上月雨音 『SHI-NO -シノ-』 でエロパロ2

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940名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 11:42:30 ID:pDb6lFrn
なんか本スレがどんどんカオス度が増している。
番外編を集めた短編集が出たら落ち着きそうだけど。
941名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 01:40:55 ID:RAPH58nb
夜の生活の不満を真白ちゃんと先輩に愚痴る志乃ちゃん。

「彼が一日に一度しか抱いてくれない」
942名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 02:01:50 ID:TfprBLeP
かわええ
943名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:12:30 ID:faJzOMNL
>>941
僕「嫁が魅力的過ぎて理性がヤバイ」
×「帰れ」
944名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 01:57:38 ID:8gOaMjML
で、双方の希望が一致した結果、夜は泣いて失神するまでイかされて、
朝は起きた時と行って来ますの挨拶ついでに、夕方は帰宅時と夕飯調理時と入浴時にするようになって、
もう大満足な志乃ちゃんなんですね?
945名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 04:49:35 ID:pBvJ6rJY
>>944
ウサギのようjに子沢山でつね。
946名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 19:49:20 ID:1FaVFz6B
子供の前でもお構いなく甘える志乃ちゃん
947名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:17:32 ID:jOo8rLhp
「僕」が子供につきっきりで子供に嫉妬する志乃ちゃん。
嫉妬オーラに当てられて泣き出す子供。
更にかまってもらえなくなる志乃ちゃん。

新しい子供ができて前の子供が親からかまってもらえないとき「幼児退行」をおこすときがあるけど、
志乃ちゃんはさすがにないだろうなぁ。
948名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 00:36:38 ID:cVyKqrB9
僕は言わずもがなだが、志乃ちゃんもああ見えて子煩悩になる資質はあるんだよな。寂しいのが嫌いな子だし。
僕の「大きな家族が欲しい」と合わせて、凄く仲睦まじい家庭になりそうだ。
949名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 00:37:13 ID:UUF+cqjw
志乃ちゃんは体が小さいから、十回目くらいのエッチでようやくイけるようになりそう。
別に僕が下手って訳じゃなくて。
950名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 05:29:30 ID:5tt6CUAy
痛みに耐えながら健気に耐える志乃ちゃん。
今まで痛いだけだったのが、回数を重ねる毎に気持ち良くなっていって戸惑う志乃ちゃん。
951名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 16:39:50 ID:c7SFp6Xp
別にエロくないけど過疎だからいいよね投下。
952酔猫姫:2009/11/12(木) 16:40:14 ID:c7SFp6Xp
ある日の夕方、志乃は酒を飲んでいた。
小学生、もとい未成年の飲酒は法律で禁止されているが、そんなことは百も承知だ。
たとえそれを知らなくても彼が止めただろうが、その人は今買い物に出かけている。
普段ならついていっただろう。手をつないで、傍からは仲のいい兄妹、
事情を知っている者からはラブラブな恋人に見えたことだろう。
以前はそれで満足だった。彼と二人でいれば幸せだった。

しかし多くの事件を解決し、その中で彼の優しさに幾度と無く触れて、絆も深まった今、
彼女はそれだけでは満足できなくなっていた。

だが問題があった。彼女はわかりやすい甘え方が苦手なのだ。
だから酒を飲む。酔えば彼に積極的に甘えられるだろうと思ってのことだ。

…そろそろ酔いが回ってきた。知識としては知っていたが体験するのは初めてだ。
ふと、ウザい知り合いに『甘えベタ』と評されたのを思い出し、腹が立つ。
こんなときには彼に会えばむかつきも収まるのに。はやくあいたい。
ああ、そういえばそのときアレは『いい飼い主に拾われた――黒猫』ともいっていた。
前に、この部屋に1日だけいた猫が居なくなったとき、彼は少し悲しそうだった。
はやく、はやくかえってきて。

「……………にゃぁ」
953酔猫姫:2009/11/12(木) 16:41:13 ID:c7SFp6Xp
アパートに戻ると部屋が酒臭かった。
先輩が勝手に上がり飲んでいるのかと思ったけど玄関に靴がない。
何か企んでいて靴を隠しているのかもしれないが、なんにせよ部屋に入るしかない。

「ただいま〜」
部屋には買い物に出る前と変わらず、志乃ちゃんは定位置で僕の帰りを待っててくれていた。
しかし予想した先輩はいなく、代わりにチューハイやらビールやらの缶が転がっている。
僕は買ってきた食材を冷蔵庫にしまいながら聞く。

「ねぇ志乃ちゃん、もしかしてさっきまで先輩いたの?」

「………っく」
質問への回答の代わりに、かわいらしいしゃっくりが聞こえた。

「ねえ志乃ちゃんってば…」
全てしまい終わって振り返ると目の前まで志乃ちゃんが迫ってきていた。

「志乃ちゃっ !?」
言い終わる前に飛びつかれ、志乃ちゃんのちいさい唇で口を塞がれた。

「ん……ちゅ………ふっ…」
それからもされるがまま、僕の顔にまんべんなくキスをしてくる。
数分にも及ぶキスの嵐が去り、志乃ちゃんはようやく顔を上げた。

よく志乃ちゃんの顔を見ると様子がおかしい。
頬は紅く染まっていて、僅かに体が左右にゆらゆら揺れている。あとはさっきのしゃっくり。
どう見ても酔っ払いのそれだった。吐息も酒臭いし、間違っても風邪などではない。

「し、志乃ちゃんお酒飲んだの!?志乃ちゃんは小学生なんだから飲んじゃだめでしょ!」
「…ごめんなさいにゃ…………っく」
954酔猫姫:2009/11/12(木) 16:42:05 ID:c7SFp6Xp
「へぇっ!?」
衝撃で意識が吹っ飛んでしまった。あの志乃ちゃんが語尾に『にゃ』をつけるとは……。
以前――志乃ちゃんが風邪を引いたときか――にもあったけど、今回はそれ以上だった。
しかし意識は志乃ちゃんによって引き戻された。

「ちゅぱ…ちゅ……ん…」
「――――っ」

志乃ちゃんは僕にまたがったまま、体をひねり、左腕に覆いかぶさって僕の指を舐めていた。

「あむ………っく…れろ………ちゅぷ」

「――くぅっっ」
他人に指を舐められるのがこんなにも気持ちいいものだとは思わなかった。
志乃ちゃんの小さな口の中、小さな舌が僕の指と擦れる度に、
指から腕を伝って全身に、ピリピリとした電撃のような、快感が奔る。

志乃ちゃんは完全に猫になりきってしまったようだ。それがなぜかはまだわからないが、
彼女の蕩けた様な瞳はとても幸せそうで、だから今はそれを気にしないことにした。

猫のように手のひらまで舐め始めた。すこしこそばゆくて、それも快感に変わる。
ふと思いつきで聞いてみる。

「…志乃ちゃん、僕の手、おいしい?」
「ペロ……おいしいです…にゃぁ……」

「そう…よかった………それじゃあ、右手も食べさせてあげるね?」
僕はまだ唾液に濡れていない右手を、自分で軽く舐め、志乃ちゃんに差し出した。
そして志乃ちゃんは僕の右手にしゃぶりついた。今度はたまに甘噛みも交えて。
955酔猫姫:2009/11/12(木) 16:42:40 ID:c7SFp6Xp
なんとなく、僕は志乃ちゃんの唾液にまみれた左手を舐めてみる。―――甘い気がした。
きっと僕は酔っているんだ。多分、飛びつかれてキスをされたときから。

またしばらくして志乃ちゃんが右手から顔を上げ、今度は僕の服の中に頭を入れてきた。

「ちゅぅ……んふ………ちゅ…」
そこでもやはりキスの嵐だった。僕のお腹から胸まで、服の中という狭い空間が許すかぎり、
またまんべんなくキスマークをつけられた。
キスが終わった。と思ったら、今度は舐める動作に変わってゆく。
しかしその行為はすぐにある一点だけへと向けられた。
それは、左下腹部にある―――銃痕。

あの事件から数ヶ月たった今、傷は完治していて、もちろん後遺症も無い。
しかしたった数ヶ月では、その傷ははっきりとよくわかる痕を残していた。
その傷痕を、志乃ちゃんは癒すように、優しく舐めてくれている。
彼女の深い愛情を感じて、思わず涙がこぼれた。
女の子一人にここまで愛されて、僕は世界一の幸せ者だなと思った。

さあ、僕も彼女を愛しているということを伝えよう。
服をずり上げて、いまだ僕の傷を癒し続けている志乃ちゃんの顔を出してあげる。
右手で志乃ちゃんを強く強く抱きしめ、左手で志乃ちゃんの顔をこちらに向けさせる。
僕は志乃ちゃんにキスをする。できるだけ気持ちを込め、伝わるように、優しく。
そして告げる。

「志乃ちゃん、僕も君を愛してるよ。これからも…よろしくね。」

「うん、…私もあなたを愛している。これから先、未来永劫、ずっと。」

志乃ちゃんの顔は真っ赤だった。はじめて見る表情だ。かわいい。
さすがに面と向かって愛してると言うのは恥ずかしかったのだろう。
僕もそれは例外でなく、顔が熱くなっているのがわかる。
志乃ちゃんは気が抜けたのだろうか。僕の上で、これまた猫のように寝息を立て始めた。

「………大好き…にゃぁ……」
寝言でまで言われてしまった。しかも猫で。
僕はこれから、志乃ちゃんの見たことの無い表情を見れるようにしていこうと心に誓った。
(まずはやっぱり笑顔だろうな。)
そんなことを思いながら僕は、今度は両手で優しく抱きしめた。
956酔猫姫:2009/11/12(木) 16:43:15 ID:c7SFp6Xp
……しばらくそのままでいたら、志乃ちゃんが軽く体を震わした。
いやな予感がした。それは寝ていた彼女も同じらしく、ばっと顔を上げ……。

「っあ………あぁっ…」
僕のお腹あたりに温かいものが広がってゆく。
志乃ちゃんはさっきよりも顔を赤くして……もはや泣きそうである。
部屋の酒臭さを塗りつぶす勢いで広がってゆくアンモニア臭。
間違いない。志乃ちゃんの、まさかのおもらしである。

「……お酒たくさん飲んだんだから、…まぁおもらしは仕方ないよね?」
「っっ!!」
凄い勢いで睨まれた。結果的に泣かせなくて済んだからフォローは成功ということにする。

こうして誓いを立てた数分後には、新しい表情を見ることができたのだった。
957名無しさん@ピンキー:2009/11/12(木) 16:43:45 ID:c7SFp6Xp
おわり

この後は想像に任せる。俺が思いついたのはこれだけ。

@一人ずつお風呂
A一緒にお風呂
Bお互いの、濡れた体を舐めあう

いくらでもエロ方面に転がせたのにそれをしなかったのは俺がヘタレだから。
958名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 00:42:30 ID:uHvDfMQN
GJだにゃあ。
猫化志乃ちゃんかわゆいw

個人的にはAかね。初めての一緒にお風呂イベントなら尚良し。
ところで志乃ちゃんが僕の家に来たのは三歳の頃らしいけど、一度もお漏らしとかしなかったんだろうか?
959名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 19:05:24 ID:87YbO5YG
GJ&規制解除やったぜ

2で泡だらけかな。
湯船に二人で入って密着状態でじゃれあったり
960名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 23:59:54 ID:DYG3j8/x
きゃわいい志乃ちゃんきゃわいい
961名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:19:20 ID:26lSvrYv
僕の背中を洗って、「こんなに背中大きかったんだ……」って思っちゃう志乃ちゃん萌え
962名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:20:31 ID:PjrTz4w9
僕の  を洗って、「こんなに  大きかったんだ……」って思っちゃう志乃ちゃん萌え
963名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 01:03:38 ID:2QhPXxj6
「お返しに志乃ちゃんも洗ってあげるね」と言われて内心はしゃぐ志乃ちゃん

胸も普通にノンストップで洗われてしょんぼりな志乃ちゃん

仕返しに「此所も……洗って」ってくぱぁしようとするも、石鹸で指が滑ってくぱぁ出来ない志乃ちゃん
964Javelin:2009/11/14(土) 02:39:40 ID:iT+ehJWF
>957
貴方は天才か。
C今度はずっと僕のターン
で書きたくなった。チクショウ。

それはそれとして少し前の本スレの
>志乃ちゃんとハメ撮り
>それは僕のキャラじゃない
>志乃ちゃんがせがむのでしかたなく
の流れで小ネタをヒトツ。
965「ハメ撮りって……何?」:2009/11/14(土) 02:41:50 ID:iT+ehJWF
僕の羞恥攻めのバリエーションがそろそろ尽きてきて
いっそ志乃ちゃんに直接聞いてみるも
「何でもいい。 むしろ直接聞かれるこの状況自体もまた悪くない」
という何とも壊れた答えしかもらえず、困って散々悩んだ挙句に
「どれだけ志乃ちゃんに似合わない事を強制するか」
という斜め上方向な結論に至る僕。

発狂した孔雀みたいな羽飾りの生えたド派手かつ際どいサンバカーニバル用ビキニを
志乃ちゃんに着せてハメ撮りプレイを行い
泣き笑いアクメ顔のままバカっぽいピースをさせた瞬間をパチリ。
ちなみにその内腿にはサインペンで「正」と「丁」の字。

もはや淫乱アホ娘以外の何物でもないその痴態の下に
志乃ちゃん自身の手による
『連続7回種付け達成記念
 是非とも着床を期待したい。
 ○月×日 貴方の性的奴隷 支倉志乃』
という、文面こそ淡々としているが妙に執念を感じる淫乱証明を書き加えて
どう見ても立派な犯罪アニバーサリー画像完成。
ところで、彼女の学生証と当日付けの新聞を一緒に映しているのは
志乃ちゃん曰く人質の本人証明に使われる手だそうだけど
何か微妙に勘違いしている気もする。

その出来にご満悦なあまり、どこか誇らしげに
「これを貴方の携帯待ち受けにするといい」
相変わらず呼吸するように社会倫理をレイプする志乃ちゃん。
あのこれ、あらゆる意味で他人には見せられない絵なんですが。
僕の困った顔を見た志乃ちゃんは不安になったのか
「……慣例としてはもっと過剰にハートマークなりを書くべき……?」
問題はそこなんですか志乃さん。

あまりの取り返しのつかなさにドン引きしつつ
「え、えーと……この表情、凄く可愛いよね」というボンクラな感想に対して
「……貴方が無理矢理そうさせた」等と今更のように照れ隠しするも
異常にノリノリだった志乃ちゃんの変態という名の淑女っぷりに
いよいよ後がなくなり追い詰められる僕。

頑張れ僕。負けるな僕。
どうせもう色々と手遅れだ。
966名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 07:04:44 ID:2QhPXxj6
これはひどい志乃ちゃんならぬ痴女ちゃんですねw
967名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 06:36:50 ID:0a+f8/iJ
甘えんぼ志乃ちゃん
968名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 10:09:10 ID:+0VPJcd0
  .__
((ヽ|・∀・|ノ  < 投下
  |__| ))   工口成分皆無
   | |
   調子
96902/:2009/11/15(日) 10:09:37 ID:+0VPJcd0
冬も近づき、それに伴い気温も下がってきている。そろそろストーブやこたつに頼るべきだろう。
だけど彼は今回、それを渋っていた。
ストーブとこたつを準備したのはいいが、ただそれだけ。
彼は『気分だけでもあったかくなるように、ね?』と言っていた。
今のところ、少なくとも私が小学校から帰ってくる時間帯までは点ける気が無いようだ。
彼から理由は聞いている。ただ一つ、「節約のため」だ。

今までお金を蓄える意志がほとんど無かった彼がなぜそうするかは未だ不明。
今のアパートを出た後の為かと聞いてみたところ、どうやら違うらしい。
お金があるに越したことはない。節約するのは大いに結構なのだがしかし、
これではいつか彼は風邪を引いてしまいそうだ。
そもそも気分だけ暖かくなったところで体の震えはどうしようもないのに。
本気で節約したければ私の家で暮らせばいいとも思うが、彼はやはり譲れないらしい。
私も彼の住むあのアパートは気に入っているから、そこで一緒に暮らすのもやぶさかではない。

一瞬、以前のように風邪で寝込む彼の看病をするのもいいな。と考えたが、
平日ならば彼は「自業自得だから」と言って私が学校をサボってまで看病するのを許さないだろう。
そのくせ他所から看病に来た者はなんだかんだ言って拒まない気がする。
特に涼風真白に知られたら事だ。アレは喜んで来てこの部屋に居つくだろう。
そんなことにならないためにも、やはり彼には自分を大事にして欲しい。

寒いならせめて布団に入る案もあったが、いささか不健康だし、
何より布団が温まってしまったら「寒いから二人くっついて寝る」という大義名分がなくなる。
それでは駄目だ。だからその提案はしなかった。
なので今日はもう一つの考えを提案した。ただし、わざと誤解されそうな言い方で。
もし、それで彼が誤解の方向でその気になったとしても受け入れる気でいる。
そして案の定、彼は誤解してくれた。
しかし狼狽えてばかりで埒があかないので、仕方なく誤解を解くことにした。
97002/:2009/11/15(日) 10:09:58 ID:+0VPJcd0
――――――――――――――

「――違う。そうじゃなくて、いつかのときのように、だっこして抱えて欲しい。と言う意味」

「え、あぁ…なんだそういうことか。ごめんね志乃ちゃん。僕へんなこと考えちゃってたよ」


休日、朝起きてストーブを点けようとしたら志乃ちゃんが、

『貴方が節電してお金を貯めようとしたのは聞いたし、私はそれを応援したい。
 だけどそのために体を壊したら元も子もないと思う。
 私のために部屋を暖めてくれるのは嬉しいけど、それでは貯まるものも貯まらない。
 私の家に移る気が無くて、自分の為に暖をとらないと言うのなら、
 暖まる為に、私を抱いて欲しい。そうすれば私がいても節電できる』

なんて言うのだ。健全な男子大学生が『抱いて』なんて聞いて、
自動でその前に「(性的な意味で)」がつかない事があるだろうか?いやない。(反語)
それを小学生の女の子に言われたのだ。これで混乱しないほうがどうかしてる。

しかし、だっこか…。「いつかの」とは綾瀬シンに関わる事件の際、倉庫に潜伏していたときか。
あのときも寒くて僕が誘ったんだけど、もしかして気に入ったのかな?

「うん。志乃ちゃんがそうしたいなら僕も喜んで」


そして今、志乃ちゃんは胡坐をかいた僕の足の上に膝を抱えて座っている。
それだけではまだ寒いのでコートを羽織る。ジッパーは志乃ちゃんの顔が出せるところまで上げる。
彼女の体温は高く、心地よい。さらに今回はそれぞれ服を着込んでいるわけでもないので、
熱だけでなくやわらかさまで直に感じられる。

しかし…この体勢はちょっとまずい気がしてきた。さっきのセリフがあるから尚更に意識してしまう。
気を紛らわすために志乃ちゃんの綺麗な髪を指に絡ませ遊んでいたけど、そろそろ限界かも。だから、

「し、志乃ちゃん、座ってばかりだと疲れるからたまに動こう?」
「…そう。わかった」

「ちょっと早いけど、今日の夕飯の買出しに行くよ」
「…(こくり)」

なんとか平静を保てた…。
97102/:2009/11/15(日) 10:10:22 ID:+0VPJcd0
――――――――――――――

特に何事も無く一緒に買い物を終えて、帰宅。
歩いた分、多少体は温まっているが、それでも軽く震えてしまう。
それでも暖房は使わず、出かける前と同じように体を寄せ合う。

いや、少し違ったか。先ほどとは違い、私は彼に向かい合い、抱きつくように座っていた。
腕だけでなく足も彼の腰に絡めている。
彼に後ろから抱えられるのも捨てがたかったが、たまには私からも抱きしめたかったし。

彼はまた私の髪を弄っていた、まるで気を紛らわすように。
きっと彼は私を女として意識してしまっているからそうしているのだろう。
こんな姿勢で抱き合っているのだから仕方ないと思うが、異性として意識されるのは嬉しかった。
もう少しして私が成熟すれば、きっと彼とそういう関係も持てるだろうけど。

私の体は未だ成熟には程遠くて、だからまだ彼と肉体的にはなかなか繋がれない。
その隙間を埋めるためになるだけ強く触れ合いたい。
私達は一つにこそなれないが、一つになれたと錯覚するくらいは許されると信じて。
97202/:2009/11/15(日) 10:11:35 ID:+0VPJcd0
――――――――――――――

「どうもこんにちは恋のキューピッドこと涼風真白です」
そんなセリフが玄関の方から聞こえた。
あの声と脈絡の無いセリフは間違えようがない。真白ちゃんだ。ていうか名乗ってるし。
会うのも久しぶりだから玄関まで迎えに行きたいけど、足が痺れて動けそうに無い。

「鍵開いてるから勝手に上がってきて〜」

「はいはいお邪魔しま…って寒いですね。
 いくら貧乏だからといっても暖房くらいつけないと風邪を引きますよ?」

「自分がお邪魔という自覚があるのなら早々に出て行って欲しい」

「支倉さんも相変わらずですねってああこれはこれは完全にお邪魔だったようで。
 お楽しみの所すいませんでした。暖もとれて、だから暖房いらずで節電できて、
 さらに腰の運動もできる。一石三鳥ですね。子種も含めれば四鳥でしょうか。
 しかもその状態であるにもかかわらず、私を平然と招き入れて…。
 見られながらのプレイをこなせるほどまでに二人の関係が進展しているとは思いませんでした。
 完全な誤算です。こんなことならもっと早いうちから蜜月を出歯亀しておけば良かった……。
 ところで差し出がましいようですが一つ提案が。せっかくそんな熱が篭る格好をしているのですから、
 節電は捨て暖房を入れて、さらに汗を大量に流した方がそそると思うのですがどうでしょう?」

おわり
97302/:2009/11/15(日) 10:11:59 ID:+0VPJcd0
志乃ちゃんはそのまま僕を愛撫してもいいし、しなくてもいい。
それとも足が痺れている僕を好きにするのもいいだろう。もれなく真白ちゃんの攻めもついてくる。
自由とはそういうものだ。

それでもエロに転ばせられないのは俺がヘタレだから。
974名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 23:37:49 ID:0a+f8/iJ
最高じゃマイカ……。


…………さあ二人をドッキングさせる作業に戻るんだ。
975名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 00:27:58 ID:qBBWzPLM
二人の「はじめて」か……。



意外にも僕がしっかりとリードして、完全に受け身の志乃ちゃんなんかも良いかもしれない。
志乃ちゃん僕相手だとテンパッた時何も出来なさそうだしw
976名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 03:59:58 ID:O/A59WEQ
そんなに意外でもないけどな。年下の志乃ちゃん相手だし、しっかりするでしょ。

たまには「鬼畜じゃない僕×完全に受けの志乃ちゃん」って組み合わせをだね……。
977名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 01:55:40 ID:IP19ml39
「僕に任せて、志乃ちゃんは力を抜いててくれればいいからね」


言われた通りにして僕に身を任せる志乃ちゃん。
休みの日を一日使ったものすごく粘度の高くて優しいセックスに最高に感じちゃうけど
僕のテクニックがいったいどこで誰を相手に培われたものなのかが頭をよぎってしまう。
978名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:09:05 ID:2puRIOCd
巨乳「ふふふ……」
銀色「くすくす……」
979名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 02:40:47 ID:hmzOrE47
出来るだけ優しく…、と最初は思っていた僕。
けど、何されても健気に耐える志乃ちゃんの相手をしている内、
段々と愛し方に歪みが生まれてきて……

鬼畜僕が形作られてゆくのを目の当たりにしながら、二人は笑っているんですね
980名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 23:54:52 ID:WhCBaERx
>>979
「計画通り……」

誰の台詞かはご自由に
981名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 01:55:28 ID:EbyxJ5Ao
志乃ちゃんのご奉仕
982名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 22:11:08 ID:iiCVjQgx
受けたい
983名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 03:08:55 ID:Girt1iUf
シノシノの実

志乃ちゃんに一目惚れされるが、代わりに殴られたり撃たれたり誘拐されたりと色々恐ろしい目に会う
984名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 05:23:52 ID:M8YbBoCC
構わん、頂こう
985名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 11:59:06 ID:YtXW2oIx
そろそろ次スレだが、テンプレは過去スレと保管庫だけでいいのかな?
986名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 12:35:31 ID:9jxmMx+x
関連スレとして本スレを。要るかな?
987名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 23:38:22 ID:sI159Poi
一応は?
まあこのスレの住人で本スレ知らない奴なんていないだろうけどなw
988名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 00:29:56 ID:Kh6cFOGE
あぁ、立つ流れでよかった。
このまま消えてったら悲しいもの。
989名無しさん@ピンキー
そりゃそうだ。遅々として進まないが、俺もSS書いてる人間だからなw



…………次スレ中には……!