>>912 メイドさんからは欲望であるかもだが千歌音から誘うのはまずないな
つか、普通に姫千歌読みたいし
ヤングエースで「絶対少女聖域アムネシアン」ってやつを読んで、
神無月の巫女ブームがまた再来した。
にしても、このスレがまだこうも繁栄していた事にビックリだwww
てっきり落ちてるかと…
姫子と千歌音の転生が永遠な様にここもそうなんだな〜
917 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/15(金) 08:49:52 ID:tqZOTRZf
姫子からの攻めに期待したい
918 :
過去の罪1:2010/01/16(土) 16:12:59 ID:+QA33PeY
千歌音ちゃんは来るでいた、だから私も苦しみを味あわないと…いけないよね?
千歌音ちゃんは私が3年生のときに入学してきた。
姿、形、声、口調と全て全く同じ、私と初対面な関係である以外は。
私が千歌音ちゃんの姿を見た日の夜、嬉しさのあまりにずっとないた、泣き続けた。
ルームメイトのマコちゃんに、心配されるくらいに…ずっと…でも現実はあまりにも厳しかった。
そう…さっき言ったようにこの世界の千歌音は姫子のことを知らない、あの当時と同じだ、姫子の気持ち以外は。
この世界ではまだ初対面なのでいまはまだ当然のごとく、目の前に姫子がいても千歌音は軽く会釈するだけである。
そして私はその度に悲しくて泣いた、泣きまくった、あれだけ耐えてきた千歌音ちゃんと違い私はそれだけで悲しくて泣いた。
あのときの千歌音ちゃんがどれだけ辛い思いをしてきたか、どれだけ寂しい状況にいたのか私は身に染みた。
ほんとは心が弱くて臆病な千歌音ちゃん、でも宮様で姫宮令嬢という立場上、いつも人前では気丈に振舞ってきた。
そのことを思うと私は胸が張り裂けそうになる。
千歌音ちゃんはここでも同じだった、綺麗で頭も良くてスポーツもできてピアノの腕も一流で、皆の人気者、宮様になっていた。
イズミさんが1年生の教室によく行っていたけれど私は無視した、無関心を装った。
そして、そういう日が続いたある昼休み、私は意を決して、誰にも見れないようにこっそりと薔薇の園へ向かった。
確信はなかった、でもきっとここにいる…胸のドキドキが高鳴っていることに気づいたもの――。
薔薇の段をくぐると…私がこの世で一番愛する最愛の人がそこにいた――黒長い髪の美少女、姫宮千歌音ちゃんが。
一人静かに――優雅に――お弁当を食べながら箸を静かに置くとこちらを見つめる千歌音ちゃん。
このまま飛び込みたいと思った、けどそれは出来ない。
919 :
過去の罪2:2010/01/16(土) 16:22:57 ID:+QA33PeY
「……」
「……」
沈黙が続いた後、千歌音ちゃんから口を開いた。
「ごきげんよう…先輩ですよね?」
その一言だった、私も返す。
「ごきげんよう…姫宮さん」
「どうして私の名前を?」
「それなら姫宮さんだって私が先輩だって…あ、あの座ってもいいかな?」
姫子の言葉に少し怪訝な顔をした千歌音だが、少し微笑むと「どうぞ」と返してきた。
そのやり取りに歓喜すると「う、うんっ!」と笑顔になり座るとお弁当を取り出す。
「千歌音ちゃ……ううん、姫宮さんはいつもここで食べてるの?」
「ええ、いえ、はい、ここが気持ちよくて」
「ううん、敬語なんていらないよ?私は来栖川姫子、姫子って呼んでね…ち、千歌音ちゃんっ!」
「っ……あ」
突然名前を呼ばれたことに戸惑う様子の千歌音。
「ごめんね、馴れ馴れしかったかな?」
少し考えていたが千歌音は微笑んだ。
「いいえ、そう呼んで頂戴、私もそのほうがいいもの」
「…っ」
その言葉のやり取りに嬉しくなった、あのころの会話ができてる、まだ溝はあるけど、一歩前進した。
そう姫子は思った、その後も毎日昼食はここで一緒に食べるようになった。
少しでも千歌音との交流を増やしたい一身だった。
たまにイズミに千歌音とのことで因縁をつけられることもあったが全て無視した…そうやって千歌音との関係を着実に
深めていく姫子、そして三ヶ月が過ぎた。
920 :
過去の罪3:2010/01/16(土) 16:32:16 ID:+QA33PeY
生徒会、部活動、姫宮令嬢としての義務、ピアノのお稽古、お茶会、それに本来の高校生として義務。
そんな毎日が続くと本来、16才の女の子でしかない千歌音にも当然疲れはある、たまにこっそりと保健室で休むことも多い。
その度に姫子がこっそりと見守るのだが…そのときに姫子は隠れて楽しむ。
そう…眠っている千歌音にこっそりと口付けするのである。
触れるだけの軽いキス、がキスの時間はたっぷりと5秒間、最初はベッドの傍で見守るだけだった。
でも見ていると、千歌音の唇が欲しい、たっぷりとこの身で味わいたい。
我慢してきた、自分の自我を姫子は抑えようとしてきた、が…あの味を忘れられない、そして静かな吐息に千歌音の柔らかそうな唇を
見ているとそういった衝動、こういった関係になりたいという願望、そして欲望を抑えられないのだ。
おそらくこれが千歌音にとっての一方的とはいえファーストキスだろう、だがこの世界の姫子にとってもそれは同じ。
記憶では千歌音とは何度もしてるのだが…千歌音の唇の味は以前と全く同じだ、高級感のある薔薇の香りが漂い口全体に広がる。
千歌音の自分が奪いたかったといし自分のも捧げたいという気持ちも大きい。
それほど姫子は千歌音が好き。
そして、そういった日が何度か続いたある保健室での出来事。
921 :
過去の罪4:2010/01/16(土) 16:40:04 ID:+QA33PeY
いつものように眠った千歌音にキスしようと目を閉じて唇を近づけようとしていた姫子。
が、突然千歌音が目を開けた。
触れる寸前まで来ていた姫子は慌てて離れる。
起き上がり上体を起こすとこちらを見る千歌音。
「ち、千歌音ちゃん…わ、私」
姫子はもう気持ちを伝えるしかないと思った。
「ず、ずっと好きだったの、心から…あ、あの千歌音ちゃん知ってたの?き、キスのこと」
少しの沈黙の後に千歌音が口を開く。
「ええ…この前寝込んだときに、私起きてたの、それで…そのときは驚いたけれど、言い出せなくて、ごめんなさいね」
姫子は頬を染めて言う「め、迷惑かな?私の気持ち……」
頬を染めるとしゃがみ千歌音の様子を伺うように軽く見上げて言う姫子。
「……」
それに対して千歌音は少し沈黙し、拳を握り締め、なにかの覚悟を完全に決めた様子だ、少し目を閉じていた千歌音。
決意したのか目を開け口を開いた。
「そうね…ごめんなさい」
その瞬間姫子は凍りついた、言葉が出ない。
目線を落としてる千歌音を見れない、涙が大量に流れ出す寸前だ。
922 :
過去の罪5:2010/01/16(土) 16:52:59 ID:+QA33PeY
それだけの言葉で済ませてくれたのは千歌音の最低限の優しさと言うべきか。
どんなときでもこの子は優しい。
かなりの人間を撃沈してきた断り方と同じなのだろうか…。
なんとか姫子は言葉を吐き出す、部屋を出れば号泣確実だ。
「そ、そうだよね、ご、ごめんね、付きまとうみたいで迷惑だったよね、ほんとにごめんね…っ」
その目に涙を浮かべながら姫子は後ろを振り向き、部屋を出ようとする。
が、当然背後から腕を掴まれる、そして振り向いた姫子の唇に千歌音の唇が重なった――。
それも軽くではなく強く押し付けてくるほうだ。
姫子を突然の行動に目を大きく開け驚いている、呆然とした気持ちと嬉しさと両方だ。
色んなものが混ざり合う中で姫子の目が…ゆっくりと閉じていく。
気がつくと、千歌音はもう離れていた、顔を真っ赤に染め、唇に手を当て顔を伏せている。
こういう恋愛に前向きでない千歌音にとって自分から相手にキスするという行動自体にかなりの勇気がいったのだろう。
さっきの決意した顔はこういうことだ。
「千歌音ちゃん…」
「ごめんなさい、わ、私も姫子のこと、でも言えなくて、ずっと言えなくて…ただ、貴女に好きって言われて、嬉しくて…
でも言葉には出来なくて、ごめんなさいね姫子、姫子とずっといると胸が熱くなるの、いつからかしらね、わからないの、私
生まれて初めてなの、こういう気持ちって…それを感じたのは、姫子、貴女といるときだけ、いままで隠しててほんとにごめんなさい」
千歌音の身体と声が震えている、ほんとは臆病で弱気な性格で嘘つきな千歌音が勇気を振り絞って言った長い告白。
姫子はそれに応えるように千歌音を抱き寄せ耳元で囁いた。
「愛してるよ…千歌音ちゃん」
「うん……」
923 :
過去の罪6:2010/01/16(土) 17:00:30 ID:+QA33PeY
千歌音も目を閉じ抱き返してきた。
千歌音の気持ちを確認した姫子はベッドへと千歌音を押し倒す。
「っ!ひ、姫子!?」
「さっきのお返し」
暴れないように千歌音の両腕を押さえつけると押し付けるように熱いキスを交わし、そのまま
千歌音の口内に舌を入れ込んだ。
「んんっ……」
初めての大人のキスに千歌音は声が出ない。
「ふふ、これがね、恋人同士がする熱いキスなんだよ?」
少し唇を離してそう耳元で甘い声で囁きながら千歌音の制服を脱がしていく。
「ひ…め…こ?」
「私。千歌音ちゃんが欲しいの」
ボタンを外しリボンを外し確実に制服を脱がしていく。
「じっとしててね、抵抗したら駄目だよ?」
そして乙橘制服が脱がされて白いブラと同時に中身の爆乳が姿を現す。
「やっ」
慌てて隠そうとする千歌音の右手を押さえつける。
「ちょっと起きて、ブラを外すから、千歌音ちゃん?ほんとに大きいよね、こういう所も好きだよ、ふふ、メロンさんみたい」
924 :
過去の罪7:2010/01/16(土) 17:11:42 ID:+QA33PeY
「ひ、姫子、私ほんとに――」
千歌音の口を指で軽く塞ぐとブラを外し生乳に被りつく。
そして手で触り揉んでいく…それだけの価値のある胸だ。
姫子も大きいがこれはまた次元が違う。
「千歌音ちゃん、制服の上からもお胸さん丸見えなんだよ?ほんとにここも唇と同じで大好き」
感触を確かめるように千歌音の胸に顔を当て少し満足するように目を閉じる姫子。
「ああ……」
「千歌音ちゃんそんな悲しそうな顔しないで?私が気持ちよくしてあげるからね、もちろん千歌音ちゃん始めてだよね?」
と、千歌音の赤いスカートに手を伸ばす。
これは姫子の欲望だ、千歌音を自分だけのものにしたいという、スカートが脱がされ白いショーツが目に見える。
「千歌音ちゃん今日は白なんだね、私とお揃いだよ♪」
「姫子お願いだからもうやめてっ!」
「ここまで来てやめられないよ、えいっ!」
ショーツが脱がされ、千歌音の大事な箇所が晒された、興奮するように息を荒くすると舐め始める姫子。
「いやっ!…うう…っ」
陰部の割れ目の開ける、慣れた手つきだ。
「ここも綺麗だよ…ほんとどこも綺麗」
姫子の指が確実に千歌音の奥まで進入していくのがわかる、最も大事な部分はもうすぐ。
「ひ、姫子――」
「もうちょっとだから、もうすぐだから我慢して」
千歌音はどこでも清潔である、姫子の指が色んな花弁を優しくどかしていき、女肉まで到達しようとする。
925 :
過去の罪8:2010/01/16(土) 17:22:59 ID:+QA33PeY
処女は大きなバリアのごとく膜に守られているのがわかる。
「これが千歌音ちゃんの…初めて見た、嬉しいな」
流石は千歌音、神聖なその場所は綺麗で清潔、何者の侵入の痕跡もない。
「少し痛いけど我慢してね」
「姫子――」
姫子の細くて小さな指が膜に入っていく。
「甘い蜜を上げるから我慢して」
「ああ――んっ…ちゅ」
悲鳴を上げようとした千歌音の唇を塞いだ、左手で優しく千歌音を抱きながら…
その間にも姫子の指は確実に膜を破っていく…貫き、処女を奪ったときも千歌音は
姫子の甘い蜜のような口付けに酔いしれ悲鳴も全てキスが封じた。
そして少し出た血を姫子が優しく拭き取る。
「姫子…私」
「ごめんね千歌音ちゃん、でも私…全て欲しくて、これで…千歌音は私に全てを見せてくれたから
もう恥ずかしがる必要ないよ?えへへ、こ、これからもよろしくね千歌音ちゃん」
「っ…姫子、ふふ、そうね…わかったわ」
千歌音の笑顔を見るのがあの辛さを経験させてる姫子にとってのなによりの幸せだ。
二人の付き合いはこれから始まる。
序盤は基本的に姫子目線で、千歌音ちゃんが姫子の記憶ない場合を少し妄想してみた。
やっぱ乙橘学園舞台で描きたくなるなあ。
926 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 21:21:51 ID:u8Yalrsz
しょっぱなの来るでいたに噴いてしまってまともに読めなかったw
やっぱ姫子攻めはいいですね
指で処女膜貫通までいったのが良かったです
千歌音ちゃんが貫通で痛がったりする描写が
もっとあれば更に良かったですw
GJでした!
姫子の攻めだと千歌音ちゃんが可愛いからいいんだよ
あと基本的に姫子攻めは最終話を思わせるから気分的にも安心できて嬉しい
まあ序盤の誤字がなければGJしてあげてもいいんだがw
また前世の立場逆転SSが読みたいねえ
前世ネタかあ、前世でもイズミさんのような嫌味キャラが出ないとつまらん
デレ状態もいいけどやっぱイズミさんはツン状態がいい
931 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 19:23:06 ID:IxV9w5Hr
ソウマってどんなセクロスすんの?
>>931 姫子と結ばれていたら見せてくれたろうに
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン
937 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y
基地外が書いた小説初めて読んだ
キモw
イズミのツンデレは良いものだな
是非マコちゃんと絡んで欲しい
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適
>>689が荒らしてこいと言ったのできました
689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:50:19 ID:???0
沢山方々から贈り物が届いております
「そう「あと、大神様というから手紙が届いておりますが、いかが致しましょう」
「大神?」と小さく呟くと姫子はため息をつく「処分しておいて」
「お読みにならないのですか?」
「…興味ないわ」「……かしこまりました」
690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:53:37 ID:???0
冨田乙691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:54:17 ID:???0
冨田乙692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:55:51 ID:???0
ってSS作成中のを打ち込んでしまった…スレ汚しごめん
693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:13 ID:???0
>>689-692冨田自演乙:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y
基地外が書いた小説初めて読んだ
キモw938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適
694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:38 ID:???0
どうせ富田乙しか言わないスレなんだしどうでもいいよ
富田がいるせいで神無月スレは可哀想だ
695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:55 ID:???0
エロパロスレも荒らしてこいってさ、冨田
696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:59:58 ID:???0
>>695了解:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン
937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y基地外が書いた小説初めて読んだ
キモ938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな
是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFnイズミはイジメ役が最適
>>689が荒らしてこいと言ったのできました
689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:50:19 ID:???0
沢山方々から贈り物が届いております
「そう「あと、大神様というから手紙が届いておりますが、いかが致しましょう」
「大神?」と小さく呟くと姫子はため息をつく「処分しておいて」
「お読みにならないのですか?」
「…興味ないわ」「……かしこまりました」
690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:53:37 ID:???0
冨田乙691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:54:17 ID:???0
冨田乙692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:55:51 ID:???0
ってSS作成中のを打ち込んでしまった…スレ汚しごめん
693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:13 ID:???0
>>689-692冨田自演乙:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y
基地外が書いた小説初めて読んだ
キモw938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適
694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:38 ID:???0
どうせ富田乙しか言わないスレなんだしどうでもいいよ
富田がいるせいで神無月スレは可哀想だ
695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:55 ID:???0
エロパロスレも荒らしてこいってさ、冨田
696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:59:58 ID:???0
>>695了解:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン
937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y基地外が書いた小説初めて読んだ
キモ938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな
是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFnイズミはイジメ役が最適
>>689が荒らしてこいと言ったのできました
689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:50:19 ID:???0
沢山方々から贈り物が届いております
「そう「あと、大神様というから手紙が届いておりますが、いかが致しましょう」
「大神?」と小さく呟くと姫子はため息をつく「処分しておいて」
「お読みにならないのですか?」
「…興味ないわ」「……かしこまりました」
690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:53:37 ID:???0
冨田乙691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:54:17 ID:???0
冨田乙692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:55:51 ID:???0
ってSS作成中のを打ち込んでしまった…スレ汚しごめん
693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:13 ID:???0
>>689-692冨田自演乙:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y
基地外が書いた小説初めて読んだ
キモw938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適
694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:38 ID:???0
どうせ富田乙しか言わないスレなんだしどうでもいいよ
富田がいるせいで神無月スレは可哀想だ
695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:55 ID:???0
エロパロスレも荒らしてこいってさ、冨田
696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:59:58 ID:???0
>>695了解:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン
937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y基地外が書いた小説初めて読んだ
キモ938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな
是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFnイズミはイジメ役が最適
千歌音ちゃん、私どうしたらいいのかな?
まで読んだ
前世の逆銀月読みたい
>>689が荒らしてこいと言ったのできました
689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:50:19 ID:???0
沢山方々から贈り物が届いております
「そう「あと、大神様というから手紙が届いておりますが、いかが致しましょう」
「大神?」と小さく呟くと姫子はため息をつく「処分しておいて」
「お読みにならないのですか?」
「…興味ないわ」「……かしこまりました」
690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:53:37 ID:???0
冨田乙691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:54:17 ID:???0
冨田乙692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:55:51 ID:???0
ってSS作成中のを打ち込んでしまった…スレ汚しごめん
693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:13 ID:???0
>>689-692冨田自演乙:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y
基地外が書いた小説初めて読んだ
キモw938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適
694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:38 ID:???0
どうせ富田乙しか言わないスレなんだしどうでもいいよ
富田がいるせいで神無月スレは可哀想だ
695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:58:55 ID:???0
エロパロスレも荒らしてこいってさ、冨田
696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:59:58 ID:???0
>>695了解:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
ソウマと結ばれたら悲しすぎて姫子ヤンデレ化、すなわちミカさまになるけどな
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 09:11:24 ID:1/09Onkj
↑いちいち各地に書き込まなくていいよカス冨田
935 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/26(火) 00:47:54 ID:ehffPac/
冨田おつww936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 15:47:15 ID:yp+zuDZ/
イズミさんはツンデレ、姫さま、宮様以外にツンツン
937 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/01/28(木) 13:51:58 ID:tjgdv+/y基地外が書いた小説初めて読んだ
キモ938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/28(木) 21:56:17 ID:xShHYbrS
イズミのツンデレは良いものだな
是非マコちゃんと絡んで欲しい939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 15:21:12 ID:rHsqVrx3
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな
940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFn
イズミはイジメ役が最適:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 08:41:00 ID:xj8AqEOW
やっぱイズミさんはマコちゃんと絡まないと駄目だね
次SS作るときはイズミさんの出番増やしたいな940 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/02/03(水) 12:37:13 ID:+JLIaPFnイズミはイジメ役が最適
初めて会ったのは雪の積もった道端。
倒れていた少女を姫子と下女数人が見つけた。
下女に囲まれながら姫子は倒れている少女へと手を差し伸べる。
それを見た下女の一人が、汚れたようなものを見るような目で倒れている少女を睨み付け姫子に囁く。
「姫様、汚れますわ」
「イズミ、バカなことを言わないの、それより…これは大変だわ、大丈夫?貴女、お名前は?」
その少女は長い黒髪に長襦袢を一枚着ており明らかに寒そうだった。
息を切らしながら声を吐き出してくる「ひ、姫宮…ち、千歌音です」
そして姫子と顔を合わした瞬間、両者は顔をピンク色に染めた。
一瞬だった、その顔にはお互いがなにかを感じ取った…まさに言う、一目惚れというものだ。
「っ!ああ…そ、そう…私、私は来栖川姫子よ、よろしくね、千歌音」
「は、はい…ひ、姫子」
微笑みかけてきた姫子に安心したのか千歌音も微笑んで名前を呼び返す。
それを見た下女数人が騒いだ、特に長い青髪でカール丈にしている少女が千歌音に掴みかからん勢いで騒ぎ出す。
「なあっ!?あ、貴女ねえ!姫様に対してなんですの!?」
「おやめなさい!」
「だ、だってこの子、私達の姫様に向かって――」
「聞こえなかったのイズミ?」
「…うう、は、はい」
「それよりこのままでは風邪を引いてしまうわ、屋敷へ連れて行きましょう」
その会話を聞きながら千歌音は意識が遠のいていった――。
気がつくと大きな広間にいた、下女数人と正面に姫子がいる。
「大丈夫?どこか痛むところはない?そうね…このままではいけないわ、なにか着たほうがいいわね」
「は〜い、では私が準備します(はあ、どうしてこんな子をお屋敷に、それも姫様のお部屋に…)」
「いえ、私が用意するから結構よ」
と、姫子は立ち上がり後方へと向かうと引き出しを探り一枚の華やかな着物を取り出す。
「これを着るといいわ」
それを見たイズミが発狂する。
「なっ!?そ、それは姫様専用の!い、いけませんこのような子に姫様のものを――」
「いいのよ、いいの…私が着せたいもの、ね、千歌音もこれでいいわよね?」
お日様のような優しい微笑みでそう言われ、困惑していた千歌音も小さな口調で「……はい……」と答えた。
イズミがいきり立つ。
「あ、貴女ねえ!少しは遠慮ってものを――」
「イズミやめなさい!私の言うことが聞けないの?」
「う……わ、わかりました、お部屋へと案内します」
渋々従った表情で千歌音をキッと睨み付けると悔しそうな表情で着物を着せる。
そして、下女全員で姫子に頭を下げると千歌音を連れて部屋を出る、そして少したつと千歌音に向き直り、先ほどとは打って変わって
まるで上から見下ろすような表情で軽く睨むと両腰にそれぞれ手を当てて話し始める。
「貴女、姫宮さん?少し姫様に優しくされたからっていい気になってるのではございません?」
「…ひめ…さま?」
「そうですわ、何百年とと続く来栖川の一人娘でらっしゃいますの、非の打ち所のないお方、私達のお姫様こと姫様
はっきり申し上げますけれど貴女とでは身分や立場が違いすぎますことよ、あまり勘違いなさらないよう、わかって頂けるかしら?」
「貴女なんか姫様と口を利けるような人間じゃないのよ」「まったくですわ」
イズミを含めた下女達にそれぞれ言われ千歌音が困惑する、すると――。
「はい、そこまで」
髪の短い少女が現れた、イズミ含めたお嬢様風の下女達とはまた雰囲気の違う女の子だ、この子も下女の一人だろう。
「さ、早乙女さん、な、なんですの?わ、私達は姫宮さんに――」
「いいから行け!」
怒鳴られひいっと退散していく下女達を尻目にその少女は千歌音に近づく。
「私は早乙女真琴、よろしく千歌音」
「どうして私の名前を」
「ああ、乙羽さんから聞いたから…ってあ、部屋に案内するから、こっちだよ」
身寄りのない千歌音はこうして男子禁制でもある来栖川のお屋敷で下女として働くことになった。
しかし、千歌音は病弱なためほとんどの日を一日布団で過ごした、下女としての時間はないに等しかった。
働いても少ない時間で仕事は簡単で楽な仕事だけ、決して厳しい仕事を与えられることはなかった。
そしてそういう千歌音に姫子はなにも言わない、それどころか微笑んで千歌音の身体を心配するだけだった。
通常は下女に厳しい如月乙羽も千歌音にだけはなぜか甘い、それでいて食事の量は他下女と同等で食事は部屋でとることを許され、千歌音に対しては身体を考えた食事を与えられる。
だから、その優遇を気に入らないと当然のごとく同じ下女からは嫉妬を買う。
掃除の最中に嫌味を聞こえるように言われる「いいご身分ですこと」とイズミ達からの嫌がらせは仕事時は常にあった。
そんな毎日が続いたある日、2月14日。
「ごほっ…ごほっ!」
その日の朝から咳が酷くて寝込んでいた。
「はあっ…ごほっ!」
隣では姫子が看病してくれている。
「千歌音…どこか他に苦しいところはない、大丈夫?」
「はい…ごほっ、大分よくなりました、いつもすみません姫様」
「私は私がしたいからしているのよ、それよりちゃんと寝てなさい」
「はい、すみません」
起き上がっていた千歌音が頭を下ろし再び横になる。
千歌音の頬が染まっているのは熱だけのせいではない、姫子が近くにいるからだ。
色んな仕草にドキドキしてしまう、シルクのような髪に触れる仕草。
そしてそれは姫子も同じ、千歌音といると胸がドキドキする、こんな気持ちはいままで感じたことがない。
あの日、千歌音と初めて出会ってから…こういう気持ちを抱くようになった。
「千歌音……好き」
眠っている千歌音の黒髪に軽く触れると額に唇を寄せていく…そして触れる寸前。
「お嬢様」
乙羽の声に我に返ると静かに離れた。
「なに」
「少しよろしいでしょうか」
「千歌音の傍にいまはいたいの、ごめんなさいね」
「姫宮さんには下女をつけます、そろそろ来栖川家一人娘としての自覚と立場をお持ちください」
少し強い口調でそう言われ姫子は黙る。そしてため息をつくと「わかったわ」の声と同時に部屋を出て行った。
千歌音は夕方に目を覚ました、気分がよくなったのか布団から起きて着替える。
そして部屋を出た、そうだ、今日はバレンタインデー、好きな人にチョコレートを上げるイベントの日だ。
千歌音は姫子の顔を浮かべながら調理場へと向かう。
が、皆同じ目的なのか調理場は下女でいっぱいだった、クッキーを焼く音などが聞こえる、下女は誰も千歌音と年のそう変わらない少女ばかりだ。
そして、チョコの材料、居場所などは大きくスペースをとったイズミ、ミサキ、キョウコの3人が占領していた、それに他の下女達までいるから千歌音が作る場所はない。
悲しそうな目でイズミを見つけていた千歌音…と後ろを振り返ったイズミと目が合う。
「あら姫宮さん…貴女今頃起きてきてなんですの?」「貴女いつまで寝てらしたの?」「いま何時だと思ってらっしゃいますの?」
それぞれの声に戸惑う。「わ、私はその…」
他の下女達も作業を止め千歌音を見つめていた。
「なにか私に言いたいことでもおありですの?なんだか材料を使いすぎですわ〜とでも言いたい顔ですわね、チョコを作りたいと、貴女何様ですの?」
「い、いえそんな…私は」
「貴女、少しムシが良すぎると思いません?」
いつの間にか千歌音は下女達に囲まれていた。
「貴女…今日一日なにをなさってらしたの?なにかお仕事なさって?」
両腰にそれぞれ手を当てて訪ねてくるイズミに答えられない。
「なんとか言ってはいかが?」
ミサキ、キョウコも小さく「くすっ…」と微笑み見守る、事情を知っていて問い詰めているのだ。
「…ません」
「はあ?」
「なにもしてません、ね…寝てました」
その言葉に顎に手をやり呆れた表情のイズミ。
「まあ…寝てました?私達は朝早くから起きて、お仕事してるのに、貴女だけ寝てましたと…で、夕方に起きてチョコだけは作りたい…
貴女恥ずかしくありませんの?」
「……」
「それから姫宮さん、貴女、ずっと姫様に看病して頂いてたんですって?」
調理場がざわっと騒がしくなった。
「まあいくらなんでもそれはねえ、少し目をかけて頂いてるからって貴女だけ特別扱いされてるなんてね〜」
イズミ達全員に責め立てられている千歌音は言い返せない、全て事実だからだ。
「貴女の食事代だってただではございませんのよ?」
そして次の非難が飛び出そうとしていた瞬間に声が聞こえた、短髪の女の子だ。
「もうやめなイズミ」
「さ、早乙女さん…な、なんですの?」
「あのさ、一人を皆で囲んで、そういうの私嫌いなんだ」
「なっ!?わ、私は事実を言ってるだけですわ」
「だから一対一で言いな、それともそこの2人がいないとなにも出来ないとか?」
とミサキ、キョウコを指差す。
「な、なんですって〜!?」
「それからそこ占領しすぎ、千歌音にも少し分けてあげなよ、出ないと姫様に言う」
「な、なんで私が……はあっ」
と姫子を出されては弱いのか「す、少しだけですわ」と渋々従った様子だ。
「っ…あ、ありがとうイズミさん」
「ご、誤解なさってるようですが貴女のためにやったわけでは――」
「はい、わかってます…でも、ありがとう」
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」
千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。
「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」
真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
冨田のキモイ妄想垂れ流し中
「ごほっ…ごほごほっ!」
夜になるとまた咳が酷くなった。
背中が痛む、少し身体を動かすとこれだ。
自分は姫子の役に立てていない、いつも体調を崩して寝てばかり。
それなのに姫子は注意一つとしてしてこない、千歌音にはいつも優しく微笑んでくれる。
そして自分は不器用でとろくてグズな為、いじめられるのも当然だ。
「千歌音起きてる?」
どの時、声がした、空耳かと思った、だが本当に聞こえる。
「ひ…め…さ…ま?…ごほっ!」
「ええ、そうよ」
静かな音とと共に姫子が入ってきた。
「ひめ…はっ!い、いけません!このような時間に姫様が出歩いては乙羽さんにお叱りを受けます」
「いいのよ、いいの、それより…その呼び名は2人きりのときはおやめなさい」
「あ、はい…ひめさ…姫子」
「それでいいの、千歌音、チョコありがとう、とても美味しく頂いたわ、私のために作ってくれたのね」
その言葉に安心する。「姫子に喜んでほしくて、私…何のお役にも立ててないから」
「そんなことないわ、千歌音も身体を治そうと頑張っているもの」
「姫子…」
千歌音に額の髪を優しく掻き揚げながら触れてくる。
「私は千歌音が好き…この気持ちだけは…永遠に変わることはないわ」
愛の告白のようなその物言いに千歌音は頬を染める。
「千歌音は?」
「はい、私も姫子のこと」
「そう、良かったわ」
姫子が微笑んだ。
「ねえ千歌音、チョコのお礼をしたいの、少し目を閉じててくれる?」
その言葉の意味を理解したのか、軽く息をつくと「はい」と返事をして目を閉じた。
「私からのプレゼントよ…受け取ってね――」
千歌音の唇に柔らかい物が触れてきた。
とても甘い蜜のような味がする…千歌音はドキドキしながら目を開ける。
目の前に瞼を閉じてこちらのそれに唇を重ね、塞いでいる姫子がいた。
両腕は千歌音の背中に回され抱き寄せられている。
「んんっ……」
蜜に酔いしれていた千歌音、気がつくと姫子は離れていた。
「…姫子」
「ふふ、私のプレゼント、どうだったかしら?」
「はい、とても美味しくいただきました」と奪われた唇をさすりながら答えた。
「そう、よかった…私のファーストキスなの」
その声に頬を染める、自分が姫子の始めてのキス相手だと実感して千歌音も言う。
「はい、私も始めて奪われました、ふふ」
姫子は持ってきた箱から千歌音のチョコケーキをと取り出す。
「さ、残りを一緒に食べましょう」
「はい」
自分と真琴で作ったケーキを一口、しかしまだキスの感触が忘れられない、なんだかこれが
初めてではないような気がした、何度もしてきたような…そんな気がした、しかしケーキが美味しい、そして。
「姫子、チョコをもっと甘くする方法知ってますか?」
「え――」
身体が勝手に動いていた、チョコを口に含んだままの姫子を抱きしめ思い切り口付けする、確かにチョコに蜜が混ぜあい色んなアクセントが取れている。
「んっ……」
そして慌てて離れた、自分がこんな積極的な行動に出たのは生ませて始めて、千歌音は自分自身でも驚いていた。
「千歌音」
「ああ、ご、ごめんなさい私」
「謝まらないで、とても嬉しかったから」
「姫子」
「ええ、ねえ千歌音」
ケーキを片付けた姫子が布団へと入ってくる。
「一緒に寝てもいい?」千歌音は慌てた。
「い、いけません!お部屋へお戻りください!」姫子の肩を掴み押し戻そうとする、流石にこれ以上は問題だろう。
「乙羽さんにお叱りを受けます!」
「2人で謝ればいいじゃないの、ね?」
「で、でも私の風邪が姫子に――」
「千歌音に移されるのならいいわ」
「な――」
「だから…いいでしょ?」
と、有無を言わせず入り込んでくる。「今夜は私が暖めてあげる……」
背後から抱きしめられる「千歌音って胸大きい」
そのことにカッとなる。
「愛してるわ千歌音……」
姫子の吐息を感じながらバレンタインの夜が終わりを告げていった――。
イズミさんの出番大目にした、バレンタイン近いから書いてみた。
957 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 14:38:16 ID:vIrQME9/
(;´Д`)ハァハァ gj!
958 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 15:16:14 ID:Hmpk9t+x
以上冨田の自演age妄想でした
959レスで494KB、いっぱいいっぱいだな
次スレどうする?
冨田自演乙
千歌音は夕方に目を覚ました、気分がよくなったのか布団から起きて着替える。
そして部屋を出た、そうだ、今日はバレンタインデー、好きな人にチョコレートを上げるイベントの日だ。
千歌音は姫子の顔を浮かべながら調理場へと向かう。
千歌音は姫子の顔を浮かべながら調理場へと向かう。
が、皆同じ目的なのか調理場は下女でいっぱいだった、クッキーを焼く音などが聞こえる、下女は誰も千歌音と年のそう変わらない少女ばかりだ。
そして、チョコの材料、居場所などは大きくスペースをとったイズミ、ミサキ、キョウコの3人が占領していた、それに他の下女達までいるから千歌音が作る場所はない。
悲しそうな目でイズミを見つけていた千歌音…と後ろを振り返ったイズミと目が合う。
「あら姫宮さん…貴女今頃起きてきてなんですの?」「貴女いつまで寝てらしたの?」「いま何時だと思ってらっしゃいますの?」
それぞれの声に戸惑う。「わ、私はその…」
他の下女達も作業を止め千歌音を見つめていた。
「なにか私に言いたいことでもおありですの?なんだか材料を使いすぎですわ〜とでも言いたい顔ですわね、チョコを作りたいと、貴女何様ですの?」
「い、いえそんな…私は」
「貴女、少しムシが良すぎると思いません?」
いつの間にか千歌音は下女達に囲まれていた。
「貴女…今日一日なにをなさってらしたの?なにかお仕事なさって?」
両腰にそれぞれ手を当てて訪ねてくるイズミに答えられない。
「なんとか言ってはいかが?」
ミサキ、キョウコも小さく「くすっ…」と微笑み見守る、事情を知っていて問い詰めているのだ。
「…ません」
「はあ?」
「なにもしてません、ね…寝てました」
その言葉に顎に手をやり呆れた表情のイズミ。
「まあ…寝てました?私達は朝早くから起きて、お仕事してるのに、貴女だけ寝てましたと…で、夕方に起きてチョコだけは作りたい…
貴女恥ずかしくありませんの?」
「……」
「それから姫宮さん、貴女、ずっと姫様に看病して頂いてたんですって?」
調理場がざわっと騒がしくなった。
「まあいくらなんでもそれはねえ、少し目をかけて頂いてるからって貴女だけ特別扱いされてるなんてね〜」
イズミ達全員に責め立てられている千歌音は言い返せない、全て事実だからだ。
「貴女の食事代だってただではございませんのよ?」
そして次の非難が飛び出そうとしていた瞬間に声が聞こえた、短髪の女の子だ。
「もうやめなイズミ」
「さ、早乙女さん…な、なんですの?」
「あのさ、一人を皆で囲んで、そういうの私嫌いなんだ」
「なっ!?わ、私は事実を言ってるだけですわ」
「だから一対一で言いな、それともそこの2人がいないとなにも出来ないとか?」
とミサキ、キョウコを指差す。
「な、なんですって〜!?」
「それからそこ占領しすぎ、千歌音にも少し分けてあげなよ、出ないと姫様に言う」
「な、なんで私が……はあっ」
と姫子を出されては弱いのか「す、少しだけですわ」と渋々従った様子だ。
「っ…あ、ありがとうイズミさん」
「ご、誤解なさってるようですが貴女のためにやったわけでは――」
「はい、わかってます…でも、ありがとう」
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」
千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。
「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。
「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」「…っ!は、はい…」
千歌音は夕方に目を覚ました、気分がよくなったのか布団から起きて着替える。
そして部屋を出た、そうだ、今日はバレンタインデー、好きな人にチョコレートを上げるイベントの日だ。
千歌音は姫子の顔を浮かべながら調理場へと向かう。
千歌音は姫子の顔を浮かべながら調理場へと向かう。
が、皆同じ目的なのか調理場は下女でいっぱいだった、クッキーを焼く音などが聞こえる、下女は誰も千歌音と年のそう変わらない少女ばかりだ。
そして、チョコの材料、居場所などは大きくスペースをとったイズミ、ミサキ、キョウコの3人が占領していた、それに他の下女達までいるから千歌音が作る場所はない。
悲しそうな目でイズミを見つけていた千歌音…と後ろを振り返ったイズミと目が合う。
「あら姫宮さん…貴女今頃起きてきてなんですの?」「貴女いつまで寝てらしたの?」「いま何時だと思ってらっしゃいますの?」
それぞれの声に戸惑う。「わ、私はその…」
他の下女達も作業を止め千歌音を見つめていた。
「なにか私に言いたいことでもおありですの?なんだか材料を使いすぎですわ〜とでも言いたい顔ですわね、チョコを作りたいと、貴女何様ですの?」
「い、いえそんな…私は」
「貴女、少しムシが良すぎると思いません?」
いつの間にか千歌音は下女達に囲まれていた。
「貴女…今日一日なにをなさってらしたの?なにかお仕事なさって?」
両腰にそれぞれ手を当てて訪ねてくるイズミに答えられない。
「なんとか言ってはいかが?」
ミサキ、キョウコも小さく「くすっ…」と微笑み見守る、事情を知っていて問い詰めているのだ。
「…ません」
「はあ?」
「なにもしてません、ね…寝てました」
その言葉に顎に手をやり呆れた表情のイズミ。
「まあ…寝てました?私達は朝早くから起きて、お仕事してるのに、貴女だけ寝てましたと…で、夕方に起きてチョコだけは作りたい…
貴女恥ずかしくありませんの?」
「……」
「それから姫宮さん、貴女、ずっと姫様に看病して頂いてたんですって?」
調理場がざわっと騒がしくなった。
「まあいくらなんでもそれはねえ、少し目をかけて頂いてるからって貴女だけ特別扱いされてるなんてね〜」
イズミ達全員に責め立てられている千歌音は言い返せない、全て事実だからだ。
「貴女の食事代だってただではございませんのよ?」
そして次の非難が飛び出そうとしていた瞬間に声が聞こえた、短髪の女の子だ。
「もうやめなイズミ」
「さ、早乙女さん…な、なんですの?」
「あのさ、一人を皆で囲んで、そういうの私嫌いなんだ」
「なっ!?わ、私は事実を言ってるだけですわ」
「だから一対一で言いな、それともそこの2人がいないとなにも出来ないとか?」
とミサキ、キョウコを指差す。
「な、なんですって〜!?」
「それからそこ占領しすぎ、千歌音にも少し分けてあげなよ、出ないと姫様に言う」
「な、なんで私が……はあっ」
と姫子を出されては弱いのか「す、少しだけですわ」と渋々従った様子だ。
「っ…あ、ありがとうイズミさん」
「ご、誤解なさってるようですが貴女のためにやったわけでは――」
「はい、わかってます…でも、ありがとう」
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」
千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。
「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。
「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」「…っ!は、はい…」真琴と意気投合した千歌音は一緒にチョコレートケーキ作りに取り組んだのだった――。
「っ…み、みやさ…?っ…わ、私は…さ、さあ続きを!」千歌音が微笑むとイズミは顔を真っ赤にして慌てたように作業を続けた。「はは照れてる、照れてる、さ、千歌音作るよ。私も手伝うからさ、好きなんだろ?姫様のこと」
「…っ!は、はい…」「…っ!は、はい…」