【乃木坂春香】五十嵐雄策総合【はにトラ】part3

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1名無しさん@ピンキー
五十嵐雄策原作作品「乃木坂春香の秘密」「はにかみトライアングル」のスレです。

以下は注意事項です。
・単行本派orアニメ派の方にはネタバレになる可能性があるのでご注意を。
・陵辱系、スカ系など読み手を選びそうな話を投下する際は事前に警告をお願いします。
・気に入らない話が投下された場合はスルー推奨、荒らしに対しても同様に対応して下さい。

それではよろしくお願いします。

過去スレ
【乃木坂春香】五十嵐雄策総合【はにトラ】part2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216623456
2名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 00:22:30 ID:Bm1jJjCl
年末に数日空いたら落っこちてたので建てようと思ったら何度も弾かれたので依頼しました。
>>1さんありがとうございましたm(_ _)m
3名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 23:16:05 ID:Bm1jJjCl
即死回避age
4名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 23:40:06 ID:lGtAy8H1
2期やるんだっけ
5名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 03:32:29 ID:0ET/KyCz
>>1
スレ立て乙

>>4
まだ何も情報出てない。
原作ストックは余裕だから可能だとは思うけどな。
65:2009/02/06(金) 06:27:54 ID:0ET/KyCz
と思ったら2期決定してたのかorz

椎菜の出番が増えますように(-人-)
7名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 07:13:08 ID:4+C4hdE9
2期決定保守
8名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 19:00:32 ID:gP7dyWOO
天宮椎菜の秘策の人がまた来ますように(-人-)
9名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 01:26:07 ID:lBuwSw5h
期待せざるを得ない
10名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 11:58:16 ID:+v1wM3Y6
裕人って誰相手でも襲われそうなイメージがあるな…
春香でも美夏でも椎菜でもメイド隊でも…

なぜか女装させられて朝比奈さんに襲われてる電波を受信した。
11名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:29:13 ID:TZGd2bRT
>>10
まぁ押しの強いタイプではないからな。
時々主人公補正が掛かってカッコ良くなるが。
12名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:28:26 ID:Gdqg7Kl8
>>1乙二期決定wktk
13名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 22:17:06 ID:Q0MujQt/
裕人×春香×椎菜の3Pに期待
14名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 05:55:00 ID:n+rl/DDS
裕人は体力無いから2人同時は無理と見たw
15名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 09:46:28 ID:BGcdEDeB
ルコと由香里さんに毎晩鍛えられてるからな、で万事解決w
16名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 09:47:06 ID:hS8sVR3J
3Pなら裕人×春香×美夏の姉妹丼がいいなー
17名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 19:02:19 ID:73y+yGaC
>>16
秋穂さんを交えての親子丼も捨てがたいぞ
18名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 22:25:10 ID:gnIIfb6f
>>14
あの裕人の体力おばあちゃん並とかいう自己申告は信じない方が良いぞ。
アイツしょっちゅう春香や美夏を抱えて長距離ダッシュしてるし、不眠不休で執事や工事現場のバイトもこなしてる。
19名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 23:47:03 ID:zYslC3Jz
自己評価が低いから鈍感なんだろうさ

トコロで、裕人の常識人っぷりや春香や美夏の性に対する反応を見てると濡れ場に突入するには相当ハードルが高い気がするよ
やっぱり、多少はエロパロ補正入れて性格や雰囲気を変えないと話進まない?
それとも、前振りは長くなるけど原作を可能な限り再現して事に及ぶ展開が好み?
20名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 06:55:21 ID:UYehQl76
>>19
俺は原作を再現して、事に及ぶ展開の方がいいな。
特に性格を変えられるの一番やだ。

原作もののアニメ化で一番叩かれるのって、ストーリーが改変されてるんじゃなくて、
普通に原作読んでれば、そのキャラがそんな事するわけが無いって事を
無理矢理やらせるのが一番問題だと思うんだよ。

二次パロでもそれは重視して欲しいな・・・。

ちなみに、春香以外とのエロはそもそも有り得ないわけだから、
美夏や椎菜の夢オチならご自由にw
21名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 06:56:50 ID:UYehQl76
ところで、春香との濡れ場って、原作でも途中で邪魔が入りさえしなければ、
もう突入しててもおかしくないような気がするんだけど、どうだろう?
22名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 12:42:19 ID:jC/ww41V
>>19
個人的な好みは後者だが、設定変更等があるなら投下前に注意書きすれば問題ないと思うよ。
23名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 13:38:04 ID:HKE6CEGk
>>20
本編の節々での葉月やルコが介入してこなかった場合のifストーリーは書きやすそうではあるね。

春香以外なら、美夏は8巻で、那波さんたちが現れなかった場合とか、椎菜は4巻で裕人にエロマウント取られたときに、春香が来なかった場合とか。

原作準拠じゃなくても俺も多少の改変は肯定派。
じゃないと裕人×春香オンリーになっちゃうし。これだけいるのに勿体無い。
24名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 20:41:12 ID:UYehQl76
まずは春香との純愛エロパロがいっぱい出来てからだろ。
その他大勢のは。

俺個人は春香オンリーでいいんだけどね。
25名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 21:53:13 ID:5GsSRXia
だが、待って欲しい
春香の純愛は原作を読めば何か書けそうに思えるが、つまりは『春香に恋愛をさせる』と言う超絶難易度のストーリーを考えなきゃならないのではないだろうか?
26名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 10:42:13 ID:NOX4rkL4
オリキャラ無双、キャラ崩壊、世界観の変質、注意書きのない不快な表現
どれも忌むべきものだけど、書かれないよりは良い。書かれないよりは……
27名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 18:49:46 ID:408Kqi/D
どっちかに酒飲ませて酔わせる
28名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 20:12:06 ID:/sW33HZ1
冬華の18禁展開は有り得るのだろうか?
29名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 21:17:08 ID:sWJGbrYx
在って欲しいけど、如何せん材料となる原作での出番が少な過ぎる…
30名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 21:48:50 ID:CXG95yTi
実は相当計算高い黒春香、とかはありだろうか。
31名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 22:56:52 ID:/UcHMJ28
計算高くても、生来のドジで台無しになる気がする…
32名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 23:28:59 ID:CXG95yTi
ドジも含めて計算。とか。
33名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 23:38:24 ID:/UcHMJ28
本人には予想出来ないからドジなんだと思う
精一杯計画を立てて、それでも失敗する春香に萌えるのもアリかもしれないが
34名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 21:40:41 ID:YJLbhKjD
同人誌では多少あったみたいだけれど、陵辱系エロゲーの主人公みたいな性格に改変された裕人が、
弱みを握ったのをいいことに春香をエロ調教するSSはありだろうか?
35名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 21:48:25 ID:a0ZnV/gp
>>34

無しだな。
どうしても裕人に春香をエロ調教させたいなら
どういう状況なら、裕人が春香とそういう関係になるかってのを考えろ。

安易に性格変えりゃいいやとか、楽な考えは捨てろ。
上手くならんぞ。
36名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 01:51:08 ID:lbPGcBRH
弱みって言われても今更なあ…
いっそそういう方向での陵辱なら信長×春香?

それも今ひとつピンと来ないな。
37名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 02:23:09 ID:PLUloFBe
SS内で乃木坂グループ関連とかのそれっぽいパーティーが開催されるのは許容範囲?
あんまり勝手に大きなイベントを組むと、読んでくれる方が取り残されやしないかとヒヤヒヤしてしまうのだけれど…
38名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 08:40:04 ID:u80xr2Ok
>>37

どういう構想かは知らんが、きちんと上流パーティの体裁を整えてるんだったら
構わないんじゃないかな。
心配しないでも、それくらいで取り残されるような奴が
こんなとこ来るかw
39名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 19:28:50 ID:ohvmbOXi
>>34
それ別に裕人の人格変えなくても、裕人以外の鬼畜な誰かに発覚していた場合…でifルート作れば良いんじゃないか?

俺は陵辱・輪姦・乱交とか全然OKな人間だが、こういう純愛路線の作品のスレってそういう話題控えた方が良いのかね?
40名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 20:24:27 ID:tOdXCXOa
普通にアルコールパワー借りればよくね
41名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 22:36:12 ID:lbPGcBRH
ぶっちゃけ春香より裕人の方がよっぽど襲われそうなんだよな。

親衛隊3人による逆レイプとか…
42名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 00:35:02 ID:/9abeioq
攻めであれ、受けであれ、あんなののエロシーン書くくらいだったら
その労力を、冬華陵辱に回した方が、なんぼか有意義だ・・・。
43名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 18:48:26 ID:AJU90Sz5
もう裕人春香美夏椎菜冬華で5Pすれば良いじゃないか
44名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 17:31:56 ID:7hBu3Tro
>>42
おいおい仮にも主人公をあんなの扱いかよw
45名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 20:03:00 ID:Yh+WOnJA
>>44

違う違うw。
あんなのっていうのは、>>41の親衛隊の3人の馬鹿女の方のことw
46名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 20:19:34 ID:7hBu3Tro
>>45
勘違いしたか
スマンスマンw
47名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:45:47 ID:h2gQnbdI
女性陣は

乃木坂家:春香、美夏、秋穂
メイド隊:葉月さん以下11名の序列もち
綾瀬家:ルコ、ゆかりせんせい
学校:椎菜、澤村、朝比奈、忠犬
天王寺家:冬華
朝倉家:真尋
中学校:美夏の友人たち
アイドル編:みらん、真尋の友達

男性陣は…
48名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:53:54 ID:TvUP8XVD
ネタはあるけど職人はなしか…
49名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 14:59:12 ID:4zeSom6Z
やたらと言い回しが多くて、その再現で死ねるからなぁ…
キャラたちが1、2分くらい会話する文章を書けるなら、この作品の話を書ける素質があると思う
50名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 21:00:37 ID:O7DdlVTf
話は変わるが春香の胸って思ったより小さかったんだな。
絵で見ると大きいから結構な巨乳さんなんだと思ってた。
51名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 05:45:38 ID:agAFdKYd
>>50

お前の言う大きいというのは、どれだけw
5250:2009/02/19(木) 18:16:09 ID:FRWthZPs
>>51
いや数字上では83と思ってたより小さかったからさ。
86くらいあると思ってた。
53名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:52:39 ID:agAFdKYd
>>52

たわけ。
身長を考慮せよ。

あと、スリーサイズだけじゃ、胸の大きさは分からんぞ。
ブラのカップ数とは違うんだから。
54名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:55:51 ID:FRWthZPs
>>53
あぁスマン
試しに某サイトで数値を入力してみたらEカップ認定だった。
55名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 01:14:53 ID:Jq/StkRb
裕人を人質に捕られて脅迫→陵辱される春香と椎菜の話希望
56名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 07:41:22 ID:q37Nngmx
>>55
それを聞いて、とりあえず、設定だけ作ってみた。
ちゃんと話として成り立つようにしたつもり。

1.その四人が全員誘拐される。無論春香たちは強いので、
外食などした際に薬を盛られて眠らされた。
2、4人は同じ部屋に閉じ込められ、監禁される。
ちなみに犯人たちの目的はあくまでも身代金。
陵辱する事自体は、あくまでもおまけ。
3、裕人のみ、食事に混ぜられた薬で眠らされ、陵辱調教開始。
逆らえば裕人殺すと脅される。
また、誰かが犯人の要求に逆らえば、本人ではなく他の二人がお仕置きと称して鞭打ち。
そのため、誰も逆らえない。
4、裕人は眠らされてる間の事は知らず、4人全員同じ部屋で無事に過ごしていると思っている。
撮影されたビデオを裕人に見せる&上記の条件で三人陵辱調教され続ける。
5、犯人たちの思惑。
裕人をそういう立場においているのは、4人を解放した後、4人に対しては
直接危害を加えられた事は無かったと証言させるため。
春香たち三人は当然犯人たちの顔を知っているのだが、裕人と同じで
正確な人相等や、特定に繋がる事はわからない、と証言させる事が狙い。
なので、実際には裕人を殺す気など全く無い。
万一逮捕された時に刑が更に重くなるような事は避けたいので、
上記の証言をさせたい。
けど、こんな美人たちを前にして我慢も出来ない、というのが犯人の立場。

そんな感じで、およそ一月の間調教を受ける。
ちなみに、身代金の交渉等を行うのは別の者なので、
監禁場所の犯人たちはかなり暇。
なので、裕人を眠らせている間は精液出しつくしても、
バイブやSMプレイなどで、もてあそび続けられている。

そんな感じの二次エロ設定を作ってみた。
どっか突っ込みどころとか、ここはこうした方がいいんじゃね?
みたいなところある?
最初に言ったように、話として成り立ってる事が前提で。
5755:2009/02/21(土) 12:57:02 ID:Jq/StkRb
>>56
俺が想定してた安易でありがちな展開より数段ツボです(*´Д`)
あとはどうやって文章にするかだが…


ところで何気に1人増えてるのは美夏ってことで桶?
58名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 13:19:28 ID:Y51L1DIY
>>57

うん。
設定3に基づいて、姉妹居た方がいいだろうと。
本当は椎菜いなくて、姉妹陵辱の構想だった。
俺自身はおっぱい党なんで、ぺたん子はどうしようかと思ったんだけどねw
59名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 13:28:44 ID:H/KHiFdd
>>56
『乃木坂家に喧嘩を売る事自体が話の展開を破綻させてしまう』から、もう『凌辱だから』と割り切って適当に辻褄を合わせて話を書くしか無い気がする
60名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 16:35:19 ID:H/KHiFdd
基本的に、矛盾した設定は後出しされた設定の方が優先?
3巻での美夏の「クラスの男子だったら投げ飛ばす」だとか、4巻での信長の「椎菜の誕生日が3月3日」だとか…

まぁ、流石にあの時期に裕人が椎菜の誕生日を祝ったら、抑えきれなくなった椎菜が裕人を押し倒しそうだから訂正されたんだと思う…
61名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 16:59:54 ID:N1dO0DqS
>>59

真面目な話、俺がエロ同人見てて何が一番萎えるかって
それなんだよな。

やっつけ感が出まくってて。

一つのエロ同人では、一つだけ無理を通しても良いと思うけど、
それ以上は避けるべしと思ってる。
もちろんそれが無いに越した事は無いけど。
今回の場合は、乃木坂家の情報網でも、発見が困難ってところかな。
もちろんそれを通すための理屈は考えなきゃならんけど。
それ以外はどうすればより元の人格のまま、エロく出来るか?
ってところが悩みどころ。
62名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 17:46:02 ID:H/KHiFdd
>>61
キャラを変えないでエロくするのなら、意外と純愛系が使えると思う
萌えと可愛さを残しつつ、勢い余った好意がヒロインを発情したライオンの様に駆り立てられる感じ?
63名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:36:07 ID:Jq/StkRb
>>58
俺も基本おっぱい党だが美夏は美夏で可愛いと思うんだ(´・ω・`)

で、せっかくなので俺の構想もぶちまけるが
実行するのは学内の春香に惚れてる男子生徒複数名
裕人に対する嫉妬心と春香に対する性的欲求が暴走して事件に至る。
まず裕人を単独で拉致したあと春香を呼び出し、裕人の身の安全を交換条件に陵辱開始。
裕人の意識の有無はどっちでも良いけど、裕人の目の前で犯して精神的ダメージを与える方が俺好みかも。
椎菜が巻き込まれるのは春香が呼び出し受けた時たまたまその場に居合わせたから。
事後は勿論画像や動画のネット流出を材料に脅迫して関係を続ける。

こんな感じ。
さぁ突っ込みは幾らでも受けるぜw
64名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 20:18:10 ID:N1dO0DqS
>>63

よし。
じゃあ突っ込むぞ。

まず最初に言っとくが、ありがち展開って意味では突っ込まんので。
だから逆に他でもよく使われてるからって理由で認めるってこともせん。

まず、ネット流出といった「事の発覚」を交換条件にした脅迫っていうのは
そもそも成立しない。
自分らの犯罪の証拠を後生大事に持っとかないといけないんだぞ?

仮に春香が発覚を恐れたとしても、
裕人を拉致って最初の一回だけの事を黙ってろと、
脅迫っていうなら、それも可能かもしれないが、
継続的に続けるには、春香は色んな意味で無理。
そもそも裕人が開放されれば、春香を助けようとするだろうし。
逆に監禁し続ければ、他の誰かがすぐに気づくことになる。

それにあそこの親衛隊連中が
どれだけ春香の周囲に目を光らせてると思ってるんだw
お互いの相互監視意識がないと、あれは維持できない。

なので、やはり春香陵辱は、春香の周囲に居る人間には不可能と思う。

本当に一回こっきりの陵辱なら、何とか可能かもしれんが
それだと、行きずりのレイプ話と何にも変わらない事になるし。
65名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 20:29:24 ID:H/KHiFdd
>>63
葉月さんや那波さんたちがやって来そうな昼休みや遅くなった下校時間でなければ、校内と言う舞台は凌辱に持っていく迄にクリアしなければならない条件が比較的容易だと思う
後、信長や由香里さん、冬華辺りに知られない様にするのが条件か?
只、乃木坂家は白城に相当寄付してるから、春香が授業時間にもかかわらず行方不明とかになったら、その報せを受けた他の職員が見回りに来るかも知れない
以上から、犯行可能な時間帯は放課後二時間前後?
しかも、春香の習い事や用事が無い日に限られるかと…

もぅ、この作品の凌辱は勢いで書かないと書けない気がするから、読み手も余り突っ込まないで読んだ方が良いかも知れない
(´・ω・`)
66名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 20:39:34 ID:H/KHiFdd
>>64
凌辱は奥が深いのね…

普段は純愛系だからそこ迄頭が回らなかった
67名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 21:22:45 ID:Jq/StkRb
>>64
幾らでも受けると断言しといてなんだが、そこまでマジな突っ込みが入るとは思わなかったわorz


これは個人的見解かつ言い訳になるけど
二次創作(俺の場合は単なる妄想だが)って基本的に大なり小なりご都合主義や設定改変がないと成り立たないと思うんだ(特に鬼畜陵辱系)。
もちろん原作からあまりにかけ離れてるのは俺だって引くけど
その許容範囲には個人個人で差があるんだから、そういうマジ突っ込みは出来れば勘弁してくださいorz

自分から突っ込みを求めといて偉そうな事言ってゴメン
68名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 21:30:51 ID:N1dO0DqS
>>67

おう。そうだったのか。

いやな。俺も最近乃木坂じゃないんだけど、
某二次同人でかなりの精神的ダメージを受けてだな・・・。
エロシーンあればいいってもんじゃねえだろ、と。

突っ込みいれるたびになんかシラけちゃうんだよな・・・。
だから、これはもう突っ込みいれられないエロ同人を作るしかねえな。
俺が。と思ったわけだ。

まあそんな感じで、お互いに好きなもん書こうや。
俺は自分のネタいつ完成できるんだろか・・・。

ところで、ここのエロパロって、みんなテキスト形式っていうか
メモ帳で書いてそれを貼ってるん?
69名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 21:54:25 ID:H/KHiFdd
>>68
自分はワードで…
単にコピーして貼り付けてるだけだから、書き易いなら何でも構わないかな

と申しますか、自分は言い回しの再現がネックになってるのだけれど、他の方もやっぱりあの言い回しは再現なさるつもりなので?
70名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 13:08:15 ID:Awxittp0
4巻口絵を見て椎菜×春香
アニメEDを見て椎菜×那波

な百合カプ(逆転可)を妄想してる俺は多分脳が沸いてるw
71名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 07:58:48 ID:eQ2uhbMH
>>70

後者はもちろんの事、春香と椎菜も間に裕人がいないと
意外と接点無いんだけどね。
逆転可も何も、那波は常に攻めだろw
相手が秋穂だったら受けに回るかもしれないが・・・w
7270:2009/02/24(火) 17:52:09 ID:qYYvrPHw
>>71
>逆転可も何も、那波は常に攻めだろw

その意見には概ね同意だが、上記したようにアニメEDが妄想の発端だからな。
「唇が動いて でもここからはひみちゅ♪」
のところで頬を赤らめてる那波さんに萌えたんだが
あの場面の構図的には椎菜責め、ただキャラ付け的に無理があるので逆転可とした。
73名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 02:05:57 ID:QmEg9Kl6
美夏×裕人の純愛モノ…(ぼそっ)
74名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 02:58:25 ID:kGbJx3p3
公式の意味深なキャラ紹介やキャラソンのコメント聞く限りでは那波さんて 
自分の恋愛に関して結構疎いけど 
葉月さんと違って全くしないって訳じゃなさそうなんだよね


特にゲームやってるとそんな印象持った。

そこで春香がいるからと自分の感情を圧し殺そうとしつつも
どんどんお互いに意識していっちゃう裕人と那波さんの純愛が
ありな気も…

しないでもない
75名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 10:48:22 ID:QmEg9Kl6
美夏が裕人をみっかみかにしようとする話を妄想すると、何故か美夏が裕人に惚れる話になる…
ミイラ取りがハムナプトラのゾンビになると言うか、朱に交われば、メタクロマジー(異染性染色)と言うか…
いや、自分でも何を言っているのか分からんと思うんだが、つまりは美夏が裕人にキュンとくる話になる、と…
76名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 20:04:19 ID:rNSk4d9Q
別にエロパロじゃなくて、いいんだけど、
逆に今の状況から裕人が美夏に惚れるにはどうしたらいいだろう?

いや、真面目に無理の無い話として考えると。

NGワード ロリ。貧乳。
77名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 20:48:26 ID:IxjFUY8S
謎の薬を飲まされる
78名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 20:48:28 ID:NdQilYMw
>>74
個人的にはありだな。

那波さんのエロネタだと女性経験がない裕人に実技指導とかどうだろう?
79名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 21:35:35 ID:kGbJx3p3
そこは意外と自分の事には初心な那波さんに萌えるべきだと思うんだ
80名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 22:13:13 ID:NdQilYMw
>>79
では自信も経験がないが2人が上手くいくように精一杯の知識を動員して裕人に抱かれる那波さんとかどうだ?

まぁこれはどちらかと言えば美夏の領域な気もするが。
81名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 02:00:33 ID:zbdvA/Xo
>>76
裕人に貧乳やロリ嗜好は無いから、普通に純愛で絡めていけば良いと思う

欲望に負けてヒロインを襲うような裕人とか、自己投影乙としか言い様が無いし、ストーリー重視になると思うから
エロ:非エロ(ある意味読み所)=1〜2:8〜9
くらいじゃない?
エロは終盤迄お預けを食らっていた分、反動が凄まじそうな予感がする…
82名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 04:06:42 ID:XyMfrY9H
何か、前スレのSSがラノベ保管庫に保管されてた

<SS保管庫>
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
83名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 06:24:57 ID:M7XKokMz
>80
そんな感じだな。しかしこういうの書いた経験ないからまずは原作を読みまくってなるべく
文が変にならないようにするよ。


だがエロシーンは何を参考にしたらいいんだ…
84名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 06:26:05 ID:3UcOF2k7
色々シナリオを考えて見たんだが・・・。

春香を差し置いて美香が勝利するの、やっぱ無理w

エロに関しては、春香が相手だったら、お預けとか関係なく
一日三回、三日で十回は標準だけどなw
85名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 08:31:08 ID:3UcOF2k7
しまった。
俺としたことが、美夏の事を間違えるなんて。

まあ春香の事間違えたわけじゃないからいーやw
86名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 08:32:51 ID:AZox3EVJ
87名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 08:35:45 ID:AZox3EVJ
ミスったorz

>>80
最初は春香のためだったけど最終的には自分も火がついてしまって
見事にフラグが立つわけですね分かりますw

>>83
とりあえず>>82の保管庫を参考にしてみたらどうだろうか?
88名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 12:01:16 ID:M7XKokMz
あっ、そういう事か
 
>80の言ってる二人ってのは裕人と那波さんだと思ってた
89名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:47:57 ID:IIEwPUQw
な〜んか、春香の純愛モノは尻込みしてしまう…
原作でお腹一杯だからなんかね?
90名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:17:17 ID:jomngDdZ
春香と一緒になるのはほぼ確定だろ?
だから、原作がどうオチを付けるか分からないと
書きにくいんじゃないかね。

逆にその後、恐らく直接は書かれないであろう、
春香との初エッチシーンを書くのが貴様らの使命である!

下手するとねこバス亭で書かれるかもしれんがなw
91名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:53:36 ID:bZyL14aX
>>90
おまけイラストとかならともかく
本人がガチエロ同人誌作るってのは微妙に問題ありそうな気がするが…
92名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:58:12 ID:gUEBalBQ
どこぞの目録みたいなパロ本が限界かね

ハーレムっぽいのに眼が一方向にしか向いてないから
それこそ酒やらクスリやらで狼化させないと他の人との絡みは難しい

そして春香とは名前をこれに合わせて変えただけの純愛ものになりそうだからこれも又難しい
93名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:59:12 ID:MbmRp46r
ここってやっぱエロしか駄目な感じ?
94名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 21:27:57 ID:jomngDdZ
>>93

いや別に?

だが、中には>>94みたいに、
パロ作品に厳しい評価を出す奴もいるから注意。
95名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 21:31:33 ID:MbmRp46r
自分かよww
96名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 20:18:19 ID:1tTI9WVB
駄目だー、那波さんと裕人の純愛がうまくできねー。

いっそ裕人をオリキャラにしちゃえばすべてが滞りなくいくんだがな…
97名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 21:01:29 ID:NgQkmPuH
>>96
いや、それはそれで普通にありだと思うけどな
何はともあれ期待して全裸待機してます
98名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 06:31:04 ID:ImIS3qY0
誰か那波さんルートやった人に聞きたいんだけどその後に裕人と結ばれちゃうとすると
本人が乃木坂家に迷惑かけたと思ってる事件の直後に春香から裕人と取っちゃうって事になるんだが
その場合那波さんの精神的にやばくないかな?
99名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 07:07:02 ID:YWfFm0Oc
>>98

こすぷれ、はじめましたの事?
んー。
俺の印象としては、アレの後にはどうあってもくっ付かないと思うぞ。
葉月もそうだけど、あの二人は絶対に春香や美夏の前には立たないって
思ってるから。

あの作品自体、そもそも春香とくっ付く事を前提にしてるし、
各パートナーとは、あくまでもイベントを成功させましょう。って
そういう立場を崩してないと思うんだ。

何で、もし裕人×那波を書きたいというなら、
それこそ裕人の記憶喪失ネタくらいの事をしないと、無理だと思うよ。
それもまたありがちだけどね。
エロパロならそれもよしw
100名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 07:14:35 ID:ImIS3qY0
>99
だよな。しかしゲームくらいじゃないとあの人とは絡みがなさすぎるからな…

仕方ない。一旦破棄するか
101名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 15:08:41 ID:i+UP8KPK
ここまで大体議論スレ
102名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 01:42:53 ID:YMzmouQ1
那波×葉月

と唱えてみる
103名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 03:30:51 ID:HKxQpCIT
書きなさい
104名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 03:53:06 ID:Bwbk9dwI
春香が眩し過ぎるだけであって、他のヒロインがダメなワケじゃないんだよなぁ…
美夏や椎菜、冬華たちだって裕人を幸せに出来るだろうに…
105名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 06:39:06 ID:Zn0etqbz
何事も、最初に動いた人間が一番。
春香と一緒になってなければ、美夏とは接点無かったし
椎菜とも、突然の同級生扱いだしな。

冬華とも、バイトする必要が無い以上、知り合わないか。
まあ、あいつは脇役だけどw
106名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 14:30:32 ID:Bwbk9dwI
きっかけは春香なんだろうけど、一番動いているのは椎菜だと思う…
自覚して裕人を恋愛対象として見ていると言う意味において…
107名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 16:43:59 ID:IBauWI7J
つか、ハルカ関係なくふつーに知り合ってたような
108名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 17:12:56 ID:Zn0etqbz
まあ、ある意味、もしも春香に知り合っていなかったら、
ある日転校してきた椎菜とお付き合いする事になっていたかもしれんな。
椎菜は。

でも、そうはならなかった。
ならなかったんだよ、椎菜。

だから―――
この話はここでお終いなんだ。

byベニー
109名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 19:37:45 ID:Bwbk9dwI
>>108
原作での報われなさに、涙がチョチョ切れてくるじゃねぇか…

まぁ、せめてSSくらいでは幸せになって欲しいモンだ…
110名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 19:51:57 ID:0875xzmn
なってたじゃん。秘策で



しかし、もういっその事春香と出会う前にこの人に会ってたらっていう話にすればいいのかな
111名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 20:43:30 ID:Zn0etqbz
>>110

もしも真尋が既に出ていれば、
椎菜vs真尋というのも有りかもしれんが。
どっちも春香にはかなわんからなあ・・・。
112名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 23:58:30 ID:2BQEIxdD
春香もアレで結構焼き餅を妬くから、あんまり裕人を独占されるとモヤモヤして裕人への独占欲を吐露してしまいそうだ
113名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 00:24:20 ID:dzWS1IS5
>>112

一巻後半VS美夏参照
あれを椎菜でもやってほしい・・・。
114名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 00:30:26 ID:bcyDhXOA
この作品に対する感情がミリオネア(日本版)みたいなもんだと気づいた
最初はあのみののタメも楽しめたけど長く続くと段々負の感情の方が大きくなってくる
気づいた時にはいつ終わるの?みたいな感じになってた
115名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 00:42:44 ID:dzWS1IS5
アイドル編イラネ
8巻の春香以外の個別短編もイラネ
とっとと椎菜との決着を付けて、春香と婚約して
ラスボスに挑めや

って感じだなw
116名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 20:54:46 ID:mfvxikvg
保守
117名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:23:10 ID:VCtfAFvr
おかしい・・・

なんで誰もラスボスに突っ込まないんだ

orz
118名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:42:22 ID:ZPuNiKaJ
>>117
ラスボス=厳冬さんだろw
119名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:46:57 ID:BQgg5YQh
しかし、裕人が春香とくっついたら親衛隊辺りが相当厄介、と言うかウザいだろうな
で、親衛隊が春香の前でオタクである事をダシに裕人を散々扱き下ろして、それに堪え兼ねた春香がカミングアウトする、と…

ある意味、春香の背中を押す展開になるワケだがな
120名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 06:46:16 ID:AIZrBq9U
>>119

平気で人前でキスとかするようになったら
絶望のあまり、解散してくれるかもw

あーんまでは、人前でも出来るようになったんだから
キスくらい・・・
121名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 07:35:51 ID:pBtfZKTj
>>120
アイドル編のエチュードでは、雰囲気に流されて人前なのを忘れてキスしそうになってたな…

情感に任せてしまう辺りをSSに反映すれば、18禁な内容で頭が沸騰してしまうお嬢様でも、沸騰したままで裕人をうにゃうにゃと襲いそうだ…
122名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 07:38:32 ID:AIZrBq9U
>>121

つか、こいつらは邪魔さえ入らなきゃ、
一気に行くところまで行くだろ。
123名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 09:34:05 ID:pBtfZKTj
>>122
行ったら仕舞いだな(物語的な意味に於いて)…
124名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 15:51:05 ID:KxFJzSu0
可愛い那波さんが見れればそれでいいよ
125名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 15:56:24 ID:DzctXuG5
>>123

いや、そこまで行ってから、将来の事とか
そういう話に行くんじゃないの?
お嬢様ゲッツ話なんだしw
126名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 16:10:20 ID:pBtfZKTj
>>125
お嬢様ゲッツな話よりも、最近はヒロインが如何に裕人をゲッツするかになってる気がするぜw
いや、結局は春香で確定なんだろうけど…

しかし、椎菜のお泊りで何が起ころうとも、裕人と椎菜が綾瀬宅から一緒に登校するのは確実なワケで…
多分、裕人と真尋は学校が違うっぽいから、バレンタインに渡せなかったチョコを朝一で渡しにやって来た真尋がそんな二人と遭遇してしまいそう…
127名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 19:33:35 ID:AVWS29hq
うーん。
美夏はなんだかんだといって、裕人には絶対に手を出さないだろうからなぁ。
姉大好きっ娘だし、もしも完全に裕人と春香が決別したならまだしも
ライバルには絶対にならんだろう・・・。

椎菜と、未だ顔も出ない真尋だけだよな。ライバルは。噛ませとも言うがw
128名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:18:40 ID:xCqAN8oM
逆に、裕人と春香がくっ付いたから裕人に甘えられなくなって、美夏に禁断症状が出そうだ…
129名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:25:47 ID:AVWS29hq
妹として甘える分には構わないだろう。

むしろ、本当の義妹になれて、その方面からなら甘え放題だw
130名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:29:52 ID:rDvIPUJf
怪しげなプライドという名の服を着ていると言った男から謎のアイテムを渡され性欲旺盛になる裕人
131名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:33:01 ID:AVWS29hq
元ネタわかんねw

けど、性欲旺盛になったところで、奴に何が出来る?w
132名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:46:50 ID:xCqAN8oM
鞠愛さん特製の媚薬入りチョコで当たりが出ていたら、どう責任を取っていたんだろう?
133名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 21:04:04 ID:4kKts7GR
それをこの板で聞くのは野暮じゃないか?
134名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:56:41 ID:U6Z9BiQo
乃木坂邸でのぱじゃまパーティー…

ふと、そんな妄想がよぎった…
135名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 17:01:32 ID:YRyFuuJL
>>134
よし、それを文章にs(ry
136名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 18:21:07 ID:7FzrNG14
保守
137名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 22:11:57 ID:gYkPPzOA
乃木坂春香の秘密で裕人にとって一番怖いのは、
春香のオカンが敵にまわった時な気がする。
いや、ラスボスの話で盛り上がってたから。
138名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 22:24:14 ID:YPxSGs+T
ここまで出てる情報から推察するに、
秋穂自身は、どこの馬の骨とも知れない玄冬と一緒になって
幸せ一杯のようだから、春香が同じ事しても、応援するだろう。

もしも敵に回る事があるとしたら、
裕人が、将来甲斐性を見せなかった時だろうなあ・・・。
玄冬は、あんなに老けるまで頑張っているというのに、
裕人が、今のまま春香といちゃついてるだけだったりしたら、
それは怒るかもしれない。

ちなみに、俺的に最後の難関は、葉月に正式に認められる事だと思ってるけど。
139名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 21:15:50 ID:sqlwkZ7e
>>137
正に最恐じゃねーかw
140名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 00:55:16 ID:mdJ4G27E
このスレでは起、承、転、結で区切られて投下されるのと一気に全部か半分ずつ(起承、転結)で投下されるのとどちらを好む住人さんが多いの?
一応、書き込みの数から判断しようかと思うのだけれど…
141名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 02:13:57 ID:jMQ67tv/
どっちでもいい。
個人的には、完結まで、纏めて投下してもらえさえすれば。
142名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 03:42:48 ID:Y91ROBsP
>>140
書き手次第。完結さえすれば良いさ。
143名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 23:34:21 ID:qJ9pdq1a
何故か、ヒロイン×裕人にしかならない…
裕人が干枯らびてしまいそうだ…
144名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:31:13 ID:lVMGT6LH
よし。俺が解決策を考えて進ぜよう。

つーわけであらすじとシチュエーションを。
145名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 18:41:48 ID:i7G1E/Tn
>>144
清水の舞台から飛び降りる覚悟を決めて後先考えずに祐人を押し倒す椎菜
146名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 02:55:26 ID:+4A2Rmby
裕人が春香と結ばれて傷心の椎菜を抱きしめてあげたい
147名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:42:21 ID:FguIsXZz
しかし、挿絵のカラオケで椎菜に迫られて赤くなっていた裕人が可愛いかった…
148名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:59:49 ID:2VUoziYy
>>147
何巻だっけそれ
149名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 06:44:33 ID:FguIsXZz
>>148
九巻125ページ
150名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 20:58:45 ID:nqykhWTs
椎菜のエロ医話マダー?
151名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:09:35 ID:jdS7zMPl
一瞬、椎菜のエロ医者に見えた俺は病気かもしれない
152名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:25:23 ID:U06j2Bc0
ところで、椎菜りょじょーくを書くとするならば、
逆に裕人と春香はくっついてて、その二人のラブラブっぷりを尻目に・・・って
すると余計えろえろ感が増す気がするんだが、どうだろう?

つまり、原作準拠で、裏では椎菜が・・・って感じね。
153名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 03:32:33 ID:O0g1trK/
>>151
いいえ、至って正常ですw

>>152
自暴自棄になった椎菜が次第に快楽に染められるんですね分かります
154名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 04:26:52 ID:gG/gpCBy
保守
155名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 12:02:06 ID:zORcaXoH
保守
156名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 07:45:12 ID:V+f49WXR
人いねぇ…
157名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 22:01:43 ID:De/DS3/X
居ないと言うか、まだ完結していないから投下出来なくて、何分遅筆なモンで…
オイラ以外にも、SSを書いてたり構想を練ってる方はいらっしゃる?
158名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 09:33:58 ID:bxzbQlBb
>157
いるとも
159名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 06:36:53 ID:oxCYeg68
俺も構想は練ってるぞ。

書く気は無いけどなw
160名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 10:24:30 ID:+y8/jFmi
ならば、その構想を参考までに
161名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:47:46 ID:3sULEbop
椎菜って絶対裕人の考えてオナニーしてるよな
162名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:49:14 ID:3sULEbop
脱字があった
裕人の「こと」考えて
で補完よろ
163名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 20:50:44 ID:YBkFE1oL
保守
164名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 13:34:25 ID:wsYvp1zL
>>161
つか春香も美夏も普通にしてそうだなw
165名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:10:11 ID:ckCjP5qu
なんか書こうなんか書こうと思いつつも結局書く気が途中でなくなる俺がいる…
原作、もう風呂敷を畳みに掛かってもいいんじゃねぇかな
アイドル編なんかなかなか妄想は浮かぶシチュだが、蛇足だった気もする
166名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 22:33:36 ID:phre0z81
アイドル編は、あっていいとは思うけど、
ラストが全然駄目駄目だったな。

まあどこが、と言われれば多すぎてどこから突っ込めばいいのか。
167名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:11:37 ID:nes2cNsU
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/
168名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 11:43:49 ID:44lhmx2V
>>166
一番ダメだったのは、茅原は結局お咎め無しみたいな扱いになった事だね
シュートみたいに因果応報な結末になればまだ胸が透く様な思いが出来たけど、当事者たちが「根は悪くない」とか言う始末だから尚更違和感が拭えなかったよ

ラストの椎菜のお泊りには、色々と複雑な気分にw
エロは無理だろうけど、温泉旅行編くらいかそれ以上の際どさは期待したい
169名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 14:36:54 ID:GmachQP8
>>168
まあ、根本的に春香も祐人も底抜けにお人好しだからな。会社潰されるとかクビになるとか、重い罰を与えるようなことは良しとしないだろう。
劇中でも言っていたように春香の親父さんに知られていたら、二人がなんと言おうとただでは済まされなかったと思うけどな。
170名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 05:55:36 ID:diM9hEfB
逆だろ。

別に罰を積極的に与えるとかじゃなくて、
勝手に作ったグッズの責任だけちゃんと取らせればいいってだけの話。
あそこまでしてやる必要は無かったろう。
171名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 12:17:05 ID:i8lDstXu
身辺調査で乃木坂の者だと気付かなかった茅原は色々とアウトだろう
172名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 15:15:44 ID:xbanXQg9
まあ、作者的には茅原はシュートのような明確な悪役ではなく、視野狭窄に陥って暴走しちゃった人って扱いなんだろうね。
そこまでしてやる必要は無かったってのは同感だが。
173名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 21:26:24 ID:ttYG3E29
自演乙…
174名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 23:41:19 ID:i8lDstXu
確かに、茅原のクレーム(?)内容に対応して、他の参加者の宣伝その他を準備したのは余計だな
尻拭いぐらい、させるべきだった
175名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 23:01:03 ID:NsAYifAR
性格からして、裕人は避妊するタイプ?
個人的には、中出しとかの方が内容的に燃えるのだけど
176名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 22:08:52 ID:lqJyTYJg
>>175
最大限相手を気遣うタイプだと思われるので間違いなく避妊はするかと
女性の方から強く望めばどうなるか判らんが
177名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 23:35:52 ID:DcafLKCa
ヒロインからしてみれば、大切にされればされる程裕人を押し倒したくなりそうな気がする
178名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:50:54 ID:zTV1pxV8
裕人の理性が、押し倒されてそのままやっちゃうくらいのものなら
とっくに春香は裕人の子供を孕んでますw
179名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:56:04 ID:O+pqUzTB
それだと、美夏辺りが一番危ういなw
180名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 01:34:42 ID:2ghpNFJm
保守
181名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 21:42:41 ID:J5jLNsX+
>>179

ぺたん娘だから大丈夫w
182名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 06:23:55 ID:S9dPY1sA
>>181
ぺたん娘だと何がどう大丈夫だというのか?
183名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 18:46:03 ID:9vkyKlIq
>>182

例、次の擬音を挙げよ

転びそうになったのを支えたとき。


ぺたん娘→スカッ
きょぬー→むにゅっ

これが全てかとw
184名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:02:42 ID:uHOy6oZb
ゴンッ(胸より先に顎や鼻が当る音)じゃないか
185名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:26:52 ID:9vkyKlIq
いや、だって掴むところが無いしw
186名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 21:52:02 ID:1Ouklrlr
押し倒されてもコーフンしねーってことでねーの?
187名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:22:26 ID:BL9zbX4R
美夏が裕人の男の部分に強く反応すれば、鈍感な裕人でも反応するような美夏の女の子の部分が万が一なり多少なり運が良ければ出るかもしれないし出ないかも分からんね…
188名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 08:34:48 ID:hWajhmXk
>187
男の部分とか女の部分て性格的な意味だよね?
189名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 23:59:11 ID:Wb54QBoL
色々とシュミレートするのだけれど、裕人と何気なく接してるだけなのに、ヒロインの好感度がモリモリ上がる不思議…
話の風呂敷が広がり過ぎて収集が付かないぜ
190名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 08:18:01 ID:ewSK86rP
シュミだけに?
191名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 00:14:11 ID:ULd+JVuF
age
192名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 17:19:14 ID:gYQyJzrq
保守
193名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 06:19:27 ID:P0cHSGXI
人いないな
194名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 21:13:29 ID:s4KbpLR3
人がいなければ人が集まるようなSSを投下すれば良いのよ
195名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:43:44 ID:3j2pdO/B
秋穂「で、次は美夏の番よ。」
美夏「えっ?私?」
那波「今年度第一四半期、合計218回、
 一日平均2.39回。朝目覚めてご支度までが113回。
 うち美夏さまが朝イタされなかった日が7日、朝1回の日が68日、
 朝2回の日が15日うち日曜祝日11回、朝3回の日が2日うち祝日1回。
 105回のうち、日曜祝日のお出かけ前のお召し換えの時が3回、
 御帰宅からお召し換えまでが17回、ご入浴中が18回、ご勉強中が3回、ご不浄で10回、
春香様がお留守のお部屋で1回、秋穂様がお留守のお部屋で1回」
秋穂「主人の部屋では?」
那波「ありませんでした。」
秋穂「続けて頂戴な。」
196名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:44:19 ID:3j2pdO/B
那波「あと52回はご就寝なさる時で、うち一晩に2回の夜が6回、
 3回の夜が2回、最高は裕人さまと」
美夏「おに〜さんのことは言わないで」
秋穂「まあ。綾瀬さんにかわいがってもらったの?」
那波「いえ、秋葉原をご案内いただいた日の夜は、
 お一人で世がしらむまで7回の絶頂をお迎えになりました。」
秋穂「困ったわねえ。」
197名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:44:47 ID:3j2pdO/B
那波「ちなみに、218回の美夏さまのレディーとしての
 激しく熱いソロ活動のなかで、クライマックス直前のイメージは、
 春香様42回、裕人様36回」
美夏「那波さんっ」
秋穂「まあ。姉思いだこと。」
那波「秋穂様18回」
美夏「言っちゃった」
秋穂「美夏、わたくしはね、いつでもいいのよ?!」
198名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:45:19 ID:3j2pdO/B
那波「玄冬様2回」
秋穂「パパはだめ。わたくしのだから。」
那波「葉月さん10回、私七城が16回、光栄ですわ。」
秋穂「そろそろメイド隊で『美夏サティスファクション
 プロジェクト』を開始していただきましょうね。」
那波「はっ。かしこまりました。今夜は秋穂様の部屋で
 よろしゅうございましょうか。」
199名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:45:53 ID:3j2pdO/B
秋穂「で、あとの94回の美夏のおかずイメージは?」
那波「塔ヶ崎エリ様と初瀬光様が仲良く4回ずつ。藤ノ宮美羽様3回。」
秋穂「まあ博愛主義ね。」
美夏「あっそうだ、なんで私がその、誰をおかずに、オ、オ」
秋穂「オマ?」
美夏「オ●ン○じゃなくてオ■ニ△ですっ」
秋穂「美夏、よく言ったわ。」
200名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 06:46:23 ID:3j2pdO/B
那波「続いて1回ずつの方々。担任の先生と、裕人さまのお姉さまと、
 そのご友人と、朝倉信長様、姫宮みらんさん」
秋穂「豪華だこと。」
那波「以上が人間の部」
秋穂「人外もあるの?」
201名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 10:19:55 ID:zTLesxxc
ちょw人外w

イ ノ シ シ か
202名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 19:48:41 ID:aHrob7k0
美夏「だから、なんで私のおかずがわかるんですか?」
那波「まずキャラクターとして、どじっこ亜希ちゃん。だめっこメグちゃん」
秋穂「まあ、あの姉にして、この妹あり、ね。」
那波「肩こり用バイブを当てたらどうなるだろうってイメージだけで1回」
美夏「当ててません。」
秋穂「想像しただけね。」
美夏「想像はしましたけど。」
秋穂「想像しただけで極めるなんて、春香には真似できないわよ。」
203名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 19:49:41 ID:aHrob7k0
那波「触手系10回、スライム系6回、イノシシ12回」
秋穂「うりぼうはかわいいですからね。」
那波「いや、成獣がことの他お好みのようでして。」
美夏「だってえ、餌付けするときに寄って来る勢いがかわいいんですもの」
那波「バイオリンのコンテストの本選で
 バイブ付きの下着を着けている妄想で1回」
美夏「だって、あれは」
秋穂「素敵なおかずね」
204名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 19:50:43 ID:aHrob7k0
那波「シャルル・ドゴール空港でのトランジットの時、
 呼び出しされているのにトイレからお出にならない時は焦りましたわ。
 あのときのイメージは、たしかグラウンドパーサーのお姉さまに
 大事なところを責められている妄想でしたっけ。」
美夏「どうしてそんなところまでわかるのですか。」
那波「それはもう、乃木坂家の科学力を以ってすれば、
 大事な美夏様のお体の健康状態は手にとるように。
 ご安心下さい。感情や愛情をモニターする力はございませんわ。
 思想・信条にまで立ち入る技術は開発できておりません。」
205名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 19:51:53 ID:aHrob7k0
秋穂「美夏、結論は出たわね。今夜から毎日、那波さんを中心に、
 プログラムを実践してもらうわ。性欲を満足させれば、がっついて
 下手な人物にこだわることもなくなるでしょうから。
 それに、その年で、その回数はすごいわね。
 さすがの乃木坂家でも春香はもちろん、この100年、
 5代さかのぼってもそれほどの回数の方はいらっしゃいませんでした。
 しかも成績は優秀で、こんなかわいい娘に育ったんですからね。」
206名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 21:54:45 ID:PgjH01W7
ほす
207名無しさん@ピンキー:2009/06/02(火) 01:05:34 ID:nioN3/7Q
10月からアニメ二期が始まるらしいな
208名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 12:44:17 ID:mEnOKwB3
age
209名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 12:31:47 ID:qUQ5hxA2
現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。

書き込み代行スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1060777955/

投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)


210名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 23:43:26 ID:F1NnOeSY
age
211名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 14:12:59 ID:7Nvk7mde
春香って性的な知識あるんだろうか?
赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんだとマジで思ってそう
212名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 19:53:41 ID:KBrjhMjO
逆にそういうのに、一から教え込む楽しみを忘れちゃいけないと思うんだ。
213名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 01:32:39 ID:bVUfqdtV
「嫌だ、裕人さん。わたしだって受精くらい知っていましてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と裕人はほっと一息ついた。
受精の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「種付けとか、ブリーディングとかいろいろ表現されるけど。最近は中田氏って呼びますわね」

春香さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。
214名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 14:36:43 ID:CR9V+VAq
春香の口調は普通にですますだよ
215名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 23:26:45 ID:g2gw/B3B
母親のほうじゃねぇの?
216名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 02:35:35 ID:WEAFA9Tp
春香さんって書いてあるやんw
217名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 08:17:22 ID:7yLVdvl2
おかしいなあ。志摩子さんの元ネタを、
ですますにしただけなのになあ。
218名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:37:11 ID:uZzzjkBW
ですます調にしただけでは、あのぽわぽわ感は出らんがな(´・ω・`)
219名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:42:24 ID:+GXYMh6C
少しでも春香っぽくするなら、台詞部分はこうじゃなかろうか

「あの、裕人さん? わたしだって受精くらい知っていますよ?」
「種付けとか、ブリーティングとか、色々表現されていますが、最近は中田氏って呼びますね」
220名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 06:36:14 ID:vUvQ87ed
まあ、ねこバス亭の本が教材なら、そんなもんか?w
221名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 06:51:02 ID:mareJNYA
>219
おっきした。
222名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 01:04:18 ID:DWV5FaLD
酔った勢いで、美夏が本音をブチまけてくれて助かった…
223名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 21:49:00 ID:L7/R72HL
>>222
何の話?
224名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 01:17:28 ID:xiGDLVO7
>>223
新刊のエピローグ
225名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:13:42 ID:Wjpdli6h
美夏×裕人を書いてる間に原作との齟齬が出てきたんだけど、エリの裕人の呼称は
「綾瀬さん」と「”おにーさん”」
どっちが良い?
226 [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 18:32:54 ID:Zcj00toN
>>225
いつ頃の話なのかによるだろ。バレンタイン前後で変えればいいんじゃないかな。
バレンタイン前→綾瀬さん
バレンタイン後→おにーさん
227名無しさん@ピンキー:2009/06/28(日) 15:42:11 ID:k7RV9lJN
アゲ
228名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 22:20:50 ID:PjMuwBWQ
age
229名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 01:32:07 ID:V5OxEFaV
気付いたら、光も「綾瀬おにーさん」から「おにーさん」になってる…orz
230名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 02:30:27 ID:54QxBo5a
なんかこのまま何も投下されずに原作終わっちゃいそうだなw
231名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 12:46:38 ID:EMdIyOL7
まだ未完だけど、起承転結の起承転まで書き蓄めてる
因みに、60KBくらいある起承転にエロは無し
232名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 19:29:34 ID:zMPdZzdq
よし全裸待機だ
233名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 20:17:44 ID:54QxBo5a
ちなみに誰ネタ?
234名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 00:36:12 ID:SgW5T57B
>>233
美夏×裕人

前スレで冒頭のみだった話を練り直してます
235名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 20:25:14 ID:4rkH+0Ba
なんか相対的に美夏ネタは人気な気がするな
236名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 06:38:42 ID:buBnhWBS
それは椎菜と同じで、原作では芽の出ないキャラだからなw
237秘策の人:2009/07/10(金) 07:42:13 ID:9NmEOAf1
ご無沙汰しておりました、秘策の人でございます

取り敢えず、起承転結の起承転(60KB16レス、エロ無し)を投下致します

題は「乃木坂美夏の作戦」
濡れ場は、また後日に投下する予定です
238乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:42:32 ID:689HkpOV
乃木坂美夏の作戦

 『人間万事塞翁が馬』と言う故事がある。
 人生に於いて未来の事は何が起こるかは誰にも分からなくて、しかもそれで事態がどう転んだのかさえ後になってみなければ判らないと言う意味らしい。
 因果応報と言うか、それでも何かしらの結果に辿り着く迄には相応な原因とその過程があるわけなんだが、その原因も過程もそして結果も、それらが全部過去になって初めて判るようになるわけだ。
 何だか毎回似た様な件(くだり)で始まる話をしている気がするんだが、俺としてもそう何度も人生の転機が訪れる事態が起きて欲しいってわけじゃない。
 相変わらずの長い前置きに加えて要領を得ない説明なんだが、これから話す内容を考えれば一言断りたくもなると言うもの解って貰えるだろう。
 つまりは、今回も例に漏れず。一体何処で俺の人生にロケットエンジンが取り付けられたのだろうかと、そんな事を考えてしまうくらいに俺の予想を打ち上げ軌道の計算をミスった観測衛星みたいに越えていったと言う事なんだけどな。
 う〜む……。まさか本当にこんな結果になるなんて、一体誰が想像出来ただろうね。
 尤も、今回は騒動の中心で且つ張本人が一番驚いていたのかも知れん。いや、俺だってまだ十分に驚いているんだが。
 取り敢えず、良い加減にそろそろ本題について話そうと思う……
239乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:43:53 ID:689HkpOV
「あ、やっと出てきた。やっほ〜、おに〜さ〜ん♪」
 昇降口から出た途端に息が白くなる夕焼けの校庭で、校門の方からやけに聞き覚えのある声が聞こえてきた。
 いや、それだけでもう誰なのかは判るんだが、そのちんまい影はトレードマークのツインテールを揺らしながら海を割る聖人の様に、下校していた生徒たちが割れて出来た道を縫って俺に駆け寄って来た。
「も〜、いくら掃除当番だったからって、女の子を待たせてる時は早めに上がらなきゃダメだよ? おに〜さん」
 人差し指を立てた美夏が俺を見上げながらそんな事を言ってきたが、生憎と容量の狭い俺の記憶の引き出しを探してみても何処にもこのツインテール娘との待ち合わせなんて予定は見当たらない。(つまりはアポ無し。)
 と言うか、待たせたと言ってもほんの少し前に来たばかりだろう。
「あ、やっぱり気付いてたんだ? それなら、もっと早く出て来てくれれば良かったのに〜」
 そりゃあ、美夏も春香並みに目立つ容姿だからな。校門で人集りが出来ていれば、掃除していても気付くだろう。
 そんな他愛の無い遣り取りをしていると、まるで人里に降りて来た猪でも見るかの様な、そんな視線が周囲から何故か俺に向けられて始めていた。
「おい、見てみろよ。あれ美夏様じゃないのか? しかも、綾瀬が何か言い掛かりを付けてるぞっ!?」
「何ぃっ!? またか!? また綾瀬なのか!?」
「あの野郎、春香様の妹の美夏様をこの極寒の空の下で待たせておいて、自分は悠々と暖房の利いた部屋から下校だと?」
「何それ? 最っ低〜っ……」
「って言うか、春香様だけじゃ飽き足らず、美夏様にまで手を出してるって本当だったの?」
「何だと!? ……おい、星屑親衛隊に召集かけろ。今日こそ綾瀬の野郎を始末するぞ」
「ふふふ、ポイする場所は海と山とどちらが良いのかしら……」
 ……おい、待て。何でいきなり美夏との待ち合わせから(繰り返すが、美夏のアポ無し)そんな竜巻が起これば桶屋の業績が鰻登りな展開になるんだ?
 そんな事を考えている間にも、俺(と美夏)の周りには落ちた飴に群がるオオクロアリの如く、蠢く黒い山が出来始めていた。
「にゃ? この人たち、何だか皆おに〜さんに用があるみたい? 人気者だね、おに〜さんは♪」
 そんな周囲の生徒を見渡して美夏が何故か嬉しそうにそんな事を漏らしたが、獲物を取り囲む狼の様な血走った目の生徒たちが友好的に見えたのなら、俺は眼科よりも精神科に行かなきゃならんだろう。
「あ、そうそう。実は、少しおに〜さんに相談があって――」
 周囲からの殺気なんてまるで気付かずに美夏が話をしてきたが、それよりも今は俺の生存本能の警鐘に耳を傾ける事にした。
 グラウンドでも体育館でもないのに、部活の道具を掲げて津波の如く押し寄せてくる運動部の群衆に捕まれば、度重なる転生を繰り返して最終的にトイレの雑巾になった古タオルよりもズタボロになるのは確実だろう。
「美夏。スマンが少し走るぞ? 話はそこで聞くから」
「え? おに〜――、きゃっ!?」
 走り出した俺が美夏の手を取った瞬間、蜂の巣を突付いて叩き落した様な騒ぎになった。
「あぁっ!? 綾瀬が美夏様をさらいやがったぞ!」
「えぇい、親衛隊はまだか!? この儘じゃ、美夏様が綾瀬の毒牙にっ!」
「いやぁ! 美夏様が汚されちゃう!」
 ……いや、これはもう集団ヒステリーを通り越しては暴動なんじゃないのか? と言うか、一体お前らの中ではどれだけ俺は危ない奴なんだよ?
 (俺の)血に飢えたバーサーカーと化した生徒たちから美夏の手を引いて逃げながら、俺たちは学校を飛び出したのだった。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 残党狩りから逃げる落ち武者の様に(いや、狙われてるのは俺だけなんだが)、命辛々追っ手を振り切った俺と美夏は辿り着いた公園のベンチで漸く一息吐いていた。
 果たしてこんな環境で無事に卒業出来るのだろうかと、酸素が抜けた水槽でパクパクと口を忙しなく開いている金魚みたいに青息吐息の状態で悩んでいると、隣の美夏が興味深そうに俺を覗き込んでいた。
「何何? 前にも思ってたケド、おに〜さんってひょっとして学校じゃ有名人とかだったりするの?」
 まぁ確かに、ある意味では俺も白城では春香と並んで有名と言えば有名なのかも知れん。まぁ、春香の有名さとは月とガラパゴスゾウガメの甲羅くらいに違うんだが。
「え〜? わたしはゾウガメさんも良いと思うけどなぁ〜? 背中が大きくて乗り心地も良いし。凄く頑丈で、とっても我慢強いんだよ?」
240乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:44:43 ID:689HkpOV
 いや、確かに美夏の言う通りかもしれんが、俺の言いたい事はそう言う意味じゃないんだよ……
「そうかな? お姉ちゃんはわたしから見ても素敵だと思うケド、おに〜さんも十分格好良いトコがあると思うよ?」
 そうか? 俺としてはいつも必死で、そんな余裕なんて無いんだが。
「ううん。多分、おに〜さんの格好良さって言うのは、そう言う一生懸命さなんだと思うよ」
 そう言って、美夏は自分の言葉にうんうんと頷いて俺を見た。
「う〜ん。イマイチ分からん」
 頑丈さと家事一般くらいしか取り柄の無い俺に、一体どんな格好良さがあるのだろうね。
 腕を組んで思案しようとして、俺はまだ美夏の手を繋いでいた事に気が付いた。
「あ。わ、悪い……」
 咄嗟に美夏の手を放し、慌てて美夏に謝った。思えば俺の息が上がるまで付き合わせてしまっていたのだから、体格的に小柄な美夏には辛かったかもしれん。
「あ……。おに〜さん?」
 美夏が掴まれていた手を、微妙に不服そうな目で眺めているのは気の所為では無いだろう。
「あ〜、その、無理に走らせてスマン、次から気を付ける。えっと、美夏も思う事があったら遠慮無く俺に言ってくれて構わんからな?」
 気の利かない自分に呆れながら、美夏に頭を下げた。
「え? べ、別にこのくらい全然平気だよ、おに〜さん。寧ろ、おに〜さんがどうしてもこの天使みたいに可憐でらぶり〜な美夏ちゃんの手を繋いでマラソンしたいって言うなら繋いであげない事も無いかな〜、って」
 いや、学校から公園まで走っただけで、既にヒマラヤ登山させられたリポーターみたいになってる俺にはこれ以上の気力も体力も無いんだがな。
「それよりも、美夏。ちょっと手を出してくれ」
「うん? な、何、おに〜さん? や、やっぱりわたしと手が繋ぎたいとか? そ、そりゃあ嫌ってわけじゃないけど、そんなに直ぐに求められるとわたしとしても色々と心の準備って言うか、えっと……」
 「……ほ、ほら。おに〜さん。これで良い?」と、何故か視線を逸らしながら、美夏が俺におずおずと手を差し出してきたが、取り敢えず俺はポケットに入れておいた缶珈琲を美夏の手の平に載せた。
「ほら、缶珈琲だ。寒い中、待たせちまって悪かったな」
「……にゃ?」
 そんな缶珈琲を、まるで折角餌にありつけると腹を空かせていたにの、餌皿の上に缶切りと猫缶だけ置かれた猫みたいな表情で美夏がキョトンと眺めていた。
「あ、あはは〜。あ、有難う。おに〜さん。それじゃ、い、頂くね?」
そう言って美夏がプルタブを開けると、途端に俺と美夏の周りに珈琲のほろ苦くて甘い匂いが漂った。
「本当は冷める前に渡したかったんだが。ぬるくなっちまってたみたいだな。スマン……」
「ううん。この缶珈琲、凄く美味しいよ。おに〜さん」
 そんな事を言いながら、美夏は細い喉を動かして両手で行儀良く珈琲を飲んでいた。何と言うか、缶珈琲を飲む姿にも品がある辺りは流石お嬢様と言うべきなのかも知れん。
「ところで、美夏。何か俺に話があるって言ってなかったか?」
「あ〜っ!! そうだった、すっかり忘れてたよ!! おに〜さん!!」
 どうやら今まで本当に忘れていたらしく、美夏が試験終了間際で名前の書き忘れに気付いた受験生の様な勢いで目を見開いた。
「おに〜さん、お願いがあるの」
「ん? 何だ?」
 何やら尋常ではない美夏の様子に、俺もズレていた眼鏡を掛け直して聞き入った。
「えっと、今度の日曜日なんだけど、ちょっと付き合って欲しいんだけど。良いよね?」
「? あぁ、別に構わんが」
 そんな俺の返事に、何故か美夏が長かった手術の後に成功を告げられた家族の様な、心底安心した様な表情で溜息を吐いた(大袈裟)。
「じゃあ、一旦私のウチに来て。おに〜さん。時間は朝の十時で、遅れちゃダメだよ?」
 そう言うと、ちんまいツインテール娘は何処か悪戯っぽさ含んだ表情で念を押してきたのだった。
241乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:46:03 ID:689HkpOV
「……まぁ、これだけ用意しておけば足りるだろ」
 我が家の遅い朝の台所。そこで所狭しとテーブルの上に並べられたプチ満漢全席宛らの光景を眺めながら、調理具を洗い終えた俺はエプロンを畳み始めた。
 別に俺がいきなり料理の道に目覚めたとか言うワケではなく、単にアホ姉とその親友に俺が居なくても飢えない様に餌を用意しただけである。
「へ〜、凄〜い。おに〜さん、これ全部一人で作ったの?」
「まぁ、ウチには俺しか料理する奴が居ないからな」
 正確には『出来る』奴だが、今更それを嘆いても仕方が無い。そして、俺の料理スキルは今後も無駄に上がっていくのだろう。
 時計を見れば午前九時。約束は確か十時の筈だったから、今から準備すれば余裕で乃木坂邸に間に合う筈だ。
 一旦部屋に戻って出かける準備をしようとして、
「うわ〜、美味しそ〜だね〜。ね〜ね〜、おに〜さん。少し摘んでみても良いかな?」
「あぁ、構わんぞ。結構多めに作ったからな。只、出来て直ぐのヤツもあるから、火傷には注意してくれ」
 そこで、俺は漸く掛けられた声の主に気が付いた。
「いや、何で美夏がウチに居るんだ?」
 改まって目を向ければ、既にピリ辛唐揚げ(今日の自信作)をもぐもぐと咀嚼しているちんまいツインテール娘が立っていた。
「んぐ? んむんむんむ……(ごっくん)。うん、やっぱりおに〜さんが作るお料理って凄く美味しいね♪」
 そう言って貰えるのは作った身としては有難いんだが、それは感想であって質問の答えじゃないだろう。
「うんうん。何でわたしがおに〜さんを迎えに来たかって事でしょ?」
「あぁ。確か、俺が招待されてた筈なんだが?」
 頷く美夏から返答を聞こうとしたが、そこで俺の目が美夏の格好に留まった。
 それは如何にも『お嬢様』と言う感じで、(普通に唐揚げなんぞ食べているが)やたらとセレブな雰囲気を漂わせているドレス姿だった。
 何となく俺の頭に浮かぶ、美夏から誘われた今日のイベント内容。
 てっきり美夏と適当に一日付き合うのだと思っていたのだが、まさかこの格好で街中を歩き回るなんて事は無いだろう。
 つまりは――
「そ。今日はわたしのエスコートをして貰うんだよ? おに〜さん」
 俺は超上流なパーティーにお呼ばれしたらしい。

 渡されたタキシード(やはりと言うか、何故かサイズも丈も合っていた。)に着替えると、俺はその儘自宅の前で待機していたロールスロイスに乗せらていた。
 その隣には、サングラスが黒光りするにっこりメイドさんの姿があった。
「あらあら、裕人様〜。まるで陸に上げられたチョウチンアンコウみたいな顔をなさっていますね〜? ダメですよ〜、女性をエスコートされる殿方が今からそんなご様子では〜」
 早速那波さんから駄目出しを貰ってしまったが、元々そう言った上流階級のイベントとは縁の無い俺にはエスコートどころか、精々その場の空気になるくらいが関の山だろう……
 そんな俺に、乗り込んできた美夏が呆れた様な視線を向けてきた。
「も〜、おに〜さん。迫り来る狼さんたちから、このらぶり〜きゅ〜とな美夏ちゃんをしっかり守ってくれなきゃダメだよ? って言うか、守りたくなるでしょ?」
 いや、そんなに物騒なモンなのか? 最近のセレブたちのパーティーってのは?
 揺れる事無く走り出した車の中で、俺の言葉に美夏が思案顔で腕を組んだ。
「物騒ってゆうか、こ〜ゆ〜パーティーを一種の『良い機会』って捉えてる人もいるし。ま〜、色々とね〜……」
「そうですね〜。古今東西、この手の催し物は一種の恒例行事とでも申しますか〜。半分はその為に行われているようなものですからね〜。ですが、将来は家督をお継ぎになられるのでしたら〜、そう言う機会は逃さずにものにしなければいけませんからね〜」
 面白くなさそうに美夏が肩を竦め、那波さんも「御曹司の方も大変ですね〜」と困った様な表情でそう零した。
 そう言や、春香の誕生日パーティーの時にもそんな事を言っていたような気がするな。しかし、そんな権謀術数が張り巡らされたパーティーに美夏も出なきゃならんとはね。
「あ、勿論来る人皆がそうってワケじゃないよ? 今日は光や美羽っち、エリちゃんも参加してるし、皆で楽しくやる分には問題無いし。だから、おに〜さんもそんなに難しい顔しなくても良いよ?」
 眉間を人差し指でグリグリと揉み解す仕草をして、美夏が口元を緩めた。
「とゆ〜わけで、おに〜さんにはわたしや光、そして美羽っちやエリちゃんを飢えた狼さんたちからし〜っかり守って貰うんだからね? おっけ〜?」
242乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:47:24 ID:689HkpOV
 確かに、あの仲の良いメンバー(現代舞台芸術文化研究部)が一緒であるならばまるっきり退屈と言う事は無さそうだろう。そう言や、お嬢様学校である双葉女学院に通ってる彼女たちも立派な(?)お嬢様たちなんだったな。
「本当は部員全員で参加したかったんだけど、一人がどうしても外せない用事があるらしくって。みんな揃わなかったんだよ〜」
 「今度こそ、おに〜さんに会わせようって思ってたんだけどね〜」と、残念そうに美夏が頬杖を突いて溜息を吐いた。とは言っても、面識のあるあの時のメンバーなら俺も少しは気が楽かも知れんしな……
「――って、ちょっと待ってくれ。普通に葉月さんや那波さんたちに守って貰う事は出来ないのか?」
 いくら何でも、俺一人で四人全員をエスコートするのは、満員御礼な時間帯のレストランにたった一人で放り込まれたバイトスタッフ(研修バッジ付き)が修羅場のフロアを捌き切るくらいに無茶な事だろう。
「葉月さんは〜、今日は春香様と玄冬様のお付きで外しているんですよ〜。それに〜、私たちはあくまで使用人ですから〜、美夏様たちに危害が及びそうにならない限りはあまり強く前には出られないのです〜」
「まぁ、困ると申されましても精々美夏様たちが言い寄られるくらいですし〜」と、那波さんが申し訳無さそうに漏らした。
 いや、俺としても守る気はあるんだが、如何せん物理的に無理な気がするんだが?
「大丈夫、大丈夫〜。別にシッシって追い払えって言ってるんじゃなくて、『あんなに仲良くされてたら近寄り難いな〜。あ、ひょっとしてお邪魔? もう恋人同士だったりする? キャッ♪』みたいな感じになっていれば、じゅ〜ぶんだから」
「……」
 何だ、その『キングオブスケコマシマスター』(略して『KOSM』。……いや、全力でそんな二つ名はお断りするが)は?
 と言うか、それを四人のお嬢様相手に立ち回れと?
 寧ろ、そのお嬢様方にちょっかいを出している何処の馬の骨のどの部分なのかも判らないような変な虫(無論、俺の事である)として、俺が排除されそうなんだが(『死屍累々』を振り回して俺のメガネを叩き割る玄冬さんが脳裏に浮かんできた……)。
「へ〜きだってば。おに〜さん。こ〜ゆ〜のって、会場に入れるだけでじゅ〜ぶん資格があるって見られるものなんだから」
「何せ将来を担われる大事な御子息御息女様たちですから〜。オオオナモミ(キク科オナモミ属。秋の草叢なんかで、服に取り付いてくるあのイガイガした草の実)の様に、気付いたらくっ付いてました〜。では済まされませんからね〜」
 ……そのオオオナモミが正に俺なんだけどな。
「だ〜か〜ら〜。おに〜さんはわたしたちと一緒に居れば他のゲストさんたちにくっ付かなくて良いし、わたしたちもくっ付かれないで済むでしょ?」
「まぁ、美夏たちが構わんのなら俺も構わんが……」
 振りだけなら、俺も美夏たちもセレブの見合いパーティーに参加しても問題はなさそうだしな。
 それ以前に、俺が何処ぞのお嬢様とくっ付けるなんてあり得ないとは思うんだが……
「え〜?」
 と、美夏が残念そうな声を上げて俺を覗き込んできたが、こればっかりは相手にも選ぶ権利と言うものがあるだろうに。
「だって〜。そんな考えだと、いつ迄経ってもお義兄さんにはなれないよ? おに〜さん」
「は?」
 突然の美夏の言葉に、今度は俺が音楽の授業で何故か保健体育の問題を質問された様な(ホント、何なんだろうね?)、そんな間の抜けた声を上げた。
「だ〜か〜ら〜。おに〜さんが相手がお嬢様だからって遠慮してちゃ、若し、おに〜さんを好きになったお嬢様がいた場合はどうするの、って意味」
 いや、別にお嬢様相手にどうのこうのじゃなくてだな。今迄この方(=実年齢)モテた事の無い俺が、異性から恋愛感情を向けられると言う状態が全く以って想像出来ないんだが。
 そもそも美夏の言う『お義兄さん』も春香と結婚すればの話で(何つーか、エラく飛躍した話だな)、春香が俺をそう言う対象として見ていると意識するのは自意識過剰と言わざるを得んだろう。
「ふ〜ん?」
「あらあら〜?」
 そんな俺の言葉に、何故か美夏と那波さんが、生まれた川を間違えて用水路を登ってきた鮭を見る様な目で俺を見てきた。
「ま、それでもおに〜さんなら何だかんだで、いつかきっとどんなお嬢様でも射止められるようになれると思うけどね〜。何たって、おに〜さんだし」
「目指せ、逆玉ですね〜」
 ……それだと、本当にお嬢様に付く変な虫なんだがな。
 などと、質問と返答が微妙に噛み合ってない会話をしている間に、気付けば俺たちを運んでいたロールスロイスは停車しており、乃木坂邸へと辿り着いていた。
 どうやら、目的地に着いたらしい。
243乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:48:27 ID:689HkpOV
「はい〜、裕人様〜。こちらが今回のパーティー会場、『乱れ九頭龍の間』になります〜」
 と、受付で美夏が用意してくれた招待状の提示と名前の記帳を済ませ、ドアを開いた那波さんから通された場所は、皆で一緒に新年会を開いたあの広間だった。
「何つーか、すげぇな……」
 以前に鹿王院家でのパーティーを経験した俺だが、それでも今回の乃木坂家のパーティーも俺の度肝を打ち抜くには十分過ぎるくらい豪華なものだった。
 床一面から見上げる天井迄。見渡す限りに広がるのは、乃木坂家の冗談みたいなブルジョワっぷりを体現した様な異空間。
 そして何よりも目にダイブしてくるのは、右も左も前後にも、如何にも名家良家生まれと言ったリアルセレブなお嬢様&御曹司たちだろう。
 同じパーティーとは言え、俺たちの新年会とは明らかに違う趣向の超セレブパーティー。
 そんな、タンチョウヅル(特別天然記念物)の群れの中に紛れ込んだカラスの様な気分を味わっていると、何やらパタパタと元気そうな足音が聞こえてきた。
「あー、美夏と綾瀬おにーさんだー」
「ほんとだ〜」
「あ、光〜、美羽っち〜」
 美夏が振り返った方を見ると、そこには美夏と同じ様に粧(めか)し込んだ光と美羽がこっちに向かって来ていた。
「へー、ちゃんとお洒落してくると、綾瀬おに〜さんも中々に格好良いんですねー」
「美夏も〜、何か凄く気合が入ってるみたい〜」
「そ、そうかな〜?べ、別に普通だと思うけど――」
「えー?でも、その割には電話口ですっごくはしゃいでたよねー?」
「うんうん〜。美羽も〜、今日のパーティーには絶対来るように言われたよぉ〜」
「そ、それは、ホラ。やっぱり、参加するからには楽しんだ方が良いし〜……。ね?」
「そうなのか?」
 車の中での口振りからは、美夏はこの手のパーティーはあまり気乗りしていなさそうに見えたんだが? これは一体、どう言う事なんだろうね?
「あー、それはやっぱりアレですよー。何せ、綾瀬おにーさんが一緒だからですからねー」
「ち、ちょっと!? 光っ!?」
「美夏はおに〜さんの事になると〜、一番楽しそうにしてるんだよぉ〜」
「み、美羽っち〜っ!?」
 何やらニヤニヤしながら囃し立ててきた光と美羽に、熟れた苺みたいに顔を真っ赤にした美夏がにゃ〜にゃ〜と声を上げて手とツインテールをぶんぶん振り回していた。そう言や、この前の双葉の教室でも同じ様な遣り取りがあったような気がするな。
 美夏がクラスメイトに俺の話をしている事は俺自身知っているワケだし、電話口で俺の話をしていても今更隠すような事なんかね?
 まぁ、あの時のクラスの反応を見る限り、全く気にならんと言えばそうでもないんだが……
「いいえ。綾瀬さんが心配なさっている様な事は無いと思いますよ」
 と、会場の喧騒の中でも良く通る澄んだ声が俺に掛けられた。振り返ってみると、いつの間にか、そこには美夏たちと同じ様にパーティードレスに身を包んだエリが俺の隣に立っていた。
「美夏は良く綾瀬さんのお話を私たちに聞かせてくれます。そして、いつも美夏はとても楽しそうに話しているんですよ。美夏にとって、綾瀬さんは自慢のおに〜さんなんです」
「へぇ……」
 どちらかと言えば、『あと一歩足りない』くらいの評価だと思っていたんだが、意外にも美夏の中での俺の評価はそこまで悪いものでもないらしい。
 実際には一歩どころか、五十歩百歩(?)も足りてないんだが、そんな話を聞かされては、俺としても美夏の期待に沿えるようにならんとイカンな。
 ……まぁ、最終的な美夏の期待が『お義兄さん』だと、高さがハードルどころか棒高飛びくらいになるかもしれんが。
「ふふっ。是非、頑張ってくださいね。綾瀬さんの事、応援してますから」
 とは言っても、何を頑張れば良いのかは俺自身まだ分からんのだが……
「あ、エリちゃん」
「ホントだー」
「エリちゃんなのぉ〜」
 俺とエリとの会話が一段落着いた処で、こちらに気付いた美夏たちが繰り広げていた戯れ合いを止めて集まって来た。
「美夏が言っていたお楽しみって、綾瀬さんの事だったんですね」
「あたしもビックリしたよー。だって、美夏ってばちっとも教えてくれなかったしー」
「美羽も〜」
「ま〜ま〜、細かい事は気にしな〜い。それに、こう言う"さぷらいず"は内緒にしとかなきゃ面白くなくなっちゃうしね?」
 三人に詰め寄られつつも、何処と無く美夏の表情が得意そうに見えるのは、美夏の演出が上手くいったからだろう。
 伊達に演劇部の副部長と脚本担当を務めていないと言うか、何事も盛り上げようとする美夏の前向きさの顕れなのかもしれん。
244乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:49:37 ID:689HkpOV
 そんな事を考えていると、
「あ〜、そうそう。今日の"さぷらいず"はまだあるんだよ? 何と、今日のパーティーはおに〜さんがわたしたちをエスコートしてくれま〜す!」
「え? 綾瀬さんがですか?」
「綾瀬おにーさんのエスコートですかー」
「それは中々に魅力的ですな〜」
 美夏の言葉を聞いて、エリ、光、美羽の三人の視線が俺に集まった。
「ほらほら、おに〜さん。ちゃんと皆に言わなきゃ」
「あ〜、え〜と。その、宜しくな」
 隣に立った美夏から肘で脇腹を突付かれて、俺はセーターを脱いだ後の静電気に擽られる様な痒さを項に感じながら三人に会釈を済ませた。
「そうそう。『こんなにぷりてぃ〜で愛らしい女の子たちのエスコートを任されるなんて最高だ!! 今日は他の狼たちが手を出せないくらい、俺の熱く猛り狂ったパトスで面倒見てやる!!』だなんて。きゃっ☆」
 ……
 流石にその台詞はアレだろうに……。つーか、そんな危ない奴にはエスコートされたくないと思うんだが?
「も〜、解ってないな〜。おに〜さんは。それくらいおに〜さんに喜んで欲しくて、エスコートして貰いたいんだってば。それとも、こんな美人揃いを前にしておに〜さんは何とも思わないってゆ〜の?」
 美人って……
 そりゃあ、四人とも間違い無く美少女に分類されるだけの容姿だとは思うが、美人と言うよりはまだ可愛いと言うのが妥当な処だろう。
 そんな事を考えながら、美夏、光、美羽と、ちんまいお嬢様たちを順繰りに眺めたが、頬を膨らませて不満そうな視線を放っている様を見せつけられても尚更そうは思えないっつーか、まぁ、エリくらい落ち着きがあって大人びていれば美人と言えるのかもしれんな。
「……おに〜さん。な〜んでそこでわたしたちとエリちゃんを見比べてるのかな〜?」
 例の如く、鋭い勘で美夏が半目でじ〜っと俺を見てきやがった。
「え? あ、あの、綾瀬さん。私、何処か変でしょうか?」
「ん、あぁ。何でも無い。気にせんでくれ」
 美夏に言われて俺の視線に気が付いたエリが不思議そうに首を傾げてきたが、まさか女の子に向かって浮くどころか、クシャミの拍子に飛んだ入れ歯の様な台詞が吐ける程、俺は器用じゃないワケで……
「あー。まー、エリはあたしたちから見ても文句無しに綺麗ですからねー」
「むぅ〜。美羽だって〜、もう少し大きくなったらおに〜さんを誘惑出来るのになぁ〜……」
「そんな、私なんて……。それに、ゆ、誘惑だなんてそんなつもりは……」
 納得した感じの光と少し残念そうな美羽の二人の言葉に、耳まで真っ赤になったエリが顔を伏せた。
 その恥らう姿から醸し出される慎ましさや淑やかさが、また一段とエリの大和撫子っぷりを際立たせていると言うか。ウチのアホ姉とその親友にも、エリの爪の垢を煎じてガロン単位で飲ませてやりてぇな。
 まぁ、あの二人の場合はそれ以外にも必要最低限の家事スキルの修得と酒癖の悪さを何とかせんとイカンのだが。
「――って、おに〜さんもエリちゃんに見惚れてないで、わたしたちもエスコートしないとダメだよ」
「ん?」
「そうですよー。この前は皆一緒に相手してくれたじゃないですかー」
「む?」
「温かくて大きくて、凄く気持ち良かったよね〜。美羽、またおに〜さんに乗りたいな〜」
「……」
 (最後が激しく微妙な言い方のような気がするが、)そう言って美夏を真ん中にして、右と左から光と美羽の三人が俺に寄り掛かってきた。
「お、おい……」
 いくらちんまいとは言え、流石に三人からプッシュされれば二歩三歩と後退せざるを得ず。
「おわっ!? んがっ!?」
「にゃあっ!?」
「わわっ!?」
「きゃ〜!?」
 割と入り口の近くに居たお陰もあってか、ホール隅の壁側に設置してあった休憩用のソファーに膝を折られた俺はその儘三人の押し倒される形で見事に倒れ込み、微妙にソファーの幅から漏れた後頭部を壁にブチ当てしまった。
「あ、綾瀬さん。みんなも大丈夫ですか?」
 一人、当然ながら無事だったエリが心配そうに覗き込んできたが、やたらとデカい上にクッション性の高かったソファーのお陰もあってか、俺の腹と腕の中の美夏たちは何とか無事のようだった。
「あ、あぁ。ソファーのお陰で大した事は無いぞ。美夏たちも、何処かぶつけたりしてないか?」
「う、うん。大丈夫だよ? おに〜さん」
「あちゃー。調子に乗り過ぎちゃいましたねー。済みません、綾瀬おにーさん」
「ごめんなさい〜」
 一瞬、瞼の裏で星が幾つか弾けたが、喉の奥から漏れ出そうになった呻き声はそのまま飲み込んで何とか遣り過ごした。
245乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:50:23 ID:689HkpOV
「あ、あの……。綾瀬さん……」
 俺が頭をぶつけた事を知っているエリが何か言いたそうにしていたが、それを俺は首を振って制した。エスコートする俺が、余計な気を遣わせては本末転倒だろう。
 幸いにも体の頑丈さは俺の数少ない長所であるし、それに痛さと衝撃ならこの前の初詣ででの地蔵(安産祈願)との正面衝突の方が上だったしな。
 良い加減、この辺りで美夏たちを楽しませてやらんと俺の立場が無い気がする。
「あー、それよりもだな」
「にゃ?」
「はい?」
「なぁに〜?」
 取り敢えず、俺の上に乗っかっている三人を立たせて、
「折角こうやって休日にみんなで集まったんだ。ウマそうな料理も並んでるし、そろそろ俺たちもパーティーを楽しもうと思うんだが?」
 微妙にまだ痛む頭を誤魔化す為に、ちと無理して笑ってみたんだが、
「! う、うん。そだね」
「! で、ですよねー」
「! そ、そうなのぉ〜」
 それを見た美夏たちの表情や動きが何やら途端にカタくなってしまった感じからして、俺の目論見は見事に外れたらしい。
 むぅ……。これは若しかして、やっちまったんかね?
「そ、それじゃ〜、おに〜さんはここで待っててね? わたしたちがお料理を運んでくるから」
「い、行ってきますー」
「え、えへへ〜」
 散った後に殺虫剤を撒かれた蜘蛛の子みたいに、三人は俺から離れるといそいそと料理が載せられているテーブルに逃げる様に向かって行った。
 ……
 そりゃあ自分でも愛想の良い方だとは思わんが、人懐っこいあの三人に逃げられると多少なりともショックと言うか、寧ろあの三人でアレなら俺の笑顔(のつもり)は普通に職務質問されかねんレベルと言う事なんだろうか?
 両手で顔を覆ってソファーにガックリと肩を落としていると、ふんわりとした甘い香りとソファーが柔らかく沈む気配が俺の隣から感じられた。
「驚きました。綾瀬さんって、美夏とは普段からあんな風にされているんですか?」
「いや、何つーか。その……」
 オウンゴールでハットトリックを極めちまった様な居た堪れない気分だったが、それでも話し掛けてきたエリの方に顔を向けようとした時、「失礼しますね」と言うエリの声が聞こえてきた。
「お?」
 後頭部に伝わってくるヒンヤリとした冷たい感触。
 目だけ向けて見てみれば、水の入ったグラスを持ったエリが濡らしたハンカチを絞って俺の頭に押し当ててくれていた。
「良かった、コブにはなっていないみたいです。ですけど、少しでも体調がおかしくなったと感じられたら直ぐに病院で診て貰って下さいね」
「あ、あぁ。悪いな、気を遣わせちまって……」
 後は自分で冷やそうと思ってエリからグラスとハンカチを受け取ろうとしたが、エリは俺の手をひらりと上品に躱してニコニコと俺の後頭部を冷やし続けた。
「?」
「ふふっ。美夏が綾瀬さんの事を楽しそうに話す筈です。私も、クラスのみんなにお話したくなってしまいました」
 情けない処を見られた割には、エリは清々しい表情で俺にそう漏らしてきた。
「いいえ、全然情けなくないです。ソファーに倒れる時。みんなが怪我をしないように、綾瀬さんが上手に守ってくれてました。私、何だかドラマのワンシーンみたいで、凄くドキドキして……」
「まぁ、三人ともそんなに大きくはないからな……」
 俺自身、咄嗟に体が動いただけで上手く三人をカバー出来たかどうかすら覚えていなかったが、流石に演劇部の部長であるだけにエリは色々と細かい動作にも気が付いてしまうらしい。
「も、若し、私が転びそうになってしまっても、裕人さんは美夏たちみたいに抱き止めて下さるのでしょうか?」
「ん?」
 エリにしては珍しい聞き取り難い声で話し掛けられ、後頭部を冷やされていた俺は首だけを動かしてエリの方を見てみて、
「――っ!? い、いえ。何でもないです」
 何故か急にエリにそっぽを向かれてしまったのだった。
 処で、そんなに俺の顔は驚かれる様な造作をしているんかね?

「ほらほら、おに〜さん。キョフテ(トルコのハンバーグ)を持ってきたよ〜」
「あ、あぁ。有難うな、美夏」
「あたしのはミーゴレン(インドネシアの焼きソバ)ですよー? どうぞー」
「おぅ、光もサンキューな」
「美羽は〜、トムヤンクン(タイのスープ)だよ〜。召し上がれ〜」
「わ、わざわざスマンな、美羽も」
 それからの俺はと言うと、あの盛大に倒れ込んだソファーの上で、せっせと(主にアジアの)料理を運んでくるお嬢様たちに囲まれ、餌付けされる雛鳥の様な状態になっていた。
246秘策の人:2009/07/10(金) 07:50:32 ID:9NmEOAf1
セルフ支援
247乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:51:54 ID:689HkpOV
 別段、皿に盛られてくる料理の量自体はそんなに多くはないんだが、如何せん椀子ソバの早食い大会の選手の隣でスタンバっている継ぎ手の如く三人が料理を持ってきてくれるお陰で、俺の胃袋は確実にその空き容量を埋められつつあった。
「な、何でこんなに俺に食わせたがるんだ?」
 次の料理を運んでくる為に三人が散開して行った後の小休止に、俺は天井を見上げて一息吐いた。
 一皿が一口二口の量とは言え、流石にこのペースでは下手をすればマーライオン(つまりは、リバース)にもなりかねん勢いである。
 取り繕わねばならん体裁や外聞の無い俺がどう思われようと一向に構わんが、このパーティーでマーライオンになってしまえば俺を招待した美夏や一緒になっていた三人にも迷惑が掛かる事は閃光弾を直視するより明らかである。
 まぁ、美夏たちがこれ以上俺に料理を食わせなければ良いんだけどな……
「それは、やっぱり綾瀬さんだからじゃないでしょうか?」
 天井を映していた俺の視界に、口元を綻ばせたエリが入ってきた。
「俺だから?」
 俺の言葉に、料理を持ったエリが強く頷いて肯定してきた。
 はて? 今までの人生で食べっぷりを褒められたり、牛飲馬食の伝説を作った覚えは無いんだが?
「いえ、そうではなくて。みんなは綾瀬さんに美味しいものを召し上がって戴いて、喜んで欲しいのだと思います」
 確かに運ばれてくる料理はどれも文句の付けようが無いくらいにウマかったが、平均的な食の男子高校生の俺にはそろそろ兵糧攻め(?)になってきていたりするわけで……
「そ、そうですね、この儘だと綾瀬さんがお腹を壊してしまうかもしれませんね……」
 エリが心配してそう呟いているものの、その手にある料理と俺とをちらちらと見ては何処と無く残念そうな表情を浮かべている様に見えるのは気の所為だろうか?
「……(じ、じー)」
 ……ひ、一口くらいならまだ余裕だよな?
 引き攣りそうな胃袋の具合を細心の注意で確認しつつ、俺は覚悟を決めて口を開いた。
「あ、あー……。そう言えば、エリが持ってる料理は何かウマそうだな」
「そ、そうですか?」
 俺の言葉に、青菜に天然塩だったエリの表情に期待の色が差した。その表情に奮い立たされて、俺は己の胃袋にもう一頑張りをさせてみる事にした。
「あぁ、美夏たちが持ってきたヤツとも違う感じだし。何て言う料理なんだ?」
「これはトゥクパと言って、チベットの饂飩なんだそうです。良かったら、綾瀬さんも如何ですか?」
「それじゃ、一口貰うぞ?」
「はい。どうぞ、裕人さん」
 エリから皿を受け取ると、俺はトゥクパをずるずると食い始めた。
「ど、どうですか? 裕人さん」
「うん、野菜とか肉とか色々入ってる割にはあさっりしてるんだな。結構ウマいと思う」
 結構腹が膨れていたにも関わらず、エリの持ってきてくれた料理は呆気無く俺の胃袋に収まった。そんな俺の食べる様子に、エリが安心した様に吐息を漏らした。
「裕人さんのお口に合って、良かったです」
「まぁ、エリの持ってきた料理はまだ食ってなかったしな」
「あ、はいっ……!!」
 エリが、少し驚いて俺を覗き込んだ。
「――とは言ったものの、流石にこれ以上はもう入らないけどな。悪いが、エリが最初に持ってきてくれた料理で最後みたいだ」
 そして、遂にソファーに凭れ掛かってギブアップを宣言した俺に、
「ええ、お粗末様でした。裕人さん♪」
 にっこりとエリが笑い掛けてくれたのだった。

「……なぁ」
「? どうしたんですか? 綾瀬おにーさん」
「なぁに〜?」
 かしまし三人娘からの物量戦から解放されたのも束の間、
「この状況は、一体何なんだ?」
「えー? そりゃー、アレですよー」
「おに〜さんからのぉ、エスコートだよぉ」
 今度は右と左から光と美羽に挟まれて、俺はソファーに座らせられている状態になっていた。
 まぁ、単に隣に座られているくらいならさっきのエリが座っていた様に何ら問題は無いんだが……
 それが二人に掴まれた腕がそれぞれの肩を抱く様に回されている状況となると、何処からどう見ても俺がお嬢様(×二)を侍らせている様にしか見えないわけなんだが。
「男の人って、こうやって女の人のお相手をするんですよねー?」
「ご指名されて〜、一緒にご飯を食べたり〜、お喋りしたりするの〜。そして〜、お捻りを貰うんだよ〜」
 選りにも選ってと言わんばかりの箱ならぬ無菌室育ちのお嬢様その認識は、一体何が元になっているんだろうね? 美羽に至っては、まんまホストだしな……
「あれ? でもー、あたしはコレはコレで十分に楽しいですよー?」
「えへへ〜。美羽もだよぉ〜」
248乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:53:53 ID:689HkpOV
 上機嫌そうに目を細めながら、光と美羽が俺の腕を更に引っ張ってすりすりと摺り寄ってきた。
 当然、そんな事をすれば密着度は劇的に上がるわけで、しかも二人の肩から腰へと回されているシートベルトならぬソファーベルト(?)状態の腕に、ささやかではあるがふにふにとした柔らかい感触が伝わってくると言うか……
 下手に動くと余計にマズイっつーか、かと言って無碍に振り解くわけにもイカンし……。
「どーしたんですか? 綾瀬おにーさん、何か顔が赤いですよ?」
「お手手もぉ、ガチガチだよぉ〜?」
 両脇の二人が俺の顔を覗き込むように、ずいと顔を寄せてきた。その拍子に、二人から起こったそよ風に乗って甘い匂いが俺の周囲を漂ってくる。……いくら何でも、無防備過ぎると思うんだが。
「! そ、それより、美夏は何処に行ったんだ? さっきから姿が見えないんだが?」
「あー、美夏ですかー?」
「それなら〜、あそこにいるよぉ〜?」
「あそこ?」
 謎の不整脈気味の心臓を無視しつつ周囲を見渡していると、(相変わらず俺の腕を抱いた儘の)光と美羽が揃って前方を指差した。その時、マイク越しの那波さんの声が会場に響き渡った。
「それでは〜、本日お集まり頂いた皆様に、美夏様から謝意を表しましての御演目がございます〜」
 目を遣ってみれば、設置されたステージの上に、少し前にドネルケバブを持って来てくれていたちんまいツインテール娘の姿があった。
 しかし、今壇上にいる美夏の手にあるのは料理を載せた皿なんかではなくて……
「ヴァイオリン?」
「あれ? 綾瀬おにーさんは、美夏のヴァイオリンを聞いた事無いんですか?」
「すっごく〜、上手なんだよぉ〜」
 そんな俺を、得意そうに見上げてくる光と美羽。
 確かに、ヴァイオリンが趣味だとは聞いていたがその腕前を披露された事は無かった気がするな。
 そんな事を考えている間に、ステージの中央で全員の前で優雅に一礼をする美夏。その動作に、喧騒に包まれていた会場は水を打ったように静まり返っていた。
 そして、弓をその小さな顎と肩で挟んだヴァイオリンの弦の上にそっと載せると、流れるように弓を引き始めた。
「……」
 聞こえてきたのは、音楽に関しては全くの素人の俺でも知っているCMやBGMなんかで良く流されている、馴染みがあり過ぎて普段なら聞き流してしまいそうな曲だった。
「弦楽五重奏曲ホ長調G275ボッケリーニ作曲の第3楽章、『メヌエット』ですね」
 ソファーの後ろで控えていたエリが、ぽつりと声を漏らした。
「王室作曲家でしたボッケリーニの曲の中でも、特に名曲と言われている作品です」
 耳に馴染みがあるだけで、割と雅な曲であるらしい。それでも、奏でられている旋律の中の何処か親しみを覚えてしまうのは演奏している美夏の腕前なんだろう。
「何つーか、美夏らしい演奏だな。フレンドリーっつーか、聴いてるこっちまで楽しくなってくるっつーか」
 今まで何度も耳にしてきた曲の筈なのに、心の底から高揚感が天然温泉のように湧き上がってくる。
 時間にして三分半ちょいの短い演奏だったが、手を引かれて遊びに誘われている様な、自然と口元が緩んでしまいそうになる美夏のヴァイオリンだった。
「ご清聴、有難うございました〜」
 締めに美夏が一礼をした直後、
「こんなに素晴らしい『メヌエット』は、初めて聴きましたわ!」
「ブラボー!」
「こ、これが、あの乃木坂美夏の実力……(ごくり)」
 盛大な拍手と賞賛の声が一斉に会場に湧き起こった。
「すげぇな……」
 そんな盛り上がった空気の中で、音楽の知識も語彙力も無い俺が搾り出せたのは、在り来たりな月並みの言葉だった。それでも、その一言には俺の万感の思いを込めたつもりだった。
「でも何て言うかー、いつもより良い音が出てた感じでしたよねー? 情熱的って言うかー」
「うんうん〜。やっぱりぃ、おに〜さんが聴いてるからなのかな〜?」
「聴いているだけで、何だかドキドキしてしまうような演奏でしたね」
 隣で、何やらうんうんと頷き合っている光たち。喧騒に紛れて何を言っているのかは聞き取れなかったが、三人の納得した表情を見れば内容を気にするまでもないだろう。
「やっほ〜☆ おに〜さん、わたしの演奏どうだった〜?」
「お?」
 元気な声に振り返って見てみれば、そこには会場を沸かせたツインテールのお嬢様がアジリティー(ハードル、トンネル、シーソー等をクリアしていく犬の障害物競走)を遣り遂げたウェルシュ・コーギーのような期待に満ちた目で俺を見ていた。
 脳裏に蘇ってくるのは、一月の旅館での温泉卓球で美夏(と澤村さん)が勝利した時の状況。
249乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:55:08 ID:689HkpOV
 後ろ手にしてやや前傾姿勢を取っているのは、罷り間違っても俺に頭突きを喰らわせる為ではないだろう。
 美夏は褒められると伸びるタイプだと言う那波さんの言葉を思い出し、俺はトレードマークであるツインテールの頭をゆっくりと撫でた。
「あぁ、巧かったぞ。正直、びっくりしちまったくらいだ」
「え、えへへ〜……♪」
 嬉しそうに目を細める美夏に、俺の口の端も釣られて綻んだ。
 甘えん坊で寂しがりやの癖にそれを認めたがらない美夏は、こうやって褒められる事とかを理由にしないと色々と素直になれんのかも知れん。
「おー、『月下の苺姫』が真っ赤に熟れてますなー」
「ですな〜。でもぉ、美羽も撫でて欲しいかも〜」
「そうですね。ちょっと、羨ましいです」
 光と美羽はニヤニヤと、エリは微妙に顔を赤らめながらそんな事を呟いていた。
 そして、更にその周囲では、
「おい、何だあの男は? それに、美夏様があんなに気を許した態度を取られているなんて」
「美夏お嬢様の頭を、気安く触るだと……?」
「いやそれよりも、あの男と一緒に居るのは確か――初瀬家と藤ノ宮家、それに塔ヶ崎家の御令嬢じゃないかっ!?」
「……(脳内検索中)……。あぁ、思い出したぞ! 確か、春香様のお誕生日会で玄冬氏や秋穂氏に挨拶していた男だ!」
「そう言われれば、あのメガネは見覚えがあるぞ!」
「俺も、あのメガネだけは思い出した! まさか乃木坂家だけでなく、東ヶ崎家ともパイプを持っているのかっ!?」
「恐るべし、メガネっ……!(ゴクリ)」
 などと、(主に御曹司を中心に)どよめきと憶測が広がっていた。
……つーか、どうやら俺の印象はメガネしか残っていないらしい。
 そんな周囲からの俺への認識を切ない気分で確認させられていると、俺たちを眺めていた人込みの中から取り巻きを引き連れたセンスの悪いスーツを着た金髪男が俺たちの前に現れた。
「HEY. 皆、騙されちゃいけないよ! こいつはどこぞの御曹司でもなければ一国の王子様ってワケじゃない。正真正銘、只の貧乏人なんだからさ!」
 俺を指差しながら、そのパツキンが何かイキナリそんな事を言い放ちやがった。
「RESTROOMに涌いてくるカマドウマみたいにボクたちのパーティーに潜り込んでくるなんて。全く、油断も隙もあったモンじゃないよ。HAN」
「GET OUT!」
「SON OF A BITCH!」
「GOD DAMN!」
 仰々しい身振り手振りをしながらパツキンが気障ったらしく台詞をベラベラと垂れると、続いてその取り巻きからも野次が沸き起こった。
「あのクソ忌々しい執事の真似事から抜け出して今日のパーティーに来てみれば、まさかお前がこんな所にいるなんてな。パパへ手土産を持参してボクの正しさを証明するついでに、どうやらボクの雪辱も果たせるってワケだ。HAHA」
 ツカツカとシークレットシューズ(特注二十五センチ)の踵を鳴らしながらパツキンが俺に近寄ってきたが、生憎と此処に居る知り合いと言えば双葉のお嬢様たちくらいしかいないわけで……
「え〜っと、この人っておに〜さんのお知り合い?」
「いや、全く以って記憶に無いと思う」
 ダイビング中にテヅルモヅル(クモヒトデの一種で、やたらモジャモジャしている生物)を見付けた様な表情で美夏が小声で訊いてきたが、俺よりもこのパーティーに縁のある美夏ですら知らないとなれば、今日が初参加である俺の知り合いである筈が無いのは明らかだろう。
「あー、すみませんが人違いとかじゃないですか?」
 俺としては妥当な対応だったと思ったんだが、その対応にパツキンの眉間にビキィ! と深い皺が寄りまくった。
「ひ、人違いだって? そ、そんなワケがあるもんか! たかが下流の階級の下衆の分際で、に、二度もボクに恥を掻かせやがったお前の事を、間違える筈が無いだろう! 春香様の誕生日の件と言い使用人たちの集まりの件の事と言い、忘れたとは言わせないぞ!」
「あ〜……」
 その言葉で、俺の頭の中のそろそろ抹消されそうになっていた記憶が浮かび上がってきた……
 そう言えば、何かと粘着質なちょっかいを出してくる度に張り倒されたりぶっ飛ばされたりしていたパツキンがいた気がするような……
 まぁ、その後に色々と嬉し恥ずかしなイベントが起こったりして記憶から上書きされてしまっていたりするんだが、別に上書きされんでもコイツに関する記憶は優先的に削除フォルダ入りである事は間違い無いだろう。
「くっ……。ど、どうしてもボクを虚仮にしたいらしいな、貧乏人……。お前が、お前如きがボクに関わってこなければ、こんなに面倒な事にはならなかった筈なのに……」
 (不本意ながら)思い出した俺を見て、ふるふると身を震わせたサザーランドの眉間に更に日本海溝の様な深い皺が立った。
250乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:55:59 ID:689HkpOV
 と言われてもコイツの場合、面倒な事は身から出た緑青(有毒)であるし、俺から関わった覚えも一切無いんだが。
「ふ、ふん。そうやってボクを挑発して罠に嵌めようったってそうはいかないからな」
 サザーランドは大きく深呼吸をすると、爪先で床を鳴らしながら前髪を掻き揚げて不敵に口の端を吊り上げた。
「卑しい貧民は、高貴で誇り高いボクには考え付かないような姑息な手段で貶めようとしてくるからね。だけど、もうボクには同じ手は通用しないぜ?」
 「何故なら――っ!」と、サザーランドは両手を大きく広げてぐるりと回転し、
「ボクは気付いたんだ! 人の上に立つ選ばれた人間にとって、何が一番大事かって事をね!」
 正面に戻ってきて、ビシッ! っと俺を指差した。
「その人にとって、何が一番幸せかが判るって事さ!」
 言い放たれた言葉は、以前のコイツからしてみれば、他人の事を考えられるようになっただけでも十分なくらいマトモな言葉だった。何だ? 一応、執事の修行とかで少しはマシになったのか?
 そう思い掛けた時、
「だからお前みたいな使用人は使用人同士、そしてボクたち資本家は資本家同士で釣り合っているのが正しいのさ。それが互いの為なんだよ。前回は悪かったな、貧乏人。あんな使用人でも、お前にとっちゃ大事な使用人だったんだろ?」
「…………」
 続いたのは、前言どころか、一瞬でも見直そうとした自分自身すらも撤回したくなるような言葉だった。
「と言うわけで――」
 呆れて物も言えない俺に、サザーランドがツカツカとシークレットシューズ(特注二十五センチメートル)の踵を鳴らして近付いて来て、
「解ったら、その薄汚い手を美香お嬢様の頭から離せよ。この貧乏神の疫病神」
 美夏の頭から、俺の手を叩き落としたのだった。
「痛っぅ!?」
「わわっ!?」
 いきなりのサザーランドの行為に、美夏が思わず驚いた声を上げた。
「美夏っ! 大丈夫か!?」
 咄嗟に美夏に手を伸ばそうとしたが、その腕をぐいと横から伸びてきた手に掴まれた。
「ANN? ボクの言った事が理解出来てないのか? 身の程を弁えろって言ったんだよ。コレだから教養の無い下民風情は」
 俺の腕を掴んだシュートが、自分のこめかみをトントンと叩く仕草をして片目で俺を覗き込んだ。
「おい、みんな。この勘違いした貧乏人をちょっと捕まえておいてくれよ」
「OK.任せとけ、シュート」
「OH! STINK! HAHAHA!」
「WELCOME! FUCK'ING JAP!」
「くっ!?」
 取り巻きに押さえ付けられ、側線を押さえられた魚みたいに身動きが封じられてしまった。
「お、おに〜さんっ!」
「おっと、あんな男に近づいちゃいけないよ。美夏お嬢様」
 心配した美夏が俺に駆け寄ろうとしたが、その進路をサザーランドが遮った。
「奴は正真正銘の貧乏人なんだぜ? どうせ美夏お嬢様に取り入って、良からぬ事をしようと企んでいる下衆な野郎に決まってるのさ」
「お、おに〜さんはそんな人じゃないもん!」
「OH! 可哀想に、美夏お嬢様! ホラ、みんな見たかい、聞いたかい!? その男は純真な美夏お嬢様を誑かして弄んでる最低最悪の貧乏人なんだぜ!?」
「OH REALY!? そいつは、酷いね!」
「SCUM!」
「GO TO HELL!」
 サザーランドの言葉に美夏が抗議したが、その言葉を待っていたとばかりにサザーランドが俺を扱き下ろし、取り巻きたちからもそれに呼応する様に合いの手が出された。
「ちょ、ちょっと。いきなり何なんですかー!?」
「おに〜さんはぁ〜、とぉってもぉ、優しい人だよぉ〜!」
「何を根拠にそんな事を言うんですか!」
 光、美羽、エリたちも抗議の声を上げるが、その言葉にサザーランドは「HAN」と鼻で笑って俺を指差した。
「根拠? そんなもの、その男が貧乏人だからで十分じゃないか」
「はいー?」
「えぇ〜っ?」
「――っ?」
 返ってきたサザーランドの予想外の言い分に、面を喰らった三人が唖然として目を丸くした。
 返す言葉も無い三人の様を見て論破したとでも思ったのか、サザーランドが得意そうにそのパツキンの前髪を掻き揚げた。
「オイオイ。ボクは親切で教えてやっているんだぜ? それに、その男はこの会場にやって来てからやった事と言えば、満足に動けなくなるまで馬鹿みたいに料理を食べまくっただけじゃないか。HAN! 流石は貧乏人。さもしいったらないね」
 コイツ、そんな時からわざわざ俺たちの事を見ていやがったのか?
 どうせならその儘見るだけで終って欲しかったんだが、この手の連中に限ってはそうは問屋が販売拒否と言うか、何でこうも俺に関わってこようとするんだろうか?
251乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:56:39 ID:689HkpOV
「NN〜? 目の前で不愉快極まりない下衆な人間がいつまでも野放しにされていたら、それを正すのは当然だろ? ボクはみんなの為を思って率先してやってあげてるのさ」
 自慢げに、サザーランドが両腕を広げて会場の全員に言い放った。
「残念だったな、貧乏人。お前の考えなんて、このボクには全てお見通しなんだよ」
 俺の何を見通したのか判らんが、サザーランドは俺を一瞥した後、隣にいた美夏を見下ろして口の端を吊り上げた。
 「に、にゃ〜っ……!」と、威嚇する様な声を上げて一歩後退った美夏に、サザーランドが俺を顎でしゃくる。
「良いかい、美夏お嬢様? そいつは美夏お嬢様を利用しようとしてるんだぜ?」
「にゃ……?」
 ……何を言っているんだ、コイツ?
「知らばっくれるなよ? じゃなけりゃあ、何でお前は美夏お嬢様に気に入られているのさ? HAN! どうせ、春香様を狙っているんだろう? それ以外に考えられないね!」
「――っ」
 サザーランドの言葉に、美夏の小さな肩が僅かに震える。その様子を見たサザーランドが、肩を竦めて溜息を吐いた。
「ショックだったかい? 美夏お嬢様。でも、それが現実なのさ。この男は、目的の為なら人の心も平気で踏み躙る最低最悪の人間なんだからさ」
 そして、サザーランドがしゃがんで美夏の小さな肩に手を伸ばそうとした瞬間、
「……美夏、スマンな」
「え? お、おに〜さん?」
 俺は美夏に謝罪の言葉を口にしていた。
「HA! とうとう自分の非を認めたようだね? 良いぜ。おい、その貧乏人を放してやれ」
 俺の言葉を聞いて満足したのか、サザーランドが俺を取り押さえていた取り巻きたちに指示を出した。
「非を認めたんなら、次は何をするか解っているよな? 貧乏人?」
 ニヤリと酷薄に笑うと、サザーランドは自分と美夏の前を指差した。
「どうせ心から反省してるなんて思わないけど、形だけでも詫びを入れさせてやるよ。這い蹲って土下座しな、貧乏人」
「お、おに〜さん……?」
 俺の謝罪の言葉に動揺したのか、美夏が不安そうな表情で俺を見ていた。
「美夏……」
 そんな美夏の前で俺は膝を着き、
「エスコートを任されたってのに、こんな思いをさせちまって悪かったな」
「――っ!? お、おに〜さんっ!?」
 目の前の小さな体を、そっと抱き締めた。
「ちゃんと守ってやるからな。もう大丈夫だ、美夏」
「あ……」
 声が震えたかと思うと、美夏はその儘俺の肩に目頭を押さえ付けてきた。
 俺の服を掴む手の強さや腕の中から伝わってくる震えに、もっと早くこうしてやれば良かったと思い知らされる。
「HAAN!? おい、美夏お嬢様に何をやっているんだよ!? この変質者がっ! これ以上、美夏お嬢様を辱めようって言うのか!?」
 激昂したサザーランドが罵声を浴びせてきたが、その言葉に俺は真正面から迎え討った。
「侮辱してるのは、あんたの方だろう……!」
「――なん、だって……!?」
 俺なんかがいくら中傷されて笑われようとも、そこは流す事が出来た。
 だけど、美夏を春香に近付く為の駒だと言ったコイツの言葉はどうしても流す事は出来なかった。
「確かに美夏はお嬢様で色々と複雑なのかも知れんが、俺にとってはそれでも普通の女の子と変わらない存在なんだよ! 家柄だとか春香に近付く為だとか、そんな理由で優しくしてるんじゃない! みんな美夏の事が大好きで、大切にしたいからそうしてるんだ!」
 それは美夏がみんなを喜ばせる為に周囲に配ってきた優しさと幸せに対するみんなからの気持ちで、だからこそ美夏が何処の誰であっても決して揺るがない愛されるべき美夏の本質だ。
 それを利用価値があるだとか、そんな下らない理由で優しく接する方が美夏の事を想っていないって事だろう。
「き、奇麗事ばかり並べやがって! そんなのは誰だって出来る事なんだよ!」
 一気に吐き出した俺の腹の底からの言葉にサザーランドが表情を引き攣らせたが、横薙ぎに腕を払う仕草をすると周囲の人だかりに向かって大きく両腕を開いた。
「HAN! 貧乏人には精々それくらいが関の山だろうけど、金持ちのボクなら現実的な幸せも保証出来るんだぜ? そんな貧乏人と一緒になるのと、このボクと一緒になったのとどっちが幸せかなんて判りきってるだろう?」
 そう訴えるサザーランドに、
「……もん」
「ANN? どうしたんだい? 美夏お嬢様? 良く聞き取れなかったんだけど?」
「そんなことないもん! わたしは、おに〜さんと一緒になった方が幸せだもんっ! にゃ〜っ!!」
 俺の肩から顔を上げた美夏が、会場に響き渡る声でそう言い放った。
252乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:57:42 ID:689HkpOV
「確かにおに〜さんは甲斐性無しかも知れないけど、そんなのはどうだって良いんだもん! いつも優しくて一生懸命で、偶にすっごく格好良いおに〜さんが好きなんだもん!」
「――なっ!?」
 とことん自分に対する反論を想定していなかったのか、サザーランドの顔色が一気に変わった。
「WHY!? そんな貧乏人と一緒になって何のメリットがあるのさ!? どう考えたって、ボクと一緒になった方が賢明ってモンだろ!? 此処に来てる他の奴等だって、自分と釣り合う相手を探しに来てるじゃないかっ!?」
 サザーランドが周囲に賛同を求めてみても、他の御曹司とご令嬢たちは気拙そうに目を逸らし、そればかりか、サザーランドの言葉に嫌悪感を抱いた人たちからぽつぽつと非難の声が囁かれ始めた。
「シュ、シュート。そんなに露骨に言わない方が良いんじゃないか?」
「び、BE COOL.だぜ?」
「ほ、ほら。俺たち、紳士だしな?」
 怒り狂ったサザーランドを取り巻きたちが宥めようとしたが、それは高性能爆薬の信管のスイッチを入れる行為になっただけだった。
「う、煩いっ! このパーティーでパパに手土産を持参しないと、ボクの立場が無いんだよ!」
 と、そこでサザーランドの血走った目と俺の目が合った。
「そうだよ。そこの貧乏人が全部悪いんだ……。春香様の誕生日会といい、使用人たちの集まりといい……。お前さえいなければ、ボクがこんな目に遭わずに済んだんだよ!」
「ぐっ!?」
「おに〜さんっ!」
 俺の胸倉を掴むと、もう片方の腕を振り上げたサザーランドがそのまま俺を立ち上がらせた。
「この、貧乏人風情がっ!」
 振り上げたサザーランドの拳が、俺のメガネに迫った。瞬間、
「んにゃ〜っ!」
「A.AUOOOOOO!?」
 それまで掴まれていた胸倉の感触が無くなり、ほぼ同時にサザーランドの姿が視界から消えていた。
「?」
 周囲を見てみると、何故か天井を見上げている人たちの顔。
 それに倣って視線を向けてみると、
 休日の河川敷で打ち上げられたペットボトルロケットの如くぐんぐんと上昇した後、錐揉み状態で自由落下しているサザーランドの姿が見えた。
「――ぶべっ!?」
 そして料理の載ったテーブルに墜落し、サザーランドの短い空の旅は周囲に料理をブチ撒けて終了となった。
 以前に何処かで見た事がある光景だと思っていると、隣にはサザーランドを投げ飛ばしたと思われる技の型を取っていた美夏の姿があった。
「わ、わたしのおに〜さんに手を出したら承知しないんだから! にゃ〜っ!」
 ツインテールを振り回し、両手を振り上げた美夏がそう宣言した。
「い、いくら春香様の妹でも、こ、このボクにこんな事をしてタダで済むと思っているのかい……?」
 倒れたテーブルの縁に手を掛けて、料理塗れになったサザーランドがゾンビの如く立ち上がってきた。
「そっちが先におに〜さんに乱暴しようとしたんでしょ〜が。せ〜と〜ぼ〜え〜だよ、せ〜と〜ぼ〜え〜」
 呪詛のようなサザーランドの言葉に、腰に手を当てた美夏が頬を膨らませて反論した。
「そうですよー、こっちから手は出してませんよー」
「言い掛かりはそっちなのぉ〜」
「綾瀬さんは、ちっとも悪くありません」
 続く光たちの援護射撃に、サザーランドの顔が怒りに染まる。
「た、たかが貧乏人の為にサザーランドグループの後継者であるこのボクが蔑ろにされるなんておかしいだろ? 覚えておけよ、貧乏人! サザーランドグループの力の前じゃ、お前なんか駆除される害虫なんだからな!」
 と、そこでサザーランドはポケットから携帯電話を取り出すと、早速何処かに電話を掛け始めた。
「HELLO.ボクだよ。何? 今ボクが何処にいるのかだって? そんなのボクの勝手だろ? それより、訴訟担当部署に繋げよ。目障りなゴミをちょっと処理したいんだ」
 聞こえてくる言葉からして、どうやらサザーランドは会社の権力を行使して俺を潰しに掛かるつもりらしい。
 俺としては間違った事はしていないつもりだが、それはきっとサザーランドの方も同じなんだろう。仕方が無いが、ここは腹を括って構えるしかないかも知れん。
 そんな事を考えていた時、
『……この、大うつけが!』
「え、パ、パパ!?」
 会場を震わせるような怒声が、サザーランドの携帯電話から轟いた。
『執事の仕事を抜け出して何をしているかと思えば、そんな所にいたのか。聞いたぞ、口止めをせんとクビにすると他の者を脅したとは。このバカ者が』
「だ、だって執事なんてつまらない下々の仕事より、他のお嬢様を口説いた方が有意義に決まっているじゃないか。ボクはサザーランドグループの為を思って――」
253乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:58:24 ID:689HkpOV
『その考えを改めろと言っておるのが、まだ解らんのか。そもそも、今日お前が抜け出した執事の仕事は、誰のお相手をする筈だったのか分かっておるのか』
「で、でもそんなのはウチの使用人たちにでもやらせておけば良いじゃないか? 所詮は接待なんだし」
『……シュート。知らんのなら教えてやろう。今日、お前が会う筈だった相手は乃木坂グループの会長の玄冬氏と春香お嬢様だ』
「そ、そんな……」
 蒼白になったサザーランドの手から、携帯電話がぽとりと床に落ちた。
『乃木坂家のパーティーに参加された方々、度々ウチのバカが迷惑を掛けた。電話越しではあるが、謝罪の言葉を述べる事を許して戴きたい。恥ずかしい限りだが、全ては育て方を間違えた私の責任だ。シュートの処遇は、そちらの裁量で決めて構わん』
 その言葉を最後に、携帯からは規則正しい通話音が鳴り響いていた。

「あらあら〜? どうやら私たちの出番はもう無いみたいですね〜」
「うぉっ!?」
 サザーランドが取り巻きたちに連れられ、一応は事の収拾が着いたと気が緩んでいた瞬間、いきなり頭上からにっこりメイドさんの声が聞こえてきた。
「な、那波さん!?」
「あらあら、裕人様〜。そんなに驚かれますと〜、那波さんはちょっぴり傷付いてしまいますよ〜?」
 振り返って見てみると、そこにはにこにこと悲しそうな表情(?)の那波さんの姿があった。
 いや、気配も無しにいきなり間近で声を掛けられると、肝が瞬間凍結させられるんですが?
「隠密行動も、メイドには必須スキルなのです〜」
「――(こくこく)」
 と、更に那波さんの影から現れて頷くちびっこメイド。
「すみません〜、美夏様、裕人様〜。実は、先程は丁度サザーランド様からのご連絡がございまして〜。何でも今日の玄冬様と春香様とのご挨拶をすっぽかされた御子息がこちらに来ていらっしゃらないかどうか、確認をさせて戴いていたんですよ〜」
「――(ちょいちょい)」
「ん? どうしたんだ? アリス」
 俺の裾を引っ張りながら、アリスが自分を指差した。その隣で、珍しく複雑そうな表情を浮かべている那波さん。
「え〜っと、実はアリスちゃんは既に美夏様たちを助けに行こうとしていたんですね〜。ですが、ちょっと気合を入れ過ぎたと言いますか〜。『バルムンク』を持ち出そうとしていまして〜、それで他の皆さんに何とか止めて戴いていたのですよ〜」
「――(しゅん)」
 何やらしょんぼりとしているアリスの手に持っている、柄に青い宝石が埋め込まれた金ピカのデカい剣。
 最近はやたらとチェーンソーやハンマーを見てきた所為でこの手のものに接してもあまり驚きはしないが、それでもみんなが止めるような武器を使ってでもアリスが俺たちの事を助けようとしてくれていたと言う事は判った。
「ありがとな、アリス……」
 受け取った気持ちのお返しにアリスの頭を撫で撫ですると、
「――(ぽっ)」
 少しだけ頬を赤らめたアリスが、目を細めて俺を見た。まぁ、素手であの玄冬さんを昏倒させる事が出来るアリスが本気を出したら洒落にならん気がするし、そのやたらと大層な名前の剣は抜かれない方が良かったんだろう。
 そんな事を考えながらアリスの頭を撫でていると、
 きゅっ……
「ん?」
 今度は腰の辺りを引っ張られた。
 振り返って見てみると、
「じ、じ〜……」
 何か言いたそうな表情のツインテール娘が、俺のスーツの端を掴んで見上げていた。
 むぅ……
普段なら思った事を徹甲弾の様な言葉で忌憚無く言ってくれる美夏なだけに、今みたいな仕草だけのアピールをされてもブラキオサウルス並に鈍い俺にはイマイチその意図が汲み取れんっつーか……
「あらあら〜?」
 そんな美夏の様子に、にっこりメイドさんのサングラスがキラリと輝いた(ように見えた)。
「それでは〜、私たちはそろそろ裏方に戻らさせて貰いますね〜。アリスちゃんも〜、裕人様と離れるのは名残惜しいかもしれませんけど〜、あまりお邪魔をしちゃいますと〜、ポニーに蹴られて臨死体験ですからね〜」
「――(こく?)」
「ち、ちょっと、那波さんっ!? そ、それって、ど〜ゆ〜意味なのっ!?」
「裕人様〜。美夏様たちのエスコートはお任せ致しますね〜♪」
「――(こくり)」
 顔を真っ赤にした美夏の質問を躱しつつ、雲隠れした様に那波さんはアリスを連れて会場の中に消えていった。
「む、む〜。な、那波さんてばすぐにわたしの事をからかうんだから〜。そ、それは確かにわたしより年上でけ、経験だって色々と豊富なのかもしれないけど、わたしだってそろそろれでぃ〜として扱われるべきってゆうか……。ぶつぶつ……」
254乃木坂美夏の作戦:2009/07/10(金) 07:59:28 ID:689HkpOV
 恐らくはポニーの辺りに反応したちんまいツインテールお嬢様(身長一四七センチ)が渋い表情で何やらボヤき始めた。
 全く、那波さんも付き合いが長いんならわざわざ美夏の逆鱗を紙ヤスリで削らんでも良いと思うんだが、多分、拗ねた美夏の機嫌を直すのもエスコートを任された俺の役目と言う事だろう。
 それに、結局さっきのイザコザは美夏に助けられたと言っても過言ではないし、良い加減この辺で何か応えてみせんと美夏の言う「もう一歩」を進む事は出来んと思う。
「あ、あー……。美夏」
「――っ!? な、何かな? おに〜さん」
「その、あんな騒ぎになってこんな事を言うのも今更かも知れんが……。出来れば今日のエスコートを続けさせて欲しいんだが、ダメか?」
「にゃ……?」
 じっと美夏が真っ直ぐに俺の目を覗き込んだ後、美夏の顔が伏せられ、表情が見えなくなった。
 その直ぐ後に美夏の両手がぎゅっ! と握り拳を作るのが見えた瞬間、
「も、勿論だよ! 今日はおに〜さんに、ばっちりエスコートして貰うつもりだったし、わ、我が儘だってい〜っぱい聞いて貰うんだからね!?」
「あぁ、そうだな」
 後半は聞いてなかったが、そこは美夏へのささやかな恩返しの機会を与えられたと考えるべきなんだろう。
 多少の無茶は覚悟して、俺は苦笑交じりに美夏に大きく頷いて応えた。
 俺の首肯を確認した美夏が、「……ん、んんっ!」と咳払いをして、
「そ、それじゃあ、おに〜さん。ま、先ずはわたしを両手で抱き締め――」
「おーっと、綾瀬おにーさん。それは良い事を聞きましたねー☆」
「それなら〜、美羽たちもおに〜さんにエスコートして貰うのぉ〜」
「お?」
 光と美羽が俺の腕の右と左とにしがみ付いてきた。
「いやー、みんなの前で啖呵を切った綾瀬おにーさんは中々に高ポイントでしたよー」
「うんうん〜。すごく恰好良かったよぉ〜」
 腕の内側に身を滑り込ませると、匂い付けをする猫みたいにすりすりとその特上の薄皮饅頭みたいな柔らかくて張りのある頬を俺の脇腹あたりに擦り付けてくる光と美羽。
「お、おい?」
「ひ、光っ、美羽っち〜!?」
前傾姿勢を取っていた美夏が思わず踏鞴を踏んで声を上げていると、ぽふんと、背中に羽が降りた様な柔らかい重さが加わり、仄かに甘いフローラルな匂いが鼻先を擽った。
「え、えっと……。あ、あの、で、出来れば私もよろしくお願いします……」
「エ、エリ? あ、あー。別に構わんが……」
俺の返事に、俺の背中に凭れながら額を軽く押し付けてくるエリ。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!
「――はっ!?」
 背筋に走る液体ヘリウムの様な汗と殺気に、正面に目を向けた瞬間。
 「エ、エリちゃんまで……!? む、む〜っ! お、お、おに〜さんのスケコマシ〜! ほ、ほんとに油断ならないんだから〜っ!」
 何故かそこには、背景に荒らぶる猛虎のオーラを背負った美夏が全身を戦慄かせて俺を凝視していた。
……いや、確かこの三人もエスコート対象だったんだよな?
そんな疑問が俺の脳裏に浮かんでいる間に、何やら美夏がさっきよりもやけに角度の付いた前傾姿勢を取り始た。不意に蘇る、二人で部室に閉じ込められた時の不意打ち特攻。
「は!? ま、待ってくれ! これは一応、美夏が頼んでおいたエスコートでも――ぬおぅっ!?」
 弁解が述べられる暇も無く、両腕を光と美羽に抱き付かれてノーガードとなっていた俺の腹にしがみ付いてぐりぐりと押し付けてくるツインテール娘のコルクスクリューブローな頭突き(いや、限界まで詰め込まれている腹にはかなりキツいんだが……)。
「む? あたしたちだって負けてられないよー。美羽、エリちゃん」
「うん〜、それそれぇ〜♪」
「あ、え、えっと……。そ、それでは私も……」
 美夏に呼応する様に便乗してくる光と美羽とエリ。
「に、にゃ〜♪」
「あははー☆」
「えへへ〜?」
「……(すりすり)」
 四面楚歌ならぬ四面お嬢様の、やたらと柔らかくて甘い香りのする押し競饅頭状態(一平方キロメートルに換算して、五百万人)を味わいながら、
 俺は喉元に迫上がりかけてくるマーライオン変身セットの素を必死に堪えて立ち尽くしていたのだった。
255秘策の人 ◆f.DQhHGo4M :2009/07/10(金) 08:03:37 ID:9NmEOAf1
酉付け忘れました…orz

一応、ここまで非エロパートで、次からエロパートに向かっていく予定です

途中で勝手に持たせたアリスの獲物とかは作者の勝手な捏造なので、笑ってスルーして下さい

それでは、ノシ
256秘策の人 ◆3bDSvTMweU :2009/07/10(金) 09:17:40 ID:9NmEOAf1
前スレの酉から◆f.DQhHGo4Mに変更してます
報告し忘れていました
257名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 16:42:59 ID:oBxcUl3I
ぬるぽ
258名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 16:46:09 ID:1j/0oRnb
>>255
乙 エロパート待ってるZE
259名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 21:05:51 ID:8hvuhaDB
>>256
5P?
とりあえず期待してるぜ
260名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 21:20:31 ID:0vuBXy8Y
>255

 
 
続き楽しみ
261名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 19:55:05 ID:lyI4mchM


ところで、テキストデータとか、ワード形式とかを
どっかにうpする方が楽な気もするんだが・・・

そういうのは、ここでは無しなん?
262名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 05:13:57 ID:yXw43bz7
>>255
乙でした

冒頭部分の描写をどこかで読んだ気がするんだが
もしかして以前投下したものの続編or補完だったりするのかね?
263名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 08:50:07 ID:OZEDbj85
いや、そう書いてあるじゃんw
264名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 10:03:21 ID:pL4AC7fX
「美夏×裕人」か…
つまりは、エロパートは美夏が主導権を握ると…
265名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 07:01:11 ID:PwrpQMIc
>>255


最近過疎気味のこのスレに力作が投下されてうれしい限りです。

このままエロパートも頑張って書き上げてください。
個人的にはこのまま4人と5Pで…ww
266名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 07:15:24 ID:Cv84pkX/
>264
うん、萌えるなぁ。wktk
267名無しさん@ピンキー:2009/07/14(火) 19:51:20 ID:pMUzSQkL
>>255
すばらしい力作だった!
モノローグが原作風味で楽しめたぜ!GJ!
268名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:00:41 ID:tqsDZany
普通に作者が気分転換でここに投下してるんじゃないかって疑ってしまったw
ここまででも十分面白かったよw
269名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:27:21 ID:528zAVWr
>>247 で、エリが「裕人さん」と呼びかけているのは、伏線?
270名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 00:27:45 ID:528zAVWr
>>247 で、エリが「裕人さん」と呼びかけているのは、伏線?
271名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 23:02:13 ID:P5lfH0bK
エリが甘えてると、かなり萌えるな…

つか

〉「……(じ、じー)」

〉「……(すりすり)」

こんなん、我儘じゃないでしょう?
272名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 18:34:28 ID:FJtKVTJz
273名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 21:50:44 ID:Xu2K/mRP
age
274名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:58:34 ID:9oTU0Ncn
期待age
275名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 19:39:27 ID:1bPDi9EP
ほす
276名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 02:36:21 ID:bHaNbDrU
美夏のエロマダー?
277名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 18:32:59 ID:DGcaTgqr
投下されないとスゲー寂しいなw
278名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 08:49:58 ID:2f/vD6kn
アニメ2期が始まれば盛り上がると期待しよう
279名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 02:34:48 ID:4PsjRP7n
雑談すら続かないな
280名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:18:06 ID:tqRDtP/Z
じゃあ、雑談続けるところからスタートして妄想投下までがんばってみますか?

コミケ76の3日目麻衣ふぇあれいでぃおの公開録音で
後藤さん見た。生はいいな。かわいかった。
281名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:33:46 ID:4PsjRP7n
いいなぁ
生まれてこの方コミケなんて行ったことねぇよorz
282名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:33:07 ID:DgLiaWQU
裕人が春香以外の相手をするとなるとどういう流れなら自然だろうか


美夏とか椎菜ならともかく冬華とかエリは全くわからん
283名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 21:52:59 ID:pi/EOmt0
>>282

・・・春香が死んだとき?
体を使って慰めるくらいしか想い浮かばねえ
284名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 23:55:12 ID:0BEfIy70
>>283 それって君望では…w

記憶喪失とか如何よ?
285名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 01:13:50 ID:+//RCpzI
なんか前置きの文章が膨大になりそうだけどそれぐらいしかないのかね。やっぱ
286名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 03:53:13 ID:gRAOql5C
エリは春香に雰囲気が似てるって散々書かれてたから、書きやすいんじゃね
287名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 20:55:08 ID:8AHB3xxo
>>284

いや、でも死んでなければ、諦めないだろう。
もしも春香が死んでないのに、誰かが体で慰めたとしても
原作スレかどっかでもあったように、目覚めると同時に取り戻されるw
288名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:02:31 ID:aCvm/GEJ
春香が別の女を抱いて来いとか言ってきたらいいんだな
289名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:12:11 ID:dhiTG+yU
百合ネタも考えたことはあるけど、
いかんせんダメ大人コンビが酒の勢いでセクハラする以外のシチュが全く思いつかないw
290名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:13:36 ID:+//RCpzI
原作スレで見たのは春香が昏睡状態になって、目覚めるまでって条件で付き合うってシチュだったな
291名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:14:41 ID:+//RCpzI
>287の話ね
292名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:24:39 ID:7J7vOM/E
>>289
アニメのED見ただけで椎菜×那波とか妄想したのは俺くらいw
293名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 00:54:20 ID:RMgy0wUA
アレ?
冬華もエリも、普通に裕人とくっつけると思ってる自分は異端なの?
294名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 20:46:51 ID:77d7FkNy
>293
すっげー不自然じゃないか?それ


まぁ、春香と出会ってなかったらあり得るだろうけどその場合どんな出会い方したんだろうね
295名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 21:59:27 ID:kbPYfoXO
ストーリーを練れば、他のヒロインたちでも十分射程距離だと思う
296名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 22:26:01 ID:77d7FkNy
まぁ春香の事さえなんとかできれば後はなんとかなるが…


れでぃ×ばとみたいに酒で豹変ってのもありだな
297名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 22:27:57 ID:kbPYfoXO
妄想(ゆめ)は諦めないのがオイラの信条
298名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 02:36:11 ID:M0nhD/VM
私の脳内では「春香とそうなったときの練習」と称して、
デートしたりナニしたりする葉月×裕人、那波×裕人のストーリーが絶賛放映中ですがw

大事な春香と想い人が重なったことを悲しんだり、「練習」であっても、裕人を独占できることに
背徳的な喜びを感じたりするんだ。

オチは、誰も知らないような田舎(乃木坂家の前にそんな所があるかは…)で二人だけの結婚式or
春香と裕人の結婚式を複雑な表情で眺めるヒロインと春香の蔵書にハーレムものを加えていく美夏。
299名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 03:04:24 ID:EL2a233W
冬華×裕人、エリ×裕人の流れは大体考えてる
ただし、冬華は原作でもう一回くらいメインの話がないと自然な感じのシナリオが思い付かないかな

ってか、何気に『ヒロイン×裕人』が多い気がするのだけど、やっぱり裕人よりもヒロインの方が積極的になるイメージなんかね?
300名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 12:43:11 ID:naVoHIR+
俺の脳内では、
秋穂さん×幼少時葉月さんのメイド養成特訓
 春香が思春期に性欲で悩まないように全てのテクを伝授して、
 そのテクで春香は日夜満足してるから、あれだけハートはピュア、とか。
もちろん美夏も那波さんに…
301名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 21:31:24 ID:UtFxIDtQ
なんか漫画版で裕人が似たような事を考えてたなw
302名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 21:26:34 ID:WWWdTWKZ
那波さんはともかく葉月さんのエロって想像できないな
303名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 08:41:08 ID:3lk/EjFc
葉月さんが毎朝、春香のベッドの足元側から、
寒くならないようにそおっと掛け布団のしたにもぐりこみ、
春香の大事なところを、冷静な表情で
それでいて熱意のこもった瞳で
ピチャピチャと、延々なめ続けてくれるんだよ。
日によっては左手で自分の脚の間をまさぐりながらの時もあるんだ。
おかげで春香は毎朝絶頂に達して快い目覚め。
304名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 21:03:35 ID:zNaUtAlr
>302
百合はカウントしないのか?
305名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 02:22:58 ID:yMvg8puZ
那波さんのエロマダー?
306名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 07:33:56 ID:olF2s/K/
単にエロだけの話なのか、ちゃんとストーリーのある話なのか
ここではどんな型のSSが好みなの?
307名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 10:09:56 ID:TPVm3+y5
この状況でえり好みなんかできるもんか
でもしいて言えばエロ重視
308名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 11:26:49 ID:NPYtQgDi
このスレってまとめサイトとかwikiってないの
309 [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 12:03:59 ID:dS1jDwIG
>>308
エロパロ板保管庫のライトノベルの部屋2号室にあるよ。
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
310名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 13:27:51 ID:yMvg8puZ
>>309
これライトノベル総合の方にもSSあるようなんだがまとめなくていいのか?
311名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 13:35:20 ID:N2L1bMX4
あくまでエロパロ板の保管庫だから
それにR18のものとそうでないものを混ぜて保管すると色々面倒だから
312名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 13:41:03 ID:yMvg8puZ
>>311
いやいやエロパロ板のライトノベル総合の話
保管庫見ればわかるよ
313名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 13:43:49 ID:N2L1bMX4
>>312
あぁそっちねw
アレはどうなんだろうな?
他にも総合で落とされたけど専用スレがある奴はあるし
作者があえて専用スレでなくあっちに落としたって可能性も考えると面倒だけど現状のままなんじゃないかな
314名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 23:34:36 ID:olF2s/K/
途中で挫折するとしたら、
重箱の隅を楊枝でほじくり返す様な補足が必要なマイナー語彙と
分かり易くと言葉を並べてみたものの、詰め込み過ぎて梗塞を起こした様な遠回しな婉曲表現の所為かも知れない…
315名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 20:05:23 ID:P7vBvg+Z
age
316名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 20:15:45 ID:ZOk2hS9i
保守
317名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 21:14:31 ID:8Qt4Mmeb
人いない…
318名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 22:45:45 ID:/Sziu3BT
3期は美夏がヒロインになります とでもやれば一気に湧く気がする。

↓とか
319名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 23:12:44 ID:6zVQ62FQ
います
でも文才内からROMってます
320名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:12:54 ID:VN87TOYs
you書いちゃいなよ
321名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:54:32 ID:SnzQy2t9
千里の道も一歩からってね
322名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 19:10:01 ID:4ZFg6hKv
2期期待保守
323名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 00:19:13 ID:06rMzHSK
保守しとこう
324名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 05:43:16 ID:4gD4wTlR
age
325名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 06:32:25 ID:3Z3QTtPP
アニメ第二期来ますね
良いエロネタが在ると良いなぁ〜
326名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 18:53:53 ID:4gD4wTlR
厳しいとは解っているが椎菜にもっとスポットを…
327名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 14:04:20 ID:oXtnBvwH
ちゃんとヒロインの心境の変化とかから描き込めば春香以外とくっつけることも全然可能だと思う
エロ話につなげる場合は回り道になっちゃうけど、そこは割り切って冒頭に説明して済ませるとかw
328名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 21:43:40 ID:9tTj0eFU
>>327
「ん…んく…ぷはぁ…ねぇ、裕人気持ち良い?」
「あ、あぁ…気持ち良いぞ椎菜」
俺は込み上げる射精感を我慢しながら答え、いつ頃からこういう関係になったか思い出そうとした…

こんな感じか
てきとうに思いついたのを携帯から書いたから読み辛かったら申し訳ない
329名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 12:48:49 ID:XDCBGp64
>>328
よし続きを書く作業に戻るんだ
330名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 15:57:34 ID:F0yEfs+t
>>329
>>328だけど文才あるわけでもないし、本家の妙な喩えを模倣できるほど語彙力無いので無理だ…

あれはあくまで一例って事にしといてください
331名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 11:50:12 ID:NMtDYISC
「ゆ、裕人さんっ…! え、えいっ、です……!」
「お? お?」
 博打で一点買いに全て掛けた様な思い詰めた声で呼ばれたと思うと、俺はそっと胸を押されて春香のベッドに仰向けに倒れ込んだ。
「は、春香?」
「ええと、これは、その……。お母様が言うには『うふふ。殿方と一緒にベッドに座ったら、思い切って押し倒してみるのも時には仲良くなる秘訣ですよ?』なのだそうです」
 俺の肩を押さえた春香の、茹でられたミズダコの様な真っ赤な顔が俺の目の前にあった。
 秋穂さん。またアナタは、色々と物議を醸し出しそうな事を娘に吹き込んで……。
「あー、春香? その、春香が俺と仲良くなりたいって思ってくれてるのはすげえ嬉しいんだが、こう言う遣り方はあんまりやらない方が良いと思うぞ?」
「あれ? そうなんですか?」
 秋穂さんの入れ知恵と分かってなければ、俺のナタデココの様な理性なんぞ第一宇宙速度(秒速7.9キロメートル!!)で衛星軌道に到達してその儘危険極まりないスペースデブリになってしまっていただろう。
「……『失敗』、です」
 しゅん、と。俺の上の春香が尾を垂れたマルチーズみたいに肩を落とした。
「あー、春香。別に落ち込む必要は無いんじゃないか? 俺だって春香とは仲良くなりたいと思ってるからな」
「え? ほ、本当ですか? 裕人さん」
「ああ。つまり、春香は俺ともっと仲良くなりたかったって事なんだろう? だったら、その、春香の気持ちはちゃんと伝わったしな」
「あ……。裕人さん……」
 緩くウェーブの掛かった春香の柔らかい髪を、俺は嬉しさと感謝を込めて撫でた。
「えへへ。裕人さんに撫でて貰っちゃいました♪」
 匂い付けをする猫の様に、俺の手に頭を擦り付けながら目を細める春香。
 こんなに純粋な春香の気持ちを、俺の自分勝手な思い込みで傷付けるなんて絶対にイカンだろう。
「裕人さん……」
「春香……」
 お互いの名前を呼び合って、その儘じっと見つめ合っていると、
「裕人さん……。ん……」
「――!?」
 そっと目を閉じた春香が、徐々に俺の方に近付いてきた。
 秋穂さんのアレな指導だと分かっていても、不整脈を禁じ得ない春香の接近。
 それでも、またいつもの様に寸止めで終わるのだろうと考えていた俺は、
「す、好きです。裕人さん……。大好きなんです……!。はむっ」
「え? は、春――んぅ!?」
 気が付けば、春香の唇と俺のそれと、今まで幾度となくニアミスをしていたものが重なりあっていたのだった。



敢えて言おう、裕人が一番のお気に入りであると…
332名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 13:14:04 ID:hkruu/Zn
>>238-254
やべww
エリに惚れ〜
333名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 19:06:55 ID:sbe4ZDId
>>331
微笑ま椎菜(*´Д`)
で、続きを読むにはどこをクリックすればいいんだい?
334名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 22:04:32 ID:eogu8UL9
hoshu
335名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 12:21:04 ID:2bCI6jG2
336名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 18:37:23 ID:PcE7at6E
秘策の人の続きマダー?

ってかこの人上手いよな
337名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 23:58:30 ID:FL2IhSs6
新刊は資料として読んだ感じになってしまったな…
338名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 05:38:53 ID:8DEV9Iu2
339名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:55:46 ID:FQXUubUo
340名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 01:02:00 ID:tiU5DePE
今週のアニメのラストに何かクルものがあったw
341名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 00:28:46 ID:+aYwa5to
>>340
あの続きを是非SS化してもらいたいなw
同人誌でも可
342名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 05:37:58 ID:w9erpSBx
今週ってどんな終わり方だったっけ
343名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 10:36:47 ID:nrrTgmoy
 春香との即売会参加イベントを無事に終え、その儘夕飯の食材に近所のスーパーに寄って安売りしていたイカを帰港するイカ釣り漁船の如く大量に買って帰ってきた俺は、玄関で見慣れない女物の靴に気が付いた。
 由香里さんやルコが履く様な靴とは思えんし、ひょっとして、最近あまり会う機会の無い真尋ちゃんだろうか?
 基本的に、近年の琵琶湖に生息する鮎並みにウチに遊びに来る女子は少ないので、取り敢えず俺は消去法で残った一つ年下の幼馴染み(♀)の顔を思い出しながら居間のドアノブに手を掛け――
「うむうむ。この瑞々しさ、張り、そして柔らかさ。やはり、揉むなら若い娘に限るな」
「いや〜ん♪ お肌つるつる〜。肌理も細かくて、羨ましいわ〜。おねいさんにもその若さを分けてちょうだ〜い」
「た、助けて〜。裕人〜」
「――って、椎菜なのかっ!?」
 セクハラダメ人間(×二)に弄ばれているクラスメイトの救難信号に応じて居間に入ると、案の定テーブルの下で両側から変態どもに捕まっているあられも無い椎菜の姿があった。
「おお、裕人。遅いでは無いか。夕飯の時間はもう過ぎているぞ? 天宮さんが折角遊びに来ているのだから、早く何か持て成しでもしろ」
「椎菜ちゃんも〜、裕くんのご飯なら大丈夫よね〜? と〜っても、美味しいんだから〜♪」
「ナニやってんだ、あんたらはっ!?」
 いつもの調子でそう宣ってくるエロ生物たちの顔面目がけて、俺は両手の買い物袋(マイ・エコバッグ)を投擲したのだった。


誰か続きを書いてたもれ…
344名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 11:44:47 ID:wFglng/d
>>340
そのシーンを椎菜じゃないキャラに変換して何度も見てる俺は
そろそろヤバいかも
345名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:30:00 ID:+aYwa5to
>>344
具体的には?
346344:2009/10/17(土) 11:24:15 ID:bWrdu21R
>>345
酔ったセクハラ二人が居る家に…

葉月さんだったら
春香担任綾瀬姉だから襲われても抵抗できずされるがままになって…
とか
那波さんだったら二人にやり返すかもとか
347名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 12:54:03 ID:YbBRldzp
>>346
なるほど

でも個人的には責められる那波さんが見たいなw
348名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:29:44 ID:HOStsVu2
>>346
レベル5の電撃使いかと思ってた
349名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 21:32:36 ID:C04BSpDq
>「うむうむ。この瑞々しさ、張り、そして柔らかさ。やはり、揉むなら若い娘に限るな」
>「いや〜ん♪ お肌つるつる〜。肌理も細かくて、羨ましいわ〜。おねいさんにもその若さを分けてちょうだ〜い」

これ中の人がリアルにやっても違和感ないなw
350名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 02:47:51 ID:OO4L5jBD
エロ期待age
351名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 17:38:52 ID:elh1fvW1
http://www.youtube.com/watch?v=7m58J5-N0Dw
翔くんの華麗なダンス♪
352名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 08:40:55 ID:hix294xl
353休日:2009/10/25(日) 11:48:14 ID:185BDWOv
ちゅっ チュッ ぴちゃぴちゃ

 休日の朝、今日はアホ姉とセクハラ音楽教師は一緒に飲みに行くと言っていたので、家には誰もおらず、静かに熟睡できる貴重な一日……のはずだった。
 俺は寝ていたはずだが、さっきから下半身の一部が異常に熱を発していたため、目が覚めてしまった。
 休みの日に限ってツインテール娘やらが突然やってくるのは分かっていたが、騒がれもせずにこういうことがあると、正直どうしていいものかと考えてしまう。
 意識は冴えたが、目は開けていない。

ぴちゃ ピチャッペロペロ

 むう……、誰か知らんが、やはり下半身のところに誰かがいる。
 それも俺のアレを舐めているようなのは、気のせい……じゃないはずだ。
 熱い、熱い……と思っていると、

ドピュッ!ビュルッビュるるッ
「……っ!」
354休日:2009/10/25(日) 11:50:32 ID:185BDWOv
 あまりの舌遣いの良さに、下半身が震えると同時に射精してしまった。
 そしてその瞬間までは気持ちよかったが、こんな、誰がやっているのか分からない行為に対して、俺は深い罪悪感が沸いてくるのを感じた。 ……春香に申し訳が立たない。

 行為に気付いた時に止めればよかったんだが、目を開けるのは困難であり、ちょっと恐いというか抵抗があった。
 こんな事をするのは誰だ? 美夏はいつもゴロゴロしてくるし耳年増だが、こういった事はしてこないはずだ。春香は……絶対ないだろう。
 だとしたら………と、考えるほど想像がつかず、俺は頭に「?」が浮かぶ不気味さに、背筋がブルッとするのを感じた。

 下半身が露出状態から、丁寧に下着を戻され、寝巻きも元通りにされる。俺はそのタイミングを見計らって、意を決して目を開いてみた。

「……裕人様、おはようございます」

 そこにいたのは、口元から白濁した液体を垂らす、無口メイド長さんだった。
355休日:2009/10/25(日) 11:51:41 ID:185BDWOv
「葉月さん……? 一体何して……」

「……練乳です」

「……は!?」

「……これは、練乳です(ポッ)」

 葉月さんはそう言うと、頬を赤く染めた。
 そして「失礼します」と言ったかと思うと、恥ずかしそうに部屋から出ていってしまった。
 本当にあの人は何を考えてるんだろうか……と、葉月さんが座っていたところにメモのような紙切れを見つける。

『 裕人様へ 
春香様や美夏様に劣情を催すといけませんので、微力ながらお手伝いさせていただきました。 葉月 』

 大いなる脱力感と同時に、俺は最近やけに疲れる理由を知った気がしたのだった。


おわり
356名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 11:53:13 ID:185BDWOv
短いですが、失礼しました!
357名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 17:41:35 ID:hix294xl
>>356
GJ
でもその役目は那波さんにお願いしたかったw
358名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 20:19:21 ID:185BDWOv
那波さんはいいですね〜
最近10巻読んで盛り上がってるので書きたいです
359名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 20:40:56 ID:BYZ3VATK
あらあら裕人さま、朝からお元気ですねえ
春香様や美夏様に劣情を催すといけませんので、私が抜いて差し上げましょう

こんな感じかな
360小ネタ:2009/10/26(月) 19:49:10 ID:v8HkhUTh
「あらあら〜裕人様ったら、ここをこんなにも硬くされてしまって〜
それでは美夏さまや春香さまの前にはいけませんね〜
ここは私めにお任せ下さい〜」
そういつもどおりのスマイルを浮かべながら那波さんが俺のをくわえてくる。
「あん…ふっ…気持ち良いですか〜裕人様〜?…ん」
「あぁ…とっても気持ち良いです…っう、もう…出る…!」
ドクドクドク!!
「ふわぁ〜たくさん出ましたね〜
これで裕人様も春香さま達のところに行っても大丈夫ですよ〜」
「はぁ…分かりました。ありがとうございます、那波さん」
「いえいえ〜これもメイドとしての勤めですので〜」

その言葉にあのオッサンは何をやらせてるんだと思いながら学校に行く準備をするのだった
361360:2009/10/26(月) 19:51:43 ID:v8HkhUTh
適当に携帯で書き殴った物なので変なところはスルーをお願いします
362名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 20:43:53 ID:251xuLFG
うお、那波さんで書いてたら沢山書かれとる…
びっくりしたというより嬉しい。
このスレの倉庫のようなのはあるんでしょうか
363名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 20:58:28 ID:Yo82C3OJ
秋穂さんに連れて行かれるゲントウの姿が目に浮かぶwww

>>362
エロパロ板保管庫→ライトノベル
ttp://be-sp.com/eroparo/
364名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 03:16:00 ID:zLvHWwLx
>>362
GJです

那波さんが裕人に対して本気になってしまう話とか読みたいなぁ
365名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 08:42:19 ID:X3fhiFcR
>>361
見てきた。ありがとう
思ったより数が出てないと思ったら長編が多いんですね
にっこり・無口メイドさんは出てないと……
366朝×澤×裕(プロット):2009/10/28(水) 15:05:47 ID:WtETm0GF
 来客を告げるカウ・ベルの軽快な音に、俺はそろそろパブロフ的に体に染み付いてきた一連の仕草でフロアに出てた。
 出来るだけ愛想の良い表情をして、客の構成を確認する。
 まあ、ここ迄は何処でも変わらない普通の対応だと思う。
 しかし、ここからが普通じゃないと言うか、かなり特殊な決まり文句でお出迎えせねばならんのが今の俺の仕事だった。
「お、お帰りなさいませ〜。ご主人様、お嬢様〜」
 人気がどうかは知らないが、最近の話題に上がる事があるアレな喫茶店でバイトしていると言うのは俺の対応で判ってくれると思う。
 とは言っても、如何わしいとか公序良俗に反するような事をしているなんて事は無いんだが、それでも唯一にして最大の問題点を挙げさせて貰えるなら、先ずこれだろう。
 他のバイトのメイドさんたちに交じって、何故か俺も『メイド姿で』働いている事だった。
 いや、俺も何でメイド喫茶でこんなマトンを赤犬みたいな事をしなきゃならんのかとは思うんだが、事の発端は週末のアレなんだろうと思う。

「ねーねー、綾瀬っち。今度の日曜って暇かなー?」
 帰りのHRが終わるなり、朝比奈さんを連れた澤村さんが俺にそんな事を訊いてきた。
「え、えっと、良子ちゃん。やっぱり他の人にお願いした方が良いと思います」
「えー? でも綾瀬っち以上に適任な人物はいないと思うけどなー?」
 俺の方をちらちらと遠慮がちに横目で見てくる朝比奈さんとは対照的に、何やらにやにやとした表情の澤村さん。
 ふむ……
 朝比奈さんの『お願い』から察するに、誰かの助けが必要な状況に陥っていると言う事は何となく理解出来た。
 半数以上、と言うか、椎菜と三馬鹿とこの二人を除いてはほぼ全員が春香の親衛隊と言うクラス構成に於いて普通に俺に接してくれる貴重な友人が困っているとなれば、何か手助けをしたいと思うのも当然だろう。
「どうかしたのか?」
「い、いえ……。そんなに困っていると言うわけでは――」
「いやー、それが麻衣ってば部活の試合の日に急にバイトが入ったらしくてさー。勿論、そうならないように予定は組んでたんだけど、だから今困ってるって言う状況なんだよねー」
 朝比奈さんを遮るようにして、洗い浚いを喋ってくれる澤村さん。
 それに仕方が無いと思ったのか、観念した様子で朝比奈さんが口を開いた。
「はい。その日に入っていた方たちがお婆ちゃんの危篤だとか、親友の結婚式だとか、法事なんかで急遽来られなくなったそうです……」
「それはまた……」
 なんつーか、エラい欠席理由のオンパレードだな。
「一応、私も助っ人に入ってはいるんだけど、どうしてもキッチンとかその辺りが不足しちゃってさー。そこで綾瀬っちに頼もうかなーって」
 成程。確かにいくらフロアが足りていても、キッチンが捌けなければ回転が悪いのは自明の理だろう。
「別に構わんぞ。俺なんかで良かったら遠慮無く使ってくれ」
「おー? 綾瀬っち、中々見上げた心意気だねー」
「あ、ありがとうございます。綾瀬くん」
 俺の返事に、救助隊に発見された遭難者みたいな表情を浮かべる朝比奈さん。
 それが拝めただけでも、協力する事を了解した甲斐があったと言うものだろう。

 とまあ、バイトをしている理由は解ってくれたとは思うんだが、最大の謎である俺のメイド服姿についてはと言うと……
「男子の制服が無い?」
「いやー。何やら今日届けてくれる筈だったクリーニング屋さんが途中で産気付いた妊婦さんと出会っちゃたらしくてさー、今病院に運んでるんだけどたらい回しにされてるみたいなんだって」
 たらい回しって……
「でも、エプロンを着てれば何とかなるんじゃないか?」
「それがねー。ほら、見れば判ると思うけど、カウンターからキッチンが見える造りなんだよねー」
「……」
 澤村さんの言葉に、俺は返す言葉も無く口を噤んだ。
 確かに、一人だけがエプロンのみというのは店の雰囲気的にも浮いてしまうかも知れん。
 とは言っても、メイド服に袖を通す事に葛藤が無いと言うわけでもないんだが……
「大丈夫だって、綾瀬っちー。綾瀬っちがキッチンに専念出来るように、フロアは私たちで何とかするかららさー」
「そ、それならまあ……」
 幸いにも、カウンター側からならこっちの背中しか見えない位置取りになっていた。
「一応、麻衣には報せておかなくっちゃねー。ふっふっふー♪ 『綾瀬っちがメイド姿でキッチンに立ってるよー』」
 ん? 澤村さんが何か連絡を取っているみたいだが、まぁ、今はそれよりキッチンを何とかせんとイカンだろう。
「やるしか無いよなあ……」
 渡された大きめのメイド服を持って、俺は溜息交じりに男子更衣室へと向かうのだった。
367名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 15:11:15 ID:WtETm0GF
変な電波を受信してしまった…

携帯だと文字数行数の制限が分からなくて難しい…
368名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 19:12:39 ID:DwJe38el
五十嵐さんはよく文章に、───……って感じの表現入れてるけど使うタイミングがいまいち判断できねぇ
369名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 22:04:34 ID:KClGlxXK
そこはフィーリングじゃない?
寧ろ、あの婉曲比喩表現のセンスの方が頭を使わせられる
370名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 03:30:51 ID:Qzsx/6Rq
371名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 23:14:28 ID:xQMlL646
なんだか、エリがやたら可愛く見えてきた…
372名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 19:22:34 ID:7LdUapu5
373名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 13:34:40 ID:zNCB0Aqw
完璧無口メイドさんが押し倒されて顔紅くしてるところがみたい
374名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 23:04:44 ID:hmveotTe
葉月さんにエロマウントポジションを取るとなると、余っ程の事がないと難しいだろうな…
375名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 05:14:01 ID:uFjttK8w
やっと解除された。無事で何より
376名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 12:49:26 ID:XgTJZ5Q3
椎菜ヤンデレSSマダー?
377名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 21:55:05 ID:B1ewdtqE
>374
ゲーム版みたいなのじゃ駄目なのかい?
378名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 21:01:57 ID:LN72oju2
379名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 16:07:08 ID:tO6TgYAV
今書いてるので出来たら投下します
380名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 00:21:03 ID:6ICTtKfs
wktk
381名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 20:45:40 ID:1DV7sOB6
出来たので投下します。途中で投稿できなくなったらすいません
382にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:47:02 ID:1DV7sOB6
 久し振りの休み、今日は自分にとっての大事な休日である。
 酔っ払い二人組は揃ってどこかへ出かける予定だったので、エサの準備をせずにゆっくりと寝ることができる貴重な一日……なはずだったんだが。
 いつの間に服(下半身)を脱がされていたのか。いつぞやと同じように、また下半身の一部が熱くて目が覚めた。

「………」

 あの無口メイド長さんは本当に何を考えているのかと、この前のあれで懲りてなかったのかと思いながら、俺は顔を少しだけ起こしてうっすらと目を開けてみた。

「んっ、チュッ…ッんっはぁ……裕人様〜 ちゅ、チュブッ」

 そこには無口メイド長さんではなく、にっこりメイドの那波さんがいた。
目を閉じて俺のアレを咥え込んでいる様を見た瞬間、身体がビクンと反応する。
「はぁ、はぁ……裕人様〜、いつでも出してくださいね〜 んっ、ちゅ」
383にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:48:39 ID:1DV7sOB6
 葉月さんじゃなかった……じゃなくて、このにっこりメイドさんは何を考えてるんだ。
 あれか、前回は葉月さんが来たから、それを知って今度は那波さんが来たとか、そういうことだろうか。一つだけ確かなのは、行為が心外であっても、この状況はやばいぐらいに気持ちよすぎるということだ。

「んッん、ジュブッ、んん、裕人様〜〜遠慮しないでくださいね〜」

 むうぅぅ……相変わらず那波さんはにこにこ笑顔のまま、しかしその奉仕はメイドという職業からかとても丁寧かつ献身的で、気持ちの良いツボを知っているかのように突いてくる。
 俺のを咥え込んでいる那波さんを無理にでも押しのければいいんだが、気持ち良すぎて力が入らない。
 股間の辺りがびりびりと痺れる感じがして、腰が抜けたような状態だ。
 徐々に思考する余裕もないほど射精感が高まってやばくなってきたが、このまま出して楽になるのは「浮気」じゃないのかと思い始めてきた。
384にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:50:49 ID:1DV7sOB6
「はぁっんむ、チュッ…ペロペロペロっ 裕人様〜まだ寝てらっしゃいますか〜?」

 いや、浮気とか以前に春香とはそういう関係じゃないんだが、何かこれは間違っているような気がするんだ……よ。
でも今のこの状況(ベッドでご奉仕)は、思春期の自分には我慢しろというのが無理な話で、唐突すぎる状況でも身体が反応してしま……

びゅるっビュルルルルッドピュッ!

「んんッ! んんんん〜〜〜ッ! んっ…ふ……ッ、んんっく、コク…コク、んっチュルッはぁはぁ、裕人様に沢山出していただきました〜。ん、チュッちゅっ ペロペロ」

 執拗に絡みつく舌と肉感に限界を感じると、那波さんの口内に肉棒を入れたまま射精をしてしまった。
那波さんはそれに驚いたのか頭が少し跳ねたが、すぐに口を離すわけでもなく、じっくりと味わうように咥え込んで受け止めていた。
385にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:52:15 ID:1DV7sOB6
「んん、こんなに沢山……。裕人様、我慢されてたんですね〜」

 口内で吸われた精液はすべて飲みこまれ、その後は肉棒についたベトベトをを拭き取るように、舌を使って丁寧に舐め取られていった。
うっすらと目を開けてみると、頬が赤く上気させた那波さんが、ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てて奉仕している姿が見えて、

「ん……裕人様〜、まだまだ物足りないようですが、どうしますか〜?」

 いや、しまった。今那波さんの顔を見なければよかった。
白濁とした汁を口から垂らす那波さんは、とんでもなくエロかった。いつもにこにこと屈託のない笑みを浮かべているからか、火照って上気したエロい顔はこれ以上ない破壊力だ。

 しかも一生懸命に舌を這わせる姿が、ご主人様とメイドというべきか、メイド服との相乗効果で何倍にも淫靡さを醸し出していて、あっという間に股間の逸物が元気になってしまった。

今出したばっかりだったが、この状況は……やば……と思った瞬間、
386にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:53:55 ID:1DV7sOB6
「それでは〜次は私の中に挿れさせていただきますね〜」

「!?」
 今なんて言った……というより、それはいくらなんでもまずいだろう。
……アウトだ。それは駄目だと何かが必死に抵抗している。
 何がアウトなのかは当然ながら、それをやっちまったら、どの面下げて春香に会えばいいのか分からなくなる。いや、それ以前に何かもう色々と駄目だろと思ったが……さっきから身体が動かない。

「はぁ……裕人様のが熱くて、もう我慢できません〜……ッ」

 熱く反り立った肉棒をやさしく触ると、にっこりメイドさんは俺の上に跨るような体勢(エロマウントポジション)になった。
いつの間に服を脱いだのか、那波さんの下半身はすでに露出され、脱衣した状態だ。
 うっすらと目を開け細めて見ると、下半身の艶やかな肌色が目に入り、思わず閉じてしまう。下着すらつけていないらしい。

「裕人様、こんな事をするのは申し訳ないと思うのですが〜、あの日から私の身体が火照ったままでして、どうしていいのか分からないのです」
387にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:55:56 ID:1DV7sOB6
 あの時……?? ああ、もしかしてこの前の……か……?
確かに一連の騒動は大変で、俺もあの時は驚いたが、あれは感謝の意を表す行為であって、それ以上の感情などはなかった……と思っていたんだが。
 那波さんは一瞬、いつもとは違う真剣な表情に見えた。
どうしていいのか分からない、俺もです。

「なので……んッ……こうして美夏様と春香様には内緒で来させていただきました〜。 裕人様〜裕人様〜…んっ、はぁ…はぁ……」

 発情期のメス猫のように身体を密着させてきて、肉棒がズプズプと那波さんの膣内に挿入されていくのが分かる。
愛液で濡れた入り口の柔肉が俺の肉棒に触れ、人肌よりも熱い体温が伝わってきた。
 汗に分泌されるフェロモンなのか強烈な女のニオイが、春香のやわらかなそれとは別の、男の本能をドクドクと刺激する香りが那波さんから溢れ出ている。

「はぁッ、んっあはぁぁぁ〜〜っ熱いのが〜裕人様のが……っ入ってきます〜〜」
388にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:57:32 ID:1DV7sOB6
 これは、駄目だ。もう駄目だ俺。
那波さんは腰を落とすと、肉棒をズブズブと一気に飲み込んでいき、根元までずっぽりと入って、咥え込まれてしまった。
 なんというか、入った瞬間に肉の質感がギュッとあり、ヌルヌルのやわらかくも温かい物で肉棒を挟みこまれたような初めての感覚、熱くやわらかいモノを感じさせるが、途端にきゅっきゅっと俺の肉棒を締め上げてくる。

「裕人様、わかりますか〜? 中まで……っんッ入って……来ました〜っはぁんっ」

 あまりの気持ち良さの衝撃に、俺は深く息を吐く。
那波さんはそれから動こうとはせず、挿入した状態のまま、俺の身体に持たれかかるようにして身体全体を預けてきた。

「はぁ、はぁ……裕人様〜嬉しいです。ん……ちゅっチュッ、ちゅ」

 ちょっと待っ……。
すぐ傍に那波さんの顔があって、驚く暇すら与えられず、俺の顔に求めるようにキスをしてくる。
389にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:58:47 ID:1DV7sOB6
 唇が触れる度に身体が反応するのか、肉棒がきゅっきゅっと更に締め付けられるのが結合部から伝わってくる。

「はぁ〜、はぁあぁ……ああんっ! こんなに…気持ちがいいものとは〜知りませんでした〜っッ」

ズッ、ズプッ、ズプッ
 気付くと俺の息は荒く、那波さんの腰よりさらに下、桃のようにやわらかい尻を抱え込むようにして、両手でギュッと掴んでいた。

「あっんんッ! ふぁッ裕人様〜ぁ、やる気になってくださってッ嬉しいです〜」

 肉棒の結合部からせり上がる快感に、もう頭の中が回らなかった。
ただ目の前のことが気持ちよすぎて、求めてくる那波さんの声をもっと聴きたかった。
ズンッズンッと弾力のある桃尻を掴んで突き上げると、那波さんの身体は悦んで跳ね上がる。
「あッあっんはぁッ! んっんんッ! す……少しッ激しいです〜っ裕人様〜〜ッ」
390にっこりと休日:2009/11/16(月) 20:59:54 ID:1DV7sOB6
 何かが吹っ切れたのか、俺は那波さんの腰をがっしりと固定し、上下に何度も突き上げた。動きが取れない那波さんは、自分のペースで動くことができないからか、肉棒の突き上げに悶えることしかできない。
 自分の身体の上でリズミカルに跳ねる女性の肢体は、否応無く興奮が高められる。
それがよく知っているにっこりメイドの那波さんであることも、どこか後ろめたいような、背徳の行為を感じさせる。

「ふぁぁぁ、はあぁっぁあ、もう駄目ですッ裕人様ぁっ そんなッにされたら……〜〜!、ああああッんんんんんん!!!」

ドクンッ!ドプッドププッ!プシッシャアアアアアッ

 那波さんが声を上げた途端、俺も限界を超えて射精をした。 ドクッドクッと射精をした瞬間、股間の締め付けが急速に高まり、那波さんも絶頂を迎えたようだった。
391にっこりと休日:2009/11/16(月) 21:01:45 ID:1DV7sOB6
「あぁ〜……はぁあぁ……はぁ……〜〜」

 ぎちぎちに繋がった結合部から、白濁した液体がドロォ…っと伝ってきた。那波さんは頬を赤く上気させ、目がとろんとしたまま余韻に浸っている。
 性的な刺激ですっかり興奮していた俺は、閉じていた目をしっかりと開いて那波さんを見ていた。
「裕人様〜……」

 目があった瞬間、何やら言葉にできぬ罪悪感やらが沸いてきたが、それを言う前に那波さんは俺の胸に頭をうずめ、安らかな気持ちが溢れてきた。
何も言わなくてもいいようだ。

「……この事は、私との秘密です」

 そう言って顔を上げた那波さんは、いつもと同じにっこりとした笑顔で微笑んでいた。頬が赤く染まっていたのは、いつもと違うところだったかもしれない。

それはともかく、また一つ、新しい秘密ができてしまった。

この日以降、春香とは別の、秘密の関係が始まったことは言うまでもない。



おわり
392にっこりと休日:2009/11/16(月) 21:04:16 ID:1DV7sOB6
以上で終わりです。長くなってすいません。
>>382が最初です。
前の後に那波さんで…というのを見たので書きました。
それではっ
393名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 21:08:49 ID:0wQlkMV1
>>392
リアルタイムGJ!

那波さん希望したの俺なんですげー嬉しいですw
394名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 01:21:17 ID:Nsgh53qu
>>392
にっこりすぎる休日GJ!

395名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:21:26 ID:wztRl47a
>>392
すげー!!感動した!!ありがとうございます!!
396392:2009/11/18(水) 20:43:48 ID:SZIjXTWQ
レスどうもです。喜んでもらえて何よりです
しかし那波さんは、攻めてもかわされそうで難しいですね
397名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 22:31:24 ID:Q8506Yno
>>392
すげー良い!
那波さんは最高のメイドさんや!
398名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 13:16:20 ID:P1fsl2oE
にっこりの人は何でもしてくれそう
399名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 00:29:56 ID:UjNd00p8
今週の放送で
椎菜達を色んなマッサージで陥落させる悠人が見たくなった

今まで過小評価してたわ…
400名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 11:40:19 ID:ritWKS0U
裕人の前で下着になるとか……狙ってるの?
401名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 22:46:01 ID:AKDP7Cah
二次創作でくらい椎菜に幸せになってもらいたいが
そもそも二次創作じたい少ない件
402名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 23:04:38 ID:KOX+pqQf
椎菜も良いが、みっかみかも良いと思う今日この頃…
403名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 21:54:14 ID:w1FOCfeK
404名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 22:45:59 ID:bh2mFrZx
裕人のマッサージ、
ちょっとヤバくないか?(性的な意味で)
まあどこその能登川澄キャラにはかなわないが・・・
405名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 22:56:39 ID:tleOldn0
アニメのエリ、原作と微妙に性格変わってない?
もう少し遠慮がちな性格だった様な気がするけど…
406名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 00:03:54 ID:vgAnBh5C
乃木坂春香ガ全テの表紙にムラムラする。
くそ、しゃあめ、やってくれたな。
407名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 13:05:17 ID:Y9GfsVtB
>>406
この前の枕カバーでも思ったんだが
あれしゃあにしては頭身でかくね?
408名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:50:16 ID:KjkMoNUv
葉月さんの背中を流す春香…ゴクリ
409名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 17:44:45 ID:Je1jXU0Q
まだ、途中までしか書いてないけど、取り敢えず話としては一区切り付いている場合はどうなのでしょう?
410名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 19:40:32 ID:KjkMoNUv
>>409
ちゃんと完結するならいい
wktk
411秘策の人 ◆f.DQhHGo4M :2009/11/29(日) 23:47:31 ID:r8KWsmFB
では、エロはありませんが、5レス程
412乃木坂美夏の作戦:2009/11/29(日) 23:49:05 ID:r8KWsmFB
「それじゃー、美夏も綾瀬おにーさんも、今日はお疲れ様でしたー。いやー、でも本当に楽しかったよねー」
「うんうん〜、す〜っごく面白かったよぉ」
「はい、とても素敵なパーティーでした」
 今日のパーティーの結果がこの笑顔なんだとしたら、それは大成功だったんだと受け取っても良いんじゃないかと思う。
 そんな達成感を覚えながら、俺は美夏と一緒に玄関で帰りの支度を終えた光、美羽、エリたちの見送りに立ち会っていた。
 そして、エンターテイナー気質の美夏なら俺なんかよりもずっと嬉しく感じているのかも知れん。
 そう思って、隣に視線を落としてみると、
「う、う〜……。ほ、ほんとにみんなウチに泊っていかないの? そ、それは確かにお姉ちゃんは居ないし、お母さんも料理学校のお仕事で居ないけど、折角こうやって集まったんだし……」
 名残惜しそうに、全力で三人を引き留めようとする美夏の姿があった。心無しか、いつもは元気に跳ねているツインテールもしょんぼりと力無く垂れ下がっている様に見える。
 そんな美夏に、光と美羽が残念そうな表情を浮かべながら、
「あたしたちも泊りたいのはやまやまなんだけどねー。イイ女は空気が読めると言いますかー」
「敢えて泊らないのも、女の友情ですな〜」
 思いっきり明るい調子で、わけの解らん事を言っていた。
「! ま、まさか二人とも、また余計な気を遣って――」
「えー? そんな事無いってばー☆」
「そうだよぉ♪」
「そーそー。でも、今度の時は絶対お泊りするから覚悟しておいてねー」
「楽しみだよねぇ。ねぇ〜? エリちゃん」
「? あ、はい。ええっと、今日は泊らない方が良いんですよね?」
 何が良いのか俺には分からんが、エリが目を瞬かせながら確認する様に二人に答えた。
「エ、エリちゃんまで……。――って、いつもは最後まで片付けをしてるエリちゃんがあの時先に帰ってたのも、やっぱり光と美羽っちの入れ知恵だったって事〜っ!?」
 俄に美夏が騒ぎ出した時、丁度到着した迎えの車に光と美羽が異様に逃げまくる道端の猫みたいな素早い動きで乗り込んだ。
「おーっと、それではあたしたちはここでさよならするねー☆」
「ばいばいなのぉ♪」
「あ、ちょ、ちょっと光、美羽っち〜っ! に、にゃ〜っ!!」
 走り去って行く二台の車に向かって美夏が声を上げて文句らしきものを叫んでいたが、それぞれの車の窓から手を振っている二人の姿が見えなくなる頃にはやけに疲れた様子でガックリと肩を落としていた。
「……? ええと、それでは私も迎えがきたみたいですから、さようならです」
「あぁ、またな」
 暫く首を傾げていたエリだったが(いや、俺もだが)、迎えの車がやってくると丁寧な挨拶をして車に乗り込んだ。そして、車が出ようとした直前、
「あ、ちょっと良いですか? 綾瀬さん」
「ん? どうかしたのか? エリ」
 窓から少し身を乗り出してきたエリの声音を抑えた呼び掛けに、思わず聞き取ろうとして顔を近付けた時、
 ふわり、と。鼻先に甘い香りが流れて来て、
 ちゅっ。
 俺の頬に、びっくりするくらい滑らかで柔らかなものがそっと押し当てられた。
「え、エエエ、エリちゃんっ!?」
「き、今日のエスコートはどうも有難うございました。み、美夏も、また学校で」
 真っ赤になったエリの顔が上がってきた窓ガラスで見えなくなると、エリを乗せた車は音も無く静かに走り出し、やがて森の向こうに見えなくなっていった。
 むう……
 大人しそうに見えて、エリも結構大胆と言うか。お陰で心臓が壊れたメトロノームみたいになっていたりするんだが。
 つーか、最近はこう言う不意打ち気味な女子からの接触が多い気がするな。まぁ、別に男女のアレコレとかじゃなくて、単なるお礼のつもりなんだろうけど。
 そう思っていると、
 ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ……!!
――ゾクッ!?
 全身の毛穴から霜柱が噴き出る様な、凍て付きそうな気配が俺の隣から放たれていた。
「おに〜さん?」
 朗らかに、そして今までに見た事が無いくらいに眩しい笑みを貼り付かせた美夏が俺をじぃ〜っと見上げていた。
「今日は、ウチに泊まっていくんだよね?」
「は?」
 そんな事を言った覚えは無い筈なんだが? そもそも、泊る準備を一切してきていないし、何より明日のルコたちの朝飯までは流石に用意してないと言うのがかなりの気掛かりだったりするワケで……
「だいじょ〜ぶだよ? おに〜さん。お部屋なら元々エリちゃんたちが泊る予定だったのが空いてるし」
 美夏の奴が何だかエラく強引に泊るのを勧めてくるんだが、これは一体どうした事なんだろうね?
413乃木坂美夏の作戦:2009/11/29(日) 23:51:45 ID:r8KWsmFB
「いや、そうじゃなくてだな。明日は月曜で学校だろ? つまり、今日泊ったら明日制服やら鞄やらを朝一でウチに取りに戻らんと――」
「その事でしたら〜、心配ご無用ですよ〜」
「うぉあっ!?」
 いきなり真後ろから聞こえてきた間延びしてのんびりとした声に、俺の心臓がフルスロットルで回転数を跳ね上げた。
「那波さん。いつの間にそこに居たんですか?」
 振り返って見てみれば、案の定と言うかやはりと言うか、暫く姿を見ていなかったにっこりメイドさんの姿があった。
「あら〜? 裕人様。いつから居たのかお分かりにならないですか〜? それでしたら、逆にお考え下さい〜。いつでも那波さんはお仕えしていますと〜。そうすれば〜、いつ私が居ても驚かれる事は無いと思いますよ〜?」
 どちらかと言うと発想の転換よりも、至近距離になる前に足音を立てるなり声を掛けるなりして俺が驚かないで済む接近の方法を採って貰いたいんだが……
 と、そこで俺の視線が那波さんの両手に持っている茶色の四角い物体に留まった。
 別段珍しいと言うわけでも何でもなくて、寧ろ俺にとってはほぼ毎日持ち運びに使っている日用品。
 有り体に言えば、白城学園指定の学生鞄だった。
 ……まさかとは思うが、
「裕人様のお鞄をお持ち致しました〜。因みに〜、お着替えと制服でしたら〜、既に乃木坂家の方で準備しておりますよ〜」
 「……」
 色々と突っ込み所が目白押しなんだが、それらを一々気にしていたらキリが無いと言うのは最早俺の中で確立されつつある認識なので、あまり深く考えないで良い事にしておいた。
 そう言うワケで、
「それじゃ〜、おに〜さんのお泊りはけって〜だね♪」
 急遽、俺の乃木坂家初宿泊(一泊半日?)が決まったのだった。

「ふぅ……」
 湯船の縁に両腕を乗せて、俺は海中に漂うホンダワラ(流れ藻の一種)の様に全身を伸ばしながら、立ち昇る湯気に曇る乃木坂家の浴室の天井を見上げていた。
 最初は広いやらデカいやらで落ち着かなかったが、お湯に浸かって暫くしていると借りてきた猫がゴロ寝するくらいリラックスし始めていた。
 まぁ、今日は色んな事があったから自分でも思っている以上に疲れていたのかも知れん。
 そんな風に、今日の一日を振り返ろうとして、
「あれは一体、何だったんだ?」
 以前に見た玄冬さんを威圧する秋穂さんに似た、一切合切の有無を言わせない美夏が醸し出していた妙な雰囲気が脳裏を過った。
 傍から見ていただけでもかなり強烈な迫力を感じていたんだが、実際にぶつけられてみると心臓が捩じり絞られると言うか、確かにアレなら玄冬さんも太刀打ちは出来んと言うのも解る気がする。
……何で俺は美夏からそんな圧力を食らわにゃならんかったんだろうね?
 思い当たる節は無いものかと記憶を反芻してみたが、
「……いや、さっぱり分からん」
 美夏に対して思う処を勘付かれたんならまだ分かるんだが、寧ろ今回は美夏に当てられる迄気付かなかったと思うだけに何が美夏の逆鱗と接触事故を起こしたのか見当も付かなかった。
 いや、鈍い俺が気付かないだけで実は何かやらかしていたと言うのも十分考えられる事であるだけに、思い付かないと言うだけでこの件を安易に流すべきじゃないと思うんだが――
「おに〜さん。さっきからうーうー唸ってるけど、だいじょ〜ぶ? 雪野原さん呼ぼうか?」
「いや、別に何処が痛いとかそんなんじゃなくてだな。少し考え事をしていただけで」
「考え事?」
「あぁ。でも結局、何だったのかは分からん儘なんだか……」
 ――って!!
「ちょっと、待ってくれ! 何で美夏が入ってきてるんだ!?」
 広げていた両腕を急速潜水させて股間を隠し、更に膝を曲げて朝とは比較にならん驚きで突っ込んだ。
 確か、俺の着ていたスーツが汚れていたとかで(サザーランドがテーブルをひっくり返した時に飛び散った料理の一部が付着していたらしい)、着替えついでに美夏や那波さんから風呂に勧められたと言う状況だった筈である。
 つまりは、俺が風呂に入っている事は美夏も知っていると言う事になるワケで。
「え〜? だってみんなでウチにお泊りする時は、一緒にお風呂に入ったりしてるよ?」
 ツインテールだった長くて緩いウェーブの掛かった髪を揺らしながら、首を傾げて美夏が俺を見た。
 そりゃあ、女の子同士でなら一緒に入っても問題は無いのかも知れんが、残念ながら(別に、深い意味は無くてだな……)俺の性別が男である以上、そんな事は倫理的にも条例的にも罷り通らんだろう。
「だいじょ〜ぶだってば、おに〜さん。そうゆ〜のって、確か届け出ないと訴えられないんだよ?(注:本当です)」
414名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 23:53:23 ID:r8KWsmFB
 それは逆に考えれば、親告さえされてしまえば即俺の手が後ろに回りかねんと言う、かなり危険な状態になる気がするんだが……?
 そんな事よりも(いや、十分重大な事なんだが)、俺に性犯罪者の烙印を押したいワケでも無いだろうに(……だよな?)、一体何をしに風呂場に乱入してきたのかについて良い加減答えて欲しいんだが。
「ん〜? き、今日はおに〜さんに色々として貰ったから、お礼におに〜さんの背中を流してあげようかな〜、って思って」
「いや、流すとか言われてもだな……」
 感謝の気持ちを向けられて悪い気はせんが、いくらバスタオルで隠しているとは言え、素っ裸の俺と一緒に風呂と言うのは色々と拙いだろう。
 場合に依っては(具体的には玄冬さんやルコに知られた場合)、かなり危険な状況(俺の生命の危機とか)を招きかねんし。
 そんな俺の割とシリアスな内心を知らないこのツインテール娘(今は解いているが)と言えば、困っている俺を見るや、まるで飢えたケダモノから身を守るかの様に両手で自分の体を抱き締めて、
「それって、このバスタオルの下のてんぷてぃんぐな美夏ちゃんの生まれた儘の姿を想像しちゃったおに〜さんの中で、イケナイ衝動のぼるて〜じが臨界事故を起こしちゃいそうって事なのかな〜?」
「……は?」
 取ったポーズとは掛け離れまくったにやにやとした表情と口調で、何故か嬉しそうにそんな事を言い始めやがった。
「うんうん、そうだよね。こんなにちゃ〜みんぐであとらくてぃぶな美少女と一緒にお風呂に入れるなんて、男の子なら誰もが羨むシチュエーションだもんね〜♪ これはおに〜さんも、やっと男の人としての機能が正常に働き始めたと言わざるを得ないかな〜?」
 怯える振りから一転して、今度はバスタオルの裾をヒラヒラさせたり胸元をチラチラさせたりして挑発してくる美夏。
 生憎と夜盲症のカラス並みの視力になっている裸眼の俺にはその様子がボヤけて良く判らんのだが、それよりも第三者が見れば間違い無く通報対象なこの状況を何とかせんとイカンだろう。
「ほらほら。どう? おに〜さん」
 バスタブでダンゴムシの如く丸まっている俺に、美夏が手の先から腕を撫でたり足を伸ばしたりと何やらアピールを続けていたんだが、いくら扇情的(のつもり)なポーズを取ってもそれに無理を感じざるを得んと言うか……
 寧ろ、美夏の狙っているところからどんどん離れている気がするんだが?
「あ〜、美夏。濡れた風呂場でそんなに動き回ると危ないんじゃないか?」
「へ〜きだってば。も〜、おに〜さんは心配性なんだから。あ! それとも、危ないってそ〜ゆ〜意味なのかな〜?」
 言うや、胸元のバスタオルの結び目を美夏がおもむろに解き始めた。
「――!? み、美夏!?」
 いくら見た目が平均的中学二年生より小さいとは言え、中身は正真正銘の女の子である(当たり前だが)美夏の裸を見たとなっては流石に洒落にならんだろう。
「あれ? おに〜さん。何で背中向けてるの?」
 背後ではらりとバスタオルが床に落ちる気配がすると、美夏が弾んだ声でそんな事を言ってきやがった。いや、見ると塩の柱になるっつーか、高性能爆薬と雷で俺が焼き滅ぼされそうなんだが?
「え〜? 折角、美夏ちゃんが水着姿でいるんだよ?」
 ……おい。
 確かに、美夏がいくらフレンドリーお嬢様とは言え、そう簡単に裸を見せてくれるかどうかなんて考える迄もなく分かる事だったな……。
「ほらほら。 どう? おに〜さん? 美夏ちゃんの悩殺せくし〜ぽ〜ずだよ?」
 有罪(と肉体的懲罰)確定の危機が過ぎ去った事に胸を撫で下ろしながら振り返ると、去年の春香の誕生日プレゼント選びの時に買った赤いビキニを着た美夏がくるりと一回転してポーズを取っていた。
 そう言えば、美夏の肩が髪で隠れて見えなかったんだが、ビキニの紐を上手く隠してたんだな。いや、別に隠してくれてるのならそれに越した事は無いんだけどな?
「それより、早くおに〜さんの背中を流したいんだけど? おに〜さん♪」
「……あぁ、それじゃあ頼むぞ? 美夏」
 何はともあれ、美夏が水着姿であるのは俺の背中を流す格好としてはそれなりに妥当な落とし所だろう。同じ隠すにしても、バスタオルと水着じゃ受ける印象も鰯雲とヘドロくらいに違うしな。
 それにいくら水着姿と言っても、美夏と一緒に風呂に入っている状態がいつ迄も続くのはどう考えても危ない状況だろうし、早く背中を流して貰って風呂から上がらんと、あのにっこりメイドさんがいつの間にか居るかも知れんしな。
 早速、腰にタオルを巻いて湯船から上がって壁を向いてバスチェアに座ると、スタンバっていた美夏が俺の背後に回った。
「それじゃ〜、いくよ? おに〜さん」
415乃木坂美夏の作戦:2009/11/29(日) 23:55:14 ID:r8KWsmFB
 そんな気合いの入った美夏の声が聞こえると、石鹸で泡立てられた垢擦りタオルが俺の背中に押し当てられた。
 ごしごし、ごしごし……
「んっしょ、んっしょ。どう? おに〜さん? こんな感じで良いかな?」
「あ、ああ。気持ち良いぞ」
 綺麗に洗われていく感覚に加え、適度な力加減が絶妙なマッサージ効果となって色々と疲れていた体には普通に心地良い。
「へへへ〜。みんなと洗いっこしてるから、結構背中を流すのは慣れてるんだよ?」
「確かに上手いな。これならエリたちも美夏と一緒に入りたがってるかも知れんな」
「そ、そうかな〜♪ え、えへへ〜♪」
 実際、これだけ気持ち良く背中を流してくれるのなら美夏に頼みたくなってしまっても納得してしまうかも知れん。
 まぁ、俺にとってはこれが最初で最後なんだろうけど。
 と、美夏にされるが儘に背中を任せていたんだが、
「い、一緒に入りたいなんて……。お、おに〜さんってば結構大胆なんだから……」
 ごしごし、ごしごし……
 ごしごし、ごしごし、ごしごし……
「そ、それはこの美夏ちゃんと一緒にお風呂に入りたい気持ちは解るけど、わたしだっていつでもおっけ〜ってわけじゃないし……」
 ごしごし、ごしごし、ごしごし、ごしごし……
ごしごし、ごしごし、ごしごし、ごしごし、ごしごし……!
「で、でもおに〜さんが、ど〜してもってゆ〜なら一肌脱いであげなくもないってゆ〜か……」
「お、おい? 美夏?」
 既に泡だらけになっている俺の背中に気が付いてないのか、何やらぶつぶつと喋りながらも一心不乱に俺の背中を流し続ける美夏。
 そして、徐々にだが確実に、並→強→激と美夏の出力が上がっていき、
「うにゃあっ!? んむぅ!?」
「お?」
 背中に勢い良く滑った感触が走った後に、何やらものすげえ柔らかい感触が俺の背中に圧し掛かってきた。
「あ、泡が目に入っちゃった〜。い、痛いよ〜。おに〜さん」
 どうやら、力み過ぎた美夏が手を滑らせて俺の背中に顔から突っ込んだらしい。
「に、にゃあ〜。拭いても取れないよ〜」
 それは美夏は俺の背中を洗っていたんだから、その泡塗れになっている手じゃいくら落とそうとしても泡は落ちんだろう。
「お、おに〜さ〜ん」
「あー、待ってろ。美夏。今流してやるからな」
 風呂桶にお湯を注ぐと、振り返って泡塗れになっている美夏の顔と手を洗い流した。
「まだ痛むか?」
「う、う〜。だ、だいじょ〜ぶかな?」
 ぽたぽたと、お湯を滴らせて下を向いていた美夏が確認する様に瞬きを繰り返すと、俺を見上げながらそう答えた。
「――っ!!」
 と、徹夜でデータの打ち込みを終えた新人社員みたいに充血した眼をした美夏の顔が、更に茹で上がった松葉蟹(鳥取県産)みたいに真っ赤になった。
「あ、あわわわわ!!」
 ぷしゅ〜っと、蒸気を吹き上げて機能停止に陥る美夏。
 何処かで見た様な光景だと思っていたら、春香の誕生日プレゼント選びの途中に拠ったアニメDVDコーナーで間違ってキラキラと光る18のマークが付いたアレなDVDを手に取った時と同じ反応だった事に気が付いた。
 はて? そんなモノが風呂場にあるとは思えんし、一体美夏は何に反応しているんだ?
 美夏の視線の先を辿ってみると、それが俺の腰巻きタオルの奥だったりするわけで――
「……って、俺なのか!?」
 良く良く考えてみれば、俺から見れば腰に巻いたタオルで見えなくなっているモノでも、脚を閉じていない状態なら美夏の位置からだと見えてしまっているかも知れん(と言うか、見えてるからあの反応なんだろう)。
「す、スマン!! 美夏!! 俺はもう先に上がるから、美夏は風邪引かないようにゆっくり温まってくれ!!」
「お、おに〜さんのが。あわ、あわわわ……」
 脚を閉じながら回れ右をすると、急いで背中の泡を流した俺はダックスフンドに追われる野兎の如く、風呂場から飛び出したのだった。
416乃木坂美夏の作戦:2009/11/29(日) 23:57:16 ID:r8KWsmFB
「ふ、ふぅ〜。ふぅ〜……」
 一通り体を洗い終えて湯船に浸かったわたしは、自分に聞かせるような落ち着いた声を出して深呼吸を繰り返した。
うっかり見えちゃった、おに〜さんの、男の人の大事なトコロ……
 昔、お父さんと一緒に入った時に見たのとは似ているようで違うような感じの、タオルの下のお股から少しだけ覗いてた、ピンク色をしたおに〜さんの……
 ――ぼしゅぅ
「あ、あわわわわ……」
 思い出した所為で、折角休憩してたわたしの心臓がライオンから逃げるトムソンガゼルみたいに走り始めた。
 い、いけないいけない。これじゃあ、別の意味で逆上せそうだよ。
ふるふると頭を振って、わたしは別の事を考え出した。
真っ先に思い浮かぶのは、今日のパーティーでのおに〜さんの事。

『確かに美夏はお嬢様で色々と複雑なのかも知れんが、俺にとってはそれでも普通の女の子と変わらない存在なんだよ! 家柄だとか春香に近付く為だとか、そんな理由で優しくしてるんじゃない! みんな美夏の事が大好きで、大切にしたいからそうしてるんだ!』

――ううん。思い浮かぶんじゃなくて、ずっと頭の中から消えずに残ってる――わたしを抱き締めながら叫んでくれた、おに〜さんの言葉。
 あんなに優しくて、そして怒ってたおに〜さんは、まるで物語でお姫様を守る騎士みたいにもの凄く格好良かった。
 勿論、守られてるヒロインはわたしって事になるわけで……
「――〜っ……!」
多分、真っ赤になってる爆発しそうな顔を両手で押さえながら、わたしはばしゃばしゃと湯船で足を暴れさせた。
あ、あんなたいみんぐで、しかも普段は見せないような真剣な表情でああいう事を言うなんて、ほ、本当におに〜さんはスコケマシだと思う。
 す、スコケマシ過ぎて、
「う、うぅ〜……」
 おに〜さんの事しか、考えられなくなってる――のかな?
 抱き締められた時の感触や息遣い、匂いなんかが今でもわたしの中で何度も繰り返されて、
「え、えへへへ〜♪」
 あれは嬉しくて幸せな事だったって事を、どう仕様も無く思い知っちゃっているんだと思う。
 そんな気持ちでお湯に浸かってると、
「あ……」
 バスタブの中に仄かに漂うおに〜さんの匂いに、ここがさっき迄おに〜さんが居た場所なんだって事に気が付いた。
「…………(ご、ごくり)」
 静かなお風呂場に、わたしの喉がヒンズースクワットをする音が響いた。
「す、す〜は〜。す〜は〜」
 べ、別にコレはおに〜さんの匂いを嗅いでるとか、そ〜ゆ〜のじゃなくて、寧ろ落ち着かせる為に敢えて深呼吸なんかをしているってゆ〜か……
 じくん……
「に、にゃ……?」
 お腹の奥に灯った熱っぽさに、わたしは思わず両脚を閉じて肩を抱き締めた。
 どきどきどきどきどき……
「? ??」
 やたらと元気なわたしの鼓動と不思議な切なさに驚いてその儘じっとしていると、そのじんじんする熱っぽさが少しずつ収まってくのが分かった。
「……の、逆上せたのかな?」
 バスタブから出て、わたしはもうすっかり温まった自分の体をバスタオルで拭きながら眺めてみた。
 う〜ん……
別に、おかしなトコロは見当たらないと思うんだけどなぁ……
 そんな風に考えながら体を拭いていると、
「――に、にゃっ!?」
 お股を拭いたバスタオルから、透明な糸が一瞬だけぬるーっと伸びて切れた。
「せ、石鹸かな……?」
 もう何も残っていないお股と拭き取ったタオルを交互に見ながら、わたしは首を捻っていた。
417秘策の人 ◆f.DQhHGo4M :2009/11/30(月) 00:00:33 ID:r8KWsmFB
今回はここまでになります

書きかけですが、寝室の話はある程まで進んでいます
簡単に濡れ場に突入出来ないもどかしさもございますが、もう少しだけお付き合い下さい
418名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 19:19:03 ID:DI322I1z
>>417
続きキタ━━(゚∀゚)━━!!
超GJです!

美夏エロかわいいよ美夏(*´Д`)
419名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 20:33:29 ID:+glN/TvD
>>417
超GJ!
続き期待しています。
420名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:04:03 ID:yXf8kT24
美夏タソ(*´Д`)ハァハァ
421名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 23:45:10 ID:zhHtnWF7
GJです!
422名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 23:47:26 ID:Vk0HgR7I
キターーーーーー
超gj
423名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 11:43:34 ID:YHWQy38m
いろいろtv radio 放送中 keyholetv
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/tvsaloon/1257165397/

424名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 02:56:02 ID:jAwhUh4S
425名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 03:25:23 ID:KElGHSEc
426名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 20:07:46 ID:1emLxv/b
427名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 22:05:17 ID:jAwhUh4S
428名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 23:55:35 ID:9B/I3d3X
429名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 00:15:23 ID:n5mLIjwY
430名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 01:36:44 ID:077bXSQT
431名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 02:31:26 ID:0yGd/HcT
 。
432名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 03:08:06 ID:uNsw7f60
なんだこの流れw
433名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 13:24:39 ID:M5IVAOoc
予想通り、アニメスレでもアイドル編は不評みたいだな
茅原とシュートのどちらが登場した方がマシかと問われたら、即答でシュートを挙げるわ
434名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 13:47:18 ID:Ca1kXZMH
悪意が見て分かるのと、悪意が見えない悪意は別物だなぁ
見るからに…のシュートはあれでいい
435名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 22:44:10 ID:np+ymajB
シュートのやられっぷりが、あんなに有難いものだったとは思いもよらなんだ…
436名無しさん@ピンキー:2009/12/09(水) 23:50:30 ID:/9K8WBUT
アイドル篇自体、そもそも蛇足エピソード感が漂うからなぁ。
乃木坂は好きだが、正直決着つけていい時期な気がする。


でも春香が見れなくなるのは哀しい
437名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 11:33:44 ID:MuWAENJc
プロローグに何故が既視感がw
438名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 19:07:40 ID:bmYPmBa1
おいらはこのシーン、whitealbumで無かったかなと思った。
439名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:57:27 ID:efcOvzn1
なんか、最近はやけに美夏が前に出てきてないか?
春香も椎菜も何もしなかったら、このまま美夏に裕人を取られてしまいそうだ
440名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 18:42:10 ID:TCvT807O
アニメの終わりも近いな
441名無しさん@ピンキー:2009/12/15(火) 23:45:13 ID:JdjfOa3L
原作以外のアニメとかコミックスとかの設定って、乃木坂の世界が崩壊しない範囲なら使っても大丈夫なの?

例:椎菜のカナヅチ、裕人がみらんのマネージャー候補、那波さんが美夏を送迎するetc...
442名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 11:28:50 ID:wpO/ELjN
乃木坂以外も含めた非エロ原作の二次創作なんて
せっくるした時点で世界が崩壊してるようなものなんだから
気にしないで良いんでないかと思う。気にするんだったら
冒頭でこれはアニメ設定です、とか断り入れとけばいい
443名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 23:53:14 ID:mttUpM+W
アニメでは茅原たちは玄冬と秋穂さんから制裁食らったらしいね
まぁ、流石に原作の儘の結末だったらイカンと思ったんでしょう
と、ベタベタな勧善懲悪の展開に安心させられる自分がいる…
444名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 08:40:10 ID:zTXHLyQo
まぁあれかなり悪質だからな。
原作の面々にお人好しが多すぎるだけで、普通はあれは放置できんわ。
445名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 23:53:22 ID:TQ2TnDab
イライラさせられた時は、原作やSSでシュートがぶっ飛ばされる話を読み返してたなぁ…
446小ネタ 「制裁」 1/1:2009/12/20(日) 04:09:04 ID:ztMXhAR0
うぞうぞ注意。


にこにこと微笑む乃木坂秋穂を前に、茅原弥生はガクガクと震えながら土下座していた。
一目で高価とわかる仕立の着物を身に纏う秋穂と対照的に、弥生は全裸を晒している。
弥生が額を擦り付けている床にはバケツが置かれ、その中では何かが蠢いていた。
カサカサコソコソと鉄製のバケツを引っかく音が、弥生の心臓を恐怖で凍てつかせる。
それでもなんとか許しを得ようと、カチカチと奥歯を鳴らしながら弥生は顔を上げた。

「お、お願いします、許してください! 悪気はなかったんです!
 そ、それに罰ならもう十分に受けたじゃないですか! どうか許してください!」

恐怖に萎縮しながらも訴えを起こせるのは、マネージメント業で身に付けたスキルの賜物なのだろう。
確かに罰は十分に受けていた。まず手始めにタレントとしてバラエティの汚れ役をさせられた。
そしてその後、別名義の事務所に移籍させられAVデビュー。何人もの男の相手をさせられた。
その業界でも大成できるほどの容姿も覚悟もない弥生は、そこでも汚れ仕事をさせられた。
多人数の相手に器具の使用。何人もの男の不浄の穴を舐めさせられ、大量の精液を飲まされもした。
たった数ヶ月で奈落の底まで落とされた弥生が、罰はもう十分受けたと許しを請うのも無理はない。
いや、一連の事態の黒幕であろう秋穂本人が数ヶ月振りに眼前に現れた今が唯一のチャンスだった。
弥生は、頬に手を添えて訴えを聞く、住む世界の違う上品な婦人に必死に言葉を続ける。

「確かに嘘はつきましたが、私たちだって春香さんを立派なアイドルにしようと純粋な気持ちで――」
「あら、弥生さん」

熱心な言葉は、そっと紡がれた小さな言葉で冷や水を浴びせられたように止められた。
喋るうちに収まりかけていた震えが戻ってくるのを感じながら、弥生は続く言葉を待つ。
乃木坂秋穂はにこにこと――にこにこと笑いながら言葉を続けた。

「私も純粋な気持ちで思ってますの。弥生さんが――
 たくさんのそれを笑顔で貪り食うことができる立派な女優になることを」

その言葉を合図に筋肉質の男が二人現れ、弥生の背後から頭と肩を押さえる。
そしてバケツにされていた蓋が外されると、中にはうぞうぞと蠢く大量の――

「ひっ……!! イヤッ! イヤアアアアアア!! 助けてっ助けてくださいっ!
 お願いしますこんなっ、こんなの嘘よぉ、ありえ、なっあああああうううぎいい!!」

屈強な男達に抗いながらの最後の懇願も、力尽きていくと共に苦悶の呻き声に変わっていく。
この世のものとは思えないおぞましい悲鳴と、何かが次々に潰されていく音が響く中、

「御相子ですよね? そちらも春香の気持ちは無視していたのですから」

乃木坂秋穂はただにこにこと微笑んでいた。



・・・やりすぎたかな。
447名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 23:02:00 ID:pAVoiV1N
>>446
とりあえずそのAVの収録風景を書いてみようか
448名無しさん@ピンキー:2009/12/22(火) 00:04:11 ID:49E1bUk4

弥生いいきみ
ところでもう一人は?
449名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 13:01:05 ID:ynuXna6Z
もう一人の名前知らない
450名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 22:32:40 ID:K13LItwI
451名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 06:29:32 ID:kFAFxf3C
>>449
そういや俺も知らないやw
452名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 20:35:00 ID:7aWX2FrK
めぐみだった気がする
自信ないけどw
453名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 21:15:49 ID:7aWX2FrK
いまアニメ版見直したら、のぞみだった
454名無しさん@ピンキー:2010/01/16(土) 10:33:46 ID:oOJExsAn
ほしゅ
455名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 05:58:18 ID:9hDYDN91
保守
456名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 20:43:07 ID:xXWiHNxp
457名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 23:44:53 ID:ewtith0j
458名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 23:50:30 ID:o50CLQL4
春香と葉月さんの一緒にお風呂入ってたシーン良すぎた

「お背中流しますね、葉月さん。…ふふ、綺麗な肌ですね」
「いえ…そんな…」
「うふふ…」ナデ
「ひゃっ!?」ビクッ


ごめんなんでもない
459名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 19:03:50 ID:OIHVrck7
椎菜輪姦ものとか読んでみたい
460名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 06:14:33 ID:nceta+I1
言い出しっぺが書くべきだな
461名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 18:15:00 ID:lVjzXTln
>>459
さあ頑張れ
462名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 19:02:55 ID:zSXgeXHn
463名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 19:48:37 ID:k0JBGR8o
椎菜は主人公に振られたショックで行きずりの男とセクロス
の方がピンとくるわ
464名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 23:49:26 ID:5PwOIuO5
>>463
いや、「行きズリの男と…」と、言うよりは、

「振られたショックで、『茫然と夜の街を歩き、
うっかり【不良やヤンキー達】のタムロってる裏通りを歩いてて、
ハッ!?と気が付いた時にはすでに遅く……

椎菜は不良達に抑え込まれ三穴凌辱&ブッカケられ、(それを撮影され…)………。

裕人と春香が裏通りの片隅で見た物は……、


引き裂かれた衣服の様なモノを纏い、
全身白濁に塗れ両脚をM字に固定され、二穴から牡汁を噴き出して
瞳に生気を失って、うわ言を呟いている椎菜だった…

                            END


な、SSがいい。    

            誰か書いて下され。
465名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 01:58:28 ID:iKfPgfuA
…振られたショックで、咄嗟に殴って拉致して既成事実を作るのが椎菜だと思う
466名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 16:14:32 ID:F70ocveh
 
467名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 00:45:31 ID:Qu/psEDM
春香可愛いよ春香
468名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 23:34:16 ID:njGcpLGg
椎菜可愛いよ椎菜

噛ませだけど…orz
469名無しさん@ピンキー:2010/03/12(金) 07:27:09 ID:cro7ym3s
2期最終話で椎菜と春香の親父があのままやっちゃうとかどうかしら
470名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 11:29:29 ID:ml79fx0B
>>468
椎菜はなぁ…登場当初はそうでもなかったが、
ラブコメの常で作品が長期になればなるほど噛ませやらギャグキャラが増えるからなぁ…
471名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 11:52:17 ID:Q4ovti1k
>>470
原作じゃ頑張ってるのにね
相手が春香じゃ分が悪過ぎる

まぁ、だからこその二次SSなんだけども…
472名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 02:10:08 ID:u++iEfTf
まだ駆け出しの頃、手痛いミスをして涙に暮れる那波さんを
葉月さんが(性的な意味で)慰めようとして…
というネタを思い付いたが、那波さんがメイド養成所時代からのエリート設定だったおかげで
話がいまいち成立しないことに気付いてしまった

…裕人と出出会った今の春香が楽しい学校生活を過ごしている分
中学時代にオタク趣味を白眼視されてヘコんでいた春香の精神的負担を
自分は減らしてあげられなかった、今の自分は裕人ほどには春香の心の支えになりきれていないと
落ち込む葉月さんを、那波さんが(性的な意味で)慰めようとして…
という形なら、何とかなるかな…?
473名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 19:36:17 ID:lfrYmUr3
個人的には那波さんが受けの方が萌える
474名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 12:01:46 ID:LutJ4kp4
冬華が可愛過ぎて仕方が無いんだが、裕人とエッチするまでの過程がサッパリだ
裕人は冬華に迫られた所で雰囲気に流されたりしないだろうし
また冬華もそこまで裕人に恋焦がれている訳でもなさそう

暴漢に襲われて(ry ってネタも天王寺家の力を考えると難しそうだ…
475名無しさん@ピンキー:2010/03/20(土) 22:27:59 ID:GCgOhgwz
例えば…
 ・冬華が当主になる条件として政略結婚を求められる
 ・相手が嫌だけど当主には成りたいので…と葛藤するる
 ・裕人が葛藤してる冬華の相談に乗る
 ・裕人が政略結婚に反対する→冬華が裕人を振り切ってエレベータに乗る→裕人が追い縋って一緒に乗る
 →停電…エレベータ停止(暗所閉所)→冬華パニック
でHイベントに入るとか如何よ?
文章は書けんからワクテカ待ちされても困るがw
476名無しさん@ピンキー:2010/03/22(月) 23:25:31 ID:bUGR2Hc3
そう言えば「狭いよ〜暗いよ〜〜怖いよ〜〜〜」だったけ?
477名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 01:48:57 ID:SIWJgrOD
>>476
面倒
478名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 23:24:08 ID:GEqP2pak
>>476
また懐かしいネタをw
うる星やつらだっけか?
479名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 23:41:14 ID:DuuHWTBF
>>478
>>477が答えじゃん
480名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 04:34:52 ID:JHms9NCR
>>475
よく考え付くなw

>>476-479
年齢バレるぞ  オレもだけど orz
481名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 11:17:11 ID:Mm9UGfzs
そういや面堂も「妹持ちで大財閥の跡取り」設定だったなw
春香に限らず、ラブコメ作品の大金持ちキャラはこいつの影響が強そうだ…

それはさておき、ファニートラップ回避の特訓と称して
秋穂ママが「他の女を喰らって強くなれ!」と嫌がる玄冬に
メイド隊の面子を抱かせようとする話ならば割と容易に想像が付くな
482名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 10:53:26 ID:AAyGfDrs
玄冬も秋穂さんも何気に一途だから無いと思うが
483名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 13:00:33 ID:76iW/pSw
キャラ崩壊なんて二次創作じゃよくあること
俺は好きじゃないが
484名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 20:29:30 ID:0nWbPCkL
キャラの再現で一番困るのが裕人だな…
性欲に流されなけりゃ、色仕掛けも効きやしない…
まぁ、だからこそ燃える展開になるんだが…
485名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 15:18:38 ID:FPJO531M
>>484
色仕掛け不発→「私って魅力ないのかな…」
のコンボですかわかりません
486名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 23:25:59 ID:EpN7nnS0
まぁ、あからさまに色仕掛けしてくる様なヒロインには裕人は靡かんだろう
寧ろ、無防備な方が苦労して耐えてそうな感じがする
487名無しさん@ピンキー:2010/03/31(水) 23:10:45 ID:ynO5spej
何かのネタになるかと思って乃木坂の漫画版を読んでみた

…もう葉月さんは春香の嫁になってしまえばいいってのと
存外に美夏の攻略度が高いってことがよーくわかった
多分、この美夏なら裕人さん(の理性)にも勝てるんじゃないかって気がする
488名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 03:28:51 ID:8oFx7wF9
489名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 23:56:54 ID:v8BF+6qy
age
490名無しさん@ピンキー:2010/04/26(月) 06:13:19 ID:cQMxGGTf
491名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 00:32:46 ID:tAbB527M
492名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 06:13:18 ID:EYUsnTEI
493名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 14:22:51 ID:7FUwSScD
494名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 02:22:50 ID:VeNGD8Ox
495名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 08:20:29 ID:oMRq5PMj
496名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 06:28:10 ID:44Mtw8dI
誰だw
497名無しさん@ピンキー:2010/05/18(火) 19:46:15 ID:Nq/NRCpa
498名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 20:02:43 ID:xpOX7fWB
499名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 19:34:14 ID:IqJIOs04
500名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 09:52:36 ID:mSZT8IvO
501名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 22:01:37 ID:3wQyJt5b
502名無しさん@ピンキー:2010/06/29(火) 03:16:58 ID:MvjMzrbL
保守
503名無しさん@ピンキー:2010/07/06(火) 00:12:34 ID:vCqeA+k9
504名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 06:45:34 ID:C08vZBGi
人いないな
505名無しさん@ピンキー:2010/07/14(水) 09:00:13 ID:M6cHLGS7
絶望したからな
506名無しさん@ピンキー:2010/07/15(木) 00:51:33 ID:wnh5LWCM
主人公に振られて自棄になった椎菜が行きずりの男とセックスor路地裏でゴロツキに絡まれ輪姦される話希望
507名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 22:20:19 ID:XS+PFgEO
508名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 23:04:52 ID:dIvrpP/Q
五十嵐作品でのクロスワールドはあり?
乃木坂と小春原辺りでコラボさせたら、割と面白そうだとは思うのだけれど
509名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 01:54:47 ID:tYlgdnXT
>>508
やってみれば?
投下はいつでも待ってるよ。
510名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 19:53:53 ID:gve2sJsC
age
511名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 04:58:13 ID:0/0SdGYs
保守
512名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 10:15:53 ID:2s+xFV5J
アイドル編でまかり間違って春香がアイドルになっちゃってたら、
きっと枕とかもやらされてた…


とかいう妄想
513名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 23:13:11 ID:li+7zhps
コミックス版を読んでいたら、かなりテンション上がってまいりました

深山氏、美夏好きにも程があるでしょうw
514名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 15:53:52 ID:iM9GCP5Y
みっかみかの犠牲になったのだ…
515名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 02:34:12 ID:1vtSJFS0
part1以来久しぶりに来たけど相変わらず過疎か……
516名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 15:53:28 ID:GCZncceY
祐人さんSMとはどのようなものなのでしょうか
517名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 06:25:08 ID:qkmKkiT8
>>516
サスペンスとミステリーのことだよ春香
518名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 06:24:53 ID:y0mX9jHi
519名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 03:18:17 ID:WRytqbe5
「あー平和だ」
そう呟く綾瀬裕人はごく一般的な日曜の昼をのんびり過ごしていた
「今日はルコもいないし掃除も洗濯も終わらせた」

そう言って裕人は薬箱から一本の耳掻きを取り出した
「ルコの目の前でやると私にもやれって言うからなあ」
そう思いながら耳掻きをはじめた、右耳から耳かきを始めて大物の感触を捉え今から取りかかろうとしたその時

「……至福の時間に失礼します」
「ぬおぉぉぉぉ!ははは葉月さん?」
「……ですから 私の顔はそんなに驚かれる造作をしておりますでしょうか?」
心外そうな顔で無口メイド長さんが立っていた

「誰だって耳掻きしているところに急に声をかけられば驚きますよ」
そんな事を話しつつもなぜここに無口メイド長さんがいる事が気になり
「葉月さん?今日はどうしたんですか?春香に何かあったんですか?」
そう聞くと
520名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 03:18:43 ID:WRytqbe5
「……いえ今日はお休みを頂きまして散歩をしていたところ裕人さまの自宅前にきましたのでお手伝いする事がないか伺ったまでです」
「休みの日もお手伝いしたいのかこの人は」と思いつつ

「お気持ちは嬉しいですがさっき掃除も洗濯も終わらせてしまい一息ついていたところなんです」
「……失礼ながら、裕人さままだ掃除されていない所がありますがよろしければこの葉月がお掃除いたしますが」
「えっまだありましたか?どこですか?」
「……耳です」
「はい?」
「……耳です」
「いやだから」
「……耳です」
「わかりました」
掃除させないと帰ってくれないようなのでしかも中途半端に掻いてしまい耳の中が気になっていたので了解した
「それではお願いします」

そういって耳掻きを無口メイド長さんに渡したところ
無口メイド長さんはすっとソファーの端にちょこんと座り膝の上をポンポンと叩いた
「あのぅ葉月さん?」
「……耳掻きと言えば膝枕。膝枕と言えば耳掻きこの二つは切っても切りきれない関係でございます」
そう力説して無口メイド長さんはソファーの端でさぁ来いと言わんばかりで待ち構えていた

「わかりましたお願いします」
そう言って俺は無口メイド長の太股の上に頭をおいた
「……裕人さま失礼します」
そう言って無口メイド長さんは耳掻きを始めたが
無口メイド長さんの耳掻きは痒い所をピンポイントで攻める痛くもなく気持ち良いしか言えない見事なものだった
「……裕人さま反対側です」
その言葉に頭を上げて、無口メイド長さんが移動するのを待っていたら全く動かず
「あの葉月さん?」
「……裕人さまは葉月の方を向くように寝てください」

一瞬気を失うかと思ったがここは覚悟を決めて無口メイド長さんの方を向くように太股の上に頭をおいた
「……いつも清潔にしている裕人さまも耳の中は汚れているのですね」
なんかこっぱずかしいセリフを言われたが

「葉月さんやっぱりメイドは耳掻きも仕事で覚えるのですか?」
「……主人の身の回りのお世話をするメイドとしては基本的な作業の一つになりますちなみに春香さまの耳垢はしっとり型なので綿棒を使いますが」
「春香の耳垢はしっとり型なんだ」と新たな知識を取り入れ気持ち良い状態でうとうとしていた時に

「裕人!今帰った由香里もいるぞ今から飲むからつまみ作れ」
「裕くーん私おつまみに裕くんの鮭カマ食べたい」
そんな事を叫びながら年長者二人組が帰ってきたが、今の状況無口メイド長さんの膝枕で耳掻きされている俺の姿に二人はフリーズし
「裕くんがメイドちゃんの膝枕でしかもお腹に顔を埋めてラブラブな世界に」
「裕人貴様と言うやつは」
そう言って刀を構える姉に

「葉月さんこれまでのいきさつを話して下さい」
「……裕人さまの恥ずかしい所を見せて頂きまして……ポッ」
「ダメだこの人は」

いつものごとく俺には味方が無い状態で暴れ狂う二人を説得するのに20分はかかった
521名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 03:19:43 ID:WRytqbe5
保守がてらに微妙な小ネタでした。
それではまた
522名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 15:26:12 ID:QxuBkuUJ

GJ!

充分、楽しませてもらいましたよ。

523名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 23:55:31 ID:4MP+HAiv
>>521
ありがとう、GJ!!
524名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 18:15:35 ID:0IgalDjH
遅れたけどGJでした

また人増えるといいなぁ
525名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 18:32:35 ID:pzTSdJQn
先日耳掻きネタで投稿した者ですが
こんな中途半端なものにありがたいお言葉感謝です。

とりあえず相変わらずの内容(非エロ)の作品を投稿しようかと思っているのですが
よろしいでしょうか?
大丈夫であれば今日中に投稿したいと思うのでよろしくです
それでは
526名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 22:05:01 ID:na2Vqrea
>>525
是非にどうぞ
紳士スタイルで待ってます
527名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 03:13:14 ID:PO99PY7i
本当にすみません
前回告知しておきながら見直しをしていたら
PCがぶっ壊れてしまい投稿できなくなってしまいました
とりあえず至急つくり直していますので出来上がり次第投稿しますので
大変申し訳ありませんでした

528名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:19:49 ID:JF9WIxep
椎菜がツンデレだったら、椎菜が主人公設定のスピンオフもあったかも分からんね
一方で春香が恐ろしく空気になりそうだケド
529名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 05:58:35 ID:6DxDkIaY
530名無しさん@ピンキー
美夏とエリのオナニーのおかずは確実に裕人オンリーだと思うがどうか?