甘えん坊=常時デレ
ツンデレ=デレとツン切り替え式
な希ガス
ツンデレの定義を話し出すと終わらないからやめようぜ
このスレではとにかく、糖分が多ければそれで良いのだ
「何だよ?」
下から睨む私の態度に、大樹が呆れた様な表情で返してきやがった。
「無愛想にも程があると思ってたワケだが……」
「そりゃ、お互い様だな。俺としちゃ、お前がにこやかに笑い掛けてきたら裏を勘繰っちまうだろうさ」
「それは私も同じだね」
これから一汗掻く運動をする男女の会話とは思えない、私たちの本音の言葉だった。
「ン、ちゅ、ちゅる……」
どちらからともなく身を寄せて、私と大樹の唇が重なり合った。
一糸纏わぬ姿で、言葉も無しに互いに手を伸ばし合う。背中に回された大樹の腕が私をぐい、と抱き締めてきた。
お腹に当たる大樹のソレに、私はふん、とキスをした儘得意そうに大樹を見た。
喧嘩なんて毎日するし、毒舌な大樹でも私の裸でこんなに興奮してしまうのだ。そんな事実が、私には誇らしくて馬鹿らしいくらいに楽しい。
しかし、そんな私の挑発的な態度を見ても大樹は慣れたもので、ぽん、と私の頭を軽く叩いてきやがった。
「――っ!?」
抱き合って押し潰されていた私の胸が大樹の胸で擦られ、思わず反応した私は我に返って大樹を睨んだ。
案の定、してやったりと言わんばかりの何食わぬ顔で大樹が目を瞑っていた。その態度に、カチンときた。
「うぉりゃっ!!」
「うがっ!?」
さっきから人のお腹を押し突きやがって、我慢なさらずに楽になったら如何ですかい。
大樹のモノを乱暴に掴むと、私はガシガシと扱き上げた。それだけで、鈴口から滲み出ていた液が次々と押し出されてくる。
私に小癪な真似をするとはけしからん。
「てめ、いきなり」
「あら?じゃあこれからは大樹から触ってって言う?」
私の言葉に、大樹の米噛みが引きつった。所詮、大樹は何だかんだで――
「ふんっ」
「きゃんっ!?」
胸と膣に走る感覚に、私は思わず声を出してしまった。
「だ、大樹……」
「や、やられっぱなしは嫌いなんでな……」
くそう、何で女は男より責められる箇所が多いのか。解ってはいても、大樹の手で感じてしまうのは抑えられる事は出来ない。
そんな私の胸中を察してか、気付いたら大樹が生意気そうな顔をしていやがった。
大樹、てめぇは俺を怒らせた。
「そぅいっ!!本番っ!!」
「いきなりかっ」
大樹を押し倒し、腰に跨って私は大樹を膣に入れた。ゴリゴリと、中を激しく擦り上げながら進んでいくに伴って私の体が歓喜にわなないた。
「きゅう……」
「いや、自分でトドメを刺すなよ……」
大樹に重なる様に倒れて痙攣する私に、大樹が溜め息を吐いた。
「腰が抜けた……」
「早っ!?」
「早い言うな。傷付くだろうがよぅ」
「いや、お前女だろうが……」
大樹より先にイッてしまったのが悔しいのだが、ンな事をわざわさ言う程私もアホではない。
「ん?」
波が収まって、落ち着いてきた私はお腹の奥に覚えた感覚に気が付いた。
「大樹、もう少しで出そう?」
「……全然、余裕ですよ」
「ぬりゃあっ!!」
「おおいっ!?ちょっと待――ぅあっ!?」
ふぅ、間違い無く出ましたな。奥でビクビクしてますよ。取り敢えず、お腹に力を込めて残りを搾り取っておきました。
「ったく、俺たちは何で毎回こんなんかね?」
「さぁ?」
毎回と言える程に体を重ねてしまえる理由は私も大樹も解っている筈だけど、そんな事は私たちは絶対に言わない。
心を許していない相手に体を許すなんてしない私たちだから、言わなくても解り合えているのだ。
「眠い……」
「俺も……」
抱き合いながら、私たちは重くなる目蓋に意識を閉じられ始めた。
今感じる温もりが、私たちが言わないその言葉であって欲しい。
知っているか?私は本当は甘えたがりなんだぜ?
どっちも素直じゃない癖に、根は甘いとこんな喧嘩腰な話になるかもしれない…
では、ノシ
>>204 いいよいいよ〜
別にツンデレと甘えんぼうを分離する必要はないと思う。
ぶっちゃけどんな属性でも相手に甘えまくってりゃ甘えんぼうだ。
大雑把に言うと書き手が意識して「甘え」を強調すりゃなんでもいいと思うぞ
いや、ツンデレはちょっと違うよーな気がするんだけどな。
付き合う前はツンデレで、付き合って一度甘えることの素晴らしさを知った後は
ツンが一切なくなった超絶甘えんぼうになるというギャップがあるならいいけど。
(ツンデレから脱却して甘えんぼうにクラスチェンジするような感じ)
交際してて二人きりで甘やかしてる状態なのにツンとかされるのはイマイチだな。
「んじゃいーや、帰る」を常時完全デレ状態になるまで繰り返して矯正調教するしかない。
>>206 ……矯正調教……だと……?
ふぅ…
ふぅ…
ふぅ…
ツンデレになろうとするがなりきれてない甘えん坊とか良いと思うんだ
「な、なによ! 別にあんたに好きで抱きついてるんじゃないんだからね!
抱きついてないと寂しくて死んじゃうだけなんだからね!」
こうか?
>>210 兎かwwwww
余りにも男が留守がちにするもんだから、
寂しすぎて泣いてばかり、目を真っ赤に腫らした女の子に跨られて犯(ry
を想像した。
>>211 いいなそれ(くわっ
ウサ耳銀髪赤目で
「寂しくて、死んじゃうかと思ったんだからぁ!!
この鬼! 悪魔! 人殺し! 女殺し!」
猫は気ままってイメージあるけど、好かれるとすんごい甘えてくるよな
玄関にちょこんと座ってのお出迎えはもちろん、PCいじってると構って構ってって感じで自分の体でディスプレイ隠そうとしたり、
自分からジャンプしてだっこされにきたり
ちょっと飼い主依存って状態っぽいけど
犬は家族の中で一番偉いと認めた人を「群れのボス」と思い込んで懐き、
猫はいちばん面倒を見てくれる人を「親」と思って懐くそうな、
つまり猫耳ロリがパパッ娘的に甘えてくるんだと考えるともう!
>>209 「今日もお昼抜き?………はい、お弁当よ。べ、別にあんたの為に作ったんじゃないわよ。
うっかりご飯を多く炊いちゃったからなんとなくもう一つ作ってきただけよ。
ウインナーがたこさんなのも玉子焼きの味付けがあんた好みの甘口なのもあんたの嫌いなピーマンが入っていないのも
海苔の置き方がLOVEに見えるのも桜でんぶでハートが描いてあるのも全部たまたまなんだからね!」
…違うな
「バカ!あんたなんて私にぎゅってされてすりすりされてちゅっちゅされて糖死しちゃえばいいんだわ!」
…これも違うか
216 :
恋する子猫:2009/01/28(水) 00:54:07 ID:8k42YEGP
ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ恋は恋は恋
私は小さな子猫な〜の!
私は、猫よ!ねここ〜よ!
お乳を飲んでも、戯れついて見〜ても叶わぬお方に恋をした
ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ恋は恋は恋
私は小さな子猫な〜ゴ!
貴方は、おっきな人間よ
欠伸をし〜ても、幾ら鳴いて見〜ても叶わぬお方に恋をした
ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ愛は愛は愛
私は、き〜めた!変わるの〜よ!この恋成就する為〜よ!妖怪になっても、人間になる為、貴方と二人で過ごす為
ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ愛は愛は恋
少量のツンがあれば甘えが際立つと思うんですけどね
そう、スイカに塩をかけることで甘さが引き立つことのように
>>217 「むー…」
何だか和美の様子がおかしい。俺に近寄ったかと思えばすぐに離れていく。
甘えたいけど、恥ずかしいってやつか?
「なあ和美、もしかして俺に甘えたいのか?」
和美に思い切って聞いてみると、ぼん!と音をたてて顔が一気に林檎色に染まった。
「ななな何言ってんのよ!?そんな訳ないじゃない!」
首を横にブンブン両手を上下にバタバタ。見てて面白い。
しかし違うんなら仕方ない。自意識過剰だったかな。
「そっか、ごめんな」
「あっ…」
軽く謝ると、和美は今度は泣きそうな顔になりやがった。仕草も表情も忙しいな全く。
だがそれがいい!
「ぅ〜…」
今度は大きな瞳いっぱいに涙を溜めて唸り出した。
見てて飽きないなホント。
「いやー!やっぱり翔ちゃんに甘えたいよー!」
和美は叫ぶと同時に俺の胸にダイブしてきた。反動で後頭部をぶつけちまったがそんな事はどうでもいい。
「甘えたいなら素直に甘えろよ。付き合ってるんだし、ここ俺の部屋だから誰にも見られてないだろ」
「うん、ごめんね…。翔ちゃん、翔ちゃ〜ん」
和美の頭を撫でてやると、連動したかのように俺の胸に自分の顔をスリスリ擦りつけてきた。
さらに腕をまわして強く抱き締められたので、俺もお返しに強く抱き締めてやった。
「翔ちゃん大しゅきぃ…」
…歯医者予約しといたがいいかな。
こんな感じだろうか?文才ないのは愛嬌だから我慢しておくれ(´・ω・`)
全然流れが違いますが、糖化してもよろしいかな?
遅くなりましたが
>>67-69「近づく予感」の続きです
一口大の芋コロッケを箸でつかみ、そのまま口に入れる。
その瞬間にさつまいもの甘さと、あんに混ざった胡麻の香ばしさが口いっぱいに広がっていく。
至福のひととき。大好物を食したときの感動はすさまじい。朝飯抜きならなおさらである。
「どうかな? おいしい?」
右隣に座っている千草が、俺の顔を不安そうに覗き込んでくる。
「うん、うまいよ」
俺は率直に感想を伝えた。それを聞いた千草は「よかったぁ〜」と胸を撫で下ろした。
いつものことながら、千草の作ってくれる料理はおいしいと思う。
「今日も愛妻弁当?」
そんな様子を見て言ったのは、目の前に座っているクラスメイト――深浦 渚(ふかうら なぎさ)である。
玉子焼きをぱくりと食べながら、じっとこちらを見ながら答えを待っている。
「何だ、愛妻弁当って?」
「平原さんが作ってくれたものってことよ」
「ん、まぁそうだな」
愛妻弁当というフレーズはともかくとして、確かにこれは千草が作ってくれたものである。
千草は毎日、自分の弁当を作るついでに俺の弁当もわざわざ作って持ってきてくれているのだ。
昼飯代が浮く上においしいので、感謝の気持ちで一杯である。
「一生懸命作ったんだよ〜♪」
嬉々として、俺と渚にアピールする千草。俺はそれに答えるようにして千草の頭を撫でてやった。
なでなで。
「いつもありがとな、千草」
そう言ってやると、千草は「えへへ♪」と微笑んだ。相変わらずいい笑顔だ。
「アンタ達、いい加減付き合っちゃえば?」
正面を見ると、少しうんざりしたような表情をしている渚の姿。梅干を箸でつかみんだまま固まっている。
「いきなり何を言い出すんだよ?」
「何ていうか、アンタ達をずっと見ているとそういう気持ちになるのよ」
「…は?」
何を言っているのかよくわからない。千草も「付き合っ…?」と呟いたっきり動かなくなった。
頭に疑問符を浮かべていると、渚は「わからないならもういいわ」と言うようにため息をつく。すると、
「別にいいんじゃねぇか? わざわざ付き合わなくてもよ」
俺の左側でずっと黙っていた悪友――渡部 修也(わたべ しゅうや)が口を挟んできた。
食べかけの焼きそばパンでこちらを適当に指しながら、話を続ける。
「どうせこいつらが付き合ったって、今とそんなに変わりゃしねぇんだから。そう思わねぇか、深浦」
そう言われて、渚は俺と千草の顔を交互に見比べた後、
「…ま、確かにそうね。渡部君にしては珍しくまともなことを言うじゃない」
「ほっとけ」
修也の意見に納得したのか、再び箸を進め始める渚。
話がちんぷんかんぷんだが、こいつら二人の様子を見ていたらなんだが負けているような気がし始めた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。一体どういうことなんだ?」
「別に大したことじゃないわよ」
「ま、そーゆーこった」
俺の質問を軽くスルーして、修也と渚は食事に徹する。
裏で手を組んでいるようなコンビネーションに思わずたじろいでしまう。
(こいつらって、こんなに意見が合うような二人だったっけ?)
とにかくこの二人は味方になりそうにないので、右側を見てみることにした。
「おい千草、お前も黙ってないで何か…」
「………」
「千草ー?」
「………」
千草は俺の声にも気を止めず、ひたすらまっすぐを見ながらぽぇ〜っとしていた。
「どうやら、また平原さんの妄想タイムが始まったようね」
渚も千草の様子に気が付いたようだ。修也も気付いてはいるようだが、パンをかじったまま見ているだけ。
千草の妄想タイムは学校でもよくあることなので、二人にとっても取り立てて驚くようなことではないのだ。
「それでどうするの?」
「しばらく放っておけば元に戻るだろう。昼休みの時間もまだ余裕があるし」
「ま、そうね」
渚もそれに同意して、しばらく黙って千草を見守ることにした。
………。
それから数分が経過した後、千草ははっと我に返った。
「え…あ、あれ?」
「お目覚めですか、千草さん?」
「ふぇ? あ…」
口の中の物を飲み込んで声をかけると、千草はこっちを見て瞬く間に顔を赤くしていった。
「千草?」
「ちょ、ちょちょちょちょとし君ダメだよ! そんな…」
「は?」
千草は手足をばたつかせて、大声で俺に叫び続けた。
「い、いいいくら付き合っているからってそんな…、そんな…、そんなエッチなことしちゃ!」
「は、はぁ!?」
千草に意味不明な内容を叫ばれ、思わず驚いた。
(つ、付き合ってないだろ!? というかエッチなことって何だよ!?)
俺が混乱していると、千草の言葉に反応したクラスメイトがどっと周りに押し寄せてきた。
「何何何? 春日君と平原さんってとうとう付き合い始めたの?」
「おいおい俊之! 何で報告しないんだよ!?」
「エッチなことって…、あの二人もうそこまで進んでるの?」
「やだ〜。春日君達って案外…」
「お、お、お、お前ら一回落ち着けーーーーー!!」
その後、昼休みの残り時間すべてをクラスメイトの誤解を解く時間に費やすこととなった。
その間ずっと、渚はあきれたようにこちらを見続け、修也は必死に笑いをこらえ続けていた。
そして肝心の千草はというと、妄想の世界から目が覚めたものの、ずっと顔を真っ赤にして俯き続けていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「本当にごめんね…」
自動販売機からとことこと戻ってきた千草は再度俺に謝った。
「いや、もういいけどさ…」
公園のベンチに座りながら、千草から暖かいココアの缶を受け取る。昼休みのお詫びらしい。
「それにしてもなんていう妄想をしているんだ、お前は」
「だ、だって〜…」
千草は口ごもりながら、俺の隣にちょこんと腰を掛ける。
「渚ちゃんがいきなり『付き合っちゃえば?』とか言うから…」
「だからってそんな妄想をするなよな」
「あ、あう〜…」
昼休みに千草がしていた妄想は『もしも自分がとし君と付き合うことになったら』ということらしい。
そこから想像を膨らますうちにエスカレートしてしまい、俺の顔を見て叫んでしまう内容になったようだ。
ちなみにその『エスカレートした内容』はどんなに尋ねても、ぶんぶんと首を振って教えてくれなかったが、
千草の様子から察するに、妄想の対象である俺にとっても恥ずかしい内容であったことは間違いないだろう。
(ったく、人には言えないような妄想をするなよな…)
そう思いながら隣を見てみると、俯いてしょげたままの千草が目に入ってきた。
反省しているのはよろしいことだが、こういう千草はあまり見たくないというのが本音だ。
「はぁ、しょうがないな」
俺は軽くため息をつき、そしておもむろに千草の頬を引っ張った。
ぐにー。
「い、いひゃいいひゃい〜!」
不意を付かれてビックリしたようだが、千草はすぐにバタバタと抵抗を始める。
俺もそれに負けじと引っ張る力を強めていく。
「痛いか? ん? 痛いのか?」
「い、いひゃいっふぇば〜!」
本当に痛いようなので頬を放してやると、伸びていた頬が一瞬にして元の形に戻った。
「うぅ〜、いきなり何するの〜?」
「ん? なんとなく」
「う、うぅ〜」
両手で頬をさすりながら、涙目で抗議の目を向ける千草。
そんな千草の様子を見て思わず笑ってしまった。ようやく本来の調子に戻ったようだ。
(やっぱり千草はこうじゃなくちゃな)
隣で「何がおかしいの〜?」と怒っている千草をなだめながら、ベンチから立ち上がる。
「さて、と。そろそろ帰るか?」
軽く微笑んで千草に手を差し伸べると、千草の表情が一気に明るくなった。
「う、うん♪」
千草は勢いよく立ち上がって俺の手をつかみ、俺たちは手を繋いだまま公園を後にした。
冷たい風が吹いていたせいか、千草の手がいつもよりも暖かく感じられた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「はぁ、今日も進展無し、か」
公園を後にする二人の姿を確認した後、それを陰で見ていた渚は大きなため息をついた。
「…みてぇだな」
草むらから這い出た修也は軽く伸びをする。実はこの二人、下校直後から俊之と千草の後をつけていたのだ。
「にしても毎日毎日二人の後をつけるたぁ、いいご趣味をお持ちのようで」
「だ、だってそれは!」
「それは?」
「その、気になるじゃない…」
強い口調で入ったものの、どんどんと声を小さくさせていく渚。
「二人ともいい友達だから、やっぱり付き合ってほしいなって思うのよ…」
「ふーん」
そんな渚に対して、修也はあっけらかんとした感じでストレッチを続ける。
「ま、俺はあんま気になんねぇけどな」
「何で?」
「言ったろ? 別にあいつらが付き合おうがそうでなかろうが、そんなに変わりゃしねぇって」
昼休みに言ったことを再び言いながら、修也は肩を回す。
「それによ、あいつらはあいつら自身でいい距離感を自然に感じて保ってんだから、心配する必要もねぇっての」
「それは…、そうだけど…」
修也の説明にも腑に落ちないのか、渚はぶつぶつと口の中で呟いている。
「ったく、おせっかいが」
「う、うるさいわね! わかってるわよ、そんなこと!」
そんな渚を尻目に見ながらよっこいせと修也は鞄を肩にかける。これ以上何を言っても無駄だと判断したのだろう。
「んじゃあ、帰んぞ」
「えっ…、え…?」
修也の「帰る」という言葉に渚はやけに敏感に反応した。それに気付いた修也は渚に振り返る。
「ん? どうした?」
「あ…、えっと…」
「………」
もじもじと体を動かす渚を見て、修也は何を求めているのかがすぐにわかった。
(ったく…、自分のことになるとどうしてこんなふうになるのかねぇ?)
修也はそう思いながら、頭をぽりぽりと掻いた。
「んじゃあ、軽くデートでもすっか?」
「え…? いいの?」
「いいのってお前、そうでもしなくちゃ気がすまねぇんだろ?」
「そ、それは…」
先ほどとはまるで対極的な渚の様子に修也はじれったくなって、公園の出口へ足を進めた。
「ったく…、ほれ、いくぞ渚」
「う、うん! 修也君!」
本人達を除いて、渡部修也と深浦渚が付き合っていることを知る人は恐らくいないだろう。
225 :
221:2009/01/28(水) 13:59:56 ID:dFDUkLWu
糖化終了
次回はもう少し甘くします
Wで甘甘発覚
糖尿病で逝きそうですw
いやいや目茶苦茶素晴らしい!
素晴らし過ぎて糖尿病になった!
これは続きが待ち遠しいですばい!
甘すぎて虫歯になったから謝罪と賠償を(ry
232 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:26:28 ID:jH7lyLMd
常に後ろを付いて来る、金魚のフン系甘えんぼう。
自分でもこのネーミングはあんまりだと思うw
233 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:47:43 ID:y5IEqtNE
歯医者だ…、朝一で歯医者に行こう…。
>>232 腰巾着だったら腰にべったり抱きついてるイメージだな
>>234 磯巾着だったらガップリくわえ込んだら離さないイメージだな
>>235 「あの、夏樹さん、そろそろ出しても良いですか……?」
僕の腰の上には恋人の夏樹が全裸で座っている。
俺を見下ろす眼は潤み、背筋が震える度に形の良いおっぱいが震える。
絶景ではあるのだが、ゆらゆらと腰が擦り付けられているせいもあって、もう射精寸前だ。
「やだやだぁ…、ふぁ、出したら、終わっひゃう……」
熱に浮かされたような舌っ足らずな口調で射精の嘆願は拒絶される。
俺の胸板に唾液が垂れる。
夏樹の快感も相当のようだが、それすら俺を責め立てる結果にしかならない。
「じゃあせめて一回抜いて……」
本当はもう喋るのも辛い。
奥歯を噛み締めていないと、すぐにでも出てしまいそうだ。
「それは、もっと、やぁ……!ずっと、繋がって……、いたいよ……」
こうですか、わかりますん><
>>235 ちゅっ ちゅぱ
唾液が空気と混ざり合ういやらしい音が辺りに響く。
僕の目の前にいる女性―春華姉さんが両手で優しく俺の物を支え、先端を口に含んでいる。
口内で舌先を器用に動かす姉さんの行為が妙に興奮する。
「ね、姉さんもういいよ」
「だぁめ。もっと咥えてたいの」
再び姉さんの愛撫が始まり、猥音が響き渡る。
自分の中の欲望が爆発しそうになるのを必死に堪えるけど、もう限界が近い。
「んっ、ふぅ、んぁ…」
この声が引き金になった。まずい、もう駄目だ!
「姉さん!」
勢いよく姉さんの口から引き抜くと、姉さんはあからさまに不機嫌な顔で僕に詰め寄ってきた。
「なに勝手に終わらせてんのよー。物足りないじゃない」
「ちょっと包丁で指を切ったくらいで、物足りないも何もないよ!」
いつも姉さんに料理を作って貰ってばかりなので、今日は手伝いをしようと思ったんだけど…。
慣れない事はするもんじゃないのかも。包丁で指をちょっとだけ切ったという訳だ。
すると姉さんは電光石火の如く僕の側に移動し、
「大変!消毒しなきゃ!」
で、さっきに至る訳。姉さんを押し倒す衝動を抑えるこっちの身にもなってほしいよ。
「エッチの時は、アレを咥えてても何も言わないのになんで〜?じゃあ指でもいいじゃない」
「そ、それとこれとは話が別だよ!」
だって姉さんにしてもらうの凄い気持ちいいし。いや、今はそんな正直な感想を述べてる場合じゃないか。
「とにかくもう大丈夫だから!ほら、血も止まったし…」
何とか姉さんを説得できたんだけど、料理の手解きをじっくり教えてあげる!と言って聞かない。
それで今は背中に当たる胸の感触に耐えながらタマネギ切っている。
色んな意味で涙出そう…。
>>236 ごめんカブった。そしてGJ!!
スマン…GJって書きたかったんだ…
罰として今からジョッキ練乳イッキしてくるorz
待て、それはご褒美ではないか?
罰として今から朝まで甘えっこに甘えられて一睡も出来ずに苦しむがいい!
待ってくれ
>>242。それはご褒美ではないか?
罰として
>>241は今から双子な甘えっ子に両腕腕枕で痺れに苦しむがいい!
待つんだ
>>243。それはご褒美ではないか?
罰として
>>241は今から甘えっ子に24時間ちゅーされつづけて空腹に苦しむがいい!
いや待て
>>244。それはご褒美だろ常識的に考えて。
罰として
>>241は今から貞操の固い甘えっ子に擦り寄られ、何も出来ず生殺しにされるべきだ!
何を言ってるんだ
>>245。それはどう考えてもご褒美だろう。
罰として
>>246は、繋がったまま眠ってしまった甘えっ子の幸せそうな寝顔を見て、快感と癒しのジレンマで悶えるが良い!
>>242-247 おまいらの連携の良さに鼻から練乳ふいたwww
後、
>>241は食事中は甘えっ子にあーんで食べさせられ続けて食い過ぎで苦しんでおけば良いと思う
またこの流れかよwww
>>241はツンデレお嬢様にあんたは椅子になってるのがお似合いよとなじられながら一日中膝の上に座られるといいよ
ええい!
>>241はギャルゲの主人公か!
貴様のような奴は甘えっ娘にずっと頬擦りされるがいい!
フハハハハ!甘かろう!
みんな!もうやめて!!
>>241のライフはとっくに0よ!!
代わりに俺g
>>252 ふゥ・・・たまに現れるんだよな。こういう輩が・・・。
お仕置きしないとわからないんだろうなァ・・・。
というわけでお前は
椅子に座ったお前に跨って立つミニスカイジメっ子甘えっ子に
ニヤニヤ笑われながら目薬をさされて泣くがいい!
>>252みたいな輩が軽はずみに
「あぁ胃が重い」って言って
「愛が重い」と勘違いされて泣かれるんだよな。
せいぜい頑張ってご機嫌とりするがいい!
いくら甘スレでも、この流れはSS化は無理かw
>>255 「
>>241さんと
>>252さん大人気だねー」
「そうだな。奈々は行かないのか?」
「それ本気で言ってるの?私が甘えたいのはタケル君だけ♪だよ」
「面と向かって言われると照れるな」
「じゃあ御褒美のちゅーして♪」
「何だか言葉のやり取りが歪曲されてるような気がするが…まぁいいか」
「タケル君のそーゆーとこ好きだよ」
「原因はお前だ、甘奈々」
うん、やっぱり無理があるか…
ちくしょう俺を糖尿病で殺す気か
まあこのスレ的には本望か
「お兄ちゃん…まゆ、迷惑だった…?」
と、涙目+上目遣いで見つめてくるのは妹のまゆ(15)、見つめられてる俺は一洋(かずひろ,17)。
もうやめて!! 俺のライフはとっくに0よ!!
「うぇぇ…『やめて』って…ひっく…やっぱりめーわくだったんだぁ」
「あっ、いや!これはそうぢゃなくてただのネタで!」
「ふぇぇぇ…」
あぁぁぁぁ!どーすりゃいいんだ俺はっ!?
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今日は俺の誕生日。
生憎両親ともに出張で家にいないが、まゆはその二人を補って余りある働きをして俺の帰りを待っていた。
リビング一面を彩る飾り付け、豪華ではないが俺の好物ばかりが並ぶ夕食。
そして極めつけに―――
「じゃんじゃじゃ〜ん♪」
その効果音は古いぞ、とツッコミを入れなかったのは、別に突然発話機能に異常を来したからではない。
一言で言うと、「唖然」。
幸せ100%の笑顔でまゆが取り出したのは、いちごがたっぷり乗った、どでかいデコレーションケーキ。
「まゆが全部つくったんだよ〜♪」
だそうだ。いや限度ってあるだろ…
両親がいないことを承知で、なおこのでかさのケーキを作ったのか…
とはいえ、兄想いな妹の努力を無駄にするのは忍びないし、そもそも俺の可愛い可愛いまゆが他ならぬ
俺のために作ってくれたケーキだ。これを食わずして何を食う!シスコン!?上等だっ!!
「ゼハー…ゼハー…」
興奮しすぎたようだ…
「と、ともかく、一緒にケーキ食おうか。」
「…?うんっ!」
30分後。
そこにはなんと元気に…ではなく、苦しそうに腹をさする俺の姿があった!
「やっぱり完食はむりだったなぁ…」
「え、えへへ…ちょっと失敗しちゃった…」
まゆが少し申し訳なさそうに謝る。
ここでやめておけばよかったものを、俺はあの一言を言ってしまったのだ。
「あぁ胃が重い…」ゲフゥ
「……ふ…」
「…腑?」
「ふぇぇ…」
「なぬ〜〜〜!?」
突然泣き出したまゆに戸惑いつつ声をかけてみる。
「どうしたまゆ!?お腹痛いのか!?」
「お、お兄ちゃん…」
「なんだ…?」
「まゆ、迷惑だった…?」
と、こうして冒頭のシーンに戻るわけだ。
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回想を巡らせていたところで問題は解決されない。
とりあえずまゆが泣いてる理由を聞かなければ…
「まゆ?何で泣いてるのか教えてくれないか?」
「だ、だって…お兄ちゃん、『愛が…おっ、おもっ、重い』って…ふゅぇぇぇ…」
なにをおさるのうさぎさん。そんなこと言った覚えなどない。
「まゆ…いつもお兄ちゃんに甘えてばっかりだから…今日はがんばって、ちゅ、ちゅくったのに…うぇぇ
あんな失敗しちゃって…ぐす…これじゃお兄ちゃんに嫌われちゃうよぉぉ……」
そんなこと言った覚えなどないが、とりあえず否定すべきところはしておかねば。
「まゆ」
「ふぇ…?」
「俺は愛が重いなんて全然思ってないし、まゆのこと絶対に嫌いになんてならないよ」
「おに…ちゃ…」
「俺のためにあんなに準備してくれて、すごく嬉しかった」
「…お…おにいぢゃぁぁぁ…」むぎゅぅぅぅすりすり
「お〜よしよし、まゆはいいこだね〜」なでなで
このあとまゆの部屋で延々とむぎゅむぎゅすりすりされ続け、解放されたのは翌朝のことだった。
あれだな、今後はもっと言動に気をつけよう。
と、思ってはみるのだがなあ…
こうして、俺たちのおバカな日常は続いていくのである。
終
( ;∀;) イイハナシダナー
素晴らしいじゃないかおい畜生!!
甘甘
>>254のネタからこんな良SSが生まれるとは誰が思うだろうか…
god job!
さぁ、誰が俺と一緒に病院へ行かないか?
ケーキを食い過ぎて腹と血糖値がまずいことに…
>>263 診察にかこつけて病院の先生に会いに行きたいからってオレ達をダシに使うもんじゃねーぜ兄ちゃん
ちなみにオレは明日歯医者だ
もうやめて!俺の歯のライフはとっくに0よ!
>>263 god job
↓
神の御業
うん、問題ない
GJ!
>>266 神の御業
↓
甘味の御業ですね。
わかります。
1997年、俺は誰かに甘えられてるだろう。
そして2000年12月31日には世界中の人々が糖尿病患者なっているだろう…
>>267 誰がウマイことを言えとw
むしろ甘いことを言ったのか?ともかく
>>259はGod Jobで間違いない
270 :
1/2:2009/01/31(土) 01:09:33 ID:WTcznJji
兄は食事をしないと死ぬタイプの人間なので、ご飯を食べます。
「今日も妹製作の飯、いわゆるみゆ飯が美味え」
「嬉しいことを言うお兄ちゃんめ! 褒美として一生食べさせてあげるよ! 檻とかに入れて」
「フォアグラですか。兄の肝臓が大ピンチ」
「ふぉあぐらー」
響きが気に入ったのか、ふぉあぐらーと言いながらサラダをぱりぱり食べる妹のみゆ。
「むぐむぐ……ね、お兄ちゃんはふぉあぐら食べたことある?」
そんな高級食品、食ったことねえ。だがしかし、そんなことを言っては兄として鼎の軽重を問われかねない。
「ももももももちろんあるともさ! あれはうまいぞ、何せガチョウの肝臓だからな!」
「どんな味なの?」
さて困った、まるで想像がつかない。
「えーと……ガチョウっぽい味?」
「……全然分かんないんだけど」
「鶏肉の倍の味」
「より一層分からないよ、お兄ちゃん! なに、倍の味って!」
「さらに倍。役満」
ごまかすため、箸をパイに見立てて両手で持ち、こんなことを言ってみる。いや、麻雀とか全然知らないので適当です。
「満漢全席!」
なんか対抗された。よく分からないが、漢字数が多いので負けたっぽい。
「みゆの勝ちー♪ ていうかお兄ちゃん、ホントはふぉあぐらなんてお高いもの、食べたことないでしょ?」
「はい」
「素直なので許してあげようと思ったけど、やっぱ嘘つきなお兄ちゃんには罰ゲームを受けてもらいます」
「いかん、殺される!」
「そこまで酷いことはしないよ! んと、罰は……そだね、今日はみゆがあーんしないとお兄ちゃんはご飯食べれない刑に処すー!」
「なるほど、そのあーんの際に使う箸に毒を塗るのだな? 死にたくないなあ」
「見当違いも甚だしいよ、お兄ちゃん! ……んじゃ、罰ゲーム開始! 早速あーんだよ、お兄ちゃん!」
みゆは箸でご飯をつまみ、兄の方に向けた。
「あー」
「はい♪ おいしい、お兄ちゃん?」
「むしゃむしゃ。飯だ」
「おいしいかどうか聞いてるの!」
「おいしい」
「にゃー♪ んじゃんじゃ、どんどん行くよ、お兄ちゃん!」
続いてみゆは何故かまたしてもご飯をつまみ、兄の方に向けた。
「はい、あーん、だよ♪」
「おかず求む」
「好き嫌いはダメだよ、お兄ちゃん?」
「いや、好き嫌いとかではなくて」
「はい、あーん♪」
「あー」
口内に飯が投入される。うむ、先ほどと同じ飯の味。
「おいしいかにゃ、お兄ちゃん?」
「あー、うん、うまいけど、兄はおかずとか食べたいような」
「ふにゅー♪ みゆがあーんすると、お兄ちゃんは喜びMAXだね♪」
「いやあの」
「んじゃ次ね♪ はいお兄ちゃん、あーん」
またしても! またしても飯がみゆの箸に!
「だから! 兄は! おかずが!」
「お兄ちゃん、あーん♪」
「あー!」
最早慣れてしまった味が口内を占める。刺激が、別の味が欲しい!
「どうかにゃどうかにゃ、お兄ちゃん?」
「おかずを! どうかおかずを!」
「みゆの愛情いっぱいのおかずを食べたくて仕方がないようだね、お兄ちゃん? まったくもー、困ったお兄ちゃんだよ♪」
言葉とは裏腹に、みゆは笑顔でハンバーグをつまんだ。
271 :
2/2:2009/01/31(土) 01:10:06 ID:WTcznJji
「ふっふっふー。これ、食べたいかにゃ、お兄ちゃん?」
「いい加減にしないと兄の堪忍袋の緒がかんぴょうになるぞ!」
「全く意味の分からない脅し文句だよ!」
「ほら、恵方巻とか食う季節だし」
「あー……とはならないよ、お兄ちゃん!」
ままならぬ。
「もー……ほら、食べたかったらみゆの言うことを繰り返すんだよ?」
「嫌な予感しかしないが、ハンバーグのためなら背に腹は変えられぬ」
「こほん。……『みゆの手作りハンバーグが食べられるなんて、俺はなんて幸せ者なんだろう』」
「みゆの手掴みマングースを食べさせられるなんて、俺はなんて可哀想なんだろう」
「信じられない改変を!? 怖いよ、怖すぎるよ!」
「ハンバーグをマングースと間違えたために起こった悲劇と言えよう」
「ありえない間違いだよ、お兄ちゃん!」
「同じカタカナだし、しょうがないよね。それはともかく、そのハンバーグを兄の口に」
「むー……まぁいいよ、なんかこれ以上焦らすとジラースになりそうだし。はい、あーん」
ジラースにはならないと思いながら、口を開けると、ハンバーグの欠片が放り込まれた。肉の味、タレの味、そして肉汁が口内を駆け巡る。
「うめぇ! 肉うめぇ!」
「みゆの手作りハンバーグ、おいしい?」
「ああ。みゆの手掴みマングース超うめえ」
「だから、これハンバーグ!」
ハンバーグかマングースか分からない肉片を飲み込む。いやはや、普段普通に食ってるものがこれほど美味いとは……やるなあ、焦らし。
「んじゃ次ね、お兄ちゃん」
そう言ってみゆが掴んだもの……ってえ、それトマト! 兄はトマトが大の苦手なのに!
「はい、お兄ちゃん。あーん、だよ♪」
「無理無理無理! それだけは絶対無理!」
「みゆのあーんがあれば、お兄ちゃんの好き嫌いも克服できるよ! ふぁいとだよ、お兄ちゃん!」
「口に入れた瞬間マングースが逆流するが、よろしいか」
「だから、ハンバーグなの! そして逆流はノーなの!」
「贅沢だなあ」
「いーから! はい、あーん!」
「だから、無理だって……むぐぅッ!?」
無理やり口の中にトマトを突っ込まれた。
「ほーら食べれた♪ やったね、お兄ちゃん!」
全くちっともやっていない! 無理なものは無理! お口の中がトマトでトマトで大変危険!
「ややっ、お兄ちゃんの顔色が青い感じに! ……えーと、やっぱ無理だったかにゃ?」
すごい勢いでコクコクする。その勢いで口の中のトマト風味がさらに!
「しょーがない。えいやっ!」
えいやっの掛け声と共に、みゆが飛来した。隼の反射神経を持ってこれを避ける。
「ひぎゃっ!」
すると、後ろの壁にぶち当たり愉快な声が聞こえた。
「うぬぬ……お兄ちゃん! なんでよけるの!」
つい、と言いたかったが、口の中がトマトなので喋れない。
「つい、じゃないよ! まったくもー!」
普通に心を読むな。
「ふんじゃ、そろそろお兄ちゃんのお口のトマトを救出するね。むちゅー」
むちゅーと言いながら、みゆが兄に口付けし、口内のトマトを吸い出した。ずずずずずっと移動する半液体のトマトが、トマトが!
「……ぷはー! お兄ちゃん印のトマトはおいしいよ!」
「まじい! 口の中が大変まじい!」
「ぬー! みゆにちゅーされてまじいとは何事か!」
「いやだってトマトが兄の大嫌いなトマトが口の中に縦横無尽に!」
「うるにゃー! えい!」
みゆは再び兄に口づけすると、今度は口の中を舌で舐めまわし始めた。トマトの欠片を舐めとるのが目的と思われるが、それよりちっちゃな舌が兄の口内を駆けずり回って嗚呼!
「ちゅ……ちゅちゅ、ちゅ。どう? まじいのなくなった、お兄ちゃん?」
「まだ! 恐らく一生なくならない予定!」
「……え、えと、それじゃ、もっともっとちゅーしないとダメかにゃ、お兄ちゃん?」
恥ずかしげに頬を染めるみゆにコクコクうなずきまくる兄です。
終わりかな? GJ!!!!
>270-271
GJ!
相変わらずいいなあこの兄妹
この針が振り切れてる感じがもーなんていうかもーwww
good sweet good job
275 :
241:2009/01/31(土) 02:22:26 ID:tfd+Nngf
亀だが
>>241です
まさかあんな流れになるとは思ってなかったwww
今度こそ本当の罰としてガムシロ点眼しますorz
なんというおバカ兄妹、この2人は間違いなく人生楽しんでいる
さーて、コーヒーでも飲もうか…大量のガムシロ入りコーヒーを一気飲みで
じゃあ俺はガムシロップ入りガムシロップ飲んでくる
281 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 14:10:52 ID:qy5dYJAw
近親もの飽きた。
>>271 手掴みマングース盛大に吹いたww
なんていうか、適度にバカっぽいのがいいねぇ。
>>282 昔やったゲームのテキストで、似たようなニュアンスに『鶏肉のズタボロ風ソテー』なんてあったな
このスレのコーヒー好きを分断する事実を発見した…
日本一甘いMAXコーヒー。
これには甘味料として、砂糖ではなく練乳が入っているんだよ!!!!
あれ?いまさらに加え俺だけか?
甘えん坊将軍
甘えん坊将軍で一発垂れ流そうかと思ったがまとまらず挫折・・・orz
将軍が女で甘えんぼうなのか。
しょうじきにはくじょーしろー! あまえるぞー!
愛くるしい将軍に、できることなら甘えられたい犯罪者。
しかし超権力者な将軍に不遜にも甘えられたら罪状追加&牢屋での待遇が最悪のものになる。
地獄の苦しみと断腸の思いをしながら自白する犯罪者。
その苦しみゆえに真っ当な人間になって自分だけの甘えっ子をゲットしようと改心する犯罪者。
きょーもあまえられなかった……
落ち込む女将軍は、引退したじいやの孫のお側付きの青年に
愚痴を言いながらごろごろにゃーにゃー甘える……。とか? うーむ。
「本日もお疲れ様でございました」
「まったく! ちかごろのはんざいしゃどもはまっことふがいない!」
「それは残念でございましたね。さて、こちらに金平糖がございますが」
「むー……、うむ。わらわにたべさせよ。とくにさしゆるす」
「かしこまりました」
「むー、手じゃだめ〜、べろの先っぽに乗せて、こっちにのばすの〜」
「ほーへほはいはふは? (こうでございますか?)」
「えへー、そうそうっ! んふふっ♪ いただきまーすっ、ちゅっ☆ えへへ、あまぁ〜い♪」
今日も犯罪者に将軍家に伝わる甘え誘導尋問の奥義を披露できなかった○○。
しかしお側付きの献身を受け、その心地良き甘さに明日からも頑張ろうと誓うのであった。
みたいないつもの締めみたいなオチで。
「う、うーん…」
布団の中でごろんと寝返りをうってみる。それでも眠ることができない。
これが何十回目の寝返りなのだろうか。深い眠りに入ることが出来ない自分に苛立ちを覚える。
意識が遠のく時間帯もあるにはあるが、すぐに目が覚めてしまうという全く疲れの抜けない睡眠。
ここまで寝付けない夜というのは、俺にとって生まれて初めてのことだった。
(くっそー、なんで寝られないんだよ)
自分で自分に質問するが、その原因はわかっていた。
千草が『もし俺と付き合うことになったら』という妄想をしていたことが、とても気になっていたのだ。
あの時は周囲の誤解を解くことで手一杯だったし、放課後には千草を元気にすることしか考えていなかった。
だが、家で落ち着いてからそのことを考えると、急に不思議な感情が押し寄せ始めた。
嬉しいような、恥ずかしいような、複雑なような、そんな感情。
別のことを考えようとしてもその感情は残り続け、今でも心の中で入り混じっていた。
(もしも千草と付き合うことになったら、か…)
それは予想だにしない発想であった。
俺にとって千草はいつも近くにいる『幼なじみ』であり、またそれが当たり前のようになっていた。
だから今まで千草と付き合うなんて、考えたり想像したりすることもなかったのである。
けれど…、だけど…、果たしてどうなのだろうか。
改めて考えてみる。千草は俺のことをどう思っているのだろうか。俺は千草のことをどう思っているのだろうか。
そして、俺と千草が付き合うことになったら一体どうなるのだろうか。
ここでふと思う。そもそも付き合うって一般的にどうすればいいのだろうか。
定番なのは一緒に登下校とか、御飯を一緒に食べたりとか、週末にどこかへ出かけるとかだろうか。
(って、あれ? 今と全然変わってないぞ?)
修也と渚は「お前らが付き合ってもそんなに変わりはしない」とは言っていたが、それもあながち間違いでは…。
いやいや、そんなはずはない。もっとこう何かがあるはずだ、例えば…。
(って、おいおいおい! ダメだダメだ、こんなことを考えちゃ!)
これでは千草のしていた妄想となんら変わりがない。俺も人のことが言えなくなってしまうではないか。
「う、うーん…」
気持ちを切り替えようとごろんと寝返りをうつ。さっきからずっとこの繰り返しだった。
(いい加減に寝ないとまずいな)
布団の中でそう思いながら、自分の気持ちを落ち着かせる。
このまま睡眠不足の状態で朝を迎えてしまったら、色々と影響が出てしまうだろう。
考えたいことはたくさんあるが、今は何も考えずに睡眠に徹することにした。
寝ることだけに精神を集中させていく。すると徐々に意識が遠のいていくのがわかった。
コンコンコン。
「とし君、朝だよ〜♪」
「………」
がちゃりとドアが開いて、睡眠不足の元凶が室内に入ってきた。
「朝だよ〜、起きて〜」
「………」
千草の声で休みかけていた脳が一気に目を覚ましたが、全く起きる気がしなかった。
このまま起きるのは何だか嫌だし面倒だし、なによりも眠い。
「お〜い、起きて〜」
ぺちぺち。
頬を軽く叩かれた。千草の奴、いつもこんな風に俺を起こしていたのかコノヤロー。
けれども普段どのような起こし方をしているのかに興味が湧いてきたので、このまま狸寝入りを続けることにした。
「ふふ、寝顔か〜わい〜い♪」
見られているこっちとしてはだいぶ恥ずかしい。けれどもどうせ毎日見られているのだからまぁ良しとする。
「今日も一生懸命お弁当を作ったんだぞ〜」
それはありがたいことだ。遠慮なく頂くことにしよう。
「ちゃんと起きないとお弁当あげないぞ〜?」
そう言いつつもいつもちゃんと貰っている訳だから、ここはスルーで。
「おっきろ♪ おっきろ♪ おっきっろ♪ と〜しくんおっきっろ〜♪ ヘイ♪」
毎日隣でこんなへんちくりんな歌を歌われても、全然気付かず眠っている俺にちょっと感心した。
「とし君、起きてよ〜」
「………」
「うぅ〜」
人の隣で好き勝手にやっていた千草が、さすがにじれったくなったのか唸り声を上げ始めた。
けれどももう少しだけ千草が困る様子を見ていたいので、ほうっておく。
「お〜い、としく〜ん?」
「………」
「むぅ〜、しょうがないな〜」
どさっと鞄が置かれる音が聞こえたと思ったら、
「私もとし君と一緒に寝ちゃえ〜」
(…はぁ?)
千草がそう言って、何の躊躇もなしに俺の布団に入り込んできた。
「う〜、あったか〜い」
もぞもぞと隣で動く千草に対し、何も出来ずにただただ寝たふりを続ける俺。
千草が毎日俺の布団で寝ているんだから、こうやって入り込んでくるのは普通に考えればわかることである。
だが今は妙に千草のことを意識してしまい、どうすればいいのかがわからなくなってしまったのだ。
「ん〜、とし君の匂い〜」
そんな俺をよそに、千草はくんかくんかと布団の匂いを嗅いでいる。
「はぁ〜、とし君と一緒のお布団だとやっぱり気持ちい〜な〜♪」
(恥ずかしいからそういうことを言うな!)
「えへへ〜、じゃあ私もとし君と一緒に寝るね?」
何もしゃべらない俺に小声でそう尋ねてから、千草はそのまま寝る体制に入り始めたようである。
嬉しそうなのは大変結構なことなのだが、そろそろ何とかしないと俺の精神状態がどうにかなりそうだ。
いい加減に狸寝入りを止めて起きようとした時、千草が消え入りそうな声で何かを呟いた。
「…ぃすき…だょ…」
「………」
「くー…、くー…」
「………」
(えっ…、えええええええええ!?)
気持ちよさそうに寝息を立て始める千草。きっといつもみたいに幸せそうな表情をしているのだろう。
一方、聞いてはいけない一言を聞いてしまった俺は体中に熱が溜まっていき、頭がパニック状態になっていった。
(ど、どうしよう…)
目の前で千草が眠っているこの状況下で、俺は目を開けることができなかった。開けるのが怖かった。
そう、俺は完全に起きるタイミングを失ったのである。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「まったく、二人して何を遅刻してるのよ?」
「あ、いや…、その…」
教室に入り込んだ俺と千草を出迎えてくれたのは、渚のあきれたような顔とその他クラスメイトのひそひそ話。
周りの奴らがこちらをちらちら見ているのは、昨日のことが少なからず影響しているのかもしれない。
「いや、ちょっと寝過ごしちゃって…」
本当は目を開けるのが怖くて、起きるタイミングがわからなくなってしまっただけであるが。
「ふーん、珍しいわね。二人とも同じ日に寝過ごすなんて」
「う…」
渚の鋭い指摘に一瞬言葉が詰まってしまった。
まさか毎朝千草が俺の布団に入り込んで来て(以下略)なんて、口が裂けても言えないだろう。
「そ、それより授業は?」
苦肉の策で、都合の悪い話から話題を変えてみる。
「一時間目は先生が風邪で急遽自習。ラッキーだったわね」
「そ、そうか」
「ふぇ〜。よかったぁ〜」
俺と千草は思わずへなへなとへたり込んでしまった。
『ラッキー』という思いと、『無駄走りかよ』という思いが頭の中で交錯する。
「でも、登校でこれだけ早く走ってきたのはいつ以来だろうね〜?」
額の汗をハンドタオルで拭いながら、千草は俺に尋ねてくる。
「さ、さあな」
そんな千草を俺は直視できなかった。
あの言葉は「俺の布団の中で寝るのが『…ぃすき…だょ…』」という意味で言ったのだろうとか、
千草が何かを妄想していて無意識に発してしまった言葉なのだろうとか、そもそも俺の聞き違いかもしれないとか、
布団の中で散々都合のいいように解釈してきたつもりなのだが、それでもやっぱり千草のことを意識してしまう。
「どうでもいいけどさ」
俺が千草から顔を逸らしていると、渚が目の前で深くため息をついた。
「アンタ達、いい加減に手を離せば?」
「ふぇ? あ…」
「わ、わわわ!」
そう言われて、登校中に無意識に繋いでいた手を、俺と千草はあわてて振りほどいた。
「わ、悪い千草」
「う、うん、私のほうこそゴメンね」
俺と千草がお互いに謝っている間にも、クラス内のひそひそという声がより大きくなっていった。そんな中で、
「やっぱ、昨日と違うよなぁ…」
自分の席で修也が小さく呟いたこの一言。何故かこれが俺の耳から離れなかった。
糖化終了
前回のを見返したら誤字脱字・文法ミスが多々あったので、多分今回もあると思いますorz
一生懸命見返しましたが、ご了承下さい
アマアマやな〜。最高や。
そしていつセクロ(ry
>>292 いいよいいよー!
ハーゲンダッツ食いたくなった。なんとなく。
じゃあ俺はスーパーカップ超バニラ買ってくるよ
じゃあ俺は冬の定番、雪見だいふくを買ってくるとしよう
じゃあ俺は白クマーを……
>>292 good sweet
なぜか俺の飲んでいたコーヒー(ブラック)が練乳になっていたのだか、
これはこのスレの何かがコーヒーに働きかけたに違いない。
>>298 奇遇だな。俺が食べてたカレーまんもいつの間にかカスタードまんに変わってたんだよ。
きっとこのスレが何か働き掛けたに違いない。
こっちは辛子大根をアテに焼酎飲んでたのに、
シェリー酒とチョコレートに変ってた…
こいつはこのスレの何かg(ry