【アカギ】福本漫画のエロパロ2【カイジ】

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1名無しさん@ピンキー
福本伸行作品のエロパロスレッドです。
銀と金、黒沢、天、辺ちゃん、零と
福本漫画なら何でもOK

前スレ
【アカギ】福本漫画のエロパロ【カイジ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212893735/

2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/

【お願い】
・男×男の小説は801板でお願いします。
・読む人を選ぶSS(特殊なシチュなど)を投下する時には、事前に注意書きをして下さい。
・粘着荒らし・煽りはスルー。
2名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:23:50 ID:IKA9O0A+
>>1
乙……っ!!
3名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:38:03 ID:YbYT/R7D
>>1乙…!圧倒的>>1乙っ…!
4名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 11:44:32 ID:ihhGmuNf
>>1乙だろうがっ……!
5名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 16:39:32 ID:BDxpAGLY
即死回避
6名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 18:10:47 ID:gnh2dig/
職人の降臨を待つ
7名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 01:01:16 ID:6Nw/SiQ9
ざわ・・・ざわ・・・
8名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:02:29 ID:Q7zbkujx
初めてスレを見つけたときは「何この誰特」と思ってたのにっ…!
一気に読んじゃったぜ…
9名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 17:50:29 ID:QV2Ox4/w
前スレは良作揃いだったな
10名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 03:43:20 ID:ZXHP3/Dg
次スレ出来てた!……素晴らしい乙っ…!
前スレで予告した19歳アカギです
アカギ×美心の越境
原作、丁半博打の場面を改変しているので、苦手な方はご注意
11アカギ×美心 「首から上」1/8:2009/03/20(金) 03:44:46 ID:ZXHP3/Dg
「四五の半!」
そうではない。今 賭場に晒されているのは三五の丁。
倉田組の開く丁半博打の賭場で、連戦連勝の青年をこれ以上勝たせない為に、組の壺振り山中が事実を覆したのだ。
青年が今まで勝ち得た大金…その全てを賭けての最後の勝負を、倉田組は最初からまともに行うつもりはなかった。
この事で青年が騒ぎ立てる様なら、暴力で黙らせる気だ。
「ぬかすなっ 丁だ!」
それでも青年アカギはこの一言しかない。
「聞き違いか…この状況で、正常な人間が丁などと口走る筈がない……」
山中の隣に座るこの合力の言葉を、代貸の倉石が嗜める。
「誤解を招く言い方はするなよ。状況だなんだは関係ない。
問題なのは賽の目だけだ。ゴリ押しはいかんぞ客人」
組員達が笑う。「お前以外、この場の人間は全て 半と確認したぞ」と、下卑た哄笑。
「どいつもこいつも…地獄へ落ちやがれ…!」
アカギがいつになく熱く凄む。賭場が凍りついたように静まった。
その静寂を斬り、ゆっくりと山中が言う。
「わかった…お前の思いをくむ事は出来る。丁にしてやる、してやるが…」
「…」
「これから見せる、女を抱け」
「女…」
シャツを着た姿でも、アカギの体躯は立派だと想像はつく。
もしアカギがここでシャツを脱げば、山中の刺青が怯みそうなアカギの総身が現れるだろう。
「その姿を、この本に乗せる。ただし首から下だ。
お前達の…体は申しぶんない。
だが女は顔、お前はその髪。
こんな写真は、まず男が見るもんだ。
見ている男が自己投影出来ないような奇抜な髪色じゃ、物好きにしか喜ばれねぇんだよ」
売れる体の男女が抱き合う、それが被写体。
アカギが女の顔を嫌がれば、賽の目は半で押し切られ、
アカギが女を抱くのなら、倉田組も出目を丁と認める。その代わり写真を撮り、その後アカギを殺すのだろう。
山中は酔い始めている。それは誰の所為なのか
(丁だと言うお前を肯定してやる事は出来る。ただし殺す)
そんな思いを秘める山中の眉を、アカギは見ていた。
12アカギ×美心 「首から上」2/8:2009/03/20(金) 03:46:35 ID:ZXHP3/Dg
「そうか…俺が殺されようと、出目が変わらなければ良い」
(このガキ)
山中の背後の襖が開けられた。その奥に、見事な肢体の女が縛られて座っている。
女の顔は…目元はなかなか可愛い。だがその瞳が潤んでいる。
「あんたどうしてこんな所に居るんだ…」
アカギは女にかまされた猿轡と、縄を解きながら言った。
「人づてで、良い仕事だからって…旅館の仲居してたの。
 でも今思うと美心…騙されたんだわ」
「そんなに人を信用しちゃ駄目さ…」
落ち着いた声と共に、アカギの手が美心の肩に触れる。
「やめて」
「なぜ」
「人が見てるし…本に乗るなんて…」
「顔は写らないんだって」
「それでも…」
「それだけか? 俺がどうしても気に入らないとかはないか」
「こんな時に…相手を気に入るとか、そんな事…」
「関係あるね。いや、それ以外はどうでも良い。
 誰が見ていようとどうだって良い。俺達は俺達」
「……」
「この場は、俺があんたを守るから」
真っ直ぐ迫るアカギに目まいを覚えて、美心はもう何も言えなくなってしまった。
(この場だけ?)
アカギの上半身が迫る度に、美心はそう思った。
(美心を守ってくれるのはこの場だけ?)
自分の図々しさを自覚している美心。しかし言えなかった。
アカギに倒され体勢を崩した時、美心は彼の背に手を絡める。
それは熱く乾いていて、それだけで…美心はもう言葉を紡ぐのをやめた。

倉田組の男達も美心に挑んでいたが、皆失敗している。
漢を売る稼業のヤクザ達が。
そんな倉田組の中、山中だけが美心で勃起する事が出来た。
言うならば、山中は神。誰にも出来ない事をやってのける神であった。
その事に山中は陶酔もし、誇りも感じていた。
が、それ以上の存在は居るのだ。
なんの躊躇いもなく裸足で踏み込める無頼がいる。通常、男の死を連想させる美心抱きに。
13アカギ×美心 「首から上」3/8:2009/03/20(金) 03:48:34 ID:ZXHP3/Dg
アカギの長い指が、美心の胸元を肌蹴させて行く。
(こいつ、本当に)
想像を絶する怪物が今、山中の目の前に居る。
愚弄されている気分。だがどうにもならぬ。
倉田組の広間にただ、アカギの自由だけが広がって行く。
それは際限なくどこまでも、無限に続きそうな気配。
「客人、名前は」
「…赤木しげる」
アカギは眠そうな声で答える。
「その名前覚えておこう…悪いがお前はもう終わりだ。お前は限度を超えちまった」
日本刀が閃き、飛散する赤。
それは処女を散らした美心のものではなかった。
「アカ…」
「大丈夫…こう言う事もある」
そう言って美心を落ち着かせるアカギの、右肩から鮮血が溢れている。
「どこまで嘗めくさるか」
日本刀を握る組員が、アカギの肩を白刃で押さえ付けている。
命乞いもしなければ、助けも求めて来ないアカギが倉田組の刃に斬られていた。
「もう一度だけ聞く。
 お前がこれ以上妙な事をしなければ、これからは何事もなく帰れるんだ
 この賽の目、丁か半か」
山中に取ってはアカギの死よりも、アカギの意志や魂が折れてくれる方が望ましい。
山中が再度確かめに来たのは、丁半の如何ではない。
倉田組を、山中を恐れるか否か。
アカギが死を恐れてくれるか否か。

「仮にこの国…いや、この世界全ての国を支配するような
 そんな怪物…権力者が現れたとしても
 ねじ曲げられねぇんだ。
 自分が死ぬ事と…博打の出た目は
 丁!」

「そうか…なら、イキな!」
14アカギ×美心 「首から上」4/8:2009/03/20(金) 03:51:24 ID:ZXHP3/Dg

開放されたアカギが美心の胸元へ戻って来る。美心でイケる。
「アカギさん!」
熱い渇きを美心で潤そうと、アカギは血と胸で彼女を抱いた。
「この」
アカギを斬った組員が二太刀目を彼に浴びせようとしたが、山中が止める。
「待て、この絵は使える」
山中は狂い始めた。他の誰の所為でもない。アカギによって。

赤く熱い腕が、女の体を快感で震わせる。
美心の白い肌に、アカギの血が多量、汗が数滴零れ落ちた。
アカギの腕の動きは鈍くなりつつある。しかし瞳には、男が女を見るあの色があった。
(ダメ、アカギさん、そんな目だって、生きてるからあるんだもの。今が過ぎたら、無くなるなんてイヤ)
「アカギさん病院に行こう…死んじゃうわ」
美心は悲しそうに声が高くなり、涙を零している。
「良い」
「ダメよ」
「手当てに価値は無い。あんたと比べたら」
美心はこの男の言葉と体温を貰う喜び、快感の為に、この男を死なせて良いものかと悩んだ。
彼女は今まで生きて来て、これほど真剣に何かを考えた事があっただろうか。
血の匂いの中、男女は口付け合った。
アカギの勢いに飲み込まれるように、美心が答える。
アカギの腕は一瞬、傷を忘れたように動き、美心の乳房に触れた。
しかしその一瞬が過ぎてしまえば
「斬れ」
山中の短い声が、その瞬間と重なり響く。
アカギの首と、胴体が切り離されようとするその時、
ヤクザの白刃が畳に突き刺さり、殺戮が止んだ。
不意に訪ねて来た客を追い返す為らしい。
倉田組にしてもこれ以上、この場に新しい人間を招くのはよろしくない。
だが、アカギの事を知る安岡と言う刑事が、稲田組の若頭を連れて乗り込んで来た。
安岡の視線は、血塗れで女の上に重なるアカギを確認。
(え、なんで?)
安岡混乱。
15アカギ×美心 「首から上」5/8:2009/03/20(金) 03:52:53 ID:ZXHP3/Dg
安岡と若頭の仰木が必死に食い下がり、この勝負を目無しにして行く。
アカギの命、つまり、勝負師としての才能、宝が、余りにも惜しいからである。
血塗れの賭場に勇んで乗り込む人間達、ざわめく声。
その中で…
勝負が消えて行くと同時に、アカギの出血と意識がだんだんと薄らいで行った。
彼の手と指が、美心の服から畳へ転がり落ちる。
そして精悍な胴体も青い畳に崩れ落ちた。
アカギの動かない体に、広間はさらにざわめく。
意識不明のアカギと、騒がしく揺れる賭場の中、静かに…
美心へ向かい伸ばされたアカギの指の長い手が、彼女に話かけるように動いて見えた。
(一緒に…いけなかった、ね……)
死も美心も受け入れられるアカギだからこその、無念そうな指先だった。


畳の上で失ったアカギの意識が戻った頃、彼は大きな車の後部座席に仰臥していた。
これから真っ直ぐ病院に向かうのだと、運転席の安岡が言う。
「こちらの仰木さん…倉田組と同じ山東組の傘下、稲田組の若頭さ。
 おかげ様で、連れて来た俺も倉田組と話が出来たわけだ」
勝負を無かった事にし、堅気の市民も警官として保護出来た。
アカギは、間接的にヤクザから美心を守ったと言える。
アカギを追って来た刑事安岡が、あの娘を解放し自由にした。
「なるほど…たまに普通の仕事もしなきゃ、悪徳刑事じゃ居られないか」
と、低い囁きと共に淡い微笑を見せたアカギはもう一度目を閉じた。

16アカギ×美心 「首から上」6/8:2009/03/20(金) 03:56:20 ID:ZXHP3/Dg
「あの倉田組のやり方、お前頭に来たんだろ? そんな狂人と意地を張り合ってどうする。
 クズと心中や、凄い顔の女と売春なんて物になぜ走る。何の意味がある?」
広い病室、見舞い用のイスに掛ける安岡が、ベッドで上体を起こし座るアカギにそう言った。
「無意味に突っ走る事もありますよ…
 あの時はもうそんな気分だった。
 俺は根っこのところが愚かなんでしょう
 死ぬ時には死ねばいいと思う
 相手が狂人だろうとなんだろうと、死ぬ時が来たなら ただ死ねば良い」
「違う」
若頭の仰木がアカギに言った。
「お前のような異才はな…地べたに這う人間など無視しろ。クズに対して命をつぎ込む事はない。
 鬼才であるが故に今まで二流、三流とばかり当たって来て人生に飽く。犬死も構わねぇなんて気になる。
 今のぬるま湯が居た堪れないんだろう。
 お前が望んでいるのは「死」ではなく、常人には触れる事さえ出来ない熱湯のような「生」じゃないのか。
 そんなお前に足る相手、アカギ
 俺は一人知ってるぞ」
仰木はこう言ってアカギを勝負の地に誘いながら…
─死を恐れず、かと言って破滅に酔うのではなく、生き死にの恐怖をまっすぐ見詰めて死んでいける人間─
そこのところがあのご老人には無い、アカギの強みだとも思っていた。
「なるほど…ぶつけようって言うんだ。その足る相手って言うのに俺を。
 高レートの麻雀だろ」
安岡がそのアカギに続いて言う
「今回は単なる金儲けじゃない。
 相手の老人は今噂の吸血鬼。人殺しだ。これは狩りでもある。
 この狂人を止められるのはお前だけだ。狩れ、アカギ」
歪んでいながらも、安岡の刑事らしい面が顔を出す。そして刑事はさらに、
「倉田組では、お前も走り過ぎたところがあるな。らしくない。
 自分と無関係で無害な人間に、自分との売春を強要したそうじゃないか」
「あぁ、あれは…あの女と俺は…」
(首から上が使えないんだって。
あの人、あんなところに一人ぼっちで居たからさ…俺くらい居ても)
「フフ…あれは俺の女さ」

17アカギ×美心 「首から上」7/8:2009/03/20(金) 03:58:21 ID:ZXHP3/Dg
もう患者に見えない立派な姿勢のアカギが、病室を出る為に鞄を持ち上げている。
倉田組でのあの娘は、あんな場所で良く喜んでくれたように思う。
男の血に塗れ、ヤクザに囲まれて。
(俺はいつでもあんな派手なわけじゃないさ。
 だからあんたが派手好みなら、ずっとは応じて行けないかもな)
「美心を守ってくれるのはこの場だけ?」
「あんたの方から俺を探し当てる事が出来たら、ずっと守ってやらないでもない」
そんな会話はなかった。
だが美心の問いが存在したならアカギはそう言い返し、取り決めただろうか。
お互いに取って無理難題。狂気の約束を。
アカギがあの賭場で美心に言った「この場は、俺があんたを守る」とは、
「体や心に傷を付ける事無く、彼女を無事に倉田組から救い出す」約束だったのか
ここで一緒に死のうと言ったような、彼女を孤独から救う誘惑だったのか
(じゃあな、俺は行くぜ)
病室の窓から無人の庭を眺めていたアカギが、その日の光に背を向け勝負の地へと歩き出した。

アカギが病室を出て、病院の裏口から静かに退院した時、
大きな庭を通り、表口から病院内に走り込む若い娘があった。
娘はアカギの病室を訪ねるが、もうベッドの名札に赤木の文字はない。
この乳房に落ちた、アカギの汗と血。
あの熱い背だけで、どうして彼を受け入れ許したのか
(だって…いい子いい子したかったんだもの。かわいいアカギさん
 良い人…アカギさん。…美心が欲しいのね。欲しかったのね)
そう思い至ると、これが嘘だろうと妄想だろうと、美心は涙が止まらなかった。
(あげたかったの…)
アカギが使っていたシーツを、美心が涙で濡らす。

こんな美心は、アカギの次にベッドを使う事になる青年に気付かないかも知れない。
背は高いが十人並みの容貌で、アカギと反対色の黒髪の青年。
生きるために自分の耳を刈り、前向きに胸を張るために指を失くした青年に。

18アカギ×美心 「首から上」8/8:2009/03/20(金) 04:02:16 ID:ZXHP3/Dg
美心はアカギを愛し始めたようだが、そのきっかけはアカギの方にある。
美心はアカギに奪われた。
誰も持っていないような彼の鋭い牙で心を噛み千切られ、持ち去られたような感覚。
人の心を持ち去り、喰らう。いつの時代のアカギにもその能力はある。
ただし、それを箸に乗せても19歳のアカギはそのまま放置するか、ただ見ているだけ。
口にすればそのふぐ刺し以上の旨味に、13歳の頃から気付いていた筈なのに。
他人の心を手に取っては、飲み込まない今の生き方を切り替え、青年期を過ぎても生きて居られるだろうか。
アカギの「19歳」は自分の時間。プライベートな時期だった。
その溢れる若さも手伝って、誰も彼に触れられない。
渇き、飢え餓(かつ)えても、死ぬ時が来たら、死ぬまで。


これからアカギが向かう鷲巣邸の周辺は、大雨が続いていると言う。
倉田組のあった千葉では(雨ってどんな感じだっけ…)とアカギが忘れる程だったのに。
アカギは汽車に乗り、東京へ向かっていた。
(あんたも俺も、首から上は使えないって。
 存在するだけで普通から外されたはぐれ者…)
汽車の中、アカギはもう名前も覚えていない女の事を少し思い出していたが、
しばらくするとその美心の事は忘れて、対戦相手の老人を想像し出した。
アカギを乗せた汽車が晴れたレールの上を行き、
その車輪が長いトンネルを駆け抜けた時、鳴り止まない風と雨が彼を待っている。


19名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:18:38 ID:gZfBA6BD
おお、新作来てたのか!GJ!!
こう言うシチュエーションもいいね
妙に興奮したよ
書き慣れている感じだな
20名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:39:58 ID:yPd3X3cQ

アカギかっこいいな・・・
美心も可愛い
21名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 06:16:47 ID:lv3D7ARM
乙…っ!
22名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 16:09:02 ID:fY4H+wtX
新スレ一発目乙……!
アカギいい漢だ
23名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:28:16 ID:0l593Bq9
ざわ……ざわ……
24名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 01:38:08 ID:vPUndr7P
前スレのSSも保管庫に無事収録されましたな。
最新のまで入ってたのには驚いた。管理人さん仕事早ェ!
25名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 02:03:12 ID:pXwZ/Fmz
保管人さんありがとう!
26名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 01:35:16 ID:i+3vXbFL
零のエロパロが読みたい
27名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 01:44:55 ID:zXeJejtN
零に女キャラいたっけ?財前×愛人くらい?
中学校時代で妄想するとかか?
28名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 08:26:15 ID:AOIq97Zl
笑いが止まらんwww

あと、零って童貞っぽい
29名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 08:48:26 ID:2MAJqRXj
カイジはともかく零が道程はねーよ
30名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 14:45:50 ID:y8f4m0KL
年齢的におかしくないと思うが
31名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:06:58 ID:hcKxHmtX
零と鏖の魔女とか
32名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 00:08:12 ID:i+3vXbFL
それいいな
33名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:53:17 ID:wU9Fp00M
>>31 >>32
いやいやいやww
鉄の固まりのどこにちんこさすんだよw
34名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 02:13:22 ID:t2vPQ/Sg
鏖の魔女に集団ぶっかけレイプ!
35名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 03:10:28 ID:WnmBkl7c
>>31
まぁダッチワイフに見えない事も無いわな…無いか
36名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 15:58:35 ID:evJcW3YY
福本漫画は相手になる女がいないから困るな…
37名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:36:51 ID:J1oVjXKg
監視カメラから室内の様子を見ている魔女が零の侠気に一目惚れ
(あの人に抱かれたい…でも会いにはいけないっ…)

なんとか考えようとした結果がこれだよ!!!
38名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:44:32 ID:lUqHTWhl
魔女が擬人化、手紙かいてる人、そのままダッチワイフ式に…、
全然考え付かん、しかも真ん中は男かもしれないし…。
39名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 08:12:39 ID:Vqb7K30a
零って17歳でしたっけ
40名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 18:31:05 ID:W9jha9+x
確か高校二年だよな
41名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 21:52:55 ID:pZhx14iC
妄想とか夢オチで零が魔女たちに襲われるとかさ
42名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 16:18:24 ID:/pH6e17x
>>31
お前天才だな!!
43名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 08:37:45 ID:9ZbygIO9
エロパロだから何でもアリだな
44名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:57:00 ID:zSk2NoXj
やれやれだぜ……
45名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:57:57 ID:zSk2NoXj
あ、ごめん間違えた
46名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 12:54:28 ID:MBV7jv3b
新作を待ちながら…
保守っ…!
47名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 00:54:17 ID:WLgCCXVn
>>45
ジョジョのスレと間違えたのかい?
48名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 03:47:51 ID:y3AObeEg
SSスレ保管庫に飛べない、なんでだろ?ふぉーびどん…
49名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 12:35:14 ID:/OCfGYVg
コピペしたかい?
50名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 02:15:57 ID:1W3+iJRd
>>49
見れた見れた!ありがとうございますた。

…さて、ちょっとエロSS投下してみる。
長くなっちまったけど、前編でいまだエロの片鱗も見えないけど、
頑張ってエロシチュの後編も書くからごめんな…!
51カイジVSバニー(前編)1/15:2009/03/31(火) 02:18:00 ID:1W3+iJRd

カイジVSバニー(前編)


今、カイジには流れがある…!
どこどこまでもツく、そんな流れの中にある…!  …はずだった。
現実は非情である。

「ぐっ…!ぐっ…!」
カイジは大勢のカジノ客に見守られる中、床の上でジタ…ジタ… していた。
ワインまみれで。



時は1996年、秋。
希望の船を降り、絶望の城を生き延びたカイジだが、手の中に残るは未来ではなく、借金…!
一円も払わず逃亡したから、法外な利子のオマケがついて今どんな額になっているか想像もしたくない。

だが、カイジはただ逃げているわけじゃあなかった。各地を放浪しながらも、求めるはギャンブル…!
今日も、スズメの涙ほどの元手からパチスロに挑み、連勝…!
一気に100万ほどの金を得る。
だが、ここで満足はしない。元々、パチスロのためにこのカジノに来たわけではなかった。
ここでは他に一風変わったギャンブルをやっている、というのを風の噂で聞きつけてやってきたのだ。

うまくいけばこの金を…数百万…!いや、数千万…!
そうすれば脱出できる… この逃亡生活からっ…!
52カイジVSバニー(前編)2/15:2009/03/31(火) 02:19:00 ID:1W3+iJRd

さて、そのギャンブルというのはあまりに珍しいギャンブル。
サーカスでピエロがやるような、玉乗りである。
客の一名、挑戦者と、そのカジノの看板娘、バニーちゃんとが舞台の上で一騎うち。
そして、他の客はどちらが勝つかを賭けるのである。

どちらが勝つかを賭ける側、観客側は、カジノに一勝負ごとに500円の券を買い、参加料の2割はカジノの利益。
残りを、どちらが勝つか当てたほうの観客側が、人数分頭割りするのである。
カジノにとって相当うま味のある話である。
客にとっては勝っても赤字になることがよくある。…だが、このギャンブルは人気があった。

挑戦者と、カジノの看板娘バニーちゃんとでは玉乗りの経験差で圧倒的にバニーちゃん有利。
だから、大多数の者がバニーちゃんに賭ける。当然配当は低い。
だが、いつもバニーちゃんが勝つとは限らなかった。時折バニーちゃんは負けてくれるのである。
そんなとき挑戦者に大穴狙いで張ったものは相応の大金が一度で転がり込む。
カジノとの駆け引きもあって、なかなか面白いギャンブルであった。

ただ、実際はギャンブルとしてより、「バニーちゃんの玉乗り」そのものに人気があるのだった。
だから観客も多少負けても、大した金額を勝てなくても、エンターテイメントとして見ているのであった。


その「玉乗り」の演目が始まる数分前。
ざわ…ざわ…とざわめく会場の中に、カイジはいた。
他の客が談笑し、スケベな笑みを浮かべる中、カイジは一人真剣な面持ちでまだ光の当たらぬ舞台を見据えていた。

ふっと会場内の電気が消え、辺りは暗くなる。ざわめいていた会場内が少し静かになる。
それは、唐突に始まった。
53カイジVSバニー(前編)3/15:2009/03/31(火) 02:20:01 ID:1W3+iJRd

「はぁ〜〜〜いっ!」
急に舞台の照明がつき、マイクを通した女の甲高い声が響き渡る。
「みなさまっ、お待たせしました!バニーちゃんの玉乗りの時間だよっ…!今夜も楽しんでいってねっ!」

舞台の真ん中でスポットライトを浴び、バニーちゃんが登場する。
観客の中からオオオ…!という歓声が上がる。横にいた奴がいきなり吼えたのでカイジはびっくりした。
(なんだこの空気っ…まるでアイドルかなんかのおっかけみたいだな…)

「ではでは、さっそく今日の私のお相手を決めたいと思いま〜っす♪」
長いウェーブの髪を揺らしながら、バニーちゃんは元気よく叫ぶ。
「参加したい人っ…!手を上げて〜…!」

大勢の手が上がりそうなもんだが、これが意外と少ない。
なぜなら、舞台に上がり、バニーちゃんと戦うのもギャンブル。賭け金の最低ラインは10万。
一勝負につき500円の券に比べれば相当な賭け金である。
その上相手は毎日のように玉乗りをこなしているバニーちゃん。

…だが、勝てば張った額と同じ額をカジノから受け取ることができる。つまり10万張って、勝ったら10万もらえる。
観客側だと、バニーちゃんの券を買っていた場合、当てても得られるのは数百円。これは大きい。
だが、よっぽど平衡感覚に自信がない限り、勝つのは難しい。
それに、バニーちゃんがたまに負けてあげるのはカジノの都合である。たまに負けないとさすがにこのギャンブルは成り立たない。
カジノの都合、つまり八百長。挑戦者がいないときはサクラさえ紛れ込んでいる。
だが、観客はそれも暗黙の了解というか、織り込み済みで楽しんでいるのだ。
玉乗りをするときには、ワイングラスを並べたお盆を両手に持ち、直径が足のひざの位置まであるような大きい玉の上でする。
けっこう、というか相当難しい。
たいがい挑戦者が負けるのだが、たまにバニーちゃんが負ける。
派手に転び、頭からワインを浴びてびしょぬれになったバニーちゃんが、「もぅ…最悪ぅ…!」とムクれて見せるのはとってもエロい。
彼らはそれが見たくて…見たくって…こうして観客となってせまい会場にひしめいているのだった。
54カイジVSバニー(前編)4/15:2009/03/31(火) 02:20:41 ID:1W3+iJRd

最初の挑戦者が決まり、カジノ側に10万を渡して舞台に立つ。
挑戦者とバニーちゃん、双方両手にワイングラスをたくさん載せた盆を持ち、玉乗りの玉に上がるための脚立に昇る。
玉の上に両者が立ち、脚立と玉を支える固定具を取り外される。その直後、軽快な音楽とともに、スタート!
観客から思い思いに応援の声がかかる。
「いけっ、ふんばれ…!」「バニーちゃん、頑張れ…!」「わっしょい、わっしょい…!」

「あわっ、あわわわ…」これは挑戦者の声。数秒でもうフラフラしている。
「やっ…ちょっと…!んっ…!」これはバニーちゃんの声。

「うわあっ…!」
一分ももたず、挑戦者は玉から転がり落ちてしまった。哀れ挑戦者に降り注ぐワイングラス。赤い雨。
「やった、勝ったぁ!」
ハイヒールにもかかわらず抜群のバランス感覚で、バニーちゃんは玉からすとんと飛び降り、喜んで見せた。
床の上にへばった挑戦者は力なく、しかしどこか幸せそうであった。…こういう楽しみ方をする者も、中にはいる。

カイジはその様子を真剣に見つめていた。バニーちゃんの豊かなボディライン…ではなく、
玉乗りをしているバニーちゃんの足と、乗っている玉。

(バニー側の玉の底に重りを仕込んでるな…そりゃあ安定もするさ。
ただ、よろける演技もしなきゃならないから、まるっきり安定しているわけじゃない。
挑戦者の玉のほうには、何か不利になるような仕掛けがあるかと思ったけど…こうして見たところ、ないみたいだ。
なら勝機はあるか…?)

カイジがこの場にいるのは、挑戦するため。観客として小銭を得るためではない。
だが、しばらくは「見」に回る。

その後、3回の勝負を見ながら、挑戦者を観察していたカイジは、多少コツらしきものをつかむ。
要はできるだけ動かないようにすればいいのだ。動けば動くほど重心がブレて倒れやすくなる。
…当たり前の話だが。その「動かないようにする」足の置き方を工夫する挑戦者も中にはいて、
今玉乗りをしている挑戦者がそうであった。カイジはそれをしっかりと観察した。
55カイジVSバニー(前編)5/15:2009/03/31(火) 02:21:24 ID:1W3+iJRd

「…あっ、わっ、嘘、駄目ダメダメえっ…!」
バニーが派手に転ぶ。飛散するワインのしずく。

「…んもうっ、最悪ぅ〜…!」
全身ワインまみれになったバニーちゃんが体をそらせる。ヒューヒューとはやし立てる声。
それに思わず見とれた挑戦者までも、集中を欠いたおかげで派手にすっ転ぶ。
「あっ、転んだ!両方とも転ぶのは引き分けよっ…!」
バニーちゃんが愉快そうに笑い、挑戦者は悔しそうにがっくりとうなだれた。

「…はぁ〜〜〜い!次に挑戦したいヒトは誰かなっ?
体べちょべちょになっちゃったし、もう今日はこれで最後にしよおかなっ…」

数人の手が上がった。バニーちゃんは適当に前のほうにいた観客の一人を指名しようとし…

「100万だっ…!」

観客の真ん中から大きな声が上がった。
「100万賭けるっ…!」
カイジは出来る限りの大声で叫んだ。今が機だっ…!絶好の機…!

バニーちゃんは目を丸くし、ふっと舞台袖を見る。いつもの挑戦者はたいてい10万。その十倍を賭けようというのだ。
舞台袖からは「受けてやれ」の合図。バニーちゃんはそれに頷く代わりに瞬きの合図で返した。
「オッケイ、じゃああなたに決めた!」
56カイジVSバニー(前編)6/15:2009/03/31(火) 02:22:13 ID:1W3+iJRd

舞台に上がると、スポットライトがやたらまぶしい。
「100万なんてすごいねっ…!お兄さん、自信の程は?」
バニーちゃんがこちらに笑顔を振りまきながらマイクを差し出してくる。
「…それなりに」
カイジは無愛想に答える。思っていた以上に居心地が悪い。
ただ、観客席が暗くてよく見えないので、大勢の視線はそんなに気にならなかった。

ワインに塗れた玉が綺麗に拭かれ、脚立と固定具とともにカイジの前に用意された。
脚立を上がる前にワイングラスがぎっしり並べられたお盆を両手に持たされる。
左手に盆が載せられるとき、カイジは僅かに眉をひそめた。
カイジの両手には今手袋がはまっている。左手の指は、数ヶ月前「絶望の城」で落とされた。
今は手術でくっついてはいるものの、まだうまく動かせない。無理に動かすと、まだ痛みもある。

舞台に上がる直前、手袋を嵌めていることについてカジノの店員に聞かれた。
店員は、手に何か仕掛けを隠してあるのでがないかと疑ったからだ。
カイジは手袋を外し、巻かれていた包帯も一部外して見せた。怪我の保護のために手袋を嵌めていると。
店員はそれで納得し、手袋を許可した。

手袋自体は追求されず、手袋の内側に磁石を貼り付けてあることにも気づかれなかった。
ワイングラスの載った盆は金属製の盆に載っている。これが磁石で固定できるのとできないのでは天地の差…!

問題は玉の方。空気で膨れた風船。これはなんとかふんばるしかない。
ゆっくりと片足を伸ばし、風船の重心をさぐりながら足に体重をかけていく。

準備ができたところで、玉の固定具が外されていく。軽快な音楽が鳴り響く。
始まったっ…!
57カイジVSバニー(前編)7/15:2009/03/31(火) 02:22:55 ID:1W3+iJRd

「きゃっ…!わっ!うわわっ…!」
バニーの高い声が真横で聞こえる。観客のためによろける演技をやっているのだろう。
カイジのほうは、黙ったまま、両手にワイングラスの盆を支え、少し膝を落とした姿勢を崩さない。
両足をただ横に広げるのではなく、右足を少し前に出し、左足を後ろにずらして踏ん張っていた。
こうすれば左右の揺れはない。前後の揺れだけに気をつけていればいい。

こんなの…!「あの時」に比べればどうってことねえっ…!
形状も高さもずいぶん違うが、足場の悪いところで体を安定させるという部分では同じだ。
命懸けで細い鉄骨を渡らされた…あのときと。
体の重心を意識して動かない…あとは、いつまで集中し続けていられるか…

ざわ…ざわ…
会場の空気が変わる。5分たっても勝負がつかないことなんて珍しい。
「あの挑戦者、スゲエな…」
「オレ、今回挑戦者のほうに賭けてみたんだ。こりゃあひょっとするとひょっとするぜ」
少しずつ歓声が大きくなっていく。囃す者、からかう者。応援する者。

「おいっ、とっとと落ちろ…!」「いいぞー!」「頑張れ兄さん!」

カイジは会場の空気が少しずつ変わっていくのを感じながら、内心ほくそ笑んだ。
(いいぞ…この流れなら…!)

もう玉乗りを始めてから7分…バニーは演技をやめて玉乗りに集中している。
カイジと違い、今日はもう何度も玉乗りをしているのだ、疲労が足に来る。
まして、ハンデ(玉の中に重りを入れ安定させる)があるといっても、ハイヒールでの玉乗りはいくら慣れているとは言えきつい。
それに、今まで5分以上玉に載っていられた挑戦者者はほとんどいない。
そこまで長丁場にならずとも勝ってこれたのだ。今までは。
58カイジVSバニー(前編)8/15:2009/03/31(火) 02:23:34 ID:1W3+iJRd

(もういいかなぁ…?100負けても、今日のノルマ分から見たらなんとかプラスだし…)
そう思い、舞台袖に目線を送る。舞台袖も、少し迷った風を見せたあと合図を送った。

とたんに「きゃっ!うわあっ…!」と言いながら派手に転ぶバニー。またも降り注ぐワインのシャワー。
「ああっ…もう、今日は二回も負けちゃうなんて最悪ぅ…!」
お決まりのセリフを口にしなだら観客にアピールする。二度目のサービスに喜ぶ観客。

「あなた、すごいわねっ…!サーカスに入れちゃうんじゃない?
すごくいい勝負ができたわっ…!ありがとう…!」

と、まだ玉の上に立って動かないカイジに向かってマイクを向ける。
バニーは、飛び降りるタイミングを見計らっているのだと思っていた。ここで転んだら引き分けになってしまう。

「…まだだっ…」
カイジは玉の上で、低くつぶやいた。

「…え?」
「今戻ってきた100万と…、勝った100万…、200万を賭けてもう一勝負…!
倍プッシュ…!」

そのとき、会場が沸きあがった。
「おお、なんだかわかんねぇがすげえぞ、これ…!」
「今までになかった展開だなっ…!」

バニー、困惑…!
「ええぇ?で、でももうちょっと疲れちゃったっていうか…」
「そう言わずに、もう一勝負…!」
59カイジVSバニー(前編)9/15:2009/03/31(火) 02:24:29 ID:1W3+iJRd

会場もさらに盛り上がりを見せる。
観客にとって普段のバニーの圧勝…お決まりのパターンは…少し飽きてきていたのかもしれない。
「バニーちゃん!リベンジしてやれ!」「そうだっ…次こそそいつの鼻明かしてやれっ…!」

…さすがにカジノ側も幕を引くわけに行かず、あえて祭りの様相を呈してきた会場をあおるようにとバニーに支持する。
しかし、バニーには不安があった。
ここで、多少強引にでも終わっておかなければいけないんじゃないかという予感が…。


カイジは玉に載ったまま、バニーは脚立に昇り、玉に乗り直して、再戦開始…!
そして、5分が過ぎた。相変わらず、ほんの少し揺れる以外は、カイジに動く気配なし…!
足のポジションが、思いのほか上手く安定していたのである。
あとは体力勝負…!カイジの額には脂汗が浮かんできた。
カイジはスターサイドホテルでの経験を思い出していた。足の下は…地面は74メートル先…!
落ちたら…体の安定を失ったら… 死ぬっ…!!

一人がまん大会をやっているカイジの横で、バニーは戸惑っていた。
玉乗り自体は毎日やっていることなので、疲れはしても別段どうってことない。ただ、これ以上長引くと辛い。
ふと舞台袖に目をやると、舞台袖からはある暗号での合図。
バニーは瞬きで頷くと、少し悪戯っぽい笑みを浮かべた。

カイジの体に、下からいきなり振動が来た。
(うおっ…!?)

舞台の真下から、店員の一人が太い棒でつついているのだ。
カイジの玉乗りをやっている場所、その真下の一部分だけ床が薄くできている。
そこをつっつけば、玉を通して体に振動が来る。
軽快な音楽のおかげで、床をつつく音は会場までには聞こえない。


「う、うわっ、うわっ…!」
カイジは慌ててブレた体を元に戻そうとする。慌てるほど体は揺れ、重心からずれていく。
さっきまでの挑戦者のように、体が揺れるたびに悲鳴をあげてしまう。
60カイジVSバニー(前編)10/15:2009/03/31(火) 02:25:26 ID:1W3+iJRd

(フフフ、いい気味っ…!早くすっ転んじゃってねっ…!)
カイジの慌てぶりにあわせるように、バニーも、演技の悲鳴を上げ始めた。
「うわっ、ああっ、きゃあっ!」

しかし、カイジ、転ばない…!惜しいところで転ばない…!てこでも転ばない…!
カイジが電流鉄骨渡りで生き残った理由は、常人離れした平衡感覚のおかげのような気がする。アニメ見てると。

(大きく戻しちゃ駄目だっ…!振り子の要領で…少しずつ…少しずつ戻すんだっ…!)
なんだかんだで元のポジションに戻っちゃったカイジ。
下から一生懸命つつくも、玉を大きく動かすには至らず。床の下の人涙目。

(ちょっと…アイツなんで転ばないのよっ…!)
バニーは愕然として演技も忘れてしまう。

その頃カイジも何故か涙目になっていた。イメージは、50億人の孤独あたりにまで移行していた。
(人間が希望そのものっ…!)
もうなんだか負ける気がしない。

(もうやだっ…疲れた…こんなの玉乗りじゃないよっ…!)
ふ、とバニーが気を緩めたそのとき、足がポジションからずるっと滑った。

「はぁ…もう限界…」
床に座り込んだバニーがため息をつく。
(もう一勝負、なんて言い出さないでよね…!もう動けないの、わかるでしょ…!)

「もう一勝負…!」
声が響き、バニーの肩がびくっと震える。

「今こっちが得た400万をサシ馬に乗せて、もうひと勝負…!」
「ば、バカ言わないでよっ…!もうつきあってらんないよ!」
バニーが大声で言い返す。
61カイジVSバニー(前編)10/15:2009/03/31(火) 02:26:05 ID:1W3+iJRd

「堅いこと言わず…次で最後にするからっ…!頼むっ…!」
「駄々こねたって駄目っ…!」
「そこまで勝っとかないと、借金がなくならねえんだっ…!」
「知るかっ…!そんなのっ…!」

ざわ…ざわ…  観客がざわめきだす。
「すげえ…すげえよあの人…!」「次勝ったら800万…!?」
おおおおおおっ、と会場が盛り上がる。

「さっきよろけてたし、いいとこまで追い詰めてんじゃね?再戦するんじゃね?」
「何言ってんだよ、これ以上はバニーちゃんがかわいそうだろ…!」
「どうするんだ?受けるのか?受けないのか?この挑戦…!」
「クク…だが関係ねえな、オレには…!」

色々な言葉が交差する中、結局、カジノ側の結論は再戦…!
400万をサシ馬に載せてもう一勝負…!最後の大勝負…!
再戦開始直前に売られる券、ここへ来て挑戦者の券の購入がバニーの券を上回ったっ…!

三度バニーの元に脚立が運ばれる。脚立を運んで来たのはカジノのオーナー直属の上司。
そっとバニーに何事か耳打ちし、舞台袖に下がる。バニーの顔は蒼白になっていた。
カイジは見てしまった、バニーのその顔を。


バニーにはもう、演技をやる余裕など全く残っていなかった。
いつの間にか引きずり込まれていた…カイジのギャンブルに…!

バニーは経験から体得していた足のポジションを崩さないよう、体を揺らさないよう集中していた。
結果、どちらも物言わず動かない、静かな勝負。
会場もいつの間にか静まり返っていた。いつもと違う、異様な雰囲気…
普段の楽しげな空気は奪い去られていた…!
62カイジVSバニー(前編)12/15:2009/03/31(火) 02:27:39 ID:1W3+iJRd

(何で…なんでよ…!楽しくやってたのに…うまくいってたのに…コイツのせいでぶち壊し…!)
バニーは必死に足元に集中していた。
この勝負に負けたら、800万の借金を自分が背負わなければならない。
気を抜いたら一瞬で地獄…!


その頃、床下で頑張っていた店員Aが、タバコをふかしていた。
(どーしたもんかなーこれ…)
あんだけつついて倒れる音がしないなんてどうかしてる。
(最後に一回だけやっとくか…)
どうせ無理だろうけど、最後に渾身の一撃。ちょっと音が大きくても今の会場の喧騒じゃ大丈夫だろ。
くらえ…名もないオレの一撃…圧倒的一撃…!!

ガ二ッ…!

ドニッ…!

(ん?あれ?今頭上で音がしなかった…?)



カイジは顔から床にダイブしていた。
みるみる広がる赤い水溜り…血ではなく、ただのワインである。

あっけない最後に会場全体が静まり返った。
バニーは慌てて玉から飛び降りる。少々よろけたが、なんとか倒れずにすんだ。
つまり…

「わ…私の勝ちっ…!」
静まり返った会場は、バニーのガッツポーズとともに大きく沸き立った。
63カイジVSバニー(前編)13/15:2009/03/31(火) 02:28:40 ID:1W3+iJRd

カイジが倒れた理由…
それは、察してしまったこと。
自分が勝ってしまえば、このバニーがきっと借金を背負わされる…!

鉄骨渡りのイメージによって異様に集中していたカイジは、それに気がついて揺れた…!心が…!
このカジノは多くの人間から搾取しているから、その中で数百万勝っても別にかまわないだろう、なんて思っていた。
その一端を担っているバニーと戦っても、大したダメージじゃないと。
でも、気づいてしまった。バニーもまた、使い捨てられるコマの一つに過ぎないのだと。
使い捨てられる。誰かの養分…!
その上、今の自分と同じ境遇に落とすところなのだ。このオレが…!

一方で、自分をこう叱咤する声が聞える。
何甘いこと言ってやがるっ…!
この世は落とすか落とされるか、落とさなきゃ自分が落ちるんだ…!

カイジの中に生まれた葛藤…!
そうやってできた心の隙…そのとき、不意に大きな衝撃が床から伝わる…!

ドニッ…!

こうして集中力が途切れたカイジはあっけなく顔から床にダイブする羽目になったのだ。

「ぐっ…!ぐっ…」 ジタ…ジタ…
敗因は甘さ…!非情になりきれなかった己の甘さ…!またも取りこぼしてしまった…勝利を…!大金を…!
猛省…!


カイジはヨロヨロと会場の外に出る。
パチスロで奇跡のような連勝をし、100万まで積み上げた金を元手に400万を賭けるまでに至った。
それが今はゼロ…。全くの素寒貧…。
天国から一気に地獄…!ぐっ…涙が出るっ…!
64カイジVSバニー(前編)14/15:2009/03/31(火) 02:30:12 ID:1W3+iJRd

頭からかぶった酒のせいで体中がべたべたする。
この寒い中、公園で水浴びするのか……寒い…本当に…いろんな意味で…!

不意に後ろから袖が引っ張られる。
「?」
驚いて振り返ると、そこにいたのはバニー。
「シッ」
人差し指を口にあて、カイジの腕をつかんだまま会場の脇へ移動する。
路地裏を進んでいくと、カジノの裏手に小さな離れがあった。
入れ、とバニーが仕草で促すので恐る恐る部屋の中に入る。中はワンルームマンションのような簡素な作りの部屋だった。
扉を閉めて、バニーが口を開く。

「お風呂入りたくない?」
「はあ…?」
「ワインまみれで気持ち悪くないの?」
「…そりゃ、まあ…」
「服も洗ったげる」
「………なんで?」
「服も気持ち悪くない?」
「いや、そうじゃなくて、その…」

なんで親切にしてくれるのか全く心当たりがない。わからない。理解不能…!
罠かも知れない。さっきの仕返しにいじわるされるのかも知れない。そうに決まってる。

「あー気持ち悪い」
バニーはそう言うと、いきなり目の前でバニーの衣装を脱ぎ始めた。
前置きなく目に飛び込んでくる上半身裸の姿。
「う、うわああっ!」
カイジは慌てて背中を向ける。
「なに?さっきの舞台では目ギラギラさせてたくせに、今は別人みたいだね」
バニーは特に気にする風でもなく後ろでごそごそしている。
ちょっとは気にしろっ…!
65カイジVSバニー(前編)15/15:2009/03/31(火) 02:31:06 ID:1W3+iJRd

「先入っていいよ、お風呂、その目の前のドア開けて」
「……はあ…」
「心配しなくても覗かないから」
後ろでクスクス笑うのが聞える。何で自分が覗かれるほうなのか?わからん…全く意味不明…!

とりあえずシャワーを浴びられるのは有難かった。
察するに、このワンルームはバニーの控え室か何かなのだろう。
簡易ベッドと、開きかけのクローゼットからきわどい衣装が色々見え隠れしていた。
それにしても何でこんなに親切なのか。まあいいや…あとで直接聞こ…

風呂場から出てきたら脱衣所にバスタオルが置いてあった。有難く使う。
……服がない。そういや洗ってあげるといわれたのだった。
………今どうしよう。とりあえずバスタオルを腰に巻く。風呂場をバニーが使えるように交代しなければ。
…………向こうは全裸じゃないか…?

ああ、考えてもしょうがない、向こうが恥ずかしがってないんだから別にもういいんじゃないだろうか。
そう思いながらもこわごわドアを開ける。室内にバニーがいない。
とりあえず脱衣所から抜け出し、部屋の中に戻る。しかし落ち着かない。
しばらくそわ…そわ…とうろついていたが、こうしていても仕方ないので部屋の隅っこに座る。
ガチャ、と外に通じるほうのドアが開き、バニーが戻ってきた。
外に行っていたのでさすがに裸ではなく、ラフな部屋着を着ていた。ホッとする。
「あの…」
「あなたの服、洗濯機に入れてきたよ」
「ああ…ありがとう…」
「………」
バニーがやたらこっちをじろじろ見てくるのが気になる。
「……何?」
「その肩の…」
「………………」
「なんでもない、お風呂入るね」
そう言ってバニーは風呂場のドアを閉めた。

前編 おわり
66名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 20:28:26 ID:Hs/EZeuf
バニーもカイジもかわいいなw
67名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 00:24:59 ID:YSjFAUNP
名もないオレワロタ
68名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 01:01:55 ID:oCZW9G7s
wktk
69名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:17:42 ID:5G8g+rEm
エロ無しでもすげーおもすれー
さりげなく筆者の語り入っててワラタww
続き期待!
70名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:45:29 ID:FmP3+GpX
GJ!!
まぁ、バニーがビールじゃなかった時点で勝てんわなw
ちなみに俺は、「さいあくぅ〜」を飛ばさずにガン見した後、赤、赤、黒と揃えてた。
71あかぎ:2009/04/02(木) 12:56:30 ID:Ow2WCCvp
赤木の旦那、まだ、できるのかい?
老人の少し手前の赤木に対して声をかけたのは、名もないチンピラだった
『ああ、できるか、できないかじゃない、やるんだ』
先ほどから、若い女中が赤木の事を口に含んでいたが、さっぱり立たない
そして、おもむろに、机の上にあった、ハリガタをつかみ
『俺のあそこは、ここにある!』
と、叫びをあげると、いきなり、女中の後ろの穴に、ローションすら付けずにねじ込んだ。
「あひぃ…」声にならない叫び声を上げる女中
そして、それを見た赤木は
『不条理の縄ほど面白い』といい、さっきまでぴくりともしなかった、赤木自身が、ムクムクと鎌首をもたげはじめた
そして、女中の太股の奥に手を伸ばすと
『ぬるりときたぜ!』
すでに、女中はいきもたえだえ
『行けるところまでイク!』
赤木の無法なドラ単騎がが、女中を貫いた…

72名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 23:58:36 ID:dOhsnviR
おいw
73カイジVSバニー(後編)1/10:2009/04/03(金) 06:49:54 ID:9szLKBi/
>>71 「イクときが来たなら、ただイけばいい…」って声が聞えてきそうですねw
…さて、カイジVSバニー後編投下します。
お付き合いいただければ幸いっ…

******


カイジVSバニー(後編)


風呂から上がったバニーはバスローブを羽織り、髪の毛をタオルで拭きながら出てきた。
「ふぅ、すっきりしたぁ…!」
湯気のたつ肌は薄い桃色に染まり、見る者の心をざわつかせる。
だが今のカイジはそれどころではない…。
部屋の隅っこでウジ…ウジ…とへこんでいた。

(明日からどうしよ……いや、今晩からどうしよ…
有り金全部すっちまって、ホテルに泊まるどころか牛丼も食えやしねえっ…!)

「ね、あなた、ちょっとこっち来て。」
「え…?」
バニーに手招きされる。
「こっち来てみて、こっち」
「………?」
のろのろと立ち上がり、バニーに言われるまま数歩歩み寄る。

「ここに立ってみて」
「………」
誘導されるままにバニーの正面に立つカイジ。


「はい、どーん!!」
「っ……!?」
いきなり真正面から突き飛ばされる。為すすべもなく後ろにのけぞるカイジ。
後ろにはベッド。

ボフッ…!と布団の感触を背中で受けたと思ったらバニーまでこっちに倒れこんできたっ…!
あっと言う間もなく腰に巻いたタオルをはぎとられる。あまりの早業…!
自分のバスローブも脱いでしまったバニーが、こっちの太腿に馬乗りに跨ってくる。
74カイジVSバニー(後編)2/10:2009/04/03(金) 06:50:35 ID:9szLKBi/

「うわあっ、ちょ、ちょっと、アンタなにす…!」
「ウフフ、これが本当の玉乗り、なんてねっ…!」
「だれうま… じゃねえ、何のつもりだよっ…!コレっ…!!」
バニーは小悪魔的な笑みを浮かべる。

「わたし、結構負けず嫌いなんだよね…」
カイジの傷跡の残る耳元に口を近づけて、囁く。

「は……?」
カイジは聞き返した。耳の奥に暖かい息がかかり、くすぐったい。落ち着かない。肌が粟立つ。
ポタ…、とバニーの長い髪から水滴が落ちる。その冷たさに、体が僅かに跳ねる。

「あのままだと悔しくってさ…」
そう。今まであんなに追い詰められたことってない。
観客は、そして挑戦者はいつもわたしの掌の上…わたしの意のまま…そう思ってたのに。

コイツはわたしの容姿なんか全然見てなくって、
なんか勝手に熱くなって、勝負挑んできて、いつの間にかコイツの思惑…!ペースに載せられてたっ…!
それがすごく悔しいっ…!
だから、気のあるフリをして誘い込んで、その気にさせて、あとでこっぴどくからかってやろうと思ったのに。
自分に酔っているヤツほど、プライド高いヤツほど、そういう攻撃には弱いって知ってるから。
だのに…。何故かコイツ、さっきと全然雰囲気違うし…。
わたしも、演技しようと思ってるのに、素が出ちゃうしっ…ホント調子狂うっ…!
自分の内のモヤモヤを振り払うように、バニーは小さく首を振った。

「……悔しいって、何が…?」
「……………」
ふと顔を上げると、本当に不思議そうにこちらを見ている目とぶつかった。
75カイジVSバニー(後編)3/10:2009/04/03(金) 06:51:28 ID:9szLKBi/

「勝負…アンタが勝ったのに…」
「…勝った気がしないのよっ…!」
「なんで…?」
バニーはそれには答えず、ムクれてみせる。
ふと、カイジの左手が視界に入る。

「……?」
カイジの左手は、風呂に入ったあとにもかかわらず手袋が嵌まったままだった。
布が濡れて手の平に張りつき、手袋の内側に仕込んであるモノが形を浮き上がらせていた。

「あ、ああーっ…!」
バニーは叫び、カイジの手袋を捲りあげる。
「ずるっ…! 磁石なんか仕込んじゃって!」
「う、ず、ずるいのはお互い様だろうがっ…!アンタの乗ってた玉にも重りかなんか仕込んであっただろっ…」
「な、な、なないわよそんなものっ…!」
「嘘付けっ…重りで安定でもしなきゃ、ハイヒールで玉乗りなんてできっかっ…!」
「……そうよ、悪い?ハンデよ、ハンデ…!」
「ハンデじゃねえっ…!そのイカサマで連勝とか反則だろうがっ…!
それに、舞台の下からオレのほうだけ、ゴンゴンって突かれたのだって、ずるいっ…!ずるいだろっ…!」
「へ〜、何それ、知らな〜い…!」
「アンタが知らないわけねえっ…!」

カイジに睨みつけられ、バニーは怯んだ。
「何よ…だからどうだってのよ…!だからオレの勝ちにしろ、なんて言い出さないでよっ…!」
「んなことは言わねえ…」

カイジは声を落とした。
「オレはアンタのサマをわかってて、自分でもサマを仕込んで勝負してたんだ。今更そんなことは言わねえっ…!
負けは負け…。オレが集中しきれなかった…ただそれだけが敗因…!」
76カイジVSバニー(後編)4/10:2009/04/03(金) 06:52:08 ID:9szLKBi/

顔を歪め、歯噛みするカイジ。
バニーはその顔を見ながら、やはり悔しいと思うのだった。
負けたのは自分のせい、だって。格好つけちゃってさ…!
わたしが強かったからとか、そういうことは全然思いもしないのよね…!

バニーの中に熱いものが渦巻く。
だいたい何よ、裸で迫ってんのに何で普通に会話してんのよっ…!

「…あのう」
「何よ…!」
「そろそろどいてくれないかな…重いんだけど…」

バニーの額に青筋走る…!
カイジの一言が、バニーのプライドを逆撫でしたっ…!(特に“重い”という単語)
このままじゃ引き下がれない…!体と愛想で生きてきたバニーの意地にかけて…!

なりふり構わず、顔を近づけてカイジの唇を奪う。
先ほどまでの言い争いをしていた時の怒りをぶつけるように、やや強く唇を吸う。
しばらくして顔を離すと、呆然とこちらを見ているカイジと目があった。
構わずまた口づけする。少し開いた唇に舌を差し入れる。
カイジはされるがままになっていた。

「…はあっ」
長い口付けのあとようやく顔を離すバニー。
「……………」
カイジはさっきまでとは違う表情をしていた。ただまっすぐにバニーの目を見つめる。
「…………こういうことがしたかったのか?」
「…え?」
「男が欲しかったから、親切にしてくれたのか?服洗ってくれたり…」
「だ……!」
誰でもいいわけじゃない、と言いかけてバニーは口を噤んだ。
藪蛇っ…!これ以上いい気にさせたらWで墓穴…!
77カイジVSバニー(後編)5/10:2009/04/03(金) 06:52:46 ID:9szLKBi/

「…罰ゲームよ」
「罰ゲーム…?」
「アンタ負けたんだから…あんだけ引っ張って、舞台をひっかきまわしといてさ…!
だから今は、わたしの言いなりになってもらうわよ…!負けたら相応の報いは当然じゃない…?」

………自分でも何言ってるのかわからなかった。
ただ、コイツの言うことがいちいちカンにさわって、でも言い返すと藪から蛇が飛び出そうで、ついおかしな言い訳が口から出たのだった。

「………そうか、そうだな……。負けたら失うっ…!」(貞操とか)
しかし何故か、カイジはこのおかしな言い訳で納得したようだ。
天然なのかも知れない。

「でも…これ、罰ゲームになってるのか…?」
素で聞き返される。天然って怖い。

しかしここで、バニーは切り返す。
「どういう意味よっ…?」
「だって…むしろいい目見てるような………」

(やったっ!やったっ!やったっ! よーやくわたしを認めたわっ…!)
バニーは勝ち誇った笑みを浮かべた。
「つまり、わたしがアンタとやるのはアンタにとってラッキーだって、そういうことよねっ…!」
「……はあ」
「それならそうと、素直になればいいのよっ…!バカねっ…!」
「……はあ?」
「フフ…どうして欲しい…?今ならリクエストに答えちゃうわよっ…?」
「………………」
バニーの笑顔に、カイジはある違和感を覚えていた。
78カイジVSバニー(後編)6/10:2009/04/03(金) 06:53:40 ID:9szLKBi/

(………もしかして)
妙に冷静に、バニーの心理を探る。
(もしかして、“したい”んじゃなくて“して欲しい”んじゃないのか…?
素直になればいいのに、って言われたけど、それって自分のことなんじゃないのか…?)

そのときカイジにある閃きっ…!
今まで全く考えもしなかった。可能性を見ていなかった。
まさか……こんな素寒貧の駄目人間に……!?
物好き…! 物好きなのか…?
デブ専、って言葉があるけど、ダメ専…?そういう趣味なのかっ…?

「…どうしたの?」
「え、あ、いや」
うろたえると、バニーはクスクスと笑いながらまた顔を近づけてくる。
「あ、」
さっきまでのキスとは違い、バニーはゆっくりと啄ばむ様に唇を動かした。
同じように動かすと、バニーの肩が僅かに揺れた。
バニーの背中に腕を回す。キスに応じながら出方を窺う。

「…はあっ…」
悩ましげなため息を漏らしながら、バニーの顔が離れた。目が潤んで、少しの時間放心する。
その一瞬の隙を突くっ…!

「きゃっ…!」
バニーの背中に腕を回したまま、横に転がる…!その反動で自分が上になる…!
「う…」
四つんばいになったが、左手の指先に鈍い痛みを感じ、低く呻いて体が左に傾ぐ。
左手の指はくっついてはいるものの、十分に動かせない。まだ体重が支えられないのだ。
肘までついた体制で体を支える。必然、バニーの体と密着する。
気がつけばバニーの豊かな胸の谷間に顔をうずめていた。

(や…やわい…っ……)
Dカップ…、いや、Eカップはあろうかというバニーの胸に頬を押し付け、その感触を確かめる。
79カイジVSバニー(後編)7/10:2009/04/03(金) 06:54:32 ID:9szLKBi/

顔をあげて、至近距離で改めて眺める。
バニーの胸は大きいながらもギリギリのラインで美しい曲線を描き、曲線の頂点にはピンク色の突起がつんと立っていた。
圧倒的美乳…!
見事な胸に文字通り圧倒されながら、右手で乳を包み込み、ぎこちない手つきで撫でる。
「あ…ふぅ……っ」
乳首をつまむようにすると、バニーは体を僅かによじった。
さっきまでの威勢はどこへ行ったのか、ただカイジの愛撫に、その刺激に身を任せている。
ずっとカイジのターン!



…とはいっても、当のカイジは困っていた。
久しぶりすぎてどうしていいやら…なかなかカンが戻らない。そもそも、こういう経験が数えるほどしかない。
とりあえず、胸が感じやすいことはわかったので、攻めてみることにした。
右手の指で片方の乳首を弄りながら、もう片方の胸に舌を這わせる。
「あっ…あ…や……」
バニーの体が熱くなり、汗ばんでくるのがわかる。鼻腔をくすぐる女の甘い匂い。
恍惚とした表情を浮かべるのを見て、カイジもまた、体の内に熱を感じ始めていた。

バニーの体をゆっくりと撫でる。
大きい胸の下から腰のくびれに手を這わせ、太腿から下腹部へ…
太腿に指を食い込ませながら、右手で脚を持ち上げ、開かせる。

「…はあっ…」
思わず息が漏れる。花弁がヒクヒクと動き、トロトロと蜜が溢れてくる。
指でなぞると体がビクンと跳ねた。
「あっ…!」
「…もうこんなに…」
「や……見ないで…」
80カイジVSバニー(後編)8/10:2009/04/03(金) 06:55:28 ID:9szLKBi/

バニーは戸惑っていた。
大して上手くもないカイジの愛撫に、体の高ぶりが抑えられない。
時折仕事で、取引先のお偉いさんを体で接待することがあった。
そんなときは笑顔で、相手の喜ぶような演技をし、相手をいい気分にさせることで、
自分の思うように操縦している、と満足していたのである。

ここ数年、そんなセックスばかりだったなあ…
なんか…久しぶり、こういうの…
そう思ったら、なんだか体の奥から熱くほてってくるような、落ち着かない気分になったのだ。
演技ができない。
体だけじゃなく、心まで裸になったようで、恥ずかしい。
なんだか怖い。見透かされてるようで。

花弁の周りを何度もなぞっていた指が上に動き、蕾の先をつまんだ。
「ああっ………!」
体が跳ねる。脚を閉じようとしたが、肩にかけられたままの脚は閉じることができない。
なおも蕾の部分に触れてくる指の感触に、頭が真っ白になりかける。
「やっ…駄目っ……!」

手を伸ばし、カイジの指をつかむ。
「ま…待って…」
「え…駄目…?」
「…指…駄目……」

指…指が駄目って。指じゃなかったらいいのか?
そんな風に思い、今度は顔を近づけ、舌先でペロッとなめる。
「ひあっ…!」
バニーの悲鳴が一際高くなり、舐めた先からプシャッと液体が飛散する。

(し…潮っ…初めて見た…)
脚を痙攣させ、ぐったりと横たわるバニーを見つめながら、熱が体内で暴れ回るような感覚に陥る。
発散したいっ…!崩れ落ちたい、欲望の海に…!

体を起こし、ほとんど無意識に、自分の怒張したモノをバニーの入り口にあてがう。
「や…!」
バニーはとっさに腰を引いた。
81カイジVSバニー (後編)9/10:2009/04/03(金) 07:13:24 ID:9szLKBi/

「ゴ…ゴム、つけて……!」
「! あ、ああ、ごめん……」
素直にバニーが差し出したゴムの袋を受け取り、破ろうとする…が、左手はうまく動かせないので、
袋の端を噛んで右手で引っ張るようにして袋を破った。片手で装着しようとしてもたもたする。

体の火照りが落ち着いてきたバニーは、ゆっくりと身を起こし、カイジを手伝う。
バニーの指が自分のモノに触れ、甘い刺激が電流となって走る。
「っあ…」
モノはいよいよ堅く反り返り、痛みすら伴う。
ゴムは根元まで装着できているのに、バニーはその手を離さず、ゆるく握って刺激を与える。
「…はぁ、はぁ…」
息が荒くなる。刺激そのものより、バニーに擦られているってことに興奮する。
向き合って座っているので、互いの顔が近い。
バニーの首の後ろに腕を回し、顔を近づけて自分からキスをする。ぴちゃぴちゃと音がして舌先が擦れ合う。

「っはあ……」
しばらくして、バニーはゆるゆるとこっちに倒れこんできた。もうこちらのモノを擦る力も抜けてしまったようだ。

背中に手を回し、バニーを再び横にさせ、改めてバニーの秘所に自分のを挿入する。
「あ……」
「っ……」
先ほどの刺激で、互いに敏感になっている。内側を少し擦っただけでイキそうになる。
「……はあっ…」
根元まで達したところで、動きを止める。何度も襲って来ようとする快感の波に耐える。
やがて、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「い………ああ……!」
バニーの声がいっそう大きくなる。
それに合わせ、より大きく腰を打ちつけた。

「やぁ…だ、駄目…!」
バニーが叫ぶ。それがどういう種類の『駄目』なのか、カイジはもう察している。
よりいっそう早く腰を動かす。
「あ…っ……駄目っ……! 駄目駄目ダメえっ……!!!」
バニーの中がきつく閉まり、けだるい腰の感覚とともに自分の中の熱が一気に放出するのを感じた。
82カイジVSバニー (後編)10/10:2009/04/03(金) 07:14:20 ID:9szLKBi/

◇◇◇


「ほら、もう乾いてるよ服。乾燥までやってくれる洗濯機だから」
バニーはカイジに服を手渡す。
「ありがとう」
手早く服を着てしまうと、カイジはお礼を言った。

黙ったまま、玄関まで歩く。
何を言っていいやら、わからない。先程まではあんなに通じ合っていた気がするのに。
外に通じるドアを開け、カイジは振り返る。
バニーと目が合ったまま、気まずい沈黙が流れる。
言葉が出ない。
言いたいことがないわけじゃない。
………しかし、それを言う資格が自分にはないのだ。

「……………もう、来ないでよね」
「うっ………」
バニーにそんな言葉を浴びせかけられ、傷つく。


「……………アンタが大金持ちになって、この会場とか、カジノを即金で買い取れるくらいになるまで」
そう言って、バニーは微笑む。

「そんくらいの度量はあるんだから、アンタには」
「……いや、どうだろ……」

そんな風に言ってくれるのは嬉しいが、自分の身の程は知ってるつもりだ。
現に今日だって、数百万の金もつかめなかった。
……けど、次またチャンスがあれば…。次こそは……!

まだ見ぬ次の勝負に思いを馳せ、カイジは決意を新たにする。
その横顔を見ながら、バニーはカイジにわからないようにひっそりと寂しい笑みを浮かべるのだった。
(……ほら、もう私のことは頭から抜け落ちてる…。)


……そこから数ヵ月後、煮詰まったカイジは逃亡生活をやめ、遠藤の下へと姿を現すことになるのだが、それはまた別のお話。

 END
83カイジVSバニー:2009/04/03(金) 07:26:22 ID:9szLKBi/
以上です。
前編で感想くれた人ありがとうございますたっ…!
84名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 08:20:07 ID:vpmFvdRz
ぐっじょぶ!!
ちくしょー、バニー可哀相じゃねーか。
それと、やわいんだ…! で、沼の時の、「この辺一帯の地盤はやわいんだ」を思い出して吹いたw
85やぎ:2009/04/03(金) 10:21:10 ID:mQUTJLsd
あかぎとの勝負に負けた矢木は、まな板ショーに出演させられるはめになった。
どちらかというと、劇場で、数人の女性にもてあそばれるようなショーだった…
いつものように、もてあそばれている舞台だったが…
ーーそのとき、矢木に電流が走るーー
『あぁあ、このおじさん、もう逝っちゃった。いつも早いわね』
と、今日も女性に見下されている、幸せな毎日を送るのであったww

すまん、その時八木に電流を走らせたかっただけのネタですww
86名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 11:31:21 ID:zORcaXoH
>>83
GJ
キャラが立ってるなぁ
87名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 15:09:20 ID:DOciEEy2
バニー最高
88名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 19:50:43 ID:7kEiPHIH
なんという俺特小説!>カイジとバニー
89名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 20:26:41 ID:R2OzkaKF
誰か銀と金の森田×美緒を頼む
90名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:38:55 ID:bUzU0zBy
美緒ってどんな娘だっけ
91名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 13:55:00 ID:1qcfX44O
なんか地味な感じの……
素朴な女子大生じゃなかったっけ
92名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 15:55:19 ID:TcF2Cf6M
あくたれの里美ちゃんみたいなこ
93名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 11:30:39 ID:TJWlk5sz
誰それ
94名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 12:52:46 ID:53x7r7Zl
職人乙〜
95名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 20:19:07 ID:v78ggXeF
思うに、このマンガで一番エロに近い立場にいるのは帝愛や在全とかじゃないかと

金を稼ぐなら水商売は避けて通れないだろうし女を調教したりで簡単にエロネタに出来るんじゃないかと
特に365人も愛人がいるという在全様や見るからに好色そうな兵頭会長等は素晴らしい

借金漬けにしたおにゃのこにご奉仕させたり廃人寸前まで追い込んだり・・・
具体的には自給10万のアルバイトで足を舐めさせたり、浣腸したり、見世物にしたり・・・
ククク・・・ドSジジイに借金漬けの女・・・完璧だ・・・まさに王道・・・これぞ正道・・・


と、理屈じゃ分かっているのに、何故かどうしても書けないという
まずはオリキャラ女を作ってみてナチュラルに名前が美心だった所で諦めた
96名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 17:19:06 ID:q8Q1yVYW
美心でもいいじゃない!
97名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 20:32:29 ID:V/OtXPbV
兵藤はえろいよw
だってなんであんな爺さまに和也みたいな若い息子がいるんだ?
孫とかいう年の差だろ
98名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:20:52 ID:o/GMP28g
確か10代なんだっけか
99名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:27:34 ID:g/e6le7K
>>85
遅くなったけどgj!
100名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:04:31 ID:tg9/HE6O

100get
101名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 23:32:22 ID:ctyWF0CV
保守……っ!
102名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 11:50:53 ID:bfSS5X99
アカギは首から下の体毛も白いんだろうか?
何故か裸が想像出来ない…
103名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 11:05:02 ID:5pK6IyBr
アソコの毛も…?
104名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 16:55:31 ID:Wd/fVdgJ
PSのカイジのゲームで桑島涼子って奴に騙されたっ・・・・!
許さない・・・許さないぞ桑島涼子っ・・・お前だけは絶対に許さないっ・・・!
105名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 01:58:06 ID:8CKDN7UH
零のエロパロ書きたいけれど
キャラに女がいないんだな…
106名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:37:41 ID:NJit7iZd
>>31->>41
あたりでネタにならない?
107名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 10:57:09 ID:tDtrFAy8
零二部で女の子出てくればいいね
少年誌意識してるなら色恋は必須…!
108名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 16:10:50 ID:Dq+jGUdQ
>>104
アイツ酷いよな
109名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 00:56:42 ID:hdFEeEoh
ついカッとなって書いたのを投下してみる。

堕天録の一話目なんだけど、美心とカイジのやりとりは腹痛くなるくらい笑ったんだけど、
カイジが可哀想に見えたんだよな…。
美心、嫌いじゃないんだけど、積極的すぎて引いちゃうというか、萎えると言うか…。
もちっと恥じらいとか、謙虚さのある子だったらもっと好きになれたんだけれど。

そんなわけで、自分の理想像を書いてみる。美心の部分は西尾さんに置き換えてみた。
美心好きな人すいません。

あとエロ描写がないけどごめん。
110カイジと西尾1:2009/05/05(火) 00:57:33 ID:hdFEeEoh

はあ〜〜〜っ…
遊具でさんざん遊び倒しといて、ふと我に帰り賢者タイム状態になったカイジは、一人タバコをふかしていた。
(幸せそうじゃんか…! どいつもこいつも…)

そのとき、遠くから声が聞えた。
「カイジく〜〜〜ん…!」
(うっ…!)
(もう帰ってきた…あいつ…)

(西尾が…!)
「おまたせ…ジュース買ってきたよ…!」
「………」
カイジは黙って西尾から缶を受け取る。
「おま…………」
「………?」

西尾が何か言いかけたので、カイジは黙って先を促す。
「い、いや何でもない…!何でもないの…!」
「はあ……?」
「いいのいいの!気にしないで…!」
西尾は焦りながら照れ笑いで答えた。何故か顔を赤らめている。

「そうそう、私大福作ってきたんだ…!ぞっ…! 食べませ〜ん?」
「あ、ああ…」
カイジは自分が番をしていたバスケットを西尾に渡す。
111カイジと西尾2:2009/05/05(火) 00:58:08 ID:hdFEeEoh

「はい、あ〜ん」
「………」
カイジはされるがままに西尾が差し出してきた大福を食べる。
「美味しい…?」
「ああ……まあ……」
「嬉しい…!」

西尾は上機嫌だ。
カイジは口をモゴモゴと動かしながら思った。
(しかし…なんで大福…?)

(あ…発見…!ほっぺたにアンコのカス…!)
「ついてるよ…!ここに…!」
西尾は自分の頬を指差しながら言う。

「へ…?」
カイジはアンコがついているほうと反対の頬をさする。
「こっち…!」
西尾は指でカイジの頬についているアンコを掬い、指を自分の口に持っていき、ぺろりと舐める。
「……………」
見ていて何故か気恥ずかしくなって、カイジは目を逸らした。
112カイジと西尾3:2009/05/05(火) 00:59:01 ID:hdFEeEoh

「ねえ、お願いがあるんだけど…」
モジモジしながら西尾が切り出す。
「……何?」
大福を食べ過ぎて少々胃がもたれ気味のカイジがぼんやりと返事をする。

「カイジ君…膝枕してくれない?」
「……え?」
「なんかそういうの、憧れてたんだよねぇ…」
上目使いで、妙にポワーンとした表情で西尾が言う。

「…いや、そういうのはちょっと…」
「………」
「ひ、人目とかあるし…」
「人目がなかったらいいの?」
「え?」
「あ、じゃあ私がカイジ君に膝枕してあげる!これだったらどう?」
「はあ?…いや、待て、これだったらって」
「じゃあ、ジャンケンで私が負けたら膝枕してあげる…!その代わり勝ったら膝枕してね…!」
「え」
「はいっ、じゃーんけーん…」
「え、ああ」
「ぽんっ…!」

西尾の勢いにつられ、思わず手を出す。
カイジ、グー。西尾、パー。
西尾の勝ちっ…!
113カイジと西尾4:2009/05/05(火) 01:00:15 ID:hdFEeEoh

「やったあ!」
「………………」
カイジは渋い顔をする。
勝っても負けても膝枕するんだったら、どっちに転んでも西尾の圧勝っ…!自明の理…!

「………やっぱり駄目…?」
西尾が申し訳なさそうにカイジのほうを見る。
「……いや…負けは負けだから…。」

「…はあ〜〜〜」
西尾はカイジの膝を枕に横になりながら、満足そうなため息をついた。
「………楽しいか?これ……」
「うん、なかなかいいよ、これ。優越感」
「はあ……」
「フフ、いい眺め」
下から見上げる西尾と目が合い、思わず視線を泳がせる。
ふと周囲を見ると、ニコ…ニコ…とカイジたちに降り注ぐ生暖かい視線。

(よせっ…!やめろよっ…!
その…なんか… 微笑ましいものを見るような目…! やめろっ…!)

「頭撫でてくれるともっといいんだけど…」
「勘弁してくれっ…!」
「じゃあ今度は私が頭撫でてあげようか…」
「…それも勘弁してください…」

***


ぶったぎりEND
このあとご休憩でベッドの上でもう一勝負とか西尾のおっきい大福をどうこうするとか
色々あるんだけどうまく文章になりません。
女性に迫られるカイジを書こうと妄想すると、カイジが片桐さんのチャーシュー理論を持ち出してきて
話が進まなくなるんだ…orz

またそのうち…というか誰か書いてくれまいか…。
中途半端でごめん。
114名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 10:01:43 ID:oomK8fse
乙〜
115名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 00:30:29 ID:SdNFJPv2
乙!
くそ、カイジ羨ましい
ベッドでのもうひと勝負も是非読みたいです
116名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 07:45:47 ID:QAfMeGoS
GJ
西尾さん可愛いな
117名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 07:08:49 ID:O0FClEhd
GJ
118続・カイジと西尾1:2009/05/11(月) 06:35:08 ID:/ifHcxEr

※注意書※

・前回投下した「カイジと西尾」のイタい妄想の続きです。
・公園デートの後。あまりえろくないけど勘弁してください。
・美心の方角に向かって焼き土下座してきます。

※※※

「騙されたっ…!」

狭い室内にピンク色の照明、花柄の壁紙、圧倒的存在感を放つゴテゴテしたダブルベッド。
カイジは入り口で立ち尽くしたまま、思わず声を上げていた。

「ひどいな、騙してなんか…」
入り口のドアを閉めながら西尾が苦笑する。
「レストランか居酒屋じゃなかったのかよっ…!」
「食べる店とは一言も言ってないでしょ…?」

回想。
公園を出た後、「お腹がすいた」という話題になったはずだった。
その後、西尾が「行ってみたい店がある」「女性に人気の隠れ家的な、装飾のお洒落な内装のお店」
という言葉によりそこへ向かったのであった。

実際外側から見たイメージでは、裏通りにある、蔦の絡まるレンガの建物で、
雰囲気重視の創作居酒屋に見えないことも無かった。
店の名前も、ラブホにありがちなシモネタっぽい名前ではなかったため、気がつかなかったのである。
「女性に人気」というの自体は、嘘じゃないのかもしれないが…

「う…嘘は言ってないもんっ…」
「けど、意図的にどういう目的の店か言わなかったんだろ…!」
「……こんなとこ連れて来て、怒った…?」
「……………」
「…ごめんなさい…」
119続・カイジと西尾2:2009/05/11(月) 06:35:58 ID:/ifHcxEr

西尾がしゅんと下を向くのを見て、カイジは黙り込んだ。
気がつかずにここまでやってくるオレもオレだっ…!
よく考えてみればおかしいことだらけだった。すりガラスの受付とか、先払いとか、個室とか。
というか何で気がつかなかったんだ。平和ボケにも程がある。

西尾がうつむいたまま小さくなっているのを見て、それ以上責める気にもなれず、
ため息をついてとりあえずベッドに腰掛けた。他に座る場所がないのだ。

「そっち…座っていい…?」
蚊の鳴くような声で西尾が言うので、黙ってコク…とうなずいた。

「…あのね、そんな気にならなかったら、断ってくれていいんだけどって、切り出そうと思ってたんだけど、
言い出せなくて…」
「……………」
「…やっぱ、無理だよね…」
「……………」

返事をしてくれないので、西尾は泣きそうになった。
「うう……ごめんなさい……。帰ろうか……」
「…西尾さん」
「……はい」
「やっぱ、こういうことはちゃんと言っといたほうがいいよな…」
「ああっ、言わないで!言わないでいいからっ…!だいたいわかるからっ…!
今言われたら立ち直れないからっ…!」
西尾は慌ててカイジの言葉を制した。
120続・カイジと西尾3:2009/05/11(月) 06:37:39 ID:/ifHcxEr

「……少なくとも、アンタの期待には答えられないっ…!」
「……うん」
「…悪い…!」
「……ううん……」

しばらくの間、二人して黙り込んだ。いたたまれなくなり、カイジは口を開いた。
「……嫌いだとか、そういうんじゃ……。ただ、オレに甲斐性がないからっ…。
だからこそ、半端なことできないっていうか…しちゃいけないっていうか…」
「けっこう堅いんだね」
「……いや…そういうわけじゃあ…」
「でも、疎ましく思われてなかったのなら、ホッとした…少し…」

カイジはちらっと隣の西尾を見る。
西尾がさっきまで半泣きだった顔でこちらを見るので、眉を八の字にして俯いた。
(くそっ…どうすりゃいいんだっ…!)

「…ホントはね、そこまでしたいって訳でもないの、私も」
「…はあ…?」
こんなとこまで連れてきといて何を…と西尾のほうを見たら、
膝の上に乗せた手をもう片方の手がきつく握りしめ、時折震えているのに気がついた。

「でも、何か…。好きすぎて暴走しちゃうというか…。
自分でもびっくりするくらい大胆な行動に出ちゃうというか…。
後で思い返すとすっごく恥ずかしいんだけど…。」
聞いてる方が恥ずかしくなり、カイジは背を丸くして再び俯いた。
121続・カイジと西尾4:2009/05/11(月) 06:38:13 ID:/ifHcxEr

「あの…もう絶対こんなこと言わないからっ…」
西尾が切り出した。
「その…退出の時間になるまで…ベッドで横になって…抱きつかせてくれない…?変なことしないから…!」
「は……?」
「お願い…!一生のお願いっ…!」

二人はベッドの上で横になって抱き合った。
結局西尾に押し切られてしまった。
西尾の必死な顔を見てると、そうそう無下につっぱね続けるわけにもいかない。

「はあ…あったかい…」
カイジの胸に顔をうずめながら、西尾は満足げに言った。
カイジの方は落ち着かない。内心そわ…そわ…としながらも、ある意味諦観の境地にあった。
(まあ…いいか…このくらい……)

「ごめんね…」
西尾が小声で囁くように言った。

「謝らなくていい…」
「うん…」
西尾の返事があまりに小さくか細いので、思わず抱き合った姿勢のまま、
西尾の肩の辺りを軽くポン…ポン…とたたいた。
しばらくの間、赤子をあやすようにそうしていた。
ぺたんこ…ぺたんこ…
122続・カイジと西尾5:2009/05/11(月) 06:39:19 ID:/ifHcxEr

カイジの背中に回された西尾の手が、ゆっくりと背中じゅうをまさぐる。
くすぐったい。
「はあっ…」
西尾はひとつ大きい息をつき、ますます体を密着させてきた。

(……ううっ…なんか…まずい…まずい流れ…!)
カイジは内心焦り始めた。体の中心に熱が集まってきつつある。
西尾の肩に置いていた手を肩から離すと、さっきまで背中をまさぐっていた西尾の手がカイジの手をキャッチする。
そのまま、あろうことかその手を自分の胸に押し付けた。
(うっ…!)

不意打ち…!為す術もなく固まる…!

西尾の胸は思っていたより少し小さかった。手の平に収めると少し余裕があるくらいの大きさである。
反射的に指に力が入り、胸を掴んでしまう。

「んっ…痛…」
「あ、ああっ…悪い…」
手をどけようとしたが、西尾はカイジの手首を離そうとしない。
外側から内側に向かって手首を掴まれているため、腕を動かせないのだ。
123続・カイジと西尾6:2009/05/11(月) 06:40:21 ID:/ifHcxEr

「んん…」
手が僅かに動く振動も敏感に捉え、小さな喘ぎ声を上げる。
西尾は薄い地の服を着ていたので、ブラジャーの形が手の平の感触でわかる。
ブラに少し浮きがあり、隙間があるのが指の感覚でわかる。

「………………」
布越しに、恐る恐るブラの上部分の隙間に指を差し入れる。
少し堅くなり始めた突起が指の先にあたる。
その突起を指先でつつくと、弾くたびに西尾の体が僅かにぴくっと震える。

「…あ、あ…」
荒くなった呼吸の合間に途切れがちに声が上がる。
カイジはいつしか無心で指先を動かすことに専念していた。



その時…!突然、空気を切り裂くような電子音…!

RRRRR RRRRR RRRRR…

反射的にガバッと身を起こし、ベッドサイドにある電話に目をやった。
「…は、はいっ…!」
慌てて電話に出ると、フロントから『ご休憩』終了のお知らせ。

「……もう時間だってさ…」
ベッドで寝ている西尾に声をかける。西尾は頬を紅潮させ、とろんとした目のまま小さく返事をした。
124続・カイジと西尾7:2009/05/11(月) 06:41:49 ID:/ifHcxEr

帰り道、二人はほとんど無言だった。
西尾はカイジの腕に手を回し、もたれかかるようにして歩いた。
歩く足どりもおぼつかない。まだどこかぼんやりしているらしい。
横断歩道で信号が変わるのを待ちながら、カイジは西尾に話しかけた。

「大丈夫…?」
「うん…」
「………」
「………」

沈黙。カイジはまた信号機のほうに目をやった。
信号が赤から青に変わる。



「…気持ちよかったよ」
「っ……………!」

西尾の小さな呟きに、顔を赤くするカイジであった。



***

中途半端にEND
あんまりえろくなくて申し訳ない。ベタすぎて書いてて体が痒くなった。
続くかどうかはわからない。
125名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 12:57:33 ID:VsOmfmQM
乙…!
超 乙っ……!!
126名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 21:37:35 ID:HFgyLaVw
新作乙age
127名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 23:10:26 ID:elyymRhx
西尾って書いてあるのにどうしても脳内で美心に変換してしまう…
128名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 09:22:41 ID:2+2UFxES
GJ!
129名無しさん@ピンキー:2009/05/12(火) 19:58:25 ID:2RI9Ph1p
130名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 09:06:53 ID:cYfuLa8g
>>127
美心が好きなんだなw
131名無しさん@ピンキー:2009/05/13(水) 19:43:46 ID:KZxXgdzy
保守
132名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 00:30:27 ID:xmNLQhc9
西尾ちゃんかわいい
133名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 18:57:02 ID:xgQ/ZNey
福本漫画をエロく出来るって凄いな。
134名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 22:53:35 ID:E3aBHn92
まぁエロ妄想はできるけどSSを作れるのはなかなかすごい
135名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 15:37:19 ID:lm0bdZP5
女体化ってこのスレ的にはありなの?
136名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:27:02 ID:g21m0qlB
誰の女体化?
137名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:38:45 ID:hd+rzAFv
幼馴染みスレに書いた奴、怒らないから正直に手を上げろw
138名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 07:42:08 ID:t3gNwzns
>>136
平山、ひろ、13アカギ、治あたりが自分が思いついたところ
オッサン、爺は流石に無しかなと(個人的に

いや、急に、平山が女で、「四向聴つくってみろ」のところで、
腕一本のところを「処女」って言うっていう電波受信しちゃったんだ。
(そもそも女なら偽アカギになれんだろとか細かいところは無視で
平山♀「処女なんて取り返しの付かないものを(ry」
アカギ「ふーん、本当に処女だったんだ」
墓穴掘ってあわてる平山♀。
いろいろあって、マジに賭けることになる。
で最後は「じゃあ、これで」と平山♀連れて颯爽と去るアカギ。
と、ここまで妄想した。
白髪の若い男女の絡みってのも絵になるんじゃないかと思った。
139名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 19:47:11 ID:bLW58kGT
事前に注意書きを添えて、
NGワードを設定してくれれば構わないのでは?
140名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 22:52:30 ID:k5E4vp2n
>>138
なんだそれ。すげーいい
俺はアリだな。ぜひ読みたい
141名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 23:04:38 ID:a+7hFpLZ
女カイジはガチ
142名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 02:46:06 ID:iT1fGP6C
カイジ可愛いよな
143名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 03:02:24 ID:fObbY6jl
女カイジは売春ヤダっつって船に乗るけど別室で無理矢理ヤられる
144名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 06:14:13 ID:a3jsT1pW
福本関係の某スレを見るのに時間を割いてて、なかなか書く時間が取れないんですが
乱交物を遅々と書いてます。男は浦部と平山の二人だけ。投下出来たら…と思ってます

平山、ひろ、13アカギ、治の女体化、どれでも見てみたいです
アカギとカイジはゲームでなんか女化なかった? 「いとうあんじ」だっけ
女化とは違うパロだと加藤アイジも居るけど
145名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 07:09:59 ID:IB1QB0S9
>>144
楽しみです!

>女体化
神域の隠し子で赤木しげみだったっけ

しげみちゃんと天や治とかはー?
146名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 13:54:48 ID:PGvg+D+O
>>144
期待してるよ
147名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 21:47:35 ID:aC2K9vFy
よそのエロパロスレでも男キャラばっかのところでは
女体化はアリだったな。
女体化とゆーか
アカギが賭場に出入りしてた頃
壷振が女だっていいんではないか
それで話が作れないかと思ったことはある。
やっぱりお約束で勝負に負けてアカギと寝ることに…
代打にだってひとりくらい女がいたっていいのに。
>>138
女平山いいね。
胸にサラシまいて男のふりしてるの。
男装してるのをアカギに見抜かれちゃうとか。
でもそんな平山だと絶対安岡さんには一度はやられてる気が…
148138:2009/05/28(木) 22:50:46 ID:PGvg+D+O
>>147
>壷振が女
そこは盲点だった。もちろん胸にはサラシだよな。

>女平山、胸にサラシまいて男のふり
うわ、それいいな。胸にサラシももちろんだが、
男だらけの世界で女であることを隠して生きる女というのも萌える。
問題になるのは声かなぁ。SSには音声ないしこまけぇことは(ryでスルーするかw
安岡は薄々気づいてるけど、偽アカギをネタに稼げるなら気づいてない振りする、かなぁ。

そもそも女なら偽アカギになれんだろってところは、
市川戦を実際に見た人間は限られている、
白髪のインパクトが強い、みたいなところを利用して、、
安岡が「13の少女が代打ちと勝負とか舐められるから
男の振りしてたけど実は女でした」的設定を捏造。
とかいうことにしようかとか考えてたんだけど。

後者で書き始めてるんだが、どうしようか迷う。
胸にサラシかけるなら、書き直しぐらいなんてことない……!
どっちがより萌えるもしくはリアルだろう?
前者(サラシ男装)の場合、安岡にやられちゃってる、気づかれてるだけ、etc
その辺りどうするのがよりリアルもしくは萌える?
 意見求む。
149147:2009/05/28(木) 22:57:00 ID:aC2K9vFy
赤木しげみってどんなん?って
検索してたらすでにこんなんあって吹いたww
ゆきみとしげみ…
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6848/1158588304/
150147:2009/05/28(木) 23:07:17 ID:aC2K9vFy
おっと途中で送っちゃった
男装設定萌えてくれてありがとう
18あたりならぎりぎり男のフリができないかな。
安岡さんは最初からわかっていて弱味をにぎっている、とか
151名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:16:00 ID:YFjx/OQx
なんというか女ニセアカギの絵が欲しい感じだよなw
どうしても福本絵そのままに女体がくっついてるようなイメージがついてしまうw
一条は女スレは一条絵のおかげで何とか脳内変換が出来るようになったが・・・
152名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:20:57 ID:aC2K9vFy
>>151
ニコにあったアカギ女体化ではだめかな?
153名無しさん@ピンキー:2009/05/28(木) 23:25:54 ID:YFjx/OQx
>>152
ニコニコのあれは良かったな・・・
てかpixivあさってたら結構数あって驚いた
154名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 22:36:55 ID:S+H+Wq/j
カイジが女で美心が男だったら
大変な事になりそう
155名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 15:40:56 ID:9+W/26o+
一回寝ただけで女の感じるところを全部記憶してしまう平山という電波を受信した。
156名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 23:46:06 ID:hft1NJyz
面白そう
157名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 06:05:05 ID:GZREsDKT
>>154
みこお「ぐっ…恥ずかしいっ…!カイミさんの前で『おまた せ』なんて言っちまって…!」
カイミ(な…何言ってるのこの人…!)

よしてっ…!やめてよっ…!誤解です…、誤解…!
あとほっぺたベロベロとか、膝枕強要とかえらい変態だ…
158名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 10:08:58 ID:/yXiK7Wz
ほっぺたベロベロはマジで犯罪になるだろwww
159名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:48:10 ID:dm3mZ6FF
みwwwこwwwおwwwww
160名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 01:35:01 ID:DCT3QUT1
ニコニコ顔のみこおにガッチリ肩を抱かれながらレイプ目で歩くカイミ
161名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 16:46:11 ID:tjH+kxCI
あげ
162名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 12:57:41 ID:kP88lGtZ
女体化ネタに期待して支援

思わず描いてしまったので。
女体化自分絵につき御注意下さい。


ttp://cgi25.plala.or.jp/q9wfz3/up/img-box/img20090606125139.jpg
163名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 18:15:15 ID:ykGfXSf5
可愛いな
164名無しさん@ピンキー:2009/06/11(木) 02:13:06 ID:dw8oFZBa
保守
165名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 18:52:38 ID:Zai4JSpm
アカギと闘って負けて犯される女とか
帝愛でギャンブルで負けて売春行きになったり
体を賭けたポーカーで負けて犯されたり
いろいろ想像できるよな・・・
166名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 20:32:32 ID:5whVDEsx
>アカギと闘って負けて犯される女
することはするんだろうけど強姦チックな
女に酷いことしてるアカギってあんまりイメージできないんだよなぁ。
ちょっと前に出てる平山女体化ネタでも、
意外と女に優しくしてそうな気がしてしまう。
アカギって作中での女との絡みがあれだから、
女に対する基本姿勢がわからんw
どうなんだろう……?
167名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 22:50:41 ID:Vfan/jeM
妖精だからな
168名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 01:43:26 ID:z32Vwi9F
女に関してはデューク東郷っぽいイメージがある>アカギ

淡々と済ませてそう
169名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:10:31 ID:rNfKd+oJ
>>957
圧倒的乙…!
もぉ20なんだね

石川さん嬉しいな
いつか佐原がスレタイになる事を祈って寝るよ
170名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 01:12:07 ID:rNfKd+oJ
思い切り誤爆ww
失礼しました
171名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 04:45:56 ID:PFli/euL
どこと間違えたんだw
172名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 07:14:20 ID:rSGR2YO0
あそこと間違えたんだなww
自分も住民だからw
173名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 16:23:46 ID:Zu0LCY3R
カイジは巨根だな
顔からして
でも多分早漏
174名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 22:27:30 ID:lhz9wvq3
麻雀で負けて一夜好きにされる女とアカギで読みたい
煙草屋の婆さんでも可
175名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 00:01:58 ID:JppCeyDE
176名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 00:03:05 ID:JppCeyDE
>>168
ゴルゴwww
何故かものすごく納得できた
177名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 02:12:20 ID:d7seBq1U
デューク更家って読んでた奴は他にもいるはずつ・・・!
178名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 22:23:06 ID:bWnU7v5M
俺も最初そう読んだ
179名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 17:47:08 ID:CdaDXjUo
ざわわ……ざわわ……
180名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 02:30:10 ID:/gHwRJ9U
広い さとうきび畑は
181名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:09:45 ID:OIEPc0dN
鳴り止まないオレの風
182名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 19:13:25 ID:un6BD6p/
ワシズってあり?
未亡人エロいんだが
183名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 23:07:12 ID:PZV7cczs
>>182
ありなんじゃない
184名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 12:21:38 ID:sIRxpDM2
下がり過ぎてるから上げる
185名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 23:13:06 ID:/PmaORcu
あったんだ
驚いた
186名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 12:01:08 ID:HjN/bL9C
ざわ……ざわ……
187名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 00:39:19 ID:EfSUG8/T
あげとくね…
188名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 03:21:26 ID:ZTsvqoPZ
あの鼻と顎を使ってさ…何かプレイを…
189名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 19:50:32 ID:OOaJCKnH
ゴクリ。
190名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 04:06:27 ID:del2fsco
>>188
顔面騎乗しか思い浮かばん
191名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 00:21:32 ID:p7QhyowM
痛そうだ
192名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 18:45:02 ID:e58jYvjD
ざく…ざく…
193名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 00:39:56 ID:llC6U7eC
狂気の沙汰ほど面白い
194名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 03:07:12 ID:oeoA69vI
過疎……過疎……
195名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 02:42:38 ID:id8bOXn2
196名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 01:47:08 ID:SoMVST2c
保守・・・
保守・・・
197名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 00:15:58 ID:TfStTyhu
かいじ


某日。
エスポワールでの悪夢が過ぎ去り、カイジは時給900円のコンビニにて日銭を稼ぐ日々が続いていた。
レジ打ち、清掃、品出し…毎日が同じ事の繰り返し。生温く、靄の晴れない日常。
鬼や修羅を相手に、一分一秒を生きてきたカイジにとっては、あまりにもこの時間が無限のように感じてならなかった。

「カイジさん、ゴミ出しお願いしても良いっスか」
ふと聞こえてきたのは、佐原の声。雑誌の陳列棚を清掃していたカイジはその手を止めた。
「…あぁ」
「じゃあ、お願いしますね。俺、こっちやるんで」




ほしゅ
198名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 10:19:19 ID:b6b6f3RP
物悲しい…
199名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 21:43:20 ID:4/rIVAL8
哀愁があるね
200名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:00:32 ID:IoVVSakk
>>182
原恵一郎の描く女でとは兵だな
201名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:51:07 ID:3n/LTSHR
>>200
原さんの女はあんまりだが病んでる人描くの上手いから泰子は良かったよ
202名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:35:19 ID:DNdE4wTm
ネタスレかと思ったが違うな
203名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:22:30 ID:B0JV3tmA
福本の絵で抜いた事ある奴、いる?
204名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:34:51 ID:7gCsEO0p
>>203
ところがどっこい抜いたスレやセックスしたいスレがあるよ
205名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 01:37:21 ID:4omt14Nn
美心で抜くの?
206名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 00:27:00 ID:4Ixi/Do9
よく見るとグラマー
207名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:38:21 ID:wprBanOh
うちの美心は美人だから
208名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 10:39:28 ID:fIxwBH7j
映画の遠藤は女なんだな
209名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 01:22:26 ID:YHELAKst
>>204
確か難易度があったよな
試す気にもなれなかった俺はアカギに勝てないんだなと思った
210名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 04:53:49 ID:SgkZDKaG
映画見に行こうかな
211名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 13:47:43 ID:5vG/hLAD
※もし美心が美人だったら



 坂崎邸に世話になり始めて一ヶ月…………カイジはかつてない違和感を覚えていた…………!
 超が付くほど性欲の薄いカイジが…………目の前を歩く美身(みみ)を眺めていて感じたもの…………

 むら…      
          むら…
     むら…

(あれ……………………?)

 いつもならばこの帰宅時間……すなわち八時だが……カイジに働く欲望は眠りたいという一心のみだった…………
 しかし今日に限って……彼はかつてないほどの欲情…………そのうずきを……美身に吐き出したくなったのであるっ…………!



(中略…………!)



 気づけば…………カイジはラブホテルのベッドで…………美身と押し倒していた…………!

「カ………………………………カイジくん…………………………!」

 問答無用だった…………
 カイジは獣の如き情痴を…………容赦なく美身にぶつけはじめたっ……………………!



 むにゅ… むにゅ… むにゅ…
                         にゅぷ… にゅぷ… にゅぷ…
        あん… あぁん… はんっ…

                       くちゅ… くちゅ… くちゅ…
  やぁっ… んぁ… だめぇ…
                ずぷっ… ずぷっ… ずぷっ…





すんません試しに書いてみたかっただけです
212名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 05:52:17 ID:i4uOMML+
実写映画の遠藤さんならいけるのかな?

個人的にあまり本物は想像したくないなぁ。プラトニックくらいで。
自分は二次元派なのか・・・あの絵ですら・・・。
213名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 09:40:31 ID:A9BVIUM6
美身ワロタww
214名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 22:02:32 ID:NMW8PZnS
投げやりだなおいwww
215名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:01:33 ID:BIFBsQnA
ほ       ・・・しゅ
216名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 19:59:20 ID:BDuuccU2
ほしゅ

文才あったら自分も生産したかった…
217名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 21:15:20 ID:LUUGeBEQ
なぜ過去形……
218名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 17:57:18 ID:gnd0WD4j
誰か女カイジのやつ書いてくれないかな。気になる
219名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 18:24:46 ID:FANFOffZ
女カイジ?
220名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 21:39:56 ID:kKtBHzAc
伊藤アンジとか?
221名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 23:04:58 ID:kEHMV27y
>>220
       _
   _─ - 、`Y 三≧_
  > ニ 、ヽ y' -‐ 、 ヽ
. ∠-‐;  ̄ァ ′ニ ヽ \. l
. //lメl_//ハヽ_、\\ヽ|
 /イ { l.イr「lノ リヘrjゝトリ !l
  ヽNハ´ '__  `ノ !ハ ノl
    )!ト ._ー’ ..イリノヘl|
  _∠イ| レ' } ´ ノ/イヽーゝ、_
 /l   /jノ‐-、 , -- |  l.   ハ
.〈 l. /   |      .|  | / i
 !ヽ「7ヽ.ト、._Y_ ,.ノ|く⌒Y.   ヽ
. L._`{ く|  .::.   |/  }     〉
  l,.¨ヽ |.:.::::::::.:.:.:l   /ヘ.__. イ
  / rく`ノ::::::::::::::::i   ' j l   |
 ,' /ヽ j::::::::::::::::::|  /イ | '⌒ヽ,t'ニ=_、
 !/   ハ`:ニー--|  / l  ヽ  (フ `¨_7
. 「! / ヽ:ニ三三| /  ヽ.  `7′ _ト,)
 !∨ \ 、{_{   _|    /   !  ト.ン
 |   _ ヽ} }ニ´ L.__, イ    ` ー'¨
. l ´   `ヾ.j_ ,. -┌'┴───────────────────────────‐┐
  l      l f    | 今月の闘牌っ娘: 伊藤 杏慈                         |
.  l      ||    .| DATA:19歳、身長160cm、B88W58H88                   |
  l     l.|     .| 自堕落な生活を送るうちに数百万円という借金を背負ってしまう。   |
   i     l |   │ その借金を返すために.地下カジノで一発逆転を狙ったのだが……。 |
    !    | |    |                                             |
.    〉     l .l     | 「この勝負、運否天賦じゃない。おそらく.愚図が堕ちていくわ」     |
   i    | l    └:────────────────────────────‐┘

完全に別モノじゃねーかw
222名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 23:32:55 ID:gnd0WD4j
>>143
のネタ見て、中々いいなと思ったので。
223名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 00:02:36 ID:kEHMV27y
>>222
仕方が無いな

☆の代わりにローター・バイブ・アナルビーズをやりとりする限定ジャンケン
裸のまま別室に送られ羞恥プレイ。その場で憎き安藤と古畑のオカズにされるアンジ
凸凹がついた鉄骨を尻を押し付けながら渡って感じちゃう、なブレイブ・メン・ロード
利根川に「自慰をしたら電流を切ってやる」と言われる鉄骨渡り
鼓膜と眼球の代わりに掛けるのが処女膜のEカード
指四本を切る代わりに人間辞めさせられるティッシュクジ
チンチロの大勝負で大槻が運頼りに投げた1・2投目で1ゾロが出て150万の借金を体で払わされるアンジ
血のマニキュアをクリトリスでやられて悶絶するアンジ
パチンコで集まってきた人達の前で羞恥プレイをさせられるアンジ

さて、俺が書けるのは一つだけだが、オーダーはどれにする?
224名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 08:23:53 ID:lhcK5Ilw
>>223
やさしいおにいさんっ…!

選択肢がどれも素敵なんでかなり迷ったが

>チンチロの大勝負で大槻が運頼りに投げた1・2投目で1ゾロが出て150万の借金を体で払わされるアンジ

を、お願いしたい。
225名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 08:50:32 ID:D51t4V/t
>>223よくまあこんだけバリエーションをっ…w(褒めてる)
226名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 15:21:33 ID:fElL0ffa
>鼓膜と眼球の代わりに掛けるのが処女膜のEカード
例の機械を装着てのかもしれんが
利根川先生のがちょっとずつとか…(先生もつらいぞ!)
227名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 16:08:14 ID:EypoucvO
>>224
了解。出来るだけ早く書き上げます。

限定ジャンケンとか鉄骨渡りとか言われなくて良かった・・・

>>226
勿論機械姦。
アンジさんが最後の大勝負で負けて子宮内到達とかもいいかな、って考えてた
228名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 19:50:48 ID:+kGrGgOA
229名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 20:19:49 ID:lhcK5Ilw
>>227
楽しみに待ってます
230名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 20:23:44 ID:lhcK5Ilw
>>228
連投スマソ
おっきした
231名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 01:28:23 ID:+EDr1wWd
女体化って今までは理解できなかったけど
カイジで目覚めた
漫画内に好みの女キャラが居ないからかもって気もするがw
>>227
楽しみにしてます
232村人A:2009/11/09(月) 03:19:58 ID:mJ585mdi
完成しました。というか燃え尽きてこれ以上書く気力が残っておりませぬ
アンジ君は強気オレっ娘な設定で>>221のAAをたまに見ながら読むと多少興奮出来るかも知れません
ささっと書いたので見直しなどしていません。序盤エロ成分皆無だし後半も本番シーンに入る前に燃え尽きたのですみません。
多分その内三好達との本番シーンも書くと思います。ついでに許可が出るようならスカシーンも書いてみようか・・・

クズの分際で・・・      気がつきおったか・・・?
この456賽・・・   及びこの常勝システムに・・・

(くそっ・・・!)

しかしどうしてわかった・・・?     そうか・・・!こいつか・・・?
こいつのメモだな・・・そのメモで・・・   ここ一番・・・   第一投目に強い目が続くのを見て・・・
嗅ぎつけてきおったか・・・!?   あんなこと・・・許さなければよかった・・・

(チッ・・・)


奴らの狙いは・・・   ワシらが456賽を使ったその現場を押さえ・・・
その落とし前として張った額の2倍3倍を     ふんだくろうって魂胆だ

(その手には乗らぬっ・・・!)

いつもならなんなく勝てる勝負なのに・・・

(くそっ・・・!)

こんなバカ・・・  クズ相手に・・・  あろうことか・・・  普通の賽・・・・・・!
運否天賦の博打を・・・しなきゃならんとは・・・・・・!
なんたる不覚・・・!  無念・・・しかし・・・!  仕方ないっ・・・!

ヒュッ!・・・カチャ・・・カチャ・・・カチャ・・・

気付かれたなら・・・仕方ないっ
233村人A:2009/11/09(月) 03:21:26 ID:mJ585mdi
・・・・・・!
何故大槻は・・・賽を見ていない・・・?

何故オレを見ている・・・  観察している・・・  つまりこれは・・・疑われている?
ここで・・・何かボロを出さないかを見ている・・・  観察している・・・  そして賽の方には見向きもしない・・・
つまりここでは・・・  まだ勝負に出ていない・・・  大槻はまだ・・・勝負をして、いない・・・
つまり・・・疑いがあるから・・・怪しいから・・・思いとどまった・・・!

456賽を・・・思いとどまった・・・!

(耐えろっ・・・!耐えるんだっ・・・!つまりここではまだ・・・動けないっ!)

カチャ・・・カチャ・・・カチャッ   [3][4][5]  班長目無しっ・・・!

「アンジさん・・・!」

(耐えろっ・・・ここは、息を殺して・・・身を潜めて・・・ただ待つ時間・・・)

「二投目っ・・・!  ここで出すっ・・・!!  きっちり[4][5][6]を・・・!」

「「「「 おおぉぉぉ 」「いいぞっ・・・!」「いいぞっ・・・!」「いいぞっっ・・・!」」」」
ワァ───  ワァ───  ワァ───

(出すのか・・・?  ここで・・・456賽を・・・?  使うのか・・・?)

「ん〜〜〜〜〜っっ・・・・・・かぁっ・・・!!」
チャッ・・・カチャ・・・カチャ・・・カチャ・・・カチャ・・・

(ダメ・・・また、目が・・・睨んでいる・・・まだ、疑いは、晴れていない・・・)
つまり・・・動けない・・・!   いくらそれらしい動作があっても・・・!
大槻がオレを見ている・・・!   それだけが楔になって・・・!   動くことができない・・・!

(大槻・・・  その手は食わない・・・!  誰が動くか・・・!!)

動かない・・・  動かない・・・  動かない・・・  動かない・・・
     動かない・・・  動かない・・・  動かない・・・  動かない・・・

ずっとオレを見ていた班長の目が、視線を降ろした
ざまぁ見ろ・・・  悔しいか・・・?  [4][5][6]が出なくて・・・  悔しいか?

ざわ・・・  ざわ・・・  ざわ・・・

(え・・・?  え・・・?  何が起きた・・・?)
ぐにゃぁぁぁ〜〜〜〜〜

なんだ・・・これ・・・?うそだ・・・うそだろ  これ・・・?

なんでこんな・・・理不尽な事が・・・オレの身にばかり・・・?

班長、[1][1][1]  ピンゾロ・・・!5倍漬け・・・!

456賽を使わなかったからといって・・・  目が出ない訳ではない・・・
偶然・・・  圧倒的偶然・・・!
勝負の女神は・・・  時折、奇跡という物語を演出する・・・!  ギャンブルの闇・・・!
ここ一番での偶然・・・!  456賽を使っていれば確実に出なかった・・・大勝負での5倍漬け・・・

これは・・・  456賽が使われていない事を確信したアンジの・・・  ささやかな安心・・・  
それがいかに危険か・・・  勝負の最中に安心など・・・  ありはしないのだ・・・  そして敗者は・・・  得てして・・・  そういう「救い」のある者が選ばれる

そういった偶然が好きなのだ・・・救い上げずに叩き潰す・・・ギャンブルの女神・・・!!
234村人A:2009/11/09(月) 03:22:37 ID:mJ585mdi
「おいっ・・・!」「どういう事だ・・・!」「この野郎っっ・・・!」「このクズッ・・・クズがっ・・・」
ガスッ・・・げしっ・・・げしっ・・・
頭を押さえてうずくまるアンジに浴びせられる・・・!
仲間達・・・仲間だった者達による暴力・・・!

滂沱の涙を流すアンジ・・・しかし泣いたところで状況は変わらない・・・
彼女にそそのかされ・・・! 200万の借金を背負う45組・・・!

ここまでの間・・・  禁欲に禁欲を重ねた上・・・  班長らのイジメにも耐えた彼ら45組の・・・
たった一つの希望が・・・  アンジの言う勝利・・・  そのたった一点だった・・・  

蓋を開けてみれば・・・  努力の末に200万の借金・・・!
殺されてもおかしくない・・・  むしろ妥当とも言えるだろう・・・!

止まない暴力・・・仲間割れ・・・内輪もめ・・・  醜く責任をなすりつける・・・!!
煽り立てる熱狂・・・!  負け犬達による傷付け合いが・・・止まらない・・・!

     そこで一艘の助け舟が入る

「おーい・・・皆の集・・・静まれっ・・・静まるんだ・・・!」

班長である・・・  そもそも地下チンチロを取り仕切る班長は・・・  
こういった博打でおこるいざこざを掌握・・・コントロール出来るから・・・という事で
チンチロを任されているのだ・・・つまり・・・こういった殴り合いはご法度・・・もっての外・・・

もっとすぐに止めさせなかったのは・・・アンジを一番に殴り飛ばしたかったのが班長だったから・・・この一点に尽きる
しかし・・・それで「上」の介入・・・賭場が閉じられてはマズイ・・・それは非常に困る・・・よってどうにか・・・騒ぎを収めるしかないのだ・・・
よって・・・仕方なしに班長の介入・・・事態の収拾をつける・・・

「くそっ・・・班長・・・テメーの助けなんかいらないんだよ・・・!!」

・・・・・・!
「この野郎っ・・・!」「言うに事欠いて・・・!」「なんだその言い草はっ・・・!」「ふざけるなっ・・・!」
再び加えられる制裁・・・45組による蹂躙・・・リンチ・・・!

「みんな聞けっ・・・!聞けっ・・・!コイツらはイカサマをしたっ・・・!」
ギクッ   ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

「アンジ君・・・一体何を言ってるんだい・・・?
負けたのが悔しかったからといって・・・それはいけない・・・
相手にあらぬ疑いをかけたり・・・濡れ衣を着せるなんて・・・人のする事じゃない・・・」

証拠が無い以上・・・何を言ったところで戯言・・・しかしアンジにしてみれば・・・その戯言に賭けるしかない・・・
だが・・・当然・・・しらばっくれる・・・
「そのポケットの中・・・改めさせてもらお・・・ぐっ」

「バカ野郎ッ・・・!」「何言ってんだッ・・・!」「アホかッ・・・!」「妄想も大概にしろよっ・・・!」

負け犬の遠吠え・・・  いくら真実を叫ぼうと・・・  誰一人として聞く耳を持たない・・・
またもや浴びせられる暴力・・・  既に45組は味方ではない・・・  アンジは味方ではなく、既に戦犯・・・  敵なのだ・・・!

「まぁまぁまぁ・・・皆の集・・・待ちたまえ・・・」
止める班長・・・うずくまったまま涙を流すアンジ・・・敗者と勝者の図である・・・!
「アンジ君の気持ちも分かる・・・  何しろ200万だ・・・  負けを認めたくないのも十分に理解出来る・・・  許してやろうじゃないか・・・  寛容な心で・・・」
「っっ・・・!」
屈辱・・・屈辱などという次元ではない・・・何しろ勝つための計画は十分に練られていたのだ
その為の努力もした・・・苦渋の選択をし・・・耐えがたきを耐え・・・ただこの日の為に・・・
それがただの保身・・・臆病心で出した偶然で・・・ここまでの窮地に陥る・・・そして勝ち誇る怨敵・・・
差し出される救いの手・・・死にたくなるほどに致命的な恥・・・っ!!
235名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 03:24:57 ID:mJ585mdi
「さて・・・  アンジ君らからは50万7000ペリカを徴収し・・・  後は200万ペリカを徴収しなければならない訳だ・・・
しかし、だ・・・  いくらわしでも・・・  ここまで多大な借金を押し付けるのは気が引ける・・・  それはいくらなんでもあんまりだ」
ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・
「そこで、だ・・・  聞くところによると・・・  君らは乗せられただけ・・・  首謀者はアンジ君だそうじゃないか・・・」
「そ、そうなんです・・・」「あ、あぁ・・・そうだ」「絶対に勝てるって・・・」「俺らはこいつに乗っかってきただけで・・・」
「うっ・・・」

既に彼らは仲間ではない・・・  もはや、彼らは借金を逃れる事しか考えていなかった・・・
そして班長も・・・  経過はどうあれ・・・  ばれている・・・  イカサマを主張したアンジを野放しにするつもりは無い

「本来ならば・・・普通に天井ありで勝負していればここまで借金を背負う事も無かった・・・
それを言い出したのもアンジ君・・・皆をこの、わしがピンゾロを出す卓で勝負させたのもアンジ君・・・全ての元凶はアンジ君だと言っても過言じゃあない」
「「そうだっ・・・!」「そうだっ・・・!」「そうだっ・・・!」」
「ならば・・・この責任も・・・アンジ君が取るべきではなかろうか・・・きっちりと・・・200万の借金を・・・」
「あぁ・・・あ、あ、あ・・・」

          ぐにゃぁぁぁ〜〜〜・・・

「さて皆の集・・・  わしは常々・・・  この地下帝国には・・・  娯楽と言えるものが少な過ぎると感じていた・・・」
ざわ・・・  ざわ・・・  ざわ・・・
「借金を返済する為に粉骨砕身・・・  まさに身を砕いて一心不乱に労働に励むべきだと・・・
             ─しかしだ─
皆の集の殆どが男・・・  中には若い男も多い・・・  色々と持て余すものもあるだろう・・・」

恥じ入るように視線を降ろす者多数・・・  男がこのような考えを抱かない訳が無い・・・!

「そこで、だ・・・  ここには慰安係りが必要・・・  わしはそう考えていた・・・
しかし、だ・・・  ここは地下帝国、借金を返済する為の施設・・・  労働者でもない女を囲い込む事などまず不可能・・・
皆の集の為にもどうにかしたい・・・  しかし、諦めるしかなかった・・・」
大槻の好色な視線がアンジをとらえる・・・!
「アンジ君は・・・  この借金を返さねばならない・・・  しかし、だ・・・  アンジ君の給料で200万を返すには単純計算でも220ヶ月無給で働かねばならない・・・
しかし、これでは、20年近く働かなければ返せない・・・  アンジ君は返す前に出ていってしまう・・・皆と同じように稼いでいては、返すのは不可能・・・つまり、だ・・・」
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
「返す為には・・・  労働時間以外にも働いてもらうしかないだろう・・・  その、体を使って・・・  皆の集を楽しませて、だな・・・」
「「「うおおおぉぉぉっっ」」」

「ま、待って・・・借金は返す・・・返すからっ・・・それだけは・・・」

「ふむ、返す、返す・・・か、どうする気だい?アンジ君・・・  労働時間以外に金を稼ぐのに・・・  何か良い方法でもあるのかい?」
「そ、それは・・・こ、これから考える、っていうか・・・その・・・」
「他に妙案が無いなら・・・これしかあるまい?仕方が無い・・・可哀想だが・・・上に掛け合って許可をとってこよう」
「「「「 おおぉぉぉ 」「いいぞっ・・・!」「いいぞっ・・・!」「いいぞっっ・・・!」」」」
ワァ───  ワァ───  ワァ───

─「許可が出たら・・・明日からアンジ君は、慰安係りだ」─
236村人A:2009/11/09(月) 03:25:44 ID:mJ585mdi
気がつけばオレは・・・班長室・・・品質検査という名目で・・・班長達の前にいた・・・
どうしてっ・・・どうしてこんなっ・・・理不尽な事がオレの身にばかり・・・

「よし、そこに起立していろ、伊藤アンジ。余計な動作は一切するな」

好色な顔を隠しもしない大槻は、たるんだ笑顔で勝ち誇る・・・心の底から楽しんでいる・・・この状況を愉しんで笑っている・・・!

「よし、第5班班長、まずは衣服を全て脱がせるんだ」

ギリリッ・・・歯を食いしばって・・・大槻が服を脱がせるという恥辱に耐える。
作業着を脱がせて・・・上着・・・Tシャツを脱がせ、上半身を露出させようという時

「おっとっと、引っかかって上手く脱がせられんな・・・」

大槻が、胸に引っかかったふりをして、胸に手をかけ、思いっきり揉みしだく
「なっ・・・なっ・・・痛っ!!」
胸の感触を堪能した後、乳首を痛いくらいにツネってから、何事もなかったかのように、服を脱がせていく大槻
「何しやがんだっ・・・コノヤロウッッ!!」
思わず大槻の顔を思いっきり殴りつける

「うぎゃっ・・・」
即座に黒服達が駆け寄り、床に押さえつけられる
「動くなっ・・・13番・・・動くんじゃないっ・・・」
「まったく・・・一体何をしやがるんだか、コイツは・・・」

「大槻っ・・・!テメェッ・・・!大槻っ・・・!」

「精神面に問題有り・・・と、大丈夫か?班長」
「あっ、気にしないでください。このくらい何でもありませんから」
「お前も大変だな、こんな女を指導するのは大変だろう」

そして5分後・・・

アンジは、口枷を嵌められ、梱包用の縄で後ろ手を縛って拘束、更に足首までも縛られていた
「(なんで・・・オレがっ・・・なんで・・・なんでこんな・・・)」

「さて、伊藤アンジ、検査を再開する。」

またもや大槻が、にやにやと勝ち誇った目でTシャツをずり上げていく
行動を制限され、隠す事も出来ずに晒されるアンジの裸身。そして整えられた胸部が晒される
後ろ手は縛っているので、服を脱がす事は出来ない。なので腕の辺りまでTシャツを移動させる事になる
この時、班長大槻は真正面。後ろに回りこむのが普通なのだが、わざと真正面からTシャツを後ろに回す事でアンジに密着しようとする
体型による汗臭さ、不摂生による口の臭いがアンジの鼻につく。思わず顔を逸らすアンジ・・・当然・・・当然の拒絶・・・!

─ べろり ─
237村人A:2009/11/09(月) 03:26:17 ID:mJ585mdi
そのアンジの顔を大槻の舌が這っていった。舐めていったのだ・・・アンジの顔を・・・
「(ヒッッ・・・ヒィィィィィッッ・・・!!)」
のたうちまわりたくなる程の怖気・・・おぞましさ・・・鳥肌が立つ感覚・・・
ゴキブリが体を這い回っていった時、人は本能的にその感覚に恐怖する・・・それと同じく・・・アンジは猛烈な恐怖に襲われていた

そして、そうこうする内に、大槻は次に、アンジの腰の辺り、ズボンのフチに手をかける。
「(嫌っ・・・助けっ・・・)」
抵抗しようにも、手は縛られ、足も縛られ、黒服に押さえられていて動けない。
大槻はそれを愉しむかのように、ゆっくりとアンジの作業ズボンを下げていく
ゆっくりと晒される太もも、男物と同じ、トランクスタイプのパンツだけの姿になってゆくアンジの体
日に焼けた痕跡など全く無い、真っ白な素足が晒される

その足をすり合わせ、必死に抵抗しようと悶えているアンジ。しかし、出来る事は何も無い。
その無様なまでに無駄な抵抗は、加虐心を煽り立てるだけ。

わずかに隠された下半身を凝視しながら、必死に足を動かし、少しでも視線から逃れようとするアンジに、更に大槻の手が伸びる
「(ダメッ・・・ダメェェッ!!こんなヤツらにっ・・・イヤっっ・・・!!)」
パンツの紐部分をずり下げていく。既に紐の部分は太ももの間に達していた
そしてアンジは、パンツを下げさせまいと、どうにか足を閉じる、必死に、全身全霊の力を込めて、パンツの股間部分が下げられるのを阻止しようとする

しかし、既に・・・パンツは完全に下がりきっていないとはいえ、もう隠す役割を果たしていない。
隠すべき秘所は既に露出しているのである。無駄な努力・・・懸命に、全く意味の無い、尊厳を守る為に、足を閉じ続けるアンジ・・・!
まだ秘所は隠れていると・・・今頑張ればまだどうにかなると・・・自分を必死に騙し、足を開かず、パンツが下がるのを阻止する・・・!

もう既に、秘所の部分の茂み、そしてその奥の割れ目も露出しているというのに

それを見て困ったように笑いあう黒服達
大槻はにやにやと、無理矢理にパンツを下にずりさげていく。いかに頑張ったところで、止められない・・・!止められる訳が無い・・・!
固く閉じられた足の間を、パンツが無理矢理に下りていくのを、絶望的な目で見るアンジ・・・!降ろされないように更に力を込めるも、理不尽な力で、無理矢理にパンツを下げられる。
「むぐぅーーっ!!んぐぅぅぅーーーっ!!」
「はは、何を怒ってるんだか・・・」
「まぁいい、計測を開始する。まずはスリーサイズからだ」
服を全て取り払って、完全に晒された裸身に、ありきたりなメジャーを当てる黒服
正直言って恥ずかしい。顔から火が出る思いだが、抵抗する手段は無い。

たわわな胸囲にメジャーを当て、冷静に計測していく
「上からー、88、58、88・・・」
地下に落ちても、一向に崩れることのないスタイルが帳簿に書き込まれる。
「さて、次はー・・・性感染症の有無・・・それと感度・・・」
「班長、まずは女の股間を濡らせ」

「分かりました」

大槻の指がアンジの股間の茂みに添えられ、軽く上下に擦っていく
238村人A:2009/11/09(月) 03:26:53 ID:mJ585mdi
「(やめろっ・・・やめっ・・・何でオマエが・・・!)」
「アンジ君の股間はお毛毛が少なくてカワイイねぇ」
「ふむ、開始40秒・・・既に軽く濡れ始めている。と」
冷静に状況を調査書に書き留めていく黒服
「(やめてっ・・・感じてなんかいないからっ・・・濡れてなんかないからっ・・・!)」
アンジの股間は既に軽く湿り気を帯び、軽く指先が入る程度にほぐされていた
そして班長の指先は、アンジの股間のクリトリスを捉える
「(おいっ・・・そこはっ・・・そこはっ・・・)」
クリトリスとは、男の性器とは違い、性的快楽を得る為だけの器官である。
故に、そこから生み出される快楽は劇的っ・・・そして、個人差はあるが、弱い、デリケートな器官であり・・・責め立てるのにこれほど適した場所は無い・・・
「アンジ君も中々感じてくれているようで嬉しいよ、ほら、爪でこりこりしてやろう」
「(あぐぅぅっ・・・んっーーー、ダメッ、やめてっ、やめてっ)」
乱暴に、ネチネチと、クリトリスの表皮を剥がし、軽く弾いたかと思えば、強く潰し、なでさすり、つまみ、クリトリスを責め立てる。
その様々な刺激で弱い部分を責められるアンジは、憎き男の手により感じる事に自己嫌悪、それでも刺激から逃れられず、感じてしまう自分の体を呪った

数分後、クリトリスの責めから逃れようと体をくねらせ、必死で無駄な抵抗をしながら、大槻の手つきに反応し、喘ぎ声を漏らしていた
「うぐっ・・・あんっ・・・あ、あっ・・・くぅ・・・・んぁぁああっっ」
どうにか抑えようとしても、どうしても漏れ出てしまう喘ぎ声は、アンジの自尊心を打ち砕き、大槻に勝ち誇らせるのに絶大な効果を発揮していた

その更に数分も経たぬ内にアンジの股間からは液体が染み出し、クリトリスは強く勃起し、息も絶え絶えといった様子になっていた
「いやぁ、アンジ君がここまで好き物だとは思わなかったなぁ」
「ふむ、淫乱だな、娼婦の素質は合格点、と・・・」
「感じやすい体質なのかもしれませんね」
「次はこれだ」
黒服から大槻に手渡されたのはどこにでもあるようなバイブ
それを受け取り、股間に当てる大槻、その目に加虐の炎が爛々と燃え盛っている
「ほら、アンジ君、今からコレを入れるからね、頑張ってね」
たるんだ顔にこれ以上ないほどの笑みを浮かべた、気持ちの悪い顔に嫌な気配を感じるアンジだが、彼女には何も出来ない。そして・・・

「──はぐぅっ!!!」

あろう事か大槻は、股間に押し当て、先端をめり込ませた張り型を、自分のヒザで蹴ったのだ
一気に押し込まれていくバイブ。息の詰まる衝撃。そして異物感。股間にモノが挟まる。なんともいえない居心地の悪さ
大槻はそれを一気に引き抜く
「ひぐぁっ!!」
押し込んで、引き抜いて、のストロークを繰り返す。この上なく乱暴な、痛みの伴う快感がアンジを襲う
「あふぁっ、んっ、んっ、あんっ」
執拗なクリトリス責めで昂ぶったアンジの体は、いきなりのバイブ責めで膣内が急速に刺激され、一気に限界に近付いていく
「ほらほらアンジ君、我慢しないでイッていいんだよ、どうしたんだい?」
「(イヤッイヤッイヤッ、何でこんな、男に、ダメ、速くしないで、ダメッダメッダメッ、あっくぅぅ───)」
ぶしゃぁぁぁ
派手に潮を吹き散らして体から力が抜けていくアンジ
「と、まぁ、こんなところですね」
「分かった、調査書をまとめて提出しておく」
「はい、お疲れ様です。ありがとうございました」
そして次々と黒服が出ていく
「(はぅ・・・イッ・・・ちゃ・・・った・・・)」
239村人A:2009/11/09(月) 03:28:41 ID:mJ585mdi
最後に班長室に残されたのは、大槻とアンジだけだった
「ふぅ、さてアンジ、とりあえず慰安係りをやるにしても、一回辺りの料金を決めておかなきゃならんな」
「うぅ・・・」
脱力しきって床に横たわるアンジに、大槻が近付いていく
「一回辺り・・・まぁ高過ぎても客が来ないだろうし・・・まずは一回10ペリカってとこでどうだ」
「(なっ・・・!)」
安すぎるという次元ではない・・・一回1円ですらない・・・この地下帝国での物価は倍、つまり1回辺り0.5円という事になる
「勿論中に出す場合は50ペリカにアップ、まぁこんなとこだろう、なっ、いや五倍料金なんて取りすぎかな?」
「(ふざけっ・・・んぐっ)」
床に横たわっていたアンジが身を起こそうとすると、班長に靴で蹴られ、またもや床に転がされる
「いいよなアンジ、反論が無いって事は納得したって事だよな」
口を塞がれたアンジに、班長の靴が高々と上げられ、アンジの股間に降ろされる。そして・・・

ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり

「(痛っっ!!やめてっ、やめっ、やだっっ、痛いっ)」

充血し、露出したクリトリス、絶頂し、火照りが覚め始めていた股間を蹂躙していく大槻の靴。
抵抗も出来ずに踏みにじられるがままになるアンジ。その股間はアンジの意思を裏切って、乱暴な刺激にまたもや火が点きはじめていた

「ふん、踏まれて感じる淫乱が、さっきも見られて興奮していたんだろうが・・・!」

アンジから足を離す大槻、乱暴な責めから開放され一息つけたアンジに背を向けて、部屋の隅に歩いていく
「(やっと・・・終わったの・・・?)」
このまま置き去りにされるのだろうか、そう思ったアンジの不安は、更にそれを上回る現実に押しつぶされる事になる。

「ほらアンジ、四つん這いになってケツを向けろ」
そう言う大槻の手に握られたモノを見て、アンジは必死に逃げようとする。
しかし、足も縛られているのだ。簡単に班長に捕まり、引きずって連れ戻される

アンジ達の働く労働者スペースは、基本的には清潔が心がけられている。
黒服達が来る事がある為、廊下にゴミや汚れが放置などという事があってはならないのだ
そして最も汚れを運ぶのは、一日土木作業をした労働者の靴の裏にこびりついた泥土
それらをまとめて洗い流す為に、労働者スペースは、生活区以外に水道が通っているのだ。
そしてそれらの水道には、無論の事、清掃用のホースがワンセットで置いてある。
生活区以外、つまり、班長らが会議を行う班長室も例外ではない。班長の手に握られていたのはまさにそのホースである。
水道の蛇口に繋がっているホースの先端をアンジの近くまで持ってきたのである。

「くく・・・アンジ君・・・確か君は生意気にも・・・わしの顔に水をかけた事があった・・・
許される事ではない、そうとも、目上の者に、あってはならぬ事だ・・・だから、その意趣返しをさせてもらおうと思う・・・当然だ、このくらいは、当然・・・」
うつ伏せの状態になったアンジの、肉付きの良い尻を左右に押し開く班長。
そして班長の指先が、アンジの肛門に、抉りこむように、ぐりぐりと押し込まれる。

「(やだっ、やめっ、助けっ、誰かっっ)」
240村人A:2009/11/09(月) 03:29:04 ID:mJ585mdi
必死で抵抗するも、元々か弱い女性のアンジが縛られている上、100kgオーバーの班長に勝てる道理は無い
アンジの肛門が力負けし、指先が侵入していく
「くくっどうした?ここは頑張らないとな・・・?」
「(あぐっ・・・やめっ・・・やめてぇっ・・・)」
「ほれ、もう肛門に力が入っておらんぞ・・・?」
一度決壊した肛門は易々と侵入を許し、班長の蹂躙を受け続けていた
「くくくっ・・・ここまで抵抗が無いとは、案外、わしの事を受け入れてくれているんじゃないのか?」
「(なんで・・・こんなっ・・・こんな男にっ・・・気持ち悪いっ・・・のにっ・・・)」
言っておくが、肛門も性的器官の一部である。
前立腺が刺激される男に比べて、女の肛門に対する性的快楽は殆ど無い、と言われているが
人間が一番最初に感じる原始的な快楽は排泄行動である。最も本能に近く、すべからく誰もが経験する快楽。
それにより、またもやアンジの股間は昂ぶる・・・どれだけ本人が嫌悪していても、延々と続く快楽に抗えない・・・!
先ほどの靴から、クリトリスは勃起し続け、股間からは水が太ももを伝う・・・!
「なんだアンジ君・・・こんなので感じてるのか・・・好き物を通り越してもはや変態だな」
「(いやっ・・・いやっ・・・言わないでっっ・・・こんなブ男の・・・指で・・・指でぇっっ)」

「まぁいい、そろそろ、こっちだ」
一度肛門から指を離し、また押し込んでくる。しかし今度は、ホースを、である。
「(何をっっ!?やめっ・・・やめてっっ!!)」
「くく・・・押し込んでやろう、深く、深く・・・」
ぐり・・・  ぐり・・・
「(あぎっ・・・痛いっ・・・ふ、深い・・・ぃぃぃ・・・)」
「くくく・・・さて、放水開始、だ」
大槻の手が、蛇口を捻る
ホースを伝う水・・・伝ってくる・・・水がっ!!
その先はアンジのケツの穴から出てくる・・・水っ・・・水が入ってくるっっ!!
「(んっんぅぅぅぅっっ)」
もうすぐホースの中を通った水が放出される
それまでに、ホースの先端を抜かなければ・・・!!
後ろ手に回ったアンジの手が、必死でホースの先端を掴んで引き抜こうとする、が、班長の手が邪魔・・・
かろうじて手がとどくだけのアンジの手では、班長の手に勝てない・・・!!
しかし、それでも必死に外そうとするアンジの手を、班長の手が捕まえる
「(やっ、やめっっ)」
班長に力づくで高々と上げられたアンジの手は、ホースをどうする事も出来ない。無抵抗のまま、受け入れるしかないのだ
「(やだっ、ダメっ、怖い、怖いのにっ)」
そして、急速にホースを伝ってきた水道水が、やっと出口に到達する
「あっ・・・はぐっ・・・っく、うぅぅぅぅ・・・」
「くくく・・・くくくくく・・・」
「(こんなっ・・・こんなっ・・・こんなっ・・・入って、くる、うぅぅぅ・・・!!)」
冷えた水道水が、腹の中を満たしていく
アンジにはその時間が、1秒ごとに、体積を増していく責め・・・!
どうにかホースを出そうと、尻を振ってみるものの、どうにもならない
「むぐーっ!んむぐーっ!!」
首を振って限界を伝えるが、班長の指は動かない。
「(もう、無理・・・!お腹が、破裂、しちゃ、う・・・ダメ、それ以上、入らないいいぃぃ)」

時間にしては30秒程、弱めに放出していた水道水を大槻が止めて、埋まっているホースをアンジの尻から引き抜いてやる
「(あっく・・・そっと、抜いてぇ・・・)」
241村人A:2009/11/09(月) 03:29:32 ID:mJ585mdi
「(あ、ひっ・・・も、漏れそう・・・)」
「くくく・・・アンジ・・・ここで漏らせ」
ある程度予想していた言葉が飛び出す。嫌々と首を左右に振るアンジ
「と、言いたいところだが・・・わしも流石にココで漏らされるのは色々と困る」
ざわ・・・  ざわ・・・  ざわ・・・

「そこで、キサマがわしの靴を舐めたらトイレに行かせてやろう」
「(っっ・・・!!)」
ずいっ、と床に這い蹲るアンジの目の前に靴を突きつける大槻
そのたるんだ顔は、これ以上無い程に恍惚の笑みを浮かべて嗜虐心に酔っていた

屈辱に震えるアンジ。これ以上無い程の圧倒的屈辱・・・!
そもそもこの状況に陥ったのは偶然によるところが大きい・・・班長がたまたま256分の1を引き当てただけなのだ・・・

しかしこれが現実・・・現実はこれなのだ・・・!
大槻の靴を目の前に睨み、頭の中をぐるぐると駆け巡る思考。恥辱と屈辱を乗せられた天秤・・・!どちらに傾いても尊厳が失われる天秤・・・!

結局アンジは・・・負けた・・・肛門は今にも決壊寸前・・・そもそも最初から限界ギリギリなのだ・・・
靴に顔を近付け、口枷の間から、ゆっくりと、唾液にまみれた舌を突き出す
小さな口から思いっきり伸ばされた、どこまでも赤い、舌の先で・・・班長の・・・汚れに汚れた靴に舌を押し付ける
味覚から伝わってくる泥の苦味・・・そして人の尊厳を失った、決定的敗北・・・!
「しっかりとキレイにしろ、ほれ、美味いか?」

涙を滴らせながら、班長の靴を舐めていく。
白い裸身の背中を晒しながら、班長の嗜虐心を満足させる。

「うっ・・・うっ・・・ひぐっ・・・」
泣きながら、班長の靴を一通り舐め切った頃合いで、班長が、テーブルの上に置いてあったハサミを手に取り
アンジの足を縛っていた梱包用の白いビニール紐を切ってから、班長室の入り口ドアを開ける。
「ほれ・・・歩けるだろ?アンジ・・・行ってこい」
「(え・・・?)」
「トイレに行きたいんじゃなかったのか?ほれ・・・行ってこい」
大槻がアンジの腹の辺りに手を添える
「それとも出す手伝いをしてほしいのか?」

結局、手を縛られ、服を着る事も出来ずに、素っ裸のままトイレまで見世物になりながら歩いて
そこから散々悩んだ挙句手のビニール紐を切ってもらいに素っ裸のまま班長室に戻ったら鍵がかかっていて
ハサミで切ってもらう為に居住フロアに戻ったら45組にイタズラされたりして危うく犯されかけたりしながら
どうにかジェスチャーでハサミで手を開放してもらった辺りでこの一日は終わるけどスカ入ったりエロ薄かったり長くなるので割愛。

─翌日─
242村人A:2009/11/09(月) 03:31:05 ID:mJ585mdi
まぁ結論から言うと勝ちました。
肉便器トイレの使用者は腎虚になるか不能になるとの事で客が怯えて来なくなって1日で廃業しました。
大槻さんも例に漏れず、道具で責めている分には良かったけれどいざ本番をやると搾り取られ過ぎて腎虚になりました。

「待てよ班長・・・やめたい気持ちもわからなくはない・・・限界は人それぞれだからな・・・!
けど、仮にやめるとしても、せめてオレを満足させてからにしてくれよな・・・!」
「やめてくれっ・・・ホントにもう・・・限界なんだ・・・これ以上やったら死んじまう・・・」
「やめて欲しいなら・・・それなりの態度を見せなきゃな・・・っ」
「なんでもやる。金なら欲しいだけやるからっ、頼む、もうやめっ」
「ならもらえるだけもらおうか、もらいっぱなしってのも悪いからその分きっちりお礼をさせてもらうぜ」
「(ぐにゃあぁぁぁぁ)」

現在の被害者一覧:
・色香攻めで止めるタイミングを逸してカモられたバランス派の男
・不能になる程搾り取られた別室のおっさん
・尻の穴にバイブ二本とアナルビーズ4本を突っ込まれ痔で病院通いの船井
・アンジの痴態に感化されて大乱交パーティー会場になり社会的地位を失ったブレイブ・メン・ロードの観客
・利根川に言われた通りに自慰をしているアンジを見て集中力を乱したり足場が無いのに近寄ろうとして落ちていった鉄骨渡りの皆さん
・アンジの色香に惑わされた会長の気まぐれで焼き土下座をさせられ失脚する利根川
・人間を辞めた証に獣姦をさせられ、例に漏れず不能にさせられた兵藤会長のペットの大型犬
・思いっきり搾り取られて不能になった45組のヤツらその他 ←New!
・腎虚で病室送りになって貯金をアンジに脅し取られた大槻班長 ←New!

以上ドラスレからの出張でした。
243名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 07:04:39 ID:TxyQ/A2y
カイジ女体化お願いした者です。
乙。すごくよかったです。
AA見なくても充分興奮しました。つか見る暇ないくらいのめり込んでたw

アンジいいなぁ…
これきっかけにますますアンジに目覚めそう。
本番シーンもスカシーンもどんとこい。

244名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 10:37:49 ID:+EDr1wWd
乙かれさまでした!
エロくて凄い良かったです
このスレが盛り上がりそうで嬉しいぜ
245名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 17:16:10 ID:Oqzfv6eT
アンジはぁはぁ
かなり良い
246名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 21:34:47 ID:ph55ttfF
三好達からの輪姦とスカも期待してます
247名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 22:24:35 ID:KlgYP6iZ
乙!
アンジ良かった
はまりそうw
248名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 23:01:39 ID:ul8AhR4i
だが規制・・・規制中・・・残念・・・残念でしたッ・・・現実・・・これが現実ッ・・・
249名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 09:39:00 ID:KFYpmx9a
ageッ…!
250名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 01:11:07 ID:hmhBYEu0
映画どうだった?
251名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 06:50:02 ID:qeLgQVOY
詰め込みすぎだった
252名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 11:16:09 ID:DCJOVjIb
映画の女遠藤と若利根川はどうだろう
過去に付き合ってたかのような雰囲気だった
253名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 13:26:24 ID:qeLgQVOY
なんか分かるかも

お腹回りが立派になって〜の辺りなんか夫婦っぽかった
254名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 20:41:09 ID:+SLr2E9D
>>252-253
まじかよ。映画見に行こうかなぁ
255名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:34:20 ID:m+EXsmsW
>>254
ちょこっとそういう会話があったってだけで
具体的なことは何もないってばw
脚本家の人のインタビューでは一応意識はしての台詞だそうだけど
まあそれをヒントに妄想すればいい…

酔っぱらってるカイジと遠藤もちょっと危なげな様子に見えたw
遠藤が女ってことで原作と同じシーンでも
色々意味合いが変わってくるのな
映画続編決定したから今度は一条が女性化だろうか?
256名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:40:02 ID:m+EXsmsW
あと、映画に女性出せってので
船井が女性化の予定もあったそうだ。
関西弁のコギャルにでもなってかもしれない。
つい船井顔の女が浮かんでしまうが…
257名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 06:45:21 ID:QkKc8vZr
続編でもキャラを女にすんのは勘弁。遠藤さんだけでもう充分だよ。一条は男のまま出すから張り合いがあるのに。
でも船井顔の女は見てみたいかもwww
258名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 08:54:03 ID:0WS3+fYC
>>255
いや、妄想のねたにしようかと……
259名無しさん@ピンキー :2009/11/22(日) 09:01:46 ID:ATv6t5Qe
だとしても、若利根川と女遠藤見てみたいかも
260名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 09:38:45 ID:CGFk5CwF
映画で女性化といえば石田さんの息子は娘になってたな。
奥さんが出てくるかわりに。

まあ福本漫画に女がいなければ女性化すればいいのよ。
261名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 13:24:55 ID:QkKc8vZr
カイジとかアカギみたいにな
262名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 17:15:42 ID:h2YzhbXP
まぁ一条は十中八九女体化確定だろうな
あと美心がどうなるか予想つかん
せっかくの女性キャラだけど美化するとストーリー成り立たんし
263名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 22:34:09 ID:QkKc8vZr
え マジで女体化しちゃうの…?

村上とかのがしそうだけど。
264名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 20:08:12 ID:QZ7zoXOZ
一条は女店長になるに同意。
265名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 20:58:16 ID:hMYcw4AD
http://imepita.jp/20091117/314560
アカギ「サイズ計ろうぜ」
266名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 22:54:24 ID:hytXOWYM
なになに?
267名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 21:13:59 ID:KXIPylmA
>>232
これを見て以来破戒録読むとカイジが自然にアンジに変換されるようになった。
268名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 22:48:03 ID:h7T5EbU9
アンジのエロいいのう
269名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 23:50:31 ID:rup7jUiN
映画の遠藤さんは凛子って言うんだっけ
勇子とか勇美(イサミ)とかじゃ駄目だったのかね

映画見てないんだけど女遠藤さんどんな感じだった?
性別以外は原作基準?
それとも全く別物?
270名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 00:00:35 ID:K5nsq+U0
とりあえずいい人なわけないらしい。
271名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 22:53:15 ID:KrmIebl2
某社長wikiを見てから、零ネタばっかり考えてしまう
密室に片思いの子と一緒に監禁されて
脱出方法を考えたいのに理性を保てなくて、
でも自分がそんな状態なのを悟られたくなくて、苦しむ零が見たい

片思いの子は天然で、
零が不自然に距離をとってくる事に不満を言ったりして
最後はプツンとなってドSモードで襲っちゃう零が見たい
272名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 14:18:08 ID:gBBSM+SM
零も読んでみたいが相手キャラがいないのがなぁ
黒沢のしづか辺りとなら同年代だし行けるか?
273名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 16:01:35 ID:fh4Nc/aj
女遠藤エロかったなー
カイジも完全にプロポーズしてたし
274名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 17:23:54 ID:Fg5By1Oo
藤原うまいなと思った
顔で選ばれたんじゃないんだとしみじみ思ったよ
福本キャラの実写を顔で選ぶなんで元々無理だけどさw
香川さんはアンタ楽しんでるだろwと見てて思ったさすがの巧さだった
275名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:54:05 ID:8mMQ9nyv
379 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 00:14:30 ID:???
カイジとアンジにセックスさせたい

誰かこれ書いて
276名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 21:46:56 ID:ezx0OjIs
俺も見たい。誰か良かったらお願いします。
277名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:33:26 ID:Za+Tpj2k
>>272
前にあったしずかにいたぶられる涯の話はエロかった
零はしずかを返り打ちにできるだろうか?
278名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 03:46:03 ID:XNb4YkfQ
279名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 07:25:09 ID:pBE1zkIv
>>278
これアンジだよな?
なんかカイジの顔のまま女の体にしてもあまり違和感ないんだな。
280名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 09:00:51 ID:KmIm94q/
きたあああああああああああああああああああああああ
絵のうまい人もっとくれ
281名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 09:52:00 ID:HUdVrstr
>>278が描いたのかな?
エロくて最高だ、GJ!
>>138>>147を元にしたアカギ×平山♀ネタ
軽い拘束描写あり。
嫌な人は「アカギ×平山♀」でNG設定お願いします。
「確率だ……。単純に確率。断じて直感などではない。
 確率にうとい奴らを煙に巻くことはできても俺にはきかねぇよ。アカギさん……」
白いスーツに派手な色のシャツの男――偽アカギ、平山――が言う。
鮮やかな色のサングラス、そして白い髪の毛は逆立てられている。
「ククク……なるほど……凡夫だ……。的が外れてやがる……」
工場の作業服という、この場には少々不釣合いな格好の男――アカギ――が言う。
彼もまた白髪で、二人の年恰好はよく似ているが、雰囲気は対照的だった。

「何……!?」
「確率じゃないと言うのか……? ……直感で当てたとでも……」
「さぁな……」
「待て!」
立ち去ろうとするアカギに平山が熱くなって言う。
「いい加減なことを言って逃げをうつな……! 直感だというなら、それを証明して見せろ」
牌をいじりながら平山は続ける。
「この10牌に3牌を加えて四向聴を作ってみろ。ただし使うのは10牌取って余ったこの9牌……。
 この9牌はもちろん伏せかき混ぜる……」
平山はその9牌を伏せて混ぜアカギの前に差し出す。
「これでもし四向聴を作れるようなら、信用しよう。確率を超えたお前の直感とやらを」
ここに提示された牌から無作為に選んで四向聴を作れる確率は紙のように薄い。
アカギはフフ……と笑うと、平山の対面に座り、彼を見据えた。
「な、何だ……?」
「面白い……。渡って見せよう。その綱……。
 ただし……お前がそれだけ自信満々にふっかけてきた勝負だ。
 何を『賭ける』ことになっても文句はないな?」
「え……?」
平山は思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「お前の処女」
場が一瞬固まる。
平山は目を見開き、明らかな動揺を見せたが、その後ひとつ大きな息をついて言った。

「お前の目は節穴か?」
「節穴じゃないからそう言ったんだけどな。……お前女だろ?」
「な、何を根拠に……」
「まとっている空気が女そのものだ。そんなので今まで良くやり過ごせたな。その方が不思議なくらいだ」
「理由になっていない」
「なんなら、賭けてもいい。……腕一本」
「何とち狂ってやがる。そんな必然性がどこにある!」
「男を抱くような趣味はないんでね。一応女だと確かめておきたい」
「た、確かめるって……」
平山は口ごもり不安そうな表情になる。その表情が何よりも雄弁に事実を語っていた。
「ククク…… お前がそうだと認めればいい」
平山は息をつき、表情をゆるめる。
「で、女なのか? それとも本当に男なのか?」
「……あなたの言うとおり……女よ」
男を装う低いトーンの声から、明らかな女の声に変わる。

「く、組長……」
と、石川が組長に平山の処遇を問いかける。
「別に代打ちが男でなければならんという決まりはない。
 むしろ華があっていいかもしれん。
 何よりわしはこいつの打ち筋が気にいっとる」
その言葉に平山は胸をなでおろす。
「で、賭けを受けるのかね?」
組長が下卑た笑いを浮かべて平山に尋ねる。
平山は表情にこそ出さないものの、このエロオヤジめと内心毒づく。
「あんな条件、受けられません」
「何故だ? もしかしてどこかのとっぽい刑事さんにでもやられたのか?」
と、アカギがふざけた調子で問いかける。安岡は黙ったままだが苦々しい表情を見せる。
「違うわよ。そんなものを賭ける必然性がどこにあるの?」
「何だ……自信がないのか」
「……自信はあるわ。でもどんなに低い確率といってもゼロじゃない。
 たとえ1%でも裏をひく可能性があるなら、
 そんな取り返しのつかないもの賭けられるわけがない。勘違いしないでよ。
 怖くて言ってるんじゃない。このギャンブルの馬鹿馬鹿しさを言ってるのよ。
 余興や遊びで命や身体を張ったりできないわ」
クククとアカギが笑いを漏らす。
「何がおかしいの!?」
「いや、本当に処女だったんだと思ってさ」
と、アカギは悪戯っぽく笑って言った。
平山の顔が赤く染まる。完全にアカギのペースに飲み込まれてしまっている。
「ち、違うわよっ……!一般論を言ったまでよ!」
「ふーん……。なら、お前との一晩ってことにするか」
「だから、こんな馬鹿馬鹿しいギャンブルはやらないって言ってるでしょ」
「そうか。なら帰らせてもらう」
そういってアカギは立ち上がり、出口へ歩を進める。
「逃げる気?」
平山の声にアカギが立ち止まる。

平山は意を得たとばかりにクスリと鼻先で笑った。
「なるほど読めたわ……あなたの手口。最初からこの勝負受ける気はなかった……。
 しかしただ断っては無能と思われる。それを避けるために、一度勝負を受けたようなことを口にする。
 口にしてから……今度は正常な神経ではとても受けることが出来ないようなギャンブルをふっかける。
 相手は降りる。降りざるをえない。その後はイメージだけの抽象論で煙に巻く。
 違うかしら? アカギさん。…………けど、このままでは逃がさないわよ」
「『逃がさない』ってことは、賭けるんだな? お前が賭けないなら帰る。俺はそう言ったからな」
『逃がさない』と言ったのは平山の方、けれど、本当の意味で『逃がさない』のはアカギの方。
「……分かった。賭けるわ」
軽く顔をしかめて、平山はそう答える。
そして、アカギが勝つ確率は3%にも満たないのだからと、自分を安心させようとする。

「で、あなたは何を賭けるの? まだ聞いてないけれど」
「何がお望みだ? 腕一本か……」
「まぁまぁ。そういう物騒な話はなしにしようじゃないか」
組長がいさめにかかる。
「今は何でも金で計る時代だ。
 聞くところによるとあんた給料日らしいじゃないか。
 それを賭けてみるというのはどうかね」
「いいでしょう」
アカギはポケットに手を突っ込むと給料袋を卓の上に投げる。
不満を抱きながら平山は事の成り行きを見ていた。
先程から受けた仕打ちを考えれば、腕一本どころか焼けた鉄板の上で土下座させてやりたいぐらいの気持ちだった。
そして、『何でも金で計る時代』だというなら、何故自分は処女を賭けねばならないというのか。

安岡が憐れむような視線を平山に投げかけた。
「余計なことを……」
「え……?」
「あの男は『別』なんだよ……」
「……『別』……?」
対面のアカギは、平山が提示した9つの牌をじっと見つめている。
「何をじっと見つめてるの? 牌が透けてくるとでも言うの?」
「そうさ。それぐらいの感覚がなければこの6年間とても生き残れなかった」
その瞳と言葉には不思議な迫力があった。
アカギの指が3つの牌を手繰り寄せ、手の中に握る。
ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、手を開き3つの牌を落とす。
こぼれ落ちた牌は、一索、四索、一萬。四向聴を作りえる唯一の組み合わせ。
「じゃあ」
アカギは給料袋を懐におさめ、平山の腕を掴む。
「待って!」
と、腕を払われる。
「何だ……? 大きな声出して」
「危うく見過ごすところだったわ。あなた今抜いたわね、そちらに寄せた牌の中から。
 わずかにだけれど牌の並びに変化がある……。
 調べれば一索、四索、一萬が抜けているはず。
 本当に選んだ牌はまだ手の中。違う? アカギさん」
「ふーん、気が付いたか。
 原始的な細工だけど、こういう実戦では結構効果的なんだよな……。
 おたくのしちめんどくさい確率よりはさ」
アカギは手の中の牌をもてあそんでいる。
「うるさい! ともかく、選べなかったことに変わりはないわ。お金は置いていきなさい」
「手、出しな」
平山は素直に右手を差し出す。
その掌に落とされたのは給料袋ではなく、アカギが手の中に持っていた3つの牌。
一索、四索、一萬。
あまりに驚いて声も出ない。
だが平山はそこで引かない。3%未満の確率なのだ。直感だなんて認めたくない。
「待って! 残り6牌を確かめた方が確実よ」
「好きにするがいいさ」
平山は掌の3牌を卓上に置くと残り6牌を確かめた。
そこにあったのは、一索、四索、一萬を除いた6牌。
「じゃあ」
二の腕を掴まれて、立ち上がらされる。そのまま部屋の外へ引っ張られる。

騒然とする部屋の中でただ一人南郷だけが初めて会った平山の身を案じていた。

先程の部屋から廊下に出ると、平山は改めて絶望に襲われる。
アカギの方を見ると、何食わぬ顔で煙草をふかしている。

「二人ともここにいたのか」
石川の声がした。
「何? 石川さん」
アカギだけが振り向く。
「組長が、部屋を用意する、と」
「へぇ」
平山は二人の話を聞きながら再び心の中で毒づく。あのエロオヤジめ、と。
気を利かせるならもっと違う方向に利かせられないのかと思う。
部屋の前に着いたらしく、二人の前を歩いていた石川が立ち止まり振り返る。
その視線の前で、平山は羞恥にふるえながらアカギの横に立っているしか出来ない。
穴があったら入りたい。
この場から消え去ることが出来るなら、穴に入るどころか埋まったって構わないとさえ思った。
「風呂はこっちの突き当たりを曲がったところだ。あるもんは勝手に使えばいい」
石川は必要事項のみを簡潔に伝えると、来た道を戻っていく。

平山はふぅと息をつくと、糸が切れるようにアカギの身体へともたれかかった。
「どうしたの?」
「な、何でもない……」
この男の前でこんな姿を晒していることだけで十分に恥ずかしいのに、
『不意に力が抜けた』だなんて平山には答えられるわけがなかった。
「『何でもない』ってことはないでしょ」
「何でもないってば!」
その言葉とは逆に平山の手はぎゅっとアカギの服をつかんでいる。
今にもその場に崩れ落ちそうなので、アカギは平山の身体を抱きとめた。
「何すんのよ!」
助けてやったのに逆に怒るあたり、強気を通り越して不条理だ。
何をしても怒られるなら、好きにさせてもらおうと、アカギは平山を抱き上げる。
背は高いが、抱き上げてみると、身体は自分よりもひとまわりもふたまわりも細く、そして軽く、
触れた柔らかさが女の身体であることを如実に伝えてくる。
「ちょっと、何してんのよ! 降ろして!」
「立てないみたいだから親切に助けてやったのに、さっきからひどい言いようだな」
「『親切』ってどの口が言ってんのよ!」
「部屋で休むか?」
「好きにしなさいよ!」
おそらく肯定の意だろうと推測し、部屋に運び込む。
――さて、どうやってこの強気な女の仮面を剥がしてやろうか

アカギは平山を畳の上に横たえ、顔を覗きこむ。
「大丈夫か? 何かして欲しいことある?」
「アンタの顔を見たくない」
「フフ……分かったよ。風呂入ってくる。……逃げるなら今のうちだぜ」
アカギは軽く笑いながら、部屋を出ていった。

抜けた体の力が戻ってくるにつれて、『逃げるなら今のうち』という言葉が、平山の頭の中を巡る。
もちろん逃げたいのだが、逃げるのは負けに負けを重ねるようで癪に障る。
あの状況で牌を抜く抜け目なさを持ちながら、何故自分が逃げられる状況を許しているのか。
それも気になる。
思考はループする。逃げたい逃げたいと思うのに、自分自身の意地がそれを許さない。
泥沼にはまる思考。
どれくらい考えていただろうか。随分と時間がたった気がする。
アカギはまだ戻ってこない。平山は廊下へと出た。誰の姿も見当たらない。
このまま逃げようかと思うが、少しだけアカギのことが心配になって様子を見に行くことに決めた。
ックをしてから脱衣所の戸を開ける。脱衣所には当然ながら誰もいない。
すりガラスから風呂場の様子をうかがうことも出来たが、恥ずかしくてそこに背を向けて声を出す。
「あのぉ……」
「何?」
背をあずけていた戸が開き、平山はアカギの身体に倒れこむ。
「きゃっ!」
倒れた身体はそのまま抱きとめられる。
「よく、倒れる奴だな」
「な…………、なによ」
「心配して来てくれたの?」
「誰がアンタの心配なんかするのよ! アンタなんか風呂の中で溺れ死ねばいいのよ!」
「酷い言い方だな……ちょっと傷ついた」
そう言いながら、アカギは平山のシャツのボタンを外していく。
「ちょっと、何してんのよっ!」
アカギの手はベルトを外し、ファスナーを下ろしていく。
淡い色のレースの下着が顔を覗かせる。
「ちょっ……やめ……」
平山はその手を押さえようとするが、逆に自分の手を押さえられる。
胸に巻かれたサラシにアカギの手が伸びる。
「や……や、め……」
その手を平山は押さえ込もうと、勢い余って、アカギの手を自分の胸に押し付けてしまう。
「ち、違……、え、えと……」
「何一人で慌ててるの? 服脱がせるだけでこの様子じゃ、先が思いやられるな」
「時とか場所とか考えなさいよ!」
「二人しかいないし、問題ないと思うけど……」
逆に墓穴を掘ってしまったようだ。何も言えなくなる。
アカギはするするとサラシを解いていく。
平山にしてみれば、問題ありありだったが、こんな時に限って上手く言葉にならない。
「もうっ……、脱がすだけだからね! それ終わったら出て行きなさいよ」
「分かったよ」
シャツとスーツを肩からずり落とすとひじの部分で引っ掛かった。
首から肩にかけてのなだらかな曲線に口付ける。
「ちょっ……脱がすだけって……」
「……だって綺麗なんだもの。ちょっとだけつまみ食いさせて……」
サラシはさらにするすると解かれ、床に落ちる。
白く滑らかな二つのふくらみが露わになる。
平山は恥ずかしそうに顔を背け、腕で胸を隠す。
アカギはするっとわき腹のくびれたラインを撫でるとそのままスラックスをずり下ろしていく。
「ねぇ……もういいでしょ……」
これ以上脱がされるのは勘弁して欲しいということらしい。

残るはひじで引っ掛かった上着とシャツ、レースの下着。
足元にはスラックスがずり下ろされたまま留まっている。
「逆にこの方がそそられるかも……」
「何言ってんのよ! 訳分かんない……」
サングラス越しに小さく睨みつけてくる。
「……分からないならそれでいいよ」
そう言うと、さっさと身体を拭いて浴衣を着た。
平山は疲れて壁にもたれかかると、ずるずると崩れ落ち座り込んだ。
視界に出て行くアカギの足元がうつる。
一瞬だけ見えてしまったアカギの裸体に、内心オタオタしているうちに、
アカギは廊下へと出て行った。
平山はなんとか気力をふりしぼって部屋に入ったものの、入ったところで立ちすくんでしまう。
その姿にアカギは少しばかり見惚れる。
サングラスを外した涼やかな目元も、雫の滴り落ちそうな白い髪も、
自分と大して変わらないはずなのに、初々しい色気をまとっている。
きめの細かい白い肌はほんのりと桜色に染まり、
浴衣の上からでもほっそりとした女性らしい身体のラインがうかがえる。
浴衣からのぞく足首や首筋は細く華奢で、手や足も自分より一回りは小さい。
そんな見た目も悪くないが、何よりも不安そうにおどおどする様子は、
仮面がひとつ剥がれたかのようで、もうひとつ剥がしてみたいという欲をくすぐる。

平山が不思議に思って声をかける。
「そんなにじろじろ見て……何?」
「綺麗だな……、お前」
「な、何よ! いきなり……」
平山は驚いて目を丸くし、頬を染め顔を背ける。
「そ、そんなこと言っても、何も出ないわよ!
 それに、アンタなんかに言われても、嬉しくなんかないんだから!」
「ストレートに褒めてんのに、素直じゃないな……。もっと近くで見たいから、こっち来て」
平山がおずおずとアカギの方へ歩み寄ると、アカギに手首をつかまれ引き寄せられた。
「きゃっ!」
平山が可愛らしい声を上げる。
アカギは平山のあごを掴むと自分の方を向かせる。
「や、やめ……!」
平山は逃れようとするが、手首を掴まれたままなのでほとんど動けない。
「……確かに似てるな。けど全然違う……」
その言葉に平山は呆気にとられる。
「え?」
「クク……なんか期待したのか?」
「するわけないでしょ!」
「……もしかしてキスも初めてか?」
平山は何も言わなかったが、その表情を見れば聞く必要もなかった。
「つくづく分かりやすい奴だな。お前」
そう言って、唇を奪う。

「目ぐらい閉じたらどうだ」
「そんなことまで応じる義務ないわよ」
平山はぷいと顔を背ける。
「可愛くねぇ女……」
「さっきは『綺麗』とか言ってたくせに」
「見た目は綺麗かもしれないが、中身は大したことないな」
「さっき会ったばっかりの癖に、アンタに何が分かるってのよ!」
「人を見る目には自信あるんだけどな」
「たかだか19で何言ってんのよ」
「その話しぶりからすると俺より年上か」
「何よ! 悪い?」
「年上の癖に子どもだな。い・ろ・い・ろ・と」
「『い・ろ・い・ろ・と』って、何が言いたいわけ?」
「その年でキスさえまだってことはろくに恋愛経験もないんでしょ」
「くだらない男と付き合うぐらいなら一人の方がマシよ!」
「そういう割りには、変に意地はって、こんなどこの馬の骨とも分からない奴と寝るんだ?
 2回も逃げるチャンスあげたのに」
「約束破ったり『イカサマ』したりするような卑怯な真似が嫌いなだけよ」
「意地の張りどころ、間違えてない?」
「今更のこのこ『本物です』って出てこられて、面子潰されるわけにいかないわ!
 折角上手くいき始めてたのに…… たった3%、3%に満たない綱渡りで」
「へぇ……そんな確率だったんだ。
 得意の『確率』で『本物』に負けて、その結果『本物』に犯されるわけだ。
 どんな気分?」
平山は目にうっすらと涙をためてアカギを睨みつける。
こんなに男に馬鹿にされたのは初めてだ。口惜しくてたまらない。
気づけば、アカギの両肩に手をかけ押し倒していた。 
「あらら……」
押し倒して主導権を握ってやろうだとかいったことを思ったわけではない。
むしろ自分のしてしまった行動に戸惑っていた。

「人のこと押し倒しといて何もしないのか?」
今までやたらとアカギに突っかかってきた平山なのに何も言わない。
「どうするか知らないっていうオチじゃないだろうな」
「そのぐらい知ってるわよ!」
確かに何も知らないわけではない。
けれどそれらの知識は断片的で、その上行動に移す勇気などない。
そもそも押し倒してしまったこと自体、本意ではなく、ただただ口惜しくてのことだ。

「ねぇ、そういう強がりやめちゃいなよ」
「べ、別に、強がってなんかないわよ……」
「また、そうやって強がる。……怖いんでしょ、本当は」
「ち、違うわよ……」
「じゃあさ、キスしてみてよ。そっちから」
平山は言葉につまった後、ゆっくりと顔を近づけていく。
体が震えている。
あと、数センチ。
何度も、目を閉じて唇を近づけようとするが、距離は一向に縮まらない。
唇が震えている。
「ほら、現にこんなに震えてる。認めなよ。恐怖を、不安を。
 恐怖や不安ってのは、目をそらすより、見つめた方が小さくなる」
アカギは平山の身体を抱き起こす。
「こ、怖……っ、っく…………怖い……」
ずっと目に溜まったままだった涙が一粒こぼれ落ちた。
アカギは平山の涙を拭い、髪の毛を撫でてやる。
「ここ座って」
足を開いて、その間を指さす。
平山はアカギに背を向ける形で縮こまってちょこんと座る。
「そんなに硬くなるなって」
後ろから抱きしめられて、平山は金魚のように口をぱくぱくさせる。
背中から伝わってくる体温だとか、抱きしめられて初めて気づく体の大きさの違いだとかが、
あまりに生々しくて頭の中が飽和する。

アカギは平山の首筋に口付け吸い上げ舌を這わせる。
「あっ……」
声を抑える余裕などなく、平山は反射的に身をよじる。
だが、抱きしめられているのでほとんど意味はない。
アカギは平山の浴衣の衣紋をつかみ引き下ろし、背中を3分の1ほど露出させる。
しみひとつない白くきめの細かい肌だ。
平山は逃れようとするが、逃れられない。
いつの間にか自分の足はアカギの足で絡めとられ固定されていたからだ。
浴衣を少しずつ脱がせながら、雪原のような白い背中を、
アカギは舌でなぞり、口付けていくつも赤い跡を残していく。
新雪に足跡をつけたがる子どものようだ。
その間に手は胸をまさぐる。
平山の手には少し余るが、アカギの手にはちょうどよい大きさだった。
掴むと柔らかく指が沈み込んでいく。
「あっ……、はぁ………んっ……」
平山の吐息に甘い声が混じる。
身体に走る甘く痺れるような感覚に平山は戸惑うばかりだ。
性的な快感を知らないわけではない。
けれど今の感覚をそれだとは素直に認められない。
「や……やめ、……て」
「ここでやめてどうするの」
アカギが指先で平山の内腿を撫でると、平山が押し殺したような声を漏らす。
「だっ……だめっ……」
「へぇ、ここがいいんだ……」
「ち、違っ……あっ」
アカギは平山の内腿をゆっくりと撫でる。
「んっ………ん…………」
平山は口元をを両手で押さえ声を抑える。
「声、我慢しないでよ。……どうせ俺しか聞いてない」
他ならぬアカギだからこそ聞かれたくないのに、と心の中で反論しながら、平山は声を抑え続ける。
「強情だな……実力行使しかねぇか……」
アカギは平山の浴衣の帯をしゅるしゅると解き始めた。
「ちょっと、何すんのよ!」、、
「その台詞、何回目?」
両手首を掴まれたと思ったら、そこへ帯がぐるぐると巻かれていく。
「そんなのどうでもいい! 何してんのよ!」
「見て分からない?」
「分かるに決まって…って、そういう意味じゃなくて」
抗議しているうちに、平山の両手首は帯で縛り上げられてしまった。
「もう! 一体、何してんのよ! なんで縛るのよ! この変態っ!」
「なんでって、お前が声抑えるから」
アカギは平山の柔らかな胸を掴むと、その頂を指の腹で撫でる。
「……んんっ…………んふっ……」
それでも平山は唇を噛んで声を抑える。
「本当に強情だな……」
アカギは次は自分の浴衣の帯を解いていく。
「そんなに声出すのが嫌なら……」
帯をぴんと張って、平山の口元に当てる。
「……出せなくしてやろうか」
「や、やめて……我慢したりしないから。そんな強姦みたいな真似。……嫌だ。怖い……」
「ちょっとやりすぎた。悪い」
「悪いと思うなら、最初からやらないでよ……こんなこと。……あと、手のこれ外してよ……」
「素直ないい子にしてたら外してあげる。…………だから、綺麗な声聞かせて」
最後の一言を耳元で甘く囁かれて、平山の身体はぴくりと震える。
アカギの手がするすると下へ伸びる。へそを通って、下着まで。
下着も脱がされてしまうのかと、平山は恥ずかしさにきゅっと目を瞑る。
予想外に下着の上から割れ目をなぞられる。
「はぁんっ………いやぁ……」
下着は既にぐっしょり濡れて使い物にならない。
自分が感じてしまっていることを再認識させられて恥ずかしいといったらない。
陰核を引っ掻くように撫でられる。
「っ、だめぇっ……、そこ……」
「分かりやすい奴だな……ククク」
「……ち、違っ………、やっ……だかぁ、ら、……だめぇっ……」
同じところを責められ続けて、切羽詰まった声が上がる。
「もぅ……、やめっ……てっ…」
「じゃあ、直にしようか……」
「なっ、なんでそうなるのよ!」
「なら、このままがいいの? まぁ、脇から挿れればできなくもないけど……」
「だから、なんでそうなるのよ! この変態っ!」
「変態、変態って、どっちも原因はお前だろ? ……で、どっちがいいの?」
「どっちって…………どっちも嫌よ……」
「なら、どうして逃げなかったの?」
アカギは耳元で囁く。
「2回もチャンスあげたのに……」
「そ、それは…… もう、そんなのどうでもいいからっ!」
論理的な説明は得意なのに、それを論理的に説明することは平山には出来なかった。
「……で、どっち?」
「……濡れて気持ち悪いから……、脱がせて……」
消え入りそうな声で平山は言う。
下着を剥ぎ取られ、手首を縛る帯だけが残る。
割れ目に沿って指を動かすと、くちゅくちゅと水音がする。
「「んっ……ふ………、いやぁっ………、音、立て…なっ……いでぇ………」
「無茶言うなよ。こんなに濡れてるのに」
アカギはくすりと笑う。
くちゅりくちゅりと入り口を弄ると、蜜が面白いようにあふれてくる。
平山はうまく身体に力が入らない。
「初めてだっていうのに、感じやすい身体だな」
「そ、んなぁ……や、めっ……」
陰核を軽くはじくと、びくりと平山の身体が震えた。
包皮を剥きあげ、指の腹で転がす。
「やんっ、……そん、なぁっ………あっ……だめぇっ…………」
あふれてくる蜜を塗りつけ、幾度も撫でて転がす。
「だめ、……っ、そ、こ………はぁっ……」
快楽に戸惑う声は、なけなしの強気さすら消えて、本当に女らしくてうぶで可愛らしい。
「……あぁあんっ……」
一際大きく声を上げて達すると、体をアカギに預ける。
達してしまったことが恥ずかしくて、顔を隠そうにも、手首を縛られて出来ないので、そのままうつむく。

「ね、ねぇ、これ外してよ……」
「じゃあ、手、出して」
平山はアカギの方へおずおずと向き直り、縛られた両手を差し出す。
手首を掴まれ、押し倒される。
「ちょ、ちょっと……」
平山は目を丸くしてアカギを見上げる。
「もう少しの間、素直にしてて」
蜜にまみれた秘裂に、アカギの猛ったそれが押し当てられる。
平山はあまりに不安で、言葉が出てこない。
「力抜いて」
一気に奥まで貫かれる。
「ううぅっ…………んっ……」
痛み、熱、圧迫感……。すべて初めての感覚で戸惑うばかりだ。
「どんな感じ? 痛いなら加減するから」
「痛い……けど、多分、ゆっくりなら大丈夫……」
アカギはゆっくりと腰を動かしていく。
痛みは次第に薄れていき、ほとんど痛みを感じなくなってきた。
それと反比例するように、身体の中がおかしな感じになってくる。
むず痒いような疼くような感覚がする。
「あ、あの……もう、ほとんど、痛くないから……」
そう言ったが、動きの速さはゆっくりのままだ。
激しい動きではなく、ゆるやかな動きを繰り返されているだけなのに、息があがってくる。
身体が熱い。きゅうきゅうと身体の中を締め付けられるような感覚。
……もどかしい。……物足りない。はっきりとそう感じ始めていた。
けれど恥ずかしくてそんなことは言えない。
「そんな気持ち、捨てちゃいなよ」
アカギが平山の心中を覗いたかのような言葉を発する。
悪魔の囁きだ。
「……も……っ……もっと……」
平山がアカギの目を見つめて言う。頬は赤く染まり、瞳は潤んでいる。
「最初から素直になってればいいのに……」
アカギはニヤリと笑い、動きを速めていく。
「あぁ……はぁ……っ…………もうっ……だめぇっ……」
身体をびくりとはねさせて、平山は達してしまった。
その余韻の中で身体の中に熱い奔流を感じる。
「素直にしてたから、外してあげる」
平山の手首に巻きつけられていた帯が解かれる。
「結局、最後まで外してくれなかったじゃない。嘘つき。鬼。悪魔」
「ちゃんと今外したんだから、別に嘘はついてないと思うけど」
「そんなの屁理屈よ!」
「そう……。なら、もう一回する?」
「はぁ!? ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
「もう一回すれば、お望みどおり、途中で外したことになる」
「うぅ…………。ってかもう賭けのことは終わりでしょ? ……もう、処女じゃないし」
最後の一言は恥ずかしそうな小さな声だった。
「賭けの約束は『お前の処女』じゃなくて『お前との一晩』だぜ」
平山は言われるまでそのことを忘れていた。
こんな記憶違いは初めての経験だ。
こんなことになるなら変な見栄を張るんじゃなかったと後悔する。
「ま、まさか、文字通り一晩中なんて言わないわよね?」
「そうしようか」
「う、嘘でしょ!? あの時、嘘ついたのは謝るから許して……」
「じゃあ、ギャンブルをしようか」
「私が勝ったら、これで正真正銘終わりよ」
「ああ。これから先、俺とお前が会うことがあったら俺の勝ち。
 そのときは文字通り一晩中相手してもらう。
 会わなかったら、お前の勝ち。どうだ?」
「ひとつ付け加えさせて。アンタは私がこの組で代打ちをしてることを知ってる。
 アンタから会おうと思えば会いに来られる。それじゃ賭けが成立しない」
「確かにそうだな。俺から会いに行った場合はお前の勝ち扱いでいいよ」

「それでいいわ。アンタとなんか二度と会いたくないし、会うこともないでしょうけど」
「それはどうだろうな。意外とどこかで出会うかもしれないぜ……ククク」

293名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:06:13 ID:/CfAH65G
>>287の1行目コピペミス
× ックをしてから
○ ノックをしてから
です。
294名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 20:36:34 ID:t+p/Uw1q
待ってましたー!GJ!
年下アカギにいいようにされちゃうツンデレ平山かわいいよ
295名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:21:07 ID:WL+gVzFp
296名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 22:56:58 ID:t+p/Uw1q
女の子平山がかわいいので描いてしまった…
あんまり尖ってないよ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org412101.jpg

>>295
平山は悔しそうな顔が似合ってかわいいなあ
297名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 23:07:26 ID:pBE1zkIv
みんなすげえ…絵も文もすげえうめえ
平山可愛いよ。アカギも可愛いよ。
この調子でカイジとアンジのエロいのも絵でも文でもいいから見たい
298名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 23:31:07 ID:HUdVrstr
平山かわええええええええええええええええ
小説良かったです、絵描いてる人も最高!
平山はヘタレだから女体化すると尚一層可愛いなw
299名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 08:34:28 ID:rXJlG8QE
>>296
さあ、その白い背中にキスマークつける作業に戻るんだ
300名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 20:54:13 ID:gxMEB4Ms
絶対組長達が隣の部屋でのぞいてたりするんだろうな。
アカギの帰った後の平山が心配だ…
301名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:12:55 ID:gxMEB4Ms
勢いで覚醒アンジも描いてしまった
エロいというより恐くなってしまったよ
アンジがんばれ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org414582.jpg
302名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 00:07:28 ID:LgoedYQ/
文章も絵もGJ!
最後の方、二人とも良い感じなのにその後の平山を考えたら辛くなった…。
でも可愛い平山見れて幸せ
圧倒的感謝…!
303名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 00:50:34 ID:VG7QJZbA
>>301
エッロいw
アンジもいいね、平山絵も可愛いし、小説も最高
最近このスレにぎわってて嬉しいよ
ちょっと前まで閑古鳥鳴いてたから余計嬉しい
絵でも小説でもどんどん投下してほしい
304名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 03:21:07 ID:4qRi6efy
そろそろ続きを落とさなきゃと思ってるんだけど中々時間が出来ない、年内は無理かも・・・
305名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 04:12:42 ID:mUJJvYcH
306名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 05:55:55 ID:YkTYNotG
     .l\|\ト、,、
    ト、| lll   ||| l\            ,. -───- 、 
   l`ミ、、  !!!  ||| ||| \        ,〃ヽ.__,/´\  \ 
  |=_、 ゙ミシべ⊥l」」_ッヽllヽ、      ./        \ .\
  l` ヾミ/    ==== ヽli     / ヘ、    ./フ\ ヽ
  |===/  \     / ゙|     | .\|l   l||/  /  :|
  !=;r‐、ゝ (ヒ_]    ヒ_ン) i      イi (ヒ_]     ヒ_ン )|r‐、 |
  l={ r=ト| ""  ,___,  ""!        !""  ,___,   "" ||h |.|
  l=l E」|    ヽ _ン   ,'.      .',.   ヽ _ン    |Lノ h'⌒ヽ.__,.ィ
   l=`ー/ヽ、       イ        ヽ、       ,イ / '     ノ
    !=:/ . `.ー--一 ´           ` ー--─ ´  ~   丶--‐'´
          _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
          >  >>144>>304もゆっくりまってるからね!!! <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
>>305
なんか妙に背徳的でエロい
307名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 07:09:45 ID:Wt7Vz0tL
>>301
>>305
アンジktkr
平山もアンジも可愛すぎるだろうがっ…!

班長や安藤みたいなキモい奴らに無理矢理犯されるアンジとかいいなと思ってたけど
自分から騎乗位で攻めて相手を再起不能にしたり
カイジと仲良くヤッてるのもいいな。兄妹みたいだがw
あとカイジの腹筋にワロタ

308名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 09:15:59 ID:+FEU+pLa
>>305
まさかのカイジ同士の絡みに何かが弾けた
309名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 11:38:44 ID:AHGkFJ1d
>>306
時間オール5ww
森田も女になってしまえばいいのに…
310名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 13:28:14 ID:DEasScMo
>>309
ほんとだ気づかなかった! なんかいいことあるかなぁ

森田女体化だと……
むっちりした感じのエロい身体してそうだ。
銀さん好みに開発されちゃう森田とかいいかも。
銀王はテクが凄そう。指や舌だけで散々イカせそう。焦らしプレイとかもすきそう。
「銀さん……、イカせて……」とお願いする羽目に。
セックススレで出てた縛師な船田とかも見てみたいかも。

その一方で森田×美緒もみたい。
311名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 19:19:33 ID:a5KogciR
森田は某スレのせいもあって
女体化でも手汗がすごそうな…

汗以外の体液がすごいとか
312名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 05:41:11 ID:auGHybpu
福本って女のキャラってだれたっけと思ったけど、
女体化はあるんだね。
313名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 08:56:11 ID:Pu7maK2k
314名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 09:30:41 ID:Mj2BYp/d
船田縛師激しく見たい
でもそれだと対象が森田とか良平になってしまうw
いや、案外銀さん…?
315名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 11:58:40 ID:dvd2Ybbf
>>313
てらえろすハァハァ
316名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 12:36:49 ID:SVLKYG89
>>313
やべえやべえ…パねえw
断面図ってエロいよね
アンジってむちむちしてそう
317名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 15:16:06 ID:dgLBUZFl
>>313
ふぅ…

カイジとアンジがここまでいいもんだとは。堪らないほどエロい。
さりげなく福本絵風なのにこんな興奮させるなんてすげーw
最近の神な流れに期待。
318名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 15:21:15 ID:6VZ4hW21
保管庫の村人A様作のアンジがNot Foundと
表示されて見れませんorz
現スレの間はここで読めるが次スレ以降
神作が読めなくなるのはあまりにもったいない…
管理人様ならびに保管人様何卒お願いします
319名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 16:09:53 ID:5wBVHT+R
>>313
やべーえろすぎる
バックとか見てみたい
320名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 05:29:05 ID:7kHewBWg
>>318
連絡用掲示板に直接書き込んだ方が早くないか?
321名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 17:08:33 ID:8TZ0P+sS
アンジネタ考えてたら、脳内設定が膨らんできて止まらなくなった…。
そのうちカイジアンジネタ投下できたらと思う

***

「貞操黙示録アンジ」

☆伊藤 杏慈
19歳、身長160cm、B88W58H8

自堕落な生活を送るうち、数百万の借金を背負ってしまう。
遠藤と名乗る男に「売春か賭博どちらかを選べ」と迫られ、
貞操観念の強いアンジは賭博を選択、ギャンブル船に乗るもさらに多額の借金を背負う羽目になる。
別室やトイレなどで幾度となく貞操の危機を感じたが、辛くも処女を守り通すことができたアンジ。

それからしばらく後、再び遠藤に誘われ、ゴーストタウンの一角にあるホテルへと足を運ぶアンジ。
水着騎馬戦、電流警棒で突かれての平均台渡りを成し遂げたアンジであったが、
会長に目をつけられてしまい、利根川とのカードゲームをやらされる羽目になる。
アンジは処女を賭けさせられ、惨敗。処女膜を失ってしまう。
負けた罰として利根川に犯される。
だが、極限まで追い詰められたアンジは覚醒し、逆に利根川を再起不能にしてしまう。
勢いづいたアンジは会長に「もう一晩」と迫るが、会長の人並みはずれた精力に破れ、気絶してしまう。
朝日の昇る中、アンジは会長へのリベンジを深く心に誓うのだった。

ドジっ娘、壊滅的に不器用。賭博の腕はいまいち。
322名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 18:27:48 ID:x1EQdSuF
>>321
ヒップが8になってるぞ

ともかく期待して待ってる。
323名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 21:04:45 ID:Pzd3rPrg
画像見れねー
324名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 23:13:51 ID:nEMLvwtd
>>323
なんか流れるの早いんだよねえ
大容量長期保存とあるうpろだなんだけど
325名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 03:50:56 ID:RZjJadu+
>>322
圧倒的貧相な尻…!

コピペミス、失礼しました。正しくは B88W58H88
勢いで書き上げたので投下します
326カイジとアンジ1/14:2009/12/05(土) 03:54:58 ID:RZjJadu+

カイジとアンジ 〜出会い〜

暗く、黴の臭いのする廊下。
E班の連中が皆寝静まった頃合を見計らい、カイジは起きだして来た。
一日の重労働で体が重い。本来なら休める時間帯にできるだけ休んでおくべきである。
だが、それも致し方ないといえた。
人目のつかない時間帯、この時間にしかできない作業がある。

廊下の突き当たりには分厚い扉がある。
昼の間に一度だけ、ここを管理している奴らの行き来があるらしいと聞いた。
その時間帯を見計らって強行突破しようとした輩が過去に一度だけいたらしい。
だが、常に屈強な黒服達が数名連れ立っているため、すぐに取り押さえられてしまったそうだ。
その男は二度と帰ってこなかったと言う。

(まあ…いいさ。もう脱出に関しては見切りをつけてるんだ…。
それよりも…こっち…!)
カイジは右手を部屋着のポケットに突っ込んだ。
ポケットの中で転がる、小さな石ころのようなそれを掴むと、ひとつため息をつく。

あと3ヶ月。
それまでに思った通りの形に仕上げなければならない。
しかし、Tボーンステーキの骨を削る作業は、思っていた以上に骨の折れる仕事であった。
削るための道具が、食堂からくすねて来た先割れスプーンしかないのであるから、なおさらである。

(けど…やるしかないんだっ…!これは今回の計画の核になる部分…!
出来上がったサイコロが、とてもサイコロに見えないような代物じゃ、どうしようもねえし…!)

廊下の突き当たり、その左側にトイレがある。
人目につかぬよう念には念を入れ、いつもトイレの個室の中で作業をしている。
カイジがトイレの入り口に入りかけた、その時である。

ギギ…イィ………

突き当たりの扉が、軋みながらゆっくりと開いた。
327カイジとアンジ2/14:2009/12/05(土) 03:57:15 ID:RZjJadu+

(えっ……!?)
呆然と様子を伺っていると、その扉から一人の人間が出てきた。
扉の前に立ち尽くしたカイジと目が会い、その人物も驚愕した様子で固まる。

(お…女……?おんなあっ…!?)
扉から出てきたのは小柄な少女であった。
少々痛み気味の真っ黒なザンバラ髪、カイジと同じ汚れた部屋着で分かりにくいが、
くっきりとした眉、鼻筋の通った顔は多少中性的な雰囲気はあるものの、体のラインは間違いなく女である。
カイジのように、頬に痛々しい傷跡があるのが印象的だった。

「あ……」
「……あ?」

「アンジって言うんだ、あたし…。伊藤アンジ…」
「……はあ…」

急に自己紹介をされ、反応に困っていると、アンジと名乗る女は目を輝かせて言った。
「アンタ、伊藤カイジだろ…?」
「…はあ、そうだけど…。何で俺の名前…」
「っしゃっ…!探す手間が省けたっ…!僥倖…!なんという僥倖…!」
「……はあ?」

アンジはガッツポーズをとると、急に慌てて開きかけの扉を後ろ手に閉めた。
「昼間、ここを通った上の連中が鍵をかけ忘れているのを、偶然見たんだ…!
でも、明日の昼には閉め忘れに気がつくだろ…?もう今日しかないと思って…。
見つからないようにこっそり部屋抜けて来てみたんだ…」
328カイジとアンジ3/14:2009/12/05(土) 03:59:16 ID:RZjJadu+

カイジは唖然としていたが、ふと疑問が口をついて出た。
「…だ、脱走が目的じゃないのか…?」
「違う…。ていうか、無理だろ?ここの施設の仕組みじゃ…」
「…ああ…。聞きたいことはたくさんあるが…廊下じゃ声が響くからまずい。
誰かに見つかる前に、一旦あそこへ移動しないか…?」
カイジがトイレを指すと、アンジの顔が僅かに曇る。
ギャンブルクルーズに乗った時、トイレの個室の中で仲間に襲われかけた出来事が脳裏をよぎる。

「どうした…?」
「いや、何でもない」
アンジは素直にカイジの後についてトイレに入った。

「…で、ええと…」
カイジはアンジを便座に座らせ、自分は座るスペースがないのでドアを背にして立っていた。
個室の中は思ったよりも狭く、初対面の相手と話すにしては距離が近すぎて息苦しく感じる。

「で、何で俺のこと…?」
カイジは所在無さげに目線を逸らし、顔を横に向けたまま話しかけると、アンジは言った。
「上の人が言ってたんだ。あたしによく似た奴が男子棟のほうにいるって…」
「男子棟…。扉の向こうは女子棟になってるのか」
「そうだ。たぶんこっちと造りもあまり変わらない」
「そうか…。知らなかった」
「女子棟の連中のほうが、アンタらのことよく知ってると思うよ。
アンタがもし、何年か後に出世して班長とか補佐クラスになったら上から聞くことになると思うしね」
「何で…?」
「月給が上がって個室を持てるようになった連中は、買えるようになるからだ」
「何を…?」
329カイジとアンジ4/14:2009/12/05(土) 04:01:32 ID:RZjJadu+

アンジは俯き、小声でボソボソと話した。
「……女は、労働力以外にも金になるものがあるからさ…」
「ああ………」
「何でアンタが知らないのかってそりゃあ、下に知れたら女が買えない不満が募るのは目に見えてる。
だからそんなシステムがあるのは下には秘密にされてるんだ。」
「そうか…。」
「…向こうにいる女全員売春してる訳じゃない。働けないのとか、若いのとかに限定されてる。…あたしは両方だけど」
「………」
「なんか、普通に仕事してるつもりなんだけど、『アンタがやるとこっちの仕事が増えるからやめろ』って言われるんだ…」
「………何で?いじめられてるのか?」
「いや、そうじゃないけど…普通に使ってても、道具がぶっ壊れたり…。アタシの掘ってるとこだけ土砂崩れが起こったり…爆発したり…」
「………………は?」
「ま、そんな話はいいんだけどな。だから、アタシ仕事で何度かこっち側来ることがあるんだ。監視されて、個室のある一角に繋がる場所だけだけど…」
「…そうか」
「………大槻っていう奴に呼ばれて…」
「大槻…!」

アンジは頷いた。
「あいつ…とんでもない変態だよ。前は取り巻きの二人も連れて来て…まあ、それもどうでもいいんだけど…。
そいつが言ってたんだ、あたしに似てるのがこっちにいるって」
「ああ、なるほど…」

確かに黒髪や頬の傷など共通点があるかも知れないが、自分がこの小柄な少女と似ているとは思えなかった。
ふと、悪い予感がして、カイジはアンジに聞いた。
「……何かひどいことされなかったか?」
「………………」
「されたのか…!」

アンジは座ったまま、カイジの顔を見上げた。
330カイジとアンジ5/14:2009/12/05(土) 04:03:15 ID:RZjJadu+

「アンタ、あの男に何したんだ?目の敵にされてるみたいだけど…」
「………………」
カイジが顔をしかめたまま黙ってしまったので、アンジは笑みを浮かべながら言った。
「いやいや、違うって!アンタに文句言いに来たんじゃないんだ。
ただ、大槻の奴が、アンタの悪口は言っても、何されたのかは絶対言わないからさ、何してやったんだろと思って」
「………ビールぶっかけてやった」
「は?」
「俺を懐柔しに来たから、こう、バシャッと顔に…」
「……ぶっ」

アンジは口を手で押さえ、笑いを堪えた。
「…はは、そりゃいいや」
「……その腹いせに、アンタにひどい事してるのか…?」
「………」
「クソ…!仕返しなら俺にやれよ、あの野郎…!」
カイジは握り拳を固め、吐き捨てた。
アンジはきょとんとした顔でカイジを見ていたが、やがて得心して頷いた。
「ふうん…。あの男が煙たがるわけだ…」

「でさ、あの大槻が…」
「しっ…!」
カイジの手がアンジの口を塞いだ。
「………………っ!」

ギャンブル船での一件が脳裏を過ぎり、アンジは軽くパニックになりかける。
「…じっとしてろって!人が来る」
「………!」
331カイジとアンジ6/14:2009/12/05(土) 04:04:52 ID:RZjJadu+

耳を済ませると、アンジの耳にもぺた、ぺたと小さく足音が聞こえた。
少しずつ近づいてきた足音は、トイレの中で止まり、、ジョロジョロという音に変わった。
水道を使う音が聞こえ、やがて足音の主は、個室のほうに気を止めることもなく去っていった。

「…ニブい奴で良かった…」
カイジほっと胸を撫で下ろすと、アンジから手を離した。
「…ぷはっ、ごほ…!」
「あ…悪かった…!」

カイジは、アンジが咳き込むのを見て背中をさする。
しばらくして、アンジに何か異変が起こっていることに気がついた。
「…はっ…はあっ…」

短い呼吸を繰り返し、目を見開いて肩を震わせている。
顔が真っ青になっているのに気がつき、カイジは慌てた。
「おいっ…どうした…?」
「……………」
アンジはカイジから逃れるように身をよじり、背中をトイレの壁に擦り付けた。

「……前…トイレで嫌なことがあって…」
「………!」
アンジの身に何があったか、話の流れからなんとなく察した。

「…ああ、じゃあ俺、すぐに出るから…!」
カイジがドアノブに手をかけると、アンジはその背中にしがみついた。
「ま…待ってくれ…!」
332カイジとアンジ7/14:2009/12/05(土) 04:07:29 ID:RZjJadu+

アンジは背中にしがみついたまま、ぶるぶると体中を奮わせた。
「……逆なんだ」
「逆…?」
背中に当たる柔らかい感触にドギマギしながら聞き返すと、アンジは言った。

「怖いはずなのに……こ…興奮してきちゃって…!」
「ええ…!?」
それは、利根川と戦い、敗れた後のこと。
強烈な恐怖体験と、快楽の体験が同時に起こったため、アンジは恐怖を思い出すと欲情してしまうようになっていた。

(ど、どうするあたし…!?)
体が熱くなり、じっとりと湿っていくのをアンジは感じていた。
抱きついている背中から、鼻腔をくすぐる異性の体臭もアンジの脳幹を刺激する。

「な、なんかよく分からねえが…体調が悪いならもう帰って休んだほうがいいんじゃないか…?」
フラグクラッシャーの異名を持つカイジが恐る恐る提案する。

が…駄目…!自分の分身にフラグ崩しは通用しないっ…!

「…お願いがあるんだ、です、けど…(もじ…もじ…)」
「…何でしょう」
「抱いてくれないですか」
「……………は?」
「駄目…!駄目なんだ…!こうなっちまうと…!自分で押さえることも処理することも不可能っ…!
頼む…!一生のお願いっ…!人助けと思って…!」
「え?は?」
「何でもする、いや、何でも奉仕するからっ…!」
後ろを向くと、アンジの涙目と目が合った。
333カイジとアンジ8/14:2009/12/05(土) 04:10:26 ID:RZjJadu+

「………………」
「………………」
気まずい沈黙のあと、アンジが呟いた。
「…悪い…!初対面の相手に頼むようなことじゃなかったな…」
「え…?」
アンジは胴に廻していた腕を下ろし、カイジに背中を向け、ボロボロと涙を流した。

「まして、あたしは特別美人でも愛らしいわけでもないっ…!処女もとっくに喪失…!ないないづくしっ…!
むしろ迷惑…!押し売りっ…!クーリングオフ…!今までのは聞かなかったことにしてくれ、じゃあ…!」
「いや、そこまで自分を卑下しなくても…」
「ううっ…!」

情けない顔でボロ…ボロ…と泣くアンジを見ていると、カイジもなんだか泣けてきた。
「な、泣くなっ…!何でもしてやるから…だから泣くな…!」
「………ううっ…ありがとう、やさしいお兄さん…!」

せまい個室の中、アンジを後ろ向きに立たせると、後ろから恐々アンジを抱き寄せる。
正面からだと照れてしまってやりにくいからだ。
普段売春させられてるにしては、リードするそぶりもないアンジは、されるがままになっていた。
もっとも、アンジの体がもう限界近く、何かする余裕が無いからでもあるが。

しきりにもじもじと内股を擦り合わせるのを見て、太腿に手を伸ばすと、小さな矯正が聞こえた。
右手でアンジのスラックスに手を伸ばし、ジッパーを下げようとするも上手くいかない。
「悪い、自分で下ろしてくれるか…?ここからだと、片手だけじゃやりにくい…」
「…左手、怪我してるのか…?」
右手だけしか軍手を外そうとしないのを見ていたアンジは、聞いた。
「ああ…まだちょっと動かしにくくて…」
「…わかった」
334カイジとアンジ9/14:2009/12/05(土) 04:13:21 ID:RZjJadu+

アンジは荒い息を抑えようとこらえながら、自分でジッパーを下ろした。
簡素な白の下着も一緒に膝までずり下ろす。
遠慮がちに伸びてくる後ろからの手を待ちわびて、体が過剰に感応してしまう。

「あんっ…!」
右手の指が秘所に触れると、アンジの体がびくびくと震え、思わず大きな声を上げてしまう。
「しいーっ…!静かに…!」
慌てたカイジが人差し指を立てて口に当て、アンジを嗜める。
アンジは、自分の両手で口を塞ぎ、涙目でコクコクと頷いて返す。
カイジは一つため息をつくと、意を決してアンジの体を慰めにかかった。

「んっ……んく…」
指が敏感な部分をなぞる度、声を上げそうになるのをアンジは懸命に堪えた。
いつも乱暴にされるのが当然だと思っていたアンジの体には、緩い愛撫は焦らされている様で辛いとすら感じた。
そこはすでに蜜でたっぷりと濡れ、かき回すたびじゅくじゅくと淫猥な音を立てる。

(苦しい…ああ…上げたい…声…!吐き出したい…!目茶苦茶にされてしまいたい…!)
アンジの願いを知ってか知らずか、その指はなおもアンジを痛めつけることなく、徐々に緩急をつけてクリトリスの周りを撫で回してゆく。
アンジの頭の中で何かが弾けた。

「………きもちい……」
必死に口に押し当てていた腕をだらんと下げ、アンジはカイジにもたれかかり、そっと漏らした。
「…そ、そうか?」
「うん…」
ふうっと息をつくと、アンジは頬を赤らめて言う。
「…も…もう少し…強く…」
「……ああ」
「あと…胸…さわって…」
もじもじとアンジは自分の上着を捲り上げた。
335カイジとアンジ10/14:2009/12/05(土) 04:15:08 ID:RZjJadu+

「はああ……」
身長の割に大きい胸に手を伸ばし、手のひらで包むようにすると、アンジは深く息をついた。
軽く指に力を入れただけで、指の隙間から柔らかく盛り上がる。
親指の腹で乳首の先をいじってやると、アンジはくすぐったそうに体を捩じらせた。

「ん……」
自分の指を甘噛みし、意識が飛びそうになるのを堪えながら、アンジは考えていた。
今まで、こういう風にされたかったのに、誰もそうしてはくれなかった。こんな風にされたかったのに。

アンジは、後ろのカイジに気づかれないように声を殺して、少しだけ涙を流した。

「………………当たってる…」
「え!?」
「背中に…硬いのが…」
涙が収まると、アンジは後ろのカイジに水を向けた。
「………………」
カイジが黙り込んでしまったのでアンジは後ろを振りむくが、俯いていて前髪で隠れ、顔が見えない。

「口でしてあげようか…?」
アンジが聞くと、カイジは「いや…」と何やら喉の奥でモゴモゴ言っている。
「あ…やっぱり…入れたい、よね…?」
恥ずかしさ半分、期待半分で言ったのだが、カイジはそれを聞いて勢いよく顔を上げた。
336カイジとアンジ11/14:2009/12/05(土) 04:19:30 ID:RZjJadu+

「あ…そうか…!口でのほうがリスクが低いっ…!悪い、気使わせて…!」
「ええ…?」
「仕方が無い…こうなってしまうのは自然の摂理…!抗えない…!でも、気にするな…!なんとか静めるからっ…!」
「……………静めちゃうのか…?」
「え…?」
「いや…むしろあたしの方が……モゴモゴ…」

アンジが口ごもると、カイジは呆けた顔でアンジを見つめ、トイレのドアのほうに向いて何やら反省のポーズになった。
「…何でもない。気にしないでくれっ…!」
「なあ、本当に似てるな、あたしらって……」
「………避妊具とか…無いし…」
「…毎日薬飲んでるから、大丈夫。それに、そんな事言ったの今までアンタだけだ」
アンジは、へへ、と泣き笑いの表情を作った。

「…あっ………」
モノの先がアンジの入り口にあてがわれると、アンジはぴくりと体を痙攣させる。
アンジは便座に両手をつき、体を曲げ、尻を突き出す形で立っている。
「…ちょっと持ち上げるぞ」
アンジと身長差がある為、カイジはアンジの腰を少し持ち上げると、背後から挿入した。
その硬さに、僅かに鈍い痛みを感じ、アンジはぶるぶると体を奮わせた。

「大丈夫か?」
「…大丈夫だ…。」
アンジはうっとりと陶酔しながら呟く。鈍い痛みは甘い酒のようにじわりと体に広がってゆく。
337カイジとアンジ12/14:2009/12/05(土) 04:21:58 ID:RZjJadu+

くちゅっ…くちゅ…
抽送を繰り返すたび、結合部からアンジの愛液が溢れ出し、太腿を伝って流れる。
「ああっ…」
膣の上部にごりごりと棒が押し付けられる度、感覚が冴えて来るような気がして、アンジはこれから襲ってくるはずの波の予感に身を振るわせた。

「…はあっ、はあ…はあ…」
アンジのうなじに熱い息がかかる。アンジの背中が互いの汗でじっとりと濡れる。
規則的な動きに、もう躊躇いは無かった。もう少し強い刺激が欲しくて、アンジの腰が揺れる。
それに答えるように、背後から力を込めて突き上げる。腰を掴んでいる指に力が入る。

「…あ…もっと……もっと突いてっ…!」
限界かと思っていたところからより強く、深く奥まで挿入され、アンジは息が出来ずにぱくぱくと口を開けた。
己の意思に関係なく、膣内が収縮する。モノを離すまいとぎりぎりと締め付ける。

「……………ふああっ……!あっ………来るっ………!」
頭が真っ白になり、脚がびくびくと痙攣する中、体の奥に熱い物が溢れ出すのを感じた。
338カイジとアンジ13/14:2009/12/05(土) 04:24:21 ID:RZjJadu+

「………元気でな。と言っても…こんな環境下じゃ、いつまで元気でいられるか分からないけれど…。」
扉の前、アンジが俯きながら、名残惜しそうに呟く。
「…少しの間…。いや、あと3ヶ月くらい、耐えてくれねえか…」
「え…?」
アンジが顔を上げると、カイジは真剣な表情でアンジの肩に手を置き、正面から見つめた。

「三ヵ月後…。必ずあの大槻を倒す…。倒して、俺は一度外出券を使って外に出る。
そしたら…きっと開く…突破口が…!」
「…何か勝算があるのか…?」
「ある。少なくとも大槻相手には…!完全にこっちの思惑通りになるかは、8…いや、9割強っ…!」
「…外に出たら…そこからは…?」
「………そこからは、当てがある…ワケじゃないが…。何か一発当てりゃあ…!
俺と…アンタを救うだけの金を作る…必ず…!」
「あたしはいいよ、カイジ」
「え…?」

アンジの顔を見ると、アンジは笑みを浮かべ、照れくさそうに言う。
「あたしは、自分で何とかする」
「けど…ここに10年もいたら体がもたねえ…!」
「売春やらされてる女は、最初に契約するときに借金を4分の一に減らしてもらえるんだ」
「そ、そうなのか…!?」
「その代わり、仕事もキッツいけど…。でも、数年立ったら地上に上がれる…というか、上がらされる。
上がった先にも同じ仕事が待ってるワケだけど…」
「………そうか…」
「…じゃあ、また地上で会えるよな」
「え…?」

カイジが聞き返すと、アンジは自分の肩に置かれたカイジの右手を取り、言った。
「だって、アンタは地上で一発当てて、ここから抜け出すんだろ…?ならきっと、上の世界で会えるじゃないか…!」
「…ああ、そうか。…そうだな……!」

カイジが力強く頷くと、アンジもつられて頷いた。
「大槻にカウンター食らわせてやってくれよ…!3ヵ月後、噂を聞くのを楽しみにしてるからな…!」
「ああ…!わかった…!」
339カイジとアンジ14/14:2009/12/05(土) 04:27:26 ID:RZjJadu+

「なあ…あたしらってもう仲間だよな…?」
「ああ…!」
互いに手を握り合うと、アンジはゆっくりとその手を外した。
そして、俯き加減にもじ…もじ…と頬を掻く。

「どうした…?まだ何か言いたいことがあるのか…?」
カイジが覗き込むと、アンジは「ああ、うん」と小声でボソッと呟き、意を決したように顔を上げて言った。

「あと一つ、忘れ物が…」
「何だ…?言っとけよ、もう次は数年先になるぞ」
「ちょっと屈んでくれないか、膝に手を置いて」
「あ…?こうか?」

カイジが屈むと、丁度アンジと同じ目線になった。
すかさずアンジが口付けをする。

「じゃあな、また」
固まったままのカイジを背に、アンジは照れながら鉄製の扉に手をかける。
扉を閉めるとき、カイジのほうを振り向くと、引きつった笑みを浮かべていて、アンジは思わず笑ってしまった。

ガチャリ…。
静かに扉の閉まる音が聞こえ、二つの世界は再び切り離された。


扉を背にして廊下を歩く二人…。
互いの双眸は、真っ直ぐ前を見据えていた。瞳の内に決意を固めて。
それは戦場に赴く戦士の目…!
340名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 04:30:37 ID:RZjJadu+
以上です。長文失礼しました…。
以下参考にしたAA

   _─ - 、`Y 三≧_
  > ニ 、ヽ y' -‐ 、 ヽ
. ∠-‐;  ̄ァ ′ニ ヽ \. l
. //lメl_//ハヽ_、\\ヽ|
 /イ { l.イr「lノ リヘrjゝトリ !l  ゆっくり読んでいってね!!
  ヽNハ´ '__  `ノ !ハ ノl
    )!ト ._ー’ ..イリノヘl|
  _∠イ| レ' } ´ ノ/イヽーゝ、_
 /l   /jノ‐-、 , -- |  l.   ハ
.〈 l. /   |      .|  | / i
 !ヽ「7ヽ.ト、._Y_ ,.ノ|く⌒Y.   ヽ
. L._`{ く|  .::.   |/  }     〉
  l,.¨ヽ |.:.::::::::.:.:.:l   /ヘ.__. イ
  / rく`ノ::::::::::::::::i   ' j l   |
 ,' /ヽ j::::::::::::::::::|  /イ | '⌒ヽ,t'ニ=_、
 !/   ハ`:ニー--|  / l  ヽ  (フ `¨_7
. 「! / ヽ:ニ三三| /  ヽ.  `7′ _ト,)
 !∨ \ 、{_{   _|    /   !  ト.ン
 |   _ ヽ} }ニ´ L.__, イ    ` ー'¨
. l ´   `ヾ.j_ ,. -┌'┴───────────────────────────‐┐
  l      l f    | 今月の闘牌っ娘: 伊藤 杏慈                         |
.  l      ||    .| DATA:19歳、身長160cm、B88W58H88                   |
  l     l.|     .| 自堕落な生活を送るうちに数百万円という借金を背負ってしまう。   |
   i     l |   │ その借金を返すために.地下カジノで一発逆転を狙ったのだが……。 |
    !    | |    |                                             |
.    〉     l .l     | 「この勝負、運否天賦じゃない。おそらく.愚図が堕ちていくわ」     |
   i    | l    └:────────────────────────────‐┘
341名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 08:04:07 ID:2shWOGaU
GJ!
フラグクラッシャーに吹いたww
それにしてもカイジは本当にいいやつだな……
342名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 09:58:07 ID:KCtphHcP
GJ!
この二人可愛いなw
343名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 12:05:56 ID:Pu3xYaLQ
アンジとカイジいいな
エロなのになぜか心暖まっちまったぜ…
344名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 12:31:35 ID:GU1bhvmk
興奮した。
だが感極まって泣いた。
345名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 15:35:59 ID:WIvLRRzi
乙です
アンジかわいい
最後の口付けかなり良かった
346名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 21:09:59 ID:/YlhfhCX
感動と興奮を同時にさせてくれるなんてすげぇよ
ありがとう。すごく良かった
347名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 21:35:24 ID:yFn5YfTJ
カイジもアンジもかわいいよ二人ともがんばれ

カイジはギャンブル中毒だけど
アンジはセックス中毒になっちゃったんだね
348名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 21:48:10 ID:YEZl6cEh
なんだかグッときてしまったよ
GJ!
349名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 02:04:03 ID:BddDk9Yg
前スレの天のやつといい、泣かせるなあ…!カイジもアンジも格好いい。GJ!
350名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 21:26:15 ID:8MxEsECZ
杏慈かぁ・・・可愛い名前だなぁ
351名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 21:51:05 ID:8cg2wn1d
アンジとしげみの百合が見たい
美心との百合でもいい
352名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:54:51 ID:jRSfovI5
みこ男にレイプされるアンジが見たい
353名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:05:52 ID:Qk+I9rdb
美心とアンジは美心がなんか怖い。
みこ男とアンジは興味ある。
354名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:35:11 ID:bOnYCv+l
ここでみこ男×みここの可能性をだな
355名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 02:17:34 ID:yCHjdDke
誰得
356名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 03:40:38 ID:P3a6DzqR
何向け
357名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 06:26:44 ID:7L6S6qHW
続いて女体化書いてしまいます。男平山幸雄も今度書きたいです
358「欺瞞」 ─浦部×女平山─ 1/3:2009/12/07(月) 06:27:49 ID:7L6S6qHW
平山の声は嗄れていて、聞くと高い男声にも思えて来る。
広い肩幅と高い身長にも恵まれ、サングラスを掛ければある男に間違えられる程の、妖しい魅力を持った人だった。
その平山が、男らしいながらも小さな声で、料亭広瀬の白い雀卓上を支配する。
「だから…「同等の条件」と言うのは、50から100になった、この倍増を示しています」
「なんやと こら」
対面の対戦相手、浦部が朗々とした声でいきり立つ。その恐ろしい事。
表面だけ、格好だけの脅しとは違う。代打ちの本気の声だった。
川田組代打ち平山のやり方は…相手にすぐ悟られぬよう、断られぬよう、
言葉巧みに麻雀の掛け金を吊り上げた一種の詐欺だった。
「この条件を引き継いでの勝負をして下さった筈です。
道理は明々白々。それを天下の藤沢組が握り潰すとは思えません」
「やかましいわ、表出んかいっ」
浦部が素早い身のこなしで平山の腕を引っつかみ、無理やり席から立たせた。
「決定権を持つのはオーナーの藤沢組長。浦部さん、あんたじゃない筈だ」
白いスーツの平山が刺すように浦部に言うが、
「あほもたいがいにせぇ、誰が受けへん言うた」
「あ…」
と平山、浦部に引きずられる。
「浦部、勝負で取り返せば良いだけだろう…」
「へぇ、おっしゃる通りこのまま続けます。
しかしこの兄さん、一発ガツンと入れな気が済みまへん。20分で戻ります」
「おい浦部……」
ゆっくり喋る藤沢組長を置いて、浦部と平山が部屋から消えていった。
359「欺瞞」 ─浦部×女平山─ 2/3:2009/12/07(月) 06:29:46 ID:7L6S6qHW

付き従うそれぞれの組の黒服を、浦部はおろか平山も制止して、
お互いが対戦相手と二人切りになる事を望んだ。
料亭の廊下を、浦部に引かれる様に歩く平山。足取りが弱々しいのだ。
そして勝負の部屋から随分離れた時、嗄れた声が浦部に零れ落ちる。
「悪かった」
少し項垂れた平山の顔を、浦部はキリッと睨み続けている。
平山はふっ…と、自嘲するかのように柔らかい笑みを見せ、顔を上げて言った。
「こんな戦い方、好きじゃない」
平山は川田組長に「浦部は曲者なので先手を取れ」と言われていた。
そして先手を取る方法も、組長に任せたまま。
女平山は気弱なところもあるが、何よりオーナーの組長と、自分の戦い方(その嗜好)に関して揉めるが面倒だった。
「迷ったけど…お互い、勝てば良いだけの話だろ浦部さん」
女平山…プライドがあるのかないのか、ただ勝負相手に謝れる度胸がある。
相手の心理を手中にする気もない。そして自分の心理を相手に掴まれる事を恐れない。
勝負は確立で決まるもの、心の問題ではない。そのイメージを持ち続けている。
その大胆さと素直さは爽やかなほどだった。
そう、浦部の心や色々が濡れるほど……。
「上には逆らえんか…恥ずかしい事をよう話してくれたな」
「もう良いだろ、2分で済む話だ。戻ろう」
その機械のような平山の嗄れ声に、うなぎが悶えるように滑らかな浦部の美声が続いた。
「兄さん、他に隠しとらんか」
360「欺瞞」 ─浦部×女平山─ 3/3:2009/12/07(月) 06:32:42 ID:7L6S6qHW
「他?」
さて、なんの事かと平山は頭を捻る。
そして「あっ」と薄く気付くよりも早く、浦部に肩を掴まれ、乳房を指差された。
「知ってたでぇ」
平山はその艶かしさの前に、自分の胸元をさっと隠す。
「あぁ、よしよし…隠さんで良えて…」
聞いている平山の方が赤くなるほど優しい声で、浦部は彼女を導く。
「いつから…」
平山はほんの少し喘いですらいる。じわじわと羞恥も覚え始めた。
いつから女と知っていたのか。
「なんの意地悪かと思うてました。勝負の場にこないな別嬪さん…」
しかもわいのまん前に座らして…ふぅと、浦部も少し息を荒げている。
「わいも気付かん振り続けられへんかった。騙し通せへん。
さっきは大声出して悪かったなぁ…びっくりしたやろ…」
「そんな前から…知って」
「対面に座った姿を見た時から、わいの心も体も 姉さんで、いっぱいやがな…っ」
浦部は平山を抱いて、その乳房に顔を埋めたまま、旅館の自分の部屋へ引き入れる。
「待ってくれ、勝負の途中じゃないか」
布団へ寝かされ、艶かしく横座りする女平山が浦部に進言するが
「時間は20分 貰ろてます」
あ〜れ〜ぇっ
と…平山が今まで一度味わった事のない、密度の濃い20分が始まった。
361名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 11:15:09 ID:txRmkGa6
何この生殺し。
濃密な20分もぜひ書いて欲しい
362名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 17:06:58 ID:Gd9/lgx9
20分!20分!(゚∀゚)
363浦部×女平山:2009/12/07(月) 17:43:21 ID:2gWNohqZ
どうもありがとう。続きを書くと「しげみ」まで出て来るから、まとめて来ますね
364名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:48:47 ID:M2+zlA8D
20分で足りるのかっ?
それにしげみだとっ?3P?
365名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 19:59:15 ID:i6F+e4a/
わく…てか…
366名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 00:14:05 ID:KCpl+ueV
わっふるわっふる
367浦部×女平山:2009/12/10(木) 03:21:10 ID:IA0PeP8S
皆様ありがとう。そして続きはまだまだ書けそうにありません。他の方の作品ウエルカムかつ僥倖。
「浦部×女平山(20分で)」と「しげみ×浦部」の2回戦をそれぞれ書こうと思ってます。
しげみ加えての3Pはそう言えば考えて無かったんですが、想像すると濃い…っ
368名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 14:01:52 ID:iSiM4r3K
平山が女だったらどんな名前なのか気になる
個人的に幸江(ゆきえ)か美幸(みゆき)な感じがする
369名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 18:00:03 ID:dFCohk4k
しげる→しげみ
カイジ→アンジ
巌→衣和緒
涯→涯子
幸雄→幸江

うん、幸江いいんじゃね。
涯子とか犬の部屋えろいな
370名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 22:45:46 ID:lcuf52k1
アンジ、衣和緒はかわいいけど幸江は明らかに幸薄そうな名前
371名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 23:28:56 ID:OVQyeRop
幸薄くてこそ幸雄
372名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 18:16:50 ID:im8HTB/0
しげみは、しげ…しげ…
涯子は、はて…はて…
という感じがする
373名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 18:25:43 ID:Ij9mHhI0
涯子は犬部屋もあるし愛情注入という名のリンチもあるしハードSMの部類だな…
374名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 19:39:14 ID:a1NC1hW7
涯は女性化よりは
女キャラにいぢめられるのがいいな
しずかのやつみたいなの
375名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 22:42:31 ID:im8HTB/0
確かにしづかと涯のはエロくて良かったな

だが犬の部屋も捨てがたいのは事実
376名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:24:12 ID:a1NC1hW7
某バトロワのおかげで
涯と田中沙織もいいんでないかな〜と
看護婦にいぢめられる涯
377名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:27:45 ID:a1NC1hW7
田中沙織と書いてみて
森田は女性キャラとのカラミが福本漫画では
いちばん多いのに
エロパロは全然ないの?
銀さん銀さん言いすぎるから?
378名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:36:57 ID:q3tD+j9y
>>377
美緒振ってるのが大きいかも。
あそこで美緒の告白→森田振るの流れがなければ、
付き合ってるという妄想もできるのになぁ。
けど「いい女一人抱いてない」発言もあるし、
女に興味ないわけではないよなぁ。

銀と金自体がマイナーってのもあるかも
379名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 19:32:35 ID:6KSlK5GC
銀金Vシネは画商編の画家が女の子だったな…
あれの森田は絶対天下とれなさそうな軟派な森田だったけど

380名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:41:56 ID:JhmNORMC
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6848/1158588304/
ここってもう凍結してんだな残念…

しげみと涯子のとか良かったのに。
381名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 01:13:51 ID:RWvGw3oP
今更ながら「ざわめきメモリアル」を発見したので、福本伸子で今度一本書いてみるか…
382名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 04:35:54 ID:CkIPkcZH
>>381
それは自重して下さい…
383名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 21:07:43 ID:zIUYAJse
浦辺と女平山の続きを待ちながらアンジ
女囚モノみたいだ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org467673.jpg


384名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 21:40:37 ID:j7G8uA3S
おっぱいアンジのおっぱい!
385名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 22:52:57 ID:zIUYAJse
涯子4巻
女子にしなくても元からとんでもない表紙だw
しかしこーゆーネタはどこかで既出な気もする
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org468082.jpg
386名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 00:08:34 ID:kXdsWmLM
涯子美少女!いい!可愛い!
貧乳はステータスッ・・・・!犬の部屋で四つん這いになっても垂れない乳っ・・・・!

しかしまあ乳首が上手い具合に隠れてるなw
387名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 23:13:15 ID:5Y+Max+Q
画像みれない…orz
388名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 00:28:44 ID:gnd0WD4j
惜しいことを…
でも涯子のは携帯でファイルシークからなら見れたよ
389名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 08:54:46 ID:hd1Qmcyh
あららもう流れてましたか
エロ絵を上げてるので流れが早い方が気楽ではありますが…
涯も涯子も話が来ることを期待してっ
涯子少々修正しました
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org472644.jpg
390名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 09:56:29 ID:2LZ3T9fb
>>389
修正という名の無修正キタ―(゚∀゚)―!
391名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 10:11:04 ID:gnd0WD4j
>>389
こっちのが断然エロくて…ええやん…

涯子ってロリになるのか?
392名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 14:18:44 ID:EkODP3zN
いいね、涯子
なんかキャスカを思い出した
どちらも意志が強くて向上心溢れるがんばり屋さん
ああかわいい…
393名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 00:42:26 ID:mQ4z9j3F
ああキャスカっぽいかも。

公園で体を洗う涯子
暴走族上がりの男と腰縄で繋がれちゃう涯子
人間学園で周りが男だらけな中着替える涯子
気絶してる間に裸に剥かれてる涯子
男達の中で四つん這いな涯子
愛情注入っ・・・・!される涯子

股間の玉を云々のシーンはどう変換したらいいか分からん

他にエロくなりそうなシーンあるかな
394名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 00:50:37 ID:hqieRLDQ
>>393
あ、周りは男のままなんだ
収容されてる少年達は女子に変換してたw

高速のパンチというのは女の子だと
無理そうな気もするのでハイキックかな
その場合光速のパンチラ…
395名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 02:11:29 ID:/nLvbwOR
高速のパンチラ噴いた
396名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 08:12:36 ID:mQ4z9j3F
>>394
光速のパンチラじゃパンツ見えねーじゃん

あ〜周り男だらけのがえろそうかと思って。

いや、それよりも涯以外の奴の女の子バージョンが想像つかない…特に石原とか…難しい…
397名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 12:01:52 ID:KqoXkKFg
>>高速のパンチラ
見える前に蹴り倒されてるのだw

強くて心も屈してないのに
涯(涯子)は虐待されるというか
Mっぽい状況が似合ってしまう
>>他にエロくなりそうなシーン
漫画になくても拷問(性的に)されるとか…
しかし愛情注入って今更ながらやらしい響きだ
398名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 19:34:08 ID:Ixu1jXta
愛情注入棒って言葉がやらしすぎる
しかも躾けるための棒だなんて…

あれのせいで涯はエロマンガにしか見えない
399名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 21:14:06 ID:4IMdA9/Z
ほぼ全裸だからある意味R18本だよな、あれ
400名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 20:52:08 ID:r7sCbwCQ
性的な意味で愛情注入っ・・・・!
生徒や教官?達の前で羞恥プレイとか似合いそうだな。

真っ裸で四つん這いとかつくづくやらしい学園だ…ある意味ハレンチ学園。
401名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 21:11:24 ID:XNjmin8G
>>400
涯はヒドイことされても心が折れない系の人間だから、なおさらだな。
402名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 22:42:23 ID:iVzb/RKm
中学生だというのに
全裸だったり制服コスプレだったり…
403名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 17:36:58 ID:ZvywAGp3
涯子は貧乳でパイパンなのか?
14歳の女子って陰毛は生えてるものなのだろうか。
404名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:11:16 ID:BQLAaKRO
>>403
14はな。女子のが成長はやいし
405名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 22:35:25 ID:LGfU9at4
涯は中学生とは思えぬ腹筋の黒さ
406名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 23:55:17 ID:LGfU9at4
涯でも涯子でも
「生えてる?」なんて聞いたら
顔真っ赤にして殴られそう
407名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 14:43:25 ID:y90AcKqc
涯子いいけど涯奈もいいなと思った

零はそのまま零と書いてレイがいいかも
408名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 15:36:46 ID:BLig8IO0
読み方ガイナ?ハテナ…ではないよなw

涯子が貧乳みたいだから零は巨乳でも面白いんじゃないか
409名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 15:50:56 ID:uQ27cS2c
>>418
ヤバい…
普通にアイドルみたいな娘しか想像できない…
どなたか優しいおじさんorおばさん絵を描いていただきませぬか!
410名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 21:35:37 ID:010rA5zq
>>407
涯亜(がいあ)とか
涯に負けずに中ニっぽいが…

>>409
誰を?
411名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 07:51:11 ID:PKcaOEjs
>>418に期待
412名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 12:35:08 ID:dYAXdfWw
>>418
責任は重大だ
超がんばれ
413名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 12:44:02 ID:7ioTPNNC
>>418は零と涯子のアイドルユニットを描いてくれる筈
414名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 13:47:28 ID:fK/FIdkZ
>>418
聞くところによると貧乳は巨乳よりも敏感だそうだ
つまり悶えまくってる涯子をよろしく
415名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 16:20:12 ID:A4kFwxao
えっと…
>>409だが正しくは
×>>418
>>408
でも>>418に期待にはしている…っ!
416名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 17:49:49 ID:7ioTPNNC
>>418エロい涯子待ってる
417名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 22:55:24 ID:Is5h4qIQ
このチキンランやばいwwwww
↓よろしく
418名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 00:11:39 ID:wOQpHdHm
「いーかげんにしろっ!」と涯子
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org491813.jpg
419名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 00:19:54 ID:0ak525sk
光速のパンチラktkr
期待した甲斐があった

なんつーか光速じゃなかったら足をガシッと掴んでずっと丸見え状態にしてたいな。

これからも更なるエロいの待ってる
420名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 01:18:28 ID:IXuFneVU
うおおおおお高速キックktkr
ありがとうありがとう!
そのまま蹴り飛ばしてくれ俺を
421名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 03:26:06 ID:o38Afscg
なんという圧倒的引き締まったウエストッ…!
涎出てきた
422名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 05:46:09 ID:3fkiYACQ
>>418
普通にかわいい
>>418様っ……ありがとうございますっ……!!
423名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 09:08:56 ID:EzVou4QD
涯子「感じてなんか…っ!」

素直になあれっ…素直になあれっ…!

涯子「あぁっ…!」
424名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 14:02:34 ID:leBHcXOZ
>>423
素直になぁれっ・・・!は便利。


そろそろ涯子のエロ絵かエロ小説が上がることを期待。
425石原と涯子1/4:2009/12/26(土) 15:49:08 ID:qYT2QDYw
女体化注意。
涯の女体化というかこちらでの涯子のイメージで。
あんまり原作が生かされてなくてすみません。
拷問に耐えるエロい涯子はまかせた。



**********************

石原は混乱していた。

どうしてこうなったのか。
気がつけば涯子をさっきまで腰掛けていた病室のベットの上に組みしいていた。
大きな傷跡の走る顔に光る目はいつものように力強くこちらを見つめていたが、
押さえ付けた掌の下で肩は大きく上下していた。

人間学園から脱出後、傷の重い涯子と石原は数日入院することになった。
今はかなり回復し退院も間近だが、退屈した涯子はこっそり石原の病室に入り込み
二人はたあいのない会話などでふざけていたに過ぎなかったはずだった。

「…いいよ」
ふと体の力を抜いて涯子は言った。
石原は目をそらせない。

涯子の背は女子にしては高いほうで石原とも差がなかったが
ほどよく筋肉のついたひきしまった体は抱きすくめると細い。
石原は声が震えるのを押さえられない。
「い、いいのか?ほんとに?」「うん…」
少し顔を赤らめてうなずいた少女の鼓動が伝わる。
「嫌ならすぐに殴ってるから…でも」

人間学園で大人相手にも折れることのなかった涯子だが男女のことに関しては
「よくは知らない」と。
年のそう変わらぬ石原も少々の経験がある程度でさほど余裕があるわけでもない。
仲間である以上に想いをよせはじめてた少女との思いがけぬ状況に軽くパニック状態に陥っている。
そんな石原に抱きしめられたまま涯子は軽く口づけた。
石原は陥落した。
426石原と涯子2/4:2009/12/26(土) 15:51:08 ID:qYT2QDYw
入院着を脱がせて小ぶりな胸に舌をはわせると
「くすぐったい…」と涯子は身をよじらせた。
体力はかなり戻ったとはいえ日に焼けたしなやかな体には
まだあちこちに傷が残り手首の包帯も痛々しい。
石原の体にも拷問の傷跡が残っている。涯子も石原をまねるようにその傷跡を指でなぞり口づける。
涯子の唇が触れるたびに石原はぞくぞくと電流のような刺激を感じた。
調子づいて石原は涯子の足の間の敏感な部分をなでる。
涯子は急にびくりと体を固くした。
「嫌か?」「そうじゃないけど…んっ」
熱心に指を動かし続けるとやがてその部分は湿り気を帯びてくる。
触れられるたびに喉の奥で小さく哭く涯子に
石原は早くも自分が限界まで張り詰めているのを感じていた。

とっくに石原も自分の入院着を脱ぎすてて裸になっていた。
大きく立ち上がった石原自身を目にした涯子は熱にうかされたような状態で
自分がされていることと同じことをしようと思い、手をのばしてなにげなく握りしめさすり上げた。
「あっ、やっやめろって…」
あっというまに石原は果ててしまった。
胸にまで飛び散った石原の精を涯子は不思議そうに眺めている。
慌ててタオルで拭き取りながら石原は情けなくうなだれた。
「すまない…」
涯子は上体を起こすと石原の耳元でささやいた。息が熱い。
「もっと…して」
石原が回復するのにさほど時間はかからなかった。
427石原と涯子3/4:2009/12/26(土) 15:55:36 ID:qYT2QDYw
しかし石原のものを股間にあてられると涯子は再び体を固くした。
少し青ざめている。
「ここに入れるの…?」
体格のいい石原のものは年齢のわりに立派で、むしろ自慢の元だったが
それが涯子に忌わしい記憶を思い起こさせることに気がついた。
反抗を続ける涯子は教育と称されて何度も拷問されていた。
中にはちょうどこれぐらいの棒で…

「…嫌なら止める。無理するな」
青ざめながらも涯子は石原を見据える。
「続けよう。でないと前に進めない…」
「それに石原とならかまわない…」

時間をかけてゆっくりと石原は涯子に挿入した。
「痛くないか?」何度も尋ねる石原に
涯子はただ首を振る。痛みから逃れようとするように。
かなり潤ってきたとはいえ涯子の中はまだきつくからみつくようで
石原も歯を食いしばって達してしまうのを耐えた。
根元まで納まると二人は大きく息を吐く。
「動くからな…」涯子はうなずくのが精一杯だ。

強まる石原の動きに耐え切れず涯子は声を漏らす。
声は次第に啜り泣くような調子に変わっていた。
石原は指をからめて涯子の手を強く握りしめる。
涯子は息もたえだえになりながら薄く目を空けて微笑む。

突き上げは速度と深度を増し
二人の呼吸は限界まで高まり

やがて
涯子は腰を震わせ大きくのけぞり
その波に石原ものみこまれながら
気力を振り絞って涯子の腹の上で再び果てた。
428石原と涯子4/4:2009/12/26(土) 16:00:55 ID:qYT2QDYw
手をつないだまま二人は並んで病室の天井を見上げていた。
涯子はけだるげで眠りに落ちそうになっていたが、石原は胸にわきあがる思いでいっぱいになっていた。
「…涯子」「…ん?」
握った指に力をこめて石原は一気に言った。
「退院したら俺と一緒に暮らさないかっ!」
少し驚いた顔をしてそれから涯子はククク…と笑う。
「落ち着き先のこと心配してくれるのか?ありがとう。でも大丈夫」
「そ、そういうことじゃなくて…」
石原の一世一代の告白は涯子にはあいにく伝わってないようだ。
「実は刑事の阿部が身元引受人になってくれることになったから、
 あのおっさんちにしばらく世話になるんだ」
「あ、あのスケベそうなオヤジんちにだとぉ!?」
石原は起き上がって叫ぶ。
「そう言うなよ、あれで悪い人じゃないし…」

石原はものすごく心配になった。
429名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 16:13:37 ID:zmUjY5oG
涯子キター!!!
うぶで可愛い。最高だ…
プロポーズ伝わってなくてワラタ
430428:2009/12/26(土) 16:15:52 ID:qYT2QDYw
しまった名前間違えました

×阿部
○安部

以上です


431名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 16:32:23 ID:mxRM1V63
石原と同じく涯子の身が心配です。
福本漫画の悪徳刑事ってなんでああもエロそうなんだろう
432名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 17:41:44 ID:gPmawW12
>>425
乙乙!時かけの主人公風な涯子想像しちゃった
433425-428:2009/12/27(日) 10:51:46 ID:hIaqKmpW
感想ありがとうございます!
自給自足で入院中涯子
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org500116.jpg

涯子は悪徳刑事にもエロいことされたらいいと思いますので
エロい人おねがいします!
434名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 11:00:27 ID:HceFCUa1
>>433
普通に美少女エロかわゆすハァハァ

石原と涯子のも乙
涯子といったら人間学園での拷問とばかり考えていたがこんな風に幸せそうなのもいいな。

安部はっ・・・・!危ないっ・・・・!
こいつ刑事のくせに中学生でも手出すぞきっと。
435名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 17:13:12 ID:6+ZJ7WNa
あけおめage
436名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 08:34:36 ID:QuLjf3dQ
涯子を「はてこ」と読むと、「いしはらとはてこ」ってタイトルの音もいい。


お名前のゆきえ頂きました

続きをリクエストしてくれた皆様、ありがとうございます
>>360 の続き、浦部×女平山 と 女アカギ×浦部 です
この小さく白い乳房を、まさか見抜かれようとは。
男装するには恵まれ過ぎた容姿の平山ゆきえ。その人生に初めて訪れた甘い時間だった。
ゆきえも浦部を初めて見た時から心騒ぐものがあった。起こる体のざわめき。
それは恋や愛とは違うその向こう側、いや、それを根底で支える野生的な高ぶり…
すなわち欲求、いわゆる性欲ではないのか。
「あぁっ」
戸惑いでゆきえは声を発した。
(負けたくない…っ、こんな…っ)
セックスはもっと単純でつまらないものだと思っていた。
しかし浦部の動き…その骨太の手に乳房を触れられた時、思い込みの全てが吹き飛んだ。
「うぁっ…」
「良えか…良さそやなぁ…」
「麻雀をしろっ…くそっ」
硬質の声を張り上げる平山だが、それには甘い吐息が混じっている。
「ほんま…姉さん感じやすい思っとった。
 すぐイケるやろうけど…20分貰ってな、わいも短期戦に付き合いまっせ」
艶かしい美声をぬらめかせながら、浦部は紫の上着を脱いで白いシャツの姿となった。
それを見、感じながら、体表面の温度を高めるゆきえだったが 気を取り直し、浦部を翻弄しようと試みた。
「どうして…私が敏感かわかるか?」
「へ?」
「自分で自分を慰めるからだ」
平山、いきなりの告白は浦部の興を殺ぐためだった。
そして浦部は処女を好まなそうだと、平山は読んだ。
「男を知らないのに快感には慣れている。どうだ、こんな事を言い出す女が好きか。
 こんな面倒な事が」
(これでこいつが心中萎えても抱きに来たら、
 はっ…だとしたら女なら誰でも良いんだろ。軽蔑するね。
 くそみたいな男だったら…どんな手を使っても絶対逃げ切ってやる)
「そうか…じゃあ、今度は二人一緒の快感も覚えて行きまひょ」
「私の話をちゃんと聞いたか」
「聞いてまっせ。なにが面倒なのか逆に教えて貰いたいなぁ」
「自慰をしていると言う女が良いか?」
「セクシーっちゅうやっちゃ。聞いてドキッとしたで」
「…そして、処女だと」
「へぇ。わいはそれだけの理由で喜ぶ趣味やないが、好きな姉さんとやったら」
ゆきえの胸の奥が、ほんのりと暖まる。
「好き…?」
「へぇ」
「何をだ、私のどこを」
「見るほど、話すほど好きになりますわ」
「馬鹿な…」
「あっ、ちょっと待ってな」
そう言って浦部が背を向けただけで、ゆきえは寂しかった。
だが浦部は自分の上着から何やら持って来る。
「あ、これは」
と、見た平山が声を出した。
「妊娠したら困るやろ。姉さんが妊娠したいなら話は別やけどな」
「あ…」
「ほらほら、着けてまうわ。止めるなら今でっせ」
(優しい)
ゆきえの胸の鼓動は深く、ゆっくりと甘かった。
そして感じる、命が漲るような温かさ。浦部の優しさについ目が潤みそうになった。
こんな思いやりを人から受けた事がない。
(こんな私でも…この男には甘えて良いんだろうか)
この、出っ歯の醜男から溢れる愛と優しさと色気。そして可愛らしさ。
こうやって人は騙されて行くのか、いや、この男が本気だからこそ私は感動しているのか…。
彼女が困惑、混乱しているうちに、触れて行く肌と肌。指と粘膜。
ゆきえは何度も嬌声を上げて、その美女の体はその醜男と一つになっていた。
天賦の名器に分け入られて、余りの快感にゆきえは女豹のように悶え吼える。
その女の艶かしさが、男の高ぶりを加速させる。
艶かしく高ぶる浦部だが、初めてのゆきえが どうしようもなく起こる痛みを訴えると、力を緩めてくれた。
(い、良い男じゃないか…)
と思い始めるゆきえ、痛みが麻痺し、快感が舞い戻って来ると
(もう、どうにでもなれっ!)
と、浦部を許し始めた。
体の方は、出会った瞬間から浦部と触れ合う事を許していたのに。
(ここまで長かったなぁ)
と、浦部はゆきえに語りかけるように微笑み、キスの難しそうな口で彼女に唇を当てた。

「私はこんな…男の振りをさせられているが…アカギってのも女なんだ」
美しい背を惜し気もなく浦部に晒しているゆきえがそう告白した。
「ん?…まず…姉さんアカギやないんか」
「ニセモノさ。でも私は、私の力で勝てたら良い」
「へぇぇ、さっきから中身はほんまに気さくですな姉さん。惚れ直すわ」
浦部があんまり可愛らしいのでゆきえは「ぐっ…」と微笑みをこらえた(こらえ切れていない)後、言葉を続けた。
「アカギは…目撃者の多い6年前はまだ中学生で、男と見ればそう見えたらしい。
 だからアカギを男にしたい奴、そう思い込みたい奴が多いのさ」
当時対戦した盲目の市川老女もアカギに惚れたが、少女とわかり あえなく失恋している。
「だから私は男にされたよ。まぁ、男の振りをした方が仕事をしやすい事も
 生きやすい事もあるから構わない」
平山ゆきえは男装の麗人。いや、美男にしか見えない女である。確かに男の振りは生きやすかった。
「わいの前でも男でおるんか」
寂しそうに言う浦部を、立ち姿のゆきえが悲痛な顔で見返った。
しかしその見返りを戻してしまうと、もう声は端正である。
「あんたが強い雀士なら、戦いたいね」
そうとしか言わなかった。自分が女だとも男だとも言わない。
「わいと戦れるか」
「やるさ」
このとき20分が経っていた。

川田組代打ち平山の、震える程の敗北。
自身でレートを上げておいて負ける。その彼女にどのような罰が待っているのか。
罰は無かった。
組長に言われたまま平山が仕組んだ罠。その罠に自らの首を絞められ、窮地を彷徨うプレッシャーを負う事になったのは 尼のごとき容姿の川田組長本人となった。
─次に期待する─
そうした言葉を平山は何度も掛けられて来た。
これが許されて来たのは、彼女が軽い勝負ばかりして来たからだ。
まだ戻れる場所、安全な場所に居る軽さ。
(もうやめよう)
対面の浦部の瞳を見た時、平山はそう思った。
女だから嘗められて来た事、自身が中途半端だから嘗められて来た事、その全てを終わりにしようと思った。
彼女は組長から受ける視線に嫌気がさす。
(こんな目だ)
浦部とは違う。ちゃんと自分を女にしてくれ、さらに勝負師に戻してくれる浦部とは。
浦部も良い男だったかも知れないが、浦部の前に居た自分も良い女だったのかも知れない…
そんな勢いに乗って、平山は立ち上がった。
「ちょっと」
と、部屋を辞す平山の方が、今度は浦部を引っ張った。
障子越しに影だけを部屋へ伝えて、廊下の二人はほんの十秒ほど話した。
「さよなら」
「淋しい事言いな」
「もう良い、あんたからは充分貰ったよ。自分のやりたい事も見えて来たし」
「無理したらアカンで」
「ふん、あんたに会うまで私は一度も大敗してないんだぞ」
今背を向けて廊下を歩き出す平山と、それを見送る浦部が会う事はもうない。


「このままでよろしい」
浦部はこのレートで勝負をし続けたいそうだ。
(わいの事を調べ上げて、わいのやりそうな戦い方を敷いて来たのがおもろい。
 さっきの姉さんも据えてな 上等や)
「この条件のままで結構。本物のアカギも呼んで勝負しましょう」
浦部の絶対の自信は、二人の組長が唸る程の迫をもって勝負の場を支配した。


浦部の色気でむせ返りそうな部屋。
そんな中で浦部本人はと言うと、こんな勝負を挑んで来た川田組長と平山が可愛いなと思い、少し表情を緩ませていた。
緊張と緩和の全てを浦部が手に入れているその部屋へ、可憐な少女が入り込んで来た。
そばかすの治子。
(かわいいなぁ)
今度は浦部、本当に目が優しくなってしまった。
本物のアカギの希望で、この治子と浦部の勝負が始まるそうだ。
それでも浦部は一切の手抜きと油断を見せない。見た目や雰囲気では決して判断しない。
見るのは治子の麻雀だけ。
最初警戒する。そして牽制する。そして治子の弱みが見えた瞬間に刺す。
治子は大敗した。
浦部は、アカギが治子を自分に据えて来た意図がわからなかった。
治子の、弱くも強くもない麻雀…これは何かの策なのだろうが…。
(なんや、姿の見えん女やな…)
そうアカギを偲ぶ浦部の前に、障子を開けて表面上の姿を見せた女。
凍るように美しい赤木しげみ。


浦部が赤木に負けた。
(アホな…)
終わらない射精が、それでも終わり切って、もう一搾りも出ない脱力感。
その脱力の後に起こる、滴りの無くなった陰茎を踏み躙られるような激痛。
出血と共に、浦部の指は機能を奪われた。

血だるまの浦部が障子の奥に居ると知らず、廊下で浦部の敗因を川田組長に語る赤木。
浦部は匂いで負けたと言う。
治子との戦い方を見た時から、赤木は浦部のそれを嗅ぎ付けていた。
「匂いがついていたのさ。いやらしい匂い」
そのしげみの声を聞いた障子の中の浦部は、汗と血に塗れて唸った。
「高い代償やった…そんなわずかな匂いを残したために…」
その鬼迫を感じて障子を開ける治子。浦部の美声は嗄れて、絞るように叫んだ。
「この様っ……!」
浦部の指は、全てが通常と異なる方向に折れてフラリと頼りなく彼にぶら下っている。
「強い匂いだった…そんなに振り撒いちゃ駄目だよ」
重傷と3千2百万(現在の3億2千万以上)の負債を背負った浦部に、しげみは柔らかくそう言った。
言って、浦部の座る暗闇の部屋へ足を踏み入れる。

浦部としげみが相対する室内の艶かしさは、この二人の男女でなければ耐えられない程に高揚していて
「ただ勝った負けたをして、死んだり、不具になったり…その方が良い。
 それが博打の本質、無為の死。
 ただ…女の体に生まれた所為か……勝ちたいから勝つ、したいからするって生き方は、たまに空しく感じられてね。
 勝負それ自体に本当に燃えているかと問われると…自分が男に生まれたらどうだったんだろうと、よく考えるよ」
浦部はじっと、しげみの動く唇を見詰めている。その浦部の温かい血が、湯気でも放ちそうに熱く畳に滴り落ちる。
「ギャンブルの世界に女は要らないって言葉が好きだよ。上等じゃないか。
 女の私に負けて、それであんた立つ瀬があるのかい」
「女に生まれた事を卑下するんやない。「わいに勝った女や」って、わいが宣伝してあんたの株上げたるわ」
浦部が下がるのではなく、赤木しげみが上がるのだと、彼は言った。
しげみは浦部の瞳を見詰め、彼の持つプライドと しげみ(女性)への愛に、微笑みを返した。
「クク…そりゃどうも。私の処女でも試してみるかい」
「おっ…」
浦部の喉と、駆け回る動脈がそう唸るようなしげみの言葉だった。
「はっきり言うよ、私はあんたとセックスしたいのさ。でもただするだけじゃな。
 また私が勝つから、あんた私に抱かれちまいな」
「またあんたが勝つと決まってへん。覚えてろアカギ、今度勝負する時はわいが必ず勝つ。必ず」
「今度なんて言わないで良い。今で良い」
しげみは浦部の目を見詰めたまま、すっと上体を落とし、浦部の目の前で跪いた。
「今勝負してあんたが勝ったら、あんたの負債全部私が払う。
 ただ私が勝ったら、その手のまま、今ここで私に跨られるんだ」
そんな事しても、アカギには何の得もないと、川田組長は思うだろう。
しかし赤木しげみは浦部とセックスしたいのだから、アカギに得はある。
ただしげみは得を超越した真意を、この勝負に秘めさせている。
損得で勝負をした事のない赤木。今までもこれからもずっと。今日のしげみもそうだった。
得どころか己を斬る様なしげみの真意を嗅ぎ付けた浦部は、出血の所為で流れる汗の中 承諾した。
「勝っても負けてもわい得するように思えるが、受けましょ」
「治療もせず怪我したまま女に犯されるのが得か…まいったね…」
「ただの女やない。この勝負の相手にわいを選んだ」
「……あぁ…そうかい。
 あんたが勝っても負けても堂々としてられるなら、私は惚れるよ」

浦部はしげみにまた負けた。
匂いと保留癖を封じ込めても、負ける時は負けるのである。
「駄目だったね…本当の勝負は出来ない…お前のような男とは…」
「…」
顔を上げられない浦部の前に立つしげみが、自分の服に手をかけた。
「そんな男に試されるさ…」
言いながらその白い手から放たれる衣服。
扇情的な素肌が、紫を纏い顔を上げる艶かしい男の前に現れた。
現れて、縄のようにしなやかに絡んで来る。
さらさらと滑らかに感じる時、吸い付くように貪欲に感じる時、
しげみの肌は変幻自在に感じられた。美味しそうな女。
悪魔が作り出したようなしげみの体のラインに、浦部は軽い眩暈を覚えた。
そして出血でも頭がふら付き、体を熱くしている。
手負いの状態で艶女に嬲られるとは…
この年になって、新しい性の世界が見られる久しぶりの初体験に浦部は喜びを感じ始めた。
保留癖があるように見えて、大胆で捨て身。
それが浦部。
その匂うような色香を、堪能したい女が今日は二人いた。
「クク…浦部さん負けても堂々としてるね…」
「せやろが、おぉ 約束があったな姉さん。わいが堂々してたらな」
「黙ってな」
浦部の声を途中で封じたしげみが、彼の唇に巧みに吸い付いた。

「へぇ……」
と、しげみがその形や温かさ、硬さに好奇心をそそられている浦部のそれ。
彼に跨り彼を見下ろし、充分に濡れて用意の良い彼女が、自分の中にしずめようとしている。
関心を受け、感心されて、少し頬を染めたような浦部は呼吸を微かに乱しながら、しげみを思いやって男の用意をしようとする。
それを知ってか知らずか、気ままに動くしげみ。
「待ちや、これを」
「着けるな、そんなもの。
 私の中に吐き出せ」

「麻雀もこれも…生々しいな…浦部さん…」
と、浦部の濡れた肉の浸入を感じるしげみ。その美味さに、呼吸と肩を一度鋭く震わせた。

男女の強い呼吸が混ざり合って、噎せ返りそうな快感と快楽に、二人は部屋を泳いでいるような感覚に落ちていた。
愛欲に溺れるとはこんな事かと、しげみは深くゆっくり目を閉じる。
絶妙な硬さと神秘の柔らかさを持った浦部の名器を、温かく濡れたしげみが締める。
浦部の呼吸が一度、強く跳ね上がった。
仰向けの男に跨り、口だけで呼吸を乱すしげみ。肩で息をする浦部。
浦部も包帯の中で自らの血に濡れていたが、しげみも浦部と布団を血で染めていた。
「わいら血だらけや…大丈夫かい姉さん…」
汗と乱れた呼吸の中、浦部はしげみを心配している。
「最初は馬鹿馬鹿しいほど痛かったけどな……慣れると、血のわりにはそうでもなくなった。
 あんたはそのうち ここを白くしてくれるんだろ?」
浦部を見下ろしてニヤっと笑うしげみ。彼を入れたまま腰をクイと振り、その「ここ」を男の股間に押し付ける。
浦部は今の快感と、これから起こるだろう快楽に胸を鳴らした。
「くそ…姉さんの胸に触りたいわ…」
「クク…あんたに今度があればな」

処女だが、男の体と、肉と、腰の、緊張がわかった。
わかった上で浦部の迸りを受けた時、しげみは初めて
「あぁ」
と、声を上げた。
しげみは浦部に会って、燃えるように男を欲する感覚を初めて知ったが、
初めて知ったその勝負中に悟った。ギャンブルに女の欲情は要らないと。
しげみが誘った二回目の勝負は、自身の欲情を、ただの勝ち代にする事で生涯ギャンブルの中に棄ててしまおうと言う決意の現われ。
女の欲はギャンブル以上でも、ギャンブルと同等でもない事の表明。
浦部にはそのしげみの意志がわかった。
「バカな女…」
関西人の浦部、この時赤木しげみにアホとは言わない。
痛いほど憐れに感じたからバカだと言った。
その声と、浦部の精を体にすっかり受け取ったしげみは、髪を少し振り乱し言う。
「足りねぇよ」
そう浦部は肩を掴まれ、強く押し倒された。

浦部の髪に指を挿し入れ、絶頂に腰を艶かしく揺らすしげみ。
浦部の名器に、白濁した体液が絡んでいた。これはしげみのものである。
これは女の絶頂液。女もイクと男を白く湿らせる。
これでは愛し合っている男女のようではないか。
「こんなものか男と女って…」
「ああ…こんなもんや」
間違いはないと思って、浦部はそう答えた。

浦部の精を何度も受けて、それだけで白くなってしまいそうなしげみの肌。
「悪くない、お前の体」
(やらしい女)
と、浦部が頬を染めたくなるほど赤裸々に話すしげみ。
「ただ美味いものはこの世にたくさんあって、その一つでしかないんだろ…今夜の事は」
「姉さんはまだ若い。これから色々と経験するやろ…。
 その時、今日の事が“その一つ”以上に感じられたらどないする?」
「その時は…あんたより良い男とくっつくさ」
「ズコー」
「クククッ、元気だな。元気過ぎるよ。あんたならあんな借金すぐ返せるさ。じゃあな」
「どこへ」
「なんだい…儲け話は自分で見つけな」
「誰がセッティングパパやねん、姉さんの進退知りたいだけや。どこ行く」
「さてね…あんたは私の知り合いに病院でも紹介されると良い」
浦部は
「おや」
と、「病院」の一言を聞いた時に心が緩んだのか、気絶してその場に倒れてしまった。
「やっぱり駄目な男だね。あんたは」
そう、倒れる浦部の横顔を見るしげみの笑顔は柔らかだった。



痛い。
もう一生、指は使えないと本人に思わせる激痛である。
麻酔はもう切れ始めていた。
代打ちをさせて貰っていた(そして指を折られた)藤沢組に怪我の世話をされるわけもない浦部。
赤木の一言を聞き入れた安岡婦警に、病院をセッティングして貰った様子。
病院のベッドの上で目を覚まし、一気にその説明を受けた後に訪れたこの痛みだった。
(もう使えへんかも知れん…)
いやいや、素人判断はあかん。と、浦部は明るい。
これから聞く医師の言葉に、仄見える望みにしがみ付く。
昨日だって、麻酔を打ち、応急処置をしながら麻雀は出来たのだ。かわいい治子に、代わりに牌を切って貰った。
(せや、手首から先が無くなろうと、麻雀は出来る)
自分は何を考えているんだろうと、浦部は笑いそうにもなったが、赤木に「自分がこんなに麻雀が好きだった事」を今になって気付かせて貰った気がする。
涙が出そうになって来た。

浦部は負けて悔しかった。悔しかったけれど、しげみの体が目の前にあっては…
浦部の、悔しさにも性欲を絡め得る通俗性。
(しゃーないわ。好きやねん)
そう、好きだからこそ捨て身になったり、保留癖が出たり。
(本気やってん)
あの女達にそれが少しでも伝わっただろうか。
雀卓上での勝負の時もそう。神域赤木のお眼鏡と無頼には届かないまでもだ。
(赤木…今何してるんやろ…ニセモノさんは…)
みな何処へ
赤木しげみと平山ゆきえ、二人の女は浦部を過ぎてどこへ行ってしまうのか。
「おーい」
涙しそうな浦部は、心の中で愛しい二人とその麻雀を偲び、呼んだ。

451─浦部×女平山 + 女アカギ×浦部─:2010/01/09(土) 09:08:19 ID:QuLjf3dQ
登場人物、浦部以外みんな女でした
452名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 18:06:47 ID:ci7A34sF
平山も浦部もアカギも魅力的だ。
キャラへの愛がにじみ出てるねぇ。
それにしても平山は女にするとビックリするほどかわいいな。
で、アカギは対照的に女にしても男以上にオトコらしい。
453名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 19:07:44 ID:swTP3dEI
女だらけの浦部戦キターッ!
浦部もなんだかかわいいw
しげみ漢前だなあ

>>425
女性化すると元キャラの特徴を生かそうとするのもあって
魅力みたいなのが増幅するのかな

>>434
悪徳刑事にはわざと「背中流してやるぞー」とかセクハラかまして
欲しいw
でも涯子も無頓着に風呂上りにパンツだけでうろうろしてそうで
刑事のほうがビール吹いてたりして
454名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 17:18:37 ID:x9rRASCM
福本キャラの女体化の需要あるキャラと
需要無いキャラは誰々になるだろう?
主人公キャラは需要ありそう
爺キャラは需要無さそうw一部例外がありそうだが
455名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 00:08:40 ID:HBPhLEh0
>454
ギャグ化ありなら全キャラ可能でしょ
鷲巣様のツンデレ幼女化はもうテンプレw

規制でさびしーので
古いエロパロスレをのぞいていたら(2004年のが最古?)
男男ありだのすでに女体化ありだの今よりカオスというか
フリーダムやね。
ここでは珍しい森田と女の子のもあったw
456名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 00:34:21 ID:HBPhLEh0
女体化のではすでに涯子(ハテコ)は既出で
13しげるから、しげみにまでセクハラされてたw
ぜひノーマルな(?)涯に男らしく頑張って欲しいところだが
しずか相手にもいぢめられてるのが似合ってしまってるからなあ…
457名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 01:09:28 ID:Q/THJJul
涯さんがクーデター起こした時にそのまま人間学園を生徒達で占領して女性職員を裸でガラスの部屋で犬扱いで
愛情注入棒と注入棒でキャッキャウフフという妄想をしたはいいけど涯の資料が手元に無くて難航中
何か登場人物のまとめデータ的なものが欲しいけど涯は人気薄いのか中々見つからない
458名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 19:35:48 ID:xWRDdpbs
涯攻めモノ、案はあるんだが相手のおにゃのこが上手くいかん…
クラスメイト女子とか…公園に現れる痴女姉さんとか…
459名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 22:04:14 ID:v7kgO9Jt
>>457
登場人物はウィキペに涯の項目があるよ。
>>458
逆に涯以外を女体化する…のは無理だよな…

13アカギは美心やしずか相手にも圧勝なのに
涯はなんか攻められてるところしか浮かばないw同じような顔なのに

スレ違いだけど某スレでの涯がこっそり隠してた
グラビアアイドルの写真がハードコアなやつにすりかえられて
うろたえる涯、というネタが笑えたw
あと何故かエロ道の修業するのとか。
相手を設定しなくても
エロパロっぽいのはできないだろうか…
460名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 11:04:56 ID:38cSWyHc
>>459
大家族スレかと思ったら違った…それどこのスレ?
461名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 00:32:36 ID:SK01LwQh
>>460
セックススレだよ
40スレもあるから探すのは大変だけど

涯ってなにげに女性キャラ多いのな
平田母、涯のクラスメート、幸子ちゃん、ラーメン屋のおばちゃん
平田父を洗ってる水着ギャルズ、安部の元嫁(声のみ)…
しかし涯にはほとんど絡まないっ…!
462名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 01:08:30 ID:KjcydeSS
>>461
ありがとう、凄いところに迷い込んできた…
…専ブラと抽出で探索自体は問題なかったが…
…なんというかダメージがでかい…な…
面白いネタになりそうなものがある匂いはするけど探し出すまで俺のHPが持たない…orz

とりあえず涯攻め頑張って妄想してみる
463名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 13:55:11 ID:UzzGmO4P
>>462
すまない、毒が強すぎたか…でもカイジスレよりはマシだと思う。
初心者にはおすすめできないと書いておくべきだった。
しかし妄想ってやつは自由でいいんだと思わされる。

涯攻めなら澤井を女体化(女刑務所長みたいな?)して逆襲っ…とか
まあそれも女澤井にSM調教される涯が先に思い浮かんでしまうけれど
464名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 10:48:15 ID:fVVsobSC
今まで女体化って全然受け付けなかったんだけど、
このスレの素晴らしい作品の数々のおかげで目覚めそうだよ
自分の中では衣和緒様は咲の衣+透華みたいな感じで固まってきたw

でも20代後半ぐらいでもいいなーと思った
天才的な頭脳とカリスマ性、亡き父親の資産と裏情報を受け継いで、
若くしてコンサル会社のトップに上り詰めるも
余命わずかの大病をわずらって、未来ある若い男憎しと吸血麻雀に燃える女主人とか
465名無しさん@ピンキー:2010/01/17(日) 11:20:18 ID:1374Sdky
>>464
20代後半で
年下アカギに翻弄されちゃう衣和緒様ってのもいいね
あるいは平山を弄んだあげく殺しちゃうのとか
466名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 13:31:35 ID:fnhzrtAu
801板住人に女体化に拒否反応示す人がいるのは知ってるけど、
女体化が公式じゃないなら男×女体化男ってのは腐女子の分類だと思うんだが。
ここの住人も腐女子が大半な気がするけど、住み分けできてないっぽく見えて微妙…
女体化の二次スレなんかいくつもあるんだから福本でも立てればいいんじゃね?
467名無しさん@ピンキー:2010/01/18(月) 20:14:49 ID:llY0lFNe
>>466
まあそうなんだけど、ただでさえ女キャラが少ないからなあ
分けるとさらにさびしいことに…
ただそういうのが嫌な人を遠ざけてしまうのは否めないか
作品投下時に注意事項を書いておくのじゃだめかな?

でも公式というか映画カイジだって
「女がいなければ女体化すればいいのよ」だし
ストーリーの流れは変えるし(いいかわるいかはともかく)
エロパロよりよほど自由にやっちゃってるかもな

468名無しさん@ピンキー:2010/01/19(火) 04:59:07 ID:scy5PBKH
>>466
801板行ったことないからよくわかんないけど、
「女体化だろうが男×男には変わりないんだからそれって801じゃん、板(スレ)違い」ってこと?

自分含め、「801は受け付けないけど、女体化でも男×女なら受け付ける」って人もいると思うよ
女体化は読みたくないキャラもいるけど、注意書き読んでスルー出来るてるし

少なくともここは、スレ細分化しなきゃいけないほど荒れてもいないと思うんだけどな
469名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 06:29:18 ID:Rar05dbR
801だから板違いっていうか、基本的に女体化は苦手な人が多いから配慮してほしいってころでは?
現状だと作品は注意書きしてくれるからいいけど萌え語りが全く回避出来ない…
なので女体化苦手な人はスレ自体に来なくなる→荒れない

ただスレを分けると過疎化しそうなのは事実
だから個人的には萌え語りでも女体化関連は一行目に「女体化」って書いてくれると嬉しい
470名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 14:37:46 ID:aiLJTz71
まああれだ…最新レス50の9割が女体化してるんだからもうここ女体化スレでいんじゃね?
次からは女体化冠してスレ立ててくれれば俺は気兼ねなく出て行けるし
有志が集まれば女体化ナシのエロパロスレだって立てられるだろうからな
471名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 23:17:35 ID:qvM5I9k5
細分化したらどっちも昔のスレみたいにすぐに消滅しそうだな
それもまた仕方ないことだろうけど
まあネタがないからどうしてもこんな流れになってしまうわけで…

ループネタだがアカギの大金の使い道をエロい方向で考えてみる?

472名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 23:39:18 ID:TzeWKjNU
アカギじゃ無理wカイジならなんとか・・・ダメだ、金騙し取られる絵しか出てこない
473名無しさん@ピンキー:2010/01/20(水) 23:47:38 ID:qvM5I9k5
>>472
スレの前のほうで芸者遊びで毟りまくるアカギというのがあった気がw
神域はこういう遊びは違和感ないんだけどなあ
嬉々として野球拳する神域


474名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 00:11:15 ID:yAuDB5GP
>>471
前に考えたことあるけど風俗であの高値に見合うコースとか考えてたら
原作絵の無表情アカギ(19)が泡風呂で世話役の女の子達大勢はべらせてる絵が見開きで脳内に浮かんでしょうがなかった
でもそれでもまだ使いきれない

あとは半年先まで予定一杯の超人気嬢に一晩付き合ってもらったとか
博打で風呂沈められそうになってる女の子を治みたいな感じで助けて治みたいな感じで最後には金渡したとか
エロ方向で思いつくのはそんなところか
475名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 00:22:21 ID:qj13+Qmh
和也的に使えばけっこうすぐ無くなるんじゃね、と予想
群がる女たちを見てアカギは何を思うのか…みたいな?

「大金過ぎて怖い」とか言い出すようなおぼこい子は福本漫画には出ないか…
シチュエーション的にはかなり好きだが女の子が完全オリキャラじゃ萎えるしな…
476名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 00:40:57 ID:BCS43b9K
>>474泡風呂で世話役の女の子達大勢はべらせてる絵
涯に出てくる平田の親爺かいw
在前も女の子はべらせてたっけ?
金持ちオヤジ連中はやけにそういう絵面が似合いすぎるw


477名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 00:47:50 ID:BCS43b9K
>>475
札をばらまいて店の女の子達に拾わせてクククと笑うアカギ

イヤすぎるw
478名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 01:09:44 ID:qj13+Qmh
>>477
お姉ちゃんのいっぱいいる店で、招かれたテーブルの上に無造作に札束を積み上げる。
「なんか美味いもん持ってきて」 色めき立つキャスト達。
(金がそんなにいいかねぇ)と冷めてるアカギ、ふと顔を青くしてこちらを見てる女に気付く。
「なんでそんな顔してんの?」の問いに、「大金過ぎて怖い」と返す女。
珍しい物言いに興味を惹かれて近寄ってみるも、女は金ばかりでなくアカギにも怯え後ずさる。
その挙動も珍しく感じ、面白がって腕を伸ばし…(ry

ダメか。
もしくは

床にばら撒かれた札を必死にでかき集める女たちをアカギは表情のない目で見下ろす。
軽蔑しているわけではなく、純粋に「何故、そんなに執着するか」を知りたがっているような目。
そんな中、金を拾い集めていたうちの女の一人がふいに顔を上げ、視線がアカギとかちあう。
蔑まれていると誤認したか、頬を染めつつ眼光を僅かに鋭くしてアカギを見返す女。
その視線に返答するようにアカギも口を開く「なぁ…あんたら、そんなに金、欲しいの」
「欲しいさ」即答する女。「金が必要だからこの仕事してるんだ、当然だろ」
ハッキリした物言いに興味を引かれ、アカギは女を手招く「ふぅん…もっと教えてよ?」

…だめだな。
アカギは女にぶつけたら面白い反応引き出せる最高の素材なのにな…何故原作に女いないorz
479名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 01:23:32 ID:ZL/Ck4BW
アカギ自体女に興味無さそうだからな・・・金目当てに寄ってきた女相手にも平然とギャンブルを吹っかけそうな気配がある
むしろアカギが女を求めるより女がアカギ目当てに寄ってくる方が自然だろ
喧嘩強いし金はあるし度胸もあるしイケメン(?)だしアウトローだし、女にモテる要素はいくらでもあるだろ
480名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 21:36:59 ID:7WXrnKbm
>>479
なのに原作には(略

13から19までのアカギはたいしてギャンブルもせずに
職を転々としてたっぽいから
浦部戦の時の大金をパーッと使って遊んだというのは
そう慣れてることとも思えない
それでもお金には執着心はなさげだから一晩寝ただけの相手に
ぽんとあげちゃったりしてそうだ

13の時に手にした金こそいったいどうしたという気もする
481名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 21:40:30 ID:7WXrnKbm
>>478
アカギは女にぶつけたら面白い反応引き出せる最高の素材なのに

そこをエロパロで補完するんですよ
482名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 22:10:07 ID:dcODSvrY
>>480
けど「このぐらいの感覚がなければとても生き残れなかった」発言があるんだよなぁ。
つくづく空白の6年間が謎だ

>>478の前者が個人的にツボ 後者も結構ツボ
483名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 22:11:12 ID:dcODSvrY
>>480
けど「このぐらいの感覚がなければとても生き残れなかった」発言があるんだよなぁ。
つくづく空白の6年間が謎だ

>>478の前者が個人的にツボ 後者も結構ツボ
484名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 22:19:30 ID:dcODSvrY
>>480
けど「このぐらいの感覚がなければとても生き残れなかった」発言があるんだよなぁ。
つくづく空白の6年間が謎だ

>>478の前者が個人的にツボ 後者も結構ツボ
485名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 23:20:14 ID:qWTYN9P2
大事なことなので3回(ry
486名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 00:21:42 ID:TWf2g2Uk
正気を保て
487名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 18:03:34 ID://J5lJwy
すみません
不特定多数の男×アカギ(13)ってここ投下したら駄目ですか?
ホモだと思うんだけど801板のどこに投下すればいいのか分からなくて…
ここでまずかったら誘導先教えてもらえないでしょうか
488名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 18:37:22 ID:S6vZstAS
知らん 801板で聞け
489名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 19:17:01 ID://J5lJwy
それもそうですね
すみません
お目汚し失礼いたしました
490名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 00:25:58 ID:jWi738Xa
女体化
(こんなかんじ?)

>>478「欲しいさ」即答する女
なんとなく森田の女体化で鉄子が似合うと思った。
金を掴みたいと望みつつ心まで腐っていない鉄子。
クールなアカギと組み合わせるとよさげだ。
(男森田とアカギは意見かみあわなそうだけど)

491名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 03:19:13 ID:wxr6EGMZ
100歩譲って女体化話をここでしてもいいとしても
せめて他人のネタ便乗での女体化萌え話はよそうぜ
元レスに女体化の文字がないならなおさらだ
折角流れ変わってたのに踏みにじられた気分だよ
492名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 07:53:01 ID:YAK9vSJP
アカギは難しいよね
小学校・中学校で案外普通の純粋な女の子とほろ苦い初恋とかしてそうな気もするけど
完全オリジナルの女性キャラを妄想するのは苦手だー

アカギ×タバコ屋のおばあちゃんと、鷲巣様×勝利の女神(?)で妄想してみた
まだあらすじしか浮かばないけどSS書けたら書いてみる!
オカルトというか大分強引なので苦手な人は飛ばして下さい

・アカギ×タバコ屋のおばあちゃん
タバコ屋のおばあちゃんが実は戦災未亡人で、ちょっとだけアカギのこと気に入って
「アタシもあと50年若かったらねえ」とか言いながらタバコ渡す時手ぎゅって握るおばあちゃん
「クク…ばあちゃん、冗談言う相手間違ってるぜ」と軽く躱すアカギ

その後ばあちゃん、大病を患い床に伏せて意識が戻らない
死の淵で魂だけ若返るばあちゃん
最後に一目、いつもタバコを買いに来てくれるあの白髪の青年に逢いたい…と
若返った姿で会いに行くばあちゃん

何だかんだあって、正体は明かさないままだったけど
かすかなタバコ(煙ではなく、火をつける前の独特のタバコの香り)の匂いと
最後に手に触れた時に「もしかして?」と気づくアカギ
振り返るともういない謎の女性=ばあさん

・鷲巣様×勝利の女神
まだ具体的な話は浮かばないけど、
鷲巣様はよく妄想の世界にトリップしておられるので、
そこを煮詰めたらあの勝利の女神を乱暴に我が物にする鷲巣様が書けそうです
ワシズでも可
493490:2010/01/23(土) 10:36:23 ID:5wk7O5+/
>>491
申し訳ない、うっかりしてました。
口直しに金を拾うのは伊藤美緒で想像し直しておいて。

でも自分も全くのオリジナルキャラはちょっと苦手なんだよなあ。
原作やアニメなどにベースがあるのではれば性転換しようが越境しようが
何故か平気なんだけど。

>>492
待ってます!
ワシズも女性キャラって少ないんだよなあ。
ストリップのおねいちゃんと未亡人くらい?

494名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 14:46:00 ID:2qZ3J+44
>>492
   , ‐'´ _                         _`‐、
 ∠ -‐'' /     l||   l||      l|l    ||l      `‐、 ̄
    , '   l||          l|l  ,    l|l           ヽ   フフ…
.    /      l||    l||   ,ィ  /l/|       ||l    、ヽ  センセイ 答えを見せて
   /   l||      ,イ ./!  / |  /  | lll ト、  ||l    |l  l\!   くれませんか……?
.  ,' ,.イ    l||   / l ll/ l |l/ | ll/   l  | l     ||l     |    ひっかけ問題
 / | lll  /|   / | / | /  | /    ヽl !.ヽト、      ||     なんでしょ……?
.    |  / :l lll /─|/‐-l/、 l/   ,. -─ヽ!ー` ヽ |ll  |ll |    フフ…
   l ll /  | r:、 /         `    '´          ヽ  ,r‐、 |
   ! ./  |/| |ll|.====。==    ==。==== |l|l|'-、 l !
   |/    | | |  ` ー--‐ ' | :   ー--‐ ' ´   | !` i | ||    クク………
           | | !          ::| :          | .|ヽl l !      やっぱりね……
       /l |l|       :::| :          |ll!_ノ.,' !\   見当は
      /  `i|         r_::| : _,         :| |_ノ ,'  \  ついていたけど……
    _, イ       ヽ   、     ー'       ,   ,|,! ll ,'    ト  案の上ひねた問題の出し方
-‐' ´  .|        ヽ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /:|  /       !
  -‐' ´|         |;;ヽ     ___     ./:: :| l /       :|  人をはめることばかり
.     |        |;;;;;;;\    ̄ ̄    /:::  │/       |   考えてきた人間の
     |        !;;::::::::::\       ./::::     |/         :|     発想───‐
.     |          l;:::::::::::::::::\    /:::::       |         |
    |         :|:::::::::::::::::::::::`ー:'::::::       |           |   痩せた考え…
.    |            |::::::::::::::::::::::::::          |            !
    |            |:::::::::::::             |         |
.   |      _,.. -‐' ヽ               | `` ‐- 、.     |
              小学校時代のアカギ
495名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 15:16:21 ID:MsVcnsfj
>>494
ひねくれた若い女教師を手玉に取るアカギ…いいじゃないの
496名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 18:24:08 ID:xhrknpGG
>>492
鷲巣と女神は正直本誌見てて「これはいける」と思ってた。
ずっと憑いてる?みたいだからワシズもいいな。待ってます。

>>493
隼が妄想してた外人の恍惚ねーちゃんw
497名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 23:31:16 ID:2qZ3J+44
>>495
その発想は無かった
498名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 16:12:36 ID:nIBYWj/f
女教師に言葉責めやらセクハラかます小学生アカギ…
まあまともに学校いってるアカギも想像しにくいのだがw
499名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 16:19:54 ID:nIBYWj/f
同年代には怖がられるが年上にはかわいがられて
夜のお仕事のおねーさん達のところに
日替わりで泊まり歩いてるような少年アカギ
とっくに筆おろし済みな気がする
500名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 23:38:50 ID:yiClCmv7
森田と沙織、もしくは銀王と沙織書こうかどうか迷ってるのだが・・・既出?
あと、鷲巣の言う勝利の女神とアカギがしゃがみこんでるって言ってたツキの女神(うろ覚え)は別物か否か・・・
女体化とか無しで純粋なエロパロが描きたいと思うこの頃

501名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 01:50:09 ID:YlZ3hVGr
>>500
既出でもないと思う、っていうかここはエロパロなんだから遠慮する必要なくね?
同作品で出てる男と女ってのだと本当王道だよな、楽しみにしてる!
作品の性質上、女体化と越境とオリキャラも他スレと比べて緩いけれども
話す側は自戒と自重の心を、聞く側は寛容な精神とスルースキルを心掛けるべきだよな

女神は別物でもいいけど同一人物でも面白いかもな…
アカギと鷲巣で呼ばれ方が違うだけで両方と関係あるとか?
売女な女神ってのもなんか新しいなwww
502名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 19:53:22 ID:GhcHvNAu
>>500
古いスレ(2004年頃の)には森田と美緒のがあったっけ
ノープロブレムさっ!ぜひ書いて下さい
銀金には女キャラがせっかく出てるのに
なぜか作品が少ないのだよなあ…森田がんばれ
503名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 19:58:30 ID:GhcHvNAu
>>501
勝利の女神は浮気性で気紛れなのさ…
504名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 22:27:39 ID:wbjzgsIk
根拠はないが唐突にアカギは色町の女と米軍兵の子ではないかと想像した
家庭という背景の希薄さからかも
まあそんなわけで女に対して幻想も持たなければ
見下したりすることもないかもしれない
しかしよく言われるように木の股から生まれたとか
蝉みたいにオフの時は地面に埋まっているというのでも
それはそれで納得してしまう
505名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 02:20:58 ID:PbDC9VgC
13の時のは娼婦街で筆おろしを兼ねて
お姉さん方とギャンブルで一気にぱあっと とか
あの時代なら金さえあれば未成年でも遊べそう
506名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 03:17:51 ID:rS50G4yj
>>504
それオモタ。だから髪が白くて鼻も高い、と・・・鼻は関係ないかw
507名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 06:45:38 ID:te5MhVgZ
>>504>>506
同じくそれ思った。ジャスト1945生まれって辺りが何とも
508名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 16:31:28 ID:H2Jg6kGZ
>蝉みたいにオフの時は地面に埋まっているというのでも
地上がオフです。地下にはむしろスイッチ入ってる時に潜ります。
509少年アカギと娼婦達1/2:2010/01/30(土) 01:41:53 ID:m8CcWsNn
>>504ですが
>>499>>505に触発されて
13アカギと娼婦達で妄想。
少々オリキャラ注意。
アカギの過去捏造注意。
乱交注意。






*************************

とある昼すぎ。
春をひさぐ女達が共同で寝泊まりするちいさな家屋の一間に
場違いな学生服姿の少年が上がり込んで来た。
少年の髪は白く、彼の年齢をどこか曖昧に見せていた。

少年の毋親はかつてここの住人であったが、とうに亡くなっている。
父親はわからない。かわるがわる住人達に面倒を見られて少年は育った。

年代のばらけた数人の女達がまだ化粧気もなく部屋でくつろいでいた。
下は18、9ぐらいから
上は少年の毋親の仕事仲間だったらしいので
おしてしかるべし。
「おや、しばらく見ないと思ったらどこいってたの…」
「学校はちゃんといきなよ?」「ごはん食べたのかい?」
口々に話しかける彼女達の目の前に少年は黙って札束を積んだ。
「ちょっと…!いったいどうしたのさこれ!」
「あんた…何をやらかしたの!?」
「ヤバいことしたんじゃないだろうね!」
少年はぽつりと言った。
「…麻雀で勝ったんだ」
皆目を丸くする。こんな大金はいままで誰も見たことがない。
「今まで世話になったから…姐さん達で分けてよ」

その日の仕事は休みとなって、ちょっとした宴会が始まった。
金は山分けしてもひとりひとりの取り分は十分にある。
「これだけあれば当分働かなくていいや」
「何言ってるんだい、あたしはこれを元手に商売をしたいよ」
「嬉しいねえ、これで借金が返せる…」
酒がどんどん茶碗につがれ廻され、笑い声が響く。
510少年アカギと娼婦達2/2:2010/01/30(土) 01:47:27 ID:m8CcWsNn
しかし金の山はあきらかに女達を高揚させ、どこかおかしな空気が漂ってきた。
そのうち酔った一人が少年にしなだれかかってきた。
それが、かわぎり。
「あんた、大人相手に勝ったんだろ?じゃあもう一人前だ…」
「こっちも一人前にしてあげるよ…」

一人は少年の下半身を舌で慰め、また別の一人は胸をはだけて押し付ける。
少年は黙ってされるがままになっていた。無関心なようにも、
女達の反応をおもしろがるようにも見える様子だった。
いくつもの指が、唇が、乳房が少年を愛撫する。
「もう仕事で男と寝るのはさあ…これで最後にするからいっぱいサービスしてあげるよぉ…」
女の裸も男女の営みも少年はさんざん目にしてきたが、実体験はまだだった。
戸惑いつつも体は熱を帯び反応する。
いざなわれるままに女の体に分け入ると肉が絡み付き
はじめての感覚に少年は小さく声を漏らす。
その間にも他の女の少年への愛撫は途切れない。
しかし門前の小僧なんとやらでコツはすぐに掴み
やがて大きく腰を突き立てる。卑猥な音が繰り返される。
「…ん…そう、そこをもっと…あ…」
はじめてらしからぬ深い動きに
仕事の時の余裕も忘れて女は腰をくねらせ乱れていく。
そうやって次々と少年は女達と交わっていった。
むせかえるような匂いと嬌声は部屋に満ち
いっそうその場を狂わせる。
だがこの嵐のような響宴のさなかに
ひとり少年はしだいに醒めていった。

狂ってやがる…
だけどこれじゃ足りねえよ…

無理もない。もっと痺れる感覚を、たぎるような熱を、
深い闇を、少年は知ってしまったのだから…


翌朝、少年は姿を消していた。
いつものようにそのうち戻ってくるだろうと思われたが、
それきりだった。
白い髪の男のことを女達が風の噂に聞いたのは、それからずいぶん後のことだ。
511名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 02:14:54 ID:LM9WtUeh
アカギカッケェ
512名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 17:19:36 ID:msSlzMuR
アカギ渋いな
513名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 22:28:16 ID:VE883lrR
違和感ない…
流石アカギ
514509-510:2010/01/31(日) 09:30:33 ID:64RK/itt
どもお目汚しです。

しかし初体験でこれだとかえってせっくしゅの良さみたいなのは
わかんないんじゃなかろうかとも思ったり。厨房だし。

515名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 22:28:16 ID:Xf11Z1sp
思いっきり越境だけど、アカギ×クトー(近代麻雀の)って良いなあと思ってしまった
時代的には神域とになると思うけど、19アカギと対戦して色々して欲しい
516名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:04:40 ID:pyMa3r8S
他作品との越境はさらに人を選ぶんで(両方知らないとなんのことやら)
まあここではやめといたほうがいいと思う。

クトーって女?
517名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 00:40:53 ID:p72DmEuX
>>516
そうだよね。SS投稿するほどの技量はないんだけど
もし萌え語りするにしても注意書きいれるようにするわ

以下クトーのネタバレ注意。去年の10/1号の読み切り作品だけど一応




クトーは女だよ。麻雀で相手を「殺す」殺し屋なんだけど、
最初は細めの美青年って感じで登場した。
最後にヤクザに刃物で切りつけられて服がはだけたところで女だと判明。

ショートヘアのクールビューティーな一匹狼だし麻雀も喧嘩も強いしで
エロ抜きでも福本キャラとの対戦が見たいと思ったよ。
518名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 01:36:38 ID:AzHXGBas
クトーはおっぱいポロリしてたやつだっけ
今多作品クロスオーバースレないのかな?
519名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 23:36:11 ID:D+Nz9pM4
>>517
なんか見た記憶がある!

以前アカギ世界にも女の壷振りや代打ちがいたっていいのに、という
話題があったよなあ

520名無しさん@ピンキー:2010/02/09(火) 12:38:13 ID:7M80lrNq
おっぱいポロリ?
521名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 15:54:13 ID:LPLKsgz9
福本の絵は慣れてくるとセクシーに
見えてくるから不思議
522名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 00:25:41 ID:m05VBxGe
まだ作品投下されてないのってメジャー所だと森田と零くらい?
森田はともかく零は福本作品じゃ珍しいクリーンなキャラだから難しそうだな
523名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 11:10:13 ID:hPPpFD/n
板倉とか利根男とかどう?
524名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 23:09:08 ID:LeD5krf6
>>522
涯やアカギに続いて
零としずかでぜひ越境対決(?)して欲しい

森田と沙織で書こうとしてた人はどうしただろうか
525名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 19:50:26 ID:x36Se0Mz
カイジと美心は今まであったの?
526名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 22:43:33 ID:OJ15dU/O
>>525
http://red.ribbon.to/~eroparo/

美心はカイジだけでなくアカギや幸雄にもモテモテ(?)だ
527名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:23:40 ID:6nzLwa85
ほんとだモテモテだな美心。

なんか美心可愛いじゃねぇか…。
528名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 09:14:49 ID:sJT9gCNp
ブスかわ
529名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 06:23:19 ID:duouDQ/M
前に女体化はスレ分けたらって話が出てたけど
過去にもそんな話になったのか、したらばに鷲巣様の女体化スレがあったの見つけたよ
他のキャラはどうなるか分からないけど、鷲巣様関係はここ使ったら良いかも
ttp://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/otaku/6848/1149982875/
530名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 22:34:16 ID:9mpCr3hU
保守
531名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 23:08:46 ID:CLfx0n88
保守
532名無しさん@ピンキー:2010/04/14(水) 20:35:58 ID:4iMG1GNN
保守
533名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 23:13:14 ID:B+H8j5mb
カイジとキャバ嬢のやつって前にあったよな?
534名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 08:52:42 ID:cjh0ap0S
>>533
あったよ。保管庫にあるはず
535名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 21:56:08 ID:GXx/iLx9
>>533
ああ、あったよ。ありがとう。


構想はあるがいかんせん文章を書く能力がない
536リングの約束 カイジ×女労働者:2010/04/25(日) 23:38:30 ID:GXx/iLx9
ここは帝愛グループの地下強制労働収容施設。
何百人かあるいはもっとか、債務返済能力のない人間達が借金のかたに集められている。刑務所などここに比べればはるかに天国なのだろう。伊藤カイジは煙草に火をつけて、明日も来るであろう機械的な絶望に辟易としていた。

『ちくしょう...こんなの人間の生活じゃねぇ...家畜、いやもっとそれ以下。時間に殺される為だけの...処刑場!!』

もう一週間か、時間の感覚は愚か昼夜もあやふやだ。起きていても寝ていても、常にがんじがらめにされた精神は既に限界が近い。
時折、じわり...と耳と指の傷が疼くのを感じる。あの忌まわしい記憶を留めさせるにはここは十分すぎる所だ。

『E班整ー列!!』
看守の掛け声が響き、また一層カイジの気鬱に拍車がかかる。煙草の火を消してのそのそと歩く。
いつも通りシャワー(と呼べる程のものでもない)を浴び着替えを済ますと食堂に向かう...が、今日は一同ホールに集合がかかった。

内心毒づき、そのまま整列してると黒服に囲まれた幹部とおぼしき男が中央に出てきた。

『な...!』

ざわ...ざわ...
ざわ...
幹部らしき男が中央に....が、その後ろだ。その後ろには

『お、女ぁ...??』
537リングの約束2 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 00:15:37 ID:Ea6NzXh+
黒服に囲われた内側には何十人もの女達がいた。カイジ達と似たような服を着て、どれもひどく痩せていてとても健康的とは呼べない風貌。目をギラギラさせているが覇気がない。『静かにしろ!静かに!!』

ざわざわざわ...

『(この地下収容場には女もいるのか!!)』

『これより、女労働者の時間外勤務時間とする!各自交渉の後に時間内に行う事!!また交渉額は必ず報告をする事!!怠った者は厳罰の対象となるので注意する事!!』

ざわ...ざわざわ

『おっしゃ〜!!』
『久しぶりだぜ!!』『ひぃ〜!ひぃ〜!』
男達の下世話な矯声が一斉にホールに響いた。
『(なっ...!!交渉?!時間外勤務って...つまり...)』


売..春...?

カイジが唖然とする中、尚も一層ホールは男達の異様な熱気に包まれていた。
『(まさか..まさかこの禁欲の監獄にそんな事が...だが..しかし!!)』
カイジの困惑をよそに、他の労働者達は色めきどよめき歓喜している。
そう、これは女収容者達が『時間外勤務労働』とする男収容者達に向けての売春なのだ。
売春ルートに流されるのは二十歳未満まで。しかしそれ以上の女は、本人の希望制でこの収容場に限り男性労働者にむけてのみ金を稼ぐ事がゆるされているのだ
538リングの約束3 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 01:08:32 ID:Ea6NzXh+
支払いはもちろん円の1/10であるペリカで行われる為、破格な値段ではあるが、当人らによって効率よく手取金を稼ぐ事は可能。
基より、この様な禁欲生活で発散出来ない男達にしてみれば頭を地についてでも得たい数少ないチャンスなのだった。


『(兵藤...!どこまで腐ってやがる..!!)』
利害の一致により、定期的に行われるこの闇売春はここの数少ない最大娯楽だった。誰も異論など唱えない。


『おい、姉ちゃん1000ペリカだ!!1000ペリカで触らせてくれるだけでいい!!』

『こっちは20000ペリカで本番までだ!!!』
男達の下卑た怒号が飛び交い、カイジはいたたまれなくなってその場を離れた


『(バカ野郎..!!こんなのあいつらの思うツボじゃねえか!!くそ!!)』

(くそっ!!くそっ!!
これじゃ本当の家畜だぜ!!!なってたまるか...あいつらの家畜に...!!!)


ホールを出て共同部屋に帰る廊下で、煙草に火をつけた...これが最後の一本..!!(くそっ!!)
隠し持っていた煙草も底をついた...ますます面白くない。
利根川と兵藤との一線を期して、カイジは転落の一途を辿るばかりだった。

ボロ...ボロ...悔し涙が湧く。
『あのぅ...』

びくっ

不意に背後から声がしてカイジが振り向いた後ろには女が一人立っていた。

『あ..あの』

カイジは無視を決め込み足を早めた。
女は身じろぎしているが追いかけるようについてくる。
ふぅ、と煙を吐きだしてカイジは振り向きもせずにピシャリと言った。

『生憎、俺は入ったばっかでペリカとか言うふざけた金も無い。それに女を買うつもりも無ぇ。』

再び小走りで歩き始めると、女は焦って追いかけてくる

『あの...違う..』
『んだよ!!』
鋭くどなりつけて、振り向いた。

『あの...あなた...カイジさんですよね』

!!?
不意に名前を呼ばれたのに驚いて立ち止まってしまった。
女はもじもじしながら俯き目に涙を浮かべていた。

(勘弁してくれ...)

カイジはそのままうごけなくなってしまった
539名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 05:09:03 ID:+n+6Ykgj
コンビニ女か
540リングの約束4:2010/04/26(月) 08:55:13 ID:Ea6NzXh+
『.....』
『やっぱり...あなた...カイジさんでしょう?あの...スターサイドホテルの唯一の成功者、利根....きゃっ』
カイジはおもむろに女の腕を掴んで全速力で走り出した。
『ちょ...まって速っ』
『黙ってろ!!』

廊下を走り抜けて、部屋を横切り掃除用具のボックスに女を押し込み自分も体をねじ込んだ。
バタンっ...はぁ、はぁ、
ざわ....
体から冷や汗が吹き出している。口を手で塞ぎながらカイジはゆっくりと女を見た。女は息を切らして恐怖に目を見開いている。薄暗くてよく見えないが、わずかな光から見える限り知った顔ではない。

『あんた...何者だ?なぜ俺を知っている』

『あ....』
『帝愛の人間か?』
胸ぐらを掴み鋭い剣幕で睨み付ける。

『ち...ちが...違う。あたし....』
女は怯えて声がかすれている。
『あ、あたし...あ...恋人。』
『あん?』
『恋人が...いたの...ホテルに...参加してたの...い、痛』
!!!
カイジはさっと腕を離し波打つ心臓を落ちさせる為、深呼吸をした。
『....聞いたのか?あの夜のこと。て事は生き残りだな、見てたのかあの勝負』

こくこくと必死に首を振り、女はまたボロボロと涙を流した。
カイジはハァ、と溜め息をついて俯いた。

『あ...すまねぇ。勘違いだった。俺の...悪い。』『いえ...まさか此処にいるなんて...黒の長髪に、その手袋....指、でしょう?』

『あぁ...』

カイジの中に少し、僅かな安堵感が広がった。ここに来てから自分の身の内を知る者などおらず、ずっと気を張っていたのだった。
『あたし...彼が帰って来てすぐに連れて来られたの。』
『肩代わりか?』
『.....』
『男はなにしてやがる』『...仕方なかったの』

カイジの中にざわっと怒りが込み上げてきた。
『テメェがパクられんのが筋だろうが...女にこんな地獄を味あわせて。狂ってる』

『違うの』
『違わねぇよ』

裏切り、カイジは人間の瀬戸際の醜さを散々見てきた。どいつもこいつも身の保身。大金を前にしてしまえばそれが性なのかもしれない。

『彼の借金は、150万。女は男より返済能力が高いって...早く返せるって。彼は怪我で足が動かなくなったから、だから...カイジさん?』
ぼろ...ぼろ...
『(ちくしょうめ!!)』
541名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 08:59:02 ID:1Scn7AXj
続きすごく気になるんでよろしく
542リングの約束5 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 09:46:01 ID:Ea6NzXh+
女は男より返済能力が高い...これを意味するのは体を売る事より他に無い。
『歩合制なのよ。帝愛グループが主催するイベントとか接待で、上手くやればそんなに長くはかからないわ。あたしももう半分ほど...さすがにペリカって単位には騙された気分だったけど、それでも頑張ったの...ペリカだって(笑)ふふ...』
『笑い事じゃあねえだろ』カイジは落ち込んだ。この女、明るくほがらかだが前向きなのか馬鹿なのか...
『年は?』
『二十歳。ギリギリセーフ』
セーフと両手で交差させてクスクス笑う。
『馬鹿かお前』
『そうね、でも仕方ないの。それにあたしが馬鹿ならカイジさんもでしょ』
『ったく...』
カイジは呆れて扉を開けようとした。
『あ、待って。』
女はカイジの腕を掴み出ようとするのを阻止した。『カイジさん、あたしを買ってくれませんか。』
『はぁ???』

全く何を言い出すのか。『言ったろ?金が無いって。早くホールに戻って少しでも金回りの良い奴を探せ』
(抱けるかよ...身の上を知ってしまった女を)
『...こんな娼婦でも誰でもいいって訳じゃないのよ...彼、言ってたわ。カイジさんはデカイ男だって。勇気をもらえたって。これからは真面目に生きていくって...』

『駄目人間だぜ俺は。そのあんたの男もな』
『違う...と思う。』

真面目に生きる...多分嘘だ。同類だから解るのだ。駄目な人間はやはり駄目。ギャンブル、酒。繰り返す。実際、カイジも半年ほどの逃走中ギャンブル中毒となり常にアドレナリンを求め続けた。金を得ると言うより、再び至悦の渦中にいたくて仕方がなかった。
だから駄目。もう治らない。


『お金はいらないわ...と言うより貰って欲しいの。彼からのお礼よ。お金はあたしが出すから抱いて欲しい』
『何言ってんだ。出来る訳ねえだろ』


『駄目よ。お願い』


はぁー...頭が痛い。
(男も馬鹿だが女も馬鹿だ。馬鹿ばっかりだ!!!)
女はすっと後ろにもたれてカイジの腕を引き寄せた。狭いボックスの中でカイジが前のめりになる。

『....煙草』
『え?』
『持ってるか?』
『あ...うん...持ってる』『くれ。それでいい』『え....?』
『金はいらない。煙草をくれ。それでいい』
女はニコッと微笑んでカイジの顔を手で包み口付けをした
543名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 09:50:45 ID:Ea6NzXh+
ふ〜疲れたぜ。
エロないが次から頑張る
544名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 10:23:08 ID:Qd26K0HH
期待。
545リングの約束7 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 16:06:07 ID:Ea6NzXh+
地下施設はねっとりとした淫靡な空気に狂気じみていた。
比較的若くて容姿が良いものは高額でせり落とされる。隔離される場所などあるはずもなく、トイレの個室はあっと言う間に埋まり、みな部屋で雑魚寝状態で興じている。羞恥心など、この空気である訳もない。
金のない者はそれらを見てはしっこで自慰にふけったりする。


狂気だった。普段禁欲を強いられている男達の欲望の濁流が渦巻いている。
『ハァ...ハァ...うっ』『うっうっうっ...あっ』


『...始まったみたいね』十秒ほどの軽い口付けを交わし、女はカイジに首を回しながら言った。

『馬鹿か...あいつら。監視カメラが常に作動してるんだぞ』
カイジは女の腕を軽く外して逃げる様な体制を維持している。
『丸見えじゃねえか...』『それがいいんですよ』『言わばこれはショーみたいなものなんです。監視カメラで筒流れ。暇な幹部の良い暇潰し...あたしは何度か来てるから..解る』


だから嫌...と言うそぶりも見せず女は淡々としていた。
『慣れるわ...すぐに』
そう言うともう一度カイジの腕を取った。
『ここは見えないから』
『あ...あのさ』
カイジがもじもじしながら顔を背ける。既に顔が真っ赤。
『俺...やっぱり』
『やめちゃうんですか...?』

『今...出てったら...あたし違う男に買われちゃう。しかもロクにお金もないような人。みんなの目の前で...抱かれるんだわ』涙声で訴えられた

...カイジは詰まった。結局今から外に出ようとも、どこへ行っても男女があちこちで絡まってるのだから居る場所がない。このまま時間が来るまでこの女とボックスにいるしかないのだった。
カイジは改めて女の顔を見てみた。薄暗いのにも目がなれて顔も解るぐらいになっていた。いたって普通の少女だと思う...少し幼い感じがのこる痩せた少女。髪は短かった。
また途端に恥ずかしくなってカイジは俯いた。
『カイジさん...』
『ご...ごめん!俺...どうしていいか解んねぇ、こんな体制だし、場所だし...おっ..』

唇で言葉を塞がれてしまった。甘く、柔らかな舌が添えられた。とろけるような感覚にカイジは脱力し...そのまま自分の舌もからませた。気の遠くなるようなしかしはっきりとした覚醒があった
546リングの約束8 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 17:27:41 ID:Ea6NzXh+
短い吐息とも声ともとれる甘い音がする...何度も何度も貪っては快楽を得る。離してはまたくっつき、舌の滑らかさを楽しんだ。

『はぁ...ん..ぁ..』
女の手がカイジのシャツの下を昇ってくる。
ざわっとしたくすぐったさに思わず身をよじる。肌と肌が順番に触れ合うもどかしさ、切なさが込み上げる。

(久しぶりなんだよ...)
内心少し焦りながらもカイジは女の体を抱き締めていた。細い首。折れてしまいそうな肩。浮き出た鎖骨にも舌を這わせる

『ひぁ...!!』女は応えるように身をよじった。
カイジの手が女の腰にまわり、そのままゆっくりと服をたくしあげる。
細い身体...すべすべした感触を楽しんだ後、柔らかな二つの膨らみにそっと触れる。

『ぁ.....』
そのままゆっくりと円を書くように手のひらで挟み込む。小さいが、触り心地は最高だった。
頂上にある突起にも優しく触れると、女は切ない声で求めた。
『カイジさん...良い。優しい...』どんどん込み上げる焦りの衝動が走らないように、カイジはゆっくりと肌の触れ合いを慎重にした。
経験が豊富な訳がない。触り方ひとつ、どこかで覚えたわずかな記憶。

『カイジ...さん』
『カイジでいい』
女の手首を掴み、万歳させるように持ち上げて突起を吸った。
ひっという短い悲鳴と共に、びくりと震える。
薄紫色の跡が残った。

(女って...どこもかしこも柔らかい)
女の背中に腕を回して服を全て抜き取った。


カイジに抱かれながら、女はとても切なかった。売春婦の抱き方じゃない。不器用に丁寧に確かめるように...ふと恋人の事が頭によぎった。
この半年、恋人以外何人の男に抱かれたのだろう。申し訳ないとは不思議と思わなかった。必死だったから。殴られても乱暴にされても相手の言うままに残った恋人の為にただ我慢した。

気がつけば涙が流れていた。カイジの優しさが切なかった。
背中にギュッとつかまりながら声を出さずに泣いた。
すっと手をからませ、カイジの手袋を取った

『あ...おい』
『....これ...あの時の傷?』

指四本。縫合の跡が痛々しいぐらいにはっきり解る。
『これも?』
髪を耳にかけて、傷を見る。
『ああ...』とカイジは短く唸った
547リングの約束9 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 18:08:16 ID:Ea6NzXh+
『痛い...?』
『いや....でもたまにじわっと疼く。悔しくて』
ボロ...ボロ...
『お、おい..泣くなよ』『カイジ、カイジは...沢山人が死ぬの見たんでしょう?』
『...ああ』
『怖かった?』
『ああ...でも』

『一番怖かったのは...人間が人間を裏切る瞬間を沢山見た事だ。』
『カイジは良い人だから裏切らなかったでしょ?』
『俺だって...揺らいだ。自分が生き残る為には誰かを蹴落とさないといけないって事を正当化しようとした。』

『カイジ...可哀想』
女は尚も苦しそうに顔を閉じた。
『あたしも同じ境遇の子達が死んだの見たわ。あたしよりずっと若い子。まだ子供。』


カイジは困惑した。女に泣かれるとどうしたら良いのか解らない。
多分、この女は情に厚い女。男の為に身をなげうって必死に明るく努めて...

(抱けるかよ...傷付け...られるかよ...!!!)
ボロ....ボロ...

『カイジ、抱いて』
『へ...?』
『何だかカイジに抱かれてたら、あたし強くなれる気がするわ』
ぎゅっと抱き付いて、カイジのズボンをするりと下ろした。
『ちょ...待って...もう俺』
『大丈夫...』

そのままカイジの内腿を撫でて、半起ちになったものをゆっくり手で包んだ。
『うっ...』
ビリっとした刺激が体に走り、つい反応してしまう。言葉に反してだんだん熱く、血液が集中する『ぅあ...あ..待って』
女の手は速さを増して、先端を撫で付ける。
先から出たぬめっとした液体がさらに潤滑を促す。
『うぅ...あっ...ヤバ....』
『気持ちいい?』
『ぁ...』
言葉が声に出ない。
限界だ。
そっと女の秘所に指を添えた。ぬにっという柔らかく熱い入り口は熟れ溶けていた。
ボックス内は二人の熱いこもれ息だけが響く。

『カイジ...入れて』
女の片足を持ち上げ、腰を掴んで自分の剛直したものをあてがった。
あっけなく挿入っ...!!
頭から突き抜ける快楽がカイジを襲う。気を抜けば一瞬っ!!ギリギリで求め続けた。
ぬちゃっぬちゃっくちゃ
微振動で少しずつ高まる焦燥感!!!
女は両足をカイジの腰に回して応える。女の体は驚くほど軽かった。
『カイジ...カイジ!!カイジ!!!あっ...あっ..』
『うあっ...!!!』
腰を引き抜き、カイジは果てた
548名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 18:34:06 ID:+n+6Ykgj
純愛か・・・相変わらずこのスレのパロは原作との剥離が凄まじいな
しかしカイジのテンプレ的に行くなら、罠が仕込まれるなら、恐らく、料金ッ・・・
549リングの約束10 カイジ×女労働者:2010/04/26(月) 18:42:51 ID:Ea6NzXh+
ボックスを出ると、そこらじゅうに甘ったるいむせかえる匂いがした。
汗と女の匂い。
みなそれぞれ煙草をふかしたり、今日はどうだった良かったなどと下世話な話をして盛り上がっている。


『カイジ』
向こうから女が帰ってきた。
『これ、飲んで。あと約束の煙草は赤マルよね?』
手渡されたのは缶コーヒーとマルボロ二箱。
『これ3つで10000ペリカとか相変わらずぼったくりよね』
『こんなに?』
『いいの!お礼だって言ったでしょ』
『あぁ...そうだったか悪りぃ。ありがとう』
明るいところで見ると、女は一層可愛らしかった。笑顔がよく似合う...ボーイッシュ的な。
『あたしも吸っていい?』
そういって自分のポケットから煙草を取り出し火をつけた。カイジにくれたものとは別の銘柄だ。『吸うのか...?』
『まあね。』
恋人と同じ銘柄だろう....とは言わなかった。


『コーヒーも飲みなよ』『あぁ...』
二人して飲んだ。
少し甘い感覚がゆっくりと気持ちを落ち着かせてくれた。
『また、来るのか?』
『う〜ん...どうかな。一応希望者って事だけど、私は正規で売春してるから...あまりここには回されない』
『そうか...』


二人は黙ったまま煙草をゆっくりと味わった。


『集合ー!!!』
幹部の役人が号令をかけた。どうやら時間が来たらしい。
ざわ..ざわ...と労働者達がまた騒ぎ出す。

『じゃあ...行くね』
女が腰を上げる。
『あ...ちょっと待って』カイジは焦って、咄嗟に缶コーヒーのプルトップを引きちぎった。
『これ...』
『?』
『持っとけ』
女の手のひらにそれを渡す。
『あと少しで帰れるんだろ?それで...上に出たら男に見せろ。二度と女を泣かすんじゃねぇって...自分の女が男に無下にされた戒めだ。俺が渡したって言って良い。』
女はキョトンとしたが、喉でくっくっくっと笑った。
『あたしの指にはめてよカイジ』

『その方が焼きもち焼かせられそう』
カイジは違いねぇと、言われた通り女の小指にプルトップをはめた。また二人でクックックと笑った
550リングの約束10 カイジ×女労働者 エピローグ:2010/04/26(月) 19:23:13 ID:Ea6NzXh+
帝愛グループ総本部。


大規模だがごく密に様々な施設が存在する。
その中の最奥、最も企密な場所があった。


ゴゥンゴゥン...シュー
ゴゴゴ..ゴゴゴ..プシュー

『たく、やってらんねぇな毎日毎日よくここまで運んでくるもんだ』
袋麻に包まれた荷物を機械的に焼却炉に投げ出す。

『まぁ...抱えてるもんの数が半端ねえからな。ここもほぼ24時間体制で、俺達の給料もはずむぜ』


ゴゥンゴゥンゴゥン....

『こうなっちゃな、これだけ動かすのも無理ねえか』


ぼすっぼすっぼすっ

『次ぃ〜...お〜っとやべえ』

麻袋からボトリ...

『またバラかよ。きちっとまとめてくれないとなぁ』

『なんだぁ?』
『いや、バラだよバラ』『ありゃホントだ』
『見た感じ女っぽいな』『腕だけで解るもんだな』

『まぁ〜大体売春組だろ。お客の嗜好でよ、よくあるんだよバラバラ』
『うへぇっ犯された上にバラバラかよ』
『まぁな。一本ずつ...とか』
『ゲロ〜血みどろでセックスとは上のお方の趣味は解らんなぁ』
『ほれ、さっさと拾え』『ん?なんだこりゃ。指に何か挟まってるぜ。これも上のお方のお嗜好か?』

『知らねーよ(笑)さっさと放り込め。どうせ売春組なんて大抵頭イカれちまって廃人になるんだよ。』


『へいへ〜い♪』

ジュジュシュッ...ジジジ...ボボボっ...ボッ....


ねぇカイジ
あたし、絶対上に帰るんだ。


帰ったら真っ先にカイジの事を自慢するから。

言い忘れてたけどね


あんたって

最高だね
551名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:11:30 ID:Ea6NzXh+
ご期待に添えず、すまんね。お目汚し失礼
552名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:21:15 ID:OFAHaOqf
GJ!!

ここって衣和緒ネタは良いの?だめ?
553名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:24:31 ID:+n+6Ykgj
何かオチがあると思ったらそっちから来たか、結構キツいな・・・
楽しませてくれてありがとう
554名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:26:09 ID:Ea6NzXh+
>>552
オケじゃね?
555名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:34:05 ID:Qd26K0HH
うっ…一瞬心臓凍ったよ。でも面白かった。ありがとう。
556名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 21:39:21 ID:Ea6NzXh+
カイジ君はアウツ
557名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 22:11:12 ID:mRCd51Hd
ええ話で終わるのかと思いきや
ところがどっこいそうじゃありませんでしたGJ

>>552
別スレの提案もあったけど全体に過疎ってるし
注意書きつけたらいいのではないかな

558名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 22:19:03 ID:ojujsHYy
衣和緒ってまさか鷲巣?
まさかアカギと絡ませないよな
559名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 01:14:29 ID:pOaePdXU
チッ
ばれたか
やめとくわ
560名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 18:59:46 ID:ULzD5XsT
>>550
良い話でちょっと涙目だったのに、最後・・・
GJでした。面白かったです。
561sympathy 一条×キャバ嬢:2010/04/27(火) 20:27:26 ID:2KmvTfTX
*******
どうかしている

普段なら気にもとめない雑草に手が伸びるなんて
いつだって踏みつけて来たじゃないか

地位を得るために役に立たない心和ますものなど必要ない

必要なのは自分を飾り立てる為の豪華な華だ

それが造花でも構わない
飾りなのだから

******
部屋から見える夜景は好きだった。
上から見下ろす摩天楼は権威の象徴のような気がした。下に広がる無数の光は自分がいつか手に入れる駒だ。
何億、
何千、
その光を自分が操る。
素敵な話じゃないか。


『一条様、コーヒーが入りました』
背後から遠慮がちに声がした。振り向かずに、礼を言う。

『ありがとう...君はこの景色をどう思う?』
声の主は、え?と言う小さな反応をして言葉を選ぶように言った。
『綺麗...だと、思います。夢のよう』


ふふっと笑いながら言った。
『夢ではないんですよ。現実です。』
『一条様...』
『いや...ありがとう。頂くよ。』

(こんな日に限ってどうかしてるだろう?)
帝愛グループ裏カジノ店長の一条はふふふと自嘲した。

その三時間前----
『Club Luxury』
高級なラウンジに、今や帝愛グループの実質権力No2である黒崎は一条と
562名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 20:29:50 ID:2KmvTfTX
>>561


すまん、途中で切れてしまった。
また投下する
563続き:2010/04/27(火) 20:59:47 ID:2KmvTfTX
訪れていた。
『カイジくんは一筋縄じゃないぞ一条。』
黒崎の思いもよらず言葉に、一条は一瞬戸惑った。

『ご安心をご期待を裏切るような事には決してなりません。』
自分を高く買ってくれている上司から、まさか自分よりそいつの評価が先に出るなんて。

『もちろん、私はお前には大いに期待している。だが足元をすくわれぬようにな。やつは野良犬は野良犬でも地獄より這い上がった猛獣だ。ひとたび牙を見せれば相手が誰であろうと躊躇はしない。捨て身で来るぞ。あの利根川を食い殺しおった』

クククと笑った黒崎に、一条は何も言う術がなかった。
(あの汚ならしい野良犬が?馬鹿な...そんなことがあるわけがない)
それは一条にとってはいかんとも面白くない話だった。

『失礼いたします、黒崎様』
奥から店のママが挨拶に来た。そのまま黒崎と他愛のない挨拶をしながら談笑している。
一条は新たに酒をオーダーして悶々としていた。きらびやかな格好をしたホステスが黒崎の灰皿を新しいものに交換して、横にいる一条に『失礼いたします』とライターを差し向けた。

『いや、僕は煙草は吸わないんですよ』
『あ...失礼いたしました。ではお飲みものは...』『さっき頼みましたよ』『し...失礼いたしました!!!』
『美奈ちゃん、ちゃんとお客様のご注文を覚えておかないと』
ママに一瞥されて、そのホステスは萎縮してしまう。
『も、申し訳ございま...あ!!!』

ガシャン

水が入ったボトルに引っ掛かり倒してしまい、横にいた一条にかかってしまった。
『美奈さん!!』
『ひっ..も、申し訳ありません一条様っ!!!すぐに拭くものを...!!きゃあ!!』
今度は氷でつまづいて後ろに尻餅をつく。
『申し訳ありません!!...美奈さん、もういいから下がりなさい。一条様、大変申し訳ございません!!すぐに手配いたします....美奈さん早く!!』
がくがくと震えて、そのホステスは立ち上がれない。
近くにいたボーイに持ち上げられてやっと立ち上がり、お辞儀を深くするとそそくさと奥に引っ込んだ。
『本当に申し訳ありません一条様、新しいスーツのお支払いはこちらで...後で美奈にも謝罪に向かわせます』
564sympathy2 一条×キャバ嬢:2010/04/27(火) 21:37:21 ID:2KmvTfTX
一条は唖然とした。

『はっはっはっ!!水がかかるとは益々もって不吉だぞ一条!!』
黒崎が茶化すようにそう言った。
『申し訳ございません...一条様、上着を』
『あ...ああ、お願いします。』
はぁ...とため息をついてママは頭を抱えた。得意先も得意先、あの帝愛グループの上客に水をかけるなどあってはならぬ事態だ。

『ママ、あの子は..』
『みっ...美奈でございますか?申し訳ありません何故新人の上に不器用な者でして...責任は充二分に..!』
『なぁに構わんよ、こいつには良い忠告かもわからん』
黒崎が軽く笑った。

(尻餅をつくホステスなんか初めて見た..)
思い出した様子がやけにおかしくて、一条もふっと吹き出す。

『ママ、後で美奈さんにご同伴いただきたいのですが...』

一条の言葉にママが青ざめる。
断る術はない。
深く謝罪を繰り返し、約束を取り付けた。
(美奈は帰って来ないかもしれない...全く困った事を...)


数十分後
支払いを済ませようとしたが店の意向で免除された。帝愛グループの力は巨大だった



『一条...様...この、たびは..度重なる失礼を...お詫び...いたします』
ママに付き添われて来た先ほどのホステスは、涙で腫れた目をして顔面蒼白で意気消沈していた。『では一条様、美奈をよろしくお願いいたします』
ママは美奈を押し出して一条に預けると、もう一度深くお辞儀をした。

黒崎と別れた後、一条は車に美奈を乗せて走り出す。なぜか知らない。
この時、無性にこの女に興味が沸く。
隣に俯き怯える美奈を、一条は柔らか物腰で尋ねた。

『美奈さんと言いましたね、先ほどはよい忠告をありがとう』
びくっとして美奈は顔を上げた。
『怯えなくてもいい、何も殺そうって訳じゃないんだから』
にこっと笑い

『いや、今日少し気になった事がありましてね。それで鬱々としていたところなんです。あなたの姿がコミカルで...つい、アフターを申し入れてしまいました。もう少しお付き合いいただきたいのですよ』
『....』
美奈の目から再び涙が溢れた。
『...美奈さん』
『....はぃ』
『マスカラが、落ちてますよ』
『!!!!』
ふふふとまた笑いが込み上げてきた
565sympathy3 一条×キャバ嬢:2010/04/27(火) 22:39:46 ID:2KmvTfTX
着いたのは上品なホテルだった。
一条が家とは別に個別で借りている一室がある。地上31階建ての最上階にそれはある。
車から降りて、一条が黒服にチップを渡すとそのまま車は走り去って行った。

『ご案内します。私の部屋へ』
美奈の手を取り、紳士的に誘導する。
『あの...一条様...』
『大丈夫、さぁ』
美奈は黙って一条の後についた。

『ホステスと言う職業は昇り詰めてこそ、その価値があるのだと漠然と思っています。その下に何人もの犠牲があったとしても、頂上にいけば華は枯れる事がない....素晴らしいとは思いませんか?』
エレベーターの中で一条は雄弁に語った。
いつもより酒が多目に入っているせいだろうか。言葉がつらつらと出てくる。
『いえ...私などではとても...一条様はそう思われるのですね』
『勿論です』
『...まだお若いのにご立派だと思います』
『ふふ...生意気に見えますか?』
『い、いえ...そう言う意味では...失礼いたしました』
『良いのですよ...私もそう思っていますから』
『...え?』
最上階につくと、一条は美奈を促した。
『お入り下さい。私のプライベートルームです』
566sympathy4 一条×キャバ嬢:2010/04/28(水) 18:48:54 ID:r6HbKzVH
『さぁ、どうぞこちらに座って。ワインはお好きですか?』
一条が丁寧に美奈をエスコートする。
言われるままに近くのソファーに腰かけた。
『美奈さん』
急に呼び掛けられてびくっと反応する。

『あなたは、なんの為にホステスをしているのですか?』
いきなり投げられた質問に戸惑った。
この人にとって適切、かつ求める様な応え....失礼のないように....

『...お...お金の為に....生きていく..為に..』
我ながら気の効かない応えにがっかりする。
また失敗した...落ち込む

パチ..パチパチパチ

『え...?』
『素晴らしい。実に』

一条が満面の笑みで拍手を送った。
訳が解らずに疑問符を顔に出す美奈に向かって一条は饒舌に喋り出した。
『お金はとても尊い。なぜならそれは権威の証だから...』
『あなたはこの仕事でその美貌と才能を生かしながら、これからいくらでも昇りつめられる。』
ワインのコルクを抜いてグラスに注ぎ、美奈に手渡す。


『最も...そこに優秀なパトロンがいれば、その力はもっと巨大になるでしょうが』
乾杯、とグラスを合わせて喉を少し麗した。


美奈は戸惑うばかりだった。
アルバイトで入ったばかりの自分には身に余る程の豪勢な接待。

部屋一面には大きな窓。家具類はどれもシックな色合いで統一されていた(この人はとても慣れてるんだな...)
水商売に入った時に覚悟はしていたものの、居心地がとても悪い。
自分には合わないのかも...と何度も思った。

今日もママから、特別なお客様だから粗相のないようにと注意されていたのに。大失態。
なのにその水をぶっかけた客に招待を受けるなど奇想天外だ。


『自信を持って下さい。』
『...え?』
『あなたの未来に』

ニコっと笑って


『い...一条様』
『はい?』
『なぜ本日は私をご指名していただけたのですか....?』
一条はニコっと笑った

『あなたの髪が...美しいと思ったので』

(やっぱりこの人よく解らないわ...)
567sympathy5 一条×キャバ嬢:2010/04/28(水) 19:47:58 ID:r6HbKzVH
『髪が綺麗な女性はね、自己プロデュースが行き届いている方だと思います』
そう言って一条は美奈の髪をすぅっと撫でる。美奈の髪は長くて、真っ直ぐだ。脱色もしていないし、ゴワゴワとしたパーマもあたっていない。

『あ、ありがとうございます。で...でも、やっぱり華やかさがないかなと思って...キャバ嬢するならもっと...』
『とんでもない、私はこの方が好みですよ』
一条は何度もその手触りを楽しんだ。
(それに...)
(黒髪と言うのになぜか異様にひかれた...憎たらしいあいつのデジャヴュか?)
ふふふと笑みを崩さずに触り続けた。


怖い...
美奈は直感的にそう思った。この一条という男は何を考えているか解らない。いつも柔らかい表情をしているが、
ざわっとした...何か得体の知れない不安がいつも近くにいて感じる。


一条は美奈の髪を少したくしあげて耳のピアスをパチンと外した。
ビクッと反射的に反応する。
そのまま耳元で一条が囁く。
『少し...化粧を直した方がいいみたいだ。美奈さん、バスルームへどうぞ』


ざわざわざわっ....

来た....もう...逃げられない...


美奈は無言でバスルームへ向かった。
後ろを振り向かずに、胸にある不安がどうか一条にばれませんように....


568sympathy6 一条×キャバ嬢:2010/04/28(水) 20:25:43 ID:r6HbKzVH
何から何まで一級品。


酔いしれる様な香りのシャンプー。柔らかなタオル。髪の毛一本落ちていないバスルームにドレッサーには一通りの化粧品が揃っていた。一体、何人の女性がここに来たのか容易に想像がつく。

ほんのり上機した肌に化粧水を染み渡らせる。
ひんやりとした感触が心地好い。軽く化粧を済ますと、美奈はぎゅっと固く目を閉じた。

(しっかりして...これはチャンスなの!)
かの帝愛グループの一任者。しかもとびきりのハンサムで。これはチャンスだ...


ガクガクと震える。
美奈は既婚者だった。


夫が失業し、少しでも良い給料を得るために高級クラブに求人を出した。夫はそんな美奈を理解してくれて、今までした事のない水商売に足を踏み入れた。

一条の言うような野心などあるはずもなく、何のために働いているかと聞かれれば生活の為とそれ以外にない。
庶民...圧倒的庶民。

(ダメよ..逃げられない!!)
美奈は混沌としていた。夫に後ろめたく、涙が出てくる。


置いてあるバスローブに袖を通すと、その肌触りにまた酔いしれた。



『一条様...お待たせいたしました。』
バスルームを出ると、一条は夜景を見ながら穏やかな表情で静かに立っていた。


『ありがとう、美奈さんお好きな飲み物をどうぞ』

そう言ってバスルームの方へと歩いて行った。

....!!
美奈は残っていたワインを一気に煽り、沸々とした時間に耐えた
569名無しさん@ピンキー:2010/04/28(水) 20:58:35 ID:r6HbKzVH
ふ〜

まだエロがないが次から頑張るぜ〜
570sympathy7 一条×キャバ嬢:2010/04/28(水) 21:37:10 ID:r6HbKzVH
ザザー....

ぬるい湯をかけて一条は頭にある熱を冷ました。
全くもって面白くない。鬱々とした気分は今も続いていた。
(伊藤カイジか...)
どうも気になる。
普段なら気にも止めない野良犬に、あの黒崎の買いかぶり様が。
噂では聞いていた。
あの上層幹部の利根川を失脚させたとか...信じられない話だが。


キュキュッ

美奈を誘ったのはほんの気紛れだった。
たどたどしいあの女がやけに気になった。
華やかな女など他にいくらでもいる。もっと気軽に抱ける女も...


美奈は特別美人という訳でもないし。
ただ、今日はなんとなく惹かれた。それだけだ。軽く体を洗い早々に出て来た。


美奈はソファーにもたれ掛かってかなり酔っているようだった。先程のワインのボトルが空になっていたのに少し驚いた。
『美奈さん?』
『ぅ.....』
『大丈夫ですか?あなたがこんなにワインをお好きだとはね...次からお店ではワインを頼むとしましょう』
『一...条さま、』
『体を冷やすといけない....さぁ』

一条は美奈を抱き抱えるとそのままベッドに運んだ。美奈からは甘いワインの香りがした。
(参ったな...こんなに警戒されては)

むしゃくしゃしていたから、一夜だけの相手のつもりで誘った。
いつもなら女は喜んで尻尾を振りついて来るのに、この女は先程から一向に警戒を解かない。
(女など、抱きたい時に抱けば良い...思いのままに操ればいい)


『ぃ...ちじょ..ま』
『大丈夫です。怖がらなくても』

一条はバスローブを脱いで美奈にもたれた
571sympathy8 一条×キャバ嬢:2010/04/28(水) 22:24:24 ID:r6HbKzVH
美奈のバスローブの前をほどくと、そこには見かけによらずたわわな肢体があった。
母性的な体。
一条は身体のラインをなぞるように愛撫を続けた。
『ん....』
美奈が身じろいで応えた
(そうだ...女など抱いてしまえばみな同じなんだ)上機した顔で一条を見る美奈の顔は焦点が合っていない。


なんだか面白くない。
一条の中に急に怒りが込み上げてきた。
乱暴に口を塞ぎ、美奈の唇を噛んだ。

『....痛っ!!!』
はぁ...はぁ...
『一条..さま...?』
美奈の唇から赤い血が滲んだ。
そのまま髪を掴んで無理矢理顔を上に持ち上げた

『い...いや!!痛...』
再び口を塞ぐと乱暴に中を犯した。息苦しいぐらいの口付けだった。

『美奈さん...痛いのはお嫌いですか?』
ハァ...ハァ...
ニコっと笑顔を作り、一条は美奈を抱き締め、そのまま首筋を強く吸った『あっ....!!首は!!』
『いけませんか?』
『うっ....ごめんなさい....あなた』

!!!
一条は理解した。
『ふふ....ふふふふ。美奈さんあなたは』
『ご、ごめんなさい...』『良いのですよ、今宵はどうぞその背徳感に溺れて下さい...存分に!!!』
乱暴に体を倒して美奈の足を開いた。
突然の事に美奈は混乱しながら必死に一条に応えた。
『あぁ!!...あっ』
いきなり貫く痛みに思わず気が飛びそうになる。
『ククク...良いですよとても。その声も、顔も』『一条さまっ...どうか』ガクガクと振動があてがわれ、頭が真っ白になる。涙が止まらなくなった
『ごめんなさい...!ごめんなさい!!』
『ククク...』

(なぜこんなに不安になる?なぜ、なぜ...)

『ハハハハハっ!!』
『...ジョウさま』


美奈の体が一条を包み込んだ。お互いの体がつながったまま...
『はぁ..はぁ、私は...大丈夫です...一条様は..』『....』
『とても、不安でいらっしゃいますか?』
『.....』

一条はそのまま美奈の体にもたれかかった。
572sympathy9 一条×キャバ嬢:2010/04/29(木) 00:28:56 ID:s+mI5+CP
....
まどろみの中で目を覚ました。どうやら眠っていたらしい。一条の頭は美奈の豊かな胸の中にいた
『あ...』
『お気づきになられましたか?』
『俺は...眠っていたのか』
『ええ...』
『どのくらい』
『ほんの...20分ほど』
甘い匂いがする。
一条はまだぼーっとした頭を起こせずにいた。

『いくつだ?』
『え?』
『年は...』
(馬鹿だな...俺は何を話しているんだ)
『27です。』
『...俺より...年上なんだな』
『おかしいですよね。この年でキャバ嬢なんて...年増です』
ふふふと笑ったが美奈はそのままの体制を崩さずにいた。
『撫でてくれないか?』『はい...』
美奈の手が一条の柔らかい髪に触れた。
今まで女に要求された事はあってもした事はない。(動揺しているのか...俺は...)

『一条様、本日は申し訳ありませんでした』
(そんな事...今更忘れていたが...。)
『私からのお詫びです』

そう言うと美奈は一度身体を離すと、一条の体を唇を這わせて下った。
『うっ...』
思わず声が出る。
美奈はそのまま一条の腰まで落ちて、舌を出し優しく口の中にそれを含んだ。
『はぁ...ん...ん』
美奈の口内で弄ばれると急に熱を持った。
『..っお前...相手がいるんじゃないのか?』
『さぁ..それを聞かれるのは野暮ではございませんか?』

クチュクチュと強弱をつけられると一条からは熱い声が漏れる。
『ぅっ...あぁっ』
『んぁぁ....うぅ』

一条はただ襲い来る快楽に身を任せた。
『ぅ....ダメだ...!!』

快楽を放出してしまい、そのまままた眠りについた。
起き上がるまでにまた少し時間がかかったが、一条の頭はスッキリとしていた。


(どうかしているだろう....本当に。どうかしている)

外の光は相変わらず不夜城に放ち続けていた

*******
573sympathy10 一条×キャバ嬢:2010/04/29(木) 01:41:14 ID:s+mI5+CP
やめろぉぉぉ!!!


沼は咆哮を上げていまにも開落しそうだった。


やめろ...
やめろ!!!!
やめてくれ!!!!

幾多の妨害の末、また奴らの姑息な手管の前にすでに策は尽き。
一条はその場に倒れ込んだ。
最終クルーンには無数の玉が溢れ、いまにもこぼれ落ちていきそうな絶望の淵。
うわぁぁぁぁぁ!!!!!
沼は数多の玉を放出。
陥落した


『確保のご命令です』

そして全てが終わった....レールは切れてしまった。修復が不可能な程に

車の中で一条は茫然と外を見ていた。
club Laxuryの前を通った。就職して7年、黒崎に連れられて入った。以来ずっと贔屓にしていた店だ。その栄光も、希世も今や遠くに去って行く。主任の村上が最後まで付き添うと、断固として言ってきたが却下した。余分な心の余裕など...もう、無い。

その隣のスーパーマーケット。新人の頃によく買い出しに行かされた。両手に沢山の袋を下げて、雑用をこなし...そう、あの様に....
『あ.....』

スーパーから出てくる二人組が目についた。
同じように袋をいくつも下げて、楽しそうにカートに乗せる姿は...

『そうか...』
(そうだったな...)
摘んだ花はまだ生きていた。

『ククク...はは』
『一条さん...』
涙が流れたが、無視をした。

『ククク....』
『.....お悔やみお察しします...』

雑草は根をはる。例え踏みつけられようと...


『沢山買っちゃったね』『まぁ、今日はお祝いだからいいさ』
『そうね...あなたの新しい仕事見つかって良かった』
『しかし美奈子がワイン派だったとは知らなかったよ』
『そう?一度美味しいワインを飲んだからかな』『前の店で?』

『それは内緒よ....』

END
574名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 21:12:35 ID:nj2xXfyJ
カイジと美心って王道かなぁ
575名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 00:18:17 ID:nxmO7YSW
よし投下する。
俺のつたない文で連続投下大変申し訳ないが、興味のある方どうぞ
576真冬の夜の夢 カイジ×美心:2010/05/03(月) 01:17:37 ID:nxmO7YSW
今日も待つ。
きっと来る...美心はカイジ君が大好き。
パパが連れて来た時から一目見て好きになっちゃった(><)奥手なところ、優しいところ、背が高いところ、頼りないところも全部好き。
気が付けば、カイジ君の事をいつも考えてるの....。

あぁ神様...

ずっとずーっとカイジ君が家にいてくれますように...





*****
ガチャン...
キ〜......

時間は真夜中2時を回り、坂崎邸宅は真っ暗になる。
同じ屋根の下に住む若い男女が二人、夜の逢瀬を重ねる時間。それは秘密の時間。


『み...美心さん?』
声をひそめてカイジは部屋の鍵を閉めた。

『カイジ君...』
美心はドキドキしながらいつもの様に彼を招き入れる。

『パパは寝た?』
『あ...うん、寝た寝た』


ぎこちなさは何度来てもなおらない。
そんなカイジを一層愛しく思う美心。


『美心、新しい下着買ったんだゾ♪』
恥ずかしそうにカイジに抱きつく。
『あ...うん、そうなの?』


辿々しくカイジは美心とベッドに向かった。もう何度目かになる。初めて誘ったのは美心の方からだった。
カイジ自身、別に美心に特別な感情がある訳ではない。
ただ、一度体をまじ合わせれば癖になってしまったこの夜の伽。二日に一度はカイジはこうして訪れる。怠惰の重ね塗りのような、この秘密の時間は少しばかりは刺激になった。

(おっちゃんにバレたら殺される)
その自覚の元だが、カイジももて余した性欲に流された。


しかし、美心はカイジに抱かれる度にすっかりと心身共にカイジにのめり込んで行く...夢も見る。
美心の中で、カイジはすっかり恋人の地位を確立させてしまっている。


それでも止められなかった...カイジはどんどん堕ちていく。自ら首を占めている事も承知だった
577真冬の夜の夢2 カイジ×美心:2010/05/03(月) 21:11:18 ID:nxmO7YSW
美心はカイジの手を引いてベッドに誘導した。


『じゃーん♪』
パジャマを脱ぐと可愛らしいフリルがついた下着が華やかに美心の肢体を覆っていた。

程よく肉付きの良い体。くびれのある腰。白い身体から出る細い足はスタイルが良いと言える、ピチピチとした若さが溢れていた。

カイジは目を丸くして美心をベッドに押し倒した。

『もう♪カイジ君たら><〃焦っちゃダメだゾ☆美心は逃げないんだから』

『み...美心さん...いい?』


カイジは急いで自分のズボンとトランクスを一緒に脱ぎ捨ててシャツ一枚になった。

『(カイジ君...いつも上着たまんまなの....ワイルドで素敵☆』

ぞんざいなカイジのセックスにも美心は心踊る。


はぁ...はぁ...

カイジは美心のブラジャーを上にたくしあげると、胸を揉みしだきながら自分のものをしごき始めた。

う....う...う


カイジはいつも自分で起たせる。
美心の体を愛撫するような事はあまりない。視界に入るもので興奮させるのだった....正直に言うと、美心の顔はあまり見ない。ただ、昇り来る快楽を促す為に美心の身体を利用する。


『(カイジ君の顔...すごく可愛い〃声も切なくて)』

美心...それ見てるとすごくエッチになっちゃうんだゾ...


『カイジ君、見て。美心の体。すごくエッチなの...』
そう言って美心は自分で胸の蕾をいじる。舐めて欲しい...もっと、もっと。カイジ君に触って欲しいよ...カイジ君大好き。大好きだよ。


『あっ...』

カイジが美心の足を開いて中心に充分勃起したものをあてがった。
『ん....んん〜』

ゆっくりと腰を前後にスライドさせて侵入する。
ぬっちゅ...と粘膜が包み込む感覚がカイジの理性を吹き飛ばす。

『あはっん...カイジくぅん...』

美心はこの瞬間が一番好き...カイジ君と美心が一つになれるこの瞬間が幸せ。

カイジ君の顔は見えない....見たいよ、カイジ君。もっと、もっと....
578真冬の夜の夢3 カイジ×美心:2010/05/03(月) 21:49:27 ID:nxmO7YSW
美心の中に全て入ると、カイジは下から美心を見上げた。

『カイジ君...』

切なそうな、苦しそうな、それでいて求めるような...
カイジ君...可愛い


『んん...あぁ...』カイジが唸ると美心はカイジの首に腕を回す。間髪入れずカイジは腰をピストンさせる。

はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ....
美心にとって初めてのセックスは、雑誌や漫画で見るようなものとは違っていた。周りの友達が経験を済ましていく度にすごく羨ましかった。なんだかその子達がキラキラして見えた。
愛し愛されるセックスに年頃の女の子らしく憧れていた。

美心も...もう大人だもん。
カイジ君ってすごく大人っぽくて...何だかワイルドなの。
経験豊富って言うか、でも可愛くて。優しー...カイジ君、美心の事、好きだよね?だからこうしてエッチするんだもん


でも、雑誌とかでよく聞くイクって言うの?まだ解んないよ

美心のオマタに擦れて、カイジ君が切ない声を出して...


カイジ君はあっと言う間に『うっっ..!!』て言って、美心のお腹に暖かくて白いのを出すの。
それでおしまい。
エッチって思ったよりも気持ちよくないな〜て言うのが正直な感想かな。

カイジ君はしばらく放心する。気持ちいいのかな?

『ごめん...美心さんティッシュ』

いつもティッシュで美心のお腹ふいてくれる、優しーカイジ君。

終わったらカイジ君はすぐ部屋を出てく。パパに見つかると大変だもんね><〃悪いことしてるみたいで、ドキドキする...

『ごめん美心さん...ごめん』
謝らないで。
何だか美心、寂しい気持ちになっちゃうの。こんなに愛されてるのに...


カイジ君、また明日も来てくれるよね?
579名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 00:29:27 ID:K2Lg6VMc
あああああ神が光臨した…俺のためにありがとう
美心かわいいよ美心かわいいよ美心…
580名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 00:36:40 ID:y/LJVAe3
美心とカイジって不毛なのが似合うな
581名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 02:21:53 ID:aguNikhE
乙ー

原作で嫌がってる描写があっただけに純愛は難しいな、原作無視とか改変するならともかく
582名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 19:17:39 ID:ZpzEHkF2
美心目線でいうと多分付き合ってたんだろうな。
583真冬の夜の夢:2010/05/04(火) 19:46:37 ID:ZpzEHkF2
2月×日

今日はカイジ君と久しぶりのお外デートだぞ♪
美心張り切ってお弁当作っちゃった><〃えへ、実はママにも手伝ってもらったんだけど。

カイジ君っていつも家に閉じこもりがちだからたまには外に行かないと。


美心とカイジ君はもう心も身体も(きゃ☆)繋がってるのに、カイジ君はよそよそしい。とっても恥ずかしがり屋さんなんだよね...


デートした後、美心思い切ってホテルに誘っちゃった><〃☆『俺初めて入るし金もない』とか言ってたけど

カイジ君可愛いー☆だから美心、頑張って沢山サービスして上げたんだゾ


========

『ん...カイジ君、気持ちイイ?』

大きなセミダブルベッドで美心はカイジのものを口に含み愛撫していた。
カイジの脚の間に入って小さくなって、一生懸命に奉仕する。


『(ぅ....ヤバい、ヤバいって!!!)』

カイジは生まれて初めて受ける女からの奉仕に頭が真っ白になった。
これ以上はヤバい。飛びそうになる意識を必死で抑え込み、言葉にならない声を出した。

『んあ....っあ』

じんわり伝わる熱とざらざらした舌の感謝は、カイジの欲望を限りなく攻め立てる。
美心はうっとりとその様子を観察した。まるでカイジが自分のものになったように、独占欲が湧く。

『(インターネットでエッチな動画沢山見たんだもん..)』

『カイジ君...ぎゅってして...美心を全部』

起き上がってカイジの正面にまたがり。二人は向かい合わせに座った状態で接合した。

カイジ君の胸、たくましい...。
こうやって胸に顔を埋めたかった。
いつもカイジは上の服を着たままで...素肌を合わせる事をなんとなく拒否していた。

『(でも...今日はお家じゃないから大丈夫なんだぞ☆)』
美心はカイジのシャツの下から手を差し込んでそのまま上に持ち上げた。


『あっ!!ちょ...』
『はい♪ばんざ〜い』

半場力づくでシャツを抜き取ると、カイジの上半身があらわになる。

『(素敵...)』
美心はうっとりと身体をカイジに委ねた
584真冬の夜の夢5 カイジ×美心:2010/05/04(火) 20:07:22 ID:ZpzEHkF2
美心、ちょっとびっくりしちゃった。
カイジ君の腕に『21』っていう跡がくっきりあったの。
これ番号?
まるで馬とか牛みたい。でもそれも何だかワイルドで...ついじっと見ちゃった。何の跡だろう


カイジははぁっと溜め息をついた。
先程まで込み上げた欲望が静かに現実に戻っていった。
美心は相変わらずうっとりと自分を見ているが...何となく後ろめたくなった。
『(なにやってんだ、俺...)』


『ごめん、美心さん...』
『え?』
『帰ろう。おっちゃんが心配するから』

もーー><!!
いいところだったのに!!カイジ君って優しいけど女ゴコロが解ってない。パパなんて無視しちゃえばいいのに、律儀に心配なんかしちゃって...優しすぎるよ


『...じゃあキスして』
『へ??』
『キスしてくれたら帰る』


カイジは頭を抱えたが、仕方なく軽く口付けた。
限りなく、軽く一瞬だったがそれでも美心は嬉しそうに顔をキラキラさせた。
それが一層、カイジの心を重たくさせる。

『ごめん....』


また謝った...
どうしていつも謝るの?美心はこんなに幸せなのに


あぁ神様。
美心はずっとカイジ君と一緒にいたいです。働かなくても、お金がなくても、優しーカイジ君が大好きなんです...


『ごめん...ごめんな美心さん』


もう!!それはやめてよ><
585真冬の夜の夢6 カイジ×美心:2010/05/04(火) 20:38:04 ID:ZpzEHkF2
それは突然だった。

その夜、帰ってきたらやっぱりパパに叱られた。
『遅い!!遅すぎる!!』

べ〜だ。美心とカイジ君は二人だけの秘密があるんだぞ><うるさいパパになんか教えてあげないもん。
でもカイジ君はパパに呼び出されてお説教...ごめんね☆愛に障害はつきものだよね♪



でもその日、何となく嫌な予感がした。
家の前に変な人が来て追っ払ってくるって言ったっきり、カイジ君は戻って来ない。心配になって、美心探しにいかなきゃ><て思ったの。なんだか怖そうな人達だったし


そ〜っと部屋を出て玄関に向かおうと階段を降りたら.....
サイアク。パパが仁王立ちで待ってた。
『どこへ行くんだ、美心』
『ちょ...ちょっとコンビニに...』
『駄目だ。こんな時間から外へでるなんて。』
『まだ9時半じゃない。明るいから平気よ〜』
『駄目だ!!見ただろう?さっきの怪しい奴らがまだ近くにいるかもしれない.....まさかお前...あいつを探しに行こうとか思ってるんじゃないだろうな』

ぎくっ...でも...そうだもん。心配なんだもん。

『そうよ、カイジ君の事心配だからちょっと見てくる』
『駄目だ!!!!』


なにこれ...パパまじで怒ってるみたいなんだけど。

『美心....カイジ君は駄目だ』

!!!

『な...なによ!!いきなり。パパには関係ないでしょう....美心..カイジ君が好きなんだもん!!!』

『駄目だ。』
『駄目ってなによ!パパの恩人だって言ってたじゃない!!!』
『でも駄目だ。』

繰り返される押し問答に美心はイライラした。

『第一、仕事もまともに出来い男なんか論外だぞ。父さんは反対だ』

坂崎は諭すように美心に話始める。

『そりゃあアイツはいい奴だ。男気もあるし情もある。父さんの恩人だ。』
『じゃあどうしてっ...』
『アイツに美心を幸せにする力は無い』

キッパリ言い放った坂崎に、美心は憎悪した。解ってない。パパは何にも解ってない。

『パパだって...パパだってフラフラしてたじゃない!!!ママや美心の事を放っといて毎日パチンコばっかり...っ!?!』

パァンっと乾いた音がした。坂崎の平手打ちが美心の頬に直撃した
586真冬の夜の夢7 カイジ×美心:2010/05/04(火) 21:12:54 ID:ZpzEHkF2
訳が解らず、美心は目を白黒させた。
かぁっと熱くなる頬からじんじんと痛みがこもる。
『パパ...』
涙がじわっと溢れた。初めて父が自分に手を挙げた。ショックで言葉を失う。

『カイジ君はもう戻って来ない』

え.....?
『この家には帰らない。俺も連絡はしない。もう終わりなんだ彼とは終わり。勿論美心にも連絡するなと言った』


ひどい....

『解ったら部屋に戻りなさい美心。解ったな?』

へにゃり、と美心はその場に崩れた。
意味が解らない。
どうして?
どうして?どうして?

『カイジ..君....』
ボロ...ボロ..ボロ
カイジ君...ボロボロ...カイジ君、カイジ君、カイジ君...

そのまま床に突っ伏して泣き叫んだ。
『うわぁぁん..うわぁぁぁっ..ぐっぐっ...ガイジ、ぐぅん...ふぇぇん』

どうしてなの?
美心幸せなのに。
『うっぅっ...カイジくぅん..』

あんなに幸せだったのに。これでいなくなっちゃうの?
カイジ君、嫌だよう...帰って来てよぉ。
次は映画行くって言ったじゃない。
美心の焼いたケーキも食べてくれるっていったじゃない。

優しー...すごく優しー...優しすぎて....痛いよぅ


カイジ君、いなくならないで...大好きなのに!!本当に、本当に大好きなのに!!!

美心はその場にしばらく動けなくなった
587真冬の夜の夢8 カイジ×美心:2010/05/04(火) 21:42:48 ID:ZpzEHkF2
まさかの話にカイジは躊躇していた。
まさかの元45組の三好と前田からの儲け話に少し眉唾ながらも、心臓はすでに脈打っていた。


この鼓動、この焦燥...久しぶりだった。ダラダラと毎日を怠惰に過ごす、この無機質な時間で初めて自分を取り戻した気がした...なぜ気付かなかったのか。
血が体に通う気がした。やはり自分にはこれしかないのだと..やれ。やるんだ。
覚醒しろ。


『300万、なら...』

我ながらなんと下世話な話だ。思い切りつっぱねといたものを、ギャンブルの為に資金を改めて貰いに行くなどと...今まで良くしてくれていた坂崎に。
でもやるしかない。貰わなきゃ、生きない。俺が俺に息を吹き込んでやる


坂崎は玄関で待っていた。呆れたようになにか物悲しく、カイジに300万(おっちゃん曰く美心の手切れ金)を受け渡した。

カイジは上にある美心の部屋を見上げた。虚無に怠惰に、ただ美心をもてあそんだ。優しさなど、それらの罪悪感からだ。

『(ごめん..美心さんごめんな)』
美心は良い子だ。
顔は...まぁともかく性格は素直で明るくて。


ガラっ!!!
ふいに美心の部屋の窓が開いた。
『!!!』
『.....っ!?』
美心だ。美心が身を乗り出してこっちを見ている。なにかを訴えるような目で。後ろめたい...とてつもなく。いたたまれない。
急に美心が窓から体を出した。そのまま何を思ったか、屋根づたいにソロソロと降りてきた。

『(あ?!!馬っ鹿!!あっぶね〜よ何やってんだよ!!!)』

しーっと指を口に手を当てて静かに、と顔で訴えながらゆっくりと屋根を伝う。『....あぁ〜もぅ...くそ!!!』カイジはいてもたってもいられなくなり、塀をつたって家の裏庭に回りこんだ。
『(美心さん!!)』
屋根に手を伸ばしたまま足をバタつかせている美心の腰をつかんでそのままドスンと土に倒れこんだ。
『危ないよっ美心さん...』声を潜ませて美心を助け起こす。『カ..カイジくぅん』美心はそのままカイジに抱き付いた。
『嘘だよね?..いなくなっちゃうなんて』
....
心にズドンとまたしても重りが乗った。せっかく取り戻した感覚なのにまた萎れていく。
『...本当だよ。俺、消えるから、ごめん。』カイジは溜め息をついた
588真冬の夜の夢9 カイジ×美心:2010/05/04(火) 22:12:19 ID:ZpzEHkF2
『おっちゃんから話聞いただろ?俺はここにいちゃいけない』
『嫌だ..嫌だよぅ』『美心さん』
カイジは美心を体から離して突き放した。

『終わりなんだ。坂崎家と俺は。終わりにする。だからもう会わない』

美心は再びボロボロと涙をひとしきり流した。そして悟った。カイジは自分とは違う世界で生きていくのだと。この夢の様な毎日は彼にとって上部のゆらゆらした地の無い生活なのだ...きっと。自分の存在も


『....て』
『え??』
『キスして...最後。本当に最後だから。』

つい数時間前とは違う気持ち。もうカイジには会えない。理解した後の本当の気持ち。

カイジは困った顔でうつむいた後、美心の頭を手で引き寄せて口付けをした。
少し、長く...
『さよなら、美心さん』
美心にとってはそれが訣別の言葉だった。

カイジ君...さよならなんだね。
美心、フられちゃった。ちゃんとフラれて...美心、嬉しいゾ

さよなら、さよなら。さようなら。
カイジは振り返らず闇の中に消えて言った。美心は見えなくなるまで背中を見つめていた。


部屋に戻ると、ラジオを着けた。化粧を落として、下着だけになってベッドに倒れこんだ。
初めての経験、初めての失恋....

『(悲しいよぅー...)』とても疲れた。
何にも考えられない喪失感....


『さぁ、続いてのリクエストは1980年代から松任谷由実の『真夏の夜の夢』です.......』
ラジオから懐かしい曲が流れる。テレビでしか聞いたことないなぁ...ユーミン。美心はそのまま深い眠りについた

=====
骨まで焼けるようなテキーラみたいなキスをして

最後はもっと抱いて抱いて息もできぬほど

さよならずっと忘れないわ今夜の夢のように.......



END


589名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 22:13:23 ID:ZpzEHkF2
読んでくれてありがとう。お目汚しばかりすいまそ
590名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 21:06:19 ID:xJR8TQHB
乙です!面白かった
しかし美心かわいいな
このスレの作品はみんな美心がかわいい
591名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 21:32:24 ID:awAWMAv8
美心はリアルにいたら結構可愛いと思う
592名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 01:04:49 ID:JaB5DUY7
>>591
それは思う
友達になりたいタイプだ
593名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 21:32:56 ID:gUSoZ3kC
カイジはまともに女と付き合おうとしたら金持ちのヒモだからな〜。水商売の女の家とかな。
美心みたいなリアルな女は無理だろ!
つか俺なら美心レベルの女は大賛成だ
594名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 09:48:14 ID:lNkEEVxB
カイジの続編かと思いきや
ある意味エロパロか…?
女カイジ思い出した
ttp://posren.livedoor.com/detail-179386.html
595名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 16:56:31 ID:h7IOqL7c
美心VS零…なんて
さくらにもそっくりな娘がいるんでないかと思った
零ならどうするだろうか?
596名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 18:50:45 ID:D7F3H2oT
零ってなんかエロにしにくい気がするな〜綺麗な普通の少年って感じで、アカギとかカイジみたくダークなところが少ないからかな
597名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 19:54:02 ID:5ufv4Wuc
零はS側には回らない感じがするな
どっちかというと純愛系だろ、マトモに学校に通ってた頃は普通に恋愛してそうだ
容姿にこだわる程世俗化してなさそうだし、美心でも普通に恋愛対象になるんじゃね?
598名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 20:40:26 ID:D7F3H2oT
>>597
十分なりうるな〜

クラスメイトとかと普通に高校生の恋愛しそうだ
599名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 21:04:06 ID:FLEAUlBH
美心にだって余裕のニコッと満面の笑みなのか
カイジみたいにタジタジになっちゃうのか…

個人的には零はしずかと対決して欲しいが
600名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 00:37:15 ID:mmWPZJzj
一巻のあのスマイルでニコッと笑って「君と友達になりたかったんだ」とか言って
気付かずに自ら恋愛フラグをぶっつぶす零。

そこまで幼くはないか
601名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:00:56 ID:N5IVUFoo
零職人を待つ...
602名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:31:57 ID:eiegiIje
美心とか沙織とか…年上ばっかりだ
しずかは同じ年くらい?
女の子相手でも零はソツなく対応するのかな
あるいはちょっと苦手だったりするのか
スレの最初に擬人化鏖の魔女とかという案はあったな
603名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:52:20 ID:mmWPZJzj
零は結構照れ屋さんだと思う。
わりとちょっとした事でも赤面してたし。
604名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 21:58:45 ID:eiegiIje
零だとエロパロというより
ラブコメのほうが似合いそうだな
605名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 07:32:24 ID:aEwklW1j
福本キャラの貴重な純愛要員か
他のキャラは敵も味方も借金とか裏切りとか脅迫とか物騒な単語が付きまとうから困る
606名無しさん@ピンキー:2010/05/12(水) 22:27:25 ID:Xx9aM1pE
他の奴と違ってあまり汚れの無い少年なんだよな。
607名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 01:15:27 ID:4cGn/GLh
顔も端正だし頭も良いし。金金してないし...
608名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 11:00:27 ID:7m/bY07h
綺麗すぎてちょっと・・・

ほんとアイドルだよなぁ
609名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 22:49:42 ID:fsi3NubD
でも雲上人すぎて学校では
意外に心許せる友だちとかいなかったりしそう
社交的だし人あたりもいいだろうけども
思うところあって義賊やったりとか
零も明るい面ばかりじゃないとおも
610名無しさん@ピンキー:2010/05/13(木) 23:41:05 ID:Zsmxs1+2
そういや性癖NはNotNormalの略なんだっけか?SにもMにも興味を示さない奴が一番アブノーマルって奴
ゼロはどうなんだろう、正直、キレて当然の場面でも冷静なだけに怒らすと怖そうだ、ガチでキレると全く容赦無く人を破滅に追い込んだりしそうな怖さを感じるのは俺だけか?

その設定で書くとしたら、このスレでは珍しい主人公側の鬼畜が書けるかも知れんな
611名無しさん@ピンキー:2010/05/14(金) 02:05:43 ID:ixvl9u93
引き続き零職人を待つ...
612名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 22:05:42 ID:XDDklaGk
零かぁ...
613名無しさん@ピンキー:2010/05/17(月) 22:21:51 ID:zMu6xzli
カイジとかアカギの方がやっぱしっくりくるよなぁ
614名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 05:55:56 ID:R95MD5F/
しっくりというかダーティーな感じはするわな
零も零で勝負事なら結構アレだけどやっぱり綺麗過ぎる
615名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 22:42:05 ID:R46aERSE
汚れを知らない少年だから綺麗だよな
616名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 22:55:21 ID:Bo1+HQ5+
少年誌と成年誌の違いかね。
617名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 06:42:27 ID:H3ZS7jwX
相手になりそうなキャラがいないってのもあるな
せめて零に少年漫画にありがちな幼なじみのヒロイン的存在が登場してればな…
福本作品にヒロインを求めるのは酷だけどww(美心除く)

個人的には零としづかを読んでみたいな
実は二人は幼なじみとか設定つけて
618名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 08:26:13 ID:/WXg4evn
そう思ったらカイジは幸せ者だな。数少ない女性キャラが相手(?)にいるってのは


零からエロの発想がすげームズいな(^_^;)
619名無しさん@ピンキー:2010/05/19(水) 20:55:22 ID:3J+XMXHC
福本の女性キャラって(と言ってもアリサと美心しか知らないが)服の
センスは結構かわいいよな。
620名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 01:02:58 ID:byCJ+iR1
しづかは黒沢のキャラだよな?


それに美心はスタイルがいいぞ。文字だけのパロで可愛いって思うのはやっぱ性格が良いんじゃないか
621名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 07:35:41 ID:+1/nBLGl
美心と坂崎さんは何か美談とかありそうだよな
顔の事でいじめられたりとか絶対するだろ美心
心の底から自分を美人と信じてるとしても、それなりに壮絶なプロセスを辿ってそうだよな
622名無しさん@ピンキー:2010/05/20(木) 19:42:57 ID:byCJ+iR1
なにそれ。めちゃめちゃいい話じゃん。なんか感動しちまったよ

確かにおっちゃんて良い人そうだもんな。
623名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 21:03:25 ID:K/xuvTzx
>>621
泣いた
624名無しさん@ピンキー:2010/05/21(金) 21:23:07 ID:FB5FYWBV
美心がカイジに惚れたのもそう言う無条件な優しさがあったからなのかも。と思った


そんなおっちゃんと美心の美談を誰か書いてくんねーかな。エロじゃないけど

625零としづか:2010/05/26(水) 23:15:42 ID:6tUM7ZSR
ニュースです、かねてから噂となっている義賊集団が再び現れました。
全てが謎のこの集団は、振り込み詐欺などを行っていた闇金融グループから、被害者の全額返却を.......
『おいしづか〜なにやってんだよ?』

パチンコ屋のでかい街頭テレビの前で、その少女しづかは足を止めた。

『別に...ここ涼しいし』『つ〜かさ〜見てくれよこれ、まじ大勝♪飲みに行こうぜ良いだろ?』

見るからに風体の悪い若者達。その中にいる少女しづかも茶髪に短いスカート、ルーズソックスに着崩したセーラー服。時刻は夜の10時を回った。とても全うな学生ではないという事は一目瞭然である。


『あ〜...ごめん、あたしパス。』
『え〜何でだよセイリ?w』
『まぁね〜腹が痛いから帰るわ』
『セイリなら安全じゃん♪ヤろうぜ〜しづかぁ。ホテル代俺が払うから♪』
『ばーか。腹が痛いっつってんだろ、じゃーな』しづかは流してそのまま立ち去った。
『おいしづか〜ヤらせろよぉ』

しづかは馬鹿な仲間の声を無視して歩き出した。
『(あ〜家に生理用品ない...コンビニ寄ってくか。あとついでにトイレ、まじ腹痛いし)』
憂鬱な気分のまま、帰り道にあるDOWSONに入った。
『いらっしゃいませ〜』
店内の生活用品のコーナーで適当なナプキンと....『(これも買っとこう)』いつも使うコンドームを一箱買った。
レジの長髪の男は少し訝しげに戸惑ったが、赤面しながらそそくさとレジを打つ。
『(う...最近の子供ってこれ普通に買うんだな)』『(なにこの店員。顔赤くなっちゃって...面白ぇwwドーテーかよww)』
目の前の店員の反応が面白くてニヤニヤ意地悪な笑顔を返した。
『ありがとお兄さん、ついでにトイレ借りていいー?あたし今生理でさぁ...』
『こっ〃こちらにどうぞ!!〃〃』店員はますます顔を赤くしてトイレに誘導した。
『wwお兄さん...やってく〜?』
『なっ!!〃〃(何言ってやがるこのガキ!!ヤリマンかよ!!)』
『嘘嘘サンキュー♪』

しづかはキャハハと笑ってトイレに入った
『(童貞マジウケるww)』
626零としづかA:2010/05/26(水) 23:47:32 ID:6tUM7ZSR
トイレから出ると、横にある雑誌コーナーに立ち読みしている人がいた。

『(あれ?こいつ...)』

整った顔立ちに見覚えがあった。
『ゼ..ロ?...あんた宇海零じゃね??』
名前を呼ばれて顔を上げた少年はしづかを見た。見たが、顔に疑問符を浮かべている。
『しづかだよ。しづか〜。ほら、同じ小学校だったじゃん。覚えてない?』
『あ...?あ!!しづか?』
『そうだよ、何?解らなかったぁ?』
零と呼ばれた少年は驚いた顔をしてしづかを見渡した。

『いや..覚えてるよ、よく昔一緒に遊んだ...でも見た目が変わってて解らなかった。』
『まぁね〜でもあんたは全然変わってないね。相変わらず可愛い顔しちゃってさぁ』

髪も茶髪。化粧もして...あどけなかった子供の頃のしづかとは変わり過ぎていた。すっかりあか抜けて(抜けすぎか?)でも目の面影は変わってない。
『超久しぶりじゃん♪あんた中学受験したから別の学校だったもんね。頭良かったもん』

『うん...まぁ』
『ふ〜ん...今何してんの?高校?』
『いや...オレ高校行ってないから』
『え〜マジで?あんた頭良いだろ〜何してんだよ働いてんの??』
『う、うん...まぁ』

しづかは懐かしい幼馴染みの再開にとても興味が湧いた。

『ねぇ今ヒマなの?どっか飯でも行かね?久しぶりに会ったんだしさ♪』
『あー...ごめん、これから俺仕事で行かなくちゃ』

『まじで〜んじゃさ、携帯の番号教えてよ』
『あぁ...いいよ』

しづかは零の携帯を聞いて、機嫌が良くなった。
『んじゃな、近々メールするから...無視すんなよ(ギロ)』
『(う...なんか怖い)解った待ってるよ』
ニコっと輝く笑顔を見せた。零の持ってるのは週刊誌。
『謎の義賊再び!!』
『(相変わらず真面目な奴んだな)』

『んじゃな〜』
しづかはコンビニを出た。
『ありがとうございました〜(ったく最近のガキは進んでんだな)』
長髪の店員はしどろもどろだった
627零としづかB:2010/05/27(木) 01:08:57 ID:FzpajInu
やっほーゼロ、元気にしてるこないだ会ってまじウケた(笑)だってあんた全然変わんないんだもん
久しぶりなんだし今度こそ飯行こうよ
時間は土曜日の夕方...


『おいしづか〜さっきから誰とメールしてんの?男出来たの?w』

今日もしづかは街のゲームセンターで仲間とたむろして、時間を潰していた。
『バーカ違う。久しぶりに会うダチだよ』
『男だろ〜?なぁしづかぁ〜ヤろうぜ〜せっかくセイリなんだからよぉ』
『お前それしか言えねぇの?』
『ヤりたいんだよしづかと!!最近してねぇじゃん』
『知らねーよ。誰かと適当にヤれよ』

生理もあいまって、しつこい男に若干イライラする。本当に同じ年の男どもはこればっかりだ。
(零は...多分こんなんじゃないよな)

『男だろぉ??男が出来たから...』
『うざいよお前』
ピシャリと跳ね返した。(ったく..一回ヤらせてやったらこれだよ)
しづかは煙草に火を付けてそいつから離れた。
メールの続き...

土曜日の夜どう?
もちろん、オールだから....

『し〜づ〜か〜!!』
突然、バッと後ろから羽交い締めにされた。
『バカ!!やめろ!!殴んぞてめぇ!!!』
『俺の気持ち知ってんだろう!?俺はお前を...』『...っ離せっ!!』
スパーーン
しづかの平手打ちが男の顔面に直撃した。
男は後ろに飛んで痛そうに顔を押さえた。
『てめぇ...まじで殴りやがったな!!』
『殴んぞっつっただろウザイんだよ』
『許さねぇからなっ...』『きゃあ!!』
男はしづかの胸ぐらを掴むと、そのまま腹に一撃を当てた。
『げほっ...!!!』
生理痛でただでさえ痛いのに、下腹部に鈍い痛みが走りしづかは悶絶した。息が出来ない。

『来いよおらぁっ!!』強引に腕を持ち上げられそのまま連れ去られそうになる
『(馬鹿かよこいつ...)』わめこうにも声が出ない『大丈夫だって。一回だけにしといてやるから』ニタニタと卑猥な顔を向けて男はしづかの腕を掴んでいる。
『(くそっ...このくずが!!チンポ噛みきってやる!!)』

『待てよ』
ふいに違う方から声がした。!!?
『婦女暴行って事でいいよね?これは』

『...零』
628零としづかC:2010/05/27(木) 02:05:26 ID:FzpajInu
『なんだお前ww』
男は零の方へガン飛ばす。

『わりぃけどよ〜これセイトーボーエーってやつなw先にこいつが手ぇ出したからwwそれにこいつ、俺の女だし?二人の事に干渉すんなよガキwww』
『(こいつ...誰が俺の女だ。マジくず!!殺したい)』
しづかはすごい剣幕で男を睨んだ。しかし..痛みで声が出ない。
正面に立つ少年、零は顔色を変えずにそのまま近づいて来た。

『ふーん...そうでもなさそうだよ?過剰防衛って知ってる?俺、さっきから携帯でムービー撮ってたから。それにこの人、かなり嫌がってたみたいだし。これ持って警察呼ぼうか』
パカッと携帯を開いて見せた。

『うっ...このガキ!!』男は乱暴にしづかを離して零に殴りかかった。
『(零!!逃げろバカ!!ボコられる!!)』

零は正面から突進してきた男を受け流して、逆手に手首を掴み地面に転ばせた。

『いってぇ!!!』
背中で組み敷かれて男はわめく。

ざわ...ざわ

その騒ぎを聞いて、誰かが警察を呼んだのだろう。あっという間に警官が走って来た。
『お前達何してる!!!来い!!お前達もだぞ』

『(やべぇ...ポリ公)』
しづかは立ち上がれずにうずくまったままだった。

『あ、お巡りさんこれ一部始終の映像です。それにこの人、怪我してるみたいなんで先に病院に連れて行きます。後で携帯取りに行きますから』

『けが...?』
『しっ...話合わせて』

しづかの太股からは一筋の血がつたっていた。
『(....!!違う!!これ生理の〃)』
『あ、おい!!ちょっと!!』
呼び止めた警官を無視して、零はしづかを抱え上げるとダッシュした。
ちょうどお姫様抱っこする形で

『ゼ...ゼロ〜!!!』
『大丈夫。あれサブの携帯だから』

ニコっと笑われた。
しづかは為すがままに逃げた
629名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 11:35:06 ID:9MrpYqgi
爽やかな感じがいいね。零続き期待。
630零としづかD:2010/05/27(木) 19:20:16 ID:FzpajInu
数百メートル走って、二人は近くのカラオケボックスに入った。


『零...もういいよ降ろして』
しづかは零から手を離すと、そそくさとトイレに駆け込んだ。何だかとても恥ずかしい。
まだ腹部がズキズキする

『(あのヤロー本気で殴りやがった。覚えてろよ...)』
脚についた血を拭き取り、汚れた下着もついでに洗った。
『(ちょっと冷たいけど仕方ないか....)』
部屋に行くと、零はコーヒーを飲んでいた。
しづかは黙って零の隣に座り、注文したアイスティーを飲む。

『...無茶をすると危ないよ』
零がまっすぐにしづかを見つめて言った。
『...何であそこにいたの?』
しづかは零の顔を見れずにグラスの氷をつついて言った。

『たまたま仕事で来てたんだ。前に会ってなかったら、しづかだって解らなかったよ。お腹殴られただろ?大丈夫?』

『...あれ位平気だよ。』『あれ位って...かなりヤバかったんじゃない?』『別に...しょっちゅうだから。喧嘩なんて』
『しょっちゅうって...それにあれは喧嘩じゃない。』
しづかはなぜかいたたまれなかった。昔から、この零の顔は苦手だ。全部見透かされてるような気分になる。

『そ、それよりさぁゼロ』
『........』
『(う...そんな怖い顔すんなよなぁ)』


『しづか、まだ中学生だよね?とにかく危ない事はしないでよ。女の子は自分で自分を守れないだろ。』

ムカっときた。
しづかは不良グループの中でも常に中心にいたし、荒くれた男達にも引けを取らない様に締めてきたつもりだった。自分が女の子などと思ったつもりもなかった...女扱いする輩も周りにはいない。少しこの生真面目な少年である零をからかってやりたくなった。

『ゼロさぁ...ヤったことある?』

『...は?』
『セックス。したことある?』
『なに言ってんだよ...』零は顔を赤くしてしづかから目をそらした。
『(ふーん...ヤった事ないなコイツ)』


『しようか?セックス』
!!!?
突然何を言い出すのか、零は目を白黒させた。

『助けてくれたお礼にしてあげる。』
『...何言ってんだよ。馬鹿な事言うな』
零は焦って再びしづかを見た
631零としづかE:2010/05/27(木) 20:51:04 ID:FzpajInu
ニカァっと意地悪な笑顔を見せて、しづかは零の横に立った。ソファーの上に立ったので零を高く見下ろす形でそのまま短いスカートを持ち上げる

『し、しづか..!かっ..からかうなよ!!』
零は目を伏せて顔を真っ赤にしていた。
『(ひゃははオモシロ〜w)』
細い脚から黒い下着がチラリと見えた。

『ほらゼロ...こっち見てみな』
『...やめろって!!!』クククク...しづかは笑って零の膝の上にまたがった。
『しづかっ!!...んっ』突然口を塞がれた。
『....!!!』
数秒間の沈黙。
一度離して...また口を貪る。それを数回繰り返す。

『.....男なんて、どれも一緒なんだろ?』
『.......』
『ヤりたい盛りのクセに』
『しづか....どいて』
『あんたも例外じゃない、多分...』

しづかは胸元のリボンをさっと引き抜いて、零の首に手を回した。黒のレースのブラジャーが零の目の前に露になる。
『....』
『ほら...もう反応してる』
しづかは零のズボンのチャックに手をかけようとした...が。
ぐっ...零はしづかの手首を掴み、そのまま肩の後ろへ回した。

『いっ...痛っ...』
零は少し哀しそうな顔をしていた。この顔が...すごく苦手なんだ。
全部、バレそうで。
『何で...ゼロ...あたしの事、キライ?』

『好き、とか嫌い、とか...そんな気持ちで自分を楽にしようとするなよ』
真っ直ぐ見つめられる。やっぱ駄目。
この瞳。

『帰ろう。送るよ』
零は手を離して、ニコっと輝くばかりの笑顔を見せた。逆らえない...昔から
632名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 21:26:03 ID:y1XkDJ5d
何これ萌える
633零としづかF:2010/05/27(木) 21:27:41 ID:FzpajInu
夏の日はまだ高い。
夕方になっても人通りは多かった。
しづかと零、二人は無言で歩く。

『ゼ〜ロゼロ〜♪変な名前〜♪♪』
『ぷっ...何その歌』
『ゼロの歌w』

『ここで良いよゼロ』
しづかは立ち止まり振り向いた。
『...まだ危ないかもしれないだろ?』
『は〜?危ない〜?誰に言ってんだよ』

きゃははと笑うしづかを見て零は心配そうな顔で、微笑んだ。
『しづかはさ、仲間いる?』
『こいつらと一緒なら安らげる、こいつらと一緒なら頑張れるって仲間がさ』


仲間...?
不良仲間とはいつも一緒にいる。でも安らぎと言うよりは、そこにある惰性が心地良いからで...離れて行ってもきっとお互い干渉しない。自然に集まってくる。そんなゆるい惰性...それを仲間と言うのかどうかは解らないが、しづかはそこで安心などした事はない。

『俺は、いるよ』
『........早く童貞捨てろよな(笑)』


じゃあな、としづかは零と離れた。
こんな事があったから、きっともう零とは会えないかもしれない。でも良い...きっと零はどこか雲上人で、自分とは違いすぎる。小さい頃、よく遊んだ零。
自分は変わった。


『あ...しづか』
ふいに呼び止められた。
『これ上げる。ガム』
『ガム?』

きゃはははと笑ってもらっておいた。
『帰ってから食べて。』『なんでよ』
『魔法がかかってるから』

ぷっ...変なやつ。
『解ったよ。サンキュー』


夏の夕晴れにセーラー服は消えて行く


途中何度か振り返ったけど、零は自分が見えなくなるまで見送っていた。
634名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 21:35:49 ID:/TAB1MWX
エロじゃないけどいいねえ!
零相手だとしずかもかわいいな
635零としづかG:2010/05/27(木) 22:15:23 ID:FzpajInu
裏路地を横切って、いつもの道を帰るしづか。
いつもは原付きで帰る道も歩くと結構距離がある

『ゼ〜ロゼロ〜♪♪.......あ?』
目の前に三〜四人、いつものしづかの取り巻きが立っていた。
『よぅしづか〜...ナイトはもういねぇの?』
さっきポリにパクられた男がニヤニヤ笑いながらしづかの前に立ちふさがった。

『あんた...まじしつこい。てか超ウザい。もう出てきた訳?』
下からガン飛ばして睨み付ける。

『ひどいっすよしづかさ〜ん、仲間を見放して逃げるなんて〜』
取り巻きの一人がヒャヒャヒャと笑いながら、しづかの肩に手を伸ばす。

『触んじゃねぇよ。ぶっ飛ばされたいかテメェ..』
『しづかよぅ〜』
先ほどの男がしづかの腕を掴んで無理矢理抱き締めてきた。
『離せ!!くずが!!』
取り巻き二人がしづかの脚を持ち上げた。その口を手で塞ぎ、あっという間にしづかを運んでしまう。
『(うぅー!!!むー!!!)』
『カカカ...無駄無駄ww』必死に抵抗するも、三人もの男に自由を塞がれてはなすすべがない。
そのまま暗闇の公園に運ばれて行く。
『(ちくしょうめ!!)』
しづかはボロ...ボロと悔し涙を流しながらされるがままだった。


薄暗い公園の鉄棒にしづかは四肢の自由を奪われ、きつく縛られた。
手首、胴。口にはタオルで猿轡をかまされて...全く抵抗が出来ない。

『さて...と』
卑猥な顔で男共が酒を煽り、そんなしづかを鑑賞していた。
『いい格好だな、え?』キヒヒと笑って、しづかの顔に自分の顔を近づける。
『調子こいてんじゃねぇぞ!!下手に出てりゃ図のぼせやがって』
パァニっ!!
平手打ちがしづかの顔を直撃する...

ふー...ふー..
しづかは黙って三人を睨み付けていた。ずっと無言の抵抗を続けている。
『しづか〜降参しろよ。そしたら楽しませてやるよwwいっぱいイカせてやるからよぅ...』
バシャッとバケツの水がかけられた。
『(この鬼畜どもが...誰が降参するかよ!!)』

『なぁしづかぁ〜』
生ぬるい舌がしづかの頬をなぞった。
ぞわっとした不快感が襲う。
『いいねぇその顔...もう我慢出来ないぜ...カカカ』
636名無しさん@ピンキー:2010/05/27(木) 22:38:51 ID:iBvtQWex
純愛のがいいね
637零としづかH:2010/05/27(木) 23:05:43 ID:FzpajInu
ちくしょう...ちくしょう!!!

心の抵抗も虚しく、しづかの制服が男達によって乱暴に脱がされていく。露になる肌。
脚。
ついに下着にも手をかけられた。

『う゛ー!!!うっ!!!』
こんな裏路地など人が通るはずもない。
『やべぇ...俺もう無理』男の一人がしづかに覆い被さった。
荒い息を首に受けて吐き気がする...。気持ち悪い

しづかは処女ではない。援交もやってる。
でもこんなに不快なレイプを受けるなんて...
『やらしい女だぜ...見ろよこれ。セイリ中だからマンコがぐちゃぐちゃだ...くせーしな』

ボロ...ボロ...
助けなんて来ない。いや、来ないで欲しい。
散々凌溽の言葉を浴びせられ...

『あぅっ...!!』
男の硬くなったものがしづかを貫いた。
『ケヘヘヘ...ヌルヌルだ...中出しし放題だからなぁ!!』
激しい、一方的な蠕動。
『あぁー...最高。イキそうマジ...うっうっうっ』
『お...俺もっ!!』
横で自らしごく男のものがしづかの顔面に当てられた。
その刹那、白濁した液がしづかの体に放出された。
しづかの顔、胸、中には複数の男の...精液。中には血液と混ざったものがしづかの中から滴り落ちた。


死にたい...こんな辱しめを受けて...守れない!!自分を....!!!
誰か....誰か誰か!!!!


バキィッ

グギっと乾いた骨の音がした。
....!?!
しづかではない。
男達の...後ろから
638名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 06:51:16 ID:PT/NwP6H
続き期待!!

零はクリーンだけど童貞のイメージはなかったわ
639名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 08:53:26 ID:5T5YElPd
俺は童貞だと思ってた
640名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 15:36:12 ID:vgSIMSUb
話の作者だが...俺も童貞のイメージだなぁ
641名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 15:49:36 ID:RDJtmqfO
零、涯 童貞  カイジ、アカギ 非童貞

だと俺は思ってる。
642名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 16:20:12 ID:vgSIMSUb
涯は間違いない
643名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 17:25:30 ID:7F7Hrj/+
アカギは食いまくってそうだなぁ…
644名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 19:15:24 ID:PT/NwP6H
涯の童貞はガチ

何か零はやることはしっかりやってるイメージがあったんだけどなw
みんなのイメージと違ったのか
645名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 20:05:29 ID:vgSIMSUb
カイジは非童貞のボーダーだな...
涯=ガチで童貞
零=ボーダーで童貞
カイジ=ボーダーの非童貞
アカギ=ガチで非童貞
646名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 20:29:27 ID:5T5YElPd
涯が非童貞だったら何か怖いわ。
647名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 20:48:25 ID:PT/NwP6H
多分私が普段セックススレに入り浸ってるからかも>零=非童貞のイメージ

アカギは13の時でも既に卒業してそう…
648名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 21:08:49 ID:vgSIMSUb
零はなんかまだ仕事に生き甲斐を感じてるタイプで恋愛に目覚めたら上手くやってくだろうと思う。恋愛より先に仕事を見付けたんだろうな....


すまん、遅くなったが続き書くわ
649零としづかI:2010/05/28(金) 21:26:21 ID:vgSIMSUb
ゴンっゴンっ

鈍い音が闇の中からする。どうやら見張り役に立っていた一人がやられたらしい。
しづかは次に来る恐怖におののきながら震えていた。

『大丈夫、峰打ちだから。でもしばらく声が出せないように喉は潰しておくね』


『ぅっ...!!』と言う短いうめき声と共に一人は倒れた。


『あんだぁ...?』
『(!!!?零...っ)』


『不快だな、お前らって』
そこに立っていたのは先ほど別れた少年、零だった。
『...零なんで?』
『魔法のガム。渡しといて良かったよ。店から出てずっと付けられてたみたいだから』
零はゆっくりと近づいて来た。
『ごめん...やっぱりちゃんと送れば良かった。強くてもしづかは女の子なんだから...』
ポンポンとしづかの頭を叩いた。
『んだテメェ!?やっぱりしづかの男かよ!!』
『ゼロぉ...』

ボロ...ボロ...
『カカカ...ククク..関係ねぇな!!テメェがいようといまいと...この女を輪すって事には変わりねぇ。おい、そのガキなぶり殺してしづかを目の前で犯してやろうぜww』
『ゼロぉ...』
『(...早くしないとな)』『ひっ...!!』
男の一人が後ろで叫び声を上げた。
『んだぁ??』
『ヤバいっすよ..!コイツ...斧!?斧持ってやがる!!』
零はすっと立ち上がり、手斧を持ち変えた。

『はぁ〜?んなもん意味ねぇ、こっちは三人だぞ?降るひま何かねぇよ!!』『試してみる?』
零は横一閃に斧を凪ぎ払った。ビュウンと空を切って男達は後ろに飛び避けた。
そのまま姿勢を低く、持ち手をスライドさせ一人のみぞおちに柄を強く突き立てた。
『ぐぇっ!』
『結構色々使えるんだ、コレ。』

『こんのガキがぁ!!』
背後から突進してきたもう一人に、零はポケットから取り出したものを投げつけた。
ピシャッ

『うぐっ...なんだこれ!!目に入っ..砂か??』
『砂鉄だよ。カイロの中身。』
『み...水!!』

『早く病院行った方がいいよ。水と空気に触れると酸化する...錆びるんだよ』

ひぃぃ!!と走って逃げて行く。
『(あと一人..早くしないと)』
零はしづかの方を見た。あられのない姿が痛々しい
650零としづかJ:2010/05/28(金) 23:30:54 ID:vgSIMSUb
『(零...すげえ強い..強いじゃん)』
ざわ...ざわ...ざわ
しづかは零から視線を離せずにいた。
自分には出来ない。
男と対等に、しかも多人数相手に。
『(零...すごいよあんたは)』
突っ張っても、回りに何人侍らせても...自分は零のように一人で戦う事が今まであっただろうか。せいぜい弱い親父相手のゆすりぐらいだ...
『...ゼロぉ〜...助けて!!』

しづかの方を向いて、零はニッコリ笑った。

『当たり前だろ。すぐ助ける』
『舐んめやがってぇ!!』

背後から襲ってきた男に、零は咄嗟に斧を引き抜いた。
ガキィィン
固い、金属音。

『へへ...こうじゃなきゃ...フェアじゃねえだろ?』
男は刃渡り30cmのナイフをかざしていた。
『黙れ...何がフェアだ。一人の女の子を散々リンチにしといて』
接近されるとナイフが断然有利。
ぎりぎりと力で圧される。

『しづかはよぅ...良い体してるだろ?』
ニヤニヤと下品な笑いをする男はじりじりと顔を近づける。
『分けてやってもいいぜ〜?』

!!!
ドンっ
零は体を小さくして体当たりをした。
男はよろめくと再び体勢を立て直して上からナイフを降り下ろした。

『ゼロぉ!!!』
『くたばれやぁ!!!』
!!!

零の脚が男の脇腹を強打した。
『はぁ...はぁ...』
『ぅげっ』
男は地面に卒倒した。
『脚は...近くだと...リーチあるよね...』
零は立ち上がるとしづかの方へ駆け寄ると、男の持っていたナイフで縄と猿轡を切る。

『ゼロ....うっう..』
『ごめん、しづか...もっと早く...』
『バカヤロー!!』
しづかは胸ぐらを掴んでゆさゆさと降った。
『なんだよこの斧!!やべえよお前!!!...』
『相手が複数だからこれを取りに行ってた。ガムのGPSが途中で止まったから急いで追いかけたんだけど...ごめん』
『ちげぇよ!!...何で戻ってきたんだよ!!バカヤロー...あたしは...へっちゃらなんだよこのぐらい!!黙ってりゃそのうち終わるだろ!!』
『違わないよ』
『違わねぇ...?!』
零はしづかを抱きしめた。
『だってしづか言ったろ?助けてって...じゃあ...助けなきゃ駄目だったんだ...』
651名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 01:05:57 ID:gTjgemg1
零強いし格好いいな。そしてやはりどこか爽やかだ。
続き期待。
652零としづかK:2010/05/29(土) 01:38:14 ID:vCEwzxom
『あ...それよりしづか...』
零はしづかの体を離すと俯いて視線を反らした。
『なんだよ...』
『...行くぞ。すぐ、今度こそ本当に病院!!!』
『はぁ〜??別にあたし...』
『これ着て!!!』
零は自分の上着をしづかに着せると手を取り走り出した。
『えっ?!ゼロ??!病院って..!!』



『...はい、ではお薬出しておきますね。今から20時間以内に必ず服用して下さい。そして翌日も同じ量を同じ時間に飲むこと。』

『.....』
しづかが零に引っ張られて来たのは...病院の婦人科だった。
『これからはキチンと避妊しなきゃ駄目よ。生理中でも出来ちゃう時は出来ちゃうんだからね。廊下にいるの...あなたの彼氏でしょ?』
『....』
『本当は彼も一緒に診察受けてもらった方がいいのよ。緊急で来るぐらいなら普段から飲む事をおすすめしますが??』

『次の生理が来るまで少し日にちに誤差が生じるでしょうけど、また変化があれば来て下さい』


診察を終えて廊下に出ると、零が所在なさげに立っていた。
『あ....しづか...もらえたかな?...その...薬』
顔を真っ赤にしてモゴモゴしている零。しづかはそれがやけにおかしかった

『うん、バッチリ。てかなんで知ってんだよwwwピルの緊急用なんてさぁ...』
『お、女の子だろ!!知っておいてよ...そのぐらい...』

クククと意地悪そうに笑ったしづかはわざと零の耳もとで囁いた。
『(次は彼も聞きにきなさい、だって...)』

『.....』
『ねぇゼロ....』
ニカっと笑いながら

『(やっぱ一発ヤっとく??)』
『.....しづか!!』
『嘘嘘冗談だってww怒んなよ...』
『何か俺を勘違いしてるみたいだけど...』
『え...?』
今度は零がしづかの耳もとに口を近づけた。




『(昼間見せられた下着が頭から離れないんだよ!!!怒〃バカ!!!)』
653零としづかL:2010/05/29(土) 02:05:57 ID:vCEwzxom


あれから数ヶ月。
零とは一度も会っていない...と言うより会えなかった。
あの日会って零から教えてもらった携帯の番号は、どうやらポリに渡したサブの携帯のものらしい。

その後は何もなかったように毎日が過ぎた。
あたしをリンチにしたアイツらも、あれ以来姿を見せていない。
零が言うには、仲間が見つからない様に処理した...とか何とか。まぁアイツの事だから暴力で解決、なんて事はないだろう。帰りに、何かあったらこれ持って警察にって...アイツらの指紋を採取したセロテープ渡された時はちょっとビビった。
お前どんだけなんだよ!!ちょっとヤバくね??的な。
まぁ何にせよ...零からの連絡もない。
世間じゃ相変わらず振り込み詐欺の義賊の話題で持ちきりだし...学校はタルいからサボりまくってる。

実質何も変わってない。別に零に干渉しようとも思わないし。それがうちらのやり方だろ


...ただ思う。
アイツみたいな奴が、これから未来に立てば世の中こんな腐らずに生きていけるんじゃないかって...頭良いからさ、ゼロは『セージカ』とかになれんじゃね?結局何の仕事してんだお前


なぁゼロ

変わった事っていや、何もない。
もう一回アンタに会おうとも思わない。
でも好きとか嫌いとかだけで、相手とヤるのだけはもう止めた。きりがないからな(ピルも高ぇし)

またひょっこり現れそうだよゼロ...

それを少し期待している


end
654名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 02:13:34 ID:vCEwzxom
思ったよりも長くなってしまいました。お目汚しすいまそ

そして零としづかの越境カプの元ネタ(幼馴染み設定)を提案してくれた方に感謝、圧倒的感謝いたします。
読んでくれた方、感想くれた方、ありがとうございました

パニ..パニ
655名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 02:25:38 ID:AFgl/5hT
初めてリアルタイムうpに遭遇出来た!しかも零!
良いものを有難う!
これで夜勤の残り時間がんがれる!
656名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 03:00:55 ID:kSsbiC0z
超乙!零かっこえぇ
657名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 03:17:10 ID:gTjgemg1
若いっていいな、と思ってしまった。
しづかと零いいね。違和感全然なくて面白かったよ!
658名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 03:39:32 ID:9ZsPltZr
GJ
>ピルの緊急用
どうでもいいけどこの単語が気になった
659名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 09:30:16 ID:vCEwzxom
レイプされたりとか外だしを失敗した時に、24時間以内に中用量のピル飲むと妊娠しねえんだ。緊急避妊薬
660名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 09:53:03 ID:13g2Z7+X
2人の間はほのぼのしているのがよかった。
661名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 16:52:46 ID:9ZsPltZr
つか外出しって意味あんの?
中に出さなきゃ問題ないってのは迷信って聞いたんだが
662名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 17:17:18 ID:vCEwzxom
駄目駄目。射精に至るまでの先走りで妊娠しちまう可能性あり。

しかしカウパー液は通常の精液と比べると濃度は薄いらしい...がっ!!....駄目!!
663名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 20:03:34 ID:8GXz3aVv
ほのぼのが逆に生々しい…!
664名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 20:53:48 ID:5EhE5qwm
さわやかでもありながら用意周到すぎて逆に怖い零w
イメージ通りですw
665名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 00:59:18 ID:Oej8S3d5
ヤンキーちゃんと秀才君のカプが神
666名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 22:07:35 ID:rhbUgrGN
皆さんありがとう。
さすがに零のセックスは想像出来なかったorzご期待に添えずすんません
667名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 22:57:43 ID:3CfAKMlr
あれで良かったと思うよ。
668名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 23:44:53 ID:rhbUgrGN
ありがとう。

しづか救出後、二人で野外セクスも考えたんだが零はやはり零、ということで落ち着いた
669名無しさん@ピンキー:2010/06/02(水) 22:06:24 ID:ieSEz6EA
なんか最近美心を見ると股間がざわ…めく
670名無しさん@ピンキー:2010/06/03(木) 00:56:01 ID:+HE9zb8S
美心とカイジは絶対ヤってるに1000ペリカ
671名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 15:48:24 ID:KPneGs7o
さすがのカイジも美心のナイスバディーを見ては耐えれなかった
のか・・・
672名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 16:06:07 ID:ptWv/APt
坊っちゃんもアリサじゃなくて美心に出会っていれば....
673名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 17:54:48 ID:gl4kexA2
和也と美心で
あいつはあいつは可愛い年下の男の子…!? …だぞ!
674名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 20:34:37 ID:ptWv/APt
憎らしいけど好きなの(笑)俺もそれ思った。


でもなんか鬼畜でグロいのしか思いつかないんだけど...そういや和也のってないね
675名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 21:10:13 ID:ptWv/APt
カイジが見てる前で美心が和也に犯されてるのを妄想した...
676名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 22:10:16 ID:bsSyUzCY
なにそれおいしそう 超読みたい
677名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 22:46:14 ID:Xvz2MHVH
好きでなくてもボロ……ボロ……泣くカイジが容易に想像できる
678名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 23:07:34 ID:bsSyUzCY
普通の美醜感覚に飽きた和也が美心にマジボレ展開でも いいのよ

和也「カカカ…他の女とは違うな…何もかもっ…!」
カイジ「…ああ、まあ、違うよな確かに…色々と…」
和也「なあ、美心サン? 俺と付き合えよ…!」
美心「ダメだぞっ…! だって、美心の全部はカイジくんにあげるって決めてるんだもんっ…!」
和也「あぁ〜…? カイジ…? この素寒貧…? 何で…?」
美心「何でって、だってカイジくん優しーし…って、本人の前で恥ずかしいっ////」
カイジ「ぐっ…縋るな、やめろ…! 寄りかかるんじゃない、こらっ…!」
和也「……おいカイジ、人の目の前でイチャつくとか…いい性格してんじゃない…?」
カイジ「冗談っ…! っていうか、俺に矛先向けんな…!」
美心「きゃんっ…美心こわーい…! カイジくん、守って…!」
カイジ「だから縋るなって…!」
和也「カイジさぁ…俺そろそろ本気で怒るよ…?」
カイジ「怒られる筋合いは無いっ…完全にお門違い…! なんだこれ、なんで俺がこんな目に…!?」
679名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 05:27:25 ID:HgHA9lYT
わー
すげえ2828wktkするwww

兵藤和也くんは拷問や殺人に性的倒錯をおこしてるであろうサディストですが
女の子とセックスする時はどんな感じなんですか?
これってトリビアになりませんか?
ならなくてもいいからSSになりませんか…
680名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 05:44:30 ID:ajMOj/yF
カイジも混じって3P...てやっぱ鬼畜になるな
681名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 08:33:01 ID:On3XRD+/
和也くんはいろいろお道具にも詳しそう
特注品とか持ってるだろう

拘束されてるカイジが見てる前で美心が和也に犯される

カイジに美心御奉仕(その逆も)

3P

682名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 08:58:54 ID:0F3YLRy7
すんごく読みたいんですがwww

この3人萌えええ
683名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 09:11:50 ID:On3XRD+/
自分も読んでみたい!ネタは出すけどまとまらないw

拘束されたままのカイジが美心に口でアレコレしてるのを
和也が酒飲みながら
眺めてる光景は浮かぶんだが
684名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 11:33:50 ID:HgHA9lYT
お道具詳しそうだし
媚薬プレイとかもさ……!!

「これ・・・・・・!!
 こいつを飲ませれば・・・
 どんな女でも・・・・・・まあ、男でも・・・
 コロリとイっちゃうシロモノ・・・・・・!!
 よがる・・・よがりまくる・・・・・・!!!」
685名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 19:15:10 ID:KoFUpynf
「カイジくん・・・私だって・・・分かってるから・・・
美心が・・・キレイじゃないって・・・
パパは、凄く可愛い、って言うけど・・・やっぱり
みんな、私のこと、怖がって、嫌がるし・・・男の子からも、嫌われちゃったりするし・・・

でも、カイジくんは、美心にも、普通に接してくれて・・・とっても・・・嬉しかったんだから、ね?
私、カイジくんの事、好き、だけど・・・美心じゃ・・・イヤ、だよね・・・ゴメンね、カイジくん、変な事言っちゃって
今度、またサンドイッチ作るから、一緒に公園に行きたいな・・・ダメ?」



美心が本気でカイジを落としに行くようです
686名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 19:58:32 ID:ajMOj/yF
書いてみようかなぁ...

う〜んでも難しいぞ3P。カイジのボロ泣きは必須だろ。
美心好きだから可愛く書きたい気もして...媚薬はいいな。ナイスアイデア
687和也×美心×カイジ1:2010/06/05(土) 22:02:45 ID:ajMOj/yF
夜のハイウェイを黒い大きな車が走っていた。
時刻は深夜11時を回り、窓から見える夜のライトがスモークがかった社内に交互に反射する。


『ククク...何度思い出しても笑える...』
その男、兵藤和也は煙草に火をつけて笑いを押し殺していた。
『守銭奴って...どの口が言うんだ、なぁ??』
和也は隣にいるカイジに向き直り、カカカと笑った。

『.....よく言うぜ。俺が負けたらバラバラにしようとしたくせに。』
カイジは胡散臭げに和也を睨み付けた。

『まぁ、それはあれだよ、うん。良いじゃねぇかボロ勝ちしたんだから』和也は上機嫌である。
どこへ向かっているのか、方向すら解りにくい。ただ光が暗い車内に代わる代わる入ってくるだけでカイジには検討がつかない。
正直、この類いの車にはあまり良い思い出がない。エムブレム狩りをしていた頃がとても懐かしく感じる程だった。


『(こいつは間違いなくロクでもねえ極悪人)』解ってはいたが、自らの運命、ギャンブラーの性には逆らえなかった。
『(行くところまで行ってやらぁ...それが身を滅ぼそうとしても俺はそうしか生きられねぇんだ!!)』

『なぁ〜腹減らね?俺はもうペコペコだよ』
この男の軽さには拍子抜けするが....カイジは和也に従った。
こいつがあのカイジを苦しめた兵藤和噂の息子とは、にわかに信じがたい話である。


『俺プロデュースの店。用意させてるんだよ』

サングラスの奥でぎらりと光る妖しい目の意図を、カイジはまだ知るよしもなかった....
688名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 22:25:23 ID:YmwIvAhm
キタぞ3Pっ…
689名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 23:31:49 ID:AwQPRXGG
わっふるわっふる支援
690和也×美心×カイジ2:2010/06/06(日) 00:25:07 ID:MAij6St/
『ここ♪ここ俺の店。来いよカイジ』

どの位走ったのか、車は入り組んだ路地の一角に止まった。
とは言え辛気臭い雰囲気もなく、まわりは閑静な高級店が軒並み連ねる立派な一等地である事は確か。
東京には違いないが、カイジの生活には無縁の場所である。
つい先程立ち寄った墓地のおかげでいささか気分が悪い。真冬だと言うのに冷や汗が背中を伝う。毎度毎度、この帝愛絡みとなると胸がにちゃにちゃと粘りっこくなるのを感じる...

『(蛙の子は蛙だな...)』『カイジ〜♪地下♪こっち来いよ』

入り口でウキウキと手を振る和也。
カイジは黙って後に続いた


地下に降りて、まず目についたのはその施設の異様さだった。
ざわ....ざわ

テーブルと椅子が簡素に並び、小綺麗にしつらえてある所は普通の店と変わらない...が、その横。対面にあるガラス張りの別室。

『(なんだぁ..これは)』
『これ!!俺が考えたの。和也プロデュース♪♪』
『はぁ?』
『借金返せないクズ共を集めてのショータイムだ...カカカ』

ざわ....

『あっちのガラス越しからはこっちは見えない、マジックミラーになってんの♪んで、中世ヨーロッパの拷問とか....あとエロいのとか。お客さんがショーを見物すんだ。いいだろ♪』
『....!!』
カイジは顔がひきつると同時にムカつきを覚えた。嫌な予感通りだった。兵藤親子の劣悪なサディズム主義は限度を知らない。

『誰が見るか!!!バカヤロー!!!』
カイジは和也から離れて壁際の席へと向かった。和也曰く偽善者の席だそうだ...

『カイジ〜』
『あっち行け!!馬鹿!!』運ばれて来た料理もあまり手につかず...
『(なんだってんだよこの親子は...)』
半場、涙目でワインで肉を流しこんだ。まるで雑巾を飲み込む様な気分だ
『まぁなんだ、そう怒るなよ♪な?これからちとショーをやるから。きっとカイジも気に入るぜ、間違いなく....カカカ』
和也が不気味に笑う。
『効くだろ?...そのワイン』

瞬間、カイジの目の前がぐにゃあ〜と歪んだ
691名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 00:33:18 ID:JNbbIyOy
既に全裸正座待機していた俺に隙は無かった
わっふる…わっふる…!
692和也×美心×カイジ3:2010/06/06(日) 01:09:50 ID:MAij6St/
例えるなら目を瞑ったまま左右半回転をさせられているような感覚。
頭が宇宙にいるような気持ち悪さだった。

はぁ...はぁ
『(なんだ...これ)』
『甘いなぁカイジさん』
和也の声が頭上から聞こえる。視界が定まらず、うようよとした浮遊感。
『甘いよ、大甘。敵の本陣ってこと忘れた?』
『...めぇ..なにしやがった』

『すぐ熱くなる。すぐ騙される...ククク救われねぇな、アンタ。だから裏切られるんだぜ?』
『っせぇ!!和也!!何盛った!!!....っ!?!』

やっと目が開くと、カイジはさっきまでいた店内とは別の場所にいた。
『うっ...!!』
四方をガラス張りにされたコンクリートの部屋。正にこれは、先程和也が言っていた『ショールーム』なるものだった。


『良いねぇその焼き印。色っぽいじゃん♪』
和也がタバコをふかしながら対面に座っていた。カイジは服を剥ぎとられて裸。しかも腕を後ろ手に縛られて自由を奪われていた。

『和也ぁ...!!』

『祭りとかでさぁ...本番までに宵ってあるだろ?』
和也はツカツカとカイジに近寄って横にしゃがんだ。タバコの煙をふぅっと吐き出すとカイジの耳もとでボソッとつぶやく『これは宵々山ってとこか?...カカカカ』
『殺すぞ!!離しやがれ!!』
『ダメダメ♪言ったろ?カイジも気に入るってば...おい、連れてこい』

和也が黒服たちに合図を促した。
カイジは訳がわからず、ジタジタと抵抗を続ける。

しばらくして黒服が2〜3人、奥から現れた。
『な.....!?』
黒服に囲まれて連れてこられたのは...見間違うはずがない。それは...
『み...美心さん』


確かに坂崎の娘、美心だった。しかしその姿は痛々しく、マイマスクで目隠しをされカイジと同じく手錠で四肢を繋がれて....下着姿一枚のまま。ふらふらと歩いてきた。

『....これは!!どう言う事だ!?なぜ...彼女がここにいる!!!和也!!!答えろ!!!』
693名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 03:31:19 ID:6Oxhlfso
続ききてたーわっふるわっふる
694和也×美心×カイジ4:2010/06/06(日) 21:58:01 ID:MAij6St/
和也がニタニタと醜悪な笑顔をして美心を観察していた。
『あれ?やっぱ知り合いな訳??って事はカイジの女かコレ』

コレ、と言う言葉には人間に対する意味が全く込められていない事。そして美心の容姿に対しての興気が感じられ、カイジは怒りを覚えた。

見れば、体の節々には所々痣のようなものが出来ている。若い女がこの様な姿になって人前に晒されているだけでも想像を越えた羞恥なのだ。

『(美心さん...なんで!?)』
『いやね、カイジがトイレ行ってる時にさ、店の前でウロウロしてたみたいなんだよ。店員が怪しんで、確認したわけよ。そしたら、このお嬢ちゃんの事見たことあるっていう奴がいたもんでね』
前田と三好だ...。以前に二人でいる所を見られた事がある。
和也に聞かれれば、いや村岡社長にでもその程度の情報は説明しうる。


『俺は...知らない。いや、知ってる。知ってるがその人とは何の関係もない...。』
『関係ない、ねぇ...』
和也はニタニタと笑みを浮かべながらさも嬉しそうに美心を見ている。


『ま、いいや』
『は...?』
『言ったろ?余興だよ余興。これから始まるゲームで、もしかしたらカイジ...死んじゃうかもしれないじゃんククク...だからサービス!俺からの!!』

和也は黒服達に目で促して退出させた。

『どうするつもりだ...この外道』
『どうするって...』
和也はカカカと笑って美心のアイマスクを剥がした。

『なぁカイジ....媚薬って知ってる?』

ざわ....ざわ
695和也×美心×カイジ5:2010/06/06(日) 22:28:44 ID:MAij6St/
『ほら、たまにAVの企画もんとかであるじゃん?雑誌の裏にも載ってたりする...』


ざわ..ざわざわ
『うちの会社でもさぁ...当然、AVとか風俗とかの事業もやってんだけどね。世間のあんなちゃっちいやつじゃない!!本物!!本物の媚薬があるんだよ』

意気揚々と和也はスーツのポケットから小さな錠剤を取り出した。

『....腐れ外道が』
『御名答』
飲ませた...!!
あろうことか美心に..!!

なぜ美心が裏カイジの場所を突き止め、坂崎の目を盗んで来てしまったのかは解らない....いや、恐らくはカイジ。
『(俺を...探しに来たんだ)』

ボロ...ボロ...
『(俺のせい!!何の関係もない女の子を巻き込んでしまった...)』


『更に良い事教えてやろっか?』
和也は虚ろな美心の顎を掴み、カイジの方へ顔をくいっと向けさせた。


『カイジさんにも...淹れちゃった♪』

!!!!
『....何が望みだ』
『え?』
『何がしたいっつってんだよバカヤロォが!!!』

カイジは立ち上がって、和也の方へ足を蹴り出した。
しかし、手枷をつけられている状態で上手くバランスが取れない。ドタッと転んでしまった。
『...くしょう!!!』


『飽きてんだよ...』
『あぁ!?』
『普通のセックスなんざ、俺は飽きてる。あと、見た目だけ綺麗な女にもうんざり』

クククと和也は冷徹な笑い方をする。
『見てぇんだよ。マジなセックスってやつ。いわゆる世間一般的な、愛のあるセックスがよ...』


ぐにゃあ...カイジの視界が再び歪んだ。
『聞けばこの子、相当あんたに入れ込んでるってな?カイジくん(笑)』


ぐっ...!!気付いていた。正に確信犯...最悪だ。

『そんな怖い顔すんなよカイジ。ショータイムだ』
696名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 12:35:09 ID:ztvmezrF
支援…っ!
697名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 13:52:49 ID:bd1St1cg
同じく支援します!
698和也×美心×カイジ6:2010/06/07(月) 22:38:06 ID:x9HEaVYA
朦朧とする意識。
視界が歪む。
吐き気がする...。


『(...美心さん。助けなくちゃ...彼女だけは。関係...ないんだから...でも)』

あの兵藤の息子の事だ。事が済んだら何をするか解らない。美心も生きて出られるかどうかも...。

坂崎を思い出した。娘を愛し、慈しみ、大切に思う父....カイジ自身に父の記憶はあまりなかったが。きっと娘を失った坂崎は.....。

『(おっちゃん...ごめん。)』

守る。いや、守るという意味での条件は厳しいがせめて坂崎の元には帰す...無事で、とはいかないにしろ生きて...。
となれば...。

『おい、和..也』
『なに?カイジくん(笑)』
『約束しろ』

カイジはキッと和也を睨み付けた。
『終われば...つまりこの馬鹿げた余興。お前の気が済んだら...彼女を必ず帰すと約束しろ』

和也はニヤァっと嬉しそうな顔をするとパニッ!!と手を叩いた

『さっすがカイジ!!空気解ってんじゃん!!する!!約束する!!カカカ...』
『...あと彼女の身も保証しろ。万が一...万が一にも妊娠なんてことは...』
『しねーしねー!!妊娠なんて。間違っても、ちゃあんと病院には連れてく』
『....手を外せ。自分でやる』
『ん〜....』


和也はカイジの方へ来るとしゃがんで、まじまじと身体を見た。
『出来るかな?』
『あぁ?』
『カイジ...すぐ起たないんじゃねえ?今』
『なっ...!!』

かぁぁっと顔を赤くしてカイジは自分の下半身を見た。

『手伝ってやる。俺が』
和也は意地悪そうにカイジの身体に触れた。

『バッカヤロウ!!野郎なんかに触られたら余計に...!!』
『カカカカ!!おもしれーけど、俺にはそんな趣味ねぇの♪手伝うのは...こっち』
そう言うと和也は美心に向かって行く。美心は惚けた様に視線を宙に浮かして、動かない。

『なっ..何をする!!止めろ!!!止めろ和也!!!』
699和也×美心×カイジ7:2010/06/08(火) 00:42:17 ID:ciO0O+G2
確かに今の状況、とてもカイジのモノは起ちそうにもない...無理もない。いきなりこの様な所に連れてこられ、元々そんなに欲が強い方でもない。

和也は再び美心の方へ向きをかえ、椅子にドカっと座り煙草をふかした。
『さて...と。お嬢さん名前はなんだっけ?』
美心の顎に手を添えて、上からしげしげと顔を吟味する好奇な目

『ミ、ココ...』
『ミココちゃんね。可愛い名前じゃん♪じゃあ俺の名前は?』
『カズヤ...さま』
『カカカ...!!そう。よく出来ました。俺は和也様』

『(くそぉ...和也ぁ!!)』カイジはジタジタともがくが...駄目!!!
美心は既に媚薬により胸酔状態にある。
『かっ...和也ぁ!!!』
『うっせーなぁ...見とけって♪お前もすぐ良くなる...すぐにな..ククク』

『さて...』
和也は美心の首筋をつぅーと指でなぞると、胸の方へ進み下着を割り込んで指だけを中へと進入させた。
『っぁ....』
熱い息が美心から漏れる

『ミココちゃん、どうして欲しいかな...?』
『ん....その、まま...触って...下さい和也様。』
和也の指が美心の乳房をなで回す度に、美心は大きく反応する。
『ぁ....あ、もっと...』求める美心。
自分からブラジャーを外し、白くてふくよかな胸を露にする。

『カカカ...イイネ。じゃあそのまま立って』

美心は言われた通りに立つ。ちょうど胸が和也の顔の位置にくる形だ。


和也はわしっと乱暴に美心の胸を掴んだ。
強く揉むと、美心は体をよじって叫悦する。
『あ...イイ..もっと』『やらしい女だな...ほら、ここ。硬くなってるぜ』

和也の指が2つの突起をつまみ上げ、クリクリと回す。
『あぁ...あん..』
『ミココちゃん、胸感じるんだ?カイジにはもう触ってもらえたの?』

聞くに耐えない羞恥の言葉責めが繰り返される。

『カイジ...くん』
美心がカイジの名前を呼ぶ。
カイジは息が詰まる思いだった。

ボロ...ボロボロ
700名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 03:30:57 ID:dSRvDKT8
支援…支援…
701名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 03:39:36 ID:AcAqb70/
「あれ・・・何?なんで何も感じないの・・・?
マグロ・・・?お前ひょっとしてマグロ・・・?
っていうか、媚薬入れられても反応なしって・・・お前、一体どこまでマグロなの・・・?
いや、むしろ・・・海草?もはや・・・海草レベルの無反応・・・どうなってんの?コレ・・・?」
702名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 18:10:32 ID:jmPO7j4e
圧倒的支援っ…!
703和也×美心×カイジ7:2010/06/08(火) 22:07:50 ID:ciO0O+G2
『カイジくん...カイジくん』

ボロ...ボロボロ
美心の目から涙が溢れだした。
『(ぐっ...!!美心さん...)』

『おいおい、思い出しちゃった?愛しいカイジくんの事。駄目だなぁ〜今は俺と遊んでるのに』
『ぐっ...おい和也!!もういいだろ!!俺と変われよ!!止めろ』

カイジはいたたまれなくなって立ち上がった。
見たくない...美心のそんな姿など。ならいっそ自分が...そんな気持ちが溢れていた。
しかし和也は、そんなカイジの気持ちを知ってか知らずか美心から手を離そうとはしない。


『お仕置き..だな。ミココちゃん、しゃぶりな。上手くご奉仕出来たらカイジと変わってやるよ(笑)』

ぐにゃあぁぁ
『み...美心さん!!やめろ!!!俺はここにいる!!!』
はぁ...はぁ..
『はい...和也さま..』

カイジの声も虚しく、美心の手が和也のズボンにかけられた。
『欲しいだろ?欲しくてたまらねえはずだぜ?男の...』
『言うなぁぁ!!!』

ボロボロボロ...


美心の手で和也のズボンと下着が下ろされ、そこに直立したものが現れた。

『あぁぁぁぁ!!』
カイジは涙を落としてその悪夢の様な光景を見るしかなかった。
いや...既にカイジにも媚薬が回ってきていた。
速打ちする鼓動。
熱くなる身体。


『んン....』
美心の舌が和也のものを愛撫する。
下から、上へ。
先端をゆっくりなで回して、再び下へ。
それは恐ろしく淫靡で、艶かしかった。
『はぁ....んん..』
『ククク...あぁ..いいぜ。最高。』
唾液が音を立てて、ますます激しく鳴らす。
『良い子だ...欲しいか?言ってみな?』

『ぁふ...美心...欲しいです...和也様のが...』『ん〜?どこに欲しいんだ?』


『美心...美心のおまたに...』
704和也×美心×カイジ8:2010/06/08(火) 22:35:52 ID:ciO0O+G2
カイジの下半身に一気に血液がたまる。
不本意ながらも勃起してしまう。
『(くそっ..治まれ!!ちくしょう!!!)』

ボロ...ボロ...

美心は既に下着を全て脱いで、一心に和也を求めていた。
『下さい...和也様の...オチンチンを..美心に...』
涙目で訴える美心に和也はご満悦だった。
生粋のサド。この状況に喜ばないはずがない。

『よし、椅子に手ぇつきな。ケツをこっち向けてな、そう...ククク..カイジによく見える様にな!!』

カイジは意識がなくなりそうな程、興奮していた。あり得ないこの状況で。

美心は言われた通りに椅子の背を掴んで、尻を高くかかげた。
ムチっとした太股の間からは恥ずかしげな秘所が蜜をしたたらせてヒクヒクとブツを求めて待っていた。時折、びくんっと体をわななかせて....
淫乱な姿。
この上なく。


『さて....なぁカイジ〜エロいだろ?この女。最高じゃん。いいだろ?媚薬♪』
『はぁ...はぁ...くそっ』
カイジの先端から透明な汁が滴り落ちた。

『お前もエロいな(笑)』
『っせぇ!!!』

和也が美心を充分に視姦した後、ためらいもなく思いっきり美心に射した。
『あぁぁぁぅんっ!!』
美心は矯声を上げる。
悦びの....声。
『カカカカ...ぬるぬるだ。面白ぇ』
そのままゆっくりとピストンを繰り返す。
焦らす...焦らす!!!
『あん...いぃ!!いぃ!!』自らも動いて快楽を求める美心。
カイジの興奮も頂点だった。
『うぐっ!!!(しごきてぇ!!!)』

和也のパニッパニッという激しい打ち付けにも、美心は悦んだ。

『いっちゃう..!!美心っおかしくなっちゃうよぅ!!!和也さまぁ!!!』
『駄目だ。まだ。』
『嫌!!イク!!!イクのぉ...だめぇ』

パニッ!!パニッ!!!


『あぁぁぁっ...!!あっ!!』

激しい叫び声と共に、美心は果てた。
705名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 23:08:14 ID:dSRvDKT8
わっふる支援
706名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 18:34:05 ID:yU4ok4Mr
わっふるっ…!わっふるっ…!
707和也×美心×カイジ9:2010/06/10(木) 19:14:08 ID:SS2gMnRd
『あれ〜?ミココちゃんいっちゃった??早いね〜処女かと思ったのに...カカカ!!』
『...和也ぁ!!』
ふにゃっと倒れ込む美心を和也は乱暴に掴むと、カイジの方へと投げた。
『ホラよ、お待たせカイジくん』
ドサッと倒れ込む美心をカイジは体で受け止めた。
『彼女、Mだぜ(笑)カイジ、ぶっちゃけもういただいちゃったんじゃないの〜?マンコ弛かったし』『早く退け!!これで充分だろ!?』


和也はカイジの手枷を取った。急いで美心を抱きとめるカイジ。
『(美心さん...すまねぇ)』

美心の焦点はまだ定まらず、ぼーっとした虚ろな目で空を見ていた。
『ミココちゃんってさぁ...』
和也が美心の胸をいじりながらラインを確かめるように言った。
『スタイルいいな(笑)良い体してんじゃん』

和也に弄られるたびに美心の身体はびくんっと反応する。
カイジ自身も...自らの欲求を持ち続けたままだ。
ハッキリ言ってこうして美心の裸体を見ているだけで限界だった。

はぁ...はぁ...くそっ


『俺、まだイッてないんだけど?』
『はぁ?』
『ここ』
和也は剥き出しのそれを指差して言った。


『このままじゃ消化不良じゃん?』
『う...汚ねえもん近くで見せんじゃねえよ』
『だからやる。俺もまだ足りねぇし。』


和也は倒れた美心に再び覆い被さった。
カイジと美心を挟みこむ形になる。
『ばっ...やめろ!!離れろ馬鹿!!』
『カイジ〜...楽しいぜ?ランコーってやつ...カカカカ』

言うが早いか、和也の剛直したものが美心に再び射さった。うっと小さなうめき声を上げる美心。

『ほら、起きなよミココちゃん。お楽しみだぜ』『う...うぅ..うぁ』カイジの上で前後に揺れる美心は再び悦に入った。

『やめろ!!やめろ!!やめねぇか和也!!!』
『はぁっ...ぶってんじゃねぇぞカイジ...うっ...あんたも限界じゃねぇか!?あ??!』

カイジの腕の中で美心は揺られる。柔らかい胸が上下するたびにカイジの手に当たった...

『ぐっ...!!(もう...限界!!!)』
708和也×美心×カイジ10:2010/06/10(木) 20:06:39 ID:SS2gMnRd
『うぅ...うぐ..』
ボロボロ...ボロッ

あり得ない。
こんな状態。
他人じゃない...世話になった人の娘。大事に大事に育てられた...一人娘。『(美心さん...美心さん...ごめん..俺もう)』

『カイジ〜...』
『う...うわあぁぁぁ!!』
カイジはその瞬間、自分の理性が吹き飛ぶのを確信した。
後ろからたわわに揺れる美心の胸を両手で掴み、一心不乱に揉みしだいた。

『あぁっ!!!!..んっ』
それを感じて美心が更に矯声を上げる。

『うぐっ...えぐっ..』
ボロ..ボロ...
『はぁっ..いい!!いい!!!』

『ミココ〜気持ちいいんだろ??こんなによがっちまってよぉ...はぁ、はぁ...』
『あぁ...もっと!!もっと下さい!!和也さまぁ..美心は...奴隷です...もっとぉ...』
『カカカカカ!!いいね!!最高!!!』

『うぅぅ...』
いやらしい水音が部屋に響き渡る。

『なぁカイジ!!入れてぇだろぉ??!う...入れてみろよ!!あぅ...ミココの!!!中によう!!!...うぐっ』
瞬間
美心と和也の接合部から生温かいものが伝った。カイジの太股に流れて伝う...圧倒的!!精液!!中出し!!!

『ばっ...バカヤロウがぁー!!!!』

ドンっと和也を突飛ばし、美心の中からモノを引っこ抜いた。
和也は後ろに飛び、白い糸が宙に舞う。

『カカカ!!!最高〜!!!!』はぁ...はぁ...


『もっと...』
美心が物欲しそうにカイジに向き直った。
『もっと...下さい、オチンチン下さい...』

潤んだ瞳でカイジを見つめる...。
『(美心さん..!!俺だよ!!解らねえのか??!俺なんだよ...)』

美心の手がカイジのイチモツに触れた。
『ぐっ....!!!』
電流が体を走り抜けた。触れらただけで発射してしまいそうになるのを耐える。

しゅっしゅっしゅっ

激しく上下にこする手にカイジは快楽が登り来るのを寸出でこらえる。
だがそれも...もう限界。

カイジは美心の腕を掴み、ボロボロと涙を流しながら美心を抱き締めた。
はぁ...はぁ...
『んっ...』
カイジの唇が美心の唇にあてがわれた。それは少し乱暴で不器用な口づけ
709和也×美心×カイジ12:2010/06/10(木) 20:50:32 ID:SS2gMnRd


何秒か
何分か...

カイジは自らを抑えるように長いキスを繰り返した。離れてはまたくっつき、舌をからませ、全てを口に移した。

美心の瞳からぶわっと大粒の涙が溢れた。
『う...うっ..カイジくん?!本当に??カイジくん...!!!』

ボロ...ボロボロボロッ

『あ...あたし..探して...カイジくんのことっ...そしたら...』
『いい。知ってる...ごめん!!!ごめん...』

ボロボロ...

『会いたかっ...』
『美心さん....』

美心は完全に我を戻した。同時にカイジも...克服した!!和也からの薬から

『ちっ...タイムアップだ』

和也は面白くなさそうに煙草に火をつけた。
『もうちょっとだったんだがな...いや残念。良い作品になりそうだったのに。はぁ〜...』


和也はシラケたように煙草をふかす。

和也は面白くなさそうに煙草に火をつけた。
『(もうちょっとで面白い作品になりそうだったのに)』

『和也..!終わりだ。薬は切れた!!完全に。もうこれ以上は無しだ!!』
『わーってるよ!くそっ』

和也は黒服に合図を送ると、部屋にぞろぞろと黒服が入ってきた。
『まっ...待て!!』
『あぁ??解ってるよ!!病院にはちゃんと...』
『記憶....』
『あぁ??』

『その...ねえのかよ。今日のことを記憶から消す薬みたいなもん...』

和也はイラつきながら新しい煙草に火をつけた。
『ねぇよ。そんなもん。てかねぇはずだ薬でラリってた記憶なんぞは...』
ふうっと煙を吐いて、シラケた様子の和也。
『でも...まぁ消すことは出来んじゃねぇの?』
『え?』

『愛しいカイジくんの力でよ...カカカ』

訳が解らず、カイジは美心を抱き止める力を強めた。これ以上、何をされるか解ったもんじゃない。
『(カイジくん...なんで裸なの???..美心も!!きゃっ)』

『言ったな、俺からのサービス。最期になるかもしんねえセックス』
和也はプイッと背を向けると出口に歩いていく。
『30分だ。好きに使えや』
そう言うとズボンのポケットから一つ、コンドームを投げつけた
710名無しさん@ピンキー:2010/06/10(木) 21:51:14 ID:SS2gMnRd
あ〜...すまん。
コピペしながら書いてたら変な文になってしまった
711名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 00:10:49 ID:RcQEBJSd
変じゃないよ大丈夫

みここかわいそう可愛いかった
続きあるのかな
ゴム付き本番かな

あるならわっふるわっふる
712和也×美心×カイジ:2010/06/11(金) 01:18:39 ID:hbW6rrQr
30分....
男女が睦を交わすにはいささか短い時間。
だが...


『苦しいよ...カイジくん』
美心を掴んだ腕がぎりぎりと強くなっていた。
『あぁ...ごめん、大丈夫?』
『うん....』

美心は恥ずかしそうに体を隠しながらカイジを見つめた。また、涙が溢れてくる

『カイジくん...カイジくん良かった...会えた。』ボロ...ボロボロ...
『も...会えないかとおもった...から』
『.....美心さん』


『帰ろう?家に...一緒に』
カイジは胸が痛くなった。もうカイジは戻れない...いや、戻らない。戻ってはいけない。
『ちゃんと、おっちゃんの言う事聞いて。全て本当なんだ。だから...』
『イヤ!!』


美心はカイジの首に抱き付いてイヤイヤと首をふった。
『み..美心...カイジくんの事...』
『言うなっ..!』
カイジは美心の体を突き放した。
『うっ....!!』
ボロボロ...

『...美心さん...帰って忘れろよ。大丈夫、何も起こらないから。』
『カイジくんが...いないじゃない!!!あの人、さっきの人、多分あんまり良くない...美心、カイジくんの事忘れたりなんか....できないよぅ』


忘れられるんじゃね?愛しいカイジくんの力なら....


右手には和也が投げつけたコンドーム....。
『(バカ野郎!!!抱いちまったら!!それこそ忘れ...られるわけ)』
ボロボロボロ....
『ごめん..美心さん』
『カイジくぅん...嫌だよぅ』


カイジは美心の肩に手を置いて小さく震える美心を抱き締めた。
『俺には出来ない...!』美心もカイジの背中に腕を回した。


『...大事にしてくれ、おっちゃんの為にも...!自分を』
そう言うと、握りしめたコンドームを美心に渡した。

『大事な...事だから。』『うぅっ..うぇ』
『お守り。持ってて、俺には必要ない。美心さんが本当に必要な時が来る....絶対。美心さんは....ちゃんと...』

『タイムアップだ』
その時無慈悲にも和也が黒服を引き連れて部屋に戻ってきた。
『おい...とうとうしなかったな愛のあるセックスってやつ』
『うっせえよ。その相手は俺じゃねえ...』
713和也×美心×カイジ14:2010/06/11(金) 15:35:03 ID:hbW6rrQr
黒服がガウンを美心に被せて、嫌がる美心を無理やり連れて行った。
『はぁ〜つまんね...』

和也はため息ばかりついている。
『これじゃ作品になんねぇよ...つまら..』

ドドォー!!
カイジの右ストレートが和也の頬に直撃した。
『ってぇ!!何しやがる』『いい加減にしろよこの腐れ外道!!!ぐっ...こんな..こんな事の為に俺を呼んだのか!?』

とっさに避けたものの、口の中を切った。
『てぇなぁ...言っただろ?!余興!!お遊び!!お前の為に...』
『ふざけろよ!!!俺の為だと!?あんな鬼畜な趣向ごめんだ!!』

カイジは和也につかみかかり、二発目を出そうとした。怒りが込み上げて仕方なかった。

『...あぁ??あれはあの女も承諾してたんだよ。じゃなきゃするか、あんな不細工な女と』

不細工...と言う言葉に再び怒りを覚えたが、和也は早口にまくしたてた。

『あいつを拉致って、お前が俺の誘いに乗ってこなかったらあれで揺すろうとはしたよ...ククク』和也は力が緩んだ隙にカイジを突き飛ばして、黒服に合図をしてカイジの服を用意させた。

『会いたいって言うんだもん。会わせなきゃ飛び降りるとかよぉ...でも俺らの...ヤバい事情とかバレたら駄目じゃん?殺しちゃうにしてもさ、ああ言うカタギの女は特にめんどくせぇの』


お前みたいなクズと違ってな、と和也はカイジに一発蹴りをくらわした。『ぐっ..!げほっ』
『だからミココちゃんのご希望を叶えるために薬盛ってラリらせた訳。...まぁちーと強力だったみたいだがな(笑)』

和也はタバコをふかしてニカァっと醜悪に笑った。
『吐き気がする。お前らの悪趣味には..』
『まぁまぁ♪それなりに楽しめたろ?水に流せやカイジ。ほれ、煙草やるよ』
『寄るな!この変態がっ!鬼畜!!』
『カカカカ...しかしなぁ残念だ..もっと良い構図が出来ると思ったんだがね』

うーんと首をひねる和也。カイジはさっきからこの男が言う意味がよく解らなかった。作品がどうとか...
714和也×美心×カイジ15:2010/06/11(金) 17:40:02 ID:hbW6rrQr
聞くとまた胸くそが悪くなりそうなのでやめておいた。


『まぁ...な、案外ホントにご希望だったのかもよ。媚薬つっても種がないのに火はつかねーんだよ。基本的に。あいつにM気質って言うか、乱れたい本性はあった。確実に』

『また勝手な解釈を...』カイジが冷ややかな目線で和也を睨む。
『違う違う!解ってねぇな〜...ま、優しいカイジくんにはわかんねぇか(笑)カカカ』
『黙れ。解りたくもねぇ』

『嫌われたもんだなぁ(笑)』

カイジは和也から煙草をひったくると火を付けて深く吸い込んだ。
何だかこの年上のボンボンに上から見据えられた様で悔しかった。


『ふー...さて。』


『余興は終わり。本番と行きますか?...来いよカイジ次は本当に楽しませてやらぁ』
『望むところだ』


『セックスより楽しいギャンブルの始まりだ...クククク』


二人は煙草を同時にもみ消して、部屋を出た。

カイジの長い夜は、まだ続くことだろう。
おそらく...果てしない夜になる


end
715名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 18:34:29 ID:hbW6rrQr
何か途中、ごちゃごちゃになってしまいました。3Pは難しいです...つたない文章、読んでくれた方、圧倒的支援してくれた方、わっふる(笑)してくれた方、そしてみなさんのネタ提供圧倒的感謝です
716名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 20:01:57 ID:hbW6rrQr
あ、坊っちゃん年上ってかいてら。
すいまそ
717名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 21:48:30 ID:paFLjYd5
乙でした。
エロパロなのに純愛で良かった
718名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:48:03 ID:RcQEBJSd
乙でした!
カイジ男前でなんか見直した!
719名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 00:10:09 ID:X3a0QjRZ
乙です!面白かったー
カイジかっこいいな
720名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 00:57:47 ID:mP4QQW+6
カイジと美心はセーフティ...だけど我慢できなくなってやっぱ生...でジタジタするカイジを妄想した
721名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 14:01:00 ID:PaTMVZQ4
もう美心には全キャラと絡んでほしいなw
722名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 22:16:10 ID:mP4QQW+6
美心は福本漫画では貴重な存在だなぁ(笑)
723名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 23:11:30 ID:UEddsbzE
何かマジで美心が可愛く思える
724名無しさん@ピンキー:2010/06/15(火) 02:11:11 ID:a7LHwJuQ
福本漫画によるセックスシンボル誕生か
725名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 00:07:03 ID:knrU0qbW
あのスタイルの良さは...!!犯罪すらおこしそうな!!
726名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 01:18:39 ID:5QxbJD10
美心は顔以外は完璧なんだよな
顔の造りかて本人に非は一切無い訳だし、やっぱり美心も『持たざる者』『虐げられる側』と考えると、本編のあの最悪の扱いを見てても見方が変わってくるから不思議だ
727名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 09:20:25 ID:uPifCOk2
そう言う見方をすると納得するな。
ブスってだけで後は完璧なんだから。カイジがたじたじなのは美心の見た目が嫌なだけではないとは思うがね...
728名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 00:04:19 ID:uPifCOk2
過去スレを見てても割と美心は可愛いく書かれてるから俺的には安心するよ。

決闘前夜のやつの美心とかツボッたもん。
こないだ友人らと美心は有りか無しかって話をしていて有りって奴が多かったし...本編でもう一回出てきて欲しいね。

涯と美心とかどうよ
729名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 00:13:04 ID:mXpA0C34
>>727
美心が小顔でキレイで整った顔立ちだったらカイジはそんな子に迫られるのが嬉しくて「じた・・・じた・・・」ってやってるだろうけどな
730名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 01:02:11 ID:c15pJXMT
カイジは誰が相手でも迫られたりするの苦手そうだけどな
美心に関しては不細工だからというよりおっちゃんに似てるから嫌がってるのかと思ってた
731名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 01:13:51 ID:iYserb6Y
何もここまで似なくても!!

て言ってたもんな。
カイジは女に免疫ないんだろ
732名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 11:13:30 ID:/ruLmudU
彼女の一人二人いたんじゃなかったっけ?
法要だか画力対決だかで質問されたとかいう話だと
733名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 12:38:18 ID:zvqTVYs4
意外と遊び人だったりして・・・
734名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 14:32:17 ID:hS7OLZPg
流されて付き合いそう
735名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 10:34:09 ID:gLSewgjJ
カイジはもてない方希望
736名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 12:20:48 ID:x9GNEvNK
カイジは自分に自覚が無いだけで
髪切ってオシャレすればそりゃモテモテだと予想

でもそれをしないのがカイジ・・・
737名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 14:34:50 ID:pELpUIVE
カイジはモテないと思うぞ
コンビニの話で、ぼっち感漂う独白をしてたじゃないか

でも女店員の人助け舟出してもらったり・・・やっぱ自覚無いだけでモテるんだろうか・・・一応主人公だしな・・・
738名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 15:54:42 ID:gLSewgjJ
確かに、安藤や古畑、石田(息子)や三好達にくらべたらイケメンだが・・・
一条や佐原にくらべたら明らかにフツメン
地味にもててるのかな
739名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 16:03:16 ID:Y5xLF0Su
佐原とカイジの違いがわからん
一条もイケメンだったのは最初だけじゃね
740名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 16:35:03 ID:ErV+HTrj
福本の中でカイジやアカギの尖った鼻は高い鼻の表現で
ひいてはイケメンの表現なのではないだろうか
741名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 17:39:17 ID:u6dPCXNJ
>>740
よく覚えてないけど確かに福本本人がそう言ってた覚えがある
尖った鼻と顎は勝負する男の特徴だかイケメンだかそう言ってた
742名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 18:22:05 ID:ErV+HTrj
じゃあ標なんかはおこちゃまってことだな
ー…
743名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:07:56 ID:knpLvlel
カイジはクラスでよく女子らが『〇〇君ってなんか可愛いよね〜』て言うモテな気がするな。掃除で最後のゴミ捨てをささっと知らない間に行ってくれてたり。無自覚の優しさ&女子苦手な感じが可愛いとかさ。

カイジとアカギの鼻と一条と零の鼻の違いがあるように同じイケメンでも種類があるみたいだ。

標ワロタww
744名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 19:15:40 ID:gLSewgjJ
最後のゴミ捨て・・・・
そういえばコンビニでも、佐原と西尾が喋ってる時にも1人で真面目に働いてたっけ
店長からは嫌われてるのにさー
745名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 20:39:18 ID:knpLvlel
上の人間にとっちゃ確かに扱いずらいかもしれん
746名無し@ピンキー:2010/06/20(日) 00:12:05 ID:ELo6i1u/
でも童貞だな
多分
747名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 00:27:23 ID:LZfmfbHc
俺は童貞ではないと見た
748名無し@ピンキー:2010/06/20(日) 01:57:42 ID:ELo6i1u/
いや…俺は信じている!
カイジが…俺と同じチェリーボーイであることを!www
749名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 02:56:03 ID:f440Ajlp
じゃあ中取って素人童貞だ
750名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 03:15:25 ID:k783saTv
>>749
それはない。カイジの嗜好は性格的に考えて純愛専だと信じてる
751名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 07:17:29 ID:LZfmfbHc
女と付き合えばそれなりに真面目なんだろうか...相手から言われて付き合って〜あんまし好きでなくてもそれなりには。

でも愛のあるセックスはしたことなさそうに思える
752名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 10:07:17 ID:UTPEy22D
>>743
カイジ・アカギ系統の顔は「男前・ハンサム・男らしいかっこよさ」
零・一条系統の顔は「女顔・中性的イケメン」
だと勝手に判断してる
零系の鼻と女性キャラ(除:美心)の鼻が同じ描き方なので…

ついでにカイジは眉毛と長髪でちょっとモサさをプラスしてイメージダウンさせ
さらに大きな釣り目で鋭い釣り目のアカギと差別化
753名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 12:04:42 ID:IR3KG0GE
純愛指向のカイジだけど
ギャンブルしてない時のぐだぐだっぷりから
過去には
それほど好きでない子に告られて流されて
なんとなく付き合うはめになって
最初はいやいやだけどそのうち「悪くないかも…」って思い出した頃には
よくわからないうちに相手に振られるというのを
何回かやらかしてそう
「なんなんだよっ…!女ってわかんねぇ…!」
ってそのたびにボロボロ泣いてそう。
そのくせ姉がいるから
過剰に女の子に幻想を抱いてることもないだろうな
姉は公務員だっていうししっかりした勝ち気な性格で
カイジはさぞ尻にしかれていたんじゃないかと
754名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 12:34:46 ID:Fh0KlBXT
この流れにエロパロ板だということを忘れさせたよ
755名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 12:39:08 ID:nC13Nt6U
あっ完全に忘れていたw

ところで、エロパロに出られない「黒沢」カワイソス
756名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 20:12:38 ID:kOJOnBXp
>>755
保管庫に黒沢さんのパロ
2つあったはず

主役クラスでここでパロになってないのって
森田くらい?
(女体化のは昔のであったけど)
757名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 20:33:08 ID:LZfmfbHc
森田も純愛嗜好って気がする...
758名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 21:00:15 ID:kOJOnBXp
銀さんたちと別れた後
田中沙織とはどうにかなってるかもしれないとは
想像していた

まあ森田もかなりフラグクラッシャーではあるけれどw
759名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 21:10:23 ID:eUL6Qqcm
カイジはフラグに気付かず踏んづけて壊すけど
森田はフラグに気付いてるけどぶん殴って壊すようなイメージ
760名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 22:32:40 ID:kOJOnBXp
森田のエロ…
銀さん命令で金持ちマダムをおとすとか

そんな展開はなさそうかな…

あるいは福本世界のアイドル美心をぶつけてみる?
カイジにちよっと似てるしさ
761名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 23:15:02 ID:LZfmfbHc
出た困った時の美心!!ww

762名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 23:44:14 ID:nC13Nt6U
しかし森田よりも銀さんの方が女を落とすのうまそうだ
763名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 23:54:17 ID:YPzR/hf5
銀さん命令でなんやかんやで美心を落とすとか
764名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 00:21:00 ID:7N2LNH9y
人身掌握チート使用の銀さんより女落とすのが上手い奴っているのか?
それこそアカギくらいしか思いつかないんだが
765名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 04:02:15 ID:BlqfNGFg
人心掌握が完璧な銀さんと真摯でちょっとカイジに似た森田と、美心ならどっちに落ちるのかな....
銀vs森田で美心を落としてみるみたいなのは?
766名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 21:58:19 ID:2FoKJ/Da
おっちゃんが建築系の仕事だったから…
こう…道路工事関連とかの国の仕事云々で…その情報のしっぽを掴むために…?

そんな感じで銀さんの命令、ってのがしっくりくるかな
いいとこまで進むけど、やっぱりカイジじゃなきゃダメ、みたいな感じで中断するイメージ
で、別離後に森田が「あんな善人久し振りだったな…」とかぼんやり思い出してればいいと思う
767名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 22:23:25 ID:JR5tPfII
>>766
おっちゃんの仕事関係、いいね
沼パチの後会社を作ったとか…

森田的にはカイジも気になってしまいそうw
「いったいどんな奴だ…?」
768名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 23:12:41 ID:7N2LNH9y
地獄の光景に心折れたのが森田、地獄を叩き潰して味を占めたのがカイジ
無難にそつなくこなすのが森田、背水の陣どころか破滅の道を行くのがカイジ
敵を叩き潰しても程々であっさり引き払うのが森田、敵も味方もオーバーキルするのがカイジ
信頼出来る仲間に恵まれたのが森田、孤独の道を走るしかないのがカイジ
見通しが甘くても幸運に恵まれるのが森田、どれだけ気をつけても想像の上を行く逆境に立たされるのがカイジ

共通項が一つもねぇ・・・いや鼻の尖り具合なら・・・
769名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 01:56:30 ID:nnpdY3Qw
カイジ覚醒してない時のことじゃねえのかな?
なんとなく似てる雰囲気あるよ
770名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 10:41:58 ID:pwtsDuh/
流れ切って悪いけど、福本自身がカイジは2人ぐらい彼女いたって言ってるのに
何でモテないとか童貞って話になってるんだ…
771名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 11:05:34 ID:3paI2WXP
福本が言ったって言うソースが無かったと思う。だからあいまい・・・

まぁ俺はカイジはモテて童貞ではない派
772名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 11:40:51 ID:z70TpeQr
彼女の発言ソースは女子大の講演じゃない?
公式ソースが見当たらないのは 覚醒カイジはアカギより強い って話で

エロパロ板で公式設定もくそもない気もするけど
773名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 16:41:32 ID:jD89oIq4
カイジも森田も制服着てたらカッコイイ
学生時代はモテてたと予想
774名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 17:16:02 ID:o3T259qL
>>773
つまり二人とも、私服のセンスが残念って事…!
775名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 20:24:06 ID:Jb9N3ps5
二人ともまともに定職についてないんだよね。
学生のときは社会的地位なんて関係ないから、顔とか性格とか雰囲気でなんとなくモテてそう。
776名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 20:31:27 ID:zNC+1ivT
>>770
なんかもっさっくてもてなそうだし
2人ぐらいっていっても、14,5歳〜2×歳くらいまでの
間に2人って考えると、中学生の頃はプラトニックだったかも
しれないし、わりとすぐ別れていたら、彼女居ない期間の方が
長いんじゃないか?と思うし・・・
777名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 20:36:29 ID:ot+v9a+G
銀さんに出会わなかった場合の森田が
カイジだって説があったな
導き手がいなくて自分で立ち向かわなくてはならなかったという…
作品的には森田のほうが女性キャラと接することも多いのに
自分でフラグを折ってるしっ…!
778名無しさん@ピンキー:2010/06/22(火) 20:43:09 ID:nnpdY3Qw
>>773

ははは(笑)言えてる...顔はカッコいい多分。カイジはダウンの格好が一番良い。二人とも背が高いから似合うな。

カイジの制服何巻かで描かれてなかったか?
779名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 02:36:42 ID:R92flg66
>>776
さすがにそれはいない派のこじつけに聞こえるわ
だったらもう講演での発言は無視して創作設定です!って断り入れて
書いたら良いような
780名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 04:59:46 ID:6D8PTboV
「人とぬるぬる関わり合うのが嫌なんだ・・・気付けば一人ぼっち・・・変人扱い・・・だが、それを心のどこかで心地良いと感じて〜」
彼氏彼女の関係を持った事のある奴が普通こんな独白をするか?
781名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 05:22:28 ID:RRoI8U2N
まあ、一巻の冒頭
家に人あげてわりと楽しそう(?)に博打してるしな

五段階評価で2ぐらいのコミュニケーション能力はあるんだろう
782名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 09:32:38 ID:v8wJLyow
鉄骨渡りでも周りを奮起させようとしたり、地下行って三好とか前田を乗せたりと割とチーム作るの上手いんじゃないかな。仕事で嫌いなやつと表面上合わせるのが無理ってんで社会不適合者なんだろう

佐原とカイジならカイジの方が確実にモテる。
783名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 13:04:01 ID:UXz9JSB/
童貞だろうが非童貞だろうが正直どっちでもいい

そんな事よか沙織ちゃん凌辱ものとか読みたい
784名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 13:05:43 ID:UXz9JSB/
書き忘れたがもちろんナースさんの格好で
785名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 21:50:02 ID:BenwGPmL
少なくとも、デートマニュアルなどを読んで女性をナンパ、エスコートするよりは
気のあった友達と遊ぶ方が楽しいタイプだろうな。

>>782
地下の時に思ったけど、チンチロでチーム組む前って
1人で焼き鳥食ったりビール飲んでたりしてたけど
一緒に仕事してる人達と世間話程度はしないのかな?と
ちょっと不思議だった。
疲れ切ってそんな余裕も無いのかな?
786名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 23:43:35 ID:AG1al7OY
森田は美緒と付き合ってみる別ルートだってあってもいい

もしくはカイジが美緒や沙織と出会っていたら…?
(時間軸的には近いんだよな…)
787名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 02:01:28 ID:uVgejUMC
強気な沙織とヘタレなカイジとかいいな
788名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 04:19:10 ID:EXczZYpA
>>782
カイジがチームを作る時って「作らざるを得ない」「作らなきゃ終わる」っていうギリギリ状況ばっかだよな
一緒に地獄を越えた45組ですら普段から付き合うって訳じゃないみたいだし、グループの中で孤立しやすいのは確かだろ
789名無しさん@ピンキー:2010/06/24(木) 11:37:54 ID:7hofwyc0
スレチ
790名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 02:12:18 ID:3tbcivgM
沙織の看護婦設定を利用して
病院に運ばれたカイジと…とか
カイジだと沙織に恥ずかしいプレイ(?)を強要されそうだ

前にアカギと沙織の話もあったな
あれもエロくてよいものだ
791名無しさん@ピンキー:2010/06/25(金) 13:15:53 ID:qOUJrP3n
カイジと沙織いいかも
耳と指の縫合なのに何故か下の毛を剃る沙織
792名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 00:32:15 ID:e4Wa9ghk
指が使えないカイジの下半身のお世話をする沙織
793名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 19:14:32 ID:GTLTXrzH
エロい...非常にエロい。期待期待
794名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 19:25:29 ID:J21Y+f+z
きちんと着用された看護師制服の下は……
ゴクリ……
795名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 19:39:57 ID:5k6y5lyf
カイジが手術された病院って闇医者?とも思ったけど
帝愛の息がかかっていて表向きはちゃんとした病院だったりとか
796名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 22:07:38 ID:I6D0cYtP
カイジが脱走できた位だから、人間学園みたいな孤島でない事だけは確かだな。
797名無しさん@ピンキー:2010/06/27(日) 22:30:01 ID:w1zcj1XY
>>795
秀峰じーさんも入院させられていました
798名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 10:11:58 ID:dvxda6Sp
看護師って設定だと誰とでも絡めそうだな
人間学園から解放された涯
崖から車ごと転落した零
若者と決闘してボコボコになった黒沢
799名無しさん@ピンキー:2010/06/28(月) 23:28:34 ID:HkV/iu1q
すげ〜沙織シリーズ出来そう
800名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 01:22:32 ID:7Zy26RRp
痴女看護師伝サオリ
801名無しさん@ピンキー:2010/07/12(月) 01:39:06 ID:N8PWNovx
黒沢×しづか
ないのか
802名無しさん@ピンキー:2010/07/13(火) 17:30:15 ID:t4eaRiqb
沙織の出番は?
803名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 00:07:47 ID:t4eaRiqb
看護婦mada?
804名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 00:59:17 ID:bBEGpFpM
零×しずかも爽やかでよかったが
零×沙織で、エロナースに無理矢理初めてを奪われるシチュエーションも読んでみたい
でも零をヒーヒー言わせるはずが実は零は経験抱負で勉強家かつ応用力もあって、逆に沙織がヒーヒー言わされちゃうという展開もいいな
805名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 01:17:49 ID:rIxz2nhX
まぁ、福本系列の主人公は波に乗ると手が付けられんからな
一度でも余裕を与えたらあっという間に主導権を奪われて立場が逆転するだろうな

アカギとか常時津波に乗ってる奴に至っては最早手を出す方が悪いレベル
806名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 01:47:45 ID:w6OYAQtB
カイジ×沙織の件はどうなったの?
807名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 20:26:39 ID:hyZpl1e2
沙織×零もカイジも良いね。
零の方が巧そうだが、不慣れなカイジもいいな。

職人さん来ないなぁ
808名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 22:47:08 ID:41cXKEHi
普通に森田×沙織も読みたい
809名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 23:32:56 ID:Om3eKqFI
>>807
高校生の零よりも不馴れなカイジ…w

零についてはざわやか童貞説と
黒バナナ説両方見かけるよな…
まあ知識は豊富かもしれない
810名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 00:17:15 ID:OYzf3GS3
「括約筋に力を込めると、尿道が圧迫され、格段に射精しづらくなる・・・」
「女性の性器を弄る時、丁寧さは程々に・・・大事なのは、リズムと、力加減・・・」
「女性の言う『イク』は・・・実際はまだ余裕が残っている状態での言葉・・・まだ・・・あと少し続ける・・・そして、寸止め・・・」

こういう風にいちいち実況しながらってのも中々ウザそうだなw
811名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 00:24:09 ID:y6w5IMwd
>>810
実況つうか
そんな内容の本(どんなだ)を真面目に読んでいる
零が思い浮かんでしまったではないかw
812名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 17:15:27 ID:yyeILn24
>>809
逆にカイジが泣かされるハメになりそうw
813名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 22:27:43 ID:nqEPfjGF
銀王×沙織も読みたい。面識あるだろうし
人数関係ないなら銀王森田沙織の皆で仲良く病院プレイもいいな
814名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 08:41:48 ID:TOMdEqVn
実況する零おもしろすぎる...
815名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 23:51:56 ID:ovzpEQYz
ざわやか笑顔でもてもて零だが
いざコトにおよぶと実況がウザくて
続かない
「難しいよな…女の子って…」
原因に気がつかない零
816名無しさん@ピンキー:2010/07/22(木) 00:14:59 ID:OyKs0ZKe
まぁMっ気のある娘ならいけるんじゃね?
『やだぁ・・・説明しないでぇ・・・』とかって
817名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 14:43:38 ID:ivuhYpsC
まぁ零なら許されるか...でもやっぱウザいか(笑))

いかん。ウザ零を期待してしまうではないか
818名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 18:31:45 ID:J9fsP0mj
ウザ零「かっこよくてごめんね!!!」
819名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 14:55:45 ID:FNRg1yj5
ほら、気持ちいいだろう?こうして腰を斜めから動かすと、上つきの子宮ならちょうど振動が伝わるんだ....

その時に深く挿して、浅く挿してを繰り返す!
一分間に30回!
思ったよりも強く!
子宮に押し込むつもりで強く!強く!

乳首を舐める...あれは気休め程度らしい...

女の子に挿入している時は何よりもピストン運動が優先される...!!
イケ!!イケ!!

ウザイ零
820名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 15:21:55 ID:7KP6KxLM
>>818>>819
うぜえwwwww
821名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 08:31:25 ID:Nl8QiCbq
ウザイ零もいいな
822名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 19:32:40 ID:2V0LketP
そのウザさは本などで仕入れた知識なんだろうか
あるいは実戦で学んだテクなんだろうか

どっちもイヤすぎるwww

零はAVやエロ雑誌みながらでも真面目に
「うーむ、そこはそうなるのか…」なんて
研究してんだろうか
823名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 22:54:03 ID:Nl8QiCbq
女性の生殖器....


つまり

二等辺三角形だから★
824名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 04:14:19 ID:R4cgPk3q
零は実践で学ぶより事前情報を大量に持参して本番に臨むタイプだろ、言わば「こんな事もあろうかと」って感じで
825名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 08:54:59 ID:x8yufnm+
そっちの知識も多そうだ...AVって言うより専門書とかで。

でも普通にエロ本は持ってそう
826名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 11:30:56 ID:Xel+4sA4
やってる最中にうんちく全開で女の子に「うぜ」と呟かれ中折れする零
827名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 19:07:10 ID:v8YBJCCI
零「ご、ごめん!」(うざいだって…?)
しょんぼり

女「どうせこんなのは知らないんでしょ」
形勢逆転で女攻め
多分にご奉仕され零あわあわ
828名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 23:44:10 ID:R4cgPk3q
女「(零君ってカッコ良くてデキる男って感じなのに、なんかカワイイのよねー、初々しいギャップが・・・)」
829名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 16:54:27 ID:BZYzhLgK
ずるいな零ww
830名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 19:29:43 ID:fsjCJSdy
零、計算なのか天然なのかw
831名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 20:47:47 ID:BZYzhLgK
カイジ「がっ...!ぐっ!!わかんねぇ!どこに入れるのか...!!」ボロボロ


女「(カイジ君て可愛い)こうするのよ、ほら...」

どっちも得な二人...
832名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 21:30:34 ID:Jbi6vkiA
カイジは天然すぐるw
大人なのにw
833名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 10:02:26 ID:JvfLgMoY
まーだからカイジは女にモテんじゃねー?
可愛いとか母性本能くすぐられるとか...


零は一回ウザいって言われたらうんちくセックスしねぇだろww
834名無しさん@ピンキー:2010/07/29(木) 17:54:47 ID:yrKhgk16
まぁ言わなくていい事は言わないしな
835名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 10:55:41 ID:PfF+xfDf
鼻がデカイ男は巨根
836名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 13:02:02 ID:lUvff1KG
兵頭親子の鼻は……
…ゴクリ
837名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 21:52:27 ID:PCBQdjGs
標は...
838名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 00:41:38 ID:yHHni7f6
丸い
839名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 01:48:18 ID:HwfnzadJ
鼻高そうな線の入った市川は長いの?
840名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 19:26:57 ID:+A2cRzp3
正面から見たらもろちんこ
841名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 22:45:51 ID:VPt76cmG
古畑と三好が無駄にでかそうで絶倫そうで気持ちが悪い
842名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 21:37:15 ID:s7UlvABF
安藤は?
843名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 00:38:05 ID:fi+d1Jm9
安藤は普通に粗末なものでしょう
844名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:52:06 ID:84HZeBOx
前田は?
845名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 19:26:05 ID:fi+d1Jm9
容姿が福本先生本人に似ている
846名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 02:32:11 ID:MWaOot/3
倉庫で久々に色々読んで来たけどやっぱり女平山可愛いと思ってしまった
あと市川と孫娘が好き
鷲巣麻雀終わって20代アカギに彼女できたらここも盛り上がるかな
847名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 19:08:00 ID:o7TfXmAs
>846
女平山の話はここにもあったよ
福本作品でラブコメの保管庫
ttp://lovecome.web.fc2.com/index.html

エロパロスレの前身にあたるのかな
エロよりはラブコメだし
女体化がほとんどなんで要注意なんだけど
あまりに過疎気味だしSS職人さんにはなんかしらネタのヒントに
ならないかと思い貼ってみる
苦手な人ごめん
848名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:16:14 ID:e9COtxEO
>>847
おぉ!ありがとちょっと読んでくる
849名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:49:06 ID:cgxH9ap3
女体化ありなら話が広がるのかね。
女が貴重だからこそ良いなこのスレは....でもあの女平山良かったな
850名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 21:58:50 ID:e9COtxEO
このスレ程「貴重なマンコ」と言う言葉が似合うスレも珍しい気がする
職人さんは女キャラがほぼ居ないから相手不足でネタが詰まるんだろうな
851名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 01:24:08 ID:24fLKLSp
美心の相対的価値が半端ねえ
852名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 09:31:35 ID:1IShc9AH
困った時の美心だぜ
853名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 12:59:21 ID:dCW9wbxB
何かの間違いで零やアカギや銀さんにプロポーズされても美心はカイジ一筋なんだろうな…
で、カイジ困惑「え…?何で…?」
854名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 21:21:22 ID:Ov0n28eP
零やアカギはともかく、銀さんだけは成功しそうに見えるのはなんでだろう
人を引きつける魅力があるからかな
855名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 22:35:46 ID:4Zj36EcG
鼻が尖ってる男はチンコがデカイ
856名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 16:45:29 ID:llP3dS7H
そんなことないぞ。自分の兄貴は鼻とんがってても普通だ
857名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 16:48:19 ID:KRdDtINS
尖り方が甘いんだろ
せめて鼻で果物ナイフくらいの切れ味を出さないとな
858名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 05:26:08 ID:+H78Ef1v
あんまりとがってると、こう、
先細りのドリちんではないかと不安に
859名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 05:54:51 ID:oZjIXIcL
カイジとアカギならカイジの方がでかそう。体型的に...。
860名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 16:09:33 ID:ujC0DHE5
巨根ってほどじゃないけどちょっと大きめな感じするよね
861名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:20:19 ID:IyNyrU8L
アカギはなんだろうな、とりあえずアカギが自分の一部を制御出来ずに射精するのは想像出来んな
妊娠と避妊もある意味ギャンブルだし、自由自在にコントロールしそうで怖い
862名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 21:03:43 ID:ae2xtyh5
避妊するアカギも想像できないな
カイジと零はゴム着けそう
銀さんは女にピル飲ませるとか
863名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:37:09 ID:oZjIXIcL
カイジと零は正常位、アカギはバック、銀さんは騎乗位させて下から突くイメージ...
864名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:45:48 ID:GKRmkTMK
むしろ生きている間隔がないとか言う赤木が
不感症の可能性はなかろうかと心配したこともありましたが
読み進めているうちに多分大丈夫だろうと
なし崩しに安心しました
865名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 22:48:50 ID:8VJI5oPm
かと言って、快感にあえぐアカギも想像できないがw
866名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 01:39:58 ID:Z7Ngcf0a
19歳のアカギはゴルゴ13のセクロスみたいな感じでやってそうだ
44歳頃からだんだんと高田純二が混じってくるイメージがある
異論は認める
867名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 08:04:44 ID:Mj3eUyQc
高田順次のアカギ...おいおい結構かっこいいじゃねえか!
アカギだってオナニーするぞ!
868名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 08:22:23 ID:7OXtdPWQ
アカギもイく瞬間はこんな >< 顔するんだろうか……
869名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 15:40:13 ID:Z7Ngcf0a
>>867
おお、同意してもらって嬉しい
巷で神域うんぬん言われようともマイペースに飄々としていて
たまにくだらんおっさんギャグ言ったりとかしょうもないイタズラとか
お茶目な事してひろ辺りから「もう!!」とか言われてたりしてたら
私はもうそれだけで昇天します
870名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 20:16:02 ID:z6FPSvv9
アカギは何回ヤッても無尽蔵にヤれそうなイメージがある
それこそ地獄の淵が見えるまでヤリ続けるんじゃなかろうか

ここまで書いて血液ではなく精液を抜き取る鷲頭麻雀が脳裏をよぎって死にたくなった、誰得だよ・・・
871名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 22:21:50 ID:7OXtdPWQ
別スレ(お察しください)でも精液をかける鷲巣麻雀の話が出たけど
それ、資金が尽きた鷲巣が血液以上にしんどいことになるっていう
><
872名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 22:27:26 ID:vpydJZyN
人の精液はどんだけ搾り取れるのだろう…
873名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 01:03:44 ID:Pt9WceQn
美心×銀さんプロポーズ編
美心×零プロポーズ編

なんだかいいよな...。
前に銀さんが森田をぶつけるって案があったがそれの応用っぽいし
874名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 11:21:20 ID:AKR6MR3F
ここって女はオリキャラでもいいんだよね?
875名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 20:38:09 ID:CuBJFoL0
おk!
876名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 23:34:29 ID:KGQWt1CU
職人さ〜ん
877名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 02:29:02 ID:Sd6Oq3dm
市川さ〜ん
878名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 02:51:54 ID:1JY1ogME
           ,. -‐- 、
       /: : : : : : : : :\        
.       /、:._: : : : : :_ ; ゝ       
      ! ./ ‐- ¨二¨ -  l !
.      l !_ ‐---‐ '__l. |      
     l r|_ `ヽ  / _h.|     
     ノ l l||llii.. ̄lニ「||llii... ノ.} !    呼んだか
   / ヽj`'ー‐' |.| `ー‐''lン \      
.   / __,   V,.-‘-l」-’‐、V.   _ ヽ
-‐''´::::::::|   ハ.´ ̄ ̄ ̄`/ |  |:::`:`'ー  
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:::::::::::::::// ''ニニ}ヽ  '´ /:::::::::::::::::::::
::::::::::::/ ,'  ,ヶ'.ノー--‐ ':::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::/   ノT´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
879名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 20:15:26 ID:NbLLnAl5
>>878 吹いたww 市川さんww
880名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 23:24:36 ID:QPs7URiT
笑!!!


上手いな!!!
881名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 00:21:29 ID:tTyLI/HR
零再開しないかなー
ヒロイン付きで
882名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 00:27:42 ID:RBzFm2e8
標、まさかの女児
883名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 03:48:54 ID:L3xDvTvJ
標女体化と零を一瞬で被雷したではないか
884名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 07:13:55 ID:ctlpsP8x
ほんといつ再開するのか〜
885名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 11:32:32 ID:L3xDvTvJ
零気になる〜。
結構好きだよ零
886名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 13:31:16 ID:ctlpsP8x
指切りジャックとか出てきたから、みなごろしの魔女に姉ちゃん出てくると思った俺
887名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 23:37:57 ID:L3xDvTvJ
ほんと女子率零だよな......越境か女体化になっちまうよ
888名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 02:12:38 ID:ASp7AN14
春風荘へようこそならかわいい3姉妹が出てくるが
889名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 13:15:46 ID:jxH5/Vi/
まあ女子出てきても…とか思っちゃう俺はレベルが足りない
890名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 15:18:31 ID:Q3Nd8grh
しずかと零よかった

沙織と零だと大人すぎるかねえ?
年上のおねーさん相手だと零はどう対応するか
見てみたい
891名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 23:36:12 ID:9zL9T6Ea
沙織って20代前半くらい?
零が17歳ならちょうどいい年齢差じゃないかエロネタ的に
892名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 19:58:47 ID:mQiEq3fB
お姉さんなら他にもいるぞ。
美緒、美心もそうだな。
リードしてくれそうな沙織もいいけど俺的には零が美緒をリードしてくみたいなのも読みたいな
893名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 19:10:43 ID:d4gJdEVM
お姉さんと聞いてカイジの姉が浮かんだ
本誌で名前すら出ていないけどw
つかエロパロに登場させたらカイジが泣きそうだ
894名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 00:34:21 ID:ThqfrVnm
倉庫に
カイジ姉と利根川とか
カイジ姉と神域というのがあったはず
895名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 01:10:08 ID:4k0kIEkB
神域のは新鮮で良かった
896名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 14:54:12 ID:laumkgW1
アジフライって何の事?
897名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 15:03:30 ID:xZvoiA9W
恋が叶う不思議なアイテムのことだよ
898名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 00:20:26 ID:Ip8g7IqQ
なんで森田と沙織がないんだろう
899アカギ×♀零 1:2011/01/19(水) 02:51:30 ID:pxaCupS8
あまりにも過疎っていたのでちょっとした思いつきで小説投下。
零が女体化してるので嫌な人は要注意。

 
 
 
---
 
「アンタ、面白いね」

 アカギが低く笑って零の頬を撫でた。零が小さく唇を噛む。
 二人のいるラブホテルの窓には重いカーテンが引かれ、薄暗闇の中で悩ましげな吐息がこぼれた。

 ヤクザに捕われた仲間を助け出すため、零が事務所に単身で乗り込んだのが一時間前。
 なんとか仲間は逃がせたものの、女の身ではどうにも逃げ切れず、いつの間にやら零の潜む区域はヤクザにぐるりと囲まれてしまっていた。
 辛うじてまだ見つかってはいないものの、そんなものはもはや時間の問題だ。
 万事休すか…。もしもここでヤクザに見つかったら、一体自分はどうなってしまうのだろう。近い未来の想像に零は震えた。
 路地裏で泥まみれになって必死に息を潜める零が、アカギと出会ったのはまさにそんな時だった。

 街中をうろつくヤクザと、必死で隠れる少女。
 すぐに事情を察したアカギは、零の姿を庇いながら、ヤクザの目を縫って近くの建物に連れ込んだ。それがこのラブホテルだった、というわけだ。
 身体中の泥をシャワーで流した後、零はアカギに現状をかいつまんで説明した。
 事の詳細は濁したのだけれど、勘のいいこの男は、すぐに零が巷で噂の『義族』なのだと気付いた。そして、興味深そうに零の瞳を覗き込んだ。
 ……そこからベッドに押し倒されるまでの流れを、零はあまりよく覚えていなかった。自然と、気付いたらそうなっていたとしか言いようがない。
 突っぱねようにもアカギは恩人なので無下にもできず、対応に困っているうちに、最早後戻りなどできなくなってしまっていたのだった。
900アカギ×♀零 2:2011/01/19(水) 02:56:23 ID:pxaCupS8

「なん、で、こんなことっ……」
「アンタに…興味があるんだ」

 耳元でアカギが囁く。裸の背中に回された腕の感触に、零の身体がこわばった。
 これから行われるのであろう男女の営みに対して、零は怯えていた。
 もう一度瞼に唇が触れる。次は口。どうして、と薄く開いた唇に、無遠慮な舌が割って入った。
 きつい煙草の味が口腔内に広がる。
 アカギから逃れようと必死でもがくけれど、アカギの手の平は零の頭をしっかりと抱え込んでいて、それも叶わない。
 長い長いキスの後、ようやくアカギの腕の中から抜け出した零は、慌ててベッドの隅まで逃げた。
 やれやれと肩を竦めるアカギに対し、零は涙目で「性欲処理に丁度いい女がいたとか…どうせそんなことを思ってるんだろ…!」と糾弾した。

「そんなことは思ってないぜ」
「嘘だ…!じゃあなんでこんなことをする…!!?」


「だから、言っただろう。アンタに興味があるって」


 乱れたバスローブを必死にかき抱く零の手が一瞬、止まる。
 アカギが苦笑した。

「どうせ日が暮れるまでは外に出られないんだ。まあ、悪いようにはしないよ」

 おいで、とアカギが囁く。零は生唾を飲み込んだ。
 ここでこの男に近寄るということは、この男を受け入れるということだ。この男を受け入れるということは、つまり……。
 怖い。けれど、なんだかこの男に身を任せてもいいような、そんな気がし始めていた。

 バスローブに包まれた細い身体を乗り出して、恐る恐るアカギに手を伸ばす。零の白い手の平が、アカギの大きな手の平に触れた。
 アカギが近づくと、零は身体を竦ませた。けれど、逃げない。頬を撫でるアカギの指を受け入れる。
901名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 14:49:12 ID:MpRz6Kmv
支援
902名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 01:58:37 ID:I9aa0QLA
ネタスレだと思ったら初っ端からガチでふいたwwwww
903名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 12:32:37 ID:RNo9nZf9
水木しげる漫画のエロパロまであるこの板で今さら何を言うか
904名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 13:33:25 ID:Hrfowzyi
アッー!
905名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 00:31:21 ID:K4gNRLAc
久しぶりに投下してみるよ。森田と沙織。結構王道な気がする
906真夜中の看護婦1 森田×沙織:2011/02/08(火) 00:47:21 ID:K4gNRLAc
ギッ....ギッ..ギッ..

真っ暗な部屋の中、ソファーの軋む音が冷え乾いた室内にやけに大きく響く様な気がした。

『...ぁ...あ....』
女の生暖かい息は白く、前後に揺れる肢体を森田鉄雄は後ろから眺めていた。
『....くん、...もり..たくん....イヤ』

女、田中沙織は動きに身を任せながらも哀願した。
『お風呂にもはいって...ないのに...ぁはぁっ...いき...なり..ぅうん』

沙織は下着とパンストを脱がされただけの状態でスカートをたくしあげられ、後ろからの森田の動きに次第に快楽を感じて行く。
動きが早くなるにつれ、ふっ...ふっ..と短い息が漏れる。


もう何日目連続だろうか。沙織は看護婦で夜勤から帰ってくる事もしばしばだ。
森田鉄雄は、深夜に帰宅した同居人の沙織を帰って来るやいなやソファーに押し倒していた。


ーーもうどれくらい経った?ーーー
森田自身も、怠惰なこの一瞬を繰り返して今もここにいる。
907真夜中の看護婦2 森田×沙織:2011/02/09(水) 00:13:03 ID:+SUcsGe6
激しい蠕動の末、森田は自らの欲を放出した。
森田の欲望は白濁した液体となり、沙織の尻やソファーにねっちゃりとまとわりついた。


先程まで渇望していたはずの目の前の柔らかい躰はただの同居人、田中沙織に戻っていた。
『はぁ....はぁ...』
『んもぅ!!』
沙織はソファーの手すりに寄りかかり、ヒクヒクと震える余韻に浸りながら森田を睨み付ける。

『森田くん、何なのよ!最近毎日こうよ!帰って来るなり...乱暴なんだから!!』
ピンクに上気した顔に苛立ちを見せながら沙織はゆっくり起き上がった。
『ちょ...やだぁソファーにまで....森田くん?聞いてるの?!森田くん!』

森田は腰のダルさを抱えながらゆっくりと立ち上がり『すまん...』と一言言うと煙草に火をつけた。


沙織と森田はいわゆる恋人同士ではない。
血生臭い神威家相続事件後、重症を追った森田を介抱しながら住所不定無職の彼を何となく一緒に住まわせている、ただの同居人だ。
とは言っても、森田には普通の成人男性をはるかに上回る資産もあるのだがその事は沙織には言っていない。

金に関してかなり割り切った考え方を持つ沙織の事だから、教えればまた何かと面倒になりそうだからだ。

『ふぁぁ...私お風呂入るからね』
沙織はそう言うとバスルームの方に消えた。

割り切った性格の彼女は森田と肉体的な関係を持つ事にもさして気にはしていないようだ。
むしろ楽しんでいる様にも思える。

908名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 00:29:37 ID:I8TCQUmc
森田×沙織
続きもあるのかな?楽しみに見てるよ
909真夜中の看護婦3 森田×沙織:2011/02/10(木) 17:38:13 ID:K54wFY/L
沙織は風呂が長い。
女はこんなに風呂が長いのかと森田は沙織の居候になって初めて知った。何だかむしゃくしゃしてタバコの火を消してコートを羽織ると、森田は静かに外へ出た。


冬の夜のツンとした空気が鼻を刺激する。こんな時、森田は少しずつ自分の五感が戻っていることを自覚する。
以前は脳の全てがアドレナリンが支配していた。駆け引き、戦略、裏を読み.....


思い出してかぶりを降った。もう終わった事だ。自分は金ではなくただの鉄だったのだと、もう何回も何百回も閉じ込めた。なのにこうも後悔に似た想いが自分を蝕む。
もううんざりだ。

そう言えばあの一件以降も、沙織はまだ看護婦をしている。身から出した錆とは言え、彼女だって拳銃で撃たれ命をなくしかけた程の重症を負ったのにもかかわらず、給料が良いとか何とかで再び働き始めたのだ。
全く女ってやつは本当に金に正直だ。

騒がしい繁華街の夜、一人でただただ歩いた。
どこかで一杯飲んで行こうかとそれらしい店を探した。街には水商売の引き込みやら、酔っぱらいの叫び声やらで騒がしく森田は一層イライラしてきた。


ふと目の前から歩いてくる若者グループに見知った顔を見つけた。
『(伊藤美緒)』
ポーカー勝負の時に依頼を任された大学生だ。
見た目は清純そうなのだが、最近の大学生は今一つ頭が宙に浮いている


『(忘れたい...あの時の自分は...)』
下を向いて通りすぎようとした。色々面倒くさい。
が、通りすぎた後数秒してからいきなり袖を引っ張られた。

『森田くん...?!森田くんだよね??』

森田はうんざりと振り替えるしかなかった
910真夜中の看護婦4 森田×沙織:2011/02/10(木) 21:57:20 ID:K54wFY/L
『おーい!美緒ちゃん何してンの〜?!』


遠巻きで美緒の連れらしき団体が声をかける。
各々出来上がっている様子だ。
美緒はおどおどと森田に耳打ちした。

『(...あのね、コンパだったんだけど...しつこく言い寄られてて、困ってるの〃)森田くん、適当に話合わせてくれない...?お願い』

お願い、と目の前で手を合わせて森田を上目遣いで見る。

『美緒ちゃ〜ん??!』
『あっ...やだこっち来ちゃう!!お願い森田くん!』
『え!??あ....』
答えるが早いか美緒は森田の腕に自分の腕を回し、声色を変えて近付いて来た男に微笑んだ。

『ごめんなさ〜い彼が迎えに来たみた〜い!私ここで失礼しまぁす....行こっ森田くん!!』
『(え!?おいっ!!ちょっとどこへ!!?)』

引きずられるまま、森田は美緒が止めたタクシーに乗らされてしまった。『え〜?!?美緒ちゃんそんな!!だって彼氏いないって...』
『ごめんなさぁい』

何が何だか解らないまま混乱する森田を尻目に美緒は自分のマンションを運転手に告げてタクシーは走り出した。

『(おいおい...勘弁してくれよ...)』
横目で美緒にジロリと視線を送ると彼女はうつ向いて森田と目を合わそうとしない。

はぁー....
森田は頭を抱えて、もうなすがままに半分やけになった。
『(面倒くせえよ)』



数十分走った後、美緒の小さなマンションに到着した。

『美緒さん...じゃあ俺はこれで...』
『待って』
森田の言葉を遮り、美緒は森田の袖をギュッとつまんだ。
潤んだ瞳で森田を見上げ、緊張しながら声を細々と絞り出して呟いた。

『寄っていって...お茶だすから....』
沈黙が数秒ながれた。
『お願い』
『美緒さん...』
『お願いっ...!!!』

森田は頭を垂れると、美緒と共にタクシーを降りた。
911真夜中の看護婦5 森田×沙織:2011/02/10(木) 22:29:30 ID:K54wFY/L
美緒の部屋は小さく、こじんまりとしていた。
ファンシーな小物やら家具やらが簡素に並んだ大学生の女の子らしい部屋だ。

美緒はあのポーカー勝負の後、少なからず(とは言え大学生にとっては大金)報酬を受け取り、裕福だとは思う。
沙織の2DKの部屋に比べれば質素な印象を受ける。

『あの時の金は?』
森田が不躾に質問をすると美緒はキッチンから答えた。

『うん...貯金した。将来の為に..結婚資金とか』貯金など、銀行の裏事情を知っている森田からすれば馬鹿げた回答だが。
『ほら、私あんまりお金持っててもまた遊びに使っちゃうし...だから真面目に』
マグカップを手に森田の横にちょこんと座る。

『ありがとう』
温かいコーヒーは甘かった。

しばらくの沈黙の後、美緒は森田の袖を引っ張り話始めた。

『あの...森田くんは仕事どうなの?忙しいって...』

仕事....
再び森田の胸がぐっと詰まる。あの時の銀次の顔や安岡や巽や...

『仕事は...辞めた』
『え...??』
『辞めたんだ、もう』


その瞬間、ぱぁっと美緒の顔が明るくなり色がさしたような気がした。
何かを期待するような...そんな...

『森田くんっ....あの...あのね、私....』
美緒が咳を切ったように早口に喋り始めた。
『あれから私...どんなお金持ちの人も素敵な人も...駄目だったの。森田くんみたいなギラギラした人...他にいなかった...あの...その...忘れられなかったの..!!』


森田の頭の中でふいに安岡の言葉が流れた

(女ってのはいざとなりゃ........)

『もし良かったら...私とっ....!!!んん?!』瞬間、森田は美緒の唇を塞いでいた。
また、一瞬の怠惰にこの苛立ちをぶつけるように
912真夜中の看護婦6 森田×沙織:2011/02/11(金) 22:30:55 ID:uRvG4SSQ
美緒の華奢な体をベッドに押し付けながら、唇を滑らかに擦り合わす。

甘い砂糖の味の柔らかい唇の間に舌をねじ込み、口内に侵入すると美緒は容易くそれに応じた。

『ん...んん..ふぁ...』
美緒が感じ初めているのを確認してセーターの下に手を滑りこませる。
小さな膨らみの固い突起に触れた。
コリコリと指で弄ぶと、美緒が切なく喜ぶ。

『あぁ...森田くん嬉しい...あぁん』
身を捩りながら森田を求めた。
そのままベッドに持ち上げると、半場強引にスカートの中に指を差し込んだ。
ビクッと一瞬身震いしたが、指は簡単にヌルリと中に入った。

そのままクチュクチュとかき回し、クリトリスの方へと滑らせた。
『ひゃぁっ...あぁん...いゃ森田くん...』

美緒の中はすでにグチュッ...グチュッ...と熟しきってひくひくと痙攣を始めている。男を求めるそこは今にもとろけそうだ。


森田は乱暴にズボンのベルトを外し、下着ごと脱ぎ捨てた。
先程精子を飛ばしたはずの森田のそれは太くいきり立って熱を持った。

『あ....森田くん...すごい』
美緒の入り口にそれをあてがい、一気に突き上げた。
『あああぁぁ!!あっあっ..あっ...』

美緒の腰を持ってひたすらかき回した。
厚い肉の壁が森田を快楽にいざなう。

『うぅっ...はぁ.....』森田の限界が近くなり、美緒も乱れて脚を思い切り広げながら快感の揺れに身を任せた。


こんな時....沙織は滅多に声を上げない。
ただ静かに波を楽しむ。
美緒は淫らに涎を流して声を上げていた。

沙織なら.....


ピピピピピピ
913真夜中の看護婦7 森田×沙織:2011/02/11(金) 22:55:09 ID:uRvG4SSQ
暑い空間の中、電子音が響いた。

ピピピピピピッ

『.......!?』
『....森田くん..?』

思い出した。
それは沙織から持たされたポケベルだった。
森田は一度もそれを使った事がないのでポケットに入ったまま忘れていた。

『........』
沈黙が流れ、熱が一気に退いて行く。森田のモノは美緒の中で使い物にならなくなってしまったのだった。
『.......すまん』

泣きそうな美緒の顔を、一瞥するとあっと言う間に侘しい現実に戻る。
しょせん一瞬の瞬きなどこの程度で、脳がアドレナリンを出し続ける事はない。


『.....行って』
美緒が体を丸めて小さく言った。
『お願い、もう帰ってよ....』

先程の熱が嘘の様に全て無に帰る。
森田は立ち上がると服をまとめて、美緒を背中に静かに立ち去る。

振り向きなど出来はしない。可哀想とかそんなものではなく、ただ虚無感が襲った。
後ろで美緒の嗚咽が聞こえた様な気がしたが、気のせいにした。
どうせ優しさなどはこの期に及んで意識する意味などないから。
914名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 21:10:32 ID:EpZRVp2V
森田のヤケ気味になってる感じが良いな
915真夜中の看護婦8 森田×沙織:2011/02/18(金) 23:22:45 ID:xzEGfwj5
サキニネル オヤスミ


沙織からのメッセージはそれだけだった。
森田はあと引く悪さに胸がまた塞がれた。美緒とセックスした事よりも自分の行動の安直さにだ。『もうどれぐらい経つ....』独り言はいつも自問自答だった。最も答えなど思いつかないが。


沙織のマンションに到着すると合鍵を使い中に入....ろうとしたが、ドアには鍵がかかっていなかった。先程のメッセージから一時間近く経っているはずで、沙織はもう寝ていると思っていたが。ダイニングからは細い光が漏れていた。


『...沙織さん?』
森田が後ろから声をかけると沙織は据わった目を森田に向けた。
机には缶ビールが数本空いていた。普段はそんなに家で飲んだりしない彼女だけに森田は心配になった。

『ぉそいわねぇ〜..どこ..行ってたのよう』
『沙織さん...飲み過ぎじゃないか?』
『あんたが遅いから一人で飲んれんでしょ〜』


ふらふらと立ち上がり森田にしなだれかかる。

『いや...だって先に寝るって...』
『見たんなら返信しなさいよぉ〜酔っぱらっちゃったじゃないのよぅ』


細い身体にぴったりと張り付いたシャツ、豊満な胸もその頭に付いてる乳首もくっきりとうつしだしている。

『まさか待ってたとか』
『待つわよ!バカじゃないのぉ』
そのまま森田にしなだれかかり気を失ってしまった。
『おいおい全く...』
女と言うものは訳がわからない。待てと言ったり、待ってたとか言ったり、利用しているつもりでされていたり...

森田はそのまま沙織をかかえて寝室に運んだ。
胸の感触を楽しみながら乳首を吸った。泥酔の沙織が起きるはずもなかったが
916名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 22:15:37.65 ID:Ri252rEg
わくてか
917名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:17:35.10 ID:yYIUJbws
投下します。
幸せな美心です。
918名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:18:22.78 ID:yYIUJbws
抜けるような青い空に、真っ白な鳩が羽ばたいていく。
「綺麗だっ…。なんと神々しいっ…!まさに女神だっ…!!美しいぞっ…み、美心ぉぉぉっ…!!」
嗚咽混じりの父の言葉に、窓の外を見つめていた花嫁が振り返った。
「やだ、パパったら…。今からそんなに泣いてたら、バージンロードを歩けないぞっ…」
そう、いま鏡に映る自分は確かに、美しいのかもしれないと美心は思う。
おとぎ話のプリンセスのような、きらびやかでいて清楚な純白のドレス。
高名なデザイナーが、美心ただ一人のために作ったものだという。
ふんだんにあしらわれている光の粒は、本物のダイヤモンド。
式に招いた友人たちは、美心の姿を見てきっと感嘆の声を上げるだろう。
(でも……)
美心の表情が曇る。その時ノックの音が響いた。

「おお…。さすがだな。スゲー綺麗だぜ、美心…」
現れたのは、美心と同じ純白のタキシード姿の花婿だった。
花婿は美心に歩み寄ると、その頬に触れた。
「お前はオレにとって、たった一つの真実(リアル)…。戦場に咲いた一輪のバラ…。
金に群がる人間しか知らなかったオレにリアルな愛を教えてくれた…。一生大切にするぜ、美心……!」
「和也くん……」
花婿からの熱い愛の言葉に、美心はそっと微笑を返す。
(そうよ…。和也くんは美心のこと大切にしてくれるし、好きっていっぱい言ってくれる…。
みんな言うじゃない…。女の子は求められて結ばれるのが幸せなんだって…。だから美心、きっと幸せになれる…)
「和也様、美心様、そろそろお時間です」
919名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:19:15.22 ID:yYIUJbws
本来は父親にエスコートされて歩くバージンロードだが、美心は泣きながら崩れ落ちそうになる父を支えながら歩いていった。
そして祭壇の前に立ち、宣誓の儀式が始まる。
「誓います☆」
和也の誓いが終わり、長くうねった髪の牧師が次に美心の方を向く。
「新婦美心、あなたはここにいる兵藤和也を、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、
夫として愛し、敬い、慈しむことを……誓うざんすか?」
「……」
「誓うざんすか?」
「……」
美心の瞳からいつの間にかボロボロと大粒の涙が流れ落ちていた。
(お金がある時も……貧乏な時も……)
思い出すまいと封じ込めてきた面影が、美心の胸の中のスクリーンにあふれ出す。
鋭いまなざし。長い髪。傷のある頬。優しい声。尖った横顔。
(愛して、敬って、慈しんで、ずっとずっと一緒にいたいのは……)
ただならぬ様子で涙を流す花嫁に、その場にいる者たちがざわめき始めたその時

バーーーーーーーーーーーーニ!!!

荘厳な教会に似つかわしくない、荒々しく蹴破られる音を響かせて扉が開いた。

逆光の中たたずむ、背の高い影。

「美心っ……!」
鋭いまなざし。長い髪。傷のある頬。優しい声。尖った横顔。

「カイジ…くん……」

美心をまっすぐに見つめる眼。夜も眠れぬほど恋焦がれた、まっすぐに見つめて欲しいと願ったその眼。
920名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:20:08.01 ID:yYIUJbws
「カイジくんっ……!!」
もう何も考えられない。ドレスの裾を掴んで、美心はバージンロードを走り抜けた。
愛しい胸に飛び込むと、そのままギュッと強く強く抱き締められる。
(ウソみたい……夢みたい……こんなのありえないよぉ……)
美心の瞳から涙が次から次へとあふれ出して、カイジの胸を濡らす。

「お、おい…、ふざけんなよ…!何やってんだお前らっ!とっ捕まえろ、野良犬をっ……!」
和也の怒声で、静まり返っていた空気が動き出した。
カイジと美心は手を取り合って教会の外へと走り出た。すぐ後を数人の黒服が追いかける。
「カイジくんっ!捕まっちゃうよっ!」
「あと少しだっ……とにかく走るぞっ……!」
教会の敷地のすぐ外に、黒塗りのベンツが停まっている。その後部座席が開いた。
「カイジっ……!早く乗れっ……!」
車の中でサングラスをかけた男性が叫んでいる。
美心を先に、押し込むように車に乗せてからカイジが乗り込む。
追いついてドアにしがみついた黒服二人に無茶苦茶な蹴りを入れて、強引にドアを閉めた。
「出してくれ!遠藤!」

あとに残された者たちの混乱ぶりは、とくに詳しく語るほどの事柄でもない。
飛び交う怒号、取り乱し怒鳴り散らす花婿、招待客の間で絶えず交わされる囁き、花嫁の父の号泣、そして牧師の哄笑。
「いやぁ〜〜〜、いいですいいですこのドタバタした感じ……!
本来……結婚式というものはすべからく……こうでなくては……ダメざんす……!」
921名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:20:54.52 ID:yYIUJbws
追っ手を振り切ってたどり着いたのは、森の奥深く雪に閉ざされた山荘。
パチパチと爆ぜる暖炉の炎。そのオレンジ色に肌を染められながら唇を重ねる二人。
おそるおそる、確かめるように。そして徐々に激しくなる。
「美心……美心っ……」
美心のぽってりとした唇を貪れば貪るほど、カイジの息が荒くなっていく。
美心の腰を抱いていた手が徐々に這い上がる。
とりあえずの着替えとしてカイジに借りたTシャツ。その白い布地を突き上げる二つのふくらみ。
その柔らかなふくらみを長い指が包み込む。
「あん……カイジくんのエッチっ……」
揉みしだかれ、布越しに撫で回されると、ブラを着けていない先端部がムズムズと疼き始める。
むず痒いような、もどかしい感覚。
「んっ……んん……」
「気持ちいい?ここ……」
そう尋ねられた次の瞬間、美心の身体が跳ね上がった。
「あぁんっ……!」
カイジの爪が、美心の疼く先端部を布越しにカリカリと引っ掻いたのだ。
電流のように鋭く、蜜のように甘い快感が美心の中を駆け抜ける。
かすかに浮き出て見える程度だった胸の突起が、みるみるうちにくっきりと浮かび上がる。
それをTシャツの上からくすぐられ、つままれ、転がされる。
「あ、はぁんっ……だめ……、そこ、だめぇ……」
美心の身体がさらに跳ねる。
(カイジくんが……こんなにエッチだったなんて……)
胸を弄ばれるたびに、Tシャツの裾からあらわになった太ももをモジモジと擦り合わせてしまう。
その白く滑らかな肌に、カイジの手が降りてくる。
「ダメっ……!ダメだよぉっ……!」
「なんでだ……?」
「だって……だって……」
美心はカイジの腕を掴んで必死にかぶりを振る。
(だって……美心の…おまた……すごくエッチになってるもん……自分でもわかるくらい……)
「見せてくれ……美心のおまたを……!」
922名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:22:06.64 ID:yYIUJbws
「あはぁぁんっ……やだっ、や、カ、カイジくんっ……」
美心のあられもない嬌声と、同時に聞こえるピチャ…ピチャ…という湿り気を帯びた音。
先ほどからの愛撫で充血し濡れそぼった粘膜にカイジの舌が這い回る。
飢えた野良犬のように熱い息を吐きながら、あふれて流れ出す愛液を一滴も逃すまいとするかのように
舌をねじ込んで美心の内部を舌先でえぐる。
(カイジくんの舌……すっごく熱くて……ザラザラしてるよぉっ……!それになんだか……違うトコも……)
カイジが唇や舌を蠢かせるたびに、長く鋭い鼻が美心の鋭敏な突起を弾く。
思いがけない刺激に、たまらずクリトリスが充血してぷっくりと膨らみ、さらに鼻先と擦れ合う。
「美心のここ、やらしいな……」
肉厚の花びらを持った食虫植物のように、ヒクヒク震えながらよだれを垂らす秘所をじっくりと眺めてカイジが囁く。
「だってぇ……カイジくんが……ヘンなことするんだもんっ……」
「ヘンなことって……?」
「し、舌とか……鼻とかで……」
「鼻?」
一瞬キョトンとするが、すぐにその意味を理解しニヤリと笑みを浮かべる。
美心の太ももを両腕で担ぐように抱えると、濡れそぼった秘所に顔を近づける。
美心の大好きな、尖った横顔。その特徴的な高い鼻。
その鼻先が、硬く充血したクリトリスをとらえ、擦り上げた。
そして、その下でヒクつくピンク色の濡れた粘膜に舌がチロチロと這わされる。
「あっ……」
さっきの刺激は偶然だが、今度は違う。
美心のクリトリスが蹂躙される。鼻先が包皮を剥き上げる。あらわにされたサーモンピンクの真珠が転がされる。
同時に、柔らかな内部に侵入した舌が、その表面のザラザラを女の敏感な襞に擦り付ける。
「あっ、ひいっ……!ダメっ、ダメだよぉ……!」
押し寄せてくる強烈な快感から、たまらず逃れようと身をよじるが、下半身をカイジにがっちりと固定されて動けない。
逃れることもままならず、押し寄せる快感の津波にさらされる。
「これ、好きなんだろ……?」
「だ、ダメぇ……っ!ホントに、お、おまたが……ヘンなのっっ……」
美心の切羽詰った反応を見て、カイジが舌の動きを早めた。そして充血しきった肉の真珠を鼻先でこねくり回す。
(イッちゃう……イッちゃう……イッちゃう……)
頭の中がスパークし、カイジを跳ねのける程の勢いで腰が大きく跳ね上がった。
「んああぁぁぁぁっ……!!」
923名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:22:45.58 ID:yYIUJbws
蕩けきった表情で絶頂の余韻に全身をわななかせる美心に、カイジの声が途切れ途切れに届く。
「もう……我慢の限界だ……!ねじ込むぜ、美心っ……」
達したばかりで湯気が出そうなほど火照った部分に、何かが押し当てられた。
(キャッ……!カイジくんの……おチン……ポっ……!)
美心は思わず両手で顔を覆う。その指の隙間からそっと窺うと、カイジのモノがはっきりと見えた。
(やだ……すごく、おっきい……)
屹立したそれが、美心の敏感な果肉の中にズブズブと沈んでいく。
「はぁぁぁんっ……」
硬直した男の感触が果肉の中に染み渡ってくる。
(美心とカイジくんが……ひとつになってる……)
いったん全てを美心の中に収めてから、おもむろに抜き差しが始まる。
一度絶頂に達したせいか、美心のそこは感度が高まっている。
そのような状況で、Gスポットをカリで何度も擦りたてられて、堪え切れずにはしたない声を上げてしまう。
「いいっ、いいっ、ソコっ……、すごいよぉ……」
「オレも……たまんねえっ……」
眉間にシワを寄せ、ギュッと目をつぶって快感に耐えるカイジがいとおしくて、美心は震える声で呼ぶ。
「カイジくんっ……もっと……奥まで……」
その言葉を待っていたかのように、剛直が美心の奥深いところをズニッと貫いた。
浅瀬から奥の院、奥の院から浅瀬へと、長いストロークで粘膜同士が擦れ合う。
カイジのカリが美心の媚肉をえぐる。美心の襞がカイジの剛直に絡み、吸い付く。
(すごい……つながってるトコから……全部溶けちゃいそう……)
クンニで達した時とはあきらかに違う、身体の一番奥からマグマがあふれ出しそうな感覚。
「き、きもちいっ……こんなの、はじめて……」
「美心、オレもう……ダメだっ……!」
カイジのピストンが激しさを増す。火花が出そうな摩擦に、美心のマグマがついに噴き出した。
(イクっ……!おまたの中が、こすれて、イクぅ……っ!)
もはや声にならない。限界まで熱くなってとろけた粘膜が、同じく限界を迎えつつあるカイジのモノをギュッギュッと締め上げる。
絶頂に達した美心の強烈な締めつけに合わせて、カイジの身体が痙攣する。
何か熱いものが注ぎ込まれる初めての感覚を、美心は遠のく意識の中で感じていた。
924名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:23:32.96 ID:yYIUJbws
水の中から浮かび上がるような、先程までとは打って変わって静かな覚醒。
そっと目を開けると、すぐそばにカイジがいる。
(なんか……ちょっと照れくさいんだ…ぞっ……)
暖炉の炎に照らされる横顔、ぼんやりと煙草を吹かすその姿に美心は見惚れる。
「あ、美心、起きたのか……。コーヒー飲むか?」
そう言って缶コーヒーを手渡すカイジの顔が、心なしか浮かない表情に見えた。
(どうしたの?カイジくん……)
美心の方を見もせずに、煙草をくゆらせながら暖炉の火を見つめている。
沈黙の中で、パチパチと炎の爆ぜる音だけがやけに大きく聞こえる。
(カイジくん……美心がすごくエッチだったから……幻滅したのかな……)
泣きそうになりながらカイジの横顔を見上げていると、不意にその顔が美心の方に向き直った。
吸いかけの煙草を揉み消し、強い瞳で美心を見つめる。
「あのさ、美心、呆れないで聞いてほしいんだけど……」
言いかけて躊躇うカイジを、美心は促した。
「呆れたりなんかしないよっ……言って、カイジくん」
「……オレさ、知っての通り素寒貧の無職だし……とてもこんな事を言える立場じゃないのは解ってる……だけど」
「だけど……?」
「他の男と結婚なんかするな……」
美心の手からコーヒーの缶がすべり落ちる。
「まだ指輪も買えないけど……」
美心の見開いた瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちる。
鋭いまなざし。長い髪。傷のある頬。優しい声。尖った横顔。
一目見たときから恋焦がれて、ずっとずっと一緒にいたいと願った人。
素寒貧の王子様は美心はそっと抱き寄せ、誓いの口づけをした。
925名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 15:31:47.88 ID:yYIUJbws
以上でおしまいです。
最後の一行間違えました。
×美心は
○美心を
926名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:45:06.31 ID:/xpB0/CL
>>925
GJ!!

映画版カイジで出てきた、石田さんの娘×カイジもいいかも試練ね
(地下帝国に沈められそうになってる石田さんの娘を救おうと、自分も
地下帝国に沈むカイジを連想したけど)
927名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:56:50.78 ID:JfFNvD/g
尚子はロリだから難しいか
928名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 08:32:31.54 ID:KHV+rCph
ロリでもいやむしろロリだからこそ!
ひろゆきと尚ちゃん最高じゃないですか
929名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 12:48:05.53 ID:6PCAvWTk
ひろゆきと天嫁×2
930名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 20:00:53.65 ID:jE4h6hPu
ロリ気になるけどコミック派なんだ……
く、くやしいっ
931名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 23:32:23.25 ID:cbQsWeUo
ロリが気になるのなら今すぐ天を買いに行くのだ!
932名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 00:42:28.75 ID:ikwT12/e
尚子が出たの1巻だけだっけ
933名無しさん@ピンキー:2011/03/11(金) 21:27:48.76 ID:WexIUe5h
>>932
何気に3Pしてるんだぜwwwwwwwww
中盤以降と雰囲気違いすぎ。
934名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 22:08:54.15 ID:nxshwRTZ
>>870
笑いがwwwwww止まらんwwwwwwwwwwwwwwww
誰得wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
935名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 01:17:21.60 ID:icETnwLP
>>925
GJ!
美心かわいいよ美心
個人的に和也→美心→カイジが好きなので序盤からしてかなり美味しかったw
936名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 15:45:00.88 ID:uj4gpPp4
ミコット



いや言ってみたかっただけ。
937名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 19:51:47.45 ID:yI5mfJjb
アニメの美心エロいな〜
938名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 20:37:45.99 ID:AHf8cQrq
良かったなーお前ら、スタイル抜群の美心のビキニだぞー
これで暫くネタには困らないなー
939名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 11:34:06.27 ID:e+fJrwiZ
はじめの一歩を見た時から、マッドハウスはブスの扱いが上手いって思ってました
940名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 09:49:22.97 ID:PyhXzkKh
初めて美心の顔みたとき「福本世界ならこれでも美人なのかな」と思った俺
941名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 23:42:15.68 ID:ZE0nTgng
アニメの美心ちゃん可愛いな
942名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 14:10:42.87 ID:lkMwtKKs
そういやPS版のカイジには、エスポワールに女性が乗っていたな。
アイドルの桑島涼子という女性がいて、負けたら外国の金持ちに売られるとか
言ってたけど、容赦なく別室送りにしてやった。
943名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 13:47:00.88 ID:M6UpLdtx
女は金持ちに売られる程度ですむのかよ
944名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 05:39:04.49 ID:2J6GroBA
男だってそういうルートはある筈だぞ、どちからといえば労働力として
いくらなんでも全員地下送りって訳じゃないだろうし、帝愛なら幾らかでも金にできるならやるだろ
945名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 19:37:10.88 ID:bkTWsZeA
>>943
売られた後どんな目に合うのか考えろよw
946名無しさん@ピンキー:2011/05/20(金) 19:38:28.83 ID:GfQb9yzq
とりあえずウンコは食わされるだろうな(笑)
947名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 14:08:22.03 ID:WDrP841F
>>945
悲惨さの度合いは買い手にもよると思う
948名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 15:53:52.44 ID:DEYfumAb
女がギャンブルに絡むとどうしてもそういう脂っこい話になるよね
その手のお色気要素をバッサリ切り捨てて男の世界を確立した福本先生は正しい

まあサイバラが言ってたように福本絵でセクシー路線やっても誰得って話だが
949名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 16:31:42.79 ID:Gs1Xg1lE
映画でカイジ×石田娘がきそうな予感
950名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 18:24:59.49 ID:jdHnjNRA
>>948
エロにギャンブルを持ち込むとよりエロくなるけどな
そういう意味でギャンブルフィッシュの人は正しい。
951名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:03:36.76 ID:u+5T1O7M
ギャンブルフィッシュの人は近麻でさらにエロいのをやってるね

952名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 07:43:48.69 ID:gH5bvS4D
ギャンブル漫画の自らギャンブルやる女なんか
絵に華と色気がないと意味ない

華や色気が増すからいいようなもので
よくよく考えればギャンブルに身を落とす女なんかだらしないし
人生の再起にギャンブルという手段を使う女なんて嫌だ
ストーリーやシチュエーションにもよるが
953名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 22:00:23.68 ID:BlZFNjiP
少なくともディーラーや従業員とかは可愛いスーツ娘が多いんじゃないかな
店の採用基準的に考えて
954名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 00:27:14.32 ID:eXPgDGDz
昔の博徒モノ映画なんかだと
色っぽい壷振りのおねーさんがお約束じゃないか

アカギの丁半博打のときだって壷振りがおねーさんだったらと
妄想したりする
955名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 11:49:59.90 ID:bZ3L8qeS
カイジやエスポワール船に乗り込んだ野郎どもみたいなタイプのギャンブル女は確かに嫌だけどなw
956名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 13:23:37.95 ID:d9amHcKF
>カイジやエスポワール船に乗り込んだ野郎どもみたいなタイプ
クズじゃねーかw
957名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 14:27:01.83 ID:I+ZaZyzm
ビジュアルが
野郎そのままに三つ編みついた状態でしか
思い浮かばない
958名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 14:32:02.66 ID:t6TD9jHf
せめて和也にむらがっていたキャバ嬢達のイメージでw
959名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 21:45:46.46 ID:bZ3L8qeS
>>957
そんな想像させるつもりじゃなかったwごめんw

…と、自分の書いた文章読んでてふと思ったんだが
ギャンブルの世界に生きる女と聞いて、
カイジシリーズのキャラの女版タイプみたいなのを連想するか
天〜アカギシリーズのキャラの女版タイプみたいなのを連想するかで
いいイメージを持つか見たくないかが別れそうだな。
でもって多分>>952は前者なんじゃないかと。

ちなみに自分は機会があったら女主人公ギャンブルもの連載したり
カイジやアカギに女ギャンブラーを描いて欲しいと思っているが
赤木やカイジシリーズでも一条みたいな女を想像しているからで
カイジやエスポワール乗員や村上社長や班長や
おっちゃんみたいな女なら見たくも想像したくもないし、
前に福本先生が言っていた親父から金を巻き上げるタカビー娘が
主人公の漫画にしてもワシズみたいなタイプならいいが
カイジみたいなニート女(でも根はタカビー)
しかも車荒らしの時の彼のごとく裕福層への
嫌がらせが発端とかいうあらすじで描くつもりだったとしたらまさに誰得。
960名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 22:20:01.87 ID:4nxY1/w4
>>前に福本先生が言っていた親父から金を巻き上げるタカビー娘が
主人公の漫画…

黒沢に出て来たシズカみたいな子がそんななりゆきでやむおえず
ギャンブルに身を投じるとかそういう話があってもいいと思うの
961名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/12(日) 23:50:09.61 ID:4RefLTpb
バージンを賭けて戦うとか…
ちなみに後ろの処女は宿命のライバルにもらわれた
それ以来復讐を誓っている
962名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 20:00:31.83 ID:dkIn8Xi4
>>960
しづかはやむを得ず自分の貞操をかけるなんてどん詰まりには陥らないような…
もっと人のいい要領悪い女の子じゃないとそういう状況にはならないんでは
963名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 20:06:12.78 ID:JfRkHxiR
>もっと人のいい要領悪い女の子じゃないとそういう状況にはならないんでは
貞操を賭けて…というのであれば
西条とポーカー勝負するはめになった美緒がまさにそんな子では

森田と出会わなかったら食われてたんだろう
964名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/14(火) 06:53:06.07 ID:RIF3rrGm
黒沢の頭バットで潰したほうびにやらせてやる
とか言う女が貞操賭けたって面白くないだろ
状況に同情する気にならないし
ピンチに陥っても応援する気にならない
965名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 21:14:24.14 ID:OtfEFPiv
しづかには、なにがあったんだよ
お前のこれまでの人生に…!
なビッチでいてほしいです
966名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/15(水) 21:36:36.98 ID:LMaciMGP
>964
そんなこと言って〜
そんなしずかがふと弱気なところみせたり
デレたりすると
うっかり萌えるんでない?
967名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 13:40:52.99 ID:vwygx1L9
キャラのギャップは萌える人間と
キャラ性を壊されたと思う人間二種類いるからなんとも

語るぶんには勝手だが作中に
それと断定できる要素がないビッチ系キャラを
実はウブな娘でしたな設定にした
エロパロは個人的にはできればやめてほしい
アリサもしかり

でもあくまで個人的にはだし女キャラのレパートリーが少ない分
女体化や越境みたく原作設定を変えなきゃエロチパロなんかそうそう
できないのも事実だから支持者が多ければ反対はしません
968名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 13:51:46.77 ID:vwygx1L9
単に気が強いだけとか男勝りとか男に免疫があるってレベルなら
それと断定できる描写がなくても実はウブな娘でしたでもいいんだが…
しずかはもうそんなレベルじゃないし
969名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 20:38:19.57 ID:fMoQQnzJ
倉庫にあったしずかが涯をいたぶるのはエロかった
970名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/17(金) 07:04:40.05 ID:H7vdf2MO
>>966
やらせてやるのシーンさえなければな…
あれ見てしずかの弱気とか想像できるってすげーわ
>>969
やっぱりしずかはいたぶる側だよな
というよりいたぶりができそうなのが
(女体化なしでは)しずかしかいないってだけか
971名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 03:26:23.29 ID:84Ziq78O
ttp://baby.from.jp/baby.php?user_no=9601


アカギと遊べるらしい
972名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 13:30:25.74 ID:5/6QFHMW
零再開age

ネタになりそうなヒロイン登場…!
とはいかないか
973名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 22:17:55.45 ID:gveYjnhX
アカギの抱き枕公式発売て…w
エロい絵柄だけど大丈夫か?
974名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 03:55:22.38 ID:YJJsvKsF
アニメの破戒録篇のOPでカイジの隣に座ってるの黒沢?w

975名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 04:30:57.65 ID:hGuroW36
黒沢じゃなきゃあのダメオーラは出せない
976名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 01:59:28.32 ID:p5GJuGCY
天も後ろ姿で通り過ぎてるそうだよ
977名無しさん@ピンキー:2011/08/08(月) 03:24:26.79 ID:XV4gIx9i
天いた、黒沢と同じ画面。
茶色の皮ジャンであの髪型だから間違いない。
978名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 22:56:01.37 ID:rG9zdQYg
【アカギ】福本漫画のエロパロ3【カイジ】
も欲しいと思っているんだ……!
990くらいで次スレ立てようとも思ってる……!
979名無しさん@ピンキー:2011/08/13(土) 23:56:38.24 ID:ThvFiF8g
>>978
いいと思うよ。

そういえばアカギの抱き枕完売だとか
980名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 13:48:52.18 ID:WbXHxkqA
【アカギ】福本漫画のエロパロ3【カイジ】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313297278/

あれ・・・あれ・・・誰だ・・・?
次スレが立ってるぞ・・・誰だ、誰だ、誰が立てたんだ・・・?

・・・あ、オレだった
981名無しさん@ピンキー
>>980
まさか立ててくれるとは乙です!
今スレ中では足りそうだからさっそく新スレで書きます…っ
しかも黒沢の茜ものっ…