男はいよいよ鼻息を荒くし、ついに少女のショーツに手をかける。
ゴムを引っ張りながら少女の尻たぶにそって引き下げていく。
少女の若草が露わになりはじめた。
茂みは思ったよりも濃く、ちぢれた毛が絡み合っている。
髪とは違って手入れが十分でないようだ。
だが、その自然さがかえって男の心をくすぐった。
髪も、整った顔立ちも、どこか人形のように遠く思えた少女が、
やはり同じ生き物であると思えるようになった。
男は少女の脚から抜き取ったショーツを眺める。
ショーツには少しの汚れが見えた。尿道と蕾に当たる部分だ。
前の方はおりものというやつだろう、後ろは…排泄物か。
男は大きく息を吐き出した。
汚いとは思わなかった。
むしろ、ますます同じ生き物だという安心感…親しみが沸いてくる。
その時だった。
ぐるるる…ぐるる…おお……。
低い唸り声のような物が少女の腹から発せられた。
「ん…んん……」
少女の声もする。今の今まで死んだように動かなかったのが、
眉を顰めて起き出そうとしている。
男は何か声を上げて立ち上がった。安心感などと言っている場合ではない。
彼は駆け出し、箪笥の中から長く丈夫そうな紐を取り出した。
引越しの荷物を梱包する際に使ったものだ。
男はぐったりしている少女の身を起こし、両の手首を後ろに回させて縛り上げた。
そしてその紐先をハンガー掛けに回して硬く結わえ付ける。
男の頭より少し高いハンガー掛けに吊るされ、少女は直立がやっとの状態にさせられた。
※
「ん……う、ん……?」
少女が目を覚ました時、その身体は後ろ手に吊り下げられていた。
脚の指はなんとか床に届いているが、肩がやや痛む。
身体を這い上がる寒気にぶるりと身震いした少女は、その身に纏っていた服が取り去られている事に気がついた。
脱がし忘れたのかハイソックスだけは残されているが、それが逆に落ち着かない。
場所はアパートの一室のようだが、硫黄のような臭いが漂っていて快適とは言い難かった。
「…やあ、おはよう」
不意に上ずった声が掛けられる。
少女が視線を前に向けると、そこには少女の生徒手帳を手にした男が立っていた。
痩せぎすで顎が尖り、冴えない印象を与える男だった。
「香耶(カヤ)ちゃん、っていうのか。可愛い名前だね」
男は手帳に目をやりながら告げる。香耶と呼ばれた少女は不審そうに目を細めた。
しかし、男の次の言葉でその目を見開く。
「便秘、何日目なの?」
男は手帳から一枚の写真を取り出してひらつかせる。
それは水着姿の香耶が、恋人と思しき今風の男性と海をバックに映っている写真だ。
ストライプの水着に包まれた身体はほっそりとして美しく、腰にははっきりと括れがある。
むしろうっすらと肋骨や骨盤さえ窺えるという細さだ。
「普段はこんなにスタイルいいのに、随分お腹が膨らんでるね。
可愛いしセックスもしてるだろうから妊娠かとも考えたけど、
この家の前で倒れてた……っていうのは、大のほうでしょ」
男は笑みを浮かべながら言う。
男の家は裏路地に面しており、道を突き抜ければ大きな公衆トイレがある。
それは人気の無い場所にあるため、排便の音を聞かれたくない女生徒に密かに重宝されていた。
ただ不便な場所には違いないので、そこを使うのはよほど大きな音の出る場合……
下痢便か、便秘腹の少女となる。
「………!」
図星らしく、香耶は唇を噛んで男を睨み据えた。
「でもホントに凄い膨らみ方だね。2週間目ぐらいって見たけど、どう?」
男が香耶の下腹を撫でた瞬間、
「 触るなっ! 」
突然少女が叫んだ。男は仰天して手を引っ込める。
「何なの、こんな所に縛りつけて!?さっさと解いて!」
眉を吊り上げて吼えるようにまくし立てる。
目覚めたときは優しささえ感じる柔らかな瞳をしていたが、案外キツい性格のようだ。
だが、男はすぐに気を落ち着かせる。
何しろ相手は後ろ手に縛られているのだ、恐れる事はない、と。
「そのうち解いてあげるよ。でもさ、せっかくだからその前に、
カヤちゃんが2週間分のうんちするところ見せてよ」
男は言った。香耶が目を見開く。
「若い女の子がそこのトイレへ駆け込むのを見て、いつも妄想してたんだ。
君は今まで来た中でも特別可愛いしさ」
男は拘束している優位からか、気の緩みきった顔で香耶の乳房に手をかけた。
力を込めると白い乳房が形を変える。
「柔らかいな。本当に胸って脂肪の塊なんだ」
ふっくらとした乳房を掴みながら男が悦に入る。
だが次の瞬間、香耶の左足が壁を蹴りつけ、同時にスピードの乗った右膝が男の胸に突き刺さっていた。
「ごぅえええっ!!!」
男の身体は後ろに跳ね飛ばされ、その場に崩れ落ちる。
鳩尾が喰われたように痛み、背中にまで不透明な痛みが駆け巡った。
「おええ、ふぐええっ!!!」
男は情けなく身悶える。並みの威力ではない、スポーツか何かで鍛えられた脚力だ。
「腹痛ってもんが思い出せた?私も苦しいの、早くこんな紐ほどいてよ!」
女が叫ぶ。
「……暴れるなぁ」
男はしばし胸を押さえた後、緩慢な動作で立ち上がった。
そして箪笥からもう一本紐を取り出すと、再び香耶に近づく。
香耶は再び右足を振り上げるが、来ると解っている男にはもう通じない。
逆にその脚を掴み上げられ、大きく開脚させる形で箪笥に結わえ付けられる。
「は、離せ!!」
香耶は必死に足を戻そうとするが、地震対策の施された箪笥はビクともしない。
そもそも右足を膝から吊り上げられ、左足は床につくのがやっと、という不安定さでは碌に力も込められないだろう。
「カヤも苦しいのか。そりゃ、その細いお腹に2週間もうんち溜め続けてりゃあそうだろうな。
じゃあ、これでスッキリ出させてやるよ」
男は先刻より数段トーンの低い声で言うと、手に瓶を持って香耶の鼻を摘んだ。
「ふむっ!」
香耶が息を詰まらせながら瓶を凝視する。
「下剤だよ。すっごい強烈な奴、らしいぜ」
男が瓶を傾けて言う。透明な液が硬く閉じた香耶の唇を濡らした。
「そんな抵抗、いつまでももたないって。ただの腹下しなんだからさ」
鼻を摘みながら男が笑う。
目に薄っすらと涙を浮かべながら睨み返す香耶だが、数分後。
「くはっ!は、はっ、はあっ!!」
ついに酸素を求めて大きく口を開けてしまう。
「さぁ、お待たせ」
男は一気に瓶の中身を香耶の喉仏へと流し込んだ。
「げごろっ!こお゛うぇっ!!!」
少女はうがいをするように泡立たせながら下剤を飲み干していく。
その綺麗な瞳は大きく見開かれたまま、男の嬉々とした表情を映しこんでいた。
「下剤が効くまで少しかかるな。それまで身体を見せて貰おうか」
男はそう言って香耶の足元に膝をついた。
そのすぐ鼻先には少女の恥じらいの部分がある。
「み…見ないで!変態ッ!!」
香耶が甲高い声で叫んだ。
だが後ろ手に縛られ、片足まで吊られた香耶には拒みようがない。
男はそれを嘲笑うように秘部を覗き込む。
指がしゃり、と若草を撫でた。
「なあ、あの写真の男、彼氏だろ」
男が問うた。香耶は冷たく見下ろす。
「元、ね。…それが何?」
「こう生い茂らせてちゃ、恋人もびっくりだろうぜ。
こんな事もあるんだし、手入れは欠かさないようにしないと」
男は笑いながら陰毛を持ち上げ、次に大きく匂いを嗅いだ。
香耶が耳まで赤くする。
「ふうん、肉臭いな。でも嫌な匂いじゃない、なんかエロい」
男は何度も鼻をひくつかせて恥辱を与えた後、茂みに隠れた小さな陰核を探り当てた。
「これがクリトリス?豆みたいって聞いたけど、これじゃ米粒だな」
そう言いながら舌を這わせる。香耶の腰が仰け反った。
ぐるる、と腹が鳴る。
「気持ちいいんだ?」
「…別に」
香耶はつまらなそうに顔を背ける。その額には薄っすらと汗が滲み始めていた。
「せっかくだ、中も触ってみるか」
男は指に唾液をまぶし、ぴちりと閉じた香耶の陰唇に宛がう。
捻じ込むように差し入れると、指が暖かい襞にきつく締め上げられた。
「お、きついな。腸がぎちぎちだからかな。」
粘土に潜り込ませる様に指を奥へ進める。
「い、痛いよっ!」
香耶が呻くと同時に、指に触れる腸内が激しく蠕動しはじめた。
男は蠕動が面白く、さらに指を蠢かす。その時。
ぐるるうううう
香耶の白い腹部で異常な低音が響いた。
効いて来たな、と男がほくそ笑む。
「ト……トイ……れ……」
横を向いた香耶が視線だけを男に向け、小さく囁いた。
「なんだ?」
男はわざとらしく聞き返す。
「トイレに……い、行かせて……」
「したけりゃ、適当にしろよ」
男は傍にあったゴミ箱にビニール袋を被せ、少女の脚の間に置く。
「いやあっ!!ト、トイレよ、トイレだってばっ!!」
「だから、それがトイレだよ」
「お願い、冗談言ってる場合じゃないの、本当にお腹がおかしいのよ!!
ねぇ、これ聞いてくれたら私なんだってするわ、あそこ舐めてもいいし、
そうだ、あんた童貞でしょ!?セックス、させたげるわ。
恋人にするみたいに心込めてしてあげる、ね、ね、お願いよぅ!」
男は、香耶が軽はずみでそう言っているのではなく、本当に追い詰められている事が解っていた。
顔が真っ赤で息が荒く、幾筋も汗が伝っては顎から滴っているからだ。
だが、男は可笑しそうに笑うだけだった。
「有難う。じゃあ俺は、恋人みたいにお前の排泄を見届けてやるよ」
香耶が絶望したように目を見開く。
「う、く狂ってる……あ、あんた、頭がお、っかしい、わよ……っ」
吐き気を堪えるように言いながら、観念したように下を向いた。
その顔から何滴かの光る粒が零れる。
「ふん……っく……っ!!!」
後ろ手に縛られた香耶の手が紐を掴み、吊られた右足が箪笥に張り付く。
排泄の為に本気で力を込めようとしている姿勢だ。
「く、くっ…!!」
腹の鳴動が荒れ狂うほどになり、香耶が奥歯を噛み締める。
ばすんっ!!
破裂音が部屋に響いた。とととと、とゴミ箱の底へ液が滴る音がする。
しかし。
「うううう!う、ぐうううーーーーっ!!!!」
香耶は一層激しく歯を食いしばり、整った顔に皺を寄せてなお息んでいた。
びすっ!!
もう一度屈辱的な放屁の音がし、汚物の匂いが微かに漂う。
香耶の白い左脚を薄黄色い汚液が伝い落ちる。
それでも。
「……出ないんだろ」
男が声をかけると、香耶は汗まみれの顔を上げた。
「長い事便秘だったみたいだしな。最初からある奴が水分吸って石みたいになってる。違うか?」
香耶は息も絶え絶えという様子で、それでも男を睨み据える。
男は肩を竦めた。
「自分で出すのは無理だと思うぜ。仮に出ても肛門が裂けるだろうな。
ただ、お願いするなら俺が取り出してやらんこともない。
『私のお尻の穴をほじくり回して、うんち取り出してください』ってな」
「……はっ……はぁっ……ば、っかじゃないの。そんな事、私が言うと……おもう…わけ」
「さぁな。俺としては肛門裂けるのは勘弁だから言って欲しい。
でも言わない限りその拘束は解かないし、取り出してもやらない。
まぁ、ゆっくり決めなよ」
男はそう言って、ひくついている香耶の秘唇に顔を近づけた。
※
何分が経っただろうか。
香耶は天を仰いだまま、ある時は酸素を求めて喘ぎ、ある時は歯を噛み締めていた。
澄んだ瞳もそれに合わせて見開いてはきつく閉じられる。
時折追い払うように首を振るのは、排泄欲に炙られてか、それとも局所に蛸のように纏いつく男を嫌ってか。
男は鳴動する腹に額を押しつけ、飽くことなく陰核を舐めしゃぶっていた。
ふと男が顔を離す。陰核の様子が露わになる。
舌でさんざんに舐り尽くされ、そこは唾液に塗れながら細長く屹立していた。
包皮は完全に剥けきり、亀頭はよほどに気持ちよかったのだろう、空気に晒されながら微かに痙攣さえ続けている。
「カヤってやらしいんだな。こんなに濡れてるのも、アレを我慢してるからだろ?」
男は少女の腰を抱えるようにしていた。
舌で美少女の分泌する蜜を味わいながら、暖かい腰に手を回し、それが震えるのを愉しみつつ、
指先は尻肉を掻き分けて蕾を嬲っていた。
中指のほんの先端で蕾を弄くることを左右交互で行う。
中途半端な刺激で少女の括約筋は戦慄き、ぶりぶりと品のない音を立てながら放屁と駅弁を噴き零す。
しかし奔流を開放するには遠く及ばない。
男はそんな香耶のだらしなく乱れた様を見ながら、とうとう滾る性欲を抑えきれなくなっていた。
「カヤ、お前もそろそろ、もっと気持ちよくなりたいだろ」
汗の籠もったトランクスを脱ぎさり、上を向くほどにいきり立った逸物を握った。
すでに先端は先走りの液で濡れている。
香耶が悲鳴を上げた。
「ま、まさか…い、いや!こんな状態なのに、そんなの入らない!やめてぇっ!!!」
だがその悲鳴さえ、今の男には歓喜の声にしか聞こえない。
男は愛液で濡れた香耶の股を割り、秘唇に逸物の先を宛がう。
そのまま力を込めると、灼熱の棒は十分に熟れた膣内へずるりと飲み込まれる。
「きつ、い…!」
香耶が呻いたその言葉は、そのまま男も感じた事だった。
暖かい膣に膨れた逸物がすり潰されるようだ。
そして柔らかい襞は、肛門の蠢きに合わせて千の蚯蚓のように亀頭すべてを包み込む。
「き、気持ちいい……!」
男は思わずそう漏らしていた。
歯を食いしばる香耶の身体を抱きながら、そのうなじに顔を埋める。
シャンプーのいい香りが鼻腔を満たす。
「きつ、く、苦しい…!お、おなか、もうだめ……!!」
香耶が叫ぶ。
「じゃああれを言うんだ、カヤ」
男はその耳元に囁く。その声が届いたであろう、次の瞬間。
ぐずっ、と泣き声がした。見れば香耶の顔は、涙と鼻水で見るも無残に変わっていた。
しかし男には、それが今までで一番愛らしく思えるのだった。
「っく、ひっく、わ、わた、しの……」
泣き声のような囁きが男の耳に入る。
床についていたカヤの左脚が、男に抱きつくように回される。
「わたしの、お、お尻の穴を、ほじくり…回して、うんち…取り出してください、
お願いします!!」
男はその香耶の頬の涙を舐め取った。
「よく言った、いい子だ」
そして香耶の華奢な身体を抱えながら、指先を慎ましい窄まりへと宛がい、沈める。
そのまま指を奥へとねじり込むと、耳元の香耶の口から、甘えたような、恐れる様な鳴き声が漏れた。
そして男の指は、ついに香耶の直腸を塞いでいた異物を先に捕らえる。
ずるりと抜き出した、瞬間。
ダムが決壊したような音を立て、少女の尻穴から茶色い汚液が迸る。
とてもゴミ箱に収まる勢いではなく、少女の脚を伝い、門渡りを流れてあたり一面を染め上げた。
「ご、ごめん、溢れて、ご、ごめんなさい!!」
少女が震える声で謝罪する。男は返答代わりにさらに深く逸物を突き入れた。うう、と少女が呻く。
液体の次は、彼女の腸内で蕩けた汚物が流れ出した。
形容しがたい破裂音と放屁を交えながら、ぼちゃんぼちゃんと汚液の海に飛沫をあげる。
「ぐう、い、いくぞ!!」
その動きに亀頭を扱きあげられ、男はたまらずに叫んだ。
香耶も今までで一番の力で締め上げる。
男の逸物はびくんびくんと数度脈打つと、少女の柔らかい身体の奥へ精をぶちまけた。
※
「さぁカヤ、今日で何日目の我慢だ?」
「し、知らないよ。あんたが数えててくれるんじゃなかったの?」
「カヤがこっそり出したりしてなきゃ、今日で記録更新の18日目だな」
「出してないよぉ」
「本当に?」
「ほ、本当だって、お腹見ればわかるでしょ。あー、吐き気がする……」
女は溜息をつきながら腹をさすった。
「まさか妊娠じゃないだろうな」
「かもしれないね。もしそうなら、こんな汚くて臭いアパートからは移らないとダメだねぇ」
「こんな汚くて臭いアパートだから、出来ることもあるだろ?」
男が女の腹に手を当てる。
「うん、この品のなさはカヤの便だ」
女が男を蹴り飛ばした。
それは男と女、紆余曲折あって、暫く経ったある日の一幕……。
終
410 :
もしもし:2009/10/07(水) 00:54:25 ID:pRr4xPJP
GJ!
ものすごい文章こなれてるな
出してるシーン自体は短いけどそこに至るまでの描写が緻密でいいね
いいですな。
うん、文章上手いですね。
反抗的な女の子の話はここではレアですね。面白かったです。
参加する気は無かったんだけど、刺激を受けて自分も一気に書いてしまったよ。
後日投下します。
このスレで貴方に会えるとは思わなかった
次は悠里vs下痢でお願いします
作者の素性に関わる書き込みは、控えた方がいいらしいです。
416 :
413:2009/10/10(土) 00:27:26 ID:5XtbGxhp
>>398のネタを借りて投下します。4レス消費・エロなし
「得体のしれない」程度が甚だしいことになった
現実と妄想の区別のつく人が読んでください
ある研究施設の一角、地下深くの薄暗い一室に彼女は居た。
天井から鎖が下ろされ、他端には鉄の腕輪が装着されている。
拘束された細い手首は痛々しく擦り切れそうな痣が、その部分の皮膚は変色して黄疸のような色を為している。
更に目線を下ろすとうなだれた頭、未だ芯の残る乳房、細い体の線で異質さを放つのはその腹だ。
一見、近く出産を控えた妊婦のようにも思える。しかしその実は新しい命という希望が宿っているわけでもなく、膨れ上がった大腸によるものだった。
「さて、本日の採寸を始めるとしようか。」
毎日きっかり時間通りに彼は現れる。そして毎度決まった作業とその記録を行う。
巻き尺を手に取ると、彼は吊された少女に歩み寄る。印を付けられた腹周りに正確に目盛りを合わせ、数値を手元のノートへと書き留める。
その中を覗くと神経質な筆跡が縦に並んでいる。95.4 、95.2、92.8、88.8、81.……
「ふむ、数値は定常化してきたようだな。やはり体積の増加の点ではこの程度の期間が限度か。」
その履歴から窺い知るところ、この奇妙な記録はどうやら二週間以上続いているらしい。
「そろそろ検体の採取もせねばならんだろうな。」
男が言うと少女の体はぴくりと反応する。
「あ…また…アレするの…」
力なく持ち上げた顔は端正なものだった。
その目は既に光を失っているが、それが逆に無機質な人形のような造形美を醸していて、長い間太陽を浴びないで居るために不健全なほど青白くなった肌の色も、そういった印象を強めている。
黒い瞳や睫と対照的に頭髪は白く色素が抜けているが、それが生来の色なのかこの生活から来る心労によるものなのかは分からない。
「腹囲の増加は40センチが今のお前の限界なのかもしれんな。更なる体積膨張化の手段を思案するのも私の研究課題の一つとなろう。」
察しの通り、この研究者の実験はこれが初ではない。
これまでに幾度も試行錯誤を重ね、集めたデータが彼の研究ノートに納められている。その概要を見てみよう。
彼の活動はある周期を保っている。
実験台の人体的な機能改善の期間、様々な試薬や器具の開発・作成期間、現在のように観察と記録をしてその分析を行う期間、そして最後に検体の採取と保管を行い、また同じことを最初から繰り返すのだ。
具体的な内容は以下の通りである。
まず人体の改善措置では消化器の強化や、検体の採取に耐えうるだけの拡張が主に行われる。
拡張は回を増すごとに排出時に求められる出口のサイズも増すために、必要不可欠なのだ。
肛門だけではなく通り道である直腸までも拡張が必要なため、彼は相応の器具の開発にも努めている。
また試薬というのは主に実験体の食糧に当たるものと、排便機能の減退に関わるもの、更に下剤である。
食糧については当初は食物での摂取を行っていたが、実験体が拒否するようになったために採られた措置であった。
しかしこの分野にも研究意義を見出したため、排泄物の体積増加やガス生成のための改良が重ねられている彼の新境地である。
排便機能の減退試薬は、観察期間中に実験体が生理作用で起こす排泄を防ぐためのものであり、彼の研究の要でもある。
これらによって排泄物は失われることなく全量が実験体の体内へと滞積される。
この投薬期間中に起こる身体的変化を記録していくことで、彼は次の課題を模索し研究の更なる発展を目指しているのだ。
これらの期間を経て、実験体内に蓄積された排泄物は遂に採取される。男の苦労と努力が報われる瞬間である。
実験体には排泄機能減退の処置を行っているため、下剤を用いた後に彼自身の手によって採取が行われる。
仮に減退処理を行っていないにしても、このように人為的に作られた固くて巨大な排泄物を、自力で排泄出来る人間などいないだろう。
最終的に採取された検体は成分分析や各種計量などを行い、サンプルとして保管される。
説明が長くなったが、彼の研究活動は概ねそういった内容だ。
「さぁ、そういう訳だ。今日は大便製造剤の代わりにこの下剤を飲むんだ。」
彼は棚から褐色瓶を取り出した。研究に研究を重ねて作られた物で、排泄物の硬度はそのままに、大量の腸液を分泌させると共に排泄器官の蠕動を即時強力に促す作用を持つ秘薬だ。
彼女が口に含む物は皆、好みの味に仕上げてある。また、下剤には依存性物質も含ませている為、心理的抵抗が著しい時であっても、数日も置けば肉体的欲求によって自ずから求めるようになる。
「あう…ソレ……」
少女はだらしなく舌を出しておびたたしい量の唾液を分泌する。もはやこうなればパブロフの犬である。
『じゅる……じゅるるっ…ぺちゃ……』
匙で差し出された蜂蜜のようなシロップ状の液体を、貪るように啜る。
「ああ…おいしい…はぁはぁ」
「いかんな。そんなに勢いよく舐めると、また効き目が過ぎることになる」
「はぁはぁはぁ…もっと…」
『んじゅるるっ!』
規定の200ml超を飲み下したところで、少女の肉体は薬の効果を示し始めた。
『ぷしゅ〜』
まずは空気の抜ける音。この下剤は初期段階として腸内のガスを排出させる作用をする。
『ブボォッ!ブビュ!』
穏やかだったそれは次第に破裂音へと変わる。この段階になると男が腹を圧し、尻たぶを広げてガスの排出を手伝ってやる。
「あああ…オナラが…」
「ここまで来てもまだ羞恥心は保っているようだな」
普段色のない肌に赤みが差し、所在なさげに俯くのを顎に指を宛てて持ち上げる。
これは研究者としてではない男自身の趣味によるところだが、羞恥心を失わせないマインドコントロールを施しているのだ。
彼女が元々持っていた性質をベースにしているが、失った他の感情に代えて唯一残してやった羞恥心を更に増幅させている。
しかし少女にはそのことを伝えていない。
「すごい音だな。ここが地下であることに感謝しなければ」
「あう…やだ…聞かないで……」
蚊の鳴くような声で言う。
「こんなに大きい放屁音だ、耳を塞いだって無理だろう」
「そんな…こと……」
それは本当に凄まじい騒音だった。原因の一つとして室内の壁がわざと音の響く構造になっているのだが、勿論そんなことは彼女の知るところではない。
「どうだ、臭いも強烈だな。大便製造剤にはスカンクの屁から採取した香料を使っているからな」
少女は涙ながらにかぶりを振るう。投薬により無理矢理そんな臭いを付けられて辱められている現実。
「いや、そうは言ってもこの信じられないような臭いが、お前のような若い女の屁であるはずはないな。私が確かめてやろう」
男は少女の後ろに回ると尻の真ん中のくぼみに自らの鼻を埋め、彼女の腰を押さえつける。
「いや…っ出ないで……!」
顔を赤くして屈辱の放屁を我慢する少女。しかしそれも長くは保たない。
『ビビビビビビ…!ぼぶぅ!ぶりりりりりりっ!』
「あああああっ!」
図らずも男の鼻孔めがけてガスを大噴射してしまう。
「ぐっ!おえっ!臭い!女の癖に何て屁をするんだお前は!それにケツの穴から汁が飛んだぞ!」
声を上げて泣き出す少女。腸液の分泌も始まっているのだ。彼女はこの後自分がどうなるのか、もう十分すぎるほど解っている。
「何だ?ケツの穴が上の口みたいに唾液をダラダラ垂らしている。ああそうか、下剤が効いて排便したくて堪らないのだろう。あんなに嬉しそうに飲んでいたものな」
少女はヒイヒイ言いながら、首を横に振って意味のない否定を示す。
「ううう……うぐぅ…フゥゥゥ」
迫り来る欲求に何とか抗おうとしている。こんな得体の知れない男の前で排泄をするなど、それを自分から請うなどと、幾度繰り返しても未だ受け入れられないのだ。
肩で息をしながら凝脂から脂汗を噴き出している。
「いつも言ってるではないか。お前が請えば排泄を許してやると。そんなに硬度のある巨大な物を、自分一人の力で体外に出せる筈が無いのはお前だって重々承知のことだろう?」
こうして心理的にじわじわ痛ぶるのも男の個人的な愉しみの一つである。
「あぁぁぁ!うぐぅ……がぁ!」
獣のような呻きを放つ。男は腹に両手をあてがい、尻に頬を埋めてか弱い少女の前後から圧力を加える。
『ミリミリミリ…!』
直腸が開く音に耳を澄ませる。
「うごぉ!うぐぅ!っがぁ!」
「どうだい。おねだりしたら許してあげるよ」
「はぁはぁはぁはぁ…」
彼女の美しい顔は今、これ以上無い苦痛に歪んでいる。顎から唾液と汗との混じった糸を垂らし白目を血走らせ、滝のような涙を流す。
どうせ排便してしまうなら男に屈服することなく、自分でそれを果たしたい。しかしいくら力を入れたところで、どうしても排泄できない。そのため鬱血して顔全体を真っ赤に腫らしている。
「はぁはぁはぁ…ふぅぅーふぅぅぅー……もう出させて……」
「聞こえないな。」
「ふぅぅぅー……うんちぃ…させてぇ……」
陥落の瞬間である。男はほくそ笑んだ。
「さて、私の研究にも進歩が見られればいいのだが…」
彼の言う進歩とは、排泄物の質量増加のことである。また、排泄に関する人体の身体的な進化も観察したいと思っていた。
「さぁどうかねぇ。お前自身の記録を塗り替えてくれるかね」
既に腸液でどろどろになった肛門に指先を差し入れる。
一本や二本ではない。五本の指を小さな窄まりに突き立てている。
『グチュ…』
「がっ!うあああっ!」
尋常でない分泌量の腸液に助けられ、男の指は進む。親指の間接が通る。そのまま手首までがあっという間に潜ってしまった。
「いやらしいケツの穴だ。私の手を丸ごと飲み込んでやがる」
直腸内で指をぐっと広げる。
「ひぃぃ、ひぃぃー!」
少女の喉が鳴いている。もう声も出ない。拡張期間中には毎日三度繰り返されたことだが、二週間のブランクは彼女にとって大きな痛手である。
「おやおや、岩みたいな大便が詰まっているな。さぞや辛かったろう」
男は言うと、それを掴む。
「ぐぅああ……っ!!!」
尻たぶを押さえながら力一杯引きずり出す。少女は大腸ごと掴み出されるような錯覚を覚える。
ずるり、ずるり。大腸を満たしていた形のまま、直径7センチ以上もあるガチガチに固まった大便が、肛門の粘膜を裏返して現れる。
「おお、これはすごい。いつ見ても壮絶な光景だが、今日のはまた格別だな」
少女のピンク色の肛門粘膜が焦げ茶色の極太の大便を吐き出している。このコントラストは何度見ても堪らない。男は無意識に舌なめずりをした。
指先が体外に出ると、肛門に刺さった黒い巨塔を両手を使って引っ張り出す。腸液の潤滑で面白いようにすんなりと抜け出て来るものだ。
少女はというと、極限の羞恥と痛みの段階を越え、滑り出る度に直腸壁を擦り付ける自らの排泄物に生理的快感を覚えていた。
それを男に悟られまいと、毎度苦心する。この刹那の快楽のために耐えられるほど、実験体としての苦難は易しいものではない。
しかしパンパンに張った腸の中身を全て出し切るこの瞬間、彼女が天にも昇る至福を感じるのもまた事実だった。
「うむ、まずまずのスペックだな」
金属製のトレイに採取したばかりの検体を並べ、男は研究者の顔へと戻る。時々独り言を呟きながら、何やら忙しなくノートに書き込んでいる。
製造期間 14日
最大直径 7.8センチ
平均水分 62%(末端部54%)
質量 1985グラム…
「しかし数値的にはまだ未熟児以下、か。いつか象の糞サイズの大便を排泄してほしいものだが」
言うと、紙の端に計算式を書き出す。
「これでは、最低でも二ヶ月の製造期間が必要だ。だが今の彼女の身体機能ではとてもじゃないが耐えられん」
彼は少女に目を遣る。次回の実験の結果を正確に知るため、腸内洗浄を施している。
拡張も兼ねており、直腸に挿すノズルは少女の肛門の許容範囲ぎりぎりの太さの物を使っている。9センチ径である。
「私の研究も、まだまだこれからだな」
男は深い溜息を吐いた。仕事終わりはいつもそうだ。
達成感と今後の課題への悩みが、彼の心中に渦巻くのであった。
完
421 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 15:07:22 ID:XqaeihAo
うおおおおお!!!!!
便秘モノがようやくキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
自分で出せない香耶タソ(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
オレなら簡単に取り出さず、指で弄って遊んじゃうけどな(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
両者ともGJだ!
便秘腹触って感じさせてえ!
GJ!
どうしよう…
香耶を自分と置き換えて便秘→下剤オナニーしてしまった…
もうお嫁にいけないorz
でも、便秘の時の苦しさがたまらなく好きなんだ…
突き出たお腹を誰かに責められながら悶えたい…
423です。
浣腸だと我慢出来ないっていうし、下剤で我慢の方が長く耐えられるから。
耐えているときにお腹を押されたり、便秘であることを馬鹿にされたり言葉責めされたい。
これ以上恥ずかしいことはないよね…
中学時代から、頭の中でいつもそんなことを考えて排泄を我慢してる。変態スマソ
ああ変態だな。
でもこのスレにはそんなんばっかりだぜw
俺とかな。
>>423 心配しなくてもいい
俺が嫁にもらってやるし、言葉責めでも直腸責めでも好きなだけしてやるから
今すぐ女神板に行くべきだな
うpは出来ないよ、そこまで大胆になれない。
どこで誰が見てるかも知れないし。
職人様がまた光臨してくれたらいいな。
お腹パンパンにして待ってる。
便意我慢っていいよな
正直スレ違い
ケツの穴の小さいことを言うなよ
便秘ものといえば
>>382の続きは来ないの?
執筆中だったら急かすみたいで申し訳ない
423みたいなシチュで執筆できないかな…
ホントは誰かに強制排泄されたいけど、恥ずかしくていつも自分でしてしまう。
でもある時、それが現実になってしまい…
たっぷりと便を溜めた状態で、見知らぬ人に強制排泄させられてしまう。
存分に腹を責めて、言葉で責めて、アナルを犯してやるんだおまいらでwww
423もハァハァ、読んだみんなでハァハァ。
自分で書けたらいいんだけどなwww
これだけ住人が残ってたのは意外だったな。
しかし、俺も書きたいがその時間がない
お絵かき板とかと違って、リクに応えようとしてもめちゃくちゃ間が空くんだよな……
結果過疎っぽくなる
>>423 どうかそのままの貴方でいて下さい。
出来れば結婚して下さい。
>>423 ミリシラ浣腸でもしたら〜?w
説明しよう!
ミリシラとは、内容を1ミリも知らない画像を見てアドリブでアフレコする事である。
ミリシラ浣腸は、アフレコが終わるまでトイレ禁止というとてもきつい縛りのもの。
つねに何かを喋り続けなければならないため、まるでエロゲの如く思考が駄々漏れになるのである。
変態糞親父や彼を取り巻く人物を美少女に置き換えたら
ここの住人は抜けるの?
変態糞少女
変態糞幼女
変態糞女児
変態糞少女
変態糞姉さん
変態糞おばさん
変態糞ババア
変態糞幼女
変態糞女児
変態糞少女
変態糞姉さん
変態糞おばさん
変態糞ババア
二重orz
大事な事なので
>>438 ここの住人には美少女しかいないはずだが・・・?
448 :
378:2009/10/29(木) 13:11:24 ID:U7GyXDqu
嗚呼っ、最早これまでにござるッ!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
否ぁぁっ!拙者ァァァ!茶会の席でぇぇっ!尋常ならざるッ!量の糞をッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
嗚呼…と、殿!申し上げますッ!拙者の尻からッ!糞が漏れて候っ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
否ああああっっっ!!見ないで下され、武士の情けぇぇぇっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!くッ、糞ッ、おのれぇッ、糞ォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
申し訳ござりませぬッ!屁もッ!屁も出て候……否ああああッッ!!
ブボオオオオオオオォォォォッ!
おおっ!またッ!!くッ、糞がッ、殿おぉぉッ、糞がああッ!!!
殿がスカトロ好きで、おおかた茶に下剤を盛ったのでござろう
JINで江戸時代のお姫様の便秘を治療…とかやってくれないかなぁ。
浣腸とか摘便とかさ!
放送できなくなるから、脳内で補完するんだ
それかSSにするんだ
がんばる
原作だとコロリの時に1コマだけ水下痢噴射してる描写があった記憶が
灘の君は女剣士・紅菊を快く思っていなかった。
夫である吉成がその技量と見目に惚れ、傍に仕えさせるようになってから早一年。
紅菊は確かに生真面目な良い臣下であった。
しかし淡雪のようなうなじや、天に広がる闇夜のような黒髪は、
城主の妻として女を磨く灘の君にとって妬きの対象にしかならなかった。
「どうじゃ、見事な腰つきであろう。名うての剣士なればこそじゃな」
吉成は障子に映る女の陰を眺めてそう漏らす。
座敷の外で見張りに立っている紅菊のものだ。
「はは、いや全く。鍛えられた女体ほど素晴らしいものはございませんな」
吉成に面して座る坊主が頷く。
灘の君はそんな二人のやり取りを糸ほどに目を細めて眺めながら、
ふと茶を立てる手を止めた。
「紅菊も喉が渇いた頃でしょう。暫し、失礼致します」
灘の君は緑色に泡の回る茶を椀に移した。
「おお、済まぬな」
「相変わらずよく気の利く奥方だ。羨ましい限りですな」
夫達が一瞬顔を向け、また男の話に花を咲かせはじめる。
灘の君はそれを横目に、すと袖から取り出した粉を茶に溶かしいれた。
「紅菊。ご苦労な事ね」
女剣士は障子が開いた瞬間に刀に手をかけ、現れた灘の君に眼光を和らげる。
「滅相もござりませぬ。春の日差しが心地ようございます。」
紅菊は精悍ともいえる顔立ちをゆがめて笑みを作る。
女らしい、とは違う童女めいたその笑みは、しかし妙な色気があり、
それが灘の君の心を逆撫でする。
「無理はいけません。お茶でも飲んで一息お入れなさいな」
「し、しかし、見張りの途中に茶など……!」
「おや、ではこのお茶はどうするつもり?」
「……は、で、では……失礼仕ります」
紅菊はその真面目さゆえに、灘の君の差し出した茶を飲み干していく。
そこに強烈な腹下しが入っているとも知らずに。
「ああ、本当にいいお天気。少し襖を開けておきましょうか」
灘の君はそう言いながら、座敷と廊下を隔てる襖を開け放つ。
春の風が座敷に舞い込み、その瞬間、紅菊の瞳が見開かれた……。
で
>>449に続く。
……時代劇はマジ難しいね
下剤を入れたのは殿じゃなくて、嫉妬した妻とはw
GJ!
>>382 かいたものだが
巨乳のむちっとした背の低い女の子で自分は書いたよ
名前はあまりつけない主義
>>382続き
ウィーンという機会音と共に自動ドアが開いた。
「買い忘れは……なしと」母親に言われた物を確認する。
「それと……薬……」
今一番の悩みの種だ。
なんとかして治したい。便秘……。
薬局で便秘の薬を買うのは恥ずかしいが背に腹は変えられない。
既に下腹部がぽっこりと微かに膨らんでいる。
「はぁ……」
下腹部を摩さすりながら、ため息をつく。
「っ……」
さすっている下腹部に変な違和感を感じた。
違和感は一瞬のもので、すぐになくなってしまった。「なに……?」
嫌な予感しかしなかった。背筋に悪寒が走る。
お通じがきた……そんな思いが頭をよぎる。
あんなに願ったお通じだ。薬を買う前にきたことはとてもうれしいことだ。
「はやく、家に帰らないと……」
しかし、嫌な予感は現実になった。
「っ……」
お腹が痛い。
溜まった腸の中のものがはやく出してくれと言わんばかりだ。腸の壁が急激に動き、鋭い痛みを形成する。「あっ……」
違和感はもはや決定的に腹痛となって自分を苦しめる。
お店からはかなりの歩き、トイレをしに戻る余裕はなかった。それより近くに公園があったはずだ。
そっちに行ったほうが得策だと考える。
ぎゅるぎゅると嫌な音がお腹から聞こえる。
「はやく……」
一歩ずつ足を進めていく。ぶすっぶすっとおならがでてしまった。
運がいいことに周りには人がいなかった。
湿り気を帯びたおならは、お尻の部分の不快感を上げた。
「やばいかも……」
痛みの波は間隔をせばめていき、さらにその大きさは増していく。明らかにまずい状態になっていくのが分かる。
「このままじゃ……漏らしちゃうかも」
冗談でも考えたくない。しかし、確実に現実になりつつある。
次から次へて汗が滲み出る。
公園につくまでにかなりの時間がたってしまった。
腹痛のせいでいつもより歩く速度が遅いのだ。
「はぁ……はぁ……」
公園の入口に差し掛かる頃には既に限界を超えていた。
便がもうお尻の穴のすぐそこまできている。なんとか、きゅっと穴に力を込めて防いでる状態だった。
トイレの入口にたつ。
「だめっ……もう出る……」
限界はとっくに超えていた。
しゃがみ込む。持っていたスーパーの袋も落としてしまった。
お尻の穴が一気にめくれ上がる。
ぶぶっ、みちみちみちっ
固いものがガスと共にせりでてくる。
「あっ……はぁ……あっ」暖かい便がパンツの中に溜まっていく。
きっとパンツは茶色く盛り上がっているのだろう。
「まだっ……出るぅ……」溜めに溜めたものはなかなか終りを告げない。
粗相はしばらく続いた。
ぷすっー
空気の抜けるような音で排便は終わった。
かなりの量でパンツに重みを感じる。
「どうしよう……」
放心して私は何も考えられなかった。
終わり
時間が空いて申し訳ない
>>461 トイレでブツを処理するまでがお漏らしです。
まだ悲劇は終わっちゃいない。
これは、私が中学生の頃の話。
ごく普通の中学3年生で、部活動に勉強に全力を注いでいたあの頃。
あの日の放課後、いつものように私は部活をしていた。
所属はソフトテニス部、自慢じゃないけど1番手をまかされる期待の選手だったの。
もちろん勉強もよく出来た。
性格もサバサバしてて明るいほうで、これまた自慢になるけど男ウケも良かった。
ルックス…は正直、お世辞にもあんまりいいほうじゃなかった。
天然パーマだったし、メガネだったし。
でも、当時流行っていたストレートパーマ(縮毛矯正)をして、コンタクトにしたあたりから、なんとなく男の子達の見る目が変わってきたと思う。
リア充かよハイハイ恵まれてんなって思うかもしれないけど…私としては努力して手に入れたっていう認識。
「私は私の力でこうなれた。誰にも文句は言わせない」ってね。
つまり……当時はちょっと思い上がっていたの。(笑)
あの日の部活も、いつもどおり校庭5周のランニングから始まった。
いつものことだからそんなに辛くない。………ハズだった。
体が、重い。
いつもは軽々と前に進むはずの足が、やたら重い。
どうしたんだろう。原因を探すまでもなかった。
「(…やっぱり、トイレにいっておけばよかった…)」
部活開始少し前、教室を出る時にちょっと感じた便意。遅れちゃいけないと思って我慢していた。
ほうっておけば治まるだろうって。
でもね。それは間違いだったの。
元々そんなに便通が良い方じゃなくて、2〜3日に1回出るようなサイクルだったんだけど、その時は5日間でていなかった。
流石にお腹も膨らんでしまって、制服のスカートもきつくて。
おへそ周りを中心に、パンパンに張ってしまっていた。
何度か左下腹部を押してみたけど、なんだか硬いものが詰まっているな、って感じだった。
それを我慢したまま走るのは、やっぱり辛くて。
走れば走るほど、便意は高まる。
便意はやがて苦痛となって、私の足を鈍らせる。
これはいけないと思い、ランニングを抜け出してトイレに駆け込んだ。
3年生だしね、文句を言ってくる先輩もいない。
トイレは和式。お腹に力を入れるには好都合。
便器に跨りしゃがみこむと、太ももがお腹を圧迫していい感じに踏ん張れる。
――――あぁ…いい……出そう…。
ミチミチと便が降りてくるのを感じながら、私は快感を感じていた。
変な意味じゃなくてね?誰だって排泄は気持ちいいでしょう?
ところが、いざ便が肛門のすぐそばまできているのに、そこからまったく進まなくなってしまったの。
ここで力を緩めたら、せっかく出そうなのに引っ込んでしまう。そんなのイヤ。
慌てた私は闇雲に気張ってみたり、お腹をグイグイ押したり、「の」の字にマッサージしてみたり、壁に手をついて足を伸ばして力んでみたり、その場でできる限りのことをしてみた。
でも、でも。どうしても進んでくれない。
これ以上トイレにいたらみんなが心配するかな…そう思ってあきらめることにしたの。
力を抜いて、便をお腹に戻そうとしたんだけれど。
それすら出来ない。肛門でがっちり固まってしまってる。
焦った私は、何を思ったか、その出口の便を指で押し込んでいたの。
もちろん、ティッシュ越しにね。
人差し指で、後ろの目一杯広がった恥ずかしい穴からのぞいてる汚らしいものを、再び押し込む敗北感、羞恥心、背徳感。
いろんな感情にさいなまれながらも、私は指を動かしていた。
ゴツゴツした便塊が、直腸を擦る感覚に、鳥肌さえ立てていた。
気持ちいいとかそういうのじゃない…ただ、初めての感覚にちょっとだけ興奮していたのかもしれない。
出口に栓をしていた憎き塊から解放された肛門は、しばらくその感覚を私の脳に伝え続けていた。
重苦しいままのお腹を抱えたまま、部活に戻った私。時間は45分も経過していた。
メンバー達には「トイレに行ったところを先生に呼ばれて、コンクールの打ち合わせをしていた」と言っておいた。
コンクールとか授賞式とか、私、結構多かったからね。ふふん。
結局その日の部活は、パンパンになったお腹を、お尻の不快感のせいでぜんぜん集中できず、家に帰ってからゆっくり延長戦をすることに決めたの。
文章ヘタでごめん。
初めてなんです。許してください。
468 :
H:2009/12/06(日) 20:43:02 ID:CXkYzt+U
来年3月まで更新無理っぽい
ここんとこ休みが月1日…
うふ〜ん
ディアベルサーキット伝統の1000kmレース始まって以来のデットヒートに観客のボルテージは最高潮に達していた。
トップを行くのはカーナンバー1を背負うテーオーズレーシングのヨシオ。
その影を猛烈に追うのはスポット参戦の帝王ロトカス・ムーニーマンの24号車だ。
その差はなんと0.8秒のテールトゥーノーズ。
二台は今まさに最終ピットインを迎えようとしていた。
最終スティントを託されたのは期待の現役女子高生ドライバー、ミズホ。
彼女はかつて天才カート少女として頭角を現し、16歳で名門チームからプロデビューを果たした。
ミズホは既にヘルメットを被りピットロードでヨシオのピットインに備えていた。
「どういうレースかわかってるな?何があってもトップで帰って来いよ」
「はい・・・っ!」
監督の渇入れの甲斐無くミズホは便意に悩まされていた。
彼女はレースの前に決まってお腹が緩くなるのだ。
ましてチームの優勝が懸かった大一番に自分が乗るなどと考えると柔らかいうんちが飛び出してしまいそうになる。
レースは残り16週。搭載燃料から考えてこの周に入らないとガス欠になる。
バックストレッチを通過中、ヨシオが無線で叫ぶ。
「ピット入るぞ!後はミズホしっかりやれよ!」
ミズホは緊張のあまりトイレに駆け込みたくなったが、そんなわけにはいかない。
あと30秒ほどでマシンに乗らなければならないのだ。
飛び出そうなうんちを我慢しているうちにマシンがピットロードに飛び込んできた。
ピットに緊張が走る。ミズホのお腹は痛くなる。
「24号車も同時に入ったぞ!ピット作業で負けるな!」
監督の檄が飛ぶ。
目の前にヨシオのマシンが滑り込んできた。
ジャッキアップと同時にヨシオが飛び降り、ミズホが飛び乗る。
「ああっ・・・くっ・・・」
飛び乗るときに力んだのと、シートに勢いよく座ったせいでお腹に激痛が走る。
タイヤ交換と給油、併せて19秒。ライバルの24号車より1秒速い!ジャッキダウン!
どすん!マシンが地面に勢い良く落ちる。
だがマシンは1センチも動かない。
「クソッたれ!何エンストしてんだ!!」
監督とエンジニアがマシンに駆け寄る。
するとマシンの近くはオイルの匂いではない異臭が漂っていた。
「ごっ・・・ごめんなしゃい・・・うんち・・・漏らしちゃいました・・・うぐっ」
泣きじゃくるミズホを降ろすメカニックたち。
中継カメラは茶色い染みの付いたミズホのレーシングスーツのお尻とうんちで汚れたシートを交互に映している。
その映像は日本だけでなく世界に中継されている。
世界中のレースファンの前で、ミズホはお漏らしをしてしまったのだ・・・。
一ヵ月後、低俗な雑誌が制服姿のミズホの写真とお漏らしでお尻を茶色く汚したミズホの写真を並べて、
「現役女子高生レーサーお漏らし!」と報道した。
その後、彼女は大学進学を理由に引退しましたとさ。
各レースの来年の動向をチェックしてたらしょうもない妄想してもた
長文、糞パピコ失礼しましたブゥーッッ
うふ〜ん
>>472 乙 なんとも救いのない話www
そういえば昔おしっこ漏らした体操選手いたよね?
476 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 14:39:20 ID:G4DxjVZL
INHUMAN!! , INHUMAN!!
こ、この、
ジャ、ジャンルの、
ス、スレは、
非人間的なんだな。。。
だ、だから、
こ、これで、
か、完結して、
つ、潰れなきゃ、
な、ならないんだな。。。
さ、さようなら。。。
ああ、君
なにも漏らしながら書き込むことはない
済んでからゆっくりなさい
ケツふくの忘れるなよ
あけましておめでとうございます
480 :
1:2010/01/08(金) 00:18:17 ID:WFhaSfgN
「じゃあ、結香のこと、よろしくね。」
「ああ、うん。いってらっしゃい、叔母さん。」
今日から一泊、親戚の人の葬式に行く関係で両親と叔母さんが不在になる。
叔母さんは結香、俺の従兄妹に当たる10歳の女の子との二人暮らしだ。
所謂シングルマザー。
葬式に叔母さんが結香を連れて行っても問題ないのだが、当の結香が、
明日の学校の音楽発表会でピアノを弾くかなんかで泣いてゴネたらしい。
俺の家と叔母さんの家はかなり近所で、歩いて10分とかからない距離にある。
家にもしょっちゅう遊びにきて、結香と俺は半ば兄妹みたいな関係だ。
結香が学校に行くにもこれと言って不都合はない。
故に、結香は俺に預けられたという訳。
「ちゃんと面倒見れるの?」
「母さん、毎回それ言ってるだろ。大丈夫だって。」
「火、気をつけてよ。嫌だからね、帰ってきたら家が真っ黒焦げなんて…」
「それも毎回聞いてる。…だから大丈夫だって。気をつけるよ。」
「あ、後お薬。結香ちゃん、もし飲んでも出なかったらもう一回飲ませてあげてね。」
「それも毎回…って薬?結香風邪引いてるの?っていうか出るってなんだよ?」
「風邪じゃないわよ。だからその、お通じのお薬。」
「あ、ああ。な、なるほど。」
つまり、この、横にいる、顔を赤らめながら恥ずかしそうにしている少女は便秘な訳だ。
普段異性の排泄なんて意識しない分、俺もなんか余計に気恥ずかしい…。
「叔母ちゃん、言わないでって言ったのに!!」
赤面しながら甲高い声で訴える結香。
「ああ、ごめんゴメン。」
「結香、ちゃんと飲みなさいよ。お腹痛いまんまでピアノなんて弾けないんだからね。」
「え〜。別にお腹痛くないもん!」
「ピアノ弾いてる途中で痛くなったらどうするの!わかった?」
「ぅ〜…」
「あら、お父さん車で待ちくたびれてる!」
「じゃあ、ママ行ってくるから。良い子にしてるのよ。お兄ちゃんの言うことちゃんと聞くこと。」
「はぁぃ。」
ガチャッ。
結香と二人きり。
慣れたつもりだが、さっきのバカ母の余計なお節介で、玄関には微妙な空気が流れる。
結香も目を合わせるのが恥ずかしいのか、あっちを向いてしまっている。
と、とにかくこの空気は居辛い。
なにか話題を探さないと…。
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル!
483 :
2:2010/01/08(金) 07:52:07 ID:WFhaSfgN
(
>>480の続き)
あ、そうだ!確かこの前買ったゲームが…。
「な、なぁ結香、お兄ちゃんこの前新しいモンハン買ったんだけど、やらないか?お前好きだろ、モンハン。」
「え?ウソ?お兄ちゃんアレ買ったの?やるやる!!」
「じゃあ二階においで。」
「うんっ!」
目をキラキラさせて応える結香。
どうやら空気の流れを変えるのには成功したらしい。
結香は可愛らしい笑顔と伴に、俺の自室への階段を上っていく。
白石結香。(しらいし ゆか)
10歳の小学校4年生。俺の従兄妹。
体格は10歳にしては小柄で細身、身長は…恐らく125cmを下回るぐらいだろう。
髪はショートカットで、クセっ毛なのか、所々ハネている。
服装は、今日はピンクのトレーナーに白い若干フリフリなスカート。
顔は、叔母さんに似て、なかなかの美人だ。もちろん色気なんてまだまだないけど。
俺と結香は自室に着き、早速ゲームの準備にとりかかる。
「ええっと…あった、これだ!」
「じゃあディスク入れて電源押して。」
「…っと、よし、ついた!」
「操作分かる?」
「わかんない。」
「じゃあ教えながらやるか。」
「うん!」
そんなこんなで10分、結香はアッという間に操作をマスターした。
俺でも結構梃子摺ったんだけどなぁ…。
今の子供のゲームに対する応用力は異常だ。
…そういえば、薬、だっけ。…便秘の。
飲ませない訳にはいかないよな。多分、結香だけじゃなくて俺も怒られるだろうし。
とりあえず、話を聞いてみることにする。
「なぁ、結香。」
「ん?なぁに、お兄ちゃん?」
ポーズボタンを押して振り返り答える結香。
「なんだ…その…何日出てないんだ?」
「え?」
「だから、ええっと、 何 日 う ん ち 出 て な い ん だ?」
途端に結香の顔も俺の顔も赤くなる。
ほんの15分程前のアノ空気に逆戻りだ。
安住の地を壊したのは俺だけど…。
結香は俺と目を合わせず答えた。
「…ヵ。」
「え?なんだって?」
「…だから、五日。」
五日?って結構な日数じゃないか?それ。
「五日って、お腹苦しくないのか?」
「…ちょっと苦しいかも。」
「薬飲まなくていいのか?」
「だって、あの薬、飲むとものすごくお腹いたいんだもん。ヤダ。」
「でも飲まなきゃ治らないだろう?」
「それでもイヤ。」
「だけど、飲まないとお腹」
「イヤァ!!」
涙目で拒絶するほど本当に嫌らしい。
結香は頑固なところがある。悪く言えば、ちょっとわがままだ。
恐らく明日まで絶対に自分からは飲まない。
いや、最悪自然に出したくなるまで飲まないかもしれない。
でも明日は音楽会でピアノを発表する事になっている結香。
流石に今日出しておかないとマズイだろう。
484 :
2:2010/01/08(金) 08:28:43 ID:WFhaSfgN
(
>>483の続き)
「明日、ピアノ弾くんだろ?」
「うん。」
「今日しておかないと、苦しいぞ?」
「大丈夫だもん。」
「いや、大丈夫ではないでしょ。」
「大丈夫なの!!」
「・・・・。」
「・・・・。」
「そうか…なら仕方ない。この話終わり。」
ちょっとふくれてゲームに戻る結香。
本当に大丈夫なのだろうか。
ふくれているのはそのほっぺだけではなく、お腹もなんじゃ…。
「お兄ちゃん、飲み物持ってくるわ。コーラで良い?」
「うん。」
流石に結香と言えど、もっと苦しくなれば薬を飲まざるを得なくなるんじゃないか。
ここはお腹の膨れる炭酸飲料を飲ませて自発的に薬を飲むように仕掛けよう。
自室を出て階段を下り、冷蔵庫のあるキッチンに向かう。
二人分のコップを用意して、冷えたコーラを注ぐ。
泡がコップのふちまで上がり、弾けていく。
ふとテーブルに目をやると、そこにあるのはアルミシートに入った錠剤だった。
ああ、これが便秘薬か。
確か便秘薬って結構な量飲むんだよな。6錠とか。
手元には結香に飲ませるコーラ。そしてテーブルには便秘薬。
…なんだ、薬を飲むのを待つ必要はないじゃないか。
俺はアルミシートを取ると、5錠程取り出し、コーラにジャラジャラと入れる。
多分、5錠ぐらいでいいんだよな。箱が無いから用量が分からない…。
う〜ん。しかし溶けない。
かき混ぜ棒を使うが、なかなか溶け切らない。
暖めると炭酸が飛んじゃうからアウトだし。
仕方ない、溶け切るまで待つか…。
暫くの後、錠剤が溶け切ったのを確認して自室へ便秘薬withinコーラを運ぶ。
もちろん俺は普通のコーラだけど。
「おかえり、お兄ちゃん。遅かったね?」
「ああ、軽く夕食の下準備もしてきたからな。」
「ふ〜ん。」
「結香はいつものコップで良かったんだよな?」
「うん!」
クマの絵が描かれたマグカップ。
いつも結香が使ってるやつだ。
二人が同じコップだと間違えて俺が飲みかねない。
結香は自分のコップを取ると、グビグビと飲み干す。
ふふ。計画通り…。
485 :
4:2010/01/08(金) 09:11:20 ID:WFhaSfgN
(
>>484の続き)
>>483の名前欄は「3」でした、失礼。
結香がコーラを飲んでから10分。
「ねぇ、お兄ちゃん、ここできない。」
「えっ?どれどれ。ああ、これか、序盤だけど、確かに初心者には難しいなぁ…。ここだけ代わりにやるか?」
「うん、お願い。」
「よし、貸してみろ。」
「お兄ちゃんやってる間漫画見てても良い?」
「おお、良いよ。」
そう言って、結香は脇の本棚からおもむろに漫画をいくつか取り出すと、読み始める。
暫く俺が狩に夢中になっていると、突然
「うわっ」
と、結香が驚いた声をあげる。
「ん?どうした結香?」
「う、ううん。なんでもない!」
しかし、どこか挙動不審だ。
顔を赤くしてもじもじ動いている。
見ている分にはかわいいが、やはりどこか変だ。
…まさかっ!
俺は結香の手元にある漫画に目を移す。
やはり…。
結香の手元には未成年にとても見せられないような漫画があった。
…成年してても見せられるかどうかは微妙であるが。
しまった、すっかり棚から片付けておくのを怠っていた。
俺は結香に駆け寄り、素早く没収する。
「ひゃっ!」
「ちょ、ちょっと結香!こんな、え、えっちぃの見ちゃダメだろう!」
「え?これえっちぃの?ユカわからなかったなぁ〜。」
結香さん、目が泳いでますよ。
「まったく…。まぁ片付けなかった俺も悪いんだけどさ…。」
「そうだよ、お兄ちゃんがこんな本持ってるのが悪いんだよ。」
「ってお前、分かってるんじゃねーか!」
「うぅ〜。」
仕方ない、とりあえず没収した本をどこか結香の目に付かないところに隠しておこう。
「お兄ちゃん、ちょっとトイレ行ってくるから、ゲームでもしてなさい。」
「はぁぃ。」
自室から出る俺。扉に耳を当てると、やはりガサゴソと本の擦れる音がする。
勢い良く自室に再び入る俺。
「あ〜あ、忘れ物しちまった。」
「ひぅっ」
本棚を漁っていた結香がビクッとなる。
486 :
5:2010/01/08(金) 09:37:30 ID:WFhaSfgN
(
>>485の続き)
>>484の名前欄が「3」でした。再び失礼。
「…こら、結香ちゃん、何をやってるのかなぁ?」
「え、え〜っと、何か面白い漫画ないかなぁ〜って。」
「ふ〜ん、そうなんだ。」
「う、うん!」
「結香ちゃん、ちょっと後ろ向いて。」
「へっ?」
「それで、手を後ろで組んで。」
「こ、こう?」
俺は素早く結香の両親指を近くにあった樹脂製のバンド(コードとかをまとめるやつ)で縛り上げる。
「う、うわっ。手が…外れない…くっ…。」
そう、これが自分じゃ絶対に外せない。
なにせ米警察でも手錠の代わりに用いられる方法である。
「お兄ちゃんが戻って来るまで部屋の家探し禁止!」
「ええ〜…。」
「じゃあ大人しく待っててね。」
バタン。
結香の手の自由を奪ったところで尿意を解消すべく、トイレに向かう。
やっぱり小学生でもエッチな事には興味があるんだろうか。
便座の前に立って、俺は気付く。
誰もいないトイレ。手には○ロ本。何故かムラムラしている脳内。
「ま、まぁ、誰もいないんだし…。」
放尿を終えた便器の便座を降ろし、腰掛ける。
漫画を開き、手を副えながら暫く良さそうなページを探していると…。
「ドンドンドンッ!!」
驚きで体がビクッとなる。
思い切り誰かがドアを蹴っていた。
もちろん、この家には俺と結香しかいない。
「お、お兄ちゃん、早く、早く出て!!!」
甲高い声で必死に叫ぶ少女がドアの向こう側に居た。
「とっ・・・つぇっ・・・ど、どうしたんだよ!!」
「いいから、早くぅ、早くしてぇ!!も、漏れちゃうよぅ!!!」
そうだ、エ○本騒動ですっかり失念していたが、結香にコーラに混ぜた便秘薬を飲ませたんだった。
もうコーラを飲んでから45分程経っただろうか。
薬が見事に効いて来たらしい。
「ねぇ、…うぅ…はやくぅ…はやくしてぇ…。」
半べそ状態で訴える結香。
「わ、わかった、今出るって!」
「ひっ…ぅう…ひっく…」
俺はジーンズとパンツを上げ、鍵に手をかける。
487 :
6:2010/01/08(金) 10:27:41 ID:WFhaSfgN
(
>>486の続き)
鍵を回した途端、ドアのカドが俺のおでこに突き刺さる。
「ぐっふっ…いってぇ〜。」
「お、お兄ちゃん、早く、ぬ、脱がして、手が、手が使えないから脱げないの、うぅ…漏れちゃう、漏れちゃうよぉ…。」
顔を真っ赤にして冷や汗を流し、涙目でお尻とお腹を押さえながら、
従兄妹にパンツを脱がして欲しいと乞う結香がいた。
半ば薄れかけた意識を取り戻し、結香のパンツとスカートに手をかける。
結香を見ると、もう一刻の猶予もなさそうだった。
どうにかパンツとスカートを下ろし、結香の下半身を裸にする。
結香はすぐさま便器に腰掛け、「ひぃぅっ」っと悲痛な声を上げる。
「ちょっとまっ、待てって!俺まだ出てな」
「はっ…はぁ…っん…うぅ…っくっ…うっ…んぁ…んん…うあぁあ…んっ…ぁぁ。」
『ミチッ・ミチッ…ポトン・ポトッポチャン、ミチッ・ポチャッポチャッ
・パチャッパチャパチャパチャトポットポポポポポポポポポポッ…ピチャッ…ビッピチャッ…。』
目の前で。便器の上で。悩ましげに喘ぐ結香。
目の端には涙が浮かんでいる。
その間、結香の声より大きいぐらいの音で、その苦痛の根源であるモノも雑音を奏でる。
見てしまった。思い切り。結香の股の間から滑り落ちるモノまで、全て。
「はっ…はぁはぁ…んぁっ…はぁ…はぁ…。」
『ピチャッ……ピチャッ……』
「ふぇっ…うぅ…うっ…ふぅぅっ…うぁあ…うぁあああああああああああああ」
いったいどれが理由であろうか。
排泄がひと段落した途端、結香は急に泣き出してしまった。
「お、おい、結香、ど、どーした、ほ、ほら…。」
結香の顔を肩に抱き寄せる。
結香の目から落ちる雫はとどまる事を知らない。
肩に落ちた雫が奥の方まで染みてくる。
「結香、その…ご、ゴメンな…。」
「うぁあああああああ…うぅっひっく…うぁあああ…ひっく…お、おにぃ…ううぅ…」
「ん?な、なんだ?」
「うううぅ…ひっく…お、お兄ちゃんの…ひっく…うぅぅ…せいじゃない…ひっく…から」
「・・・・。」
「お部屋に居たら…ひっ…急にお腹が…ひっく…すごく痛くなって…ひっく」
「…それで…?」
「ひっく…もう、うんち我慢できなくなって…ひっ…急いで降りてきて…ひっ」
「・・・・。」
「そしたら、ひっ、やっぱり、ひっく、お腹ピーピーで、ひっく…」
「・・・・。」
「だから、ひっく、お兄ちゃんの、ひっく、せいじゃない…ひっく…うぅぅぅ」
突然の事に頭の中が整理できてないのだろう。
あまりの罪悪感に、俺は言葉を失っていた。
488 :
7:2010/01/08(金) 13:26:32 ID:WFhaSfgN
(
>>487の続き)
「と、とりあえず、お腹はもう落ち着いたか…?」
「ひっく…うん。…多分。」
「じゃあ、ほら、お尻拭かないと。指、縛ってるの取るからさ。」
「ひっく…いいよ。ひっく。お、お兄ちゃん…。」
「ん?どうした?」
「…拭いて。」
「ふ、拭くって…俺が?」
「…うん。ひっく。」
「…自分で拭けないのか?」
「いいから。拭いて…。」
・・・・。結香への罪悪感から、俺は従うしかなかった。
「そ、それじゃあ、トイレから下りて。」
「うん。」
後ろ手に縛られた結香が顔を赤らめながら便器から立ち上がる。
露になった便器の中は、結香のモノで茶色く染まっていた。
上がってくる悪臭も鼻を突くが、結香のモノだと思うと、汚いという思いは沸かなかった。
「拭くから、お尻突き出して。」
「こぅ?」
「うん。そうそう。」
突き出されたお尻に、綺麗なピンク色の肛門が覗く。(もっとも、現在は綺麗と言うには程遠い状態だが)
俺はトイレットペーパーを巻き取り、結香の肛門に押し当て滑らせる。
「んっ…ぁぁっ…」
結香は顔を赤らめ、目をぎゅっと瞑り、そんな声を出した。
トイレットペーパーが黄茶色に染まっていく。
「痛かったりしたら言えよ。」
「うん。」
「詰まるといけないから、先にうんち流しちゃうぞ。」
トイレの大の方をひねる。
茶色く濁り、底さえ見えなかった水が、みるみるうちに透明度を取り戻していく。
トイレットペーパーをもう一巻きし、二、三度作業を繰り返す。
「あの…さ。」
「なに…お兄ちゃん。」
「前の方も汚れているから、拭かなくちゃいけないんだけど…。」
「うん。いいよ。拭いて…。」
「わかった。」
トイレットペーパーを同じく巻き上げ、まだまだ子供らしい結香の陰部に当てる。
「んっ…うぅ…あっ…ぁぁ…ひぅっ……。」
「ちょ、ちょっと、なんでそんな声出すんだよ。」
「だ、だって、お兄ちゃんに拭いてもらってると、お股がなんかぽわぽわする。」
結香のお尻を拭くのは今回が初めてじゃない。
もう5年も前になるが、一度結香が家で大をしたときに、拭いてあげた覚えがある。
その時は、嫌々やっていたが、何故だろう。
今日は、すごく、この時間が愛おしい。
489 :
8:2010/01/08(金) 14:11:27 ID:WFhaSfgN
(
>>488の続き)
「う〜ん。ダメだな…。奥のほうまでは取りきれないや。後でシャワー浴びておきなさい。」
「はぁはぁ…わ、わかった。」
結香はそう言うと、床におきっぱなしのパンツとスカートを履く。手は既に自由だ。
俺は最後のトイレットペーパーを流し、便座の蓋を閉める。
「下着は汚れてないな?」
「うん、多分大丈夫。」
「そうか、良かった。」
安堵しつつ、トイレのドアを閉めたその時。
「うっ…お、お兄ちゃん…。」
急に結香が涙目でこちらを見る。
「また…出る…。」
俺は即座に結香のスカートとパンツを下ろし、結香を便座の上に座らせる。
『トポッ…ビチッ…トポポポポポポポポポポポ・・・・・・・』
その後も結香はトイレと俺の部屋を三往復ぐらいし、夕方頃になってようやく治まった。
その夜。
ガチャッ…ギィィィィイ。
「お兄ちゃん。」
「ん?どうした、結香?」
結香は俺の自室を再び訪れた。
手にはマクラを抱えている。
「…あ、あのね、一人だと怖いから、一緒に寝てくれる?」
「あ、ああ、いいけど。じゃあこっちおいで。」
「やった。」
結香が俺のベッドに潜り込んでくる。
「結香はまだまだ赤ちゃんだな。」
「ユ、ユカ、赤ちゃんじゃないもん!」
ちょっとふくれて否定する結香。
「いやぁ〜赤ちゃんだよぉ。お兄ちゃんにお尻拭いてもらって、夜も一人じゃ寝られないんだろ?」
「う、うぅ〜〜。・・・・てやっ!!」
結香は蹴りを俺のみぞおちにジャストヒットさせて、プイッと反対側を向いてしまった。
「ぐっ…ゴホッゴホ。ちょっこれは地味に苦しい…ゴホッ。くっ、こんの、やったなぁああ!!」
「あ、やめて、あは、あははははははは、あははははっ」
お返しに結香をくすぐりまくる。
「ね、あははは、ちょ、ちょっと、やめっ、あはははは」
「どうだ?もうちょっと続けるか?」
「や、やめ、あはははは・・・はぁはぁ・・はぁ」
「…なぁ結香、怒ってもいいからさ、ちょっと聞いてくれないか。」
「どーしたの?」
490 :
9:2010/01/08(金) 14:34:49 ID:WFhaSfgN
(
>>489の続き)
「あのさ、結香がさ、今日お腹痛くなったじゃん。…あれ、お兄ちゃんのせいだ。」
「・・・・。」
「お兄ちゃんがコーラに便秘薬混ぜたんだ。5錠。」
「ご、5錠!?あれ、ユカ達の年だと3錠だよ!!」
「うそっ!?マジでか?…うわぁ…。」
「もぉ!!すっごくお腹痛かったんだよ!!ホント、漏れちゃうかと思った…。」
「ゴメン!ホントゴメン!……ごめんな…本当に。」
「・・・・。」
「お兄ちゃんの事、許さなくてもいいからさ、スッキリして、明日のピアノ頑張って来い。俺、見に行くから。」
「…ううん。いいの。だって、お兄ちゃんはユカのためにやってくれたんだもん。」
「・・・・。」
「ユカ分かってたよ。コーラに便秘薬が入ってたの。だってコーラ、変な味だったし。」
「・・・・。」
「手を結ばれちゃったのはそーてーがいだったけど。」
「あ、あぁ…それは、スマン。」
「お兄ちゃんのお陰で明日は安心してピアノが弾けるんだから、いーの。」
「・・・・。」
「あのね…その…ええっと。…ありがとう、お兄ちゃん。」
「くっ…うっ…うぅ」
「えっ!?ちょ、ちょっとお兄ちゃん、なんで泣いてるの!?」
「うぅっ…ご、ごめんな、赤ちゃんだなんて言って。結香はもう立派な大人の女性だよ。」
「そ、そんなことないよ!ユカ、まだまだ子供だよ!お股に毛もぜんぜんはえないし!!おっぱいぺったんこだし!!」
結香は真っ赤になって照れながらそう言った。
「結香ぁぁぁ…ひと前でそんな事言っちゃダメぇぇぇえ!!」
「あれ!?なんか怒られた!?お兄ちゃん泣きながら怒ってる!?」
暫く騒いだ後、眠くなってきたようで、結香はうとうとし始めた。
「あのね…、お兄ちゃん。」
「なんだ、結香。」
「もし…明日の朝、ユカがね…そのね、えっと、う、うんちしたら、お兄ちゃん拭いてくれる?」
「ああ!いいとも!!おしっこだろうがうんちだろうがどこにいても全部拭いてやる。」
「そ、それはちょっと恥ずかしいよ!家の中だけにしてっ!!」
「でもそんな事お願いするなんて、やっぱり結香は子供だなぁ…。(ん?いや、ある意味大人か?)」
「う、うぅ〜。さっき大人とか言ったくせにぃ。」
491 :
10:2010/01/08(金) 14:36:40 ID:WFhaSfgN
「…とにかく、明日、頑張れよ。」
「…うん。」
「おやすみ、結香。」
-fin-
残念、漏らさなかったのか。でもロリスカGJ!
ほんわかしてていいね!ぜひ後日譚を!
うふ〜ん
うふ〜ん
496 :
1:2010/02/01(月) 04:34:45 ID:WpI+nVzx
ある日、仕事の最中、私は屋敷の中にある大変高価な物を誤って壊してしまった。
しかし、ご主人様は条件を飲めば弁償もしなくていいし給金も今までどおり出す。という提案をしてくれた。
壊した物の金額は私が一生働こうとも払える金額ではない、しかも給金まで頂けるというなら、家族に迷惑をかけない為にも私に断る理由も、余地も無かった。
私は条件を飲んでしまった、『全ての行動に私の許可を求め、指示に従うこと』という条件を。
次の日の朝、早速指示を伺う為にご主人様の部屋に向かう。
言い渡されたのは今までと大して代わりの無い仕事で、直属のメイドのような扱いに思えた。
きちんと食事も時間通りに取らせて頂けた、メニューまで指定されたのには驚いたけれど。
いくつかの仕事を終え、続く指示の通りご主人様の部屋の書類整理を行う。
書類整理の最中、数日振りにおなかに違和感を感じた。
このところ便秘なのを気にしていた早速私はトイレに向かうため退室しようとする。
『何処に行くんだ?』
入り口のドアに手をかけようとしたところに声がかかり、声を差し向けて来た相手……ご主人様の方に向き直る。
その顔を見て驚いた、表情には少なからず怒気を孕んでおり刺す様な視線が私を萎縮させる。
『許可も取らずに一体何処に行こうとしていたんだ?』
声にも怒気を含ませたままそう尋ねられる。トイレ……しかも大きい方とは言い出し辛く少々言葉に詰まってしまった。
『まだ仕事は終わっていないんだろう、早く戻って仕事を続けるんだ!』
まるで怒鳴るような声で再度指示を飛ばされる。
怒っているご主人様に何を言うことも出来ず、まだお腹にも余裕のあった私はひとまず謝り、指示通り仕事を再開した。
仕事を進めるうちに時間は着々と過ぎてゆく。
膨大な量の資料整理はまだ終わらず、私の便意は無視出来ない程になり、尿意も朝よりトイレに行っておらず限界に近い。
自然と作業が滞り、辛い我慢により表情が歪む。
(どうしよう……このままじゃ私、お漏らししちゃう。許可を貰ってトイレに行かないと……)
『どうした、具合でも悪いのか?』
ちょうどその時、机で他の仕事を進めていたご主人様が心配気な声をかけて下さった。
その声色には怒気は既に無く、今が好機と取り早速トイレの許可を求めた。
「ご主人様、お手洗いに向かう許可をお願いします」
少し恥ずかしかったが、もう余裕は幾許も無い。ご主人様の許可を頂き次第トイレに駆け込む予定だった。
『ん、どっちのだ?』「なっ……!?」『トイレで何をするんだと聞いているんだ』
もう余裕が無いというのに、この人は事もあろうか女性にトイレの内容を尋ねてきた。しかし今の私には怒っている余裕は無い。
「りょ、両方です……」『両方とは?』「……おしっことうんちです」
羞恥に頬を赤く染め顔は下を向き、手のひらを握り締めて答えた。
ミリッ
「…!?」
意識が我慢から離れた一瞬に肛門が開きかける。慌てて両手をお尻に当て、尻穴を引き締めた。
「お願いします、早くおトイレに行く許可をください!もう漏れちゃいそうなんです!」
涙を流し両手をそれぞれ股間と尻穴に当てるという情けない格好で主にトイレに行く事の許可を懇願する。
『そんなに漏れそうなのか?もう漏らしてるんじゃないか?スカートを上げてみろ』
一瞬何を言われたのか分からなかった。この男はこの状況で私に下着を晒せと言っているのか。
「ふざけないでください!」
『ふざけているのはどちらだね?』
男はそういうと引き出しの最上段から1枚の書類を取り出す。 ―――請求書。
見たことも無い、手に入るはずもない、払えるはずがない金額が請求書には記載されている。
あの書類が私に、もしくは家族に渡された瞬間全ては終わってしまう。
男はその忌々しい書類をヒラヒラとさせながら再度同じ意味の言葉を発するため口を開く。
『もう漏らしてるんじゃないか?確認をするからスカートを上げろ』
「は……い、ご主人様」
逆らえるはずが無かった。今日の今まで自分の立場を勘違いしていた。
家族を含む全員の破滅か、自分の今の状況を比べれば家族を含む全員の破滅よりは今の状況の方がよっぽど救いがあるのは分かっている。
しかし今の私にはそのどちらの道もが暗い暗い底の見えない穴にしか見えなかった。
『ふむ……まだ漏らしてはいないようだな』
スカートを両手でつまみ上げた私の、下着を曝け出した股間辺りを嘗め回すように観察し、ご主人様は呟いた。
「ご主人様……早く私にトイレでうんちとおしっこをさせてください!」
もう言葉を選ぶ余裕すらなくはしたない言葉で私は排泄の許可を求める。
「もう出ちゃいそうなんです、私、私……ご主人様ぁ……」
スカートをたくし上げている関係で二つの穴を押さえることすらできず、先ほどから肛門は開いたり閉じたりを繰り返している。
外からは確認できないようだが、既にパンツの内側は茶色く汚れているかもしれない。
尿意の方も膀胱は既にパンパンで、一度流れ始めたら止まる事は無いだろう。
『よし、していいぞ』
ようやくご主人様から許可が下りた。既に駆け出す訳にも行かずそろりそろりと部屋のドアへと向かう。
『待て、誰がトイレに行っていいと言った?』
ご主人様は突然訳の分からない事を言う。
「えっ……?先ほど"していいぞ"と仰られたではありませんか」
『うんちとおしっこを"していいぞ"と言ったんだ、それ以外は一切許可していない」
「そんな……酷過ぎます……っ!」
反論しようとすると机上の請求書にご主人様の手が触れる。私は言いかけた言葉を飲み込んだ。
『あぁ、それでいいんだ先ほどのようにスカートを上げてこちらを向け』
「はい……ご主人様」
『さぁ、"していいぞ"』
下着を脱げという指示は受けていない。つまりそういうことなんだ。
ご主人様は近くの椅子に座り、目の高さを私の股間の高さに近づけてじっと見つめている。
うんちは既に肛門から頭を出しパンツの底に触れている感触が伝わってくる。
股間は湿っていて、それが汗によるものなのかおしっこが少しずつ漏れているのか判断が付かない。
もう我慢は限界で、たとえ今からトイレの許可を貰えたとしてもたどり着くことすらできないのは分かっている。
でも人としておもらし……しかもうんちとおしっこ両方のおもらしという事へ対する抵抗感だけで我慢を続けていた。
それでも便秘により蓄積された便はミリミリと少しずつ尻穴を広げ、外へと向かっている。
そしてその便が便塊としてパンツの中に落ちた時、抵抗は限界を迎えてしまった。
「出ちゃう……私、うんちとおしっこ我慢できなくておパンツの中に漏らしちゃう……っ」
ミチミチミチブボッミリミリニュルミリミリミチミチボトッ
便秘により硬くなった便塊が尻穴を広げ、擦り続ける。
生み出された便はパンツの中に溜まりお尻に不快感が広がる。
溜まった大量の便はパンツを茶色く膨らませ、前からでもうんちを漏らしたのが容易に確認できる程だった。
お尻の周りのパンツの生地がうんちによって広がりきってもまだ便は止まらず、前に、横にへと広がりだす。
前に広がった便は硬さを保ったまま恥丘を汚し、横に広がった便はパンツからはみ出しカーペットへとぼとりと落ちた。
パンツの中に広がるうんちが辺りに異臭を漂わせる。
これが自分の出したものの臭いという事を下着の中の感触からも実感し顔が真っ赤になる。
シーチョロチョロチョロチョロチョロピチャピチャピチャ
同じく漏れ出したおしっこは瞬く間にパンツを黄色く染めた。
パンツ1枚では我慢に我慢を重ねた尿を吸収することは到底出来ずにあふれ出す。
足を濡らすおしっこは太ももを伝いソックスを黄色くする。ソックスが肌に張り付き気色が悪い。
下に落ちたおしっこはカーペットを濡らし、その色を濃く変色させてく。
足元の水溜りがおしっこをおもらしした証に見え、私はさらに羞恥を感じ、涙を流した。
うんちとおしっこ、両方のおもらしが止まった時、私は何も考えることが出来ず泣いていた。
ただ、うんちとおしっこ両方のお漏らしをしてしまったという恥ずかしさと股間に広がる不快な感触、辺りに広がる異臭だけを感じていた。
泣き続ける私にご主人様が話しかけてくる。
『ああ臭い、私の部屋でこんな汚い物を漏らしてどうしてくれるつもりなんだ?』
カーペットに広がるおしっこの染みとパンツから零れ落ちたうんちを指差し私を怒鳴りつける。
強制されたこととはいえ、そこに広がるものは私が我慢しきれずにだしたものだ。
「ごしゅ、ヒック ご主人様。申し訳、ありません……ヒック わ、私は おしっこと うんち が 我慢 できずに ヒック お漏らししてしまいました」
泣きながらも恥辱の謝罪の言葉を伝える。言った言葉が嘘では無いだけに自分の惨めさが際立った。
『そんなことは聞いていない。これをどうするんだと聞いているんだ』
「申し訳ありま せん……すぐに掃除 ヒック 致します」
『お前は下だけではなく頭も緩いのか?汚いお前が掃除したら余計に汚れるだろう』
理不尽な罵倒に怒りではなく悲しみが込み上げる。うんちとおしっこ両方のおもらしというのは、自尊心を砕くのには十分だった。
『お前が着替えてから掃除するにしても、それまで放置するわけにもいけない。』
『誰か他のメイドを呼んで掃除をさせるか……ついでにお前の後始末も他の奴に任せることにする。』
おもらししたものを他の人に掃除して貰って、私の後始末もしてもらう。それではまるっきり子供ではないか。
しかもそれは今のこの姿を誰かに見られてしまうことにもなる。この歳にもなって、我慢できずに、うんちとおしっこを漏らした姿を。
止めてほしい、誰にも言わないで、自分で片付けます 様々な言葉が頭に浮かぶがそれを口から発することが出来ない。
請求書を渡されてしまえば全てが終わってしまうのもあるが、実際この状況で自分がどうすればいいのか分からない。
おもらしした挙句困り果ててる姿は子供そのものだった。
『お前が漏らしたんだからお前が説明するんだ。よく見えるようにスカートをたくしあげて"私はご主人様の部屋でうんちとおしっこのお漏らしをしてしまいました。掃除と私の後始末をお願いします"と」
「はい……ご主人様」
私はご主人様と一緒に他のメイドを呼びに行った、お尻のうんちを落とさないように気をつけながら。
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絵に付けるミニSSのつもりが1000文字制限なのに4000文字とかになっちゃったのでこっちへ
したくなったから空間に飛ばされたのでは?
脱出するにはするしかなかったんだよっ! たとえ水が流れなくても!!
うふ〜ん