男だらけの環境にひとり放り込まれた女のこのお話

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38名無しさん@ピンキー
>>37が何かを刺激していったので借ります。駄目だったら言ってくれ。


今年から共学になった元男子校に入ってみたら女子は私ひとりでした

どうして気が付かなかったんだろう、と入学式の日私はそっと溜息をつきました。
入試の時には女子はたくさんいました。当然合格発表の時もたくさんいました。
私は県外からの受験者で、父が転勤で春からこちらに引っ越してくるので、
先に母と私の住民票だけを移して受験をさせてもらいました。
だから、同じ中学校の友達はいません。この学校のことも、元男子校であることと
偏差値が私の出来具合と合致するくらいしか情報がありません。
入学手続き後、母と一緒に教科書購入にも来ました。やけに男子が多いな、
とは思いましたが、元男子校だから男子比率が大きいのだろう、としか
思っていませんでしたし、制服は各自採寸をして注文票を出したら
後日制服屋に取りに行く方式だったので、そこでも女子を目にしませんでした。
まさか私たった一人なんて、私も母も思ってもみなかったのです。
しかも教職員も全て男性でした。校医までもが男性です。
学食にはおばさんたちがいますが、パートですし、そもそも厨房から出てきません。
まったくの一人きりでした。

「どうしてこんなにスカートが短いのかな」
座っていると腿を四分の一ほどしか隠してくれない短いスカートは、
これでもかと細かいプリーツが入っていて、風が吹くとすぐにあおられてしまいそうです。
上はブラウスの上にブレザーを着ますが、学校指定のブラウスは
やけに生地が薄く、それ一枚では下着の柄まで透けてしまいました。
ブレザーはことさらに腰のあたりをシェイプしたラインになっており、
襟は大きくくれていて一つめのボタンはおへそのあたり。
下手に動くと開いた襟から胸が零れてしまいそうです。
でもせっかく受かった高校です。今日から頑張ります。