森ゆきえ作品でエロパロ#2

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1名無しさん@ピンキー
ここはマーガレットにてブレイクカフェを連載中の森ゆきえ先生のエロパロスレです。

めだ学、そん彼、カムエブなど、その他の作品も大歓迎。
ブログネタもOKです。
SS、イラストなんでもどうぞ。

以下注意事項
・誹謗中傷厳禁
・荒らしはスルー
・カップリングは明記
2前スレのSSを貼っておきます:2009/02/28(土) 12:14:26 ID:G3NejFhR
イルカ先生×浅瀬先生1


絡み合った体が、お互いの熱を伝え合う。
ここは保健室。
二人はもうすぐ結婚するということを田中先生たちに先日伝えた。
今はまさにお互い熱いときなのだ。ふいに二人きりとなると
ついここが学校であることを忘れてしまう。
今日もたまたまここで…というだけだ。
ベッドの上に半分服のはだけた浅瀬先生の瑞々しい肌の上を、ぎこちなくイルカ先生の舌が滑っていく。
「ぁ…っ」
浅瀬先生は啄ばまれるようなキスに、首を振る。
まだ触れもしないうちに、太腿の間がひどく 濡れていた。
「す、すみません…痛かったですか?」
慌ててイルカ先生が、桜色の頂点から唇を離す。潤んだ目が視界に入った。
「…大丈…夫、つ…続け、て…っ」
既に何度も体を繋いだというのに、未だに生娘を相手にするように大切に扱って くれる。
イルカ先生は今どきの若者のとしては異常なほどまじめな性格だ。
「涼子さん……」
「あっっ…!は…あ…あぁ…っ」
イルカ先生の指が、浅瀬先生の体の中心に触れる。溢れた熱が、彼の指を包む。
ゆっくりと胎内を掻き回すと、それに合わせるかのように浅瀬先生の腰が揺れる。
「ん…ねえ…、もぅ…」
「ダメです…もう少しちゃんと濡らさないと…また痛いですよ?」
真顔でイルカ先生は言ってのける。
「ね…お願い…もう…、ぁ…」
限界に近づきかけた浅瀬先生が懇願する。
普段とすっかり立場が 逆転してしまっている。
「…じゃぁ、少し待ってて下さいね」
イルカ先生はにっこりほほえみながら
長い指で浅瀬先生の頬をなで、そして今までの彼とはうってかわって
力強く突き上げた。
3名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:15:13 ID:G3NejFhR
イルカ先生×浅瀬先生2

「あぁっ…!」
「…くっ…」
相変わらずの熱さと締めつけのきつさにイルカ先生は思わず呻いた。
最初の頃なら、これだけで果ててしまっただろう。
幾度か体を重ねて ようやく自制がきくようになってきたと思う。
胸の下で浅瀬先生が喘いでいる。
熱っぽく潤んだ目で真っ直ぐに見返している。
「イル…カ…っあ…ぁ、ゃん…」
浅瀬先生は静かに喘ぎながら、男の腰に脚を巻きつけた。
イルカ先生のの動きに合わせ あるいは負けまいとするように、自らも腰を振る。
「…っ…、もう…出しちゃっても、いいですか…?」
「いいわ…っ、私も…もぅ…」
律動が激しさを増す。肉を打ちつけ合う音が保健室に響く。

「・・・・・・!」
「ぅっ…!」

動きは止まり二人の激しい息遣いのみが響く。
イルカ先生はまだ引き抜こうとはせずに
いつもの笑顔でやさしく浅瀬先生に深い口づけをする。
しだいに呼吸が落ち着き、体制を整え、お互いのはだけた服を着なおす。
「涼子さん…かわいい…」イルカ先生はサラリと言った。
普段 他の生徒の前でそんなことを言えば
みんなにまた天然呼ばわりされていただろう。
でもイルカ先生のそんな言葉にかぁっと顔を赤らめる浅瀬先生は
彼の前ではごく普通の女性だった。
もうすぐ結婚式だ。

おわり
4名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:18:15 ID:G3NejFhR
浅瀬先生×田中先生1


目が覚めると僕は保健室のベットの上にいた。
窓を見るとあたりは真っ暗で静まり返っていた。
あれ??僕は一体なんでこんなところに?
放課後の記憶がない。
・・・・・・・
!!??
よくみると僕は全裸だった。
しかも手足はベッドの手すりに縛られ
大の字の格好のまま身動きできない…!
「フフフ…やっと目が覚めましたか、校長」
白衣を着た浅瀬先生がカーテンのしきりを開きこっちへ歩み寄ってきた。
「浅瀬先生?!これは一体…」
浅瀬先生はにやりとしながら答えた。
「校長のこと…今までいろいろ調査してだいぶ生態もわかってきました」
調査?
「そしてあと一部、まだ調べていないところは…校長の生殖機能です」
「え?ちょっと待ってくれよ、生殖能力って…どうやって調べるつもり…」
「そんなの 実際にヤってみるだけですよ」
「や、やるって…   うう?!」
浅瀬先生は右手で僕の肉棒を握ると、上下にゆっくり動かしはじめた。
力なく垂れていたモノは徐々に固く、大きく反りかえっていく。
「ふうん。勃起するとそれなりになるわね」
僕は腰を引いて逃げようとしたが手足が縛られ自由がきかない。
「や…やめてくれっ」
「フフ…いいじゃない。減るもんじゃなし」
浅瀬先生は笑いながら指先で肉棒の裏側の辺りをいじくる。
「くっ・・・ううっ・・・」
「そろそろかしらね…」
そういうと浅瀬先生は白衣を脱いだ。
彼女は白衣の下に何も着ていなくて…
「あら、先走りが出てきたわね…フフ そう、魚のくせに人間の女の体に反応するのね…」
「ああっ・・・や、やめてくれっ・・・」
浅瀬先生はかまわず僕の上へまたがる。
そして自分の秘部にためらいなく僕のものをおしつけた。
5名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:19:45 ID:G3NejFhR
浅瀬先生×田中先生2

「う・・・・・・・っ」
いつもとは少し違う表情をうかべる浅瀬先生。
「きみは…僕のこと好きでもないんだろ?!なのにこんなこと…」
言葉でこう言ったものの股間のモノはあざ笑うように熱く硬くなり、彼女の中に吸い込まれていく。
「うっ…はぁ…」
さすがに浅瀬先生も声をもらした。
ここまでくると僕ももう我慢ができない。手足を固定されながらも腰を揺らしているため
ベッドはギシギシと音をたてる。
「あ…校長…   っはぁ…はぁ…」
いつも気丈な彼女もいつのまにか顔を赤め
潤んだ目で僕を見下しながら体を動かす。
「あ… っ…」
「ぼ、僕はもうっ…」
「っ・・・・・・・・・!!」

そして僕は果てた。
熱い白濁液が浅瀬先生の足を伝う。
「はぁ…はぁ…なるほど…」
なにかに満足したように彼女は僕の上から降り、
全裸の僕をそのままにして何か書類のようなものに熱心に書き込む。
「魚人の生殖機能について いいデータがとれました」と彼女は冷めた笑顔で言った。
「じゃあ はやくこの縄をほどいてくれよ!」
僕はこんな状態の自分が恥ずかしくて嘆願した。
「いえ、もっと正確なデータをとるためにはあと5回…
いいえ、10回はやらないと。フフフ」
浅瀬先生はそういって再びこちらに歩いてきた。

おわり
6名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:22:03 ID:G3NejFhR
ポチ×ミサ1

ポチ君の飼い主の家。
今日はミサちゃんが仲良しのポチ君を洗ってあげることになりました。
ミサちゃんは5歳児にしてはしっかりしているし
ポチ君も犬としては天才的に賢いです。
そんな二人(?)なので ポチ君の飼い主は
ポチ君を洗ってあげたいというミサちゃんの希望を聞き入れ
お風呂はミサちゃんとポチ君だけで入ることになりました。
ミサちゃんはまだ5歳児なのでポチ君に裸を見られても恥ずかしいとは思わないし、
だいたい犬に裸をみられて恥ずかしいともおもいません。
ミサちゃんは裸の姿でかがみながらポチ君に犬用シャンプーで洗います。

ゴシゴシブクブクジャーーーー…

ポチ君はすっかりきれいになりました。
次はミサちゃんの洗う番です。
そのときポチ君はおもむろに言いました。
「僕、ミサちゃんに洗ってもらったから 今度は僕がミサちゃんを洗ってあげる!」
そういうとポチ君はコロンとミサちゃんを洗い場に押し倒しました。
ポチ君は中型犬といえど小さなミサちゃんからすればとても大きな動物です。
なすがままにひんやりとした床にねっころがりました。
犬のポチ君にとって「洗う」というのはせいぜい舐めてきれいにしてあげることぐらいです。
「あはははは…ポチ君 くすぐったいよー」
ミサちゃんに覆いかぶさったポチ君はぷっくりしたほっぺから舐めまわしました。

7名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:22:41 ID:G3NejFhR
ポチ×ミサ2

最初は顔、首、そして胸部。
くすぐったがるミサちゃんでしたがポチ君は続けます。
そして舐める範囲がさらに下にいったところで…
「ひゃあぅんっ…」
突然 ミサちゃんが今までとは違う声をあげました。
ポチ君が舐めたのは足の付け根のピンクの割れ目付近。
ポチ君はその声にびっくりしましたが 当の本人も
そんな声がでてしまったことに驚いた様子。
「ミサちゃん、急に変な声だしてどうしたの?」
「っ… わかんないけどね、なんか…そこを舐められたら…
変な感じがしてっ…   ひゃあっ…」
「おもしろーい ミサちゃん ここ舐めると変な声でるんだね」

ぺろぺろ くちゅくちゅ…

「っぅう… ぁ…ポチ君っ… そこ…」
「ここ?気持ちいい?」
ミサちゃんに喜んでほしいポチ君はそのピンクの蕾を集中的に
舐め始めました。
「ひゃああぅっ… ッ… んっ…  んぅっ…」
いつのまにかミサちゃんの顔は赤くなり、どういう表情をしたらいいのか
わからない5歳児は恥ずかしそうに悶えます。
「ポチ君っ… あのねっ…もっと奥のほうまで… うん そこ…っ」

ぺちゃくちゅぺちゃくちゅ… なんともいえない音が浴室に響きます。

「うぅ… はぁ…!うわあぁっ…」

二人がお風呂を出たのは随分と時間がたってからでした。
「あー気持ちよかった」ポチ君は洗ってもらってご機嫌です。
ミサちゃんも「うんっ すごく気持ちよかったよ!
ポチ君…また一緒にお風呂入ろうね!」

おわり
8名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:24:48 ID:G3NejFhR
そん彼 部長×長井

部活動後、更衣室にて。制服に着替えている長井と、着替え終わり帰り支度をしている美千代。
美千代がバッグからネットで購入した惚れ薬を取り出し長井に見せびらかす。
「これを飲めばもう彼氏探ししなくても明日からモテモテ!」と狂喜するも長井が、
「確か惚れ薬って自分じゃなく相手に飲ませるものじゃ……」と突っ込む。
しかし全く話を聞いて無い美千代、腰に手をあて一気飲み。途端腰に手をあてたポーズのまま前のめりに卒倒。
慌てる長井が携帯で救急車を呼ぼうとするが、すぐに起き上がる美千代。しかし目付きがおかしい。
長井を押し倒す美千代。驚く長井にかまわずシャツをひきちぎる。
思わず美千代にビンタする長井。しかしいつものように強い口調で言い返さず黙り込み、やがて泣きじゃくる美千代。
「寂しい」「女の子でもいい」「一人にしないで」
美千代の思わぬ言葉に動揺する長井。抵抗を止め、美千代にされるがままになる。激しく愛撫する美千代。
長井声を殺しているが、やがてこらえ切れなくなり喘ぎだす。同じくあえぎだす美千代。喘ぎ声に混じって漏れる言葉。
「長井、好き」「大好き」「ずっと一緒にいて」
同時に果てる二人。
疲れ果てて、着衣が乱れたまま眠る美千代。服を着直している長井。初体験を彼氏ではなく美千代に取られた事と、
何より美千代の言葉の真意(薬の副作用であらぬ事を口走ったのか、それとも本心なのか)で頭の中がグルグルする長井。
ふと手に惚れ薬の空き瓶がふれる。長井空き瓶を手にとり、結局どう使うものだったのかとラベルの説明文を読む。
途端脱力する長井。起き上がる美千代。「あれ?なんであたし服脱ぎかけなの?」
慌てる長井、惚れ薬を飲んだ後倒れたので介抱したとごまかす。納得できないものを感じつつも服を着直す美千代。
ごみ箱に空き瓶を放り込む長井。美千代の手を握り、微笑みかける。
「……一緒に帰ろう」
一瞬戸惑うも、照れながら長井の手を握り返す美千代。手をつなぎ一緒に部屋を出る二人。
放り込まれた空き瓶に書かれていた正しい用法は「洗顔後に適量を肌にお塗りください」だった。
完。
9名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:26:17 ID:G3NejFhR
B☆C 晴海×寿々子

崖の上の四ツ谷カフェ。晴海と澄也が来て四ツ谷兄と話し込んでいる。
「晴海!今日こそ正直な気持ちを言ってくれ!俺と四ツ谷とどっちを取るんだ!?」
カウンターで食器を洗いながら呆れた目で見ている寿々子。四ツ谷兄が哀れむような表情で澄也に語りかける。
「きみさぁ、いい加減別れて別の彼女つくった方が悩まなくてすむんじゃない?」
「別れたくせに晴海を誘惑するお前が悪い!」
「誘惑した覚えなんかないよ!イナバウアーを披露した覚えはあるけど」
「てことはつまり誘惑してるんじゃないか!」
傍から聞くと意味不明な会話を延々と続ける二人。寿々子、水を入れたコップをお盆にのせ、3人のところに持っていく。
「さあ答えてくれ!俺と!この馬鹿と!どっちが好き……」
「寿々子ちゃん」
「え?」
コップを置こうとしていた寿々子。晴海の方を見る。晴海も寿々子を見つめている。
「い、今なんて?」同時に尋ねる3人。
「寿々子ちゃんの方が好き」平然と言う晴海。愕然とする3人。寿々子思わずお盆をコップごと落とす。
「な、何で!?何で寿々子なんだ!?」「そうだよ何で!?」うろたえる四ツ谷兄と澄也。
「すぐに人を殴っちゃったり、お料理がありえないくらい下手だったりして、ヨっくんよりおバカなところがあるし……」
「ああ納得」うなづく四ツ谷兄。
「いや納得しないでよ!ていうか晴海さん、さらっと酷い事言わな……」うろたえる寿々子。が、
「それに何より、寿々子ちゃんカワイイから」
「なっ……!?」晴海の思わぬ発言に赤面する寿々子。
愕然とする四ツ谷兄と澄也。晴海、寿々子の方に歩み寄り手を握り、
「……お友達から始めましょう、ね?」
「あ……う……」
赤面したまま硬直している寿々子。が、
「チクショー!何でだー!?カワイさなら俺だって寿々子に負けないのにぃーー!」
いつ着替えたのか、いつぞやのエロゲ風フリフリメイド服姿で絶叫する四ツ谷兄。
「ちょっ……まだその服持ってたの……」寿々子、正気を取り戻すも兄の姿を見て顔面蒼白。その四ツ谷兄に語りかける晴海。
「ヨっくん、ずっと言おうと思ってたんだけど……その女装癖だけは直して欲しいの。気持ち悪いだけだから」
ショックの四ツ谷兄、滝の様に涙を流しながら兄ノートを抱え山に向かって走り去る。メイド服姿のままで。
「本物の女の子の方がカワイイわ」後ろから笑顔で寿々子に抱きつく晴海。
「ちょ、晴海さん、やめ……誰か助けてー!?」寿々子赤面しつつ絶叫。その様子を見ていた澄也も絶叫。
「馬鹿でも無い!カワイくも無い!女の子でも無い!俺は一体どうすりゃ良いんだぁーー!?」
完。
10名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:28:47 ID:G3NejFhR
寿々子裸エプロン1

学校の授業が終わり、店に帰ってきた寿々子。あい変わらず裸エプロンで店番している兄。勿論客はいない。
握り拳を見せて兄を少々威嚇した後、二階に上がりウェイトレスの服に着替える寿々子。
「ちょっとスーパーで食材買ってくるから店番しててくれ」と言って兄が出かけていく。
着替え終わった寿々子、カウンターに座る。と、床に落ちている物に目がいく。
さっきまで兄が付けていたエプロンだ。着替えたような感じではなく、文字通り落ちたという状態だった。
嫌な想像を必死で振り払いつつ、ふと思う。
(……なんでお兄ちゃんはあそこまで裸エプロンにこだわるんだろう?)
エプロンを拾いしばし眺める寿々子。兄が良く使う下半身だけおおうタイプのエプロンだ。
こだわる理由について想像をめぐらす……が、「趣味」の二文字しか浮かばなかった。もっとも簡単な疑問の解き方以外は。
(……実際に付けてみればわかるかな……
 い、いや、そんなことしたらますますアブナイ店だと思われちゃう!お兄ちゃん一人だけでもかなりアブナイのに!
 ……でも……)
店の中を見渡す寿々子。客は一人もいない。外にも客が来る気配は無い。ここしばらくは客が一人もこない日が続いている。
崖の上にも下にも一応人家があるという状況からか、最近は自殺志願者もあまり訪れなくなってきていた。
そして今日は借金の取立ての日でもない。崎と島岡が来る心配も無い。
(……ちょっと試すだけなら……)
二階に上がる寿々子。手にはしっかりとエプロンが握られている。
11名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:30:19 ID:G3NejFhR
寿々子裸エプロン2

自室にて鏡の前に立つ寿々子。下半身をおおうエプロン以外は全裸に近い状態である。
実際につけてみてわかった事は只一つ。
(寒っ!カゼひくよ!何でいつもこんな格好で平気なのお兄ちゃん!?)
それだけであった。
馬鹿な事をしてしまったと反省しつつウェイトレスの服に着替えなおそうとする……が、
「寿々子、いる?」
「手伝いにきたよー!」
ドアが開かれ、千織と苺が入ってきた。
鏡の前で裸エプロン姿のまま硬直する寿々子。
その姿を見て同じく硬直する二人。が、次の瞬間、千織がカメラのシャッターを切りまくる。
「ちょっ、何撮りまくってるの!?止めて!」叫ぶ寿々子。が、
「売れる!これは売れるわ!一枚千円でも飛ぶように売れるわ!」
「そして何を言ってるの!?」
と、全く聞いてない千織。
「お願いだから止めてー!」赤面し絶叫する寿々子。胸を腕で隠そうとする。が、
「良いわよその表情!そのポーズ!一万でも売れるわ!」
やはり全く聞いてない、というより聞こえていない千織。
「寿々子……とうとう、そっちの趣味に目覚めちゃったの……?」
唖然とし、半ば涙ぐんだ表情で苺が呟く。
「ち、ちがうの!これには訳が……その前に千織を何とかしてー!」
絶叫し続ける寿々子。と、階段を誰かが上がってくる。何やら話している。
「いやー助かったよミッチェル。まさかパンツどころかエプロンまで脱げるなんて」
「何で気が付かないんですか!?スーパーで見た時一瞬幻覚かと思いましたよ!
 私が丁度服を買った帰りに立ち寄ったから良かったものの……」
「ごめんごめん、後でこの服洗って返すから」
「洗わないでそのまま崖下に放り捨てていいぞ」
「や、藪木君!?」
「藪木、またそんな事言って……ん?なんか騒がしいな?」
騒ぎに気づいた兄・ミッチェル・藪木の3人、開けっ放しのドアの隙間から寿々子の部屋の中を覗く。

12名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:31:02 ID:G3NejFhR
寿々子裸エプロン3

裸エプロン姿で悶える寿々子。
その様子をあらゆるアングルから激写しまくる千織。
涙ぐんだ表情で立ち尽くす苺。
部屋の中の異様な光景と雰囲気に絶句する兄・ミッチェル・藪木の3人。
と、兄達が部屋に入ってる事に気が付く寿々子ら。
「あ、あら、皆さんお揃いで……」
「あ……お、お邪魔してます!じゃなくて、手伝いにきました!」平静を装う千織と苺。と、突然何かが倒れる音が。
「み、見ないで……てギャーー!藪木君!?」叫ぶ寿々子。倒れたのは藪木であった。鼻から盛大に血が溢れている。
「藪木ー!起きろー!」兄が必死に揺り動かすが起き上がる気配は無い。
「藪木君!起きなさい!起きないとフランスチョップかましますよ!」
「ちょ、フランスチョップて何!?」訳がわからない苺。
「どうしても起きないのですね!ではいきますよ!日頃の恨みを込め、今必殺の……」
「『必殺』て、トドメ刺す気かアンタ!?」同じく訳がわからない千織。
「わー!よせー!?」血迷ってフランスチョップをかまそうとするミッチェルを必死で止める兄と千織と苺の3人。
眼前の阿鼻叫喚の光景を見つめつつ、寿々子は思った。
「二度とお兄ちゃんの真似をするのはよそう」と。
そして「騒ぎがすんだら、お兄ちゃんに二度と裸エプロンをつけないよう夜通し説得しよう」と。

その日の深夜、崖の上の家からゴリラの咆哮と男性の悲鳴が一晩中響きわたったと言う。

おわり
13名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:32:45 ID:G3NejFhR
崎×寿々子1

事務所の黒いソファーに寿々子は座った。
借金が返せない以上、いつかはこうなると思っていた。
崎につれられてきた事務所に二人きり、「それじゃ、売り物になるか味見させろよ」
そう言うと先は躊躇なく寿々子をソファーに押し倒し、慣れた手つきで
無理やり服を脱がせていく。
覚悟していたものの、あまりに乱暴に押し倒され「やっ…崎君…!」と少し抵抗するが
次の瞬間腕を強く引っ張られ、崎は寿々子の上に覆いかぶさった。
「ちょ、ちょっとやだ……やっぱこんなのやだよ…」
「……金を返せないお前が悪いんだろが」
「崎くっ……」
言い終わらない内に抱きすくめられ、突然の事にパニックに陥る。
そのまま口を塞ぐようにキスをする崎。
「るせーな……おとなしくしてろや。これからは毎日ヤルことになんだぞ」
「…う…うん…」
寿々子は初めてのことに緊張し、体は小刻みにふるえていた。
「チッ…」めんどくさそうに崎は寿々子の体を撫で回し始めた。
普段兄を殴り飛ばしてるとは思えない 白くて華奢な女子高生の体。
それでいてふっくらした乳房を崎は弄んでいく。
触れ合う肌の感触は心地よく、寿々子の抵抗の力が失せる。
「…ん……崎くん…」 しだいに寿々子の体は熱をおびてきた。
「フッ どうした、嫌がって癖に」 ニヤニヤした笑みを浮かべながら崎は
しっとりと濡れてきた寿々子の秘部に指をすべらせていく。
「…あ…ハァ…」 指が深く入るたびに 寿々子はかすかな声をあげる。
「あー、どうよ?オマエ初めてだろ?痛いか?」
「…え…ううん…大丈夫…」 意外にも気を使ってくれているらしい崎に寿々子は少し不思議に思った。
14名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:34:04 ID:G3NejFhR
崎×寿々子3

崎は寿々子の身体の形を確かめるかの様に全身を撫でる。
普段乱暴な崎とはうってかわって その手は力づよくやさしい。
「崎くん…私…借金のカタに体売ることになったけど…
崎くんが初めての人でよかった…」いままでもやもやと寿々子の心の中にあった言葉がついとでた。
「…っ な、なんだよ…急に…そんなこと言いやがって…」
顔を赤らめる崎。
照れ隠しのように寿々子の濡れた部分に自分のものを突き立てた。
「いくぞ…」
そういうと崎は勢いをつけ一気に貫いた。
「あああっ…」寿々子は今までで一番大きな声をあげる。
崎はかまわず動かし続ける。
「やっ…ハァッ…ハァッ…あ…ああ…っ」
痛みが貫かれたその場所は くにゅくにゅと柔らかく、熱を持った汁がソファーに流れていく。
「ん……あ、あん……」
「はぁ…もうイクのか…?」
みっしりとした肉の壁が 崎を切なげに喰い締める。
崎はからみつく膣肉を押し上げてみる。
「く……っ、ふぅ……んはぁ……!」
寿々子の身体中を電気が駆け巡った。
迎える絶頂の瞬間。
「いやっ……ん、ああっ……あああっ」
ひとつ大きく息を吸うと両脚を引きつらせ、一瞬頭の中がフラッシュをたかれた様に白くなった。
心地よい気だるさがどっと押し寄せ、ソファーの縁に頭をがくりと預ける。
崎の口からも荒い息遣いが聞こえる。

「今月の返済はこれでチャラにしてやる…」
「えっ…!?なんで?崎くんいいの?」崎の言葉に驚く寿々子。
「うるせーな!オマエを売るのはもったいねえと思ったんだよ!」
「…え…?」
「来月も返済できなきゃまたヤルことになるからな!」
「…私 崎くん相手なら別にそれでいいよ…」
「えっ、な 何言ってんだテメー!ちゃんと金はらえって言ってんだ!」
「…崎くん ありがとう」
「な、なんでお礼言われなきゃなんねーんだよ!おいこら!」

おわり
15名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:36:23 ID:G3NejFhR
島岡×苺1

その日の授業中、苺の様子がおかしかった。
教科書もノートも開かずに、うつむいたまま咳き込んでいる。
昼休みの時間、寿々子達が心配そうに話し掛けると「朝から熱っぽい」「風邪かも」と答えた。
保健室に行こうとするが、足がふらつき思うように歩けない。倒れかかったところを思わず助け起こした。
「島岡君、保健室までつきそってあげて」「そうだな、お前なら抱えて運べるだろ」
千織さんと崎さんに言われ、成り行きで俺が連れて行く事になった。
肩を貸し、苺が転ばないようゆっくり歩き、何とか保健室に着く。
しかし肝心の先生が居ない。多分職員会議だろう。とりあえずベッドに苺を寝かせる。
と、苺が何か喋ろうとしていた。「ありがとう」と言おうとしたらしい。だが声がかすれ、ろれつが回らなくなっている。
額に手を当てると、かなりの高熱。風邪じゃない、多分インフルエンザだ。
ぐったりしている。このままじゃ死ぬかもしれない。最悪の予感が脳裏を過ぎった。

戸棚から冷却シートを取り出し、額に貼る。しかし熱が引く気配は無い。
シートの説明書には、額以外に腋、首、足のつけ根(つまりは股)にも着けると効果的と書かれていた。
しかし首はともかく腋や股につけるには服を脱がせるしかない。そんな事をしたらどう思われるか。まして人に見られたら。
が、苺は高熱で意識を失いかけている。やるしか無い。
まず首に一枚。次に腋に貼る為、服のボタンを外す。服の隙間からブラジャーが覗くが、意識して見ないように努める。
隙間から手を入れ腋に貼ろうとするが、思うようにいかない。やむを得ず服を少し脱がせる。
あまり体を見ないようにして、手早く両腋にシートを貼る。次は股だ。
スカートに手をかける。外したのちなるべく見ないように手探りで作業する。
途中おかしなところにふれてしまったらしく苺がかすかに喘いだが、かまわず作業を続け、何とか両股にシートを貼る。
これで大丈夫なはずだ。ほっと一息をつく。

16名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:37:13 ID:G3NejFhR
島岡×苺2

その瞬間、見ないように努めていた苺の姿が丸ごと目に飛び込んできた。

まだ幼さが残るものの、少しずつ大人の女性に成長しつつあるのが見て取れる。
熱で上気しているのと着衣の乱れも相まって、妙に色っぽい。思わず唾を飲む。
苺以外の何も目に入らなくなる。手を伸ばす。
と、背後から肩をつかまれた。
思わず振り返る。寿々子だ。無表情でこちらを見つめている。
弁明しようとしても多分無駄だろう。状況はどう見ても襲おうとしたようにしか見えない。実際襲いかけた。
「……どの辺から、見てた?」精一杯平静を装って尋ねる。
「服のボタンを外したところから」無表情のまま答えた。
しかしそこから見ていたなら少しは誤解を解けるかもしれない。そう思って口を開きかけたが、寿々子が手を掴む方が早かった。
「後は私がやるから、教室に戻って」そういわれて保健室から追い出された。まあ当然だろう。しかし何かわびしい。

翌日から俺はしばらく学校を休んだ。誤解されたのがショックだった訳じゃなく、インフルエンザをうつされたのだ。
連れてった後も、割と長い事同じ部屋の同じ場所にいた訳だから、当たり前と言えば当たり前だ。
苺に施した作業を自分にも施し、3日3晩部屋で一人横になっていた。そのおかげか、苺ほど酷い状態にはならずにすんだ。
休んで5日ほどたった頃に部屋に誰か尋ねてきた。寿々子だった。手にはお見舞い用のメロンを持っている。
寿々子の話に寄れば、苺はすっかり回復したらしい。メロンはそのお礼として届けてくれるよう頼まれたものだと言う。

俺が休んでいた間の事について少し話した後、寿々子は帰っていった。保健室での事は誰にも話さずにいてくれた様だった。
二人に感謝しつつ、早速メロンを頂く。そのつもりだった。
「島岡ー生きてるかー?お、美味そうなもんあるなぁー」
入れ違いで崎さんが来て、メロンをほぼ全部食われるとは、夢にも思わなかった。

おわり
17名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 12:46:54 ID:G3NejFhR
SSもっとあった気がするけどこのくらいかな

とりあえず主張
ブログのイルカ先生と浅瀬先生はラブラブ過ぎる
妊娠検査薬とか…妄想止まらんよ
18名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 14:33:36 ID:9w3DBuEu
ちょwまさかエロパロスレ立つとは思わなかった
乙!

イルカ先生は涼子さんのこと好きすぎて萌える。
ブログの看病4コマのときは萌え死ぬかと思った・・・
19名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:59:58 ID:G3NejFhR
あ、>>14ナンバリング間違えた…

四ツ谷兄妹萌えー
寿々子かわいいよ寿々子

なんだかんだ言ってかなり仲良いと思うんだよ
20名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 20:14:19 ID:cO/1psYq
@前スレ
森ゆきえ作品でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148204552/

@保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/
 少女漫画・少女小説の部屋→dat落ちスレッドの部屋その2
21名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 08:25:25 ID:6Jk5Aiuq
>>20
ありがとう


看病ネタ見てたが
「一気に熱が下がってむやみに元気になれる薬」に
強力な精力増強効果により絶倫状態のイルカ先生に朝まで突きまくられぐったりする涼子さんが浮かんだ…。

この二人は薬品プレイもありだと思う。
ソフトに凄い事してそうだ。
22名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 00:19:05 ID:zYeA1bXQ
過疎ってるな…予想はしてたが

でもSS投下します。
イルカ先生×浅瀬先生で多分4レス程度頂きます。
えろありです。

23名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 00:20:37 ID:zYeA1bXQ

「涼子さーん、私もう寝ますよー?」
「ええ…」

机に向かったまま研究に没頭する浅瀬先生の背中を眺め、イルカ先生は呼び掛けた。
学会が近いのだろう、浅瀬先生はこうして一晩中起きている事が多くなった。

「…涼子さんも早く寝て下さいね」
「ええ、おやすみ」

ドアを閉め、イルカ先生は小さくため息をつく。
(大丈夫なんでしょうか…涼子さん)
自分の体の事も考えずに研究に取り組んでいる浅瀬先生を、イルカ先生はとても心配していた。

しかし、今の彼女に何を言っても聞く耳を持たないだろう。
浅瀬先生はそういう意味で真っ直ぐな人だった。
内容はどうであれ一つの事に夢中になり、ひたむきな姿勢を崩さない。
たなか中学校を辞めてから、一層その傾向が表れるようになった。

「そういうとこ…好きですけど」
寝室に入りベッドに横になる。
目を閉じて、イルカ先生は眠りについた。
意識を手放すちょうどその時、

ガチャリ

ドアを開ける音がした。
(…涼子さん…?)
目は開けていないが、こっちに向かってくる気配がする。
(な…何だろう)
ベッドの前で止まった足音に、イルカ先生の心臓の鼓動が少しだけ早くなった。
「…こんな事、おかしいとは思ってるんだけど」
浅瀬先生の声が聞こえた。
突然布団を横から捲くられ、腹のあたりに指の感触がした。
(え?涼子さん!?)
指がするりとズボンの中に潜っていく。
さらに下をまさぐられ、ついに細く冷たい指がイルカ先生の一番敏感な場所に触れた。

「……っ!」
訳のわからないこの状況下で、混乱するイルカ先生の心臓がさらに早く打つ。
眠気なんてものはもう吹っ飛んでいた。
薄く目を開けると、信じられない光景が眼前にあった。

ベッドに座った浅瀬先生が、プラスチックの容器を片手にイルカ先生の自身に指を這わせている。

優しい力で揉まれ、扱かれるうちに、それは質量を増していく。
イルカ先生はたまらず声を上げた。
「…りょ、涼子さん!」
24名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 00:22:42 ID:zYeA1bXQ
イルカ先生×浅瀬先生2

ぴた、と浅瀬先生の動きが止まり、二人の目が合った。
「…あら…ごめんなさい、起こしちゃったわね」
「な…何してるんですか…?」
「……」

少しの沈黙の後、
浅瀬先生はいつもと変わらない無表情で指を再び動かし始めた。
「…研究の為に必要なのに忘れてたのよ」
「え…っ?」
「あなたの精液採取」

(…そうか、研究に必要なのか)
その言葉ですぐに納得したイルカ先生の思考も、常軌から逸していたものだった。
散々実験や解剖の対象にされてきたイルカ先生は、もはや浅瀬先生にどんな事をされても良いと思っていた。
無感情なその行為に伴う一抹の寂しさは心の奥にしまっておく事にした。

「ん……」
指の動きが早くなり、イルカ先生は思わずシーツを強く掴む。

「我慢しないで」
「…もう…出そう、です」
「出る?」
浅瀬先生はさらに身をかがめ、容器を勃起したそれに近付けた。

「ぅ…っ……!!」
ぎゅっと目を瞑り、イルカ先生は達した。
色の濃い液体が勢い良く飛び出し、浅瀬先生の顔と手を汚す。
「…すみません、顔が…」
「ああ、いいのよ」
精液まみれの浅瀬先生の姿が、イルカ先生をどきりとさせる。
メガネにまでかかっている白い液体がゆっくりと垂れているのがたまらなく淫猥だった。

(だめだ、やっぱり私あなたに飢えてる)

何をされてもいいと思っていた。
しかしイルカ先生は一個の実験体である前に一人の男性である。
愛している女性にこんなに煽るような事をされたら、
普段は穏やかなイルカ先生といえど性的な衝動に駆られるのは当然の事だった。


「ありがとう、これだけ採れれば充分だわ」
容器に視線を落とす浅瀬先生は、イルカ先生の自身がまた熱を含んで硬さを取り戻しているのに気が付かなかった。

「…涼子さん」
出ていこうとする浅瀬先生の腕を掴む。
「……?」
「待って、行かないで下さい」
「何言って…きゃっ!」

掴んだ腕を引っ張り、浅瀬先生をベッドに倒す。
容器が床に落ちた。
25名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 00:24:02 ID:zYeA1bXQ
イルカ先生×浅瀬先生3


「セヴァン…?」

イルカ先生は優しくその頬を撫で、呟いた。
「……あなたを抱きたい」
イルカ先生にいつもの笑顔は無い。
欲に支配された獣のような目が浅瀬先生を見据える。

「あ……あの…今忙しいの…」
逃げようとする浅瀬先生の手首を掴んで、イルカ先生は捕らえるような深い口づけをした。
「んん…っ、ふ……」
キスをしたままイルカ先生が服の裾から手を差し入れると、浅瀬先生の体がびくりと跳ねる。
くぐもった声がイルカ先生を興奮させた。

耳元に唇を移す。
イルカ先生は、その時にわざと音を立てて浅瀬先生を赤面させるのが好きだった。

手は上の方に滑り、ブラジャーの生地を押し上げた。
「…け…研究が…まだ終わってな…」
「明日にして下さい」

柔らかな胸を揉みしだく。
「あぁっ…ん…やっ…」
固く膨らんだ頂点を指先で弄ばれ、浅瀬先生のハスキーな声が甘く部屋に響いた。

「ふふ…可愛い声」
「なっ…からかってるの?」
「いえそんな」

にこりと笑って、イルカ先生は愛しい妻に囁いた。
「可愛いから可愛いと言ったんですよ」

ためらいも無いその言葉に、
浅瀬先生は真っ赤な顔で目を逸らしてしまった。
「あ……そう」
そう答える事しかできない。

イルカ先生の手が下へ降りていく。
浅瀬先生の程良く締まったウエストのラインを手でなぞり、流れるような動作でタイトスカートを捲くり上げた。

滑らかな太腿の内側を撫で回す。
焦れた浅瀬先生の腕が首に巻き付いた。

湿った下着を脱がすと、甘い女の匂いが立ち込める。
イルカ先生の指がその秘部に触れ、ぐちゅりと音を立てた。
ひどく濡れていたそこは指を奥へ誘い込むようにひくついた。

「や…セヴァ…ぁ…っ」
「不思議ですよね…。研究目当てで恥じらいなく私を弄っていたあなたとは全然違う」
「言わない…で…っ……!」

浅い入り口を何度も指で擦り、徐々に奥を犯していく。

指を急がせるイルカ先生にも余裕は無くなっていた。
指を抜き、ずっと質量の大きなものを浅瀬先生の秘部にあてがう。
26名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 00:40:51 ID:zYeA1bXQ
イルカ先生×浅瀬先生4

「ふぁ……」
「涼子さん…良い…ですか?」
「……ん」
こくりと頷く浅瀬先生の髪を愛おしむように撫で、一息に貫いた。
「く…っ涼子…さん…」
「あ…んん…っ…んはっ…!」
久しぶりの熱い感覚に、浅瀬先生の体がのけ反る。
イルカ先生はその快感に染まった体を抱きしめ、腰を動かした。
「ぁ、そんな……あ、ん、ひぁあっ!」

奥を突く度に高い声がイルカ先生の耳を擽る。
「ははっ…涼子さんの中、信じられないくらい熱い…」
「知らな…ぁっ!や、ふぁ…!」
限界が近いらしくきゅうっと締まる膣が、イルカ先生を追い詰める。

「…っすみません、もう…!」
「!」
自分の中で暴れるものが、どくりと大きく脈打つのを浅瀬先生は感じた。
刹那、一際熱い液体が体の奥をほとばしる。
「…あ……」
「ふ…っ、涼子さん…」
「……?」
「…抜きますよ」

「あっ…動かさないで…やぁ…ん…っ」
絶頂を迎えたばかりの浅瀬先生の体は、イルカ先生が達した自身を抜くだけでびくびくと反応した。
抜いたその場所から温かい粘液がとろりと溢れ出す。

急に静かになった部屋。
「はー…ごめんなさい」
「…どうして謝るの?」
「ちょっと…無理矢理でしたから」
「…そうでもないわ…」
浅瀬先生は隣に体を移したイルカ先生の胸に顔を寄せて、独り言のように言った。
「……私も、思ってたよりずっと渇いてたから」

忙しさに追われ、色々な事をないがしろにしていたのかもしれない。
あなたの事も、自分の事も。
そう気付いた浅瀬先生を、どっと眠気が襲う。
「…?今何て…」
「………」
「涼子さん?」
イルカ先生が聞き返した時には、浅瀬先生は安らかな寝息を立てて熟睡していた。
「……」
近い距離で浅瀬先生の寝顔を見つめ、イルカ先生は静かに笑った。
「おやすみ、涼子さん」

後に浅瀬先生がそのまま昼過ぎまで眠り続けてしまった事を物凄く後悔し、
イルカ先生をどうして起こさなかったのかと責め立てたのは言うまでもない。

おわり
涼子さんってえろい体してるよね
脱いだら凄そうだ
27名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 16:01:10 ID:U4ToiA50
うああああああああ乙!
この二人好きだ萌える
ブレイクカフェはいろいろカップリングあるけど
めだかの学校ってイルカ浅瀬と田中アユ以外のカップリングが考えにくい
ビンゴめだかとか?
28名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 17:40:49 ID:h+119MhX
>>27
備後君×ミサちゃんとかポチ君×猫子さんとか見たい
ミサちゃんのおにーちゃん呼び萌え

B☆Cだと藪木くん→寿々子が明白になったな
藪木くんもああ見えて成人男性だし
堅物といえどそれなりに性欲はあると思うんだよ
パジャマ姿の寿々子といちゃいちゃえろえろした夢見ちゃって
朝死ぬ程罪悪感に苛まれてればいいよ
えろえろっつっても「藪木くんくすぐったいよぅ」程度だと萌える

で、しばらく寿々子の顔見れなかったりするといいw
29名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 18:35:33 ID:kmiAMrX/
3巻の次巻予告見て四ツ谷兄×女の子藪木くんに萌えたのでSS投下します。

エロです。
女体化が苦手な人はNGにするかスルーして下さい。
次から5レス程度。
30四ツ谷兄×女体化藪木くん:2009/03/07(土) 18:37:45 ID:kmiAMrX/
僕の体を上から下まで眺め、卓樹は情けない顔で僕の肩を掴んだ。
「嘘だろ藪木…何で今まで…!」
全くこいつは声まで情けない。
面倒だな、と舌打ちを一つして、僕は今にも泣きそうな卓樹を睨んだ。
「…別に隠してたわけじゃない。お前がずっと気付かなかっただけだ」
「でっ…でもさぁ…ええええ〜〜っ…ちょっと待ってまだ心の整理付いてない…」
「知るか」

友達として付き合ってきて数年目。
たった今、卓樹は僕の性別を知ったようである。

「そんな…藪木が女の子だったなんて…じゃあオレがしたあんな話やこんな話も…」
僕の肩に頭を力無く乗せて、
何やらブツブツ言いながらうなだれる卓樹。
その無駄にサラサラした髪が素肌の首筋に触れて、ぞわりと肌が粟立った。
何してるんだこいつ。

「は、離して…着替えるから」
「……………」
「早く離せっつってんの!」

反応の無い卓樹に、知らずと声が荒くなる。
正直、僕もびっくりしていたんだ。
着替えを見られた時、我ながら変な声を出してしまった。
「……っ」
うるさい心臓と火照る顔を
卓樹に気付かれないように必死に抑える。

「……あのさ」
肩に頭を乗せたまま、卓樹が口を開いた。
「…なんかすごいムラムラしてきた」

は…?

思考が止まる。
こいつが何を言っているのかわからない。
ていうかわかりたくなかった。

僕の肩から顔を上げて僕を見つめる卓樹の目は真剣そのものだった。
上気した頬と微かに聞こえる息の音が妙に生々しい。
「………っ!!!」
反射的に僕は身の危険を察知し、卓樹の頬を渾身の力でぶっ叩いた。
「いったいなぁ!何するんだよ藪木!!」
「うるさい離せド変態!…人呼ぶぞ!」
「嫌だ!!」
「なっ…」
こんな返し方をされるとは思わなかったので、身がたじろぐ。
その一瞬の隙をついて、卓樹は後ろから僕の体を抱きすくめた。

「単刀直入に言うよ。触らせてくれ」
「…冗談だろ…ふざけんなよ卓樹…」
「オレ、一度したいと思った事はしなきゃ気が済まないんだよ」
手に持っていたシャツが奪われ、床に落ちるのを見た。
同時に隠していた胸元があらわになり、顔が沸騰するくらい熱くなった。

「あ…!」
「ああ、スポーツブラで事足りるくらいの慎ましやかな膨らみ…イイよ藪木最高だ」
「…さ、触んな…っ!」
31四ツ谷兄×女体化藪木くん:2009/03/07(土) 18:38:34 ID:kmiAMrX/

後ろから直に撫でられる。
「うわーすっげ、ふにふにしてる…。やっぱり女の子なんだなぁ藪木は」
「やめ…っろ……ひゃっ!」
僕の胸が男の大きな手に包まれ、好きなように揉まれている。
その様子から目が離せなくて、何故か泣きそうになった。

「…っはぁ、も…っやぁ…!」
くにゅりと胸の突起を摘まれ、体に電流が走ったような感覚に襲われた。
「感度も良いな、可愛い」
指が激しさを増していく。
「ふぇ、あ、んっ…いい加減にしろ…ばかぁっ!」

ひとしきりそれが続いた後、卓樹の指が胸から脇腹へ滑る。
「触り心地もなかなか…」
「……ふ…ぁ……」
変な実況をしながら触りまくる卓樹をぶん殴って、
今すぐに逃げ出したかった。
しかし、力が抜けきってまともに立つ事さえできない。
完全に卓樹に支えられたこの状況で、抵抗するのは不可能だった。
遠くなる意識の中、ファスナーを開ける音が聞こえた。
「…たつき…?え…何やってんのっ…」
「ごめんな」
すぐそばのテーブルに押し倒され、手首を頭上で押し付けられる。
卓樹の片手で済んでしまう僕の拘束に、圧倒的な体格差を感じた。

「や…やだぁ…!」
怖い。初めてこいつが怖いと思った。
涙が溢れて、頬を伝う。

「…オレ、酷いやつだな」
自嘲的な言葉とは裏腹に、下着の中に入れられた指は乱雑に這いずり回る。
「う…ぅう…っ…やぁあああ…っ!!」
下から上を撫で上げられ、ようやくそこが濡れているとわかった。
「すごいな…嫌がってる割りにびしょびしょだ」
ぐちぐちと大きい音を立てて、太い指がその浅い所を擦る。
「ほら、こんなにしてさ…」
不意に手を下着から出し、卓樹は僕に指を見せてきた。
透明な粘液に濡れてらてらと妖しく光る指が、
僕をいたたまれなくさせる。
32四ツ谷兄×女体化藪木くん:2009/03/07(土) 18:39:52 ID:kmiAMrX/

その上卓樹は、信じられない事に僕の目の前でその指に舌を這わせた。
「…な…なんで…」
「そりゃあ、藪木が大好きだからさ」

卑猥な舌の動きを見ているだけで、体が熱くなっていくのに気付いた。
今は何もされてないのに、
さっき中途半端に触られた場所が、脈を打って甘く疼いている。
自分の体に訪れた変化に頭がついていかない。
僕は、どうなってしまったんだろう。
あんなに嫌だったのに。

「…卓樹…」
「ん?なあに藪木」
「…ばか…わかってんだろ…」
もうどうでもいい、気持ち良くなりたい。
ぐちゃぐちゃに蕩けたい。
初めて感じる女としての欲望が、僕の思考を侵していた。

「…その顔最高だ、そそられるよ」
ズボンと濡れた下着を剥ぎ取られ、
ひくひくと脈打つ体の中心が外気に晒された。
「おお…靴下だけ脱いでないのってすげー萌えるな!」
真性の変態だ。
こいつは顔が良いだけで、中身は変質者と何も変わりはしない。

「よぅし、お兄ちゃん頑張っちゃうぞ☆」
そう言って卓樹は指を僕の中に潜り込ませた。
「…んっく…ぅ…あぁ…っ!」
暴れ回る指は中のどこに当たっても気持ち良くて仕方が無かった。
絶え間無い快感に頭が狂ってしまいそうだ。

「藪木、もうイッちゃうか」
「んん…っ…だ…だめ…ひゃあっあぁあんっ!!」
卓樹の激しい指の動きで、僕はあっけなく絶頂に達してしまった。

「はあ…はあ…」
何をする気も起きない。このまま帰って寝てしまいたくなった。
しかし、卓樹はそれを許してはくれなかった。

「やばいな…オレもそろそろ…」
指で外を広げられ、指より大きな塊を押し付けられた。
「ぇ…っ?卓樹…!?」
「ごめんな、我慢しててくれ」

余裕の無い卓樹の声と、一番敏感な所に感じる熱い塊。
まさか…。かぁっと僕の顔が一層熱くなる。

「いただき…ますっ…!」
塊が僕の中を無理矢理こじ開け、ぎゅうぎゅうと押し入ってきた。
強烈な圧迫感と鋭い痛みに、体が硬直した。
33四ツ谷兄×女体化藪木くん:2009/03/07(土) 18:43:53 ID:kmiAMrX/
「い、いたっ……卓樹、たつきぃ…っいやあぁあ…っ!」
「ふふ…っ結構狭いなぁ…そこがいいんだけど」

初めてだった。
粘膜を引き裂かれるように痛くて、どうしようもなく苦しい。
唇を血が出る程噛み締めて、痛みに耐えていた。

「…藪木…こっち向いて」
優しい声で囁かれキスをされた。
そういえば、キスも初めてだったな。
「ん…っ…」
舌が絡まって、飲み切れない唾液が口から溢れ出る。
下半身の痛みが少し和らいだような気がした。

唇を離したすぐ後に下唇に付いていた血を舐めとられた。
「噛み過ぎだよ藪木」
「仕方無いだろ…痛いんだから」
「ごめんなー」

卓樹の手が僕の髪を撫で、
額、頬、首筋へと唇が軽く触れていく。
「…あっ…ん…」
「オレ、ずっと思ってたんだ。お前が女の子だったらいいのになぁって」
「え……」
「女の子だって知ってたら、オレ藪木と付き合ってたかも」

…調子の良い事を言うな、バカ卓樹。
そんなの今まで思ってもなかったくせに。

それでも心のずっと奥で、その言葉を嬉しいと感じているバカな僕がいた。

「…動くぞ」
卓樹を受け入れていたそこが、ひくりと反応した。
「は…っぁ…ああっ!…あぁああん!!」
僕の体はいつの間にか卓樹に順応していたらしい。
さっきの痛みが嘘みたいだ。
僕を包み込むような快感が、腰を動かす度に与えられる。
「藪木、痛いか?」
聞いてくる卓樹にどう答えたらいいのかわからなくて、ただ首を振った。

「そっか、よかった」
にっこりと笑う卓樹の額に、汗が滲んでいる。
ゆっくりとした動きがだんだんと早くなり、
部屋の中には熱っぽい息づかいと粘着質な音だけが響くようになった。
「……っは…あぅ…」
「可愛いよ藪木…本当可愛い」
「…あ、んん…っ!」
「うわ、ちょっ…急に締め付けないでくれよ…!」

ずるりといきなり抜かれ、体が震える。
「ふぇ…っ!?」
「う………っ」
34四ツ谷兄×女体化藪木くん:2009/03/07(土) 18:47:14 ID:kmiAMrX/
びちゃあっ

生温い液体が体や顔にかかった。
「……?」
「はぁ…よかった…すごくよかったぞ藪木ー…」
「何コレ…あっ!」
「ああああイイ!素晴らしいな!精液に塗れた未成熟な体…!やらしいぞ大好きだ藪木!!」

「………」
僕の上で変にはしゃぐ卓樹を見ていたら、思考が物凄いスピードで冷めていった。
何が「大好き」だ。
明日になったら泣いて謝るまでいたぶり続けてやる。
幸せなのも今のうちだ変態野郎。

体に残る余韻をもどかしく思いながら、僕は心の中でそう呟いた。

「ねえ藪木もう一発…」
「ふざけんな」


おわり
何でこうなったのか…w
ただあの時の♀藪木くんがどうしてノーブラだったのか非常に気になる。
35名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 14:44:29 ID:idWiP9c8
藪木くん女体化キター!
藪木くん女でも全然違和感ない可愛さ
36名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 16:10:51 ID:EP7h72rW
少女漫画スレの書き込み転載しとくね



「くま郎ォオー!」
「キャァァアア! 何すんの崎くん! ゴラァーー!!」
「腕を封じればこっちのもんだ! さぁ、もっと言え!」
「いやぁああ! 離して! 離せゴラァ!」
「うわあああん!くま郎ーー!」
「ちょ、ホントに離し……んんっ」
「ああ……くま郎の声だ……」「やっ! 変なトコ……触んないでよ……ひぁうっ!」
「くま郎やわらかくなったなー。それになんか生きてるみたいにあったけーぜ……」
「ん、だめ、なんか変……っ! や……………」
「ん? どうしたんだくま郎、急に静かに………」
「…………の」
「崎くんのバカァアアア!! ゴラァァアアアアア!!」
「グファ!! く……くま郎……」
37名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 20:27:02 ID:DPXGt6C9
>>36
崎×寿々子いいね
しかし崎くんはくま郎の喘ぎ声とか聞いて勃つんだろうか…w

一緒に風呂に入るくま郎のかぶりものした寿々子と崎くん見たい
本当にどんなプレイだ
3836の中の人:2009/03/15(日) 03:56:56 ID:XySmSRUY
転載されてて嬉し恥ずかしゴラァ!

>37
勃たないと思う。
でもお風呂でかぶりものプレイいいね!
ちょっと書いてみるよ。
39名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 07:10:33 ID:oLpMaSM4
>>38
楽しみにしてます

寿々子の体をふにふにしたい
髪とかも柔らかそうで可愛いよ寿々子
40名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:43:48 ID:6xgZyY/c
保守

本誌見たが
突然の崎×寿々子展開にびっくりした
藪木くんの嫉妬が可愛い
41名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:18:16 ID:seZwQlA8
保守

嫉妬の藪木くんがなんか行動
起こして欲しい…!

寿々子と藪木か崎であぶれたほうは
兄とくっつけばいいと思う…続きは801板で
42名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 21:19:30 ID:uLRsgWKQ
>>41
兄とかよww
それかわいそう過ぎる

次号wktk
いつも思うけど藪木くんは成人男性の癖に
寿々子への恋愛感情が中学生みたいにピュアなんだよな
だからなかなかエロが想像できないw

「いやああっ!!藪木くん何するのっ!?」
ってな感じで涙目の寿々子に平手打ちされるような藪木くんが見たい
43名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 11:17:13 ID:5Y8CnJIw
イルカ先生×涼子さんで投下します。

だいたい7レス程。
44新婚初夜:2009/04/02(木) 11:18:36 ID:5Y8CnJIw

暗い寝室に明かりをつけないまま、私は一人ベッドの上に腰を下ろした。

「………」
落ち着かないのでミネラルウォーターのペットボトルに口を付ける。
体を通る水の冷たさを以てしても
徐々に速まる心臓の鼓動と上がっていく体感温度は抑えられなかった。

すぐそこの浴室から水音がする。
普段は何の意識もしないその音が、静かな部屋にやけに響く。
何故かそれがこれから起こる事を示唆するように聞こえて、顔がさらに熱くなった。

おかしい。こんなの私じゃない。
どうしてこんなに緊張しているんだろうか。
ペットボトルを熱い頬に付け、目を閉じる。
そして静かに深呼吸をした。

落ち着かなければ。
こんな事くらいで緊張するなんてガラじゃない。
ただあの人と一晩過ごすだけ。一緒に寝るだけ。
あの人と性交するだけじゃない。

「ああ…もう、やだ…」
そこまで考えて、冷静に考えようとした頭がショートした。
ベッドに上半身を倒し、頭を枕に押し付ける。
全く、どうにもできない。
動悸が激しくておかしくなりそうだ。
一人で勝手に緊張して、馬鹿みたい。

結局の所私は、あの人を愛してるんだろう。絶対言わないけど。
シーツの肌触りを心地良く感じながら、
こんな風に待つのも悪くないかもしれないと思った。

そうしているうちにこっちの部屋に来る足音がして、ベッドから跳び起きる。
「……!」
「入りますよ、涼子さん」

思わずドアのある方向に背を向けてしまった。
「…どうぞ」
声の震えはドアの向こうに気付かれただろうか。
金属の噛み合う音と共に、あの人が入ってきた。

「あれ…暗い」
「………」
窓際のベッドまで歩いてくる気配が背後で感じられる。
ふわりと香る石鹸の匂いに気付いた刹那、後ろから抱きしめられた。

「……!」
「お待たせ、涼子さん」
「………ええ」
優しい声が耳を擽る。
いつもと同じはずのこの人の声が妙に艶やかに聞こえ、
私の体を縛り付ける緊張は限界に達した。
45新婚初夜:2009/04/02(木) 11:21:21 ID:5Y8CnJIw

「……電気つけませんか」
そんな私を知ってか知らずか、セヴァンは突拍子もない提案をした。
「……え…」
それってつまり…私の体を、顔を、隅々までこの人に見られるという事か。
明かりをつけられる余裕なんてものは悔しい事に今の私にはなかった。

「こんなんじゃ見えないじゃないですか」
「…い…いやよ」
「どうして?私は涼子さんの全部が見たいのに」
さらりと恥ずかしげもなく言うから、返答に困る。
私はどうしてもこの人のこういう一面に弱いのだった。
普段はこの人に実験や解剖を好き放題できるから
私が主導権を握ったつもりでいたけれど、
もしかしたら私がこの人に支配されているのではないのか
という疑問は膨らんでいくばかりだった。
現に私は、一緒に暮らしていくうちに、この実験体にもうかなり執着している。
この人を愛してしまっている。

スイッチを入れる音がして、ベッドの傍らに置いてある間接照明がついた。
「あ…っ!」
「これならいいですよね?」
「いやって…言ってるのに……」
「すみません」
セヴァンの笑みを含んだ声が面白くない。
どうやら私だけが緊張してるようだ。

「涼子さん…可愛い」
セヴァンの手が私の胸元に移動し、シャツのボタンを一つずつ外していく。
「ん……っ!」
はだけたシャツを肩からずらして露出したそこにキスをされた途端、
背筋にぞくりと電流が走った。
「や…ちょっと待っ……」
こういう事をされるとはわかってはいたが、いざそうなると頭が混乱する。
カタカタと震える指をセヴァンの片方の手で握られた。
「怖いですか…?」
「そんな…怖くなんか」
「…できるだけ優しくします」

ベッドに向かい合わせに倒れ込んだ。
間接照明のぼんやりとした明かりがセヴァンを照らす。
風呂上がりで十分乾かしていない金髪から滴った一粒の水滴が、
シャツから覗く彼の鎖骨に流れ落ちていくのを見た。

その姿を眺めるだけで、体の奥の方が締め付けられるような感覚に陥った。

目の前の個体が妖しく笑う。
長い指が私のメガネを外して、テーブルに静かに置いた。
私とセヴァンの距離が縮まり、柔らかなものが唇に触れる。
キスをしながらボタンを全て外され、何もつけていない胸元が晒された。
「…ぁ…」
「…綺麗です…涼子さん」

息を呑む音と視線に耐え切れず横を向いた。
46新婚初夜:2009/04/02(木) 11:22:36 ID:5Y8CnJIw

「や…見ないで…ぁ…」
首筋にキスをされると声を出す事すらままならない。
強く吸われピリッとした痛みが走ると、そこを濡れた舌で丁寧に撫でられる。
「涼子さんってすごく柔らかいんですねえ」
「ん…っはあ…セヴァン…」
キスが胸元に下りてくる。
生乾きの細い髪に指を通してくしゃりと掴んだ。
何もしていないのに息が切れて、力が抜けていく。
「きゃっ…!」
指先が性感帯の一つに触れた時、未知の感覚に体がのけ反った。
自分の声かも疑うような高い声が私の声帯から発せられ、羞恥に気が遠くなった。
「……」
手で口を押さえた。
「や…ちが…違うの…」
驚いたような顔で私の顔を覗き込むセヴァンに意味もわからず弁解する。
今まで性的快感になど興味は無かったし、私には無縁だと思っていた。
しかし、甘くもどかしいその感覚が癖になりそうなのは紛れも無い事実だ。
自分が自分でなくなる事がこんなにも怖い事だなんて、知らなかった。

「ここ、すごくドキドキしてる」
私の胸に手を当てて、セヴァンはにっこりと微笑んだ。
「私の事好きなんですね。涼子さん」
全部見透かされたような気がした。

「…だからどうしてそういうこと…」
「いいじゃないですか、こんな時くらい」
「ん…もう…」
完全にこの人の思うままだ。
厄介なのは、こんなひとときが嫌じゃないと感じてしまっている私の思考だ。

「…ほんとに可愛い…」
セヴァンの手が再び私の胸元を滑る。
「…っ…ふぁ……」
胸へ軽く口付けるキスは回数を増していき、頂点の突起を弱い力で噛まれた。

「涼子さん…大好き」
この上さらに私を困らせる気なのか。
優しいけれど芯を持った言葉が私を追い詰めて逃がさない。
私は少し考え、金髪に指先を沈ませて、相手に聞こえたかわからないような小さい声で答えた。
「…知ってる」


それからはしばらく敏感なそこを弄られたり舌で嬲られたりした。
優しい快感に身を委ねている内に、思考の中の理性がゆっくり溶けていく。
薄暗い暖色の視界が淫靡に揺らぐのを見て、下腹の奥が熱くなるのを感じた。
47新婚初夜:2009/04/02(木) 11:23:26 ID:5Y8CnJIw

私の体に訪れたもどかしい疼きは時間が経つにつれ確かなものに変わっていく。
「はぁ…っ…」
どうにかして欲しくて彼の首に腕を回した。
「どうかしましたか」
「あ…あの……何か…おかしいの……」
「…どんな風に?」
「…っわかんな……熱い…」
「へぇ、それは大変ですね」
胸に触れていた手が下の方へ移り、そのまま私のズボンを引き下ろした。
「…セヴァ…ぅあ…いやぁっ…」
閉じようとした脚を掴まれ、無理矢理開かされる。
息をつく間も無くセヴァンの指が包み込むように私の太腿をなぞり、下着から潜り込んで私の女性器に触れた。
「ん…ああぁあ…っ!」
「熱いのはこの奥ですか…?」
「ん…ぅん…っ」
やわやわと押し付けられる指の腹がゆるやかな快感を作り、私はただ頷くしかできない程思考を犯されていた。

自分の意思とは関係無く性的快感だけを享受しようと濡れてひくつくその器官は、
まさに生殖の為に作られたものだった。
「…痛かったら言って下さい」
膣前庭を何度も擦られた後、そのような事を言われた。

「く…ふぅっ…んん…っ」
指が柔らかい肉を押し上げて中に入ってきたのを回転の遅くなった頭脳で認識する。初めてのはずのそこは拒絶する事無く異物の侵入を受け入れ、
自分のものとするかのように奥へ引き込んでいた。
その行為に痛みは無い。ただ深い快感だけがじわじわと体全体に広がっていく。

固く閉じていた目をうっすらと開けると、
セヴァンが私を見ていた。
興奮を抑えたような目が切なげに私を捕らえ、目をそらしたくてもそらせない。
言葉も無く唇を合わせ、貪るように舌を絡めてくる彼にも余裕は無いようだ。
熱を持った粘膜の水音が卑猥に響き続ける中で、彼への激しい感情が溢れ出す。

気持ち良い。ずっとこうしていたい。
そう思っていた時に突然、中を穿っていた指を抜かれた。
急に感じる物足りなさにたまらず声を上げる。
「あ…セヴァン…?」
「涼子さん、痛かったら絶対に言うんですよ」
テーブルに伸ばしたセヴァンの手が避妊具を取るのを見て、
これからする事を悟った。
前髪をよけて私の額にキスをするセヴァンの仕草が余りにも静かで
時間が止まったような錯覚さえ覚える。
私を真っ直ぐに見つめる碧い目が、壮絶に美しいと思った。
48新婚初夜:2009/04/02(木) 11:24:23 ID:5Y8CnJIw

セヴァンが私の膣口に固いものを押し付けてきたのはその時だった。
「ひぁっ……んく、うっ…!!」
呼吸が、できない。
先端を挿れられただけなのに
痺れるような鋭い痛みが走り、体の力が抜けない。
処女を散らす事は痛みを伴うと一般に言われているが、予想以上に酷いものだった。

ゆっくりと入ってくるそれによって与えられるのは痛みしかない。
「…ひ…うっ…ぇ…」
溢れる涙が鳴咽によってぽろぽろと流れる。
こんな事で泣きたくなかった。というか、私が泣くはずが無かった。
見られたくなくて止めようとしたが、どうしても止まらない。

「…涼子さん……」
私を見るセヴァンの表情が痛々しい。
「やっぱり、泣く程痛いんですね」
「…う…ぁ……」
「好きな人が痛がってるのに、無理矢理する事なんてできませんよ…」
私の中に収まっているものは固く張り詰めて脈を打っている。
きっとこの人も苦しいだろうに。

「すぐ抜くので我慢してて下さい。続きはまた今度にしましょう。ね?」
「………」
私は、中から引き抜こうとするセヴァンのシャツを掴んだ。
「…涼子さん?」
「…ゃ…だ」
セヴァンのはだけたシャツのボタンを外し、彼の鎖骨にキスをする。
「…痛いなんて…言ってないじゃない…」
「え、でも泣いて…」
「…痛くな…ぃ…から、好きにしなさいよ…!」
もう自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた。
ただ、止めて欲しくなかった。中途半端にされたくなかった。

「涼子さん……なんか私、泣きそうなんですけど…」
何であなたが泣きそうになるの。
潤んだ目に指を当てて、セヴァンは私の上で心底嬉しそうに笑った。
そんな笑顔を見ていると、どんなに痛くてもいいと思えてしまうから不思議だ。
「すみません…動きますよ」

シャツを脱いだセヴァンが私を抱きしめた。
少し落ち着いたと思っていた膣口が微かに動くだけで再び痛み出す。
「…っ…ふ…」
広い背中に爪を立てて、時折引っ掻いてしまいそうになるのを堪えた。

肌が触れ合う感触と温かさをしばらく確かめていると、
抱かれている実感が今更になって沸いてきた。
「…は……熱い…」
吐息混じりの低い声が至近距離で聞こえる。
それが一層生々しくて、体の奥が甘く疼いた。
49新婚初夜:2009/04/02(木) 11:25:17 ID:5Y8CnJIw

「あなたは、気持ちいいの…?」
そう聞いてみると、セヴァンは私の髪をそっと撫でて、満足そうに言った。
「涼子さんには申し訳ないですけど…ええ、とっても」

「そ、そう……ぅあっ!」
いきなり動かされ、体が跳ねる。
「…よすぎて、ちょっと自制が効かないくらい」
「ん…、あぁっあっ…」
最奥を突かれる頻度が増した。
痛いのは変わらないはずなのに、
突かれる度に体が快感を感じるようにと変えられていく。
だんだん滑りがよくなっていくそこは、男を飲み込む事を覚えたようだ。

「涼子さん、大丈夫ですか…?」
セヴァンが聞く頃には、私は既に深い快楽に浸っていた。
「い…痛…くな、あんっ!すご…い…んんっ…!」
今度はこの言葉に嘘は無かった。
「…じゃあ、気持ちいい?」
「…ん…気持ちい…ぃあっ!…はぁ…ああぁあ…っ!」
つい聞かれるままに答えてしまった。
強すぎる快感が私の全てをぐちゃぐちゃに蕩かせていく。
私って、こんなにも快感に弱い人間だったのか。知らなかった。

「よかった…涼子さんが泣いてばっかりだったら、私どうしようかと…」
抽送がさらに速くなる。腰を掴まれ、中の弱い箇所を集中的に擦られた。

その時、私の体に異変が起きた。
「え…ぁっ…うそ、何これぇ…っ、ああっ!…はぁ…ん…んんんんっ…!!」
背中を縋る指に力が入る。びくびくと体が痙攣し、勝手につま先が引き攣った。
これが、性的絶頂と言う物だろうか。ふわふわした意識で、そんな事を思う。

「うわ…きつっ…」
一瞬だけ中の熱い塊が膨脹した。
意識がその刺激で一気に引き戻される。
…多分、この人も私の中で達したのだ。
そう考えて、胸が痛いくらい締め付けられる。

私とセヴァンの間には、激しい息遣いだけが残った。
「涼子…さん……愛してる…」
「…またそんな事…」
何度もされる啄むようなキスがいくらか敏感になった肌には擽ったい。

温かさと満足感が私を包み込み、彼の腕の中で瞼が重くなる。
そしてガラにもなく、幸せだと思った。
50新婚初夜:2009/04/02(木) 11:28:27 ID:5Y8CnJIw


私が鮮血の付いたシーツと体に付けられた沢山の赤い跡に気がついたのは、
その翌朝の事である。
ベッドで着替えるセヴァンの隣で、私は手鏡を前にため息をついた。
「シーツは私が洗いましょうか」
「いい!私がやるから」

力の入らない足腰を半ば無理矢理立たせベッドから離れようとしたが、
手を引かれセヴァンの膝に座らされた。
「ちょっと!ふざけないで…」
「今日休みだし、ゆっくりしませんか」
「…こんな体勢で、ゆっくりできるわけないでしょ」

後ろからくすくすと笑い声がする。
「何?」
「昨日の涼子さん、可愛かったなぁ…って思って」
「……!」
思い出さないようにしてたのに。
顔が沸騰するくらい熱くなっていくのがわかる。

「あなたそれ以上言ったらホルマリン漬けにして人体標本にするわよ…」
「わあ怖い」

全く、この人といると調子が狂う。

後ろから回された腕に抱きしめられながら、未だに熱い頬に手の甲をつけた。


おわり

イルカ先生に愛されまくってる涼子さんとか萌える
51名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 13:31:52 ID:tauazgNQ
うわあああああああ サ イ コー
長編乙!
この二人好きだー
いつもは涼子さん優位なのに
夜はイルカ先生に翻弄されてドキドキしちゃう涼子さん萌死ねる
イルカ先生涼子さんのこと好きすぎるだろ
もうねふたりでずっといちゃいちゃしてればいいよ

52名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 23:07:30 ID:J4/LPiv/
>>28の藪木くん→寿々子を書いてみたので投下します。

寿々子好きすぎて一人でしちゃう藪木くん。
多分2レスで済むかも。
53中学生か!:2009/04/06(月) 23:10:54 ID:J4/LPiv/
寿々子が、僕の下にいる。

女の子らしいパジャマを着た寿々子が、僕に押し倒されたままその大きな目で僕をじっと見ていた。
「…藪木くん」
寿々子が僕の名前を呼ぶ。
名前を呼ぶ寿々子の声は何度も聞いているはずなのに、その度に心臓が不規則に脈打つから僕を困らせる。

「何?寿々子」
僕は出来るだけ優しく寿々子に話し掛ける。
「藪木くんは…私の事好き?」
そう僕に聞く寿々子の顔は紅潮している。
伏せがちの目と桜色の柔らかそうな唇がものすごく煽情的で、
僕はその姿に釘付けになっていた。

「……好きだよ」
胸につかえていた言葉が自然に出た事に自分でも少しだけ驚く。
しかし一回口にした言葉は次から次へと溢れ出し、返って胸が潰れそうに苦しくなった。
「寿々子、好き、大好き、死ぬ程好きだ」

上体を倒し、寿々子の首筋に顔を埋める。
髪から香るシャンプーの匂いを肺に取り込みながら、柔らかい耳の裏に唇を付けた。
場所を変える度にぴくっと反応する寿々子の体が愛しい。
「ん…ふふっ、くすぐったいよ」
唇を離し寿々子の顔を至近距離で見つめる。
寿々子は恍惚の表情で僕を見ると、ふわりとはにかんだ笑顔を見せた。
「そっかあ。好きなんだ…ふふ」
そんな寿々子を見ていると、自分の中の汚らしい欲望が
思考を埋めつくしていくのに気付く。
優しく扱いたい一方でめちゃくちゃにしたいのも否めなくて、
どうしたらいいのかわからない。
54中学生か!:2009/04/06(月) 23:13:02 ID:J4/LPiv/

色素の少ない髪がきらきらと陽に透けて、目に眩しい。
寿々子の手が僕に伸びる。
指先がそっと頬を撫でて、唇に触れた。

ああ、もうだめだ

理性の壊れる音を聞いた。
パジャマのボタンを少し乱暴に外すと、白い肌がフラッシュを焚いた様に僕の視界に飛び込んだ。
可愛い、可愛い、かわいいかわいい。
噛み付きたくなる衝動を抑えながら、僕はすべすべした寿々子の肌に唇を押し付けた。
跡をつけないように、痛くしないように気をつけながら。



「…………」
ここまでいって、目が覚めた。

僕には最近、夢だと気付いて最悪な気分になる事がよくある。
有り得ないような夢でも、見ている時は何の違和感も感じないから厄介だ。

寿々子を組み敷いて、触れて、キスをして。
僕は夢の中で、何度寿々子に好きだと言ったんだろうか。

「…馬鹿か僕は…」
ゆっくりと体を起こし、手で顔を覆う。
本当に嫌なのは、下半身に反応がある事だ。
僕は情けない事に夢の中の寿々子に欲情しているのだった。
中途半端に熱を持ち、達し切れない自身が僕の手を待っている。
このままでいるわけにはいかないので、
ズボンの中に手を入れ熱くなったそれを取り出した。
こうして処理をする時間が、僕にはたまらなく苦痛だった。
この時は何も考えたくないのに、脳裏によぎるのはいつも寿々子の白い肌。
汚れている。こんな事はしたくない。
そう思っても体は言う事を聞かない。快感を求める指の動きは速くなっていく。
「…っ…すずこ…っ!」
名前を呼ぶと同時に、右手に粘液のかかる感触がした。
その汚い欲望の証拠を見て、僕はいつも消えたくなる程の罪悪感に見舞われるのだ。
何度も同じ思いをしているのに
懲りもせずこんな朝を迎えてしまう自分が嫌で仕方なかった。
行為が終わったのでティッシュを取り、後始末をする。
とにかく全部忘れたくて拭く手に力を込める。

ごめん、寿々子。
純粋に見ていられなくてごめん。

くらくらする重い頭を上げ、洗面台に向かった。


おわり
藪木くん頑張れー
55名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 12:53:33 ID:Zj+jJRI9
うわあああああああああああああああああ
萌えたー!!!
56名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 00:26:29 ID:qNv1HzQH
保守

島岡×苺見たい
体格差がすごい好きだ
57名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 17:17:42 ID:FkSFLbjx
色素の少ない髪がきらきらと陽に透けて、目に眩しい。
寿々子の手が僕に伸びる。
指先がそっと頬を撫でて、唇に触れた。

ああ、もうだめだ

理性の壊れる音を聞いた。
パジャマのボタンを少し乱暴に外すと、白い肌がフラッシュを焚いた様に僕の視界に飛び込んだ。
可愛い、可愛い、かわいいかわいい。
噛み付きたくなる衝動を抑えながら、僕はすべすべした寿々子の肌に唇を押し付けた。
跡をつけないように、痛くしないように気をつけながら。
「藪木くん藪木くん藪木くんっ…」
僕の名前を呼びながらぎゅっと抱きついてくる彼女。
僕はもう止められそうにな…

「藪木くん…藪木くん大丈夫?」
58名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 17:19:24 ID:FkSFLbjx
そこで目が覚めた。
場所は四ツ谷カフェ。
いつものように本を読んでいるうちにうたた寝をしてしまったらしい。
「藪木くん なんか息苦しそうにしてたから
起こしたんだけど…悪夢でも見てたの?」
僕の顔を覗き込むように寿々子は心配していた。
悪夢じゃなくてキミと…
昼間から しかも好きな子のいる店で淫夢を見てしまった
自分に激しい自己嫌悪に陥った。
しかも体は夢から覚めても熱いままだ。
こんなこと寿々子にばれたら絶対嫌われる。
早く体を萎えさせようと必死に他のことを考えようとした。

ふと横をみると四ツ谷が血まみれで床に倒れていた。
この店ではいつものことだ。
僕が寝ている間になにかバカなことをしたんだろう。
おかげで僕の体の熱も一気にひいて平静を取り戻すことができた。
「…悪夢じゃなくていい夢見てたんだけど」
「そうだったの!?ごめんね起こしちゃって…」
別に…とそっけない返事をしながら
今日の夢が正夢になるといい…なんて思った。
59名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 17:20:49 ID:FkSFLbjx
上の中学生かの後半を勝手にいじってみた
気に障ったらごめんなさい
藪寿々すきだー!!!
島苺は島岡の外見はあんなだけど
一番まともなカップルだと思う
60名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 12:49:42 ID:KJU9iri3
>>59乙!
藪木くん×寿々子可愛いなあ

個人的に藪寿々は微えろがちょうどいい
崎寿々はがっつりいきそうだけど


「寿々子…挿れるよ」
「あ…、藪木くん…っ!」

みし…バキバキバキッ(背骨の折れる音)

「…ちょっ…寿々子…力抜いて……」
「ごめん…」

こんな藪寿々は嫌だ
61名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 11:07:52 ID:5pK6IyBr
62名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 10:43:54 ID:8u/fIg7b
ミツエが不特定多数の男達を次々と逆レイプしていくSSが読みた…あれ誰か来た

63名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 20:24:33 ID:aOqIcjoG
>>10 藪木くんが倒れるんじゃなくて、ミッチェルが(なぜか)藪木くんの目を手で隠すとかだったら萌えるかも。

藪木くんって寿々子のこと名指しで呼ぶ時呼び捨てなのかー。ちゃん付けかさん付けの方が私はしっくりくるなあ。
(文句ばっかみたいでゴメン筆力ないので…絵は描くけど)

>藪木くんの声
声優総合板の勝手なキャスティングスレで沢城みゆきって意見と井上麻里奈って意見は見た。

って気づけば藪木くんのことばっか。私も相当なヤブキストだな。
…あとなにげに目黒×千織のカップル(?)好きだ。
64名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 10:28:45 ID:4FIBkDxJ
ヤブキストw新語だww
成人ショタかわいいよ
65名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 12:51:19 ID:tIUHYAEC
ビンゴくんかわいいよビンゴくん
>>声優総合板の勝手なキャスティングスレで
他のキャストも気になる
>>62
ちょww見たいwwwww
嫌がる藪木くんを…あれ?誰か来たみたjhっじゃh
66名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 23:35:12 ID:bAQNOXBz
>>65
私は

寿々子 水橋かおり
卓樹 宮野真守
藪木 沢城みゆき
ミッチェル 鳥海浩輔
崎 関智一
晴海 中島沙樹
澄也 陶山章央
ブル山 TARAKO
マサちゃん 門脇舞以
千織 田中理恵
苺 大前茜

と書きました。島岡がいないのは当時島岡がチョイキャラだったからです。
他にも書いてた人が2,3人いたはず。ちなみにめだかの学校のキャスティングもいくつかあったと思います。

※妄想キャストなので真に受けないでください。一応。
67名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 16:10:27 ID:qrM/aRHS
皆さんのステキ小説に触発され私もSS書いてみました。
(一応)藪木×寿々子です。
13歳以上推奨ぐらいの軽いエロです。
作中で藪木くんに寿々子を「寿々子ちゃん」と呼ばせていますが、ピンとこないという人はメモ帳にペーストして変えてみてください。
68夢にまで見たファーストコンタクト:2009/04/25(土) 16:13:01 ID:qrM/aRHS
湿ったセミロングの髪をおろして、パジャマの前をはだけた寿々子ちゃんが僕と向かい合っている。
卓樹の奴が留守なので、家には2人だけだった。
鳴り止まない胸の鼓動が息をつまらせるのを感じながら、僕は寿々子ちゃんの顔を見つめていた。
寿々子ちゃんの唇がこうささやく。
「キスして。」
女の子にリードされるなんて情けないことなのかも知れないが、僕の頭の中はそんな事を考える余裕がなかった。
耳にキスした時、びくっと寿々子ちゃんが反応した。いい匂いがする。可愛い。
冷酷と言われる僕でも、こういう時は興奮を抑えられない。僕は寿々子ちゃんが好きだ。
僕がランニングまで脱いだところで、目を開いた寿々子ちゃんがこう言った。
「藪木くん肌白ーい!触ってもいい?」
「えっ…あ、ちょ…寿々子ちゃん。」
「うわあやっぱり堅いんだねー。でも毛ないー。女のコみたい。」
「ちょっと…寿々子ちゃん…くすぐったい…」
おいおいそりゃないぜ寿々子ちゃん。本当は僕が君のことを触りたいのに。


まったく僕はろくな夢を見ない…。


 おわり
69名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 18:56:34 ID:0oEnS/uR
>>68
うおおGJ!!
なんか寿々子×藪木って感じだなw

自分も藪木が寿々子の事呼び捨てにしてたのが発覚する前はちゃん付けだと思ってた
70名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 19:17:53 ID:oxBd3eRZ
藪寿々でほのぼのしてる中空気読まずに投下します。

イルカ先生×浅瀬先生前提の黒っち×浅瀬先生です。
凌辱っぽいので苦手な人はご注意を。
5レス程度。
71いたずら:2009/04/27(月) 19:20:17 ID:oxBd3eRZ

冷房設備の整っていないたなか中学校の保健室は異常なまでに室温が高い。
その中で、浅瀬先生は机に向かい書類に目を通していた。
彼女がしきりに気にしている腕時計は4時を指している。

(そろそろ起きてもいいのに…)
さっきまでプールではしゃいでいた生徒達の声はもうしない。
西日が差し込む保健室で淡々と仕事をこなしていく浅瀬先生は
奥のベッドで意識を失っているイルカ先生が目を覚ますのを待っていた。
そんな浅瀬先生が以前とは違う柔らかな雰囲気を纏っているのは、
2人がもはや職員同士ではなく、結婚も秒読みの甘い関係であるからである。

あの人の目が覚めたら、帰るついでにスーパーに立ち寄って、夕飯の買い物をして。
今晩は和食がいい。あの人の鯖味噌最近食べてないし。
あ、確か歯磨き粉切らしてたわね。
忘れないようにしないと…。

取り留めのない事が浅瀬先生の思考を巡る。
きっとそういった事をこれからも考えていくのだろう。あの人と一緒に。
彼女の表情が緩んだ。

その時。
ガラガラとドアを開ける音が浅瀬先生の意識を戻した。
「イルちゃんいるー?」
そこにいたのはたなか中学校の生徒の一人、黒仏ユウである。
右手に鎌を持ちヘラヘラと笑う彼は、実は人間ではない。
これまで何百年と人間の魂を刈ってきた、イルカ先生に取り付いている死神なのだった。
プールの後にはいつも彼が保健室に来る。
目的はもちろん、溺れて意識不明のイルカ先生の魂を刈りあの世へ持っていく事だ。
最初の内はどうでもよかった浅瀬先生だが、イルカ先生を既に愛している今では無関心ではいられない。
死神の存在など非科学的なものだ。信じられない。
そう思っても彼に対しては以前のように平静な心を持てなかった。

72いたずら:2009/04/27(月) 19:21:35 ID:oxBd3eRZ

「…入る時にはノックしなさい」
苛立ちを覚えつつ、浅瀬先生はため息を吐いた。
浅瀬先生の言葉を聞いてるのか聞いていないのか、死神は奥のベッドに向かう。
「ははっ、よく寝てんねぇ」
ベッドを囲んだカーテンから飄々とした声が聞こえる。
机に座っている浅瀬先生の目は書類にありながらもそれをまともに見ていなかった。
部屋に篭る蒸すような暑ささえ、浅瀬先生の意識の外だった。

「…死ぬかもしれないのにさ」
軽い口調で発せられた言葉はかなりの重々しさを含んでいた。
浅瀬先生はたまらず席を立つ。
「死神だか何だか知らないけど、待ってても無駄よ」
ベッドに近寄り、背の高い死神と対峙した。
「この人にはまだ生きててもらわないと困るの」
眼鏡の奥から静かに睨み据えると、目の前の死神は笑うのを止めた。

意識のないイルカ先生の前で、しばらく沈黙が続く。
「……ふーん…そっかあ…」
口を開いたと同時に、彼は浅瀬先生の至近距離に顔を近付けた。
「…何?」
「浅ちゃんさ、ホントに好きなんだね。イルちゃんの事」
「な……っ」
唐突な言葉に動揺し視線を外す浅瀬先生を、死神はニヤニヤしながら眺める。

「正直ずっとイライラしてたんだよねぇ。浅ちゃんのせいで仕事になんないから」
「え…ぁっ!」
突然手首を掴まれ、浅瀬先生の体が強い力で壁に押し付けられた。
73いたずら:2009/04/27(月) 19:22:28 ID:oxBd3eRZ

「弱いなぁ、人間って」
「あ、あなた何のつもりなの…!?」
「しーっ。声出したらイルちゃん起きちゃうじゃん」
予想もつかない展開に浅瀬先生の頭が混乱する。
そんな浅瀬先生の耳元で、死神はいつもの口調で囁いた。

「いいよ、イルちゃんは諦めてあげる」
「は…?」
「その代わり、浅ちゃんには責任取ってもらいまーす」
死神の手が、浅瀬先生の服の裾から入りそのすべらかな肌を撫で始めた。
「……っ!!」
指の温度の低さに、浅瀬先生は体を強張らせる。
「や……やめ…っ!」
掴まれた手首に込められた力が強く、抵抗できない。
「イルちゃん起きちゃうってば」
そう言われて、浅瀬先生ははっと身を凍らせた。
すぐそこにはイルカ先生の寝ているベッドがある。
抵抗を止めた浅瀬先生は震えていた。
激しい憎悪をたたえた表情で、死神を見つめる。

「…イイ顔」
大きな手が浅瀬先生の胸を揉み朶く。
頂点を弄ぶように指で転がすと、浅瀬先生の体がぴくっ、と小さく反応する。
感覚の研ぎ澄まされたそこは鋭敏に冷たい指を感じていた。
「可愛い、浅ちゃん」
「ん…っ…はなし…て…」
今までイルカ先生にしか触れられていない体は、
浅瀬先生の意思とは裏腹に反応し徐々に熱を持ち始める。
「随分感じやすいんだネ。イルちゃんったら純粋そうな顔して結構…」
「か…関係ない…っ…」
「どうかなぁ?」

そう言うとその冷たい手は浅瀬先生の脚の間から割り込み、
下着を下げて熱っぽい女の部分をなぞり上げた。
「ひっ……う…」
がくりとバランスを崩した浅瀬先生をもう片方の腕で支え、体を密着させる。
「うわ…もしかしてイルちゃんの前だから興奮しちゃってんの?やらしー」
「いや…ぁ…!」
イルカ先生への罪悪感と自尊心の崩壊が、浅瀬先生の思考に押し寄せていた。
許さない。これ以上めちゃくちゃにされてたまるものか。
浅瀬先生は自由になった手をとっさに白衣のポケットに伸ばし、薬品の入った注射器を取り出した。
浅瀬先生がいつもポケットに忍ばせているそれは、日本では未認可の麻酔薬である。
針を死神の腕に突き刺し、その薬品を注入した。
74いたずら:2009/04/27(月) 19:23:06 ID:oxBd3eRZ

「はぁ…はぁ…っ」
「…………」
目を見開いた死神の動きが止まる。
保健室が再び静寂に包まれた。
高い室温にも関わらず、浅瀬先生の頬をひやりとした汗が伝う。

しかしその直後
死神の顔に浮かんだのは歪んだ笑みだった。
「…なーんちゃって、残念でした☆」
「!?っあ…!」
脚を持ち上げ、死神はズボンのチャックを下ろした。
そそり立つものが太腿の間に触れる感触に、浅瀬先生は目の前が真っ暗になった。
「ゴメンネ、オレ死神だから薬とか全然効かないんだ」
「そ…そんな…」
「…抵抗したってダメだよ」
浅瀬先生の抵抗も空しく、腰を掴まれ一気に深いところまで貫かれる。
死神は、どういう体をしているのか勃起した性器まで冷たかった。
「…かは……っ」
口を押さえ、目を固く閉じる。
泣いてはいけない。泣くわけにはいかない。
それなのに、涙が溢れるのを抑えられなかった。
死神を受け入れている場所は愛液でとろとろに濡れ、抽挿を助けている。
「あれ、嫌じゃないの?浅ちゃん」
「嫌、に決ま、って……っ」
「嘘だね、こんなに感じちゃってる癖に」
「っは…ぁ、ちが…!」
こうして死神はしばらく何十年振りかの女体を楽しんだ。
為すがままにされている浅瀬先生にいつもの凜とした面影はない。
そこにいるのは凌辱されながらも快感に染まっていく淫らな女だった。
「中出しするけど安心してよ、赤ちゃんは出来ないから」
死神がそう囁いた瞬間、浅瀬先生を独特な衝撃が襲った。
喉をひくつかせ、声にならない悲鳴を空気に散らす。
膣内に吐き出された液体が、栓を抜いた途端溢れ出して床を汚した。

「………」
濡れた床に力無く脚を崩す。
俯いた浅瀬先生の虚ろな目からは涙がとめどなく流れていた。
「今日は楽しかったよ、浅ちゃん」
浅瀬先生を見下ろしながら、死神はニヤリと口角を上げる。
反応のない浅瀬先生をそのままに、死神はその場を後にした。


「……汚い…」
床を見つめ、浅瀬先生は呟いた。
あの人に見られてはいけない。知られてはいけない。
イルカ先生に気付かれないように後始末をするのが、
浅瀬先生に残された最後のプライドだった。



75いたずら:2009/04/27(月) 19:27:22 ID:oxBd3eRZ


「…あれ…もうこんな時間ですか…?」
イルカ先生が目を覚ました時には、日もすでに暮れ
白い蛍光灯が無機質に保健室を照らしていた。
「ああ…起きたの」
イルカ先生がカーテンを開けると、浅瀬先生が机の前で何か書類を見ている。
いつもと同じ、背筋をぴんと張った背中。
イルカ先生は浅瀬先生の整った姿勢が好きだった。
「帰りましょうか、涼子さん」
「そうね…」
席を立ち、浅瀬先生は振り返った。

「夕飯は和食がいいわ」


おわり
保健室の中は何やってもエロい
76名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 12:41:26 ID:lU2KJpph
規制されてたー
>>68>>71
うあああああああああああGJ
藪木くん寿々子にちゃんづけで呼ぶのもいいね
でも藪木くんのSS夢オチばっかでカワイソww
まあカフェの中で経験豊富そうなのは兄だけかな
藻は童貞っぽいw
鬼畜死神イイヨイイヨヽ(・∀・)ノ
この組み合わせ新鮮だー 保健室の中は何やってもエロいに同意
浅瀬先生はその夜イルカ先生にやさしく抱いてもらえばいいよ
77名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 18:45:54 ID:3BJmZMDK
兄はなんかすごい変態プレイしてると思う
いれたりいれられたりSMだったり食材使ったり

藻太郎は女の影ないけど実はテクニシャンってのもアリだ
そしてなぜかオッサンのくせに絶倫なイマゲ
あっ藻太郎×寿々子とかどうだ?
組み合わせたら藪寿々よりエロい気がする

「そう…そのまま奥まで飲み込んで…」
「ん…ふむ、ちゅぱっ…みっふぇるふぁ…」
「…いい子ですね、寿々子さん」

藪木くんに崖から蹴り落とされてくるわ
78名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 22:36:02 ID:7Fm3fFJb
>>71「いたずら」の続きをイルカ先生視点で書いてみました。

イルカ先生×涼子さんです。
3レス程。
79いたずらその後:2009/05/02(土) 22:39:11 ID:7Fm3fFJb

その夜、晩御飯は涼子さんに従って和食にした。
「…あの、おいしくできました?久しぶりなのもので…」
鯖味噌を口に運びながら私の問い掛けにこくりと頷く涼子さんは、いつも通り無表情。
「そ…そうですか。よかった」

言葉がぎこちなくなってしまう。
それというのも、私に対する涼子さんの態度がいつもと微妙に違う気がするからだ。
何と言うか、私の目を見ようとしない。
もしかして怒っているのだろうか。
何か気に障るような事をしてしまったのかと思考を巡らせても、全く身に覚えがない。

食事を終えると、涼子さんは自室に篭ってしまった。
多分、学術論文を書くのが忙しいのだろう。
私はそう思う事にした。

それでも何かがひっかかって、入浴してもすっきりする事が出来ない。
私と入れ違いに脱衣所へ向かう涼子さんの焦っているような足取りが、
更に疑問を膨らませていくばかりだ。

随分と時間が経った後、私の部屋のドアを小さくノックする音が聞こえた。
「はい、何ですか…」

静かに入ってきた涼子さんの姿に、私は驚きを隠せなかった。
「…セヴァン…」
開けたシャツだけを身につけのぼせたように頬を紅潮させた涼子さんが、そこに立っていたのだ。
「涼子さん!?」
涼子さんの元に駆け寄ると、涼子さんはその体を私に預け弱い力で私のシャツを掴んできた。

「…抱いて」
「……え?」
状況が上手く飲み込めない。
何があったのか聞こうと思ったのに、言葉が出なかった。
ただ、微かに震えている指先とか、濡れた髪だとか
無防備に晒されているすらりとした白い脚とかを見ていると
訳もわからずにそういう気になってきてしまう。
「お願い…」
視線を外す涼子さんの見た事のない痛切な表情が、理性を崩壊させた。

涼子さんの体を抱え、ベッドに運び込む。
どうしたんですか、何があったんですか。
そう聞くはずの唇を、涼子さんの柔らかな唇に合わせずにはいられなかった。
私も、まだまだ未熟者だ。
80いたずらその後:2009/05/02(土) 22:40:22 ID:7Fm3fFJb

「ん……っ」
涼子さんの腕が私の体を引き寄せ、さらに深いキスをねだる。
少しだけ温度の高い舌を拙く絡めてくる涼子さんに驚きつつも
しばらくそれに応えていた。

「…っはぁ、…ぁ…」
唇を離すと、達した後のような表情をした涼子さんが、
焦点の合っていない目を天井へ向けていた。
薄いシャツの下からぴんと主張する2つのものが
淡い紅に染まっているのが透けて見える。
キスだけで甘く溶けていく体がいつにも増して可愛らしくて、淫靡だ。
「…っ…!」
指先で布越しに撫でると涼子さんの体が跳ねた。
白い首筋を吸いながら、いつもより敏感なそこを摘んで捏ねる。
「ひぁ…っあ、んっ」
涼子さんから発せられる嬌声は少女のようにあどけない。
いつもの冷静で無感情な声とのギャップが私の欲を煽っている事に、
彼女は気付いているのだろうか。

下半身に押し寄せるものを感じながら
涼子さんの太腿に指を這わせる。
よく見ると、白い太腿には強く擦ったような異常な赤みが広がっていた。
「…これは」
「あ…あんまり、見ないで」
消え入るような細い声が、涼子さんの声帯から搾り出される。
「痛くないんですか…?」
私はそれだけ言って、太腿の裏をすーっと指先でなぞった。
「だ、大丈夫、大丈夫だから…っん…っ!」
太腿を持ち上げると、シャツの裾に隠されていた秘部があらわになる。
閉ざされた下の唇に指を潜らせた途端、せきをきったように蜜が溢れ出した。指を奥に滑らせ、柔らかく温かい涼子さんの中を擦る。
「あぁ…んっ、ぁ…ふぁあっ!」
涼子さんの熱い吐息が肩にかかる。
耳を軽く食みながら、胎内のざらざらした所を強く押しながら撫でると、
私にしがみついている指の力が肌に食い込む程強くなった。

蕩けきって甘く匂い立つ女性の部分に、
私の下半身がさらに反応を見せるのがわかる。
コンドームを取ろうとテーブルの引き出しに伸ばした手を、細い指で掴まれた。
「今日は……生が…いい」
涼子さんからの意外な言葉に耳を疑った。
あんなに避妊に関して徹底的だった涼子さんが、そんな事を望むなんて。
奇妙に思う一方で、嬉しいと思ってしまう自分がいることがもう本当に情けない。
81いたずらその後:2009/05/02(土) 22:55:36 ID:7Fm3fFJb

「涼子さん…なんで…」
「だめ……?」
真っ赤な顔でそんな事聞かないで下さい。
いいに決まってるじゃないですか。

そう答えるかわりに、半開きの唇に噛り付くようなキスをした。
「…っ…んんっ…!」
張り詰めたものをひくつく場所にあてがい、腰を進めた。
愛液で潤っているそこはスムーズに私を受け入れて奥へ誘い混む。
絡み付く肉の感触が直接伝わってくる快感が射精欲を引き出すので焦る。

「…やっ…ぁん…、セヴァ…」
「涼子さん…」
何とか射精を踏み止まって、涼子さんの顔を見る。
体が熱く火照っているのは彼女自身わかっているはずなのに、
涼子さんは目を閉じて頑なに私と視線を合わすのを拒んでいた。

「涼子さん、こっち見て」
髪を撫でて、囁く。小さく首を振る涼子さんは、
心の中で何かが壊れるのを必死に抑えているように見えた。

そんな態度を見せられたら、陥落させないわけにはいかない。
腰を動かす速度を上げ、舌で首筋を撫でる。
彼女は性的な責めに弱い。
「ん…や、あ、ひゃあんっ!ちょ、やだ、セヴァン…っ!」
「…涼子さん、こっち」
「も…っやぁあ…」
目を開いた涼子さんが私を見た。
「………っ」
「…え…」
涼子さんの目にみるみる涙が溜まっていく。
「な…っ涼子さん!?」
突然泣き出した涼子さんをどうしたらいいかわからない。
「っ…ごめんなさ…何でも、ないの…」
涙が次々と頬を伝っている。
ぎゅっと抱きしめられ、震えた声で囁かれた。
「……好き」

心臓が自分の中で音を立てる。
もう、何があったのかとか、そういうのはどうでも良くなった。
ただ、目の前の涼子さんを、思考もままならない位に愛してあげたくなった。
「やぁ…っあ、急に…!ふぁ、あっ!」
中で再び質量を増した自身を、奥に打ち付ける。
「涼子さんっ…愛してる…愛してます」
「ぁっ…やあぁんっ…!」
「…っは…」
締まる涼子さんの中に合わせて果てた。

中に出してしまった…。
少しの罪悪感と、心地良い余韻にひたる。
呼吸が落ち着くのを待って、愛おしい彼女にキスをした。
「ふ…温かい…」
「え、何か言いました?」
「…何でもないわ…」
私達は、そのまま明け方まで快感を貪り続けた。

82いたずらその後:2009/05/02(土) 22:57:41 ID:7Fm3fFJb

涼子さんの体に残っている赤い跡の事や、突然の涙の事、
どうしてあんなにも私を求めたのか、私は結局聞けていない。
聞いたら涼子さんがどうにかなってしまうような気がして、
何となく聞いてはいけないと思ったからだ。

私の隣で寝息を立てる涼子さんの、真っすぐな髪に指を通す。

幸い今日は休み。
一日ゆっくり眠っていて下さい、涼子さん。


おわり
4レスになった…
浅ちゃんかわいいよ浅ちゃん
83名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 15:09:37 ID:6PcF3t3B
GJイルカ先生萌
この二人ってブログ4コマじゃ結婚して10年たつのに
子ども作らないんだろか?
それとも子供できないのかセックスレスなのか
イルカ先生にはがんばってほしいw
84名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 17:38:29 ID:dCJRrxYH
>>83
妊娠検査薬ネタにはドキッとした
でも10年経って「そのうち必要かなって!」というのはどうなんだろうな…w
セックスレスは無いと思いたい


幾度と繰り返した薬物実験によりイルカ先生の生殖能力に異常が…
みたいな仮説を本スレで見たがだとしたらすげー切ない
85名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 04:14:02 ID:TVjcu2O4
SS投下します。

藪木くんが風邪をひいた話のラストで妄想。
寿々子が作った料理×藪木くんです。
人外で少しグロいので気をつけて下さい。
4レス頂きます。
86召し上がれ:2009/05/16(土) 04:15:18 ID:TVjcu2O4

「な、何あれ…」

藪木は、台所にあった<それ>を見た。
見てしまった。
鍋から溢れ出し、ゴポゴポと気味の悪い音を響かせて蓋を揺らす<それ>は、高熱でまだ上手く働かない藪木の思考を恐怖一色に染めるのに十分な様相をしていた。

怨念のような、殺意のような、そういったどす黒い気配を放ち蠢くその物体は、
藪木の為に寿々子が作り置いた料理だったのだ。
金縛りのように動けなくなった藪木の頬に、体の熱からではない汗が伝う。
「!?」
目(らしきもの)が合った瞬間、料理は俊敏な動作で突然藪木に襲い掛かった。

「わああぁあぁあぁ……」
嗄れた声は外の誰にも聞かれる事なく、空気に溶け込んで消えた。




「ち、近付くな…やめろ、近付くなぁっ!!」
腰に力が入らない為四つん這いで部屋の端に逃げる藪木を、料理は追い込んでいく。
奇妙な事に鍋から開放されたそれは到底鍋に入っていられる体積と比べてケタ違いに巨大なものだった。
寿々子の料理は一体どうなっているのか。
そう考える余裕は既に藪木にはなかった。

《…ハァ……ハァ…》
興奮したような息遣いが料理から聞こえ、藪木は恐怖に震えた。
てらてらとぬめった料理の一部分が変形して伸び、藪木の足首に絡み付いた。
「……っ!」
余りに不快な感触に声を出せない藪木に、枝別れした料理が次々と纏わり付いていく。
《ハァ…ハァ…全部食べろよ……ひとつになりたいんだ…》

意思を持った生物が、
捕らえられた藪木の体をぬるぬると撫で回す。
ぐちゃ、ぐちゃとしきりに響く嫌な音が藪木の耳を犯す。
「う…ぁ、やめ…っ」
力も強い料理はいとも簡単に藪木のシャツを引きちぎり、白い肌に吸い付いた。
「何をするつもりだ…っ!」
《…ひとつになるんだよ、無理矢理にでもな》
「…っ!?」
87召し上がれ:2009/05/16(土) 04:16:49 ID:TVjcu2O4

料理はそう言って、いきなり藪木のズボンを下着ごと脱がした。
「あ…」
同時に白い太腿の間から、さっきの刺激で微妙に熱を持ち始めている藪木の自身が飛び出す。
成人男性と言っても少年のように華奢な体の上禁欲的だった藪木の自身は小ぶりで薄い色をしていた。
あまり使い込んでいないのがよくわかる。

羞恥で今にも泣き出しそうな藪木の表情が、料理の欲を煽る。
《おいしそう…》
じゅるりと藪木の耳元で涎を啜る音がした。
藪木を膝を持ち上げた状態で固定する。
「やっ…やだ…!」
藪木は必死で絡み付く物体を離そうと体をよじったが無駄だった。
料理の力の強さに、絶望を感じる。

触手のような料理がついに藪木の自身に触れた。
「ん…っ…」
藪木は目をぎゅっと閉じて、これから始まる責め苦に体を震わせた。
料理が敏感なそこを根元まで優しく包み込み、ゆっくり上下に扱く。
ぬるぬるして人肌の温度の料理は藪木に逃げられない快感を作り出していた。
「あ…ひぁ…はぁ…っ」
藪木の息遣いが次第に粗くなっていく。
「い…やだぁっ!!」
朱く染まった先端を吸い上げられ、藪木は身をのけ反らせて達してしまった。
びゅくびゅくと吐かれる白い精液が料理に吸収され消えていく。

《…もっと…もっと欲しい…》
自身を包んでいた力が急に強くなり、さっきより激しく扱き始めた。
「あぁあ…っ!!」

朦朧としていた意識が強すぎる快感により一気にはっきりする。
耐えられず出した精液が再び料理に吸収され、動きが止まったかと思えばまた同じように扱かれる。
際限なく強制的に繰り返される射精に、藪木は気が狂いそうだった。

「も…もう出なぁ…や…っふぁっ!」
散々出し尽くして色の薄くなった精液を啜り、舐め取るように撫でる料理が、
藪木をまた絶頂に上らせていく。

すっかり快感に支配された藪木の体は、
びくびくと小さく震えながらも次に与えられる快感を待望していた。
自分の体のそんな変化について行けず、藪木は静かに涙を零した。
88召し上がれ:2009/05/16(土) 04:17:35 ID:TVjcu2O4

「ん…!?んぐっ…ふ…」
長細く変形した料理の一部分が藪木の唇から割り込み口内に侵入した。
《食べろよ》
筆舌に尽くしがたい強烈な味に舌が痺れる。
「ふっ…ぅ…うぇっ…!」
料理が喉まで暴れ狂い、藪木はえづいた。
《ほら、食べろ》
藪木の自身を弄っていた料理の触手が、体を這うようにして後ろに移動する。
自らの硬度を変え、柔らかな双丘の間にある窄まりをやわやわと弱い力で愛撫した。
料理を口に含んだままの藪木が恐怖にぽろぽろと大粒の涙を流す。
「ん…ぅ…」
どろどろした液体になった料理にアナルを優しくほぐされ、
藪木の目がとろんとした虚ろなものになった。
「ひぁうっ!」
藪木の中のある一点を料理が掠めると、藪木の体が跳ねた。
味をしめた料理がそこを集中して責める。
「う、ぁっ、んふぁ…っんっんっ…!」
狭い中を満たしていた料理の質量が増し、直腸を広げる。
刺激物を入れた藪木の体は痙攣し、痺れてまともに動けない。
上からも下からも料理を食べさせられている藪木の思考は限界に達していた。

料理が言った。
《オマエ、寿々子の事好きなんだろ》
混濁していた藪木の意識に、ふっと寿々子の残像が浮かんだ。
《あの子、一生懸命オレを作ってたんだぜ》
ピストンが速くなる。
《あの子が好きなら食べられるだろ?》
「……っ」

好きな子の料理に犯される。
通常では考えられないインパクトを持つこの状況に、藪木は順応し従い始めていた。
もう考える気力もないのだろう。
藪木は、巨大化した料理に弄ばれる人形と化した。


どぷっ…ぐちゃっ。
料理を体内にぶちまけられ、ひくりと藪木が反応する。
何を思ったか口に含んでいた料理をゆっくり噛み、そして飲み込んだ。

しばらくして、藪木が恍惚とした表情で言った。
「…おいしい…」
《えらいね、やぶきくん》
身も心も料理に犯された藪木に、普通の感覚はもう戻らないのだった。
89召し上がれ:2009/05/16(土) 04:20:31 ID:TVjcu2O4

数日後。
「藪木くんったら、また風邪をこじらせてるんじゃないでしょうね…」
藪木の住むアパートに向かったのは、ミッチェルだった。
数日間職場に来ず携帯も繋がらない藪木を心配したのである。
ドアの前に立ちインターホンを押したが応答がない。
「…あれ?」
その時、ミッチェルはドアの鍵が開いている事に気がついた。
「藪木くーん?いるんでしょ…っええ!?」

ミッチェルが見たものは、信じがたい異様な光景だった。
どす黒く蠢く怪物が、中心の白い肢体に絡み付いて懐くように吸い付いていた。
全裸の藪木が貪欲にその怪物を食べ、満足そうに笑みを浮かべている。
「ちゅう…っはむっ…ん、おいし…」

ミッチェルは腰を抜かし、ガタガタと震えた。
「え…嘘、そんな…藪木くん…」
一瞬怪物の目がキラリと光った。
《オマエも一緒にどう?》
触手がミッチェルに伸びる。

「ひっ…い、いやあぁあああああぁ…」


おわり
あの話のラストはどう見ても触手プレイフラグにしか…
90名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 12:12:56 ID:P3wN0Rar
夜中に乙!
ホラーみたいw
そして藻と藪と料理の3P(?)になるわけですね、わかります。
91名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 16:50:26 ID:a79npjmd
ほしゅ
92名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 00:35:44 ID:wciDzPbv
さあ!子作りタイム!っていってスルメと卵にぶっかける田中先生
のスレはここですか?
93名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:14:04 ID:XgF83mqg
>>92
スルメがさらに独特な味にww

田中先生の生殖って謎だ
94名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 00:22:47 ID:XQBVzx0T
藪木くん×寿々子投下します。

風邪ネタ連続でごめん
3レス程。
9538.3℃:2009/05/27(水) 00:25:24 ID:XQBVzx0T

お兄ちゃんとミッチェルさんは先に帰り、
私は一人藪木くんの台所を借りて料理を作っていた。

「よーしこれで完成!」
煮込むのに時間がかかった、結構な自信作。
消化に良さそうだからひどい風邪の藪木くんも食べられるはず。

静かに居間に戻り、バッグを取った。
「…ばいばい、藪木くん」
ベッドで寝ている藪木くんを起こさないようにその場を離れようとした。

その時である。
「ん…すずこ……」
背後で私を呼ぶ急な声に、ぎくっと体が硬直した。
藪木くん、起きちゃったのかも。
「あ…起こしちゃったかな、ごめん」
そう言って藪木くんの方に振り返ったけど、藪木くんは目を閉じたままだった。
眉間に皺が寄り、汗が額を流れている。
「ふ…はぁ、はぁ……」
呼吸が粗い。
藪木くんは高熱にうなされていた。

「だ、大丈夫…!?」
近くに寄り、声をかけてみた。返事が無いから、まだ寝てるみたい。
布団を剥がし、汗で湿ったパジャマを開けさせている様子は、何だか苦しそうだった。
「暑いのかなぁ…」
「…っすずこ」
かすれた声で、藪木くんがまた私の名前を呼んだ。

「すずこ…っはぁ、…んっ…寿々子…」
切なげな声は何度も私を呼ぶ。
まさか藪木くん、私の夢を見てるのかな。
そう思うと恥ずかしくて、顔がかぁっと熱くなる。
ただ、弱々しい藪木くんから目が離せなかった。

しばらく見ていると、藪木くんがしきりに体をよじっているのがわかった。
女の私がこう思うのは変な事だと思うけど、すごく色っぽい。不思議な感じだ。
何と無く脚の方に視線を移した時、私はある事に気付いてしまった。

「え…っ」
藪木くんの脚の間に、明らかに張り詰めたものが存在している。
見てはいけないものを見てしまったような気がして、私はすぐに目を逸らした。

漫画とかで見た事あるシチュエーションだ。
こういうの、「溜まってる」って言うんだよね。
藪木くんが苦しいのって、多分コレのせいかもしれない。

意を決して、私は藪木くんの寝ているベッドに向かった。
実は、こういう事に好奇心がないわけじゃない。
ちょっとやってみるだけなら、いいよね。

9638.3℃:2009/05/27(水) 00:26:16 ID:XQBVzx0T

ズボンをゆっくり引き下ろし、下着の布を指で少しよけただけで簡単にそれは出てきた。
「ぅわ…」
そそり立ち微かに震えているものを見た瞬間、私は体がすくんだ。
お兄ちゃんのも見た事あるけど、こんなに近くで見たのは初めてだった。
少しグロいその器官は女の子みたいに可愛い藪木くんにはあまりに不釣り合いで、
私はついまじまじと眺めてしまった。
「………」
ぎし、とベッドに腰をかけ、震える指でそれに触れる。
「…ぁ…っ」
藪木くんの体が、小さく動いた。
起こさないようにそっと右手で包み込む。

温かくて硬くて脈打っていて、なんだか別の生き物みたい。
私は右手を動かし、熱を持った生き物を撫でた。
「ぅ…はぁ…はあ…っ」
藪木くんが呼吸する音を聞いていると、ドキドキしてくる。
寝ていても気持ちよかったりするのかな。
私が指を動かす毎にぴくぴく反応する藪木くんがちょっと可愛くて、
行為がエスカレートしていく。

「…っはぁ…すずっ…寿々子…っ!」
先っぽを指先で押すと、藪木くんが声を上げた。
「わぁっ!?」
赤い先っぽから勢い良く白い液体が飛び出したから、びっくりした。
量の多いその液体はまず手にかかり、そして服や顔にもかかる。
「すごい…」
何と言うか、すごかった。唇に付いた粘っこいそれを舐め取ってみると、
青臭いような変な味がした。
全身の力が抜けたようにぐったりしている藪木くんが大きく息を吐く。
だんだん穏やかになってきた藪木くんの呼吸に、私は安心した。

よかった、すっきりしたんだ。
付いた精液を水で洗おうとベッドから立ったその時、寝ているはずの藪木くんに服を掴まれた。

「寿々子…?」
藪木くんが、目を覚ましている。

服を脱がして性器に触っていた私を、藪木くんは寝起きのとろんとした目で見ていた。
「あ…っ」
急に恥ずかしくなり、一気に顔が熱くなる。心臓の音がうるさく響いて何も考えられない。
「ちっ違うの!これはっ…その…えぇっと…」
弁解の言葉を必死に考える一方で、涙が滲んできた。
こんな状況だもん、絶対どん引きされてるよ…。

「かわいい…寿々子」
そんな私を見て、藪木くんは今まで見た事が無いくらい優しく笑った。
ベッドに座らされ、抱きしめられる。
「や、藪木くん…?」
な、なんか藪木くんのキャラが違う気がする。
「寿々子…好き」
え…好きって…私を…?
これって、もしかして告白なのだろうか。
私の胸がさらに高鳴る。
どうしたらいいかわからないうちにそのままベッドに押し倒された。

9738.3℃:2009/05/27(水) 00:28:53 ID:XQBVzx0T
単純に、男の人だなあと思った。
私の上にいるこの人は、お兄ちゃんと同い年の男の人なんだ。

今ここで突き飛ばして帰る事はできるはずだ。
でも、熱っぽく潤んだ目で見つめられると私の体も熱くなって、不思議と何もできない。
「あの…藪木く…」
「黙って」
言葉が遮られ、耳元で囁かれる。かすれた声がぞくぞく耳を擽った。

開けたシャツから藪木くんの匂いがして、きゅうっと胸が痛くなる。
藪木くんはスカートに手を潜り込ませて私の太腿を撫で、
驚いた事にいきなり下着の中に指を入れてきた。
「やっ…はぁ、藪木くん!?やだよぅっ…やめ…」
「寿々子、好きだよ」
額にキスをされ、指が私の敏感な部分に滑り込んでなぞる。
「…ん…ぁっ…ん……」
何もしていないのにぐちゅぐちゅと音が立つのは、
藪木くんのを触っていた時に私も興奮していたからだった。

藪木くんの熱い体にしがみつき、優しい指使いに耐える。
「やぁんっ…もうっ…だめだよ、おかしくなっちゃ…あ…!」

ひくひくと私の中が藪木くんの指に絡みつくのがわかる。
限界寸前までいった時、ふと指の動きが止まった。
「え…藪木くん?」
ずしりと体に感じる重み。まさか…。
「すーーー…」
藪木くんが、私の上で力尽きて眠っているのを見た。

「なっ…嘘でしょ、藪木くん…」
ていうか、指が私の中に入ったままなんだけど。
私の胸に顔を埋め、藪木くんは心地良さそうに熟睡していた。

そんな、ひどいよ。
病人だから仕方ないと言ったら仕方ないけど、よりによってこんな中途半端に終わらせるなんて。
まだ体が甘く疼いて、中の動かない指がもどかしくてたまらないのに。
これからどうすればいいのかわからないのに。

ベッドにあられもない姿で押し倒されたまま、私は一人呟いた。
「…藪木くんのばか」


おわり
藪木くんは寝ぼけてます。
98名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 15:16:06 ID:Ehy3TTUT
うわあああああ乙!
寝ぼけ藪木くんかわいいよ
ぜひ続きをw
99名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 23:09:34 ID:YI1h/YuI
続き書きました
いくところまでいっちゃった藪木くん×寿々子です

原作と展開が違うので注意
10038.3℃続き:2009/06/01(月) 23:10:52 ID:YI1h/YuI

「…………」
どういう状況なんだ、これは。
一度深呼吸をして周りを見た。当然ながら現状は変わっていない。

真下に寝息を立てている女の子の長い睫毛が印象的だ。
上半身にはふにふにと柔らかく温かい感触がある。多分胸だろう。
そして何より僕の左手に感じる、独特な湿り。

信じられない事に、僕は寿々子を抱き枕にして寝ていたのだ。

「……っ!!」
今ようやく現状を把握した。顔に血の気が引いていくのがわかる。
何がどうしてこうなったのか全く見当がつかないが、
僕は今確かに寿々子に覆いかぶさりスカートの下から
寿々子の秘めやかな部分に指を挿入している。

窓の外はとっくに暗くなっていた。確か寿々子達が来たのは午前中のはずだ。
余りのショックに僕は身じろぎ一つ出来なかった。

僕は、そんなに欲求不満だったのだろうか。
確かに寿々子の夢を見ては下半身を熱くさせ、憂鬱な気分で朝を迎える事はしょっちゅうある。
しかし、看病に来た寿々子を無意識に襲ってしまう程溜め込んでいた欲望の存在に僕は驚愕していた。

今だってそうだ。
僕の下で服を乱し無防備な姿で眠っている寿々子に、
言いようもない衝動がふつふつと沸いて来る。
いや、だめだ。何をこんな。
好きな女の子にひどい事をしている。これ以上何をするっていうんだ。
いけない。絶対にいけない。

しかしそう言い聞かせても欲望が簡単に抑えられる訳ではなかった。
「…っん…」
生々しい粘膜の温かさと艶を含んだ声に体の芯が疼いて、知らずと喉が鳴る。
あどけなさが残る顔立ちと成熟しつつある女性の体とのギャップが僕の理性を揺るがす。
訳もわからずに硬くなりつつある自身はどういう事かズボンから露出されていた。

「…藪木くん」
「!」
頭上で明瞭に声がして、僕はそこから跳ね起きた。
「あ…寿々子…」
自分の恋が今ここで終わったんだと悟った。
半殺しにされる覚悟はできている。いや、むしろ殺されてもよかった。

しばしの沈黙の後、寿々子が口を開いた。
「…ひどいよ…」
大きな目に涙が溜まっていく。
痛々しい表情に、僕は今までの自分を呪った。
「寿々子っ…ごめ…」
「どうして寝ちゃったの…?」

一瞬、何を言われたかわからなかった。
目の前の寿々子はぽろぽろと零れる涙を拭いながら真っ赤な顔で続ける。
「藪木くんがあのまま寝ちゃったから…私の体変になっちゃったんだよ…?」
10138.3℃続き:2009/06/02(火) 04:36:22 ID:bsMjMWpb

こんな状況でこんな事を思うのもおかしいが、可愛い。
「へ…変って…」
「中がひくひくして…熱くって…さっきだって…え…えっちな夢見ちゃったし…」

まだ中に入っていた指が弱い力で締め付けられる。
とっさに引き抜くと粘液が指を伝っているのがわかった。
寿々子はかなり濡れている。
「もぅ…わけわかんな…」
泣きじゃくる寿々子が本当に可愛くて、僕はそっと髪を撫でた。ほぼ無意識だった。
「…寿々子は、嫌じゃないの?」
「……え…」
耳まで真っ赤にして、寿々子は僕から視線を外す。
「…嫌じゃないから待ってたんだもん」

まだ夢を見ていると錯覚しているような感覚に陥った。

何だろう、泣きそうだ。
気がついたら僕は寿々子の体を強く抱きしめていた。
「痛いよ、藪木くん」
「…ごめん」
寿々子の濡れた目は僕をじっと見返している。

「好きだよ」
欲しくてたまらなかった唇にキスをした。


「あ…んん…、やぶきくんっ…ぁっ!」
「寿々子、痛くない?」
「いっ…痛くない…っ…きもちぃよ…藪木くん…」

その言葉だけで達してしまいそうになるのを必死で抑え、
蕩けきった柔らかい肉の襞を指の腹で撫でて、音を立てる。
甘い声が聞きたくて、寿々子の感じやすい場所を指先で探した。
「きゃっ…あぁ!んっ…だめ、ゃあっん…!」
膝をがくがく震わせる寿々子にはついに限界が訪れたようだ。
胎内が急に締まり、愛液が溢れる。
寿々子が手の甲で顔を覆い隠す仕草が妙に欲を煽った。

「手、どけて」
「………えぇ…?」
「寿々子」
「……っ」
そっと手を取って唇を合わせる。
拙く舌を絡める一方で、僕は熱くなった自身を取り出し寿々子の秘部にあてがった。
10238.3℃続き:2009/06/02(火) 04:36:58 ID:bsMjMWpb

「…っぷは、ぁ…藪木くん…」
不安げに瞳を揺らす寿々子が目に映る。
「怖い?」
「…ちょっとだけ」
「…ごめんね…」
「藪木くん謝ってばっかりだよ」
「え、そう?」
寿々子が僕の首に腕を回してきた。
「……いいよ…きて」
普段無邪気な笑顔を見せていた寿々子が、
今僕の下で誘うような目をして僕を見つめている。
流されるままに腰を進める事しかできなかった。
「いっ……たぁ…!!」
「う……はぁ、寿々子…っ」
寿々子の悲痛な声が響き、首に回されていた腕に力が入る。
このまま絞め殺されてもいいと思った。

「あ…大丈夫…?」
「…ぅ、ん…大丈夫だよ、んっぅあっ!」
破瓜の痛みを隠して無理矢理笑顔を作る寿々子が健気で、愛おしさが込み上げる。

実は、僕も女の子を抱くのは初めてだったりする。
気持ちよくしてあげたいのに加減がよくわからなくて、寿々子を泣かせるばかりだ。
体は一緒に繋がっているのに僕だけが快感を感じている事を情けなく思う。
汗ばんだ首筋を舌で辿り、何度もキスをした。
「やっ…ぁは、くすぐったい」
しばらくそうしていると、強張っていた寿々子の体に入っていた力が抜けていく。
「藪木くんって…優しいよね…」
欲望に打ち勝てずに襲った僕に寿々子は笑って言った。
「…優しくないよ」
どうしてそんな事を言うんだろう。罪悪感が一層増して胸が苦しくなった。

「…あ、なんか…っ…きもちよくなってきたかも…」
寿々子の体がふるっと小さく震えた。
腰を動かす度に生まれる潤った音と喘ぎ声から寿々子が僕に慣れたのを感じる。
「ん…んっはぁ、藪木くっ…ああぁあ…っ」
服の上から肌に食い込む爪の痛みが一層行為を激しくさせる。
高熱を出していた事なんてすっかり忘れて、貪るように寿々子を抱いた。
「ふ…ぅぁ…っや、やぁあんっ…!!」
ベッドから跳ねる体を腕で支え、ついに我慢できなくなって精液を寿々子の中に放つ。
「…うわぁ…あつ…い…」
呼吸に合わせて胸が上下に動いているのが生々しい。

呼吸が落ち着くまで待って、僕は寿々子に尋ねた。
「えっと、その…よかった…?泣いてたみたいけど…」
「え?うーん…藪木くん色っぽいなあ、って思ってた」
「え…何それ」
「ふふっ」
くすくすと笑う寿々子はいつも通りの無邪気な女の子だった。
10338.3℃続き:2009/06/02(火) 04:42:28 ID:bsMjMWpb


時計の針を見るともう8時を指している。
「じゃあ、私帰るね」
「…うん」
急に体が重くなり、ベッドから動けなくなった。
元々風邪をひいていた体が慣れない運動をしたせいで軋む。
服を整えた寿々子が玄関に向かうのをベッドの上でぼーっと眺めていた。

「…あっそうだ」
寿々子が振り返り廊下から引き返してきたので、慌てて視線を外す。
「何か忘れ物…?」
「うん」

急に視界が暗くなったと思った瞬間、柔らかなものが唇に触れた。
「………」
寿々子が超至近距離にいる事に気付くのに少し時間がかかった。
額に手を添えられ、乱れた前髪を整えられる。
「…ちゃんと寝てるんだよ?」
「……う…ん」
返事をするのが精一杯だった。
「じゃあね、藪木くん」
寿々子が部屋を出て玄関のドアを閉めるまで、何も考えられなかった。

「…うわー……何だコレ…」
僕に襲い掛かる激しい熱は風邪のせいだけではなかった。
衝撃的な事がいろいろと多過ぎて、この頭では処理できない。

ただあの子に身も心も溶かされて。
死んでもいいかな、なんて思ったりして。
そう取り留めもなく考えているうちにも意識はだんだん遠くなっていく。

今夜も僕は多分寿々子の夢を見るのだろう。
まだ体に残る余韻を感じながら、目を閉じた。


おわり
途中で寝てしまった…orz
104名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 11:37:29 ID:ZW6yDM2G
GJ!GJ! 藪寿々ごちです
本懐を遂げられて良かったね、藪木くん
105名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 12:41:49 ID:7OeGPdkz
藪寿キター!!!
乙です!二人ともかわいいよ超かわいいよ

途中で寝てしまった103もかわいいよ
106名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 21:21:30 ID:MnCbx/rZ
イルカ先生かわいいなw

「あの…私疲れてるんだけど…」
「すみません我慢できないです!!うわああこの感触久し振りだー…」
「はいはい泣かないの…」

涼子さんが帰ってきた夜は
寂しさとかいろいろ溜まってたもの全部吐き出してしまえばいいよ
107名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 04:09:00 ID:WmoMNa7T
浅ちゃんも実は海外滞在中物足りなくて夜一人でしちゃってたりして
でもやっぱりイルカ先生じゃないと満足できない浅ちゃん萌える

浅ちゃんに足コキされたい
そして眼鏡まで白いのぶっかけて睨まれたい

108酔いと欲望と 1:2009/06/17(水) 19:55:15 ID:IS9wzumP
藪木くん攻め攻めです。
途中で終わっちゃいますがそれでも言い方はどうぞ。



たまには四ッ谷カフェで飲もう!という話になり僕とミッチェルオーナー、卓樹で四ッ谷カフェが営業終了した後飲んでいたときの事だった。
「お兄ちゃんもミッチェルさんも藪木くんもいい加減にしなよ!」
最初から2階にいた寿々子だったが、
四ッ谷とミッチェルがあまりにも騒ぎすぎていたためか怒った顔をしながら1階に下りてきた。
なぜ僕も怒られたのかというと、きっと虚ろな顔で結構な量を飲んでいたからだと思う。
ようするに四ッ谷とミッチェルがこれ以上変な事をしたら止められるのは僕しか居ないと言うことで、
飲みすぎないで欲しいと釘を刺されたと言うことだ。
僕は結構飲める方だと思うのだけれど…。


「ほら寿々子も飲めよ〜♪」
「ちょっともう!」
おい。実の兄が言うセリフじゃないぞ。
きっとそれぐらい酔っているのだ。
「そーですよ寿々子さん*さぁどうぞ〜*」
「ミッチェルけつにょー☆(笑)」
「お兄ちゃんっ(汗)ミッチェルさんも駄目ですって!」
ミッチェルがおぼつかない喋り方で寿々子に酒をすすめ

ている。
藻太郎…必要以上に寿々子に近づくな。
そもそも酒をすすめるな。
その時、ミッチェルの手が寿々子の肩にのびた。
まさか。
感づいたときはもう遅かった。

「−−…すずこさん いーにおいっ」
「え」

寿々子の白いふっくらとした頬。
正確に言えば唇に近い頬に


キスをした
109酔いと欲望と 2:2009/06/17(水) 19:59:38 ID:IS9wzumP
「−−ああぁッ!!!」
「−−…っ」
「き」
きやああああああああああぁぁあ!!!
ベキィイィッ パ ッリーン

「ミッ!ミッチェルてめーーッ!!俺の妹に何しやがるんだよぉぉ!!?まぁ寿々子のファーストキスは俺だったがなぁあ!!!←」
ドカッバキィッ

ーーー目の前の光景が理解できなかった。
寿々子は真っ赤な顔で一生懸命唇付近を擦っている。 
涙目で…。

あ あ…あ 僕の中で何かが気持ち悪く渦巻いて混ざり

合って…溢れそうだ。
苦しい。この憎悪は 何なんだ。
ただ、ひとつだけの感情がハッキリしてくる。
消したい。消したい消したい消したい。
ミッチェル…あいつが寿々子につけたあとを…!
消したい!
110酔いと欲望と 3:2009/06/17(水) 20:03:34 ID:IS9wzumP
ボクの手が寿々子の頬に触れた。

「やぶきく・・・・・・んッ!?」
夢にまでも見た寿々子の小さなピンク色の唇が僕の唇重なる。もっと。ミッチェルの感触が消えるまで。寿々子…!
「んっんん…!ッハァ やぶきくんやめっんふッぁ・・・」
歯と歯があたる。あたらないように舌を挟む。さっきより強く抱きしめた。まだだ、まだ・・・!
「ん…ッんぁッ ハァハァやぶ…んんん…!」
僕が・・・いや、僕のあとをつけて、つけて…つけてーーー!!
「藪木!!!」 パァン


「ッハァ ハァ! ハァ・・・!」
僕は床に倒されていた。
包丁片手にさっきまでミッチェルを殴っていた四ッ谷が
僕をビンタしたのだ。
最低な物を見ているような顔で僕を見下ろしている。

あぁ…終わった・・・。

寿々子が口を押さえながらよろけた。まともに立ってい

られない状態のようだ。
「お前ら…今日は帰れ。」
四ッ谷が寿々子を支えながら乱暴に言い放った。




ここでお終いです^^;ネタ切れました;
中途半端でサーセンw
続き書いてくれる人募集です…。

111名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 20:26:34 ID:tvBuU+Lp
うわああああ乙!
嫉妬藪木くんイイ!
次の日酔いがさめてジタバタすればいいよ
112名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:31:06 ID:f/AHj6ME
中学生の頃、備悟君とめだかでよく妄想したもんだ
113名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 07:16:46 ID:sq81EHbS
>>110
GJ!藪木くんエロいよエロすぎるよ
あとミッチェルふざけんなあぁああ

備後めだかはいいな
10年後でも萌えるなあ
114名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 10:05:52 ID:1tKPkVEb
ミッチェルは酔っ払うとキス魔になるといい。

岸辺めだとか黒めだもありだと昔思ってた
10年後の岸部君もっと出て欲しい
115名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 09:43:46 ID:lC+FHeso
女の子藪木くんでまた妄想
ミッチェル×女体化藪木くんです
苦手な方はスルーして下さい

もし藪木くんが女の子でミッチェルと性的関係にあったら。
116薔薇色ナハトムジーク:2009/06/20(土) 09:50:58 ID:lC+FHeso

「おお、来ましたか」
寝室に入って来た人物に、ミッチェルは感嘆の吐息を漏らし微笑みかけた。
「よく似合ってますよ」
「嬉しくありません」
白い肌に淡く映えるピンク色の、所々にレースのついたベビードール。
薄い生地がそのほっそりした肢体を透かし、間接照明のみの薄暗い空気と合わさって何とも言えない色気を醸し出している。

陰りのある大きな目はじっとミッチェルを睨んでいた。
「何で僕がこんな服着なきゃならないんですか」
着ている本人はそのピンクのヒラヒラした服が気に入らないようだ。
ミッチェルはくすっと笑って、大きな手で細い肩を包み、頬にキスをした。
「ちょっと!聞いてるんですか…」
怒気を含んだ声もミッチェルは気にせず、首筋に唇を落とす。
「……女の子だから、ではだめですか?」
「っ…何だそれ…!」
「たまには可愛い服を着てみたっていいじゃないですか」
ミッチェルは急に顔を上げ、大きな目を見つめた。
「…意味、わかんな…」
「わからないなら教えてあげますよ。藪木くん」
言葉に詰まる藪木の薄い唇に軽くキスをして、ベッドに体を倒す。

ミッチェルは押し倒した藪木に再び唇を合わせ、角度を変えて舌を割り込ませた。
「…んっ……ぅ……」
優しく撫でる舌に自然と藪木の舌も絡み合い、小さな水音が口内に響く。
窓から入った少し温度の低い風がシルクのカーテンを揺らしたが、行為を始めた2人に生まれた熱を冷ます事はできなかった。

ミッチェルの唇が藪木の柔らかな耳に触れると、藪木が体を瞬時に強張らせた。
「…ふぁ…っ…」
耳朶を甘噛みされ、息を止める。
目を閉じ両手をミッチェルの肩に置いて微かに震える彼女に普段の冷徹な面影はない。

「ふふ、こうしてると君も可愛いですね」
「…にやけるのやめろ腹が立つ…」
「……訂正。可愛くないです君」

ミッチェルは笑みを引き攣らせて、藪木の首筋に顔をうずめた。
「…っやだ、ぁ…」
瑞々しい肌に唇を付け強く吸うと、鮮やかな赤い跡が残る。
藪木はミッチェルの肩を押す手に力を入れ抵抗したが、一向に止める気配がない。
「…あのっ…吸い過ぎなんですけど」
「お仕置きです」
「はっ、お仕置きとか…笑わせないで下さいよ」
「君ねえ!もう怒りますよ!」
117薔薇色ナハトムジーク:2009/06/20(土) 09:51:22 ID:lC+FHeso

体を起こし、藪木の首を指先で撫でるようになぞる。
「や…っ…」
「その生意気な口、きけなくしてやりますよ」
長い指が胸元の薄いレースへ滑っていく。
小さな膨らみはミッチェルの大きな手に吸い付くように収まった。
「相変わらず慎ましい胸ですねぇ」
「…っはぁ…揉み心地の悪い胸ですみませんね…」
手を動かしゆっくり揉み上げると熱い息がミッチェルの首筋を擽り、欲望を静かにたぎらせる。
「そんな事はありませんよ。私は好きです」
薄紅色に透けて布を微かに立たせている二つの突起を指で擦った。

「ひぁ、ぁ…んっ!」
切なげな嬌声と共に、藪木の喉元がのけ反る。
「感度はかなり良いみたいですし…ねぇ?」
固くなっている突起を爪で弾き、わざと弱い耳元で囁いた。
藪木の首を振り身をよじる仕草は、甘い刺激に体を蕩かされている証拠だった。
「……ふっ…ぅあ…」
感覚の研ぎ澄まされたそこが布越しに口に含まれ舌でつつかれる。
もどかしい感触に耐えられず、藪木はミッチェルの金髪を掴んで引っ張り上げた。
「いっ…痛いです!藪木くんっ…髪掴まないで!」
「……そんなのっ…我慢しろ…ぁっ!」
「ひどい!!」
濡れて透けた布がその赤い先端にぴったりと張り付き、藪木の羞恥を沸き上がらせる
「…ぁ…」
ミッチェルに散々慣らされた体はその成熟しきっていないような外見とは裏腹に壮絶な淫靡さを放っている。
「ふふ…ほんの少しの感触さえも快感に変えてしまうこの体…正に僕の華麗な手技が織り成した芸術ですよね!」
「…っ…うざ…」
「君はただ僕に泣かされてればいいんですよ、藪木くん」
ミッチェルの指が藪木の太腿の裏側をさすり始めた。
滑らかな肌は自然と指を汗ばんだ奥の方へ向かわせる。
布を隔てた熱い秘所を中指でつつくと、左右に開いた藪木の両脚がふるりと震えた。

「もうこんなにして…この服本当は気に入ってるんじゃないですか?」
「こ…こんなの気に入るわけ…っあ…はぁっ…!」
快感に飲み込まれそうな理性を必死に留めようと、藪木はミッチェルの服の襟を掴む。

「素直じゃありませんね」
そう言うとミッチェルはいきなり藪木の華奢な体を軽々と抱き上げた。
「!?なっ…何ですか藻太郎…」
「ミッチェルと呼びなさい」
ベッドに座り、藪木を後ろから抱いて膝の上に乗せる。

「…え…」
藪木は真正面にあるそれを見て、目を見開いた。
118薔薇色ナハトムジーク:2009/06/20(土) 09:51:48 ID:lC+FHeso

藪木が見た物は、ミッチェルが寝室で一人ファッションショーをする時に使う姿見である。
ロココ調に装飾された鏡には、睦事の為に作られた薄い下着を身に付けた少女が男の膝の上にいる姿が映っている。

「ほら、ちゃんと見て」
ミッチェルは後ろから藪木の膝を持ち上げ、脚を開かせた。
薄暗い部屋で見る鏡は藪木の脚の奥までは映せなかったが、それがかえって妖しい雰囲気を醸し出す。
「や…やだ……い…やぁ…」
眼前の光景からの、言葉では説明しきれない何かが藪木の視線を拘束していた。
抵抗する声は弱々しくなり今にも泣き出すかのように震えている。

「…こんなに女の子なんですよ、君は」
布から小さく主張している蕾にミッチェルの指が少し触れただけで、藪木に電撃のような快感がもたらされた。
「ん…っぁ…やめ…っ…!」
蕾のすぐ下は染みを作り、ほのかに女の匂いを漂わせる。
濡れた布に指をあてると、熱っぽいそこがひくひくと奥へ誘い込もうとしていた。
中に入れないで下着越しに指を擦り付けるミッチェルに、藪木はついに陥落した。

後ろを振り返り、蚊の鳴くような声で、ミッチェルに懇願する。
「…も…たろ……おねが…い………」
「ん?聞こえませんね」
「…なか…いれて…イカせて……」
「はっはっはどうしましょうかねぇ?君、生意気ですからね」
大きな目に涙を溜めて、藪木は表情を歪めた。

「……ごめ…なさ……っ…やめちゃ、やだ……」
表面張力の限界を越えた涙が頬を伝い落ちる。
「ふっふ…いい子ですね藪木くん」
泣きじゃくり始めた藪木に満足したミッチェルは笑いながら唇を合わせた。
布の下に指を滑らせ、焦らされたせいで大変な事になっている秘部を愛撫する。
「ん…ぅ……んっんん…っ…!」
襞全体を揉みながら優しく指を挿入すると、余程待ち望んでいたのかきつく締め付けて迎えてきた。

「…藪木くん…ここ好きでしょう?」
「……ん…すき……ぁ…あっ!はぁっ、ぁうんっ…」
問いかけに素直に答える藪木を、ミッチェルは本気で愛おしいと思った。
119薔薇色ナハトムジーク:2009/06/20(土) 09:54:28 ID:lC+FHeso

「もう、我慢なりません!」
不意に藪木の腰を持ち上げ、ミッチェルは布の隙間から藪木の濡れそぼつ襞に自身を押し付けた。
「…あ…もたろー……」
「ミッチェルと呼びなさいって言ったでしょう、が!」
ミッチェルが藪木の腰を勢いよく落とすと同時に、2人に激しい快感が襲い掛かる。
「や、ぁ…あぁあんっ…!!」
「くっ…狭い…」
はあ、と息を漏らして、ミッチェルは藪木の腰を動かし始めた。

鏡に映る淫猥な姿と慣れない体位が、藪木を何度も絶頂に昇らせる。
「はぁ、はぁ、んっ…藻太郎、もたろうっ…」
「君呼び方変える気無いでしょう…もういいですけど」
自分から腰を上下させて快感を求める藪木の手は胸元の薄い布を潜り、充血した真っ赤な先端を直に触っていた。

「あっ…はぁ…!?あ…っん、そこ、そこ……すご…いっ…やぁあんっ!」
胎内の弱い所を集中して責められた藪木の声が一際高くなる。
「ぅっ……藪木くん、出しますよっ…」
小さな体を壊れそうなくらいに強く抱きしめるミッチェルにも、絶頂が訪れたようだった。

直後、敏感な内壁に叩き付けるような強い勢いで大量の精液が吐き出された。
天井を見上げる藪木の表情は快感に緩み、中で精液がほとばしる度に目を細める。
ミッチェルは藪木を抱きしめたまま、ベッドに体を預けた。
「や…溢れ…っ…ぁ…」
ミッチェルのものを抜かれた藪木の膣口から熱い液体が流れて、シーツを濡らした。

「…僕にかかれば君をぐったりさせる事なんて訳ないんですよ」
「………」
体勢を変えたミッチェルは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、藪木に囁いた。
反論しようにも的を射ている為言い返す事ができないので、
藪木は絶頂の余韻に浸りながら意識を手放す。

ピンクのベビードールは汗やら精液やらでぐちゃぐちゃに濡れていた。


「その服、君にあげます」
白い自然光が満遍なく部屋を照らす朝。
ミッチェルは布団の中の動けない恋人の額にキスをする。
「…いらない……」
少し間を置いて、布団の中から無愛想な声が返ってきた。
「上司からのプレゼントは素直に受け取りなさい!僕が君の為に買ったんですから」
長い指が寝癖の付いた黒髪を摘み、好き勝手に弄る。
「僕の為に……?」
「そう、君の為に僕の磨かれた美的センスで選びに選びフランスから取り寄せた最高級のベビードールです。捨てるなんて許しませんからね」
藪木は欝陶しそうに目を閉じて、延々とまくし立てるミッチェルに言い放った。
「キモいオッサンだな」
「なんで!?キモくありませんよ!」
「……大声出さないで下さい。ウザい…」
「ちょっ…寝ないで藪木くん!藪木くんってば!」
「すーーー……」
また夢の中に入ってしまった藪木を見て、ミッチェルは思った。

(…っこの子やっぱり可愛くない!)


おわり
やっちまったー
120名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 12:47:16 ID:5eZatbGw
やっちまったあーーーーーー!www
超乙!
絶対に「ミッチェル」って言わない藪木くん萌え

女体化藪木くんも違和感ない
っていうか801板でもいけるw
121名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 15:40:35 ID:RZ6XgW+J
110の続きを勝手に…


次の日の朝。
僕は自分のアパートで目を覚ました。
昨夜どうやって家に帰ってきたのかよく思い出せない。
記憶がなくなるまで酔っ払うなんてはじめてだった。

けれど、

あの唇の柔らかさだけは鮮明に残っていた。

「酔ってたから…でも…ひどいことしちゃったな…」
激しく自己嫌悪に陥り今日は仕事を休もうかとも思った。

けど、

このことはちゃんと謝らなきゃだめだ。
そう自分を奮い立たせ僕は家を出た。
122名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 15:41:47 ID:RZ6XgW+J
四ツ谷カフェが見えてきた頃
道の反対側からミッチェルが青ざめた顔で僕に声をかけてきた。
「やぶき…くん…おはようござうてぃrjhvrt…」
ひどい二日酔いのようだ。
「だから飲み過ぎだって言ったでしょう」
「えー…?そうなんですか?僕昨日のこと
全く覚えてなくて…いたたた二日酔いでアゴがいたい!」
二日酔いで痛くなるのは頭だ馬鹿。
それより昨日のことを全く覚えていないってことは
昨日寿々子にキスしたことも覚えていないようだ。
アゴが痛いのは寿々子に殴られたからなのに。
少しほっとしたような腹立たしいような。

そうこう話しているうちに四ツ谷カフェの前まで来た。
寿々子になんて謝ったらいいか考えながらドアを開ける。
「イタタタタ!二日酔いでわき腹が痛いよ…!」
四ツ谷も青ざめた顔でぐったりしていた。
だから二日酔いで痛くなるのは頭で
わき腹が痛いのは寿々子に殴られたからだろ。
どうやら四ツ谷も昨日のことは全く覚えていないらしい。
これも少しほっとした。そこへ
「あっ 藪木くんミッチェルさんおはよう!」
奥からいつもどおりの明るい声で寿々子がでてきた。
「お…おはよう…」急に昨日のことが思い出されて
ギクシャクと返事をした。
「お兄ちゃんお酒飲みすぎて昨日のこと全く覚えてないんだって、
え?ミッチェルさんも?もーだから飲み過ぎだって注意したのに…」
いっそのこと僕も昨日のことを全く覚えていないと
言ってしまおうかと思っていた矢先、

「藪木くんは昨日のこと覚えてる?」
「え…」
いきなり核心を聞かれ戸惑った
「え、えっと…」
目を合わせることができない。
体中から変な汗が出ているのがわかる。
顔がかぁっと熱くなる。
そんな僕を見て
「藪木くんは昨日のこと覚えてるんだ」と寿々子は無邪気にほほえんだ。
「ご、ごめん…いきなりあんなことして…」
申し訳ない気持でいっぱいになった。
123名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 15:43:02 ID:RZ6XgW+J
「びっくりしちゃったけど別に気にしてないよ
私お酒飲んだことないからわからないけど
酔っ払うと変なことしちゃうんでしょ?」

…変なこと…
そういわれて胸がズキンとした。
僕は無言のままうつむくことしかできなかった。

「けど藪木くんとならそんなイヤじゃなかったよ」

「え?」

え?え?それってどういう意味で…
たしかに昨日キスしたとき寿々子は僕のことを
殴り飛ばしたりはしなかった。けど、けど

「藪木くんいつまで話してるの早くミッチェル店に行ってオセロしますよ!」
後ろでミッチェルがうるさく呼んでいる。
だがそれどころじゃない。

もっとちゃんとそのことを聞こうとしたとき
「二人してなんの話してるんだ?俺もまぜてくぼええrthrdー!!」
「きゃああー!?」
四ツ谷のバカが二日酔いで笑顔でしゃべりながら嘔吐。
「うわああー!?四ツ谷君汚っ!ーってぎゃああーなんで
吐きながら笑顔でこっち走ってくるんですかやめっうわああ!?」


そんなこんなでいつものように大騒ぎになり
その日寿々子の言った言葉はあやふやのままになってしまった。

「藪木くんとならそんなイヤじゃないよ」
…好きと言われたわけでもないのに
僕は思い出すだけで胸が高鳴ってしまうんだ。



おわり
エロがなくなってしまいますた^^;
124名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 16:59:43 ID:r0woYgVO
>>123GJ!!
兄と藻の二日酔いワロスww
なんか自分もほっとした
寿々子かわいいよ萌え

本誌は毎号いつ藪木くんが告白するのか気になって見てる部分がある
125名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 15:23:31 ID:zuM5e3PQ
イルカ先生×涼子さんが好きすぎるのでまた書きました
イルカ先生が微妙に病んでます

2レス頂きます
126博士と実験動物の共依存について:2009/07/04(土) 15:30:12 ID:zuM5e3PQ

「はっ…ぁ…っん…」
「涼子さんっ…涼子さん…愛してる、涼子さん…」

どれくらい時間が経ったのだろう。
突かれる度に囁かれる名前と全身に響き渡る快感が頭をくらくらさせる。
絞り出す嬌声も無声音に変わり、弱く早い呼吸をひたすら繰り返すだけになった。

揺れる視界で見た空は、かすかに白み始めている。
「…何で外なんか見てるんですか」
吐息混じりの低い声が頭上から聞こえる。刺のある言葉と抑揚のないその声は少し怒気を含んでいるようで、私はいなすように笑った。

この人は、私が海外から帰ってきた夜は必ず私を抱く。
いつもの優しい抱き方じゃなくて、飢えた獣みたいに激しく求めてくる。
この人の私に対する執着は、日に日に強くなっていくのだった。

「…いいじゃない…っていうか、そろそろ寝かせてくれない…?…私…もう……」
散々酷使した喉は、はっきりとした音を出せない。
「だめですよ。絶対寝かさない」
乱暴に胸元を吸われた。ああ、きっと真っ赤になってる。
「ん…やぁ…いた…ぁっ…」
「私以外のものなんて見ないで、涼子さん」
切実な声が至近距離で響く。
私を見つめる泣きそうな顔が目に映った。
「……ばかね、あなた。何でそんな顔するの」
さらさらした金髪に指を挿し入れ、撫でる。
「…涼子さんが遠くに行ってしまうような気がするんです」
抱きしめられる温もりを肌で感じると同時に、体が密着した分深く挿入された下腹部が熱を持つ。

「海外出張とか、よく行くし…」
「あ、ん、仕方ないでしょ、そんなの…仕事なんだから…ぁ…っ!」
「わかってますよ!でも不安なのは変わらないし心配だってするし溜まるものは溜まるんです!仕方ないじゃないですか」

渇いた唇が腕に触れるのが擽ったい。

「そうだ…いっそ縛って閉じ込めてしまったら私だけのものですよね」
「…セヴァ…」
「一日中可愛がって、綺麗にして…ねぇ、涼子さん」
私に触れる指が震えているから、下手な戯れ事だとすぐにわかる。
そんなことできるわけないでしょう。あなたは優しい人だもの。
127博士と実験動物の共依存について:2009/07/04(土) 15:40:03 ID:zuM5e3PQ

「それで、私の事しか考えられなくなればいいんですよ…」
動きがおもむろに早くなった。
頻繁に奥へ打ち付けられる感触が、息さえできないほどの快感を作る。
「…ぁ…ん……だめ…ぇ…!」
「は…涼子さん、好きですよ、ほんとに、涼子さんっ…!」
気の遠くなるような、何度目かの絶頂を体に覚える。
ゴムは付けていたはずなのに生暖かい液体が中でほとばしるのを感じた。
つまり…長い行為の最中に破けたということだ。
「あ…すみません、中に…」
「いいわよ…別に」
あんなに支配的だったのに謝る時は謝るから可笑しい。
この人はやっぱり自分の感情の為に非情になることなどできない人なのだ。

「あなたのそういう所、嫌いじゃないわ」
シャツを着た時に見えないギリギリの所にキスマークを付けた。

「…涼子さん…」
達して間もない中のものが脈打ち硬度を増していく。
この人の若さには時々色々な意味で感心する。
「ごめんなさい…私、涼子さんを困らせてばっかりで…」
「ひゃ…ぁうっ…」
この、内側から拡げられる感覚が、私はどうも苦手だ。
敏感になった体がこれだけで達してしまいそうになる。
言葉で形容するなら…絶頂に堕ちる、そんな感じだ。

そのまま浅ましく、満たされない飢えを分かち合うように
気絶するまでまぐわい続けた。


おわり
ただやってるだけだという事に気付いた
イルカ先生は基本優しいけど思い詰めたらすごい事しそうだ
128名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 14:02:33 ID:os0Q14gH
乙!イルカ先生かわいいよイルカ先生

129名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 11:35:32 ID:/TufjAgJ
浅瀬センセイ好きだー!乙
しかし備めだの少なさは異常
誰か書いて下さい・・・
130名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:03:29 ID:hCxLH+4K
逆にイルカ先生を性的に責め立てる攻めっぽい涼子さんを書いてみたい

めだか先生は可愛いよな
10年後の成熟しためだか先生に萌える
白衣がなんかいい

備めだは爽やかで健全そうなイメージ
ブログ4コマで進展ないかな…
131名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 23:23:16 ID:5PfKmPcn
個人的には備後君はめだかよりミサちゃんの方が合ってると思う
132名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 15:24:26 ID:njXrxVRu
岸辺君のこともたまには
思い出してあげてください
133名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 16:51:48 ID:4OOF/47k
備めだがすごく読みたい…
134名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 13:12:32 ID:UTds4nvo
>>112
私がいるw
135ただ遊びに来たつもりだけの人:2009/07/30(木) 17:07:27 ID:J1okDDXC
>>127
思いつめたイルカ先生とか読みたい
だれかー
136名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 01:38:13 ID:njocuB77
備語君とミサちゃんは、お互いの性格上どう妄想してもほのぼの兄弟に行き着いてしまって、全くエロ方向に考えられない
めだかはなんだかんだ備語君の事は受け入れてる感じがするし、備語君がめだかの為に本棚から相撲の本を取ってあげた時の表情などから妄想を広げると、個人的には全然アリ
137名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 06:48:55 ID:+zQ0f1Oo
備めだ書いてみたが全くエロくない仕上がりに

3Pいただきます
138かくれんぼ:2009/07/31(金) 06:49:47 ID:+zQ0f1Oo

校舎の廊下を早足で渡りながら、めだかは辺りをきょろきょろ見回した。

(どうしよう…どこに隠れたらいいんだろう)
タイムリミットが刻一刻と迫ってくる。
だんだんと呼吸の間隔が狭まり、早くなっていく鼓動が足を急がせる。
突き当たりまで来たところでメガホン越しの間延びした声がした。
「はーははは、みんな隠れたかい?それじゃあ探しにいくよーっ!」
その声がめだかの焦りを一層大きくする。

(ていうか私…なにやってんだろう…)
必死で隠れ場所を探している自分に内心呆れつつ、使われていない端っこの教室に飛び込んだ。


事の起こりは2年桜組の5時間目の授業での、校長の気まぐれな思い付きだった。
「みんな、よく聞いてくれ!前期末のテストもようやく終わったし、みんなも疲れている事だろう。そこで、先生はとっておきのレクリエーションを考えました」

後ろを向き勢いよく黒板に字を書いていく校長兼担任を、めだかは困惑した目で眺めていた。
「ジャジャーン!午後の授業はこれをやって終わりにするぞ!」

《前期末かくれんぼ大会》
黒板に現れたそのとっておきのレクリエーションに、めだかの顔が青白さを増した。
「わーい!かくれんぼだー」
隣で喜ぶ幼児を横目にめだかは頭を抱える。
「みんなは僕が30まで数える間に校舎内のどこかに隠れてもらいます。授業が終わるまで僕が見つけられなかった人には、賞品をプレゼント!!」
そう言って校長が取り出した箱から明らかにスルメの足がはみ出ている。

「スルメなんていいから頭かじらせなさいよね」
「僕隠れるの得意だよ!」
「チッ、かったりぃな…いいか、絶対1回だけだからな」
クラスメートはどうやらめだか以外全員やる気らしい。
普通の授業をしたい…と願うのはこの教室の中では無駄な事だった。
139かくれんぼ:2009/07/31(金) 06:51:59 ID:+zQ0f1Oo

かくれんぼを小学校低学年の頃以来やっていないめだかにとって、隠れ場所を探すのは至難の業だ。
教室に入ってしまった以上、もはやこの中から隠れる場所を探すしかない。
ずっと前にかくれんぼをした時と比べて圧倒的に成長した体を隠す物体はどれか。
めだかの泳ぐ目が掃除用具を入れる縦長のロッカーをとらえたと同時に、そう遠くない所で足音が聞こえた。
校長がこっちにきているのだ。隠れるならここしかない。
一刻の猶予もままならないので、めだかは取っ手に指をかけ音を立てないようにそうっと開けた。

「お、めだか」
「…………っ!!」

そこには先客がいたのだった。
すらりとした体を狭いロッカーに収めていたのは、
めだかのクラスメートである野々口備後だ。
緊迫した雰囲気の中言葉もなく2人が見つめ合っているのは、すぐそこに校長の足音が聞こえるからである。
間もなくここまで来てしまうだろう。
早くロッカーの扉を閉じてしまおうと取っ手を掴んだめだかの手を、
何を思ってか備後は乱暴に引き寄せた。

「えっ…ちょ、備後くん!?」
「しっ」
華奢なめだかの体を抱くようにして密着させ、内側から扉を閉める。
(えええええーーー!!!)
一気に暗くなった視界と感じる体温に混乱し、めだかは全身から火が出そうだった。
性格も見た目も少々地味な彼女は、異性とこんなにくっついたのは初めてだったのだ。

僅かに開いている隙間から外を見る備後の目元だけが外光に照らされている。
(かったるいとか言っといて結構真剣にやってるんじゃん…)
そんな備後を見上げてめだかは密かに苦笑した。
ふと体を抱く腕の力が強まる。

「さーてどこにいるんだい?ここかっ、それともこっちかな?」
ガタガタと机を移動させる音が教室に響く。
(来たぁ…っ!)
めだかは備後にしがみついた指にぎゅっと力を入れて、目を閉じた。
心臓の音が早鐘のように鳴っているのを間近で聞く。
永遠とも感じられる時間の中で、息すらも制限される苦しさとなぜか沸き上がる甘やかな高揚感がロッカーに満たされていた。

「ふむ…今度は隣に行ってみるか…」
聞こえる足音がだんだんと小さくなっていき、完全に消えた。
140かくれんぼ:2009/07/31(金) 06:54:25 ID:+zQ0f1Oo

教室が再び静寂を取り戻したとめだかが感じたと同時に少し上で安堵の声がする。
「行ったようだな…」
「そ、そうみたい、だね」
未だ静まらない心臓をできるだけ早く元に戻そうと努めるめだかだったが、
暗いロッカーの中で体が密着したこの状況ではどうしても備後を意識してしまう。

「あ、ありがとう備後く…」
「…お前、柔らかいな」
「え?」
しかも備後からそんな事を囁かれてしまったのだから、尚更恥ずかしくてどうしたらいいかわからない。
「なんか触り心地がいい」
備後の手がめだかの長いスカートを撫で上げ、指を中に入れて太腿を直に触り始めた。
「………っっ!?」
ぞくぞくと背筋に流れる初めての感触に、めだかは目を見開いた。
「オレこんなに柔らかくねーもんな…うらやましい」
備後としてはこの行為には性的な意味はないのだが、触る指先は堂にいったものだった。
「ひゃっ」
「何だよその声」
「!?なんでもな…ぃ…」
太腿の内側をなぞられためだかが声を上げる。
しばらく震える体を備後に預け、何も言えず為すがままにされていた。
痴漢に遇ったら何も言い出せないタイプである。
「ね、もう出てもいいかな…?私他の所探すから…」
「ここじゃだめなのか?」
「だって……せ、狭いし」
「お前こーいうのはトロいからすぐ見つかるぞ」
「…………」
勇気を出して言ってみたが備後に言いくるめられてしまった。
「確か見つかったらアイツのオリジナルソングをイヤホンで聞きながら自習…」
「いやあああああ!!!!」
※全部小声である。

こうしてめだかの苦悩は6時間目終了まで続いた。


おわり
備後くんそういうの疎そう
141かくれんぼ:2009/07/31(金) 07:03:50 ID:+zQ0f1Oo
ぎゃあああびんごくんの名前の漢字間違えてた!
備悟だよね!

うっわあああああすみませんでした
142ただ遊びに来たつもりだけの人(結局書き込んでる):2009/07/31(金) 17:39:19 ID:edRwD7eu
あはははは!
魚雷13の曲…って曲出したんだっけ?
なかなかいーじゃん。
また書いてよ。もっとエロいやつ。
いいねーいいねー(>▼<)V
143名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 18:42:59 ID:O6UAsoem
備めだキター!
備悟くんナチュラル痴漢ww
乙です
144名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 09:56:37 ID:H4g4rjeP
GJ!!です!!!誤字なんて気にしない!!!
備めだどんなかんじなのか想像出来なかったが…滅茶苦茶アリですw
145名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 10:18:21 ID:6y3PzFai
これはいい備めだ
書いてくれてありがとう。GJ
146名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 08:31:02 ID:Aj3WT5Dm
ロリな35歳萌え
あんな体でセックスして娘を産んだと考えると物凄いエロだ…

というわけで
下半身露出パパ×花菜が最近気になる
147名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 23:07:30 ID:3T5oG8Kz
めだかとビンゴ、有りだな…
GJ
148名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 13:46:09 ID:+LZBnEMX
備めだ人気だなw

マーガレット読んだ
兄と晴ちゃんは普通に変態プレイしてそうだと思った
149名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 15:55:01 ID:Dxql7dEI
>>148
発電のアルバイトでSMしてるしね

今回の話で兄晴に目覚めた
晴ちゃんのスケスケパンティがすごい見たいw
150名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 20:15:17 ID:WBIVAP/M
ツンデレで毒舌な童顔藪木きゅんを性的に泣かせて喘がせまくりたい

まずあの生気の無い目が好きすぎる
半袖の白い調理服はエロい
私服の半ズボンもムラッとくるものがある
執事コスプレも生足丸出しの亀コスプレも可愛い

接点ないけどミツエ×藪木くんの逆レイプでもいい気がしてきた…
それか兄が藪木くんの顔写真付きでオークションに出したメイド服を落札しようとした人達×藪木くんとか

藪木くんかわいいよ藪木くん
どうしたらいいんだ
151名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 10:49:22 ID:2IALwtBK
備めだありがとうぅぅうううううう!!萌えをありがとう!!
152名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 01:34:25 ID:q16iLqZg
こっそり備めだミサの3Pが読みたい…。
天然備悟くん&積極的ミサちゃん&流され巻き込まれめだかな感じで。
10年後おいしすぎる。
153用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:38:43 ID:zEGY+EZ8
イルカ先生×涼子さんで薬品えろ書いてみた。
涼子さんがロリです。

5レス程いただきます。
154用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:40:10 ID:zEGY+EZ8

いつもより低く、眼鏡のいらないクリアな視界。
小さな手足。
鏡の前には、自分の幼い頃の姿がそっくりそのまま映っている。
(予想以上の効果ね…)
あの人が帰ってきたら何て言うかしら。最初にそう思った。

今からちょうど2時間前の事だ。
学会の準備による疲れで体に変調をきたし始めていた私は頭痛薬を探していた。
劇薬なら一通りは薬品棚に揃えてあるが、日常的に使う医薬品は少ない。
頭痛で思考が鈍っていた為か、私が手に取ったものは頭痛薬ではなく、別の薬だった。
私が過ちに気付いたのは、その薬を2錠飲んだ直後である。
薬品棚の中には研究段階で偶然に作り出されたものを念のためストックしたものも多く入っている。
私が飲んだ薬もその一つだ。
まとめてある実験データにはこれを投与されたモルモットの体は半分以上も縮み、成長前の段階に戻ると記述されていた。
体が縮む以外に異常は無く、10時間程で効果は切れ元に戻るようなのが幸いだが、
今度からは研究用の薬品と日常で使う医薬品は分けておこうと思った。

小さくなった体は頭痛も消えている。
服を引きずる羽目になるのが面倒だが、今日一日の事だ。問題は他にある。

「ただいま帰りましたー!」
明朗な声が部屋に響いた。あの人が帰ってきたのだ。
「あれ、涼子さん?涼子さん……え?」
私を視界に見つけたセヴァンがピタリと動きを止めた。顔は笑顔を浮かべたままである。
「……おかえり」
随分と背の高く感じるセヴァンを見上げた。
舌の筋肉も発達してないのだろう。呂律が上手く回らない。

長い沈黙の後、セヴァンはしゃがみ込み私と視線を合わせ言った。
「えーと…パパにお帰りのキスは?」
「あなたいつからパパになったの」

というか子供ができたらこの人はそんな事をさせるつもりだったのか。絶対反対だ恥ずかしい。
「私よ。薬間違えて飲んだらこうなったの…」
「え?あっ、涼子さん!?なぁんだー涼子さんが遺伝子操作とかして人工的に子供作ってたのかもって私てっきり…」
「いくら私でもそこまでしないわよ」
子供くらい自分で産もうと思えば産める、とまでは言わなかった。面倒な事になりそうだからだ。
「でも大丈夫なんですか?」
「明日には元通りみたいだから」
「そうですか…よかった」
真正面から私の肩を抱きながらまじまじと見ている。まあ当然な反応だろう。
「…で、お帰りのキスは」
「バカじゃないの」

155用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:40:39 ID:zEGY+EZ8

こうしてしばらくこの姿で過ごしている内に、体がいきなり小さくなるというのが想像以上に厄介な事だと知った。
引きずった白衣の裾につまずいて転ぶのも、テーブルが高すぎてまともに食事が出来ないのも、
シャワーに手が届かないのも下着が大きすぎて着られないのも、
セヴァンがペットを愛玩するようないかにも幸せ一杯な表情で私を見てくるのも腹が立つ。
結局シャツ一枚だけを身にまとい寝室に向かう頃には私は体力的にも精神的にもかなり疲れていた。
それなのに。それなのにセヴァンは私を抱きしめて低い声で囁くのだった。
「涼子さん、私にそういう趣味は無いと思っていたんですが…涼子さん見てたらおかしな気持ちになってきました」
何を言っているんだろうこの人は。いや、わかっているが考えたくない。
「…何が言いたいの」
「試してみませんか。その姿でもちゃんと愛し合えるのか」


無理だ。無理に決まっている、そんな事。
「ちょっと…待って。わかるでしょ、私小さいのよ?」
「わかってます。でも涼子さんはどんな姿でも涼子さんでしょう?」
「………」
真剣な表情で見つめられると何も言い返せなくなってしまう。
さっきは娘だと勘違いしたくせに、調子がいいというか天然というか。
「痛くしないように頑張りますから。ね?」
「……中学校教諭としては最低よ、ロリータコンプレックスなんて」
「涼子さんだから欲情してるんですよ」
「……っ…どうだか」
なんだかんだ言ってこの人に弱い自分が悔しい。もう顔が熱いのが自分でもわかる。
痛いくらいに強い力で抱きしめられ、髪を撫でられた。
「可愛い、涼子さん本当可愛い」
「……抱いたってつまらないわよ…」
「わかんないじゃないですか」

目を合わせ甘い言葉を囁けば私が陥落すると知っているのだ。
穏和な性格だが少々強引なところがある。
何より腹立たしいのはそんな彼の認識にまんまと当て嵌まってしまっている私自身だ。
「うわ、涼子さん軽いですねー」
「…当たり前でしょ」
こうして、結局はセヴァンに抱きかかえられベッドに向かう事になるのだった。
156用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:41:15 ID:zEGY+EZ8

「……ん、ふ…」
始まった深いキスはいつもより激しく感じる。
あまり上手く動かない舌が好き勝手に絡められ、口内を蹂躙される。
飲み切れない唾液が口から溢れ顎を伝った。
「はぁっ…はぁ、窒息死させる気…?」
「加減がわからなくて」
甘えるように首筋に唇を落とすセヴァンのシャツにしがみつく。
ちゅ、ちゅ、と音を立て首筋を優しく啄む唇が幼児の体にあるまじき興奮を促す。
やがて大きな手がシャツの裾から侵入し、私の平坦な胸を直接撫で回してきた。
開発された体は小さくなっても同じらしい。
指が胸の尖端を掠める度に感じる甘く鋭い快感に体を震わせる。
「あ…ん、やぁ…っ…」
「涼子さんあったかい…。幼児体温ですね。」
ボタンを外され、未発達の体が露になった。
この姿でも見られる事により性的な興奮がさらに高まっていくのが不思議だ。
「……抱こうと思えるの?こんな体…」
「関係ありませんよ」
長い指が小さい私の体を愛撫していく。
幾度となく繰り返してきたセックスで覚えた私の弱い箇所を確かめるように触れられ、摘まれ、辿られる。
指の感触に素直に反応し、蕩かされていく体があるものを欲しているのが自分でもわかり、熱い顔がさらに熱くなる。
それに気付いたのか、指がついに私の熱い女性器に滑った。
「ふぁ…っ!?」
「小さくてもこんなに濡れるんですね。知らなかった」
閉じられた割れ目を広げられ、指の腹で入り口を擦られる。
「あっ…!や、ぁ、あぁっ…!」
上方の陰核を重点的に刺激され、嬌声以外は何も発音できなかった。
強すぎる快感で、自分が幼児だということも忘れてしまいそうだ。

157用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:41:46 ID:zEGY+EZ8

体だけが従順に反応を示し、淫らにされていく。
「あ、んはぁっ…ぁん…っあっあん、やらぁ!やあ…っあああああんっ!」
滑りのよくなった指がさっきより早く往復する。限界まで主張した陰核をこね回され、私は幼児の体のまま絶頂を迎えた。

「ふ……ぇ…っうあぁあ…ん」
こんな風に泣いた事は幼少時代にもなかったのに、私はぐちゃぐちゃに泣きじゃくった。
もう訳がわからない。頭の中では何も考えられなかった。

「…何だか私悪い人みたいですね」
悪い人よ。そうに決まってるじゃないの。
幼児に性的快楽を与えて、絶頂を味あわさせて。
平然とそう言うセヴァンに半ば本気で腹が立った。
しかしそんな私の意志に反して、
本格的に火照ってきた体は全身が性感帯になったかのように疼くのだった。
「ん…ぁ、はぁ…」
「ごめんなさい、涼子さん可愛いから…これなら犯罪者になっても仕方ないですね」
不意に私の体が持ち上げられる。
「きゃ…っ何?」
「小さいから、普通にしたら重いでしょう?」
ついに固く熱いものが私の秘所に押し付けられ、狭い入り口をこじ開け始めた。
「は、ぁ…だめ、はいらな…!」
「…大丈夫です、多分」
向かい合わせになったセヴァンにしっかりと体を支えられ、抵抗できない。
下半身に痛みは無かったが、内臓を押し上げられているような感覚が、息が吐けない程の苦しさを生み出す。
ぽろぽろと溢れた涙が頬を伝った。
「…ん、んん…っ…ぅ…」
「涼子さん、力抜いて」
「ん、抜けな…っあ…はぁっはぁ…」
規格外に大きなそれが中に入っているだけで軽く意識が飛びそうになる。
慣れるしかないと思っていても、そう簡単に体が言う事を聞いてくれるはずもない。
「はぁ、涼子さんの中小さくて…全部入りませんね」
奥まで満たされた体がさらに突き上げられた。
「あ…っ…!」
中が熱く脈打つ。圧迫感だけだった膣内の感覚が、じわじわと深い性感に変わっていった。
セヴァンが腰を微妙な角度でゆっくりグラインドさせ私の感じる所を探す。
途中で子宮口に何度もぶつかり、奥まで開発されてしまいそうだった。
擦ると私の体が跳ねる場所を見つけたセヴァンは、幼児相手だというのに関係なく容赦ない刺激を与え続ける。

158用法容量を守って正しくお使い下さい:2009/09/06(日) 23:43:38 ID:zEGY+EZ8

「くっ…涼子さん、…もう…!」
「……あ…っんぁああああっ!!」
中のものが震えた直後、熱い液体が未熟な内壁にたたき付けられた。
精液で焼かれる快感がたまらず反射的に上体を反らして叫ぶ。
ベッドになだれ込み、しばらく抜かずにいると余韻が体中に響いた。

「…ふ……いい子」
年下の彼からの普段は絶対聞けない単語に胸がどきりと高なった。
私だけに見せる艶っぽい笑顔や優しいキスに、あっけなく恍惚を覚えてしまう。

「あ…まり……調子に…乗らない…で…」
いつもより負担のかかった体を眠気が襲う。
体を繋げたまま、緩やかな快感を感じながらセヴァンの上で意識を失った。






「涼子さん、起きて下さい」
「…ん……?」
目が覚めると、真正面にセヴァンの青い目が見えた。
視界はフィルターをかけたようにぼやけている。
「……」
自分の手を見た。短かった指は元に戻り、完全に成人女性のものだ。
「薬の効果切れたみたいですね」
「……ん」
何も纏っていない体にシーツの感触は心地良い。
朝日が眩しくて、布団で顔を隠した。
「あれ、起きないんですか」
「疲れが取れないのよ…誰かのせいで」
「すみません」
学校へ行く用意をしているセヴァンは朝食も作ってくれたらしい。できた夫だ。
まるで数時間前の事が夢だったのだとさえ思える。
いっそ夢であればよかったのに、下腹部に残る疼きがそれを現実の事だと主張していた。
「…昨日はよかったです。涼子さん」
「……っ」
行ってきますのキスです、とだけ言って額に唇を付けるセヴァンをきっと睨む。
このまま好き勝手にされて黙っている程私は都合の良い女ではない。

今度はあなたに飲ませて咽び泣かせてあげるから覚悟しなさい。


おわり
ショタイルカ先生を性的に泣かせる鬼畜涼子さんが見てみたい
159名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 18:04:35 ID:+QeObdXo
いいぞいいぞーーー!!
よすぎるぞーーー!!
たまにはいいねーー!
ありがと!
160名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 12:14:24 ID:rBVZ4J1K
乙!!!
チビ涼子さん萌
>「えーと…パパにお帰りのキスは?」
イルカ先生の天然っぷりかわいいよ
161名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 13:24:22 ID:4xK7uJDV
今日のブログ
妄想が止まらない。
イルカ先生、朝から晩までがんばれw
162名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 16:00:11 ID:pGnWD6wI
>>161
これまでで1番性的なめだ学wこの2人ギリギリだよ萌えるよ

涼子さんの裸白衣が見れたら神
163名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:16:22 ID:LL5jzuIm
涼子さんがイルカ先生と恋人同士になる前に
他の人にもああいう事を言ってたらと思うと何かが滾ってきた

美少女な学生時代に騎乗位で男子学生に麻酔打っちゃったりしてさ
髪長い涼子さんもかわいいよね
164名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 17:47:34 ID:2KKJtDbl
乙!!

この2人超ハアハア
テラ萌えス//////
ブログの4コマとかやっべえええ
ほんと妄想がとまらんwwwwww
165午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:14:14 ID:2geXsMVL
例の衝撃的な4コマを見て妙な使命感に駆られたので書いた
イルカ先生×涼子さん続いてごめん

イルカ先生暴走気味。
166午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:14:41 ID:2geXsMVL

白く細い手首に不似合いな縄を絡める。
それをベッドヘッドにくくりつけ、解けないように強く結んだ。
痛いかどうか聞くと「少しだけ」と返ってきたので、
すみませんと言葉だけの謝罪をして赤みのさした手首にキスをした。
抵抗しない彼女はどこか痛々しくて、それでいて綺麗だ。

「……こんな事もするのね、あなた」
まるでこの状況が他人事であるかのように、涼子さんは表情を崩さずいつもと変わらない口調で私に話しかける。
白衣から覗く素肌と緩やかなラインが視界を支配し、脆い私の理性を少しずつ破壊していく。
「嫌いになりましたか」
「…いいえ。未解明な部分が見られて嬉しいわ」
彼女らしい答えだ。私がどんな行動をとっても、この人には私という生物がとる生態の一つとして捉えられているようだ。
それが何だかとても悔しい。
先日言われた「好きにして」という言葉にもよくよく考えたら引っ掛かるものがある。
涼子さんは、もしかしたら以前にもそういう方法で他の人を手術室に誘い込んだ事があるのかもしれない。
そうして私のように喜んで解剖され涼子さんと肌を合わせた人が何人かいるのだろう。
絶対に考えたくないが、あの時の涼子さんの言い方が妙に堂に入ったものだった事を考えると、完全にありえないとは思えなかった。

いっそめちゃくちゃにしたら、この人も私を男性として見てくれるのだろうか。
独りよがりな、自分勝手な考えだとは思う。
この人が以前誰といても私には関係がないのに。

棚に置いた瓶を取り、錠剤を一つ中から出して涼子さんにの前に差し出した。
「これ、飲んで下さい」
「………」
涼子さんは目を見開いて、怪訝そうに私に聞いた。
「…何の薬?」
「いいから」
涼子さんが私にしてきたように、薬の服用を強要する。
「…んっ、んん…!」
最終的には睨む涼子さんの顎を支え、水と一緒に口移しで飲ませた。
「…どうですか。得体の知れない薬を無理矢理飲まされる気分は」
「…っ…嫌だったの、あなたも」
「嫌だなんて一言も言ってませんよ」
そうだ。嫌じゃない。
薬を服用する時のわずかな恐怖と愛する人からの被支配感、
間もなく体に訪れる反応は私にとって特殊な快感となり始めていた。
167午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:15:09 ID:2geXsMVL

しかしそんな事を知らない涼子さんは、血の気の引いた顔を私から逸らし体を強張らせている。
「大丈夫です。そんなに悪いものでもありませんから」
涼子さんの緊張をほぐすように腕から徐々に下へと唇を付けていった。
「…っあ…」
白衣を指でめくると形の良い胸が目に映った。
目を伏せて唇を噛んでいる涼子さんの顔は
薬のせいなのか羞恥を感じたからなのか耳まで紅潮している。
彼女のこういう表情に、私は弱い。

私の指が涼子さんのなめらかな太腿に触れた時だった。
「ひゃっ…あ…!?」
びくりと長い脚を震わせ、一段と高い声をあげる。
手を離しても余韻が響くようで、体は微かに震えていた。
普段とは微妙に違う感じ方だ。
「薬ってすごいんですねぇ、涼子さん」
「あなた……こんなの、どこから…っ」
「…秘密です」
焦らすように太腿を撫でさする。
だんだんと息が荒くなっていく涼子さんを耳元で感じながら、高まっていく自分の興奮を静かに抑えた。
「そこばっかり…っやめ…」
「好きにしていいんでしょう?私が触りたい所を触って何が悪いんですか」
「……あなた変わったわね…大変興味深いわ」
「ふふ、それ褒めてます?」
怜悧な美貌を持つ彼女の、柔らかくて温かい肌を堪能する。
しばしばぴくりと身じろぎする儚い仕草が最高に可愛らしい。
そんな彼女をもっと困らせてみたいと思ってしまう私は、やはり普段いろいろと抑圧されていたのだろう。

太腿の裏に手を置き、脚を開いた。
「やっ…やぁ、だ……セヴァ……」
途端に表情が切羽詰まった感じに変わった。
「いい眺めですね」
「ばっ…バカじゃない…の……」
消え入るような声も愛おしい。
いつもは涼子さんの命令で暗くしなくてはならない寝室だが、
朝10時の今は日光がカーテン越しからでも充分過ぎるほど差し込んでいた。
だから当然、普段闇に隠れていた部分も全て見えてしまうわけで。
既に涎を垂らしているその部分は、埋めるものを求めていやらしくひくついている。
「あーあこんなにしちゃって…可哀相な涼子さん」
「か…かわいそう…って」
わざと濡れたそこには触らず、周辺をしつこく撫で回す。
168午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:18:18 ID:2geXsMVL

「ひっ…ぁ…ああっ!」
白衣の上から胸の固い先端を口に含んだと同時に、手が太腿に強い力で挟まれた。
舌でつついたり甘く噛んだりして涼子さんの反応を楽しむ。
「ぁんっ、いやぁ…あっ、んんっ…!」
しばらく続けていると熱い体が一際大きくしなり、膝からつま先にかけてのラインがぴんと伸び始めた。
「まだここ触ってないのに…涼子さんったら早いんだから」
「く、薬のせいよ…!」
長い呼吸を繰り返す涼子さんの口元が妙に性的だ。
キスで塞いで舌の感触を味わい尽くしたい衝動に駆られたが、ある事を思い出したので涼子さんから体を離した。
「…ん…?」
「ちょっと待ってて下さいね」

これを使う時が来るなんて。
引き出しの奥にしまっておいたそれを取り出し、私は期待に胸を高鳴らせた。
「何ニヤニヤしてるの…」
どうやら知らずと顔に出てしまっていたらしい。
我ながら単純な人間だと呆れつつ、箱からコードの付いた塊とテープを取った。
「な…何、何よそれ」
ピンク色の普段見ないフォルムに、涼子さんは表情を硬くする。
その反応一つ一つが可愛くて、私の中の欲をじわじわと煽っていく。
「ごめんなさい。あなたを泣かしてしまうかもしれません」
私が手にしたのは、結構前にネット通販で買ったいわゆる「大人の玩具」と呼ばれる類のものである。
いつも涼子さんと床を共にする時はそんな精神的余裕はないので使わなかったが、
涼子さんを長時間拘束した今なら使えると思ったのだ。

すらりとした脚の奥は触っていないのに愛液を垂らし、熱を持っていた。
中指でそこを下から上へ撫であげると粘着質な音が耳を擽った。
「…っは…はぁ、はぁっ…」
達したばかりの涼子さんはほんの少しの刺激でさえも敏感に感じるようだ。
ぷっくりと立ちあがっている小さな芽にピンク色の塊をあてがう。
それをテープで固定し、同梱のリモコンに手を伸ばした。
「や、やぁ…一体何のつもりなの……」
「最初は弱で慣らした方がいいですよね」
弱々しく問う涼子さんを無視して、私はリモコンのスイッチを入れた。

「ふぁ…っ、い…いやぁあっ!」
電子音が涼子さんの高い声に掻き消された。
その鋭敏な反応に、隠れていた嗜虐心が一層刺激される。
だめだ笑いが止まらない。
「ふっ…ふふ、かなりよさそうですけど、涼子さん」
「あ、あなたぁ…!私の知らないところで…な、何買ってるのよ!!」
やや怒気を含んだ声だが、喘ぎ声に混じって責めているようには聞こえない。
それをいい事に、私はリモコンを好き勝手に操作して涼子さんの体を弄んだ。
「ぁっ…も、やだ、強くしちゃ、やっ…あぁーーっ!!!」
機械がピンポイントで与える手加減のない刺激が、涼子さんの怜悧な印象を崩していく。
169午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:18:46 ID:2geXsMVL

振動の強さを最大にして10秒と経たない内に、彼女は濡れたそこから透明な液体を噴き出した。
「潮まで噴くなんて…涼子さん気に入ったみたいですね」
「…っちが、ぁ…違う…!」
「嘘はよくありませんよー」
そうは言ったものの泣き出した涼子さんに少々罪の意識を感じたが、今日だけの事だと考えを改めた。
「…っとめて、セヴァ…お願…い……」
達しても続く責めに耐え切れない涼子さんが私に懇願してきた。
レアな涼子さんを心行くまで堪能するために
私は涼子さんの涙で濡れた目を至近距離で見つめ、笑いかけて言った。
「いやです」

ローターの振動を最大にしたままリモコンを棚の上に置いた。
「いや…あなた、あなたぁ…いぁああっ!」
「涼子さん…私もあなたを見てたら出したくなってきました」
今なら何でもできる気がした私はズボンのチャックを下ろし、張り詰めた自身を外に出した。
「あ……」
私のものにくぎづけになっている涼子さんの目の前でそれを扱き、赤く充血した先端を彼女の脚の奥に押し付けた。
「これ、欲しいですか?」
「……あっあっ…だめ、そんな…んんっ!」
柔らかいそこに自身を擦り付け、陰核をローターの上から押し潰す。
また絶頂を迎えた涼子さんを見て射精欲が込み上げ、反射的に自身を持ち上げた。
「…うわ…出る、涼子さんっ!」
持ち上げた自身から飛び出た白い液体が弧を描き、涼子さんの体全体にかかった。
いや、この場合故意的に「かけた」といった方が正しいのかもしれない。
白濁液まみれのいい感じに性的な彼女を見てそう思った。
「はぁ…はぁ…何でいれないの…」
満足しきれていない涼子さんの顔が達したばかりの下半身に訴えかける。
「一番好きなものは最後にとっておきたいんです」
彼女の汗ばんだ額にキスをして、ベッドから降りた。
「えっ…ぁ、あなたどこに…ちょっと…っ」
「1時間そうしておいたらどうなるんでしょうね…実験してみます」
「ふ、ふざけないで…っあ…ああ…ふああぁあっ!!」
切ない声を搾り出しむせび泣く涼子さんに背を向け寝室を後にする。
ドアを閉め、その場に座り込んだ。
170午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:19:41 ID:2geXsMVL

「…はー……涼子さんったら」
支配する事がこんなにも快楽を感じられるなんて思わなかった。癖になりそうだ。
今も自身は中途半端に芯を持っている。
「ふ…ぁ…ああっ、セヴァ…」
ドアの向こうから甘い声で私を呼ぶのを聞いて、体の奥が疼いた。
すぐに駆け寄って抱いてしまいたいと思ったがまだ3分しか経っていない。
「…耐えられないのは私の方かもしれませんね」
とりあえず床を汚すわけにはいかないのでティッシュを取った。

「ひぃ…ぁっ、あぁ…んっ…」
ぎしぎしとベッドの軋む音と泣き声にも似た嬌声はしばらく続き、私を悩ませた。
しかし1時間にも渡る長い責めは体力を消耗するらしく、
やがてその声も次第に小さくなっていった。
その間にゴミ箱がティッシュで一杯になったが、それでもまだ静まらない熱を持て余す。

「セヴァ…っ…あっ、早く…来て…」
かすれた声でそう泣かれた時には、私ももう限界だった。
中に入りベッドの涼子さんを見る。
シーツは涼子さんの出した愛液でびしょびしょに濡れそぼち、すらりとした全身は汗でしっとりと湿っていた。
白い胸元とこれ以上ない程に赤く染まった2つの突起がもはや身につけている意味のない白衣から覗く。
痛々しく真っ赤になっていた手首の縄を解いた。
「…ねぇ…私…お腹空いたのよね…」
とろんとした目をした涼子さんは何だか様子が違う。
上気した顔に笑みを浮かべ私の服を掴んだ。
「じゃあ何か…」
「いいの…あなたがいい」
細い指が私の下半身に伸び、チャックを下ろす。
ベッドに横になったままの涼子さんは器用に中のものを取り出した。
「…精液って結構良質なたんぱく質なのよ?」
「ちょっ…涼子さん?」
「あら、あなたあっちでも出したでしょ…。勿体ない」
意外と熟練した手つきに自身も簡単に反応を示す。
この実験結果、予想をはるかに越えている。
「あ…涼子、さん」
「私の声で気持ちよくなって…何回出した?」

ぱくりとくわえられ、温かい口内に奥まで圧迫された。
初めての快感とローターの電子音のせいで思考がまとまらない。
「ん…んっ…ふ…っ」
夢中で私のものを口淫する涼子さんはもはやその事しか頭にないようだった。
私があの凛々しい涼子さんをこんなに淫乱にしてしまったのだと思うと、奇妙な堕落感と共に激しい劣情が沸き上がる。
尿道を吸われ否応なしに引き出された精液が涼子さんの口内に移動し、一気に飲み干された。
「…ぅ……まず…い」
「え、すみません」
「何で謝るの…っぁ…」
涼子さんの態度が新鮮で思わず謝ってしまった。
こんな事は普段なら絶対してくれないだろう。
171午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:22:56 ID:2geXsMVL

「辛かったですか?涼子さん」
ローターを外すと陰核が一回りも大きく腫れ主張していた。
「……ん」
こくりと頷く涼子さんは抵抗せずに私を受け入れる姿勢を取った。
焦らしに焦らした膣口は慣らす必要もないくらいぐちゃぐちゃに蕩けている。
再び硬さを取り戻した自身を挿入するのに苦痛は全くなかった。
「…っあ…!!」
「ふ…涼子さん、すごい…」
絡み付く熱い膣内を腰で掻き回し、音を立てた。
「…セヴァ…あぁあ…っ…」
「私…聞きたい事があるんですけど」
ずっと気になっていた事を、ここで聞いてみた。
「『好きにして』って…他の人にも言ってたりするんですか」
涼子さんは視線を天井に向けて少し考え、呟いた。
「…そんな事も…あったかも」
「……へぇ」
ああ、やっぱり、推測した通りだ。
私の知らない過去に知らない人が涼子さんを好き勝手にしていたなんて。
私の中に暗雲のような黒い感情が立ち込め始めた。
「や…ぁん、激し……」
「何人切り刻んだんですか」
「え…」
「その体で何人誘ったんですか。涼子さん」
自分でも信じられないくらい嫉妬している。
涼子さんを壊してしまいたいと思ったのは、これが初めてだった。
「んはっ…ぁ…何…怒って、る?」
答えられずにただ腰を動かした。
快感に溺れていなければどうにかなってしまいそうだったからだ。

「う、そ」
吐息混じりに耳元で囁かれた言葉を理解するのに少し時間を要した。
「……え」
突き上げるような動きが知らずと緩慢になり、思考が本来の穏やかさを取り戻していく。
「どういう事ですか…?」
「…だから、全部嘘」
そう言うと涼子さんは繋がったままの私を抱き寄せ、密着させた。
「こういう事する為に自分の体を好き放題させる人なんて、あなたしかいないわよ…」
何ですか。何ですかそれ。
私だけ悩んで必死になってバカみたいだ。
今日だけは好きにするのは私の方だったのに、結局はこの人に振り回されている。
顔が急激に熱を発している。恥ずかしくて死にそうだ。
「…っあーーもう…何でそんな嘘…涼子さんのバカ!そういうの大嫌いです!」
目の前の体を抱きしめた。もう自分勝手でも何でもいい。
「…焦った…?」
「いけませんか」
「ふ、あなたって本当…レアな人」
誘われるまま、長いキスをした。

172午前10時の桃色実験:2009/09/20(日) 12:26:46 ID:2geXsMVL

それからはもう終わりが見えないくらい愛し合った。
昼間から情事に耽る背徳感がさらに欲を煽り、
私達は体力が続く限り何度も果てた。
夕方になる頃には勢いがなくなってお互いを擦り合わせるだけになったが、全身が快感に浸されてどうしようもなく幸せだった。

「ねえ…あなた」
私の隣で力なく横になっている涼子さんが口を開いた。
「……あの機械だけど…」
「え?」
「…5分くらいなら…まあ…」
嗄れた小さな声で呟くので聞き取れない。
「すみません、もう一度言ってくれませんか?」
「…何でもない!」
重要な事を聞き逃した気がしたが、涼子さんが可愛いのでそれ以上は聞かなかった。


おわり
涼子さんエロいよ涼子さん
173名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 18:36:52 ID:cYK/xw0Q
うわああああああ長文乙!
変態っちっくなイルカ先生イイ!
ほんとに好きなようにされてる
涼子さんエロいよ
いいよいいよー
174名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 12:53:59 ID:MxJ3Gj3e
すごいよ…
うわあああ!
いいぞいいぞー!
またなんかかいて!
すごいすごい、いいよーー!
何回読んでもいい!!
175名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 08:54:14 ID:+6AsF0D/
保守
176名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 21:40:51 ID:gieACPxl
兄から借金取りが寿々子と一晩明かした(しかも隣でガタガタうるさかった)と聞いて
死ぬ程嫉妬しながらも寿々子のあらぬ姿を想像してしまい悶々とする藪木くんが見たい
177名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 15:15:16 ID:OflhEHog
>>176 
  見たいみたいーー\(>▽<)/
  誰か書いて…
178凌辱ごっこ:2009/11/14(土) 16:41:11 ID:guRvQInQ
黒めだ書いてみた
最近この2人もアリだと思ってる

4レス頂きます
179凌辱ごっこ:2009/11/14(土) 16:41:39 ID:guRvQInQ

時間に拘束された学校の中で少しだけ違った空気の流れる空間、それが保健室である。
その場所で、ある意味悲劇的とも言える運命によってこの学校の保健医として採用された河野めだかは書類の整理をしていた。
そんな彼女の手つきが少々乱雑に見えるのはこの部屋のうだるような暑さのせいだけではない。
それというのも、ある生徒が用事も無いのにここに入り浸りベッドを私物化しているからである。

「めだチュン暑くないの?よくそんな地味な事ずっと出来るよネー」
ベッドから聞こえる飄々とした声といい、
妙に馴れ馴れしい言葉遣いといい、
彼の態度そのものが机に縛り付けられたように黙々と作業をこなすめだかを苛つかせる。
毎日のように続くこの光景。
めだかはついに立ちあがり、彼の腰かけているベッドにつかつかと歩いた。
「もー黒っちいつまでサボってるの!?早く教室行きなよ!」
めだかの突然の言葉に一瞬だけ死神の三白眼が丸くなったが、すぐにそれはいつもの目つきを取り戻した。

「いいじゃん誰も来ないんだからさー」
「そういう問題じゃないよ…。このままじゃ黒っちまた留年しちゃうよ?」
「いーよ別に。だってオレこの学校まだ飽きないし」
めだチュンといるのも面白いしネ、と付け足す死神を見てめだかは大きくため息をついた。

大体めだかが何を言ってもこの死神は真面目に聞かない。
こうして自分のペースに巻き込んで上手く逃げてしまう。
しかし、今日の彼の行動はそれだけではなかった。

「ね、めだチュン」
血の気の全く感じられない白い手がめだかの手首を掴んだ。
「きゃ…っ…な、何黒っち!」
華奢なめだかの体はあっさりと引き寄せられ、ベッドに倒れた。
「やだっ、ふざけないで!…怒るよもう!」
「めだチュンが怒っても怖くないもんね」
「……っ」
手首を固くベッドに縫い付けられているので抵抗できない。
めだかの顔色がさっと青ざめた。
「…ヒマつぶしにさ、えっちい事しよーよ」
めだかの上でニヤついた顔を見せた死神が耳元で囁いた。
180凌辱ごっこ:2009/11/14(土) 16:41:59 ID:guRvQInQ
「え…黒っち、冗談でしょ…っこんな事、止めて…」
首筋を吸われためだかの声が深刻さを増す。
冷たい舌が肌を撫でると背筋から力が抜け、手首を抑えていなくても抵抗ができなくなる。
「可愛いねぇめだチュン。この反応からするとまだ経験ないね?」
「そ、そんなのっ……」
本当の事を言われたからか、めだかの青ざめていた顔が朱に染まった。
伏せがちの目も若干潤んでいる。
「大丈夫だよ。優しくしてあげる…」
シャツの中に大きな手が侵入し、柔らかくきめ細かい肌に触れる。
「…でも魂抜けちゃったらゴメンネ☆」
そうして死神は、いつもと変わらない表情でへらっと笑った。

「ん…っ…」
固く閉じた唇から漏れる声は既に艶を含んでいる。
冷たい指が蛇のように肌を這いブラジャーの中にまで入ると、めだかの体が微かに跳ねた。
「おおーめだチュンもちゃんと大人の女だねぇ」
「やだ……ってばぁ…」
大粒の涙が頬を伝っているのを無視し、死神はかつて後輩だっためだかの成熟した体を蕩かしていく。
「あっぁ…やだやだやだ、黒っち…っ、ふぁ…!」
脚を無理矢理開かれ、めだかは羞恥に首を強く振った。顔は涙や汗でぐちゃぐちゃに濡れている。
「そーいう顔、大好き」
スカートの中へ指が滑り込む。
慣れた手つきでストッキングを下ろし、シンプルなデザインのパンティの上からふっくらとした肉をなぞった。
「…っふ…」
甘い感覚が全身を駆け巡り、めだかは濡れた目を閉じてそれに耐えた。
何度もそこを往復する指がある箇所をとらえ確かめるように刺激すると、控えめな彼女の呼吸が震える。
「めだチュン自分で触ったりしなさそうだよね」
「…や……こわい…」
「怖くないよー」
丹念に刺激を与え続け布がしっとりと濡れてきたところで、死神は指を引っ掛けてパンティを下ろした。
未だ男を知らない場所から淡いピンク色の肉がちらつき、彼を喜ばせる。
「あの…黒っち?」
頭をめだかの脚の方へ下ろしていく彼を、めだかは虚ろな目で眺めた。
「大丈夫、痛くないからネ」
くちゅ、と粘膜の絡む音と同時に突然局部に感じた冷たさにめだかは小さく息を呑む。
そして咄嗟に状況を理解し、切実な泣き声を喉から搾り出しながら脚を閉じ合わせようと力を入れた。
「いやぁ…っ!ねぇ、ほんとにやばいってば…っあ…」
舌がめだかの秘部をゆっくりと舐め上げ、溢れる愛液を啜る。
熱のある柔らかな肉を舌で掻き分けると
皮の剥けた小さな突起がわずかに質量を増しているのが外気に触れた。
敏感なそこを見つけ出した途端、死神は急に舌の動きを早め蹂躙し始めた。
181凌辱ごっこ:2009/11/14(土) 16:42:35 ID:guRvQInQ
「や、ぁ…!…あっあっ…ふぅんっ…!も…信じらんな…っ、ばかぁっ!!」
死神が混乱するめだかをさらに追い込んでいく。
逃げる事もできないめだかは脚をがくがくと震わせ快感を受けるしかなかった。
「ひっ…やだって…いってるのに…!」
力の無い声で訴えても黒っちが聞くはずもなく、結局めだかは無理矢理絶頂を味わう羽目になるのだった。

乱れた白衣と汗ばんだ肌、涙で潤んだ目、だらし無く涎の垂れた口元。
清楚な雰囲気を持つ普段のめだかとは掛け離れた淫らな姿に、死神はわずかに罪悪感を感じながらも遊びとしての欲情を楽しんでいた。
「お願い…っこんなのもう…やめてよ…!」
「なーに言ってんのめだチュン。まだまだこれからじゃん」
死を司る神としては絶対に用の無い、ただ快楽を求める本人の意識により勃起した男根を死神はめだかの秘部にあてがった。
「…初めての相手が死神でゴメンネ?」
「え…ぁ、…黒っち、くろっ…いやぁあっ…!」
自分の体を強引にこじ開ける冷たいものを、めだかは狂ったように拒絶した。
そうしている間にも圧倒的な質量に耐え切れない肉襞がその侵入を許し、めだかの意識を支配していく。
狭い内壁を擦り上げるそれがゆっくりと奥へ向かうにつれ、めだかに初めて感じる破瓜の痛みを生み出した。
「あっれー?血出ちゃったなぁ」
「はぁ…はぁ……」
死神は小刻みに震えるめだかの首筋に顔を埋め、小さく腰を動かした。
「いっ…いたぁ…っ!黒っち…痛い!」
「すぐ痛くなくなるから…今は我慢しててね」


乳首をくにくにと指で弄られると、子宮のあたりがきゅうっと甘く収縮し、男を一層感じてしまう。
犯されているという事実をめだかは今更になって実感した。

「こうやってると思い出すなあ、浅ちゃんの事」
死神の口から意外な人物の名前が出た。
「っあん…ぁあんっ…あさっ…涼子、さん…?」
「そう。10年前もこんな事してたんだよ?浅ちゃんと」
めだかは余りのショックで気が遠くなった。
浅瀬涼子はかつてこの学校の保健医だった人間である。
厳しく冷徹な彼女にこういった淫らなイメージは微塵もない。
182凌辱ごっこ:2009/11/14(土) 16:44:15 ID:guRvQInQ
「それにしてもあの時は酷い事したなー…。イルちゃんの寝てる前でさ」
「そ…んな…」
「気付かれないように必死で声抑えててさぁ…最初は抵抗して注射ぶっ刺されたけど結局はあの人も女なんだよね、何回か突き上げたらアヘ顔晒して善がりまくってた」
「う…うそよ…ありえない…」
彼女に生徒として接していためだかには想像もできなかった。というよりしたくなかった。
うろたえるめだかを見て、死神はニヤリと笑う。
「嘘だと思うなら聞いてみな?多分一瞬で顔色変わっちゃうからさ」
腰の動きがおもむろに速くなった。冷えた思考が快楽に引き戻され、言いたい事も言えないままめだかはただ犯され続けた。

こんな死神に屈してはならない。その意志に反してめだかの体は既に男根を求めていた。
無理矢理植え付けられた快感が麻薬の様にめだかの思考に働きかけ、与えられれば与えられる程益々欲しくなってしまうのだ。
やがて自ら腰を上下させながら、めだかは死神を睨んだ。
「ひぃ…あ…あんっ…最っ低…!許せな…」
「はは、言ってる事とやってる事が違うんだけど」
体位を正常位から対面座位に変えさらに深く突き上げる。
「…もうやら…いやなのっ離してぇ…!」
「嘘だ。好きでしょ」
「嫌いっ…だいっきらいよ…ああぁあーっ!!」
冷たい精液を奥へ叩き付けられ再び達した。
全て悪い夢であればいいのにという虚しい望みと共に、めだかの意識は遠くなっていく。

死神は気を失っためだかの髪を撫で、ぽそりと呟いた。
「…ゴメンネ、めだチュン」
その表情は快楽を得た後の下卑た笑みではなく、どこか虚無感が残っていた。


おわり
黒っちは10年間で性格ちょっと変わったと思う
183名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 09:48:12 ID:bo3IOt3V
なにこのスレ素敵
184名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 19:37:14 ID:5ApkfrQa
>>179
これは新しい!GJです。
185名無しさん@ピンキー:2009/12/14(月) 13:06:10 ID:MM4vOnh0
やっと規制解除された
179超乙!!!
鬼畜黒ッちいいなー
186名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 07:35:29 ID:SKSM2ygi
本スレ落ちた?
187名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 14:44:43 ID:fYDUTuUV
落ちたっぽい
188名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 01:02:21 ID:gfsl8FxS
完全に落ちてるね。
まぁ過疎ってたし、とりあえず今年はもう建てなくていいんじゃない?
189名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 00:27:58 ID:wfotUFlJ
最近の怪盗ミッチェルで藻太郎×寿々子に萌えたので今年最後の投下いきます。

藪木警部に鉛玉をプレゼントされる覚悟の
藻←寿っぽいミッチェル店漂流ネタ。
190secret rose:2009/12/31(木) 00:29:57 ID:wfotUFlJ

店が漂流していると寿々子が気付いたのは、ミッチェルと2回目のオセロをしている時だった。
店はかなり沖の方へ流されてしまったらしく、元いた崖は遠くの方に小さく見えるだけである。

「…………嘘でしょ…」
窓の外を呆然と見つめながら、寿々子は呟いた。
ぐらりと床が傾き細い足がよろめく。
「わあっ!?」
「おっと、大丈夫ですか寿々子さん」
バランスを崩した体ががっしりした腕に抱き留められ、寿々子はぱっと顔を朱に染めた。
しかしそれもつかの間、寿々子はミッチェルに向き直りこの異常な状況を訴えた。
「ミッチェルさん!あのっここ流され…っ」
「ああ…いつもの事ですよ。心配する事はありません」
慌てている寿々子とは対照的に、ミッチェルは気にも留めない様子で椅子に腰を下ろす。
「さっ、オセロの続きといきましょうか!次寿々子さんですよ」
「できませんよこんな状況で!!あああどうしよう…帰ってこれなくなったら…」
「大丈夫ですって!この店何故かわかんないけど2日3日したらちゃんと元の場所に戻ってくるんですよ、猫みたいに」
「何その性質!ていうか3日!?3日も漂流しなきゃならないんですか」
「食料ならたくさんあるし、シャワー室も完備です。その気になれば1ヶ月位は…」
「絶対いやあああああ!!!!」
寿々子の悲痛な叫びは広大な海原に散った。

「藪木くんだって買い出し行ってたのに…困ってるだろうなあ」
「…あの子はこの店がどうなろうと全然気にしませんから大丈夫です」
「それもどうなの…」
憔悴しきった寿々子は力無く椅子に座り込んだ。
床に視線を落としたままテーブルの上のグラスを右手に持ち口元に近づける。
この時、注意力の鈍っていた寿々子は気が付かなかった。自分の飲もうとしているそれが、水ではなくワインだという事に。
「あっ寿々子さんそれ僕の…!」
ミッチェルが止めた時にはもう遅く、寿々子はグラス1杯の白ワインを目にも留まらぬ速さで一気飲みしてしまった。

「……」
「…寿々子さん…?」
グラスを口につけたまま微動だにしない寿々子と、顔から血の気が引いていくミッチェル。
「………ひっく」
しばらく固まっていた空気を元に戻すように、間の抜けたしゃっくりが部屋に響いた。
「もっと」
「へ?」
「もう1杯ついれっていってんれすよ!もうはぁやく!」
「寿々子さん!?」
ミッチェルにワインを要求する寿々子の頬は上気し、目はすっかり座っている。
簡単に言うと、寿々子は初めて飲んだワイン1杯で完璧に出来上がってしまったのだ。

想定外の事態に困惑しながらもミッチェルは寿々子を宥めすかす。
「あの、寿々子さんはまだ未成年ですし、お酒はダメだと…」
「なあんか言いましたぁ?」
「ぎゃああごめんなさい!なんでもないですすみません!!」
籠に入っていた林檎を手で握り潰した寿々子にミッチェルが言える事はこれ以上何も無かった。

「うふっ…おいしー」
「…うっうっ……藪木くん助けてぇ…」
10分もしない内にボトルを1本開けご機嫌な女子高生の前で、恐怖に怯え泣きじゃくる39歳の中年男性というかなり奇妙な状況が漂流している店の中で生まれている。
191secret rose:2009/12/31(木) 00:31:01 ID:wfotUFlJ

「ふぁ……なんか暑いなぁ…」
5本開けた所で寿々子はシャツのボタンに手を掛けた。
「あっ!いけませんレディがはしたない!」
さすがに一応分別はついているらしい39歳は酔っ払った寿々子の手を掴んだ。
「や…暑いのぉ…」
「君ちょっと休んだ方がいいですよ…ほらソファまで運びますから」
「やーっまだ飲むー」
「もういい加減にして下さいよ」
華奢な体を抱きかかえ奥のソファに横たえる。
「ミッチェルさぁん…私…体が変なんらぁ……」
潤んだ目とピンク色に染まった肌がミッチェルの視線に入るが、ミッチェルはすぐに目を逸らした。
「そうですか」
「ん…ミッチェルさんに運んでもらった時とか声聞いた時に…なんだろ、体がきゅんってなって……この辺が…変なの…」
そう言って寿々子は足を広げ、スカートの裾から手を入れて奥の暗い所を指で摩り始めた。
「!?だからいけません!嫁入り前のお嬢さんがそんな…」
「んっ…らってミッチェルさん見てると…ここ…熱くなるんらもん…っ」
アルコールが引き出した普段は絶対に見られない寿々子の恥態が、ミッチェルを少しずつ滾らせていく。
「だ…だめですよ…こんなの…僕もう行きますよ」
「私…好きなんらと思うの…。ミッチェルさんのこと」
「だめですってば」
「や、お願い行かないで…どうにか、して…!」

調理服の袖を掴んで懇願する寿々子を見て、ミッチェルの中で何かが切れた。
「…どうなっても知りませんから」
低い声が寿々子の耳を伝って下腹部まで響き、
面積の大きい手が寿々子の手首を優しくソファに押し付けた。
2、3回軽く唇を合わせ舌を差し入れると寿々子の甘い舌が絡んでくる。
「ん…っふ、ぁ……」
ボタンが外され寿々子の可愛らしいブラが露になった。
子供っぽい下着に背徳感を感じつつ、ミッチェルは器用に金具を外し緩んだブラを上げる。
「あ…涼しー…」
「酔ってるからとはいえ恥じらいとかないんですか君には…」
筋ばった指が柔らかな肌を滑った。吸い付くように収まる胸を揉み朶き、丁寧に頂点を責めていく。
「ひゃっ…あん……っん…」
しばらくそうしていると焦れた寿々子がミッチェルの脚に秘部を擦りつけてきた。
卑猥な光景にミッチェルの喉が鳴る。
「はしたない子…」
いたいけな少女の、まだ誰も触れた事のない清らかな場所に、ついにミッチェルの手が伸びた。
湿ったパンティを隔てて指で押し、弾力のある小さな部分を探り当てた。
「あ…っそこ、っやぁ…んん…!」
そこをぐりぐりと刺激すると甘い声が寿々子の唇から漏れた。
酒のせいで欲望に忠実な寿々子は無意識に腰を動かし、快感を得ようとする。
ミッチェルがパンティのレースから指を差し入れ濡れた粘膜を撫で上げた時、びくん、と寿々子の体が跳ねた。
「もうこんなにして…」
「だ、だってぇ…すきなんだも…っ」
首に手を回し体を密着させてくる寿々子にミッチェルは愛おしむように優しいキスをした。
一方指で浅い所を細かく出し入れし、ぐちぐちと音を立てる。
「はぁ…っ…うぁ……っん…」
「どう寿々子さん、痛くありませんか?」
「ん、きもちぃ…ですっ…な、なんか…くる…っ?」
「あれ、早いですねぇ」
しがみつく寿々子には余裕はなく、間もなく訪れる絶頂を予感させる。
指の動きが速くなり熟れたそこを執拗に責め立てると白い太腿ががくがくとわなないた。
192secret rose:2009/12/31(木) 00:31:50 ID:wfotUFlJ

「あっあ…ふぇっえ…あぁあ…っ!!」
膣内がきゅうっと締まり、太い指に絡み付く。
小さく何度も締まる膣と
指と肉壁の隙間から愛液を溢れさせる様子がミッチェルに寿々子の絶頂を知らせた。
「あ…私、おかしくなっちゃっらぁ……」
入れたままの指は未だひくひくと締め付けられていた。
「ふふ、僕の華麗なテクですっかりメロメロですね?」
「ひぁ…っ!…ん……すき……もっとぐちゅぐちゅしてぇっ…」
普段しっかりしていて健全を絵に描いたような可愛らしい寿々子が、卑猥な言葉を口にしながら淫らに男を求めている。
子宮口を突いたりざらざらした肉壁を擦り上げたりしている内に日はさらに傾き、
寿々子が指だけで5回目の絶頂を迎えた時には辺りは暗くなっていた。
「あ…月…キレー」
仰向けにソファに寝ている寿々子は首を反らして後ろの窓の外を眺めた。
「君の方が美しいですよ」
「ふふっ…いいれすよぉそんなの」
「いえ、本当です」
月明かりに照らされた寿々子の肌は輝くばかりの白さをたたえている。
白いといえど張りがあり決して病的ではない肌を、ミッチェルは少しだけ羨ましく思った。
「ミッチェルさん…あの、ね…一つになりたいの…」
「寿々子さん…」
「…指じゃなくって……ミッチェルさんの…ちょうらい…?」
誘うような目つきで愛液にまみれた襞を自らの指で広げる寿々子にはもはや普段のような幼さは感じられない。
彼女の態度は男を誘う女性のそれそのものだった。
少女のあどけない顔と淫らな仕種のアンバランスな組み合わせがミッチェルの意識を罪に染めていく。
「…痛いですよ絶対」
「……ん…」
「……後悔しても最後までしちゃいますよ…?」
「いいれすからぁ…もう、早く」
「女の子を泣かせるのは大変不本意ですが…仕方ないですね」

チャックを開き、小袋を開ける音がした。
その少し後に柔らかく敏感な寿々子の秘部に熱い塊が押し付けられる。
「力抜いて…いい子ですね寿々子さん」
ミッチェルは大きく息を吐きながら腰を進め、狭い膣内をこじ開けるようにしてゆっくりと全てを収めた。
「ぁ…はいったぁ……」
中で感じる圧迫感と脈動がたまらないらしく、寿々子は満足そうに表情を緩める。
一般男性よりやや質量の大きいミッチェルのそれを初めてくわえ込んだ少女の秘部からは鮮やかな血が流れていたが、寿々子には痛みを感じている様子はない。

「痛々しい…平気なんですか寿々子さん」
「ん…わかんな…ミッチェルさんのでいっぱいで……気持ちよくって……っぁは…あ…!」
反応に安心したミッチェルが腰を動かし始めた。
「きゃっ…あぁ、おっきぃっ……」
寿々子を気遣っていた優しい抽挿がだんだんと男の欲望をぶつける激しい動きに変わっていく。
「ミ、ミッチェルさ…ぁあっ!は、ぁ…っんん…!」
「ふっ…もう加減出来ません…っ…」
激しい交わりで寿々子は何回も果てたが人より遅めのミッチェルはまだ1回も出していない。
「ね、ミッチェルさん、こっち向いて?」
「ん…何です寿々子さん…」
ミッチェルが顔を上げたその瞬間、彼は唇に柔らかな感触を覚えた。
「!」
「…お返し」
193secret rose:2009/12/31(木) 00:34:11 ID:wfotUFlJ

その余りに可愛らしい仕種にミッチェルの雄が脈を打った。射精欲がミッチェルを襲う。
「お返しになりませんよっそんなの…!」
「ええー…?…あ、今ミッチェルさん…」
「…………ええ、出しましたが何か」
珍しく耳まで真っ赤なミッチェルを見て、寿々子の胸に温かい気持ちが込み上げた。
同時にとてつもない眠気が訪れ、寿々子はミッチェルに組み敷かれたまま意識を手放す。

「…不覚だ…僕ともあろう者がこんな小娘にときめいてしまったなんて…」
いささかナルシストな所のある39歳は後始末をしながらそう独りごちた。
熟睡している寿々子の髪へ気まぐれに挿した赤い薔薇が薄い色素によく映える。

窓の外の、ぽつんと高い空に浮かぶ月だけが全てを見ていた。


おわり
なんとなくミッチェルは遅漏気味で藪木くんは早めなイメージがある
194名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 15:29:30 ID:vysdxTEY
うわあああああああああ超乙!
藪木くんに鉛玉100発もらおうと藻寿々に萌え!
ミッチェル遅漏に吹いたwww

店漂流パターンで藪寿々が見たい…
195名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 21:40:21 ID:Lras9Yt1
エロいなー
超絶GJです!
196名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 23:54:59 ID:OUeO+gJI
禿もえた
197裏メニューのお話:2010/01/23(土) 11:44:58 ID:m9fkn6sn

ウリやってる寿々子×物凄いピュアな藪木くん

なんだかシリアスで逆レイプ気味。
嫌な方はスルーして下さい。
198裏メニューのお話:2010/01/23(土) 11:45:43 ID:m9fkn6sn

柔らかく笑う彼女が好きだった。

コーヒーを飲みながら、カウンターにいる彼女と一言二言会話を交わす。
僕はそれだけで満足していた。幸せだった。
余りにも盲目過ぎた僕は、
彼女の柔らかな笑顔の裏に何が隠されているかなんて、少しも考えていなかった。
そして、無意識の内に抑えられていた僕自身の欲望にも、気付く事はなかった。

そう、あの時までは。



「ああっ今日撮影があるんだった!」
突然藻太郎が間抜けな声を出したのは、海も凪いでいる穏やかな昼下がり。
「すっかり忘れてましたよ!えーと約束の時間は…えっあと10分!?これはマッハで準備しないと…」
店内を走り回る藻太郎を横目で見ながら、本のページをめくった。
「あっそうだ藪木くん、今日はここで店は切り上げますから!お疲れ様ー」
乱暴に扉を閉める音だけが広い室内に響く。
全くどこまでも適当なオーナーである。あの人に対しては軽蔑するのさえも面倒になってきた。
一人になった店でする事なんて読書くらいしかない。
服を着替え、店の外に出た。上の店で一息つきたくなったからだった。
ついでにあの子にさっき試しに作ったタルトを試食してもらう。
絶対おいしいと言ってくれると思ったら、耳の辺りが急に熱くなった。

崖に登り切り、ドアに手をかけた時、僕はある事に気付いた。
「ん…休み?」
いつもは営業中と書かれたプレートが裏返されて準備中になっている。
確か朝は開いていたはずだと不審に思いドアを開けた、その時。

「あっ…ぁ、あんっ…んはぁ…!」
僕は喫茶店にあるまじき音を聞いた。喘ぐその声が僕の知ってる誰かに似ていたので、胸がざわつく。
奥へ歩を進め、そっと声のする方向を見た時、僕は店に入った事を後悔した。

奥のソファで、見た事のない男がしきりに体を動かしている。
その男の首に白い腕を巻き付け、男の動きに合わせる華奢な体。
「はぁっ、はぁっ…ん…気持ちいっ…あ…イっちゃう…!」
「ふ、ふふ、寿々子ちゃんはホントに可愛いねぇ…そんなにイイかい?ん?」
「ひゃっ…ぁ!いっイイですっ…!そんながちゅがちゅ突かれると…私…っ!」

男に媚びる甘ったるい声。粗い呼吸音。
全てが夢だと思い込みたかった。知らない男と交わりよがるあの女の子の姿が寿々子だと認識するのを僕の脳が拒んでいる。

呆然としていた僕は、持っていたタルトの入った箱を床に落としてしまった。
「!!」
その音で男と寿々子は僕の存在に気付いたようだ。
「や…藪木くん…」
心底驚いたような表情で僕を見る寿々子は何も服を着ていなくて、僕はすぐに目を逸らした。
「あ…ごめん寿々子ちゃん、これ代金ね」
男だけが妙に急いで身なりを整え、僕に擦れ違ってそそくさと店を後にした。
199裏メニューのお話:2010/01/23(土) 11:46:33 ID:m9fkn6sn

「……………」
空調は調っているはずなのに、やけに空気が冷たいと感じた。
冷たい空気が呼吸により胸に入りじわじわと心臓まで凍らせていくような、そんな感覚さえあるような気がする。
「………ごめんね」
最初に口を開いたのは寿々子だった。
「驚いた…?」
「……………」
寿々子がいつものように笑いかけるから、僕は何も言えなかった。
「うち…全然客来ないでしょ。だから、こんな事しないとやってけないんだ」
「た…卓樹は知ってるの?妹にこんな事させて…」
どこにいるのか知らないが卓樹を本気で恨んだ。知らずと声が震える。
「お兄ちゃんには言わないで!…私が自分で決めた事だから…」
寿々子は僕の袖を掴んで必死な表情で懇願してきた。白い肌が陽に照らされ、鮮烈な印象を僕に与える。
見ないように努める理性が少しずつ揺らいでいく。
「…お願い、秘密にしてて…」
「………」
これ以上僕を見ないで欲しかった。何て顔をしたらいいのかわからない。
返すべき言葉を探しているうちに、寿々子が静かに言った。

「じゃあ…藪木くんも気持ちよくしてあげよっか…」

いいでしょ、とまだ紅潮している頬を妖しく緩ませ、僕を見据える寿々子はもはや僕の知ってる寿々子ではなかった。
「!?…寿々子…!」
抗いがたい力で腕を引かれ、ソファに座らされる。
床に膝をついた寿々子が僕の脚の間に入り太腿をズボン越しに撫でてきた。
「寿々子っ…やめ…」
予測もつかない事態の連続で心臓が早鐘のように鳴り、思考を麻痺させる。
形の良い唇がズボンのチャックをくわえ、器用に下に下ろす。いやな想像だが、慣れているのだろう。

寿々子が、生まれたままの姿で僕を慰めようとしている。
どう拒んでも下半身に溜まっていく熱を鎮める事は出来なくて、ただ浅ましく反応を始めていた。
「…いやだ、すずこ、こんな事僕は望んでな…」
「うそつき…こんなに大きくして」
熱を持ったそれが抵抗も出来ずに外気に晒され、息を飲んだ。羞恥で気がおかしくなりそうだ。
彼女の細い指が敏感なそれに絡みつき、緩慢な動作で扱かれる。
「…っ…はぁ……」
唇を噛んで時が過ぎるのを待ち、これは悪い夢なのだと自分に言い聞かせる。
しかし、そんなわずかな期待は急にはっきりさせられた意識により封じられた。
「あ…!?す、すずっ…」

寿々子が僕のそれをぱくりと口にくわえだしたのだ。
「ん…ふ…」
腰を引くと一層奥までくわえ込まれ、上下に動かされる。
口内の温かさと舌使いに思わず声が漏れ、体が強張った。
「…ぁっ…はぁ…いやだ……」
「…きもひぃい?けっこうとくいらの…」
緩やかな動きはだんだん激しくなり、僕を追い詰めていく。
目を逸らしたいのに視線が対象から縫い付けられたように固定され少しも逸らせない。
その上、裏筋を舐め上げる寿々子の、快感しか見えていないような表情がさらに欲を煽った。
「私まだイッてないんだよね…藪木くんに見つかっちゃったからさ」
「……っ…」
床から立ち上がった寿々子に押し倒された。女の子とは思えないような力で手首を縫い付けられ抵抗できない。
「離して…君っ…どうかしてる…!」
「私はいつも通りだよ。藪木くんこそ、ホントは嫌がってない癖にいつまで意地張ってるつもりなの?」
200裏メニューのお話:2010/01/23(土) 11:47:02 ID:m9fkn6sn

ぎくりとした。僕は嫌だったはずだった。
さっきまで寿々子を金で買っていた、あの汚らしい男と同じように扱われるこの状況が惨めで堪らない、はずだった。
しかし僕は実際、張りのある白い肌や恍惚した表情、服の上ではわからなかった豊満な膨らみにどうしても視線がいってしまっている。
否応なしに引きずり出される欲望の存在が恐ろしかった。
「…っく…」
寿々子の腰がゆっくりと下りる。屹立が徐々に濡れそぼった肉の中へ収まっていくのを見て、くらりと視界が揺れた。
僕は自らの欲望を否定するようにかぶりを振って全力で抵抗した。
「ひぁ…やだやだやだっ…ぁ……!」
「ん…はぁ、生でしちゃったぁ…」
藪木くんならいいや、と寿々子が僕の上で微笑む。
寿々子が腰を揺らす度に快感の波が押し寄せ、僕を翻弄する。
このまま理性を捨ててしまえば楽なのかもしれない。快楽に流され寿々子の体を求めてしまえばきっと何も考えずに済む。
けれど。

「やだ…嫌だよ……」
悲しくて胸が痛かった。やっぱり僕は寿々子が好きだ。寿々子を性欲の対象だけとして見たくなかった。
じわりと視界が滲んで、寿々子が見えなくなる。

「うっ…く、…ひっく…」
気がついたら僕は、情けない事に好きな子の前でぐちゃぐちゃに泣いていた。
「ど、どうして泣くの?」
戸惑ったような声で寿々子が至近距離で尋ねてきた。
僕が泣いたってどうにもならないのはわかっている。傷ついて本当に泣きたいのは寿々子のはずだ。
そう考える思考に反して、頬を伝う涙は抑えきれないでいた。

何か言いたいのに寿々子が腰を動かすのを止めてくれないからまともに喋る事ができない。
「…ぁ…は…んっんん…や、やめて…!」
「…もう…止まんないよ…っ…」
一層激しくなる抽挿で揺れる寿々子の胸が卑猥だった。

「…っはぁ、はぁ……ああ…っ…!」
高い声をあげて、寿々子は僕の上で果てた。
中が急に狭くなったと感じた後に、ぐったりと僕に寄り掛かる寿々子の熱い吐息が首筋にかかった。
覆いかぶさる重さとひくつく膣内が射精欲を駆り立てる。
「…んっ……ぅ…」
ついに、寿々子の中に出したくなかったものを出してしまった。
「あ…なか…きもちぃ…」
僕に乗ったまま寿々子はぴくぴくと小さく痙攣している。
その蕩けた表情を傾きかけた陽が照らし、一層その淫靡さを際立たせているのをぼんやりと眺めた。
こんな時にまで、綺麗だと思った。
201裏メニューのお話:2010/01/23(土) 11:49:55 ID:m9fkn6sn

「気持ちよかった…?」
耳元で囁かれただけで感覚の鋭くなった体が疼く。
「…ぁ……っ…」
寿々子が腰を上げると僕の出した生暖かい精液が寿々子の太腿を伝った。
濡れた音が生々しくて耳を塞ぎたくなる。

手際よく処理をして、寿々子はテーブルに置いてあった服に袖を通している。
僕はというとまだ全身の力が抜けきっていて、ソファに横たわっている事しか出来なかった。
「…いけない事だっていうのはわかってるんだ」
寿々子がシャツにリボンを通しながら僕に聞こえるような声で呟く。
「でもお金いっぱい貰えるし、気持ちいいのは本当だし」
そう言って寿々子は俯いた。

「泣いてたのに無理矢理しちゃってごめん。嫌いになったでしょ…私のこと」
「違う!」
反射的に声が出たのに驚いた。寿々子も顔を上げて僕を見ている。
僕に出来る事といったら、このまま全てをさらけ出す事くらいしかなかった。
「違う…嫌いになったわけじゃ、ない」
体が自然と寿々子に向かう。細い手首を掴んで寿々子を引き寄せた。
「藪木くん?」
「…純粋に好きだってだけじゃなかったのがすごく悲しかったんだ」
「………え」
この状況で言いたくなかった。本当はもっと大事に言いたかったのに。
「どういうこと…」
「ごめん、黙ってて」
自分でも何でこんな事をしているのかよくわからなかったが離す事ができない。
寿々子はそんな僕の様子を心配しているのか、それ以上何も言わず背中に腕を回してきた。

しばらく、肩ごしにさっき落としたタルトの箱を眺めながら
かわいそうで愛しい寿々子の体温を確かめていた。


おわり
やべ…罪悪感が…
藪寿々はやっぱりほのぼのが好きだ
202名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 17:37:35 ID:zt9GNW4L
シリアスも至高だな
乙!
203名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 09:36:56 ID:nXAw0L0b
わあああああああ
超乙!この後2人どうなるのか気になる
204名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 23:21:31 ID:NbvCF3s1
今日のブログの漫画見て思ったけどもしかして森さんこのスレ見てるのかなあ。
(まあそうだった方が嬉しいけど)
それとも藪木くんの寿々子呼び捨ては最初から公式設定なのかなあ。
205名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 06:58:41 ID:1xTQwZ1H
ちょwやだ恥ずかしい!

自分の書いたエロパロが原作者に見られるとか恥ずかしくて死ねる
206純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:33:36 ID:53F9H4oN

久しぶりにきょうのできごと読んだら秀介×左京に萌えて仕方なかったので書きました。

本番なし。5レス程頂きます。
207純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:34:31 ID:53F9H4oN

「…まじか…!」
本屋の少女漫画コーナーの前で、左京はいつになく真剣な表情で漫画を読んでいた。

彼女が顔を赤らめて熱心に立ち読みしている本は、
『大好きなカレとドキドキ初体験』
『カラダもココロも絶頂LOVE』
といったタイトルの、いわゆるティーンズラブと呼ばれる類の漫画雑誌である。
中学生の左京より少し年上の女の子が、付き合っている彼氏と激しく体を求め合いセックスに及んだ後に甘い恋の余韻に浸る。
そんな際どい内容が大半だ。
りぼんなど少女向けの健全な漫画を読んでいた左京はそんな内容のものは普段全く読まないのだが、
一緒のコーナーに置いてあるその雑誌がふと気になり、試しに読んでみたらこの有様である。

(な、なんやコレ!?すご…)
彼氏の芦原ともキス止まりの清い関係の左京にはその漫画で繰り広げられている事全てが未知の領域だった。
舌を絡め合うキス、淫靡な愛撫。
しまいには体を合わせ本能のまま揺さ振られた時の女の子のとろけそうな表情。

漫画から目が離せない左京の心臓はどくどくと太鼓の様に体に響いていた。
読み進めていくと、いつの間にかベッドの上の彼氏の腕まくらで横になっている主人公の女の子が幸せに満ち溢れている。
愛してる。そんな台詞を囁いて眠りにつく2人。2人だけの世界がそこにはあった。

(なんか、すごいラブラブ…ハッピーエンドやん…!)
ぱたんと雑誌を閉じた左京はそこでしばらく立ち尽くしていた。
(ウチも秀介とこんな事できるのかな…いいなあ、恥ずかしいけどしてみたいなぁ……)
頭の中でピンクな妄想が広がって、自然と顔がにやける。

「…左京?」
そんな左京の意識はいつもの聞き慣れた声でこっちの世界へ引き戻された。
「ぅおおっ秀介!?」
「ぅおおっはないやろ彼氏に向かって…」
左京が振り返るとそこには彼氏の芦原秀介が立っていた。成績優秀、運動神経抜群の爽やか好青年である。
左京は咄嗟に持っていた本を棚に置き、何でもないかの様に装った。
あんな漫画を読んでいた事を知られるのが恥ずかしかったからである。
「な、なんでここに…」
「参考書買いに来た。そしたら左京が見えたから…」
どうやら秀介は気付いていないようだ。ほっと胸を撫で下ろす。
続けて秀介が俯いて呟くように言った。
「…あのさ、左京」
「へ?」
俯いた秀介の顔が赤い。
左京から目を伏せたまま、秀介は思いがけない言葉を発した。
「オレんち…両親が今旅行中なんやけど、暇なら…来ない?」

( チ ャ ン ス や )
左京はそう直感した。これは天命なのだと。阪神という神様が自分と秀介の仲をカラダもココロもとろける絶頂LOVEにする為に下さったチャンスなのだと。
「おーい…左京?」
「ふぇっ?」
「何か変だぞさっきから」
またしてもあちらの世界に飛んでいた意識を秀介に呼び戻された。
「……で、来るわけ?」
「いっ行く!行かせて頂きます!!」
「ちょ…声大きいな!」
こうして左京は覚悟を決め、初めての彼氏の家に向かうのだった。
208純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:35:06 ID:53F9H4oN

「ふわあ〜…ここが秀介の部屋かぁ」
「あ、あんまりいじるなよ?オレ…菓子とか持ってくるからっ」
ガタガタッと大きな音が階段からしたのは、秀介がかなり緊張しているからである。
左京は部屋を見回した。
整理整頓された部屋は秀介の几帳面な性格が端的に表れている。
置かれているベッドにドキドキしながらも座ってみたが余り落ち着かない。
(せやけど…どないしよ?)
部屋に入ったはいいもののどうやってああいった雰囲気に持っていけばいいのか、中学生の左京には見当もつかなかった。
(いきなり漫画のあの子みたいに『ひとつになりたい』なんて言ったらひくよなぁ……ウチそんなキャラちゃうもん)
もしかしたら嫌われるかもしれない。最悪な事態が頭をよぎり、考えないように首を振った。
(やだ、そんなの嫌や!ああでもどないしたらええの…)
ベッドの上で膝を抱えて悩んでいる内にドアが開いた。
「お待たせ。…何やってんの」
「あっううん、何でもない!」
「そっか…。あ…コレ、左京好きやろ」
「すっ好き!はは…やっぱコンソメ味は最高やなっ…」
緊張からのぎこちない会話のせいで出されたお気に入りのポテトチップスも喉を通らない。
「…………」
沈黙は容赦なく空気を重くした。
思考はぐちゃぐちゃに絡まったいつかの毛糸のように混乱しているのに胸ばかりが鼓動を速くし体を火照らせる。
これ以上この状況に耐えられなくなった左京の、内にある何かがついに破裂した。
「……っぅああああああもうめんどくさいわーー!!」
「!?」
急にテーブルから身を乗り出し大声を張り上げた彼女の奇行に、秀介は本気で驚いた。
「な、何や左京……」
「ウチバカやから深く考えられん!秀介、今からウチが言う事ひかんで聞いて!?」
「…ああ」
「ウチな、秀介とカラダもココロもとろける絶頂LOVEになりたいんや!!」
「……!?それどういう…」
「だから秀介とな、えっちしたいねん!!」
「ええええーー!!!?」
ここまでまくし立ててしまってから、左京は自分の言った事を瞬時に後悔した。
(い…言ってもうた……しかもムードぶち壊し……最悪や)
自分の築いてきた妄想ががらがらと音を立てて崩れていくのを左京は感じた。
きっとどんびきされている。そう思うと怖くて秀介の顔が見られなかった。
鼻の奥がつんと痛くなり、涙がじわりと目を濡らす。
「こんなの…おかしいのは知ってる。でもお願いや、嫌いにならんといてぇ…?ウチ秀介のこと、ホンマに好きなんや…」
一言も発しない秀介に懇願する左京の声は震えていた。溜まっていた涙が次々と零れテーブルに雫を落としていく。
「……左京」
「う?」
突然名を呼ばれ左京が俯いていた顔を上げると、唇が触れた。
キスをしながら長い髪を撫でる秀介の手はこの上もなく優しい。
ゆっくり唇を離すと、切なげな表情をした秀介がすぐ近くで左京を見つめている。
「…オレ、お前の泣き顔に弱いみたい…」
「……っ」
胸を締め付ける甘い痛みに左京は目を細めた。
「ど…どんびきしてへんの?嫌いになったりせえへんの?」
「当たり前やろ。……ちょっとびっくりしたけど」
秀介のよく赤くなる顔がさらに赤くなってくるのを見て、左京の頬もつられて熱を持つ。
209純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:35:34 ID:53F9H4oN

「オレかてずっとしたかったんやで、こういう事」
細い体がベッドに優しく押し倒され、秀介の姿が真上に見えた。
いつもと違う秀介にわずかな恐怖と期待を覚え、左京は身を強張らせる。
頭の中では何度も漫画でおさらいしていたのに、こんな状況になると何もできなくなるのを悔しく思った。
「…ボタン外してもええ?」
「うんっ…ん…っひゃは、ぁ、やめ、だはははっ」
胸元で指先がうごめく感触がくすぐったくて、身をよじった。
シャツが開かれ胸元が涼しくなっていく。はだけたシャツからは青い星柄のブラが未だ未熟な胸を覆っているのが見え、秀介の欲を煽る。
「ぁ…あんま、見んといて…」
「可愛い、左京」
秀介は左京の白い肌を撫でながら恐る恐る唇を付けた。
最初はゆっくりとしたものだったが、びくんと反応する左京の体が愛おしくて堪らないかのようにだんだんと激しくなっていく。
完全に欲情した秀介の指がブラの中に入り込み、柔らかな乳首に触れた。
くすぐったさだけではない感覚が体を駆け巡り下腹部を熱くさせるのを左京は感じた。
ぎこちない手つきで転がされたり摘まれたりするとそれが一層顕著になる。
「しゅ、しゅーすけ、ぁっあ…体…変や…おかしくなるっ…」
「左京…すげーエロい」
「えろい?ウチ…えろいの?地盤沈下しとるのに?」
「…何?地盤沈下て」
「………ウチ、胸小さいんやもん」
そう左京が言った途端、秀介が吹き出した。くっくっ…と肩を震わせ笑いをこらえている。
「な、何がおかしいんや!」
「ごめっ…くく、地盤沈下…ツボやわ」
「笑うなぁ!気にしてんのに…」
「ああすまんすまん、悪かったわ。オレ小さくても構わんし」
「ひゃ…ぁ…そうなん?よかった」
緊張がほぐれ、やっと本来の2人の会話ができてきたようだ。
心と一緒に体も素直に興奮を見せ始める。
下から秀介のシャツのボタンを外していくと鎖骨があらわになり左京をどきりとさせた。
同時に放たれる匂いが左京の子宮をきゅうっと疼かせる。
(秀介色っぽいなあ…)
そんな事を思いながら首筋から胸にかけて指で辿ると、思いの外秀介の体が大きくびくついた。
「ん…っ…!」
「あれっ秀介、もしかして感じやすいん?」
「う、うるさいな!ええやんか別に…っ」
「ふふ、秀介かわえーなぁ」
味をしめた左京が秀介の肌を撫で回す。脇腹をくすぐったり、乳首をつついたりすると面白い位反応を見せるので、しばらく続けた。
「ちょっ…も、やめろって…ぁっ…は…」
「げへへよいではないかよいではないかー」
「あ…っもう、左京おま…まじ許さへんからなっ…!」
おもむろに手首を掴まれ、左手だけでベッドに押し付けられた。
所詮は女の子である左京は、力では秀介に勝てないのである。
「え…?あの、秀介さん?」
「はぁ、はぁ……仕返しや」
獣のような目で見据える秀介に、左京の背筋がぞくりと寒くなった。
「や…そんなムキに…んんっ」
噛み付くようにキスをされ、舌を入れられた。
210純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:36:01 ID:53F9H4oN

「ん、ふぁ…っ…ぅ…」
(お、大人のチューや!どないしよ!やり方わからん!)
拙く絡む舌が熱い。口内を舐められる度にぞくぞくと体がわななき、無意識の内にパンツの中を湿らせる。
「ひぁ…っ!!」
秀介の長い指がいきなり太腿の内側をつつ、となぞり始めたので、
左京は反射的に喉を大きくのけ反らせた。
「…あかんよぅ…っ、はぁ…そこ、あかんってば…!」
「ふ…言うてみぃ、何があかんの…?」
「い、いじわる…!どえす彼氏や!」
足を広げ頬を上気させた左京にいくら抗議されても秀介にとっては興奮剤にしかならなかった。

しかしそのまま指をパンツに引っかけ下ろそうとした時に、秀介ははっと我に返る。
「………あ……」
手を引いて左京から身を離し、しばらく俯いていた。
「どした?秀介」
身を起こし秀介を不安げに見つめる左京に、秀介が口を開いた。
「…やっぱりダメや。あかん」
確かな意志を持った声で左京にそう語りかける秀介はひどく真剣な目をしていた。

左京は突然の言葉に驚き、急に心臓が冷えたような気がして秀介のシャツを掴んだ。
「何で…?何かウチ悪い事した?…悪ノリしたのは謝るから…」
「そういう事やない、そうやのうて…オレら中学生やん。最後まですんのは早過ぎる思たんや。避妊具持ってへんし、初めてはその…左京が痛いやろうし」
「?ひにんぐって何?…っつか、初めてすんの痛いん?好きな人とするから痛くないって漫画に描いてあったで」
「お前…そんな漫画だけの知識でえっちしたいとか言うてたんか?あのなぁ、えっちって大変なんやぞ。赤ちゃんできてまうかもしれへんのやぞ」
「……」
真面目な秀介は性交渉に関する知識やモラルを一通り持っている人間だった。
素直に感心する左京に秀介は諭すように続ける。
「だから、こういう事はホンマは責任ある大人同士でじゃなきゃダメなんや。多分」

「…せや…な……ウチ、何も知らんで…」
左京は頭では秀介の言う通りだとわかっていた。しかし弄られて昂ぶった体は次の快感を求めて疼き、未だ熱いままだ。
このもどかしい感覚をどうにかしたいと思う気持ちは、理性より勝っていた。
「……さわりっこは?」
「へ?」
「せや!さわりっこなら痛くないし赤ちゃんもできへんよ!」
「ええ!?何でお前いつもそんな斜め上の発想を…」
「だって…嫌なんやもん…このままでいんの」
もじもじと動く左京の太腿に、秀介は不本意ながらも釘付けになった。
「体…熱くって…何やお腹の方がきゅんってして…嫌なんやもん」
「左京……」
「なぁ、さわりっこ……しよ?」
元々秀介も理性の裏側では左京と同じ、いやそれ以上の思いを無理矢理に押し込めていたのである。
忘れようにも忘れられない欲望が理性とぶつかり秀介をしばらく悩ませる。
「……っしょうがない、なぁっ…」
脳内の激しい格闘の末、秀介は結局左京の天然の誘惑に打ち勝つ事はできなかった。
211純情レモン700%:2010/02/18(木) 19:40:19 ID:53F9H4oN

「…チャック、開けるで」
「ん…」
好きな子にチャックを開けられているこの状況だけで若い秀介は興奮せざるを得なかった。
「何やこれ…硬いな。開けにく…」
「…すまん」
左京の指がやたら引っ掛かるチャックを開けると、トランクスを押しのけた屹立が既に天を仰いでいた。
「……うわぁ…り…立派やね…」
「そ、そうか?」
初めて触るそれを両手でできるだけ優しく包み込み、感触を確かめてみると、思ったより硬いのに気付いた。
秀介の息を飲む音が至近距離で聞こえ、左京はたまらなくなって目をつぶる。

「…腰浮かして?左京」
「…ぁ…うん…」
秀介の手も左京のスカートに伸び、中のパンツを下ろしていく。
「んぁっ……あっ!」
指が太腿を滑りぴったり閉じた肉の割れ目を撫でた瞬間、左京は高い声を上げた。
秀介の肩に顔を寄せ、震えながら大人しくしている左京の浅い割れ目に指が埋まっていく。
鋭敏な粘膜は優しく侵入者を受け入れぬるぬるとした粘液で指の動きを助けた。
くちゅっ、くちゅっと敏感な入口を擦られ続け、左京はまともに手を動かせない。
「や…ぁ…ぬるぬるやん…あひっ…今、変なとこ触ったぁ…!」
「ん?ここか」
そう言って秀介の指が左京の固くしこった小さな陰核を直接撫で回すと、むせび泣くような声が秀介の耳をくすぐった。
「んんっ…びくんびくんするぅ…っ!ひっ…ぅあ…すんごい、えっちやぁ…」
「左京ホンマ可愛いで…っん、もうちょっと優しく握ってくれるか?」
左京は快感を受け入れるのに精一杯で自分の手をおろそかにしていた事に気が付いた。
「あ…ごめんなぁ…ウチばっかきもちくって…。秀介もきもちくしたげるな…?」
「……っ…うん…」
本当は乱れた左京を見ているだけで達しそうになっていた秀介だったが、
耳元で囁かれた言葉と握られていたそれを拙い手つきで上下に撫でられる動きが射精欲をさらに膨らませていく。
「さ、左京…オレ、もう…やばいわ…!」
「んっは…きもちぃん…?…はぁっ…あっ、あん、しゅーすけぇ…っ」

ヒートアップしていった行為が、2人に同時に絶頂をもたらした。
勢いよく飛び出した白濁が左京のスカートとシャツを汚す。
ぐったりと秀介に寄り掛かる左京は、初めての快感で目が虚になっていた。
表情は満足感に緩み、口元から涎がだらしなく垂れていた。

「……すまん…服汚した」
呼吸を整えつつ秀介が言うと、左京は焦点の合っていない目をしてにへらっと笑った。
「ふへ、しゅーすけのやもん…別にええわ」
それを見て秀介は一瞬だけ目の前にいるこの可愛い彼女をぐちゃぐちゃに犯したい衝動に駆られたがすぐに考えを改めた。
「ダメやって!ほら洗って乾かさんと。早く脱ぎ」
「ん…秀介脱がしてや」
「じっ自分でやんなさい!」
動揺して思わず変な口調になってしまった秀介が後ろを向くと、明朗な笑い声が聞こえた。
「あははっ…さっきまでさわりっこしてたのに恥ずかしいん?おもろいな秀介」
「かっからかうのもええ加減にせえ!大体なぁ、オレがどんなに我慢しとるか…、っ!?」
背中からいきなり抱きしめられ、秀介の台詞が途切れた。
「…ホンマ、ウチのこと好きっ子やな。秀介」
耳まで真っ赤になっている秀介が可愛く思えて、左京は後ろからその赤い耳にキスをした。
「…っ…悪いか、好きっ子で」
「ううん、ウチも秀介の事大好きやもん」

漫画のようにはいかなくても、2人が超がつくほどラブラブである事に何ら変わりはないのだった。


おわり
男女間の関係が微妙な森漫画の中でこんなラブラブカップルは珍しいと思う
212名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 14:36:24 ID:OsoKACKU
きょうのできごと読んでないけど
充分楽しめましたgj
213名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 05:11:50 ID:VgP0at1i
>>206乙!!

ムツゴロウさん的愛だわあ〜
214名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 05:15:19 ID:VgP0at1i
>212
かなーりテンポいいシュール系のラブ※だよ。
小品なのが勿体ないくらい漏れの笑いのツボにくる話やった
215名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 00:12:20 ID:6dSo9XQv
>>206乙!
左京のアホな暴走も乙女な感じもかわいい、秀介もかっこいいけど中学生らしさがあっていいな
笑って萌えました。ほんとにGJ!
216名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 19:21:58 ID:q3eRLDJ8
幸せなスレだなあ
217名無しさん@ピンキー