■■男のオナニー小説■■

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661一緒にオナ射君 その1:2012/02/24(金) 22:28:27.19 ID:qPreFpWR

 昼時を過ぎた駅前の雑踏。
 日曜日と言うこともあって、駅前の繁華街はそれなりに人で賑わっている。
 その中に、人待ち顔の少年が立っていた。

「もうそろそろかなぁ…」
 今日は友人との待ち合わせ。とは言え、実は相手の容姿も年齢も分からない。
 何しろ待っている相手は、ゲーム機のオンライン機能を使って、よく一緒に遊んでいるフレンド。
 実際に会うのは、今日が初めてだった。
(どんな人だろ…怖い感じじゃないと良いけど…)
 今日の相手は無二の相棒と言えるぐらいの仲で、実生活の相談をし合う程だ。
 優しくて大人しい印象の人物だが、いざ実際に会うとなると少し勇気がいる。
 ケータイの時計をチラリと見ると、待ち合わせの時間まで後10分。
「あの、もしかして…アランさん…ですか?」
 背後から聞こえる、儚い雰囲気を漂わせた細い声。
 アラン…ゲーム機上での少年のアカウント名、AーLAN073の呼び名だ。
「は、はいっ…」
(来たっ……!)
 心臓を高鳴らせながら振り向くと、そこにいたのは…
 
  ── おっとりとした、少し垂れ気味だが優しそうな目
  ── 自分より数歳年上の、落ち着いた雰囲気
  ── 少年と同じ高さから目線を送る、小柄な身長
  ── 服装もケバケバしさのない、大人しめの装い
 
 ここまでは想像したのに近かったが、しかし。
「は、始めまして……エイミィです」
 服の上からでも分かる、ボリューム感ある胸部の隆起。
 
 目の前の『相棒』は、女性だった。
662一緒にオナ射君 その2:2012/02/24(金) 22:28:50.17 ID:qPreFpWR

 出会いから数分後、駅前の喫茶店の一席に、二人の姿はあった。
「…やっぱり…驚きました?」
 目の前の相棒…アカウント名EIMY3535。
(まさか…女の人だったのか…)
 女性のようなアカウント名だが、プロフィール情報は男となっていた為、意表を突かれてしまった。
(やっぱり、そういう人もいるんだなぁ…)
 ゲーム用のオンライン上でも、ナンパや援助交際のような事は行われている。
 そう言う目的の相手を警戒して、性別情報を男や非公開に設定している女性もいるという話は、何度か聞いたことがあった。
「正直に言うと…ビックリしました」
 ストレートに心中を吐露しながら、改めて彼女を見る。
 ふんわりとボリューム感ある、ウェーブのかかったセミロングの黒髪が縁取る、薄化粧の丸っこい顔。
 こぢんまりした鼻にちょこんと乗った、レンズの大きなフレームレスの眼鏡。
 そして小さめだが肉感的な唇が、全体的に柔和な雰囲気を作っていた。
 
「ごめんなさい、嘘をついてしまって……年上の女じゃ、ちょっと話しにくいよね…?」
 テーブルに置かれたホットティーを見つめながら、申し訳無さそうに話す彼女の声。
「そんなこと無いですっ!全然話しやすい感じだし、それに…」
 少年自身、年上だけど可愛らしい印象の彼女には、少し好感を持っていた。
「それに…性別年齢とか関係なく、エイミィさんは相棒だと思ってますっ」
 なにより彼女は、数々の死線を共に乗り越えてきた『相棒』なのだから。
「えっ…」
 少年の明瞭な返答に、しかし彼女の顔が茹で上がったように赤くなる。
 染まりゆく顔色を見て、自分が随分と大胆な台詞を言ったことに、やっと気づいたようだ。
(な、なんか恥ずかしいこと言っちゃった…) 
 同じように頬を染める少年。自然とこんな言葉が出るあたり、彼も天然系っぽいところがあるらしい。
「…あっ、あの…」
 何か喋ろうと必死に言葉を紡ごうとするが、しどろもどろの口はなかなか意味ある言葉を喋れなかった。
 
「…ふふっ…」
 二昔前の中学生のような恥ずかしい空間から、先に立ち直ったのは彼女の方だった。
「ごめんなさいアランさん、今更だよね…毎日のようにお喋りしてたのに」
 少年の必死な言い様と初々しい反応に、かえって落ち着きを取り戻したようだ。
 すまなそうな顔にも、柔らかい微笑が浮かぶ。
「いえ…それに、呼び方も呼び捨てで良いです」
「それじゃあ…アラン君でいい?」
「はい、エイミィさん」
「じゃあ私もエイミィって日常で使うと、ちょっと恥ずかしいし…」
 アランという呼び名も大概だが、エイミィも一般的な日本人の名前ではない。
「……省略して、エミならどう?」
 エミなら、日本人名で済む範疇かもしれない。
「ええ、それだったら…エミさんで」
663一緒にオナ射君 その3:2012/02/24(金) 22:30:08.57 ID:qPreFpWR

「そんな状態でオンドラだったから、ビックリしちゃって」
「そこまでやって、実はお助け黒だったんだ。その後はどうなったの?」
 ゲームを通して知り合った二人だけあって、やはりゲーム談義に花が咲く。
 自己紹介の後は、一時間ほど続く会話の半分を、オンラインでの体験談に費やしていた。
 彼女…エミは大学二年生で、少年の町から電車で数駅の町で一人暮らしをしているらしい。
「…そろそろ、場所変えよっか?いつまでも飲み物だけじゃ…」
 丸々一時間ドリンクサービスだけで粘ったせいか、店員の目が少し険しい。
「ですね…とりあえず出ときましょっか」
 ぎくしゃくした空気も今は無く、すっかり打ち解けたようだ。
 少年が伝票を取ろうと手を伸ばすと、同じく取ろうとしたエミの手に重なるように触れる。
「!!」
 だが、触れた瞬間電撃が走ったように、勢いよく手を引っ込めてしまう。
 いくら何でも過剰反応では…そう思って彼女の顔を見ると、少し蒼白になった表情が怯えるように少年を見つめていた。

       ・
       ・

「…さっきは、ごめんなさい」
 先ほどの出来事から始めて聞く声は、暗く落ち込んでいた。
 結局会計は彼女が一括で払ってしまい、店を出た後あてどなく街中を二人で歩いていた。
「いえ、大丈夫です…」
 そう答える少年の声も、少し気まずい雰囲気だ。
「でもさっきは、あの……どうしたんですか…?」
 聞くべきかどうが迷うが、聞かない訳にはいかない…言葉を選びながら慎重に問いかける。
「………私…軽い男性恐怖症なの」
 長い沈黙の後、ポツリと漏れた返答は、ある程度予想していた答えだった。
664一緒にオナ射君 その4:2012/02/24(金) 22:30:28.85 ID:qPreFpWR

「ちょっと早すぎたかな…?」
 始めて会った日から、幾らか日が経った頃。今日もエミとの待ち合わせだった。
 初日はギクシャクした雰囲気で終わってしまったが、その後も何度か会って、今では打ち解けた関係に戻っている。
『喋るのは我慢すればできるのだけど、身体が触れるのは…』
『でもアラン君と喋ってるときは、我慢しなくても自然と楽しく話せたから、もしかしたらと思ったの。けど……』
 自分の男性恐怖症の事を話す、エミの言葉を思い出す。
(要は触らなければいいんだ、なら大丈夫)
 少年の方にも下心が無かった訳ではないが、男性恐怖症の女性に無理なアタックをかけるような事はできない。
 なによりも、年上の可愛い『相棒』とのデートのような行為が楽しかった。
 この関係を崩したくない…それが少年の偽らざる本心だった。

 少年の目に、遠くから走ってくる一台の軽自動車が見える。
(あれかな…?)
 パステルグリーンのニュービートル。事前に教えてもらっていた彼女の車に違いない。
 やがてエンジンを絞りながら、丸っこい車体が少年の前に止まる。
 窓越しに見える運転手はエミだった。軽く手を振り、ドアを開けて車内に滑り込む。
「…ご、ごめんねアッ君。遅くなっちゃって…」
 アッ君と言うのは、彼のアカウント名の省略形で、最近はこの呼び方を使っていた。
「いえ、僕もさっき来たばっかで………っ」
 待ち合わせに於けるお決まりの辞令が、途中で止まる。
 凍りついたように固まった少年の表情。その視線の先には、今までとはかなり趣の異なる格好の彼女がいた。
 
 上半身にフィットした黒の半袖は、想像以上に豊かな胸と合わさって、柔らかなラインを描いている。
 下は生足にカーキのホットパンツで、太腿の付け根をギリギリまで曝け出していた。
 髪型や化粧に変化は無いが、こころなしか普段より気合が入っているような気がする。
(ど、どうしたんだろ…)
 今までは、身体のラインや肌の露出が少ない服装ばかりだったので、この急変には少年も戸惑いを隠せない。
(男性恐怖症が治った…って訳じゃないよね)
 さりとてこれが普段着の一つではない事は、彼女の不自然なまでにそわそわした態度からも明らかだ。
 扇情的な格好の真意を測りかねたまま、車が動き出してドライブが始まった。
 
(やっぱり、おかしい…)
 会話もどこか上の空の彼女を横目にしながら、少年の方も平常どおりにはいかなかった。
 普段とは全く異なる露出過多な格好に、丸っこい顔に見合った肉付きのよい肢体。
 ムチムチの身体を締め付けて、ボディラインを強調する装いは、少年には目に毒だ。
(…エミさんって、意外とスタイルが……)
 お陰で本日の牡器官は、常に勃ちっぱなしの状態だ。
 しかもそれを知ってか知らずか、時々隣から少年の股間へ視線を送りながら、露出した肌を仄かに紅色で染める。
 足を微妙に組み替えたりして何とか誤魔化すが、スラックスでは如何にも厳しい。
665一緒にオナ射君 その5:2012/02/24(金) 22:30:51.86 ID:qPreFpWR

 ウウゥゥ…ンン……
 ふと、エンジン音が徐々に小さくなり、車体の振動も少なくなっていく。
(止まるのかな…?)
 外の景色が移り変わる速度が落ちていき、やがて完全に停止して動かなくなる。
 そこは郊外の田園地帯の農道脇で、周りには車どころか人も見当たらない場所だった。
 少年が考え事に耽っている間に、随分と寂れた場所に来てしまったようだ。
 
「……ねぇ、アッ君」
 相棒の静かな呼びかけに、少年の心臓が高まる。
(来たっ……)
 エミのどこか硬い口調の声。少年も、この状況で何も無いと思う程鈍感ではない。
 彼女の目を見つめ、聞く用意ができていることを知らせる。
「あのね……正直に、言って欲しいの……」
 何が来ても驚かないよう、心の準備をする。
「私を見て……エッチな気分に、なっちゃってる?」
 探りも何もあったものではない、ストレートすぎる問いかけ。
「!!」
 直球の言葉は少年の心構えを簡単にぶち抜き、またたく間にその顔を紅色に染める。
 問うた彼女自身も恥ずかしいのか、途切れ途切れの言葉が終わると、頬をさらに赤らめた。
(や、やっぱりバレてた…!)
 流石にこんな質問は想定していなかったのか、恥ずかしさに俯き言葉も出せない。
(どどうしよ、えっ、えっと……)
「変なこと聞いちゃって、ごめんなさいっ、あの……それに、こんな格好だし…」
「い、いえ…でも、どうして…」
「あのね…先生に聞いたんだけど…」
 混乱で鈍る口から何とか言葉を搾り出す少年に、たどたどしい答えが返ってきた。

       ・
       ・

「…なるほど……」
 要は、彼女の恐怖症は異性との接触と、男性器への拒否感が特に強いらしい。
 それを克服するためのリハビリの一環とのことだが…
(なんで、こんな格好を…?)
 聞いた限りでは、男性からの視線恐怖症のようなものは無いようだ。
 現に少年の視線に対しても、恥ずかしがってはいたが極端な拒否反応は無かった。
「そ、それでね…あの、アッ君の…オ、オ…」
 緊張にどもりながらも、必死に言葉を繋ごうとするエミ。
 モジモジと絡み合いながら蠢く両手指が、彼女の内心を表しているようだ。
(オ?……ま、まさか、おっきくなったオチンチンを、見せてって……!)
 そして、羞恥のせいか、視線を落としながらの彼女の頼みは。
 
 
「アッ君の…オ、オナニーを見せて欲しいのっ…!」
 少年の予想に、ダブルスコアの点差をつけるような内容だった。
666一緒にオナ射君 その6:2012/02/24(金) 22:31:09.37 ID:qPreFpWR

「…えっ……ぇえ!?…オ、オナ…!?」
 エミの突拍子も無い提案に、少年も思わず裏返った奇声を上げる。
「……う、うん…私って、本物の…を見たのって、小さい頃に父のを見たのが最後で…」
「それに、見せてもらえるなら、色々見てみたいなぁ…って……」
 尻窄みになる声とは対照的に、随分と大胆な考えだ。
「そ、それじゃその格好って、もしかして…」
「男の子って、その…一人でするときに、エっ…エッチな本とか、見るんだよね……?」
 どうやら自分自身をオカズにしてくれという事らしい。
(それで、僕の股間を見てたのか…)
 自分の身体で興奮するか、確かめたという事だろう。なかなか用意周到と言うべきか。

「……………」
「……………」
 車内に降りる静寂の帳。二人とも赤く火照らせた顔は下を向いたままだ。
 エミの手遊びの様な指の蠢きと、時折チラと相手を伺う目だけが、唯一の動きだった。
「………それで……どうかな?」
 暫しの沈黙の後、俯きながら答えを求めてくる。
「…あの…ぼ、僕でいいんですか?」
 とりあえず何か話さないと…混乱した頭を落ち着かせる為、時間稼ぎの質問を投げ返す。
「こんなこと頼める人、アッ君しかいないし……それに…」
 少し言葉を切ると、上目遣いの瞳がすがる様に少年を見つめてくる。
「…私も、アッ君なら…いいかなって…」
 躊躇いがちに放たれた言葉は、少年の心を揺り動かすのには十分な破壊力だった。
(うっ……可愛い……)
 年頃の童貞少年には卑怯すぎる熱視線と、可愛らしいお願い。
 結果的に時間稼ぎどころか、さらに自分を追い詰めることになってしまった。

(でも…どうしよう……)
 とはいえ思春期の青少年にとって、股間の勃起を見られるのは相当恥ずかしい。
 さらに一番恥ずかしい行為を見られるとなれば尚更だ。
(み、見られながら、オナニー…しちゃうなんて……)
 オナニスト憧れの見られながらの生オカズオナニーに、全く興味が無いわけではない。
 だが少年も、自ら進んで最も恥ずかしい行為を曝け出す程の変態ではなかった。
(…だけど……)
 尚も少年を見つめる潤んだ瞳。聞いた限りでは、男友達は彼以外にはいないらしい。
(こんな事頼める人、僕しかいないんだろうな…)
 自分しかいない…内容はともかく、親しい人に頼られるのは悪い気はしない。
 
「わ……分かりました…っ」
「…ほっ本当に…いいの?」
 こちらを窺う彼女から、安心半分不安半分の声が投げかけられる。
「…大丈夫……やります」
 どちらにしろ、既に梯子は外されているに等しい。自らに言い聞かせるように、勤めて冷静を装いながら承諾した。
 ここまで言ってしまっては、もう後には引けない…
 オナ見せ行為にちょっと興味があったというのも、ほんの少しだけ理由にあったが。
 
  
 続く
667名無しさん@ピンキー:2012/02/24(金) 22:34:55.04 ID:qPreFpWR
以上です。
なお、作者は男性恐怖症に関しては全くの素人です。 
事前にネットで調べてはいますが、とんでも記述が含まれている可能性もあります。
フィクション、ファンタジーとしてお読みください。 

>>657
読んでもらって、ありがとうです!
668名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 23:44:56.21 ID:MTPbVB2o
うおおおおお来た来たああああああああ!!
期待!!!
669名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 22:25:15.26 ID:Q93CKQ13
これから大体8レスほどの短編を投下します。

>>660の続き、遂に自分のオナニーを女友達に見せちゃうオナ射君、第一射目です。
・今回で終わらず二連射しますが、次回は先に短編を出そうと思います。
670一緒にオナ射君 その7:2012/02/27(月) 22:25:56.79 ID:Q93CKQ13

「…えっと、それじゃ……ここで、ですか?」
「う、うん…ここなら、誰も来ないと思うし…」
 車は田園地帯の農道脇、数本の木が並ぶ裏側に停めてある。
 周りは無人の野で遮蔽物もあり、万が一人が通りかかっても、近くに来なければ見られることは無いだろう。
「………」
 だが少年もOKを出したとは言え、なかなか次へ進むことができない。
 カーセックスならぬカーオナニー、オマケに親しい女性への公開オプション付き。
 このメニューでは、少年を責めるのは酷なことだろう。
「………」
 エミも、無茶な頼み事を聞いてもらっている手前、催促しにくい。

 二人分の羞恥と緊張が折り重なった空気が車内を漂う中…
「それじゃ…あっ」
「えっと……あっ」
 同時に喋りかける二人。互いの言葉が互いを遮ると、再び俯いて押し黙ってしまう。
 普段は突拍子も無いオナニーを嗜む少年も、こう言う時には緊張してしまうのだろうか。
 だが暫しの沈黙の後、先に動いたのは少年の方だった。
 ガクッ、ガタンッ
 シート横のレバーに手を伸ばすと、席を後ろに倒す。
(もう……やるって言っちゃったし、やるしか…!)
 踏ん切りをつけて状況を打開しようと、行動を起こして自分の尻を叩く。
 狭いニュービートルの車内でも、助手席に膝立ちでなら何とかできそうだ。
「あの……上半身は…」
「上は大丈夫…うん、大丈夫。下だけ。下だけ……お願い」
 最後のお願い、と言う部分は何とか聞き取れるぐらいの、小さな声だった。
 
 カチャカチャッ…
 スラックスのベルトを外す。それだけの事なのに、なかなかうまくいかない。
 苦労してベルトの留め金を外すと、次はズボンの留め具に手を掛ける。
 ボタン外しはスムーズに出来、その勢いのままファスナーを下ろした。
 全ての留め具を外された腰元を握り、後はズボンを下ろすだけ…下ろす、だけ。
(これからホントに、オチンチン…見せちゃうんだ……)
 だが、ここに来て少年の動きにブレーキが掛かる。
 何とか勢いだけでここまで持って来たが、一度手を止めると途端に動けなくなってしまう。
 ズボンを見ていた目線を上げ、助けを求めるようにエミを見るが…
「…っ……」
 緊張と困惑、そして若干の好奇を湛えた、申し訳なさそうな瞳が彼を見つめるだけだった。
(…ええいっ!)
 再び下を向いて目を瞑ると、勇気を振り絞って下着ごとズボンを一気に下ろした。
671一緒にオナ射君 その8:2012/02/27(月) 22:27:44.20 ID:Q93CKQ13

「…っ!」
 彼女の、息を呑む気配。膝まで下ろされたズボンとトランクス。
 車内の緊張した空気に、素肌の下肢を曝け出した。
 少年の若茎は、色素の薄い包皮が先端を覆い隠しており、
 子猫の様にプニプニと柔らかそうな姿は、ツルツルの玉袋と合わせて可愛らしい。
 彼女の刺激的な格好に硬くなっていたペニスも、今は驚きと緊張に縮こまっていた。
(…見せ…ちゃった………!)
 初めて家族以外の異性に、オチンチンを見られた…その事実に、心臓が激しい鼓動を刻む。
 速いビートを打ち鳴らす胸は、その振動で胸部の筋肉が揺さぶられるほどだった。
 
 エミは驚愕に目を見開いたまま、少年の股間を見つめてくる。
 まるでレーザー光線のように、見られている箇所に実体を伴った感触を感じてしまう。
 それが錯覚なのは少年も分かっているが、股間に湧くむず痒い感覚は中々収まらなかった。
 だがそれ以上に、彼女もむず痒い思いをしているようだ。
 驚きと羞恥を張り付かせた顔に、無意識の中でモジモジと指遊びを繰り返す両手。
 恥ずかしい思いをしながら、陰部を曝す少年以上に動揺する様子は、可哀想なくらいだ。
「…あの、大丈夫…ですか…?」
 自分よりも驚きを見せる彼女に、少年も若干落ち着きを取り戻す。
「う、うん…大丈夫。ちょっとビックリしちゃっただけ…大丈夫」
 まだ固さを残した口調だが、口ぶりは先程よりも確かな感じだ。
 顔色も少し赤みを増してきて、彼女の内心を言葉以上に教えてくれる。
 そこには、初めて会った日、手を触れてしまった際に見せた蒼白は見当たらなかった。

「………」
 息を詰め、子供のような熱心さで股間を観察するエミ。
 暫しの時間が二人の緊張を解したようで、徐々に張り詰めた雰囲気が消えていく。
 少し余裕が出来ると、今度は自分の秘密を観察する彼女が気になり、逆に観察をし始めた。
(なんか、小さい女の子みたいだな…)
 緊張の代わりに、好奇心が前に出てきた彼女の表情。
 ひたむきな瞳が、自らの若茎を舐めるようになぞる様子は、くすぐったくて、そして…
 ムクムクッ…
 少年の、いけない興奮を呼び起こしてしまう。
672一緒にオナ射君 その9:2012/02/27(月) 22:29:49.49 ID:Q93CKQ13
 
 遂に膨張を始めた年若いペニス。
 少し皺の寄った、まだ余裕のある包皮がどんどん膨らみ、やがて張り詰めるまでになる。
 柔らかそうな睾丸の袋をクッションにして寝そべっていたのは最初だけ、
 大きくなるにつれてどんどん上向く若茎は、最後には少年の腹を突かんばかりの急角度になった。
 10秒にも満たない間に、何倍も大きくなった少年の持ち物に、エミは感動に近い驚きを感じていた。
(あんなに大きくなっちゃった……)
 弛んでいた表面が瞬く間に硬くなる様子は、SF映画を見ているような気分だ。
(少しの間で、ムクムク大きくなって…)
 最初は少年の萎びた白いオチンチンとマシュマロタマタマに、愛玩動物のような可愛らしさすら感じていた。
 だが一度膨張を始めると、愛らしさは驚愕に、好奇心は畏れに取って代わった。
 知識では知っていたが、実際に見たことのなかった勃起現象を目の当たりにして、
 彼女が感じたのは『恐れ』ではなく『畏れ』。ある種の神々しささえ感じてしまう。
(オチンチンって…凄い)
 彼女の人生で初めて、本物の『牡』に接した瞬間だった。

(顔を見てただけなのに…オチンチンおっきくしちゃった…)
 エミの可愛らしい表情を見ながら、自分を見つめる視線に興奮して勃起させてしまう。
 露出度の高い彼女の格好で興奮するよりも、恥ずかしい事に思えてならなかった。
「はぁ…っ……」
 今までよりも熱の篭った、色気すら感じる吐息が、少年の高まりを撫でる。
 湿ったそよ風のような感触も、だがそれが女性のものとなれば話は別だ。
 ムクゥッ…
 辛うじて皮を被ったままの七割勃起が、燃料を得てさらに膨張を始めた。
 
「えっ…!」
 視界の中の高まりが、さらに大きくなっていくのに驚き、思わず声を出す。
(あれだけ大きくなったのに、これ以上大きくなるの…?)
 そして限界まで張った包茎の先端が、牡幹の膨張に押されて綻びを見せる。
(えっ、先が…あれがオチンチンの皮だよね…)
 グングン広がっていく隙間。遂には圧力に耐え切れずに、その中身を露にする。
 中から現れたのは、綺麗な赤色の生亀頭。濡らついた表面はとても敏感そうだ。
 小学生の時、性教育ビデオで見たのと同じ光景だが、本物の迫力は映像を遥かに凌駕した。
 普段の彼女なら恐怖すら感じる、剥き上がった肉棒…
(でも、アッ君のだったら…大丈夫かも)
 生っ白い滑らかな竿部分と、触れただけで爆ぜそうな先端。
 ビクンビクンとおののく様子は、牝を狙う肉食動物というより臆病な小犬のようだ。
 そんな印象を持ったのも、勃起前の小さなオチンチンを知っているからかもしれない。
 もしも最初から勃起していたら、ここまですんなり受け入れることはできなかっただろう。
 顔を上げ、いじらしい高まりの持ち主の顔を盗み見ると、
 そこには戸惑いと僅かな興奮を隠し切れない、自分を見つめる瞳があった。
 ……トクンッ……トクン……
 少しだけ、胸の鼓動が気になった。
673一緒にオナ射君 その10:2012/02/27(月) 22:30:17.22 ID:Q93CKQ13

 屋外の車中、親しい人に自らの性的興奮を観察されるのにも、少し慣れてきた少年。
 緊張を押し退けて、弾けそうな昂ぶりが取って代わり、年若い牡幹も戦闘態勢を整える。
 不意にエミが顔を上げ、ついと少年を仰ぎ見てきた。
 ドキッ!
「…オ、オチンチン、大きくなったね…」
 コクン
 言葉にするのは恥ずかしい…自分を見つめる瞳に押されながら、肯定の頷きで返事をした。
「…………」
「…………」
 話が続かないが、もう言葉を紡ぐ必要は無い。次にやるべき事は、分かっているのだから。
 
 股間の熱源へと伸びる右手。その先の硬く屹立した肉棒に、指が絡みつく。
「…ん、ふっ…」
「……!」
 エミからは息を呑む気配、そして少年の口からは、僅かな喜悦に反応した声が聞こえた。
 異性の見守る中で感じた、初めての性感。竿部分を添えるように掴む感触も、普段とは違ったものに感じる。
 もう一度、キョロキョロと周りを見回す。車の周りには人っ子一人、他の自動車や野良犬すら見当たらない、二人だけの世界。
(見つめ合いながらだと、は、恥ずかしいな…)
 顔を下に向けてエミから目線を逸らすと、自然と自分の勃起を見つめる形になる。
(これから……しちゃうんだよね…)
 欠片程の躊躇いは残るが、最初ほど抵抗は感じない。緊張や恥ずかしさも、大分薄らいでいる…もう、大丈夫。
 根元を掴む手が、握りはそのままに先端の方へと動き、遂に始まる快楽遊戯。
 思春期の男の子にとっての最重要機密が、一人の女性の前に曝される。
674一緒にオナ射君 その11:2012/02/27(月) 22:30:57.96 ID:Q93CKQ13
 
 シュッ、シュッ、シュッ…
 牡幹にそって、手を機械的に上下に扱く。毎日のように自室でしているお馴染みの行為。
 だが今日は違う。目の前には、自分の恥ずかしい行為を見つめる、親しい女性がいる。
(…見られ、ちゃってる……)
 未だに残る緊張と羞恥のせいで、せっかく用意された生オカズに目を向ける余裕も無い。
 今まで、オナニーを人に見て欲しいと思う事はあったが、いざそれが実現するとなると、
 まだまだ年も経験も若い少年が、素直に変態的興奮を享受するのは難しかった。
「…は、っ……ん……」
 俯いたまま黙々と、高まりを見せる勃起に指を這わす。
 だが、内心とは無関係に送られてくる肉悦は、少しずつ少年の心を蕩かせていく。
 お馴染みの性感が肉欲を呼び起こして緊張を解し、少年の精神を徐々に弛緩させていった。
「んっ、うんっ…はぁ……っ…」
 興奮を含む火照った吐息。だんだんと行為にも熱が入ってきたようだ。
 そして少年の目も、チラチラと盗み見るように彼女の方へと向き始める。
 ピンクスパイラルのパターンに入った一人遊びは、確実に静けさを失いつつあった。

 金属のように硬くなった肉棒を、軽く握った右手が緩やかに扱き上げる。
 たったそれだけの事を続ける単調な行為。だがそれを見守るエミの心中は大騒ぎだった。
(男の人の、マスターベーション……オナニー…)
 手の動きに合わせて、柔らかそうな包皮が亀頭を半ばまで隠したと思うと、今度は剥き下ろしてカリの出っ張りを露出させる。
「んっ……っう、ん……」
 一見すると簡単な動きだが、込み上げる何かを堪えるような少年の声は、彼が快感を感じていることを教えてくれた。
 若茎も触る前より大きく、張り艶も良くなった気がする。
「あっ…」
 亀頭の先端、縦長のスジからトクトクと、少年の快楽の証である我慢汁が溢れ出てきた。
(あれって、気持ちよくなったら出る…カウパー…だっけ)
 次々に湧き出る透明な液体が滴り垂れて、敏感な表面に湿りを加える。
 包皮に攪拌された先走りは、クチュクチュと音を立てながら先端に塗り広げられた。
675一緒にオナ射君 その12:2012/02/27(月) 22:31:27.32 ID:Q93CKQ13

(こう言う事してる時って、どんな顔してるのかな…)
 少年の恥ずかしい行為を目に焼き付けようと、凝らしていた目が彼の顔に向く。
 俯き加減ながら何とか見える表情。赤く染まった顔は、特に頬と耳の先が真っ赤だ。
 目は涙が溢れそうな程潤み、口も薄く開いて、熱い吐息と小さな喘ぎ声をひり出していた。
(…なんだか………っ…)
 思わず抱きしめてあげたくなる様な健気さを感じさせる、切なそうな表情。
 男性にこんな感情を抱くのは、彼女の人生の中でも初めての事。
 …トクンッ…トクンッ…
 だんだんと早くなる胸の高鳴りを、彼女は確かに感じていた。

 一方、調子の出てきた少年は、普段とは違った興奮を感じていた。
「はぁ…っ、くっ…!」
 親しい女性に、一番恥ずかしい指戯を見られる、公開生オナニー。
 妄想に思うことはあっても、叶うことは無いと思っていた事が、今現実に起こっている…
 時間が経つにつれて羞恥は鳴りを潜め、エミに自慰行為を見せつける快感に酔いしれた。
(オチンチン見られて…オナニーまで…っ!)
 更に自分の為だけに用意された生オカズが、少年をより昂ぶらせた。
 軽くDカップを越えそうな豊満な乳房は、呼吸と共に上下し、僅かな身じろぎにも揺れ弾んで、
 パッドには無い天然の柔らかさを少年に見せつける。
 さらに太腿を大胆に曝け出した、生足ホットパンツが下肢を飾り、
 ムッチリとした触り心地重視の脚線美が、少年の自慰活動を助けた。
「ぁ…んっ……っ…!」
 彼女の魅力的なボディをオカズに快感を貪る最中、ふと何気なく顔を上げる。
 そこで自分の顔を見つめるエミの視線と、正面からぶつかった。

 互いに視線を絡ませ、自分を見つめる相手へ同じく視線を送る。
 少年は、快感に歪む自分の顔を、まじまじと観察するエミを。
 エミは、必死に自分の若茎から性感を引き出す少年を。
(エッチな顔を、じっと見られちゃってる…)
(エッチな事しながら、私のことを見てる…)
 動きを止め、じっと見つめ合う二人。少年の右手と吐息だけが、唯一の活動源だった。
676一緒にオナ射君 その13:2012/02/27(月) 22:32:00.04 ID:Q93CKQ13

 チュッ、プチュ…クチュッ……
 先走りの粘質音が徐々に大きくなり、溢れる汁の量が増えてきたことを伝える。
「んっ…!…っ…あっ…!」
 潜めたよがり声も、だんだんと大きく、ピッチの短い急いた感じを滲ませ始める。
 少年の絶頂は、すぐそこにまで迫っていた。
(もう来る、来てるっ…これ以上我慢、んっ、できない…!)
 腰の奥に感じる、煮えたぎるマグマの圧迫感は、経験から言って回避の困難な『本命』。
 見られながらのオナニーが呼び起こした興奮は、少年をいつもより遥かに早く肉欲の頂点に追い込んだ。
(このままじゃ、出ちゃう……ほんとに見られながら、目の前でイっちゃう…)
 一度は覚悟した事だが、実際に射精するとなると、羞恥心が再び頭をもたげ始める。
 だが一方で、一番恥ずかしい瞬間を見て欲しいと言う気持ちが、確かにあった。
 射精の勢いを、牡の法悦に緩む顔を、必死に精液をひり出すオチンチンを、見て欲しい…
 そうしたら、どんな反応をするだろう。驚くだろうか、喜ぶだろうか、それとも…
 結局、飛び出た羞恥の頭を快感と興奮が押し返し、少年の右手がスパートを掛けた。

(アッ君、もう……射精、しそうなの…?)
 僅かな性知識と少年の様子、そして牝として本能が、彼の絶頂が近いと教えた。
 視線を股間に移すと、色白の肉竿には薄く血管が浮き、力みきった姿を誇示している。
 カウパーの滴る亀頭も、濡らついた赤肉をヒクヒクさせて限界を訴えた。
「んうぅっ…もう…っ、出そう…っ!」
 そして切羽詰った少年の声が、自らの絶頂の訪れを彼女に教える。
(出る…これから精液が出ちゃう…)
 精液が出る…精子を含んだ白い体液が、おしっこの様に勢いよく出る…だが、どこへ?
(車内に飛び散っちゃう!?)
 今になって、射精に対する準備を全くしていないことに、ようやく気がついた。

 アッ君に伝えないと…だが突然の事態に混乱した頭は、言葉を出せない。
 それに、射精直前の一番快感が強まる時に、邪魔をしたくないという思いもあった。
(無理を聞いてもらってるんだから、せめてアッ君には…気持ちよく射精して欲しい)
 目は少年の高まりに張り付いたまま、手だけを辺りに這わせてティッシュの箱を探す。
「もう、出そう……イキそう…っ!」
 ティッシュを探す間にも、どんどん高まる少年の喘ぎ声。
 やがて、手の先に硬い紙箱の感触が触れると同時に、目の前の亀頭が一回り膨らむ。
(もう出ちゃう!?)
 素早くティッシュを束のまま引き抜くと、少年の勃起の前にかざそうとした。
 だが勢いよく突き出した手は、手前で止まるべき位置を通り過ぎて…
 ピトッ…
 若い牡幹の先端を、ティッシュ越しの右手が包み込んだ。

「んっ…!!っ、く…うぅっ!!」
 ドッビュウウゥッ!!
 一際大きな呻き声と同時に始まる、牡の絶頂。
 ティッシュを挟んで少年の肉棒を掴む手は、ビクンビクンとしゃくり上げる動きと、噴水のような吐精の勢いを感じていた。
(すごい勢い…それに射精の最中も、ビクビクと首を振ってる…!)
 絶頂の証が迸る寸前。亀頭が弾ける様に膨らみ、次の瞬間には白い大噴火が始まった光景。
 十枚近くの薄紙を間に挟んでさえも、牡の激しい生理が、文字通り手に取るように伝わる。
「んあっ…!…はっ…あぁっ!」
 射精中も激しい快感を感じているのだろう、発射の脈打ちに合わせて切なそうなイキ声が上がり、エミの耳をくすぐる。
(抑えてるけど必死な感じ…声を上げたくなるぐらい、凄く気持ちいいんだ…)
 自分の手の中で悶え続ける少年器官。
 ティッシュの束を介して触れる肉棒は、彼女の手を振りほどかんばかりにうねり、歓喜の放出を続ける亀頭を暴れさせる。
 牡幹を必死に彼女の手指に押し付ける様子は、まるで愛撫をせがんでいるようだ。
(見たい、射精するオチンチン見てみたい、けど…)
 まだ白濁液が漏れ続ける最中では、手を離すわけにはいかない。
 見ることの叶わぬ律動を、せめて隅々まで感じ取ろうと、手の内の感触に集中した。
677一緒にオナ射君 その14:2012/02/27(月) 22:32:23.46 ID:Q93CKQ13

 やがて手の中の脈動が、徐々に力強さを失い、蠢く間隔も長くなっていく。
 大きさも徐々に萎んでいき、ティッシュ越しの手ごたえも心持ち弱まった気がする。
「終わった……終わっちゃったの…?」
 少年を仰ぎ見ると、少し辛そうな、だけど余韻に浸っているような惚けた表情の赤い顔が、コクンと頷いた。
(終わっちゃったんだ……)
 それを見て少し残念に思っている自分に、軽い驚きを感じていた。


 続く
678名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 22:36:20.53 ID:Q93CKQ13
以上です。

>>668
読んでもらって、ありがとうです!
679名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 12:31:32.60 ID:Ib7Wu4EX
あああああああああいsじおふぁほsじょいあs
680名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 00:50:48.24 ID:hJS+CpKt
いつも投下ありがとうございます!
二人の心理描写もオナ描写もたまらんです…!
681名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 22:30:56.25 ID:EM+yB8ET
以前の作品に比べて賞賛のレスが減ったあたり
本当に女は不要なんだなこのスレ
682名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 00:42:16.54 ID:KWXsU8pj
えっ、私女ですけどめっちゃ参考になりますよ…?
683名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:52:20.30 ID:XXpA8Xub
なんのだよw
684名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:57:17.36 ID:3xkavnb+
今のスレ住人はどんな構成なんだww
ちなみに俺はショタ同士好き

>>682
女性が話の中に出る作品の需要が少ないって意味じゃない?
685名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 21:11:47.51 ID:LosM3xDh
>>684
なるほど

682だけど、自分は女→男ものが好きだから、一緒にオナ射君はドストライク
参考になるっていうのは、自分も考えたり書いたりするにあたってって点ね!
686名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 01:07:05.10 ID:A5dWQRki
そりゃあ男のオナニーが見たくて来てる訳だから
ショタだけだったりショタ同士が好きな奴が多く集まるのは当然だよな

何はともあれ作者様の続きに激しく期待
687名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 02:03:35.18 ID:NRUgalX+
そういえば強制オナニーもここの範疇なのか?
CFNMって言うんだったか?
688名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 02:10:50.19 ID:V5S1Parr
CFNMは単に男全裸女着衣じゃなかったっけ?
強制は今まであまり無かったと思うけど多分ありじゃない?
近いものだと生贄にされる男がオナるのはあったけど。
689名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 01:19:37.07 ID:pnfPrVDl
オナ射君シリーズで一番抜けたのは女装っ子でオナニーしちゃう話だな
台詞や描写がエロ過ぎる
690名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 14:18:27.02 ID:mx2jRmav
俺は野外オナだなー。あのいけないことしてることに興奮してるあの描写がたまらんかった
691名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 22:48:19.51 ID:vSYqfpDw
これから大体8レスほどの短編を投下します。

・中学生〜高校生くらいの男の子が、ダッチワイフ、所謂空気嫁相手にオナニーというか一人セックス?をする話です。
 >>446のシリーズの短編です。
 なお、各話の時系列は特に決まっていませんが、一緒にシリーズだけは一番最後となっています。
・次回は一緒にオナ射君の続きになります。


それから、いつも読んでもらってる皆さん、ありがとうです!
692ダッチワイフでオナ射君 その1:2012/03/07(水) 22:48:45.61 ID:vSYqfpDw

 麗らかな日差しの差す住宅街の一角。
 有象無象の中の一つ、二階建ての一戸建て。
 上階の一室に、一人の少年がいた。
 
 シューッ、シュゥーッ、スゥー…
 風船に空気を入れるような、少し篭った音。
 ベッドの上で全裸を曝す少年が、透明ビニール製の注入口を銜えて空気を入れていた。
 注入口の先にあるのは、一昔前の女子学生が着るような体操着とブルマ。
 正確に言えば、体操着に包まれた『何か』だった。
 体操着の腕に当たる部分からは、透明ビニール製の腕のような物が出ているが、それは肘までで、そこから先は存在しない。
 下のブルマの方も、同じように膝までの透明な足が突き出ていた。
 フゥー…フーッ、フーゥー……
 空気を入れる度に、体操服とブルマが盛り上がり、透明な半分手足も膨らんでいく。
 中身が満タンになってきたのか、息を吹き込むのにも一苦労するようになってきた頃。
 プッ…スゥー……ッ
 注入口から口を離し、素早く蓋となる突起を穴にねじ込んだ。
 できあがったのは、透明ビニール製の少女の身体。ただし頭は無く、手足も途中までだが。

(できた…っ…)
 息を思い切り吐き出したせいか、上げた顔は少し赤らんでいる。
 それでも、一仕事やり終えたような達成感を感じつつ、しばし自らの作品を眺めた。
 これは俗に言うダッチワイフや空気嫁と言われている、女性の身体を模した性玩人形だ。
 中でもこれはラブボディリサと言う、同系統の商品の中でも人気の高い物だ。
(……何か、ここまで来ちゃったかって感じだな……)
 体操着姿の空気嫁を目にして、改めて自分のしている事の恥ずかしさがぶり返してくる。
 だがそれも僅かの間だけで、後は初めての体験への好奇と興奮に圧倒されてしまう。
 興奮…ダッチワイフを前にして、少年は紛れも無く興奮していた。

(実物で見ても、スタイルいいな…)
 足りないパーツは多いものの、身体のラインやバランスは、スタイル抜群の女性そのもの。
 過剰な程の腰のくびれに、流れるような背中のマーメイドラインがお尻へと至る。
 ダッチワイフと言われて思い浮かぶような、扁平な体とは一線を画した魅惑のボディ。
 そんな素晴らしいスタイルの、だが紛れもない作り物の胸へ、少年の手が伸びていく。
 フニッ…
 だが指先を迎えたのは、風船の空虚な手ごたえではなく、中身の詰まった肉の感触。
 実は胸の部分は少し改造していて、本来なら風船胸が付いている部分を切り取り、
 別途購入したシリコン胸パーツを接着装備していた。
 年頃の男子がセックスやオナニーにかける情熱は、生半可なものではなかった。
693ダッチワイフでオナ射君 その2:2012/03/07(水) 22:49:07.76 ID:vSYqfpDw
 
 通販でダッチワイフと一緒に買った体操服の上を、少年の指先が動き出す。
 まずは摩るように、その乳肉の表面に掌を這わせる。
(柔らかいし、それに何と言うか……いいかも)
 コンニャクを少しソフトにした様な、プリプリとした弾力と柔らかさを掌に感じる。
 女性の胸を触る…それが例え擬似的な相手だとしても、女を知らない彼には予想以上の効果があった。
 ムクムクッ…
 持ち主の興奮をいち早く感じ取り、股間の若茎が大きくなり始める。
 空気人形の様にグングン膨らみ、僅か数秒で上向く程にまで高まる少年器官。
 もう、我慢できない…膨張を始めた欲望の中心に促されるままに、『彼女』を抱き寄せた。
 軽い手ごたえの身体に肌を合わせると、とりあえず背中に腕を回して抱きしめてみる。
(抱き心地は悪くないけど、やっぱり軽いな)
 中身が空気の為、見た目よりもフワフワしていて、腕の中の感触も風船そのもの。
 グラマラスな体つきでも、その大きさは実際の身長で考えれば、かなり小柄な部類だろう。
(けど、これぐらいの大きさがあれば十分かな…)
 手足のビニールが素肌に当たるのが少々難点だが、人口乳房が自分の胸に圧し付けられ、
 柔軟にひしゃげる感触は気持ちよかった。
 そして何より只のオナニーにはない、抱きしめる相手がいることが、少年に普段とは異なる興奮をもたらしていた。

「んっ…」
 膨らみ続ける牡幹がブルマに当たり、勃起を布地の上からグイグイと押し付ける。
 圧迫感に抵抗するように膨張は続き、硬さを増した肉棒はより多くの性感を汲み出した。
「あっ…んっ…」
 遂には腰を前後に動かし、張り詰めた空気の圧力で快感を貪り始める。
 興奮のスパイラル効果でほぼ完全勃起の先端は、既に包皮を押し退けている。
 ブルマの少し硬質だが、サラサラしたきめ細かい布地が、敏感な亀頭表皮を責め磨き、
 少しだけ辛さの混じった官能パルス信号を、全身に巡らせていった。
(エッチ人形相手なのに、いつもより……興奮しちゃってる…っ…)
 剥き出しの肉棒を空気人形のブルマに擦りつけ、気持ちよくなると言う変態的な行為…
 トク、トクッ…
 黒い生地へ我慢汁の航跡を残し、これは僕の物だと言わんばかりに臭い付けしていく。
 その昂ぶりの度合いは、人形の背中を引っ切り無しに撫でる手を見れば明らかだった。
694ダッチワイフでオナ射君 その3:2012/03/07(水) 22:50:03.29 ID:vSYqfpDw

 息を荒げつつ腰を振る少年。その両手が胸に移り、上着を押し上げる膨らみに掌を添える。
 衣服を挟んでも分かる女性の象徴。冷たい体温と人工物然とした触り心地も、興奮した彼にはあまり気にならなかった。
(本物よりも硬めなのかな。動画じゃタユンタユンしてるし…)
 評論家よろしく冷静に分析をするが、それは自分の破廉恥過ぎる行為を誤魔化す為のもの。
 異物のように屹立した若茎が、少年の本心を何より雄弁に語っていた。
 
 しばらくは弾力に富む胸部を優しく撫でていたが、その浅ましい行為が更なる欲望を催させたのか、指を交互に蠢かせ始める。
 胸の大きさはCカップぐらいで、少年の掌にもすっぽり納まる丁度良い大きさ。
 作り物なだけあって、お椀型の滑らかなラインは美乳と呼ぶに相応しい形だ。
「…ん……はぁ、っ……」
 徐々に興奮で息を火照らせながら、『彼女』の乳房を愛撫する少年。
 指を押し返す弾力が牡の本能を昂ぶらせ、ダッチワイフの胸を揉むと言う浅ましさも、
 何かいけない遊びをしているような興奮を生み出すだけだった。
 
 既に股間の高まりは最大限に大きくなり、ビクンビクンと肉の身をひくつかせている。
 早くエッチなミルクを吐き出したいよぉ…流れ続ける透明の肉汁は、種付け射精の欲望を訴えているようだ。
(そろそろ入れちゃおう)
 胸から手を離し、空気人形をベッドの上に横たえると、ブルマの股間部を横へずらす。
 そこには、女性器に酷似したピンク色の突起とヒダ、そして指先程の小さな穴が見えた。
 少年のお気に入りであり、彼のオナホ童貞を奪った相手、東京名器だった。
(ローションは…っと、あった)
 傍らに置いておいたローションボトルを手に取ると、牡幹の表面へ垂らしていく。
 予めローションボトルを湯煎して温めておいたので、少し生温かい。
 そのまま潤滑液の乗った肉棒を、オナホを装着した股間へ寄せて擦り付けた。
「ん、うっ…」
 陰唇を模したシリコンの凹凸で、張り詰めた牡の表面に滑りを広げていく。
 全体の三分の二を塗り終え、テラテラと濡れ光る肉棒は、まるで卑猥な触手生物のようだ。
695ダッチワイフでオナ射君 その4:2012/03/07(水) 22:51:28.30 ID:vSYqfpDw

 準備を整えると、正常位の体勢で牡幹を摘み、作り物の淫穴へと勃起をあてがう。
 初めてのダッチワイフ相手の性交。やる事の見た目はセックスに近いが内実は全く異なる、
 性欲を満たす為だけの浅ましい行為…
 挿入を前に、またも背徳感のようなやましさが、少年の心に滲み出てくる。
(これも、初体験にカウントされるのかな)
 頭の中で軽口を叩いて、後ろめたさから来るモヤモヤした感情を誤魔化しながら、腰を少しだけ押し込んだ。
 クプッ…
 潜り込んだ肉の穂先に感じる、お馴染みの柔らかい感触とローションの滑り。
 オナホも装着する前に湯で温めておいたので、人肌とまではいかないが少し暖かい。
(………)
 恥ずかしさと興奮、そして人形相手の性交と言う、背徳感が綯い交ぜになった少年の心。
 複雑な心境を抱えた彼の背中を、欲望が一押しして腰を進めさせた。

 グププッ…
 肉棒の侵入により、オナホの中の空気が押し出されて間抜けな音を立てる。
「んっ…っ……んんぅ…」
 何度経験しても飽きる事の無い、細かい肉ヒダの数々が、牡幹の侵入を歓迎した。
(思ったより、締めつけがきついな)
 空気でパンパンに膨れ上がったビニールの圧力が、オナホごと中の勃起を締め付ける。
 狭い膣内に肉棒を押し込み、尿道口や過敏な亀頭表面を普段より強めにねぶられながら、肉棒を根元まで埋め込んだ。
(あったかいのって、意外と…ううん、予想以上にいい感じ…っ)
 何時もよりきつい締まりと共に、少し温めの暖かさで少年自身を包み込む淫穴。
 擬似性器の仄かな温もりは、少しだけのリアリティと、より多くの興奮をもたらした。
「んっ…っ」
 迷いの残滓も、入れただけでジワジワと忍び寄る性感が、頭の中から押し流してしまう。
 そのまま心地よい愉悦に促され、両手で細腰を持つと、ゆっくりとピストンを始めた。
696ダッチワイフでオナ射君 その5:2012/03/07(水) 22:51:45.83 ID:vSYqfpDw
 
 ジュプ……グプゥ……
 控えめの抽挿をダッチワイフの股間へ打ち込むと、蛇腹状のヒダが肉棒を擦り上げる。
 牡幹を抜き差しする度に糸引くような粘質音を立てて、行為の淫靡さを音でも伝えてきた。
「っ…んっ、あっ…ん…!」
 日頃の腰振りオナニーの成果か、童貞にしては巧みな腰使いでビニール製の女体を貫きながら、
 今度は人形の腰を持つ手を胸に移し、人口乳房を揉み始める。
(オッパイ揉みながら腰振ると…余計に興奮しちゃう…っ…)
 先程から何度も指を這わしているが、未だに少年を魅了し続ける柔らかい弾力。
 乳肉の触り心地は手を通して脳に伝わり、少年の興奮に燃料を継ぎ足した。
 
 プジュッ…ジュッ…グポッ…
 徐々に腰の動きを早め、偽物の女陰をカリで穿るように、肉棒を出し入れする。
(いつもより、すごく…すごく興奮しちゃってる…っ…!)
 彼自身、ここまで自分がダッチワイフ相手に昂ぶるとは思ってもいなかった。
 作り物相手の擬似セックスをするという、常人なら一歩引いて冷めてしまう行為…
 ただのオナニーよりも感じる背徳感は、しかし被虐嗜好を持つ少年にはプラスに働いた。
(セックスモドキで興奮してる…オチンチン気持ちよくなってる…っ…!)
 擬似性交で牡幹を激しくいきり立たせる自分。そんな浅ましい自分が恥ずかしくて情けなくて…そして、興奮してしまう。
「んあっ…っ……くっ、ん…っ…!」
 いつになく激しい腰使いと嬌声を上げる少年に、もはや躊躇いはなかった。

 腰と手はそのままに、今度は人形に倒れ掛かって身体を密着させると、顔を乳房に移す。
 そこには、乳首に似せて作られた突起が息づいていた。
「あむっ、んっ、はっ…ふむ…っ」
 口を開くと躊躇なく体操着越しの蕾に吸い付き、乳房よりも少し硬めの肉感を楽しむ。
 さらに口で咥え、歯を軽く立てて甘噛みするなど、知る限りの口唇愛撫の手管を繰り出す。
 もちろん乳首だけでなく、双丘を揉みしだき、腰を振りたくることも忘れなかった。

 暫くおしゃぶりを楽しんだ後、今度は腰振りを止めて、ダッチワイフをひっくり返した。
 人形の手足は斜め正面方向に伸びていて、うつ伏せにすれば四つん這いにできる。
 正常位の次はバックで…どうやら人形相手に、とことん楽しむつもりらしい。
 後ろから胸に手を伸ばし、シリコン乳を揉み始めると同時に突き込みを再開した。
 ポフ、ポフッパフッ、パムッ…
 空気の詰まったブルマ尻へ、股間を勢いよく打ち込む度に、肉とビニール風船がぶつかり合う鈍い音を部屋中に響かせた。
「…ぅうぅっ!んっ、あうっ、んんっ!」
 本能のままにヘコヘコと腰を振る、犬の交尾のような突き込みに合わせて、
 太腿の筋肉がキュっと締まり、肉付きの薄いお尻にえくぼができる。
 牡ミルクを溜め込んでブラブラと垂れ下がる玉袋は、オナホの入り口を叩いてペチペチと音を立て、
 こそばゆい心地よさを生みだす。
 だが懸命に肉悦を貪る少年の顔は、猛々しい獣の体位とは裏腹に、懸命に込み上げる快感に耐えているような切なげな表情で、
 どこか倒錯的な色気を見せていた。
(さっきよりも、表側に、んっ、グリグリくる…っ…)
 オナホを入れる穴の形が上下で違うのか、正常位の時とは違った締め付けが少年を襲う。
 そんな快楽ポイントの変わった膣内へ、夢中で腰を送って更なる快美感を紡ぎ出した。
697ダッチワイフでオナ射君 その6:2012/03/07(水) 22:52:06.97 ID:vSYqfpDw
 
「あっ、うくぅっ…!っ、いいっ…!」
 いい、気持ちいい…つい言葉にしてしまった自分の感情。
 少年が行為の最中に卑猥な言葉を吐き散らすきっかけは、感じる喜悦を言葉にして、そのまま口走ってしまう場合がほとんど。
「うっ、ん…っ…気持ち…いい…っ!」
 いつもオナニーをする前は、恥ずかしい事は言わないと心に誓うが、大抵は迂闊な一言を合図に綻びを見せてしまう。
「あっ、んうぅっ…いっ、いいっ!ヌコヌコ、いぃ!」
 そして今日も、些細な一言が彼の自制心を打ち砕く、最初の一歩となった。

 一度火がついた少年の痴態は、すぐさま大きく燃え上がった。
「エッチ人形に、いっ…っ!イカされるっ、んっ、絞られっ、るぅっ…!」
 牡としての敗北を口にしながら、だが股間は萎えるどころか、より硬く大きくなっていく。
 恥ずかしいおねだりを、情けない痴態を、浅ましい自分の欲望を、声高に叫ぶ少年。
 だがそれらは全て、自分の被虐心を楽しませる為のもの。
「あくっ、中出しっ、なかだっ、っ、しぃっ…!エッチ人形、はっ、孕ませちゃうぅっ!」
 バフッ、バフッボフボスッ…
 今は体位をバックから背面座位に変更し、足の上に乗せた人形を突き上げている。
 だが反応がある筈もなく、部屋を満たすのはローションの粘質音と少年自身の喘ぎ声だけ。
「はぁっ、んっ!ダメっ、偽マンコ、気持ち、んぅ!…っ、気持ち、いいぃっ!」
 しかし相手が無反応なダッチワイフであることすら、被虐的ポジティブシンキングの前には興奮の材料でしかなかった。
 
  ── 物言わぬ相手のオッパイを揉み弄り、濡れたオマンコにオチンチンを突き入れ…
  ── 必死に愛撫の手を虚しく繰り出すけど、当然相手は無反応で…
  ── 人形相手に自分だけ気持ちよくなって、人としての尊厳を込めた精液を吹き出す…

「くぁっ、あっ!僕だけっ、オチンチン、あぅっ!気持ちよくっ、な、あっ!」
 今は胸と股間だけでなく、後ろから首筋に唇を這わし、キスの雨を降らす。
 後は、全面降伏の白旗ならぬ白濁を撃ち出すだけ…だがそれも間近のようだ。
 ビニールの身体に口付けながら、荒い息と共に、途切れ途切れの痴語を忙しなく吐き出す。
 全身を汗だくにして、それでもこの変態行為を夢中になって続けた。
「あふ、っ…!んくっ、あっ…っ、いぅっ!」
 人形の偽りの女性器は、少年の高まりを苦もなく迎え入れ、本物より露骨な快楽を与える。
 全体を心地よく締め付け、細かい肉の凹凸が肉棒を刺激して、牡の絶頂を促した。
『早くオチンチン汁ピュッピュして…あなたの孕ませ汁で、私に種付けして…』
 火照りで倒れそうなほどの興奮のせいか、無機物の『彼女』が与えてくれる快感の中に有り得ない意志を錯覚し、
 結果的にそれが絶頂へのスイッチとなった。

 腰のあたりの熱が一点に集まるような感覚。射精の前準備の始まりだった。
(来た、昇って来たぁ…っ!)
 最後の訪れに抵抗を諦め、両手でダッチワイフを強く抱きしめると、止めの抽挿を始める。
 ギシギシィ…ギッギシッ…
 短く早いテンポに変わったピストン運動に、ベッドが非難の声を上げるがお構いなしだ。
「あっ、んぁっ!っ、イクっ、イグうっ…中出しぃ!イグうっ!」
 男を悦ばせることに特化した淫穴が、その役目通りに少年の若茎を魅了する。
 そして、オナホのヒダ責めに屈した牡幹の付け根から、熱いモノが駆け上って来た。
 グゥッ…
 射精直前の膨張。更に硬くなりながら脈打つ勃起を、短い高速ピストンでさらに苛め抜く。
「くっ、んんっ…!オチンチンから、あぁっ!エッチなミルク、絞ってぇ…っ!!」
 オチンチンイカせて、中出しさせて…少年の恥ずかしい懇願と同時に『彼女』の身体を強く抱きしめ、最後の一突きを打ち込んだ。
698ダッチワイフでオナ射君 その7:2012/03/07(水) 22:52:28.93 ID:vSYqfpDw
 
 ブビュルルウゥッ!!
 少年の待ち望んだ、絶頂射精が始まった。
「イ、グ…うぅ!!」
 尿道を貫いて出口へ向かって殺到する、こってりとした感触のザーメン。
 牡の愉悦を込めた白濁が、次々と鈴口から迸り、作り物の子宮を勢いよく叩く。
 あっという間に少年のミルクが膣内を満たすと、それ以上は圧力のせいで出しにくくなるが、
 それでも逞しい脈動を続ける牡幹は、屈する事無く精液を吐き出していった。
「んあ、あっ…!ん、くっ、うぅ…っ!」
 肉棒を奥まで押し込みながら、身体をブルブル震わせ、身に受けた愉悦を全身で表現する。
 ビニールの女体に必死でしがみつき、破廉恥なよがり声を上げる姿は淫らでもあり、どこかいじらしくもあった

「ぐぅっ!…はぁ…っ…!んふぁ…あぁ…っ!」
 ダッチワイフの偽マンコに屈服し、長くも空しい生殖行為を続ける少年。
 しかし、彼の望み通りにオチンチンを快楽に浸すオナホは、ただ牡汁を受け止めるだけ。
 相手が作り物とは知らずに卵子を探す精子たちは、今頃さぞ混乱していることだろう。
 ブビュ…
 やがて若茎を咥え込む肉唇の端から、ローションの混ざった白濁粘液が溢れ出す。
 続々と中出しされる新たな精液に押し出され、マーブル模様のザーメンが逆流を起こして、
 肉棒の根元や牡のミルク袋を粘液まみれにする。
 
 フゥーッ…フゥーッ…
 激しい鼻息が人形の首筋に当たり、旗のはためく様な音を立てる。
 股間の牡幹も、とうに十回を越えた脈動を繰り返す度に縮まり、硬さを失っていく。
 そして、初めての擬似セックスに精根尽き果てた少年が、ダッチワイフに後ろから圧し掛かるようにベッドへと倒れ込み、
 激しい行為の終了を見た。
699ダッチワイフでオナ射君 その8:2012/03/07(水) 22:52:46.70 ID:vSYqfpDw

 『二人』の激しい行為が終わってから、暫く経っての事。
 体操服の背中に身体を預けながら、少年の手が、後戯よろしく優しく胸を揉んでいる。
(これは……やばい…)
 短時間ながらも激しい全身運動に、疲れ果てた少年。
(…はまっちゃいそう……)
 自分の手で快感を紡ぐ自慰とも、多分セックスとも違う、どこか後ろめたさを含んだ熱狂。
 準備の煩雑さや、万が一見つかった時の事を考えると、手軽にできないのが欠点だが。
(それでも…)
 たった一回の経験だが分かる。これは少年にとって『ヤバイ部類』のものだと。
(はまる人のこと、今なら理解できるよ…)
 頭の一部が、自分の心理を冷静に分析する一方で、別の部分はこれからの事を考えていた。
(体操服以外にも、違う服があったら…もっと興奮できるのかな)
(空気じゃなくて、綿を詰めると良いって書いてあったけど、隠せなくなるしなぁ)
(…ペ、ペニスバンドとか着けたら……でも太いのは痛いし、細めじゃないと…)
 ダッチワイフ拡張計画を、自分の貧弱な予算であれこれ考えていると…
 ムクゥッ…
 パワーアップした空気嫁との営みを想像したのか、半勃ち状態で挿入したままのペニスに、再び力が篭り始める。

(またおっきくなっちゃった……)
 使用後のオナホは、そのまま使うとザーメンの臭いや汚れが半端ではない。
 かき混ぜられた精液が漏れ出して、臭気を撒き散らしてしまう事も少なくない。
(でも…)
 自ら吐き出した欲望の証に浸された少年器官…妖しい興奮が彼を苛む。
 逡巡を見せる思考を前に、しかし先に決断を下したのは、二本の手だった。
 ダッチワイフをひっくり返すと、正面から向き合う形になった彼女の背中に手を回す。
 後のことなんて構うもんか…遂に正常位で第2ラウンドを開始する少年。
「ん…っ、ぅあぁ…っ…」
 再び始まった擬似性行為に、牡の本能は昂ぶり、肉棒もどんどん膨らんでいく。
 グチュ、グプッ…
 精液の攪拌される卑猥な音と、鼻につく濃い精液臭を、部屋中に撒き散らしていった。


 終幕
700名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 22:53:02.91 ID:vSYqfpDw
以上です。
701名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 18:01:11.24 ID:CDs2Oqfz
生おかず物のがフィクションならではで興奮するような気がする。
702名無しさん@ピンキー:2012/03/13(火) 01:04:59.24 ID:4beKwBqD
オナ射君の男の子同士はよ
703名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 19:40:54.81 ID:qZ9cqUbG
>>701
オカズにしていいよ系やばいよな
704660:2012/03/18(日) 20:12:41.69 ID:S56ybB3v
すみません、次の作品のサイズが14KB以上で、スレストサイズをぎりぎり越えてしまいそうです。
なので投下は次スレを立てて、そちらの方に投下します。
テンプレはこんな感じですかね?



■■男のオナニー小説 Part2■■
純情オナニーから変態オナニーまで
ショタから大人の男性まで
男のオナニーを描いた小説

前スレ
■■男のオナニー小説■■
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232090875/
705名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 10:50:26.79 ID:9qB1fv6M
スレの説明が寂しいなw
706名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 14:07:55.75 ID:G5zALTAv
ちょいと弄らせてもらった
ここBLや二次はNGだっけ

■■男のオナニー小説 Part2■■
純情オナニーから変態オナニーまで、ショタから大人の男性まで
男のオナニーを描いた話のスレです

【注意】
・sage進行推奨
・荒らしは各自でスルー対処
・次スレ立てはレス数980、スレサイズ480KBを目安に

【前スレ】
■■男のオナニー小説■■
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232090875/
707名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 17:48:39.12 ID:m86o7ZID
>>706
BLとかの場合は一応投下する時に注意書きは入れた方が良いかもね
注意書きさえあれば何も問題はないと思う
708名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 18:23:53.44 ID:1Bb4lqOG
BLは>>316-321で批判が出てたがオナ禁オナ射君の最終話はどうなんだって話にもなるしな
BLや二次の場合は最初に注意書き入れとけってとこか
709660:2012/03/19(月) 22:44:16.93 ID:czAIpmw8
>>705-708を元に、こんな感じにしてみました。
とりあえずこれでスレ立てして、そのまま投下に行きます。


■■男のオナニー小説 Part2■■

純情オナニーから変態オナニーまで、ショタから大人の男性まで
男のオナニーを描いた話のスレです

【注意】
・sage進行推奨
・荒らしは各自でスルー対処
・次スレ立てはレス数980、スレサイズ480KBを目安に
・BLや二次創作、人を選ぶ要素のある作品は、前書きにその旨を明記してください

【前スレ】
■■男のオナニー小説■■
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