マクロスFRONTIERでエロパロ6発目

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461名無しさん@ピンキー
新惑星の探索にはピクシー小隊ももちろん借り出されている。
フォルモを犠牲にした三島の作戦は、フロンティアに属するゼントランから
反発を生んでいるのは事実であり、例えその判断を取った当人が獄に繋がれて
いる状況だとしても、小さなわだかまりを解消しきるにはまだ時間が必要だ。
そんな時期だからこそ、こうして種族の垣根を越えて協力し合える仲間の存在は重要だった。
原生生物に襲われたり、複雑な地形の間を縫う等、一口に探索といってもその内容は
緊張を必要としている。一日がかりで調査団を派遣できる場所を確認してはマーキングし、
範囲を詳細に作っていく仕事は疲労を呼ぶものだ。
重婚が臨時的に許可された状況に甘え『妻』になってもらったクランを伴い、時折
家で待つランカに連絡を入れ二人で食事をとったりする。
ランカとの関係を快く思っていないのを顕にするオズマへの遠慮が多少あり、
娘々は避け、その日はビジネスランチにも利用される個室のある店を選び、遅い夕食となった。
462名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 03:31:00 ID:NRWFOGuS
「旦那様、私はいいのだぞ?…ランカが寂しがるといけない」
「顔色が悪くなっている。食べずにいると、赤ん坊に栄養をやれないぞ」
「今、赤ん坊に栄養を渡しているのはランカだ」
反射的に言い返したクランの顔が、空腹に伴う顔色の悪さも吹き飛ばすように赤く染まる。
それを見て、自分の頬も熱くなるのをアルトは感じた。
現在、クランは以前のタイトなラインの衣服ではなく、色調は同じながらも体のラインがあまり出ないものを着ている。
ミシェルの子を体が育もうとして、胎児がいなくなった今もその体は準備をし続けているからだ。
ペアになっての探査中、休憩時に熱を出してクランが倒れなければ、それを知ることがなかっただろう。
メディカルキットで胸部に異常を認めたため、心の中で謝りながらパイロットスーツをはだけると、
甘いような不思議な匂いに鼻をくすぐられた。
今はもういない親友曰くの『不器用な遺伝子』に急激な変化を要求され、過剰に活動する乳腺が膨らみ、
脇からデコルテ、スポーツブラに包まれた胸部が全体的に赤く腫れていた。
母になろうとする体が先走らせた母乳に濡れ、透けた朱嘴に、これにミシェルは触れたのだろうか、と
あらぬ想像をしたアルトは慌ててタオルでクランの胸を巻き、冷却パックを脇に挟ませた。
本当はすぐさま離れたい所だったが、危険な場所に意識不明のクランを置いてはいけない。
不覚にも血の通った下肢に内心悪罵を吐きながら、パートナーが意識を
取り戻す前に治まるよう、無意味に地面を這っていく蟻を数えていた。

「だ、だからと言ってだな…私が旦那様の妻であるのは」
言い募ろうとするのを手で遮りアルトは口を開く。
「…俺は、クランを守りたい。そうして、二人であいつのことを色々話したりしていけば、
ランカがミシェルの血を残す手伝いをできるように俺にもあいつの何かを残していけると思うんだ」
それを聞いたクランは、しばしの沈黙の後、ゆっくりと微笑んだ。
笑みの意味をアルトは掴みかねたが、そこに含まれていた許容の色にとりあえずは
納得してもらえたかと、再びフォークで皿の上の魚に挑んだ。
463名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 03:36:26 ID:NRWFOGuS
すみません、一本目を誤爆してしまいました
これ→>>461>>462の順にお読みください (レス代理人)

規制中なので、代行スレにお願いしました。遅れて誠に申し訳ないです。2レス分のはず
小ネタ>>64前提、母乳、特殊属性ネタ、アルクラ+ランカ エロ微小
苦手な人はスルーして下さい


「んふ…♪」
その日、ランカはやたらと機嫌が良かった。
いそいそと着替えるその姿を眺めるアルトの視線は、自然とぽこりと膨らんだ腹部に行く。
丸いくぼみは引き伸ばされて浅いへこみになり、気のせいか腰周りの肉付きは
凝脂をたたえ、女性の柔らかな曲線を成してきたようだ。
幼い顔を見てしまうと腹部に命を抱えているとはなかなか思えないだけに、
アルトは時折ランカに頼んでその腹に触れ、ミシェルの忘れ形見の存在を
感触として実感することにしていた。
現在、アルト、クラン、ランカの三人で暮らしているフラットの一室、
ランカの部屋は外からの曇ったような光に満たされて、女の子っぽい調度と
相まって、何かのPVの一場面のようだ。
「…どうした?」
あまりに屈託なく笑うランカに、さすがに気を引かれてアルトはその顔を覗き込む。
「このブラね、すっごく可愛いでしょ?昔、勢いで買っちゃったんだけど…」
そこで口ごもるランカに、そこにも新しい命がもたらす自然の不思議を知る。
なだらかだった胸はふっくりと可愛い膨らみをいつの間にか育てていた。
「今ならバッチリだよ!」
小花模様にレースとリボンをあしらったそのブラは、ランカらしい選択だ。
命を預かりながらも、ランカの天真爛漫さは変わる事が無いようだった。