【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.7【化物語・刀語】

このエントリーをはてなブックマークに追加
930名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 22:00:31 ID:ttBjPorh
下着もらっただけとかブルマ穿いてたからおkとか
胸揉んでキスしただけならセーフとかマスラオ木さん
基準おかしいwww
931名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 22:20:56 ID:H7kk/KDe
924さんGJ!!

opキャラソンぽかったけど八九寺歌ってるの?
八九寺sで!
932名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 22:56:25 ID:BwHdFbUz
移り木さんはまじでやらかし過ぎだな
933名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 23:21:43 ID:O1GiuzBy
化物語前後のドゥルル木は変態でしかない。
まさか歯磨きでこのおれがフル勃起するとは・・・
戦場ヶ原SSがもっと読みたいんで>>925ガンガレ
934名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 23:44:04 ID:TlR76ipH
>>926
亀気味だがレス
何を言っているのやら。結局ロリならば新境地を見せてくれよ!
八九寺Pでな!
935名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 01:21:54 ID:TIghPskx
>>925
わっふるわっふる
>>926
八九寺も捨て難いけど月火ちゃんのエロが見たいので妹sお願いします
936名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 02:14:40 ID:y5BUvZWk
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 八九寺!八九寺!
 ⊂彡
937名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 03:30:14 ID:aV2arl0A
八九寺愛してるぜ!とアニメ小説みて辿り着く境地
938阿良々木 暦 ◆uXenWyyucvtF :2009/07/27(月) 08:21:00 ID:ym3drVGL
阿良々木 暦は、いつもは、元気で、上機嫌で行動をする普通の少年。
薄くて弱く、何か問題があったり、極度に追い詰められたりすると、
すぐにリストカットしてしまうネタが多い。

嫌なことがあるたびにいつも左手首の内側を1本いっているので、
左手首の内側にはおびただしい数の剃刀の自傷跡だらけになる(当たり前)。
939名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 09:34:08 ID:cd6D+fxS
>>924-925
GJ!西尾調の文体の掛け合いが面白いです
940名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 13:46:59 ID:vuZAaFOf
はっち九寺!
はっち九寺!
941名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 17:48:37 ID:ICpb7O1g
おろろぎさんがボコボコに殴られて・・・
942阿良々木 暦 ◆uXenWyyucvtF :2009/07/27(月) 18:41:22 ID:ym3drVGL
いててて…。調子込んで自分を傷つけてしまったかな…。
まだ痛みは感じる…。痛いから夢ではないことは確かだ…。

夢かうつつかを確かめるときには、剃刀で軽く傷つけ、その痛みで確かめることもある。
痛かったら当然夢ではない。

吸血鬼の能力で不死身に近い身体になったと言っても、手首を剃刀で傷つければ、
それなりの痛みは感じるし、血が出てくる(当たり前だ)。

そこで、リストカットの魔法を使うときには、蟲剃刀と呼ばれる特殊な剃刀で
痛みを感じないようにして傷つけるわけだ。

自傷行為に関するネタが多いのは何故なら、私は男性の元リストカッターだからです。
男だって切る人は切りますよ。めいっぱい傷つけていた当時は、夏でも長袖で隠していました。
今は完全に切るのはやめて、傷跡だらけでも、半袖を着ることは完全に克服しています。
だが、また切りたくなることは何度もあります。その衝動に負けてまた切ったのでは、逆戻りですねえ。
943そろそろ禁断症状出そう:2009/07/27(月) 19:41:36 ID:hUCAZdI8
>>929
ガハラさん大好物なので是非とも早くお願いします。

ふむ、八九寺も妹Sも希望が多いな……よしいいだろう、両方手掛けてやる!
散々このスレを荒らしまくった俺だ、たまには希望に沿うのも悪くない。書くの苦手なキャラ達だけど。
でも残り少ないので次スレに入ったら書き始めよう。

>>934
いや、何を言ってるんでつか?
俺ロリコンではないですよ。


ではとりあえずロリ……じゃなかった忍分を補給しておきます。

>>901
忍は服を消して全裸になり、馬乗りのまま僕にされるがままになる。
すうっと背中や腹を撫でるとぴくんと身体が反応した。
きめ細やかな肌が心地よい。
僕は夢中になって忍の全身を撫で回した。
腕や太もも、ふくらはぎまで丹念に。
掴んだり揉んだりはせず、あくまでも撫でるだけ。
「ん……ふ、う……っ」
それでも充分感じるのか吐息が艶っぽくなってきた。
僕のシャツの裾を掴んでぐいっと捲り上げ、ベルトに手をかけてズボンを脱がす。
びぃん、と大きく反り返った肉棒が露わになり、ちょうど僕の腹の上に乗ってる忍のお尻に当たる。
忍が小刻みに身体を揺らすと肉棒が柔らかいお尻に刺激されて僕も声が出そうになった。
それをなんとか堪え、僕は両手で忍の両の内腿を撫でる。
「あ……ん……もっと」
忍はもどかしそうに下半身を揺らした。
僕はリクエストに応え、小さくて柔らかいお尻をぎゅっと鷲掴みにする。
「んっ」
身体が仰け反り、濡れてきたらしい下半身が押し付けられて僕の腹が湿り気を帯びてくる。
その源泉に僕は手を伸ばす。
忍は少し腰を浮かし、毛も生えてない小さな性器が僕の指をぬるんとあっさり受け入れた。
「あっ、ああっ!」
忍の身体がびくんと跳ねる。
中指一本だけなのにその小さな性器は千切れそうなほどぎゅぎゅっと締め付けてきた。
親指で包皮の上から陰核を刺激し、空いた方の手でほとんど膨らみのない胸を揉む。
「ひ、いっ! ああっ!」
しばらく忍は僕から与えられる快楽を貪っていたが、やがて自分からも動き始めた。
後ろ手に僕のそそり立った肉棒を掴み、自分のお尻の間に挟ませて押さえつける。
そのまま腰を振り、僕に快感の波が襲った。
「くうっ!」
思わず声が漏れる。
柔らかいお尻と小さな手の間にすっぽりと収まり、様々な方向から刺激された。
僕の指で与えられる快感による忍の恍惚の表情の視覚情報も手伝って、僕は一気に高みへと駆け上がる。
944誰か忍エロを書いてくれませんか?:2009/07/27(月) 19:45:26 ID:hUCAZdI8
「し、忍っ……もう……出るっ」
僕が搾り出すように叫ぶともう片方の手も後ろ手に回す。
器用にも忍はその手で僕の陰嚢を揉みしだいた。
「うぁっ! いい、いいよ、忍! もう、もう!」
僕は指を性器に挿入してるがわの手はそのままに、もう片手を忍の腰に添えて腰を突き上げる。
「出る……いくよ、いく…………っ! うぁっ! あっ! あぁっ!」
びゅるびゅるっ、と精液が飛び出していく。
快感の花火が頭の中ではじけ、次々と精を放つ。
先端から出たモノが忍の背中や髪に飛び散るたび、忍も声をあげる。
「ん、あ……熱っ……熱い……背中が……焼けるようじゃ」
忍がしごいてくれて最後まで出し切り、僕は大きくため息をついた。
忍はそんな僕を見てにやにやと笑いながら指に付着した精液を舐めとる。
こくん、とそれを飲んだ瞬間、僕の指を未だ締め付けている秘口が生き物みたいに蠢いた。
「ん……はぁ……」
忍の表情もとろんとしたものに変化する。
これはひょっとして……。
「忍、僕のを飲んで感じてるの?」
「…………」
忍は特に返事を返さず背中に着いている精液を次々と掬い取り、口に含んでいく。
僕ももう何も言わず、忍に刺激を与える手や指の動きを再開した。
くいくいと蜜壷の中を指でかき回し、強くなりすぎないように適度な力で陰核をこする。
薄い胸をむにむにと揉みながら突起を指でいじってやった。
「んっ、んふっ、ふうっ!」
両手で精液を交互に掬い取っては口に含んでいるのでまともな喘ぎ声は聞こえない。
けれどもどんどん高ぶっていってるのはわかる。
「忍、イっていいよ。僕の精液飲みながらイって」
その言葉を聞くや否や忍の身体がぐうっと反り返る。
僕の触れていない方の乳首を自分で摘み、口内をぐちゅぐちゅと自らの指でかき回した。
そして。
「んっ、んっ、んふっ、んふうっ、んん…………んんんんんんうううぅぅぅぅぅぅっ!」
忍は身体を激しく痙攣させながら達した。
僕は忍がイき終わるまで適度に刺激を与え続け、力尽きて倒れ込んできた忍を受け止める。
しばらく荒い息を整え、やがて僕に聞いてきた。
「どうじゃ……儂の身体はないすばでぃじゃろう?」
いや、それは否定したいが……欲情して射精までした以上何を言っても説得力の欠片もない。
僕は黙って忍を抱き寄せ、頭を撫でる。
忍もそれ以上何も言わず、僕の胸に頬を擦り付けながらされるがままになっていた。





ふう、忍可愛いよ忍。
945名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 20:50:41 ID:Vft/VN1m
ワッフル!ワッフル!
忍可愛ゆすなぁ♪
容量もヤバいなぁ!!
職人方頑張りすぎ。
946名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:02:48 ID:qumFrz1M
忍ぱないのう!

ワッフル!ワッフル!フルチン
947名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 22:05:22 ID:bpshiyeF
ぽんでりんぐぽんでりんぐ

そういえば抹茶のポンデリング食べたけど甘さがぱなかった
948名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:00:14 ID:TIghPskx
GJ
もう次スレの時期か
949名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:41:45 ID:l/XvzHfw
「お〜い、八九寺」
「おや、こんにちはマハラ木さん」
「火炎系!?」
「失礼、噛みました。では改めて、こんにちはドゥナ・ロリヤッカ木さん」
「もう僕の名前知らないだろお前!」
「おやおや、『ロリ』と『ヤッカ』に食いつくとは、蘭さんも本物ですね」
「そこには反応してねぇよ! あとなんか名前の漢字が違う気がする!」
「蘭って書いてアララギって読むんですね、知りませんでした」
「いや、そんな感想はいいから」
「ところで質問なんですが、ドララ木さん」
「キタローっぽくはあってもサザエさんみたいな髪型じゃないよ!」
「ドゥナ・ロリヤッカってなんですか?」
「…いや、僕に訊くなよ」
「一瞬でも考えてくれる阿良々木さんの優しさに、私は失笑を禁じえません」
「馬鹿にされてるのか僕は」
「ええ」
「そうか」
「阿良々木さん次に『ちょっと人気のない所へ行こうか』と言います」
「ちょっと人気のない所へ行こうか…ハッ!? なんで分かった!?」
「阿良々木さんにだけは言っていませんでしたが、実は私、未来人なのですよ」
「なんで僕だけ仲間はずれにした」
「八九寺真宵と言えば『21世紀のジョン・タイター』として、ご近所では有名だったのですよ」
「ジョン・タイターも21世紀の人だけどな」
「じゃあ雷電でいいですよ」
「急に投げやりになりすぎだろ」
「だってマンダムじゃ分からない人が多そうですし」
「戻せる時間も6秒だしな」
「まぁ、その話は置いといて」
「置いといて?」
「阿良々木さんにいい事を教えてあげましょう」
「ほう」
「あと十秒以内に私にやらしいことをしないと、大変なことになります」
「なんだそれ!?」
「ツッコミが平凡ですね。…じゅ〜う」
「いやそうもなるだろ普通!」
「阿良々木さんに失笑を禁じえません。…きゅ〜う」
「またかよ!?」
「は〜ち…」
「いや、ちょっとまて八九寺…」
「ななろくご〜よんさんに〜いち」
「ブラックバラエティ!?」
「ぜろ。……」
「……」
「………」
「………」
「ふん!」
「グハァ!?」
「チキンだチキンだとは思ってましたけど、そこまでチキンだとは思ってませんでした!」
「だからってお前、男の勲章をなんだと…」
「そんな所に弱点ぶら下げてるのが悪いんですよ! 据え膳食わない阿良々木!」
「ちょ、据え膳がどこに…」
「バーカ!!」


――――――――――


ごめん、どうしてもエロに行かなかったんだ…。
偽物語欲しいなぁ、サイフが寂しいなぁ…。
950名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:44:19 ID:qumFrz1M
>>949
偽物語はやめておけ・・・

勃起するぞ
951名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:46:01 ID:Coqmvwth
>>949
偽物語を読めば一気に妹達の虜になれるぜ
952名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 23:50:07 ID:bpshiyeF
むしろお茶目な詐欺師に蕩れ
953名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 00:02:14 ID:TIghPskx
そしてキメ顔くんに引く
954名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 00:04:08 ID:uOPp7grL
ドゥナ・ロリヤック .hack//ネタか
このワードから「ロリ」を抜き出せるなんてすごい感性だなwww
955名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 06:15:35 ID:CsSiPF6w
>>949
くっ、どうしてやらしいことしたり人気のないところに連れ込んだりしないんですかこのヘタレが!
さあ、今ならまだ間に合うから偽物語を買って続きを書くんです!
956名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 06:22:31 ID:CsSiPF6w
>>943->>944

ロリコン木さんの忍はやはりエロエロで素敵すなあ。こんな可愛い忍はきっとロリコン木さんにしか書けないとオモ。


>ふむ、八九寺も妹Sも希望が多いな……よしいいだろう、両方手掛けてやる!

なん……だと……?
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
957名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 06:24:29 ID:oLyBZrq3
>>949
偽物はやめとけ。
世界一かわいい妹とやけに愉快すぎる詐欺師とレベルアップして進化した千石と
おしゃべり金髪野郎になった忍とツンデレ極まったガハラさんくらいしか見所のない作品だよ
958阿良々木 暦 ◆uXenWyyucvtF :2009/07/28(火) 08:10:19 ID:Pzk0esbB
「僕」という言葉は使わない。
通常、糸色 望と同様、敬語で、一人称は「私」と使うことが多い。

阿良々木 暦
「たまに料理というものはなかなかおもしろいものですね。
では、自作の料理を作ってみましょう!レッツゴー!!

バーン!キュウリの味噌汁!
バーン!とろろのマンゴーソースがけ!
バーン!ハバネロキムチのバター炒め!」

八九寺 真宵
「ひどいわ!もうすっかりお料理番組が終わっちゃったわ!
どうするのよ!お料理のレパートリーが一つ減っちゃったわよ!」

阿良々木 暦
「全くうるさいですね。八九寺さんは?
料理なんて言うのは、一種類作れれば、朝、昼、晩と持ちますよ。
それを何度か繰り返して作ればいいことじゃないですか?」

八九寺 真宵
「ありゃりゃ木さんの食生活と一緒にしないでよ!」
959名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 10:10:04 ID:CsSiPF6w
>>958
そろそろしねよお前。ひとりで本スレ含むいろんなとこ荒らしてんじゃねえよ。
自分が頭おかしい書き込みしてることにいい加減気づけ。面白くもなんともねぇんだよ!



他の住人さますいません、この池沼に我慢できなかったもので。
もっとスルースキル鍛えないと。
960名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 11:45:21 ID:q0HMoaoX
>>957
火憐ちゃんのアヘ顔が読めるのは偽物語下だけ!
961名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 11:46:38 ID:/LWpJuMj
偽上下って総合的にみると火憐ちゃんメインな話だよな
962名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 11:52:30 ID:oLyBZrq3
どう見ても貝木さんだろ
963名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 11:56:05 ID:A7viTeS4

次のスレ立てようと思ったんですけどテンプレはそのまんまでいいですか?

それとも
・sage進行でお願いします。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力してください。
・荒らしはスルー。スルースキルを高めてください。
とか付け足した方がいい?
964名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 12:56:31 ID:A7viTeS4
次スレ作ってきますね。
965名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 13:00:03 ID:A7viTeS4
966名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:26:40 ID:RTWLRCKl
うめ
967名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:39:10 ID:t7Te4OnJ
うめ
968名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:57:30 ID:RTWLRCKl


つーか次スレたてんの>>980あたりからでよくないか?w
969名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:34:51 ID:ktdgkdb8
そんなことより、いいかげんテンプレ変えてくれ
970名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:57:51 ID:FAvA4D93
埋め。八九寺視点で書いてみたら物凄い下手になった……。吊り橋効果。
-------------------------------------------------------------------------
「そうだ、阿良々木さん。わたし一度やってみたいことがあるのですが、少々付き合ってもらえませんか?」
「ああ、構わないけど何をしたいんだ?」
「では阿良々木さんは少し先を歩いていてください。
 わたしが阿良々木さんの名前を呼びながら近づいて行きますから、阿良々木さんは振り向かずに背中でわたしを優しく受け止めてください」
「そんなことでいいのか? わかったよ。じゃ先に行くぞ」
わたしの言葉の意味を深読みしようとせずに、素直に受け取ってくれました。
わたしが阿良々木さんの背中に抱きつくとでも思っているのでしょうか。
阿良々木さんはわたしの10メートルほど先の吊り橋の上を歩いています。
わたしは行動を開始しました。

「阿良々木さ―――――――――んっ!!」
わたしは叫んで気合いを入れながら、阿良々木さんに向かって全力で走り出しました。
そして無防備な阿良々木さんの背中にわたしの両足が着地します。
わかり易く言い換えると、わたしが放ったドロップキックが阿良々木さんの背中に炸裂しました。
それと同時に阿良々木さんは吊り橋から足を大きく踏み外し、気持ちよく下へと落下していきます。
「うわあぁぁあああああああっ!!」なんていつも通り嬉しそうに叫んでいる阿良々木さんに一言声を掛けてみましょう。
「ありゃりゃ木さん、わたしが言った吊り橋効果はこれで実証されましたねー!!」
吊り橋効果――二人で吊り橋を渡っていると、嫌いな相手でなくてもついつい突き落としたくなるという心理が働くというもの。
着水する前に何か口を開こうとしていたようでしたけど、言葉になっていませんでした。
これが陸上ならわざとらしく噛まないように注意されるのでしょうが、阿良々木さんは今、川の中にいます。
しばらくするとプカプカと浮かんできた阿良々木さんは水面に顔だけ出して「殺す気か!?」とダチョウ倶楽部っぽく冗談を言いました。
今度阿良々木ハーレム参加者全員を阿良々木さんの部屋に集めて『暦という男』という議題でディベートをしなければならないかもしれません。
機会があったら羽川さんに相談してみましょう。

阿良々木さんは必死になって岸に向かって泳いでいます。
水を吸った服を着たままなのでさすがに泳ぐのは難しいはずです。
岸に着いた阿良々木さんの顔面は蒼白で、必死だったことが笑顔のわたしにも伝わってきました。
周囲は暗闇の帳が落ちはじめているので、余計に必死だったのかもしれません。
一息ついた阿良々木さんがこちらへと全力で疾走してきます。
わたしの傍まで来たと思ったらリュックを剥ぎ取り、わたしを突き落とそうとしました。
誤魔化そうと「てへっ」と言って照れてみましたが効果はなく、阿良々木さんに抱えられたわたしは川に捨てられます。
阿良々木さんがわたしを捨てようとした瞬間、わたしがアホ毛を掴んだせいか阿良々木さんも一緒に川へと落ちていきます。
同時に着水したわたしたちは共感することなく、懸命に岸へと泳いでいきます。
阿良々木さんはさっきと同じ平泳ぎ。
わたしはもがくように犬掻き。
見る人によってはただ溺れているだけに見えたでしょう。
阿良々木さんもそう見えたらしく、わたしの異常に気付いて助けにきてくれました。
おかげで二人で一緒に溺れそうになり、水をたくさん飲んでしまう結果に。
助かったんだから好意は素直に受け取っておきましょうか。

岸にあがった阿良々木さんとわたしはお互いの姿を見て顔を見合わせます。
ずぶ濡れだけでなく日が完全に落ち、その上、迷子。
そういえばわたしたちは山にハイキングに来たのでした。
なんともご都合主義ですが、阿良々木さんから視線を逸らすと、現在は使ってなさそうなログハウスがあります。
阿良々木さんとの話し合いとはとてもいえないような軽口の結果、今夜はそこに泊まることに。
そしてめくるめく長い夜が始まったのでした。

終わり。
971名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:59:21 ID:FAvA4D93

ついでに>>850の続き
オリキャラが出てきます。千石が出てきません。
エロはありません。忍が年相応な喋り方?をします。
不快感を感じる方はスルーしてください。
-------------------------------------------------------

「あ、あの人が変態の……」
「うん、そうっぽいね。どう? 頼んでみる?」
「出来ないよ……」
「でも神原先輩が言ってたんだよ。信用できるって!」
「……う〜ん」
「じゃあ一回話しかけてみて、それで決めよう?」
「……うん、それなら。でも失礼じゃないかな?」
「大丈夫だって。じゃ行くよっ」

とてもじゃないけど平穏とは言えないような夏休みが終わり、僕は高校に登校していた。
私立直江津高校。
放課後。
一人で下校している僕に向かって見知らぬ女子生徒二人が小走りで駆けてくる。

昨日、忍に血を飲ませたせいか僕の身体能力は向上し、五感も考えられないほど鋭くなっていた。
今の僕の聴覚は、普通の人間では絶対聞こえないくらいの遠くの音さえも拾う。
二人の会話の中に神原の名前が出たことで嫌な予感がするんだけど、
可愛い女の子二人に標的にされた僕としては嬉しくないこともない。

人間強度が下がらないように人を遠ざけていた僕がこんなことを思うようになるなんてな。
これはたぶん羽川のおかげだ。
今度心から感謝しよう。
いや、実際はいつも感謝しているんだけど。


僕の目の前に現れた二人の女の子。
当たり前だけど直江津高校の制服を着ている。

一人は、騒がしくすることには無縁で大人しそうな少女。
胸は小さいようで、まだ成長途中のようだ。
髪は長く背中の真ん中辺りまで伸びている。
もう一人は髪が短く、活発そうで気持ちの良い笑顔をしている少女。
明るく朗らか、が座右の銘というような見たまんまな感じ。
天真爛漫っていう言葉がよく似合いそうだ。
胸は小さめ。

さっきから胸の大きさを観察しているのは、決して僕の趣味でも羽川の胸と比べているわけでもない。

せっかくだから……、いや胸の大きさを観察しているわけではないことの証明の為に、違う部分よく観察してみる。
二人ともしなやかなで綺麗な足をしている。
ついつい時間を忘れて見蕩れてしまいそうになったけど、それじゃ本当に僕は変質者扱いされてしまう。
ただでさえ、僕に対する世間の目が女子中学生限定で厳しくなっているというのに。
それが高校生にまで広がっていない保証はない。
972名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 00:59:47 ID:FAvA4D93
二人は身体を鍛えているんだろう。
肉付きの良い、というより筋肉のつき方が綺麗だ。
引き締まった足は細く美しい。
肌には艶があり、キメが細かく麗しく、触り心地も良さそうである。
やっぱり神原のバスケ部の後輩だろうな。

「あのっ、阿良々木先輩におまじないをしていただきたいのですが……」

おまじない!?
高校生にまで広がっていたのか?
それも今まで目立ったことをしていない僕が標的になるくらいにまで広がっているなんて思いもしなかった。
……なんで僕の名前を知っているんだ?
標的だからだな?
もしかして『神原スール』の襲撃か!?
くっ、こんな可愛い女の子二人に暴力を振るうわけにもいかないし、どうすればいい?
というか、あのおまじないの効果って全く影響がないんじゃなかったっけ?
……効果がないってことは放っておけばいいわけだ。
千石と火憐ちゃんのおかげだな。
助かった。
でもそれだけか?
この二人には何か違う理由がありそうだな。
それが神原関連だとするとほかに思い当たることっていったら……。
……嫌な予感がするな。

「おまじないって何?」

念のために聞いてみる。
大人しそうな女の子が重そうに口を開いた。

「…む、胸を……」

? なんだ?

「わ、私たちの…む…ねを……、私達の胸を揉んでくださいっ」

い、いきなりなんてことを言うんだっ!
っていうかやっぱり予感は的中した!!
神原が言ってた良いことってこれのことか!
新学期早々に阿良々木ハーレムに新規参入者が!?

僕が呆気にとられて混乱している間にも話は進んでいく。
いや物理的に僕の身体がどこかへと連れ去られていく。
愛らしい後輩二人に手を掴まれた僕は人気のない校舎裏へと連れて来られた。
日陰になっていて涼しい。

あれっ、僕の人を見る目はないのか?
見た目が穏やかな娘は千石みたいに凄く消極的っぽいと思うんだけど……。
ああ、最近の千石は結構積極的になってるからな。
その千石とダブったのかもしれない。
千石は自分から僕のことを遊びに誘ったりするようになってきた。
だとしたら大人しめの娘は油断できないな。
973名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:00:16 ID:FAvA4D93
最近知ったんだけど、千石は頭が良くって僕の気の回らないところで色々動いてくれている。
言い方を変えれば、迷惑を自分から請け負ってくれている。
僕の身体を心配して、怪異や伝承について調べてくれたり、時には精を受け止めてくれたりもしていた。
そんな千石とダブるってことはかなり積極的なんじゃないだろうか。
それに自分に不利な条件でも相手のためなら飲んでしまうタイプだ。

そして……何をするかと思ったらただの雑談。
僕は落胆……、いや安心し、言葉を交わす。
少し和んだのか、話が本題に移った。

「今、噂が流れているんです。
 阿良々木先輩に胸を揉まれると大きくなるって。
 しかもその効果は数人に限られるっていう噂もあって……。
 だから早い者勝ちっていうか、なんていうか。
 私たちは胸が小さいのがコンプレックスで……、それで藁にも縋る思いで先輩に揉んでもらおうと……」
「あくまで噂だろ? そんな噂は信じないほうがいいよ」
「でも、噂を流したのは神原先輩だって言われていますし、阿良々木先輩と付き合っているらしい戦場ヶ原先輩は元々綺麗だったのに、もっと綺麗になったっていう事実があって。
 だから信憑性が高まっちゃって……。たぶん阿良々木先輩、これから胸の小さな女の子に言い寄られると思います」

えっ!? そんな嬉しい事がこの世にあるのか!?
間違えたっ!
この話に乗ったら戦場ヶ原に殺される。
僕が触った女の子も巻き添えにして……。
ん? それだったら千石も危なくないか?
う〜ん、千石は僕の為に一生懸命になってくれているだけだからきっと大丈夫だろう。

「そんなわけないって。それに他の人と比べて胸が儚げでもいいと思う。
 僕の知り合いに胸が小さいけど凄く魅力的な女の子がいるよ。
 胸だけじゃなくて背も小さいけど、僕より年上で日本語が堪能で言葉遊びのプロなんだ。
 それに胸が大きい魅力に惹きつけられて付いてくる男なんてロクな奴じゃないさ」

八九寺を例に出してみた。
納得してくれるといいんだけどな。
僕の周りで胸が大きいといえば羽川だ。
ブラを外して僕の方に走って来た時に見た、たぷんたぷんと踊っていた狂気の胸部を僕は一生忘れないだろう。
もう目に焼きついて離れない。
引き出そうと思ったら、いつでもどこでもどのようにでも引き出せるくらい鮮明に残っているんだ。
そしてそれは――。
これ以上は止めておこう。
羽川の魅力はそんなところにあるわけじゃない。
あくまで胸は魅力の一部のはず。
あいつの魅力は困った顔じゃなくて……性格だ!!
僕は羽川のおかげで今生きているわけだし、感謝している。
羽川のことは大好きだけど、それは決して胸の大きさに惹かれたんじゃない!
あの大きな胸に包まれたいと心の底から思うのは羽川の魅力が大きすぎるからなんだ。
そもそも初めて羽川に興味を持ったのはパンツを見……友達っぽく話してくれたからだし。
眼鏡の委員長特集は結局買っただけで中身も見てないしな。
それに――
974名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:00:44 ID:FAvA4D93
うん?
何かが僕のズボンの裾を引っ張っている。
視線を降ろすと、そこには八歳くらいの小さな子供が立っていた。
その子供は真っ白なワンピースを着て、麦藁帽子を被っている。
田舎であるこの町には全く相応しくない髪の色をしていた。
金髪で目立っていることなどまるで気にしていないようで、澄んだ瞳を潤ませ僕を見上げる。

「探したよっ、お父さん。
 お父さんは、忍を置いてどこに行くの?
 ねえ、お父さんはこれからその女の人達と遊びに行くの?」

うわっ!!
なんだこいつ!!
僕をどうしようっていうんだよ!!
ただでさえ変態ストーカーの汚名を背負っているのに、子持ちっていう噂まで流そうって言うのか!
一体何処でそんな知識を得たんだ!
それになんだよ、その喋り方!
お前のそんな喋り方、今まで聞いた事ないぞ!
もしかして千石の喋り方のマネか!?
違うとしたら――

……ああ、そうだった。
こいつ、今の外見は八歳でも本当は五百年以上も生きているんだったな。
どんな知識を持っていたとしても、どんな喋り方をしても不思議じゃない。
でもこんな風に誤解されるようなことを今、言わなくても…。
もしかして僕が忍に血を吸われた時にあの本を学習塾跡の廃ビルに持ってきたのもわざとだろうか。
わざわざゴミの収集所から『眼鏡の委員長特集』を拾ってきて、僕をいたぶるつもりだったのか?
それが羽川に見つかってしまって、流れたのかもしれない。
あの時の興味なさげな忍の態度は自分で僕をからかえなかったことに対して落胆していたとか。
……考えすぎだな。


僕は視線を女の子たちに戻す。
あからさまに引き攣った表情で見合わせた女の子二人は僕の方に向き直った。

くそぉっ!
この娘達、間違いなく勘違いしてる!
この顔は、僕に胸を触られるとその延長で妊娠するって思ってる!!
なし崩し的に何かをされるって思ってる顔だ!!
『…だから胸が大きくなるんだ……』って何だよ!?
そんな台詞、胸を押さえて呟かないで!
変な方向に解釈して、納得しないでくれ!
それに『……もしかして神原先輩がバスケ続けられなくなった理由って……』って何!?
まあ、あいつが原因なんだから同情はしないけど、僕まで巻き添えになってるじゃないか!!
975名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:01:07 ID:FAvA4D93
……また羽川に説教されるな。
あいつの困った顔を見るのは僕の数少ない趣味の一つだけどさ。
最近僕に向ける視線が痛いんだよ。
棘があるっていうか、すでに何かで突き刺されてるっていうか……。
羽川は僕を更正させるのを半ば諦めているのが哀しいんだ。
何があっても僕を見捨てないでくれよな、羽川。

そんなことを考えていると女の子たちは、
「私たちはこれでっ」って言って全速力で去っていった。
さすがは神原の後輩。
並みのスピードじゃない。

僕は走り去って行く女の子たちから視線を逸らし、忍の方を見た。

どうしたんだろうか、拗ねているようにも見える。
鉄血にして熱血にして冷血のヴァンパイアが口を窄めて頬を膨らましている。
……わざとらしい。
物凄い似合っていて強力であることは確かだけど。

「ふんっ、我があるじ様よ。
 お前様にはすでに儂という者がおるんじゃ。
 そんな風に目移りせずともよいではないか。
 ふっ、これからは積極的に虫除けを行っていくから覚悟しておれ」

それだけ言うと日に焼けないうちにさっさと僕の影の中に戻っていった。
そういや吸血鬼が眷属を作るのって特別な存在だけだったような……。
でも虫除けってなんのことだろうか?

-------------------------------------------------------------
濃いヒロインが多いこの物語でオリキャラのエロは歓迎されないですよね。
976名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:05:21 ID:FAvA4D93
最後まで埋まらなかった……。
977名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 01:09:20 ID:+gIxdXA7
羽川「スレはこうやって埋めるんだよ」

お前はなんでも埋めれるな

羽川「なんでもは埋めれないよ。埋めれるものだけ」

お前の胸に埋もれさせてくれ
978名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 02:48:48 ID:+6bDcE53
いや、むしろ息子をそのはしたないおっぱいで埋まらせてくれ
979名無しさん@ピンキー
「あら、阿良々木くん。そんなに埋もれたいなら、
 羽川さんの代わりに私がやってあげるわ」

「え、いいの!?……………って、あの、ガハラさん?
 えっと、その、何で地面にそんな深い穴を掘っていらっしゃるのでしょうか?」

「ふふ、優しく埋めてあげる」