とある魔術の禁書目録 14フラグ目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
ここは鎌池和馬氏著作、『とある魔術の禁書目録』のエロパロスレです
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
投下前にカップリングの表記があるとなお良いです。
このスレは基本的にsage進行です。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力しましょう。
次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
荒らし煽りはスルー。覚醒一方によって葬られたマゾ太クンのその後のようにスルー。
ルールを守って、気持ち良く楽しみましょう。

前スレ
とある魔術の禁書目録 13フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233681145/
2名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:55:33 ID:3Zc5Hxvr
過去ログ
とある魔術の禁書目録
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144682421/
とある魔術の禁書目録 2フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160741334/
とある魔術の禁書目録 3フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168450515/
とある魔術の禁書目録 4フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173925452/
とある魔術の禁書目録 5フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184435294/
とある魔術の禁書目録 6フラグ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191802991/
とある魔術の禁書目録 7フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197245107/
とある魔術の禁書目録 8フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203107365/
とある魔術の禁書目録 9フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210639825/
とある魔術の禁書目録 10フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219072030/
とある魔術の禁書目録 11フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1225625574/
とある魔術の禁書目録 12フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1229736089/

2chエロパロ板SS保管庫
(ライトノベルの部屋>とある魔術の禁書目録の部屋)
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/

総合データベース
ttp://www12.atwiki.jp/index-index/

伝説の13Pは、『こんな夢を見た。』に。
3名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:02:48 ID:PKieYfqr
おっつー
4名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:09:32 ID:JlMuHaUL
>>1 乙
5名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:50:39 ID:1FxsDwRC
6名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:02:17 ID:8nXCaF5J
>>1 乙
7名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:18:47 ID:ZpTmbFfr
1乙、でございます。
8名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:28:40 ID:C78iCazZ
乙(^-^)v
9名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:33:00 ID:ujtFq+Np
>>1

乙っ!!!
10前々スレの1 ◆qQTcB7TFkw :2009/03/03(火) 23:34:43 ID:mMENiT8O
>>1
スレ立て乙。
そういえば容量制限もあったっけな。。。



次スレこそは、とか思ってみたり。
11名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:36:26 ID:353wIrfJ
なにゆえ職人でもないのにコテトリ持ちなのか、と俺は俺は率直な意見を述べてみたり
12名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 23:40:28 ID:yE1Q+ljk
>>11
打ち止め乙

そして>>1
13名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 00:02:21 ID:i2H9ctUY
>>1乙。

エロパロ板でスレ建て替えまで定住したのはこれが初めてだ、
なんか感慨深い。

14名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 00:10:07 ID:ZVo49tzJ
>>1乙!

君にはビリビリをあげr…貴様ら何をするやめr……不幸だあああああああああああ
15名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 00:34:21 ID:a8NC0uHy
>>1
乙です。

ぼちぼち話が膨らんできています。
明日には、話を上げられると思います。
姫神さん無双、乞う御期待。
16名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 01:25:28 ID:F9aMiV3f
2ちゃんをみるようになって初めてスレの立て替えをみた。
17名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:39:23 ID:20juig4a
上条さんと美琴もの全10レス投下する
18名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:39:28 ID:20juig4a
「はぁ……」
 どんなに科学が進歩しても乙女の悩みは消える事はない。
 それが恋する乙女なら尚更だ。
 それは外の世界より数十年は科学が進歩している学園都市、その学園都市3位の実力者であっても変わらない。
 御坂美琴は、上条当麻を愛している。
 それは先日美琴が気が付いた大きな事。
 愛のカタチにも色々有り、例外も存在するが、愛しているなら気持ちを伝えたいと思うのが一般的考えである。
 そして想いは思っているだけでは伝わらない。ならば行動を起こすべきなのだがそれが簡単にいく様なら苦労はしない。
 生来の性格もあるし、何より彼の周りには女性が多くなかなかその機会がない。
 家は土御門舞夏から聞いて知っている。携帯の番号だって知っている。
 だから家に行く事が出来るし、電話で呼び出す事だって出来る。
 機会がないなら作ればいいのだが、その機会を作る勇気がない。
 相手の方からしてくれるというのが理想なのだが、そういった面は期待できそうにない。
 それ故に溜息。今日だけで何回したか分からない。
「はぁ……」
 美琴は、このまま何もないまま時が過ぎるのは望まない。
 ならどうするか。考えた出した答えは、とりあえず会ってその場の勢い次第というあまり褒められたものだった。
(とりあえず家に行ってみますか)

 丁度家の近くまで来たとこで上条を見つけた。都合のいい事に、一人でこっちへと歩いて来ている。
 いつものように見かけ、いつもとは違う気持ちを抱きすれ違いざまに声を掛ける。
「ね、ねぇ」
 しかしいつものようにスルーされた。
 望ましい事ではないが、これは予想できた事なので気にせず離れていく背中へとまた声を掛ける。
「ちょっといいかな?」
 しかしこれまたスルーされた。
 いつもならもうとっくに電撃を出していた所だが、そこは抑えた。
「待ちなさい!!」
 それでも声が大きくなるのは抑えられなかった。
 しかしそれでも上条は、スルーした。
 何やらぶつくさ言ってる所を見ると考え事中なのだろう。
 上条にも色々と事情があるは知っている。考え事をするのもいいだろう。
 それでも自身が悉くスルーされるのは納得できるものではない。
 事情により電撃は控えると決めていたがいい加減限界だった。
「こっちをむけぇー!!」
 叫びと共に美琴の気持ちを表すかのように無意識的に放たれた電撃は上条へと向かう。
「ん!うおっ!おお!」
 そこでようやく振り向き、美琴の存在に気が付いた上条はいつものように、右手で防ごうとして――
「あっ……」
 空振りをした。
 いつものように放たれた電撃なら本能で防げたが、無意識のうちに放たれた電撃はいつものように防げなかったようだったのだ。
 上条はわけも分からぬまま体中に痺れを感じ意識を閉ざした。
19名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:39:39 ID:20juig4a
「んっ……あっ」
 目が覚めた上条が最初に見たのは、美琴の顔だった。
 上条が状況の確認をしようと声を出そうとして――
「なぁ――」
「大丈夫? 私の事覚えてる?」
 その前に美琴の声が出た。
 一目見て分かるくらいに必死の問いに上条は?だった。
「はぁ? 覚えてるに決まってるだろ」
 お前は何を言っているんだという上条の顔を見て美琴は安堵の声を漏らした。
 美琴は上条が記憶失った時の事を知らない。
 それでも上条が精神的にも肉体的にも記憶を喪失してもおかしくない怪我をおったという事は知っている。
 一度記憶を喪失しており、さらにその後も喪失してもおかしくない怪我をおった。
 今は、問題ないように見えるがその実、限界が来ていてもおかしくはない。
 だというのに電撃を浴びせられたらどうなる?また記憶を失う。そうなってもおかしくはない。
 無論これは美琴の推測であり、真実とは異なる。それでも知らない美琴にとってはそれが事実のようなもの。
 だからいつものように電撃を出すのは控えていたのだが、それでも無意識に出てしまった。
 先程の自分の行為が記憶喪失のきっかけになってしまったのではないかと恐れていたのだ。
 また記憶を失うのは上条としても望む所ではないだろう。 
 そして何より美琴が自分の事を忘れられるのが嫌だった。
 自分が嫌な事を自分のせいで招いたかもしれないのだ。
 その為に美琴の落ち込み具合は、半端じゃなかった。
(こいつの力になりたいと思ったのに駄目だな私)
 涙は瞳を零れ頬を伝い垂れている。
 その様は、いきなり電撃を浴びせられ気絶させられているにも関わらず上条の方が悪く思ってしまう程だ。
 事情はどうあれ自分の事を心配してくれているのだ。
 というより乙女の涙に勝てる男はいない。
「何だかわからんが大丈夫だって。上条さんは、この程度の事には慣れてますから」
 言いながらも慣れてしまっている自分の不幸さに上条は、少し凹んだ。
 上条の言葉にも美琴は、立ち直る事は、出来なかった。
 今回は、大丈夫だった。それでも次は分からないのだ。
「そう……ならいいんだけど」
「いや、本当気にすんな。あの程度で記憶失ってたら、上条さんもう何回なってるかわかりませんから」
「そうね」
 言葉は納得のものではあるが、そうでないと事は上条にだって分かる。
 インデックスは、幸か不幸か小萌先生の所に行っているのでいない。
「あーここ俺の部屋だよな。連れて来てくれたんだ悪いな」
「うん」
「つか俺の部屋知ってたんだな。誰かから聞いたのか?」
「うん」
 一応会話にはなってはいるがこれは違う、上条は思った。そして黙った。
 二人共に続く言葉もなく沈黙が訪れる。
「あー、ところで何か用があったんじゃないのか?」
「えっ! あ、うん……そうね」
 上条としては、この現状を打破する為に話題を振っただけなのだが、何故か効果は抜群のようだ。
 美琴は、先程までの様子が嘘のように慌てふためいている。
(怒ったり、落ち込んだり、慌てたりと忙しい奴だな)
「ま、まあ、それは後でいいとして……うん。とりあえずお茶でも入れてくるわ」
20名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:39:54 ID:20juig4a
(不幸だ……)
 年頃の少女と自分の部屋でテーブルを挟み向かい合い二人きり。
 青少年なら胸を躍らせ喜ぶ状況に置かれながらも上条は、不幸だった。
 美琴が入れてきたお茶を飲みながらも二人は言葉を交わす事なく、室内は沈黙。
 耐え切れず話すよう催促してみる上条だったが、帰ってくるのは沈黙。
 重たい空気だけが部屋を包み込み、時折上条がズズッとお茶を啜る音だけ部屋に響く。
 上条は、この状況を喜べるような人間ではなかった。
「テレビでもつけるか?」
 沈黙に耐えられず先に動いたのは上条。
「待って!!」
 静止の言葉に思わず動いていた体が止まる。
 何だと思い見ると美琴はスッーハァーと深呼吸している。
 傍から見ても分かるくらい気合を入れている。
 つまりそれだけの事を言おうとしているのだ。
(俺、何かしたっけ?)
 疑問に思うが答えは、出るはずもない
 そして答えを知る少女はなにやら拳を握りさらに気合を入れている。
 今までの経験からこういうときはいいことはないのは分かっている。
(不幸だ……)
 上条が不幸を感じている中、それとは反対に美琴は、幸運だと思っていた。
(今しかない)
 きっかけは最悪のものであったが部屋に二人きりという最高の状況なのだ。
 美琴は今しかないと感じた。
 言いたくても言えなかった事を言おう。
 やりたくてもやれなかった事をやろう。
 美琴は、その気持ちを抑える理由など持ち合わせていない。
 そして相手は、目の前にいる。
 ふぅと一呼吸置くと上条の胸の中に飛び込み、両の手を背に回し抱きつく。
「えっ」
 上条としては突然の行為。今されている行為を理解できずに呻き声をあげるだけだ。
 だが美琴としては当然の行為。今している行為を理解し気持ちを告げるだけだ。
「私は、あんたが好き」
 言葉は消え入りそうに小さく、届かなそうな程短い。
 それでもそれが全てだ。御坂美琴が上条当麻を想う凝縮された言葉なのだ。
 だから届かないはずがない。
 顔は真っ赤に染まり熱を持っているのが自分でも分かるし、胸の鼓動は高まる一方だ。
 答えは期待する反面、拒絶されたらという想いがある。
 聞きたいが聞きたくない。相反する感情がある。
 後は待つだけ。その答えを。
21名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:03 ID:20juig4a
 上条当麻にとって御坂美琴の言葉は予想外過ぎた。
 嫌われているとは思っていなかったがここまで好かれているとは思っていなかった。
 無論嫌ってなどいない。かつて魔術師に語った答えに嘘なんて微塵も含まれていない。
 今まで恋愛の対象としては見ていなかったが、改めて考えるとどうだろう。
(俺は……)
 考えると答えは、すぐに出た。そして自分自身の出した答えに驚きを覚えた。
 嫌いなはずはないがここまで好きだとは思ってもいなかった。
 そういったものに縁がなかったので考えないようにしていたのかもしれない。
 記憶を失う前に彼女がいたかもしれず無意識にそうしないようにしていたのかもしれない。
 色々あるが気持ちは決まった。ならばそれを告げよう。
 美琴は胸の中に埋まり顔を見られないようにしている。
 背中が震えている。
 答えが不安なのだろうか。もしかしたら拒絶される思っているのだろう。
 密着する身体から胸の鼓動が聞こえる。息を呑む音が聞こえる。
 言いたい事がある。人を気絶させて告白ってどうなのよ。
 聞きたい事がある。何でまた俺を。
 だけどその全てを飲み込んだ。
 そのどれもが今この少女の望んでいるのものではないから。
 いくら女の気持ちに疎くともこの状況ならそのくらいの事は分かる。そして今自分がする事も分かる。
 微かに震えながらも、それでも離さないという意思を込め抱きついている美琴。
 上条は、その身体を強く抱き締め返し、答えを告げる。
「俺も……好きだぞ」
 上条の言葉が合図だったかのように、美琴は動いた。
 先程までの離れるのを恐れるような抱きつきではなく身体全体で喜びを表現するかのように抱きついた。
「とうまとうまとうま」
 我を忘れたかのように上条の名前を連呼する。
 匂いをつけるかの様に擦り付いてくる。そのどれもが喜びと甘えの動作。
 美琴は、今まで出来なかった事をするかのように甘えが凄かった。
 唖然、上条の心情を一言で表すとこれだった。
 けれども潤んだ美琴の瞳に見詰められるとどうでもよくなった。
 胸の鼓動、微かな息遣い、暖かい体温、全てが美琴を感じさせてくれる。
「ずっとこうしたかった」
「み、御坂さん」
 思わず御坂さんと呼んでしまう辺りに上条の動揺が伺える。
「美琴」
「えっ?」
「美琴って呼んで」
 やはりこういう関係なら名前で呼ぶべきなのだろう。天然馬鹿と言われる上条だってそれくらいの事は分かる。
 しかし改めて名前で呼ぶとなると照れる。それが期待を込めた眼差し向けられているのなら尚更だ。
 だが言わなければならない。上条は、美琴の気持ちに応えると決めたのだから。
「み……み、美琴」
「当麻」
 自分はこんなに苦労して呼んだのに、そっちはあっさり呼ぶなんて酷いと上条は、思った。
「こんな私は……いや?」
「嫌じゃないです」
 美琴の問いに上条は、即答だった。
 勿論美琴の変わりように驚いてはいる。
 美琴自身その変わりように、自分でも驚いている。だからこそ上条が受け入れてくれるかと思い聞いたのだ。
 しかし上条が女の子に甘えられて悪い気がするはずもなかった。
22名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:12 ID:20juig4a
「だったら……」
 美琴は、顔を上げると上目遣いで上条を見詰め、目が合うと瞳を閉じた。
 上条は、美琴の要求している事がすぐにわかった。
 美琴の顎を掴みそのまま口付けようとして――
「いたっ」
 こつんと歯が当たり失敗した。
「ははっ、格好つけて慣れない事をするもんじゃないな」
「ばかっ」
 上条は笑った。美琴も笑った。
 先程までの甘い雰囲気は崩れて、いつもの雰囲気になってしまっていた。
 だけどその雰囲気が心地良く感じられる。
 だからする事は変わらない。
 今度こそはと慎重に行動し、成功した。
 ちゅっ触れるだけの口付け。
 唇と唇をただ付けあう。技巧も何もあったものではない。
 舌が押し入ってきた。戸惑ったがすぐに受け入れた。
 舌が入る度に見も心もこじ開けられていくようだと美琴は感じていた。
 名残惜しげに唇が離れ、唾液が糸を引き橋を引き甘い溜息が漏れる。
「いいか?」
 何をとは上条は、言わない。言わずともこの状況で聞く事など一つしかない。
 一番の問題のインデックスは、今日は帰って来ない。
 つまり物理的な問題は解決されている。ならば後は気持ちだけの問題。そして二人の気持ちは既に決まっている。
 上条の問いに美琴は、無言で頷いた。
 体に当たる胸の膨らみ、女の子の匂い。そのどれもが上条の雄の部分を刺激する。
 正直言って上条は限界だった。自分を慕う美少女が、身を任せてきているのだ。
 これで何も思わない男がいたら、その男は不能者か男色家だろう。
 そして上条は、そのどちらにも当てはまらない男だった。
 美琴の了解を得た上条は、右手で肩を抱くと左手を膝裏に回し持ち上げた。
 乙女の憧れお姫様抱っこである。
「ちょ、ちょっと」
 これに慌てるのは、美琴だ。
 自分の気持ちに素直になったといっても恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
 しかし口だけの抗議なのは、上条の首に回された手から明からだった。
(嫌じゃない、ううん、嬉しいんだけどそんないきなり) 
 上条としては繊細な乙女心までは分からない。
 しかし本気で嫌ならもっと抵抗するだろうと思いそのままベットへと運び、壊れ者を扱うようかのようにベットにそっと寝かせる。
 美琴は、居心地悪そうに佇まいそこでふと、気付いた。
「この布団、あんたの匂いがしないのね」
「あっ……ああ、布団干したばかりだからな」
 美琴としては上条の匂いがしないのをちょっと残念に思った為の発言なのだが、上条はギクリとした。
 何せその布団を使っているのは自分ではなく、今横たわっている少女とは別の少女なのだ。
 幸いな事に布団は干したばかりだが、いつもならインデックスの匂いが染み付いていただろう。
 決してやましい事などないのだが、自分の布団で他の女が寝ているというのを美琴はよくは思わない事は間違いない。
 というか同棲している事が問題なのだが、そこには気付いていない。
23名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:20 ID:20juig4a
 というより美琴を前にして上条はそんな事を考える余裕もなかった。
「脱がすぞ」
「自分で脱ぐわよ」
「いいからいいから。こういう時は男に任せなさい」
「……うん」
 羞恥の気持ちはあるが、上条に見詰められたら美琴は、断れない。
 流されるがままに美琴は、脱がされていった。
 上条は、美琴のブレザーを脱がし、ブラウスへと手を掛けていく。
 脱がしている最中にも衣服の上からでも分かる柔らかい感触が上条を誘惑をしてくる。
 それを直に味わいたいと思うのは男なら正常な反応だろう。
 ブラには少々梃子摺ったが脱がすのには成功した。
 露になった胸は、母性の塊と呼ぶには些か小さいが、それでも上条は充分に女を感じていた。
 思わずじっくり見てしまう。
「やっぱりダメ?」 
 上条は、純粋に見とれていただけなのだが美琴はそうは思わなかったようだ。
「そんな事ない。いいぜ」
「なっ……だ、だって、あんた大きいのが好きだと思ってた」
「なんでだよ?」
「前に大きい人の揉んでたから」
「はっ?…………ああ」
 上条は、少し考え五和との事を言っているのだと気が付いた。
「いやあれは事故というものでして。そこに上条さんの意思というものは介入されていないわけでして」
「言い訳くさいんだけど」
言っている事は、事実なのだが、嫌ではなく嬉しかっただけに言い訳くさくなるのは必然と言えた。
「やっぱり大きい方がいいんだ……」
「いや、俺は、お前の胸がいいんだ」
「え、ええっ……うん」
 この言葉には、言った方も言われた方も赤面した。
「じゃあ、するぞ」
「うん」
 そっと微かな膨らみを示す胸へと手を伸ばす。
「んっ」
 びくっと本能的に身体が震えたものの美琴は、抵抗をせず上条の手に身を任した。
 抵抗がないのでそっと伸ばされた手は大胆な動きへと変わっていく。
 上条の手でぐにぐにと形を変える二つの果実は、吸い付くような肌触りと瑞々しい弾力で誘惑しているかのようだった。
 果実の先端にある桜の色の突起を指先でしごけば、白い肌はさらに熱を発し掌に吸い付いてくる。
 上条は、美琴にのしかかる様にして、美琴の乳房の感触を楽しんだ。
「んあっ」
 胸を手で堪能し尽すと、今度は舌で堪能する為に真っ白い肌、桜色の乳首、と自らの唇で印をつけていく。
「や……跡できちゃうでしょ」
「隠れるだろ」
 美琴の言葉で止まれる程に上条は冷静でなかった。
 己を刻み付けるかのように口付けを止める事はない。
 ちゅっと吸って、離れ、後には赤い印が残る。
「はぁ……んっ……ねぇ?」
 いいようにやられている美琴は、疑問を抱いた。
24名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:31 ID:20juig4a
「なんか当麻妙に手馴れてない?」
 言外に経験者?と美琴は、尋ねている。
 少なくとも今の上条当麻の記憶にある限りでは経験はない。
 尤も今時の高校生らしくそれなりの知識は有り、それを活かし頑張っているのだけである。
 どうやらそれを美琴は手馴れていると感じたらしい。
 つまりそれだけ感じてくれているという事でもあり、それは上条としては嬉しい事なのだが、
 見えない相手に嫉妬するお嬢様には、困ってしまう。
 返事がないのを肯定と受け取った美琴は、ジト目で上条を見詰める。
 本気で怒ってはいないが、ある意味本気で怒っているより性質が悪いもので、電磁砲を向けられるより何倍も辛かった。
 上条は、ふぅと溜息をつき、答えた。
「昔の事は分からないけど、今の俺の初めてはお前だ。それじゃあ駄目か?」
 その答えに美琴は愕然とした。
 そうだ。上条当麻は記憶喪失なのだ。気持ちが通じたという喜びで忘れていた。
 そして記憶喪失だという事も忘れ、嫉妬の入った疑問を持ってしまった事を恥じる。
 さらに相手は、自分のそんな感情を気にせず、こちらの事を想った発言までしてくれているのだ。
 返す言葉もないとはこの事だ。だから答えの変わりに、口付けた。
「ちゅっ、んっ……ぷちゅっ……」
 美琴自身、些か強引な誤魔化しだと思っているのだが、存外上条も満更ではなさそうだった。
 順々にしていく口付けとは違い、最初から舌を絡ませ唾液を交換していく。
 先の時には精神的充足で一杯で感じる事は出来なかったが、口付けというのは肉体的にも気持ちいいものだった。
 男の唾液を飲むなど想像にもなかったが、今では当たり前のように飲んでいる。
 無論どの男でもいいというわけではなく上条当麻だからだ。
「ちゅ…んくっ、ごくっごくっ……」
 喉を鳴らし飲み込む度に、唾液が媚薬のように染み渡り体が熱を持っていくのが分かる。
 夢見心地な気持ちでこのままずっとこうしていたいと思う。
 実際このまま永遠に続いていくかのように感じられた。
「んっ……あっ」
 夢見心地は、自らのスカートへと上条の手が触れた事により終わりを告げる。
 驚き声が出る。これからされる事を想像し戸惑う。
 それと同時にこんな事になるなら短パンは止めておけばよかったと後悔をした。
「お風呂……入ってきていい?」
「悪い。我慢できない」
 美琴は、今更ながらに綺麗にしときたいと思ったのだが、ここまで来てそんな提案は受け入れられるはずがなかった。
 身を捩り微かな抵抗をしてみるが、上条を止める事などできず、手はスカートを外し下にある短パンまで伸びた。
 短パンを脱がしそこまできたところで。
「ちょっとあんたけだものすぎ」
 美琴の制止の声が入った。
 ここまで来たからには、覚悟はしている。
 だから構わない。構わないのだが少しぐらい待って欲しいという乙女心である。
「男は、好きな女の子の前ではけだものなんだよ」
「なっ……す、好きって、そ、そりゃあ私だって……」
 好きでなくともけだものになる男もいるがそこは言わないでおく。
 実際上条は、美琴の事を好きだから言葉に嘘はない。
 何より好きな女と言われて赤く染まっていた顔をさらに赤くし止まり隙だらけな美琴を見逃す上条ではなかった。
 短パンと下着を一気に脱がすと隠すものなく秘所が露になった。
「いやぁ……」
 上条の手によって露にはなった秘所とは反対に、顔が隠された。
 羞恥から美琴が自らの手で顔を隠したのだ。
 そんな美琴の気持ちとは裏腹に、秘裂はひくつき、愛液が流れ太股まで垂れていた。
「これって……」
「なな、な、なんでもないわよ!」
「なんでもない事はないだろ?」
「ああ、もう! 普段はスルーするくせに何でこんな時だけ!」
「こんなになってるのにスルー出来るわけないだろ」
25名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:40 ID:20juig4a
 美琴の秘裂は、ひくひくと男を求め震えている。そしてその男とは自分以外いない。
 上条は、この状況でスルー出来るような男ではない。
「あっ」
 美琴の秘裂に指で触れるとくちゅと音を立てすんなりと受け入れてくれた。
 そのまま指で押し広げ開かれた秘裂へと、ちゅっと口付ける。
「んあっ、ちょ、ちょっと、なにしてんのよ」
「うまいぞ」
 愛液は、美味しいわけがないのだが美琴のものだと思うとうまいと上条は、感じた。
「そ、そっそんなわけないでしょ……それに汚い……」
「汚くなんかない。綺麗だ」
「なな、そんなこと……」
 使い古された言葉ではあるが、それは効果が抜群だからこそ使い古されているのだ。
 美琴にも効果が抜群だ。
 仄かに香る少女の匂いが鼻を刺激し男の部分が反応する。
 もっともっと吸いたくなる。じゅるじゅると卑猥な音を立て、全て飲みつくすかのように吸う。
「だめぇぇぇ」
 美琴は、上条の頭を抑え抵抗するが、最早抵抗ではなく自ら押し付けているかのようだった。
 美琴自身この行為がどちらの意味でやっているのか分からなくなってきていた。
 そんな美琴の気持ちなど気にする事なく上条の舌は、止む事ない。
 上条の舌が触れる度に、美琴は、羞恥と快楽でまるでそこだけが熱を持ったかのように熱く感じる。
 乱れに乱れた美琴に、上条自身は大きく膨れ上がり、先走りを出し限界だった。
 美琴も上条の愛撫に、もう限界だった。
 共に限界の二人が次へと進むのは必然と言えた。
 上条は、下を脱ぎ、準備万端なモノを取り出すと美琴の秘所に先端を添え、軽く擦り最後の確認を取る。
「いくぞ」
「……とっととしなさいよ。こっちはずっと待ってるのよ」
 言葉の通り美琴はずっと待っていた。この時からではなく、ずっと前から、気持ちを自覚してから、する前から。
 勿論不安は、ある。だけど待ち望んでいたのだ。だから怖くない。
 美琴の言葉に上条は、言葉ではなく行動で返す。先程まで擦り付けていた先端を秘裂に当てると一気に突き刺した。
「んっ!はああぁぁぁぁんっ!」
 途中純潔の証である抵抗を感じたが一息に貫いた。
 破瓜の痛みに、瞳を涙で濡らし声をあげる美琴。
「いたい……」
 美琴は、待ち望んでいたモノは、痛みが伴う事は知っている。
 だから覚悟を決め声をあげず耐えようと思っていたのだが無理だった。
 痛みで声が漏れた。繋がっている所は、熱く、痛い。
 それでも一つになれたという喜びの前では、大した事がない。
 涙が出るのは痛みからのものではなく嬉しいから。だから、
「んっ……と……うま……」
 当麻の好きにしていいよと言おうとしたが、それだけの事がまともに言えなかった。
 自分の気持ちが相手に伝わらないのが悔しい。
 せっかく伝わったのにこんな事でまた悔しい思いをするなんて思っていなかった。
 今の美琴には、その悔しさを受け入れる事しか出来なかった。
「美琴」
 美琴は、息も絶え絶えで何かを言おうとしているのは分かるが何かまでは上条には、分からない。
 だけど上条には分かる。言葉は分からなくとも、この状況でやらなければいけない事は分かる。
「ほら」
 上条は、美琴の頭を抱えると子供にするように撫でてやる。
 幻想を消す右手でも痛みを消すことなんて出来ないけれど、美琴を落ち着けるには充分だった。
(こうされただけで落ち着けるなんて、惚れた弱み……かな)
 弱みだが、こんなにも心地良い弱みは、受け入れよう。
 今の美琴には、素直にそれをする事が出来た。
26名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:49 ID:20juig4a
「とっとと動きなさい」
「分かった」
 涙目で顔をしかめながらも美琴の意志だけは揺らぐことない。
 だからそれに上条は、応える。せめて優しくしながら。
 じゅぶじゅぶ、という音を出しならが膣をかき回し、ぱんぱんと腰を打ち付ける。
 まだ硬く幼さの残る膣壁は痛い程に締め付けるが、それでも気持ち良さが勝っている。
 だから優しく口付け、胸を愛撫したりして少しでも痛みを和らげようとする。
 上条は自分が気持ちいいのに相手が痛いだけというのは許せるような人間ではないのだ。
 上条が出し入れする度に肉と肉のぶつかりあう音が響き、その度に、痛みと少しの快楽が美琴を襲う。
 幾度かの律動で美琴も快楽を感じてきたのだ。
 そして次第に痛みは薄れ、快楽が濃くなっていく。
「ああっ!」
 あげられた声は、嬌声だった。普段の美琴から想像もつかないくらい艶やかで、淫らだった。 
 美琴は、懸命に快楽の声を抑えようとしているが、それでも声が漏れる。
 一突き毎に気をやりそうになり、自分を保つので精一杯で声を抑えきる事などできないのだ。
 それでも感じている声を聞かれたくないという羞恥の想いから、自らの指を咥え耐えようとする。
「声聞きたい」
 しかしそれも叶わず、上条により手を押さえられる。
 首を振り抵抗の意を示すが、上条は、気にする事なくさらに腰の律動を早める。
「んああっ! うああっ……ん」
 上条の肩に唇を付け声を噛み締めた。
 それは、手を抑えられている美琴に出来る儚い抵抗。
「やあっんっ」
 それでも抑えきれない声が漏れてしまう。
 むしろ抑えようとすればする程、大きくなるような気さえする。
「とうまぁとうまぁ」
 だってこんなに心地良いのだ。我慢なんて出来るわけがない。
 美琴には、肉体だけでなく心も繋がっているように感じられた。
 それは、錯覚に過ぎない。けれども今だけは、美琴にとっては、真実。
「ああぁぁ! んっ、ちゅっ……とうまぁ」
 そして上条も同じような気持ちを抱いている。
 もっと繋がっていたいという思いから二人は、我武者羅に口付け合う。
「はぁっ……ちゅちゅう……んちゅぅっ……ちゅぷ」
 唾液交換も満足に出来ず、唇の端からは、唾液が零れる。
 零れた唾液に構う事なく、口付けは止まない。
 止まる事ないのは、上の口だけでなく下の口でも同じだ。
 ただひたすらに腰を押し付けてくる上条。そして答えるように美琴も足を上条の腰に絡め押し付ける。
「美琴!好きだ!」
「私も!」
 交わすのは身体だけでなく言葉もだ。
 そして身も心も深く繋がったまま互いに絶頂を迎えた。
「くぅ!」
 繋がったままでいる美琴自身が吸い付きさらに、上条から搾り出そうとしてくる。
 上条がそれに逆らう事などするはずもなく、出来るはずがなく美琴の中で何度も陰茎を脈打たせ、限界まで自身の精液を流し込んだ。
 子宮に収まりきらなかった精液と破瓜の血が混じり合った液体がこぽっと零れた純白のシーツを汚した。

 互いの乱れた呼吸音だけが部屋に響き、事後の甘い空気が充満していた。
 美琴にとってこの行為は、決して良い事だけではなかった。それでも上条となら、上条の望む行為なら好きになれそうだった。
 痛みと疲労と快感で指先にも力が入らない中、美琴はそんな事を考えていた。
 しかしそんな美琴とは、反対に上条は盛っていた。
「あの、御坂さん」
「なに……よ」
 せっかく名前で呼んでくれていたのになんで苗字なのよとか思った美琴だったが、次の言葉でどうでもよくなった。
「もう1回よろしいでしょうか?」
「は? あんた……」
 言葉と同じように美琴の中に入ったままのモノは、大きいままで本人以上にさらにするのを望んでいるのが分かる。
 美琴は、呆れた。けれども拒否する気にはなれなかった。
 好きな人に求められる事、求められ与える事。その甘美さを知ってしまったから。
「仕方ないわね」
 美琴は、優しくね、と言い愛する男へと口付けた。
27名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 07:40:58 ID:20juig4a
「はぁ……」
 美琴は、今日何度目か分からない溜息をつく。 
 あれから上条は、続けて2回もしてきた。
 今は、ようやく行為を終えて二人で寝ているという所だ。
 確かに美琴自身、痛みも薄れ気持ちよくなり自分から求めたりもした。
 それでも初めてなのに連続3回もさせるのは、酷いと思った。
「ふふっ」
 だから不満はある。しかし自らの枕を見れば不満も解消された。
 美琴の枕は上条の右腕。つまり乙女の憧れ其の弐、腕枕をされているのである。
 腕枕だけでなく、もっと上条を感じていたいと思い美琴は、右手に頬擦りをした。
 頬に伝わる上条の体温が心地良く頬だけでなく心も暖かくなるようだった。
「この右手……」
 幾度も美琴の電撃を打ち消してきた右手。幾多もの幻想を打ち破ってきた右手。
 その右手は、美琴の『自分だけの現実』を打ち壊し、今までの自分を覆すような感情を曝け出した。
 美琴は、その感情に抗う事無く、身を委ねた。その結果が――
「ごらんの有様だよ」
 自らの現状を省みて、思わず自嘲的に呟く。今の自分は、前の自分からは想像もつかない事になっている。
 だけどそれは嫌ではなく、嬉しい。
 そして美琴を変えた張本人はというと。
「ああー、不幸だー」
 夢の中でも不幸な目に遭っているのか魘されていた。
 美琴は、せめて今だけでもゆっくりして欲しいと思い――
「インデックス――」
 即座に、かぷっと頬擦りをしていた右手に噛み付いた。
 事後だというのに他の女の名前を呼ぶという上条の愚行に美琴の取った行動は、間違っていないだろう。
「ううっ、やめてください。これ以上噛まれたら上条さんは……」
 他の女にフラグを立てまくっており、今も他の女の名前を口走る上条の事。
 上条の周りの女や黒子に知られたらどうなるのだろうという不安。
 乙女はいつだって悩みが一杯だ。
 そして、その悩みは増えてゆくものである。
 一つの悩みは解消されたが、また悩みは増えていく
 それでも、それでもいいと美琴思えた。これは前の悩みとは違い、嬉しい悩みだ。
 そして何より前までの一人での悩みとは違う。二人でなら何の問題もないと信じられる。
 それは決して間違いなんかじゃないから。
28名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 09:01:19 ID:xnt4RJt8
>>17
新スレ第1弾、それもエロパロ王道来たー!!
もう貴方には感謝の言葉しかありません GJ〜!!!
29名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 09:28:35 ID:rB47iD5V
>>17
乙。感想は割愛。
ただ一言だけ。前スレまだ埋まってないんだよ?
30名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 09:38:35 ID:p8EdOKft
>>17
GJ! なんか久々にエロそのものを見た気がするw

>>29
この分量だと向こうだとスレの残り容量的に怪しいからこっちに投下しても良いと思うが
31名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 09:44:00 ID:y8nUQXwx
>17
乙!
美琴が可愛すぎ!
黒子あたり純潔を失ったのを気が付くかもな


実は天草式で隠れて見ていた五和とねーちん
という電波は受信してないよ。
32名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 11:15:57 ID:EmZfWeOl
>>17
そんなことより上条さんは最初どこへ何しに出掛けようとしてどんな考え事してたのか気になる…
前回投下の途中から禁書忘却といい、そういう細かいところ気になる俺は少数派なのだろうか
33名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 12:33:12 ID:m/tsYrh+
>>17 乙!
美琴分が不足していた所へこの投稿……

GJ!
34名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 12:52:43 ID:EFj38gH1
>>17
GJ!やっぱりイチャエロは良いね!
35名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 13:31:53 ID:pCMLeraT
>>32
んなこと言い出したら好きと自覚してからセックルに至るのが早すぎるとかになるぞ
普通に飲み物買いに行くとかでいいんじゃね。
36名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 15:15:03 ID:kXq0gRl9
>>17
美琴かわえええええ!
GJ!
37名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:25:25 ID:a8NC0uHy
>>17
お疲れ様です。堪能しました。



さて。
自分が書こうとしている姫神さん無双の話ですが。
姫神さんを「吸血殺し」面から強化しようと論理を組んでいたのですが。
ちょっと自分の理論に矛盾をきたして、筆が止まってます。今練り直してる最中です。

どうにかして、彼女の「吸血殺し」を汎用化できる方策は無いものか。
どうにかして、彼女が上条さんの役に立てる力を発揮出来ないか。
誰か良い案あったら知恵をお貸しください。
ネタ来い、ネタ来い……

昨日偉そうに乞う御期待と書いておいてこの様、どうもすいません。
いま少しお待ちください。
38名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:33:32 ID:y8nUQXwx
>37
機体していますよ
39名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:36:28 ID:F9aMiV3f
>>GJ
次は五和か姫神を書いて下さい
40名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:37:51 ID:p8EdOKft
誘い受けも程々に
聞いてもいない事を喋り過ぎると不快感を与えることだってあるんだ
41名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 21:10:33 ID:2RWIzRFy
>>29
前スレは容量的に無理だったから堪忍してくれ
42名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 21:16:59 ID:pCMLeraT
およそ30KB弱だから向こうは無理
というか計算したからこっちに投下したんじゃないかな。
43名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 22:13:47 ID:xnt4RJt8
.>>37
姫神に汎用化処置を施すなんて、こりゃまた困難な事にチャレンジしてるねw
でも、自分の血流して戦いやら何かしたら、上条さん絶対怒るもんな
血を媒介とした能力だと、一方さんの血流操作なんかと被る所もあるけど
やっぱりホメオスタシス関連しか思い浮かばんよな・・・・・
広範囲高射程距離にホメオスタシス操作出来れば、対人戦闘じゃ敵無しに近いだろうし
後、治療スキルと併せりゃ上条さん生存率もアップするだろうしね

・・・・・はぁ〜、こんな程度とっくに考え付いただろうから、ゴメンな役に立てなくて
取り敢えず、大怪我して死にかけてスーパー姫神ちゃんに目覚めたって事でヨロシク
44名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 22:42:22 ID:a8NC0uHy
>>43
本当にどうもありがとです。
何とか頑張ってものにします。

心(力を持ちたいと思わせるモチベーション)の方は簡単だったんですよ。
上条さんは姫神さんが不幸になったら絶対に悲しむでしょうから。
自分の不幸が上条さんの不幸に直結すると理解したなら、たちどころに姫神さんの心は強くなるですよ。
それこそ、肉親を手に掛けた忌まわしい思い出くらい簡単に越えられるですよ。

けど力そのものの方はですね…………
あぁーッ!
神でも仏でも悪魔でもスレの方々でもいいから、我にインスピレーションを与えたまえーッ!
45名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 22:49:11 ID:i2H9ctUY
そう言う時はシェイクスピアでも読むといいよ。



まぁマジレスすると少し寝かせた方がいい
別のネタとかで軽く書いてみるとかな
出ないときはネタってのはどう足掻いたって出やしないんだぜ。
あと思いつきは全てメモにとれ。電波は受信した瞬間に失われるものだ。
46名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 22:59:04 ID:a8NC0uHy
>>45
色々と助言どうもです。
シェイクスピア……通読した事は無いんですけどね。機会があったら見てみようかな。

姫神さんは、力を得るきっかけ掴めばもう描写上も上手くいくんです。
元の学校や三沢塾(物語の中ではあえて避けてる節がありますが)に資料あるでしょうから。
そこから「己を知る」という形で力の応用を図ればいい。
ただ、その力をどういうものにするか、またどうして発現させるかが難しくて。

うーむ。
47名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:01:55 ID:yWzeNna7
>>46
姫神の真の能力は「異能者殺し」だったとかは?
これだと上条さんの「幻想殺し」とも関係ありそうにみえるし

すっごく中二っぽいのと、味方も巻き込みそうなのが難点だけど
48名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:10:37 ID:a8NC0uHy
>>47
あぁ……色々な人が考えてくれてる。どうもありがとうございます。

今までは、吸血殺しを発動させる吸血鬼の因子が一般人にも混ざってるという線で考えてたんですが。
これだと肉体面強化が足りない上に、血を流しての戦いなんです。
少し離れて落ち着いて考えないと名案出ないか?
49名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:11:23 ID:ZVo49tzJ
>>47
姫神の真の能力は「異端能(ミュータント)殺し」のほうがいいんじゃね?
50名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:13:14 ID:DWhFnrD/
つくづく姫神の吸血殺しは話に絡めづらいね
オリキャラで吸血鬼とか出しても話大きくなりすぎて収集が付かなくなりそうだし
51名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:18:07 ID:ZVo49tzJ
今思いついたんだが、姫神の血液には聖水みたいな効果があって それにより吸血鬼あぼーん………(自分が何言ってるのかわかんねーw)
52名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:24:05 ID:y8nUQXwx
俺が考えた姫神の裏能力
エロパロなので能力が勃起殺し(エレクトキャンセラー)
童貞殺し(チェリーボーイキラー)等の能力が…

すまん
53名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:28:27 ID:xlf6B2ss
何故かキラーコンドーム思い出した
54名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:49:30 ID:kXq0gRl9
吸血殺しの能力に「吸血鬼の行動をある程度操れる」っていうのを付加して
ヤンデレ化した姫神が吸血鬼を呼び寄せて行動を操って
上条さんの周りにいる女全員の血を吸わせて吸血鬼化させて自分の血を吸わせる
そして皆死んだ後でただ一人残った上条さんを独り占め


誰でも思いつきそうな駄ネタすまん
55名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:43:34 ID:yqy9TgGU
待て待て全然話が見えない、そもそもどうして力を持たないといけない?
それにどうせ右手で触れられたらどんな力も無くなるんだから接近戦しかできない姫神は簡単に無力化できるんじゃ?
56名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:51:59 ID:bcyDhXOA
ツンデレの次はヤンデレの大量生産大量消費時代
57名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:59:57 ID:tH8ghgOc
>>55
恋敵を蹴散らす姫神さん無双を書けって電波を受信してしまったんです。
58名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 02:33:08 ID:6pX++Vwk
>>55
どう変換したら姫神と上条さんが戦う事になるんだ?
「勝負して私の存在を認めさせる」なんて、美琴じゃあるまいし

本編じゃ美琴が戦いのパートナーに名乗りを上げて、益々空気になりそうな姫神さん
「せめて此処だけでも戦闘力アップさせて、上条さんの隣に立てる様にしてあげたい」
と言う、 ID:a8NC0uHyの海よりも深い愛情に、スレ住民は・・・スレ住民は・・・・・・(OP曲スタート!)
59エロパロ的姫神バトル:2009/03/05(木) 03:11:39 ID:5Oj/GHZG
姫神「これが…私の新しい力」

そういうと姫神は巫女服の帯を緩め適度に服を着崩した、さらには頬を上気させ。
目を潤ませしなだれかかる様に体を倒す。ピンク色に染まった肌から玉のような汗
がうかび、さらさらと流れるような髪が2、3本口元にぴっとりと止まった。
はぅっと艶かしいため息が姫神から漏れる。
これこそ姫神の能力淫乱巫女(ヌギカーケハエロイ)、これには思わず上条さんもごくり
と生唾を飲み込む。

「ま、待ちなさい!!」

そんな姫神を前に思わぬ伏兵が登場する、ねーちんだ。堕天使エロメイドではないいたって普段のねーちんだ。
顔を羞恥に染め、いつもよりぼろぼろのシャツを羽織っている。ちなみにそのシャツは破れた箇所が
幾つかあり手で必死に隠している部分なんかはちょっとした上昇気流が起こると破れた箇所が捲れ上がってその
豊満でありながら形のいい乳のさくらんぼが顔をだす。そして下に履いているジーンズは、なんというか
ずれおちるのかおちないのかという絶妙なバランスで成り立っていた、わかりやすくいうなら右肩下がり。
それでいてチャック部分のホックは外されている。ずれたジーンズの状況からパンツはおそらく履いていない
多分ジッパーが下げられたら大変な事になるだろう。
神烈沙織も新能力をみにつけて帰ってきたのだその名もエ・ッチーナオネーサンハキライデスカ。
これには思わず上条さんも生唾を(ry)

「ねぇ、どっちを選ぶの?」
「こ、こんな格好…」

姫神はせつなそうな声をあげ神裂は羞恥に染まった声を出した。
こんな風に迫られて片方でもNOと言える男がいるだろうか?当麻はいつものように不幸だ…
と呟き迫って来る二人をどう対処しようか知恵を巡らせた。

「乱入するは今が最上の時、と美坂は考えます」

一方でヌレータシマパンーテを習得した美坂妹は乱入の好機を探っていた。
60名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 03:14:59 ID:bcyDhXOA
とりあえず名前と特徴(口調)くらいは推敲段階で気づいてくれ
61名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 04:31:02 ID:xMTOUBwc
涙子はどう考えても上条さんのワイフ論を振りかざす俺がSS挫折するの余裕でした
62名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 08:07:17 ID:LH5T6YR0
>>59
一番下、何故Kanonの姉妹が出ている
63名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 10:11:37 ID:OMdTbOUz
場の流れを読まない俺が通るんだぜー。
前後にバイウ゛ぶち込まれたまま縛られて放置されたねーちんを妄想しただけでガチで3発抜けたんだぜ。
やはりねーちんにはMが似合うんだぜい!
64名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 13:07:25 ID:j3lXSwfX
>>63
それをすぐ文章にしたまえッ!!








って言われてェンだろォ?
65名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 13:14:05 ID:tH8ghgOc
そして今日、日本には上条さんの魂を持つ少年が実在することを知った。
権威や数の力に屈しない反骨の勇者。
66名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 14:08:26 ID:9P+y6rL4
一方さんが攻めに回るシチュを考えてみた




…バッテリー切れの一方さんが本能全開になる設定しか浮かばなかった
67名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 14:30:18 ID:JpUO0YkZ
一時的に20001号の特権がrevokeされてだな
68名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 18:29:59 ID:bOLZ/EW4
>>67妹達がやってきて
打ち止めが見てる前で
一方さんが犯されると
69名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 18:36:11 ID:nU+quOWK
>>68
一方さんの穴に妹達の「ホルモンが調整されてできたバールの様な固い物」が刺さるわけですね。


さすがにないか。
70名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 18:46:45 ID:FYfjcwXN
>>68
どうせならビリビリが見ている前で上条さんを犯すほうが……
いやなんでもない
71名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:01:38 ID:j3lXSwfX
>>68-70
二人ともいい声で鳴きますね、とミサカはうれしそうに聴き入ります。
かな?
72名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:39:59 ID:PGllC4Ju
妹達による輪姦w
一方さんはバッテリー回復したら逃げれるけど上条さんは…
73名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:45:13 ID:3I2wjbwU
いや、電源が供給されてる限り脳の制御を取られっぱなしだから
動かない腕を動かしてスイッチ切るんだけど見つかって入れられちゃうんだろ
74名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 19:51:23 ID:VVJlmaoD
>>71
なんという下克上w
75名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 20:49:52 ID:JcIiwQtX
とうとう前スレは容量オーバーして終わったね
76名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 21:07:29 ID:qqfi3Yd6
10000vs2の戦いが今始まる…かも
77名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:05:57 ID:WIxfl1qa
妹達は日常の基礎知識はあるんだから、嫌いな相手のを自分に挿入したりしないだろ。

何が言いたいかというと、打ち止めとか姐さん方に逆レイープされる一方さん萌え。
78名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:08:34 ID:WIxfl1qa
って、よく見たら挿れる側かよw
お前らの青髪ピアス具合には変態紳士の俺もビックリだよ。
79名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:23:13 ID:j3lXSwfX
>>77
よくその話題が出るけど、妹達が一方通行嫌ってるって話は無いでしょ?
そもそも、力の優劣はともかく、お互いに殺傷権あったみたいだし。
80名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:34:29 ID:PGllC4Ju
17巻出てるらしいな…
81名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:38:23 ID:eJsf37wm
御坂シスターズ(10032〜20000→上条
打ち止め→一方
脳内に固定されているからな
82名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:52:24 ID:sYU+oT8n
つうか嫌いなカプなら嫌いでいいが必死になって否定してる姿は滑稽でしかない
83名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:06:50 ID:WIxfl1qa
そんなに必死なつもりはなかったんだがな……

そうまで言われると、何で作中の絡みすら無いマイナーな掛け合わせを
必死にプッシュしたがるのかと聞きたいよ。いや、答えてくれなくてもいいけどさ。
84名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:14:12 ID:yKTw/Eut
御坂妹たちと打ち止めが一方をレイプするという電波を(ry
85名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:36:23 ID:tH8ghgOc
>>84
 その発想は無かったわ。一方さんを集団逆レイプかー。
 一人ずつ順番に襲うのか、たかれるだけの人数で一気にしてしまうのか。
 さあすぐに形にするんだ。


 と言ってるうちに。
 上条さんをみんなで逆レイプという電波を受信してしまった。
 ランベス女子寮が舞台で。
 混ぜれるだけの学園キャラも一緒くたにして。
 とりあえず小萌先生、姫神さん、ビリビリさんは確定。
 でも今作ってる話があるからなあ。これ形にするのは当分先か……
86名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:40:39 ID:bcyDhXOA
誘いうけ(と取られかねないレス)は程ほどに
87名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:56:37 ID:yKTw/Eut
>>85
一気にするに決まってんだろJKw
88名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:00:45 ID:kRDeEVGv
いっそのこと上条さんと一方さんを両方いっぺんに
リンカーンしてしまえばいいじゃないか
89名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:13:34 ID:2jDUnAVg
それで、縛られて御坂と御坂妹と黒子の三人にギャグ調で犯される上条さんの話はまだかね?

もしくはアイテム各員と健全にいちゃいちゃしてたら修羅場になりかけてる浜面。

はたまた小萌先生に筆降ろししてもらうステイル。

結標と超ドライなセクロスする一方さん。

まだかね?
90名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:21:46 ID:adK0hnqT
何言ってンだ、お前ェが書くンだろーが
91名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:36:24 ID:b3uo6746
あ〜あ、やっぱりアニメ化した作品のスレなんてこんなもんか・・・
92名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:48:21 ID:TWV+VRcb
まぁ目立つとこうなる
93名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 00:49:54 ID:IZUV5dPK
ごらんの有様だよ!!!  
94名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:00:33 ID:VAScf2MV
アニメ厨
アニメ厨だなぁ厨
95名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:01:23 ID:vK1qE0Yf
天麩羅作れよ!って思って他のスレ除いてきたら、無いところが多いんだな
アニメ終わったら落ち着くと思うし、それまでの辛抱なのかね


そしたら書き手も減ってしまうんだろうが・・・
96名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:05:11 ID:ga0g83Zl
元に戻るだけ。そして新しい書き手は一握りでも残ってればいいよ。
97名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:10:29 ID:fzODObsQ
キャバクラに入ったらホステスが全員ミサカ妹だったという夢を見た。
多分疲れていると思うんだ。
98名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:14:35 ID:SVlknf3+
>>97
幸せだったんだろ?
99名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 02:35:21 ID:0wvY7IiE
なんつう羨ましい夢を

自分なんか夕べ「新巻wktk」とか思いながら寝たら
何故か30巻辺りで打ち止めが一方さん庇って死ぬ夢見て夜中に泣くとこだったんだぞ…
失恋お別れソング聞きながら寝るもんじゃないと心底思った。

が、こうやって文章にするとホント馬鹿馬鹿しい夢見てるな私www
100名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 02:44:21 ID:xDSVmJ3H
>>99
22話を見て「ああ、夢の中に黒井白子出てこないかなあ」と思ったオレは異端ですかね。
101名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 03:23:23 ID:VHJGW2tl
最近、禁書×上条ないなぁ
102名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 03:45:00 ID:uaCGpW5D
>>100
釣りかもしれないが、一応
 そ れ 誰 だ よ www
103名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 04:02:03 ID:i0nkmCwS
やっぱり上条×ビリビリの王道SSがないと寂しい
104名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 04:04:55 ID:uRwOecw6
・・・?王道って言ったら上条さん×ねーちんだろ?やだなあ何言ってんだよw
105名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 04:27:28 ID:drVIw189
超機動少女カオリン

新しいコスプレで上条にご奉仕する



少女・・・・ではないな
106名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 06:12:00 ID:C2TmQDpQ
エロパロラノベスレ見てるけどここつーか電撃アニメ化作品だけ
やたら勢いあるなー 他スレは地味なもんなのに
107名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:12:53 ID:Bnx3DlKa
>>105 応答しろ! >>105 応答してくれ……
108名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:27:36 ID:wxJOE6zj
姫神・小萌・五和・オルソラ
好きな俺はどうすればいいだ
109名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:40:31 ID:39XD6vNG
>>108
まとめてお持ち帰りに決まってるだろww
110名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:52:37 ID:wxJOE6zj
>>109
ありがとう。俺はまとめて幸せにしてやる
111名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 07:56:46 ID:o5OQYW9k
ほとんどかみやん病に侵されているよな。
一夫多妻制の国にいくしかないなW
112名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 08:54:54 ID:mJ3wu4Uo
>>111
あの漢っぷりだもんなあ。間近で見たら惚れる子も居るだろ。
ましてその手で救い出されるだなんてされたらフラグ確定だ。

中世のカソリックの歴史見てると、どうみても女の子をまとめて囲っちゃう隠れ蓑になってるケースがある。
腐敗した修道院なんてまさに。(だから乞食修道院だのカプチン派だの改革派が出てきたわけだが)
113名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 09:12:11 ID:mJ3wu4Uo
 と、>112を書いた後で想像してしまったことがある。

 もしや、ランベスの女子寮は上条さんを繋ぎ止めるための鎖なのではあるまいな……?
 そう考えると、トラブル起こした連中がまとめてあそこに放り込まれている理由が自然に見える。
 上条さんの性格なら、一度救った子の危機を見捨てることはできないだろうし。
114名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 09:58:27 ID:o5OQYW9k
黒幕がローラって事?アレイスターも上条を鍛えるとか言っていたし


まだ謎が多いよね
115名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 10:14:28 ID:mJ3wu4Uo
ランベス女子寮と学園都市の間には物のやり取りがあるみたいだしね。
洗濯機とかじゃなく、もっと実践的なアイテムのやり取りがあってもおかしくはない。
ローラとアレイスターがその周辺の環境を纏めているという事も十分ありえる。
116名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 10:51:42 ID:dC5Y3Fos
ランベスに御坂シスターズが収容されたらえらい事に…(´・ω・`)
117名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 10:55:08 ID:TYrBrRkj
実践て何の実践のことですか///
118名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 12:18:25 ID:mJ3wu4Uo
もっと想像したことがある。
ローマが真正面から学園都市とイギリスに対峙するなら。
アックア戦で護衛を突破されたことを鑑みて、もっと大勢を送り込む事も考えられる。

天草式はまだローマと和解の可能性を考えて送った切り捨てオッケーの手駒だった。
形式を考えず戦うなら、騎士団だのを送ってもかまわないのだ、上条さんの護衛に。
ただ、騎士団が上条さんという個人の護衛任務を肯定するかと言うと、少し難しい。
さし当たって、ランベス女子寮の面々は上条さんの護衛として適している。
彼のことを良く知っているし、裏切りが無い(だろう)ことは大きい。

ランベス女子寮のお引越し。
興味深い。
119名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 13:24:58 ID:mJ3wu4Uo
>>117
実践的じゃなくて実戦的と書こうとしてたんだけどなあ。
またそういう強い電波を発するネタを……。


ランベス女子寮で、上条さんを迎えての歓談の真っ最中に。
誰かがアイテムをゴトリと懐から落として、場を凍らせるとか。
また別の誰かは間違ってスイッチを入れてしまい、音で気付かれるとか。
大道具なら、上条さんの客室の鏡は実は……とか。
120名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 15:30:48 ID:o5OQYW9k
アイテムと上条勢力がたたかったら組織ごと吸収されそうだな

しかし俺の電波は悪いな
121Aサイド ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:02:51 ID:O+AFQ5p5
流れを読まずに投下します。
スレを跨いでしまいましたが、雛祭りの続きです。
前回まで、プリクラに姫神だけ誘ったはずの上条でしたが吹寄まで付いてきて大騒ぎ。
何かたくらんでいそうな2人に振り回されながら、とうとう上条もコスプレする羽目に。
今回はエロ全開です。
でわ、『女心は春の嵐』の続きです。
122女心は恋の嵐8 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:04:51 ID:O+AFQ5p5


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 その後、無事、吹寄の魔の手を逃れて『お内裏様セット』に着替えた上条は、

「あっはっはっは、か、上条当、ぶほっ! あははははははは」
「くっ。キミ。それ。反。そ。くぅ……」
 と姫神と吹寄に散々笑われた。

 上条は内心、衣装を脱ぎ捨ててこの場から逃げたかったが、それでは姫神との約束――上条は姫神だけコスプレさせるつもりだったのだが――を破る事になってしまう。それに、
(ここを逃げおうせたとしても、むしろその後の方が怖い)
 のだそうだ。
 そんな半ば諦め気分な上条に、吹寄は涙を拭いながら、

「――あはは、ふぅー、危うく笑いこ、ふふふ、もぉー、いいから貴様はプリクラ撮りに行きなさいよ」
 と吹寄は笑いを堪えながら上条の背中を押した。
 背中を押された上条の方も、
「何だよ、散々笑っておいて……。判った、判ったから押すなって!」
 いやいやながら『撮影室』と書かれた扉を開けて中に入っていった。
 それを追うように姫神も後に続く。
 そんな姫神に向かって吹寄は親指を立ててウインクして見せるた。
 すると姫神もちょっと口の端を持ち上げ、親指を立てて合図を送ると、扉の中に消えていった。


 姫神は中に入ってまず感じたのは、
「広い」
 と言う事だった。
 内装は全てが青一色に統一されていて、光源は何処にあるのか、部屋全体が明るく足元に影が出来ないのだ。
 中に入ってきてキョトンとしている姫神を見て上条は、

「ああ、このタイプは全身も撮れる様に出来てるんだ。カメラの方も色んな角度から取れるようになってる。そっちがカメラと」
 と天井から出ているクレーンのようなものを指差した。
 確かに上条が言うように、その先にカメラのようなものと液晶画面がセットになって付いている。

「今スイッチ入れた。カメラの横、俺たちが写ってるだろ? あれで確認するんだ。で、このリモコンを使って――」
 上条がそう言いながら手に下リモコンを操作すると、カメラの付いたアームがぐいっと動き出し、天井から丁度目の高さ辺りまで降りてきた。

「――こんな感じに調節する。ヨシ、姫神ちょっとこっち寄って」
 上条に呼ばれて姫神は、訳も判らず上条の側に行く。
 すると、ひょいと手を引かれて、上条とくっつくような感じの立ち位置になる。
 上条が近いので照れたのか、姫神は頬を少し赤く染める。
 そんな姫神をちらりと見た上条は、今度はカメラの方を指差して、

「カメラ見て、撮るぞ……、カウント出るから、3、2……」

 液晶画面に、『1』の文字。そして、次の瞬間、「カシャ」っと電子音で再現されたシャッター音がして液晶画面に、緊張した姫神と、ちょっとカッコウ付けた上条の全身が映し出される。

「ほら、撮れたぞ姫神」
「わぁ」
 上条はリモコンを操作して自分達の方に液晶画面を引き寄せてみせる。
 姫神は、目の前に写った自分と上条の姿を確かめるように手を伸ばして触れてみた。
 確かに存在する上条と自分の写真に、姫神の心は幸せに埋め尽くされる。

123女心は恋の嵐9 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:05:57 ID:O+AFQ5p5

「こんな感じで何枚か撮って後で好きなヤツを選ぶんだ。だから、ほら、折角だからいっぱい撮ってみようぜ」
「ええ」
 姫神が、珍しく顔をほころばせるのを見て、上条は、今日初めて姫神をここに連れて来て良かったと実感した。

 それから上条と姫神は色々なプリクラ用の写真を撮った。
 例えばそれは、上条と姫神の2ショットだったり、姫神1人だったり、何故か上条も1人で写真に写ったモノもあった。
 その間の姫神は本当に楽しそうだったし、連れて来た上条もその姿に満足感を覚えていた。
 結局10分ちょっとで結構な枚数を撮影した所で上条が、

「さってと、もういいかな? じゃ、次はプリクラにする写し――」
 と言いながら壁際に移動しようとした。すると背後から姫神が「待って」と呼びかけてきた。
 背を向けていた上条は「え?」と言いながら振り返ると、そこには先程とは打って変わって真剣な表情の姫神が居た。
 上条は、先程とがらりと雰囲気の変わった姫神に声を掛けることが出来ず黙ったまま姫神を見つめた。
 すると姫神は、

「ちょっと待って。後。一枚だけ」
 と言うと、姫神は帯を解いた。
 その動作に上条は何が起こるのか判らず

「はぁ?」
 と間抜けな顔で姫神のしている事をただ眺めた。
 その間も姫神は、躊躇することなくコスプレの十二単を脱いでゆく。
 元々、脱ぎ着しやすいように作られていたのだろうそれは、あっと言う間に姫神の足元にうず高く積まれて行き、

「はぁぁぁああああああああああ!!?」

 上条が素っ頓狂な叫び声を上げたのも無理は無い。
 そこには、その身に十字架のみをまとった姫神が立っているのだから。

「ど。どう。かな?」
 何処も隠すことなく、ただ恥ずかしそうに頬を染めてはにかむ姫神の問い掛けに、上条は言葉も出ない。
 白く輝く裸体は、光を浴びてなお白く輝き、一種の神々しさを持って上条を魅了する。
 そんな上条に、姫神は一歩ずつ近づきながら、

「ちょっと。話を聞いて欲しい」
 そう話しながら、近づいてくる姫神を、ただ見守っていた筈の上条の背中が何かにぶつかった。
「え?」
 ちらっと振り返ったそこには壁が。
 そう、上条はいつの間にか姫神から遠ざかる様に後ずさっていたのだった。
 そんな上条の襟元が、かすかにだがぐいっと引っ張られた。
 壁から目を離して向き直った上条は、
「ふえ? ぇぇぇえええええ!?」
 目の前で自分の襟を掴む全裸の姫神の姿に叫び声を上げた。
 そんな上条のだらしない姿を見ても、姫神は相変わらず夢見る乙女だ。
 その姫神が、

「私が居た場所を覚えてる? 三沢塾」

124女心は恋の嵐10 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:07:31 ID:O+AFQ5p5

 と言った途端、上条の表情に変化が現れる。
 それまでの間抜け顔から、それは、苦悩だとか、憂いだとか、兎に角良いイメージは抱いていない事は判る。
 しかし、上条のそんな顔を見ても、姫神の表情は崩れなかった。
 姫神はさらに「私ね。あそこで何をしていたと思う?」とまるで夢見るように上条に囁きかける。
 そんな姫神の言葉は止まらず、

「彼らはストレスが溜まるの。勉強。人間関係。親や先生からのプレッシャー。そして……」

 ああ、何故そんなに楽しそうなのだろうか? 上条にはその理由が見つからない。
 上条からすれば、それは辛い記憶だろうと思えるのに。

「黄金練成(アルス=マグナ)の手伝い 」
 姫神は楽しい事でも話しているように微笑んだ。

 そんな姫神を見ながら、上条は頭の中で、これ以上姫神に喋らせてはいけないと思った。
 ここで『姫神、冗談は大概にしろよ』と言えば引き返せると。
 しかし上条の体は緊張してしまってか声が上手く出せない。
 その間にも姫神は、

「彼は言ったの。『当然。黄金練成を成すには健全な精神が不可欠である』と」
 
 上条はある瞬間が迫っていると感じた。
(ちきしょう、ちきしょう姫神、それ以上、それ以上言うんじゃねぇぇぇえええええ!!)
 しかし緊張で張り付いた上条の喉からは呻き声しか出ない。
 そんな上条に姫神は微笑みかけると、

「知ってるかな? ストレス発散って気持ちいいのよ」
 上条がどさっと音を立てて尻餅をついた。
 襟を掴んだままだった姫神はそのまま引っ張られるような格好で前のめりになる。
 結果、尻餅をついた上条を見下ろすような格好になりながら姫神は、

「キミに。忘れさせて欲しい。のだけれど」

 ぐいっと上条の顔に自分の顔を近づける。
 大きく見開かれた目の中に自分の瞳が写るのを見ながら、

「お願――」
 姫神の切実な祈りを込めた言葉と共に近づいた唇を、上条は避けることが出来なかった。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 明るい室内に湿った水音と「ん、くっ」と息苦しそうな声が響く。
 何時までも続くと思われた淫らな旋律。しかし、それは始まった時と同様に唐突に終わりを迎えた。
 ふっと上条と姫神の唇が離れる。
 すると、別れを惜しむようかの様に、銀の糸がつぅっとお互いの唇の間に一本の橋を架けた。
 その淫靡な架け橋が2人の間でぷつっと切れると、お互いの緊張の糸も切れたのか、どちからとも無く熱いため息が漏れる。
 そして次の瞬間、姫神は脱力したように膝をかくんと折ると、その裸身を上条の胸の中に納めた。
 上条の胸に顔を埋めた姫神は、心地よいリズムを刻む上条の心臓の音を聞きながら、

「上手と言うか。慣れていると言うか。どっちなの?」

125女心は恋の嵐11 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:08:09 ID:dN4jEtCC

 夢見心地で呟いた姫神の耳に、今まで心地よいリズムを刻んでいた心臓が一拍大きく跳ねた。
 夢見心地を邪魔された姫神は、顔を上げると抗議の眼差しを上条に向ける。
 すると上条は頬をひくっと引き攣らせながら、

「ひ、姫神。いくらなんでもそれは言いすぎじゃないかと思うんですが」
「完全には否定しないのね」
 抗議の声を上げた上条に、姫神は再び上条の胸に顔を埋めながら追い討ちの一言をかけた。
 上条の胸の奥と、外から「う」と言う小さな呻き声を聞いた姫神はくすりと笑うと、再び上条の胸の中から顔を上げて、

「じゃあ。エスコートよろしく」
 いつもの表情の読めない姫神――いやその頬は今だ上気し、瞳は興奮で涙目になっている。
 そんな姫神のゴーサインを前に、上条は一抹の不安を口にしようとした。しかし、

「吹よ――」
「こんな時に。他の女の名前を言うのは反則。それよりも一言。キミは。十字架にだけは触れないように」
 十字架を手にした姫神が、いつになく強い口調でそう言い放つと、その勢いに飲まれた上条は「あ、ああ」とだけしか言えない。
 そんな返事でも姫神は満足したかのように頷くと、

「じゃあ。改めて。よろしく」

 と三度(みたび)、上条の胸に顔を埋めた。


 上条はコスプレ衣装を脱ぐと、自分のそれと、姫神の衣装を重ねて即席のベッドを作る。
 その上に裸の姫神を横たえると、その上に自分の体を重ねた。

 そしてまずはと、姫神の可愛い唇をついばむように自分の唇で吸う。
 すると、唇を割ってこれも可愛い舌がチラリと頭を覗かせた。
 上条はそこで、一気に姫神の唇を奪うと舌を姫神の口の中に差し込んだ。
 そして、先程の可愛い舌の動きと、口腔の味を堪能しながら、自分の唾液を流し込みながら丹念に塗りこんでゆく。
 その作業はまるで、姫神を自分の物にする為の作業のようで、姫神はこの行為だけで軽いエクスタシーに達した。

 姫神の舌越しに、彼女が喜んでいる事を感じた上条は、唇を離れると、顎、肩、喉と、キスの雨を降らせて行き、たどり着いた頂に立つピンクの可愛らしい乳首をパクっと口に含んだ。
 その途端、姫神が海老反になっ「あうっ!」と悲鳴を上げた。
 あまりに反応が大きかったので心配になった上条は、

「痛かったか、姫神?」
 と姫神の顔を覗き込んだ。
 すると姫神は両手で顔を隠しながら、

「大丈夫。ちょっと。久しぶりだから。それよりも。秋沙って呼んで」
 そんな姫神に上条は、

「あ、秋、沙」
 と呼びなれない姫神の名前に戸惑いながらも呼びかけた。
 すると姫神は目隠しを外して歓喜の涙に濡れる瞳に上条を映して、

「ふふふ。これで百人力」
 とにっこりと上条に笑いかけた。

126女心は恋の嵐12 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:08:54 ID:dN4jEtCC

 それが合図だったように、上条は再び姫神の胸を愛し始める。
 意外と大きな乳房を、優しく、時には指を食い込ませて荒々しく揉みしだきながら、両の乳首に舌を這わせる。
 乳首を舌で捏ねる様に押し込んだかと思えば、子供のように唇を尖らせ音を立てて吸う。
 そんな刺激を与えられる度に、姫神は白い喉を見せて体を小刻みに震えさせた。

「上。じょ。くん。もぉ。胸は。やめ……て」
 限界が近いのだろう。姫神が苦しそうに上条に呼びかける。
 しかし、そんな姫神に上条は、

「上条君て。そんな呼び方じゃ俺は止めはふんんんんんん」

 言葉を発するのもそこそこに、姫神の乳房を頬張れる限り口に含んで吸い上げながら上体を起こした。
 まるで掃除機で乳房を吸い上げられたかのように、姫神の片方の乳房が引き伸ばされる。
 その刺激はギリギリの状態に置かれていた姫神に止めの一撃を与えた。

「きゃ。きゅぅぅぅぅうううううう!!」

 姫神は、釣り上げられた魚の様に身を反らせ震えながら歓喜の悲鳴を上げる。
 抗い難い快感が全身を駆け抜け、内側から張り裂けそうな気さえした。
 むしろこのまま千々(ちぢ)に散ってしまえればさぞ幸せな気持ちのまま逝けるだろう、と姫神は翻弄される頭の中でそんな物騒な事を思った。
 しかし、そんな背徳的な気持ちも上条の口から乳房が開放されると徐々に引いてきた。
 姫神の胸からはまだ快感の残滓を心地よく伝えては来ていたが、酔わせるにはまだ少し足りなかった。

 そんな姫神は、溢れた涙を拭うのもそこそこに上条をキッと睨みつけると、自分の息が戻るのも待たずに、

「はっはっ。キ。キミ。ちょっと。鬼畜」
 と先程の一撃に抗議の声を上げた。

 すると、それまで黙って姫神の状態を見ていた上条はにっと子供っぽい笑みを浮かべた。
 その笑顔に、何かとてつもない危険を感じた姫神が行動を起こす前に上条は、先程苛めた乳房と逆側の乳房に手を這わせると、

「何だぁ、さっきから他人行儀で。俺に名前呼ばせといてそんなのアリかよ?」
 と言いながら、姫神の可愛い乳首を親指と人差し指でこりこりと捻り上げた。
 そうされてしまうと姫神には成すすべも無い。
 痛みにも似た刺激に、まるで上条の掌で遊ばれているような気分になりながら姫神は、

「あう。駄目ぇ。あ。ふ。と。当麻ぁ」
 と吐息交じりの甘えた声で上条の名を呼ぶ。
 その普段の姫神からは見られない乱れ方に満足した上条は、苛めていた姫神の乳首を解放すた。
 上条の指が離れた瞬間、姫神が安堵のため息をつきながらも、何故か物足りなそうなあえぎを漏らしたのを上条は聞き逃さなかった。
 再びいたずらっ子の笑みを見せた上条は、

「よく出来ました。じゃ、そんな秋沙にカミジョーさんからごほふんんー」

 今の今まで苛めていた乳首に力いっぱい吸い付いた。
 それを静止しようとした姫神の両腕は間に合わず、奇しくも上条の頭を抱いて胸に押し付けるようになった。

 先程の快感も覚めぬ内に次の快感を送り込まれた姫神は、

「いや。だぁっ!? と。当麻の嘘ちゅきぃぃぃぃいいいいいい!!」

 胎児のように体を丸めて上条にしがみ付いて、この嵐が過ぎ去るのを待つしかなかった。


127女心は恋の嵐13 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:09:39 ID:dN4jEtCC


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 姫神の全身から力が抜け、上条を抱いていた両腕がずるりと滑り落ち、そのまま床の上に敷かれた衣装の上に投げ出される。
 姫神の手が落ちた瞬間、チャリっと涼しげな音がしたが、どうやら十字架が手から滑り落ちたようだ。
 上条は、乳首から口を離す。
 先程までは、可愛いピンク色だったそれは、充血して赤みと大きさを増し、上条の唾液をまぶされ妖しく輝いていた。
 そのまま上条は顔を上げると姫神の顔を覗き込んだ。

 ここには、焦点の定まらない瞳で天井を見つめる姫神が居た。
 可愛い唇も半開きで、流石の上条もこれはやりすぎたと即座に反省すると、

「おい、秋沙。秋沙」
 と頬を軽く叩く。
 すると程なくして、姫神の瞳に生気が戻り始める。
「ぁ……」
「大丈夫か、秋沙?」
 か細い呻き声を上げる姫神に、上条はもう一度呼びかけた。
 そうするうちに、姫神が瞬きを見せた。

「おい、秋沙!」
 上条は更に呼びかける。
 すると姫神が、

「と。当麻ぁ。当麻ぁ。無茶。しないで。私。死んでしまう」
「わりぃ、わりぃ。秋沙があんまり可愛いから。次からは気を付けるからさ。ごめん」
 上条は笑いながら、息も絶え絶えの姫神の頬にキスをした。
 姫神はちょっと首を竦めて、そのキスを受けながら、
「当麻はずるい」
 と上条に抗議した。
 そんなご機嫌ちょっと斜めな姫神に、上条は自分の頬を掻きながら「ハハハ」と乾いた笑いを漏らした。
 それでも上条は気を取り直すと、姫神の瞳を覗き込むようにして、

「ところで秋沙。秋沙の中はカミジョーさんで一杯になったか?」
 そんな上条の質問に、姫神はきょとんと目を丸くしたままじっとしていたが、ふっと上条から目を逸らすと、

「まだ。残ってる」
 小さな声でそれだけ言うと、恥ずかしいのか両腕で顔を覆ってしまった。
 そんな姫神を黙ってみていた上条だが、彼女の体が小刻みに震えているのに気付いてしまう。
 上条はそんな姫神を気遣って優しい声で「秋沙」と名前を呼んだ。
 すると腕で顔を隠したままの姫神が、
「大丈夫。だから。お願い」
 と言うと上条も覚悟を決めた。

128女心は恋の嵐14 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:10:35 ID:dN4jEtCC

 上条は「秋沙」ともう一度優しい声で呼びかけると、自分の昂ぶった分身を、先程の愛撫でぐしょぐしょになった姫神の秘裂に押し当てた。
 その感触に姫神は一瞬だけ体を大きく震わせるたが、
「大丈夫。一気に来て」
 と上条に先を促した。
 それを聞いた上条は、自身の剛直ずぶずぶと姫神の中に埋め込んでゆく。
 しかし、ある程度まで行った所で姫神が「くっ」と痛みを堪えるような声を出した。
 上条の方でも、姫神の中にある特有の抵抗を感じてギョッとした。
 それは純潔の証。馬鹿なと思った上条は、

「おい、秋――」
「止めないで」
 若干語気を荒げた上条の言葉を止めたのは、姫神の言葉と、解かれた腕の下から現れた瞳から感じる意思だったのか。
 姫神のそんな気持ちに戸惑う上条は、

「秋沙、オマエ……」
「ごめんなさい。嘘をついて。彼らには何もされて無い。私は当麻が好き。だから。最後まで……」
 姫神の告白が、上条の凍りついた心を溶かした。
 それに、ここまで言われて放り出すことなど上条には出来ない。
 上条は、今の告白でぽろぽろと涙を零し始めた姫神の頭を優しく撫でると「いくぞ」とだけ言う。
 姫神もそれにただ頷く。
 次の瞬間、姫神の中でにわかに力をなくしていた上条の分身が力を取り戻して、姫神を内側から押し広げた。
 その感覚に目を見開いた姫神に新たな感覚が、それは自身を引き裂かれるような痛みが一気に脳天まで駆け上がった。
 その痛み声も出せずに震えていた姫神だったが、

「痛。いって本当」
 とだけ言うと上条に笑って見せた。
 姫神のけなげさに、上条はこれ以上痛みが行かないようにと注意しながら腰を前後させる。
 ゆっくりと深く浅く上条の剛直が姫神の中を出入すると、結合部から愛液と破瓜が混じってちゅぷちゅぷと音を立てて漏れ出す。
 姫神はこの時、痛み以上に上条と1つになれた事の高揚感に満たされていた。
 その気持ちだけでも達してしまいそうな姫神だったが、それではつまらないと必死でその気持ちを抑える。
 それでも「あぅん。くふッ」と、時折漏れてしまう自分の喘ぎ声にさえも酔ってしまいそうになる。
 そんな姫神はぎゅっと目を瞑って「んッ。んッ」と声を殺しながら耐えていたが、次から次から押し寄せる快楽の波が彼女を翻弄する。
 姫神はその甘い苦しさに涙を流した。
 そんな姫神の様子を心配した上条は「秋沙、涙が」と声を掛けるが、

「嬉しいの。当麻ぁ。嬉しい」
 と姫神に甘えた声を出されると、大丈夫かと1人納得して、また姫神を愛する行為を再開した。

 そんな上条だが、実は彼自身にも限界が近かった。
 兎に角姫神の中はきつく、ぎゅうぎゅうと彼を締め付けてくる。
 上条には、先に逝ってはいけないと言う漠然とした思いが有ったから、彼なりに必死で我慢していた。
 それでも苦しくなってきた上条は、
「秋、沙」
 と途切れ途切れに姫神の名前を呼んだ。すると姫神も返事を返す。

「もっと。して欲しい。当麻を。当麻でいっぱ……いぃ!?」
 その姫神の甘い囁きが、瞬間歓喜の悲鳴に変わった。
 それは、上条の分身が一際深く突き入れられた時に、姫神の子宮口をコツンと小突いたからだった。
 声も無く酸欠したかの様に口をパクパクさせて喘ぐ姫神。
 その時上条には、姫神の入り口がキュッとすぼまり、変わりに奥が空洞になったような感覚――姫神が確実に感じている手ごたえを見つけて嬉しくなった。
(俺もそろそろ限界だったけど、秋沙もだったんだな。奥が少し緩んだから……もう少し耐えられそうだ)

129女心は恋の嵐15 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:11:14 ID:dN4jEtCC

 一方の姫神は、今の不意打ちから何とか復活すると、

「い。今の。何?」
「あ? ああ、俺のと秋沙のが挨拶したんだよ」
 こんな感じに、と上条は深く突き入れたまま腰を捻って、姫神の子宮口を自身で分身で擦った。
 姫神は強い刺激にびくびくと体を震わせながら、
「い。いい。挨拶。もっと。してぇッ!!」
 上条にしがみつくと、頭を振って激しく乱れる。
 そんな姫神を見て上条は、

「じゃ、これ、なんてどうだぁあ?」
「いひゃうぅ!!?」
 上条は今度は、自由になった自身の剛直で姫神の天井を擦り上げた。
 凶器と化したカリの部分が、天井を擦り上げながら姫神の中で交じり合った粘液を外に掻き出すと、先程にも増してじゅぶじゅぶと、卑猥な音が辺りに響く。

 上条の荒い息遣いと、姫神の上げる嬌声と、2人が奏でる淫らな水音、そして結合部分から来る耐え難い刺激が一体となって2人を上り詰めさせる。
 まず上条が音を上げる。
 いくらなんでもこのままでは中に出てしまう。
 それを恐れた上条は、

「秋沙。俺、そろそろ……」
 と腰を引こうとした。
 と、ところが上条が離れようとしているのを察した姫神がより一層力を込めてしがみついてきたのだ。
 驚いた上条は、
「秋っ……!?」
 目の前でいやいやをする姫神を見て上条はそれ以上の言葉が出てこなくなる。
 そんな上条の困惑する瞳を覗き込みながら姫神は、
「駄目。そのままぁ」
 と自ら上条の剛直を締め付けながら、この時初めて自分から腰を動かして上条を責めた。
 不意を喰らった上条は慌てて、

「ホントに、ホントに出る!!」
 と姫神を引き離そうとした。
 しかし姫神から「来てッ! ッ来てぇ!!」と更に、腰を打ち付けられて責め立てられると、上条は我慢できずに、
「ふぅっ!!」
 くぐもった声を上げると、熱い迸りを姫神の中に放ってしまった。
 灼熱の猛りを受けた姫神も、

「かっ!? はあああああああああああああああ……!!」

 歓喜の叫びを上げてその身を激しく震わせながら、その愛と快楽を渇望する心を解き放った。


130女心は恋の嵐16 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:11:56 ID:dN4jEtCC

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 全てを姫神の中に解き放ってしまった上条は、上条自身をぐったりとしている姫神の中からそっと抜き取った。
 その途端に閉じかけた姫神の秘裂から、ごぽっと白濁した粘液があふれ出してきた。
 姫神はぎこちなく、十字架を持たない手を股間に添えると、
 
「あ。漏れ。ちゃう……」
 とかすれた声を上げる。
 そんな乱れた姿を見た上条の中では、
(やっべ、出したばっかりなのに!? 秋沙エロすぎッッッ!!)
 と劣情の炎が再び燃え上がろうとしたその時、

「か、み、じょ、う、と、う、ま♪」

 突然後ろから、身に覚えがありすぎる人物――吹寄に名前を呼ばれた上条は、物凄いスピードで振り返った。
 そして上条が振り返った先には、

「カメ――」
「ハイ、姫神さんポォーズ♪」
 吹寄の合図と共に目の前で電子音で合成されたシャッター音が響いた。
 そしてカメラの後ろから、満面の笑みを湛えた吹寄が現れると、上条の体は蛇に睨まれた蛙の様に硬直した。

 そんな上条を余所に、吹寄はカメラと一緒に付いた液晶画面を覗き込むと、

「うわー、いい写真取れたわねぇ〜。姫神さん喜んで。バッチリよ♪」

 と目の前の上条を無視して、上体を起こした姫神に話しかけた。
 もし上条が後ろを振り返ることが出来たなら、愛液と精液でどろどろになった手でブイサインを送る、いつもと違う満足げな笑みを見せる姫神が見れた事だろう。
 しかし結局のところ上条は振り返ることが出来なかった。何故なら、

「上条当麻ぁ。貴様に聞いて欲しい事があるのよ〜」
 そう言いながら、裸の上条の首に両腕を絡ませながら微笑む吹寄。
 そんな吹寄の猫なで声にびびりながら上条は、

「ひゃ!? な、何でしょう?」
「実は私、大覇星祭の罰ゲームで輪されちゃって……」
「なっ!? 吹寄ぇ」
 急に節目がちに重大な告白を受けて、上条の鼓動が二つ飛ばしで早くなる。
 とそこで吹寄が、
「って言ったら慰めてくれる?」
 などと急ににやりと笑って言うのもだから上条は、
「つかテメエ嘘か!? これはドッキリか!? ドッキリなんですか? ドッキリなんですよね?」
 錯乱して吹寄を抱きしめながら騒ぎ立てた。
 しかし吹寄から、
「そんな訳無いじゃない」
 姫神からも冷たく、
「何を今更」
 と言われてしまうと心細くなった上条は、

「それじゃ……」
 と目の前にいる吹寄に助けを求めるような眼差しを送った。
 その視線に吹寄は一言、
「貴様を落とすためよ」
 と言い、姫神も、
「当麻と一緒になるため」
 だと言う。

131女心は恋の嵐17 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:12:33 ID:dN4jEtCC

 上条は眉間に深い皺を作って、
(はめられた)
「「はめた(る)のはキミ(貴様)」」
「あなた達は何で人の心を読みますか!!」
 姫神と吹寄に心の声にツッコミを入れられて上条は派手にうろたえる。
 そして次の瞬間、
「きゃ!?」
 抱きしめていた吹寄を放り出すとドアに向かって突進した。しかし、

「人を放り出すとは上等。上条当麻、覚悟は出来ているわね?」
「うわっ!? やめ、コラ放せっ!! カミジョーさんは帰るんです!! こ、こんな、こんなぁああああ!!」
 腕にまとわり付く吹寄を振り切ろうと必死に応戦する上条に、
「当麻。往生際が悪い」
 いつの間にか起き上がった姫神も参戦して、上条を部屋の中に引き戻す。

「あ、秋沙まで!? ひっ、うわ、やめ、ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ――」

 バタンと扉が閉まると上条の哀れな叫び声も聞こえなくなった。



END
132Aサイド ◆kxkZl9D8TU :2009/03/06(金) 16:13:27 ID:dN4jEtCC
以上です。
今回はスレを跨いでしまい申し訳ありませんでした。
以後気をつけます。
でわ。
133名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:20:22 ID:mJ3wu4Uo
>>132
お疲れ様です。一気に読みました。
すとんときれいに落としましたね。

自分も負けないように頑張って書き上げたいと思ってます。
貴方の作品のパラレルを書こうかとか思ってましたが、おこがましいですね。
ちゃんと、自分で書き出しから頑張りたいと思います。
134名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:24:41 ID:o5OQYW9k
よかったです。姫神さんエッチっすね〜
135名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:26:22 ID:kmfTGxNF
>>132
Aサイドさん、お疲れさまです
そして、今回のエロ全開も流石ですGJ!

姫神さん無双の方が苦しんでるのを見て、文章書くのってそんなに難しいのか?
なんて、試しに書いてみたら駄目駄目でしたよ。4章構成の1章目で挫折です。
改めて、書き手さんのモチベーションの高さと労力に感謝します
136名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:39:19 ID:mJ3wu4Uo
でも爽やか過ぎて、今後が心配になる姫神さんのような気がする。
とにかくAサイドさんGJです。
ますます強くて権謀術数の巧みな姫神さんを書きたい心が強まりました。
137名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:49:18 ID:IefRZEGF
超電磁砲の三巻買ってきた。
二次創作で上条さんが過去話に介入する余地ありまくり
これは白黒を助ける高一(中三?)上条さんとその姿に惚れる小6白黒を妄想しろとのおたっしだと受け取った。
138名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:22:25 ID:fzODObsQ
夢の中でミサカキャバクラに行った俺から質問だ。

あなたに3件のお店の新装開店の招待状が届きました。
お客はあなた一人で「特別な大サービス」それぞれ用意されています。
しかし、3件とも同じ日です。
さて、どのお店をえらびますか?

1.高級クラブ「ランベス」
ママ「かおり」
メンバー オルソラ・オリアナ・ルチア・シェリー・五和・吹寄・風斬

2.コスプレ喫茶「萌」
店長「小萌」
メンバー インデックス、20001号、アンジェレネ、アニェーゼ、ミーシャ

3.キャバクラ「DREAMDCLUB」
店長「御坂母」
メンバー 御坂、御坂妹(各種)、白井、初春、佐天

4.家に帰って愛する妻、「秋沙」と晩酌をする。


さあ えらべ。
139名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:25:53 ID:hgPYH6Gj
>>138
あえて4だな
140名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:29:27 ID:mFOkkVNC
3かな……?
てか、なんで3に打ち止めがいない!
俺は全てのミサカを愛していますっ!!

それと、そんなこと訊くってことは書いてくれるんですよね?
141名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:42:09 ID:kLrRwKah
アニメで原作3巻分まで見て、4〜16巻は原作読んだんだけど、過去作品見ると姫神が否処女設定多い気がするんだが、原作の三沢塾でそんな感じの描写ってあったの?
142名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:46:26 ID:vlFLgaDr
>>141
直接描写はない。
「君は俗っぽすぎてきっと耐えられない」的な台詞があった程度?

>>138
2に決まって……ん?
『ミーシャ』だと!?
143名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:48:05 ID:o5OQYW9k
>141
卿の妄想じゃないか?
144名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:53:55 ID:A1vneSqT
>>138
身体が勝手に黒子のもとへ
145名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:57:13 ID:tATsF4y9
どれを選んでも禁書にいたるルートはないのか……
146名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:58:14 ID:IefRZEGF
>>138
アンジェレネも捨てがたいが白井、初春、佐天の中1の三強が揃っているのなら3にいかざるをえない
147名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:03:02 ID:DntCMsXS
なんなんだこの選べない選択肢は
148名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:10:22 ID:39XD6vNG
>>138
なん…だと?分裂する超能力を身につけねばならないじゃないか。
149名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:12:36 ID:o5OQYW9k
>138
俺は3も捨て難いが1に行くしかないじゃないか!
150名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:06:19 ID:BFWWUihA
迷う事なく1だな、
151名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:17:17 ID:hwmKqxSP
>>138
1だろjk
152名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:28:50 ID:kYqpUF07
はしごしちゃいかんのか?
153名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:20:53 ID:FScPp0pS
>>138
現実に有り得ないなら、俺は幻想(ゆめ)を選ぶぜッ!
154名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:44:33 ID:FScPp0pS
>>153
あ、酔ってて忘れてた。
2な。
155名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:54:56 ID:wZoSMe04
2で
156名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:57:17 ID:ae7S8q55
それじゃぁ漏れは4を選んでうちで嫁とにゃんにゃんするにゃん
157名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:06:23 ID:HLTIWaIX
どう考えても1しかないだろう。2は無理だ・・・・。
158名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:23:23 ID:h37/pI5e
3か4だな
159名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:29:22 ID:wTiHm6cx
当然4だな
一瞬3にぐらついたけどやっぱり4だな
160名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:32:34 ID:1eORUVoQ
■■さん自演しすぎです
161名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:49:33 ID:IJzr63ce
3かな
162138:2009/03/07(土) 00:51:19 ID:XTzHcitp
わかってると思いますが基本は胸のサイズで分けられてます
巨入か、まな板か、ロリか

まあ、4は「旦那が外でそういう店で飲んで遅くなってるのを一人で待つ」
のが一番似合いそうだから。
163名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:53:08 ID:fm+I6tIu
その座はねーちんにこそ相応しい
164名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 01:12:49 ID:BFCyKBA+
>>162
一番美味しいところをゲットしたとも言う。(4のことね)
腹黒秋沙ちゃん。
165名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 01:26:30 ID:BFCyKBA+
>>138さんの想像を楽しんでいたら。
今、電波が飛んできた。

他の娘のところへ行こうとした上条さん。
それを帰り道で襲って食べてどっかへ持っていってしまう猛獣インデックスが脳裏に浮かんだ。

と言うか。どいつもこいつも濃ゆいんだってキャラが。いや上条さん一人が薄すぎるのか。
よーく考えたら、上条さんが来るのを待ってるような娘が一人でも居るか?
あえて言えば姫神さんだけど、あれはあれで計算ずくの娘に見える。
166138:2009/03/07(土) 01:48:29 ID:XTzHcitp
姫神は上条のスーツしまうときに他の娘の髪の毛見つけたり
香水の匂いに気づいたり、「この。泥棒猫」系の台詞が似合いそうだな
167名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 02:01:54 ID:IDyjKOsE
上条さん×金髪ナイスバディのフライトアテンダントさんのSSはまだか!?
168名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 02:03:15 ID:z1LohgLl
鋸の出番ですね、わかります
169名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 02:11:44 ID:BFCyKBA+
鋸?

>>166
「当麻さんの匂いを。私と一緒の匂いにする。」とか言って。
風呂に引きずり込む秋沙ちゃんが脳裏に浮かんだ。


いかんな最近。
電波の受信力が強まりすぎて、収拾つかなくなってる。
電波受信力に伴って文章力が付けばいいのに……
170名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 02:48:38 ID:ikgd9WDh
あれだけ個性があってなおかつキャラ被らないのはすごいと思う。
ボジションもそれぞれ違うし
171名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 03:06:26 ID:yHC4ugtB
>>138
当然4だ
172名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 03:34:56 ID:fm+I6tIu
もういいから
173名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 04:17:23 ID:yHC4ugtB
何か投下されないかな
174名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 04:55:40 ID:cjyqM0YH
前スレの娘ネタの続きで良ければ
と言いたいがもうバイト行かなきゃバイバイ

完結してないけどしばらく様子見て投下がないようなら落としていくよノシ
175名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 05:22:34 ID:9v45o12l
俺がVSシスターズを…

練り直してから投下するからちょっち待て
176名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 07:22:33 ID:Atij7e3N
サークル想詰めで同人出るみたいだな〜
177名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 07:23:15 ID:Atij7e3N
サークル想詰めで同人出るみたいだな〜

HPにサンプルあった
178名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 07:24:56 ID:yHC4ugtB
んが〜みんな頼んだぞー
179名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 15:17:47 ID:miwfPlYa
昨晩17巻買おうとTUTAYAと本屋6軒廻ったが、影も形も無い。地方民に対しての格差を実感した
腹いせに放り出してたSSを書き殴ってたら、何故か1章分が完成していた
モチベーションには怒りも有効なんだね。その反動で、いま黄昏中
誰か、憐れな子羊に潤いのあるSSを恵んでくれないものだろうか?
180名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 15:25:01 ID:Ct5X6ehM
>>179
さぁ、潤いのあるSSラッシュの流れを作る為に
まずは書きなぐった1章分をうpする作業に戻るんだ
181179:2009/03/07(土) 15:54:49 ID:miwfPlYa
>>180
一応、姫神設定してるけど、第1章姫神のセリフ一言しかないんだけど・・・
上条さんのバカ話に変質した上に、文章量がスーパーインフレしてしまってる

当初予定、全部で4章構成15kb
1・2章は単なるプロローグで、3・4章がメインのエロを予定
現在、1章で20kb超えてる
完成させるの無理そうで、考えただけで気が遠くなる・・・

尻切れトンボで構わないなら明日投下するけど、1レス何kb制限なんだろ?
182名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 17:16:17 ID:Ct5X6ehM
>>181
1レス4096Bytes
一行は約120字(全角)
最大60行
最初の1行目が空白で長文の場合、荒らしと判断されて投稿できない

投稿時の注意はこれぐらい
後は注意書きいれるとかタイトル入れるとか作者次第
183名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 17:51:49 ID:VkGwFWYC
注意書きに関してはテンプレ読めばおk
184179:2009/03/07(土) 18:06:00 ID:miwfPlYa
>>182>>183
ちょっと頭が回らなくて・・・手間かけさせてゴメン
タイトルは単純なのにするよ。誤字・脱字チェックしながら区切ってみる
185コテハン:クオ ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:35:42 ID:miwfPlYa
えっと、>>179です。容量超えたのは2分割して合計9レス分。他は大丈夫と思う・・・
1度トリとか付けてみたかっただけですので、ゴメンなさい
チェック面倒だから投下します。ネタは前スレ830で自分で出した奴です
SSなんて文章、それもこんな長文書いたの初めてなので、かなり変ですが見逃して下さい

大怪我して動けない上条さんを、病院で専属特別スタッフとなった姫神がお世話する
第1章は、上条さんが病室で姫神と顔を会わせる迄となってます

[タイトル]:『特別スタッフ』
[第1章:上条当麻]
[注意]:一応、姫神ものなんですが、調べたらセリフ4つしかありません
     上条さんとカエル医者のバカ話になってます


         ポイ
186上条当麻 1/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:37:44 ID:miwfPlYa
「…ん……っ」

上条が異常に重い自分の瞼を持ち上げると、目に映るのは薄暗い白い天井。
身を起こそうと思い、体に力を入れるが起き上がれない。と言うか、そもそも体の感覚がない。
ちょっと焦りながらも、比較的自由に動く両目をグルグル使い状況確認。
「(………なんだ、いつもの病室じゃないか)」
自分の置かれた状況を理解して、安堵の溜め息が出た。
「(…ちょっと待て。何故(なにゆえ)、上条さんはこの状況に妙な安心感を覚えてしまうのでせうか?)」
授業中を除いて、学生寮の自分の部屋以外で寝た時間と場所をよ〜く考えてみて
「(…この病室しか思い浮かばないなんて。……泣いても良いよね…………グスン)」
などと、我が身の『不幸』に暫しの間落ち込んでいると、我慢出来ない睡魔が襲って来た。
「(…眠い……眠いんだ……パトラッシュ。
 明日には元気な上条当麻になってるから……お休み……パトラッシュ…………)」
インデックスが見ていた懐かしのアニメを思い出しながら急速に意識が落ちていった。




「えーっと、いつもより酷い状況みたいなんですが?
 上条さんの体は、一体どうしてしまわれたんでしょうか?」

上条はカエル顔の医者を、目だけを動かして見ながら恐る恐る尋ねてみた。

目が覚めると視界に映るのは、やはり白い天井。
起き上がろうとなにげなく全身に力を入れた途端、ズキン!ズーン!ズキーン!
「(!?…うおっ!!)」
体中から発せられる鈍い痛みから鋭い痛み迄、様々な痛みの波状攻撃に悶絶する。
脂汗を流しながら痛みが引くのをじっと我慢してから、急に力を掛けない様に細心の注意を払いながら
自分の体を確認して行く。
何か首に違和感を感じる。少しだけ頭を持ち上げる様に顎を引いてみた。
首に鈍い痛みをかんじるが、我慢出来ない程ではない。下顎に少し硬い感触を感じた。
「(これって、コルセットって奴だよな?始めて付けたけど、少しくらい首は動かせそうだ)」
少し安心して目に注意を戻して焦点を結んだ途端に飛び込んできた光景に、
「(はぁ!?……嘘だろ、これ?)」
茫然自失と暫く現実逃避していた意識が、ドアの開閉音によって覚醒させられた。
現れた人物に発せられた第一声が先の物である。

「そうだねえ?君は、今回かなり悲惨な状態だったんだよ?
 運び込まれる前は別な医者が担当する予定だったんだが、到着した君の状態を見て
 僕の所へ凄い勢いで駆け込んで来た程だったからね?
 僕もオペに15時間は掛かったんだけど、その時の状況を詳しく知りたいかい?」

『プルプルプル』っと、コルセットと首の痛みで余り動かせないにも関わらず必死で頭を横振動させる。
聞いてしまったら最後、大切な何かを失ってしまいそうな気がする。、
今後、安らかな眠りが訪れず悪夢でうなされそうな恐怖を感じた。

「そうかい?残念だね?
 砕けたり折れた骨、破裂した内蔵、欠損した体細胞なんかはオペ中に処置しておいたから?
 心配しなくて大丈夫だと思うよ?」
「うわぁーっ!?聞きたくない聞きたくない!!
 これって一種の拷問ですか!?耳を塞げない上条さんへの言葉攻めか何かですか!?」

恐怖に慄き必死で抵抗しようと叫ぶ上条を、何故か嬉しそうに見守るカエル医者。
もう少し堪能したい気もするが、他にも自分を待つ患者が居り、そんなに時間も割けない。
それに、彼にはもっと重要な事を告げなくてはならない。




187上条当麻 2/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:38:57 ID:miwfPlYa
「まぁ、落ち着きなさい?
 これから君の現状と今後の治療について話すから、良く聞いて理解して欲しい?」
「えっ!?………はっ、はい……分かりました」

終ぞ見た事のない真剣な顔に、自分には想像すら出来ない程多くの命と向き合ってきた
医者としての凄みを感じて、上条も心の居住まいを正した。
先程の会話からでも自分が死の一歩手前の状態だったらしい事は十分感じられたし
命が助かったからと言って以前と同様の生活が送れるとは到底思えない。
湧き上がる不安を押し殺し、必死で覚悟を決め医者の言葉を待つ。

「今回の怪我による、身体への影響及び機能障害などの後遺症が出る心配はいらないよ?
 退院すれば、以前の君の生活に何変わりなく過ごせる事を保障しよう?」
「………………………………」
「ただし?」
「…………(ビクッ)…………」
「その状態である程度回復するまで治療し、退院までリハビリする事が前提だよ?」
「……こ、この状態で……ですか?」

上条は痛む首を動かし微かに見える自分の首から下を眺める。
ある意味、全身ギプス。いや、これはちょっと違う。
お馴染みの白い石膏固めの包帯巻きではなく、材質的には金属製だろうと思うのだが
それでも微妙な光沢が見てとれる。
形状もギプスと言うより甲冑(アーマー)。いやいや、それじゃ騎士達に失礼だ。
ぶっちゃけ、海水浴場で時折見られる愉快な砂盛り人間の様だ。
基本的には黒錆色なのだろうが、時折、走査線のような物が様々な色合いで表面状を走っている。
それだけなら未だましだが、滲みの様にあちこちに浮き出て来てはピンポン玉からソフトボール大
に大きさを変えながら、そのまま消えたり収縮したり移動する物は一体何なんだろうか?
機械的と言うより生物的な物を感じ、上条は怖気が走るのを止められない。

「あの〜、失礼ですけど、これって一体何なんでしょうか?」
「うん?これかね?
 君も培養槽とか見た事あるだろう?あれの小型軽量版みたいな物だね?
 これは怪我とかの治療に特化させていてね?理論上はあれの数十倍から数百倍の能力があるんだよ?」
「へー、そりゃまた凄い機械ですね。どこの研究施設が開発したんだろ?」
「うん?僕が作ったんだけど?」
「……えっ!?作ったって先生が?」
「当然だよ?どこの施設も開発しようとすらしないから、僕が作るしかないんじゃないかな?」
「(……ちょっと待てよ?施設が開発出来ない様な物、個人で作れんのか?それに………?)」
「あの〜、これって幾つくらい作ったんでしょうか?それと、今迄どれだけ使われたんでせうか?」
「今の所は、これ一台きりだね?使ったのは君が始めてだよ?被験者第1号おめでとう?」
「実験かい!?人柱にされたんか!?上条さんはモルモットですかぁ―――っ!?」




188上条当麻 3/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:39:59 ID:miwfPlYa
再度、雄たけびを上げている上条を見守りつつ、少々時間が気になり始めたカエル医者は
少々強引に話しの軌道修正をする事にした。

「落ち着きなさい?君は留年したいのかね?」
「はひっ!?」
「通常の治療だと退院するまで半年以上掛かるんだが?それで構わないのかな?」
「……どう言う事でございましようか?」
「それを使用しなかった時の事を言ってるんだよ?いいかい?
 グチャグチャに潰れてミンチみたいになった左腕を始め、体細胞ごと神経までごっそりと
 持っていかれてる様な患者が、数日の入院で退院できると思うのかい?」
「(!?……そうだった。俺って死にかけてたんだよな。すっかり忘れてた!)」
「はっきり言うとだね?退院しても以前の様に体は動かせないと思うよ?
 特に酷い左腕は、何らかの補助無しじゃ物も握れないだろうね?」
「…………(ガクガクブルブル)…………」
「それを使用すれば以前の生活に戻れるんだよ?理解出来たかな?」
「…………(コクコクコク)…………」
「よろしい?それじゃ退院までのスケジュールを話すけど?いいかな?」
「…………(ゴクン)…………」
「それを使用しての治療は4日間、今日を含めてだけどね?
 後の3日間は検査を兼ねたリハビリをしてもらうけど?それで退院だね?」
「…………………………………」
「聞いてたのかね?」
「……えっと、4+3=7だよな?」
「そうだよ?」
「……7って事は7日間って事で、退院まで1週間だよな?」
「その通りだよ?」
「……………………
 …………
 どゥえェェェ――――っ!?
 何で?どうして?何処をどうすりゃ、半年以上が1週間に縮まんだよ!?」
「うん?便利だろ?」
「便利の一言で済ますんかい――――っ!!!!」

上条は散々ビビラされた後に、1週間で退院出来ると聞いて内心狂喜乱舞していた。
過去何回かの入院を経て、カエル医者の事は信用出来る人物だと確信している。
自分が死にかけていたのも事実だろうし、半年以上の入院の事も本当だろう。
自分の為に本当は貴重なプロトタイプの機械を使ってくれたのではないか?
いや、間違いなくそうだろうと推測できた。
上条の脳裏にはカエル顔の医者の巨大な像が後光を発している姿が浮かんでいた。
一方、カエル顔の医者の方はと言うと
やれやれ。やっとここまで話しが進む事が出来たね。
本題はこれからだと言うのに随分余計な時間が経ってしまったようだ。
彼の反応が面白いから、ついつい余計な会話をしてしまうね。
彼の性格はある程度理解しているつもりだが、これに重度の鈍感が加わる訳だね。
この娘も何とかしようと頑張る訳だ。全く厄介な少年に惚れたものだね。
色恋沙汰で僕に出来るのはここ迄だから、後は自分の力で戦いなさい。




189上条当麻 4/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:40:44 ID:miwfPlYa
「君に言っておく事があるんだが?いいかな?」
「何でございましょうか?ドクトル・フロッグ様」
「様とか付けないで欲しいんだがね?何だい?その変な呼称は?」
「私(わたくし)、上条当麻めの心からの尊称でござりますです。はい」
「普通に呼びなさい?」
「はい、先生」
「それでは行くよ?
 その機械は付けっぱなしと言う訳にはいかなくてね?
 主に動力系統に問題があってね?1日に付き、2時間のメンテナンスが必要不可欠となるんだよ?
 その作業をするのは、19時から22時の間を予定してるんだがね?
 そのメンテナンスの間には、君の体の検査や清拭も予定しているよ?
 そう言う事情があるから、それを外す必要があるんだよ?
 君、現在そんな状態だから体を動かす事も出来ないし、食事を始めとして身の回りの事が
 自力では何一つ出来ないだろ?
 ここで問題なのは、それらを担当する者をどうするかって事なんだよね?
 うちの通常スタッフは、複数の患者を掛け持ちで担当している訳だが?
 君みたいな患者は時間の都合上、通常スタッフを付けるのは困難なんだよ?」
「……えっと、それじゃあ上条さんは一体どうなってしまうのでしょうか?
 上条さんと致しましては、放置プレイは勘弁して欲しいのですが?」
「うん?そこは心配しなくても大丈夫だよ?
 君専属の特別スタッフを、こちらで用意させてもらおうと思ってるんだけどね?」
「えぇっ!?……専属って、お一人様ずっと俺に付けるって事ですか?
 ……とってもありがたいんですけど、俺一人にそこまで病院に面倒かけられないですよ」
「しかしだねえ?君の看病をする為には、特別スタッフを付けるしかないんだよ?
 そして、僕は患者が必要とする物は何でも用意するのが信念だからね?
 だから、君に専属特別スタッフを付けるのは絶対に必要な事なんだよ?
 そこで、君も同意書にサインしてくれないかな?と思ってるんだけどね?」
「……はい?……同意書って何ですか?」
「そこは、うちの病院の規則でね?
 治療中や、その後のトラブルを未然に防ぐ為の物なんだが?
 簡単に言うと、患者と医者の信頼関係を証明する契約書みたいなものだね?
 患者は特別スタッフの指示には絶対に従う様に、同意書にサインして貰ってるんだよ?
 君の場合、手が使えないから網膜パターンをこの端末に登録してくれればいいんだが?
 僕としては、君に同意して貰いたいんだが?どうするね?」
「そんなの、考えるまでもありませんよ。お世話になります。」

そんな事でこの医者の信念に応えられるなら、断ると言う選択肢などない。
なんだか、小萌先生に続いて頭が上がらない大人が増えた気がしてなんだか面映い。
自分を気遣い心配してくれる人がいるって事は、こんなにも嬉しい事なんだな、と
差し出されたカード大の薄い端末に、瞳を翳しながら感慨に耽る。
登録は直ぐに済み、端末をカエル医者へと返却する。画面を確認した医者は満足そうに頷くと
顔をこちらへ向け満面の笑顔を見せた。
上条も笑い返すが、カエル医者は何時まで経っても笑顔を引っ込めない。
「(……あれっ?……何か変だな?満足して嬉しいってのは分かるけど……大げさ過ぎないか?
  何か……面白い事を見つけた時や期待で嬉しい……って感じがするんですけど?)」
上条が、カエル顔の医者が見せる笑顔に、奇妙な違和感を感じ取って戸惑っていると
笑み浮かべたままカエル医者が、くるっと体の向きを変えドア付近に向かって声を掛けた。

「君、彼も同意してくれたから?こちらに来て、改めて自己紹介しなさい?」




190上条当麻 5/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:41:48 ID:miwfPlYa
その呼び掛けを聞いた上条は、戸惑った様な視線をカエル医者に向ける。
この病室はどう言う理由かは知らないが、異常に防音処置が施されているのだ。
ドアを閉めれば廊下の物音は一切聞こえないから、声が届くとも思えない。
それこそ、窓を塞げば、その処置は完璧なんじゃないかと思える程なのである。
部屋の中でしか聞こえない音量で呼んでも全く意味がないのにな、などと考えていると
微かな足音が響き、カエル医者の影から、チラッとピンク色の色彩が視界を掠めた。
「(えぇっ!?……まさか、誰かずっと部屋に居たってか?……って、もしかして
  さっき話してた特別スタッフって人か?)」
どうやらこの人物は、上条が居るベッドから死角となるドアの前付近に待機していたらしい。
足音からして、こちらへ近づて来ているらしいが、目の前のカエル医者の影に隠れてしまい
制服らしきピンク色が少し見て取れるだけである。
「(上条さん、さっきまで色々叫んでしまいましたが、非常に不味い気がしますの事よ。
  ピンクの制服からして女性だろうし、紳士であるジェントル上条のイメージが……。
  これからお世話になる人への、ファーストインプレッションは最悪なのでは……!?)」

珍しく初対面の人への自分のイメージを気にする上条だが、理由は単純なもので
綺麗な年上のナースのお姉さんに良く思われたい、可愛がられたいだけである。
まあ、最初にいくら取り繕っても直ぐに破綻するのは分かりきってるのだが、本人自身は
その事に全く気付いていないのは、やっぱり上条さんクオリティーである。
綺麗なお姉さんに憧れるのは青少年のロマンの一つで、上条もその一人ではあるのだが
おばちゃんが現れる事を考慮しないのだろうか?と、不思議に思うものである。
そもそも、上条は自分は年上属性だと思っている様だが、これは単なる思い込みである。
彼女が出来ないのは、学生である自分の周りの年代が合わないんじゃ?と考え、それじゃ自分は
年の離れた年下が好みなのか?と考えて、それは犯罪なのではなかろうか?との考えに至り
残った選択肢の、年上の女性が好みだったんだ!と言う論法に傾いただけである。
全ての原因は、乙女心と恋愛感情に恐ろしい迄の鈍さを誇る自分自身にあるのだが
そんな事には、欠片も気付かないし、想像すらしていない。
その結果、問答無用で相手に巨大なフラグを突き立て、相手からのフラグは悉く弾き返す。
そんな事をあっちこっちで繰り返し、旗男の異名を賜る迄に至ったのである。
191上条当麻 6/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:42:38 ID:miwfPlYa
戦々恐々としている上条など気にも留めず、その人物はカエル医者の影から横に出ると進み出て
上条の前に姿を現した。慌ててカエル医者から、そちらに視線を合わせる。
寝転んだ状態の視線でしか確認出来ないが、先ず視界に入ったのは脛の途中からお腹にかけてだった。
白いナイロン生地で包まれた脚が、膝から10cm程上のピンクの制服までしか見えないが
脛の途中から太腿に掛けての増加率と腰のライン、それだけでスラリとした美脚だと断定出来る。
「(ナースさんにしてはスカートが短過ぎるのでは?と、上条さんとしましては多少心配ではありますが
  大変お美しいお御脚が拝見出来て、嬉しゅうございます)」

少し目線を上げるとお腹から首までが収まる。
黒髪に縁取られた抜ける様な白さのほっそりとした首筋、そこから続く肩から腕への滑らかなライン。
半袖の制服から覗く白くて細い弛みなど少しもない二の腕、指先に至るまでの華奢なライン。
ナース服のツルンとした体の線を目立たせないはずの生地を押し上げている2つの膨らみ。
残念ながら生地のせいでウエストラインは確認出来ないが、それでも腰のラインを視界に納めつつ
普段は碌な事に使われない(今もだが)脳細胞をフル稼働させて、チェックした各パーツ情報から
導きだされるラインを脳内補完して描き出す。
導き出されたウエストラインを当て嵌め、脳裏に全体像を正確に思い浮かべてみる。

「お、おっ、おぉっ―――っ!スレンダーモデル体系でありながら美乳を持つナイスバディ!!
 上条さん的に、高ポイント過ぎてGJ(グッジョブ)を捧げてしまいますよ―――っ!!!」

いよいよ最終チェックポイントの確認である。
ここでクラッシュすれば、もう真っ白に燃え尽きて立ち直れない程重要なポイントだ。
期待と不安が綯い交ぜになった奇妙の高揚感を胸に抱きつつ、覚悟を決めて視線を上げる。
先ず視界に飛び込んできたのは目。黒目がちな何処か夢見る様な茫洋とした大きな瞳が
濃く長い睫毛に縁取られ濡れた様に輝ている。
スッと通った鼻梁が理知的な趣を感じさせて、その下に位置する唇に続いている。
小さな唇は、どちらか言えば肉厚が薄い方だろうと思うが、リップか口紅を塗っているのだろう。
やや赤み掛かったピンク色に色付き、グロスの艶に瑞々しく輝いている。
うりざね顔は殆ど化粧っけがなく、又、その必要がないほど色が白い。
目の上で切り揃えられ、後ろへ流されている黒髪は漆黒に近いのだろう、ライトの光を受けて
青みを帯びた濡れた様な光沢を放っている。
顔全体を視界に納め、時間が経つのも忘れたまま、ジ――――――っと、見つめる。

「…………綺麗だ――――――」





192上条当麻 7/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:43:43 ID:miwfPlYa
「…………(ポッ)…………」
何故かその女性は、急に顔を赤らめさせている。
始めは目元と頬に赤みが出ていたが、上条が良く確認しようと、ジ――――――っと食い入る様に
見入ると、急速にその範囲を拡大していく。
ジ――――――――――――――――――――――――――――――っ。
今や耳まで赤く染まり、頬はリンゴのホッペ状態に真っ赤っかである。

「上条さんと致しましては、美人さんが赤く為るのは、見てて非常に嬉しいのですが。
 何故に、この方は赤く為っておられるのか、皆目検討が付かないのでありますが?
 もしかして、何か病気でも急に発症されたのでしょうか?」
「うん?まぁ、ある意味では病気だろうね?」
「そっ、それはいけませんの事よ。美人さんは人類の宝だと、宇宙開闢以来の法則なのですから!」
「それに依存は無いんだけどね?そこに、美人はナース服着用の法則、も加えて欲しいね?」
「何故(なにゆえ)、ドクトル・フロッグ様の属性をアカシックレコードに追加しなくちゃならないん
 ですの?そんな事は美人の味方、上条お兄さんが許しませんの事よ!」
「そうかい?でも、彼女似合ってると思わないかい?それと、その呼称は止めなさいと言ったろ?」
「えぇえぇ、上条さんトキメイテしまうくらい、ど真ん中の直球ストライク的に似合ってますよ。
 全く、深遠なる宇宙より広い上条ブレインとも為ると、宿主たる私めにさえ意見をするのですね!」
「君に喜んで貰えると、色々準備したかいがあったと言うものだね?」
「こっちの非難をスルーするとは、生意気な。で、美人さんは何の病気なのか言ってごらんなさい。
 偉大なる上条脳内ネットワークには、こんな症例は登録されていません事よ。
 さあ、我が脳内に生まれし別人格であり影でもある、カエル声の上条よ答えてみせよ!」
「まだ続けるのかい?彼女は恋の病だね?」
「こ……恋ですとぉ――――――っ!!」
「それも重度の恋煩いだね?」
「そっ、それでは、先程から綺麗なお顔を真っ赤に染めているのは、LOVEの相手がいるからですか!?」
「そうだよ?相手から、ナイスバディや綺麗や美人と言われ見つめられて照れてるんだね?」
「ちっ……畜生――――――――――――っ!!!
 何処のどいつだぁ!あんな美人さんに想われてる幸せ者は――――――っ!
 上条さんなんか不幸街道まっしぐらなのに、こんな美人さんの想いに気付かない様な戯けた馬鹿者は
 この愛の天使イマジンエンジェル上条が亜夢ちゃんに代わって浄化してやる!!」
「最後の方は良く理解出来ないんだけどね?君、本気で言ってるのかい?」
「もちろんであります大佐殿―――っ!」
「話しには聞いてたけどね?実際に見ると本当に凄いね?ここまで鈍感だと興味深いくらいだよ?
 名残り惜しいけど、僕も何時までも君の脳内遊びに付き合ってる訳には行かないんだよ?
 君、いい加減こっち(現実)に戻って来ないかね?それと変な階級で呼ばないでくれないか?」
「まぁー!ケロッグったら、今度は説教まで!上条さんは、そんな子に育てた覚えはありませんよ!」
「うん?その新呼称もよしなさい?強引にでも、こっち(現実)に帰って来てもらおうかね?」
「おんのれーっ!下克上なんて例えキングスライム様が認めても、スライム上条は絶対に認めないわ!
 例え一人になっても戦い続けてみせるんだから!誰にも上条さんの芯(妄想)は砕けないのよ!!」
「君、彼の目を覚まさせてくれないかね?」
「なっ!?……何に、美人さんに声をかけてんのよ!そんな恐れ多い事して…………って、あらっ!?」
193上条当麻 8/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:44:31 ID:miwfPlYa
視界を占める美人さんが、右手に持っていたバインダーを両手で握り、頭上に掲げながら近付いて来る。
バインダーが上条の視界を全て覆った直後、軽い音が病室に響いた。

「パコン」
「!?……ぐ!――ぐっ!!おオオオオオッッ―――――――――――ッ!!!」

上条、魂の絶叫である。
しかし、音から分かる様にバインダーの一撃は強烈な物ではない。
例えるなら、恋人通しがやると民間伝承で伝えられる『はっはっは、こ〜いつぅ。』と言う呪文とともに
人差し指から繰り出される額への攻撃程度の威力でしかない。
何故か『恋人通し』と言うキーワードに殺意を覚える諸兄達向けに、敢えて別に例えると
蝿叩ききで『ピシッ』と叩かれたくらいのダメージだと思って頂きたい。
何時もの上条ならダメージすら負わない攻撃だが、今は別だ。
美人さんを良く見ようと、鈍く痛む首を無理やり右斜め上へと持ち上げていたからである。
伊達にコルセットなど嵌めらていない事を、身を持って体験学習させられた訳だ。

暫くジッと我慢して、ある程度痛みが引いた所で閉じていた瞼を開けてみる。
涙で覆われ視界不良の為、何度か瞬きを繰り返しクリアな視界を取り戻す。
目に映るのは、自分に暴虐を働いた不届き者である美人さんである。
両手で握ったバインダーを顔の右側にずらし、上空に覆い被さる様な姿勢で、自分の顔を無表情に
ジ――――――っと見詰めている。
こちらも抗議の意味を込めて、ジ――――――っと見詰めてやる。

「目覚めた?」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「もう一本行っとく?」

バインダーを揺らしながら尋ねられたので、慌てて『プルプルプル』っと顔を横振動させて拒否する。

「そう、残念」

上空を覆っていた美人さんが離れて行くと、入れ替わる様にカエル医者が現れた。

「やっと、こっち(現実)に戻って来た様だね?お帰り上条くん?」




194上条当麻 9/9 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:45:36 ID:miwfPlYa
首の痛みも完全に引き、先程までのハイテンションも治まり、ノーマルモードへ移行した上条である。
最初の立ち位置へと戻った2人を見ながら、改めて美人さんへと目を向ける。
相手も上条の方に目を向けていた様で、バッチリと視線が合ってしまう。
逸らすに逸らせず、茫洋さを感じさせる大きな黒い瞳を見詰めてしまう。
相手の方も無表情に、こちらの方をジ――――――っと見詰めている。
「(…………うぅっー、上条さんとしては、こう言う状況に慣れてないので、対応するマニュアルが
  あれば切に欲しい所なんですが〜…………)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……やっぱり、美人だよな。目鼻立ちも整ってるし。惜しいのは表情に乏しい所かな)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……唇以外、肌が変にテカッテないし、化粧してないんじゃないか?)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……年上には見えないな。なんか、俺と同い年くらいに見えるけど、そんな事無いよな。
  世の中、異常に若く見える女の人も居るみたいだし。身近にも三人居るし)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……って言うか。何で、この人こんなに一点見詰めしてくるんだ?しかも、無表情に)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……そういや、俺の知り合いにも居たな。こんな風に見詰めてくるのが一人)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……さすがに、こんな長時間は無かったけどな。良く見りゃ雰囲気も似てるんじゃないか?)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(う〜ん、目鼻立ちも似てるし、背格好も同じくらいか?黒髪も同じだし、違う所と言えば髪型か?)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(ふんふん、髪を後ろに流して緩く縛ると…………おぉ〜っ!この人にソックリになるぞ!)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(……って、あれ?似過ぎじゃないかこれ。これじゃ、姉妹ってより一卵性の双子?世の中には似た
  人間が三人居るって迷信とかもあるしな?もしくは、クローンか!?いや、そんな事無いはずだし
  ………………冷静になれ、考えるんだ)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(????????????????)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(???????!?!?!?!?!)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(!?……まっ…まさか。……いやいや、どう考えてもありえねえだろ。……一応同じ学生だし。
  ……でも、どう考えても本人って線が妥当だよな)」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「(うぅーっ!?……名前を聞いてみるか?……いや、本人だったら気を悪くするだろうし。
  ……じゃあ、呼び掛けてみるか?……違ったら恥ずかしいし、当たってもどうすりゃ良いのか
  ……リアクションに困るし……あぁ〜っ!一体どうすりゃ良いんだ!?)」
苦悩する上条に対し、やっぱり、ジ――――――っと見詰めているだけの美人さん。
このままでは埒があかないと決断したのか、上条の口が開かれた。

「え………えっと…姫神?」
「うん、何?」



195クオ ◆NNsrxnn4LE :2009/03/07(土) 20:50:32 ID:miwfPlYa

         ぺシャ

あれ、「コテハン:」なんて付いてる!
・・・暫く寝てないから、相当ボケてるな。以上で投下終了
196名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:04:29 ID:2IVW5MZA

  ( ゚д゚) <久々の投稿か・・・
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚) <どれどれ・・・
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄
197名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:15:51 ID:Km7h8N7O
>>195
家族の前で噴出しちゃったじゃないかwww
どうしてくれるwwwww

こんなものを書くとは全くもってけしからん、もっとやr…ゲフンゲフン、もっとやってくださいお願いします
198名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:29:47 ID:yHC4ugtB
GJ
続きを期待中の期待しますぜ
199名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:32:18 ID:dPTKxwKf
GJ!お世話の7日間kwsk、待ってるぜー
200名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:33:42 ID:mt0kx/Np
投下乙です。
でも一つだけ指摘させてもらいますが、姫神さんは基本的に「、」を使わず「。」だけですよ。
201名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:13:35 ID:RnIQy/jH
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のバニー服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
202名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:15:31 ID:yHC4ugtB
>>201

バニーより和服だ
203名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:25:24 ID:CIBsFQ3I
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
独神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
姫神のナース服
204名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:41:45 ID:Ct5X6ehM
独神よりも姫神だ
205名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:08:03 ID:miwfPlYa
>>200
あれ、そうだったんですか。始めて知りました
姫神さん設定はサッパリなものでして・・・なのに、こんなもん書いてしまった俺って・・・バカ?
206名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:14:58 ID:qVE07Qel
>>205
普通の人が「、」付けるとこを「。」に付け替えれば簡単に姫神の喋り方になるぜ

すぐに2章を書く作業に戻るんだ
207名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:30:59 ID:z1LohgLl
あと細かいけどカエル医師の口調も少し違和感を覚えたかな
普通の話し方に?を足しただけに見えた
208名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 00:15:54 ID:TpTsmU2L
>>195
乙!
2章も期待してるぜ
209名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 01:22:52 ID:v/uwW2vD
アニメしかしらないような人にあまり細かいこと言うなよ……
設定はサッパリなんだから
210名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 01:24:43 ID:LVSaTJHv
元々ラノベとしての禁書エロパロスレなんだから、とは思う
二次創作するに当たって、元ネタのしっかりと把握するのは当然だろ、とも思う
名も無き書き手に自己主張する意味はあるのかわからないが、二次創作ならその辺はちゃんと気をつけてるよ、といってみたり
211名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 01:36:52 ID:ecDSiwFX
しかし、17巻を探し回ってることからすると姫神が■■だったってことじゃないのかい?
212名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 03:13:55 ID:lupGyLSf
保管庫更新乙カキコ。
でも娘ネタは女子寮や淫魔騒動の様にシリーズで分けた方がよかったかも。
213名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 06:48:50 ID:PmUuC6uc
小萌せんせに大人の女を教えてもらう上条さんが見たい

昨日のインデックスVS御坂美琴は最高だった
214名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:51:39 ID:ZXHmwRXY
これからの新刊による投下ラッシュを祈りつつ、
打ち止め×一方通行 エロなし
を投下します
3レス予定
2151/3:2009/03/08(日) 12:54:55 ID:ZXHmwRXY
 それは、例えばある土砂降りの日に、柄にもない極上の笑みと一緒に、子供用
絆創膏が誰にも邪魔される事なく手渡されるIFの話かもしれない。
 または、いかにかして学園都市統括理事長のプランが変更、あるいは終了して
全てが丸くおさまり、二人の幸福が手に入った遠い未来の話かもしれない。

ともあれ、これはかつて血に汚れた白い少年と、穢れを知らない幼い女の子が、
光の中で共に紡ぐ物語。


『とある幻想の一方通行』





 時刻は昼過ぎ。
 炊飯器だけで用意されたとは思えない、むしろ思いたくない昼食を食べ終わっ
た頃。
「きすってどうやってするの、ってミサカはミサカは素朴な疑問をアナタに投げ
 掛けてみる」
 一触即発の爆弾はとんでもないところから飛んできた。



 一方通行と打ち止めは、求職中の研究員とともに、とある体育系教師の厄介に
なっている。
 しかし、自称二人の保護者であるこの家主は、平日は教師として、放課後や週
末も警備員として家を空ける事が多い。
 もう一人の自称保護者も就職活動なのか、たまに野暮用だと言ってふらっと出
掛けてしまう。
 そういうわけで、しばしば二人で留守番という形になる。今日のように。
 たいていは一方通行が惰眠を貪ることに逃げるのだが、打ち止めが毎回毎回あ
まりにもうるさいために、気まぐれに“お遊び”に付き合ってみることもある。
 そして、この様である。


「あァ?」
 一方通行は、“おしゃべり”をするためにとソファで寝るのを妨害されことに
加え、のっけからの意味不明な問いに、不信感と不機嫌をほどよく混ぜた感情を
隠そうともしなかった。
 現在、一方通行は三人掛けのソファの真ん中に一人で座り、その右足に打ち止
めがすがりついている。
「だーかーらー、きすってどうやるの、ってミサカはミサカは訊いてるのに」
「クソガキがァ、何寝ぼけた事言ってやがる」
「何度も言わせるなんてアナタのい・け・ず、ってミサカはミサむぐぐぅ」
 一方通行は煩い口を無理矢理塞いで黙らせ、大袈裟に舌打ちをする。
 またカエル顔の医者が妹達に何か可笑しな事を吹き込んだのかもしれない。
 もしくは、実体験がネットワークに流れたとか、変なテレビ番組に感化された
とか。
 どうにせよあまりいい状況ではないと、急に絶食を始めたり、朝の占いが天の
啓示だとでもいうように気にし始めたりという奇行を目の当たりにした経験が告
げる。
2162/3:2009/03/08(日) 12:56:22 ID:ZXHmwRXY
「キスってのはアレだ、人体の消化器官の一部である口唇が他人のそれや額や頬
 に触れることだろォ。わかったか、マセガキ」
「アナタが説明するとどうしてそんなにムードも味気もないものになるのかな、
 ってミサカはミサカは呆れを通り越して驚いてみたり」
「わかったンなら、退け。っつゥか、調べ物なンざネットワークでヤレ」
 右足のくっつき虫を強引に引きはがす。
 こういった場合は適当にあしらうのがベターなはずなのだが。
「むぅ……ネットワークには“知識”は溢れてるのに何故か“経験”はないの、
 ってミサカはミサカは残念なお知らせをアナタに告げてみる。ん? もしかし
 てここでミサカが“きす”をしたら一番乗り!? ってミサカはミサカは今こ
 そ上位個体の優位性を全ミサカに示すために立ち上がってみる」
「……」
 打ち止めは勝手に野望に燃えており、拳を固めて空を睨む。
 なんだか雲行きが怪しくなってきた。
「おィ、オマエ……」
 声をかけようとした一方通行はそのまま凍り付いた。
 打ち止めの、なんとも形容しがたい眼光が彼を捕らえたからだ。
 その気迫は学園都市最強の超能力者がその色素の薄い顔をさらに蒼白にし、自
然と身構えてしまうほどだった。
「ミサカはきすって何? じゃなくてどうやるの? って訊いたんだよ、ってミ
 サカはミサカは強行手段をとってみたりっ」
 ていやーとか間の抜けた叫びを上げながら、打ち止めが飛び掛かる。
 これ以上ない程の身の危険を感じた一方通行が、全力でソファの背もたれを飛
び越え、後方の壁まで下がりながら右手は電極のスイッチを能力使用モードに切
り替えた。
 しかし、相手が打ち止めである限り、能力によるアドバンテージは一方通行に
はない。
「ゥ、がァ……」
 すぐにミサカネットワークによる代理演算を取り上げられ、崩れ落ち、床と接
吻する羽目になる。
「一方通行の能力の奪取成功、ってミサカはミサカはミッションコンプリートの
 喜びを小躍りして表現してみたり」
 一方通行は目の前で打ち止めが跳びはねていることは理解できるが、それが何
故なのかまでは頭が回らない。
 また、発せられる言葉も意味をなしては届かない。
 結果、小さな子供が駄々をこねるように首を小さく横に振り、力の入らない体
で後ろに下がろうとする。
2173/3:2009/03/08(日) 12:57:31 ID:ZXHmwRXY
「−−−−、−−−−?−−−−−−……」
 打ち止めが無邪気な子供そのままの笑みで、何かを唄うように呟き、近付く。
 これからされるであろうこと、その意味を霞がかかったような思考でぼんやり
と考える。
 考えて、考えて、考えて、考えて、考えて−−それでも答えはでない。
 打ち止めが傍らに座るのが一方通行の視界の端に映った。
 その小さな手は透き通るように白い頭に乗せられている。
 そして頭上の手は少しすべり下りて、まとまらない心をすくいあげるように、
優しい手つきで顎を持ち上げた。
「−−−−」
 唇が触れる前、吐息が感じられる程近くで囁かれたのは、きっと幼い愛の言葉

 一方通行は自分の頬に柔らかくて温かいものが触れるを感じながら、心底悔し
く思った。
 その言葉を理解できない、返せない事を。
 そして、もしも自分ができたなら、囁き返してしまっていただろうことが容易
に予想できる事を。





−−数時間後……

「ただいまじゃんよー」
「ただいま」
 保護者二人がどういうわけか一緒に帰ってきた。
「おかえりなさい、ってミサカはミサカはあいほとききょうに言ってみる」
 出迎える打ち止め。
「ん? なんで白いのはソファでもなく部屋の隅で床に転がって寝てるんじゃんよ?」
「本当ね。真っ白に燃え尽きたって感じに」

「うーん……、ヒミツ?ってミサカはミサカは可愛らしく首を傾げてみたり」

(あンのクソガキィ、絶対ブッコロス……)





……こンなのが、続くのかァ?
218名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:59:01 ID:ZXHmwRXY
俺の愛は一方通行ォォォッ!!
……携帯からお目汚し失礼しました、ハイ。

禁書のSSを書こうと思い立って幾星霜
……過去スレを数ヶ月かけて全て読ませていただきましたが、まだまだ未熟
目標はエロが書けて、トリ付きコテハンを名乗れるようになること

それでは、(全裸はハズかしいので)空色毛布一枚で待機組最後尾に戻ります
219久しぶりにココ来たわ:2009/03/08(日) 13:12:12 ID:JuAAwfLa
いつしかの美鈴さんの話がもう一回みたい・・・ 

どなたか書き込んでください、お願いします。
220名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 13:26:50 ID:LwT61zxd
>>218
GJ
エロにたどり着くのを待ってるぜ
221名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:04:25 ID:SBzLtM6W
通行止めキタコレ
神様仏様職人様ありがとうぅぅ!
その後ミサカネットワークに打ち止めの体験談を流されて存分にのたうちまわるといいよ一方さん!


…しかし某同人といい、一方さんは×の後に回されてばっかりだなww
222名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:32:44 ID:TpTsmU2L
>>218
GJ!
これからもがんばって!
223名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 15:58:27 ID:KvEdEQ2Q
乙!面白いかも!
可愛いよ打ち止め

何故か罰ゲームで一方と上条が皆の前で野球拳をする電波を受信した
224名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 16:19:43 ID:npKR/8A9
超能力者vs無能力者でもできる互角な戦いですね、わかります
225名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 16:56:58 ID:16wR+ndY
しかしその横ではどちらかを勝たせたいor負けさせたい面子が
水面下の能力戦魔術戦を繰り広げているんですね、分かります。
226名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 17:04:51 ID:dFOZGNhn
ミサカの内紛が凄そうだな
227名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 17:47:32 ID:aZsjf67u
>>218
GJ! エロもいいけどほのぼのもいいよいいよ
ただ一点だけ、打ち止めは一方通行のことを名前で呼ばないので
(常にあなた とか あの人と二人称)
次からそこだけ直していただけると嬉しいです
228名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 17:59:49 ID:mLCQH18R
読解力がゲフンゲフン
229名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 18:28:12 ID:pwaKKL4W
17巻読み終わった・・・

いつからネタ的に解禁OKなの?
230名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 18:37:45 ID:KvEdEQ2Q
>229
普通に発売日過ぎたらじゃね
231名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 18:43:37 ID:346Y0Pg+
>>229
それはSS投下の布石と受け取っていいのだな。
232名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 19:35:11 ID:hvaxW6fF
対して一方さんは、ごく稀に打ち止めのこと「ラストオーダー」ってちゃんと呼ぶんだよな。
まぁ一方さんの場合は「それしか名前はないんだし」的な認識があってそう呼んでるみたいだけど。


しかし打ち止め→一方さんのあの呼び方の縛りは正直、二次書き泣かせだと思うんだよww
233名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 20:23:53 ID:aZsjf67u
というかよく見返してみたら一方通行といってるのは一回だけで
第三者視点から述べてるから指摘する方がおかしいかも。すまん。
打ち止めの呼び方縛りは本当に二次書き泣かせ…
いやそこは逆転の発想で二人以外は登場人物が出てこない話をつくればいいんだ!

あともう一回見返してみたら逆に芳川と黄泉川の呼び名が気になったw
確かヨミカワヨシカワってカタカナ苗字で呼んでいたと思ったんだが
違ったかな?
234名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:00:16 ID:y9ZL77Gl
上条当麻のフラグメイキング能力は、身分の壁すらものともしない…か。
235名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:05:17 ID:6VWlxizd
>>234
いや、あの王女様にはすでに相手居るし(水の人)。
それよりも、剣の運び手だった子たちに対してフラグ立ててるような気がする。
236名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:09:34 ID:pwaKKL4W
>>234
おいおい寝たバレ禁止だろ

フラグに関しては年の差だろーが、職種だろーが、人外だろーが、
敵、味方何それ?の上条さまだぜ
腐女子が喜びそうだが、もうそろそろ本編でも、異性OKじゃないのか?
237名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:10:48 ID:TpTsmU2L
金髪ナイスバディのフライトアテンダントさんはどうだろう?
238名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:16:05 ID:3PC9hB7A
18禁とは思えないにゃー
239名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:30:45 ID:m4C+6WZN
上條さんのベストパートナーは誰か?一番多く、彼と共闘し、てきを打ち破ってきたのは?
240名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:31:46 ID:3PC9hB7A
また新キャラ、しかも敵を倒す立場のが増えるのか
241名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:39:40 ID:VWxGJB29
>>239
どう考えてもバーコードとシスコンしかいないが
242名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:48:41 ID:9REHP8Si
Mile high club ... なんでもない
243名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 22:57:01 ID:y9ZL77Gl
しかし上条当麻は、誰に対しても敬語使わないな。
きっと宇宙人の親善大使がやって来てもタメ口だ。そしてフラグを立てる、と…
244名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 23:05:01 ID:6VWlxizd
>>242
17巻を見て、自分も同じことを思った。>>CoD4のMile high club
イギリスの特殊部隊があの物語に参加しても、ちっともおかしくないし。
上条さんは、特殊部隊員でも若い女性ならフラグ立ててしまいそうだ。
245名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 23:09:39 ID:8MoBfmig
大精霊チラメイドVS堕天使エロメイドの戦いは実現するかな?
246名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 23:09:42 ID:6Zgeg8fc
スチュワーデスさんにはフラグ立てていたな。
このままレギュラー化すればいいな。
247名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 00:45:11 ID:ezR6Y07g
あのスッチーは海外移動時には上条さん専用で登場
準レギュラー化を期待している
248名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 00:49:35 ID:ezR6Y07g
それにしても最近武装や強さのインフレが激しいな・・・
セイントセ○ヤか男○並だ
249名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 01:22:33 ID:T4R7BAwa
しかし最近は現実(リアル)を積極的に絡めたストーリー創りになってきたよな。昔の米ソの超能力開発の逸話とか、英仏の関係とか、原油高とか(笑)
フィクションに上手くノンフィクションを絡めてる。
250名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 01:28:24 ID:0xMpsxr1
とりあえず、尻尾つきは女子寮に連れ込まれたから
九分九厘ハーレム入りな気がするぜ…
運び屋の人も女子寮で寝泊りしてたりして。
251名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 06:34:20 ID:exP2BagO
なんで普通にネタバレされてるの?
252名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 07:28:09 ID:RR+F53EY
ネタバレ解禁って本スレに合わせるんだったっけ?
253名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 07:49:58 ID:JD+y304x
時差を考慮するんだ
254名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 07:50:43 ID:cWIaLILr
>>218
GJっす!
エロ? いやいや時代は萌えっすよ!
俺もエロ控えて萌えに走ろうかな〜
TS上条ってライブドア? の禁書板で書いてたけど、あれは書いてて萌えたな〜
255名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 09:30:54 ID:itYNJqp9
触らなきゃ触らないで延々と無節操にネタバレを語るとか
少しくらい自重しろよ
256名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 10:20:01 ID:+34DIVHx
まるで上条さんですね
257名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 10:44:19 ID:XRPuSuIP
前スレでの甘酒のネタを書いてみたんだけど、投下していいのかな?
258名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 10:56:48 ID:JfUCF5aF
>>257
いいともー!
259甘酒美琴:2009/03/09(月) 11:11:09 ID:XRPuSuIP
今日もいつものように不幸な生活を送ってる少年がいた。その少年は上条当麻。今日の不幸の原因は御坂美琴という少女が原因らしい…
そして少年は呟く
「…不幸だー」

遡ること数時間前…

補習を受けていた上条、土御門、青髪ピアスはその帰り道で正午過ぎのギラギラと照りつける太陽の下、街で遊んでいた。そんな中上条はふと呟く。

「明日も補習かよ。だるいな」

「カミやん。せっかく遊んで気を紛らわししてたんやさかい、そないな事言わんといてやー」

「そうだにゃー。嫌な事思い出させないでほしいにゃー。」

土御門と青髪ピアスは、せっかく楽しんでテンションを上げていたが、上条の一言で気分が落ちてしまった。

「わりぃ。なんかふと思ってさー」

「おーい」

そんな話をしていたら1人の少女に呼ばれていた。

「今度飯でもおごってやるから許しくれよ。」

「カミやんが?それは無理やない?」

「おーい!」

少女の声に3人とも気づかない。

「確かに…家にあの暴飲暴食シスターがいる限り無理かもな…」

「おーい!!」

やっぱり少女の声に誰も気づかない。

「カミやんには荷が重すぎるぜぃ。」

「すまん。やっぱり無理だ。」

「おーい!!って言ってんでしょうが無視すんなやこらーっ!!」

その少女が叫んだ刹那雷撃の槍が飛ぶ。上条はとっさに右手を出して雷撃の槍を打ち消した。
260名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:11:55 ID:XRPuSuIP
(こんな事するやつは…あいつしかいないよな。)
そして上条は声のする方へ顔を向けた。

「やっぱり御坂か…不幸だ。」

「あんたねー人の顔を見た途端『不幸だ』って失礼じゃない?」

こめかみに薄く筋を浮かばせ、上条に尋ねた少女は御坂美琴。

「あぁすまん。で何か用?用があるなら手短に。…むしろ行っていい?」

「人の事さんざん無視しておいてなんて反応してんのよ!」
(あぁーいつもいつも無視しておいてこの反応はさすがにくるわね。)

「ん?用がないなら行くわ。じゃ。」

「待ちなさいよ!用があるから話しかけたに決まってんでしょ。ほら。」

そう言って美琴は手に持っていた袋を上条に渡した。

「なんだこれ?」

「それは甘酒と色々な食べ物よ。なんか母親が送ってきたの。せっかくだから一緒に甘酒飲もうと思ってさ。」

「おぉありがとう御坂。早速家で飲もうか。ついでこの食材使って何か作ろう。じゃあ俺の家でいいよな?」

「う、うん。」
(やった。あいつの家に行く口実ができたわ。思ったよりうまくいって良かったー)

「おまえらも来るだろ?」

「カミやん…また常盤平のお嬢様と…」

「いや俺たちは行かないぜよ。しかしカミやん…明日学校で覚えておけ。」

美琴と上条のやり取りを見て、半ば放心状態の青髪ピアスを土御門がそう言い捨てどこかへ連れて行った。恐らく明日の作戦をたてるのだろう。

それを知らない上条は

「なんだあいつら?せっかく誘ってやったのに。」

と、土御門たちの言動に疑問を持っていた。

その後2人は世間話をしながらゆっくりと上条の寮に向かう。端から見ればカップルにも見えただろう。後日、これが原因で上条はクラスメートに襲われるだろうが、それはまた別の話。
261名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:12:30 ID:XRPuSuIP
世間話をしながら2人が上条の寮に向かっている途中、上条が話題を変えて美琴に尋ねる。

「ところでさ、今日のこれなんで俺なの?」

「え?」
(そりゃああんたの家に行くためだけどそんな事言えないし…)

「黒子は仕事が忙しいみたいだからだけど。で、たまたまあんたを見かけたから声をかけたのよ。」

「なんだ。たまたまか。てっきり俺の事を思ってくれたのかと思って少し嬉しかったのになー」

その一言で美琴の頬が朱に染まっていた。
(えっ何その反応?もしかして期待しちゃっていいの?)

「俺の家計の苦しさを知ってのちょっとした援護かと思ったんだけど…ん?お前顔赤いぞ?熱でもあんのか?」

(やっぱりあんたはそういう奴よね…)

「なんでもないわよ!」

期待を裏切られた美琴は若干不機嫌気味ながら答えた。

「なんで御坂さんは怒ってるんでせう?上条さんには原因がわからないんですが…」

「なんでもいいでしょ!それよりさっさと行くわよ!!」

そして数分後、2人は上条の学生寮に着いた。

「へー普通の学生寮ね。」
(ここがこいつの家か。よし!ちゃんと記憶しとくぞ。)

「まぁな。どっかのお嬢様高とは違って普通の学校だからな。」

そう言いながら上条は自分の家に入った。続いて美琴も、

「おじゃましまーす」

とよくある台詞で上条の家に入った。

(あれインデックスいないのか?書き置きがある。…なるほど小萌先生のとこか。まぁでもいなくて良かった。冷静に考えたら御坂にインデックスを見られたらやばかったな…)

(男の独り暮らしにしては思ったより片付いてるわね。思えば男の部屋って初めてなのよね…緊張する。まぁこいつに限って何かあるわけないし大丈夫か。でもこいつなら…って何考えてんのよ私は!!)

それぞれ安堵と緊張の対極の感情を抱きながら2人の時間が始まった。
262名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:16:25 ID:XRPuSuIP
インデックスの書き置きを見るなり上条は料理の支度をした。

「御坂ー。今からもらった食材でなんか作るから、終わるまで適当にくつろいでろよ。」

「わかったわ。」
(やっぱり独り暮らしだから料理とかできるのか。
ん?独り暮らしってって事は今私達に何かあっても誰も助け…邪魔は入らないのよね?
って何考えてんのよ私は!?邪魔とか…)

美琴は頭をブンブンふって危ない思考を取り除いた。
でも一度考えた事はなかなか消えない。そしてまた頭をふって落ち着かせる。
そんな事をしてるうちに料理ができたらしい。
どうやら長い間この一連の動作を繰り返していたらしい。
顔を真っ赤にしながら。そんな美琴の変化に上条は気づいた。

「…ん?顔赤いぞ?やっぱり熱あるのか?」

「だ、大丈夫。ね、熱なんてないから。」

上条に見透かされたのかと焦っているのか呂律が回っていない。もちろんそんなわけないのだが、さっきまでの考え事により少し正常な判断ができなくなっていた。

「そうか。大丈夫ならいいんだけど。まっ冷めないうちに飯食っちまおうぜ。」

「う、うん。」

「「いただきます」」

その後は料理の話やたわいのない世間話をしながら食べた。そうして食事を済ました2人は、休憩を入れた後甘酒を飲む事にした。

「この甘酒の箱、なんか高級品の匂いがしますよ。」

「なんかどっかの特別な甘酒らしいわよ?おいしいんじゃない?」

「上条さんはこんな高級品を飲んだらばちが当たりそうで怖いです。」

「何言ってんのよ?さっさと飲むわよ。」

「お、おう」

上条は恐る恐る口にしていた。そして2人とも一杯飲み終えた時、上条は美琴が何かおかしい事に気づいた。
263名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:20:35 ID:XRPuSuIP
「あれれー?なーんか楽しくらってきたー」

(…こいつ。もしかして酔ってる?)

「もしかして御坂さん酔ってらっしゃいますか?」

「私が酔ってるぅー?あははそんなわけないりゃないよー」

呂律の回らない美琴を見て上条は疑問が確信に変わる。

「どうして甘酒で酔ってんだこいつは?」

「なんか言っらー?」

酔ってはいるが何か怖いオーラを出し始める美琴。そんな美琴を見た上条は、

「いえいえ何も!酔ってるわけないですよねあはは…」
(おいおい。どうなんってんだよ。
普通甘酒で酔うか?本人は否定してるけどもう呂律回ってないし雰囲気違うじゃん!!
やっぱり高級品に手を出したばちが当たったのか…)

酔っているのが確定的でも怖くて何も言えなかった。

「ねぇ当麻ぁ当麻ぁ」

美琴はぐいぐいと上目遣いで上条の袖を引っ張る。

(上目遣いなんて反則行為だ!つか御坂ってかわいいんだな。
って今はそれどころじゃないだろ!早く酔いを覚まさないと。)

「?当麻ぁどうしたのぉ?」

「い、いや。な、なんでもないよ?」

焦っているのか上条も呂律が回らなくなり、パニックに陥っていた。

(やばいって。やばいって。あれ酔ったやつには何が有効?
いや今はそれどころじゃないだろ!!御坂がかわいいって事だろ?
あれ違う?名前で呼ばれてる?いやこれも違うか?)

とか本来考えるべき事を考えて、それを否定するあたり相当焦っているみたいだ。

「ねぇ当麻ぁ。目つむってー」

「ん?あぁこれでいいか?」

焦った上条は言われるがままの状態になっていた。

「いいよー。」

今はちょうど正午過ぎくらいなので、部屋を太陽が照らしていた。そこには2つの影があった。

「いくよぉ当麻ぁー」

何がいくんだろうと上条が思った時には遅かった…
2つあった影は今、重なり合い1つの影となった。
264名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:21:04 ID:XRPuSuIP
何が起きたか理解するのにたっぷり10秒かかった。
少し気持ちを落ち着かせ、冷静さを取り戻した上条は尋ねた。

「わかってる上で一応聞きますが…あのー今何をしたんでせう?」

「何ってキスだよー」

「そんな平然と言われましても…っていうかそうじゃなくて。いきなり何してんだよ!?」

「何?私とじゃ嫌だったの?」

美琴は酔ってはいるが悲しみに涙を浮かべていた。それを見た上条は、とりあえず否定の色を示す。

「いやそんな事はありませんよ。むしろ嬉しいのではありますが…」

「ホント!?良かったー私初めてなのにもし嫌がられてたらって不安だったんだからねー」

安堵したのか、涙を浮かべた暗い顔から一気に明るくなる美琴。

「そうだったのか…ごめんな御坂。」

そんな美琴とは対称的に、目の前の子を不安な気持ちにさせてしまった後悔からか、上条は暗い顔になりとりあえず謝った。
だが美琴には1つの不満が生まれていた。

「むぅー。…名前で呼んでよ。名前で呼んでくれなきゃやだよ。」

(名前?美琴って呼ぶのか?恥ずかしいけど、またあんな表情をさせるわけにはいかないよな…)

上条は深呼吸して彼女の名前を口ずさんだ。

「み、美琴?」

「ぅん。良くできました〜当麻ぁだぁい好きだよ♪もっといっぱいキスしよ?」

そして酔ってる美琴はたくさんキスをしようと迫り、美琴の
「もっといっぱいキスしよ?」
という言葉を聞いて、思考を停止し沈黙した上条はされるがままになっていた…
265名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:22:40 ID:XRPuSuIP
何度目かのキスを終えた美琴は、酔っているので顔は真っ赤なのだがその顔をさらに朱にそめてボソッと呟く。

「私、ファーストキスだったんだから責任取ってよ?」

「あぁ」

最早上条はただそこにいて、ただ返事をしているだけだった。

「ありがとう当麻。大好きだよ♪当麻なら…当麻にならキスじゃない、私の初めてを捧げてもいいんだよ?」

その言葉を聞いて上条の意識は復活した。

(はっ!今俺はとても危なかったのでは?)

「御坂目を覚ませ!お前はまだ中学生だし俺たちはそんな事する「くー」って…寝てるし。」

上条の隣で美琴は静かな寝息をたてていた。

(………ふぅ色々と危なかった。嬉しいような悲しいような気がするけど。
とりあえずこいつには甘酒といえど今後酒は飲ませてはいけないな。
でも悲しいって思ったって事は俺はこいつの事が好きなんだろうか?
さっきあいつの不安そうな顔を見て、またあんな表情にさせたくないと思ったあたり、きっと好きなんだろうな俺は。
今までは年の差とかで対象にしてなかったけど、改めて考えたら俺は美琴が好きだったんだな。
うん俺は美琴が好きだ)

上条は自分の思いに気付き、その対象となる美琴を布団まで運び寝かせた。

(俺も疲れたし、ちょっと寝るか…)
266名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:23:11 ID:XRPuSuIP
数十分後

美琴は目を覚ました。

(あれ?私何してたんだっけ?)

今ベッドで寝てて、下には上条が座りながら寝ている。それを見て美琴は思い出した。酔っていたので断片的ではあるが何があったか思い出した。とたんに顔を赤らめ叫んだ。

「あぁー!!」

その声を聞いて跳び跳ねるように上条も目を覚ました。

「なんだ起きたのか?」

「ねぇそんな事よりも何があったか覚えてる?」

恐る恐る聞いてみた。とはいっても酔っていない上条なので答えは聞くまでもない。

「…あ、あぁ。まぁ気にするなよ。忘れるからさ。」

その一言を聞いて美琴が寂しい表情になるのを上条は見ていた。

「責任…取ってくれるんじゃないの?」

上条はその表情を見て、言葉を聞いて覚悟を決めた。

「御坂がそう言うなら。」

とたんに美琴の顔が明るくなるが、何かに気付き暗くなる。

「美琴…でしょ?」

「そうだよな。美琴。」

「うん。当麻♪」

美琴は深呼吸をして、顔を赤らめながらも精一杯の勇気を振り絞りボソッと言葉を洩らす。

「続き…しよっか?」

壮絶な爆弾を乗せた、【言葉】という名の戦闘機が発進していた。
267名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:24:25 ID:XRPuSuIP
「えっ!!」

上条は思わず叫んだ。

「あのー美琴さん?今なんて言ったんでせう?もしかしてまだ酔っていらっしゃいます?」

「酔ってないわよ!…責任取ってくれるんでしょ?だから…当麻になら…」

「それとこれとは違うような気がしなくもないんですが…」

「何?私とするのが嫌なの?中学生とじゃやだ?それとも妹がいいの?」

再び涙を浮かべ、目を赤くする美琴は上条に疑問をぶつけた。

「いやそういう訳じゃなくてだな。今日美琴の気持ちを知って、俺もその…好きって思ったけどまだそういうのは早いと思って。」

「早くなんかない!私は当麻が好き。当麻は私が好き。それならいいじゃない。求めるのは自然な事でしょ?」

涙を浮かべ叫んだ美琴。

「確かにそうだけど…」

そう言いながら上条は美琴の涙を見て本日二度目の覚悟をした。

「本当にいいんだな?」

「責任取ってくれるんでしょ?」

「あぁ。」

「なら…来て当麻。私当麻の事考えてたら…もう我慢出来ないよ。私を当麻の色でそめて…女にして。」

そして2人はベッドに入り、抱き合いながらさっきまでのキスとは違う大人のキスを始めた。

「…ん…はぁ、当麻ぁ当麻ぁ好きだよ。大好きだよ。」

「俺もだよ美琴…」
268名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:25:05 ID:XRPuSuIP
そして上条がキスをしながら美琴の服に手をかけたその瞬間…

ガチャ

「「「………」」」

急に扉が開いたと思って、そこを見ればインデックスがいた。2人はインデックスを見て絶句し、インデックスは今まさに服に手をかけてる上条と、美琴の2人を見て絶句した。そしてしばしの沈黙が流れたがそれを破ったのは上条だった。

「ず、随分とお早いお帰りで…」

背中に冷たいものが通りすぎる上条。額には汗が流れ始める。

「ねぇ当麻。なんで短髪がいて、抱き合ってて、なおかつ服に手をかけてるのかな?詳しく説明してほしいかも。答えによっては…」

インデックスはそう言いながら歯をガチンガチンとならしている。

「い、いやーほら色々あって、ね?いや待て。歯をちらつかせながらこっちに来るな!待て、冷静になれインデックス。ほら美琴もなんか言ってくれ。よ?」

「…」

助け船を求めた上条だったが、思い切り赤面して思考を停止している美琴に、上条の言葉は届かなかった。

「美琴?あれ?当麻と短髪はいつから名前で呼ぶように仲になったのかな?そこらへんも教えてほしいかも。」

そう言いながらインデックスは歯を鳴らしながら上条に迫り噛みつく。そして冒頭に戻る。

「…不幸だー。ぎゃー!」

インデックスに頭を噛みつかれた上条の悲鳴が鳴り止むまでに果たしてどれくらいの時間が経過するのだろう?
そして頭蓋骨が砕かれそうになった上条と、少し冷静になったインデックス、思考停止した美琴が現実に戻って口論を始めるのはまた別の話。
269名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:26:56 ID:XRPuSuIP
以上です。途中から謎な事になってるけど頑張ってみました。
ちなみにエロは書けません。ごめんなさい。読み返すと、うまくまとまってない…
無駄に長いだけでコンパクトに出来ない。改めて自分の文才のなさを嘆きます。
お目汚しすいませんでした。ただ書きたかったんです。

ちなみに前スレの>>280です。あの続きにホワイトデーネタを考えてます。
近いうちに投下します。また意見などよろしくお願いいたします。
270名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:27:29 ID:wZI8FU/X
乙!で…生殺しでつか?
271名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:43:38 ID:JfUCF5aF
乙でした。
272名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 12:51:31 ID:cWIaLILr
>>269
GJです!
貴方が気にするような事は全然ありませんよ。
むしろあまり自分を卑下しすぎると読む方も困惑しますので。
自信を持って次回に期待してます!
273名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 13:15:40 ID:+34DIVHx
半万回原作を読み直すことをオススメします
274名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 14:36:25 ID:mavW3d+X
おっつー

>>244
Mile high clubってのは…mateとmatingをかけた、いや、ググってくだされ。
275名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 14:42:44 ID:rDvIPUJf
乙ー。こ、これはポニーテールがうんたらかんたら

というかスルーしてたらマジでネタバレおkと勘違いするのか。
言われないとわからないとか18歳じゃなくて18ヶ月レベルじゃねーか。

276名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 15:14:50 ID:mavW3d+X
紛らわしい書き方になってすまん。
17巻はまだ読んでない…
277名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 15:42:15 ID:rDvIPUJf
>>276じゃなくてもう少し上の方の方々ね。
278名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 18:50:28 ID:T7EsbDWJ
流石禁書
279名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 23:13:18 ID:T1DgAvs/
>>269
おおーっ!潤いある美琴さんをありがとーう!!
それにしても・・・・・・ちょっと時間遡って、禁書を抹殺してくる!!
280名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 23:45:24 ID:Aj9WuYzN
GJ!
281名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 23:56:59 ID:4d6xRYOz
>>269
GJ!
ちょっくら禁書を貰いに行ってきま(ry
282名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:07:00 ID:5AP6kUbd
あのー、17巻発売に備えて全巻読み直したらss2を読んでる時に雲川先輩のssを書きたくなってですね
そんで書いてたら、突っ走って長編ヤンデレが完成しそうなんです
分割して投下してって良い流れかな?
283名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:14:53 ID:oQI7+2lR
>>282
遠慮せずにやっちゃってください!
284名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:16:26 ID:lzVKigWB
どんな話でもGJ言うから投下してくれ
285名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:17:48 ID:Zu0tJt1d
小ネタしか出来なかった俺としては是非とも見たい!
286名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 01:14:16 ID:XiP9Es+z
原作でも先輩がヤンデレだったら1巻まで上条さんは生きていられないな。
287名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 02:09:23 ID:BY2sZNzW
>>282
行けー!
どんどん突っ走って、「反省すれども後悔はせず」を見せてくれ!!

・・・ただし、完結しなかったり、続編書く気だったら冷静さも必要だよ・・・クスン
288羊と獅子:2009/03/10(火) 03:16:09 ID:qP3vynDb
前スレの娘ネタに触発されて作りました。

設定はすでに投下された作品から一部拝借させていただきました。

エロはありませんので板違いだと言う指摘があれば撤退します。

それでは『ザ・チャイルドパニックストーリー』の冒頭部をお読みください。
289羊と獅子:2009/03/10(火) 03:16:44 ID:qP3vynDb
時は当麻たちが学園に在籍していた頃から銃数年後。

場所はアメリカにあるとある石造りの要塞。

その要塞の中心部に、男たちは居た。

中心部には窓は一つもなく、室内全体の色は黒で統一されたていた。

夜のように暗い室内をランプの淡い炎が照らす。

ランプに照らされたのは、百を超える男たちだった。

ゆうに百人は入る室内は、異常なほどの人間の密度により棺に閉じ込められた様な錯覚をさせるほど狭かった。

敷き詰められた男たちは、とり憑かれたかのように上空を見上げていた。


「くいへと・けそす・いすげぼと・ないあーらとてっぷ。ずい・るもい・くあの・どぅずい・くせいえらとる……」


男たちの視線の先に、彼は居た。

蝶のように華麗に空中を舞う青年。

金の髪と瞳、百八十をゆうに超えた背丈を持つが、どこか東洋人を思わせる顔立ちをした彼が、この集団のリーダーだった。


「はがとうぉす・やきろす・がば・しゅぶ=にぐらす。めうぇと、くそそい・うぜうぉす……」


羽織った黒いローブを羽のように揺らし、右手にとった偃月刀を宙に滑らせる。

青年は空中で演舞を踊り、青年に従った者たちは静観する。
290羊と獅子:2009/03/10(火) 03:17:17 ID:qP3vynDb
「…………イグセンプタス」


いつまでも続くと思われた演舞は、一人の男が発したその言葉で中断される。


「…………なんだ。フィロソファス」


イグセンプタスと呼ばれた青年は、呪文を演舞を中断し、呼んだ男、フィロソファスの頭上へ移動した。


「外部からの連絡が入りました。どうやら我々の計画が上条勢力に察知されたようです」


フィロソファスの言葉を聞いて、イグセンプタスは関心の念を息と共に吐いた。


「秘密裏にやっていたのだがな…………」


「お言葉ですが上条勢力を完全に欺くのは不可能…………ここまで秘密裏にできた事こそ行幸かと」


報告を聞いたイグセンプタスは再び上空に舞い上がる。

しかし、演舞の続きは行わなかった。


「あと一日、あと一日時間が欲しいところだが……稼げそうか?」


「不可能です。よくて半日が限界です」


『そうか』と言う言葉と共に、イグセンプタスはため息を吐く。

イグセンプタスは偃月刀を無造作に振り上げる。


「これだけは絶対にしたくなかったんだがな……」
291羊と獅子:2009/03/10(火) 03:17:41 ID:qP3vynDb
フィロソファスの『イグセンプタス。何を』と言う言葉に耳を向けず、彼は偃月刀を振り下ろした。

最初は淡い光が振り下ろされた偃月刀の軌跡から発せられる。

軌跡の光は次第に煌々と輝き、人を飲み込める大きさになっていた。


「皆は出来るだけ時間を稼げ。私は…………」


一瞬、イグセンプタスの言葉が詰まる。

ほんの少し、わずかな時間ためらった後、イグセンプタスは続きの言葉を発した。


「私は直接過去に出向いて、白井黒子を始末してくる」


言葉が終わると同時に、イグセンプタスは光の中に飛び込んだ。


「イグセンプタス!」


フィロソファスの言葉が室内中にこだまする。


光に包まれたイグセンプタスは、優しく微笑みながら言葉をつむいだ。


「心配するな、この私にぬかりは無い。皆も決してぬかるなよ?」


イグセンプタスは室内にいる全員に言葉を残し、光と共に消えていった。

この瞬間、イグセンプタスは過去に行ったのだ。

攻めてきた勢力、上条勢力がまだ今ほどの力をつける前に時代へ。


「イグセンプタス……」


現代に残されたフィロソファスは、失望にも似た吐息を漏らす。


「ぬかっているのは…………貴方だ」


その言葉を吐くと同時に、フィロソファスをはじめとする室内にいる男たちが武装する。

イグセンプタスの命を忠実に守るために………………
292羊と獅子:2009/03/10(火) 03:18:02 ID:qP3vynDb
今回は以上です。

板違い、たんなる無駄レスと言う意見を頂きましたら続きを書かずにこのまま撤退します。

もしも、面白そう等の意見を多数頂きましたら続きを書きたいと思います。

構想は出来上がっているので、多少時間は頂きますが最後まで書けます。

ですので、このまま投げっぱなしにする事は無いのでご心配なく。(板違い等の意見を頂きましたら投げっぱなしになりますが……)

そう言う訳で、今回は失礼します。

出来る事ならば、好評を得て、連載が続けられるように祈っています。

それでは失礼しました。
293名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:26:01 ID:riPJ4N6E
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)
294名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:38:34 ID:+FFFUVqW
なんで行間開けちゃうの?

読み易いようで逆に読み難いよ

エロもない上にシリアスな二次創作どまりだったらやめたほうがいい

てか、やめろって言われてやめるのはともかく、続き希望のレスがついたら書いてやるよってスタンスはどうなのよ
295名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:45:59 ID:OKbfoHAd
















































ぽん
296名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:51:51 ID:MSZHjK/b
>>292
続くのか?続くならトリつけてくれると嬉しいかも
297名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 04:07:54 ID:f6YRON3O
>>292
今後エローくなるんだったら続き希望
そうでなきゃエロパロ板じゃなくてキャラ板とかでやるが吉
298名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 06:26:20 ID:22JuV+Y9
>>292
投下乙です。

で、続き云々ですが、ご自身で判断されるがよろしいかと思います。
我々に判断を求めるには些か材料が乏し過ぎますので。

あと、オリキャラ強そうですね。
貴方が投下した分だけ見ると、全く禁書が絡まなくても話が出来そうです。
その辺りも他の方が困惑する一つでは無いでしょうか?

とにかく読み手在っての書き手ですから。
気分を害されたら申し訳ありません。
一書き手からの意見でした。

>>295
…?
299名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 06:53:02 ID:W261nZQp
>>292
正直に言うなら自分でブログでも作ってやってくれ。
行間空けまくりで短いし。投下するなら推敲もして最後まで書き上げてから投下するとか。
出だしでいきなり「銃数年後」とか無いわ。
300名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 07:12:46 ID:sQgI3LcC
銃数年後w
301名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 07:57:45 ID:lzVKigWB
今現在オリキャラが許されるとしたら上条と一方だけだから続きをやるとしたら他のスレでやることをおすすめするよ。
302名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 08:00:33 ID:lzVKigWB
今現在オリキャラが許されるとしたら上条と一方の子供だけだから続きをやるとしたら他のスレでやることをおすすめするよ。
303名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 09:10:59 ID:YItmfjmn
「上条さんと一方の」子供だと!?
304名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 09:37:41 ID:22JuV+Y9
>>303
その子供をインデックスに教育させれば……

究・極・合・体!!

暴食まzんぎゃぁぁぁ……!?

ガク
305名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 09:38:42 ID:SRpjXxSh
子供のみオリキャラ可って、また行きすぎた意見な気がするが
306名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 10:02:13 ID:wcYuLcFW
>>291
一生ROMってろ
307名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 10:22:28 ID:awFCkVDe
オリキャラがいけないんじゃない。
オリキャラが出ることで原作を台無しにするような事が多いからオリキャラが嫌われてるんだ。
とって付けたような厨二設定で自分のオナニーのために量産された薄っぺらいキャラが無双するから。
既存のプロの考えたキャラに対して自分で考えたキャラの方が活躍すればいいのであってそこにストーリーも何も存在しない。
原作ほぼ関係ないしなんで二次でやったの?最初から一次でやったら良かったんじゃない?ってこともしばしば。

まぁ最近は読み手も書き手も随分と層が若くなったなぁって思う。子どもネタの祭りの頃とか特に。
投下するときは「SS 投下」とかでぐぐって心得とかそういう確認したらいいのになぁと思う。
立派な学歴、職歴持ってても履歴書がまともに書けなかったら弾かれちゃうでしょ?
308名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 11:57:30 ID:kABU8nVp
>>302
謝れ、浜面に謝れ!
309名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 11:58:05 ID:PL9ievjr
オリキャラ(笑)


としか言いようが無い
310名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 13:35:19 ID:RgxwgJeY
俗に言うメアリー・スーか
311名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 15:53:38 ID:nuMqiXmZ
半蔵×郭とか、オレッルス×シルビアかく人いないかな?
312名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 15:58:18 ID:PMu6+GwS
なんか上条さんが美琴を嫁に貰うため、御坂父と拳で語り合ってる電波を受信した。

当麻「お義父さん! 娘さんを僕にください!」
御坂父「お義父さんって呼ぶなー!」
美琴「(頑張って、当麻!)」
313名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 16:12:00 ID:wcYuLcFW
>>312
ありきたりすぎ
314名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 16:16:00 ID:4e8ozQkd
受けがいいからこそ王道なんだろ
315名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 16:25:15 ID:lzVKigWB
>>305
行き過ぎたか。すまないね。

>>307
若くなったとしても時代の流れとここの板の拡大でそのままは無理だと思う。悲しいものだが

>>308
忘れた。すまない。

316名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:32:40 ID:x9A0CwHL
>314
だな
317名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:38:04 ID:oQI7+2lR
旅掛さんは当麻のこと気に入りそうだけどな
雰囲気的になんとなく
318名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:42:47 ID:lzVKigWB
17巻買ってきたぜ
319名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:54:34 ID:SRpjXxSh
>317
上条父との絡みを見た感じなんとも言えない気がするけど


むしろ反対する御坂父に反発してしまって
退くに退けなくなった美琴はかなり見てみたい。
320名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 18:59:16 ID:22JuV+Y9
>>319
ずっと気になってたんですが、>二つ付けないのはわざと?
>>ってしないと、レス元探すの大変なので。

禁書と関係なくてスマン。
321名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:04:26 ID:awFCkVDe
別に専ブラなら無問題だと思うけど
まぁ専ブラなら一つになるってことの方が珍しいんだろうけど
322名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:15:43 ID:x9A0CwHL
>>317
娘を救った経緯−Index同棲+他の女性にフラグ=フラフラした奴には娘はやらん
じゃまいか?
しかし
おかんのプッシュでどれだけ点数稼げるか?
323名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:22:08 ID:5XeFKx7A
とっても長いし、エロまでたどり着くのも長くなったんだけど
やっぱ分けた方が良いよね?
324名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:25:14 ID:awFCkVDe
容量で言うと何KB程度?というか1レス40行程使うとして15くらい使うのなら分けたほうがいいかも
325名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:27:28 ID:x9A0CwHL
>>323

キタ━━━(^ω^)━━━!!
それでヨロ
326名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 19:39:20 ID:nuMqiXmZ
>>322 +要素に父親同士が知り合いってのがある
327名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 20:38:46 ID:fTQgBRl9
前スレでは22レス使ってたのがあったから多少長くてもいいと俺は思ったりする
328名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:22:24 ID:GX7sCERn
個人的意見としては長いの大好物だから投下被らなければいいと思う

超電磁砲三巻読んでニヤニヤと電波が収まりません
収拾をつけるために文章にしようと思った午後22時22分
329名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:39:09 ID:oQI7+2lR
>>328
惜しいな
あと2秒早ければパーフェクトだったのに
330名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:59:34 ID:KRDNFul/
レールガン3巻とインデックス17巻は今日買ってきたがレールガンは読んでて黒井さんとのフラグ妄想電波がビンビンだ
331名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:44:53 ID:j0DG/wi4
…黒井さん…?
332名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:51:03 ID:ZsGWd2O5
間違いやすいんですよね、白井黒子って。
……モノクロ子で良いやって思った事もありますが、それは却下の方向で。
333名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:52:29 ID:nuMqiXmZ
黒井 白子オリキャラだろ
334名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:52:39 ID:riPJ4N6E
テレポートで黒と白が飛んだだけ
335名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:54:37 ID:x9A0CwHL
黒井万子だったら俺は死んでいたかもしれん
336名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 00:56:53 ID:YxnzduSw
もう2、3人は確実に死ぬと思う
337名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:02:18 ID:JyCXrxX2
アニメ見てて、黒子にさらっと状況を聞く上条さんってとこで
自分が美琴なら、禁書なんかより黒子にヤキモチやく状況ではと思った
ジャッジメントだからってのは当然あるけど、なんか信頼がみえたぞ
338名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:05:47 ID:m1BuWRg5
そりゃあ黒子は上条さんにとってもビリビリにとってもヒロインですから
339名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:30:35 ID:B9ye9Cak
お前等が黒井黒井って言うから白井が某先生に見えてしまったじゃないかw
340名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:35:51 ID:EP+Og2k4
17を読んだから解禁していいのかな
341名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:44:10 ID:rKCc57Sp
はっちゃけ過ぎな英国の女王様。現時点で最年長フラグゲッター!?
342名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:55:37 ID:x/va5Y7D
一端覧祭ではメイド祭りが繰り広げられる。
『堕天使エロメイドvs大精霊チラメイドvs???メイド』
誰がどんなメイドになって登場するかな?
343名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:56:48 ID:8Qnfphy/
飲んだくれ五和が酒の勢いで上条さんを押し倒すSSはまだですか?
344名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:56:50 ID:XntuqVJ+
>>341
ローラさんとタメはれる女性がいるとは思わなかったよw

それのしても、アックアさんのカッコいいこと。
上条さんでも、あそこまで絶妙すぎるタイミングで
お姫様を助けるなんて出来んわw

14歳のヴィリアン王女が惚れて、しかも
10年間想い続けるだけのことはある。
345名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 02:09:12 ID:JmUrFBZp
ねーちんがあんなに簡単にヤられるとは…

まぁ、俺にとっては、一方通行のアの字も打ち止めのラの字もなかったことの方が問題ですが
346名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 02:09:16 ID:nX4lIi4s
誰か、吹寄のエロパロを供給してくれ
ツンデレでこ成分が足りないんだ
347名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 02:17:55 ID:DQaYhPrr
無ければ作れば良い
後は分かるな・・・?
348名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 02:46:42 ID:wSPENJiX
かみちーはこの強さのインフレをまとめきれるのだろうか・・・
まあヴェントさんが来ればなんとかなるよな!
349名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 02:48:25 ID:ZooafeE2
ヴぇんとさん「お前ら喧嘩やめろ、な!」
ヴぇんとさんの武力介入で全員昏倒うめえwwwwww
350名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 04:00:09 ID:6bTxkxO/
傭兵VS騎士
上条さんVS王女か、まぁかみやんパンチで終わりでしょう。
351名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 04:42:07 ID:BPYxesxE
ねーちん見事に咬ませ犬だったなあ……騎士の特殊能力についての情報もハブられてたみたいだし

ミカエルと同等の力を得るオリジナルだろうが、上条さんにとっては硝子細工以下なわけで
やっぱり王女もぶん殴られてフラグ成立しちゃうんかね
352名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 05:54:25 ID:6bTxkxO/
女、相手でも顔面パンチあと上条さんの状況把握能力が凄すぎ
353名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 06:45:15 ID:50+iWRvX
330だが素でミスった ちょっとテレポミスで壁に埋まってくる
354名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 07:18:57 ID:1yyCTLUO
>353
気にするな俺は気にしていない
355名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 07:31:19 ID:EP+Og2k4
騎士対傭兵は
最初は傭兵が騎士に圧倒されるが最終的に傭兵が水で騎士を倒す。

神上対王女は
最初に剣に触れて終わりと

356名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:00:52 ID:OIoiMn64
つーかさ、ハイジャック犯二人を相手にしてたときの上条さんって鬼畜杉じゃね?
笑いながら激熱コーヒーぶっかけたり、吸引で肉毟られてる時に「頑張れ」はちと怖かった
357名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:00:57 ID:8THvSg+R
>>352
「顔は止めときな、ボディにしな、ボディに」

知ってるかな、これ?


つか、殴って意識は刈り取るが、ダメージ殆ど残さないって、どんなパンチだよ。
しかも殴られたらチャームされるし。
「あの時の熱い拳が私を変えたの」って事?

これカミジョーさんが、比較的上司奇人だからいいけど、言葉責め+折檻=仲間ってスゲーよな。
純粋に憧れるわ。
358名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:02:56 ID:ivqUdtOo
つまり登場人物すべて性別反転させると女王様とM男M女どもとなるわけですか
359名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:13:03 ID:m1BuWRg5
ただの上嬢さんじゃないか
360名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:40:15 ID:pY3TZjaz
それには性格も反転させないと。
上条が男でも女でも、今のままじゃただの総受けキャラだよ。
今のままじゃ男なら
「う……あ……っ、そんな、もぉー、出ね……よ」
女なら
「ひぁ!? ダメェ、コワレちゃうぅぅぅ!!」
にしかなりようないだろ?
そんな上条が見たいかい、坊や達?
361名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:47:06 ID:bZN3lEyR
すごく…見たいです…
362名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:52:19 ID:MuA5EX2K
>>360
ねーちんが相手…いや、にーちんか?が相手なら理想型
363名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 09:00:09 ID:cpWHLSpB
神裂と騎士団長の戦いは、イギリスにおける『三すくみ』が現実の力量差にも反映された、って事なのかな?
364名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 10:17:58 ID:pY3TZjaz
>>361-362
おお同士よ。

所で総受けって元々腐女言葉だったのか。今ググって知ったよ。
輪姦とか強姦って趣味じゃないから、俺ウマーな展開としては、

@ 上条VS女性軍団
A 上嬢さんVS反転軍団(男&女)

で、導入は上条嫌々でもいいけど、途中から従順なおもちゃってか、複数から過度に可愛がられる姿が見てみたいなぁ〜なんて。
1人大立ち回りってより、自ら荒波にもみくちゃにされて飲み込まれる小船が見たいのよ。
しかもエロ目的じゃなくて、あくまで愛の延長でさ。

って何か禁書エロパロの話じゃなくて、俺の性癖の話になってたわ。
みんな俺と一緒に数レス分忘れてくれ。
365名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 10:20:55 ID:1yyCTLUO
>357
古いネタだな。三原さん


殴って仲間にする?これは調教師上条
366名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 10:48:16 ID:JmUrFBZp
>>356
俺は、上条さんがやることによって、
あれだけ冷静にひどい事をやってるのが、ぱっと見ではあんまり怖く思えない事が怖いかな、と
一方さんが同じ事したら、きっと狂気の地獄絵図みたいになると思うんだけど

ただの俺の偏見という名の先入観かな…
367名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 10:58:09 ID:kJExZiQG
>>356
インデックスが襲われた分、容赦がなかったんだと思う。
368名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 11:28:47 ID:VBm9rSWq
例えば殴られた後が残っててその瞬間を見てなかったらあそこまで容赦なくやらなかったのでは。
あのサイズしかない女の子に大の大人が馬乗りで首締めシーンを目撃だからな。
インデックスを守るが“今”の自分の中のパーソナリティの根幹だと思うからあれだけキレたんだと思う。
しかも一度大人の都合とやらで邪魔されてたわけだし。
369名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 11:45:44 ID:8Qnfphy/
レッサーは果たして上条さんにフラグ立てられたのか?
まあ立てられてるだろうななんたって上条さんだし
あとフライトアテンダントさんも
370名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 12:01:43 ID:gROTpp3r
っつーか何より俺が驚いたのはシルビア様のことだよ。ボンヌドダームって戦うメイドさんのことだったたんだ…ってそっちじゃなくて。
聖人設定のうえあの覇道爆進中の王女様に「少々てこずるかも」とまで言わせたんだから少なくともねーちんと互角以上に戦えるのは間違いない。
成る程、実力者のオッレルスに一方的にSMプレイ仕掛けられるのも納得が行く。
っつーか本当にそうやって交わってないだろなあの二人
371名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 12:02:51 ID:VBm9rSWq
街一つ吹っ飛びそうだな
372名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 14:16:52 ID:NytlVcno
上条さんと会話しただけでとろけている美琴の今後の出番は……?
373名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 14:34:36 ID:MLQTOm50
次次巻あたりでやる一端覧祭で大活躍してくれるでしょう
年末までお待ちアレ
374名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:09:14 ID:MuA5EX2K
一方さんはまだですか?
375名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:40:38 ID:qWY/aIBg
大妖精チラメイドのイラストが載ってないのが詐欺すぎる
376名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:42:44 ID:qWY/aIBg
まちがった
大精霊だったなw

シリーズで「妖精ロリメイド」とか「魔女っ子エロポロリメイド」とか出し欲しい
377名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:46:22 ID:50+iWRvX
>>376 それだと美琴が着るやつがないぞ
378名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:48:42 ID:1yyCTLUO
>377
いっそ裸で…
379名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:55:08 ID:J7N91/9w
美琴たんには清楚なのが似合うから、舞夏のを借りればOK
380名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 19:34:19 ID:XQzlFw7V
最近禁書読んでて思うのだが、最初に比べて内容が大分猟奇的になった気がする
加えてなんだか読みづらくなった感もあるな
381名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 19:43:54 ID:rKCc57Sp
情報量がかなり増えてきたのは間違いない。熱血漫画風ラノベという売りだった(まぁ今もだが)のが、設定描写が良くも悪くもかなり濃密になってきている。
だがしかし、その分エロい妄想もシチュエーションが増しているのだ!!(ナ、ナンダッry

ところで17巻のレズ二人に心惹かれた同士は誰ぞ…
382名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 19:45:46 ID:zRSWPR/5
もしかして:冲方丁
383名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 19:59:17 ID:GbJnJNC+
>>356
文章的に“普通の精神状態じゃない”と強調しているあたり、
どこかの誰かの精神操作っぽい印象があるね。
パイロットの方も、もしかすると王女のクーデターの原因もそっちでひとくくりにされそうだ。
上条さんにそういうのは効かんだろ、とも思うが、
某錬金術師には記憶操作されたこともあったし、
なんか特殊条件があるんじゃないかと思いつつ、
この話題はここでやるべきなのか文章書きながら今疑問に思い始めた。

次のエロはまだかっ
384名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 21:23:53 ID:RF74c2lL
一瞬自分がどこのスレ開いたのか分からなくなった
ここそういやエロパロ板だったな…


という訳で何か話題を…話題を…うーん…
385名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 21:29:40 ID:x/va5Y7D
そういえば、ねーちん敗れてどうなってるの?
捕らわれの身?
エロ妄想しろと言わんばかりの状況じゃないか!
騎士派の連中に……
386名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 21:37:12 ID:VBm9rSWq
ボロ雑巾と化してるがウィリアムさんに皆注目中
387名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 21:39:19 ID:RF74c2lL
ウィリアムさんのインパクトがあまりにも強すぎて妄想どころじゃなかった。
主人公どころか妄想要素まで喰っていくかウィリアムさん…
388名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 21:42:04 ID:VUXphl20
>>381
流し読みしただけだから気付かなかった。
どのシーンに出てきたの?
389名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 22:04:59 ID:qWY/aIBg
「○学生 妹ヤバメイド」
「女神降臨 ムラメイド」
「淫女王 エムメイド」

ヒロインみんなで着て欲しいな
390名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 22:47:32 ID:8Qnfphy/
ホワイトデーに上条さん「を」ねだる女性陣のssマダー?
391名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 23:19:19 ID:qWY/aIBg
今回は登場と仕方の燃えといい、格好良さといい
ずっとウィリアムさんのターンでした

ここらで上条さんにも「幻想殺し」と「誰でもフラグ」以外に能力が欲しい
392名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 23:39:09 ID:RF74c2lL
つ 「お説教」

冗談はともかくいい加減上条さんパワーアップしないとキツいよな
肉体と右腕だけを頼りに聖人クラスの戦いに身を投じるとか詰んでるだろ最早
393名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 23:39:42 ID:ZooafeE2
いやいやチミ達、エロパロ的なネタならともかく普通の議論はラ板でな!
394名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:24:39 ID:OEIF3+rO
この状態は本スレと変わらない気がするのは俺だけか?
395名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:28:10 ID:KTj+MYak
奇遇だな私もそんな気がしてた

もっとエロい話しようぜ!
ほらそろそろホワイトデーだし!
396名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:33:30 ID:FpbVxBBQ
ホワイトデーか……
カミやんは約10250人にお返ししなきゃならないから大変だな
資金が圧倒的に足りないぜ
397名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:35:51 ID:YOt/gxXu
そういえば禁書バレンタインイベントとかあったが
もしかしてお返しとかしないといけないんだろうか
398名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:36:40 ID:KTj+MYak
そこは身体で払ってもらうのがこの板的には正しいホワイトデーじゃないですか?



そして一方さんのホワイトデーを想像してみようとしたけど無理だった
ツンデレのツン部分が鉄壁すぎます。
399名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:53:21 ID:1Vei1YBH
打ち止めが欲しいって言って一緒に買いに行くんだよ
そんで投げつけたら怒って
直接食べさせてって言うんだよ
あとはまあほのぼのでもエロスでもお好きに
400名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 01:04:42 ID:b1Snpo/0
『ホワイトデー』なのだから、白い人・一方さんの日だろう。
というわけで、『ホワイトデー』は一方さんネタ満載でお送りする予定です。
401名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 01:19:22 ID:KTj+MYak
>>399
じゃあそれでいいやそれでいこう
14日までに時間があったら、なんか軽くつまめる程度のものでも準備します

ただしエロは無理だ。他に任せる…。

402名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 01:22:50 ID:OEIF3+rO
頑張って〜
403名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 03:15:09 ID:OGMdBORx
>>138を見て思ったんだけどさ

秋沙は当麻の奥さんになったら当麻のことなんて呼ぶんだろうな?
「キミ」?
それとも
「あなた」?

家の中じゃどんな格好してるんだろ?
やっぱり耐える女だけに和服に割烹着?
それとも巫女装束にエプロンという和洋折衷?
(裸エプロンはたまにやるくらいなので常態ではありません)
404名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 05:54:34 ID:yVP8dD2j
サイト名:Black history mortuary
自作SSって書いてるけど、ここのスレのコピペだよね。
例えば579氏の作品が載ってるけど、579氏は自前のサイトにその作品置いてるし。
405名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 08:55:51 ID:bk5PS/Rn
>403
結婚したらどう呼ぶか…

Index→とうま
美琴→アンタ又は当麻
御坂妹→アナタ又は当麻さん
五和→当麻さん
ねーちん→御主人様又は旦那様
姫神→あなた…当麻さん


あくまでも俺補完
406名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:14:42 ID:UKyMcuQZ
>>405
「ダーリン♪」「なんだい、ハニー」と、呼びあう方はいませんかね?
407名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:18:05 ID:KTj+MYak
「ダーリン朝だよー!ってミサカはミサカはよびかけてみ」
「その呼び方やめろっつってンだろォがクソガキィいいい!」

これなら思い浮かんだ
408名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:23:49 ID:UKyMcuQZ
>>407
おぉ〜!やるな・・・
こちらは何故か、小萌&すている組が浮かんだ
409名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:26:58 ID:BJU6XdPe
むしろ。
「ヒャァーッハッハッハ。逃がさねぇぜハニー」
「その世紀末覇王のような笑顔と台詞がミカサはミカサは本気で怖いかもっ!」
という、嫌がらせが思いついた。一方通行の性格からしてまずありえないが。
410名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:32:07 ID:BJU6XdPe
連投失礼。
絶対能力進化実験で、妹達の誰かに似たような台詞を言ったような気がしてきました。
411名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:39:08 ID:UKyMcuQZ
おや?どこか微妙に違うような・・・
とりあえず、反射切れてて風邪のウイルスに冒された一方さん
性格激変して、そうなる訳ですね。(・・・今まで無菌室状態だったからね)
412名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:48:41 ID:bk5PS/Rn
413名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:59:53 ID:KTj+MYak
「おはようダーリン!ってミサカはミサカは元気よく朝のご挨拶をしてみたり!」
「……どこに座ってやがンだこのクソガキ」
「あなたの上。ってミサカはミサカはお寝坊さんなダーリンにお答えしてみる。
 あとハニー♪って呼んでくれるとミサカ的には高ポイントだよ!ってミサカはミサカは無理を承知で言ってみたり」
「(無視)で?お前は何でンなとこで人の安眠妨害してくれてンだ?まだ日も出てねェよなァ…?」
「えーとそれはその、とミサカはミサカはどうも本気で怒ってるっぽいあなたから目をそらしつつ、
 べ、別に怖い夢を見たので誰かの部屋で一緒に眠りたいなんてそんなこと、とミサカはミサカは精一杯誤魔化してみる訳だけど」
「ってまだ深夜3時じゃねェか何がオハヨウだテメェ」
「世間的にはそれくらいからが『おはよう』の時間らしいと境港在住の妹達がいたたた嘘ですー!
 ごめんなさいってミサカはミサカは素直に謝罪してみる!!」
「…あーくそ眠ィ…」
「え、ちょっと待って寝ちゃうの?ミサカを置いて寝ちゃうの?ひどいわダーリン!
 …ってミサカはミサカは泣き崩れる振りをしてみたり」




何とか「ハニー」って呼ばせてみようと思ったけどやっぱり無理難題だった
>>409見ていけそうな気がしたんだけど。


ってか私はこんなことしてないでさっさとレポート書かなきゃいけないんだよ。何してんだ。
414名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 10:24:41 ID:UKyMcuQZ
>>413
スゲーッ!?何でこんな短時間で、こんなに書けるの?
こっちは投下したSSの続きが書けなくて、現実逃避してるのに・・・orz
そのわりに、その次の余計な一文が浮かんだりして・・・更に泥沼化
415名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 10:58:58 ID:Sxn8k+06
「いってらっしゃいダーリン、ってミサカはミサカは元気よくアナタを送り出してみたり」
「あァ、行ってくるぜハニー。ちゅ」
「……きゃー、ってミサカはミサカは妄想に恥ずかしくなってみたり」

「一応聞いてやるが、オマエ、一人で何やってンだァ?」
「み、見つかっちゃった、ってミサカはミサカはミサカはこれ以上ないほど慌てててみたたり。
 アナタの質問に答えるなら、お人形遊び、ってミサカはミサカは事実をありのままに伝えてみる」
「ンで、その両手に持ってる気色悪ィ人形は何だ?」
「これ? ってミサカはミサカはアナタによく見えるように両手を掲げてみたり。
 よく出来てるでしょう、ってミサカはミサカはミサカが作ったわけでもないの誇らしげに胸をはってみたり。
 ヨシカワとヨミカワがくれたアナタとミサカのお人形だよ、ってミサカはミサカは報告してみる」
「アイツら、帰ったら絶対ェぶっ飛ばす。その前にオマエだな」
「きゃあ、ってミサカはミサカは身の危険を感じて――」



言わせてみた…?
416名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 11:24:37 ID:zp5nR3uv
 猫を持ち上げるように襟の後ろをつかみ、顔の高さを揃えて威嚇しつつ一方通行は不機嫌さを隠さない声色で問う。俗に脅迫とも言うが。
「ダーリンだのハニーだの、一体何をインストールしやがった」
「え、えぇとね、ミカサネットワークにあった情報を試しただけだってミカサはミカサは言ってみる」
「あァ?」
「そ、そそそそそそその、いつもの病院のお医者さんが教えてくれたの」
 いつもの病院の医者と言われ、そして余計な事をするといえば一人しか思いつかない。カエル顔の医者だ。
「『彼』を誘惑するならこういうのも見ておいた方がいいって、沢山の映画を。それを見たアメリカで治療してるミサカが」『本場物』のデータをミカサネットワークに放流したんだってミカサはミカサは言ってみるー?」
「原因はあのクソ医者か……ちったァ『最強』の恐ろしさってのを再確認させてやるかァ」
417名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 11:30:21 ID:UKyMcuQZ
>>415>>416
・・・・・・。・・・どうして皆こんなに書けるんだ?

はっ!?>>413じゃないけど、俺も明日が期限のレポート、これから5枚作成するんだった
レスも無駄に消費したし、暫く消えます。こんな余計な一文書いてる程、暇じゃなかった・・・


上条は見た事のない空間に居た。
空間そのものが、霞みがかった淡く穏やかな光に満ち溢れ、地面も雲海の様な物で覆われている。
何かの花の香りだろうか?心安らぐ芳香が、何処からともなく吹く穏やな風に乗って鼻に届いて来る。
…………まるで夢の中の様な?………いや、自分は夢の中に居るのだろう、と感じていた。
何故、自分はこんな所に居るんだろう?夢なんて久しぶりだな?と、とりとめもなく考えていると、
突然、何か目に見えぬ巨大な気配を感じた。
驚く上条だが、その気配は空間を圧する程の大きさであるにも関わらず、恐怖も威圧も感じさせない。
上条が感じたのは、威厳。全てを遍く包み込む大いなる威厳のみであった。
その目に見えぬ気配の主が、上条に向かって厳かな声で告げた。

『業務連絡。作者は、はらぺこ属性(料理出来ない)なので、これ以上の食事描写は不可能。
 熟慮の末、この様な話を続けても面白くない、と判断致しました。
 よって、4日目の夕食後へと移行する事とします。以上』

「端折るんかいぃ――――――――――――っ!!!!!!!」

418名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 11:51:24 ID:Ra3z5Il9
・・・?
419名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 15:19:23 ID:OEIF3+rO
んで続きは?
420名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 18:44:59 ID:xvryCtyv
気をつけろっ!
>>416に偽者がいるぞっ!!
421名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 18:57:28 ID:Sxn8k+06
>>420
ホントだ
ロシアのバルチック艦隊に喧嘩売りそうなネットワークに…


じゃなかった

打ち止め×一方通行 またもエロなし 
を投下します
すぐ上の続きではありません
6レス予定
こんなに長くするつもりはなかったんですけど…

今回は一方通行×打ち止めでもよかったかも
4221/6:2009/03/12(木) 19:00:07 ID:Sxn8k+06
これは、“とある日常の中のちょっとした事件”の勝者である幼い女の子と、肉
体的にも精神的にもいろいろと敗者である白い少年の、第2ラウンドともとれる
物語。

『とある幻想の一方通行』その後――
『一方通行としりとりと×××』





“とある事件”から数日、学園都市最強の超能力者は過去最大級の自己嫌悪から
立ち直りつつあった。
「あれれ、今日は“ヒキコモリ”しないのね? ってミサカはミサカは暗にアナ
タがここ数日自室にこもりがちだったことを指摘してみたり。アナタがいてくれ
なくて寂しかったんだから、ってミサカはミサカは上目使いで少し誇張した本心
を述べてアナタの保護欲をかき立ててみる」
 現在、一方通行は何か吹っ切れた顔で、リビングのファミリーサイズのソファ
を一人で占領し、微妙な時間帯の微妙なワイドショーを暇つぶしとして適当に見
ていた。
 打ち止めは何故か――本人がいうには可愛く上目使いをするため――一方通行
の足元のフローリングに正座している。
 ちなみに打ち止めのいう“ヒキコモリ”とは、ここ数日の一方通行の、必要最
低限以外は割り当てられた自室にこもりっぱなしで出てこない、打ち止めを一切
構ってやらないという、ここにきてすぐの彼に戻ってしまったような一連の不可
解な行動の事を言っているようだ。
 自己嫌悪の中、自問自答を繰り返し悶絶したり、世をはかなんでみたりしてい
たとは、いくら彼の口が裂けているように見えるからといって言える訳がない。
「寝ろ」
「うわーい、久しぶりにアナタのその口癖を聞いたかも、って……もしかしてア
ナタの声を聞くのが久しぶり!? ってミサカはミサカはおめめを真ん丸くして
驚いてみたり」
「食事や就寝の挨拶ぐらいしたぜェ?」
 イタダキマスやオヤスミナサイなんて、以前の彼なら絶対言わなかったのだろ
うが。さらに言うなら、皆で食卓を囲むことを毎日三度こなすことを怠らなかっ
たのも驚異といえる。
 純真な心に触れて、少なからず変わってきていることに彼自身は気付いている
のか。
4232/6:2009/03/12(木) 19:02:23 ID:Sxn8k+06
「やっぱりミサカに話しかけてくれてはいないのね、ってミサカはミサカは人差
し指で床にのの字を書いてしょんぼりを表現をしてみる」
「無視」
 一方通行は視線をテレビからはずそうともしない。
「むぅ、せっかくでてきたなら遊ぼうよー、ってミサカはミサカは口を尖らせつ
つアナタの脚に縋り付いてみる」
「無視無視」
 一方通行は番組に集中して、両脚に抱き着いているモノを忘れようとした。
 能力使用モードでない今の彼でも、蹴り飛ばして離れさせるくらいはできるの
だが、そうしないのは彼のささやかな“優しさ”かもしれない。
(別に蹴り飛ばしても構わねェが、そンなことしてそこのローテーブルの角に頭
でもぶつけられたら、芳川と黄泉川に何言われるかわかンねェからなァ)
 心の中で言い訳をしているが、つまるところ、心配はしているのだ。
 打ち止めは一方通行の脚の間に収まり、ソファにもたれて静かにしている。
 どうやら“脚”や、“一緒にいる時間”を堪能しているらしい。
 そして、暫く間があってから、思い出したように急に立ち上がって振り向いた。
「あ、そうだ。アナタつまらなそうだからゲームしよう、しりとりしりとり!
ってミサカはミサカは素晴らしい思いつきを披露してみる」
「あァ? しりとりだァ?」
 急に目の前に現れたので思わず反応してしまって、表情は軽い驚きから苦いも
のへと変わっていく。
「そう、しりとり! アナタだって知ってるでしょう? ってミサカはミサカは
やったこともないのに知ったかぶりをしてわかりやすい挑発をアナタにしてみる」
「俺だってやったことなンざねェよ」
 いまさらもう一度無視することもできず、苦い顔のまま吐き捨てる。
「じゃあ、初めて同士だね、ってミサカはミサカは安心してみたり」
 そう言って打ち止めは、花が咲いたように笑った。
 一方通行にはそれがまぶしすぎて、慌ててあさっての方を向く。
 なんだか嫌だとは言い出せなくなってしまった。
「先に言っとくけどよォ、こっちの演算を勝手に切ったりネットワークに助け求
めンじゃねェぞ?」
「ソンナコトシナイヨー、ってミサカはミサカはうそぶいてみたり。
 えっとー、打ち止め! ってミサカはミサカは最初の言葉を言ってみる」
「なンか、ハナっから終わっちまいそうな単語だなァ。まァ、いいけどヨ。
 だ……、断末魔」
「しりとりをやってくれるのは嬉しいけど……、あなたのチョイスって正直どう
なの?って、ミサカはミサカは愕然としてみる……。
 ま……、マグロ!」
「牢獄」
「なぜ、一瞬も悩まずにそんなワードが出てくるの? ってミサカはミサカはあ
なたに恐怖を覚えてみる……!
 く……、クルミ!」
「未決囚」
「わざとでしょ? 絶対わざとだよね? ってミサカはミサカは疑ってみたり
……。
 うぅ、絶対負けないんだから、ってミサカはミサカは決意を新たにしてみたり。
 ウマ!」
「満身創痍」
4243/6:2009/03/12(木) 19:04:35 ID:Sxn8k+06
 その後も、言葉の凶悪さではワンサイドゲームの、なんともいえないしりとり
が続く。

「そろそろミサカの心が折れそう、ってミサカはミサカはしりとりってこんなに
辛いものなのか疑問を抱きつつこぼしてみたり。でもでも、絶対勝つ! ってミ
サカはミサカは勝利宣言をたたき付けてみる。
 き……キツツキ!」
 コレ終わンのかァ? とそろそろ飽きてきた一方通行が呟く。
「……凶器」
 そして、欠伸とともに相変わらずな単語を発する。
「終わらせるの、ミサカの勝利によって! ってミサカはミサカはどこかの小悪
党みたいなことをのたまってみたり。
 えーと、また“き”?
 ……き、りんじゃ負けだし、ってミサカはミサカは……」
 そろそろ適当に負けてやろうかと考えていた一方通行は、ちょっとした悪戯を思
いついた。
「チッチッチッチッ……」
 ベタな時限爆弾みたいな口まねをして、打ち止めを追い詰める。
 それは意外にも効果覿面だった。
「それってもしかして時間制限アリってこと、ってミサカはミサカは信じがたい
新たなる事実に直面し」
「ブッブー。残念だったな、時間切れだぜェ?」
 一方通行らしからぬ、随分楽しそうな声色だ。
「え? ええっ!? ちょっと待って、ってミサカはミサカはアナタの黒い笑み
に怯えながら抗議してみる。あ、今思いついた。思いついたから、ってミサカは
ミサカは最後の力を振り絞って――」
 一方通行はまだニヤニヤと笑い続けている。自分の優位を露ほども疑わない、
勝者の笑みだ。
4254/6:2009/03/12(木) 19:07:59 ID:Sxn8k+06
 しかし、次の打ち止めの発言は予想外の展開を引き起こす。
「“きす”って言ってみ――」
「スラリー爆薬!!」
 一方通行は打ち止めの発言を受けて、先日のトラウマから顔を青くしてから赤
くなり、それから平静を装い切り返した。その一連の動きは、まるでアニメのコ
マ割りのように、刹那の出来事だった。
 うつり変わる感情に身体がついていかないためにどっと疲れている彼を見るか
ぎり、頭が良すぎるのも考えものかもしれない。
「そうそう、きすって言えばね――」
「しりとりはどォしたンだァ……?」
 まさかその話題を続けるとは予想していなかった一方通行は、自身の疲労指数
を30程増加させていた。
「飽きちゃった、ってミサカはミサカは事もなげに言ってみたり」
「……、」
 一方通行の心身の疲労指数を計る装置があったならば、今この瞬間にその針は
振り切れてしまっていただろう。
 現に、彼はがっくりとうなだれている。
「でねでね、ミサカネットワークで――世界中のきすの様式を――ミサカ達はふ
ぁーすときすって憧れ――ミサカはミサカは――」
 疲労困憊の一方通行には何も聞こえていない。
「聞いてるー? ってミサカはミサカは答えのわかりきった質問をアナタにして
みる」
 もちろん、聞いていない。
「聞いてないなら好都合、ってミサカはミサカは悪代官の笑みを浮かべてみたり」
 打ち止めは、もはや抜け殻と化した一方通行の膝によじ登る。
 特に反応はない。
「捕まえた、ってミサカはミサカはアナタのほっぺを両手で挟んでみたり」
 ぴく、とわずかに肩が動いた。
「んァ……あァ!? 何してんだ、オマエッ!」
 緩慢な動きで顔をあげた一方通行は、ありえない程近くにある視界いっぱいの
打ち止めの顔に驚いた。
 膝には打ち止め、背中にはソファの背もたれで、満足にのけ反ることもできな
い。
「だから、挨拶のきすじゃない最も親しい人とする愛情のきすを、でぃーぷきす
をしてみたい、ってミサカはミサカはアナタにお願いしてみる」
 ぐぐっと、さらに顔を近づける。
「離れろこンのクソガキがァ、かわいい顔してしれっとヤバイこと言ってンじゃ
ねェよ。てか、誰だ!? そンなこと吹き込んだのはよォッ」
「かわいいなんてそんなぁ、ってミサカはミサカは……、ああっ! そんな恐ろ
しい顔しないで、ってミサカはミサカはお願いしてみたり」
 全力で顔を背けながら、こめかみに血管を浮かび上がらせ睨みつけて激怒する、
という荒業をやってのける一方通行。
 怒りだけでない理由で頭に血が上っているため、両手が空いているのだから、
すぐに引きはがすなり突き飛ばせばいいことに気付いていない。
4265/6:2009/03/12(木) 19:09:18 ID:Sxn8k+06
「とりあえず、退け」
 一方通行の火のような瞳に睨まれ氷のような声に脅されても、打ち止めは一向
に気にしない。
「きす、でぃーぷきすしてくれたら退く、ってミサカはミサカは交換条件を提示
してみたり」
「……、」
「あれ、もしかしてアナタってば知らない? でぃーぷきすっていうのは――」
「……………………」
 どこで仕入れた知識だか知らないが、なんだか生々しくも詳細に語られて一方
通行は閉口する。
「――あまーいものなの、ってミサカはミサカは長々と説明をしてみたり」
「……甘い、ねェ」
 妹達の中では恋愛小説でも流行っているのかもしれない。
「ね、わかった? ってミサカはミサカは確認をとってみたり」
 キラキラという擬音が聞こえてきそうな、期待のこもった二つの瞳に見つめら
れる。
(コイツは何を期待してやがンだァ……?)
 一方通行はしばらく逡巡してから、半ば諦めて、投げやりに言う。
「わかったからよォ、とっとと膝から退いて目ェつぶれ」
 打ち止めは、目をつぶっている間にいなくならないよう釘をさしてから、膝か
らソファに移る。
 一方通行の隣にちょこんと正座して、逃げないようにか彼の服の裾を掴み、素
直に目をつぶって待っている。
 何を? そんなのわかりきっていることだが、自分にはそれに応えられるよう
な人間だろうか、と一方通行は考える。
 考えて、今回は答がでた。
 一方通行は甘いモノに手を伸ばす。

「……ん? 甘い? ってミサカはミサカは疑問を抱きながら目を開けてみたり」
「百年早ェンだよ。ガキにはそれがお似合いだぜェ」
 彼女の唇に触れたのは、ローテーブルの上のカゴに盛ってあったお菓子の中の、
小さなキャンデーだ。
「ずーるーいー、ってミハカはミハカは契約不履行を訴えへみはり」
「喋ンなら、食っちまってからにしろよ」
 打ち止めは慌てて舐めるが、飴玉はそう減るものではない。
 途中で噛み砕けばいいことに気付いたが、すでに一方通行は自室に入り、内鍵
を閉める音がした。
4276/6:2009/03/12(木) 19:11:15 ID:Sxn8k+06
「初恋は甘酸っぱいってホントだね、ってミサカはミサカは二個目のレモンキャ
ンディーに手を伸ばしながらひとりごちてみたり。
 次こほは、ってミハカはミハカは来たる第3ラウンドに向けへ意気込んへみる」
 ずいぶん気合いの入った人が、ここに一人。



(危なく、“応え”ちまうとこだった……。ガラでもねェ、俺なンかにそンな役
が務まるかよォ。でも、アイツが望むモノを手に入れてやれねェなんて、最強失
格かァ……?)
 思考の泥沼にはまった一方通行は、またしばらく引きこもることとなった。
「クソッタレがァァァ!」
 叫びも虚しく、悩める人がここに一人。



「よぉ、御坂妹。なんか用か?」
「キスしてください、とミサカは深々と頭を下げてあなたにお願いします」
「ぶっっ!? イキナリなんでせう? あのー、頭の悪い上条さんにもわかるよ
うに説明してくれませんか……?」
「はい、ミサカの上司が抜け駆けを企てているようなので、先にネットワークに
 経験を流されてはミサカの初めてを取られてしまいます、とミサカはあなたに
 は理解できないであろうと思いつつも求められたので説明します。また、今回
 は緊急事態ですから武力行使も辞さないつもりですので、とミサカはあなたへ
 の警告とともにミサカ完全武装へと最終展開します!」
「な、何が何だかよくわからないけど……ふ、不幸だー!!」
 不幸にも、悩める人がここにも一人。
428名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 19:13:52 ID:Sxn8k+06
俺は全てのミサカを愛していますッ!!
……またもやお目汚し失礼しました、ハイ。

17巻に足りなかった通行止めと萌え成分をお届けしました。
エロパロ板なのにエロが足りない件については、この二人だと厳しいような…。

それにしても、上条さんは動かしにくい……。

では、ホワイトデーに本物の職人様が現れる事を願いつつ、偽物は空色毛布に隠れて待機します。
429名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 19:28:47 ID:bk5PS/Rn
乙!
姉妹で上条の唇を争う電波を受信した
430名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 19:43:52 ID:FpbVxBBQ
>>428
GJ!
431名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 19:52:21 ID:mePnmYrV
>>428
なんというGJでしょう
432名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 20:18:25 ID:KTj+MYak
>>428
ありがとう神様、ありがとう職人様。通行止め分をがっつり補給させてもらったよ!
お前ら一生いちゃいちゃしてやがれこんちくしょう!可愛いなぁ!


…そして通行止めでエロは難しいよね…
433名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 20:25:23 ID:4fddBTrQ
>>428
最後の台詞を言いながら装填ハンドルを叩き落とすミサカが見えた
434名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 20:25:33 ID:B7o8r8z6
神裂と美琴がばったり会うとか、どう?
435名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:40:24 ID:b1Snpo/0
五和の胸で凹んでたのに、ねーちんのあの格好あの胸見たら、美琴はどんな反応するかな?

「…やっぱり巨乳好きか……」
その後、常盤台中学の制服を着た茶髪で短髪の少女が、胸パットを購入している姿が目撃されたとか…。
436名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:42:04 ID:dS6v3k7o
激動のおっぱい思い出した
437名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 22:24:06 ID:9GV12X/R
ホワイトデーが接近したため浜面がアップを始めた様です。
438名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 22:43:07 ID:bk5PS/Rn
>435

セブンミストで買いに行く→黒子ストーカー→上条に見つかる→ふにゃ〜→俺萌え死ぬ→黒子のテレポートキック→上条不幸宣言
439名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:04:38 ID:ZWjIZ+Ls
一方通行に右手を添えて無力化しつつ打ち止めを目の前で寝取る鬼畜上条さんを思いついたのだが

俺だけだよな、こういう妄想はorz
440名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:07:37 ID:hHIxRrRD
一方通行×ミサカ妹とか見たいけど
だれか書いてくれないもんだろうか
一人や二人ぐらい一方通行のこと好きになりそうなシスターズって居ると思うんだ
良くも悪くも自分たちの根幹に居る人だからさ
441名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:10:14 ID:1Vei1YBH
>>432
え?そう?
通行止めのえろえろはきっと可愛いモンなんだぜーとか思いながら
妄想したり書いたりしてる俺の立場は…
442みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:19:30 ID:OZrna+mn
乗りで書いてたからエロシーンのやっつけぶりがひどいけど小ネタ程度に
楽しんでいただければ幸いです。



 土御門に招待された魔術サイドか科学サイド合同温泉ツアーは、女湯を覗こうとした青髪ピアスが手桶によって
撃墜されて顎部全損の重傷を負ったり、その後崩壊した仕切りの先にいたオリアナに、

「その慎みのないものを隠したまえ」

 とか言ったステイルがボンバーマンのように爆殺されたり。
温泉後の卓球対決でエキサイトしすぎた上条と土御門がマジ喧嘩になって

「このハーレムフラグ野郎そこに直れだにゃー、根性たたきなおしてやるんだぜい!!」

「うるせー俺の勝手だ、お前のシスコンは微笑ましいレベルを超越しすぎてるんだよ、マジで自重しろ!!」

「ししししし、シスコンちゃうわ!!」

 本気できょどる土御門にギャラリーがドン引きしたり。
 そんなこんなで始まった宴会はアルコールが入ったことでより一層カオスな事態を引き起こしていた。

「トウマはヘタレなんだよー!!」

「アタシにかまえー!!」

「ミサカはミサカはミサカはミサカは…………」

「おしぼりです」

「あ、どうも」

「おしぼりです」

「……どうも」

「ちょっと聞いているの上条当麻!! イソフラボンの素晴らしさをこの私が説明してやっているのに、ほかの女にデレデレして!!」

「聞いているとも吹寄、二人でイソフラボンへの愛を確かめ合ったところじゃないか」

「……そうだったかしら?」
443みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:19:59 ID:OZrna+mn
「かまえっつってんでしょうがー!!」

「おい、大丈夫か姫神」

「………大丈夫、あなたの愛があれば」

「愛あしてるぜ姫神」

「…………きゅう」

「だからようねーちん、あとひと押し、あとひと押しなんだぜい。この堕天使淫乱メイドを着てだな」

「ですから私は、そのような格好をもうしたくないと言っているでしょう!!」

「おい神裂、聖人パワーで突っ込んでやるな。土御門の首がトリプルアクセルしてるぞ」

「大丈夫です、オートリバースです」

「かまえー!!」

「おい、脱ぐなよオリアナ」

「帯が結べないわ〜」

「さっき自分で結んだんじゃないのか!?」

「知らないわん」

「神裂、結んでやってくれ」

「あなたがやればいいでしょう」

「風邪ひいちゃうわ〜」

「し、仕方がない………はえてない?」

「剃ってんのよ」

「あらあら、あちらでは割と当たり前なのですよ?」

「え……じゃあ、オルソラも」

「子供は3人ほど欲しいです」

「会話がどこかに行ってるぞ!?」

「……かまってよぅ」
444みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:20:21 ID:OZrna+mn
「ルチアとアンジェレネはどこに行ったんだ?」

「もう寝ました」

「上条当麻!! イソフラボンと吹寄を愛していると言いなさい!!」

「さっき言っただろーが!!」

「あの………あーん」

「五和、おしぼりからのレベルアップは嬉しいがそれは箸置きだ」

「子供は日本で育てましょうか」

「インデックスちゃんは可愛いなぁ」

「おいそこの犯罪者、インデックスから手を放せ」

「上条当麻、ステイルとあの子は同じ歳です」

「絵面がまずい」

「そうですね、まるっきりロリコンです」

「大体ですね、あなたが本命を絞らないからこんな」

「どうしたアニェーゼ、何の話だ?」

「………もういいです、私にも愛していると言ってください」

「愛してる」

「上条当麻、あなたは今晩だけで何回愛していると言うつもりですか」

「もう一生分言った気がする。あ、そのスルメ取ってくれ神裂」

「どうぞ」

「ああ………あなたも結婚するような歳ですか」

「………かまってください」

「どうしたビリビリ?」

「あのね」
445みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:21:20 ID:OZrna+mn
「おい、インデックス眠るなら部屋に戻れ」

「………」

「私が聞きましょうか?」

「………いいです」

「悪い、インデックスを部屋まで運んでくる」

「ステイルに任せればいいのでは?」

「あの酔っぱらいアフロに任せたらどうなるかわからん」

「私ももう孫を抱くような歳になったなんて、昔が懐かしいですねあなた?」

「おしぼりもってイソフラボンを進めたら相手してくれるのかしら?」

「お勧めできませんね」

「ですよね」

「体で迫れば………ごめんねぇ、お嬢ちゃん」

「ちくしょう、胸が、胸が足りないの?」

「やけ酒は止した方がいいですよ」

「これがのまらいでか!!」

「お姉さんが付き合ってあげるわん」

「おーっすただいまー、ビリビリ話の続きを、ってもういいのか?」

「あとで聞いてあげてください上条当麻」

「………あぁ、あなたと出会えて、私は幸せでした。先に行って待っていてくださいね、あなた」

「オルソラの中であなたが死んだようですよ」

「酒が入ると会話が時空の彼方に飛んでいくのな、オルソラ」

「無論処理していますわ」

「何の話だったっけ?」

「忘れなさい」
446みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:21:41 ID:OZrna+mn
「何やってんですか、あなたは」

「そっちこそなんで膝枕? しかもなんで上条さんの?」

「ぐぅ」

「君は、いつでも君なんだね」

「おまえもいつだって綺麗な姫神だよ」

「イソフラボンはどうしたの上条当麻!?」

「いくらなんでもイソフラボンと結婚するのは上条さんには無理ですよ」

「ステイル、イノケンティウスが漏れていますよ」

「ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは酔っ払っていないと、主張します」

「わかったからもう寝ろ、御坂妹」

「建宮、それはこけしです」

「悲しいのよな、行き場のない愛とは。この胸が想いによって張り裂けそうなのよ」

「気持ち悪いです。そういう事は日記帳に書きなさい」

「あーんしてください」

「五和、それはおしぼりだ」

「………限界ですね、お開きにしましょう。正気の人間が私とあなたしかいません」

「そうだな………男は放っておいてもいいが、姫神たちは部屋に連れて行こう」

「おねぇさんも手伝うわ」


447みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:22:05 ID:OZrna+mn
「………ふぅ、酔いもさめたな」

 酔ったまま風呂にはいるのはだめらしいが、各部屋に女の子を運ぶのは意外と重労働であり汗をかいてしまったため
一度風呂に入ってきたのだ。ちなみに後の二人は汗一つかいていなかった。基本スペックが違い過ぎる。

「一人か」

 部屋に入ると、当然誰もいなかった。男部屋のメンバーはまだ宴会場だろう。
ようやく落ち着く一人の部屋、突っ込み不在の宴会で疲れ切った体を一刻も早く休めようと上条は布団に入ろうとした。

「………柔らかい?」

 布団の感触ではない、温かい何かが手に触れた。電気をつけていない部屋の中で、外で月が出てきたのだろう
月明かりによって部屋の中が照らされる。

448みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:22:26 ID:OZrna+mn
「神裂!?」

 聖人が寝ていた。それも、上条の布団に。

「なんで? どうして? 上条さんが部屋を間違いましたか!?」

 上条が一人でパニックに陥っている中、聖人は寝苦しそうに寝がえりをうった。

「うぅん」

 やけに色っぽい声とともに聖人が寝がえりを打つと、浴衣の胸元から零れそうなバストがゆさりと揺れた。
部屋にはほかに誰もいない。青少年にはたまらないこの状況で、上条の右手もゆっくりとその魅惑的なバストに伸びて―――――

「って上条さんは犯罪者ですか、土御門みたいに首だけトリプルアクセルになるぞ!!」

 もう手を出さない。心に固く誓って、仕方がないので隣の布団で眠ろうとする。

「あぁん」

 また寝がえりをうった。今度は浴衣の裾が乱れて、聖人の太ももがあらわになっている。
乱れた裾は太もものつけね近くまであらわにして、もしかしてはいてないんじゃないかと思わせる。もうちょっとくらい、
いや、もうちょっとなんだ。
 再び右手はけしからん行動を起こし始め、浴衣のすそをもうちょっとだけ乱れさせようと――――

「ってさっき手を出さないって決めたばっかりだろうが!!」

 この右手が! この右手がっ!!
 右手を壁に打ち付けることで何とか落ち着いて、もういい加減に寝ようと布団に入った。隣を見ると寝乱れた聖人の姿が
目に入ってしまうので天井の木目を数えながら気を落ちけようとした時、

「私には………愛していると、言ってくれないんですね」

 ぼそりとつぶやいた言葉が耳に入る。そういえばこの聖人に入っていなかったなと、そう思い「愛してるぜ」とでも呟こうと
そう思った瞬間。再び聖人が寝がえりをうった。
 上条に抱きつく形で。
 胸が柔らかい。まず思ったのはそれだった。理性はすでにどこかに行っていた。おっぱいはそれだけ強いのだ。
全盛んでまとわりつくように体を絡めてくる聖人の力は、まさに聖人のそれだった。どうにもこうにも、振りほどけそうにない。
そして、足まで絡めて来ているせいで聖人の股間は上条のむき出しの太ももに当たっている。
 こいつはいてない。
 はえてるけど。
449みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:22:49 ID:OZrna+mn
 これは、誘われているんでしょうか?
 そう自問自答した上条の脳裏に、いい笑顔の建宮が現れた。「いけばいいのよ」そう言ってサムズアップするクワガタ頭。
頭の中で、「おまえのポエムは笑わないでやるぜ」と答えてから、足を絡めてくる聖人に言った。

「愛してるぜ、神裂」

「嬉しいです」

「…………!!」

 強引に、唇を奪われた。すごい力で舌が侵入してくる。息苦しくなるとようやく目の前の聖人は唇を離した。

「ふふ」

 離した唇の間に、唾液の糸が橋を造る。エロい、神裂エロい。初心なくせにどうしてこう、時たま異常にエロいのか。
上条を見つめるその目は、すでに獲物を狩るハンターのそれだった。アイ オブ レイパー。

「神裂」

 今度は、上条のほうから口づける。そうして彼女のはだけてしまった浴衣を脱がせながら
体の上に跨るように態勢を入れ替えていく。横になっても形の崩れないその胸を弄びながら耳元で愛を囁けば、白い素肌が
瞬く間に赤く染まっていき、そして股間の秘所はあっという間にべとべとさん。
 エロかった筈の彼女はやはり、いざこう言うことをすると初心なのか顔を真っ赤にして目を潤ませている。その様子に
嗜虐心を刺激され、上条はついついからかいたくなってしまうと言うのに。

「なあ神裂、まだ始まったばっかりなのになんでもうこんなにびしょびしょなんだ?」

 もしかして最初から期待してた? と意地悪く言ってみせると、ついさっきまでの獲物を狙う瞳が信じられないように
半泣きになった聖人が必死に首を横に振った。

「違います、そんな、私ははしたない女では」

 と、必死に弁解する聖人をよそに、上条はひょいと聖人の秘所をいじって見せた。主にお豆さんを。

「あんっ」

「ん? どうした、神裂?」

「なんでも、あっ、りませっ、やめてくだ」

「こんなに腰を押し付けてきてるのに?」

「〜〜〜〜〜〜〜っ」

 まだまだいじめてみたいところだったが、これ以上やるとへそを曲げれるのでそこまでにして、
上条はようやく―――――――



450みんなでおとまり:2009/03/12(木) 23:23:09 ID:OZrna+mn
「ヤッてしまった、もといやってしまった」

 次の朝もぬけの殻になっていた布団の中で目覚めた上条はそう呟いた。酔ったうえでの狼藉なんですという
言い訳は果たしてあの堅物に通じるのだろうか。調子に乗って言葉攻めのようなまねごとまでしてしまったけど
初めての筈なのにそんなのでいいのだろうか。
 くよくよと考え続けているうちにいつの間にか朝ごはんを食べ、帰り支度をし、バスに乗っていた。
そういえば神裂は朝から何も言ってこない。黙って死ねということですか?

「となり、失礼します」

 貸し切りにしたことで席には十分余裕があるはずのバスの中で、そう言って彼の隣に座った神裂と
彼女にかいがいしく世話をされる上条をめぐって帰りのバスが荒れることを、上条はまだ知らないのだった。
451名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:23:47 ID:kf6b+K5O
>>441
頑張れ、ただ頑張れ!
神の右席も応援してますよー
452名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:28:18 ID:KTj+MYak
打ち止めの「今にも中が見えそうなキャミワンピ+男物のワイシャツ」ってすげーエロいと思うんだ。
なのにエロに展開できないんだ。
一方さんが動かしづらいってのが個人的には一番大きな原因なんだけどorz


そして>>413を書いた後にふと思い立って通行止めで夢の話とか書いて見たんだけど
コメディ色はどこへ消えた的雰囲気になったので投下はとりやめた、そんな夜。
素直にホワイトデーネタを書く事にするよ。
453名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 00:18:23 ID:0VjPA9aE
>>449

>サムズアップするクワガタ頭


何故だろう? 某仮面ラ○ダーが浮かんだwww
それで正しいのだろうか・・・
454名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 00:21:18 ID:cqs7nV1J
行間は毎回あけなくてもいいと思うなー。
何はともあれGJ
455名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 00:37:38 ID:HeXWchia
>>442-450
乙!
だんだん弱気になってく美琴に萌えた
456名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 01:39:20 ID:rn89S+yI
相変わらず読点使われて可哀想な姫神wGJ
457名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 02:45:13 ID:8q9M78Ni
>>453
仮面ライダーカブトにでてくるガタックを思い出した
458名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 03:25:24 ID:uuDY+jal
>>453
建宮「これ食ってもいいのよな?」

こうですか?
459名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 06:27:50 ID:Jb05FGl2
>>440
貴方の作品楽しみにしてるネ!
460名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 09:13:24 ID:GklM3kaS
>>440
こいつここ最近ずっと同じ主張してるな。
461名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 09:33:42 ID:8q9M78Ni
>>440
プロット書いてくれれば誰か書いてくれるよ
462名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 09:54:08 ID:l4RGtTtU
>>364 でバカ言って皆に忘れてもらったのだが。
>>442 GJだと思う。
特にどたばた見てて、やっぱハーレムっていいわなぁって思うわけ。

で小ネタをひとつ。


ある日、上条に縁のある女性たちに招待状が届く。


――――― 告 ―――――

前略、親愛なる上条勢力の皆様。
私、皆様の目覚しいご活躍を拝見し、いたく感服している次第でございます。
つきましてはお互いの親愛を深めたいと思いまして、皆様をささやかながら宴にご招待したいと思います。
○ 月×日、日本、某所にてお待ちしております。
なお、本内容は他言無用にお願いいたします。これが守られない場合は、お互いに大切なモノを永久に失う事になるでしょう。
それでは、ご参加お待ち申し上げております。
以上。
【A】
――――――――――――――――――――

その手紙と共に同封されていたのは、ある者には航空チケット、ある者には学園外出フリーパス、それ以外に皆共通して、現金、耳内に納まる超小型レシーバー、そして何故か経口避妊薬!?
今、世界中に散らばった女性陣が、ヒロイン・上条当麻の為に終結する!!


なんてなー。
この後、拉致られた上条と女達がくんずほぐれつの大乱○!? ってな電波だったんだが。
如何せん、公私とも忙しい上に、今俺は菌とゴスロリと金髪チビに浮気してしまった。
誘い受けするつもりは無いので、俺の代わりに誰かこの電波を受信してくれッ!!
463名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 11:12:19 ID:5U+eHvQG

│ ≡  ('('('('A` )
│≡ 〜( ( ( ( 〜)
↓ ≡  ノノノノ ノ  サッ
464名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 13:47:45 ID:+ZimGfoL
│       ̄| l|l .| ̄
│        |('A` )|
│        |('A` )| スッ
│        |( 〜) |
↓       | / | .|
465名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 13:49:11 ID:2CAsIaIl
┃  ▲    ,    、             ,        
┃  ┃  .-┼‐ 、|_.     |     . -┼ .       ┃ ┃
┃  ┃   (_| ̄)  _)  ̄) ヽ_ノ や  (_|ノ~) あ あ  ・ . ・
┗━┛
 ∩∧ ∧
 ヽ( ゚Д゚)
   \⊂\
    O-、 )〜
      ∪
466名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 16:01:08 ID:IsyjyU57
>>463->>465
ここまでの流れにフイタw
467名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 19:31:10 ID:KoIoOE6c
自演乙
468名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 19:34:53 ID:cqs7nV1J
今度はキラッ☆らしいな
469名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 20:22:59 ID:6W6m+/K7
>468
……?


聞いてくれ
弟に晩飯何がいいかって訊かれて、寝ぼけて「一方さん」って答えちまったぜ

ちなみに、直前に見てた夢は五和とねーちんと土御門と俺が敵の魔術師を追っている夢。
一方通行関係ねェ!
470名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 20:31:18 ID:cqs7nV1J
【格闘技】長島☆自演乙☆雄一郎のK-1 WORLD MAX のトーナメント出場が決定 1回戦でアルバート・クラウスと対戦
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1236933094/

画像
ttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/headlines/images/20090313/20090313-00000014-spnavi-fight-view-000.jpg

クラウス「彼はゲイ?」発言に長島激怒「アニメ勉強してこい!」=K-1MAX
ttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20090313-00000017-spnavi-fight.html


某目録さんのコスプレした人だよ
471名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 20:31:44 ID:lNk3HryD
俺も昔に禁書の夢を見たことがある。一方さんと田植えしてた夢



……これも一方さん関係ないな
472名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:19:45 ID:9kRS7dGQ
>>469
一方さんを食いたい…だと?
473名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:35:46 ID:HeXWchia
俺は上条さんに説教される夢を見たい
474名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:38:46 ID:ScVPjKmH
>>473
説教の後は顔面にパンチを喰らうことになるぞ
475名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:39:30 ID:ruXmqqo0
俺はねーちんに罵られる夢を見たぞ
476名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:05:09 ID:bUIk3NLt
>>474
大丈夫、その後ちゃんとカミやん病に感染するから
477名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:05:34 ID:4eWjjGll
女だけど打ち止めときゃっきゃうふふしてる夢見た
幸せだった
478名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:07:48 ID:aAV755vT
私女だけどインデックスってメインヒロインだとおもうんd…思う
479名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:32:56 ID:V11AXNT1
今週のアニメの活躍を見ると
バトルヒロインも十分やれると思ったよインデックス。

…インフレがここまで進んだ今となっては、
フィアンマさんに誘拐されるのを待つしかないが。
480名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:37:18 ID:74puVdZK
フィシュオアビーフオアトウマ
481名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:39:01 ID:koq09O8y
安全ピンを外しながら戦い、終いには修道服が……ッ!
482名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:09:15 ID:0ULxYuVs
きた、きたぜホワイトデー!
今から24時間全裸待機だ、白いあの人が白い恋人(相手は当然打ち止め)になるまで今日はもう服を着ないっっっっっ!!
483名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:21:36 ID:O5oJsGOh
>>482
自分も参加させてもらおうか。
風邪気味なんで靴下は許してくれ。
484名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:35:46 ID:wcsbzYZd
>>477
そ、その手があったか…
通行止めのネタがやや切れ気味だったが、打ち止めがミサカやオリジナルと百合ってのもアリかも
ありがとう

とりあえず、ホワイトデーネタを待つ。
485名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:46:42 ID:lR9iLEtt
百合っていうか、
「ウチの可愛い上位個体を泣かせたら許しません、とミサカは宣戦布告をします」
みたいなアグレッシブミサカが一人くらいいたら面白いのにと思ったw
そして女の子たちがきゃっきゃうふふしてる横でハブられる一方さん、という構図もまた一興。
…などと妄想しつつ

とりあえずホワイトデーの職人降臨を待ちわびるんだぜ!
486名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:51:31 ID:uCSQbUjJ
ホワイトデーってあれだろ
上条さんがチョコのお返しに
女の子達を白い液まみれにする日だよな?
487名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:54:15 ID:nUU5A0EP
当麻「ホワイトデーだけにお前を真っ白に染めてやるよ!」
488名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 01:14:22 ID:6Z/q0psn
なんでこんな所にミイラが転がっているんだ?
489名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 01:16:40 ID:Mn/lUYdH
1日で1万回以上射精するとか人外の領域
490名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:25:02 ID:otvSj2EQ
一時間に400回弱だぞ…
491名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:30:46 ID:239d1woM
>>490
9秒に1発…………
492名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:32:42 ID:HkVX1gKj
なにその世界最強の雄
493名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:47:04 ID:YJTiEGSw
9秒だと1突き1発で渡り歩く事になるのか
精力だけでなく早漏加減も人外杉だな……ウシ並み?
494名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:56:16 ID:ILLJNHlD
伸びてるの見て意気揚々とスレ開いたらご覧の有様だよ
495名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 03:02:57 ID:g0t79J7k
なにか問題でも?
496名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 03:26:58 ID:98uLcmwP
ここは変態の多いインターネッツですね
497名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 07:54:17 ID:CxXbyEb/
変態が多かろうが私は一向に構わん

という訳で初めてSSなるものを書いてみました
無茶苦茶な文章な上に、超展開なネタSSなのでお気をつけください
498名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 07:55:00 ID:CxXbyEb/
コンコン

「は〜い、どちらさん?」

不幸な一日を終えて寝室(風呂場)でくつろいでいた上条が玄関のドアを開くと
そこには奇抜な衣装に身を包んだ幼い少女がポツンと立っていた

「お前、サーシャか?」

とある事件で彼女の別の一面を垣間見ていた上条であったが、サーシャ本人とは面識がない
はて、なぜ自分を訪ねてきたのだろうかと怪訝に思っていると

「解答一。私はサーシャではない、ミーシャだ」

「…………………え゛?」

瞬間、時が止まった
拝啓幸せそうに寝息を立てているインデックスさんへ、不幸な私の一日はまだまだ始まったばかりだったようです



〜〜とある天使の受胎告知〜〜



とあるマンションの一室にて、
神様の奇跡をも打ち消す右腕を持つ男子高校生と、
神の力を冠する四大天使の一角が風呂場で話し合うというシュールな光景が展開されていた

「つまり要約すると、学園都市の女性に受胎告知とやらをするために降臨したはいいが、
 学園都市に満ちた妙な力場のせいで上手く力が使えずに困っていた、ってこと?」

「モグモグ。こくん」

上条がご機嫌伺いに差し出したガムを頬張りながら頷くミーシャ
ガムの味が好みだったせいか、思ったより機嫌はいいらしい

「だから俺に協力を要請したいって訳か、でも俺に手伝えることなんて本当にあるのか?」

「解答三。ある、モグモグ」

どう転んでも不幸な事態に陥りそうなので、
上条としては丁重にお断りしたかったのだが、相手が相手なだけに何も言えない

「へぇ、……ぐ、具体的にはどんなことを?」
499名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 08:24:51 ID:CxXbyEb/
おそるおそる聞いてみる

「解答四。子作りだ」

「………………はい?」

「解答四をもう一度。子作りだと言っている」

「いや、あの、子作りて……」

どうやら聞き間違えではないらしい

「説明一。今の私に処女懐胎させるだけの力はない、となれば人為的に女性を妊娠させた後
 次代の神の子としての祝福を胎児に施すしかあるまい」

「……ずいぶん適当だな、オイ」

「加えて説明二。貴方の右手があれば学園都市に満ちた力場と、原罪の一つたる色欲の悪影響を
 最小限に抑えながら女性との行為を遂行できるはず、違うか?」

「…………………………」

どうやらこの天使様は、本気でこの純情な男子高校生に、
そういった行為を強要するつもりらしい

「因みに警告一。私はこの命を果たすまで天上に帰ることができない
 天上に帰れなくなった私が以前どのような対応を取ったか忘れた訳ではあるまいな?」

暗にお前が対応を間違えれば人類は滅亡するぞ、と脅迫され
絶望に満ちた顔でうな垂れる上条であったが、彼の耳元に顔を寄せたミーシャは、
小悪魔のような笑みを浮かべながらこう囁いた

「提案一。少年、目ぼしい異性がいるのなら言ってみよ
 私も目的を達成するためならば協力を惜しまぬつもりだからな」

その言葉に上条の肩がピクリと反応する

『協力を……惜しまない?
 かの大天使様が、この俺に?
 俺だけの愛のキューピッドと化してくれるって訳ですか?
 ツンツンしていたアノ娘やコノ娘もデレデレのダダ甘って訳ですかァァァーーーーー!!?』

生気の戻った目を血走らせながら不穏な独り言を呟く上条と、
よくぞ快諾してくれたと満足そうに頷くミーシャ
だがそんな彼らの元に、寝惚けた足取りで接近する人影が一つ……


「ん〜?誰と話してるのとうまー?お客さんかなぁ?」

その後、突然の乱入者出現により、上条当麻の不幸(?)は本当の意味で始まったのだった

Fin or 続く
500名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 08:48:49 ID:mz/R/2Kk
GJ早く続きを
501名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 09:16:07 ID:98uLcmwP
>>499
だから行間空けるなと何度言えば
罰として続きを書きなさいさあ早く
502名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 12:27:57 ID:RT3i18QF
アイテムにホワイトデーの三倍返しなお返しをする為に内緒の工事現場のバイトでボロボロになって
アイテムメンバーと話す気力と体力も無くなってくる浜面はまだかね?
503名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 12:48:11 ID:npyesAko
鬱になったインデックスが当麻に近づく女を粛正する話はまだかね
又は某映画みたいに、16歳の誕生日まで恋人作らなければ一生結婚出来無くなると占いで言われ
10000人の女性から追いかけられる
という電波を受信
504名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 13:09:21 ID:l9I7b4Xl
1万人も御坂妹にするのは大変
そこで1000体ずつ融合させると寿命は伸び相手にしやすい
これって学園都市ならいけそうじゃね?
505名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 14:22:14 ID:j7FMzhQL
>>504
共食い整備という言葉があってだな(ry
506名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 15:57:31 ID:5dB84zsM
GJ
サーシャ好きの俺には嬉しい
507名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 20:56:01 ID:ERKXA6eD
>>504
「御坂妹」は10032号のことだけを指すから一人しか居ない
508名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:56:51 ID:XFsd8Nkl
今日は3月14日25時だと主張しながらホワイトデーネタ投下いきます
大した内容でもなくエロでもないのに長いですすみません。
通行止めネタなので、お手数ですが苦手な方は「通行止め・WDネタ」でNGをお願いします。

すみません、まだちょっと投下に不慣れなので少し時間かかると思いますが。
しばしお待ちください。
509通行止め/WDネタ・1:2009/03/15(日) 01:01:36 ID:XFsd8Nkl
――リモコンの争奪戦が開始して30分が経過していた。

「だってミサカはカナミンが見たいんだもんってミサカはミサカは主張しながらソファのスプリングを利用してダイビングアタックー!」
「ソファで遊ぶなっつってンだろォがこのクソガキ!前にベッドで同じ事やって落ちて怪我したので学習してねェのか、懲りろいい加減!」
「リモコン投げるのもどうかと思うよ、物は大事にしなきゃ…ってあーもう届かないっ!ってミサカはミサカは自分の身長の低さに歯噛みしてみる
 …お姉様くらい身長があれば!」
「あー、そりゃァ残念だったなァ」
「! ちょっと何でホラーにチャンネル変えちゃうの!
 ミサカそれ嫌いなのにっ!もうこうなったらヤケだってミサカはミサカの実力行使!」
「てンめっ…人の上によじ登ってンじゃねェ!放せっつかいっそのこと落ちろ!そのまま落下しやがれ!」
「だいたいあなた別にテレビ見たい訳じゃないんでしょ、ってミサカはミサカは図星を指摘し…
 きゃー!? 小さい子を床に落とすのってどうなのってミサカはミサカの猛抗議!」
「うるせェなてめェこそ人を障害物扱いしてよじ登ってンじゃねェよ!
 確かに別にみたくもねェがな、ガキ向けのアニメなんか見てられるかってンだ。こっちのがまだマシだ」
「あ、ちょっと、またチャンネルそっち…嫌がらせ!?
 これはミサカに対する嫌がらせ!?とミサカはミサカは愕然としてみたり…っ」



(…あれは嫌がらせというよりむしろ、『好きな子をついつい虐めてしまう小学生男子』…?)

――実に30分間もの間一定せずにころころと変わり続けるテレビのチャンネルに辟易しつつも、
暇を持て余していた芳川桔梗は何となく二人の様子を見守りながらコーヒーを一口すする。
ソファの上ではどたばたと飽きる様子もなく、(元)学園都市最強の超能力者と、1万人弱の「妹達」を束ねる上位個体の少女がリモコンを奪い合っていた。
最初のうちこそ適当なところで窘めようなどと大人らしく保護者らしく考えていた芳川だが、
さすがに30分もこんなものを延々と見せられるとそれも馬鹿馬鹿しくなってくる。
大体が30分も経過すれば打ち止めの見たかったアニメは終わっているだろうし、
それに本気でどうしてもその番組が見たい、一方通行からリモコンを奪いたいというのなら、打ち止めは彼の代理演算を切ってしまえばいい訳で、
彼女がそれさえせずに、そして一方通行の方も特にテレビが見たい訳でもないらしいのに、 30分もこうやって戯れ合っている、ということは、

(手段と目的が完全に入れ替わってるわね二人して。
 つまりこれはアレね。いわゆる『犬も食わない』ケンカという奴かしら…はぁ)

なんかこうやって冷静に分析してしまう自分が恨めしい。
二人が飽きるまで部屋にでも引っこんでしまおうか。
そんなことを検討し始めた頃になって、ソファに座った一方通行の膝によじ登った打ち止めがふいにテレビの方を向いて止まった。
510通行止め/WDネタ・2:2009/03/15(日) 01:04:29 ID:XFsd8Nkl
午後のこの時間。
再放送のドラマだの何だの退屈な番組を垂れ流すテレビには、どこかのCMだろうか、
古い映画のワンシーンと一緒にテロップが流れている。打ち止めが反応したのはそこに映り込んでいたお菓子だった。

「あ、ミサカあれ食べてみたいってミサカはミサカは唐突に主張を変更してみたり」
「…はァ?」

あまりに唐突だったもので一方通行もさすがに止まった。
リモコンはしっかり確保したまま、空いた片手でちゃっかりと自分の膝の上に居座ろうとしている少女の襟首を掴んで床に下ろしつつ、

「…唐突にも程があンだろ」
「あれマカロンって言うんだよねってミサカはミサカはネットワーク経由で教えて貰った情報を公開してみる」
「で?」
「うわぁ冷たい反応ってミサカはミサカはちょっぴりめげそうな気分」

どうぞちょっとと言わず存分にめげてくれ――
とでも言わんばかりに一方通行は彼女の言葉を無視してテレビに視線を戻す。

「『とっても美味しかった』から『一度食べてみたい』の、
 ってミサカはミサカはおねだりモードに移行しながらあなたを見上げて可愛らしく上目づかいをしてみたり」

が、ソファの下からじぃと自分を執拗に見上げる視線に、先にめげたのは一方通行の方だった。
無視するのも面倒なら、相手をした方がまだマシ、とでも判断したのかもしれない。

「『美味しかった』ってンなら味知ってンだろ、何だ『一度食べてみたい』って」
「だって味についてはネットワーク経由の情報だもん、やっぱりこの身体で体験してみたいもん、
 ってミサカはミサカは『このミサカ』個体の経験を重視する旨を発言してみたりー」
「ならヨミカワかそこで暇そうにしてる奴にでも頼め」
「…失礼ね」

話を振られて芳川は眉根を寄せる。そこで話を振られても迷惑である。
大体、打ち止めが暗に強請っている本当の内容について、この少年は本当に気付いていないんだろうか、
などと疑問を覚えつつも、彼女は手元にあった丸めた求人雑誌を拾い上げる。
彼女はこれでも求職中の身の上なので、実際、ここで暇を持て余している場合でもないのだった。

「残念だけど私はこれから出かける用事があるの。その子の相手は君がなさいな」
「今の今まで暇そうにそこでコーヒー飲ンでたのは何だったンだてめェ」
「あのね一方通行。私には、馬に蹴られる趣味はないのよ」
「……は?」

多分、本当に意味が分からなかったのだろう。眉根を寄せて怪訝そうな表情をした一方通行を置いて芳川は立ち上がった。
わざわざ丁寧にその意味を説いてやるほど彼女は親切な教師ではないのだ。

「意味が分からないなら自分で調べなさい。ああ、その子に訊くのは禁止ね」
「はーい、ミサカは勝手に教えませんってヨシカワに約束してみたりー」
「いい子ね。じゃ、留守番を…いえ、まぁいいわ。私の合鍵を貸してあげる、失くしちゃ駄目よ?」

せいぜい頑張りなさい、打ち止め、と小さく呟いて合鍵を手渡すと、
打ち止めが「ヨシカワ大好き、ってミサカはミサカは現金な事を言ってみる」とにっこり笑みを返した。
確かに現金だ。苦笑しながら彼女はひらりと手を振って部屋を後にする。
恋する乙女なんてものは現金でワガママで、それくらいでちょうどいい。

「――マカロン。もし余ったら残しておいてくれると嬉しいわ」
「うんっ、ってミサカはミサカは元気よく約束してみたり」
「…待てコラ。買いに行くの確定かよメンドクセェなオイ」

511通行止め/WDネタ・3:2009/03/15(日) 01:15:17 ID:XFsd8Nkl
近所のコンビニでは駄目だ、と断固として打ち止めが聞かないので、とうとう諦めて一方通行は繁華街まで出向く事を了承した。
何度か「金は出すからいっそ一人で買ってこい」と言おうとはしたものの、結局それだけは出来なかった。
――打ち止めが一人で外出すると高確率でロクなことにならない。
5歳児のお使いの方がまだマシである。

「お菓子屋さん、お菓子屋さんっ、ってミサカはミサカはうきうきしてみたり」

そんな彼の心中を知ってか知らずか。
呑気なことこの上ない様子で靴を履いている彼女には、何となく腹が立ったので部屋にあった空色のカーディガンを投げつけておいた。

マンションの外の日差しは大分春めいてきてはいたが、それでも学園都市を吹く風は少々冷たい。
本日は3月14日。暦の上では一応、春である。

「ところで」

空色のカーディガンの袖をいそいそと折り返し、打ち止めがくるりと振り返る。

「先月の14日のことなんだけどね、とミサカはミサカはおもむろにあなたに切り出してみる」
「先月?」
「そう、2月14日、ってミサカはミサカは日付を強調してみるんだけどまだピンと来ない?」

ピンと来ない訳でもない。いかに彼とてそこまで常識に疎くはない。
ただあんまりにも縁遠いイベントだったので思い出すのに少しばかりタイムラグがあったが。
世間一般ではその日はバレンタインデーと呼ばれている。

「あァ。お前ら3人で延々とケーキ喰ってた日か」

次いで一方通行が思い出したのはそんなことだった。
黄泉川と芳川と打ち止めと、女性3人揃って何を思ったかケーキを作ったとかで、まるまる1ホールはあろうかというチョコレートケーキを黙々と食べていたのだ。
何だか妙な光景だったので印象に残っていた。
黄泉川いわく。「バレンタインってのはお菓子を作って食べるには最適の口実じゃんよ」だそうだ。

「あなたも食べたでしょ、一口だけだけど。ってミサカはミサカはあの日の出来事を確認してみる」
「あれはお前が無理やり食わせたンだろォが…」
「だってだってバレンタインだったんだよ?ってミサカはミサカはちょっぴりぶーたれてみるー」

何でも打ち止めも作るのを手伝ったとかで、食べて食べてとあんまりしつこいので少しだけ味見はしたが、
「美味しい?」と物凄い期待を込めた目で見上げられた一方通行が返した答えと言えば「甘。」という一言だけだった。

「…あなたってホントに風情が分からない人、ってミサカはミサカは今更ながら思い返して再認識してみたり」
「風情、ってなァ…お前が言うのかよ」
「ミサカはあなたよりは分かってると思うってミサカはミサカは胸を張ってみる」

打ち止めは意味なく得意げに言い切ると、ぴしりと一方通行を指差した。

「そして今日は3月14日です、そのこころは?ってミサカはミサカはあなたに問いかけてみる」
「……」

少しのタイムラグ。
ホワイトデー=バレンタインに対する返礼の日、という、およそ自分と縁遠い単語を錆びついた知識の中からようやく導き出し、
そして彼が到達した結論はというと。
512通行止め/WDネタ・4:2009/03/15(日) 01:18:26 ID:XFsd8Nkl

「成程、つまり、…たかが『一口』に対して礼を要求しようたァいい度胸だなァ…?」
「たとえ一口でもバレンタインのプレゼントはプレゼントですよ、ってミサカはミサカは後ずさりつつ主張してみる。
 それにお姉様が10032号に教えてくれたところによると、ホワイトデーっていうのは男性は貰ったものを100倍にして返す日らしい、
 つまりあなたも100倍にしてミサカに返すべき、ってミサカはミサカは重ねて主張してみ…」
「よし、そこに直れクソガキ、力抜いて目ェ閉じるな歯も食い縛るなよ、いいなァ?」
「うわぁこの人殴る気だよってミサカはミサカは逃走開始ー!!」

駆け出そうとした打ち止めの襟首を、即座に、杖を持っていない空いた片手で捕獲する。
ここで走りだされてはぐれてしまってはいつぞやの二の舞だ。

「大体あンなもン食った内にも入ンねェだろォがっ!」
「あ、もしかしてもっと普通にプレゼントして欲しかった、なんて思ってたり?
 せっかくのバレンタインなのにあなたの可愛いミサカからちゃんとしたプレゼントが無かったから落ち込んでたりする?
 ってミサカはミサカは素直じゃないあなたの胸中を勝手に代弁してみたり…」
「何一つとしてどこをどういう角度で取ってもこれっぽっちも代弁になってねェンだよクソガキがァァあああ!」

納得いかない。無理強いされて食べたようなたった一口の為に、こうして引きずり出されている現状は何だか割に合わないのではないか。
一方通行はそこまで考えて大きく吐息をついた。どこかの誰かだったら「不幸だー!」とでも叫んでいそうな状況だった。

=======


「――お姉様によるとホワイトデー、というのは、男性は貰ったものを100倍にして返す義務があるそうですが、とミサカは首を傾げつつあなたに問いかけます」
「それは間違った知識だから是非忘れて下さいお願いします。上条さん破算しちゃいますマジで勘弁して下さい」

その頃。
どこかの病院の前でクッキーの入った小さな袋を受け取った御坂妹――ミサカ10032号――がそんなことを言っていたが、この話はそれとは関係がないので置いておく。
そんな風景を余所に「どうしてバレンタインに義理でもいいから渡さなかったのよ…私のバカ…」と己の意地っ張りぶりに本気の後悔をしている御坂美琴
――ミサカ達言うところの「お姉様(オリジナル)」――がいたのも、ここでは関係ない話だ。割愛しておこう。


(…。もしや情報を訂正する必要があるのでしょうか、とミサカ10032号はネットワーク上のミサカ達に問いかけます)
(訂正の必要はないのでは、とちょうど暇を持て余していたミサカ15666号は無責任にお答えします。
 上位個体がどうやらホワイトデーの要求を一方通行に突きつけているところのようですし、様子を見ましょう、とミサカ15666号は更に無責任な提案をします)
(…上位個体だけでなく全てのミサカがそうですが、バレンタインの当日になるまでバレンタインのなんたるかを知らなかった、
 つまり世間的には身体の弱い 10歳の子供でしかない上位個体には、プレゼントを用意するだけの時間的経済的余裕がなかった、という事実は、
 上位個体いわく『ちゃんとしたプレゼントがもらえなかったことで拗ねている』らしい一方通行に対するフォローになるのでしょうか、とミサカ12491号はクッキーを齧りつつ適当に問いかけてみます)
(そのクッキーはどうしたんですかミサカ12491号。
 ――それはともかく仮にフォローになったところで我々が彼にそれを伝える術はありませんね、
 と、ミサカ13008号は肩を竦めてぶっちゃけどうでもいいよという気分で回答します)
(しかし…上位個体は何をもってあの人物が拗ねていると判断したのでしょう、とミサカ10032号は簡単かつ深遠な疑問を提示してみます)
(残念ながらそればかりは同じミサカでも知りようがありません、とミサカ13048号は上司の不思議な思考回路に首を傾げつつ、
 …それよりもミサカ10032号、そのクッキーについてですが――)


513通行止め/WDネタ・5:2009/03/15(日) 01:23:19 ID:XFsd8Nkl

=======

ミサカネットワーク上で妹達が真剣な様子で上条当麻から10032号へと手渡されたクッキーの取り分について議論を重ねている頃、
上位個体であるところの打ち止めは鼻歌交じりの上機嫌で春休みに賑わう繁華街を歩いていた。
ホワイトデーは学生ばかりの街である学園都市にとっても稼ぎ時らしく、至る所にキラキラしたオーナメントだの何だのが飾りつけられていて、
小さな打ち止めはそんな些細な街の変化も楽しくて仕方がないらしい。

「…目的地分かってンだろォな。俺ァ知らねェぞ」
「大丈夫、この間10032号がお菓子を買った場所だから、ミサカが迷子になることはないよ
 ってミサカはミサカは自信たっぷりに断言してみる」

ミサカネットワーク(または9969人の少女達と1人の幼女による噂情報網)もたまには役に立つらしい。

「だからあなたはついてくるだけで大丈夫ーってミサカはミサカは胸を叩いてたまには頼りになるミサカを演出してみ…
 あ!猫!ミサカはミサカは可愛い三毛猫を追いかけるべく全力ダッシュ」
「言った傍から頼りねェことこの上ねェンだよクソガキィ!」

もういっそのこと首輪とリードが欲しい。
一瞬一方通行は本当に本気でそんなことを思いながら、走りだそうとした打ち止めの襟首を掴んだ。
じたばた暴れた打ち止めの前を三毛猫――どこかで見たような、と瞬間、一方通行は首をひねったが、
あいにく彼はそこまで動物好きという訳でもない、猫の見分けなどつくはずもなかった――は駆け抜けていく。
人ごみに紛れてすぐに見えなくなったそれに、打ち止めがひどく残念そうな声をあげるのを無視して、一方通行は彼女を下してやった。
ただし襟首を掴む手は離さない。いっそこのまま片手にぶら下げて道案内だけさせた方が安心安全かもしれない。
問題は平均より細いとはいえ、10 歳相当の女の子を片手にいつまでもぶら下げておけるほど一方通行に腕力とか持久力とかがない、ということだ。
しかも片手は杖をついているから余計に。

「…ったく、ここで迷子になられても探さねェからなァ?」

やむなく手を放しながらそう釘を刺す。打ち止めはその言葉に少し首を傾げて何やら思案していたが、

「嘘ばっかり、絶対探しに来る癖に、ってミサカはミサカはあなたに指摘してみるんだけど、
 そんなあなたにあんまり心配かけても申し訳ないのでミサカはミサカ的に解決策を提示してみたり。えい」

そう言いながら一方通行の空いた手を取った。
手を握る、というより空いた腕を両手で抱きしめるようにして、満足そうにふわりと笑う。

「これならミサカが道案内をしつつはぐれない、完璧!ってミサカはミサカは自分のアイディアに大満足」

文句なら喉まで出かかったが、一方通行は結局抵抗せずされるがままにすることにした。
色々と面倒くさくなったし、リードが無いならこれが順当な手段か、とも思ったのだ。軽い溜息だけを返しておく。

「あァ、面倒臭ェし何でもイイか…」
「む。女の子が勇気を出して手を握ったというのにその反応はちょっとないよ
 ってミサカはミサカは不満に口を尖らせつつ、…振り払われなかっただけマシってことにしておいてみる」

それから彼女はいざ出発、と歩き出した。
一歩先を歩く彼女の揺れるアホ毛と後姿を眺めるとなしに見ていた一方通行の耳にふいに、

「それにこれなら、あなたも迷子にならないものね、ってミサカはミサカはこっそりと呟いてみる」

小さな独白が飛び込んできたが、彼は珍しくも慎ましい事に、聞こえなかった振りをしておいた。
呟いた瞬間、彼女がどんな表情をしていたのか、一歩後ろを歩く彼には分からない。

514通行止め/WDネタ・6:2009/03/15(日) 01:29:01 ID:XFsd8Nkl
***

――打ち止めがお目当ての洋菓子店から意気揚々と飛び出してくる頃には、午後の日差しはすっかり夕暮れのそれになっていた。

「ここまで付き合って貰ったんだしミサカはちゃんと一人でお買い物ができるんだよってことを散々子供扱いするあなたにも表明しておきたい、
 ってミサカはミサカは主張してみたり」

と、打ち止めが主張した為、一方通行は洋菓子店の前で待たされる羽目になった。
――とりあえずファンシーなパステルピンク系の甘ったるい空気に充ちた店内に入る羽目にならなかっただけマシだろう。きっと。
さすがに「学園都市最強」と名高い彼でもあの空間に割って入るのは絶対に無理だ。


***

パステルピンクやイエローのいかにも少女達の好きそうなふわふわした色と甘ったるい匂い。
合成着色料の塊と言われようが、太る素だと言われようが、それでもこのお菓子は魅力的だ。
マカロンを皿の上に並べた打ち止めは、テーブルに頬杖をついて嬉しそうに笑う。食べるよりも、その見た目である程度満足したのだった。
以前どこかのミサカがこれを食べたらしいという情報を受け取ってからというものの、打ち止めはずっとこのお菓子に憧れていたのだった。
ついでに言うと彼女が初めてこのお菓子を知ったのが、どこぞの姫様をテーマにしたパステルカラーの映画だったことも多少は影響しているかもしれない。

「…お夕飯前だけど、ちょっとくらい食べてもいいよね、ってミサカはミサカは確認を取ってみたり。
 あなたが黙ってればヨミカワ達にはバレないよね、とミサカはミサカは暗にあなたに共犯関係を求めてみる」
「太る、ンじゃなかったのかァ?」

とりあえず要求の方は無視することにして、一方通行がソファの上から振り返りもせず、最近の彼女の口癖をそっくりそのまま返してやると、
とたんに打ち止めは頬を膨らませる。(見て確認せずとも口調で分かった。)

「あなたってば風情が無いってミサカはミサカは改めて非難してみる」
「風情もクソもあるかよ、事実だろォが」
「だから風情が無いって言うのにー、ってミサカはミサカは言いつつ、うん、一つだけ味見してみよっと」

絶対一つだけで納まる訳がない、と横目に見ながら一方通行は確信したし、実際一つでは済まなかった。
ピンクのマカロンを一口食べた打ち止めは心底幸せそうに、それはそれは幸せそうにふにゃりと相好を崩すと、しばらくの沈黙の後でそろそろと二つ目に手を伸ばす。
そしてふと、適当なところで彼女を止めるべきかどうしようかと考えている一方通行の視線に気づいたらしく、首を傾げた。
視線の意味をどう勘違いしたのか、

「あなたも食べる?ってミサカはミサカはお皿ごと差し出してみたり。
 美味しいよ、期待したほどじゃないけどってミサカはミサカは評価してみる」
「…って待てコラ。人を散々付き合わせといて何なンだその評価。っつか俺の金だろォが一応」
「だってほら一応ホワイトデーのプレゼントの代わりだもの、あなたのお金なのは仕方ない、ってミサカはミサカはしつこく主張しておくんだけど。
 うーん、ネットワークの記憶だともっと美味しかった気がするんだけどなぁ、ってミサカはミサカは首を傾げてみる」
「主観の違いなンじゃねェのかァ?お前ら一応個体差あンだろ」

当人達はそう主張していた気がする。
一方通行には見るからに姿形の小さい上に、明らかに他と精神構造が違って見える打ち止め以外の「妹達」の個体差など認識できないのだが。
515通行止め/WDネタ・7:2009/03/15(日) 01:36:28 ID:XFsd8Nkl
「んー…そうなのかなぁ、ってミサカはミサカはやっぱり納得いかないので二つ目のオレンジのマカロンに手を伸ばしつつ、…あ、この色可愛い」
「合成着色料の色だろ」
「だから何でそういうこと言うかなぁ、ってミサカはミサカはちょっぴりげんなりしてみたり…」
心なしか頭のアホ毛まで萎れさせて(わざとやっているのなら相当器用だ)、打ち止めが呟く。
呟きながらもオレンジのマカロンを口に運ぶのは忘れない。一口かじってまた頬を緩める。
はふー、と幸せそうに溜息なんかつくものだから、つい一方通行は誘われるように皿の上のマカロンをひとつ手に取った。

「あれ、食べるの?ってミサカはミサカは問い質してみたり。
 あなた甘いもの嫌いなんじゃないの?ってミサカはミサカは先月の出来事を引きずってみる」
「引き摺る程のことかよありゃァ…別に甘いモン全般喰わねェ訳じゃねェよ」
単なる興味、というのが最大の理由だったが。小さなマカロンを口に放り込む。
期待する様な視線で打ち止めはその様子をじっと見守って、口を開く。
「美味しい?ってミサカはミサカは尋ねてみる」
「…甘」
「またそれ!?ってミサカはミサカはあなたのリアクションの幅の狭さにケチをつけてみるっ!」
「どォしろっつンだよ」
「こう…もっと…食べた瞬間口からビームが出るとか、タイムスリップするとか、画風がいきなり少女マンガっぽくなるとか、
 分身するとか、版権(せかい)の壁を超えるとか…とミサカはミサカは期待の眼差しを学園都市最強の超能力者に向けてみたり」
「ほォ。ンじゃとりあえずお前の魂抜くトコから始めてみるかァ…?」
「り、臨死体験はちょっと無理!ミサカには無理!ってミサカはミサカは慌ててみたり!
 …うーん口からビームか分身くらいは何とかいけそうな気がしたんだけど、とミサカはミサカはこっそり呟いてみる」
「でけェ独り言だなオイ。聞こえてンぞ。ンな大道芸、超電磁砲にでもやらせとけ」
「…一応お姉様の悪口を言われたと怒るところなのかな、これは、とミサカはミサカは首を捻ってみたり。
 いくらお姉様でもさすがに口からビームは…ん、あれ、もしかしていけそう?なんて思いつつ、
 …あ、ちょっと待った、ってミサカはミサカはあなたに待ったをかけてみる」

そんな一言と共に戯言を交わす間に皿に伸ばした手を取られ、一方通行は胡乱な視線を打ち止めに投げかける。
一人前に、金を出した自分に向けて食べるな、とでも言う積もりか、と眉根を寄せた彼の目の前で、
しかし彼女は何かを言う訳でもなく捉えた一方通行の手をまじまじと見てから、

「んっ…」

ぱくり、と。その指先を口に含む。
一方通行の現実処理能力が一瞬停止した。

フリーズしている一方通行に気付く様子もなく、伏し目がちに打ち止めは口に含んだ人差し指を舌でなぞり、
丁寧になめとると、満足げな吐息と共に口を放した。
ざらりとした舌先の感触が指先に嫌に鮮明に残る。今迂闊に口を開いたらそれこそ迂闊なことを口走りそうな。
脈絡もなくそんな予感がしてならない。
――打ち止めはにこりと満足そうに笑う。

「うん、やっぱり美味しい、ってミサカはミサカは確信してみる」
「………」
「あれ?どしたの?ってミサカはミサカは何故かフリーズしてるあなたに声をかけてみるんだけど…」
「何してンだ、お前」
「何って、あなたの指先についてたマカロン」
彼女は無邪気に首を傾げた。
「――どんな味なのか気になったから、食べてみたんだけど、ってミサカはミサカは報告してみる」

そう告げてぺろりと舌舐めずりをする。うん、美味しい、もう一度嬉しそうに呟いて、彼女は新しいマカロンを手に取った。
幸せそうにまた一口。甘ったるいピンクのそれを頬張って笑う。
516通行止め/WDネタ・8:2009/03/15(日) 01:38:48 ID:XFsd8Nkl
「あなたも一緒に食べようってミサカはミサカは誘ってみたり」
「あー…」

最早何に対してだかよく分からない疲労を覚えながらも、一方通行はとりあえず確認してみる。

「バレンタインの礼じゃァねェのかよ、一応。」
「そうなんだけど。でもやっぱり一人で食べても詰らないし、ミサカはあなたに『一口』しかプレゼントしていないから
 お礼を貰うのは道理じゃないよね、ってミサカはミサカは今更ながら正論を口にしてみる」
「ホンっっっトに今更だなァ…?」

出来ればそんな正論、もっと早い段階で気付いておいて欲しいものである。
だが悪びれる風もなく、打ち止めは次にどれを食べようかとカラフルなマカロンを真剣に見比べながら、
苛立つ彼にさらりと告げた。

「うん、だから来年のバレンタインにはあなたにもっといいものをプレゼントするって、
 ミサカはミサカは今から約束してみる」

だからね、と彼女はマカロンから顔をあげ、真正面から一方通行を見上げた。

「来年のホワイトデーを今から楽しみにしてる、ってミサカはミサカは今から来年のあなたを予約しておくことにする」
「…メンドクセェな」

溜息をひとつこぼす。
来年もこんな騒ぎになるというのなら、それは間違いなく、途方もなく面倒な事態になるに違いなかった。
今年と同じように、来年も。
ただ彼女があんまり真剣にそう言うから、否定も肯定もできないまま、一方通行は甘ったるいマカロンの二つ目を口に放り込んだ。
指先に僅かに残るチョコレートブラウンを差し出すと、打ち止めは特に躊躇も遠慮もせずにまた、その指先を、ぱくりと、食べた。
あんまり素直すぎて拍子ぬけするくらいだ。

(誰かコイツに羞恥心とか教えた方がイインじゃねェのか…?)

瞬間そんなことを考えてしまったが。
まぁ別に悪い事を教え込んでいる訳でもないし。
誰にともなくそんな言い訳をする。


517通行止め/WDネタ・9:2009/03/15(日) 01:42:03 ID:XFsd8Nkl
***




さてここから先はどうでもいい余談である。
翌日3月15日。
寝坊しがちな一方通行を打ち止めが叩き起し、朝食の席を囲んだ状態で、その爆弾は落とされた。

「あ、そうだ、二人に訊きたいことがあったの、ってミサカはミサカは尋ねてみる」
「どうしたの? …打ち止め、あんまりジャムを塗らないの」
「なんでも訊くといいじゃん」
「昨日、ミサカネットワークで誰かが言ってたんだけどね、
ってミサカはミサカは昨日の皆の様子を思い出して首を傾げながら続けてみる」

―― 既知の通りの事実であるが、打ち止めの思い出や体験は全てミサカネットワークを通じて全ての「妹達」へと送信されている。
他の個体にどうしても知られたくないことがあれば秘匿することも可能だが、
まだ精神的に幼い部分のある打ち止めはあまりそうしたことをしない。
加えて元々「同じミサカ」という意識が根強かった訳だから、互いのプライバシーという概念がまだまだ薄いのかもしれない。
そう言う訳で、一方通行と生活している打ち止めの日常はほとんど全て他の個体に筒抜けの状態である。
どうやら彼女が疑問に感じたのは、その日常に対するどこかの「ミサカ」の意見というか発言だったらしいのだが。




「ゆびふぇら、って何?ってミサカはミサカは尋ねてみる」





――穏やかな朝の食卓は次の瞬間、阿鼻叫喚の場と化した。
518終わり:2009/03/15(日) 01:43:49 ID:XFsd8Nkl
終わり


今日はまだ14日だよ…

>>399にあったアイディアをお借りしたつもりでした。なんか違う話になってますけど。
>>399の人に感謝を。




あとマカロンは私の嫁。
519名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 01:48:22 ID:Lg7+zE9u
リアルタイムGJ!

やっぱりホワイトデーは白い人の日か…
俺も書いてたけど間に合わなかったよ
520名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 02:09:58 ID:XFsd8Nkl
>>519

深夜アニメ的にはまだ14日だ頑張れマジ頑張れ。
521名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 04:56:54 ID:QdrLZCUN
ふにゃー、なんですかこの甘ったるい空間。
変な時間に目が覚めてきてみれば、GJ!
522名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 06:41:58 ID:3iG/cC94
まったく朝から胃もたれしそうな甘さだぜGJ
523名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 09:37:15 ID:5RUwv/KH
「…(色んな意味で)甘」
524名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 15:58:39 ID:x+cNe6jD
あああああGJGJGJ!
ニヤニヤが止まりません。通行止め可愛いよ通行止め
525名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 16:56:49 ID:zStbKT+M
(一方)通行×(打ち)止め で通行止めなのか?
526名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 17:03:01 ID:DGZ2J6+y
GJでした!

>>525
その通り。
元は一般サイト(同盟?)で作られた言葉なんだぜ。
ポピュラーになってくれて嬉しい限り。
527名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 17:08:06 ID:d8Albdpc
>>525
そうだよ。本スレで発生した言葉。
528名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 18:49:22 ID:WdBc2oTK
カップリング表記から言えば不適切かもなんだがな
一方さんが攻めになるシチュは珍しいなんてレベルじゃないぜ
529名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 20:14:48 ID:KsLWWdtR
>>528
そうか? この間ガチで一方攻めのエロ同人買ったんだが
530名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 20:17:02 ID:XFsd8Nkl
>>529
サークル名と本のタイトルを教えてくれ、いや教えてくださいお願いします
531名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:32:36 ID:KStUXc0G
あれ、いつのまにか規制が解けてる?
ってことで相変わらず時期遅れを承知して雛祭り小ネタを投下する。
完成度については全鯖規制でイマイチやる気が起きなかった。
かといってこれ以上時期を遅らすのもなんだし…ごめんね(テヘ

私、前スレ387だけど結局、バレンタインデーネタもホワイトデーネタは
とても人様に見せられないまま終わったな…
532雛祭り小ネタ:2009/03/16(月) 00:33:51 ID:KStUXc0G
家に帰ると大きな雛壇に飾り付けをしている天草式十字凄教教皇代理、建宮斎字と
その様子を見ながら、ひなあられをスゴイ勢いでボリボリ食べているインデックスがいた。

「…人の家でなにやってんの建宮?」
「おう、お帰り上条当麻。なにって雛祭りくらい知ってるよな?
 せっかく日本にいるんだから禁書目録にも日本の風習に触れてもらおうと思ってよ」

「あっお帰りなさい。台所借りてますね」
台所からエプロン姿の五和が顔を出す。
「禁書目録さんも女の子なんですから桃の節句のお祝いをしないといけないと思いまして」
飾りつけが終わったのか一息ついている建宮に向かってインデックスが疑問をぶつける。
「ねぇねぇ建宮、この人形、なんか魔力を感じるんだけど?」
「あーそれはな、雛人形を人形(ひとがた)に見立て穢れを集めるわけよ、
 日本の神道と陰陽道の技よな」
「ふーん、生贄や身代わりを模した人形ね。それにしては大掛かりな仕掛けにみえるよ。
 まるで何かの結界みた…」
「ほらほら、ちらし寿司が出来ましたよ。禁書目録さん味見しますか?」
引き続き疑問を建宮にぶつけていたインデックスだが台所から小皿を持ってやってきた五和の
言葉にインデックスは建宮に向けた疑問を放棄する。
「するする、味見するー」
なぜかほっとした様子を見せる建宮斎字、そして確認するように上条に言う。
「そういうことだから上条当麻、おまえさんはこの雛人形に触っちゃいかんのよ。
 人形自体の配置にも魔術的な意味があるから動かすのもいかんのよ」
「それは無造作に動かすとトラップ作動ってことですか!?上条さんの不幸さを舐めてもらっちゃ困ります、
 直ちに片付けてください」
「まぁまぁ、そんなこと言うなよ。さっきも言ったけど穢れを集めるって事はおまえさんの
 不幸も払う効果もあるかもしれんのよ。俺らが回収にくるまでこのまま飾っていて欲しいのよ」
そんなこと言われてもなぁ、と抗議を続けようとしたが、台所から五和が料理を運んでくる。
「お待たせしました。ちょっと早いかもしれませんがご飯にしましょう」
テーブルにちらす寿司、鯛の焼き物、蛤のお吸い物等が並ぶ。

並べられた料理に待ちきれない様子のインデックスに五和は強い意志を込めた声で確認するように言う。
「禁書目録さんも約束ですよ、私たちが片付けに来るまであの雛壇には触らないでくださいね?
 約束できない人にはこの料理は食べさせません」
「うん、約束する、でもって頂きます!!」

五和の返事も待たず食べ始めるインデックスをにこやかに見つめる五和。
あれ?『にこやか』っていうより『ニヤニヤ』って感じがするのはなんでだろう…ってインデックスさん、
それは俺の分の皿じゃないですか!?せめて自分の皿を片付けてから人の皿に手をつけましょうよ!




――――数時間後、上条宅をあとにした建宮と五和は夜の学園都市を並んで歩く。

「何とかごまかせませたよな」
「流石の禁書目録さんも天草式十字凄教の秘伝は知らなかったようですね」
「あぁ、10万余冊を記憶する禁書目録も神道と陰陽道と民間信仰を応用した
 天草式十字凄教秘奥義『雛人形飾りっぱ=婚期が遅れる』“コンキオクレールの結界”は判らんかったようよな」
「うふふ、これであの部屋にいる女性、つまり禁書目録さんは恋愛運を人形(ひとがた)に吸われ続けるわけですね。
 こっちはこれで当面は大丈夫と。あとは女教皇をどうするか…ですね?」

建宮は五和の笑みに少々ビビりながら答える。
「我ら天草式は全員お前の味方よ、万事任しておけよな」と……
533名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:40:41 ID:KStUXc0G
相変わらず誤字がひでぇな・・・特にちらす寿司ってなんだよorz

どうして推敲段階で気が付かないのに投稿直後にはすぐ気が付くんのだろう・・・
534名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:49:03 ID:EX1DYuLP
当然続きはありますやろ?
535名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:53:23 ID:5HI5HTVi
音読オススメ
3回すればほぼ間違いない
536名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:35:09 ID:YJCbIUbi
>>529
俺にも教えてくださいお願いします
537名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:41:16 ID:iGGVm2Hr
あくまで婚期であって、恋人期間とかそうゆうのではないわけですね。

あ、結界なんか幻想殺しでしねわかります。
538名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 02:22:32 ID:sJfmk2Kj
>532 GJ
ほのぼの系を期待させておいて・・・やっぱ五和は黒いのに限るな。

>537
コンキオクレールは結界の名称であって効果は、
部屋にいる女性の恋愛運を吸うじゃないか?
いや、こんなの議論したところでしょうがないのは判ってるがw
539名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 03:25:45 ID:nJSkj03N
誤字ばっか何だから続きは当然あるんだよな?
540名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 15:16:52 ID:kWEip9O3
なぁシェリーって初めのころより縮んでない?
541名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 15:49:32 ID:8FzOHD6g
またSS1本できそうなレスを…
542名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 20:30:08 ID:WYrpGvws
>>532
見える……。
インデックスが術式に割り込む姿が見える……。
雛人形たちが上条さんに近付く女性避けに使われるのが見える……。
作った天草式に術が返って行くのが見える……。

気を吸い込んで生命を得る人形たちの姿が見える……。
インデックスに壊されそうになったところを上条さんに救われて、べた惚れしてしまう人形たちの姿が見える……。
リアル『生き人形』と化して大暴れする場面が見える……!
543名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 20:51:21 ID:MJxHfRfF
>>542
全ての乙女のラブの集合体ですか
やべえな
544名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 21:23:09 ID:mJNDflCJ
GS美神を思い出した
545名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 21:29:59 ID:adBcNsUb
インデックスの記憶の中には十万三千冊の魔道書の情報があり、彼女はその毒に負けることなく引き出すことが出来る。
……惚れ薬、とか作れないのだろうか。
上条に効く筈が無いとしても、作ったあとで気づいて捨てるのが勿体無いからと誰かにあげてしまうとか。
546名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 21:50:46 ID:WYrpGvws
>>545
インデックスに料理が出来るとでも?
カップラーメンも作れんのだぞあの娘は。
多分調薬の類もまるで駄目だと思う。
547名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 22:07:32 ID:3E88T/jP
トランス状態で魔術を発動できるんだから
魔術的なものなら作れるはずだ

惚れ薬を盛れるようなものを作るのは無理だろうけど
548名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 22:44:48 ID:BrCahYzj
レシピを書き出すことはできるはず
でも純粋に化学的なものじゃないといけない
549名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 00:19:08 ID:lHoQOFXU
>>545
意味なく自分で飲んでしまうのに1000ビーフ
550名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 00:32:01 ID:amCR1Nnl
>>545
その薬を巡る骨肉の争いに5000フィッシュ
551名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 00:40:39 ID:jTUkQUVd
最後は美琴が勝ち、それを黒子かが飲むに
1000クラッカー
552名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 01:14:16 ID:RAtLEea9
何故か学校中に蔓延して上条さん「不幸だぁぁぁ!」に7000スコーン

というか惚れ薬って科学?魔術?どっちでもいける気がするけど
553名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 01:15:24 ID:zJ7TzjCy
面白そうだなwww書いてみようかな。
554名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 01:15:51 ID:P6TQ3N/5
魔術じゃね
でも科学でもやれないことはないか…
うーん…
555名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 02:21:34 ID:QIV8WjjX
魔術製だと『幻想殺し』に触れると効果がなくなりそうな気がする。
魔術師がああいう薬作る時、仕上げに大体魔法唱えてるから、その魔法の効果を無効化されて魔法かける前の未完成の状態に戻りそうな気がする。
556名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 02:33:15 ID:bTzS+wKt
>>555
惚れ薬(強力な媚薬でも可)が蔓延して、効果を消す為に奔走する上条さん
勿効果を消しても、発情しきった相手を止められずに「不幸だぁぁぁ!」という展開

……俺にエロを書くスキルがあればorz
557名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 02:39:36 ID:12400kih
薔薇当麻アダルトバージョンか
558名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 06:48:49 ID:E6gWrMfT
興奮剤みたいな物か?
559名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 12:45:48 ID:0JhIrcTg
アダルト馬
560名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 13:03:32 ID:gINWyt6w
上条さんは馬並なのか
561名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 13:32:10 ID:Nk9hf1bN
学園都市の種馬とな
562名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 14:35:44 ID:vvZkGMOd
上条種馬とな?
563名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 16:19:36 ID:P6TQ3N/5
カエル医者なら科学の力で惚れ薬も不可能じゃないはず
とか考えてたら惚れ薬を奪い合う9969人+上位個体という電波を受信した
…戦争になるな。
564名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 16:41:43 ID:QaR/ZZnD
何故か短パン履いたそっくりさんもこっそり参戦してると
565名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 16:45:45 ID:E6gWrMfT
>>564
かみやん←御坂妹←美琴←黒子←初春←佐天←女友達←中略←風紀委員
566名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 16:50:58 ID:P6TQ3N/5
もう学園都市が火の海に包まれる未来しか見えない。

あと書いてから思ったんだが

「ミサカもそれ欲しいってミサカはミサカは上位個体権限でワガママを言ってみたり!」
「あなたには必要ないと思いますとミサカはどけよこのやろうと思いながら上位個体に答えます」
「あなたにはむしろ全く必要ないのでは、とミサカは一人でもライバルを減らしたい一心で上位個体に口答えをします」
「早く成長するためにカルシウムでも摂った方がいいですとミサカは適当なことを言ってごまかそうと試みます」


よく考えたら上位個体に惚れ薬は必要なかった気がする。
567名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 16:55:57 ID:QaR/ZZnD
>>566
学園都市一位と三位に素直になる薬作ってやれば解決
568名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:08:58 ID:P6TQ3N/5
>>567

つまりこういうことか。


何かの拍子で素直な気持ちを口にしてしまう薬が発見される→
上条さんに飲ませてみようぜ、と画策するヒロイン達→
「不幸だ…!」と訳も分からず逃げ惑う上条さん→
何となく面白そうだからという理由でつっちー参戦、トトカルチョ開催→
それを余所に自分で飲んで…と目論むビリビリが参戦→
それを阻止したい黒子が参戦→
情報を得て動き出した妹達がオリジナルに負けじと参戦→
あの人に飲ませたら面白そうだからという理由で上位個体参戦→
飲まされてたまるかという理由で学園都市第一位が参戦


…これは学園都市滅亡フラグ。
569名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:09:06 ID:kehcRZkG
欲望に素直になって淫乱になるんですね
分かります
570名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:09:07 ID:vvZkGMOd
>>567
魅力半減だろ
571名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:15:00 ID:VyKWl5go
素直になる薬、ですか。
幻想殺しには魔術を破壊する力が有るものの、効果があるのは手首から先だけ。ただし全身に効果が及ぶものに限っては無効化するのは御使堕しや、五和の治癒魔術で実証済み。
……上条のフラグ体質を疎ましく思った土御門かクワガタ頭辺りがシェリーを唆して女子寮の食事に混ぜるとか。
572名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:35:04 ID:kehcRZkG
薬そのものが異能のモノでなければ上条さんは無効化できない
上条さんにとって一番怖いのは日常にある普通のモノ
573名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:40:16 ID:lsTyxrmW
上条さん消したいなら魔法使わずに拳銃の一丁あれば可能だからなぁ
574名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:43:11 ID:IaWtJjyw
拳銃はもうダメだな
新必殺技の熱膨張があるからw
575名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 18:41:41 ID:C8pSMWLo
略してねぼしwww



それと一方さんが素直薬飲んだら打ち止めが悶絶死するかもしれんぞ
オセロ並に表裏の色の差が激しいからなあの白い人は
576名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 18:43:42 ID:E6gWrMfT
ゴルゴ13に頼めば?稀に失敗するけど
577名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 19:08:15 ID:1HJ082Cp
>575
一方さんに責められて
「ミサカはミサカはあぁぁぁぁ」
とおおたたけしの描くマンガのような表情になる打ち止めを想像したのは俺だけでいい
578名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 19:41:51 ID:xWC0N6qI
>>576
ゴルゴみたいな人は幼女に銃弾跳ね返された挙げ句ビル毎爆破されましたやん
579名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 21:01:51 ID:1+2dkeqN
>>572
最終的にはバイアグラに落ち着くんでしょうね
580名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 22:01:20 ID:ye0t5XFx
>>575
悶絶打ち止め見てぇ……

薬じゃなくても、心の声丸聞こえになる道具とかさぁ
581名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 02:00:28 ID:hNL835r5
さすが上条勢力、そりゃでかい組織が躍起になって潰しにかかる訳だよな。

ちなみに別世界には真実薬というものがあってだな・・・・・
582名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 02:20:22 ID:7pKfl1Zm
一方通行vsゴルゴとかいう動画があったな……。
583名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 02:25:03 ID:vpwVVANy
バイアグラって響きが既にやらしいな
584名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 03:38:30 ID:NRHpEVeQ
>>583
誰もが思ってる事だけど、
禁書と関係無いから皆黙ってたのに…
585名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:32:42 ID:IBemhy1a
SSって勝手に投下していいの?
586名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:37:09 ID:0XS89ofh
とりあえず投下する際のマナーやルールを最低限守ってくれてたら無事に終わると思う
内容以外のところで色々言われるのは本意じゃないだろうし
587名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:38:41 ID:3pQOzX73
>>585
今から投下しますよ的な事を宣言したりすればいいんじゃね?
あとグロとかホモとかオリキャラとかの人を選びそうなジャンルの話な場合は事前に一言あるといいかも
588名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:57:21 ID:+I0Ydbzu
>>585
当然メモ帳やワードなんかで書いて、誤字チェックをしてから投下するんだぞ。

・・・って投下のたびに誤字だらけで鬱になる私が言ってみる。
589名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 18:02:37 ID:aMuaCbvu
「1レス:4096バイト・全角2048字、60行まで
 一行:全角128字(256バイト)まで」


…と、毎回「改行大杉」と叱られる私が進言いたします
590名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 18:04:32 ID:BhFX1LX0
>>588
ワードの更正機能お勧め
完全じゃないけどな
591名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 18:14:46 ID:+I0Ydbzu
>535 >588
とりあえず頑張るよ。アドバイスTHX
592名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 18:18:00 ID:+I0Ydbzu
588じゃなくて>590だよ・・・なにやってんだ私 orz

>585 はもう早く投下して私の存在を消してくれ
593名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 19:58:57 ID:ICTpkZ9u
いや、予告があってもホモは投下しちゃだめだろ。腐豚の温床になるから。
594名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 22:55:05 ID:DheFcheB
>>593
なにも投下されないよりかはマシだろ
俺は読まないが
595名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 23:37:42 ID:ozBbUIjy
質問です
百合、もといレズは、注意書きすれば投下しても平気ですよね…?
黒子×美琴とか
596名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 23:54:13 ID:dSMh8qGE
最初に注意書きすればいいんじゃねぇの?
百合嫌いな自分もスルーできるし。
597名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:11:41 ID:RQEZ6Avt
ホモもレズも過去に投下されたことあるし注意書きとマナーさえ守ってれば無問題
598名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:13:52 ID:AeqZQfW/
タイトルとか入れとけばいんじゃね
嫌いな人はそれでNGかけるだろ。
599名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:25:44 ID:2TDK5ger
ホモは投下自体NG。自重すべきだろ。
やりたい腐は801板でやればいい。頼むからここに沸かないでくれ。


というのも、俺の前常駐してたスレに腐が沸いて
腐ホモ作品投下→別の腐が呼び寄せられるように投下→荒れる→
→腐「でも読んでくれる人がいるので続き書きます^^→超荒れる→スレ終了
という自体に陥った事があってだな
600名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:26:53 ID:/3CkYW7V
まあ作品自体女性向け(=ホモ傾向)ではないしなー
なんで百合はアリで薔薇がナシなのはどうして?って人には作品のターゲット層を考えて我慢して欲しい所だ
601名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:28:18 ID:XdrXx9oh
結局、>>595を超歓迎 します。
602名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:41:31 ID:Zzkdr1Xt
今までに百合とかあったか?
読みたいよ
603名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:56:25 ID:oH3GhdPM
>>602
クロキス外伝とか
ふたなり入ってるけど

改めてクロキス読んできた
美琴と黒子好きな俺にはこの上はないといった作品です
本当にあんな最高な作品書きたいよ……
604585:2009/03/19(木) 01:26:52 ID:7QnOZ5ZY
ゴメン待たせた>>592
それでは、投下します。駄文ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
605585:2009/03/19(木) 01:38:31 ID:7QnOZ5ZY
エラーがでて書けないんですけみかど?
606名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:40:17 ID:3lbfSfwf
>>605
初春がこのスレを管理しています><
607585:2009/03/19(木) 01:43:20 ID:7QnOZ5ZY
書くだけならできるんですけと゛ もう一度やってみます。
608当麻 ×シェリー:2009/03/19(木) 01:44:53 ID:7QnOZ5ZY
「ああ、たまにはこんな日があってもいいですねぇ」
上条当麻は、久しぶりのゆっくりとした休日を味わっていた。
いつもは、休日といえば、ちっこい先生からの「上条ちゃん、補習ですよー」か、
近所のグラサン金髪のシスコンからの「かみやん、
ちょっと○○○まで、いこうぜい」 か、居候の腹ペコシスターの「当麻〜お腹空いたんだよ〜。お昼ご飯まだ?ん、さっき食べた」などで暇な日はなかった。
しかし、今日は、補習はない、土御門は義妹といちゃついてる、インデックスは五和と猫のテーマパークに行っている。 五和曰わく、「将を落とさんするなら、まず馬から」であるらしい。
そんなこんなで、上条はゆったりとしていたのである。
そこに、誰かがきたらしく、ブザーがなる出てみると、そこにはボサボサの金髪、
チョコレートみたいな肌、そしてゴスロリの服、「必要悪の教会」のメンバーの一人
、シェリー=クロムウェルである。
609名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:46:01 ID:7QnOZ5ZY
「やあ幻想殺し。」彼女はにぃと、笑う。その瞬間上条の拳が、顔面にめり込んだ。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「何故かしら?笑顔は友好の挨拶って、聞いてたのに。」
とりあえず、中に入れてもらい、鼻を冷やしている。
「いや、あれはお礼参りに来た奴らと同じ顔してたから」申し訳なさそうに言う。
「ふん、先手必勝って奴か。」と、笑いながら話す。
「それで、頼み事って?」彼女は何か頼み事があるらしい。
「図がほしいの。お前の」
「…………図ぅ?」
「そう。図」間髪入れず答える。
「なんで、また?」
「仲間から、あなたの象を作って欲しいと、注文があったの。わかる?」と、彼女は言ってきた。
「じゃあ、何すればいい?」
「じっとしてろ。動くな」と言って彼女は上条をスケッチし始める。
そして、しばらくして 「幻想殺し」と彼女は口を開いた。
「…………何だ?」
610名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:46:45 ID:7QnOZ5ZY
「脱げ。」ぶっ飛んだ一言であった。
「モデル初体験で、ヌードモデルは、レベルが高すぎ、ですぜ」
「いいから。脱げ!!」
「男のこには、こ…心の準備が……不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ」
結局、脱がされ全裸の上条。
「前を隠すな。幻想殺し!!」それを、真剣な眼差しで見ている
シェリー、もはや羞恥心のリミッターは限界である。
「手をどけて、くれないかしら?」
しかし、きくわけにはいかない。
「馬鹿野郎!!上条さんはプロじゃねぇ、これだけはなんとしても死守」
611名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:47:48 ID:7QnOZ5ZY
シェリーはすくっと立ち上がると、おもむろに服を脱ぎ始める。
「な……なにやって!?」 「裸を見られるのが、恥ずかしいんだろう。だったら、私も脱げばいいじゃないか。ね?」
そう、言って裸身になる彼女。
乳房は、チョコレートに苺を乗っけたようであり、下の方は飴細工のような金髪のアンダーヘアー、まるでひとつの洋菓子である。
「これで、文句ないだろ。じゃあ。続きを」
見とれていた、上条を後目に作業を続けるシェリー。そして、上条の股間をマジマジと、見ている。今、二人とも産まれたままの姿である。
「ん?…ダビデ像と違う」
もう、上条のリミッターは限界である。先ほどあげた羞恥心のリミッターではない、男としてのリミッターである。(別名ウルフメーター)
「うおぉぉぉぉぉ」
上条はシェリーを押し倒す。
「な…なにすんだ!?幻想んむぅ…!」
最後まで、喋らせず唇でふさぐ。そして、口を離す。
「い…いくら、上条さんでも、綺麗な人が裸で、目の前で裸ならウルフになりますよ!」
612名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:49:42 ID:7QnOZ5ZY
「い…いくら、上条さんでも、綺麗な人が裸で、目の前で裸ならウルフになりますよ!」
そう、ただでさえ、高校生といえば穴があったら入りたい年頃、
しかも同居人の目が気になり、録に自慰もできなかった、
更に最近、堕天使エロメイドなるものを目撃、
そして童貞、我慢の限界であったのである。
上条はもはや獣とかし、シェリーの胸にむしゃぶりつく。
(わ…私が、綺麗!?)最近は、とんと聞かなかった台詞だ。女子寮の皆には、不適切な生活のため、誰も、そんなこと言わない。
そんなこと、思ってる間に、上条の手は、下の方に伸びてくる。
もはや、パニック状態である。
613名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:50:32 ID:7QnOZ5ZY
上条はシェリーの秘裂に指をあて、こすりつけしばらくすると、指を中に埋める。
そして、彼女の秘裂に自分の息子を当て、腰を前に出し奥まで、注入する。
そこで、上条は彼女の顔が苦痛で歪んでいることにきずく。また、よくよく見ると、自分と彼女の結合部から血が流れている。
上条もこれが破瓜の血であることは、知識としてある。
急に意識が覚醒してくる。
「だ…大丈夫か、シェリー?」
「だっ大丈夫に見え…る?」
その言葉に上条は行為を中断しようとする。
しかし…
「やめるな!!」彼女は行為が終わることを良しとしなかった。
「お…女に、は、恥を。かかさないで、欲しい」 「なるべく、早く終わらせてやるからな」
614名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 01:52:54 ID:7QnOZ5ZY
上条は、腰のグラインドを開始し、己の息子をシェリーの中にこすりつけ、自分の快楽を高めていく。しばらくして彼が達しようとする己の分身を引き抜き、彼女の腹に精を放った。
放たれた精が自分の肌に降り注ぐのをみてシェリーは
(これも、芸術かしら?)場違いにも、思っていた 。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「すまん!本当にすまん!!」顔が床にめり込むほどの土下座で上条はシェリーに対して謝罪をしている。
二人とも、もう服は着ている。
「上条さんは今、海よりも高く、山よりも深く反省しています。責任も、取りますとも」
それに対し、彼女は
「いいわよ。どうせ、くれてやる。相手もいなかったし」
「おい、でも……」
そして、彼女はドアへ向かう。そして
「うふふ。またくるわよ。かみ?それともかめ?」
「上条当麻だ」そして、この言葉のあと、シェリーは笑顔をつくり
「またくるぞ。上条当麻」と言って去っていった。



ここは、ランベス区の女子寮。シェリーは自分の部屋の一つの作業部屋で件の像を制作中であった。だが
(しまった。全然作業が進まないわ)
そう彼女は彼の像を作ろうとすると、あの時の事が浮かんできてしまう。
(綺麗な人。綺麗な人。うふ。うふふうふ。) 自然と笑みが浮かぶ。 (ドレスも新調した。今度は、ちゃんと風呂入っていこう。)
次に彼に会える日を楽しみにし、像の制作に取り掛かるのであった。
615あとがき:2009/03/19(木) 01:54:30 ID:7QnOZ5ZY
なんか書けました。
どうでしたか?
駄文に付き合いくださりありがとうございます。
616名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 02:13:50 ID:Ru6R8FGB
GJ!!
617名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 04:37:07 ID:hAyxBE8G
っしゃー!シェリーものきたー!マジGJ
618名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 06:57:50 ID:5JQsROnU
シェリーだと!GJだす
619名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 07:52:26 ID:eBAhqQMU
GJ
シェリーものは珍しい。
620名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 08:21:03 ID:gxyC1Jz4
>>615
GJ! とにかくGJぉぉぉぉぉぉ……!!
いいシェリー成分を補給させていただきました!












ただ、後書きに駄文とか書く人は止めてほしい。
もっと自信をもって書いてくれ!
奥ゆかしさはアピールするもんじゃないよ。
滲み出てこそなんだよ。
何かいい感じに読み終わった余韻が醒めるわ。
自分の書いた作品を愛せよ!

これはSS投下する皆に言える事だから貴方だけじゃないんで悪いと思ってる。
ただみんな、もっと自信持てよ〜って事で、ごめんなさい。
621名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 09:46:56 ID:K07re9+z
初シェリーおつ

>>620
空行乱発もやめてけれ
622名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 10:15:44 ID:lOjqR6Ml
.>>620
>自分の書いた作品を愛せよ!

そんじゃ、俺も投下したSSの続きでも書いてみようかな、放り出したまんまだしな
ようやく時間に余裕が出来てきたから、週末迄に少しは出来るかも・・・・・出来たらいいな・・・
623名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 12:20:14 ID:/3CkYW7V
自虐ぐらいさせてくれてもいいだろ、と
そういう「見苦しい文章」は極力控えるのも書き手の務めの内とは解っていても、
それでも余りウケ無かったときの心の保険ぐらいかけさせてほしい
そんな弱小書き手のこと、忘れないでください
624名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 14:57:49 ID:6GyTMMXl
山よりも深く、海よりも高く…か

全然反省してないな
625名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:07:51 ID:wl2U2J61
うまいのに自虐するから反感買うっていうのはほとんどのスレでそうだよね
禁止してるところもあるくらい
626名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:39:45 ID:AeqZQfW/
誘い受けと見られることが多いからねぇ
個人的にはあんま気にしないが、自分で書いた時は自虐は極力控える…ように気をつけてる。
まぁなんだ、逃げ道が欲しいのは分からんでもないけどね。
自分の子にくらい責任持たなきゃ。


と書き手スレでやれな話はさて置いて
そろそろ四月か…花見かなぁ、美味しそうなネタとしては
でも海外組はお花見なんて文化は知らないか。
627名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:43:49 ID:7QnOZ5ZY
天草組
628名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:44:03 ID:/3CkYW7V
ジャパニーズ・ワカメサケとやらを神裂が当然の様にやると思い込んでいる女子寮組
629名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:50:13 ID:9D/KqAeb
神裂さんじゅうはっさいがわかめ酒のことを知ってる訳ないだろ…
そして、上条さんに聞きに逝くんですよ・・・
630名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 15:51:33 ID:NhQ9RLXF
知らないのなら教えてあげればいいじゃない


というかあれは普通に乱文でもないのに乱文失礼しましたって言うのと同じでお約束みたいなもんでしょ
回りがそんなに過剰反応してどうすんの?あんなので誘い受けって言われたら書き手はたまらんでしょw
以前の流れの中の○○ってネタ考えてるんだけどまとまらないorzとかのレスの方がよっぽど誘い受けだと思う
631名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 16:23:07 ID:DWVBrDr4
投下した次の瞬間に後悔するのは、職人共通の悩みだと思っていたのだが

俺も、ある程度の自虐なんて、定型文っていうか挨拶みたいなもんだと思うんだけどなぁ
後書きは作品ではないわけだし

ここの住人なら、本スレ同様どんなカオスも受け止めてくれると信じてる
632名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 16:26:19 ID:AeqZQfW/
っとすまん
自分がよく行くとこが自虐文にかなり厳しいトコなもんで過敏に反応しちまった。
なんか雰囲気変にしちゃってごめんよ

しばらく頭冷やしてなんかネタでも練ってくるわ…
633名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 18:49:05 ID:MzKfoyI4
エロパロらしい会話しようぜ
ねぼしを使ったエロとかさ
634名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 18:49:28 ID:KlyE8h8D
もうちっとでエイプリルフールだよなぁ



……一方さんが冗談混じりで打ち止めに愛を囁くとか、同じくカミやんが美琴たんに告白しちゃうとか
誰だこんな電波送ったのはっ
635名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 18:52:19 ID:Q1SNJ6+5
>>630
「乱筆にてお見苦しいこととは存じますが、どうかご判読のほどお願い申し上げます 」

っていうのは、手紙の書式を守らなかった場合につける文例で
謙譲やへりくだりの慣用句じゃないってことを理解しておこうな。

手紙の書式っていうのは時候の挨拶から始まって起こし、本文、
結び、結語って続く一連の書式。
そういった形式を取らなかった場合に「乱筆(乱文、拙筆)〜」と書く。

駄文〜とは全然使われ方が違う。
636名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:12:03 ID:6GyTMMXl
>>634
一方さんはまだいい

上条さんは何人に嘘をつけばいいんだ…
637名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:14:40 ID:NhQ9RLXF
はいはい賢いでちゃね〜

ここは草々不一とかいちいち書かないとダメなの?
ちゃんと読んだら誰もそんなことを伝えたい訳じゃないって分かりそうなもんだが
638名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:20:03 ID:5JQsROnU
>636
一応日本人の知り合いだけで…美琴、御坂妹、五和、火織、姫神、DX、土御門妹、小萌、黄泉川、御坂母


NiceBoat
639名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:27:07 ID:7QnOZ5ZY
媚薬の話どうなったの?
640名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:27:47 ID:DWVBrDr4
>>634

むしろ、打ち止めがいろんな人に一方通行のないことないこと吹き込んだり、
真っ赤になりながら嘘に混ぜて本気の告白をする美琴とかが思い浮かんだ
そして、噂を訂正するために東奔西走する一方さん、
激ニブ上条さんは全く取り合わない、と…

エイプリルフールは電波感度良好そうだな
641名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:29:19 ID:Q1SNJ6+5
>乱文失礼しましたって言うのと同じでお約束みたいなもんでしょ

そんなおやくそくはそんざいしねぇよっていえばわかりまちゅか〜?

自虐後書きつけて心の保険としたい気持ちはわかるが、読んでる
側からしたら「せっかく良いSS書いたのに本人が駄文って」てな
気持ちになるし、そもそも自分で駄文とわかるなら推敲するなり
改良するなりしろよってなるんだけどね。読後感台無し。
642名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:48:18 ID:7QnOZ5ZY
目上の人に何かあげる時の「これ、つまらないものですが」みたいな感じ何ですけど。
643名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:02:06 ID:KlyE8h8D
まあここで話すことでもないよな。書き手スレとか行けば存分に議論できるし
644名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:11:12 ID:eBAhqQMU
こんな事喋ってないでSS書こうよ。俺も書くから
645名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:21:10 ID:6GyTMMXl
>>644

神裂たんキボン
646名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:35:59 ID:/PNbMPvA
最近暖かくなってきたな
全裸待機にはいい時期だ
647名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:32:22 ID:5LkXN4Mr
最近の上条さんはフラグを立ててない
なさけないったらありゃしない
648名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:38:23 ID:oH3GhdPM
とりあえず超電磁砲アニメ化記念に誰か佐天×初春とか書いてくれよ
649名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:43:33 ID:XdrXx9oh
>>595に期待するんだ。
650名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:07:07 ID:s1h49Acj
え?超電磁砲アニメ化すんの・・・マジで?
651名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:10:20 ID:ZWbykCZR
652名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:17:34 ID:ZAawQRWA
>>641
書く人の勝手じゃね
ぶっちゃけどんなに頑張っても満足できないって人もいるし
それなら投下するなって言われるんだろうけど

おれは投下する際にはスレをお借りしているって気持ちで落すから
お目汚ししますって書くのはマナーだと思ってるな
わざわざ読んだ上で感想くれるんだぜそんな有り難い事って無いよ
653名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:26:36 ID:2TDK5ger
そんな自信のない目を汚すような作品を見せるのか?
って思う人もいるんじゃね。
654名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:36:25 ID:ZAawQRWA
ぶっちゃけ、投下します、終わりですと本文以上のことすると叩かれるってのもあるね
書き手側からすると感想にはレス付けたいって気分になるけどそれすると自己主張うぜぇって言われる
ここはそんな空気じゃないけど
655名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:47:58 ID:uFoJSz5/
いつまでも引っ張る話題でもないと俺は思うわけですよ
656名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:16:40 ID:szygsY4c
>>655
右に同じく


駄文云々はいいからとSS投下を切に願う俺がいる
657名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:22:41 ID:6GyTMMXl
>>656
右に何かあるのか?
658名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:29:37 ID:+cP937XC
インド人が
659名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 00:02:35 ID:HSnexbjZ
右手と言えば上条さんの出番です
660名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 00:10:27 ID:2HlAQTaz
話の流れをぶった切ってすまんが、
どっかに主要キャラの1人称と2人称のまとめってない?

ねーちん⇒上条当麻って上条当麻のほかなんかあったっけ?
661名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 00:18:12 ID:qTfQOhFD
少年名乗らせないで下さい。もう私は…っていう名言があってだな
662名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 00:31:55 ID:qTfQOhFD
私はもうだったかも…
663名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:31:26 ID:2xZJcQIi
あったら楽そうですね。

あやふやなのをいちいち原作から拾うのは意外と骨の折れる作業で…
打ち止め→一方通行のアナタ・あの人縛りのキツさを筆頭に、名前じゃなく二人称で呼ぶ人達の多いこと

禁書の登場人物は口調にクセがあるから、職人泣かせ
逆に、口調を原作通りにすれば台詞で誰だかわかる面白さもあるんですけど
664名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:33:25 ID:0a7nxUQr
>>663
,かまちーがミスらないのも凄いよな
どんだけチェック体制あるんだろう
665名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:35:30 ID:4CuZYASQ
二次創作する上で原作をしっかりチェックするのは基本だし、
自身が未熟でもテンプレート的な口調、一人称がイロモノであれ存在するならむしろ書き易い方では

ただバカ最大教主、テメーはダメだ!お前がもっとわかりやすい口調ならもっとSSが増えるのにーっ!
666名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 02:03:00 ID:19I/qtYD
>>648
じゃ、俺は寮監×美琴&黒子を待つよ。
熟女に食荒らされて堕ちる女子中学生。
667名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 03:21:32 ID:fE2hMdjU
>>666
ペ○スバ○ドとか色々思い浮かんじゃったじゃないかww

俺も二人称三人称には頭を抱えてる、チェックしてみたら増えてくるし・・・・・
姫神→上条:彼・あの人・あの少年・上条・上条君、・・・・・どうすりゃいいんだよ
668名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 03:34:59 ID:8J3quOfK
百合物って結構人気あるんだな。
669名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 06:51:58 ID:BIZ7S03G
百合といえばなに?
670名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 07:00:50 ID:E5CumvJ4
俺も各キャラの1人称と2人称のまとめが欲しい…

ここで自分達が知っている分を書き出して、ある程度溜まったところで纏める
ってのはどうかな
671名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 07:28:22 ID:RQVgODZc
最大教主「いいじゃなきにけりよ」

…こんなんだったけか?
672名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 08:31:08 ID:aMwVTUtt
上条さん×御坂妹
     白井黒子

のエロい作品が見たいです!
673名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 09:13:22 ID:Cl7j5MOt
上条×黒子は惚れ薬ネタで思い浮かんだのだが……。

風紀委員の仕事で回収した惚れ薬を黒子が誤って飲む。
上条さんと美琴が一緒にいるのを発見。
「この類人猿がー!」と瞬間移動で接近。
上条さんに攻撃しようとするが、惚れ薬の効果発動。
攻撃やめてまとわりつくように上条さんに抱きつき、美琴の目の前で上条さんを誘惑。
黒子に羞恥心はないようなものなので、美琴の前とか公衆の面前とか関係なく、なんかもの凄くエロく迫る

までは思い浮かんだのだが、ここから先エロまでもっていけない。
上条さんと瞬間移動できたら、どっかエロい事できそうなところに連れ込むとかできるのにな。
674名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 09:22:14 ID:+jkCPyl2
>>673
さらに美琴も参加して3Pになる…と言う訳ですか…
さあそれを文章にするんだ…
675名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 10:29:17 ID:iwE8T5wb
>>674
そこへ姫神、吹寄が参戦
さらにはなぜか御坂妹がやってきて6Pに・・・

すいませんこれは自分の下らない幻想です忘れてください。というか幻想殺しの力で破壊しちゃってください
こんな滅茶苦茶なのを文章になんかできねーよww
676名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:15:59 ID:4ceP4k4G
>>675
そげぶ
677名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:24:45 ID:gGlhSNPA
誰か忘れてると思うんだよ…
678名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:44:49 ID:iwE8T5wb
>>677
え?禁書?それともねーちんか?
679名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:52:00 ID:BIZ7S03G
>>673俺も惚れ薬のネタ考えたけど、それはなかった。
680名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 14:00:43 ID:QC6Mu+iL
呼び方関連でちょい質問
今弟に禁書貸してて手元に12巻以降がないんだが、
打ち止め→一方さんの呼び方は、5巻時点だと「アナタ」だけど8巻で「あなた」になってんだよな
12巻以降も「あなた」でいいんだっけか
些細なことだけど気になって仕方がなくなってきた
681名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 14:21:48 ID:4Myny3vY
惚れ薬ではないが超電磁砲に出てきた幻想御手と似たようなプログラム組んで催眠状態にするネタは考えた
682名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 17:44:29 ID:2xZJcQIi
常盤台中学の寮の室内の設備がどれくらいだっていう表記はありましたっけ…?
具体的には、ティーバッグでなく茶葉でミルクティーをいれられるかどうか、です

>>680
手元に5・8・12しかないんですけど、12では“あなた”でした
……と、さんざん“アナタ”でSS書いた自分が言ってみます
683名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 18:28:55 ID:9Pi1uknB
8巻から呼び方変わるよな
打ち止めの中で好感度アップでもしたんだろうかね
とりあえず>>680に期待しとこう

>>682
分からんが、舞華みたいなメイド見習いが居るから頼めそうではある
684名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 18:51:00 ID:fFL1moMY
アイテムの方々なんかほとんど会話無かったからしゃべらせるのが大変だよ

>>682
その程度ならあらかじめ「想像です」ってかけばおk

685名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 19:01:20 ID:QC6Mu+iL
すまん、期待されてもあの二人でエロは私には無理だ。
エロくない保守ネタでいちゃいちゃさせる程度なら何とかなるんだけど。
ただちょっと、前に「アナタ」でSS書いてた事に気付いて気になったというだけだったんだ。


…しかし何で平仮名になったんだろ。
再起動で人格データにちょっとした変化でも起きたんだろうか…。
686名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 19:03:54 ID:QC6Mu+iL
肝心の言葉を忘れてた
>>682>>683
サンクス

…それにしても弟から早く原作を取り返さねば。何で通行止めの出てる巻だけ持って行ったあのヤロウ。
687名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:40:46 ID:HSnexbjZ
>>686
弟も将来有望なここの住人だな
688名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:10:39 ID:Cd3DRTCK
なんか昨日の夜から激しく悶々とし始めて書いてしまった。
細かいところはスルーしてくれると助かります。

エロゲーライターって、すごいんだなぁと。しみじみ。
では以下投下。
 誰かに呼ばれている気がして上条当麻は目を覚ました。
「やっと気づいてくださいましたか。このまま朝まであなた様の寝顔を拝見するところだったのでございますよ」
 まだ夢の中にいるような野暮ったさを感じつつ、風呂に埋もれた体を起こして声の主を探すと、
「――オルソラ?」
「はい、オルソラ=アクィナスでございます」
 風呂のふちに手を乗せ、腰を折って上条を覗き込むようにオルソラが立っていた。
 かくして妙に見慣れたシステムバスの個室に、パジャマ姿のお姉さんがいるというこの異常事態。まだぼやける頭で必死に上条は考えたが、さっぱり意味が分からなかった。
「…何で?」
「あのままあなた様をじっと見ているのもなかなか魅力的な選択肢ではございましたが、やはり一人は寂しかったのですよ。面と向かってお話するのも久しぶりでございますね」
 手を胸の前であわせ、オルソラはにこやかに若干外れた答えを上条に寄こした。このペースも慣れては来たが、やはり寝起きでは本調子になれない。
(つかなんでこんなボーっとするんだ…俺低血圧だったっけ)
「あー、そっちはどうだ? 引越しでは大して役に立てなかったけど、寮は良い所か?」
 非常にゆっくりとだが覚醒に向かっているが、何かがおかしい。
「何故私がここにいるのか不思議でございましょう? 魔導書の、とは言ってもおまじない程度のかわいらしいものではございますが、面白そうな魔術を見つけまして試してみたのですよ」
「魔術? この右手が必要なのか? 物を選ぶなんて上品なことは出来ないぞ」
 ずれた会話に混じった言葉は鈍い頭でも溢さず聞き取れた。実験でもしたいのだろうかと上条は思ったのだが、その前にいる事自体が異常だと遅れて気づく。
「わたくしとしましてはそれが心配ではあったのですが、あの手この手でうまくその右手を回避できたようで少し胸を張りたいくらいなのでございますよ」
 そう言って言葉通りに胸を張るオルソラだが、薄いパジャマの大きな山になんか突起が見えました。
(ってぇ!? のーぶらっすか!?)
 と違う方向に行きそうになった思考を上条はあわてて戻す。衝撃もありそろそろ意識も大分はっきりしてきた。
「と、言うと既に魔術は働いてるのか? もしかしてここに来るために使ったっ…て、魔術でテレポート、しかもイギリスから日本までなんてレベルでおまじないなのか?」
 テレポート自体は超能力の実物だって知っているし、魔術で出来ない話は無いが、あまりにも距離がありすぎる。そもそも上条は自分が対象に選ばれる理由を思いつかない。わざわざ右手があるから手間も掛かっているようだし。
「寮は中々素敵なところではございますが、大勢の人と一緒に暮らして分かった事があるのですよ」
「オルソラさん、会話が繋がらないのはいつもの事ですがなんで肩に手を置いて顔が近づいてくるんでせう? わたくしとしてもこれは期待しつつ全く意味が分からないのですがッ!」
 未だ風呂にはまったままの上条を押さえつけるように、オルソラはその肩に手をかけて徐々に腰を曲げていく。
 そしてオルソラの瑞々しい唇は上条の唇へと、ではなく耳へと近づいていった。上条は一瞬残念に感じたが、
「あなた様は大層魅力的だったのでございます」
 耳元で色っぽくささやかれた日には背筋だって鳥肌を立てる。
 オルソラはそれ以上続けず、すっと少し顔を離して上条に回答を披露した。
「人は夢見の間、魂と体の関係が少し曖昧になるのでございますよ。今回基本とした魔術は縁を繋ぎに夢を共有するものでございますが、あなた様の右手を回避するように若干手を加えて、繋ぐ対象を魂へと名言、部分特化しているのですよ。」
 ですから、とオルソラは続けた。
「ここは現実ではなく夢の中という事になるのですよ」
「夢? このリアルな感覚が夢?」
 上条は肩から伝わる熱を確かに感じながら、確かに妙な始動の遅さがあったと思い出した。
(あれは夢の中で起きたせいだったのか……)
「むしろ魂同士なので返って敏感かも知れないのですよ。ですから」
 静止する間もなく、上条の唇はオルソラに奪われていた。上条は直にくっ付いた皮膚から焼けるような熱と電気のような痺れを感じた。
 あまりの刺激に思わず上条はオルソラの肩を押して引き剥がしてしまった。
「なッ…え…?」
 困惑する上条に残念そうな視線を寄こすオルソラ。正直辛抱たまらん状態ではあるのだが、急すぎて飛びつく前に体が驚き萎えてしまっていた。
「そう言えばあなた様に肌を見られたのもお風呂場だったのですよ。そういうシチュエーションはお好きでございますか?」
「好きか嫌いかで言ったらもちろん好きですがちょっと待ってオルソラッ」
「濡れ透けがお好みでございますか」
 至極マイペースにオルソラは会話を進め、上条の足の方向にある壁に掛かったシャワーへと手を伸ばした。
蛇口をひねると瞬間で沸かされたお湯が降りかかり、風呂に入ったままの上条はもちろんのこと、蛇口をひねったオルソラの背中にもかかって淡いブルーへ肌色を透かした。
「待ってと言ったら勝手な解釈せずに待ってくれると嬉しいんですがッ! これは誘われてると理解して宜しいのでせう?」
「もちろんでございます。むしろここまでして放置されてはわたくし自身残念なのですよ」
「なん…ですと…?」
 振り向きざまの爆弾発言プラス背中だけではなく透けた胸(やっぱりノーブラ)に上条の自制回路は焼ききれた。
「罰当たりも良い所ではございますが、この命は救っていただいた時から主と共にあなた様のものでございます。お好きにして宜しいのですよ?」
 もう上条は言葉にしなかった。ブレーキが壊れたとたんゲージは即時リミットオーバーし、迸る高校生の欲望は真正面からきれいなお姉さんへ一直線である。
「きゃ…んっ」
 風呂の傍らにいたオルソラを無理やり自分もいる狭い風呂の中へと引きずり込み、後ろから抱きかかえるように乳房をつかむ。豊満なそれはとてもやわらかく、沈めば返す程よい弾力と、それでも剥がれる気がしない吸い付きは正に違う意味で夢だった。
「狼とは言ったものでございます、っね、しかもこれはっ…刺激が…大層強いのでございますよ」
 上条自身、手から伝わってくる刺激でこれなのだ。性感帯を触られている方はどれだけ強いのだろうと思う。そしてそれを体験する瞬間はすぐ訪れた。
「ふふ…あなた様ばかりにさせても不公平っ…でございますね」
 オルソラは息を粗くしながら後ろ手に上条の男の本意をつかみ、勿体付けもせず腰を浮かせて自分の同じ部分へ突き刺す。体制的にやや無理があったせいで激しく中を擦った瞬間、これ以上はないという刺激が双方に流れた。
「きゃああ!」
「うお!」
 オルソラは痙攣しつつ達し、上条も手を止めて一瞬で果ててしまった。
「こ、れは…ぁぁ…予想以上で、ございます、よ」
「……」
 息も絶え絶えといった感じで前方へ寄りかかるオルソラに対し、若さは暇など与えない。
一度果てたというのに上条の肉棒は未だ屹立し、硬くオルソラを貫いたまま。加重が前にと移動した動きを利用し、上条は右手で風呂のふちをつかみつつ、左手でオルソラの臀部を持ち上げて立ち上がりバックからピストンを開始した。
「はあぁっ! そんな! すぐには!」
 オルソラの締め付けは緩まず、上条はすぐにでも果ててしまいそうだったが、不思議と肉体自体への疲れは感じない。
 後になってその怖さを痛感する事になるとも知らず、上条は本能に従ってオルソラを攻め続けた。
 夢の中であるせいか疲れ知らずで快感を貪った結果、夢の中でオルソラが気絶するという稀有な状況になって初めて上条は冷静さを取り戻した。
「すまーん! 何かが切れてしまった! いや言い訳のしようもない…本当にスマン!」
 オルソラが気づくなり風呂の横で床にこすりつけるように土下座する上条。
「夢とは言え…こんなに中に出されては……妊娠してしまいそうなのでございますよ…」
 最初と逆転した位置関係で風呂に埋もれたオルソラは、自分の下腹部から風呂の底に伝う粘液を見て静かに漏らした。
「勘弁してください。あれだけやったのに反省も知らず上条さん勃起してしまいそうです」
「こんな過程で実体験もせず孕んでは、本当にシスター失格なのですよ」
 大分手荒にしてしまったのに、それでもオルソラはにこやかに笑んでいた。
 何故か上条はその微笑を見て泣きそうになってしまった。
「さて、そろそろたぶん朝なのでございますよ。こんなに密な時間だったとは言え夢とは少し悲しいものではございますが、わたくしは満足しているのですよ」
 ではまた。そう言ってオルソラが頭に手を置いた気がした。
「とうまー! 朝だよー! 朝ごはんだよー!」
 今日も朝からうちのシスターさんはけたたましい。ちなみに知らない人が聞けば彼女が作ってくれるなんて羨ましいぞチクショウと勘違いしそうだが、あくまで彼女のは報告でなく催促である。
「あさ、か」
 いつもならのろのろと起き上がるところだが、まるで体に力が入らない。夢の中で疲れ知らずだと思ったら、しっかりと反動が残っていた。
きっとオルソラも向こうで同じ思いを…いやオルソラなら笑顔で起き上がるかもしれないと彼女のちゃっかりスキルに思いを馳せる。
 しかし彼女がどうであれ上条は指一本程度しか動かない事実。そしてシスターの強襲。いかな理由よりも、彼女の食欲は優先される。というかたぶん、理由を知ったら…。
(いや、考えるのはよそう)
 今日も上条さんは不幸らしい。
「不幸じゃなくてしっぺ返しって言うんだにゃー」
「つ…ちみかど?」
 シスターに噛み付かれている所で、風呂の入り口から声を投げたのはお馴染みの隣人だった。
「ふふふー、プロをなめてもらっちゃこまるぜよ。とりあえず、ほい」
 投げて寄こされたものを上条がキャッチする前に、野性を取り戻したインデックスがキャッチしたが、不満そうな顔をして上条に渡す。なんとも怪しげな精力剤だった。
「この土御門プロ推薦の品だぜい。まあ今はそれを飲んで回復するんだにゃー」
 一瞬いい奴と上条は思ったが、次の瞬間嫌らしい笑みとともにそれは打ち砕かれる。
「あとでしっかり聞かせてもらうぜい?」
 なんだかんだで結構口を割らされてしまった上条。
 しかも夢の癖に妙に記憶が鮮明なせいで風呂の居心地は悪いし、眠りたいけど眠れないジレンマを抱えて結局次の日も精力剤のお世話になるのだった。
「不幸だ…」
 上条は不遜な言葉を吐いたと言う。
696名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:20:21 ID:WVh6vA/d
終わりでいいのかな
GJ
697名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:20:54 ID:Cd3DRTCK
異常です。いや、以上です。

なぜ最初は子萌先生×上条だったのにこうなってしまったんだろう…。
小萌先生がヤンデレ化した瞬間からもう駄目だった。

とまれ、ここまで読んでくださった人には感謝を。
ありがとうございました。

それでは、お邪魔しました。
698名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:40:36 ID:+jkCPyl2
オルソラ可愛いよ!(*´Д`)ハァハァ
699名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:41:31 ID:E0FtD8ou
ジージェー
700名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:49:04 ID:EEufxinl
これはたまらん
俺の右手が暴走しそうだ
701名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:55:32 ID:myIWv+b6
ヤンデレた先生も見てみたいが・・・・
GJ!
702名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:09:00 ID:mT1EytZ/
>>697

お姉さんはいいですね
GJですじゃ
703名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:06:26 ID:BIZ7S03G
GJ まだやってないカプってなにある?
704名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:23:15 ID:B9+I/rGK
上条×結標とか上条×スチュワーデスとかリトヴィアとか色々
705名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:34:50 ID:u2KmaFVZ
>>704
>上条×結標

あるぞ
706名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:45:20 ID:ISQEy2rq
>>705
保管庫で拾って今PDAの中に入ってるわ。
打ち止めと一方通行の保護者二人組と上条さんがくんずほぐれずなSSが読みたいです><
707名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:53:15 ID:HEgZ9h5V
>>706
>打ち止めと一方通行の保護者二人組と上条さん

((打ち止めと一方通行)の保護者二人組)と(上条さん)
(打ち止め)と(一方通行の保護者二人組)と(上条さん)
どっちで解釈をすれば…
708名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 01:00:40 ID:f3jfegdH
黄泉川×上条さんは実際ありそうだけどなぁ
上条さんのあの惨状を知ったら首を突っ込まずにはいられなさそうだし
709名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 01:08:28 ID:ISQEy2rq
>>707
おらあ、ロリコンじゃないんで。
710名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 03:01:11 ID:AGtBWAU9
やってないカプというか本編だとない上条さん×麦のんを妄想した俺がここで登場
まあ没にしたんだが結構書いたから勿体無く思えたので残骸をtxtで投下する
無理矢理形にしたんで適当な所もあるがそこは気にしないで欲しい

ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/207238
711名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 03:49:24 ID:ISQEy2rq
>>710
後半に進むにつれ投げてゆく様がトレースできて楽しかったデスw
712名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 04:35:58 ID:8doISh59
すごいオチ
713名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 06:03:39 ID:WvZEeV03
最後ワロタWWW
714名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 06:32:57 ID:WE46dEVN
麦のん妄想、乙です。ここ迄書くの、ほんと大変だったろうに・・・
今度は、打ち止めでの完成品期待してるよw
715名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 06:56:31 ID:L02QqA/j
アイテムは浜面じゃないとヤダヤダ(AA略
716名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 08:48:44 ID:z5r3LTyD
>>710
MAXコーヒー吹いた
没にした理由が分からない完成度でした、途中まで
ネタとしてもSSとしても一級品だったぜ
717名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 08:58:51 ID:pAmVoAn3
>>710
最後適当って言うかww

ありだと思います。
718名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 12:40:06 ID:sf8NnWOQ
腹筋が光にwww
普通にいい話だと思ったのに、オチがwwwwww
719名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 12:49:41 ID:KsHfO10y
せっかくのいい話が幻想殺しにやられた!
720名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 13:12:26 ID:US9R/kR+
>>710

最後ww悔しいですw
721名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 13:54:40 ID:snlWN0SS
「美琴、そういやお腹の子に電磁波とかの影響はないのか?」
「普通にしてれば大丈夫みたいよ。ただ不機嫌の時とか力のコントロールが難しいときは危ないかもね」
「おいおい、大丈夫かよ」
「大丈夫よ、私が不機嫌になったらずっとアンタが私を抱き締めてたらいいのよ」


ていう妄想電波
722名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 14:08:56 ID:/3O/NnJo
>>721
よし、その前後の話もしっかりと書いてもらおうか
723名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:27:46 ID:WE46dEVN
>>722
前なら分かるが、後って・・・・・禁断の妊婦プ○イですか?
そういや、誰も書いてないんじゃなかったっけ?
724名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:29:02 ID:39T3SjhI
未来の娘シリーズまだ〜?
725名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:49:42 ID:JtsWq6UE
>>710
まじめにいい話じゃないか、どこで腹筋崩壊くるんだよって読んでたら
腹筋崩壊きたwwwなんだそのオチww
おもしろかったです
726名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 16:31:41 ID:l2XiHZ1M
>>710
途中まで見入ってたのにバロスwwwwwww
俺の腹筋も不健康な白い光になりそうwww
727名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 21:41:53 ID:ChcDqSvZ
>>710
そりゃお蔵入りさせたくもなるわw
だが面白かった。完全版は脳内補完しとくぜ
728名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 21:58:43 ID:KE1KzDii
当麻って本当に不幸だよね
あんな美少女二人に惚れられてるのに気付けないなんて・・・・
729名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:07:35 ID:6rqlaAN5
そういえば上条×アイテム組も今まで無かったんだっけ、GJ。
730名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:15:17 ID:BqeXNn+i
かんざきさんは少女なのか?
外見的に少女というにはちょっと・・・・・・
731名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:29:54 ID:WWtksRa6
でもかんざきさんじゅうはっさいなんだよ
732名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:56:21 ID:gWe3LPw0
駒場さんもss2では少年って表記されていたしな。
733名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:44:35 ID:rUQK/guf
海原×美琴ってあったっけ?
734名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:58:29 ID:8doISh59
ない
735名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:20:58 ID:WfWJBtsx
>733
それは…
736名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:26:41 ID:l7hkpIa8
需要もあんまり。
737名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:29:57 ID:ai+Bh18l
>>730
骨は拾ってやるからな
738名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 01:18:19 ID:Sl6EP3h5
>>710
超GJ
これは是非完全版を・・・
739名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 01:37:45 ID:midkBjSv
18歳は成人なんじゃね?
魔法少女は19歳までらしいけど……
740名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:11:38 ID:32WcDC78
>>730
ばかやろー!!
年増には年増の良さってもんがだな・・・
あれ? こんなところに糸が・・・
741名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:20:08 ID:WfWJBtsx
>730>731>738>739達は既にこの世にはもういない
742名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:22:33 ID:WfWJBtsx
>741
]>738
○>740
だな…
743名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:34:18 ID:2PZ+9npu
ねーちんを水で濡れ透けにして一緒に大縄跳びしたい
744名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:56:44 ID:odzofX9f
神裂の服は、魔術的な意味のために左右対称になっているという。
イラストからブラをしていない可能性があるのですが――まさかショーツを穿いていない可能性は……ッ! クワガタ頭に連絡し、調べてもらわねば!
745名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 13:46:18 ID:quLgpx2Y
オパーイ聖人カオリン
746名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:18:26 ID:b0IiqBvi
ねーちん談議中失礼します。

まだいけるか?
ホワイトデー(の次の日)ネタになります
もう一人の白い人・黒子×美琴、どちらかというと黒子→美琴
初の百合にして初のエロです
前後半で雰囲気がガラッと変わりますがあしからず

俺が書くとどうしてこんなに長くなるのか不思議ですが、
8レス予定
747名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:20:51 ID:l7hkpIa8
ばっちこい!
748百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:21:39 ID:b0IiqBvi
注意!!
黒子×美琴のエロあり百合になります!
苦手な方は回避してください。


『とある白井の3月15日』


 ここは学園都市でも屈指の名門校、常盤台中学の寮である。
 夜も更け、門限などとっくに過ぎた今、疲労困憊といった様子で自室の扉をく
ぐる者が一人。
「ただいま……、ですわ」 白井黒子。能力は空間移動で大能力者。そして風紀委員でもある。
「おかえり」
 室内でそれを迎えるのは白井のルームメイトにしてお姉様、もとい先輩の御坂
美琴。『超電磁砲』の異名をもつ、学園都市第三位の超能力者である。
「夕飯には間に合わないってメールはもらったけど、随分遅かったわね。寮監か
らお咎めはナシ?」
「お咎めも何も、今回は風紀委員として事前申告できましたから問題無しですわ。
でなければ、わざわざ正面からドアを開けて帰ってくることもないでしょう」
「まぁ、それもそうか」

「むしろ、悠長に正式書類が書けるような緊急性の低い仕事に、わたくしが出向
かなければならないことのほうが問題だと思いますけれど」
 語気を荒げる黒子の胸のうちは、頭に花瓶をのせたような同僚への不平不満の
嵐だったりする。
「まぁ、おつかれ」
 美琴の軽い、それでいて本気で労っている言葉は、大雨・暴風警報発令中の黒
子の心を一瞬で凪に変える力がある。
 実際、瞳を潤ませながら両手を胸の前で組み、いたく感動した様子でお姉様……、
なんて呟いている。
 なんだか雲行きがあやしくなってきたので、美琴はさっさと話題を変えること
にした。
「で、その紙袋はなんなの?」
 黒子の手にはいつもの学生カバンに加え、小ぶりの紙袋が二つ提げられている。
749百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:23:46 ID:b0IiqBvi
 黒子の手にはいつもの学生カバンに加え、小ぶりの紙袋が二つ提げられている。
「よくぞ聞いてくださいましたわ! 最近話題沸騰中の第五学区のチョコレート
専門店のものですの」
 二つのうちの一つ、落ち着いたダークブラウンの紙袋を掲げてみせる。
「“外”の有名パティシエの手作りを毎日直送っていう例のあそこ? それにし
ても第五学区までわざわざ行列に並びに行くなんて、どういう風の吹き回しよ。
あんたそんなにチョコ好きだっけ」
「チョコレート専門なのでパティシエではなくショコラティエというらしいので
すけれど−−昨日のリベンジですの!あと、昨日の今日なので、にらんだ通りお
店はそこそこ空いていましたわ」
 昨日とはもちろん、日本中で商戦が行われ、恋人達は白熱し、女達は友チョコ
をばらまきながらお返しに期待し、一部の男達は三倍返しに散財し涙を飲んだと
いうホワイトデーである。
「はぁ……、昨日、ね」
 美琴にとっては、“AV機器”として送られてきた怪しいチョコレートを巡っ
ての黒子との激しいバトルが記憶に新しすぎて、思い返す度に疲れる始末だ。
 そして、唯一バレンタインチョコを渡した男からお返しに小綺麗なキャンディ
ーの詰め合わせをもらえたものの、二言目に妹の居場所を訊かれるという屈辱ま
でを思い出して、さらに落ち込む。
「……で、もうひとつは?」
「紅茶ですの。最高級のチョコレートというくらいですから、あわせる紅茶の茶
葉もそれに見合うものでありませんと」
 しっかりとした紙袋から、品のいい小さな缶を取り出してみせる。
 種類がウバであることと、高級専門店のロゴが描かれている。
「ふぅん、どっちもちゃんとしてるのね」
 言外に、昨日の惨事を繰り返さないことを意外に思っていることが滲みででいる。
「食べてもらえなければ意味がないことに気付きましたので。アレはまたの機会
にとっておきますわ」
「反省してるならいいけど……って、とっておく? あんたまだ持ってんの!?」
 得体の知れないもの程怖いものはない。まして、ここは学園都市。たいていの事
は最先端科学で話がついてしまう。
「まぁ、お気になさらずに。今度はお姉様が気付かないうちに、そっと胃の中に
空間移動させておきますわ」
「余計、気になるわ!」
「それは冗談として」
「……、」
 どこからどこまでが冗談かつかめないまま(むしろ全部本気に思えて)、疑惑の
眼差しを向ける。
750百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:25:17 ID:b0IiqBvi
「寝る前になってしまいますけれど、少しなら食べていただけますわね?」
「そうね、せっかくだし……。太りそうだけど……」
「あら、きっとお姉様はココが育ちますわ」
 言うと同時に、黒子は空間移動で美琴の背後にまわると、慎ましい胸に手をの
ばした。
「触るな、撫でるな、揉むなー!!」
 慌てて電撃を飛ばしたが、黒子はすでに元の向かい合う位置に戻っている。
「わたくしはシャワーを浴びてしまいますので、その間に準備をお願いしても……?」
 わたくしがいれた紅茶を飲んで頂くのもいいのですけど、ぐふふげへ……、な
んて怪しく笑われては承諾するしかない。
「いいわよ、準備しておくからゆっくり入ってきなさい」
「ウバは、たっぷりのミルクがあいますので、お願いしますわ」
 美琴は、鼻唄混じりにバスルームに消えた後輩を見送ってから、準備に取り掛
かる。
「ふぅ……。紅茶は、ティーバッグじゃないのね。お湯をもらってこないと。あ
とは……」
 ふと、テーブルの上のチョコレート色の紙袋が気になって、中身を出してみる。
もちろん、怪しいものだったらごみ箱に投げ捨てるつもりで。
「普通、ね」
 入っていたのは二つの箱。
 一つは仕切りのある正方形の箱に、九つの小さなチョコレートが並んでいるもの。
「これ一粒で千何百円もするなんて、あの馬鹿が聞いたらどんな顔するのかちょ
っと見てみたいわね」
 もう一つは小さなチョコレートケーキが入った箱。
「両方は食べられないから、日持ちしなさそうなこっちからね」
 ケーキを切り分けて、食器を出して、ミルクティーを温度や時間を計って淹れて
−−それでもまだ、奥からの水音は止まない。
「黒子、先に食べてるわよー」
 聞こえてないのか、返事はない。
「断ったから、平気よね……。
 ん、結構ブランデーが利いてる!」

 その頃の黒子はというと。
(お姉様とふたりっきりの茶話会、そのあとは夜の闇に乗じてあんなことやこん
なことを……うふ、ぐふふふふふ)
 危ない妄想にふけっていた。
 時間と温水が無情にも流れていく。
751百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:26:32 ID:b0IiqBvi
 しばらくしてから戻った黒子は、おろした濡れ髪に上気した頬、布の面積が極
端に少ない下着とそれを透かせたネグリジェと、見る人が見たら非常に官能的な
格好だった。
 見る人が同性で、まるで興味を持っていない場合は意味がないのだが。
「あら?」
 黒子が最初に見たのは、小さなテーブルにうつぶせになった美琴。
「ねぇ、アンタ。ねぇってば……」
 黒子を呼んでいるようにも思えるが、何か様子がおかしい。
「無視すんじゃないわよ。人がせっかく呼んでるのに。用なんてないけど……」
 近づいてみると、テーブルの上にはティーカップが二つ。
 まだ薄く湯気をたてているのと、飲み干されているのと。
 そして、元の大きさの半分以下になったケーキ。
「酔ってますの? 確かにケーキにはブランデーが使われていましたけど、そこ
まででは−−」
 美琴に触れられるところまで、もう一歩踏み出した黒子の足に何か硬いものが
あたる。
 拾いあげてみると、それはチョコレート・リキュールの小さなボトル。
「…………飲みましたわね」
 夏休み中、その頃何故か眠りの浅かった美琴のために黒子が手に入れたものだ
が、一度も開封されることはなかったはずだ。
 今、その残量は限りなく0に近い。
「ホットミルクやミルクティーにたらして飲むと美味しくて安眠に効果的だとは
言いましたのですけれど、お姉様は一体どれほどいれたのでしょう……。迂闊で
したわ」
「こっち見なさいよぉぉぉ〜」
 急に美琴が足元も覚束ない状態で立ち上がり、案の定バランスを崩す。
「お姉様……」
 慌てて支えるが、力が入っていない分少し重い。
「なにうちの後輩みたいな呼び方してるのよ。ふざけないで。……名前で、呼んで」
 全くふざけてなどいないのだが。
 黒子は、美琴が自分を誰と間違えているのか、なんとなくわかってしまった。
「……み、こと」
「最初から素直にそう呼べばいいのよ。私も呼ぶから、さ」
 支えていた美琴の体に力が戻ったと思ったら、逆に抱きすくめられた。
 耳元に口が寄せられる。
「当麻」
 耳にかかる熱いくらいのこそばゆい吐息。
 反比例して、黒子の心は冷えていく。
752百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:27:47 ID:b0IiqBvi
「……とりあえず、寝かせるべきですわね」
 努めて冷静にと自分に言い聞かせるようにして、二人分の体を美琴のベッドに
空間移動させる。
 そして息苦しくないようにと、まだ制服姿だった美琴のスカートのホックをは
ずし、ブラジャーは能力を使って取り除いてしまう。
 黒子の目の前には、愛しい人のアルコールによって潤んだ瞳、朱に染まった頬、
荒い呼吸、投げ出された四肢。
「…………」
 そっと、俯くように目を反らす。
 それが自分にむけられたものでないのなら−−。
「どこにも行かないで、当麻」
 服の裾を掴まれる。
 熱のこもったその瞳が見つめるのは目の前の人物か否か。
「また、“あの馬鹿”ですの? お姉様も罪な人ですわ、こんなに近くに素晴ら
しい人物がいますのに」
 背を向け、呟く。
「ねぇ、“好き”って言って」
 酔いの回ったツンデレ少女は、いつにも増して積極的なようだ。
「わたくしも、甘いですわね」
 自らを嘲るように淋しく笑って、愛しい温もりに縋り付く。
「黒子はお姉様のことが大好き、いいえ、愛していますわ」
「あっ、ふぅ……」
 敏感になっているのか、腰に手を回しただけで甘い吐息が漏れる。
「わたくしで、感じていらっしゃるのですね。……嬉しいですわ」
 心が手に入らないなら、ほんのつかの間の躯だけでも−−。
 まずはキス。
 掠めるだけのを、頬に、額に、眦に。口角を舐め上げて、初めて唇に触れる。
 啄むようなものからすぐに深くなり、歯列をなぞり吸い上げ誘うと、美琴の方
からも舌を絡めてくるようになった。
「ぴちゃ、は、ひゅう」
「あふ、ぷちゅくちゅ」
 淫靡な水音をたてながら、さらに深く深く、時間をかけてゆっくりと。
753百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:29:21 ID:b0IiqBvi
 その間に右手はベストとスカート、短パンを空間移動して、ワイシャツのボタ
ンを外す。
 すでに下着を取り払われていた胸が露になった。
「綺麗ですわ……」
 黒子の小さな掌に収まってしまう慎ましやかなふくらみ。その先端はすでに色
付いている。
 一旦美琴の唇から離れ、その熟した果実を味わう。
 舌でつつき、転がし、甘噛みをし、両手で揉みしだく。
「きゃ。あ、あぁ……」
 吐息は嬌声に変わる。
「イヤラシイ眺めですの」
 焦らすような動きをすれば、すぐさまねだるように身体を擦り寄せる。
「もっと、はぁ……う、はぁ、イイ、イイ…」
 快楽に染まる美琴は、美しかった。
「こちらはどうなってますの?」
 ショーツをなぞった指は、確かに濡れた感触を得る。
「ひゃっ!? と、うま……」
「……、」
 呟かれた名前に納得がいかない黒子は、乱暴に美琴のショーツを剥ぎ取った。
 臍に舌を這わせてから、さらに下へ下へ、女の香りが溢れる場所へ向かう。
 音をたてて愛液をすすると、びくびくと震えだし、さらに流れ出る。
754百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:31:32 ID:b0IiqBvi
「きゃっ、やぁ……だ、めぇ」
 悦びに震える口が紡ぐ言葉は、否定の意味をなしてはいない。
 最も敏感な場所を一際強く噛み付くと、身体は電気が流れたようにはねる。
「あっ……」
「ッ!!」
 黒子の舌が感じたのは、乾電池を舐めた時のような痺れ。
 比喩ではなく、この最強の電撃使いの身体には本当に電気が流れたのだ。
「わたくしはあの殿方のように、電撃を無効化はできませんわよ」
 でも、これも一興、と妖艶に微笑む。
 溢れる泉に指を一本、二本−−。
「……、」
 すぐにそれを阻むモノがある。
 乙女の純潔の証。
「ここまでヤっておいて、こう言うのもなんですけど……」
 そっと指を引き抜く。
 それすらも美琴には快楽であるようで、先程から声を抑えようともしない。
 そのうるさい口を塞ぐようにキスをしてから、
「本人の同意無しでは、意味がありませんの。ここは、ここは……上条当麻さん、
貴方にお譲りします」
 天を仰ぎ、呟く。
 その悲痛ともとれるような声を聞く者は、笑みを見る者はいない。
「でも、最高に気持ち良くして差し上げますわ」

 永い夜は始まったばかりだ。
755百合注意!! 黒子×美琴:2009/03/22(日) 14:33:07 ID:b0IiqBvi
.




「さて、お姉様が起きたらなんて言い訳をしましょう……」
 乱れた髪や衣服、ぐっしょりと濡れたシーツ。
 その真ん中で安らかな寝息をたてている少女。
 黒子は新しい能力を開花させてしまいそうなぐらいに思い悩む。
「とにかく片付けですの。洗濯は、寮監を含めてだれにも気付かれないよう、早
朝に空間移動でコインランドリーで。お姉様を起こさないに掃除をして、定時に
お目覚めになったお姉様を納得させる嘘を考えて……と、なかなかにハードです
わね。
 ……ふ、不幸ですわ」
 深夜の寮に少女の心の叫びが吸い込まれる。

 −−黒子はまだ気付いていない。
 テーブルの上は黒子がバスルームから出てきた時のままになっていて、まだ手
がつけられていない正方形の箱に最高級のウィスキーを使ったチョコレートボン
ボンがはいっていることを。
 明日も、白井黒子無双のホワイトデーは続くのかもしれない。



物語はここでおしまいですのよ?
756名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:34:48 ID:b0IiqBvi
以上です。

俺は全てのミサカと自分の作品を愛していますッ!!
けど、これくらい言わせてください……お目汚し失礼しました、ハイ。

実は、通行止めの甘いだけのホワイトデーも書いていたんですが、
先に職人技が投下されたり、悪友が上条×百合子のエロをいくつも送ってきたりして筆が全く進まなくなってしまい…
来年まで寝かせておくことにします

それでは
>>683>>684に感謝を捧げながら
757名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:39:19 ID:ZQCGUAqL
>>756
白黒が地味に切ないでござる
顔見合わせるたびに罪悪感を感じて(ryな展開とか想像するだけで
チョコでご飯が食えます
758名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:39:32 ID:Mg1INs76
リアルタイムGJ!
何だか応援したくなる百合ですね。
759名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 14:45:10 ID:Sl6EP3h5
>>756
乙!
ちょっと切ない感じは個人的に好きだった

ところで通行止めと上条×百合子は来年との事だが、俺に来年まで裸で待てと?
760名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 18:20:02 ID:P3q7lpDI
これから暖かくなるとはいえ裸ではきついだろう
俺からの差し入れだ

つネクタイ&靴下
761名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 18:24:20 ID:wULJoHGM
それなら、俺からの餞別は軍手だ
762名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 18:36:40 ID:Mg1INs76
なら俺からはマフラーを
763名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 20:00:05 ID:MKXJJ3mR
変態紳士に軍手もマフラーも不要!
熱い思いを抱いてユートピア!ユートピア!と駆けずり回るのみ。

スマン、俺も筆が進まなくなった一人なんだ・・・・・現在28KB終わんねぇ
764名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 20:50:13 ID:JzP52y/N
>>763
ネクタイと靴下は着けとけよ
765名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:04:16 ID:2PZ+9npu
そういう時はエンディングから書いてみるといいかもってローラのばっちゃがいt
766名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:08:08 ID:ai+Bh18l
なんだこの肉片は?きたねぇなぁ
767名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:44:04 ID:iptljU4E
打ち止め+妹達×一方通行の9969Pはまだですか
768名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:03:10 ID:WfWJBtsx
>767
無いなら…自分で書けばいいじゃないか!
769名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:38:38 ID:0IkcVeKW
>>767
どんなプレイなのか想像もできねぇよwwwww

まぁ打ち止めがうっかり記憶情報をネットワークに垂れ流してりゃある意味羞恥プレイ状態だけどさ
770名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:02:13 ID:SjnIfkG9
打ち止めと妹達がライブで感覚共有してしまい、打ち止めとミサカ妹が同時に絶頂とかな
771名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:23:49 ID:gPGHGPtm
>>767
あなたは。しつこい。
今の時代は姫神×上条君。だから。
需要のある。姫神×上条作品が投下されるべきだと思う。
772名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:42:54 ID:EUUle5KF
>>769
一方さんの能力を忘れてはいないか?
快楽神経をベクトル操作してやれば触れた瞬間絶頂へGO! 桁違いの乱交でもドンとこいだぜ!


……バッテリーを考慮すると、30分×60秒で1800秒。一秒間に五人以上イかせる計算になったorz
ぜってェ保たねェじゃねェかァッ!!
773名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:50:25 ID:ai+Bh18l
久々の姫神さんの登場に噴いたww
774名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:55:50 ID:H0ZBfFTL
>>772
君こそ忘れてないかい?
バッテリーということはつまり動力は電気なのだろう

そしてミサカシスターズの能力は…
775名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:04:40 ID:gPGHGPtm
俺は御坂妹×上条さんの純愛物が読みたいな。
ぬこと仲良しになる為に上条さんに手を握って貰う御坂妹可愛い。
776名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:17:49 ID:FzI7cGL/
>>771
そんな貴方の期待に応えて、近々姫神×上条作品を投下して見せましょう
貴方の期待する内容とは、懸け離れた物だけどね。他の方もキャラが違うと怒ると思うが・・・
777名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:22:51 ID:/XPmVZh9
>>776
頼むぞ。姫神好きな俺たちのために
778名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:40:34 ID:3xhjAnav
>>776
                   ∧∧∩
                   ( ゚∀゚ )/
             ハ_ハ   ⊂   ノ    ハ_ハ
           ('(゚∀゚ ∩   (つ ノ   ∩ ゚∀゚)')
       ハ_ハ   ヽ  〈    (ノ    〉  /     ハ_ハ
     ('(゚∀゚∩   ヽヽ_)        (_ノ ノ    .∩ ゚∀゚)')
     O,_  〈                      〉  ,_O
       `ヽ_)                     (_/ ´
   ハ_ハ            キターーーーー          ハ_ハ
⊂(゚∀゚⊂⌒`⊃                       ⊂´⌒⊃゚∀゚)⊃
779名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 01:36:37 ID:OPlxH4x/
姫神好きだが、>>776のレスから大型地雷臭が漂ってるのが気になる
780名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 02:43:25 ID:tAm74Uyx
>>776
「キャラが違ってたらお前を取って食う」(チョビ)
781名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 02:52:00 ID:UQMNDDyC
すいません空気読まずに投下させていただきますがよろしいでしょうか?ダメならレスを
782名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 02:57:04 ID:tAm74Uyx
>>781
「とっとと投下しろ!
 俺たちの頭の上にクソを垂れろッ!」(米海兵隊軍曹--テト攻勢にて)
783名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:02:06 ID:UQMNDDyC
サー・イエス・サー
サー投下させていただきますサー
784名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:02:54 ID:UQMNDDyC
「花見で一杯」

「って言う桜の樹があるんだにゃー」金髪グラサンの土御門はいう。
「だ、だからなんだと言うのです?」『必要悪の教会』の神裂火織はこたえる。
「べ、つ、に、そこにかみやんと花見に行くだけだにゃー♪」彼は楽しそうに言う。
「そして、ねーちんも誘ってるだけだにゃー」 「ぐっ…………」神裂は息を飲む。
「か、彼に異能の力は……」ようやくこれだけ言う。
「ねーちん、こんなジンクス、日本中の学校調べれば、腐るほどでてくるにゃ」
神裂は打ちのめされた。
「わ、私がなぜ、そこに?」
「ねーちんじゃなくても、いいにゃ、オルソラ、アニューゼ、シェリー、ルチア、アンジェレネ、姫神、吹寄、そして五和」
と女性の名前を指折り数える。
「以上の中から、絶対一人はくるにゃ」
土御門は、ニヤニヤ笑いながら、神裂の方をみる。
そして……
「で、どうするにゃ?ねーちん、行くのかにゃ?」
神裂に残された、選択肢は、イエスかはいであった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「へぇ〜これは、なかなか」桜が満開だが人が一人もいない。
「かみやん、どうぜよ?土御門さんの隠れスポットだぜい」
土御門は誇らしげに、胸をはる。
785名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:03:44 ID:UQMNDDyC
「当麻〜桜より早く、桜餅が食べたいんだよ」 腹ペコシスターは言う。
「はぁ、インデックス、お前は本当に、花より団子だな?」
上条は、ため息をつく。
「え!!お団子もあるの」 感激といった具合に喜ぶ。
「そういう意味じゃねぇよ」
「まあ、かみやんのも間違ってるが、禁書ちゃーんと団子もあるぜい、な、ねーちん」
神裂は応えない。
「ありがとな、今日は」 上条が礼を言う。
「さて、あのでかい樹の下で食うか」
と言って、遠くに見える、大木を指差した。
(ねーちん、あの樹だにゃ)
(う、うぅぅぅぅ)
そう、その桜の樹には伝説がある。なんでも、二人の男女が、
その樹の下で、告白をすると
、その二人は結ばれると、どこにでもありそうな話である。
その樹の下に茣蓙を引き、上条が作った弁当、桜餅、団子、飲み物を置く。
腹ペコシスターは、すごい勢いで食べていく。 「インデックス、ちゃんとみんなの分も残しとけよ」
他三人は、桜を愛でている。
「本来なら、5日前から場所取りにゃ」
「なんで誰もいないんだよ?」
「人払いにゃ」
「お前、魔術は…」
ある悪い予感が、上条にはしる。
786名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:04:37 ID:UQMNDDyC
「大丈夫だにゃ、ぜーんぶねーちんが、やってくれたにゃ」
その言葉に、驚く上条神裂が、こんなことの為に魔術を使うとは、
思ってもみなかったのである。
それを察したのか神裂は、話始める。
「花見と言うのはもともと進行行事であります。桜とは、稲の神が宿る木であり、
『さくら』の『さ』は稲の神であり、『くら』は神のいる場所、神座を表しています。
そして、花見とは神と共に飲食をし、一年の豊作などを願うことなのです」
「へぇ〜」
適当にあいずちをうつ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
しばらくして
「当麻、桜餅無くなった」インデックスは、もっとよこせと催促する。
「しょうがないにゃ、禁書買いに行くにゃ」
「うんたくさん、買うんだよ」
と言って、すくっと二人は立つ。
「かみやん、ねーちんしばらく待っててくれよ」 そのまま、どこかへ行ってしまう。
神裂は上条と二人きりである。
「今日は本当にありがとうな、あいつも楽しそうだし」
「え、ええ、どういたしまして」
楽しく、二人は会話する。そのまま終わるかと思われたが。
神裂が、自分の紙コップに手を出し飲む。
(な、なんですか?これは)
中に入っていたのは、酒『米侯爵』土御門が仕掛けていった罠である。 一気に飲んでしまい、酔いが回る。
787名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:06:26 ID:UQMNDDyC
「どうした神裂?顔が赤いぞ」
「上条当麻〜」
トロンとした目つきで頬が紅い。
「なんだよ」
上条は神裂の様子がおかしいことにきずく。
「あならは、わらひのころ、ろう思いまふ?」
「い、いい仲間だ」
答える上条。
「しかし、わらひはあならに、返しきれない程の恩がありまふ」
ふらふら、メトロノームみたいに、頭を揺らしながら言う神裂。
「いいって、そんなこと今日のでチャラ」
「らめれす!!らって、わらひはあなたを愛しれ、いるかられふ」
上条は、驚き、戸惑いながら
「神裂さん、あなた完全に酔っんん!?」
神裂は上条の口を塞ぐ。もちろん唇で
「んむぅ……わらひのころ、嫌いれふか?」
上条は笑い
「嫌いじゃないよ」
神裂は目じりに、涙を貯め
「ほんろうに、わらひれいいんれふか?」
「それは上条さんの台詞です」
神裂は抱きついてくる。
「愛しれまふ」
「俺もだよ」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「………夢ですか」
788名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:08:18 ID:UQMNDDyC
火織は目を覚ました。そして、ため息を吐き、目をこする。
「ふぅ、それにしても」先ほどまでの夢を思いだす。
「なんだって………… 恥ずかしい夢だった、土御門に言えば、爆笑でかえってくる。
とても、恥ずかしい夢だった、若気の至りとはいえ。
「どうした?……火織」 彼女の隣にいる男が話しかけてくる。
「起こしてしまいましたか?」申し訳なさそうに彼女は言う。
「いや、で、どうしたんだ?」男は問い掛けてくる。
「いや、昔あなたに、私の思い伝えた時の……夢を……」後半は、声が小さくなる。
「ああ、あの」
「あなた、今笑いましたね」顔を真っ赤にし怒る火織。
「いやいや、上条さんは笑ってませんよ」手を顔の前で、左右に振る当麻。 「嘘です、絶対に今笑いました。」
火織は少しすねる。
「それに、私も上条なんですよ今は」
そう今の彼女のフルネームは、上条火織である。
「結婚してから、もう一年ですからね!!」
「わかってるよ」
二人は、ゴールインしている。
「それにしても、あれから四年か……早いもんだ」
「はい」
「あの時は、大変だったよな。
インデックスと土御門がナイスタイミングで帰ってきやがって」
「はい、キスの最中でしたからね」
「インデックスに、噛みつかれて、一週間は、痛みが取れなかったよ」
789名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:09:11 ID:UQMNDDyC
「土御門は今度は『舞夏と二人きりでくるにゃ』て言ってましたね」
二人は笑い合う。
「火織」
「なんです?」
火織は問い掛ける。
「しようぜ」
火織にはその意味は解っていた。つまり、「夫婦の営み」と言う奴である。
「さっきしたばっかりじゃんむ!?……」
彼の唇が彼女の唇を塞ぐ。
そして、彼の手は彼女の秘裂に伸びる。
「なんだ、もう準備出来てるじゃないか」
「あふっ!そ、それはあなたが///」
「あなたがなんですか?」
「さっき、中にだすから///ふぁん!」
彼女は、消え入りそうな声で呟く。
「火織はかわいいな」
「…………もう!」
当麻は火織に己の分身をあてがい
「いくぞ火織」
「はい、きてください」 その言葉を合図に、当麻は彼女に注入する。
「あ、あ、あ……来てます、あなたのが、私のなかに……」
そのまま、根本までくわえ込む。
「ふうぅ……あっ…あ、奥にまで……ああぁ」
「変わらないな、火織の膣内初めての時と同じだ」
「そんな、ことぉ……いっ言わないれ……ふひぃぃぃぃん!」
790名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:11:34 ID:UQMNDDyC
当麻は腰を前後、時に回転を加え、火織の膣内をかき混ぜる。
「ひいぃ、ひゃうっ、はひぃぃ!そんなぁ」
火織の腰を掴み、自分のを、一気に突く。
「ああぁっ、奥に当たってましゅぅぅぅ!!」
子宮口をノックされ、火織は、一瞬逝きそうになる。
汗などといった体液が飛び散り、牝の匂いが充満する。
「ひっ、あひっ、ひあぁぁぁ」
膣内をかき回され、怒涛の如く、突かれ、火織の理性は飛ぶ。
「ああっ、逝きます、ふひゃぁ!わらひ、果てちゃいますぅ」
「火織、お、俺も!」
「ふぁぁぁっ、膣内で、あなたの、が大きくなって、はひっ、ひっ、ひぃぃぃ!」
当麻は、火織の最奥まで突き、子宮口へ精を放つ。
「ふひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
火織は絶頂を迎えそのまま気を失う。
当麻は、そんな火織の頬にキスをし、幸せを噛みしめるのであった。


「今度はどこに?」
仕事の都合上、当麻は外国に行くこともある。
「今度は日本だよ鸚鵡とか言うカルト教団が、なにか、しでかそうとしているらしい…」
目をそらす当麻。
「あなた!なにか、隠し事がありませんか?」
「こ、今度のパートナー美琴なんだ」
火織は冷たい笑顔で
「御坂さんとですか?」 明らかに不機嫌。
「あなたのソレは結婚しても、治らないのですね」
しばらく、考え火織はこう言った。
「私も着いて、行きます」怒気がこもった声である。
「か、火織さん、お、落ち着いて」
「結婚式の時の決着をつけます!!」
もはや、夫の声は届いていない。
「当麻さん、あなたは誰にも、渡しません」


791あとがき:2009/03/23(月) 03:16:11 ID:UQMNDDyC
いかがでしたか?満足していただければ光栄です次回は結婚式編6月に満を持して投下させていただきます。
792名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 03:22:08 ID:tAm74Uyx
>>791
「NiceWork!GJ!もう二度と空軍の悪口は言わないよ!」(海兵隊上等兵)

「っていうか、結婚式編は二ヶ月以上先かYO!」(ニューヨーク・タイムズ)
793名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 13:59:06 ID:SgMfWTjs
>>791
乙……なんだけど、正直土御門の口調が…
なんで、にゃ、なのか
とか他の語尾がないとかが気になって仕方がない
794名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 14:41:45 ID:FzI7cGL/
>>793
何だかその指摘、自分にも当て嵌まってて耳が痛いです

投下準備完了したのはいいが、13レス分もある。
以前、投下の翌日から規制喰らったから、一気に投下したいんだけど良いかな?
795名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 14:50:24 ID:Iwc6Unqw
おk
796776 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:55:40 ID:FzI7cGL/
前に投下した続きです。行数制限の為、区切りが滅茶苦茶になってますが勘弁して下さい。
1章投下後の指摘を参考に頑張って修正しようと書いてましたが、根本的に間違った方向へ・・・・・。
どうやら、俺にはこれが限界みたいです。1章からの引用部分ちょと修正してます。

大怪我して動けない上条さん、病院で専属特別スタッフとなった姫神がお世話する。
第2章は、姫神が病室で上条さんと顔を会わせる迄となってます。

[タイトル]:『特別スタッフ』
[第2章:姫神秋沙]
[注意]
今回は第1章の姫神逆視点です。姫神とカエル医者で話しが進みます。
姫神とカエル医者のバカ話になってます。
原作に忠実なキャラ設定ではありません。崩壊してます。


         ポイ
797姫神秋沙 1/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:56:30 ID:FzI7cGL/
「♯♪♪〜♪〜♪♪♪〜♪〜♪♪」
「(……Zzz……Zzz……Zzz。…Zzz…zZ)」
「♯♪♪〜♪〜―――――♪」
「(………zZ。……んっ。うるさい……)」
「♯♪♪〜……」

着信メロディーを盛大に奏でる携帯を、布団の中から手探りで掴み取り耳に当ててみる。

「ピッ♪」
「…………………………。………………………」
「おはよう。朝早くから申し訳ないんだけ……」
「おはようございます。おやすみなさい」
「ピッ♪」

半分意識がない状態だったが、取り敢えず相手から挨拶されたみたいなのは分かったので、
こちらも失礼がない様に挨拶をしてから通話を切る。……眠かったから。

「♯♪♪〜♪〜―――――♪」
「(……うっ。しつこい)」

安眠を妨げる者には無視の刑罰を下したい所ではあるが、睡魔と闘いながらも何とかその誘惑を
振り切り、眠くてよく開かない瞼をチョッピリ持ち上げて、時刻と相手の確認をしてみることにした。
画面に表示されているのは、朝と言うにはいささか抵抗のある時刻の午前5時5分前。
そして、こんな時間に電話して来たのは、10日程前に登録した人物の名前だった。

「ピッ♪」
「上条当麻君。彼の件で話があるんだけどね?」

こちらと通話が繋がるや否や、即効で用件を切り出して来た。
どうやら通話を切られた事で、自分に最もインパクトのある言葉を最初に持ってくる事にしたらしい。
確かに効果は抜群で瞬時に眠気は吹き飛んだが、あの人の名前を聞くだけで反応してしまう自分が少し
恥ずかしかった。そして、そんな自分を把握されている事実を突き付けられて情けなくもあった。
『私って単純?』自己嫌悪の海に溺れそうになったが、今はそんな事より重要な事がある。

「カエル先生。上条君。どうしたの?」
「彼、またうちの病院に担ぎ込まれたんだけどね?
 今回は少し手こずったから、入院が長引くかもしれないね?」
「…………」

私は、一昨日の光景を思い出していた。
放課後の地下街。偶然見かけた、あの人は走っていた――――。
普段は見せない、何度か見たことのある真剣な表情をして………。
そして、昨日の光景を思い出していた。
教室で、朝から空いたままの、あの人の席を見ながら――――。
この後、高確率で展開するかもしれない出来事を予想していた………。
「(……ふふっ。また事件。そして新たなるキャラの登場。私って報われない……)」

「………聞いてるのかな?君、これから病院に来て欲しいんだけどね?」
「………。どうして?」
「彼が前回入院してた時話しただろ?今度入院した時は看病をお願いすると――」
「えっと……。あれ。本気だったの?」

私は、10日程前のお見舞いの時を思い出していた。




798姫神秋沙 2/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:57:07 ID:FzI7cGL/
その日、週末の休日であるにも関わらず、私は朝早くから一人で病院に来ていた。
手にしているバックの中には、お見舞いの品である『お弁当』が入っている。
中身の方も、学校のお昼休みにコツコツと集めたデータを基に厳選して作られている。
以前、病院の食事に不満を漏らしていたのを聞いた事があるから喜んでくれるだろう。
他の見舞い客(ライバル)がいる前で、『お弁当』を渡したりなんかしたら後々面倒な事になりそうな
予感がするので、それは是非とも回避しておきたい。
午前中の早い時間帯なら、他に見舞い客(ライバル)もやって来ないだろうからと目星を付けたが、
少し早過ぎただろうか?普段学校へ行く時間とほとんど変わらない。
まぁ、その分彼とゆっくりと話せる機会もつくれるから良しとしよう。
教室で彼の周りにいる人は脳汁が溢れている様な人達(約2名)だから、私が口を挟む隙がなかなか
訪れてくれない。普段話せない分、今回で一気に取り戻そう。
そして、今日の何よりも重要なポイントは、彼を独占できること。
その為の最大の障害も、出かけに小萌先生に確認を取ると朝の子供番組に夢中になっているらしい。
胸の前で、グッと小さな拳を握り締めながら心の中で高らかに宣言する。
「(今日。私が主役(ヒロイン)!)」


「おはよう。上条君」
「おっす――、姫神。……やけに早い登板だな」

私がいつもの病室に入ると、彼は既に起きていて暇そうにしていた。
今回の怪我は、どうやら背中の方が酷かったらしく俯けの姿勢で寝転んでいる。

「君の方こそ早い。何かあった?」
「う〜ん、特に何もないんだけどな。朝飯を作る時間だから自然に目が覚めちまった」
「………。主夫」
「ぶほっ!?」
「正解?」
「……いっ、いや違うんだ。…こ、これは、健康的な規則正しい生活を送ってる確たる証であって、
 清々しい朝の空気を満喫しながらブレックファーストを楽しむのが上条さん的朝の様式美なので
 あって………けっ、決して朝飯を作るのが遅れたから、腹を空かせた猛獣に頭を噛み砕かれそう
 になった経験故の条件反射じゃなくて、それも何度も何度も経験して体に沁み着いた習慣じゃ―
 ――って、止めろ!インデックス。止めてくれ!頭蓋骨が軋んでる!あ、頭の中に直接ゴリゴリ
 ミシミシって音が、音が――――!!」
「(パシ――ンッ!)」
「はっ!?……って、あれ?」
「戻った?」
「……ひ、姫神?」
「大丈夫?」
「えっと……俺、一体……」
「ふう。良かった」
「…………………」
「涙。零れてる」
「…………………」
「同情して良い?」
799姫神秋沙 3/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:57:52 ID:FzI7cGL/
上条は枕に顔を埋め、姫神が見せる人の優しさを噛み締めて肩を震わせ、そして食欲魔人が見せる
七つの大罪を噛み締めて肩を怒りに震わせていた。
姫神はそんな上条の頭を慰める様に愛しむ様にナデナデしていた。

「(………。むっ。天然?)」
手のひらで撫で付けても直ぐに元に戻るツンツン頭。
踏まれても踏まれても元に戻る雑草を思いながら、面白いので暫くその感触を楽しんでいた。
「(ナデナデ……ナデナデ……ナデナデ……)」
十分堪能して気が済んだところで大事な用件を思い出す。
「(そうだ。『お弁当』。渡さないと)」
私はお見舞いの品が入った紙袋を差し出した。

「はい」
「おっと。また、唐突に差し出して来たけど、何だこれ?」
「お見舞い」
「お見舞い?」
「そう」
「……そっか、お見舞いか。気い使わせて悪いな」
「気にしなくて良い。大した物じゃない」
「お見舞いなんて久しぶりだな〜。ありがたく貰っとくよ」
「久しぶり?」
「あぁ、最初の内は皆も色々持って来てくれてたんだけどな――。
 何度も入院してたら、何〜んも持って来てくれなくなっちまった」
「納得」
「ところで、これ見て良いか?」
「うん。…………。起きて良いの?」
「ん?……あぁ、急に動いたりしたら痛みが走るけど我慢出来ない程じゃないし、こんくらいなら、
 ちょっと引きつってる感じがする程度だからな。
 背中だから自分じゃ分かんないけど、明後日には退院だから大した怪我じゃないだろ」
「明後日。良かった」
「入院って言っても、いっつも3・4日くらいしか入院してないからな。……(ガサゴソ)……
 おぉっ!?何か美味しそうな匂いが――?……(ゴクッ)
 えぇっと。姫神様、姫神様。こちらから上条さんの食欲中枢を大変刺激して下さる香りが
 漂って来てますが、中身は一体何なんざましょ?」
「『お弁当』」
「!!!!」
「君の好きなおかず全部。+αいっぱい」
「……(スッ)……」
「どうしたの?手出して。(なんとなく、スッ)」
「(ガシッ!ギュウ〜!ブンブンブンブンブン!!!)」
「ち……。ちょ……。ちょっと。か上……。上条君…」
「(ブンブンブンブンブン!!!!)」
「(グラグラグラグラグラクラクラ)」
「ありがとう〜姫神様!!愛してるよ―――ッ!!!」
「(クラクラ。……ボッ)」

800姫神秋沙 4/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:58:31 ID:FzI7cGL/
「ちょっと、いいかな?盛り上がってる所で恐縮だけど――」
「あれ?先生、何時の間に……」
「君が、彼女の手をブン回してシェイクしてた頃からだね?」
「おぉー、なるほど。『お弁当』に感動してて一切合体、微塵も気付かなかった」
「なるほどね、男子の憧れ『彼女の手作り弁当』。そう言う事かい?」
「何アホなこと言ってんスか」
「う〜ん、もしかしなくても、お邪魔だったかな?」
「邪魔って訳じゃないけど……何か、勘違いしてません?」
「ところで、回診の時間なんだが。どうするね?後に回した方が良いかな?」
「だ・か・ら、何か、勘違いしてません?変な勘ぐりしちゃ、姫神様に対して失礼ですよ!」
「そうかい、残念だね?
 『はい、あ〜ん』『あ〜ん』『(モグモグ)』『……どう?』『ぅんまぁ〜い!』
 そんな青春の素敵イベントを生ライブで見れると思ったんだが、期待外れかな?」
「アンタ、頭に何湧いてんだ?変な虫でも飼ってんのか?それと、気色悪い声色を使うな!
 見ろっ!こんなに鳥肌が立っちまったじゃねえか!」
「まぁ、本当は診察が終わらないと『彼女の手作り弁当』も食べられないから、イベント発生は、
 その後のお楽しみになってしまうんだけどね?」
「!……こっちの言う事はスルーですか……そうですか……って、何いっっ!?
 診察終わんないと食えねえって、どういう事だよ!」
「君、自分が入院患者だって忘れてないか?昨日も朝食前にやったろ?」
「あっ!……そういや昨日も朝食前にやったっけ。正確なデータが要るからって……」
「それじゃ、今からするか、後にするか、決めてくれないかな?」
「当然!今すぐ、速攻で、光の速さでお願いします。私めには『お弁当』と言う尊い御方が、
 一日千秋の思いでお待ち下さっているのですから!」
「そんなに病院の食事は嫌いかい。あれは、患者に必要な栄養素は全て兼ね備えてるんだよ?」
「あんな精進料理とサプリメントのハイブリッドなんて、豊かな食生活を求める高校生には、
 いじめ以外の何者でもありません!いじめ反対!我々には食に対する権利がある!」
「そんなに力一杯言わなくても……。食事担当のスタッフが聞いたら泣き崩れてしまうよ?」
「時には現実を聞かせてやらないと。『患者は食を司る我に従え!』そんな理不尽でふざけた幻想、
 このおさんどん高校生、割烹上条がぶち砕いてお茶漬けにしてやる!!」
「それは勘弁してやって欲しいね?ほら、アメ玉あげるから」
「わ〜い。ミルキーだあ〜」
「うんうん。ところで彼女の方は放ったらかしだけど、良いのかな?」
「へっ?(チラッ)」
「……(ボ――――ッ)……」
「彼女、放って置いていいのかい?」
「………あれ?」
「……(ボ――――ッ)……」
「てっ!?おい、姫神!どうしたんだ?何か顔が真っ赤になってるぞ!」
「はっ!?」
「おい、どっか気分でも悪いのか?」
「えっと……。大丈夫」
「本当に大丈夫なのか?まさか、『お弁当』作んのに無理したって訳じゃ……?」
「無理してない。本当」
「……そうか、姫神がそう言うんなら良いんだけど」
「どうやら、話がついたみたいだね?それじゃ診察を始めるとしようか。
 あーっと、君は少し席を外しといてくれないか?」
「私?」
「そうだよ。他人のものとはいえ傷なんてあまり見たくないだろ?」
「それなら平気」
801姫神秋沙 5/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:59:04 ID:FzI7cGL/
「あぁ、そういや、前に女の子の止血すんのに、髪の毛で傷口縫った事あったな。
 先生、姫神なら大抵の怪我みても平気だと思う。あん時は俺の方がオロオロしてたくらいだしな」
「髪の毛で傷口をかい?………そういえば、別の病院で、そんな患者を担当したって医者がいたな。
 そうか、君が応急処置したのか。彼も凄く驚いてたけど、的確な処置に感心してたね?」
「大した事してない。あの時。出来る事しただけ」
「そうかい?自分に出来る事をする、言葉にすると簡単なんだけど、実際に実行出来る人は多くは
 いないし、まして人の生死が係わる緊急時に、そういう人はなかなか居ないと思うよ?」
「……………」
「それでは始めるとしようかね?君もここで見てて良いから」 
「良いの?」
「その代わり、後で感想聞かせてくれないか?」
「わかった」

姫神の見ている前で包帯が外され、背中を覆うしなやかで弾力のあるパッドが外される。
台の上に置かれた外されたパッドを見てみると、微妙な色合いのジェルが内側に見て取れた。
深い色合いと言うより濁った様な原色の色合い。
シュールレアリズム、いや精神を病んだ人がキャンバスに顔料を塗りたくった油絵を連想させる。
健康や清潔とかの概念に真っ向勝負を挑むでいるみたいで、非常に不快にさせる。
こんなの貼り付けられたら、健康な部位でも腐って行きそうだった。
ジェルのインパクトが強すぎて、上条の方を見るのが若干遅れたが、視線を戻して観察する。
「(み。見えない)」
丁度カエル医者の死角になって全然見えない。
しょうがないから、横に回り込んで近付いてみる事にして……そして、上条の背中が見えた。
「(…………。うそ。酷い傷。奥に見えるの。肩甲骨?)」
上条の態度から楽観視していた姫神だったが、目に飛び込んで来た傷は軽いものではなかった。
面積にすれば背中の半分ほどだろうか、赤黒い内出血で覆われ所々皮膚も剥がれたりして中の肉が
覗いている。そして、幾つかの肉が抉れた箇所でも特に酷いのは右の肩甲骨の辺りで、最深部には
白い物が見える。骨である。誰がどう見ても立派な重傷患者の出来上がりである。
「(おかしい。普通。痛くて動けない。どうして?)」
目を凝らして背中を観察しても、分かる事と言えば一つだけである。
さっきの気味の悪いジェルから滲み出したとはとても信じられないが、何故か無色透明なジェルが
薄く体表面を覆っている。それは骨が見える箇所も同様に覆っている、と言うより埋めている。
「(やっぱりジェルが鍵。未知の成分?魔法のお薬?)」
悩む姫神を置いてきぼりにして、何時からそこにいたのか?突っ込み所満載の看護師(ナース)が、
手際良く検査機器を上条に貼り付けて、データ収集していく。
必要なデータが集まったらしく、カエル医者と専門用語過多のやり取りをすると撤収作業に突入。
一連の無駄の無い流れる様な作業を、興味深げに目で追う姫神。
撤収作業が完了した看護師(ナース)は、姫神の方に向かって誰をも安心させる様な柔和な微笑みを
浮かべると、軽く会釈しながら部屋から去って行った。
「(うん。良いもの見れた)」
ちなみに、珍しく上条は診察中に一言も喋っていないが、理由は寝ていたからである。
真相は、前日の行いから看護師(ナース)が早々に眠らせた訳だが、姫神はもちろん、眠らされた
本人も、それがどんな手段だったかは察知する事すら出来なかった。看護師(ナース)恐るべし。


ここは、カエル先生の診察室。
寝ている彼に戸惑っている私に、カエル先生が理由を話してくれた。
どうも彼は昨日のお痛が過ぎて、お仕置きされたらしい。
後30分は目が覚めないらしいから、『お茶でも飲みながら感想を聞かせてくれないか?』
少し喉が渇いてた私は、その提案に乗ってみた。
802姫神秋沙 6/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 14:59:43 ID:FzI7cGL/
「お待たせ、日本茶で良かったかな?」
「うん。ありがとう」
「……(ズズッ)……」
「……(ズズッ)……!」
「どうだい、このお茶は?」
「美味しい!」
「ふふっ、そうだろう?君がお茶の違いの分かる人で嬉しいよ」
「これ。どこで買ったの?」
「う〜ん、残念だけど売り物じゃないんだよ。僕の友人が趣味で栽培してる物でね?」
「…………。ずるい」
「そんなに恨みがましい目で見ないでくれないか?それより、さっきの診察どう思ったかな?」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「……ふぅー、茶筒一缶進呈しよう。それで良いかね?」
「うん」
「それで、どう思ったかな?」
「変」
「ちなみに、どこらへんが変なんだい?」
「全部」
「ははっ―、全部と来たか。理由を教えてもらえるかな?」
「明後日の退院無理。あの傷塞がるの2週間。退院一ヶ月。これが普通。
 それに。動けないはず。痛み軽すぎ。だから。全部おかしい。」
「うん、その通りだね?普通じゃ出来ない。それじゃ、どうすれば良いのかな?」
「魔法のジェル」
「そんな名称じゃないんだけどね?……そう、答えは簡単。普通でなくなれば良いだけだろ?」
「あれ。何?」
「そこは企業秘密だね?」
「…………。けち」
「待ちなさい。それが貴重な一缶を譲った人間に言うセリフかい?」
「けちんぼ」
「微妙にバージョンアップしてるじゃないか。いくら僕でも傷付いてしまうよ?」
「……(プゥ――っ)……」
「そんなに不満そうに頬を膨らますんじゃないよ。どうしても、知りたいかい?」
「……(コクコクコク)……」
「今度は首のシェイクかい?う〜ん、残念だけど教えて良いのはうちの病院の関係者だけなんだよ。
 さっきも言った企業秘密絡みでね?」
「……(ガ―――ン)……」
「ありゃ、そんなに斜線濃くしてどんよりオーラ出さなくても――。
 やれやれ、これもさっき言ったろ?普通じゃ無理なら、普通じゃなくなれば良いってね?」
「……どうすれば良いの?」
「簡単じゃないか。関係者になれば良いだけだろ?」
「無理。私。学生。免許も取れない」
「あぁ、それなら心配要らない。通常業務は普通のスタッフが担当するから色々免許も必要だけど、
 それ以外の特殊な物は個人契約者が担当してるからね?裏技ってやつかな?」
「よく分からないけど。病院がそんな事で良いの?」
「構わないよ、患者の為になる事ならね。そうだね?契約しても、普通の患者は見れないから、
 彼の担当にでもなってもらおうかな?」
「彼って。上条君?」
「そうだよ?実際問題、彼ほど頻繁に入院して来る人間なんていないんだよ。
 おまけに、部屋で大人しくジッとしててくれないだろ?いつも出歩いて、あっちこっちでトラブル
 を起こしてるからね?言わば監視役に近いかな?」
「入院してても。やっぱり。上条君なんだ」
「こっちも、困っててね?普通に歩いてるだけなのに、トラブルが起こるんだよ?
 彼なら知り合いだし、君も大丈夫じゃないかな?で、どうするね?」
803姫神秋沙 7/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:00:18 ID:FzI7cGL/
「えっと……。どうしよう?」
「スタッフになれば、入院中は彼を独占する事だって簡単にいくだろうね?
 今なら、茶筒もう一缶サービスするけど?」
「じゃあ。やる」
「ふふっ、そうこなくっちゃね?ジェルに付いては、このファイルを見ればわかるよ。
 善は急げだ。手続きに数日は係るけど、取り敢えずこっちの書類にサインしておこうか?
 後、制服も色々取り揃えないといけないから、こっちにも記入しといてくれないかな?」




私は、10日前の回想から戻って溜め息を吐いた。
いい様に誘導された。猫にマタタビ。馬に人参。後の祭り。私の馬鹿。
そんな幾つもの言葉が頭の中をグルグル回っていた。
自己嫌悪のラビリンスを彷徨っていた思考を、なんとか現状認識に復帰させる。
「(………………………………)」
……よし。落ち込んでても仕方ない。それに、これは大きなチャンスだ。
色々理由をこじ付けなくても、彼の側にいれるのだ。
強敵(ライバル)は嫌になるくらい沢山いる。何時までも後塵を拝していては駄目だ。
そして、お茶はとても美味しい。
私は、覚悟を決めて決断を迫る相手に告げる事にした。

「……どうするかは、君次第だよ?」
「わかった。行く」

姫神は素早く身支度を整えると、日の出前の暗い道を急ぎ病院を目指す。
途中、新聞屋さんがスクーターに乗って走っているのを見かけたが、この学生の街で商売が成り立つ
のか、と余計な心配をしてしまう。特別な補助金が出るのか、それとも愛好会でもあるのだろうか。
そんな取り留めも無い事を考えている内に病院に到着する。
玄関に立っていた守衛に何て言おうかと考えながら近付いて行く。
カエル先生に呼ばれた、と説明しようかなと思ったが、その呼称は失礼かもしれないと思い至り、
少し丁寧に言っても、カエル顔のお医者さん、くらいしか思い浮かばない。
本人も名乗らなかったし、名札にはカエルのシールが貼ってあるだけで本名も分からない。
結論が出ないまま、取り敢えず朝の挨拶をしてみた。

「おはようございます」
「おはよう。朝早くからご苦労様」
「おはよう。先生は今は診察室に居るはずだよ」

どうやら、事前に話しが通っているみたいだった。
不審人物と間違われたり、事情を聞かれたらどうしようなどの考えは杞憂だったらしい。
病院内に入ると真っ直ぐに診察室を目指す。

「カエル先生。おはようございます」
「朝早くからすまないね?そして、改めておはよう、姫神君。
 今日から、うちのスタッフとして宜しく頼むよ?」
「……それで。私。何をすれば良いの?」
「うん。先ず君にやって貰いたい事は、基本中の基本であり、最重要な事でもあるね?」
「…………。それ。何?」
「もちろん、制服に着替える事だね?」
「…………。帰って良い?」
804姫神秋沙 8/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:00:50 ID:FzI7cGL/
カエル医者は徐に椅子から立ち上がると、壁の一角へと歩いて行く。
姫神の位置からはカエル医者の影になって良く見えないが、壁に向かって何かやっている様だった。
影になる前に見た限りでは、何の変哲もない真っ平らの壁にしか見えなかったが………。
微かな電子音とモーター音が耳に届くと、壁全体が奥に動いた後、横にスライドしていく。
壁の向こうは明かりが点いてない為、暗くて良く分からない。

「おおっ。隠し扉。隠し部屋。マニアな人?」
「渡す物はこの部屋に置いてあるから、来てくれないか?
 それと、誤解のない様に言っておくけど、この部屋は簡易シェルターなんだよ?
 病院の地下には本格的なのがあるけど、何らかの事態で降りられない時を想定して、幾つか設置
 されてる訳だね?」
「ちゃんと分かるの。普通。でも。見ても分からなかった。やっぱり。マニアな人?」
「そこはだね……、ほら男の遊び心というものだね?何時までも少年の心を失わない、アンチテーゼ
 の表現の意味合いもあるんだよ?」
「うん。わかった。そっち行けば良いの?マニアなカエル先生」
「……ちょっと待ってくれないかな?やっぱり、僕が持って来るから………」

何故か、慌ててるカエル医者の脇を通り部屋に入る。
センサーライトが点いて明るくなった室内を見回して、姫神は確信する。

「マニアなカエル先生。ここに。何着あるの?」
「………………………………」

気不味そうにして動かなくなったカエル医者。姫神は改めて部屋の中を仔細に観察し始めた。
部屋は長方形で大きさは結構広い。隣接する診察室の倍はあるんじゃないかと思う。
だけど、その広さがあまり感じられない。部屋の三方の壁に設置された天井までの高さのロッカー。
上下二段のロッカーが壁を埋めており、その扉にはナンバリングされたプレートが掛かっている。
いや、そんな事より、この部屋の異様さを醸し出している原因が他にあった。
マネキン。
30体程のマネキンがロッカーの前に立っている。……ナース服を着せられて……。
手近の一体を良く見てみると、名札が付いていてそこにナンバーが書かれている。
どう考えてもマネキンのナンバーはロッカーのプレートと対応しているとしか思えない。
部屋の中心には簡素な机と椅子が置かれており、机の上にスーツケースが置かれている。
うん、誰がどう見ても立派なコスプレ変態制服フェチ野郎の部屋だ。

「すごい。妄執を感じる」
「……君は何を言ってるんだい?
 これはあくまでも、うちのスタッフ達には一人一人最適な制服を身に着けて欲しいと言う、
 僕のささやかな美への手助けに過ぎないんだよ?そこを勘違いされてもらっちゃ困るね?
 実際、うちのスタッフ達には大変好評を博してるんだからね?」
「じゃあ。あれは」
「ああっ、スリットの入ったやつかい?あれは、公開したら12人希望者がいてね?
 サイズが重なった娘もいたから業者に再発注したくらいだね?」
「じゃあ。これは」
「ああっ、肩から胸元に掛けて更に大胆にも背中の方もカットしたやつかい?
 あれは、公開したら5人希望者がいてね?サイズは重ならなかったけど在庫が切れたね?」
「みんな。ここの事。知ってるの?」
「もちろんだよ。ほら、扉の横にドアがあるだろ?あそこは更衣室になってて、おまけに撮影も
 出来るんだ。うちのスタッフ達は勤務が終わったらよく利用してるね?」
「………。みんな。変」
「うちの関係者にはこれが普通なんだけどね?どうも、外部の人には奇異に映るらしい」
「私。こんな服。ここで見てない」
「通常スタッフは、あまり業務中は着てくれなくてね?」
「それ。普通」
「特別スタッフは、喜んで着てくれるんだけどね?」
「………。やっぱり。帰って良い?」
805姫神秋沙 9/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:01:24 ID:FzI7cGL/
取り敢えず姫神の抗議を黙殺して、これから行う業務説明をするカエル医者。
必要な知識や情報は携帯端末で検索すれば表示されるから心配いらないし、予め必要そうなのは、
メニュウ画面で表示する様にして分かり易くしてくれたらしい。
それに今回の彼は本当に動けない状態らしく、治療の世話より身の回りの世話を主に行うらしいが、
食事に不満の彼の為にも、料理は私が作った方が良いだろうって事で後で調理室に案内するそうだ。

「考えてごらん?古今東西、料理を美味しく作れる女性に、クラッと来るのは男の本能だ。
 ここらで君の実力を、彼の体に刻み付けて置いても良いんじゃないかな?」
「むむっ。餌付け」

カエル医者は机の上にスーツケースを引き寄せると、中身を取り出して説明し始める。
最初に見せたのは、鍵。古めかしい造形の大きな物だが、内部に色々な電子回路が透けて見える。
何でもドアの開閉を、電子的な物から物理的な物に切り換える物だそうだ。
これでロックしたら、この鍵以外に開閉させられなくなりドアを破壊するしか方法が無いらしい。 
姫神の脳裏にいつもビリビリしている中学生が浮かんだ。

「でも。簡単に。壊されたら」
「うん?それは、なかなか簡単には行かないと思うよ?あのドアはね、軍事関係の研究機関で開発
 された物だから頑丈さは折り紙付きだし、もし破壊しようと思ったら、あの部屋だけじゃなくて
 両隣にも被害が出るくらいやらないとね?もちろん部屋は跡形も無く吹き飛ぶだろうね?」

次に取り出した物は、色々なドアに貼り付けるプレート。
医療関係に縁が無い人でもテレビやらで誰もが知っている物である。

「面会謝絶。検査中。清拭中。どうして?」
「これらは、もちろん見舞い客除けだね?邪魔されたくない時に便利だろ?」
「どういう事?」
「………………」

何故か沈黙しているカエル医者。彼に代わって、その心の声を代弁しよう。
「(邪魔されたくない時なんて、もちろんエ○チしている時以外ないんじゃないかな?
  ここまでお膳立てするんだから、退院迄に絶対決めてもらわないとね?)」
諸兄達の脳裏には、こちらを振り向き満面の笑顔を浮かべ、親指を立てた握り拳を突き出している、
カエル医者の姿が描かれている事だろう。そしてこう思うのだ、GJ(グッジョブ)!

そして最後に取り出したのは、もちろん数種類のナース服だった。

「今回選んでみたのは、一般向けなビギナークラスがメインで、後はミドルクラスくらいかな?
 サイズはこの前記入してもらったから、たぶん大丈夫だと思うよ?
 必要だったらこれら以外も用意するから、それで構わないかい?」
「クラスって。一体何?」
806姫神秋沙 10/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:02:00 ID:FzI7cGL/
取り敢えず回診の時に一緒に付いていく事に決まり、時間が来るまでに着替えと料理とお勉強を
する事にした。制服は全部チェックしてみて、一番大人しいのに即決した。
料理を作るにしても、場所が分からない。カエル先生の案内で社員食堂と調理室に案内してもらう。
社員食堂は広く、調理室は最新の調理機器が整然と並んでいる。病院だけあって清潔感が半端なく、
何だか無機質的過ぎるくらいだ。そして、早朝にも関わらず調理担当のスタッフたちが働いていた。
少し違和感を感じて、何なんだろうと眺めていると、その訳に気付いた。二分割されている。
カエル先生に尋ねるとやっぱり思った通り、社員と患者は別メニューらしかった。
次いでに、今の体調で出来る食事について尋ねると、あまり内蔵に負担の掛かる物は駄目らしい。
以前お見舞いの際に一度、お昼の味見させってもらったら確かに不味い物だった。
けれど、それらの原因は主に味付けが微妙だったからで、精進料理でも味付け次第で何とかなる。
薬液を混ぜるなんて、私は間違ってもしないから。
社員用の業務用冷蔵庫を見せて貰うと、予想を遥かに超える食材の充実振りだった。
良し。これで材料の心配は消えた。後は何を作るかだけだ。
朝食は回診の後だから、彼にリクエストを聞いて作っても大丈夫だ。
心配事が消えた私は、回診の時間が来るまで携帯端末でお勉強するべく診察室に戻る事にした。
携帯端末のモニターに表示される、彼の状態について真剣に見入る。
知らない内に時間が過ぎていたのだろう、カエル先生が椅子から立ち上がり言った。

「そろそろ行くとしよう、いいね?」
「わかった」






病室に入ると、『呼ぶまで、ここで待っててくれないかな?』とドアの付近で待たされる。
カエル先生は、更に『少し、彼を驚かせてみたいしね?』そんな事も言っていた。
ここからじゃ彼の姿も全然見えないが、携帯端末の情報からじゃ信じられない程、元気な雄叫びが
聞こえてくる。あの惨状では命が助かっただけで奇跡、その後も植物人間になる確率が高い程だ。
治ったとしても動ける迄に半年は掛かるし、リハビリで何ヶ月掛かってようやく退院の筈だ。
それなのに、あの元気さは一体どう説明すれば良いのか。やはり、考えられる要因は一つだけ。
「(恐るべし。魔法のジェルSP)」
携帯端末の情報からでは、あの魔法のジェルを更に改良し、特殊機器に封入、擬似的に生体活動を
行い、包み込んだ患部を治療するらしい。詳しい理論は解説を見てさえ分からない。
まぁ、あの機器のお陰で、彼は生命の危機を脱し回復しているから良しとしよう。
何度目かの雄叫びが響いた後、私は呼ばれる声を聞いた。

「君、彼も同意してくれたから?こちらに来て、改めて自己紹介しなさい?」

私は、ちょっと、いや、かなり緊張しながらベッドの方に近付いて行く。
途中で進行方向のカエル先生にぶつかりそうになり、横に迂回して歩を進めた。
緊張で足が上手く止まらなくて前に出過ぎたが、何とか気持ちを落ち着けて彼の方を見た。
携帯端末の画像通りの格好をした彼がいた。何だか真剣な目付きでこっちを見ている。
視線を合わせようとしたが、何だか合わない。やけに下の方に視線を感じる。
ミニスカートじゃ普通くらいだと思うけど、やっぱりナース服じゃ可笑しいのかな。
そう考えて自分のスカート見ていたが、気を取り直して彼に視線を戻した。
あれ?さっきより少し目線が上がった様に感じた。それに、一層視線が鋭くなったみたいだ。
「(………?何で。お腹が痛い)」
お腹の辺りがなんだかチクチクと痛む感じがする。彼の視線もお腹辺りにあるけど関係あるのかな。
今まで経験した事がない痛みに戸惑っていると、彼が突然叫び始めた。

「お、おっ、おぉっ―――っ!スレンダーモデル体型でありながら美乳を持つナイスバディ!!
 上条さん的に、高ポイント過ぎてGJ(グッジョブ)を捧げてしまいますよ―――っ!!!」
807姫神秋沙 11/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:02:30 ID:FzI7cGL/
「(えっ!?えっと…?ナイスバディ…?誰の事…?)」
彼の口から飛び出したセリフは、私の思考を混乱の渦に放り込んだ。
「(ナイスバディって。良い体って意味。うん。あってる)」
大丈夫。私は正確に物を考えられる。他の単語も分析してみよう。
「(スレンダーモデル体系でありながら美乳。うっ。長い)」
何だか幾つもの要素が混じった造語だが、小分けにして頑張ってみる。
「(スレンダー。細い。太いの反対。細っそりしてる。うん。あってる。
  モデル体型。女の子の理想。男の人好み。少し足りない。うん。あってる。
  美乳。ある程度の大きさ。C・E。形が整ってる。適乳。うん。あってる。)」
以上の4つから考えられる事は、理想体型(ゴールデンカノン)に近い女性。
「(高ポイント。GJ。上条君の好み。好み……)」
私は、普段あまり考えた事がない、自分の体に付いて考えてみる。
スレンダー。私の体重は標準体重より下だし、他の子にも細いって言われる。
モデル体型。私の身長は平均身長より上だけど、モデルさんみたいに高くない。
美乳。私の胸囲は平均程度。体が細いからかブラはCカップ。形はどうなんだろ悪くはないかな。
何故かクラスメイトを思い浮かべる。同じ女の子から見ても凄い大きさで形が良い。
私もあれくらいあれば良いのに、といつも思ってしまう。
あ、いけない。えっと、結論を考えなくちゃいけなかった。
背が高くて、細っそりしてて、Cカップ以上の形の良いバストを持った、ナイスバディさん。
上条君の好みはそんな女性。ずいぶんハードルが高い。なんかムカムカしてきた。
そんな女性いたら連れて来て欲しい。採点してあげるから。
頭に血が昇ったまま、合ってなかった瞳の焦点も戻して彼を見た。
「(あれ?何か。視線が合ってる。どうしたんだろ?)」
知らない内に、目線が顔に来ていた。気分がソワソワして落ち着かない。
真っ直ぐな瞳が私の顔を捕らえて離さない。私は視線を逸らす事が出来ない。
そう言えば、さっきのセリフ突然叫んでたけど、どうしたんだろ。そんな人見付けたのかな。
何も私の目の前で言わなくても良いのに。目の前には私しかいないのに。
こんなに近くにいるのに。今もこんなに私を見てるのに。……あれっ!?
そうだ。今、彼の目の前にいるのは私だ。カエル先生もいるけど、視界には入ってないはずだ。
どう言うことだろ。さっきのセリフはそんな人を見付けた時のセリフ。見てるのは私。
「(…………。えっと…。もしかして…。そんな人って…。私?)」
そして見詰め合ったままの上条から、止めの一撃が放たれた。

「……………綺麗だ………………」


         

彼の言葉は、一瞬にして私の思考を粉々に打ち砕いた。

「…………(ポッ)…………」

「(あれっ?何か。頬。熱い)」
意識しまいと思っても、彼の今迄言ったセリフが頭の中をグルグルと駆け回る。
その度に顔の温度がドンドン上がって行くのが感じられた。
これではいけない、と現実に戻ろうとした所で、耳に届く『美人さん』でリフレインしてしまう。
「(私。ナイスバディ。綺麗。美人さん。美人…)」
彼と初めて会った時、彼の友達(現在クラスメイト約2名)が『美人』と言ったのを思いだす。
『美人』なんて唯の挨拶代わりと思ってた。彼だけ言ってなかった。あの時は何とも思わなかった。
だけど、彼の事が気になり出してから、その事が気になった。彼は、私の事どう思ってるんだろう。
彼の周りには個性的な人が沢山いる。ううん、違う。男女問わず、個性的な人だらけだ。
そして、私から見たら羨ましいくらい魅力的な女の子達が彼に好意を寄せている。
そんな人達に比べたら私の存在なんて、その他大勢の一人程度の価値しかないと思ってた。
良いとこ友達止まり、女の子とは見られないのかなと半ば諦めかけてた。
そんな時、カエル先生に誘われた。思いを奮い立たせて、彼の隣に立ちたいと思って引き受けた。
そして今、彼が私に言った幾つか言葉は、私を女の子、一人の女性と見ていると告げていた。
私の全身に嬉しさが満ち、彼への想いが溢れそうになる。もう、この想いを抑えるのは止めよう。
隣に立ちたいなんて消極的な事じゃ駄目だ。もう、そんな事じゃ満足出来ない。私は決意した。
彼の腕をガッチリ掴んで寄り添うことを………。
808姫神秋沙 12/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:03:02 ID:FzI7cGL/
心の中で覚悟を決めた事で、冷静さも戻ったみたいだった。視線を戻して彼を見やると、カエル先生
との掛け合いを堪能しているみたいだった。暫く見てると、カエル先生がこっちを向いて言った。

「君、彼の目を覚まさせてくれないかね?」
「なっ!?……何に、美人さんに声をかけてんのよ!そんな恐れ多い事して…………って、あらっ!?」

彼とは、ちゃんと話さないといけないから、目を覚まして貰おうかな。
やっぱり目を覚まさせるには刺激を与えるのが一番。手加減が難しいが、これを使おう。
私は、右手に持っていたバインダーを両手で握り、頭上に掲げながら近付いて行く。
そして、十分な距離を詰め、彼の額目掛けて振り下ろした。

「パコン」
「!?……ぐ!――ぐっ!!おオオオオオッッ―――――――――――ッ!!!」

「(……あれ?…て。手加減。失敗?)」
目一杯加減したつもりだったが、慣性の法則は思ったより強大だったらしい。
私は、心の中で『てへっ、ゴメンね』と謝って、『大丈夫かな〜』と心配しながら、様子を伺う為に、
彼の顔の上からバインダーを引き上げ、自分の顔の右側にずらした状態で見詰める。
彼は、両目をギュッと瞑り、痛みに耐えているみたいだ。暫くすると、瞼が開いた。
涙を両目に一杯湛え、顔をクシャクシャにしているのを見て、私は思った。
「(かわいい。子犬みたい。ナデナデしたい)」
思わず実行しそうになったけど、何とか思い止まった。
彼は、瞼を数回パチパチさせるとこちらに視線を合わせてきた。
「(……あれ?何か。睨んでる?)」
何だか睨まれてる気がしたから、怒ってるんだと思う。ちょっと悪い事したな。でもその顔は嫌い。
さっきのかわいい顔が見たい。もう一度見せてくれないかな。私は、そんな期待感にバインダーを
揺らしながら、彼に話しかけた。

「目覚めた?」
「…………(ジ――――――っ)…………」
「もう一本行っとく?」

う〜ん、やっぱり駄目みたいだ。何だか、『プルプルプル』っと顔を横振動させて拒否してくる。
あんまり、無理強いして嫌われちゃうのも馬鹿みたいだし、今回は諦めようかな。

「そう。残念」

さっきのかわいい顔に、チョッピリ未練を感じながら、私はベッドから離れる事にした。
そんな私と入れ替わる様に、カエル先生が彼に話し掛けた。

「やっと、こっち(現実)に戻って来た様だね?お帰り上条くん?」



809姫神秋沙 13/13 ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:03:37 ID:FzI7cGL/
私は、彼の顔を見詰めながらこれからの事を考えていた。
もちろん彼をこの機会に確実にゲットする方法に決まっている。
彼の方もこっちを見ていた。以前なら少しして視線を逸らしていたけど、もう止めにした。
「…………(ジ――――――っ)…………」
彼には私をずっと見ていて欲しいから。
「…………(ジ――――――っ)…………」
彼には私しか見て欲しくないから。
「…………(ジ――――――っ)…………」
彼には私の側にずっといてほしいから。
「…………(ジ――――――っ)…………」
私は彼の側にずっといたいから。
「…………(ジ――――――っ)…………」
私は彼が欲しいから―――。
「…………(ジ――――――っ)…………」
私はその為なら何でもしよう。
「…………(ジ――――――っ)…………」
私は彼の為なら何でもしよう。
「…………(ジ――――――っ)…………」
私は彼が望むなら何でもしよう。
「…………(ジ――――――っ)…………」
彼が望む事って何だろう?
「…………(ジ――――――っ)…………」
私がしてあげれる事って何だろう?
「…………(ジ――――――っ)…………」
取り敢えず美味しい食事。
「…………(ジ――――――っ)…………」
看病でお世話を頑張る。
「…………(ジ――――――っ)…………」
お世話。体を触る。上条君の体?
そんな取り留めも無い事を考えていると、彼が話し掛けてきた。

「え………えっと…姫神?」
「うん。何?」



810クオ ◆NNsrxnn4LE :2009/03/23(月) 15:04:17 ID:FzI7cGL/

         ペシャ

以上で、投下終了

>>771>>777>>778>>779>>780
エッヘン。一応、姫神×上条作品には違いないだろ?
『特別スタッフ』→[サブタイトル]:カエル物語

こんなバカ話書く予定じゃなかったんだけどな〜。
1章の途中から全てが狂っちまった。ノリと勢いのバカ〜!


「どうして、……」
 ……こんな事になっちゃったのかな、と。
811名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 15:08:23 ID:Y2cgDTKp
乙!
姫神いいよ
812名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 15:15:22 ID:pbhDL5b/
乙です
こういうアナザーサイドは話が深まって好きだ
813名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 15:24:26 ID:vFOgt5nM
うひゃっほう!
姫神キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
姫神かわいいよ姫神
GJ! 続きも楽しみにしてます!
814名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 16:38:57 ID:Ma0EVT0b
久しぶりにうp
http://imepita.jp/20090323/595490

元絵はガンガン版4巻の一方通行になります
来月の通行止めに期待
815名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 16:40:28 ID:Ma0EVT0b
誤爆…

マジでごめんなさい
816名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 16:43:24 ID:o5LxR0Rt
>815
いいから、姫神を彫る作業に戻るんだ。
817名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 17:09:11 ID:zA/06w6d
一方さんをほりやがったアッー!
818名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 19:46:21 ID:PxUL1z6a
ガンガン版は微妙だーって舐めてたけど、4巻で個人的には電撃版とかアニメより好きになったわ。
819名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 19:59:06 ID:zvwKPte/
一瞬ボンボンに見えて何事かと思った
820名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 20:20:01 ID:P9mxg+mi
ボンボン版、それはそれで気になる
821名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 20:23:14 ID:/XPmVZh9
>>810
777だけど。ありがとう!
そして続きを頼む
822名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 21:51:26 ID:LsqxmmgZ
ボンボン…だったらほるまりんが描く化学編とかをだな
ひんぬー太眉メカメカワールド、最高だね?
823名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:20:52 ID:DmZCx94T
相変わらず流れも空気も読まずに投下する。

誤字だらけで申し訳ないが >>532 を先に読んでくれると助かる。
>532が気に食わなかった人は多分コレも気に食わないから見ないでくれ。

一応5レス予定

あと、タイトルが超適当なのは勘弁してくれ…タイトルつけるセンスがある人間がうらやましい。
824とある学生寮のとある部屋での話 1/5:2009/03/23(月) 22:22:13 ID:DmZCx94T
学園都市のとある学生寮にある上条当麻宅の隣の部屋で、
部屋の主の土御門元春は神裂火織にお茶を出しながら話を切り出した。

「ねーちん。今日はどーしたにゃー?」
「えーと偶然ですね、日本に来る機会があったので改めて上条当麻にお礼をと思いまして」
「あん?それなら俺の所にくる暇があるなら、さっさとカミやんの所に行けばいいじゃねーか」
「そ、それがですね、どうも上条当麻の部屋に五和が来ているらしくてですね、
 あの子だけならともかく五和までいると顔を出し辛いと言いますか…」
「あー五和ね、そういえば最近よくご飯を作りに来てるみたいだにゃー。あれは通い妻ってやつだにゃー」
「か、通い妻!?そ、そうですか…」

自分と同じく英国に居住しているはずの五和がちょくちょく上条当麻宅に来ている事実と
土御門から発せられた通い妻という言葉に驚く神裂火織。

「大丈夫だってねーちん、この間の堕天使エロメイドでねーちんもかなりのポイントを稼いだはずだにゃー」
「あ、あの、本当にアレで喜んでもらえたのでしょうか?」
「ねーちん、なに言ってんだ?カミやんだって正常なオトコノコなんだから
 女として幅を広げレベルアップしたねーちんの艶姿にメロメロに決まってるだろ?」
「そ、そうですか?」
「あぁ、ねーちんのような大和撫子と堕天使エロメイドとのギャップにきっとやられちまってる!」
「そ、そうですか。それならあのような恥ずかしい格好をしたかいがあったというものです」

そういって目の前にあるお茶に口をつける。

「だがしかし、カミやんのハートをゲットするには、まだ何かたりないにゃー。ねーちんもそう思うだろ?」

神裂は、飲んでいたお茶が気管に入ったのか、ゴホゴホ咳き込みながら土御門の言葉を否定する。

「ハートをゲットなんて話はどこから!?私はただ上条当麻に感謝の気持ちを―――」
「このアマはまだそんな舐めた事を言ってんのか!?好きでもない男の為にあんなエロい格好をするのか?
 それじゃあ、ただの露出狂じゃねえか?」
「ろ、露出狂!?無理矢理あのような格好をさせたあなたがそれを言いますか!?
 好きであんな格好をしたわけではありません!」
「そうかにゃー?たいだい今の格好だって十分エロいじゃねーか」
「な、何度も言いますがこの格好には魔術的な意味があって――」
「つまり、ねーちんは魔術的な意味があるからノーブラ、ノーパンのエロい格好を
 普段からしてる訳だと?」
「そ、それは左右非対称の方が魔術的に有効であって、し、下着をつけないのは、
 衣服の非対称を邪魔しないように――」

(おいおい、まさかと思ってカマをかけてみれば、やっぱり下もはいてねーのか!?)

そんな事を考えながら土御門は真っ赤になって動揺している神裂の前のある湯飲みに
学園都市謹製スーパー保温急須から熱々のお茶を注ぐ。

「あーはいはい、少し落ち着くにゃー」
「す、すいません、………ふぅ、やっぱり玄米茶は熱いのに限りますね」

そう言って一気に飲み干す神裂火織、土御門は100℃近いはずの玄米茶を一気に飲み干した神裂に
驚きを覚えながら神裂の湯飲みに再びお茶を注いで話を続ける。
825とある学生寮のとある部屋での話 2/5:2009/03/23(月) 22:23:16 ID:DmZCx94T
「よし、話を戻すにゃー。ねーちんがノーブラ、ノーパンのエロい格好をしているのは、
 魔術的な理由からであって普段からノーブラ、ノーパンでも露出趣味はない。ここまではオーケー?」

ノーパン、ノーブラと連呼するなと思いつつ神裂は、熱々の玄米茶を再び飲みながら頷きで肯定する。

「じゃあ、露出趣味がない女があんなエロい堕天使エロメイドなんて着たのはなんでだ?
 カミやんに感謝の気持ちを?ふん、笑わすなよねーちん、もっと素直になれよ」
「す、素直になれと言われましても――」
「ねーちん、カミやんの事を思い出してよく考えろ。そこにあるのは本当に感謝の気持ちだけか?」
 
そういわれ神裂火織は上条当麻について考える。
先日の聖人にして神の右席のアックアとの戦いでは彼なしでは勝てなかっただろう。

初めて会った際に彼は、聖人である自分に臆することなく立ち塞がった。
ボロボロになりながら私に言い放った言葉は私の心を大きく揺り動かした。

改めて感謝の気持ちだけかと言われれば違うと思う。
なぜなら―――
――上条当麻の事を考えると頭がぽーっとする。
――上条当麻の事を考えると胸がドキドキする。
――上条当麻の事を考えると体が熱くなる。

―――なんだろう?この感じ。なんだかフワフワして意識がどこか遠くなる―――

「――ちん?ねーちん、大丈夫か?」

思考の海に囚われていたのか土御門の自分を呼ぶ声で正気に戻る。

「…はっ…すいません…なんだか…ぼーっと…して…しまい…ました…」
「(効いてきたみたいだにゃー)」

なぜか頭がよく回らなくなった神裂は土御門の囁きに気が付かない。

「よし、ねーちん、自分の気持ちに気が付いたか?」
「…はい…そういわれてみれば…私は彼に…特別な感情を抱いている…のかもしれません…」
「やっぱそうだろ。よし、俺の見たところ、先日の堕天使エロメイド効果でねーちんの方が五和を押しているにゃー」

土御門の声にぼーっとした様子ながら頷く神裂火織。

「だがしかし、さっきも言ったようにカミやんのハートをゲットするには、まだ何かたりないにゃー」
「…私は…どうすれば…いいんでしょうか…」
「うむ。そこでノーパン、ノーブラがデフォな、ねーちんの為に用意したのが
 この淫乱エムメイドセット!これさえ纏えば鈍感なカミやんのハートのゲットも間違いないにゃー」

土御門がテーブルの上に置いた『淫乱エムメイドセット』とやらに目をやる神裂火織。

「…こんな…胸も…下も…丸見えな…服を着て…彼の前に…出ろと?」
「普段から着けてない・穿いてない、ねーちんなら十分着こなせるだろ?」

土御門の声にぼーっとした様子で答える神裂火織。

「…いえ…さすがに…これは…いきすぎ…では…」
「うーん、ねーちんは恥ずかしがりやだにゃー。よし、じゃあこうしよう。
 カミやんに直接会うのが恥ずかしいならビデオでねーちんを撮ってそれカミやんに渡すことにするにゃー」

有無を言わさず『淫乱エムメイドセット』を渡す土御門に様子に押された神裂は、
「…直接…見られなくても…彼が…喜んで…くれるなら…」とだんだんと朦朧としてくる頭で了解したのだった。
826とある学生寮のとある部屋での話 3/5:2009/03/23(月) 22:23:59 ID:DmZCx94T
場所は変わって学園都市のとある学生寮にある上条当麻宅の台所。

天草式十字凄教の五和がなにやら携帯電話を見ながら料理を作ってる。
その様子をリビングでインデックスと飼い猫の面倒を見つつ上条当麻は声をかける。

「五和、料理しながら携帯いじってんのはなんでだ?ひょっとして見たい番組でも携帯で見てんのか
 それだったら料理を後にしてこっちでテレビ見てもいいぜ」
「い、いえ、初めて作る料理なのでレシピの確認をしていたんです。美味しい料理を作るので期待してください」

そう言って、むん、と小さな拳を握り締める姿が微笑ましい。

「ところで上条さん、お醤油が切れてますけど、どこかに替えがありますか?」

五和の声に、まだ余裕があったはずだけどなぁと思いながら台所に行き、棚に目を向ける。

「えーっと、この辺に買い置きがあったはずだけど……あれ?ないなぁ……よし、ひとっ走りして買ってくるわ」

早速出掛けようとする上条に五和は声をかける。

「いえ、ほんのちょっとあれば良いんです。今日の所はお隣さんからでも借りてきてくれれば」

続く五和の「今から買いに行ってはせっかくのお料理も冷めてしまいます」との言葉にリビングで
猫とじゃれあっていたインデックスが『ご飯はあったかい方が美味しいよ!冷めない内に早く醤油を貰ってこい』と
無言のオーラーを上条を睨みながら放つ。

お隣さんから借りてきてねぇ……隣というと土御門の部屋か。あんまり奴には借りを作りたくねぇんだけどなぁ。
まぁ、今まで奴が俺に振ったトラブルに比べれば醤油の少しくらいで貸し借りなんて発生しないと信じたい。

「はいはい、わかりましたよー。それじゃあ、ちょっと行ってきます」

上条の言葉に「いってらしゃい」と手を振る五和。

あぁ、エプロン姿の美少女にニコニコの笑顔で手を振られ見送られるシチュエーションに小さな幸せを感じる。
しかし、なぜか五和の笑顔が「ニコニコ」じゃなく「ニヤニヤ」と感じるのは気のせいか?
そんな事を考えながら家を出た―――
827とある学生寮のとある部屋での話 4/5:2009/03/23(月) 22:24:40 ID:DmZCx94T
―――とある学生寮にある上条当麻宅から徒歩数秒、土御門元春宅の扉をノックする。

「土御門いるかー?ちょっと醤油貸してく―――」

上条当麻は(悪い癖で)返事を待たずに扉をあけた。
そこには、服としての役割を捨てたといっていい衣装を纏った、
真っ裸に等しいドエロい神裂火織が俗にいうM字開脚姿で土御門にビデオ撮影されている所だった。

「…………………………すまん、邪魔した」

扉を開けて数秒後、なんとか正気を取り戻し慌てて扉を閉めた。

………あぁ、びっくりした土御門と神裂があんな関係だったとは………そう考えると先日、
病室に降臨した堕天使エロメイドは、土御門と神裂のそういうプレイだったのか?

「―――上条さん、どうかしましたか?」

正気を取り戻したものの未だに混乱している上条の背後から急に声がかかる。

「い、五和。ど、どうした?」
「すいません、お醤油の替えが冷蔵庫にあったので借りてこなくても良いですよってお伝えに来たんですけど
 遅かったですか?」
「い、いや、土御門の奴、出掛けてるみたいでさぁ。よかった、買いに行かなきゃいかんと思ってたところですよ」
「それじゃあ、ご飯にしましょう。禁書目録さんが首を長くして待ってますよ」

上条当麻は相変わらず『ニコニコ』というより『ニヤニヤ』という感じの五和に
頷きながら自分の部屋に戻った。
828とある学生寮のとある部屋での話 5/5:2009/03/23(月) 22:25:28 ID:DmZCx94T
場所は再び学園都市のとある学生寮にある上条当麻宅の隣の土御門元春の部屋。

お茶に混ぜた薬が本格的に効いてきたのか、意識朦朧状態で上条当麻の訪問にも気が付かなかった様子の
神裂火織をビデオカメラで捕らえつつ、土御門は上条が出て行ったのを確認してから携帯電話で電話をかける。

『トゥルゥルゥー♪トゥルゥルゥー♪トゥ、ピッ』

電話が繋がってすぐに土御門元春は相手の確認もせずに叫ぶように言う。

「舞夏は無事なんだろうな!」
「安心するよな。無事じゃなきゃ人質としての意味がないのよ。
 それにしても流石は学園都市よな。携帯電話なんかで我等の女教皇のあられもない姿が生中継で見れるとは――」

土御門は相手の言葉を遮って吼える。

「言われた通りにしたぞ。早く舞夏を開放しろ!」
「ふっ、それはまだ早いのよ。おまえには、もうちょっと働いてもらうのよ。
 追って指示するまで女教皇の事はよろしく頼むよな」
「おい待て建宮、まだ話は終わっちゃいな―――クソッタレ!」

そういって切られた携帯電話を土御門は床に叩きつけた。
829名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:27:19 ID:DmZCx94T
以上、>532の続き風でこのスレで挙がった『(媚)薬』ネタと『ねーちんは穿いてない?』ネタを混ぜてみた。

ねーちんがカミやんを好きな理由がうまく表現できなかった。その辺が強引だ。
あと、神裂着替える⇔上条さんが土御門宅を訪れる間にエロい文章を書きたかったけど私の力じゃ書けなかったよ。

このスレももうすぐ終わるから、きっと続かない…というかネタがない。
830名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:33:31 ID:fm2V64NI
>>810
乙です。素晴らしい。
続き待ってます。どこまで進んでしまうのか、楽しみにしてます。
831名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 22:44:35 ID:Y2cgDTKp
>829
GJ俺は全裸で待っているぞ!
832名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:05:18 ID:fm2V64NI
>>829
乙です。
続かないなんて言わないで下さいよー。楽しみにしているんですから。

いや色々と書けそうでしょ。
五和の足を誠意と情熱を込めて引っ張りに掛かるランベス女子寮の面々とか。
(オルソラさんとかが辛辣な策でハメそう。五和をイギリスへ強制召還とかは簡単に思いつくし……)
神裂さんが天草式に力任せにゴルァ!しに行くとか。
義妹を人質に取られて怒髪天を衝く土御門の復讐とかも凄そうだ。
小萌先生に雛祭りの事を教えてもらったインデックスがコンビ組んで反撃するとか。

ちなみに。
婚期を遅らせる魔術ってのは世界中でけっこうポピュラーで、色々な術式がありますよー。
833名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:13:23 ID:o5LxR0Rt
>829 GJ
なるほど、五和が見てたのは料理のレシピじゃなくて
土御門のビデオカメラから送られてくるLive映像だった訳か・・・すごく良く出来てるよ。

それにしてもニヤニヤ黒五和可愛いよ。続きをplz。
834名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:38:57 ID:8IOGiXMK
垣根帝督X 麦野沈利 SSが読みたい!

題目は とある科学の未元物質、とある科学の原子崩し
835名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:53:25 ID:UQMNDDyC
垣根エックスって読んじゃったじゃん。垣根はUNKNOWNの子の方がよくない?
836名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 23:54:44 ID:DuGwAscY
禁書さいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
837名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:33:45 ID:+Htj8Bt3
保管庫更新乙
838名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 05:11:57 ID:l1UiygBh
保管庫抜けてるのがあるにゃー
839Aサイド ◆kxkZl9D8TU :2009/03/24(火) 09:14:27 ID:1zUnDU6t
>>648 の一言に刺激されて書きましたよ。
だから俺は悪くない。悪くないんだ。

佐天×初春です。
シチュは漫画超電磁砲の1巻P181の左下辺りからif話。
全然エロく無いのはご愛嬌って事で。
読んで頂けたら嬉しいです。
では、『悪戯心』投下します。
840悪戯心1 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/24(火) 09:27:23 ID:BkTb2ZNx
『悪戯心』



 遠雷の音が微かに聞こえたと思った次の瞬間、部屋の中が真っ暗闇になった。
「あら?」
 親友と肌と肌を合わせた、まさにスキンシップを始めようとした矢先の出来事に、佐天涙子はキョロキョロと辺りを見回した。
 そして、何時まで立っても回復しない無い電力供給にふと先程の遠雷を思い出すと、
「停電!? いーとこだったのに」
 佐天はその事実にたどり着くと悔しそうに叫んだ。
(助かりました……)
 そんな佐天をよそに、初春飾利は心の中でそっと胸を撫で下ろす。
 今まさに貞操の危機は回避され――
「うひゃっ」
 安堵したのもつかの間。初春は腰の辺りをモゾモゾ動く感触に悲鳴を上げる。
「や、止めて下さい佐天さん!」
「んー、今更ここまで来て止められる訳無いっしょ」
 佐天は楽しそうにそう言うと、初春の腰に絡めていた腕を上の方に移動させた。
「ひっ、きっ、キャ―――――――――ッ!!」
 初春は、さわさわと裸の上半身を這い回る佐天の手の感触に悲鳴を上げる。
 このままでは、と大事な部分を死守するために、両手で胸を隠して前屈みに体を折り曲げる。
 そんな初春の背中に覆いかぶさるようにしていた佐天は暗闇でニヤリと笑う。
「う、い、は、る」
「は、はい?」
「隙ありー!」
 佐天はさっと初春の背中から体を滑らせると、そのままの勢いで初春の背後、無防備に突き出されたお尻に取り付いた。
 既にこの暗闇に目が慣れ始めていた佐天の狙いはそこにあった。
 佐天は初春の寝間着のズボンと下着に手を掛けると躊躇無くずり下げた。
 闇夜に白く浮かび上がる初春の尻は、まだ女性らしい肉付きは少ない。
「£%#&!!」
 初春が声にならない叫びを上げると、彼女らしからぬ身のこなしで立ち上がろうと腰を上げた。
「!?」
 初春は引き上げようとしたズボンが膝上に見当たらずギョッする。
 当のズボンはと言うと、立ち上がった時に佐天がずり落としてしまって、今は初春の足首に絡まっていた。
「初春、協力ごくろーさまぁ♪」
 佐天は目の前のみずみずしい尻をぺちぺちと平手で軽く叩いた。
「ひいっ!?」
 初春は短い悲鳴を上げてしゃがみ込むと、正座の姿勢から体を前に倒した。
 そしてぴったりと胸をふとももに押し付けると、両手は後に回って尻の割れ目を隠す。
「さあ初春ぅ、観念してあたしに体を預けなさいってば」
 暗がりに身を小さくして怯える初春の姿、そして震える声に、佐天は興奮気味に言葉を放つ。
「ひぃっ」
 佐天がカメになった初春にのしかかると、初春はまた短い悲鳴を上げる。
「変な声出さないでよ。あたし、初春にイケナイ事してる気分になるじゃないよ」
「じ、じゃ、止めてくだひゃ!?」
「だ、あ、め」
 初春の願いは、佐天の否定の言葉と、首筋をなぞり上げられる感触に掻き消される。
「じゃ初春、くすぐったいかも知れないけど我慢してね♪」
 そう言うと佐天は固く搾ったタオルを初春のうなじの辺りにそっと押し当てた。
 佐天の手にするタオルが優しく、初春の首筋から肩、肩から脇へと下りてくる。
「ふぅぅん」
「いゃぁん初春ちゃん、どおしちゃったんかなぁ?」
 鼻に掛かったようなため息を漏らす初春に、佐天は楽しそうに話かけた。
841悪戯心2 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/24(火) 09:29:38 ID:1zUnDU6t
 そんな佐天には、震える初春の様子が触れる肌越しに伝わってくる。
(うふふ、あたしのくすぐり技は凄いんだから。何時まで耐えられるかなぁ?)
 佐天は心の中でほくそ笑むと作業を再会した。
「ひっ、きゅふっ」
 佐天に触れられる度に、初春は小さく悲鳴を上げる。
 実は、風邪による発熱と、極度の緊張から、初春は体の感度が敏感になりすぎていたのだ。
 そんな敏感な肌を柔らかく撫で上げられたりしたのだから堪ったものではない。
(な、何? 佐天さんに触られる度にびりびりって来て、何だか切ない……)
 初春はその未知の感覚に混乱していた。
 だから、調子に乗った佐天が、尻を隠していた手を退けてしまった事にすら気付かなかった。
 佐天が剥き出しの尻をタオルでなぞる。
「いひっ!?」
 初春はビクンと一際大きく体を震わせると、胸を隠すのも忘れて上半身を起こした。
「あら」
 それを見逃す佐天では無かった。
「うーいはるーん♪」
「ッ!?」
 直ぐさま初春の背後から抱き着く。
 しかも佐天が手を回した場所は初春のささやかな二つの膨らみ。
 初春は特に敏感なその部分に触れられた事に慌ててしまって、思わず佐天の手の上から自分の手を重ねてしまった。
「ひっ、いや、止め、佐天さ、止めひぇ」
 初春は、自分で佐天の手を押し付けている事にも気が付かないで、佐天の腕の中で身をくねらせる。
「アハハ。押し付けてるのは初春じゃないよ。ほらほらー」
 佐天は身もだえる初春に気を良くして、やわやわと初春の胸を揉みしだいた。
「やっ、ひんッ!」
「ここ、初春? ここがくすぐったいんでしょ?」
 佐天が指を動かす度に、初春は操り人形のように歌い躍る。
 しかし、この時の佐天はある重大な勘違いをしていた。
 それは、初春が身をくねらせるのは、くすぐったいからでは無いと言う事。
「あっ、ふんんっ、きゃん!」
 その証拠に、初春が発する小さな叫びは、悲鳴では無く嬌声に変わっていた。
(苦しい、もどかしい、切ない、頭が、私の頭が……)
 当の初春も頭の中が既にある感覚に支配されている事が理解できず戸惑っていた。
 責める佐天と、堕ちてゆく初春。
 お互いに自覚は無いまま、それでも終わりの瞬間は無常にも刻一刻と近付いていた。
「ふぅっ!」
 初春が甘い叫びを上げながら、強く佐天の手を自分の胸に押し付けた。
 急に予想しない力を手に加えられた佐天は、思いがけず初春の柔らかい乳房に爪を立ててしまった。
 それも女の急所、もしくは起爆スイッチとも呼べる箇所――固くしこった乳首に。
「きゃひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!」
 初春は急に大きくのけ反った後、今度は佐天の両手を力いっぱい抱き抱えたまま、その身を前に折った。
「え?」
 佐天は、奇しくものしかかる格好になった自分の下で、ビクンビクンと体を震わせる初春を、ただ呆然と見つめていた。
「ぁぁ……」
 何時まで続くものかと思われた状況は、初春の悲鳴が途切れると共に唐突に幕を下ろした。
 後に残ったのは佐天の腕の中で、ぐったりとしてしまった初春のあられもない姿だった。
 この暗闇のお陰で、涙と鼻水と涎まみれの顔を直視されなかった事が、初春にとって救いになったかどうか。
「あれ、初春? 初春、初春ーっ!?」
 暗闇の室内に、1人佐天の初春の名を呼ぶ声が響き渡った。
842悪戯心3 ◆kxkZl9D8TU :2009/03/24(火) 09:36:46 ID:1zUnDU6t

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「佐天さんヒドイですよ!! あ、あんな、あんな、あうぅ……」
 布団を鼻先まで被った初春は、涙目を床に座る佐天に向けた。
「アハハ。ごめーん。まっさかくすぐりで気を失うとは思わなかったから」
「う゛……」
 悪びれない佐天の声に初春は言葉も出ない。
 あれから佐天は、気を失った初春の体を予告通りタオルで隅々まで清めると、苦労しながら寝間着を着せた。
 そしてベッドから布団を下ろして来て――2段ベッドの上まで初春を運べない為、布団の方に下りて来てもらったのだ――床に敷くと、そこに初春を寝かせたのだ。
(ホントは、初春ったらおもらししちゃってたんだけど、このスペシャルカードは切り札に取っておこうっと)
 本当の本当は、おもらし等ではなく、初春が逝った拍子に秘所から溢れた大量の蜜だったのだが、この暗闇で、しかもあの時慌てていた佐天が気が付く事は難しいと言えよう。
 かくして初春の新たな弱みを握った佐天は、暗闇とは言え見られないように必死ににやけるのを押さえながら、このいつも他人行儀な可愛い親友にどんな事――と言う名の羞恥プレイ――をさせようか、とそんな事を考えていた。
「ど、どうかしましたか? 急に黙って」
「え? 何でもない、何でもないってばぁー」
 アハハハと笑う佐天に、何かうそ寒いものを感じる初春であった。
「じゃ、あたし、今夜はそろそろ帰るね」
 佐天は唐突に別れの言葉を言うと共に立ち上がった
「え? あ……、あの……」
 初春は思わず不安を顕にして聞き返してしまい、聞き返した事を即座に後悔した。
「停電、直りそうに無いし。あんまり遅くなると危ないじゃない? 時間判らないけど」
 初春のそんな心の動きに気付かなかったのか、佐天は聞かれたままに初春に言葉を返した。
 どうも、佐天が帰ってしまうのは決定事項だと判断した初春は、これ以上話が長引かない様にしようと結論を出した。
 自分の我侭で、親友を危険な目に合わせてはいけない。
 それは、親友として、風紀委員(ジャッジメント)として当然の判断だと初春は自分に言い聞かせた。
「そうですよね。佐天さん、今日は本当にありがとうございました。また明日」
 初春は、佐天に感謝と別れの言葉を述べた。
 いつも通りの初春の言葉に、佐天は立ち上がったままじっと初春を見下ろしていた。
(一言「寂しい」って言えばいいのに、初春はそういう所がホント可愛く無いんだから)
 佐天はコメカミの辺りを指でトントンと叩きながらイライラを押さえようと努力した。
 そんな佐天の葛藤にも気づかず、初春は玄関に向かう気配も無く立ち尽くす佐天の様子をじっと見上げていたが、立ち去る気配が感じられない事に不安を覚えて声を掛けた。
「佐天さん?」
 しかし佐天からの答えは無く、代わりに足音と共に影が遠ざかって行った。
「さ、佐天さん。気を付けて帰ってくださいね」
 初春は、首を持ち上げて遠ざかってゆく影に向かって声を掛けたのだが返事は帰って来なかった。
 それに少なからず寂しさを感じた初春は、額にタオルが乗っているのも忘れて、頭まで布団を被った。
(何だか佐天さんを怒らせてしまったのでしょうか? 明日、佐天さんに謝らなくては)
 悶々とそんな事を考えていた初春は、すぐ側に迫る足音を聞き逃した。
 突然、初春の布団が引き剥がされた。
「わ゛―――――――――っ!?」
 初春の布団を引き剥がした犯人は佐天であった。
「おじゃましまーす」
 佐天は、初春の横に寝転ぶと、先程引き剥がした布団を自分と初春の上に掛けた。
 そして、おもむろに硬直している初春の背中に体をぴったりと密着させた。
「ひっ、ひっ」
「こらぁ初春、裸で寒いんだから離れないでよぉ」
 布団から逃げようとする初春を、抱き寄せながら佐天はのんびりと文句を言う。
 それどころか『裸』の一言に初春は再び硬直する。
「な、何で裸なんですか!?」
「服着たまま寝たら皺になっちゃうでしょ? ほんと初春って女捨ててるわー」
 初春の抗議にも似た質問も、佐天にとってはどうでもいいらしく投げやりな返事が帰って来る。
「な、何でそんな所でおんひゃ!? や、止めて下さい! 足を絡めないで、胸を揉ま、ぃゃぁ……」
「チッチッチッ。硬い事は言いっこ無しよ、初春。じゃ、お、や、す、みぃ」
「いや、寝られません! このままじゃ寝られませんからぁ……、嫌ぁ……助けてぇ……」
 身悶える初春をぎゅっと抱きしめ、その嫌がる声を子守唄に聞き、佐天は幸せそうな笑みを浮かべて眠りに付いたのだった。



END
843名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 09:39:38 ID:+YlFqaRK
初めてリアルタイム遭遇
乙です
844Aサイド ◆kxkZl9D8TU :2009/03/24(火) 09:41:03 ID:1zUnDU6t
>>843
お、先に乙頂きました。ありがとうございます。

一応以上です。
読んでくれた人に感謝。
話短いっすね。
割りとノリノリで書いたんですが、佐天て特徴無いから難しいっす。
あと佐天特製のおいしそうな食事が何処かに行ってしまったのが悔やまれます。
途中でアク禁くらって携帯とPC行ったり来たりしてしまいました。
でわ。
845名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 09:45:55 ID:A7alqc/V
(*´Д`)ハァハァGJ
佐天可愛いよ佐天可愛いよ

佐天と初春が不良に絡まれて所助けに入る上条。不良を叩きのめして美琴が二人が服が汚れているのを見て勘違いをしキレまくる
電波を受信した
846名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 10:01:44 ID:Q9fD0Y65
>>844
Aサイドさん、相変わらず、GJ!です
性に目覚めた初春は、どうなってしまうのでしょうか?
そして、ひとりHに勤しむ初春を目撃した佐天は、数々の羞恥プレイのプランをどう実行するのでしょうか?

ところで、投下してアク禁喰らう人って結構いるんだね
847名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 10:32:58 ID:4pegsKZB
やっべ、これは稀にみる個人的直球ストライクだよ、GJ!
何だかんだで相思相愛な二人の絆にニヤニヤが止まらねえ!
848名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 11:12:26 ID:RgDwYtLF
GJ!!
この二人の天然さんなところがたまらない
849名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 12:32:46 ID:cOZ072F8
なんというGJ
850名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 15:36:26 ID:BkTb2ZNx
以前自ら発した毒電波 >>462 からハーレムモノでも書こうかと思うんだけど。
私的シチュで絞らせてもらって悪いんだけど、上条勢力の一員と思われる女性で、恋愛関係に持ち込めそうで、キャラが確実に立ってるのって誰だろ?
Wikiなんかも見てみてピックアップしてみたんだが。

インデックス
神裂火織
五和
オルソラ
シェリー
アニェーゼ
ルチア
アンジェレネ
御坂美琴
美坂妹(妹達全部ってのは無理!)
白井黒子
姫神秋沙
風斬氷華(場所を学園外とした時に存在できますかね? 駄目なら無しの方向で)

この面子に吹寄は可愛そうだから外そうかと思ってる。
個人的にはサーシャとかオリアナは面白いと思うんだけどな。
他に誰かいるかな?
外した方がいいヤツも居たら言って欲しいです。
それにしてもこのメンバーって今更見てもすごいな。
彼女たちをこのまま眠らせるのは勿体無いと皆が思うのはもっともだと思うよ。
851名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:08:23 ID:+Htj8Bt3
オリアナ
852名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:27:09 ID:Q9fD0Y65
>>850
Aサイドさん、何だか凄そうなの書く予定ですね。もう、誰でもバッチ来い!ですか?
個人的には、美琴外して欲しくないですね。ありえなそうな組み合わせの神裂とのセットとか・・・
姫神は投下した続き書いてる途中でまだまだ終わらなくて食傷気味だから、他のキャラが見たいな〜
なんて思ってます。(・・・ゴメン、姫神好きの皆さん、昨日投下した分で黄昏てて潤いが欲しいんだ)
853名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:47:14 ID:x/6ZYlPl
語尾「ぜい」を使ってもらえない土御門
854名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:57:29 ID:+Htj8Bt3
なんか「にゃー」が万能過ぎるんです
855名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:23:50 ID:spTZh1G+
自分で言ってみて「にゃー」がいいか「ぜい」がいいか語感を確かめてる
個人的には単なる事実等を言う時はにゃー
相手に何かを伝えたい時はぜい
大体こんな感じで後はやっぱり自分で言ってみる
856名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:50:55 ID:M0/y5oue
個人的には「にゃー」「ぜい」「ですたい」を適当に振り分けてる。
インデックスの場合は「だよ」「かも」あたりを適当に。
857名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 19:45:16 ID:l/eT3pAD
最大教主の口調ってみんなどうしてるよ?
なんか何度書いても本人の口調っぽくならない…
小説片手に書いてみてもなんか真っ最中のときの口調とかなんか違うんだよな……
どうすればいいんだあのバカ口調は!!
858名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:03:30 ID:WIq0JK0l
最大教主は掴みにくい。あるいま最強過ぎる
859名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:22:56 ID:XyARTIzE
SSにされたくないから敢えてあんな口調をするだけなんだよ
恥ずかしがりやの最大教主マジかわいい!!!!1
860名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:48:54 ID:2Fv9cgDi
>>857
>最大主教の口調におきて。皆いかがしけるにつき?
>何故(なにゆえ)か何度書きても本人の口調らしくなりけらむのよ…
>小説を片手に書きみてもなにか真っ最中のときの口調とかどこか違いけるのよ……
>どうすればよきかなあのバカ口調…

うんむりだこれ
861名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:52:43 ID:eL3Pw2+v
>>860
3行目の語尾を「るのよ」から「り」にしてみるとか。
862名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:54:17 ID:2Fv9cgDi
ふむ。
あとは おきて→よりて とかかな…俺は>>857じゃないが
863名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:05:29 ID:RgDwYtLF
>>860
最後一行→いかにすればよきにけるかなかの馬鹿口調
とか…?

古語辞典・古語文法辞典とにらめっこだよ…
864名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:25:21 ID:oe42EpPp
確かにやってみると心が砕けそうw
こんなもんじゃね?

最大教主の口調ってみんないかにしたりよ?
なるや何度書けども本人の口調っぽくならず…
小説片手に書いてみれどもなるや真っ最中のときの口調とかなるや違ふなりよな……
どうすればよきかなあのバカ口調は!
865名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:26:19 ID:AaXaYXtI
普通に古語っぽくしてもダメなんだよなあ
理解したうえでもう一段階崩さないといけないとか……ローラのエロパロが見たいぞチクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
866名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:29:41 ID:+Htj8Bt3
あったような気がするけど?
867名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:47:09 ID:Dc0FkDpl
保管庫10-361、「とある少女の空想模様」だな。あれくらいの再現率なら違和感なく読めるぜ
868名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:53:22 ID:oQ6QlTft
ねーちんとオルソラがいいにゃー
869名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:58:17 ID:+Htj8Bt3
上条さんと神の右席
870名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:59:31 ID:AaXaYXtI
そうか……書き易いように土御門に騙されさせれば(日本語崩壊)いいんだな!?
871名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:02:11 ID:XyARTIzE
流石エロパロの味方土御門
872名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:34:11 ID:RgDwYtLF
もういい、誰かかまちー呼んで

馬鹿口調監修:かまちー
ってクレジット付けとけばいいよ
873名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:43:16 ID:W4C9T1YH
>>829
読んでて気分悪いんでNGすっからわかりやすい注意書きたのむわ。
874名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:35:57 ID:kf3FKSMo
>>873 なんで気分悪くなるんだ?普通の良作じゃないかにゃ〜?
875名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:42:22 ID:1XEIqQ8x
感性は。人それぞれ。
でも。私が可愛い。というのは事実。
876名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 02:16:07 ID:vyohwac5
>>873
ネタを振ってもらった>832には悪いけど多分続きを書くことはない。
だって私もこんな黒いの私も好きじゃないものw

でも気が変わらない可能性もないので専用ブラを使っているならNGワードは>873が決めてくれ。
「健康と美容のために、食後に一杯の紅茶」くらいこのスレと関係ない言葉を頼む。
877名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 02:21:19 ID:sFXdt/DF
>876
おまえはヤン・ウェンリーかw

続きはともかく、多少黒くてもこの路線で全然構わんですよ。
878名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 03:52:39 ID:gjya07EB
日本語で喋らせなければよくね?
879名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 03:56:20 ID:gTTnB9Ux
言語機能取り上げ状態の一方さんじゃないんだから
880名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 05:14:44 ID:uMmMnGka
唐突に思いついたが、学園物禁書ネタって面白そうだよな。
原作中の学生はそのままで、魔術・科学サイド問わず学園物化させてみる。
インデックス・サーシャ…留学生
神裂…当麻達の先輩、何故か上条のクラスを訪ねてくる。
ステイル…不良少年。小萌先生に目を付けられている。
ローラ…古典教師。ただ、彼女の話し方を文法テストに書き込むと5点になる。
  
881名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 05:41:02 ID:uUFYrp/P
シェリーは美術
オルソラは古文
女王は体育
882名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 06:12:08 ID:Jlqeq3AC
アックアは体育
木原クんは物理
883名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 06:27:53 ID:uMmMnGka
アレイスター…校長。 
左方のテッラ…英語?(ガンパレの本田先生かww)
アニェーゼ・ルチア・アンジェレネ…中学生
アウレオルス…塾講師(そのまんま)
濃い面々だなあ…体育は男子担当アックア、女子担当は黄泉川か…
保健医に吉川。
884名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 06:49:30 ID:M8XhkPhd
何なんだ?その面白ネタはw
よし、頼んだぞID:uMmMnGka。言い出しっぺの法則、知らない訳じゃあるまい。
是非とも見てみたいって思う俺達の無垢(ピュア)な気持ちが、分からないなんて言わないよな?
885名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 07:55:40 ID:KHve4sP5
話ぶった切りでゴメン。
前にも話題には上ったかな?
禁書の巨乳ヒエラルキーってこんな感じ?

オリアナ>黄泉川>風斬>神裂>オルソラ=吹寄>五和>>>>>>>>>以下どうでもいい人たち
886名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 07:57:34 ID:v6/3WCb2
インデックスは上条さんのクラスメイトになるのか?
早弁して先生に怒られて、何故か上条さんに八つ当たりする姿が浮かんだ。
ところで、これってみんな同じ学校って事でいいのか?
887名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 08:10:25 ID:AdBgtECI
インデックスが高校生なら、もうニートとは呼べないな…
というか、原作準拠で居候中で、さらにクラスメートなら他のヒロインの勝ち目なさそう
888名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 08:28:55 ID:PWG7AtXb
エロパロで語るのだから上条さんは当然全員に満遍なく手を出しているわけだよな?
889名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 08:35:22 ID:7W8pgOf2
全員にフラグぶち立てて
始終エロい目に逢うが
本番前に必ず何かの邪魔が入って
「不幸だ〜!」

の路線もアリかとwww
890名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 08:40:16 ID:M8XhkPhd
>>885
オリアナ>黄泉川>風斬>>オルソラ=吹寄>神裂>>五和>>>>>>>>>以下どうでもいい人たち
上位3人・次点3人は揺るがないとは思うが、順位付け難しいね。神裂は服装の描写が強調されてるから、
大きそうに思うけど、肉弾戦主体だから過ぎると支障が出るんじゃないかなと思うんだが。

インデックスの原作準拠の立ち位置。う〜ん、ペットとしか思ってなかった。ゴメンよインデックスたん。
ハーレム展開ならAサイドさんが募集してたから、これはもしやピッタリ?
891名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 08:56:02 ID:hScoGHpT
>889
もしくは…全員妊娠 結婚を迫られる
「不幸だ〜っ」
ありかな?
892名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 09:05:21 ID:1XEIqQ8x
学園モノは結構前に本スレで出てたな
というか二次界隈では学園モノはよくあるネタだしねw
893名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 09:43:10 ID:NZWfy+nV
個人的には複数に手を出す上条さんは嫌いだなぁ。
なんか某氏ねキャラとかぶってしまう。
894名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 10:18:21 ID:4kyfu+UY
フラグを立てまくりでもルートは1つな上条さんが好きです
895名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 10:34:33 ID:R/qUHRJF
とりあえず、ぐだぐたリレー形式にするくらいなら
ヒロイン別ストーリーにして欲しいところだが>学園物
896名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 10:38:17 ID:1XEIqQ8x
エロゲの個人ルート突入してるっていう設定がやりやすいだろうね
ハーレムと言うか姉妹丼的なのは十分ありえると思う。
先にイかせたほうが勝ちみたいなのとかどっちも選べないなら二人一緒にとかよくあるパターンだし
897名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 10:51:43 ID:AdBgtECI
個人ルート…
つまり、転校生の鈴科百合子もアリだよな

あとは、学園都市には飛び級制度がありました、って設定があったら完璧
898名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 12:09:26 ID:uUFYrp/P
アイテムの面々もいるよだろ?
899名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 12:42:17 ID:W8mriOY1
>>894
まあ全然そう見えないんだけどもね
900前々スレの1改め旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/25(水) 12:51:48 ID:50tIqGN9
>>11に言われたので、2作目になる投下をしてみる。遅いけど。
多分非エロ? な小ネタ。
あと、ハンドル変えてみたり。
901旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/25(水) 12:52:47 ID:50tIqGN9
濃いの飲んでます。

禁書目録の場合
「……っ!? けほっ、けほっ!
 と、とうま! これすっごく濃いんだけどっ!?
 う、う〜っ、なんかノドにからみつくかも……」

御坂美琴の場合
「、っつ!? ん、ん、ん、っ……(ごくん)
 ……っあ、な、なんでこんなに濃いのよっ!?
 ……え。と、特製だからって、あんた何言って……っ!」

御坂妹
「ん、んっ……こくん。
 ……他と比較しても非常に濃いのでは?
 と、ミサカはデータをダウンロードしつつ味わってみます」

姫神秋沙の場合
「っ。こほ。こほ。
 ……これは。ちょっと濃すぎて飲みにくい。
 でも。嫌いにはなれない味」

神裂火織の場合
「ごほ、ごほ、ごほっ!
 な、なんですかこのどろっとした白いものは!?
 うう、ちょっと手にかかってしまったではないですか(ぺろっ)」

オルソラ=アクィナスの場合
「ん……んっ(こくん)
 ……ふう、すごく飲みごたえがあるのでございますね?
 こう、何か後味がくるのがなんとも(こほっ)……あ、あらあら」

月詠小萌の場合
「うぇっぷ!? けぷ、けぷっ!?
 な、なんですかこのすっごいのーこーを通り越したドロドロさはー!?
 あうー、ちょっと手や口のまわりにかかっちゃいましたー」

土御門舞夏の場合
「う、けふ、こほっ。
 ……うー、なんだぞこのすっごい濃厚さはー。
 ちょっと顔に飛んでしまったぞー」



「……ふーむ。なんというかやっぱり従来のモノと比べても濃厚で飲みにくいのね、この新商品『必殺濃厚美肌直結牛乳』は。あんたたちの知り合いにボイスレコーダーでレポート集めたかいがあるってものね。
 ……で、何を前屈みになってるの、そこの三バカ+αたち。」
「……い、いや、そういうオチとは思ったけど、連続で聞くと脳内で思いっきり誤変換されてしまったと上条さんは思うのですよ? とくにオルソラとか予想外すぎです」
「……にゃー、右に同じだぜい。どこでねーちんやらや舞夏のヤツに飲ませたとか言う前に脳内変換されてしまったにゃー……」
「あー、あかん、あかんよいいんちょー。ボクら健康な男どもにとっちゃ、そーゆー方向の魅惑に満ちたボイスは時として猛毒になってまうねん、マジで」
「……とりあえず、貴様らを粛正しておいた方がよさそうね。今すぐ」

「まったく、ちょっとしたレポートでしょうが、こんなもの。
 しかし、そんなに飲みにくいかしらねー、これ(ごくごくごくごく)
 ……ふーっ、でも慣れればそんなにくどくないのにねえ」
902旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/25(水) 12:53:38 ID:50tIqGN9
以上、小ネタでした。
エロに見えたら万歳。
あと、キャラのチョイスは適当です。
903名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 13:34:41 ID:Jlqeq3AC
ニヤッとした

GJして欲しければ他のパターンも考えるんださあ早く早くさあさあさあ
904名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 14:47:30 ID:jUpXWUpJ
なんだろう。脳内変換でエロイ方向に・・・orz
905名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 15:59:01 ID:r0o23KWB
ミーシャが気になるw
906名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 18:55:01 ID:sFXdt/DF
なんだかいまさら感もあるけど
>>876
そういう場合は「内容黒いよ」と一緒に「873は」とか「14-873は」スルー推奨と書けばいい。
907名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 10:23:22 ID:g7RX9ckN
>>890
一人忘れてました。
シェリーはネグリジェ姿から五和くらいですかね?
908890:2009/03/26(木) 10:57:35 ID:Wu+/7LlQ
>>907
どわぁ〜!?何なんだいきなり、時間差攻撃か?
よく分からんが、五和よりは大きいだろうと思う。神裂とドッコイドッコイなんじゃね?

しかし、止まったな。誰か学園物に手出して、今、書いてるんなら嬉しいんだが。そうじゃなかったら・・・
さあ、ID:uMmMnGka。ここまで盛り上がったんだ。言わなくても・・・いや、敢えて言ってやろう。
今、書いてるSSが無かったらGO!SS書いた事無くても始めりゃいいさレッツラGO!
「とある魔術の学園日記」、近日(次スレ、現スレでも可)放送開始だ〜!
909名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 14:09:10 ID:OPWpxijD
美鈴さんがメインを張るSSって今のところ1つ(8-782様の『美鈴さん』)しかないんですね。
エロくてボインな美琴って感じですごくよかったのでこのジャンルがもっと増えたらいいなあ。
910名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 16:44:21 ID:rqbjHzqI
酔っ払ってキス魔となる美鈴さん

という電波を受信した
911名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 17:06:43 ID:KkNfyzYa
>>910
いや、ソレ普通に原作にあるから。一方さんが被害にあいかけてるから。

>>908
もしかして、別の所でも同じ事言ったことないか?
とある場所で割りと執拗に学園パロ的なものをリクエストしている人がいたんだが。
ぶっちゃけ自分が読みたいものは他人に書いてもらうより自分で書いた方が楽だぜ。

因みに俺の場合、某所の影響でアウレオルス=保険医だったりするが。
912名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 17:11:04 ID:UynbSH84
実際に被害に遭ったSSが保管庫にあった気がする
913908:2009/03/26(木) 18:41:37 ID:Wu+/7LlQ
>>911
いや、ここが始めてだけど?って言うか、>>892が言ってたな。学園ネタって古いのか・・・・
それと、自分で書くのは、ちょっと今は無理なんだ。投下したSSの続き書いてるので手一杯だから。
自分の早く完成させたいが、余計な事書いてすぐ変質しちゃうから筆が進まない。現在、現実逃避中。
そんな訳で悪いが、必殺人任せをするしかない。まぁ、自分じゃ書けないだろうしね。
914名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 19:24:27 ID:y7mNedDm
>>905
そんなに天使が気になるのか?
915名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 19:54:30 ID:/9XIGJdG
それは垣根帝督さんのことですね?
916名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 20:22:16 ID:OPWpxijD
133の男のことか。
917名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 21:35:37 ID:KkNfyzYa
>>913
それは申し訳ない。
「お前のかあちゃんでーべそ」って言ったら「俺かあちゃんいねぇよ」
って返された並みの罪悪感だ。

そもそも禁書の成分の半分は学園物なわけだからかえって難しいんだと思う。
918名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:06:35 ID:MgJrQS+H
学園と聞いて、孤高の最強学生でクラスメイトからも遠巻きにされてた一方さんが、

「あなたってばお弁当忘れてたから、ミサカが頑張って届けに来てあげたの!ってミサカはミサカは胸を張ってみたり」
「高等部にくンなっつっただろォがクソガキ…!」
「だってせっかくミサカが早起きして作ったんだからってミサカはミサカは口を尖らせてみる」
「学食で済ますっつってンだろが」
「勿体ないから食べてよ食べてよってミサカはミサカは駄々っこモード!
 あ、折角だからミサカも一緒に食べていい?ってミサカはミサカは提案してみる…
 …ってあれ?どうしてミサカを引きずって教室の外に出ちゃうの?ってミサカはミサカは…」



という電波を受信した。
残念ながらエロにはなりそうにないからどっかでこっそり書く事にする。
919名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:15:44 ID:Wu+/7LlQ
>>917
いえいえ、こっちも自分書いてるの上手く行かないからって、ストレス発散で調子に乗りすぎた。
続き完成する迄、おとなしくしてようと思う。見せれるの、いつになるやら見当つかんのが困り物だけど。
特別スタッフ、変な内容(ふざけ過ぎ)なのに読んでくれてる人いるみたいだしなあ・・・・・それでは失礼。
920名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:24:31 ID:m8vhO7Jv
小萌先生の家に泊まりに行くたびに違う女の匂いがベッドからするのに気付くインデックス
921名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:26:42 ID:KfQzwNOT
>>920
むしろ小萌先生の家に泊まりにいくと布団から上条さんの匂いが……
922名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:06:50 ID:y7mNedDm
NTRキャラだな
923名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:50:37 ID:ri6xGT01
小萌先生の家に行けば布団から上条さんの匂いがして
上条さんの家で寝ればベットから違う女の匂いがする
逃げ場なしだな
924名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:22:03 ID:q8ff/V/v
上条さんは寝取り属性があったらもっと嫌われてたと思う。
なんだかんだで今のところ「○○が好きだったけど今は上条君」ってキャラ皆無だからな。
エロパロでこんなこと言っても詮ないが。
925名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:25:45 ID:IKH/p7BQ
固定の彼女or彼氏持ちのキャラっていないからなー
926名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:47:11 ID:6RMqLpwl
と言うか、普通の女の子には特に好かれてはいないのが上条さんじゃね?
深い傷を抱えた子、何かに苦しむ子に手を伸ばし続けるが故のフラグ魔人。

普通の男がちゃんと幸せに出来る子は、上条さんが助けに行くまでも無いわけで。
普通の男なんかお呼びじゃない、また救いの手の届かない「手強い女性」を惹きつけるものを持っている。
927名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:14:27 ID:M6wm7Nd7
じゃかクラスメートの女子の殆どにフラグを立てているのは何故?
クラスに在籍している女子は例外なく手強い女性なのかにゃ?
928名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:21:02 ID:JHgCK0Ab
>>927
本編でそんな描写あったっけ?
929名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:22:00 ID:6RMqLpwl
あれ?
立っていたっけ?
もっぺん読み直してみる。
930名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:50:38 ID:/nLnP2IM
吹寄が最後の砦的な発言から鑑みるとクラスの女子の大半は
上条さんに好意(恋愛感情かどうかは知らないが)を持っていると考えるのが妥当
931名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:54:45 ID:3R6iuCKq
吹寄が徹底ガードしてる内はまだ無事、という考え方も
吹寄が陥落れば後は芋づる式に、ってか
932名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:01:25 ID:5NGBjhCI
それは少し強引すぎる解釈な気が
933名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:05:03 ID:/nLnP2IM
というかwikiに書いてあるんですけどね
まぁその解釈をしても既に潜在的に皆好意を持っているってことになるし
934名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:06:47 ID:JHgCK0Ab
「天然たらしの珍獣」という扱いを受けてる感じはあるが
=クラス女子の好意を一身に受けているとは思えんかったなあ
俺が一通り読んだ限りでは、だが
935名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:17:07 ID:IKH/p7BQ
無類のお人好しってイメージなんじゃないかなぁ
後はトラブル体質
936名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:20:22 ID:D3JyzSUH
一身にとはいかなくても、何人かは好意的なんだろうな。
駄フラグだから、言い寄られてはいないんだろうけど。
937名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:20:42 ID:/nLnP2IM
ねーねー上条君ってよくなーい?
あーあのちょっと抜けてるところが可愛いよねー
そーそー守ってあげたくなるとゆーかぁ

みたいな感じじゃね。全員が全員ガチ惚れってわけじゃなかろう。
偽善使いとか言っちゃうくらいだからそれはもう他者に対して(不良など除く)は嫌われないように生きてきたとか考えられるし
938名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 03:02:26 ID:Ti3wmTbK
クラスメイト以上恋愛感情未満ってとこか?
939旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/27(金) 03:39:01 ID:lZ6CwIE8
こんな時間にコンバンワ。

>>903
>>905
ついでに>>907

よし、GJの為に投下しようじゃないのさ。
940名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 03:39:23 ID:I41HUV5F
上条さん最高っすw
941旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/27(金) 03:40:10 ID:lZ6CwIE8
濃いの飲んでます。続き



サーシャ=クロイツェフの場合
「……第一の解答ですが。
 非常に濃いです。
 意図せぬ濃度に思わず衣服に飛び散らせるほどに」

アニェーゼ=サンクティスの場合
「うえっふっ! ……こ、これは何ですか?
 こんなもん飲むヤツの気がしれねーですよ、本気で。
 ううっ、ちょっと服についちまったじゃねーですか」

ルチアの場合
「ぶっ!? えほ、えほっ!
 な、なんですか、この凶悪なまでにドロッとした白いモノは!?
 ああもう、下着まで染みこんでしまいそうじゃないですかっ!」

アンジェレネの場合
「んっ、んっ、んっ……(こくこく)
 ぷはあっ、なんというかすっごくドロドロでネチョネチョでグチャグチャですねー。
 ……え? あーっ! 口と手とあとなぜか髪がドロドロでネチョネチョでグチャグチャです!?」

シェリー=クロムウェルの場合
「うぶっ! な、なんだこりゃ!?
 一瞬何かの原液飲んでしまったと思ったかじゃないかっ!
 ……あーあ、服に……ん? この薄布と白濁液との重なり方は……!?」

オリアナ=トムソンの場合
「ん、んーっ(こくん)
 んー、こんなに濃いのっておねーさんはじめてだわん。
 ねえ、もっと出ないのかしらん?」

五和の場合
「っ、けぽっ!?
 こほ、こほこほっ! ううっ、女教皇から聞いていたのに油断しちゃいました……。
 ちょ、ちょっと鼻から出ちゃってますよ、ううっ、とても殿方には見せられません」

打ち止め(ラストオーダー)の場合
「けほけほけほけほっ!
 な、なにこの共通記憶に覚えのあるとっても濃い物体は!?
 ってミサカはミサカはあの人からの贈り物について文句を言ってみるっ!」



バキッ! グシャァッ!
「……で。このブッ壊したICレコーダーに入っていた、とくに最後のレポートとやらについて遺言はあるんだろうなァ、オイコラ」
「んー、なんというかちょーっと気になったもんで、俺の知り合い連中にもレポート取ってみたんだにゃー?
 いや、俺もここまで妖しいシロモノになるとは思ってもいなかったんだが……」
「しかし、なんというかこのコメントは……。ところで、最後の人の上位個体のレポートは……」
「……ふむ。こりゃたしかにノドにくるわね。(ぽたっ)
 あ、谷間に落ちちゃった」
「「「何?」」」(ギンッ)
「って、こっち見るんじゃないっ!」
942旗立て ◆qQTcB7TFkw :2009/03/27(金) 03:41:20 ID:lZ6CwIE8
以上。
今回はわかってるから、逆にどこまでエロく見えるかに重点をば。
あと、ついでに前の投下、ここの部分を訂正。

誤>あんたたちの知り合いにボイスレコーダーで
正>貴様らの知り合いにボイスレコーダーで
943名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 09:08:27 ID:e2AFoTxj
GJ!
っていうか髪にまでかかるってどんな飲み方・吹き方だ、アンジェレネw
944名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 09:11:46 ID:VYKgNtaR
GJォ
何気に最後の結標(?)が良かったョ
945名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 12:22:21 ID:oNYa9tnT
さらしに白い液体が…
946名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 16:29:59 ID:yMQcn1ON
黒子のがないだと……
947名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 22:01:10 ID:T0YTiL0Q
上条君の事件遭遇率は異常。

上条少年の事件簿
「イマジンブレイカーの名に掛けて!」
「犯人はオマエだ!その密室(トリック)を解き空かす!」
948名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 22:02:48 ID:V+WoZvT1
次スレの季節がやってきた
949名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 22:20:39 ID:eDD/Qm6K
上条さんVSルパンV世
950名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 23:14:46 ID:0oLjGNmk
次スレは>>1で950ってあるけどこの勢いなら980くらいでいいだろ
951名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:05:48 ID:/nLnP2IM
>>980超えたら勝手に落ちるんじゃなかったっけ?
952名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:13:02 ID:TuPV8kXp
>>950
お前が建てろよ
953名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 07:03:44 ID:0d6h7bfj
次スレ立ってるんだが宣言しないし誘導もしないとか酷すぎだぞ
954名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 07:41:51 ID:5uofE2Nn
とある魔術の禁書目録 15フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238177532/
955名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 12:04:16 ID:LHjSW3xT
その乙、俺がぶち殺す
956名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 13:10:04 ID:J/LvYF5n
>>954
乙です

>>955
殺してどうする
957名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 15:37:16 ID:TuPV8kXp
>>956

その冷静かつ的確なツッコミにミサカはミサカは戦慄を覚えたり!!

乙、って言ってみる!!
958名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:34:42 ID:uGUnGXbd
この流れなら、エロいAAで埋めてみようか?

              , -―‐<:丶:::/::::::::::::\
          〈 〈 ̄ ̄_ゝ-f勹, ニ二二二二勹
              \>'"´:::::::::::::`⌒丶:::::::::::∨'/    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ,’ <::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::\::::/'〈 ',  | か、神裂火織
       /::/`:::ー‐-::<:::::::::::::::: \:::::::マ__∧ , |  じゅうはっさいです?
.       /::/::::/:::::::::::::::::::: ̄:\:::::::::::ヽ:::::∨、::'、ヾ \
    ,‘ /::::::::::::::::::::::丶::::::::::丶、::::\::::::::::::::::|\::ヘ    |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ー=ニ:::: ;'::::::::{::::::::::::::\::::::::::::ヽ:::::\::::}:::::|::::::\\
    ; /::::::::::::::∧::::::::丶:::::\::::::::::::::::::二=-リ::::::::::::\二二二.\
    /イ::::!:::: / 八:::::ヽ:::\:::::ヽ::::::::∨::/::::人:::::{\::::::::::::::丶、 \\
     |八:::|::从ー-ヘ:::::ト<::\::∧:::::::∨⌒Y⌒^¨ ゙̄>、 ::丶:::\ \二二フ
    {.  、:::小代芝\| ィ弋芝癶';::::: | j/∧、   /   \:::\:::\  ’,
.     ヽ  〉:ハ::///////´ |::::::トイ リ }  {     ヽ:::::}丶\ }
      / \l八 〈      u | ::::| ' / /         ∨::::ハ:::ヽ
       i { |:::丶       /!:::::| / /    人      }`ヽ.ハ::::}  ;
      !    | :::::::ト、‘  つ イ\.';::::∨ /      ヽ }     \}:人 }
      !  ; | ::::::l >‐ ´  \二\∨: : : : : :'"-―∨ : .        |_ )
        } |:::::〈   \: : : : `ヽ: :\:、 : /:'´ ̄ `\: :       j |∧
      丶、 │::∧  ⌒ミ:、: :/    ヽ彡'´      :ヽ∠   /∧ }\
             |:::{.∧     :y′   //        . : Yニ二/ : ∨   '_
           |:::/::∧   〃    〃\      . : : : }⌒\.   |   }ノ)
              l/::/ |>、 {{     {: : : : .     . : : : /    `  j二二イ
        た  /::∧ |:::::ト匸',      、: : : : : : : : : : : /    _,, ァア´   レ′
       ゆ /::∧:::'. ヽ:{ ヽ::ゝ: : : . .  `ー<∠ _:_:イ二 ̄}工//    ,′
.         ん ,':::人::ヽ \\ハ:::::}丶、_: : : :_:_:_:_ノ__{{工/</     /
            {::{ {\\  ヽ}:ノ  / ̄\   \  ー-=<       /

……エロかなコレ。
959名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:45:14 ID:UHdVo32Q
エロいのか・・・?
960名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:49:30 ID:CGba+nNo
神裂火織さんじゅうはっさい……、





いいぞもっとやれ!
961梅ネタ エイプリルフール:2009/03/28(土) 19:09:54 ID:JqnEjsZk
「あれ? どうして眼鏡を掛けてるの? ってミサカはミサカはあなたの顔を覗き込んでみたり」
「大好きなオマエをしっかり見るために決まってンだろォが」
「……………え、ええっと? 聞き間違えたかもしれないからもう一度言ってほしいかもってミサカはミサカはお願いしてみる」
「これは、愛するオマエの全てを見逃さねェために付けてンだよ」
「…………はうぅぅっっ!? なになにナニ、何真顔でとんでもないこと口走っちゃってるの!? ってミサカはミサカはビックリしてみたり!!」
「俺がテメェに好意の言葉を向けンのがそンなに変かァ? 俺がオマエを好いて……いや、愛してることなンざ、とっくの昔に分かってるコトだろォが」
「す、好き!? アイ、愛してっ!? そそそそんなこと言われたらみみミサ、ミサカはとっても混乱しちゃうのですか!?」
「……ワケ分かンねェ言葉遣いだが、カワイイなァオイ。抱きしめたくなるぐらいに……」
「〜〜ッッ!? みみみみミサカはミサカは何かもうワケ分かんなくてオーバーヒート気味でドアに向かって駆け出してみたりィいいいいッッ!!」
「……なァンて全部嘘っぱち……、ってオイ! 誤解したままどこ行くンだテメェは!?」
962名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:14:42 ID:JqnEjsZk
まだエイプリルフールではないが、フライング気味にペタリだぜ
963名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:32:03 ID:UyzuD8jC
一方さんすげぇww
964名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 20:47:50 ID:J/LvYF5n
一方さんパネェっすww
脳内再生されたわ
965名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 21:33:03 ID:N7LQjGA/
GJww

自分の脳内ではエイプリルフールに打ち止めに「大っ嫌い!」と言われて
ガチ凹みする一方さんの図しか浮かばなかった。
966名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:25:02 ID:vTqfFIaG
>>965
嫌われちまった方があのガキのためじゃねェかと呟きながら自虐モードに入るんですねわかります
967名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:30:53 ID:UHdVo32Q
>>965-966
その図の方が思い浮かびやすいw
968名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:33:56 ID:N7LQjGA/
自虐モードって言い得て妙だなw
969名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:19:45 ID:nSzYsW+x
瞬間的に、壁に向かって体育座りな一方さんが思い浮かんだ
打ち止めが後ろからそっと抱きしめてあげればいいと思うんだ
970名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:32:45 ID:oGvMnKAm

「だからね、薬指にはめる指輪っていうのがミサカも欲しいのってミサカはミサカは言ってみたり」
「(ぶふっ)…ンな情報、誰に吹きこまれたァァァ!!!」
「え、ミサカネットワークで下位個体がみんなその話してたんだけど…ってミサカはミサカは首を傾げてみたり。
 そんなに大事なものなの薬指の指輪って、ってミサカはミサカは一般男性の見解を今後のネットワークの為に求めてみる。
 …あなたが一般男性っていうのはちょっと語弊がありそうだけど(ボソッ」
「あっち(黄泉川センセと芳川さん)に訊け、俺に訊くンじゃねェ」

「駄目じゃーん、小さい子の質問にはちゃんと答えないとー」
「そうね。その程度の一般常識も知らないとは言わせないわよ?」
「………お前ら楽しンでンだろオイ…」
「否定はしないじゃん」
「正直少しだけ」




「それで回答は得られたのでしょうか、とミサカ10980号は上位個体に問いかけます」
「…あと10年たって同じことが言えたら教えてやるって言われた、ってミサカはミサカは誤魔化されたことに憮然としつつお答えしてみる」




「ねぇあれって遠まわしにプロポーズ?」
「プロポーズじゃんね」
「そうよねプロポーズよねやっぱり」
「今からチビちゃんを予約しておくとはやるじゃん一方通行」
「もォ黙りやがれそこの大人二人ィィ!!!」(←自分の発言に絶賛大後悔中)



という電波を受信したんだが誰だよこんな電波発信したの
甘過ぎて何か書きたくなっちまったじゃないかどうしてくれる
971名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:39:26 ID:5tjPlNQw
書けばいいと思うよ
972名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:40:28 ID:kh0NvKGf
>>970
いいぞもっとやれ
973名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:45:39 ID:tohGBi79
>>970
さあ、早く続きを書くんだ
974名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:08:49 ID:nSzYsW+x
>>970
そ、その電波は……
薬指の指輪ネタを9割書きおわった俺が通りますよっと…

いいんだ、これはキャラ板に投下する予定だったものだ…
975名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:50:58 ID:oGvMnKAm
>>974
あんたの発した電波だったのかw
それでは丁重にお返しします、うっかり受信してしまって申し訳ない
976名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 02:07:03 ID:nSzYsW+x
こちらこそ、創作の邪魔をしてしまい申し訳ないです
>>971-973のためにも、書いてくださいお願いします

自分は一方さんスレに帰りますから
977名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 02:34:51 ID:6myG1xYs
埋め用に小ネタ
2レス予定
978小ネタ ある晩の一幕:2009/03/29(日) 02:35:54 ID:6myG1xYs
 ある晩、夕食を食べ終えた上条当麻とインデックスはリビングで寛ぎながら一緒にとあるテレビ番組を見ていた。
 その番組は学園都市のテレビ番組としては珍しく都市外で放映されている物で、オカルトやら超能力やらと言った不思議な能力を一緒くたにして検証や実演をする、季節の節目などで良くある特番だった。
 その中の一コーナーを見ていた時の事だ。
 画面の中では、催眠術師を名乗る壮年の男性がタレントの女性に対して催眠術を試みていた。しばらくすると術にかかったのか、女性の頭がゆっくりと垂れる。それから奇怪なポーズをとったり小さい頃の秘密の暴露など男性の指示の通りに動いていく。
 その様を見て床に寝そべりながら画面を見ていたインデックスが、ベッドに腰掛け同じく画面に視線を向けている上条に問いかけた。
 「とうまー。とうまは催眠術って信じてる?」
 「はい?」
 唐突な問いに、上条の口から疑問符つきの声が上がる。
 「だからー。今やってるみたいなのって本当に出来ると思う?」
 再度の質問を受け、上条はあまり深く考えずに答える。
 「どうかなー。これは所謂テレビのお芝居(おやくそく)だと思うし、学園都市の中には催眠使い(ヒュプノス)だっているけどそりゃ催眠術とは別の代物だしな」
 「ほう。つまりとうまは信じてないんだね?」
 「まーな」
 この返答を聞いてインデックスはうむうむと頷いた後、むくりと上体を起こして近くに積まれていた本の山から一冊の本を手に取った。
 「じゃあこの本は何なのかな」
 「ん?」
 インデックスが差し出してきた本は、『誰にでも出来る! カンタン催眠入門』と銘打たれた如何にもイカニモな本だった。
 「催眠術を信じてないとうまが、なんでこんな本を持ってるのかな?」
 ふっふーんと、どこか勝ち誇ったような雰囲気を漂わせながらインデックスが重ねて問うてくる。
 が、しかし。上条当麻にはその問いに答えうる回答を持ち合わせていなかった。何せ彼は今年の夏以前の記憶が無い、簡単に言うところの記憶喪失者である故に。
 「……えーと。こんな本持ってたかなー、なんて」
 とりあえず、誤魔化しに聞こえるような調子で真実を告げてみる事にする。
 「恥ずかしがる事は無いんだよ、とうま。年頃の男の子はこういう方面に興味を抱く物なんだぞー、って舞夏が言ってたかも」
 上条の返答を照れ隠しと判断したのか、インデックスはどこかフォローのような台詞を言ってきた。
 「ちょっと待てインデックス。お前の頭の中じゃどういう論理が働いてるんだ」
 「え、だってとうまは催眠術を使って色々な事を女の子にやらせるつもりだったんだよね?」
 「いやだから!! どうしてそんな結論に到るのかを説明していただきたいんですが!?」
 インデックスのあんまりにも飛躍した論説に、思わず声高に問いただしてしまう。
 「えっとね、きょうのお昼にまいかが部屋にやってきた時にね、こっちの本とかそっちの本とかを見て……」
 
 『上条当麻も所詮は兄貴の友達だからなー。きっとそう言う特殊性癖があるんだぞー銀髪シスター。でもだからってそれで上条当麻を批難しちゃダメなんだぞー。男ってのは多かれ少なかれそんな奴らだからなー』
 
 「……って言ってたんだよ。だからとうまがそんな秘めた欲望を持っていたとしても、私はとうまを卑下したりはしないかも」
 「……………………」
 こういう時は変に理解を示されるより普段のように噛まれた方が精神的に楽だなぁ、と思ったり思わなかったり。
 
979小ネタ ある晩の一幕:2009/03/29(日) 02:36:43 ID:6myG1xYs
 
 
 「でも、実際にこんな稚拙な理論で催眠術が出来るとは思わないんだよ」
 ちょっと心のステータスが透明に近いブルーに陥った上条を尻目に、件の本のページを捲りながらインデックスが言った。
 「確かに基本とか基礎からはそんなに外れてないんだけど、こんなので催眠術が掛けれたら苦労は無いかも」
 うん? と、インデックスの言葉を耳にした上条の頭に疑問が過ぎる。
 「なあインデックス。もしかして催眠術って元々は魔術(そっち)なのか?」
 「正確には魔術って訳でもないんだけれどね。催眠に関しての知識を記した魔道書だってあるにはあるんだよ」
 それはつまり、彼女の中にある10万3000冊の知識の中にも催眠術に関する知識が蔵されてることを意味する。
 「ふうん? 俺はてっきり科学(こっち)側の技術だと思ってたけど」
 学園都市のカリキュラムには催眠状態の脳にプログラムを叩き込むと言う項目も含まれる場合がある。そんな知識(記憶ではない)が頭にあった上条は、己の認識をインデックスへと告げる。
 「まー、魔術じゃないって言うなら俺にも掛かるのかも知れないな」
 右手をひらひらさせながら上条はインデックスに笑いかけた。
 何しろ彼の右手には魔術・超能力を問わずに無効化してしまう幻想殺しが宿っている。その手の異能は掛かる端からキャンセルしてしまうだろう。
 だが催眠術なら、それは技術であって異能ではない。
 「あーゆー風にヘンテコな事をするのは考え物だけど、それでも掛かってみたら面白いかもしれねーし」
 先程までTV画面に映っていたタレント達の奇行を思いながらも、そう考える。
 その彼の言葉を聞いて、そんな彼の願望を叶えてあげたいと感じたインデックスが提案してきた。
 「……じゃあ掛けてあげるよ、とうま!」
 
 十五分後。
 「……………………あれー?」
 上条当麻の眼前には、安らかな寝息を立てて横たわるインデックスの姿があった。
 「なんてお約束な……」
 よもや術者側が寝てしまう展開になるとはこの上条の目を持ってしてもわからなんだ、などと呟きつつ床に寝せたままにしておくのも忍びないので、インデックスの小さな体を抱き起こしてベッドへと運ぶ。
 「……でもこれって催眠術が掛かって寝てるのかねぇ?」
 ただ単に腹が膨れて眠くなった可能性も無きにしも非ず、って言うかその可能性のほうが高いんじゃなかろうか。
 そう言う思考に到った上条は、好奇心も手伝って彼女が催眠術に掛かってるかどうかを確かめて見る事にした。
 「インデックスさーん? あなたは今鳥ですよー。大空を羽ばたく鳥ですよー? さぁ、羽ばたいてみましょうか」
 眠るインデックスの耳元で囁く。言い終わるや否や、両手を上下に動かし始めるインデックス。
 どうやら本当に掛かってるらしい。
 (単純だなーオイ)
 そんな感想を抱くとともに、先程の番組の事を思い出す。
 この状態では質問にも嘘偽り無く答えるらしい。では、今から尋ねる質問にも明確な答えが返ってくるのではなかろうか?
 「おーいインデックス、羽ばたくの止めて質問に答えてくれないか」
 ピタ、と両手の動きが止まる。
 「インデックスさんや、あなたの好きなものはなんですかー?」
 何しろこの娘さんはどんな料理を出しても美味しい美味しいと言ってくるばかりで、これだけ一緒に暮らしているのに好物が未だにわからないのだ。
 食事を作る上での指針が聞ければいいなー、と。
 上条の考えとしてはそうだった。
 だが。
 「……ま」
 「…………え?」
 「とうま、が、すき……」
 返ってきた返事は上条の斜め上の更に上だった。
 両頬に熱を帯びてくるのがわかる。それはもう端から見て挙動不審が明らかなくらいにうろたえてしまう程に思考がテンパってくる。
 「あ、や、えーと……あ、ああ?」
 言葉にならない声が口から漏れる。
 
 その晩、上条当麻がどうやって風呂場にて眠ることが出来たのか。
 それを知る者はいない。
 
 (ふっ、紳士だな家主。だがあまりお預けを長引かせないでやって欲しい物だが)
 
 あ、一匹いた。
980名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 02:37:31 ID:6myG1xYs
いじょ
では再見っ
981名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 03:07:31 ID:SJ2SBnmC
GJ
982名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 03:21:30 ID:se9U3RvK
埋めネタにするには惜しい破壊力だw
983名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 05:00:48 ID:8bRpGt0B
この禁書のかわゆさを本編のBoFに分けてやってくれよGJ
984名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 05:28:31 ID:6zlFsO71
GJだ!埋めネタにしては面白すぎる…
985名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 09:27:32 ID:InyyzcK3
そうだ、インデックスって本来は
可愛い生き物だったはずだよな!
986名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 09:27:58 ID:KVPBwa8y
GJ
これを頑張って短編にさせるのだ
987名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 19:51:33 ID:QVEFX97K
埋めネタ

 とある噂の巨乳御手(バストアッパー)

 20XX年、春。学園都市にとある噂がまことしやかに囁かれる。
 ――曰く、"巨乳御手"は"幻想殺し"と対になっている、と。

「巨乳御手とやらは超気になりますが、手がかりが無くてはそんなの超どうしようもありません」

「胸なんか大きくなったって、肩が凝って邪魔なだけよ。それに、そんな噂よりもこの通販で売ってる……」

 多くの者達にとっては現実味の薄い噂だった。"彼"を取り巻く一部の者を除いては……。
 ――"幻想殺し"が彼の右手であるのなら。"巨乳御手"とは彼の左手ではないだろうか。

 ここに、彼を取り巻く乙女達は二つに分かれ、血で血を洗う争いが始まろうとしていた。

「イギリス清教を代表して、しばらく貴方を保護しに参りました」

 彼を護り己の立ち位置を守ろうとする者と。

「な、何なのよそのエロ女はーー!! やっぱ左手!? 左手なのね!? い、いやそれはどうでもいいから、さっさと私に付き合えーー!!」

 彼の左手の恩恵に与らんとする者。

「噂の真偽を確かめるためデータの収集に協力願います、とミサカはその左手にドキドキしながらにじり寄ります」
「残念だけど。お姉さんにはボウヤを追跡不可能な所まで逃がしてあげなきゃいけない仕事があるのよね」

「どうして貴女まで"巨乳御手"に手を出そうとしてるんですか!? 建宮さん達だって脚線美がどうのって褒めてるじゃないですか!!」
「どうせ、隠れ巨乳とか呼ばれていい気になってる貴女には分からないのよ!!」

「なんなんですかこの状況はーー!? 何で皆様わたくしめなぞを追いかけてらっしゃるのでしょうか!?
 右を向けば<妹達>(シスターズ)!! 左を向けば修道女達(シスターズ)!! あっちもこっちもシスターズ!!
 そして上からは腹ペコシスターが降ってきたーー!! 逃げ場が無い! 逃げ場が無い!! ふ、不幸だぁーーーー!!」

 数多の乙女達の思いが錯綜・衝突する一大スペクタクル巨編が、今――

「あの。私の場合。どちら側につけば。」

 ――幕を開けない。 
988名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 20:12:12 ID:oGvMnKAm
開けろよ!w
989名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 20:28:04 ID:hhanjbbW
あけないのかwwwwwwwさすが梅ネタwwwwwwwwwwwwww
990名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 21:07:24 ID:64xQi1Be
たのむ 開けてくれ
991名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:21:14 ID:uOBzU+Hj
開けてくれ。いや、開けてください。
992名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:26:06 ID:OdIo7F8q
埋めネタ

美琴と上条の立場が変わって黒子に「お兄様〜」と心酔されている電波がきた
993名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:27:15 ID:+fWof7zD
よかったな
994名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:46:49 ID:hhanjbbW
995名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:09:53 ID:zt2y8zos
次スレも賑わう事を願って埋め

996名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:29:26 ID:rZwPQPjR
催眠術は言葉の理解にVM実行みたいなプロセスが使われるのを利用して
「行動データ出力先を切り替える」ようなことをやるんだよな
997名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:45:40 ID:rZwPQPjR
うめ
998名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:45:42 ID:JbZwLMYr
うめっかー
999名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:46:19 ID:rZwPQPjR
うめ
1000名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:47:53 ID:n8DS5XWP
1000、とミサカは1000を宣言します
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。