甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4

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1名無しさん@ピンキー
ここは甘えんぼうな女の子のエロパレスレです
人前だろうと関係なしに抱擁や接吻、あるいは性交を求めてくる娘はもちろん、
恥ずかしがりながらもぺたぺた甘えてくる娘、男大嫌いレズ百合姉妹、
ある一定の条件を満たしたときに激甘化する娘、等々大歓迎です。

エロは必須ではありませんので、ラブラブオンリーな話もOK。特殊なシチュを含む場合は事前に注意書きを。
なおこのスレを見て虫歯になった、糖尿病になったという方は保管庫へ行きましょう。必ず悪化します。
それでは、甘美なるひとときをお楽しみください……


〜ちゅういがき〜
このスレは基本的にsage進行です。
投下、感想、雑談問わず、書きこむ際にはメール欄に sage と入れましょう。
血糖値はいくらでもageてもらって構いません。
荒らしにはかまわないでください。構うと調子に乗ります。スレにいる百合アンチはその例です。

過去スレ
甘えんぼうな女の子のエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182244124/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216485751/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223287918/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228057798/

保管庫
http://wiki.livedoor.jp/amae_girl/
2名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 22:51:53 ID:Lr7O3kKe

このスレは実質5スレ目です。

次スレを立てる時は甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度6で立ててください。
3名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:01:43 ID:QYaQtPHd
>荒らしにはかまわないでください。構うと調子に乗ります。スレにいる百合アンチはその例です。
こういう煽り臭い文入れるの止めてほしいんだがな
4名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:04:01 ID:2cZswdix
煽りじゃない
前スレの百合アンチの敗北宣言見ればわかるだろ?
5名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:04:48 ID:+93kqW+k
>>1
誰が歓迎するって言ったよ。
6名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:06:04 ID:TkDd8xNF
※テンプレ訂正版

ここは甘えんぼうな女の子のエロパレスレです
人前だろうと関係なしに抱擁や接吻、あるいは性交を求めてくる娘はもちろん、
恥ずかしがりながらもぺたぺた甘えてくる娘、
ある一定の条件を満たしたときに激甘化する娘、等々大歓迎です。

エロは必須ではありませんので、ラブラブオンリーな話もOK。
ただし特殊なシチュを含む場合は事前にきちんと注意書きを。
なおこのスレを見て虫歯になった、糖尿病になったという方は保管庫へ行きましょう。必ず悪化します。
それでは、甘美なるひとときをお楽しみください……


〜ちゅういがき〜
このスレは基本的にsage進行です。
投下、感想、雑談問わず、書きこむ際にはメール欄にsageと入れましょう。
血糖値はいくらでもageてもらって構いません。


過去スレ
甘えんぼうな女の子のエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182244124/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216485751/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223287918/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228057798/

保管庫
http://wiki.livedoor.jp/amae_girl/

このスレは実質5スレ目です。

次スレを立てる時は甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度6で立ててください。
7名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:06:49 ID:+93kqW+k
>>6
GJ
8名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:07:24 ID:objWyhLD
>>6
乙です。
9名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:07:31 ID:VVjqlS1l
>>6
よくやった
10名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:08:34 ID:2cZswdix
>>6
11名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:13:04 ID:YK64Am0U
>6
12名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:38:55 ID:mGcOd7pc
>>6
褒美に対面座位で頭を撫で撫でする権利をやろう
13名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 23:58:57 ID:2s/oVwMk
>>1&6
乙。

このスレの住人なんて、甘えん坊な女の子と1日中抱き合って身も心も融けてしまえばいい!
14名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 01:32:07 ID:lcE4Pkpa
むしろ甘えん坊なおにゃのこ同士を抱き合わせたい!
15名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 02:17:00 ID:Kmq1UMPM
百合嫌いスレ大敗北!wwwwwwwwwww残念wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
16名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 03:55:59 ID:VkGw4/0W
ほんと百合厨は百害あって一利なしだな
専用スレあるんだからそっちでやれよ
17名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 10:05:22 ID:IT3Ji2FZ
>>16
もうスルーでよくね?
取り敢えず新スレ祝い





登山してたら罠に嵌まってた狐を助けたら
翌々日人化した尻尾九本の狐が恩返しにひたすら甘えてきた。




のはいいのだが、ガッチリホールドされてしまうと身動きができない。今日が休日でよかった。ていうか腹減った。

「きゅん、きゅーんっ」

 と鼻を鳴らしてひっついてくるのだが、おっきなおっぱいもむにむに腕に当たるのでもう辛抱たまらん。揉んでやる。

「んんっ!? ……んぁぅ」

 表情がふにゃりと崩れた。どうやら怒ってはいないらしい。

「す、すけべ」
「押し付けてくるのが悪い」

 言いながらも、首もとに顔をくっつけてきた。ボリュームたっぷり、張り抜群のすばらしい乳が歪む度に、熱のこもった吐息がかかる。

「ねぇ、ね、ちゅー。ちゅーは?」
「何回目かと。少しお預け」
「や、やぁ。ちゅー、ちゅーするのぉ……」

 いやいやと首を振るので、口付け。唇を割り、くるりと舌を絡める。

「ん…………んー………」

 美味しそうに唾液を飲み込んでいく狐の化身さま。胸から手を離し、唇を離すと舌が糸を引いた。




※に戻って無限糖分をお楽しみください。

狐さまのネタはいつかの書き込みから。
18名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 10:34:40 ID:pVGUpDNm
>>17
貴様っ!!オレをケモナーと知っての狼藉だな!?



ちょっと山行ってきます
19名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 12:03:28 ID:ESqruZI1
>>17
無限ループだと?
GJだ、すばらしい!
20名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:49:33 ID:2v+ilHOA
……はっ!俺は一体何をしていたんだ!ループが巧みすぎて気付かなかったぜ…
GJ!
21名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:55:43 ID:tle3GSXU
あまああああああああい
22名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:34:06 ID:191irOMg
無限ループって怖くね?
23名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:42:22 ID:TdEfuwPB
無限ループって甘くね?
24名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:30:46 ID:Mi+m2clw
グリコー限ループって甘くね?




スマソ。さすがに無理矢理過ぎた…orz
25名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 06:50:07 ID:GmnHOwX4
前スレの『フリーダム・ウインド』という相手を見て、名前が似てるから
どこかの風属性魔法少女とライバルなのかなと考えた阿呆がここに一人
26名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 19:23:30 ID:V5nTzqir
お嬢様に人目をはばからず甘えられたい
27名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 22:27:27 ID:ER2mue/G
お嬢様に人目をはばかって甘えられたい
28名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 22:53:35 ID:OJRqpmus
男の都合も気にせず物陰まで引っ張っていってぎゅーですね、わかります。
29名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 07:34:49 ID:tk1SfA0E
>>27
こんな感じかい?
---------------------------------------------------------------

「お嬢様、このような場所に呼び出されて如何されました?」
「……」
「ま、まさかどこかお怪我でも!」
「…ばか」
「はい?」
「ばかばかばかばかばか!」
「どどど、どうなさったのですか!?」
「どうしたもこうしたも無いわよ!何よあの人の多さは!」
「申し訳ありません」
「べ、べつに貴方が謝る必要ないじゃない」
「ですが、このパーティにお嬢様をお連れしたのは私ですから」
「……」
「……」
「ぎゅって…して」
「し、しかしですね」
「もう!こんなとこまで誰も来ないわよ!」

「まだ来てから一時間しか経ってないんだぞ?」
「だって…」
「何だよ」
「皆、私と話してるにも関わらず貴方の事をチラチラと見てるんだもん」
「……」
「確かに貴方は執事だけど…私の恋人なのに…」
「……」
「だから嫌だったのに…こんな所に来るの…」
「すまない」
「ぎゅってして!じゃないと私…」
30名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 09:22:40 ID:xdMpC4YH
じゃないとどうなっちゃうんだい
31名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 11:04:58 ID:5QIcuBl1
>>29
さあ早く続きを書くんだ。
32名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 15:23:35 ID:w+nb2f7+
>>29
そう、そんな感じだ。
だから早く続きをッ!
33名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 02:50:26 ID:YFs8Glal
……例えばの話だ。
従兄妹同士という設定で
こんな会話があったとする。


「お兄さん!」
「わわっ、里香!?」
「今日は一回もギュってしていません!
 お兄さんにギュってしてもらわないと里香死んじゃいます!」
「そんな大袈裟な……、大体ここは学校で、今はまだ昼休みじゃないか」
「だからこうやって保健室に転がり込んだんじゃないですか」
「はっ!!!いつの間にこんなところに!!!
 もし先生に見つかったらどうするんだ……」
「でもでもぉ、授業中どうしてもお兄さんのことばっかり考えちゃって
 勉強に集中できないんです!」
「んなこと言われても……」
「ほんの少しだけギュってしてくれればいいんです!
 何なら……ここでえっちしちゃっても構わないんですよ?
 もちろん……そりゃぁ恥ずかしいけど、お兄さんのためなら
 ……ってお兄さんいない!?私がちょっと目を離した隙に!!」

なーんてことがあったとしよう。


一見すると稚筆も甚だしい感じの
少なくとも俺の中では、甘々ムードな会話。


だがしかし、この里香ちゃんに
+α設定で

絶望的な家庭の状況により、今に至るまで一度も親に甘えられなかった
反動がこの兄にきている……
という薄幸要素が加わったらどうだろうか?



つまりだ……
誰か薄幸要素の甘えっ子SSを
書いてくれないか?
34名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 05:11:12 ID:wTuUJR3r
幼い妹、弟とのアパート暮らし
自分がしっかりしないといけないと思ってるからク−ルを装ってるけど
好きな人の前だと尻尾を振ってデレデレになる。
35名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 14:50:27 ID:VuTuNoCz
>>33
つまり、幼い頃は両親の仲が悪くて十分に甘えることができなかった。
そして、そんな当時の女の子の心の支えになっていたのが親戚のお兄ちゃん。
現在は夫婦仲も回復して、家族円満だけど、幼い時の経験不足のため両親には上手く甘えられず、
お兄ちゃんには、経験不足+思春期の照れが出て、甘えようにも暴走気味になってしまう。

まで、受信した。
36名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 18:04:32 ID:ilcuXF/g
>>35
そこまで分かってて書かないとは…
オマエ…良い度胸してんじゃねえか……
37名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 18:53:04 ID:aONTkQPW
うああああああああああ
甘々成分が不足しちゃうよおおおおおお
誰か書いてくれwwwwwwww
38名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 19:27:11 ID:wTuUJR3r
バレンタインは口にチョコを咥えてプレゼント
当然おかわりも有りで
39名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 20:55:12 ID:6aBVpyDt
>>38

いや、それを言うなら
本命チョコを数十個用意して
休み時間の度にクラスまで押しかけて行って手渡し
プラス
ありきたりなネタだが
全身にチョコを塗りたくって突撃 とかだろ
40名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 21:00:00 ID:lbNhi+xQ
よし、即興だが書いてやる
糖分は飴一粒分くらいだな


レポートが終わらない。
あと少しなのだが脳が疲労を訴えてストを起こしている。
こんなときは飴でも舐めるに限る。
そう思って立とうとするとノックの音がした。
「お義兄ちゃん、飴ちゃん舐める?」
おお我が義妹よ。お前はなんと気が利くのだ。
お義兄ちゃん嬉しい。
「ずっと勉強してるから疲れてると思って」
えへへ、とはにかんで、かわいいかわいい義妹の美紀は自分の舌に飴を乗せる。
「美紀さん。それでは私が食べられませんよ?」
美紀はぷぅ、とほっぺを膨らませて明後日を向く。
「だってお義兄ちゃん構ってくれないんだもん……。ねえ、美紀の『飴』舐めて?」
目を瞑って、飴を載せた舌を突き出される。
良く見ると瞼は切なそうに震えて、膝はもじもじと擦り合わせられている。
そんな、そんなかわいい仕草をされたらお義兄ちゃん辛抱たまりません!
結局その晩は朝までお互いの『飴』を舐めっこしました。
美紀の飴ちゃん美味しいです。
レポート?何それ『飴』より美味しいの?
41名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 21:00:10 ID:zSkjLJ5r
ダイナマ伊藤にそんなんあったな
あと下げようぜ
42名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 21:45:11 ID:ZgNjrAys
>>38
キスシスを読むんだ
43名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 21:58:28 ID:XFcOuoUt
小ネタ書いたのにDION規制で書き込めないぜ!or2
44名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 23:05:06 ID:usFc7V5m
>>40
どこが飴一粒だよwwwwwww
45名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 23:12:03 ID:lj4deN3c
>>42
kiss×sisはクリスマスのカラオケであこ姉とヤりそうになって寸止めするのと
伊香保温泉のあれがいいんだろうが、分かっていないな
46名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 00:02:20 ID:AOOF5wZb
前スレの容量オーバーについさっき気づいた
危うく糖分枯渇させるところだったぜ
47名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 03:49:59 ID:kuuSO7dc
>>45
え?きすしすって受験前日がメインでしょ?
48名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 04:37:11 ID:hEu/ne0B
>>43
規制された人のための代行板ってのがあってだな……
49名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 09:09:18 ID:52mojCdh
最近政府の政権争いが日増しに激しくなっているそうだな。
与党の砂党と連立を組んでる角砂党に対して、
野党第一党のグラニュー党に三温党、ブドウ党が虎視眈々と与党の座を狙っているらしい。
50名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 12:22:37 ID:lrN/co9q
>>49
政治評論家の>>49さん、先程行われた党首討論について御意見をお聞かせ下さい。
 
 
全然関係ない話だが、このスレ的に「埋め」ではなく「飴」なんてのどうだろうか?
51名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 12:30:14 ID:w1pkkflg
三温党な俺は野糖だったのか…w
52名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 18:33:34 ID:xRjbXy9p
新党サッカリンってグラニュー党に吸収合併したんだっけ?
53名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 21:13:44 ID:c7iTq3+3
九州物産展に行ってから、めっから黒砂党員だぜ!
54名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 22:37:49 ID:2gydlTCS
飴代わりに舐めたりガリガリできる氷砂党員なのだが…
55名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:23:26 ID:7U6hCoEo
>>47
主人公が舐められるよりあこ姉とりこ姉をペロペロしたり愛撫した方がいいじゃんよ
56名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:28:30 ID:0DzGvMRu
ここって、乗っけから激甘で始まってる傾向があるのだけれど、ヒロインがじっくり甘く醸されていくのはどんなモン?
つまりは、最初は甘くなくても最後で甘けりゃ構わないですか?
57名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:44:15 ID:zaXicbo3
>>56
いいんじゃないの?
たまにはそういう作品も読んでみたい。
58名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:45:41 ID:kWHZe35p
>>56
つまり、女の子を甘えんぼうにするエロパロSSということか。
その場合は、甘えんぼうな女の子のエロパロSSとしての
続編を希望せざるをえなくなるかな。個人的には。

しかし甘けりゃ、なんておざなりな発言は看過できないな。
そこが肝心要だから。アルファでありオメガであるから。

まあおざなりに投げた飴でも喜色満面で飛びつく所存でございますが!
59小ネタ「薄幸少女 雪奈」 ◆POBrm2R/G2 :2009/01/21(水) 23:49:31 ID:km//Vow0
>>48
結局p2を使用するようにしますた。と思ったら規制解除された罠orz

小ネタ投下します。このレスで投下終了。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

授業が終わり、仲間とバカ話しながら校門をくぐると高崎が突然、
「おい、あれってお前んとこの嫁さんだよな?」
そんなことを言い出した。確かにとある事情から同居はしているが、許婚とかそういう存在ではない。
「ばーか、雪奈はただの従妹だ」
俺がそう反論すると、一緒にいた友人らが『なんでお前なんかにあんな従妹が』とか『幼妻萌え(*´Д`)ハァハァ』とか言い出した。
この話が始まるとこいつらの妄想は無限大に膨らむので、さっさと退散することにしよう。
「はいはい、じゃあ俺は雪奈と帰るから、またな」

「毎度毎度言うけどさ、先に帰っててもいいんだぞ?」
雪奈にそう言うと、『なんで?』と言わんばかりに首を傾げた。
「俺にばっかり構ってたら、お前だって自由に恋愛できないだろ?」
今度はふるふると首を横に振る。さしずめ『そんなこと無い』と言ったところか。
「じゃあ好きな人でも居るのか?」
今度は頬を赤く染めて俯いた。なる程、居るわけか。
「何か協力して欲しいことがあれば俺に相談しろよ?」
雪奈は複雑な表情をしている。雪奈の恋愛なら協力してやりたいと思ってるんだが、何か困ることでも言ったのか?

もともと雪奈は快活で、とってもフレンドリーな女の子だった。ただし、それは小6の夏までの話。
雪奈が小6の夏休み、彼女の両親が蒸発するという事件があった。両親が居なくなって、健康状態も精神状態も危うくなった雪奈は一時的にウチで預かりながら、両親を探すも見つからず。
で、ウチの経済事情から雪奈は児童施設に預ける話になってたんだけど、そこで俺がぶち切れて『金なら俺が稼ぐから、施設なんかに預けるなよ!』と両親に申し立てた。
粘りに粘った結果、俺は新聞配達のバイトをし始め、雪奈がウチで正式に暮らすようになった。
ちょっと塞ぎがちだった雪奈はすこしずつだけど元気を取り戻していった。それでも以前に比べて格段に大人しくなり、口数は圧倒的に少なくなった。特に俺の前ではあんまりしゃべろうとはしない。
友達とは普通に話してるみたいだから、いじめとかは大丈夫だろうけど。

くいくいっ
そんな思考の海におぼれていたら、俺の裾が引っ張られる感覚にはっと気を取り戻す。
「ん?どうした、雪奈?」
真っ赤な顔で、俺の腕に巻きついてくる。
「ちょっ!ど、どうしたいきなり!」
雪奈は俯くだけで、何も答えてくれない。帰り道に立ちすくむ高校生の男女。傍から見たらカップルのように見えるのだろうか?
「なぁ雪奈、どうしたんだ?」
「・・・不安、なの」
久しぶりに聞く、雪奈の声。ちょっと鼻にかかった、幼いソプラノボイス。
「何が不安なんだ?」
「・・・お兄ちゃんと、離れるのが」
「大丈夫だよ」
そう言いながら、頭を撫でてやる。昔はショートヘアーだったけれど、今は背中まで伸びたさらさらの髪が気持ちいい。
俺が頭を撫でたのが以外だったのか、雪奈は目を見開いて俺の顔を見つめてくる。
「お前が幸せになるまで、ずっとそばに居てやるから」
「ほんと、に?」
「ああ、本当だ」
ぎゅっ、と俺の胸に抱きついてくる雪奈。意外と発達した胸がお腹に当たり、ちょっと恥ずかしい。
「・・・ぁぃす・・・ぃちゃ・・・」
「ん?何か言ったか?」
「・・・ぶち・・・」
「???」
耳まで赤く染まった顔、今にも泣き出しそうな目で俺をにらみつけてくる。
「な、なんだ?」
「・・・何でもない、帰る・・・」
そう言って俺の腕に再び巻きつき、俺を引っ張っていく。腕が胸に挟まれて気持ちい・・・いやいや、妹みたいな存在に欲情しちゃいかんだろ。
胸の内に燻った、本当の気持ちを必死にごまかしながら、俺と雪奈は家へと歩いていく。
60名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:49:41 ID:y7N1HdrC
最初は無愛想だけど親しくなっていくと甘えんぼうになってきて
友達といる時でも彼氏に会うとデレデレになって
それを友達に指摘されて照れちゃったり
61名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:52:21 ID:y7N1HdrC
スマンかぶっちゃったよ。
>>59
GJ
62名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:57:16 ID:atJx5Oq5
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | アパム!アパム!砂糖!砂糖持ってこい!アパーーーム!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \>>59 グッジョブ
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|  (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
63名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:59:24 ID:0DzGvMRu
言い方が悪かった
甘けりゃと良いと言うよりは、ヒロインが心を許せる相手を見つけられたと言う感じでいきたいのね
「弱さを誰かに預けられるなら、私は無敵っス!!だから、私の弱みは貴男が守るっスよ!?」な感じ?
支離滅裂だな、もぅ…
64名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:09:44 ID:etLKuTrE
いやいや、自分のほうも言い方悪かったです。すみません。
拠り所を得る話、いいじゃないですか。思うまま頑張ってください。

そして>>59GJ! 薄幸設定いいね。
ただこれ寸止めっていうかブツ切りっていうか終わりかたがw
薄幸甘えんぼう増えるといいなぁ。ちょっと依存入りそうだけど。
65名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:23:22 ID:QqqznMM7
>>59
多くは語らん。
ただ一言言わせてくれ。

続きはまだかね?
66名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:23:54 ID:o55m2827
>>59
GJ! 是非とも続編を期待します

そして、流れと全く関係のないものを糖化してみます
糖度低め・エロ無しです
67近づく予感:2009/01/22(木) 00:24:51 ID:o55m2827

「ん……」
目が覚める。横にある時計に目を移すと、なかなかいい時間になっている。
二度寝をしたい衝動に駆られるが、起きなくては確実に学校に遅刻するだろう。
「ふぁ〜…ぁ…」
上半身を起こして、大きく伸びをする。ようやく夢心地から目覚めた感じだ。
ふと布団を眺めると、自分が寝ていたすぐ隣の部分がこんもりとしている。
まるで誰かが寝ているような…。
「はぁ…、またか…」
俺――春日 俊之(かすが としゆき)はため息をつきながら、ぽりぽりと頭をかいた。
こんな朝っぱらから人の布団の中に潜り込む人物は容易に想像できる。
頭の中には、毎日こうやってぐっすりと眠っている幼馴染の顔が浮かんでいた。
軽く呼吸を整えると、一気に掛布団をひっぺかした。
「くー…、くー…」
そこには案の定、制服姿の幼馴染――平原 千草(ひらはら ちぐさ)が猫のように丸くなっていた。
冷たい空気の中に晒されているにも関わらず、気持ちよさそうに寝息を立てている。
「こんな格好で寝てたら、制服がしわくちゃになるってのに…」
呆れてまたため息が出た。何回言ってもコイツは制服姿で潜り込んでくるからだ。
千草を起こそうとして、手の甲で千草の頬を軽く叩いた。

ぺちぺち。

「おーい、起きろー」
「んぅ…、う…ん」
手と声にわずかばかり反応を示しながらも、千草の起きる気配はまだ無い。
相当深い眠りに入っているようで、叩くのを止めるとまたすぐに幸せそうな寝顔に戻った。
起きろよコノヤローと思う反面、千草が起きなくて良かったとも思った。
妙に艶かしい声を発した千草に、少しドキッとしてしまったからだ。
(くっそー、急に変な声を出すなよな…)
深呼吸をして、やや早くなっていた鼓動を抑えようと努める。
落ち着いてきたところを見計らって、今度は千草の頬を両手で軽く引っ張った。
柔らかな肌色が餅のように伸びていく。

むにー。

「千草ー、いい加減起きろー」
「ん〜…、むぇ〜?」
千草の目が半分開く。頬が横に伸びているのも相まって、なかなかだらしない表情をしている。
「おはよう、千草」
「ふぉ、ふぉふぁよぅ〜」
朝のあいさつもなかなかだらしないようだ。
千草の意識を少しでも早く覚醒させるため、少しだけ頬を引っ張る力を強めた。
勝手に布団に入って寝たことと、先ほどドキッとしてしまったことへの復讐も兼ねている。
68近づく予感:2009/01/22(木) 00:25:23 ID:o55m2827

ぐにー。

「どうだ? 目ぇ覚めたか?」
「ひゃ、ひゃひぇひゃ、ひゃひぇひゃ〜」
千草はようやく意識がはっきりしたようで、目がぱっちり開いたのがわかった。
手足も『起きましたよー』と主張するかのようにばたばたさせている。
けれどもあえてそれに気付かないふりをした。
「ん? 何だって?」
「ひぇ〜ひゃひぇひゃひゃひゃ、ひゃひゃひひぇ〜!」
何を言っているのか全然聞き取れない。
このままひゃあひゃあ言われても埒があかないので、頬を引っ張るのを止めた。
「ごめん、聞き取れなかった。何だって?」
「さ、目ぇ覚めたから離して〜って言ったんだよ〜!」
そう言いながら千草は少し赤くなった頬を手でさする。
「悪い悪い。でもちゃんと手を離したんだからいいだろ?」
「うぅ〜…」
涙目でこちらを睨んで抗議の意を示す千草。今にも食ってかからんばかりの唸り声を上げている。
幼馴染の直感で、コイツは本当に怒っているなと気が付く。
元はと言えばぐっすり眠った千草も悪いのだが、ここはひとまず誠意を見せたほうがいいだろう。
千草の頭に手を乗せて、優しく撫でてやる。

なでなで。

「ホントにゴメンな。俺をわざわざ起こしに来てくれたんだよな。ありがとな」
でもこれじゃ本末転倒だけどな、という言葉を飲み込みながら千草に謝る。
すると頭を撫でたのが良かったのか、千草の表情が緩んで、にへーとなる。
どうやら許してくれたようだ。俺はホッと肩を撫で下ろした。
「まぁ改めてだけど…、おはよう千草」
「うん、おはようとし君♪」
千草の満面の笑みにつられて、俺も笑顔になる。
いい笑顔というのはこういうことなんだろうと千草を見ながらつくづく思う。
だがそんな余韻に浸っている余裕もなさそうなので、俺は笑顔のままで千草の首根っこをつかんだ。
「と、いう訳で…だ」
「ふぇ?」
小柄な千草を持ち上げて、部屋の外まで運んでいく。
「俺が着替え終わるまで、そこで待っててくれ」
「ふぇ〜〜〜?」
千草が何か言う前に、俺はドアを閉めた。まぁこれはいつものことだ。
「な、なんでよ〜? とし君と一緒に居たいよ〜?」
ドアの向こうからドンドンというノックと一緒に千草の声が聞こえてくる。
朝っぱらからなんとも恥ずかしいことを言う奴だ。
「着替えの最中にお前がいたら、気になるだろうが」
「大丈夫だよ〜。幼馴染なんだから〜」
俺の裸を見ても全然気にならないということか。少し複雑な気持ちだ。
「親しき仲にも礼儀あり、だ」
ピシャリと言って、俺はドアを背にしながらパジャマのボタンに手を掛けた。
千草の「うぅ〜…」という唸り声が小さく聞こえていた。
69近づく予感:2009/01/22(木) 00:26:28 ID:o55m2827

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

カバンの中の荷物を整理しながら時計を見る。
「ちょっと急がないとやばいな」
登校の仕度(ちなみに朝御飯は抜きだ)を済ませた俺は、荷物を片手にドアに向かっていく。
けれども、いつの間にかドアの向こう側が静かになっているのが少々気になる。
唸っても無駄だと諦めたのか、それとも唸り声を出さないほど怒っているのか。
(まぁしゃーないよな)
俺は意を決してドアを開けた。
「ゴメンな千草。仕度が遅くなっちゃって…」
「………」
「千草ー?」
「………」
千草は俺の声に反応せず、ぽぇ〜っとしている。俺は千草の目の前で手を振りながら再度呼びかけた。
「おーい、千草さーん?」
「…は、はぇ!?」
ようやく俺の声に気が付いた千草は、俺の顔を見るや否や慌てるように手足をわたわたさせた。
そんな千草を見て、すぐに俺は千草が『自分の世界』に入っていたんだなと確信した。
(道理で静かだと思ったよ)
いつの頃からかは覚えていないが、千草は何か事あるごとに妄想する習性がある。俗にいう『妄想癖』だ。
何を妄想しているのかは知らないが、先ほどのようにかなり深くまで入り込むことがあるのでやっかいだ。
俺はため息をつきながら千草に聞いてみる。
「んで、今日はどんな妄想をしていたんだ?」
「ふぇ!? い、いや、あのその…」
俺の問いかけに対して、更にしどろもどろになる千草。
「べ、別にとし君と映画館でデートしているところを想像してなんか…。あ、あわわわわ!」
「は?」
「や、だからその…」
しゃべればしゃべるほど、もごもごと口ごもっていく千草。見ているこっちとしてはとても面白い。
このまま千草の妄想の中身を聞きたいところだが、時間が時間なのでそうも言っていられない。
「まぁいいや。とりあえず行こうか」
「え? あ、うん、そうだね〜」
少しうつむき加減だった千草もぱっと顔を上げて準備をはじめた。気持ちの切り替えの早い奴だ。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

用意が終わった俺たちは靴を履き替えて玄関を出る。それと同時に俺は千草の手を握る。
あまり人の居ないところまでは手を繋いで歩くというのが毎朝の習慣だ。
少々恥ずかしい習慣だが、隣に居る奴の笑顔を見られるのならそれもアリかなとも思っている。

雲ひとつ無い晴れ渡った空。誰も文句が付けられないほどの快晴だ。
ここまでいい天気だとこっちの気分も良くなってくる。
何かが起こるのではないか、そんな予感を感じさせるような青色だった。
70名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:27:55 ID:o55m2827
糖化終了

甘えんぼうというよりはバカップルって感じになってしまった…
なかなか難しいな…
71 ◆POBrm2R/G2 :2009/01/22(木) 00:42:59 ID:UAcpmki+
よもやの続編希望に嬉しい反面、お泊りデートをさっさと仕上げないとと言う罪悪感がorz

>>70
GJ!続きが気になります!
72名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:17:23 ID:nSs50B86
>>70
わふー!甘いよ〜!
73名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:21:50 ID:6AeGqYwG
あんまあああああああああああああああああい
甘いよ小沢さあああああああああああああん
74名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:33:56 ID:SnT+fqGL
おうおうおう、みんなさっぱりしててかつ甘い!GJ!
75名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:51:38 ID:llFH019A
>>59>>70も早く続きを書いて下さいお願いします!
76名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 02:47:23 ID:ziaosFTw
糖度低め=謙遜はもはや常識化
GJ
77名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 10:40:46 ID:mZ9wlKVL
ま、まさかアンドリュー・スタッフがあんなところで………
78名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 12:30:01 ID:CUixNRnl
「美樹、醤油とって」
「いや」
「じゃあソース」
「それもイヤ」
「ケチャップは?」
「駄目」
「マヨネーズ」
「却下」
「七味」
「断固拒否」
「…砂糖」
「は〜い♪」
「…今日も美樹を抱っこしながら目玉焼きに砂糖をまぶす作業が始まるお」
 
ゴメン、ちょっと尿検査してくる。
79名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 18:55:17 ID:fI29DIU9
>>78
検査直前に糖分をとったら駄目に決まってるだろJK。
糖分ゼロってのはこういうもんだ。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ある日、一杯引っかけてから家に帰ると、ソファーの上にでっかいかりんとうが座っていた。
茶褐色で、ほんのり甘い香りがしたから、そんな感じに思えたんだな。
甘いものは好きだが、こんなにあるともてあますよな、とか考えながらおそるおそる近づくと、
いきなりかりんとうが飛びついてきた。
「ダーリン、おかえり〜♪」

「わわっ!」
よろめきながらも何とか受け止め、くるりと半回転してソファーに着地成功。ところがかりんとうはくっついたまんまだ。
「あの〜、とりあえず離れてくれないかな。それで、僕をダーリン呼ばわりする君は?」
「ん〜、見てわからないの?私はサキュバス。淫魔ともいうわね。あと、離れるのは嫌」
…なるほど、言われてみればこれまで出会った中でナンバーワンの美貌とスタイル、それにやたらと露出度の高い衣装に
黒い羽も生えてますな。おまけに表情もくるくる変わって見てて飽きないし、鈴の鳴るようないい声だ。でも…
「ということは、僕はこれから君に食べられて短い人生に終止符を打つわけだね?」
当然の疑問を口にすると、かりんとうは笑いながら反論してきた。
「やだ、ダーリンったら。いつの時代の話をしてるの?最近は少子高齢化社会でしょ、そんな簡単に若い男を吸い尽くして
ぽいしちゃダメなの。ただでさえ低い合計特殊出生率が更に低くなったら、私たちも困るわけ。自殺願望があるなら話は
別だけど、それはそれで手続きが複雑で…」
うーむ、こいつは厚労省か内閣府の回し者か?しかしどこもかしこも世知辛い世の中になったもんだ。
「でね、私たちは気に入った男の人に甘えることでエネルギーをもらってるわけ。ぎゅーってしてもらったり、なでなで
してもらったり、あ、もちろん、キスとかえっちは大歓迎なの。……というわけで、早速ぎゅってして!ぎゅって!」
…頭が痛い。とりあえずこの場を逃れなければ。
「あー、とりあえず、スーツがしわにならないように脱いでしまいたいんですけど?」
「え?え?いきなりそんな!私はうれしいけど!夜は長いんだから、時間をかけて、優しくしてほしいな…」
どうやら『脱ぐ』と言う言葉に過剰反応してしまったらしく、顔を真っ赤に染めて悶えているかりんとうの隙を突いて
手早く着替えを済ませると、ささっと布団に逃げ込んだ。これは飲み過ぎによる幻覚だ。一晩寝れば大丈夫なはず。

目を閉じるとすぐに夢の世界からお迎えが来た。どこか遠くから鈴の鳴るような音がする。
「ちょっとぉ〜、何で寝ちゃうのよぉ?もぅ、優しくしてくれないと吸い尽くしちゃうんだから… ちゅっ」
何かが布団の中に潜り込んできたような気がする。いつもと違う布団のぬくもり。これはこれで、悪くないか…
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

※ちなみに、翌朝綿飴みたいな真っ白ふわふわの羽を持った妹系の天使さんがやってくるとか、そんなことはありません。
80名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 19:36:00 ID:NRNmEUXz
>>78
俺も一緒に行くよ!お前のせいで絶対再検査だがな!はっはっは

>>79
褐色肌甘えんぼうサキュバスだと!?たまらん!
81名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 20:38:52 ID:QqqznMM7
>>79
貴様・・・

 い い ぞ も っ と や れ
82名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 21:25:49 ID:0iwdZXHM
>>79
え…うちには来てないんですけど、このかわいいサキュバスちゃんは
いつ現れるんでしょうか。

最近糖化が多すぎて血糖値が急上昇してると思うんだ…
嬉しい限りだよこんちくしょー!!
83名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 21:29:04 ID:6AeGqYwG
あまああああああああああい
84名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 22:36:15 ID:JLMoGiui
現在の貨幣価値に換算して2億円である
85名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 22:46:22 ID:6AeGqYwG
今さっきチョコレートドリンク飲んだけどあんめええええええ
86名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 00:32:32 ID:monWG0uK
俺なんかバイト先がデザートがわりと有名なレストランなんだが、目の前に余りのケーキが大量にあるんだぜ?


仕事終わった直後に見たから甘くて食べれない…orz
87名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 00:39:31 ID:7cHNTW+m
>>86
その書き込みを見て、86の目の前に甘えん坊な美女の群れが居る光景を幻視した
……疲れてるのかな、俺
88名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:11:48 ID:jv2U99SQ
>>87
きっと甘え分が足りてないぜ
89名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:45:59 ID:bS7eV7+v
>>87
イチゴケーキ「86お兄ちゃんお疲れさま!ね、ぎゅーってして?」
チョコケーキ「あ!抜け駆けずるい!ウチもぎゅーってしてくれなきゃヤだ!」
抹茶ケーキ 「私は、撫で撫でしていただければそれで……」
チーズケーキ「皆さんいけませんよ。86さんはお疲れなんですから。
      でもおでこにちゅっ、くらいはおねだりしても良いですよね…?」

こういうノリですか
さっぱりわかりません
イチゴは妹、チョコは南国娘、抹茶はクーデレ、チーズはお姉さんという勝手なイメージが
我ながらきめえ
90名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 04:47:41 ID:LPR/7ncu
うらやましいぞ、>>ハチロク!
91名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 07:25:39 ID:nkAccfBz
>>86の人気に嫉妬
ていうか>>86に嫉妬
92名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 07:31:40 ID:Dc6ivGnu
もうフルコース全員甘えんぼうにしちゃえよ。
もしくはそれぞれをあーんして食べさせてくれる甘えんぼうハーレムにしちゃえよ。
もしくは甘えんぼうを自分の上に座らせてフルコースをあーんして食べさせてやれよ。
93名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 08:31:28 ID:hAUzAFv8
帰りにケーキ買いたくなってきたが生憎俺はケーキ食えないんだった
和菓子は好きなんだが
94名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 10:01:15 ID:QJMryO9c
お前ら歯磨きしないと虫歯になるぞ。

ひざ抱っこして歯を磨いてあげるのって甘々だよね。
95名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 10:04:28 ID:P3SkdU38
>>93
大福は、王道の常にべったり甘えん坊
カステラはハーフの甘えん坊
とか?
96名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 10:15:51 ID:hAUzAFv8
>>95
そんな感じですね
いちご大福のうまさは異常
97名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 10:52:47 ID:Jndf5TZT
ぴったり閉じた白い肌の縦筋を開くと中にピンクがあるわけか。
味わってみると甘い中にも微かな酸味があって舌を楽しませると。
98名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 12:24:35 ID:+oWfooOJ
羊羹は黒髪ロングぱっつんのおっとり系お姉さん
99名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 12:32:21 ID:gc1yiRHG
>>93
我が地元の銘菓「誉の陣太鼓」は美味いぞ。
金ピカの袋に包まれてて、見た目はただの羊羹だが中に餅が入ってる。
 
金ピカな表面は普段取っ付きにくいイメージだが、実際は羊羹のように甘えん坊。
さらに親しくなると餅のようにベタベタして離れなくなる陣太娘!
 
さーて、尿検査の再検査行ってくるか。
100名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 12:50:07 ID:rBVtjSre
陣太娘……ゴクリ
あれはうまいな
中身は餅じゃなくて牛皮だった気がする
101名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 12:54:31 ID:OuUiVgGO
>>99
よう熊本県民
あれってパッケージ通りに紙の上から切り分けて食べるのか
紙を全部取っ払って剥き出しにしてから食べるのか、どっちがいいんだろう。まあおいしいからどっちでもいいか
中の餅が邪魔して切りにくい時もあるけど、餡とからむあの美味しさは絶品

鹿児島県民の私は「かすたどん」をかわいい女の子と一緒に食べたい
102名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 13:11:18 ID:uuPyIkK/
ココアちゃん「あまーいココアで〜ひとや・す・み♪」
103名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 13:37:10 ID:OuUiVgGO
>>100
あれ餅じゃなかったのか!
小さい頃食べた時からずっと餅だと思ってた……
104名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 13:48:11 ID:rBVtjSre
>>103
求肥(ぎゅうひ)は和菓子の材料のひとつで、練って作る餅の一種。牛皮や牛肥とも表記する。
by Wikipedia

うん、スマン餅の一種だった
105名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 13:51:16 ID:4+Z+LRFA
月餅は腹黒ウフフなチャイナ姉様
106名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 13:55:41 ID:/Jn7y6r0
月餅はけっこう胃もたれするんだよね、ゲフーッ
107名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 15:52:27 ID:gc1yiRHG
>>101
服を着させたままいただいても、全部脱がしていただいても陣太娘は甘くて美味しいよ。
あれ?答えになってないかな?
108名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 16:57:10 ID:OuUiVgGO
>>107
そうだねw自分が愚かだった
甘々なことに変わりないもんね
109名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 18:30:25 ID:YLJgORgM
かるかんが恨めしそうに>>101を見ています
親父の実家鹿児島だけど土産はいつもかるかん饅頭
110名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 18:41:31 ID:0w7FsTS3
軽姦……ビッチめ! と疑いをかけられた甘えんぼうが必死に自分は一途だとアピールするわけか。
対面座位でズンズン突かれて「すぐに善がってんじゃねーか」「ちがうもん、男君だからだもんっ!」
とかやるってわけか。「空っぽの中に白いのたくさんぶちまけてやるぜ!」というわけか。この。
111名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 19:23:36 ID:7cHNTW+m
当方の地元、伊賀の伝統菓子といえば「固焼き」
元は忍者の携帯食だったとかで、異常な堅さの為、一口大に砕くための木槌までセットで付いていたり…
で、噛み締めているうちにジワジワと素朴な甘さが出てくる菓子なのですが

…擬人化すると、最初はガードが固いけど、
 付き合っている内に段々甘えてきて純朴な内面も出してくるくノ一さん?
112名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 19:36:13 ID:1cwSk23D
水羊羹は素直クールかな
113名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 19:59:31 ID:HZWLJ7nb
>>87-91
お前らが86ハチロク言うから、パンダトレノにべったり張り付いてる甘えんぼうの電波を受信してしまったじゃないか
走り屋の兄or恋人に構ってもらえないから、抗議行動としてボンネットの上に寝そべってる感じの
114名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:10:49 ID:P3SkdU38
>>113
ハチロクお姉ちゃんに瓜二つだけど、運動は苦手な双子の妹ハチゴーちゃんも一緒なんですね。
115名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:14:29 ID:N6B69WmE
峠の甘え屋が出没ですね。わかります。
116名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 22:40:10 ID:1AH+MGKe
本日はまた一段とカオスな流れだな、いい意味で
我が実家の高知にはエチオピア饅頭なるものがあるな




………言っとくが、南国娘で擬人化妄想するなら名前の語源を調べてからにしろよ。
たぶん妄想できなくなるからな
117名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 23:53:16 ID:VQeawDxX
>>86なんだけど、なんかお菓子な流れができててフイタ。
俺は名古屋なんだが、名古屋だと甘いもの代表が
ういろうとなごやんの二択になるんだよな。
どっちも銘菓とは・・・確かに美味しいことは美味しいんだけど。

ところで、>>92を見て、ふと3スレ目777の続きを書いてみたんだけど、
糖化してもいいかな?
118名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 00:09:56 ID:NwcsczV+
>>117
92ではないが、期待している
景気付けだ、もってけ
つ甘口キウイスパ
119名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 00:37:16 ID:oiujRH9C
では地元銘菓の流れに乗り
つ にわかせんぺい
…擬人化できないorz
120名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 00:39:03 ID:v58BKj64
>>117
自分は>>92ですが、むしろスイーツです。糖化希望〜。
121名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 00:47:49 ID:OCpl6Z8g
では、駄文で申し訳ないんですが投下します。


閉店後、ロスのデザートをカウンター席に並べていく。
「店長、また今日も盛大にロス出ちゃいましたね・・・」
「う〜ん、流石に雨だとね。仕方ないよ。」
キーボードを打ちながら答えた店長は、こころなし元気がなかった。
「また課長に怒られちゃうなぁ。」
ここ最近ロスが出る日が続いたからだろう。
確かに課長から各店にメールも送られてきていた。
「つっちー、野いちごタルトが食べたいな。」
「了解です。」
冷蔵庫からケーキ用のフォークを持ってきて、
タルトと一緒にパソコンの横に置く。
そのままレジ棚に勤務表を取りに行って戻ると、
タルトに手が付けられていなかった。
それどころか、ディスプレイに向かっていたはずの店長の視線が、
こっちに向けられていた。
「どうかしました?」
と勤務表書き終えてから聞いてみると、
今度は軽く睨まれてしまった。
「つっちー、分かってないなぁ。」
「何がですか?」
「私はさっき、タルトが食べたい。って言ったよね?」
「はい。だからちゃんとフォークもあるじゃないですか。」
「でも、私いま打ち込みしてるよね?」
「してますね。」
「両手ふざがってるよね?」
「ふさがってますね。」
さらに店長の視線が鋭くなる。
「そいうときは、あーん。ってやるのが男の役目じゃない?」
・・・また何を言ってるんだろうこの人は。
「疲れた時には甘いもの。でも私は両手がふざがってる。
そこでつっちーがあーん。してくれるのは当然でしょ?」
「いや、その理論おかしくないですか?」
「全然。というわけでつっちー、私タルトが食べたいな〜。」
「いやだから人の話をですね」
「食べたいな〜。」
きっと、このままいくとこの前の二の舞になるんだろう。
「わかりました。わかりましたから。」
「流石つっちー。話がわかるなぁ。」
店長の隣に座り、タルトを一口サイズに切り、店長の口まで持っていく。
「はい、どうぞ。」
店長が口を開いてくれない。
「店長?」
「どうぞ。じゃなくてさ。」
「・・・言わなきゃだめですか?」
「もちろん。」
言わなきゃまた減給なんだろうな・・・
「店長・・・あーん。」
「あーん。」
幸せそうにタルトを頬張る店長。
「んー、やっぱり野タルはおいしいなぁ。つっちー、あーん。」
店長が口をあけながらこっちを向く。
「あ・・・あーん。」
と、もう一度タルトを店長の口まで運ぶ。
「んー。おいし。」
と、この光景がタルトが二つ無くなるまで続いた。
122名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 00:56:07 ID:OCpl6Z8g
え〜っと、全く甘くないですね・・・orz
機会があればシリーズで書いていこうかなとは思ってます。

>>118
それは遠慮しますw
ちなみに名古屋人ですが登頂したことなかったり。
123名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:00:37 ID:+sxrTT5c
次はわたしを食べてくれる?的な台詞があればより甘くなったかと
124名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:04:16 ID:ZuXrEquk
白い透き通る様な肌・・白い恋人

浅黒い健康的な焼けた肌・・黒い恋人

ふくよかなグラマー美人・・わかさ芋

雪の様な白い肌、食べると喉が痛くなる檄甘えっ子・・ふきのとう

とろける様な甘さ・・ロイスチョコ
125名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 02:10:11 ID:ekLhub4W
流れを読まずにこっそり>>79の続きを糖化
糖分少なめ、小ネタ多め。これを糖化すると次からスレ住人にあぼーんされるという(ry

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僕、佐藤俊郎はしがない一人暮らしの会社員。まあそれなりに楽しい生活を送っている。彼女はいないけど。
今日は土曜日、少し寝坊したかな、と思って目を開くと、僕の顔面18pほど前方を保ったまま、美人が浮いていた。
落ち着け、僕。一回目を閉じて、深呼吸。ゆっくり3秒数えて目を開ければ、ほら、大丈夫!……じゃ無かった。

「ダーリン、おっはよ〜♪」むぎゅ。
「もがっ!むがっ!むぐー!…………はぁはぁ……、朝から殺す気か!訴えてやる!」
上体を起こした僕はいきなり顔面に柔らかいものを押しつけられ、危うく天国へ行ってしまうところだった。いろんな意味で。
「だめよ、そんな大きい声出しちゃ。ご近所迷惑でしょ」
「あー、すいません、取り乱しました。じゃなくて!だいたいお前さんは何で人の上に浮かんでたんだ!いや、そもそも、
アルコールの過剰摂取による幻覚じゃなかったのかよぅ…」
「ん〜、ダーリンの寝顔がとお〜ってもかわいかったから。えーっと、自己紹介まだだったっけ。私はカーテローゼ。でも
みんなはカリン、って呼んでるから、ダーリンも『カリン』とか『カリンちゃん』とか『ハニー』とか呼んでね。」
胸こそ離してくれたものの、カリンは僕の膝の上に座りっぱなしだ。いや、悪い気はしないんだけど、この状況をほいほいと
受け入れてしまえるほど楽天的ではないんだよね。それに『ハニー』って何だよ。脈略無いじゃん。

「どしたの?まだおねむ?それとも私の上から99.9-55.5-88.8のナイスボディに見惚れちゃった?」
「ダウト」
人がちょっと黙ってると思えば好き放題いいやがって。どう考えてもバスト99.9はないだろ。お前は峰不二子か。
実は、大きすぎず小さすぎずの推定Cカップで、形のいいカリンの胸はストライクゾーンど真ん中なのだが、黙っておこう。
「ひど〜い!女心のわからないダーリンは、月に代わっておしおきよ!えい!」
言うやいなや、カリンはまた胸を顔に押しつけてきた。息が苦しい。でも気持ちいい。ちくしょう、これじゃ蛇の生殺しだ。
私だけ?そもそもホントにサキュバスなら、ひと思いに吸い殺せばいいと思うのは。助けて神様……

……ボン!
リビングの方から唐突に爆音が聞こえてきた。たとえるならば電子レンジでゆで卵を作ろうとして失敗したときの音。
「きゃっ!今の音何?泥棒?強盗?ジャック・バウアー?」
急にオロオロしだすカリン。半泣き状態だ。悔しいことに、そんな表情もかわいかったり。惚れてまうやろ〜!
「よくわからないけど、そんな物騒なものとは違う気が。大体泥棒とかなら音は立てないでしょ。ま、とにかく見てくるよ」
圧迫から解放されて、少し冷静さを取り戻した僕は寝室のドアを開け、勇躍リビングへと足を踏み出した。
カリンは僕のパジャマの袖をつかんで、黙ってふよふよとついてくる。
126名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 02:10:38 ID:ekLhub4W
佐藤俊郎がリビングで〜、でっかいわたあめに出会った〜(世界ウルルン滞在記風で)
リビングにいたのは、真っ白ふわふわの服から細い足が覗く、わたあめみたいな女の子だった。
「あ〜、琴ちゃんじゃない!何してるの〜?」
いきなりカリンが笑顔になった。…お知り合い?
「あ、カリンお姉様。お姉様こそこちらで何を?」
すこし硬質のソプラノボイスが答える。透き通るような白い肌、スレンダーなボディを包む真っ白な服と真っ白な羽。…羽?
「あのー、お話中恐縮ですが、どちら様でしょうか?」
「申し訳ございません、ご主人様。呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃん、愛を司る天使の一族で、琴乃、っていいます。
友達はみんな『コットン』って呼んでくれてます。よろしくお願いいたします!」
自己紹介だけ済ませると、カリンと琴乃は僕を無視して二人の世界に突入した。あぁ、また頭が痛くなってきた…

「えーと、何で琴乃さんは僕のところに?」
なけなしの気力を振り絞って質問すると、琴乃はにっこり笑ってお返事を返してくれた。
「ご自分で『助けて神様…』ってお願いされたじゃないですか。神様はご多忙なので代わりに私が参りました。
お困りのことがあればお助けいたしますよ?ちゃんとそれ相応の対価もいただきますが。ぎゅってするとかなでなでするとか
いい子いい子とかキスとか……え、えっちも…」
確かに圧迫攻撃から逃れられたのはありがたいけど、これじゃ藪蛇だよ、とほほ…。しかも、何か根本的に間違ってる気が…
「ねえ、天使と悪魔って普通仲が悪くて、それこそすぐ戦争状態に突入するもんじゃないの?」
ついつい疑問を口に出してしまった。藪から二匹目の蛇がはい出してくる気配が。
「やっだ〜、ダーリンって相変わらず古〜い!」
「なるほど、それがお困りですか。立ち話も何ですのでお掛けになってくださいな」
両脇を抱えられると、ソファーに強制連行された。右半身はカリンに、左半身は琴乃にがっちりホールドされたままだ。

「そりゃね、昔は仲が悪かったのよ。一触即発、って言葉がぴったりなぐらい。でもね、最近は少子高齢化社会でしょ?
若いカップルが減るのは私たちにとっても、琴ちゃんたちにとっても不都合なわけ」
「それで、私たちが昼間のラブラブを担当して、お姉様達が夜のラブラブを担当することになったのです。共存共栄ですね」
「そうそう、スクウェアとエニックスの関係みたいなものなの。やることやって、子供をいっぱいつくってもらわないとね〜」
やっぱりこいつら、内閣府か厚労省の回し者だ。間違いない。それとスクエニって表現はおかしいだろ。
「それなら僕に彼女を紹介するとかは無いの?」
「却下」「却下」
…見事にハモらせやがった。俺が一体何をしたっていうんだ。
「ダーリンって、人間にはもてないと思うんだ。なんていうの、オーラが違うのよね。」
「そうです。そのかわり、ラヴでピースなバイブスが溢れていて、私たち天使や悪魔の間では大人気ですよ。だから、そんなに
悲観することはないですよ?」
「そうそう、ただでさえこんな美女が二人もそばにいるんだから感謝しなさ〜い?今日から薔薇色の人生のスタートよ♪」
「ご主人様、Changeです。私たちもう〜んと甘えますから。Yes, We Can!です!」
……I Cannot Flyだよ!そんな世界に踏み出せないって!それに君たちはどこの大統領ですか!

休日の朝だというのに、すっかり重くなった頭を抱えてうつむくと、床に落ちた家具屋のチラシが目に飛び込んできた。
あ、キングサイズのベッド、買ったほうが良さそうだなぁ……
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続きません。
127名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 02:21:31 ID:6FBkHoDK
続かないなんて嘘だッ!
128名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 06:10:11 ID:q1XDTmkV
>>122 >>126
GJ!!(甘)
 
各都道府県の銘菓甘えん坊47士が見たくなってきたw
そしてスイーツ・ザ・スイーツの称号を得る為にスレ住人に甘えまくる展開に!
…なーんて事になったらいいなー
129名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 06:26:29 ID:gJwCGgyO
和菓子屋さんの娘と一緒にきんつば食べたい
130名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 07:02:51 ID:9VQrY6f0
18禁のつば……下の口の唾液=愛液ということか。
クンニして欲しがりの甘えんぼうとは少々積極的ですな。

「おねがい、もう我慢できないよぅ……」
「ば、こんなとこでパンツ脱ごうとすんなっ」
「だってもうくちゅくちゅなんだもん……そこの物影で、ね? ね? おねがぁい」
「まったくとんだ和菓子屋の看板娘だな。普段のお上品な姿とは大違いだ」
「いじわるしないで……ほら、もうこんなになってるの……」

……ふゥ。
131名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 09:31:56 ID:inadmITG
>>128
岩手からは石割さくらちゃんが参戦
石を割ってでも花を咲かせる鉄血の意思で甘え倒します

「住人さん、甘えたくなりました。抱きついて良いですか」
「えー、ここで?人が見てるんだけど……後にしない?」
「不許可です。人が見ていても抱きつくことは出来ます。私が嫌いなら仕方ありませんが」
「いや、さくらの事は好きだけど」
「私もあなたが大好きですので何の問題もありませんね。抱きつきます」
「それとこれとは別の問題の気がするんだけど……」
「はっきりしない人ですね。割りますよ?」
「割るって何を……?」
「私が困る事に気付いたのでやめます。もう我慢出来ません。抱きつきました」
「君、人の話を聞かないよね」
「住人さん大変です。全然満足出来ません。撫でて下さい」
「あーもー君って娘は……。ところでその、胸が当たってるんだけど……」
「当ててるので当然です。勃起しましたか」
「ぶっちゃけ……」
「あなたの逞しい根で私を割って下さいな」
「…………」
「下ネタは滑りやすいですね。さあホテルに行きましょうほら行きましょう兎に角行きましょう」
「君はなんでそんなにノリノリなのかな……」
「あなたのことが好きで好きで堪らないからです。今夜は寝ないのでそのつもりで」
132名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 10:09:43 ID:lsOcLXBU
>>122 >>126 >>131
何このGJラッシュwww
虫歯に染みるわw

秋田銘菓は…もろこし…?
133名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 10:54:43 ID:Hn5VfKNH
秋田銘菓と言えば
『28個食べました』
で一部に有名な金萬があるではないか。
……うん、ネーミングからして色々ヤバそうだw
134名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 11:40:05 ID:lsOcLXBU
>>133
それがあった!しかし名前からしてエロそうだw
135名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 11:40:41 ID:lsOcLXBU
下げ忘れスマソorz
136名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 12:41:45 ID:H5bfYtYX
新潟銘菓は笹団子かな。
外をくるむ笹は少し乾燥しているけど、中身は柔らか餅肌なツンデレ系?
あと、>>128を見て赤穂浪士ならぬ甘えんぼう浪士を想像してしまった。
江戸城松の廊下で恥をかかされた主君を慰めるため代わる代わる甘えてあげるという忠義のお話。
137名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 12:55:20 ID:w1OPxf9m
塩なのに甘えんぼうとはこれいかにw
そして潮を吹くのが得意なんですねわかります
138名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 13:43:30 ID:014ealWQ
ここ擬人化スレか?あぁ?
139名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 13:45:06 ID:j5eHmpm4
薄皮饅頭は普段は大人しいがスイッチが入ると途端に(ry




会津の者です、はい。
140秋田県民:2009/01/24(土) 13:52:01 ID:Q2T2/ukA
秋田は酒と米位しかないんだ…。
141名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:16:01 ID:q2uOCgpz
きりちんぽというのがあってだな・・・
142名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:42:51 ID:q1XDTmkV
>>131-134
>>128だけど、GJ!&賛同ありがとう!
自分も誉の陣太鼓で書いてみるよ。陣太鼓みたいに甘くないけど…。
 
僕の名前は熊本清正。今右腕にかかる圧迫に耐えながら街を歩いている。
圧迫の原因は彼女―陣太鼓 誉(ほまれ)が腕を絡ませあっているからだ。
「ちょ、ちょっと誉。そんなに力を入れられたら歩きにくいよ」
「え?私は幸せだから構わないけど?」
首を傾げ僕に笑顔で語りかけてくる彼女。可愛いけど答えになってない。
彼女の金色に輝く髪は普段から周囲の注目の的だが、その彼女がごく普通の僕にベタベタしてるもんだから尚更だ。
「周りから見られまくってるしさ、少しは…」
「私ね、嬉しかったんだ」
僕の発言は誉の優しい声に書き消された。しかし表情は先程の甘えん坊顔とは違いどこか切なさを感じさせた。
「私って髪がこんな色でしょ?そのせいか近寄りがたいイメージが定着しちゃってさ。
 学校でも皆私から距離置いて友達とかもいなかったし」
誉が腕に絡ませる力を更に強めた気がしたが、僕は誉の話を聞く事に専念した。
「そんな私にキヨちゃんが声をかけてくれたの凄く嬉しかった。
 もう分かってると思うけど、私って甘えん坊で寂しがり屋だから…。だから…」
昔の孤独な時期を思い出させてしまったせいか、誉の声のトーンはどんどん下がっていった。
「キヨちゃんとこうやってベタベタしてたい。キヨちゃんと離れたくないの」
誉の力が更に強まる。
ああ、僕はなんて愚かなんだ。彼女を悲しませてまで周囲を気にする事なんて全く無いのに。
「誉、ほんのちょっとだけでいいから腕を放してくれるかな?」
誉は無言で腕を解放してくれたが、その顔は今にも泣き出しそうだ。
そんな誉の右肩を解放された右手で背中越しに抱き寄せた。
「きゃっ」
一瞬何が起こったか分からず可愛い声が誉の口から零れる。
そして今度は彼女の左手を僕の背中越しに左腰に誘導させた。
「あ…」
誉の顔がみるみる内に明るさを取り戻していく。思えば彼女のこの明るさを見つけたのは僕が初めてなのかもしれない。
「誉からばかりベタベタするのなんてずるいよ。僕からもベタベタさせてくれなきゃ」
「うん…!キヨちゃん大好きっ!」
もう周囲の目なんか気にならない。彼女が側にいてくれるだけで充分だ。
まだ寒い時期だったけど、僕達の空間だけは甘暖かった。そしてこれからもずっと…。
 
 
駄目だーイマイチ甘くならん。次の都道府県銘菓に期待します。
143名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:50:21 ID:Gad6j9GN
いやいやGJだおwwwwwww
144名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:25:42 ID:c/YIqwOk
銘菓では無いが…誰か たこ焼き で一つお願いします m(_ _)m
145名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:17:06 ID:FbSD+mvn
赤穂のしほみ饅頭(塩味饅頭)って有名かな?
サクッとした皮と甘い餡にほんのりと塩味が効いてて大好きなんだが。

このスレ的に言うと、あまりべたべたとは甘えて来ない、そっと袖を掴んで恥ずかしそうに微笑むロリっ娘って感じか。
ロリっ娘なのは一口サイズだからなw
146名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:45:32 ID:H5bfYtYX
>赤穂のしほみ饅頭……
ヒロインは『赤穂しほみ』ちゃんですねわかります
147名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:47:00 ID:YdusWVN5
神奈川の銘菓って何だろう?
ありあけハーバーかな?
‥帰国子女の外国かぶれ甘え娘か?
148苺大福ちゃん:2009/01/24(土) 17:42:42 ID:ZuXrEquk
あん・・あたしの苺をた・べ・て・♪
苺大福ちゃんは、僕にぷっくりした苺色の苺の形をした乳首とクリトリスを切なそうに突出した。

乳首を口に含み、クリトリスを弄ってると苺大福ちゃんが・・アンッ!あたしの苺からミルクが・・ミルクが・・
苺大福ちゃんの両乳首及び苺色のクリトリスのしたのヴァギナから白い乳液が流れ出すそれを舐めて乳首を吸うと苺大福ちゃんが激しく喘ぐ

中のアンコも、た・べ・て♪
キスをした時、苺大福ちゃんの口の中から僕の口の中に白アンが入って来る、苺ミルク同様とっても甘い

しばらく愛撫も兼ねて身体中を弄ると堪らなくなったのか苺大福ちゃんが、自らのヴァギナをクパァして哀願した
今度は、わたしの中に貴方のミルクを頂戴♪

フェラチオさせて、口で飲ませたかったが、僕は聞き入れて、大きくなったペニスを彼女のヴァギナに挿入した
くちゅくちゅくちゅくちゅちゅぷちゅぱちゅ

僕のペニスが彼女の膣内を上下し、嫌らしい音を立てる、凄く締まって暖かい・・もうイキソウ・・
亀頭が膨み堪らず彼女の膣内に射精した

あ、アンッ!クハァ〜!
僕が射精すると同時に彼女も、乳首やヴァギナとオシッコの穴から乳液を吹き上げながら果てた・・

・・しばらくお互い仰向けになりながら余韻を楽しむ・・「貴方のミルク美味しかったよ♪また頂戴♪」
彼女がペニスをしこしこして口に含んだ為にたちまち怒張した、そして彼女が馬乗りになり第二ラウンドが始まった


こうですか?解りません!
149名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:18:45 ID:7gD3f+VL
時々このスレがエロパロなのかお菓子板なのか分からなくなるんだ
150名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:21:27 ID:H9YnQujQ
>>149
そいつぁおかし いな
151名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:26:30 ID:7gD3f+VL
>>150は砂糖漬けの刑ね
152名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:27:41 ID:93w2OC5B
>>150
審議中(AA略)
153名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:36:19 ID:H9YnQujQ
>>151
ご褒美ですね、わかります
154名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 19:23:16 ID:7gD3f+VL
>>150くん、してもらいたいことがあるんだけど」
「んー、なんだ?」
「はい、これ」
「……これは、何?」
「えと、これはプリンでしよ、これがティラミスでしょ、これが大福で」
「いや、そうじゃなくて、ここになんで甘いものがこんなにあるのかってこと」
「んーと、>>150くんがしょーもないこと言ったから、そのお仕置き」
「それって、もしかして、これ全部俺に食えって?」
「残念!正解は、これを私に全部『あーん』して食べさせる刑!」
「何それ?」
「あ、私が指定するやつは口移しでお願いね」
「………」


飴で固めて動けなくするヤンデレ展開もアリだと思った。
155名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 20:15:21 ID:5u/nHTc2
>>145

京都で食べた阿舎利餅がそんな感じだったな。
皮はサクサクではなくモッチモチだったが甘過ぎない餡との相性は抜群だった。


あれ?お菓子スレだっけ?
156名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 20:35:07 ID:w1OPxf9m
ここの住人はどんなに明後日の方向からでも妄想できるから無問題
157名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:08:24 ID:3eRbEY7Y
例え塩だろうが唐辛子だろうが甘い方向にもっていける勇者たちの集まるスレ
158名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:21:37 ID:T0S15VuT
一日おいたらお土産談義になっててワラタ。

固く割れやすく、甘さは控えめ=ツンデレ。
ピーターが多い=人気者。
手に入りにくい国産バターに拘る〜頑固。

やはり甘々にはならないな・・・うなぎパイ。
159名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:25:19 ID:1X9+tx88
>>158
ピーターって誰だよw
160名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:26:39 ID:Yq+z7y/r
161158:2009/01/24(土) 21:29:47 ID:T0S15VuT
げ、「リ」が消えてたorz
リピーターな、リピーター。
162名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:33:14 ID:Gad6j9GN
池畑慎之介だべ
163名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:38:58 ID:ZINTF1ST
もう女体トッピングでいいじゃないか。
おっぱいの生クリーム乗せとか。で、塩かけて
「塩の辛さは甘さを引き立たせるんですよ。さ、召し上がれ♪」
とでも言わせればいいじゃないか。


そういえばバレンタインまであと3週間になりましたね。
164名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:40:09 ID:j5eHmpm4
>>158
夜のおやつと呼ばれる所以はやはり(ry

誰か焼きかりんとうでお願いします
165名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:57:00 ID:ZuXrEquk
>>164
フフッ、わたしのカリカリ甘いカリントリスとカリントウ乳首を召し上がれ♪

カリントウちゃんは、自分の長い砂糖がまぶされた黒砂糖味のクリトリスと乳房から飛び出す長いカリントウ乳首をプルンと突出して眼前に差し出した。

こうですか?解りません!
166名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 22:04:24 ID:inadmITG
>>165
かりんとうっていったらうんこだろ
でもうんこは苦いんだよなあ……
167 ◆POBrm2R/G2 :2009/01/24(土) 23:22:20 ID:LlMtJHF1
>>145 をネタにちょっとした小ネタ投下。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

本日は一月二日。年に数回親戚が集まる日なんだが、大人たちの酒が足りなくなったらしく、親父に『買って来いバカ息子』と二万渡されて放り出された。
何買えばいいかわからんが仕方ない、とりあえず近くのスーパーまで行きますか。
「にーさん」
「うおぁ!・・・なんだしほみか」
気配なく後ろから声かけられたから、心臓が飛び出そうなほどびびった。後ろを向くと、そこには従妹のしほみ――赤穂しほみ、俺より二つ下の十六歳――が居た。
「どうした?」
「これ、おじさんから」
「ん?・・・ああ、買出しリストね。ありがとな」
しほみから買い出しリストを受け取り、さっさと買出しに向かおうと思ったら、後ろから引っ張られてこけそうになる。よく見るとしほみが裾をつまんでいて動けない。
「あの、しほみさん。このままじゃ行けないんですけど・・・」
「・・・ご褒美」
「はい?」
「メモ届けたから、ご褒美」
なるほど、メモを届けてやったんだから何か褒美をくれと。そんなの言われても、俺が持ってる金ってコレだけだしなぁ。
「なでなで」
「は?」
「頭を撫でて欲しい」
「へ?そんなんでいいの?」
俺の問いに無言で頷くしほみ。それくらいならお安い御用だ、といわんばかりに、わしゃわしゃと撫でてやる。
髪がぐしゃぐしゃになって嫌かな?と思うが、しほみの表情を見てたらそんなことも吹っ飛んだ。・・・だって、めっちゃ嬉しそうなんですもの、しほみサン。

「で、しほみも付いてくるの?」
俺の言葉に無言で頷き、何故か手を繋ぐのではなく袖を掴むしほみ。
「・・・何で袖?」
「手をつなぐのは、恥ずかしい」
そう言って頬を染めるしほみ。クールな表情とアンマッチだが、元がいいからか非常に可愛らしい。
「で、付いてくるのな?」
「うん。にーさんだけだと何買うか分からないから、お目付け役」
なんと親父め、パシリに使った挙句無給とは之如何に。家に戻ったら一回ガツンと言わなければ、と思っていたら俺の心を読んだしほみが一言、
「二千円までならお菓子買っていいって言ってた」
「おおう、マジか?」
「マジ。だから、私の分も買って」
二千円あるならだいぶ買えるだろうし、わざわざ俺のために来てくれたんだ、感謝しないとな。
「いいぞ。千円までなら構わんぞ」
「二百円でいい」
「そんなに少なくていいのか?」
「ポッ○ーが欲しい」
何を買うのか聞いてないのに、しほみは勝手に話し始めた。さらにしほみは突き進む。
「帰ったらそれ使ってゲームする」
おや?ポッ○ー+ゲームと言ったらかの有名な合コンゲームじゃないですか。
「誰と誰がそのゲームをするんだ?」
「私とにーさん」
「・・・何故?」
「自分から折った方が負け。唇がくつっ、くっついちゃったら引き分け。」
しほみは俺の問いかけを無視し、ゲームのルールを話し始めた。しかも引き分けのところの言葉が恥ずかしかったのか顔を赤くしてかんでるし。
「もし俺が負けたら?」
「私の言うことを聞いて貰う」
なにをやらされるのかわかったもんじゃない。ここは最悪キスは覚悟しないとな。念のため、俺が勝ったときの条件も聞いておこう。
「しほみが負けたら?」
何気ない質問だったはずだが、しほみは何を想像したのか耳まで赤く染め、小さな声で答えた。
「なんでもしてあげる・・・エッチな事でも」
「!?ぐほっ!ごほっ、ごほっ!」
唐突すぎて飲み込んだ唾が変なとこに入ったじゃないか!何を言ってるんだこのロリペタ女は!

この時の心の声を読まれたのかどうかは定かではないが、ポッ○ーゲームは結局俺が負けてしまい、美味しく頂かれる羽目になるんだが、それはまた別の話だ。
168名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:34:33 ID:6AJNpgJo
>>167
ここは俺が全裸で正座して守ってるから早く続きを書くんだ!!


早く……はやくぅ………凍死しちゃうからぁ……
169名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:53:42 ID:FbSD+mvn
>>167
うおお……。やっぱり控え目な甘さも良いn……控え目か?w
まさしく俺のイメージ通りのしほみ饅頭でした。GJ!
170名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:55:44 ID:Gad6j9GN
>>167
さーて続きをwktkで待ちましょうかね
171名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:00:11 ID:BeifEqfF
Oh yeah! Alright!
今夜僕の夢に出てくるんだね

愛してる愛してる愛してる愛してる…

結局のところ、君が受ける愛は君が贈る愛と等しいんだよね

You make your love
172名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:01:31 ID:BeifEqfF
まだ誤爆しちゃったorz
173名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:33:30 ID:p10fFMA4
16でロリはないだろう
174名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:46:10 ID:ofFdtZWl
結婚できる歳だもんな
しかし最近の小学生は大人びてて素で15くらいに見えることがある
だったら逆に13くらいに見える16がいても良いじゃないか
175名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 04:28:16 ID:k//1aaEq
>>172
誤爆したふりをして甘える女の子ですね><

あるいは、甘えたいのに誤爆しちゃったという解釈もありか・・・
176名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 10:42:42 ID:2/Frb5BT
>>175
「わんちゃ〜ん!!!」

俺こと鈴村隆士がうちのポチを連れて散歩していると、後ろから頓狂な声が聞こえた。
声の主を確かめるべく振り向いたところ――

「わんちゃ〜ん!」
「どげぶぅっ!?」

やわっこい弾丸がハンパないスピードで突っ込んできた。

「いってー…奈菜てめー!」
「むふ〜、わんちゃんわんちゃ〜ん♪」スリスリ

むふむふ言いながら抱きつき顔をすりつけてくるのは、2つ下の幼馴染みの奈菜。
…こいつ自分が危害を加えたこと完全にスルーしてやがるな…

「おい奈菜、俺はわんちゃんじゃねぇ。ポチなら隣だぞ。」
完全な誤爆であるが…
「ぬふふぅ〜♪たか…じゃなくて…わんちゃ〜ん♪」ムギュ〜

……そういうことか。

「なぁ、奈菜よ。お前が抱きついてるわんちゃんはそろそろ限界が近いんだ」
「……?」

上目遣いで首を傾げる奈菜。

「さっきからお前の髪からシャンプーのいい匂いがする。
お前は体温高いから温もりが生々しく伝わってくる。
あとちっこい体でむふむふ言って抱きついて来んのが小動物みたいでたまらん。
さらに身長の割りに育ちつつある胸が当たりまくってる。
よって、俺は今にもお前を襲っちゃいそうなんだよ!」
177途中で切れたぜちくしょう!:2009/01/25(日) 10:50:10 ID:2/Frb5BT
「な、なんだってー…/////」
恥ずかしいならやるなよ…

「そういうわけだからいい加減離れ「じゃ、じゃあさっ!」」
む?
「う、うち、来る?今日、お父さんもお母さんもいないし…////
わんちゃんのせいよく…処理しなくちゃ、いけないし////」
「………うむ…///」
にぱーと笑顔が広がる。
「やたっ!たかちゃん大好き〜♪////」ムギュッ!
ついに設定ぶん投げたか…
こうして今夜も奈菜に甘えられまくる運命が決定した。
……腰、もつかな…?
178名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 12:32:29 ID:zUNlftWr
わっふるわっふる!
179名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 14:51:43 ID:gQhv+qyL
わっふるわっふる!
180名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 14:56:31 ID:vhptQvuS
わっふるわっふる!

このスレの反応速度は異常w
181名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 18:38:54 ID:CPUcKcu6
「あっくん、プリン作ってみたんだ」
「お、美穂にしては上手に出来たじゃないか」
「はい、あ〜ん♪」
「い、いいよ。自分で食えるって」
「じゃああげないもん」
「分かったよ。あ、あ〜ん…」
「どう?美味しい?」
「うん!甘々で美味いぞ!」
「良かったぁ!あ、甘々なんて私達みたいだよね〜///」
「お、おう…///」
 
プリン作りすぎたんで、ちょっと一息どうぞ。
182名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 18:50:16 ID:2/Frb5BT
>>181
甘々で美味いぞ!
うぉぉぉ!
183名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 20:28:02 ID:aJRUdREL
蜜芋を性的な隠語だと勘違いしていた甘えんぼう
184名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 21:47:32 ID:vhjfLFLd
風邪引いた〜。死ぬ〜。
甘甘っ娘に看病されたい。
185名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 22:53:25 ID:WtBaPnXm
>>184
マルチポストしてないでさっさと寝なさい。
186名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 01:44:18 ID:0PkY3Fvx
GJ!

だが「///」は文中に使わない方が良いと思う
使わなくても読者は脳内で補完しちゃってます!
187名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 02:08:45 ID:aEctUoqP
恥ずかしい時に顔が赤くなるのを表すよくマンガで使われてるあれ?結構使う書き手さん多いみたいだけど
(恥)っていう感じの意味なんだろうけど分かりづらいんだよなぁ

すまないスレチだな
書き手・読み手スレにでも行ってくる
188名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 03:03:25 ID:QQ9qmjx9
>>186
最近は某スレからの刺客が多いから別にいいんでね?とも思うけどな
189名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 11:20:26 ID:p5Ckcil1
某スレに慣れると何ともないが、こっちの板は文章にこだわる人多いからな
190名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 13:17:18 ID:7EfqqYFF
確かに複数レス使う作品なら違和感あるな。
まぁ1〜2レスの小ネタくらいならあまり気にならんが。
191名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 20:50:30 ID:QsAGihDd
>>110
>>104見て姉妹都市より姉妹丼のほうがいいとか思った俺が悪かったGJ!!

>>135
ちょwww壊れすぎwwwwww

お題
・なぜか妄想がえっちな方向ににいっちゃうツンデレ
・ちゅんでれの純粋さになにか負けた気がする男
・健全な男とツンデレ
192名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 20:52:43 ID:S33Mu0bt
ツンデレスレ行けよ。さすがに板違いつうかスレ違い過ぎるから。
193名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 22:39:45 ID:Rhepwtrg
いちいち誤爆に突っ込んじゃいやぁ
194名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 03:01:18 ID:woEa7S2A
>>191
>>192にかまってもらいたいツンデレ俺っ娘
195名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 04:39:04 ID:EUFxuQXr
まぁ誤爆云々はそれとして…

ツンデレと甘えんぼうって相性抜群だよな
196名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 08:45:01 ID:IgV4ly/6
確かに。
普段からデレデレなのもいいが、ツンがあるとデレの破壊力が増す。
197名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 09:36:36 ID:sw1QUpn1
>>195から
ツンデレな女が男に告白されて
「…遅いんだよ、バカ」
みたいな感じで返して男と付き合うことになる、そしてデートに行く。
その時に女のほうから男の腕に抱きついたりするんだよ、それで男が恥ずかしいから
「えっとこれ、結構恥ずかしいんだけど…」
とか言って、そしたら女が
「…だってくっついていたいんだもん」
って答えて二人とも顔真っ赤なんだけど、だけどすごく幸せそうな

みたいな話が読みたい、異論は認める。
むしろ積極的に異論を出すべきだと思う。
198名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 12:33:30 ID:/KLLjeR7
ていうか、それはツンデレなんだからツンデレスレに行くべきなのでは?
無表情の甘えん坊とかはまだ分かるけど、ツンデレの甘えん坊って結局ただのツンデレだよな?
それとも、デレ≠甘えん坊なのか?

試しに誰か書いてみてくれよ
199名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 12:36:51 ID:WwqfXTEX
>>197
告白が遅くなった時は
「だ、大体アンタ鈍いんだからいつも私をみていなさいよ!」
とか、腕組みで男が恥ずかしい時は
「告白が遅れた罰よ!が、我慢しなさいよ!」
とかかな。横からゴメンよ。
200名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 12:42:54 ID:RyD7HX0B
それじゃあツンデレな気がする
201名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 12:44:51 ID:wxK8s3qC
甘えん坊=常時デレ
ツンデレ=デレとツン切り替え式

な希ガス
202名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 12:47:36 ID:dTMVOZ0j
ツンデレの定義を話し出すと終わらないからやめようぜ
このスレではとにかく、糖分が多ければそれで良いのだ
203名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 13:14:44 ID:JqXIcm7N
「何だよ?」
 下から睨む私の態度に、大樹が呆れた様な表情で返してきやがった。
「無愛想にも程があると思ってたワケだが……」
「そりゃ、お互い様だな。俺としちゃ、お前がにこやかに笑い掛けてきたら裏を勘繰っちまうだろうさ」
「それは私も同じだね」
 これから一汗掻く運動をする男女の会話とは思えない、私たちの本音の言葉だった。
「ン、ちゅ、ちゅる……」
 どちらからともなく身を寄せて、私と大樹の唇が重なり合った。
 一糸纏わぬ姿で、言葉も無しに互いに手を伸ばし合う。背中に回された大樹の腕が私をぐい、と抱き締めてきた。
 お腹に当たる大樹のソレに、私はふん、とキスをした儘得意そうに大樹を見た。
 喧嘩なんて毎日するし、毒舌な大樹でも私の裸でこんなに興奮してしまうのだ。そんな事実が、私には誇らしくて馬鹿らしいくらいに楽しい。
 しかし、そんな私の挑発的な態度を見ても大樹は慣れたもので、ぽん、と私の頭を軽く叩いてきやがった。
「――っ!?」
 抱き合って押し潰されていた私の胸が大樹の胸で擦られ、思わず反応した私は我に返って大樹を睨んだ。
案の定、してやったりと言わんばかりの何食わぬ顔で大樹が目を瞑っていた。その態度に、カチンときた。
「うぉりゃっ!!」
「うがっ!?」
 さっきから人のお腹を押し突きやがって、我慢なさらずに楽になったら如何ですかい。
 大樹のモノを乱暴に掴むと、私はガシガシと扱き上げた。それだけで、鈴口から滲み出ていた液が次々と押し出されてくる。
 私に小癪な真似をするとはけしからん。
「てめ、いきなり」
「あら?じゃあこれからは大樹から触ってって言う?」
 私の言葉に、大樹の米噛みが引きつった。所詮、大樹は何だかんだで――
「ふんっ」
「きゃんっ!?」
 胸と膣に走る感覚に、私は思わず声を出してしまった。
「だ、大樹……」
「や、やられっぱなしは嫌いなんでな……」
 くそう、何で女は男より責められる箇所が多いのか。解ってはいても、大樹の手で感じてしまうのは抑えられる事は出来ない。
 そんな私の胸中を察してか、気付いたら大樹が生意気そうな顔をしていやがった。
 大樹、てめぇは俺を怒らせた。
「そぅいっ!!本番っ!!」
「いきなりかっ」
 大樹を押し倒し、腰に跨って私は大樹を膣に入れた。ゴリゴリと、中を激しく擦り上げながら進んでいくに伴って私の体が歓喜にわなないた。
「きゅう……」
「いや、自分でトドメを刺すなよ……」
 大樹に重なる様に倒れて痙攣する私に、大樹が溜め息を吐いた。
「腰が抜けた……」
「早っ!?」
「早い言うな。傷付くだろうがよぅ」
「いや、お前女だろうが……」
 大樹より先にイッてしまったのが悔しいのだが、ンな事をわざわさ言う程私もアホではない。
「ん?」
 波が収まって、落ち着いてきた私はお腹の奥に覚えた感覚に気が付いた。
「大樹、もう少しで出そう?」
「……全然、余裕ですよ」
「ぬりゃあっ!!」
「おおいっ!?ちょっと待――ぅあっ!?」
 ふぅ、間違い無く出ましたな。奥でビクビクしてますよ。取り敢えず、お腹に力を込めて残りを搾り取っておきました。
「ったく、俺たちは何で毎回こんなんかね?」
「さぁ?」
 毎回と言える程に体を重ねてしまえる理由は私も大樹も解っている筈だけど、そんな事は私たちは絶対に言わない。
 心を許していない相手に体を許すなんてしない私たちだから、言わなくても解り合えているのだ。
「眠い……」
「俺も……」
 抱き合いながら、私たちは重くなる目蓋に意識を閉じられ始めた。
 今感じる温もりが、私たちが言わないその言葉であって欲しい。
 知っているか?私は本当は甘えたがりなんだぜ?
204名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 13:17:09 ID:JqXIcm7N
どっちも素直じゃない癖に、根は甘いとこんな喧嘩腰な話になるかもしれない…
では、ノシ
205名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 14:59:24 ID:CyMjbfaM
>>204
いいよいいよ〜

別にツンデレと甘えんぼうを分離する必要はないと思う。
ぶっちゃけどんな属性でも相手に甘えまくってりゃ甘えんぼうだ。
大雑把に言うと書き手が意識して「甘え」を強調すりゃなんでもいいと思うぞ
206名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 16:03:08 ID:AVIP/oFX
いや、ツンデレはちょっと違うよーな気がするんだけどな。
付き合う前はツンデレで、付き合って一度甘えることの素晴らしさを知った後は
ツンが一切なくなった超絶甘えんぼうになるというギャップがあるならいいけど。
(ツンデレから脱却して甘えんぼうにクラスチェンジするような感じ)
交際してて二人きりで甘やかしてる状態なのにツンとかされるのはイマイチだな。
「んじゃいーや、帰る」を常時完全デレ状態になるまで繰り返して矯正調教するしかない。
207名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 17:49:47 ID:sw1QUpn1
>>206
……矯正調教……だと……?

ふぅ…

ふぅ…








ふぅ…
208名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 19:10:45 ID:WeZW2UZE
>>204
おつ&GJ
二人ともかわいいよ
209名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:39:36 ID:i3tcuCYz
ツンデレになろうとするがなりきれてない甘えん坊とか良いと思うんだ
210名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:41:56 ID:/pwC7eO0
「な、なによ! 別にあんたに好きで抱きついてるんじゃないんだからね!
 抱きついてないと寂しくて死んじゃうだけなんだからね!」

こうか?
211名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:50:01 ID:PlSbQR1l
>>210
兎かwwwww

余りにも男が留守がちにするもんだから、
寂しすぎて泣いてばかり、目を真っ赤に腫らした女の子に跨られて犯(ry
を想像した。
212名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:58:19 ID:/pwC7eO0
>>211
いいなそれ(くわっ
ウサ耳銀髪赤目で
「寂しくて、死んじゃうかと思ったんだからぁ!!
 この鬼! 悪魔! 人殺し! 女殺し!」
213名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 00:19:51 ID:anbvzjb7
猫は気ままってイメージあるけど、好かれるとすんごい甘えてくるよな
玄関にちょこんと座ってのお出迎えはもちろん、PCいじってると構って構ってって感じで自分の体でディスプレイ隠そうとしたり、
自分からジャンプしてだっこされにきたり
ちょっと飼い主依存って状態っぽいけど
214名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 00:30:58 ID:jdBthZNn
犬は家族の中で一番偉いと認めた人を「群れのボス」と思い込んで懐き、
猫はいちばん面倒を見てくれる人を「親」と思って懐くそうな、
つまり猫耳ロリがパパッ娘的に甘えてくるんだと考えるともう!
215名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 00:37:50 ID:D/LOvwae
>>209
「今日もお昼抜き?………はい、お弁当よ。べ、別にあんたの為に作ったんじゃないわよ。
うっかりご飯を多く炊いちゃったからなんとなくもう一つ作ってきただけよ。
ウインナーがたこさんなのも玉子焼きの味付けがあんた好みの甘口なのもあんたの嫌いなピーマンが入っていないのも
海苔の置き方がLOVEに見えるのも桜でんぶでハートが描いてあるのも全部たまたまなんだからね!」


…違うな


「バカ!あんたなんて私にぎゅってされてすりすりされてちゅっちゅされて糖死しちゃえばいいんだわ!」


…これも違うか
216恋する子猫:2009/01/28(水) 00:54:07 ID:8k42YEGP
ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ恋は恋は恋

私は小さな子猫な〜の!
私は、猫よ!ねここ〜よ!
お乳を飲んでも、戯れついて見〜ても叶わぬお方に恋をした

ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ恋は恋は恋

私は小さな子猫な〜ゴ!
貴方は、おっきな人間よ
欠伸をし〜ても、幾ら鳴いて見〜ても叶わぬお方に恋をした

ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ愛は愛は愛

私は、き〜めた!変わるの〜よ!この恋成就する為〜よ!妖怪になっても、人間になる為、貴方と二人で過ごす為

ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャ〜ニャニャニャ愛は愛は恋

217名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 09:08:33 ID:hd0lWv5m
少量のツンがあれば甘えが際立つと思うんですけどね

そう、スイカに塩をかけることで甘さが引き立つことのように
218名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 09:19:31 ID:+xqX/QNG
>>216
た、谷山?
219名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 12:34:54 ID:PYAtIEVA
>>217
「むー…」
何だか和美の様子がおかしい。俺に近寄ったかと思えばすぐに離れていく。
甘えたいけど、恥ずかしいってやつか?
「なあ和美、もしかして俺に甘えたいのか?」
和美に思い切って聞いてみると、ぼん!と音をたてて顔が一気に林檎色に染まった。
「ななな何言ってんのよ!?そんな訳ないじゃない!」
首を横にブンブン両手を上下にバタバタ。見てて面白い。
しかし違うんなら仕方ない。自意識過剰だったかな。
「そっか、ごめんな」
「あっ…」
軽く謝ると、和美は今度は泣きそうな顔になりやがった。仕草も表情も忙しいな全く。
だがそれがいい!
「ぅ〜…」
今度は大きな瞳いっぱいに涙を溜めて唸り出した。
見てて飽きないなホント。
「いやー!やっぱり翔ちゃんに甘えたいよー!」
和美は叫ぶと同時に俺の胸にダイブしてきた。反動で後頭部をぶつけちまったがそんな事はどうでもいい。
「甘えたいなら素直に甘えろよ。付き合ってるんだし、ここ俺の部屋だから誰にも見られてないだろ」
「うん、ごめんね…。翔ちゃん、翔ちゃ〜ん」
和美の頭を撫でてやると、連動したかのように俺の胸に自分の顔をスリスリ擦りつけてきた。
さらに腕をまわして強く抱き締められたので、俺もお返しに強く抱き締めてやった。
「翔ちゃん大しゅきぃ…」
…歯医者予約しといたがいいかな。
 
こんな感じだろうか?文才ないのは愛嬌だから我慢しておくれ(´・ω・`)
220名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 13:57:29 ID:dFDUkLWu
全然流れが違いますが、糖化してもよろしいかな?
遅くなりましたが>>67-69「近づく予感」の続きです
221近づく予感―2:2009/01/28(水) 13:58:10 ID:dFDUkLWu
一口大の芋コロッケを箸でつかみ、そのまま口に入れる。
その瞬間にさつまいもの甘さと、あんに混ざった胡麻の香ばしさが口いっぱいに広がっていく。
至福のひととき。大好物を食したときの感動はすさまじい。朝飯抜きならなおさらである。
「どうかな? おいしい?」
右隣に座っている千草が、俺の顔を不安そうに覗き込んでくる。
「うん、うまいよ」
俺は率直に感想を伝えた。それを聞いた千草は「よかったぁ〜」と胸を撫で下ろした。
いつものことながら、千草の作ってくれる料理はおいしいと思う。
「今日も愛妻弁当?」
そんな様子を見て言ったのは、目の前に座っているクラスメイト――深浦 渚(ふかうら なぎさ)である。
玉子焼きをぱくりと食べながら、じっとこちらを見ながら答えを待っている。
「何だ、愛妻弁当って?」
「平原さんが作ってくれたものってことよ」
「ん、まぁそうだな」
愛妻弁当というフレーズはともかくとして、確かにこれは千草が作ってくれたものである。
千草は毎日、自分の弁当を作るついでに俺の弁当もわざわざ作って持ってきてくれているのだ。
昼飯代が浮く上においしいので、感謝の気持ちで一杯である。
「一生懸命作ったんだよ〜♪」
嬉々として、俺と渚にアピールする千草。俺はそれに答えるようにして千草の頭を撫でてやった。

なでなで。

「いつもありがとな、千草」
そう言ってやると、千草は「えへへ♪」と微笑んだ。相変わらずいい笑顔だ。
「アンタ達、いい加減付き合っちゃえば?」
正面を見ると、少しうんざりしたような表情をしている渚の姿。梅干を箸でつかみんだまま固まっている。
「いきなり何を言い出すんだよ?」
「何ていうか、アンタ達をずっと見ているとそういう気持ちになるのよ」
「…は?」
何を言っているのかよくわからない。千草も「付き合っ…?」と呟いたっきり動かなくなった。
頭に疑問符を浮かべていると、渚は「わからないならもういいわ」と言うようにため息をつく。すると、
「別にいいんじゃねぇか? わざわざ付き合わなくてもよ」
俺の左側でずっと黙っていた悪友――渡部 修也(わたべ しゅうや)が口を挟んできた。
食べかけの焼きそばパンでこちらを適当に指しながら、話を続ける。
「どうせこいつらが付き合ったって、今とそんなに変わりゃしねぇんだから。そう思わねぇか、深浦」
そう言われて、渚は俺と千草の顔を交互に見比べた後、
「…ま、確かにそうね。渡部君にしては珍しくまともなことを言うじゃない」
「ほっとけ」
修也の意見に納得したのか、再び箸を進め始める渚。
話がちんぷんかんぷんだが、こいつら二人の様子を見ていたらなんだが負けているような気がし始めた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。一体どういうことなんだ?」
「別に大したことじゃないわよ」
「ま、そーゆーこった」
222近づく予感―2:2009/01/28(水) 13:58:38 ID:dFDUkLWu
俺の質問を軽くスルーして、修也と渚は食事に徹する。
裏で手を組んでいるようなコンビネーションに思わずたじろいでしまう。
(こいつらって、こんなに意見が合うような二人だったっけ?)
とにかくこの二人は味方になりそうにないので、右側を見てみることにした。
「おい千草、お前も黙ってないで何か…」
「………」
「千草ー?」
「………」
千草は俺の声にも気を止めず、ひたすらまっすぐを見ながらぽぇ〜っとしていた。
「どうやら、また平原さんの妄想タイムが始まったようね」
渚も千草の様子に気が付いたようだ。修也も気付いてはいるようだが、パンをかじったまま見ているだけ。
千草の妄想タイムは学校でもよくあることなので、二人にとっても取り立てて驚くようなことではないのだ。
「それでどうするの?」
「しばらく放っておけば元に戻るだろう。昼休みの時間もまだ余裕があるし」
「ま、そうね」
渚もそれに同意して、しばらく黙って千草を見守ることにした。

………。

それから数分が経過した後、千草ははっと我に返った。
「え…あ、あれ?」
「お目覚めですか、千草さん?」
「ふぇ? あ…」
口の中の物を飲み込んで声をかけると、千草はこっちを見て瞬く間に顔を赤くしていった。
「千草?」
「ちょ、ちょちょちょちょとし君ダメだよ! そんな…」
「は?」
千草は手足をばたつかせて、大声で俺に叫び続けた。
「い、いいいくら付き合っているからってそんな…、そんな…、そんなエッチなことしちゃ!」
「は、はぁ!?」
千草に意味不明な内容を叫ばれ、思わず驚いた。
(つ、付き合ってないだろ!? というかエッチなことって何だよ!?)
俺が混乱していると、千草の言葉に反応したクラスメイトがどっと周りに押し寄せてきた。
「何何何? 春日君と平原さんってとうとう付き合い始めたの?」
「おいおい俊之! 何で報告しないんだよ!?」
「エッチなことって…、あの二人もうそこまで進んでるの?」
「やだ〜。春日君達って案外…」

「お、お、お、お前ら一回落ち着けーーーーー!!」

その後、昼休みの残り時間すべてをクラスメイトの誤解を解く時間に費やすこととなった。
その間ずっと、渚はあきれたようにこちらを見続け、修也は必死に笑いをこらえ続けていた。
そして肝心の千草はというと、妄想の世界から目が覚めたものの、ずっと顔を真っ赤にして俯き続けていた。
223近づく予感―2:2009/01/28(水) 13:59:00 ID:dFDUkLWu

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「本当にごめんね…」
自動販売機からとことこと戻ってきた千草は再度俺に謝った。
「いや、もういいけどさ…」
公園のベンチに座りながら、千草から暖かいココアの缶を受け取る。昼休みのお詫びらしい。
「それにしてもなんていう妄想をしているんだ、お前は」
「だ、だって〜…」
千草は口ごもりながら、俺の隣にちょこんと腰を掛ける。
「渚ちゃんがいきなり『付き合っちゃえば?』とか言うから…」
「だからってそんな妄想をするなよな」
「あ、あう〜…」
昼休みに千草がしていた妄想は『もしも自分がとし君と付き合うことになったら』ということらしい。
そこから想像を膨らますうちにエスカレートしてしまい、俺の顔を見て叫んでしまう内容になったようだ。
ちなみにその『エスカレートした内容』はどんなに尋ねても、ぶんぶんと首を振って教えてくれなかったが、
千草の様子から察するに、妄想の対象である俺にとっても恥ずかしい内容であったことは間違いないだろう。
(ったく、人には言えないような妄想をするなよな…)
そう思いながら隣を見てみると、俯いてしょげたままの千草が目に入ってきた。
反省しているのはよろしいことだが、こういう千草はあまり見たくないというのが本音だ。
「はぁ、しょうがないな」
俺は軽くため息をつき、そしておもむろに千草の頬を引っ張った。

ぐにー。

「い、いひゃいいひゃい〜!」
不意を付かれてビックリしたようだが、千草はすぐにバタバタと抵抗を始める。
俺もそれに負けじと引っ張る力を強めていく。
「痛いか? ん? 痛いのか?」
「い、いひゃいっふぇば〜!」
本当に痛いようなので頬を放してやると、伸びていた頬が一瞬にして元の形に戻った。
「うぅ〜、いきなり何するの〜?」
「ん? なんとなく」
「う、うぅ〜」
両手で頬をさすりながら、涙目で抗議の目を向ける千草。
そんな千草の様子を見て思わず笑ってしまった。ようやく本来の調子に戻ったようだ。
(やっぱり千草はこうじゃなくちゃな)
隣で「何がおかしいの〜?」と怒っている千草をなだめながら、ベンチから立ち上がる。
「さて、と。そろそろ帰るか?」
軽く微笑んで千草に手を差し伸べると、千草の表情が一気に明るくなった。
「う、うん♪」
千草は勢いよく立ち上がって俺の手をつかみ、俺たちは手を繋いだまま公園を後にした。
冷たい風が吹いていたせいか、千草の手がいつもよりも暖かく感じられた。
224近づく予感―2:2009/01/28(水) 13:59:24 ID:dFDUkLWu

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「はぁ、今日も進展無し、か」
公園を後にする二人の姿を確認した後、それを陰で見ていた渚は大きなため息をついた。
「…みてぇだな」
草むらから這い出た修也は軽く伸びをする。実はこの二人、下校直後から俊之と千草の後をつけていたのだ。
「にしても毎日毎日二人の後をつけるたぁ、いいご趣味をお持ちのようで」
「だ、だってそれは!」
「それは?」
「その、気になるじゃない…」
強い口調で入ったものの、どんどんと声を小さくさせていく渚。
「二人ともいい友達だから、やっぱり付き合ってほしいなって思うのよ…」
「ふーん」
そんな渚に対して、修也はあっけらかんとした感じでストレッチを続ける。
「ま、俺はあんま気になんねぇけどな」
「何で?」
「言ったろ? 別にあいつらが付き合おうがそうでなかろうが、そんなに変わりゃしねぇって」
昼休みに言ったことを再び言いながら、修也は肩を回す。
「それによ、あいつらはあいつら自身でいい距離感を自然に感じて保ってんだから、心配する必要もねぇっての」
「それは…、そうだけど…」
修也の説明にも腑に落ちないのか、渚はぶつぶつと口の中で呟いている。
「ったく、おせっかいが」
「う、うるさいわね! わかってるわよ、そんなこと!」
そんな渚を尻目に見ながらよっこいせと修也は鞄を肩にかける。これ以上何を言っても無駄だと判断したのだろう。
「んじゃあ、帰んぞ」
「えっ…、え…?」
修也の「帰る」という言葉に渚はやけに敏感に反応した。それに気付いた修也は渚に振り返る。
「ん? どうした?」
「あ…、えっと…」
「………」
もじもじと体を動かす渚を見て、修也は何を求めているのかがすぐにわかった。
(ったく…、自分のことになるとどうしてこんなふうになるのかねぇ?)
修也はそう思いながら、頭をぽりぽりと掻いた。
「んじゃあ、軽くデートでもすっか?」
「え…? いいの?」
「いいのってお前、そうでもしなくちゃ気がすまねぇんだろ?」
「そ、それは…」
先ほどとはまるで対極的な渚の様子に修也はじれったくなって、公園の出口へ足を進めた。
「ったく…、ほれ、いくぞ渚」
「う、うん! 修也君!」

本人達を除いて、渡部修也と深浦渚が付き合っていることを知る人は恐らくいないだろう。
225221:2009/01/28(水) 13:59:56 ID:dFDUkLWu
糖化終了
次回はもう少し甘くします
226名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 14:07:14 ID:8OSIlgbC
Wで甘甘発覚

糖尿病で逝きそうですw
227名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 16:01:26 ID:5OaMwPaM
いやいや目茶苦茶素晴らしい!
素晴らし過ぎて糖尿病になった!
228名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 16:21:08 ID:iB+cZYYz
これは続きが待ち遠しいですばい!
229名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 20:09:23 ID:EQpA3czV
>>219
綺麗にスルーされてしまってるがGJ

そして>>221GJです
230名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 20:17:42 ID:god0rApo
>>219
完璧だ!
甘味が際立ってるな

>>221
次回もwktk
これより甘くとかwww
231名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 23:15:47 ID:cOvZ9zbN
甘すぎて虫歯になったから謝罪と賠償を(ry
232名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:26:28 ID:jH7lyLMd
常に後ろを付いて来る、金魚のフン系甘えんぼう。



自分でもこのネーミングはあんまりだと思うw
233名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 00:47:43 ID:y5IEqtNE
歯医者だ…、朝一で歯医者に行こう…。
234名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 01:37:32 ID:0Ab4sOZd
>>232
腰巾着だったら腰にべったり抱きついてるイメージだな
235名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 02:21:01 ID:6n4hoylf
>>234
磯巾着だったらガップリくわえ込んだら離さないイメージだな
236磯巾着な娘さん:2009/01/29(木) 10:52:37 ID:w72kd6y2
>>235
「あの、夏樹さん、そろそろ出しても良いですか……?」
僕の腰の上には恋人の夏樹が全裸で座っている。
俺を見下ろす眼は潤み、背筋が震える度に形の良いおっぱいが震える。
絶景ではあるのだが、ゆらゆらと腰が擦り付けられているせいもあって、もう射精寸前だ。
「やだやだぁ…、ふぁ、出したら、終わっひゃう……」
熱に浮かされたような舌っ足らずな口調で射精の嘆願は拒絶される。
俺の胸板に唾液が垂れる。
夏樹の快感も相当のようだが、それすら俺を責め立てる結果にしかならない。
「じゃあせめて一回抜いて……」
本当はもう喋るのも辛い。
奥歯を噛み締めていないと、すぐにでも出てしまいそうだ。
「それは、もっと、やぁ……!ずっと、繋がって……、いたいよ……」



こうですか、わかりますん><
237名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 12:52:06 ID:P8Iz+4vh
>>235
ちゅっ ちゅぱ
唾液が空気と混ざり合ういやらしい音が辺りに響く。
僕の目の前にいる女性―春華姉さんが両手で優しく俺の物を支え、先端を口に含んでいる。
口内で舌先を器用に動かす姉さんの行為が妙に興奮する。
「ね、姉さんもういいよ」
「だぁめ。もっと咥えてたいの」
再び姉さんの愛撫が始まり、猥音が響き渡る。
自分の中の欲望が爆発しそうになるのを必死に堪えるけど、もう限界が近い。
「んっ、ふぅ、んぁ…」
この声が引き金になった。まずい、もう駄目だ!
「姉さん!」
勢いよく姉さんの口から引き抜くと、姉さんはあからさまに不機嫌な顔で僕に詰め寄ってきた。
「なに勝手に終わらせてんのよー。物足りないじゃない」
「ちょっと包丁で指を切ったくらいで、物足りないも何もないよ!」
いつも姉さんに料理を作って貰ってばかりなので、今日は手伝いをしようと思ったんだけど…。
慣れない事はするもんじゃないのかも。包丁で指をちょっとだけ切ったという訳だ。
すると姉さんは電光石火の如く僕の側に移動し、
「大変!消毒しなきゃ!」
で、さっきに至る訳。姉さんを押し倒す衝動を抑えるこっちの身にもなってほしいよ。
238名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 12:53:07 ID:P8Iz+4vh
「エッチの時は、アレを咥えてても何も言わないのになんで〜?じゃあ指でもいいじゃない」
「そ、それとこれとは話が別だよ!」
だって姉さんにしてもらうの凄い気持ちいいし。いや、今はそんな正直な感想を述べてる場合じゃないか。
「とにかくもう大丈夫だから!ほら、血も止まったし…」
何とか姉さんを説得できたんだけど、料理の手解きをじっくり教えてあげる!と言って聞かない。
それで今は背中に当たる胸の感触に耐えながらタマネギ切っている。
色んな意味で涙出そう…。
 
>>236
ごめんカブった。そしてGJ!!
239名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 20:11:38 ID:hiC3VSt+
>>236>>238
共にGJ
240名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:30:42 ID:kNWzuy+3
241名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:32:13 ID:kNWzuy+3
スマン…GJって書きたかったんだ…

罰として今からジョッキ練乳イッキしてくるorz
242名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:33:50 ID:JSVlj6Uv
待て、それはご褒美ではないか?
罰として今から朝まで甘えっこに甘えられて一睡も出来ずに苦しむがいい!
243名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:41:49 ID:TV1YciXP
待ってくれ>>242。それはご褒美ではないか?

罰として>>241は今から双子な甘えっ子に両腕腕枕で痺れに苦しむがいい!
244名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:45:48 ID:fozFR+a2
待つんだ>>243。それはご褒美ではないか?

罰として>>241は今から甘えっ子に24時間ちゅーされつづけて空腹に苦しむがいい!
245名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:52:48 ID:+Nlgrbck
いや待て>>244。それはご褒美だろ常識的に考えて。

罰として>>241は今から貞操の固い甘えっ子に擦り寄られ、何も出来ず生殺しにされるべきだ!
246名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 01:16:51 ID:qTF6VO6j
何を言ってるんだ>>245。それはどう考えてもご褒美だろう。

罰として>>246は、繋がったまま眠ってしまった甘えっ子の幸せそうな寝顔を見て、快感と癒しのジレンマで悶えるが良い!
247名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 01:52:16 ID:fozFR+a2
>>246
自分かよwwwww
248名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 02:05:08 ID:+eufKCub
>>242-247

なにこのスウィートストリートwww
249名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 07:55:14 ID:AiRxIKNj
>>242-247
おまいらの連携の良さに鼻から練乳ふいたwww

後、>>241は食事中は甘えっ子にあーんで食べさせられ続けて食い過ぎで苦しんでおけば良いと思う
250名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 11:30:05 ID:O+tjRD7T
またこの流れかよwww

>>241はツンデレお嬢様にあんたは椅子になってるのがお似合いよとなじられながら一日中膝の上に座られるといいよ
251名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 12:20:33 ID:VBOV/aBw
ええい!>>241はギャルゲの主人公か!
貴様のような奴は甘えっ娘にずっと頬擦りされるがいい!
フハハハハ!甘かろう!
252名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 12:27:39 ID:xSaaAOqR
みんな!もうやめて!!
>>241のライフはとっくに0よ!!





代わりに俺g
253名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 13:08:58 ID:ZaXr8/eB
>>252
ふゥ・・・たまに現れるんだよな。こういう輩が・・・。
お仕置きしないとわからないんだろうなァ・・・。

というわけでお前は
椅子に座ったお前に跨って立つミニスカイジメっ子甘えっ子に
ニヤニヤ笑われながら目薬をさされて泣くがいい!
254名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 14:06:38 ID:HFERaOj9
>>252みたいな輩が軽はずみに
「あぁ胃が重い」って言って
「愛が重い」と勘違いされて泣かれるんだよな。

せいぜい頑張ってご機嫌とりするがいい!
255名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 15:55:10 ID:+ePwGUP9
いくら甘スレでも、この流れはSS化は無理かw
256名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 16:36:10 ID:VBOV/aBw
>>255
>>241さんと>>252さん大人気だねー」
「そうだな。奈々は行かないのか?」
「それ本気で言ってるの?私が甘えたいのはタケル君だけ♪だよ」
「面と向かって言われると照れるな」
「じゃあ御褒美のちゅーして♪」
「何だか言葉のやり取りが歪曲されてるような気がするが…まぁいいか」
「タケル君のそーゆーとこ好きだよ」
「原因はお前だ、甘奈々」
 
うん、やっぱり無理があるか…
257名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 16:46:27 ID:ZgMZE0lK
ちくしょう俺を糖尿病で殺す気か





まあこのスレ的には本望か
258あぁ あいしゅうのききまつがい 1/2:2009/01/30(金) 18:31:40 ID:fozFR+a2
「お兄ちゃん…まゆ、迷惑だった…?」

と、涙目+上目遣いで見つめてくるのは妹のまゆ(15)、見つめられてる俺は一洋(かずひろ,17)。
もうやめて!! 俺のライフはとっくに0よ!!

「うぇぇ…『やめて』って…ひっく…やっぱりめーわくだったんだぁ」
「あっ、いや!これはそうぢゃなくてただのネタで!」
「ふぇぇぇ…」

あぁぁぁぁ!どーすりゃいいんだ俺はっ!?

------------------------------------------------------------------------------------------------

今日は俺の誕生日。
生憎両親ともに出張で家にいないが、まゆはその二人を補って余りある働きをして俺の帰りを待っていた。
リビング一面を彩る飾り付け、豪華ではないが俺の好物ばかりが並ぶ夕食。
そして極めつけに―――

「じゃんじゃじゃ〜ん♪」

その効果音は古いぞ、とツッコミを入れなかったのは、別に突然発話機能に異常を来したからではない。
一言で言うと、「唖然」。
幸せ100%の笑顔でまゆが取り出したのは、いちごがたっぷり乗った、どでかいデコレーションケーキ。

「まゆが全部つくったんだよ〜♪」

だそうだ。いや限度ってあるだろ…
両親がいないことを承知で、なおこのでかさのケーキを作ったのか…

とはいえ、兄想いな妹の努力を無駄にするのは忍びないし、そもそも俺の可愛い可愛いまゆが他ならぬ
俺のために作ってくれたケーキだ。これを食わずして何を食う!シスコン!?上等だっ!!

「ゼハー…ゼハー…」

興奮しすぎたようだ…

「と、ともかく、一緒にケーキ食おうか。」
「…?うんっ!」

30分後。
そこにはなんと元気に…ではなく、苦しそうに腹をさする俺の姿があった!

「やっぱり完食はむりだったなぁ…」
「え、えへへ…ちょっと失敗しちゃった…」

まゆが少し申し訳なさそうに謝る。
ここでやめておけばよかったものを、俺はあの一言を言ってしまったのだ。
259あぁ あいしゅうのききまつがい 1/2:2009/01/30(金) 18:32:54 ID:fozFR+a2
「あぁ胃が重い…」ゲフゥ
「……ふ…」
「…腑?」
「ふぇぇ…」
「なぬ〜〜〜!?」

突然泣き出したまゆに戸惑いつつ声をかけてみる。

「どうしたまゆ!?お腹痛いのか!?」
「お、お兄ちゃん…」
「なんだ…?」
「まゆ、迷惑だった…?」

と、こうして冒頭のシーンに戻るわけだ。

------------------------------------------------------------------------------------------------

回想を巡らせていたところで問題は解決されない。
とりあえずまゆが泣いてる理由を聞かなければ…

「まゆ?何で泣いてるのか教えてくれないか?」
「だ、だって…お兄ちゃん、『愛が…おっ、おもっ、重い』って…ふゅぇぇぇ…」

なにをおさるのうさぎさん。そんなこと言った覚えなどない。

「まゆ…いつもお兄ちゃんに甘えてばっかりだから…今日はがんばって、ちゅ、ちゅくったのに…うぇぇ
あんな失敗しちゃって…ぐす…これじゃお兄ちゃんに嫌われちゃうよぉぉ……」

そんなこと言った覚えなどないが、とりあえず否定すべきところはしておかねば。

「まゆ」
「ふぇ…?」
「俺は愛が重いなんて全然思ってないし、まゆのこと絶対に嫌いになんてならないよ」
「おに…ちゃ…」
「俺のためにあんなに準備してくれて、すごく嬉しかった」
「…お…おにいぢゃぁぁぁ…」むぎゅぅぅぅすりすり
「お〜よしよし、まゆはいいこだね〜」なでなで

このあとまゆの部屋で延々とむぎゅむぎゅすりすりされ続け、解放されたのは翌朝のことだった。
あれだな、今後はもっと言動に気をつけよう。
と、思ってはみるのだがなあ…
こうして、俺たちのおバカな日常は続いていくのである。

260名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 18:34:50 ID:CI+OLDIB
( ;∀;) イイハナシダナー
261名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 18:40:11 ID:xSaaAOqR
素晴らしいじゃないかおい畜生!!
262名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 18:49:05 ID:S+d/uAVz
甘甘
263名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 19:31:10 ID:AiRxIKNj
>>254のネタからこんな良SSが生まれるとは誰が思うだろうか…
god job!

さぁ、誰が俺と一緒に病院へ行かないか?
ケーキを食い過ぎて腹と血糖値がまずいことに…
264名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 20:34:12 ID:FwRGzs0j
>>263
診察にかこつけて病院の先生に会いに行きたいからってオレ達をダシに使うもんじゃねーぜ兄ちゃん


ちなみにオレは明日歯医者だ
265名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:11:18 ID:Lf35ZPBs
もうやめて!俺の歯のライフはとっくに0よ!
266名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:48:04 ID:NnVwsKSc
>>263
god job
  ↓
神の御業
うん、問題ない
GJ!
267名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 23:26:22 ID:+eufKCub
>>266
神の御業
  ↓
甘味の御業ですね。
わかります。
268名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 23:31:40 ID:sOYVqL3j
1997年、俺は誰かに甘えられてるだろう。
そして2000年12月31日には世界中の人々が糖尿病患者なっているだろう…
269名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 23:32:14 ID:BMo+JbDI
>>267
誰がウマイことを言えとw

むしろ甘いことを言ったのか?ともかく>>259はGod Jobで間違いない
2701/2:2009/01/31(土) 01:09:33 ID:WTcznJji
 兄は食事をしないと死ぬタイプの人間なので、ご飯を食べます。
「今日も妹製作の飯、いわゆるみゆ飯が美味え」
「嬉しいことを言うお兄ちゃんめ! 褒美として一生食べさせてあげるよ! 檻とかに入れて」
「フォアグラですか。兄の肝臓が大ピンチ」
「ふぉあぐらー」
 響きが気に入ったのか、ふぉあぐらーと言いながらサラダをぱりぱり食べる妹のみゆ。
「むぐむぐ……ね、お兄ちゃんはふぉあぐら食べたことある?」
 そんな高級食品、食ったことねえ。だがしかし、そんなことを言っては兄として鼎の軽重を問われかねない。
「ももももももちろんあるともさ! あれはうまいぞ、何せガチョウの肝臓だからな!」
「どんな味なの?」
 さて困った、まるで想像がつかない。
「えーと……ガチョウっぽい味?」
「……全然分かんないんだけど」
「鶏肉の倍の味」
「より一層分からないよ、お兄ちゃん! なに、倍の味って!」
「さらに倍。役満」
 ごまかすため、箸をパイに見立てて両手で持ち、こんなことを言ってみる。いや、麻雀とか全然知らないので適当です。
「満漢全席!」
 なんか対抗された。よく分からないが、漢字数が多いので負けたっぽい。
「みゆの勝ちー♪ ていうかお兄ちゃん、ホントはふぉあぐらなんてお高いもの、食べたことないでしょ?」
「はい」
「素直なので許してあげようと思ったけど、やっぱ嘘つきなお兄ちゃんには罰ゲームを受けてもらいます」
「いかん、殺される!」
「そこまで酷いことはしないよ! んと、罰は……そだね、今日はみゆがあーんしないとお兄ちゃんはご飯食べれない刑に処すー!」
「なるほど、そのあーんの際に使う箸に毒を塗るのだな? 死にたくないなあ」
「見当違いも甚だしいよ、お兄ちゃん! ……んじゃ、罰ゲーム開始! 早速あーんだよ、お兄ちゃん!」
 みゆは箸でご飯をつまみ、兄の方に向けた。
「あー」
「はい♪ おいしい、お兄ちゃん?」
「むしゃむしゃ。飯だ」
「おいしいかどうか聞いてるの!」
「おいしい」
「にゃー♪ んじゃんじゃ、どんどん行くよ、お兄ちゃん!」
 続いてみゆは何故かまたしてもご飯をつまみ、兄の方に向けた。
「はい、あーん、だよ♪」
「おかず求む」
「好き嫌いはダメだよ、お兄ちゃん?」
「いや、好き嫌いとかではなくて」
「はい、あーん♪」
「あー」
 口内に飯が投入される。うむ、先ほどと同じ飯の味。
「おいしいかにゃ、お兄ちゃん?」
「あー、うん、うまいけど、兄はおかずとか食べたいような」
「ふにゅー♪ みゆがあーんすると、お兄ちゃんは喜びMAXだね♪」
「いやあの」
「んじゃ次ね♪ はいお兄ちゃん、あーん」
 またしても! またしても飯がみゆの箸に!
「だから! 兄は! おかずが!」
「お兄ちゃん、あーん♪」
「あー!」
 最早慣れてしまった味が口内を占める。刺激が、別の味が欲しい!
「どうかにゃどうかにゃ、お兄ちゃん?」
「おかずを! どうかおかずを!」
「みゆの愛情いっぱいのおかずを食べたくて仕方がないようだね、お兄ちゃん? まったくもー、困ったお兄ちゃんだよ♪」
 言葉とは裏腹に、みゆは笑顔でハンバーグをつまんだ。
2712/2:2009/01/31(土) 01:10:06 ID:WTcznJji
「ふっふっふー。これ、食べたいかにゃ、お兄ちゃん?」
「いい加減にしないと兄の堪忍袋の緒がかんぴょうになるぞ!」
「全く意味の分からない脅し文句だよ!」
「ほら、恵方巻とか食う季節だし」
「あー……とはならないよ、お兄ちゃん!」
 ままならぬ。
「もー……ほら、食べたかったらみゆの言うことを繰り返すんだよ?」
「嫌な予感しかしないが、ハンバーグのためなら背に腹は変えられぬ」
「こほん。……『みゆの手作りハンバーグが食べられるなんて、俺はなんて幸せ者なんだろう』」
「みゆの手掴みマングースを食べさせられるなんて、俺はなんて可哀想なんだろう」
「信じられない改変を!? 怖いよ、怖すぎるよ!」
「ハンバーグをマングースと間違えたために起こった悲劇と言えよう」
「ありえない間違いだよ、お兄ちゃん!」
「同じカタカナだし、しょうがないよね。それはともかく、そのハンバーグを兄の口に」
「むー……まぁいいよ、なんかこれ以上焦らすとジラースになりそうだし。はい、あーん」
 ジラースにはならないと思いながら、口を開けると、ハンバーグの欠片が放り込まれた。肉の味、タレの味、そして肉汁が口内を駆け巡る。
「うめぇ! 肉うめぇ!」
「みゆの手作りハンバーグ、おいしい?」
「ああ。みゆの手掴みマングース超うめえ」
「だから、これハンバーグ!」
 ハンバーグかマングースか分からない肉片を飲み込む。いやはや、普段普通に食ってるものがこれほど美味いとは……やるなあ、焦らし。
「んじゃ次ね、お兄ちゃん」
 そう言ってみゆが掴んだもの……ってえ、それトマト! 兄はトマトが大の苦手なのに!
「はい、お兄ちゃん。あーん、だよ♪」
「無理無理無理! それだけは絶対無理!」
「みゆのあーんがあれば、お兄ちゃんの好き嫌いも克服できるよ! ふぁいとだよ、お兄ちゃん!」
「口に入れた瞬間マングースが逆流するが、よろしいか」
「だから、ハンバーグなの! そして逆流はノーなの!」
「贅沢だなあ」
「いーから! はい、あーん!」
「だから、無理だって……むぐぅッ!?」
 無理やり口の中にトマトを突っ込まれた。
「ほーら食べれた♪ やったね、お兄ちゃん!」
 全くちっともやっていない! 無理なものは無理! お口の中がトマトでトマトで大変危険!
「ややっ、お兄ちゃんの顔色が青い感じに! ……えーと、やっぱ無理だったかにゃ?」
 すごい勢いでコクコクする。その勢いで口の中のトマト風味がさらに!
「しょーがない。えいやっ!」
 えいやっの掛け声と共に、みゆが飛来した。隼の反射神経を持ってこれを避ける。
「ひぎゃっ!」
 すると、後ろの壁にぶち当たり愉快な声が聞こえた。
「うぬぬ……お兄ちゃん! なんでよけるの!」
 つい、と言いたかったが、口の中がトマトなので喋れない。
「つい、じゃないよ! まったくもー!」
 普通に心を読むな。
「ふんじゃ、そろそろお兄ちゃんのお口のトマトを救出するね。むちゅー」
 むちゅーと言いながら、みゆが兄に口付けし、口内のトマトを吸い出した。ずずずずずっと移動する半液体のトマトが、トマトが!
「……ぷはー! お兄ちゃん印のトマトはおいしいよ!」
「まじい! 口の中が大変まじい!」
「ぬー! みゆにちゅーされてまじいとは何事か!」
「いやだってトマトが兄の大嫌いなトマトが口の中に縦横無尽に!」
「うるにゃー! えい!」
 みゆは再び兄に口づけすると、今度は口の中を舌で舐めまわし始めた。トマトの欠片を舐めとるのが目的と思われるが、それよりちっちゃな舌が兄の口内を駆けずり回って嗚呼!
「ちゅ……ちゅちゅ、ちゅ。どう? まじいのなくなった、お兄ちゃん?」
「まだ! 恐らく一生なくならない予定!」
「……え、えと、それじゃ、もっともっとちゅーしないとダメかにゃ、お兄ちゃん?」
 恥ずかしげに頬を染めるみゆにコクコクうなずきまくる兄です。
272名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:33:56 ID:2OHRJIwQ
終わりかな? GJ!!!!
273名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:36:02 ID:ZaDEjhUx
>270-271
GJ!

相変わらずいいなあこの兄妹
274名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:46:22 ID:wstGNCqr
この針が振り切れてる感じがもーなんていうかもーwww
good sweet good job
275241:2009/01/31(土) 02:22:26 ID:tfd+Nngf
亀だが>>241です

まさかあんな流れになるとは思ってなかったwww
今度こそ本当の罰としてガムシロ点眼しますorz
276名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 09:01:17 ID:wsQBB1+Y
>>271
朝からガムシロップ吹いた
277名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 10:16:12 ID:Qbuknkzc
>>271
俺もガムシロップ吹いたw
278名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 10:51:27 ID:/d85DHnT
>>271
手掴みマングースw
279名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 11:23:16 ID:9qKHMO6O
なんというおバカ兄妹、この2人は間違いなく人生楽しんでいる

さーて、コーヒーでも飲もうか…大量のガムシロ入りコーヒーを一気飲みで
280名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 12:52:47 ID:U01G/GLJ
じゃあ俺はガムシロップ入りガムシロップ飲んでくる
281名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 14:10:52 ID:qy5dYJAw
近親もの飽きた。
282名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 14:37:33 ID:aUH0EIFM
>>271
手掴みマングース盛大に吹いたww

なんていうか、適度にバカっぽいのがいいねぇ。
283名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 19:16:55 ID:IABh79PB
>>282
昔やったゲームのテキストで、似たようなニュアンスに『鶏肉のズタボロ風ソテー』なんてあったな
284名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 23:48:39 ID:tw0vONwR
このスレのコーヒー好きを分断する事実を発見した…




日本一甘いMAXコーヒー。
これには甘味料として、砂糖ではなく練乳が入っているんだよ!!!!










あれ?いまさらに加え俺だけか?
285名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 01:57:20 ID:3YOGLI+f
甘えん坊将軍
286名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 03:56:04 ID:tVPni9gn
甘えん坊将軍で一発垂れ流そうかと思ったがまとまらず挫折・・・orz
287名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 09:41:58 ID:9kS1QuQg
将軍が女で甘えんぼうなのか。
しょうじきにはくじょーしろー! あまえるぞー!
愛くるしい将軍に、できることなら甘えられたい犯罪者。
しかし超権力者な将軍に不遜にも甘えられたら罪状追加&牢屋での待遇が最悪のものになる。
地獄の苦しみと断腸の思いをしながら自白する犯罪者。
その苦しみゆえに真っ当な人間になって自分だけの甘えっ子をゲットしようと改心する犯罪者。
きょーもあまえられなかった……
落ち込む女将軍は、引退したじいやの孫のお側付きの青年に
愚痴を言いながらごろごろにゃーにゃー甘える……。とか? うーむ。

「本日もお疲れ様でございました」
「まったく! ちかごろのはんざいしゃどもはまっことふがいない!」
「それは残念でございましたね。さて、こちらに金平糖がございますが」
「むー……、うむ。わらわにたべさせよ。とくにさしゆるす」
「かしこまりました」
「むー、手じゃだめ〜、べろの先っぽに乗せて、こっちにのばすの〜」
「ほーへほはいはふは? (こうでございますか?)」
「えへー、そうそうっ! んふふっ♪ いただきまーすっ、ちゅっ☆ えへへ、あまぁ〜い♪」

今日も犯罪者に将軍家に伝わる甘え誘導尋問の奥義を披露できなかった○○。
しかしお側付きの献身を受け、その心地良き甘さに明日からも頑張ろうと誓うのであった。

みたいないつもの締めみたいなオチで。
288名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 12:06:03 ID:7xyPCCWV
さて、>>287が甘え誘導尋問の奥義を一生懸命書いてくれている間に糖化しておきます
>>221-224「近づく予感―2」の続きです
289近づく予感―3:2009/02/01(日) 12:06:46 ID:7xyPCCWV
「う、うーん…」
布団の中でごろんと寝返りをうってみる。それでも眠ることができない。
これが何十回目の寝返りなのだろうか。深い眠りに入ることが出来ない自分に苛立ちを覚える。
意識が遠のく時間帯もあるにはあるが、すぐに目が覚めてしまうという全く疲れの抜けない睡眠。
ここまで寝付けない夜というのは、俺にとって生まれて初めてのことだった。
(くっそー、なんで寝られないんだよ)
自分で自分に質問するが、その原因はわかっていた。
千草が『もし俺と付き合うことになったら』という妄想をしていたことが、とても気になっていたのだ。
あの時は周囲の誤解を解くことで手一杯だったし、放課後には千草を元気にすることしか考えていなかった。
だが、家で落ち着いてからそのことを考えると、急に不思議な感情が押し寄せ始めた。
嬉しいような、恥ずかしいような、複雑なような、そんな感情。
別のことを考えようとしてもその感情は残り続け、今でも心の中で入り混じっていた。
(もしも千草と付き合うことになったら、か…)
それは予想だにしない発想であった。
俺にとって千草はいつも近くにいる『幼なじみ』であり、またそれが当たり前のようになっていた。
だから今まで千草と付き合うなんて、考えたり想像したりすることもなかったのである。
けれど…、だけど…、果たしてどうなのだろうか。
改めて考えてみる。千草は俺のことをどう思っているのだろうか。俺は千草のことをどう思っているのだろうか。
そして、俺と千草が付き合うことになったら一体どうなるのだろうか。
ここでふと思う。そもそも付き合うって一般的にどうすればいいのだろうか。
定番なのは一緒に登下校とか、御飯を一緒に食べたりとか、週末にどこかへ出かけるとかだろうか。
(って、あれ? 今と全然変わってないぞ?)
修也と渚は「お前らが付き合ってもそんなに変わりはしない」とは言っていたが、それもあながち間違いでは…。
いやいや、そんなはずはない。もっとこう何かがあるはずだ、例えば…。
(って、おいおいおい! ダメだダメだ、こんなことを考えちゃ!)
これでは千草のしていた妄想となんら変わりがない。俺も人のことが言えなくなってしまうではないか。
「う、うーん…」
気持ちを切り替えようとごろんと寝返りをうつ。さっきからずっとこの繰り返しだった。
(いい加減に寝ないとまずいな)
布団の中でそう思いながら、自分の気持ちを落ち着かせる。
このまま睡眠不足の状態で朝を迎えてしまったら、色々と影響が出てしまうだろう。
考えたいことはたくさんあるが、今は何も考えずに睡眠に徹することにした。
寝ることだけに精神を集中させていく。すると徐々に意識が遠のいていくのがわかった。

コンコンコン。

「とし君、朝だよ〜♪」
「………」
がちゃりとドアが開いて、睡眠不足の元凶が室内に入ってきた。
「朝だよ〜、起きて〜」
「………」
千草の声で休みかけていた脳が一気に目を覚ましたが、全く起きる気がしなかった。
このまま起きるのは何だか嫌だし面倒だし、なによりも眠い。
290近づく予感―3:2009/02/01(日) 12:07:34 ID:7xyPCCWV
「お〜い、起きて〜」

ぺちぺち。

頬を軽く叩かれた。千草の奴、いつもこんな風に俺を起こしていたのかコノヤロー。
けれども普段どのような起こし方をしているのかに興味が湧いてきたので、このまま狸寝入りを続けることにした。
「ふふ、寝顔か〜わい〜い♪」
見られているこっちとしてはだいぶ恥ずかしい。けれどもどうせ毎日見られているのだからまぁ良しとする。
「今日も一生懸命お弁当を作ったんだぞ〜」
それはありがたいことだ。遠慮なく頂くことにしよう。
「ちゃんと起きないとお弁当あげないぞ〜?」
そう言いつつもいつもちゃんと貰っている訳だから、ここはスルーで。
「おっきろ♪ おっきろ♪ おっきっろ♪ と〜しくんおっきっろ〜♪ ヘイ♪」
毎日隣でこんなへんちくりんな歌を歌われても、全然気付かず眠っている俺にちょっと感心した。
「とし君、起きてよ〜」
「………」
「うぅ〜」
人の隣で好き勝手にやっていた千草が、さすがにじれったくなったのか唸り声を上げ始めた。
けれどももう少しだけ千草が困る様子を見ていたいので、ほうっておく。
「お〜い、としく〜ん?」
「………」
「むぅ〜、しょうがないな〜」
どさっと鞄が置かれる音が聞こえたと思ったら、
「私もとし君と一緒に寝ちゃえ〜」
(…はぁ?)
千草がそう言って、何の躊躇もなしに俺の布団に入り込んできた。
「う〜、あったか〜い」
もぞもぞと隣で動く千草に対し、何も出来ずにただただ寝たふりを続ける俺。
千草が毎日俺の布団で寝ているんだから、こうやって入り込んでくるのは普通に考えればわかることである。
だが今は妙に千草のことを意識してしまい、どうすればいいのかがわからなくなってしまったのだ。
「ん〜、とし君の匂い〜」
そんな俺をよそに、千草はくんかくんかと布団の匂いを嗅いでいる。
「はぁ〜、とし君と一緒のお布団だとやっぱり気持ちい〜な〜♪」
(恥ずかしいからそういうことを言うな!)
「えへへ〜、じゃあ私もとし君と一緒に寝るね?」
何もしゃべらない俺に小声でそう尋ねてから、千草はそのまま寝る体制に入り始めたようである。
嬉しそうなのは大変結構なことなのだが、そろそろ何とかしないと俺の精神状態がどうにかなりそうだ。
いい加減に狸寝入りを止めて起きようとした時、千草が消え入りそうな声で何かを呟いた。

「…ぃすき…だょ…」

「………」
「くー…、くー…」
「………」
291近づく予感―3:2009/02/01(日) 12:08:04 ID:7xyPCCWV
(えっ…、えええええええええ!?)
気持ちよさそうに寝息を立て始める千草。きっといつもみたいに幸せそうな表情をしているのだろう。
一方、聞いてはいけない一言を聞いてしまった俺は体中に熱が溜まっていき、頭がパニック状態になっていった。
(ど、どうしよう…)
目の前で千草が眠っているこの状況下で、俺は目を開けることができなかった。開けるのが怖かった。
そう、俺は完全に起きるタイミングを失ったのである。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「まったく、二人して何を遅刻してるのよ?」
「あ、いや…、その…」
教室に入り込んだ俺と千草を出迎えてくれたのは、渚のあきれたような顔とその他クラスメイトのひそひそ話。
周りの奴らがこちらをちらちら見ているのは、昨日のことが少なからず影響しているのかもしれない。
「いや、ちょっと寝過ごしちゃって…」
本当は目を開けるのが怖くて、起きるタイミングがわからなくなってしまっただけであるが。
「ふーん、珍しいわね。二人とも同じ日に寝過ごすなんて」
「う…」
渚の鋭い指摘に一瞬言葉が詰まってしまった。
まさか毎朝千草が俺の布団に入り込んで来て(以下略)なんて、口が裂けても言えないだろう。
「そ、それより授業は?」
苦肉の策で、都合の悪い話から話題を変えてみる。
「一時間目は先生が風邪で急遽自習。ラッキーだったわね」
「そ、そうか」
「ふぇ〜。よかったぁ〜」
俺と千草は思わずへなへなとへたり込んでしまった。
『ラッキー』という思いと、『無駄走りかよ』という思いが頭の中で交錯する。
「でも、登校でこれだけ早く走ってきたのはいつ以来だろうね〜?」
額の汗をハンドタオルで拭いながら、千草は俺に尋ねてくる。
「さ、さあな」
そんな千草を俺は直視できなかった。
あの言葉は「俺の布団の中で寝るのが『…ぃすき…だょ…』」という意味で言ったのだろうとか、
千草が何かを妄想していて無意識に発してしまった言葉なのだろうとか、そもそも俺の聞き違いかもしれないとか、
布団の中で散々都合のいいように解釈してきたつもりなのだが、それでもやっぱり千草のことを意識してしまう。
「どうでもいいけどさ」
俺が千草から顔を逸らしていると、渚が目の前で深くため息をついた。
「アンタ達、いい加減に手を離せば?」
「ふぇ? あ…」
「わ、わわわ!」
そう言われて、登校中に無意識に繋いでいた手を、俺と千草はあわてて振りほどいた。
「わ、悪い千草」
「う、うん、私のほうこそゴメンね」
俺と千草がお互いに謝っている間にも、クラス内のひそひそという声がより大きくなっていった。そんな中で、
「やっぱ、昨日と違うよなぁ…」
自分の席で修也が小さく呟いたこの一言。何故かこれが俺の耳から離れなかった。
292名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 12:09:37 ID:7xyPCCWV
糖化終了
前回のを見返したら誤字脱字・文法ミスが多々あったので、多分今回もあると思いますorz
一生懸命見返しましたが、ご了承下さい
293名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 13:53:42 ID:17ewobaH
アマアマやな〜。最高や。
そしていつセクロ(ry
294名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 15:17:13 ID:+uxMwTEF
>>292
いいよいいよー!
ハーゲンダッツ食いたくなった。なんとなく。
295名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 15:33:18 ID:jWzJz5wk
じゃあ俺はスーパーカップ超バニラ買ってくるよ
296名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 17:42:20 ID:uAlxX2WG
じゃあ俺は冬の定番、雪見だいふくを買ってくるとしよう
297名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 17:43:26 ID:Skpfl/OU
じゃあ俺は白クマーを……
298名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 18:57:09 ID:wKgYZFj8
>>292
good sweet
なぜか俺の飲んでいたコーヒー(ブラック)が練乳になっていたのだか、
これはこのスレの何かがコーヒーに働きかけたに違いない。
299名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 23:50:36 ID:OoHFApfH
>>298
奇遇だな。俺が食べてたカレーまんもいつの間にかカスタードまんに変わってたんだよ。

きっとこのスレが何か働き掛けたに違いない。
300名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 00:21:47 ID:4fDO69hv
こっちは辛子大根をアテに焼酎飲んでたのに、
シェリー酒とチョコレートに変ってた…

こいつはこのスレの何かg(ry
301きもちわるい甘い妄想:2009/02/02(月) 01:01:52 ID:fMhX+FJH
例えばだ、俺の彼女は胸が大きめで、俺は彼女の胸をこよなく愛し、彼女も俺が胸が大好きなのを知って居る訳だ・・

彼女は、俺の誕生日にサプライズとして、自分の乳房をデコレーションして、ケーキに見立てる訳だ・・・流石に乳房に蝋燭は立てれないから彼女が両手に持つ訳だ・・パーフェクトな訳だ・・・

そして、帰って来た俺にデコレーションされた自分の乳房を魅せて言う訳だ・・『誕生日おめでとう♪これ私のプレゼント♪このデコレーションされた二つのプリンを、た・べ・て♪』

俺は、彼女に感謝を述べ、彼女のデコレーションされた乳房を頂く訳だ・・・
先ずは、早く家に向かわねば・・忙しくなるな・・・待って居ろ!愛しき彼女よッ!

ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハ

ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハ
302きもちいくて甘い現実:2009/02/02(月) 01:39:50 ID:xFJMo3IB
猛ダッシュで家に帰った俺。

「お誕生日おめでとう♪これ私のプレゼント♪このデコレーションされた二つのプリンを、た・べ・て♪」

自分の乳房をデコレーションして、ケーキに見立てた彼女。
頬はほんのりピンク色で、火照ったからだはとっても食べごろピーチ色な訳だ…
それはまさに妄そ――もとい想像通りのプレゼントな訳だ…

ただ一か所。
デコレーションは、プリンじゃなくて、ロールケーキなだけであって。

そーだよな。俺の彼女ってば、寄せて上げてのAカップ。
世間一般で、まなi――もとい、とってもスレンダーな体型してるもんね。
揉みしだくなんて、やっぱり誕生日でもかなわない夢のまた夢…現実はかくも厳しいモノよ。

「う〜…とっても恥ずかしいよぉ」

目うるうるでそう言うのはかわいいんだ。そう、とってもかわいいんだ。
…だけど、かわいいどまり、なんだよぉ。
誕生日くらい、ボンキュッボンのボインボインで、ふとももムッチリ堪能させてくれーッ!

「頑張ってみたけど、やっぱりダメだった…かな?」


……
………俺ってヤツは。
俺ってヤツわぁ〜〜!!
こんなかーいいカノジョが、とっても素敵据え膳プレゼントしてくれてるってのに!?
ここで燃え(萌え?)なきゃ男が廃るッ!
というわけで隊長!今俺がやるべき任務はッ!

「いっただっきまーす!!」

ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハ

ハハハ、ハッハハッ、ハァハァハァハァハァハァ―――アッー!
303名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 01:42:07 ID:xFJMo3IB
>>301
勝手に続けてゴメン。
書いといてなんだが、こんなゼータクモノは糖尿で死ねばいいと思う。
304名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 02:45:12 ID:gV87Zdlw
>>301>>302
巨乳好きな俺としては妄想だけで歯が全部溶けちまうぜ!


それはそうと、週始めなのに日曜の夜にギックリ腰を再発しちまった…
こんな状況でも、ギックリ腰の奴に甘えっ娘はどんな風に甘えるのか…
とか考えてしまうぜ
305きもちわるい奴:2009/02/02(月) 02:52:02 ID:fMhX+FJH
>>303
いや・・気にするな、流石は、このスレ住人・変態紳士だ!そして、見事なる切り返しだ、そちらもまた良い・・貴様に俺のこの熱く萌えたぎる『GJ!』を捧げようッ!

―――何かになりきるきもちわるい奴より
306連レスになって済まない:2009/02/02(月) 02:59:04 ID:fMhX+FJH
>>304
ならば、貴様にこの話を送ろう!ささやかな礼だ。

『貴方?お腰が痛いのですか?愛する貴方様の為に私のおまじないをかけて上げる♪』

――痛いの、痛いの飛んで行け〜♪トントン♪トントン♪――

『私の愛しい貴方様・・幾久しく永久に愛してます・・』

彼女は、>>304の側で頬を赤らめながら、腰を労って居た・・・
307名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 07:51:38 ID:+maXysc4
まさかここでこやつに出会おうとはw

問題なし!
308名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 08:20:11 ID:gV87Zdlw
>>306
おおぅ…
これで今日も満員電車の無理な姿勢頑張れそうだよ

甘えっ娘のご加護に感謝!
309名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 08:42:00 ID:Tb7DQ8Jv
エッチしたいけど腰に負担がかかると思って必死に我慢する甘えっ娘を妄想した
310名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 11:06:46 ID:FHgDPXuo
>>309
「ねえエッチしよ!エッチ!」
「ごめん無理。つか俺が腰痛めてるの知ってるだろ!?」
「じゃあ私が上になって動いてあげる!」
「ぎゃあああ!そんなに腰を振るな!響く!響く!」


何故かこんな妄想が浮かんだ
311名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 15:04:13 ID:gV87Zdlw
>>310
想像しただけで痛いんだがw

対面座位は確実に無理だわ…
312名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 15:14:26 ID:fGiRvCG6
あぁぁいだだだ

腰痛のときは乗られるときついぞ…
313名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 15:59:48 ID:fMhX+FJH
>>312
「いいもん、私一人で気持ち良くなるからッ!」
と彼女は、俺の横で一人で本当に自慰し始める、やらしいくて切ない声と彼女が立てる淫水の音に耐え切れず「しょうがないな」と愛撫して、イクのを手伝った
いった後恥ずかしそうにもじもじしながら俺の腕にしがみついている、頭を撫でてやるとすぐに寝息を立てた、俺は彼女の可愛い寝顔を見ながら眠りについた

こうですか?判りません!
314名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 19:41:10 ID:DkBiYb2w
>>313
おおむね正解。
315名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 20:50:38 ID:Hmub1mrQ
>>312
「おにーちゃん大丈夫!?」
と、半べそかきつつ全力で抱きついてくる妹。

「あらら…今夜はさすがに無理かしらね……」
心配しつつ、腰周りを丹念にマッサージしてくれる姉。

「昨日、ちょっと無理させ過ぎたかしら…」
頬を赤らめながらも、申し訳なさそうに俯く母。

その言葉に、皆が一様に赤面する。

3連休の中日。
俺は昨日のハッスルタイムが度を越したもんでただ今絶賛腰痛め中なのである。
なんつーかもう一日中皆に甘えられまくりで幸せだったのは言うまでもないが、
無邪気に抱きつき、頭を胸にぐりぐりと押し付けて「えへへ〜」と幸せそうに
している妹や、そっと後ろから抱きしめると顔を真っ赤にしながらも心底安らいだ
表情を見せてくれる姉、その豊満な双丘を俺の胸で押し潰しながら、俺の頬に
すべすべした頬を摺り寄せて幸せそうにしている母相手に我慢しろと言う方が
どだい無理なのだ。少なくとも正常な男性であれば。

まぁその結果が今日の腰痛なワケで…あいたたた。



都合7R(各2R+全員で1R)。
新記録ですよ。ってかこんだけヤってもちゃんと出た俺の益荒男に心底脅威を覚える。



「じゃあ今日は…動かなくていいように、私達が上に乗ればいいのね。」
「お願いだから今日はそっとしておいて……」

こうですね、分かりません。
316名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 20:54:07 ID:Hmub1mrQ
酒の入った頭だと妄想に歯止めがかかりません。
義でも実でもお好きなようにお取り下さい。

お目汚し失礼しますたm(_ _)m
317名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:20:02 ID:5H7mzPqk
「だ〜れだ?」

 帰宅した俺がコタツに入ってぬくぬくとしていると、突然後から抱きつかれた。

「!?」

 ところが俺にはこんな真似をしてくる知り合いは居ない。

「だっ誰だ!」

 目を覆う手を強引に退かし、慌てて振り返る。
 そこに居たのは、金髪ツインテールの少女。年のころなら12〜13歳くらいだろうか?この寒いのにチューブトップとパンツと言った、水着(?)姿である。

「こんばんわ、初めまして」

 呆然としている俺にペコリと頭を下げて行儀良く挨拶をする少女。

「ど、どうも、こんばんわ」

 釣られてこちらも頭を下げて挨拶をする。

「ってそうじゃなくって、君は一体誰!?」

 瞬間、少女は表情を崩したかと思うと目を潤ませて俺を睨んできた。

「え?ど、どうしたの?」
「ひどい!初めてだったのに…」

えええええええええええええええ!
318名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:20:34 ID:5H7mzPqk
「落ち着いた?」

 淹れてあげたホットミルクを飲みながら、少女はコクリと頷く。

「取り乱してごめんなさい」

 そう言って彼女は、ぽつりぽつりと理由を話してくれた。
 それは、昨日の2月の3日。つまりは節分の日に俺がふざけて言ったあの台詞が発端らしい。

「初めてでした。皆さんは豆を撒いてあたし達を追い出そうとするのに…」

 うるうると瞳を潤ませて見つめてくる少女。また泣き出すかと思い身構えたが、そうでは無かった。
 彼女は立ち上がりトコトコと俺の傍までやってくると、両手を俺の首に回してぎゅっと抱きついてきたのだ。

「ちょ、ちょっと」
「鬼子(きこ)です」
「へ?」
「鬼子って呼んで下さい、あたしの名前です」

 抱きついたまま、名乗る鬼子。
 吐息が首筋に当たってくすぐったい。

「鬼子ちゃん、やめなさい」
「……」

 言われるがまま名前を呼んだにも関わらず、彼女は返事を返して来ない。

「鬼子ちゃん?」
「鬼子です」
「だから、鬼子ちゃんでしょ」
「ち、が、い、ま、す!鬼子って呼んで下さい!“ちゃん”付けしないで!」

 後から抱きついていた彼女だが、いつの間にか正面へと回り込んでおり、拗ねた様に見つめてくる。

「…鬼子」
「はいっ、ご主人さま♪」
319名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:21:16 ID:5H7mzPqk
ここまで書いたけど…
続かない><
誰か続けてください
320名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 23:25:26 ID:fGiRvCG6
>>316
母来たwww酔ってんなwww
ありだと思います!

>>319
なんて殺生な!続けてくださいお願いします…
321名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 11:07:20 ID:prpFkN4l
鬼ロリ子「ルドラァァァァァッ!! ヴァジュラオン・アーク!!!」
322仕方無くリレー代筆:2009/02/03(火) 11:18:19 ID:Z1zweKOH
>>319
ごっ、ご主人様って・・
「うむむ・・」俺はうなって瞳を期待に潤ませる鬼子を見て考え込んだ、(鬼子って、事は鬼・・角が確かに頭から小さく二つあるな?本物か?耳も尖ってるし、牙もある・・)

(つーか、あの時ふざけて「可愛い女の子の鬼だったら大歓迎だぜ!」って、言ったからか?それを聞いたこいつが、みんなに豆を叩き付けられて泣きながら此処に来たと?)

(頼ってくれたのか?やはりあんな事言ったからか?だが、鬼は厄災を招く物だよな?怒らせたら、どっかの漫画見たく電撃食らいそうだし・・なら、豆をこいつにぶつけて追い出すか?・・)

益々ウルウルしながら俺を見つめる鬼子だが、考え込んだ末の俺の次の動作で、彼女は慌て泣き始める

「ガッ!」側にあった豆入り容器を引っ掴む
「!」はうッ!て感じの表現になり、涙目になる鬼子「・・・じゃり。」豆を掴み無言で豆を撒く動作をする俺

「!!!」きゃーッと言わんばかりの泣き顔で、頭を守る様に手でカバーする鬼子
「鬼は〜・・」「駄目ぇ〜やめて下さいご主人様〜ッ!」
頭を覆い泣き出す鬼子

「嘘だよ、よしよし」と鬼子の頭を撫でるが、鬼子はほっぺを膨らませ口を尖らせて涙目だ、更に撫でるとすぐに機嫌が直り可愛くほっぺを赤くして「えへへ♪」と笑う。

だが、俺の次の言葉に彼女は凍り付く
「福の神の女の子も、内〜!」
「ラメェ〜!いやあああ!呼ばないで〜ッ!」
と鬼子が泣き叫ぶが時すでに遅し

ポンッと空中から現われたセクシーな衣装の女の子が現われて「わらわを呼んだかえ?」と現われた
着物なんだが、不釣り合いに大きな胸肉がプックリ胸元が割れた着物からはみ出て居る袴は短くて、パンツ履いてなさそうな、股間の陰が見えそうだ

足袋は履いておらず素足だ、小さな胸の鬼子とは対照的な存在が現れたのだ!
「うわ!本当にきやがったよ・・」驚く俺にセクシー着物の女の子は「わらわの名は《福子》じゃ、そなたの名と・・・お前は!鬼子ッ!」

穏やかにセクシーに現れたの福子だったが、威嚇を始める鬼子に気が付き怒り顔に豹変した・・・
波乱の修羅の展開を迎えつつ、後は任せたw
323名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 15:00:43 ID:fRx8LBnu
みんな しあわせに なったのです

(ええー!?
324名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 16:40:55 ID:JfIchJ4Z
>>301
あんたひょっとして…おっぱい総合スレに常駐しているのか?
325名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 16:42:15 ID:6BCHNbPh
全裸で待機
326名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 17:12:37 ID:Ynsaevso
みんな!今のうちに>>325に豆をぶつけるんだ!
327名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 18:12:05 ID:VdZRlwVi
「鬼は〜外ー!タネは〜うちー」
「タネじゃなくてマメだろ」
「マメもタネの一種じゃない♪
 それよりボク、君のタネが欲しーなー」
「…」
「なに無視してるのかな〜?君のマメの木はこーんな元気なのに♪」
「…我ながら、なんでこんなの好きになったんだろ」
「えへへ〜♪」

 ***

「オニは〜そと〜」
「ってなんで私に豆ぶつけるのよっ!?」
「いやぁ。たまには、お前の天邪鬼(あまのじゃく)がどっか行って欲しくてさ」
「…っ!?」
「ほれほれ。オニは〜そと〜」
「〜〜〜〜うぅー」
ぽすん
「アンタがヘンなことするから悪いんだからねッ!
 別にアンタに甘えたくて抱きついたわけじゃないんだから」
「へーへー」
なでなで
ぽや〜ん
((節分、GJッ!!))

―――

鉄板ネタだから、大事だと思うんだ(真面目に書く元気はないけどw)
>>325の血糖値の足し…になるには甘さが足りんか。
328きもちわるい甘い妄想:2009/02/03(火) 18:20:07 ID:Z1zweKOH
ほう・・・俺の彼女が鬼ビキニの格好で、俺が撒く豆を欲しているのか・・?
なるほど・・ならばッ!彼女に柔らかくした豆を彼女の巨乳にぶつける訳だ、彼女は甘い声をあげて、さらにぶつけてくれるようおねだりする訳だ・・

俺は更に彼女の巨乳目掛けてまたぶつける訳だ・・彼女は甘い声をあげて喜ぶ訳だ・・パーフェクトな訳だ・・・

先ずは、柔らかく煮込んだ豆を手に入れねばならない訳だ・・忙しくなるな・・
待って居ろッ!我が彼女よッ!

ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハッ

ハハハ、ハハハ、ハハハハハハハッ
329名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:52:56 ID:RkWsoCkw
「やっぱり節分は鰯だな。」
「え、僕はちょっと遠慮しときます。」
「何だ、好き嫌いは良くないぞ。」ハムハム
「身はともかく、内臓が苦くて……」
「しょうがないなぁ、ほれ、あーん?」
「むぅ、なにも抱き着いて後ろから食べさせなくても。」
「そうしないと、君逃げるだろう?大丈夫だ、信用してるぞ。」
「何と言う生殺んむぅ!」
「お味はいかがかな?」
「ニガーイ(苦)」
「しょうがないなぁ。口直し、とっとけ。」チゥ
「…………///////」

甘くならないorz
330名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:10:03 ID:pYnKDDiG
>>328
やあブラザー、今日も元気そうだな
331名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:18:13 ID:pYnKDDiG
連投スマソ
>>322
昔、おじゃる丸のアカネのエロパロにひどく萌えてしまって、
くやしいっ……ビクビクってなったのを思い出した。
牙とか八重歯っていいよね。
332名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 02:37:21 ID:o8yTlaOu
さらに甘噛みとかされるともうたまらない
333名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 07:03:29 ID:0V3QZj7i
噛み付き癖のある甘っ子か……。
禁書のインデックスみたいな感じかね? まああれは怒りの感情表現だけど。
334名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 08:45:11 ID:GT0/xc6O
無人島、所謂愛の楽園(混浴露天風呂付き)
335名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 16:16:12 ID:ZsqCCkQi
>>331
「うる星やつら」のラムちゃんも、電撃ばかりだと思われて余り知られて無いが、あたるの腕にに噛み付いてる、描写があったりする。

鬼っ子萌えの元祖つか、リレーする対象を見てたらふと思い浮かべたよ。
336名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 01:53:12 ID:lGtAy8H1
年下の幼馴染と年上のいとこに挟まれたい
337名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 06:19:36 ID:a6zl9Oj3
>>336
挟まれて
・「あーん」で食べさせてくれる
・風呂で甘えソープごっこ
・<<ナイトレーベンに挟まっちまった!>>
となるわけか
338名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 12:47:00 ID:5WmPGbHA
>>337
最後待てwwww
貴様エスココノヨーヘーかwwww

>>336
挟まれた上で両腕に引っ付かれて街を歩くんですね、分かります
339名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 13:22:34 ID:WL54tBrw
>>336
両側から腕を引っ張られて
大岡裁きごっこをやるんですね。しかも、二人とも手を離すどころか全力で引っ張るから
両腕負傷であまあま介護フラグですね><
340名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 15:18:19 ID:a6zl9Oj3
>>338
エスココノヨーヘーでも甘え娘には弱いってことさ
341名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 18:57:09 ID:8hK5r2JA
甘えん坊の擬人化戦闘機か・・・!
342セクシャル戦闘機:2009/02/05(木) 21:47:27 ID:S0xrvvdF
>>341
「さあ、反撃だ!バルカン及びミサイル発射!」
「・・・」
「どうした?」
「チューしてくれないと、だめッ!それに、私の穴におチンチンを入れてくれないと、撃てないの〜」

「なに〜!このコクピットにあるふざけた穴にチンポを突っ込んで射精しろと言うのか〜ッ!?」
「そだよ〜早く出さないと二人共死んじゃうよ〜〜?」

「仕方が無い・・・」
ズニュ〜
「あは〜んッ!」
「うおおおッ!オラオラッ!この淫乱雌豚戦闘機めぇ〜!」
「あ〜んッ!もっと罵って下さい〜ッ!ご主人様さいこ〜ッ!」

「出すぞ〜ッ!オラァ〜ッ!」
「あ〜んッ!イクゥッ!いっちゃうわあ〜ッ!」
「うおおおッ!って、ミサイルがッ!」
「あっは〜んッ!」「ウワア―――ッ!」

チュドーーンッ!二人は、絶頂しながら絶命し、仲良く爆散した・・・・

こうですか?判りません!
343名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 00:33:11 ID:JLFtKj/z
それじゃ戦死しちゃうから
戦闘機の中にパイロットと一緒に戦闘機の妖精さんが乗ってて
頭なでなでしてくれないと回避運動とか攻撃とかしてくれない方向で
344名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 00:53:18 ID:O2FeBV/R
高性能AIによる自動運転で、原動力は甘分か?
345名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 00:57:26 ID:Nd0pqq0G
>>343
それ何て戦闘妖精雪風とエルガイムとダンバイン?
346名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:17:38 ID:NDNE5uRO
時々ここが何スレかなのかわからなくなるんだぜ!
347名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:32:03 ID:vbGGIb27
普通にSS書いてくれると嬉しい。
348名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:35:15 ID:xlRUhx7j
かゆ
あま
349名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 05:48:25 ID:IvwoZpMF
お嬢様に手作りの高級チョコレートを貰いたい。
350名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 06:38:25 ID:OwVOJETa
なんかレスは伸びてるけど雑談ばっかだよな
351名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 09:23:55 ID:3Mc0ZL2z
どっからでも拾える分話題がポンポン飛躍するんだよな
352名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 16:06:26 ID:rVV/hrAb
>>348
A(甘え)ウィルスでみんな甘えんぼうになったゾンビか

うん、こりゃ確かにホラーだ
353名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:03:18 ID:uNIrykcv
双子の幼馴染の女の子が、Aウイルスに感染した!
顔立ちはそのままコピーしたかのようにそっくりな双子が、主人公へ襲い掛かる!

「あ〜う〜、かぷかぷ」
「あ〜う〜、かぷかぷ」
「………………」

ああっと! 双子がついに主人公へ噛み付いたぞ!
少女特有の柔らかい唇が主人公の首筋に噛み付いた!
ああ、真っ白な歯が温かい首筋に……!!

「あ〜う〜、かぷかぷ」
「あ〜う〜、かぷかぷ」

おおっと、Aウイルスの侵食がさらに進んだ双子の体が赤く紅潮し始めた!
さらにさらに、獲物を味わうように舌で首筋をなぶり始めたぞ!
このまま哀れな獲物は双子に食われてしまうのか

「あ〜う〜、かぷかぷ」
「あ〜う〜、かぷかぷ」
ああっと、ついに双子に押し倒さ
「とりあえず母さんは五月蝿いから黙ってくれ。それとお前らもいつまで人の首を舐めるつもりだ」



あ〜う〜
354名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 01:05:04 ID:OffHVm61
>>353
こういうノリ好きだw
355名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 01:15:27 ID:lsxHkgJi
かぷかぷテラカワユス
356名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 01:23:41 ID:UkTpKbMv
実況お母さんにwktkした俺は異端なのかorz
357名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 15:50:57 ID:IGqXRNCq
絶対に甘えてはいけない高校生活
 
もし甘えちゃったら愛しい人にあんな事やこんな事されてしまう。
アウトばっかりになりそうだw

デデーン >>358アウトー
358名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 17:52:31 ID:040X7SsC
だってぇ……腕…広げて……ううっ、あんな、笑顔で………
「ほら」って……言われたらぁ……えぐっ、
……ああっ、あやまるから、やめてぇ!
そこおっ、ゆるひて、ぐりぐりしないでえぇっ!




もちろん単なるゲンコツで頭ぐりぐりですが、何か?
359名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:05:41 ID:NjZJFFvy
さあ、ついに始まりました。毎年恒例の企画「絶対に甘えてはいけないin日常編」
今宵も数々の甘え展開と甘えトラップが用意されたスイートハウス兼我が家にて待ち構えているぞ!
そして今日、恒例のこの企画に参加する甘えっ娘は……こちらぁあ!!!
「う〜、ぐす、うぅ〜〜〜」
「う〜、ぐす、うぅ〜〜〜」
この日のために半日甘えることを禁じられた双子の甘えっ娘たちです!!
もう我慢の限界なのでしょうか!? 二人の目には溢れんばかりの涙が!
呼吸するのと同じように甘えまくっていた双子には少し厳しいかったかな!?
「ううう〜〜〜〜〜」
「ううう〜〜〜〜〜」
ここでルールを説明しま、あ、ちょ、待って待って、まだ早い、まだ早いから!
もうすぐだよ、もうすぐ。だからね、ほら、息子の写真とワイシャツがあるから、もうちょっと我慢してね!
「ううう……〜〜♪」
「ううう……〜〜♪」
……はぁ、危なかった。
さあ、気を取り直してルールを説明します。ルールは単純明快、双子のお二人は、これから20分間の間、
絶対に息子に対して甘えてはいけません。ハグハグもチュウもナデナデもスリスリも絶対に駄目!
もし甘えてしまったら最後、罰ゲームとして息子からお尻をペンペンされなければなりません。
しかも、服の上からではなく、パンツを脱がして素肌の尻をパンパ、おっと、ペンペンされなければ駄目!
分かった、二人とも!?
「〜〜〜〜♪」
「〜〜〜〜♪」
二人ともやる気十分です! それではぁぁぁあああ、「絶対に甘えてはいけないin日常編」すたぁぁああっとって?
何、電話? あなた、誰から……え、息子から!? ちょっと貸して。



「ちょっと、商品のあんたが帰らないと企画倒れに……」
『ごめん、降りる駅乗り過ごして終電まで行っちゃった。1時間後には帰るから、それまで持たせて、じゃ!』
「え、あ、ちょっと、そんなこといきなり……あなた、とりあえず電話返すわ……」


……ねえ、息子が帰ってくるの、あと1時間は掛か
「……ふぇぇぇ〜〜〜〜〜〜ん!!!!」
「……ふぇぇぇ〜〜〜〜〜〜ん!!!!」
あ、ああ、泣かないで、ねえ、泣かないで。ほら、息子の脱ぎたてトランクスがあるから!
え、本物がいいって、そんな無茶な、ああ、泣かないで〜〜〜〜、あなた達が泣くとわた、ぐす、私まで……。
ぐす、ぐす、うぇぇ〜〜〜〜ん!! あなた〜〜〜〜!!!


「お前と連れ添って36年だが、一緒に泣くのは止めてくれ。見た目20歳のお前と見た目10歳後半に泣かれると倍で疲れるから」



360名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:12:22 ID:NjZJFFvy
推敲してないから、今見たら文章がおかしい。
ちょっとコーヒー牛乳飲んでくる。
361名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:19:43 ID:XhICgJ4G
なんか俺の飲んでたコーヒー牛乳が、いつの間にか液状化した黒砂糖になってるんですけど
362名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 21:36:08 ID:mjB4kcSy
ブラックコーヒーを口移しで飲ませてもらえばあら不思議
ちょうどよい甘さに
363ゆーくんとユカちゃん:2009/02/07(土) 22:01:05 ID:IbnVGm5Z
2月14日…それは、若いカップルから熟年の夫婦やら、母から息子へ妹から兄貴へ姉貴から弟へ等ちょっと違う形もあるが、愛する異性へ愛の形であるチョコレートを贈る日…

――今回の主役の若きカップルであるこの二人も、例外では無いのだ。

――「ゆーくん!」去年の夏祭りから、幼馴染みから彼女へと昇格して久しい、僕には相変わらず甘えっ子の彼女のユカは、僕に明るくて元気にやって来て、両手を後ろへ組み身体を左右に振りながら、可愛らしくモジモジしている。

「どうしたんだい?ユカ?」まあ、彼女がこう言う感じで来た時は、デートか何かお願いか、プレゼントかどちらかなんだが、なんだろう?僕が内心ユカのこの見慣れて来て居る行動と笑顔を見ながら考えて居るとユカが、可愛らしく顔を赤らめながら僕に言う

「ゆーくん、今日何の日か解る?」ユカが満面の笑みで、問い掛けるが解らずに「えーと、何の日?」と答えると彼女は、ほっぺを膨らませ口を尖らせて怒りながら、僕にまくし立てる。
「ゆーくん!今日は、バレンタインよ?バレンタイン!もー!ゆーくんたら本当にこーゆーの疎いんだね!」ユカが、僕の腕を掴んで怒るがすぐに二へラと笑い「えとね、バレンタインのプレゼントを私がゆーくんにあげる日なのッ!」

「大好きなゆーくんの為に私ね、チョコレートを作って来たのッ!はいッ!」とユカは、僕に真っ赤な顔になりながら、後ろに隠して居たチョコレートを僕の眼前に突き出す、僕も思わぬ彼女の行動に慣れては居る筈なんだが、「大好きッ!」とチョコレートの贈り物
に思わず顔を赤らめながらしどろもどろになってしまう、「あ、あり、ありかとうッ!」僕のしどろもどろさに、彼女は益々ニコニコしながら「やったーッ!ゆーくん顔真っ赤か〜かわい〜あはは♪」はしゃぐ彼女が可愛くて、僕は降参する
でもユカは、ふいにうつむき「でも、ゆーくんって、他の女子にもモテモテだから、一杯一杯チョコレートを貰うんだよね?でも、良いよ?その代わり…ね?私のチョコレートだけを他の子より長く味わってね?」
「他の子なんかより一杯一杯私の上げたチョコレートを大事に食べてね!大好きなゆーくんに沢山沢山思われたいの、だからゆーくんも、私の事…ふえ…愛し…て…ね?ふぇ〜ん!」彼女
は、たちまち可愛い瞳をウルウルにして、泣き始めて僕に抱き付く、僕は彼女に「よしよし」しながら彼女に「大丈夫、他の子のは返すから、ユカちゃんがくれたこのチョコレートを大事に食べるから、泣かないで。」

僕が彼女を撫でながら告げると彼女は、ハニカミながら、涙目で微笑み「駄目よ、ゆーくんは、ちゃんと受け取るの♪でね、私と二人で食べよ♪だって、私もチョコレート好きだもん!」
「うは!」僕は、涙を拭きながら悪戯っぽく笑う彼女に呆れながら、「敵わないな。」と思った彼女は、更に「ゆーくん!好き!愛してる♪一杯一杯愛してるッッ!」と輝く笑みを僕に向ける、僕も彼女に素直に返す。

「僕は、ユカが僕を好きだと思うより、もっともっとユカを愛してる!」
「私は、もっともーーと好きッ!大好きッ!」とユカは、僕の首に抱き付いてキスをしてきた、僕も彼女の何度目か解らない求愛を受け入れてキスを返す

キスを終えて見つめ合う二人…ユカは、「ねぇ、知ってる?「大好きッ!」って、沢山言っても減らないんだよ?ゆーくん大好きッ!」

と、ユカはまた抱き付いてキスをしてくる、僕は「はいはい…」と返しながらもウルウルとしている彼女の目を見ながら抱き合いキスをした…まだ寒い季節だが、僕達には暖かな日でもあった…

364名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:59:30 ID:Th0j1m9h
あま〜〜い!GJ!
365名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:02:16 ID:iLESnJKL
これは本気で甘いな!
GJ
366名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:26:23 ID:kg6sFUFz
あまああああああああああああああい
もっとおかわりいいいいいいいいいいいいい
367名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 02:12:57 ID:BuTvBX3/
虫歯治りかけてたのにまた再発しやがった
どうしてくれるw
GJ
368名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 03:19:09 ID:fiHFNLF0
俺、来週から仕事で、大量のチョコを相手にする羽目になるんだ…。
369続・ゆーくんとユカちゃん:2009/02/08(日) 11:23:01 ID:axTsMmAV
パリパリポリパリパリポリ二人は、昨日のバレンタインのプレゼントを黙々と食べて居る、僕はくれた女の子達に感謝しながら、ユカは美味しそうに、食べて居るユカが僕に話し掛ける。
「ゆーくん!チョコレート美味しいねッ♪」まったく…こいつは、口のまわりをチョコレートだらけにしやがって…僕は、彼女に注意する、「ユカ、口の周りチョコだらけだよ、ほら拭かないと、女の子なんだからもう!」まったく子供っぽい所は相変わらずだよ…

と僕が言うと彼女は、また僕を困らせる事を言い出す「えへへ、だって美味しいんだもん♪じゃあ、私に付いてるチョコをペロペロして♪お願いッ♪」「うは!」僕は、何て事言うんだと言いながら、「ついでに君も食べちゃうぞ♪」と言うと、彼女は、顔を真っ赤に
しながら「はうッ!……いいよ、ゆーくんなら食べられてあげる♪ゆーくん!今日は、私をプレゼント♪ゆーくん♪チョコレートで、デコレーションされた私をた・べ・てッ♪」と彼女は
僕にクリティカルで、リミットブレイクな事を平気で返す(うはぁ〜!やはりそうきたかああ〜!)僕は、「はいはい、降参降参…じゃあ、頂きます♪」と彼女の肩に手を掛けると彼女は、「召し上がれ♪」と目を閉じてキスの表情になるが
僕は、彼女の口の周りを舐め回す、彼女の口の周りのチョコは、彼女の味も加わり更に甘くて蕩けそうな気がした、彼女はくすぐったそうに眉や瞼をピクピクさせてたが、ほっぺは苺の様に可愛く赤い焦らすと涙を流しそうなので、綺麗にしたら即彼女の唇を奪いキス
をする、彼女は涙を流しながら(結局泣くんかい!まあ嬉し涙なんだろうけど、こいつは、生粋の甘えっ子だから感極まるとすぐ泣くが、それはそれで…我慢がね?)僕の口の中に舌を入れて来たので僕は、彼女の舌を僕の舌で絡み取り舐め合うチュパチュパと舐めて
互いの口に残ったチョコを舐め合う彼女の舌と唾液とチョコが、美味しいハーモニーを奏でて幸せな気分に浸りまくる、ふと気配を感じて、薄目を開けるとお茶とチョコを運んで来た母親と覗く妹の存在があった…
母さんは、「ユウちゃん…」と呟きながらも何とか平静を装いつつ、頑張ってそっとお茶とチョコレートを置いて、悲しげに出て行くのが何となく見える…妹も、涙目で、「お兄ちゃんのバカァ!」と持ってたチョコを床に放り投げて逃げて行く…母さんは、普段から
「ユウちゃん!ユウ?」と過保護な程に僕が可愛くて、妹のミカは「お兄ちゃん♪大好きッ!」とユカに負けない位の甘えっ子で、ユカといつも張り合って喧嘩しているが、今は出掛けて居ないけど、ルカ姉ちゃんも僕の事が大好きで、日頃
暇になれば、「ゆーくん!ゆーくん!可愛い〜♪」って、胸を押し付けて撫でて来る…なので、ユカが居なくても母さんとミカとルカお姉ちゃんの三人で僕の取り合いをしているって訳だそして、新興勢力で強烈なライバルのユカが登場し、ある意味修羅場になってる
まあ、四人共喧嘩とは言っても口喧嘩しながら、可愛くポカポカ叩き合う位なんだけどね?でも、迂闊に止めに入ろう物なら四人に抱き付かれて、おっぱい押し倉饅頭になる…まあ、ユカとミカには胸が無いけど…
「母さん…ミカごめん!」後で二人にケアしなきゃと思うと頭が痛いが、仕方が無いし、取り敢えずユカから唇を放して見つめ合う…ユカは、その二人に気がつかず精一杯の笑顔を向けて涙目をしているが、更にとんでもない事を言い出す。
「ゆーくん!今日は、私をプレゼントって言う意味はね、キスだけじゃないの…」もじもじ顔真っ赤にしながら、ユカは話を続ける、「あのね!ゆーくん!その…ユカはね、えと…キス以上の事…しよ?」ぶっ!!
き、キス以上って、あんた…「え!?キス以上?」僕が慌てるとユカは、うつむき膝の上の手を握りギュッとしながら更に勇気を振り絞る「言わせないで!私…ね?ゆーくんとキス以上をしたいの?ゆーくん、私と…気持ちいい事…しよ?」
扉の向うで、母さんとミカは聞き耳を立てて居たのか、扉の向うにて、二人の声にならない動揺と物音がした「私ね?ゆーくんと結ばれたいの…」

彼女は、そんな二人の気配なぞ知らぬ様で更に…(あああ、扉の向うにただならぬ黒いオーラがああああ〜!)
僕は、扉の向うに恐怖しながら、何とかしようと彼女に話し掛けようとしていた
段々と妹スレ姉貴スレ母親近親スレ修羅三角関係スレ行きかもな展開になりつつ続ける?
370名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 11:38:36 ID:HCZvoYB9
一週間先から来た職人とな!

あと、改行は適度にしたほうがいいぜ
せっかくの甘さがもったいない
371名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 11:40:36 ID:6TU3fj/l
Gj
修羅場スレ行きはやめとけ
あそこはもはや残骸でしかない
372どっかで聞いた様なテロップをば:2009/02/08(日) 11:53:00 ID:axTsMmAV
>>369
この物語は、主人公ゆーくんと周囲の女の子達との非日常や日常的で、平凡かつべたな展開や出来事をゆるゆると観賞するSSです。
過度な期待はしないで下さい、尚携帯やパソコンのモニターから三メートルは、離れて見やがって下さい。
373名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:08:44 ID:UAJ2F4A6
>>372
こういうセリフを言って、甘えん坊な女の子に
「遠すぎて見えないよっ!!」って可愛く突っ込まれたいなぁ…
…ああ…俺こんな妄想浮かぶなんて…疲れてんのかなぁ…

とりあえずガムシロップ買ってくる
374名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:40:34 ID:kg6sFUFz
なんか句読点とか文章の区切りがおかしいような気がするが
とりあえずGJ
375名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 12:49:45 ID:axTsMmAV
以前・・・や・・の多用や無駄な空白を指摘されたので極力排除したら句読点や繋がりやらが…orz

次回は、その点を踏まえ努力致します夜辺りになりますが、過度な期待はしないで下さい。
376名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 13:02:05 ID:o0sJagjj
GJ。
文章の書きかたはとりあえず他の人の作品(長くても読みやすいもの)
を参考にすればなんとかなるさ。
377名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:09:41 ID:8OgnxylZ
>>369
GJ!お姉さんにも期待してるぜ。

>>368
奇遇だな。俺も来週バイト先で大量のチョコのお相手なんだ。

だがしかし、このスレですでに糖尿病な俺達だ。
きっとチョコの大群なんて屁でもないぜ!


まぁチョコ売るだけで、誰からも貰えないんだけどな・・・orz
378名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 18:01:24 ID:GOw5x0uJ
なんだ、君達寂しいな。
チョコよりもっと美味しいものはあるんだ。
一昨年兄貴からもらった練り羊羹や、去年兄貴からもらったあずきバー。
うまかった…

せめて姉ならなあ…
379名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 22:15:45 ID:N7BdB0vV
俺くらいになると自前でチョコを買ってモニターの前に置いてニヤニヤ出来る
あぁ、Morozoffのチョコ美味しいなあ……
ふふふ、すっごくビターだよ
380ゆーくんとユカちゃん:2009/02/08(日) 22:41:05 ID:axTsMmAV
――前回からの続き――
涙目で僕にキス以上を迫るユカ、扉の向うの母さんとミカのただならぬ雰囲気…ああッ!どーしたら良いんだ!こんな時に選択肢つかライフカードがあれば…あった場合は、こうだろう。
1、勇気を持ってかっこよくユカのアタックを押し止めて、振り切る。

2、『据膳食わぬは男の恥』と言う格言に従いユカを抱く。

3、取り敢えず、ここは僕の家なので、母さん達も居るし、何かで誤魔化す。

まあ、誰かに選択させたい気もするけど、【1】は無理、ユカを怒らせずに泣かさずに言える自信は無いし、【2】は論外!だって、母さんとミカが居るし、火に油所か後で何されるか…一番妥当なのは…やはり【3】か…どう言う事で誤魔化すかな?

――と咄嗟に思い付いた割にはまあまあの選択肢かな?と考えて居るとユカは、僕の沈黙が怖いのか涙ぐみ僕に涙声で言い出す。
「ゆーくん、何で黙ってるの…?もしかして…嫌?」
やばい!ユカがウルウル状態だ、よし!こうなったら…「ユカ、僕はユカが大好きだ!愛してるけど、流石にここでキス以上は、母さんも居るしさ?ミカも居るし、ルカお姉ちゃんも帰って来るし。」更に続ける。
「今ここでは無く、デートしようッ!来週の土日辺りどう?」と、ユカに言うとユカは、目を丸くして
僕のごもっともな提案にユカは、「いやッ!今ここでゆーくんとしたいのッ!」と、駄々捏ねそうでオロオロしたが、ユカはあっさりとニヘラっと笑って喜び。
「いいよ♪確かにゆーくんの家だとゆーくんのママさんやミカちゃんやルカさんが入って来たら嫌だしね、来週かぁ、私の家なら誰も居ない筈だから良いよ♪」おっ、あっさりと快諾してくれた?ユカは更に言う。
「本当は、今すぐゆーくんに抱かれたいけど、ゆーくん困ってるし、正直ね、勢いで言ったけど、キス以上のやり方解らないの…だから、今は良いかな…それから、来週のデートも楽しみだし、それからでも良いしね?デートしたら、私の家で…しよ?」「お、おう」
大人だ…ユカ、意外と大人だ…ユカっぽくないけど、でもこの場は誤魔化せそうだ、と僕はほっとすると、扉の向うの二人の気配はまだただならぬ雰囲気だよ、ううう…ルンルン♪なユカとは対照的に僕は、この後を思うと「orz」な気分だった。

―――その後、ユカと話してたらミカが入って来て、僕とユカの間に割り込みいつもの僕を巡る口喧嘩を始めたり、母さんが、お菓子持って来るが、僕のだけ《鷹の爪》入りだったりして大変だったが、夕方になり
ユカが帰る時間になったので、「離れたくないけど、仕方が無いよね…じゃあ、ゆーくん明日、学校でね〜♪今日は、楽しかったよ♪ミカちゃんもまたね♪」と、僕とアッカンベーをするミカに手を振りユカは帰って行く…ミカは、ニヤリと
笑いながら腕組みして来て「おにーちゃん、後でミカにユカとの事こっそり教えてね?教えないと、ルカお姉ちゃんに言うからね?」ううッ…ミカの目が怖い…ルカ姉に知られるのも怖いなあ、母さんにも口止めしなきゃ…。

ハァ…ミカの小悪魔な笑顔にどんよりしながら家に入る、僕は、さながら連行される人見たいな気分だよトホホ…家に入ると母さんが
「ユウちゃん、後で母さんの部屋に来なさい。」うは!目が怖い…かくして、夕食の後、ミカと母さんにデートの事やユカとのキスに
ついての尋問つーか、一悶着があるんだが、いずれまた話す…


非エロになっちまった…いつかまた続編あるかも?
381名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 23:26:29 ID:er/3oZNm
内容は良いのに読みづらくて非常に残念だ
382名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 23:52:03 ID:4aPj6H5V
「ねぇ、とおるちゃん起きてよ〜」
ゆさゆさと体を揺すり、徹を起こそうとする。エプロンをしている由香理。
「ん、まだ眠いからやだ。しかも土曜だろ」まだ夢と現実の狭間を漂っている感じの徹。まだまだ起きる気がないようだ。しかし由香理はそんなの無視し、
「起きてよ〜、私寂しくて泣いちゃうよ〜」
目をウルウルと潤いし始めた。今すぐに泣きそうな顔で
「・・・・仕方ないな。」
とうとう諦めたか、布団から出てきた徹。その顔にはいつもの事で諦めた顔。
「とおるちゃんが起きた! わーい! ぎゅってしちゃう!」
由香理はウルウルとした顔はなかったかのようにパアと晴れ、歓喜に満ちキラキラした顔で徹に抱きついた
「はあ。母さん、いつになったらやらなくなるんだ?」
由香理は40代の筈なのにいまだに見た目は20代の母に毎日抱きつかれる徹であった。




突然書いた。反省してるし後悔してる。
すまん
383名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 23:52:54 ID:4aPj6H5V
sageるの忘れた。すまん
384名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 23:57:45 ID:axTsMmAV
駄目か、駄文失礼…スレから撤収するorz
385名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 00:02:22 ID:69WvZYuq
駄文というか、改行の問題だと思うんだぜ
一行あたりの文字数を減らせば読みやすくなるんじゃないか?
386名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 00:04:03 ID:4aPj6H5V
>>380
俺はこういうの好きなんだが。文章力なんか、次第につくし、頑張ってほしいな
387名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 00:05:16 ID:4aPj6H5V
また、ミスった。これからはROMにいく。んじゃ
388名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 00:19:39 ID:VBi73Dt8
>>380
ちょっと指摘されたぐらいで落ち込んでたら生活できないぜ。
改行を工夫すればおk。

続きキボン
389名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 02:14:25 ID:6J59iBnY
>>380
俺は普通に面白いと思うし、続き書いてほしいよ!!
修羅場+糖分ってのも、とってもいいと思う!!
390名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 02:40:06 ID:nnH9levO
何だかレス見てると、みんなのレスが、ルカ姉やミカ妹やユカや母さんからの励ましの台詞に脳内変換されるんだが?

まあ、文章の指摘による悩みだけじゃなく色々あってスランプ気味でもあったが、も少し文章工夫して頑張るかな?お騒がせして済まんかった。

皆が、甘甘成分を欲しているならば答えねばならない!

近々新たなる展開を糖下するので刮目して過度な期待せずに待てッ!
391名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 10:29:03 ID:iyc4fTRk
なんか色々勘違いしてないすかね。
392名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 13:58:19 ID:uPLdGKNm
暇だから小ネタでもを書くわ




「おっはよう!」
夢は恵を見つけ出した瞬間、反射神経並みの速さで抱きついた
「いきなり抱きつくんじゃない」
恵はいつもの習慣でもやはり拒否する。
「やだよ。大好きな恵ちゃんを離すなんて考えられない」
そんな考えなんか無理無理と首を横に振る夢。いつまでも一緒にいたいという考えが伝わってくる。「しかしだな、公の場で抱きつかれるの恥ずかしいからやめなさい」
恵は諭すように夢に話しかける。
「うぅ。そんなの関係ないもん。もっとぎゅ〜しちゃう」
そんなの関係なしで、抱きつく夢。それだけ恵を思っている証拠。
「はあ。朝から疲れる」
いつもの習慣でもやはり慣れない恵だが、その抱きついた夢を見て、心が落ち着く恵であった。





駄文で糖分の無さを心よりお詫びします
393名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 14:38:02 ID:mPJ9v8Wt
>>392
いいぞもっとやって
394名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 15:41:26 ID:Qjg60eNR
>>380
シチュエーションはGoodSweet。
色々あるとは思うが、続けてくれると有難い。

皆さんから指摘を受けてる一文が長いって話は「…」と「、」を多用してるのが主な要因。
大半は「。」で済むんで、そこで改行するとぐっと読みやすくなる筈。
あと「!」の後に文章が続くとかえって強調の効果を減じてるので、そこでも出来るだけ改行する事。

健闘を祈る。
395名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 16:58:25 ID:uPLdGKNm
調子にのって




「・・・・ぎゅっ」
突然、腕に暖かな感触があった。原因は横にいる彼女は幼なじみである。
「えっと・・・五月? これはどうゆうことだい?」
彼女はなんにもないような顔で
「なんにも」
ただ一言だけ。
「何にもって。当事者からみても、腕に抱きついてるしか見えないのですが・・・」
そんなの関係なしに話を進ませる彼女は爆弾発言をかっ飛ばした。
「大丈夫。親の承認は貰ってる。あとは君のサインと年齢だけ」
何を言うか。この彼女。結婚とかそんな単語が出てくるとは。何という彼女だ。
「あの凄く飛ばしてるし、意志の尊重がないと思うのですが。」
一回内容には触れずに反論。彼女にまともに反論したら、どうなるか。
「ん。私は君の事を愛してる。君はどうなんだ?」
突然の告白。場所はとある帰り道。幼なじみの彼女。どうみても、ゲームにしか出てこないと思ったが今起きている。彼は一体彼女をどう思っているのか。今まで一緒にいて、これからも一緒に居たいのか。そして彼女を愛しているのか、彼の結論は決まっていた。
「えっ。僕は・・・・・・あなたを愛してます」
彼も彼女を愛していた。一人の女性として。
「その言葉を待っていた。幸せにさせてね!」
笑顔が可愛かった。彼は初めて彼女の笑顔に見惚れた。彼はなぜ、今まで気づかなかったのだろうか。距離が今まで近すぎただけであったのかも知れない。と思った彼だった。
「はい。幸せにさせます」
これからも共に一緒に幸せの道を歩む彼と彼女がいた。




全然甘くなくてごめん。
396名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 21:02:15 ID:4NdmMJAL
 幼馴染の沙夜が豆まきをしたいという目で俺を見る。
「いや、どんな目だ」
「…………?」
「や、なんでもない。ええと、間違ってたら謝るが、ひょっとして豆まきがしたいのか?」
 沙夜はコクコクうなずいた。
「……すげぇな、幼馴染の以心伝心ぱぅわー」
「…………?」
「なんでもない。しかし、なんでまたこんな微妙な時期に? やるなら節分の時にすればいいものを」
 沙夜の目が『するの忘れてた』と訴えてきた。
「にゃるほど。ドジ」
 沙夜のほっぺがぷくーっと膨れる。
「怒るねい。しかし、豆ねぇ……あったかなあ」
 冷蔵庫の中身を思い出していると、沙夜はポケットをごそごそと探り、何かを取り出した。
「用意周到ですね」
 コクコクうなずきながら、沙夜は取り出した袋から豆を何粒か取り出した。そして、大きく振りかぶった。
 すわ豆惨殺事件発生か、と思ったが、沙夜は振りかぶった手の動きを緩め、ゆっくり俺の口の前まで持ってきた。
「え、まかないのか? 食うの?」
 沙夜はコクコクうなずくと、俺に向け口を大きく開けた。
「……えと、ひょっとして、あーんしろって?」
 大きく口を開けると、正解だったのか、沙夜はにっこり笑って俺の口の中に豆を一粒入れた。
「もむもむ。ふむ、おいしい」
 豆を味わっていると、沙夜は俺に豆を一粒渡し、あーんと口を開いた。
「交代ですか」
 嬉しそうにコクコクうなずくと、沙夜はおあーんと口を開けた。
「ふむ。沙夜、おあずけ、おあずけだ」
 沙夜はおあえーんと口を開けたまま、じっと待った。
「いやはや、犬っぽくて可愛いなあ!」
 何かが気に障ったのだろう、沙夜がじとーっとした目つきで俺を見る。
「冗談だよ。ほれ、あーん」
 沙夜の口の中に豆を一粒入れ、さて戻ろうかと思った瞬間に指ごと捕食された。
「沙夜さん、食うのは豆であり、俺の指は食べ物ではないので出しなさい」
 淡々と説明したのに、沙夜ときたら俺の話なんてちっとも聞かずに人の指をぺろぺろするばかり。
「出せ」
 ぷるぷるぷる。沙夜の首が横に振られる。
「いや、ぷるぷるじゃなくて」
 引き抜こうとしたら、沙夜は両手で俺の手を持ち、そのまま固定しやがった。
「百歩譲って豆まきが豆を食べさせあうのはいい。だが、これは確実に豆まきではないと思うが」
 沙夜は分からないフリをして、俺の指に舌をからませた。いや、気持ちいいけど。
「楽しそうですね」
「♪」
「はぁ……まあいいや」
 空いてる手で豆を拾い、ぽりぽり食う。煎ってあっておいしい。
「…………」
 ふと、沙夜の舌が止まっていることに気づいた。ようやっと飽きてくれたか。
「ん? どした」
 沙夜は俺の指から口を離すと、あーんと口を開けた。
「あー、俺が豆食ってるの見て自分も欲しくなった、と」
 沙夜はコクコクうなずいた。
「しょーがねーなぁ……ほれ、あーん」
 おあーんと開いてる口に、豆を入れる。そして、猿も驚くほどの素早さをもって指を引き抜く。失敗。
「♪」
 両手でがっしり固定し、沙夜は俺の指をぺろぺろ舐めた。
「いや、あのさ。豆食えよ、豆」
 沙夜は一旦俺の指を口から離すと、口の中に入れておいた豆をぼりぼり食べた。そして、すぐに俺の指を口に含んだ。
「……いや、食べたら指舐めてもいいという話ではない」
「…………」(うるうる)
「だけど俺は度量が宇宙一広いので舐めてもいいから泣かないでくださいお願いします!」
 沙夜は簡単に泣き止むと、俺の指をちゅーちゅー吸い始めた。
「嘘泣きとか、ずるいと思うます」
 沙夜はなんのことか分からないフリをして、楽しそうに俺の指を舐めるのだった。
397名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 21:04:23 ID:4NdmMJAL
豆まき→女の子の件の豆→はにゃあん!
とか思いついたけど、あんまりにもあんまりなので自重しますよ、俺は!
398名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 21:12:32 ID:DGR7H5QC
>>396
GJ! さぁ、次はチョコで指ちゅぱするSSをっとと、いきなり次回を要求するのはいけないな。
ふぅ、落ちつけオレ。フフフ。とにかくGJ!! 無口甘えっ娘可愛いよ。
そして>>397は決して自重する必要はないと思うよ? 火中の栗を掴むつもりでここはひとつ。
399名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 21:18:02 ID:x0jIJ5hf
あばばばあばあばばばばば
400やっぱメールより電話だよNE!:2009/02/09(月) 22:45:13 ID:LnmhheH2
投稿します
地の文皆無なのでNGにしたい方はIDでお願いします


プルルルル
プルルルr
「もしもし?」
「もしもし?調子はどう?」
「今日学校で会ったでしょ」
「そうだけどさ、家で一人ぼっちだから僕の事恋しくなったりしない?」
「なななんであんたを恋しくなんなきゃいけないのよ!?」
「そりゃ恋人だし」
「こ、恋人って…」
「そんな当たり前の事言われた位で嬉しそうな声ださないでよ」
「だだ、誰が嬉しそうですってぇ!?」
「きみだよ君、僕の事が大好きな君だよ」
「ふ…ふんっ、だれがあんたのことなんかすきなもんですかっ」
「そっちから告白してきたくせに」
「う、うるさーい!約束破るようなやつなんてきらいだもんっ!」
「だから今日は昼休み面接あるからねって前から言ってたでしょ?
しかも怒って放課後先に帰っちゃうしさ」
「うそつきのいうことなんかきかないもん!きらいだもん!」
「僕は君のこと好きなんだけどな」
401やっぱメールより電話だよNE!:2009/02/09(月) 22:46:07 ID:LnmhheH2
「ばばばかっ!誰もそんなこと聞いてないでしょ!」
「僕が言いたかっただけだよ?」
「口だけだったらなんとでも言えますよーだ!」
「だから今日の事は許してって
明日埋め合わせするからさ」
「埋め合わせってなによ」
「明日はちゃんとぎゅってして、なでなでしてあげるからさ
あと何か一つ言うこと聞いてあげる」
「ほっ…ほんとっ!?」
「ほんとほんと。で、何して欲しい?」
「じゃ、じゃあね!…えっと…そのぉ……」
「ん?」
「あのね?…えと…」
「ん〜?」
「だからぁ…あれよ…」
「あれって?ちゃんと言わなきゃわかんないよ?」
「うぅぅ〜…いじわる…」
「何だって聞いてあげるからさ、ほら」
「…ゅーもして…?」
「え?なに?声が小さくてきこえないよ?」
「〜っ!もうしらないばかぁっ!」
「………」
「ばかばかばか!もうあんたなんてきらいっ!きらいなんだからぁっ!」
「………」
「きらいきらいきらい!」
「………」
「き…らいだもん……あんたのことなんか……」
「………」
402やっぱメールより電話だよNE!:2009/02/09(月) 22:47:40 ID:LnmhheH2
「ぐすっ…すきっていってよぉ……ちゅー…してほしいよぅ…」
「あいしてる」
「ふぇっ…」
「ごめんね?明日ちゃんといっぱいなでなでしてぎゅーしてちゅーするからさ
許して?ね?」
「んくっ…ぐしゅ…ゆるさないんだから…!これから毎日毎日ずっとずっとぎゅーしてなでなでしてちゅーしないとゆるさないんだからぁ!
そ、それに…あ、あたしだってあんたのことす、すきだもん!あ、あいしてるもん!」
「ほんと?」
「ほんとだもん!あんたなんかのあいしてるっていう気持ちよりも何倍も何倍もあいしてるんだかんね!?」
「それはゆずれないなぁ」
「あたしだってゆずれないもん!あんたをあいしてるって気持ちはだれにもまけないんだからっ!」
「ぼくもきみをあいしてるって気持ちはだれにも負けない自信はあるよ?」
「じゃぁ…おあいこ?」
「そういうことになるの?」
「なるの!」
403やっぱメールより電話だよNE!:2009/02/09(月) 22:48:44 ID:LnmhheH2



 ◇ ◆ ◇ ◆

「うん…うん…そうだね…」
「そうなの、それでね?…」
「へぇ…ぁ…もうこんな時間だ…」
「ぇ?あ、ほんとだ…」
「そろそろ寝よっか?」
「…や」
「え?でももうそろそろ寝ないと明日きついよ?」
「もうちょっとだけ…ね?……だめ…?」
「じゃぁ君が寝付くまでね?」
「ん…ありがと…えへへ…」
「ん?どうかした?」
「明日が楽しみだなぁって」
「そうなの?」
「だっていっぱいぎゅーしてなでなでしてちゅーしてくれるんでしょ?」
「うん、そうだね」
「だからなの…」
「僕も明日が楽しみだよ」
「ん…うれしい…」
「楽しみにしてね?」
「うん…ありがと…あ…と…だい…す…き…だよ………」
「ぼくもすきだよ」
「………」
「寝ちゃった…かな…?」
「ん………」
「ふふっ…おやすみ…」


ピッ


404やっぱメールより電話だよNE!:2009/02/09(月) 22:51:39 ID:LnmhheH2
以上です
今まで職人さんが微糖だなんだっていってると謙遜しすぎっすよww
って思ってたけどいざ自分が書くとなるとホント匙加減がわかんなくなるww
405名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 22:55:02 ID:uPLdGKNm
>>404
GJ
その甘さを見習いたい
406名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 23:06:44 ID:nnH9levO
GJ!
みんなの上手さに脱帽した、勘違いだと言われた俺は最早自重せざる得ない。
407名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 02:04:56 ID:xBgiYwSx
>>406
情熱と冷静がそなわり最強に見えるという名セリフを知らないのかよ
見事な情熱だと関心はするがどこもおかしくはない
しかし情熱を持ちすぐると逆に頭がおかしくなって死ぬ
SSを書きたくて書くんじゃない書いてしまう者が職人
職人は別に己をアッピルなどしてはいない
ただのレスすら甘いと感じてしまってるやつは本能的に長寿タイプ(住人はネタを選ばない)

それと最後に>>406
やはり苦さよりやはり甘さだな・・
>>380のでそれが良くわかったよ>>406感謝
408名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 07:00:09 ID:iYmzFkXc
>>407
名言なのか?それとも迷言か?
あと文脈が途切れてるし
409名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 12:00:25 ID:CjUQi3cs
>>404
すばらしいさすが謙虚な職人すばらしい
410名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 18:30:18 ID:nGkmlhQK
ブロンティスト自重しろwwwwwwww
411名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 20:02:15 ID:EYtLjpC2
名文と迷文は両立する
412名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 02:25:00 ID:OIzbPAyi
チリーン…
413名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 21:42:02 ID:rsfpcHa1
こんなに静かな夜は久しぶりだな…
414名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 21:58:36 ID:X3ThJPFG
「ちょっと信哉、もっとゆっくり歩いてて」
「いや、お前が遅しゃーだけじゃにゃーや」
「もう!信哉の隣ば歩きたかったい!分からんとね!?」
「こ、声できゃーて!分かったけん、千尋のスピードに合わせりゃよかとやろ?」
「そうそう。素直が一番たい♪」
きゅっ
「え、え?信哉?」
「手ば繋いどきゃスピードずれても安心だけん。」
「私、信哉のそんな優しいとこ好きばい♪」ニコッ
「千尋むぞらしかー!」
「信哉も声大きかて!」
 
起爆剤代わりにと思って考えたが、甘いどころかトンコツ臭くなっちまったぜ!w
ちなみに少し前の陣太鼓ネタも自分だったりする。
415名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 23:56:51 ID:8CN0dgFu
>>414
そんなことないぜ。方言甘いいなぁ〜GJ!!
416名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 00:02:46 ID:GQDBnBlf
もう、しばらくチョコは食いたくないぜ…。畜生、皆14日指定にしやがって…。
417名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 00:54:25 ID:3iPyRr2a
今日は13日の金曜日
つまりチェーンソーを持って甘えん坊が来るか、
はたまた甘えん坊といっしょにホラーでも観るか、夢が広がるな!
418名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 02:21:58 ID:fkGfoCaa
>>414
GJ!博多弁甘えっ子テラかわゆす!


さて、俺は後いくつ逆バレンタイン用の生キャラメルを作ればいいんだ…
419どっかの恋愛ゲーム風:2009/02/13(金) 12:52:57 ID:MvzrgbjR
「えへ♪タク君のお口にチョコ付いてるぞ♪」
「あ、ああごめん。」
「動かないで♪」
「な、なにす…ングッ!」
――年上の小さな彼女は、爪先立ちで背伸びして目を瞑り、頬を赤らめて僕の唇を強引に奪った、彼女の手が僕の頬を撫でて、首に腕を回し抱き付いた。


僕は、彼女の大胆なキスに翻弄され、彼女の舌により僕の口の中が蹂躙されるに任せて居た…。
周りのカップルも、そんな僕達に刺激されたのか、各々の形で愛を確かめ合ってる様だ、そんなバレンタインの夜…皆さんに幸せさんが訪れます様に…。

〜FIN〜
420どっかの恋愛ゲーム風2:2009/02/13(金) 13:14:50 ID:MvzrgbjR

「ね〜先輩?」
年下の同じ高校の下級生のカナコが俺に話し掛ける、カナコとバレンタインデートをした帰りだが。
「なんだい?」
俺は彼女に聞くと彼女は、照れくさそうに言う。

「あそこの二人…すっごいキスしてるよね?」
「あ、ああそうだな。」
なんつー恥かしい事を
「先輩…?私も、あの人達の様にキスして…良いですか?」
「こら!俺達は未成年だ。」
「それに、もう夜7時を過ぎて居る、帰らないと。」
すると、目に一杯涙を貯めて彼女は言う。
「先輩…キス位良いじゃないですか…?私の事エッチで大胆だから嫌いになりました?」
彼女の頬に涙が一筋流出す。

ああッ!もう!
「ばか野郎、んな訳ねーだろ!ほら、目を瞑れ、してやるよ。」
すると彼女は、嬉しそうに微笑みながら赤らめて彼女のキスの表情になり目を瞑る、かわえ〜よぉ!

ま、まあ、実を言うとあそこの二人…特に彼女の方の大胆なキス見てたらしたくはなってたんだが。


――俺達は、抱き合い、背中を撫で合いながら、キスをした、互いの口の中を味わいながら、しばらく抱き合って居た。


〜FIN〜
421どっかの恋愛ゲーム風3:2009/02/13(金) 13:34:30 ID:MvzrgbjR

――若者達がキスをしているのを眺めて居る、結婚15年目の30代夫婦がいた。
二人は、初々しい彼等の愛の形に恥かしさと懐かしさを覚えた。

俺達が出会って結婚して以来仕事やら、子供やらでまったく接点が出来ずにすれ違い、離婚まで考えてた二人だが、若者達のキスを見て居たら、同じ頃の初々しさを思い出していつしか二人は実を寄せ合い、肩を抱き合って居る。


――どちらとも無く、ただただこの愛に満ち溢れる雰囲気を楽しんで居たが、最初に口を開いたのは彼女だった。

「ねぇ、貴方…。」
俺の妻のミチコは目を潤ませて話し掛ける。
「なんだね?ミチコ。」
「私達も久し振りにキスしません?」
「な、なんだよ恥かしい。」

「フフッ、私は貴方と初めてのデートしてから結婚して以降、夜の営み以外ではキスは無かったけど、たまには…しましょ?」

や…やばい!ミチコの目を見て居たら、本当にキスしたくなる、それほど今の妻は、若くて可愛らしく見えてしまう、最初に出会った頃の気持ちを思い出してドキドキするよ。

周りに触発されたのか、ミチコは何時に無く大胆で、俺もしたくて堪らなくなり、ついに…。

妻とキスをした、俺はこの雰囲気と彼女の目と潤んだ唇にやられ、再び妻に恋をしたのだ…。
妻は、私の手を握り私は妻の手を強く握り返した。

ベンチで二人は、激しい恋に再び落ちて、妻の提案による離婚前の最後のデートだった筈が、再出発の日に生まれ変わった。


…愛の日バレンタインデー、貴方や貴女に素敵な事や幸せさんが訪れます様に…。

〜FIN〜 完
422名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 13:48:22 ID:T0uTJcSd
ニヤニヤしたwww超GJ
423名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:47:42 ID:XfyKGnNu
糖化しますよ
遅くなりましたが、>>289-291「近づく予感―3」の続きです

一応「4」となっていますが、番外編ととらえて頂いても結構です
424名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:48:06 ID:XfyKGnNu
「あ、あの…」
「あん?」
修也が渚の声に振り返る。
「あ、えっと…、やっぱり何でもない…」
「………」
しばらくの沈黙の後、どちらともなく再び歩き出す。
ポケットに手を突っ込んだままの修也に、半歩後ろから渚が付いていくような格好だ。
(ったく…)
公園を出てから、先ほどのやりとりを何度繰り返しただろうか。
何かを言おうとするが結局諦める渚の姿は、あの二人を必死で応援する昼間のそれとはまるで別人だった。
ちらちらと修也に視線を送る渚。修也には後ろを見ずともその様子が手に取るようにわかった。
(なんで自分のことってなるとこうなるのかねぇ)
軽くため息をつく修也。そしてポケットから手を出すと、素早く渚の手をつかんだ。
「あ…、え?」
「これで満足か?」
少し後ろを振り向きながら、渚にそう尋ねてみる。
「あ…、う…」
渚の顔が赤っぽくなっているのは、夕焼けのせいだけではないとわかった。
「うん…」
しぼるような声で小さく頷くと、渚は恥ずかしさからか俯いてしまった。
修也は歩きながらも、渚の握る力が少しだけ強くなったのが感じられた。

渚は落胆していた。
公園を出てから、何度も『手を繋ぎたい』という言葉を修也に伝えようと試みた。
けれども、あと一歩のところでそれを飲み込んでしまう。そんな自分のふがいなさにひどく落ち込んでいた。
(どうして自分のことになるとこんなにも弱いのかしら…)
渚は俯いたままそう思った。
ふと浮かんでくるのは、手を繋いで公園を出ていったあの二人。
別に付き合っているわけでもないのに、自然にそういうことが出来てしまっているのだろう。
渚にはそれがうらやましくもあり、また悔しくもあった。
(一緒にいる時間が長いとそうなるのかしら? それとも…)
どうしたらそうなるのか、必死に考えていると、
「おい」
「ひゃ!?」
気が付くと、修也が渚の方を見ながら声をかけていた。
「聞いてんのか?」
「ゴ、ゴメン、聞いてなかった…」
はぁ〜っとため息をつく修也。
「映画でもいいかって聞いたんだが」
「あ、うん、何でもいいよ」
それを聞いた修也は、渚の手をつかんだまま前を進んでいく。
一方の渚は『修也君と一緒なら…』という言葉を飲み込んだ自分に対して、またへこんでいた。
425名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:48:40 ID:XfyKGnNu

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

平日ということもあり、席はあまり埋まっていなかった。
ラッキーと思いながら、修也はわりかし見やすそうな場所に腰掛ける。続いて渚も隣に座る。
あまり大きくはない映画館。二人で来るのはこれが初めてのことだった。
「そういえば、これはどんな映画なの?」
「ん」
修也は横にいる渚にパンフレットを手渡した。渚はそこに書かれたタイトルを見て、
「え、えっと、これって…」
「ん? ようわからんが、洋物のホラー映画みてぇだな」
「ホ、ホラー…?」
パンフレットを手にしたまま固まった。
「今はこれしかやってねぇらしいからな」
「ホラー…、ホラー…」
修也の声を無視して、呟くように同じ言葉を繰り返す渚。
そんな渚に気付いた修也が声をかける。
「あー、もしかしてホラーって苦手だったっけか?」
「えっ、あ、そういう訳じゃ…」

ビー…。

始まりを告げるブザーが鳴り、照明が暗くなっていく。
周囲が静かに上映を待つ中で、二人はこれ以上何もしゃべることが出来なくなった。
仕方なくスクリーンに目を向ける修也。程なくして他の映画の宣伝がスクリーンに映し出されはじめた。
(ん?)
ふと横を見ると、目をしっかりと閉じた渚の姿が見えた。身を丸く縮こませて、ぷるぷると震えている。
(そんなに苦手なのかよ…。つーか、まだ早いだろ)
ちなみに現在、画面に映っているのはコメディ映画の宣伝である。
声をかけても気づきそうにないので渚の肩をトントンと叩いてみる。
すると渚はそれに驚いたのか、ビクッとして全身を震わせた。
「おい、大丈夫かよ?」
「う、うん…。だ、だ、大丈夫…」
修也を心配させまいと思っているのか、かすかに笑顔を見せる渚。
「だ、大丈夫…、大丈夫だ…から…」
渚はそう言っているが、修也にしてみれば明らかに大丈夫ではない様子だった。
(やれやれ、しょうがねぇな)
無理だと判断して、修也は立ち上がろうとした。

がしっ。

いきなり腕をつかまれる。
426名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:49:15 ID:XfyKGnNu
「せ、せっかくのデート…だから…、ね?」
そう言って、再び笑う渚。命綱をにぎっているかのように、強い力で修也の腕を持っている。
(本当に大丈夫なのかよ?)
そんな渚の様子に、修也は心配しつつも立ち上がることができなくなってしまった。
しばしの静寂の後、二人の様子をあざ笑うかのように映画の上映が始まった。

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「ひっく、ひっく…」
「何つーか、悪かった」
公園のベンチで泣きじゃくる渚と、それをなだめようとする修也。
修也はあれから何度か途中で出ようと言ったものの、渚が激しく拒否したため、結局最後まで見てしまったのである。
そして、上映中にこらえていた渚の涙がここで一気に溢れ出したようだ。
「ふぇぇ…、ひっく…」
「あー、ゴメン。ホントにゴメン」
元はといえば渚がホラー嫌いだというのを知らずに入ったのが悪いので、修也は必死に謝った。
だがその甲斐もむなしく、一向に渚が泣き止む様子はない。
(あー、どうすっかなぁ…)
渚を落ち着かせようとしながら周りを眺めると、自動販売機が視界に入った。
暖かいものを飲めば少しは落ち着くかもしれないと思って、修也は立ち上がろうとした。

がしっ。

再び渚に腕を掴まれた。
「やだやだ、お願いだから離れないでぇ…」
「え…、あ…」
「一人は…ぐすっ、怖いから、一緒に居てぇ…」
そう言って、渚はまた「ふぇぇ〜ん」と泣き出してしまった。
「わ、悪い、渚」
修也はあわててベンチに腰をかけ直すと、すぐに渚の体が修也にもたれかかってきた。
そして渚の腕が修也の背中に回り、ぎゅうっとしがみついてくる。
怖さが抜けないのか、渚はずっと体をぷるぷると震わせながら嗚咽を漏らし続けていた。
「ぐすっ…、ひっく…」
「渚…」
そんな渚を見て、修也は思わず渚の背中を撫でた。暖かい感触が手のひらに伝わってくる。
「ゴメンな、渚…」
渚にそう声をかけて、優しく撫で続けた。
(はぁ〜)
修也は心の中でため息をついた。渚はまだ泣いてはいるが、だいぶ落ち着いてきたようだ。
(恋愛下手だよなぁ。俺もコイツも…。そんでアイツらも…な)
数時間前にここに座っていた二人のことを思い出しながら、修也はそう思った。
ふと空を仰いでみると、星が何個か輝き出していた。
427名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:50:01 ID:XfyKGnNu

   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「まったく、二人して何を遅刻してるのよ?」
よく聞き知っている声がして、修也は突っ伏していた顔を上げた。
すると、俊之と千草がぜぇぜぇと息を切らせているのが視界に入った。
(朝っぱらから二人して遅刻たぁ、ようやるよ)
今までの経験からいって、故意に遅刻してきたとは思えない。
だが、だからといって知らない人から見たら誤解を招くような行為であることには変わりないだろう。
現に修也の周りにいる女子たちは自習時間をいいことに「やっぱりあの二人って…」などと話している。
(ん?)
ぼーっと前を眺めていると、修也はあることに気がついた。
(俊之のやつ、なんで平原と顔を合わせねぇんだ?)
千草はいつもの笑顔で俊之に話しかけるのだが、修也には俊之がそれを避けているように感じられた。
あくまで嫌悪感からではなく、恥ずかしい気持ちからきているような避け方ではある。
それでも普段の俊之の様子からしたら、少々不思議な感じだ。
(ま、どうでもいいんだがな)
そう思って、修也はあくびをかみ殺す。
以前から、あの二人の仲を干渉しないと決め込んでいるのだ。昨日、渚にもそう伝えてある。
ずっと手を繋いだままの状態でいるんだからさして問題はないだろう。
(にしても…)
修也がより気になったのは、二人の前に仁王立ちしている渚の方だった。
今の渚と昨日の夕方の渚とではまるで別人のようである。
手を繋ぎたいとなかなか言えない姿も、ホラー映画で震えていた様相も、ベンチで泣いていた面影もそこにはなかった。
クラスメイトの『深浦』と、恋人の『渚』。
どうしてそこまで変われるのか、修也にとってそれは本当に不思議で仕方がなかった。
「やっぱ、昨日と違うよなぁ…」
思わずぽつりと呟いてしまった一言。
修也にとってこの言葉が、俊之の耳に届いていたとは思ってもいなかった。
428名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:51:48 ID:gNLu/Q8X
糖化終了
けどタイトル付け忘れたorz
「近づく予感―4」ですすみません

べ、別に>>417を見てネタを思いついたわけじゃないんだからね!
429名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 15:21:09 ID:zBNAVjJP
乙。
430名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 15:27:33 ID:MvzrgbjR
渚か、昨日の深夜…コホンッ!
とにかく渚可愛いよ渚!
GJ!
431名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 01:25:08 ID:MMiqCKL9
これが甘さか・・・!
432名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 03:21:52 ID:W+gpJ8fq
認めたくないものだな、甘さ故のときめきという物は……
433名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 05:34:27 ID:3M9FOMbt
甘い色のSS?シャアじゃないのか!?
434名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 06:30:09 ID:UsDH9mGi
甘色の髪の乙女
435名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 15:34:15 ID:pFqDN12T
今日は甘ーいバレンタインデーだよっ!
436名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 01:47:05 ID:DxqDIoIa
甘娘の真骨頂だな
437名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 02:30:35 ID:edtZVn6i
まあたまには介入(覗いたり)しないで二人きりで甘い一時を過ごさせてあげようじゃないか。
ゴメン嘘。
438りょうちゃんとエミちゃん:2009/02/15(日) 02:35:34 ID:7xTluLb8

「りょうちゃん!これ!」
タプンッ!
遠足にでも使う様なポッドを持った幼馴染みのエミちゃんがやって来て、僕にポッドを突き出した、そのポッドには何かの液体が入って居る。

「なんだこれは?」
と僕が聞くと、エミはニヘラっと笑いながら
「バレンタインプレゼントのホットチョコだよ!」と僕に渡そうとする、僕は
「甘いのは苦手だ。」
と突っ撥ねるとエミちゃんは、涙ぐむ。

「寒い今日これを飲むとあったまるんだよ?折角作って来たのにぃ、クスン…。」
いや、今日は昨日の春一番で暖かかったから。
と突っ込みたかったが、泣きそうなので仕方が無く、受け取り飲んで見る、おっ!これ以外と甘く無くていけるじゃん!

「旨いよ、これ。」
素直に言うとエミちゃんは、泣き顔から笑顔にたちまち変わり。
「でしょ〜♪えへへ♪りょうちゃんが喜んでくれてうっれしいっな♪」
と僕に擦り寄り頭を僕の顎の下に付ける。

ああ、これは「撫で撫でして♪」のサインか。
僕は、エミちゃんを撫でるとエミちゃんは、いつもの様にハニカミながら顔を赤らめて喜んで居る、まるで猫だな。

撫でるとエミちゃんは
「りょうちゃんに撫で撫でされて幸せ〜♪」
と目を細めている。
本当に猫だよこいつ
撫でてると、その内エミちゃんは、幸せそうな顔して無邪気に僕の膝の上で眠りに就いた。

僕は、そんな彼女に微笑みながら、来月のホワイトデーのお返しを考えて居た。
〜完〜
439名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 05:09:35 ID:SDV4Ljqy
ホワイトな日は、何を要求されるんかな…?
440名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 08:21:57 ID:FdmU52JM
そりゃあ勿論、男のホワイt(ry
441名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 23:40:18 ID:WTKnIoKw
ホットホワイトチョコレートですね、わかります
442名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 23:44:43 ID:7PAvFj2i
もちろんホワイトデーには男のうわなにをするやm(ry
443名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:29:28 ID:v0E6WO+1
俺のホワイトカルピスを……いや、何でもない。
444名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:51:01 ID:tcE4z+Zv
じゃあ俺はストロベリー(ry
445名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:52:58 ID:X7Z0yEDj
>>440
>>441
>>442
>>443

みんな考える事は一緒なんだなw
446名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 02:11:58 ID:yTEE/ThU
チョコ味のローションですねわかります。
447名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 08:24:35 ID:SP0azvUN
あれ?俺書き込んでないはずなのにすでに書き込まれてる・・・

そうかこのスレにいるのはみんな甘党紳士だからか
448名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:41:54 ID:fBgs7d8L
449名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:46:53 ID:Lrup5oQB
450名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:55:49 ID:lim8hF7m
451名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:47:43 ID:nfmF0LWh
452名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:57:19 ID:tYnCW73W
453名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 01:08:43 ID:AdeIqTgS
454名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 01:29:30 ID:KdH7ExCr
455名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 01:44:57 ID:2+CvQlv5
456名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 01:47:29 ID:9GoiZgwl
457名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 02:03:39 ID:GhZPfUad
458名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 02:08:19 ID:gzP0Wn0S
459名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 03:29:01 ID:Naftigf1
460名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 03:45:08 ID:XGyVuJG0
461名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 04:05:36 ID:dzzRUV3k
462名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 04:22:01 ID:HB2lZYCZ
463名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 05:14:44 ID:bufLKCgE
464名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 05:28:31 ID:yQjf35P3
465名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 06:26:57 ID:O2Qk0Pjh
無駄にスレ潰すなよ
そういうノリはいらない
466名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 10:58:42 ID:0fsDun3R
二月-それは受験生にとっての修羅場-
僕、今井樹一も例外では無く、志望校の二次試験に必死である。
「アッハッハッハ……もう駄目かも。」
ぺし、と頭をはたかれる。
「…………」無言が怖いです、真紀乃さん。
真紀乃さんは、僕の所謂彼女(兼同級生)なのだが、非常に無口な女性だ。
ちなみに、非常に無口。まぁ、僕はお喋りだから周りには「丁度いいんじゃない」とよく言われるけど。

「てへ☆、冗談ですヨ。」と僕は軽口を叩いて見せたが、彼女は答えず睨みっぱなしだ。
こういう時は、凄く怖い。それはもう毛穴から血が噴出するくらい。

時世の句を考えていたら、ぎゅむっと抱きしめられてしまった。うひょー
「君と、一年離れるのは苦痛。だから駄目なんて言わないで。」
言い忘れた彼女の特徴-冗談がわからなくて、とても甘えんぼ-を僕はすっかり忘れていた。
確かに、僕も推薦で合格した彼女についていけないのは嫌だ、謝ろう。
「……ごめんなさい、真面目にやります。」
「……わかればいい。来年も二人で登校したい。」

それじゃあ、二次対策頑張りましょか!

(了)
467名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 10:59:13 ID:0fsDun3R
糖分少な目でサーセンw
468名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 11:15:56 ID:KdH7ExCr
限界まで過去問やると本番でマジで時間余るよ、とだけ。

落ち着いたら続きをplz
469名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 14:20:17 ID:UHIU26z7
あれ、無口スレじゃなかったw
470名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 20:04:53 ID:AdeIqTgS
471名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 22:37:14 ID:0PfIucs+
乙乙
この時期ならではですな〜
472名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 12:53:41 ID:CIz5XBBr
「全く信じられんな」
パソコンの画面を見ながら俺は呟いた。
ネットである大型掲示板サイトを覗いていたのだが、これがまたけしからん。
内容は甘えん坊な女の子が甘えてくるとかいうシチュエーションを住人が投稿すると言ったものだ。
精霊だとか悪魔だとか猫だとかが可愛い女の子になって甘えてきたらどんなに良い事か!
しかし現実は甘くない。
こんな非現実な事なんか起こる訳が無いのだ。だから俺は憤慨している訳で。
「ねーねーお兄ちゃん。美味しいケーキのお店のサイトとかないの?」
ふと俺の膝に座っている物体、我が妹がつまらなそうに画面を見つつ俺に訴えかけてきた。
「なんだ?そんなの見ても面白くないだろ。だから見ない」
「見たいったら見たいの!お兄ちゃんの意地悪ぅ」
膝の上で暴れられてはたまったものじゃない。妹がバランスを崩して倒れないように支えるのが大変だ。
仕方がないので、家の近くで美味しいケーキの店がないか検索してみる。
「ありがとうお兄ちゃん!」
妹は嬉しかったのか、ギュムーと強く抱き締められて胸板に頭をすりすりしてきた。
く、苦しい。くすぐったい。
「こら、操作しにくいだろ。大人しくしてろ」
「は〜い」
すりすりはやめてくれたものの、ギュムーはやめてくれなかった。まあ力を弱めてくれたお陰で苦しさから解放はされたが。
「お、ここなんかどうだ?美味そうなケーキが沢山あるし、家から遠くないぞ」
「わぁ本当だ!ねえお兄ちゃん、今から行こうよ!」
今からか!とツッコミを入れたいとこだが、妹のきらめく瞳を見ては断れない。
「分かった分かった。だけど給料日前で持ち合わせ少ないからあまり頼むなよ?」
「私はお兄ちゃんがあーんして食べさせてくれるだけで嬉しいの♪」
その一言に安心した。それじゃあ早速準備しないとな。
「お兄ちゃん大好き〜」
「ああ、俺も好きだよ」
しかしさっきのサイトは実に腹立たしい。あんな状況になってみたいっつーの。
「お兄ちゃん早く早く!」
妹に急かされ、俺達は手を繋いで家を後にした。ケーキの精霊でも現れねーかなー。
 
健康を考えて微糖でお許しを。
473名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 13:16:41 ID:Fx49Ejo4
あまいよGJ!兄一発殴らせろwww
474名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 14:28:49 ID:PX4FC2Am
GJ
甘い。
そして一発殴って構わないよね?よね?
475名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:50:13 ID:cCKMgKcn
>>472
ケーキ食べて家に帰ったらケーキの精霊が付いてきてて修羅場となるんですね、わかります。


あぁ、畜生!俺にもちょっと殴らせろ!
476名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:15:58 ID:oYEdo2Zu
>>472
むしろケーキの精霊が説教してくれ!

ってか俺にかわいい妹をよこせ!
477名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 22:30:32 ID:cJHyTnjI
この兄は一発といわず二発三発と殴られるべきだろjk
478名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:32:15 ID:qDqRu178
妹は兄にしっかりと教育しなければいけないな
479名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 02:44:13 ID:7gDUj8GP
殴るなんて甘い甘い
ここは一つ兄を砂糖漬けにしてだな・・・
480名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 07:09:58 ID:jQy0s1k8
>>472
GJ
帰ってきたらパソコンの精が居るんですね。
481名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 09:34:07 ID:gvj3wObG
>>479
そんなことしたら妹、ケーキの精、パソコンの精にナメナメ(ry
482名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 11:52:47 ID:euQx19i4
無乳娘にむにゅーされたい(´w`)ナンチテ
483名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 12:47:59 ID:RWuwSc57
「うへー、酷い目にあった」
さっき妹とケーキ屋に行ったんだが、その帰りにどこの誰か分からない奴等に襲撃された。
一発殴る奴、二、三発殴る奴。何故か砂糖を俺にぶつけてきた奴もいた。
「俺が何をしたっていうんだよー…」
殴られて頭や頬は痛いわ、体中が砂糖まみれだわ、ツイてない全く!
これも何もかもケーキの精霊が現われて甘い日常をプレゼントしてくれないのが悪い!
…有り得ない事に怒りの矛先をぶつけても空しいだけだな…。
「大丈夫お兄ちゃん?痛いの痛いの飛んでけー」
我が妹が必死に背伸びして俺の頭を魔法の言葉混じりに撫でてくれた。
うん、痛みが少し引いた気がする。
「お兄ちゃんちょっと屈んでくれる?」
「ん?こうか?」
「うん、そう!こっちも痛いの痛いの飛んでけー」
頭の次は頬だ。しかしそれは手で撫でるのではなく、俺の頬に自分の頬をスリスリさせるというものだった。
あー、さすがに頬同士じゃ届かないもんな。納得。
「あ、お兄ちゃんほっぺたにも砂糖ついてるよ?取ってあげるね♪ちゅっ」
妹は俺の頬についた砂糖をペロペロと舐め取ってくれているようだ。なんて気が利く妹だ!
妹に感心していると俺達の家に着いた。
畜生!ケーキの精霊が駄目ならパソコンの精霊が待っているに違いない!
期待に胸膨らませ俺の部屋のドアを勢いよく開けたが…勿論誰もいない。
「あーあ、そりゃいる訳ねぇよなー」
するとガックリ肩を落とす俺の顔を見た妹が、何かに気付いたようだった。
「あ、お兄ちゃんの唇にも砂糖ついてる。これも取っちゃうね!」
「え?あー、頼む…」
「うん、任せて!ちゅ…れろ、むちゅ」
(あーあ、この砂糖みたいに甘い日常生活なんて送りてぇなぁ…無理だろうけど)
唇に付いた砂糖を舐め取ってくれる妹の頭を撫でながら俺は非現実な世界をまた夢見るのだった。
 
>>472だけど、続きやってみた。皆のネタ勝手に参考にさせてもらっちゃった。ごめん。
484名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 14:52:18 ID:sXWRPH7n
いい加減にしやがれwww
これじゃあ永遠に殴り続けるハメになるだろうがwww
485名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 14:54:46 ID:sXWRPH7n
ああ、とりあえず俺からも拳を一発フォーユー

べ、別に続けて欲しいなんて思っていないんだからね!!
余りの甘さに虫歯が痛むから、その腹いせなんだから!!
486名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 15:21:26 ID:K28cFZa4
>>482
帰りますよ
487名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 15:48:21 ID:0cYVN9jf
>>483
GJ! 
受取れ!(*´∀`)ノ⌒●~*
488名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 20:20:25 ID:PxWcwwLe
>>483
君がッ泣くまでッ殴るのをやめないッ!
489名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 20:49:46 ID:oZDWBUgq
くっ…なんだこれは…甘甘じゃねえか…GJ!
490名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 00:40:17 ID:oMLAfoXu
愛って何なんだ…?
491名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 00:59:04 ID:TS7GfbUp
>>490
躊躇わないこと
悔やまないこと
492名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 01:40:49 ID:CiF1zcCk
あばよ涙!
493名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 07:40:21 ID:ufiNquFL
よろしく勇気!
494名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 07:43:49 ID:XZvQNv74
「うちゅ〜けい〜じ〜ギャ〜バ〜ン」

抱き着いて耳元で歌うのは止めてくれ我が妹よ
495名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 11:12:53 ID:K+2ww77u
>>494
メイドさんロックンロールとかにしてもらいなさい
496名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 12:56:35 ID:hJb6RSVV
>>494
「お兄ちゃんの怪我が早く治るかなーと思って」
どうも。兄です。
何が何だか分からないが、今度は殴る奴等に紛れて爆弾を投げ付けてきた奴がいた。死ぬかと思ったぜ。
泣くまでやめないと延々と殴り続けようとした奴もいたな。嘘泣きで勘弁しでもらったけど。
そして傷だらけの俺を癒すために歌を歌ってくるたのが我が妹なんだが…。
何故に宇宙刑事をチョイスするかな。大体お前放送時生まれてないだろ!
「んー、もしかしてあまり効き目ない?」
「気持ちは嬉しいが…残念ながら」
「そっかぁ…」
正直に言ったら悄気ちまった。
効いてなくても効いたって言った方がよかっただろうか。
「じゃあねじゃあね、これはどうかな?」
妹は座り込んでる俺の目線と同じ高さに自分の目線を合わせた。
綺麗な瞳だ。どう表現していいか分からないが、清らかっていうか、とにかく綺麗だ。
そして俺に向けられる笑顔。これだけで癒される感じがした。
妹に見とれていたら両頬に優しい感触が伝わってきた。妹が両手で俺の頬を包んでくれている。
コツン。
続いておでこにも優しい感触が。デコ合わせってやつだ。…何だか不思議な気分だな。
「お兄ちゃんの怪我が早く治りますように…」
短いおまじないはとても効きそうだった。いい妹を持ったもんだな。
思えば、精霊と甘い日常を過ごしたいとかいう欲望ばかり考えていたけど…。
甘い日常よりもっと大切なものがこんな近くにあったんだな。あまりに近くに在りすぎて忘れてたよ。
痛みはいつの間にか消えていた。俺は妹が抱き締めてくれた時よりも強く強く抱き締めた。
「ありがとう。お陰でよくなったよ」
「ホント?よかったぁ!」
妹も負けないくらいに抱き締め返してきた。だが抱き締めてやるだけじゃ俺の気が済まない。
「これ…お礼な」
「あ…お兄ちゃん…んっ」
甘い欲望より身近の安らぎ。こんな大切な事を知らない奴等に殴られて気付くなんて俺はとことん馬鹿だな。
でも今じゃ感謝してるぜ?通りすがりの名無しの奴等。
「ぷはっ、お兄ちゃん…大好きだよぉ…んっむぅ…」
重なり合う俺と妹の唇が熱を上げる中、見ず知らずの恩人達の顔が俺の脳裏をかすめた。
 
最後なのに文章崩壊で更に甘くもならなかったよ、すまない。
497名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 15:49:53 ID:VEpybjTs
兄GJwww
素晴らしいハッピーエンドだよ!
498名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 16:09:48 ID:44KziVBW
>>496
GJ
なんてこった。キスは当たり前だったのか。
499名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 16:20:13 ID:pgZHk8O4
GJ
甘いぞ。
幸せにな
500名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:13:32 ID:ABLRn8tZ
キレイにまとめられたw
GJ!
501名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 21:22:10 ID:z9Aaddcl
>>496
俺がッ泣き終わるまでッ殴るのをやめないッ!
502名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 22:35:14 ID:IGzIO4pE
君がッ!死ぬまでッ!シバくのを止めないッ!

(´;ω;`)ブワッ
503名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 23:52:41 ID:pmJZJhBr
このスレには初めてきますた。以下手土産。


目覚ましの音で目を覚ました俺は、例によってベッドの中に入り込み、俺の腕にしがみ付いている小動物を見つけて嘆息する。
「はぁ、またか・・・おい、起きんかコラ」
「んー、あと5ふん〜むにゃむにゃ・・・」
「起こしにきたお前が眠っててどーすんだ!いいから起きやがれ美夜子!」

俺はこの小動物──隣の家に住む俺の幼馴染の美夜子の肩をがくがくと揺さぶる。
「んーとね、頭なでなでか、ぎゅーってするか、ちゅーしてくれたら起きるかも」
「甘えんな、起きろ」
「むー、最近りっくんが全然優しくないかもー」
「その呼び方を辞めろと何度言わせる気だ?名前で良一って呼べって言ってるだろ」
「りっくんはりっくんだもん。りっくんこそ、昔みたいにみっちゃんって呼んでよー」
「幼稚園時代の呼び方を高校生になって使えるワケがねーだろ。いいからベッドから降りろ」

口でぶーぶーと言いながら、渋々と離れる美夜子。
だが、ベッドから出た美夜子の姿を見て、俺は眼を見開く。
「ちょっ、おま!なんで下着姿なんだ!?」
「えー、だってせっかくりっくんと一緒のお布団に入るんだから、素肌が多く当たってた方が人肌で暖かいと思って」
「馬鹿言ってないでとっとと脱ぎ捨てた服を着ろ!俺は外に出てるから!」


慌てて自室の外に出て扉を閉める。
その扉に背を預け、ずるずると床に座り込む。
「ったく、あいつには羞恥心ってものがないのかよ・・・童顔で背が低めなのに、無駄に発育(特に胸の)は良いんだから警戒しろっての」

ようやく少しは落ち着いたかと思ったが、やっぱりあいつは俺に静かな時間はくれないらしい。
「ふ、ふえ〜、服が頭のとこで引っかかっちゃったよ〜。りっくん助けて〜!」
「あーもう!んっとに!」

そんなこんなで俺と美夜子の、(悲しいが)いつも通りの日常は慌ただしく過ぎていくのであった。
504名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 00:43:23 ID:egvqvqbB
つ、続かないんですか!?
505名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 01:14:34 ID:qw0YYAna
も、もちろん続けるんですよね??
506名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 01:18:18 ID:Q4HGQB31
君がッ!続けるまでッ!全裸をッ!やめないッ!
507名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 01:23:43 ID:wYjFwD5J
いやいや今全裸だと余裕で死ねるって
508とある親子の愛:2009/02/22(日) 04:20:48 ID:uA//FJ2R

悲しいの?
私の胸を貸してあげる。
こうするとね、悲しみが薄れるってママが良く私にしてたの。
泣かないでパパ、よしよし。
妻が彼女にしてきたとしても、幼いながらも、女の子って本能で母性を発揮するんだな。

妻の病気の不安で一杯だった俺は、俺をたどたどしいながらも小さな手で俺の頭を抱き、撫でてくれる天使の様な幼い娘の胸の中で泣きながら思った…。

かつて彼女の母親が彼女にしたように、俺を抱き締める彼女は、優しい微笑みを浮かべて子守歌を歌ってくれた。


甘いと言うより切ない話かも。
509名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 07:23:09 ID:KhxoUuV7
>>503
期待!期待!
510あれから:2009/02/22(日) 20:20:48 ID:uA//FJ2R

ベッドの上で横たわる妻…。
昨夜娘の胸で泣いたがどうやら良性のポリープだった様で、手術も無事に終わり俺は、ほっとした顔で妻の寝顔を見て居た。


――数日後、元気な笑顔を見せる回復した妻、安心した俺だが、妻の喉元の包帯やらが痛々しい、しかも彼女は声がまだ出ないのだ…。
ふとみると、妻の口紅が塗られて無い唇が何やら動いて居る、どうやら何か伝えようとして居るのだ。

彼女の唇をみると、何やらモゴモゴある言葉を表す様に唇の形を変えてる様で、最後に唇を窄めて目を瞑る、目を開けたと思ったらまた四回何かの言葉を言って居る様なので発音を真似ると、どうやら

『き・す・し・て』と言って居る様だ、最後にまたキス顔になったので俺は、彼女の頭を優しく支えてキスをした。
彼女の舌が弱々しく俺の舌を絡めようとするので俺の舌で彼女の舌を絡めとってやる。

彼女の手が俺の手を握り、俺達は、助かった喜びをキスで表した。
彼女の頬には涙の筋が通り俺は彼女の涙を舐めて優しく彼女を撫でてあげた。
俺に撫でられた彼女は、甘える仕種を見せつつ眠りに就いた。

可愛い寝息の彼女にキスをした後俺は、娘を明日連れて来るから。
とメモ書きを置いて娘を迎えに行くためにそっと病院を後にした、明日は彼女や娘は、どんな笑顔を見せてくれるかな?

彼女が眠る病院の方を振り返りながら俺は、微笑んだ。


〜END〜

何か盛り上がった所済まんッ!これで許して欲しい。
511名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 20:45:51 ID:gIaGuQDJ
>>503
GJな手土産は美味しく頂いた

次はメインを頂こうじゃないか!

>>510
甘酸っぱい!
だがGJ!
512名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 21:28:25 ID:9Y6zGd9L
おお…糖化ラッシュで体が砂糖漬けに…
513名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 06:53:27 ID:Id24i6DN
>>503
朝のシチュエーションは甘いなもう!GJ!!

>>510
夫婦の関係も甘くていいね。GJ!!
 
ちょっと糖化しようと思いますが、鬱展開なので、苦手な方はスルーして下さい。
甘えんぼスレじゃ不相応だろうけど(´・ω・`)
 
「矢島君…どこ?」
「ほら、瑠美。僕はここにいるよ」
瑠美の手がふらふらと宙を彷徨う。僕はその手を両手で握り締めた。
だけど僕とは裏腹に瑠美の方から力が入る事は無かった。
彼女は難病に冒されていて今はベッドの横になっている。
以前は普通に会話もできたし、冗談で叩かれたりもした。
だけど…次第に体の自由が利かなくなり、声も元気に出せなくなっていった。
そして遂に別れの時がきてしまった。
「ごめんね、矢島君…ごめんね」
「なんで瑠美が謝るんだよ。瑠美は悪い事してないじゃないか」
「私がこんなんでごめんね。迷惑ばかりかけちゃって…」
「迷惑だなんて思った事なんか無いよ」
「えへ…矢島君てやっぱり優しいね」
「僕は普通だって」
瑠美は弱々しい口調とは違い、驚く程に爽やかな表情をしている。
きっと自分がもうすぐ旅立つ事を分かっているんだろう。
「今日を乗り越えれば、もう大丈夫だってさ。だから頑張ろうよ」
見え見えの気休めの嘘をつく事が痛かった。だけど瑠美はこんな痛みよりずっと苦しい痛みを感じてきたんだろう。
「嘘をついてまで優しなくてもいいのに」
「嘘なんかじゃないよ。本当だってば」
「分かるよ。だって私…矢島君の彼女だもん」
こちらを見つめる瑠美。元気な頃と変わらない可愛い笑顔だ。
今でも自慢の彼女だと自信を持って言える。
「矢島君、あのね…」
「何?」
「また…遊園地に行きたいな」
遊園地か。僕と瑠美が初めてデートした場所だ。
あの時はお互い緊張しちゃって思い切り楽しめなかったっけ。
「私ね、絶叫マシンやお化け屋敷苦手だから、手を握っててね」
「うん。絶対に離さないよ」
「それでね、二人でね、ソフトクリームの食べさせ合いをするの…」
「うん…」
514名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 07:03:35 ID:Id24i6DN
「それ、でね…。最後に観覧車に、乗って…。夕日をバックに…キス…したい、なぁ…」
「うん、うん…」
瑠美の言葉が段々弱くなってきている。僕もいつの間にか流れ出ている涙のせいでいい言葉が出ない。ただ一言うんとしか言えなかった。
瑠美も泣いていた。涙が湧いては頬を伝い消えて行く。
もう、時間なのか。信じたくなかった。
「矢島く…ん」
「うん…」
「あのね…」
瑠美の瞼がゆっくりと閉じられて行く。
微かに聞こえる瑠美の声を聞き取ろうと、顔を瑠美の顔に近付けた。
………。
……。
…。
そして。
部屋に何の感情も持たない機械音が鳴り響いた。
「瑠美…瑠美ぃ…!」
 
 
「あ、矢島先生。ここにいたんですか」
窓から退院する患者を見ていた僕に新米の職員が声をかけてきた。
「例の資料用意できましたよ。後で確認お願いします」
「うん、ありがとう。助かったよ」
「いえ。あ、今日退院の患者さんですか?」
「ああ。どうやら彼女さんが迎えに来たみたいだよ」
「確かあの患者の病気って、以前は治療は無理とされた病気でしたっけ。矢島先生のお陰でそれが治せる病気になったんですよね」
「僕だけの力じゃないよ。様々な人の努力のお陰さ」
新米職員の言葉に正直照れた。その職員は更に目をきらつかせながらこんな質問をしてきた。
「先生みたいに偉業を達成するには何か秘訣みたいなものがあったんですか?」
何だか新米らしい質問だな。僕は笑顔で答えてあげた。
「僕が甘党だって事かな」
「???」
その職員はよく分からない顔をして、僕に一礼すると仕事に戻って行った。
僕は再び窓の向こう側、退院を喜び合うカップルに目を向けた。
二人の笑顔にこちらまで嬉しい気持ちになっていく。
「瑠美、きみの願い…ちょっとずつ叶えていってるよ」
退院を喜び合うカップル。人目を気にせず抱き合う二人の「大好きだよ」と言う言葉が僕の耳に届いた。
 
 
矢島君 あのね
私達みたいな甘い繋がりが沢山あったらきっと素敵だと思うの
病気なんかに邪魔されない固く甘い絆に包まれた世界
そんな世界 私見てみたかったなぁ
短い間だったけど 私とても幸せだったよ
矢島君 大好きだよ
515名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 08:23:42 ID:3WvxnHEF
>>514
甘い世界だとー!GJ!
516名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 14:11:50 ID:g8L4/iWF
おい誰だよ画面に悪戯したの
にじんで見えないだろ
517名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 17:17:11 ID:HRyIz9/Q
あれ、俺いつの間に目薬点したんだろ…
518久し振りの…激甘?:2009/02/23(月) 18:49:42 ID:yBmc1jgZ

なーに泣いてるのぉ〜?
止まない土砂降りなんて無いんだよ〜?
雲が流れたら後は待つだけでお日様ポカポカなんだよ〜?
お日様の暖かさと香りの季節はもうすぐなんだからぁ、みんな泣かないで〜♪

世界中の割れた窓を修理する力は無いけど、取り敢えずみんなを「幸せさん♪」「お元気さん♪」にする力はあるんだよ♪えへッ♪

寂しい人〜元気が欲しい人〜この指と〜まれ♪
「歩くビタミンな私」に集まれ〜♪アハハ♪
ね〜、ゆ〜くんッ♪私ね、こんな風にみんなを元気にする天使になりたいなッ♪
な〜んちゃってッ♪
アハハハッ♪
いこッ!ゆーくんッ♪でも、その前に…。

ゆかは、悲しいニュースを見て彼女なりの真面目な言葉を僕に言って笑顔を見せて、僕に涙ぐみながらキスをした。
そして、いつもの様に「ゆーくんッ!ゆーくんッ!大好きッ!」
とニュースに影響されて、被害者達やみんなを思いに涙しながらキスしてきた。

――相変わらずな泣き虫で、甘えっ子な彼女だが、とても感受性が強くて優しい子だなあ…。
と感心した。
僕の胸の中で甘える彼女を愛しく撫でながら、彼女と何処へ行こうかな?
と、デートプランを練って居た。

「幾久しく愛してるよ!ゆか!さぁ!行こうか。」
「うん♪ゆーくんッ!いこ。」
二人は、手を繋いで取り敢えず歩き出した。


〜END〜
519名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 18:54:45 ID:TPwe7j06
なんでだろう。激甘と書いてあるのに、前の作品の二人と重なってしまう
520名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 22:00:12 ID:oaqlAoMr
なんというA(甘え)ウイルス
思春期の女の子にのみ発症し、原因不明のまま血糖値が上昇しやがて死に至る。

治療法はただひとつ、彼氏に1ヶ月間甘え続けることですね
わかりますわかります
521名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 00:06:51 ID:2Ew/b5/m
>>520
糖病生活ですね、わかります
522名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 01:10:21 ID:ahbjxOy/
>>520
注射は男のしr(ry
523名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 01:29:54 ID:yC2+nPlV
誰がうまいこといえと
524名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 01:33:01 ID:D1CEahyD
24時間アマエマスカ
525名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 10:11:15 ID:ySP1gCpc
靴の紐を結んでいると、後ろから抱き付いて止めようとする義妹
526名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 11:28:47 ID:wmEsEC2O
>>524
懐かしすぐるw
527名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 19:57:54 ID:+7tJgRZr
だがベタだからこそ良いときもあるがな
528名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 22:45:25 ID:ec3fEgdg
そりゃまあベタベタに甘えるわけだしな
529503:2009/02/24(火) 22:53:01 ID:IATgVCOn
希望が多かったので続編を書いてきました。503から呼んで下さい。


頭をかきむしりながら俺は自室に舞い戻り、頭に引っかかったワイシャツに悪戦苦闘している美夜子を、あまり顔を向けないようにしながら助けた。(だって前向いたらこのアホの下着が丸見えになるし・・・)
「えへー。ありがとーりっくん。やっぱりホントは、りっくん優しいんだね〜」
「う、うるさい」

満面の笑顔を正面から向けられて、何だか恥ずかしくなった俺はそっぽを向いて適当に返す。
どうしてここまで無邪気な笑顔を作れるんだろうなぁ、こいつは。
「ところで、何でこんな時間に起こしに来てんだよ」
「えー、だって、そろそろ準備しないと学校に遅刻しちゃうよ?」

まさかとは思ったが・・・やはりこのアホ勘違いしてたか・・・。
「あのな、美夜子。忘れてるみたいだから教えてやるが、今日は学校は創立記念日で休みだぞ?」
「ふぇ?」

そう。今日うちの高校は創立記念日で嬉しいお休みなのだ。
天然が多分に入っているコイツの事だ、忘れるんじゃあないかと思いはしたが、ドンピシャかよ・・・。
「・・・・・・」
「理解したか?」
「・・・もー、だめだなーりっくんは。勘違いしてちゃいけないよ?」
「オマエだオマエ!何自然に人がやったみたいに言ってやがる!」
「むー、こういう時は男の子が女の子の顔を立てる物だよ!?」
「謂れのない間違いと責任を負う義理はないわぁぁぁ!!」

という訳で、こんなのがせっかくのんびり出来る筈の休日の始まりとなったのだった。なんでこーなるの。


530503:2009/02/24(火) 22:54:31 ID:IATgVCOn

「ねーねーりっくん、遊ぼうよ〜」

あの後一旦自分の家に戻り、私服に着替えてから再度、美夜子は俺の部屋に入ってきた。
だが正直、今日は体が嫌というまで惰眠を貪ろうとした俺からすれば、俺の体をゆさゆさと揺さぶるこいつの事を鬱陶しいと思う節が無きにしも非ずなワケで・・・。
「喧しい。こちとら昨日遅くまでゲームやってて眠いんだ。一人で遊べ。」
「あそぼー、あそぼーったら〜」
「蒲団引っ張るな、口を閉じろ、出来れば今すぐ帰れ」
「むー、幼馴染にそんな事言うなんてヒドイよ!」
「眠たがってる幼馴染を叩き起こすのはひどくないってか」

多少邪険に扱って追い返そうとはするものの、主人に懐き過ぎてる犬みたいにこいつはしつこく構ってもらおうとするのをやめない。
眠いからもう一眠りしようって時にこいつは・・・。
「とにかく俺は寝る。邪魔すんな」
「じゃああたしも一緒に・・・」
「ベッドに入ってきたら数日間クチきかねーからな」
「むむむー!!!なにさ、りっくんのれーけつ人間!あたしの事蔑ろにしてそんなに楽しいかー!」
「ただ今睡眠中です。反応が出来ません。御用の方はこのセリフの後に三弁回ってワンとないたら」
「よーし。いち…に…さん…ワ」
「人間として終わっています」
「・・・・・・うわーん!りっくんのばかー!」

目を涙で潤ませながら、美夜子は走り去った。因みに窓から。
これは俺とあいつの家が屋根伝いに繋がっているからで、昔からしょっちゅうあいつはここからおれの部屋に入ってくる。
流石に泣かしたのは罪悪感が生まれるが、このくらい言わないとあいつには効果がないのだ。
それでも明日の朝には綺麗さっぱり忘れているから良いかな、とも思ってしまう。幼馴染故の弊害とでも言うべきか・・・。
とにかくようやく静かな時間を取り戻した俺は、ベッドに入り込んで安息の時を過ごすのだった。


531503:2009/02/24(火) 22:55:15 ID:IATgVCOn

「ん、ん〜・・・今何時だ?」

どの位時間が経ったのか、自然に目が覚めた俺は、寝惚け眼を擦りながら時計を確認しようとした。
だがそれより早く、俺に向けてかけられた声が一つ。
「もう2時過ぎだよ。りっくんたらお寝坊さんにも程があるよ〜」
「もうそんな時間かよ。ちっとばかり寝過ぎたな・・・って、ん?」
「おはよ〜りっくん」
「お前・・・。また来たのかよ」

俺の体感時間で言うとついさっき離れたばかりの美夜子が、そこにいた。
「来たよ〜。今度こそあそぼ、りっくん」
「・・・やだ、めんどい」

確かに眠気は取れたが、せっかくの平日休みなのだ、もっとのんびり過ごしたかった。
だが、その時俺はまだ気付かなかった。美夜子がやけに自信ありげな眼付をしている事に。
「ふっふっふ。そんな事が言えるのかな〜りっくんは?」
「は?」
「てりゃー!これを見ろー!」

と言って美夜子は、勢いよく懐から何かの紙切れを取り出した。
俺は手渡されたそれをまじまじと見つめる。
「何だこりゃ?・・・『みっちゃんのいうことなんでもひとつききます券』???」
「ぬふふ〜。さっきお部屋の掃除してた時に偶然見つけたのだ〜」
「こりゃ一体・・・ん?下に名前が・・・『おくりぬし りょーいち』・・・俺か?」
「あたしはりっくん以外に良一ってなまえの男の子は知らないよ」
「こんなのいつ・・・あっ!」

そうだ、思い出した。子供のころ、つっても詳しい年代は覚えてないが、美夜子の誕生日に、子供の身で金のかかったものは買って送れないからって、代わりにこいつを作って渡したんだっけ。
どれだけ懐かしいものを保管してたんだこいつは・・・。
「という訳で、全然構ってくれないりっくんに、今日それを使う事にしました〜」
「使う事にって・・・こんなんもう期限切れだろう。一体いつのだと・・・」
「りっくん、それの裏まだ見てないでしょ?」
「裏?」

言われて紙を引っくり返して見ると、そこにはこうあった。
『しようきげんはありません みっちゃんのすきなときにつかってください』

「・・・・・・マジかよ」

もしタイムマシンがあったら、これを書いてる最中の俺の所に行って引っ叩きたい気分に駆られたが、時すでに遅し。
「えへ〜。という訳でりっくん、命令です。今日一日、あたしの言う事に文句も拒否もしないこと♪」
「・・・・・・・・・マジかよ」

そーゆーわけで、おれの休日からは"のんびり"の"の"の字も消えうせたのであった。・・・神は死んだ。

532503:2009/02/24(火) 22:56:16 ID:IATgVCOn


「じゃあまずは〜、おやつタイムといきましょー」
「って、こんだけの菓子をどっから持ってきやがった」

机の上にはいつの間にか、菓子やらジュースやらが山と置かれている。
「いいからいいから。それじゃりっくん、食べさせて」
「は?」
「だから〜、りっくんがあたしにこのお菓子を食べさせるの。まずはそこのポテチがいいな」
「てめぇ・・・」

されど逆らう事は出来ない。券を作って渡したのは紛れもない俺自身なのだから。今更無しなんて言ったらこいつが本気で泣いてしまう。
溜息を吐きつつ、袋からポテトチップを一枚つまみあげ、美夜子のとこにもっていく。
「ほれ、口開けろ」
「あーんもう、違うよりっくん。そーゆー時に言う言葉があるじゃない」
「・・・それってまさか」
「勿論、"あーん"だよ」
「・・・言うのか?」
「言って♪」

花が咲いたような笑みで言いやがってコイツは・・・。されど例の券をちらつかされてはやるしかない。
「あ、あーん」
「あーん♪」
パクッ
「うん、おいしー。ん?りっくんどーしたの、顔赤いよ?」
「・・・恥ずかしいんだよ、こんな真似をしちまって」
「まーまーいいじゃない。それじゃ次はねー」
「ちょいまち、まだ食わせる気か?」
「当たり前だよー。次はねー、そこのチョコクッキーが食べたいな」

さも当然とばかりにのたまいます美夜子さん。
こっちの羞恥もちっとは考えてくれ・・・。
しかしどうしようもあるはずなく、俺は二度目の"あーん"をやることになった。恥ずい・・・。
「うん、これもおいしーね。それじゃ次のめーれーです。このジュースを・・・」
といって美夜子は今度は、ペットボトルのジュースを持ち上げる。
これも飲ませる気か。
「分かったよ、ほら貸せ」
「ううん、違うよ。これは一緒に飲むの」
533503:2009/02/24(火) 22:57:24 ID:IATgVCOn

・・・えーと、今何か理解できない言葉を聞いた気がするな。
きっと聞き間違いだ。うん、そう違いない。
だから俺はもう一回美夜子に聞き直した。聞き間違いであってくれと願いながら。
「あーと、スマン。もう一回言ってもらえるか?」
「だからー、このジュースはりっくんとあたしの二人で飲むの〜」

事実だったよコンチクショウorz
しかも美夜子さんや、なに何処からともなく取り出したストローを2本ペットの口に差し込んでやがりますかあんたは。
マジか。本気と書いてマジなのか。
「ちょっ、おま!そんな事までやれってか!?」
「えー、だってりっくんが何でもお願い聞くってあれに書いたんだよ?」
「それはそうだが・・・。いくらなんでも限度がだな・・・」
「・・・そんなに、あたしのお願い聞くのいや?」

うぐっ!!
こいつ・・・今にも泣きそうな顔して上目づかいで、かつ雨の日に道端に捨てられた子犬のようなオーラを纏って言ってくるかよ。
反則すぎだろこれ!
「ねえ、いや?りっくん」
「うぐぅぅぅ・・・」

ダメだ。目を逸らせない。情に向けて直に働きかけるこの空気には勝てる気がしない。というかこの状況で断りでもしたら完璧な冷血野郎になってしまう。
俺も甘いよな・・・。
「・・・分かった、やるよ。だから泣くなよ、な?」
「わーい。りっくんのそういう優しいところ大好き!」

と言って喜々としてペットボトルを差し出してくる美夜子。おい、さっきまでの涙はどこに行きやがりましたか?
「じゃありっくん、反対側銜えて」
「ん」
「それじゃのもー」

もう反抗するのを諦めたおれは大人しくストローを口に銜える。
そして静かに中のジュースを吸い上げた。
美夜子のストローにもジュースが上っていってるのが見えた。
・・・ホントに俺達、今二人で一つのジュース飲んでんだな。

それから数秒経って、お互い口をストローから離す。
自分の顔が今どうなってんのか、鏡がなくても分かる。真っ赤になっている以外ありえないだろうから。
ふと、ちらりと美夜子の方を見てみる。どうせまたいつもの笑い顔でも浮かべてるかと思った。が。
「・・・・・・」
「み、美夜子?」

なんとこいつもこいつで赤面していた。俺のベッドの中に下着で入って来ようが平然としてるあの美夜子が、今の一回で顔を赤らめていたのだ。
「え、えへへ〜。何だかちょっと恥ずかしいね、こういうのって」

その口調も間違いなく照れているそれだ。珍しいとしか言いようがなかった。
「だったら最初から止しときゃいいじゃねーか」
「うん・・・でもね、それと同じくらい嬉しかったよ。りっくんとまるで恋人みたいなことが出来て」
「え、美夜子・・・」
「・・・え、えーとほら!りっくん、はやく次のお菓子!」
「わ、分かったよ!」

とっさに誤魔化されたが、俺は今間違いなく惚けてしまってた。
何故ならその時の美夜子の顔は、今までに見たことないくらい、自分でも
何故だか分からないくらい、綺麗にみえたから。



前半てことでここまで。後半は出来次第投下しに来ます。
534名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 00:48:28 ID:9IiN6CT7
愛が真っ赤に燃えるのを、見た気がするぜ…。
535名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 00:50:21 ID:ytPhsnc7
GJ
続きをいつまでも気長に待つぜ
536名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 00:54:01 ID:9zEO7S+V
GJ!
相変わらず甘いな!
537名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 01:54:58 ID:ctZ21U/f
呼べばいいんすか

カモーン、スイートハート!
538名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 13:19:59 ID:8bkDywxG
それが俺が最後に聞いた>>537の言葉だった。
539名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:14:04 ID:MyxZjJhE
GJ!

仕事疲れに甘いのはキクぜ…
540名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 02:00:42 ID:GNq/eEVo
ぱたぱた
ぽすんっ
ぎゅー
すりすり
ちゅっ
541名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 05:18:16 ID:cEAeU4/5
なあブラザー…
>>540を見ただけで体が砂糖になりかけてるんだが、俺疲れてんのかなぁ…
隣にこんな女の子がいてくれたらなぁ…
542名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 09:05:37 ID:CZj9+tR+
>>541
ブラザーこれは新手の大量破壊兵器だぜ
543名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 12:51:03 ID:/X/lOB9l
イチャイチャ
むにむに
ちゅっ
くちゃ
ギヂッ
ぎゅっぎゅっ
ぎゅうぅぅぅぅぅぅぅッ



……すぅ……すぅ……好きぃ
544名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 12:58:21 ID:E47nRRY0
テポドンが落ちてくるみたいな感じだぜ…。
545:2009/02/27(金) 17:23:13 ID:O/p1NtTj

おにーちゃん。
あたしのおまたが痒いの…。
みてみて〜クスン…。

いつも僕にべったりなミユが、下半身裸でやって来たかと思いきやいきなり僕に下半身を強調するかの様に突き出して、おまた手をやりくぱぁと恥部を開いた。
何々?と見ると、確かに彼女の可愛い小さな女の子の大切な部分は、いつもの薄ピンクでは無くて、赤くなってて熱っぽかった。

そりゃあ痒いだろうなあ、まあ普段から一緒にお風呂入ったりして見慣れてるから見てやるが、彼女のあそこは少し濡れてて、顔を近付けるとほんのりおしっこの匂いが強く臭う、ははあ、おしっこの後にしっかり拭かずに長い時間放置したからみたいだなあ。

彼女は、可愛い瞳をウルウルさせて、涙目をしている、見せて居る事には恥じらいが無いが、痒いのか何か感じるのか、彼女の顔は赤い、僕は溜め息を付き消毒と洗浄を兼ねて彼女を風呂場へ連れて行った。


甘いようなエロい様な?
546名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 19:00:56 ID:VcSCawEa
いいから早く続き書いてくれないと雪で全裸で凍死しちゃうっ!
547:2009/02/27(金) 21:34:02 ID:O/p1NtTj
>>545の続き


――見慣れてる理由は、家は女人家族で、姉二人と僕と末っ子の妹のミユの四人兄弟だからだ、姉二人は夏頃は特に風呂上がり何ていつも裸でうろつき恥ずかしげも無く大開脚で嫌でも彼女達の女性が見えるし、母親と僕は窘めるがまったく聞かない。

父親は、単身赴任で一年に一度しか帰らず、母親も床屋の仕事の為に忙しくて、姉二人も、遊びに恋に忙しく妹の世話は当然僕になる。見て居る皆は、羨ましいと思うだろうが、見慣れてる僕にはただ見苦しいだけだ。

まあ、若干年頃故に興味はあるけど、基本姉達をオナネタにはしていないかな?むしろ姉達が僕のあそこに興味深々だが、いつも彼女達から股間をガッチリ守ってる。
つか、二人共彼氏や友達のとこに遊びに行ってるから今はミユと二人っきりだ。
そんな訳で、すっかりなついちまったミユだが、ミユをいつもの様に手慣れた手付きで裸にし、僕も裸になって風呂に入る。

もうすぐ小学生になるが、それ故に姉達と違い相変わらずペッタンコな胸とぷっくりした恥丘が見える所謂幼児体型だが、そのいつもほんのり血色の良い少しピンクがかった恥丘が、痒くて引っ掻いたのか、赤くなってて血が滲んで居て痛ましい。

後で軟膏塗らなきゃな…、取り敢えずそこは石鹸等を避けて、彼女の頭や身体を洗い、可愛いあんよやおててを洗う、お胸やお尻や足の裏を洗う時彼女は、くすぐったいのか、「キャッ、キャッ!」と笑い暴れる。
昔は、姉貴達の身体をふざけ合いながら洗ったけど、似た様な反応だったな、今は流石に恥ずかしいのか一緒には入らないけど、特に僕がね?
そして、彼女の幼い女性つまり、大事な所…性器を洗う。

彼女を仰向けに横たえて、血が滲む恥丘を拭きつつ彼女の恥裂をくぱぁと開くと、相変わらず赤くて熱っぽい、触ると彼女がピクンと身体を震わせて可愛いあんよの指をキュッとさせて居る、おててもキュッとぐうになり涙目になっている。
痛痒いのと切ないのだろう、可哀相になったので湯加減を調整して、少しづつ湯を掛けながら洗う事にする、取り敢えずおしっこを洗い流さないとな。
指で優しく洗ってるのだが、彼女は、「くすぐったいの〜…あぅ…。」

と身を捩り涙を流す、可哀相に…。
ちゅっちゅっと指先で優しく洗うと感じるのか可愛い嬌声と切ない声をミユは、上げて居る。
痒みが和らいだのと、敏感なる粘膜の刺激なのか、まだ幼い秘穴から愛液らしきぬるぬるが溢れ出し彼女は、顔を赤くして身を捩りつつ僕の空いて居る手をキュッとその小さな手で彼女なりの力で握って来た。

続く
548:2009/02/27(金) 22:00:03 ID:O/p1NtTj

クチュクチュクチュクチュ僕は、彼女の幼い性器を洗って居る、彼女は気持ち良さやくすぐったさで切ないのと痒みが和らぐ気持ち良さで可愛らしく喘いで居る。

彼女の身体はフルフル震えて目を瞑り、お口をキュッと真一文字にさせて健気に色んな感覚に耐えて居る。
彼女の手が僕の手を掴む、彼女の腰が僕の愛撫つか、洗う指先に合わせて上下する。
こんな幼い身体でも性的反応はあるのだ。
愛液もちゃんと幼い秘穴から少しだが分泌されている。

可愛い…愛しい妹…。
調子に乗る僕の愛撫…いや、一生懸命に洗う指先の刺激が最高潮に達したのか、彼女は「ああ〜〜ん……」と可愛い嬌声を上げて果てて、小水をチョロチョロと放水した。

彼女はグッタリとなり、ハアハア息をしている、顔やほっぺどころか身体全身がほんのり上気して赤い。
小さなお豆も少し顔を見せて居て彼女の身体同様ピクピクしている。

幼いながらもちゃんと感じて絶頂まであるのだ。
女体の神秘…もとい!
僕は、少し興奮してやり過ぎた様だ。
反省しつつ今度はちゃんと彼女の幼い性器を再度洗って上げた。

彼女は再びヒクヒクするが、今度はイカせない様にしたのだ。
しかし、流石に疲れたのか気持ち良かったのか彼女は寝てしまった。


―――身体を拭いた後に彼女の幼い性器に痒み対策の軟膏を塗る、寝て居る彼女は「あ…あぅ…」と手足を動かし、可愛い唇を開けて少し喘ぐ、この様子だけなら立派な女の子の反応だが、幼女だけにやらしい気持ちまでにはならない。

最後にミユが弄らない様に姉達のナプキンを借りてそれをあてがい、パンツを履かせて彼女がお気に入りの僕のベッドに寝かせた。

彼女の可愛い寝顔を見つめながら彼女を撫でて居ると、彼女の手が僕の腕を掴み抱き付いて来る、母さんや姉達が帰るまで一緒に寝るか。
僕は、彼女の寝て居るベッドの中に入り一緒に寝た。

549名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:02:22 ID:O/p1NtTj
ああ、これ妹スレ行きだろう…。
それに、長文駄文済まんかった。
550名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:07:04 ID:32sx4MpQ
なんだ、ただの幼女か


・・・ふぅ
551名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 23:01:06 ID:VcSCawEa
投下が無い→糖分不足で脂肪
投下キター→糖分取りすぎで脂肪
投下されるも、「続く」→全裸でwktkしてたら寒くて凍死




ダメだ……このスレは危険過ぎるっ……!!
552名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 01:48:18 ID:wFREG+lf
次からは気をつけろよ!
553僕っ子と俺:2009/02/28(土) 02:09:48 ID:HQvVZfxm

おい、もしも俺が死んだらユミは寂しいか?
「ば、ばかじゃないの?バカ!」
はは、寂しいんだな?
寂しいんだろ?
「そんな訳ないだろ?ばっかじゃないの?」

顔が赤いよ?
涙目だよ?
解りやすいなあ!
このツンデレちゃんw

「なッ…!」カアァ…。
「ち、違うんだからね?!僕は、あっくん何か別に死んだって悲しくないんだからねッ?!勘違いしないでよねッ!?」

じゃあ、何で泣いてんの?何で俺の手を掴んでるの?くくく…。
「はああッ!?泣いてなんか居ないんだからッ!これは汗よ!僕は、僕は…泣いてなんか…ばかぁ〜〜!」
彼女は、俺の胸の中で泣き出す。
幼馴染みの僕っ子な彼女だが、案外泣き虫なのだ、流石に可哀相になったので、「ごめんよ…」
と優しく彼女の頭をクシャクシャ撫でた。

彼女は、「あっくんの意地悪…ッ!僕に「死ぬ」なんて言うなああ〜ッ!ばかぁ!ばかぁ!ええ〜ん…え〜ん…ッ!」
彼女は、俺の胸をポカポカ叩きながら泣いて居る、俺は彼女に言う。

「バカだなあ、ユミより先に死なないよ?約束だ。」俺が言うと彼女は涙に濡れる顔を上げて涙を一杯溜めた目を向けて「ほんと?」と聞く…。
彼女に対する愛しさと愛情と罪悪感で俺の胸の中が一杯になり、俺は返事の代わりに彼女の唇を奪った。

その後彼女はずっと俺に引っ付いて離れなかった。
まあこれは俺が悪いんだがな…。
彼女は、いつの間にか俺の腕の中で幸せそうに可愛らしく寝息を立てて居た。
ああ…愛しい…彼女が起きたら俺は彼女にプロポーズをする積りだ。

また彼女は、照れ隠ししてから泣くだろうなあ。
俺は彼女の反応を楽しみにしながら彼女の可愛い寝顔を眺めて居た。

〜FIN〜
554名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 07:04:19 ID:+iPgif3b
>>548
GJ
555名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 07:54:41 ID:rPxYVQcI
朝から良い糖分吸収させてもらったぜ!!GJ!
556名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 11:17:18 ID:7Y1YJ0W2
乙です、乙です

>>551
糖死or凍死ですね、わかります
557名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:27:07 ID:lE0tqkPK
>>548
この妹俺に譲ってくれ!頼む!
558名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 23:28:26 ID:9EFsnlVY
甘えてでも奪い取る
559名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 14:35:17 ID:6auuwnYT
幼い双子の男の子と女の子が風呂上がりにて裸で居るが、その女の子が男の子の股間を指差して、自分のおまたを見て一言…。

「わたちには無い…。」

まあ、風呂の中で生理的におっ立つ男の子のおチンチンをつついたり握ったりして泣かしたりしてたがな。幼いながらも興味ある様で、ほっぺを膨らませて
「これ欲しい。」
何て言うんだよ?
女の子って、性の目覚めが早い様で…

ちゃんちゃん!
560名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 01:08:05 ID:q0aBnqtf
き〜みにむ〜ねキュン♪
キュン!♪
561名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 06:14:19 ID:t9U8IoB0
マッキーか…
562A sweet party:2009/03/02(月) 12:48:43 ID:i8yKNlz/
こっそり糖化してみる。 
こんにちは。僕の名前はカズヤと言います。
もしあなたが、急に剣と魔法の異世界に呼び出されて、平和の為に戦ってくれと言われたらどうしますか?
ちなみに僕の反応はこうでした。
「うわっ、ベタすぎる!」
つまり僕は勇者様として呼び出されて、平和の為に戦うハメになったのだ。
まあ、戦うと言っても、相手は世界征服を企む魔王じゃなく、各地に出没するモンスター。
僕は各地を転々とし、モンスターを退治して平和を守るって訳。
誰だ、モ○ハンなんて言ってるのは。こっちは命懸けなのに!
ゲームと違って死んだら終わり。しかも僕を呼び出した人間達は自分達でモンスター被害を食い止めようとしない。
つまり、モンスター退治は勇者様(余所者)に全て丸投げしてしまおうという考えらしい。
更に、僕がいた世界に戻る事は…出来ない!
こんなマイナス要素ばかりの事態になっても僕が何とかやっていけるのは…目の前を歩く三人の女の子のお陰かな。
「どうしたの勇者様?もしかして疲れた?」
今僕に話し掛けてきたのがジェラート。モデル並の長身で、自分の背丈と同じくらいの大剣をブン回す力の持ち主だ。
髪型はショートカットでスッキリしているが、どうにもスッキリしてないのが…胸なんだよね。
たわわで脹よか過ぎと言っても過言じゃない。色んな意味で夢や希望とか詰まってそうだ。
ジェラート曰く剣を振る時に邪魔でしょうがないらしい。
「それじゃあこの辺りで休憩にしましょうか」
優しい口調で休憩を提案してくれたのがメープル。
ジェラート程じゃないけど、片手で扱える剣を武器にしてる剣士さん。
肩の辺りまで伸びたサラサラヘアーは清純そのものだ。
そしてメープルの特技が楽器演奏。中でも横笛が得意で、その音色にはいつも心癒される。
剣を持ってなかったら、どこかのお嬢様に間違われるに違いない。
「賛成ー!勇者様の隣り貰いっ!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねて、僕の腕を掴み隣りをキープしたツインテールのこの子はショコラ。
とにかく元気いっぱいで周りを明るくしてくれるムードメーカーだ。
元気が溢れる分、身長と胸は控え目だけど。何て事を口にしたら、矢を放たれて酷い目にあいそう。
ショコラは魔法弓という武器の使い手で、矢に魔力を込めて射る事ができる。
幼い外見とは裏腹に弓も魔法も一流だ。
563A sweet party:2009/03/02(月) 12:49:40 ID:i8yKNlz/
「あ、ショコラちゃんズルい!私も勇者様の隣りがいい!」
空いているもう片方の腕をメープルがホールドした。形のいい麗しい胸が当たって…き、気持ちいい。
「ちょ、ちょっと!それじゃアタシの場所が無いじゃん!」
両腕を先に取られたジェラートが腕の変わりに、後ろから首に腕をまわして抱き付いてきた。
ああ、贅沢な弾力が背中に伝わる…って、ちょっとジェラートさん!力入れ過ぎ!首締まって死ヌ!!
「「「えへへ〜♪」」」
三人はとても幸せそうな表情で僕にくっついて離れない。
そう、この三人はとても甘えんぼさんなのだ。
今みたいに大変な事になる時もあるけど、こんな頼りない僕に甘えてきてくれて正直嬉しい。
「ねえ勇者様、今日アタシ頑張ったから宿に着いたら御褒美くれるよね?」
「わ、私も頑張りました。御褒美にギュッて抱き締めて欲しいです…」
「ショコラはね、頭撫で撫でして欲しいー!」
そんな賑やかな状況は宿屋に着くまで続いた。
自分に割り当てられた部屋に入り三人の御褒美要求から解放された僕はフゥと一息ついた。
しかし落ち着けるのはほんの一時。いつもの流れならもうすぐ…。
コンコン。
ほら来た。ドアをノックする音がしたという事は僕一人の時間はお終い。
彼女達の誰かと甘い時間を過ごす番だ。
「どうぞ、空いてるよ」
部屋に迎え入れる返事をすると、ゆっくりとドアが開けられた。
見慣れた仲間の一人の姿がそこにある。
「いらっしゃい。今日もお疲れ様」
明日のモンスター討伐の段取りを考えなければいけないのだが、今は彼女がどうやって甘えてくるのかが気になった。
そして夜は更けていく。明日も彼女達を甘えさせる事が出来るかな。
不純な理由で呼び出されて命懸けの戦いをしている僕だけど、結構幸せなのかもしれない。
564名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 12:50:37 ID:i8yKNlz/
糖化完了。
この手の話は説明がかなり長くなるの忘れてた…説明が長くても甘いSSが書ける神が羨ましいorz
甘くなく駄文なので、皆さんの想像力と妄想力で補ってくれると助かります。
一応続けようかなとも思ってるけど、不評なら続けないのでご安心を。
565名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 14:36:07 ID:t9U8IoB0
君は何を言っているんだ
是非つづけたまえ!
いや、おながいしますw
566名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 15:11:27 ID:q0aBnqtf
美少女剣士ハーレムワクワクワッショイ!
続きを見たい!
567名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 18:27:31 ID:AMtxL9GD
なんという美少女剣士はーれむわくわくわっしょい……
見ただけでわくわくしてしまった……
間違いなくこの話はわくわくわっしょい……!
568名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 22:20:12 ID:lWT5SoCB
わくわくわっしょい!
是非続けてください!
569名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 01:26:00 ID:NmoDQrud
あえて言おう
「うわっ、ベタすぎる!」
だがそこがいい
570名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 02:41:53 ID:uZuYt9TM
こういうのを何て言うか知ってるか?

「ベタ甘」だ!

GJ!
是非続けてくれ!
571名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 20:33:32 ID:9CBI3mNt
ツンアマというかなんというか
こう、普段他の人には徹底的にツンで対応し「氷の女」とか「冷徹」とか呼ばれてる人が
彼氏の前ではまるで主人にじゃれ付く子犬のように甘甘になるのって良いよな
572名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 02:48:41 ID:RDCdJy9C
ほんと何にでもあうな
573屋上にて:2009/03/04(水) 14:50:28 ID:dgRWH6KC
3月某日。
暖かな日差しに誘われるがままに、俺は屋上で寝転がっていた。すると、

がちゃ。

「あー、先輩! やっぱりここに居たんですね!」
ドアの隙間からひょこっと出した後輩――貫井 日向(ぬくい ひなた)の顔が見えた。
日向はとてとてと駆け足で俺の傍まで寄ってきて、そのまま隣に寝転ぶ。
「授業はどうした?」
「先輩こそ授業どうしたですか?」
「俺はサボりだからいいんだよ」
「じゃあ私もサボりだからいいんです」
日向が横になりながら腕を絡めてくる。
「授業よりも先輩と一緒に居る時間のほうが大切ですから♪」
そう言って日向はにっこりと笑う。一応、俺と日向は付き合っている関係だ。
「その気持ちは嬉しいんだが、あいにく俺は眠いんでな」
「えー、また夜更かしさんですかー?」
「まぁそういうことだ。悪いが少々寝かせてくれ」
「ぶー、しょうがないですねー」
日向は不承不承ながらも了解した様子なので、俺はまぶたを閉じることにした。

………。

「何をしている?」
「あ、起きちゃいました?」
腹部にかかる重みで目を開けると、馬乗りになりながらてへへと笑う日向の顔が目の前にあった。
「いやー、先輩の寝顔があまりにも可愛かったんでー」
そう言いながら、日向は俺に顔を近づけてきた。

ちゅっ。

お互いの唇が軽く触れた瞬間に、日向の顔が元の位置にまで離された。
「こうやって先輩にキスしてました」
「………」
「………」
「で、何回したんだ?」
「今のを入れて8回です」
「よく気付かなかったな」
「少しうなされてましたけどね♪」
えへへ、と言って舌を出す日向。少々顔を赤らめながら微笑む姿が可愛らしく感じた。
「ねぇ、先輩?」
「ん?」
「あの…、もう一回キスしても、いいですか?」
日向の両手が俺の頬を包み込むように、すっと当てられる。
「しないと気が済まないんだろ?」
「えへへ、やっぱり先輩はわかってますね♪」
「一回だけだぞ」
「はい、わかってます」

ちゅっ。

結局その後、俺と日向はチャイムが鳴るまで何回もキスをするのであった。
574名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 14:50:53 ID:dgRWH6KC
糖化完了
早く暖かくなんないかな…
575名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 19:21:03 ID:22OH+b5c
>>573
ヤバい、こういう女の子はツボすぐる……
もうそのままぎゅーっと抱き締めてあげたい。
そんで、「……シたくなっちゃった?」とか聞かれたい。
だけどあえて答えないで、キスしてはぐらかすんだ。
そうすると女の子は目を潤ませて「……ねぇ、しよ?」とか言ってくるんだけど、そこでダメって言ってやりたい。
(中略)
で、手繋いで仲良く帰りたい。
576名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:18:52 ID:yqy9TgGU
まてまて中略ってなんだ中略って
577名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 01:21:56 ID:2hdT31OJ
>>573
あああああ!!!
GJGJGJ!!!
578564:2009/03/05(木) 10:10:52 ID:xh4dyw/f
>>573
GJ!!虫歯が更に悪化した…。
 
ちょっと前のA sweet partyの続きを糖化します。
沢山ご支持頂いてなんですが、期待に応えられる内容じゃないのが申し訳ない…。
でも糖化してみます(´・ω・`)
579A sweet party:2009/03/05(木) 10:12:54 ID:xh4dyw/f
部屋に入って来たのはメープルだった。手にはフルートが入っているカバンを下げている。
「いらっしゃい。お疲れ様」
「勇者様こそお疲れ様です。今日も一日大変だったでしょう?」
僕に向けられる優しい笑顔。正に惚れてまうやろー!な感覚に陥ってしまう。
「皆が頑張ってくれるから、大変じゃないよ。そういえばジェラートとショコラは?」
「あの二人ですか?まだ勇者様の御褒美争奪戦をやってますよ」
二人の名前を出した時、一瞬顔色が曇った気がするけど、気のせいかな。
「私はこっそり抜け出してきちゃいました。
だから勇者様の部屋に来れたんです」
頬を赤らめながら話すメープルは最高に可愛い。僕のクラスにもこんな可愛い女の子はいなかった。
思えば、この世界に呼び出されて一緒に旅をする事になったのはメープルが最初だった。
恐ろしい事だが、僕は最初メープルを無理矢理押し倒そうかと思った事がある。
強引に呼び出され自暴自棄になって、この際どうにでもなれとそんな愚かな行為を。
だけどその行為は結局僕の心の中で思うだけで終わった。
メープルのお陰だった。彼女の純粋な心と、彼女が奏でる優しい笛の音色に僕は助けられた。
そして今もメープルに助けられている。いつか僕が彼女を助けられる日がくるだろうか。
「勇者様、何ボーッとしてるんですか?」
「え?い、いや何でもないよ」
「うふふ、変な勇者様」
口元に手を当てて笑うなんて上品だなぁ。何だかこのままだとまたメープルに見とれてしまいそうだ。
「それフルートだよね?また演奏してくれるの?」
「はい、そのつもりで持ってきました」
カバンから分割されたフルートを手際よく組み立てると、僕に一礼して唄口に唇を添えた。
始まる演奏。その曲は僕を救ってくれた女神の旋律。
 
「ありがとう。今日も最高の演奏だったよ」
「ありがとうございます」
パチパチと拍手を送るとメープルは照れくさそうにペコリと頭を下げた。
メープルはフルートを手際よく分解して収納し終わると、もじもじしながら口を開いた。
「あ、あの勇者様。と、隣り座ってもいいですか?」
「うん、いいよ」
腰掛けていたベッドの隣りに一瞬目をやってメープルに笑って答えた。
そりゃあ断る理由なんか何もないよね。
「失礼します…」
静々とベッドに腰掛ける様子にちょっと違和感があった。
580A sweet party:2009/03/05(木) 10:13:53 ID:xh4dyw/f
だって宿屋に着く前は勢いよく僕の腕をホールドしたのに、今はとても恥ずかしそうに隣りに座ってる。
「さっきと違って控え目だね?」
「だ、だってあの時はショコラちゃんに負けたくなかったですし。それに…」
「それに?」
「今は勇者様と二人きりですから…」
ちょっとだけ横向きで見つめられ、恥ずかしい一言。
ずるいよメープル。これで落ちない奴なんかいる訳ないじゃないか。
「あ、あの、もっと側に寄ってもいいですか?」
「うん、遠慮しなくていいよ」
メープルは少しずつ擦り寄ってきた。そして腕と腕がピタリと触れ合った。続いてキュロットスカートから覗く絢爛な太ももが触れ合う。
「よ、よければ…勇者様の方から抱き寄せてもらえると嬉しいです」
自暴自棄じゃなくてもメープルを押し倒したい衝動にかられる。皆気持ち分かるよね?
だけど、そこはグッと堪えた。メープルはきっとそんな事望んでいない。
「これでいい?」
グイッとメープルの肩を抱き寄せると、彼女の鼓動が大きく伝わってくる。きっと僕の鼓動も伝わってるんだろうな。
「は、ははははい!ううう嬉しいでっす!」
いくらなんでもパニクり過ぎじゃないかな。何とか落ち着かせなきゃ。
空いている手でパタついてるメープルの手をキュッと握った。
「きゃっ、あ、あの」
「ほら、落ち着いて」
メープルは一瞬驚いた様子だったけど、次第に落ち着きを取り戻していった。
そして指と指を絡ませ合う。その様はまるでダンスを楽しんでいるかのようだ。
「メープルってこうやって触れ合うの好きだよね」
「はい、とても落ち着きます。勇者様だから尚更ですよ」
「あはは、こんな僕のどこがいいのかな」
「勇者様じゃなきゃ駄目なんですよ。勇者様以外の男の人なんか考えられません」
「ありがとう。お世辞でも嬉しいもんだね」
「もう!お世辞じゃなくて、私の正直な気持ちなんですよ!」
「あ、ごめんごめん。そんなに怒らないでよ」
「許しませーん」
「許してよメープル〜」
「じゃあ…キスしてくれたら許してあげます」
「え?ま、参ったな…」
「…駄目ですか?確かに私はジェラートさんみたいに綺麗じゃないし、ショコラちゃんみたいに可愛くもないですけど…」
「そ、そんな事ないよ。メープルは可愛くてとても魅力的だって」
「じゃあ…」
メープルは目を閉じて、僕の答えを待っている。僕も男だ。覚悟を決めよう。
581A sweet party:2009/03/05(木) 10:14:58 ID:xh4dyw/f
近かったメープルとの距離をさらに縮めていく。
甘い香りが鼻をくすぐった。そしてメープルの唇に到達しようとしたその時―
ドガーン!!!
「「ちょっと待ったぁー!!」」
凄まじい音と共にドアが吹き飛ばされてきた。驚いて何が起こったのか確認すると…。
ジェラートとショコラがいた。二人とも凄い形相だ。思わず裸足で逃げ出しちゃいそうだ!
「ちょっとメープル!何一人で勇者様といい雰囲気になってんの!」
「そうだそうだー!メープルちゃん抜け駆けは無しだよー!」
「あ、あはは…バレちゃいましたね」
メープルは眉を八の字にして残念そうに呟いた。確かにあとちょっとだったんだけどなぁ。
「ところで…二人ともいつまでそうしてるつもり?」
ジェラートがゆっくり穏やかな口調で話し掛けてきたが、目が鬼神の如く笑ってない。
気付けば僕とメープルは抱き締めあったままだ。
ああ、死亡フラグが立ってしまった。
だってジェラートは大剣にエネルギーチャージしてるし、ショコラは矢に滅殺の呪文をかけている。
甘い時間を過ごすのは命懸けなんだなぁ。もし生きてられたら二人のご機嫌とらないと。
「「勇者様のバカー!!」」
怒号と破壊音が宿屋に響いた。メープルぅ笑ってないで助けてよー。
582578:2009/03/05(木) 10:15:55 ID:xh4dyw/f
糖化完了。
まあギャルゲのメープルルートみたいな物だと思って下さい。
いたらない所は脳内補完でよろしくですorz
583名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 12:01:07 ID:nZYjDg/p
続きキター!
ベタだが、大好きな展開に萌えるワッショイ!
今後の展開も、ワクワクワッショイ!
584名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 12:27:19 ID:Dd8F3nw0
もうね、このベタ甘展開がGJ過ぎて続きワクワクワッショイとしか……
ギャルゲも素晴らしいんだろうが、それより何より俺は
あ な た の お 話 が 読 み た い !
585名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 14:30:52 ID:R1H5Wwnm
俺、週末に血液検査なんだ…、糖尿の…。
586名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 15:58:08 ID:GC6Pw3qj
>>582
超GJ
これは男として押し倒したくなるなww
他の二人も是非頼みます!
587名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 21:40:18 ID:2hdT31OJ
>>582
GJGJGJ!
メープル可愛いよメープル

>>585
このスレに居ると残念な結果になるぞw
588名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:22:04 ID:Dris7Mv6
そう、今日は糖尿の検査があると知っていた。
注意事項のトップにも書いてあったじゃないか。
「甘えんぼうな女の子のエロパロスレッドは閲覧しないでください」と。
なのに見てしまった。しかも素晴らしい作品が投下されていた。
食い入るように読んだ。その結果がこの検査入院だ。
やってしまった。しばらくは閲覧禁止だろう。

だが、私にはやり残したことがある。為すべき事を為さねば。
私は看護士の隙を見てパソコンを立ち上げ、開いたページにこう書き込んだ。

>>582 GJ!」と。
589名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:29:49 ID:BRdiqw8Z
>>588
お大事に…
看護師に気をつけろよ。いつ何時甘えてくるか…ブルル
590名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 01:41:32 ID:CqdFM1pW
点滴の針を刺し損なって、涙目で謝りながら抱き付いてくる甘えっ子看護士。
591名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 09:56:27 ID:ws7Gsc9+
採血の針を2回刺し直されたことならあるお…
592ナース即席小ネタ:2009/03/06(金) 13:22:39 ID:wWeKsNbX

〇〇さん失礼します、点滴うちまーす!
若い看護婦がハキハキした雰囲気で入って来て、点滴の準備を始める。
どこか緊張した面持ちで、初々しいが、不安でもある。

本当なら、ベテランの看護婦が一人付くべきなのだが、急患が相次いだのか彼女しか居ない、彼女を見るとクリクリっとした愛くるしい瞳と小さな整った顔立ちの幼さが垣間見える程の可愛らしい顔だ。

年の頃は、20になりたてらしい。
その彼女が若干もたついた感じで準備が終りいよいよ点滴を始めるのだが、静脈を探す辺りから彼女の様子がおかしい。

彼女は、必死に俺の腕を探るが、静脈が解らずに焦っていて「どうしよう…」と呟くので、俺は優しく彼女に自分の静脈のありかを示すと、彼女は恥ずかしそうにはにかみながら「すみません…」と顔を赤らめて少し涙目で礼を述べた。

可愛いなあ、彼女のそんな仕種を内心思いながら点滴の針を受け入れる為に差しやすい様に突き出して居たが、彼女はなかなか上手く刺せない…。
静脈から逸れて関係無い場所ばかり刺すのだ。

痛みに顔をしかめる俺に一度は、涙目で「すみません…」と言うが、二度目には「ごめんなさい…」

と焦ったような青褪めた顔色になり、目から涙を流し、三度目の失敗で遂に顔を手で覆って泣き崩れた。

――彼女は、ひたすら俺に謝りながら泣いて居る、俺はか細く震える彼女に優しく肩を抱いて慰める。
撫でてあげると涙を溜めた目を俺に向けて彼女はこちらを見る、俺は「怒って無いからおいで。」と言うと、彼女はまた涙を流して言う。

「…こんな失敗ばかりの新人の私をもっと叱って下さいよ〇〇さん…そんな優しくされたら…甘えたくなるじゃ無いですか…うう…うわーん…」
彼女は、泣きながら俺に抱き付いた。

続く
593ナース即席小ネタ:2009/03/06(金) 13:25:56 ID:wWeKsNbX

彼女とは、俺が入院してからしばらくして彼女が新人看護婦としてやって来てすぐに出会い、それからは俺の病室担当のナースになってるのだが、いつも彼女は俺にはにかみながら優しく微笑み

俺も彼女に笑顔で返すから、ある程度は彼女も俺も軽く会話する程の親密度があった訳だが、今日この瞬間に一気に上がった様だ。
抱き付いた彼女によしよししながら撫でて居ると甘える彼女は、俺の胸に頬を磨り寄せて。

最初の出会いから俺に一目惚れをして居た事や、何事無い会話をいつも楽しみにしていた事や最近、ドジばかりで自信を無くして居た事とか彼女は、取り留めなく話を始めた。

俺は、優しく返事をしながら彼女の頭や背中を撫でて聞いて居る、彼女は最後に「ごめんなさい…こんなダメで、こんなことばかり言う私…嫌いですよね?」と涙一杯な可愛い目で彼女は…ああッ!
そんな顔されたら俺だって!

俺は、涙一杯な可愛い彼女の頬に手を添えて言う。
「大丈夫、俺はそんな君も含めて好きなんだ。」

彼女は、目を見開きそしてまた顔を赤らめて涙を流す、彼女の涙を拭いながら俺は更に告げる。
「だから、泣くな俺は怒らないから、君が好きだからほら…泣くなよ、頑張って点滴済ませような?なッ?」

俺が言うと彼女は涙を拭きながら、言う。
「うん…、もう泣かないもん…私、頑張るから…でも…好き何て言われて、優しくされたら…私…私ね?私なんか…ずる…あッ…!」あーッもう!とばかりに泣き言を言う彼女の口を黙らせる為に彼女の唇を奪う。
彼女は、また目を見開き顔を真っ赤にして
「ん…んんッ!」
と抵抗しようとするが、彼女の両手首を掴み押し倒すと彼女は、抵抗せずに目を瞑りされるがままになる。
彼女が抵抗しなくなったと見るや俺は、口付けを止めて顔を上げ彼女の瞳を見つめながら話す。
「大丈夫、俺は大好きな君に点滴を受けたいんだ、だからね、がんばろ?」
と言うと彼女は「はい…」と嬉しそうに微笑みながら
俺の腕の中で可愛らしく微笑んだ。
俺のナースになった彼女は再びキスをする俺を受け入れて居た。


――何度か受けて居たので、俺も彼女に点滴の指導をし、彼女も必死に頑張りながら、実戦では初めてらしい点滴を何とか終えて、二人で溜め息を付き笑い合った。

「次は頼みますよ?ミサキさん?」俺が言うと彼女は恥ずかしそうに笑顔で
「はい、〇〇さん…これからもよろしくお願いします。」
と可愛らしく微笑み返事をした。

――それ以来彼女とは密かな恋人関係になり、退院したらデートする予定だ。
俺は、彼女とのデートを楽しみにしながら彼女といつもの様に会話している。

〜FIN〜
594名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 13:29:29 ID:B1kdtDx3
>>593
ぐっじょぶなんだぜ
595名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 13:36:14 ID:wWeKsNbX
ああ…、最近は、看護婦とは言わないんだっけか?
看護師?看護士?
596名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 15:06:34 ID:Qx7bswd+
>>595
どちらでもいい。基本は士だが。
師は本来、自分より上の立場の人に対して使う口語的な表現な為、
患者の目線ならば師でも士でもおかしくない。
自分を紹介するときの基本は士>師だが、それ以外はどっちを使っても間違いとはいい切れない。
597名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 15:14:00 ID:TB2GvR/X
昔は女性は看護婦、男性は看護士と分けられてた
今は法律で男女関係なく看護師

598名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:03:18 ID:ZP95dQ4Y
>>595
甘護士でおk
599名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:21:51 ID:HaYo2+qQ
>>598
誰がうまいことを言えとw
600名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 18:41:28 ID:wWeKsNbX
なるほど、甘護士か…。
つか、「スチュワーデス→キャビンアテンダント」見たいに名称が最近良く変わるなあ。
601名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 18:51:16 ID:BRdiqw8Z
男女平等(笑)
呼び方一つに差別感じる方がどうかしてると思うがな…
602名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:14:13 ID:jvp9zFZe
>>601
これが世にいう、平糖院鳳凰堂ですね。
わかります。
603名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 21:45:35 ID:4n7dtRxb
院内甘染
604名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:46:07 ID:YBpB9pU8
院内でAウイルスが蔓延するんですね、わかります
605気持ち伝えて:2009/03/06(金) 22:51:47 ID:TaS+MsM3
503です。後半です。因みにタイトルは上記の物にしました。ではどうぞ

「ていっ!たぁっ!」
「何の!って、ヤバい!回避を!」
「トドメじゃー!」
「あああああ!」
そして次の瞬間、テレビ画面の中の俺の操っていたキャラクターのライフゲージが0になり、美夜子のキャラの勝利画面が映った。

「やたー。りっくんに勝った〜。」
「くそ、コイツに負けるなんて・・・」
美夜子とのおやつタイムの後、また新たな命令として一緒にゲームしろ、と言われた。
そこまでは問題なかったのだが、このあーぱー娘は余計な条件まで付けてきやがった。それは・・・。

「ところで美夜子、いい加減俺の上からどいてくれんかね?」
「や。ここに座るの」
そう。今俺はテレビの前で、"美夜子を膝に乗せて"ゲームをしているのだ。
胡坐で床に座った俺を座イス代わりにする、というのが命令内容であり、何が楽しいのかご満悦の表情でプレイしてらっしゃる美夜子さん。
アンタが俺の目の前にいるせいで画面がすんごく見辛いんですが?

「画面が見えねーよ。実力出せねーじゃん」
「いいの。これはりっくんがあたしにする"せったいぷれー"なんだよ?あたしが負けちゃったら意味ないじゃん」
「いくら接待プレーでも妨害しながらなんてやるかっての。ったく」
だが本当のところ、理由はそれだけじゃない。
落ち着かないのだ。俺の上に乗っている美夜子の仕草の一つ一つに。
服越しに伝わるこいつの体温も、顔の間近にある髪から漂うほんのりとしたシャンプーの香りも、動くたびに擦れる互いの体も、その何もかもが。
多分、今俺の顔は赤い筈だ。どうしても意識してしまう。美夜子の事を幼馴染としてじゃなく、女の子として。

(あー、どうしちまったんだ俺は。何でこんなにそわそわが止まんねーんだ)
「?どーしたの、りっくん?」
「え、い、いや、何でもねーよ」
考え事の最中に、諸問題の根源にいきなり話しかけられ、慌てた俺はそこで更なるポカをしてしまった。

「つーかホントに降りろ。重いぞ」
「あー!女の子に一番言っちゃいけないこと言ったー!!」
こちらに振り向き、ビミョーに可愛い怒り顔で言う美夜子。しまったと感じたがもう遅い。
606気持ち伝えて:2009/03/06(金) 22:52:56 ID:TaS+MsM3

「体重の事は一番の禁句なのにー!ゆるさーん!」
「え、ちょ、今のはうっかりで・・・」
「考えなしにひどいこと言ったのかー!益々ゆるさーん!」
ああ、泥沼・・・。どーして俺はこういう時に上手いセリフが言えんのだ・・・。

「そんなりっくんには罰として、新たなめーれーです!」
「はいはい分かったよ。で、何をしろって?」
言い訳を早々に諦め、言い付けられる命令を聞こうとする俺。しかしどういうことか、美夜子は少し赤面してこちらをちらちらと見ながら言い辛そうにしている。

「あ、え、えーと」
「どした?」
「あ、あたしの事をぎゅーってして!」
「は?」
「だ、だから!あたしの事を正面から抱きしめて、ついでに頭もなでなでしなさい!」
・・・それ、罰なのか?

しかし命令は命令。恥ずかしくはあったが逆らえはしない。
俺は座った位置からこちらに向き直った美夜子を、そっと抱きしめた。
右手を背中にまわし、左手を頭に当てる。
そうした後、美夜子の方からも俺の体に腕が回されてきた。

「ん〜・・・あったかい。それにりっくんのにおいがする〜」
「ただ汗臭いだけだろ?」
「そんな事ないよ〜。りっくんだけのにおいがあるんだも〜ん・・・」
「さよか」
口調こそ素っ気なく振舞ってはいるが、さっき以上に密着度が高まり、俺の心臓の回転数が跳ね上がっている。しかもやけに育ちのいい胸が直当たりして、それがむにゅむにゅと形を変えて・・・。
成程確かに、今の俺にとっちゃこれは罰かもしれん。恥ずかしくて死ねるわ。
607気持ち伝えて:2009/03/06(金) 22:54:00 ID:TaS+MsM3

「ほらりっく〜ん。頭もなでて〜」
溶けてしまったような伸びた口調で言う美夜子。頼むから頭を胸元にぐりぐりすんな。胸まで一緒に動くだろーが。
左手をゆっくりと、髪をすかすように動かす。・・・昔は別に気付かなかったけど、美夜子の髪って絹糸みたいにさらさらだったんだな。

「えへ〜、良い気持ち〜」
「そりゃよござんした。・・・ところでこれ、いつまでやんの?」
「あたしが良いって言うまで〜」
「・・・早めに頼むぞ」
そしてしばしの間、頭をなでる音以外は静かなまま、時間だけが過ぎて行った。


「・・・ねー、りっくん」
「ん、どした?」
不意に美夜子が、その沈黙を破る。

「あたしね、今までずっとこうしたかったんだよ」
「それはあれか、俺を言いなりにさせたかったってか?」
「あーんもう、違うよ。だからその、りっくんと、こうして・・・一緒になりたかったなーってこと、だよ」
これまた頬を赤らめながら、美夜子は言う。明らかに、何時ものあーぱーな雰囲気じゃない。もっとまじめな表情だ。

「いつからかなぁ。りっくんの事をね、ずっと目で追うようになってたの。幼馴染としてじゃなくて、一人の男の人として」
「美夜子・・・?」
「でもあたし、お馬鹿さんだから。正面から気持ち伝えられなくて、下着でお布団に潜り込んだり、おふざけするようにくっつくしか出来なくて、だからこういう気持ちでりっくんと密着出来たのがなんだか嬉しいんだ」
「・・・・・・」
「・・・もう、言っちゃうね。あたしはりっくんが大好きだよ。勿論男の子として。りっくんは、あたしの事どう思う?多分これから先、同じように勇気出して同じこと言えないと思うから・・・出来れば今、聞きたいよ」
それだけ言って、美夜子はまた黙りこんでしまう。
608気持ち伝えて:2009/03/06(金) 22:56:49 ID:TaS+MsM3

・・・正直、頭が真っ白だ。いきなり告白って、どれだけハイスピードな展開だよ。
でも、こいつはこいつなりに必死になって気持ち伝えたんだよな。
だったら、俺も俺なりに応えてやるのが筋ってものだ。

「美夜子」
「・・・何かな、りっくん?」
「ホントのところさ、今日の今まで、お前との関係はずっと幼馴染で続くと思ってたんだ、俺」
「!・・・そう、なんだ」
「でもさ、久しぶりにお前と至近距離で触れ合ったらなんだ、随分と女の子らしくなんてたんだなお前って」
「むー、女の子に面と向かって言うセリフじゃないよ、それ」
「悪い悪い。でもあれだ、一度それに気づいたらさ、鼓動が治まらないというか、緊張が止まらないというか・・・」
「りっくん・・・?」
「・・・もうあれだ、うまく言えないからぶっちゃけよう。俺もお前が好きだ。きっと、いや間違いなく心の底から」
「・・・!」
美夜子の体温が上がったのが伝わってくる。これは多分お互い様だろうが。

「よかった・・・嬉しいよ。ホントはね、もし断られたらどうしようかって、怖かったんだ。これからどころか、今までの関係まで壊れちゃう気がしてて・・・」
「悪かったな、美夜子。そんな心配かけさせる鈍感男で」
「ううん、良いの。だってもうそんな心配いらないから。りっくん、大好きだよ。今までも、これからも」
「俺もだよ、美夜子・・・」
「りっくん・・・」
やがてどちらからともなく、俺達は唇を合わせた。
互いを求めるように、これまでの遅れを取り戻す様に、いつまでも・・・。

終わり


以上、御拝読感謝します。本当はお風呂とか二人で一緒に寝るとかのアイデアもあったんですが、文章力が至らず短縮化。無力な俺を許せ・・・orz
609名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 23:36:26 ID:FsEeYZug
>>608
GJ!!爽やかな甘さがいいな。
610名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 01:26:01 ID:t9e2anmq
>>608
いい仕事してますね!!所謂GJ

道程の俺にキスしながらの対面座位の良さを教え(ry
611名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 02:33:26 ID:ikgd9WDh
まあそれは続きという形でまた糖化すればいいさ
612名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 07:28:39 ID:Smr8vgPo
院内甘線
代甘山
新甘覚
新甘線
大甘民国
甘覧車
勝てば甘軍
甘接的
613名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 07:43:54 ID:o+C00Nje
>>608
素晴らしい!

是非番外編も
614名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 11:52:57 ID:pzzLT32D
>>608GJ

甘の川
甘橋立
甘味諸島
甘チュア
甘下り
甘照大神
甘ゾン
甘ゾネス


ゲシュタルト崩壊起こした…
615名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 12:06:06 ID:9g307xUj
甘直人
甘理人

素直クールに糖分を添加した感じに見える…
616名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 12:32:46 ID:LHh3BA51
甘娘と散歩してぇ
617名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 12:56:36 ID:yHC4ugtB
甘味処でバイトしている甘娘。んでそこで毎回来ている男に惚れ、あれやこれや(甘味処ならでは品を体にかけてどうぞ♪)でアタックをしたりして告白。



最低の電波を受信した
618名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 15:49:56 ID:DTc4sJ0w
>>617
罰として貴様にその妄想をSS化する作業を与える。
619名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 16:12:15 ID:ImymJApu
>>618
ちょwww甘い罠じゃねぇかwwww
620名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 16:16:08 ID:yHC4ugtB
>>618
文才ない俺で良ければ頑張ってみるわ
621名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 18:48:49 ID:yHC4ugtB
やっと下手すぎるがプロローグ的なものができた。大体2KBぐらいだな。人に見せるような物じゃないが
622名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:31:38 ID:yHC4ugtB
下手でも一応を張るね。それで反応が良かったら続きを書くね。一応22時に投下します。初めて長いの書きます。
623yHC4ugtB 「甘味堂」:2009/03/07(土) 22:12:03 ID:+4BIdxir
これは今の彼女、伊崎 栞(かれざき しおり)との出会い話。

「いらっしゃいませ」
入った瞬間に言われる言葉、ここは甘味処「甘味堂」という場所である。
彼、礒詩 紘一(さがし こういち)はここの常連であり、もっぱらの甘党である。
「すいません。」
紘一は食べる品を決めて声をかける。いつもの冷し白玉ぜんざいだろう。
「は〜い、すこしお待ち下さい。」
かわいい声が聞こえた。多分いつもの子だろう。
「注文はお決まりですか?」
「いつものでお願いします」
「冷し白玉あんみつですね。いつもありがとうございます。」
と頭を下げ紘一に礼をする。きちんと店の指導が行き渡たっているのだろうと、紘一は勝手に解釈をした。いまだにこの子の名前はわからないが。まあきっとこんなに可愛い子だ、多分かっこいい彼氏がいるんだろうななんて考えていた。
「お持たせいたしました。冷し白玉あんみつでございます。」
「ありがとう」
ここの冷し白玉あんみつは白玉粉が一番自信があり、結果、とてもおいしい冷し白玉あんみつである。
「やっぱりおいしいな」
品が来てからゆったりとすごし、そろそろ帰るかなと紘一は帰る帰宅をしてる時、ふと横をみたらさっきの子がいた。
「どうしたんですか?」
彼女はモジモジしながら、顔を赤らめて恥ずかしそうに言った
「あ、あの、これど、どうぞ。いつも来てくれてるんで・・・」
渡された物をみたら、クーポン券だった。しかも冷やし白玉あんみつの。
これは紘一にとってはうれしいプレゼントだった。
「ありがとう、でも今はこんなサービスしてないよね?」
この店はこういうサービスをしていないからだ。
「紘一さんはいつも来てくださってるんで特別です」
緊張しなくなったか、いつものかわいい笑顔で言う。可愛いなあ、こんな人が彼女だったらなと思っていた。
「ありがとう、次回使わせてもらうね」
「はい、あのこのクーポンを次回使うのなら来週の金曜日に閉店後の来てくださいますか?」
「何故ですか?」
「はい、紘一さん限定の白玉あんみつを食べてもらいたいんで」
「はあ、ありがとう。そういえば君の名前は?いままで通ってたくせにわからないんだ。ごめんね」
「いいですよ。私の名前は栞、伊崎 栞です」
「栞さんか、よろしくね。それじゃまた来るね」
「ご来店ありがとうございました。次回のご来店をお待ちしております♪」
624名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:02:49 ID:LHh3BA51
>>623
おい、これだけであとは俺らの妄想任せにするつもりか?




全裸で続き待ってますから早く続き書いて下さいませこのやろふ!
625名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:11:36 ID:tFt5EbqB
一つの文に情報をつめ込みすぎて、違和感を感じるところがあるな
品が来てから〜のあたりとか特に

要約すると、続きはまだですか?
626名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 23:21:39 ID:yLlqaqBw
GJ!これから、あんみつ買ってこよう…。
627yHC4ugtB=之:2009/03/07(土) 23:29:55 ID:yHC4ugtB
初めてだったから叩かれるて思ったのに嬉しいわ。
続きは書いてないからあいてる時間にちょこちょこ書いていくから気長に待っててくれ
628yHC4ugtB=之:2009/03/07(土) 23:44:52 ID:yHC4ugtB
あと申し訳ないですが、エロないのでよろしくです
629名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 00:36:06 ID:NdbwQkez
投下予告、レス乞食、誘い受け、卑屈な謙遜、細切れ、ブッキレ、エロ無し、レス返し



数え役満だな
630名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 00:55:11 ID:X/YiLHq3
SSが甘けりゃどうでもいい
というか初心者とかには俺たちも甘くいこうぜ
631名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 01:06:42 ID:ACb7SG7s
>>627
もし余力があるなら是非この板の書き手の控え室、またはどこかのスレをROMってきたほうがいいと思う
1レスに詰め込める文字数やトリップの付け方、波風をたてにくい振る舞い方などの、
書き手に必要な最低限の情報を得られるからさ
632名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 02:14:06 ID:5F7VnFfS
そう言う自治レスは、誤爆スレでやってくれ。
633yHC4ugtB:2009/03/08(日) 08:55:53 ID:9r+PR4Hu
>>631
>>632
ありがとうございます。勉強になります。
634名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 10:02:16 ID:ACb7SG7s
>>632
別に自治するつもりでレスしたわけじゃない
軽いアドバイスみたいなものだろ?
それともこの程度も許容できないくらいにこのあんたは狭量なのか
つか、お前さんが誤爆スレで愚痴ってきたほうが正解だったんじゃない?
635名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 10:42:33 ID:5F7VnFfS
いや、わざわざ荒れる様な書き込みするあんたが行けよって感じだけど?
上から目線過ぎなあんたは何様?
636名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 10:49:34 ID:Em0y+HtV
何だ、この流れは?
おまいら糖分不足か?
637名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 11:07:16 ID:Ly+ce5qe
>>633で返事してるんだしそこで終わっとこうぜ。
638名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:32:06 ID:ACb7SG7s
>>635
荒れるってあんた一人が噛みついてるだけじゃない
作者氏は俺のコメントが勉強になったって言ってるんだから、なんの関係もあんたがごちゃごちゃ言うのは筋違いもいいとこ
>>629氏のように作者氏の投下方法に不快感を抱く人も確かにいて、それが続けばいつかこのスレ荒れていたかもしれない
それに楔を打ち込んだだけに過ぎないんだが、見下してるように見えたならまずあなたが落ち着いたほうがいい
639名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:33:35 ID:ACb7SG7s
なんの関係も×
なんの関係もない○
640名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:34:30 ID:SNSCX7T3
本人が返事してるんだから蒸し返すなよ
-------------切り取り線------------
641名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 12:54:27 ID:N5OH+hD6
常に横に居る的な甘えっこいいよね
歩けば後ろをとてとてついてきて
居なくなれば探し回り
座れば横に座り
特にベタベタ甘えるわけじゃないけど傍にいたい的な

ああもうなんで伝わらないかなぁ!?
642名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 13:02:41 ID:6nv2hUYY
で、玄関をパタリとしめると犬みたく抱き付いてくるわけですね、わかります
643名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 13:44:06 ID:JuAAwfLa
やたらと甘え言葉やにゃーとか使わない甘えん坊はいないんか・・・?
644名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 13:48:02 ID:5F7VnFfS
>>639
お前が落ち着けw
書きもしないくせに上から目線で説教すんなw
偉そうに説教すんなら先ずは手本をみせろや!
批判や叩きをここでやる時点で常識無いってのw
まあ、あんたに言いたいのはそれだけだ。
645名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 13:58:37 ID:5F7VnFfS
>>640
ああごめん、言いたい事は言ったのでもう黙るわ。
646名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:10:16 ID:ACb7SG7s
>>644
草生やさくていいから
だからもう一度落ち着いて俺の一番初めのレスを見ろよ
それでも俺が叩いてるように見えるなら、お前がカリカリしてるか病んでるかだから精神科のお世話になったほうがいい
あの程度にこれほど過剰反応するってことは、「説教」とやらにトラウマでも持っているのか?
それとここにも昔一つ落としたし、他のスレにも落としてますが何か?
つか、ちょっとアドバイスしたら手本見せろって……あんた中学生か
647yHC4ugtB:2009/03/08(日) 14:30:09 ID:9r+PR4Hu
私のせいで荒れてしまい本当にすいません。申し訳ないです。ROMに戻ります。
648名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:33:09 ID:N5OH+hD6
>>642
自分から行動しないのも乙なもんだぜ
横に座ってちらちら見たり、こっちの手に指ちょんて付けたり
でも「何」て聞いても照れて「何でもない」って答えて
それが可愛らしくて抱き寄せるとちいさな声で「あっ」とか言って驚いて
少し照れつつも抱き返してきたりしつつ胸に頬ずりを

と、今の空気にそぐわない話だったな。失礼
649名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:47:10 ID:ACb7SG7s
結局、誤爆スレで愚痴ってるのはあんたじゃないか
スレを占拠したがってる? 昔に一つだけって言ってるのにそんなわけないだろ
自分の都合のいいように人の言動を歪曲させるのは勝手だが、その妄言に他人を巻き込まないほうがいいよ
まあ、もうレスしないなら全くもって構わないけどね

>>647
俺のレスが気に食わなかった人間が暴れてるだけだから、あなたのせいじゃないよ
650名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 15:49:52 ID:NaBfDvPM
お前ら少しは落ち着けよ。ただでさえこの子(11歳♀)は怖がりなんだから――
――ほら見てみろよ、俺の背中にくっついてビクビクしてるじゃないか。
651名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 16:46:09 ID:R3La5QmC
>>650
ふーむ、怪しいなァ……。
リモコンローターで調教中じゃないかスカートの中を改めさせて欲しいのだが。
652名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 17:38:50 ID:Sbf9CnoZ
>>641
ワザとその子に伝えずに引っ越して焦らし
飢えているところにダイブして我が身を捧げるんですね
653名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 18:32:00 ID:gha3VR43
>>650
「俺の膝の上でびくびくしてる」方がいいなぁ…
654名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 19:54:11 ID:kDAG0Bgp
>>653
俺の背中にくっついてビクビクしてる

(甘えん坊スイッチ、オーン!)

ポチっとな

ペタンと床に崩れ、女の子座りのまま、
紅潮した顔を下に向けたまま、右手小指を噛んで
ビックンビックン♪
655名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 20:33:33 ID:20yctOUC
膝枕で頭なでなで
656名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 21:43:19 ID:C3McX7gw
何かあるとすりすりしてくるような娘が大好きです
657名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 23:47:41 ID:65oMCpdY
停電時に引っ付いたり、風呂入ろうと脱衣場にいったら後ろにいたりするのはもうたまらない
658名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 00:00:28 ID:9REHP8Si
すりすり!?というと。。。




すりすり

「・・・・・」

ぎゅぅっっ

「・・・・・」

ちゅっ

「・・・・・」

ぺろっ

「・・・・・」


「・・・も〜〜!!!新聞ばっか読んでないでかまってよぅおにいちゃぁんっっ」
バサッ
「わっ!!いきなり腕の中に入ってくるな!新聞が読めない!」



−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・・・あぁこれ以上広げられない!!!

『ぺろっ』はほっぺ希望
659名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 01:12:37 ID:wgTDAkUc

怖い夢見たの…と背中に抱き付く妹のミユ(4歳)

一人はイヤ…と一緒に風呂に入りたがるミユ

大好きな膝枕にて「ふに〜」と甘えるミユ

総合するとこんな感じか。
660名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 02:57:24 ID:loRkA3VU
甘えん「坊」だと男の娘のイメージがあるので
甘えん嬢 という言葉を提唱してみる
661名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 03:02:39 ID:Z1ECEfg4
このスレは坊じゃない ぼう だ 間違えるな
662名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 09:34:38 ID:QkwIKTgv
そもそも「甘えっ子」「甘っ子」という造語がすでにあるしな。
663名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 11:59:47 ID:wgTDAkUc
フルーツシロップをうっかり零した甘えっ子の身体をペロペロして溢れる甘露水を飲みたい。
664名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 08:07:25 ID:lzVKigWB
ここに定着して二ヶ月、体に糖分がいきわたってる
665名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 11:41:54 ID:+JpZte94
血糖値上昇スレ
666名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 12:45:49 ID:aW6w5nM2
お兄ちゃん!
みてみて〜!
あたしのお乳から甘いミルクが出るの〜飲んで〜!

とお乳を出しながら甘える声の妹が来たら病院行きになりそう。
667名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 16:19:07 ID:lzVKigWB
だがお腹の子が自分の子なら維持でも生ませるわ
668名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 23:56:09 ID:uTZJrhcD
あれ、このスレって気持ち悪い雑談するためのスレだったっけ?
669名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:37:21 ID:EP+Og2k4
ちがう。SSを投下し読むためのスレだった気がする
670名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:48:50 ID:hxfT3E6r
SS投下→批評と叩き→叩きに噛付く→書き手投下中止→喧嘩→荒んだ流れを戻す為に雑談←今ここ

場を戻す雑談すら文句付ける前に糖下お願い。
671名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 08:48:13 ID:+UQweYJ1
期待して待ってるぜ
672名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 17:50:20 ID:ilH9rJgu
撮りためしたビデオ見てたら

SSの主人公、男君。9人に甘えられその瞳は何を見る

なんてもうどっかで使われてそうな改変が浮かんだ
673名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 01:59:35 ID:5/TyZ4Qp
>>672
ファイナルフォームライドゥ
イイイイモゥトッ!!
男「ちょっとくすぐったいぞ」
妹「えっ……きゃ! ああぁ……んっ」

どうでもいいけど
ネタ知ってる人少ないんじゃないか?
674名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 03:17:52 ID:8uZhluCF
>>672
姉、妹、母、幼なじみ、娘、恋人、ツンデレ、無口、嫁の9人ですね。
わかります。
675名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 06:53:48 ID:ki8HIq5g
何かと思ったらディケイドだったのか。

アタックライド
ナデナデ!
無口「ん…気持ちいい…」
676名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 09:43:47 ID:wvqtBwNC
なでなでを要求してくる甘えんぼうと言えばファーb

おや、押し入れから声が
677名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 15:28:26 ID:UNCucSHB
>>674
従姉妹はどうした従姉妹は!
678名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 19:39:37 ID:1n95lKEV
>>673
くすぐったいファイナルフォームライドがペッティングなら
共同作業なファイナルアタックライドはやっぱり挿入ですね
679名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:16:08 ID:6WycZn0N
すると、コンプリートフォームは…?
680名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 23:50:00 ID:sCLphknF
>>679
んっ・・・まだ抜かないで・・・
681582:2009/03/13(金) 12:45:54 ID:khsXeFUC
こんにちは。
A sweet partyの続きを糖化したいと思います。
そしてGJして下さった皆さん、まとめてで申し訳ないですが、ありがとうございます。
682A sweet party:2009/03/13(金) 12:46:30 ID:khsXeFUC
ふぅ、死ぬかと思った。
昨日はジェラートとショコラの焼きもちコンビネーションアタックを食らって大変だったのだ。
幸運な事に僕はまだ生きている。体中痛いけど…。
その痛みでいつもより早く目が覚めてしまった。ちょっと外の空気でも吸いに行こうかな。
外に出ると、宿屋の側の林から何か音が聞こえる。何だろう?
林に入ってみると、大剣の素振りをしている女の子がいた。
僕が知る限り、大剣を軽く扱える人物、しかも女性は一人しかいない。
「おはようジェラート。朝から鍛練かい?」
ジェラートに声をかけると素振りを止めて、額の汗を拭いながら挨拶をしてくれた。
「勇者様おはよう。今日は早起きだね」
「うん。ちょっとね」
さすがにジェラートが原因の一つだとは言えなかった。
ジェラートは挨拶を済ませると剣の素振りを再開した。それにしてもその体のどこに大剣をブン回す力があるのだろうか。
「…」
目線が首から下に目が行ったのは偶然ですよ?素振りの度に揺れるたわわに実った果実に目が行くのも偶然です。
「どうしたの勇者様?もしかして大剣を扱ってみたいの?」
「え?あ、うん、まあね」
ついつい思いもしない返事をしてしまった。言える訳ないじゃないか
ジェラートの大福餅を食い入るように見てしまってたなんて。
「色んな武器を扱えるのはいい事だよ。感心感心!じゃあまずは軽く振ってみて」
ひょいとジェラートの愛剣を渡されたが…お、重い!持つのはともかく、歩くのは無理そうだ。
でも振るだけなら何とかできるかも…。
「ハァッ!」
力任せに思い切り振り上げてみたけど、反対に剣に振られてしまった。
「うわわわ!?」
「わっ!?ちょっと勇者様危な…キャー!」
ガシャンと地面に大剣が落ちる音がした。そういう僕も地面に倒れこんでしまった。やっぱり慣れない物は扱うもんじゃないね。
…ん?剣は地面に落ちた筈なのに、この手にある感触はなんだろう?
ムミュムミュ。
マシュマロのように柔らかい。
プルュンプルュン。
プリンのようにプルプルしてる。
…ああ、何だかとてつもなく嫌な予感がする。心地良い感触がする手を見るとそれが何なのか分かった。
「あ、あの勇者様…そろそろどいてくれる?」
「うわわわ!ご、ごめんジェラート!」
なんてこった。僕は倒れる際にジェラートも巻き込み、あろう事か彼女の胸を…。
683A sweet party:2009/03/13(金) 12:47:14 ID:khsXeFUC
お触りしていた…。癖になりそ…いやいや違う違う!
「本当にゴメン!謝っても許してもらえないと思うけど…」
慌ててジェラートから身を離して謝罪を重ねた。昨日の事もあって只では済まないと思った。
しかしジェラートは僕の思惑とは裏腹に落ち着いた様子だ。あれ?怒ってないのかな。
「勇者様は…胸の大きい子って嫌い?」
ジェラートは怒ってはいないようだが、代わりにとんでもない質問をぶつけてきた。
どう答えればいいんだ、こんな時。
「え、ええっと…嫌いじゃないよ?」
僕にはそう答えるしかできなかった。下手な回答をすると、ジェラートを、
もしくはこの場にいないメープルやショコラを傷付けてしまいそうな気がしたから。
「…そっか、じゃ許してあげる」
あれ?意外にあっさり許してくれたな。女の子ってこういうものなんだろうか。
「ごめんね…」
「もういいって。それよりも大剣扱えるようになりたいんでしょ?早く持って持って!」
ジェラートに急かされ、大剣を拾いあげるが、構えさえもままならない状態だ。
そして重さに耐え切れず、大剣の切っ先を地面に落としてしまった。
「もーう、だらしないぞ勇者様ぁ」
「そ、そんな事言ったって…」
「文句ばかり言う人には罰ゲームでーす!」
そ、そんなぁ。キツい思いして更に罰ゲームだなんて泣きそうな気分…。
「ば、罰ゲームって…?」
恐る恐る聞いてみると、彼女はニコリと笑い、軽やかな動きで僕の後ろにまわった。
ムニュ〜。
「ジ、ジェラート!?」
首に腕を絡まってきたと同時に、背中に先程手の平に感じていた感触が襲いかかってきた。
間違いなくジェラートに後ろから抱き締められてる。
「罰として一分間拘束しまーす♪」
凄く嬉しそうに後ろからムギュムギュしてくる…果たしてこれは罰ゲームなんだろうか。
確かに股間のバーサーカーを落ち着かせるのは地獄だけど…。
「…ッ!むー!…」
抱き付いていたジェラートが急に不機嫌そうな声をあげた。
ヤバい、相方である狂戦士の存在がバレたかな!?
「なんか勇者様メープルの匂いがする…」
うわ、そっちの方ですか。でも匂いが残ってても仕方ないじゃないか。
あんなに密着してたんだし、その後は風呂に入る余裕なんか無かった。
ジェラートは後ろにいるので表情は分からないが、きっとしかめっ面をしてるに違いない。
684A sweet party:2009/03/13(金) 12:48:05 ID:khsXeFUC
「これは更なる罰が必要みたいね…」
「も、もう勘弁してよー」
「駄目!追加罰は頬擦りの刑ー!メープルの匂いを消さないと!」
僕のお願いは却下され、胸ムギュに頬擦りが追加された。
すりすりムギュムギュすりすりムギュムギュ
すりムギュすりムギュすりすりムギュムギュ
「あ、あのージェラート?もう一分経ったんじゃないかな?」
これ以上は限界だ。メープルとは違う、ジェラートの甘い香りと罰ゲームの破壊力は凄まじい。
「そうだっけ?じゃあ延長ぉ〜」
「ダメー!!」
何とか罰ゲームから解放されて、再び大剣の稽古が始まったが、ジェラートのお陰でだいぶ様になってきた。
余談だが、僕に刀と槍の使い方を教えてくれたのもジェラートだったりする。
「勇者様やるじゃん。もう少し頑張れば実戦でもいけるかもよ?」
「ジェラートのお陰だよ。大剣も扱えるようになれば、かなり幅広く戦えるだろうしね。ありがとう」
笑ってお礼を言うと、ジェラートは顔を赤くして「大した事じゃない」と恥ずかしがっている。
ジェラートは綺麗系なんだけど、時折見せる仕草が可愛いんだよね。
こんな女性を世の男共は何故放っておくのだろう。時々疑問に思う。
「ねえジェラート。お礼がしたいんだけど、何か欲しい物とかある?」
「そ、そんな、別にいいよ」
甘える時は遠慮無しだけど、こういう時は遠慮しちゃって。
僕としては遠慮しなくてもいいんだけど、やっぱり恥ずかしいんだろうか。
いくらか押し問答が続いた後、先に折れたのはジェラートだった。
だけど「あの、その、えっと」ばかりで中々望みを言えないでいる。
(ホント…普段のジェラートとは大違いだよなぁ)
あたふたしているジェラートを見てそんな事を思ってると、だいぶ落ち着いたのか「勇者様」と僕に望みを語り始めた。
「よかったら…二人でいる時だけ、、勇者様の事、カズヤ様って呼んでいい?」
意表を突かれた望みに、一瞬間を空けてしまったが、そんな事はお安い御用だ。
「いいよ。でも『カズヤ様』じゃなくてカズヤって呼んで欲しいな」
「ほ、本当に!?いいの?」
「うん。じゃあ早速呼んでみてよ」
喜ぶジェラートに促すとまた顔を赤くしてゆっくり口を開いた。
「カ、カズヤ…」
「…ジェラート」
僕達は自然と抱き締め合っていた。理由は分からない。ただ、彼女の腰に回す腕に想いを込めて強く強く…。
685582:2009/03/13(金) 12:48:59 ID:khsXeFUC
糖化完了。
毎度の如く至らない所は皆さんの脳内補完でカバーお願いします。
至らない所ばかりなんで恐縮ですが…。
686名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 13:05:34 ID:fq69KyAp
>582
いやいやGJ!
程好い甘さで安定してるんで癖になるわw
687名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 17:57:16 ID:KKrzLyFc
>>685
GJ!
ジェラートさん可愛いよ、ショコラさん!
688名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 09:45:22 ID:sjVLjhwA
百合おkと聞いて来たんだけど保管庫に百合SSあるかな?
タイトルだけ見てみたんだけど百合っぽいのが見当たらないからあるならどのSSか教えて欲しい。
689名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 10:10:38 ID:Be+Crhub
前スレにて大荒れの元になったので、ありません。
690名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 10:21:23 ID:RkayXjVw
甘えんぼ娘は堂々とお返しを要求するのか、戸に隠れて様子を伺っているのか
691名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 14:49:20 ID:6DkvqtQ5
>>690
戸に隠れてるけどバレバレなんです
692名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 17:16:17 ID:se1WiSlj
>>688
このスレは荒らしが立てたスレ
スレ住人層的に百合はあんまり好まれてない
テンプレは荒らしが勝手に改変
後は・・・わかるな?
693名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 17:40:34 ID:dOCY48hY
>>691
校庭の真ん中に、どこでもドアのごとく立っているのですね
694名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 22:15:05 ID:zKXocVL6
はじめまして。
微妙にスレの趣旨と違うような気がしますが、
完成したので投下させていただきます。
695題名なし:2009/03/14(土) 22:15:53 ID:zKXocVL6



暑いからと開けた窓から真夏の太陽が容赦なく差し込んでいる。
夏。午後三時。コンビニで買ってきたアイスクリームが溶け始めている。
ちっとも涼しくならない部屋の中でぴこぴこ響くのは、真里が遊ぶ
携帯ゲーム機の音だ。
ベッドに寝転がりながら、恵一はゲームに夢中の真里をぼーっと見ている。
昼に遊びに来てからどこにも出かけたりせず、このせまい恵一の部屋の中で、
真里はひたすらゲームを続けている。自分で貸したものではあったけれど、
いちおうの彼氏が目の前にいるのにこれはちょっと失礼じゃないかと思う。
ごろんと仰向けになって天井を見つめる。
もっとこう、若い男女らしいデートの仕方ってもんがあるんじゃないかと
恵一が真剣に考え出したとき、ポケットの携帯が鳴った。
「お……と」
コールは三回だけで、恵一が携帯を開くとすぐに止んでしまった。
履歴に残ったのは知らない番号だ。
なんだよ、と思ったのもつかの間。ちょっと真里に意地悪してやろうと考えた。
「……もしもし」
携帯を耳にあてて、誰でもない誰かと話しているふり。
「あ、ひさしぶりー。どうだった?……うん。……うん。そっか、
 上手くやってるんだ。よかった」
しゃべりながら、ちらちらと真里に視線を送ってみる。
恵一の電話なんかまるで興味なさげに、ぴこぴことゲームを続けている。
ちょっとむかついた。
「……え、あえないかって?参ったなあ、来週は……ああ、ちょうど
 空いてるな。じゃあ公園で……うん、お昼ごろに。うん。うん。
 わかった。……じゃあね」
696題名なし:2009/03/14(土) 22:16:37 ID:zKXocVL6
そのまま携帯を閉じて、また大の字になる。
目線だけ真里にうつして、なんでもないことのように言った。
「清水さんから電話でさ。隣のクラスの女の子なんだけど。来週遊ぶことになった」
「ふーん」
「参ったよなあ。服選ぶの手伝って欲しいんだって。
 そういうのって女の子同士で行くもんだよなあ」
「そうねー」
「……」
「あ、やられた」
ゲーム機からどかーんという爆発音が聞こえた。
頭を掻いてふん、と気合を入れ、またゲームを始めた真里に、思わず言ってしまった。
「マリ姉ってさあ」
「んー?」
「やきもち焼かないよね」
言ってから、しまった、と思った。
これじゃ、やきもち焼いてほしいみたいじゃないか。
いまさら気づいてももう後の祭り。ぽかんとした顔で恵一の顔を見た真里は、
みるみる楽しそうな笑みを浮かべて、くつくつと小さく笑った。
「あれあれえ。けーいちくん、やきもち焼いて欲しいんだあ」
「な……ち、違うよ!そういうんじゃなくて!!」
「あっはははっ!それじゃあ、昨日あたしじゃなくてクラスの女の子とお昼食べてたのも?
 最近やたら女の子と仲よさそうにしてるのも?ぜーんぶ、あたしに見てほしかったからなのねー」
小さく笑っていた真里はそのうち我慢できないというように、げらげらと笑いはじめた。
なんだか頭がかーっとなって、でも口にも出せないで、恵一はそのまま布団をかぶった。
恥ずかしい。これは恥ずかしい。
697題名なし:2009/03/14(土) 22:17:14 ID:zKXocVL6
やっと笑いをおさえた真里が、布団をひっぺがした。
そのまま恵一の腕をひっつかみ、ほんの少し近づければ唇まで触れそうな
距離まで顔を近づけて、真里はにんまりと笑った。
「な、なんだよ……」
「拗ねるな拗ねるな、若者よ。さて、突然ですがここで意地悪クイズです」
「え?」
「さっき恵一の携帯にかかってきたコール。あれは、本当は清水さんじゃなくて
 誰からのコールだったのでしょう?」
…………
「まさか!?」
「ぴんぽーん!大正解♪恵一の一人芝居もバ・レ・バ・レ♪」
自慢げに自分の携帯を取り出し、手のひらでぷらぷらさせてみせた。
真里が好きなオーシャンブルーの携帯は、色だけ同じで形が変わっていた。
「やー、折角新しいのにしたからびっくりさせてやろうと思ってたけど、
 見事にひっかかってくれちゃって。かわいいやつめ」
「……」
「あたしは恵一のことならなーんでもお見通しなの。急に女の子と
 話すようになってるんだもん、すぐわかったわよ。
 やきもち焼いてほしいんだなーってことくらいはさ?」
「……くそ、もう知らねえ!マリ姉なんか知らねえ!」
「だーかーら、拗ねるんじゃないの!」
「ふざ……!?」
698題名なし:2009/03/14(土) 22:17:48 ID:zKXocVL6
続きは口にできなかった。真里の唇が、恵一の唇に重なったからだ。
こつこつと、舌で恵一の歯をたたき、そのまま口中に侵入する。
涎を飲み込む音。息苦しくなってきたところでようやく解放してくれた。
「……マリ姉」
「あのね」
恵一の両肩に手を置いて、真里は怒ったような顔をした。
「恵一のことならなんでもお見通し。でもね、それで避けられ続けたあたしの
 気持ち、考えたことある?あたしがずーっと余裕ぶってられたと思う?」
「……」
「毎日顔を突き合わせてるのに、一週間もキスしてくれなかったよね。だから」
もう一度、真里は恵一の唇に自分のそれを重ねた。
背中に手を回し、二度と離すまいとしているかのように、思いっきり力を入れた。
「今日は、一週間分、かわいがってくれなきゃ許さないからね」
耳元で、そっとささやいた。
それは、恵一の力を奪うのに十分すぎるほど、艶っぽかった。


暑いからと開けた窓から真夏の太陽が容赦なく差し込んでいる。
外でセミがじわじわとすだく声が聞こえた。
冷房もなく暑苦しい部屋は、二人の男女の熱でますます暑くなった。
699名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 22:18:35 ID:zKXocVL6
ありがとうございました。
700名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 22:38:32 ID:5dB84zsM
GJ
たぶんギリギリセーフとみた。
次回作期待してます。
701名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 23:57:05 ID:FR+5YZq4
二人とも素直じゃなくて(・∀・)イイ!!ねw
ニヨニヨしたさ〜GJ!!
702名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 01:40:12 ID:DzWFOydg
>>699
『アマエンボ-デレタ理論』という電波を飛ばしたのは貴様か
703名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 06:16:45 ID:SwDaM3rJ
絶望した!
甘娘にもらったチョコ口移し付に対するホワイトデーのお返しが
まったくないことに絶望した!
704名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 11:52:18 ID:2BjaS3cq
勝手に批評して批評に反応して更に荒れまくり、最後は、書き手を追い出す、百合に過剰反応した挙げ句勝手に改変して保管庫から全て削除とかそんな最低な輩を内包してもこんな賑わうスレって珍しいな。
705名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 12:09:25 ID:Uyz0RDJI
>>703
そんなお前に俺の股間のホワイト・シロップを
706名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 12:17:15 ID:3WAd+sBM
皆甘えてるんだよ。
707名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 15:35:35 ID:Dz5v8lDY
>>704
煽ってる内容特に後半がまったく違う=まったく状況が理解できてない=住人でもなんでもなくただの荒らし
708名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 15:52:01 ID:HpcXk2ao
こんなドマイナーなスレ荒らしにくるなんて暇だな

>>703
ホワイトデーだということをすっかり忘れていた
何せリアルに返す人がいな(ry
709名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 23:02:24 ID:StS+gQa4
「パパだぁーいすき。いつも仕事してるから、甘えられないんだもん。」
たまの休みになると娘はすぐこれだ。
「もう小学生ななるんだから、いつまでもパパにひっつかないの。」
「やだー。世界でいちばんしゅきー。」
はぁー、重い。はやく嫁に行ってくれ。
710名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:52:26 ID:S5E/jXaJ
>>709
後ろで嫁がうずうずしてるぞ。
711名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:17:24 ID:d++UuqiX
☆☆★★★☆☆★★★☆☆
お兄ちゃん、あたしの作ったクリームシチュー美味しいでしょう?
牛乳?
そんなの使ってないよ〜
材料は、あたしのお乳から出るミルクだよ〜
ほれほれ〜アハハ♪

一々乳出すなっての!
まあ、美味しいけど、後でデザートとしてお前のミルクを直接飲ませろ。

うんッ!
いいよ〜、わ〜いやったあ!
彼女は、むき出しのお乳を僕の後頭部に押し付けた。彼女の暖かくて柔らかいお乳の感触が伝わる、どこか懐かしい母乳の香りがした。

彼女は、乳房をプルプル揺らしながら、「早く飲んで〜」と催促してるが、シチューを飲み干すまで放置することにした。

…って、夢を見た…。
712名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:18:23 ID:o2+VwPrT
糸色望さんですね?
7131/3:2009/03/16(月) 01:19:46 ID:51NSDM4K
「私がご主人と遊ぶの!」
「遊ぶのは…私」
目の前で繰り広げられる、二人の女の子がいがみ合う。まったく、毎度毎度飽きないものだ呆れながらも
感心してしまう。
俺はと言えば、レポートを書いている最中。ちなみに提出期限は明日、遊んでやる暇などあるはずもなく。
言い訳させてもらえるのなら、俺は昨日のうちに終わらせようと頑張っていた。けれど、この二人が遊んで
とせがんできて、ついつい構ってしまったのが原因だ。
「こうなったら、ご主人に決めてもらう」
「…望むところなの」
ちゃぶ台にひしっとしがみつく二人。じーっとこっちを見詰める瞳。一方の子は、尻尾をぱたぱた振り
もう一方の子は尻尾をピンと立ている。そう、こいつらは普通の人間ではない。
犬の尻尾を持つ子―梓は犬憑きというやつで、小さい頃に犬の幽霊に祟られ、気が付いたら犬の耳と尻尾が
生えていたらしい。ずっと家に引きこもっていたのだが、俺が宅配のバイトで偶然出会ってからは
俺をご主人と呼び、しょっちゅう家に遊びに来るようになった。
年頃の女の子が男の部屋に入り浸りなんて健康的とは言えないが、引きこもっているよりは…と親からも
認めてもらったらしい。…ちなみに、俺の意見はどこにも反映されていないが。
猫の尻尾を持つ子―静はちょっと変わった猫又だ。普通は長年生き、妖力を得て猫又になるのだが、静は
事故で死に掛けたのをきっかけに猫又になったらしい。
その事故で倒れている所を、これまた宅配のバイトで通りかかった俺が発見して、病院に運んであげた。
それで命の恩人である俺に恩返ししようとうちに来て、そのまま居ついてしまった。
「ねね、ご主人。ボール持ってきた、投げて投げて」
「…猫じゃらしをふりふりしてほしいの」
ため息を一つ。右手でボールを、左手で猫じゃらしを受け取り、それぞれの望む事をしてあげる。
投げたボールに飛びついて、すぐさま戻ってくる梓。猫じゃらしに猫パンチを続ける静。
どっちも凄く可愛い・・・が、それを愛でている余裕が俺にはない。
「二人とも、これで言うのは4度目だが」
「レポートで忙しいから邪魔するなー」
「…終わったら遊んでやるから我慢しろ」
さっき俺が言ったセリフをつまらなそうに口に出す二人。分かった上で邪魔をしているのなら、あとでたっぷり
とお仕置きしてやる必要があるな。
7142/3:2009/03/16(月) 01:20:31 ID:51NSDM4K
「静、コーヒー淹れてくれ」
「にゃん」
可愛く返事をすると、台所へと消えていった。残された梓は、静の後ろ姿を目で追い、見えなくなると俺に
視線を戻す。
「ご主人、ボクにも何かできる事ない?」
「ん…静と仲良くしてくれ」
「やだ」
「じゃ、俺とも仲良くできないな」
「静〜、ボクもコーヒー手伝うよ」
騒がしく台所へと消えていった。久しぶりに訪れた静寂で、レポートもはかどる。
しばらくすると、一つのお盆を二人で持って戻ってきた。
「…どうぞ」
「二人とも、ありがとう」
「梓は…お湯を入れただけ」
「し、静だって、コーヒーをコップに入れただけじゃんか」
「はいはい、喧嘩しないの」
二人の頭を同時に撫でてあげると、目を細めて嬉しそうな表情に変わる。いつもは喧嘩ばかりのふたりだが
何だかんだ言いつつ似たもの同士。
コーヒーをすすりつつ、最後の追い込みをかける。時計は12時を過ぎた頃、二人にとっては眠い時間。
寝まいと必死に目を擦りながら、俺の作業が終わるのを今か今かと待っている。
「はふっ…ご主人、まーだー?」
「もうちょっと」
「そっかー、楽しみだなぁ…えへへ」
のっそり立ち上がると、俺の隣に座り、ぽてっともたれ掛かって来た。それを見た静も、俺の隣に這って来て
膝の上に頭を乗せる。
「こらこら」
「…コーヒーのご褒美」
「まったく、しょうがないやつだな」
少し重みを感じるものの、作業には重大な支障はない。そのままにしながら、続きを進める。
715名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:20:47 ID:o2+VwPrT
鳥付け忘れたorz
>>703
7163/3:2009/03/16(月) 01:22:01 ID:51NSDM4K
時計が1時を過ぎる頃、ようやく完成した。伸びをしようと思うと、右腕に梓がもたれかかっている事を
思い出した。そして、膝の上にも静がいる事を。
「梓、終わったぞ」
「ん…終わったの?」
「静、起きろ」
「…ん」
二人とも寝ていたようで、眠そうな顔で俺をじっと見ている。
さすがに今から遊ぼうなんて言わないだろう。明日はレポートを提出しに行くだけだから、帰ったら遊んで
やるか…なんて事を考えていた。
しかし、二人とも目をパチッと開くと、両方から抱きついてきた。今まで寝てたと思えないくらいの勢いに
俺は二人に押し倒されれる形となった。
「あーそーぼー」
「…遊ぼう」
「ちょ、ちょっと待て!時計を―」
言いかけた言葉、梓の唇でふさがれた。遊ぶって、そっちの方か!?割り込むように、梓を押しのけ静の
唇が俺の唇と重なる。…感じとしては、エサを乗っけた一つの皿に二匹が群がっているような感じ。
交互に口付けし、舌をだすと二人で舐め始める。
「ちゅ…ん…ちゅぅ」
「ん…ちゅー…くちゅ」
深夜の部屋に、卑猥な音が響く。そういえば、最近忙しくてこっちの「遊び」はしてなかったっけ?
二人の頭に手を回し、撫でてるとニッコリと笑う。
「3人で遊ぶか?」
「うん」
同時に頷く二人。レポートの提出は明日中…午後でも大丈夫だから…などと、頭の中で明日のスケジュールを
アレコレと考える。が、顔を赤らめ、恥ずかしそうにしている二人を見て余計な事を考えるのを止めた。
今はただ…二人と遊ぶ事だけに熱中するとしようか。
717名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:23:03 ID:o2+VwPrT
だめだ…今度からちゃんとリロードして書き込もう…

>>714
リアルタイムGJ!!
718名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:26:42 ID:UuuTlKk3
>>716
一番槍逃したがGJ!
久々の刺客で砂糖吐くかと思ったぜ
719名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 03:22:27 ID:nJSkj03N
GJ
久々の糖香に嬉しい
720名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 13:18:04 ID:42Vlgk6w
某所の刺客キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
721名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 16:50:29 ID:d++UuqiX
誤爆してたorz
722名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 17:15:07 ID:kmPuNkf5
ウソダドンドコドン
723名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 20:20:43 ID:vlRupWVi
ナンドル!?
724名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 23:04:06 ID:apzEsArx
「私たちは甘えることでしかわかりあえない」
もしくは、
オンドゥルで舌を噛んだ彼氏にディープキスですね
わかります
725名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 17:23:09 ID:5e8l0CqU
おねだり娘に囲まれてドンドコドンドコ。
726名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 00:24:31 ID:aUblKiLe
        ドンドコドコドコ!ドンドコドコドコ!
          ∧_∧   ∧_∧        一緒にお風呂入って〜
ずーり      ω・   ヽω・   ヽ      同じ布団で寝ようよ〜
 ずーり∧_∧ヽ____ヽ....ヽ__∧_∧  ずーり
     (・ω・  ヽ           (    ヽ
    ∧_∧   ヽ    ヒ、ヒェー  ヽ_ ∧_∧
   ( ・ ω ・ )     ('∀`≡∀`)  (     )
    ヽ__∧_∧   人ヘ )ヘ   ∧_∧ノ
      /  ・ω・)  >>725   /    ・)
ずーり (_____∧_∧    ∧_∧ _ノ
         /   ・ω  /   ・ω   ずーり
         (____ノ  (___ノ
727名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 09:42:06 ID:6UBzIXgi
>>726
何だこれかわいーなw
728名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:16:46 ID:lLFSA+SU
某夢の国へ行く途中満員電車に乗るはめになった。そのとき抱きつくようにくっついていた女子が甘えてきたら・・・
みたいな電波を送信してみる
729名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 04:11:51 ID:uhJFxouu
なんだ?このクソ甘いスレは…俺も混ぜろ!
730名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 08:58:51 ID:g+nK8atp
>>729
まて糖尿病になっちまうぞ、はやまるな!
731名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 16:12:11 ID:ys1SWk4i
>>729
この先には
練乳的で飴のような
極甘兵器どもがあなたを待っています。
それでも読み進めますか?

<はい> <YES>
732名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 16:20:27 ID:Zerb0Dhr
俺にはレベルが高すぎるぜ・・・
一旦出直すとするか
「いいえ」なんで右をポチ・・・あ、あるぇ??
733名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 17:24:10 ID:Qk3enp7h
甘えっ子の乳首に練乳塗って授乳プレイ
734名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:07:47 ID:zefYpN0J
お乳がのみたいの…とねだられて自分の乳に泣く泣く練乳を塗る羽目に
735名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 21:21:24 ID:eBAhqQMU
「ねぇ、一君、私のおっぱい飲んでくれないかな?」
「おまえ何言ってんだ!出ないのに」
「出るもん!よいしょ、」
ニュル〜
「何、練乳をおっぱいに塗ってるんだ」
「一君飲・ん・で♪」
「騙されるか!」
スパコーン!


ダメだ文才が無さ過ぎ
736自分で書いて見た:2009/03/19(木) 23:33:39 ID:Qk3enp7h
おにーちゃん!
まやねーおちちが出る様になったよー
ほらあ〜(べっとり

うわあ!
まや、お前…胸が練乳だらけじゃないか!
しょうがないなあ、お仕置だ!(ペロペロペロペロ〜)

おにーちゃん!
くすぐったいよぉ〜
やめてよ〜
アハハハッ

(ペロペロペロペロ〜)
くすぐったいよぉ〜…
は…はうん…んん…あん…おちちが気持ちいいよぉ…
じゅん…(あ…おまたが…へん…)
おッ!
まや〜下のお口もなんか変なお水が出てるぞ〜?
(ちゅ、ちゅーちゅぱちゃぱ)

あ…やーッ!
おにーちゃん、恥かしいよぉ…きたないよぉ…
あ…そこは、はぅ…あぅ…はぁん!
おやおや、ドンドン出てるぞ〜?
まやのやらしいお水が?
美味しいよ、まや…

あッはぁん!
だめ〜ああう〜らめぇ〜なんか気持ち良過ぎて出ちゃうの〜おしっこ〜おしっこがでちゃ…はうぅ…
(じょろろろろ〜)

おや?
まや、いったのかな?
身体を弓なりにしてさ?
おしっこも美味しいよ?
まや、まや?
あーあ、やり過ぎたか。
グッタリしてさ、かわいいなあもう…
膝枕する裸のまやをいつまでも撫でて居た。

終わり
737名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 01:00:31 ID:A2Q4Qztk
「じゃーん!…ねぇ、この服どぅ?」
「んー、いんじゃね?」
「も〜、真剣に見てよー」
「んー、じゃ見る」
「感想教えてねっ」
「ほうほう」
「なんか、恥ずかしいな…」
「ふんふん」
「きゃ、…スカートの裏は違…」
「くんくん」
「だ、ダメっ、そこかいじゃっ」
「つんつん」
「…ふ、な、やめっ…」
「さわさわ」
「…んっ…やっ…お、おにぃちゃ…」
「ぺろぺろ」
「…くっ、んっ…ぁっ…」
「カチャカチャ」
「…はぁはぁ、こ、これ以上はっ…」
「チュチュ」
「あ、う、ずるいよぅ…」
「なでなで」
「…う、ん…おにいちゃんが…たいなら…いいよ」
「そこはハッキリ言え」
「ちょ、おまww」

…という夢を見た
738触発されて…:2009/03/20(金) 09:40:19 ID:YVa7eadj

ねー好きって言って見て〜も〜好きって言うの〜
大丈夫だよッ!
大好きって、何度言っても減らないんだよ?
も〜照れ屋さんッ♪

じゃあ、ギュッとしてみて〜?
うん…そうそう♪
どう?
え?
胸が当たって気持ち良いって?
も〜、そう言う事言うと擦り付けちゃうぞ〜?
ほらほら、グリグリって…
あんッ!
おちちのぽっちが擦れて切ないの…だからやめるッ!え?
止めないで?
もうお乳はダメッ、キスして?
キス…ん…んんん…ふはぁ…なんかぼーっとするぅ…
なんかね、おまたがじゅんじゅん痒いの…どうにかして?
うん、ベッドね、いいよ…あんッ!
あは、お姫様ダッコ♪
嬉しいな♪そのまま私をベッドへ連れてって♪

うふふ…今日は、寝かさないぞッ♪
大好きなあ・な・た♪

幼妻〜fin〜

739ウララノサクラ:2009/03/20(金) 10:45:41 ID:Uz1fXV7N
「こんばんは、ケンジさん。今年も来ちゃいました」
こいつはうちの庭先にある桜の精。俺が小さい頃から春になるとやって来て、桜の花が散ると同時にどこへともなく消えてしまう。
最近あったかくなってたからそろそろかな、と思っていたけど
「おう、また来たのか」
「つめたいですねケンジさん。あたしと会えてうれしくないんですか〜?」
「まだガキだからな」
つぼみのうちはつるつるぺったんの体をしているが、桜が咲き誇るにつれて美しい女性に変化する。
いまはまだ、言葉づかいもたどたどしい子供のままだが。
樹の皮と同じ色のさらさらの髪をゆらして、俺の膝の上に乗っかってきた。
「ひどいです、ケンジさん。はやくちゅーしてください」
「なんでそうなるんだ」
「冬が来るまえからずっと、ケンジさんに会うの楽しみにしてたんですよ?」
若葉色の大きな瞳で見上げられると、さすがの俺も平常心ではいられない。
柔らかい唇に口づけすると、蕩けそうな声を出した。
「あぁ・・・・・」
先ほどより少しだけ膨らんだ胸元に顔を寄せる。ぷっくりした桜色の蕾を口に含むと、体をびくっと震わせた。
「ケンジさん、今年はなんだかはやいです」
「お前が誘ったからだろ」
「え、そんな。でも、もっとしてください・・・」
お言葉に応えてぺろぺろと舐めてやる。蕾はすっかり大きくなって、俺に遊ばれるのを喜んでいる。
「あッ!」
ひと際甲高い声が出た。髪飾りのように頭につけられた数個の桜の花のうち、一つが花開いている。
「ケンジさん・・・、気持ちいいです・・・・」
「そりゃよかったな」
「あしたもまた、おねがいしますね」
そう言って俺の膝を枕にして眠り込んでしまった。
明日の朝には、ここから見える庭先の樹にもいくつか花が見られるだろう。
満開になる日が、待ち遠しいような永遠に来てほしくないような、複雑な思いで窓を閉じた。
740739:2009/03/20(金) 10:47:28 ID:Uz1fXV7N
しまった、被った…。
すみません&乙です>>738
741名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 11:06:57 ID:YVa7eadj
>>740
上に触発されての小ネタなのでお気になさらずに…。
742名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 11:11:17 ID:SHFjZyTO
俺から始まった小ネタ祭りか
743名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 03:13:56 ID:HLExlM1F
三連休小ネタ祭りお疲れ様です。
当方甘えっ子娘に引っ張り回されて疲労し、小ネタに血糖値が上がり大変ですだ。
744名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 09:38:12 ID:PmX5tPOZ
>>743
それ甘えっ子ちゃう、甘えっ狐や! 化かされとるで!
745名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 12:13:19 ID:AGiZIAK/
>>744
つまり>>743>>17みたいな状況になっているという事なのかな?
う、羨ましくなんかないんだからね!?
746名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 13:19:21 ID:18zBza9C
>>744
それ逆に望むところw


流行性甘冒にかかっちまったぜ
だれか甘病してくれ…
747名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 13:38:43 ID:+cJ8iXVK
つ 甘方薬
748名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 17:55:43 ID:uDyHO49R
つ 甘腸
749名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 18:03:16 ID:4BvRpzaE
>>746処方箋ドゾー

「お前が乗っかってきてから、もう三時間も立つぞ。」
「時計見るの禁止!ちゃんとあたしだけ見てないとカウントしないからね?。」
「へいへい…えーと…」


「無遠慮に俺の上に乗っかって、すりすりしてくるトコとか好きだ」
「89個目。他には?もっとあるでしょ?」
「抱き心地も好きだぞ…ふわふわしてて、柔らかくて好きだ」
「うんうん♪90個目、他には?」
「それに髪の毛、綺麗だよな…これ以上ないってくらい俺の好み。」
「27個目にそれ言った。やり直し、ね?」
「ぐ…俺の他愛ない話で、はにかむ笑顔が好きだ。」
「やり直し。目がこっち向いてなかったし、真剣さが2割減してる。」




「っだああらっしゃあああっ!いい加減俺の上から退け!退くんだ!」
「イヤよ?まだ100個言ってないじゃない。」
「だいたい『朝からベッドで寝てる彼氏の上に乗っかって見つめながら愛を囁かせる』とか
 なんの罰ゲームだよ!」
「寝言で妹ちゃんの名前、言うからじゃない!ちゃんと100個言えたら開放してあげるんだから
 頑張りなさいよ!」
「分かっ…た、分かったか…ら、息子を力の限り掴むのは止めてくれ。」
「それじゃ、続き♪大好きよ、あーきらっ!80個目からね?」
「まいあ……10個戻してないか?」
「あたしが80って言ったら80なの!100個言えるまで今日はずっと引っ付いてるから。
 他にもご褒美あるんだから、頑張りなさいよ、ね?」
「そういう事言うなら俺も実力行使するからな…81個目、おっぱいやわらけー。」
「ちょっ…と…何するの…やだぁ…あんっ…まだ朝ぁ…乳首だめぇ……」
「82個目。キスすると目がとろんとなって体の力が抜ける。」
「んんっ!?ふあっ…じゅる…あ…はぁ…ひきょう…じゃない。」
「くっくっく、83個目は何にする?」
「ああっそんなトコに指入れないでぇ…えっちな、えっちな音しちゃう…。」
「83はちょっと弄くると途端に可愛く泣くにしようか?さぁ100まで頑張っていこうぜ!」
750名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 18:19:23 ID:tT/Yde5A
A、B、C、全種の甘炎ウィルスに感染した俺にはあm(ばたり)
751名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 18:26:00 ID:28SobT1L
そういえば、甘草って漢方薬があったな
752名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 20:13:24 ID:Y1TB43fm
オーソドックスに甘茶
753名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 21:19:11 ID:3uAEXE9m
頭甘足熱
754名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 21:33:39 ID:PmX5tPOZ
甘動した! 
755名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:21:15 ID:18zBza9C
みんなありがとう!
おかげで血糖値が鰻登りだぜ!
756名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 02:02:29 ID:KSrwYIQ6
俺なんて鯉が龍になるぐらいの勢いだぜ!
え?わかりずらい?
757名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 02:10:31 ID:4USnq6rR
甘えんぼうになるための登竜門と申したか


余計に分かりづらいな
758名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 04:57:49 ID:WNbZZJ8f
酒蔵の娘

普段は控えめな甘え方しかできないが、
大吟醸パワーで激しい甘え方に


ハーレム的甘え方授業

女学院唯一の男教師を甘え対象に甘え方を教える女教師と女生徒達
759名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 05:42:52 ID:+nHSAe+3
>>757
成程それで合点がいった
糖竜門と言わせたかったのだな
760名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 07:36:17 ID:mBQ+jyQR
同じクラスの彼と恋人同士になって、1ヶ月。

ずっとずっと憧れてて、でも私なんか釣り合わないって思ってた。
だから、彼から付き合って欲しいって言われた時は本当に驚いた。
ビックリして、信じられなくて、思わず自分のほっぺたを抓って、
彼に笑われてしまった。

私は、ゆでだこみたいになって、コクンって頷くしか出来なかった。
私も好きだ、って…ずっとずっと好きだった、って伝えたかったのに。
私のいくじなし…。


彼はカッコいい。
彼は優しい。

「良かったら一緒に帰ろっか?」
放課後の喧騒の中で、彼の声に私はビクッってなってしまう。
優しい彼は、そんな私の返事を微笑みながら待ってくれる。

勉強もダメ。
運動なんてもっとダメ。
とろくさくって、ドジで、内気で、ダメダメな私なんかにも
何時だって優しく微笑んでくれる。

そんな彼を見ると、胸がドキドキって破裂しそうに苦しくって、
頭が熱を持ったみたにぼーっとなって、目なんて合わせられなくて、
俯いたまま、小さく「…うん」って頷くしか出来なくなってしまう。


私と歩く時は、とろくさい私の歩調に何時だって合わせてくれる。
何も無い所で、良く躓いちゃう私を何時だって支えてくれる。
ダメダメな私の事を「可愛い」って言ってくれる。

そんな彼と居られるだけで、一緒に下校出来るだけで、私は幸せ。


ううん、やっぱりちょっとだけ嘘だ。それだけでも幸せだけど、
もっともっと幸せになれる方法を私は知ってる。


本当は彼に甘えたい。
一緒のときは手だって繋ぎたい。
それで、それから…ギュってしてもらって、見詰め合って…。

でも…
だって、だって、
イヤンイヤン グネグネ キャー(///)


男(また赤面してフリーズしちゃった…目が合うだけでこれだもんなぁ。
  恋人同士なんだし、手とか繋ぎたいのに…ま、でも可愛いからいっか?)



みたいな恥ずかしがりな娘はスレ的にアリですかね?
甘えたいけど、恥ずかしくて甘えれないみたいな。

いや、アリでも俺は書けないですよ?!
761名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 10:46:21 ID:cY6ATKan
>>760
このいくじなし!
762名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:15:05 ID:Kwrfh7Xd
育児梨?
763名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 11:00:14 ID:W/7hB/KJ
梨から生まれた梨娘が育て親に甘えて嫁さんになるんですね
764名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 18:36:01 ID:F/UYhM53
桃から産まれた桃姫様

胸にぶら下げたキビ団子もとい「母乳」で、猿娘とキジ娘と犬娘を従えて、鬼達を枯れ果てるまで逆レイプして鬼退治
765名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 19:01:59 ID:dEbtlvOn
>>764
「甘えん坊」はどこ行ったよw
766名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 19:03:05 ID:F/UYhM53
ぐは!
スレ間違えた…誤爆…
つまりだ、ミルクをねだる娘にだな…ホットミルクを与える訳だ、娘撫でながら見つめると、カップを咥えた娘が可愛い目をこちらに向ける訳だ…そんな娘の額にキスする訳だ…パーフェクトな訳だ…

誤爆で落ち込む俺に娘が甘えながらよしよししてくれる訳だ…これで許せ。
767名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 20:58:24 ID:Px3ijbeN
>>766
オーケー、俺とちょっと場所変われ。
768名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 02:29:26 ID:p31pXRGH
なぜだろう>>766とはいい酒が飲めるというか、
いつも行ってる居酒屋(と書いてスレと読む)が同じな気がするんだぜ。
主に逆レイプ的な意味で。
769名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 08:23:48 ID:39nQvJVl
普通に桃太郎が犬娘(デレ)と猿娘(ツン)とキジ娘(シャイ)に囲まれてめでたしめでたしでいい気がする
770名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 14:30:55 ID:HZ/dihaN
>>769
馬鹿だなぁ鬼がいないと桃太郎にならないだろうが
甘えたいけど皆に怖がられてシュンとしてる赤鬼娘の為に
青鬼娘さんが一芝居を打つ
青鬼娘を追い払った赤鬼娘がごほうびにナデナデとかを要求するわけだ
…あれ?これだと青鬼娘が可哀想じゃね?
771名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 15:43:40 ID:Zz01c93A
いじめられてる亀っぽい女の子を助けた浦島太郎
助けた亀っ娘に連れられて
竜宮城へ来てみれば
文字にも書けない○さ
772名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:05:07 ID:0Y5lJYYM
辛さ?
773名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 16:34:54 ID:rUDNzfKW
>>770
それは、泣いた赤鬼じゃ?w
物陰で、もの欲しそうにしてる青鬼娘を想像して萌えた。
いや、むしろ悶えた。



一寸娘が愛しの彼を守ろうとすると、鬼は一寸娘を飲み込んだ。
一寸娘は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、
一寸娘を吐き出すと山へ逃げてしまった。
一寸娘は、鬼が落としていったもしもBOXを使って自分の体を大きくし…

いや、大きくしない。

一寸娘「愛しの彼が、一杯可愛がってくれますように!」
774名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:51:52 ID:Dc0FkDpl
だがことわる
775名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:23:54 ID:LrteDqXU
甘えんぼう+セクシー
誰かこれで一つ頼む
776名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:14:44 ID:U2jFwmSU
書けないはずが、なんか気づいたら書いてた>>760の中の人です。
折角なので、暫くスレをお借りしようかと思います。


登場人物とか。

北里 悠一・・・高瀬とは親友の普通人。穏やかでぽややん。多分文系。
高瀬 孝二・・・森曰く男前とかなんとか。本人曰く硬派。でもツンデレ。
森 由希・・・ちっこくて乙女ちっくな地味っ子。北里とか香坂にはツボらしい。
香坂 咲・・・森の幼馴染で美人さん。とりあえず良い性格してると思う。

タイトルは知りません。


甘酸っぱいを目指したんですが、全然甘くない気がします。
むしろしょっぱい感じです。(文章力的な意味で)

それでは失礼します。
777名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:16:14 ID:U2jFwmSU
1.高瀬 孝二の場合。



「やっぱ、森さんに嫌われたのかな…。」
とある県立高校の昼下がり、埃ぽいようなカビ臭いような図書室にて、
図書委員なんて糞かったるいモンを押し付けられ、誰も居ない図書室
の受付に座る俺に、ようやっと口を開いた親友からの第一声がこれだ。
ちなみに、ここ一週間程、親友の北里 悠一が、図書室みたくカビ臭い、
「悩んでます」全開なツラしてやがったから、問い詰めた結果な訳だが。
「はぁ?お前、それ本気で言ってんのか?!」
親友からの相談に、俺は少しの驚きと過半以上の呆れでもって、眩暈を
覚えた程だった。

北里との付き合いは、高校に入ってからのものだが、それなりにこいつ
の事を分かっているつもりだ。
だから、こいつの誠実な所や何事にも真面目な性質ってのは、良く知っ
ているつもりだし、色恋には向かない性質だってのも、承知しているつ
もりだったのだが…。
が、それにしても、こんな鈍感野郎だったとは。
「お前さぁ…なんで嫌われてるとか思うわけ?」
眉間を揉みながら問い返す。
「だってさ…最近、森さんに避けられてるし…。」
はぁ、と小さくため息をつけば、本気で落ち込む親友の顔が視界に入る。
こいっつは…ほんとに…。
傍目にゃ、あれほど分かりやすい反応は無いと思うんだけどな…。
本人たちには分からないんだろう、と無理矢理自分に言い聞かせる。
うん、そうだ。きっとそうに違いない。

「森のアレって、明らかに照れてテンパってるだけじゃん…。
 つーか、お前は森が好きだとかぬかしておいて、森の何を見てる訳?」
お前の目玉はただの節穴か?色ボケでその節穴から脳まで垂れ流したか?
いやまあ、そこまでは言わないけど。
「す、好きだなんて!…い、いや、うん。でも、話しかけようにも
 近づくと逃げられちゃうし、あからさまに目を逸らされるし…。」
はぁ〜、と今度は深いため息が出る。
「でも、やっぱりこのままなんて嫌だし。森さんの気持ちも知りたい。」
なんとか顔を上げた親友に、毎度の事ながらしょーがねーなぁ、と思う。
ま、ここは一つ俺がなんとかしてやるか。

「わかったわかった。俺に考えがあるから少し待て。」
それと、お前が嫌われてるって事は、誰が何と言おうが有得ないからな、
それだけは覚えとけ。
そう伝えて教室へ戻る準備を始める。
昼休みが終わるまでにはもう少し時間があるが、誰も来やしないだろう。
不承不承の体ではあるが、北里も教室に戻る準備を始めたようだ。

しかし、どうしたもんかね。
考えがあるなんて言って、実は何も考えてねーんだよなぁ。
しょーがねぇ、小憎たらしいアイツに相談すりゃなんとでもなんだろ。
…後が大変そうだがな。

親友の恋と、自分の苦労を天秤に掛ける。
結果は分かっちゃいるけどね。
778名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:19:03 ID:U2jFwmSU
2.香坂 咲の場合



「私、北里君に嫌われちゃったかな…」
何時も通りの昼休み、一つの机でお弁当を囲む幼馴染の森 由希が出した、
喧騒で掻き消されかけたか細い声は、私の耳にそう聞き取れた。

ちなみに、幼馴染の態度に目星がついている私は「どうせ北里だろ」等と
思うものの、その落ち込みぶりに半ば以上は呆れつつ、声を掛けない訳に
もいかないよね…。と、お弁当を食べつつ聞いてみた結果がこれ。

「何言ってんのよ。ユキは可愛いんだから嫌われたりしないって。」
やっぱお弁当は卵焼きだよね〜。うむうむ。母上、なかなかの味ですぞ。
などとお弁当に舌鼓を打ちつつ答える。
顔は、真剣そのものって感じをキープしてるけどね。

「だって…最近、避けるみたいな態度取っちゃってるし…」
それに、咲ちゃんみたいに綺麗じゃないし…暗くって、胸もないし…。
あ〜あ、言いながら自分で凹んでる。

私から言わせれば、童顔でちっこくて、綺麗な黒髪で、乙女ぇ〜〜〜え!
って感じで、いかにも男受けしそうな気がするんだけど。
女の私でさえ、可愛くてほっとけないな〜、なんて幼馴染やってるんだし。

そもそも、ここ1週間程ずっとこの話題だ。
ユキとクラスの北里は、以前からあからさまな両思いだったし、いかにも
乙女って感じのユキと、穏やかで何処かぽややんとした北里は、結構お似
合いの純情カップルになるんじゃないかと思っていた。
まあ、本人たちが照れてテンパったり、のほほんとしてるせいで、周りは
随分苦労させられたけどね。

だから、ユキがぽややんに告白されたって聞いた時は、結構本気で驚いた。
ついにこの二人も…とか思うでしょ?
私も思ったわよ。
それを…なんと!この大馬鹿娘はテンパってその場から逃げ出したらしい。

「ちゃんと謝って、そんで「北里君だ〜〜い好き!」って言うだけじゃん。
 時間が立つほど言い難くなるだけだよ?それともユキは、北里が諦めて、
 それで終わりで良いの?」
「だ…だだだだだだだ大好きって?!そ、そそそんなこと!!
 だって、信じられないよ。私なんかがそんな…。」
だからこの一週間、ずっとこんなやり取りばかりなのよね。私もいい加減
飽きちゃって、真面目に聞く気もなくなるって言うか…。

あー、顔真っ赤にしちゃって、可愛いなぁ。
ぷにぷにってして良いかな?
「それに、あんな事しちゃって北里君…怒ってるよね…?」
あー、もう。ウルウル上目使いとか!
これ、あのぽややんにやったら、流石のアイツでも押し倒すんじゃない?
っていうか私が…。ぎゅってするよ?しちゃって…良いよね!!?

「あ、待って!咲ちゃん、駄目だよ…ぴゃあー!」
ユキのちっこい体をぎゅーってして、髪の毛を梳きながら囁く。
珍妙な悲鳴は当然スルー。
779名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:20:56 ID:U2jFwmSU
「北里にこんな風にされたいんでしょ?
 だったら、きちんと謝って気持ち、伝えなきゃ。」

「こんな風にって…ぁ
 …うん。」

胸の中で、真っ赤な顔のユキが、こくんって頷くのがわかった。
さーて、この大馬鹿で、可愛くてほっとけない幼馴染の為に、優しい私が
もう一苦労してあげようかしらね。
とはいえ、どうしようかな?どうとでもなりそうな気もするけど。

「おーい、香坂。ラブラブなとこ申し訳ないんだが、ちと話がある。」
そんな、思考を中断させる声。振り向くと、教室の入り口で高瀬が手招き
していた。

な〜んか嫌そうな顔してるけど…。
ユキに一言ことわって、私は高瀬と廊下に出た。
昼休みももう終わりだから、教室に戻る生徒で、それなりに人通りがある。
声が喧騒に紛れないよう、高瀬のすぐ傍に立ち、事の次第を聞く。

あー、やっぱそっちもそんな感じか。
そんな本心を隠しつつ、高瀬の頼みを聞いてやる。

「協力しないでもないわよ?」
ニヤリと笑う。
「はは、お手柔らかに頼むよ。」
なーんでコイツは引きつった笑いなんかするかな。
780名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:22:56 ID:U2jFwmSU
3.北里 悠一の場合



「高瀬はああ言ってくれたけど…。はぁ。」

「すまん、どうしても外せない用事があるんだ!図書室頼む!」
等と言って教室を出て行った親友の高瀬 孝二を思い出しつつ、放課後の
廊下を図書室へと向かう。

この学校の図書室は、はっきり言って人気が無い。蔵書も少ないし、パソ
コンどころかエアコンさえもない。
老朽化って言葉がピッタリくるような場所だなぁと思う。

でも、僕はこの図書室が実は結構気に入っている。
人が居ないだけに、静かに落ち着いて本が読めるし、なんとなくこの古さ
が好きな僕は、稀有な図書室の愛用者の一人だったりする。

高瀬が図書委員なのは本当に偶然の成せる業なんだけど、以前から図書室
を良く利用していた僕は、ちょくちょくと代理を務めるようになった。

しばらく受付カウンターでぼーっとしてた僕は、どうせ本を読んでも内容
なんて頭に入って来ないだろうと思い、のろのろと本の整理を始める。
高瀬と一緒に当番だったはずの香坂さんはまだ来ない。

受付カウンターに誰も居なくなってしまうけど、滅多に利用者の無い(現に
今も僕だけだ)この図書室では、受付に誰も居ないのも、珍しい事ではない。

そういえば、森さんと初めて会ったのも、話をしたのも、ここだったなぁ。

最初に会ったのは1年以上前。
数少ない利用者同士だから、お互い顔だけは知ってる状態が随分続いて。
それで、森さんが本を読みながら瞳をうるうるって…今にも泣きそうな顔
してるのを見ちゃったんだよな。

(うわ、凄い感情移入しちゃってるよ、この娘!)
なんて思わず見てたんだけど、次の瞬間に顔を上げた森さんと目が合って。
吃驚した顔。
その後真っ赤になって俯いちゃって…。
「…見た?」

その顔が、仕草が本当にすっごい可愛くて…これって、一目惚れなのかな?
あ、初対面じゃないから一目惚れじゃないか。
結局、あの時の本ってなんだったか教えて貰えなかったな。
781名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:25:20 ID:U2jFwmSU
慌てて謝った僕は、その日から少しずつ読んだ本の感想なんかを言い合っ
たり出来るようになったんだった。

その後、進級した僕らは同じクラスになって、毎日顔を合わせるようにな
ったけど…。
彼女の声に、仕草に、表情にますます惹かれていって。
彼女の事を可愛いとか、守ってあげたいとか、そんな…愛おしい気持ち?
が我慢出来ない位に大きく膨らんで。

今の関係が崩れるかもしれない、なんて恐怖なんかを、膨らんだ気持ちが
追いやってしまった結果が…これだ。

「森さん、あれ以来図書室にも来ないし。やっぱ嫌われたのかな。」

そんな事を呟きつつ書架の間を彷徨う僕に、彼女の声は届いた。
「あれ、高瀬君まだなのかなぁ…。おーい、高瀬く〜ん?」
心臓がドクンって高鳴るのを感じた。

「…ぁ」
振り向いたその先に、森さんの吃驚した顔が。
真っ赤な顔が…はは、本当に耳まで赤いや。
俯くその仕草が。
思い出したばかりのあの日に重なって。
彼女の手を。

一週間前に取り逃がした彼女の手を、情けなくても、みっともなくても、
それでも良い。
なんて事を思う暇もなく、ただ彼女から離れたくない一心で握っていた。

今思えば、多分数秒だったのだろうと思うけど、「時間が永遠に感じた」
なんて、まさにそんな瞬間。
しかしその瞬間は、彼女の言葉でいやにあっさりと終わった。

「…北里君。ごめんね。」

今考えれば、本当に馬鹿みたいなんだけど、混乱しきったその時の僕は
「ああ、やっぱりそうなんだな。」なんて事を、考えていた。
782名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:32:36 ID:U2jFwmSU
4.森 由希の場合


きゅって握り締めたお守りがきっと私に勇気をくれる。
どんなに恥ずかしくって、照れくさくっても、きっと伝えれる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


幼馴染の香坂 咲ちゃんは私の憧れだ。
小さい頃から大人っぽくて、なんでも出来て、スタイルも良くて、美人
な上に、素敵な恋人まで居る。

それに比べて私は、昔っから内気で、臆病で、背も胸も小さくて…。
私も咲ちゃんみたいだったら…。もっと、自分に自信が持てたのかな?
…だめだめ!自分で言ってて落ち込んできちゃった。

咲ちゃんの渡してくれた「お守り」をきゅって握り締める。
高瀬君から話って、やっぱり北里君の事だよね…?

「ユキ、ちょっと手を出して。」
放課後、まっすぐに私の席に来た咲ちゃんは、そう言ってキャラクター物
のストラップを私に手渡してきた。

「わわ、りらっくまだ〜。可愛いよね、これ。」
咲ちゃんが携帯電話にいつも付けてるストラップ。
「これはお守りだよ。」

お守り?お守りっていうと、赤とか青とかの小袋に入ってるあれだよね?
でも、りらっくまのお守りあったら可愛いよね。後、りらっくま神社とか。
お守りも、絵馬も、破魔矢もぜ〜んぶりらっくま。で、神主さんや巫女さ
んの代わりにりらっくまが寝そべってて…

「おーい。ユキ、さっさと帰ってきて〜。
 どうしてお守りって単語で飛ぶかね、この娘は?」
いけない。妄想の世界に旅立ってた。
呆れ顔の咲ちゃんに、ほっぺたをぺちぺち、ってされてしまった。

783名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:33:13 ID:U2jFwmSU
「これはね…ちょっと恥ずかしい話だけど、私が彼に貰ったものなんだ。」
なんでも、以前に彼氏と大喧嘩をして、仲直りした時に買って貰ったもの
らしい。咲ちゃんも相手も意地っ張りな所があって、付き合い始めたばか
りだったから、彼の事を信用しきれてなく、凄く不安だったって。

でも、勇気を出して謝って、仲直りした象徴なんだって。

咲ちゃん達はすっごい仲良しで、私と北里君も、何時かはあんな風になれ
たら良いなぁって、思ってた。
だから、二人にもそんな事があったんだーってビックリしちゃった。

「だから、これは勇気の出る大切なお守り。
 ほら、これ貸してあげるから。あんたも勇気出して謝るんだよ?」
「…うん!私も頑張る!」
少し恥ずかしそうに、私の手にお守りを渡してくれたユキちゃん。
そのまま、私をぎゅーってしてくれる。

「よしよし、良い返事。次に北里と二人きりになったら、絶対謝るんだよ。
 それで返事する事!今度こそ逃げちゃ駄目だからね。」
私を解放した咲ちゃんは、高瀬君が話があるらしいって伝えると、帰り
支度を始め、そのまま教室を出て行ってしまった。

私は、なんとなくお守りを手に握ったまま、図書室へと向かった。

高瀬君は格好良くて、口調はちょっとだけ怖いけど、本当はすごく良い人。
北里君とも仲が良くて、以前から私達の事を応援してくれてた。
やっぱり高瀬君も、先週のあれ…知ってるんだよね?

どうしよ…なんて話せば良いのかな?
そんな事を考えていたら、図書室はもう目の前になって、少し躊躇った後、
私は扉に手をかけた。

扉を開けると、そこには誰も居ないくて、がらんどう。拍子抜けしちゃった。
高瀬君まだなのかな…あ、本の整理中かな?
そんなに広くない図書室だから、すぐに見つかるよね。
図書室は好きだな〜。北里君との思い出が一杯あるから。
あ、あそこに居るの高瀬君かな?

だけど、そこに居たのは高瀬君じゃなくて…。
784名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:35:38 ID:U2jFwmSU

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

北里君に掴まれた左手が、火傷しちゃうんじゃないかな?ってくらい熱い。
触れられた瞬間に電気みたいな何かが全身にビリビリって走って、きっと
私の心が、体が、全身全霊をかけて、彼を求めてたからだと思う。

右手のお守りをきゅっと握り締める。
視界はチカチカと眩んで。
心臓ははち切れそうに脈打って。
頭はグルグル回って何も考えられなくて。
本当に真っ白になっちゃったけど。

でも、熱を持った左手が、体が咲ちゃんにもらった少しの勇気が、私に
そうさせたんだと思う。

「北里君、ごめんね」

逃げ出しちゃって、ごめんね。
ほんとは私も、大好きなんだよ?ずっとずっと好きだったんだよ?

図書室で見かけて、優しい表情とかが気になって、でも声なんて掛けれ
なくて…。
それでも北里君と会いたくて、ずっと通ってたんだよ?
初めて話した日、私は本を読んで泣いちゃったんじゃないよ?
北里君に話しかけれない、意気地無しの自分に泣いちゃったんだよ?

だけど、私のそんな思いは届かなくて、痛いくらいに握り締められた手が
ほどける。

「そう、だよね…。ごめん、こんな事しちゃって…嫌われちゃったかな。
 はは…あはは…。」

彼の言葉がすーって、胸に染み込んできた。
なんで、そうなっちゃうんだろう…。
恥ずかしさが、今度は悲しさに変わって心をはちきれさせる。
咲ちゃんのお守りに貰った勇気が、萎んでいくのを感じる。

でも、彼の熱さを覚えた体が、左腕がそれを許さなかった。
だから、私は相変わらずはちきれそうな心を持て余して、頭はパニックを
起こしたみたいになってたけど。


気づいたら、左手が彼の裾を掴んでた。
785名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:37:06 ID:U2jFwmSU
本当は、もっと、ずっと手を握ってて欲しいって。
咲ちゃんがしてくれるみたいに、ぎゅーってして欲しいって。
…北里君をこの体に感じていたいって。

だから、右手の「お守り」をきゅって握って、もう1度だけ勇気をもらう。
恥ずかしくて、照れくさくて、それでも彼の顔を見て。

「嫌い…じゃない。
 北里君とずっと一緒に居たい。」

言えた。
最後の方は、やっぱり恥ずかしくて目をそらしちゃったけど。

でも…心のどこかですっと風が抜けたような気がした。
緊張ではち切れそうだった心が、別の何かに置き換わる感覚。

「森さん…あの…ごめん!」

大きな声に吃驚して顔を上げると、目の前に彼のワイシャツがあった。
大きな男の子の手が、背中をきゅってする感触。
咲ちゃんの柔らかい胸とは違う、男の子の感触。
北里君の匂い。

「好きだ、僕も森さんとずっと一緒にいたい!」

なんで彼の声が、匂いが、こんなにも私を落ち着かせるのだろう。
胸の硬さを、背を抱く腕の力強さを、心地よく感じるんだろう。
恥ずかしくて、逃げ出してしまいそうなのに、心が安らぐんだろう。

きっと私にとって、ここが世界で一番落ち着く場所だから。
はち切れそうな心を満たしてるのは、きっと「幸せ」だから。
だから…





「私も、…好き。…ずっとずっと、離さないでね。」






786名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:38:40 ID:U2jFwmSU
後日談.ツンデレ君の場合。



「それで最初は、裾を摘むのがサインだって分かんなかったから、可愛
 いな〜ってぼーっとしてたら、恨みがましい目で見上げてくるんだよ!
 も〜〜〜可愛いのなんのって、ついぎゅーって…」

なんて話を聞いたらさ、こいつやっぱ、色ボケで脳が垂れ流しになったん
だな、とか思わねぇ?
俺は思う。間違いなく思う。

確かに、くっつけようとしてたのは俺らだけどさ、まさかここまでバカッ
プルになるとは思わないだろ。
裾を摘んでくるのが可愛いだとか、これって二人だけの合図だよねとか、
良くやってられるよ、ホント。

隣を歩く奴にそんな愚痴を言いつつの帰り道。
「大体、人の惚気話程、聞いて役に立たない話もねーしな。そーだろ?
 お前も大変なんじゃね?」
「そだねー。まあ、私はユキの惚気にはもう慣れっこだけどね。」

そーいや香坂とは、最近ずっとこの話題だったな。
上手く話がまとまって、めでたしめでたしってとこか。

「ふーん、お前も苦労してんだな。
 ま、ダチに彼女が出来るってのは悪い気がしないがな。」
「…それで?上手い事話をまとめてあげた、この私に対して何か無いわけ?」

うっわー、何このニヤニヤ笑い。
すげぇ気分悪いっつーか、憎たらしいんすけど。

「あるも無いも、お前は適当すぎだ。同じ部屋に放り込んだだけじゃねーか。
 まあ、そんな案に乗っかる俺も俺だけどさ。」
「あらら〜。そんな事言っちゃうんだ。」
787名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:39:45 ID:U2jFwmSU
握っていた手を、胸に抱くようにしてきやがった。
だーからコイツには、あんま相談とか頼み事とかしたくねーんだよ。

…つーか、胸あたってんぞ。
後、その上目使いもやめれ。
まともに顔が見れん。

「ま、感謝はしてるよ。…多分な」
「あれ、照れちゃった?
 ふふーん。じゃ、感謝の証拠、見せて貰おうかな〜?」



  や は り そ う く る か 。



わかっちゃいたけどな。またロクでも無い事を言い出すに決まってる。
どーせ、やれ「後ろから優しく抱きしめろ」だ「頭をなでなでしろ」だ、
そんなこっぱずかしい事やってられるか!!

そもそもだな、俺は本来は硬派キャラなんだぞ?そんなイチャイチャだ
とか、北里だけでお釣りが返ってくる、ってより胸焼けがして吐き気が
してくるんだよ!釣りじゃなくてゲロ返してやろうか!?

そんな事を考えていると、腕の柔らかい感触が消え、珍しく開放?!とか
ほのかな期待で香坂を見ると…、最悪の結果がお待ちしていましたとも。
新パターンを開発しやがったよ、コノヤロウ。


俯いて、俺のシャツをちょこん、って。


チクショウ、認めるめてやるよ!
コイツは糞っ憎たらしいくらいに可愛い、俺の彼女だよ!
それにコイツの事だ、お次はアレだろ?

「あー、こほん。やっぱしないと駄目っすか?」
「モチロン!ぎゅーってしてね?」

やっぱりそのニヤニヤ笑いか!
どうせ逆らえないとか思ってんだろ!こんちきしょーめ!!
788名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 01:43:08 ID:U2jFwmSU
以上、長々とお目汚し失礼しました。
初めてこんな文章書いた&投下したんで、指摘とか貰えたら喜んで小躍りすると思います。

途中sage忘れてます。マジすんませんorz


761>>
意気地なしでごめんね…だから、ぎゅってして。
そしたら頑張れるから…。
789名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 03:14:55 ID:/bRVziCB
GJなんだぜ
ぎゅーっとして欲しければ続へ(ry
790名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 04:43:35 ID:fqyfIxMQ
ど、独身貴族には目の毒だぜ…。
791名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 09:19:58 ID:FQbnlc31
糖尿病になりそうじゃないか。どうしてくれる

マジでこのままじゃ高血圧、糖尿病、メタボの死の三重奏からお迎えのデスコンボに繋がりそう
792名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 11:08:28 ID:xg/IlfsZ
>>788
指摘なんてとんでもない。GJ!
793名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 16:40:20 ID:+hpy9Gbm
あれ、口から砂が…………あぁ、歯軋りで削れた奴か
794名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 17:10:15 ID:jUpXWUpJ
GJ
ここに定住してから甘党になったのは俺だけかな
795名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 18:58:15 ID:SONRsKQj
俺はもともと甘党だ、好物はドクターペッパー!!
796yHC4ugtB「甘味堂」:2009/03/25(水) 20:06:54 ID:jUpXWUpJ
お久しぶりです。前回はすいませんでした。図々しくエロなしで途中まで続きを書いたのですが投下して良いでしょうか?
797名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:32:40 ID:zTmwEHL5
通りすがりだが一言

「書いていい?」「投下していい?」といった発言は控えたほうがいいyo。書くも投下も職人さん次第。
 ↑の類はこの板では「誘い受け」として、住人の反感を買いやすいから要注意ね。
798名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:32:48 ID:fqyfIxMQ
>>796
ココアを飲ませてくれ
799名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 20:41:10 ID:jUpXWUpJ
>>797
ありがとうございます。




すいません。アクセス規制が掛かったんで後日投下します
800名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:35:00 ID:/bRVziCB
ちょwww俺のwktkを返せwww
801名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:58:27 ID:xg/IlfsZ

――このやり取りをテレビで見て居た妹が「はうぅ〜…」と俺の膝の上にコテンと倒れ込み涙ぐむ。
「どした?」
と俺が妹に尋ねると涙目の妹は、「今から新作が来るとあったのに都合でやらないんだって…。」

と泣くので、俺は彼女を撫でる訳だ、彼女は「うにー」と子猫の様に甘えるんだ。
パーフェクトな甘えっ子だ。

しばらく撫でてあげると彼女は眠りにつくので、俺は彼女の可愛い寝顔を見て和むのだ。

嗚呼…素晴らしい甘えっ子だ…。
802あれから半年。:2009/03/26(木) 01:10:54 ID:iRTwPMM3
こんばんわ。
なんかレス頂けたのが嬉しかったのか、調子こいてる>>760の中の人です。

良し、エロパロなんだからエロだ!とか。
いや、エロくないですが。そもそも書けてないですが。
>>796様をお待ちする間のお茶請けにでもなれれば、と思います。


登場人物とか。

北里 悠一・・・ぽややん高校生。前回頑張ってたので、今回はサービスタイム。
森 由希・・・乙女チックなお口の恋人。今回も頑張って盛(さか)ります。
香坂 咲・・・森の幼馴染。S甘娘って単語が思い浮かんだ。

>>776の後日談 微エロ(?)
相変わらず、甘酸っぱいを目指したらしょっぱい感じ。(文章力的なry)
ファンタジー要素満載です。処女とか。


それでは、失礼してしばしお借りします。
803あれから半年。:2009/03/26(木) 01:17:25 ID:iRTwPMM3
森 由希の場合。


下腹部では疼きと引き攣った痛みが、頭の中では興奮と少しだけの恐怖が、
全身を愛おしさと高揚が、風速50mの台風みたいな勢いで暴れ周り、他の全
ての感覚を根こそぎ持っていっていた。

感じることが出来たのは、手にした「彼」の熱さだけ。
だから、最初に「彼」に口づけた時、唇が触れるのと、私が「彼」に触れているっ
て認識には、少しのタイムラグがあったと思う。
今日だけで、今までの全てのキスを合わせた以上の濃度の刺激を受けて、唇
も痺れたようにジンジンとしていたし、私の体が彼の匂いに酔っていたのも原
因かも知れない。

ともあれ、気づいた時には私の唇はしっかりと「彼」の割れ目の下あたり、引き
攣ったようになった部分に口づけをしていた。
不思議と嫌悪感はなかった。
柔らかな唇同士の交接とは違う、筋肉質な胸や首なんかに触れた時の感触に
近いな、って彼の匂いに酔いしれた頭のどこかで考えた。

位置と角度を少しずつ変え、何度も何度も口付ける。
愛おしさや喜び、身を裂く悲しみ、彼のために何かをしたいって気持ちを込め
て、手にした「彼」にこの身を尽くす。

「…んっ。…ふぅっ。」
どこか彼方から聞こえたその声は、しかし愛おしい彼の声ではなく(私が彼の
声を聞き違えるなんて、絶対に無いと思う)、ならば私の呼気なのだろう。
その事に気づいた瞬間、今まで忘れていた羞恥心だとか照れくささなんかが、
忘れ去られた憂さを晴らすように、一気に襲い掛かって来た。
どうしようもなく、私は俯いてしまう。

俯いたその頭に、ふわりと彼の手が置かれる。
髪の毛を梳く手の、その優しさに心がとろける。

でも、これじゃ駄目。
また、私は彼の優しさに甘え、縋ってしまう。

いつだって私は、彼と一緒にいたい、触れていたい、包み込まれたい、心も体
も、もっと「ビンカンな場所」で彼を感じたいって思う。
そんな気持ちで張り裂けそうな心を持て余して、羞恥心と、求める事で卑しい
内心を知られるんじゃないか?って臆病さにがんじがらめにされて、身動きが出来なくなる。

彼の優しい抱擁や、髪を梳く手は、私のそんな欲望を肯定してくれているよう
で、許しを得た私は、彼を見つめておねだりする。
優しい彼は、いつだって力強い抱擁と、優しいキスで応えてくれる。

だけど、今日はそれじゃ駄目。
彼に、私を一杯に感じて貰いたい。
彼を受け止める事は出来なかったけど、だけど、この想いを彼に届けたい。
私の全ては、あなたの為にあるんだよって伝えてあげたい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
804あれから半年。:2009/03/26(木) 01:19:53 ID:iRTwPMM3
ちょっとモダンな感じの咲ちゃんの部屋で、私と咲ちゃんはベッドに並んで腰掛
ける。
私はお風呂上りのパジャマ姿なんだけど、咲ちゃんは暑いからって、タンクトッ
プ1枚だけで…なんというか、コンプレックスを刺激されちゃう。

スタイルもなんだけど、やっぱりおっぱいとか…。
北里君も、私のおっぱい大きくなったら喜んでくれるかな?

幼馴染のご近所さんだから、私と咲ちゃんは、昔からお泊りをする事が多い。
今朝、私が少し歩きにくそうだったり、お股をもじもじしちゃってるのを見た咲
ちゃんは、何も聞かずに
「ユキ、おめでと。あんたの幸せはおねーさんも嬉しいよ!」
って、祝福してくれた。

それから、今日はお泊りにきて全て白状しなさいって。
本当に嬉しいときや、幸せな時にしかしないニヤニヤ笑いで言ってくれたんだ。

「ふんふん、ぽややんも一応はちゃんとしてんだね。
…それで、どうだった?」
湯上りの咲ちゃんはほんのり赤くて、濡れた髪をタオルで拭く仕草も、なんだか
色っぽい。

綺麗だなぁ〜って、ぽーっと見つめながら私は続きを話し始める。
昔から、大事な事は必ず咲ちゃんに話してたな。
咲ちゃんは、私の恥ずかしい話なんかを一杯知ってるから、こんな話題でも、
不思議と話せちゃう。

「すっごい痛くって、悲しくって泣いちゃった…。
 北里君にも一杯心配かけちゃった…。」
「初めてはしょーがないよねぇ。私も大変だったし。
 …結局、最後まで出来なかったの?」
こくん、って頷く。

そうなの。
私と北里君は最後まで二人で出来なかった…。
私の女の子は、辛うじて北里君を受け入れれたけど…その後、北里君の全部
を受け止め切れなくって。
北里君は、優しく頭を撫でたり、キスをしながら、私の痛みが引くのを待ってくれ
たけど、結局私は彼を受け止める事が出来なかった…。
805あれから半年。:2009/03/26(木) 01:20:30 ID:iRTwPMM3
北里君が私から居なくなった時に、痛みと喪失感でわんわん泣いちゃった。
泣きじゃくる私を北里君がなだめてくれて、それから一杯のキス、恋人同士の
キスをして、お互いの体を触りあいっこして。

北里君が手や唇で触れた場所が熱くって、じんじんって痺れて、息苦しさと熱で
頭がぼーっとなっちゃったから、途中からあんまり覚えてないんだけど…。

好き、好きって言いながら、夢中で唇を寄せたり、ぎゅーって抱き合った全身を
擦り付けたり…しちゃったような…気がする。
北里君の手が、私の女の子を触ってくれて、そのままふわーってなっちゃって
…とっても幸せだったなぁ。

北里君が、まだ少しふわふわしてた私を優しく撫でてくれた時、北里君の…
その…お、おち…お…男の子!
が、腿の辺りに当たって、まだすっごく硬くて苦しそうで、それがとても申し訳な
く感じて。
忘れていた喪失感だとか、申し訳なさだとか、北里君にも私を感じて欲しいって
気持ちが溢れちゃった。

「北里君にも、幸せなふわふわになって欲しいなぁ、って思って…」
唇に、北里君の男の子の熱さが蘇って、思わず手で押さえちゃった。
咲ちゃんは私の仕草や表情から、私の考えを読む名人だから、きっと咲ちゃん
に隠し事なんて出来ないんだろうなぁ。

「あんた?!…まさかお口?
 うはー、ユキが盛っちゃった!エロエロじゃない。」
咲ちゃんの指摘に私は真っ赤になって、俯くしかなくなっちゃった。
だって、本当はすっごくはしたない、その…いやらしい事だって知ってるから…。


「だって、北里君を受け止めてあげたかったんだもん…。」
806あれから半年。:2009/03/26(木) 01:22:42 ID:iRTwPMM3
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


意を決した私は、「彼」への口づけを恋人同士が行うそれへと変えていく。
割れ目のある先端に、幹に私の舌が絡む。
先端よりやや下の、段差部分を舌の裏側がなぞった時、彼がピクリと震えるの
を感じた。

彼の両足の間に跪く形で「彼」に奉仕していた為、無理な姿勢になっていた右
手が苦しくなってきた。
舌と唇はそのままに、手を左に持ち代えた瞬間、彼が先ほどより大きく跳ね、
小さな呻き声が聞こえた。
声に驚いた私は、一旦行為を止め、彼の表情を伺う。

「…ご、ごめんなさい。…その、痛くしちゃった?」
ふるふると瞳に涙を溜めた彼は、しかし次の瞬間に上気した顔を背け、小さな
声で、それが快感によるものであったと伝えてくれた。
その表情が、反応が、彼が私に心地よさを感じているという事実が、愛おしさ
や、私を感じて欲しいという想いをますます膨らます。

根幹部分を支える指に、少しだけ力を増し、緩やかな上下運動を加えてみる。
表皮の滑る感触は不思議で、他にこのような感触を私は知らなかった。
だから、私にとってその感触は「彼」をさすった時の感触、としか説明のしようが
ない。
口づけを中断し、彼の表情を伺えば、ますます瞳を潤ませ、泣きそうな、何かを
耐えるような、それでいて見ていて愛おしくてたまらない表情になっていた。

もっともっと、彼に感じて欲しかった。そんな表情をして欲しかった私は、ついに
口腔内に「彼」を迎え入れた。

「彼」を迎えると同時に、彼の反応が劇的に変わる。
「んっ」とか「あっ」といった小さな声が断続的に聞こえ、それが私が浮揚する直
前に出した声と、同種のものであると悟った時、私の中で何かが弾けた。

彼の唇と交わした、最も激しい交接を思い出し、唇と舌をがむしゃらに動かす。
昂ぶる気持ちが、指の動きを大きく大胆なものに変える。
むせ返る程の彼の匂いは、完全に私を酔わせ、意識を深い酩酊状態にする。

彼が呻く間隔が短くなり、やがて声がはっきりと響き渡るようになった頃、私の
髪の毛に彼の手が荒々しく差し込まれた。
普段の優しく梳く手つきとは全く違う、グシャリ、グシャリと鷲掴みされる感触。
首筋から背中にかけて、電撃が弾け、皮膚が粟立つ感触。

「彼」に奉仕をしていると、どうしても彼の表情がはっきりと見えなかったが、彼
の空いた手が、シーツを握り締めているのが見えた。
彼の腿や脹脛が、時折、小さく震えるのを彼と重ねた体に感じた。
807あれから半年。:2009/03/26(木) 01:25:58 ID:iRTwPMM3
「ご、ごめん!森さん…ダメ、もう僕ダメだよ!!」
初めて聞く、悲鳴じみて、それでいて熱っぽく、どうしようもなく切羽詰まった声。
私の心の琴線に触れたその声は、更に私の心を昂ぶらせ、唇と手の動きを最
大化させる。口腔の更に深くへと「彼」を導く。

結果がどうなるか、私は知識として知っていたが、その瞬間に知識は全く役に
立たず、喉の最奥を激しく何かに衝かれ、私の唇は反射によって「彼」との別離
を余儀なくされた。

「彼」が自由になった瞬間、唇から右頬にかけて、一筋熱いものが飛んだのを
感じた。
髪の毛を、もはや捏ね回すように動いていた彼の手が、硬くこわばったの感じ
た。
彼の下腹部や、腿に触れていた肌に、激しい痙攣を感じた。
私の心が、彼との時間に感じていた温かい幸せとは別の、熱い、熱い幸せに燃
え上がるのを感じた。
隙間が、少しだけ埋まったような気がした。

808あれから半年。:2009/03/26(木) 01:26:34 ID:iRTwPMM3
二人分の呼吸音を彼方に聞きつつ、「彼」が激しく脈動し、彼の下腹部を染め
るのを眺めていた私は…

私は、思った。

私と彼は、心も体も、お互いに、お互いを求めあい過ぎて、だから、「ビンカンな
場所」が敏感になりすぎていたんじゃないか、と。
敏感過ぎた「ビンカンな場所」は、お互いに触れ合う痛みに耐え切れなかった
んじゃないか、と。
だから、もっと彼を心から信頼し、安心し、分かち合い、敏感過ぎるその「ビンカ
ンな場所」をお互いに預けあえるようになったら、その時こそ、お互いの全てを
受け止める事が出来るんじゃないか、と。

そう思った。

だから、何も心配しなくて良いって、今はこれで良いって、何故だか分からない
けど、でも絶対の確信を持って。

そう思った。


まだ荒く乱れる呼吸を整えつつ彼を見上げると、惚けたような、何かに耐えるよ
うな、それでいて何故か可愛く感じる表情をしていた。
その顔を見た瞬間に、何故か私が彼にした行為が、酷く淫らで不道徳な代物で
あったのだと思い出した。

以前、そんな物が本当に私の中にあったのか疑わしくなる程、その存在を感じ
なかった羞恥心が、一斉に押し寄せ、私はまた、何時ものように身動き出来な
くなる。
彼に気持ちを伝えるための「裾」も今は無い。

だけど、彼には全て伝わっていた。分かち合えていた。
何故だか、これは絶対の確信なんて持てなかったけど、私はそう信じたい。
私の頭には、何時もより少しだけ荒々しい彼の手の感触。
背中には、何時もより少しだけ力強い抱擁の温かみ。
そして、触れるだけの優しさでなく、求め合う激しさでなく、ただひたすらに真摯
な、口付けの喜び。



喪失感なんて、隙間なんて、もうどこにも感じなかった。

809あれから半年。:2009/03/26(木) 01:28:57 ID:iRTwPMM3
大人しくて可愛い娘っこの、健気なふぇらって良いよね。
えちーな所は、照れくさかったので、お堅い文章にしてみました。

相変わらずの冗長な駄文、お目汚し失礼致しました。
もし次があれば、軽いノリなツンデレ君に頑張って貰いたいと思います。


>>789
「知っていたかい?私はとても貪欲なんだ。
 だから、君がぎゅってしてくれるまで私は君の傍に居るよ。
 たとえ世界中が滅ぶとしても、君の傍に居続けるよ。」

甘クールって素敵。ミモザとかそんな感じ。
810名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 02:38:32 ID:OAbRbFBY
>>809

携帯からですまんが

GJ!!
811名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 03:52:24 ID:S50ILZiQ
MAX缶コーヒー並みに甘いよ。
GJ!
812名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 04:59:06 ID:NpoONpWJ
甘コーヒーと聞いて(
813名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 06:44:18 ID:m2at/GEh
>>812
誰が上手い事を言えと
814名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 07:41:45 ID:Fx87Ea/h
ビンカンな所が敏感になり過ぎてってなんかステキなひょうげんでうなってしまったぜ
つまりは言うまでもなくGJ!
815名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 09:57:07 ID:m+RUg52h
甘さだけじゃなく、初めてのほろ苦さもしっかり効いている

この小説はいつ発売してくれるんだ
816名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 10:45:01 ID:fBI/rvED
チョコレートみたいな甘さですね
甘さが苦みとあいまってさらに昇華されていくような
GJです。もう一方のカップルにも期待
817甘味堂:2009/03/26(木) 11:05:13 ID:bV/fSo90
投下します。
最初のは>>623です


あの可愛らしい紘一好みの声がした。紘一はドキドキしていた。しょうがない、こんな経験はじめてなのだから。
「お邪魔します!」
声が裏返った。栞は少し微笑んだ。可愛いと栞は思ったのだ。そんなことはしらない紘一は自分自身が声を裏返ったことは知らず。どぎまぎ状態で緊張しっぱなしだった。
「こちらにどうぞ紘一さん」
いつも座っている席に座らせた。周囲の席は綺麗に除けてあり、紘一の周囲は空いていた。
「ちょっと待っててくださいね。少し準備しますので」
そういい栞は厨房にいった。紘一は一体どんな料理が来るのか楽しみで仕方なかった。
大体10分くらいだろうか。紘一は10分が1時間にも1分にも感じただろう。
「おまたせしました」
栞はいつもの営業スマイルではなく、紘一にだけの笑顔だった。太陽のような明るい笑顔に近いだろうか。持ってきたのは冷やし白玉あんみつだった。
「どうぞ」
「いただきます!」
1つ白玉を食べた。
「・・・どうですか?」
栞は心配な顔で紘一を見つめた。
そんな視線を帯びながら紘一は笑顔で答えた。
「とってもおいしいですよ」
栞は笑顔になった。紘一が今まで見た中で一番の笑顔だったかも知れない。
「良かった。おいしくないって言われたら泣いてましたよ。
そう言いながらもニコニコ笑顔な栞、紘一はパクパク食べていた。
「食べてて思ったんだけど、もしかしてこの白玉はもしかして白玉粉100%?」

818甘味堂:2009/03/26(木) 11:05:52 ID:bV/fSo90

ふと思ったのか、突然言われて驚きを隠せない栞、紘一が気づいたのに意外だったのだ。
「え?紘一さん何でわかったんです?普通はわからないのに」
栞は驚いた。普通の人なら白玉の差はわからないからだ。普通、白玉粉は高いので他の粉と混ぜて作っていたのである。今回、栞は紘一においしく食べてもらうため白玉粉100%で作った。
「俺、白玉好きだから全国の白玉を食べるために食べ歩きをしてたからかな」
紘一は夏休みと冬休みを利用して全国食べ歩きをしていたのだ。それだけ白玉が好きな証拠でもある。
「そうだったんですか。すごいですね。私にはできないな〜」
「やめてくださいよ。何か褒められると恥ずかしいです」
紘一はちょっと照れておいた。仕方がない、こんな可愛い人にすごいなんて褒められたのだから。
「ふふ、次の料理持ってきますね。ちょっと時間かかりますので待っててくださいね」
そういい栞は厨房に言った。
紘一は次どんな料理かなとワクワクしながら待っていた。
大体20分ぐらいだろうか、厨房からコロコロと大皿だけが乗っかってるテーブルが来た。
「何だこれ」
周囲を見ても栞の姿が見当たらなかっった。
819甘味堂:2009/03/26(木) 11:08:44 ID:bV/fSo90

「栞さんどこに行ったんだろう」
ふと大皿をみるとメモがあった。
―これが最後の品です。食べてください。―
栞がいないが食べていいのかと思いながらも大皿の蓋をとってみた。
…紘一は蓋を閉めた。
頬を両手でパンパンと叩き、これが夢ではないと確認するためにつねる。痛いと感じた。これは夢ではないと確信しまた蓋をあけた。
やはり夢ではなかった。
そこにはでかい白玉あんみつがあった。
でかいのだ。1つの白玉が何個も積み上げられていて、しかもでかすぎる故の気持ち悪さがなく、食欲をそそる。
はっきり言うと紘一は食欲に負けた。だが、これが今後の行方を左右するはずもないが。
「本当に食べていいのかな」
紘一はそんなことをそう思っていたら、栞が戻ってきた。
「どうですか?今までの中でも一番の出来なんですよ。食べてくださいね」
そういい向かいの席に座った。
「では、いただきます」
食べ始めた。うますぎなのだ。紘一はどんどん食べていたら、ほわ〜んという感覚に陥り始めた。酔い始めたのだ。だが白玉がうますぎて食べ続け、眠りに落ちた。落ちる瞬間、栞は笑顔でニコニコしていた。



ひとまずここまでです。白玉粉と他の混ぜてるというのは私の妄想なので勘違いしなでください。
あと甘くなくてすいません。
820名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 11:09:15 ID:dHWSd+4K
あまあま支援
821甘味堂:2009/03/26(木) 11:13:55 ID:bV/fSo90
すいません>>817の前の文章ありました。

さて時は過ぎ金曜日。
紘一はこの日は甘味堂には来なかった。来なかったというより来るのは閉店後に来るからだ。栞以外の店員は珍しがってた。
「今日は来ないって珍しいですね」
「そうだね。風邪でもひいたのかな」
「そうかもね。店長はどうおもいます?」
店長は声をかけれられ今やっている書類を置き振り向いた。
「そうかもね。早く治ってもらいたいわね」
店長、いや伊崎 栞はニコッとした笑顔で答えた。栞は一番若く店長に就任した。営業の素早さや店員の気配り等が認められた結果だ。
「店長、何か今日は機嫌良いですね。何か良いことでもあったんですか?」
今日は栞は期限がいつもより良かった。何故なら紘一と二人きりで居れるからだ。店長になるため、今日という日まで頑張ってこれたのだ。この作戦を成功するにはこの店を自由に出来るほどの権限を持つために。
「良かったじゃなく良くなるの」
過去形ではないからである。
「これからですか、頑張って下さいね」
「ありがとう」
・・・
・・

閉店後
本日の閉店した甘味堂はまだ電気がつけられており厨房からはカチャカチャと物音を立てながら店長、栞が料理をしていた。
「これで後は紘一さんが来れば・・・うふふ」
料理は完成に歓喜に喜ぶ姿はまるで大好きな父親を待つ娘のようだった。
その頃、そんな事を知るはずのない主役である紘一は甘味堂の前で立ち尽くしていた。
「やっとこの日が来たぜ。この日をどれだけ待っていたか、昨日は楽しみでねれなかった」
そんな独り言を呟いていた。まあ女からの招待何か初めての紘一にとってはしょうがないが。
「さて入るかな」
紘一は身だしなみを整え、裏口に回った。
「すいません」
裏口のドアをトントンと叩く。
「は〜い」
トコトコと音をたてながら歩いて来る。ガチャとドアが開いた。
「どうぞ〜」
822名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 12:56:00 ID:m+RUg52h
GJだが、>>819の白玉の中に別の白い粉を混ぜたのは被害者の症状を見ても明らか

ペロッ・・・これは!
823名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 13:50:27 ID:S50ILZiQ
GJ!さぁ!栞ちゃん、僕の白玉も…うわッ、何をする!
824名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 14:01:46 ID:mP0m3e9a
【審議中】
    |∧∧|       (( ) )   (( ) )  ((⌒ )
 __(;゚Д゚)___   (( ) )   (( ⌒ )  (( ) )
 | ⊂l>>823 l⊃|    ノ火.,、   ノ人., 、  ノ人.,、
  ̄ ̄|.|.  .|| ̄ ̄   γノ)::)  γノ)::)   γノ)::) 
    |.|=.=.||       ゝ人ノ  ゝ火ノ   ゝ人ノ
    |∪∪|        ||∧,,∧ ||∧,,∧  ||  ボォオ
    |    |      ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
    |    |      ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
   ~~~~~~~~     | U (  ´・) (・`  ). .と ノ
              u-u (    ) (   ノ u-u
                  `u-u'. `u-u'
825名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 20:42:17 ID:BlNoq2Qn
>>819
GJです。白玉冷しるこが食べたくなった…。


成仏出来ずに、夢枕に立つ甘娘って電波が来たんですが。
夢であ(ま)えたら。
826名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:10:35 ID:r3a8tmFF
>>825
>夢であ(ま)えたら。
だれあま
827名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:42:49 ID:MuhUXo08
>>825の中の人です。夢であ(ま)えたら。なんか凄い勢いで書いてしまった。
いや、幽霊書記さんが、自動で妄想を文書化したんですけどね。
お茶菓子代わりに、お受け取り頂ければ…。

登場人物とか
山本 凛(ヤマモトリン)…幽霊。もう少し甘えさせたかった。
都津 明久(トツアキヒサ)…リーマン。野獣だと思う。

甘いけど、甘くないという…甘辛い感じにしたかったです。煮付け的。
でも、やっぱりしょっぱいです。(文章力的な意味で)

※最終的に離別します。そんなの認めない!って方はスルーで。
 そもそも甘くないです…ある意味スレ違いな気がしてきました。

エロあり 死者あり 成仏あり
それでは、しばし失礼致します。
828名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:47:53 ID:MuhUXo08

色は匂へと" 散りぬるを  我が世誰ぞ 常ならむ

(色づく花が 何時かは散り行くように
 私たちの誰にも 永遠なんてなかったね)



パツンッ パツンッ
肉同士がぶつかり合う激しい音が、響く。

ジュブボッ ジュボブッ
粘る肌の隙間から、空気の漏れ出す濡れた音が伴奏する。

「あっ…あぅっ…ん。や、らめ…あっちゃ…らめ、なのぉ…」
途切れ途切れの喘ぎが、激しさに淫靡さを添える。


都津 明久の自身は、既に2度、狭い肉道に精を迸らせていたが、その硬質な
剛直は尚も衰えを知らず、猛り狂っていた。

背面座位で細くくびれた腰や、豊麗な胸を抱きしめた交わりは、いつしか後背
位から背中に体を密着させ、膝立ちさえ出来なくなった、山本 凛の柔らかな肢
体をベッドに押し付け打ち抜く、激しい物に変わっている。

きゅっと閉じた太ももの張りのある肉感と、細く狭く締め上げる秘所肉の柔らか
さのコントラストが、明久に堪らない性感をもたらし、ますます腰使いを激しいも
のへとさせて行く。


「ゃ…あ。らめ…か、お。んふっ…あっひゃ、…の、かお」
回らない呂律と、押し付けられて酸欠になった肺、打ち付ける律動の激しさ、押
し寄せる恍惚への大波が、彼女に不明瞭な言葉を吐き出させる。
言葉での意思伝達を諦めた彼女は、大きくイヤイヤをして、明久の腕から逃れ
ようともがき始めた。

「…わかった」
こう暴れられては、押さえつけるのは一苦労だったし、この体位では必然的に
浅い位置での挿入となるので、激しくすれば自身が抜け出す可能性もあった。
めくるめく快感に、野生を剥きだした明久であったが、少しばかりの理性を取り
戻した頭は、凛の性格から言わんとする事を理解した。
829名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:48:40 ID:MuhUXo08

凜は、生前から体の密着度が高い体位を好んだ。
後背位からの行為は、刺激的ではあるが、彼女の好みに反する。
腰が抜けかけ、ぐにゃりとなった凛を持ち上げ、ベッドの上でゴロリと転がす。
彼女の下腹部から落ちた熱い滴りは、シーツに大きな染みを作り、むわりと雌
の匂いと、蒸気が立ち昇らんばかりの状態になっていた。

正常位の体勢で、凛の熱くぬめる細道に、再び怒張が突きこまれる。
激しく腰を打ちつけながら、彼女の体を抱きすくめると、豊麗な胸が押しつぶさ
れ肉が二人の側面にはみ出す。
口腔でも激しく求め合い、ぴちゃぴちゃという水音が、交わりの奏でる音に、新たなアクセントを加える。


剛直を激しく打ち込まれる中心も、擦り切れそうな快感を生んでいたが、抱きす
くめられた事と、接吻の喜びが、彼女の精神を絶頂の津波に押し流していた。

「ぁ…あっちゃ!ぴちゃ…んぁ、あっちゃん好きぃ。むふっ…はっ!」
明久自身は、なおも突きこみの勢いを止めなかったが、絶頂の予兆に肉道が
更に狭まり、九十九折に曲がりくねるのを感じていた。
「ああ、俺も好きだぞ。離れたくない。」
ぼそり、と呟かれた明久の言葉は、しかし彼女が絶頂に向かう引き金を引くの
に、十分な重みを持っていた。

「あっひゃ…っ、しゅき…いっひゃぅよ…あぁ…、〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
強烈な締め付けと脈動が、精を搾り出そうと蠢く。
放さじとしがみつく細い手が、腰に巻きつく滑らかな腿が、明久の体をより密着
させ、奥の細道へといざない、怒張に感じる性感が跳ね上がる。

「ら、らめ…また…ま、ひゃ…、〜〜〜〜っっ!!」
絶頂を迎えた直後、敏感過ぎる肉道を削られる感触に、たまらず次の大波にさ
らわれる。

「〜〜〜っ!!〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!」
もはや、声も無く昇り続ける体は、ビクリビクリと激しく脈打ち、壊れた仕掛け人
形のように、ガクガクと腰をうねらせる。
瞳は光を失い、髪を振り乱し、唇からは一筋、粘液がぬめる。

凛の肉鞘による責め苦に耐えていた明久であったが、あまりの性感と、求める
人の痴態に、終には吹き上がる熱と白濁の迸りを感じた。
獣のような低い声で呻いた後、ビュクリビュクリと精を吐き出す。
尿道をゴリゴリと削り、先端から迸る感触が、何より一滴も逃すまいと蠢く肉壷
が、明久に恍惚を与えていた。
830>>776の半年後位らしいよ?:2009/03/27(金) 01:50:40 ID:MuhUXo08


有為の奥山 今日こえて あさきゆめみし" 酔ひもせず

(そんな無情な世界を 生きる私たちだから
 世の浅い夢に 酔いしれないでいよう)




胸にすりよる、凛の髪が少しこそばゆい。
しなだれかかる体の重みが心地よい。
優しく頭をなでれば「んっ」と嬉しそうに鼻を鳴らすのが、とても愛おしい。
そんな事後の気だるい空気の中、明久は想いを巡らす。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


凜は、発病以来病院のベッドに永く居た。
遺伝性の病は、現代の医学では完治の難しいものだったそうだ。

彼女は、見舞いに行くと何時も抱きしめて欲しいと言った。
抱きすくめられた彼女は、嬉しそうに微笑むと、俺の髪を梳きながら
「恐いことなんて何も無い。私は死んでもあっちゃんの傍に居るよ。
 永遠に…ずっと。」
そう囁きかけて来た。
俺には、彼女の気持ちが痛い程に伝わり「そうか」と呟くしか出来なかった。
すり寄る彼女のぬくもりが、悲しかった。

ある日、見舞いに彼女の病室を訪れると、涙に濡れた顔があった。
反射的に駆け寄り抱きすくめると
「光源氏、死んじゃったよぅ…」
と、泣きじゃくりながら呟いた。

なんでも、あさきゆめみしという漫画を読んでいたらしい。
源氏物語を題材にしたアレだ。
なる程、いかにも好きそうだと思いながら聞いていたが、彼女の指した歌に、
ただ力なく立ち尽くししか出来なかった。

「あさきゆめみし 酔いもせず」

死を悟り、残される俺の為に流した涙をどうやって止める事が出来ようか。
数年の闘病生活の後の死だったので、取り乱したりはしなかった。
ただ、喪失感だけがあった。
涙の一滴も出ない程の、空虚があった。
暫くは眠れない日々が続いた。
831名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:52:05 ID:MuhUXo08

ある日、彼女は何事もなかったかのような顔で、俺の前に戻ってきた。
自分の頭が狂ったのかと、正直に思った。
だから、彼女に問うた。

「おい、これは夢だよな?」
「そうだよ、これは夢。約束を守るために、ちょっとだけルール違反しちゃった。」
笑いながら答えると、俺の胸に飛び込み、柔らかな頬をすりよせた。
怪訝な顔をする俺に、
「もう、いつもみたいに抱きしめてよ。」
童子みたいに頬を膨らませ、腕を背に回したのだった。

目が覚めると、何時もと変わらない、彼女の居ない日常があった。
それ以来、彼女とは夢の中で逢瀬を重ね、俺は夜が待ち遠しくなった。

闘病生活中に、セックスは出来なかった。だから、夢の中で
「あっちゃんを感じれるのが嬉しいの」
と笑う彼女と、何度も何度も体を重ねた。

何故かその行為は、酷く気持ちの良いものであった。
きっと幸せだからだろう、って彼女は微笑みながら答えた。
だから、余計にショックだったのだろう。

昨日の夢に現れた凜は、いつかの漫画を読んでいた。
「あっちゃん、覚えてる?私が泣いちゃったの。」
そう言って、いろは歌のページを俺に差し出した。
「ああ、覚えている。」
俺の返答を聞いた凜は、満足そうに頷くと、また漫画を読み始めた。

沈黙が暫く流れた後、凜が口を開いた。
「私ね、このいろは歌が大好きなの。凄く良い歌だよね。」
「俺は…そうは思わない。永遠に一緒なんだろ、凛?」
彼女の笑顔は、どこか悲しみを感じさせた。

「そんな事…良いから、私が好きなものをあっちゃんも好きになるの!」
頬を膨らませ、少し拗ねた顔を作った彼女は、しかしすぐに真顔に戻り告げた。
「もう、時間がないみたい。」
その日、彼女とは体を重ぬまま目覚めを向かえた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


832名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:53:57 ID:MuhUXo08

ふ、と胸の重みが消え、明久は現実…これも夢か。
(夢の中で、過去に想いを馳せるなんて、我ながらおかしな事になっているな)
回想から戻り、裸身のままの凜を見やる。

「ごめんね、あっちゃん。約束、やっぱり守れなかった。」
「…そうか。」
「これでおしまい、時間切れ。」
「…らしいな。」
「私はもう会えなくなるけど、私の好きないろは歌を思い出してね。」
「…俺はあんな浮気男じゃない。お前もお姫様じゃないけどな。」
クスリ、と笑った凜の体は、少し透けて見えた。
「じゃあね、バイバイ。」
光が何処からともなく、降ってくるのを感じた。


凜は本当に、約束を守ったのだ。
いろは歌のように、いつかは皆、
バラバラに離れていく世界なのかも知れないけれど。
それでも、死んでなお俺の傍にいてくれた。
だけど、これは夢。
酔いしれるなって、凛からのメッセージ。



「ありがとな、凛。」



本当は私、いろは歌なんて大嫌いなんだよ。
それが真実でも…ううん、きっと真実なのだろうけど。
私はあっちゃんと永遠でいたかった。
醒めない夢に酔っていたかった。
ごめん、先行くね。



「大好きだったよ、あっちゃん。」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


朝になり、明久は目を覚ました。
夜、寝たときの姿勢のまま。
誰かが居た痕跡も、温もりも何処にもない。
涙が一筋だけ流れたが、それもすぐに治まった。
一日が、始まる。
833名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:54:58 ID:MuhUXo08

以上、お目汚し失礼致しました。いろは歌は意訳というか、適当です…。
えちーはマジ限界です。ファンタジー要素。
甘えっちなのや、テンポの良い軽妙なシチュ系作品に憧れます。精進。


>>810様の携帯に、遠距離恋愛中の娘さんから着信のようです。

「携帯の声だけで、満足なんか出来るわけないよ!
 36度の体温で触れ合って、ぶつかって、抱き合いたいよ!!

 うっ、ぐすっ…810君に、会いたい。早く、迎えに来て…。」
834名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:00:50 ID:MuhUXo08
うはww
クッキー食い忘れwwwwwwwww

激辛唐辛子クッキー食べてきますorz
835名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:21:29 ID:f1xOd3NJ
GJ
いいね。甘じょっぱいね
836名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 02:39:28 ID:w/nyqRTS
G…J…あれ?
おかしいな…画面が滲むよ…目から汗が出てるよ、アハハ…
837溜息:2009/03/27(金) 16:16:37 ID:UpGfpbuP
フーッ。
俺は財布の中を見ながら、大きな溜息を一つ。
ない。お札はおろか、小銭もない。
来週は誕生日なんだよな。



ふと目の前を見ると。
苦しげな金魚のように口をパクパクする女が一人。
部屋に遊びに来てる彼女・数子だ。

「ハク君〜 溜息をついたら、幸せが逃げちゃうんだよ」
で何でお前がパクパクしてる?
「数子が、幸せを食べちゃってるの♪ パク☆ おいちー」

フー。
パク。
フー。
パク。
フー。パク。

フッモガモガ。

いつの間にか吐いた筈の息は、
即効で数子の口内に納まっていた。

おちおち溜息もついていられん。
838名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 16:17:47 ID:UpGfpbuP
あ、数子の名前は、カズコではなくスウコです。

って どーでもいーですねぇ。
839名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 16:43:29 ID:ix71gXOD
いいじゃないか
840名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 16:58:13 ID:uL+9Hu2q
>>833
あれ、おかしいな…?
目薬差したわけでもないのに画面がにじんで見えないよ…
841名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 21:11:14 ID:w/nyqRTS
病院のベッドより世界中のどんな素敵なベッドなんかより、貴方の膝の上が好き…貴方の膝の上で眠りたいの、私が眠るまで膝の上に居させて――…
スヤスヤ―…
842名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 23:32:52 ID:3g0D0SuE
>>838
最初カズコと読んで「甘えさせてくれないとあなた氏ぬよ」って
脅してくる甘え娘を連想したんだがどうしてくれる
843名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:21:51 ID:T4hBY23b
>>838
最初カズコと読んで大量の姉や妹たちと一緒に
押し寄せてくる甘え娘を連想したんだがどうしてくれる
844名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:28:17 ID:6PhWC6Fm
数の子天井な甘えっ子。
845名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:33:26 ID:fJ38ZtIv
かずこ、さだこ、とみえのホラー三姉妹
846名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:49:46 ID:NpebRRHm
>>838を見て何故か、占い?の得意な女の子が
「今日のあなたの運勢は最悪です。」
「幸運を呼び込む為には、私になでなでやちゅーをすると良いでしょう。」
なんてのを妄想した。
847名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:51:14 ID:NpebRRHm
↑ ×>>838>>842  アンカミス失礼。
848名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 04:04:21 ID:hVbLexVM
>>846を見て電波を受信、投下します。
エロなし勘弁。
849名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 04:05:59 ID:hVbLexVM
俺の部屋のテーブルにカードが数枚裏向きで置かれている。
それを挟んだ目の前に真剣な顔をした俺の彼女がいる。
「それじゃ、始めるね」
彼女はそう言って俺から見て左端のカードからめくっていく。
馬車みたいなやつ、女性とライオン、崩れた塔、鎌を持った骸骨、そして天使と男女。
そこで手が止まる。
「…これはいけません。今日は外に出たら不幸になるよ」
俺の目を見ながら恐ろしいことをさらりと言った彼女に何故かを問う。
「じゃあ左から順に説明するね」
と言って馬車みたいなやつを指さす。
「まずコレだけど、外に出たら車に轢かれます」
ぺちん。と良い音が部屋に響いた。
850名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 04:07:47 ID:hVbLexVM
「痛っ。なにするの〜」
ツッコまれたおでこをさすりながら非難の目をこちらに向ける。
…凄い適当に答えてないか?
「そ、そんなことないもん」
視線を逸らしながら言っても説得力皆無です。
「とにかく今日は外に出ちゃダメ。ほら、このカード」
と言って女性とライオンのカードを指さす。
「ライオンに食べられま…」ぺちん。
日本の片田舎にライオンがいてたまるか。
「ほら、ペットでいるかも」ぺちん。
んな物騒な奴いるか。
「この崩れた塔のカードも…」
ビル崩壊に巻き込まれるとか言わないよな。
「………」ぺちん。
「なんで叩くの〜」
いや、なんとなく。
851名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 04:11:06 ID:hVbLexVM
「とにかくダメ、死神のカードが出てるんだから」
涙目で少し赤くなったおでこをさすりながらスッ、と骸骨のカードをこちらに出す。
…じゃあ今日はどうすればいいんだよ。
「えへへ、それはね〜」
先程の表情から一転、とろけた笑顔で最後のカード、天使と男女のカードをこちらに見せる。
「私と甘〜い一日を過ごせばいいんだよ」
と言いながら俺に抱き付く彼女。
…何故に?
「コレは恋人のカードだもん♪」
ぎゅー、と口にしつつ顔を胸元に埋める彼女。
なんだか昼間からだらけてるなぁ…。ま、たまにはいいか。
「いいのー」
ん。じゃあ、ドンとこい。
ちゅーでもエッチでも受けてたとうじゃないか。
「えへへ、い〜っぱい、してね♪」
852名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 04:13:20 ID:hVbLexVM
投下終了。
携帯だから細切れすまん。甘くなかったら勘弁な。
853名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 07:12:36 ID:HaRIhmo9
>>852
朝から血糖値が急上昇したわけだがどうしてくれようか
854名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:00:19 ID:rl7QbE2z
GJ
この早さと甘さが甘スレの真骨頂だよなw
855名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:14:33 ID:fJ38ZtIv
>>851
こっくりさんやったら超甘えっ子の幽霊にとりつかれたりした過去もありそうなGJ
856名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:35:16 ID:bLCGhVlB
>>852
GJ 間違いなく常習犯だなw
857こんなん浮かんだ:2009/03/28(土) 16:51:09 ID:rl7QbE2z
「私メリーさん。今貴方の家の前にいるの」

ついにここまで来てしまった。
最初に電話がかかってきたときは悪戯だと思っていたが、
告げられる位置が駅前から家まで近づいてくるにつれ、どうしようもなく恐ろしくなってきた。
今や俺の心臓は早鐘を打つように激しいリズムを刻んでいる。

そしてついに…

プルルルル…
(来た…!)
恐る恐る受話器をとる。
「もしもし…」
『私メリーさん。今貴方の後ろにいるの』
「!!!」

俺は、混乱していたのだろう、馬鹿正直にも後ろに振り向いてしまった…!
858名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 16:52:04 ID:rl7QbE2z
死を覚悟した次の瞬間…

もふん…
「…もふん?」
何やらもこもこした感触のものがぶつかってきた。
視線を下ろすとそこには大きな羊が…ひつじぃ…?

『やっとむぎゅってできたよ!はぅ…しぁわせぇ…』
羊が喋った!?いや、よくみるとそれは羊の着ぐるみで、中からは金髪碧眼の美少女の顔がのぞいていた。

「えっと…メリー…さん?」
『そーだよ!』
羊が満面の笑みで答える。
…頭が痛い。
『街で見かけてからずっと甘えたかったんだっ!』
はあ、さいで。
859名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 16:52:45 ID:rl7QbE2z
「あの…俺を殺したりとかは…」
『するわけないじゃん!心外だなぁ!
メリーさんは甘えるのが仕事なんだよっ!』
「甘える?」
『そーだよっ!こうやってむぎゅーってしたり』むぎゅー
『すりすりしたり』すりすり
『くんかくんかしたり』くんくん
『あとねあとね!貴方からもぎゅってしてちゅってしてなでなでしてもらったりするの!
はぅ…想像したら我慢できなくなっちゃった…』
そういってまたむぎゅむぎゅすりすりしまくるメリーさん。
…正直、たまりません。
860名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 16:54:26 ID:rl7QbE2z
「えーっと…ちなみにいつごろお帰りいただけるので?」
『なに?私に甘えられるの…迷惑…?』うるうる
「いいいいえいえ全然!」
とはいうものの、帰る気なし、ってか。
『ずーっと一緒にいようねっ!』

輝く笑顔の羊にひっつかれ、食費大丈夫かな…とか思う俺であった。


-------------------------------

お目汚し失礼。
我ながらなんてアホな発想w
しかし携帯書きづらいよ…
861名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:00:55 ID:bZukrj9D
>>860
メリーさんは羊GJ。
862名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:43:19 ID:hfXUWE3j
「離れていたくない」と言うので、
女人禁制の場所に、男装させて連れて行って
羞恥プレイ。
863名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:49:06 ID:0T0ZDnmH
>>860
芳の4コマでも別板の某スレでも同じようなネタを見ただけに成程このスレだとこうなるのな、と素直に感心した
864名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 20:25:09 ID:FSIS0tQ0
>>862
土俵ですねわかります
865名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 21:21:20 ID:OsxVDyVn
>>863
それぞれのバリエーションがあるってことだな
8661/2:2009/03/28(土) 21:36:33 ID:dbdm9kT5
 部屋で横になり、漫画を読んでたら腹が鳴った。これは俺の内臓が空腹を訴えていると判断したので、何か食おうかなと思ったら、見覚えのある顔が部屋に飛び込んできた。
「ぬし様! ちっとも遊びに来ないから、わらわの方から遊びに来たのじゃ!」
 そう言って俺の寝そべるベッドに飛び乗ってきたのは、自称許婚の音々だ。音々は猫のように俺にほお擦りすると、ぎゅっと抱きついた。
「の、ぬし様。遊びに来たわらわを褒めるかの? 甲斐甲斐しいわらわを褒めるかの? 通い妻っぽくて素敵なわらわを褒めるかの?」
「褒めたいけど、あと数秒で餓死するから褒める余裕がないんだ」
「ぬし様が餓死で即死する!? ……ぬ?」
 いかん、相手するのが面倒だから適当ぶっこいたのがばれる!
「音々……好き……だった……ぞ……」
 そこで、餓死したフリをして、ばたりと倒れる。
「ぬし様!? 駄目じゃ、わらわを残して死んではならぬぞ! そ、そうじゃ、今すぐ何か作ってくるから、それまで待っておるのじゃ! よいか、死んではならぬぞ!」
 そう言い残し、音々は部屋を飛び出ていった。よし、これで何か食物が手に入る。恐ろしい……冴え渡りすぎる己の頭脳が恐ろしい!
 そんなわけで待ってるんだけど、いつまで経っても戻ってこない。何かの拍子で家に異次元のホールが発生し、その穴に飲み込まれたと思い込んだので様子を見に行く。
「ぬー! またじゃ、また黒焦げじゃ! なんでじゃー!」
 台所で、音々が頭を抱えて絶叫していた。料理はあまり得意ではない様子。しょうがない、手助けしてやろう。
「おいすー」
「ぬ、ぬし様!? 動いて大丈夫なのかえ? 餓死で即死してないかえ?」
「実はもう死んだ後なんだ。生きてるように見えるけど、霊魂なんだ」
「ぬし様がぁぁぁぁぁ!!!!!」
 このお嬢様は箱入りだかなんだか知らないが、俺の言うことは割となんでも信じるので大変楽しい。
「……遅かったのじゃ。もう駄目じゃ。……ぬし様、わらわもすぐそちらへ行くから、寂しくないぞ?」
「待って嘘嘘です超生きてます!」
 薄い笑みを浮かべて包丁なんて持ち出したので、慌てて本当のことを教える。
「……ぬし様は優しいから、そんな方便をつくのじゃろ? ……大丈夫じゃ。死ぬことより、ぬし様のいない世界で生きていく方が、わらわは辛い」
「だから、生きてるっつーの! ほら!」
 ぐいっ、と音々の手を引っ張って俺の心臓あたりにつける。
「? ……!!! ぬ、ぬし様! 心臓の音が! 鼓動が聞こえるのじゃ!」
「だから、言っただろーが。生きてるっつーの!」
「ま、まったく。わらわを騙すなど、酷いぬし様じゃ。……でも大好きじゃー!」
 喜色満面で飛び込んできた音々をさらりとかわす。
「なんでかわすのじゃ、ぬし様! わらわを優しく抱き留めるのが、ぬし様の仕事じゃろうが!」
「包丁持った奴を抱き留められるほど胆力ありません」
「ぬ? ……まあ、小さいことなのじゃ♪」
 この女怖え。
「それよりぬし様、この卵がすぐ焦げるのじゃ。少し待ってて欲しいのじゃ、今すぐうちのコックを呼ぶのじゃ」
「音々の作るのが食べたかったが……まあいいか」
 俺の言葉を聞いた途端、音々は持っていた携帯を投げ捨てて俺を見た。
「ぬし様の望み、しかと聞いたのじゃ! 絶対にわらわがおいしい玉子焼きを作るから、待っててほしいのじゃ!」
「……音々の心意気、俺の脳髄に響いたゼ! 分かった、音々が作るのか先か、俺が餓死するのが先か、勝負だ!」
「そんな勝負はしてないのじゃ! 普通に待ってて欲しいのじゃ!」
8672/2:2009/03/28(土) 21:37:05 ID:dbdm9kT5
「分かった。普通とか超得意」
「…………」
 まるで信じていない視線を俺に注いだ後、音々は料理を再開した。
「あ、そだ。お前料理苦手だろ? ちょっと教えてやるよ」
「結構じゃ。炊事洗濯は妻の仕事なのじゃ。わらわの仕事を取ってはいかんぞ、ぬし様?」
「まず妻じゃないし、仮に妻だとしてもそんな時代錯誤なことを押し付けるつもりもないが……」
「うるさいのじゃ! これはわらわの仕事なのふぎゃー!?」
 別に音々が発狂したのではなく、フライパンに引いた油に火が引火してびっくりしただけのようです。
「キャンプファイアーのようで綺麗ですね」
「火じゃ、火がついたのじゃー! ぬし様の家が丸焼けになるのじゃー! 家を無くしたぬし様は、わらわの家で同棲することに……悪くないの」
 黙ってフライパンに蓋をして鎮火する。
「ああっ! 何をするのじゃ、ぬし様!」
「……一緒に頑張りましょう」
 なんだか色々疲れたので、それだけ何とか言いました。

「できたのじゃ! 見よぬし様、こーんな上手にできたのじゃ!」
「ごあー!」
「ぬし様が壊れた!?」
 別に壊れたのではなく、台所の惨状に目を背けたくなっただけです。数十個の卵の殻も、うずたかく積まれたフライパンも、床にこぼれた卵も、掃除するの全部俺。
「……まあいいや。上手に出来たな、音々」
「全部ぬし様のおかげなのじゃ! やっぱりぬし様は素敵なのじゃ! わらわの夫に相応しいのじゃ!」
「そんなこと言いだしたら、料理学校の教師に嫁入り行く羽目になるぞ」
「ぬし様、わらわの愛情たっぷりな手料理食べて欲しいのじゃ。あーん、なのじゃ」
 俺の話なんてちっとも聞かずに、音々は熱々の玉子焼きを箸で小さく切り、俺に向けた。
「あー」
「はい、なのじゃ。どうじゃ? うまいか?」
「もぐもぐもぐ。おいしい」
「……ほ、本当かの? わらわに気を使って、嘘を言ってないかの?」
「いや、本当においしいって。頑張ったな、音々」
 労りと感謝を込め、音々の頭をなでる。
「……ぬし様、ぬし様ぁぁぁぁぁ!!!」
「へぐっ」
 突然音々が俺にダイビングヘッドバットをしてきたので大変痛い!
「ううううう〜、わらわ、ぬし様の許婚でよかったのじゃー! すっごくすっごく嬉しいのじゃー!」
「俺は割と辛い」
「ぬし様? ……ああっ、ぬし様が鼻血を出しておる! わらわの料理を作る姿に興奮したのかの?」
「貴方の頭が僕の鼻に激突したんです」
「な、なんじゃとぉ!? ……こうなっては、死んでお詫びをーっ!」
「ひぃぃぃぃっ!?」
 包丁片手に狂乱する許婚を必死で説得しました。怖かったです。
868名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 21:38:54 ID:dbdm9kT5
以上。
久しぶりに書くとなんだか難しいよ。
869名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:01:25 ID:hEfLcwLm
>>868
笑い死ぬかと思ったぞwwwwwwwwww
さすがだGJ!!
870名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:12:46 ID:mnCJuRss
ふ、腹筋が
871名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 23:31:32 ID:RwLjp8iI
いいたい事はただ一つだ。
GJ!
872名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 19:01:27 ID:79BEyCA1
GJ!ワロタよw
873名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:41:03 ID:ISpJIC1Q
3レスもらいます。
8741/3:2009/03/29(日) 22:41:13 ID:ISpJIC1Q
・マシンガン!!

「先輩〜!!」
なんの脈絡もなく後輩が飛んできた、とりあえず回避。

「なんでよけるんですか先輩っ!?それはそれとして先輩、ゴールデンウィークに花見へ
行きたいので予定を空けておいてくださいっ!それと明日先輩アルバイトも暇でしたよね?
だったら映画に行きましょう!それで駅前に待ち合わせとかも素敵ですがそれだと柱を
はさんで三時間ぐらい待って『ああ、あの人は事故にでもあってないかしら…』なんて
昔の映画みたいなシチュになりそうですし、今日のうちから先輩のうちで泊まって一緒に
出かけたほうが確実ですよね?だから今日は先輩のうちに泊まりましょう!あとあと!
先輩に抱き付いてもいいですよね?いいですよね?良かったらいますぐ抱きつかせて
いただきたいと思いますっ!!」
そんなことを叫んだかと思うと飛んできた後輩を再び回避。さらに
再三失敗を恐れずに飛びついてくるであろう後輩にチョップを
食らわせて動作を強制停止、これでやっと話を聞かせられる、やれやれ。

「まず落ち着け!」
「あたしは落ち着いてますよ、先輩!!」
「すぐにばれる嘘をつくんじゃない。まずゴールデンウィークの件は了解した、放送部の
懐かしい面子でも集めて行くか?明日は空いてる、映画へ行くのもいい、だが我々は
携帯電話を持っているので三時間も会えないなんてことは……って何をしているんだ?」
足元で機械が壊れた音がしたと思って目を向けるとすでに携帯電話だったものが後輩の
足元にあった……
「何をしたんだ?」
「携帯電話が壊れちゃいましたっ!」
そう答えた後輩の顔はすごく晴れやかだった。
8752/3:2009/03/29(日) 22:41:22 ID:ISpJIC1Q
「って壊れたではなく壊したでしょう。」
「えっ?壊してなんていませ…ふにゃっ!」
「まったく、はい、代わりの端末です。こんなこともあろうかとプリモバイルの端末を用意
していました、SIMカードを入れ替えればいつも通り使えます。あなたのことですから
使い方は問題ないでしょう?私の番号以外に登録してませんでしたか?」
「なんで先輩はなんでも用意がいいんですか……先輩専用の電話でしたから大丈夫です、
それに先輩の番号はどれも暗記してます」
「それぐらい予想できますよ、大体今壊したのも私が買った端末でしょう、ただあまり
粗末に扱わないでくださいよ…」
そうグチったのが悪かったのか、その言葉を聴いたとたん後輩はあわててしゃべりだした。
「あわわ、すみませんでした先輩!!このケータイは絶対に壊しません!墓場に行くまで
一生の宝として大事にします!!」
「そこまでしろとは言ってない、だが常識の範囲内で大事にしろ。また壊れたら代わりの
一つ二つは用意するから気にしないでください。」
「先輩……グスッ……ありがとうございます!」
本当に太陽のような笑顔を見せる人ですね……

「ずいぶんとそれましたが話を戻しますよ。今日は自分の家に帰りなさい、あと明日の
集合時間は観る映画次第ですがたぶんドラゴンボールでしょう、だったら明日の九時半に
駅前のいつもの場所に集合で。これでさっきの質問は全部ですね?」
「先輩!抱き付いていいかという質問の答えがまだです!答えがないと言うことは抱き
付いてもいいってことですねっ!抱きつかせていただきっ ふにゃ!?」
まったく、はぁ〜
「血まみれで抱きつくなっ!実習後に白衣のまま抱きつくやつがどこにいる!!」
「だって先輩のぬくもりを一秒でも早く感じたかったんです!はっこれはまさか噂の
放置プレイ!?さすが先輩、ドSらしく放置プレイですか!?ですがあたしとしては目隠し
とかのほうが好きです、そうだ今日は先輩のうちで一晩かけてそんなプレイを……
ごめんなさい先輩、もう冗談は言いませんので許してください。」
「さっさと着替えてきなさい!」
「はい!!」
8763/3:2009/03/29(日) 22:41:31 ID:ISpJIC1Q
勢いよく答えるとぴゅーっと消えて行ったのは私が所属している放送部の後輩だ、
アナウンスが専門で今年の大会ではNHKホールまで残れるのではないかとひそかに期待
しているのだが、私以外の人を相手にするときはかけているリミッターを私との時だけは
完全にはずすのだ(部活では五割ぐらいはずしている)私の前でだけは素の顔を見せて
くれるというのは、なんというか、嫌ではないのだが、たまに困る。

そんなことを考えていると後輩がぴゅーっと帰ってきた。
「先輩〜!!今こそあたしを受け止めてください!!」
そう叫びながらジャンプしてくる物体を受け止めた、受け止められるものが私以外に
いないのだからしかたがない。そう、たぶんしかたがないのだ。

「ほいっと、しかし本当に軽いな。ちゃんと食べてるのか?というかこんなちっこい体の
どこからエネルギーがでてくるんだ?」
「ほらあれですよ!先輩から受け取ってる愛からですよっ!」
「何を言ってるんだ……」
「わぁ〜先輩の顔、少し赤くなってますね!」
「皮膚が薄いからな、気にするな」
「はいはい、先輩、今日先輩のうちに泊めてくれませんか?」
「さっき言ったでしょう?」
「そうじゃなくて、最近先輩のうちに遊びに行ってないですし、ちょっと行きたいな〜って」
はぁ、こんなパターンがこの前にもあった気がする……ここで俺がどう答えるかも、
こいつは分かってるんだろうな……それでも乗る俺も俺だけどな……
「泊めないぞ、来るだけなら、俺のうち来てもいいぞ。」
「ありがとうございます、先輩っ!」
まったく、明日の夕飯の分まで食材があると思ってたのに、二人分作ったら明日の朝まで
の分になっちまうな……なんてまだ決まってない泊まりの予定を考えてる俺は甘いのかな、
なんて思いながら二人で手をつないで帰宅するのも嫌いじゃないと思うのだった。
877名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:29:02 ID:zWXC7UbJ
GJ!
つーかタイトル何のことかと思ったが、これは確かにマシンガンだなw
878名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 23:52:20 ID:lYd5Fx0x
確かにマシンガンだな
879名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 02:40:18 ID:y/DTwjAl
先輩の演算能力とSSのクオリティが神すぐる
880名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 12:33:15 ID:v8QRnGqt
遠望な女の子はまだですか
881名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 19:38:02 ID:LzTK2Z3I
甘臓
882名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 20:34:15 ID:Z+oEgrgv
>>880
そろそろ許してやれよww
883名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 20:36:26 ID:FbNFHLCO
>>880
お題としても難しすぎるだろw
884名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:00:49 ID:qWxGLVPH
女「あ、センパイ発見ー☆」
って双眼鏡片手に突っ込んでくる後輩か?
885名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:15:47 ID:oyunmZMX
寧ろ双眼鏡の視界に入ったのを遙か遠くから察知して何のこともなく目を合わせてくる女も中々
886名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:23:01 ID:oZPgHbmu
こんばんわ。暫しお借りします。小ネタ >>775前日談 エロ無し
それでは、失礼いたします。

1.高瀬 孝二の前説

梅雨うららかな日曜日。
俺たちは遊園地に来ていた。
ん?ちょっと待て、今なんていった。
梅雨……うららか……だと?

ま、雨は降ってないし、曇り空のお陰で涼しくて良い。
メンバーは、俺、香坂、北里、森、以上。
俗に言うWデートって奴らしい。
なんだ、その恥ずかしい名前は!
まあ、Wデートなんて言ってるのは香坂一人な訳だが。
今回の目的は、北里と森をくっつける事。
どーみても両思いで、ほっときゃくっつくとしか思えんのだが。

香坂に言わせると、
「ユキとぽややんを接近させなきゃ」
「放っとくと赤くなって何もしないんだもん、あの2人」
「接近しすぎてキスくらいなら、私が許すわよ北里。ちなみにベロ入れも可!」
「でも、えっちはダメ!ユキの膜は私のもの!」
大アホだろ、コイツ。

そんなこんなで、遊園地に来た俺たち4人は、
とんでもない高さから急降下するジェットコースターや、
御伽の国のようなパレード、
最新技術を駆使したアミューズメント施設…

なんかで楽しい一日を過ごしては居ません。
そんな豪華なもんは1個もねーです。
地方のしょっぱい遊園地ですとも。
お金、無いですとも。

何時間も行列して5分間乗り物なんてのより、遥かにマシだがなー。
って事で、すげー子供だましなコーヒーカップや、
しょっぼいジェットコースターなんかに乗って過ごした訳だ。

香坂がメリーゴーラウンドの2人乗りをしようと言い出したり、
香坂がお化け屋敷で無駄にくっついて来たり、
香坂がミラーハウスでわざとぶつかり、
 「痛たた、胸打っちゃった。さすって」とか言ってきたり、
香坂が売店のポテトを胸に入れて(自分で入れた、俺は見た!)
 「やだ、高瀬〜ちょっとコレ取って」とか言い出したり、
香坂のニヤニヤ笑いがむかついたり、
香坂がとにかくむかついたり、
香坂が香坂で大変だったがなー。
香坂曰く、
「私たちのラブラブな所を見て、二人をその気にさせよう大作戦よ!」
あほくさ。

まあ、唯一お化け屋敷のペア行動は正解だったか。
すんげー子供だましな代物だったにも関わらず、森、絶叫してたもんな。
んで、出てきた後、二人とも真っ赤。
何があったかは推して知るべし。
俺もしらねー。
887名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:24:07 ID:oZPgHbmu

2.森 由希の昼食


敷地の芝生にシートを広げ昼食にする。
昼飯は、なんと森が作って来たらしい。
しかも重箱と来たもんだ、森すげー。
香坂も手伝ったなんてほざいてたが、
どーせ彩り用のパセリを乗せたとかそんなもんだろう。
「あー、咲ちゃんってとってもお料理上手なんだよ?」
意外だな。
「高瀬君、毎日お弁当作って貰ってるのに…」
いーえ、知りません。
「高瀬君の恩知らずー」
「そんな人に食べさせるお弁当はありませんよーだ」
別にいーよ、俺より北里に食わせてやれよ。
「べ、べべべべ別にそんな事!ほ、ほほほほら、皆で食べよ!」
おー、真っ赤になっちゃって、まぁ。
北里、おろおろすんな。
気の利いた言葉でもかけてやれよ。
香坂、目がやばいぞ?
同性でもレイプは成立するからな?
「ちょ、ちょっと私、お花を摘みに…」
森、逃げんな。
あー、俺もしょんべんいってくるわ。

ふぃー、さっぱりさっぱり。
「ね、高瀬君」
なんだ?俺の後ろを歩くんじゃねぇ。
「咲ちゃんは私のすっごく大事な人なんだ」
ふーん、やっぱそーなのか。
香坂はお前さんの膜を所望してるがなー。
「高瀬君なら咲ちゃんを大事にしてくれる、幸せにしてくれる」
「だから安心だなぁ、って思うよ」
なんで、俺が香坂を幸せにせにゃならんのよ。
香坂なんざ、知ったこっちゃねー。
「咲ちゃん、あんなに楽しそうに笑ってるもん」
あーそうね。
あんのニヤニヤ笑い、憎ったらしいったらありゃしねぇ。
「高瀬君のお陰だね、咲ちゃんがあんなに幸せそうなの」
あれで幸せなら、相当に趣味が悪い奴だな。
「ニヤニヤに見えるけど、あれは咲ちゃんが幸せな証拠なんだよ?」
「高瀬君だって知ってる癖に」
いーえ、知りません。
「……高瀬君ってツンデレなんだね」
ちょっと待て。
なんでそんな言葉を知っている、森よ。
888名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:27:28 ID:oZPgHbmu

3.香坂 咲の戯れ


そんなこんなでもう夕方になった訳だ。
最後に観覧車に乗ろうって話になった訳だ。
当然、北里と森がペアになる訳だ。
残りは俺と香坂な訳だ。
パーフェk……いや、俺が苦労するだけじゃねーか。
「高瀬、誰に言ってんの?」
香坂よ、そこは地の文だ。
読まないでくれ。

観覧車に乗り込んで、とりあえず席に着く。
目の前に香坂のアップがある……ニヤニヤすんな。
「あ、真ん中座るんだ。こーちゃんってば気が利くね」
座席は2つあるんだから、真ん中に座るだろうよ。
って、こーちゃんんん!?なんだその呼び方!!!
「それじゃ、お邪魔しま〜す」
おま、人の上に座ろうとすんなよ!
「え、こーちゃんの膝は、座布団って知らなかった?」
知らんわ!!
つーか、向き向き!それ正面だから!
「もー、こーちゃんってば照れちゃって。……可愛い」
ちょ、だ、それ正面――アーッ!!
「えっへへ〜。こーちゃんの顔が目の前。ね、ちゅーしよ?」
どう見ても対面座位です。
本当にありがとうございました。
こうして発情した二人は、、ゆっくりと周る観覧車の中、はじける若さのままに、互いの体を貪るのであった。





って、待て待て待て!
今の俺じゃないぞ、地の文は俺の担当だったよな?!
「ちっ、気づいたか」
あぶねー、青姦プレイでオチ付けられるとこだったぞ?
つーか、発言は「」付きでお願いします。マジで。
「しょーがないなぁ。じゃ、お願い聞いてあげるから、ごほうびね」
ごほうびってなんだよ、って顔近づけるな!
「ごほうびは、ごほうびだよ?一杯貰うからね」
こら、ちょ、ま……んっ……んちゅ……ん、んんん……ぷはぁ。
「もっとぉ〜 んっ……ちゅ……ぴちゅ、ぁ……」
889名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:30:25 ID:oZPgHbmu
もう僕、お嫁に行けない…。
「んっふふ〜、ご馳走さま。ほらほら、そんな顔しない」
くっそー、ニヤニヤしやがって。
「あー、もう終わりだ。ほら、降りよ」
「もっとちゅーしたかったなぁ」
人の意思を無視して襲い掛かるのは、レイプって言うんですよ?
犯罪ですよ?
「もう、そんな事ばっかり。ふふ、照れてるこーちゃんって可愛いよね」
あー、もうニヤニヤ、ニヤニヤしやがって。
むっかつくわー。
そんな奴にはこーだ!
「え、高瀬――!?」
ふはははは、これぞ必殺「後ろからぎゅっ」だ。
うおー、糞恥ずかしい!やってらんねー!!
が、どうだ?ラブラブっぽいだろ?
「う、うん。……高瀬、無理しなくて良いよ?人前じゃ恥ずかしいんでしょ?」
お前の作戦に協力してやろうかと思ってな。
感謝しろよー?
「……うん。ね、あの2人手ぐらいは繋いだかな?」
どーだろうねー。
お、降りてくるぞ。
うははは、固まってる固まってる。
って、香坂。おま……お前まで赤くなるな!
死ぬほど恥ずかしいじゃねーか!
890名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 00:31:44 ID:oZPgHbmu

4.北里 悠一の帰路


「なんか……凄いね。高瀬と香坂さんって」
あー、何がよ?
「仲良いなぁ、って」
どーだろうねー。
「今日は、ありがと。僕らの為にしてたんでしょ?」
ま、バレバレだわな。
ただ一つ!殆どが香坂の暴走だった事は付け加えておく!
「あはは、香坂さんらしいや」
そーだろう、そーだろう。
アイツはとっても迷惑な奴なんだ。
「ね、どっちが告白したの?やっぱ香坂さん?」
そんなん聞いて、どーするよ?
お前はお前だろ?自分の問題は自分で考えろよ。
「そうだけど、やっぱり気になるよ」


……
あー、実は俺なんだが。
「え、それホント!?」
これ以上は何も言わん!
見ざる、聞かざる、言わざるだ!
「そっか、やっぱり男から言ってあげないと駄目だよね」
んだなー。
森の気持ちは分かってんだろ?
「ん……確信はないけどね。でも、うん、僕も頑張るよ」
おー、頑張れよ。
適当に応援しってから、成功したらまたどっか行くかー。
「あはは、ありがと」
「でも、なんで高瀬は告白しようと思ったの?」
見ざる、聞かざる、言わざるだ!
「言いたくないなら、無理には聞かないけど」
ああ、そうしてくれ。
こっぱずかしい。
「あはは、そだね」
「じゃ、ホント今日はありがと。また明日」
おう、学校でなー。




……
言えねー。
香坂のニヤけ顔に惚れたなんて
香坂がニヤける時ってのは、すんげー幸せオーラ出してるなんて
可愛すぎて、なんでもしてやりたくなるからムカつくなんて

――口が裂けても言えるか!




以上、お目汚し失礼しました。
891名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 01:26:49 ID:avQOYVrf
GJ!もっと…読みたいです…
892名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 01:27:27 ID:TqMJ48Bh
…………穴、ここにあったか……(息を大きく吸い込み)

_orz______
|\
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|あまーぁああい!!|
|         |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

つうわけでGJでした
893名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 01:50:03 ID:OQwcqqXA
892よ、その穴はスレ住民の巣窟だ
894名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 02:11:20 ID:S69PEdoW
お、俺も…。
895名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 22:53:53 ID:1HFq406e
>>894の日記はそう締めくくられていた…
896名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 20:48:10 ID:v2Te0IIO
なんでこのスレを今まで知らなかったんだ俺は…
ということで、ひとネタ投下

カレカノ状態のカップルは教室に
カップルシートが用意される、
897名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:19:01 ID:aKtACjCC
まだか?
気長に待ってるんだが
898名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:19:36 ID:aKtACjCC
すまん
sage忘れた
899名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 02:47:13 ID:YooqAzJn
>>897
っヒント:4月バカ
900名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 03:25:42 ID:QmfyUbqa
要するにやるやる詐欺か。
901名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 13:34:59 ID:tpBQ0w5c
>>889
ありがとう。
しょうがない。俺が変わりに気長に書くわ
902名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 02:44:45 ID:L+h99hiS
どうしたみんな、息切れか?
903名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 05:08:13 ID:0RfJO//j
>>901
じゃあ俺は気長に待つさ
なぁに気にするな
その間に甘えん坊な彼女と戯れているさ

…俺の脳内で
904名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 15:22:03 ID:DBo3yS3U
洋甘(かん)マン!
905名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 20:33:02 ID:C4g0KBqN
さっきから中三のオレのシャツにすがりついている中一の女子が一人いる。
こいつはオレの妹。美香。
学校ではしっかり者で、文武両道な完璧娘・・・のはずなんだが・・・
「はぁやぁくぅ。おぉにぃぃぃちゃぁぁぁん!」
家に帰るとこうなる。ちなみに何を催促しているのかと言えば、
「おかえりのむぎゅーーがまだでしょ!?」
仕方なく抱きしめる。仕方なくと入ったが嫌なのではない。ただ、一線を越えるのが怖すぎるのだ。
妹とはいえ中一の女子であり、胸もそれなりに発育しているし、何って可愛いのだ。
まったくもって平均的で平凡なオレには釣り合わないパーフェクトな妹なのだ。
そんな妹に甘えられたら、どうなるかわかるだろう。オレのナメクジが、鉄棒になった。
それを隠すためにベッドにうつぶせになる。見つかったら面倒だ。
だが、うつぶせになったのは最大の過ちだったのかもしれない。妹は、あろう事か馬乗りになってきたのだ。
当たる尻の感触が柔らかくてたまらない。一線を越えるのも時間の問題か、と思ったそのとき、第二の脅威が訪れた。
「こら美香はまだ中一なんだからそういうことは早いの。さっさとどきなさい。」
冷静な声と共に入ってきたのは、高二の姉、美沙だ。これはもっとやばい。
顔も相当な美形なのだが、そのしたに大きなお山が二つある。もうギャグだ。なんだこれ。
とにかく、そんな姉がうつぶせのオレの横に添い寝しながら、胸を顔に押しつけてきたのだ。
ぱふっ!
「お姉ちゃんずるい・・・胸があるからって調子乗るな!」
どこぞのライトノベルのようなけんかをする姉妹を見て、オレは布団に口をつけてため息をついた。
頬にはぐにょぐにょしたものが当たっている。なにやらぐにょぐにょの先っぽになにかある気がするが、無視しないと
揉み揉み
そう、こうしてしまうのだ・・・ってぎぃえええ!?
「あら、触りたいんだったら生で触れば?今日はノーブラだし。」
姉は、冷静な人だが、かなりの甘えん坊である。添い寝すると、足を絡ませずには居られない習性を持っている。
そして、絡ませているときは、「モード」なのがわかる。
これはチャンスだ。作れるうちにおかずを作っておくのは、健全な男子であるオレにとっては大事なことである。
中一女子がなにやら足を舐めている感触がするが、敢えて無視する。
四の五の言わず、姉の赤いシャツを捲り上げる。メロンが二つ。さくらんぼがそれぞれ一個ずつ。
まず揉む。
「んっ・・・」
うーん。姉の長所はこれだろうな。痴女のくせに感度が良いのだ。
だが、両手で揉むわけには残念ながらいかない。妹を片方の手で弄っているからだ。
「あたしにもかまってよぅ〜お兄ちゃん・・・」
と言われたら手を伸ばさないわけにはいかないだろう。
シャツから手を侵入させ、姉ほどはないが、年並にある胸を揉む。
「あっ・・・」
ここで、オレは顔を横に向けて姉のサクランボを舐めだした。
「んんっ・・・」
喘ぎ声は主に「ん」を使うのが姉で「あ」を使うのが妹だ。三日に一回ぐらいはこれやってるからわかる。
右手で姉の乳首を弄りながら、左手を伸ばして妹の秘裂をなぞる。
「あ・・あああっ・・・」
良い反応だ。少し幼げの残った声が耳に心地よく響く。続いて、姉の秘裂にも手を伸ばす。
ぐしょぐしょだ。指を入れても大丈夫だな。妹の方はならしておいたから安心だ。
3、2,1,ちゅぽっ!
二人同時に秘裂に手を入れる。まだ二人とも一線を越えていないため、膜だけは気をつける。
「「んあんああんあんあんっ!!・・・」」
二人の声が混ざって聞こえる。最高だ。
そのまま中身をかき回す。暖かくて気持ちいい。そういえば血行不良だったな。オレ。これでちょうどいいや。
「あああっ・・もっとぉーー。」
「刺激を・・・んんっ!」
いつもは仲が悪い二人がそろって同じ言葉を言おうとして、お互いの助け船を出している光景が笑いを誘う。
オレは狂気なのかもしれない。だが、まだそそり立つイチモツを突き立てていないだけましだ。
妹は上の壁、姉は左の壁に弱い。せーのっ!
「んんんっんんんっ・・んんんんんんーーーーーーっ!」
「ああああ、ああ・・ああっ・あああああぁあぁあっ!」
二人同時にイカせた。疲れた。指しか動かしてないのに、精神力を多く消費する。
さて、姉妹は仲良く寝かせておいて、カップラーメンでも作りに行くか。
妹は味噌、姉は豚骨だ。だが、まだお湯を入れる前にやるべきことがある。
ふたを開けてから右の指で妹の麺を、左の指で姉の麺をこすり、お互いのマン汁を食べさせあっているのは、カップ麺を作るオレしか知らない。
906名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 21:38:49 ID:8JQgC0ko
途中なら支援、終わりならGJの二段構えをさせていただく。
援ジョブ!
907名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 22:23:50 ID:zir+v0i9
あっ!ちんぽが…(*_*)
おっきした
908名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 22:53:06 ID:C4g0KBqN
>>905
終わりです。「終わり」を書き忘れました。すいません。
909名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:03:20 ID:6cLYXJMD
>>908
GJ!
さて、明日歯医者行くか…
910名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 02:48:36 ID:L+jI5W+e
もう過ぎたけどエイプリルフールネタはどうよ?

それとか旬だと甘えん坊テポドンとか
さすがに無いか
911名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 07:44:40 ID:YvCdcMS8
↑テポドンネタもらったわ。
おっはよーございます!
ちょっと今は忙しくて書けないので、八日以降に、ミサイルが落ちて死んでいなければ投下します。
912名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 07:51:45 ID:W/YexK+n
>>905
GJ
913名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 11:56:46 ID:4x+mGPcr
ねーねー、子種汁って美味しいの?
914名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 14:12:15 ID:l04oqk6Q
世間で言われる程不味くもないよ
愛があれば美味しい
915名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 00:24:22 ID:FrOdbl47
このスレ心が癒やされるぜ…。 by秋田市民
916名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 02:04:58 ID:/Hq0Y1OA
915よ、それは死亡フラグだ。
917名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 02:12:16 ID:pTpzzr0W
保守
918名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 02:44:48 ID:p1ng/Q2u
>>917
なぜ保守を…?
919名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 07:28:32 ID:/tJnFKKy
この距離ならバリアは張れないな!
920名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 08:07:36 ID:jGi0SE9W
>>919
「えへへー」
「そんなにくっつくなよ」
「えー。いいじゃぁん」
「ならこっちだって!」
コリコリ
「やぁっ!ち、乳首捏ねないでよ〜」
「いやなら離れれば〜」
「そ、それはっもっといやぁっ」
ぐにぐにぐにぐに
おっ。泣き始めた。
ん〜、可愛い。
「んっんっ……んぅっんぅっ」
「まっ待って!もうダメっ駄目だってばっあぁ」
「おー。イったか」
でもまだ離さないんだな。
「はぁっ!はぁっん!」
「ほらいい加減離れろよ」
ぷる……ぷる
「や、やぁ。ま、まだ離れないよ?だ……だから、そ、そのっ」
身体がふるえてる。
あ〜。ニヤニヤが止まらん。
「もっと弄られたい訳だ。変態」
涙まみれの顔が真っ赤になる。
「ちちちち違うわよっ!そっちがしたがってるだけでしょ!」
間違いないじゃん。口調変わったし。
この癖って俺の趣味に合わせてんだろか?
「じゃまぁ、したい様にさせてもらうわ」
そう言って押し倒す。
「うっうん!!あっ!じゃなくて
やっやめなさいよ!」構わず突っ込む。
「ひっあ!!!ん〜っ!」

921名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 09:16:22 ID:IcCRzHsw
わたしの甘え方は百八式まであるよー
922名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 10:14:35 ID:2kKux0VL
モンティパイソンのSPAMネタで、SPAMを甘え娘に差し替えるネタっていう電波を受信してしまった…
923名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 11:38:08 ID:p1ng/Q2u
>>920
甘え誘いツンデレ受けだと!?
正直、たまりません。
924名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 16:07:47 ID:2jhD3n5T
なんかいいよ凄く
925名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 20:43:58 ID:EJwOsyGw
「ただいま」
「おかえりなさーい」
駆け寄って 俺に抱きつく マイワイフ
「ねえねえ、私とご飯食べる?お風呂で私と洗いっこする?それとも私といちゃいちゃする?」
「……じゃ、じゃあご飯で」
一番無難そうな選択をする。
「そっかぁ、ご飯なんだ」
どうして残念そうな声をあげますか。仕事でくたくたなんです、ちょっとくらい気力充填させてください。
着替えている間中、彼女は離れようとしなかった。
夕食の準備はできているのだろうか、気になったので献立を尋ねる。
「私を膝の上に座らせて食べる、私があーんして食べさせる、私を膝の上に座らせてあーんして食べさせる……」
好きあって結婚したのだから不満はないのだが何故かこいつがらみなのが引っかかる……。
「お前抜きのはないのか?」
「……私が口移しで食べさせてあげる、私を膝の上に座らせて私が食べられる。却下、私抜きなんてありえませーん」
「待て、最後なんつった?ご飯関係なかったよね?」

>>922が受信したのは「私卵私、私玉子ソーセージ私、私私私私ベーコン」みたいなのだと思うけど
926名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 23:06:38 ID:dUpRzbDI
>>925
何はなくとも早く続きを書こうか
927名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 13:48:34 ID:IGfI4C0o
2レスほどお借りして、先日書き上げたものを投下します
エロ無しです
928名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 13:52:55 ID:IGfI4C0o
なにやら、泊まるらしい。
何がというと、両親が、である。
遠縁の親戚の結婚式で少し離れた場所へ行ったわけだが、どうやらそういう事になったらしい。
おそらく、あの二人は新婚さんな雰囲気にあてられて二人でデートしてそのまま、という感じだろう。相変わらず夫婦仲がいいのはいいことなんだが…
ということで今日は、義妹の唯と二人きりということだ。
「にぃさん、ご飯一緒に作ろう」
「え?いつもみたいにお前が作るんじゃないのか?」
たまにこういうイベントがあって二人になってしまう時は基本的にこいつがいつも作るのだが。
「ちょっと、お腹が空いた。二人でやれば早く食べられるし、それに」
それに、と言って少しにやりとした唯は、どうやら俺の催促を待っている様だった。
ここは、乗ってやるか。
「…それに?」
「それに、新婚さんみたいでなんか嬉しい」
そう言って少し恥ずかしそうにする唯。
乗ってやったのに、言った本人が顔を赤くしてどうするんだ…
「わ、わかった」
そういう顔をされるとこっちも照れてしまう…結構一緒に居るはずなのに、初めて見る表情だし。いつの間にこいつはこんなことを言うようになったんだ?
「あ、ほら、で…なにを作るんだ?」
「ハンバーグ。手間がかかるからにぃさんを呼んだ」
別のでもよくないか、と提案しようとして冷蔵庫を覗いたら…まあたしかにこれはハンバーグの材料だった。
「…いい?」
「よし、わかった。ちょっと俺も腹が減ってきたしな」
929名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 13:56:44 ID:IGfI4C0o
しかし、こうして料理をしてると本当に新婚な感じがしないこともないな…などとは思うはずはないはずなのだが、唯の横顔は心なしかいつもより嬉しそうだ。
二重否定をしているあたり、少なからず俺も動揺しているわけだが…
(そういや、ポッ○ーがあったな…)
味噌汁とサラダの支度を終え、唯が挽き肉をこねおわるまでは暇だった上になにやら妙に意識してしまった俺はお菓子を食べて気分を落ち着けることにした。
つまみ食いをすればいいじゃないか、ということにならないのは、それが我が家のルールだからである。
ポリポリ食べていると、
「にぃさん、ずるい…私にもちょうだい」
仕方ないな、と箱を向けると唯は自分の手を一瞥してこちらをジト目で見ていた。
「ゆいはなかまになりたそうにこちらをみている!」
「や、妙なネタはいいから…」
「わかったわかった…ほれ、あーん」
「え、あ…、あ、あーん」
うわ、どもりすぎだろ。
なんだかとてもかわいいんですけど!
凄くにこにこしながら食べてるし!
「あの」
「ん?」
「もいっかい、あーんってやって欲しいな、にぃさんに」
普通、逆なんじゃなかろうか。
いや、そんなことは無いのか。
うん、無くはないわけじゃないな。
ああ、意味がわからなくなってきた…
「…ほら、あーん」
「ん、ありがとう」
そうこうしているうちに、挽き肉の方は終了したらしいので最後の一本を食べようとしたら、
「ちょっと待って、にぃさん」
「最後の一本は、終わってから」
またか。
「…終わってから?」
「ポッ○ーゲーム、やろ」

そう、二人の夜はまだ始まったばかり…
930名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 14:00:29 ID:IGfI4C0o
以上です、ありがとうございました
拙い文章ですみません
931名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 15:19:09 ID:1FXiaDjx
早く夜を!
932名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 15:19:36 ID:ANXzzn6K
>>930
転がったっ!!!
933名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 18:10:54 ID:BEktOR1p
夜編期待!
934名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 20:14:48 ID:N7ChnvbL
同級生2という単語が頭に過ぎったのは俺だけじゃないはず
935名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 15:37:59 ID:YOKNSIqo
ぎゅーとすりすり。
これさえあればあと三年は戦える。
9363/3:2009/04/07(火) 16:22:31 ID:OjjZhDzr
ぎゅー と すりすり と えへへ と はふー
があれば十年は戦える。
937名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:45:42 ID:VR87MK37
はふー?
938名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:53:14 ID:K6HUgff1
ぎゅーとすりすりとえへへは三種の神器です
939名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 20:48:47 ID:OjjZhDzr
>>937
甘えっ娘が ぎゅー や すりすり などで満足したあとに
「はふー」
と言ってる姿を想像してみろ、萌えるだろう?そういうことだ。
940名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 21:07:59 ID:o5gL/CMA
「待て」を仕込まないとおちおちトイレにも行けないぞ
941名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 10:17:51 ID:oC3BrQxP
>>940
何故彼女を便器にするという発想が出ないんだ。
942名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 11:54:40 ID:D1fX3iDn
>>941
普通その発想はねーよw
943名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 12:37:04 ID:lrcvOZhu
>>940
逆にひとりでトイレに行けない彼女
昼夜問わず自宅だろうと外だろうとお構いなし

さすがに女子トイレに連れ込むのは抵抗があるらしいが、近隣の障害者トイレのある施設は熟知している
944名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 14:25:41 ID:pzM5VR9+
そろそろ次スレの準備だな
945名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 14:35:08 ID:QIadcbT/
次スレ立てるときは前スレのテンプレに戻そうぜ、絶対
946名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 14:41:09 ID:CPSNJqP3
次スレはテンプレ>>6参照だな
947名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 16:25:04 ID:eSNvl0tu
しかしこのスレは実に甘いな。このスレに常駐するようになってからリアルで虫歯がひどくなった。
948名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 17:54:21 ID:Y8WAdS7z
949名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 18:50:58 ID:q5n6LRgf
乙遠望
950名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 23:38:52 ID:8dtzCRKe
1おつ
951名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 03:10:44 ID:sDut6/PN
2行甘えんぼう

「暑いから離れろって!」
『やー』むぎゅ
952名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 10:43:11 ID:kwjzcBCt
3言甘えんぼう

「ねぇねぇねぇ!」
「あ、あのね……」
「大好き!」
953名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 11:12:07 ID:LcVeSxkn
4move甘えんぼう


くい
くいくい
ちゅっ
にゃんにゃん
954名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 11:31:10 ID:beykYnW5
5ろにゃん甘えんぼう

「頬擦り好きー」
「のどさわってー」
「ん、ぺろ……、舐めるの好きだよ」
「ふんふん、良い匂いだにゃー」
「ふにゃん、にゃう、にゃぅぅ……」
955名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 11:33:48 ID:y/V9wywg
6ぅ〜な甘えん坊
「ねぇ」
「ねぇったらぁ」
「こっちむけこのぉ〜」
「もうっきらい!」
「きらいっていったでしょ!!」
「しょうがないなぁ、許してあ・げ・る」ちゅっ
956名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 11:42:10 ID:0BUIxmZH
7でなで甘えん坊

なでなで
ふみゅ〜
なでなでなで
ふぁっ!!
すりすり
ふにゅう〜
「好きだよ」
957名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 18:16:47 ID:OhjIX0ou
8むはむ甘えんぼう
「かぷっ!」
「はむはむはむ……」
「むぐっ!?」
「けほけほっ」
「むー……」
「!」
「♪」
「えへへ」
958名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 20:48:25 ID:sDut6/PN
9んくん甘えんぼう

とたとた
ぽすん
むぎゅー
くんかくんか
にへら
くんかくんかくんか
はふー
くんかくんかくn…
ごちん!
959848:2009/04/10(金) 00:45:01 ID:oQADrPL/
ごめんよ、流れぶった切ってごめんよ。
占い物の続編投下するから勘弁な。
携帯、微エロです。
960名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:47:08 ID:oQADrPL/
 開けた窓から吹いてくる春風が心地いい、俺の部屋のテーブルを挟んで笑顔の彼女がいる。
 彼女は布にくるまれた何かを大事そうにテーブルに置き、その中身を見せる。
「じゃ〜ん♪」
…ビー玉?
「違うよ!す・い・しょ・う!」
ゴルフボールぐらいしかないぞ?
「おっきいのは高いんだよ?」
また占いでも始めるつもりか?
「さっすが私の彼氏さんだね!それじゃあ、なにを知りたい?」
 いい笑顔だなこんちくしょう。
…金運を知りたいかな。
「あ〜。金運はお休みなんだな〜」
ぺちん。
 うん、我ながらナイスツッコミ。
「もう、おでこ叩くのやめてよ〜」
いや、ツッコミやすくてつい、な。
961名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:49:25 ID:oQADrPL/
「今日は恋愛運がおすすめですよ〜」
…この先の展開が何となく読めるが、とりあえずそれでいいよ。
「では、はじめます」
 アニメやドラマでよく見るお馴染みの手つきをやりつつ、真剣に水晶を見つめている。
「ふんふん、なるほど」
 そう言うと彼女は突然立ち上がり、何故か俺の胡座の上にチョコンと座る。
ぺちん。
「あうっ」
何故ここに座る?
「恋愛運を高めるために、必要なことなんだよ」
…さいですか。
「そうなのです。…見えました」
 今度は俺の両手を取り、お腹の上に置く。いわゆる俺が後ろから抱きしめる形になる。
「今日はこのままぎゅーするのがいいでしょう」
 ちょっと調子に乗ってるようだ。
962名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:51:31 ID:oQADrPL/
 …お仕置きが必要だな。
 これではおでこも叩けないので、両手を上げ胸を鷲掴みにする。
「きゃん!」
うん、彼女の胸を後ろから好き放題するシチュエーションは男の浪漫だな。
「そんな、えっちなロマ、ンッ、知らないよぅ」
そりゃそうだ。
 やわやわと揉みつつ、中心もじっくりと攻めるとピクピクと可愛く反応する。
「あ、あん。も、やめっ」
 …もう一押しだな。
俺には見えるんだけどなぁ。
 テーブルの上にある水晶を持ち、彼女に見せる。
「な…何がぁ?」
これから二人はいっぱいエッチな事をするでしょう…てな。見えるだろ?
「みえ、なああっ…ん…ない、よ」
ム、強情な奴め。
963名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 00:53:37 ID:oQADrPL/
 ワンピースを腰まで上げ、ショーツの中に左手を入れて割れ目に潜む秘芯を強めに弄る。
「あっ!ダメっ!ああああっ!」
 ビクン!と一際大きく跳ね、くたりと身体をこちらにもたれかける。どうやらイったようだ。
…まだ見えないか?
 耳元で囁く。もういちいち水晶は持たない。
「…うん。見える、よ」
 作戦成功。
 こいつは一度イクとえっちなスイッチが入る。こうなればこっちのものだ。
「あのね、甘くてトロけるようなえっちをいっぱいしてるのが見えたの…」
うん、同じだな。今日は楽しもうか。
「うん。今日は離れちゃだめだよ」
お安い御用ですとも。
964848:2009/04/10(金) 00:58:30 ID:oQADrPL/
投下終了。
無理矢理短くしたからアチコチに無理が…。パソ持ってないから長文書けないんスよorz
ではまた。新スレ立て乙!
965名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 01:38:03 ID:2na9QCia
>>964
GJ!
実際いつまで続くか分からんかったから助かったw
966名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 01:45:32 ID:0kecJAwc
>>964
GJ!流れを作った癖になんだが、実は10からきつかったw
967名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 16:49:31 ID:IqdqDjcm
gj
968名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:53:45 ID:yzH64fFe
やっと>>50を使うときが来たぜ


飴!
969名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 22:53:13 ID:GRak2sTU
腹黒い甘娘は黒糖か?
970名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 02:38:00 ID:ChPO+c0/
971名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 02:44:49 ID:ChPO+c0/
飴!
972名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 02:54:28 ID:ChPO+c0/
飴!!
973名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 18:17:14 ID:ggn0kceg
そんなにおねだりしても、買えないものは買えません。
974名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 19:38:43 ID:luT4Ri2R
>>973

『ならいいもん!お兄ちゃんの水飴舐めるから!』
と言ってズボンを下ろす妹を想像したわけだが。
975名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 19:57:46 ID:wx0wb6Gn
コーヒーに貴方のミルクを貰えませんか?
976名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 21:44:12 ID:TYiir9a/
あなたのミルクと交換なら…
977名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 22:08:23 ID:jrHXw3HV
私のポーションを飲んで!
いきなり乳を出して妹は…
978名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 23:12:13 ID:bQumw56R
>>977
それポーションじゃなくて練乳じゃない?
って膝の上のあねぇが言ってる。
979名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 23:39:46 ID:eUkGGFbe
よろしい、ならば飴だ。
980名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 20:11:05 ID:qoBdICop
飴!飴!飴!
981名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 20:31:20 ID:cX2ypdvX
飴、アメ降れふれ、もーっと降れ〜
982名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 22:38:54 ID:aEgAdCIs
キャンディー
983名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 23:17:23 ID:HK1RwlnR
今日は雨が降り続けすぎて買い物の荷物運びが大変だった、って隣の子が愚痴ってた
984名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 02:44:45 ID:LZQNHYBe
飴ぇ
985名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 10:06:30 ID:ERgIPdMd
飴ネタ糖果します







ただいまー
「あ、お帰り。今買い物だったの?」
まぁそうなんだが、ざっと降られてちょっと大変だったよ。
「じゃ、着替えだしとくから荷物しまっててね」
あいよ。……ところで今日はどうしたよ?やけに帰り早かったじゃないか
「んー、プロジェクトの進捗率が結構いい感じだから午後は半休取ったんだー」
はー、流石びんか……敏腕キャリアウーマン。一昨日は修羅場とか言ってたのにもう建て直したのか
ーむぎゅうっー
「えへへへ……もっとほめてー」
はいはい。いっぱい誉めるからまずは着替えさせてくれ。風邪引いたら大変だろ?お互い
「むー、仕方ないなー。あ、一緒にお風呂入ろっか?オセナカナガシマスヨ?」
それは魅力的な提案だな…………だが断る!
「えー、なんでよー」
一緒に風呂入ったら晩飯の用意ができなくなるだろ?
「……、……、……、……。えっち」
君がご飯つくるか?
「ごめんなさいすみません許してください。」
…………じょーだんだよ。ま、シャワー浴びてくるから…………『まってて』?
「晩ご飯は?」
下準備はもう終わってるから……夜まで張り切っていこうか
ーなでなでー
「……、……、……、……。うん」



飴ネタだから続かないよ?
986名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 12:28:34 ID:RWXYXsKv
GJ
987名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 15:59:11 ID:YDOXF263
gj

痴甘
強甘
988名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:50:38 ID:g2MHabHw
>>987
だめだもう『きゃぁ♪』しか思いつかねぇ
989名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 00:40:53 ID:9oi98s9t
甘女(あま)さん
990名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 02:43:37 ID:/QIDGBQt
甘糖平野と聞いて
991名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 07:07:51 ID:qT1VkRl2
甘東vs甘西
992名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 07:33:49 ID:oZpgDHpu
甘僚の甘下り!
993名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 08:48:49 ID:LwTa/A3m
やっぱりラブラブ和甘は最高ですよね
994名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 12:59:53 ID:c9sNYV1p
1
 気温は夏日で急上昇。太陽ギラギラハッスルタイム。
 冷房の効いたリビングでソファーに腰掛け、いいとも増刊号をボーッと眺める。
 そして俺の足を枕にして横に寝そべるのは、今年十七を迎える一つ下の妹。
 黒い長髪を左右で纏め、クリクリとした丸いツリ目を気持ち良さそうに細めてた。
 本当、猫みたいな奴。ってか、猫なんだ。今から一年前、余りにも反抗的な態度を取る妹に腹が立って、フザケ半分で催眠術を掛けた。したらコレ。
 俺と二人切りの時、家の中でだけ、妹は猫になる。そんな催眠を掛けて、もう一年。解こうとは何度もしたけど、全く効果が無い。
「にゃ〜♪♪」
 妹は一鳴きしてソファーから下りると、テーブルに置いてる財布を開け、その中からコンドームの束を咥えて戻って来た。
 四つん這いで、上目使いで、ジーンズ越しのペニスへとほお擦り、タンクトップとミニスカートでノーブラノーパンと言う格好で誘惑する。
「にゅう♪ にゅう♪」



オレは 

思わず 

スレを 

埋めた。
995名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 13:33:29 ID:nUQxlRHm
1、と書いてるからには続くんだよな、なっ?

反抗的な態度をとりつつも本当は甘えたくてしかたない妹
催眠術をかけてくる兄に、これ幸いとかかった振りして甘え猫っ子になってるんだよな?
996名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 16:54:25 ID:xwZFQaMt
催眠術を覚えたと言って男に近付く

だが男には掛からない

インチキだと馬鹿にされる

「じゃあやり方教えるからアンタがやってみなさい」

催眠術の内容が何だろうと取り敢えず甘える


巧みな話術だ!
997名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 20:14:19 ID:0vMcFmPu
>>994
続きは?
998名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 22:49:42 ID:S4bqmVvG
1000ならみんな糖尿病になる
999名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 23:08:14 ID:SZ9Qe08p
999
1000名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 23:10:32 ID:SZ9Qe08p
1000なら甘えんぼうな女の子とデートできる
10011001
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