らき☆すたの女の子でエロパロ57

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1名無しさん@ピンキー
アニメも好評のうちに終了し原作も大好評連載中、OVAも好評発売中の「らき☆すた」でエロいの行ってみよ。

☆カップリングは自由
☆基本的に百合マンセー
☆801は禁止(と言っても男キャラあんまいねぇ)
☆投下した作品の保管を希望しない場合、前もってその旨を知らせること

※マナー等※
※割込みを防止するため、書き込みや投下の前等にリロードを。
※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで。
※グロやSM、鬱モノなどの過激な内容は断りを入れてから投稿する
※読者=主人公の作品(いわゆる俺キャラもの)についてはNGワード指定や断り文を確実に。
※480KBまたは950レスのどちらかに近づいたら、次スレの準備を。

■みゆきさんの一言メモ
・ 投稿の際に、メール欄に半角英数でsageと入力すると、スレッドを上げずに書き込めます
 『sage』(←全角)では有効になりませんので、全角・半角を確認してください
・ スレッドの閲覧・書き込みは、絶対ではありませんが専用ブラウザの使用を推奨します
 これにより『人大杉』のエラーが回避できます
・ SS投下は、一度メモ帳やワードパッドなどで書き上げてからまとめて投下してください
 投下間隔があくと、他の方がレスできなくなってしまいます


マターリはぁはぁしましょうか。

☆まとめサイト(管理人と職人に感謝!)(避難所の行方はここ参照)
ttp://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1.html
☆前スレ
らき☆すたの女の子でエロパロ56
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232523333/
2名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:48:54 ID:w8prvZ4x
57スレ一番乗り!
>>1乙です!
>>612
ゆたかのふたなりってないような気がする…男ゆたかのゆたみなは萌えた ハァハァ(;´Д`)
3名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:52:44 ID:NzXf1lIY
さぁ、>>1乙ザマスよ!
452-426(仮):2009/04/01(水) 23:13:50 ID:8QoKumLC
>>1乙です。
さっそくですが投下させていただきます

・7レス使います
・ギャグ
552-426(仮):2009/04/01(水) 23:14:32 ID:8QoKumLC
あ、書き忘れました。
誰もいなかったら、5分後に投下させていただきます。
6かなたの誕生日ビデオ1/7:2009/04/01(水) 23:19:47 ID:8QoKumLC
外の気温は肌寒いが、曇りの多い冬の日には珍しく、今日は青い空と太陽が覗いていた。
しかし、寒く強い風はいつもと変わらず、道を歩く人々はコートの中で体を縮ませ、
女の子はスカートをめくられている。スカートの中のおパンチュは色とりどりで、
スタンダートな白、かわいらしいピンク、おしゃれな白と水色の縞模様、子どもっぽい、
だがそれがいいキャラ物おパンチュ、セクシーな黒、変態プレイ中で何も穿いてない
女の子。風でめくれるたびに男の目線はおパンチュのほうにいき、
「さぁ、今日もはりきってお仕事だ!」とやる気がで……
失礼。ちゃんとした描写をしよう。

泉家では、こなた、かがみ、つかさ、みゆきの四人が、リビングでWiiをしている。
今は、みゆきがヌンチャクコントローラーを握ってプレイしている。
「さぁ、泉さん。術式を開始します!」
「う、うん……」
こなたの用意したゲームは、「カドゥケウスNew Blood」というゲームソフトで、
手術をモチーフにしたゲームだ。
こなたがみゆきを誘った時、みゆきは「わ、私ですか?私はこういうゲームはやったことないのですが……」と、
言っており、いざ始めるとこなたの予想通り「えっと、あれ、あれれ?」と混乱していたが、
手術ゲームということで、みゆきの何かが目覚めたらしく、ゲームを進めていくたびに腕がメキメキ上がり、
今では、登場人物になりきっている。
それどころか、こなたの記録を次々と塗り替えていく。
みゆきのあまりの変貌っぷりに、三人とも苦笑するしかなかった。
現在、みゆきは、不利な状況に陥っている。
胃の手術をしており、全体に出血が起こり、バイタル値が低くなっている。
「みゆきさん、超執刀を使わないと危ないよ!」
「こなちゃん、超執刀って?」
つかさは、手作りチョコクッキーをかじっている。
「超執刀っていうのは、このゲームのシステムで、手術を有利に進めることができる
 いわゆるデビルメイクライでいう魔人モードかな」
「よけい分からないわよ……」
「みゆきさんが使っているのは男キャラだから、
 手術の進行速度を遅く出来るんだよ。まぁ、これを使っちゃったら、
 スコアが下がっちゃうのが欠点だけど。あくまでもクリアしたい人向けかな」
かがみは、つかさの焼いたチョコクッキーの大半を食べながら、言った。
「じゃあ、今使っているのが超執刀?」
こなたは画面を見た。
みゆきのリモコンさばきがスピードアップしており、
まるでフェンシング選手が操るフルーレ――正確には、エペ、サーブルの二種類があるが――のように、
力強く、優美な動きで次々と手術箇所を素早く、的確に、治していく。
「いや、超執刀を発動したら、画面の色が変わるんだけど……」
こなたは、もう一度画面とみゆきを交互に見た。
「まさか、ゲームで超執刀を発動しているのではなく、
 『みゆきさん自身が超執刀を発動』しているのでは……!?


「ふぅ、少々熱くなってしまいました」
あの後、みゆきのスコアは少々低かったが、「手術要領は大体理解できました」と言い、
再度プレイすると、こなたの記録を軽々と破った。
みゆきは、こなたと比べ、ゲーム慣れしていないせいか、
疲れはじめ、つかさのコーヒーを飲んでいる。
つかさはコーヒーを淹れる際、多少こだわっているらしい。
7かなたの誕生日ビデオ2/7:2009/04/01(水) 23:20:36 ID:8QoKumLC
コーヒー豆はモカを使用しており、ペーパードリップ式で淹れている。
まずは水道水のカルキの匂いをとるために三分間沸騰させる。
沸騰させている間、つかさはカップとドリッパーを湯通しして温めた。
注湯するために、「口先が長くて細いものってない?」とつかさはこなたに尋ねたが、
無かったため仕方なくやかんを使うことにした。
少量ずつお湯を淹れていき、次第に渦を描くように淹れていく。
つかさがコーヒーを淹れている姿は、まるでジャズ喫茶のマスターの奥さんみたいで、
多分、熱心なお客さんならコーヒー一杯のために四時間は店でソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンでも
聴きながら、彼女を見つめて居座っているだろう。
つかさの淹れたコーヒーは、彼女のコーヒーに対する愛情に応えるように、
芸術家が操る筆の動きのような湯気とともに、豊かな香りが部屋全体に行き届いた。
四人は、そんな空気の中で食べるつかさのチョコクッキーをおいしそうに頬張っている。
「しかしまぁ……」
こなたが、呟いた。
「みゆきさんなら、いいお医者さんになれるよ……」
「しかし、これはゲームですから、いくらこのゲームがうまくても、実際の手術では
 役に立たないと思いますが……」
「いや、みゆきさんは超執刀が使えるんだから、それを実際の手術に使えば
 困難な手術もこなせるって」
「?」
みゆきは、訳が分からなかったのか、首を傾げた。
「ねぇ、こなた」
かがみが、言った。
「テーブルの隅っこにこんなDVD見つけたんだけど」
かがみの手にあるDVDには、黒色のインクで印刷した文字に「かなたの誕生日」と、
書かれてある。
「かなたって、確かこなたのお母さんだよね?以前、アルバム見せてもらった時、
 写真の下に名前書いてたじゃない」
かがみはこなたに、DVDを差し出した。
こなたは、それをマジマジと見た。
「う〜ん、こんなの見たことないなぁ」
「じゃぁ、見てみる?」
かがみは、小さな子どもがいたずらを考えたような顔をして、言った。
「そうだね。見てみようか」
「って、いいんかいっ」
「……お母さんが、どんな人かちょっと知りたくてね。今からでも見てみたいんだよ」
こなたは、DVDをケースから取り出し、Wiiの中に入れた。
「待て待て!Wiiで再生出来るのか?」
「ふふふ、かがみんや。私のWiiは他のWiiとは違うのだよ」
ちなみに、実際のWiiでは再生できないので注意しましょう。
多分。
DVDをWiiの中に入れて少し経つと、画面に丸いチョコケーキが映し出された。
二人で食べるのか、小さめに作られており、銀色の小さなアラザンが散りばめられている。
真ん中には、「Happy Birthday KANATA」と書かれたチョコレートが、乗っている。
『……よし、我ながらいい出来だ』
「あ、お父さんの声だ」
『今日はかなたの誕生日だから少しはりきりすぎたな……。
 まさか、ケーキ作りがこんなに大変だとはな』
「あ〜、分かる分かる。ケーキ作りって、結構体力使うよ〜」
つかさも、趣味でケーキを作ったりしているのか、そうじろうの気持ちが分かったように頷いた。
8かなたの誕生日ビデオ3/7:2009/04/01(水) 23:21:34 ID:8QoKumLC
そうじろうは、ケーキが見えないように、箱の中に入れて隠した。
『さぁて、後はかなたが帰ってくるだけだな……』
そうじろうは、カメラを自分のほうに写した。
『やっほー、聞こえるかー?』
「聞こえてるよ〜」
こなたが、テレビの前のそうじろうに向けて、おどけた返事をした。
「うわ〜、こなちゃんのお父さんって、結構かっこいいよね〜」
「まぁ、このころから、オタクなんだけどね〜……」
『今日はかなたの誕生日ということで、今日の一日をビデオに撮りたいと思います』
続いてカメラは、玄関のドアの方に向いた。
カメラから分かることは、アパート住まいで、壁には多少の汚れが染み付いているが、
意外に部屋が片付いていることだ。
多分、かなたが定期的に掃除しているからだろう。
みゆきは、羨ましそうに言った。
「それにしても、夫婦で誕生日を祝うというのは、いいものですね」
それに続いて、かがみも呟いた。
「誕生日に、手作りケーキっていうのは、ほんと、こなたの夫婦って、ラブラブよね」
「でも、羨ましいなぁ」
つかさは、かわいらしい犬のような瞳で、画面に見とれた。
「あぁ〜なんだかワクワクするよ」
こなたは、ソワソワと落ち着かないでいる。
若き日の父親の姿、あまり知らない母親の存在。
そんな二人の日常がビデオで見られるとくれば、落ち着いて見るのは不可能だった。
『おっ、足音が聞こえるな。そろそろ帰ってきたか?』
「おぉ……!いよいよかな」
こなたは、まるで告白寸前のカップルを見つめて呟くように言った。
かがみは、みゆきのほうに向いた。
「みゆき、こなたのアルバム見ていた時は、みゆきはいなかったから知らないと思うけど、
 こなたのお母さんって、すごいそっくりよ」
「まぁ、それはドキドキしますね」
みゆきは、コーヒーを口に含んだ。
「うんうん。ワクワクするよ〜」
つかさは、リボンがまるで犬の尻尾のように動いている。
テレビから、かちゃっと、玄関のドアを開ける音がする。
そして、声が聞こえた。


  『ただいま、お兄ちゃん!』


「ぶううううぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー!!!!!!」
「わぷっ!」
みゆきは、まるでテッポウウオのように、つかさに向けてコーヒーを吹き出した。
つかさは、コーヒーまみれになって、あまりの熱さにしばらく悶えた。
「「「「お兄ちゃん!?」」」」
いきなりテレビから響いてきたお兄ちゃん発言に、四人は戸惑った。
画面を見ると、そこには、こなたそっくりの顔で、目はタレ目、髪は青くて長く、アホ毛がない。
そして、こなたそっくりの体格。
かがみがアルバムで見たかなたそのものだった。
9かなたの誕生日ビデオ4/7:2009/04/01(水) 23:22:33 ID:8QoKumLC
ただ違うのは、やたら子どもらしいピンクとハートを強調した服と、
背中にはランドセル(リコーダー付)を背負っていることだ。
「ど、どういうこと……?」
こなたは、いきなりのことで、混乱を隠しきれていない。
『お帰り、かなた』
「か、かなたということは……」
かがみは、戸惑いを隠せない様子で、言った。
「あれがこなたの……お母さん……?」
みゆきの口元は、先ほど吐き出したコーヒーが垂れている。
「一体、どういうことなのでしょう……?」
「……もしかして、お父さんとお母さんの小さい頃……?いや、お父さん結構歳いってるっぽいし……」
「と、とりあえず見てみようよ……」
つかさがそう言うと、四人は黙って、ビデオの続きを見た。
『あれ?お兄ちゃん、ビデオなんて撮ってどうしたの?」
かなたが首を傾げながら、カメラを見つめた。
『あぁ、今日はかなたの誕生日だからな。記念にビデオ撮影しておこうと思ってな』
かなたは、純粋無垢な少女のような笑顔を浮かべた。
『え、えぇ〜、恥ずかしいよ、お兄ちゃん』
「こっちが恥ずかしいよ……」
こなたは、自分の母親の『お兄ちゃん』発言に、顔が赤くなっている。
『あのね、あのね、お兄ちゃん』
かなたは、ランドセルからピンク色のかわいらしいリボンを取り出した。
『これね、友達のみきちゃんとゆかりちゃんからもらったんだ♪』
『おぉ〜、よかったなぁ、かなた』
『えへへ……。お兄ちゃん、つけてくれる?』
『ん?別にいいけど、自分でつけれるんじゃないか?』
『ちがうよ〜』
かなたは、四つん這いで、そうじろうのところに近づいた。
『お兄ちゃんにつけてもらいたんだもん☆』
「『もん☆』って……」
かがみは、必死に笑いを堪えている。
「ど、どんだけ〜……」
つかさはどうリアクションをとればいいのか、迷っている。
「こ、これは、あの、その、えーと……」
みゆきも、つかさと同じくオロオロしている。
「お願い、もうやめて……。お母さん……」
こなたは、まるで昔の黒歴史ノートを発掘されたひよりのように、顔を上げられずにいる。
『そうだ、かなた。今日はかなたの誕生日ということで、ケーキを用意したぞ』
そうじろうはそういうと、ケーキの箱を取った。
『わぁ〜チョコケーキだ♪ありがとうお兄ちゃん!』
『あはは……手作りだから、ちょっと変になっちゃったけどな』
『そんなことないよ。私は、お兄ちゃんがわたしのために作ってくれただけでも、
 とってもうれしいんだから♪』
知らない人が見たら、兄妹の微笑ましい光景に見えそうだが、
四人はそうじろうとかなたが夫婦で、二人の間に生まれたのがこなたという事実を知っているので、
「ほのぼのする」とはとても言えない。
むしろ、犯罪の匂いがする。
『あ、そうだ。ケーキに立てるロウソクを忘れていたな』
ここにひよりがいれば、「俺の熱くて硬いロウソク……」とでも妄想するだろう。
それはともかく、そうじろうは、カラフルなロウソクが入っている袋から、ロウソクを12本取り出した。
10かなたの誕生日ビデオ5/7:2009/04/01(水) 23:23:19 ID:8QoKumLC
「12本……?」
こなたは、つかさにおそるおそる尋ねた。
「ねぇつかさ。普通誕生日ケーキっていうのは、歳の数だけロウソクを刺すんだよね……?」
「う、うん。普通はそうだけど……」
「でも」
かがみは、患者にあなたは癌ですと宣告するように、言った。
「どうして取り出したロウソクの数が『たったの12本』……?」
四人は、唾を飲み込んだ。
そうじろうがケーキにロウソクを刺し終えると、誕生日に定番の歌を歌った。
『ハッピバースデーかーなたー♪
 ハッピバースデートゥーユー♪
 ハッピバースデーディアかーなたー♪
 ハッピバースデートゥーユー♪』
そこで、そうじろうは一呼吸おいた。
『かなた』


 嫌 な 予 感 が す る


『12才のお誕生日、おめでとう〜!!』


四人の間で気まずい沈黙が流れた。
みゆきの手に持っていたコーヒーカップが滑り落ちて、ガチャン、という音が響いた。
一方画面のほうでは、かなたが一生懸命ロウソクの火を消そうと、かわいらしく
フーフー息を吹きかけている。
ロウソクの火を消し終えると、そうじろうはナイフでケーキを二つに切って、かなたと分け合った。
『どうだい?味は』
『うん!お兄ちゃんの作ったケーキ、すっごくおいしいよ!』
『はは、喜んでくれてなによりだ』
とてもほのぼのした光景である。
少なくとも、画面の中では。
かなたはケーキを食べ終えると、もじもじし始めた。
『あのね、お兄ちゃん……』
かなたは、まるで本当の妹みたいに、控えめに言った。
『今日はね、お兄ちゃんにも私からプレゼントがあるんだ……♪』
そういいながら、かなたは自分のお腹をさすった。

ま さ か


『お兄ちゃんのね……赤ちゃんが出来たんだ……♪』

 ピシッ

四人はまるで、ペルセウスによって首だけになったメデューサが、海の怪物ケイトスを
石に変えたように、凍り付いた。
『……それ、本当か?』
そうじろうは、おそるおそる聞いた。
11かなたの誕生日ビデオ6/7:2009/04/01(水) 23:24:32 ID:8QoKumLC
かなたは、顔を赤らめながら、コクリ、と頷いた。
『や……やったーーー!!ついに、俺たちにも子どもができたーーー!!!!』
そうじろうは、いきなりかなたを抱きしめて、たかいたかいを始めた。
『ちょ、ちょっと、お兄ちゃん。恥ずかしいよぉ……』
『かなた、お兄ちゃんじゃなくて、お父さん、だろ?』
『そ、そうだけど……。でも、しばらくお兄ちゃんはお兄ちゃんでいてほしいの……』
そう言いながら、かなたは頬を染めた。
ほのぼのとして、また、新しい命が一人の母親の中に宿った神秘的な光景。
知らない者が見ればの話だが。
「待てよ……」
かがみは、ようやく口を開いた。
「「「赤ちゃん……!?」」」
三人は一斉に、こなたのほうを見た。
『お兄ちゃん、この子の名前、何にする?』
『実はもうすでに、俺たちにあかちゃんが出来た時のことを考えて、すでに決めてあるんだ』
そうじろうは、一呼吸おいた。
『かなたから一文字とって』
こなたは、まるで死刑宣告でも受ける前の罪人のような気分になった。


『『こなた』だ!』









……しばらく、四人の間で、空白の時間が過ぎた。
「…………」
こなたは、あまりのショックに口から魂が出ている。
「こ、こなた……あのさぁ……」
かがみは、なんとかこなたを慰めようとしたが、言葉が出ない。
「ど、どんだヴァルサミコ酢〜……」
つかさは、あまりのパニックに言葉が変になっている。
「えぇっと……とりあえず、警察を呼びましょうか?」
みゆきは、携帯を片手に110番をかけようとしている。
その時、玄関のドアが開く音がして、そうじろうがリビングを覗いた。
「お、こなた、それにお客さん。いらっしゃい。なにやってるんだい?」
四人は、のんきそうなそうじろうのほうをゆっくりと振り向いた。
「「「「この……」」」」
四人は、腰を思いっきり捻り、右のストレートを放つ構えをとった。
12かなたの誕生日ビデオ7/7:2009/04/01(水) 23:25:48 ID:8QoKumLC
「「「「ロリコぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーん!!!!!!」」」」

ドゴーーン!!

そうじろうは、少女四人の右ストレートの洗礼を受け、廊下の壁に叩きつけられた。




「……全く!ほんっっっっっっっとうに人騒がせなんだから!!!!」
「本当に警察を呼ぶとこだったわ……」
「すごいびっくりしちゃったよ〜」
「私もです……」
「すひまふぇん」
そうじろうは、まるでプロボクサー選手の試合の後のように、見事に顔が腫れ上がっている。
ビデオの真相は、かなたが生きていたころ、
そうじろうが『ドッキリビデオを撮りたい』と言いだし、撮影したそうだ。
ちなみに、この撮影の後、かなたは『私はそうくんと同じ歳です!!』と言って、機嫌が直るのに
時間がかかったらしい。
「っていうかお父さん」
こなたは、言った。
「あのランドセルと服、どっから持ってきたのさ」
「ん?あぁ、あれは、かなたの小学生のころのランドセルだ。
 んで、服もかなたが子どもの頃に着ていたものだ」
「……成長してないんですかい」
遺伝だ、とこなたは思った。
「……あぁ、でも一つ、本当のことがある」
「……なに?」
こなたは、どうでもいいような気の抜けた返事をした。
「……あの後に出来たのが、こなたです☆
 な〜んちゃってな」
そうじろうは、テヘッと舌をペロリと出した。
しかし、四人からは「ゴゴゴゴゴ……」という効果音が出ている(ような気がする)。
「あ、あの〜……?みなさん……?」
「「「「いっぺん……!」」」」
四人は、いっせいに膝を折り曲げた。

「「「「死んでこぉぉぉぉーーーーい!!!!」」」」

ドゴォォォォォーーーーーン!!!!

少女たちは、美しく鋭い蹴りを放ち、そうじろうは空高く飛ばされた。
そして、ギャグマンガで悪役が吹っ飛ばされたように、キラン、と夜空が光った。


……その後、そうじろうはボロボロの状態で帰ってきたそうだ。
1352-426(仮):2009/04/01(水) 23:26:52 ID:8QoKumLC
以上です。
失礼しました。
14名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:37:58 ID:6FZw4Qts
とりあえず突然の不意打ち(俺のろうそく)自重www

しかし、約2X歳で小学生の頃から成長してないとは……羨ましいぜ(ぉ
というか、さらりと他のお母様方の名前を出してますが……
15名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 00:31:50 ID:8FZAQffL
>>13 もう一つある……それは、
 D V D はそんな昔になかった筈
どんなトリック使った?
16名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:05:30 ID:tMVx0qVG
>>15
っ「ビデオを取り込んでDVDに焼いた」
これで説明できるんじゃね?
17名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:18:23 ID:Ak7MtXD3
>>15しまった……
本当はかがみがカセットテープを見つけるという風に修正しようとしたが、
すっかり忘れてたorz
……まぁ、「そうじろうがカセットテープの中をパソコンの中に移して、DVDに焼いた」と
解釈してください……
18名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:19:36 ID:Ak7MtXD3
>>16
あ、リロードしたら先に説明されてた……
ありがとうございます
19名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 02:31:09 ID:fN1lbGMr
まて、カセットテープだと音だけだw
ビデオテープだろw
VHSとかβとかw
20名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 03:16:12 ID:DJYrNJFJ
映像の話をしているときにカセットテープといえば
普通ビデオカセットテープの方を指すと思うんだが
>>19はカセットの意味を知らないらしい




21名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 03:45:37 ID:uhZdg4eH
かがつかみゆ「「「D・V・D!D・V・D!」」」
こなた「結局これかアッーーーー!!」

そうじろう「ううう・・・DVにあいました・・・」
かなた「自業自得ですよ、呪マース」
そうじろう「アッーーーー!!」


しかしまあ、作品自体はGJ。笑わせていただいたw
22名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 19:17:21 ID:yp4ZqAPY
投下間隔がずいぶん空いてますが…
23名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 19:20:36 ID:yp4ZqAPY
あ…操作ミスで表示されてないだけだった…すみません…
24今日は何の日シリーズ4月2日編:2009/04/02(木) 19:25:05 ID:yp4ZqAPY
みゆき「今日は五百円札発行記念日です。1951(昭和26)年、岩倉具視の肖像の500円札が初登場しました。1982(昭和57)年に500円硬貨が発行され、現在では見かけなくなりました。そして本日新たなお札、五万円札が発行されました」
かがみ「うそっ?!見せて見せてーって、なんなのよこのお札!」
こなた「五万円札の肖像はかがみなんだよね〜もちろん巫女のコスプレした…」
かがみ「コスプレってゆーな!」
つかさ「他にもスクール水着やブルマーもあるよ〜」
ゆたか「こちらには超激レアのお風呂あがりバスタオル一枚のかがみ先輩が…」
かがみ「ちょwww一体いくつあるのよ?!」
みなみ「108種類…」
かがみ「煩悩の数かよ!」
ゆたか「全部集めると非売品のSP札が…!」
かがみ「トレーディングガードか!」
みゆき「こちらがそのSP札です。女性限定で、かがみさんとの貝合わせの肖像を載せることが可能となっています」
かがみ「Σ(゚д゚ )」
こなた「540万円か…安いな」
みゆき「さぁ誰からヤりますかぁ?(びらびら)」
かがみ「SP札何枚持ってんのよ!あ…ア〜〜〜〜〜ッ!!」
25名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:37:03 ID:USxwiEDk
かなたがこなたに乗り移ってかがみとあいまい3P
26名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:43:17 ID:ce7+Cj4V
ねえこなかが厨
自分らのスレ荒らしに乗っ取られたからって
みんなのスレ乗っ取って楽しいですか
27名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:23:02 ID:uhZdg4eH
分かってると思うが、お前ら乗せられるなよ?
IDアボンしてスルーだからな?
もうここが荒れるのは勘弁だからな?

はいはい俺も荒らし荒らし、俺もIDアボンよろ('A`)ノ
28名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:50:43 ID:ckDnPQfj
アニメ本スレで相手にされなくなってつかさスレかがみスレの次はここか

仲間が待ってるよ
「らき☆すた」こな×かが百合厨アンチスレ3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1228475488/
こなかが荒らし・叩き観測所
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1228561170/
29名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 01:12:33 ID:/Fynhghc
コンプエースの新連載はやっぱりアレだったZE
30名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 02:57:05 ID:fVXkjN+L
特に準備されている方がいらっしゃらなければ、投稿します。
規制のため携帯から書込み故、ミスなどあったらごめんなさいです。

・かがみ視点、高校卒業後
・やや憂鬱注意。
31こころの行方:2009/04/03(金) 03:00:03 ID:fVXkjN+L
 ぼんやりとした不安が私にこびりついて離れない。
 焦燥感と悲壮感が交互にやってくる――何に対して? わからない。ただ漠然とした不満、不快、不機嫌、不
可解な感情なる物がひっきりなしに次々に訪れる。
 何か良い姦計でも思いつけばいいのだが、頭が回らず、くしゃくしゃと髪をかきあげながら、募るいらだちを
抑え込もうとする。
 どうにもならない。
 解決法はわかっている。原因や理由といった過程をすっとばした超越的解決法を、私は知っている。不義に勝
るとも劣らない背徳、罪悪の抑制を打倒さえできれば。
「……ああもうっ」
 たまらず私はベッドに座ったまま目の前にある椅子を蹴った。
 痛い。
 そんなことはわかっていて、自分でもかなり手加減したのだが、それでも足に痛みが残る。それが妙に気持ち
いい。まるで私を嘲笑い、そして諭すかのようにのしかかってくる。自業自得――そんな言葉が頭によぎる。そ
う。その通りだ。私は超えてはいけない最後の一線に差し掛かろうとしている。
 まじまじと自分の右手を見つめる。どれが生命線だろうとわかりっこない疑問を浮かべながら恣意的に一番短
い線に決めた。ふさわしい、と自重する。お似合いだ。
 じっと見つめていると、明日のことが浮かんだ。気の置けない友達の屈託のない笑顔を次々に思い出した。
 急に怖くなってきた。何か恐ろしいものを指の先の空間から感じた。その頃にはもう私には勇気はなくなって
いた。


*


32こころの行方(2/7):2009/04/03(金) 03:02:46 ID:fVXkjN+L
「みんなー久しぶりっ」
 3月も下旬に差し掛かり、日が昇るのもだいぶ早くなってきた頃だ。季節は春、といってもまだまだ朝晩は冷
え込む。布団から出るのもおっくうになる冬真っ盛りの頃と比べればもちろん過ごしやすいのだが、3月ともな
るとどんなに寒くても真冬のかっこはできないのが寂しいところだ。
 結局それって見栄に過ぎないのだが、やっぱりいかにも冬物、という服は恥ずかしい。
 昼間には春らしい気温を取り戻すため、厚着をするのも憚れる。そしてまた帰ることには薄着の自分に後悔す
る……なんだか馬鹿らしい。
「おーす、元気してたか?」
「いやー私は相変わらずだよ」
「あんたの相変わらずほど不安なものはないわ……」
「ご察しの通り、アニメにゲームにネトゲ……いやー至福ですなあ」
「まあ、自由に過ごすのはいいけどな」
 今日も朝はだいぶ冷え込んでいたが、天気キャスターのお姉さんが言うところには午後には20度近くになる
らしく、軽装でいても少々汗ばむくらいの、春めいた日だった。控え目にいっても、同窓会に相応しい気候とい
えると思う。
 なんていうかと私は言葉を濁しながら、
「遊ぶのもいいけど、単位はちゃんと取ってんの? 留年は洒落にならないわよ」
「そんなへまはしないのだよかがみん。なんたって今はネット全盛! 私も全盛期! てゆーかしかるべきとこ
ろを探せば試験の過去問とかさ――」
「はいはいグレーな話題禁止」
 やれやれ、とためいきを突く。本当に変わっていないなこいつは。
 ついでに言えば見かけもかわっていない。てゆうか服装も。
「とりあえず聞いていいか?」
「うん?」
「なんでまた陵桜の制服なのよ? 一応あんたも高校は卒業したわよね?」
「コスプレ用だよコスプレ用〜、これ結構コスプレ喫茶の受けがいいんだよ?」
「高校の制服なんかで大丈夫なのかよ?」
「まあそこは店長に聞いてよ」
 こなたの制服姿は、呆れるほどに似合っている――というか一年前のまんまだった。身体的特徴を話のネタに
することに、私は年齢相応の分別をわきまえているつもりだったが、こなたを見ているとつい軽口を叩く私がい
た。
「まああんたは中学校の制服でも大丈夫だろうけどなー」
「むう……相変わらずきつい言葉。これでも私だってお・と・なの女性になったんだからね?」
「どの口が言うかどの口が」
「む、胸……とか?」
「……」
 一同閉口。えっへんとこなたが胸を張るが見栄であることはみえみえだ。別にだじゃれのつもりではない。
 険悪では決してないが、形容がたい空気が私たちの間で流れる。
「ま、まあみなさん。久しぶりにこう顔を合わせたわけですから、積る話もありますが、まずは食事を頼みませ
んか?」
 みゆきが助け舟を出す。
「私も賛成〜、私おなかペコぺこだよ」
 つかさもそれに乗る。こなたも私も別段反対することもない。素直に首肯し、隣に座っているつかさからメニ
ュー表を受け取った。
33こころの行方(3/7):2009/04/03(金) 03:10:19 ID:fVXkjN+L
 私たちは今、ファミリーレストラン内の壁に面した座席に座っている。全員19歳ということもあり、もちろ
ん禁煙席だ。
 場所は大宮のイタリアン料理で有名なチェーン店だ。安くておいしいと、全国的に評価を得ている。大宮駅か
らベデストリアンデッキを通って、ソニックシティを超えた先。つかさやこなただけなら幸手から行った先の同
名レストランでも構わないのだが、東京在住のみゆきのことを考え、お互い大して所要時間のかかないこの場所
を決めた。
 大宮駅で待ち合わせ、再開を喜びながら、レストランに向かった。二次会ももちろん予定済みだ。
 高校を卒業してから、不思議と私たちは一緒になる機会というものがなかった。高校生気分が抜けない春休み
から入学式前後はともかく、それからは、こなた風に言うならば世界に陰謀が渦巻いているのかと勘繰りたくな
るほどだ。
 つかさは当然毎日の顔を会わしていたが、他の二人とはなんと今日がその高校以来の再会だった。
 みゆきは住まいが東京もであり、医学生というものは忙しいのだろう。私もそんなみゆきの手間を取らせるこ
とは憚れたから会う機会に恵まれなかったのは仕方ないと思う。しかしながらこなたとも、まさか今日の今日ま
で顔を合わすことがないとは夢にも思わなかった。
 携帯電話が通じないのはいつものことだが、自宅に電話しても出るのはほとんどおじさんか、ゆたかちゃんで、
大抵は「バイトにいってます」か「でかけています」だった。私から見ればいったいいつ勉強しているんだ? 
と机の上の自分の上の教科書を見ながら思う。
 だが、一番の原因は私だ。
 私は大学一年生からダブルスクールをしている。新司法試験になった以上在学中に試験合格する、というわけ
にはいかないが、目先の目標は法科大学院だ。そのためにできることをする。それがダブルスクールだ。実際先
輩にも早くからダブルスクールをしている人が多く、別段珍しいものではない。
 毎日毎日勉強に追われて、他のことをする暇がないってわけだ。まったく暇がないわけではなかった。ちょう
ど一年前も勉強に追われた受験生時代を過ごしていたが、時間なんていくらでも作れたのだ。朝起きてから夜寝
るまで一日中勉強といったストイックな生活は送っていなかったし、できる気もしない。
 だから私が、外出してまで休日を過ごそうとは思わなかった。結局それが原因なのだ。
 そのため私たちは卒業後会う機会もなく今まで過ごしてきたが、運よく今日はみんな集まれたのでこうしてプ
チ同窓会を開いている。
34こころの行方(4/7):2009/04/03(金) 03:12:18 ID:fVXkjN+L
「ドリンクバーはもち全員分だよね? 安いし」
「コーヒーもいただけるようですね」
「私メロンソーダ〜」
 一同飲みたいものを口にする。実際はセルフサービスであり、自分で取りに行くのだが。
 呼び出しボタンを押すと、待つ暇もなく店員さんに注文を告げる。
 私は定番のミラノ風ドリアを頼んだ。デザートは……まあ食べ終えてお腹がすいていたら仕方なく! 食べれ
ばいいだろう。せっかくの記念だし、おいしいものは食べるだけ食べないとね。
 ……いや、みなまでいうな。悲しくなる。
 前菜としてサラダを頼んだ。
私もつかさも、ここのドレッシングが好きだ。みゆきは初めてといったが、私の一おしといっていい。
 つかさはナポリタン、こなたはハンバーグステーキ、みゆきはマルゲリータピザをそれぞれ注文し、最後にサ
ラダを頼んだ。
 店員が離れたのを合図に一同ドリンクバーに向かう。
「こういったありがちな展開が案外死亡フラグにつながっていたりするんだよね」
「何の話だ、それは」
「いや、最近は生存フラグに偽装した死亡フラグがあちこちに混ざっていてさ。もうカオスのなんの」
「もう少しわかる話をしなさいよね」
 高校時代何度ためいきをついただろうか。ため息は不幸を呼ぶのかもしれない。しかし私がついたもののほと
んどは、嬉しさと隣合わせだった。なんとなく、そう思わずにはいられなかった。

 やたら上機嫌のこなた、いつものように上品なみゆき、見慣れたノー天気なつかさ。
 卒業アルバムに飾られた写真の続きを見ているような、まるでタイムスリップした感覚がある。既視という安
心感――それに羨望と、焦燥を確かに感じている。
 陵桜の制服に身を包んで、悪態をつきながらもみんなで秋葉原を歩きまわったり、苦々しい思いでのコミケ、
卒業旅行で目一杯騒いだ一年前。
 ……時が流れるの早いね。私ももう、ひとつ年をとって一年前の私を客観的に判断するまでになっている。あ
の時のような気持ちも、考え方も私にはできない。思い出も、やや断片化している。どうしてあんなにはしゃい
でいられたのかと、訝しげに思うことも少なくない。
――ちょっとした諦観だ。過去に対して優越感を持って俯瞰しているに過ぎないのかもしれない。空間を超えて
見え隠れする残像に、過剰に敏感になっているだけに過ぎないのかもしれない。
 そんなにも私は変わってしまったのだろうか?
35こころの行方(5/7):2009/04/03(金) 03:14:56 ID:fVXkjN+L
「みゆきはさ、やっぱり忙しいの?」
 私はここ一年で鍛えた純度90%の愛想笑いを交えながら、聞いてみる。
「ええ、そうですね。でもまだ一回生ですから、想像していたほどではないです」
 みゆきの言葉には満足げな表情が見て取れた。忙しいながらも充実しているのだろう。
「まだまだ一般教養的なものを多いですが、専門科目を勉強しているときなどは『医者の卵』としての実感がわ
きまして、興味深いです」
「勉強ばっかりでいやになったりしないの? 友達作りとか、サークル活動とか」
「好きで選んだ道ですし、本を読んだり、大学の友人と文学や政治談議をするのは新鮮で、とても息抜きになり
ますね」
「そっか」
 政治談議や文学の話題で盛り上がれるのはいかにもみゆきらしいと思った。
 みゆきのことだからきっと文学部の文学少年少女とでも舌戦を繰り広げられるのだろうと思う。
「やっぱりそういったほうが楽しい?」
 ……いじわるのはわかっている。
「えっ? ……いえ、アニメやゲームなども私の苦手な分野に対して造詣を深めることができて、楽しかったで
すよ」
 困ったように笑うみゆきは、とてもかわいいと思った。
「かがみさんは弁護士を目指していらっしゃるんですよね?」
「まあ、なんていうか叶わぬ夢を追いかけているようで自分でも馬鹿とは思うけどね。勉強してみてひしひしと
感じるわ」
 苦笑気味にいった。
「そんなことないですよ。かがみさんは高校時代も成績は上位でしたし」
「万年一位のみゆきには叶わないけどさ」
「そんな、私なんて勉強くらいしかとりえもないですし。
 ……勉強はどうですか? 聞いたところダブルスクールをしているんですよね?」
「うん。思ったよりも大変で疲れるわね。こんな生活を最低でもあと5年は続けるとなると厭になるわ」
「応援しています」
「最短でもみゆきと同じ年に卒業するのね。なんだか不思議」
「5年後……想像できませんね」
「ほんとにね」
 一年後の私ですらぼんやりしているのに、卒業後のことなど網膜に映るはずがない。
 法科大学院試験を突破したうえで新司法試験に合格する――やることが多すぎて考えたくもない。旧司と比べ
れば楽でも、相対的にすぎない。
 物憂げに私は自分の持っている鞄を見つめた。
「恋とかしないの?」
 みゆきなら引く手あまただろう。私が男だったら真っ先に候補にいれる。
 白衣の天使――なんて言葉がよく似合う。それじゃ意味合いが違うけどさ。
 自滅確定の禁断の質問だけど、反射魔法くらいはかけたいものね。こなた相手だと魔法解除されるんだろうけ
ど、みゆきなら安心だろう。
「いえ、残念ながら」
「まあそうだよね。私もだけど」
 こういった無難な終わり方をするのがみゆきだもんね。
「なんにしても、日々向上心を持っていかないといけませんね。特に私とかがみさんは、精神的な向上心を持た
ない生活は馬鹿らしいですし、モチベーションが続きません」
「それ、なにかの引用?」
「夏目漱石の『こころ』の一台詞『「精神的に向上心のないものは馬鹿だ』です。かがみさんは未読ですか?」
「昔読んだきりかな。内容は覚えているんだけど」
「初めて読んだ時、この言葉が妙に心に残ってしまって。それ以来座右の銘の一つとしているんですよ」
「確かに、ぐさっとくるわね……その言葉の背景がわからないから半減してしまうけど」
「図書館でも必ず置いてありますから、また再読されてはどうですか? 名作は何時よんでも色褪せません。小
さい頃読んだ作品を精読するのもまた発見があるものです。そのためにも内容は控えさせていただきますね」
「そうするわ」
 精神的な向上心――向上心か。
 私は向上心を持っていきているのだろうか?
 社交辞令と愛想笑いを交わすだけの交友関係。灰色の毎日を嘘と溜息で塗装した生活の中に持っているのだろ
うか。
36こころの行方(6/7):2009/04/03(金) 03:16:47 ID:fVXkjN+L
「お姉ちゃん、これからどうする?」
 食事が終わり、デザートのケーキを食べ、雑談も一息ついた時だ。
 時刻は8時を回ったところ。
 私とみゆきがコーヒー、つかさとこなたは紅茶のアールグレイ、レモンティーを時折口に含みながら、今後の
ことについて確認を始めた。
 明日も全員予定に空きがあるから、二次会も多いに盛り上がろう、とだけは事前に決めてあったが、具体的に
何をするかは白紙のままだ。
「無難なところだとカラオケとか? 私たち、あんまいってないよね」
 西口にはあまりカラオケ店はないが、東口にいけばたくさんある。
「いやかがみん、ありきたりすぎだよ」
「ほう。ならあんたなら何を提案するのよ」
「ネトゲ!」
「却下」
「0.5秒!? てゆーかかがみん私が何言おうと却下するつもりだったでしょ!」
 察しがいいじゃない。
「十中八九プロバブリー、アニメ関連なのは目に見えているからね」
「自分から振っといてこの仕打ちとはなんというツンデレ……」
 そういうこなたは無視して、私はつかさに話題を返す。
「つかさは何がいい?」
「え、私? うんと、えっと……」
 話を振られると予想していなかったのだろうか。困り顔で笑ったりうつむいたりした後、
「ボウリングとか?」
「まあ、妥当なところね」
 何時間もボウリングする気にはなれないが、2ゲームくらいならちょうどいいだろう。
「みゆきは?」
「そうですね……私はかがみさんの意見に賛成しますが、せっかくでしたらボウリングの後にカラオケなんてど
うでしょう? ありきたりな折衷案で恐縮ですが」
「うん、いいね。決まりね」
 私がまとめ役となって締めくくろうとすると、
「あの、かがみ様? わたくしの提案はスルーでしょうか?」
「かがみ様いうな。何が悲しくてみんなで一年ぶりの再会にネットカフェでネトゲしなきゃいけないのよ」
「一般人にできないことを平然とやってのける! そこにシビれる憧れるぅ!――って思わない?」
「全然」
「むー、私のお勧めネトゲがあるのになあ」
「つーかそんな暇ないし、また気が向いた時にでも秋葉原いってあげるからさ」
 しぶしぶこなたが同意したので、私は携帯を開いて最寄りのボウリング場を検索しはじめた。
 鞄を手繰り寄せ、膝の上に置いた。
 良い検索結果は得られず、他駅まで足を伸ばすことになりそうだ。時間はまだまだある。
 今夜くらいは朝まで遊びとおすのも悪くないし、私は初めからそのつもりだ。
「じゃあ、会計しよっか」
 私たちは、二次会であるボウリング場に向かった。

*
37こころの行方(7/7):2009/04/03(金) 03:18:29 ID:fVXkjN+L
 帰ってきたのは案の定朝になってからだった。
 大学生になってから門限も比較的緩い。一年ぶりの旧友との再会ということもあり、お父さんもお母さんもあ
っさりと了承してくれた。
 三次会のカラオケも途中からは歌うことより薄暗い照明をバックに近況報告を兼ねた雑談がメインになってい
た。積る話はいくらでもあった。
 次の遊ぶ約束についても話し合った。
「楽しかった、な」
 つかさも無理して起きていたが、それがたたったのだろう。家に帰るなりすぐに自室に入って寝てしまった。
 こなたほどでないにしろ、一般平均くらいには徹夜なれしている私は、徹夜で遊び続けたせいか一種のナチュ
ラルハイ状態であり、暫くは眠れる気がしない。
 試しにこなたにメールするとすぐ返事がかえってきた。ネトゲをやっているとかなんとか。
 まったく、よくやるなと思う。

 ベッドに仰向けになったまま、今日の出来事を回想する。
「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」
 こころの登場人物であるKの言葉らしい。それがどんな意味で、どんな背景を持っていったのか、今の私には
わからない。
 だから私の解釈は、とても恣意的で、歪曲されたものなのだろう。
 それでもその言葉がこびりついて離れない。みゆきとは違った意味、だと思う。
38こころの行方(8/7):2009/04/03(金) 03:20:41 ID:fVXkjN+L
 疲れた。
 日々に忙殺されている私は、決して向上心のある生活ではないのだろう。たくさんのことを暗記している以上、
学力という点では日々伸びているのだと思う。
 だが精神的に向上しているなんてとても言えない。
 現に私は同窓会の前日、自傷行為未遂を犯していた。買ったままのカッターナイフを今日一日バックに入れた
ままだった。
 どうしてか。知ってほしかったのかもしれない。
 どうしようもない自分を叱責するか、それとも同情を誘いたかったのか。
 自分から言わなければ何も始まらない。そんなことはわかっているのに。
 やっぱり私は「馬鹿」だ。

――単調な生活、代り映えのない毎日、日々積み重なっているぼんやりとした不安。
 いつの間にかはっきりと認識できるようになった。けれども実態がない。原因も理由も不明。わかるのは超越
的解決方法だけ。
 大学生活がつまらないから? 法科大学院入試に対して? 将来? ……わからない。不安であることが不安
なのかもしれない。
勉強が嫌じゃない。遊びたいわけじゃない。誰かに憧れているわけじゃない。正しいとも、間違っているとも
思わない。
ただ不安なのだ。不快なのだ。不満なのだ。
説明できない。名状できない。不機嫌に、不自然な一日をただ漫然と過ごし続けている。
 ……やれやれ、と私は溜息をついた。
 悩んでいても仕方ない。悩んでわかる問題ならばとっくに答えはでているはずなのだ。同時に苦悩しても無駄
だと割り切れるほど私の頭は単純明快な作りをしていない。
 その渦中に挟まれて身動きがとれないのが私ってわけだ。困ったものである。
 どちらにしても、今更どうにかなるものではない。
 メランコリーな日々を毎日続けるしかない。
 私が私である間は、少なくてもそうするのがいいんだろう。最善でなくても次善のはずだ。小康状態をわざわ
ざ崩す必要に迫ってはいない。
 立ち上がり、机に向かって法律の教本を開いた。勉強をするつもりはないが、気休めにはなるだろう。勉強に
気を使えば、暫く他のことを忘れられる。そんな思惑もある。
 私は物憂げに3度バッグに目を移し、それから大きな欠伸をして、机に体を預けた。
 不安の重圧に押しつぶされながら、一縷の望みに生きる。私にはそういう不器用な生活しかできないのだ。 
 プチ同窓会。それに微小な期待を抱きながら、私はゆっくりと目を閉じた。

 美化された過去の虚構、それとの邂逅を夢見て。
3942-519:2009/04/03(金) 03:29:01 ID:fVXkjN+L
以上です。変なところありましたら、申し訳ないです。
かがみは優等生ですから、普通に友達はできるんだろうなあ、と思います。
それでは。
40今日は何の日シリーズ4月3日編:2009/04/03(金) 08:29:06 ID:o2f1wMxm
みゆき「今日はいんげん豆の日です。1673(延宝元)年、いんげん豆を日本に齎したとされる隠元禅師が亡くなりました」
こなた「じゃあ今日はみんなでお豆を愛でてあげようではないか!」
みなみ「ゆたか…怖がらないで…ゆたかのお豆を…愛してあげる…」
ゆたか「は…ん、んんっ…」
つかさ「お豆には決してふれないように、周りをやさし〜くなぞるの。ゆたかちゃんはだんだん焦れてさわって欲しくなる…
そろそろ我慢できなくなってきたんじゃないかな…」
ひより「さすがは未来の料理人…下拵えは完璧ッスね!」
つかさ「さぁゆたかちゃん、どうしてほしい?」
ゆたか「……って……ぃ」
みなみ「ゆたか…聞こえないよ…?」
ゆたか「さわってください!私のお豆、いっぱいいっぱい愛してください!」
こなつかみなひよ「任せとけ!」
ゆたか「ア―ッ!」
41名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 15:10:52 ID:xWvnHNrb
こな→かが→つか→こな

という一方通行な三角関係を読みたいナリ
42名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 15:24:50 ID:TRjjnGF8
ふむ、
つかさ→外人から助けられてこなたにフラグ
こなた→紹介された姉がツンデレ+オタク要素ありでかがみにフラグ
かがみ→保護欲から第二次性徴後は性的につかさにフラグ

落としどころが思いつかない
43名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 22:35:48 ID:Neq7UApW
みゆき「(´・ω・`)」
44遅レスながら:2009/04/03(金) 22:37:43 ID:Q2M4XvP7
>>13

『にしても・・・なんで母さん、こんなにノリノリなのさ・・・。』

『いやぁ、一つは畳が焦げるまで土下座し倒した。
あと一つはな、交換条件を出してな?』

『どんなぁ?』

『笑えるぞぉ。クスクス、
実はn『三倍呪マース!』
『アッー!』
45名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:55:03 ID:TGupyYDL
>>39
上手く言えないけど、久しぶりに「SSを読んだ」って気分になれた
ありがとう
46名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 02:11:28 ID:hjFZ1Vk8
かがみとつかさが巫女として本気で活躍するSSってないかなぁ
陵桜の学生である二人の、もう一つの顔、みたいな
47よし、活躍しろ巫女ども!:2009/04/04(土) 02:49:18 ID:K44cE0Jx
かがみ「あくりょーたいさんおんみょーじ」
つかさ「てつこー! ・・・てつこ?」

こなた「うううううううううううううううううううううううううう」

かがみ「ちょ・・・なんで中間をアンタがしきってんのよ」
つかさ「こなちゃんのくせにー」









ただお「 ぷ よ ぷ よ す る な ァ !! 」

柊一家&こなた「正直予想外でした・・・('A`)」
48名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 04:27:57 ID:ARBp1OOA
>>46
巫女か。ヴァンパイアハンターになってる作品ならあるんだよなー。作者乙だが。

「巫女といえば触手プレイだよね」
「……とりあえず悪霊の前にあんたの煩悩を消し飛ばしてやろうか」
「いやいやかがみん。煩悩は人にとって重要なエネルギー源だよ。それを消すなんておこがましい」

「……例えばさ、
 『実はつかさの方が能力的に上なんだけど、でもそれを扱う技量がない。そこで双子である事を利用して二人の意識を交換、勇敢に戦うつかさとおろおろするかがみ』
 とかはどうよ?」
「いやー。それは王道なような気がするぞ?だったら、
 『かがみ触手につかまれ犯され、そしてつかさに迫った所でイヤボーン』
 とかの方が……」
「馬鹿、イヤボーンは乱発できないだろうが!だったら、
 『普段はかがみのほうが強いけど、いざとなったら(主にかがみが犯されたり戦闘不能状態だったり)つかさが真の力を発揮する』
 だろ?どうよこの姉妹の絆!」
『……それなんて厨設定?』

「……あんたら誰よ?」
「あ、お構いなく。ただの通りすがりの忍者ですから」
「サスケ自重」
49今日は何の日シリーズ4月4日編:2009/04/04(土) 04:36:44 ID:n5rmwYNL
みゆき「今日はトランスジェンダーの日です。
1999年2月にTSとTGを支える人々の会が制定しました。「男と女」だけではとらえきれない性の多様性について、広く社会的な理解を深める日です。
3月3日の女の子の節句と5月5日の男の子の節句の中間の日であることから、「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより、
「おかま=トランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、当事者の間で日附を変更もしくは廃止すべきという声が上がっています」
かがみ「少し前にふたなった私たちが…」
ゆたか「こなたお姉ちゃんを犯す。なんて話題が…」
みなみ「あったような…気がする…」
みさお「今こそ…実現の時!」
こなた「かがみは新撰組のコス。みなみちゃんは王子様ルック。ゆーちゃんとみさきちの男の子コスプレは想像しづらいなぁ…
他の職人さんのレスに期待しよう。では私はこれで…」
かがみ「どこへいくのこなた…ふたなり巫女の私からは逃げられないわ!」
ゆたか「こなたお姉ちゃん、私の…もう…こんなに……」
みなみ「先輩…私、最初は女の子がいい…」
みさお「チビッ子ぉ〜いいだろぉ〜」
こなた「アッ―――!」
50名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 08:36:07 ID:K44cE0Jx
>>49
あやの「なにいってるのみさちゃん、私というものがありながら
     ほかの女の子で筆おろしなんてユルサナイ^^^^^^^^^^^
     みさちゃんの、おっきいのは、私のものよ、ウ・ン・メ・イ」
みさお「ヴァッーーーーーーーーー!!!」

ゆたか「こなたおねえちゃん、いない・・・」
みなみ「ざ・・・残像・・・やられた・・・う・・・ハアッ・・・ハアッ・・・」
ゆたか「どうしたのみなみちゃん」
みなみ「も・・・もう・・・我慢できない・・・」
ゆたか「わぁ・・・みなみちゃん・・・おっきい・・・」
みなみ「ゆたか・・・こんな形になってしまったけど・・・」
ゆたか「うん・・・いいよ・・・みなみちゃんなら・・・私ももう、我慢できないし」

ひより「ウフフフフフ、ふたなったもん同士の理想百合ップル
     禁断の初体験、一部始終描かせていただきますウフフフフフ」
ゆたか「あ、ちょうどいいところにきた^^」
みなみ「私たちの・・・筆おろし・・・」
ひより「ちょ・・・なんでこっちくるッスか・・・ひえええまたしてもこのパターンアッーーーーーー!!」

かがみ「こなた・・・これでもう私たちの邪魔をするやつはいないわね・・・今こそ」
こなた「ムッフッフ、かがみさんや、これを見てもそれをいえるかな」
かがみ「なにいってるのこな・・・うわ・・・こなた・・・おっきい・・・」
こなた「ここからは私のターンだねかがみん」
かがみ「こなたの・・・大きいの・・・触っていい?サワッテイイ???SAWAあqwせdrftgyふじこlp;」
こなた「やば・・・壊れたよかがみ・・・ちょwwwwなんてしごきテクアッーーーーーーーーーーー!!!」
51名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 10:17:15 ID:yb4hnwUb
やまと「どうやらこの世界も違うようね…九つの世界廻るのも楽じゃないわ」
52名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 18:49:20 ID:hjFZ1Vk8
今はただアッー!
瞳閉じアッー!
53今日は何の日シリーズ4月5日編:2009/04/05(日) 00:01:44 ID:Fgj3e9sL
みゆき「今日はヘアカットの日です。
1872年のこの日、東京府が女子の断髪禁止令を出しました。前年に散髪、脱刀が許可されましたが、これを受けて断髪をする女性が続出したため、『男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない』とする禁止令を発布しました」
こなた「まぁ私は頼まれたってこの髪は切らないけどネ〜」
ひより「そうッスね〜だって髪が短くなったら…」
かがみ「ゆたかちゃんを縛ることができなくなるもんね」
ゆたか「げぇっ?!先輩方の髪が急に伸びて絡みついてくる?!」
こなひよ「束縛…呪縛…」
かがみ「私のツインテールでゆたかちゃんの大事なところをこしょこしょしてあげるわ」
みゆき「筆プレイを髪の毛で行うのですね。わかります」
ゆたか「アッ―!」
54名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 00:32:34 ID:1/tUUgQt
長い髪で拘束&筆プレイとは新しい!こいつは勝つる!!

そして、二人で縛っていじりあうこなた&かがみwwwwww


みなみ「私じゃ、ゆたかを縛れないし、いじれないorz」
ゆたか「泣かないでみなみちゃん、髪じゃ無理でも、
     みなみちゃんには、ピアノを操る指があるじゃない・・・
     さあ、それで私を、いっぱいいじって・・・」
みなみ「ゆたか・・・(///」
55名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 01:56:45 ID:VtvX8rxn
>>39
>精神的に向上心のないものは馬鹿だ

嗚呼あああああぁぁぁぁぁぁぁ………
俺のことかぁぁぁぁぁ〜!!

そうは言っても惰性で毎日過ごしてて、1年が過ぎて行く気がする……
56名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 10:17:55 ID:y8fQ9E6B
>>55

『何の板の誤爆かしらないけれど、・・・まぁ、その・・・元気出しなさいよ!』

『そだよそだよ、わたしなんか惰性とオタで人生生きてるもんω』

『アンタはもう少し進歩しろ!このへんとか、こことか!』
『そりは進歩とかじゃなくて発育、アッー!』
57名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 10:36:38 ID:lZlzk+Rl
>>56
>>55はSSの1フレーズに対して反応してるわけで、誤爆でもなんでもないがな

そしてかがみよ。その辺は育ち方が不十分だからこそいいんじゃな「呪マース」
58名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 15:18:31 ID:CzS1+v3o
>>39
なんだか自分のことを言われているようで…
昔を思い出して感傷に浸ってると、どうしても今に満足いかなくなるもんだよね…
でもそんなことを繰り返して大人になっていくのかねぇ。なれればいいけどねぇ…

自分語り失礼。でもなんだか励まされた気がしたよ
要するにGJ!
59名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 00:12:35 ID:RV8jgLpH
安心しろ。俺なんて惰性で一年をとっくに過ごしたんだ。気にしたら負けなんだよ。

気にしないのもアレだがw
60今日は何の日シリーズ4月6日編:2009/04/06(月) 07:07:19 ID:0cFhNEkP
みゆき「今日は新聞をヨム日です。日本新聞協会販売委員会が2003年に制定しました。『よ(4)む(6)』の語呂合せで4月は転勤や入学等で住いを移す人が多いことから、『これを機会に新聞を読み始めませんか』というキャンペーンが行われています」
こう「やまと〜新聞読もうよ〜はい新聞」
やまと「唐突ね…ええと、一面は…」
『永森やまと、ぬいぐるみを抱いて就寝!』
やまと「はあっ?!なによこれ!」
みゆき「高良家本舗が発行している『やまと新聞』です。永森さんの日常生活を主に載せています。写真はもちろん隠し撮r(ry」
ゆたか「この永森先輩のツン期とデレ期を予想する『やまと予報』って当たるのかな?」
こなた「元祖ツンデレのかがみんが監修してるから信用できると思うよ」
つかさ「ふぅん…永森さん、最近オナニーしてないんだ…」
かがみ「じゃあ結構たまってきてるはずよね。『やまと新聞』によると、激しくされるよりも優しくじっくりとするほうが好みとか…」
ゆたか「試してみましょう!」
やまと「宇宙船カモン!逃げるのよ!」
こなかがつかみゆゆたこう「新聞紙ブレード!」
やまと「ア――ッ!」
61名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 07:48:05 ID:vuccDPUm
やまと「うぅ…フェチの世界がこれほど強烈とは…次はどこの世界かしら」
62名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 08:17:11 ID:v9JTn9PU
容量的に足りるならそういう小ネタは前スレに投下が基本
前スレが埋まるまで新スレは入りきらないSS投稿以外自重

63名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 09:42:53 ID:zbu2wc8+
>>62
でも何も書き込まず7日待ってdat落ちさせるほうが板の健康的にはいいんだけどね……
64名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 18:38:50 ID:0cFhNEkP
>>62>>63
えっと…つまり小ネタは容量が埋まるまでは前スレに投下、ということでよろしいのでしょうか?
65名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 18:52:08 ID:v9JTn9PU
そうだけれど誰かが中途半端にAAで埋めていたから埋めておきました
66名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 19:18:32 ID:0cFhNEkP
ありがとうございます。次からはその通りにしますm(_ _)m
67名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 21:44:34 ID:H9XUYV/b
ひより「前スレ、珍しくパティが冷静かつ客観的な顔でシメてるッス・・・なにかの前触れッスか・・・」
68名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 22:13:41 ID:7TTuTbxG
あのAAは神楽に見えたw
69名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:46:59 ID:wg7SYmu0
エイプリルフールのネタで5レスほど失礼します
規制食らっていたので今更になりますが
70名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:50:29 ID:wg7SYmu0


「よし、そろそろいいかな」

(トルゥゥゥー、トルゥゥゥー)

「おーっす、こなた。こんな遅い時間に何よ?」
「いや、かがみに話したいことがあって」
「何よー、改まっちゃって。別に話があったなら昼間に会ったときに言えばよかったじゃない」
「ちょっとかがみの顔見てだと言えそうにないことだから」「一体どんな失礼なこと言おうとしてるんだ?」
「かがみ好きだよ」「……はあ?」
「(よし、予想通りの反応だ。さあ、ここからどう突っ込んでくれる?)」
「今、あんた何って言った?」
「何度も言わせないでよ、すごく恥ずかしいんだから。
だからかがみのことが好きなんだよ、女の子として」
「……その言葉に二言はないわね?」
「えっ?」
71名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:53:20 ID:wg7SYmu0
(ピンポ〜ン)

「えっ、ちょっ、誰?」
「お邪魔しまーす」
(ドタドタドタ、バーン!)

「こなた〜!」
「なんでかがみがうちにいるの?」
「甘いわね、今日はエイプリフール。
あんたが何も仕掛けないはずがないわ」
「やっぱりバレてた?」
「当たり前じゃない。大好きなこなたのことならすべてお見通しよ」
「へっ?かがみ様、今なんと?」
「大好きなこなた、よ」
「いやー、かがみも後出しで同じウソをつくとは」
「ところでこなた、今何時かしら?」
「何のことでしょうか」
「怖がらずに見てみなさいよ」

0時01分。

「おや、ワタシはどうやらネトゲのやりすぎで眼が霞むようで」
「もう4月2日。私の言葉にウソはないわ。
 ウソをついたオシオキ。あんたのウソ、真にしてやるわ」
「ちょ、待った。こんな展開予想してないよ」
「たっぷり愛してあげるわよ」

(ドン)

「あっー!」
72名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:55:21 ID:wg7SYmu0
「まさかこんな形でかがみに初めてをうばわれるとは」
「……ごめん。でも、その、あんたが可愛いからいけないのよ」
「いきなりデレるなんて反則だよ、かがみん。まあ、そういうところが私も好きなわけだけど」
「えっ?」
「かがみのこと、好きだよ。友人的な意味じゃなくて性的な意味で」
「だってうそだったんじゃ……」
「好感度アップイベントだよ。ギャルゲじゃ常考でしょ」
「……本当にうそじゃない?」
「うそじゃない。できればもっといいシチュエーションがよかったけど」
「ごめん。私、自分の気持ちが抑えきれなくて」
「いいよいいよ。そんな愛が暴走するかがみんも萌えー」
「……ああ!私そんなに暴走してたんだ?もしかしてうちの人に聞かれたりとかしたかな」
「ああ、それなら大丈夫。お父さんは編集の人と泊まりで出かけてるし、ゆーちゃんはみなみちゃんのところ行ってるから」
「よかった。……ねえ、こなた。今度はその、ちゃんと、させてほしいかな?」
「しょうがないなー、かがみは。大好きだよ、かがみ」

(チュッ)
73名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:57:26 ID:wg7SYmu0
「みなみちゃん」
「どうしたの、ゆたか」
「あのね、今日はどうしてもみなみちゃんに話したいことがあるの」
「何?」
「実は、私、その、……みなみちゃんのことが好きなの」
「私も好きだよ」
「ううん、そうじゃないの。私の好きはみなみちゃんの好きとは意味が違うの。
 私は女の子として、女の子のみなみちゃんが好きなの」
「えっ?」
「……」
「(どうしよう。ゆたかが私のことをそんな風に思ってくれてるなんて。
  でも、女の子同士だし。落ち着いて、私。とりあえず少し気を紛らわせて……)」

(カレンダー。「4月1日」)

「(もう4月か。ゆたかと出会って1年くらい経つんだ。……4月1日!
  今日はエイプリルフール。もしかして今のはゆたかのウソ?
>  しまった。ウソをこんなに真に受けてしまったからゆたかは反応に困っているんだ)」

74名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 01:00:38 ID:wg7SYmu0

「やっぱりこんなこと突然言われても困るよね〜」
「ゆたか」
「あっ、はいっ」
「あの、その、私……うれしい。
 昔からこんな性格で、友達もいなかったからこんなこと言われたこともなかった。
 だからゆたかがこんなこと言ってくれるのはすごくうれしい」
「……ありがとう、みなみちゃん」

(チュッ)

「えっ?」
「ファーストキスだよ」
「あ、うん。私も初めて」
「あの、これからも、みなみちゃんといろんな初めてするんだ」
「(あれ、もしかしてゆたかの「好き」って……)」
「本当に大好きだよ、みなみちゃん!」



75今日は何の日シリーズ4月7日編:2009/04/07(火) 07:17:48 ID:wg6+/yyd
みゆき「農林水産省創立記念日です。1881年、農林水産省の前身となる農商務省が設置されました。というわけで皆さんを高良農園へご招待いたします。とれたての野菜をその場で調理し、召し上がっていただきます」
こう「お〜豪勢じゃん!」
みゆき「高良農園の野菜は無農薬有機栽培ですからね。元気になれますよ。……『男の子』の部分が」
やまと「ね、こう…私、我慢できないの…」
ひより「先輩…ネタじゃなくて、白く濁ったものが出てきそうッス…」
ひかる「ヤらs (ry」
ふゆき「ひかるちゃんはこっちですよ。うふふふふふふフフフフフ」
こう「二人とも…元気になるのは『男の子』だよ?二人は女の子のハズ…」
ひより「先輩…」
やまと「ふたなりって、素晴らしいわ…」
こう「アッ―!」
76名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 07:38:51 ID:BOIERxYx
やまと「今度はフタナリの世界だったわね…」
かなた「高良さんに今度野菜分けて貰おうかしら」
77名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 12:36:54 ID:+j8wJifd
『あのさ、母さん。
半人半幽でふらふらしてるのはまぁいいや。
こなフェチでおまけにふたなってるのも、このスレだからまぁしょーがない。』

『うふふ何よこわい顔して?』

『しかしだね、だからって
ツナギでベンチにもたれ掛かって阿部さんポーズは止めて欲しいんだ・・・。』

『呪らないか?』
78名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:31:48 ID:ZUrDP7F9
初めて教え子の死を経験した黒井先生の話が読みたい
HRで皆にその事を伝え、被害者の机に献花、そして独白
「教員になって5年、教え子を送るんはこれが初めてや。 二度としとうない。二度とな。
 だからな、皆にお願いや。――」
なんて感じのが


そこで真っ先にこなた死なせた奴は屋上だ!
79名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:36:16 ID:QzZlMpi8
つ『言いだしっぺ実行の法則』
80名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:43:37 ID:ZUrDP7F9
どこで轢かれたことにしようかと埼玉の土地勘ゼロでGoogleMapを覗いて
凝り出すとキリがない性格だからハードルを上げすぎて無理っぽいサーセン
車には気ぃつけーやー
81名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 21:37:43 ID:GJR9jXQA
終戦おめ。
8254-290:2009/04/07(火) 21:43:12 ID:+j8wJifd
こんばんは。
54-290です。

携帯からですが投下させていただきます。

●こなしゃるDシリーズ、いちおう最終編でござります。


・クルマネタ、興味ないかたは面白くないかも
・コメディ系、だいたいは非エロ
・シートベルトをしめましょう。走行シーンを公道で真似しないで(ry



http://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0183.txt
83名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:03:28 ID:BJGrWdz5
>>82
ちょwwww
JRC制覇ってwwww

今度はWRCか?
84名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:08:52 ID:iVKvhnan
>>82
JRC制覇キタワ〜w
次はWRCかw
それじゃ、今回は最終編じゃないってことになるな。
85名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 22:26:01 ID:Fc2xyU+Z
>>82
もうこのさいだ。
ここまで常軌を逸したのだ。
もうWRC編を書かないなんてこと あ り え な い よ ねwwwww
自重などという言葉が辞書にないこなたと
鋼の心を持つスペシャリストなのに臨界超えるとあっさり壊れるみゆきと
それをけなげに(?)ささえる嫁柊ズを、
世界に轟かせる一大巨編!
期待してますwwwwwwwwwwwwww

でも、「や ら な い か」以降のエピソードも
なにげにやってほしいなあ、とか思ったり。贅沢?ねえ贅沢?

色々好き勝手いったが、俺はこのシリーズを応援する。
車趣味など持ち合わせぬ俺がココまで引き込まれたのは初めてだ。
8654-290:2009/04/07(火) 22:43:29 ID:+j8wJifd
ちょwwwww終われないッスwwwww

えーっと・・・。WRC級を書くには
知識とか描写力とかアッー倒的に足りずorz
しばらく勉強してゆっくり練るしかないッスね・・・。

あと外伝の電波が多少あるのと、書き溜めたこなしゃる以外のネタが幾本かあるんで、しばらくそれで食いつなぎます。ではノシ
87名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:04:19 ID:5dfTDbIS
>>86
相変わらずのぶっ飛びっぷり(主にノートとか撮ってけフラッシュ)に爆笑したww
そしてかがみんに続きみゆきさんまで……畜生、『漏らひまひたぁ』で悶え死んだじゃねぇか!

そして勉強がんばってください!
88名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 00:38:32 ID:YXOHnk+G
>>82
まず色々ツッコミたい事があるが、まず、オンボード映像無理じゃね?

次はD1SLですね、わかります。
俺もモータースポーツ物進めなくては…
89名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 21:31:57 ID:NDw+CBE5
モータースポーツとは二輪ですか?四輪ですか?

ああ、三輪ですか(イギリスで)
90名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 22:05:45 ID:GvLNM+92
二輪かあ・・・
一度でいいから見てみたい












こなたがアマゾネスを運転する姿wwwwwwwwwwwwwwwwww
91名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 22:45:27 ID:j+OJXo5A
>>89モーガソ三輪車なんざわかるヤシがこのスレに何人いるんだよw


>>90ここは正統派で、
ハーレー跨がって

『ぼお〜んつびぃわあ〜ぁあ〜い♪』

『モヒカンヅラとトゲトゲ革ジャンて完全に間違ってるわよあんた・・・。』

『JASRACの(ry』
92名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 23:00:18 ID:YXOHnk+G
>>89
イギリスの三輪車なんてロケットにくくり付けられて打ち上げられたイメージしかないwww

なにかはできてからのお楽しみって事でどーか一つ…
93名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 23:01:41 ID:KDAqYC9D
二輪と聞いて、ブリリアント☆すたーの『ツンデレペダル』を連想した俺って…
自転車ネタもありだと思いますが…
94名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 23:59:27 ID:NDw+CBE5
パッセンジャー:つかさ

で、サイドカーレースとか食いついてきて欲しかった(´・ω・`)
95名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 00:01:37 ID:BqKTOicT
>>91
いやここはアメリカンバッドアスギミック時代のアンダーテイカーのコスプレでも・・・・w
96名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 01:01:21 ID:2iNmVo8u
とりあえず、サイドカーレース見てみたんだが・・・
パッセンジャーって、ドライバーよりかなり器用で危険な動作を要求されるんだな・・・
これむしろ、パッセンジャー:こなた、として
ドライバーを誰にするか、という考慮をしたほうがよいのではないかね。

いや、サイドカーの作品を実際にやるなら、だけどなw
97名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 02:10:17 ID:hUsWimLd
>>93
自転車か…
高校時代、自転車での登下校の途中に時々「バトル」(と称しているけど、実際には
速い奴を勝手に追尾してただけw)してたなぁw

「アニメに間に合うように、帰りは急いで帰るんだよネ」
「なんつーか、陸上部の意地ってやつ?」
「市街地で重要なのは最高速度ではありません。信号のパターンとタイミングを(ry」
「…ロックオン」
98今日は何の日シリーズ4月9日編:2009/04/09(木) 08:09:34 ID:jwiGahfu
みゆき「今日は大仏の日です。752年、奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われました。というわけでかがみさん。『これは極めた!開眼した!』といえるような特技はありますか?」
かがみ「あるわよ〜こなたの好きな食べ物を作ることでしょ?こなたの機嫌の見極めでしょ?こなたの体調の把握でしょ?」
こなた「はは…愛を感じるねぇ…」
かがみ「こなたの“あの日”の計算でしょ?こなたの性感帯の発掘でしょ?」
こなた「ちょwww」
かがみ「こなたを発情させることでしょ…?こなたをイカせることでしょ……?こなたをこなたをコナタヲコナタヲコナタヲヲヲヲヲ!」
こなた「アッ!」
99名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 08:59:47 ID:aNgC9Jsl
こなたってふくらはぎまで髪の毛あるみたいだけど
教室で椅子に座るときとかどうしてんだろね
埃まみれになるじゃん?
100名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 10:54:37 ID:fEuvsyQk
ファンタジーってのは幻を想うって書くんだぜ?
101名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 11:26:11 ID:a1Vb+hnW
>>91
そういえば以前、こなたのスレでSSっぽいの1レス書いたなぁ……
102名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:26:44 ID:ed4ac/HD
>>99
きっと、席に座る際に、一度まとめて、尻に敷いて座るんだと思うぜ。
慣れない頃は、その状態で居眠りしようとして、髪を引っ張る形になって
「うおっ!図ったなシャア!」とかなんとかいいつつ目覚めてたんだろうなあw
・・・よく考えたらそれだけで居眠り防止になってたんじゃね?

何ファンタジーにマジレスしてるんだ俺(・∀・;)
103名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:56:30 ID:q+yZbcY2
「…って言われてるんだけど、そこで私は考えた!」
「ろくでもないこと考えるなあんたは…」
「まずこの髪の毛をぐるっと首に回します」
「で?」
「それだけだよ」
「下手したら首が絞まらないかこれ」

…ちょっと思いついただけなんだ。すまん。
104名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 17:44:57 ID:mcp4S8pN
みゆき「そこで髪の毛プレイですねわかります。」
モサモサ
かがみ「うぉ!?みゆきアンタいつの間に……ってみゆき?アンタの髪の毛…動いてないか?」




ちょっと思い付いただけだよホントだよ。
105名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 17:58:31 ID:xnBflaBZ
みゆきさんがタコルカになる日も近い
106名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 19:09:54 ID:rHPMr9if
なってるよ
ピクシブで見た
107名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 20:04:29 ID:NZlIHL96
「たこ良みゆき」ってタグがついているのもあったw
108名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:15:45 ID:2iNmVo8u
「たこなた」タグで、タコってるこなたもあったなあ









「つまりわたしと泉さんは結ばれる運命にあったのですねうにょうにょ」
109触手うにょーん:2009/04/09(木) 23:24:31 ID:IC7X+Jfe
もうだめぽ、

もうこなたとみゆきの長髪が触手にしか見えないorz
110名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:56:04 ID:hUsWimLd
>>109
それを言えば、かがみのツインテールだって(ry
111名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:57:28 ID:2iNmVo8u
こなたこ触手に犯されるかがみと
たこ良みゆき触手に犯されるつかさか・・・

とっても良いシチュエーションだとおもいますが、
何 か 、 問 題 で も ?
112名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:00:57 ID:MlG73uSX
こなた「たこ良っていうと『クレクレタコラ』を思い出さない?」
かがみ「思い出さん! てゆーか、あんた本当に何歳なんだ?」
113名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:33:19 ID:YIMYxWRY
>>112

(小声で)
『お姉ちゃん・・・
こなちゃんにアホ毛がない。つーか
半 透 明 だよ・・・』
114名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:42:58 ID:Bq1K1COI
かなたこ「うにょマース」
柊ズ「アッーーーーー!!」
115名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 01:18:38 ID:CzzDM57d
つかさ「悪霊退散ーーーっ!」
かなた「キシャーーーーーーーーーッ!!!」
かがみ「ダメだわ、こなたに憑いてる悪霊が強過ぎる」
みゆき「聖水です!私達三人がかりで聖水をかければ・・・」
116名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 02:42:57 ID:Bq1K1COI
こなかなたこ「もう出したのか!」「黄色い!」「きた!聖水きた!」「メイン美味きた!」「これで勝つる!」
かがみ「ちょwwwwなぜ元気盛り返しtアッーーーーーーーーーーー!!!」
つかさ「こなちゃんのうにょ〜んが倍増してさらにうにょ〜ん」
みゆき「これはもう便乗して私もタコになるしかありませんね」
つかさ「アッーーーーー!!」
117名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 03:41:33 ID:CzzDM57d
みゆき「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん・・・」
かがみ「ああっ・・・窓に!窓に!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
118名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 05:08:25 ID:Bq1K1COI
飽くなきフェチの追求に余念のない究極のヲタ触手たこなたと
鼻血の代わりに乳を出すあたりに愛を感じる究極の愛触手たこ良みゆきが
初陣の双子巫女を圧倒し、蹂躙する!!
アワレ、双子の瑞々しき身体はもてあそばれ、純潔散らされてしまうのか!

裸鬼☆酢汰 〜被虐の双子巫女〜





こなた「ってのはどーかなと」
ひより「すごい!」「きた!双子きた!」「メイン萌えきた!」「これで勝つる!」

かがみ「ほお・・・2人とも楽しそうな作品考えてるのねぇ・・・」
こなた「か・・・かがみさま・・・これはその・・・誤解が勘違いでして・・・」
かがみ「問 答 が 無 用 !」
こなた「アッーーーーー!!」
119名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 05:37:53 ID:E0tiEkyN
翌朝カサカサになった触手’sが発見されるのだな
120今日は何の日シリーズ4月10日編:2009/04/10(金) 07:05:36 ID:KyjMoGzd
みゆき「今日は駅弁の日です。日本鉄道構内営業中央会が1993年に制定しました。4月では駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンであり、『弁当』の『とう』から10日、さらに『4』と『十』を合成すると「弁」に見えることが由来です」
こなた「昔は駅弁ってゆーと、売り子(販売員)が帯のついた高さの低い箱状の容器に弁当や茶のボトルを入れて、容器を前方に出す形で首から下げて、ホーム上を歩いて掛け声を出しながら販売する「立ち売り」が頻繁に行われていたよね」
かがみ「そうねぇ…って相づちうてる私もどうかと思うわ…何年生まれよ」
こなた「かがみ…女の子が男の子の首に腕を巻き付けるように抱きついた状態で『結合』して、そのまま立ち上がったようなエッチの体位をなんていうか知ってる?」
かがみ「またなんつう問題を…たしか、駅弁ファ…って、まさか!」
こなた「大好評ふたなりネタ再来!こな×かがはジャスティス!」
かがみ「アッ!!」
121名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 09:05:51 ID:blYuG5Om
かなた「懐かしいわ駅弁…あの時食べた駅弁はちょっとしょっぱかったな…」
こなた「おかあさん駅弁で何か思い出でも?」
かなた「うん…昔ちょっとそうくんと大ゲンカして家出した事あってね」
こなた「大ゲンカ?ちょっと想像出来ないね」
かなた「まぁあの頃はお互い若かったし今考えるとあたしが我が儘言ったのが原因なんだけどね」
こなた「ふーん…色々あったんだね」

ちょっと思い付いたので書いて見た。
122名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 10:04:45 ID:E0tiEkyN
かなたが拗ねて家出とか最高すぐる
123名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 11:29:28 ID:2CM/l7S5
ていうか、普通に喋ってるーーー!!
124名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:35:45 ID:MML1uYTv
かなたの我が儘が激しく気になる
125名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:43:23 ID:YIMYxWRY
〉拗ねて家出

『ぷりぷり』なんですね、わかります。

>>123
『そうじろうおじさん、どうしよう、こなたお姉ちゃんが一人ふた役で会話してたよぉ・・・』

『あー、言ってなかった?あいつ霊媒体質なんだよ。
かなたの奴また来てたんだな。』
126駅弁の日と聞いて小ネタ:2009/04/10(金) 22:33:37 ID:AOzsT1+l
泉家の場合

「昔はかなたと駅弁をよくやったなあ。」
「「ちょっと、危険な発言を堂々としない。」」

柊家の場合

その日の夜、柊夫妻の寝室から大きな物音がした。
「お姉ちゃん、お父さん達が大丈夫か見に行かなくちゃ。」
「つかさ、世の中には知らなくていいこともあるのよ。」

スレ汚しスマン
127名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:42:51 ID:VKJTxsXl
駅弁小ネタ便乗

「白石、駅弁買ってきたよ!」
「あ、あきら様すみません、幾らでしたか?」
「あー大丈夫、あたし払う。けど、それなりの代償は頂くよ。」
「へ…なに…え?」
「駅弁を駅弁状態で食べさせられる羞恥プレイやってもらうから。はい、白石立って。な、なによ、いきなりそこもたたせ…、ばか、あたし、まだ、ちょっと、アッー」

久々に投下したネタがこれかよ!
128名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 15:03:54 ID:lFHZQ6OT
かなたさんは軽そうだから楽々とえきb『エクスタシー呪マース!』
129名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:34:43 ID:xCdssLPg
>>128

そうじろう は ひからびた
その かお は すごく しあわせそう だ
130名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:28:13 ID:tnl9NVge
こな☆こん
執筆中
131名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:52:33 ID:3K93jRXO
準備されている方がいらっしゃらないようでしたら、5分後くらいに投下したいと思います。
よろしいでしょうか?
132:2009/04/11(土) 20:58:27 ID:3K93jRXO
こんばんは。ご無沙汰してます。
エイプリルフールネタなのに・・・・

規制なんて大嫌いだー!!!!!


・・・ということで、日にちが過ぎてしまいましたが、ご容赦願いたいです・・・。

・こな&かが
・エロなし
・11〜12レス程度使用します。


では、よろしくお願いします。
133うそつきこなた と しかえしかがみ:2009/04/11(土) 21:03:29 ID:3K93jRXO
「う〜ん・・・。やっぱ、これしかないか〜・・・」

 日付が変わる頃、私はやっとの思いで1通の手紙を書き終えた。

『泉こなた様。
2人だけでお話したいことがあります。
放課後、屋上で待っています。 』

「こなた・・読んでくれるかな・・・」

『好きです』とか『ずっと見てました』なんてのは書いててなんか恥かしいし、でも、そういうこと書かないとわかんないかな・・・。
そんなことを考えて書いたり消したりを繰り返していたら、たったこれだけの文章なのに結局2時間以上かかった。

 あれから1年、一日千秋の思いで毎日を過ごしてきたけど、ようやくこの日がやってきたわ・・・。
 明日は早起きして、学校に行って、こなたの机にこれを入れて・・・そして・・・

         去年の仕返しをするのよ!!!!!

 去年の同じ日、私は手紙で屋上に呼び出された。差出人の名前は書いてなくて、
 内容も簡単なものだったけれど、このシチュエーションだったらきっと告白されるんだろうなと思ってすごく緊張していた。
なかなか手紙の主は現れず、しばらくボーっと校庭を眺めていると不意に肩を叩かれた。
 驚いて振り向くとそこには・・・・・いつもの猫口でニマニマ笑っているこなたがいた。

「やぁ、かがみん。こんなところで何をしているのかな?」
「う、うぉっ! ・・・こ、こなた? な、何であんたがここにいるのよ!!」
「いやー、かがみが屋上に上がっていくのが見えたからさ。んで、何してんの?」
「べ、別に何でもないわよ!ちょっと景色が見たくなっただけよ・・・」
「へぇー、そうなんだ。私はてっきり誰かに手紙で呼び出されたのかと思ったんだけど」
「んなっ!?  な、何でそのこと知ってんのよ!!」
「むふふふふ」
「・・・・・あっ!!!も、もしかしてこの手紙、あんたが書いたんじゃ・・」
「はっはっはっ。ようやく気がついたようだね、明智君」
「誰が明智君だ!! ん?と言うことは・・・」(まさか、こなたって私のこと・・・?)
「かがみ・・・。実は・・・」

 こなたは少し照れたような表情でうつむき、言葉を切った。
 その瞬間、体温が一気に上昇したように感じて、自分でもわかるくらい顔が熱くなった。

「あ、あの・・・・・こ、こなた?」
「・・・・・・・・かがみ」

 こなたは顔をあげ、私を見つめた。その時、一瞬だけ表情が曇ったように見えたけれど、すぐにその表情は消えた。
134うそつきこなた と しかえしかがみ 2:2009/04/11(土) 21:08:23 ID:3K93jRXO
「こ、こなた!ちょっ、ま、まだ心の準備が・・・」
「・・・・・・・今日は4月1日なのだよ」
「へ?」
「だから、4月1日。今日は何の日かな?」
「え?え?」
「そう!『え』イプリルフール!」
「はぁ?!」
「まったく、かがみは騙されやすいねぇ〜。ま、そこがまたかわいいんだけど」
「・・・・・・・・・・」
「ん?どしたの?かがみん?」
「・・・・・・・・・・」
「ねぇ?」
「・・・・・・・・・バカ・・」ボソッ
「え?なんて言ったの?」
「・・・・・・・・・」
「・・・もしかして、かなり怒ってる?」
「・・・・・・やっぱりあんたには拳での調教が必要なようね・・・」
「ちょ、調教って! ・・・あ、あの〜、かがみさま?目が怖いんですけど?」
「今日は手加減しないわよ!!」
「ひっ、ひゃああああああああああああ!!!!」

 ま、きっついお仕置きの後、こなたにはイチゴパフェとハーゲン○ッツの大きいやつとケーキ7種を奢らせてチャラにしてあげたんだけど。
 あ、一気に食べたわけじゃないからね。
 でもさ〜、ちょっとは期待しちゃうじゃない?健全な一女子高校生としては興味がないわけじゃないし・・・。
 それにこなたに告白されるんじゃないかなって思ったら・・・・。
 って、待て待て待て!!!!決してこれはこなたに期待して裏切られたことに対する仕返しではないのよ!!!
 そ、そう、これは健全で純粋な思春期の乙女心を弄んだ罰なの!!

「ったく、私ったらなんてことを考えてんのよ!!さ、明日は早いしさっさと寝よ」
 
 手紙をかばんに入れてベッドにもぐりこみ、目を閉じた。でも、瞼の裏にはなぜかこなたの顔が浮かび、いつまでも寝付けなかった。
135うそつきこなた と しかえしかがみ 3:2009/04/11(土) 21:11:44 ID:3K93jRXO
翌朝―
 いつもより早く起きた私は、眠い目をこすりながら朝ごはんを食べていた。つかさは言うまでもなく夢の中だろう。

「今日はずいぶん早いのね。まだ春休み中でしょ?」
「今度受験だし、特別授業があるんだ。それにちょっと用事もあってね」
「そうだったの。かがみももうそんな年なのね〜」
「あ、そうだ。お母さん。先に学校行くから後でつかさ起こしといて」
「はいはい。でも、あの子寝ながら返事するから、起きてるのかわからないのよね〜。こんなんで、受験大丈夫なのかしら・・・」
「は、ははは・・・」

 確かにお母さんの不安もわかる・・・・。けど、これからこなたを騙そうとしている私も大丈夫なのかって感じよね。
 ま、今日だけは勘弁してもらおう。

 学校に着くと、校庭では運動部が朝練をしていた。
 さすがに7時を少し過ぎたくらいの時間だと教室には誰もいなくて、安心してこなたの机に手紙を入れることができた。

「これでよしと。後はこなたがこれを見つけて・・・ふふふ」
 
 でも、このまま教室に戻っちゃったら、こなたの驚くところが見れないのよね・・・。
 そもそもあいつって驚くのか?う〜ん、気になるところね。

 ということで、こなたが来るまで掃除用具入れに隠れて様子を伺うことにした。
 しばらくすると他の生徒も登校してきて、少しずつ教室は賑やかになっていった。
 こなたとつかさはなかなか登校してこなくて、予鈴の少し前になってようやく教室にやってきた。
 こなたのことだから、忘れて来ないんじゃないかとも思ってたけど。まぁ、どうせネトゲで黒井先生に散々言われたんだろうけどね。
 つかさのこともちゃんと起こしてくれたみたいね。
 うちの家族も大概抜けてるからな〜。言わないと忘れるし。やっぱり私が起こさなくちゃだめなのかな・・・。

 っと、そうだ。こんなこと考えてないで、こなたは・・・・・・・。
 ふむ。かばんを置いて・・・机の中から教科書を・・・って何で机から教科書が出てくんのよ!
 やっぱりあいつまだ置き勉してんのね。ったく受験する気あんのかしら・・・?
 お?手紙に気がついたみたいね。よしよし。

 封を開けて手紙を見た瞬間、こなたはそのままの姿勢で、固まったように動かなくなった。
 すると、みるみるうちに顔が赤くなり、あたふたと周りの様子を伺い始めた。

 くふふ。動揺してるわ、あいつ。人には散々あの手のいたずらばっかりしてくるくせに、いざ自分がやられると打たれ弱いのね。
 さ〜て、この後はどんな感じになるのかしら?

 こなたは周りを気にしながら手紙を少しだけ開くと、耳まで真っ赤にして、もう一度手紙を読み始めた。
 その顔は真剣そのもので、あんな短い文面から、少しでも相手の想いをくみ取ろうとしているように見えた。
136うそつきこなた と しかえしかがみ 4:2009/04/11(土) 21:14:55 ID:3K93jRXO
 ひとしきり読み終えたこなたは、最初と同じように手紙を綺麗に折りたたむと、まるで宝物のようにそれを優しく胸に抱き、
 ・・・・・・・とても幸せそうな顔で目を閉じた。

 あいつもあんな顔するんだ・・・・。なんか・・・かわいい・・・・・・・・。
 って、なんで私がこなたにドキドキしてんのよ!!い、 いかん、いかん。ちょっと深呼吸を・・・・・・・・。
 ・・・落ち着け、私。ほら、あれは普段から生意気で、怠け者で、勉強なんてち〜っともやらないこなたなのよ。
 ね?そんな気持ちになるなんておかしいことなの。

 ・・・・と、いくら自分に言い聞かせても、鼓動はまったくおさまる様子はなく、むしろ徐々に大きくなっていった。
 そんな自分に戸惑いながら一人で赤くなっていると、いつの間にかこなたがいなくなっているのに気がついた。
 あわてて周囲を見回すと、こなたがつかさと一緒に教室から出ていく姿が見えた。

 トイレにでも行くのかな?そういえば、そろそろ授業が・・・・・・。
 と、その時予鈴が鳴った。
 あっ!!ど、どうしよ!早くここから出ないと・・・・・。うぅぅ・・・先のことを考えてなかったわ・・・・。

 足元を見るとバケツがあったので、それを被り、他の生徒が見ていないのを見計らって、すばやく掃除用具入れから脱出した。
 そのまま人目につかないところまで走り、バケツを置いて教室に戻ろうとしたその時、一番見つかりたくない奴に声をかけられた。

「んぁ? バケツなんか被って何してんだ?」
「く・・・くさ・・か・・べ? い、いや、な、何でもないわよ」
「ははは。春休みで頭に花が咲いたのか?」
「んなっ!! 年中咲いてるあんたと一緒にすんな!!」
「ひっ! ・・・あ、あやの〜。柊がひどいこと言うよ〜」
「よしよし。大丈夫よ、みさちゃん。きっといつかは出番がやってくるわ」
「うぅぅ・・・。頑張ろうゼ、あやの〜」

 日下部がなんか言ってたけど、相手にしてなんかいらんないわ!今日はこなたのことしか考えたくない・・・・・って、だから違うのよ!
 こなたに仕返しすることだけって意味だからね!・・・・・・はぁ、誰に言い訳してんだろ、私・・・。
 と、とにかく!! こなたは餌に喰いついたから、あとは放課後まで待てば・・・・・放課後・・・・長いわね。
 あっ!お昼に様子を見に行けば、少しは楽しめるかもしれないわ。うん。そうしよう。
137うそつきこなた と しかえしかがみ 5:2009/04/11(土) 21:17:46 ID:3K93jRXO
昼休み―
 お昼の時のこなたの様子を考えていると、午前中の授業もあっという間に終わった。
 こなたのクラスに入っても特に変な目では見られなかったし、話題にもなっていなかったから、朝のことは見られなかったのだろう・・・・・と思う。
 ちょっと視線が痛いような気もするけど、きっと気のせいよね。

 3人はいつものように机を並べ、お弁当を食べていた。
 みゆきとつかさは、おしゃべりをしながら楽しそうにしていたけれど、
 こなただけは心ここにあらずって感じで、チョココロネをくわえたまま、ボーっとしていた。

「おーっす。一緒にご飯食べよ」
「あ、お姉ちゃん」
「どうぞ。こっち空いてますよ」
「ありがと。 ん?・・・・こなた」
「ん〜?」
「チョコが落ちそうよ」
「へ?あ、うわっ!」ペロペロ

 ふふふ。あの手紙がかなり効いてるみたいね。ど〜れ、少し揺さぶってみようかな?

「何? 何か考えごと?」
「あ、う、い、いや」
「そういえば、こなちゃん、朝から何か落ち着かないというか、ボーっとしてるよね」
「そ、そうかな・・・」
「どうせ、春休みだからって昼夜逆転の生活してたんでしょ?」
「ま、それもあるけどね〜」
「それも?」
「あっ!? い、いや、その・・・」

 途端にこなたは顔を真っ赤にしてうつむき、もじもじとチョココロネをいじりだした。
 くぅ〜!!なんてかわ・・・・ じゃなくて!!か、かなり動揺してるわね!!

「なに?なに?気になるじゃない」
「い、いや・・・。えーと・・その・・」
「教えてよ、こなちゃん」
「そうよ。隠してたらためになんないわよ」
「い、いや、ここで言うのはちょっと・・・」
「ふ〜ん。なんか怪しいわねぇ〜。 男関係じゃないの〜?」
「なっ!? ち、違っ!!!!!」
138うそつきこなた と しかえしかがみ 6:2009/04/11(土) 21:21:01 ID:3K93jRXO
 こなたは突然大きな声で叫ぶと、椅子から立ち上がり、そのまま私を睨んだ。
 突然の大声に他の生徒の視線が集まったけれど、こなたは私から視線をそらそうとせず、じっと私を見続けていた。
 私も突然の出来事に呆気にとられ、こなたを見返した。こなたは相変わらず赤い顔で私を睨んでいた。
 けれど、その瞳からはどこか寂しそうな色も感じられた。

「ま、まあまあ。泉さんが言いたくないのであれば、無理に言わなくても良いんですよ。ね?かがみさんも大丈夫ですよね?」

 みゆきが声をかけると、こなたは一瞬だけ哀しそうな顔をし、すぐにいつもの無気力な顔に戻った。

「あ・・・・・あぅ・・・。ごめん・・・・」
「あ、う、うん。私もごめんね、こなた」
「ごめんね、こなちゃん」
「別にいいよ。気にしないで」

 4人とも沈黙し、少しだけ気まずい雰囲気が流れたけれど、それを察したのか、みゆきが口を開いた。

「でも、泉さんは、何かとても良いことがあったみたいですね?」

 にこやかに笑いながらみゆきがそう聞くと、こなたは怒ることもなく、顔を赤くしたまま節目がちにうなずいた。

「・・・うん。 ・・・すごく良いことがあったんだ・・・」

 本当に嬉しそうに笑うこなたの顔は、とても幸せそうで、思わず見惚れてしまうくらい、可愛らしい顔だった。
 その顔を見た瞬間、一気に顔が赤くなり、思いきり胸を締め付けられたような苦しさを感じた。
 その苦しさは今まで経験したことはなかったものだった。けれど、それがどういう気持ちなのかは、自分でもよくわかった。

 ど、どうして・・・? こ、これじゃ、さっきのこなたと一緒じゃない!! 
 私は・・・私はそんなこと・・・思って・・・ない・・・・・のに・・・・・。

 3人を見ると、何事もなかったかのようにお喋りをして笑っていた。
私もそれに合わせてはいたけれど、でも、どうしても私の中の苦しさは消えなかった。

 私は、こなたに仕返ししたかっただけなのに・・・・。でも・・・どうしよう・・・この気持ち・・・・・・・。
 ・・・・・・・私は・・・・・・本当は何がしたいんだろう・・・・・・。

 教室に戻り、午後の授業を受けながらそんなことを考えていると、午前中とは逆に、ひどく鬱々とした気持ちになっていった。
 でも、いくら考えてみても答えは出ないまま、ついに放課後を迎えた。
139うそつきこなた と しかえしかがみ 7:2009/04/11(土) 21:24:13 ID:3K93jRXO
放課後―
 結局答えは出ず、机に座ったまま考え込んでいると、つかさが一人で教室にやって来た。
 こなたのことを聞くと、「用事があるから」とだけ言って、一人で先に教室を出たらしい。きっと屋上に向かったんだろう。
 つかさには、「桜庭先生から頼まれたことがあるから」と言って、先に一人で帰ってもらった。
 つかさは「二人とも用事があるなんて珍しいこともあるんだね〜」と言いながらも、少し寂しそうに帰っていった。
 ごめんね、つかさ。明日は一緒に帰るから。

 一人教室に残り、もう一度どうしたら良いのか考えてみたけれど、いくら考えても答えは見つからなかった。
 もし昨日の夜に戻れるのであれば、こんなにも苦しむことはないのに・・・。
このまま家に帰って、何事もなかったかのように明日から過ごせればいいのに・・・。
 どうしたらこの場から逃げ出せるのか、いつの間にかそんなことばかり考えている自分に気がつき、ひどくみじめな気持ちになった。

 ・・・どうしたら良いのかはわからない・・・・・・でも、ちゃんとこなたと話をしなくちゃ。例え、それでこなたに嫌われたとしても・・・・。

 こういう時に逃げ出せない自分の性格を疎ましく思いながら、私は重い足取りで階段を上っていった。
 屋上に着くと、去年の私と同じように、一人フェンス越しに校庭を見ているこなたの姿が見えた。
 その表情からは、こなたがどんな気持ちでいるのかはわからなかったけれど、昼休みの様子からは、きっとすごく緊張してるんだろうなと思った。

 私も口の中がカラカラに渇いていて、別の意味で緊張していた。
 本当はすぐにでも階段を駆け降りて、ここから逃げ出してしまいたい気持ちだったけれど、こなたのことを考えると、どうしてもそれはできなかった。

「・・・・こなた」
「か、かがみ!?」

 こなたは驚いた顔で私の方を見た。顔が赤くなっているのは、きっと夕焼けのせいだけではないのだろう。

「・・・・こなたはどうしてこんなところにいるの?」
「へ?あ、ああ、いや、ちょっとねー」

 こなたは人差し指で頬を掻きながら、少し照れているような顔をした。
 きっとこの後誰がくるのか楽しみにしているんだろうな・・・。
 そう思うと、自分がしたこと、そしてこれからやろうとしていることが、こなたに拒否されるんじゃないかと不安になった。
 心臓はドクドクと大きな音をたて、私の体温を上昇させる。
 私はその不安を吐き出すかのように大きく息を吐き、覚悟を決めて口を開いた。

「・・・・もしかして・・・手紙をもらったからとか?」
「え・・・・・?  ・・・そ、そう、だけど・・・・」
「・・・・・・それ書いたの・・・・私。・・・・・・・・・ごめん」

 私の言葉を聞いたこなたは、茫然と私を見ていた。
 無理もないよね・・・・。あんなに期待してたんだもん・・・・・。正直に謝るしかないよね・・・・。

 しばらくするとこなたは下を向き、無言で肩を揺らし始めた。
 も、もしかして・・・・泣いてる!?
 驚いて近寄ると、突然こなたが顔をあげた。
140うそつきこなた と しかえしかがみ 8:2009/04/11(土) 21:27:17 ID:3K93jRXO
「・・・・・ふっふっふっ。全てお見通しなのだよ。かがみ」
「え?」
「今日が4月1日なのは先刻承知!私を騙そうなんて100万年早いのさ!」

 こなたは、笑顔で私に人差し指を突きつけてそう言うと、そのままクルリと後ろを向いた。

「え? ちょ、ちょっと、待って・・・」
「かがみも案外そそっかしいね〜。去年の私と同じ手を使うなんてさ〜」
「なっ!」
「いたずら好きの私が、そんなこと見破れないとでも思っているのかね?」
「だ、だから!!」
「照れた芝居もなかなか大変だったよ〜」
「し、芝居?」
「まったく、そんなのにコロッと騙されちゃうんだから、かがみも修行が足りないねぇ」

 こなたからの思いがけない言葉は私を戸惑わせた。
 すべてが演技だったのだとしたら、私は演技をしているこなたに心を奪われたの?
 でも・・・、でも、私の気持ちは・・・・・・・。

「ホント、かがみは・・・・・騙し・・・・がいの・・・あ・・・・」

 そこで言葉が止まった。不審に思って顔をあげると、こなたは相変わらず背中を見せていた。

「ね、ねぇ。どうしたの?」
「へ?あ、あ・・・・、ゆ、夕焼けが綺麗だなと思って」
「それに何で鼻声なの?」
「き、気のせいだよ?」
「ちょ、ちょっと顔見せなさいよ」
「あ、あわっ!! ちょっ、まっ」

 肩を持って力任せに振り向かせると、そこには・・・・・緑色の瞳から、大粒の涙を流しているこなたの顔があった。

「なっ!? なんで・・・・・、なんで泣いてんのよ!」
「あ・・・・・・、こ、これは、その・・・・、か、花粉症なんだよ」
「そんなこと今まで聞いたことないわよ!!」
「どうも、ついさっきなっちゃったみたいで」
「そ、そんなことあるわけ・・・」

 その時、最悪のシナリオが頭に浮かんだ。

「・・・・・もしかして・・・・・さっきの手紙、本気だった?」
「!?  そ、そんな・・・・こと・・・・・・・ない・・・よ」

 こなたは否定しながらセーラー服の袖で顔をこすった。けれど、それでも涙は拭いきれず、次々に溢れていった。
 そのうちこなたは両手で顔を覆うと、そのままコンクリートの床にしゃがみ込んで泣き始めた。
141うそつきこなた と しかえしかがみ 9:2009/04/11(土) 21:30:30 ID:3K93jRXO
「・・・ううぅぅぅ・・・・・ひっ・・・・ひぅぅ・・・・・・」

 その瞬間目の前が真っ暗になった。こなたは強がって見せていたけれど、本当はすごく傷ついていたんだ・・・。
 私は取り返しのつかないことをしちゃったんだ・・・・・・・。
 床にへたりこんで泣いているこなたのところに、すぐにでも行きたかった。
 でも、もし拒否されたらという不安が、こなたへ近づくことを躊躇させていた。

 どれくらい時間が経ったのだろう・・・・・。泣き続けていたこなたの声が、次第に小さくなっていき、そのうち完全に聞こえなくなった。
 私は何も言えず、かといってそこから動くこともできず、こなたも何も話さなかった。
 まるで世界が止まってしまったかのような重苦しい沈黙が流れ、
 何か言葉を発しなければ、私はそれに押し潰されてしまうような気持ちになっていた。

「あ、あの・・・・さ・・・」

 何も考えずに言った言葉はそこで止まり、また同じ沈黙が流れた。
 気まずい思いで立ち尽くしていると、こなたがうつむいたままの姿勢で話し始めた。

「・・・・・・・・・ごめんね。かがみ。・・・・私、ずっとウソついてた」
「え?」

 な、なんであんたが謝んのよ?

「・・・・・ホントはね、去年、かがみに告白しようと思ってたんだ・・・・・・・」
「!?」
「でも、いざその時になったらすごく怖くなっちゃって・・・・・。だからエイプリルフールって嘘ついて誤魔化しちゃったんだ。
 その日にしたのだって、かがみに断られても誤魔化せるって思っていて・・・・。考えてみたら、その時から逃げ腰だったんだよね・・・」

 自嘲気味にこなたは笑った。

「あの後家に帰ってすごく泣いたんだ。私はあまりにも意気地なしだって・・・・。
 でも、結局その後もかがみに告白する勇気がもてなくて、そのままズルズルきちゃった」
「・・・・・・・・・」
「今日手紙を見た時ね、すぐにかがみの字だってわかったよ。それに、きっと去年の仕返しだなって思って・・・・」
「・・・・・・・・・」
「でも、でもね。もう1回かがみに気持ちを伝えるチャンスなんじゃないかって思ったんだ。
 それに、もしかしたら、かがみも私のこと・・・・・って期待しちゃってて・・・・・。都合良すぎだよね」

 そんなことない・・・・。私だって、去年は・・・・・。

「お昼の時はごめんね。ホント、ただの八つ当たりだったんだ。あの手紙もらってから、かがみのことしか考えられなくて・・・・・。
 でも、ああいう風に言われてつい・・・ね」

 こなたはちょっと気まずそうに笑い、立ち上がった。そして顔をあげると、真剣な顔で私を見つめた。

「・・・・・でもさ、かがみが『ごめん』って言ったから、ああ、やっぱり違うんだなって思って・・・・・。
 そしたら、また急に怖くなっちゃって、必死で誤魔化そうとしちゃって・・・・。
 ・・・・でも・・・・・、でもね、かがみ」
142うそつきこなた と しかえしかがみ 10:2009/04/11(土) 21:34:16 ID:3K93jRXO
そこで言葉を切ると、こなたの双眸からは、みるみるうちに涙がこみ上げてきた。

「・・・・・・・どうしても辛いんだ・・・。かがみのこと・・・・すごく・・・うっ・・・すごく好きなのに・・・・
 ・・・それを誤魔化そうとすると・・・・ひっ・・ひっく・・・・、胸が・・・・ズキズキして・・苦しいんだ・・・・」
「こなた・・・・・・・・・・」

 その気持ちが痛いほどよくわかった。
 こなたも私と同じように苦しんでいたんだ・・・・。私も・・・・・こなたのことが・・・・・。

「私も・・・・。私も苦しかった・・・・」
「え?」
「最初はこなたの言うように、仕返しのつもりだったの。でも、今日、一日あんたのこと見てたら・・・・・。
 あんたがどうしようもなく可愛くて、自分でも何がしたいのかわからなくなっちゃって・・・・・・・。
 今あんたと話してわかったわ・・・・・。去年、屋上に来たのが男子じゃなくて・・・・あんた、・・・・こなたで・・・
 ・・・・本当に嬉しかった」
「かがみ・・・・・」
「でもね、その時ちゃんと気持ちを言ってほしかった・・・・・・・・」
「・・・・・・・・かがみ。 ・・・・・・ごめんね」

 こなたはすまなそうにつぶやくと、また下を向いてしまった。でも、どうしてもこのことだけは言いたかった。

「こなた・・・・。お願い。ちゃんとした言葉で聞きたいの」

 一瞬こなたの身体がビクッと震えた。でも、これだけはこなたに言ってほしい。
 こなたは少しだけ躊躇していたように見えた。でも、すぐに私に向きなおって、目を潤ませながら口を開いた。

「わ、私・・・・・私・・、かがみのことが好き!・・・・大好きなんだっ!!」

 そう叫んで、私の胸に飛び込んできたこなたを受け止め、そのまま思いきり抱きしめた。こなたは私の腕の中で泣いていた。
 私は黙ってこなたの頭を撫でていた。でも、その沈黙は、さっきのような重苦しいものではなくて、幸せを感じられるすごく温かいものだった。
 気が付くと私の頬を温かいものが流れていた。それに気がついたこなたが、ゆっくりと顔をあげた。
 こなたも涙を流していたけれど、でもその顔は笑っていて、それが妙におかしくて、二人で声を出して笑った。

 嬉しそうに笑うこなたは、さっきの比じゃないくらいにかわいくて、もっと近づきたい、もっと体温を感じたいって思った。
 じっとこなたを見つめると、こなたも顔を赤らめると、静かに目をつぶった。
 そして・・・・・・、そのままこなたにキスをした。

「私もあんたに言わないとね」
「え?」
「こなた。大好き・・・・」

        やっと本当のコトが言えた。
143うそつきこなた と しかえしかがみ 11:2009/04/11(土) 21:37:26 ID:3K93jRXO
帰り道―
 誰もいなくなった校舎を、2人で手をつないで歩きながら、昇降口に向かっている。
 ふとした瞬間に目が合うと、どちらともなく笑ってしまう。ああ、すごく幸せ・・・・。
 でも、一つだけ気になることがあった。

「ところで、こなた。何で私の字だってわかったの?筆跡は変えていたんだけど」
「ん〜? ・・・・大好きな人の字はわかってしまうものなんだよ、かがみん」
「!?」

 こなたは私の顔を覗き込むと、そう言って人差し指を立ててウインクをした。あまりの不意打ちに、一気に顔が熱くなる。

「ば、ば、バカッ!!い、いきなり何言うのよ!!」
「やっぱり、かがみはかわいいな〜」

 こなたはしてやったりの顔で笑った。

「そ、そ、そ、そんなこ」
「ま、いつも宿題見せてもらってるからね〜」
「ってそれかよ!!」

 ったく、こいつって何が本音で、何が冗談なのか、ホントわかんないのよね・・・・。

「ねぇ?ちょっと寂しくなった?」
「そ、そんな・・・そんなことないわよ!!」

 ホントは寂しいはずなのに、つい強がっちゃう・・・・。私もこなたのことは言えないか・・・・。
 がっくりと肩を落としてため息をつくと、そんな気持ちを察したのか、こなたはつないだ手を離し、私に向きなおった。

「ふふ。でもね、かがみ。大好きって言うのはホントだよ?」

 そう言うと、不意にこなたの顔が近づき、唇が重なった。

「こ、こなた!?」

 唇が離れると、こなたは夕日よりも赤い顔をして、照れくさそうに言った。

「かがみ・・・・・。大好きだよ」
「・・・うん。 ・・・・私も好きよ。こなた」

 そう言って私はこなたを抱き寄せ、もう一度キスをした。

                           了
144:2009/04/11(土) 21:40:13 ID:3K93jRXO
以上です。

本篇のエイプリルフールネタを見て、こうだったらいいのになぁと妄想ふくらませましてました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
145何の日シリーズ作者:2009/04/11(土) 21:46:11 ID:MCggsJMu
>>144
なんて素敵で綺麗なこなかが…GJです!
>>126>>127
GJです!それ採用!…してもいいですか?
146名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:59:29 ID:UIbMa3w1
>>144
リアルタイムでぐっじょぶを。

エイプリルフールネタを上手く昇華させた、とても素敵なお話でした。
王道というか、奇をてらわないというか、あの頃の輝きを失ってしまった?
者にとっては眩しすぎるような読後感もありました。

よろしければ、またの投下を楽しみにしております。
147今日は何の日シリーズ4月12日編:2009/04/12(日) 00:02:39 ID:luznfsHE
ゆたか「ねぇみなみちゃん、最近巷では『こなパン』なるものが流行ってるみたいなんだけど、どんなのか知ってる?」
みなみ「わからない…私も、名前だけしか聞いたことがないから…」
ひより「ひぐ○しのレ○パンみたいなネーミングッスね」
パティ「パンのナマエデハないデスカ?」
みなみ「泉先輩の形をしたパンとか?」
ゆたか「そういえば今日はパンの記念日だよ。パン食普及協議会が1983年3月に制定したんだって。1842年、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が軍用携帯食糧として乾パンを作ったのが、日本で初めて焼かれたパンと言われているんだよ」
ひより「う〜む…しかし記念日ネタとしては安易すぎないッスか?」
パティ「コナタのパンチではナイですカ?ひぐ○しはソウデス」
みなみ「泉先輩の…パンティとか…」
ゆたか「みなみちゃん!それだよ!」
かがみ「ふっ…所詮は一年生…四人集まってその程度か」
ひより「むっ…じゃあかがみ先輩はなんだと思うんですか?」
かがみ「これが真実よ。赤で宣言するわ!
『こなたをパンパンすること』
よ!」
一年ズ「先生!」
こなた「Σ(゚д゚ )」
148名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:06:11 ID:4uWbTJRM
こな×かが でも かが×こな でもない、かがvsこな。
一人の男子生徒を巡りドロドロドエロな愛憎劇を。
雨の中全力疾走しそうな奴
149名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:18:39 ID:Q839LHIK
「泉さんのお腹をパンパンにするんですねダバダバ」
150名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:26:47 ID:fNXKETp4
>144

ぐっじょぉ!
甘酸っぱいなぁ・・・
甘酸っぱい。

>147
最後三行で噴いた発泡酒返せ
あとパンパンするにはふた変換が必要。


>>148
違う違う。こーだよ

『かがみぃ!凌桜”最強”を今日こそ”決しよう”ぢゃねぇか!(ビキッビキッ)』

『・・・あぁ?”上等”だよ・・・。
”オタク肉団子”にしてやんよ・・・(ビキビキッ!)』
151名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:39:30 ID:rrAxGF86
>>149
「上等だよみゆきさん・・・そのただでさえでかい乳、さらにパンパンにしてやんよ・・・」
152どちらもイニシャルはH.K.さん:2009/04/12(日) 08:27:57 ID:4uWbTJRM
♪とってっとってっとってっとってっとってっとってっとってっと

らららこっぺぱんー
らららこっぺぱんー

「……いい? こなた。人生はね、例えるならアナルビーズの様なものなの」
「のっけから手遅れだよかがみんや」
「(ピッ)アナルビーズは、複数の玉がつながった形をした性具で、肛門から直腸に差し込み、出す早さを――」

「辛いときと、そうでないときとが、寄せては返す波のように繰り返すのよ」
「ここからなら良いこと言ってる様に聞こえるけどね、あとみゆきさん今食事中」
「材質はシリコンやゴム、ラテックス、ガラス、金属等で、端の輪に指をかける事で完全に直腸内へ入ってしまう事を――」

「共に苦しい時間を乗り越えられた時、そこには素晴らしい未来が広がっているの」
「あぁうん、色々アレすぎて早速心が折れそうだよ…主にクラスの視線とかで」
「初心者は小さなサイズを好む一方で、大きなものを好む者も。括約筋にある末端神経が出し入れする際の――」

「頑張れば頑張った分だけ、きっと報われるわ。だからね? 簡単に諦めたりしないで私と一緒に、ええと、コレなんかドウカナ?」
「私がいつ何を諦めたのさ! それ仕舞って早く! 歩くダメ要素は自重! つかさもボケっとしてないで止めっ、アッーー!!」
「クライマックスは直腸が縮む時が抜きやすく、多くの人はオーガズムを最高潮に達させるため直前に……」
153名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 14:00:30 ID:MvN3ew7G
H.K.…
変態仮面ですね。
154名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 14:15:58 ID:rrAxGF86
いいえ、HなKaがみんです
155名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 15:04:01 ID:wVAUl7GS
>>147
赤字使うってかがみ魔女かよww
どっちかっていうとこの状況は青字のほうだろ
156名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 15:13:11 ID:HXnm0968
>>152
ああ、なんて素敵な手遅れかがみん。
アッーされるこなたんを想像して、ご飯がとても進みました。GJ。
157名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 16:18:13 ID:rrAxGF86
かがみ「どうして・・・私の扱いって、いつの間にこんな外れまくりの位置に・・・orz」
みゆき「私に比べればマシです。私なんか鼻から胸から・・・
     なぜ脱水症状にならないのでしょうだばだば」
つかさ「つかさでぃす。最近また半透明状態です・・・
     たまに描かれてもほぼH扱いとです・・・
     つかさでぃす・・・つかさでぃす・・・」

こなた「・・・アレェ・・・アレェ・・・
     本来、変態も人外もHも、私の役目だったはずなのに・・・
     私のアイデンチチーが(≡ω≡.;;)」

しかしこのスレ的本能に逆らえない↓3名
かがみ「あ、こなた発見ルパンダイブ」
みゆき「あ、泉さん発見だばだば」
つかさ「あ、こなちゃんうにょーん」

こなた「ボケ役だった私の立場をかえsアッーーーーーーー!!」
158名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:11:59 ID:3385LYh9
>>155
赤字と魔女の因果関係について詳しく。
159名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:52:33 ID:Dhlno3Vu
>>158
うみねこのなく頃にをやればわかる
160名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 22:19:05 ID:5P8upRtj
うみねこはよく判らないが今ピンと来たモノでこなた達が
三国志の時代に当て嵌めるとこなた→蜀の劉備
かがみ→魏の曹操
みゆきさん→呉の孫権ってのはどうかな?
161今日は何の日シリーズ4月13日編:2009/04/13(月) 00:19:53 ID:0FydDQBI
みゆき「今日は喫茶店の日です。1888年、東京・上野に日本初の喫茶店『可否茶館』が開業しました。1階がビリヤード場、2階が喫茶室の2階建て洋館で、1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供していましたが、5年で閉店しました」
つかさ「ここがゆたかちゃんの働いてる喫茶店…結構雰囲気のいいところだね」
こなた「ゆーちゃん、その制服似合ってるよ〜萌えるね!」
ゆたか「あ、ありがとう…お姉ちゃん…ご注文をよろしいですか?」
こなた「じゃあこの『ゆーちゃん手作りオムライス』をあ〜んのオプション付きで」
ゆたか「(・_・)エッ......?」
つかさ「私は『ゆたかちゃんの口移しミックスジュース』で」
ゆたか「そ、そんなのはメニューに…」
つかさ「あるよ」
ゆたか「Σ(゚д゚ )」
つかさ「あとね、この『ゆたかちゃんの活け作り』を…」
こなた「飲み物は『ゆーちゃんのラブジュース』を…」
こなつか「「ってゆーかむしろ、小早川ゆたかそのものをオーダーする!」」
ゆたか「アッ―!」
162名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:20:13 ID:RkP7uxdh
へんたいかがm「こなた体盛りと聞いてとんできました」
こなた「ちょ・・・そんなメニューないって、そもそも私今日客・・・アッーー!」

はなぢみゆk「つかささんのバルサミコ酢風味ときいてとんでまいりました」
つかさ「だ、だめだよ・・・う、うにょーーーん」




ゆたか「ふう、どうなることかと思ったら・・・助かったよ・・・」
みなみ「・・・ゆたかの・・・ラブジュース・・・飲み放題と聞いて・・・」
ゆたか「ブルータスお前もkアッーーーーー!!」

ひより「ゆーちゃんキャラ壊れてるッス!でもそこがいいッスカリカリカリ」
163名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 02:30:31 ID:8ZQxuGBD
『なぁに油売ってんのかなぁ部誌ぶっちぎって』
『こ、こう先輩これは深い訳と美味いネタと料理がががが・・』

『料理?じゃあ、
ひよりんの根性焼き
をひとつ♪』

『料理じゃないし大体根性焼きっておしりにするもんアヂャアアアア!』
164名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 03:54:11 ID:HzEz0yBf
>>155
こなた:なら私は透明で宣言するよ『私はノンケ』だぁぁああああああああああああああ
    げほげほ
かがみ:なら私は赤、青、黄で『Reverse(リバース)』よ
    そしてこれで上がりよ。勝者特権でこなたをいただくわ
こなた:ちょ、そんなルール聞いてないよ
かがみ:ここではこなふぇちがルールよ
こなた:(かがみがふたなりだったら思う存分搾り取れるのに)



>>160
こなた:そういや今のガンダムって、これだっけ?


>>163
やまとでぃけいと:通りすがりのこうふぇちよ
165名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 13:23:27 ID:dtAUlOLW
>>158
赤字 絶対的真実 赤字で言ったセリフは全て真実。主にアンチミステリー陣営が使う。
青字 相対的真実 赤字で否定できなければ真実。主にアンチファンタジー陣営が使う。
166名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 15:33:06 ID:mV9Qs1Ss
>>165
説明トンクス。
つまり、『こなたが赤字で『かがみは私の嫁』と発言すればかがみはこなたの嫁になる』という感じですな。
うみねこはやった事がないからよくわからなくて。
167名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 19:04:01 ID:dtAUlOLW
逆に言えば真実ではないことは赤字では言えないということで
たとえ真実でなくても赤字で返さなかったら青字は真実になるということ
168名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 21:10:57 ID:0FydDQBI

こなた「かがみは私の嫁!(青字)」
かがみ「私はこなたの嫁ではない!(赤字)」
赤字は真実のみを語るので、これで『かがみはこなたの嫁』という青字の『仮定』が赤字によって否定されます。
こなた「ならば…私がかがみの嫁!(青字)」
かがみ「……………」
赤字で否定されなかったため『こなたがかがみの嫁』という青字の『仮定』が『真実』となります。
かがみ「というわけでこなたは私の嫁よ。ハネムーンは六軒島にしましょうか。でもその前につまみ食いを…」
こなた「アッ―!」
169今日は何の日シリーズ4月14日編:2009/04/14(火) 00:10:26 ID:mKaNpLGz
かがみ「好きよ…こなた」
こなた「ん…かがみぃ」
つかさ「はぁっ…ゆきちゃん…」
みゆき「ちゅっ…んんっ、愛してます…つかささん」
みなみ「ゆたか、もう離さない…この胸の…ときめき…」
ゆたか「みなみちゃん、ずっと…一緒だよ」
ななこ「…………………」
ひかる「黒井先生?ずいぶんと不機嫌な顔をしてますな。なにかありましたか?」
ななこ「今日は何か変や…学校中がピンク色の雰囲気で満ち溢れとる。かと思うとなんや柑橘類の匂いがそこらかしこに漂っとる。
何があったんや…?」
ひかる「ああ、今日がオレンジデーだからですな」
ななこ「オレンジデー?何ですかそれは?」
ひかる「オレンジデーとは、愛媛県の柑橘類生産農家が1994年に制定した記念日です。
2月14日の『バレンタインデー』で愛を告白し、3月14日の『ホワイトデー』でその返礼をした後で、その二人の愛情を確かなものとする日です。
オレンジ、またはオレンジ色のプレゼントを持って相手を訪問するのが慣わしですな」
ななこ「そんな記念日あったんかい!ワイはバレンタインデーもホワイトデーも空気扱いやった…ってことは…」
ひかる「残念ながら出番はありませんな」
ふゆき「ひかる、こんなところにいたんだ」
ひかる「ふゆき、学校では桜庭先生と呼べと…」
ふゆき「コミック5巻と立場が逆よ。それに、それを言ったらひかるだって…」
ひかる「むぅ…」
ふゆき「それよりひかる、渡したいものがあるの」
ひかる「これは…ペアリング?」
ふゆき「オレンジサファイアのペアリングよ。左手の薬指につけてくれると…嬉しいな…」
ひかる「ふゆき…………結婚してくれー」
ふゆき「アッ―!!」



ななこ「ちょ…こんなオチかい!ウチなんやったんや!」
170名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 00:22:31 ID:4JHgbi90
>>169
同時に今日はブラックデーでもある
中華料理屋でチャジャンミョンを啜ってお互いを慰めあうのは誰になるのか…
171名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 00:29:39 ID:MiZC/Itz
>>170
「お互いを慰めあうんやな! さぁ成美さん、うちと一緒に熟れた女体でオールナイト麺プレイや!」
「いーやーっ!? だから私は既婚者なんですってば! 助けてきよたかさーん!!」

こうですか? わかりません!
172名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 01:22:09 ID:80YVrxP4
パティ「オレンジデースよひよりんじゅてーむ」
ひより「だあっ!だから私は傍観者でいいんだってのアッーーーーーーーー!!」

みさお「ぇううううう;;;ひぃらぎはすっかりちびっこに夢中だZE;;;;
     ひぃらぎとオレンジしたかったZEぇううううう;;;」
あやの「うふふふふ、まだそんなこといってるのかしらみさちゃん^^^
     もういい加減認めたらどう?みさちゃんは私のものだって・・・^^^^^」
みさお「だからあやの・・・兄貴はどうした兄貴は!?」
あやの「あら・・・・そんなの、みさちゃんの愛の前では全てが無意味よ^^^^^^」
みさお「ひぃらぎたすkヴァッーーーーー!!」





ななこ「うううう・・・ゆいには逃げられるし・・・結局ウチはこの立ち位置かい・・・orz」
173名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 05:31:34 ID:3kQFJYPV
ななこ先生はそうじろうでw

教え子の父親との爛れた関係にズブズブとのめりこむ女教師
こなたの反発、周囲の無理解、職場での誹謗中傷
抜き差しならぬ状況が、恋心に更なる油を注ぎ込む・・・(=ω=.)b

いや結構お似合いな気がするんだが
174126:2009/04/14(火) 07:03:19 ID:PDc0Efmy
>>173はん、それはいい考えやな、
うちが泉と一つ屋根の下にいれば、
泉もちゃんと勉強するやろ。

個人的には
「なんでエレクチオンせえへん。」
「かなたじゃないからな。」
『そう君。』
のパターン希望。

チラ裏
>>145
出展を明示していただければ、
自由に使われてかまいませんよ。
4月まとめを楽しみにしていますので。
175名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 08:24:35 ID:DG1n/obm
ここの人って外部ツールでSS読んだりしてる?
じっくり読みたいときは縦書き表示できるビュアを使うんだけど、
窓の中の物語か、TVTって奴を使い分けてる
どっちも作風によってスタイル変えられたりしてオススメ
http://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_119906.jpg
http://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_119907.jpg
http://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_119908.jpg
176何の日シリーズ作者:2009/04/14(火) 10:26:52 ID:mKaNpLGz
>>170
かがみ「うおっとぉ!ブラックデー先に言われたぁ!」
みゆき「ちなみにブラックデー とは韓国の記念日で、バレンタインデー・ホワイトデーのどちらでも何ももらえず恋人ができなかった者同士が黒い服を着て集まり、チャジャン麺(麺に黒いあんをかけた料理)やコーヒーなど黒い物を飲食する日です。
韓国ではその後も各月14日が恋人に関する記念日になっています」
ゆたか「なんでも4月編のまとめで追加ネタとして使う予定があったそうですよ。『期待してくださると嬉しいです』だ、そうです」
>>174
許可&エール、ありがとうございますm(_ _)m
177”黒い”日:2009/04/14(火) 11:52:15 ID:iLCzO8TA
おかしい、おかしいで・・・
何が起こってるんや今日は・・・
知り合いに会うたびに、やたらコーヒーをもらうんや・・・
泉や柊姉や白石からインスタントコーヒー
柊妹からはこだわりのコーヒー粉を・・・
高良に至っては、その場で淹れて出されるという徹底ぶりや・・・

こんな調子やから、先生方からもなんだろうなと思ってたら、
桜庭先生からは何やら黒いソースのパックをもろてな・・・
天原先生からはラーメンのパックをもろて・・・
「これで、今日はラーメンでも食べてくださいな」やて、なんやもう、わけわからん。







なんやねん、みんなその目は・・・
見えてるで・・・わかられんように努力してるんやろうけど、
にじみ出てるんや・・・ 憐  れ  み が・・・
や・・・やめぇやめぇや・・・
みんなその目でわいを見るのをやめぇやああああああorz
178名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 12:16:13 ID:HUigP4lt
兄沢「黒井先生…」
179短めにちょっとだけ:2009/04/14(火) 12:56:45 ID:3kQFJYPV
かがみ「で、どうなのよ・・・?」
こなた「うん・・・何ていうかなあ。別に反対ってわけじゃないんだ。
    あたしももう子供じゃないもん。
    お父さんだってそろそろ自分の幸せを考えてもいいと思うし
    相手が先生なら安心だよ。でもね・・・」
かがみ「でも・・・?」
こなた「なんていうかさ・・・素直に「お母さん」って言えなくて・・・」
かがみ「・・・・・・」
こなた「嫌とかそんなんじゃなくて・・・なんかこう・・・
    照れくさいっていうのか・・・
    母親の立場の人とどう接していいのかわかんなくてさ」

つかさ「じゃあさ「ママ」って呼んでみたいらいいんじゃない?」
かがみ「いやまて、そういう意味あいじゃないだろ」
つかさ「ほら、こなちゃん家凄いよ。お母さんとママが居て幸せ二倍だよ?」
一同「・・・・・・・」

こなた「プッ・・・あはははっ・・・そうだねつかさ。
    あんまり深く考えてもしょうがないよね。うん、そうするよ!」
かがみ「・・・こんなんでいいのかしらねえ。なんか論点ズレてないか?」
みゆき「宜しいのではないでしょうか。幸せってそんなものだと思いますよ」
180名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 13:32:04 ID:MiZC/Itz
>>179
つかさの偉大さとみゆきさんの至言に全俺が和みました。ぐっじょぶ。
181名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 13:46:46 ID:dB/77ODI
>>177
発想は良かった
しかしもう1度一人称を確認してほしかった(´・ω・`)
182177:2009/04/14(火) 14:09:59 ID:VxfKBo7e
>>181
げ!
しまった!
"ウチ"やったあああああorz
183名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 19:06:17 ID:CsF9GWST
>>177
黒井先生…お可哀想にw

>>176
4月編のまとめの追加ネタに期待!
184何の日シリーズ作者:2009/04/14(火) 21:49:59 ID:mKaNpLGz
>>177
クオリティ高いですね〜
これを越えるものか…難題だ…orz
185今日は何の日シリーズ4月15日編:2009/04/15(水) 07:24:50 ID:7e8QHPaD
みゆき「今日はよいこの日です。『よ(4)い(1)こ(5)』の語呂合せとなんとも単純ですが…」
かがみ「作者のやつ、ネタが切れたか?」
みゆき「そうでもありませんよ。先月の『ランドセルの日』に出てきたこの『精神年齢退行ランドセル※』を泉さんに背負っていただきます。嫌だと言っても背負っていただきます。強引に背負っていただきます」
こなた「ちょ、おま………………」
みゆき「こなたちゃんはいくつですか?」
こなた「…7さい」
みゆき「こなたちゃんはよいこですか?」
こなた「うん!よいこだよ!」
みゆき「よいこは服を着てはいけません。服を着ているこは悪いこです」
こなた「そうなの?じゃあ脱ぐ!」
かがみ「ちょwww」
みゆき「よいこはエッチなことが大好きです」
こなた「かがみ!えっちしよ!」
かがみ「おまwww」
みゆき「よいこはかがみさんを三分でイカせることができます」
こなた「かがみぃ…じーすぽっととくりとりす…どっちがいい?」
かがみ「両方!ってちが……アッ―!!」
みゆき「赤で宣言しましょう。『フェチネタはそう簡単には枯渇しませんよ』
うふふふふふ…きひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」


※拙作『日替わり小ネタ集:らき☆すたde今日は何の日?:3月編.』をご覧ください
186名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 08:11:13 ID:wQJgEzyl
久々にSS書き中……が資料不足
ひよりんがイベントに参加するときのHN、サークル名に触れている資料があれば教えていただきたく
187名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 11:18:08 ID:m92gTcpi
>>186
HNは「自分に似合わない綺麗な名前」としかわかってないはず。
188名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 13:18:40 ID:ckFy/mne
>>187

マルグリット・緋妖

とかなw
厨すぎて公開したくない系だったり。
189名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 16:47:32 ID:GfOPM/mw
「クリスチーネ田村」とか(笑)
190名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:04:57 ID:4Od1Naxq
>>188
「それを厨と呼ばれるのならばっ! 私はっ! 厨の名を甘んじて受けるッス!!」

191名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:11:57 ID:xX5S9S/l
>>190
そして総受けの座も甘んじて受ける事になるのか…

ゆたかとみなみがアップを始めたようです
192裏・今日は何の日シリーズ4月15日編:2009/04/15(水) 21:25:05 ID:7e8QHPaD
バラバラバラバラバラバラバラバラ
ひより「んんっ…何の音ッスかぁ?」
ゆたか「あ、田村さん起きた?」
ひより「なっ!ここ、ヘリコプターの中!?」
みなみ「みゆきさんが…調達してくれた」
ゆたか「さぁ田村さん!大空に抱かれて私たちとエッチしよ!」
ひより「ちょwwwなんでヘリコプターで?!」
みなみ「今日は…ヘリコプターの日。全日本航空事業連合会が1986年に制定した。
ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ビンチの誕生日。ヘリコプターの重要性をPRし、第2の空の足として認識してもらうことが目的…」
ゆたか「さぁさぁ田村さん!総受けに甘んじると宣言したからには潔く3Pを…」
ひより「いやいや!別に宣言したわけじゃなくてスレの住人さんが言ってるだけで…」
みなみ「ゆたか…間違ってる」
ひより「みなみちゃんっ!」
みなみ「『大空』にも抱かれてるから4P」
ひより「Σ(゚д゚ )」
ゆたか「ひより総受けはジャスティス!」
ひより「アッ―!」
193名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 23:30:12 ID:bC/7acqF
>>192
>「『大空』にも抱かれてるから4P」
その発想はなかったよw
みなみんGJ! b(≡ω≡. )
194名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 23:52:01 ID:4AIJBxTI
やまと「大空に抱かれて4Pか…(まぁ…あたしが被害にあってないから良しとするか)
かなた「大空はあたしのフィールドです♪」
195わからない方が多いかもゴメソ:2009/04/16(木) 00:33:14 ID:SdW0eo35
『ふぅ、ひよりんが空中でミイラになっている隙になんとか逃げおおs

バラバラバラバラバラバラバラバラ
ヴォオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙バキバキバキ!

『だからあんたらなんでよりによってAH64アパッチとか乗ってくるかな!』
後席操縦士『みゆきん家の私兵部隊でね、余ってるっていうから』
前席ガナー『お姉ちゃん、こなちゃんの前も後ろもばっちりロックオンしてるよ〜』

後席『よし、ケツに熱い一発お見舞いしてやんな!』
前席『ワシノミヤ1、Fox two、Fox two!』ドシュ、ドシュウウ!

『アッーーーー(ちゅどーん)!』
196みゆき@家のAWACS機に座乗:2009/04/16(木) 00:53:54 ID:SdW0eo35
『ちなみにAH-64アパッチとは、主に米軍が使用している対戦車ヘリコプターです。対地ミサイルやロケット弾、30mmマシンガンなどで武装し、強靭な装甲もあってあたかも空飛ぶ戦車ともいわれます』


『それと、つかささんの言っている[フォックス・ツー]ですが、
戦闘機がミサイルを発射するときには無線でこのようにコールするのです。
ヘリコプターでも言うのかとか使い方変だとかの疑問は聞こえません。』
197名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 01:06:35 ID:j84HuAl6
さて、パティの誕生日だな
198名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 02:13:48 ID:TOTGTNdk
       /.!   , . /i-――-- .
      ./ ! , '´ (___ノ       `ヽ、____
.       ゝ '                 _ノ
    /    ,                 ` 、
    , '     ,'           l ::     、  、\
.  /        {          , | ::     }.   ヽヽ
  {       l/       、/___ノ:::   ゝ、    }ヘ
.  ',      /         /,' { .!ヽ、  ,' ヽ   /
.   ヽ.   , ' ,:     //  ',!  i  / } .! !/
    }.  ノ イil     彡'____. }ノ_i. ノ l'
    ムイ  i´、!  / .〈 i:::ノ ̄ ̄  {:厂从 !
      |.  ゝ.ノ イ   ヾ、、、   、、i ヽ.`
       ヽ. ト、_.`八  ト.. ヘ       ,!  ノ
         `  )__r‐ヽ、{  ___‐__... ィノ!ノ
           ノ::::::::::ヽ./
        ,.:':::::::::::::::::::::\
         /::::::::::::::::::::, -‐‐ヽ
 .      /:::::::::::::::::::://´ ̄`ヽ

オウ、やはりワターシは、あまり人気ないデスカネ・・・
マア、ひよりんさえ手元にいれば、他に何もいらない分、
他のフニンキ(誰なんてケシテイイマセーン)よりは
救われてマース
199名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 04:33:49 ID:hmFgGV3V
>>197
すっかり忘れてた…何の日シリーズ作者としてあるまじき失態!orz
200名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 04:50:26 ID:d/6XW+iR
「シット!許セマセンネ〜 アメリカ産デカ乳の威力、思イ知ラセテアゲマース!!」
「ってなんで私の顔に押し付けるっスか。気持ちいいけど息が苦しいっスよ!アッーーーー!!!」
201名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 08:01:09 ID:OVTb2ioA
>>196
対戦車(TOW)ミサイルって赤外線誘導だっけ?

FOX TWOが赤外線誘導、FOX THREEがレーダー誘導だった気が。
まあ、自衛隊なら全部FOX TWO(FOX THREEはバルカン砲)だとも聞いたけど。
202名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 10:20:52 ID:nxxD09g0
こなたがF22でかがみがEF2000でみゆきさんがイージス艦ですねわかります。
203名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 11:10:35 ID:zvggvwjw
>>201
ほうほう、そういう分類だったんだ。
ずっと『何で2(TWO)なんだろう……』って疑問に思ってたんだがそういう事か。

あと、パティにすまん。お前のキャラは微妙に書きにくい。
誕生日ネタを書こうにも書けなかった。
204名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 11:19:33 ID:3+ib+aIH
>>203
念のためその手のページで確認よろ。
MAGNUMとか表現する場合もあったり、陸海空軍とか国家とか時代とかで、いろいろ違うみたいなんで。
205今日は何の日シリーズ4月16日編:2009/04/16(木) 11:56:43 ID:hmFgGV3V
みゆき「今日はパトリシア=マーティンさんの誕生日です」
パティ以外全員『パティ、お誕生日おめでとう〜!!!!!』
こなた「プレゼントの花束だよ〜」
つかさ「今日の誕生花は、チューリップ、グロリオーサ(狐百合)、アネモネ(牡丹いちげ)だよ」
ゆたか「花言葉は、美しい瞳、光栄、はかない恋なんだって」
ひより「つまり、『パティの美しい瞳に見つめられて光栄です。叶うことのないはかない恋ならば、せめて一度だけ…』」
こなた「ヤラナイカ」
ひより「ってことッスよね?」
パティ「Σ(゚д゚ )」
ゆたか「さあパティさん!宴は始まったばかりだよ。かがみ先輩のワカメ酒にみなみちゃんの貧乳盛り。料理もたくさんあるからね」
パティ「ワタシが主役ナノニ台詞が少ないデス!断固抗議シマ…アッ―!」
206ペテ・クルルーソウ:2009/04/16(木) 23:44:20 ID:E0/6QR0O
お差し支えなければ6分後に投稿致します

タイトル:『パトリシア=マーティン誕生日記念SS』
非エロ ネタ系
使用レス:5レス使用

本当は小ネタとして投稿しようかと思いましたが、結構長くなったので、急きょSSにしました
注意:パティのキャラが多少扱いづらかったので、文章は少し読みにくくなってると思います
ご了承下さい
207:2009/04/16(木) 23:51:32 ID:E0/6QR0O
ワタシがニッポンにリュウガクしてマもないコロは、まだミギもヒダリもワカらず、ずっとサマヨっていマシタ。
ヒトにミチをキいてもムシされて、サケられツヅケられ、ダレひとりタスケてくれるヒトはイませんデシタ……
ずっとカナシいオモいをしマシタ
サミシいオモいしマシタ
ジブンのタンジョウビがキても、マワリにはダレもイワってモラエずに、それはそれはツラいオモいもしマシタ

でも、イマはチガいマス
リョウオウガクエンにニュウガクしても、ワタシがガイコクジンとだけのコトでサケられツヅケられて、まだヒトリだとオモってイたトキ、ヒトリのジョセイがテをサしノベてくれマシタ
そのヒトのナマエは『田村ひより』
そのヒトはワタシがガイコクジンにもカカワらず、なんもオカマイナしにハナシをカケてくれマシタ
ワタシはウレシくてウレシくてとってもカンドウしマシタ
ヒヨリもワタシドウヨウにオタクで、イキトウゴウし、すぐトモダチになれマシタ
ニッポンにリュウガクして、リョウオウガクエンにニュウガクしてイライの、ハジメてのトモダチデス
208:2009/04/16(木) 23:52:38 ID:E0/6QR0O
ヒヨリがトモダチになってから、またアタラシくトモダチがフエマシタ

セがヒクくてビョウジャクだけど、とてもキュートでガンバりヤの『小早川ゆたか』
クールだけど、とてもユウジョウにアツくてヤサシい『岩崎みなみ』
イチネンセンパイでキビシいけどとてもメンドウミがイいアニ研部部長の『八坂こう』にコウのシンユウ『永森やまと』
そして、サンネンセイでチビッコでオタクの『泉こなた』。ツンデレの『柊かがみ』。いつもポヤポヤしている『柊つかさ』にテンネンでキョニュウの『高良みゆき』。
ジョウキュウセイにもタクサンのトモダチがデキまシタ
まさかこんなにトモダチがデキるなんて、ユメにもオモいませんデシタ


そして、キョウはワタシのタンジョウビ
みんながワタシをカコんでイワってくれマス
プレゼントもどれもステキなモノデス
サイコウにウレシいデス
ステキなトモダチからタクサンイワってモラエるなんて、ホントウにハッピーデス
ホントウにニッポンにキてヨかったとオモいました
209:2009/04/16(木) 23:53:29 ID:E0/6QR0O
ワタシはもうヒトリじゃないデス
これもみんなヒヨリのおかげデス
ホントウにホントウにアリガトウ
ヒヨリ……ダイスキデス
これからもよろしくネ


パティ「と、イうワケでなんで……ヒヨリー、ワタシのバースデーケーキになってクダサい」
「すごい!」「メインスイーツ来た!」「甘さの塊来た!」「これで勝つる!」
ひより「あれ!先程の感動エピソードはいずこに!!」
みゆき「さあ、田村さん。服を一枚ずつ脱がしていきましょうねダバダバ」
つかさ「ひよりちゃんの裸体に生クリームをたっぷり塗りたくってあげるうにょ〜ん」
こなた「トッピングは私に任せて!」
かがみ「こっ、これが噂の女体ケーキ…………ジュルリー」
こう「ほう、これはまた良い具合に出来てるねー。採用!!」
やまと「待ちきれないわ……」
みなみ「ゆたか……これが全人類を悦ばせてくれる至高なケーキだよ……」
ゆたか「本当に素敵……あぁ、素敵過ぎて目眩が……」
210:2009/04/16(木) 23:54:08 ID:E0/6QR0O
ひより「ちょっ、みんな何やってるんスか!やめて下さい!!あっ、生クリームそんなに掛けないでー」
つかさ「あっ、生クリームが顔に!まるで顔射!!」
こなた「乳首に苺……おへそにチョコ……そして股間に…………あぁ、もう駄目!我慢出来ないわぁぁ!!」
かがみ「ちょっ、こなたぁ。フライングは無しよ!もう少し我慢して!!…………って言う私も我慢の限界だけど……ジュロロロロ」
みゆき「リミッター解除!!」
こう「これに勝るケーキなんてこの世に存在しないわ……。採用!!」
やまと「宇宙人もビックリね……」
みなみ「神様有難う御座います。この様な素晴らしい者を生み出してくれて……」
ゆたか「目眩が……」
ひより「誰か助けて!私はそんなに美味しく無いよ!甘く無いよ!お腹壊すよ!」
パティ「何を云ってるのですか?ひより……。あなたに不味い所なんて無いですよ」
ひより「パティの日本語が流暢に!」
かがみ「もう……我慢……出来ない……カユ、ウマ……」
みゆき「かがみさんがそろそろゾンビ化しているところなんで……」
こなた「いただきますか」
211ラスト:2009/04/16(木) 23:54:42 ID:E0/6QR0O
ひより「ちょっ……やめ……来ないで……」
つかさ「パティちゃん!」
みゆき「誕生日!」
かがみ「おめで〜」
こなた「トウッ」←ルパンダイブ
パティ「ありが〜トウッ」←ルパンダイブ
「トウッ」←ひより以外その他全員ルパンダイブ
ひより「うわっ、なんでこんなオチになるんスか!?責任者出て来い!ちょっ、止めて下さいッス。そこを舐めたら駄目ッス!あっ、やめっ、あっああっ…………アァァー」

パティ「ヒヨリはどのケーキにもマケないサイコウのケーキネ^^」

happy birthday パトリシ=マーティン

212ペテ・クルルーソウ:2009/04/16(木) 23:57:26 ID:E0/6QR0O
終わりました。以上です。
読みづらくてすみませんでした
パティのキャラ扱うのは本当に難しいです。
でもなんとか間に合いました

感想等ありましたらお願い致します
有難う御座います
213ペテ・クルルーソウ:2009/04/17(金) 01:33:28 ID:MT50wDoU
すみません 先程のSSの注意事項に『後半台本形式注意』と打ち込むの忘れてました
すみませんでした
214名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 09:55:31 ID:zzAEDGwO
最後はひよりん総受けで締めとか、もはや水戸黄門並みの黄金パターンw
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//
215水戸黄門とな?こういうことか?:2009/04/17(金) 20:05:19 ID:ZWS4snMt
???「ゆたさんみなさん、もういいでしょう」
ゆたさん「えーと、し、しずまれしずまれーいっ!」
みなさん「こ・・・この・・・原稿が・・・目に・・・入らぬか・・・」

ババーーーン!!

悪人こなた「こ・・・これは・・・」

ゆたさん「こ、こちらにおわすお方をどなたと、心得る」
みなさん「畏れ・・・多くも・・・壁サークルの・・・作家・・・
      田村・・・ひより先生に・・・あらせられるぞ・・・」

悪人かがみ「な・・・なんと!(なぜか知っている)」
悪人つかさ「おおーすごいね(知らないが姉に追従している)」
悪人みゆき「なんということでしょう!!(なぜか知っている)」

ゆたさん「一同、大作家の御前、なるぞ!」
みなさん「じれったい・・・襲いおろう・・・」

全員「ハハーーーー!(ルパンダイブ)」


ひより「え・・・あれ?襲い??・・・うはwwwwwこれがほんとの定番アッーーーーー!!」

弥七こう「おいおい、私らをほっといておたのしみとかそりゃねーぜ」
うっかりパティ「ウッカリひよりさんを襲ってしまいそうデス」
216名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 22:23:56 ID:mcKaLLxS
この調子だとお銀さんはやまとか桜庭先生だろうな
217名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 23:27:17 ID:zzAEDGwO
ななこ「またや・・・またウチだけ忘れられとる・・・エグエグ」
218不良婦警:2009/04/18(土) 01:26:38 ID:g4JPP8km
>>217

『いやいや、あなたそーやってネタになってるじゃないですか・・・
わたしなんてせいぜい玄関で狼藉したくらいで・・・』
219名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 02:25:11 ID:GEfmUHK6
みさお「ハイケイデスラナイZE(´・ω・`)」
あやの「モウナマエスラオボエテナイノ?( ´ ・ ω ・ ` )」
220名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 06:45:45 ID:Li4e627b
う〜ん桜庭先生にはこうゆうの作って欲しいかな

「……ついに出来た」
桜庭先生何か作ったんですか?
「あぁ…ふゆきかちょっとこれを見てくれこれをどう思う?」
凄く大きいでっ…じゃなく軽トラの荷台に妙な機械乗ってますけどなんですか?
「これか?時空航行装置まぁ手っ取り早く言えばタイムマシーン」
タイムマシーンってSFじゃないんですから。しかもどうみても焼芋作る機械…

「何を言う名前だってちゃんとあるんだぞ、その名も『でろり庵』」
でろり庵って…蕎麦屋みたいな名前の上昔の洋画からパクった名前ですね
「これさえあれば過去にも未来にも行けるんだぞ?どっかの時空列車なんか目じゃない」
「でだ永森連れて早速これに乗って過去に行ってくる」
永森「はい…こなフェチの原因を探る為にも」
こうして桜庭先生と永森の旅が始まる次回
「フェチでGO!GO!」
続かない
221名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 08:46:41 ID:NqiEos4W
こなた!
こなちゃん!
泉さん!
お姉ちゃん!
ちびっこー!
泉ちゃん!
泉先輩!
コナタ!
泉…先輩
泉ー!


意外にも「こなたちゃん」って呼ぶ人いない
222名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 08:55:53 ID:NqiEos4W
ああ、ママンズが居たわ
223名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:17:19 ID:w5NS8oLq
>>220
バック・トゥ・ザ・(こな)フェーチャーですね
224名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:28:07 ID:0JEgYQuM
>>201
FOX1はセミアクティブ発射のNATOコードだぜ
225名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:40:28 ID:GEfmUHK6
>>221-222











某走り屋婦警「私は?私はぁ・・・?orz」
226何の日シリーズ作者:2009/04/18(土) 12:18:01 ID:NZzACj6t
>>220
今日が発明の日だから!?
227名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 05:09:45 ID:6eYHyCzs
>>220
やまと9つの世界を旅してるとか言ってたけど
これが発端か?
228名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 06:58:24 ID:D7bCpxCF
>>220
>>227
そのネタで長編を一つ書いてみたくなりました。
229今日は何の日シリーズ4月19日:2009/04/19(日) 07:53:59 ID:D7bCpxCF
みゆき「今日は地図の日,最初の一歩の日です。1800年閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した日です」
こなた「ねぇつかさ…これからつかさの性感帯を地図におこそうと思うんだけど、協力してネ☆」
みなみ「とりあえず縛って…」
ゆたか「ひんむいておきました♪」
かがみ「では…記念すべき最初の一歩は双子の姉であるこの私が…」
つかさ「ちょ…拒否権なし?!ふひゃっ!」
ひより「料理人が料理されてる…次の同人はこのネタで!」
つかさ「はうっ!そ、そのぽやぽやしたところは…らめぇ…アッ―!」
230名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 13:41:38 ID:vVwB12fU
ちょwつかさ=郷田ですかw
231へんたいかがm(ry:2009/04/20(月) 01:46:27 ID:WR7w6HsV
「苺ジャムってあるじゃない? こなたにどうかなって」
「その結び付けがどうかなって思うよかがみんや」
「場所はそうね、こなたの家でもいいけど、敢えてスリルも味わうなら放課後の」
「スリルとか無いから。もう何のジャムとか関係ないし」
「スプーンなんて無粋だし指ね。探る様に瓶の内側をなぞり、たっぷり絡め取って見せつけるの」
「私、お母さんに言ったんだ。友達が出来たよ、すごいよツンデレだよって」
「怯えた眼差し、震える睫毛。微かに頬に触れ、その冷たさと感触にビクリと目を瞑るこなた」
「もっと早く気付くんだった、視線や言葉は交わしても、住む世界はこんなに違ってたんだ」
「顎の先、首の付け根、鎖骨。身体を震わせ、必死で声を押し殺す姿に加虐心をそそられて」
「この際ごっこでもいいからさ。友達の会話をしようよ」
「ささやかな膨らみの頂へ…ああこんな所にこなたのクランベリー。指先は無意識にそこを避けてしまう。そして」
「はいもう死んだ。今私の中で柊かがみは死んだよ」
232今日は何の日シリーズ4月20日編:2009/04/20(月) 07:24:52 ID:yzLKS9SO
みゆき「今日は郵政記念日です。逓信省(現在の日本郵政公社)が1934年に『逓信記念日』として制定しました。
1871年3月1日(新暦4月20日)、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度を実施しました。東京・京都・大阪の三都市と東海道線の各駅で、郵便物の取扱、切手の発行が始まりました」
こなた「おお!」
そうじろう「どうしたこなた?」
こなた「おとーさん!私宛ての手紙が!しかも可愛らしい封筒に入ってる!」
そうじろう「なにぃ?!もしやラブレターか!」
こなた「よんでみるね…
『親愛なる泉こなた様
突然のお手紙で驚かせてしまったかもしれませんね。ですが、その驚いた顔も可愛いです。そりゃあもう食べちゃいたいくらい。
いつも貴女をみていました。登下校中も…授業中も…お風呂に入っているときも…眠っているときも…ですが、直接気持ちを伝える勇気が私にはないので、手紙に書くことにしました。
大好きよ、こなた
貴女のかがみより』」
そうじろう「……なんか、聞き流せない部分があったような…」
こなた「かがみ…(ぎゅっ)」
そうじろう「えっ…ときめいちゃいますか?!今の文章で!胸キュンですかこなたさん!」
こなた「はぁ……はぁ……かがみぃ……」
そうじろう「こな…た?なんか様子が…」
かがみ「便箋に媚薬を仕込んでおきました」
そうじろう「Σ(゚д゚ )」
みゆき「悶えながら手紙をクンカクンカする泉さん…萌えますね」
こなた「あっ…あっ…かがみぃ…(くちゅくちゅ)」
かがみ「こなたは私の嫁ええぇぇぇ!!」
こなた「アッ――!!」
233名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 07:56:12 ID:myWxEhU/
>>232
薬のせいとはいえ父親の目の前で一人えっち&相手の父親の目の前で娘を
堂々と襲うとは勇気あるなお前らw
234名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 10:09:57 ID:8oUNe/9F
パティ「Oh! コノ位ロスでは日常茶飯事デース!」
ひより「いやここは日本っスから!落ち着いてパティ・・・
     つうかいきなり縛らないで!服も脱がさないで!わかった脱ぐから!自分で脱ぐから・・・アッーーー!!!」
235名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 10:12:06 ID:lFxpnT/j
>>224
トンクス。セミアクティブ(レーダー誘導)の名前が出てこなくて飛ばしたんだorz
236戸別響:2009/04/20(月) 12:58:16 ID:X7Yg7ijH
お久しぶりです。予告した途端にネタに詰まる戸別です。
新作ができたので、投下したいと思います。
タイトル 曇りのち雷雨、またのち快晴
・あきら&つかさ 
・非エロ
・自作「待ちぼうけ」の設定あり
・11レス使用
3分後くらいに投下を始めます。では、どうぞ。
237曇りのち雷雨、またのち快晴(1):2009/04/20(月) 13:01:36 ID:X7Yg7ijH



私はイライラしている。

ここは太宮駅前。天気は曇り、まだ雨が降る気配はない。

私は今、ある人と待ち合わせをしている。
集合時間は11時。現在時刻は11時をちょうど回ったところ。

だからって、相手が遅刻してるからイライラしてるわけじゃない。実は5分くらい前から、
私の隣には一人の女の子が立っている。
そしてさっきから、心配そうにこう呟いているのだ。

「……遅いなー、あきらちゃん……」

……つかささん、私は初めから隣にいるんだって!


曇りのち雷雨、またのち快晴

事の始まりは一昨日。
1週間ずっと働き詰めで、心身ともにバテてきて、2日後、つまり今日が早く来てほしいと
思っていたときだった。

大原たち誘ってどっか遊びに行くかー、と思って携帯のアドレス長を見ていたら、
偶然つかささんの欄が目に入って、そういえばつかささんとの携帯でのやり取りって、
白石が教えた私のアドレスで、つかささんがメールをしてきたときに
一度返事をしただけだなぁ、と思ってメールをしたのが始まり。

つかささんもその日は空いてたらしくて、そのままとんとん拍子に事が進んで、
遊ぶ約束をして、今に至るわけなんだけど……

んにしても、何で隣にいるのに私に気づかないかなぁ。


あ、もしかして……
そう思って、私は被っていた帽子を取ってみた。すると、
「……ひゃわ!?」
つかささんは途端に肩をびくっとさせた。
……つかささん、そんなに驚かないでよ……
238曇りのち雷雨、またのち快晴(2):2009/04/20(月) 13:03:04 ID:X7Yg7ijH

「び、びっくりしたー……あきらちゃん、いつからいたの?」
「最初からいたんだけど。どうして気がつかないわけ?」
「ご、ごめんね。でもあきらちゃん、この前とは全然違う服を着てるし、
帽子も被ってたから……」
まだ目を丸くしながら、つかささんはそう弁解した。
確かに今日の私は黒いワンピースに、前をボタンで留めるタイプの、長袖の白いTシャツを
重ね着して、頭には白くてつばの広い帽子を被っている。
この前は制服姿だったから、印象は違うかもしれないけど……

「だからって、普通気づかない?」
「はうぅ……ごめんなさい……」
私に怒られて小さくなるつかささん。私はそんな様子を見て、はぁ、と溜息をついた。
……ったく、どっちが年上なんだか……
私はすっかり怒る気が削がれてしまった。

「……まぁいいや。で、つかささん。これからどこ行く?」
気を取り直して私がつかささんにそう尋ねると、つかささんは困ったように、
「えっ!? えーっと……ど、どこ行こうか?」
「えっ、決めてないの?」
今度は私が驚く番だった。

「う、うん。あきらちゃんがメールをくれたから、あきらちゃんが決めてると思って……」

……しばし沈黙。
曇り空の下にいる私達の間に、ヒュー、と秋の冷たい風が吹いた。



「…………」
「…………」
……気まずい、かなり気まずい。

何も計画を立ててないとわかって、しばらくその場に立ち尽くしてた私達だけど、
何かしなきゃ始まらない、というわけで、とりあえずそこら辺を二人で歩き始めた。

今のところ、歩きながら会話をする、ということは一切していない。
別に私がつかささんにイライラしてるわけじゃない。考えてこなかった私も悪いんだし。
ただ、なんか話し掛けづらいというか……話題がないというか……
後ろにいるつかささんもそんな感じで、話し掛けようとするんだけど、直前になって止まる、
ということを繰り返してる感じ。もしかして、まだ私が怒ってると思ってびくびくしてる?
239曇りのち雷雨、またのち快晴(3):2009/04/20(月) 13:04:08 ID:X7Yg7ijH

何かないかな……
この気まずい空気を何とかしようと辺りを探っていると……

私は足を止めた。

「わわっ! ……ど、どうしたの? 突然立ち止まって……」
すぐ後ろからつかささんの声が聞こえた。私は左側を見ながら、
「……映画館」
「えっ?」
「つかささん、私、映画見たいな」
つかささんは少し驚いたような顔をした後、すぐに顔を明るくして、
「う、うん、いいよ! 何見る?」
「……中に入ってから決める」
私は少しぶっきらぼうに答えて、早足で映画館に入った。

さっきも言ったけど、別に怒ってるわけじゃない。ただ、早くこの空気を
どうにかしたかったから。
……多少は呆れてるけど。

中に入ってみると、休日なのにあまり人はいなかった。
あんまりいい映画はやってないのかな?
そう思って私は今やってる映画のラインアップを見てみた。
つかささんもどれがいいか探してるみたいで、「うーん」と私の後ろで唸っている。

「……あ、私これ見たい」
「えっ? ど、どれどれ?」
しばらくして、私はひとつの映画のポスターを指差した。
そのポスターには、『Judgment』と題名が書いてあった。

「え、えーっと……じゅ、じゅどぐー……?」
それを見ると、つかささんはなにやら不思議な言葉を言い始めた。
……もしかして、タイトルを読もうとしてる?
そう思って再びポスターを見てみる。……ってあれ?

「……つかささん、下に読み方書いてあるよ?」
「えっ? あ、ホントだ……」
よく見ると、英語のタイトルの下に小さく「ジャッジメント」と書かれた振り仮名が
書いてあった。それを見るなり、つかささんは恥ずかしそうに顔を伏せてしまった。
まずい、また気まずい空気が……
240曇りのち雷雨、またのち快晴(4):2009/04/20(月) 13:05:12 ID:X7Yg7ijH

「……それにこの映画、ホラー系みたいだね」
「へぇー、そうなん……って、ええぇぇー!?」
「うおっ!?」
場つなぎで何気なく言った一言。つかささんはその言葉にかなり反応して、
大声を上げた。顔を覗いてみると、少し青くなって、明らかに怖がっているようだった。

……ほほぅ、これは面白そうだな。

「……つかささん。もしかして、ホラー苦手?」
私はニコッと笑って、つかささんに尋ねた。
「えっ? いや、その……そ、そんなこと、ないよっ!」
つかささんは慌てて反論した。
……でも、内心怖がってるの、バレバレだよ?

「ふーん……」
私はその答えを聞いて、一人チケット売り場に行った。そして、
「すいませーん。『Judgment』のチケット、中学生一枚、高校生一枚ください」
「え、ええぇぇー!」
「はいよ、合わせて――円になります」
つかささんの叫び声を後ろで聞きつつ、私はちゃっちゃとそのホラー映画のチケットを買った。

「あ、あきらちゃん!」
「ん、なに? 別に怖くないんでしょ? ホラー映画」
私は、つかささんから見たら悪戯っぽく見えるんだろうな、といった感じの笑顔を作って、
つかささんにその映画のチケットを渡しながらそう言った。

「う……も、もちろん!」
明らかに強がってるつかささんがそのチケットを掴んだのを見て、
「ふーん、じゃあ、何の問題もないよね?」
私はスタスタと劇場の中へと進んでいった。

「わわっ、ま、待ってよー!」
後ろから聞こえてくるつかささんの慌てた声が聞こえてくる。
私はつかささんがどんな反応をするかを想像しながら、劇場のドアを開けた。


241曇りのち雷雨、またのち快晴(5):2009/04/20(月) 13:08:31 ID:X7Yg7ijH

「…………」
「うぅ……怖かったよー……」
映画が終わって劇場から出てきたとき、私は後悔の念を感じていた。

……ごめんなさい、調子乗りました。

映画が始まると、つかささんってば、怖い場面になるといっつも大声で叫びながら
私の腕を掴んだり抱きついてきたりして……

おかげで私はかなり疲れが溜まっていた。
うぅ、つかささんがここまで怖がりだったとは……
私は心の中で自分の行動への反省とつかささんへの謝罪をしつつ、疲れた体と
まだ涙目のつかささんを引きずって、映画館の外に出ようとした。

ところが……
「…………」
「……あきらちゃん」
ようやく落ち着いたつかささんが私に尋ねる。
「……なに?」
「雨、降ってるね」
「うん」
「大降り、だね」
「うん」
「……傘、持ってきてる?」
「いんや」
「私も、持ってないよ」
「……どうする?」
「……どうしよう……」
「…………」
「…………」
ザーザーと激しく降る雨を見ながら、私達はまた何も言わず、その場に立ち尽くしていた。


「……うわぁ、びしょびしょだ」
「……私もー」

とあるレストラン。私とつかささんは、その中に上半身も下半身も
すべて水に濡れた状態で入っていた。

しばらく立ち尽くしていた私とつかささんだったけど、私が映画館の向かい側に
レストランがあるのを発見して、ちょうどいい時間だから、あそこでお昼を食って、
雨宿りをしようと二人で話し合って決めたまではよかったんだけど、
雨はそのレストランに行くまでにも私達をびしょ濡れにさせるほどの土砂降りで……
242曇りのち雷雨、またのち快晴(6):2009/04/20(月) 13:09:56 ID:X7Yg7ijH

うぅ、まずコンビニでも行って、傘かタオルでも買ってこればよかったかな……
そう思っても後の祭りか。
そんなずぶ濡れの私達を見て、親切なレストランの人がタオルを貸してくれた。
それで体を拭きながら私達はその人に指示された、窓際の席に座った。

拭いたって言っても、服に染み込んだ水分はなかなか消えないから、
服が肌に引っ付いてかなり気持ち悪かった。
「うぅ、べとべとする……」
「……そだねー……」
つかささんも気持ち悪いのか、椅子の上で何度も体をうねらせていた。

しばらくして服が乾いた頃、私達は少し遅い昼食を食べることにした。
頼んだものは二人ともオムライスで、料理がくると、つかささんは黙々と、
とても嬉しそうにそれを食べていた。
その姿はまるで……

「……つかささんって、」
「ん?」
「ホントに子供だよねー」
「ふえっ!?」
「だってさ、さっきみたいにホラー映画見てて大声で泣き叫んだり、
今みたいにオムライスを喜んで食べたり。まんま子供じゃん」
私が思ったことをありのままに話すと、つかささんは顔を赤らめて、
「そ、それは今オムライスを食べてるあきらちゃんもそうでしょ!」
と反論したけど、
「私は映画館で叫ばなかったし、オムライスだって、私はまだ中三だけど、
つかささんはもう高三でしょ? 今の反論も子供っぽかったし」
と一蹴してやった。

はうぅ、と言ってしょんぼりしてしまったつかささんは、それ以上は反論しないで、
黙りこくって再びオムライスを食べ始めた。
その、落ち込んで少し涙目なつかささんを、私は可愛いなぁと思いながら、
ニヤニヤと眺めていた。

――ってあれ? なに考えてるんだ? 私……なんで顔がニヤけてる?
……っていうか、なんか顔が熱くなってる気が……
どうした? 私。なんか変だぞ――

243曇りのち雷雨、またのち快晴(7):2009/04/20(月) 13:11:27 ID:X7Yg7ijH

ザァ―――ザァ―――


雨音だけが聞こえる世界の中で、何故だかわからないけど赤くなっているだろう
自分の顔面を隠しながら、それを紛らわそうと自分もオムライスに口をつけようとすると、


ピッシャ――ン!
ゴロゴロゴロ……


「うお「きゃあぁぁ――!!」うわっ!?」
突然の雷鳴に驚いたつかささんが、映画のときと同じように大きな叫び声をあげた。
いや、私も驚いたけど、つかささんの悲鳴のほうにびっくりしてしまった。
「……つかささん、雷もダメなんだ……」
「ううぅ……だ、だって……」


ピッシャ――ン!


「はうぅ!!」
また雷が鳴って、オーバーリアクションで涙目になりながら大声で叫ぶつかささん。
……うん、ホントにさっきの映画館そのまま。
私も雷には少しびっくりしてるけど、つかささんのリアクションがでかすぎて、
驚くタイミングが見つからない。
結局雷が鳴り終わるまで、つかささんは悲鳴を上げ続けた。


「……つかささん、大丈夫?」
「な、なんとか……」
落ち着いたつかささんが再びオムライスを食べ始めたとき、私は周りから、
なにやら冷たい視線を感じた。
見てみると、つかささんが悲鳴を上げ続けていたからか、
明らかに年下の私のほうがつかささんをなだめていたからか、
レストランにいるほとんどの客の視線が私達に向けられていた。

そんなジトーとした視線の中、私はまだ一口も食べてないオムライスをスプーンで掬い、
口の中に運んだ。

あー、運ばれてから結構時間が経ってるから、完全に冷めてるわ。

店内はまだ降り止まない雨の音だけが響いている。
私は冷めた視線を浴びながら、冷めたオムライスを、冷めた気持ちで黙々と食べ続けた。



244曇りのち雷雨、またのち快晴(8):2009/04/20(月) 13:13:38 ID:X7Yg7ijH

「……雨、上がったみたいだね」
「うん! ……よかったーあのまま止まなかったら、どうしようかと思ったよー」

冷たい視線の中オムライスを食べきった後も、私達はレストランの中にとどまり続けた。
タオルを貸してくれたお店の人に傘やビニールまで借りるのはさすがに気が引けるし、
少し雨の勢いが衰えてきてたから、すぐに止むだろうと思って。

その間しばらく、私はつかささんと何気ないお話しをした。
それはお互いの学校の友達のことだったり、最近のニュースだったり。
そんなとりとめのない話をしていたら、いつの間にか雨が上がっていた。

「……わ、眩しいー!」
時間は現在3時過ぎ。
レストランを出た私達を、少し傾いてきた太陽が出迎えてくれた。

「……で? これからどうする?」
晴れてきたのはいいけど、相変わらず私達はノープラン。
さっき話をしてたときに決めとけばよかったかな……

つかささんも何も考えてなかったみたいで、
うーんと唸りながら、腕を組んで考え事をしていた。

「……とりあえず、またブラブラしてみる? もうこんな時間だし」
つかささんがまた長考に入りそうだったので、私はすぐに自分の意見を出した。
残りの時間を考えると、考えてるだけで日が暮れてしまいそうだ。
「そ、そうだね! ブラブラしてたらまた何かいい所が見つかるかもしれないよね!」
私の意見に、つかささんは何故か慌てたように賛成した。
あぁ、やっぱり意見が出せなかったのかなぁ。
「それじゃあ、しばらく歩くとしますか」


245曇りのち雷雨、またのち快晴(9):2009/04/20(月) 13:15:22 ID:X7Yg7ijH

「……もうすっかり真っ暗になっちゃったねー」
「……そうだね」
午後6時半。もうすでに太陽が西の空に沈みきってしまった頃。
私とつかささんは駅前の通りを、太宮駅に向かって歩いていた。
あの後、私たちは本屋やCDショップ、洋服屋さんとかに寄ったけど、
特に買い物をするわけでもなく、ただ店内をブラブラするだけで、
しばらくしたら出て行く、というのを繰り返していた。
うん、完全にただの時間つぶしだよね。

と、
「……あれっ? つかささん、どうしたの?」
隣を歩いていたつかささんが、突然足を止めた。そして携帯を開いて、
なにやら文字を打ち込んでいる。
メールの返信かな?
そう思っていると、つかささんは携帯をしまい、なぜか空を見上げながら、
「……ねぇ、あきらちゃん。最後に、ここに寄らない?」
「えっ?」
よくみると、つかささんの目線の先には、ある建物が建っていた。
その建物の名前は、「太宮ソニックシティ」
よくバンドとかがライブをするのに使われる場所だ。

「べ、別にいいけど……」
「ホント? じゃあ、急ごう!」
「えっ? わ、ちょ、ちょっと、待ってよ!」
私が首を縦に振ると、つかささんはすぐにその建物に向かって駆け出した。
私も、慌ててつかささんの後を追ってその建物の中に入っていった。

「……どうしたんですか? 突然駆け出して……この先に、何があるんですか?」
慌てて乗り込んだエレベーターの中で、私はつかささんに
この不思議な行動について尋ねてみた。
「えへへー、着いてからのお楽しみ!」
つかささんは悪戯っぽい笑顔でこう答えた。……映画館のときのお返しってこと?
「えー、つかささんのケチー」
そう悪態をつきながら、私はどんどん上昇するエレベーターの行き先を見てみた。

その中に、
「……スカイパーク?」
「えっ?」
私の呟きに、つかささんは少し驚いたような声を出した。
「いや、さっきつかささんが教えてくれなかった、私達の行き先」
「すごーい! よくわかったね!」
あ、当たりなんだ。

「いやだって、そこ以外目的地になりそうな所ないし」
といって案内板を指差す。
その、スカイパークと呼ばれる展望室以外の施設といっても、
レストランとか、ホテルしかない。
「あ、ホントだ……」
案内板を見上げながら、つかささんは残念そうに呟いた。

246曇りのち雷雨、またのち快晴(10):2009/04/20(月) 13:17:10 ID:X7Yg7ijH

……でも、展望台なんか行って、つかささんは何をするつもりなんだろう……
そんなことを考えてるうちに、エレベーターは目的地の展望室に到着した。

ドアが開いた――
「……えっ? ちょ、つかささん!?」
――瞬間、目の前が突然真っ暗になった。
その原因はすぐにわかった。つかささんが、どこに隠し持っていたのか、
アイマスクを私に装着させたのだった。

「えへへー。あきらちゃん、こっちこっち」
エレベーターを出て、つかささんは私の手を引いて歩き始めた。
前がまったく見えないから、私も仕方なく目を閉じて、それに従って歩いていく。

……まるでどっかのバラエティ番組みたいだな。
そう思いながら歩いていると、
「あきらちゃん、ここに手を置いててね」
立ち止まったつかささんが、私の手のひらを何か冷たいものに置かせた。
何だろう、これ……冷たいし、平らだし、ツルツルするし……

「じゃあ、マスクをはずすよ。あ、もう少し顔を上げて」
私が言われたようにすると、つかささんはアイマスクのゴムを持って、
それを私の耳からはずした。

閉じた目を開けると――
「……うわぁ……」
私は思わず息を飲んだ。

ソニックシティの31階。

そこから望める景色は、この太宮の街の、とても綺麗な夜景だった。

眼下を見れば、太宮駅前、その周辺のビル群の。
少し右を見ると、さいたま新都心の。
色とりどりの光によるイルミネーションが、そこには広がっていた。


「……綺麗だねー」
「……うん、すごく綺麗……」
私がその景色に見惚れていると、
「……よかったー、この時間に間に合って」
「……えっ?」
そのつかささんの言葉に、私は首をかしげた。
247曇りのち雷雨、またのち快晴(11):2009/04/20(月) 13:20:48 ID:X7Yg7ijH

「つかささん、初めからここに来るつもりだったんですか?」
「うん、そうだよ」
「じゃあ、予定を立ててないって言ってたのは……」
「あはは……ここに来るっていうのは考えてたんだけど、それまでの予定が……」
乾いた笑いをするつかささん。
なるほど……と私は手をポンと叩く。道理で、私が「どうする?」って聞くたびに、
困ったように考え込むわけだ。
この時間にここに来れるように時間を考えてたから、そんな反応を……

じゃあさっきのメールは……
「あ、それは単に、お母さん達に遅くなるって連絡をするのを忘れてたから……」
とはつかささんの弁だ。

「……でも、あきらちゃんがこの景色を気に入ってくれたみたいで、よかったー」
「こんなに綺麗な夜景だよ? 気に入らないわけないじゃん」
少し安心したようにそう零したつかささんに、私はイルミネーションを眺めながら答えた。

すると、
「そっか。じゃあ……」
つかささんはそう言って、私の方を向いて、左手を差し伸べた。
「えっ?」
私が訳がわからない、といった顔をすると、
つかささんは、本当に嬉しそうな顔をして――


「――握手っ。この景色を気に入ってくれたから、友達のしるし!」


その、まるでこの夜景のように輝く笑顔と、少し恥ずかしいセリフに、
私は思わず顔を背けてしまった。

「あれっ? あきらちゃん、顔、真っ赤だよ?」
「えっ? あ、いや……き、気のせいだと思うよ!」
「そ、そう?」
私が横を向いたままのごまかしを、つかささんは少し不審がったけど、
何とか信じてくれたみたい。
私は横目でつかささんを見ながら、右手でまだ赤い自分の頬を掻き、
つかささんに向けて左手を差し出した。

「……あきらちゃん?」
「……ほら、さっきつかささんが言ったでしょ? 友達のしるし!」
「あ、うん!」
そう言って、つかささんは慌てて私の左手を握って、
また満面の笑みをこちらに向けた。

私はその笑顔にまた顔を火照らせながら、
友達になるために、そのつかささんの左手を握り返した。




248戸別響:2009/04/20(月) 13:28:09 ID:X7Yg7ijH
以上です。
……すいません、誰か先生出すって言ってたんですけど、いろいろあってやめました。
そういうわけで、あきつかSS、いかがでしたか?
つかさって、無自覚で人と仲良くなれるスキルを持ってると思うんです。例えそれがあきら様でも。
感想、批評、ありがとうございます。今回もまた、よろしくお願いします。

次回ですが、1話目で止まったままの「至福の音」シリーズを再開しようと思います。
こちらもよろしくお願いします。
249名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 21:01:46 ID:K1yUM2lx
>>248
GJ!
つかさのマイペースぶりと、
あきら様のぎこちなさの対比が、
いいですね。
250名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 21:17:27 ID:mUVLi0/b
あきらがツッコミ役に徹しざるを得ないカプリング、微笑まし。GJ!
251kt:2009/04/21(火) 10:24:17 ID:pC/Yd2yu
どうも
ktでございます

それでは『太陽なカノジョ』

・7レス
・桜藤祭主人公&みさお
・多少のゲームネタバレあり
・複数視点
・オリキャラあり です

それでは5分後に投下開始します
252太陽なカノジョ   1:2009/04/21(火) 10:29:24 ID:pC/Yd2yu
ちゅんちゅんと雀が鳴く
そしてカーテンからさす太陽の光が心地いい
学校に行かなくちゃ…
そう思いながらも再び至福のまどろみの中へと落ちて行く俺だった、、のだが
………重い
急に布団が重くなり、息苦しくなる
……今日も…か…
やれやれと思いながら俺は瞼をこすり、布団の上へと目を向けた


太陽なカノジョ


「……こなたさん…重いです」
「おはよ〜!そうやくん」
「おはよ〜!…じゃない!、何でここに?」
「え?、だって私ソイヤくんの幼馴染みだし♪」
「ソイヤ言うな!、あと幼馴染み設定は桜藤祭の時だけだろ!」
「だって私とソイ…そうやくんの仲だしさ」
「どんな仲だ!、あと言い間違えるな!」
…ここのところずっとこうやって起こされてる気がするな……
「…はぁ…母さんは?」
「仕事に行ったよ」
「…そうか」
俺はゆっくりと体を起こし、手足をぷらぷらさせる

「着替えるから下に降りててくれる?」
「 だ が 断 る 」
「 な ん で だ よ ! 」
「うそウサ!」
「…もういい加減下行っててくれない?」
「はいよ〜」
がらっ…
こなたさんは部屋の扉を開ける
そしてどたどたどた…と言う音が横から聞こえだした
「ふぅ…」
俺はパジャマを脱ぎ始める
がらっ
「 ! ? 」
急に扉が開かれ吃驚して、フリーズする俺
「仲だしさと中出しさって聞き間違えたら大変な事になるよね!」
「 知 る か っ ! 」
253太陽なカノジョ   2:2009/04/21(火) 10:30:55 ID:pC/Yd2yu

――
俺の名前は○○そうや、○月にこの陵桜学園に転校してきた男子生徒だ
「いや〜♪、朝っぱらから大変だーねぇ」
「いや、あんたのせいだろ…」
「ソイ…そう…まさおくんの寝顔が可愛くてついね〜」
「…勘弁してください、あと言い間違えるな、、、と言うかまさおって誰だ」
「……誰だろうねー」
「…オイ」
横にいる青い髪の少女は泉こなた、桜藤祭の事で色々あって今ではすっかり漫才コンビみたいな関係になっている
「…にしてももう一週間なんだねぇ」
「…そうだな」
俺が転校してきた時は、丁度桜藤祭という学祭の準備真っ直中だった
その中で俺達は俺が転校してきた時から桜藤祭が開始まるまでの期間がループしている事に気付き、なんとか解決?したのだ
ちなみにこなたさんとは最初の時間では付き合ってたりしていた…今では殆ど覚えてないのだけども

「〜とか物思いにふけってる間にもう学校だ」
「だな、っとおはよー白石」
俺は校門前に立っている男に挨拶をする
「ん、おはよう」
「おー、今日も相方連れて登校か?」
「不本意だけどな…」
そう言って笑いあう俺達、隣のこなたさんは少し不満そうだけど
「で、学園は慣れたか?」
「…それ、昨日も聞いたぞ」
この短髪で糸目の男は白石みのる、転校初日に友達になった人だ
ここら辺ではある程度有名な芸能人らしい…ちなみにアイドルと付き合っているとか
「んじゃ、先に行ってるねー」
こなたさんは俺の横を通り過ぎて行く
「おー、じゃ教室で」
「にしても泉ともフラグ立ててるってどういうことだ?」
白石は俺をこのこの〜と言いながら肘で突いてくる
「はいはい、ロリコンロリコン」
「あきら様はロリじゃねぇ!…っと、そういえば庭の方に嫁がいたぞ、待ってるんじゃないか?」
「…嫁言うな」
「ほんじゃ、教室で―…って足はやいなあいつ…」

俺は走って中庭へと向かう
「はぁ…はぁ…あ…」
そして目的の人物を見つけた
相手も俺を見つけたらしく目があった、が直ぐにそっぽを向く
「やっぱ…そうだよな…」
急いで駆け寄り、そしてその人物―日下部みさおに謝った
「ごめん!、みさお、、待った…よな?」
「ばかやろっ…そーや遅い…」
みさおは頬を膨れさせ、寂しげな目で俺を見つめる
「ごめん…明日はみさおより早く来るから…っ」
そう、日下部みさおは俺の恋人だ

254太陽なカノジョ   3:2009/04/21(火) 10:32:50 ID:pC/Yd2yu

「いつも思うんだけど…何で今だにちびっ子がそーやを起こしに行くんだ?、桜藤祭終わったのにさ」
「そうだよな…ずっと断ってんだけど…」
ループしていた“時”を覚えている者同士だから話しやすいという事もあるんだけど…言えないな
「あ、の……さ」
「ん?」
「…その、さ…浮気してない……よな?」
彼女はごくっと唾を飲み恐る恐る聞いた、拳は握られ震えている様に見える

…そんな彼女を見るのは嫌だ、そういう風にさせてしまった自分はもっと嫌だ
「してないよ、けど…ごめん、疑わせて」
だから謝った、正直に・自分の気持ちを伝える為に―
「そっか、、、あ、うん、で…その、さ」
今度のみさおの顔はやたら赤くなって照れている…何の話だろ?
「あ、明日から私が起こしに行くからっ!…そうやさえよければだけど」
そう言い終わった後、途端に赤くなり
「ばっ、ちがっ、いいい今の無しな!無し!!」
彼女は頭からボンっ!プシュ〜…という爆発音が聞こえそうな程赤面し、取り乱し始めた
「んじゃ…頼んでいいかな?」
「いや、無しというのは違くてっ!起こし…え?、あ、う…そ、お……が、がんばる…」
せっかく彼女が勇気を振り絞って言った事だから立ててみようと思ったんだけど…良かったんだろうか
「「………////」」
そして俺達は無言で階段を上がっていく
たまにちらちらと目が合いちょっと恥ずかしくなる
―こんな時はアレをしなくちゃいけないんだろうけど
…俺はずっと出来ずにいた



――
1限目の休み時間、俺は友達と話していた
「なんだ?、話って」
「ん、あぁ…ここじゃなんだから昼休みでさ」
どこからかの視線を感じた俺は言葉を濁した、、まぁ元々そうするつもりだったけど
「めちゃ気になるなー…ま、いつでも相談に乗るぜ」
話しているのは陵桜学園に入る前から親しかった○○ゆうすけ
ちょっと調子に乗りやすい奴だけどいざという時の行動力がある奴だ
「お前らどーしたぁ?、彼女と別れたのか?」
一見するとヤンキーっぽいこの男は岡内、場を盛り上げるムードメイカーだ…クラッシャーでもあるけど
ちなみにこの4人の中で唯一彼女がいない
「「「いや、まだまだ大丈夫(だ)(ぜ)(です)」」」
「くぅ…いちゃいちゃストロベリやがってぇぇぇ!」
あと苺が好きらしい

「―で、話って何?」
ひぃらぎは興味無さそうな顔をして答える
私は気付かれない様にそーやをちら見する
「あ、いや…昼休みで話してもいい?」
「おぉ?…もしかしてソイヤくんと別れるとか!?」
ちびっ子がニヤニヤ顔で喋る
「バっ…んなわけ無いんだってヴぁっ!…というかちびっ子が言うとアレだから止めてくんない?」
「…どーせあいつがらみの話なんでしょ?、なら彼氏持ち組で集まればいいんじゃないの?」
相変わらず冷めた口調のひぃらぎだ
「まぁまぁ柊ちゃん、落ち着いて…」
「そうですね…では昼休みを楽しみに待ちましょうか」
そしてみゆきがこの場を納めた
255太陽なカノジョ   4:2009/04/21(火) 10:35:00 ID:pC/Yd2yu
 -昼休み:屋上
「さて!食べ終わった事だし聞かせてもらおうか」
なぜかこの場を岡が仕切っている
「でもいーのか?、日下部ほって置いて…俺も人の事言えないけど」
ゆうすけが俺に問う
「みさおも用事あるって言ってたし、、たまにはいいんじゃないかと思ってさ」
「…んな言葉を言えるほど昼休みべったりだったんだなお前らは……」
岡はふてくされた顔でぶつぶつ言っている
「で、話って?」
白石は岡に構わず俺に話をふった
「…手ってどうやって繋いだらいいのかなって思って、さ」

「「「…………」」」
皆白けた様を顔をしていた…そりゃそうだよな、、自分でもどうかと思ってるし…
「くぅ…中学生日記かコノヤロー!、ストロベリベリかコノヤローっ!!…ちきしょぉぉぉぉぉぉ〜!!!」
岡は泣きながら柵に駆け寄り叫び始めた
「まぁ、でも分かるかもなぁ…俺も今だにあきら様と手繋ぐ時ドキドキするもの」
「…俺、色んな事すっ飛ばしたからさ、、悩んでるお前がうらやましいよ…流石に手は繋いでたけど」
ゆーすけはずっと片思いしていた女子に玉砕覚悟で告白したらなんと1発でOKを貰って
そのあと嬉しさのあまり勢いで色々とすっ飛ばしてしまったとかなんとかで
「……そうだよな…やっぱ…調子に乗りすぎたら駄目だよな…」
さすがに本人も反省してる様で彼女と一緒に色々とすっ飛ばした事を取り戻そうと努力してるらしいが

「「まーた始まった…」」
「でもさ、確か日下部とソイヤって学祭の劇で手繋いで無かったっけ?」
白石がふとした疑問を口にする
「いや…なんつーか実行に移せないというか……あとソイヤ言うな」
「てかさ、んなのって自然にするもんじゃね?…“考えるな感じろ”!とか言うし、、俺は経験無いから分からんけどな!」
いつの間にか復活した岡が言う
「そんなにめちゃ考えてしなくてもいいんじゃないか?、要は雰囲気だよ雰囲気…あと、勇気?」
そして復活したゆーすけも話す
「…勇気と考えるな感じろ、か」
「ま、駄目だったらまた俺達を頼ればいいって事で」
「そうそう、また俺と岡とロリコンを頼ってくれよな」
「あきら様はロリじゃねぇっ!年上だし…ただ俺が身長低い子が好みだっただけだ!」
「「「いや…それもどうかと思うぞ」」」

-同時刻:B組教室
「みさちゃんはどんな事で悩んでるの?」
あやのは心配そうに私を見つめる
「あー…うん…」
「みさおさん、無理をして話されなくてもいいんですよ?」
みゆきは優しい声で私に話しかける
「みさきちの悩みかー、むふ〜…気になるね〜」
いつも気になんだけど…どーしてちびっ子がいんだろ?
「…何であんたらここに集まってるんだ……あとあんたそっちじゃないだろ」
「…?」
「これ彼氏持ちの集まりなんでしょ?、あんた人間と付き合った事ないでしょうが」
256太陽なカノジョ   5:2009/04/21(火) 10:37:19 ID:pC/Yd2yu
「あるよぉ、最し…」
「泉ちゃん!」
突然あやのがちびっ子の口を手で塞いで2人でひそひそ話し出した…なんだろ?
「ばかっ…繰り返しのことは極力触れないってやまとちゃんと4人で話したでしょうっ?」
「冗談言おうとしただけだよ、じょーだん」
「…冗談に聞こえなかったわよ」
「ごめんあさい;;」
「…あのぉ、もうよろしいでしょうか?」
「「あ、はぁーい」」
ナイスだな、みゆき…さすがだぜー!鶴の一声ってやつか?、、違うか
「いいなぁ〜みんな楽しそうで、私も彼氏さん欲しいかも〜」
「おう!Don`t恋ケツ十字団っ!」
ちびっ子はサムズアップをしてつかさに変な事を言う
「けつ…?」
「あんたは変な言葉をつかさに教えるな!」
とひぃらぎはいつもの様にちびっ子に突っ込む
「……泉さん、よろしいでしょうか?」
みゆきはいつもの優しげな声でちびっ子に聞く
「すいまえんでした;;」


「「「…握手?」」」
こくり、と私はうなずく
あぁ、言っちゃったんだってヴぁ…顔が真赤になってきた…あぅぅ…
「握手の仕方が分からない…かぁ」
「なんという中学生日記…これは伸びる」
「何がだ…」
ひぃらぎは呆れ気味に突っ込んだ
「あっれぇ〜?かがみんも輪に入りたいのにゃな〜?」
ちびっ子はいつもの猫口顔でひぃらぎをイジる
「うっさい黙れ!」
そしていつもの様にひぃらぎは真赤になる
「お姉ちゃん妬ましいんだよ〜、先に日下部さんに彼氏さんが出来て〜」
「つかさぁ〜!、変な事言うな!」
「むふふ〜…!」
「あーもー!、その笑い方やめい!」

「それは握り方…でしょうか?、それともどういう状況でするか、ですか?」
「んんー……両方…かな?」
「乙女(だー!)(ね)(ですね)」
「ち、茶化さないでってヴぁっ!」
あぅぅ…また恥ずかしくなってきた…
「そうですね…私の場合は相手の方まかせですが、、たまにこちらからしますとけっこう…//」
「「「「まーた始まった…」」」」
みゆきはずっと片思いしていた男子に告白されてなんとかシミュレーション通りに答えたものの
そのあとは嬉しさのあまり勢いで色々とすっ飛ばしてしまったらしい
「は…え、と……失礼しました」
それはみゆきと彼氏も色々と思っているみたいですっ飛ばした事を一緒にやり直しているとかで
257太陽なカノジョ   6:2009/04/21(火) 10:39:31 ID:pC/Yd2yu
「こほんっ…やはり握手というものは考えてする物ではなく、こう…気分…自然とするものではないでしょうか?」
珍しくみゆきは言葉に詰まりながら話す
「自然と…」
「そうねぇ…あとはほんの少しの勇気、、かな?」
「勇気…」
あやのは頬を赤らめて言った…また兄貴とのコト思い出してんだろうか
「頑張れ頑張れみさきちなら出来るさ!、積極的にポジティブに……えーと?」
ちびっ子は何かの言葉を思い出しているらしく、言葉に詰まる
「自然、、勇気、、ポジティブに…」
私はアドバイスされた事を声に出して喋ってみた、そしてそれを心の中でも繰り返す
「…結局精神論なのね」
「お姉ちゃん、、きっとそういうものなんだよぉ」
「そっか、みんなありがと!…また何かあったらよろしくっ!、、じゃさっそく―」
きーんこーんかーんこーん…
「あ…」
と私が立ち上がると同時にチャイムがなってしまった



-放課後
「おまたせっ」
「遅いぞー、みさおー」
「じゃーさ、朝はそーやが遅れて来たんだからこれでおあいこって事で」
「それ言われたら痛いな…」
授業が終わり、俺達は校門の外で待ち合わせていた
「……」
…何か言いたそうだなみさお、、何なんだろう…まぁそれは俺も同じだけども
「……」
何を考えてんだろそーや…さっきから何か言いたそうだけど……私も人の事言えないけどさ
「歩こうか」
「……うん」

「昼休みってみゆきさん達と一緒にいたんだよな?…何話してたんだ?」
ここは先手を取ろうとやっと搾り出した言葉をみさおにぶつけてみた
……むぅ、もっと言い方は無かったのだろうか…
「…そーやこそ、白石達と何してん…たの?」
握手の仕方とか…って言ったら笑われるよな…どうすっかな…
「…言えない、の?」
あ、でもどうしよ…逆に聞かれたら…握手の事なんて…恥ずかしくて言えないんだってヴぁ…
「…別にやましい事じゃないよ、ただ…その…握手の仕方をだな…」
「え…」
しかしみさおは笑うどころか、、目を見開かせ驚いていた
「……私も同じ事相談してたんだけど」
258太陽なカノジョ   7:2009/04/21(火) 10:40:37 ID:pC/Yd2yu
「…な?」
みさおが言った言葉が俺の中を駆け巡った
「……こっそり除いてた、の?」
「いや、俺はずっと屋上にいたよ、あー…ゆーすけとかに聞いたら分かる」
「あ、え、、そう…な、んだ」
そうやも同じコト思って―
…そう考える自然と胸の辺りが熱くなってくる
どくん、どくん、どくん、どくん、、
そして心臓の音がやけにシンバルの様に響く
…これ前にも、、この感じ前にも……思い出した、あぁ、あの時のキスだ
私は自分の唇に触れた
しだいに頬が緩んできているのが分かって、悟られない様にと口を押さえた
「…は、ははははははっ」
すると突然、そーやが笑い出した
「な、何だってヴぁ…」
「いや、、同じ悩みなんてやっぱり俺達似たもの同士なんだなって思ってさ」
…結局自分から笑ってしまった、、人の事言えないな…

「―手、繋ごうか」
俺は右手をみさおの方に向ける
「うん…♪」
私は左手でそれを掴む
――温かい…
直に伝わってくる温さに私は嬉しくなった
どくん…どくん…どくん…どくん…
「…?」
「どうかした?」
「ううん、なんかいいなって思って」
さっきよりも恥ずかしいはずなのに、心臓の音がいつもの感じになっていることに驚いた
何か優しい感じっていうか…なんていうか…“嬉しい”をぎゅうぎゅうに凝縮したみたいな…
…安らぎ?、、なのかな?、これ…そーやも同じ、、なのかな?
同じ気持ちだったら…嬉しいな
「さて、、じゃ、帰るぞっ!」
「うんっ!」
そして2人は走り出した
259kt:2009/04/21(火) 10:43:14 ID:pC/Yd2yu
ありがとうございました
コワセ★を投下している時から書きたいと思っていたのですがどうでしたでしょうか?
らきメモ(あやの&こなた混合ルート)→ラキレボ→時かけ男女→咲く頃に→桜藤祭
…とループした後の世界だと思ってくだされば…まぁあんま関係ないんですけどねw

目指したのはラブラブ&初々しさです
しかし初めて裏が無いみゆきさんを書いた気がする、、デレてはいるけど
あとオリキャラの1人は自身初めてのエロゲのキャラモチーフです、サーセン…

しかし20作ぐらい投下してるのに今だに慣れないってどういうことなの…
260名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 22:11:17 ID:wIF9s/y7
句点がないとちょっと読みにくい
261今日は何の日シリーズ4月22日編:2009/04/22(水) 00:15:39 ID:WvoJCs42
かがみ「こなた!今日はよい夫婦の日よ!」
つかさ「こなちゃん!よい夫婦の日だね!」
みゆき「泉さん!よい夫婦の日です!」
こなた「何度も言わなくていいよ…」
みなみ「ゆたか…今日は、よい夫婦の日…」
ひより「小早川さん!よい夫婦の日ッスね!」
パティ「ユタカ!よい夫婦の日ネ!」
ゆたか「講談社が制定したんだよね…『よい(4)ふうふ(22)』の語呂合せ…」
かがつかみゆ「やることは一つ!夫婦の営みを!」
みなひよパティ「大丈夫!天井のシミを数えてる間に終わるよ!」
こなゆた「赤で言ってやる!絶対終わらねぇ!アッ!!」
262名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 00:56:38 ID:IqAMcPym
>>261
みなみ「ひより・・・なぜその位置にいる・・・貴方の位置は・・・そっち・・・」
ひより「ちょ・・・いつの間にゆーちゃんそっちに・・・(゚Д゚)」
ゆたか「着せ替えスキルの応用だよw」
みなみ「GJゆたか・・・」
ゆたか「これこそ夫婦の連携プレイだねみなみちゃん」
ひより「ちょwwwwさりげなくバカップルwwww描けないのがくやしいでも感じちゃうビクビクッ」
263名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 01:17:30 ID:dN/h/XM9
列車タイムトラベルものを読んだんだけど、
非日常ってやっぱ面白い
無人島ものとかないかなー
264名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:05:42 ID:PKd1Zq+I
ゆるゆるでぃずを読んだ

パスタマシン・・・
265名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 21:12:24 ID:9jHYOy2u
ゆるゆる……一人称なのに地の文での呼び方が書き分けられていないのがどうしても気になるんだが(涙
266名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 14:13:31 ID:565ZItr9
夜の公園でかがみが全裸になって「こなたーこなたー」と叫んでいるのを警察が保護しました。
267名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 14:38:00 ID:b9aGZf3A
>>266
ところがその警察官がゆい姉さんだったので、一緒に「こなたーこなたー」と叫びました。
全裸で。

ほかの警官がシートをかぶせ、署まで保護しましたが、署長はじめ全員が『こな☆フェチ』に
羅患していたため、署の駐車場で署員総出で「こなたーこなたー」と叫びました。
全裸で。

268名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 14:38:16 ID:pZzePNte
↑なんだ、いつものかがみか。
269名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 14:44:46 ID:565ZItr9
保護される際「全裸で何が悪い、ツンデレで何が悪い」と暴れたそうです。
270今日は何の日シリーズ4月24日編:2009/04/24(金) 20:10:00 ID:eg61gpkZ
こなた「ぬくぬくだねぇ」
かがみ「ぬくぬくだわ〜」
ゆたか「お姉ちゃん…先輩…私をカイロ代わりにするのはやめてください…」
こなた「今日は寒いね〜」
かがみ「今日は寒の戻りの特異日よ。寒の戻りが起こる確率が高い日なの。寒の戻りとは、春になって気温が上がる時期に突然やって来る寒さのことで、大陸からの寒波、北東気流による冷え込み、移動性高気圧による夜間の冷え込み等によって起こるのよ」
こなた「だから、らき☆すたメンバーの中で一番子どもっぽい=一番体温が高いゆーちゃんを抱いてようってことなのさ!…だめ?」
ゆたか「だめじゃないけど…窮屈だなぁ…って!二人ともなんで服を脱ぐんですか!」
かがみ「え?これからエッチするからよ。だめじゃない、って言ったわよね」
こなた「ほらぁ…『抱いて』ようってことなのさ。って言ったよね」
ゆたか「Σ(゚д゚ )」
かがみ「やっぱり寒い日は…」
こなた「激しいエッチで暖まるのが一番だよネ!」
ゆたか「アッ―!」
271名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 20:52:08 ID:jtst3U5H
みなみ「ゆたかが好きだァー!ゆたかが欲しいィ―――ッ!!」
ゆたか「みなみちゃん!?なんで金色!」
みさお「さぁ、ファイトしようひぃらぎ!ファイトしようってヴぁ!あたしとー!」
かがみ「げえっ!日下部!」
ひより「先輩もまた受けに回るべき一部!その先輩が攻めに移るなど愚の骨頂!」
こなた「ひ、ひよりん…?目がオカシイょ…?」

みなみさひよ「これで2対2が三組で通常の6倍の熱量だ――――ッ!」
ゆたかがこな「アッー!!」
272今日は何の日シリーズ4月25日編:2009/04/25(土) 07:25:06 ID:iReYt0IR
みゆき「今日は拾得物の日です。1980年のこの日、東京・銀座で大貫久男さんが現金1億円を拾いました。落し主は現れず、1億円は全額大貫さんの手に渡りました」
かがみ「あら、こんなところにこなたが落ちているわ」
こなた「落ちてないから…さりげなくお持ち帰りしないでよ…」
つかさ「こういうときにはね、まずは猫耳としっぽをくっつけて…」
ゆたか「段ボールにいれて…」
みなみ「張り紙にこう書く…」
『拾ってください。名前はこなたといいます』
かがみ「お・お・おもちかえりぃ〜!!」
こなた「アッ――!!」
273名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 16:30:14 ID:13vgTGcg
>>272
ななこ「誰かうちを拾ってくれる人おらんのかいな?
独りは寂しいで……orz」



あやの「最近、私の名前すら出てない気がする……誰か拾って……orz」
274何の日シリーズ作者:2009/04/25(土) 18:18:57 ID:iReYt0IR
>>273
そのネタいたたき!…よろしいでしょうか?
275名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 20:35:33 ID:k2I/b+6c
ためらう暇があったら書けばいいのです(・∀・)
276名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 00:50:47 ID:4zbdpk0P
>>274
ぜひ使って下さい!!
277名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 02:14:56 ID:Ifjb3UoD
規制確認テス
278名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 02:34:05 ID:Ifjb3UoD
俺が執筆するとどうしても地の文が多くなるんだが、
このスレのSS見る限り、少ない方がいいのか?
279名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 02:46:05 ID:MAsCimGG
んなこたあない。

地の文も大歓迎。どんとこい。
280今日は何の日シリーズ4月26日編:2009/04/26(日) 08:51:22 ID:+67D/U/9
ちゃぷ…
あやの「ふぅ…たまには一緒にお風呂に入るのもいいね」
みさお「でもなんで急に?」
あやの「今日はよい風呂の日だからよ。『よい(4)ふ(2)ろ(6)』の語呂合せ」
みさお「まぁ、出番の少ない背景同士、悪くはねーけどな」
あやの「ところでみさちゃん…お互い裸で…狭い密室に二人っきりで…」
みさお「あ…あやの?」
あやの「この際だから…一線、越えちゃわない?」
みさお「ちょwwwあやのには兄貴がいて私にはひ〜らぎが…」
あやの「ほっといちゃいなよ、ゆー♪」
みさお「キャラちがくね!?逃げるってヴぁ!」
ガラッ
こなた「みさきち〜逃げられると思ってんの〜?」
ゆたか「先輩…美味しく、いただきますね」
ひより「スポーツ少女の総受け…くはー!たまんないッス!」
みさお「ちょwwwひ〜らぎは?!」
みゆき「美味しかったです」
みさお「Σ(゚д゚ )」
あやの「みさちゃん…性的な意味で、いい汗かきましょう…うふふふふふ」
みさお「人様の作品の表現をパクるn…アッ――――!!」

>>276
ありがとうございます!

281名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 10:13:08 ID:SIcxnoQr
>>278
むしろそろそろ台本形式以外の作品分を補給したいと思っていたんだ。
282名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 11:00:15 ID:WTOytqHP
台本とか読んでない。
283名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 11:52:26 ID:4zbdpk0P
>>280
お風呂ネタに便乗して


温泉にて
かぽ〜〜〜ん
かなた「ふぅー良いお湯だわー。ビバノンノン♪」
そうじろう「おっ、かなたー。背中洗ってやろうか?」
かなた「きゃー、そう君此処は女子風呂よー。そう君のエッチー!><」
そうじろう「うわっ、違うよ!此処は混浴だって!!痛たたたたっ桶投げんなってー」


こんな感じですね知りません
284戸別響:2009/04/26(日) 16:14:34 ID:aBLOPTAV
こんにちは、戸別です。
シリーズもの続きを投下します。
タイトル 至福の音 02:高鳴る胸
・ゆたか&つかさ
・非エロ
・6レス使用
「至福の音 01:始まりの音」の続きです。
3分後に投下を始めます。では、どうぞ。
285至福の音 02:高鳴る胸(1):2009/04/26(日) 16:17:40 ID:aBLOPTAV



「コホッ、コホッ……はぁ……」

6月、梅雨の季節になって、そろそろ一学期の期末テストが始まるころ。
私は家で一人、ベッドの中で横になっていた。

あーあ、久しぶりにやっちゃったなー

私は生まれつき体が弱くて、小・中学生のときはたびたび学校を休むことがあった。
それでも最近はそれほど体調も崩れなかったし、学校にもずっと行けてたのに……

今日、朝目が覚めると、頭がぼんやりして、体もすごく重くて、咳もひどくて。
伯父さんが起こしに来てくれるまで、ベッドから出ることもできなかった。
熱を測ってもらったら、やっぱり38℃くらいの高熱があって。
今日は学校を休んで、一日中ゆっくりすることになった。

午前中は、今日は家でお仕事の伯父さんと一緒に病院に行って診察を受けて、お薬をもらった。
お昼には伯父さんがおかゆを作ってくれた。
少しだるさはあったけど、食欲はそれほど落ちてはいなかったのは幸いかな。
そして午後からは、たくさん水分を取って、熱を下げるために
しばらくベッドの中で眠りについていた。

次に目が覚めたころには、お姉ちゃんがそろそろ帰ってくる時間になっていた。

ぬるくなったタオルを取って起き上がってみるけど、まだ顔は火照ってるし、
頭もぼんやりとしていた。
体の重さや気だるさはそれほどでもなくなっていたけど、
この調子だと明日も休まないといけないかなぁ。

「はぁ……」
もう一度溜息。
自分の体の弱さはわかっていたけど、なんだか情けないなぁ……

286至福の音 02:高鳴る胸(2):2009/04/26(日) 16:20:51 ID:aBLOPTAV

そんなことを考えていると、

ガラガラガラ

「ただいまー」
お姉ちゃんの声が玄関の方から聞こえてきた。学校から帰ってきたみたい。
「……おじゃまします」
今の声は……岩崎さんかな? 少し控えめで、でも少し焦っているような声。
私のことを心配して、お見舞いに来てくれたのかな?

そして、
「……おじゃましま〜す」

トクン

「……えっ?」

その後に、お姉ちゃんの友達の、あのほのぼのとした声が聞こえてきた。

「ゆたかちゃんは?」
「こっちだよ」
その人と、お姉ちゃんの会話が聞こえて、私の部屋に三つの足音が近づいてきた。
そして、私の部屋のドアが開いた。

ガチャ

「ゆーちゃん、みなみちゃんとつかさがお見舞いに来てくれたよー」
そこに立っていたのは、いつも通りのお姉ちゃんと、
「……大丈夫?」
予想したとおり心配そうな表情の岩崎さんと、
「ゆたかちゃん、大丈夫?」
これまた少し心配そうな表情の、つかさ先輩だった。


「いやね、昼休みにゆーちゃんが風邪引いて学校休んでるって話をしてたら、
つかさが「お見舞いに行ってもいい?」って聞いてきてさ」
とはお姉ちゃんの弁。
それから駅で偶然岩崎さんにも会って、一緒に行こう、という風になったみたい。
そのお姉ちゃんは今、何か食べたいという私の注文で、
冷蔵庫からヨーグルトを取りにキッチンの方に向かっている。
だから部屋には、私と岩崎さん、そしてつかさ先輩がいた。
287至福の音 02:高鳴る胸(3):2009/04/26(日) 16:21:53 ID:aBLOPTAV

岩崎さんはぬるくなったタオルを冷水で絞ってくれていて、私はつかさ先輩とお話をしていた。
「……調子はどう? ゆたかちゃん。起き上がってて大丈夫なの?」
「はい、お昼はずっと寝ていたので、だいぶ楽にはなりました。
でも、まだ少し頭がボーっとします……」
「そっか〜……早く元気になってね」
少しシュンとした後、いつものほわほわした笑顔で私を励ましてくれるつかさ先輩。

トクン

……まただ。この前、二人っきりでお話をしたときから、
何でだろう、先輩の嬉しそうな声やその笑顔を見ると、胸の奥から妙な音が聞こえてくる。
でも、その音は気持ち悪いものでもないし、むしろ心地よい感じがする。

「……小早川さん、どうしたの……?」
「あ、ううん、なんでもないよ!」
その音に気をとられていたからか、岩崎さんが少し心配そうに私に問いかけた。
私は慌てて首を横に振って、そのことを紛らわすために、つかさ先輩に質問をした。
「……そういえば、つかさ先輩」
「ん、なに?」
「かがみ先輩は一緒じゃないんですか?」
「お姉ちゃん? えっとね、今日はゆきちゃんと一緒に参考本買いに行くって
言ってたかな。受験も近いから、追い込みかけなきゃ、って」
「……柊先輩や、泉先輩もそうでは……?」
「あ、あはは……それ、お昼にお姉ちゃんにも言われたよ……」
珍しい岩崎さんの突っ込みに、つかさ先輩は乾いた笑いで返した。

そう、つかさ先輩は3年生。受験シーズンの真っ只中にいる。
それなのに……

「……どうして、つかさ先輩は私のお見舞いに来てくれたんですか?」
「……えっ?」
つかさ先輩が頭に疑問符をつけた。
「つかさ先輩達は、受験で忙しいんですよね? それならどうして私なんかの
お見舞いにきたんですか? 後輩のことよりも、自分のことは考えなくていいんですか?」

288至福の音 02:高鳴る胸(4):2009/04/26(日) 16:22:55 ID:aBLOPTAV

……あれっ? 私、何を言ってるの?
こんな強い言い方で……つかさ先輩に八つ当たりするようなこと言って……

そう思ってるのに、私の口は止まってくれなくて。
「どうして、私なんかのために……」
「……小早川、さん……?」
「あっ……ご、ごめんなさい……」
岩崎さんが目を見開きながらおずおずと私の名前を呼んでくれて、
私はようやく正気に戻ることができた。

どうしたんだろう、私……熱を出して休むのが久しぶりだったからかな?
なんだか、昔の私みたい……

私は恐る恐るつかさ先輩の顔を覗いてみた。
つかさ先輩はやっぱり驚いてしまったみたいで、目をぱちくりとさせていた。
……悪いこと、しちゃったかなぁ……
私がそう思えたのは、しかし一瞬だった。

つかさ先輩はその見開いた目をすぐ細めて、
「あはは……私って、あんまり勉強とか好きじゃなくって、
ついついいつも逃げ出しちゃうというか……」
頬をポリポリと掻きながら、乾いた笑顔をこちらに向けた。

そして私の方に、いつか見せてくれた、優しくて、ふんわりと柔らかい笑顔を向けて、

「……それに、私はゆたかちゃんの為にここに来たんじゃなくて、
ゆたかちゃんに会いたいから、ここに来たんだよ」


――ドクン


……えっ?

その言葉は、どこかで聞いたことがあった。
確かだいぶ昔に、私がわがままで学校を休んだとき。
そのときお見舞いに来てくれたゆいお姉ちゃんに、私は今日と同じように反発して、
そしてゆいお姉ちゃんは、つかさ先輩と同じようなことを言ってくれたんだ。
289至福の音 02:高鳴る胸(4):2009/04/26(日) 16:24:26 ID:aBLOPTAV

その言葉があるから、今の私がいる。
つかさ先輩は、その言葉とまったく同じことを言ってくれた。

どうしたんだろう、何故だか胸の鼓動が大きく、速くなってる気がする。


――ドクン ドクン


止まらない、収まらない。
何なんだろう、これ……


「ゆたかちゃん?」
「ふ、ふえっ!?」
ふと気が付くと、いつの間にか目の前につかさ先輩の心配そうな顔があって。
「なんか、顔が赤いよ? まだ熱があるんじゃない?」
つかさ先輩は私の両肩をつかんで、何故かその額を私のおでこにくっつけた。

「ひ、ひゃわ……」
……冷たい感覚がおでこに広がっていく。

――ドクン ドクン

それなのに、胸の高鳴りは止まらない。

「うーん……あんまり熱はなさそうだけど……」
「ゆーちゃん、おまたせー。ヨーグルト持ってきた……」
つかさ先輩が熱を測っていた額を離そうとしたとき、
お姉ちゃんが私の部屋のドアを開けた。

私がそっちのほうを向いて、つかさ先輩と、私達のことを黙って見ていた岩崎さんも
ドアのほうに振り返った。

今の私達の位置関係は、
開いたドアにお姉ちゃんが、
私が座っているベッドとドアの間に岩崎さんが、
そしてつかさ先輩は、私のベッドに腰をかけて、私の肩を抱いて、
顔を私に近づけていて……

「……おじゃまだったみたいだねー。あ、私のことは気にしないで。
そのまま続けてていいからねー」
お姉ちゃんは細目になってそう言って、ギギギ、とドアを閉めた。

290至福の音 02:高鳴る胸(6):2009/04/26(日) 16:25:35 ID:aBLOPTAV

しばらく私とつかささんはそのまま固まってドアのほうを見ていたけど、
「……あっ、ご、ごめんね!」
つかさ先輩は慌てて私の肩から手を離して、ベッドから腰を上げた。
一瞬見えたつかさ先輩の顔は、気のせいかな、心なしか赤くなっていたように見えた。


……そっか、そうだったんだ……


「じゃ、じゃあ長居するのも悪いから、もう帰るねっ」
「……あ、私も……」
「あっ……」
慌てた様子のまま、つかさ先輩は私の方を見ずにドアに向かった。
それに岩崎さんも倣い、つかさ先輩についていった。

「……つ、つかさ先輩!」
私はそのつかさ先輩の後ろ姿に声をかけた。
その声に反応したつかさ先輩が、私の方を振り向いてくれた。
その表情は少し驚いているようで、
そしてほんの少しだけ、赤みがかかっているようで……

「……今日は、お見舞いに来てくださって、ありがとうございました。
元気になったら……また、お話しましょう!」
私の言葉を聞いて、つかさ先輩はまた、ゆっくりと笑って。

「……うん、また一緒に!」


――ドクン


その笑顔に、今日何度目かの胸の高鳴りを感じた。

もうわかってる、この音の正体。

私はその「恋に落ちる音」を聞きながら、
外に出て行くつかさ先輩と岩崎さんの後ろ姿を見送った。





291戸別響:2009/04/26(日) 16:31:06 ID:aBLOPTAV
以上です。
すいません、「高鳴る胸(4)」が二つになってしまいました。
後のほうが(5)になります。失礼しました。
このシリーズは私にとって初めての恋愛ものです。
拙いかもしれませんが、感想、批評、よろしくお願いします。
292名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 00:34:18 ID:0RRSmWpm
普通にGJ

お節介かもしれんがみなみをもうちょっと上手く使って欲しかった気もする
293今日は何の日シリーズ4月27日編:2009/04/27(月) 03:38:07 ID:AEywlop9
ゆい「今日は婦人警官記念日だよ!1946年、警視庁で日本初の婦人警官62人が勤務に就いたのだ!GHQの指示によるもので、2月21日に募集要項が出され、1300人が応募したんだよ。お姉さんびっくりだ〜」
こなた「なるほど、今日の生け贄はゆい姉さんなんだネ」
ゆい「へ?生け贄って…ちょっとかがみちゃん?どうしてロープで私を縛るの!?」
かがみ「今日がロープデーだからです。『よい(4)つ(2)な(7)』(良い綱)の語呂合せですね」
ゆい「Σ(゚д゚ )」
ひより「巫女×婦警……ぐふっ」
ゆい「ちょwww私には愛する旦那様が…」
こなた「ヤられちゃいなよ、ゆー♪」
ゆい「長髪のロリ貧乳ってところは同じだけどそのセリフは不吉ってゆーか、やっ…ちょ…やめ…わふ〜」
294名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 04:37:04 ID:3r04ERxQ
>>293
便乗して小ネタ

こなた「ゆいお姉さん、大変な変態さんが公園に居たよ!早く捕まえてー!!」
ゆい「大変な変態さん?」
こなた「しかも、全裸で私の名前を呼びながらウロウロしてるんだよ!おっかないよー」
ゆい「しょうがないなー。私に任せといて!」
こなた「お願ーい」
ゆい「実は丁度良く太くて丈夫な良い綱を持ってるんだよ」
こなた「其れで何すんの?……って、なんで私に縛る!?」
ゆい「こなたちゃんを生贄にして、かがみちゃんに捧げれば収まるから大丈夫だよ」
こなた「ひぃ、なんでそんな解決法なるの!あんた本当に婦警さん!?」
ゆい「私は婦警であって、いち変態でもあるんだよ」
こなた「お前もブルータスかぁー!間違った、ブルータスお前もかぁー!」
かがみ「こ な た 」こなた「ひぃー、もう近くに居たー!」
かがみ「いただきます」
こなた「イヤー!!!」



ゆい「今日も平和だね〜」
295名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 18:40:25 ID:9VSW/F1a
>>294さらに便乗小ネタ
こなた「こうなったら…フン!」
ヒューンバッシャーン!
ゆたか「大変!かがみ先輩が池に落ちちゃった><」
ブクブクブク…
ザッパァ!
こなゆた「!?」
???「貴女が落としたのはこちらの綺麗な柊かがみさんですか?
それともこちらのツンデレで変態の柊かがみさんですか?」
こなた「……てかお母さんこんな池で何してるの?しかも小脇に鯉抱えて」
かなた「いえ私はこの池の精ですよ…ホントデスヨ」
こなた「まぁ細かい事は無しにしてかがみ帰してよお母さん」
かなた「でわどちらの柊かがみを帰すかは……………ここの住人さん達に決めてもらいましょう」
こなた「なぬーー!!」
296名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 19:19:28 ID:SdkPcZz0
>>295
おk把握

かなた「このままきれいなかがみさんと一緒に普通のかがみさんも
     返してしまってはスレ内既出ネタになってしまいますので」
こなた「微妙な問題発言をさらりと言わないでよおかーさん・・・」
かなた「ここは両方ともわたしのものということで」ブクブク
かがみ「ちょwwwwwおまwwwww何その斜め上展開wwwww
     そこはらめえええええっ!そこはこなたしかいじっちゃいけないと
     柊家家訓で一万年と二千年前から既にアッーーーーー!!」


こなた「・・・帰ろっか・・・」
ゆたか「・・・うん・・・」
297名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:09:08 ID:mrfiXxrp
かwwwがwwwみwww
298名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:06:05 ID:pO20sJZ0
二年ぶりの投稿
タイトル:Lucky star エピローグ
・非エロ
・カップリング:こなた・かがみ・つかさ・みゆき(恋愛無し)
・多分4レス使用
まもなく投下開始。どぞ
高校入学。義務教育を終えて自立した大人になる、という意識が強まる節目。2chで『厨房w』等と馬鹿にされることがなくなる高校。
私はお父さんに受験合格とゲーム機とを交換条件に、陵桜高校入学を決意した。
決意と言ってもそんな堅苦しいものではなくて、まあ取り合えず入れればいいか、というくらいの気持ちの持ち様だった。
それでも、合格できたのにはやはりゲーム欲が強かったからだろうか。
電車、バスを乗り継いで高校に到着。お父さんは女子高校生たちが集うこの高校に来させると大変だということで、私が運動会だけは来てもいいという条件付きで同行を断った。
陵桜の名に似合う桜の木の下を通り過ぎ、新入生たちの人ごみと共に校門をくぐる。これから毎日、嫌というほど通るんだろうなと思うと、少し感慨深くも合った。

「新入生の皆さん!生徒玄関手前にクラス表が掲載されておりますので、そこで自分のクラスを確認次第、速やかに自分のクラスに移動してください!」

誘導係らしき陵桜の制服を着た先輩が、拡声器を片手に新入生に向けて呼びかけた。それを聞いた群れと共に、私もクラス確認の為に玄関に向かう。
泉こなた。『い』で五十音順だと上の方にあるので、自分の名前を見つけるのにそう時間はかからなかった。一年D組四番。
自分の名前を見つけると、同じ中学だった友人とクラスが同じになる喜びを分かち合うなどできない私は、早々にD組へと向かった。
D組に入ると、流石に名門校というだけあって、騒がしくしている生徒は少なかった。見知らぬ人ばかりで話す相手がいない所為もあるだろうが。
男女別の出席番号順の並びでいくと、私の席は教卓のまん前の列の、前から四番目だった。
よくアニメなどで主人公が座る配置だと考えながら、入学式の説明を長ったらしくする関西弁の先生の話を聞き流していた。


「新入生代表挨拶、高良みゆき」
「はい」

入学式はいくつかのプログラムを終え、新入生代表の挨拶まで進んだ。
名前を呼ばれた高良という人はステージに上がり、校長先生の前で二、三分の挨拶を紙も見ずに言いあげた。
典型的な優等生タイプだな、と振り向いたときに気づいた眼鏡を見て確信する。おまけに私と同じクラスときた。覚えておいて損は無いだろう。
高良さんがステージから降りるときの階段で転びそうになったのを見て、『天然ドジっ子』属性も付け足した。

教室に戻ると先生は今日の日程を大雑把に説明した。今日は三時限までしかないらしく、その三時限もクラスの役割を決めるものらしい。
今日は楽に終わりそうだと、心の中で昨日一夜で終わらせることができなかったPCゲーを思い出す。
三時限目。クラスの役員を決める時間だ。先生が決めなければならない役割を順に黒板に書いていく。
『学級委員、書記、広報担当etc』期待通り、漫画やアニメには必ずある学級委員が記された。

「えー重要な役から先に決めていきたいと思うんやけど、まずは学級委員や。これは中学の時に経験しとる奴がええんやけど……、立候補か推薦はおらんか?」

ここだ!

「先生!高良さんが良いと思います!」

高々と右手をあげ、先生に意思表示する。周りのみんなは驚いていたが、それこそ高良さんが一番驚いていた。

「なんや、お前高良と同じ中学なんか?まあええわ。高良、泉がああ言ってることやし、やらへんか?」
「え?……、ではやらせていただきます」

一瞬面識すらない私の推薦に戸惑うも、高良さんは承諾した。よし、これで優等生キャラは保たれる。
予想通り。


「あの、泉さん。どうして私を学級委員に推薦なさったんですか?」

全ての授業が終わり、帰る支度をしているときに高良さんが私に聞いた。近くで見ると巨乳でもあるし、何より美人だ。なんなんだこの人は。

「いやね、高良さんみたいな人は学級委員をやらなくちゃいけない人なんだよ。明らかな優等生タイプじゃん、高良さんて」

私がそう言うと、そうですか、と理解しがたいように高良さんは首をかしげた。

「一緒に帰らない?高良さん」
「いいですよ。それとできれば私を呼ぶときは、下の名前でお願いしたいんですが……」
「じゃあみゆきさんで」
「はい」

私に笑顔で返したみゆきさんを見て、初めて高校生活が楽しくなってきたな、と実感した。
300Lucky star エピローグ 柊つかさルート:2009/04/28(火) 00:14:24 ID:pO20sJZ0
入学式があったあの日は月曜日で、今日は五日後の土曜日。
五日も経つとクラスの皆とも打ち解けることができたし、つれて緊張もほぐれていくのが実感できた。
その証拠に私は今日、水曜日から始まった部活動勧誘に同じクラスの子に誘われた。
誘われた部活はバレー部。○タックNo.1に感化されてやったことがあるから、少し興味は合ったが基本インドア派の私は最初っから断るつもりだった。
電車を乗り継いで、入学式のときから随分慣れたこの通学路には早くも飽きが来始めていた。先日渡ったばかりのジャージに身を包み、手ぶらで学校へと歩く。
一応、都心部の埼玉は車通りが激しく、朝っぱらから何台もの車が行き交う騒音と、道に沿って続く店の横を歩いていかなければならない。
深呼吸してもすがすがしい空気は肺に溜まらず、通るだけ通って抜けていく。もどかしさを感じながら私は歩みを進めた。
いつもの癖で下を向いて歩いてしまっているのに気がつき、頭を上げると

「Exucuse me, would you tell me the way to the Akihabara?」
「ええっと……、あの……」
「you can't speak English,by any chance?」
ガタイの良い黒人の外国人、愛称をつけるなら『ボブ』、みたいな人としどろもどろしている神岸あか○、もとい女子高生が道の真ん中で話していた。
見たところ、あまり良い雰囲気ではない。いや、見ただけだが。
女子高生の方は凌桜のジャージを着ている、ということは同じ高校か。取り合えず助けた方が良さそうだ。

「えくすきゅーずみー、そこの外国人さん」
「What?」
「子供がまだ食べてるでしょーがー!!」
「oh!」
外国人が振り向きざま、豪快な回し蹴りをみぞおちに食らわせてやった。GJ、私。

「え、えっ……、あの」
「さあ行くよっ!」
動揺が残る神岸さんの手を引いて、二人でその場を走り去った。
「Nice kick……」

「あの、助けてくれてありがとう」
「いやいや、当然のことをしたまでだよ」
平面の胸を張ってそう返すと神岸さんはありがとう、とまた言って微笑んだ。

「私は泉こなた、確か同じクラスだったよね?」
「うん。高良さんを学級委員に推薦した、こなちゃんだよね」
私は妙な単語が出てきて、神岸さんの顔を見た。

「こなちゃん?」
「あ、ごめん。私ね、あだ名付けるのが好きで、D組の名簿見ながら、全員分のあだ名考えたんだ。……変かな?」
背は私より高いのに、上目遣いのような視線で私を見る神岸さんを見て心の中でほくそえむように笑った。

「いや、むしろそれで呼んでよ。ええっと……」
「柊つかさっていうんだよ。よろしくね、こなちゃん」
そう言ってつかさが笑うと、心の底がふわっと暖かくなった気がした。

「そういえば、こなちゃんも部活見学なの?」
二人で高校生活の話をしているとき、不意につかさが話題を変えた。

「平たく言えばそうかな。私は誘われたんだけど、今携帯見たら友達来れないみたいだし。帰ろうかな」
「へえー、すごいね。何の部活?」
「バレー部だよ、つかさは?」
「私は料理研究部だよ。お料理するの大好きなんだ」
声を高揚させて話すつかさが、益々神岸あか○に見えてきたのは言うまでも無い。
この後つかさと学校に行ったが、料理研究部は今日は活動していないらしく、それで消沈したつかさは部活動には入らないと決めたらしい。
301Lucky star エピローグ 柊かがみルート:2009/04/28(火) 00:19:27 ID:pO20sJZ0
「私、双子なんだよ」
「そうなんですか?」
「そうなの?」

ある日の昼休み、三人で弁当を広げているときに唐突につかさが言った。
つかさとみゆきさんは、私がみゆきさんにつかさを紹介すると時間を要さず打ち解けた。おっとりタイプ同士、気が合うのだろうか。
話を聞くとB組に柊かがみというつかさの双子の姉がいるらしく、二卵性双生児なので似てはいないが、その分姉の方がしっかりしているので頼りにしているという。

「中学のときとか、クラスが違っても一緒に昼休みにお弁当食べたりしたんだよ」
「仲がよろしいんですね」
「うん!」
みゆきさんにさも嬉しそうに返すつかさを見て、頭の中で様々なギャルゲの双子キャラが頭に浮かんだ。これは姉を見てみたいな、単純に見てみたい。

「じゃあ、そのかがみさん呼んでおいでよ」
「えっ、いいの?」
意外そうにつかさは聞き返すけど、表情から連れて来たいということは丸分かりだ。

「全然おkだよー。みゆきさんも大丈夫だよね?」
「ええ、私も構いませんよ」
「本当?じゃあ呼んでくるね」
二人の同意を得たつかさは、更に嬉しそうに教室を出て行った。そんなに仲が良いのか、レズフラg(ry


「こんにちはー。つかさの姉、って言っても双子だけど、柊かがみよ。かがみ、って呼んで頂戴」
つかさが連れてきたのは、私の予想の斜め上を行く、ツリ目が印象的なツインテールの子だった。
一瞬で、この子はツンデレだと理解できた。本人も自覚できてない、典型的なあのタイプ。
会った瞬間から、悪く言えば馴れ馴れしく、良く言えば付き合いやすい話し方で話しかけられた、第一印象は普通だった。

「よろしくー、あたしは泉こなた」
「高良みゆきと申します」
「こなたに、みゆきね。呼び捨てでいい?」
かがみはつかさとみゆきさんみたいに、私とみゆきさんにすぐ打ち解けることが出来た。
いわゆるヲタクな私は対人関係に疎く、知らない人とこれから長く付き合うこと前提で話すのは苦手だった。
けど、みゆきさん然り、つかさ然り、かがみ然り。私が変わったのか、それとも三人の性格が良いのか。これから、三年間、この三人とだけは離れない気がした。

「つかさから聞いたんだけど、こなたってヲタクなのよね?」
つかさとかがみと私の三人で下校しているとき、不意にかがみが聞いた。みゆきさんは家の方向が違うので、必然的にこの三人になる。
バスの一番後ろの席で、左から私、かがみ、つかさの順で座る。中は適度に涼しく、開け放った窓からバスが走るたびに入る風が気持ちよかった。

「そだよ」
「へえー。ねえ、聞いた話なんだけど、ヲタクの人って出費が激しいって本当?」
「あー、よく言うね。大体好きな作品一つに、原作が漫画だった場合、漫画全巻、アニメDVD全巻、出たらOVAとか、劇場版とか。
あとはオープニング、エンディングにキャラソン全員分にサントラ、ドラマCDにビジュアルブックとか。
これらを全部×4」
「×4?なんで?」
つかさが頭を前へ後ろへゆらして、船を漕いでいるのを横目にかがみが返した。

「観賞用、保存用、布教用、んで友達に貸す貸し出し用。けど貸し出し用は最近買ってないから、×3かな」
「すごい出費ね……、そんなお金どうするのよ」
「バイトとかー、良ければお父さんに買ってもらったり」
「お父さんが買うの?」
「うん、お父さんもヲタクだから、結構共用してるものとか多いんだよ」
「良くわかんないわね……」
腕を組んで首をかしげるかがみ。

「例えれば、ご飯と一緒だよ。白米と梅干だけじゃ、少し物足りないけど、それでも足りないわけじゃない。
けど、おかずが何品か付くとちょっとそそられるじゃん?」
「それは違う気がするぞ」

気づくとバスは目的地に着いていた。かがみがつかさを起こして、三人でバスを降りると、春の心地よい風が体を撫でた。
時は飛びに飛んで、三年の秋。
「あのときは変なヤツだな、って思ってたわよ」
「お姉ちゃん、それは言い過ぎ……」
かがみに苦笑いで返すつかさの顔は、それでもどこか楽しそうだった。今は昼食を食べ終えた昼休みの時間。適度に騒がしい教室で、いつもの四人で輪になって話していた。
「でも、こなちゃんがヲタクだってちゃんとイメージ付けするまで、結構時間かかったよね」
「え?そうなの?」

つかさの言葉に思わず聞き返してしまった。
私は常に負のオーラを出していて、暗くしていると自分でも分かっているので、「ヲタクだよ」って言っても「ああ、そうだよね」くらいの納得ぶりだと思っていた。
つかさの言葉に続いて、二人も賛同する。

「私も正直、最初はそうだったわね。清楚なお嬢様タイプ、って感じだったもの。話すまではね」
「私もです。髪もきれいですし、静かな方だと思っていました」

私を置いて、三人で私の第一印象について話し出す。
専ら、「おとなしい子だと思ってた」とか、「頭がすごく良さそう」とか、聞いてて良い意味で歯がゆくなるような気持ちになった。
知らないうちに、三人の輪の中に自分がいることに、今気づく。中学のころは、ヲタクってだけで皆から蔑まれ、虐げられた。無論、三人にはこの話はしていないし、可哀想な自分カコイイなんてしたくもない。
本音を言えば、三人にヲタクだということを話すのには気が引けた。世間一般の目で見ると、気持ち悪い対象でしかなくて、それでいて邪魔で。
負の要素しかないヲタク、という事実を三人に話すことができた理由は未だ分からない。考えたところで……、
まあ、どうでもいいや。

「三年の秋かあ、もうすぐ卒業だね」
感慨深そうにつかさが窓の外を眺めた。入学式のときは桃色に色づいていた桜の木も、今は素っ気無い木の色だけを残している。

「あんた大学行っても、ちゃんとできんの?」
「絶対言われると思ったよー。かがみんは心配性なんだからぁ〜」
言いながらかがみを突付くと、即座に目線を逸らした。分かりやすいデレだ。

「べ、別にそういう意味じゃなくて、つかさは毎日会うし、みゆきはしっかりしてるから……」
「……そっか、私とお姉ちゃんは大学近いから、離れること無いんだよね」
つかさの言葉には、いずれこの四人が離れ離れになる、という意味も孕んでいる気がした。

「お前等ー、もう授業始まるでー!」
いつのまにか入ってきていた黒井先生が、出席簿をかざしながら私たちに呼びかけた。
その声は一瞬で、私たちを子供に引き戻す。まだ若々しい、高校生の顔に。

「「「「はーい!」」」」
303名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:29:25 ID:pO20sJZ0
終了。
本編といくつか被ってるネタあるが、それは見逃してくれ。
批評とか、頼みます。
304名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 03:57:39 ID:2nx4SHyq
>>303
入学したての頃の話でエピローグとはこれ如何にw
こなたの過去の回想?がちょろっと出てたり、入学当初の何となく暗い感じとか、自殺スレの鬱ry
この3人に出会ってなかったら、こなたはどうなっていたのやら……


入学案内書のおまけ4コマから察するに、みゆきさんのことは最初、高良さんと呼んでいたっぽ。
こなたに対してもかなり丁寧(距離がある)受け答えだったっぽ。

うん、ごめん、初対面でツン全開なかがみにちょっと違和感があっただけなんだ。



305名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 04:41:56 ID:QgtkCtr3
2年振りですか。お疲れ&GJ!

批評ねぇ…3年こなたは入学当初よりも明るくなってるであろうから、地の文にもう少しそれが反映されてれば良かったかも。
なんていうか、淡々とし過ぎな感じを受けた。

それでも4人のまったり感が出ていて良かったです。もう一度GJ!
306名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 17:18:47 ID:pO20sJZ0
原作読んだこと無いから、細かい呼び名とか気にしてなかったorz
題がエピローグだったのは、言い訳にしかならないがそれしかしっくりくるのが無かったんだ

なんか他に良いのなかったんか、俺……
こっからは私事になるけど、久しぶりに書いてみて普通に楽しかった。

またシリアスなものでも書こうかと。そんときはまた批評頼む
307さすらいのらき☆すたファン:2009/04/28(火) 22:12:00 ID:oBlWW9s1
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。

タイトル:血に潜む欲望(Yutaka-side)
カップリング:かがみ×ゆたか
属性:エロ有り、強姦注意、ゆたか自慰含む
http://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0184.txt


今回はかなりの難産でした…
本当は前中後編の三部作にするつもりだったのですが、中編があまりに長くなるため、かがみ視点とゆたか視点に分けることにしました。
今回の作品は、血に潜む欲望シリーズの解答編になります。前二作品で張った伏線の一部を回収します。それではまったりハァハァしてください。
308名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 23:52:18 ID:OY7+K0Pj
あの作者さんたち、帰ってこないかな・・・
309名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 10:57:57 ID:gxqXrRyg
>>308
投下直後にそれは酷い……
その態度がますます職人離れを招く。

そうしてさらに過疎化していくというのに……
310名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 14:20:12 ID:WD9aZJlf
離れてるわけじゃなくて、SS書いてる暇がない俺もいます。

絵のほうに注力してるからなあ……
311名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 15:08:25 ID:qmgdrYr5
同じく、見てはいるけどなかなか書けない俺もいます。

ほぼネタは出尽くした感じだからなぁ……。
312名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 16:32:26 ID:VKvnkYG4
今書いてるやつを終わらせたら、もうやめようと思う
313名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 17:35:00 ID:zyV7U/Fs
やまと「まぁ…流行り廃りは世の中の常だからね…」
タコラみゆき「こな☆フェチは永遠に不滅です!ウニョウニョ」
314名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:10:30 ID:1b1F7L2P
ツイン触手かがみ「そうよねぇ、こな☆フェチは私たちの生きる糧よねぇうにょうにょ」
リボン触手つかさ「こなちゃんうにょうにょ〜ん」





こなた「こなたですが最近みんなが変になりすぎて異形化してます
    また逃亡生活に入りますので探さないでください」
315長い髪も自由に伸びる霊って便利ね:2009/04/29(水) 18:19:49 ID:h0GjEJSV

『あ〜ら〜霊体から逃れることなんて出来ませんにょ〜〜〜ん』
316名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:23:31 ID:GR89PlsD
空気読まずに昭和の日で受信したネタ投入

「こなたお姉ちゃん、黒井先生怒らせたみたい。」
「なにやったの、ゆーちゃん。」
「昨日、先生は昭和生まれですねって言ったら、ものすごい恐い表情になって。」
「ゆーちゃん、生きているだけでも奇跡だと思うよ。」

チラ裏
登場人物って全員平成生まれだから昭和を知らないと思うとすごく年をとった気分になる。
317名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:24:24 ID:GR89PlsD
sage忘れた、本当にスマン
318名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:27:05 ID:+xdz39N8
ネタ絵師さんが一人こなかが本に行っちゃった
319名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 19:51:02 ID:V2gn4Lmh
こなたたちってギリギリ昭和生まれじゃね?
320名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 20:14:13 ID:p+nUqQNy
アニメ版だと高3時点で2007年だから、1989年(平成元年)生まれという事になるけど
原作はどうなのか分からん(サザエさん時空になってるような、そうでもないような感じなので)
321名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 20:44:57 ID:9e37to7i
参考までに

主な登場人物4名はマンガ連載開始時は高校1年生であり、当初は実際の年度が進むに従ってリアルタイムに進級[していた。
その後アニメ化などにともない、編集部の方針によって、高校3年生の2学期以降は時間の流れが実質的に停止、
アニメの方の展開が一段落した2008年に入ってからまた流れが進むようになり、第6巻のepisode 169-171で卒業している。なお、アニメでは第13話までは2年生、第14話からは3年生である。


コンプティーク掲載分・・・本編、ちゃんと時間が進んでいる

コンプエース連載分」・・・番外編


この他にも単発などを含めると設定等にいくらか矛盾点ができている
322名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 23:37:46 ID:0HU8o3JR
こなた「今日は良い肉の日〜〜!って、何の日シリーズの作者さんのネタをパクってしまいました!すみません!!」
かがみ「よ〔4〕い,にく〔29〕の語呂合わせよ。今考えたわ。……って言うかもうすぐで日付が変わる!早くしnight!!」
ひかげ「ひなたお姉ちゃん、お肉食べたいよう」
ひなた「ごめんね、お給料はまだ先だから少し我慢してね……」
ひかげ「食べたいな〜」
ひなた「ごめんね……」
ひかげ「まぁ良いや、その代わりにひなたお姉ちゃんを食べようっと」
ひなた「へっ……(゚Д゜ )今、なんて……」
ひかげ「だからー、ひなたお姉ちゃんを食べようかなーって言ったの!」
ひなた「それって所謂、カンニバ……」
ひなた「違うよ!お姉ちゃんを性的な意味で食べるの!!」
ひなた「あぁそう言う事、お姉ちゃん驚いちゃった…………って、えぇぇぇぇぇ!!」
ひかげ「お姉ちゃん……」ひなた「ちょっ、やめ……」
かがみ「あら、良いわねその様な展開は。私もどさくさに紛れてこなたを襲おうかな?」
こなた「ちょっwwwwwww」
つかさ「何を勘違いしてるの?お姉ちゃん。私がお姉ちゃんを食べるのよ。勿論性的な意味で!!」
かがみ「ちょっwwwwwつかさwwwwwマジがwwwww」
こなた「ふぅー、助かったー。難を逃れたよ」
ゆたか「何を勘違いしてるの?こなたお姉ちゃん……」
こなた「ちょっ、ゆーちゃん!?」
ゆたか「私がこなたお姉ちゃんを食べるの。……勿論性的な意味で!!」
こなた「なんで私なの!ゆいお姉さんは!?」
ゆたか「もう、食べたよ……」
こなた「!!」
ひかつかゆた「では、いただきます!!!」
ひなかがこな「もはや肉の日、関係無えぇぇぇぇぇ!!妹が姉を襲うなんて背徳ノキワm、アァァー!!!」
323名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:13:45 ID:z/l0cfR2
>>319
最初の連載は2004年1月だから、1986〜1987年生まれになるんだよ。だから、>>319の台詞は合ってる事は合ってる。
ちなみに、コンプティーク初期連載分から普通に時間が過ぎていると(そのままの時間経過だと)、もう大学生になってたりするんだよね。(もちろんこんな考えはアレだとわかってはいるが)
げに恐ろしきはサザエ時空……。
324まだry:2009/04/30(木) 05:34:35 ID:cPel6V5Q
お久しぶりです。
そいでは、続き行くです。
7レスです。
325続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:35:19 ID:cPel6V5Q
「つかさらしいと言えばつかさらしいけど、もっと前に気がつきなさいよね〜
そもそも、おばさん、明らかに透けてて普通じゃないってことぐらいすぐ判るでしょうに」
かがみもこなたのように笑いながらも突っ込むことは忘れない。
「う、う〜ん…そうなんだけど、この前会ったばかりだし、2階から下りて来てたから
あんまり違和感というか…幽霊って感じはしなかったんだよね…」
恥ずかしげに身体の前で両手の人差し指をちょんちょんと合わせながら苦笑いをする。
「ん〜でもさ、お母さん、かなーり透けてるし、宙に浮いてるし、足はあるけど
この前と違って間違いなく幽霊だね、こりゃ」
何度かかなたに触ろうと手を伸ばすが、ことごとく空を切ってしまう。
「あ〜〜こりゃ残念。やっぱふれることはできないのか…有り難さ半減ってとこだね」
ちょっとがっくりなこなた。
「ふふっ、やっぱり親子ね。そう君と同じことして同じ反応だなんて」
そうじろうと同じような初動をとられて笑い出してしまう。
「にょにょ!!」
思わずそうじろうの方を向いてしまった。
「あはは〜……なんだ、お約束じゃないか?そういうのって」
恥ずかしげに頭をカキカキする。
「いや…まぁ…だよね…それにお父さんと私で行動被るのってある意味必然な気がするし」
これまた恥ずかしげに頭をポリポリとする。
そして二人して同じような行動をとってしまっている事に二人とも気がついていなかった。
その二人の仕草に、周りの三人が気づく。
「ククッ…ホントに似てるわねぇ〜仕草とか。そう君がちょっとうらやましいな」
ちょっとこらえ気味ながらも楽しそうに笑う。
「へへへ、こなちゃんとおじさん、双子みたいだね」
「そうね、でもある意味、双子以上かしらね。私たちだって、そこまで行動が被る事はないものね」
かがみとつかさも楽しそうに笑う。
「いや〜、そ、そうか?あは、あははは、なんか、お父さんとしてはうれしいぞ」
嬉しそうに、さらに頭をカキカキする。
「いや、私はあまりうれしくは…」
逆に、軽くブルーが入るこなた。
「おいおい?ひどいじゃないか、こなたお父さんと似ててうれしくないのか?」
そうじろうの笑顔が引きつり始めた。
「お母さんに似てるって言われると嬉しいけど、お父さんだと…なんか微妙にイヤ」
半分申し訳無さそうに、だがはっきりと引導を渡すかのように言い渡す。
「そんな……ずっがあああぁぁぁぁぁぁぁぁん」
まるで銃撃でもされたかのように胸を手で押さえて大きく後ろへ仰け反った。
326続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:35:49 ID:cPel6V5Q
「あの〜、わたしは目元がお父さんに似てるねって言われて嬉しいけど」
なぜかつかさのフォローが入る。
「そりゃーつかさんちの場合はね……うちはオタクでスケベでロリコンな、ダメ人間ですから!」
まさしく、えぐるように打つべし!でこなたがトドメを刺す。
「ぐぅっはぁーーーー……ガクリ」
胸元を押さえ、自らガクリと言うとそのまま崩れ落ちてしまった。
「そこまで言っちゃいますか……」
「おまっ……あいかわらず容赦ないな…」
「こなちゃん、おじさんが…おじさん、大丈夫?」
さすがに哀れに思ったのか、かなたがそうじろうのそばへと行き
かがみはかがみで、ある意味予想の範囲内なこなたの言動だったため、
割と冷静にその場で突っ込み
つかさは、ただ純粋にそうじろうが心配になり声をかける。
「あー大丈夫大丈夫。お母さん、つかさ、大丈夫だって。いつもの事だし、事実だし。
ああいう状況に浸って打ちひしがれてる自分に酔ってるだけだから。
お父さんの事はほっといて、また話とかゲームでもしよう」
「ん〜〜お母さんとしては、ちょっと気になるかしら…まぁ大丈夫だとはお母さんも思うんだけど…」
そうじろうの様子に後ろ髪を引かれる思いで、振り向き振り向きながらもこなたの所へと戻って来る。
戻ってきたかなたに、ぼそっと小声で耳打ちをする。
「ダメなら後でちゃんとフォローは入れるよ、それに今日はお母さんっていう切り札が居るんだし」
「切り札って、またそんな……そう君の事だし大丈夫だとは思うんだけど…」
「自分で『ガクリ』とか言ってる余裕があるくらいだから大丈夫だって〜
心配するのは判るけど、お父さんを甘やかしちゃーいけないよ!大丈夫大丈夫、さ、行こう!」
かなたの手を掴みそのまま引っ張って部屋まで連れて行く。
部屋に入り、ふと気づく。
「……あれ?今わたしお母さんの手、握ってなかった?」
自分の手をまじまじと見つめ、再びかなたの手を握ろうと手を伸ばすが
その手は空を切るばかりで、再び掴むことはできなかった。
「おりょりょりょ…さっきのはいったい…」
狐につままれたような表情をする。
「そうなのよね、なんかの拍子にさわれる時があるみたいなのよね…
そう君にも一度、さわれたのよ。でも、その後は全くダメだったの。
なにかあるのかしらね、条件みたいなのが」
こなたの頭をなでながら残念そうに語る。
実際にはなでてるように見えるだけで、ただ空を切ってるだけのはずなのだが、
なにか、暖かいものが頭の上を左右してるというか気配というか…そんな風に感じることはできた。
(見えているからそう思えるだけなのかねぇ〜)
再び自分の手を見つめ、ニギニギしてみる。
(でも…握った感触は柔らかくて暖かったな、へへへ)
にへへへ〜とほくそえむこなたであった。
327続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:36:11 ID:cPel6V5Q
「ひとりニンマリしてる所悪いんだが…」
ポンっとこなたの肩を叩く。
「ん?」
「で、あの白いのがそのPCエンジンってやつ?」
かがみがテレビの置いてある方に視線を送る。
「そうそう」と答え、こなたが電源を入れに行く。
すでに床の上にちょこんと置かれている物体をつかさがしげしげと見つめている。
「白くて小さくて可愛いね」
つかさがひょいと持ち上げる。
「ゲームソフトもこんなの感じで小さいよ」
こなたがHuカードを見せる。
「カード型なんだ。そんな昔からすでにカード型だったんだね」
「小さいから持ち運びも楽なんだよねぇ〜ついつい私も懐かしくてハマっちゃってねぇ〜
上からこっちに持ってきてしまったしまったのだよ。今日はみんなが揃ったら
居間に持って行ってそっちでやるつもりだけどね。ここでみんなじゃ狭いしね。
そうそう、ゆい姉さんとゆーちゃんが来るまでに練習しといた方がいいよ〜
ゆーちゃんはともかく、ゆい姉さんはこの手の古いゲームには強いみたいだからねぇ」
などと言いながらもアダプターやケーブル類を接続し始める。
「それはそうとおじさんは大丈夫なのか?なんか、あれっきり足音も聞こえないんだが?」
あっさり接続が終わり、適当なゲームを突っ込み本体を起動させる。
「あ〜〜…う〜〜ん…そう言われちゃうと、ちょっと心配かもね……見て来るよ
ちょっと、そこらにあるのをやっててよ。やり方は取り説とかお母さんに聞くとかでさ」
セットアップの済んだこなたが立ち上がり部屋から出て行こうとするが
「あ、いいわよ、お母さんが見て来るから」
こなたを制する。
「え?う、う〜ん…じゃ、お母さんよろしくってことで」
「じゃ、ちょっと見て来るわね」
かなたがふわわん〜と漂いながら行ってくるわね〜と手を振り
そのままドアをすり抜けて消えて行く。
「幽霊ってこういうとき便利だね…」
「うん…そだね…空飛べるのがうらやましいかも」
「便利とかうらやましいとかって……いやしかし、目の当たりにするとアレだな…」
壁抜けを目撃した三人が慣れない光景にあっけにとられるもすぐにゲームへと戻っていった。

328続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:36:35 ID:cPel6V5Q
「こなた〜、入るわよ〜」
しばらくして、ノック代わりに一声掛けてからかなたが入って来る。
「居間のソファーで不貞寝してたわ、ちょっと可哀想だったかな?」
そう語るその表情は少々心配気だ。
「あらら、不貞寝とは…ちょっとやり過ぎたかな?
いやいや、こういう事で甘やかすとクセになるから情けは無用かな?」
こなたにしても若干は自責の念があるようだが、本当にちょっとのようで
いつもの事だしその程度なら大丈夫という思いの方が大多数を占めているようだ。
「毎度の事ながら、あんたたち親子はホントによくわからんな、ホントにいいのかそれで?」
かがみが半ばあきれつつも一応は突っ込んでおくことも忘れない。
「は! は! は! は! この手のことはよくあることよくあること」
さらっと受け流し、再びゲームへと入る。
「あっ!!ちょ!!突然ポーズ解除しないでよね!!」
「油断大敵なのだよ、かがみん。つかさはちゃんと読んでたよ?」
「えへへへ……多分そろそろかな〜と思ってて…」
「く、くそ〜、次だ、次!!次こそ!!」
ふと時計を見ればいい加減晩ご飯を準備しはじめないとまずい時間である。
「あ〜っと、いいかげんご飯作らないといけない時間だね〜
それにもうじきゆい姉さん達が来るころだね、いつも晩ご飯前には到着してるから。
それじゃ、みんな必要な荷物だけもって上に移動しますか」

「それで晩ご飯は誰が作るの?」
階段を登ってる途中にてつかさが聞いて来る。
「私がやるからつかさ達はゆっくりしてていいよ〜…いや、かがみには手伝ってもらおうかねぇ〜」
最後の方はニマニマしなががかがみを振り返りつつ答える。
「……なにを期待してるんだ?」
「いえいえ…そんなそんな、昼も話したけど少しずつやっていこうかねぇってさ」
「え?なになに?」
昼のつかさが居ない時に交わされた会話の続きに、え?なに〜?と聞いて来る。
「昼間つかさが部屋に来る前に話てたんだけど、機会があればかがみに料理教えてあげるよってね」
「へぇ〜。お姉ちゃん、そういうことなら私も手伝うよ」
つかさの声が弾む。
「となると〜結局はみんなで作ることになりそうだね」
329続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:37:13 ID:cPel6V5Q
そうじろうが居間のソファーに横になって膝を抱えて丸くなり寝転がっている。
「膝を抱えて部屋の片隅いつも不安で震えてた…ってか……
グスン…あぁ、判ってる判ってるさ…ただでさえ年頃の娘には嫌われがちな父親なのに、
こんなコトしてる俺だもんな…そらーそうだよな…ああそれでも娘に邪険に扱われるのって
効くなぁ…お父さん寂しいなぁ…こうやってどんどん俺の手から離れて行くのか…
これが親離れ、子離れってやつか?どうなのかな?かなたぁ〜お前はどう思う?……グスン…」
先程から独りごとをぶつぶつと繰り返している。
そこへ、勢い良く駆け込んで来る足音がしたかと思えば、
見慣れない4コマ漫画のページを見開いた状態でとある4コマを指差したこなたが目の前に現れた。
「お父さん、この5巻P79の『秋のお祭り』、これはあんまりじゃない?
お父さん、そういうとこは大丈夫だと思ってたのに、がっかりだよ!!」
突然にまくしたてられる。
「?おいおい、何を言ってるんだ?そもそも、その手にしてる本はなんだ?」
こなたに歩み寄ろうとすると、背後からかなたの声がしてくる。
「それは、これから起こるであろうあなたの行動が記されているものであり、
過去に行ってきた事が記されている閻魔帳でもあるもの……」
「な!!」
振り返ると、閻魔さまの格好をしたかなたが空中に降臨しているではないか。
「か、かなた!おま、なんでそんなコスプレをしているんだ?」
唖然とするそうじろうにこなたが追い打ちをかけるかのように背後から声をかける。
「コスプレ?何を言ってるのかな?」
再びこなたの方へと振り返る。
「だって、どう見てもアレは………うぉ!!ラムちゃんかい!!」
いつの間にやら、アホ毛の両脇から小さな角がにょっきり2本生えてきており、
例の黄色と黒の横縞のビキニ姿になっているこなたが目に入る。
手元を見れば、両手からなにやらバチバチと放電しているではないか。
「え?や?も、もしや?そんな?え〜〜!!」
その格好にその放電現象、起こりうる事として考えられるのは…
「こなたをオタクに育てた悪行の数々…少しお仕置きしてあげなさい」
「お父さん……お仕置きだっちゃ〜!!」
「やはりそう来るか!!ま、まてっ俺が何をし…?hぃぼばばばばばばばばば!!!!!」
最後まで弁明がなされる前に電撃が執行される。
プスンプスンと黒こげとなり、倒れるそうじろう。
「………ぐっ…く………」
どうにか顔をあげると、いつもの格好に戻っている二人が目の前に立っていた。
「それじゃ、実家に帰ります。もう逢う事もないでしょうけど、さようなら」
「じゃあね、お父さん。まったくもう、お父さんが悪いんだからね!
お母さんや私そっちのけでオタク趣味ばかり追いかけちゃってさ」
「いきましょう、こなた」
「うん、大学はあっちだからおじいちゃんとこから通えるしね、さようならお父さん。
離婚してもお父さんはお父さんだからさ、気が向いたら逢いには来てあげる」
というと玄関から出て行ってしまった。
「ちょ……おぉぉぉぉぉーーー!?待て、待ってくれーーーー!」
訳も判らぬまま出て行ってしまった二人を追いかけようとするが
なぜか身体が鉛のように重い。
「ま、待ってくれー、お父さんが悪かった!お願いだー捨てないでくれーーー!!
…うぅぅぅ…えぐっひぐっ、俺を一人にしないでくれよ……戻って来てくれよ…
俺にはお前たちしかいないんだよぉ〜」
うつぶせに倒れたまま、手を動かして涙を拭うことさえ出来ずに泣き続ける。

330続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:37:32 ID:cPel6V5Q
「そう君!!!!」
背後から聞き覚えのあるやさしい声が聞こえる。
「お父さん!!!!」
そうそう、この声も聞き覚えがある。この『お父さん』のフレーズに何度助けてもらったことか。
だがしかし、身体がいう事をきかない。
「かなたぁーーーー!!こなたぁーーー!!ぬぅぅぅーーーおぉぉぉぉーーーーー!!」
気合いで頭を持ち上げる。
暖かい光が見える。その光に向かって腕を伸ばす。
「なんのこれしき!!てぉあーーーーー!!」
力を振り絞り、光を掴もうと手を伸ばす。
伸ばした指先に何かが触れる。
触れた指先がとても暖かい。
急に視界が開けて周りが明るくなりだす。
「こ、こなた!!」
「…お父さん、やっと起きたよ……ってどさくさに紛れて何処触ってんの?」
こなたに逢えた感激もつかの間、その言葉に伸ばした自らの手先を見つめる。
思いっきりこなたの胸を指先で押していた。
「え?あ!や、こ、これは違うんだ!!不可抗力だって……」
すぐさま、ぱっと手を離したが、すでに後の祭り。
周りの視線が…特に、母娘二人そろってジト目で見つめる視線が刺さるように冷たい。
まるで汚らわしい汚物を見るかのように。
「ちょ!!!かなたまでそんな目で見ないでくれって。
どんなに可愛くても娘には手を出さないってば!!これは事故だ!事故!!」
「娘じゃ無ければ手を出していたのね…」
「なっ!?いやいやいやいや、なぜそうなる?違う違う、そういう意味じゃないってば」
「じゃ、どういう意味?」
「あうっ!」
大汗を流しながら、正座をして神に向かって懺悔でもするかのように胸の前で手を組み
「とと、とにかく俺にはかなたお前だけしかいないんだってば!!」
今にも泣き出しそうな顔をして…
いや、潤んだその目はもうじき決壊してしまいそうだ。
「ぷぷっそんなに一生懸命弁明しなくてもいいのに。もう、バカね。
ちょっとからかってみただけよ。なんか、変な悶え方というか、寝言というか…
なかなか起きないし…どんな夢を見ていたのやら……」
ぺろっと小さく舌を出して意地悪そうな笑みを向ける。
331続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:38:10 ID:cPel6V5Q
そんなかなたの表情を見てホッとしたのも束の間、
見ていた夢の事を聞かれドキッとする。
「どんな夢って……その……お前達に捨てられる夢だよ…」
(嘘は言ってないよな、嘘は…ただ前半部分は黙っておいた方がいいな…)
「え?」
「いやなにな、離婚して、かなたが今のこなたを連れて実家に帰りますってな…」
「で、離婚の原因は?」
「…………趣味全開でお前達をほっぽり出してたからって怒られてたからそれだと思う」
「くくくっぷぷぷ、あははははははは……そう君ってば気にはしてたんだ、趣味のこと」
重苦しい空気を一掃するかのように大きく笑う。
(なにはともあれ、空気が変わって良かった……ほっ)
端で聞いていて、笑いを押し殺していたこなたが
「離婚して私を連れて出て行くってのがそもそもおかしいじゃん。
お母さん死んでるんだし、離婚も何もないじゃん」
笑いを押し殺したままのニマニマ顔でかなたの横に並ぶ。
「いやーーそうなんだけど…夢を見てる最中は気がつかないものじゃないか?」
そうイジメないでくれよ、とそうじろうが恥ずかしそうに赤くなる。
「確かにそうなんだけどね。夢の中ってどんなオカシな状況でも違和感無く見れるんだよね。
うんうんわかるわかる」

「どうしたものかねぇ……私たち、忘れ去られてない?」
置いてけぼりのままの二人。かがみがつかさの耳元でささやく。
「どうって……お姉ちゃん……待ってるしかないんじゃないかなぁ……」
二人がどうしたものかと途方にくれているときにちょっと変わった車の音が響いてきた。
「あ〜姉さん達が来たようだね。姉さんの車判り易い音だからねぇ〜」
車の音を聞いたこなたが、ゆいの車だと判断したようだ。
そのまま、そうじろう達の所から、かがみ達のいるテレビの前の方へと歩いていく。
どろろろろろろろろ〜〜〜〜〜どろどろどろどろどろどろどろどろ
そのまま家の前で停車したようだ。
エンジンを切るでもなく再び走り出す訳でもなくそのままアイドリングを続けている。
と、エンジンが切られ腹に響く重低音が鳴り止む。
………バムバム。
車のドアの閉まる音がしてから何やら聞いたことのある声が聞こえ始めた。
玄関が豪快に開け放たれ、誰かが階段をズダダッと駆け上がって来る。
「やっほーーー!!ゆい姉さんだよーーーー!!ゆたかと一緒に来ーたよーーーん!!」
332続 ここにある彼方 その後:2009/04/30(木) 05:38:42 ID:cPel6V5Q
以上です。
ではおやすみなさい。
333名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 08:19:13 ID:CHPXi4ty
>>332投下乙。

ここでのゆい姉さんの車は原作準拠でGDインプなわけか。
BOXER4はホント分かりやすいからねェw
334本家の作者はこう返す:2009/04/30(木) 09:05:24 ID:JxoTvbZp
>>322
つかさ「昨日は羊肉の日だったね。北海道のジンギスカン食普及拡大促進協議会が2004年に制定したんだよ。『よう(4)に(2)く(9)』の語呂合せなんだって」
こなた「というわけで、本編二巻で羊に例えられていたみゆきさんを食べちゃおうか」
かがみ「じゅろす」
みゆき「Σ(゚д゚ )」
みゆき「待ってください!私は牛ではないのですか?!ほら!この豊満な胸なんかとても牛っp…」
つかさ「そっか〜胸から食べて欲しいんだね♪」
こなた「期待に胸膨らませ自ら差し出すみゆきさん萌え」
かがみ「wktk」
みなみ「ほわほわで…もふもふに…してあげる」
みゆき 「意味がわかりません!詳しく解りやすく具体的な説明を要求します!」
こなかがつかみな「「「「まかせろ」」」」
みゆき「アッ―――!!」


近いうちに4月編をまとめて投下したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
335名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 11:45:54 ID:018SKemy
こなた「ジン、ジン、ジンギスカーン!ほーにゃら、ほーにゃら、ほーにゃら、ほにゃらら。」
かがみ「歌詞が分からないなら唄うな!」
こなた「サーセンwwwww」



>>334
流石は本家!まいりました!!
336名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 21:59:49 ID:ci9Y8/mk
 こなたって生理きてるんだろうか?
 もしかしてかがみがこなふぇち化してから来てないんじゃあ
337今日は何の日シリーズ5月1日編:2009/05/01(金) 08:49:25 ID:AlCY4Ip8
みゆき「今日は扇の日です。京都扇子団扇商工協同組合が1990年に制定しました。
『源氏物語』では女性が光源氏に扇を贈っていることから、『こ(5)い(1)』(恋)の語呂合せだそうです」
かがみ「ちなみにスズランの日でもあるのよね。
イギリス・フランスでは、この日スズランを贈られた人には幸せが訪れると言われているとか」
ゆたか「こなたお姉ちゃん…この扇とスズラン、受け取って」
こなた「あ、ありがとう。一応訊いておくけど深い意味は…」
ゆたか「こなたお姉ちゃんは…私が幸せにします」
こなた「ちょwww」
かがみ「ゆたかちゃん、抜け駆けは許さないわ」
つかさ「私たちも、こなちゃんに扇とスズランをプレゼントするよ」
みゆき「泉さんにはきっとたくさんの幸せが訪れますね。扇であおいであげます。パタパタ」
こなた「あ〜涼しい…あれ?なんだろ…なんだか…変な気分に…」
みゆき「扇に媚薬を仕込んでおきました」
かがみ「GJみゆき!」
つかさ「さぁこなちゃん、私のナニでスズランのお花畑につれていってあげるよ♪」
ゆたか「菊とスズランのコラボレーション……くはっ」
こなた「ま、またしても媚薬ネタに…でも感じちゃう!ア―ッ!」
338名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 11:52:29 ID:xsfRSzMx
>>337
便乗して小ネタ
みき「扇子で思い出したけど、若い頃ジュリアナ東京で派手な扇子を振り回しながらブイブイ言わせたわね〜。」
つかさ「ジュリアナ東京……。なにそれ?」
かがみ「さあ……」
みき「ジェネレーションギャーープ!!」

更に 小ネタ
ななこ「またウチは独りか……。寂しいで……」
みゆき「そんなななこ先生にはこの、鈴蘭の花を差し上げます」
ななこ「鈴蘭やと……」
みゆき「はい、鈴蘭を贈られた人には幸せが訪れる、と言われてます」
ななこ「…………」
みゆき「ななこ先生にも幸せになって貰いたくて……」
ななこ「…………哀れみなんかいらーん!慰めなんかいらーん!欲しいのは恋人だけやー!!うわぁぁぁぁぁん」
みゆき「あっ、行ってしまわれました……。でも、ちゃっかり鈴蘭を持って行くのですね……」

更に 小ネタ
やまと「どうしたの?こう……。花を沢山抱えて……」
こう「この花はね、鈴蘭って言うの。綺麗だから摘んで来ちゃった♪」
やまと「結構綺麗ね。私にも少し分けて頂戴」
こう「やだ」
やまと「良いじゃない少しぐらい分けても……」
こう「駄〜目」
やまと「どうして駄目なの?」
こう「“スズラン”だけに誰にも“ユズラン”……なんちゃって……」
やまと「………………」
こう「…………………………」

更に 小ネタ
つかさ「鈴蘭ってどういう意味?」
かがみ「鈴木蘭〇の略語よ。」
つかさ「……誰?」
更に 小ネタ
あやの「みさちゃん、扇と鈴蘭を受け取って!私と幸せになりましょ!!」
みさお「だから私はひいらぎ一筋なんだってヴァ!……ちょっ、やめ、アァァー!!」

更に 小ネタ
こう「扇の日って、なんかダサいよねー」
やまと「なんでそう思うの?」

こう「“扇子”だけに“ナンセンス”……なんちゃって……」
やまと「………………」
こう「…………………………」
339名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 13:52:18 ID:m16RaSns
やまと…やっちゃっていいよ…
340名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 16:38:02 ID:sAz3w4js
ヤマトラマンに変身してプチッ、ですねわかります


……いや、このスレ的には、下のお口からこうが侵入して返り討ちか?
341かなたさんゴメソ悪気はないんです:2009/05/01(金) 22:15:28 ID:DZxFLGqe
こな『ジュ●アナとか本気でわかんないんだけど?
このケバい扇子と何か関係あるの?』

そう『・・・そりゃ、・・・そーだよなorz』






霊のヒト『そう君ったら、シャレでつい買っちゃったあの扇子、ちゃんと処分してくれてるかしら・・・もし遺品からあんなのが見つかったら・・・(汗)』
342名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 23:35:55 ID:G6W5lI1D
そうじろう「(言えない・・・いえないよ・・・単におれ自身の楽しみのためだけに
      挑発的衣装着せてその扇子持たせて高台で躍らせて
      下から覗いてただけ・・・・なんていえるはずないよ・・・orz









      ジュリアナ?いきませんよ?
      そんなかなたを、他のやつらになんか見せられんからな(゚∀゚)ρ)」
343今日は何の日シリーズ5月2日編:2009/05/02(土) 14:48:16 ID:GPEkORYG
かがみ「今日は歯科医師記念日よ。日本歯科医師会(日歯)が1957年5月に制定したの。1906年、歯科医師の身分や業務を確立する「歯科医師法」が施行されたんだって」
こなた「じゃあ今回も白衣着てお医者さんこっこしようかみゆきさ〜ん」
みゆき「Σ(゚д゚ )」
つかさ「ゆきちゃんの口内に怪しげな器具を挿入してじっくりねっぷり治療をするんだね〜」
かがみ「いいえ!ここは私たちの指と舌を治療器具に見立てて歯医者さんプレイを…」
みゆき「虫歯のある人とちゅーすると虫歯がうつるって本編でもいっt…ア―――ッ!!」
344さすらいのらき☆すたファン:2009/05/02(土) 17:44:46 ID:GPEkORYG
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。

タイトル:日替わり小ネタ集:らき☆すたde今日は何の日?:4月編
カップリング:多数
属性:エロ無し、○○フェチ設定拝借、台本形式注意
http://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0185.txt


何の日シリーズの二つ目です。
使用許可をいただいたネタですが、うまく編集できませんでした。
許可をくださった住人様、申し訳ありません。
345名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:51:41 ID:9iHwgym/
>>343
便乗して小ネタ
こなた「ドリルは男のロマンって言うよね!!」
かがみ「だからそのドリル違うって……」
みゆき「グレ●ガランですねわかります」

更に 小ネタ
こう「歯科医の嫌いな動物はな〜んだ!!」
やまと「鹿って言ったらぶっ飛ばすわよ……」
こう「おー恐っ!」
更に 小ネタ
あやの「みさちゃんの素敵な八重歯を見せて……」
みさお「ちょっ、このベルトとか放せ!身動きがうまくとれないってヴァ!!」
あやの「いやよ……今の私は歯科医で、みさちゃんは患者だから。さぁ、口をあ〜んと開けて……」
みさお「嫌だってヴァ!」
あやの「えぇいっ、まどろっこしい!みさちゃんごと食べてまえーー!!」
みさお「うわっ、結局関係無しに襲って来た!ちょっ、やめ、……アァァー!!」

更に 小ネタ
こう「私って歯科医嫌いだし、見たくもないのよねー」
やまと「何でそんなに嫌うの?」
こう「“歯科医”だけに“視界”に入れたくない。……なんちゃって……」
やまと「ふぅ、ねぇこう、とりあえず裏に行くから少し…… ツ ラ か せ や 」
こう「おー恐わ!」

やまと「お前みたいな人間は死界(死の世界)に逝かせてやんよぉぉぉぉぉ!!」
こう「ちょっ、やめ、ごめn……ギャーース!!」
346名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:56:33 ID:9iHwgym/
>>344

これもまたフェチの嵐で
とっても GJです!
次回作も楽しみに待ってます!!
347名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:08:30 ID:y1qHt93U
個人的にはこういう小ネタ詰め合わせ的なのも好きだ。なにより肩凝らない。GJ。


『例えて言うなら、色んな種類のが少量ずつ入ったアソートビスケットみたいなもんね・・・。』

『少量とか言いつついつの間にか全部平らげて翌日後悔するのがかがみんクオリティなわけだwwwww』


『・・・いますぐ後悔
「ちょ待、アッー!」
させてやる』
348名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:52:07 ID:Oeg0ajD/
  女  × 男  、マニアック嘔吐有り。ようこそ、新世界^^
(あやの×みさ兄)

投下します。
『生殺与奪』
349生殺与奪:2009/05/03(日) 00:53:18 ID:Oeg0ajD/
「ねぇ、今日一緒に居た女の人、誰なの?どんな関係?」
 学校から帰ってきてすぐに日下部家に来たのだろう、あやのは制服姿のままだった。
余程急いで来たのか、呼吸が少し荒く、頬も上気している。
「え…?」
 みさ兄は訝しげな声を発すると、今日一日の行動を回想した。
女子とは、一言も口を聞かなかったはずだ。
「あ、どんな関係か、なんて聞く必要無かったね。だって私達約束したよね、
私以外に日下部君が話していい女の人は、互いの家族だけだって」
 強制された覚えはあっても、約束した覚えはない。
だがみさ兄はあやのの言葉を訂正しなかった。牙などとうに抜かれているのだから。
「ちょっと待てよ。女子とは口利いてないよ」
「誰も女子とは言ってないけど?さっき横断歩道で、女の人と手を繋いでたじゃない。
酷いよ…私以外の女の人の手を握るなんて」
「あっ…」
 思い当たる節がみさ兄にはあった。だが、
それがあやのに強制されたルールに抵触しているとは、どうしても思えなかった。
「いやお前…。ちゃんと見てたか?あれ、お婆さんだぞ?
お婆さんが困ってたから、荷物持って手を引いて横断歩道一緒に渡ってやったんだ。
いけない事か?」
「女の人である事に代わりはないよ。恋人以外の女に優しさ振り向けるなんて、
例え相手が赤子であれ老人であれ許されない事だよ?」
 改めてあやのの嫉妬の深さを知り、みさ兄は押し黙った。
「と、言うわけでお仕置きだね」
 カチューシャを外しながら、あやのは愉しそうな声で告げた。
下ろされた前髪が額と右目を隠し、妖しい雰囲気を彼女に添える。
大多数の人間ならば、その雅な表情に心蕩かされた事だろう。
「…分かったよ」
 みさ兄は堪忍したように呟いた。下手に抵抗すれば、
自分だけではなく周囲の人間をすら狂的な愛憎劇の渦中に巻き込んでしまう。
それを、良く分かっていた。
350生殺与奪:2009/05/03(日) 00:54:23 ID:Oeg0ajD/
「うん、お利口さんだね。じゃ、まずは靴舐めて貰おうかな」
 その時初めてみさ兄は気がついた。あやのが革靴を履いたまま、
みさ兄の部屋まで上がってきていた事に。
(後で床、雑巾掛けしとかないとな)
 光沢を放つ黒い革靴に舌を這わせながら、みさ兄はぼんやりとそんな事を考える。
雑巾掛けに意識を集中する事で、今行っている行為を忘れようとするかのように。
だが彼の現実逃避とも言えるその思考も、あやのの声によって中断された。
「ね、日下部君」
 みさ兄は舌を休める事無く、声のする方へと視線だけ向ける。
その視界に、見たくも無いものが飛び込んできた。
傍目にも湿っていると分かる、純白の絹が。
(コイツ…人にこんな事させて興奮すんのかよ)
 見ていられなかった。みさ兄は苦悶の表情を浮かべながら、目を逸らした。
「わ、日下部君大胆だよね。私の…下着見たよ。
恥ずかしいけど、日下部君だから許してあげるね」
(嬉しくねーよ)
 心中毒づきながら、みさ兄は革靴を舐める作業を続けた。
唾液に濡れた革靴は、心なしか光沢が増したように見える。
「も、いいや。次は、靴下の上から舐めて貰おうかな?
右足の靴、脱がしてくれないかな?」
 言われたとおりに、みさ兄はあやのの革靴を脱がせた。
その途端、饐えた匂いが鼻を衝き、みさ兄は軽い眩暈に襲われる。
「長いニーソだからねー。匂い篭ってると思うよ。
それにね、日下部君にお仕置きする為に、わざわざ湿度が高い環境下に身を置いたからね。
仕切りの中でお湯沸騰させてね、革靴履いたまま両足をそこに置いておいたの。
熱かったし、蒸れちゃって気持ち悪い感触が足に残ってるけど、
日下部君の為に頑張ったんだ。日下部君、こういう匂い好きでしょ?」
(好きなワケ無いだろ…)
 口を衝いて出そうになるその言葉と共に、胃から逆流しそうな昼食を慌てて呑み込んだ。
351生殺与奪:2009/05/03(日) 00:55:39 ID:Oeg0ajD/
「舐める前に、ゆっくりと芳しい香りを堪能してから、ね?ほら、口閉じて?
そうそう。で、そのまま鼻で深呼吸」
 爪先をみさ兄の鼻先に押し付けながら、愉悦を込めた声であやのは次の指示を出してきた。
その残酷な指示に一瞬躊躇ったが、結局あやのへの恐怖には打ち克てず、
みさ兄は言われたとおりに大きく息を吸った。
鮮烈な臭気が鼻腔を擽り、酸っぱさが口中に広がる。
刺激されている感覚器官はあくまで嗅覚で、味覚が刺激されているわけではない。
故に、酸いという感覚は生じないはずである。
だが、確かにみさ兄は酸味を知覚していた。
(酸っぱい…。どれだけ蒸らしたんだよ…)
「ほら、遠慮せずもっと深呼吸してよ。日下部君が窒息死なんてしたら、
私生きていけないよ」
(なら、改めてくれよ。こんな悪趣味な性癖をさ)
 みさ兄の反駁は、決して空気を振るわせることなく、ただ彼の心の中にのみ響き渡った。
「ふふ、可愛いな。で、どう?私の香り?女の子の生々しい匂いでしょ?」
「そうだな…。柑橘類…檸檬のような香り、だな」
 咽返りそうな臭気の中、途切れ途切れにみさ兄は言葉を紡いだ。
『酸っぱい匂いだよ』という皮肉を、檸檬というオブラートに包んで。
「わ、褒めてくれるんだ。やっぱりこういうの好きなんだねー」
(好きなわけ、ねーだろ)
 実際、みさ兄の瞳には涙すら浮かんでいる。
「じゃ、本番だね。あんまり焦らすのも可哀想だから。さ、舐めていいよ」
 膝まで覆い隠された白いニーソックスを見つめながら、みさ兄は躊躇っていた。
舐めない、という選択など許されてはいない。それを自覚しながらも、
みさ兄はそれ以上唇を近づける事ができなかった。
「まずはね、爪先からゆっくりと舌を這わせてね。
ああ、ゆっくりっていうのはあくまで這わせる速度であって、
私の肢体を眺めてる時間じゃないよ?」
 急かすように指示するあやのの声に、漸くみさ兄は腹を括った。
見目にも湿っていると分かるつま先へと、みさ兄は舌を這わせた。
ねっとりとした生暖かい感触が舌に絡みつく。
「ひゃんっ。く、くすぐったいね。そのまま、他の指も嘗め回して。
そう、そうそう。次は、爪先全体咥えこんで…。
そのまま、吸ってよ」
 鼻を啜るような不快な音を立てながら、吸い上げた。
纏わりつくような温い液体が口の中に広がり、強烈な酸味が舌を刺激する。
それでも構わずにみさ兄は吸い続けた。
「ぁぁ…んっ。も、いいよ。次はね、舌を足の甲へ這わせて…。
うん、そんな感じ。で、そのまま足の裏に。ひゃっ。くすぐったい…。
そ、そこ。そのまま舐め続けて」
 荒い呼吸に喘ぎ声を混ぜながら、あやのは感じ入ったように目を細めた。
普段は雪のように白い彼女の頬も、興奮を表すように朱色に染まっている。
352生殺与奪:2009/05/03(日) 00:56:48 ID:Oeg0ajD/
「うん。それでね、ゆっくりと舌をふくらはぎに這わせていって、
膝の裏を丹念に舐めて…。ぅぅっ、むず痒い」
 込み上げてくる吐き気と闘いながら、みさ兄はあやのの指示に従い続けた。
もし制裁を拒否すれば、今日助けた老婆にも害及ぶ事になる。
(コイツに愛されちまったのは俺だけなんだ…。
だから、俺だけが狂気に付き合っていれば、それで皆守れるんだ…)
 健気に耐え続けるみさ兄の脳裏を過ぎるのは、名すら忘れたとある少女だった。
その少女は、みさ兄に対して慣れなれなれしく振舞った、
ただそれだけの一事を以ってあやのの逆鱗に触れてしまった。
その時、あやのはみさ兄に対してこう言っていた。
『ねぇ、もうこれ以降他の女の人と仲良くしないって誓ってよ』と。
だが束縛を嫌うみさ兄は、その要求を突っ撥ねた。
それから一週間も経たないうちに、件の少女は落石事故に立て続けに巻き込まれた。
何れも無傷で済んでいたが、短期間に落石事故に巻き込まれ続ける事に対して
みさ兄も少女も不審の念を抱いていた。
その不審の念からみさ兄を解放したのが、他ならぬあやのだった。
彼女は無邪気な笑顔で「次は、当てちゃおっかな」とみさ兄に耳打ちしたのだ。
その時のあやのの表情を、みさ兄は忘れる事ができない。
顔全体の表情を眺めれば、間違いなく無邪気な笑顔が浮かべられていた。
だが目だけは、長い前髪の奥で光る目だけは笑っていなかった。
凍てつかせるような冷たさと、滾るような嫉妬の熱という相反する二つの要素が込められた瞳。
その瞳が告げていた。私は本気だよ、と。
みさ兄はただ、「もうお前以外の女とは、仲良くしないよ」と言う以外に無かった。
それ以来、件の少女は落石事故から解放された。
またみさ兄も、不審の念からは解放された。
代わりに彼を捉えたのは、恐怖の念だった。
そして、峰岸あやのという名の、逃れようの無い鎖だった。

「も、いいよ。次、左足行こっか」
 あやのの声を合図に、みさ兄は舌の動きを止めた。
同時に、回想の世界から意識を現実の世界へと引き戻す。
「そ、そうやって靴を脱がして…。あ、次は生足いこうか?
味わってみたいでしょ?」
 感情は、首を横に振れ、と命令している。
だが感情に逆らうように、首は縦に振られていた。
感情を抑えつけたのが理性なのか、はたまた恐怖なのか、当のみさ兄にも分からなかった。
「あ、やっぱりこういうの好きなんだね。じゃ、まずは靴下脱がせてよ」
 愚直なまでに、言われたとおりに振舞う。
触ってみると、靴下がどれほどの汗を吸い取っていたのか、それが分かった。
濡れている、と形容してしまっていいほどの湿り気が指に纏わりつく。
汗で肌にへばり付いた靴下は、思っていた以上に脱がせる事が容易ではなかった。
だが、根気強く少しづつ肌から引き剥がしてゆく。
最後に爪先から靴下が離れる際、粘着質な糸が引かれた。
(この足を…舐めるのか…)
 げんなりしたが、どうせ従うしかないのだ。みさ兄は強烈な眩暈と吐き気の中、
覚悟を決めた。
(もし、幸福な点があるとすれば…。あやのが可愛い事、くらいか。
もし綺麗じゃない女の足だったら、俺は吐かない自信がない)
 実際に、頬を上気させ潤んだ瞳でみさ兄を見下ろしているあやのは、綺麗だった。
髪を下ろすと、彼女は印象が恐ろしいほどに変わる。
353生殺与奪:2009/05/03(日) 00:57:56 ID:Oeg0ajD/
「あ、靴下は私が持ってるね。うわ、この靴下の匂い凄いよ。
コレ舐めてたなんて、愛情の為せる業だよね」
 恐怖の為せる業だ、そうみさ兄は心中呟いた。
「じゃ、まずは生足の匂い嗅ごうか。足の指の股を開いて、
そこの匂い嗅いでみて?どう、かな?」
 意識すら飛んでしまいかねないほどの、強烈な匂い。
それでもみさ兄は、
「やっぱり、柑橘類みたいな芳しい匂いだな。お前にぴったりの匂いだよ」
感想を遠まわしな皮肉で留め、どうにか直接的な表現を抑え込む。
「そっか。じゃ、舐めていいよ」
 先ほど靴下との間で引かれた粘着性を持った糸が脳裏を過ぎった。
それでもみさ兄は、舌をあやのの足の指に絡める。
靴下の上から右足を舐めた時以上の酸味を持った粘着質な液体が、舌を強烈に刺激した。
「ひゃっ。やっぱりこっちの方が、くすぐったくて痒いけど、気持ちいいね。
次、指の股舐めてよ」
 嘔吐の欲求を強靭な理性で抑えながら、みさ兄は足の指の股を舌で嘗め回していく。
と、その時、みさ兄の額に熱を帯びた粘着質な液体が纏わりついた。
この異様なまでの粘度は、蒸れた汗の比ではない。
不審に思ったみさ兄は、視線を上に投げかけた。
「っ」
 その目に飛び込んだ光景に、みさ兄は絶句した。
と、同時に理解した。自らの額を打った、液体の正体を。
「あ、そんなに下着見ないでよ。恥ずかしいじゃない。
日下部君が足を擽るから、感じちゃって大変な事になってるのに」
(変態…)
 視界に映るソレを見てしまっては、彼女の事をそう形容せざるを得なかった。
先ほど見たとき湿っていた真っ白な下着は、今や濡れていた。
豪雨の中、外に晒し続けたタオルすら連想させる、濡れ具合だった。
たぷんたぷん、という音すら聞こえてきそうなほどに、
欲情の液をたっぷりと含み膨張した純白の下着。
もはや溢れてくる欲情の液を吸いきれなくなったのか、
下着の下部が心なし垂れ、その先端に雫を形作っている。
その雫が重みに耐えかねたのか、糸を引きながらゆっくりとみさ兄の額をもう一度打った。
それとほぼ同時に、下着の下部には再び次の雫が出来上がっていた。
「もうっ、恥ずかしいじゃない。それとね、舌、お留守だよ?
でも、もーいいかな。ここまで頑張って足を綺麗にしてくれたんだし、
これで許してあげるね。それと、ご褒美あげる」
 あやのは言うや否や、下着を下ろしにかかった。
粘つく糸を何本も引きながら、下着が両足を伝って下ろされてゆく。
その下着の内側から、グロテスクに蠢く紅色がその姿を覗かせた。
もう一度、みさ兄の胃を吐き気が見舞ったが、これが最後の試練と何とか耐えた。
「私の一番大切な部分、見せてあげるだけじゃないよ?
今日は特別頑張ってたから、コレとコレ、味あわせてあげるね」
 だが、みさ兄の試練はまだ終わってなどいなかった。
あやのは左足に装着していた靴下と、今脱ぎ終わった下着を日下部の口の中に押し込んだ。
「ふぐっ」
 熱く粘つく下着と、蒸れて饐えた靴下の味は、
今まで味わったどんな料理よりも強烈に味覚を甚振った。
(あの足についてた靴下と…。あのグロテスクなモノを覆っていた下着が…俺の口の中に…。
ああ、この下着、下手すりゃ排泄物すら付いているかもしれないぞ…)
 その想像が、みさ兄の吐き気をいや増す。
354生殺与奪:2009/05/03(日) 00:59:27 ID:Oeg0ajD/
「ね、噛んでみて?何度も何度も噛み締めて、吸ってみて?
そっちの方が、女の子の生々しいエキス、味わえるでしょ?」
 嘔吐に対する欲求に抗いながらも、あやのの指示には抗わない。
みさ兄は言われたとおり、噛み締め噛み締め、吸った。
噛む度に生温い液体が口中を粘つかせる。吸う度に不快な粘性の液体が喉に纏わり付く。
それでも、みさ兄はその動作をやめなかった。
「うふ、しっかりと味わってるみたいね。それね、ここに付いてたんだよ?」
 足を上げ紅色を見せながら、あやのは言った。
グロテスクに蠢き、今もなお欲情に塗れた液体が溢れ出ている紅色は、
みさ兄の嘔吐を誘った。それでも、その誘惑にみさ兄は屈する事無く耐えた。
「さて、どうなってるのかな?」
 あやのは足を下げると、そのままみさ兄の太腿の付け根に足を当てた。
その近辺を足で弄っている内に、惚気たものから険しいものへとあやのの表情が変わった。
「ねぇ、どういう事なの?柔らかいんだけど。失礼だよね?」
(こっちは変態じゃねーんだ。興奮するわけ、ねーだろ)
 そう言ってやりたかったが、口の中に押し込められた下着と靴下が邪魔をして声が出ない。
いや、口の中に何も入っていなくとも、恐怖が邪魔をして声などどうせ出なかっただろう。
「私って、魅力ないのかな?一番大事な所見せても、柔らかいままなんて…。
下着まで味合わせてあげてるのに…」
 プライドを酷く傷つけられたのか、あやのの声は怒りに震えていた。
「ねぇ、口あけて?」
 やはり言われたとおりに、みさ兄は口を開けた。
面従腹背、心では貶しても身体では従う。それが、みさ兄なりのあやのとの付き合い方だった。
(ま、下は従ってねーみたいだけどな。こればっかりは、どうしようもねー。
でもな、嘔吐だけは避けてみせるさ。早くあやのの気、収まんねーかなー)
 だが、そのみさ兄の決心もほど無く崩される事になる。
「んぐっ?」
 みさ兄の開かれた口の中に、あやのの右足が押し込まれていた。
「あのね、私の彼氏だっていう自覚あるのかな?
彼氏なら、恋人の痴態見て興奮するものじゃないの?
ねぇ、もしかして…私の事、そういう対象として見てないの?」
 あやのの声など、みさ兄には最早届いていなかった。
喉の奥に向かって押し込められていく靴下と下着──
人は感情には抗えても、生理的な反射には抗えない。
(限…界だ…)
「うおげえええええええっ」
 喉の奥深くを刺激されたみさ兄は、堪らず吐瀉物を撒けてしまった。
今日食べて消化されたモノが、胃液や下着、靴下と一緒に口から吐き出され、
あやのの細く白い足と床を汚していく。
「…」
 無様に胃の内容物を吐き続けるみさ兄を、あやのは慈しむような瞳で見下ろしていた。
「いつもなら、人が吐くのを見るのって嫌なんだけどね。
でも、日下部君は別格だよね。嘔吐する時さえ、可愛げあるよ。
愛ゆえに、かな」
 蕩けたようにそこまで言うと、声を冷たくして続けた。
「でもやっぱり失礼だよ。女の子の大切なところ見て、吐くなんて。
後、下着を口に含んで吐くのも失礼だよね。
それでも、日下部君の事大好きだから許しちゃうんだけど」
355生殺与奪:2009/05/03(日) 00:59:59 ID:Oeg0ajD/
「はっはっ」
 呼吸を荒げながら、みさ兄は恐怖の篭った瞳であやのを見上げた。
「それにね、極上のグルメ、用意してくれたものね」
 あやのはそう言うと、自らの右足を持ち上げ、前かがみになった。
そのまま、右足にべっとりと付着している吐瀉物を口に含んだ。
「っ」
 みさ兄の口から絶句が漏れた。
(何やってんだ、コイツ…)
 あやのは恍惚とした表情を浮かべながら、咀嚼している。
やがて、可愛らしい音を立てながら、口に含んだ物を嚥下した。
「美味しいよ…。日下部君のエキスが、たっぷりと含まれてるんだもん。
幸せ…だよ」
(狂ってる…)
 頬を紅葉のように染め上げ
(狂ってる…)
 蕩けた瞳を空に漂わせるあやのは
(狂ってる…)
 誰が目にも美しい
(狂ってる…)
 だが
(狂ってるっ)
「うーん、もっと食べてみようっと。また食べたくなったら、やろうね、コレ」
(もう…嫌だ…。逃げたいよ…)
 綺麗な薔薇には棘があり、綺麗な花には毒がある。
棘に串刺しにされ毒に犯されたみさ兄は、もう逃げる事も叶わない。
絶望に囚われながら、彼は思った。もう笑う事はないだろう、と。
これから先ずっと暗い顔をして生きていく事になるだろう、と。
全ての幸福は、狂的なまでの愛によって奪われてしまったのだから。
「あ、日下部君、何でそんな暗い顔してるの?
笑ってよ。私、日下部君が悲しい顔してるトコなんて、見たくないもん。
だって、大好きな人が悲しい顔してるのって、辛いよ」
(俺から笑顔を奪ったのは、誰だ)
「笑って、って私は言ってるんだけどね。日下部く…いや、****君。
わ・らっ・て?」
 頬が弛緩していくのが、分かった。間違いなくみさ兄の頬には、笑顔が湛えられていた。
けれどもそれは、心からの笑顔ではない。
(何てこった…)
「あっ。笑ってくれた。そっちの方がかっこいいよ。
やっぱり、私と一緒に居るべきだよね、****君。そうすればさ」
(もう笑えないと思っていたのに、コイツの命令なら笑えちまうのか。
そこまで俺は、コイツが怖いのか。そこまで俺は、服従しちまってんのか。
確かにお前と居ると笑えるよ。そう、)
「きっと、幸せになれるよ。笑顔が絶えない幸福、味わえるよ」
(お前が命令する限り、ね)

<FIN>
356名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:01:58 ID:Oeg0ajD/
>>349-355
これにて完結です。
長々とお読み頂き、有難うございました。

あ、言い忘れましたがハジメマシテ^^
気が向いたらまた遊びに来ます。
357名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 01:59:08 ID:hlkYfGRN
>>356
GJ
これは好き嫌いはっきり分かれそうだな…
でも個人的には好きだよ、こんな愛の形も有るわけだしな

気が向いたら遊びに来てくれよ
とても新鮮で内容もおもしろいし楽しみにしてる
358名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 10:32:58 ID:+td1NKQI
無人島でサバイバルするようなストーリー無いかな
破傷風とか血清とか大歓迎
359名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 10:38:33 ID:B1uxfbiK
>>358
それなんて寄生ジョーカー?
360kt:2009/05/03(日) 16:16:05 ID:GRAf7uCi
どうも、
ktでございます

『コワレルセカイ★4/月曜日、-黒に溶けゆく-』

・7レス
・みなみ視点
・鼻血5.5☆後半と少しリンクあり
・オリキャラ注意、妄想屋(仮)氏に感謝!
・若干鬱   です

それでは、5分後に投下開始します
--7:25
窓からは朝の日差しが降りそそいでいるみたいだ
……熱い
どうやら私は毛布に包まっていたらしい、ベットにも入っていなかったみたいだ
自分がカーペットが敷いてある床に体育座りをしていることに気付いた
…何でこんなところで寝てたんだろう?


コワレルセカイ


「今日…何曜日だっけ」
眠たい目を擦りながらTVの電源を入れる私
〈ミーちゃんははんにんがわかったのかい?〉
〈はい、わかっちゃいました…はんにんは―〉
「…あれ?」
今やっているアニメは…確か[名探偵バルサミコ酢]だ
この前から始まったアニメで確か月曜から金曜日にやっている―とかゆたかが言っていた
「……!」
私は急いで1階に降り、玄関から新聞を抜き取り曜日を確認した
「な…月曜…日?…どういう…?」
……落ち着こう…深呼吸をして、、落ち着いて整理しよう…土曜日はゆたかとシて、ゆたかを見送って、、

そうだ…あいつの言葉にそそのかされて、、ゆたかに酷い言葉を―

ということは私はあいつに怯えて1日半も―?
〈まもなく7時30分です、それでは占いコーナーに―〉
TVからは女子アナウンサーの爽やかな顔と声が響く
「…もうこんな時間!?、、急がないと…」
急いで制服に着替え勢いよく玄関を飛び出す

…どうしよう、、、どうしたら―…?
早く、早くゆたかに会って謝らないと…
私は走る、全力で、必死に、泣きそうになりながら
交通機関は使わなかった、待たされるのが嫌だったからだ
今は、信じられるのは自分だけだから―
「あっ、ごめんなさい…っ」
勢いよく走りすぎて人にぶつかりそうになる
それでもゆたかに会いたい一心で、ただそれだけを思いながら足を進める
…うん………でも、大丈夫
…大丈夫……だろう…
ゆたかのことだから表向きは元気な表情で登校してくるに違いない
うん、そうだ、きっと…っ
挨拶だけはするんだろうな…ゆたか、、、でもそれだけなんだろうけど…

…どうやって謝ろう?
うーん、、そうだなぁ…
ゆたかと2人きりでお昼ご飯を食べようかな?
…でも朝食べて無いし…それだけで終わりそうだ
ゆたかを保健室に送る途中で謝ろうか?
…いや、、行かないと怒って手を払うかもしれない
……とにかく無理矢理にでも2人きりになれる場所に連れて行ってゆたかに全部話そう
…信じてもらえないかもしれないけど…
でも話した方がいい……ゆたかとなら…2人ならきっと……っ
今度は間違えないようにしないと…
そしてゆたかに許して貰った後は…外でするんだ
恥ずかしいけど…そういう体験もいいかもしれない
いや、、早すぎるかもしれないから止めておこうかな…ゆたかの体の事もあるし…

そうこうしている内に学校に近付いてきた
もうすぐだ…もうすぐ会えるっ、ゆたかにっ…
どくんっ!、どくんっ!、どくんっ!、どくんっ!
玄関に入っただけで心臓の鼓動が激しくなる
「っ…はぁ…はぁ…」
教室までもうひと走りだ…
ゆたかはどんな顔をしているだろう?
拗ねているのかな?、いつもと変わらない顔を装っているのかな?、膨れているのかな?
言葉は?、態度は?、視線は?、口調は?…
考えただけで更に心臓がバクバクと激しく動く
待っててゆたか、もうすぐだから…もうすぐ謝れるから…っ
ガラガラっ!
勢いよく、壊れるくらいの勢いで教室のドアを開けた
 --8:04
「雨々ふれふれ、もっとデレ!、なんてどうかな?」
「そレどんなタイトルですカ…」
「くぅ…じゃあタイトルを後に回してキャッチコピーから―」
鞄からドリンクを取り出して喉に水分を与え、教室を見回す
…まだ、来てない…のかな
「じゃあ、、、会ったことのない人に会った、とかどうっスか?」
「ひよりー、それムジュンしてまスよ」
「いや、だからそれは―…あ、、おはようっス、岩崎さん」
「オハヨウでス、みなみ」
教室に入ると田村さんとパティが話し合っていた
相変わらず来るのが早いなぁ…

「…おはよう」
ゆたかはもうそろそろだろうか
会ったらどう言葉をかけよう?
「あ〜!、、今はタイトルとキャッチコピーは置いといてぇっ」
「エー…」
「置いといて!、やっぱりカップリングと内容から―」
「マ、まダ決めてナイってことハ全然描いてないんでスカ!?」
「…あー…うん、明後日が締め切り、英語で言うとジ・エンド……ハ…ハ、ハハ」
「……ヒヨリ、ファイナル調子ぶっこき過ぎたんじゃナいでスか」
…この2人は何を話しているんだろう、、部活動の事みたいだけど
「っじゃあ、記憶喪失モノでどうだァァァァァ!!!」
「またデスかァァァァァ!?!」
「叫ばないでください」
「「すみません…」」

「ほら、勉強してる人に怒られたじゃないスかっ」
「ソレはひよりが―…分かッタでス、今日は学校ノ近くに泊まりマショウ、ファイナル徹夜でス」
「いーじゃん、平成ライダーだってファイナル何度も―…って、え?」
「死ヌ時は一緒デス!」
「ちょ、パティさん、話をオートで進めないふぇいただけますか…」
それにしても―
「ゆたか…遅いな…」
「え、岩崎さん知らないんスか?」
「な、何が?」
突然田村さんに話しかけられ私はびっくりした

「小早川さん…少しの間学校に来れなくなったって」

「なんでも土曜ぐらいから急に具合が悪くなったらしくて…でせきとかなんか色々と続いてるらしいんスよ」
「デ、コナタも付キ添って休ミをとってイルみたいデスよ」
え?
…何を……
何を…言ってるの?
体調が?、悪くなっ…た?
誰が?……ゆたかが?
休…みで…
誰のせい?、誰が…

…―私だ

「…岩崎さんが知らないとは思わなかったっス」
「ヒヨリ、ソんな言い方ハ…みなみ?」
私が…ゆたかを追い込んだんだ
あの電話で…
その日に謝らなかったから
休…む?
何日間?……ずっと?
「いや…あ…あ……」
がくんっ
急に力が抜けその場に崩れるようにへたりこむ私

「ちょっ…どうしたんスか!?」
「私が…私が……」
視界が歪む
“ゆたか”
その名前がその文字だけが浮かんでは消える
ゆたかが学校を休むほど、私は…酷いことを……
どれくらいの具合なの?
どれくらいの…どれだけ……
…会わないと、ゆたかに会って謝らないと…
ごめんなさいって…そして真実を…
「いかなきゃ…」
「へ?…行くって―」
私は教室を飛び出した
「ちょっ!もう授業が!岩崎さん!?、岩崎さん?!」
「…行っチャいまシタね」
その直後あいつ…高良ゆうきと目があった
『あ…』
この女もだ…!
この女の仲間のせいで私はっ!
だけどかまってる暇は無い…早くゆたかにっ…
 --10:01
「はー、はー、はー、はー…」
ゆたか…
ゆたか……!
もう少しで泉先輩の家だ
〔ゆたかに会って謝る〕その一心だけでふらふらになりながらも走る、足を動かす
早く…早くゆたかに会わないと……私はっ…
もうすぐだ…もうすぐっ……
もうすぐ会える…、会って謝る、あいつのことを話す…
会って謝る、あいつのことを話す…
何度も同じ言葉を脳内で反芻した

呼び鈴を押さないと…
ゆたか…
あぁ、ゆたか…
第一声はどうしよう
おはようかな?、ごめんなさいかな?
どうやって話そうか…
がちゃ
そう思っていた時、玄関が開き泉先輩が出て来た

「………」
「泉…先輩……ゆたかに会わせてください……」
「…どうして?」
「……ゆたかは中にいるんですよね、入りま―」
私は格子に手をかける
「…家に勝手に入らないで」
それは私が知っている今までの泉先輩の声じゃなかった
そう、これは…〈怒り〉
「…あの」
「…確かにゆたかは部屋にいる、けど会わせない」
「どうして…」
「どうして?…自分が一番分かってるんじゃないの、ねぇ、岩崎さん?」
「それは…それは!も、、さくらが!」
「どうして関係ない人の名前が出てくるの?、あなたがしたことと関係ないでしょ?」
「聞いてくださいっ!私はあいつに―」
「言い訳は聞きたくない…」
「言い訳じゃっ…私はあいつに…」

「……全部聞いた」
「…え?」
「ゆーちゃんに…ゆたかに全部、あなたが言った・やった事全部聞いた」
「ゆたかに会わせてくださいっ!…そしたら―」
「…昨日も来れたはずなのにね?」
「それは…」
「……もう言うよ、ゆたかは2度と会いたくないって言ってる」
…今…この人は何て言った?
「聞こえなかった?、もう1度言おうか?」
「……嘘…嘘ですっ!ゆたかは私が好きなんです!そんなこと言うはずが!!別れるはずがっ!」
「…っ…言ってることが矛盾してるよ、自分から離したんでしょ?」
「…あ……」
「…もういい…あぁもういいよ、もういい…2度とこの家に・私に・ゆたかに・近付かないで」
「……待ってくださいっ」
「さよなら」
「…待ってっ!、待ってください!」
私は柵にぶつかりながらも叫ぶ

玄関が閉まる
閉まるスピードはやけに遅く見えた
印象に残っているのは泉先輩の今までに見たことも無い冷めた視線
先輩は何か言いたげだったけど、それを口にしないまま扉は閉まる
バっタンっ!!
直後、がちゃん!
と言う音がした、鍵を締める音だ

私にはその音が自分のセカイが崩れる音にも聞こえた


--15:04
ここは何処なんだろう?
…分からない
どこを歩いてるんだろう?
…分からない
とにかく歩きたい、歩いて忘れたい
立ち止まると余計なことを考えそうだから

私はふらふらになりながら歩く
「ここ…商店街なんだ…」
商店街はにぎわっているようだった
…何でにぎわっているんだろうとかどうでもいいや
がやがや…
近くのお店からは音楽が聞こえる…なんの曲だろう

“見知らぬ恐怖に足を取られて
 誰も信じられない
 そんな姿をずっと見つめながら
 Breathe a sigh?”

ドンっ!
曲に気を取られて私は電柱にぶつかり倒れてしまった
何でこんなところに?、そうか、足がもたれて自分から…
どうして……何でこうなったんだろう
私が何をしたんだろう?
私は悪いことをしたの?
ただ私はゆたかのそばにいたかった、ただ…それだけなのに
何で…何で!どうしてっ!?

“強さ溺れるあまり
  悪夢が始まるような
  引きずり込まれてしまう
 仕組まれたTrap”

嫌……嫌だ…あいつに…あんな女に…!あんな女なんかにっっ…!

カランっ!

足に何かが当たった
それは足に当たってころころと地面に転がっていく
視線でそれを追った私は、それを手に取ってみる
……あぁ…
…そっかぁ
なんだ、簡単な方法があったじゃない
あはっ…あははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

“耳を澄まして聞き取れ
1秒後に起こる未来”

「大丈夫かい?」
ぶつかって転んだ私を心配したのか男の人が私に近付いてきた
「…大丈夫……ですから」
「でも―…」
「…邪魔しないで…ください、、ふふ、、やっと、やっと―方法が見つかったんです」
そう言って私は立ち上がり転がっていた“それ”―先の尖った鉄パイプを杖変わりに歩いていく

  “力だけに囚われて
 自由忘れた瞬間に
 飲み込まれて行くような”


★4\月曜日、-黒に溶けゆく-


声がした
それはよぉく耳を傾けないと聞こえない様な微かな呟きだった
力が欲しかった
そう、冷静冷徹にただ目的の為だけに動く心、そしてそれを実行に移す意志―

――この時はこれが後々あんな事になるなんて思っても…いや…考える余裕が無かったんだ
「ゆたかぁ…もうすぐまた一緒になれるからね…だから、まずは―」

“もう逃げられない Innocent trap”
368kt:2009/05/03(日) 16:36:38 ID:GRAf7uCi
ありがとうございました
久々の本編です、、、途中3回も寄り道しちゃいましたw

余裕と拠り所を失った人間ってこんな感じだと思うですよ
作中に出てくる歌は下書きを始めた当時一番好きだった歌です
改行多くしてるのは今回の(も?)仕様です、読みにくくてすみません

…さて、次回投下分から問題の回です、今作からしばらく(5〜6話?)月曜日編となります
369名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 16:56:03 ID:RB9YUhGk
>>368
GJ!

所々に出てくる歌はTETRA-FANGの「Innocent trap」ですね
370kt:2009/05/03(日) 18:30:17 ID:GRAf7uCi
はい、そうです、、なんかすみません…

歌詞単体というよりも1つ1つのフレーズを聴くと今回の内容や今後とマッチ
してるなー…と思ったので使ってみました
371名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 22:37:53 ID:szZNqgdh
ネタばらし的なことはしたくない気持ちも分かるけど、歌詞や
他所からの引用はなるべく後書きで表記したほうが
いいんじゃないかな。万が一パクリだ・いやオマージュだなんだのと
変な揉め事起きるのも何だし。
372kt:2009/05/03(日) 23:00:21 ID:GRAf7uCi
すみません、次回から気を付けます…
373今日は何の日シリーズ5月4日編:2009/05/04(月) 00:00:32 ID:75OoYV+z
かがみ「今日はファミリーの日よ。中華料理店チェーンの東天紅が、1985年にこの日が休日になると決定した時、それにふさわしい愛称を公募し制定したの。それまで家族全体の記念日がなかったことかららしいわ。
というわけで…こなたぁ〜ん、私たちも家族水入らずで過ごしましょうよ〜」
こなた「は?いつ私とかがみが家族になったのさ?!」
つかさ「ママー」
こなた「Σ(゚д゚ )」
かがみ「私達は、私とこなたと娘のつかさの三人家族でしょ」
こなた「つかさが私達の娘?!」
かがみ「ほらぁ〜萌えない?つかさの園児服姿…」
こなた「うっ…」
かがみ「この格好で『パパー』なんて呼ばれた日にゃあ妄想が暴走で…」
こなた「じゅろす」
つかさ「あれ?いつのまにか私がフェチ対象?台本にはそんなことかいてn」
こなた「パパって呼んでー!」
つかさ「アッ―――!!」
374名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 00:50:14 ID:CtAYsnqz
便乗

こなた「あれ?じゃあみゆきさんは?」
かがみ「ああ、おb・・・」
みゆき「おねえさんです」
かがみ「あれ?みゆき、台本とちがうわよ、おb・・・」
みゆき「おねえさんです」
かがみ「みゆき・・・えっと・・・顔近いわよ・・・おb」
みゆき「お ね え さ ん で す」
こなた「あれ?なんとなく背後から氷やら黒いものやら見えてるような気が・・・」
かがみ「えっと・・・」
みゆき「お   ね   え   さ   ん   で   す」
こなかが「はい・・・おねえさん・・・」
みゆき「あら?どうされましたお父様にお母様、折角の家族団欒、
    そんなに緊張されなくてもいいですのに^^」
つかさ「お・・・おねえさんうにょーん」
375名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 02:32:27 ID:cs2SB3SD
>>373 >>374
便乗して小ネタ
つかさ「また私が末っ子だぁー!妹が欲しいー!!><」
みゆき「安心して下さいつかささん。そうと思いまして連れて来ました、小早川ゆたかさんです」
ゆたか「あれっ、何で私が此処に!?」
みゆき「と言うわけなんでつかささんの妹はゆたかさんです」
「メイン妹来た!」「萌要素来た!」「これで勝つる!」「負ける気しない!!」
つかさ「わーい、やったぁー!^^」
ゆたか「あのう……私には本当のお姉ちゃんが……」
つかさ「ねぇゆたかちゃん、私の事を『つかさお姉ちゃん』と呼んで!もしくは『お姉たま』と呼んで!!」
ゆたか「えっ、えーと、つかさ……お姉……たまぁ?……」
つかさ「うにょリストォォォォ!!!」
ゆたか「ひゃっ!」
つかさ「いっ、今のは効いたよ……ゆたかちゃん……」
ゆたか「はぁ……」
みゆき「では私にもお願いします!因みに私もお姉さんです!!」
こなた「私はお父さんだよ!」
かがみ「私はお母さんだわ!」
ゆたか「えーと……みゆきお姉たま……こなたお父たま……かがみお母たま……」
みゆき「あぶらぁぁぁぁぁぁぁ!!」こなた「オタッカァァァァァァ!!」かがみ「ちんすこぉぉぉぉぉぉう!!」
ゆたか「わわわっ、皆さん大丈夫ですか!?」
みゆき「ヤバい……ヤバいですダバダバ」
こなた「ゆーちゃんは本当に……本当にけしからん娘です!!」
かがみ「これは躾が必要ね。そこになおれ!」
ゆたか「えっ、私は何も……」
つかさ「ゆたかちゃん、私達の言うことを聞かなきゃいけないうにょ〜ん」
かがみ「やっぱりこういう時こそ、家族水入らずの時間が必要よね」
みゆき「そうですね。激しく同意します」
こなた「いやぁ〜やっぱり家族って…………」
つかかがみゆこな「良いよね!!!!」←ルパンダイブ
ゆたか「ちょっ、皆さん止めて下さい!あっ、ちょっ、やめ……アァァー!!」
376名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 03:14:31 ID:CtAYsnqz
みなみ「ゆたか・・・」
ゆたか「ひっ!?みなみちゃんいつの間にそこに」
みなみ「私は・・・兄・・・」
ゆたか「あー・・・もう止められそうにないから、それでもいいや・・・」
みなみ「しゅん・・・(投げやりにされた・・・)キッ!(でも負けない)
    ゆたか、お兄ちゃんが、き、君を・・・守る・・・」
4人「「「「どーぞどーぞ!(ダch(ry))」」」」
ゆたか「え?み・・・みんな一体!?あ、えっとその、よろしく・・・」
みなみ「ゆたか・・・」




ひより「'`ァ(*´Д`) '`ァ、家族ごっこの流れだということで付いてきてみたら
    最高にして芳醇、至高にして魅惑なる組み合わせと配役!!
    これはもう、是が非でも次の漫画のネタにせねば!いやもう運命絶対運命!!」

ゆたか「あー!私より下の妹役ハケーン!」
みなみ「私たちの・・・格好の的になることは・・・確定的に・・・明らか・・・」
パティ「いとこ役の私もキマシタ!さすがにひよりんは格が違ッタ!究極のヌードメーカーデスネw」

ひより「おいィ?ちょとsYレならんしょこれは、ってゆーちゃんみなりん!
    その触り方絶対妹に施すものではないssyアッーーーーー!!!」
37726-598:2009/05/04(月) 04:21:51 ID:pSMSZMq3
どうもお久しぶりです
すでに忘れられた存在となっているでしょうが、久しぶりに書いたので投下してみますね

一応かがみ視点のこなかがもの?となっております
では行きます
378かがみの考察:2009/05/04(月) 04:23:05 ID:pSMSZMq3
「今日もお昼はコロネ〜♪」
「わあ、ゆきちゃんのお弁当今日もおいしそう〜」
「ふふ、つかささんのお弁当もとってもおいしそうですよ?」
とある日の昼休み。
私たちはいつものように四人で集まって昼食を取っている。
こなたはいつものようにコロネを、私とつかさはつかさの手作り弁当を、みゆきは豪華なブルジョワ弁当を食べている。

「ゆきちゃん、この卵焼きは今日の自信作なんだけど…。よかったら食べてみてくれない?」
「えっ、いいんですか?」
「もちろんだよ〜。はい、あ〜〜〜ん…」
「あ〜〜、ん。あっ、程よい甘さですごくおいしいですね」
「うわあ、良かった。ゆきちゃんに褒めて貰えると、すっごく嬉しいよ〜♪」
我が妹とみゆきは、何やら通常とは違う感じで友情を育んでいる。
しかし、こんなことを恥ずかしげもなく出来るとは…天然コンビ恐るべし。

「つかさとみゆきさんのやり取りはいつ見ても萌えるね〜♪」
一方こなたは、コロネをはむはむと食べながらご満悦のご様子。
本当に小動物みたいな食べ方するわね…。
そんなことを考えていると、唐突に私の中である疑問が鎌首をもたげた。

「ん?どったのかがみ?さっきから私の方を見て…ってうお!チョコが垂れて来たー!」
「………」
チョコを必死で舐めるこなたをじーーーっと見つめる私。
もっと詳しく言えば私の視線は、こなたの口元に注がれている。
そう、あの摩訶不思議な猫口にだ。

(あの口は一体どうなっているんだろ…?)
こなたの猫みたいな口。
あれは普通に考えておかしくないだろうか?
人間の口があんな形になるなんてありえないはずだ。
でも、確かに猫のような口を持ったこなたがここにいる。

「………」
やばい、考えてたら確かめたくなってきた。
こなたはどうしたの?って感じで小首を傾げてこっちを見ている。
すると、自分の好奇心と戦いながらもこなたから視線を外せない私に対し、こなたは何かに気付いたようにはっとした顔をし、ニヨニヨと

笑みを浮かべ始めた。
379かがみの考察:2009/05/04(月) 04:24:03 ID:pSMSZMq3
「ふっふ〜ん、かがみんてばさっきから私に熱い視線を送っちゃって〜。何かフラグ立てちゃったカナ?」
こなたが私のほうに擦り寄ってくる。
いつもなら真っ赤になって突っ込むところだが、今はそんな場合じゃない。
(こ、こなたの口が目の前に…!)
もう私には我慢できそうにない。
私の手は理性による制御から逃れ、ゆっくりとこなたの顔に向かっていく。

「かがみ?いつものツンデレがないけど、本当にどしたの?」
こなたが何か言っているが、私の耳にはもう届いていない。
自らの全神経は、こなたの口と指先に集中している。
そして、ついに…。

「かがみ〜〜〜…んっ!?」
ちゅぷ、と。
私の指がこなたの口内に侵入した。

(う〜ん、意外と中は普通ね。温かくて柔らかいけど、形とかはおかしくないみたいだし…)
「!!!???」
くにゅくにゅと、こなたの口の中で指を動かして探索を続ける。
いつも眠たそうな眼を見開き、白黒させている様子が目に入ったが今はそれどころではない。
この神秘を一刻も早く解明しなければ…!

「ふああっ、んにゃあ…かがみ、ん。やめえ…うにゅ!?」
(ん?これは…)
私の指が何かを捉えた。
それの正体を突き止めるべく、私はそれに指を絡ませ、形を確かめるように撫で上げた。
その次の瞬間。

「そ、それは舌らよお…んっ!?んにゃあああああっ!」
こなたが小さな体を震わせ、大きな声で叫んだ。
こなたの体から力が抜け、私にしな垂れかかって来る。
普段からは考えられないほど顔は上気し、荒い息を吐いている。
私はその様子を見届けると、ちゅぽん、とこなたの口から手を離した。

(こなた…まさか今のでイッちゃったのかしら?ふむ、あの口は中の作りは普通だけど、通常より遥かに感じやすいのかもしれないわね…)
顔を真っ赤にしたつかさやみゆきはもちろん、クラス中の人々から見られていることに気付かない私は、自らの実験結果に考察を加えてい

た。


            ***


(あ〜〜〜〜〜…昼間はマズったなあ…)
放課後、私は自分のクラスで頭を抱えていた。
あの後トランス状態から戻った私は、自分のやったことを省み、耐え切れなくなって逃げ出した。
一応こなたには謝り倒して許してもらったが、あの恥ずかしい出来事は間違いなくお互いに黒歴史だ。
それにしても、何故私はあんな行動を…?
いくらこなたが不思議に満ちているからといっても、さすがにやり過ぎたと思う。
380かがみの考察:2009/05/04(月) 04:24:54 ID:pSMSZMq3
「かがみ〜ん!約束通り今日は付き合ってもらうからね〜♪」
ゴチャゴチャと考えていると、こなたが教室に入ってきた。
謝り倒した時に、「今日は買い物でも何でも付き合うから」と言ったのだ。
こなたとの買い物(どうせアキバだろうけど)は吝かではないどころかむしろうれし…、くなんてないんだからね!

…おっと、変な思考が混ざってしまった。
こなたとの買い物は構わないが、やはり昼間のことがあるので意識してしまう。

(どことなくこなたも落ち着きがないし、顔もちょっと赤いのよね………ん?)
そのとき私の目に止まったのは、いつもこなたの頭の上でみょん、と自己主張しているあのアホ毛だ。
今は本人と同じように落ち着きがなくクルクルと動いている。
私はその不可思議な物体をじーーーっと見つめてみた。

(あれは、一体どうなってるんだろう…?)
不意にそんな疑問が脳裏によぎる。
あのアホ毛はこなたの機嫌のバロメーター的役割を担っており、前々からその構造には興味を持っていたのだ。

(いや待て、昼間の失敗を思い出せ柊かがみ!ここは我慢の時よ…!)
理性を総動員し、確かめたいという欲求を抑えにかかる。
しかし、
「かがみ、早く行こうよ。電車逃しちゃうよ〜…んにゃっ!?」
こなたが近寄ってきたために眼前に現れたアホ毛を、私は反射的に掴んでしまっていた。

「ふにゃああ〜…♪」
掴んでしまったものはしょうがない、と素早く割り切った私はさっそくそれを撫で上げてみた。
するとこなたは、またもや目をとろんとさせて私に擦り寄ってきた。
(さっきとは違うタイプの『気持ちいい』みたいだけど、もしかしてこのアホ毛には神経が通ってんのか?)
猫のように甘えてくるこなたを尻目に、私は冷静に考察を行っていた。
…はずだった。

「かがみい…はむっ」
「!!??!?ちょ、ちょっとこなた…!?」
「ん……ちゅっ」
「あ、やめなさ…ん…」
そう、私は冷静だったはずなのだ。
こなたが私の耳を甘噛みする、というイレギュラーさえなければ…。

「ふふっ、やられてばっかなんて私の性に合わないんだよね〜。これでおあいこだよ、かがみん♪」
すっかり腰が抜けてしまった私を前にして、こなたはくふふと笑っている。
きっと私の顔は今、表現できないレベルで真っ赤になっているだろう。

…だが、そんなことはどうでもいい。
こなたの行動によって理性が粉々に打ち砕かれた今、私の脳内にあるのはこれまで感じたこなたへの多くの疑問だけだ。
どうしてこなたはあんなに小さいのか?
どうしてこなたはいつも眠そうな瞳なのか?
どうしてこなたはあんなに可愛いのか?
どうしてこなたはあんなに感じやすいのか、というかこなたが一番感じるのはどこなのか?

確かめる必要がある。
それも性急に。
しかしこなたへの疑問は尽きない。
どうやったら全ての疑問を解決することができるだろうか…?

「って、そんなの簡単じゃない♪こなたの全身を隈なく隅々まで調査すれば万事解決!というわけでこーなたあああああ♪」
「突然復活したと思ったらいきなり暴走!?ちょっ、服脱がさないで!あ、そこダメ全部ダメ!ん、あっ…うにゃあああああああああああ

ああああああああ!?」

…何かよく覚えてないけど、こなたはとても甘くて美味しかったです。←結論
38126-598:2009/05/04(月) 04:29:15 ID:pSMSZMq3
以上です
久しぶりの作品なので誤字・脱字や不可思議な点があると思いますが、気にしたら負けという方向で

ん〜、最近ネタがイマイチ…
ではまた〜
382名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 08:34:05 ID:lYRH3FAc
うにゃぁぁぁの人キター。
相変わらず面白いなぁ。
383名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 11:22:24 ID:ftvP+5Kh
暴走かがみ面白いし、そこはかとなくえちぃし

ぐっじょう!
384名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 13:11:44 ID:Kg1fWWkq
GJ!
ついにうにゃあああの人復活!
新作心待ちにしてました
385今日は何の日シリーズ5月5日編:2009/05/05(火) 08:00:47 ID:Ja0DweGw
こなた「今日はこどもの日だね…って、ゆーちゃんどこ行くの?」
ゆたか「だって、らき☆すたメンバーで一番子供っぽい理由で私がフェチ対象なんでしょ?!逃げなきゃ…」
かがみ「ほぉ…逃げられると思っておるのか?」
ゆたか「ふぇっ!」
かがみ「さて、どのようなネタで苛めてくれようか…
わかめの日ということでワカメ酒の刑に処するか…(日本わかめ協会が1983年に制定。「こどもの日」に因み、子供の成長、発育に欠かせないミネラル、カルシウム等を含んだわかめをたくさん食べてもらおうと設けられた)
ボーイズデーということでふたなりネタか…(1946年〜1948年。この日が男の子の節句であることから。1949(昭和24)年からは「こどもの日」に引き継がれた)
はたまたオモチャの日ということで愛らしいぬいぐるみにしてくれようか…(東京玩具人形問屋協同組合が制定。端午の節句に因み、おもちゃや人形のPRの為に設けられた)」
ゆたか「かがみ先輩に黄金の魔女が乗り移っt…アッ―――!」
386名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 08:10:50 ID:RSWwDYNP
>わかめ酒の日

俺的にゆたかは 生 え て な い ので不可能です(キッパリ

>玩具の日

このスレで玩具という字を見ても、子供でない玩具しか浮かんでこない件。
387何の日シリーズ作者:2009/05/05(火) 08:50:40 ID:Ja0DweGw
>>386
ならばこう返す

ゆたか「私…生えてないのでワカメ酒は無理です…」
こなた「じゃあかがみがワカメ酒をやるってことで。この瞬間攻守が逆転する」
かがみ「Σ(゚д゚ )」
ゆたか「ではでは、糟日部名酒『鏡殺し』を…」
こなた「子供っぽくなるために『精神年齢退行ランドセル』を…」
かがみ「ランドセル強えぇ!アッ―!」
388名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 11:12:18 ID:+Tf3G3sT
かがみ「ていうか、男の子の節句なんだから、男ヲタしているあんたのほうが適任よね」
こなた「あれあれ〜さり気にひどいこといわれてるよ〜(≡ω≡.;)」

みゆき「ワン、トゥー、スリー、フォー!タン、タン、タン、ハイッ!
    つかささん、そこは違います、もっとこう・・・」
つかさ「あれれ、やっぱ難しいね・・・ゆきちゃん、そこもう一回お願い・・・
    ヤ・ッ・サ・イ・モ・ッ・サ・イ・・・」

かがみ「何やってんのあんたら」
みゆき「ワン、トゥー・・・あ、これですか?」
つかさ「もちろん、この日のためのダンスの特訓だよぉ」
みなみ「私も・・・来た・・・演奏のため・・・」
こなた「んなっ!?」
かがみ「演奏・・・?ていうか何そのアコーディオン」
みなみ「これは・・・アコーディオン違う・・・バンドネオン・・・」
つかさ「まっててね、もうすぐこなちゃんのために、3人で本番するから」




こなた「まさか端午の節句だけにタンゴを披露、なんてベタネタじゃないよねwwwww」
つかさ「はうっ!」
みゆき「だばっ!」
みなみ「無念・・・orz」
かがみ「図星だったとは・・・あんたら・・・」
389名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 12:03:03 ID:as2UbjQ2
>>385
便乗して小ネタ
こなた「ワカメの日かぁ……」
みゆき「なんで私を見るんですか?泉さん……」
こなた「みゆきさんのピンクワカメ……ジュルリ」
みゆき「はっ!」
こなた「美味しそうだね!」
みゆき「こっ、これはワカメではなく、髪の毛……」
こなた「と言うより、みゆきさん自体美味しそうだよね!いただきま〜す!!」
みゆき「えっ、ちょっ、待って下さい!私が襲われるなんて久しぶり……あっ、だから、待って下さi、アァァー!!」
こなた「みゆきピンクワカメ酒ヒャッホーイ!!」


かがみ「お酒は二十歳になってからって、誰も聞いちゃいねえ」

更に 小ネタ
ゆたか「こどもの日はみなみちゃんが適任だね!」
みなみ「……なんでそう思うの?……ゆたか」
ゆたか「だって……みなみちゃん、私より胸ないじゃん♪」
みなみ(ゆたかが黒い……黒すぎる……)
こなた「私に言わせれば、ゆーちゃんもより子供に見えるよね」
かがみ「こなた……お前もな」
つかさ「幼女、幼女、つるぺた幼女♪」
ゆたみなこな「……………………orz」

更に 小ネタ
あやの「みさちゃんは私の玩具ね」
みさお「誰か助けてってヴァ……」

更に 小ネタ
こう「“端午”だけに“団子”喰う?」
やまと「よっしゃ、いらねー」

390名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 18:10:26 ID:XHMmTael
報告
アクセスキセイのため
避難所SS投稿スレッドに19-646氏の下記作品の投下があります
http://www.sonokawa28.net/bbs/test/read.cgi/luckystar/1198667992/68-76


名前:19-646[sage] 投稿日:2009/05/05(Tue) 15:55:52 ID:f309vRbg
お久しぶりでございます。
 3月末か4月頭ごろ小ネタで話題になった「ゆーちゃんふたなり」にピンときてwordを起動、
しかしなかなか書き上がらないうちになにやら本スレで規制発動。
ということで、こちらに投下させていただきます。

・タイトル『こんなかわいいゆーちゃんが女の子なはずが』
  →長すぎるなどの場合、予告なく変更の可能性があります。
・ゆたか(ふたなり)×みなみ …でいいのかこれ
  →※ふたなり苦手な人は要警戒。
・7レス+後書き1レスの予定

それでは投下開始します。
391名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 22:25:30 ID:BqIK75Ed
>>390
読んでるうちにこっちまでおっきしてしまったw
最後のオチもよかったですよ。
GJ!
392名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:40:17 ID:xXvsAAHb
ここの作品って、性器の呼び方に対する規制ってどうなってるのでしょうか?
伏せ字使ってある作品とない作品がありますが…
393名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:45:43 ID:KvS8Leos
18禁スレなんだから、そこらへんはおおらかなんじゃないのかな?
伏字にするしない、はっきりいういわないは、
恐らく作者自身のこだわり次第だと思うよ。
394名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:56:41 ID:iokq4Km1
○○しなきゃいけない、○○しちゃだめという細かい掟はないので、今のところ個人の判断に委ねているような感じですかね
みさくら語でもかぐや消しでも無修正でも、本人が最善と思った方法ならそれが答えだと思いますよ
395名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:58:33 ID:N85htYlx
>>381
亀だがGJ!
暴走するかがみと襲われるこなたカワユスwww

>>390
こちらもGJ!
これは良いみなゆた…是非続きを
396名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 09:43:12 ID:ObHHcWf7
隠語にすればいいんじゃね?
金タマは翁とか
397名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 10:53:48 ID:xXvsAAHb
回答ありがとうございます。
次回作は伏せ字なしで書いてみようと思います。
398さすらいのらき☆すたファン:2009/05/06(水) 14:32:51 ID:xXvsAAHb
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。

タイトル:血に潜む欲望(後編)(完結)
カップリング:かがみ×ゆたか
属性:エロ有り、ゆたか自慰・つかさ×こなたを含む
http://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0186.txt


終わった…
短くさっぱりとストーリー重視で書き上げるはずが、今まで書いたSSの中で一番大容量なできになってしまいました。分割しようかと思ったくらい。
しかもその大容量な文章のほとんどがエロシーンという笑える作品になってしまいました。
なにはともあれ、感想&批評、お待ちしております。
読んでくださった皆様、続きを期待するコメントをくださった方々、本当にありがとうございました。
399名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 15:23:38 ID:HMQOTyIb
「柊からプレゼント貰ったぜ」
「私も柊ちゃんから、中身は何かしら」

「「テレホンカード」」


















「殆どで番がないって事かしら」
「みゅぅうう」
400名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 17:25:33 ID:OI9umMej
>>398
完結、大変お疲れ様でした。
ゆたか、かがみはストライクゾーンど真ん中なので、大変興味深く拝読させていただきました。
感想&批評を待つとのことなので、思ったことをそのまま書きます。(気に入らなければ流してね)

組み合わせ的には大好物なはずなのに、意外な程にエロさを感じなかった。
なんでだろ、と思いながら、もう一度読み返してみましたが、エロをキャラの台詞回しに頼りすぎて、
地の文が淡々とし過ぎていたように思えました。

例えば、文中で「M体質」という言葉を何度か使っているけれど、もう少し詳しい描写を加えた方が
読み手にとってはイメージがしやすいです。
あと、放尿シーンも、恥ずかしすぎるシーンの割には、あっさりしすぎていたかな。

本格的なエロシーンを書かれていたので、ちと批評めいたことを言ってしまったけれど、
話の構成自体はとても素晴らしかった。
次回作を楽しみに待っております。
401名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:19:16 ID:9X296usD
>>400
感想&ご指摘ありがとうございます。エロシーンの物足りなさは私の作品全ての課題だと薄々感じてはいたので、はっきりおっしゃっていただけて嬉しかったです。
次回作はもう少しエロシーンの勉強をしてから書こうと思います。積んであるエロゲーを消化して(笑)
402今日は何の日シリーズ5月7日編:2009/05/07(木) 21:20:52 ID:9X296usD
みゆき「今日はコナモンの日です。日本コナモン協会が2003年に制定しました。「こ(5)な(7)」の語呂合せ。たこ焼き・お好み焼き・うどん等、粉を使った食品「コナモン」の魅力をPRする日です」
つかさ「粉の日でもあるんだよね。「こ(5)な(7)」の語呂合せ。小麦粉等、食料としての粉の有用な利用方法等をアピールする日だよね」
かがみ「こなたぁ〜逃げようたってそうはいかないわよ〜」
ゆたか「コナモン♪コナモン♪」
ひより「コナコナコナコナコナコナコナ」
こなた「ちょwww名前が似てるからって私は関係ないってば!」
かがみ「こなた焼きじゅろす」
つかさ「こなた焼きうにょ〜ん」
みゆき「こなた焼きだばだば」
こなた「Σ(゚д゚ )」
こなた「みなみちゃん助けて!」
みなみ「先輩方…それは…よくない」
こなた「みなみちゃんっ!」
みなみ「生が一番」
こなた「Σ(゚д゚ )」
つかさ「じゃあお刺身だね!」
こなた「ビールネタにはならn…アッ―!」
403名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 23:20:06 ID:XKeMQ4ta
ななこ「たこ焼きと聞いてやってきたで」
みゆき「ちょwww何で私を襲うのですか、今日は泉さんを・・・」
ななこ「おいおい、早速自分の立ち回り、忘れとるで自分。
    タコといえば”タコ良”やろがwwwwつうわけで・・・
    ソースとかかけよか、ちぃと邪道やけどマヨネーズもええかwwwww」
つかさ「マヨネーズと聞いてうにょ〜ん」
みゆき「余談ですが焼いて垂れて焦げたタコのエキスが
    本来のたこ焼きの味でsアッーーーーー!!」
404名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 00:37:57 ID:CDvB9Wdg
>>402 >>403
日付は変わったが便乗して小ネタ

みき「ちゅーちゅーたこかいな♪」
まつり「なにそれ?」
いのり「さぁ……」
みき「ジェネレーションギャッーープ!!」

更に 小ネタ
こう「たこ焼き食べる?」
やまと「ありがとう。一つ、いただくわ(パクッ、ホクホク」
こう「たこ入ってないけどねっ(ダッ」←逃げた
やまと「………………」

更に 小ネタ
かがみ「こなた焼きにタコ良焼き、どちらも美味しそうね。どれにしようか迷うわね。一応ダイエット中だし……………………………………ジュロス、やっぱ我慢出来ねえぇぇぇぇぇ!2人まとめていただきまぁぁぁぁぁす!!」
こなみゆ「ちょっwwww誰か、あいつを止めてwwwww」

更に 小ネタ
やまと「どうしよう、粉が無くなったわ。これじゃあうどんが作れない……」
こう「それはコナッタ、コナッタ」
やまと「………………とりあえずお前を粉々にして、その代わりにうどんを作ろうか?コラ……」
こう「じょっ、冗談だぜぇ…………」
405名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 01:34:05 ID:CDvB9Wdg
差し支えなければ5分後に投稿致します

題名:日常 2 〜お隣さんは変態さん〜
非エロ ネタ系
※フェチ設定借用 若干キャラ崩壊あり
4〜5レス使用予定
処女作の『日常』の続編です
406ペテ・クルルーソウ:2009/05/08(金) 01:39:36 ID:CDvB9Wdg
>>405
すみません 名前載せるの忘れてました
すみません
407:2009/05/08(金) 01:40:30 ID:CDvB9Wdg
 チッチッチッ、ジリリリリリリリrカチッ←“目覚まし時計を止める音”
「ふわぁ〜よく寝たぁ。さ〜て今日のお天気はーっと」
 ガラガラガラ←“窓を開ける音”
「おっ本日晴天なりー、昨日の天気予報通りだぁー」
 こんなに天気が良いとなんかウキウキするよねー
 
 あっ、みんなおはよー、泉こなただよ。現時刻は午前9時、いつもより早めの起床だぁ
 昨日は深夜アニメを見ずにネトゲもせずに早めに寝たんだ。英気を養う為にね
 まぁ、アニメはビデオで録画してるけどね
 だって今日は学校もバイトもお休み。バイトからお給料を貰ったばかりだから、そのお金で朝早くから買い物巡りしようかなと思ったの。
 これで思う存分アキバで買い物が出来るぞー

 うーん、でも少し眠いかもー。まっ、朝風呂に入ってさっぱりするかな
 
 ピンポーン
 およ、玄関のチャイムが鳴ったぞ。こんな朝早くから誰だろ?とりあえず行ってみよう

「はーい、今出まーす!」ガチャ

「あっ、おはようございます。隣に引っ越して来た、柊みきと申します」 
 …………。
「あっ、これ詰まらない物ですが、よろしかったら受け取って下さい」
 …………。
「これからもよろしくお願いね。こなたちゃん」
 眠気が……急激に……覚めた……。

【 日常 2】〜お隣さんは変態さん〜

 そこに立っていたのは、かがみとつかさのお母さんの柊みきおばさん。どうやら引っ越しの挨拶に来た様です。
 えっ、隣に引っ越して来た……どゆこと?

「あらあら、こなたちゃんどうしたの?ぼーっとしちゃって。寝坊助さんね」
408:2009/05/08(金) 01:41:26 ID:CDvB9Wdg
「えっ、別に、寝ぼけてないです。ちょっと今の状況に着いて来れなくて……」
「それは困ったわね」
 はい、本当に困りましたよ……。一体どうなっているのか詳しく説明して貰いたいです
「(取り敢えず聞いておこう……)なんで急に引っ越したんですか?かがみ達には何も聞いてませんが……」
「こなたちゃんに驚いて貰おうかなーっと、思って内緒で引っ越したの♪」
「そりゃ驚きましたが……何故隣に?」
「それはね、柊家全員はこなたちゃんの事が好きだからなの」
 今、不吉な事を聞いた……。だからってその様な理由で引っ越さなくても……

 あれっ……なんか違和感が……
 私はおかしな違和感に気づき、家を出て隣の方へと移動した
「ーーーー!!」
 其れを見て驚愕し、言葉を失った

 隣には、柊家の住宅が立っていた

 柊家の住宅が姿形変わらずに そ の ま ん ま 立っていた

「あわわわわわ……」
 えっ、何故……私の家の隣にかがみ達の家があるの?……。一体、どうやって……
 そう言えば、最近だが元々あった隣の家が忽然と消えて無くなって、空き地になっていた。違和感はその所為か。
 …………まさか……これも……柊家の仕業……
 あっ、よく見たら向こう側に鳥居が見える!神社ごと移動したんだ!!
 一体、どの様に地殻変動を起こして全て移動させたんだ!?
 ……なんかもう恐くて聞けない……
 そして、元お隣さんの行く末もどうなったのか……其れも恐くて聞けないし、想像もしたくない……

409:2009/05/08(金) 01:42:34 ID:CDvB9Wdg
「此の家を誰にも気付かれずに移動するのに結構苦労したのよー。約12時間位は掛かったかな」
 なっ、1日の半分でしかも誰にも気付かれずに全移動しただとーー!。もはや人間業だとは思えねーーー!!
 お、恐ろしいぞ柊家!

「あっ、そうだ。これ受け取って貰える?」
「なっ、何ですか?これは……」
「お菓子の詰め合わせよ。こなたちゃんに合うかなっと思って」
「ありがとうございます……」
「ゆっくり……じっくり……味わって頂戴ね……」
 !、なんか目が妖しく光ったぞ……このお菓子になにが盛られてるの?しかも、結構重量あるし……
「部屋に戻ってから食べますね……」
「フフフフフ……」
 恐いし、長くここに居たくないから自分の家に戻ろう……
「では失礼します……」

 ああ、怖かったー。一体何を考えてるんだ柊家は……。とりあえず部屋に戻ろう……

ガチャ
「ふー、どうしたらいいのや……ら……。ーーーー!!」
「あら、こなたちゃん。おはよう」
「おっ、こなたちゃんだぁ。おはよー」
「おっす、こなた。部屋の窓が開いてたわよ。……まったく不用心ねぇー」
「こなちゃんおはよー。お邪魔してま〜す」
「………………」
 ……えっ、なんで、いのりさんとまつりさんとかがみとつかさが私の部屋に居るの?……窓が開いてた……って、そこから侵入して来たの!?ここ2階だよ!!
「隣から入って来たの!?って言うか不法侵入だよ!!」
「もうこなたちゃん、細かい事は気にしないのペロペロ」
「いのりさん……そう言いながら私の机を舐めないで下さい……」
「そうだよこなたちゃん、そんなの気にしない気にしなーい。(ガサゴソ おっ、可愛い下着発見!」
「まつりさんも勝手に人の箪笥を漁らないで下さい……」
「へえー、やっぱりこなたはこの頃から可愛いのねー」
「かがみ……人のアルバムを勝手に見ないで……そして、何枚か剥がし取らないで……」
「こなちゃんのベットとても良い匂いー。ふかふかしてて凄く安らぐー!」
「ははは、つかさ……それは何よりで……」
 本当に何してるんだ……この人達は……

「ふぅーこなたちゃんの机、結構良い味してるわねー。美味し!」
「うわっ、机がめがっさピカピカだ!隅々まで綺麗!!」
「こなたひゃんのひたぎはとってもおいひいはね〜モゴモゴ」
410:2009/05/08(金) 01:45:33 ID:CDvB9Wdg
「ちょっ、私の下着を食べないでー!口の中ぱっつんぱっつんになってるよ!!」
「ハァハァ……幼女こなた……最高に可愛い……(クチュクチュ」
「うわぁー、人の写真見ながらナニしてんのーー!近くに身内の人が居るから自重してーーー!!」
「ハァハァ……このベット……こなちゃんの匂いが充満して……最高に良い……癖になりそう……(クチュクチュ」
「この妹ももう駄目だーー!!」
「イっちゃう、イっちゃうよ!こなたあぁぁぁぁぁ!!」
「こなちゃぁぁぁぁん!イっちゃうよおぉぉぉぉぉ!!」
「「アァァー」」
 勝手にイっちゃって下さい…………って言うか何処へでも逝っちゃって下さい…………
 私の部屋が変態な事になってるよ、間違った大変な事になってるよ……。まぁ、強ち間違ってないけどね……

「あらあら、盛り上がってるわね(ガチャッ 私も混ぜてくれないかしら?」
「あっ、みきおばさんも入って来られたのですね。まぁ、盛り上がってると言うか……、私だけ盛り下がってると言うか……何と言うか…………ん?」
 今、ガチャッって音がしたぞ…………鍵を閉めた音かな?
 なんで鍵を閉めたんだろう……
 ……
 …………
 ………………
 ま さ か

「こなたちゃん、やっと6人っきりになったね……」
「6人っきりって、多いよ!みんなして私に何するつもり!!」
「何って……やる事は一つしかないじゃん♪」
「私達に襲われちゃいな、ゆー♪」
「いーやーだー!!」
 あっ、窓ガラスまで閉めてる。丁寧にカーテンまで。
 完全に逃げ場が無い。ヤバい!このままじゃヤバい!!
「さぁ〜て、しっかりとこなた分を補給しなきゃね〜」
「そうだねーお姉ちゃん。……ほらほらこなちゃーん、じっとしててねー」
「ちょっ、みんな……来ないで……」
 もう駄目だ、グッドバイ私の貞操、人生\(=ω=.)/コナタ、と思われたその時!
 バーーーン
「フリーーーズ!お前等これ以上動くな!!」
 ゆい姉さんがドアを蹴破って、拳銃を構えながら入って来た。後から続いてゆーちゃんも入って来た
「こなたお姉ちゃん!助けに来たよ!!」
「こなたちゃん、私達が来たからにはもう安心して!」
 たっ、助かった〜
411:2009/05/08(金) 01:48:14 ID:CDvB9Wdg
「あらあら、お楽しみの時間に邪魔が入って来たわ」
「それは困ったわね」
「残念だったね。こなたちゃんの指一本触れさせないよ……」
 あぁ、ゆい姉さんが何時もより、逞しく見える。流石は婦警さん、頼りになるよ
「この私に大人しく捕まっちまいな!ユー達ぃ!!」
「まぁそんな事言わずに、ご一緒にどうですか?皆さんで楽しみましょう」
 何言ってるんですか?みきおばさん。ゆい姉さんがそんなんで釣られる訳無i「そうですね。ご一緒にさせていただきます」って、うおぉぉぉぉぉぉい!マジかぁぁぁぁぁぁ!!変わり身はっやぁぁぁぁぁぁ!!!

「いやぁー、実を言うと私も、こなたちゃんを一度でも良いから食べたいなーと思いまして……」
「ちょっ、何言ってんの?ゆい姉さん……」
「ちょうど良い機会なんで、お言葉に甘えようかな?……ねっ、こ な た ちゃ ん 」
「あわわわわわ……」
 この人も類友だったのか……
「ゆーちゃん、助けて!!」
「………………………………ジュロス」
「この妹ももう駄目だー!!」

「さあ……そんなに恐がらないで……こなたお姉ちゃん……」
「そうだよ、こなたちゃん……何もかも全て私達に任せれば良いから……」
「おっ、お父さん……たすけt「あんたのお父さんなら、物置で寝てるわよ」なんですとぉぉぉぉう!!」
「ちょっとね……抵抗するからね……………………寝かしてあげた♪」
 そこまでするかよマジで!!
 そこまでするかよマジで!!
「おーと、かがみちゃーん、GJ!!」
 いや、あんた警察官だろ、なに誉めてんの!?もはや事件だぞこれ!!捕まえるべきだろ!!!
「あっそうだぁ、折角だから“あれ”使わない?」
「そうねー“あれ”使おうか」
 “あれ”って一体なんだ?なんかみきおばさんから戴いた箱の包装紙をやぶいてるし……お菓子の詰め合わせではないのか?……
「ジャーン、バイブー!」
 箱から取り出したのは数本のバイブだった。あぁ、道理で結構な重量があった訳だ。納得……………………………「じゃねぇぇぇぇぇぇ!!!」
「なに騒いでんの?こなちゃん」
「ちょっ、まさか……こうなる事を分かってて、狙ってやってたの!?」
「そうだよ。総て…… 計 画 通 り」
 た す け て
412ラスト:2009/05/08(金) 01:49:09 ID:CDvB9Wdg
「それではそろそろ、こなたちゃんをいただきますか」
「そうね」「そうだね」「そうですね」「ジュルリー」
「ちょっと待って!!」
「なに、こなたぁ。もう観念しなって」
「せめて……最後に一言言わして……」
「「「「「「「な〜に?」」」」」」」
「……………………………………………………優しくしてね」
「「「「「「「ごめん、それ無理いただきまーーーす!!!!!!!」」」」」」」
「そんな、ちょっ、まっt、アァァー!!」


結局この日は、変態達(親族含め)に襲われて1日が終わってしまいました。
 何故この様な事が起こるのか、私には判りません……
 誰かこの真相を暴いて下さい……
 それが私の望みです……



後日……私の家の目の前に、見たことある建造物が立っていました。表札を見ると『高良』と書いてありました


 ははは、そうか、あの人もかぁ…………あはははは……………………………………………グッバイ私の平凡な日常……orz

END
413ペテ・クルルーソウ:2009/05/08(金) 01:51:28 ID:CDvB9Wdg
投稿完了致しました
ありがとうございます
携帯からの投稿なので、操作の不慣れな点や文章作成の不慣れな点がありまして、多少読みにくいと思う所や、誤字・脱字があると思いますが、それらを含めて感想・ご指摘がありましたらお願い致します

お詫び また1レスオーバーしてしまいました
申し訳ありません
414名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 02:24:03 ID:+dlYPvrS
おもしろいしGJです、OVAみたく夢オチで、
散々機器に耐えない寝言を言いながら悶えていたこなたを
ゆうちゃんがぽぽぽぽ状態かと予想していましたがそういうオチですか
高良編もお待ちしています

ただ、ゆい姉さんは「こなた」と呼ぶと思います、ちょっと気になりました
415今日は何の日シリーズ5月8日:2009/05/08(金) 11:12:17 ID:JsC5GyQQ
みゆき「今日はゴーヤーの日です。JA沖縄経済連と沖縄県が1997(平成9)年に制定しました。「ゴー(5)ヤー(8)」の語呂合せと、5月からゴーヤー(苦瓜)の出荷が増えることが由来だそうです」
つかさ「こなちゃん、ゴーヤーチャンプルー作ってみたの。食べて〜」
こなた「お〜いただきま〜す。ん〜やっぱりゴーヤーは苦いねぇ」
かがみ「こなた…今、なんて言った?」
こなた「え?ゴーヤーは苦いねぇ…って」
つかさ「こなちゃん。このミルクを飲んで同じことを言ってくれるかな…」
こなた「んっ…こくん…にがぁい……つかさ、何故に前屈み?」
みゆき「い、泉さん…ここにホイップしたての生クリームがあるのですが…指ですくって舐めて同じセリフを…」
こなた「ん〜ぺろっ…にがぁい」
みゆき「くはっ!」
どぴゅっ!
こなた「わっ!みゆきさんの母乳がかかっちゃったよぉ〜」
かがみ「こなた……ぶっかけはジャスティス!」
こなた「もはやゴーヤーの日関係ねぇ!アッ―――!」

416名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 12:18:41 ID:/q6ZT//h
こなたにとっては苦い苦い日ですねww
417名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 12:38:07 ID:DRCvaAsS
>>416

なぜか、以前ここに投下された「甘い甘いこなた」を連想したじゃまいかw
418名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 14:59:10 ID:Jgca+57t
>>414

>機器に耐えられないで悶絶しているこなた

を連想したw


>>415

すげー、逝くときには射乳するのか。みゆきさん、みさくら作品に友情出演マダー?
419名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 04:25:32 ID:pGD84DPF
今月のコンプ。
新たな燃料となりそうだw
420今日は何の日シリーズ5月9日編:2009/05/09(土) 06:39:02 ID:DiHAMadN
みゆき「今日はアイスクリームの日です。
東京アイスクリーム協会(現在の日本アイスクリーム協会)が1965(昭和40)年より実施。
1964(昭和39)年、アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの時期であるこの日に、東京アイスクリーム協会が記念事業を行い、諸施設へアイスクリームをプレゼントしました。
以降、この日を「アイスクリームの日」として、各種のイべントを実施しています。
さあ泉さん!高良家自慢のバニラアイスを召し上がってください!白いモノにキスをするようにペロペロと舐めてください!
口の周りを溶けかけたアイスクリームで白く汚してください!」
こなた「昨日と同じオチ?!アッ―――!!」
421名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 09:06:06 ID:DM5NlZbr
複乳こなたになって複乳ゆーちゃんとクリーチャーに乳繰りあいたい
422名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 14:55:38 ID:4yJdCmd7
さて、どっかに保存したこなたが砂糖菓子になった画像を発掘してくるか
423名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 19:57:58 ID:Y7lvmEiN
>421
爆乳なこなたとゆーちゃんなんて似合わない!
んっ、誰だこんな時間に。
424名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 19:59:31 ID:Y7lvmEiN
しまった、爆乳と複乳を見間違えた。
425名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 21:59:19 ID:XYZyvXno
>>421
複乳と百合で某弓道4コマを連想した
426名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 23:09:41 ID:DM5NlZbr
たった2つでもあれだけ良いのに4つとか凄いよ、死ぬよ?
427名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 00:16:51 ID:eJQkLOqh
凡そ男は理解出来ないだろうけど、乳首だけでイクのは不可能じゃないらしいな
つーか、チ○ットの高僧は覚(見)えず、触れず、嗅がず、妄想だけで法悦に至るらしい
文章だけでも許されてる諸兄は恵まれてると自覚しよう
428名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 01:34:59 ID:URr1QfSm
誰も準備している人がいないなら5分後投下させてもらいます
42923-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:40:00 ID:URr1QfSm
お久しぶりです23-308です!約一年前にSSを投下したっきり、全くと言っていいほど筆が進みませんでしたorz
残念なことに諸事情により酉を忘れてしまったため、変更させてもらいますorz

いままでのあらすじ(byえすおーえす団)は
ttp://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1995.html

ミニ四駆に運命を左右されたこなた達の運命の歯車が今回り始める―。

・・・といいな

・懐かしいネタ
・続きもの
・衝撃の事実あり
・新しいパーツがかなり出ます
・オリキャラ
・もち非エロ
・増補改訂版
二次ブームのイメージが強い人はショックを受けるかもしれません。それでも大丈夫なら・・・

GO!バックブレーダーァァァァ!!
43023-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:41:11 ID:URr1QfSm
らき☆すたもしもシリーズif NO.003-2R 泉そうじろう編
〜もしもそうじろうがミニ四駆をやっ(ry

お父さんにフルボッコされた後、とりあえずミニ四駆の現状を調べるためパソコンを立ち上げた。
まずはミニ四駆で検索して、タミヤの公式サイトに行く。ミニ四駆オンラインとかいうページがあって

「ミニ四駆PRO?何だろ」

と、思い不思議な単語が書かれているバナーをクリックした。
詳しく調べるとミニ四駆PROとは最新のシリーズで大きな特徴はモーターがシャーシの真ん中に置いてあるMSシャーシというのが使われている事。
モーターも両方から軸が出ていて直接動力を伝えていてプロペラシャフトも無くなっているらしい。
時代も進んだね〜パーツも種類が増えていたし進化していた。5000円のシャーシも出てたんだって!

でもこれだけだとまだ情報が足りないみたいなので検索結果で公式サイトの下にあったページを見てみる。
そこはこのSSを見てる人には多分お馴染みであろう掲示板のミニ四駆スレのwikiで、実戦から得た改造法が結構載っていた。
そのwikiでは、今はフロント一段、リア二段、ローラー幅は規定いっぱいの105mmというローラーセッティングが主流であること、
実は六角ベアリングは性能が悪い事、ファイターが引退していた事(←重要!)等がわかった。
43123-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:42:02 ID:URr1QfSm
(作者注)
現在、主に使われているシャーシ

MSシャーシ
最新のシャーシ。
先の説明の通りシャーシ中心にモーターがあり、プロペラシャフトが無いためノーマルでの圧倒的な駆動効率と速さを誇る。
また、シャーシを前中後の3ユニットに分割されていて、(タミヤ曰く)簡単にセッティングが切り替えられるようになっている。
ユニット間の連結がボックス構造になってるので強度もあるが、構造の関係で重量が重くなっている。
MS-Lという軽量センターシャーシがバリエーションとして存在する。

VSシャーシ
MSが出るまで主流だったシャーシ。
と、いっても現在も第一線で活躍している。テクニカルコース向け。
スーパー1シャーシのコンパクトな設計にスーパーXシャーシで採用されたアイデアが取りこまれている。
フロントバンパーの強度が弱いのがネック

スーパーXシャーシ
二次ブームが下火になりかけた頃に出たシャーシ。
高い剛性と駆動系の優秀さに定評がある。
ワイドトレッド、ロングホイールベースのため小回りが効かないのと厚みの関係でステアリングシステム用のシャフトを使ったり、シャーシを加工する必要があるなど、
620ベアリングを使うのが難しいのが欠点。
前後を逆転させたFMXという改造シャーシもある。
カーボン入りナイロンを使ったXシャーシはその性能の良さと希少性から定価の3倍以上で取引される事もある。
この度限定キットのマックスブレイカーCX09ブラックスペシャルとして復活することが決定した

スーパーTZシャーシ、スーパーTZ-Xシャーシ
スーパー1より高剛性になり、スーパー1の短所である「フロントバンパーの脆さ」を克服した。
後部には申し訳程度のデフューザーが標準装備されている。ホイールベースもS1より長くなり、より直進安定性が高くなった。
スーパーXには劣るがフロントバンパーの強度がある。
駆動系はあまり良くなくギアの噛み合わせの悪さからくる爆音に定評がある。
コースレイアウトの傾向の関係でイタリアでは主流のシャーシ
スーパーTZ-XシャーシはTZシャーシのマイナーチェンジ版。
フロントローラーのスラスト角が変更され、パーツ取付け穴が追加されてXシャーシ用のパーツが使えるようになっている。
が、そのリアのパーツ取り付け穴の強度が弱く、駆動系の精度はTZより残念
因みにスーパーTZ-Xシャーシは作者の使用シャーシ。

スーパー1シャーシ
恐らく二次ブームにミニ四駆をやっていたなら誰もが使った事があるだろうシャーシ。
軽量で旋回性が高いがフロントバンパーの強度が悪く、井桁前提でカツい方々から人気がある。
超速ギヤ使用時に専用ギヤカバーを装着する必要がある。
(今まで生産停止になっていたが、最近再販された。)

他にもスーパーFMシャーシ等も使われているが、競技ベースとしては上記の6種類がメインである。
43223-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:42:56 ID:URr1QfSm
他にもサイトを回って色々調べて大体買うものは決まった。
明日 バイト無いから学校帰りに模型屋に寄るとしますか。

「さってと!ネトゲーやろうっと!」

翌日、案の定授業中に爆睡して黒井先生から鉄拳制裁を喰らい、かがみ達とダベりながら帰るという日常を過ごした後、
地元の駅に降りた私は真っすぐ家に向かわずにある店に向かった。
駅から5分くらいのところにあるその店は小学生の頃小遣い握りしめて通った模型店である。まだ健在のようだ。

「おばちゃん、ばんわー」
「あら!久しぶり。大きくなったね〜で、どうしたの?」
「ちょっとミニ四駆買いに来たんだ」
「こなたちゃんも?」
「どゆこと?」
「お父さんも来てるのよ。」
「お父さんここで買ってたんだ・・・」

そんな感じでおばちゃんと話しながらパーツや本体を物色していた。
ここは小さいながらも品揃えが良く、AOパーツまで置いていた。
私が買ったのは以下の通り

レイホークガンマ 630円
スーパーTZ-Xシャーシ(タミヤアフターサービス) 220円
アトミックチューンモーター 300円 
FRPマルチワイドステー 273円
スーパーXシャーシ FRPリヤーローラーステー 180円
丸穴ボールベアリング 600円
ローラー用9mmボールベアリングセット×3 420円×3
ラジ四駆用超速ギヤ 150円
60mmHG強化シャフト 150円
大径ライトウエイトホイール×2 105円×2
大径ナローライトウェイトホイール(バレルタイヤ付) 300円
1.4mm中空軽量プロペラシャフト 105円
ゴールドターミナルB 120円
スペシャルロングビス・ロックナットセット×2 252円×2
ショートスタビローラー 263円

合計5265円
43323-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:43:36 ID:URr1QfSm
軸受けは本当はダンガン用のHGベアリングにしたかったんだけど出回ってないんだって。
実際店にも無かった。620ベアリングは性能は最強なんだけど少し手間がかかるから本当は素人が手を出すべき代物ではないらしい。
あと100円ショップとかで必要な物を買い集めてついでに今日の晩御飯の食材を買って家に帰った。
荷物が重い・・・私、休みに入ったらマシン組み立てるんだ・・・

「ただいま〜」
「お帰りお姉ちゃん!遅かったね。」
「ごめんね、ゆーちゃん。ちょっと寄るところがあってね〜すぐ支度するね。」

と、まあいつものように夕飯の支度して家族3人で夕飯を食べた後、廊下に置いていた戦利品を入れた紙袋を部屋に持って行こうとしたとき・・・

「おっ!買ってきたのか?」

お父さんがニヤついた顔で

「あんな事言われたらね〜お父さん、負けるつもりはないから!」
「おう!」

なんか柄にもなく熱くなっているのが自分でもわかった。

つづく
43423-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:44:30 ID:URr1QfSm
以上です。この回の投下から約1年が経ちミニ四駆事情も大分変わったため、書き直しとなりましたorz
保管庫はこっちに訂正してください

模型店は実在していませんが、俺がお世話になっている模型店がモデルになっています。
こなたにTZ-Xを使わせた理由は俺がTZ系しかわからないからですorz
最近、XやVSにも手を出しましたが、相変わらずTZ-Xアトミ大径メインで公式大会に出てますw
基本構造は変わらないと思うんですが、シャーシの強化方法などシャーシ毎のチューニングが変わってくるのです。
ミニ四駆に復帰してみたくなった方はミニ四駆改造wikiを参照されると幸せになれるかと思われます。
アドレスはttp://www27.atwiki.jp/mini_4wd/

「次は29日の大会が終わってからになりそうなので結構空くかもしれません」って書いて約1年・・・
レポートやら実験やらでゆっくりした結果がこれだよ!

続いて組み立て編です
43523-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:45:51 ID:URr1QfSm
らき☆すたもしもシリーズif NO.003-3 泉そうじろう編

〜もしもそうじろうがミニ四(ry

「おっす!こなた・・・って何広げてんだ?」

3月真っ最中のある休日、柊ツインズが遊びに来た。

「やふーかがみんとつかさ。よく来たね〜
別に趣味がプラモでもないし、作ったプラモを破壊癖があるメイドに壊される事もないし、ミズダコに好かれている事も無いよ〜」
「んなナースフェチ知らん!」
「実は、かくかくしかじかで…」
「SSって便利だね〜」
「つまり、PS3を賭けてレースをする事になったわけね。」
「そゆこと」
「ふー…そういえば日下部のお兄さんもやってるって話だし、またブームになってきてるのね」
「でも、うちは女ばかりだから誰もやってなかったよね〜」
「かがみんもやったら?ホッケースティック持ってミニ四駆と一緒に走れば痩せるかもよ?」
「大きなお世話だ!それに地平線を目指す気は無い!」
「もーかがみんはわがままだなぁ(しんのすけ声)」
「それマジで似過ぎだからやめろって!」
「サー!イェッサー!…ところでさぁ、放課後ティータイムのベースの子ってかがみんに似てるよね」
「うっさい!」
「どんだけ〜」
43623-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:46:49 ID:URr1QfSm
かがみ達が帰ってから本格的に組み立てを始める。
TZ-Xシャーシを超速ギアで説明書通りに組む。
ちなみにTZシャーシはギアカバーを換えなくても超速ギアが使えるのだよ。
公式レギュレーションでも大丈夫だからTZで復帰する人は覚えておいて損は無いかも。
そして、プロペラシャフト受けと軸受けだけにグリスを塗って古いモーターと新品の電池で電池が無くなるまでギアを慣らす。

ギャリギャリギャリ
うるさい。これがシャーって音になるらしい。防音は大丈夫だよね?
ギアの慣らしをしている間に、またファイターマグナムのシャーシを出して新しいアトミックチューンをピニオンギアを付けずにセット。
新品の電池を逆向きにセットしてタイマーで15分計って回す。
15分回したら冷やして正転で15分、冷やしてまた逆転15分と3回繰り返す。
こうしてブラシを均等に擦り減らすらしい。
モーターの慣らしが終わったら、今日はゆーちゃんが食事当番なので手伝いに行く。しばらくすること無いしね。

夕飯つくってるときに

「おねぇちゃん、ずっと部屋にこもってたけど何やってたの?」
「ちょっとプラモつくってたよ〜絶対に負けられない戦いがある!ってね」
「?」
43723-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:47:28 ID:URr1QfSm
夕飯の後、3本スポークのホイールの細い方を切り出してシャフトにまっすぐに挿す
そしてバレルタイヤをはめ込む。タイヤはブレが無いように気をつけてね!
いっそ居直ってぶれまくって震えてるのをわかんないようにしてもいいけど。いや、よくない。

「♪なーんーかーいい感じなーれーばーいいきーもち〜競争だ!いち早くりーんごたーべーよ」

とこんな感じで作業してるとつい歌っちゃったりしない?関係無いけど2期特別編いつかなぁ〜

フロントは普通に組み立てる。
リアはカウンターギアにラジ四駆超速についてたの丸穴を入れるくらいで普通に組み立てて取り付け。
モーターはアトミックチューンを装着。
ギア周りにはグリスじゃなくて100円ショップで(ry化粧品のスクワランオイルを塗る。

次はFRPマルチワイドステーを取り付けて、9mmベアリングをつけたショートスタビをプレートの一番端にロックナットで付けてシャーシのフロントバンパーに取り付ける。
リアステーにFRPワイドプレートを内向きに付けたら、一番長いビスに9mmベアリング、アルミスペーサー、FRPプレート、スペーサー、9mmベアリングといった感じで通してロックナットで締める。
反対も同じようにつけて、ステーを取り付けて、完成!
これはたからばこセッティングっていって2次ブームが終わる頃にでてきたセッティングなんだって。
復帰する人にはオススメだよ!
これでシャーシは組み終えたから、バッテリーを入れて・・・「スイッチオン!」
チッ!シャアアアアア 音もよし!
あとはちゅるやさんのステッカーを貼ったボディを付けて完成!
某ドリフト大会にも出てるらしいねw
そういえば、初音ミクの痛車も何かのレースに出てるらしいとか。
あとは、テスト走行して仕上がりを見たらすぐバトルと行きますかね?

「おとーさん!コース貸して〜」

作って走らせて終わるかと思ったけど、まさか、あんなことになるなんて今の私には予想できなかった・・・
43823-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 01:49:18 ID:URr1QfSm
ってわけでようやく3回目ですw
キャラのセリフの再現度が低いような気が…
つーか、単調、詰め込みすぎなのは仕様ってことでどうか一つ・・・
今まで放置してたのに、また書きだしたのは某EK4に刺激されたからというのがあります。

こなた達の学年は2年生を想定してます。(理由はその方が都合いいから)
ローラーセッティングに関しては有名なセッティングなのでグーグル先生に聞いた方がわかりやすいし画像もあります。
この回を書くときに復帰したてがやるような改造を想定してなかったので、2回目をRという形で訂正させてもらいました。
前回、TZ-Xは爆音に定評があると書きましたが、当たりを引いたりギアを変にいじらなければ意外と鳴ることが少なかったりします。
それでもVSやMSに比べたらうるさい方ではありますが・・・
ミニ四駆に復帰してみたくなった方はミニ四駆改造wikiを参照されると幸せになれるかと思われます。
アドレスはttp://www27.atwiki.jp/mini_4wd/

次回はこなたの前に現れた障害攻略編です
439名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 03:24:38 ID:AzKUVfOg
>>438
え? 3年生の間違いでは?
ゆたかがいるし
44023-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 08:36:02 ID:URr1QfSm
>>439
あ・・・
ぬかった
44123-308 ◆7A1At/3G9k :2009/05/10(日) 08:39:54 ID:URr1QfSm
>>439
この4月に3年に進級するって事です
そういうことで・・・

連投すまそ
442エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:50:56 ID:WNrCfB0B
>>438
嫌味とかじゃなしに短い地の文で、描写がきっちりしていてGJ
堅く言ったけど、内容的にも人は選ぶだろうが○
簡単に言えばGJってことっす

続いて投下スマソ
Lucky star エピローグの作者です。かなり鬱モノ書きました
『前も、後ろも』
要素:鬱・グロ・暴力・キャラ崩壊有。苦手だったら見ない方が良好
5〜7レス使用
投下開始↓
443エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:52:43 ID:WNrCfB0B
「いじめ」。たった三語のこの言葉は、私をいつも虐げる。
教室に入ると自分のロッカーがごみ溜めになっていたり、定番の靴隠しだったり、しまいには教育費の類を盗まれたり。
私はたまに「いじめに慣れた」と言っている人を、テレビやネットに見かける。
私の解釈だけれど、その人は「いじめ」に慣れているのではなく、「孤独でいること」に慣れてしまっているんだと思う。
少なくとも私はそうだ。例えば授業終了後、トイレに行って帰ってくると椅子が無くなっている。
気づいた途端、頭のてっぺんからさあっと冷たくなっていくような心持ちになり、続いて冷や汗が背を伝う。
もう、イヤだ。あの人たちは私がこんなことをされてどう思うかなんて、考えないのだろうか。
気づいて、お願いだから気づいて。私があんたたちに酷いことされても無表情なのは、弱いところを見せたくないからだよ。
悲しそうな顔をするとあなたたちが笑うから、楽しむからなんだよ。
だから、これで最後にして。毎日ジャージで帰る言い訳、ネタ切れなんだ。

『前も、後ろも』

「来た、来たわよw」
「お姉ちゃん、声大きいよw」
「かがみさんつかささん、リアクションしないでくださいねw」
また今日も「学校」が始まる。近づく度に高く鳴る鼓動は、同時に私の息も少し荒くする。やけに重い引き戸に手をかけ、ゆっくり横に引く。
目立たないようにと、後ろ側から入ったのが間違いだった。
開けた瞬間、黒板に私への暴言が隅々に書き綴られているのが、ありありと目に映った。
殆どが稚拙な罵詈雑言なのに、痛みや苦しみは弱くならない。今日は無事だったロッカーに荷物を入れ、足早に黒板の前まで歩いていく。
途中、声をひそめて私を笑ったり、同情したりする言葉が聞こえた。彼らは知らない。同情するような言葉を影で言われるのが、それこそ私を苛んでいるということを。
黒板消しを手に取ろうとしたとき気づいた。黒板消しが無い。いつもチョークやチョークの粉が溜まっている場所に、いつもあるはずの黒板消しが無かった。
また、汗が背をつうっと伝う。おろおろする私を見て、声を殺しておかしく笑い合うあの三人のうち一人が、笑い混じりに皆に聞こえよがしに言う。
「服で消せばぁ〜?w」
その言葉に周りのざわめきが少し大きくなるけど、考える限りそれ以外策は無い。
またジャージで帰る羽目になったと、胃に重いものを感じながら服の袖を手で掴んで、私は唇を血が出そうになるくらい強く噛みながら、袖で拭き始めた。
「アハハ、本当にやってるぅwどんだけーw」
「泉さーん、制服は洗うのが難しいですよw」
後ろからはやし立てる声が聞こえた。そんな声にはかまってられない、先生に見つかって面倒なことになる前にさっさと消してしまわないと。
そうして私の朝が終わる、今日も悪い出だしだった。

ちょっと飛ぶけど、昼休み。昼休みなんて無ければいいのに、最近心の底からそう思うようになっていた。
授業より短い時間なのに、授業の方が短く感じる。時間を潰すことなんてできない。屋上は立ち入り禁止になっているし、誰も立ち入らない教室なんてこの高校には存在しない。
アニメや漫画の登場人物のようにどこかの活動室の合鍵を持っているわけでもないので、仕方なく教室で黙って時間を潰す。
一点を見つめているだけにもいかないので、取り合えず寝たフリ。最近はこれでやりきっていた。
2chでよく昼休みを寝て過ごしている人の体験談を見て、笑えていたあのころが羨ましく感じる。
そんなことを考えていると、昼休みが終わる五分前を告げる予鈴が鳴った。バッグから昼食用の飲み物を取り出し、全て飲み干す。少し、苦い味がした。

「日本が世界に対して力を見せ付け始めたのは戦後で……」
担任でもある黒井先生が、教科書を読み上げていく。つい最近まで子守唄に聞こえていた先生の授業が、授業の言葉として聞こえるようになったのはいつからだったろうか。
前かがみになって、板書しようとノートに向かったとき、お腹がおかしいことに気がついた。ごろごろと泥団子みたいなものが、お腹の中を駆け巡るような感覚。
突如、猛烈な便意と痛みに襲われた。尋常じゃない痛み、女の子特有のアレとは比べ物にならない、我慢のならないもの。
おずおずと手を上げて、トイレに向かうことを許可してもらい、私は教室を出たらたまらずトイレに向かって走っていた。
「くすくす……w」
444エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:54:33 ID:WNrCfB0B
結果から言うと、私は便器まであと一歩というところで漏らしてしまった。
おそらく下剤を飲み物の中に入れられたのだろう、以前にもこういうことがあったので、おおよそ犯人も手口も分かっている。
排泄物が床と服に散乱するトイレで、そんなことを考えていた。取り合えず、服にこびりついたのを落とそう。私はバケツに水を入れて、雑巾をそれに浸し服をめいっぱい擦った。
私が服を擦る音と、ホースから流れる水の音がむなしく響いていた。雑巾を浸した水から出したとき、出来ていた水の波紋は私の涙のせいだった。

「失礼します……」
やっとの思いで保健室への引き戸を引いた。先生の顔が待ち受けているとばかり思っていた私は少し拍子抜けした。
「……?」
中に入ってみるが、やっぱりだ。先生は今いない。それどころか一人も保健室にいない。
ああ、そういえば先生は一年生の遠足に引率なんだっけ。唯一の支えだった先生に会えないのかと、一瞬肩を落としたけれど、なぜだかもうどうでもいいような気持ちになった。
来室カードという、保健室に来室した人が記入するカードに名前と早退する仮の旨とを記しておく。
前から保健室の先生にはいじめられていることを打ち明けていて、本当に辛いときはこれにそう記入して早退してもいいと、許可をもらっていた。
荷物の類は今授業を行っているはずの黒井先生に持ってきてもらった。黒井先生は保健室に入ってきて私の座るパイプイスの横に荷物を置くと、何も言わずに出て行った。
傍目には酷いことのように見えるが、今はその方が良かった。誰かの優しさに触れた途端、泣き出してしまうような気がしたから。

私は左手にバッグを持ってまだ騒がしい商店街をゆっくり、本当にゆっくり歩いた。学校から離れていくからなのか、一歩進めるごとに気は楽になる。
けれど、沈んだ心持は変わらない。楽になる、というより落ち着いてくるの方が近いのだろう。
頭がぼんやりしてきた。六月だということを実感させるようなにわか雨が、不意にぽつりと頭に落ちた雫を筆頭に降り始める。
車道を走る車はすぐに一番速い速度のワイパーを動かし始めていた。道を歩いていた人たちも、傘を持ち合わせていないようで店の中に入ったり小走りで走り出したりしていた。
けど、雨に濡れるというのに、私は心情に変化が無いことに気がついた。
いや、さっきより大分落ち着いてきている。容赦なく流れる雨は髪を濡らして、服を濡らして、靴の中に入ってきた。
深い、暖かい海の中に入っていくような気分になって、今度は体から力が抜ける。濡れた髪を前から避けて、空を見上げた。灰色の雲がこんこんと雨を生み出しては落としていく。
今はただ雨が、ありがたかった。

「ただいまー……」
誰もいないことは分かっているのに、来るはずのない返事を待つように私は言った。
玄関で靴を脱いで、濡れた靴下を脱ぎ家に踏み入ると全身の力が抜けるように、肩が落ちて視界がゆれた。そこで私の意識は途切れていた。
 居間に入ると、頭がぼうっとする。何も考えられない。気がつくと髪や体からはいい香りがして、服はパジャマになっていた。
多分、シャワーを浴びて着替えたのだろう。このところ、たまに無意識に行動していることがあるから、そう解釈した。
自分の部屋に行くまで、長くかかった気がした。私だけの空間、未だにお父さんさえ私の部屋に立ち入らせたことは無い。
部屋に入って雨雲のせいで薄暗い部屋のベッドに倒れるように寝転がった。
漫画やゲーム、PC。フィギュアやグッズ。いつしか興味じゃなくて使命感に駆られて集めるようになってしまった。それでも、今はあるだけで安らぎを与えてくれる。
このまま、誰とも会いたくない、消えてしまいたい……。消えてしまえば、あいつらに会うこともないし、不安に駆られることもない。
薄暗い部屋の中でそう考えているうちに、私は深く眠ってしまった。
445エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:56:03 ID:WNrCfB0B
朦朧とした頭で目覚めたのは、真っ暗になってしまった私の部屋だった。せっかく昼前に帰ってきたのに、寝てすごしちゃったか。まあいいや、どうせやりたいことなんてないんだし。
お腹も、そういえば空いていない。朝も食べる気がしなかった。
食べなければ力が入らないことなんて分かりきっていることなのに、どうしても口に入れて飲み込むという動作が煩わしくなってしまう。
もう、何もかもなんでもいいや。暗がりの中で、少しだけ寝返りを打つ。壁の方ばかり見ていた私は、彼女に気づくことが出来なかった。
「ゆーちゃん……」
ゆーちゃんが私のベッドに上半身預けて、寝息を立てていた。完璧に寝てしまっている。
そんな時間なのだろうかと、暗闇に慣れた目で時計を見ると六時二十分ちょうどを指している。
そっか、ご飯食べて眠くなって寝ちゃったのか。
こういうどうでもいい解釈だけはできる。だから、ゆーちゃんが何故ここで寝ているか分からない。
考えても意味が無いので、ゆーちゃんをお姫様だっこで部屋まで連れて行くことにした。久しぶりに触れた人の温かさは、どうしようもないくらい私を切なくさせた。

「おやすみ」
ゆーちゃんをベッドに寝かせて、ゆっくりとドアを閉めた。明るみが少しだけ視界に滲んでいたので、その方向を見ると居間から漏れている光だった。
お父さんの声もする、ということは誰かと話しているのか。けど、興味も沸かない、行こうとも思えない。
電灯の光を暗闇に慣れた目で見たくなくなり、逃げるようにして自分の部屋に向かった。

「うつ……ですか?」
「はい、信じられないかもしれませんが」
そうじろうは思いつめた表情で、医者に聞き返した。
ついさっき、廊下にこなたが居た気がしたが、こなたは何も言わずに部屋に戻った。その行為がなぜか、寂しかった。
今、食事に使っているテーブルを挟んでいる白衣をまとった医者は、学校の保健のふゆき先生の紹介で呼んでもらった医者だった。
信用できる、力になってくれる先生ですよ、とふゆき先生は言ってくれた。外見は温和な方で、カウンセリングもできるというのも納得できる、優しそうな男性だった。
歳は、俺より上だろうか。だが、今初っ端から疑いはじめている。こなたが、うつ? あんなに元気で、どうしようもないこなたが、そんなことは……。
「うつ病にも種類がありますが、こなたさんはその中の一般的な『うつ病』というものと『大うつ病』の境目です。
日本では中年男性に多いとされているのですが、このような女子高生にあらわれるケースも珍しいとはいえないんです」
「はあ……」
「うつ病の特徴は、無気力、好奇心皆無、食欲減退、睡眠過多、または不眠です。重要なのは、結果から言ってこなたさんはとても危険な状態にある、ということです」
先生の言葉に、心臓ではないところがドクンとうごめくのが分かった。
「大うつ病になってしまうと、自殺の危険性や、やけを起こして犯罪を犯す危険性が孕んできます。ですから、今のうちに対処を……」
医者の言葉は、もう殆ど頭に入ってこなかった。そんなばかな、話していたのに、いきなり自殺だなんて。
混乱する頭で考えることができるのはこなたのことだけだった。どうすればいいんだよ、かなた……。

朝、起きると頭の中はぐちゃぐちゃしていた。昨日、先生に言われたことが未だに信じられない。
だが、学校には当分の間休むことを電話で伝えておいた。
電話には保健の先生が出て、少しこなたについて話したいので、後日に会う約束を取り付け、最後に「お大事に」と優しく言われた。
かなたを連想したのは、俺だけではなく、こなたもだったかもしれないな。
時計を見ると八時五十分過ぎ。いつもなら起きてきて、やってしまったと言った顔をして居間に入ってくる。いつもなら……
「おはよ」
「ああ、おはようこなた」
そこにいたのは、俺が知っている娘ではなかった。髪がぼさぼさで、とかされた様子は無い。
歩幅も狭く、しかも一歩一歩が遅い。外見も変わっているが、目に生気が見られない、声に活気が感じられない。内面的な部分まで、変わってしまっている。
―うつ病です―
先生の言葉が、深く突き刺さった。だがしかし、医者でもない俺にできることなんでたかが知れている。だから、言われたことを精一杯するのが『俺にできること』だ。
「こなた、今日は学校休んでいいぞ。ああ、パン食べるか?今日はいつもと違うやつを買ってみたんだ」
返事するのに、こなたは目を合わせようとしない。うつろな目は、視線の先にあるものも見ようとしていない。前にただよう空気を見ているようだった。
こなたは食事のとき、一言も話さなかった。
446エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:57:13 ID:WNrCfB0B
それがいつもにぎやかだったこなたと対比して考えてしまい、耐えられなかった。俺が知らないうちに、こなたがこんなことになっているなんて。
食べ終わって、食器を二人で片付け、こなたが部屋に戻ろうと居間を出たとき、なぜか何か話さなくては、という使命感に駆られて、気づけば口を開いていた。
「こなた、昨日濡れて帰ったよな。あの制服、玄関の靴箱のところに、干してあるからな」
どうでもいいことなのに、こなたは立ち止まって聞いてくれた。しかし、返事もしないでこなたは居間を出た。

朝、お父さんが学校は休んでもいいと言った。そんなことをしなくても、私はどうせ毎日早退しているのに。
朝ごはんを食べるときも、お父さんはひっきりなしに何か話題を見つけては私に話しかけてくれた。けど、その優しさは分かるのに、返答する気になれない。
声を出す気になれなかった。結局、居間に入ってきたときに振り絞った挨拶しか、お父さんと話さなかった。
自分の部屋に戻って、楽になろうと思ったとき、お父さんから制服を玄関に干してある、と言われた。私は分かってる、お父さんはそんなことが言いたいんじゃない。
けど、もうどうでもよくなって、私はドアを押した。いやにノブが冷たくて、重かった。
廊下に出ると、朝日が私を照らす。すがすがしく感じない、うっとおしい日差しを手でさえぎる様にしてみる。すると、それは玄関のドアの窓から差し込んでいたものだと気づく。
それを見るのと同時に、服がかけられているのが目に入った。桜色を基調とした……制服だ。
頭を閃光がかけめぐる。次から次へと、今までされたことが頭に思い起こされる。高良の顔、柊姉妹の顔、そして、それを笑うクラスメイトの顔。
「うわああああああああっ!!!!!」
まわりの風景が溶けるように変わり、それが戻ったかと思えば、そこは私の教室だった。あいつらが、にやにやしながら私を見ている。
息継ぎせずにあいつらの顔がどんどん思い起こされては、私を笑って消えていく。そんなことを考える頭が恐くて、邪魔で、かきむしった。
視界が涙で滲み、涙はこぼれて落ちているのに私の視界はにじんだまま。ぼやぼやした世界の中、必死にあいつらから逃げる道を探し求めた。
しかし、それを引き止めるかのように肩に誰かが触れる。一度思いっきり振り払うが、またすぐ掴まれる。
恐怖からもう一度振り払うが、その手は今度はしっかりと私の肩を握っていた。
その手は私を捕まえて離さない。爪で引っ掻いて、拳で力いっぱい殴った。その手は私を離さない、逃げさせようとしない……
「こなたっ!!」
父の声が聞こえて、同時にまばたきをすると視界が戻った。いつのまにか、朝のなんでもない家の中に、私は立っていた。
不意に肩を掴む手に気が付いた。ゆっくり振り向くと、傷や血、内出血で酷い状態の父の腕があった。
父の目に焦燥の色が浮かんでいる。何が起きたかは分からない、けど言えるのは私が酷いことをしてしまったということだ。
「あっ、の……。お、お父さ……ん」
私が父に謝ろうとすると、父は私を広い体で抱きしめてくれた。昨日と同じ、人の温かさ。これは優しさなんだろうけれど、でも昨日と同じ、私を切ない気持ちにさせる。
お父さんはずっと、何も言わずに私を抱擁してくれていた。だんだんと、温もりが安らぎに変わる。さっきと違ってきた温もりは、私を芯からほぐすように暖めてくれる。
お父さんの丹前は、知らないはずのお母さんの香りがした。

いつものように薄暗い部屋に、ただ一人きり。ベッドの上に、足だけ床に伸ばして仰向けに寝転がっていた。
昼時なのでカーテンを閉めても、微かに入ってくる光がうっとうしかった。太陽のような光を見ると、シアワセな学園生活を送っている、どこかの生徒たちの顔が目に浮かぶ。
その人たちは私の知らない人なのに、どうしようもなく羨ましくて、憎たらしくなる。けどその悔しみや憎しみを発散させる当ても無く、心の底に泥のように溜まっていくだけ。
体をベッドの中にもぐりこませ、わずかな光さえ遮るように頭まで布団を被る。暗闇に写るものは何も無い、最近はこうして自分を安らぎの中に沈めていくようになった。
眠るために寝るのではない、そんなの分かりきっていることなのに、いつのまにか眠りに落ちていく。
447エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 14:58:55 ID:WNrCfB0B

「こなたの……お友達?」
「はい、高良みゆきと申します。私はクラスの学級委員長も勤めていますので、色々とすることがあるんです」
ドアを開けると夜闇を背に、めがねをかけた人目で優等生だと分かる子が立っていた。その後ろにもあと二人ほどいるように思える。
「あ、それと他に仲の良いお友達を連れてきたのですが……」
「こんばんは、こなたの友達の柊かがみです。こっちは私の双子の妹で、こなたのクラスメイトのつかさって言います」
「こんばんは……」
みゆきと名乗った子が体を脇に寄せて、後ろの二人を紹介した。
双子と言う割には、片方はおっとりして、もう片方はきびきびした印象を受ける、正反対の双子だった。とりあえず中で話を聞くことにした。
彼女らが言うには、三人は一年生のときからの親友で、今でもかなり仲良くしている間柄だということだ。
こなたを心配して、そして高良という学級委員長の勤めとして、今回尋ねてきたのだという。
医者には、弁護士と医者以外の対面は極力避けるようにと言われていたが、彼女らの気持ちを汲んでやることにした。
「ここがこなたの部屋だよ、俺はじゃあ居間にいるから、何かあったら呼んで」
彼女らをこなたの部屋まで案内して、俺は居間へと向かった。あの場にいても、俺ができることなんてない。むしろ邪魔なだけなのだ。

お父さんの腕の中で意識を失ったらしい私は、気づけば部屋のベッドに寝ていた。あれからどれくらい経ったのだろうか。
毎日の食事は部屋の前に運ばれて、ノックでそれを伝えられた。ドアを少しだけ開けて、廊下の光から目を背けたまま食事を食べる。
しかし、異物を噛んで飲み込む動作を繰り返すだけの食事は、私にとってそれは労働にしかならなかった。
食べ終わっても満腹感はない。空腹感でさえ、最近はわすれていた。お父さんの顔も忘れてしまって、光も忘れた。私に残っているものは何だろう。
コンコン。
不意にドアを叩く音がする。さっき食べたばかりなので、食事の可能性は無い。出迎える必要も無いので、黙ってベッドの上に座っていた。
きい、とドアが開く音がする。静かに開けられたけど、廊下の光が漏れているので気づくことは出来た。誰だろう、何人かいる。いち、にぃ、三人かな?
廊下の光が作る影を見て、私の脳は一気に目覚めた。あの、ツインテールの髪影が、形どられているのだ。
息を呑み、声を出そうとしたけれどずっと出していない声は、咄嗟に出てこない。口だけが、空虚に動く。
三人はゆっくり歩いてきて、部屋に入るとドアを閉めた。部屋はまた暗くなるけれど、気持ちはいつものように落ち着くことは出来ない。
足音はついにベッドに腰掛ける私の目の前まできた。
目の前に制服のスカートと足だけが三人分、横に並んで立っていた。冷や汗がこめかみをつたう。
そのうちの一人が、しゃがみこんで私と目線を合わせる。
「こーなーたっ」
あの顔が目の前にある。軽い過呼吸の状態になる。息を上手くすることができない。あの顔はにやついたまま、私の顔をのぞきこんでいる。
絶えられなくなって、逸らすようにうつむいた。
「あれぇ?お姉ちゃん、こなちゃん私たちとは話したくないみたいだよ」
「そのようですね」
両脇の二人は私の両隣に腰掛けた。二人ともわざとらしい口調で話しているけれど、頭に内容は入ってこない。ただ、恐怖だけが先行して脳に訴える。
「そうみたいね」
瞬間、口に布を詰められた。うつむいた顔に下から無理矢理入れられたので、嘔吐感がこみあげ涙がにじむ。私の味方は、いない。
両脇の二人に肩をつかまれ、一気にベッドの上に仰向けにされる。
「こなたも、子供っぽい体して本当はエロいのねぇ」
にやつきながら、私のパジャマの下とパンツを脱がし、あらわになった秘部をまじまじと見る。私のそこは緊張と恐怖で、汗で濡れていたのだ。
そこを隠そうとして腕を伸ばすが、つかさに払いのけられる。同時につかさの顔が視界いっぱいに近づいてきて、つかさの荒くなった吐息が鼻にかかる。
暗い視界の中、つかさの笑みだけがぼんやりと浮かんでいた。
「何が違うのかな?」
つかさが表情を崩さずそう言った刹那、股間に指が入り込んでくる違和感と、じわじわとした痒みのような物が脳髄に届いた。思わず背が少し反り返る。
「あれ?泉さん、感じてるんですか?」
「そりゃあ、何もしてないのに濡らしてる淫乱だからねー、こなたは」
言いながら指の動きは激しくなり、未知の感覚が私の頭を刺激し続ける。同時にこいつらに、私に対した嫌悪感もどんどん増えていった。
「うっ、はぁ、はぁ……、ひゃう! 」
緩急をつけていじられるそこからは流れてくる感覚に、どんどん支配されていく。目の前のつかさの顔は、以前笑っていた。
448エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 15:01:56 ID:WNrCfB0B
「そろそろ、よいしょっと。いいかしら」
言いながら秘部の中の違和感が抜き取られた。あそこが熱い。頭がぼんやりしてきた。
ベッドから降りたかがみがバッグから何か取り出した。それを持ってまたベッドに上がってき、足を曲げられ開脚される。
抵抗しようと力を入れるが、じんじんと熱くなっているアソコのせいで力が上手く入らない。そしてすぐに、私のアソコに何かひんやりした物があてがわれた。
恐怖から、もがいて起き上がろうとするがつかさに両手を掴まれてまた押し倒された形になる。
「これからが楽しいんだから」
暗闇の中のつかさは笑って、私の口の中の布を取った。瞬間、激痛と共に異物が私の中に入ってきたのを感じた。
悲鳴が出そうになったところに、つかさに口で塞がれる。つかさの舌が、私の舌を舐めまわした。
「んー! んーっ!」
つかさの口の中でめいっぱい声を出すが、お父さんが気付いた様子が無い。入ってきたものはひんやり冷たくて、太くて、ゴツゴツしていた。
私の中に入ってくるそれは、子宮の入り口で侵入を止めた。つかさの口が離され、私とつかさの荒い吐息が漏れる。
「結構入りましたねえ、これはすごいです」
みゆきの声がもう音として聞こえてくる。かがみも何やら話していた。
「みゆき、もう一本取って」
みゆきがベッドから降りたかと思うと、また戻ってきた。私は中の異物感に身がもだえそうで、目を開きながら涙を流していた。
「じゃあ行くわよ……」
またつかさに口を奪われたかと思うと、さっきの比にならないくらいの痛みと共に、今度は肛門に侵入してきた。
ずるずるとゆっくり入ってくるそれとすでに入っていたそれは、体の中でこすれていた。
「うっ…、うぐ、んんっ!」
肛門への侵入も終わったようで、動きは止まった。
449エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 15:02:38 ID:WNrCfB0B
「すごいですね泉さん、二本も咥えこんでしまって」
「流石淫乱ね。おしり開発でもしてたのかしらっと」
かがみの声の途中で、カチッという音と共に突如二つのものが激しく振動し始めた。体の中のそれは私の中で激しくうごめいている。
「うぅ、ああ!! んあっ、はぁっ!」
激しくのけぞりを繰り返す私を見てつかさは笑っていた。本当に、この人たちは鬼だと思ったときだった。
二本が激しい出入りを始めた。ジュポン、ジュポンという音と共に同じタイミングで出たり入ったりしている。
「あぁあああぁあああ!!!!」
痛みとそれ以外の小さな感覚に、私は大きな声が出てしまった。しかし、お父さんが気付く様子が無い。
何で、何でさお父さん……。
「うぅ、はぁ、ああっ! んあああ!」
こんなに大きな声が出ているのに、お父さんは気付かない。そしてもだえる私を面白がるつかさや、後ろに見えるかがみやみゆきが憎らしい。
「酷いことされても、しっかり濡れてるのねぇ。おもしろいっ」
「もうイくんじゃない?お姉ちゃん。すっごい声だもん」
声を弾ませながら何かつかさが言っているが、頭にそれが情報として流れてこない。
「っああああああ!!!」
頭にたまっていく白い光がついにはじけて、全身を駆け巡るような感覚に襲われたあと、私はイった。
二本のピストン運動も止まり、振動も止んだ。静かな夜が再び訪れる。頭が激しい快楽のあとの余韻で、ぼんやりとしており未だに多少、体がビクつく。
横向きで寝転がる私の顔に、瞬間で足が飛んできた。額を蹴り上げるように蹴られた私は、痛みを覚える暇も無く次の攻撃をくらった。
四方から足や手が飛んでくる。私の周りでベッドの上に立ち、私を虐げるこの人たちは笑っていた。
「あっはっはは!ねぇこなちゃん、痛い?ねぇ痛い!?」
「こなたさん、頭だけ隠しても痛みは変わりませんよ?」
「あっはっは、こいつ全っ然抵抗しないんだけど!ウケるw」
私は頭を抱えて、背中を丸めてじっとしているしか無かった。けど丸めた背中を蹴られ、痛みと衝撃にえびぞりになる。
反って突き出た腹を殴られ、また丸まってしまう。頭も蹴られ、殴られくらくらして視界が定まらない。
痛みは段々と薄れていく。最初は耐えることができないほどの痛みが常に体中に回ったが、今はそれが小さくなってきていた。
肺を蹴られ一時的に肺が収縮し、呼吸困難になる。胃を蹴られ、胃液と消化されかかった食事が喉まで出かかる。
それを飲み込んでもまた腹を蹴られ、口から液体と固体が入り混じったものを吐き出す。
それすらも無くなり、いつしか血の混じった唾液を吐き出すようになっていた。暗くて、三人はそんなことには気づかない。気づいても止めないだろうが。
やがて、何回かの余韻を残して、私への虐げは終わった。体力が尽きたのか三人はベッドから降りて、息を切らして座っている。
私はその横で嘔吐物や吐血物で濡れたベッドに横たわっていた。開放感は無かった。悔しくもなかった。
ただ、彼女らが何故こんなことをするのか分からなくて、悲しくて涙が出た。
部屋の電気が高良によって点けられる。ベージュの色が部屋を包み、血と黄色い胃液と消化されかかった食べ物で濡れたベッドが生々しくあらわれる。
三人は自分の服にかけられた吐瀉物を私のベッドのシーツで拭うと、部屋から出て行った。
高良、つかさが出て行きかがみが部屋を出ようとしたとき、反吐が出るような笑顔で私を見た。その笑顔に、色は無い。
「じゃあね〜、こなた♪」
ドアが軋んで閉まる音は、嫌に大きく、遅く聞こえた。
部屋には私の荒くなったままの吐息が、空虚に残った。
450エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 15:03:24 ID:WNrCfB0B
ドアが開く音で、俺はいつのまにかソファの上でいつのまにか寝てしまっていたことに気が付く。
慌てて跳ね起き、ドアの方を見ると神妙な面持ちの、あの高良とかいう人だけが顔を出していた。
体の前で手持ち無沙汰に手をいじる彼女は、申し訳なさそうに言った。
「すみません、こなたさん私たちと会いたく無い様で、お暇させていただきます……」
うつむいた頭を更に深く下げると、彼女に言葉をかけてやる暇もなく、出て行ってしまった。
これで、よかったのだろうか……。
その気持ちは医者の言葉を無視した行動からきたものではなかった。
彼女らが例えこなたの何人にも変えられない唯一無二の友人だったとしても、合わせるべきではないのではないか?
心の中で自問自答する。無論、答えは返ってこない。とりあえずこなたの部屋に行ってみよう。
いつもみたいに部屋にさえ入られない状態で終わるかもしれないが、見るだけみてみたい。それくらいなら許されるはずだ。
俺は心の中で自分に言い訳をしながら、こなたの部屋に向かった。
451エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 15:05:03 ID:WNrCfB0B
部屋の前まで来て、立ち止まる。
こなたが制服を見て気が違ってしまったあのときから、俺はこの部屋の前まで来ることですら拒んでいた。言い訳を許してくれるのなら、こなたの専属の医者と話していたから。
しかし、先も述べたようにそんなものは言い訳だ。心の奥で全くの別人に一夜にして変貌してしまった娘に、会うことを恐れていたのかもしれない。
会ってそれを拒まれるのが、怖かったのかもしれない。もう何度も医者と話しているが、回復傾向にあることは一向に伝えられない。
先生が言うには悪い方へ、少しずつ、少しずつ傾いているのだという。何か刺激があると、今まで支えていた物はあっけなく壊れ、こなたは落ちていくのだと。
その言葉を理由にして、俺はずっとこの部屋に来ることを恐れていた。今考えるとおかしなことだ。父親である俺があからさまな悪いことをしないかぎり、そんな自体起こるわけが無い。
ただ傍らに居てやるだけでいいのだ。医者もそう言っていた。何故俺はこれまで気付けなかったのだろうか。自分のことで精一杯だったからか? こなたの変貌に心がついていけなかったからか?
俺が……一人だったからか?
そう考えると、浮かんでくるのは最愛の妻、かなたの背だった。華奢で細い腕、足、色白の肌。加えて病弱だというのに、こなたが生まれてからというものこなたに尽くし続けていた。
そんなかなたを俺は後ろで見ているだけだった。仕事をして家族を支えているということに満足して、家族と関わっていることにそれで満足していただけだった。
子を、妻を、愛することをしなくなっていた。
それに気付いたのも、かなたの死後だった。何故あのときに、何故してやれなかったのか。かなたの死後、俺はそんなことしか考えていなかった。
物心がつくまえのこなたは、無邪気に俺にまとわりつき甘えた、その天使のような娘に救われ、今こうして生きている。
思えば、これもあのときに気付くべきだったのだ。俺は一人では何も出来ないのだと。だから娘をもっと、もっと愛せば良かった。
今もこなたがこんな状態に陥ってしまってから、後悔している。何もかも終わった後に大切さに気付く自分に、腹立たしくなり拳を憎しみに任せて握った。
握った拳からは爪が食い込む鈍い痛みが伝わってくる。こんなことを考えてもしょうがない、また事が起きてから気付く前に、俺は動かなければ。
やけにひんやりとしたドアノブを握って、時計回しにゆっくり回しながら押し開ける。久しぶりに見るこなたの部屋。
どうせPCやゲームばかりするのだろうと、目に優しいベージュを基調とした部屋にした。至る所に置いてあるフィギュアや、壁に丁寧に両面テープで貼り付けられてあるポスター。
何もかもが、前と変わっていなかった。
その中でこなただけが、ベッドのシーツを真っ赤に染め、上半身預けながら倒れていた。
「こなた……?」
気を抜けば崩れ落ちそうになっている膝で、ゆっくりこなたに歩み寄る。
呼びかけても返事は無い。右の手首が骨を剥き出しにして右腕にかろうじて繋がっており、左手には真っ赤に染まったカッターと左手があった。
座り込んで背にそっと触れる。暖かい。そうだ、こなたが死ぬわけない。今だって、いつもみたいに笑って起き上がるに違いない。
お父さん、本気にしすぎだよーって、笑いながら起き上がるんだ。俺はそれに半ば怒りながらも、手の込んだイタズラするようになったなーっ、って我が子ながら呆れたりする。
垂れ下がった髪で隠れている顔を、手で髪を上げてあらわにする。こなたはまるで寝息でも立てているかのように、気持ち良さそうにしていた。ああ、そっか。疲れて寝ちゃったのか。
仕方の無いやつだな、ベッドで寝ろってあれほどいっただろ。シーツだって、汚したらすぐに洗濯しないと落ちないんだぞ。
だから、起きろよ。ほら。シーツ洗って、髪も洗って、服も変えなくちゃな。確かまだ攻略法を教えてもらってないゲームがあったんだよ。俺に教えてくれよ。
だから、起きろって、こなた……。
452エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 15:08:20 ID:WNrCfB0B
5〜7レスどころじゃねえ!って途中からうわああ、ってなった。
スマソ、byte数も決まってたの忘れてた。
それとこれ読んで胸糞悪くなったやつに謝る。
一応続きも執筆してるから、そのときは敬遠しないで読んでもらえるとありがたい。
453名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 16:25:48 ID:ZEqbLIOj
みさおあやの前スレが埋まらないから協力してほしいってヴあ
【らき☆すた】日下部みさお☆峰岸あやの Pt.21
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1230230889/988
454名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 19:56:31 ID:/L1ei2n/
>>498
EK4の人・・・
|ω・)<YONDA?

|ω・)<ナツイナァミニ四駆
|ω・)<カーボソなんて架空マシンにしかなかったよ。劇中でマシンに落雷とかw

|ω・`)<5000円台でマシンから全て揃うなんて実車からするとなんて安い趣味だ・・・ま、コドモには大金なんだろうね

|サッ彡スレチゴメンsage
455名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:00:06 ID:/L1ei2n/
しかもアンカーミスorz

×>>498
>>438
456名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:14:48 ID:fToFjNLk
>>452
続き待ってるぜ
457名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 22:33:06 ID:SURXge3r
>>452
文才ないよ
自殺スレの作品見て勉強しろ
458名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 22:48:55 ID:COw+KVE3
>>457
文才の有無をこのスレで問うことに意味はない。

誰もが気軽に書けるスレであることの方が重要だ。
459名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 22:53:16 ID:xoDfJBDD
>>458
とりあえず同意しておくか。
だが忘れてはいけない、だからといっていい加減に書いてはいけない、と。
460エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/10(日) 23:08:02 ID:WNrCfB0B
>>457,>>459
そう言ってくれると意欲沸くわ。
もっと推敲の量多くしたりしてみる。サンクス
461459:2009/05/10(日) 23:13:11 ID:xoDfJBDD
いや、最後の一文は、>>452にいったわけではなくただの一般論としてだな・・・
まあいいや、精進してくれる分にはこしたことはないw
462名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 01:20:32 ID:QAc3VtJS
>>458
歯磨き前のリステリンのように甘辛く、されど激しく同意。

463名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 02:33:36 ID:C08XjZU6
改行にもうちょっと気を使ってくれるとありがたい。
464名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 02:57:44 ID:VdDnzVTU
>>452
いくらなんでも限度ってのがあるだろ
465名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 03:15:12 ID:UyVfTMWc
何が楽しくてこんな作品をここに投下するのかわからん
466名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 07:44:08 ID:zD9QhDhV
俺はこういうパンチも聞いた作品大好きw
467名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 11:39:51 ID:j9JzYXQK
>>452
確かに鬱内容だけど、案外好きだったりします
続きが気になります
468名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 11:42:36 ID:Ziz3MPk0
>>452
テキストエディタ使うと、字数とか容量がわかるので便利よ。
投下前に使用レス数が確実に判るし。
>>459
ごめんにょ〜。
でもでも、一生懸命書いてはいるんさ。
ここに投下するとき、いい加減には書いてない。
生暖かい目で見守っておくれよ〜
469名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 13:51:23 ID:qnuCuCi6
何も問題ないでしょw
前書きもなくいきなり投下ならともかく、ちゃんと内容がマイナスイメージでひどいので注意と書いてあるわけだし。
嫌なら読まなければいい。


まあそうは言ってもやりすぎだけどねwwww
こなたぁ!
きっとゆーちゃんがry
俺はこういう作品好きだし、読みやすく、深すぎず必要な所はちゃんと書かれている文体は好感が持てる。
敢えて上げるなら改行?
本で読むための改行って感じがして、ネットでPCや携帯から読む人が殆どだから、一行ごとに改行してある方が読みやすいかもね。
まあ文の途中で改行してあるよっぽどましだが。


何が言いたいかっていうと、ファンなんで頑張ってくれ。
続き期待してます。
俺も久しぶりに書こっかなw
470名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 14:11:30 ID:B/c9GVUK
まぁ何の問題もないよな。
SMっつーか陵辱の延長だろ?これ。
文面も別にそこまで酷くは無い。改行さえきちんとすれば、許容範囲内。
自殺スレ持っていても通用するんじゃね?
471名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 16:27:52 ID:h7V+vrMS
ここはエロパロスレだからいきなり真っ裸からSSを始めるのはよい
自殺スレならばいきなりいじめられている現状からでもよい
ここで過程を省いたいじめ自殺作品の投下というのは作者の自己満足に過ぎない
受け入れられにくいジャンルと自覚して投下するならば読ませて唸らせる質の高さがほしい
自殺スレでも通用するのではなく自殺スレでしか通用しない作品だ
472名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 17:49:33 ID:FjU3/AFM
俺は別に質が低いとは思わなかったぞ?
過程をしっかり書いたのなら>>471はどんな猟奇じみた展開だったり
欝展開だったとしても文句ないのかな?
473名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 17:51:00 ID:3zbUGrH6
          ・   j∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,
       __... -=¬.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>
       ``ヽ、.:.:.:..:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ      何
     o ./.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:/  .嫌    が
  O    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/`ヽ、.:.:.:.:ト、.:.:.:.ト、.:.:.:.厶  い
     ∠_,ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.:厶斗rf \.:| ヽ.:.| ヽ.:.:./  か
ヽ, fヽx/ Y.:.:.:.:/7:::/f! {!  ヾ   ヽ!  ∨   よ
 ∨!       ''"'´ /}::≧x {!  ヽ ,''   ,ィ≦_   り
              レf´ __ `ヽー }j{、ー/ __   7
   自   何   厶 ((O))   竺   ((O))ム,イ  , ィ
   分   が   / `¨´ ,  i!i!   、 `¨´ _,厶イ^}| ,/^ヽ{
   を.   好  ⌒>{¨f¨´  ^ ^   `¨¨こ,   ム'' |/ ・ .
   語   き   イ:::{⌒¨¬ー‐―一¬¨´  }ヽ 厶イ{ノ{__,ィ_
   れ   か   >i「i「}TfTfTfTfTfTfT{!「i「i!i}/::::.'. '. '. '.
   よ..  で    `>{f¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨}⌒)'ヘ:::::::.'. '. '. '.
.   !!!        く:`ヽ、`¬=ー―一¬´/^ヽ}::::::::.'. '. '. '
            「 : : : .`ー  .._...  ' . : : : /}::::::::::.'. '. '.
474名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 19:51:25 ID:h7V+vrMS
>>472
その猟奇的な内容の作品とやらの投下先としてエロパロスレが最適ならばね、まずありえないけれど

禁止されていないから発表するのは自由というなら、低俗な暴露雑誌が報道の自由というのと変らん

不快に思う人がいることを承知して投下しているんだからある程度の批判も許されるだろ
削除依頼をだせとか誰も排除していないし、理由無く誹謗中傷しているわけでもない

例の輪姦作品同様、保管の際は作品自体の本文の前に、閲覧注意-いじめ自殺を含む欝作品と注意書きがあったほうがよい
475名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 20:28:27 ID:2qUQs3HI
なぁ、いつの間に自殺確定したんだ?
てゆーか、猟奇とかもここの範疇でいいんじゃね?
猟奇プレイだって、立派な性交渉の一つだ
二次元に留まるならな

まぁコレ猟奇やイジメと言うより、陵辱だよなぁ
エロスレで陵辱やSMがダメだなんて…
476名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 21:39:04 ID:3kAMJ2+B
ちゃんと投下する前に注意書きがしてあるから、別にここで構わないだろうね
477名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:14:40 ID:NGDX28XU
というか、オレにはこんなに人がいたことのほうが驚きだwww

作品が投下された時にも感想とか書き込もうぜ?
最近小ネタで保ってた感じだし
478名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:43:16 ID:4JIZjwPx
感想を書いてくれる人がいるのは有難いこと。
ただ、何も考えずに批判的なレスをされると、書き手は非常に凹む。
感想が極端に少ないのもそうだけど。
だから保管所に未完結作品が増えたのかな、とか思ったり…
479名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 00:17:06 ID:wttqogGC
>ただ、何も考えずに批判的なレスをされると、書き手は非常に凹む。
>感想が極端に少ないのもそうだけど。

いやいや、己の実力の無さを読み手に帰責させるってのはどうかと思う。
480エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/12(火) 00:32:35 ID:BWn2YyAH
見ない間に凄いことになってた。

作品の内容、改行の量、文才云々で不快になった人に謝る。
なんでここに投下するのかっていうのは、前から鬱系、陵辱系、キャラ崩壊系やらは普通に投下されてたジャンルだったから、
注意書きさえ入れれば良いと思ってたんだ。もう少し強めに注意書きをしといたほうが良かったんだろうか。

それと初歩的な質問ですまんが、改行はいくらやっても平気だったりするのか?
前に改行多いんだよタコ、って叩かれてるやつ見たことあったからちょっと意識してたんだが
481名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 00:44:32 ID:wttqogGC
>前に改行多いんだよタコ、って叩かれてるやつ見たことあったからちょっと意識してたんだが

多分その人、空白改行打ち過ぎてただけかと。
482名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 00:50:02 ID:JGf2l5kG
>>479
育てるのも読み手次第だってのを忘れないでな。
初めは皆初心者。

>>480
久しぶりにスレが賑わった。
それも含めてGJだと思う。
注意書きがしてあるんで問題ないと思いますよ。
ちゃんと注意書きしてあって内容にクダクダ言うのはルール違反だから。
続きがあるみたいだし、you逝っちゃいなよ。


改行は1行辺り40文字を目安に改行するといいんじゃないでしょうか?
483名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 01:01:03 ID:TFUf2GZB
>>480
悪いことをしている訳でもなし、謝る必要はないと思うよ。
もちろん考えは人それぞれだから、賛否両論はあるけれど、書く方はあまり委縮せずに
自由に筆を伸ばしてほしい。

スレとしても、あれはダメ、これはダメとわざわざ許容範囲を狭めることはないと思う。
巡り巡って、自分たちの首を絞めるだけだしね。

484エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/12(火) 01:14:07 ID:BWn2YyAH
>>481
それはあるかもしれん。
あのときは厨房っぽいSSばっかだったからw
俺も人のことは言えんが

>>482
>改行は1行辺り40文字を目安に改行するといいんじゃないでしょうか?
せっかく教えてもらったところ悪いんだが、>>398形式で投下することにした。思いっきり逝かせてもらう
短い単発モノとか書くときはそうさせてもらうわ、サンクス

>>483
そう言ってもらえるとありがたい
内心びっくびくしながら投下してたからなw
485名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 01:37:16 ID:kT0ehQjA
いや、感想に対してレスとかいらないから
グダグダ言ってないで作品に反映させればいい
486今日は何の日シリーズ5月12日編:2009/05/12(火) 05:55:34 ID:nBO/6JvJ
みゆき「今日はナイチンゲールデーです。赤十字社が、1820年のナイチンゲールの誕生日に因んで制定しました」
つかさ「看護師が『白衣の天使』と呼ばれるのはナイチンゲールに由来してるんだよね〜」
かがみ「らき☆すたの天使といえばかなたさんね。さぁ!この白衣を着てください!そして私達を隅から隅まで診断してウヘヘヘヘ」
つかさ「もちろんこなちゃんも着てね。母娘ナース丼うにょ〜ん」
こなた「ちょwwwおかーさん逃げよう!」
かなた「白いのとピンクのと水色の…どれがいい?ハァハァ(;´Д`)」
こなた「ダメだこのひt…ア―――ッ!」
487kt:2009/05/12(火) 08:35:23 ID:Cn7B7Xsr
どうも、
ktでごさいます

それでは
『コワレルセカイ★5\Endless Nightmare』

<注意:グロ、鬱、流血描写あり>
・10レス
・オリキャラあり、続きもの
・鼻血)ry5.8☆の終盤とリンクあり
・複数視点
・妄想屋(仮)氏に感謝    です

5分後に投下開始します
488コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 1:2009/05/12(火) 08:41:08 ID:Cn7B7Xsr

――
--8:05
私がちょうど教室に入ろうとした時、みなみさんが教室から飛び出して行った

コワレルセカイ★5\Endless Nightmare

『あ…』
飛び出して行った時に私の方を睨んだ気がするのは……気のせいじゃない、、か
と感じながら私は教室のドアを開ける
「どうシたんでショうか、ミナミ…」
「きっとファイナル難しい年頃なんスよ」
「…そう言うコトじゃ無イト思……あ、うーちんおはようデス!」
「おはようっス、うーちゃん!」
『お早う御座います、ひよりさん、パティさん、あの…みなみさん、何かあったんですか?』
「う〜…それが、小早川さんが少しの間学校に来れなくなったって言ったら急に青くなって
…急に座り込んで…急に飛び出して行ったんスよ…心配する気持ちは分からなくもないっスけど…」


--10:50
「ここテストに出すからなー」
現代文の授業の先生が今度のテスト範囲を教えてくれている
しかし私の耳には入らない…録画はしてはいるけれど
ずっと考えていた、最近のみなみさんの行動を
あのパーティの時といい、あの昼休みの時といい、、彼女に何かが起こっていることは確かだった
「ん、もうすぐ授業終わりか、じゃ起立、礼!」
その原因はさくらさん、なのだろうか……私はもうすでに気付いていたのかもしれない
だから彼女に何度も『どうかしたんですか?』と聞いていたのだろう
しかし彼女の言葉はいつも「大丈夫だから」の一言だった
……それだけで私は満足していた、言わないのなら言葉の通りなのだろう、と

さくらさんは私が造まれた時に記憶設定をして貰ったことがある…ほんの1時間ぐらいでしたけど
それに高良家には〈ヒューマノイド同士で争ってはならない〉という取って付けたような掟がある
もし掟を破ったりしたら私は……
『……いつも私は…自分のことばかり、、ね』
ふぅ…と深いため息をつく、、何なのだろう、このもやもやとした気分は
……それに今から私が動いてもどうにかなるようなことじゃあないのに、と

昼休みにあの方と話すまで…ずっとそう思っていたんだ


-17:19
『ふぅ…』
まったく…こんなに飲まされるとは思わなかった…
ん?…ソファの方が騒がしいな……
「さぁ、おかーしゃま♪もーいっぽん☆」
「ありがとぉ〜きみたちものんれのんれ♪」
『おいらぉ…もうげんか…い…』
「ばぁ〜か!そんなやわにはつくってないれすよぉ〜」
『しんぱてぃはまだみゃだのめましよぉ!』
「うわぁっははは!そのいきよ!」
あの3人と1匹はこんな時間から酔っ払って…っていいんだろうか、みゆきお姉さま…
「おかーさま、ごはんにしますか?、ライスですか?、それともおこめですか?」
「なんでもい〜からじゃんじゃんもってきらさ〜い!!」
489コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 2:2009/05/12(火) 08:42:41 ID:Cn7B7Xsr

――
またチャイムが鳴る、引っ切り無しだ
ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
ピンポ〜ン、ピンポ〜ン、ピンポ(ry、ピン(ry、ピ(ry…
しまいには伝票版が白い紙で埋まってしまった、伝票紙が切れ掛かってもいる
『え、と、アレがそれで、ここがそれで…うがーーーーーー!!!!』
遂にNo0045:大料理長ロボ(♀)がハンバーグをグリドルに投げ出した、無理も無い、
この忙しさはお正月やGWに匹敵する…けど、相手は人間2人+客人2人、ヒューマノイド5体という…
『おいィ?、みん料理長!、フライヤー今ヒマ何ですからグリドル手伝ってください!
ガロニの用意とかデシャップに上げるとか色々あるでしょうっ?』
No0284:カスタマーロボ(♀)がフード内に声をかける
…分かってる、分かってるけど、これあもりにもひきょう過ぎるでしょう?;;
…汚いなさすがマスターとグランドマスターの胃袋きたない
『No0108さんもいちいちレンジアッポしなくてもまとめてしてください!、あと
5ライス早く出してください!、カスタマー今人数がマッハなんですよ!?』
メイドロボNo0108はうなずいているがソテーも結構アレな状態だ
『…あまり使いたくなかったですがそうも言ってられない…皆さん』
『『…ええ』』
『『『うおおおーー!!!! フ ル パ ワ ー ! ! 』』』
私たちの戦いはこれからだ!


――
厨房ではみんさんとメイドロボ達が忙しなく動いている
『やれやれって感じだわね』
私に話かけてきたのは大大姉さんだ
『…まだ立ってたんですか大大姉さん』
『知ってるでしょ?、緊急時強制服従機能は半日は続くってさー…』
『ああ、、そうでしたね』
『そういえば、、もえはどこへ行ったのかねー』
『………知りませんよ』
『あんたさっきもえと話してたんじゃないの?』
『……何で私が行き先まで把握しなくちゃいけないんですか?』
『あんた何イラついてんのよ?』
『…別に何でもないです』
オイルを飲んでいるせいかやけに画面がざらつく
…どうなってるんだ、今日は、なにもかも

『…ちょっと周りを歩いて来ます』
『ん、、おー』
…私は何にイラついているんだろう
そういえばこういうパーティに真っ先に参加しそうなあいつがこないな…まぁいいけど
…何だろう、これ
テーブルに無造作に置かれていた紙のようなものに目がいった
『こんなところにゴミを―…え?、な、何…これ……』

私は眼を見開かせ驚いた…何故ならその紙には、、みなみさんの位置情報が分刻みで書かれていたのだから
490コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 3:2009/05/12(火) 08:44:18 ID:Cn7B7Xsr
『AM7:25起床、AM8:04学校到着、AM10:01泉こなた宅に到着、気が動転していたためか
交通機関を使わず走っていった模様、そしてそのままPM15:04まで目的もないまま徘徊…』
何だ…これは…まさか、、も、さくらが?
いや、いくらあの人でもこんなに細かく監視することは…そして気になるのは…
『〜PM15:14近くの商店街で金物屋等に寄った模様、、角度が合わず中の様子は不明……〜
PM15:30再び歩き出す、目的地は高良家だと思われる、PM17:09頃に河川敷周辺に到着予定』
ここに向かっている?
…―――っ!
『大大姉さんっ!!』
『ん、何?』
『出かけてきます!、みゆきお姉さま達には上手く話してくださいっ!』
『そんなに急いでどこいくのよ?、、それにあたしここから動けないんだけど…』
『後で話しますっ!』
みなみさん…どうか、どうか無事で―


――
-17:18
「ふー、ふー…」
もうすぐだ…もうすぐあの女の家に着く…
「ゆたか、、もうすぐだよ?…もうすぐまたいっしょに…うん…私が頑張ればいいんだよね?」
私の心には興奮と感動を始めとする様々な感情が入り交じっていた
顔には自然と笑みが浮かぶ
あぁ!…何でこの方法に気付かなかったんだろう!
ゆたかも喜ぶよね?、ふふ、早く、早くあいつに会わなきゃ…!
自然と歩くスピードと、杖にみたてた先の尖った鉄パイプを突くスピードが速くなる
びゅううぅ!
「う…」

『嬉しそうね☆、みなみ?』

風が吹いて瞬きをしたほんの一瞬だった
次に目を開けた時―…目の前にいたのだ
私が今一番会いたく、今一番顔を見たく、そして一番顔を見たくなく、一番会いたくない矛盾したモノが
「っ…さくらさんじゃないですか?、こんな時間にどうしたんです?」
『ん〜?、貴女に会いに来たの♪』
そう言ってこいつはにこりと笑う…しかし目は冷たく暗い、、あの時の目だ
落ち着いて…落ち着いて行動しなきゃ……焦らないで…
ごくっと私は唾を飲み込む
『で、何が嬉しかったの?』
「…やっと、気付いたんです、ゆたかとさくらさんってすごく似合いのカップルだな…って」
そう言って私はあいつとの距離を少しずつ狭めていく
『ふぅん?、、どういう心境の変化なのかしら?』
「もう疲れたんです、こんな…それにゆたかはあなたといた方が幸せそうだったから」
笑いながら話す
ぎごっ
無理に笑ったから顔の筋肉が引きつっているかのようだ…いや、引きつっている
「だから握手しましょう、仲直りの握手」
そしてまた無理矢理つくった笑顔
491コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 4:2009/05/12(火) 08:46:21 ID:Cn7B7Xsr
『ふぅん……ま、そういうことなら』
近付いて来た…っ、、まだ遠い…っ
あいつは手を伸ばしてくる
『―ところで、その杖みたいなの、何?』
「ちょっと足をくじいて…杖の変わりにしてたんです」
『…ふぅん』
「さ、握手ですよ!」
『じゃ、和解記念ね』
「うん、さよなら」
私は素早くポケットに忍ばせたナイフを取出し―
奴の腹を目掛けて刺した


ぐじゅ
あぁ、これがを突き刺すって音なのか
そしてその突き刺した振動がナイフを伝って腕、そして胸に響く
『ガ?!…は?』
あいつはふらふらと倒れもがき苦しんでいる
ふとナイフを見た
…あぁ、こいつの血って赤いんだ
直ぐ抜けるなんて刺し方が甘かったかな、今度は捩り混むように刺さなきゃ
「…ちょっと待ってて、直ぐに戻るから」
そう言ってもう一方のポケットから小型のハンマーを取出しあいつの頭目掛けて振りおろす
ごきっ
鈍い音がした
そして私は元いた位置に戻り置いてあった袋を取り、あいつのいるとこに戻る
「たっぷりお礼しなきゃ、うん、しんぱいしなくてもいい…ナイフなら沢山中に入ってるから」
そう言って袋の中の物をばらまき、微笑いながら耳元で囁いた
「穴だらけにしてあげる…」
それを聞いてまた動き始めるこいつ

…逃がさない
ナイフを持って勢いよくやつの手に突き刺す
「…動いたら色々とちぎれるから」
囁きながらもう一方の手のひらにナイフを突き刺す
勢いをつけ過ぎたのか貫通し地面に深く刺さっている
1本っ2本っ!3本っ!!
馬乗りになり次々とヤツの腹に向かってナイフを刺していく
ゆたか!ゆたかっ!!ゆたかぁっ!!!もうすぐ!もうすぐまた一緒になれるッ!!なれるッ!!
1つ思うたびナイフ類を1本ずつ体に刺していく、そう、ヤツに向かって抉り込むように
その顔をするな汚らわしい、その声を出すな汚らわしい、その身体は何だ汚らわしい
汚らわしい、汚らわしいっ汚らわしい!汚らわしいっ!汚らわしい!!汚らわしいっ!!汚らわしいッ!
汚らわしいッ!!汚らわしいッ!!!汚らわしいッ!!!!!汚らわしいッッ!!!!!!
汚い、汚い、汚い、汚い、汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚
汚い汚い汚い汚い汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚
汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚汚
「あれ?…ナイフ無くなっちゃった」
むぅ、、けっこう用意してたのになぁ
「まだ…まだ死なないで、、私が受けた苦しみはこんなものじゃっ…」
492コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 5:2009/05/12(火) 08:48:06 ID:Cn7B7Xsr
『…ぁ…み……ち…』
奴は下から私を見つめていた…―何故か、優しげな眼で
「見ないで……」
『ぁ……や…』
「見ないでッて言ってるでしょッ!?!」
ガスっ!!
咄嗟に持っていた鉄パイプを奴の目玉目掛けて突き刺した
『〜〜っ…っ…っっ!!』
そしてそのまま目玉をくり抜いた
べしゃっと言う音を立て地面に転がる奴の目
それ目掛けて私はハンマーを勢いよく振り下ろす
「そんな眼で、私を見るから…っ」
高々と鉄パイプの尖った方を下にして振り上げる
「バイバイ」
そして勢いよくこいつの喉元に向かって―…振り下ろすっ!!
『…っぁ…ぃ…み…ちゃ…」

…ぐしゃっ

………終わった……終わった、よ、ゆたか
でも何だろう…この感じ…何かが引っ掛かる
数分前まであいつだったモノを見なおす、喉元には鉄パイプが墓標の様に突き刺さっている
「あれの血、いや、オイル、か、…そうとう、流れてる…」

私の服…結構オイルまみれだ
汚いと思いつつもふと触ってみた
…生温、い?
「…いや、まさか……」
その時何故かあいつの最後の言葉が私の中を駆け巡った
ナイフを抜き恐る恐る内部に触れてみる
中は意外に柔らかく、そして潰れやすくて、、まるで―
「…本物…みたい……」
…精巧に作ってあるだけ……なんだよね?
<…っぁ…ぃ…み…ちゃ…>
またあいつの最後の言葉がまた私の中を駆け巡る
その度に頭痛が酷くなる……まるで思い出すなと警告しているかの様に
そうだ、あれは最後に何と言った?
痛…い…よ…み…ちゃ…とか―
………「痛いよ…みなみちゃん…」?
……………………うそだ……
……そんな…まさか……私は―……
493コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 6:2009/05/12(火) 08:50:18 ID:Cn7B7Xsr
『そう、あなたが殺したのはゆたかよ』
声に反応し前を向くと奴が―…さくらがいた
「あら?、聞こえなかった?、もう一度言おうか?」
そう言うと奴はキスをする程の距離まで顔を近づけ言う
『[あなた]が[ゆたか]を[殺した]の』
奴は狂った笑顔でそう言う
「ちが、う……違うっ!!わた、私が殺したかったのは―」
『うわぁ★、ぐちゃぐちゃだぁ〜…よほど恨んでたんだねぇ』
「違う…ちが……うっ」
『何が[違う]のよ?』
その言葉の後、奴が2人に分かれた

『殺す気が無かった?、笑わせてくれるじゃない』
「――っ?」
そして奴はまた増えていた
『[殺す気が無かった]、かぁ、、ナイフなんて何十本買ってるんだか』
『最初に腹を刺しておいて』
『次に頭をハンマーで殴って』
『手のひらにナイフを刺して逃げられないようにはりつけにして』
『何本も何本も体にナイフとかを刺しまくって』
『そうそうw、ナイフ折れてたもんね〜どれだけ力を込めてたんだか』
『そんでナイフが無くなるまで刺したんだっけ?』
『でお次は目玉をくり抜いて潰したんだよね』
『―そして最後に喉を先の尖った鉄パイプで突き刺さしてトドメっ!』
『思いっ切り振り下ろしてたよね……引くわ〜』
『…そこまでしておいて[殺す気が無かった]?、笑えない冗談だわ』

『『『『『『『『『『『『うふふ……ふふ♪』』』』』』』』』』』』
いつの間にかさくらは更に増えていた、私を取り囲んで群衆が出来る程に―…
「……夢だ…そうだ…ゆめなんだ……幻なんだ…」
『そうね。確かに幻を使って人数を増やしてるけど…果たしてこれは[幻]なのかしら?』
さくらはあの死体の頭を持ち上げ私に近付ける
『試してみる?、本物かどうか』
『空いてる眼に手を突っ込んで肉感を確かめるぅ?』
『眼球の残骸でも触る?』
『でも眼球なんて普通触った事無いでしょ?、自分のくりぬこうよ』
『それとも内蔵の方がいい?』
『むきだしの骨でも触らせようか?』
『そこいらに歯が飛んでるけどそれでもいいんじゃない?』
『いつも触ってる腟内の方がいい?』
『あ、そうか、、自分自身を傷付ける方がお好み?』
そう言った奴は死体からナイフを引き抜いて私の前に落とす
『選びなさいよッ…選ばせてやってるでしょッ!?!』
さくらは怒鳴りながらその死体を私に向かって向ける
『さぁ!早く!?』『さっさとしなさいよっ』
『さぁ!』『さぁ!』『さぁ!!』
『選べよ』『選ばないの?』『選んでよ』『選べよっ!』
『早く!』『違うんだろ?』『早くしてよ』『はやく』
『違うんでしょ?……だったら触って確かめようよ?、ねぇ?』
『『『『『『『『『『『『『『『『『『『さぁッ!!!!』』』』』』』』』』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『『『『『『『『『『早くッ!!!!』』』』』』』』』』』』』』』』』』』
「ひ、ぁ……いやあぁあぁああぁああぁああぁぁぁぁーーー!!!!」
494コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 7:2009/05/12(火) 08:52:18 ID:Cn7B7Xsr

『―と、まぁ冗談はここまでにして置きましょ』
「あ……あ…ぁ…?」
いったい何が起こったのか分からなかった
周りには私とこの女の2人だけ
『教えてあげる、さっきまでのは毎度お馴染み幻覚よ』
さくらはやれやれと微笑いながら話す
『一番効くのよね〜……そいつの一番大事な人をそいつに殺させるっての』
「ゆた……ゆたかはっ!?」
『生きてるわよ、私もゆたかも…今はどうだか知らないけど』
生きてる、生きてるんだ、ゆたかも、さくらも、終わってない、殺さなきゃ、こいつを
『でもあんたの下にいるのは死んだ』
「……下?」
『気付かない?、自分の服の汚れに、、自分が跨がっているモノに』

何?、下に何が―
「うあぁあぁあああ!!?」
私は壊れたロボットのようなモノに跨がっていた
驚いた私は後ろに下がる
そして自分の服を見ると、このロボットのオイルが飛び散っていた
『それの名前は〈TRX-X〉、あきつーよりも先に造られた言わば私達のご先祖ね』
…殺さなきゃ
『さっきまで生きてたんだけどねー…壊れちゃった、[あんた]が[殺し]ちゃったから』
…早く、早く立たなきゃ
『ボディは直せるだろうけど…記憶は引き継げないでしょうねー、しっかし☆、幻想の中のゆたかと同じ殺―』
「う、ああぁあぁぁぁ!!!」
私はロボットに刺さっていたナイフを抜き取り奴に向かって突撃した
ガインっ!!
ナイフは鈍い音を立て― 折れた
さくらはそれを掌で受け止めている
『…馬鹿ねぇ★』
折れたナイフの刃先は奴の手に握り締められていた
『私は高良家によって造られた超!高性能のヒューマノイド!!…んな刃物でこのスキンを貫ける訳がないじゃない』

『―ちょっと面白いゲームをしましょうか』
そう言って、さくらはにこりと不気味に笑ってみせ、指をパチンと鳴らした
直後、横の土手から音が立ち始める
―人!?助かった…?
「…え?」
確かに音の正体は人だった、しかし
「この人達、、目の焦点が定まって…?」
みんな目が虚ろだ、精気が感じられない
『こいつらは私がアレした奴等でねー…あ、操心針って言うんだけど
…ともかく言う通りに動いてくれるの☆』
とさくらは笑いながら話す
『―さて、問題です…私が今ここで洗脳を解いたらどうなるでしょ〜か?』
495コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 8:2009/05/12(火) 08:54:25 ID:Cn7B7Xsr
さくらは愉しげに私に問う
『洗脳が解けたこいつらは自分がどこに・今まで何をしてたのか分からない
途方にくれるでしょうね…でも近くからつんとした臭い臭いが漂ってくる、そしてそっちの方を見てみると―
そこには服がオイルまみれの少女、そばには壊れたロボット、地面には沢山のナイフや鉄パイプ…
どんな反応をするでしょうね〜、あ、私はステルス機能があるから心配しないで☆』
そう言ってさくらはにやりと笑う
『こいつらの中には私服警官もいてね、、そしてこんな時間だし…ふふふふふ、どうなると思う?』
「やめ…やめてっ!!!」さくらが鳴らしたその音は私の胸に深く抉り刺さった
『もう一度指を鳴らせば解けるの』
ぱちんっ!

私は思わず身を丸める…だけど何も起きない
『ぷ…くくくくっ…ふふふふふふっ、あひゃはははははははははははははははははははははははは!!!!』
さくらは狂ったように笑いだした
呆気にとられた私は辺りを見回す、いつの間にか私を囲んでいた人達はこの場からいなくなっていた
『…は〜ぁ、、私がさ、そんな手っ取り早くてつまらないコトすると?』
急にさくらの口調が冷めたナイフの様なトーンに変わる
『私はみなみ―…あんたを肉体的に追い詰めたりはしない…決してね、徹底的に精神に、よ』
身体の中が凍えるほど冷たい風が吹く

『そう…あんたを追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて
追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて
追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて
追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて追い詰めて、自殺させることが私の目的なんだから…』
さくらは道端に落ちているゴミを見るような瞳だ
『その後は失意のゆたかを私が励ましていって、、でじっくりと、じっくりと私好みの・私しか考えられなくしてくの@』
「っ……」
『…もう、、いっかぁ』
さくらはまたいつもの可愛い口調へとトーンを下げる
『私はね、こうして遊んだあとわざと痕跡を残して帰るの♪…そしたらね、ふふ…どうなると思う?』
「どう…?」
『そいつは何週間後か、何ヵ月後か、何年か後に倍の恨みを憎しみを怒りを込めて、計画を練って私に向かってくる☆』
「………」
「私 だけ に向かって負の感情をぶつけるの…私はそれを倍の悪夢で返す☆、んでそれは循環する…最高の暇潰しよね?」
「…な……」
『だからさ、仕返ししやすいように私も調整しなきゃならんのよ、、だから今日はもうお終い☆』
さくらはな笑顔で話す、そして私の横を通り過ぎた後、こう言った
『―今度はもっと、私を楽しませてね?』



どさっ
膝がガクッと落ちた途端、体の震えが止まらなくなった
「…た…たす、かっ……た?…」
いつの間にかこの土手ぞいは真っ暗だ、、吹いて来る風は槍で貫かれた様に痛い
「はー…はー……はー…」
そして脳に酸素を届けるためか、無意識の内に荒い呼吸を繰り返す
「…………ゆたかに会いたい…な」
そう呟いた私の目からは涙が溢れだした
496コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 9:2009/05/12(火) 08:56:07 ID:Cn7B7Xsr
「…ゆたか…ひっく……会いたいよ…ゆたかぁ……」
会っていない・声を聞いていない期間は1日半ほどなのに、ただそれだけなのに
 -私は彼女を求めている-
「寂しい…よ……ゆたか……」
―自分から手を離してしまった、離されてしまった
彼女を理解していたはずなのに
「ゆたか…ゆたかぁ…ひっく…」
私はこれからどうすればいい?どうしたらいい?
…立ち上がる力なんてもう……
ゆたかを見れば
ゆたかの声を聞けば
ゆたかの笑顔が見られれば
私は何度だって……

「みなみちゃん」
ぶわぁっ!
後ろから疾風が吹いた
「ゆ…たか…?」
「なぁに?、みなみちゃん」
…ゆたかだ……ゆたかの声だ…
その言葉は私の身体に染み込んでくる
「…ゆたか……」
「うん?」
「…ゆたか」
「うん」
…本当に、、ゆたかなんだろうか…なんでここが分かったんだろう
こんな時間なのに…あいつと会わなかったのだろうか
様々な疑問が浮かんでは消える
「…どうして…ここが分かったの?」
「別にいいじゃない、ね?、寒かったでしょ?…コート持って来たよ」
でもそれはゆたかの優しく甘美な言葉の前にはどうでもよくなっていた
「ねぇ、みなみちゃん、どうして振り向いてくれないの?」
「それは……」
信じていいのだろうか、いや…信じたい…
会いたい…ゆたかに会いたい……ゆたかに会えるなら…
「…分かった、よ」
私は勢いよく振り向き始める
「みナみちャン』
497コワレルセカイ☆5\Endless Nightmare 10:2009/05/12(火) 08:58:05 ID:Cn7B7Xsr
『ジャマ、さっさとシーネ♪』
ゆたかでは、無かった、そこにいたのは―さくらだった
『ゴメ、さっきの『もういっか』っての嘘』
私はまた、騙された…… 騙  さ   れ    て   …
「ああぁああ"あぁあ"ぁあ"あああぁ"あ"あ"ぁぁぁーーー!!!」
『キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』
夜空にあいつの笑い声が響く
『あはっ、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!』
あいつは壊れたラジオの様に笑いながら去っていく
私は力が抜け、膝をついて倒れた


私はそこに膝をついたまま茫然としていた
空が暗くなった、、ここに何時間いたんだろう、、感覚がない

…人は誰も通らない
私は草むらに倒れる
うん…もういいや
…もういい
もうつかれた

ねむたい、、まぶたがおもい
もうやりのこしたことなんてない
…ここでねたら
あさにはらくになっているのかな

わ………
…ゆ……か……
……ご…

…め……
……



498kt:2009/05/12(火) 09:00:22 ID:Cn7B7Xsr
はい、えー…ありがとうございました、無駄に長いですね
みなみちゃんファンの方…なんかもう、ほんとすいません
サブタイは某ボカロ曲より拝借いたしました
内容とはほぼ関係ありません

えー…
次回はスピンオフです

しかしどうなんでしょう、、、これ…
499今日は何の日シリーズ5月13日編:2009/05/13(水) 06:17:22 ID:G1HUytMz
みゆき「今日は愛犬の日です。ジャパンケンネルクラブ(JKC)が1994(平成6)年に制定しました。1949(昭和24)年、同クラブの前身である全日本警備犬協会が創立されたことがきっかけです」
こなた「カンのいい人は展開がよめたかなぁ?」
ゆたか「本編で犬に例えられていたつかさ先輩をみんなで食べちゃうんだね」
かがみ「少し違うわ。犬に例えられていたつかさで某有名ネタに走るのよ」
こなた「制服を着せて…白マントをつけて…白い帽子をかぶせて…フリスビーを…とってこ〜い」
つかさ「わふ〜〜〜♪」


ネタがわかった方は挙手をお願いします(笑)
ちなみに5月13日は裏ネタがあります。5月分のまとめに加筆する予定となっております。乞うご期待。
500名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 07:19:55 ID:cPxse/9w
「クゥーン」
「チェリー、後で…オヤツあげるから我慢。」
501名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 10:55:18 ID:WZV5sIV0
>>498
最初から設定がきちんとしていますから安心して読めます
描写がよいので臨場感があって長いとは思えませんでした
自分は欝やグロは好きではありませんが最後まで見るのを止められないホラー映画みたいに引き込まれています
GJ
ここまで来たらラストが本物のゆたかを手にかけてしまって壊れる救いの無いエンドでも覚悟できますね
502名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 17:31:18 ID:ogFSubG0
>>499
クロノアかクドリャフカかな
503名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 22:57:32 ID:/cH3h6mQ
らき☆すたで「絶体絶命都市」、あるいは「ひかりごけ」な極限ワールド見てみたい
504名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 23:05:42 ID:81so5DBp
逆に「うる星2」のような、終末なんだがゆるゆるワールドも見てみたい
505今日は何の日シリーズ5月14日編:2009/05/14(木) 00:23:52 ID:J7AyGncS
みゆき「今日は種痘記念日です。1796年、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功した日です。高良グループが誇る開発部はこの度、泉さんの愛液からこな☆フェチ治療のワクチンの開発に成功しました。さぁ泉さん!このお注射を受けてください!」
こなた「え?私が受けるの?」
かがみ「モチロンヨコナタ」
つかさ「大丈夫だよこなちゃん。ちょっとチクッとするだけで後はなんにもわからなくなるから♪」
こなた「ちょwwwそれ本当にワクチン?!なんで三人ともピンクのナース服着てるのさwww注射器でけぇ!ア―――ッ!!」
506名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 00:37:45 ID:thogjfT4
GJもしないでくれ厨かよ
スレの品格も落ちたもんだ
>>505
新聞の4コマ漫画を描く苦しみを感じませんか
507名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 00:58:35 ID:0Rrik2C0
>GJもしないでくれ厨かよ
>>503-504に言ってるのかな?
てかさ、彼等にGJなんて言う義務があるのかな?
面白いと思ったら言う、思わなかったら言わない、それでいいじゃない。
つまらないと思ったSSを叩かないだけ、彼らは大人しく、そしてマナーを心得ているよ。
508名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 02:15:23 ID:DW90NSUU
みゆき「今、地球は巨大隕石の接近により終末へと向かっていますが、
    最後までヤケにならずに番組をお送りしたいと思います。
    さぁ、まずはツンデレ界の大御所柊かがみさんdおおっといきなり全裸です!」
かがみ「まっぱだカーニバル」
みゆき「何か言っています!」


>>504こうですね
509名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 03:42:40 ID:+KugRtk0
>>508

らき☆すた+ギャグ漫画日和で、あのニコ動を思い出してしまったwwwww


って言うか、いつものかがみんwwwww
510名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 06:18:52 ID:nEYjM13K
>>500
ゆたか「みなみちゃん遊びにきたよ」
ひより「岩崎さん遊びにきたっス」
みなみ「田村さん…(チェリーのオヤツがきた…)」
こうですか?
511何の日シリーズ作者:2009/05/14(木) 07:46:14 ID:J7AyGncS
>>506
はい…最近うまくフェチネタに変換できなくて…
512名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 08:05:35 ID:6BhxhGA2
>>507
SS師は「読んでもらってる」という意識を持って書いてくれてるのに、読むおまいは「読んでやってる」とでもいうつもりか?
一ランクずつ認識をずらすことを勧める。感想が普通ライン、最低ラインがGJ、叩きは論外。
513戸別響:2009/05/14(木) 11:10:33 ID:IStwYY4l
こんにちは、戸別です。
シリーズものの続きが完成しました。
タイトル  至福の音 03:確信のない、心強い後押し
・ゆたか&つかさ (でもつかさは出てこない)
・非エロ
・8レス使用
3分後に投下を開始したいと思います。では、どうぞ。




「…………」
9月、夏休みが終わって1週間が経過したある金曜日。
私は4時限目の日本史を、ただボーっとして聞いていた。
厳しい残暑に当てられたわけじゃない。
今日は朝から雨が降っていて、半袖で薄着の夏服だと少し肌寒くも感じていた。

「……じゃあこの問題を……小早川……あれっ、小早川ー!?」
「…………えっ? あ、は、はい!」
「ここ、何が入るかわかるか?」
「あ、え、えーっと……すいません、ボーっとしていました……」
「そうか、授業中はちゃんと先生の話を聞くように。わかったな」
「はい……」
「じゃあ他の人に……岩崎」
「……はい……」


……2学期の授業が始まってから、ずっとこんな感じ。
こういうときに限ってよく先生に当てられて、聞いてなかった理由を言って、
恥ずかしい思いでまた席について、という繰り返し。

みなみちゃん達も私の異変を気にしてるみたいで、今、私の代わりに当てられたときも、
心配そうに私をチラッと見た後、先生の質問に答えていた。


キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン


4時限目が終わって、お昼休みの時間。
私はいつものようにみなみちゃん、田村さんと一緒にお昼ご飯を食べていた。
「…………」
この時間になっても、私はどこを見るでもなくボーっとしていた。
何も考えていないわけじゃない。
逆に、あることを思い過ぎてしまって、他の事に頭が回らないだけ。
みなみちゃんと田村さんの会話は聞こえるけど、どんな内容かはわからない。

「……さん……こ…やか…さん」
「……はぁ……」
ひとつ溜息、

「……小早川さん!」
「ひゃうっ!?」

――と同時に、耳元に大きな衝撃を感じた。
驚いて我に返ると、田村さんが少し怒ったような、
みなみちゃんがどことなく心配そうな顔で私を見ていた。

「な、なに? 田村さん」
「……明日、岩崎さんの家に勉強がてら遊びに行こうって話なんだけど、小早川さんも来る?」
「あ、うん、いいよ」

「……ゆたか、どうしたの?」
「えっ……?」
田村さんとのやり取りが終わったあと、
すぐにみなみちゃんが心配そうな顔そのままで私に尋ねかけた。
「……2学期になってから、少し変。授業中でも、ボーっとしてることが多くなった」
「私もそう思うッス。おまけに私達と会話してるときでも、
たまに心ここにあらず、って状態になってることもありますよ。どうしたんスか?」

……二人とも、気づいてたんだ……
少し驚いている私に、田村さんが追い討ちをかけた。

「具合が悪いってわけじゃなさそうだし……
そう、まるで、誰かを思って、恋をしてるような……」
「え、ええっ!?」
「……なんていうのは冗談ですけど……って、小早川さん!?」
少しいたずらっぽくつぶやいた田村さんの表情が、驚きに変わった。
「顔、真っ赤ッスよ! 大丈夫ッスか?」
「ふえっ!? な、何でもないよ! あ、は、早くご飯食べないと、時間なくなっちゃうよ!」
私は慌てて両手をブンブンと横に振って、話題を切り替えようとした。
みなみちゃんは心配そうに、田村さんは不審がるようにしばらく私を見ていたけど、
私が急いでお昼を食べているのを見て、その後は特に言及もなく、ただただ無言で
食事を再開した。


最近の私の、異変の原因。
それを私自身も理解しているから、こんなにも憂鬱になるんだけど……


その原因は、恋の病。
しかもつかさ先輩という、同性の相手に対しての。


4月のあの日、初めて一緒に帰ったその日から、それは始まっていたのかもしれない。
胸の中で鳴る謎の音。
その音の意味に気づいた6月下旬、つかさ先輩がお見舞いに来てくれたあの日。
その時から、完全に私はつかさ先輩に恋をしてしまった。

お祭りに行ったときも、家で夏休みの宿題を合同でしたときも。
つかさ先輩と一緒にいると、いつも胸がドキドキと高鳴って、苦しくなってしまう。
今ではつかさ先輩がいなくても、頭の中はつかさ先輩のことで頭がいっぱいになってしまう。

昼放課に冗談とはいえ、田村さんにそのことを聞かれたときは、本当にびっくりした。
あの時は慌ててうやむやにしたけど、みなみちゃんはともかく、田村さんには
気づかれちゃったかも。
ちなみに二人は「用があるから」と、私とは別に下校している。

お友達にも、心配されるようになっちゃったな……
でもこんなこと、みんなに相談できないよ……

「……はぁ……」
私はベッドに寝転がって、天井を見上げながらもう一度、大きな溜息をついた。



「ただいまー」
「お帰りなさい、お姉ちゃん」
しばらくして、お姉ちゃんが帰ってきた。伯父さんは、今日は出版社の方に行っていて、
夕食は私とお姉ちゃんの二人で食べることになっていた。

「お姉ちゃん、今日は少し帰ってくるのが遅かったね。どうしたの?」
いつもなら支度が終わったころに帰ってくるお姉ちゃんだけど、
今日は私がしばらく部屋の中で考え事をしていても、なかなか帰ってこなかった。

「ん……ちょっと、ね」
「…………?」
私の質問に、お姉ちゃんは少し顔を伏せて、言い難そうにそう返事をした。
どうしたのかな? とは思ったけど、お姉ちゃんがすぐに2階に上がっていったから、
私は特に何も言わずに、お姉ちゃんの後についていった。


「……ゆーちゃん、聞きたいことがあるんだけど」
お姉ちゃんが言い辛そうにそう切り出したのは、夕食を食べ終わって、
私が後片付けをしていて、お姉ちゃんが食器洗いをしていたとき。
「なに? お姉ちゃん」
「……最近、何かあったの?」
「……どういう、こと?」
私は食器を持とうとした手を止めて、お姉ちゃんに尋ね返した。

「今日ね、帰りにばったりみなみちゃんとひよりんに会ったんだ。
ゆーちゃん、授業中でも上の空になることがあるんだって?」
「……えっ……?」
「夏休みのころから少し変だな、とは思ってたけど、
まさか授業が始まってもそれが続いてるとはねー」
「…………」
放課後みなみちゃん達はお姉ちゃんのところに行ってたんだ、とか、
だからお姉ちゃん今日帰ってくるのが遅かったんだ、とか、
お姉ちゃん、夏休みのころから気づいてたんだ、とか。
いろいろ自分自身が知らなかったことが一気に判明して、
逆に頭の中が真っ白になってしまった。
そのせいで、お姉ちゃんがどんな表情をしてるのかわからなかった。

「どうしたの? ホントに……
体調が悪いの? それとも夏バテ?」
それらは今の自分には当てはまらないから、耳には入っていかない。
でも、
「――それとも、本当に、恋煩い?」
「………!」
お姉ちゃんの言ったその一言に、私は思わず反応してしまった。

「……やっぱり、そうなんだね?」
「…………」
私は何も言えずに顔を俯けた。
ほっぺたが徐々に熱くなっていくのがわかる。
今、お姉ちゃんから見たら、私の顔、真っ赤なんだろうなぁ……


しばらく沈黙のときが流れて、
「……鎌をかけるようで悪いけど」
その沈黙を肯定と受けとったお姉ちゃんが、真剣な顔でそう宣言をして、
「その相手って……みなみちゃん?」
「……ふえっ?」
……事実とはまったく違う人の名前が出てきて、私は気の抜けた声を出した。

「だってさ、普通に異性の人に恋をしてるなら、みなみちゃん達にも相談するでしょ。
相談できないってことは、言いにくい理由があると思ってさ。
それで、みなみちゃんなら直接本人に相談するのは難しいし、同性なら尚更だよね。
だから、そうなのかなって。
まぁ私には同性愛の趣味はないし、全部ゲームの知識だけどね」
お姉ちゃんが自信ありげに、最後はおちゃらけた風に理由を説明した。

「ち、違うよー! みなみちゃんとは確かに仲良しだけど、それは友達としてだよぅ」
私は一安心をして、お姉ちゃんの仮定を否定した。
半分は当たってるけど、私はみなみちゃんに恋をしてるわけじゃないから。

「まぁそうだよねー。私も何度かゆーちゃんがみなみちゃんと一緒になっているのを
見たことがあるけど、そこまで発展してるようには見えないしねー」
お姉ちゃんは目を細めてお姉ちゃん自身の意見を否定した。
「そうだよー、お姉ちゃんの考えすぎだよー」
私も少し笑ってもう一度念を押すようにそう言った。

そこで気を抜いたのがいけなかった。

「アハハ、そうだねー……じゃあ――」
お姉ちゃんがそこで、さらに真剣な表情になっているのに気づけなかった。


「――ゆーちゃんの好きの人は、つかさ?」


「……えっ……?」
油断していた。完全に不意打ちだった。
冷めかけていた頬の熱さが、また広がっていくのがわかった。

「……夏休みのころから変だったことに気づいてたのはさっき言ったよね。
その中でも、つかさと一緒に行動してたときとか、つかさが近くにいたときとか、
そういうときによくゆーちゃんの顔が赤くなったり、無口になって俯いたり、
さらに変になってたからさ」
……そんなところまで……?
私は呆然としながら、お姉ちゃんの話を聞いていた。

「だからみなみちゃんの話は囮。やっぱり、そうだったんだ」
「ち、違……」
「ゆーちゃん、また顔が真っ赤になってるよ」
ゆーちゃんはわかりやすいねぇと、また茶化すようにお姉ちゃんはそう指摘した。
そう言われて慌てて顔を手で隠しても、もう遅かった。
……もう、隠しきれないかな……

「……うん。わたし、つかさ先輩を、す……好き、に、なっちゃったみたい」

私はもじもじとお姉ちゃんに告白して、そこまでの経緯を事細かに話した。


「……なるほどね」
私がすべてを話し終えると、お姉ちゃんは納得するように、首をうんうんと縦に振った。
「そんなころからつかさを好きになっていたとは……
いやぁ、鎌はいくつでもかけてみるもんだねぇ」
「えっ!? お姉ちゃん、私がつかさ先輩のことを好きになってるってこと、
確信してたんじゃないの?」
「薄々は気づいてたけどねー、確信とまではいってなかったかな。
これで違ってたら、みなみちゃんと同じように笑い話にしてたよ」
そ、そうだったんだ……
私はお姉ちゃんのニマニマした顔を、しまったと思いながら見ていた。


そんなお姉ちゃんの緩んだ顔が、少し引き締まった。
「それで? つかさには告白したの?」
「!……そ、それは、まだ……」
私は目を見開いた後、俯きながらそう答えた。
「つ、つかさ先輩のことは確かに、す……好き、だけど……
さっきもお姉ちゃんが言ってたけど、先輩とは同性の関係だから、なかなか言い出せなくて。
それに私が告白して、先輩に変な人だって思われるのが怖いの。だから……」
私はそこまで言って、言葉を切った。

しばらく、私とお姉ちゃんの間に、再び沈黙が流れる。


「……ふむ、よし、わかった」
その沈黙を破ったのはまたお姉ちゃんで、
「ゆーちゃん、今度の日曜日、空いてるかな?」
「えっ? う、うん」
「その日に、つかさん家に勉強会しに行くんだ。ゆーちゃん、そのときに
思い切って、つかさに告白しちゃいなよ」
「え、えぇぇー!」
その提案に、私はとても驚いてしまった。
「お、お姉ちゃん、勉強会に行くんだよね? そ、そんなことしたら、
お姉ちゃんだけじゃなくて、先輩方にも迷惑がかかるんじゃあ……」
「だいじょぶだいじょぶ。休憩時間を使って告白すればいいから。
みなみちゃん達も呼んでしばらくはホントに勉強会をすればいいし」
「で、でも私、土曜日にもみなみちゃん家で勉強会をする約束を……」
「そこは私が後でみなみちゃん達にも連絡しとくから。
もちろん、本当のことは言わないけどね」
「で、でも……」
お姉ちゃんが一人でぐいぐいと予定を決めていく。
私が言い澱んでも、お姉ちゃんはすぐにその対処を簡単にしてしまう。

でも、一番の問題は……

そのことを言おうとして、
「だいじょーぶっ」
それはお姉ちゃんの、自信ありげな励ましによって防がれた。


「もしもゆーちゃんが告白して、つかさがそれを拒否することがあっても、
つかさはゆーちゃん自身を拒絶したりなんかしないよ。
つかさは私が高校に来て初めてできた友達だし、私がオタクだってわかっても
今までずっと仲良くしてくれた。
多分、分かり合える人となら誰とでも仲良くなれる結構なお人よしだから。
だから、つかさはゆーちゃんを嫌いになったりしない。
それに、そんなつかさだから、本当にお付き合いをOKしてくれるかもしれないし」

「あ、でも、ゆーちゃんが告白しても、勘違いして「私も友達として好きだよー」って
言うかもしれないけどねー」とおちゃらけた後、お姉ちゃんは私に優しく笑いかけて、

「だからさ、ゆーちゃん。勇気を出して、告白してみようよ。きっと、大丈夫だからさ」

お姉ちゃんは念を押すように私に語りかけた。


私はその言葉を、ただ黙って聴いていた。
またしばらく、長い沈黙が流れる。

自身ありげな表情とは裏腹に、何の根拠もない、想像だらけの励まし。
聞く人、言う人によっては、逆に不安を煽ってしまうかもしれない。


でも私は、聞いてるうちになぜだか心が軽くなってきて。
同時に、心の中に、何か強い力が流れてきて。


「……まぁ私が決めることじゃないから、別に無理して……」

「うん、わかった」

「……えっ?」
「日曜日、つかさ先輩に、私の気持ちをぶつけてみる」
私の決心に、お姉ちゃんは少し驚きながら、
「……そっか。じゃあ私はみなみちゃん達に連絡してくるから」
そう言って、お姉ちゃんはキッチンから廊下に出ていった。
その表情は、どことなくホッとしたように見えて、そして少し、嬉しそうにも見えた。


告白に失敗するかもしれない、つかさ先輩に嫌われるかもしれない。
さっきまではそう思っていたのに、お姉ちゃんの話を聞いてたら、
なんだか大丈夫だって思えてきた。

私は心の中に、「心配」よりも「期待」のほうを多く持ちながら、
次の日曜日を、楽しみに待つことにした。





522戸別響:2009/05/14(木) 11:29:33 ID:IStwYY4l
以上です。
あれやこれやと考えてるうちに、やたら長くなってしまいました。
01が2500字、02が3000字程だったのが、今回は5500字……
じ、次回はもう少し短くしたいです。
感想、批評、ありがとうございます。今回も、よろしくお願いします。

次回の投稿はこなたの誕生日小説の予定です。こちらもよろしくお願いします。
523名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 13:25:47 ID:oCJr7Nn1
うへぇ、まさかのGJ強制ー
524名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 14:05:57 ID:2b9sBYUd
>>522
こなたの誕生日……って、ああもう二週間しかない!?(今気付いた
思い出させてくれてありがとう、ちょっと篭るわ。

あと、俺が言うのもなんだけど。
別にGJや感想を言うか言わないかはその人の自由だと思うぞ?
>>512の解釈はとりあえずピントが合っていないと思う。別に『読んでやってる』なんて(言外にも)一言も書いてないし。

別に感想やGJのレスが付かなくても、『また次に頑張ればいい』と思えるからさ(実体験)
525今日は何の日シリーズ5月15日編:2009/05/15(金) 00:14:14 ID:hh0yu5Z4
かがみ「ねえみゆき…ストッキング…破らせてくれない?」
みゆき「かがみさん…急になにを?」
ゆたか「みなみちゃん…ストッキング…破らせて」
みなみ「ゆたか…息が荒いよ…どうして…?」
こなた「今日はストッキングの日だからだよ。1940(昭和15)年、アメリカのデュポン社がナイロン・ストッキングを全米で発売した。
それまでアメリカのストッキング市場は日本の絹製のもので独占されていたけど、これ以降、ナイロン製のものに王座を明け渡したとか。
ちなみにキャラの選択は、制服着たときにストッキングをはいてるキャラね。本編コミック5巻参照」
みなみゆ「Σ(゚д゚ )」
かがみ「破いたストッキングは…」
ゆたか「お〜もちかえり〜♪」
みなみゆ「ちょwwwやめwwwアッ―――!」



白石「あきら様…ストッキングを…ハァハァ(;´Д`)」
あきら「このシリーズ初登場がこんな役回りかよ!アッ!!」
526名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 00:29:14 ID:oEKlacuy
あきらさんの登場のさせかたナイスです
527名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 00:30:56 ID:liYd/C6C
>>525

アッ!といいながらそのままそのおみ脚で白石を嬲るのですね、わかります。



こなた「かがみんも、私服だけどストッキングはいたことあるよね、というわけで'`ァ(*´Д`) '`ァ」
かがみ「言うと思った、絶対言うと思ったアッーーーー!!」
528名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 00:54:06 ID:FqTH4APT
>>525
便乗して小ネタ
こなた「やっぱり、みゆきさんのストッキングは良い肌触りがするねーー(スリスリ」
みゆき「返して私のストッキング!!」
更に 小ネタ
つかさ「ストッキングを頭に被りながら、銀行強盗する人って最近見かけないね」
かがみ「いつの時代の人間だ、それ……」

更に 小ネタ
こう「ストッキングって、ストーキングに似てるよね」
やまと「文字だけね……」
こう「『ストーキング』だけに『ストーカーの王様』!なんちて!!」
やまと「もはや、ストッキングからかけ離れてるね」
こう「ちなみに、『ストーカーの王様』はこの人の事を差します」
やまと「この人って誰…………ああ、泉先輩の後をこっそり追うかがみ先輩の事か…………」

更に 小ネタ
そうじろう「なぁこなた、ストッキングを穿いて俺の股間を踏んでくれないか?」
こなた「自分の娘に向かって、何を要求してるのかね…………」
そうじろう「何って……そりゃあ……足コk、ふごぉっ!!」
こなた「言わせねぇよ!!!」
529名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 03:34:55 ID:RnvpgtTQ
>>524
>別に感想やGJのレスが付かなくても、『また次に頑張ればいい』と思えるからさ(実体験)

でも、来るよね。
こう…心に、ぐぐっと来るよね。

かがみ「……」
つかさ「……」
みゆき「……」
ゆたか「……」
みなみ「……」
こなた「ど…どうしたのみんな?なんか生気が感じられないんだけど…」
ゆたか「お姉ちゃん…5月16日は性交禁忌の日なんだよ…江戸時代の艶本『艶話枕筥』に、(旧暦)5月16日は性交禁忌の日で、禁忌を破ると3年以内に死ぬと書かれているの…」
つかさ「信じられないよ…こんな日があるなんて…ひっく」
みなみ「つかさ先輩…お酢で酔っぱらいますか…」
みゆき「フェチネタの天敵とも言うべき記念日ですね…これは…」
かがみ「こうなったらスレの住人さんに期待するしかないわ!ヘタレ作者なんてアテにできない!GJな小ネタを頼むわよ!」
みゆき「言葉遣いが悪いですよ作者。かがみさんの口を借りずに素直に、『せっかくの極上ネタなのにいい展開が浮かびませんでした。皆様のお知恵を拝借させてくだい』と言いなさい」
作者「サーセンorz」
531名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 19:04:33 ID:GmsslRAO
>>530
パターンA
「3年以内に死ぬ?そんなの私には関係ないわ!」
「ちょ、おかーさん!?あなたはよくても私は、アッー!!」

パターンB
「でも、性交はだめでも、ひとりえっちならしても大丈夫なんじゃないの?
一日ぐらい、それで我慢すれば?」
「そうよ!その手があるじゃない!……ということでこなた、ここでちょっと
シて私たちに見せなさい」
「いや、なんで私なのさ……ってちょ、みなみちゃん!?なんで背後から私の腕を
つかむのかな?そして私の腕を私の股間に持っていこうとするのかな……?」
「先輩が拒むなら、こちらから…」
「いやいやいや、―――だめ、力では勝てな、ぁっ、指、あたっちゃ……」
「…いま、先輩の股間に触れているのは、私のではなく、先輩自身の指」
「そんな、ぁっ、あっ、アッー!!」
532名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 21:10:47 ID:3DiP18v4
おおおおイイヨイイヨー
533名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 22:59:02 ID:FqTH4APT
>>530 >>531
便乗して小ネタ
みゆき「でしたら視姦をすれば、良いじゃないですか?」
かがみ「そのテも有ったわね。みゆきGJ!!」
つかさ「なら、早速…………」
こなた以外「ジーーーーーー」
こなた「うっ、スッゴく見られてる…………」
こなた以外「ジーーーーーーーーー」
こなた「はっ、恥ずかしい…………」
こなた以外「ジーーーーーーーーーーーーー(ハァハァ」
こなた「かなり見られて恥ずかしいのに……何だろう……この気持ち…………なんか高ぶってきている。止めて……そんな目で、私を見ないで…………ああ、ムズムズしてきた…………(クチュクチュ」


かがみ「作戦成功!!」
つかさ「気持ちを高揚したこなちゃんを見ながら……」
みゆき「よしっオ●ニー開始だ!目標100回!!」
その他「うすっ!!」



俺「すまん……本当にすまん……こんなのしか、思い浮かばなかった……」
534何の日の方、便乗各氏、乙です:2009/05/16(土) 00:19:02 ID:JI1Guo9J
かが『・・・そ、そうか』
つか『どーしたの?露骨にひらめいた顔をして』

かが『性交は禁止されていても、別の事なら良いはずよ。そうね・・・拷問とか』

こな『・・・いきなり最悪の選択肢がサラっと提示されたョ』


みゆ『それは素晴らしいコペルニクス的発想の転換ですね』(じゃらっ)
こな『それは斜め上って言うんだよ。特に鎖を持って来るようなときは』

かが『こなたッ!覚悟なさいッ!これは、拷問なのよ!』(バシィッ!)
つか『じゃあ、最初は二万ボルトくらいから始めてじっくり上げていくね、拷問だから。』(ババババチバチバチバチ!)

こな『いつも通りっつーかいつもよりひどい目ピギャアアアアア!』
535名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 01:23:04 ID:FX4EmehB
けっ
536名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 02:07:33 ID:IguXoVOC
ぷぷっ
537名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 11:31:17 ID:IVQlsJsg
アホ毛以外剃り落としてやろうか!
538名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 17:37:45 ID:beG3ldd+
お前を蝋人形にしてやろうか
539名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 17:58:48 ID:7zm9/dfv
むしろ砂糖人形
540名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 19:17:19 ID:Vk2JL1Ss
お前を農林業にしてやろうか
541名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:56:56 ID:ymTbWwuA
あの人の挿し絵があるSS全部読みたいけどどうやって調べたらいいんだろう
542名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 05:39:50 ID:aNuRbvAZ
小ネタ
こなた:「ねぇ、バンドやろうよ!バンド!」
かがみ:「……またなんかのアニメネタか?」

こなた:「YES!,YES WE CAN! 相方をCHANGE!」
かがみ:「誰が相方だ!」
どこからか聞こえるCHANGEの音声
こなた:「(OwO)ウェ!?、オンドゥルルラギッタンディスカーッ!!」
かがみ:「はぁっ!?」
つかさ:「ちょっとくすぐったいよ」
みゆき:「なにいきなり話しかけて来てるんですか?」
こなた:「ウソダ、ウソダドンドコドーン!」
ななこ:「…そいえば平畠はどこ行ったんやろか?」
かがみ:「知らねぇよっ!、てか授業中かよっ!」
こなた:「綺麗は汚い、汚いは綺麗…みんな目茶苦茶にすんのさ!」
かがみ:「ネタ分かりにくいわっ!」
みゆき:「汚いなさすが泉さんきたない私はこれで泉さん好きになったな…」
かがみ:「ネタ改変すんなっ!」
つかさ:「アハハハハッ!アハハハハハハハハハハッ!!…見つけたよ、お姉ちゃん」
かがみ:「ネタマイナー過ぎるわっ!」

やまと:「この世界は既に壊れているのね…」
こなた:「だが私は謝らない」
やまと:「ちょっとちゃぶ台ひっくり返してくる」
543名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 05:42:56 ID:aNuRbvAZ
小ネタ
テイク2
こなた:「テイク2って、今活動してないも同然だよね」
かがみ:「知らんわっ!」

テイク3
こなた:「YES!,YES WE CAN! 相方をCHANGE!」
かがみ:「まだ何も言ってないわよっ!?」

どこからか聞こえるCHANGE BEETLEの音声
こなた:「お母さんが言っていた、おでんとTVのいうことは鵜呑みにしちゃダメ…ってね」
みゆき:「じいやは言っていた!…………」
かがみ:「思い付かないなら喋るなっ!」
みゆき:「ノブレス・オブ・リージュ!」
かがみ:「部分だけ思い出したんだろっ!」
こなた:「ところでアニメすごいですね」
みゆき:「それほどでもないですよ」
かがみ:「今更ァ!?(声裏返る)」
つかさ:「えっと…えと…喋るとショベル!」
こなた・みゆき・ななこ:「ウヒャッホウ!
以下、盆踊りのようなものを踊りながら去っていく3人

やまと:「この世界は(ry」
こなた:「だが(ry」
みゆき:「つかささん、まだ時間あまってますよ」
つかさ:「え?…え、と、、おいィ?まだ90秒遊べるんだが?」
かがみ:「ネタ合成すんなっ!」
つかさ:「お姉ちゃんうるさい(トスッと、かがみの目をじゃんけんのチョキで軽く…以下検閲削除)」
みゆき:「伸ばした指で目を突くと、外した時につき指して危険なんだそうです、
指は曲げて第二関節で突くのが正解だそうですよ」
つかさ:「へぇ〜…ゆきちゃん頭いいねー」
やまと:「ちょっとちゃぶ台(ry」

ほぼライダーネタで申し訳ない
544名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 09:17:16 ID:m3qJpGHX
>>542
電波を受信してしまった、
だが私は謝らない。

モズクが嫌いな理由
「昔ね、悪いやつに騙されてモズク風呂に漬けられたんだ。」
「辛かったね、こなちゃん。」
「シュルトケスナー藻とは(略)。」
「ウゾダドンドコドーン!」

バーニングあきら
「ドロップ・ファイヤ・ジェニミ。」
バーニングディバイト
「あきら様ー。」
「白石、ワタシを勝手に殺さないでくれる。」
545名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 09:32:52 ID:09c57YwP
>>530
もう5月16日は過ぎた訳だし、フェチネタ解禁してもいんじゃね?
この手の日にちのルールに詳しくないけど
546名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 10:05:22 ID:Hl5WWhex
>>545
事前投下は自主規制とかじゃなくて、なんらかの用事などの事情で16日には投下できない、
ってだけじゃないのかな?
547何の日シリーズ作者:2009/05/17(日) 10:20:58 ID:iwo8KI3+
>>531>>533>>534
GJなレスをありがとうございました!よろしければまとめの際つかわせてもらえないかな〜とか考えてますが…よろしいでしょうか?

>>545
このシリーズは、毎日の記念日をフェチネタに応用しているもので、できれば当日投下したほうがタイムリーなネタとして楽しめるのではと思っているだけです。
今回早めに投下したのは>>546様のおっしゃる通り仕事の都合でございます。
あと、記念日がフェチネタに変換しづらい日もあります。
例えば今日は、世界電気通信の日、生命・きずなの日、パック旅行の日、自然保護の日なのですが、私のセンスではフェチネタとして応用できないのです。
そういう日は今までもそうでしたがスルーすることにしているのです。
548名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 10:26:51 ID:XtEJSfaf
>>547
世界電気通信の日は電気あんまか低周波治療器を使ってモールス符号でこなたに刺激を与えるとか
生命きずなは赤い糸で某所をきくるとか
パック旅行はバック良好(これはスマン)
自然保護は性欲は自然現象だとか


自分の頭の中のダメさ加減に落ち込んだ
549名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 10:34:35 ID:09c57YwP
>>547
いや、てっきり先日が性交禁忌の日だっただけに、それを過ぎた事で
溜まりに溜まった劣情が爆発し、かがみ達がこなたに(性的な意味で)襲い掛かる…
もしくは拷問から転じて徹底して可愛がったり癒す(もちろん性的な意味で)

そんなんが頭に浮かんでしまった

色々考えさせてしまい、申し訳ございません
550名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 10:42:12 ID:IFuIQ+HD
それにフェチ世界の人間、とりわけフェチ主人公ズなどは

死 ん で も 生 き 返 る

から、なんの問題もないしねw








こなたと色々コナタトイロイロアハハウフフエヘヘ
こなたさんだばだばコナタサンダバダバ
こなちゃんうにょーんヤッサイモッサイドンダケー
551何の日シリーズ作者:2009/05/17(日) 10:42:56 ID:iwo8KI3+
>>549
こちらこそ混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
うまくフェチネタとして利用できれば良かったのですが…センスなくて…
552名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 11:33:35 ID:roOq2h6R
なにこの流れw
553531:2009/05/17(日) 11:47:34 ID:Hl5WWhex
>>547
私のに関してはご自由にどうぞ。
こちらこそ楽しみにしております。

・パック旅行の日ときいて
ブロロロゥ
「うぉっ、観光バス!?」
「みなさんお疲れ様でした、泉さん宅に到着です」
「みゆきさん!?てかみんなも何しにきたの?」
「今日はパック旅行の日です。ということで、今日は高良旅行主催、『聖地巡礼ツアー』
ということでやってまいりました。ということで、お邪魔いたしますね」
「ちょ!事前承諾とかなしですかー!」

「こちらが、泉こなたさんの部屋です。ということで私は、泉さんのベッドで
ハァハァさせてもらいますね」
「おーっ、ちびっこ、結構かわいい下着もってんだなー」
「お土産にこれ、もらっていいかしら?」
「はぁ……あのさー……」

「あれ?そういえば今日はかがみとつかさがやけに大人しい……」
「ああ、実はね……、この次の目的地、私の家なのよ」
「神社だけなら別にいいけど、ゆきちゃんがどうしても家に上がらせろって……」
「あー、なるほどー……」


>>540の「農林業にしてやろうか」で激しくワロタんだがネタが浮かばない…
554534:2009/05/17(日) 13:03:11 ID:8JpRI18Q
>>547
どーぞどーぞ
なんなら斜め上に引き延ばしてでもw

>>548
電気通信のネタが全てドストライクな俺ももうだめだorz
555名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 15:05:08 ID:pWrGEuBR
農林業……植物・育成・成長・収穫・肥料とかかな?

ここらへんに「自然保護の日」を絡めればッ…!
556533:2009/05/17(日) 16:27:08 ID:Wsegk3Fa
流用して小ネタ
つかさ「今日は世界電気通信の日だよ☆だよ☆」
かがみ「という事は、こなたに電気あんまをして、身をもって快楽を伝わらせれば良いのね。モールス符号の要領で」
こなた「えっなんで私!?ちょっ、つかさ離して!」
つかさ「はい、こなたちゃん。ねんねしようねー」
かがみ「ナイスつかさ。では…………えぃっ!」
こなた「ひゃうっ、ちょっ、やめ……」
かがみ「え・え・か・そ・こ・が・え・え・の・ん・か」
こなた「んんっ、あうっ、……んく」
かがみ「き・も・ち・い・い・か・こ・な・た」
こなた「あっ、もう、だめ…………アァァー!!」
つかさ「イっちゃたね」
かがみ「気持ち良かったんだね」



つかさ「って言うか、言葉と同時に伝えたらモールス符号の意味が無くなるね」
かがみ「そうね、確かにそうね」
こなた「えっ私、やられ損……」


>>547 是非、使って下さい
557何の日シリーズ作者:2009/05/17(日) 20:41:24 ID:iwo8KI3+
ネタの使用許可をくださった皆様、ありがとうございます!
>>556
うわ、面白い…
558萌えるビデオの人:2009/05/18(月) 12:21:59 ID:xHrvnKsU
萌えるビデオのネタも是非使ってください…
559今日は何の日シリーズ5月19日編:2009/05/18(月) 23:04:57 ID:GZzG+F6I
やまと「今日は、ボクシング記念日,チャンピオンの日。1952年、挑戦者・白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、日本初のボクシングのチャンピオンになった日」
かがみ「ん…ちゅぷ…ちゅ…じゅる…ちゅぴ…」
こなた「ふぁっ…あ…らめぇ!!」
ビクッ!
あやの「はやい…圧倒的ね…」
みゆき「では、誰が一番短時間で泉さんをノックアウトできるか…実験結果を発表したいと思います。
かがみさん1分17秒
つかささん7分7秒
日下部さん7分20秒
みなみさん9分12秒
私高良みゆき10分25秒
峰岸さん11分4秒
小早川さん12分20秒
よって、チャンピオンは柊かがみさんに決定いたしました!賞品は勿論泉さんです!」
ゆたか「ラッピングは勿論制服だよね〜」
かがみ「お・お・お持ち帰りぃぃ〜」
こなた「アッー!」

>>558
このビデオを見た者は1ヶ月後に萌え死ぬ…でしたっけ?56スレが見られなくて…
560名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 23:49:44 ID:RrYzCxcS
>>559
その法則でいくと
ひかる 1分25秒
ななこ 2分8秒
パティ 4分16秒
ひより 5分24秒
ゆい  10分7秒
そして、こなたが「自分でした」場合は 5分28秒 となるわけですねw

先生方強ぇw
561何の日シリーズ作者:2009/05/18(月) 23:53:07 ID:GZzG+F6I
>>560
うへ…バレるのはえぇ…
住人様の力を甘く見すぎたか…
562名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 00:19:57 ID:c7ZJ/q6s
>>559
便乗して小ネタ
こなた「えぐるように打つべし打つべし(シュッシュッ」
かがみ「ほう、良いパンチしてるわね。私と世界を目指さないか?」
こなた「私が狙ってるのはナンバーワンよりオンリーワンなのさ」
かがみ「なにそれ、ちょっちゅねー」
こなた「打倒つかさ!!(シュッシュッ」
つかさ「私かい!なら、私も負けてられないよ!ヤッサイモッサイ!!」
みゆき「とうとう、この2人の決着がつく訳ですね」
かがみ「一体何の決着よ?」
みゆき「かがみさんを巡っての決着です」
こなた「かがみは私の嫁!!」
つかさ「お姉ちゃんは私の姉!!」
かがみ「………………………………………………(ホロリ」
みゆき「勝った人がかがみさんを好きに、自由に出来るのです!そうなのです!!」
ななこ「さあ、コングがなるでぇぇー!!」
 カーーン


 遂に2人との戦いにケッチャコ……






 オ チ と か 無 い よ
563名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 00:20:04 ID:KvPBugEH
実は正解はほぼ分かったのだが・・・

かがみだけわかんねぇOrz
564名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 01:57:10 ID:qR6HcH2Z
>>563
77秒=1分17秒
565名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 03:50:54 ID:KvPBugEH
ありがとう!納豆食いながら納得・・・ゴメン。

お詫びに援護射撃
566名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 03:58:51 ID:KvPBugEH
ありがとう!納豆食いながら納得・・・ゴメン。

お詫びに援護射撃


『柊選手の、出たァ!デンプシーロールが炸裂!』
『かっがっみ』
『あひあふはひぃ!』
『かっがっみ』
『いふはひきひぃん!』
『かっがっみ』
『きゃふあひくひぃん!』

『デンプシーロールという技は『あーっ泉選手苦しそうだ』はじめのいっp『泉選手ふらついて痙攣しているぞ!』

『はにゃぁあああああ!』
『泉選手、仁王立ちのまま昇天、TKOだぁ!泉サイドからもティッシュが投げ込まれました!』カンカンカン!

『ですからはじめの一歩の・・・』ビキビキビキ


いろいろとスマソ
567名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 15:31:17 ID:UR0yYhsp
はじめまして。保管庫でお世話になってる一人です。
ssを考えましたので投稿させていただきます。
柊4姉妹(+みき)×こなたの話です。
タイトルは「放課後の過ごし方」
いまいち要領を得ていないのですみませんが、
5レス使わせていただきます。
568名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 15:33:19 ID:UR0yYhsp
「こなた、つかさ、帰るわよ」

放課後、柊かがみが妹のつかさと泉こなたを呼んでいる。
笑顔でそれに応えるつかさ。その左手はこなたの右手をしっかりと握っていた。
こなたは先ほどまで一緒におしゃべりをしていた高良みゆきに手を振ってつかさと共にかがみの元へ歩み寄る。
つかさとこなた、二人の背中を笑顔で見送るみゆき。
一緒に過ごす時間が少ないのは都内に住んでいるせいだと思われる。しかしみゆきはそれを嘆くことはない。たぶん。

「お待たせかがみ」
そう言ったこなたの左手は即座にかがみに捕らえられる。
身長の差が結構ある双子とこなた。三人が並んで歩く様はまるで連行しているみたいだ。
訂正。本当に姉妹のようである。

「今日は火曜日だからいのりお姉ちゃんだっけ?」
つかさはあほ毛の向こうの同じ高さのかがみに尋ねる。
「違うわよ。先週はバイトで一日ずれたから今日はお母さんよ」
かがみもあほ毛を介してつかさに答える。
歩くのに合わせて揺れるあほ毛。かがみとつかさはそれを可愛いなと思いながら会話を続けた。

「ただいまー」
話は飛んで柊家。三人が声を揃えて帰宅した。
ほぼ毎日のように学校帰りは柊家に寄ることになっているこなた。もうお邪魔しますと言うことはなくなった。
「おかえりなさい。ささ、着替えておいで。こなたちゃんは着替えが済んだら台所に来てね」
三人を出迎えたのは母のみき。
この人も当然ながらこなたを娘のお友達として歓迎しているのではない。柊家の五女として接している。
はーい、とこなたを含め三人が返事をして家に上がった。

「こなた、今日は私の部屋で着替える?」
「そうだね。今日はお母さんだから」

かがみとこなたの会話。ここでかがみが尋ねているのは服装をどういうものにするかということ。
かがみとつかさ、それぞれの部屋に彼女たちが選んだ服が用意されている。
しかし二人ともこなたよりは確実に身だしなみに気を遣っているので、どちらを選んでも似合わないということはない。
今日は相手がかがみに似たみきということでかがみの部屋に決めたようだ。

「お母さん、今日は何を作るの?」
着替えを終えたこなたがみきに尋ねる。
疑惑のワード『お母さん』が再度登場しているが詳しい説明は省いておく。まぁ誰でも想像がつくだろう。
「今日は野菜炒めと唐揚げね。あとは冷凍食品で済ませましょう」
意外に手抜きそうな献立。料理ネタが苦手な作者の苦肉の策である。
ここで重要なのは唐揚げ。またも詳しい描写は省くが、柊家の味というのがミソである。

「七人分って大変だよね。家はいつも二人分までだったから」
「そうでもないわよ。やっぱりそれぞれ味の好みが違うから気をつけるのは量だけね。あとは自分たちで好きなように味付けして、って」
「えー、それでいいのかなぁ」
「いいのよ。でもお味噌汁とかは我が家特製よ。ちゃんと覚えてねこなたちゃん」
「はーい」

本日はみきによるお料理教室となっているようだ。
こなたが誰の嫁になるかはさておいて、柊こなたとしての修行ということである。
世間では嫁姑問題などよくある話であるが、この二人にはそのようなことはない。
母に甘えたことのないこなたと娘が親離れのためかそっけない態度をとるようになっているというみき。
手とり足とり腰とり、料理教室は順調に進んでいく。
もちろんこのあと柊一家勢揃いで夕食となり、食にうるさそうな人たちが批評を述べるのだが割愛させていただく。
ちなみになんだかんだ言って美味しそうに食べるのは三女かがみ。
その後こなたはお風呂をいただき、予習復習をかがみ、つかさと行い、迎えに来た父そうじろうの車で帰宅することになる。

これにて柊こなたな一日目終わり。
569続き:2009/05/19(火) 15:37:12 ID:UR0yYhsp



翌朝、こなたは待ち合わせに来なかった。どうやら寝坊らしい。
一時間目が終わるとかがみはすぐに隣のクラスへ急いだ。
おっす、と言って自然な動きでこなたたちの輪に加わるかがみ。
そして「また深夜アニメとかだろ」といつも夜更かしするこなたに呆れた声で言う。
しかしかがみがこなたをどう思っているかはその行動が物語っており、いくら素っ気ない言動であっても本心はバレバレであった。

放課後、前日と同じようにかがみが呼びに来ていた。
おしゃべりを止めこなただけみゆきに別れを告げる。つかさの心はすでにこなたでいっぱいだ。
見る者を確実に魅了してしまうような輝いた笑顔で三人を見送るみゆき。
その顔に羨ましいとか嫉妬などの色はない。たぶん。

さて前日と同じように連行され……いえ、お姉ちゃんたちにくっついていく妹こなた。
バスの中でも、電車の中でもその手は離れない。
パッと見高校生には見えない少女が真ん中で、同じ制服を着た女性二人が両サイドに座る。
サイズ的に学年が違うんだろう。そう思えばどう見ても仲の良い姉妹。
異論は認めない。

そのまま柊家へ直行する三人。
こなたは両手が塞がれているわけだが今まで一度も逃げようとしたことはない、はず。
「今日はいのり姉さんね」
道の途中でかがみが呟く。
それを聞いたこなたの顔が少し赤く染まって見えた。

さぁ、移動に余計な字数を割くのはやめにしよう。
「いのりお姉ちゃん、入るね」
なぜか緊張しながら長女いのりの部屋に赴くこなた。
それもそのはず、いのりの行動を一言で言ってしまえば『こなたを食す』だ。
このあまりに卑猥な柊こなたな一日については以下最低限の描写で済ませる。想像力をフルに生かしてほしい。

扉を開け足を一歩踏み入れたとたん、こなたは小さな悲鳴を上げ部屋の中に消えてしまった。
素早い動きでこなたをベッドへ押し倒すいのり。
さすがのこなたも心の準備ができてないらしい、怯えた目でいのりを見つめる。

「大丈夫よ、こなたちゃん」
そう囁いていのりはこなたの唇を奪った。
静かな部屋に響く水音。いのりはこなたの口内を思うがままに堪能している。

「ふふ、相変わらずね」
唇を離すと早くも息が上がっているこなたにいのりは笑顔を見せる。余裕の笑みであり、また支配感や次の行動を楽しむためのものでもあった。
こなたは何も言わない。すでにスイッチが入っており、羞恥心という名の理性が本能とせめぎあっている。

「脱がせていい?」
返事は聞かずにこなたの服を脱がせていくいのり。
いのりと過ごす場合ほぼ服装は関係ない。が、わずか数分のためだけに着ているその服はつかさが一生懸命選んでくれたものだった。
「今日も似合ってるわね。でも私は何も着ていないこなたちゃんのほうが好きよ」
セクハラまがいの台詞と一緒にいのりはちゃんと感想を伝える。
それに対して真っ赤な顔をしながら笑みを見せるこなた。もはやいのりの理性が崩壊するのも時間の問題だ。
570続き:2009/05/19(火) 15:39:00 ID:UR0yYhsp
「ぁん……ひゃぁ……あっ」
微かにいのりの部屋から聞こえる声。
隣接するまつりの部屋、居間はこのときばかりは静かだ。
こなたがいのりと過ごす日はおつかいや神社の掃除などを頼むには最適な一日となっている。
たまに好奇心か独占欲か何かから聞き耳をたてようとするツインテールの少女もいるがそれを中の二人が気にすることはない。

「お、お姉ちゃん……んあっ、私……もう……っ!」
いつか逆の立場に、と毎回思いながらも快感に流されるこなた。
「いいのよこなたちゃん、イっちゃって」
どこで身につけたかはわからないが慣れを感じさせない様々なテクでこなたを味わういのり。
愛し愛されやがてひときわ大きな声が響いた。



翌日、みゆきは一つの考えが浮かんだ。
放課後になるとこなたは双子に連れられ行ってしまう。
いつもならそれを見届けてから帰るのだが、今日は三人について行くことにした。

バスで駅まで行くのはみんな同じ。
そこでみゆきは車内ではこなたの椅子となることを選らんだのだ。
「ちょ、みゆきさんっ……んっ」
シートベルト代わりとしてこなたを支えるみゆきの手は固定という言葉を知らないらしい。
両手を姉妹にふさがれているこなたは制服にもぐりこんでくるみゆきの手を拒めない。
小さく漏れるこなたの声。
もちろん他の学生には聞かせないが、三人はそれを聞いて少し興奮している。

バスが駅にたどり着くとようやくこなたはみゆきから解放される。
大満足のみゆき。笑顔で三人に手を振って別れる。
しかし二人の柊はもちろん、両手を使えないこなたが手を振り返すことはなかった。

「今日は何にしようかしら」
話は飛んだが柊家、次女まつりの部屋。
「よしジャンケンにしょっか。シンプルだし」
おもむろに立ち上がるまつりとこなた。その顔は真剣そのものだった。

「最初はグー、ジャンケンポン!」
「うぅ、負けた」
「こなたぁ、わかってるわね?」
「はいはいわかりましたよ、脱げばいいんでしょ」
「うふふふふ」
571続き:2009/05/19(火) 15:41:00 ID:UR0yYhsp
こなたの一言でおわかりだろうが、二人は野球拳を行っているのだ。
まつりのターン、それはジャンル問わずの脱衣ゲームとなっている。
しぶしぶ上着を脱ぐこなた。すると可愛らしいブラが顔をのぞかせた。

「ふっふっふ。今日もすべて剥ぎ取ってやるわよ」
怪しげな笑みを浮かべるまつり。しかしこなたはこの程度ではひるまない。
「今日の私は一味違いますよ。ふふふ、次私はパー出しますね」
「そぉ?じゃあ私はチョキ出すわ」
「ふふふふふ」
「ひっひっひ。最初はグー、ジャンケンポン」

こなたとまつりは宣言通りの手を出した。
裏をかくということをしない二人では先に言ったほうが負けである。
ということでしょうがなくスカートを脱ぐこなた。
今日の服まつりと顔立ちが似ているつかさが選らんだやつである。

「つ、次は負けませんよ」
下着姿(+ニーソ)で虚勢を張るこなた。靴下を脱がないのは彼女の趣向の問題である。
「ふふ、こなたはいつも薄着よね」
見る分にはそう良いとも言えない未成熟な体を見つめてまつりが言う。
柊家の者は決してロリというわけではなく、こなたが大好きなだけである。
さて、いつもというのはこなたが見た目より機能性を重視することにもあるが、つかさがかがみほど重ね着を好まないというのもある。
基本4回負けると終わり、たまにワンピースで3回というときもあった。ちなみにオーバーオールはつかさ限定。

「ほらこなたぁルールでしょ?負けたんだから」
上はブラジャー、下はジーンズ姿でまつりが言う。
勝敗はまつりの4勝3敗であるが、上着を2枚着ていたまつりはそれと靴下だけで済んだ。
どうしても靴下を脱がないこなたは胸を隠しながら涙目でまつりを見つめる。
「お、お姉さま、どうかこれだけは」
半分ネタ、半分本気でこなたは懇願する。
「なに言ってんの。脱がないなら脱がすよ」
しかしもともとSっ気のあるまつりには逆効果であった。

「それじゃ、いただきます」
ゲーム結果により脱がされたほうはおいしくいただかれるという。
ゲームに強そうなこなたであったが、トランプなど、短期で運がものをいう勝負しかしない。さらに自らハンデを作るのは致命的である。
これがまつりとの一日。このあとのことは皆の想像にまかせる。
ちなみにこなたの勝率は2割。
572続き:2009/05/19(火) 15:42:12 ID:UR0yYhsp



さて次はかがみの番だ。
一番話が合うのも、一番こなたを好きなのもかがみ。本日はどう調理するのか。
舞台はすでにかがみの部屋へと移動している。
ここに来るまで拉致+セクハラがあったのは言うまでもない。

「かがみお姉ちゃん、今日はなにするの?」
無邪気な笑顔でかがみに問うこなた。もちろん策の一つである。
「だからお姉ちゃんはやめろっての」
即座にかがみの突っ込みが入る。その頬が少し緩んでいることに当人は気づいていない。
ここでニヤニヤするのはいつものことだが、すぐに表情を変えるこなた。
バイトで鍛えた精神を生かし妹を演じきってみせようという。

「こなたがいけない子だから、ダメなの?」
上目遣いで祈るように両手を組みかがみを見上げるこなた。自分のロリキャラを存分に生かしている。
「ちがっ、そうじゃなくて」
かがみの理性にひびが入る。
こなたはなおも追い討ちをかけた。
「お姉ちゃん」
天真爛漫な笑顔、萌えボイス付き。

「じゃあこなた、お姉ちゃんの言うことは絶対よ」
何かを目覚めさせてしまったらしい。
「うん!」
しかし笑顔で応えるこなたはむしろ楽しんでいるようだった。

「こなた、宿題しなさい」
予想外の命令。だがこなたに拒否権はない。
「自力でね。わからないところがあったら」
「あったら……?」
「一問につき一揉みね」
なんともえっちぃルールをつけるかがみだった。

「そういえばこなた、勉強の前に着替えないと」
まぁいつものことなんですがね、今日はちょっと違うらしい。
「これに着替えなさい」
こなたサイズの服ではなくかがみは自分の服を渡した。
「えっと、私じゃぶかぶかだよ?」
当然だ。こなたとかがみでは17cmの差がある。
でも有無を言わさないかがみにこなたはしぶしぶ従うのであった。
573続き:2009/05/19(火) 15:43:36 ID:UR0yYhsp
「ふおぉぉ、そそそれじゃ、べ、勉強しよっか」
かがみの服を着たこなたはどこぞのスーパーアイドルよろしく袖をぷらぷらさせていた。
もしかするとかがみはロリコンかもしれないと思うこなたであったが口には出さない。
かがみがどんな人間であれ大好きな親友の一人には変わりないのだから。

さて、かがみお姉ちゃんをいじりたいこなただが、勉強の分野になると手は出せない。
黙々と問題に取り組むこなたと黙々とラノベを読み進めるかがみ。
二人の間にはポッキーが用意されていたが、それに手を伸ばすのは当然かがみであった。

こなたの頭はそう悪くもないが、今まで努力をしてこなかったので当然行き詰まる。
数分の間むぅと唸り続けるこなたであったがやがて意を決して口を開いた。
「お姉ちゃん、ここ教えて?」
あくまで姉にすがる妹のようにではあるが、その顔は確かに赤く染まっていた。
「ここはね、等比数列で……」
いつものように真剣な表情で解説するかがみ。どうやらこなたの顔色に気づいてないらしい。

「……というわけ。わかった?」
「う、うん。ありがとうおねえちゃん」
「えっと、どうかした?」
「い、いや、ほら……」

ぎゅっとスカートを握りしめこなたは目をつむった。
なにがなんだかわからないといったかがみ。自分で言ったことをお忘れか。
「いいの?」
「い、いいよ……!」
不思議そうに尋ねるかがみに震えた声でこなたが答える。本当になにをやってるんだか。

ゆっくりとかがみはこなたの唇に自分のそれを重ねた。

「え、あ……かがみ、なにやってんの?」
「なにって、キス……」
「あのさ、お姉ちゃんは一揉みって言ったよね?」
「え、あっ、ああ!」

どうやら完全に忘れていたらしい。
「別にこっちのほうが嬉しいからいいけど」
そっけなく、でも赤い顔でこなたは言った。
ポカンとした表情でそれを見つめるかがみ。やがて……

「じゃあルール違反ってことで」
「な、なに言ってんの!?ルール違反はそっち、んむぅ」
「っはぁ。お姉ちゃんの言うことは絶対、よね?」
「そ、そうだけど……」
「だから罰として勉強は終わり」
「な、なにするの?」
「もちろん、これの続きよ。拒否権はないからね」
「う、うん……」

なにがあったかはご想像にお任せする。
574続き:2009/05/19(火) 15:46:21 ID:UR0yYhsp



火曜日から4日間あったので本日は土曜日。
土日祝日は紳士協定が結ばれていて、こなたはフリーとなる。
なのでこの二日間はたいしたことはないのでさっさと飛ばしてしまおう。
ちなみに泉家に遊びに来た三人と何があったかは秘密。

ということで月曜日、最後のつかさの番である。
父ただお?そうじろうと同じくいかんでしょう。ただしただおはそんな人間ではなくたまに巫女の手伝いがあるとだけ述べておく。

つかさはいたって純粋だ。
新しい妹ができたということで今までできなかったお姉ちゃんを楽しんでいる。
何かとこなたに「お姉ちゃん」と呼ばせて喜んだり、命令してみたり。
といってもつかさが姉らしくできるのはお菓子作りくらい。
この日もこなたと一緒にかがみを悩ませる、ということになる。

「こなた〜、違うでしょ」
にこにこ笑顔でこなたの手をとるつかさ。
姉の威厳っぽいのを見せたいのはよくわかるが、こなたも料理は結構心得ているので間違えることはない。
ただこうして触れ合っていたいというだけ。なのでこなたも何も言わない。

「こなちゃん、あ〜ん」
意識してないといつものつかさに戻ってしまう。ちなみにクッキーを作っていたのだ。
「あ〜ん」
いつかかがみにもこれくらい積極的になってほしいな、と思いながらこなたはそれを口に含む。
手は噛まないようにそっと。味は言うまでもない。
「美味しいね。ほら、お姉ちゃんもあ〜ん」
お返しにこなたが一つ掴んで差し出す。
それを笑顔で口に含むつかさ。もう仲が良すぎるとしか言いようがない。

互いに食べさせあっていると時間もかかる。
「これで最後だね」
名残惜しそうにつかさはそう言って最後の一つを口に入れた。
そしてこなたの肩を掴み、唇を押しつける。
口移し。美味しいクッキーを味わったあとはこなちゃんもね、とはつかさの弁。

ぴちゃぴちゃと水音がつかさの部屋に響く。
「んぅ……あふっ……」
いつの間にか床に倒されたこなたの口内に二人の唾液が落ちていく。
こくこくとそれを呑みこむこなただが、少し口の端からこぼれてしまった。
「ぷはぁ。もう、こなたはしょうがないなぁ」
少し上体を起こしつかさは言った。
非難などではなくこの先を楽しむための言葉。
575続き:2009/05/19(火) 15:47:16 ID:UR0yYhsp
「お姉ちゃん……」
「ダメかな?」
「ううん、そんなことないよ。私もお姉ちゃんが好きだから」
「ありがとうこなた。私もだよ」

いつになく大人びた雰囲気を見せ、つかさはこなたに覆い被さった。




泉こなたの放課後は柊家の女性たちに分け与えられている。
母みきに始まり四女つかさで一回り。年功序列、機会平等。
バイトがあれば延期となるが、基本的に週に一度こなたと過ごせる。
それぞれが好きな愛し方で、こなたはそれに応える。
誰の嫁というわけでもないけれど。養子になったというのも違うけど。
甘い甘い放課後。柊こなたな一週間であった。
576名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 15:49:00 ID:UR0yYhsp
以上です。5レスでおさまりませんでしたすみません。
失礼しました。
577名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 15:53:42 ID:QAO/vlj1
おおお甘い甘い
一人ずつ順番にこなた総受けというのが良いですね
GJです
コテがありませんがこちらは初参加の方ですか
578名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 16:40:05 ID:9l1Q8ZyN
投稿したきりですみません。
ケータイからになりますが、初書き込み、初投稿です。
579名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 18:37:36 ID:5BjAMjYA
>>576
可愛い+やらしい=可愛いやらしい!
もう、頬が緩みっぱなしでした。ああ、こなた総受けは和むなあ。GJ。


追伸。みきさんとみゆきさんがことのほか素敵でした。
580名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 20:36:30 ID:WPx9Zf1w
>>576
やっていることは結構エッチなのに、読んでいてほのぼのとしてくる文章にGJ!
上手く表現できないが、文体の独特なリズムでグイグイと引き寄せられました。
いい作品をアリガトウございました。
581名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 17:21:08 ID:jRthxqPN
>>576
GJ!
初投稿にしては上出来で良かったです!
582今日は何の日シリーズ5月21日編:2009/05/20(水) 20:32:57 ID:O/WtaNU3
みゆき「今日は小学校開校の日です。1869年、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校しました。住民が自分達で資金を調達して開校したものでした。
ところでかがみさん。小学生時代のかがみさん、かわいいですね。(本編2巻67ページ参照)」
こなた「かがみん…かわいいよ、かがみん」
みゆき「ここにかがみさんがつかっていたリコーダーがあるのですが…3万円くらい。写真つきで」
かがみ「汚れきった発想ね…」
こなた「こんなときこそ『精神年齢退行ランドセル』で小学生かがみカムバック!(何の日シリーズ3月編参照)」
かがみ「そのネタしつこいぞ!アッ―!」


>>576
こなたには総受けがよく似合う…GJ!
583名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 00:40:52 ID:fcfSYmYy
>>582
便乗して小ネタ
かがみ「高校生なのに、一見小学生にしか見えないこなたとゆたかちゃんを起用すれば良いじゃない!」
こなた「ヤバい!私達が標的に、逃げるよゆーちゃん!」
ゆたか「うん、分かったー><」
つかさ「逃がさないよ!本日の餌食は2人共だからね!!」
こなた「ちょっ、おま、餌食ってwwww。捕まったらアウトだよ、早く逃げるよゆーちゃん」
みゆき「小早川さん、泉さんを捕まえたら貴女だけ見逃しますよ。……と、言うより私達の輪に入れますよ」
こなた「ゆーちゃんがそんなのに釣られる訳が……」
ゆたか「そうですか、分かりました。こなたお姉ちゃんじっとしててねー」
こなた「ウェッ、オンドゥルルラギッタンディスカ!!」
みゆき「泉さんによく似合う小学生用スク水と、体操着、ランドセル、その他諸々を用意しました」
かがみ「流石はみゆきね。用意が周到ね」
つかさ「はーい、ゆたかちゃーん。しっかりこなちゃんを羽交い締めしててねー。」
かがみ「この筆を使ってこなたにコチョコチョ」
こなた「ひゃうっ、くすぐったい!」
みゆき「泉さん、この体操着に着替えましょうね」
こなた「やめてみゆきさん、洋服脱がさないでー!」
かがみ「ええい、まどろっこしい!そのまま襲っちゃえ!!」
こなた「結局そうなる訳だね!潔いよいね!そんな貴女達が素敵だね!…………縄跳びで私を拘束しないで!そんなトコロにリコーダーは入らないからやめて!あっ、ああ、…………アァァー!」
584名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 14:43:25 ID:sJ+lgRoB
エピ氏よぉ、落ち込まなくてもいいと思うぜぇ。
と、業務連絡
585名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 14:53:01 ID:wwHxksXZ
そうやって傷口に塩を塗りこむw
586名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 19:32:22 ID:nq2tVu3Z
小ネタ
ななこ:「あんたらはいいよなぁ……どうせ私なんか…」
ゆい:「汚してやる……太陽なんて…」
かがみ:「…どったの?」
こなた:「小ネタでもSSでもあもりにも出番がにいからだって」
ななこ:「…今、誰か私を笑ったかァ?」
ゆい:「人気キャラなんかしーねばいーのにしーねばいーのにみんなしんじゃーえばいーのに…」
かがみ:「おいィ?早くもズタズタなんだが?」
ななこ:「妹を笑ったようやな…私も笑ってもらおうか?」
こなた:「行ってきなよ☆」
かがみ:「はァ!?」

背中を押されたかがみ、見事に地獄姉妹の元に飛ばされる
かがみ:「ど、ど〜↑も〜↑…ひゃぁっ?!」
ナチュラルに服を脱がされるかがみ
ななこ:「私と一緒に地獄に落ちるか?…私の妹になれ」
ゆい:「最悪は、最高なんだよ…」
かがみ:「ひゃぅんっ…らめぇえぇぇぇえぇぇぇぇぇ!!!」

やまと:「この世界は既に壊れているのね…」
みゆき:「美しいさすが姉妹百合うつくしいだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだばだば」
やまと:「ちょっとちゃ―」
こう:「やーまとっ♪」
肩に手を置くこう、もう片方の手は既にスカートの中だ
やまと:「……そう…そういう事もあるか…」
かがみ・やまと:「アッーーーーー!!」



当時やさぐるまさんの真似しまくってたら、仮免落ちてsYれになんない事態になったのも今ではいい思ひ出
587名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 19:38:24 ID:eVTlZb0+
俺なんか現在進行形でリアルやさぐるまさんだからな。
今日も受診に行ってきたよ(^o^)/
588今日は何の日シリーズ5月23日編:2009/05/21(木) 21:35:21 ID:FKjRQaVN
つかさ「ん…んむっ…お姉…ちゃん」
かがみ「つかさ…ちゅぷ…好きよ…」
ななこ「…」
みなみ「はぁっ…ん…みゆき…さ、んんっ」
みゆき「素敵ですよ…みなみさん…」
ななこ「……」
ゆたか「お姉ちゃ…んっ…学校でなんて…ふむっ」
こなた「ゆーちゃんの唇…柔らかいねぇ〜癖になるよ」
ななこ「………」
ひかる「黒井先生どうしました?」
ななこ「また一体どうしたんや…校内のカップルどもがあっちゃこっちゃでキスしとる…またなんかの記念日か?」
ひかる「そうですな。今日はキスの日です。
1946年、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされた日ですな。
主演の大坂史郎と幾野道子がほんのわずか唇をあわせただけでしたが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になったとか」
ななこ「またか…またこんな恋人たちのための記念日が!」
ふゆき「ひかる!これを受け取って!」
ひかる「ふゆき、これは…手紙?ラブレター?!」
ふゆき「今日はラブレターの日よ。松竹が制定したの。「こい(5)ぶ(2)み(3)」(恋文)の語呂合せと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日であったことから…
ひかる、私の思いを受け止めて!ついでに奪って!」
ひかる「ふゆき…………結婚してくれー」
ふゆき「ア――ッ!」
ななこ「くっ…こんな日は平然を装いつつ、空の郵便受けを覗き込む自分がいやや…覚えとれー!」
589何の日シリーズ作者:2009/05/21(木) 21:39:12 ID:FKjRQaVN
>>586
便乗して早めに投下してみました。
5月編のまとめの後書きも、ななこをネタにしようか思案中…
590名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:18:28 ID:wC+SPsMG
兄沢命斗「残り物には福があるっ!!というわけで先生!!俺と熱いベーゼををををををっ!!!!」
ななこ「ちょうどええわ、あんちゃんちょっと来ぃや、ストレス発散のサンドバッグやガッシ!ボカ!」
兄沢命斗「ギャッ!グッワ!」
591名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:20:48 ID:XCGRbRLr
それはこなたのこんな一言から始まった。
「か〜がみん、クイズタイム小学生って知ってる?」
「はぁ?」
こなたのまた知らない知識に混乱するかがみ。
「なんなのよそのクイズなんとかってのは」
「それはこういうのだよかがみん。」
机に向かいなにやらかちゃかちゃと操作する、それを呆れた目で見るかがみ
592名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:07:03 ID:7pMJtGSn
業務連絡ぅ〜
保管庫のコメント欄、加速してるなw
ちょ、みんな餅つけ。

みんなのスルースキルが異様に高いのがココの特徴なのを忘れちゃーいけねーぜ。
過去ログみると驚くが、これだけ続いてて大荒れしたスレが1つもないんだぜ。
593名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:22:25 ID:iCFEEa7r
>>588
便乗して小ネタ
こう「今日はkissの日だって」
やまと「へぇ、そうなの」
こう「kissて言えば魚の……」
やまと「鱚ね」
こう「じゃあ、ホッチ……」
やまと「キスね」
こう「2で割ると1余る整数は……」
やまと「奇数ね」
こう「ある物事が行きつくこと(ところ)は……」
やまと「帰趨ね」
こう「薬や食物の有効成分を濃縮したものは……」
やまと「エキスね………………ふぅ、何しょうもないことを言ってんの」
こう「じゃあ、これは……」
『チュッ』
やまと「!!!!、なっ、何すんの!?」
こう「これはな〜んだ」
やまと「本物のkissよ、バカ//////(カァァ)」
こう「へへへ、当たり」
やまと「やるんだったら、もっとロマンチックにやってよ!不意打ちは駄目よ………」
こう「照れちゃって可愛い〜」
やまと「もう、バカ/////」
594593:2009/05/22(金) 00:45:31 ID:iCFEEa7r
>>588
更に便乗して小ネタ
【ラブレターの日バージョン】


こう「今日はラブレターの日だって!」
やまと「そうなんだ……で、手に持ってるのは何なの?こう……」
こう「こっ、これは、…………ラブレターだよ!受け取って!!」
やまと「ねぇ、こう……これを受け取っても気持ちは変わらないよ……」
こう「えっ……」
やまと「これを受け取っても気持ちは変わらない。私はいつでもいつまでも、こうの事が好きだから…………この気持ちは変わらなし、受け取れない」
こう「やまと……」
やまと「でも、返事は返すね…………。私は八坂こうの事、愛してる…………」
こう「やまと……ありがとう……グス……」
やまと「ほら、泣かないで……私達ずっと一緒だからね」
こう「うん、ずっと一緒だよ!」
やまと「こう……愛してるわ……」
こう「へへ、私も」
『チュッ』

end



 なにこの小ネタwwwww
595名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 01:36:14 ID:3qBxBRRR
エビ氏
この先急転する時にどんなあっと驚く伏線が仕込まれていたのか楽しみだ
596名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 09:16:54 ID:q7TuLMUY
嫌な気分になる人が多いのがわかって注意書きをしてまで投下するのはなぜか。
自分の作品を人の多いここに投下したいと言う欲望に忠実だから、
他の人など知っちゃ事じゃないということ?嘆かわしいな。
続きを書くのはかまいませんが、話が急転するなら今回の話の中に充分な伏線があることが条件。
でなきゃ非は認めたがかまってほしいから迎合して書いたと受け取るかもしれない。
597名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 09:32:09 ID:X7ZHo4W+
最近増えたね、こういう奴
598名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 11:27:48 ID:fNEXYuCD
只今スルー技能検定中。
599名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 14:15:15 ID:RBqId1E7
てか、専用ブラウザ使ってない人多いのな。
注意書きあったらIDNGすれば何の問題もないぞ、と。
600名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 14:20:15 ID:RBqId1E7
てか「紙で覆ってスクロール」には流石に笑った。
あと、人を不快にさせたら謝るの当然ってwwww
故意も過失もなければ謝る必要ねーだろ。
601名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 15:57:08 ID:W7G+q3qk
このスレもアニメ化後は変なのしか来なくなって終わったな
あと50KBほど残ってるからそうやって煽りや内容のないレスやクズみたいなSSもどきシリーズで埋めちまえ
次スレなんかいらんだろ
602名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 18:26:34 ID:Ht31LPCY
SSもどきでいつもサーセン
603名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 18:44:26 ID:+w79UGnL
俺も小ネタばかりでサーセンwwwwwwwwwwwww
でも次スレもやりますwwwwwwww
サーセンwwwwwwwwwww
604名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 18:46:16 ID:pS9RqnB4
SSもどきシリーズ………………
フヒヒwwwwサーセンwwww
605名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 19:17:13 ID:JoHjgc/E
>>398形式で投下しようと思ったらPostkey云々でできなかったorz
zip圧縮してろだにうpじゃだめか?
606名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:14:57 ID:XGbsuGjO
この空気で投下だなんて、素敵すぐる(ハート
ロダでも全然おkですってば。
607名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:18:54 ID:+w79UGnL
いやむしろ、こんな空気だからこそ投下来るべきだw

こなた「淀んだ流れを・・・変えてくれっ・・・・!」
かがみ「犯されれば助かるのに」
こなた「アッーーー!」
608名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:31:23 ID:L8pmz/7i
>>601 ほらあんたが嫌いなクズみたいなSSもどきシリーズが投下されたよ。なんか文句言わないのwww
609今日は何の日シリーズ5月22日編:2009/05/22(金) 21:40:48 ID:pS9RqnB4
>>605
便乗して投下!
SSもどきと言われたよ。でもそんなの関係ねぇ!



みゆき「今日はガールスカウトの日です。ガールスカウト日本連盟が制定しました。
1947(昭和22)年のこの日、第2次大戦で中断されていた日本のガールスカウトを再興する為に準備委員会が発足しました」
つかさ「ガールスカウトってのは、活動しながら自分を輝かせ、『人との交わり』を大切にする女の子の集まりだよ。
『学校では学べない体験学習』がメインだよね」
かがみ「普通の文章のハズなのになんかヤラシイわね…」
つかさ「お姉ちゃん…学校では教えてくれない体験って、なぁに?…教えて欲しいなぁ〜」
かがみ「それは…その…」
つかさ「教えてせんせいさん!」
かがみ「懐かしいわね!ネタわかる人いるのかしr…アッ―!」
610名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 21:41:10 ID:olep07tU
嫌いだからスルーしてんじゃね?
601「ムカツク。でも荒らしたくないからスルー」
611エピ ◆xW9XkZJETU :2009/05/22(金) 23:58:22 ID:JoHjgc/E
遅くなったけど、続き投下
前回の続きだが、今回は鬱こそあるがグロとか暴力は含まないので。
多分話進まなくてもどかしいと思う人もいるかもしれんが、長い目で見てくれ
それとまだ続き執筆中なんで、また読んでもらえると嬉しい
ろだです。ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/3394.zip パス無しでエピローグと前回のとその続きが.txtで入ってます
612名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:07:59 ID:hLEjeiz+
とりあえずこれを保管庫に保管したら規則違反でまた荒れるだろうね
613名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:10:36 ID:ZVJ1DSM9
現実とゲームの区別がつかない自民女局長、何の根拠もなくアダルトゲームを批判し、児童ポルノ規制法の改正内容にも反映へ

自民党の山谷えり子女性局長(参院議員)は22日、国会内で記者会見し、日本の業者が開発、
販売している「性暴力ゲーム」を批判し、実態を調査するとともに規制策を検討していくことを
明らかにした。

日本製のゲームソフトをめぐっては、少女をレイプして中絶させるといった内容のパソコン
ゲームソフトが今年2月、英国の国会で問題視され、欧米各国で販売中止となっている。
また、この種のゲームを野放しにしている日本政府に対して、海外の人権諸団体から
抗議の声が上がっている。

山谷氏は「党の女性局として、このような現状を調査し、有識者とも意見交換して(規制策の)
提言をまとめたい」と述べた。山谷氏は、与党が検討中の児童ポルノ規制法の改正内容にも
反映させていく考えを示した。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090522/stt0905221130002-n1.htm
614名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:16:33 ID:a+Z/qf/c
どの規則に抵触するんだよw
保管庫で文句言った人は、内容が好みに合わないという理由や倫理的理由からであって、
規則違反を理由に叩いた人は居ないはずだが。
615名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:18:15 ID:a+Z/qf/c
てかもう、ノーマルとアブノーマルでスレ別けたら?
616名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 01:45:27 ID:hP2KZTYp
一部の神経質バカに配慮する必要がどこにあるんだよ。

注意書きあるんだからいやなら見なきゃいいだろが。
もう一度いってやる
注意書きあるんだからいやなら見なきゃいいだろが。

実際俺は今回槍玉に上がった作品は読んでない。
注意書きのお陰で読まなくて済んだんだよ。

嫌なら読むな。
文句があるなら>>1を百回読んでから文句いえ。

何 処 が 規 則 に 抵 触 し て る の か
は っ き り 言 葉 に 出 し て い っ て み ろ こ の
荒  ら  し
>今作に対し見当違いの叩きを実行した奴


PS マア俺も、今作は自殺スレ向きだとは思うけどな('A`)
617名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:08:12 ID:hLEjeiz+
保管庫の規則ではtxtファイルとなっていますね、圧縮ファイルは許可されてません
セキュリティー面からそうなってると思っていたのですが
圧縮ファイルは禁止されていないから規則違反ではないと開き直らないでくださいね
618名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:17:54 ID:a+Z/qf/c
>BBSPINKの「らき☆すたの女の子でエロパロ」スレに投下
>(txtファイルへのリンク、避難所への投下を含む)されたSSであれば、原則として可とします。

なぁ、これをtxtのみ許可すると解釈するのか?
前後の文脈読めばさ、ここに投下されればおkって事だろ?
エロパロスレに投下されたSSであれば、ってある。
つまり括弧内は例示列挙であって、限定列挙ってわけじゃないんじゃね?

てかセキュリティ上の理由であれば、zip形式のまま保管するのが禁止なのであって、
文字列ペーストならアリって事だろ?
619名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:22:05 ID:1k9qcWWy
実際ロダ上げコピペ保管されてる作品だってあるしな
620名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:22:06 ID:hP2KZTYp
なんだ・・・そういう側での規則違反か('A`)

てっきり作品ジャンルや注意的な違反かと思ってまくしたてたぜ。
621名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:49:24 ID:hLEjeiz+
コメ欄にもあるが
>>1にはマナーの

>※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで。
>※グロやSM、鬱モノなどの過激な内容は断りを入れてから投稿する☆カップリングは自由

以前に

>☆基本的に百合マンセー

がスレの主旨にあるわけで、合意のない暴行は百合なのか

>>611読んだが時系列がよく分からなかった、読み落としたかな


ある保管庫でこういう作品見つけた
泉こなたがうつ病になった
http://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-853.html
622名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 02:56:42 ID:a+Z/qf/c
オンリーとマンセーは違うでしょう。
それと
>※グロやSM、鬱モノなどの過激な内容は断りを入れてから投稿する
これは断りを入れれば投稿していいという意味です。

マジでスレ別けた方がいいのかねぇ
623名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 03:19:16 ID:ySRX+Wkz
ヒント:避難所
624名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 04:54:09 ID:7ch6eow2
ただでさえ衰退気味なのにスレ分けしたら、それこそ消滅しそう。
625名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 05:16:57 ID:ubdRxzaZ
>>609
今更ながら便乗して小ネタ

ななこ「ウチが『学校では教えてくれない事』を、今から教えたる!みんな服を全部脱げ!!」
こなた「うわっ、黒井先生が暴走してるよ!誰か止めて!!」
みゆき「駄目です…………歯が立ちません。なんて凄いenergy……」
つかさ「『学校では教えてくれない事』って、何かな?かな?」
かがみ「そんな事聞かないで早く逃げるわよ!つかさ!!」
ななこ「逃がせへんで〜これまで出番が無かったさかい。その分、じっくり楽しませて貰うで〜」
こなた「ひぃー、変態教師覚醒!NI☆GE☆RO☆!!」
ひかる「ふっ、ここから一歩も通さないよ…………」
ふゆき「残念だったね……」
みゆき「ダバッ!この二方からも凄いenergyが!!」
かがみ「これじゃあ逃げれない!!」
つかさ「これなんて絶対絶命うにょ〜ん!!」
ななこ「来るで来るでー、ウチらの時代が来るでー!…………3年B組黒井ななこ!!」
「3年C組桜庭ひかる!!」
「養護教諭天原ふゆき!!」
「「「これからお前達に特別授業を開始する!!!」」」
こなた「ちょっ、間に合ってますって!!」
ななひかふゆ「問答無用!あっそれ!!」
こなかがつかみゆ「アァァー!!!」




追記:泉こなたの誕生日の前に、田村ひよりの誕生日が近いですね。と言うわけなんで当日になりましたら、誕生日を記念したSSを投稿しようかと思います。
よろしくお願い致します
626名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 07:49:01 ID:rEnoC0Db
エビ氏の『前も、後ろも』の感想読んでの感想

いきなりこなたがいじめられてる設定も不快で、
それ以上に温厚なほかの三人が歪められていることが
もっと不快な作品
他のダークな作品がそれほど炎上していないのは、
負の設定を補って余りある非凡な実力があるから
贔屓目に見ても凡庸な文章じゃ不快なだけ

続きの部分を先にしたらこんな批判を受けずにすんだかも
そうならそうでやっぱり構成と言う点で文才がないんだろうと思う
627名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 09:17:11 ID:KtqCVbSZ
嫌なものはスルーでいいだろ
蒸し返す馬鹿は死んでください
628名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 10:55:32 ID:dBqcJmKe
>>175
窓の中の物語とsmoopy使ってる
TVTって検索しても見つからなかったんが…ヒントplz
629名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:15:41 ID:9A6w0GZL
うは、ちょうど見てた
TVTはファイル名でした失礼
ttp://karasu.xrea.bz/soft_tobira.shtml
窓〜より軽くてオススメ
ただ見開きアニメと中央の綴じ代は窓〜の方が好きかな
630名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:22:49 ID:hrz7VBxx
馬鹿とかどんだけ民度低いのにわかは
631名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:32:37 ID:qzZ3oNaf
こなたスレから
529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/05/21(木) 15:36:45 ID:0dwj2CWs
               .||\|| |.
          _,-,ニ二ニ.|\|`
        //    .|\|
        /:/  ,・',,・',,・|\|.・', ,・',
          ヾ`、 ・', ,・',. |\| ,・',′
        >+:‐:,・',,・'⌒γ・~゙i,・',/
      /: : : : /・', ,・~゙i~゙i~゙i ,.,・',′
       /: : : /: : : :,・'・', ,~゙i~~゙i~・', ,・', 、:\
     l: : : /: : : : : : : ,・',,・,\∵/ッ,・',′ :ヽ: :ヽ
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::,・',,・',,・',::l l: : : : :ヽ: : ヽ
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
    l://://: : ::;ィ ⌒ヽ::ヽ:::::ヾ:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
    l/: :l l: : : { (●)::::∨二ヽィ ⌒ヽ: :ハ: : l
     l: : :l: l: :/.::ゝ____/::し⌒J::{ (●) : :l:N: :l
.    l: : : W/: : N  ー-ミ( 0,: 0)ゝ___ノ: lN V
.    l: : : : :ハ: : :  ー-ミ/,-'ニニヽム::メlハ: :ハl
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐>ヾ二ン"´: :l l/
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l

530 名前:ネオ ◆Konata/c7M [sage] 投稿日:2009/05/21(木) 16:49:14 ID:+qrZu4Wl
>>529
これは・・・即興でつくられたのですかね・・・
凄い技術なのですよ



556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 11:20:48 ID:dzh/WOsQ
          _,-,ニ二ニ=、
        //          。
        /:/       ;:;:∵;:;:;:;:;: ゚
          ヾ`、       ,;:;:;:;:  ;:;:;:∴;:
        >+:‐: ´: ̄:  ̄:∵,.:.:∴:.: .:.:.:.:.: !i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
      /: : : : /: : : : : : : *;:;:;:;:;:;:;:  ;:
       /: : : /: : : : : : : :/: :;;.:!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: :;.:.:.:.:.:.:.:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━┓
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: :∴.:.:.:.: .:.:.:.:.:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┓┏━┛
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : ;  .:.:.:.:.: ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:┃┃
    l://://: : : イミ土=、_/: : :/:;;.:.:.:.:.:  ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;();:;();:;:;:┃┃
    l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::∵ ,r,,、 ∵。:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:┃┃
     l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::∵( @ :.:.:::━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━┛┗━┓
.    l: : : W/: : N    ;:;:;:;:;:、 ;, *,;゚ .━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━┛
.    l: : : : :ハ: : : ト、   イ*つ;:;:;:;:;:;:∴:;:;:;:
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、!i!i!i:T´: :l l/;:;:;:;:;:;:;:
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l

557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 11:23:50 ID:khMyuLo8
何これ…
また自殺スレ住人の嫌がらせか?
632名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:46:34 ID:0SYEjEx6
自殺スレってまだあるんだ……
633名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 11:56:45 ID:zvpJ+T0b
ぶっちゃげ自殺スレは最近の過疎化の影響を一番受けてないスレだなw
634名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 12:29:00 ID:zvpJ+T0b
>>661
乙かれー
かがみ達3人は何かがあって変わってしまったみたいだけど
ゆたかを始めとした1年メンバーは変わらずに慕ってるみたいで救われた。

いよいよゆたかがこなたと接触……
続き楽しみにしてます
635名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 12:32:37 ID:0SYEjEx6
>>661に期待
636名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 12:37:28 ID:hP2KZTYp
>>661に激しく期待
637634:2009/05/23(土) 12:53:19 ID:zvpJ+T0b
>>611と間違えたorz
638名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 17:03:50 ID:hrz7VBxx
「平沢唯を自殺させる」方法を考える
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1242862349/

増殖してるな
639名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 17:11:04 ID:242VUuVG
自殺スレはなんだかんだでけっこうな名作も生んだしなあ
640名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 17:50:52 ID:hrz7VBxx
まあな、しかしK奈川みたいな駄作もある
641名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 18:51:54 ID:dBqcJmKe
>>629
thx
扉も定番ソフトだよね
642名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 19:47:05 ID:y193+zpj
賛否両論あれど、住人はそこそこ居るのは判明したね。
643名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 20:03:09 ID:z7LfI5f7

まあ、某テンプレじゃないが自殺スレ住人は三つのカテゴリに分けられると思う。

一つは物語の中でやむなく鬱表現を使用したもの(主にハッピーエンドな作品など)
一つは純粋にスレタイ通りの作品を作り出すもの(主にいじめ関連の描写がある作品など)
一つはただ単に『泉こなた』と言う存在を殺したいだけのもの(>>640の言うk奈川の作品など)

それと、別に住み分けをしろとは言わないが、もうちょっと冷静に対応するべきでは?
スレのルールを盾に取ったって結局は解釈の違いで衝突する。

エピ氏も、今回の騒動を考慮した上でまたいい作品を投下してください。

そしてこんな長文+イミフな文書いちゃって俺キメェ
644名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 23:55:06 ID:N0yxV1V3
保管庫の長編の放置状態の作品だけどさ
一話から読んでいって最後放置じゃたまんないから
3ヶ月以上放置してある作品→カケラ/残し物/affairとか
第一話冒頭に「何年何月何話以降更新のない未完作品です」
と書き込んでほしいな

by 「カケラ」の被害者
645ペテ・クルルーソウ:2009/05/24(日) 00:01:26 ID:ckwobnKP
差し支え無ければ5分後に投稿致します

題名:田村ひより誕生日記念SS
非エロ ネタ系
※キャラ崩壊あり
※後半のみ台本形式
※フェチ設定借用

カップリング:複数5〜7レス使用予定
646:2009/05/24(日) 00:06:38 ID:ckwobnKP
とある部室

「オラオラー、速く書けー!締め切りは待ってくれねえぞぉぉぉぉ!!」
「あひーぃ、少しは手加減してー!」
 部室内には『バシーン、バシーン』と鞭を叩き付ける音と、私の悲鳴だけが響いています
 今の状況を簡潔に説明すると、私の一年先輩でアニ研部長の八坂こうちゃん先輩が鞭を激しく地面に叩き付け、同人誌の原稿の完成を急かしているのです

 あっ、どうも、ご紹介が遅れました。陵桜学園一年の田村ひよりと言います

 私はここの部員で、主に同人誌作成に取り掛かる作家として活動しています
 今、私は危機的状況に置かれています

 私が現在、執筆している『百合モノ同人誌』の締め切りがほんの後僅かしかなく、大急ぎで取り掛かっていると言う事です
 まぁ…………所謂…………『修羅場モード突入』になっている訳で…………こうやって、こうちゃん先輩の熱いご指摘やご指導をいただいてる訳です

「オラァ、これでも飲んで気合い入れろやぁぁぁ!私の特性栄養ドリンク『バルサミコメガMAX』!!」
「ちょっ、なんでそういうの作ってるんスか!?そんな物が私に合うわけなi、んぷーーっ!(ゴポポポポ」

「オラァ、これでも嗅いでリラックスしながら、スムーズに原稿に取り掛かれ!私特性の『バルサミコで作ったアロマキャンドル』20個!!」
「多ぉっ、リラックスを与える割には、行動が慌ただしいじゃないッスか!?つーかこれもバルサミコ!どれもこれもつかさ先輩に結び付く…………………………くっ、臭ぁっ、酸っぱい臭いが色々滲みるー!!」
「そして最後に、アップテンポの曲を聞きながら、リズムに乗って筆を進めろーー!!」

ポチッ

『失敗だってドンマイ、朝の眩しーさに消ーえてしまーえーば良いなー、新しいー1ーにーちーで、リーセッートー♪』

「てかまた、つかさ先輩の曲なんスか!なんで全部つかさ先輩関連のネタじゃないッスか!
って言うか、つかさ先輩には苦い思い出しか無いんスよ!!」
 そう、例えば…………ネタの提供とか、ネタの提供とか、ネタの提供とか…………………………………………或いは、バルサミコーー!!

「うっぷ、臭い!部室内にバルサミコの臭いが充満してるッス!換気、換気ーー!!」
「勝手に机から離れるんじゃねぇぇぇぇぇぇ!」
バッシーン
「あひーぃ、お助けー!」
 
647:2009/05/24(日) 00:07:31 ID:ckwobnKP
 でも、私がもうすぐ『バルサミコ中毒死』になりかけたんで、部室内の窓全て開けてもらい、換気をさせていただきました

「そういえば、確か……あんたの誕生日は明後日だったよね」
「はい、そうッス。明後日ッス」
「で、原稿の締め切りは何時だっけ?」
「……………………あっ、明日ッス………………」
「……………………もし、完成に間に合わず、原稿を落としてしまったら……………………………………あんたの誕生日を命日にするから、そのつもりで…………」
「ひぃぃぃぃい!なんで成長の喜びと同時に死の恐怖を味わなきゃあいけないんスかぁ!?マジで有り得ないッスよぉぉぉぉぉ!!」
「だったらさっさと原稿を仕上げろぉぉぉぉぉぉお!!」
「いーーーやーーー!!!」

 こうして、部室内にこうちゃん先輩の監視の元、監禁されたまま1日の残り時間を過ごす事に

 でも何故か、こうちゃん先輩の目つきが厳しいのから、時々妖しくなったりするのが少し気になるが……一体何を考えているのだろうか…………
 
 八坂こうの脳内では何を考えているかは、次の詳細で明らかになる

(ひよりんのあんな怯えようは、本当に何度見ても良いね〜。やっぱひよりんは弄り甲斐があるよ〜。
もう、ウズウズしてしょうがないよ!たまらん!!)

 実は、自らの快楽の為に、田村ひよりをああやって苛めて弄り倒して楽しんでいる『変態さん』だったのだよ!!
 なんだってぇぇぇぇ!!
 って言うか↑の声は誰の声だ!?
 このナレーションも誰の声だ!!?


 そして、原稿の完成が近づいた為、許しを貰い、一旦終わらせて帰宅する2人
 現時刻、午後23時過ぎ。電車なんてもうねぇよwwww

「それにしても、こうちゃん先輩が私の誕生日を覚えてくれてたなんて、なんか意外ッスね」
「そりゃあそうさー、だって私の大事な後輩の事だからね」
「こうちゃん先輩……」
 私は、こうちゃん先輩の優しさに感激した
「あっ、でも、原稿落としたら…………殺すから…………」
 でも、窮地に立たせるんスね………


 結局この日は徹夜して、原稿を完成する事が出来ました
 正直……マジ眠い……実は2日間徹夜している訳で……本当に死んでしまいそうだ……

648:2009/05/24(日) 00:08:03 ID:ckwobnKP
 そして、完成した原稿をこうちゃん先輩に渡したら、『チッ』って舌打ちされたよ…………そこまで私を陥れたいんスか…………それは、余りにも酷いッス…………orz

 実は、八坂こうの脳内ではこうなっていた

(チッ…………原稿が落ちたら、ひよりんを拉致監禁して、あれよあれよと襲い掛かって、私の性奴隷にするつもりだったのに…………残念だよ)
 と、考えていたこいつは、正真正銘の『変態さん』だったのだy(ry
 なっ、なんだっt(ry
 って言うか↑の声は誰のこe(ry
 このナレーションも誰のこe(ry


 そして、色々な事があったが、なんやかんやで田村ひより誕生日当日。なんやかんやってなんだよwwww


田村家宅にて
ピンポーン
「はい、今出まーす」ガチャ
「ちわー、ひよりーん。来たよー」
「ひよりちゃーん、こんにちはー」
「田村さん、今日はよろしくね」
「田村さん、今日はよろしくお願いします」
「どうもどうも、泉先輩につかさ先輩、かがみ先輩に高良先輩。どうぞあがって下さい」
「「「「お邪魔しまーす!」」」」


10分後
ピンポーン
「はーい。今出まーs(ry」ガチャ

649:2009/05/24(日) 00:10:35 ID:ckwobnKP
「あっ、田村さん。こんにちはー誕生日おめでとーう」
「田村さん…こんにちは…誕生日おめでとう…」
「OH!ヒヨリーン、goodeveningネー。」
「ゆたかちゃんにみなみちゃんにパティ!来てくれてありがとう!!先輩方はもう来てるから、あがってー」
「「「お邪魔しまーす(おジャマしマース)」」」


 更に30分後
「こうちゃん先輩とやまと先輩も来る筈なのに、遅いッスね……。何があったんだろう……」
「もう来てるよ……」
「ひゃあっ、いつの間に来てるんスか!?驚かさないで下さいよ!そして背後に立つな!!」
「裏口から侵入させて貰ったよ」
「まったく…………あれ、やまと先輩と一緒じゃないんスか?一緒に来ると思ってたんスけど……」
「もう来てるわよ……」
「あひゃあ、いつの間に来てるんスか!?だから驚かさないで下さいよ!そして私の背後に立つんじゃねぇー!!」
「こうの言ったとおりに、なかなかの表情をするわね……」
「でしょー」
「うん、結構そそるわn、ゴホゴホ……何でもない……」
 今一瞬、不吉な事を聞いたような……
「とっ、取り敢えず部屋で待って下さい……」
「うん、そうしてもらうね」
「失礼するわ……」
「はぁ……普通に正面玄関から入って下さいよね…………」
 まったく何考えてるのやら……

 一方、永森やまとの脳内では
(あの娘が田村ひより……確かに弄り甲斐があるわね……。思わず襲ってしまいそうだわ……ジュル」
 と、考えていたこいつも、八坂こうに匹敵する程の『変態さん』だったのだよ!なんだってぇぇぇぇぇ!!

 ※この後はキャラが多い為、若干台本形式で進行します。スミマセン

こな「よし、みんなこれで全員だね」
かが「みんなが揃ったという事で、始めますか」
みゆ「そうですね!では……」
こう「田村ひより、誕生日おめでとう!!」
その他「おめでとーーう!!」
ひよ「皆さん本当にありがとうございます!私の為にこんなに集まってくれて、とっても嬉しいです!!」
パティ「トウゼンデス!ヒヨリのタメなら、ヨロコんでナンでもシマス!!…………………………色々と(ボソッ」
つか「そうだよ、ひよりちゃん。可愛い後輩の為なら喜んでするよー。…………………………色々と(ボソッ」
ゆた「今回は、田村さんが主役だから、田村さんの為なら何でもするからね。…………………………色々と(ボソッ」
650:2009/05/24(日) 00:11:44 ID:ckwobnKP
みな「 そ う 色 々 と 」
 なんか背筋に悪寒が感じるが…………
こう「色々とは主に、………………………………………………性的な事だよ!!」
 遂にぶっちゃけやがったぁぁぁぁ!!
ひよ「あの…………一応、今回の主役は私なんで…………少しオプラートに」
かが「ジュロロロロロロ」
ひよ「かがみ先輩…………涎が垂れてますよ…………」
こな「もうそろそろプレゼントタイムといきますか」
つか「そうだね。じゃあ、私から行くね!」
 つかさ先輩からか……なんか嫌な予感しかしないが…………
つか「はい、これ。受け取ってね」

 なんか、中身が薄っぺらいけど、何が入って……………………………… ま さ か

つか「此はね、私が一生懸命考えたネタ帳だよ!大事に使ってね!!」

 悪 夢 再 来

こな「おーと、つかさは気前が良いねー」
こう「よかったなーひよりん。これでネタに困らないで済む」
ひよ「あはははは…………有り難く頂戴します」
 人の気を知らずにこの人等は……

こなた「では私はこれを差し上げよう」
ひより「なんですかこれは?(ガサゴソ」
 これは…………、黒くて……太くて……スイッチひとつで『ブィーーン』と揺れ動く…………所謂……
ひよ「これはバイブですよね?」こな「マッサージ機だよ」
「いや、どう見たってバイb」「マッサージ機だよ」
「いや、バi」「マッサージ機だよ」
「………………」「マッサージ機だよ」
「はいそうですね。これは、マッサージ機でs」「いや、これバイブだよ」
「!!!!!!!!!」
 結局バイブかよ…………

みゆ「私は田村さんの為に、バースデーケーキを作って来ました。どうぞ召し上がって下さい」
ひよ「うわっ、とっても美味しそうですね。食べて良いですか?」
みゆ「どうぞどうぞ」
ひよ「いただきます(パクッ う〜ん、美味しー。流石は高良先輩ッス!!」
みゆ「 食 べ ま し た ね 」
 !!!、しまった、このケーキに一体何が盛られてるんだ!?
かが「後が楽しみね…………」
 かがみ先輩、何をボソッと言ってるんですか!

パティ「ヒヨリはワタシのヨメだから、これをプレゼントしマース」
 いつから私はパティの嫁になったんだろう…………
651:2009/05/24(日) 00:13:52 ID:ckwobnKP
ひよ「ありがとうパティ、これは何かな?」
パティ「これはエプロンでス」
 ……なんでエプロンなんだ?

 その時ひより以外の脳内では……
 ひよりが嫁→→エプロン→→裸エプロン→→お風呂にする?ご飯にする?それとも、わ・た・し・?(ハート→→アァァー!→→→→エロス


こな「てな訳だっよっねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
みゆ「ダバダバダバダバダバダバダバダバァ!!」
かが「ジュロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!!」
つか「うにょにょにょにょにょにょにょにょにょーーーん!!」
やま「この宇宙人をあそこまで魅了させるなんて貴様は何者だぁぁぁぁ!!」
こう「この娘は本っ当にけしからん娘ぉぉぉぉぉぉ!!」
ゆた「素敵過ぎる……こんなに素敵なんて……なんて私達は、恵まれているのでしょう……めっ、目眩が……」
みな「ああ、神聖なる神よ……この様な天使を生み出して下さいまして、誠に感謝しております…………タームン」
ひよ「ちょっwwwwなんでみんな、暴走してんのwwww」
こな「みんなの分のバイブ用意したから使って」
ひよ「ちょっwwwwお前、正気かwwww…………って、あれ……なんか、体が熱い…………火照って来た…………」
みゆ「それは、このケーキに大量の媚薬を仕込んだので…………」
ひよ「やっぱりぃぃぃぃぃいぃぃい!!」

パティ「貴方は、本当に…………最高ですよ」
ひよ「パティの日本語がまた流暢!?」
みゆ「と言うわけで…………田村さん!」
つか「誕生日!」
かが「おめで〜〜〜〜〜〜ぇ」
こな「トウッ!!」←ルパンダイブ
「トウッ!!!!」←ひより以外その他全員ルパンダイブ
ひよ「なんでまた、こんなオチになるんスかぁ!私が主役なのに!これなんてデジャブ!責任者出て来い、抗議する!!裁判所に会いまs」
こう「ひより、ウルサい」
ひよ「あっ、すみません……………………じゃなくて!ちょっ、やめ、助けt、アァァァァー!!」

 結局この日も、みんなに食べられてしまう田村ひよりであった



 そして、誰にも気付かれず、その現場を傍観している人物がひとり
 その名前は、泉かなた。実は『ひよフェチ』イコール『変態さん』
 実は、今までのナレーションも相づちも泉かなたの自作自演に寄るものだったのだよ!なんだってぇぇぇぇぇ!!

happy birthday 田村ひより



652ペテ・クルルーソウ:2009/05/24(日) 00:15:37 ID:ckwobnKP
以上、投稿を完了致しました
ありがとうございます

今作も、後半からキャラが多い為、分かり易いように名前を付け加え、台本形式で通しました

また読みづらい所などあると思いますが、感想やご指摘などありましたら、よろしくお願い致します。

次回は、泉こなたの誕生日記念のSSを投稿する予定です
こちらもよろしくお願い致します
653名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:17:27 ID:ouL62TqG
480KBを超えましたので次スレ立てチャレンジしてきます
654名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:23:08 ID:ouL62TqG
次スレです
らき☆すたの女の子でエロパロ58
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243092121/
655名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:30:24 ID:buEkGu/q
最初にひよりんオメデトウ

>>652
こうちゃん先輩の鬼畜ぶりが最高です。

>>653
スレ立て乙
656今日は何の日シリーズ5月24日:2009/05/24(日) 02:06:44 ID:YIrNmTGA
こなた「ハッピーバースデーひよりん!誕生花の贈呈だよ〜」
つかさ「5月24日の誕生花はヘリオトロープ(Heliotrope)だよ花言葉は『愛よ永遠なれ』」
かがみ「田村さんにたいする私たちの愛も、永遠であってほいしわ…」
ゆたか「では永遠の愛を確かめるために…」
ひより「ちょwww制服脱がさないで!」
『ひよりんへの愛よ!永遠なれ!HappyBirthday!』
ひより「アッ―――!」

誕生日ネタは実は苦手。全キャラ誕生花ネタで通す予定です。
ひよりんHappyBirthday!これからも我らが弄られキャラでいてください。
657名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 02:27:44 ID:liw8jZh2
>>653
スレたて乙

>>656
アッー!乙
658名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 02:39:47 ID:OtMGIN/C
埋めネタ+誕生日祝い

「今日は私の誕生日なんですけど……」
「もちろんプレゼントはないぞ」
「わ、わかってるッスよ。それどころじゃないですからね」
「わかってるなら口より先に手を動かせ! 誰のせいでそうなってると思ってるんだ!」
「ひぃ! わ、わかりました!」
(……はぁ、今年も誕生日のお祝いはなさそうッスね……)


下校時間


「よ、ようやく終わったッス……」
「お疲れさん。……ひよりん、今日寄ってきたいところがあるから、お前もついてくるか?」
「い、いいですけど……」


「あ、あの……ここは……」
「……ひよりんが言ってただろう? 新しい筆記具買いたいって」
「そ、そうですけど……私、最近金欠で……」
「……何が買いたい?」
「……えっ?」
「私がおごりでお前の筆記具買ってやるって言ってるんだ。
……ひよりん、誕生日おめでとう」
「……せ……」
「んっ?」
「せんぱ〜い! ありがとうございます!」
「うおっ!? い、いきなり抱きついてくるな!」



ひよりん、誕生日おめでとう!
659名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 04:33:20 ID:R/B4tKlB
>>644
その書き方はイクナイな。
例) 「カケラ」続きマダー?
とか
例) 「カケラ」いつまでも待ってる。続き待ってるから。
など。

書く方も人間なんで(色んな意味で)モチベーション下がると書けなくなるのさ。
660名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 04:44:02 ID:DAZKXonn
埋め+誕生(ry


ゆた『ひよりちゃん、誕生日おめでとう』
みな『・・・おめでとう』
ひよ『いやぁ申し訳ないっすわざわざみんなで誕生日パーティーなんて・・・』
パティ『何言ってるディスカー?フレンドなら当然ディスー』
ひよ『ところで、例のケーキとやらは?何だか繰り返し強調されていたような・・・?』
みゆ『大きなお皿がありますよね、そこに服を全て脱いで横たわってください』
かが『嫌なら暴力を用いてでも』
つか『バルサミコ酢入り生クリームも持ってきたよ〜』
みゆ『そんなまずそうなブツは不要ですよ私がまさに搾りたてをだばだば(ビュルビュル)』
パティ『みゆきサンにならったミルク技、どちらのミルクが甘いか勝負ディス(ビュルビュル)』
みな『・・・不可能・・・』

ひよ『やっぱり私総受けないつものパターンアッーーーーー!』


こな@新幹線『ひより、スマソ・・・私が誕生日まで逃げ延びる時間を肉の盾になって稼いでくれたまへ』
661名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 10:09:41 ID:qAXwLqIy
ひよりん誕生日オメデトウ

梅ついでの小ねた

「ひよりです、誕生日なのに総受けとです、ひよりです。」
「ひよりちゃん、人のねたをパクッテいいのかなあ?」
「チョッとまってください、つかさ先輩もヒロシにパク…。」
「私のはインスパイアだからねぇ、悪いひよりちゃんはオシオキネ。」
「そんな、無茶なあっー。」
662名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 11:51:27 ID:YaKsoYK+
>>660
かがみ「誕生日まで忘れてあげてるんだから感謝しなさいよね・・・
     数日後のメインディッシュ・・・たっぷりぐっちょりとエヘヘヘヘヘ」

こな@新幹線「ゾク・・・スゴイ悪寒が・・・帰るのやめよっかなー・・・ん?何この手紙」
手紙「泉さん専用ナビが、貴方の場所をしっかりキャッチします。
   お誕生日は、帰る気が起きなくても、私たちがお伺いします。
   発信機を探す必要はありません、貴方の生体情報が発信機ですから。
   それではお誕生日までの数日、ゆっくりしてらしてください。
                  高良技研代表取締役 高良みゆき」

こな@新幹線「・・・・・・・・・・・orz」
663:2009/05/24(日) 13:47:01 ID:DAZKXonn
>>662
こなた旅客機上『ふぅ、さすがに海外なら簡単にh』 ピンポーン
『エコノミークラスに御搭乗の、泉、こなた様』
『(;=A=)』
『窓の外をご覧下さい』

『窓・・・?』

ガアァアァアアアォ

柊姉妹@F-14戦闘機
『はろー!こなた』bΣ
『あー、こなちゃんいたー』

ピロピロピロ
『え、海外のヒコーキで携帯って繋がるの?もしもし泉です・・・』

ゴウオゴォォオオオオ
みゆみなゆたパテ@EA-6B電子戦機
『もしもし泉さん?こちらのモニターにばっちり捕捉してますよ』
『わぁい、お姉ちゃんが見えるよぉ〜』
『ねぇ、みゆきさん』
『はい、なんでしょう』
『フツーに先回りすりゃよかったんじゃないの?』

ブツッ、ツーツーツーツーツー

『気付かなかったです、そこは盲点でした・・・せっかく自家用戦闘機まで借り出してきたのに・・・』
664名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 15:42:07 ID:YaKsoYK+
ひより「>>664いけませんッス!早漏はよくないッス!
    今日は私の日ッス。そのネタは泉先輩の日まで取っておくのが紳士ッス」

ゆたか「田村さん、嫉妬してるの?」
パティ「ようやくウケとしての自覚がでてきたデスネ」
みなみ「心配しないで・・・じっくり・・・たっぷり・・・犯す・・・」

ひより「(襲われるので)いいたいこともいえないこんな世の中じゃアッーーーー!!」
665664だが:2009/05/24(日) 15:44:46 ID:YaKsoYK+
>>663ッス・・・今日はどうかしてるッス・・・orz






だから一々襲うなアッーーーー!!
666663:2009/05/24(日) 19:28:52 ID:DAZKXonn
かが『こちら柊キャット、そういえばひよりは?』
みゆ『もちろん向こうで食べるために(性的ry)連れて来てますよ』
かが『四人乗りよ・・・一体どこに?』
みゆ『翼下増加タンクに監禁、いえ特等席を。飲料水かつ食料は、そう、ここから・・・』

つか『お姉ちゃん見て!ゆきちゃんの胸元からあからさまに怪しいチューブが・・・!』


ひより@増槽『うぅ、ひっく、誕生日なのにこんな扱いはあんまり過ぎるッス・・・あぁ、慣れてきたら高良先輩の母乳もなかなか美味いものかも・・・シクシク』

かが『ひより、>>664、強くイ`・・・』
667名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 02:23:52 ID:+Q6Id4o8
                      _,.-‐:.:.:‐ュ、
                     ´ ̄`ヽ、:.:.:.}
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       |:.:.:.:.:::::} k'ィ;:|   `ヽ| k'ィ;:j/:::::.:.∨::.:.:.:.:|  
        |:/|:.:.::::j `-‐'     `‐-':.:.:.:/ノ:.:.:.:.:.:.:.|
       '" |:.:.:.:ヽ、    。     /:.:.:./::i::.:.:.:.:.:.:.:.{   
         `ヽ、::/ `r‐--ァ‐‐:/:.:.;ノ:.::.:|::.:.:.:.:.:.:.:.|
             `   |::::::ハ/:.:.:/ヽ、:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.::|   散々な目に遭ったよ
               |:.:/ ./:.::;/   ∨:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:|
             |/ {//⌒ヽ、   |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
                /     V |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
668名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 03:24:43 ID:5xIDrQN7
>>667
ひより「ソレはコッチのセリフッス。泉先輩はまだなんもあってないでしょう・・・」
かがみ「そうよむしろこれからよwwwwwwwwwww」
つかさ「お誕生日までバルサミコスをたっぷり用意しておかなきゃwwww」
みゆき「泉さんセンサー良好、お誕生日には地球の裏側にいようと見つけられますwwwww」

                      _,.-‐:.:.:‐ュ、
                     ´ ̄`ヽ、:.:.:.}
         _,.-‐─-:/:ヽλ_____     }:.::/
         ´ ̄>:.:.:.|:.:.:.:八:.:.:.:.::.:. ̄:.:`ヽj::/
       _,.-‐'´:.:.:.:.:.:.|:.:.:(__,).:.:.:.:.`ヽ:.:.:.:.::`ヽ、
      /;-‐ァ:.:.:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.. . . .ヘ
      ̄ /:.:.:/:.:.:/  |:.:.:.:.:.:|:::ヽ.:... . . . . \.. . .ハ
        /:.:.:.:.;/:.:./-‐'/{:.:.:.:.:.i:|\`‐-.:.:.:.:.:.:.:ヘ::.:.:.:}
      j:.:.:/:::|:.:./ __/_, V:.:.:..|:|__ヽ:\:.:.:.:.:.ト:|::.:.::|
      |//:.:.:|:/:|マテ行 ∨:.:.|jテ弐テ/:\:.::}:.:.:.:.:.|
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        |:/|:.:.::::j `-‐'     `‐-':.:.:.:/ノ:.:.:.:.:.:.:.|
       '" |:.:.:.:ヽ、    。     /:.:.:./::i::.:.:.:.:.:.:.:.{   
         `ヽ、::/ `r‐--ァ‐‐:/:.:.;ノ:.::.:|::.:.:.:.:.:.:.:.|
             `   |::::::ハ/:.:.:/ヽ、:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.::|   いっそ宇宙にでも逃げようか・・・
               |:.:/ ./:.::;/   ∨:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:|
             |/ {//⌒ヽ、   |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
                /     V |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
669名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 06:20:05 ID:RD3L6JDf
宇宙の果てだろうが、それでも追い掛けるのが高良技術クオリティ


高良技術は世界一!!


みゆき「逃がしませんよ、泉さん……。喩え宇宙だろうが、はたまた、地の果てだろうが、地獄だろうが、何処へでも追いかけますよ……。フフフ……」



結局、泉こなたの逃げ場は完全に無い訳だ←結論


安心して襲われちゃいな。ゆー!
670名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 17:43:44 ID:+Q6Id4o8
次スレ
らき☆すたの女の子でエロパロ58
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243092121/
埋め立て荒らしのため

その次
らき☆すたの女の子でエロパロ59
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1243240638/


以降荒らされて誘導できない場合下記へ
☆まとめサイト
ttp://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1.html
避難所連絡スレ
http://www.sonokawa28.net/bbs/test/read.cgi/luckystar/1198667525/


    「{  「」「」
   lニ ニ!、
  r ニ' ;`' く  l二二'''''ー''''二'''''ー''''二'''ー''二''ー'二l
  ヽ`',_,rく/       ̄ ̄    ̄ ̄    ̄   ̄
                    _,ノノ
      ,ィォ-、    __,へ、_/r'_´
   n  f〃llヾキ  ⌒>/:::::::::::::::::::::`ヽ
 if´ ̄ ̄'ll二||= |.〜 /:::::|:::ト、::::::::ヾ:::::::::',
 ||_    l|三||ニ||   l/l:::ヽl≡ヾlミ:::\::::::ヽ、_,,,,, -―- 、
 `ヽニニll二ll= l    レ'(_ ・|::::ソ::::::::::::::::::::::::=ニ二 ̄`ヾ
   Y^F'ヾ_ノヲ  〜    `ー|::f⌒ ヾ 、::::::::::::::::::::::::::::::`''‐
    |__|                |::|  l ノ ノ\_::::::::::::::::ヾ二'''ー
   「 |             レ|  |/   `ー、:::::::::::::::::: ̄
   |  |              ||  |ヽ    /ヽ:::::::::::::ヽ ̄
671名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 17:46:18 ID:Ehz0TKZQ
一応荒らしについて通報しておいた
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/housekeeping/1157053553/494
672名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 17:51:47 ID:+Q6Id4o8
保管庫TOPページと避難所管理スレに59スレurl貼っといた
673名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 18:19:28 ID:E5MUJUxc
なんかすごく悲しい…
こういう人って本当にいるんですね…
674名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 18:37:40 ID:hE+qMcyF
つかさがかがみを「お姉ちゃん」じゃなくて、あくまで同い年で
「かがみ」って呼ぶようなシチュエーションが見てみたいから
色々考えたけど文才のなさに絶望した
675名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 18:44:43 ID:+Q6Id4o8
つい最近だけでも、こなかがスレ、アニメ本スレ、原作本スレで見たかな

でもまあ、
次スレ立てて各所にurl貼っている間に、

保管庫に59スレ保管所を作ってくださった方、
現行スレl案内の58スレ消してくださった方、
エロパロ板の削除依頼出してくださった方、

一度事が起こった現場に居合わせたら対策に動いてくれる人がいることがわかって暖かくなった
676名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 18:48:00 ID:+Q6Id4o8
>>674
そのネタはSS書きは一度は試みるがこの神作品を知れば挫折する
「即死魔法」
http://www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/904.html
677675:2009/05/25(月) 18:51:18 ID:+Q6Id4o8
>>675>>673
678名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 19:04:18 ID:5xIDrQN7
すごいや・・・このスレでここまで火消し的な連携プレーをみるのは初めてだ・・・。
679名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:08:57 ID:AfW+CBXC
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680名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:09:20 ID:AfW+CBXC
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681名無しさん@ピンキー
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