601 :
名無しさん@ピンキー:
連続で、すいません。
588様も、続きを楽しみにしています。
>>589 >>590 真夜中の太陽です。。文字どおりの処女作を皆様に捧げました(爆)
もったいなきお言葉、ありがとうございます。
拙作ながら続きも投下できればと思います。精進致します<(_ _)>
>>602 エロ切なくて良作です。
真夜中の太陽タンのファンになりました。
続き、待ってます。
是非是非、書いてくださいね。
>>602 GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
いずれにしろ筋肉質で絞まった体つきのオスカル様がいかにエロくなるかが
このスレの醍醐味
続き待ってますね
>>602 才能アリアリだ!
期待してるよおGJ!GJ!GJ!
>>602 GJGJGJGJGJGJGJ!×∞
捧げたなんてかわいいすぎます!
またどんどん書いてください!巨匠と呼んでいいですか?
>>602 です・・有難きお言葉…
つづき・・またお時間いただいて、投下します。
エロスをあぶりだせるよう努めます…
>>608 GJGJ
エロスだなんて素敵すぎますお姐様。
頭の中をエロでいっぱいにして楽しんでくだしあ。
花嫁教育
「どうしたのだ、姉上は…」
嫁ぐことが決まったばかりのすぐ上の姉が、顔を赤らめながら部屋から出てきたのを見て
オスカルはアンドレに疑問を投げ掛けた。
「花嫁教育でも受けていらしたんだろう」
「花嫁教育?」
「嫁がれるお嬢様方はみな全員そうしてこられた。おまえは男だから必要ないのかもしれないが」
言い放った喉に引っ掛かるものを感じながらもアンドレは顔色を変えずにそう答えると、
自分を男と信じて疑わないオスカルの横顔をちらりと見た。
オスカルは入学したての士官学校が楽しくて仕方がなく、その頬を希望に輝かせている。
そんな折にまたしても姉の縁談が正式に決まったのだ。
「そうか、次の姉上もこれまでの姉上と同じように14歳で輿入れなさるのか」
その週末にジャルジェ家では婚約披露パーティーが盛大に執り行われ
先に嫁いだオスカルの姉妹たちも、婿やまだ幼い子供たちを連れてやってきていた為
普段は物静かな広間がちょっとした平和の喧騒の場になっていた。
上に何人もいた姉達が全員順番に嫁いで行き、最後にひとり残った姉ももうすぐいなくなるのである。
寂しさ半分祝福気分半分でオスカルもアンドレと共にその幸福の輪の中にいた。
>>610 「アンドレや、こんなところで油を売ってるんじゃないよ。おまえがお嬢様のお供をするのは
外に出られるときだけでいいんだからね」
アンドレがマロン・グラッセに呼び止められた。
「わかったよ、おばあちゃん。すぐ行くよ」
「きっと幸せにおなりになる。旦那様の目に狂いはないさ」
アンドレはオスカルにそう言い残すと、軽くウインクをして食堂のほうへと姿を消した。
ひとり取り残されたオスカルは静かに思う。
いくら遊び相手兼護衛と言ってもアンドレと自分は置かれている立場が違うのだと。
その夜、オスカルはアンドレを自室に呼び、いつものように会話を楽しんでいた。
「花嫁教育とは、どんなことを習うのだろう」
昼間持った疑問が再び姿を現す。
唐突な質問の仕方には慣れているアンドレだったが、さすがに今夜のオスカルはどこか様子がおかしい。
いや、昼間からそうだった。
士官学校であったこと。教官のこと。今度の試験では一番を狙っていること。
真面目を絵に描いたようなオスカルが持ち出すのは、その類ばかりだと言うのに今日は少し勝手が違う。
オスカルはどうやら専門外の花嫁修業とやらの内容に興味を持ったらしい。
>>611 「料理や裁縫と言った侍女がするようなことではなく、貴族のご令嬢が他家に嫁ぐときの心得みたいなものかな」
「心得?おまえ、それを知ってるのか?」
「侍女から聞いて、大体はな」
「そうか。なら姉上はなぜ顔が赤かったのだろう」
「え?」
アンドレは戸惑った。
それにどこまで答えていいのか、教えていいのか、判断が出来なかったからだ。
アンドレには察しがつく。
オスカルだけが何も知らないのである。
そのオスカルに性教育を施すのは誰の役目なのだろう。
俺じゃないことは確かだ。だがオスカルも知る権利はある。
それは幾つの時?俺が教えてもいいのだろうか。
今それをしたらオスカルは引いてしまわないか?
想像しただけでアンドレは自分の立場も役目も置かれた状況もわからなくなり意識がふっとんでしまった。
オスカルの胸が、ほのかに膨らんで来ていることは知っている。
いくら男の格好をしていても、剣を持つ姿が勇ましくても甘い香りは女の子特有のものだ。
「おまえは旦那様の跡継ぎだから必要ないんじゃないか?」
「そう…だな…」
オスカルはひと言だけそう呟くと、納得したような穏やかな視線をアンドレに向けた。
アンドレは本当はこう言いたかったのだ。
『いつか、いつかおまえがもう少し大人になったら、その時に俺なりに何とか教えてやるから
今は聞かないでくれ、頼むから』
アンドレはオスカルの視線を避けるようにその場を走り去った。
オスカルがオルガンを手に入れるのはまだまだ先のことだった。
おわり
GJ!
<オスカルの胸が、ほのかに膨らんで来ていることは知っている。 キャッ!////
エロくて倒れそうです。
GJでございます。
アンドレなりになんとか教えてあげてほしいですね。
GJ!
萌えました!!
教えてあげるところも読みたいわ〜〜
617 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 02:09:04 ID:g1iYi+yS
608 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 10:43:36 ID:9TqYthcY
>>602 です・・有難きお言葉…
つづき・・またお時間いただいて、投下します。
エロスをあぶりだせるよう努めます…
614 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 19:09:45 ID:9TqYthcY
<オスカルの胸が、ほのかに膨らんで来ていることは知っている。 キャッ!////
オルガンを手に入れたオスカルは、自習しちゃうんでしょうか?
萌え‥る‥‥
>>620 アランスレビギナーのための解説
【婿養子アラン】
アランがオスカルと結婚してジャルジェ家の婿養子になる物語。
アランスレ全盛期の象徴とも言える傑作妄想。
SSも多い。
【将軍婿養子アラン】
夫婦だから当然子供が生まれちゃったりします。
アランは将軍として忙しい日々を送りますが、しっかり妻を愛してます。
愛は更に深まってどこまでも続くよ幸せは、な妄想。
※アランジュニアと言う言葉まで生まれた。
【おしかけ女房オスカル】
言わずと知れたおしかけ編。
オスカルがアランの家に妻としておしかけちゃう、
これも幸せラブラブな妄想としてあまりにも有名な二次創作。
アンドレがディアンヌと結婚したりとか、まわりの人も幸せになっちゃうのです♪
まだまだ妄想の余地はあり?
>>618 「そんな、女はあの時裸にされて…あんな所を…!」
想像するだけで身体がカッと熱くなった。初めて読んだ猥褻と言われる本には
男と女の夜の行為が書き記されていた。それも具体的に想像出来る様に。
男の性器の色や形、女の言葉にできない場所の色に形も、身体を交える形さえ
あからさまに表現されていた。
オスカルはしたくなくても想像してしまう。女は男に裸にされ、脚をひろげられて
乳母ですら見た事がないであろう女の部分を、男は目で楽しみ指で触れ、あまつさえ唇で…。
そんな、死ぬほど恥ずかしい事を女である私はされるのか。嫌悪にも似た感情
しかし身体は何故か熱く疼いた。
のちに自分が真に愛する男性を知り、口づけされ抱擁されて気がついた。
女の身体もまた「あの事」を求めるのを。
お前ならいい、アンドレこの身体のすべてでもってお前に抱かれ愛し合いたい…。
>>621 【再会は天国で】
43歳で亡くなったアランがオスカルと天国で再会して再び愛を育むというSS。
オスカルは33歳のままだから、年齢が逆転してしまうという発想も素晴らしい妄想。
ブームは始まったばかり。これからが本番?
読みたきゃ自分でそっち行くよ
他スレに土足で入ってくるのもアラン住人さんの常識らしいけど、
どこのスレ行くかは個人の自由なので、押し売りはやめれ
>>622 GJ! GJ! GJ! GJ! GJ! GJ!
オスカルのエロな妄想はオスカルのドレス姿を見た時に感じたキモさと同じだ。
オスカルは女性なのに男としてしか認識できないお前もキモいわ
632 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 21:36:34 ID:4MEjaR6U
小ネタ投下します。(エロくも何ともないですが)
オスカル「アンドレ、もしも私が普通に女性として育っていたら、もう少し早くおまえと恋人同士になっていたのだろうか?」
アンドレ「そうだな、オスカル。」
フェルゼン「いや、違うな。もしもオスカルが、女性として普通に育っていたなら、アンドレの愛に気づく前に、私と恋人同士になっていた可能性が大だ。」
オスカル「ならば、ならば私が正真正銘の男だったら…アンドレ、それでも私を愛してくれたか?」
アンドレ「勿論だとも、オスカル!俺は、おまえの高潔な精神を愛しているんだ。」
ロザリー「甘いわね、アンドレ。もし、オスカル様が男だったら、私を妻にして下さったはずよ。」
アントワネット「いいえ、ロザリーさん。もし、オスカルが正真正銘の男だったら、あなたと知り合う前に、わたくしが愛人にしていたわ。」
一同「……」
すいません。終わりです。しょうもない小ネタを、失礼しました。
634 :
悪夢1:2009/07/28(火) 00:40:28 ID:L6SI6J/a
★集団陵辱注意★
もう、今日で何日目だろう。
こうして、私の体に複数人の男達が群がるのは。
彼らはみな、目から鼻を覆う仮面を付けている。
ひとりは、私の右の乳房。
別のひとりは、左の乳房を舐めている。
そしてまた別の男は、私の陰部の濡れ具合を楽しみながら
指や舌を出し入れしている。
男達は他にもいるが、彼らは側のテーブルで
大声で話したり笑ったりしながら、時に私を指差しながら大酒を飲み
順番を待っている。
ひとりだけ、仮面を付けていない男がいる。
毎晩最初に私を貫く男だ。
彼は私の婚約者と呼ばれたこともある男だが
この男との婚約を、断った夜。
私はここに、拉致された。
635 :
悪夢1:2009/07/28(火) 00:44:53 ID:L6SI6J/a
★集団陵辱注意★
その夜は、一晩中この男が私を犯した。
挿入だけが快楽ではないのだと、男は言う。
まだ男性を知らなかった私の体を、丹念に弄くり玩び。
悲鳴とも嬌声ともつかぬ声が枯れるまで、存分に焦らした挙句。
激しい痛みを訴えようとも、かえりみず。
幾度も貫き。貫いては、果て。
そしてまた玩びながら、夜が明けるまで私の体を突き刺し続けた。
カーテンの隙間から、朝日が洩れてきた時にやっと終わると思っていた。
しかし彼は、私に睡眠薬を飲ませると、そのまま仕事に出て行った。
私が眠っている間、私の世話をするために出入りする侍女と従僕が
何人いたのか、私は知らない。
だが睡眠薬の効力が薄れる頃、侍女達がベッドのシーツを交換し、
その間、ソファに移されていた私の体を、従僕達は交代で犯していた。
そして最後に、侍女達もそれに加わり散々私で楽しんだ後。
彼らは私の体の隅々までを丁寧に拭き。
少量の水と睡眠薬を再び飲ませて、清潔なベッドに横たわらせた。
636 :
悪夢3:2009/07/28(火) 00:49:34 ID:L6SI6J/a
★集団陵辱注意★
目覚めると、またあの男がリズム正しく私を貫き、笑っていた。
仮面を付けた男達が、ニタニタと周りを囲んで見下ろしている。
彼らは、かつては私の部下だった男達だった。
顔を隠しているということは、顔を知られたくないということだ。
おそらく、私を殺すつもりはないのだろう。
彼らはみな、私が皆の正面で閲兵の指揮を取っていた時から
馬上の私を毎日視姦していたという。
とうとう夢が叶ったと、今の彼らの隊長に感謝の言葉を並べていた。
私は手足を縛られているわけではなかったが
どんなに男勝りでも、本物の男達に複数で抑え付けられては到底敵うはずもない。
何度か試みた抵抗が、完全に無駄だったと知っている私は
もう完全に彼らにされるがままだったし。
それに彼らは、私に誘淫剤も飲ませていたので
気持ちとはうらはらに、体は熱くどうしようもないぐらいに淫れていた。
>>636 >もう完全に彼らにされるがままだったし。
なんでここだけ今時の若い子言葉なのよ
おっ鬼畜ジェロだ。乙!
640 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:50:29 ID:TfokLfMo
終わりじゃないですよね?
続き、待ってま〜す♪
注意職人サマ待ってました!
続き待ってます。
カミショクニンサマアリガトウゴザイマス
鬼畜職人 いや、ほめてるんですよ
鬼畜ものの神の称号ですな
644 :
悪夢4:2009/07/28(火) 23:49:06 ID:L6SI6J/a
★集団陵辱注意★
毎晩、私は様々な体位を取らされた。
二人が同時に挿入してくることなどは、もはや彼らの前戯に過ぎず。
入れ替わり立ち代りやってくる男達が一通り、わたしの中で射精を済ますと。
次は、縄で体を雁字搦めに縛り付けたり、天蓋に両手や時には両足を吊るしたり
そのまま鞭で打ったりしながら一晩中、最高の快楽に酔っていた。
私が彼らに反撃できたことは、ただひとつ。
彼らがしきりに私に咥えさせようとする、彼らの自慢の肉棒に噛み付いてやることだ。
どんなに無理矢理押し込まれても、必ず歯を立て拒否する私を
彼らは何度も殴ったが
その度に、唯一仮面を付けていないこの軍隊の指揮官が、それを戒め。
どうしても嫌なら、それでもいいと。
微笑みながら、ペニスの代わりに強い酒を私の喉に流し込んだ。
645 :
悪夢5:2009/07/28(火) 23:56:33 ID:L6SI6J/a
★集団陵辱注意★
ある夜。黒い髪の男が連れてこられた。
私はその時、両足を大きく広げた中心を舐められている最中で
繰り返し飲まされる睡眠薬の影響か、意識はかなりぼやけていた。
隣の部屋から忍び込もうとしたので捕まえたのだと、体の大きい男が言った。
黒い髪の男は、私を見るなり
ひとつきりの黒い瞳を大きく見開き、叫び声を上げたが
彼は両手を後ろで縛り付けられ、猿轡も噛まされていたので
数人の仮面の男に連続で殴りつけられると、まもなく動けなくなってしまった。
泣きながら、私はその男には触れてくれるなと懇願したが
聞き入れられるはずもなく。
「おもしろい。その男、ベッドの支柱に縛り付けろ」
私の秘部に、ぬめぬめと指を出し入れしていた司令官が笑いながら命令した。
アンドレ登場!
どうなるの?!
ドキドキ…
一緒にやられちゃえ
続きが待ち遠しいです ハァ
こう言うジェロも、と言うかこんな展開もアリかなw
オスカルの部下だった近衛兵たちって
みんな貴族の子弟のイケメン揃いのいい男ばかりなんだよね
壮年の仕官に通じるものがあって萌えました
職人様、続き待ってます
イケメン揃いでも頭の中身は、絶望状態だな。
有名大学にレイパー集団がいる様なものよ
653 :
真夜中の太陽:2009/07/31(金) 00:21:28 ID:i8z+KB/L
>>590 未来の国王、ルイ・オーギュストのおおらかな声が響き渡る。謁見の間で、
絢爛なドレスを身にまとった貴婦人と、フランスの紳士たちに混ざって、
アントワネットの護衛、オスカルは玉座にほど近い場所で待機していた。
そこから離れて、中央の人だかりの中に、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
…彼もまた、この場に同席していた。
どうしてだろう。紳士の衣服は女性ほど種類がないというのに、彼の姿だけ、
とたんに目についてしまう。誰か女性と話している。
---どこかの婦人方に、耳触りのいい言葉のひとつでも掛けてるのだろう…。
骨が折れることだな
フェルゼンは、王太子妃マリー・アントワネットの道ならぬ恋人であり、
またフランスに複数の愛人を持つスウェーデンの騎士であった。もちろん、
ここにそのご婦人方があいまみえていても、なんら不思議ではない。それは
オスカル自身も分かっていたし、何より、自分が今ここに居合わせているの
がもっともな証拠だった。
アントワネットに、およそ彼女の外見とは不釣合いな言葉が浴びせられる
…国政や国務といった、重厚な言葉の数々に、彼女はいつまでたっても困惑
の色を隠せない。
彼は、きっと彼女を見守るためにこの場にいるのだろう。頼りない夫よりも、
深く、強く愛する男として。
---自分だって複数の愛人を持っているじゃないかって…?そうかも
知れない。でも、心の中にはひとりの女性しかいない。
別れが近づく明け方、オスカルがうかつに聞いてしまった質問に、彼は裸
のまま身を起こして言った。
---何人の女が私と関係を結ぼうと、私の心は永遠に彼女ひとりの
ものだ…マリー・アントワネット…
思い出したくない。そう思うほど、煙のようにあの夜の記憶が立ち上って
くる。聞くんじゃなかった。ついさっきまで、あれほど私を激しく抱いていた
というのに。その目で、その唇で、よくそんなことが言えるものだ。しかし、
なぜそんなことを聞いてしまったのだろう。アンドレのことを言われた腹いせ
だったのか、あるいは、なにか期待してしまったのか。自分でも分からなかった。
654 :
真夜中の太陽:2009/07/31(金) 00:35:29 ID:i8z+KB/L
>>653 甲高い、アントワネットの声が響く。たどたどしい、お茶会のおしゃべりの
ような口調。人形のような姿の、未来の王妃。
---いずれは王妃となられる方だ。いつまでも愛人に抱かれている場合では
あるまい
---私は、アントワネット様には触れていない
---なんだって…触れていないのか
---そうだ。信じようが信じまいが、これは事実だ。それでも、私は彼女を
誰よりも愛している。もちろん、心から
フェルゼンは、アントワネットを抱いてはいなかった。それは、オスカルに
とって予想だにしていない事実だった。
---嘘だ。抱いたこともない、一生抱けもしない女性を誰よりも愛している
などと
---嘘ではない。…お前には、分からないと思うが
「お前には分からない」…ひどいことを言う。あんなに共に夜を過ごし、
抱き合ったというのに。何が分からない、というのか。私は知っているはずだ。
お前が私の唇を味わうときの味。ゆっくりと時間をかけて絡められる舌。私を
ひざの上に抱き、その鍛えた腕で、私の身を上下に動かし、自分を押し込んでくる、
あの力強さ。乳房をほお張りながら、もう片方の乳房への愛撫をやめない、
お前の手。誰よりも知っているのは、この私ではないのか。
「ねえ、オスカル・フランソワ。あなたもそう思うでしょ?」
「は…?」
アントワネットの声が、オスカルを吹き飛ばした。隣に居合わせたジェローデルは
とっさに事態を察し、助け舟を出した。
「はい。その通りでございます。先日の宮廷会議でおっしゃったジャルジェ大佐
のご意見に、お変わりはありません。…ですよね、大佐」
「あ…いかにも。異存は申し上げますまい」
すまない、ジェローデル…オスカルはジェローデルに小声で詫びると、手のひら
を握り締めた。
---だめだ…アントワネット様のお言葉に集中しなくては
しかし、そう思うほど、目はかなたにいるスウェーデンの騎士を探し求め、
耳はまだ幼さの残る少女の声にかき乱されてしまう。おぼつかないフランス語、
ときどき混ざる小さな吐息。彼が彼女を抱くというなら、一体どんな風に愛する
のだろう。私と同じようにだろうか。それとも違うのだろうか。マリー・アントワ
ネット…あなたはそのあどけない顔で、か細い体で、一体どうやって彼に応える
というのか。
---違う…!こんなことを考えたいんじゃない…!
一瞬、潤んだ舌が触れたような気がした。彼が舌で体をなぞる、あの感覚。
軍服の下に秘めた胸が、熱を帯びている。果実のような乳房が、その先にある
赤い種が、軍服の下から突き出すように張っている。
655 :
真夜中の太陽:2009/07/31(金) 00:39:55 ID:i8z+KB/L
>>654 ---ちくしょう…!こんなときに…!
そのときだった。急に目の前はうっすらと白くなり、音は遠のき、無音となり、
オスカルは何かに貫かれた…足を割って押し入り、壊れそうになるほど何度も
突き上げる、彼の…。
---いけない…!
「ご気分が優れませんか?ジャルジェ大佐」
ジェローデルが、小声でオスカルを気遣う。
「すまない…大丈夫だ」
額に、うっすらと汗をかいていた。首筋も、そして、軍服の下も。オスカルが
小さくため息をつくと、アントワネットが大きな瞳を細めて一笑を向けた。オス
カルは、反射的に笑みを返した。凍りついた。どうして微笑まれているのか、
分からない。
「…王太子様と、王太子妃様が…お戻りになりますよ」
ジェローデルがそっと耳打ちする。謁見が終わったのだった。
王太子の手を取り、するすると優雅に衣擦れの音を立てながら、アントワ
ネットは歩き出した。すぐ後ろに、お気に入りの美しき近衛連隊長を引き連れて。
ぞくぞくと貴族が一礼を捧げていく中で、ひときわ深く一礼する男、フェルゼンを
前に、アントワネットは顔も向けず、一瞥もくれずに通り過ぎていった。彼の目は、
固く閉じられていた。
---分からない
通り過ぎる一瞬、少しでも、彼に視線を残した自分が悔しかった。もはや
「公然の秘密」となったフェルゼンとアントワネットの恋仲は、ヴェルサイユ
中の貴族の知るところとなっていた。たとえ謁見の場でも、二人には容赦のない
好奇の目が向けられていた。しかし、人からどんな目で見られようとも、彼らは
毅然とそれを無視した。それは、視線を交わすだけで、周囲の人にそうと分かって
しまうほどの想いを、もはや隠しきれない想いを、必死に押し殺す恋人たちの
姿であった。
---お前には分からないと思うが
思い出したくない言葉が、耳の奥に張り付いている。遠かった。愛した男と
自分は、こんなにも遠かった。何度肌を重ねようと、彼は途方もなく遠くに
いたのだということを、オスカルはたった今、思い知った。
656 :
真夜中の太陽:2009/07/31(金) 00:41:34 ID:i8z+KB/L
↑前の続きです。 ほんとはAOでF伯は前フリなんですが、Aさんに
たどり着きません・・
>>656 GJ!スレ覗いて良かった。
恋愛に苦悩する十代のオスカルが切ない。
気長に待ってますのでまた投下してください!
>>656 どこかのサイト運営者か同人作家?
プロの文章なのだが
エロプロ。
追求すると投下しにくくなるから。
読者はただおいしくいただけば良いと思うよ。
>>656 GJ!GJ!
OAなんですね!
Fとの前フリもどきどきでしたが、
Aが出てくるのをわくわくしながら待ってます!
残酷な男F伯とそういう男と知りつつ翻弄されるO
二人の絶妙な関係、欲情するOがエロくていい
662 :
真夜中の太陽:2009/07/31(金) 21:13:31 ID:i8z+KB/L
創作はここしか書いていません。
ただの市民です。
>>662 ものすごい才能ですよ
読み易くて、かつ感情移入出来て、場面が目に浮かぶのよ
すっかりあなたの才能のファンになりました
是非、まとめての投下を希望します
アンドレは出ていなかったけど、昔、2ちゃんのエロパロで読んだ、
フェルゼンの告白というSSを思い出してしまいました
あれも切なくて・・
オスカルの愛がどのようにアンドレへと移っていくのか楽しみです
素晴らしい作品をありがとう
続き、待ってます
フェルゼンの告白…懐かしい。
665 :
悪夢6:2009/07/31(金) 23:10:47 ID:OjQzib/p
★集団陵辱注意★
あの男を傷付けたくなかったら奉仕しろと、でっぷりと太った男が
貧弱なペニスを突き出してきた。
絶対に、咥えるものかと必死に顔を背けたが
その直後、別の男が支柱に縛り付けられた彼の腹を、膝で蹴った。
うめき声を上げる彼に耐えられず、私は急いでそれを咥えた。
最初、それはふにゃふにゃで、臭いも酷く、吐きそうだったが
目の前で殴られ続ける彼のため、私は必死にそれをしゃぶった。
それは、とても恥ずかしいことだったが
言われる通り、舌先でそれを上下になぞり
亀頭を特に念入りに、音をたてて舐めたり吸ったりしてやると
男は、大いに喜んだ。
不思議なことに、口の中でそれはだんだん大きく膨らんでくる。
おもしろいように固くなり、やがて不味い粘液を放出すると
再び、ふにゃりとしぼんでいく。
ふぅーと男が満足げに離れると、一斉に他の男達が群がってきた。
666 :
悪夢7:2009/07/31(金) 23:11:33 ID:OjQzib/p
★集団陵辱注意★
支柱に縛り付けられている、黒い髪の男は
私の幼馴染であり、恋人だった。
といっても、彼は私の気持ちをまだ知らない。
彼の方は、こんな私を・・私だけを、十数年間愛し続けているのだと
以前告白してくれたが。
私が婚約を破棄しに行くと言った時
理由は聞かず、ただ心配そうに、私を見つめているだけだった。
戻ったら、話そうと思っていたのだ。
戻ったら、愛していると告げようと・・
667 :
悪夢8:2009/07/31(金) 23:12:16 ID:OjQzib/p
★集団陵辱注意★
それなのに。
彼が今、目にしているのは
長年密かに愛し続けた女が、大勢の男達に犯されている様だ。
彼は、男泣きに泣きながら、猿轡の隙間から大声で吼えている。
必死に縄を解こうと、狂ったように体を大きく揺らしている。
その度に、屈強の軍人達が彼を殴る。
助けたいのに。救いたいのに。
私の手足は、男達に押さえつけられ。
少しでも歯を立てれば、男を殺すと脅されて。
悲鳴を上げるわずかな隙間もないほどに、入れ替わり立ち代り
私の口は、奴らのペニスで埋め尽くされていた。
ここも変わったなあ、ほめ殺しになるとは
以前が異常だっただけか
自分もここで書いてるが、以前の雰囲気ではとてもじゃないが
投稿できなかったぞ。怖くて
>>667 ドキドキ ドキドキ…
O、告白直前だったのね(;_;)
どちらの話も引き込まれるよ。
続きが気になる。
>>669 おっかねえ、泣いちゃいそうだったもんな
今は穏やかになっていい事だ
怖い雰囲気って三年前?
674 :
嵐の前:2009/08/02(日) 00:36:49 ID:YuYh3ZIY
「入れ」
上着を正して居室に入ると、彼女は長椅子に座り、
傍らの椅子に足を伸ばして、読書をしているところだった。
簡素な夜着の上にシルクのナイトガウンを着た姿は、
どこから見ても、美しい青年貴族が就寝前にくつろいでいる姿としか見えなかった。
椅子の上に伸ばした、衣服の合わせ目から見える美しい白い足を除いては。
「そんな格好じゃ、冷えるだろう。まだ夜は寒い。」
「幸いなことにこれがあるのでね。」
彼女は傍らの酒瓶を持ち上げて、片目をつぶってみせた。
「お前こそ、そんな上着なんか着こんで、一体どうした。まだ仕事をしていたのか。」
「まだ起きているようだったから、蝋燭を換えにきた。これが仕事だ。」
「宮廷の奥方や令嬢とは違う。蝋燭くらい自分で換える。」
彼女はこともなげに言い、また読書に戻った。
「お嬢様、お願いがあるのですが。」
「なんだ、そんな言い方をして、やぶから棒に。」彼女は本から目を上げると、
少し怒気を含んだ声音で返答した。
「その唇に、おやすみの口づけをしてもよろしいでしょうか。」
彼女はなにを馬鹿なことを、とでも言いたげな顔つきをしたあと、
笑みを浮かべ、静かに目を閉じた。
彼女の唇から静かに離れたあと、自然と見つめあう。
「お嬢様、もうひとつお願いがあるのですが。」
「次は何だ。」
「あちらの寝台であなたと愛し合いたいのですが。」
あきれたような、気恥ずかしいような、なんともいえない表情をした彼女を見ながら、
彼は長椅子の側にひざまずき、彼女の手を取った。
675 :
嵐の前:2009/08/02(日) 00:45:50 ID:YuYh3ZIY
先ほどとはうって変わった、激しい口づけが繰り返される。
お互いがお互いの唇を、舌を、吸いあって、激しい息遣いが漏れる。
彼は、抱きあいながらも彼女のナイトガウンの帯を衣擦れの音をさせながら片手でほどき、
夜着の前をはだけさせて、彼女の白い乳房に、唇を押し当てる。
もつれ合いながら寝台に倒れこんだときには、
彼女は白い裸身をさらし、黄金の髪を敷布の上に拡げていた。
彼女の身体の上に膝立ちでまたがり、彼女の顔を見下ろしながら、彼は上着を脱ぎ捨て、
従僕としての従順さを表しているかのようなクラヴァートを荒々しく取り去った。
シャツを脱ぎ捨てると、服を脱ぐ手をいったん彼が休めた。
「下は脱がないのか。」
「恥かしがりやなんだ。」
「なら横を向いていてやるから、脱げ。」
寝台に背をつけて彼を見上げていた彼女は、彼の下で身体を横に向けた。
彼は、足で彼女の身体を挟むのをやめると、すばやく下半身を覆っていたものも脱ぎ、
彼女の横を向いた背にぴったりと添うようにして、彼女のとなりに沈み込んだ。
676 :
嵐の前:2009/08/02(日) 00:53:49 ID:YuYh3ZIY
屹立したものが、彼女の腰のあたりに当たる。
後ろから抱きしめると、それはもっと押し付けられ、いっそう硬さを増した。
「やっぱり体が冷えているじゃないか。」
「心が冷えるような本を読んでいたからな。」
言葉を交わしながらも、彼は差し入れた手で、彼女の柔らかな乳房をまさぐり、
乳首をつまみ、指先で転がす。
「今は、そのことを忘れろ。」
そう一言いうと、彼の愛撫に応えて硬くなった乳首への手も休めることなく、
彼女のうなじから肩に、背中に、熱い息とともに彼は口づけを与えた。
冷えていた彼女の体が、ぽっと暖かくなり、白い裸身がほのかに赤く色づいた。
これを待ち焦がれていたかのように、
彼は目の前にあった彼女の背を寝台に押し付け、上に覆いかぶさり、
先ほどまでさんざん指先でもてあそんでいた、乳房の紅色の先端にむしゃぶりついた。
>>676 職人さんGJです。萌えました。会話萌え。
すごいなあ、毎日次々と良作品が舞い降りて来る。
嵐の前と言うタイトルが気になります。
嵐とはあれですか?やはりそうですよね。
続きドキドキしながら待てます。
678 :
嵐の前:2009/08/02(日) 01:05:57 ID:YuYh3ZIY
軽く吸い、舌でべろべろと舐めまわし、音を立ててしゃぶる。
深更の音ひとつない静けさの中で、彼の舌のたてる音だけが、女の吐息に混じって響く。
彼女の普段の服装からは窺い知れない、柔らかいが、適度に張りのある、
彼の手で味わうのにちょうど良い大きさの乳房が、彼の頬に心地よい刺激を与えていた。
彼が身体を起こすと、彼女の身体についた、彼の先端から染み出たものが蝋燭の光を受けて光っていた。
ぼんやりとした眼で見上げる彼女に、彼は笑みを浮かべて「激しかった?」と聞き、
白い乳房についた紅い痕を撫でた。
「お前も人の身体を濡らすな。」と、彼女も笑いながら、
彼の濡れた切っ先を人差し指で軽く撫でる。
彼も負けじと、あふれ出る液でぬるつく彼女の入り口を、
中指で下からなぞりあげ、その指を液にぴちゃぴちゃと浸らせた。
彼女の横に身を横たえ、耳元で「愛しているよ。」とつぶやくと、
その声で彼の方に顔を向けた彼女の唇を奪いながら、指を彼はすばやく彼女の中に入れた。
679 :
嵐の前:2009/08/02(日) 01:08:32 ID:YuYh3ZIY
いきなりの侵入に驚きつつも、そこは拒否することなく、すんなりと彼の指を迎えた。
中は熱い。指を付け根まで入れる。指を軽く回し、内壁を探る。
指でかき回され、彼女はためらいながらも迫り来る快感を受け入れていた。
しびれるような快感に、彼女は堪らず女の声を上げ、身体をよじる。
彼の心は、彼の指にまとわりつく女の熱さで昂ぶり、いっそう激しく指は動いた。
普段の彼女が決してあげることのない、甘く高い、
しかしながら押さえた喘ぎ声が聞こえると、彼女の身体に微かな緊張が走り、
彼は、彼女の奥からの新たな熱いなにかが、自分の指を包むのを感じた。
「気持ちよかった?」
引き抜いた濡れた指を彼女に見せながら、意地悪な問いを彼はする。
自らの流した液体で濡れた太腿をひくひくと震わせながら彼岸から戻った彼女は、
彼の腕をつかむと、寝台に押し倒しすばやく上に覆いかぶさった。
「お前という奴は…。」彼女はつぶやきながら深く熱い口づけを彼に与えた。
唇を離すと、彼の鎖骨を撫でながら、「お前も感じるのだろう?」とささやいて、
厚い胸板に唇をつけ、彼の小さな乳首を舐めた。
680 :
嵐の前:2009/08/02(日) 01:13:13 ID:YuYh3ZIY
男の低い声が、快感を訴える。
彼女の唇は彼の胸をさまよい、だんだんと下に降りて行く。
唇が彼の黒い毛の近くまで到達すると、彼女は頭を上げ、意地悪そうに笑いながら、
屹立した彼のものを手で握り、濡れたその先を舌先で触れた。
「何度見ても、不思議な格好をしたものだな。」彼女はそう言いながら、
すべすべとしたその先端に舌をあてがった。
誇り高く毅然とした、普段は女性であることをその行動にみじんも出さない彼女が、
愛情からとはいえ、従僕である自分の男の部分に、
女性として奉仕をしてくれている。
確かに、愛の行為として彼女にこれを教えたのは自分だが、快楽を男に与えることを躊躇せず、
生来の生真面目さと呑みこみのよさか、こんなにも男の部分を昂ぶらせてくれるとは、
正直彼は予想していなかった。
公式の寵姫というものが先代の国王の御世まで存在していた国家で、
誰も、聖職者でさえもが、教会の定める性のあり方なぞ守ってはいなかったが、
乱れた世を憂うような彼女が、祭壇の前で結婚の誓いをしていない、
今の世ではすることのかなわない自分と愛を交わし、
あまつさえこのような奉仕までもしてくれるということに、言いようのない感情が溢れ、
そして、寝室でのこんな彼女を知るのは自分だけなのだと思うと、
彼は奉仕する彼女の頭を思わず掴み、その腕に力を込めた。
681 :
嵐の前:2009/08/02(日) 01:17:59 ID:YuYh3ZIY
「痛いじゃないか。その腕を頭から離せ。」
「お前の姿が、あんまり美しかったから。」
彼はそう言うと起き上がり、男を愛撫した四つんばいの姿のままの彼女の尻を掴むと、
唾液で濡れた彼のものを彼女に押し当て、そのままゆっくりと中に差し入れた。
先ほど指で愛撫して馴染ませていたそこは、しずしずと彼が押し入るとそのまま彼の形に拡がって、
「温かい。」と彼が我知らずつぶやく声が終わらぬうちに、彼のものをすっぽりと包んだ。
彼の先端が彼女の奥に到達すると、彼女も声を上げた。
彼女の背に自分の胸をつけて彼女を上から抱きしめ、彼はゆるゆると動き始めた。
彼女の乳房を両手で掴み、揉みしだく。
眼の前の彼女の黄金の髪と白い背中に唇を這わす。彼女も少しずつ昂ぶっていく。
彼が耐えきれず、彼女の尻を掴み激しく動くと、下から彼女のきれぎれの嬌声が聞こえ始める。
彼の腰を打ち付ける音と嬌声が、彼女から立ち上る女の匂いが、
白い尻と自分のものを締め付ける彼女の内部が、
彼の五感を刺激し、思わず彼は射精しそうになる。
彼は自分のものを引き抜き、手を添えてなんとか落ち着かせながら、言った。
「お前に導かれたい。」
682 :
嵐の前:2009/08/02(日) 01:26:13 ID:YuYh3ZIY
彼は仰向けになり彼女を上に跨らせ、自分のものを彼女の手に取らせた。
彼女が自分の入り口に彼のものをあてがい、腰を下ろしていく。
膝を敷布につけ、彼の上にぺったりと座り込むと
ぞくぞくとした快感が彼女を襲い、彼女の肌が粟立った。
彼の胸に手をつけ、じわじわと動き出すと、
先ほどは見えなかった彼女の表情が歪むのが、彼にはよく見えた。
自分の動きが自分の快感を増幅し、彼女が激しく動く。彼女の髪がばさばさと音を立てる。
彼も彼女の腰を支え、下から突き上げる。
大声を出さないように、彼女が耐えているのがわかる。
それでも、動きは止まない。
彼は彼女の身体を自分に倒れこませると、揺れる彼女の乳房をしゃぶり、
彼女を激しく攻め立てる。
彼のものを彼女の内壁が激しく締め付け、彼女の背がのけぞり、
またも彼女の肌が粟立ち、高い声が寝台を覆う天蓋に吸い込まれ、
そして、彼も、彼女の中でどくどくと、彼の男の証を放出した。
痙攣のやまない彼女の身体を注意深く自分から引き抜き、優しく横たえると、
傍の水差しの水をひと口飲み、彼女にも口移しで水を飲ませてから、
「素晴らしかった。」と一言彼は言った。
先ほど彼が脱ぎ捨てた上着を見ながら彼女が言う。
「これもお前の仕事なのか?」
「なに莫迦なことを言ってるんだ。そういえば、さっきは何の本を読んでいたんだ。」
「王室と、貴族は滅びると書いてある本だ。」
音ひとつしない静かだった夜に、さきほど降り出した雨が雨音を響かせ、
湿った空気がふたりに近寄ってきていた。
おわり
GJ!
素晴らしい。
エッチでも潔くて積極的なオスカル‥‥萌える‥‥
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
GJ
濃厚なOAごちそうさまでした
乙!
OAはこの力関係が(上下逆転おkみたいな・・・いや体位だけじゃなくて)
ツボなんだ
GJです!
珍しくカッコいいオスカル様のまんまが新鮮でした!
鬼畜職人サマも正座して待ってます。
職人様たちいつもありがとんでつ!
wktkしながら続きを待ってまつ
1つだけつっこみたいんでつが〜
「真夜中の太陽」職人様
マリーさんが王太子妃の時
オスカルはまだ大尉です
王妃になってから大佐(近衛連隊長)に昇進です
細かいこと言ってもめんね
689 :
真夜中の太陽:2009/08/04(火) 11:03:50 ID:TjvkhE8W
>>688 そう言われればそうでしたorz
これでF伯終わりの予定だったので王妃として書いておけばよかったです
すみません(汗
またつっこんでください
>>689 大丈夫ですよ〜。
気にしないで!続き待ってまつ
>>680 >意地悪そうに笑いながら
萌え〜。
GJ!
691 :
悪夢9:2009/08/04(火) 22:57:44 ID:G++j44rD
★集団陵辱注意★
私は、気を失っていたのだと思う。
気が付くと、寝台の上で座らされる格好を取らされていた。
私を背中から抱えた男が、私の口に接吻している。
・・接吻?
この数日、鬼畜共の誰一人として、私にくちびるを合わせる者などいなかった。
彼らの興味は、ただひたすら私を犯すことだけで
彼らの白濁した液をぶちまけることと
彼らのペニスを咥えさせること
それから苦痛に歪む、私の表情を楽しむこと以外には
私の顔を眺める者などいなかったのだ。
・・いや違う。
この狂宴の首謀者だけは、私に幾度か接吻していた。
その最初の夜は、彼は自分を本当に愛してくれていたのだと
錯覚してしまうくらい、それは熱く濃厚な接吻だった。
692 :
悪夢10:2009/08/04(火) 23:02:26 ID:G++j44rD
★集団陵辱注意★
今、私に接吻している男は、間違いなくかつて私の婚約者だった男だが
同時に彼は、この狂った部隊の司令官だった。
彼の舌が、ぬめぬめと私の舌を舐め絡め
後ろから伸ばした手で、乳房を強く揉みしだき
もう片方の手で、大きく開脚させられた中心に
指を激しく出し入れさせて、くちゅくちゅと弄くっている。
残っていたわずかな理性で、逃れようと反射的に体を捩った時
私は私の正面に、支柱に縛り付けられた彼がいることに
初めて気付いた。
「い・・いやぁ・・ぁ・・・!」
私は必死にもがいたが、男はぐっと力を入れて
決して私を放さない。
愛する彼のすぐ前で、裸体どころか乳房や女の秘部の隅々まで
あますことなく晒されて。
私は羞恥で、死んでしまいたいと強く思った。
693 :
悪夢11:2009/08/04(火) 23:12:10 ID:G++j44rD
★集団陵辱注意★
愛する彼は、すっかり大人しくなっていた。
これ以上騒いだら、女を殺すと脅されていたせいもあっただろうが
しかし、かなり暴行を受けた彼には、もう騒ぐ力もなかっただろうし。
それに暴れても叫んでも、どうにもなりはしないことを
身を持って感じたのかもしれない。
彼はただ朦朧と、眼前で四肢を広げる女の姿を見つめていた。
その目は、ただただ辛そうで、この世の終わりを見るような
悲しそうなものだった。
・・もう、だめだ。
こんな風に穢された女を愛せる男は、この世のどこにもいないだろう。
もう二度と、私は彼を愛しているとは言えないし
永久に、私は彼の愛を失ってしまったのだと思うと
もうすっかり枯れてしまっていたはずの涙が
ぼろぼろと、溢れに溢れた。
694 :
悪夢11:2009/08/04(火) 23:28:11 ID:G++j44rD
★集団陵辱注意★
「おい、見てみろ。こいつも、ますます興奮してきやがったぞ」
周りで酒を浴びていた男のひとりが、彼の股間を指差すと
他の男達も一斉に笑った。
耐え切れなくて。
渾身の力を振り絞り、私は後ろの男を遂に突き飛ばしたが
逆に、その反動を利用され、うつ伏せに倒されてしまった私は
愛する彼の膨らんだ股間の真前で、四つん這いにさせられた。
彼のそれは、確かに大きく膨張していた。
当たり前だ。
こんな淫らな光景を、続けて眺めさせれて
なんの変化も起こらない男など、いやしない。
私は咄嗟に目を背けたが、同時に私は後ろから
司令官に激しく突かれた。
男は、実に巧みにリズミカルに私を揺らす。
そのあまりの激しさに、思わず声を上げそうになってしまったが
愛する彼の前で、そんな真似は絶対にしたくない。
目を閉じて、歯を食いしばり、必死に耐える私の髪を
誰かがぐいと持ち上げた。
「こんな生殺し状態じゃ気の毒だ」
今まで見たこともないほど大きなものが
眼前に聳え立っていた。
「伯爵将軍のご令嬢が、従僕に奉仕するっていうのも・・」
下卑た笑いを漏らしながら
私の口は、それを一気に呑み込まされた。
695 :
悪夢13:2009/08/04(火) 23:53:29 ID:G++j44rD
★集団陵辱注意★
口内に無理矢理押し込まされた彼のものは、とても熱く固かった。
そのあまりの大きさゆえに、喉の奥につかえしまい
うっ・・と、吐きそうになってしまう。
愛する彼は、この突然の奴らの愚行に再び猛り狂っている。
しかし、奴らが短剣を突きつけたのは彼ではなく
この私の喉笛だったので、やむなく彼は連中にされるがまま
自分のものを咥えさせられている私を見下ろし
猿轡の隙間から、「すまない」と涙ながらに謝っていた。
私は、そんな彼の心の負担を少しでも軽くしてあげたくて
逆に必死に彼のペニスを丹念に舐め上げた。
こんなことは、なんでもない。
おまえのせいでは決してないし、おまえが気にすることはないのだと
伝えたくて、懸命に舌を動かした。
根元から、高く聳える先端までを舌先で往復する。
垂直に、時には螺旋を描いて上下する。
唾液を絡め、亀頭をぐるりと嘗め回す。
そして、すっぽりと口の中に竿を収めて熱い息を吹きかけながら
更に舌を這い動かすと、耐え切れない彼の吐息が熱く洩れ。
びくびくと、痙攣している彼のそれから
苦い液が、わずかに洩れた。
696 :
悪夢14:2009/08/05(水) 00:09:48 ID:oglxyMLU
★集団陵辱注意★
周りは、しんと静かになった。
すでに射精を終えていた司令官は、私の尻から体を離していたので
私は今、彼と二人だけだった。
最初こそ、無理矢理咥えさせられたペニスだったが
いつの間にか、私にはそれがとても愛しく感じられた。
誰ももう、私の頭を押さえつける者はいなかったが
私は、それをしゃぶることをやめようとはしなかった。
彼のペニスは、もうこれ以上ないというほどに
熱く張り裂けそうだった。
彼はただ、私の中で噴射せぬよう必死に堪えているようだったが
私は初めて、自らの意思で顔を上げ、起き上がり
彼の肩に腕を回し、互いの胸を密着させて抱きつくと。
彼のものを、そろりと自身に引き入れた。
>>696様 乙!です。
いつも続きが気になる〜(ρ_;)
悲惨な場面だけど、オスカルが自発的に動いた所にはちょっと救われた。
でもこの先どうなるんだろう。
698 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:36:36 ID:ywt8Blpu
誰が何だかさっぱりわからん
そうとうヘタ(ry
お疲れ様です
700 :
極秘任務:2009/08/05(水) 06:10:04 ID:gq3W0N+f
このスレに前あります
アントワネット不倫阻止の壮年の士官で
つづき書きます
お目汚しすみまてん
他の作家タマの箸休めに投稿しまつ
「アントワネットさまは…どうか」
行為の前に、任務の成果を報告するように
必ず聞かれる
オスカルは絶え絶えの息のもとに
途切れ途切れに未来の王妃のことを語る
ひとしきり語ったところで
やっと待ちわびた刺激が
足と足の間に与えられ
彼女は我知らず
嬌声をあげた