え、
>>498 GJ!
ところで今日は極太の恵方巻にかぶりつく日ですよ
なに、極太とな?
摘便される女の子のSSってないかな?
便秘で苦しむ女の子とかさ。
ハートキャッチ1話があまりにもヒットだったので
つぼみの便秘
「はあ…」
教室から見る空は、知性の青き泉のように真っ青だ。
だが、花咲つぼみの気分は晴れなかった。
理由は三つある。
転校初日であること。
隣の席が、どうやら苦手なタイプの子であるらしいこと。
そしてもうひとつが、
「もう5日めだもんなあ…早く出さないと」
物憂げに見つめる下腹である。
征服の上からでもわかるぐらいに小さく膨らんだ下腹は、しかし脂肪のためではない。
便秘である。
排泄が来ないのだ。それも、5日も連続で。
それは、ほぼ全ての女の子が持つ悩み。
毎日トイレには行っている。野菜だって、食べてないわけじゃない。
でも、出ない。
出さなければ、と頭ではわかっている。
腹筋に力を入れ、トイレの中で毎朝息を詰めている。それでも。
転校のストレスで便秘になった肛門は、今日の朝も何も吐き出してくれなかった。
5日目。その日数を具体的に考え、つぼみはさらに憂鬱になる。
5日前に食べたシフォンケーキも、4日前のババロアやドーナツも、おとといのタルトも、昨日転校祝いで食べたココナッツミルクも、すべてまだ黒色の便塊として腸の中に入っているのである。考えただけでぞっとする。
無限のメモリーを思わせる容量だ。
だが、つぼみは人間である。
息まで匂ってくるような気がして、吐く息を袖の中に入れた。
すでに体は重く、食欲は失われている。
膨らんだ下腹の重量が、直に体にのしかかっているような圧迫感。
のどの奥に便塊がつかえている様な気がして、慢性的に気分が悪い。
昨日も車の中で気分が悪くなり、気を失ってしまった。
いつもの夢を見て目が覚めたが、両親もよもや便秘での気絶とは気付いていなかった。
すでに体にはところどころ吹き出物が出ており、時折寒気すら感じる。
もう少し便秘が進めば、本気で化粧をする必要があるだろう。
今度おばあちゃんのところで、お茶を作ってもらう必要がありそうだ。
父や母に内緒で、おばあちゃんはよくつぼみの便秘に効く茶を作ってくれる。
その時。
ご、と体内で何かが動く音がした。ような気がした。
ひょっとして、とつぼみは思う。
久しぶりの便意かもしれない。便意じゃないかもしれない。
トイレに行きたい、と言い出せずに便秘になってしまった転校前。この機を逃してはならない。たとえどんなに小さな便意だったとしても、ここで出しておかなければ、次はいつ出るかわからないのだ。膨らんだ下腹は、スタイル的に格好悪いだけでなく、具合も悪くする。
便秘との恥ずかしい戦いは、女の子にとっての至上命題なのだ。
チャイムが鳴った。
息を吸ってさあ行こう。トイレが待ってる。
新しい学校の間取りはあまり把握できていない。
トイレにつくまで、角を数回曲がった。
なるたけ人の入らないトイレを選ぶのが、小学校時代からのつぼみの癖だ。
さすがに中学で覗くやつはいないと思うが、自分の匂いや音を他人に認識されるのは耐えられない。便秘が続くと、出すときの息の音や匂いも結構なものになるのである。
いつだったか、便秘便を気張るときに大きな声を出しすぎ、男子に聞かれたこともあった。
当時小学生だったつぼみがトイレから出てくるところを、クラスの男子数人が待ち伏せしていたのだ。その後、しばらくひどいあだ名をつけられたのは思い出したくもない。
その轍だけは踏んではならない。
確かあの時は、結局出なかったし。
二階の廊下の奥、図書室の横にそのトイレはあった。
明るい照明が施された、こぢんまりとした女子トイレである。入って左側に三つの個室が並び、それと向かい合うように洗面所がある。
「ここなら、誰も来ないはずです…」
左右を確認して個室を開き、鍵を閉める。眼下、床に埋め込まれた便器が見えた。
「和式ですね…がんばります…っ」
膨らんだ下腹部をチラ見し、撫でてから眉を寄せる。
服の上からでもわかる固めの恥ずかしいふくらみがそこにあった。
便秘によるふくらみは、肥満によるそれとは明らかに違う。
見る人が見れば一発でわかるそれを、つぼみは少し大きめの制服を着ることでごまかしている。
つぼみの動作は、基本的にあまり早くない。鍵を閉めて安心した後は、ゆっくりと女児ショーツを脱いでいく。つぼみの転校先はスカートとブレザーが一体となった制服であるため、ショーツを下ろしたあとはスカートを捲り上げるだけだ。
尻にスカートがつかないように、大きく捲り上げて握る。
右手には、脱いだショーツが丸められている。
まずは尿。
股間からちょろちょろとこぼれる水が、小さくミルククラウンを作って反射する。
吸気。
「…っ」
直後、つぼみの弱い腹筋が全力で仕事を開始した。
息を止め、無酸素運動。
便意は、弱いが確かにある。
ならば、ひとかけらでもい。出てくれれば。
両手を握り、ひざの上で震わせる。
ぷす、と小さく屁音。
眉根を詰める。
すでに左目は小さく閉じている。
「ふ…っ…」
確実に腹の中にある黒い便塊を、下へと押し下げようとする意思の結果だ。
「っ…ああ……」
精一杯がんばることで幸せはゲットできる。
そう信じて。
ひざの上で握られていた両手が、横腹を抱くように位置を変える。
応じるように、す、と小さな空気が肛門から漏れた。
「出て…よ…っ」
匂いごと吸い込み、力みを重ねる。
出し切っていなかったのだろう。数滴の尿が股間からこぼれる。
そのまま数秒。
「……はあ…はあ」
息を吸う。
顔を真っ赤にするつぼみとは対照的に、肛門は1ミリも開いていなかった。
「…もう一回、がんばってみます」
誰に言うでもなく小声でつぶやく。
もう一度だ。精一杯がんばろう。
だが、
「その声、ひょっとして、つぼみ?」
隣の個室から聞こえた声は、絶望に等しかった。
聞き間違えようもない、能天気な大声。来海エリカ、隣の席の子だ。転校初日のつぼみの気分を、一気にぶち壊した原因のひとつ。
人が来たからには、排泄を中止せざるを得ない。
引っ込み思案で恥ずかしがりやなつぼみにとって、他人の横での排泄は耐え難い。
仕方ない、と思ったとき、それが来た。
これまでのどれよりも強い、便意の波。5日分の便秘で石のようになった便塊が、転校初日のストレスと先ほどの踏ん張りにより押し出されてきたのだ。
「あっ」
固体の圧力に、おもわず声をあげるつぼみ。
「どしたのー? そっち行こうか?」
「来ないでください!」
5日分の便秘により熟成された便臭は、つぼみ自身が驚くほどのものだった。
いまは顔を出しているだけだからいいが、これを出すわけにはいかない。
このままでは、エリカのところまで匂いが届いてしまう。
それは、なんとしても避けたい。
精神年齢が低くデリカシーも何もないエリカのことだ。ひょっとしたらつぼみが学校で大便をしたことを大声で言いふらすかもしれない。
だが、いったん出掛かった便秘便を体内に引き戻すのは至難の業だ。
腹筋に逆に力をいれ、戻す。
内圧による押し出しは強く、運動が苦手なつぼみの括約筋を押し広げようとする。
硬質な便の固まりは、質量が明確であるぶんだけ軟便より止めにくい、とつぼみは信じている。
下痢になったことはあまりないので、推測に過ぎない。
お尻が重い。
自分は何をしているんだろう、と思った。
念願の便意で、夢にまで見た排泄なのに、トイレなのに。
あろうことか、自分は便を体内に押し戻そうとしている。
「知ってる? 鶴崎先生ってね…?」
「来海さん…ちょっと…」
エリカの話を聞き流し、肛門に全ての神経を集中する。
ここで脱糞をしてはいけない。絶対に。
便器の上なのに。
これを押し戻してしまえば、また便秘の苦しみが続くのに。
5日目なのだ。
5日前に食べたシフォンケーキも、4日前のババロアやドーナツも、おとといのタルトも、昨日食べたココナッツミルクだって、この機を逃すとまた腸の中で黒く熟成され始めてしまう。
吹き出物も治らないし、気持ちだって悪いままだ。
涙が出てきた。
出て行ってくれないかな、と思いつつ、つぼみは絶望的な我慢を続ける。
おなかが痛い。
腸内の全ての便が、逆流によりキリキリと軋みをあげている。
体内の全てを駆け巡る重い痛みだ。
ぷ、と小さな屁が漏れた。
違うの、出るんじゃなくて、戻るの。
そう膨らんだ便秘腹に言い聞かせ、括約筋を縮める。
本当に泣きたい。気持ち悪さが一気にこみ上げてきて、つぼみは声を出さずにえづいた。
隣で水を流す音がする。
エリカが終わったようだ。早く行ってほしい。
「じゃーねー」
走る迷惑が手を振りながら外に出て行ったのを耳で確認したころ、つぼみの我慢も終焉を迎えようとしていた。
顔を出していた便の頭が、肛門から戻りきったのである。
「ふぅ…どうにか…ですね」
ペーパーをとり、拭く。
当然ながら、尿以外には何もついていない、きれいな紙がそこにあった。
便秘の苦しみに痛む腹を抱え、つぼみはショーツを戻した。
額には汗がある。
少女の苦闘は、何も生み出さずに終わった。
重い気分だけがここにある。
この日々は、当分続きそうだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
結局うんこ出してないですね…
自分がかなりの便秘フェチなんでこんな感じになりました
ハートキャッチ、二人とも可愛いので大好きです
1話のトイレシーンを見ていたら思いつきました
これはいいブリキュア
これはGJ!
乙!!
「えな」の続き見てえええええええええええああああ!!!
いつまでも待っています
何が投下されても「えな」言い続けるやついるよね
えなは俺も好きだが、その態度はちょっとどうかと思う
519 :
H:2010/02/14(日) 22:32:08 ID:v6hDrqaC
あんまりエロくなくて申し訳ないけど、モチベーション維持のために書きました。
>>15と
>>53の続き……と言うか、おまけです。
忙しすぎて全然本編の構成を考えてる時間がありません。
現在連続出勤41日目です。その前は29日でした。基本的に14時間労働です。残業手当0です。
死にそうです。
去年のうちに完結させるつもりだったのになぁ……。
6月以降、がんばります。
520 :
H:2010/02/14(日) 22:34:28 ID:v6hDrqaC
「関谷いるかー? 教授が来いっつってんだけど」
とある中堅の私立大学。
その広大な敷地の一角にある、工学部のゼミ棟である。
開けっ放しの入口の扉から顔を出したその学生は、八畳ほどの大きさの部屋を見渡して言った。
三回生のための研究室――と言うより、半分はゼミ生のたまり場である。
それを象徴するかのように、ノートや資料集、パソコン、マグカップになぜか学食の食器までが乱雑に、
中央の大きなテーブルの上に置かれていた。
「……おい、呼ばれてっぞ」
数秒間の沈黙の後、それぞれに自分の作業をしていたゼミ生たちの視線が、ある一点に集まった。
そのうちの一人が肩をぽんぽんと叩く。
それでようやく――彼は反応を示した。
「ああ……うん。わかった。うん……」
そう応えると、彼はペンを置いて席を立った。
だがどこか元気がない。
顔色は悪くないが、徹夜で何か仕事をしていたような様子である。
「で、どこ? 教授室?」
「いや、実験室の方なんだけど」
「ん、わかった」
そのままふらふらと、彼は呼び出しにきた学生とゼミ室を出ていく。
「……おい、どーしたんだアイツ」
「あ? ……ああ、関谷のことか?」
質問で返すと、聞かれた方の彼はいじっていたノートパソコンから目を離した。
「ここんとこ元気ないんだよ、関谷。バイトがどうのって言ってたけど……」
「バイト……って、宅配のアレかぁ……やっぱキツいんだな。止めといてよかった俺」
「違えよ。あいつ、宅配のバイトなんかとっくに辞めてんだよ」
また別のゼミ生が、ぼやくように言った。
「何がバイトだウソつきやがって。毎晩毎晩、彼女が離してくれねぇんだろ。羨ましーぜまったく」
「マジでッ!?」
瞬間、全員がそれぞれの席から身を乗り出した。
その衝撃の情報に、ゼミ室全体が沸き立ったようだった。
「大マジ。しかも年上の社会人、すげー美人のおねーさんだ。……黙ってろって言われてたけどよ、もー限界だ畜生」
「ホントかよ、見たのか? 見たのか?」
「嘘だろ、まさかあいつに先越されるとか……ありえねぇ……」
場がどよめく。
ただでさえ男率100%のゼミ室に、殺気にも似たどす黒い空気が充満していくのだった。
521 :
H:2010/02/14(日) 22:35:21 ID:v6hDrqaC
「あ、そう言えば……」
別棟の実験室に向かう、白い壁の長い廊下。
自分の身に危険が迫っていることなど全く知らない関谷君である。
歩きながら携帯電話のカレンダーを見て、彼はふと思い出していた。
「あれ」から1ヶ月。
彼女――バイト先の先輩である西嶋絵美理と付き合い始めてから。
あの衝撃的な初体験の日から、もうすぐ一月が経とうとしていた。
(どうする? 何かプレゼントとか……用意した方がいいんだろうか)
とりあえず課題のことは頭から追い出し、心の中で腕組みをした。
とかく女性と言うものは、そういった「記念日」にこだわるものだとよく耳にする。
プレゼントでなくとも、何かは考えておいた方がいいだろう。
(けど、もう一月かぁ……)
生まれて初めての、恋人がいる生活。
早かったような、長かったような。
けど今までの20年の人生を全て合わせたよりも、この一ヶ月間の方がいろんな意味で充実していたというのは自信を持って言える。
そのお礼をする意味でも、何かプレゼントをしたい。
(どうする? プレゼント。実用的なものがいいか?)
バイト代が出るのは来週だ。
高いものはキツいが……いや、高すぎてもきっと良くない。
そんなに高くなくて、彼女が持っていないもの。
新しく買い直した方がいいような物。
いくつかあっても、困らないような物。
というと……
(エネマシリンジに浣腸器。……は、わざわざ買い直すものでもないよな。うーん……)
歩きながら、思いつく限りの候補を彼はイメージする。
イチヂクやおむつなんかの、消耗品を買ったって意味がない。
アクセサリーなんかは安物じゃダメだし、自分のセンスはあてにしない方がいい。
(何をプレゼントしたら喜んでくれるかな……)
ギャグボール。
貞操帯に、固定帯。
ストッパーも、もう持ってる。
いや、そろそろもう一回り大きいストッパーを用意しても……
(……ああ、あれだ。新しい首輪がいい)
廊下の窓から外を眺めていて思いついた。
ここは4階の廊下なので、大学の外の道まで見通せる。
飼い犬の散歩をさせている通行人の姿。その様子を見ていてふと思いついた。
今のやつはホームセンターで買ってきた安物だ。
昼間も使うなら、ちゃんとしたデザインのチョーカーでないと――
522 :
H:2010/02/14(日) 22:36:19 ID:v6hDrqaC
(……あれ?)
……ちょっと待て。
なんでケーキとか花束とか腕時計とか、そういう発想が出てこないんだよ!?
(改めて考えると、本当に凄いことしてるんだなぁ……俺……)
立ち止まって廊下の壁にもたれかかり、額を押さえる。
冷静になって思い返すと、なぜか笑えてきた。
生まれて初めて恋人と過ごした……熱病に浮かされたようだったこのひと月。
夢見ていた、幸せの時間。
そして、童貞だったころからは想像もできない――乱れに乱れた、この一月。
(初体験からして、アレだもんな……)
告白後わずか10分で初結合、というのも凄いが、スカトロ好きの彼女に浣腸を注入したまま、最後はベッドの上で、
大量にぶちまけられた彼女の大便の上に、特濃の精子を思い切りふりかけた。
それはまるで、鮭の産卵シーンにも似た……。
こんな凄まじい初体験をした男というのは正直、自分以外にはいないのではないだろうか?
そして恥ずかしがる彼女と一緒に、その白いミルクでデコレーションされた大便の塊を片づけたあとの二回戦。
気持ちよさと、ずっと残ったままの猛烈な彼女の臭気に、二三回意識が飛びかけた。
今思えばその時に、一気に彼女の色に染められてしまったのだろう。
その後の、彼女のどんな欲求にも、すんなり応えられるようになってしまったのだから……。
「自分の趣味を理解してくれる恋人がほしい」
という彼女の願い、そのままに。
二人で会う毎に、彼女の部屋に行く度に。あるいは、携帯の写メールで。
一体何回、彼女の排便姿を見てきただろうか。
何度、その大便に精子をふりかけただろう。
写真も、いっぱい撮った。
一番凄かったのは、郊外のアミューズメントパークで、一緒にプリクラを撮った時だ。
垂れ幕一枚だけで仕切られた、小さなボックスの中で。
ミニの下は何もはいていない彼女を「駅弁スタイル」の逆向きに、いわゆる「小さな子供におしっこをさせるポーズ」で
腕力に任せて持ち上げて……苦悶の表情でいきむところから、ピンク色の肛門が徐々に開いていくところ、そして
茶色の、極太の塊が肛門から生まれ落ちるその瞬間までを、連続で何枚も何枚も撮り続けた。
例によって言い出したのは西嶋さんの方だけど、あの時の彼女は、本当に、幸せそうな顔をしていた……。
……じゃなくて!
523 :
H:2010/02/14(日) 22:36:51 ID:v6hDrqaC
(そんなことを考えてたんじゃないだろ、今は!)
げんこつで、軽く頭をたたいて思考と、ついでに半勃ちになっていた下半身を平常に戻した。
しかし、よく考えたらこの一月、本当にこんなことしかしてないんじゃないか?
映画見に行ったりとか、どこか遠くに車(多分レンタルだけど)で出かけたりとか、いわゆるフツーのカップルがやってるようなことを
なにもやってないような気がする。
……なぜ、こうなったのか?
本当は分かってる。
今更考える必要もない。
(西嶋さん……じゃない。絵美里の全てを受け入れるって決心したあの時、こうなると決まったんだ……)
中学、そして高校……。
えっちな妄想ばっかりしていた時期が僕にもありました。
それが現実になりました。
彼女のことは好きだ。
大好きだ。
彼女が望むことなら、何でもしてあげたい。
――でも、だからってこれはちょっとやりすぎじゃないの?
もう少し、緩急つけて欲しいよ。
嫌だってわけじゃないけど……せっかく恋人同士になったんだから「普通の恋愛」だってしてみたい。
二人っきりの時二人だけの呼び方を使ってみたり。
朝、彼女に優しく起こされておはようのキスをしたり。
夜景のきれいな場所で、手をつないで散歩したり。
それから二人で買い物に行って、服とかアクセサリーとかプレゼントしたり……。
それは決して、甘い声で「ご主人様」と呼ばれたり(えっちのとき限定)、目が覚めたら濃密なフェラで朝立ちの精子を搾り取られてたり、
首輪にコート以外は全裸の彼女の手綱を握って、夜の公園を散歩したりすることではないはずだ。
だいたい、初デートの帰りにアダルトショップに寄って、極太アナルプラグと固定帯(鍵付き)をねだられる時点で何かが間違っている。
間違っている……と、思う。
そんな風に考えるのはきっと、ものすごい贅沢なことなんだろうけれども。
けど、何よりも……それにあっさりと順応している、自分が怖い!
524 :
H:2010/02/14(日) 22:37:56 ID:v6hDrqaC
夜の散歩中に、彼女の手綱を握りながら
「犬みたいなカッコで犬みたいに電柱にマーキングしといて、今更恥ずかしがるの? ……ほら、あそこのおじさんに見てもらおうよ、ねぇ?
」
とか。
バイト先で仕事中に浣腸して
「客に絵美理のカレーをサービスしないように、しっかりケツの穴締めとくんだよ」
とか。
浣腸を我慢させながらフェラさせて、
「俺がイくまでに漏らしたら、1ヶ月ストッパーにカギかけて、うんこ溜めっぱなしにさせるからね……あれ?
なんだ、嬉しそうな顔してるじゃないか。 ……本当の変態だね、絵美里は」
とか……! こんなの、絶対俺じゃない……!!
もちろん、本音なんかじゃない。
求められるまま、彼女のために「そういう男」を演じているだけだ。
彼女が持ってたレディコミや、それ系の小説を教科書にして……。
けど最近は、その「演じている」はずの自分に、少しずつ自分自身が引っ張られていっているような気がする。
さっきのあれが、それを証明していた。
この先、一体どうなってしまうのか……不安を覚えずにはいられなかった。
525 :
H:2010/02/14(日) 22:38:48 ID:v6hDrqaC
「ただいま〜」
「あ、おかえりなさい。ずいぶん早かったんだね、今日」
5階建てのマンションの一室。
彼が玄関の扉を開けると同時に、奥の台所の方からひょいっと、若い女性が顔を出した。
ピンクのスリッパに白いエプロン姿、長い髪も後ろでくくって、まるで新妻のように彼を出迎える。
彼女――恋人である、西嶋絵美里の部屋である。
彼の自宅よりこちらの方が遥かにキャンパスに近いため、10日ほど前から半同棲状態が続いていた。
もちろん友人には絶対秘密である。
「ああ、うん。水曜は元々午後の講義ないし、ゼミの課題も早く片付いて……」
結局、教授の用事が終わった後、彼はその足で帰宅し、難を逃れたのだった。
ふぅ、と一息ついて肩の鞄をおろす。
「あれ? この匂い……」
ぴくっと、彼は鼻を動かした。
普段とは明らかに違う臭いが鼻の奥を刺激した。
もちろん「例の臭い」ではない。
台所からここまで漂ってくる、この甘い匂いは……?
「あ、わかった? ……残念。出来てから、びっくりさせようと思ってたんだけどな……」
言って、彼女は少しだけ肩を落とした。
「ケーキ。焼いてるの、今。……誕生日だから」
「誕生日?」
きょとんとしながら、彼はその一言だけ返した。
――誕生日って……誰のだ?
絵美里の誕生日は10月だって……
「……あっ」
間抜けな顔でつぶやく。
それを見て、彼女はくすっと笑った。
「あ〜、やっぱり。忘れてたんだ」
「本当だ……今日俺の誕生日だ……そっかぁ……。でも、よく知ってたね」
「前に免許証、見せてもらったから」
知ったのは、付き合い始めてすぐのことだった。
だが誕生日が近づいているのに、全く何も言わないし気にしている風もない。
だから忘れているんだと思って、驚かせるためにずっと知らないふりをしていた。
彼女はどこか嬉しそうに、そう言った。
「それから、今日は映画見ようよ。DVD借りてきたんだ」
「映画……?」
……誕生日に、恋人が自分のためにケーキを焼いてくれる。
彼女の部屋で二人っきり、肩を寄せ合いながら映画を見る……。
これだよ!
足りなかったのは!!
526 :
H:2010/02/14(日) 22:39:24 ID:v6hDrqaC
「映画か…いいよ、うん! 見よう一緒に! なんてやつ?」
「あのね、フルメタルジャケットっていうやつなんだけど」
…………戦争映画?
「へぇ、女の人でも見るんだ、そういうやつ」
意外なタイトルに驚いてしまった。
実際見たことは無いのでよく分からないが、ホラー映画を見るのと同じような感覚なんだろうか?
……でも、まぁ、この際なんだっていいじゃないか。
彼女が選んだのだから。
「あ、そうだ俺も手伝っていい? ケーキ作るの」
「本当? もちろんいいよ、一緒に作ろ」
柔らかな表情で、幸せそうに微笑みあう二人。
帰り道の不安など、たったこれだけで消し飛んでしまっていた。
まるで新婚夫婦のようなアットホームな雰囲気の中、幸せを噛みしめながら彼は腕まくりをして台所に並ぶ。
――笑顔の裏に隠された、彼女の、彼女による彼のための逆調教計画。
それは粛々と、そして確実に進行していくのであった。
527 :
H:2010/02/14(日) 22:41:54 ID:v6hDrqaC
おしまい。
このデスマーチを乗り越えられたら、また書きます。
>>527 GJ!
これほどの才能の持ち主を死なすわけにはいかない
全裸でこのスレを保守する役目は俺に任せて、無事に帰ってきてくれ
西嶋さんの話すごく好きです。
かなりきつそうですがお体壊されませんように
gj
532 :
INHUMAN:2010/02/22(月) 10:44:43 ID:zrtoeO/B
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
削除依頼を出して消してもらうかどうか、
分からないけど覚悟してなさいよね!!
さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ〜!!
まともに潰れなさいよ〜!!
うふ〜ん
あぁん出ちゃう見ないで見ないでぇぇぇ!!
>>513 GJ!!
自分も便秘フェチだからツボった!
これからもたのむ!
これから投下します。
538 :
えな8−1:2010/03/06(土) 02:08:52 ID:nqIPW3N6
卒業式も終わり、在校生への日々の授業ももうほとんどなく、校内で有澤の姿を見ることも少なくなった。
あれから暫く、有澤の様子はぼんやりと宙に迷うようで、以前にも増して掴み所のない印象の女生徒と化している。
尤も、俺自身も似たようなものだが。
有澤えな…自分の生徒の前で、不覚にも取り乱してしまった。
俺はどこかで有澤えなに希望を抱いていたのだと思う。
この性分に目覚めてからというもの、ずっと自分の中で押し殺してきた欲望。それを昇華する相手が突然現れた。
神がいたとして、彼が遣わせたとしか思えない理想的な存在…
美しく無垢な形をした彼女に自分の半身を見ることで、選民意識とも思えるような優越感を抱いた。
けれど、その有澤えなが彼女自身を否定したことで、何故だろう、俺の存在そのものが脅かされるような恐怖が襲ったのだ。
有澤えなと俺とは別の存在であるはずなのに、時々それが分からなくなっている自分がいる。
俺はそれでいい。今ある生活の中でそこに慰めがある。
でも有澤は違う。有澤はまだ子供で、彼女の道の先には別の可能性が幾つもあるのだ。
俺の自分勝手な都合で有澤えなをここに縛り付けてはいけない。教師のする事ではない。分かってる。
あの日の俺は教師らしくないどころか、いじけた子供みたいな醜態を晒した上に、
自分より十以上も年下の生徒にご機嫌を取らせるという有様…いや無様。
そのやり方にしたって…悪いことをした。有澤の震える唇が蘇る。
きっと…初めてだったはずだ。そう思いたい部分もある。
悶々とした気持ちで二階の渡り廊下をうろつき、膝を半分隠すスカートを目で探している自分に気が付く。
539 :
えな8−2:2010/03/06(土) 02:09:25 ID:nqIPW3N6
「あぁーあと数日でえな様ともお別れかなぁー」
え な さ ま?
突然降って涌いた妙な呼び名に不自然な反応を示してしまった。
そんな変わった名前の生徒はもちろんこの学校に有澤えな一人だけだ。
御両親がどういうつもりでそんな名前を付けたのか知らないが。
「おお、女神…ミューズ…石鹸の匂い…」
「はは、お前それ今日何度目だよ。別に転校するわけじゃないんだから新学期になればまた会えるだろ。」
「だからってクラスが一緒とは限らないだろ。
なぁ、俺にとって、えな様のいない生活がどれ程の苦行か想像できるか?
冬休みでさえ生きた心地がしなかったってのに、あの飢餓感が一年も続いたらどうなることか。」
有澤聖母神への深い信仰を告白し続ける獲物を、柱の物陰からじっとりと観察する。
あいつは有澤と同じクラスの…確か…竹村正午だ。
俺は新学期に割り当てられるクラスの生徒名簿を思い出す。
全精力をかけ誘導と操作を行使した結果、有澤の席を一番上に確保したそれだ。
竹村…よかったな、お前の一年の幸福は既に約束されている。
見ているだけでもいいのなら、だがな。
「お、ほら、来たぞ『えな様』」
男子生徒が竹村に言った言葉に、背負っていた黒い影をぱっと脱ぎ捨てる。
「どこ?どこ!?」
竹村とシンクロするようにその御姿を探すと、今居る渡り廊下の下側を歩いて来るのが見えた。
「あぁぁぁぁー可愛いぃぃぃぃー」
「はっ、朝から見ててもそれかよ。めでたい奴。」
まったくだ。俺なんか今日初めての観賞タイムだというのに。
「はぁぁ、最近また可愛くなったよなぁ。」
「また暗くなったの間違いじゃねーのか?」
「アンニュイと言え。えな様はそこが魅力なんだよ!」
「理解出来ねー。まぁ顔は確かにいいかもしれんが。
可愛くなったっていうか、何処となくエロオーラ醸すようになったよな。」
「何て事を言うんだ!俺の女神でナニ想像してんだよ!
あんなに清楚なえな様にけしからん妄想を抱いたことを後悔させてやる!」
やってやれ竹村。実際にはド変態の有澤にその手の理想を抱くお前が不憫ではあるが。
…まぁ純潔は保証してやるから安心しろ。
思いながら渡り廊下の下を横切ろうとする有澤の姿を目で追う。
本当に可愛い子だ。
あの容姿を見ると、竹村が彼女に掲げる偶像にも無理はない気がする。
女神ではないにしろ、俺も有澤の中に天使の神聖さを見ることがある。
一人の少女に変に入れ込むってのでは、俺もこいつと大して変わらないのかもな。
540 :
えな8−3:2010/03/06(土) 02:11:59 ID:nqIPW3N6
喚く野郎共をその場に残し立ち去ろうとすると、横切った反対側で一人立ち止まり、渡り廊下を見上げる有澤が目に入った。
「!」
バッと壁に隠れる。何だ?別に悪いことをしている訳じゃあるまいし。
思い直して、そっと窓から階下を窺う。
しかし有澤はもうそこには居なかった。
「今日、どこ行ってたんだ?」
「え?あぁ…えっと、巡回に…」
「何だ?巡回って。」
「先生と私の秘密が掘り起こされてないかなって。」
言われて最初の光景を思い出す。
冬の日の夜、校舎裏で掘った穴に巨大便を産み落とす制服姿の有澤えな。
「はは、誰も掘り起こさないって。」
「でも、お休みになったら暫く見に行けないから、何となく不安になっちゃって。」
電話口で有澤がふぅと溜息を吐く。
「せんせ」「有澤」
「…ごめんなさい。」
「いや、いいよ。有澤が先に言って。」
「はい。えっと…この前のお詫びがしたいんです。お風呂場、あんなに汚しちゃって…」
「気にしなくていいって言ったろ。」
「でも…ぅうん」
「どうした?またエロモードか?」
「もうっ、違います。
ただ、お休みになったら先生にも会えなくなっちゃうのかなって。
理由を付けたら…会えるのかなって、その…」
いじらしくて可愛いじゃないか。
「なんだ。会いたいって言ってくれればそれでいいのに。」
「はぅ。でも先生、忙しいみたいだから…」
「まぁ、いつでもって訳にはいかないけどな。
二週間も便秘にさせておけないし。」
「うぅーそんなにはっきり言わないでください。
あの、それでお詫びは何がいいですか?」
そんなの一つしかないだろ。思うが、すぐにこれはチャンスだと閃く。
有澤だって目新しい何かを期待して言い出したのだろう。
誂え向きに、普段させないことで試してみたいものがある。
「有澤、休み中に制服のクリーニング出すよな?」
「へ?はい。出しますけど…」
「うちに置いていった下着、あるか?」
「あります。」
「制服着たまま下着に漏らすっていうのはありか?」
「ありま…、えっ!そ、そそそれは」
「学校のトイレで訊いた時、いいって言ったよな。」※断章参照
「はぅー、言いましたけど、あの時は頭がふわふわしてて…
あの状態で約束させるなんてずるいですよ。」
「今更何を言う。今だってお詫びがしたいって言い出したのは有澤じゃないか。」
渋る有澤。子供時代のトラウマがあるシチュエーションだから不安なのだろう。
しかし、ここは俺も引かない。この機会を逃すと永遠に実現出来ないように思えた。
「でも…場所とか…」
「場所なら目星がついてる。山行く途中の寂れたトイレ。」
「な、なんでそんな場所に気が付くんですか?」
「一人で下見に行った時に見つけて、あの殺風景っぷりは使えるなと思ってた。」
「私、そんな場所があることに全然気づきませんでした…。」
「遠回りになるから前は通ってないかもな。場所はそれで問題ないだろ?」
「うーん…どうしてもですか?」
「どうしても。」
「はぅ、先生がそんなに言うなら…、頑張ります。」
よし、遂に押し切った。
一度決まってしまえば有澤も観念したのか、決行は終業式の後ということですぐに話が纏まった。
あれだけえなえな騒いでたのに、エロ抜きでは無反応にもほどがある
542 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/09(火) 21:16:13 ID:8tA+MmH7
だな
久しぶりに着たけど、Hおつかれありがとう
最初は、レズ書いてりゃいいんだよ!とか思ってたけど、面白いです
容量余ってた事に気付いたのでこっそり穴埋めするプリ♪
その容量関係で最後まで入らなかった、若しくは余ったらごめんプリリww
世の中って言うのは分からないものだ。神なんて信じてない俺ですら「神様ありがとう」と
叫んでしまいたくなるような、そんな事が起こったりする。――物凄く稀な確率だけど……。
2月なのに暖かだと思ったその日も俺はいつものようにギュウギュウに混んでいた
通勤電車から駅へと吐きだされ、いつものように改札を抜けて、いつものようにバスに
乗り換えて会社に向かうはずだった。
そのいつものペースが狂ったのは……と言うか俺の人生が変わったのは、改札を抜けて
バスの乗り場へ向かおうとした時だった。
駅ビルのタイルの壁に手をついて女の子が立っていた。後ろ姿だったので、その容姿とかは
分からなかったが市内有数のお嬢様高校、聖蘭の生徒なのはその制服から直ぐに分かった。
だが、彼女の事が気になったのは別にその高校のブランドのせいじゃない。背中を丸めて
壁に手をつくその姿は、ひと言で言うならば『つらそう』だった。心なしかスカートからのぞく
彼女の脚も震えているように見える。
声を掛けるべきかどうかと悩んでいると突然彼女の膝がかくりと力を失って壁についた手が
滑った。
――倒れる――
思った瞬間、俺の体は勝手に動き、彼女を支えていた。
「だ、大丈夫?」
「…………」
彼女からの返事はなかった。なんだよチクショウ、お嬢様高校だからって、お高くとまってん
じゃねぇぞ!! 知らない人とは口をきいちゃいけませんとか先生にでも言われてんのか?
自分の取った人助け的行動が空振った恥ずかし紛れに程度の低い悪態が頭に浮かぶ。
だが、彼女の手は何故か俺のスーツの袖をぎっちりと掴んでいた。どういうことかと彼女の
顔を覗き見ると髪の間から覗く小さな唇が震えながら開いた。
「……お」
「お?」
「……お…ト……イレ……」
直後に彼女の物とは思えないようなゴゴゴという雷鳴のごとき音が彼女の腹部から鳴り響く。
「えっ? あっ!? トイレか? そっか、歩ける?」
間抜けな俺。立つのもやっとな娘が歩けるわけないじゃないか。案の定、彼女はふるふると
首を振る。
「……も、もう……無理ぃ……」
彼女の悲痛な声に、俺は急いで彼女を抱え上げるとトイレに向かって走り出した。
人生こんなに夢中で走ったことなどないんじゃないかってくらいに。
だが、女子トイレを目前に俺は、はたと考えた。女子トイレって男子禁制じゃ?
非常時だからいいのか? けど彼女を個室に入れて、出てくるところを誰かに見つかったら
絶対不審者として捕まるよな? どうすんの? どうすんの俺? と思っている所に
障害者用のトイレが目に入った。そこなら男性だろうが女性だろうが使えるし、健常者でも
使用OKなはずだ。
そうして障害者用のトイレに飛び込んだ俺はすぐさま彼女を便座に座らせた。
「も、もう大丈夫だね? はぁ、はぁ……」
「…………」
相当痛いのか彼女は苦悶の表情を浮かべたまま固まっている。俺は心配だったがここにいては
邪魔なだけと彼女を置いてトイレを出ようと思った。 ……思ったのに何故か彼女は俺のスーツの
二の腕あたりを握りしめたまま放してくれない。しかも両腕。
「あ、あのさ……手、放してくれないと出られないんだけど……」
「……ふぁっ!! あ……出ちゃう!!」
「え? ちょっと待って、手ぇ放して、つか君、パンツ穿いたまま……」
「やぁっ!! もう、ダメ、動けないよぉ…出る、出ちゃう……あぁぁぁっ!!」
次の瞬間、気づいたら俺の手は、彼女の太ももを持っていた。
――彼女のパンツを脱がせて……。
ある意味、間に合ったと言うべきなのだろうが、非常にまずい体勢になってしまった。
――主に彼女が……。
便座に浅く尻を着けた状態で、背中をタンクに預けている。問題はソコじゃなくて……
膝近くまで下げられたパンツ。彼女の胸まで高く上がった膝。
――アソコも尻の穴も丸見えだった。
「うわわっ! ごめん!!」
「あぁっ!!……くぅ…痛……痛いよう……お母さん……痛ーーい!! 助けてぇぇぇ!!」
ちょ、おま!! なんて声出すの!?
直ぐに出て行くつもりだったから俺は鍵を掛け無かった。――つか、そんな余裕なかったし――
場所柄的に排泄の音が外に聞こえない程度の多少の防音はされているだろうが、彼女の
この悲鳴が聞こえたら誰かが入ってくるかもしれない。そしたら俺、非常にまずいんじゃないか?
彼女の太ももを持ったまま焦りまくる俺。
正直、なんでこうなったか分からない。トイレん中に女子高生と一緒だし、頭ん中真っ白だし
……あ? だけど彼女の悲鳴やんだ? 良かった、良かった…………しかし唇やわらけー……??
「ふぅ……んん…むん……ううう……」
気付くと俺は叫ぶ彼女の口を自分の口で塞いでいた。世間一般に言うところのキス……ですか?
叫ぶ事をやめた彼女は顔を左右に振って俺の唇から逃れようとしている。
……て言うか見ず知らずの男にキスなんかされたら別な意味で叫びそうなものだと思ったが、
彼女があんまり苦しそうなので、叫ばれる事を覚悟で俺は唇を離した。
「ぷぁ!! はぁ…はぁ…… あ、あぁっ!? 出る…出ちゃう……知らない男の人に
見られているのに……あぁっ!!」
彼女の『見られている』って言葉に俺の中で何かがずくんと反応した。そして普通の俺だったら
絶対気をつかって、顔を反らして見ないだろうと思う彼女の股間を凝視した。
「ふぁ…痛……痛いよぅ……見ないで……見ないでください!!」
薄い草むらの下、小さな尖りとふっくりとした割れ目、そこはその下の小さく薄茶に色づく
窄まりと同調して、ひくひくと淫らに蠢いていた。
俺に排泄を見られたくないという思いと早く排泄してしまいたいという葛藤があるんだろう、
彼女の切羽詰まった言葉とは裏腹になかなか排便は行われなかった。
「手、放してくれるかな?」
「あ…私? はぁ、はぁ……」
汗ばむ彼女の手で握り締められていたスーツの袖は既にしわしわだ。彼女は俺の袖から
離した手で便座の脇にある左右の手すりを掴む。俺は未だに持っていた彼女の脚をその
手すりに預け扉の方へ歩き始めた。
「あっ! 開けないで、見えちゃう……」
「ん? 分かってるよ。外を誰かが通ってたら丸見えだもんね。この時間だしサラリーマンとか
いっぱい歩いてるだろうし」
もとより開けて外に出る気なんてもうなかった。俺は扉に鍵を掛けた。カチャリという音が、
何か運命の歯車みたいなものを動かしたように感じた。
その様子を見ていただろうに、彼女の顔に安堵の色が浮かぶ。知らない男と密室で
二人だけになるにはとても危険な状況だってことに気づいてもいない。
彼女の緊張が緩んだのは、その肛門からも分かった。黒い便塊が顔をのぞかせ始めたのだ。
彼女の腹の音から下痢を想像していたが、彼女の肛門の襞をいっぱいに伸ばして出てきた物は、
ぽちゃんぽちゃんという音を立てて便器の中に落ちて行った。
「ずいぶんと硬いうんちだね?」
「…………べ…便秘……だったので」
この状況を全然理解してないのか、切羽詰まって諦めたのか律儀に応えるのが可笑しい。
「何日ぐらい?」
「じゅう……ににち……?」
「12日!?」
マジでそんなに溜められる物なのかと俺は驚いた。だが、彼女の言う事は本当らしくコロコロの
便塊が出切ると、次に団子くらいの粘土をいくつも丸い筒に入れてぎゅっとくっつけたような
太い便がにゅるにゅると顔を出した。
「はぁ、あぁ……」
「すごい…太いね」
「嫌、そんな……あぁ……」
それにしても、涙目で顔を真っ赤にしながら女の子が排便する姿がこんなにソソルとは正直俺も
思ってもみなかった。それどころか、湯気を立てるその便を触ってみたい気さえしてくる。
俺ってこんな趣味があったのかと愕然とする一方で、どこかで軌道修正しなければと思い、また、
こんな機会は二度とないだろうとも思った。
そんな風に俺が悩んでいる間にも彼女の便は繋ぎ目の無いつるりとした便に変わり、すでに
先の方は便器に付いていたが40cm越えのあたりで柔らかくなったのも相俟って自重で切れて
ぼとりと便器に落ちた。
それを見た俺はある事に気付いた。その湯気を立てるウンコに滴る粘り気のある液体に……。
「ウンチするのってそんなに気持ちいいんだ」
「……え?」
「君のアソコすごい濡れてる」
「……や、変な事…言わないでください……」
「それともアレかな? 見られながらウンコするのが興奮するのかな?」
「そんなこと!!」
彼女の顔がますます赤くなる。そんな遣り取りの間にも便器の中には柔らかさを増す便が
次々と降り積もって行く。
「そんなことない?」
頷く彼女に笑いかけながら俺は問う。
「じゃあ、どうして手すりから脚を下ろして俺に見えないようにしないの?」
顔色を変えた彼女が、脚を降ろそうとするより早く俺は彼女の膝を抑えてしまう。
「や、放してっ!! 放してください」
彼女が強く声を発したと同時に、ブピッ、ギュル、グジュという女子高生には耐えがたいだろう
音が彼女の尻穴からして、彼女の目から涙がどっと溢れる。
「お願い……」
ボトボトボト、ぐじゅぐじゅぐじゅ、ビチビチビチ……。
「……で? ウンコするのと見られるのどっちが気持ちいいの」
「…………うっ…く……ど……どっちも……です……」
「ふふっ、呆れた変態お嬢さんだ」
「そ、そんな事……言わないでください……こんなの変、私、こんなんじゃなかった……うぅ……」
泣きじゃくる彼女を見ながら、俺もこんな人間じゃなかったのになと思ったが、もう後戻りは
できなかった。彼女の方もそうだったようでタガが外れたように声を出し始めた。
「んぁ……ウンチが出るの…気持ちいい……こんな……あぁっ」
ビチャッ!! という音でほとんど水に近い汚泥が吹き出し、そのあまり多くない量から終りは
近いと思われた。
「いや、もう……終わっちゃう……もっと出て欲しいのに……」
「もっとか……」
俺は躊躇わなかった。ほんの少し前までだったら絶対にしなかったと断言できる行動だが、
俺は自分の人差し指をウンコで汚れている彼女の肛門に突き立てた。
「あぁっ!?」
泥のようにぬめるウンコを指に絡めて女の子の肛門に指を出し入れしてる俺。
「気持ちいい?」
「……は……はい……気もち…いい……です」
あんな太いウンコが出せるんだから大丈夫だろうと、俺は中指も挿し入れて彼女の中を掻き回す。
「あ、あ、あん……それ……ダメェ……はぁん……」
仰け反る彼女の胸が突き出され、たまらなくなった俺は、空いている方の手で彼女のブラウスを
捲り、現れたブラに親指を入れて引き上ると、まだ硬さの残る白い胸がぷるりとこぼれおちた。
未熟で小さな乳首に舌を這わすとそれでも一人前に起ってくるからたまらない。右胸を
口を使って愛撫しながら左胸は指先でつまんだり転がしたりする。
アナルの方は2本の指を開いたり閉じたりさせながら抽挿を続けた。彼女はもう、その刺激に
夢中で、不自由な体勢なのに腰をくねらせながらよがり続ける。
「あん……あぁ、あぁん……もう……ダメ……私……ふっ…あぁぁぁん」
俺の指をアナルできゅきゅっと絞めつけ、がくがくと脚を震わせた様子からすると、彼女は
軽くイッてしまったようだった。
収まりの付かないのは俺の方だ。蕩けた顔で茫然としている彼女の耳に囁く。
「あのさ、もっと気持ちいいことしようか?」
一か八かだったが彼女は頷いた。
いつまでもここを占拠している訳にはいかない。彼女の気が変わらぬうちにと急いで支度を
するためにトイレを流したが……流れない。あと数センチというところで溢れる事は無かったが、
それでも……流れない。
とりあえず彼女に身支度をするように促し、俺が掃除用具の置いてあるロッカーを物色していると、
ラッキーなことに背後でゴゴゴとトイレの流れる音がした。振り返るとぱあっと輝くような笑顔を
した彼女と目があった。今まで余裕が無くてちゃんと見なかったが、こうしてみると彼女は相当な
美少女の部類に入ると思う。そんな娘と……と思うとゴクリと喉が鳴った。
身支度の済んだ彼女が、とても汚れてるとは思えない便器をトイレペーパーで拭いているのを
見ながら俺は会社に欠勤の連絡を入れた。この時期、関節が痛くて熱があると言えば、
新型インフルエンザの関係で結構簡単に休めた。まさかこんな事でそれを悪用することになるとは
思わなかったけど……。
「君は連絡しなくていいの?」
「自由登校ですから」
なるほど、高3はそういう時期かとなんとなくノスタルジーを感じつつも、彼女の制服が
目立たないように、暖かい今日では多少の違和感はあるだろうが、彼女がバッグに入れてきたという
コートを着るように言った。
コートを着て制服が隠れれば一応OLに見えない事も無い。俺はトイレのドアをほんの少し開けて
周りを窺うと誰もいない事を確認して外に出る。彼女も後に続いて出てきて、とても自然な感じで
細くやわらかな指を絡めて俺の手を握った。
俺は少し驚いたが握り返すと彼女がほっとした顔をしたので、ジンとした物が胸に込み上げた。
そうして俺は彼女の手を引いて駅裏のラブホテルに入った。本来ならもう少し遠くがいいんだろうが、
噂じゃここの5階の部屋にはアナル用のグッズが充実してるって話だったからここを選んだ。
そんな噂が記憶に残ってるなんてやっぱり俺は無意識にもそっちの趣味があったのかと思う。
部屋に入ると直ぐに彼女を後ろから抱き締めて服を脱がす。張りのある肌に指を滑らせれば
「あん」と小さな声が上がる。感度は相当良さそう。
いったん彼女を開放し、シャワーを浴びるように言って自販機で売ってるグッズを確認する。
ローターにアナルバイブと浣腸器を購入して、浣腸器だけを持って浴室に行くと、そこで何かを
するとは思ってなかったのか彼女が驚いた顔をした。
「もっと、すっきりウンコ出したいでしょ? 浣腸してあげるからお尻をこっちに向けて」
「か……浣腸ですか……」
不安そうな表情をしていた彼女も、入れては排泄しを1回、2回と繰り返していくと回を
追うごとに(俺がコツを掴んだのもあって)その快感の虜になって行った。
5回目になると出てくる物も流石にただの水だったし、何よりも彼女のアナルがすっかり
緩みきってダダ漏れの状態になってしまった。
「だらしない尻穴になったなぁ……こんな穴でこれからどうすんの?」
「あぁ、どうしよう……怖いのに……もっと……」
「もっと? ……してほしいんだ?」
上気した顔でコクコクと頷く彼女をベッドへ連れて行き、四つん這いにさせてそのアナルを
舐めまわす。
「ひゃっ? や、そんなとこ、汚いのにぃ……あぁ」
「気もちいいんでしょ? でも中の方がもっと気持ちいいよね?」
緩みきった彼女のアナルに舌を挿し込むとかなりの深さまでずぶずぶと抵抗なく入ってしまう。
そうして舌の出し入れをしながら少しずつ中の粘膜を掻き出して、最後に彼女に悲鳴を上げさせ
ながら全体をちゅうっと吸い上げるとふっくりとした赤い粘膜が捲れあがり、なんとも妖しい様に
なった。
鏡に映して彼女に見せると、彼女は茫然とそれを見詰めて「私のお尻……こんなになっちゃって……
どうしよう」と言ったが、その表情はとてもうっとりとしたものだった。
それから、彼女は男性経験が無いということなので、膣には細いスティックタイプのローターを
入れてアナルには勿論アナルバイブ。乳首とクリトリスにもローターを付けて初心者にはかなり
しんどい責めをしてみる。
「あ、あひぃっ!! ……すご……すごいですぅ……あぁ、もうダメェ、ダメなのぉ……やぁあん」
案の定、彼女はすぐに涎を垂らして腰をくねらせ、髪を振り乱してイキまくった。その姿には
お嬢様然とした知的な美少女のイメージはどこにもない。
「もっと太くて硬いのあげようね」
俺はイキまくってぐったりしている彼女のアナルからバイブを抜き取るとペニスをあてがって
ずぶずぶと挿し入れた。
「ひぁっ!? ふ、太いぃ……ダメ、ダメです、入んないですぅ……」
「大丈夫、あんなぶっといウンコするケツ穴なんだから力を抜けば余裕でしょ?」
「あぁあ、そんなぁ……あぁ、熱いよぅ……お尻燃えちゃう……あぁん」
「ほぉら、ね。ずんずんずんずん呑み込まれて行くよ。君ん中熱くて、とても柔らかくて
すげー気持ちいいよ」
「や、やだぁ……いっぱい、いっぱい入ってくるぅ……私……お尻でエッチしちゃってるのぉ?」
アナルなんて膣性交のオマケみたいな物とバカにしていたが、挿入れてビックリ! 新感覚!!
入口の締め付けもいい感じだし、中は粘膜が熱くやわやわとペニスに絡んできて腰の上の方が
なんかぞわぞわしてしまう。
慣れてない彼女の事を考えてゆっくりと思っていたのに、彼女の中があんまり良過ぎて、腰を
振りだしたらもうどうにも止まらなくて、気付くと俺は下っ腹を彼女の尻に激しく打ち付けていた。
彼女はと言えば、髪の毛を振り乱してケモノみたいな凄い声で喘ぎまくって、キスをしても……
つか舌を彼女の口の中に入れたら、赤ん坊みたいにちゅうちゅう吸ってきて、唾液まで啜り
あげられてマイッタつかなんつうか……。
5回ほど彼女のアナルに射精させてもらって満足した俺が眠気と戦いながら横になっていると
彼女がごそごそと起きだしたので「どうしたの?」と訊くと小さな声で「トイレ」と言った。
こんだけのことをしてもまだ恥ずかしいのかと笑いがこみ上げたが、俺はふと浮かんだ悪戯を
実行することにした。その前にと大の方か小の方か確認をするとオシッコだと言う。俺は自販機から
カテーテルを買って彼女に脚を開かせた。
「何……するんですか……?」
「ん? まぁ見てて」
そう言うと俺は付属のアルコール綿と医療用ゼリーで準備を終えたカテーテルを彼女の尿道に
挿し入れた。
「や、ダメです。オシッコ出ちゃう……あぁ、やめて下さい……本当に」
当然そんなのは無視でするっするっとチューブを入れて行くと、突然黄色の液体がチューブの中を
走った。俺は慌ててチューブの反対側を口に咥えた。
「な、何をっ!?」
「君のなら飲んでみたいと思って」
彼女はドン引きするかと思ったが、恥ずかしそうな顔はしたものの意外にもそれほど嫌がっては
いないようだった。
俺の口内に注がれる黄色い液体は、彼女の排泄する意思という後ろ盾が無いせいか、ちょろちょろと
しか出てこず、仕方が無いので俺は勢いよく吸うことにした。
「ひゃん!? あぁん、やだ、やだ……こんなの……やぁん」
結構感じてるようなので、気を良くした俺は吸ったり吐いたりもして、また彼女をイカせて
それから一気に完飲させていただいた。ごちそうさまでした。
帰り支度をしている彼女を見ながら、思ってもみなかった事で自分の妙な性癖に気付いた一日に
なったなぁなどとぼんやり俺が思っていると、彼女が俺の真ん前に来てペコリとお辞儀をした。
「今日は、本当に色々とありがとうございました」
それはこっちのセリフだよと言って笑って、ひとつだけお願いをしてみた。
――きちんと制服を着た彼女が後ろを向いてスカートを捲くりあげる。そこには若々しい双臀が
あってその谷間にはふっくらとした赤い花が白濁の蜜をこぼして妖しく咲いていた。
清楚を絵に描いたような彼女のアナルがこんな淫らな花を咲かせているなんて誰が思うだろうか?
そうしたのは俺なんだけど……。