こんばんは。書けました。投下します。
注意事項は
◇名無し×港町の空腹ルシェ
◇エロ無し、短し、何か続いているし。
です。
嫌な方は「冒険者No.261」をNGで(いいのかな?)。
では、どうぞ。
「あ〜知らないねぇ〜」
「アイゼンの奴なんか知るはずないだろ!」
「だ〜れ? そのおにぃちゃん? ねぇそれよりさぁ〜♪」
「ウホッ! いい男」
ネパンプレス帝国に着いて三日間。四人は手分けして情報収集に勤めた。
一人は酒場で、一人は城で、一人は街中で、一人は広場でそれぞれ探したが、何の情報も得ることなく今日も日が暮れた。
四人は疲労――走り回った者もいれば、子供と遊んだ者もいて、何故か尻を押さえた者もいた――しながら、宿へと戻ってきた。
「あ‥‥お帰りなさい‥‥どうでした‥‥?」
四人共首を横に振る。
「そう、ですか‥‥。私の方もダメでした」
彼女は各店を聞いて回っていたが、そこでも何の情報を得ることは出来なかった。
「お店の方は‥‥最近、殆ど冒険者(ハントマン)は来ていないそうです」
彼女の耳が元気無さそうに垂れる。それを見て、やはり一人はにやけ、やはり隣りの仲間が背中を抓った。
「彼‥‥どこにいるんでしょうか‥‥? もしかして‥‥魔物に‥‥?」
彼女は不安からか、最悪の結末を口にする。四人は各々それは無い、と励ました。
「だって‥‥キャンプでは誰かが見ていたのに‥‥ここでは‥‥誰も‥‥」
悪い方向へと考えてしまう彼女の悪い癖は旅の途中幾度もあった。そのたびに、流砂を抜ければ、キャンプに行けば、砂漠に行けば、ネパンに行けばと延ばしてきた。が、どうやらそれも限界みたいだ。
彼女は疲弊からか、泣き出した。静かにしかし止めどなく溢れる涙を止める術を四人は持っていない。
困り果て、一旦戻った方がいいかと思い、宿を出る支度をする。その途中。
「アレ? もしかして‥‥アンタ達‥‥」
誰かが後ろから声をかけてきた。一人、自分の事かと振り向く。すると、どこかで見た三人組がいた。
「やっぱり! 覚えてる? ほら、カザンで会った!」
その言葉に四人全員がかつて、リタという女性の為に仲間を集めた懐かしい記憶を思い出す。
「いやーあの時は世話になったわね! おかげで最高の旅が出来てるわ! 本当にありがとう!」
元気よく、ハキハキと喋るリタに四人は少しばかりの元気をもらったような気がした。
リタは三人で行動しているのを一人が思い出して、他の人はと尋ねる。
すいません。残り容量を考えたら、投下しちゃヤバかったですね。失念してました。
自分も立てられないので誰かお願いします。
これは……もしかして皆尻込みして誰も立てに行かない状況?
それともまだ余裕がある?
何にしても次スレ
>>1の文体とテンプレ案を出さないといけないと思う。
とりあえずスレタイは『7THDRAGON/セブンスドラゴンでエロパロ 2匹目』を提案。
連投失礼。↑のは『立てられるけどどんな
>>1、テンプレにすればいいか分からない』
という人という意味のつもりで書いた。本当に失礼。
↑は30秒くらいで作ったものなので、みんなでゆっくり叩いていってね!
>>548 いや、文句つけるとこないわw
流れ作ってくれた
>>546もTHXですよ!
SS控えてるみたいだし、それで建ててしまったらどうだろう。
保管庫の人もがんばれ。応援してます。
完全に個人的な趣味だが
スレの本数の単位は『2匹目』よりも
『竜二体目』とか『第二帝竜』とかの方が燃えるっちゃ燃えるw
いいと思います。ただ『DS用のため』の用は削除したほうがいいかと。
何もしてないのにつっこんでごめんなさい。
目指せ666匹目!
・・・あ、やっちまった、
>>552を誤読してる。
ごめんなさい・・・
スレ建て乙です。
そしてドンマイ。
556 :
548:2009/04/04(土) 19:27:41 ID:0ma0CYKk
静まり返ったここなら言える
ミートーイーター取得したハルカラさんの下のお口に(ry
リトルミートを食いちぎられるんですねわかります
むしろハルカラの出るところは出てるお肉をだね・・・
しかし、ハルカラさんはどこでもここでも
かわいそうなぐらいアホの子設定ばっかりだな
布団敷いたから一緒に寝ようかアリエッタ。
アリエッタはいつもぽかぽか暖かいね。
寒がりな自分と相性ぴったりだね。
明日はおいしいもの食べにでかけよう。
おやすみアリエッタ。
絵板でのハルカラさんには世界中のドラゴンを食べつくす
ヤンペコ(病んでる腹ペコ)属性が付加されたけどな
第二帝竜でも言われてるし何か小ネタを考えた方が良いのかねぇ
それはもうサイコパスの領域では?
吸血鬼のひめごとに出てきた誰かさんみたいに
いずれPTメンバーすら食ってしまいそうだ。
そこで性的にイーターしてもらう方向で話を進めればだな
こっちが完全に埋まるまで、第二帝竜への投下は控えた方がいいのかな?
小ネタも意外と難しいですよね……
性的な意味でイーター……
「海老フライ売り切れなの!?」
「悪いな。また明日来てくれ」
「そんなぁ……ボクお腹ペコペコだよぉ〜……」
「俺の自慢のソーセージならあるぞ!どうだい?少しだけ味見を……」
「うわぁ!おいしそうなソーセージ!いただきまーす!」
ガリィッ!!
すみません、自分には無理でした。
埋め埋め
気が付いたら思いついたネタが全部特殊性癖だったんだぜ……not大丈夫my脳。
だが後悔はしていない
>>565 そこまで気にしなくていいっしょ
なんとなれば、JOJOネタでもカイジネタでも
アスキーアート使って一気に埋めりゃ良いだけで
うめ
うちの鬱姫は、真OP後に騎士子と一緒にギルドに入った亡国の姫だよ
普段は暗いけど気配りの行き届いた優しい子だよ
戦闘時には、前衛サポート・回復・騎士子への指示と大活躍だよ
でも、夜寝る前になると、親の仇のドラゴンを殺した時の興奮を思い出して
自分でもおかしいと思いながらも昂ぶった体をこっそり慰めてるよ
意外と常識人な褐色ローグは、いずれ止めさせた方がいいのかなあと思ってるよ
ルシェメイジは押し殺した喘ぎをオカズにしながら手を出す機会を狙ってるよ
保護者の騎士子は爆睡中で気づいてないよ
俺はカザンのエロリスト
昨日はランさん食したぜ(性的に)
明日はガッサンほってやる (性的に)
食せ食せ食せ 竜など食せー!!
SHYOKUNIKUせよ 食肉せよ!
SHYOKUNIKUせよ 食肉せよ!
ドラゴンなど我が胃袋にブチこんでくれるわーっ!
信者「異常食欲者のハルカラーさんにとっては、
ドラゴンなど食欲の対象でしかないんだ…(ガクガク」
出たー!ハルカラーさんの一秒に十回キリングリアクト!
埋めがわりに愚痴をこぼしてみます。
赤トンボと黄色の鮟鱇この世から消えてください!
二人旅に挫折して、折角プリンセス入れたのに、深海の闇→とんぼ返り、混乱攻撃→乱入…
ヒーラーとナイトがいないだけでここまで厳しくなるなんて…!
やはり色々な意味でミートイーターな桃ファイター入れるべきなのか……
あれ?それもうただの普通プレイじゃない?
裏ダンの3階かな。まぁ、トンボは最強だから……
乱入されない位置を模索して頑張るしかないよ、うん。
普通にラスト以上に死にまくるし
うちのpt
メガネメイジは小難しいことばっかいってうんざりするんだけど
それにグチいれながらも翻訳するツンデレヒーラー・・・と出来てる
メイジのやつどこからか仕入れてきたエロ本で得た知識をヒーラーに試しているらしい
鬱姫は無口だがかわいい動きと月明かりの詩でptを癒す癒し系
リーダーのルシェナイトは真面目で奥手だが巨根で絶倫
そして鬱姫におねだりされて毎日エッチしてるエロエロptですがなにか
>>571 侍とメイジだけで本編クリア出来るんだな・・・4人パーティで
未だにフレイムイーターが倒せない俺情けない・・・
うちのパーティは
桃ファイター(斧)、メガネヒーラー(回復)、ルシェローグ(弓)、鬱姫(支援)
桃→眼鏡←鬱←ローグ
とローグだけもてない何とも可哀想なパーティですがなにか
>>569-570 お前らのせいでウチの桃耳戦士が
「お高くとまりやがってこのメスタワーめが!」
とか言いつつ紅杭の塔をイートしようとし始めたじゃないか
どう責任を取ってくれる
パーティ話になると鬱姫さん大人気だなw
しかしスレにおいては彼女のエロ話がかかれてないと言う矛盾
みんな、好きすぎて逆にかけないのか?
>>575 ・・・責任だと? ならば元気な悪魔の子種を授けてくれるわー!!
悪魔の白子!そういうのもあるのか
うちの鬱姫はパーティー唯一の男の娘で、毎日他の三人に唾責めで虐められている
うちの鬱姫は緑ナイ子さんと姉妹のように育ってきたプラトニック百合関係。いわゆるスールな感じ
でもナイ子さんは最近、カザンで組んでからずっと一緒に冒険してきた回復特化のルシェヒラが気になってたりする
鬱姫に対して自身が気付かないほどほのかな想いを抱いていた眼鏡メイジ君は、雑魚戦回避のため黒髪侍と入れ替わりで2軍に行きました
いまではカザンのギルドハウスで薬学Lv5を活かして2軍の赤平と勉強しています。よかったね?
なお、姫からは惚れた腫れたの騒ぎにはノータッチです。歌うのと魔物をいたぶる方が楽しいのだとか。
>>581 いいと思う。投下5分前ルールも、投下する曜日や時間を気を付ければ要らないとすら感じるし。
保管庫のうpろだも貼っといたらどうかな?
>>582 あー、悪い。
保管庫うpろだへの誘導忘れてた。
早いとこって言われても、後10kbか・・・。
ほんとの意味でSSが投下されないと雑談っぽいので10kって難しいんだよな。
原稿スレに投下してる職人さんは、現在進行中ので頭一杯だろうし
かと言って、設定を晒すにも自分のメインパーティは微エロすら
考えてなかったしなぁ。
もうちょっと煮詰めてくるか・・・。
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廴ノ ヽ_」
人類は敗れた。勇者たちは倒れ、戦士たちは死んだ。
アイテルは、世界の狭間で最後の時間を待っていた。もうすぐここにも竜の手先がやってきて、彼女を殺すだろう。
だが青い髪をした少女の心に、絶望はなかった。ヒュプノスが滅び、人類とルシェ族が滅ぶ。そうであるからには、いつか竜も滅びる日が来る。
そして竜が不可避なる滅びを内包するのと同様に、自分たちもまた終焉の時を迎えようとしている。早いか、遅いか、それだけの問題。
書架が立ち並ぶ薄暗い通路の向こうから、かつり、かつりと足音が聞こえる。少女にはそれが誰だか分かった。ニアラだ。
真竜の名を冠するニアラ自らがここまで来たということは、つまり、アイテルが地上における最後の生存者だということだろう。
やがて、半ば竜、半ば人間の姿をしたニアラが、暗闇の向こうから姿を現した。
「久しぶりだな、ヒュプノス。ずいぶんとてこずらせてくれたが、そのぶん楽しませてもらった。礼を言おう」
「人間の姿を真似るなんて、趣味が悪いのね、ニアラ」
「彼らは私を大いに楽しませてくれた。最後の一人に至るまで、な。素晴らしい敵にして、最高の餌に、わずかばかりの敬意を払うにやぶさかではない」
「そんな言葉では、私の絶望は引き出せない。絶望には希望が必要だけれど、私の希望は遥か遠い日々の中にしかないのだから」
「所詮ヒュプノスとはそういうつまらん連中よ。人間やルシェのほうが食いでがあった。だが――」
ニアラの口が耳元まで大きく裂ける。鋭い牙が並んだ口が、シュウシュウと音を立てた。笑っているのだ。
「連中の絶望をたらふく食ったら、久々にヒュプノスの絶望も味わってみたくなった」
ニアラが指を鳴らす――ようなそぶりをすると、薄暗がりの奥から一人の男が姿を現した。途端に、それまで無表情だったアイテルの顔が凍りつく。
「勇者様ご一行が持っていた剣を再分解して、そのうちの一人を再構成した。さぞ会いたかっただろうと思ってな」
そこにはタケハヤの姿があった。アイテルが心を捧げた男。そして無限にも近い時間、その側に身を置きながらも、指一本触れることができなかった恋人。
「くく、喜んでいただけたようだな? 安心したまえ、彼の狂気は私の管理下にある。なにしろ私が創ったのだからな!」
「――アイテル。君なんだね? 生きていてくれたんだね? 会いたかった。本当に、本当に会いたかった」
タケハヤがうわごとのように愛の言葉を呟きながら、アイテルに近寄る。アイテルは反射的に一歩退こうとして、その場で動けなくなった。
彼がタケハヤではないことなど分かっている。そしておそらくはここに来るまでに、無数の人間を殺してきたのだろうことも分かっている。でも。でも。
とまどう彼女を前に、タケハヤは困ったような顔をして立ち止まる。
「――アイテル? もしかして、君は――俺の事を、もう愛してはいないのか……? 確かに俺は、君の愛を失うに相応しいことをした。だがそれは――」
青い髪の少女は、激しく首を横に振る。
「アイテル、君のことを愛してる。今度こそ、もう二度と離さない。二人で一緒に、静かに生きよう。これから先、俺の戦いのすべては君のためのものだ」
タケハヤとアイテルは、一歩ぶんの空間を残して向かい合った。互いに、互いの瞳を見つめあう。
アイテルは何度も口を開きかけては閉じ、開きかけては閉じ、その様子をタケハヤは静かに見守り続けた。
アイテルの手が拳を握り、開き
下唇を小さな歯が噛みしめ
何回も何回も深呼吸を繰り返し――
そして
そして、アイテルが一歩を前に踏み出し、タケハヤはその身体をしっかりと抱きしめた。
不思議と、彼女の心に絶望はなかった。もう、世界は終わったのだ。その最後の時間に、ほんの僅かな奇跡を祈って、何が悪いのだろう?
そう思うと同時に、彼女は自分のささやかな絶望がニアラに食われていることを意識した。
でも、止められなかった。そこには、漠たる幸福感だけがあった。
タケハヤの手が彼女のマントを剥ぎ取り、チュニックのボタンを引きちぎって、ボディスーツのジッパーを性急にひき下ろしたときも、そこに絶望感はなかった。
彼の両手が、あまり発育のよくない胸の上をまさぐり始めると、陶然とした快感が立ち上がってくる。
気がつけばこぶりな乳房の乳首は痛いほど突き立ち、下腹部が傍目にも分かるくらいに熱と潤いを持ち始めた。
タケハヤがズボンを脱ぎ棄てる。人ならぬ力を与えられた彼は、その男性自身もまた戦闘能力に劣らぬ強暴さを見せ付けていた。
彼は青い髪の少女の腰を両手で支えると、淡い翳りの中に自身の巨大な幹をつきたてる。アイテルの両足が爪先立ちになった。まだ完全には準備ができていなかったアイテルは痛みを訴えたが、その声にはたっぷりと甘さが忍んでいる。
目じりにうっすらと涙を浮かべながら呻く少女の口を、タケハヤの唇が塞ぐ。二人は両手を互いの肩にまわし、互いの舌を貪った。唾液の糸が口の端から垂れ、胸元へと滴っていく。
くちづけを交わしたまま、タケハヤは下半身を蠕動させ始めた。身体の深奥を突かれたアイテルは、必死で彼の首にしがみつく。
ピストンは最初からハイピッチで繰り返され、かろうじてつま先でたっているアイテルの両足があっというまに痙攣しはじめる。ボディースーツが一撃ごとにずり落ちていき、やがて彼女の足元に落ちたが、そんなことはどちらの意識にもとどまらなかった。
アイテルはひたすらに身体の中を突き刺され、突き上げられ、捻られ、抉られ続ける。卑猥な音を立てながら体が上下するたびに、言葉にできない快感が彼女を支配していた。
絶頂を極めるどころの騒ぎではない――最初の絶頂は、彼と身体が繋がったその瞬間に、既に訪れていた。全身が燃えるように熱く、どこを触られても頭の中が真っ白のなりそうな快感が走る。
激しい突き上げで乳首が胸板に擦れればそれだけで達し、彼女を抱きしめる強い手が腰から背中に回ればそれだけで達した。
両足は細かく痙攣し続け、タケハヤを抱きしめる両手はガクガクと震えている。太ももには愛液がとめどもなく流れ落ち、ボディスーツをぐっしょりと湿らせていた。
アイテルの瞳が焦点を結ばなくなってしばらくして、タケハヤが思いつめたような表情で天を仰ぐ。腰の動きが激しさを増した。
「――アイテル! おお、アイテル!」
朦朧としていた少女は、愛する男の呼び声に答える。
「タケハヤ……タケハヤ……」
「アイテルっ! アイテル……っ!」
「タケハヤ……」
やがて男は動きを止め、女は唇をわななかせた。
がくり、とタケハヤの膝が崩れる。放心していたアイテルは一緒に床に倒れた。
「……タケ、ハヤ?」
彼は息をしていなかった。
「うそ……うそ、タケハヤ……やだ、やだ、やだああああっ! タケハヤっ!!」
のそりと、大きな人影が動く。
「おやおや、タケハヤ君の命数が尽きたか。やはり死んだ者を無理矢理動かすのには限界があるな」
舌なめずりしながら、ニアラが囁くように言った。アイテルは呆然とした表情のまま、床に倒れた恋人の身体を揺すっている。
「いや、いや、いや、いや、実に美味。ヒュプノスの絶望など、人間のこってりとしたまろみ、ルシェの爽やかな酸味に比べれば萎びたサラダのようだと思っていたが。
いいだろう、アイテル。もうしばらく、私のために生きるがいい。そしてその絶望を私に食わせてみよ。なに、お前が本当に絶望するのは、これからだ」
ニアラの眼が光る。と、どこからともなく、何十人ものタケハヤの姿が現れた。
「エデンを攻略するのに、一人では足りなくてな。そうれこの通り、いくらでも代わりはいる」
青い髪の少女は、呆けたような顔でタケハヤたちを見た。
「アイテル――」
「アイテル、愛しているんだ――」
「アイテル、やっと会えた――」
何十本もの手が、アイテルに伸びる。地面に四つんばいになったアイテルの口には巨大な怒張が突きこまれ、背後からは別のモノが彼女を狩り立てた。乳房を、背中を、尻を、太ももを、たくさんの手が愛撫する。
少女は、無上の快楽に悶えながら、どうして自分は気が狂わないのだろう、どうして絶望が自分を殺してしまわないのだろうと考え、
そして死にたいと思っても死ねないので――
そのうち、アイテルは考えるのをやめた。
以上です。
埋め用に大急ぎで書いたので、誤字脱字・重複表現など見苦しい点ありましたらご容赦を。
もうひといき、頑張って埋めましょう!
591 :
システム:2009/04/22(水) 23:12:29 ID:wXVSNB7M
それじゃあ、また改編したものを埋めついでに投下しますね、細かい説明は、次の本編投下時に。
興味本位でハントマンになろう、とこの子を無理矢理誘って遠路遥々カザンにやってきたあたし達
《一日目・1415時》
【カザン入り口(東)】
「着いたー、カザーン」
「ようやく着きましたね」
「それじゃあ、あたしは宿を探してくるね−」
「あっ、うん、気を付けてねー」
ソーマと別れてから、知らない街を歩いていると何だか楽しくなってきてあたしは走りだしていた、
少し走ったところで広場が見えて来る、広場には色んな屋台があってあたしは目を奪われていた。
「お財布お財布…うわっと」
よそ見をしていたら誰かにぶつかってしまい尻餅をついた
「いたた」
「大丈夫か?」
「うん、だいじょぶだいじょぶ、あ、ごめんなさい」
「そうか、気を付けろよ」
その人はあたしの頭を撫でると、行ってしまった
「あ、そうそう、宿宿」
あたしは当初の目的を思い出す
「でもその前におやつだ−」
あたしは屋台巡りに向かった…
《1435時》
「おっ菓子っおっ菓子」
あたしは目に付いたお店を片っ端から覗いていく、ドーナツ、クレープ、パンケーキ、烏賊焼き、綿菓子、お好み焼き…
抱えるほど食べ歩いていたらソーマが見えた。
「ん!?ん−ほ−ま−」
「え?あ、見つけた、スズちゃ−ん探したのよ、またそんなに買って、それで宿屋は見つかったの?」
「ううん、まだ、そ−あも食べる?」
「うん、…あ、宿ならあそこが、はむ」
「知ってうの?」
「むぐ…教えてもらったの」
「ふ−ん、人見知りなのによく聞けたね−」
「そうじゃないの、…でも教えてもらったの」
「?変なの−、まいいや、そこ行こ」
あたしはソーマに付いていく、…「あ、これ美味しい」「でしょ−」…
…「鈴かすてら、久し振りね」「ソーマ好きだもんねー」…二人で色々と食べ歩いていたら着いたようだ
《1730時》
「確か…ここね、六剣亭」
「ここ−?入ろー」
「待ってスズちゃん、口の周り」
「ん−?」
「ほらほら、よし、と、行きましょ」
【旅の宿 六剣亭】
カウンターに身を乗り出して、人を呼ぶ
「ごめんくださ−い」
「いらっしゃい、宿泊費は7Gだよ、泊まっていくかい?」
「泊めて−」
「お願いします」
「じゃ、ここに名前お願いね」
「はいは−い、スズリ(硯)と、ソーマ−」
「はい、ソウマ(爽麻)、です」
「ごゆっくり」
【硯編、続】