逆レイプされて泣きじゃくるアンドレ・・・
このパターンでかわいそうなアンドレ、はじめてみた気がする・・・。
メイドタン、オソロシス!!
泣くなよアンドレ…GJ
GJ!!
アンドレ、実社会から見るとあまりに乙女だが、漫画内の動向を見てると
ほんとに泣きじゃくりそうだからなあw
乙女なアンドレGJ
いっそ、メイドみんなでまわしちゃえw 下男みんなでもいいな。
>>803 同感
突っ伏して泣いてるアンドレの姿が目に浮かぶ…
アンドレ、お前ってやつはも〜
惚れてまうやろぉぉ
オスカルに押し倒されて怯えるアンドレは“有り”ですか?
全然 有り
テーブルの上で、嗚咽するアンドレ テーブルの上に正座してんの?
乙女なアンドレ、大人気だのぉ〜ww
アンドレはMだったのかw
続きが気になって何度も来てしまうw
815 :
810:2009/08/21(金) 14:37:11 ID:UgawasDD
>>813 ありがとう!
> アンドレは痛々しいほど屹立したそれを乱暴に差し入れ
箱に入れて差し入れしたのかな?
えっ?
「差し入れ」じゃなく「挿し入れ」の間違いね w
アラさがしで苛めてるのではなく面白くてツイ!遊んでしまいました。
もっと遊びたーい
職人さん、ごまんなたいm(_ _m)ペコリ
>>815 ちみはコミュニケーションにも問題があるw
817 :
810:2009/08/21(金) 19:05:11 ID:UgawasDD
続きお待ちしてます!
真夜中の太陽
極秘任務
続き待ってます。
淫蕩オスカルタンも待ってますよん。
甘い毒杯も待ってます。
>>798 朝、軍服に着替え、エントランスに続く階段を降りながら、オスカルはアンドレの
姿を探した。もう起きているはずなのに、さっぱり見かけなかった。代わりに、一人の
メイドを見つけた。女はうつむきながら、オスカルと目を合わせることもなく、階段が
終わる場所に立っていた。
「お前、どうした?」
「何か私に用か?」と、オスカルが近づくと、女は一瞬、目と口元を固く結んだ。
「どうした?何かあったのか?」
「あの、私…。故郷に下がろうと思うんです。お仕事を、やめようと」
「そうか、そうだったか」
オスカルは残念そうな表情を浮かべた。
「お前、調理場の娘だね。いつも、ありがとう。いろいろ大変だったろうに。
感謝しているよ。古里に帰って、ゆっくりするといい」
オスカルが肩に軽く触れると、娘は一礼してその場を去った。
---調理場にいたこと…知ってたなんて
オスカルをこんなに間近で見たのは初めてだった。透ける様な白い肌、薄桃色
の頬、唇。花束のような、かすかないい香り。なんのてらいもない、残念そうな
表情。美しかった。信じられないくらいに。
気がつくと、テーブルに伏せったままだった。アンドレが頭を上げるとガンガンと
鈍い痛みが走り、首はしびれて固まりきっていた。蝋燭は消え、芯が焦げたにおいが
鼻につく。
---いけない、こんな時間だ
慌てて部屋を出ようとすると、テーブルの上に、小さな紙切れを見つけた。そこには
かすかな字で一言「Pardon ---許して---」と書かれていた。アンドレは表情ひとつ
変えずにその紙を破くと、火を点け、その紙の上に落した。
↑(完)、エロなくてすみません。
読んでくれた方、ありがとうございました。
GJ
悲しいがアンドレの気持ちは分かる
真夜中の太陽タソGJ!
メイドタソの判断は正しいよな
アンドレの心が誰にあるかハッキリしたわけだし
どんなにガンガってもメイドタソのものにはならないし
オスカルに敵わないと悟ったんだよな
メイドとアンドレの話があるならこういう展開が納得
オスカルを想いながらアンドレが例え性欲に負けたとしても
メイドに手を出すなんて考えられないからな
娼館の娼婦とのお初が謎(どうしてそうなったのか)なんだけど
真夜中の太陽タソのSSが良かったからこの際不問にしとくw
また書いてね
メイド×アンドレ面白かった!
GJでした!
825と同じく、アンドレが自分から同じ職場の女の子に手を出すとは
考え難かったから、このお話なら納得できるよ。
相手が娼婦の場合はあくまでも商売だから、逆に割り切って考えられるんだけどね。
GJですた!
快活な新人メイドがアンドレのオスカルに対する気持ちに気付いて、
あんた馬鹿ねぇ、みたいな感じでアンドレを慰める話が読みたい
フランスはいつ革命が起きても不思議ではない状況下にあった。
気付けば男として育ててしまった美貌の娘は33歳で独身。
恋とは無縁の世界で男ばかりの軍隊を統率して生きている。
時期は遅いが何とかして家庭と言う安全な巣に逃してやりたいと、
必死になって結婚を勧めるジャルパパ。
が、オスカルは首を縦に振ろうとはしない。
調べたら、娘は従僕と出来ていた。
ジャルパパは娘可愛さから、アンドレに貴族の身分を買ってやることにして、無事オスカルを結婚させることに成功。
ところが生まれた娘(ジャルパパには孫)が成長後に恋した相手は素朴な馬丁の青年。
再度頭を悩ませるジャルパパ&OA夫妻、と言う話が読みたい。
その舞台になる場所は何処ですか?
ウィーン会議が終わるころまでおフランスでは貴族は生活しにくいし、
どういう展開にできるかのぉ
スイスのフランス語圏とかは?
スイスのフランス語圏っていうとジュネーブ共和国の場合
そこは1800年以降ナポレオンが攻めてきて大変なのよ
いっそのことタレイランに気に入られるおフランス貴族になって
ロワール地方で優雅に暮らせれば別だけど
>>828 馬丁にまた地位を買ってあげれば?
アンドレのその設定だったら、娘と馬丁に悩むのが
謎だぞ むしろ味方してくれないのか?と思ってしまう
実際のフランスに即しなくても
パラレルでいいと思う
エロパロとは少し違う気もするけど
>>心情的には味方でも、自分達がしたいらん苦労を
娘にはさせたくないんだろう
オスカルの方が積極的に応援してやりそう
>>786 メイドにやきもちやいてるって言う自分の感情に気がつかないまま
情緒不安定になってアンドレに当たってそうだよね。
普通の男性なら耐えられないわがまま女な態度なんだろうけれど
アンドレにとってはそれも魅力なのかww
お嬢様はいいなあw
小ネタ投下します。(エロさ皆無注意)
「たのむ…オスカル、おまえのためなら、どんなことでもしてやろう。」
「本当に?どんなことでも?」
「欲しいというなら、この命もくれてやる。」
「いらん。おまえの命など貰ったところで、どうしようもない。」
「だから…だから、オスカル。」
「だから?だから、何だというのだ!」
「いや…だから、その…」
「私が欲しいというのか?」
「はい。」
「ならば手始めに、跪いて私の靴でも舐めてもらおうか。」
「えっ…マジで?」
「なんだ、嫌なのか!?」
「いえ、やらせていただきます。」
アンドレが素直に応じたのを見降ろしながら、満足げな冷笑を浮かべるオスカルであった。
(フッ…アンドレ、そう簡単に私が手に入ると思うなよ。)
失礼しました〜。
オル窓のヤーコプとアネロッテのパクリ?
S女とM男の基本形ですね。
GJ!
神 は ど こ へ
てめぇで書け!!
皆様、おちついて、いい子にして待ってましょうね。
乱暴な言葉を使ったりあせったりしたらダメですよーー。
843 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:33:26 ID:YAiZKNpP
「全く駄目ねえ。フランス男の癖に。」
私は思わず妻の頬を平手で打った。
だが、妻が私をなじるには理由があった。
この地に来て社交界に根を下ろすと、男盛りであった私は多くの女性に言い寄られた。
「フランスでは、女嫌いと言われていたんだってな。」
「そのような言われ方をしたことがないわけではありませんが。まあ、そう思っていただいても
構いませんよ。」
「いや、しかし婚約者がいたとも聞いたが。まさかソドムの住人だったと言うわけではあるまい。」
「……。」
「いや、不愉快にさせたのなら申し訳ない。実は、君に娶わせたい女性がいるのでね。」
「私は、結婚するつもりはございませんので。」
「気に入らなければ、愛人を持てばよい。誰だってやっていることだ。」
「しかし…。」
「妻がいたほうが、何かと世渡りには都合が良いものだよ。」
844 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:34:57 ID:YAiZKNpP
貴族の三男坊というものは、金に困りさえしなければいたって気楽なものだ。
家名のために、好きでもない女性を妻にするなどということをする必要はないのだから。
結婚は家名のために、そして別に愛人を持つ、よくあることだ。
しかし、そんな義務のない私は愛する女性を妻にする。そこには欲も計算も何もない。
「この館は、先だって亡くなられた侯爵夫人の住いだと思っていたが。」
「縁あって、今は私が住んでいるのです。お父上から聞いてはおられませんでしたか。」
「父とは顔をあわせたくないのでね。」
「気ままな一人暮らしも楽しいものです。お寄りになっていきませんか。
あなたとゆっくりとお話を、この間の話の続きがしたい。」
「…、私もお前に聞きたいと思っていたことがある。」
珍しくかの従僕に守られることなく、騎馬の彼女が一人で私の住む館の前を通りかかった。
845 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:36:48 ID:YAiZKNpP
私だって伊達に軍人をやっているわけではない。
彼女がいくら並の男なぞひとたまりもないほど強くても、押さえつけ身動きできないようにすることは、
それほど難しいことではなかった。
「叫んでも誰も参りません。人払いをしてありますから。」
「このような…!。」
「私はあなたの婚約者なのです。こうなることには誰も文句は言いますまい。」
「私はそんなものを認めていない。それに、お前を愛しているわけではない。」
「それでは、あなたの周りで、愛のある結婚をした女性はいかほどおられますか?
親に勧められるままに、相手の顔も知らぬまま嫁ぐことだって珍しいことではありますまい。」
「だからといって、このようなことを…!。」
「私はあなたを愛しているのです。
あなたも女性として愛されたいと思った男性がおありだったでしょう。
確かに、私はその男性になることはできませんが、
あなたに女性として男に求められる悦びを知って欲しいのです。
女性として生き直すことが今のあなたには許されているのですよ。」
これは奇跡だったとしかいえない。
彼女は、自分から着衣を脱いだのだった。
846 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:38:02 ID:YAiZKNpP
白い肌にうっすらと浮き上がる鎖骨の下には、まだ誰も触れていない
まろやかな乳房が、成熟した女性の色香を放っていた。
その下には、けぶるような金髪から微かにのぞく秘めたる女の場所。
その場ですぐにでも圧し掛かりたい衝動を抑えて、私はこの大切な女性を奥の寝室へと運んだ。
私は手早く服を脱ぐと、寝台の彼女の上に乗り、そっと口づけた。
「今日はお逃げにならないのですね。」
「私を女として悦ばせてくれるのだろう?ジェローデル少佐。」
「どうぞヴィクトールとお呼びください。」
強がったことを言ってはいても、彼女の声も身体もかすかに震えていた。
彼女の鎖骨や首筋に唇を当てると、彼女の緊張がはっきりとわかった。
神々しいまでの乳房に触れ軽く撫でると、彼女の胸の鼓動が感じられ、
彼女を抱く嬉しさが、じわじわとこみ上げてきた。
847 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:39:06 ID:YAiZKNpP
彼女の乳首に唇が触れた。
羞恥からか、彼女が顔を横に向ける。口に含み丹念に唇で愛撫した。
彼女の足が私の身体の下で交差する。
舌で彼女の乳首をしゃぶると、それまで寝台の上にあった彼女の手が、私の背の上に静かに置かれた。
彼女の白い乳房の全てに舌を這わせたあと、
彼女の手をとり私の背から離させ、彼女の腕から脇へ唇を動かした。
金色の腋毛が覆うそこは淫らで、女の匂いが鼻腔を甘美にくすぐった。
彼女の腕を取って背を向かせると、白い肌の上に傷跡があった。
「これが、かの時の負傷ですね。」
「こんな傷のある女などいまい。」
「名誉の負傷です。あなたのような上官を持って私は幸せだった。」
私のものは、もう腹につかんばかりにそそり立ち、彼女の中に入ることを待ち焦がれていた。
しかし、ここで急いても不慣れな彼女には苦痛でしかないだろう。
私はゆっくりと、彼女の秘めたる部分への愛撫を開始した。
彼女の足を拡げさせ、彼女の秘部を指で撫でる。下から上にゆっくりとなぞり上げると
そこが湿っているのが分かった。透明な液体が指に絡みつく。
ゆっくりと舌を当てて舐めると、彼女は微かに声を出した。
「大きな声を出してもかまわないのですよ。誰にも聞こえませんから。」
それでも彼女は、静かだった。時折微かな反応を見せながらだったが。
848 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:40:19 ID:YAiZKNpP
彼女のその部分が、私の舌の愛撫によって解きほぐされ、金髪がぐっしょりと濡れると、
私は起き上がり、彼女の顔を見下ろした。
「目を開けて、私を見てください。」
彼女はこわごわと閉じていたまぶたを開いた。
敷布の上に広がる黄金の髪と私を見つめる青い眼が、怖れを感じさせるほどだった。
私はその眼から逃れるかのように、彼女に口付けた。
「不味い味がする。」
「あなたの味です。私には甘美でした。」
「男とはそういうものか。」
「あなたのことを求めている状態の私がわかりますか。私は、あなたに触れて欲しいのです。」
彼女の手を取り、私の部分をそっと握らせた。
男の身体など、軍隊にいた彼女には驚くべきことはなかったろうが、
その部分の変化のさまには動揺した様子が、彼女の手から伝わった。
彼女に私のものを握らせながら、私は静かに彼女の中に指を入れた。
彼女が反応したが、私はゆっくりと指を進ませた。
道筋を作るために。彼女が怖れを感じないように。痛みを感じないように。
狭いそこを押し広げながら指の股がつくまで入れて、私は彼女に、
「指が全て入りました。次は私のものも受け入れてください。」と言った。
849 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:41:22 ID:YAiZKNpP
近衛に配属されてもうどのくらい経つだろう。
そのときからずっと憧れ続け、恋焦がれていた女性を今わが手に抱く悦び。
義務としての妻を跡継ぎを得るために抱かねばならない者達を、私は哀れに思った。
私は自分のものを彼女の手から離し、あまりの開脚に彼女は戸惑ったほどだったが、
彼女の脚を大きく拡げさせた。
私は彼女の腰を支え、自分のものを彼女のそこに押し当て、突いた。
彼女の顔が苦痛に歪んだ。そんな彼女の顔も美しいが、いやな思いはさせたくない。
「もっと身体を楽にしてください。ゆったりと私を受け入れてください。」
私は彼女の場所の先端にある突起を指で愛撫し、侵入をたやすくしようとした。
じりじりと身体を進める。彼女が私の肩を握り締める。
彼女の片脚を軽く持ち上げ、抵抗を弱める。
ようやく彼女の奥に到達すると、「ヴィクトール」と彼女が小さな声を出した。
850 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:42:06 ID:YAiZKNpP
彼女に従って、宮殿の奥深く迷い道のような回廊を抜けて、
王妃の極めて親しい人しか通さない私室に参上した時を思い出す。
彼女は私を、有能な軍人だが昇進にはあまり興味のない男と王妃に紹介した。
「オスカルはお目が高いのね。」
と王妃はにっこりと笑って、言った。
そして私の耳元で
「彼女のそばにいるとドキドキするでしょ。」
とささやき、扇を揺らした。
自分の恋心を王妃に見透かされたようで私は言葉を失ったが、
「私もなのよ。」と王妃が茶目っ気たっぷりに言葉を続けると、いささか安堵した。
そのあとどのような会話をしたものだったか、
彼女が「王妃様はお前を気に入ったようだな。」と退出してから言ったことだけしか覚えていない。
苦痛など感じないで欲しい。
眉を寄せて眼を閉じている彼女を見下ろしながら、
ゆっくりと動き出した私だが、知らず激しく腰を打ち付けていた。
限界が近づくと、彼女の名誉を考え、私は彼女の腹の上に私自身を放出した。
851 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:42:59 ID:YAiZKNpP
「マドモアゼル、眼を開けてください。」
私を不思議そうに見る彼女。子供の頃の彼女はきっとこんな表情だったのだろう。
彼女は何かいいかけたが、口を閉じて起き上がり、寝台の周りを見回した。
彼女は自分の身体を始末すると、先ほどの部屋に戻り、自ら脱いだ衣服を身に着け、
何事もなかったかのように、椅子に座って冷めた茶を飲んだ。
「私を愛していただけるのですね。」と、問うとそれには応えず、
「お前の髪がくすぐったかった。次は後ろで縛っておいてくれ。」と言い、帰っていった。
彼女を征服した喜びで私はいっぱいだったが、なぜか少しだけ心が痛んだ。
彼女との逢瀬は三度あった。全て私の館で。
三度目の彼女は、奔放だった。驚くほどに。
大声こそ出さなかったが、淫らな声をあげ、敷布を濡らし、私を翻弄した。
しかし、私は彼女に別れを告げられたのだった。
852 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:43:55 ID:YAiZKNpP
革命で彼女は命を落とした。
聞くところによると、かの従僕とともに葬られることを望んだらしい。
彼女の身も心も征服したのは、結局、従僕だったのだ。
なぜ、彼女は私に三度も抱かれたのだろうか。
おそらく彼女は、私を愛することができるのか、自分に問うていたのではないかと思う。
彼女が泉下の人となり、王室は瓦解し、故国に希望を見出すことをやめた私は、ドーバーを渡った。
この地の貴族社会も、フランスと似たり寄ったりだった。男も女も恋愛遊戯にうつつを抜かしていた。
気は進まなかったが、亡命者の私は、世渡りのために紹介された女性と結婚した。
「あなたのことはなんとお呼びすればよいのかしら。」
「ヴィクターでいいよ。君もその方が呼びやすいだろう。」
彼女以外の女性にヴィクトールと呼ばれたくはなかった。
特別の愛情など感じてはいなかったが、妻と呼ぶ女性と同衾するという夫としての勤めを
私は律儀に果たした。
妻の肉体を抱いても感動を得ることはなかったが、
結婚とはこういうものだと納得できるほどには、私はなっていた。
853 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:45:08 ID:YAiZKNpP
亡き侯爵夫人の館は、部屋数の少ないこじんまりとした館だったが、
私が一人で住むには充分で、そして彼女との逢瀬にはうってつけのものだった。
侯爵夫人の残した趣味の良い調度品と、その前にたたずむ彼女は、
まるで一枚の絵のようで、このまま此処にとどめておきたいと、どれほど思ったことか。
全裸になった彼女が、くしゃみをした。
開けていた窓から一陣の風が入り込み、寝室の湿った空気を冷やしていた。
窓を閉めると、私はそこにあった自分のブラウスを彼女に着せ、傍にあった椅子に座らせると、
飲み物でも持ってこようと寝室から出かかった。
私をとどめる彼女の声がして振り返ると、
彼女の乳房の先が、白いブラウスから紅く透けているのが見えた。
私は彼女を椅子に座らせたまま圧し掛かり、ブラウスの上から彼女の乳首を吸った。
私の唾液でブラウスは濡れ、それはいっそう紅さを増して透けた。
のけぞる彼女の白い首筋が、眼に眩しかった。
吸えば吸うほど、濡れた布地が肌に張り付いて淫靡な姿を晒し、私の心を駆り立てた。
854 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:46:05 ID:YAiZKNpP
彼女は私の頭を持つと、自分から唇を近づけた。
椅子の肘掛を持ち、不安定な姿勢を支えながら口付けに応える私の、
一枚も脱いでいなかった衣服を、彼女はよどみなく取り除いていった。
椅子の上での交わりは、彼女を大胆にしたようだった。
寒さでくしゃみをしたほどだった彼女の身体は熱くなり、声を上げ、侵入した私をきつく攻め立てた。
私が果てると、彼女は濡れたブラウスを脱いで頭を二、三度振り、先ほど私が閉めた窓辺に向かった。
しばらく彼女は窓越しに陰りを帯びた午後の陽光に照らされていたが、
寝台に向かって歩き出し、私を再びの交わりに誘ったのだった。
私の上で、彼女が跳ねていた。
じっとりと汗ばみ、濃厚な女の匂いが寝室を満たした。
私の足の下の敷布は彼女からあふれ出たものでぐっしょりと濡れ、心地よい冷たさを私は味わった。
彼女の出す女の声が私を刺激し、彼女の腰を持ち、私も下から突き上げた。
「ヴィクトール!」
彼女は私の名を叫び、びくびくと身体を震わせた。
私に顔を向けてはいるが眼を閉じ快感に身をゆだねていた彼女だが、
ときおり眼を開け、私の顔を見つめた。
青い眼と黄金の髪が私を見下ろしていた。
855 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:47:26 ID:YAiZKNpP
寝台から起き上がった私は、隣で眠る妻を発見した。
彼女との三度目の逢瀬の夢を見たのは、この地に来てからは初めてだった。
私のものは激しく勃起をしており、私は仕方なく自分で始末をした。
その晩、私は妻と寝台に入った。
いざ彼女に挿入しようと見下ろしたとき、妻の金髪が眼に入った。
視線をずらすと妻の青い眼が視野に飛び込んできた。こんな色の眼をしていただろうか。
妻の眼が彼女と同じ青い色だったことを、この時始めて意識した。
そして、私は、萎えてしまった。
それから私は、不能になった。
勃起しない私をののしる妻を平手で打ってから、妻は私とは口を利かなくなった。
妻は愛人を作り、しばらくして私たちは離婚した。
856 :
嵐の後:2009/08/30(日) 15:48:22 ID:YAiZKNpP
この地でできた、思慮深い友人が、私に二度目の妻を紹介した。
再婚を断固として拒否していた私だが、
早くに夫を亡くした赤毛の心優しい彼女に安らぎを覚え、私は再び結婚した。
愛するものを失う悲しさを知る彼女と出会い、
私ははじめて暖かな家庭というものを持つことができた。
私は彼女にヴィクトールと呼ばれ、穏やかな日々を送っていたが、
ある年に流行り病で彼女は世を去ってしまった。
彼女との結婚生活では私の不能は回復したが、私たちの間に子供は出来なかった。
フランスではナポレオンが失脚し、ブルボン家も滅び、
今はあのフィリップ・エガリテの息子が王位にあるという。
王政復古のときには、私のように亡命しても、フランスに戻ったものもいると聞く。
古くからの友人に故国に帰ることを誘われたこともあったが、私は断った。
彼女の命を奪った革命も、ナポレオンも、彼女を朱に染めた王室も私は大嫌いだ。
何がエガリテなものか 、愛する人を奪われたものにエガリテなぞ存在しない。
二度目の妻の死後、使用人として雇った少年の眼に賢明さを見た私は、彼に教育を与え、
ゆくゆくは養子にしても良いと思うようになった。
「旦那様。何をなさっているのですか、寝台にお戻りください。」
「回顧録を書いているのだよ。私ももう、長くはないのでね。」
「旦那様、そのような…。」
「これは私の懺悔でもあるのだよ。しかし、そうだね、少し休もうか。
起きたらまた続きを書こうかね。オスカー。」
おわり
超大作降臨!!
OA好きとしては複雑でしたが、
なんかとても切ない…
ごちそうさまでしたGJ
こういう切ないのを待ち望んでました。
またお願いします。
職人様、おつ
でも
ジェロ萎え
ヴィクトール萎え萎え(誰だよ?って感じ)
早漏、萎え萎え萎え w
ウ゛ィクトール・クレマン・ド・ジェローデル
神はいた…
ジェローデルのファンです。
このスレ諦めないで良かった。
あまあまじゃなくても萌えました。
言葉に表せない感動があるとしたら、まさに今がそれです。
ありがとうございました。
GJ!
私もジェロファンです。
GJ!
もうしばらく余韻に浸っていたいと思います。
投下してくれる人は皆 神
切ない・・・・
でもジェロのオスカルへの一途な愛を感じる素敵なお話だった。
GJ!!
ありがとうございましたっ!
是非、また書いて下さい。
GJ!!
なかなか渋いですね。
そこはかとない色気に萌えました。
>>860 アニメの設定じゃん 萎え
ラソンヌとか出てきたら…ますます萎え
オスカルを奪ってしまった王政も革命もキライ
だからどちらに組せない、ジェロが超セクシー。
アランバージョンも見たいです。
淫蕩オスカルタンLOVE
藻流戸タンのとか
どこかで見たのの
つぎはぎだww
むかしのを知らないシトにはごちそうかもね
でっていう
GJ!GJ!GJ!
嵐の後様、素晴らしい!
ありがとうございました。
863様、おっしゃるとおりですね。
投下してくれる職人さんは、皆さん神様です。
神よ…
哀愁がジェロの魅力を引き立てている。
官能場面の描写も申し分なく、しっとりとした大人の味を堪能しました。
憧れの女性を始めて抱くときの男の心理が秀逸です。
三番目の妻になって癒してあげたい…
いえ、独り言です。
ありがとうございました。
GJ!
>どこかで見たのの
>つぎはぎだww
漏れもそうオモタ
でもまー初見の人にはいいんだろうね
パクつぎはぎなんでもアリは表も同じだしな
投下してくれる人は皆 神
ジェロのこの手の話は苦手だけど
この設定は悪くないと思ったよ
欲を言えば、文章力(構成力も含む)のある人が書いてくれたら
もっともっと良かったな・・
でも投下してくれる人はここではみんな神であることに異論はなし
のこのこ男の家を訪ねる尻軽オスカルというのが説得力ないけど
やってさえいれば良いエロにそんなもの求めちゃいけないのかも。
でも仏語読みのオスカルが英国ではオスカーになって
落ちになってるところなんかいいと思いました。
別スレで馬と言われるのは吊りかもしれないけど、
自分に酔ってたらたら書いてるだけのが多いし、
文章力や構成力がある人なんてベルにいないでしょ。
無い物ねだりはいかんよ投下してくれる人はみんな神。
そうなんだよね〜
ここはエロパロ贅沢は言いません
>でも仏語読みのオスカルが英国ではオスカーになって
>落ちになってるところなんかいいと思いました。
このネタも表にあるよ
まぁ誰でも思いつくものだから、パクリとは言わないが
何十年も前の原作で二次創作作品も山ほどあるんだから
被って当たり前だと思ってます・・・。
どこかでみたようなネタだと思っても
書き手の視点とか表現方法を楽しめばいいじゃない?
いちいちいわなくても。
投下してくれる神様たち、ありがとう!
上手い人ほど賛否(否は皮肉も含めて)別れるのだと知りました。
ヲチスレもそういう目で見ればいいのね。名前が出るのだから尚更に。
パクラーはそれに当てはまらないのは当然だけど。
文句言う人は一体どんなSSを書けるのかと、いつも思ってしまいます。
私はどんな作品でも美味しく美味しく頂いてますよ。
GJを贈るのは自分の心を掴む作品に出会えた時だけにしてますが。
気に入らないならスルー
面白ければGJ
書けない私はひたすら神を待つだけ
書けないくせに文句言う人は理想の作品じゃないのに書けない自分に苛だっているのですね、わかります。
ここを見ていますがすばらしい作品だけGJを送る。それだけです。
文句なんて書かない。
ここはエロエロ大好き魚が腹をすかして泳いでいる溝川
餌が投下されれば大喜びで神よGJと有難がる
そうしなければ次の餌が貰えないで飢え死が待ってる貧窮の川
餌を下さる神も喰いっぷりを大いに喜んで再び投下して下さる
そういう持ちつ持たれつの世界です
文句を言うなんて身の程知らずですよ
何かの宗教ですか
はい、では皆様、おちついて、静かに次作を待ちましょうね。
ゆったりした気持ちで、いらいらしないで、おとなしくね〜。
いいこちゃん ウザ
悪い子ぶりっこもウザ。 本当は優しい良い子のくせにw
悪い子 トゥース!
独特の空気だな
単発ID
<上手い人ほど賛否(否は皮肉も含めて)別れるのだと知りました。
皮肉、嫉妬米は認めている感情の裏返し
つぎはぎ、は単なる指摘
上手いものは上手い ヘタレはヘタレ
自分の好みと価値観はまた別
>皮肉、嫉妬米は認めている感情の裏返し
こういうのや私怨も
ヲチスレではイタタ扱いや罵倒されている事もありますよね