【雌奴隷!?】サモンナイト萌え35【はたまた雄奴隷】
「んっ……っ……こ、こう……?」
壁についた両の手のひら。後ろに突き出すのはお尻。スカートの裾はぺろーんと捲られて。
その中身のウサギ柄のパンツが顔を覗かせている。そんな姿勢のままでリシェルは尋ねる。
こんな恥ずかしいポーズを要求してきたケダモノなご主人様に。
(やべぇ……)
で、当のケダモノ主人はというと突き出されたお尻を熱く見つめながら鼻頭を押さえていた。
後ろからのアングルでメイド服姿のリシェルを堪能したい。それがライの率直な欲求だった。
壁に手をついた姿勢で突き出されるお尻。捲くられたスカートから覗くパンツの眺め。
実に絶景だった。思わずハァハァと息が切れる。許されるならもう少しだけ。
この楽園を目にしていたい。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
一方、こんな恥ずかしい姿勢をとらされているリシェルにとっては堪ったものではない。
茹でダコのように顔を真っ赤にしてプルプルと羞恥に震えるリシェル。
いったいいつまでこんなポーズをさせるのやら。このケダモノご主人様は。
まったく、なにがお爺さんになるまで全うな人生を生きてやるよ。
とっくにそこからおもいっきし足を踏み外してるわよ。あんた。
心の中でそう毒づきながらリシェルは耐える。しばらく続く羞恥プレイの時間。
やがてライはひたひたとリシェルに歩み寄って尋ねる。
「その……下ろしてもいいか……パンツ……」
「っ!?す、好きにしなさいよ!……じゃなくて……どうぞご自由に……ご主人様……」
リシェルは反射的に素で返しかける。が、途中で気がついてしおらしくなる。
そんなリシェルにライはドギマギしていた。いつもとは趣を変えたシチュエーション。
ヤバイぐらいの興奮を覚ている自分をライは感じる。
「んっ……あっ……」
そんな興奮にせめたてられながらスルリ。ライの指はリシェルのウサギ柄のパンツにかかって。
そこからパンツを徐々にズリ下ろしていく。するとスルスル。少しづつ露わになっていく。
キュッと引き締まったリシェルの尻肉とその割れ目。そして魅惑的な肉筋のゾーン。
それを後ろからマジマジとライは視姦する。ゴクり。ライは唾を飲み込んだ。
後方からのアングルで眺めるリシェルのそれに、いつも以上にそそらされるものをライは感じた。
「うくっ……〜〜〜〜〜!〜〜〜〜〜〜〜!!」
リシェルの羞恥もまた普段以上だった。いつもとはやはりどこか勝手が違う。
いつもだったら”させてあげている”みたいな意識で恥ずかしさを誤魔化すことができた。
”仕方なく”とか”しょうがなく”とかあえて強調することで恥ずかしさを紛らわしていた。
そういった照れ隠しを廃してご奉仕に徹する。柄に合わないことをすると倍は恥ずかしい。
リシェルは思い知る。後ろから突き刺さるライの視線。それがどうしようもなく、こそばゆくて。