日丸屋作品総合エロパロ5

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「……私の攻めはいかがでしたか?」
腕の中、先ほどの女王様の表情とはうってかわって、年齢相応な恥ずかしげな顔で彼女は微笑んだ。
この二面性が妙に愛おしくて、頬にキスを一つ。
「感想はノーコメントだ。
しかし、あんな事、どこで覚えたんだ?」
やっている最中から気になっていた疑問を口にする。
変態紳士であるイギリスの名前は出ていたから、彼は関係していそうだ。
だが、それだけでは説明がつかない。
「えっと……イギリスさんからいろんな道具をいただきましたし、日本さんにいろんな映像をお借りしました。
練習は……その、お兄さまに付き合っていただきました」
イギリスは予想はしていた。しかし、あの日本が手を貸したのか。侮れない。
そして……スイスが最近引きこもっている原因がわかった気がする。
冷や汗をかいている俺には気がつかず、乙女の表情でもじもじと言葉を続けた。
「お兄さまも最初は訓練ということで、快く承諾してくださったのですが、途中でどこかへいってしまいそうになったので縄で少々……
あ、私、縄の使い方もうまくにりましたの。今度、ドイツ様にも披露させていただきますわね」
「いや、結構だ」
「残念ですわ……でも、他にもいろいろ覚えましたの。今度もまた楽しみましょうね」

――嗚呼、暴走ロリ淑女はどこへ行こうとしているのか――
新たな頭痛の種を抱えてしまい、俺は頭を抱えるしかできなかった。
773名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:10:57 ID:W4HMuM/a
以上です。
教訓。純粋無垢は凶器になりえる。
……ごめんリヒ。暴走させすぎた。
774名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:25:09 ID:+MiARLes
GJ!すごくエロいのに大爆笑した!スwプwレーww
775名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:28:04 ID:L28d5Sgw
ブラボー!ハラショー!エーヤン!マンセー!、つまり万歳だ!
まさか、スプレーがこんなところで活用されるとは思わなかった
SMはあんま読まないんだけど、すんなり読めた
GJ
776名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:00:54 ID:r6XXXFga
リヒの始まりっぷりに感動したw
GJ!
777名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:08:40 ID:tiHg2Vqw
GJ!これはお兄様引きこもるわwwwwww
778名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:09:10 ID:kNEdHhfP
書くの早いなー、凄い
リヒたんも真面目なだけに真面目にお勉強したのですね


で、これも撮られてますよね
779名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:16:05 ID:9ZvR5iXJ
すっげええええええ!
GJ!GJ!GJ!!!!
あのスプレーネタ落としたものですがこんな使い方してくれて本望だよ!
GJ−ーーーーー
780プロイセン×ハンガリー小ネタ1:2009/04/10(金) 00:32:02 ID:ed+K7wRB
わっほい
リヒ祭りの最中だが、空気読まずにチマチマ書いてた普洪の小ネタができたから投下します

 ***

 窓から差し込む朝日が眩しい。
 特に用事もない日の朝はのんびりしたものだ。俺はぐっと背伸びしながら上体を起こした。
 あー、爽やかな朝が気持ちよすぎるぜー。
「うんん……」
 腰の辺りから小さく唸る声が聞こえてくる。白いシーツに包まったまま身じろぎし、茶金の長い髪がさらりと流れた。
「なに、もう朝なの?」
 ふわああ、と口元を手で隠しながらあくびするハンガリー。
 のろのろとした動作で起き上がろうとすると、体にかかっていたシーツが外れてふくよかな胸があらわになった。
 はっと意識を覚醒させたハンガリーは顔を真っ赤にさせてシーツを手前に寄せる。
「おいおい、今更だろ?」
 にやりと微笑んで頬を染めた顔を両手で包んでやりながらシーツの上からハンガリーの体の上に乗り上げると、あいつはふいと視線をそらせて耳まで色を変化させていた。
 ああ、もう、だからそう恥ずかしがらなくてもいいだろう?
 起き上がろうとしていたハンガリーの体を倒して、シーツ越しにその体温を感じる。
 お互いを隔てているのはその薄いシーツだけだ。昨夜はお楽しみだったからな。
781プロイセン×ハンガリー小ネタ2:2009/04/10(金) 00:33:54 ID:ed+K7wRB
 横になってもつぶれずに張った胸の頂点の桃色がわずかに透けて見える。
 頬から首筋、鎖骨の辺りをなぞって胸へ手を伸ばした。
 手のひらに収めきれないほどの乳房を揉みながら、乳首をつまんでシーツの上からぺろりとなめる。
「ぷ、プロイセン!」
 あわてて逃げようとするハンガリーをベッドにぐっと抑え込んで、いつの間にか起床していた俺の息子を太もものあたりに押し当てた。
 あわわわと口をぱくぱくさせるハンガリーからシーツを剥いで、唇を合わせて口を塞ぐ。
 舌を絡めながら胸への愛撫を再開し、もう片方の手は下半身に伸ばした。
 花弁をまさぐると、そこはすでに湿り気を帯びていた。
「こ、このっ、やられっぱなしにはならないんだから!」
 なぜか勝ち誇ったような顔をして見せたハンガリーがギンギンに覚醒した俺の息子を両手で掴む。
「うっ……」
 急な攻撃にさすがにひるんで体を固めると、ハンガリーはそのまま俺の股間に顔を埋めて息子の裏筋を根元から先端へとつうっと舐めあげた。
 亀頭を口に含んで俺を見上げるハンガリーの頭を撫でてやっているうちにだんだんと意識が遠のいていく。
 なんかもうすごく気持ちいい。
 ハンガリーが口をめいっぱい使って俺にフェラしてくれている。
 あのがさつで自分を男だと思い込んでいたこの幼馴染がずいぶんと丸くなったもんだ。
「あー、やばい、ハンガリー、ちょ、待て。出る出る、出るから。……アッー!」
782プロイセン×ハンガリー小ネタ3:2009/04/10(金) 00:34:51 ID:ed+K7wRB

 ***

「……という夢を見たんだ」
 くそっ、あと少しで挿入できたのに。
 そう悔しそうに舌打ちしたプロイセンを、ドイツはつぶれた豆腐を見るような目で眺めていた。
 兄さん、いい年こいて夢精した言い訳がそれなのか。


おしまい
783名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:41:49 ID:tiTw14SO
何このお祭わっほい状態www


プーは永遠の中2だな。
GJ!
784名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:44:24 ID:tiHg2Vqw
GJ!
プロイソス・・・
785名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:45:24 ID:FKudqROG
GJ!
不憫な奴めw
786名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:47:20 ID:HTeC8gft
まあ、実際はこんなもんだよなww
787名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 02:31:15 ID:f9U4JTCy
GJ!
生々しい夢だなプーww
788名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 03:20:39 ID:1OEaFLMr
亀だが>>737GJ!
密室に閉じ込める方式新しいな!
長期戦なだけに、普段ボキボキにされてる人やガチの人や認識されない人とかにも使えそうだ。
なんか無限の可能性を感じるんだぜ!
789名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 11:56:36 ID:EpHm8uJ+
ロリ女王様サイコー!!!
密室系なら逆レイプもアリだなと思う
790名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:39:46 ID:L14XPc82
リヒはお兄様相手に、どういう訓練をしたんだろう
791名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:43:10 ID:G8gi7UuQ
プロハンGJ!プロイセン日記かと思ったら夢オチw


独リヒもGJ!SM訓練もみたいが兄様がイニシアチブをとる初めての訓練がみたいぜ!
792名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 18:07:00 ID:g/e6le7K
GJ!!
793名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 21:29:03 ID:VDyH5AxU
すがすがしい痛さww
さすがはプロイセン
794名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:39:56 ID:qrXug6JP
プロイセンwww
悔しがる前にパンツ洗えwwww
795名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 23:18:51 ID:j743d5oX
そろそろ次スレかな?
796名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 23:56:40 ID:gq6++Rs7
479.5KBか
あとSS一本投下されれば次スレかな
797名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:07:37 ID:E2KbFJDY
テンプレ等意見ある人は今の内したらばで言ってくだされ
798名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:09:23 ID:8gg0C2zs
前から気になってたんだけど、
保管庫って更新って
このくらいのペースが普通なの?
799子ギリ×子ハン:2009/04/11(土) 00:44:50 ID:c1KxchKX
じゃ埋め子ネタ投下させてもらいます。
同居時代のちびギリとちびハンとトルコ父ちゃんの一夜。

月の明るい夜。
トルコは今日もお気に入りの女と閨を共にしていようとしていた。
「は〜〜今日も一日ガキの子守りでヘトヘトだ。おい、悪ぃがちょっと腰を揉んでくれぃ。」
「はいはい、今日はちびさん達と何やってらしたの?」
「あ〜〜ギリシャはなんか剣とか持たしてもぼけ〜〜〜っと「ん、あ、猫・・・」とか言って突っ立ってるだけだろ?
 ハンガリーは逆に剣を振り回して大暴れだ。ふつー逆だろうよ・・・あいつらチビだから中腰で相手したらもうw」
「ふふふ、お父さんみたいね。」
薄明かりの中、トルコの腰をもみながら女は柔らかく微笑む
「・・・うるせえ。」
バツが悪そうにトルコは言うと女の夜着の裾に手を突っ込む。
器用に手を動かし、女の足を開かせる。
「腰が痛いんじゃないの?」
「もう大丈夫でい。」
トルコがいざ女の中心へと顔を寄せようとした瞬間、
「うぎゃああああああん!!!!!」
闇夜をも切り裂く・・・程ではないがギリシャの泣き声が屋敷に響き渡った。
「!!?な、何だあ!?」
慌ててトルコは自分の部屋を飛び出す。
部屋の外に出れば泣きじゃくるギリシャが子供部屋から出てきた所だった。
しかも何故か上半身がベタベタに濡れている。
「どうした?ギリシャ!寝小便たれ・・・何で上が濡れてるんだ?」
トルコは駆け寄ってギリシャに問いかける。
「ハンガリー・・・」
「ハンガリーがどうしたよ?」
ふとつんとした匂いが鼻を衝く。
「寝てる時に・・・いたずらしたらおしっこ・・・飛ばされた。」
「・・・(こいつ潮吹かしたか・・・)お前、これ初めて悪戯やったのか?」
「ううん、4回くらいした・・・でもこんなになったの初めて・・・
 足の間の穴、俺ない・・・気になって指入れてぐりぐりした・・・
 そしたらびゅーっておしっこ・・・」
ガキの癖してなんちゅうテクじゃと言いたいのを堪え、取りあえず女を呼びギリシャを風呂に入れさせた。
800子ギリ×子ハン−2:2009/04/11(土) 00:46:58 ID:c1KxchKX
子供部屋を覗くと幸せそうな顔でハンガリーは寝息を立てている。
夜着の裾が全開になっているし大股開きなので下半身丸見えだ。
ため息をつきながら裾を治し、布団をかけ直す。
「お風呂の途中で眠っちゃいましたわ。」
ギリシャは女に抱かれて寝息を立てている。
ハンガリーの横にそっと下ろし二人は部屋を出た。

「じゃあ大人は続きだな。」
にっとトルコは笑うと、女の首筋に口づけを落とす。
時間をゆっくりかけ、鎖骨から首筋を舐め胸をやわやわと揉む。
「は・・・ぁ、ふ・・・」
女の声が艶めいて行く。
この瞬間がトルコは好きだった。
寝台に二人倒れ込み、トルコは女の秘部を舐め、女はトルコの猛りを口に納めようとしたその時、
「うわああああああああああん!!!!」
二人ともぐしゃっと崩れる。
今度はハンガリーの泣き声だ。
「こ、今度は何でい!!!!!」
そう言って下履きだけ履いてトルコはまた部屋を飛び出る。
子供部屋に入ればハンガリーがグズグズと寝台の上で泣きじゃくっていた。
「ハンガリーどうし・・・!!!!!」
そこには顔にべったり白いものを付け泣いているハンガリーがいた。
「・・・!!!!(顔射かよ・・・)」
思わず後ずさりする。
そしてその横には夜着をはだけさせ、熟睡しているギリシャがいた。
まだはだけた夜着の裾から、子供のものながらも元気よく立ち上がっているのがみえた。
どうやらガキ同士の強姦では無さげだったので一安心だった。

「・・・お前ギリシャに悪戯したのか・・・?」
顔が引きつるのを何とかこらえながらトルコはハンガリーの顔を拭きつつ訊ねた。
「布団とられて目覚めた、そんで布団取り返したらギリシャのちんちん見えたから・・・」
「見えたから何したんでい?」
半ばあきれ顔になりつつトルコは原因究明のためハンガリーに問う。
「俺にはいつ生えてくるかなーいいなあ〜と思って触ってたら小便みたいなのびゅーっって出てきた・・・」
「・・・お前ら・・・」
トルコはくらくらした。
相手は子供だ。倒れ込みたいのも怒鳴りたいのもこらえた。
暫く逡巡し、トルコは答えを出した。
「おめえら今日から別の部屋で寝ろ。」
「なんで?」
邪気の無い目でハンガリーはトルコを見る。
「いいから別の部屋用意するからそっちで寝ろ!!!わかったな!!!!」
「なんでーーーーーー!!!?」
「それはギリシャは男でお前は・・・」
途中まで言いかけて口をつぐむ。
ハンガリーは女。その事実を知っているはまだ少ない。
(まだ教える必要はないよな・・・)
「まあ部屋をやろうってんだ、素直にもらっとけ、な?」
何とか言いくるめハンガリーを別の部屋に連れて行く。
寝かしつけ自室に戻ると待ちくたびれた女はすうすうと寝息を立てていた。
トルコは泣きたいのをこらえ、女の隣に潜り込んだ...。

おわり。

801名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:01:47 ID:SKDCUaVT
GJ!!!!!!
802名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 01:12:24 ID:E2KbFJDY
ブラボー
803名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 02:11:49 ID:cevPCOeZ
ちび達可愛い!
ありがとう。
804名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 10:27:03 ID:ZucXRoHl
超萌えた!
滾りすぎたのでちょっとギリハン書いてくる
805名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 13:14:13 ID:5fNL4L6s
ちびいいな可愛すぎるぜ
滾ったので希洪で母乳プレイ書いてくる
806名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 13:18:33 ID:xeKawERp
ちびぎりとちびがりーかわえええ
ハンガリーさん幼少期の妄想がやめられない
トルコどんまい
807名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:24:14 ID:lBiBs8Zn
GJ!二人とも可愛いな!
>508
母乳プレイ楽しみにしてる
808名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 17:23:58 ID:YmoxMs+x
ハンガリーのお子様時代は妄想の宝庫だよなぁ。
ギリシャ、プー、トルコと美味しすぎる。
で幼馴染み昔話しててやっちゃうギリシャ×ハンガリーでそれを見てボコボコにヘコむプーと貴族受信。
809名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:16:12 ID:TWR1tYy8
突然ですが、英リヒよくね?を伝えにきました。
サッカーネタでバカエロです。
810変態紳士と未熟な淑女(1/5):2009/04/11(土) 20:16:41 ID:TWR1tYy8
 ピ─────!
 試合終了。高らかにホイッスルが鳴り響き、盛大な歓声があがる。イングランドvsリヒテンシュタイン戦は、2-0でイングランドの勝利で終わった。
 イギリスは試合の高揚もそのままに、予想外に堅実なプレーをみせたリヒテンシュタインへと足を向ける。
「いい試合だったな、リヒテンシュタイン」
「はい。私のような格下のチーム相手に真剣に戦ってくださってありがとうございます」
 荒い呼吸を整えながら、にっこりと答える。
「よろしければ、ユニフォームを交換して頂けませんか」
「ああ、もちろん」
 好試合を戦った相手である。歓迎こそすれ、断る理由などない。
 リヒテンシュタインはイギリスの返答に嬉しそうに表情を輝かすと、その場でユニフォームに手をかける。ユニフォームを脱ごうとする勢いで、下に着ているキャミソールまでめくられ、真っ白な腹に小さな臍がちらりと見えた。
「ち、ちょっと待て!」
「はい?」
 イギリスが慌てて制止すると、きょとんとしてリヒテンシュタインが動きを止める。
「その、ここで脱ぐのはまずいと思うが」
「そうですか?ユニフォームの交換はその場でするものだと理解していたのですが」
「いや、へそが見えて…じゃなくて…あー、そう、淑女がこんな大勢の前で必要以上に薄着になるのは良くないぞ」
 イギリスがとっさの思いつきでそう言うと、リヒテンシュタインはハッとして頬を赤くすると、恥じ入ったようにうつむいた。
「まぁ…私ったら。試合があまりに楽しくて、調子に乗りすぎていたようです。お見苦しいところを見せて申し訳ありません」
「い、いや構わない。ここじゃあれだし、控え室で交換するか?」
「はい。それではぜひ私の控え室にいらしてくださいまし」
 チーム内で唯一の女性である彼女は、控え室として小さな個室を与えられている。人目を気にせずユニフォームを交換するには最適だろう。イギリスもうなずいた。
 それにしても、とリヒテンシュタインが口を開く。
「イギリスさんは本当に紳士でいらっしゃいますのね」
 尊敬のこもったまなざしを向けられ、イギリスは思わずドキリとする。それを誤魔化すように、素っ気なく答えた。
「ま、まぁな!」


811変態紳士と未熟な淑女(2/5):2009/04/11(土) 20:17:02 ID:TWR1tYy8
 イギリスの一歩前を歩き、リヒテンシュタインが控え室へ案内する。彼女の後ろ姿を眺めながら、イギリスは妙な居心地の悪さを感じていた。
 前を歩く少女を見やる。汗で首筋に張り付いた髪の毛。一歩進むたびに鼻腔を刺激する、汗と、少女特有の甘い香り。それらのすべてが彼を落ち着かなくさせる。
「ここですわ」
 リヒテンシュタインは扉の前に立つと振り返った。ソファとテーブルが置いてあるだけの小さな部屋だ。促されるままに部屋へ入ると、パタンと扉が閉じられる。
(し、しまった。これこそまずいんじゃないか!?)
 今更になって、狭い部屋にふたりきりになるという状況に気付いて慌てる。
(もし妙な雰囲気にでもなったら…)

───イギリスさんは本当に紳士でいらっしゃいますのね。

 ふと先程のリヒテンシュタインの言葉がよみがえる。
(そ、そうだぞ、俺は紳士なんだ。変なことになるはずがない!)
 落ち着け、冷静に、と心の中で呟く。
「イギリスさん?」
 何やら一人でぶつぶつ唱えているイギリスを不審に思ったのか、リヒテンシュタインが声をかける。
「ああ、すまない…」
 我に返り、リヒテンシュタインを見やると───そのまま固まった。
 繊細なレースの白いキャミソール姿で、不思議そうに小首をかしげながらユニフォームを差し出している。上目遣いが実に悩ましい。
 が、最大の問題はそこではない。
(ブラジャーをつけていない…だと!?)
 平らな胸元の、ささやかな小さな突起がそれを物語っている。
 この年頃の少女は皆ブラジャーをつけているものではないのか。どういうつもりなんだ!?とイギリスは激しく動揺していた。
 そのため、次のリヒテンシュタインのセリフに平常でいられなかったのは、仕方のないことだったのかもしれない。
「イギリスさんもはやく脱いでくださいまし」
「ぬ、脱げだと!?そんな可愛い顔して大胆な…!」
「えっ?」
 気が付くと、イギリスはリヒテンシュタインを強く抱きしめていた。もう我慢がならない。
 その首筋に顔をうずめ、思い切り少女の匂いを吸い込み、ささやく。
「きみがいけないんだぞ…!」
 強く首筋を吸われ、リヒテンシュタインが悲鳴をあげる。
「イギリスさん、なにを…!?ユニフォームを交換してくださるのではなかったのですか…っ」
 イギリスの動きがピタリと止まる。
 ユニフォーム。交換。
(しまったぁぁぁぁぁ!そうだったぁぁぁぁぁぁ!!)
 本来の目的を思い出して慌てる。だが正直にいって、走り出した衝動はいまさら止められそうにない。
(どどど、どうする!?)
 リヒテンシュタインを抱きしめたまま固まるイギリスに、目のはしにうっすらと涙を浮かべながらリヒテンシュタインが問う。
「いけないとはどうしてですか?私はまた、何か粗相を致しましたか」
 問いかけられ、わずかに逡巡したあと、覚悟を決める。
「…そうだ。きみは淑女らしからぬ行動をした。だから紳士たる俺が指導してやる」
「そうでしたの…大変失礼致しました。さすがはイギリスさんですわ」
 納得した様子で頷くと、ではどうぞよろしくご指導くださいまし、と微笑んだ。


812変態紳士と未熟な淑女(3/5):2009/04/11(土) 20:17:57 ID:TWR1tYy8
「まず第一に。親しくない男と個室でふたりきりになってはいけない」
「でも、これはユニフォームを交換するためですわ。イギリスさんご自身も賛成してくださいました」
 向かいあったリヒテンシュタインが、冷静な意見を述べる。
「うぐっ。俺は紳士だからいいんだ!俺だからよかったが、そうでない場合──」
 ぐっとリヒテンシュタインの細い腰を引き寄せ、強引に上を向かせると形の良い唇に口付ける。
「あっ」
 驚いて唇が開いた隙を逃さず、イギリスが舌を差し入れる。
 逃げようとするリヒテンシュタインの舌を絡めとると、優しく、しかし執拗に蹂躙する。彼女の体の強張りがほぐれ、イギリスの舌の動きに己のそれを合わせてきた頃合いを見計らって唇を離す。
「──こういう真似をされても文句は言えない」
 リヒテンシュタインは、心地よい刺激が突然消えたことにハッとし、続きをねだるように薄く開かれた唇を慌てて閉じる。
「は、はい。勉強になります」
 素直な返事に、真面目な表情を取り繕ってイギリスは頷く。
(なんて純粋なんだ)
 内心にやにやが止まらない。
「次に、親しくない男の前で薄着になってはならない。あまつさえ、ブラジャーをつけずに過ごすなんて淑女失格だ!」
「そんな…お兄さまがブラジャーはまだ早いと…」
(スイス!お前の趣味かぁぁぁぁ!!)
 このシスコンむっつりスケベが!と心の中で罵りながら、キャミソールごしに小さな果実をつまむ。
「きゃあ!痛いです、イギリスさん」
「そうだろう。ブラジャーをしていないからこうなるんだ」
 リヒテンシュタインがはい、と返事すると同時に下からキャミソールの中へ右手を入れ、あるかないかのささやかな膨らみに直接触れる。
「あぁっ、お止めください!」
「薄着をするからこんなに簡単に触られてしまうんだ。リヒテンシュタイン、きみが悪い」
「わかりました、わかりましたからお手を止めてくださいまし…!」
 イギリスの手はただ触れるだけでは飽き足らず、小さな突起をくりくりと弄りながら胸をこね回している。キャミソールをめくって胸をあらわにすると、反対の胸へ顔を近づける。ちゅうっと吸い付くと、ちろちろと舌先で転がし、甘噛みをする。
「はぁ…っ…やめて…私、おかしくなりそうです…」
「男にそういう表情を見せてもいけないぞ、馬鹿な男がつけあがるからな」
 真っ赤に頬を上気させて、リヒテンシュタインは懸命にふるふると首を左右に振る。
「イギリスさんが…ぁうっ…そうさせているのですわ!」
 しかし、リヒテンシュタインの必死の抗議をイギリスはあっさりと受け流す。
「俺は紳士だからいいんだ」
 なんて便利な言葉。紳士って素晴らしい。
 もはや恐れるものはなにもないイギリスは、調子に乗ってリヒテンシュタインの下腹部へと手を伸ばした。
「きゃあぁ!そこはダメです…!!」
 ぬるり。短パンごと下着の中へと手を滑り込ませると、そこは多量の蜜であふれていた。
「うわ、すごい濡れてるな」
 思わず感嘆の呟きをもらすと、リヒテンシュタインが悲痛の声をあげる。
「お許しくださいまし…気が付いたらこんな…」
 ほろほろと涙を流しながらイギリスへと許しを請う。その様子にさすがにイギリスもほんの少し罪悪感を感じた。
 だから、できるだけ優しく言ってやる。
「いや、いいんだ。これは俺を受け入れるために溢れているんだからな」
 安心していいぞ、と軽く額に口付けてやる。
「イギリスさんを…?」
「そう、俺を受け入れることで立派な淑女へと成長できるんだ。だから怖がらないで、俺にすべてまかせればいい」
 淑女としての自分を否定されつづけて自信を喪失していたリヒテンシュタインは、イギリスの優しい言葉にすっかり感動してしまっていた。
「ありがとうございます、イギリスさん。…すべて貴方の仰せのままに」


813変態紳士と未熟な淑女(4/5):2009/04/11(土) 20:19:36 ID:TWR1tYy8
 抱き上げたリヒテンシュタインをソファへと押し倒す。その姿に衣服はすでにない。
 リヒテンシュタインの足の間に体を滑り込ませると、イギリスは己の分身を彼女の秘所へとあてがう。
「ひ…っ」
 初めて見るそれに思わず息を呑み、体を強張らせたリヒテンシュタインに優しく口付ける。
「最初は苦痛かもしれないが…俺を信じてくれ」
 そういうと、一気にリヒテンシュタインを貫いた。
「ああああぁぁぁっ!!!」
「く…っ」
 リヒテンシュタインは、体の中心を引き裂く痛みに涙をぼろぼろとこぼしながら、自分の口を両手で押さえて悲鳴を飲み込む。
「す、すみませんイギリスさま。私は大丈夫ですわ」
 イギリスを信じきったリヒテンシュタインは、そうやって健気に痛みに耐えていた。
「リヒテンシュタイン…」
 イギリスの胸に浮かんだのは、限りない感動だった。
(あぁぁもう純粋すぎるだろう!スイス、俺はお前に名誉勲章を授けたい!お前はよくやったよ!)
 実際にそんなことをすれば並みの報復では済まされないだろうが、そんなことはどうでもいいことだった。この感動を目の前の少女にぶつけるほうが大事である。
「あぁ…愛してるよ、俺だけの淑女」
 蕩けるような微笑みで囁かれ、リヒテンシュタインもゆるゆると微笑み返した。
 イギリスはゆっくりと腰を引き、やはりゆっくりと腰を押し付ける。動きにあわせて息を詰めては大きく吐き出し、リヒテンシュタインはそれを受け入れる。
 少しずつ速度を速め、リズムをかえて動くうちに、リヒテンシュタインの表情に変化が出てくる。
「あ…、はぁ…ん…」
 小さな甘い吐息が漏れ始める。耳元へと唇を寄せると、耳たぶを舐めながら囁く。
「どうした?声が出てるぞ」
「あんっ…勝手に…出てしまうのです…っ」
 先ほどのように手で口を塞ごうとするのを、すばやくイギリスが掴んで止めて意地悪く笑う。
「もっと聴かせてくれ」



「あうっ…んぁ…っ…あぁん!」
 小さな部屋に可憐で淫らな嬌声が響く。腰を押し付けてぐりぐりと回してやりながら、小さな胸の頂点をいじってやれば、ますます鳴き声は増していくばかりだ。
「だめ、ダメですイギリスさぁん!やぁっ、それ以上したらぁ!」
「ははは…っ、胸、弄られるの好きなんだな」
 きゅっと摘んでやるだけで、リヒテンシュタインの内部はイギリスをぎゅうぎゅうと締め付けてくる。ただでさえ狭いのにこうも締め付けられると、イギリスもたまったものではない。
 リヒテンシュタインを思うままに乱れさせているつもりだったが、結局は自分も限界に追い込まれていた。自然と腰の動きが激しく、速度を増していく。
「ああっ…もう、もう限界ですっ…おかしくなっちゃいそうです!」
「いいぞ…おかしくなってしまえ!」
 勢いにまかせて叫ぶと、ひときわ強くリヒテンシュタインの最奥へと腰を叩きつける。
「やぁぁぁぁぁっ!!」
 リヒテンシュタインの悲鳴に近い嬌声にわずかに遅れて、イギリスも彼女の中へと欲望を解き放った。


814変態紳士と未熟な淑女(5/5):2009/04/11(土) 20:20:00 ID:TWR1tYy8
「イギリスさん、今日は本当にありがとうございました」
 私の知らないことばっかりでしたわ、と頬を染めてリヒテンシュタインが言う。
「いやいや、お礼を言われるほどのことは」
 一方的にいい思いをしただけのイギリスは朗らかに笑って答える。
「お兄さまに今日のことをお話して、イギリスさんがどんなに素晴らしいかお伝えいたしますわ」
「え゙っ」
 途端に真っ青になってイギリスが固まる。やばい…全身を冷たい汗が滝のようにだらだらと流れ落ちていく。
 イギリスの様子に気付かず、にこにことリヒテンシュタインが続ける。
「きっとお兄さまも感動して貴方に感謝なさるに違いありません」
「それは絶対ない!!」
「え?」
 思わず反射的に返事をしてしまった。あわあわと言い訳を探す。こういうときはどうすればいいか。
「いや、そのだな、信じていた妹が他国の前で淑女らしからぬ振る舞いをしたと知ったら、スイスはどう思うだろうか」
「それは…きっと落胆なさると思います」
 言われて初めて気付いた、というようにしゅんと肩を落として答える。よしよし。
「俺としてはきみがスイスに怒られるのは本意じゃないんだ。だから今日のことはふたりだけの秘密にしないか?」
 俺の指導を受けてからのきみはなかなかの淑女だったし───ととどめに付け加える。
「まぁ…!なんてお優しいんですの!」
 リヒテンシュタインの顔がぱぁぁっと輝く。すると、少し悩んだ様子を見せた後、思い切ったように言った。
「でしたら、お願いがございますの。よかったらお兄さまに内緒で、また淑女への手ほどきをして頂けませんか」
(うわぁぁまじか!?)
 これは正直予想外だった。恐るべき純粋さである。
「お兄さまには日々大変お世話になっております。せめてそんなお兄さまに恥じぬ淑女になりたいのです」
 お願いします、と丁寧に頭を下げられてイギリスは非常に困惑していた。
(こ、これは美味しい…いやでもいつまで真実がばれずに済むか…)
 危険な提案だ。だが…。
「…わかった、いいだろう。なんたって俺は紳士だからな!」
 誘惑に負けた瞬間だった。
「ありがとうございます、イギリスさん!これからはビシバシ扱いてくださいまし」
 扱くのは俺のアレだけどな!と思いつつ、これからどんなことを教えて行こうか早くも楽しみでしょうがない変態紳士なのであった。


 彼らがスイスに知られずにどこまでこの関係を続けられるか───それは神のみぞ知る。
815名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:20:25 ID:TWR1tYy8
以上です。SS書くのは初めてだったので文章がおかしかったらすみません。
終盤は息切れ…もっと変態紳士になりたいです。
816名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:54:48 ID:BZQvUPXL
GJ!紳士ってこんな便利な言葉だったのですね!イギリスちょっとこっち来ようか…
817名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 20:57:08 ID:gM4U0M5B
【スイスに通報しますた☆】
818名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:05:13 ID:VmAFPt8r
初投下GJ!イギリヒ新鮮だ。

ところでもう499KBまでいってるからスレ立ていってくるぜ。
したらばにも意見出てないからテンプレ現状維持でいきます。
819名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:11:12 ID:VmAFPt8r
立ててきた。
テンプレコピペ失敗した。>>1>>2をいっしょくたにしてしまった……
次スレ立てるとき修正お願いします。
ちょっとゼダーンされてくる
820名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:26:12 ID:4v8nJbzF
ををっ、リヒ可愛ぇ〜
紳士うらやましすぎ

>>819
乙。
セダーン回避に、科学兵器なイギリス製スコーンをもっていけ。
821名無しさん@ピンキー
まだ行けるか?
イギリヒは新しいな!GJ!
取り敢えず皆で兄様にダショーンされてくればいいさ!

しかしこのスレではウク、リヒ台風すごかったなー