからだった。
一糸纏わぬ裸体の上から縛り上げられた拘束具はそのままでも息苦しさを伴うものだったが、ただの拘束部屋や拷問部屋にしては不気味な雰囲気を漂わせている。
アグリアスは自分が横たわったような姿勢でその椅子に磔られているのだと気がつくとかろうじて見渡せる範囲で素早く辺りを見回し状況を確認する。
石畳の狭い部屋にはたくさんの小さな扉と鏡が付き、それは天井等にも備え付けられている。アグリアスからみて正面の壁は一面大きな鏡で彼女のあられもない姿を映し出していた。
アグリアスの足は大きく広げた状態で固定され、鏡を使わなくても彼女から自身の折り曲げられた膝がみえるくらいだった。
アグリアスは裸体はもとより誰にも見せた事のない恥部を大映しにする鏡に躊躇したものの、すぐに彼女の意識を取り戻させた娘達声の主を探して鏡に視線を走らせた。
先ほどよりも娘達の声は数が増え、悲鳴のようなものから歓喜の叫びまで様々だったが少しずつアグリアスの方に近づいてきている。
鏡から見える情報から察するに、自分の右手側は一面鉄格子でどうやら螺旋状の地下牢獄らしいとアグリアスは気がついた。
向かいの独房にも小さくだが娘が裸で同じような椅子に固定されているのが見えたからだ。
地下の方から少しずつ娘達の悲鳴とあえぐ息遣いが増え、それはじわじわと近づいてくる。
この声の主の娘達が全員自分と同じように拘束されているのだとしたら…。
アグリアスはそこまで考えると、背筋に走る悪寒と言い知れぬ恐怖に震えながら、
地下牢の底の様子がわからないか伺う。
ずるっ―
自分が固定されているすぐ近くで物音がする。
アグリアスははっとして物音のする方にある、正面の小さな扉を凝視する。
なにかが扉の向こうで作業しているらしい。
かすかにぺち、ぐちゃ、と音をたてている。
スピコデーモンか?アグリアスは戦場で対峙した経験もある、そのイカの化物を思い出す。
彼らは全身が白い粘膜で覆われ、イカ同様吸盤のついた触手を持った生き物でありながら
人と同じように衣服を着、魔法を操るが、醜悪な上に知能はイカよりすこしある、ずるがしこい生き物だ。
アグリアスがそこまで思い出すと、すぐそばから娘の声が上がった。
「嫌ッ!止めて!止めてよ!」
真下の房の娘だろうか、ぎし、ぎしと椅子を揺らしている音やなにかが唸るような音も聞こえる。
「イヤッ!もうやめてぇっ!」
そこまで聞き取ってアグリアスは思わず身を固くした。やはり拷問やただの監禁目的の部屋ではない!
アグリアスは鏡を使って向かいの部屋を確認すると大きく広げられた娘の秘部に壁から繰り出され器具が挿しこまれてゆく最中だった。娘に挿し込まれたそれはゆっくりとピストン運動を繰り返しており、娘は必死に抵抗しつつもされるがままにされている。
戦場とは違う種類のおぞましい光景にアグリアスはぞっとして身を固める。
(では、この扉の向こうで行われてる作業は…!?)
310名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:46:33 ID:faE/PRFj
「いい声で鳴くだろう?」
不意に声をかけられアグリアスはびくんと体を震わせて辺りをみるとエルムドアが不敵な笑みを浮かべて通路に立っていた。
「ささやかな私のたのしみなのだよ、気に入ったかね?」
エルムドアの頭の先から爪先まで舐めるようにのびる視線にアグリアスは羞恥心で耳まで真っ赤になる。
「な、何をするつもりだ!」
「おや、声に興奮してしまったのか?」
噛み付くように強がるアグリアスをエルムドアは鼻で笑うと格子の外にあるレバーを引く。
がしゃん、という機械音と共にアグリアスは椅子ごとエルムドアの方へ回転してしまう。
ぱたたっと水滴が床に落ちる音がし、エルムドアはそれを一瞥すると格子から手を差しこみ指先でアグリアスの入り口でくりくりと円を描く。
「えっ?ひあッ…?!」アグリアスは未経験の感覚に恐怖を覚え身をよじるが逃げられない。
「もうこんなに手袋が染みているぞ…?」エルムドアが蜜で濡れた手袋で
そのまま指先を奥へねじこもうとする。
アグリアスが反射的に体を硬くして目をつぶると指は糸を引いて離れた。
「なんだ?期待したのか?」
エルムドアはそう吐き捨て指先から体液の滴る手袋をちらつかせた。
アグリアスはキラキラと光る糸が手袋と自分の秘部を繋いでいるのを見て自分がどうかしてしまったのではないかと恐怖し、何も言い返せない。
エルムドアの背後では先ほどの娘が身体を弓なりに反らし自ら腰の動きを壁から繰り出されたものに合わせ、うわずった声で喘いでいる。
「はじめる前からよく薬が効いているようだ、心配せずとも君もすぐああなる。」
薬、という単語にアグリアスは毒のようなものを想像するが、おそらくもっと陰湿なものだろう。
意識を失っている間に何をされたのかはわからなかったが、それ以上は考えたくも無かった。
生かされている以上、きっとラムザをおびき出す材料に使われてしまう…。
エルムドアはアグリアスの狼狽を楽しそうに眺めながら、まだ体液で糸を引く手袋をその場に丸めて捨てる。
と、壁の向こうで物音をたてていた何か…スピコデーモンが正面の小さな扉をあけ、顔を覗かせる。
「そろそろヒルをなじませておけ。もうじき開演だ。」
エルムドアはスピコデーモンに指図するともう一度レバーを引きアグリアスをスピコデーモンの方へ向ける。
アグリアスは扉から見えるスピコデーモンとそれが用意している器具を目の前に不本意にもガタガタと震えた。
それは己の手首程の太さの器具で機械特有の唸りをあげて震えており、器具は全体的に凹凸がある上に、先端は鏃のようにくびれたあとまた張る形をしている。
しかも生きているかのようにぴくぴくと動いていた。
311名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:47:47 ID:faE/PRFj
アグリアスは動かしうる箇所をばたつかせて少しでも拘束が緩まないかともがくが、そうこうしている内にスピコデーモンはいいつけどおり「なにか」の用意をすすめている。
いくつかある触手の8割は皮袋から巨大なヒルのようなものをつまみ出すのに使われ、
2割はエルムドアが投げ捨てた手袋を拾い上げて、しゃぶるのに使われている。
スピコデーモンはつまみあげたヒルのようなものをアグリアスの胸元に放り投げると、別の場所から
白濁した液体の入った大きなシリンダーを取り出し、器具に取り付け始める。
「嫌だッ!!来るな!!」
アグリアスは体をよじってそのヒルを落とそうとするがヒルは無数の触手を持っており、
振り落とされるどころか、役割があらかじめ決まっていたかのように分かれ、アグリアスの双方の乳房を覆い、触手を絡ませた。
残されたもう1匹も器用に暴れるアグリアスの腹を這うと、下半身の恥丘に覆いかぶさる。
恥丘に至ったヒルの方は遠慮なくその触手でアグリアスの蕾をいたぶると、
反射的にあふれ出る愛液をすすりだした。
「あぅ…っ!?」
ヒル達の陵辱が始まりアグリアスの体は意思とは無関係にがくがくと腰を震わせ、
もうアグリアスが思うようには動かなかった。
スピコデーモンはそのころあいを見計らうと袋の中からひときわ大きいヒルを取り出し、
アグリアスの口に押し込んだ。
「ひぃ…ンッ!!」
ヒルはすばやくアグリアスの口内に触手を這わすと歯や舌にからみつく一方でしきりに喉の奥のほうまで侵入し、何かを冷たいものを流しこむ。
アグリアスはヒルを噛み切ろうと試みたが強い弾力ではじき返され、
結局は流し込まれた何かを吐き出すこともできずにそのまま飲み込まされた。
冷えているはずなのに体内の粘膜に触れると火のように熱いそれを
吐き出さねばと懸命になっているにもかかわらず、拘束された体がそれを許さない。
飲み込まされた「何か」の効果はすでに現れてきていた。
恐怖と反射的な反応しかなかったはずの体が経験したことの無い快感を訴えはじめたのだ。
押し殺しても漏れる甘い声に反論するように
いやだ、こんなのは違う、まやかしの感覚だ、とアグリアスの意識は最後までもがいていたが
玉のような汗が吹き出て、次第に視界の焦点があわなくなっていく。
体にこめていた力が抜け、口に収まっていたヒルがアグリアスから離れる。
アグリアスはぼうっと虚空を見つめたまま無抵抗になり、ヒル達だけが活発にアグリアスの体を弄んでいた。
312名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 12:00:20 ID:dEunDrHB
なにこのスレこわい
313名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 19:43:13 ID:ort0U4Yl
>>308-311
GJ
314名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 09:12:00 ID:es986Lop
えろすなあ。
続きあるのかな?
315名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 17:28:10 ID:1VQhTO/5
ほしゅ
316名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 11:38:16 ID:qUHuOYMq
保守
317名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 01:09:13 ID:KbdeGfMT
バルマウフラ
318名無しさん@ピンキー:2010/03/21(日) 01:49:54 ID:MwfF/7ZZ
汎用男×汎用女とか、うまく調理すればいい感じになりそうだと思う今日この頃

五人姉妹や双子の兄弟、「まだ女である事に気づいていない」マチルダが有名だけど
息止め競争中のガイストとモエ、ダーラボンの娘について喋ってるストーンとその本人のマルガリータ、
昔はよくドーターの倉庫で…なスパイダーとマリリン、アイテム士の彼氏が欲しいペリーヌと彼女募集中のデイトリッヒとかいけそう
男だと老けてるか子供っぽい台詞が多いので思いつかないが女単体だったら
話術士コス好きのテスや事務だって聞いてきたのに!の巻き込まれ体質シルフィ、ツンデレお嬢様っぽいブリジットが可愛いと思う
ドローネとステファニーで姉妹丼もできるし可能性に溢れてるよね、汎用

ただしラドクリフ、てめーはダメだ
319名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 16:04:03 ID:uNo9S1uh
>>318
可能性溢れすぎてて何か滾ったぞ!
ちょっと攻略読んでくる
320名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 17:47:58 ID:0pgfcixW
ヴォルマルフ(*´Д`)ハァハァ
321名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 22:27:10 ID:6Bz7nKYB
拘束されたアグリアスの目の前でオヴェリアが犯されて、
その後はふたりまとめてryなのが読みたい
322名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 00:24:27 ID:Ot6pwJnN
ディープダンジョンの男装の麗人(B1に出る男グラの女時魔)がマチルダだったらと思うと萌えた
323名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 00:12:25 ID:hSvGR7Fp
>>318
「私、お役に立ててますか?」のココと
寡黙のロゼも追加で。
324名無しさん@ピンキー:2010/04/06(火) 00:29:18 ID:ee1Xxnuy
そういや汎用×汎用ヘルプメッセージから妄想って前にあったよな。
325名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 18:46:33 ID:XikEySCK
・胸が重くて、肩がこる。 ーベリンダ
・もう、どうにでもしてっ!ーマルレーン
・それはね、ヒ・ミ・ツ。えへへ、下着つけるの忘れちゃった!ーフランソワ・ブラックブック
・じろじろ見ないでよ!ーイブ とか。
326名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 21:42:04 ID:B+r7GVPs
FFTAはこのスレの範囲外?
327名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 23:22:24 ID:bL5f6nQB
>>326
範疇外だと思う…が、なんでもいいから投下してほしい気はする
328名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 04:21:24 ID:0CbMBdI3
329名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 13:15:33 ID:9/fYV/gc
ミルウーダ×ラムザ出来次第投下します。
330名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 13:30:47 ID:u988OeX/
>>329
ミルウーダ攻めか!
楽しみにしてる。
331名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 14:56:25 ID:9/fYV/gc
結構長くなりそうですが一話だけ載せます

話はレナリア戦でラムザがまたもミルウーダを生かしたという設定
332ミルウーダの自由1:2010/05/04(火) 14:57:30 ID:9/fYV/gc
起きた時、自分がどこにいるのか分からなかった。
周りを見回してここが宿の中だと気づく。
私の剣と服はベット横の机の上におかれていた、右肩が痛んだ。
包帯が丁寧に巻かれている、突如気付いた。
「まだ終わってない」
服を着て剣を取って大急ぎで部屋を出た。
「ここはどこ?」
宿屋オカミ「ガリオンヌだよ、あんた一昨日運び込まれた娘だね、ようやく気付いたかい」
ガリオンヌ・・・しかも2日も寝てたっていうの
宿屋オカミ「あんたを運び込んだのはいい男だったねえ、きれいな顔した金髪の、ちょっと細すぎるけど」
ベオルブのガキっ!貴族の情けに一度ならす二度までもっ、急速に頭に血が上る、剣を掲げて飛び出した
宿屋オカミ「ちょっと、まだ治ってないんだからでっっちゃだめよ」
当然無視!!
正面からはいけない、ジークデン砦にたどり着くまでレナリア台地とフォボハム平原を経由して歩行行軍で最速三日、チョコボで一日半、兄さん、耐えきって。
途中魔法学校の厩舎でパクッたチョコボを駆って一気にジークデンを目指す。

途中戦場後のレナリアを通りかかる、味方の死体と北天騎士団の死体があちこちにうずくまっていた、今は祈ることもできない、一刻も早くっ。

フォボハム平原の風車小屋が墜ちている、退路はもう・・・ない、
ミルウーダは軍事経験者だ、この時点でウィーグラフがジークデン砦にいるのなら脱出は絶望的である、自然と涙が出る、でも足を止めるわけにはいかないと思った。

この時ウィーグラフは既に本隊から脱出していた、寝ていたミルウーダがきづいているはずもないが。

ジークデン砦に近づくと周りは吹雪いていた。仕方なしにチョコボから降り木にくくりつける。
あと少しなのにっ、耐えて兄さん。
砦が燃えている遠目からみても明らかなほどに、それを見てミルウーダは雪の上にへたり込んだ、・・・終わった・・・私達の革命は。
333ミルウーダの自由2:2010/05/04(火) 14:59:02 ID:9/fYV/gc
前から何者かが歩いてくる、吹雪のせいで視界が悪い、相当近くなるまで気がつかなかった。
端正な顔、金髪の長髪、仕立てのいい青の士官服、怒りが燃え上がる、左手で剣を持つと一気に切りかかった。
「ラムザ・ベオルブ!!」
体をずらして透かされた、私は雪に足を取られておもいっきり前に倒れた。
「くそっ、避けるな、殺すっ」
向こうはようやく私が誰か気付いたのかこちらにきづいて驚いた表情。
「ミルウーダ、なんでここに・・・?」
「あんた達を追ってきたのよ、兄さんに何をしたの、兄さんはどこっ!どこなのよっ!!」
ラムザは驚くほどに無表情だった、こんな状況なのに一切も殺気を感じない。
「ウィーグラフなら逃げたよ、ザルバック兄さんが追ってる。」
私は瞬間全身から力が抜けた。
「ホント・・・なの?」
「もう嘘をつく必要もないよ。」
ラムザはどこか自嘲気味に笑った。
私はつかの間の安心から一気に気付けした。
「だかっらってあなたを見逃す道理もないわ、ここで死になさい、ベオルブの一員」
いつも扱っている右腕じゃないからか、剣が異様に重く感じる。
ラムザはまた無表情だった・・・。
「・・・・逃げたいよディリータ・・・なんで・・・なんで・・・絡みつくんだ、・・・僕は・・・僕は・・・死にたくない、死にたくないんだ・・・・・・・・・・ミルウーダ、僕を・・僕を・・・逃がしてくれ」
私はかなり動揺した、甘いところはあるが戦場でこのような言葉を口走る奴ではなかった。
「そんなことっ!知らないわ、あなたはここで死になさいっ!」
「・・・逃げたい・・・のに」

距離を縮めて一気に踏み込んだ瞬間ラムザの姿が霞のように消えて私は腹に一撃を叩き込まれた。
334名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 15:59:40 ID:5k5ZVWcS
豆のスープ支援
335ミルウーダの自由3:2010/05/05(水) 16:24:53 ID:biTNbdjd

気がつくとまた宿屋の中だった。

ラムザが食べ物を持って部屋に入ってきた。
周りを見回すが剣がない
「あなた・・・またっ・・・うっうう・・・ごほっ」
ラムザに入れられた部分が痛んで私はむせた
「なんで助けたっ」
ラムザは何も言わずに私に近づくと無言でグラスを差し出した、カッしてグラスをはじく。
「答えなさい、なんで助けたの」
「僕は・・・僕は・・何も知らなかったんだな、皆・・・なんで、・・・ディリータ」
話が通じない、私はいらだちが募る、このベオルブの甘ちゃんがなにを考えているのかまったくわからない。
「なにいってんのよ!!」
「疲れた・・・」
ハッとする、
ラムザはいきなり私のズボンを破いた、一気にのしかかってくる、必死で暴れるが右肩と腹部が痛んでろくに抵抗できない。
「やめてっ、やめっ」
ラムザは自分のズボンを下ろすといきなり入ってきた、っ痛、いたいっ。
ラムザが無理やりに腰を動かす、処女ではないけれど痛くて涙が出そうだった、必死に耐える。
上で彼は容赦なく動いている、助けを求めて彼の首筋に触れた。
336ミルウーダの自由4:2010/05/05(水) 16:26:12 ID:biTNbdjd
熱い、細い首から全身から熱気が出ている。
熱にあてられたのか私の体から痛みがひいていく・・・同時に私は抵抗をやめた。
この熱はどこか心地よい

しばらくするとラムザは体を激しく動かしイク瞬間に私の上に精をかけた。

事が済んで下から出ようと試みるが今度はグッと抑えこむかのように抱きしめられ出られない。
「放しなさいよ」
「・・・・・・・・・・・」
また無言。
私はあきらめてそのままにさせた。

私を犯した男が私を放さない
そんな異様な状況だった
彼の体が熱いその熱さに強烈な安心を感じる、
「・・・ふっ、うえ・・・うえ」
気がつくと私は泣いていた今までの不安や強がりの塊が涙になってたくさん出た。
今度は私から彼の背中に手を回した
目をつむり深く深く眠った。
337名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 16:53:59 ID:LVqMk2fj
338名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 21:06:33 ID:Ra+gdvW0
ミルたんかあいいよぅミルたん
339ミルウーダの自由5:2010/05/12(水) 11:53:24 ID:Hirx7hhU
ラムザはもう私の上にはいなかった、隣のベットでシーツに包まっている。
どれくらい寝たのだろうか、私が部屋の窓から通りを見渡すともう外は人の熱気に溢れていた。
此処はどこなのだろう、下の商店街の賑わいから考えて小さな町ではない事は確実だ。
下半身がスースーしたので、ラムザに剥ぎ取られたズボンをはき、化粧台の上にあったピンでボサボサの髪を後ろに括った。
ふとラムザを見る、括っていない髪がベットの上にまるで金糸のように広がっていて明らかな艶がある、服など高価なシルクを寝間着に使用している。
怒りがふつふつと沸き上がる
ラムザベオルブは本物の貴族だった、自分達とは違う何もかも持って生まれた人間。
私達はその貴族に虐げられ、使われ、切り捨てられる

やはり貴族は許せない。

私はラムザの脱いだ服を物質し装飾の施さた短剣を取り出した。

無防備な熟睡をするラムザの上に飛び乗り、顔を叩く。
「う……っ」
目を覚まし、私と短剣を見て理解したようだ。
「不思議だよ、今はどっちでもいいんだ…生きても死んでも…どちらでも僕を逃がしてくれる」
ここまで来て、ここまで来てまだ言うのか
340ミルウーダの自由6:2010/05/12(水) 11:55:31 ID:Hirx7hhU
短剣を持った手がブルブルと震える
ワケのわからない苦しみが胸を妬く。

兄さん、兄さんどうしよう、もう私は自分に嘘はつけなよ。
貴族は憎いし、全てを取り戻すまでこの思いは消えはしない、それは本当だ
でも……私は彼を、ラムザ・ベオルブを生かしたいと願ってしまった。

昨日の事だってもう朝起きたら屈辱だとすら思わなかった…そんな自分が許せなくて、今までやってきた覚悟と誇りが全て嘘だったと思いたくなくて、剣を持ったのに意気地無くぶざまに震えている。

そう…私は
彼を生かしたいのだ、愛したい。
今は…この思いを伝えたい。

短剣を捨てる、驚いたラムザの襟を掴んで強引にキスした、無理矢理舌を侵入させた、彼はしばらく動かなかったが反応して舌を絡ませてきた、それが嬉しくて、私はなんだか泣きそうだった。
今は気持ちだけ、気持ちだけが私を動かす……、自分の単純さに心中で笑った。
どれくらいたっただろう夢中で私達はキスをしていた、さすがに息が切れかけて顔を放した、そして彼はうっすらと笑った。
「ありがとう、ミルウーダ」
私は強烈にキュンとした。
ああ……まったく、こんな事を言われたら、言わないワケにはいかないじゃないの。
341ミルウーダの自由7:2010/05/12(水) 11:56:18 ID:Hirx7hhU
「好きよ ラムザ」

ばかみたいに幼稚な表現になったけど嘘や虚勢はカケラもなかった。

ゆっくり顔が近づいてきてまたキスをした、彼の手が服の上から胸を触る。
「ふわぁ…」
変な声がでた 自分でびっくり。
ゆっくりと服を脱がされる、彼の手がズボンの中へ滑りこんだ。
「はっ…あふっ」
太ももがピクピクして下半身に痺れるような快感が走った
ウソっ、こんなに感じたことないのに、ヤバいよぅ。
ラムザはそのまま体を上に入れ替えて胸と性器をたっぷりと触った
私の頭と体はトロトロになっている。
ラムザが乳首を吸いながらズボンを降ろす、やらしいよぅコイツ、スケベ。
「ミルウーダ…、濡れすぎ」
「あんたがっ…触るからっ……スケベっスケベっマセガキ」
「へぇ、こんなになってるくせに」
ラムザはもっと激しく性器を弄った。
「ふわぁぁっ あっ あっ やだ やだ クリト リス やめてっ きちゃう なんか きちゃうからぁ」
下半身の痺れが全身に広がっていく。
「はあっ ああああキタっイク イっちゃう うあっ 」
イッタ、いまいっちゃったのワタシ。
シーツがびしょびしょになっている、初めていったとはいえものすごく恥ずかしい。
「いれるよ」
342名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 22:53:27 ID:8HdWwp83
ミルウーダが可愛すぎる
343ミルウーダの自由8:2010/05/14(金) 18:00:16 ID:IfbtIGe8
「ちょっ……ちょっとまっ…あっ」
無理に入って来た、けっこう大きいなコイツのって中の感じでわかる、昨日痛かったのはそれもあるんじゃないかしら。
私達は正上位で向かい合っている、恥ずかしくて顔を手でおおっおた。
「顔…、見たいよ」
いうと、彼は無理矢理私の手をどかした。
「うわっ、まっかだね、ミルウーダ」
「調子に…のって」
ラムザの頭を抱きしめるように引き寄せて。
「痛たっー!」
反撃に首もとを噛んでやった。
「やったなー」
今度はラムザが反撃とばかりに腰を動かす。
「ふわわっ、ムリっムリだってはやすぎるよぅ」
「イジワルはお返ししないとね」
「そんなぁ」
また腰を強く突き出してくる、奥にコツコツ当たって気持ち良く体が痺れる。
しばらく私は夢中で喘いだ、体が彼に馴染んでいく。
「あっラムザ ラムザっ 感じる、」
「そう、どこで」
「あんっ、そんなっ」
「いわなきゃやーめよ」
スポッとラムザのアレは抜かれた。
「そ そんなことするワケ」
ラムザは素知らぬ顔である、私は快感の波が体の中で暴れて段々我慢がきかなくなった。
「あそこよあそこ…… お おお」
「お?」
「オマンコよ……」
344ミルウーダの自由9:2010/05/14(金) 18:01:55 ID:IfbtIGe8
「で?オマンコに何をされて感じるワケ?」
私はあまりの恥ずかしさに枕にかおを押し付けていった。
「そ それよ」
「それ?」
「あんたの股に付いてるヤツ…をっ 入れて」
「感じるワケ?」
「そ そうよっとっととしてくれてもいいじゃないの」
「ダーメ、おねだりしてくれないと」
「せ…性格悪いわよ、は…速く……欲しいわ」
「何を?」
「……(怒)……、オっ オチンチンっ」「正解っ!」
言うやいなや後ろから突き入れてきた。
「まっ待ってこの体制は っ やめ」
ラムザはお構いなしに突き上げる。
こんな屈辱的なポーズをしているのに……、私のあそこはどんどんと汁が溢れた。
「スゴイよミルウーダ、グチャグチャだ」
「いわ いわないでぇ っっあんっ」
私の中の快感の波が頂点に達しそうだ。
我慢なんてできない
「ラ…ラムザイキそうよっ」
「ボクもだすよ、 …… うあっ」
「イクッ アァ」

グチャグチャに溶け合った私達は一緒にベットに倒れこんだ。
私は快感とは別のじんわりしたモノが胸の奥から出てきて、彼の髪をゆっくり撫でた。
ラムザはスッと優しい目をした。
「綺麗だよミルウーダ」
「あなたも ね」
「変なコトいうなあ」
345ミルウーダの自由10:2010/05/14(金) 18:02:48 ID:IfbtIGe8
本心だあんなに乱れた事をしたばかりなのにラムザの顔も体も髪もすべてが綺麗だった、そしが私を浄化した。

「いいそびれちゃてたわね」
「? 何を?」
「あなたは私を助けてくれた。今度は私があなたを助けます」
真っすぐに目を合わせて伝えた。
しばらくするとラムザの目から涙が落ちた。
私はびっくりして彼の涙をぬぐった。
「だ、大丈夫?」
「やっぱり、ありがとう…ミルウーダ」

完全に惚れちまったよワタシ。
346誰がために鐘は鳴る・前編1:2010/05/15(土) 05:12:19 ID:JAMQ+/f8
ティータSS投下。調教もので長め
鬱展開や陵辱が苦手な人はスルーお願いします
NG『誰がために鐘は鳴る』

鐘が鳴った。
その鐘の音は澄んではいるが、教会の鐘のように荘厳で遠くまで聞こえるものではなく、良く耳をすまさないと聞こえないほど
の小さな音だ。しかしティータはその微かな音色を耳で捕らえるなり、本を置いて立ち上がった。傍ではアルマが礼儀作法の
教本から顔を上げ、怪訝そうにこちらを見上げている。
「どうしたの、ティータ?」
「鐘が、鳴ったの」
アルマは、わけがわからないと言った顔で首を傾げる。
「かね……?そんなの、私には聞こえなかったけど」
「ううん、確かに鳴ったわ。……私、行かなきゃ」
「ティータ?」
呼びかけるアルマの声を無視して、ティータは小走りで部屋を飛び出していった。階段を駆け上がり、廊下を進む。震える足で
右に曲がると、そこはもう目的の部屋の前だった。先ほどまで確かに鐘が鳴っていた部屋に、少女はノックもせずに入ってい
く。
「……遅かったな」
低く、怒りのこもった男の声がティータを出迎える。少女はその声にむかって、震えながら頭を下げた。
「も、申し訳ございません。ごめんなさい、ごめんなさい……!アルマと宿題をしてて、だから」
「誰が謝罪をしろと言ったのだ?」
いつもの高飛車な調子で、男はティータの声を遮る。
「私にはいつも時間がない。さっさと脱げ、兄が大切ならばな」
「……はい」
覚悟を決め、ティータは胸元のリボンに手をかけた。身に着けていたエプロンドレスを肩から降ろし、ブラウスのボタンも一つ一
つ外していく。コルセットを脱ぎ、スリップを滑らせ、最後の下着も一気に下ろした。
まだまだ幼さの残る裸にそれだけ残された首輪。そして白い肌のあちこちに拘束具の跡が残るその姿は異様だったが、少女
も男もそれを異常だとは思っていないようだった。ティータはいつもそうしているように、奴隷の如く這いつくばって奉仕を始め
る。
「んっ……」
溶けかけたアイスクリームの雫を舌で掬うように男のペニスを何度も何度も下から上に舐めあげる。ローション代わりの唾液を
肉棒全体にまぶしこんだところで、少女は小さな唇をいっぱいに使ってそれを咥えこんだ。まずは浅くストロークを繰り返し、そ
して徐々に深く。舌と唇を押しつけるように、ペニスを小刻みにしごいていく。
「く……んふっ……」
半勃起状態だった男根は、丁寧な口唇奉仕によってティータの喉を突くまでに膨れあがっていた。口中を犯すそれを噛み千切
ってしまいたい激情と戦いながらも、ティータは愛撫の手を休めない。股間に添えた手は唾液で濡れた砲身をきゅっきゅっと優
しく揉みしごき、そうしながらも唇で強く先端部を吸い上げる。
「っく……!」
男の低い呻きと共に、精液の匂いがする先走りがティータの口の中を襲う。それを嫌だ嫌だと心の中では嫌悪しつつ、
「あ……んんっ……。もう……出てきて……」
と本当に悦んでいるかのような声を上げるのだった……。
347誰がために鐘は鳴る・前編2:2010/05/15(土) 05:15:15 ID:JAMQ+/f8
ティータがベオルブ家に入ったのは、もう覚えていないほど昔の話だ。
彼女がまだ物心つく前に、疫病にかかった両親はあっけなくこの世を去った。孤児になった幼子らを不憫に思ったのか、それ
とも愛妾との間に出来た二人の子の遊び相手にとでも思ったのか。当時ベオルブ家の当主だったバルバネスはディリータとテ
ィータの兄妹を引き取り、以降はベオルブ家の養子としてティータは育てられた。当然のようにティータはアルマと、ディリータ
はラムザと双子のように仲良くなり、何不自由ない、幸福な子供時代を過ごしてきた。
もちろん養子である以上「平民の子」と後ろ指を指されたり、学校では身分が違うと苛めを受ける事もある。それでも、親友で
あるアルマやその兄のラムザ、それに誰よりも大好きな兄ディリータと過ごす日々は、そんなやっかみすら些細なものと思えるくらい、幸せなものだった。
しかしそれは、あっけなく崩れる事になる。
自分達を引き取り、庇護してくれたバルバネスの死によって。
今から一年前、ディリータとラムザがガリランドの士官アカデミーに入学したばかりのある夜、ティータはダイスダーグに呼び出
された。これは大変珍しい事だ。養子であり「平民」である自分を嫌ってはいないとは思うが、ダイスダーグはラーグ公つきの
側近として忙しく、ティータはこれまで彼と言葉を交わした事など殆どなかったのだ。
「私に、何か御用でしょうか。ダイスダーグ兄さん」
14歳になったばかりのティータは、小さな手でスカートを握りしめ、おずおずとダイスダーグを見上げた。
目を見張るほどの美貌というのでもなく、またアルマのように快活で無邪気な愛くるしさに溢れているわけでもない。だがティ
ータの可憐な容姿もまた、アルマとは違った魅力で充分に人を惹きつける。栗色の髪から覗く大きな目は、彼女が笑顔であっ
てもどこか寂しげで、人々はそこに薄幸の影と芯の強さを感じ取るのだった。
「いや、大した用件ではない。……私にとっては、な」
意味がわからないと首を傾げるティータを、ダイスダーグはちらりと見やった。
「まあいい。ところでティータ、お前はどうして此処に、いや、ベオルブ家の末席に座る事を許されていると思うのだ?」
「え……?あの、それは。今は亡きバルバネス様が、両親を亡くした私達を不憫に思って下さって、それで……」
「そうだな。その通りだ」
ダイスダーグは、グラスに注がれたワインをゆらりと回す。
「だが、その父上はもう居ない。ではティータ、もう一度聞こう。どうしてお前は此処に居る?今のベオルブの当主は父上では
ない、この私だ。その私の許可もないくせに、何故この屋敷で暮らしているのだ?答えてみよ、ティータ」
それは、幸福な時間の終わりを唐突に告げる言葉だった。
348誰がために鐘は鳴る・前編1:2010/05/15(土) 05:18:47 ID:JAMQ+/f8
答えに窮するティータを、ダイスダーグは圧倒的な強者の余裕を持って眺めている。少女は唇を噛み、涙をこらえながらそれ
でも健気に顔を上げた。
「それは……私と、ディリータ兄さんにここを去れと仰っているのですか。ダイスダーグ兄さん」
「そうではない」
予想に反して、ダイスダーグはあっさりと首を振った。
「単純な話だ。私は、お前達兄妹の価値を見せてくれ、と言っているのだ。私は父上と違って甘くはないからな。価値のない者
を、ただ可愛がるだけの愛玩物としてこのベオルブに止め置く気は無いと言っている。……私の言っている意味がわかる
か?」
黙りこくるティータを、ダイスダーグは侮蔑の感情を隠そうともせずにせせら笑う。その表情はこれまでダイスダーグが家の中
で見せてきた、理知的で穏やかな横顔とはまるで違っていた。今までずっと信頼してきた義兄の変化に、ティータはまだつい
ていく事が出来ない。
「お前の兄、ディリータはなかなかに優秀な男だ。アカデミーにも入学した事であるし、いざという時にはラムザの『盾』として活
躍する事だろう。ではティータ、お前はどうなのだ?ディリータのように剣を持てるわけでもなく、かといって婚姻でベオルブの
繁栄を助くほど身分が高いわけでもない。その上等のドレスを剥げば……つまり、我らベオルブの庇護が無くなれば、お前な
どただの平民の娘に過ぎん。そう、お前だけなのだ。『価値の無いもの』は」
「そんな……兄さん……」
もう、ティータはしゃくり上げることしかできなかった。涙が頬を伝い、思わず顔を覆う。
「しかし、だ」
ダイスダーグはそこで言葉を切る。
「幸いにしてお前は女だ。女、それも若く愛らしい娘であると言う事は、それだけで価値を持つ。……私の言ってる意味がわか
るか、ティータ?」
目の前の義兄のめまぐるしい変化を、ティータはただ呆然と見つめていた。知的なものから弱い者をいたぶる残忍なものへ、
そして最後は欲望の混じった卑猥なものへ。
「“持たざる者”なら、せめて私の役に立つんだな。女として」
頭の中では身の危険を知らせるベルがこれでもかと鳴っていたが、これまでずっと一緒に暮らしてきた義兄の変貌振りを、テ
ィータはまだ信じられないでいる。
だから、伸びてきた手の意味を、すぐには理解出来なかった。
「に、兄さん!?い、いや――いやあああああああああああっ!」
無力な少女は、二回りも年上の義兄の手によって、ベッドの上に押し倒された。
349誰がために鐘は鳴る・前編4:2010/05/15(土) 05:22:11 ID:JAMQ+/f8
着ていたブラウスが力任せに引き千切られ、ボタンが弾け飛ぶ。
「やだっ、こんなの嫌です……やめて下さい、兄さん!お願い」
頬を涙で濡らしながらも、ティータは力の限り抵抗を試みる。既に両手はダイスダーグの手によって押さえつけられ、身体も圧
し掛かってくる男の体重で自由を奪われていたが、それでも無垢な少女は抵抗せずにはいられなかった。
「や、いやっ……うあっ!やだあっ、離して!」
首筋を舌でなぞられ、その熱くおぞましい感触に少女の身体は反射的に跳ねる。ダイスダーグに対する嫌悪は思いがけない
力をティータから引き出し、少女はめちゃくちゃに暴れた。男の手が一瞬緩んだ隙に両手が自由になり、ティータは闇雲に腕を
振り回す。わけもわからず、握った拳で思いきり目の前の物体を殴りつけた。
「助けてッ!いや、止めて!兄さん、もう触らないでッ!」
破かれた胸元を押さえながらも、ティータは何とか上体を起こそうとベッドに片肘をつく。その瞬間、目から星が飛ぶほどの強
烈な平手がティータの頬を打った。その衝撃に、起きあがりかけていた少女はまだベッドに倒れ込んでしまう。
「…………っ!」
真っ赤に腫れ上がった頬を掴まれる。唇の端から血を滴らせたダイスダーグは、少女の小さな顔が歪むほど指に力を込め、そ
の桜色の耳に囁きかけてきた。
「抵抗するのも拒絶するのもかまわぬ。しかしティータ、よく考えて見ると良い。お前とディリータの運命を握る者が誰であるかを……な」
「ディリータ、兄さん……?」
愛する者の名を出され、ティータの目が見開く。目の前の卑劣漢――今や少女にとってこの男は信頼出来る自慢の義兄か
ら、最低なケダモノへと成り下がっていた――はニヤニヤと笑いながら頷いた。
「そうだ、察しがいいな。例えば……そうだな、ここでお前が私を拒絶し、屋敷から出奔したとしよう。しかし、一人残されたディ
リータはどうなるのだ?」
「……」
「アカデミーに入学した時の兄の笑顔を、台無しにしたくはないだろう?」
欲望に熱くなった吐息を耳元に吹きかけられる屈辱に首を振りながらも、それでもティータは耳を塞ぐ事が出来ない。
「お前自身の運命も、そしてディリータの運命すらも、全てお前の心がけ一つ次第だ。それを留め置いた上で、抵抗するならそ
れでも良い。だが……それ相応の」
「……やめて兄さん!わかりましたからもうやめて下さい。聞きたくないの」
(嫌だ。こんなの死んでもいや。だけど……我慢するしかないと言うの?兄さんを守るためなら)
ティータは覚悟を決め、胸元を守ろうとしがみつく指を震えながら引き剥がす。彼の求めている事は恐らく死ぬほどの屈辱だろ
うが、それでも従うしかないのだ。
自分のためなんかじゃない。誰より愛しい兄の為だ。
「わ、私……兄さんの為なら何でもします。だから……ディリータ兄さんに、だけは……。その……それで、私は、ど、どうすれ
ば、いいんですか……?」
350誰がために鐘は鳴る・前編5:2010/05/15(土) 05:25:13 ID:JAMQ+/f8
抵抗をやめたティータを、男は改めてベッドに横たえさせる。
兄のため生け贄となった少女は、はっきりわかるくらいにぶるぶる震え、目を固くつぶっている。はだけた衣服から覗くきめ細
やかな肌は、羞恥で朱に染まっていた。
「あの……はやく……早く、終わらせて下さい。お願いします」
しかし、この不幸な少女の受難はそれだけで終わらなかった。
「ふん、つまらぬな」
「え……?」
「ただ寝てるだけの女などつまらぬと言っているのだ」
「でも……でも、どうすれば……!」
これまで性の知識など殆ど教えられてこなかったティータは、涙混じりの悲鳴を上げる。
「そうだな……。では、まず口を吸ってみろ」
ただ驚く事しか出来ない少女に、ダイスダーグはさらに言葉を重ねる。
「口づけくらいなら知っているだろう?今のお前に出来る事と言ったらそのくらいだろうからな」
「……」
暫く返事が出来ず、ティータはダイスダーグの口元を見つめる。キスどころか、まだ初恋すら経験していないと言うのに、今か
ら自分はこの軽蔑すべき義兄に『初めて』を捧げなければならないのだ。しかも、自分から。
「わかり、ました……」
逡巡の末にごくんと唾を飲み込み、上体を起こしたティータは恐る恐る唇を近づける。涙をポロポロこぼしながら、それでも男
の口に柔らかなそれをわずかに触れさせた。
「し……しました……」
あまりの屈辱に涙が止まらない。たまらず顔を覆い嗚咽を漏らすティータに、更に容赦のない追い打ちがかけられる。
「本当に何も知らぬ娘だな。口を開けてみろ」
「いや……もう、やっ……」
すでに泣きじゃくる事しか出来ないティータの顎を、男は強引に掴んだ。そのまま、二度目のキスも奪われる。しかし、今度は
唇を合わせるだけでは終わらなかった。舌が伸びてきて唇を舐め回されたと思った瞬間、その舌はティータの口の中に侵入し
てきたのだ。
「ん……ひぐっ……」
慌てて歯を食いしばる少女の口腔を、唾液をたっぷりまとった舌が執拗に責め立ててくる。
「口を開けろと言っているのだが、ティータ?」
そんな事は絶対に嫌だった。しかし「離して」と言おうとした瞬間、ティータの脳裏に兄の笑顔が蘇る。
あれは、先週行われた入学式。ディリータは、アカデミーの伝統ある門の前で誇らしげに笑っていた。
(ディリータ兄さん)
少女はその笑顔だけは壊したくなかった。たとえこの身がどうなろうとも、ディリータだけは。
言われた通りに、ティータはゆっくりと身体の力を抜いていく。途端、舌は歯茎の垣根を飛び越え、ぬるぬるとした唾液と共にテ
ィータの口に侵入した。
351誰がために鐘は鳴る・前編6:2010/05/15(土) 05:31:07 ID:JAMQ+/f8
舌で口中を犯されているティータは、ダイスダーグの腕の中で身体を震えさせることしかできなかった。口腔でのたうつ熱いも
のから逃れようと必死に舌を引っ込め、この悪夢のような時が一刻も早く終わってくれる事だけを祈っている。
「お前も舌を出せ。絡ませるんだ」
しかし、義兄によってそんなささやかな抵抗すら奪われた。既に服従状態のティータは、口を陵辱する暴君に舌を恐る恐る伸
ばす。すぐに自分の小さな舌は絡め取られ、唾液がまぶされる。唾液に微かに混じった血の味が、たまらなく気持ち悪い。
「んっ!くぅ……」
嫌だ嫌だと心の中で泣きわめきながらも、ティータは男の命令に従う。
歯茎を舐め上げている舌をつつき、自ら絡みつかせ、舌の腹と腹を重ね合わせ、男の舌の裏側さえも愛撫した。舌を伝って唾
液が流れ込んできた時は、喉を鳴らして飲み込む。嫌悪に眉をたわめながらも少女の頬には赤みがともり、幼い身体は凌辱
者の胸へと預けられていった。
まるで本当の恋人同士が交わすような濃厚なものへと変化していったキスに、ダイスダーグの呼吸も徐々に荒くなっていく。
痩せた肩を痛いくらいに掴まれる。脂汗でべったりと湿った髪を引き絞られる。長い長いキスの後ようやく唇を離した時には、
ティータも軽い酸欠状態に陥っていた。キスの痺れが残る唇から、はぁはぁと荒い吐息が漏れていく。
「う……ゴホッ……」
口の中を舐め回された汚辱を思い出し吐き気さえ催すティータに、再びダイスダーグから命令が下される。
「先刻、何でもすると言ったな。では、自分で脱ぐんだ。今身につけているもの、全てをな」
陵辱者と目を合わせるどころか顔を上げる事さえ出来なくなってしまった少女は、新たな命令に耳を疑う。
「早くするんだ」
しかし兄と言う足枷を持つ少女は、どんな命令だろうと逆らう事は出来ない。脱げと言われたら、どんなに恥ずかしかろうとも裸
身を晒すしかないのだ。
ティータは色が変わるほど唇を噛みしめ、既にはだけている胸元に手を伸ばした。
352誰がために鐘は鳴る・前編7:2010/05/15(土) 05:34:46 ID:JAMQ+/f8
「み、見ちゃだめ。お願い兄さん、見ないで下さい……」
少女は長い髪に顔を埋め、胸元が千切られたブラウスに手をかけたまま強烈な羞恥に打ち震えていた。ボタンは何とか外せ
たものの、どうしてもブラウスを肩から落とす事が出来ない。
ダイスダーグの、こちらを睨みつける目に険が宿る。その光を見た瞬間、ティータの手は反射的に動いた。
「や、やります……脱ぎますから……わ、わた、し……」
ぶるぶると身体を痙攣させながら、ブラウスを脱ぎ捨てる。これから待ち受けるであろう陵辱を恐れているのか、それとも欲望
に満ちた視線が突き刺さっているせいか。少女の真白い肌には寒くもないのに鳥肌が立っていた。
腰に結ばれているサッシュを緩め、膨らんだスカートもペチコートと共に床に落とす。靴下も足から剥がすと、スリップだけの姿
になった少女はへなへなとくずおれてしまう。
もう、ティータの幼い精神は限界だった。
「……無理です、これ以上出来ません……!お願いだから許して下さい……。うっ……ううぅっ」
まるで子供のように泣き出してしまう。しかし、もちろんそれで許されるはずもなく――。
「ディリータが退学させられるのは困るだろう?ティータ」
もちろんダイスダーグとて、本気で脅しているわけではない。ただ、この少女が自分自身よりも兄を大切に想っている事を一
目で見抜き、それを利用しているだけだ。権謀術数に長け白獅子公の重臣として辣腕を振るってきた男にとって、こんな無力
な少女を屈服させる事など赤子の手を捻るより容易い。
兄の名を口にするだけで、少女の全ては意のままになる。
ダイスダーグの掌で転がされていることも知らない哀れな少女は、下着の肩紐に手をかけた。ぎゅっと目をつぶり、一気に
それを引き下ろす。華奢な体つきのため年齢よりも発達が襲いティータは、まだ専用の下着をつけていなかった。
だから、わずかに膨らんだ蕾のような乳房はそれだけで露わになる。胸の大きさは物足りないものの、それでも少女の幼い
裸体は充分に美しかった。抜けるような白い肌、双丘の先端をピンクに彩る清純そのものの突起、かすかにくびれ始めた腰、
コットンのショーツから伸びる真っ直ぐな足。子供と女の間、この年頃の少女にしか出せない色香がティータにもしっかりと備わ
っていた。
「あ……いや……見ないで、見ないで……」
うわごとのように「見ないで」と繰り返しながら、ティータは最後に残されたショーツに指を伸ばす。
そして何度も躊躇い何度もため息をついた末、ゆっくりと最後の一枚を足から抜き取っていった。
「……ぬ、脱ぎま、した……。だから、もう……」
ついに生まれたままの姿になったティータは、長い栗色の髪で胸と股間を隠し、必死で身をちぢこめている。そんな少女に、再
びダイスダーグの手が伸ばされる。胸を守る腕を掴まれ、狼狽するティータに構うことなくそのまま身体を引き倒される。気が
つくと、少女はカエルのように足を大きく広げた格好で、ベッドの上に横たわっていた。秘すべき場所に触れる冷たい空気と強
い視線。
(見られてる。私の恥ずかしいところ、全部……こんな最低な人間に――)
「いやぁぁっ!やめて、もうやだっ!……助けて兄さん、兄さんッ!」
半狂乱に陥ったティータは泣き叫ぶ。
それは、目の前の義兄に許しを請うものではなく、遠く離れたディリータへ向けた、決して届かない絶望の悲鳴だった。
353誰がために鐘は鳴る・前編8:2010/05/15(土) 05:38:56 ID:JAMQ+/f8
守るものが無くなったティータの秘所に、ぺたりと何かが張りついた。それは熱くぬるぬるとしていて、
「やっ、なに!?……ひぃっ」
そしてすぐに動き出す。同時にそこからぴちゃぴちゃと何かを舐めるような音が聞こえ、ティータは今自分が何をされているか
を理解した。
「やめて!そんな変な場所までしないでッ……!……あ、だめっ……」
口を犯されている時以上の嫌悪感に、ティータは必死で身をよじる。舌はまだ産毛しか生えていない肉丘から幼い裂け目へ、
そしてそのスリットから覗く薄い花弁へ。性器の形状をなぞるような動きが、少女の羞恥を一層煽った。
「……あまり手入れしていないな。今度からはきちんと洗っておけ」
「……え?こ、今度から、って……?」
何かとても恐ろしい事を言われた気がするが、今のティータはそれに構う余裕はなかった。男の舌が花弁に隠れるように震え
ていた小さな肉芽を見つけたからである。包皮を剥くようなその動きに、少女の身体は大きくくねった。
「やめ、ああっ……!」
嫌悪の中にもどこか甘やかさの混じる声に、一番驚いたのはティータだった。しかし体勢を立て直す前に、再びダイスダーグの
舌がティータのクリトリスを襲う。今度は唇で引っ張られ、強く吸引される。
「……だめ!い、あっ、ああっ……」
ティータは更に悶える。腰をくねらせ、下半身を襲う痺れから逃れようと必死だった。本人は激しく反発しているつもりだった
が、無意識に足を擦りあわせる様はかえって相手を悦ばせるだけだ。指で乱暴にヴァギナを広げられ、更に激しく責め立てら
れる。
「ひゃう、あうっ、やめ、あぁ、いや……お願い」
少女は知らなかったのだ。これまで排泄にしか使ってこなかった器官に、こんな肉体を熱く痺れさせる場所が隠されていた事
を。「濡れてきたな」とこちらに聞こえるようにダイスダーグが呟いていたが、それに反応することすら出来ない。
「……いや、いや、いや、いや……あっだめぇっ!」
自らの意志とは関係なく、腰が痙攣していく。ダイスダーグから与えられる感覚が確かに「快感」であると、脳に身体に刻み込
まれる。
「こないで、きちゃうの、あ、やめ、やだ、あ、ああっ、やっ……!」
とどめとばかりに、ぷくりと膨れきった真珠を男の舌が押し潰す。弱点である小さな突起をこれでもかと責められ、幼い少女は
男の思惑通りに達していく。
「きゃう、あう、あぁぁぁぁぁぁっ……!」
信頼していた義兄に裏切られ、そして一緒になってダイスダーグを嫌悪していたはずの自分の身体にも裏切られ。
ティータは、喘ぎながらも心の中で泣きじゃくっていた。
354誰がために鐘は鳴る・前編9:2010/05/15(土) 05:43:57 ID:JAMQ+/f8
「う……」
まだ息の荒い少女は、男に再び組み敷かれる。それをどこか他人事のようにティータは眺めていた。
「もっと足を開け、ティータ」
もういちいち泣いたり抵抗する気にもならず、少女はダイスダーグの命令に黙って従う。これ以上開けないところまで腿を広げ
た。その途端男の唾液混じりの体液が秘所から溢れ、ダイスダーグが秘奥を確かめるように指でなぞる度、くちゅくちゅと湿っ
た音を立てた。
やがて、指ではないものがそこにあてがわれる。
「もう……やめて……。兄さん……」
無駄だとわかっているのに、それでも呟かずにはいられない。
指などよりもずっと固く、熱く、そして太いものが、ティータの汚れなき花芯を撫でるように上下する。その熱も圧し掛かる重さも
吹きかけられる生臭い息も、全てが嫌でたまらなかった。
「…………」
耳元に囁かれる言葉。ティータは暫くダイスダーグを見上げていたが、やがて観念したように口を開く。
「……わ、私は……ダイスダーグ兄さんの……兄さんの……忠実な僕です。何の価値も持たない私に……か、価値を与えて
下さって……ありがとうございます。どうか……どうか」
ティータはそこで唇を噛む。耐え切れないのか、大きな瞳いっぱいに涙を溜めて続きを口にした。
「……。……わ、私の。私の純潔を……貰って下さい……」
「よしよし、良く言えたな。……賢い娘だ」
その途端、ダイスダーグの腰が大きく動き、ティータは声にならない悲鳴を上げた。
「――――っく、つぅ!」
痛いと言うよりも、熱かった。まるで、身体の中心に焼き鏝を押し付けられたようだ。少女の性器は男のペニスによって無理矢
理押し拡げられ、先端は早くも膣口にはまりこんでいる。
「あ……ひっ……!痛い、こんなの無理です!助けて、もう許して!」
ティータの懇願を無視したダイスダーグがそのまま腰を打ち込むと、幼い未開の門はゆっくりと引き裂かれていく。そして――
少女の体内に、一生消えない刻印が刻まれていった。
「……っつ!苦し……やっ……あ、やだああああああああああっ!」
押し倒された時と同じくらいの絶叫が部屋を満たし、少女の目からは堰を切ったように涙が溢れ出す。腫れ上がった瞼から覗
く瞳は狂気さえ宿しながら虚空を見つめ、焦点がまるで合っていなかった。
「あ……ああ……。もう……」
ぴったりと合わさった肉の繋ぎ目が、ゆっくりと動きだす。皮肉にも、膣に溢れる破瓜の血が潤滑油となり、陵辱を手助けす
る。奥深くまで突き刺さった肉棒が一旦引かれ、そしてまた子宮を突き上げられた。
「……やめて、動かないでぇっ!」
あまりの苦痛と圧迫感に吐き気さえ催し、ティータの我慢も限界だった。激しく首を振り、目の前の厚い胸板を叩く。
「ひどい……痛いよぉ!やっぱりこんなのいや、いや、あぁぁっ……」
355誰がために鐘は鳴る・前編10:2010/05/15(土) 05:48:10 ID:JAMQ+/f8
ティータの悪夢は終わらない。どれほど抵抗しても腰をがっしりと掴まれ、ひたすら身体を揺さぶられる。その度に身体の中心
に焼けつくような痛みが走り、気力が削られた。
「――ィリータ、が……」
欲望のせいか先ほどよりもかすれたダイスダーグの声に、ティータははっと我に返る。
「あれの運命を握っているのは、誰だと思っているのだ……?」
(……それは、私なんだ)
また、我慢しなければならないのか。
ティータは黙って胸板を叩いていた手を引っ込める。屈した証のように、涙がまた一粒シーツに落ちた。
「力を抜くんだ、ティータ」
「は、はい……」
降ろした手を、首に巻き付けるように指示される。抱き合うような姿勢になり、それが少女の心身を一層追い詰めていく。
憎むべき人間と、まるで恋人のように睦み合わなければならない屈辱。
ようやく大人しくなったティータの乳房に、大きな手が這わされる。乳房をまさぐりながら、ダイスダーグは抽送を再開した。
残酷にも、先ほどまでの乱暴なものとは違い、ゆっくりと優しい動きで。
「い、いや……」
ティータは、先ほどとは違う意味で嫌悪を覚える。元より敏感な膣を抉られ続けてきたのだ。一方的に踏み荒らされるならまだ
しも、労るようにねぶられ、しこった乳首まで揉み解されたら――。
「……やだっ、兄さん。やめて……」
少しずつ少しずつ、足の間から伝わる感覚が変化していく。苦痛から快楽へ、嫌悪から喜びへ。先ほど秘所をしゃぶられてい
る時にも感じた高揚感が戻ってくる。ぬるりと、血でも唾液でも無いものが内奥から吐き出されていく。
「あ、やっ……」
溢れる蜜は、今や処女を失った出血よりも多くティータの膣を満たしていた。そこを掻き回されるようにダイスダーグに刺激さ
れる。剛直の根元がクリトリスを圧迫し、少女の混乱は一段と深くなった。
「……あっ。あくっ……ふぁっ」
男の首に回した指に自然と力がこもる。しがみついてしまう。抵抗で気を紛らわす事も許されず、ティータは身を焦がす快楽に
ただ喘ぐしかなかった。
「やだ……!やなのにっ……こんなの、私……あ、あんっ……」
ダイスダーグの唇が、首筋から耳へと上がってきた。そのままこめかみまで唾液まみれにされる。あごの辺りを髭で撫でられ、
そのくすぐったさが背中を走る電流とリンクする。追い詰められる。
「ん……はふぅ」
口の中に侵入する舌に、命令されずとも吸いついてしまう。
「ティータ……、これで私の女だ」
「……あ、ああ……いやです、兄さん……」
力を入れなくとも、自分の粘膜が足の間に挟まっている暴漢を包みこんで締めつけ、絡まっていくのがわかる。体内で脈打つ
怒張に、腰が内壁が勝手に奉仕を始めていく。
心は絶望で満たされているのに肉体は抗えなかった事実は、幼いティータの精神を完全に叩き折った。
やがて男の身体が何度か痙攣し、低い唸りと共に身体の一番深い部分で何かが放出される。
しかしティータは自分の身体が穢されていくのを嫌がるどころか、一際甘い嬌声を振りまいて応えたのだった。
356誰がために鐘は鳴る・前編11:2010/05/15(土) 05:51:40 ID:JAMQ+/f8
裸のまま、ティータはぼんやりと天井を眺めている。
時間にすると半刻にも満たないのに、この数十分で全てが変わってしまった。自分の身体も、置かれている状況も。
(昨日まではあんなに幸せだったのに。……兄さん)
涙が出てもおかしくないのに、もう視界すら滲まなかった。
その奇妙なほど鮮明な世界の中、シーツに散った赤い点だけが禍々しいくらい目立っている。あれだけの激痛を伴ったのに、
意外なほど少ない出血量だ。その先には、身支度を整える義兄が居る。既に用は済んだのか、こちらを振り返りもしない。
(疲れたな。すごく疲れたわ。自分の部屋に戻りたい。ベッドに潜り込んで全て忘れたい。これがたちの悪い悪夢だったと思え
たら――)
男から背を向け、ティータは猫のように身体を丸める。散々痛めつけられ、精を放たれた下腹部にはまだ鈍痛が残っていた。
「ティータ」
唐突な声に、少女の身体はびくりと反応した。もう自分の役目は終わったはずなのに、と怯えながら振り返る。
「はい……」
ダイスダーグは、既に身支度を完璧に終わらせていた。その姿は、昨日までティータが知っていたもの――知的で、優雅な物
腰の――と全く同じで、それがかえってティータの恐怖を煽った。
男は黙って一歩近付く。
その手に何か細いものが握られていると気付いた、次の瞬間。
カチリ。少女の白い首に、その細い『何か』が巻き付き、留め金をかけられる。
「え?なに、これ……」
ティータは慌てて、自分の首を捕らえる細い紐を外そうと首に手をやった。それは皮で出来ていて、ベルトに良く似た留め金が
ついている。そう、まるでペットにつけられる首輪のような――首輪?
狼狽する少女をよそに、ダイスダーグは傍のテーブルに立っていた小さな鐘を取り、鳴らす。どうしてそんなものがこの部屋に
あるのだろう。見覚えのあるそれは、羊飼いが使う家畜を呼び寄せるためのベルだった。
「これからは、このベルが鳴ったら、何をしていようとすぐにこの部屋に来い。……ディリータをこれまで通りアカデミーに通わせたいならな」
(……そっか。そう言う事なんだ)
ようやくティータは全てを合点する。この首に巻き付いているのはペットの首輪、呼び出されるのは家畜を呼ぶ鐘。
(牧場の羊と同じ、か。私は『価値のないもの』だから。何も持っていないから。だから)
もう涙も出ない。泣く事すら、今のティータには幸福な行為だ。
うつむき、黙り込む少女を聞くに耐えない言葉でせせら笑いねちっこいキスを強要すると、ダイスダーグは部屋から出ていっ
た。
「ティータ?……どこにいるの、ティータ?」
どれほどそうしていたのだろう、遠くから聞こえる声に、ティータの意識は引き戻された。ダイスダーグのものではない。明るく
屈託のないその声は、親友のアルマのものだ。
「夕ご飯のあと、一緒にお茶するって約束したじゃない。色々お話聞いてくれるって言ってたくせに。どこいっちゃったの?
……ティータ、ティータ」
アルマの声に返事をすることなく、ティータはドアに鍵だけかけるとベッドの奥深くに潜り込む。
自分のこんな姿を見たら、何も知らない親友はきっとショックを受けてしまうだろう。彼女をこのままやり過ごす事だけが、今の
ティータに出来る精一杯の思いやりだった。

続く
357名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 05:55:53 ID:JAMQ+/f8
とりあえず序盤だけ。
番号間違いとか改行忘れとかミスばっかだな・・・
規制さえなければ、続きは来週の週末あたりに落としに来ます
358名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 00:14:30 ID:nVc+47b4
>>357
GJッ! 長兄の冷徹さに俺の全魔法が炸裂しそうだ
権謀術数を操ることが生甲斐なダイスダーグ兄さんにも性欲があったことに驚きだぜ
ディリータの知らぬ間に妹が好いように調教されているというのは切なすぎる
359名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 03:04:52 ID:q4dgL0Yg
>>357
あなたが神か。
360名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 23:28:24 ID:RGkZBrQ1
まさか神が降臨していたとは……もっと見たいと思ったのは久しぶりだ
361誰がために鐘は鳴る・中編 上1:2010/05/22(土) 04:42:10 ID:Ybc37fBa
ティータSSの続きを投下
前回よりさらに鬱度高いです。イラマチオ・アナル有り。
駄目な人はスルーまたはNG登録で。


息が苦しい。
首にまとわりついて締め上げる拘束具の存在を、ティータは無意識のうちに服の上から確かめていた。
ダイスダーグから価値のないものと宣告され、彼の玩具としてこの屋敷で生きていく事を強制された日以来、この首輪は
常に少女と共にある。
兄や親友達と数え切れないほどの楽しい思い出を作ってきた屋敷は、今やティータにとって安穏を得るための場所ではな
く、ただ我慢を強いられるだけの牢獄となっていた。
大好きだった散歩に出なくなった。いつ鐘が鳴り、呼び出されるかわからないから。
襟が詰まった服しか着れなくなった。誰かに服従のあかしを見られるわけにはいかないから。
ほとんど笑えなくなった。何をしていても屈辱が頭から消えないから。
学校に行く以外は極端に外出が減り、どこか思い詰めた様子のティータをダイスダーグを除くベオルブ家の人々は心配し
た。アルマはティータをとにかく外に連れ出そうとあれこれ算段を練り、ザルバッグからは「兄が心配なのはわかるが、見
守るのも大事な事だぞ」と見当違いな忠告を贈られた。その言葉に、ティータは黙って首を振る。
ディリータが心配なのではない。彼を守れるのは自分だけなのだ。ティータだけが脅されていたなら、最初に組み伏せら
れた日に逃げ出している。
(私の事なんてどうでもいい。兄さんさえ笑顔でいてくれたら――)
だから、『何をされようとも』ティータは屋敷から離れなかった。
週に一度、または二度ほど、ベオルブの屋敷には鐘が鳴り響く。その澄んだ音が聞こえてくると、ティータは物憂げな表情
をますます暗くさせ目を伏せて階段を昇った。そうして始まるのは、ひたすら耐え忍び、そして望まぬ快楽に泣きじゃくるだ
けの時間。少女は男に強制される行為に傷つき、それに敏感に反応してしまう自分の身体にもっと傷ついた。
ティータとてこうなる前は普通の少女だ。その行為が愛する人と、それも互いの意思を確かめた後にするものだと言うこと
は何となくだが察していたし、そこに無垢な乙女らしい憧れを抱いてさえいた。だがあの部屋には、愛どころか屈辱しかな
い。憎むべき人間にひたすら蹂躙され、背徳的な行為や淫らな言葉を強要され、それを嫌がるどころか絶頂すら迎えてし
まう自分……。
決してきつく締められているのでもないのに、首輪はますます苦しくなっていくような気がして、ティータは服の上から爪を
立てる。
(こんなもの、引き千切ってしまいたい。なのに)
その時、夕暮れの邸にまた鐘が鳴り響いた。もう何十回目かの、奴隷の時間の始まりだ。
ティータは首輪を弄っていた手を止め、起きあがる。
362誰がために鐘は鳴る・中編 上2:2010/05/22(土) 04:47:17 ID:Ybc37fBa
鐘が鳴り終わる前に部屋に入ったティータは、何も言わず服に手をかけた。
毎回繰り返している行為なのに、最初のボタンを外すのに躊躇ってしまう。どうしてもこれから行われる屈辱を想像してし
まい、嫌悪が勝ってしまうのだ。まとわりつくようなダイスダーグの視線も、少女に二の足を踏ませる要因になる。
血が滲むほど唇を噛み、深く深くうつむき、心を落ち着かせた上でようやくティータの指は動き始めた。心はこんなにも汚
辱にまみれているのに、忌々しい身体は早くも反応を開始し、疼きが後から後から湧き出してくる。わずかに湿り始めたシ
ョーツを足元に落とした時、少女の肌は羞恥と密かな期待で全身が桜色に染まっていた。
「に、兄さんも……脱がせ、ます、ね……」
裸になった少女は絶対服従である証のキスを捧げ、男の衣服にも手を伸ばす。ゆっくりと、今度はダイスダーグが着てい
るものを一枚一枚剥がしていった。股間は既に下着が引っかかるほど屹立していて、ティータは吐きたいほどの嫌悪と戦
いながらそこにも手を伸ばす。
最後の一枚を肌から落とし、ようやくティータは腕で胸元を隠す事が許された。しかし、
「こっちを向くんだ」
と言う声と共に、すぐに少女の腕は捕らえられる。そのまま後ろ手に固定された。その意味を、少女は既に知っていた。
もう何度も、こうやって拘束を受けた事があるから。
背後から響く衣擦れの音と、手首に走る鈍い痛み。
「う……」
後ろ手に縛られたティータは、肩を押されるままに尻餅をつく。囚人のようにうなだれるティータだが、次に取るべき行動も
彼女は既に教え込まれていた。
「ご奉仕……させて下さい」
ティータは、その小さな口を、ゆっくりとペニスに近づけていった。
ベッドに腰掛けるダイスダーグと向かいあうようにひざまずき、まずは唇による奉仕を開始する。
反り返り、鼻や頬を押してくるペニスの先端を浅く咥え込む。そのまま、浅く出し入れしながら舌を伸ばし、亀頭部分のくび
れや裏筋を舐め回して愛撫した。湧き出る唾液をなすりつけ、水音を弾かせながらティータは顔を上下させる。根元や玉
袋の方にまで唇で揉み解し、伸ばした舌で唾液まみれにしていく。
その技巧は15歳の少女とは思えないほど巧みで、ベテランの娼婦と比べても遜色ないレベルだった。当たり前だ。この一
年近く、ティータは数え切れないほどこの行為を強要されたのだから。
「上手くなったな。……よし、咥えるんだ」
少女の成長に満足したのか、ダイスダーグは上機嫌に囁く。栗色の髪をかきわけ、ティータの顔を覗き込んだ。フェラチオ
の肉体的快楽だけでなく、野の花のように清純な少女が眉をたわめつつも一途に奉仕を行う姿は倒錯的で、男の征服欲
をこの上なく満足させるのだ。そんな、ダイスダーグの下卑た思惑には気づかぬティータは、
「……。は、はい……」
と強く突き刺さる視線にかあっと頬を火照らせながらも、少しずつ肉棒を唇の中に収めていく。歯を立てないように注意し
つつ、舌を絡めるように刺激しながら口を犯す一物をしごいていった。
363誰がために鐘は鳴る・中編 上3:2010/05/22(土) 04:51:08 ID:Ybc37fBa
(いやだ。大っ嫌い。こんな汚いもの、今すぐ噛みついて吐き出してやりたい。兄さんの前髪も顎髭もねじり切って蹴り飛
ばしてやりたい。それなのに)
兄をこれまで通り生活させるためには、そうする事は許されない。
「く……んむ……」
戒めを受けたまま、ティータは口腔だけで濃厚なフェラチオを捧げている。深いストロークは今や根元まで達し、その度に
喉が突かれ吐き気がこみ上げる。
(なのに。ああ、どうして……)
無意識の内に、ティータは腿を擦り寄せはじめていた。腹立たしい事に、その屈辱以外の何物でもない奉仕を、身体はも
うそれほど悪く思っていないのだ。ツキン、という甘い電流と共に、花芯の中の秘めた突起が立ち上がる。粘膜が熱く潤
み、冷たい床に雫が一滴落ちていく。
「んっ……むふぅ……」
嫌悪の呻きに淫らなものが混じってしまう。羞恥以外の理由で、体が火照っていく。それに呼応するように、ダイスダーグ
の責めもよりハードなものになっていった。
「もっと深くまで咥えてみろ。こうやるんだ、ほら」
首輪を掴まれ、乱暴に顔面を揺さぶられる。ただでさえ深く咥え込んでいる所にどすんどすんと腰を叩きつけられ、ティー
タは目を白黒させて苦しんだ。腕の自由が奪われているため、姿勢を変えて逃れることも出来ない。
「ぐ……!ぅぐ、がっ……」
けれどもどれほど苦しい思いをさせられても、一度火がついた被虐の快楽はその苦痛さえも糧に、全身へと燃え広がって
しまうのだ。
また、雫が一滴床に落ちる。そしてもう一滴。ぽたぽたと溢れていく。木の床に、粘っこい体液の水たまりが生まれはじめ
る。
それに目ざとく気付いたダイスダーグは、喉から笑いを漏らしながら無造作に足を伸ばした。
「くぅ!きゃうっ……」
思わずティータはペニスから口を離し、叫ぶ。ダイスダーグの足の親指が、ティータの花弁に差し込まれたのだ。嬉しげに
はねる襞の中で指は乱暴に動かされ、膨れたクリトリスは押し潰される。そのきつい刺激に、少女の腰はガクガクとうねっ
た。
「あふっ、あふぅ!ああっ、や、はっ」
足の指で嬲られる屈辱は即座に倒錯的な快楽に変換され、少女の体の中でのたうちまわる。先ほど部屋で首輪に触れ
ていた時にも確かに感じた疼きを、みるみる解放されていく悦び。
(何で……!だめ、気持ちいいよう。こんなにやなのに、やだあっ……)
「何をしているんだ?」
男の股間に寄りかかって喘ぎ続けるティータの髪を、ダイスダーグは実に楽しげに再び引き絞った。
「続きはどうしたのだ、ティータ」
そう言いながらも、親指を蠢かし、少女の敏感な真珠を集中的に弄ぶ。既に足は幾筋も雫が垂れ、足元には少女の蜜が
散っていた。
「……っく、します兄さん、しますからあっ……。ああっだめ、だめ!」
ピクピクと身体を痙攣させながらも、健気な少女は再び口を開けた。相変わらず股間を弄ってくる足の指に涙をこぼしなが
らも、それでも奉仕に戻っていく。
364誰がために鐘は鳴る・中編 上4:2010/05/22(土) 05:00:47 ID:Ybc37fBa
ティータは再び首輪を激しく揺さぶられていた。喉奥を責められる苦痛に呻き、秘所を嬲る足に翻弄されながらも、少女は
ひたすら耐えている。
「ぐ、んんっ……ふ、くっ……」
最初は奉仕を強要されるだけだったが、徐々にその行為にも慣れ始めた。舌を広げ、上下する動きに合わせて裏筋を刺
激するように動かしていく。ぴちゃぴちゃと唾液をしぶつかせながら口を開けたりすぼめたりして男の性感を確実に追い詰
めていった。
「くっ……」
さすがのダイスダーグも余裕が無くなってきたのか、少女の口中で薄い精液を吐き出しはじめる。鼻腔を満たす独特の臭い
に顔をしかめつつも、ティータはそれを自分の唾液ごと嚥下していく。
「は……んっ……」
足の指は、今や根元までねじりこまれ少女の幼い膣を犯していた。その折り曲げられるような動きと口唇奉仕の屈辱は重
なり合い、歪んで、捩れた快楽を少女にもたらす。そして、ティータもダイスダーグと同じくらいまで高ぶり、昇りつめて
いった。
「はふっ……兄さん、にいさ……!んくっ、んん……」
乱暴な動きで口の中を犯されるたびに、今までの調教の記憶が瞼に浮かび上がる。
首輪を掴まれ、ダイスダーグの上で腰を振る事を強制された。一目見ただけで淫らな用途に使うのだとわかる器具で、大
切な場所や不浄の穴まで汚された。最初の頃は口での奉仕がどうしても苦手で、勃起を吐き出す度にひどい折檻を受け
た……。
そして――いつしか嫌々ながらも受け入れ、拒みきれずに絶頂を迎える自分。そう、今この時のように。
(ああ、いや……!助けてディリータ兄さん!こんなに嫌なのに、私、どうして……)
いつしか少女は髪を掴む男の動きにぴったりと合わせ、顔を上下させていた。まるで心の底から悦んで奉仕しているよう
に、舌を伸ばし怒張に絡め合わせて濃厚な愛撫をダイスダーグに捧げる。
「はっ……うふん、くふっ!……ふ、ううん!」
その時、深々とくわえ込んでいた勃起が一際膨らみ、先ほどの粘液よりもずっと濃く臭いも強い白濁液が少女の喉を襲
う。ひどい汚辱感に涙をポロポロ零しながらも、ティータは射精を飲み込んでいく。
「んふっ!っく、ん……ん、んんっ!」
そして、ティータもほぼ同時に達してしまうのだった。
365誰がために鐘は鳴る・中編 上5:2010/05/22(土) 05:05:57 ID:Ybc37fBa
ダイスダーグは、喉を精液で灼かれゴホゴホと咳き込む少女をベッドの上に引き上げる。拘束を解かれぬまま、ティータは
四つんばいに這わされた。秘部を思い切り晒す羞恥――その上、絶頂を迎えたばかりの花弁は開ききって、淡いピンク
色の入口まで覗かせていた――に、少女の頬が染まる。
「あ……見ないでっ……」
恥ずかしいほど濡れたそこを、また卑猥な言葉でからかわれたらどうしようかと思ったが、ダイスダーグは無言のまま尻を
掴んできた。
(また、されちゃうんだ)
何度繰り返しても、挿入の本能的な恐怖は拭えない。すぐ背後にダイスダーグが迫ってくる気配に、ティータは固く目をつ
ぶる。
「……ほら。いつもの挨拶はどうしたのだ、ティータ?」
しかし、今の少女は恐怖に震えるだけでは許されない。
「……え?あ……。ごめんなさい……あの。あの、私は……ダイスダーグ兄さんの、い、淫乱で、いやらしい下僕です。そ
の、はしたない、私の、私のあそこを、どうぞ慰めてください。いっぱい掻き回して、気持ち良くなって下さい……!」
言い終わるなり、少女は嗚咽を漏らす。恥ずかしくて消えてしまいたかった。
背後の男は自らの調教の成果に笑みを漏らすと、改めて体勢を整える。そして、射精を迎えた直後でもそれなりの硬度を
保っているペニスは、ゆっくりと挿し込まれていった。
「あ……っく、ふ……」
まずは浅く出し入れし、なぞるように花弁を擦り上げ、粘液をまぶし込んでいく。そうして、ペニスが完全に屹立したところ
で、本格的な性交が開始された。
「ひんっ……あ、入って……あくぅ!」
絶頂によって幾分緩んでいた幼い性器は、大した引っかかりもなく勃起を飲み込んでは吐き出しを繰り返す。口と喉で
散々強制させられた奉仕を、今度は秘奥のたわんだ襞が行っていく。口惜しい事に、膝にまで涎を垂らしながら。
「ひゃうっ、あうっ!」
乱暴な上下運動を受けながら、早くもティータは甘い鳴き声を漏らし始めた。臀部にダイスダーグの腰がぶつけられる。そ
の都度子宮が小突かれ、少女の背中はびくんと痙攣した。
「いやん、ああん、兄さん、兄さんっ……!あっいやぁ!」
ぎしぎしと音を立てて身体を揺さぶられ、お椀型の可愛らしい胸がぷるぷる震える。数え切れないほど愛撫を受けたせい
で一年前と比べるとずっと成長した乳房は、先端をぴんぴんに尖らせて愛撫を待っていた。
「あっ、あ、あ、あん……あふっ」
背後から乳房を掴まれ、荒々しく揉みほぐされる。その刺激に、ティータの反応はますます激しくなった。ぴったりと繋がっ
た性器の合わせ目からはどくどくと粘液が滴り、幼い秘裂は侵略者を離すまいと収縮を繰り返す。
ぴちゃぴちゃとはしたない水音が部屋中に響いていく。
366誰がために鐘は鳴る・中編 上6:2010/05/22(土) 05:12:08 ID:Ybc37fBa
「兄さ……あっ、だめえ!はうっ、あうっ」
敏感な乳首を指で転がされる度、規則正しいピストン運動を叩きつけられる度、ティータの理性は崩壊していく。心が体に
引きずられる。潤んだ上目遣いで男を見上げ、更なる陵辱を願ってしまう。その姿は普段のあどけない愛らしさからは
かけ離れ、淫らな雌そのものだった。
もはやすっかり従順な家畜と化したティータを、ダイスダーグは笑いながら見下ろす。そして、これまで乳房を弄ってい
た指を、今度は臀部の深い谷間へと潜り込ませていった。
「……っく!いや、そこはいや!」
貫かれているすぐ上の、排泄器官をまさぐられティータに戦慄が走った。捻った首をいっぱいに振り、縛られた手首を擦り
合わせる。
「お願いです兄さん、そこはやめて!いやなの、すごく苦しいから、だから……やっ」
ティータの懇願虚しく、ダイスダーグはまわりを濡らす蜜をすくい取り、少女の菊座に馴染ませていく。その汚辱に満ちた
感触に、全身の産毛が逆立った。
「やめ、やあっ……!ああっ、お願いですからぁっ……」
「何が嫌なのだ、ティータ。こんなに広げて」
徐々に口を開いていくおちょぼ口に中指がゆっくりと侵入し、そのまま根元まで飲み込んでいく。少女は膣から与えられる
刺激も忘れ、肛門を嬲られるおぞましさに泣きじゃくった。
「やだ、やだっ……ああっ、もう嫌、こんなのいや……あうっ」
肛門に指を穿たれたまま、再び抽送が始まった。その途端、排泄器官を抉られる屈辱はそのまま膣での性感と混ざり合
い、倒錯的な快楽に変化してティータを苦しめる。
「は……あっ、来ないで、やめて、ああっ!だ……め、動かしちゃ、そんな……くうっ!」
お尻の中で蠢く指。子宮まで突き上げてくるペニス。もう、少女は限界だった。フェラチオ奉仕の時とは比べ物にならない
大きなうねりが、全身に襲いかかる。
(ああ……!もう、何にも考えられない。兄さん、ディリータ兄さん!)
心の中で何度もディリータの名を呼びながら、ティータは真っ直ぐに絶頂へと登りつめていく。肛感を擦りあげられる度に熱い
粘膜にいっそう男根が食い込み、少女の錯乱はますます深くなった。
「ティータ、ティータ……」
背後から苦しげなダイスダーグの呻きが聞こえ、これでやっと終わるのか、と絶頂の中ティータは安堵の表情を浮かべ
る。
しかし、それは間違いだった。
「……っ!このまま出すぞ、ティータ」
「……う、うそ。それはやめて、兄さん!」
少女は一瞬で絶頂から引き戻され、振り返る。最初の凌辱は別にして、ダイスダーグはティータの胎内に一度も精を放っ
た事は無かった。だから、それはないのだろうと漠然と思っていたのだが……。
「兄さんお願い、それだけは許して!いつものようにちゃんとお口で出来ますから、中は嫌です……!」
367誰がために鐘は鳴る・中編 上7:2010/05/22(土) 05:15:51 ID:Ybc37fBa
必死で、口での奉仕を示唆してみるが、男の動きは止まらない。
「……やはりお前は弁えていないようだな。お前が私に指図出来る立場か?」
それどころか、ダイスダーグの口調も急に冷酷なものに変わる。
「……ご、ごめんなさい……!でも、でもそれだけは……。ああっ、では、どうすればいいんですか、兄さん」
「簡単な話だろう。お前には、まだここがあるではないか」
肛門に入ったままの中指がぐりぐりと上下した。腸壁を引っ掻くような動きに、先ほどまでエクスタシーを迎えかけていた
ティータの背中はぴんと反りかえる。
「ひっ!ま、まさか……」
「今更嫌がる事はないだろう?もうここも、とっくに処女を失っているのだから」
掻き回す指の動きがますます早くなっていく。
確かに、ティータはお尻でダイスダーグを受け入れた事が無いわけではない。しかしそれはたった一度で、文字通りの
裂けるような痛みにティータは絶叫しその夜は苦痛で眠れなかった。またあの苦しみを味わうのかと思うと、自然と涙が
こぼれてくる。
「でも……でも……いやです。出来ません」
「そうか。ならば仕方ない。今日はこちらを使うとしよう」
「やっ……それも嫌……。赤ちゃんだけは、その、困ります……」
孕むか、屈辱を受け入れるか。結局、ティータはダイスダーグの望んだ方向通り導かれていく。それが彼のやり方なのだ
という事はとうに気付いていたティータであるが、それでも悔しくてならなかった。
「ほう、困るのか。だったらどうすればいいのかちゃんと考えて、私に言ってみるのだな。その頭は、帽子を乗せるためだ
けについているわけではあるまい?」
「……」
黙り込むティータに対し、「ほら、早くしないと間に合わなくなってしまうぞ」とダイスダーグは余裕綽々で亀頭部分を膣口に
こすりつけてくる。
もう、選ぶ道は一つしかなかった。
「あ……、言います、ちゃんと言いますからっ……。わ、私の、はしたなくて、いやらしいお尻を……うんと可愛がって、
気持ちよくなって下さい。そして、私の中に、兄さんの白いものを、いっぱいいっぱい出してください……ううっ」
自分で言っておきながら、そのセリフに虫唾が走る。ダイスダーグは少女の拙い『おねだり』に高笑いで応えると、ティー
タの手首を掴んで自分の上に座らせた。
そして、背面座位の体勢で、少女のアナルを抉っていった。
368誰がために鐘は鳴る・中編 上8:2010/05/22(土) 05:22:41 ID:Ybc37fBa
「――っう、ふうううううっ!」
膣を犯された時とは桁違いの圧迫感に、ティータの瞳孔は限界まで広がる。
前の蜜壺を丹念に解きほぐされ、ペニスにもたっぷりの愛液がぬるついているせいか前回ほど苦痛ではない。しかし、そ
れでも少女に悲鳴を上げさせるのには充分な苦しさだった。
「――めて、やめてやめてやめて!ぃあっ、苦しい……離して!」
小刻みな抽送と共に剛直は徐々に埋め込まれ、少女の悲鳴はますますオクターブを上げていく。
「……うぐっ……くぅ、兄さん、兄さん……。お願い、許して……」
根元までペニスが埋め込まれた時、ティータはほとんど自失しかけていた。呼吸をするだけで屹立を咥えこんだ臀部に
痛みが走り、犬のように荒い呼吸でやり過ごすしか出来ない。
しかし、少女が義兄の底意地の悪さ、そして本当の意味での屈辱を知るのはそこからだった。
激しく屹立を動かしてくるかと思ったが、男はほとんど上下運動を行おうとしない。その代わり、何かを探すように亀頭を
腸壁にぶつけ始めた。
「や……いやっ……」
腹の中でペニスが蠢いている感覚がもろに伝わり、ティータの顔色が蒼白になる。しかし次の瞬間、性交での絶頂よりも
もっと激しい衝撃がティータを襲った。
「――ひぎぃっ!」
ゴリッと言う響きと共に、子宮の入り口辺りを抉られたのだ。そこは、ティータが膣内で最も感じる場所に当たる。つまり、
そこを裏側から刺激されると言う事は……。
「いやあああああああああああっ!」
ティータの意識が一瞬飛んだ。すぐに目は開いたが、ティータは自分の身体に何が起こったのかまだわからない。そして
また襲いかかる衝撃。
「ああっ!いっちゃう……だめ、いっちゃうよぉ!」
ダイスダーグは、腸壁から少女の快楽器官を削ったのだった。その責めに、既に身体中を開発され、絶頂にも馴れ始め
ていた少女が耐えられるはずもない。
ただ性器を犯されるだけでは、絶対に味わえない快楽。
「やだ、やだやだやだ!お尻で感じるなんていや!……ひいっ、だめ、もう……あぁぁぁぁぁぁっ!」
もう恥も外聞もなかった。ティータはひたすら絶叫し、望まぬ快楽に髪を振り乱す。陵辱者から逃げようと必死で身をよじる
が、首輪を掴まれ手首も拘束されている状態ではそれもままならない。背後から、ダイスダーグの嫌らしい笑い声が聞こ
えたような気がした。
そしてまた子宮口近くの硬い部分を後ろから削られる。また意識が遠くなる。
意識が遠くなるたび、括約筋が思いきりペニスを締め上げていく。先ほどまで死ぬほどの痛みを抱えていた入り口すら、
強烈な刺激によって快楽を産み出す場所へと書き換えられていく。
(誰か、誰か助けて……!こんな汚い場所まで穢されて、嫌がらなくちゃいけないのに、私……)
そうして、繰り返し屈辱のエクスタシーを強制された挙げ句、腸内に精液まで注ぎ込まれ、哀れな少女はついに意識を
失ってしまうのだった。
369誰がために鐘は鳴る・中編 上9:2010/05/22(土) 05:26:02 ID:Ybc37fBa
「きゃはははは、ティータってば泥だらけ!バッカみたーい!」
「あっはははははは、平民の子にはぴったりね!ね、もう行きましょう。臭いのが移っちゃうわ!」
最後にもう一度土の上にティータを突き飛ばすと、級友達は笑いさざめきながら校舎裏から立ち去った。
ようやく終わったか、と少女は砂埃を払いながら立ち上がる。蹴られた背中が、まだ少し痛かった。
ここはイグーロスの貴族学院。この所、級友達のティータに対するいじめは激しさを増していたが、昔の少女ならともかく
今の彼女はこんな事くらいで傷つきはしない。今も些細なことから難癖をつけられ、転ばされ、蹴られ、土をかけられ、教
科書を破かれた。けれども、だからどうだと言うのだろう。
こんな幼さは、屋敷でダイスダーグから受ける暴行の前では、文字通り児戯に等しい。
だからティータは、それを無表情のまま無抵抗でやり過ごす。その態度が彼女達の反感を買うらしく、いじめは回を重ねる
ごとにひどくなる。完全な悪循環だったが、ティータは楽しい学校生活などと言う幻想は、とうに放棄していた。
ティータは緩慢な動作で教科書を拾い上げる。ご丁寧にも級友達は今習っている箇所を執拗に破き、残った部分もインク
をぶちまけられて全く読めない。これは買い直しだろうと、少女はため息をつく。
新しい教科書を買ってくれるよう、ダイスダーグに頼まねばならない。それだけが、今のティータの憂鬱の種だった。教科
書のために今度は何を差し出さなければならないのだろうかと思うと、この所忘れていた涙がぽつんと出る。
その時だった。
「ティータ!……ティータッ!大丈夫!?」
背後から聞こえる親友の声に、ティータは教科書を手にしたまま振り返る。
「先生から呼ばれて戻ってみたら、ティータの姿が教室になかったから、まさかとは思ったけど……。……って、これ教科
書なの!?ひどい……」
一目散に駆け寄ってきたアルマは、ボロボロに破け真っ黒に汚された教科書を見て短い悲鳴を上げる。
「なんで……?ティータだって身分は違っても、私と何にも変わらないのに」
優しい親友は、まるで自分の事のようにポロポロと涙を流しティータの教科書を抱きしめていた。そんなアルマのために、
ティータは微笑みながら首を振る。
「大丈夫よ、アルマ。こんなの、私は平気だから」
「大丈夫なわけないでしょう!?」
アルマは涙混じりの叫びで、ティータの気遣いを遮った。
「ねえ、ティータ。私が何にも気付かないとでも思ってた……?ねえ、親友の私の目を欺けるとでも思っていたの?」
370誰がために鐘は鳴る・中編 上10:2010/05/22(土) 05:31:48 ID:Ybc37fBa
一瞬、ティータの血の気が引いた。まさか、アルマは自分と義兄の――。
「あなたがこの所ずっと落ち込んでいるのも、家から出ようとしないのも。……全部、あの子達のいじめが原因なんでしょ
う?だって、こんなひどい事されて、平気なわけないもの」
見当違いだった。安堵したティータは、改めて親友に本音を教えてやる。
「本当に、大丈夫だったら。だって……大した事じゃないもの。そう、別に気に病むようなことじゃないわ。だから私は気に
してないの。本当に」
「でも……!じゃあ、だったらどうして、ティータはずっと元気がないの!?どうして私と一緒にいてくれないの?何で前み
たいに――」
「やめてよッ、アルマ!」
考える前に叫び、肩を揺さぶってくる親友の腕を振り払っていた。ティータはすぐに我に返り、震える手で自分の口元を
押さえる。
(私、どうしてこんな、突き放すような態度で……。ただ、アルマに心配をかけたくなかっただけ。それだけなのに)
けれど、もう覆せない。仕方なく、固い口調のままティータは言った。
「ご、ごめんアルマ。ごめんなさい。でも、私は本当に平気だから。心配してくれてありがとう。それより……そろそろ教室、
もどろ?授業、もう始まってると思うし」
アルマの手から滑り落ちた教科書を拾い上げる。
「……アルマ。本当に、ごめんね」
(ごめんなさい。親友のあなたに本当の悩みを言えなくて。でも、アルマだからこそ、言えない。あなたは、あの人と半分
でも血が繋がっているから。なにより、ディリータ兄さんには、まだベオルブの庇護が必要だから)
あからさまに傷ついた親友の顔。自己嫌悪でズキズキと痛む胸。
それ以上はとてもその場にいられず、ティータは顔を伏せて走り去った。

続く
371名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 19:05:53 ID:25Bq4esr
結局同じ話じゃないか
372名無しさん@ピンキー:2010/05/22(土) 19:07:02 ID:25Bq4esr
スマン…誤爆
373名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 01:44:15 ID:L7ReiElv
続きキテタ――!!! 鬱がたまらん…アルマもティータもいい子だから
彼女の境遇が本当にもうたまらん
ただでさえ薄幸な子だったのにこれから本編のアレが待ち受けているとかもうね
いいものゴチになりました。続きも楽しみにして待ってる
374名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 17:59:24 ID:7eiEiBGq
鬱だけど萌えるくやしいハァハァ
375名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 20:25:19 ID:3QVJIv2E
保守
376名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 07:30:34 ID:ImYyKupJ
保守しときます
377名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 18:23:54 ID:hZJK3u59
話術士が可愛すぎて生きるのが楽しい
378名無しさん@ピンキー:2010/07/02(金) 01:10:02 ID:IebAmx8H
家畜に神はいない。
下賤な人にはそれが分からんのです。
379名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 14:42:05 ID:eMHuAhFB
家畜には家畜専用の神がいるッ!
380名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 07:28:51 ID:XaLhbPl3
久々にきたらティータ陵辱きてたか
しかし、ダイスダーグはラムザ憎しで、アルマ狙いそうな気がせんでもない
381名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 12:29:53 ID:M4RE1ufb
ダイスダーグはマザコンなのでそれはない
382名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 13:00:27 ID:ZFKNttnP
>>381
余計アブねーわ
383名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 08:52:00 ID:WYHZgjsE
上げときます

ああもう何ヶ月規制する気だよ氏ねorz
384名無しさん@ピンキー:2010/08/14(土) 04:55:13 ID:vL52n183
385名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 17:23:53 ID:iiHo6Grj
オウガ用にPSP買ってきたついでに獅子戦争も買って来た
テム子可愛いよテム子
386名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 09:41:11 ID:ADcSjDzJ
アルテマに犯して貰いたい
387名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 18:38:42 ID:RfVVT45E
それアルマゲスト

テマたんなら俺の横で寝てるよ
388名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 09:55:32 ID:S5il8H6H
それザルモゥ

職人さん帰ってくるの飛空艇の墓場で待ってる
389名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 13:44:04 ID:68PlHWAp
アグリアスとかけまして、ノーパンと解きます。
そのこころは、どちらも「はかない」でしょう。
390名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 17:58:20 ID:a3xlZkQC
ねずっち乙
391名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 10:32:19 ID:XQ/YNe3F
ティータSSの続きを投下。
わかってはいると思いますが今回も激鬱です
駄目な人はNGに『誰がために鐘は鳴る』とブチ込んでおいて下さい
392誰がために鐘は鳴る中編 下1:2010/09/18(土) 10:33:12 ID:XQ/YNe3F
どこかで鐘が鳴っている。
わかっている。ここはベオルブの屋敷ではない。
今日は教会が主催する、戦争孤児のための慈善バザーだ。どこかのテントでくじ引きが行われている事を、昨日も準備を
手伝っていたティータは知っていた。誰かが一等を引き、店員役の少女が派手に鐘を鳴らしているのだろう。
そこまでわかっていながらも、家畜を呼ぶためのベルが鳴らされる音に、ティータは反射的に身体を強張らせる。子供達
にレモネードを注ぐ手が震えてしまう。
気が付くと、冷たいジュースは音を立ててコップから零れていた。早く始末しなければとおしぼりで拭き始めるが、手の
震えは収まるどころか激しくなるばかりで、傍のコップすらも倒してしまう。甘たるい匂いの液体はますます広がった。
「……ティータ、どうしたの?顔色、真っ青よ」
このバザーの実行委員も務めているアルマが、いち早く自分の異常に気付き目を向ける。
「あ、ううん……。ちょっと、人ごみに酔っちゃったみたい。大丈夫よ、アルマ」
「ごめんなさい、少し休んでくるわ」とだけ言い残し、ティータはそそくさとその場を離れた。人を避けるように、隅の
ベンチに腰掛ける。
手の震えは、まだ止まってくれない。
(兄さん、ディリータ兄さん。私、もう……)
今は何もされていないと言うのに、堰を切ったように涙が溢れ出す。
学校では「身分違いだ」といじめられ、屋敷では「価値がないから」と虐げられる。どこにも逃げ場はなく、心を休める
時もない。
幼い少女に、限界が近づいていた。
他の娘なら、こんな辛い目に合わされるなら、と兄を捨てても逃げ出していただろう。それとも、もう少し賢しければ誰か
に助けを求めていたかも知れない。
だが、彼女はそんな薄情さも要領の良さも持ち合わせていなかった。元来内向的なティータは、同時に驚くほどの芯の強さ
を秘めている。しかしその頑なさは皮肉にも、ますます少女を苦しめる結果になった。
つまり、ティータは兄のために自らを犠牲にし、一人で抱え込み耐え続けるという「最悪の選択」を選んでしまったという
事だ。ダイスダーグが、そこまで少女の内面を見抜き、手を伸べたのかはわからない。だがこれまでの全ては、彼の思惑
通りに進んでいた。
ただ一つ、ダイスダーグの思い違いがあったとすれば、一年が経ても少女が完全には屈服していないと言う事だろうか。そう、
実際彼女は“よくもった”のだ。だがその強靱さも、今や燃え尽きようとしている。
「――疲れた」
ぽつりと呟き、空を仰いだ。きっぱりとした青の境界線が涙で滲み、歪む。
ティータは知らなかった。怒りや憎しみが、ここまで心を磨り減らすものだとは。嫌悪を維持するにも努力を必要とするなど、
今まで誰かを激しく恨んだ経験のないティータは知らなかった。
いっそ、あの嫌らしい義兄に心まで捧げてしまえたら、今より楽になるのだろうか。そんな悪魔の誘惑を否定する矜持すら
心の波にさらわれてしまいそうで、ティータは目を閉じる。
「ディリータ兄さん……」
心を奮い立たせるための魔法の呪文を口にするが、心境は何一つ変化しない。
それどころか、瞼に浮かぶ兄の肖像に激しい妬みを感じ、ますます気分は塞いでいくだけだった。
393誰がために鐘は鳴る中編 下2:2010/09/18(土) 10:33:53 ID:XQ/YNe3F
ある晩いつものように鐘が鳴らされ、ティータは部屋のドアを開けた。
予想通り既に義兄はベッドに腰掛けていて、黙ったまま目線で指示を出してくる。
「……ダイスダーグ兄さん」
もう何の感慨もない。羞恥で頬を染める事も涙混じりの瞳で男を睨みつける事もせず、ティータは無言で服を脱ぎ始める。
乙女なら当然備わっている羞恥心すら、既にティータは奪われていた。
すぐに全裸になったティータは、そのままダイスダーグの足元にひざまづき、顔を上げる。そのまま唇を近付けた。
「……兄さんは」
最初の頃は嫌で嫌でたまらなかったキスを捧げ、呟く。今は慣れ過ぎたせいで大して嫌悪の気持ちも湧かない自分のだら
しなさが、何より腹立たしい。
奇妙な居直りが、少女の中に芽生え始めていた。
「私をいじめて、楽しいですか?……兄さんは何でも持ってらっしゃるでしょう。ベオルブの家督も、地位も、権力も、
何もかも。そんな兄さんが、何も持たない私をいたぶって、面白いのですか?」
「……」
ダイスダーグは答えない。ティータは舌先で主の顔を撫でながら続けた。
「……勘違いしないで下さい。別に、今さら文句を言いたいなんて思ってません。ただ、不思議に思ったんです。
それで兄さん、今日のご命令は何ですか?」
部屋に響く舌打ちの音。ダイスダーグの渋面が、少しだけ動いた。
「面白くないな」
「はい……?」
ダイスダーグは、ティータの顔面に先ほど脱いだばかりのドレスを投げつけると立ち上がる。
「出かけるぞ」
394誰がために鐘は鳴る中編 下3:2010/09/18(土) 10:35:57 ID:XQ/YNe3F
連れてこられたのは、イグーロスの外れにあるうらびれた歓楽街だった。
その一角には何の看板も出ていない、黒く塗られたドアがある。その前でダイスダーグはチョコボを止め、ティータを
引きずり下ろした。
ドアの先には、ドアに塗られた色と同じくらい真っ暗な階段が口を開けて待っている。まるで犬のように首輪を引っ張られ、
地下へと続くその階段に連れ込まれた。
「に……兄さん?どこですか、ここ。何をするつもりで……」
「黙れ」
口を利く事すら禁じられたティータは、もつれる足に躓きそうになりながら階段を降りていく。
そしてダイスダーグは、つきあたりの小さなドアを開けた。ほぼ同時に背中を押され、ティータはその中に突き飛ばされる。
「きゃっ!?……痛い、うう……」
部屋の中はそれまでとは対照的に明るく、ティータは眩しさに目をつぶった。やがて明るさにも慣れてきたティータは、
体勢を整えながら起きあがる。
そこは奇妙な部屋だった。入口のドアの小ささとは対照的に、広々とした空間が広がっている。隅に小さな便器があり、
行水用なのか大きなたらいが立てかけられている。部屋の中央には、大の大人が三人くらいは眠れそうな巨大なベッド。
部屋の壁紙は深紅に統一され、奥の一面は鏡張りになっている。その鏡の中には、栗色の髪を乱した少女――つまり
自分だ――が、無様に尻餅をついていた。
「な、なに、ここ……?え、えっ!?兄さん、ここはどこですか、兄さん!」
ティータは慌てて閉ざされたドアを叩き、何度もノブを回す。が、ドアは既に施錠されその向こうからは何の返答もなかった。
その代わりのように、背後からドアの開く音がする。
「だれ!?に、兄さん……?」
予想に反して、入ってきたのはダイスダーグでは無かった。一目見て柄が悪いと分かるような、数人の男達。皆筋肉の
盛り上がった身体に粗末な服を着て、未だドアにしがみつくティータを欲望の滾る目で見つめている。
その中の一人と目が合い、慌ててティータは視線を逸らした。
「へえ、今日は随分と可愛らしいお譲ちゃんだな」
「見ろよ、あの服装。もしかしたら良いとこのご令嬢ってやつか?オレ、一度でいいから貴族の女とやってみたかったんだよ」
「なに、なんなんですか?あなた達、誰なんですか!?」
「何だ、おっぱいもお尻もまだ小さいじゃないか。オレはもっとこう、色っぽい方が好みなんだがなあ」
「あー、お前はそうだったっけ。でもオレはちっちゃい女の子も結構好きだぜ?身体も軽いからどんな体勢ででも遊べるし、
いじめてるみたいでそそられるし」
彼らは狼狽するティータに構う事無くずがずかと部屋に入り込み、下品な笑い声を立てる。
(う、嘘。うそよ……)
聞くに堪えないような男達の言葉に、ティータは胸元をぎゅっと握りしめた。ここに至って少女はようやく理解する。
あの義兄が、こんな所にまで自分を連れ出した理由を。それは――。
「兄さんごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!もう私兄さんに生意気な事なんて言いません!
ちゃんと兄さんに従いますから!だから助けて!兄さん、兄さん助けてッ」
ティータは狂ったようにドアを叩き、涙を零しながら許しを請う。けれど、ドアの向こうから返ってきたのは、
やはり沈黙だけだった。
「ほら、こっちに来いよ。今夜は俺達がお前の『兄さん』だ」
「やめて、触らないでっ!」
抵抗虚しく、男の手が自分の肩を抱え込んでくる。腕を掴まれる。後ろから羽交い絞めにされ、早くも胸元のボタン
に手がかかった。
「いや、いや――いやあああああああああああああああッ!」
それは、ティータが一年ぶりにあげる嫌悪の絶叫だった。

395誰がために鐘は鳴る中編 下4:2010/09/18(土) 10:37:34 ID:XQ/YNe3F
「っ、くぅ……。いやです、やめて……お願い離して!」
ティータは、執拗な男の口付けから逃れるなり叫んだ。
ベッドの上に投げ飛ばされ、着ていた服のボタンは全て外される。露わになった胸元や捲れあがったスカートの裾から
男達の手が入り込み、まだまだ未発達な肌を這いまわる。四方から伸びては撫でまわしてくる指に、ティータは必死で
抵抗していた。
首輪を掴んでキスを強要していた男は、既にボタンが外されたブラウスを大きく開いた。零れ出た乳房を乱暴に掴む。
「なぁ、無駄な抵抗はよせよ。もう、こんなになってるくせに」
既に尖り始めた乳首をきゅっとつねられ、ティータは快感混じりの痛みに小さな悲鳴を上げる。その隙に男は覆い
被さって来て、また唇を寄せられた。
「ふ、うぅ……ん!んくぅ」
左右の乳房をそれぞれ違う男に舐められ、スカートに侵入した手はするするとショーツを脱がせると秘所をなぞり
上げる。敏感な場所を三つ同時に責められたティータは、たまらず身体をくねらせた。けれど、首輪を掴まれていては
逃れる事も出来ない。
「は……う、やぁっ」
両腕を掴まれ、いつもダイスダーグにされているように拘束を受ける。男達は女を縛る行為に慣れているのか、ティータの
手首はあっという間に固定され、革紐は幼い乳房をくびり出した。
「痛い、痛いです……!お願い、もう止めて下さい」
まるで自分から胸を突き出すような姿勢に、ティータの顔は羞恥に染まった。一人が懐からナイフを取り出し、
「動くなよ」と告げると肩やウエストにひっかっていた服や下着を剥いでいく。あっという間に、ティータは裸にされた。
15歳の裸身はまだまだ初々しさに溢れているのに、その瑞々しい肌には無残にも縄がけされている。まるで毒蜘蛛が蝶を
絡め取っているような誰も足を踏み入れていない雪原が無残に荒らされるような、背徳的で危うい官能が漂う姿。
男達はティータの未成熟ゆえの色香にたまらず吐息を獣のそれへと変化させ、ティータは恐怖と嫌悪でますます身体を震わせる。
しかしその怯えすらも、男達にとっては劣情を煽るスパイスにしかならないのだ。
「やめて下さい、見ないで!もう、何にもしないで……う、うぅっ」
ついに哀れな少女は泣きだしてしまう。しかし男達は非情だった。
「やめろって、こんな状況で止められる訳ないだろ?金だって払ってるのに、馬鹿だなあ」
「ここだって、とっくに濡らして口を開いてる。本当は見られて嬉しいんじゃないのか?貴族の変態お譲ちゃん」
すぐに手が伸びてきて、また全身をまさぐられる。ぴったりと閉じた足を無理やりこじ開けられ、秘められた場所に
舌がぴたりと張りついた。
「や、やぁっ!あ、ああっ」
あまりの恥辱にティータは叫ぶ。だがその嗚咽も、情けない事に確かに愉悦が混じったものだった。そして、
もっと屈辱的なのは――
じゅるっ……。ぴちゃっ……。
決して男の唾液だけではない粘着質な水音がその場所から立てられ、ティータは反射的に男の顔を太ももで挟みこんでしまう。
その様子が誘っているようにしか見えないと男達にからかわれ、ティータはまた大粒の涙を零すのであった。
396誰がために鐘は鳴る中編 下5:2010/09/18(土) 10:39:18 ID:XQ/YNe3F
男達は慣れた手つきで少女の身体を開いていく。それは、強制的に性感を開発されたティータにしても同じことだった。
男達はティータの足からとっくに手を離していたが、少女は足を開いたまま身体を襲う快楽に身を委ねている。
「……はっ、はぁ、はぁ」
男の指が胎内で蠢くたび、ティータは荒い呼吸でやり過ごそうとする。しかし次の瞬間、違う男の唇にクリトリスを
思い切り引っ張られ、「あくっ!」と軽く絶頂に達してしまった。軽いピストン運動を繰り返していた指を思いきり
締め付け、シーツに垂れるほど蜜を垂らしていく。男達にからかわれなくとも、ティータはひどく感じやすく調教された
自分の肉体が恨めしくてならなかった。
「もう、いや……ああっ!」
膣を襲う指は、いつしか二本に増えていた。その指が胎内で開いたり閉じたりを繰り返す。クリトリスも包皮を剥かれて
舌に包まれ、ざらざらとした感触に狂わされる。絶えず揉まれ、吸われる乳房。乳房にも性器にもありつけなかった男は、
ティータの顔をべろべろと舐めまわし、縛られた手にペニスを押しつけて腰を振っていた。
「ほら、いけよ!もう我慢できないんだろ?縛られてすげえ感じてるくせに」
まるでその声に誘われる様に、少女の身体は大きく震えた。
「や、いや、あ、あぁぁぁぁぁっ!だめ、いく、いっちゃう!」
そして――何度目かのエクスタシーの後、ティータは快楽に弛緩しきった身体を抱え上げられた。後ろから肩を抱かれ、
座って待っている男の下腹部へ向かって、少しずつ腰を落とされていく。
「あ……いや……」
犯される事はとうに覚悟していたとはいえ、少女はあまりの屈辱にいやいやと首を振る。
「やめて……やめて下さい」
けれど自分の肉体はこちらの意志をどこまでも裏切るのだ。花唇の先にペニスの先端が触れた瞬間、ティータは自分の
胎内が舌舐めずりするように疼くのを自覚してしまう。嫌でたまらないのに、待ちわびてしまう。そう、あの義兄に
犯されていた時のように。
「はぁぁぁぁっ!」
ティータの口から、快楽に彩られた吐息が漏れた。入口が大きく拡げられる。支配される。この上なく屈辱的で、でも
ずっと待ちわびていた一瞬。
「あん、あん、やっ」
すぐに激しい上下運動が始まった。ティータは拘束を受けているため、腕を使う事が出来ない。だから腰を大きく
グラインドさせ、男の動きに合わせようと必死になる。少しでも快楽を貪ろうと身体を揺さぶる。この一年、義兄に
教えられた通りに。
「ひゃ、あ、あう、あん、やっ、こんなのやなのに、あっあぁぁぁ」
「何が嫌なんだよ。よだれまで垂らして」
近くにいた男が、髪を掴んでティータの顔の向きを変えさせる。そのまま唇にペニスを押しつけられ、フェラチオを
強制させられる。
「くっ……」
「ん、んふっ……ぐ」
まるで性交のように顔を激しく揺さぶられ、あまりの苦しさにティータは涙を零した。そこにまた下から突き上げられる。
苦痛混じりの快感は瞬く間に倒錯的な悦びに変わり、一際甘い嬌声が喉から漏れ続ける。
397誰がために鐘は鳴る中編 下6:2010/09/18(土) 10:40:34 ID:XQ/YNe3F
二人の男が膣内と口内に同時に射精した時、少女も深い絶頂を味わわされていた。用の済んだ男達はティータから離れる。
開きかけた唇と性器から、飲みきれなかった精がぽたぽたととシーツに垂れた。
しかし男達の玩具となった少女に休む暇などない。ベッドに寝転がる少女に、早くも次の男が覆い被さってきた。その男は
先ほどの二人よりもいくらか優しい性格なのか、呆然としているティータの髪を撫でてきた。精液で汚れた唇に指を這わせ、
その下の首輪にも触れる。
「かわいそうになあ。こんな首輪までつけられて。『兄さん』に、散々苛められたんだろ?」
「……」
何と答えたらいいのか、ティータはしばし考えあぐねる。目の前の男は、この地獄のような部屋から救ってくれる気が
あるのだろうかと計っているのだ。
「だから今日は、俺達が慰めてやるよ」
考えるだけ無駄だった。今度は正常位で、少女は再び犯されていく。ドロドロに汚れ開ききった花弁をかき回され、
ティータは引き攣った声を上げた。
「う……うぁ……」
繰り返し快感を教え込まれた身体は、留まる所を知らない。ティータの内壁が襞が、侵略者を歓迎するように蠢きはじめる。
まるで口唇奉仕のように、下半身が精を絞り取ろうと吸いついていく。
「あ、ああっ!」
「はぁ……うっ!あー、気持ちいい。やっぱり若い子はいいな」
少女は男と目を合わせ、恋人同士のように濃密な口付けを交わす。束縛された胸を掴まれれば激しく反応し、くぐもった呻きを
上げた。正常位をとらされているため、縛られた腕に負荷がかかるがそんな事は全く気にならない。
ぱんぱんと、肉がぶつかり合う音が部屋に響く。
「やっ……あ、だめ、やだっ!」
単調だが激しいピストン運動に、少女はたちまち追い詰められていく。
「おいおい、お前だけで独占するなよな。まだまだ順番だってつかえてるんだしさ」
「あ、悪い悪い。そうだな……じゃ、口でいいか」
ティータの意志など完全に無視した取り決めが行われる。乱暴に首輪を掴まれ、身体をひっくり返された。四つん這いに
転がされ後ろから犯されると同時に、目の前にペニスを突き出される。
「やっ……あぁっ。も、もう、嫌です……」
「うるせえな、早くしろよ」
男は弱々しい抵抗を見せるティータの髪を掴み、屹立したそれで少女の滑らかな頬を嬲る。仕方なくティータは口を開け、
再びペニスを口に含んだ。口の中に広がる、生臭い匂いと不潔な味。
「う……んぅ、ぐ……」
(兄さん、ダイスダーグ兄さん。どうして……)
喉をつつくペニスを何とかして舌で押し戻しながら、ティータは義兄の仕打ちにむせび泣く。その瞬間、後ろから挿入した男が
また激しい抽送を開始し、少女の思考は粉々に砕かれた。
398誰がために鐘は鳴る中編 下7:2010/09/18(土) 10:42:27 ID:XQ/YNe3F
少女は犬のように這わされ、腕も使えず尻だけを突き出した格好で両方の口に肉棒を咥えこんでいる。その様子は、
まさに家畜そのもの――ご丁寧にも首輪まで嵌められているのだから――のあさましさだった。バックから犯す男は
ティータのまだ小さい尻を掴んで媚肉の感触を味わい、口腔を犯す男はまるで手綱のように少女の長い髪を引っ張っては
乱暴に腰を押しつける。
「ん、んんっ、ふ、う……」
苦しい。息が出来ない。吐き気によって込み上げる唾液が口の中だけではなく鼻にまで逆流し、呼吸を塞がれる。
ティータは舌でペニスを愛撫するふりをしてなんとか口と屹立の間に隙間を作ったが、そんなものではとても足りない。
もう恥も外聞もなく、ティータはよだれを垂れ流し、頭を振り乱すようにして顔を上下する。早く男に達してほしいのと、
顔を動かす隙に呼吸を確保するためだ。
しかし後ろから責めてくる男が少女の邪魔をする。ペニスによる抽送だけでは飽き足らず、空いた指でクリトリスを
つまんできたのだ。充血し切った突起は少し触れただけで痺れるような刺激を少女にもたらし、男の指をしとどに
濡らしていく。
「きゃうっ、あう、あ、かはっ!」
ティータは思わずペニスを吐き出し、小さな悲鳴を上げた。前にいた男は舌打ちと共に少女の首輪を掴み、再び口による
奉仕を強制させる。
苦痛と悦楽の地獄は、永遠に続くようだった。
「ん、あく、ふ、んぐっ……」
「ほら、見てみろよ」
ふと髪がかき上げられた。ペニスを口に含んだまま、強引に顔の向きを変えさせられる。
視線の先には鏡があった。壁一面に嵌めこまれている大きな鏡。それを初めて見た時には、「どうしてこんなに大きな鏡が」と
疑問に思ったものだったが……。
「やらしいよなあ。縛られて、顔中よだれまみれにしてよがり狂ってる。まだガキのくせに」
鏡の中には、大の男二人に挟まれている一人の少女がいた。上半身を縛られお尻だけを高く高く突き上げ、口にはペニスまで
頬張って髪を振り乱して。男の言う通りの、淫乱で家畜のような――いや家畜以下の姿をした、自分。
「――いや」
認めたくなくて、ティータは大きく首を振る。すると鏡の中の淫蕩な少女も自分そっくりに首を振った。
「何が嫌なんだよ。自分の姿を見て興奮してるんだろ?ほら、ここをこんなにひくひくさせて」
後ろの男までティータをからかい、秘肉をかき回すように腰を振動させる。
「ひ……!や、やめてッ!」
だがそれも男の言う通りなのだ。自分の姿のあまりの惨めさ淫らさにティータは絶望しながらも、その悲しみが仄暗い欲情を
さらに滾らせる。意識しなくとも、身体の奥深くが蠢きだしてしまう。ぽたぽたと蜜を溢れさせてしまう。ダイスダーグに
抱かれていた時と同じように。
399誰がために鐘は鳴る中編 下8:2010/09/18(土) 10:43:40 ID:XQ/YNe3F
「いや、いや、いや……あう、ん、んふっ!く……あッ」
鏡を見る事を強制されたまま、再び犯される。男達もかなり昂ぶってきたのか、その動きはますます激しいものに
なっていった。
(だめ、だめ……兄さん助けて)
ティータはいつものように、ディリータの顔を思い浮かべてやり過ごそうとする。けれどもその面影を、今は微塵も
思い出せない。思い出すのは、状況を救える唯一の人物であるダイスダーグの顔だけだ。
(……そうよ。私があれだけ心の中で助けを求めても、兄さんは何にもしてくれなかったじゃないの。私を一度も
救ってはくれなかった。私はこんなにも、兄さんのために我慢しているのに!)
自らの意志で兄のために犠牲となる事を選んだくせに、ティータの中でディリータに対する逆恨みのような感情が
生まれていく。男達に揺さぶられるたび、これまで薄皮一枚の矜持で保たれていた少女の精神が、少しずつ崩壊
していく。
「……兄さん、兄さん」
ダイスダーグと別れたドアを、ティータは祈るような思いで欲した。今少女が必要としているのは、誰より愛しい
実兄ではない。自分をこんな状況に陥れた義兄こそ、ティータが今必要とし、救ってくれる人物なのだ。
しかし少女の祈りは通じず、その代わりのように口の中のペニスが大きく痙攣し、射精を始めた。一呼吸おいて、
後ろから貫いていた男も身体の奥深くに精液を叩きつける。その刺激でティータも昇りつめながら、それでも
血走った目でドアだけを見つめていた。
散々少女を弄んだ男達は、用が済んだのかやっとベッドから降りた。しかし飢えた目をした男達が、また新たに
部屋に入って来る。彼らもまたニヤニヤと笑いながら、ティータの元まで行進を始める。
(うそ……。これで、終わりじゃ無かったんだ……)
ティータは拘束すら解かれないまま、また犯されていく。
だがもう、この少女にとって性交も絶頂も奉仕も、全てが流れ作業のようなものだった。何人か目の時、後ろの穴まで
指で拡げられペニスを挿入される。同時に秘所と口も犯され、全ての穴を穿たれたティータは人形のようにガクガクと
身体を揺さぶられた。身体を襲う圧倒的な快楽に絶叫しつつも、もうティータの意識はそこにはない。
それだけは誰にも犯されることの無い心の中で、少女はただ一人の名だけを呼び続ける。
400誰がために鐘は鳴る中編 下9:2010/09/18(土) 10:48:05 ID:XQ/YNe3F
この部屋に入ってから、もう何時間がたったのだろうか。ティータには、既に時間の感覚はない。地下室だから窓もなく、
今が真夜中なのか明け方なのかもわからなかった。
凌辱は終わろうとしていた。一体何人を相手にしたのか、途中から数えるのもやめてしまったが、おそらく15人近くは
いたはずだ。中にはティータを気に入って身体中にしゃぶりつき、口と膣で二回の射精を迎えた者もいた。最も、それが
誰だったか――男達は名も名乗らなかったから、顔でしか判別がつかないのだが――は思い出せないが。
最後に射精した男達はティータを縛っていた紐を解くと、
「すっげえ良かった。また、相手してよ」
と馴れ馴れしくキスして部屋を出ていった。散々乱暴な行為を働いたとは思えない図々しさだったが、ティータは
それもどうでも良かった。この地獄のような時が終わる、それだけで充分だ。
部屋に一人取り残されたティータは、身じろぎ一つしない。動きたくない、と言うより動けないのだ。ひどい疲労で、
本当に指一本動かすことすら億劫だ。身体中にこびりつく性の残滓を拭う事もせず、寒さで粟立つ肌に毛布をかける事も
せず、ただティータは横たわっていた。
「……ふ」
少女の見開いた瞳が、三日月形に細められる。
「ふふ、ふ……ふふふ。……うふ、ふふふふふふ」
(私、どうして笑っているんだろう。何がおかしいのかしら)
だが一度緩んだ顔の筋肉は、なかなか元に戻ってくれない。ティータは相変わらず寝返りすら打てない身体を持てあまし、
低く喉を震わせていた。
その時だった。さっきはあれほど開けと懇願していたドアが、ダイスダーグを求めては叩いていたドアが、あっさりと
開けられる。眼球を動かさなくとも、そこから入ってきた人物が誰であるか、ティータにはわかっていた。
「ダイスダーグ兄さん……」
ダイスダーグは身体のあちこちに拘束具の赤い跡が残り、身体中の穴から精液を垂れ流している自分を見下ろしていた。
いつもと変わらぬ苦虫を噛み潰したような顔が嘲りに歪み、こちらを罵倒しているようだ。だがティータはそんな侮蔑など
気にもならない。「ほら、その身体で稼いだ金だ」と数枚の金貨を顔にぶつけられてもへっちゃらだった。ティータは
自らの汗と粘液と精液で汚れた身体を何とか持ち上げ、傍らの男に摺り寄せていく。
「兄さん……。もう、会えないかと……」
目の前のベルトを外し下着の隙間に指を伸ばし、苦労してティータはダイスダーグのペニスを引っ張りだした。全く
勃起していないそれに、ティータはまるで宝物のように頬ずりをし、キスを繰り返す。
「ティータを、助けに来て下さったんでしょう?ダイスダーグ兄さん。嬉しい、です」
そのキスは段々と激しくなり、やがて愛撫へと変化していく。亀頭部分から玉袋に至るまで舌を這わせ、よだれでべとべとに
した所でがぶりと咥えこむ。いつもならそこで救いを求めるようにディリータの面影を求めていたものだが、ティータは
もうそんなものは必要としない。
「兄さん、ダイスダーグ兄さん……。嬉しいの」
ティータはありったけの愛情をこめて口を上下させる。喉を突いてくる感触も、髪を引き絞られ顔を揺さぶられるのも、
今のティータには苦痛でも何でも無かった。むしろ嬉しげに、義兄の激しい動きに合わせていく。
401誰がために鐘は鳴る中編 下10:2010/09/18(土) 10:48:37 ID:XQ/YNe3F
頭上から義兄の欲情しきった息遣いが聞こえる。口の中にも愛おしくてたまらない――これまでは嫌でたまらなかった――精液の
味がかすかにし始め、ティータは愛撫する舌の動きをいっそう激しくした。先端を強く吸い、早く彼が絞り出す体液を
飲みたいと願う。
(兄さん、兄さん……)
やっとわかった。最初からこの人を受け入れていれば、こんな苦労なんかしなくて済んだのに。
(兄さん、ティータはいい子になりますから。だから、もう見捨てないで)
ダイスダーグは、快楽の仕上げをするように首輪を掴んで激しく揺さぶる。もう自由になった手でティータは義兄の手を
包み、その動きを止めた。
「だめ、兄さん」
口の端から先走りの粘液を垂らしたまま、ティータは上目遣いで男を見上げる。欲情を隠そうともしないその様は、
とても15歳の少女とは思えない媚態だった。
「お口も良いけど、私、兄さんとしたいの。私の汚れた身体を、兄さんの手で綺麗にして欲しいんです。兄さんも私で
気持ち良くなって、中でいっぱい出して下さい」
これまでは泣く泣く呟いていたセリフを、ティータはうっとりと口にする。ほんのかすか、ダイスダーグの口元が笑った気がした。
「……その汚い身体を、使う気にはなれん」
「だったら」
今やこの淫靡な部屋の支配者となった少女は、悪戯っぽく微笑む。隅に立てかけてあるたらいを指さした。
「そこに、お湯を準備してもらえばいいわ。行水すればすぐ綺麗になるもの。そうだ、兄さん。一緒に入りますか?」
402誰がために鐘は鳴る中編 下11:2010/09/18(土) 10:49:58 ID:XQ/YNe3F
翌日。
その報せを受け取ったのは、イグーロスの城だった。
目の前には、弟の初勝利を喜ぶザルバッグと兄の無事を喜ぶアルマがいる。しかしティータだけは、すぐに反応
出来なかった。兄のディリータがアカデミーでの厳しい日々に耐え、初陣を勝利で飾ったと言うのに。
「どうした、ティータ?兄が勝ったのだぞ。嬉しくないのか」
ザルバッグの声に、アルマも怪訝そうな顔をこちらに向ける。いつものように上手くやり過ごさなければと思った瞬間、
ティータの中で何かが弾けた。
「は」
その声を、まるで自分のものではないようにティータは聞いた。ティータの寝室には一か所だけ建付けの良くない窓が
あり、開ける時には耳障りな悲鳴を上げるのだが、その音によく似ていた。無機質で不快な音。
「は、あは、あははははっ!あっははははははははははは!」
一度笑いだすと、もう止まらない。喉を震わせ、腹を抱えてティータは笑った。一年ぶりに取り戻した笑いはこれまでの
分を吐き出しているのか、次々とこみ上げる。
「はははは、うふ、くふふ、あはははは、はははは!そう、兄さんが、兄さんが」
少女の突然の哄笑にザルバッグもアルマも戸惑った顔をしていた。それがおかしくて、さらにティータは笑う。一つの
笑いが次の笑いを生み、その発作のせいで涙まで出てきた。二人の顔が奇妙に歪む。それを見て、また声を出して笑った。
「ど、どうしたの……?ティータ?」
「あはっ、あはははははははは!ははははっ――だって、嬉しくて……くくっ」
まだしつこく続く痙攣と戦いながら、ティータは兄妹に向き直る。
「うふふ。嬉しいに決まってるじゃないですか、ザルバッグ兄さん。私のディリータ兄さんが、ラムザ兄さんと
共に活躍したのよ。こんなに幸せな事はありません」
自分の回答に、ザルバッグもアルマも納得してくれたようだった。
「そうか。ティータはディリータを本当に心配していたからな」
「そうよね、きっとそれだけ嬉しかったんだわ。ティータがまた笑ってくれて、私も嬉しい」
(そんなんじゃないのに)
二人の勘違いがおかしくて、またひとしきり足を踏み鳴らして笑う。とうとう脇腹まで痛くなってきて、ティータは
その場にしゃがみこんだ。ついでに溢れる涙を拭う。
「嬉しいのは当たり前だわ」
誰にも聞こえないように、口の中で呟く。
「だって、やっと努力が報われたんだもの。兄さんのために、私は今まで耐えてきたんだもの。兄さんさえ幸せなら
私はそれでいい。私が何の価値もないんだったら、せめて兄さんは、兄さんだけは」
また笑いがこみ上げる。少女は顔をニヤニヤと歪ませ、決意を改めて口にした。

――兄さんのためなら、私はどうなっても構わない。

続く
403名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 10:52:23 ID:XQ/YNe3F
やっと規制解除キターーー。まるまる三ヶ月、長かったなぁ
>>380
自分アルマよりティータ派なんですよ。薄幸な内気ロリは至高
続きは規制さえ入らなければ、今月中くらいにまた落としに来ます
404名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 00:56:48 ID:EDHqJkwe
>>403
おお、ついに続きが!神よありがとう
ティータたまらん…
405名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 04:25:57 ID:zY7BwEN6
おもしろかった。
鬱エンドしかなさそうだけど続きが気になる。
406名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 08:17:11 ID:jkX0irhd
GJです!
長兄の鬼畜っぷりが…
規制きませんように
407名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 04:02:45 ID:pzmc7H8y
ティータSSのラストを投下
鬱です。クソ長いです。
NG『誰がために鐘は鳴る』
408誰がために鐘は鳴る・後編1:2010/10/03(日) 04:03:57 ID:pzmc7H8y
「――どうした?
ああ、その話か。もちろん、お前やラムザの気持ちは良くわかる。だが仕方無いだろう。お前とて、それくらいの分別のつく年齢に
もうなっている筈だ。北天騎士団が、ベオルブ家があんな下賤な賊に……え?そうじゃない?
そうか、聞きたいのはそういう事だったのか。そうだな……特に思いつかんな。確かに兄のディリータを心配し、かなり心を
痛めていたのは気付いていた。私から個人的に忠告した事もある。
何、かね?いや、わからない。邸の中で時折鐘が鳴り響いていたのは聞こえていたが、あれはてっきりお前や兄上が女中を
呼ぶために鳴らしているのだと……そうか、違ったのか。では、ますます見当がつかないな。
そもそも、どうして鐘の音があの娘と関係があるのだ?ああ、お前にもわからないのか。
いや、気にしなくていい。役に立てずに、私の方こそすまなかったな。
ちょっと待ちなさい。これは兄として進言しているのだが、辛いだろうが『あれ』の事はなるべく早く忘れるんだ。ベオルブは
武門の棟梁として模範を示さねばならぬ。だからどんな事情があるにせよ、奴らに屈する訳にはいかなかったんだ。理解してくれ。
そうか、わかってくれるか。ありがとう。私とて辛かったんだ。許せとは言わぬが……。
ああ、そうだな。私もこれから盗賊狩りなんだ。骸旅団を殲滅したとは言え、まだまだこのガリオンヌは治安が良くなったとは
言い難い。お前も気をつけるんだ、いいな」

「――鐘?知らぬ。
どうして、それを私に聞く……?
……そう、か。しかし私は知らん。用件はそれで終わりか?すまないが忙しいのだ。もう出て行ってくれ」


「ご武運を、ディリータ兄さん!」
ティータの叫びに兄は軽く手を振って応え、チョコボに乗ってイグーロスを去るラムザ達の背はすぐに見えなくなった。
「――ふふっ」
自分と同じように兄と一時の別れを惜しんでいたアルマが、不意にこちらを覗きこんでくる。
「どうしたの、アルマ?」
「私ね」
アルマは愛くるしい顔を悪戯っぽく綻ばせ、ティータの腕を取った。
「本当はね、ラムザ兄さんと再会した事よりも、ティータがまた元気になってくれた事の方が嬉しいの。だってティータったら、
ディリータがアカデミーに入ってからずっと元気が無かったんだもん。あ、これはラムザ兄さんには内緒よ?拗ねちゃうと困るから」
「そう……。心配かけてごめんね、アルマ」
「ううん、もういいの。また、ティータの笑顔が見られたから」
そこで、二人の少女は弾けるように笑い合う。もちろんティータも笑った。少女の笑顔はどこか虚ろで目の焦点も合っていなかったが、
アルマは親友のそんな変化に気付く事は出来なかった。
結局、最後の最後まで。
409誰がために鐘は鳴る・後編2:2010/10/03(日) 04:05:21 ID:pzmc7H8y
鐘が鳴った。
その鐘の音は澄んではいるが、教会の鐘のように荘厳で遠くまで聞こえるものではなく、良く耳をすまさないと聞こえない
ほどの小さな音だ。しかしティータはそのかすかな音色を耳で捕らえるなり、本を置いて立ち上がった。傍ではアルマが
歴史の教本から顔を上げ、怪訝そうにこちらを見上げている。
「どうしたの、ティータ?」
「鐘が、なったの」
アルマはわけがわからないと言った顔で首を傾げる。
「かね……?そんなの、私には聞こえなかったけど」
「ううん、確かに鳴ったわ。……私、行かなきゃ」
「ティータ?」
呼びかけるアルマの声を背に、ティータはうきうきと部屋を飛び出していった。階段を駆け上がり、廊下を進む。弾む足で
右に曲がると、そこはもう目的の部屋の前だ。
先ほどまで確かに鐘が鳴っていた部屋に、少女はノックもせずに入っていく。
「兄さん!」
部屋に入るなり、ティータは奥のベッドに座っていた男に駆け寄り、抱きついた。幼い頃、実の兄にそうやって甘えていたように。
「また、ティータを必要としてくれたのですね?嬉しいです」
くすくすと笑いながらダイスダーグの顔を覗きこみ、桜色の唇を寄せる。重なり合った二つの口からは同時に舌が出て、すぐに
互いの境界線を越えた。舌と舌を絡ませ合い、互いの歯茎や口腔を舐めあう。交換した唾液を、少女は蜜を味わうように
目を細めて啜った。そしてまた舌腹を重ねる。そのテクニックは実に巧みで、とても15歳の少女とは思えないものだった。
「うふふっ。兄さん、大好き」
少女は男の首に回していた腕に力を込め、囁く。その言葉に彼は満足したようだ。
男の機嫌を損ねない事。少女はそれだけに、全神経を傾けていた。
まるで恋人同士のように何度も濃厚なキスを重ねた後、二人の手は同時に互いの衣服を脱がせ始める。ティータはダイスダーグの
ベルトを、ダイスダーグはティータのブラウスを。少女の手は優しく、男の手は乱暴に。互いの最後の下着を剥ぎ取った時に
再び唇は合わせられ、そこから漏れる息もいささか荒いものとなっていた。
410誰がために鐘は鳴る・後編3:2010/10/03(日) 04:06:52 ID:pzmc7H8y
ティータはかすかな羞恥に頬を染めながら、シーツを払いのけるダイスダーグの手を取った。細い産毛がまばらに
生えているだけの、未成熟な恥部へと導く。
「ほら」
指を押しつけると、早くもくちゅりと湿った音がした。
「私、兄さんに呼ばれただけでこうなってしまうんです。ずっとそうだったの。こんなはしたない女の子なんて、兄さんに
相応しくないですよね。でも、ティータを嫌いにならないで」
これまでなら、口に出すだけで寒気が来るような媚態。しかしティータは泣きもせず嫌な顔一つ見せず、熱っぽい
上目遣いを続ける。
ダイスダーグの目が、満足げに歪んだ。
「……ふん。やっと素直になったか。最初からそうしていれば、娼館に投げ込む手間も無かったものを」
ティータの表情に一瞬険が滲む。しかしすぐにそれはかき消され、代わりに眉を下げた殊勝な少女が現れた。
「ごめんなさい、兄さん。この間ね、ディリータ兄さんにも言われたの。いい子でいろって。それなのに、私は兄さんに
逆らってしまった。……悪い子、でした」
早くも膣内に潜り込み、滲む愛液を掻き出すような動きを送って来る指に耐えながら、ティータは続きを口にする。
「あ、うぁ……!で、でも、もうわかったんです。私にはダイスダーグ兄さんが必要なの。こんな何もない私に価値を
見いだして下さるのは、兄さんしかいないんだもの。これからも、ティータを可愛がって下さいね……?」
それは――少女にとっては敗北宣言で、男にとってはようやく手にした勝利宣言。
凌辱を続けて一年、ティータの心からの服従を手にいれたダイスダーグは、高らかに笑う。そして、その言葉を確かめるかの
ように、少女の手を後ろで固定し、戒めを与えようとしてきた。
その手を、ティータは首を振って拒む。
「いや」
拒否されるとは思っていなかったのだろう、ダイスダーグの眉間に皺が寄る。男の機嫌を損ねないよう、少女は慌てて続きを口にした。
「違うの。だって、縛られちゃったら兄さんを抱きしめられないでしょ?」
あの、兄が勝利した日に取り戻した笑顔で笑う。けれどもその目はどこかぼんやりとして、濁ったものだった。少女は手首に
絡みついていた紐を自分で解く。そして、ゆっくりとダイスダーグを押し倒していった。
411誰がために鐘は鳴る・後編4:2010/10/03(日) 04:08:50 ID:pzmc7H8y
まだ15歳の少女が、年齢も体格もはるかに勝る男に全裸で跨っている。誰かが偶然その光景を覗き見たとしたら、
これほど奇妙な光景もないだろう。
ティータは身体の中で確かに滾る欲情に目を細めながら、眼下のダイスダーグを眺めた。
(この人は私を犯す時、いつもこんな風にして眺めていたのね)
自分の胸の下に居るダイスダーグは、いつもよりずっと小さく見える気がする。なるほど、この体勢なら自分に
優越感を感じるのも当たり前の話かも知れない。
「兄さん。今日はティータに、全部任せてね」
言うなり、まずは綺麗に切り揃えられた髭にしゃぶりついた。そのまま舌を移動させ、耳への愛撫を開始する。
耳の一番外側を舌先でなぞり、耳たぶを軽く吸い、たっぷりの唾液と共に尖らせた舌先を耳の穴に挿入した。
「――っ、く……」
「ごめんなさい、痛かったですか?」
吐息が耳に入るように、わざと湿った声を出す。案の定ダイスダーグは首を振り、背中に回される腕の力は
一層強くなった。
「……それとも、気持ち良いですか?それなら嬉しいですけど」
もう一度冷たい空気を濡れた耳に送り込み、ティータは舌腹を少しずつ下に降ろしていった。首筋、鎖骨、肩先、
脇の下、そして胸。今までは受けるばかりだった愛撫を、今度は少女の唇が一つ一つなぞっていく。鳥肌の
立っている乳首を少し強めに吸うと、ダイスダーグの身体はびくりと仰け反った。ふと下に目をやると、男の性器は
石のように張り切っている。
どうやら自分の奉仕は、想像以上の効果を上げているようだ。
「……」
互いに無言のまま、ティータは舌を更にその先へと伸ばす。へそを通るとその下にはもう、屹立しきった性器が待っている。
少女の到着を待ちきれないのか、既に先端には雫が滴っていた。
「兄さん……」
「……ふ、うぅっ!」
少女が熱く猛るペニスを口に含んだのと、ダイスダーグが低く唸ったのはほぼ同時だった。ティータはいくらでも
湧いてくる唾液をまんべんなくまぶしては、ローションのようになじませる。そうしてから根元まで含み、唇をすぼませ
甘くしごく。同時に口の中のペニスに舌を這わせ舌先を回転させるようにして、巧みに先端を刺激してやった。情熱的に
顔を上下させる。
これまで散々教え込まれた通りの、的確な愛撫の仕方。
「う……ッ」
「んっ……。ふぐぅ……」
ぴちゃぴちゃと、淫らな水音が部屋に響いていく。
412誰がために鐘は鳴る・後編5:2010/10/03(日) 04:11:25 ID:pzmc7H8y
誰かに強制されるのではなく、ティータは自らペニスを咥えこんでいる。喉に先端が当たるほど深々とスロートを
繰り返し、込み上げる吐き気を堪えては舌を動かした。
嘔吐を我慢しているせいか、唾液はいつの間にかさらさらとしたものから股間から溢れだす蜜のように粘っこいものへと
変化していた。口の端からそれを垂らしながら肉棒になすりつけ、さらにねちっこいフェラチオを続ける。
歯の裏側で亀頭部分を軽く擦る。開いている手で玉袋から内股までを撫でまわす。一旦ペニスから口を離し、軽く
しごいてからまた先端を吸う。
「あ……んふっ……」
長時間の口唇奉仕は、いつしか少女に飢えをもたらしていた。肌が火照っていく。まだ何もされていないのに、恥ずかしい
部分に電流が流れ始める。湧きだす疼きを持て余し、少女は身体をもじもじとくねらせた。その足首を掴まれる。
「ひゃ、あふぅっ!?」
ベッドの上で仰向けに横たわるダイスダーグに対し、ティータは横向きで寝そべるように奉仕していたから、彼が身体を
捻るだけで蜜が垂れ恥毛を濡らす股間は晒されてしまう。
「私の上に乗れ」
短く命令され、否応なく身体の位置を動かされる。自ら馬乗りになって恥部を晒すような姿勢に、今さらながらティータに
羞恥がこみ上げてきた。その恥ずかしさを忘れるように、ペニスを咥えこんだ口を激しく動かす。
だが少女のそんな防衛など無視して、すぐに開き蜜を垂らす花弁に舌が入り込んでくる。
「やっ……!」
その激しい刺激に、ティータは思わず肉棒から唇を離し叫んだ。
ダイスダーグの舌は、まずは滴るほどに溢れるティータの体液を隅々までこそげとっていた。細かい襞の一つ一つにまで
舌を這わせ、ざらざらした舌腹でクリトリスから膣口に至るまで刺激し、尖らせた舌でまだ幼いクリトリスをノックする。
既にぷくりと膨れ、半ば包皮が外れかかっていた少女の突起は、背中から脳天まで痺れてしまうようなきつい快感を
もたらす。
「ひっ……うくっ……あう、あん、やぁぁぁぁぁっ!」
早くもエクスタシーが近い事を知らせてくるクリトリスからの信号に、ティータは首を振って拒んだ。甘い電流を
忘れようとするかのように、目の前のペニスにかぶりつく。
負けじと粘っこい唾液をペニスに落とし、口の中で裏筋に沿うように舌を動かした。時には先端の尿道口に尖らせた舌先を
滑らせてみたりして、きつく刺激してやる。
「――っ!」
それはまるでシーソーゲームだった。ティータが痙攣させられればそのお返しのようにペニスへの愛撫が強くなり、
ダイスダーグも低いうなりを上げるたびに秘裂への攻撃を激しいものにする。
そうした繰り返しはしばらく続き、やがて我慢の限界に達したのか男が少女の長い髪を引っ張って、ようやく
その遊戯は終了になった。
413誰がために鐘は鳴る・後編6:2010/10/03(日) 04:14:01 ID:pzmc7H8y
「あ……はっ……。気持ち良かったですか、兄さん……」
ダイスダーグは沈黙したままだったが、先走りの汁を大量に分泌するペニスが、彼の代わりに答えを教えてくれる。
ティータは精液の匂いのする透明の液を指ですくい取って舐め、くすりと笑った。
「うれしい……。ね、ダイスダーグ兄さん、私もう我慢できません……。その、しても、いいですか?」
ダイスダーグの耳元で囁くと、少女はその身体にのしかかっていった。唾液でべたべた粘つく先端を、自らの
スリットと重ねる。場所を確認するように指ではまり込んだ部分に触れると、そのまま腰を沈めていく。だが、
ティータの入口はひどく小さく、さらに愛液と唾液でぐちゃぐちゃになっているため、すぐには入らない。
「あっ……。やん、あぁ!」
入れようと苦心してるうち、何度かペニスの先端がクリトリスの上を滑った。ティータはその度に腰を浮かせ、
甘い悲鳴を上げてしまう。そのもどかしさに耐えかねたのか、ダイスダーグはティータの腰を掴み導いてくる。ずくっ、
と入口が押し広げられる感触がして、一気にペニスは少女の胎内へと飲み込まれていく。
粘つく襞は待ちかねた侵入者の登場に嬉しげにはねた。
ぴったりと重なった瞬間、二人の口から同時に呻きが漏れる。男は純粋な快楽のため、そして少女は媚態と絶望のためだ。
ティータは込み上げる嫌悪に蓋をして、ダイスダーグの肩を抱きしめ、身体を密着させる。
「……ふぅ、あ……やあっ、あっ、あん!」
身体を倒した態勢での騎乗位を取ったティータは、まるで激しく泣くようにくなくなと肢体をくねらせる。足の指に
力を入れ、ダイスダーグを思い切り締めつける。すると自分を犯す異物はますますその存在感を増して、ティータにも
ダイスダーグにも快楽をもたらすのだ。
「ひっ、あぁっ、あぅ、あ、ああぁぁっ!」
身体を密着させているせいか、勃起したクリトリスは自分の身体とペニスの間で潰されていた。その小さなペニスは
ティータが腰を動かすたびに男の陰毛によって擦られ、身体は燃えるように熱くなっていく。
「にいさ……すごく、気持ちい……、兄さん、兄さん」
繰り返しダイスダーグを呼びながらキスをねだる。舌を絡ませ、口の中に入ってくる自分の粘液――先ほどの
クンニリングスの残滓だ――の匂いに吐きそうになりながら、それでもティータは恍惚の表情を崩さなかった。
リズミカルな律動によって産み出される激しい快楽。自分が本当は喜んでいるのかそれとも嫌悪しているのか、
わからなくなってくる。どちらを望んでいるのかもわからなくなってくる。
(ダイスダーグ兄さんが好き。こんな私を可愛がってくれるこの人が大好き。兄さんを好きにならなきゃ私の居場所は
ないんだもの。ちゃんとしなきゃまた娼館に売り飛ばされちゃうもの。だから好き、好き、好き好き好き、大好き)
だがすぐに、この一年間ずっと育ててきた憎悪が頭をもたげてくる。
(ダイスダーグ兄さんなんて大嫌い。私をこんな目に合わせるこの人が大嫌い。私が一体何をしたと言うの?価値が
無いならひどい目に遭うのも当然だと言うの?憎い憎い憎い悔しい。兄さんなんて今すぐいなくなればいい。
なんで、どうして私だけが――)
ティータは二つに心を引き裂かれながらも悶え続ける。度重なる虐待によって傷つき、捩れた心は歪んだ快楽を
少女に与え、それによって思考をバラバラに崩された。
ダイスダーグに抱かれている時はいつもそうだ。嫌いでいたいのに、憎みたいのに彼から与えられる悦びが邪魔をする。
抗えない肉体に泣きながら歯噛みしてしまう。
そして、今も。
「あう、きゃう、あ、だめ……もう、や、いきそう、いくッ……!」
絶頂の予感に導かれるまま激しく腰を動かしていたティータは、もっと気持ち良くなりたいと無意識のうちに股間に
手をやった。恥も外聞もなく、膨れ切った小さな真珠を自らの手で捻り潰す。たちまち脳天まで痺れるような電流が
身体を支配し、肉棒を咥えこんだ襞も大きく収縮した。
414誰がために鐘は鳴る・後編7:2010/10/03(日) 04:15:28 ID:pzmc7H8y
ティータは大きな絶頂に達し、身体を弛緩させ恍惚に浸っていた。ダイスダーグは少女の身体を腕で支え、
強引に起き上がらせる。まだ快楽の余韻を引きずる少女を、下から大きく突き上げた。
「ああっ!」
もう身体に力が入らないティータは、がくりと腰を折って再び男の身体の上に倒れようとする。ダイスダーグの
乳房を掴む手が、それを阻止してきた。
「ほら」
まだ硬く発達途上の乳房を揉みほぐし、下から少女の胎内を掻き回しながらダイスダーグは促す。
「全部任せてくれと言ったのはお前であろう?だったら、最後までちゃんとするんだ」
「は、はい……あっうぁっ!」
息をつく暇もなく激しい上下運動を受け、少女は大きくのけぞる。
「やっ、ああ、気持ち良い、気持ち良いの、兄さんのおちんちん大好き、だめ、わたし」
既に頭を薄桃色の靄に支配されているティータは、恥ずかしげもなく淫らな言葉を口走った。身体の求めるままに
再び腰を動かし、膣内で最も感じる場所へと導いていく。
ティータとダイスダーグは恋人同士のようにぴったりと呼吸を合わせ、快楽を二つに分けあう。獣のように貪り続ける。
「あう、あう!……ああ、や、落ちちゃう、またいきそうなの、やだぁっ!」
ダイスダーグの大きな手は形が変わるほど乳房を握りしめ、乳首をきゅっと捻り上げてきた。普段なら痛いだけであろう
愛撫も、今のティータにとっては快楽を煽る道具にしかならない。
「気持ちいい、おっぱいもあそこも……みんないい気持ちなの、ああッ、また落ちちゃう」
ティータの清楚な顔は真っ赤にほてり、連続して襲ってくる小さなエクスタシーに華奢な身体を震わせていた。
それはまさに、言葉通りの堕ちる快楽。ダイスダーグに対する嫌悪も憎悪も全て消え去り、今の少女は絶頂しか望んでいない。
(私はもうこの人の僕でいい。この人に精液を出させることしか利用価値の無い人間でいい。
だってこんなに気持ちいいんだもの)
何もかもを捨ててしまいたくなる心の中で、誰かが笑っている。自分を抱きしめてくる優しい腕。
「いい子でいろよ」と囁きかけてくる声。
(ディリータ兄さん……?)
しかしその面影も、子宮を突き上げてくる肉茎の刺激によって消失してしまった。その律動はさっきよりも早くなり、
射精が近づいている事に気付く。すぐにティータもダイスダーグの動きに合わせ、共に昇りつめようと腰をくねらす。
濃密な蜜を吐き出し続け充血しきった花弁は、熱く濡れた絹のようにペニスにぴったりと張りつき収縮した。
「ああ、いや、いやいやいや、いっちゃう、ねえ、だめッ!」
少女が昇りつめるのと同時に射精が始まる。
子宮口にはまり込んだペニスからのおぞましい迸流に、一瞬少女の身体がすくむ。しかしそれも圧倒的な性感によって
押し流され、ティータは何度も「兄さん」と叫びながら、気絶するほどの高みにまで押し上げられていった。
415誰がために鐘は鳴る・後編8:2010/10/03(日) 04:23:52 ID:pzmc7H8y
その日は、昼間から鐘が鳴った。
ティータは前回と同じように笑顔を振りまきダイスダーグのどんな要求にも嫌な顔一つせずに応え、そして
思惑通りに絶頂を強いられていた。
男の筋張った肩越しに見える窓からは、紫色の雲が空を覆い隠しているのが見える。雷も鳴っていて、今にも
雨が降りそうだ。
この所、ダイスダーグが自分を呼び出す回数は目に見えて増えていた。馬鹿の一つ覚えのように「兄さん、大好き」と
喘ぎながら、ティータはその理由を考えている。
あの思い出したくもない凌辱の後から、自分が心から慕っているふりをしているせいだろうか。それとも、
北天騎士団に所属するディリータが時折イグーロスに顔を出すようになり、義兄は兄の顔を見ながら歪んだ優越感に
でも浸っているのだろうか。どちらにしろ大同小異だ。
(私には関係の無い事だもの。これしか価値の無い私には)
その時ダイスダーグは射精のためのラストスパートを始め、ティータの思考はそこで遮断された。

性行為が終わった後も、ティータの屈辱は終わらない。
世界で最も憎むべき男に、裸のまま甘え何度もキスをねだらねばならないのだ。ある意味では、犯されるよりもっと
苦痛な時間。
あの日、娼館に売られ見ず知らずの男達から暴行を受けたティータが、ダイスダーグに媚びた理由。それは単純な算数だ。
かたや見ず知らずの15人の男。もう片方は憎んでいるとはいえたった一人の義兄。計算するまでもなく、どんな恥辱を
受けようが一人の方が楽に決まっている。だからティータは、もうあんな凌辱はごめんだと必死で縋りついた。
だがこうして呼び出し回数が増え、さらにこんな時間まで強制される事を考えると、あの時の自分の選択が正しかった
のかどうかすら、良くわからなくなってくる。
ただ一つだけわかっているのは、自分は何があろうと、ディリータを守らなければならない事。
だからティータはダイスダーグを慕うふりをし続ける。心の中でずっと渦巻く、憎悪と嫌悪に蓋をして。
ようやく服を身につける事を許され、ティータは安堵を顔に出さないようにながら脱ぎ散らかされた下着に手を伸ばす。
はやる気持ちを抑え、名残惜しそうな態度を崩さないように注意深く。
「ティータ」
名前を呼ばれるだけで手に汗が滲む。ティータは消え入りそうな声で「何でしょう、兄さん」と返事をした。
「……お前は、変わったな」
手が伸びてきて、髪を撫でられる。
(嫌だ)
反射的に身体が硬くなった。ティータは激しい暴行を受けるより、優しく触れられる方がずっと嫌だった。ただ犯されて
いるだけなら、憎むだけでやり過ごせる。襲いかかる快楽に身を任せれば全てを忘れてしまえる。でも、愛し合う
恋人同士のように遇されるのは、もっと心を抓まれていくような気がしてしょうがないのだ。
触れられた髪を今すぐ切り落としたい気持ちと戦いながら、ティータはそれでもじっと耐えていた。髪を梳く指が
下に降りて来て、首輪を引っ張ってくる。
喉を締め付けられる息苦しさに、ティータは小さな咳で応えた。
「きついのか?」
「はい。少し」
「そうか、わかった」
416誰がために鐘は鳴る・後編9:2010/10/03(日) 04:26:26 ID:pzmc7H8y
ダイスダーグは、ティータも予想していなかった行動に出た。首輪を掴んでいた指が留め具に移動し、少女の首を
絞めつけていた革紐の先端を引く。そして、カチャリと小さな金属音と共に、この一年少女を縛り続けていた首輪は
あっさりと外された。
一年ぶりに外気に触れた首は、少し痒い。
「に、兄さん……?」
思わず、期待で声が上ずってしまう。もしかしたら、義兄はこちらの殊勝な態度に胸打たれ、自分を解放
してくれる気になったのだろうか。だとしたらどんなに楽になれるだろう。そうだ、自由になったらその足で
兄の元に向かってもいい。もう自分達兄妹に、ベオルブの庇護など必要ない。兄の追っていると言う骸旅団など
取るに足らぬ事だ。自分達は両親が耕していたあの小さな畑に戻り、そこで二人静かに穏やかに暮らせばいい……。
たった一瞬で、ティータはディリータと作りあげる麦畑や見事に実った麦穂まで夢想してしまう。
しかしすぐ傍の抽斗を探っていた義兄が取り出したのは、これまで嵌めていたものとそっくりな、家畜用の
首輪だった。
「……」
ティータは無言で唇を噛む。やっと自分を縛りつけていたものから自由になれたと思ったのに。もう
こんな惨めさを味わう事も無くなると期待してしまったのに。
自分はこの牢獄から、まだまだ解放されないらしい。
もう笑顔を作る事も出来ない少女は、憑かれたように数メートル先のドアを見つめている。
(逃げたい。今ならまだ逃げられる。あの首輪を着けてしまったら、明日も明後日もその次もずっとずっと
同じ生活。学校でも家でもいじめられて、誰にも打ち明けられなくて。逃げたい、逃げたい、逃げたい。
逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい――)
首輪を持ったダイスダーグの手が近づく。ティータは浮立つ踵を必死で堪えている。
その時だった。
玄関で悲鳴が聞こえ、屋敷の中をどたどたと踏み荒らす複数の足音が聞こえる。ダイスダーグは
ティータの首に触れていた手を離し、そしてティータも身体を強張らせた。
「なっ……!?これはどういう事ですか、兄さん……?」
「やはり、な。予想はしていたが……。下がっていろ」
抜刀したダイスダーグは、乱暴にティータを押しのける。物々しい怒声と足音は、真っ直ぐにこちらに
向かって駆け上がって来るようだ。けれどもティータは、ダイスダーグの肩越しに見えるドアから
まだ目が離せない。
首輪を嵌められていない首にそっと触れる。一年ぶりに触れる素肌は、こちらに決断を迫るかのように
疼いていた。
(そうだ、まだ間に合う。今ならここから逃げ出せる。この、誰かが襲ってきた今なら、混乱に乗じて――)
その、襲撃してきた賊に襲われるかもしれないと言う可能性すら、今の少女は殆ど忘れかけていた。
ベッドから立ち上がる。一歩踏み出すともう止まらなかった。ティータは剣を手にドアを見つめる
ダイスダーグの背を押しのけ、自由に向かって走り出す。
「ティータ?どこに行くのだ。下がっていろと言ったはずだが……?」
肩を掴んでくる手を乱暴に払いのける。もう少女の目には、牢獄からの出口しか映っていない。
ただの樫のドアだと言うのに、それはこの上なく光り輝いて見える。
(ああ、もう私は逃げられる。逃げてやる。もうこんな所はうんざり。兄さんと私、二人で静かに、
幸せに暮らすの)
ほんの一瞬で、自由へと続く扉の前まで来た。あと三歩。二歩。一歩。
(兄さん、兄さん。待っててね、すぐに行くから)
417誰がために鐘は鳴る・後編10:2010/10/03(日) 04:29:35 ID:pzmc7H8y
「――っ」
真夜中、少女は自分をきつく拘束する縄の痛みで目を覚ました。
性交目的の拘束には慣れていたが、ただ自由を奪うだけの縄は苦痛だけをティータにもたらす。おまけに
転がされているのは粗末な土の床で、傍には見張りの目まであるのだ。眠りが浅くなるのは当然だった。
ベオルブ邸を襲撃した骸旅団に拉致されたティータが気がついた時には、もうこの部屋に運び込まれ風車小屋の
粉挽き機に縛りつけられていた。彼らは意識を取り戻した自分に殆ど注意を払う事もせず、緊迫した様子で動き回っていた。
彼らの口から漏れる「人質」「ベオルブの令嬢」と言う単語。
どうやら、骸旅団は自分をベオルブ家の娘だと思っているらしかった。
(違うのに)
猿轡を噛まされ、何も喋れないティータは俯く角度を更に深くした。瞼を下ろし、いつものように
兄の面影を浮かべる。
(ディリータ兄さん……)
もう、自分が誘拐された事を兄は知っているのだろうか。エルムドア侯爵を救助した兄は、今度は骸旅団の
殲滅作戦に参加すると言っていた。きっと今頃はそれも成功させ、イグーロスに戻っているのだろう。
そして……。
(最低だな、わたし。いい子でいたかったのに、兄さんに心配をかけてしまうなんて)
骸旅団が襲ってきたあの時、ティータは自由への渇望を抑えきれなかった。価値の無いものとして虐げられ
続ける事にどうにも我慢できなかった。
もしあの時、もう少しだけ辛抱していれば、兄に心労をかける事も無かったのに。
ああ、本当にディリータは今どうしているだろう。眠れているのだろうか。無理はしていないだろうか。
自分を取り戻そうと、危ない目に遭っていないだろうか。もしそうなったらどうしよう。兄が、誰より大好きな人が
死んでしまったらどうしよう。次々に溢れだす不安は出口を求め、目の縁までたどり着く。
「う……」
ぽろぽろと涙が零れてきて、ティータは口の中に突っ込まれた布切れを噛みしめた。
「……うるせえな。泣いたって助けは来ないんだ。黙って寝てろ」
ティータの泣き声に気付いたのか、見張りの見習い剣士が眠たげな声を上げた。それに頷き、音を立てない
ように何度も鼻を啜る。
(ああ、いっそあの時、骸旅団の凶刃に倒れてしまえばよかった。そうすれば兄さんは悲しみこそすれ、
危険な目に遭う事も無いはず。それなのに――)
まだ涙が滲む瞼の裏に、憎んでも憎みきれないダイスダーグの顔が浮かぶ。
あの、数日前の突然の襲撃。ティータは誘拐されたが、怪我ひとつ負わなかった。それはダイスダーグが
とっさに庇ってくれたからだった。
そう、あの時。ティータが逃げ出そうとした瞬間、運悪く骸旅団の剣士が部屋までたどり着いてしまったのだ。
いきなり開かれたドアに吹き飛ばされ、倒れ込む自分に銀色の光が襲ってくる。放物線を描いて振り下ろされる刃。
だが、ティータがその一撃で死ぬ事はなかった。その代わりのように、頬に生温かい雫が降って来る。
その独特の生臭さで、すぐに血だとわかった。
「ダイスダーグ兄さんッ!」
ダイスダーグは深手を負いながらも部屋に入ってきた賊を始末し、そしてティータに「逃げろ」と指示してきた。
そして屋敷の中を逃げる最中、骸旅団に捕まったのだ。
どうしてあの男は、こんな自分など庇ったのだろう。もしあの時殺されていれば、兄を悲しませる事には
なっただろうが、少なくとも危険な目に遭わせる事も無かったのに。
(本当に、どこまで私の意志を無視すれば気が済むんだろう……)
ティータは脳裏の義兄に、ありったけの呪詛を投げつける。
(でも)
そこからは口に出して呟いた。もっとも、喉から漏れるのはくぐもった呻きだけだったが、それでも
ティータは疑問を声に出さずにはいられなかった。
「どうして兄さんは、私を助けたの?私なんて、何の価値も無いはずなのに」
418誰がために鐘は鳴る・後編11:2010/10/03(日) 04:32:07 ID:pzmc7H8y
数日後。
未だ骸旅団に拘束され続けているティータは、逃げる彼らと共にアジトを転々としていた。場所を移動するたびに
人数は徐々に減っていき、そしてジークデン砦にたどり着いた今は、ゴラグロスと言う名の騎士が一人いるだけ
となっている。
彼はティータを床の上に投げ捨てると、砦に備蓄されている火薬の山に向かう。ゴラグロスの注意がこちらに
向かないように苦心しながら、少女は体勢を立て直した。
(ここが、私の最後の場所になるのかな)
砦の内部をぐるりと見回す。しばらく使われていなかったらしく、かび臭く埃っぽい。
骸旅団の頭目であるウィ―グラフがゴラグロスと口論をしていた時には俄かに湧いてきた希望――それは、解放
された自分と強くなった兄が、数々の危険を乗り越え再びめぐり会うと言う少女じみた夢物語――も、
今では綺麗さっぱり失っている。
あの兄達が、北天騎士団の面子を潰し盗賊集団に屈してまで自分を助けるとはとても思えない。ましてや
自分はベオルブの人間でもなく、何の身分も持たないのだ。だから、今必死で生き延びようとしてるこの騎士も、
自分と言う切り札に意味がないのに助かるはずがない。おそらく、自分もこの騎士も骸旅団の頭目の
ウィ―グラフという男も、あと数日も生きられないだろう。
骸旅団とは違う形とはいえ、『持たざる者』故の辛酸を散々舐めてきたティータにとって、それは確信に近かった。
「――ああ、クソッ!畜生、ウィ―グラフが、あの革命バカが……」
彼はかつての上司への悪態を繰り返しながら、火薬の準備を整えている。少女はすっかり緩くなっていた
猿轡を吐き捨てると、その背に声をかけた。
「無駄だと思いますよ、そんな事をしても」
まさか自分が喋るとは思っていなかったのだろう、ボロボロのマントに覆われた背がびくりと反応する。
「どういう意味だ?」
「騎士さんも私も、もうおしまいって意味です。ダイスダーグ兄さんもザルバッグ兄さんも、あなた達
骸旅団の脅しに屈するとは思えませんから」
ゴラグロスの血走った目がギロリと動く。淡々とティータは続けた。
「それに、あなた達は私の事をベオルブ家の令嬢と勘違いしてるみたいだけど、私だってあなた達と同じ。
何の身分も持たない、価値も無い人間だもの。ダイスダーグ兄さんやザルバッグ兄さんではなく、私を
誘拐した時点で騎士さんが助からない事は決定していたと思います」
言い終わった瞬間、頬に衝撃が走った。追い詰められた男の平手が飛んできたのだ。少女は石床に倒れ込んだまま、
それでも表情を変えなかった。
「……だから、もう私を楽にして下さい」
「貴様は、さっきから何を言っている?貴様が何者だろうと、ベオルブの関係者には変わりないだろう。
こちらは貴様を解放する気はない」
「違うの」
手が使えないティータは、ゴラグロスが腰に差している剣を顎でしゃくる。
「その剣で、今のうちに殺して欲しいんです。兄さんはきっと、私を助けにやって来るわ。その目の前で
私が殺されたら、兄さんはどれほどショックを受けると思いますか?どんなに悲しむでしょう。私、
兄さんにだけは心配をかけたくない。どうせ悲しむなら、少しでもそれを少なくしてあげたいの」
再び少女の頬で小気味いい音が鳴った。両方の頬を打たれたティータは口を噤み、諦めたように目を閉じる。
「うるさいッ!オレは生きるんだ!どうやってでも逃げ延びてやる」
ゴラグロスの足音が遠ざかる。
やがて、ティータの耳にチョコボの足が立てる地響きが届いた。
目を開けるまでもなくわかる。兄と、北天騎士団の到着だ。ティータの目尻から、一筋涙が落ちていった。
419誰がために鐘は鳴る・後編12:2010/10/03(日) 04:33:57 ID:pzmc7H8y
痛い。
寒い。
痛い寒い痛い寒い痛い寒い痛い寒い。矢で貫かれた腹から、温かな血がぼたぼたと落ちていく。
下から兄の叫び声が聞こえる。兄の友人だった人の高笑いも。
剣のぶつかり合う音が聞こえる。自分が射られゴラグロスも殺され、これで何もかも解決したと言うのに、
どうして彼らはまだ戦っているのだろう。

砦の外に居たのは予想通り北天騎士団と――そして、兄のディリータの姿もそこにはあった。
「兄さん、ディリータ兄さんッ!」
そのやつれきった顔に「どうして来たの」とは言えなかったから、その代わり力の限り兄の名を叫ぶ。
(お願い、兄さん。私の事なんか見捨てて、早くここから立ち去って。じゃなきゃ、私がこれまで我を続けてきた
意味が無くなってしまう。兄さんを守りたくて、傷つけたくなかったから、ずっとずっと耐えてきたのに。
私が死ぬ所なんか見ちゃだめなのに)
だが、兄がこの最後の願いに気付くはずも無かった。
「ティータッ!」
兄も自分と同じくらい泣きそうな顔をして叫び返す。
(兄さん、兄さん)
「さあ、早く退けよッ!吹き飛ばされたくなかったらな!」
ゴラグロスが今一度ティータの髪を引き絞り、盾にするように前に押し出す。
砦を挟んで向かい合っているザルバッグが、近くにいた兄の友人に号令をかける。今まで本当の家族の
ように接してくれたザルバッグが、初めてこちらから目をそらすのをティータはぼんやりと眺めていた。
そして――、
「……!」
声も出なかった。
全身から力が抜けていく。膝が折れ、ゴラグロスの腕から身体が滑り落ちるのがわかった。横たわった頬に、
雪で凍えた橋が冷たい。けれども射られた腹部だけは焼けるように熱く、流れ出す血のぬくもりを感じる。
「ディ……リータ、にいさ……」
射られた瞬間、ザルバッグがまるで謝るように顔を背けたのも、自分を撃ち抜いたのが兄の友人だったはずの
アルガスと言う少年であった事も、もっと言ってしまえば自分の生命すらも今のティータにはどうでも良かった。
ただ、自分の懸念通り兄にショックを与えてしまった事だけを、少女は後悔していた。
「アルガス、良くもティータを……!殺してやる、殺してやるッ」
(だめ、だめよ兄さん。価値の無い私とは違って、兄さんは、兄さんにだけは幸せでいて欲しかったのに。
そのためなら、どうなっても構わなかったのに。それなのに、兄さんが泣いてるだなんて)
ティータは「だ……め……」と憤怒も露わに戦い続ける兄に手を伸ばす。だがそこで腹に突き刺さった矢が、
主張を存在するかのように激痛をもたらした。
白い空から次々と舞い落ちる白い雪。その中で、ティータの意識も白く塗り潰されていった。
420誰がために鐘は鳴る・後編13:2010/10/03(日) 04:35:27 ID:pzmc7H8y
凄まじい爆音。火薬の匂いと湿った木片が燻される黒い煙が、喉を突き刺す。
ティータは全身を襲う衝撃で目を覚ました。すぐに腹部の激痛も蘇り、少女は寝返りを打ちながら呻く。
(わたし、まだ生きてるんだ)
薄目を開ける。その目は、すぐに限界まで見開かれた。
「兄さん」
目の前でディリータが倒れていた。落下した砦の破片がぶつかったらしく、額が割れ血を流している。
揺さぶってみるが、意識がないのか何の反応も示さない。
ティータは痛む腹部を押さえながら、兄の胸元まで頭を移動させ耳を押し当てた。鎧越しだから聞き取り辛いが、
確かに心臓が脈打つ音が聞こえる。
(生きてる?兄さんは、まだ生きている)
少女はますますひどくなる矢の痛みに耐えながら、素早く作業に取り掛かった。血を流す兄の額を何度も何度も拭い、
ハンカチで縛る。ぐったりしたままの肩を抱きしめ、身体中を使ってディリータの上に覆い被さった。これまでのように
兄を守り続けるために。これ以上傷つかないように。
ディリータを救うために自分が盾になる、それだけなのに全身から脂汗が噴き出す。火薬による黒煙は肺を直撃し、
咳が止まらない。咳き込む度、口の中に血の味が滲む。未だに突き刺さったままの矢は掻き回すような激痛をもたらし、
気を抜くと兄から手を離してしまいそうだ。
(苦しい。苦しい。でも)
自分の血と兄の血が混じりあい、手がぬるぬると滑る。それでもティータはディリータの肩を抱き、その手を
離そうとはしなかった。
火の粉は雪のように次々と降り、少女の長い髪を焦がす。木片がティータの背中を直撃し、少女はかすかに喘いだ。
そしてすぐに大きな爆発。今までで最も大きなその爆発によって砦は完全に崩壊し、そこにかかる橋も燃え、崩れ落ちていく。
ティータの意識は既にない。けれどもその小さな手はまだ兄を掴んでいた。やがて少女の心臓がその機能を停止し、
砦の全てが燃え尽きてもなお、その指は兄を守るために折り曲げられたままであった。
421誰がために鐘は鳴る・後編14:2010/10/03(日) 04:38:09 ID:pzmc7H8y
ガラン……ガラン……カラン……。
鐘の音に、アルマは泣き腫らした顔を上げる。
荘厳で美しい音色を響かせる教会の鐘は、父バルバネス崩御の際ベオルブ家が教会に寄贈したものだ。
数日前までは雪が降りそうに寒かったのに、今日のイグーロスは雲一つない晴天。葬儀にはこの上なく
不釣り合いな小春日和だった。
今、墓の並ぶこの丘では、ディリータとティータの葬儀が遺体もないまま行われようとしている。神父は
真新しい二つの墓石の前で、最後の祈りを捧げていた。
「……大いなる父の祝福を受け、汝の肉体は大地へ戻らん。願わくば聖アジョラの御加護によりディリータ・ハイラル、
ティータ・ハイラルの魂を至福の地へ導きたまえ……、ファーラム……」
「……ファーラム」
黒い服を着た人々の行列から一人外れたアルマは、祈りの言葉を口にする事も出来ない。ハンカチを顔に当て、
ずっと嗚咽を漏らし続けている。
「ティータ……、ディリータ……」
やっと、ティータが笑顔を取り戻してくれたのに。ディリータも、兄のラムザとずっと一緒に戦ってくれると
信じていたのに。なのに、その二人はもうどこにもいない。
「ラムザ兄さん……」
そして兄のラムザも、ジークデンでの戦いを最後に行方知れずとなっていた。自分の元に届いた手紙には、
ティータを殺す命令を下したのは次兄のザルバッグである事、ティータもディリータも生きている可能性は極めて低い事、
これからはベオルブの名を棄てて生きていきたい事などが淡々と綴られていた。そして最後には「どうか心配しないで
欲しい」と結びの文があり、アルマは「心配するなだなんて、無理に決まってるじゃない」と手紙を抱きしめて号泣した。
(なんで?どうして、こんな事になってしまったの?)
たった数週間前まで、アルマは自分の幸せを疑った事もなかった。誰より大切な兄は騎士としての一歩を踏み出し、
その傍にはずっと一緒に育った親友もいていつも兄をサポートしてくれる。親友のティータも少々引っ込み思案だが
優しい子で、兄のいない寂しさもティータと喋っていれば忘れる事が出来た。生まれた家はガリオンヌ領でも
指折りの名家で、骸旅団の戦士達のように飢える心配もなければ明日を不安に思う事もない。
けれどもその幸福は脆くも崩れ去り、アルマだけが一人取り残されてしまった。
葬儀が終わる。長兄のダイスダーグは、最後まで無表情を変えないままその場を立ち去る。次兄のザルバッグ――ラムザ
からの手紙を受け取った時、アルマは当然彼に猛抗議した。しかしザルバッグは「仕方なかった」の一点張りで、
ついぞティータに対する謝罪の言葉一つ得る事は出来なかった――は墓石の前で放心したように座り込むアルマの肩を叩き、
「アルマ、わかってくれるな?……これも、ベオルブのためだ」
とだけ言い残してハイラル兄妹の墓から踵を返した。
「そんなのわかるわけない。何がベオルブのため?平民だからって、骸旅団に屈する訳にはいかないからって、
ティータを見殺しにするのが正しいやり方だって兄さん達は言うの!?う……う、ううっ、う……」
誰もいなくなった墓地で、アルマは声を上げて泣いた。このところずっと崩壊している涙腺は、ぬるい水滴を次々と頬へと落としていく。
「ティータ、ディリータ、ラムザ兄さん……!」
ガラン……ガラン……カラン……。
どのくらい泣いていたのだろうか。アルマは今日何度目かの鐘の音に気付いて顔を上げる。
青銅に金メッキを施した巨大な鐘は、澄んだ音をアルマのいる墓地まで届ける。荘厳で美しく、でもどこか悲しげな調べ。

ティータのために鳴らされた、鎮魂の鐘だった。


おしまい
422名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 04:39:07 ID:pzmc7H8y
予想以上に長くなってしまい、9月中に間に合わなかった。申し訳ない
読んでくれた人ありがとう。そしてお疲れ様でした
423名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 09:47:40 ID:+1T5qans
まさか本編につながるとは思わなかった・・・w

とても読み応えがあってえろえろでしたよー!
大作、お疲れ様でした!
424名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 01:17:57 ID:FxwvhJ8c
>>407-422
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
大作お疲れまでした。読み応えありで楽しかったです!
ダイスダーグ×ティータ、ダークで萌えましたw
425名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 01:12:23 ID:onV1Lxq5
きれいに繋げたなあ。すげー良かった。おつかれ様です。
426名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 21:26:09 ID:HaQHgyT/
クックック……食い込み天使……
427名無しさん@ピンキー
クックック・・・黒マテリア・・・