(マーチ)ガンパレードシリーズのエロ小説その1(オーケストラ)
無かったので立てました。
ありゃ、アルファシステム総合ってもう落ちてたんだな
>>2 11月の半ばくらいに新スレが即死したのが最後じゃないかな
糞スレ立ててんじゃねぇ
この蛆虫が
ふと瀬戸口と壬生屋でぐっちょぐちょの小説見たくなったんだが
どうやって探せばいいんだ
エロパロ保管庫のゲームの部屋→アルファシステム作品の部屋
でじっくり探してみればいいんじゃまいか
ところで俺は即死したアルファスレ5の
>>1なんだけど、前スレに誘導つけなかったことには深く反省している
これからはスレの残り容量を考えて投下しようと思った
あと黒百華続き書いたらみてくれる人イルー? ……いやまあ、書けたら勝手にまた来るわ
待っているよ!
>>7 是非読みたいです
次の生贄はやはり石田隊長なのだろうか
ほしゅ
スレ立て乙
黒百華も期待してます
よいではないか 保守
>>7 あれエロかった。まじありがとう
ガンオケ白をあのメンツではじめてモヤモヤしてる。
マーチ完結記念age
オケ白の章限定で悪いんだけど
男子
岩崎、上田、竹内、谷口、野口
女子
工藤、山口、横山、吉田、渡部
以上の奴らはキャラ把握してるんで書けると思う。
こいつらで読みたい組み合わせとか色々あったら書いちゃって下さい。頑張るから。
岩崎×横山っていいと思うんだけどな。
「ど、づ、どど、どうして貴方という人は、すぐそうやって心にもないことをっ!」
「ええっ。心にもないだなんて。全部本当さ。誰が見たって君は美人だよ、うんうん」
とか。
横山の「調教していたつもりが調教されていた……? いやそんなまさか……」のセリフとか、色々納得できると思うんだ
自分は上田×横山。
お互いのイベントが結構噛み合うと思うんだよなー。
まあ、初期値が最悪だけど。
というか、かわいいよね横山かわいいよね。
相手が誰と限らず。
19 :
16:2009/01/26(月) 22:05:17 ID:m9RX8SBI
横山人気なんだねー
上田×横山は保管庫にあるから、岩崎×横山書いてみたいな。
待ってて。
ワクワクテカテカ
hosyu
俺も石田中隊長に叱られたい
過疎っぷりにフイタw
保守。
eraのガンパレバリアント作成中なんだが中々進まないぜ。
マーチはアホみたいにハマったのう。懐かしいのう…。
それにしても、寂しいのう…。
枯れ木も山の賑わいと言うし、何か投下するかのう。
…誰もおらんようじゃのう。
したっけ、投下するなら今じゃのう。
【投下ネタ】
マーチで性格黒めなあっちゃんが、5121小隊の女性とうふんあはん。
NGワードは「鬼司令あっちゃん」で。
速水は「そろそろ、生き方を変えようかな」と思った。
これまで、自分自身はもちろん、舞で幻獣完全撃滅プレイや、来須で絢爛舞踏や、
田辺で玉の輿プレイや、中村でソックスハントも経験した。
再び速水に戻った以上、ファーストのようなぬるい学園生活に別れを告げて、
勢力を増す幻獣どもと戦いながら、ドキドキの学園生活を満喫したっていいじゃないか。
その過程で、気に入った娘と、この部隊と、この国を守ってやればいいのだろう。
今までとは少し違った学園生活を、楽しもうじゃないか。
後に、史上最悪の小隊司令と呼ばれる、青ではない、黒の厚志誕生の瞬間だった。
「僕も、頑張らないとね」
【ルールまたは注意書き】
・5121小隊の結束を固めるため、隊員(主に女性)との友好関係を深める
・司令と隊員の間はもちろん、隊員間の友好関係の維持促進にも努力する
・幻獣には負けないように、それなりに力を入れる
・仕事をがんばってくれた隊員には、積極的にご褒美をあげる
田代が突き出した腕から、ウサギのキーホルダーを受け取ったのがきっかけだった。
素直に受け取り、例を言う。
「ありがと」
田代はあさっての方向を向いたまま、無言。
「……昇進祝い?」
田代が、小さくうなずく。
「……ウサギ」
田代は、きっとにらむと、光る右ストレートで速水を殴って、肩を怒らせて去っていく。
はずだった。
速水が、見事に避けなければ。
「な!?」
避けられると思っていなかった田代の目が、驚愕で見開く。
避けた速水に追い討ちをかける田代。だが、速水は田代のパンチを次々にかわす。
「よ、避けるな!」
「そんなこと言ったって!」
いくらなんでも、喜んで殴られる奴はいない。
しかも、殴られる理由が、昇進祝いにウサギのキーホルダーを受け取った。という
ものなら、なおさらだ。
「ま、待ってってば!」
速水の声も聞かず。田代の拳は、だんだん剣呑なものになっていく。
「クソッ!ちょこまかと!」
突き出された田代の拳を、身体を開くことでかろうじて回避する。速水もそろそろ、
余裕がなくなってきた。
「逃げるな!男ならちゃんと勝負しろ!」
プレゼントを受け取っただけのはずなのに。いつの間に勝負になったんだ?
避けきれなくなった速水が、繰り出されたパンチを受け流しながら。
「だって、女の子を殴るなんて、できないよ!」
「ば、馬鹿野郎!恥ずかしいこと言うな!」
一体、僕にどうしろと?
このまま互いの体力がつきるまで、延々とほぼ一方的な殴り合いを続けるわけにも
いかないので。
速水は、田代の拳を懐に入ってかわしつつ、田代の勢いをうまく生かして、脚払いを
かける。勢いよく地面に倒れることがないように、手首をそっとつかみながら。
ふわっと地面に倒された田代の上に、速水が跨って。
何が起きたのかわからずに、あっけに取られている田代のおでこに。速水の拳が、
こつんと当たる。
勝負あり、一本!
審判がいたなら、そう宣言したであろう。
だが、実際は。
田代は、身体を起こしてから。じっとこちらを見た後、その目に涙を浮かべた。
「ふぇぇん……」
泣き出す田代。
戸惑う速水。
というか、僕が悪いんですか?この状況は?
しかし、田代が泣いている。という状況は動かしようがなく。
「た、田代さん!?」
「ふぇぇん……」
普段の威勢のよさはどこへ行ったのか。まるで親に酷く叱られた娘のように、か弱い
声で田代は泣き続ける。
女の子がよくやる、正座の下側の足を外側に出してお尻を地面につける座り方のまま。
これは、善行を蹴落として司令に就任し、万翼長に昇進した僕への罰ゲームか?
でも、こんなときに男が取れる行動はひとつしかない。
あやまる。
「ご、ごめんね。田代さん」
田代は泣き止む気配が無く。
周囲を通る尚敬高校の女子生徒たちの視線が痛い。
速水は田代の手をそっとつかみ、立たせようとする。
一応、立った。
田代の片手は頬に添えられて。もう片方の手は、速水が引く。
このまま、ここで衆人の晒し者になるのだけは避けたい。
引けばついて歩いてくれるようなので、とりあえず田代を司令室へと連れていく
ことにした。
まあ、間違いなく、明日の教室の噂はこの件になるだろうな。
司令室は、事務官の加藤も不在で無人だった。
こんな姿の田代を衆目に晒すわけにもいかないので、とりあえず扉に鍵をかける。
それにしても、驚いた。
あの田代が、こんな姿を見せるなんて。
椅子に座らせて。少し落ち着いてきた田代に、速水は精一杯優しい声で話しかける。
「ごめんね、田代さん。その、痛かった?」
田代は首を横に振る。
「……そ、その……」
やたらとか細い声で。
「……あ、あやまります。あやまりますから……」
普段とまったく異なる口調。
「その……おしおきは……やめてください……」
はじめ、その言葉の意味がわからなかった。
だが。
あまりにも弱々しい田代の姿を見て、速水の心の中で何かがささやく。
「意外と可愛いところがあるじゃないか。せっかくだから、美味しくいただいちゃおうかな?」
どうやら、悪魔。
だが、そんな悪魔のささやきを押しのけるかのように、別の声が聞こえてくる。
「何を言ってるんだ!こんな田代の姿を見て、他に思うことは無いのか?むしろ、ここは、
もっといじめるべきだろうが!」
結論。どちらも、悪魔。
速水は田代の視線と同じ高さになるようにかがむと、田代の前に顔を突き出した。
瞳を涙で潤ませた田代が、こちらを見ている。
まるで、何も知らない初心な生娘のような表情。
すべてを、奪ってしまいたい。
速水は、口の端に笑いを浮かべる。
「ダメだよ。いけない子には、おしおきが必要だね」
脅えた田代の表情を楽しみながら。そのまま、田代の唇を奪う。
抵抗はなかった。できなかったが正解かもしれないが。
田代の身体は硬直している。あまりのことに、思考が追いつかないらしい。
田代の下唇を吸うようにして味わうと、少し開いた口の中に、舌を差し込む。
田代の口腔内へと侵入した速水の舌が、田代の舌にあいさつをする。
はじめは反応がなかったが、やがて、ややぎこちなく、速水の舌に田代の舌が答える。
田代の舌を貪るように蠢く速水の舌に、田代の舌はされるがままになっていた。
田代の呼吸が徐々に荒くなるのを感じた速水は、絡めていた舌と唇をさっと引き離す。
唾液が速水と田代を結び、名残惜しそうに最後に離れていく。
離れた瞬間、田代が切なそうな声を発したのを、速水は聞き逃さなかった。
「ねえ、田代さん?」
「はい……」
「おしおきされてるのに、なんでそんな声を出すの?」
「あ、あの……」
田代の顔がどんどん赤く染まっていく。
その姿に、速水の中の嗜虐的な性質が膨れ上がる。
「もっと、キツいおしおきが必要かな?」
「……え?」
田代が速水の言葉の意味を理解する前に、田代の唇を塞ぐ速水。
そして、今度は両手で田代の胸に触れる。
びくん!と身体を硬直させた田代。
これまでの言動からすると、暴力的なおしおきをされたことはあるようだが、こういった
性的なおしおきは未体験だろう。
そう値踏みした速水は、あくまでもソフトに田代の胸を愛撫する。
予感は的中したようで。田代の目は恐怖から戸惑いに変わり、今では呆けている。
口が塞がれているので、呼吸は鼻でするしかないのだが、田代の呼吸が乱れてきて。
制服の隙間から、手を侵入させると同時に、するすると脱がせていく。
肌に直接触れられていることに驚く田代だったが、自分がすっかり下着姿になっている
ことに気づくのは、もう少し後のこと。
速水の手が、ブラ越しに田代の胸に触れる。
微かに、先端の感触が感じられるので、そこをじっくりと愛撫する。
そこは徐々に隆起して、硬くなる。
ピンク色の可愛らしい田代のブラを、背中のホックを外してゆるめる。
できた隙間から、硬くなった先端に直接触れる。手のひらは乳房全体を愛し、指先の
腹で乳首を軽くつまみながら、揉みほぐす。
ようやく、自分が脱がされていて、きちんと身に付けた服がアンダーショーツしかない
ことに気づいた田代。声をあげようとするが、口は速水が塞いでいるので「んー!」と
篭った悲鳴しかあげられない。
不意に、速水の唇が田代の口を塞ぐのをやめて。
「何をするの?」と聞こうとした田代の視界に、自分の胸へと顔を近づける速水の姿が映る。
「あ、は、速水、く……んッ!」
問いかけようとする間もなく。速水の唇は、田代の右の乳房の先端を、そっと包み込む。
先端の、さらに先端に触れる舌先。
「ふ、あ……あン!」
指とは違う新たな刺激に、それまで塞がれていて出なかった口から、自分でもびっくり
するくらい艶のある声が漏れて。
ちらっと見上げた速水の目が、少し喜んでいる。
左の胸は速水の右手。右の胸は速水の口と舌。そして、下腹部に速水の左手が伸びてくる。
ショーツの生地越しに、速水の指が田代の秘所を探るように動く。
「だ、ダメ。は、速水く、ん……や、やめて、ください」
すっかり乙女と化した田代が、精一杯の勇気を出して、速水に呼びかける。
「田代さん……」
にっこりと笑う速水。
「そこでそのセリフは、逆効果だと思うよ」
「う……」
田代の目に涙がたまる。
泣き出す前に。
「昇進祝い。僕、嬉しかったんだよ」
速水の思わぬ言葉に、田代の涙が一瞬とまる。
「なのに、なんでああなっちゃうかなぁ……」
「ご、ごめんなさい……」
あやまる田代。
まあ、照れ隠しに殴りかかる。というのは、普段の田代からすると、らしいのだが。
速水は、田代の眦にキスをして、涙をぬぐう。
「おしおきのつもりだったけど。やっぱり、お礼がしたいな」
田代の唇が、再び塞がれる。
速水の手が、田代の最後の砦を脇へとずらし、秘所に直接ふれる。
声を出したくても、出せない。
割れ目をかきわけ、肉襞とその奥の入り口にたどり着くと、そこは男を受け入れる
ための準備が整っていた。
速水の指が、しっとりと濡れる。
唇を離すと、その指を田代の前に持ってきて、指と指の間にできた愛液の糸を見せ
つける。
「田代さんも、喜んでくれているみたいだし」
田代の顔が一層朱に染まる。
まあ、やってることは、おしおきと何も変わらない。
「じゃあ、おねだりしてね」
「おね、だり?」
田代が聞き返す。
「ご主人様。私を愛してくださいませ」
「あ……」
普段の田代なら、絶対に言えないようなセリフ。
速水は、それを言わせようとしている。
当然、田代はそれを言えない。
はずだった。
田代の唇が、何度か開閉してから。
「ご、ご主人、様」
途切れ途切れに。
「わ、私を……あ、愛して、ください。ませ」
耳まで真っ赤に染めながら、速水の要求したセリフを田代は言い切った。
「よくできました」
速水は微笑むと、田代の最後の砦に手をかけて、するりと脱がせた。
田代の恥ずかしい所が晒されている。
空気にふれたから、ひんやりとした冷たい感覚が襲っているのだと、田代は思った。
だが、視界を自分の下腹部にうつすと。
自分の足の付け根に、顔を埋めている速水がいて。
ぺろり。
「あ!」
田代の身体が硬直する。
状況を把握するまで、かなりの時間がかかって。
その間、速水はずっと、田代の秘所を指と舌で丹念に愛撫していた。
そして、気づく。
「や、やめて。ください。あ、あたし……」
整備の仕事を終えた直後だったから、汗もかいたし、油だって身体についてる。
キレイじゃない。
速水は視線だけ田代に向けて、行為自体はまだ続けている。
「あ、汗、かいてるし、その、汚い――」
続けようとした田代の、陰核を速水が舌でつついた。
言葉が、途切れる。
普段ですらあまり触れたことのない部分を、速水の舌が愛していて。田代の身体は、
これまでに感じたことのない甘美な感覚が駆け巡っている。
思考が溶けて、自分の身体が自分の身体ではないような感覚になる。
気がつくと、速水の顔が田代の目の前にあった。
「ご主人、様……」
そんな言葉が、自然と出る。
「キス、して、ください……」
速水は微笑んで。
「それ、おねだり?」
田代は頷く。
「可愛いね。香織」
初対面のときに、絶対に呼ぶな。と言ったはずの下の名前で呼ばれて。
田代の胸を、電撃のような衝撃が襲った。
嬉しい。
喜ぶ田代の唇を、速水の唇が塞ぐ。
「そろそろ、もらっちゃっていいかな?」
そう言いながら、速水はズボンのベルトに手をかけている。
何が行われるか、一目瞭然。
田代は、小さく頷いた。
「あ、あたし、初めてで……」
言うのも恥ずかしかったが、あまり乱暴にされては、速水を拒否してしまいそうだったから。
そんな田代の言葉に、速水は田代のボサボサな髪をなでながら。
「大丈夫。わかってるよ」
と、優しく頬にキスをした。
体格から言えば、田代の方がやや大柄で。線が細いはずの速水が。
軽々と田代をお姫様だっこ。
あっけに取られている田代を、司令の椅子に座らせる。
こちらの方が、事務官の椅子よりは座りやすくて。
肘をかける部分に脚をのせられて、大きく脚が開かされていることに田代が気づく前に。
速水は、田代の中へと入ってきた。
しかも、一気に。
「痛!」
強い痛みが田代を襲い、つながった場所からズキズキと痛みが襲ってくる。
でも。
一気に貫かれたのが幸いして、激しい痛みが一瞬襲った後は、耐えられる痛みが心臓の
鼓動にあわせるかのように襲ってくるくらいで。
さらに、速水は田代の他の部分を丹念に愛していた。
胸を。
唇を。
つながった秘所の周囲や、興奮して露出してきた陰核を。
その効果もあり、痛みと一緒に喜びも感じられることができていた。
「大丈夫?」
心配そうな速水の顔。
田代は、頷いた。
「ちょっと、動くよ」
もう一度、田代は頷く。
速水の動きはゆっくりと探るようなもので。
田代があまりに痛みを感じるようであれば、すぐにでも動きを止めようとするような
様子だった。
痛みはまだ続いているが。
抱きしめてくれている速水の体温が、田代の心を満たしていた。
「速水くん」
呼びかけた田代を、微笑んだ速水がたしなめる。
「だーめ。ご主人様」
それで、田代は悟る。
二人の間にあるのは、愛ではないかもしれないけれども。
それでも、いい。
この人と、一緒にいたい。
この人に、求められたい。
田代は、受け入れた。
「ご主人様……」
速水の耳元でささやく。
「私を、愛して、くださいませ」
言わされたのではなく。自分から。
「僕も、がんばらないとね」
速水の動きが、少しずつ速くなる。
田代は、結合部の痛みと、それを上回りつつある全身からの喜びに、自然と声を
あげていた。
「いくよ、香織」
速水が田代の耳元で。
「お、お願い、します。ご主人、様……」
田代も答える。
今では激しく動いている速水の腰が、田代と密着した状態で止まる。
田代の奥を、速水から吐き出される白濁液が汚していく。
速水の欲望の波が途切れ、田代の中で暴れるのをやめてから。
田代は、もう一度だけ、速水にキスをねだった。
脱がされた服をひとつひとつ着なおしながら。
田代は、契約内容を聞かされていた。
「とにかく、与えられた仕事には全力で臨むこと。手を抜いちゃダメだよ」
「はい……」
速水の顔が、田代に近づいて。
「あと、二人きりのときと、特に僕が命じたときは、僕をご主人様と呼ぶこと。
それ以外は、今までどおりの付き合い方でいいから」
「はい……」
田代は思う。
この人は。
こんなに純粋そうな目をしているのに。
「以上のことを守ってくれれば、ご褒美をあげるからね」
「はい……」
その中にいるのは、悪魔。
「契約成立。で、いいかな?」
ステキな笑顔。
でも、田代は知っている。
この人は悪魔かもしれないけど。
少なくとも、悪い悪魔ではない。
ならば。
「はい。ご主人様」
迷いはなかった。
「よくできました」
満足そうに頷く速水。そして。
「これからもよろしくね。香織」
と言いながら、田代の唇を奪った。
一人目、陥落。
まあ、こんなものかのう…。
保管庫とか参照しておらんので、ネタ的にカブっておったら、すまん。
スレが活性化するといいな。的なネタとして投下しておるので、他にも
鬼司令あっちゃんを描写してみたい方はガンガン書いてくだされ。
あ、茜×森、祭ちゃん、本田先生はワシ用に取っておいてくれると嬉しいのう。
少しばかし、書き進めておるでのう。
では、また気が向いたら投下しに来ますぞ。
わーい!ありがとう
田代のHな雰囲気はどうにもえろいよね。
静かでええのう。
>41さん
ガンパレのHな雰囲気。あれはいけませんな。
「あの人のセリフと、あの人のセリフが合わさると、そ、そんなことをしてたのかー!」
みたいな妄想が広がりますからな。
43 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 15:35:05 ID:qLPWJIHJ
あげ
エロいのぅ
GJ!!
原さんなんかも堕して欲しいな
45 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:02:33 ID:AcI0avHi
ご飯3杯逝けました。
次楽しみっす
おい、SSきてんじゃねーか!
静かでええのう。と言ったのが悪かったかの。
あまり上げすぎても、アレじゃからのう。なるべくsageて行きましょうか。
さて、続いて行きますかの。基本ネタは>28-29を参照してくだされ。
NGワードも同じですぞ。
では。
兵員の確保も問題だが。結局のところ、戦争とは金がかかるものだ。
芝村準竜師直属の強みで、他の小隊に比べれば潤沢な補給が約束されてはいる
ものの、熊本が本州から切り離されて、孤立化を高めている現状では、今後も
補給物資が要求するだけ手に入るとは限らない。
となれば。
正規の方法では入手が困難なものも、裏では手に入ることもある。
盗んで員数あわせ。というのは本末転倒だが、必要になるならば、それも考慮に
入れねばならないだろう。
そう言った意味では、今の小隊事務官である加藤は優秀だった。
小隊を飢えさせるような事態や、武器があっても弾薬がなかったり、あるいはその逆。
といったこともおきていない。それは、物資調達などに非凡なセンスを発揮している、
加藤のおかげだった。
もしも。
彼女が、より自分の任務に精励してくれれば。
5121小隊は、兵站についての悩みから開放されるかもしれない。
これはすこぶる魅力的だった。
逃げるように本土に戻る善行が、罪滅ぼしのように送り付けてくる武器弾薬よりは。
他の周回では、それなりに役には立ったが、小隊員が減るのはいただけない。
なので、今回は回避する方向で考えている。
まあ、他に手段がないなら、善行に原をくっつけて、本土に送るのもいいが。
今はまだ、他の手段があるのだから、その方法を使うまでもないだろう。
次のターゲットは決めた。
あとは、行動する機会を得るのみだ。
放課後。
授業が終わり、学兵たちは学生から兵士に切り替わって各自の仕事を進めていた。
5121小隊の司令室では、小隊司令の速水と事務官の加藤が、それぞれの机に向かって
山と積まれた書類とにらめっこをしていた。
「ふう……」
加藤。本日、幾度目かのため息。
小隊の状態を常にベストに維持管理するためには、これを無視するのもいけないな。
ある意味、これはチャンスかもしれないし。と思った速水が、声をかける。
「加藤さん、大丈夫?」
肩をぐるぐる回していた加藤が、我にかえる。
「え?」
速水の視線は書類の上から離れていない。が、書類にサインをすると、まっすぐ
加藤を見つめてきた。
「ため息。今日はなんだか多いからさ。僕に話して楽になるなら、何でも言ってよ」
思いっきり直球ストレートで投げかけられる視線に戸惑いつつ、せっかくだからと
ギャグを言う。
「ほな、100万円貸して!」
心配してくれた速水に対して、いくらなんでも酷い言い方だな。と思いながら。
そんな加藤に、速水は。
「いいけど」
あまりの即答に、加藤が固まる。
「じょ、冗談に冗談で返すんか。司令もなかなかやりますなー!」
そんな簡単に、100万円などという大金を「貸そう」なんて言えるわけがない。
そう、これは、冗談。
自分のギャグに、冗談で答えてくれたのだ。
大体、そんな簡単に手に入る金額ではないことは、守銭奴呼ばわりされてまで必死に
金を貯めている加藤には、十分すぎるほどわかっている。
だが、速水の視線は真剣そのもの。
「いや、本気だけど」
さらなる追い討ち。
「な、速水くん。じょ、冗談やて。そんな、ウチ、100万円なんてあっても……な」
加藤は言葉に詰まる。
私、なんて嫌な女なんだろう。
その言葉に、速水の視線が少しだけやわらかくなる。
「お金で解決できることならいいんだけどさ。そうでもないなら、話を聞くよ」
その視線と言葉に、ちょっと、グラっとくる。
速水くんは優しいな。なっちゃんも、こんな感じでウチに接してくれればな。
などと、あらぬ妄想を繰り広げた後。
「ほ、ほな、ちょっとだけ、グチ、聞いてくれる?」
速水をぽややんだが頼れる人物と見た加藤が、自分の胸に秘めた思いを語り始めた。
自分と狩谷が同じ中学にいたことや、狩谷が前の学校ではスポーツ万能で人気者
だったことは以前話したから。今は、誰にも言っていない秘密を。
「なっちゃんの足な、ウチのせいやねん……」
「え?」
速水が聞き返す。
「ウチのせいでな、なっちゃんの足、動かなくなってしもうてん……」
不幸な事故だった。
抱きつきながら、元気に挨拶したつもりだったのに。
本来、そこにいるはずの狩谷はなく。
進入してきた電車と、何かがぶつかる音が。
その日以来、狩谷は車椅子生活を送っている。
当然、加藤には常に罪の意識がつきまとっていて。狩谷に、医者に診てもらわないのか?
と聞いてみたこともあった。
狩谷の返事は、どこかあいまいだった。
そのため、加藤は狩谷の主治医に問い合わせてみたことがある。
狩谷の足に、治療の見込みはあるのか。歩けるようになるのか。と。
答えは、YES。
ただ、成功率は一割程度。しかも、手術に100万円かかると言われた。
その日からだ。
加藤が、守銭奴と陰口を言われるような行動に出るようになったのは。
「せやから、ウチ、速水くんに100万円貸して。なんて、思わず言ってしもうたんや。
ホンマに、ごめんな……」
しょぼくれる加藤。
速水の視線が、真剣なものに戻る。
「でも、100万円で狩谷君の足が治る見込みがあるのなら、本当に貸すよ?」
手を入れた懐から、ぽとり。と机の上に落とされるものが。
札束。
帯がついているから、あれでぴったり100万円だろう。
驚く加藤。
「な、なんで、そんな大金持ってるん?」
それだけの金額を集める苦労を知っているだけに、驚く以外の感情が出てこない。
「いろいろと、ね」
速水は言葉を濁す。
公園のゴミ箱に入っていたり、遠坂の所持品と交換してもらった金ののべ棒を、
裏マーケットでさくっと換金。などということは、秘密にしておくに限る。
「で、でも、ウチ、こんな大金、すぐには返せへんし……」
すでに半分は貯まっているので、残りの半分を借りる。という選択肢もある。
「別に、出世払いでもいいし、利子をつける気はないから、気長にゆっくり返して
くれればいいよ」
速水の言葉の誘惑に、加藤は心が動きかける。
けど。
できれば、自分で稼いだお金で、なっちゃんの足を治したい。
「でも、ウチ、やっぱり……」
言いよどんだ加藤の側に、いつの間にか速見が立っていて。
「まあ、今すぐ対価をもらうって方法もあるんだけど」
そう言いながら、速水の顔が加藤の首筋に急接近していって。
加藤がその行動に反応する間もなく。
唇が、触れた。
首筋に、キス、されている。
「は、速水、くンッ!」
抗議の声をあげる前に、制服越しに胸をさわられ、語尾が不自然に跳ねる。
制服、ブラウス、ブラと重なった分厚い布地を通して、どうやって判別しているのかは
わからないが、先端の特に敏感な場所を中心に、全体にやさしく甘い刺激を与える。
「あ、アカンて、ウチ、こんなことする女や、ないッ!」
それまでは左の胸だけだったが、右の胸にも手が伸びる。
左右同時にではあるが、微妙に変化の付いた異なる刺激が、加藤を襲う。
「だ、ダメや、て。……い、嫌や」
速水は、加藤の必死の抗議を、まるで無視。聞こえないふりで、そのまま続ける。
抵抗しようと腕に力を入れるが、腕力も体力も歴然たる差があるために、抵抗に
ならない。
加藤の身体は、蹂躙されようとしている。
「い、や。……嫌や。な、なっちゃん……」
自分が想う人の名を呼ぶ。
「狩谷君がどうしたの?」
服越しに遠慮ない愛撫を続ける速水が、首筋から唇を離して問う。
「たす、けて……なっちゃん……」
胸から手を離さずに、速水は加藤を正面から見つめながら。
「どうせなら、初めては狩谷君がいい。ってことかな?」
そんな恥ずかしい質問に、答えられるわけがない。
だから、もう一度、その人の名前を呼んだ。
「なっちゃん……」
不意に、加藤を押さえつけながら胸への執拗な攻撃を続けていた速水が、離れる。
司令室の扉へと歩いて行って、無造作に扉をあけると。
そこには、加藤が名前を呼び続けていた人がいた。
顔を怒りに染めながら。
「聞いてた?」
平然と問いかける速水。
「ふ、ふさけるな!呼ばれたから来てみれば、お前、加藤に何をしてた!」
当然、狩谷はご立腹モード。
速水が頬を指で掻く。
「今のところ、問題になりそうなことはしてないけど」
「十分問題だろう!」
狩谷の怒りはおさまらない。
「……そうかもね」
とぼける速水。
「というわけで、加藤さんは君に預けるから。悪いけど、フォローしてくれる?」
いきなりの話の展開に、付いていけない狩谷。
そんな狩谷を車椅子ごと小隊司令室に押し込んで。
速水は外から、扉に鍵をかけた。
「ごゆっくり」
扉越しにそういい残して、立ち去っていく。
室内に取り残された二人。
気まずい雰囲気。
狩谷が加藤に何か言おうと口を開きかけたとき、加藤が狩谷の胸に飛び込んだ。
「な、なっちゃーん!」
大粒の涙を、ぽろぽろこぼして。
心底、怖かったのだろう。
狩谷は、そんな加藤の頭をそっと抱きかかえる。
「大丈夫か?」
「うん。でも、ウチ……」
何かを言いかけた加藤をさらに抱きしめて、体で何も言うなと伝える。
「あまり、心配かけるなよ」
なるべく優しくなるように、口調に気をつけながら。
「ご、ごめんな」
あやまる加藤。
そして、沈黙。
何か言わないと。この空気は重い。そう考える狩谷。
視線を動かすと、そこには思いつめた表情の加藤が。
「なっちゃん……」
「何だ?」
少しぶっきらぼうな言い方になってしまったことを後悔する狩谷。
そんな後悔を吹き飛ばすような爆弾発言が、加藤の口から飛び出した。
「ウチの、初めての人になって、くれる?」
加藤は、驚く狩谷の返事を待たずに、狩谷の唇を自分で奪った。
「んッ!」
重ねて驚く狩谷。
速水から受けた刺激が、加藤を暴走させていた。
長い間、唇を重ねる。
狩谷の唇を解放すると同時に、照れ笑いで。
「ウチの、ファースト・キス。や」
「ば、バカなことをするな。もっと自分を大切に――」
最後まで言い終わらぬうちに。
「ウチの大切なものやから、大好きななっちゃんにあげたいんやけど……」
狩谷は思う。それを上目遣いで言うのは、卑怯だと。
そうつぶやかれたら、何も言えなくなるじゃないか。
「だからな、なっちゃん」
加藤は自分の上着に手をかける。
「抱いて、くれる?」
するすると服を脱ぎ、下着姿になった加藤は、狩谷のズボンに手を伸ばす。
狩谷に本格的な介護は必要ないので、自分でできることは狩谷自身がやる。だから、
加藤はそこを見るのは初めてで。
ズボンのボタンをチャックを外し、ずるずる引っ張って脱がせる。
露出したボクサーパンツも引っ張ると。
狩谷のモノが登場する。
まだ、硬くなっていない。
加藤がそれに触れると、その部分に血が流れ込み、徐々に硬さを増して。
少しずつ、立ち上がりはじめる。
「当然やけど、こんなことするのも、初めてやから」
加藤は、狩谷の少し硬くなってきたモノに、恐る恐る唇で触れる。
下半身からあがってくる初めての感覚に、狩谷は呻いた。
「ウチで、感じてくれてるん?」
狩谷は頬を赤く染めながら、そっぽを向いた。
「嬉しいなあ……」
立派なものになりつつあるそれを、加藤は口に含む。
舌先で敏感な先端部分を愛して。
一所懸命にそれを愛そうとする加藤を、狩谷は頭を押さえて一時的にとめる。
「歯が、あたって痛い」
「ほへん」
咥えたままなので、何を言ったかわからないが、多分、「ごめん」だろう。
加藤の右手は、キュロットと下着の内側に入れられて、自分の蕾や襞や入り口を弄び。
左手は狩谷のモノをしごいて。口は、先端を丹念に味わっている。
一体、どこで仕入れた情報かはわからないが、ひどく気持ちがいい。
気を抜くと、果ててしまいそうになる。
とはいえ、我慢し続けるわけにもいかない。
狩谷の背筋を、発射の合図が駆け巡った。
「祭、離れろ!」
狩谷に言われて、離れるどころか吸い付くようにモノを咥えた加藤。
吐き出された白い欲望の液が、加藤の口腔内を満たしていく。
狩谷から吐き出されるそれを、最後まで吸いあげた後、口を離した加藤は、それを飲み込む。
ごくり。と喉が動いて。
「あんま、美味しくないな」
そう、笑顔で言う。
ふと、何か思い出すような表情を見せる加藤。
「そういえば、なっちゃん。ウチの名前、呼んでくれた?」
「し、知らん」
赤くなって照れる狩谷を、加藤は嬉しそうに眺める。
「なっちゃん。好き……」
アンダーショーツに手をかけて、あっさりと脱ぎ捨てる。
そして、ブラはつけたままの状態で、狩谷に抱きつく。
「ウチの初めて、なっちゃんにあげるな」
加藤の問いに、狩谷は腕を伸ばすと、加藤の頭を引き寄せて唇を重ねた。
「ほな、いくで」
車椅子の上で体をずらし、何とかスペースと角度をつけた狩谷の上に、加藤が跨って。
先端を、自分の入り口にあてがう。そして、ゆっくりと、腰を落とした。
「い、痛ッ!」
加藤の顔が苦痛にゆがむ。
「バカ、無理はするな!」
狩谷の制止も聞かずに、加藤は自分の中に狩谷を埋めていく。
少しずつ。
だが、確実に。
腰を完全に落とし、狩谷のモノをほぼ根元まで飲み込む。
「入ってる。ウチの中に、なっちゃんが入ってる……」
目に涙をためた状態で、無理に微笑む。
「嬉しい……」
痛みに涙を流し、愛する人と一つになれた嬉しさで微笑む。
狩谷は何も言わずに、加藤のブラをたくし上げると、露出した胸に触れた。
「あ……なっちゃん?」
そっと、やさしく刺激する。手のひら全体で包みながら、中指の腹で先端の突起を弄ぶ。
徐々に隆起して硬さを増したそこを、ボタンに見立てて押してみる。
「う、んッ!」
加藤の体が、ぴくんと反応して。
「なっちゃん。それ、気持ちいい……」
加藤のその言葉に触発されて、狩谷は貪るように胸に喰らいつく。
「あ、ダ、ダメ。なっちゃん……。ヘンに、なる」
結合部の痛みが、胸からの快楽で、和らぐ。
狩谷の愛情が、胸を通して伝わってくる。
加藤が、少しでも気持ちよくなるように。
痛みが、和らぐように。と。
その思いが、加藤の胸を、別の意味であたたかくしてくれた。
だから。
「なっちゃん。動くで」
加藤は、覚悟を決めた。
「祭、無理するな」
心配そうな狩谷の顔。
「まだ、痛いけど、なっちゃんが、ウチを愛してくれてるから、大丈夫」
そう言って、少しずつ腰を上下に動かし始める。
加藤が動くたび、車椅子に二人分の体重がかかり、ギシッギシッと音をたてる。
結合部から、大量の水分を含んだ音が響く。
狩谷はその間、ずっと加藤の胸を愛しつづけていた。
そのおかげで、傷みよりも喜びが勝ってきたのか、加藤の動くピッチが少し早くなって。
「ああッ!な、なっちゃん……。なっちゃーん!」
結合部の上下動も、大きくなってきた。
二人の呼吸が徐々に荒くなり。
呼吸に合わせるような上下動が、二人をさらに快感に導いていく。
「好き。好きや、なっちゃん!」
「祭……。僕もだ」
言われたら、どれだけ嬉しいだろう。
そう、想像していた言葉を言われて。
「う、嬉しい……。嬉しい!」
加藤の動きは狩谷を限界に導いていく。
「ま、祭!」
「そ、そのまま!」
腕で加藤の腰を動かし、引き抜こうとする狩谷に対し、加藤はより深く腰を沈めた。
「ううッ!」
「あ、ああ、んッ!」
加藤の中を、狩谷の精液が満たしていく。
視線が交わる。
「なっちゃん……」
「祭……」
キス。
唇が触れるだけのソフトなものから、舌をからませて口腔内を探りあう深いものに。
事後の余韻にひたりながら、互いの愛を確認していると。
かちり。と鍵が開く音の後、扉から速水が顔を出す。
「速水!」
「速水くん!?」
突然の帰還に驚く二人に対し、速水は満面の笑顔で。
「どうかな、楽しめた?」
「「え?」」
加藤と狩谷が同時に声をあげる。
「どんな苦労も、君たち二人なら乗り越えられると思うから。がんばってね」
平然と、そんな言葉を言う。
頬を染める二人。
「狩谷君の足に治療の見込みがあるのなら、僕も協力するから。遠慮なく言ってね」
「余計なことを……」
狩谷のつぶやきを、意図的に無視して。
「恋人同士、何をやっても文句は言わないけど」
ここまでは笑顔だったのに。急に、真面目な表情で。
「小隊のみんなが死なない程度に、仕事に励んでくれると嬉しい」
そこだけ、小隊を案じる司令の表情になっていた。
そして、いつものぽややんな表情に戻って。
「わかった?」
笑顔で問う。
「うん」
加藤は笑顔で。
「……ああ」
狩谷は憮然とした表情で。
それぞれ、肯定の返事をした。
後日。
悩みが解消されたわけではないが、前途がそれほど困難なものではないらしいと悟った事務官は、仕事中にため息をつくようなことも無くなり、短時間で今まで以上の能率で仕事をこなすようになった。
車椅子の整備士も、以前のような厭世的な雰囲気が消えて、少し丸くなったようだ。
それと、あの夜の事件がきっかけとなり、狩谷と加藤は恋人関係となった。
狩谷も。加藤も。それなりに幸せにやっているようだ。
職務に奨励すれば、狩谷の脚の手術の面倒を見てもらえるように、準竜師に掛け合ってみよう。という言葉も、加藤にとってはプラスに働いた。
現在、我が5121小隊は、物資、食料、武器、弾薬の配備状況は、非常に満足すべき状態を維持している。
当初の目的は十分に達したと判断できよう。
二人目(+相方)、陥落。
ん?
これだと竜が出てこないかな。
……まあ、そうなったら、そのときだ。
(11)だけ、改行入れ忘れてしもうたわ。
いや、失敗、失敗。
>40指定ネタ以外に、石津さんも飛び出しつつあるでな。
じゃが、マーチの女性陣全員を、ワシ一人で書ききれるかはわからんので、
お仲間が増えてくれると嬉しいのう。
では、また。
アニメの原さんってエロいよな。
キテタ!
ガンパレをもう一度やってみようかな。
>60
アニメの原さんも、ゲームの原さんも、十分エロいと思いますぞ。
ゆっくりたっぷり、とろとろと白状させられてしまいますしのう。
>61
書くネタを引っ張り出すために、ソフト、メモカ、電プレの攻略本を
本棚の奥から取り出しましたぞ。
ちとプレイしただけで、かつて何週もしたときの記憶がよみがえって
きましたわい。
しかし、狩谷×速水だと、ガンダムSEEDを思い出すんだが…。
SEEDが始まった頃に、電撃大王の漫画でBLシーン(三巻12-13頁)があったのでびっくりした思い出がある。
アニパレのののみはなぜか腹黒く見えるから困る
流石に、あっちゃんにののみの相手をさせるのはマズそうじゃな。
というより、ワシの思考回路では二人をうまく絡ませることができん。
ときどき、ソフトから吸い出したあっちゃんの「ダメだよ、サボっちゃー」の
声を聞いて、自分に「逃げちゃダメ」と言い聞かせておるでな。
次を投下するまで、しばしご歓談を。
というか、誰かがんばれ。
ほす
保守
保守ばっかり続けさせてごめんね。週末には投下できるように、がんばるから。
アニメの原さんはおれのファム・ファタルだ。
全方位で女っぽい。
>>69 七夕の話はヤバかったな…
ゲーム版の森さんは俺の女神
ちと、間が開いてしまいましたのう。規制には、逆らえませなんだ。
すっかりお忘れかもしれませんが、鬼司令あっちゃんの続きを持ってまいりました。
NGワードは、「鬼司令あっちゃん」
基本的なネタ展開は、>28-29を参照していただければ。
今回は石津さんを美味しくいただきたく思います。
話の展開的に、原さんと森さんと新井木さんには損な役回りを演じていただいてますので、
上記キャラがお好きな方は、1〜2レス目と飛ばした方がいいかもしれませんな。
後日、汚名返上、名誉挽回の機会を取れればと思うております。
では。
気づいてしまったからには、注意せざるを得ない。
それは、よほど耳をすますか、気配に敏感な者しか気づけなかっただろう。
場所は校舎の倉庫。
扉を開けると、そこに森がいた。
いきなり踏み込んできた速見をみて、固まっている。
「森十翼長。ここで何をしている?」
速水は強い口調で詰問する
「はい、いいえ、司令。別に、何も……」
敬礼しながら答える森だが、明らかに何かを隠している。
「そうか。僕は奥に用事がある。下がりなさい」
咄嗟のことで、何をすればいいのか迷う表情を見せる森。
彼女が、速水を奥に入れては拙いと思っているのは明白だったし、
速水は奥に入らねばならない理由があった。
「下がりなさい。これは命令だ」
その言葉に観念したのか、素早く身を引いて通路を空ける。
奥には、速水が想像していたものとあまり違わない光景があった。
整備班長の原。二番機整備士の新井木。
そして。
全裸で呆然と立ち尽くす、衛生官の石津。
速水の心を、怒りが支配し始める。
「原百翼長!」
「はい!」
背筋を真っ直ぐ伸ばし、直立不動の姿勢を取る。
「説明して、もらえるな?」
「はい、司令」
詰問しながら上着を脱ぐ速水を怪訝に思いながら、原はもっとも穏便に事を済ませる
ことができる言葉を捜していた。
そんな原を半ば無視する形で、速水は石津に歩み寄ると、そっと自分の上着をかけた。
石津の服は、石津の足元に置いてあるバケツの中で、水に浸かっていたからだ。
「石津戦士の職務態度について、指導をしておりました!」
原の返答に、速水の表情がさらに冷たいものに変わる。
「指導?」
「はい、司令」
原の目の前に、速水が立つ。
「これは」
石津を指差しながら。
「指導とは言わない」
もはや、速水という名の嵐を乗り越えるには、沈黙するしかなかった。
「頭の悪い兵隊に、頭ではなく身体に覚えさせるためには、多少の暴力を行使するのは
仕方の無いことかもしれない。それは認める。だが」
石津を何度も指差して。
「これは、指導として、適切な方法ではない」
「はい、いいえ。司令」
何か反論をしようとした原の声を遮って。
「そもそも、出撃直後で士魂号の整備が必要なこの状況下にあって、整備士たる諸君らに、
このような"指導"をしている余裕があるのか。僕にはまったく理解できない」
「はい。司令」
すでに、反論しようとすること自体が、速水の怒りを増幅させるに違いない。
そう悟った原は、「はい」と答える以外の選択肢を失っていた。
「僕は、このような方法でしか"指導"できない士官を心から軽蔑する。これはまるで、
"私的な感情から行われている制裁"にしか見えないからな」
「はい、いいえ、司令。決して私的制裁などでは……」
その行為が"指導"ではなく"私的制裁"と受け取られれば、軍法会議ものだ。原は再度、
速水の言葉を遮って反論するという行為に出ようとしたが、速水はそれを受け付けない。
「原百翼長」
「はい」
「僕は、このような行為を心から忌み嫌っている。そして、僕が指揮する小隊で、
このような行為を二度と見たり聞いたりすることは無い。と思っているが?」
次は無い。という冷酷な宣言。
「……はい、司令」
「よろしい。森十翼長と新井木戦士にも、よく言い聞かせておいてくれたまえ」
「はい、司令」
「では、仕事に戻りたまえ」
速水と石津を残し、三人は逃げるように倉庫から立ち去って行く。
石津は、完全に心を閉ざしていた。
そうすることで、つらい現実から逃げているのだろう。
「石津さん?」
速水は、自分の出せる限り優しい声で、石津に呼びかける。
反応は無い。
倉庫の中に積んである毛布をひとつ取って、石津の肩にかける。
とにかく、ここから連れ出した方がいいだろう。
それにしても、俺もずいぶんと優しくなったものだ。
速水は石津をひょいとお姫様だっこで抱きかかえると、倉庫を後にすることにした。
石津の服は、後で回収するしか無さそうだ。
倉庫から出ると、そこに善行と若宮が立っていた。
速水と石津を見て、直立不動で敬礼する。
無視するように立ち去ろうとした速見が、善行の前で立ち止まり。
「君は、彼女の友人だったかな?」
「はい、司令」
ため息。
「責任を感じているなら、向こうの面倒を見るように。原因は、多分、君だろうから」
「はい、司令。おそらく、そうなのでしょう」
善行も、ため息で応じる。
「あと、彼女の服が、倉庫のバケツの中でずぶ濡れになっている。回収しておいてくれると、
大変ありがたいのだが」
「了解しました」
そう答えたのは、若宮だった。
それだけ言うと、立ち去ろうとする速見に。善行が声をかける。
「司令」
「何だ?」
「彼女は、その、大切な友人です」
その言葉に、速水の目が鋭くなる。
「ならば」
一呼吸。
「自分が原因で、大切な友人を傷つけたりしないように、十分に気をつけるんだな」
「……はい、司令」
敬礼する二人を残し、速水は石津をお姫様だっこのまま連れていく。
石津の仕事部屋に入ると、石津をベッドに横たえた。
そして、紙に赤マジックで大きく「使用中・立入禁止」と書いて、扉に貼り付けた。
時間も遅いし、今からこの部屋を利用しようという人はあまりいないと思うが。
ただ、5121小隊に与えられた数少ない情報端末はここにしかないので、
電子妖精やブレイン・ハレルヤを作りたい人間が、いつ訪れるとも限らない。
扉にしっかり鍵をかけると、ベッドに横たわる石津のもとに歩み寄った。
ベッドの端に、そっと座る。
石津の目は、虚空を見つめていた。
あまりの痛ましさに、速水は石津の髪をそっと撫でる。
ふわふわしていた。
ふと、石津の目が、焦点を取り戻し始めて。しばし逡巡した後、石津の視線が、
速水の視線と重なった。
そこで、止まる。
笑顔、笑顔。と、自分に言い聞かせながら。
「大丈夫?」
と、問いかける。
焦点を取り戻した視線が、じっと速水を見つめて、自分が置かれた状況を把握するのに
十分な時間が過ぎたあと。
石津は、声を出そうとした。
「あ…………あ、あっ……………………う…………!」
何かを言おうと、必死に努力している。
その努力が実を結ばないとわかると、石津は自分の喉を掻きむしり始めた。
それこそ、出血しそうな勢いで。
速水はあわてて止める。
「大丈夫。大丈夫だから。落ち着いて、ね。石津さん」
そう呼びかけながら、石津を腕ごと抱きしめる。
喉に手が届かなくなって、石津の動きが止まる。
そして。
石津は、ずっと速水を見上げていた。
速水は、精一杯の笑顔を見せる。
「落ち着いた?」
しばらく固まっていた石津は、小さくうなずいた。
「よかった」
石津は、速水の問いかけに思わずうなずいてしまった。
だが、正直に言えば、落ち着いてなどいなかった。
いつになく、胸がドキドキしている。
速水に、抱きしめられているからだ。
石津も年頃の女の子だから、5121小隊の男性陣ならば誰がいいか。なんてことを
考えたりもするわけで。
瀬戸口は、他の女性に接するのと変わらない態度で、自分に接してくれる。
来須は、あくまでも無口で、会話もまったくしないのだが、彼の側にいるときは、
いじめられる心配はない。
そして、速水。
初対面で、気持ちの悪い物を見たかのような態度を取ることもなく。
いたって普通に接してくれた、数少ない男。
彼は、自分に優しかった。
いつの間にか、医務室から消えている救急箱の補充を手伝ってくれたり。
なかなか言葉を紡げない私に、しゃべる練習でもしようか?などと言いながら、
他愛もない話に根気よく付き合ってくれたり。
意識して、そうしているのかはわからなかったが。
そんな速水を、石津は、いいなぁ。と思っていた。
恋心。とは言えないかもしれないが。
あこがれ。くらいは言ってもいいだろう。
その速水が。
いじめの現場に飛び込んできたかと思えば、あっという間にその場を収束させてしまった。
救世主。
囚われの姫を助けに来た、白馬に乗った王子様。
それに類する行動を取った、あこがれの人に抱きしめられているのだから。
落ち着いてなど、いられない。
だから。
胸に、頬を埋めてみた。
頬から伝わる温もりが、心地よい。
いつの間にか、速水の手が、石津の頭を子供をあやすように撫でている。
ゆっくりと。だが、確実に。言葉を紡ぐ努力をする。
いつも、二人で練習していたときのように。
「は…………や、み………………く……ん…………」
「ん?」
「あ、り…………が……と……」
「どういたしまして」
さらっと言ってのける速水を、石津はかっこいいな。と思った。
まるで、太陽のように輝いている。
闇の中にいることを好む私とは、違う。
そんな思考に沈む石津を、速水は呼び戻す。
「石津さん?」
石津が見上げると、そこには微笑を浮かべる速水がいて。
「困ったり、助けが欲しいときは、ちゃんと言わないとダメだよ」
石津はわかっていた。速水からは、来栖と同じ雰囲気を感じる。
だから、この人は、誰かを心から好きになったり、愛したりはしないと。
でも。
私が好きになるのは、別の話。
じっと見つめられて。いじめられていた小隊の仲間を保護した。という立場にあった
はずの速水は、ちょっと困っていた。
思っていたよりも、可愛い。
このまま、食べちゃいたい。
こんなとき、速水の心には悪魔と悪魔がささやいてくれるのだが。今日はそれがない。
どうしたものかと悩む速水に、石津はそっと目を閉じて、おとがいを少しだけ上げる。
それは、おねだりかな?
そう思ったので、素直に唇を重ねてみる。
石津は、速水の唇を受け入れた。
「萌」
名前を呼ぶと、石津の頬は朱に染まっていく。
よろしい。ならば、美味しくいただいてしまおう。
倉庫から連れ出すときにかけてあげた毛布と、自分の上着とをそっと外す。
かけてあげたときは見ないように努めていた萌の身体は、とても華奢で。
ただ触れるだけで、もろく壊れてしまいそうだ。
そして、肌が、とても白いことに気がついた。
とても、綺麗だ。
思わず見とれてしまう。
じっと見られていることに気がついた萌は、自分の身体を腕で隠そうとする。
その腕を、そっとつかむ。
「う……」
怯えを見せる萌の頬に、唇でやさしく触れてから。
「すごく、綺麗だから。隠すの、もったいないよ」
萌の頬が朱に染まっていく。
「き……れい?」
「うん」
素直にうなずく速水に、萌は今にも消えそうな笑顔で答えた。
「……好きにして……いいの……よ……」
速水は思う。言われなくても。今は、そのつもりだ。
限りなく唇に近い頬に、唇をよせる。
ついばむようにしていると、萌が首をわずかに傾けて。その結果、
唇と唇が触れ合うこととなった。
触れるだけの、ソフトなキス。
それを幾度か繰り返した後、速水はおもむろに萌の口内へと舌を侵入させる。
萌は驚きの表情を見せた。それ以上に驚いているとわかるのは、彼女の舌だ。
奥の方に引っ込んでしまい、固まっているそれを、速水は舌でつついてみる。
何度かつついてみると、萌の舌が恐る恐る動き始めて。
速水の舌に、触れようとする。
そんな萌の舌を、速水は存分に味わった。
口がふさがれているので、呼吸は鼻でするしかないわけで。
徐々に呼吸が乱れてきた萌の息は、舌と同じくらい甘く感じた。
サイズは控えめだが形のととのった双丘を、手のひらで包み込む。手のひらにピッタリ
おさまったそれを、円を描くように弄ぶと、硬くなってゆく部分を感じる。
手をはずすと、そこには可愛らしいピンク色の小さな突起がある。
抗いがたい魅力に引き寄せられて。速水は、その突起を口に含む。
「ん……」
萌は、自分がそんな艶のある声を出したのが信じられない。という表情を見せてから。
それを抑えようとするかのように、指を噛む。
それを見とがめた速水が、味わっていた胸の先端に別れを告げて。
萌が噛んでいる指をくわえて、美味しそうにしゃぶり始める。
萌がくすぐったさに手を引っ込めると、速水は素早く萌の唇を奪った。
「萌」
「は、やみ……くん……」
「せっかくだから、声を出してみようよ」
「……え?」
「これも練習だよ」
そんなことを言いながら、速水は萌の首筋から胸へとキスの雨を降らせながら、
そのまま萌の身体を下へ下へと移動してゆく。
唇と舌が這い回った跡が、ひんやりと冷たい。
速水は萌の足の付け根に顔を動かして、薄い茂みの奥にある谷間の香りを嗅いでいる。
萌は、顔を両手で覆い、いやいやと首を振る。
恥ずかしい。
そんな萌の様子を見ながら、速水はほのかにメスの香りが漂う場所を味わうために、
秘所に舌を這わせた。
香りと同様、味も薄め。だが、それがたまらない。
少しでも長く味わっていたいかのように、襞のひとつひとつを丹念にかき分けていく。
「ふ……あ?」
好きにしていいと言ったものの、そんな場所を舌で愛されるとは思ってもいなかった
萌の身体は強ばって、その行為を拒絶しようとする。
入り口に舌を侵入させると、奥から味と香りがより濃くなった愛の証があふれてくる。
それを、わざと音をたててすする。
「い……や。はず…………しい……」
だが、とろとろとあふれてくる蜜の量は、増える一方だ。
「あ……んッ!」
今日、一番大きな声が出る。自然とは言えないが、いつも努力して出している声よりは、
いくらか鮮明で、聞き取りやすい声が。
そんな萌の様子を見た速水は、萌の入り口に自分の先端をあてる。
その意味を悟った萌は、小さくうなずくと、速水にその後の行動をうながした。
「大丈夫、かな?」
心配そうにたずねる速水に、萌は再びうなずいた。
「き、て……」
その返答に、速水は奥深くにゆっくりと侵入することで応えた。
「あ……う…………」
つらそうな声に、速水は動きをとめる。
「無理しないほうが、いいよ」
そう言いながら、髪をなでて香りをかぐ。
萌は、初めてではないが、初めてだった。
厳密に言うと、いじめの度を越した行為によって、幾度か強制的に経験させられた
ことがある。
もっとも、心を閉ざしている間に行われているから、そういうことをされていると
不鮮明に感じる以外は、意識を取り戻したときに、自分の奥から白濁液がこぼれてくる
ことで知るのだが。
だから、初めてではない。
だが、意識があるうちに男女の営みをするのは。
これが、初めて。
萌は、人生で初めての経験にとまどっているのだ。
自分の中の奥深くに侵入しているものがあって。それが、とても温かい。
それに。
萌の閉ざされた記憶の中で、行為に及んでいる男たちは、自分の欲望を満たすため
だけに動いているのだが。
速水は、違う。
萌の反応を見ながら、少しでも喜んでもらえるように努力しているのがわかる。
それも、初めての経験だ。
速水の動きに合わせて、萌は可愛らしい小さな声を漏らす。
自分が喜びを感じていることを証明する、淫らな声を。
萌は、自分の身体が喜んでいることに驚いていた。
こういうものなのかと。
心を閉ざしているうちに、一方的に行われる気持ちの悪いものではなく。
お互いの肌と肌。心と心。喜びと喜びを重ねるものなのだ。
「ふ……う、うッ…………」
結合部からは湿った音が挿入の動きに合わせて響き、荒い吐息が、頬と頬を寄せあう
二人の耳元でささやかれ。
身体から発散されるほのかな香りが、鼻の奥をくすぐる。
恥ずかしい。
でも、それが気持ちいい。
萌がどこまで耐えられるのか、探るような動きだった速水のペースが、徐々に速く、
強さを増してゆく。
特に、萌が奥の奥をつつかれたときに一際反応することがわかった後、速水は、
その刺激を中心に行為を組み立てることで、萌の快楽を極限まで引き出そうとしていた。
奥を押さえたまま、ぐるぐると円を動くような動きをされて、萌の頭の中は真っ白に
なっていた。感じる喜びが大きすぎて、他に何も考えることができない。
自然と、背中が反ってしまう。
喉の奥が、声にならない声で震える。
その感覚が急に怖くなって。萌は、速水にしがみつく。
だが、速水は動きを止めない。
今度は前後に大きく動きながら、抜けんばかりに下がったかと思うと、奥まで届けと
突き入れる。
「あ…………あッ!」
「萌。い、いく、よッ!」
抱きしめた背中にうっすらと汗が浮かんでいる速水が、萌につぶやく。
「い……いわ……。お、ねが……い…………」
速水の動きはいつになく激しくなり、一気に萌に突き入れたかと思うと、急に動きを止める。
逆に、結合した速水のモノが、ぴくん、ぴくんと脈動して、萌の奥を汚してゆく。
萌は、速水の唇を欲した。
それに気づいた速水が、萌と唇を重ね、舌をからめて貪りあう。
たっぷり余韻を楽しんだ後、速水が萌から引き抜く。
萌が速水を受け入れた場所から、白濁液が少しずつ漏れ出してきた。
萌は速水をじっと見つめていた。
きっと、誰かを好きになったり、愛したりすることは無い人。
でも。
少しだけ、優しい。
だから。
私が、胸の内に淡い想いを抱いていても、きっと許してくれるだろう。
そんな萌の気持ちを知ってか知らずか、速水は萌をそっと抱きしめながら。
「困ったときや、誰かに助けてもらいたいときは、迷わず僕に言ってね。それから……」
少し、照れた表情で。
「また、一緒に。しゃべる練習、しようね」
そう言いながら、萌の頭をなでる。
その言葉が、とても嬉しくて。
思わず、涙がこぼれる。
「あ、こ、今回みたいなのじゃなくて、次は普通に――」
萌の涙の意味を取り違えた速水が、あわてて慰めようとする前に。
萌は、なけなしの勇気をふりしぼった。
自分から、速水に唇を重ねる。
驚いた表情の速水は、それで急に冷静さを取り戻した。
そして。
「じゃあ、また、練習しようね」
素敵だな。と、素直に思える笑顔を見せてくれる。
萌は、こくりとうなずく。
恋人ではないが、何かお願いしたり、頼ったりしてもいい人ができた瞬間だった。
三人目、陥落。
以上じゃよ。
冒頭部分は不快に思われるかもしれませんな。申し訳ない。
「イジメ、カッコワルイ」ということで、お願い致しますぞ。
あと2〜3回はネタを出せそうじゃ。気長にお待ちくだされ。
>77でぎんちゃんの苗字間違ってるよ…。
"来栖"を"来須"に訂正してくだされ…。
85 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 07:46:45 ID:3Vvs4o84
あと一息ですが
>83
毎度毎度すばらしいものをありがとうGJ
次は原さんですか?善行×原さんですか?ハァハァ
石田が隊員(美少女に限る)を次々に喰っていく話が読みたいお
88 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 21:08:21 ID:h0dsNfZ1
ほ
最近オケを始めたばかりのにわかだけど投下するよ
90 :
乃恵留と咲良:2009/04/23(木) 00:25:15 ID:3ST45dmu
いつからそんな関係になっていたのか、そんな事は何度も肌を重ねる内に忘れてしまった。
ベッドの中で裸でもつれ合う内に、世の中の全てがどうでもよく思えて来て、ただ目の前にいつも居る彼女と溶け合う事ばかり考えている。
指を絡めては放し、唇を吸い、舌で舐め合い、少しでも触れ合う面積を増やそうと身体をくねらせては、甘い吐息を漏らしている。
私は、石田咲良は、私の上で不敵に微笑みながら、私を虐める事で悦楽を得る少女に夢中だった。
彼女になら何をされてもいい。
彼女の望む事なら全て叶えよう。
おおよそ指揮官らしからぬ考えが、彼女を見ているだけで私を支配する。
それだけ、菅原乃恵留は私を虜にしていたのだ。
91 :
乃恵留と咲良:2009/04/23(木) 00:26:02 ID:3ST45dmu
「石田・・・いやらしい顔してるわよ」
胸を擦り合わせ、愛しそうに指を絡ませる。
乃恵留は時折乳首を舐め上げたり啄んだりしながら、私の身体に痕を残していく。
それが増える度に、私が彼女の所有物である事を感じさせられ、マゾヒスティックな喜びが私を熱くする。
「いやらしくなんて・・乃恵留が、虐めるから・・・あぁっ!」
私が喜びを含んだ鳴き声をあげると、彼女はにんまりと笑った。
虐められて感じてるなんて、十分いやらしいじゃない、と耳元で囁かれ、私は真っ赤になって顔を逸らした。
92 :
乃恵留と咲良:2009/04/23(木) 00:26:45 ID:3ST45dmu
「認めなよ」
ぎゅっと私を抱き絞める。
「石田はいやらしい娘なんだってさ」
反論しようとしたが、私の口の中を犯し始めた彼女の舌によってそれは防がれた。
舌と舌がねちっこく絡み合ったかと思えば、頬肉や舌の裏を丁寧に舐め回される。
まるでマーキングでもされるかのようにくまなく犯され、私の口内は彼女の唾液で満たされてゆく。
「ん、ぁ・・・はぁ・・・ぁん、・・・・んん!」
時折漏れる吐息には、完全に欲情したメスの声が混じっていた。
93 :
乃恵留と咲良:2009/04/23(木) 00:27:35 ID:3ST45dmu
嬲られ、犯され、愛され、存在理由もその価値も全て剥奪され、ただただ彼女のお気に入りの玩具として遊ばれ、壊されていく。
それはどうしようもなく屈辱的で、同時に背徳的な気がした。
本来飼い慣らさねばならない存在に飼われている、これ以上に惨めで官能的な関係を、私は他に知らない。
「咲良・・・」
ふいに、名字ではなく、名前で呼ばれる。
途端に私は身震いを起こした。
あぁ、今日もまた始まるのだ。
酷く乱暴な彼女の愛情表現が。
心で、身体で、立場で、私と彼女とを取り巻く全てを繋げる最高の行為が。
「咲良、私だけの女。私だけの玩具。私だけの…」
まるで陶酔したかのように呟きながら、菅原乃恵留は石田咲良に首輪をかけた。
あぁ、今日もまた、私は彼女の全てに隷属する一匹の雌犬となった。
もう、彼女無しでは生きられない。
94 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 00:30:05 ID:3ST45dmu
以上で今回は終わりです
百合って需要少なそうだがまぁ気にしない
百合はむしろ好物かのう
好物だねえ
Sな乃恵留もいいのお
百合SMきたー!大好物ですねえ。思い切りマニアックプレイきぼん。
とげ付きブレスレット+靴下だけで腰に手当てて立ちはだかる乃恵留の前で、全裸四つんばい前伏せの咲良の目の前の餌皿に犬餌ビーフ味とか…プルプルマッサージはオケだと売ってないかな。
常識的に考えて、糞寒そうな青森で首輪プレイなんてやって大丈夫なんだろうか
露出調教とか書きたかったけど無理ぽ
青森で屋外露出調教は普通に凍死すると思うけど、寒冷地の建物は断熱して暖房が思い切り効くように出来てるから、屋内で全裸首輪プレイならなんの問題もないのでは?
小隊まとめて、1/1に海開きやる父島に転属するって大技もあるし。
全裸露出はたしかに無理だろうなぁ。
でもほら、あいつらって常人よりもすげー丈夫にできてるじゃない?
両者ともホワイトスノー着用した上での首輪プレイなら問題なし
書き溜めしてた乃×咲を間違えて消してしまったお…
思いの外反響があって、調子にのったのが悪かったのかお?
どうでもいいけど、これは漫画版の乃恵留と咲良がモチーフだから、
性格が違うとか言われても困っちゃうんだぜ
輝春に飢えてきた
保守
保守
過疎。
107 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 19:52:48 ID:Tk5ICJrD
誰か…ネタを…
保守します
過疎……
ちょいと質問。
オケの白だとデフォ指令って石田でいいんだろうけど
緑だと誰になる?
太い方の芝村じゃない?
小説版の影響で金が司令なイメージ
もっと流行ってもいいはず
保守上げ
じゃあ、保守するね。
>29あたりからの続き。
いらない人は「鬼司令あっちゃん」をNGワードに登録してください。
では。
正直、気は進まないのだが。司令からのほぼ命令に近い要請とあっては、仕方ない。
善行は、校舎裏のテントへと向かっていた。
サーカスのテントをそのまま使った士魂号のハンガーは、いつになく活気にあふれていた。
かつて、このテントが本来の目的で使われていた頃も、中はこんな活気にあふれていたの
かもしれない。
士魂号の足元で小走りに動き回る整備士たち。
善行は、その長の元へと歩を進める。
彼女は、信頼する部下たちに、矢継ぎ早に指示を与えていた。
「一番重症なのは02号機ね。ミノタウロスに殴られた頭部はどうなってるの?」
「ダメです。全損です」
02号機整備士の田辺が答える。
「……予備と交換するしかないわね。急いで。今日中よ」
「はい!」
予備部品を取りに行こうと駆け出して、床に這ったケーブルにつまづいて転ぶ。
いつもの予定調和。
そんな田辺のことなど気にせずに、整備班長は次の書類をめくっていた。
「01号機は足回りの調整だけで済みそうね」
「フフフ。実は、もう着手しています」
ワイヤーで釣ってるんじゃないか? と、思いたくなる、エビのようにのけぞったポーズの、
白くてクネクネした奇妙な生き物が答える。
「あら。仕事が速いわね。手があいたら、02号機の手伝いをさせてあげるわ」
「フフフ。超過労働ですね」
「嬉しいでしょう?」
「それはもう」
「では、続けて」
それだけ言うと、青いバンダナを頭に巻いた、彼女が一番信頼している整備士に向き直る。
「03号機は……。まあ、万全と言っていいわね」
「パイロットの腕がいいですから」
何気なく答えた森の言葉に、原の表情が一瞬、曇る。
原の表情の変化を敏感に察知した森は、その場の空気をとりつくろうかのように、
はっきりした口調で言い放った。
「定期整備の後、02号機と01号機のバックアップにまわります!」
「お願い。あの子達は意外と手間がかかりそうだわ」
敬礼する森。その視界が、原の背後に立った善行にちらっと向けられて。
そんな森の表情に、思わず振り向いた原の表情が、固まる。
「……何をしに来たのかしら? パイロットにはパイロットの仕事があるでしょう」
毒のある声。
「ええ、これから手をつけます。ですが、その前に」
対する善行の声は、いたって冷静だ。
嫌になるくらいに。
「今夜、空いていますか?」
「ダメね。仕事があるわ」
「その後です」
「まっすぐ家に帰って寝るわよ!」
あくまでも冷静な善行に対し、原の声はあきらかに戦闘モードだ。
「では、その時に声をかけてください。話があります」
「はあ? 今、ここで話せば?」
「いえ。できれば、二人きりで」
「な、なんですって!?」
二人きりという言葉を聞いた原の顔が、徐々に赤く染まっていく。それが怒りなのか、
羞恥なのかは、その表情からはわからない。
「では、声をかけてくださいね」
そう言って、善行は03号機へと足を向ける。
何歩か歩いてから。何かを思い出したように振り返って。
「……逃げないでくださいよ」
「だ、誰が! いつも逃げるのはあなたでしょうが!!」
原は、手近にあったスパナをひとつつかんで、腹の立つ男めがけて渾身の力をこめて
投げつける。
それを、まるで背中に目でもついているかのように、あっさりと避ける善行。
そして。
飛んできたスパナをきっちり額で受け止める田辺。
遠坂の悲鳴が聞こえる。
ハンガーにいる整備士はおろか、パイロットたちの視線まで集中しているのを感じた原は、
怒鳴った。
「見てないで、さっさと仕事に戻る!」
あわてて仕事に戻る部下にため息をつきながら。原は思う。
一体、今さら、何の話があるというのだ。
02号機の損傷は深刻だった。修理などせずに、機体ごと廃棄した方が早かったかもしれない。
だが、これから先の補給がどうなるかはわからない。だから、直せるものなら直す方がいいのだ。
頭部全損。右肩と肘の関節破損。そして、足回りが少しガタついている。という
、控えめに見ても中破であった02号機が、わずか一日で復旧したのは、部下である
整備士たちの懸命な働きのおかげだった。
これで、明日の出撃には三機の士魂号を出せる。
気が付けば、部下の中で最後まで残っていた森がハンガーを後にしてから、
二時間以上が経過している。
時間は、午前一時を三十分ほど過ぎている。
そろそろ、切り上げないと。
整備班長の机に広がった各種書類を、手早くしまう。
そんな原の傍らに、歩み寄る男がいた。
机の天板を見ていた原の視界に入る、半ズボンとすね毛。
善行だ。
思わず、ため息が出る。
「あら、いたの」
「ええ。まあ」
メガネを指で押し上げてから。視線を、士魂号03号機に向ける。
「自分の目で見れるところは、見ておきたいですからね」
言うだけあって、善行は機体の整備状況もよく把握していた。パイロットとしての
仕事はもちろん、整備の仕事まで手伝って、機体の性能を限界まで引き出そうとしている。
それは、原もよく知っていた。
だが。
それは、自分の仕事を信用していないからではないか。とも思うのだ。
それに、原の性格が加わって。その思いを伝える言葉は、かなり歪曲した、
真意を捉えるのが難しいものになってしまう。
「……不良整備であなたを殺そうなんて、思ってないわよ」
「僕も、思ってませんよ」
さらりと言ってのける善行に、原の胸中はさらに複雑な感情で埋められていく。
このままではいけない。話題を変えないと。
「それで。話って?」
善行の用件を済ませてしまえば、こんな会話を続ける必要もない。
「石津さんは、大切な友人です」
いきなりだった。
原の心の中の微妙な部分に直接切り込むような勢いで、嫌な相手の名前を平然と出してくる。
「ふーん……」
とりあえず、受け流すように答える原。
「大陸で命を助けられた人の忘れ形見。と言うべき人なのでね。
あまり、彼女を傷つけたくありません」
善行と石津の関係について、より詳しい情報を聞くのは、これが初めてだった。
だが、その部分を深く掘り下げたいと思う前に、もっと違う感情が出てきてしまう。
「あら、まあ。ずいぶんとお優しいのね」
「僕はいつでも優しくありたいと思っていますからね」
原は思う。ああ、この男は、本当に。
嫌な男。
そんな嫌な男をにらみつけてみるのだが、善行はまったく気にしていない。
それどころか、メガネを外して軽く拭くと、再びかけなおすという芸当までやってのけている。
ある意味、その行動は次の話に進むためのきっかけとも言えた。
「本当は、こんなことを言うつもりはなかったんですが」
きれいに刈り上げた襟足のあたりを撫でてから。善行が、つぶやくように話しているのを、
原はじっと聞いていた。
「あの頃の僕の身の回りは、とても物騒でした。実際のところ、僕は何も知らなかったのですが、
あちらは僕が鍵を握っていると信じていたのでね」
善行はちらりと上を見上げた後に、視線を再び原へと戻す。
「僕と共にいれば、その人の命を失ってしまうかもしれなかった」
「……それで?」
原の声は、怒っているのか、どこか乱暴な響きがある。
「その人から、遠ざかりました。その人は関係ないんだと、向こうに知ってもらうためにね。
最前線に飛ばされたのも、ある意味、その証明になったのだと思っています」
いつしか、原の視線は善行の足元あたりまで落ちていた。それに合わせて、
顔も若下を向いているために、表情がわかりにくくなっている。
「それから?」
言いたいことはほとんど言い終わっていた善行は、続きをうながず原の言葉に、
ほんの一瞬だけ戸惑いを見せた。だが、表情をうまく隠すと、言葉を添える。
「今でも、あれが一番よい方法だったと思っています」
その言葉を聞いた原の顔が、善行の方へと向きなおった。二つの瞳が、
容赦ない視線を善行に浴びせる。
「そうかしら?」
原の言葉は冷たい。
「残された側の気持ちを、考えたことはあるの?」
「例え恨まれたとしても、その人に生きていて欲しかったんですよ」
「そう、でしょうね……」
原のその言葉は、善行の意見を認めるかのような響きだったが、軽く横に首を振る姿は、
否定にしか見えない。
そう、原は善行のその意見に、賛同できなかったのだ。だから。思わず叫んだ。
「でもね。私は、あの時、あなたに、『一緒に来い』って言って欲しかったのよ!」
原は、善行がそれまでまったく別の第三者について語っているように、その人と
言い続けているのを半ば忘れて。それが自分たちのことであると明確にしながら反論する。
「私の知らないどこかで死なれるくらいなら、私の目の前で死んでもらうか、
あなたの目の前で死にたかったのよ!」
そこまで言い切って、自分の思いをまっすぐに善行にぶつける。
善行は、困ったように小さく笑うばかりだった。
原は、激昂して自分たちの事を話しているという演技を忘れかけたが、再び第三者を
話題とする会話という仮面を被りなおして、善行に問う。
「……今は、どうなの?」
「え?」
「その人のことを、どう思ってるの?」
結局、原が知りたいのはそこだった。
そして。
善行は、二人が再開した後も決して明かそうとしなかった思いを口にした。
「今でも、僕の一番大切な人ですよ」
「……ふーん」
原の声は「信用できない」と主張している。それを確認しようとする善行だったが。
「……疑ってますか?」
「別に……」
原の返事はそっけない。
だが、それは、原の中にある感情を隠したいだけだったようで。
徐々に、その気持ちを明確にしたいという衝動に襲われていく。
気がつけば、原はつぶやくような声で善行に命じていた。
「証明、しなさいよ」
「何をです?」
「その人が、自分にとって一番大切な人だってことを」
「さて。どうすれば、証明になりますかね?」
あくまでも、原に言わせようとしているように思える善行に対して、原はキレた。
「自分で考えなさい!」
「では……」
善行は、いきなり原を抱きしめた。
原は、抵抗することもなく、大人しく抱きしめられている。
あの頃よりも、男の胸板はたくましく、厚くなっていて。
あの頃よりも、色香を漂わせることができる女に育っていた。
しばらく、そのまま抱擁しあってから。
離れる。
「……それだけ?」
「まさか」
不満げな原のおとがいを左手で持ち上げて。善行は、目の前にあるつややかな唇に、
自分のそれを重ねた。
新品少尉と、整備学校の学生だった頃に初めて交わしたような、ただ唇を重ねるだけの
ソフトなキス。
重ねられた側は、それを拒まなかった。
長い時間、そっと唇を重ねあってから。離れる。
「……それだけ?」
再び投げかけられる、挑戦的な視線を受け止めて。
善行は、舌をからめる深い口付けでそれに答えた。
原は、たかが口付けくらいで、気分がこんなにも高まっていることに驚いていた。
顎を上向かせるためにそえられた善行の左手は、いつの間にか右の胸を愛している。
まずはジャケット。続いてブラウス。ボタンやホックが愛撫のさなかにひとつひとつ
外されていき、気が付くと、黒のあまり飾り立てていないブラが露出する。
それを見た善行は、「下着の趣味が少し変わったか?」と思った。あの頃は、
もっと可愛らしい色とふりふりな飾りの下着を着けていたような。
口で言うだけではなく、好みもしっかりとしたおねーさんになった。ということか。
それとも、あの頃と変わらず、必死に背伸びをしているのか。
ブラの上からの刺激にも飽きてきたので、ホックを外して緩めたりせずに、
カップの中に無理矢理手のひらを押し入れる。
興奮してきたからか、しっとりと濡れつつある肌と、隆起して存在をはっきりと
主張している突起に直接触れる。
自由にならぬ指先で、その突起を執拗にいじりまわす。
押したり、つまんだり、弾いたり。
それらの刺激が原の呼吸を徐々に荒くし、頬を朱に染めてゆく。
「ん……」
時間は遅い。皆、とっくに帰宅しているはずだが、場所が場所だけに、
誰が顔を出すかわからない。ゆえに。原は、声が出るのを必死にこらえているようだ。
善行は、左手を原の背中に回すと、ブラのホックを外して緩めた。
緩んだブラを上にずらして、露出した先端を迷わず口に含む。
乳飲み子のように激しく吸い上げたかと思うと、舌で先端を埋め込むように押し潰し、
周囲をくるくると舐めたあと、舌先でノックするかのようにトントンとつつく。そして。
カリッ!
軽く噛む。
「……あッ!」
それまでの刺激に、必死に耐えていた原も、その刺激には耐えられなかったようだ。
艶の増した声が自然に漏れる。
善行の右手はそれまで愛していた胸を口と舌に奪われて、腰のあたりに添えられていたのだが。
新しい獲物を求めるように原の身体を探り、落ち着く先を探す。
右手は、原のキュロットスカートの中へと侵入した。内腿の側から。
太腿の付け根あたりをくすぐるようにゆっくり動いている善行の指先は、
原の心をかき乱すのに十分な働きをしていた。
自分でも嫌になるくらい、欲してしまっている。
原は、自分で腰を少しずらすと、善行の指先が自分の恥ずかしい場所に触れるようにする。
善行は、それを待っていた。
ここぞとばかりに、ストッキングとパンティーの生地越しに、原の秘所全体を
包み込むように指先をあてて、激しく振動させて刺激する。
原の両手は善行の頭を抱え込むような姿勢になっていて、自分の胸に善行の顔を
押し付けている。
頃合だった。
善行は原を整備班長の事務机まで導くと、腕を組んでその上に頬を乗せるという、
机に突っ伏して寝るような姿勢を取らせた。
顔と肩のあたりはそのままに。腰を高く突き出させ、足を肩幅程度に開かせると、
無言のままキュロットスカートを脱がせてゆく。
ひどく煽情的な姿だった。
豊かな胸は重力に引かれて地面を目指しているし、黒のストッキングに包まれていていも
白いとわかる足もたまらない。
善行は、原の下半身を包んでいる黒いストッキングを力任せに破ると、
布地の少ない黒い下着をわきにどけて、露出した陰裂に指を這わせる。
「んッ!」
胸の刺激に思わず声が漏れた原だったが、耐えようとする行為はまだ続いていた。
善行は、そんな原の乱れた声を久しぶりに聞きたいと思った。
右手で秘所包むように覆い全体に振動をあたえながら、中指で陰裂をかきわけ、
奥の襞を目指す。
「いや……そんな、にッ!」
割れ目から肉襞が顔を出す頃には、奥から染み出した愛の証が、ピンク色の襞と
善行の指を濡らしていた。
愛液が漏れ出すと同時に、原の声も自然に近い形で漏れるようになってきた。
「あ……あッ!」
相変わらず、いい声だった。
指を入り口から奥へと侵入させる。第二関節まで埋まった指を中で暴れさせて、
原の内側にある敏感な場所をリズミカルに。だが、決して単調にはならないように
注意して刺激する。
「そ、れ……。だ……だ、め……ッ!」
中から押し上げるように刺激した途端に、原の悲鳴に近い懇願が飛び出した。
「何がです?」
善行は刺激を止めずに問う。
「それ、以上、されたら……も、もうッ!」
原は恐れていた。寂しさを紛らわせるために、たまには自分を慰めたりすることはあるが、
ここまで容赦ない刺激を与えることはない。
だから。
それ以上されてしまうと。
「もう?」
善行がそう問いながら、親指で陰核を押し込んだ瞬間。
「あああああああッ!!!」
ひときわ高い声が喉の奥から漏れ出し、原の膝がかくんと落ちた。絶頂を迎えたのだ。
そのまま崩れ落ちそうになる原の身体を、善行は左手で支えると、再び同じ姿勢を取らせる。
原は、ふらつく足と腰で、なんとかその姿勢を維持している。
善行は、その姿をじっと見つめていた。そして、目の前にあるつややかに濡れたその部分に、
舌を這わせる。
「う、んッ……」
襞に隠れた蕾を露出させようと執拗に掻き分けながら、原の愛液でしっとり濡れた
右の指先で、顔を出してきた蕾を挟むと、小刻みな振動を与える。
舌を入り口へと移動させて、奥から次々にあふれてくるその液を、音をたててすする。
尖らせた舌が原の奥を目指して侵入し、原の味と香りを楽しむ。
昔より、わずかに強くなったように感じる、女の香り。
それは心地のよい、いい香りだった。
貪るように喰らいつく善行の舌と口。それに右手が添えられて、左手は原の胸の先端を
弄んでいる。原は、局部と胸から襲いくる直接的な刺激の他に、すすりたてる水気を含んだ音と、
ほのかに漂う自分がメスであることを証明する香りとによって、悦楽以外の感情を知る
余裕がなくなってきていた。
漏らすまいとしていた声は、より色気を増してあふれ出てくる。
我慢の限界だった。
「ああ、ンッ! く……ふ、あ……ン!」
ハンガーの中に、原の喜びの声が響く。
声とともに押さえられていた感情が一気に爆発し、感じる意外のことができなくなっていた。
脳は、何かを考えることを拒否し始める。
そんな原から離れた善行の手は、自分の半ズボンと下着を脱ぐために使われていた。
現れた凶暴なモノは、まだまだ若いと宣言するかのように、高く上を向いている。
原を愛しているうちに自分の準備も整っていた善行は、自分の分身を原のつややかに
濡れた秘所へと導いた。先端から滴る液を原の愛液と混ぜるように擦り付けると、
入り口に先端をあてがう。
「……行きますよ」
「ふ、え?」
原の返事をまったく聞かずに、善行は一番奥を目指して突き入れた。
腰をつかんで引き寄せ、根元まで強引に埋めようとするようなその動きに、それまで
机に伏せていた原の身体がぴくんと跳ねて、背中が弓のようにしなる。
一番深いところに先端が届き、子宮腟部をそこからさらに内側に押し込もうと突かれて。
「あ、あああッ!」
原の喉から、歓喜の声が絞り出される。
善行は、深くつながったまま原を覆うようにかぶさり、目の前にある黒髪を手で梳くと、
その感触を楽しんだ。
そのまま、かなりの時間、一番深い状態でつながっていた。
原は、自分が限界まで押し広げられていることを喜び。
善行は、自分のものを優しく。ときに激しく包む感覚を楽しんでいた。
だが、楽しみ方は他にもある。
善行は、原に覆い被さった姿勢のまま、左手で原の左胸を。右手で結合部と陰核を
もてあそびながら、徐々に動き始める。
原は、拘束されるような姿勢でありながらも、僅かに動かすことのできる腰で、
善行の動きに応えた。
結合部からは粘着質で水分を多く含んだ音が、結合の度合いが変わるたびに響く。
始めはゆっくりだったその動きが、だんだん激しく、そして、複雑になっていく。
先端が奥を短い感覚で幾度も叩いたかと思えば、先端が入り口に触れている程度に
なるまで一気に引き抜かれ、再び奥へと突き入れられる。
主導権は善行が握っているが、原は腰を動かして微調整することで、さらなる刺激を
得ていた。
このあたりの呼吸は、昔取ったなんとやらで、互いをよく知っていなければ
あわせられないものであった。
いつの間にか、善行は上半身を起こしていて、結合の角度に変化があった
。刺激される場所が変わり、慣れつつあった感覚が再び研ぎ澄まされる。
最初の結合と比べれば、今は激しいと言って差し支えないほどの動きになっていた。
ただ、単純なピストン運動にならないように、リズムと浅深に変化をつけることを忘れていない。
耐え切れぬほどの快楽に膝がガクガクと震えだし、深く結合していることと、
善行が腰を支えていることで、かろうじてその姿勢を保つことができている。
突き上げるように動いていた善行は、再び原に被さるような体制を取った。
耳たぶを軽く噛み、背後から犯している愛すべき女の名を呼ぶ。
「素子……」
背後から耳元で名前をささやかれて、原はある思いを強くした。
ああ、やっぱり。私はこの男が好きなんだ。
そう思った瞬間、貫かれている場所からの愉楽を超える喜びが襲ってくる。
原は、今日何度目かの絶頂を迎えていた。
再び意識がはっきりしてくると、耳元で聞こえる善行の息も荒くなっていることに気づく。
行為も激しさを増していて、善行の絶頂も近そうだ。
「素子……」
名前を呼びかけるのは同じだが、今度の意味はこれまでのものと違うことに、
原は気づいている。だから、自分が欲しい場所を素直に伝える。
「お、くに……。一番、奥に!」
原の願いに答えるかのように、善行は奥の奥へと突き入れて。そこで果てた。
中を押し上げている善行のモノが脈打つたびに、原の奥深くに白濁液が吐き出されていく。
男が、女を汚して自分のものにしたと思う瞬間で。
女が、男のすべてを受け入れたと思う瞬間でもあった。
どれほどの量が出たのか。その脈動は、驚くほど長く続いた。そして、その動きが
収まった後も、善行は結合したまま引き抜こうとはしなかった。
原も、そのままつながり続けることを選んだ。
善行は被さるように原の背中に自分の胸を重ねると、背後から原の髪に口付けをした。
その唇を求めるように、原は首をひねり、ようやく触れ合うことができるようになった唇を、
互いに貪る。
善行は、自分のモノが萎えかけた頃に、ようやく引き抜いた。
大きく口を開けた原の入り口から、液体よりは固体に近いほど濃い精液が、
ゆっくりと太腿をつたい降りてくる。
原は、それをふらつく指ですくい取ると、それがたまらなく美味しいとでも
言わんばかりにすすって飲み込むと、残さず舐め取った。
「証明に、なりましたか?」
「……何の?」
善行はため息をつく。
「一番大切な人。という証明ですよ」
「そうね……」
少し考えるような表情を作ったあとで。
「まあ、合格ということにしてあげるわ」
そのとき原が見せた笑顔は、善行が士官候補生のときに見たそれと変わらない、
純粋なものだった。
事務机から身体を離し、起き上がろうとする原だが、その足はしたたかに酔ったときと
変わらぬくらい、おぼつかないもので。善行が抱きとめなかったら、床に倒れてしまいそうだった。
「ああ、もう。誰かさんのおかげで、家まで歩いて帰れそうにないわ……」
互いの愛を再確認した男の胸元に寄り添いながら、顔を見上げる。
「ストッキングもビリビリに破れちゃってるし。ね」
ストッキングが破れているどころか、太腿には善行が吐き出したモノがつたっている
有様だ。あまり、他人には見せたくない姿と言える。
「仕方ありませんね」
善行は笑うと、原の上半身とひざの裏をそれぞれすくいあげて、胸元に抱き寄せた。
「責任はきちんと取りますよ」
いきなり、お姫様だっこで抱きかかえられて。
原は思う。
期待してもいいのかしら。今夜、寝る前に、あと一回くらいは。
翌日。
速水は廊下ですれ違った善行に声をかけた。心なしか、少々疲れているように見えたからだ。
「やあ、千翼長。体調は大丈夫か?」
「はい、司令。まあまあです」
じっと善行の姿を観察した速水は、善行の首筋にわずかに見える痕を見逃さなかった。
「善行。ついてる」
速水が首筋に触れると、善行は速水が示した部分に指をあてて、指先を見た。
「いや、それは口紅じゃないだろうから、拭いても落ちないと思うが」
いつになく照れる善行の姿を、速水は初めて見た。
そして、思い当たることをそのまま問う。
「ということは、彼女の面倒は見てくれたのかな?」
「はい。今後、少しは大人しくなるかと思います」
なるほど。首筋の跡は、その代償ということだ。彼が、彼女の所有物だという証明でもある。
この先、きっと、善行は苦労することだろう。
だが、まあ、彼の場合は自業自得だ。しかし、その自己犠牲については誉めても
問題ないだろう。
だから。
「ご苦労でした」
素直に誉める。
「ありがとうございます」
善行は、それをそのまま受け取った。
別れる間際、速水はループを何週もしている立場から、善行にひとつだけアドバイスを
送ることにした。
立ち去りかけた善行を呼び止める。
「善行……」
真剣な眼差しで。
「刺されるなよ」
言われた方は、少し困惑した表情を見せたが、すぐに真剣な表情で答えた。
「……肝に銘じます」
肝に銘じたはずなのに。
「本来の地位と責任に相応しい戦いをするために、本土に戻らなければ」などと呟いた
善行は、それを聞いた原に刺されかけたらしい。
以上です。
再び規制が入らなければ、また何かを持ってきます。
すぐに規制が入った場合は…。
次に来れるのは、数ヶ月後になると思います。
それでは。
乙ですー
原さんはいつもエロいから、SSになってもエロいですね
ごちそうさま!
原さん大好きなので嬉しさ倍増!
名前を呼ぶくだりがエロいっす
乙です。
次も楽しみにしています。
保守
保守
136 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 19:16:59 ID:pAM19XRS
age
圧縮が地下層
うんうん、いいかんじに寂れちゃったねぇ…絶望した!
139 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 17:35:03 ID:hTJfYgJo
こないだ榊ガンパレのファンブックげっとした
いろいろと「コスプレ」に萌えたw
保守
ほ
保守
森さんが孕んだので現在おじゃる休止中です
144 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 21:28:31 ID:MgjNLY46
榊ガンパレの新作は東京クーデターらしい
明かりのついていない寒い部屋に、少女の荒い呼吸が響いている。
やめてという涙声と卑猥な水音を伴って、それは途切れることなく続いていた。
「やめないよ…渡部さん、こんなにぐちゃぐちゃに濡らして。このままじゃ可哀相だもの」
浅黒い肌の細身の少年が、素っ裸のまま大きく開脚させられた少女の性器を弄っている。
少年、上田虎雄の言う通り、少女の、渡部愛梨沙の割れ目は愛液塗れだった。
毛もない、幼い割れ目に指を二本ねじ込んで、中で激しく関節を曲げてやる。
「や、ふぁ、あぁぁぁっ!」
目隠しをされ、両腕を縛られた渡部に、その指を拒否する力はない。
高い声をあげて、肉壁をする指を受け入れるしかないのだ。
愛液がどんどん溢れ、上田の指を白く濁した。
「どうして佐藤君なの? 僕を見てくれないの…?」
もう片方の手に備わった指で、膨らみのほとんどない小さな乳房を撫でる。
乳輪をなぞって、痛いほどに摘みあげると「嫌ぁっ!」と渡部が悲鳴をあげた。
「僕は君の話をあんなに聞いたじゃないか。それに一度、デートだって行ったよね」
渡部の悲鳴に構わず、上田はまるで用意された台本を読むが如く続ける。
「楽しかったって言ってくれた、あの時の渡部さんの顔…僕、ずっと忘れてない。
僕がこんなに君を愛してるのに、でも君は佐藤君が良いって言うの?」
「だ、だって…あぁっ…嫌ぁっ……こんなっ…!」
「ねえ…渡部さんは、僕が絵本が好きって言っても馬鹿にしなかったよね。
僕、本当に嬉しかった。その時思ったんだ…僕のお姫様は君なんだって」
上田はそう言いながら、指を一斉に渡部の体から取り払った。
視覚を奪われ、感覚と聴覚に頼るしかない渡部は、その動きに異変を感じる。
だがそれも、ほんの一瞬だった。
「い、あ、や、あぁぁぁぁーっ!!」
膣口を押し広げ、一気に圧迫してくる肉の感触。渡部は狂ったように声をあげた。
「あぁ…渡部さんの中、あったかくて気持ち良いね。ふふ、僕のこと歓迎してくれてるみたい。
この柔らかい中も白い肌も、綺麗な目もさらさらの髪も、全部…全部僕のものだよ」
――愛してるよ渡部さん。
唱えてすぐ、上田は腰を前後に動かして、自らを激しく渡部へ打ち付けた。
少女の声が上擦り、揺れる。
「佐藤君のことは忘れて、渡部さん。君の王子様は僕なんだ!」
渡部を犯す上田の口元には、冷たくも暖かい笑みが浮かべられていた。
終
上田……なんてキモいストーカーが似合う男なんだ……
第六世代って孕むの?
謎追い人じゃないからその辺がわかんない
詳しくないけど多分孕まない。
クローンで増えるから孕まないはず
便利なのやら悲しいのやら
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 21:48:28 ID:MIQ4qv9N
ガンパレードマーチ 逆襲の刻
1.東京動乱
発売したぞな
四ヶ月連続発売だぞな
まじ? 見落としてた
まじか
捕手
黒百華三作目水面下で進行中
ようやく書き進められそうだぜ…
黒百華SS好きだったよ。楽しみにしてる。
156 :
154:2010/01/11(月) 18:20:27 ID:cn+sdjwJ
王様ゲームが激しくエロかったので展開に取り入れたいなと思ってるんだが
百華様が籤に細工してて、しかもゲームの面子も調教済みのサクラで、その中に一人だけ何にも知らない隊長が呼ばれてて
ルールだからー、って従っていくとだんだん命令がエロくなっていって
いつのまにか…みたいな
くすぐり、一枚脱ぐ、へそを舐める、お尻を叩く、ぐらいは思いついたんだけど
もうちょっとスレスレにエロくてしかし性行為とは呼べない、くらいの罰ゲームのバリエーションが欲しい
他になんかないー?
157 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 23:54:01 ID:MnDomoVX
第二巻も発売したなー
>>156 ・1分間、手をつないで無言で見つめ合う
・バナナをいやらしく食べる
・にが〜い(カカオ99%)チョコを口移しで食べさせる、口元はわざと汚す
以上はググって見つけた、で思い付いたのが
・二人羽織、口に指入れたり触り放題
・ノーパン、指定の下着に履き替えさせるとか
・肌に落書き、背中とか太腿とかに筆で
・公開トイレ、洋式でスカートならほとんど見えないが
見られながらするのはかなり恥ずかしいんじゃないかと
もっと頑張りたいが、体力と集中力の面で頑張れない
校庭を走りこんだり牛乳飲んで体力の上限を上げられたらと思う
青舞からめた伊勢たんネタはここではタブー?
どーだろ?
過疎もいいとこだし俺は構わんが
新シリーズで…。
公式嫁石津と、榊版嫁森に襲われる滝川
という争奪戦という名の3Pというネタが思い浮かんだが、
文章に出来なかった
>>164 そこで何故か漁夫の利を得る、榊版田代という電波が届いたのだが。
もうやめて!タッキーのライフはもう0よ!!
師匠、すごい人気だな。
滝川師匠の親近感は異常
169 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 19:44:01 ID:S9PRuLki
近親相姦
IDがえらいことになったので記念カキコ
IDで遊べるのは羨ましい
>>164-168 まさかペンタさんまで滝川争奪戦に参戦してくるとわwww
島を入れて、5Pか…本気で吸い尽くされるなw
173 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 11:48:11 ID:82abc4iT
>>172 だな。榊版タッキーの大人気ぶりにはわろた
スキュラに懐かれるなよwww
橋爪のことも思い出してあげてー
女の子にケツに(鉛弾を)ぶち込まれた人だっけ?
176 :
ウルソ:2010/03/27(土) 22:26:54 ID:QWcNcvDT
こんばんは
いつかの若原の続きを
ちょっとだけ投下します
177 :
若原@ウルソ:2010/03/27(土) 22:28:30 ID:QWcNcvDT
若宮は淡々と書類を捌きながら、内心まずいと冷や汗を流している。無論、原の機嫌のことである。
額を流れる血はものの数には入らない。受けざるを得なかったと思うし、避ければ次は致命傷を狙うだろう原を、避けることはできても宥めることはできない。そして、原はもっと傷つく。若宮ではない男のことで。
この無骨な戦士には原が何に怒っているのかを理解している。そしてそれが本質的に自分には如何ともしがたいことも理解している。
そこで停止してしまうのが若宮であった。妥当な落としどころが存在しないからこそ逃げたとしても誰も責めはしない。しかし、若宮は違う。
怒りを真正面から受け止めて(死なない程度に)サンドバッグになってやろうと考える。
ある意味不器用ないい男なのだが、それこそ原が最も嫌う、見下した態度である。いい男だからこそ刺さねばならないと突き進むのが原の正義であり公平感ですらある。
それを止められる男はハンガー1階ではない、違う場所で、やはり仕事をしている。
だから、原も若宮も、釈然としない何かに巻き込まれて硬直しているのだ。
その意味でここには被害者しかいないのだった。
そのような状況で若宮は額の血を拭うこともできず検算にいそしんでいた。否、いそしむフリをしていた。
殺気を隠そうともしない原の視線の先で極小のため息を鼻から逃がし、心の片隅で誰かに詫びて左の手首に意識を向けた。
―――あと、1分30秒。
それから40秒間書き間違いがないかをチェックする。書類を順番通りに並べ、トントンと机を叩いて揃え、ファイルに丁寧に綴じて最初のページに今日の日付を書き加えた。それが5秒前だった。消しゴム滓を払い落として鉛筆をペン立てに戻し、片手を机について立ち上がった。
向かいに座る原が臨界点を超えた肉食獣の目をした。
178 :
若原@ウルソ:2010/03/27(土) 22:30:44 ID:QWcNcvDT
おー、頑張れー!
ほしゅ
181 :
若原@ウルソ:2010/05/23(日) 22:02:37 ID:ZFniK8gJ
>177の続き
パイプ椅子が鉄板の床を転がる音がハンガーの高い天井にこだました。
その反響を追いかけて机の脚が床を擦る音がして、それから一人分の靴音が
勢いよく床を蹴りつけていたが、長くは続かなかった。
両腕を背後で一纏めに掴まれた上、腰を押さえ込まれた原は、
机にうつ伏せにされたまま起き上がれずにいた。
空しくつま先で宙を掻きながら若宮を睨みつける。
「……す、」
「謝ったら殺すわよ」
まず、立ち上がった若宮へ原は椅子を蹴って中腰のまま一足で接近した。
若宮は次の瞬間突き出された拳を片掌で受けて流し、もう一方の手でデコピンをかますと
ひるんだ女史を流した方向へ反転させ、両手を戒めて床に押し倒そうとしたところで
脛を数発蹴られ、仕方なく机に載せて押さえ込んだのだった。
そんな訳で原は事務机に上体を伏せ、尻を突き出した格好で足は宙ぶらりんという
間の抜けた格好を、若宮の前に晒している。
182 :
若原@ウルソ:2010/05/23(日) 22:03:31 ID:ZFniK8gJ
まず、立ち上がった若宮へ原は椅子を蹴って中腰のまま一足で接近した。
若宮は次の瞬間突き出された拳を片掌で受けて流し、もう一方の手でデコピンをかますと
ひるんだ女史を流した方向へ反転させ、両手を戒めて床に押し倒そうとしたところで
脛を数発蹴られ、仕方なく机に載せて押さえ込んだのだった。
そんな訳で原は事務机に上体を伏せ、尻を突き出した格好で足は宙ぶらりんという
間の抜けた格好を、若宮の前に晒している。
「ひどいじゃない」
「………………」
謝ったら殺す、と言われた若宮は黙っている。その素直さが、原を怒らせはせずとも苛立たせる。
「あんたなんて、黙って殴られてりゃいいのよ」
「………………」
「それが厭なら最初から放っておいて。何なのよ。今さら、何なのよ。
何が親衛隊よ。私をどうしたいの?どうしたくもないんでしょう」
答えはなかった。原はせせら笑った。
「興味もないくせに善行に遠慮する振りなんかしないで」
違う、と若宮は思う。若宮は原に殴られても良かったのだ。
183 :
若原@ウルソ:2010/05/23(日) 22:05:30 ID:ZFniK8gJ
今日はここまでです。
スレが落ちない内にまた来ます。
頑張れ!濡れ場楽しみにしてます
ほしゅ
186 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 10:39:04 ID:0yKnCkpY
ほしゅ
ゲーム未プレイでアニオケに手を出してみて、とりあえず白の章見終わったが
小島先生かわいすぎるんだけどなにこの気持ち
ゲーム版の先生のおっさんくささに言い知れぬギャップを覚えるフラグ
アーカイブで出るのか。
「久しぶりにまたやってみるか」→「深入り決定、と。舞かわいいよ舞」→「JFSVJFSV」→「あ、あれ、もう朝?」
舞はかっこよくて気高くてなんかもうとても性的対象には見れなくなってしまった
192 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:03:49 ID:up3VycAo
普通の娘な森が一番
まあ原センパイに後ろから刺されたい奇特なお方もいらっしゃるでしょうがw
速水が女の子だったら良かったのに…
ラボで人体改造……ああ、もう受けてるんだっけか
舞の方も合わせて?
普通の女子が森しかいない
ペンタがとっ捕まえた誰かを気に入って性奴隷にすべく幻獣使って調教するとか
ゴブリンリーダー…太い指で攻める
↓
ミノタウルス…腹部のバカ(小)を体内に入れていじる
↓
ワイト…体を操ってオナニーさせる
↓
ナイトメア…心を操って快感を暴露させる
後何か無い?
口がない、という公式設定がクンニを否定するとは……!
あれ、ヒトウバンなら顔があるかも
ヒトウバンに捕まった壬生屋が舌で触手責めされるってのは前に見たことがある。コボルドも使えるな。
黒百華連作三本目。
まだだ、まだ俺は諦めてはいない。続きがいつになるかはわからないが…。
暇と余裕をなんとか見つけて、がんばって書いていくの。
201 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:09:45 ID:UHFNE7Uh
*
青森は劣勢だった。戦況は確実に悪くなっていた。
にもかかわらず、この戦区は不思議なほどに幻獣が出なかった。参謀本部も首をかしげたが、幻獣がここを避ける理由は一切不明だった。
――当たり前だ。
まさか、たった一人の学兵の言葉で幻獣どもが様子見を決め込んだなんて、誰が信じるものか。
*
202 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:10:14 ID:UHFNE7Uh
制服のスカートに手を突っ込んで、吉田の細くて白いふとももを撫で回しながら射精する。可愛い尻にきつく爪を立て、痛みに反応して膣が締まるのを愉しんだ。
「ああぅ……はぁぁああああ……。ま、まだでてるぅ……ドクドクくるぅ……あ、ぁぁあああっ……!!」
小柄で未成熟な肉体が、俺の下でもがくようにビクビクと震える。ソファに仰向けに押し付けるようにして手首を押さえながら、なおも犯す。射精が止まらない。入り口の輪の感触を愉しむように出し入れを繰り返す。
「ひぐぅ……ッ!! あ、あぅ、ま、またイクッ……ふぁ、ふぁあああああっ!! ももかさまぁ、はげしすぎるぅ……」
「んっ……はぁ……。まだよ、まだ……クッ、また射精る……!」
奥へ流し込むように深く挿入する。吉田が足を突っ張らせて、再び絶頂した。膣がキュウキュ締まる。気持ちいい。よすぎる。腰の動きが止まらない。
肉と肉を打ち付ける音が薄暗い空き教室に響く。吉田がいやいやと首を振りながら、声にならない呻きを洩らす。
「…………っ、…………ッッ!!」
放課後になると、空き教室でひたすらセックスに耽る――それが近頃の習慣になっていた。誰も何も言わないのをいいことにソファやら毛布やらを持ち込み、今ではすっかりエロ部屋と化した教室で、毎日のように狂った性行為にうつつを抜かしている。
毎日のように……何度も、何度も。
どれだけヤッても飽き足らなかった。
怒りに身を任せるかのように押し倒し、ひん剥いて、弄び、犯す。
「ひぐ……ぁ…………ぅ……」
「遙、ほら、綺麗にしなさい」
顔の上にまたがってフェラチオを強制する。吉田はぼんやりした顔で、ひくひくと震えながら脱力している。目の焦点が合っていない。
「…………ぁ……」
――ち、失神したか。
そういえば今日は何回犯したっけ……? 思い出せない。とりあえずめちゃくちゃに突きまくった。壊れてもかまわない玩具だと思って、吉田のマンコにぶち込みまくった。――なのに、いきり立った下半身が全然収まらない。
性欲で頭がおかしくなりそうだ……いや、もう既におかしくなってるのか。
203 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:10:38 ID:UHFNE7Uh
「ほら……綺麗にするんだよ……。遙? 私の言うことが聞けないの?」
意識のない吉田の唇に亀頭をねじこんで、精液を舐めとらせる。やられすぎて反応すらできない相手の口の穴を、それでも構わずに性器のように使って奉仕させる。
「……もが…………ごぷっ……」
顔にまたがって腰を振り、舌の粘膜を愉しんでいると、ごぽり、と吉田の股の間から大量の精子が垂れ落ちた。膣に溜まった白いのが、後から後からドバドバと流れてくる。
「あらあら……遙ったら、はしたない」
――まるで精液便所だ。
吉田の陰部と肛門は、すでに泡立った淫液でドロドロだった。乱れた制服の胸元からは、歯の跡がくっきりついた乳首が覗いている。首には乱暴に締めた指の跡、尻たぶには真っ赤な爪の痕が残っていた。
彼女のその悲惨な姿と、それをすべて自分がしたのだ、という征服感に、俺は暴力的な興奮を感じてゾクゾクした。
「くそ……っ、また硬くなってきやがった……」
本当に、どうかしている。
全然勃起が収まらない。
もっと……。
もっと、したい。
犯したい。セックスしたい。めちゃくちゃにしたい。
俺は意識のない吉田の頭を両手で掴み、激しく腰を使ってイラマチオした。吉田の口の穴をオナホール代わりにしてニチャニチャと擦る。
「クッ……また、また射精る……!」
口の奥に突っ込んだまま射精した。吉田が息苦しそうにもがき、ごぽごぽ喉を鳴らしながら咳き込む。白目を剥きながら口から泡を噴き出す吉田の顔面に、俺はさらに残りの精子をぶっかけた。朦朧とした表情のまま、幼い顔が汚されていく。
「……ぇぁ……ぐぷ…………。ぅ…………」
「ハァ……ハァ……。ハァ……」
眼鏡についた白濁を指でぬぐう。くたり、と力なく首を垂れる吉田の頬を、くすぐるようにそっと撫でた。
「――ウフフ。可愛いわよ、遙……」
俺は唇をぺろりと舐め、幽鬼じみた仕草ですぅっと立ち上がる。
身を起こすと、暗い教室の窓に裸の女の姿が映った。長い金髪を背に垂らした、魅惑的な美貌の少女だ。だが、そのほっそりとした両脚の間には、欲望を漲らせた赤黒いペニスが硬くそそり立っている。
「ハァ……ハァ……。くそ……収まらねえ……」
たおやかな女の手で、もてあまし気味の分身を捧げ持つ。濡れた先っぽからトロリと透明な液が垂れた。
いつの間にかすっかり日の落ちた教室を見渡してみる。バイブやらローションやら、エログッズがそこらじゅうにごろごろと散らばっている。丸めたティッシュやら、食い終わったポテトチップスやら、弁当の空箱やらもだ。
吉田はその中央に置かれたソファの上で、だらしなく脚を広げてぐったりと横たわっていた。
外は雪が降っているのだろうか、室内はしんと静まり返っている。
……いや、粘膜を弄繰り回すねちゃねちゃした音と、鼻にかかった甘い声がもれ聞こえた。
204 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:11:02 ID:UHFNE7Uh
「お姉様……。ああ、可愛い……。お姉様のクリトリス、コリコリしておいひいぃ……」
ふと目を移せば、毛布を敷いた床では菅原と村田が裸で絡み合っている。
村田は白い軍服に着替えさせられ、その上でズボンをずり下げて、あそこを舐められまくっていた。両手は親指錠で背中側に拘束し、口には猿轡をはめている。仕上げに菅原がブレインハレルヤをたっぷりぶち込んだようだった。
「じゅうろくさいれ挫折したお姉さまはぁ……、ぐんぽーかいぎでクンニ五時間のちょおばつですう……。んっ、んんっ、ちゅっ、ズブッ、じゅるるるるるる」
「…………っ、…………んんんんぅぅ〜っ!」」
声を出せない村田は、涙だかなんだかよくわからない液で顔をべたべたにしながら呻くだけだ。くの字に横たわって、丸めた爪先が円を描くように毛布を引っかいている。
「……愉しそうなことしてるわね、乃恵留」
俺は勃起したペニスを突きつけるように二人の前に立った。菅原はとびっきり淫靡な微笑を浮かべて俺の性器へ流し目する。そして、村田の割れ目にねじ込むように夢中で舌をぐりぐり突っ込んでいく。
「んぅぅぅぅ! んっ、ぅぅぅぅぅううっ!!」
村田は羞恥に首筋まで真っ赤になりながら毛布に顔をこすり付けている。感じているのだ。クスリと拷問のようなクンニリングスの連続で、否応なく感じさせられて、何度もイカされて、それでも赦されずにまだまだ犯され続ける。
心が折れるまで。
いいや――折れた後も。ずっと。
「ウフフ……。村田さんって、おっぱい大きいんですね」
俺は細い指をいっぱいに広げて、村田の乳房を掴んだ。軍服の上からたぷたぷと揺らして感触を愉しむ。乳首を探ってつねり上げてやると、海老反りになってヒクヒクとイッた。
「お姉さま、お姉さま、お姉さま……! あぁ、おまんこのお汁あふれてくるぅ……! 百華様見てぇ、お姉さまのお尻の穴も素敵なのぉ……」
菅原が村田のアナルに指二本をズブズブと埋め、ぱっくり開いてみせる。ニコニコしながらケツの穴にまで舌をねじ込む菅原。村田は声にならない悲鳴を上げながら悶え続ける。
俺は双頭ディルドを拾って、菅原に渡した。
「乃恵留……これで『お姉さま』のマンコいっぱい気持ちよくしてあげなさい? 私はアナルのほうを愉しむわ」
「……はぁ……はぁ……。うん……」
菅原は自分から股間にディルドを埋め込んだ。前からぎゅっと抱きしめるように村田の腰に手を回す。
「お姉さま……ああ、いいにおい……」
村田のたっぷりとした巨乳に顔をうずめながら、菅原がくにくにといやらしく腰を使う。村田はもう意識が飛びそうだ。俺は村田のベリーショートの髪を指先でいじりながら、猿轡を解いてやった。
「ゲボっ……! うぇ……ぁ……」
泡だった大量の唾液がどろりと口から流れ出る。
205 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:11:25 ID:UHFNE7Uh
「も、もぅ……やめて……」
「そうですねぇ……。ちょっと考えさせてください。でも、返答は期待しないでくださいね……」
あいまいに答えながら、俺は村田の尻たぶをぐっと押し開いた。痛いほどに張り詰めた亀頭を肉の隙間にめり込ませる。痛みと異物感で悲鳴を上げるのがたまらなく嗜虐感をそそった。
「ひぎぃやぁぁぁぁっっ!! やめ、やめてぇぇえええええ」
「お断りします。……ウフフ」
おねえさまあ、力抜いてぇ、と甘ったれた声でしなだれる菅原がキスで村田の口をふさぐ。俺は村田の背後から手を回し、胸元をあばいて、乳首をこね回した。
そして二人で腰を使って前後ろの穴をじっくり拡げ、開発していく。挟撃されて集中攻撃にあっている村田には、もう逃げ場はなかった。
「ぅ……ぁぁ……。んっ……! ぁんっ……!」
喘ぎ声がとろけて上擦っていく。そうだ。誰だって、この快楽には抗いようがないのだ。肉と粘膜の快楽、堕落の快楽には。
――はぁ…………あぁぁ……きもちいい。
「おねぇさまぁ……あぁ、はぁん! キスきもちいぃ……はむっ、んんんっ」
「ふぐぅっ……、…………っ、……んはぁっ!! ひぁ、……ぁぁううううんんああっ」
もっと。
もっと、欲しい。
もっと壊そう。たくさん壊す。みんな巻き込もう。セックスまみれにしてやる。精液と愛液と唾液とクスリとチンポとマンコでズブズブにしてやる。誰もかも、目に付いた奴片っ端から玩具にして、奴隷に堕として、エロ便所にして……。
「んふぅっ! くっ、あっ、あああああっ」
女の声で鳴きながら、俺は射精する。ああ、気持ちいい。何もかもどうでもよくなるぐらい、チンポが気持ちいい……。
――その時。俺は自分が既に狂気の淵にいることに気づいていた。
だが、それがなんだっていうんだ?
どうでもいい。全部ぐちゃぐちゃになればいい。……アハハ。
ウフフ、ハハハ…………。
206 :
魔女の籤:2010/10/28(木) 21:11:49 ID:UHFNE7Uh
昼休みの教室でのことだ。
「谷口、カラオケってなんだ?」
小隊長の石田咲良が不思議そうに言った。
「このあいだ市街地で、カラオケ屋が閉まっちゃってつまらないって、そう言ってる人がいた。で、そのカラオケってなんなんだ? カラオケ屋で売ってるものなんだよな? あ、嘘はつくなよ、空の桶が売ってるわけじゃないってことは私だってわかってるんだ!」
図体がでかくて動作がきびきびとしている割に、いつも困り顔をしている先任……谷口が、くそまじめな顔でそれに答える。
「はい、いいえ違います隊長。ええと……その。カラオケはカラオケ屋でやるものですが、別にカラオケという品物が売っているわけではありません」
「そうなのか?」
俺は自分の席で爪を磨きながら、しらけた顔でそのマヌケなやりとりを眺めていた。頭がカラッポの小隊長に、ウドの大木みたいな先任。これでマジに戦争やれってんだから、上の連中もかなり頭がイカレてる。
「カラオケって言うのはね、隊長。機械の伴奏に合わせて、皆で歌を歌うんだよ」
さらさらした髪の少年――小島航が優しい声で話をあわせてやっている。……思うんだが、こいつが甘やかすから石田が付け上がるんじゃないのか?
「歌? ――音楽の時間みたいに?」
と、ボケの石田……もとい、我らが小隊長殿が可愛らしげに小首を傾げてらっしゃる。最新最高の指揮官型新型か何か知らんが、この女は狙ってないだけに余計にイラつかされることが多い。……ああ、くそ。無垢な笑顔しやがって。
めちゃくちゃにしてやりたくなるだろうが……。
「んー……。ちょっと違うかな。こうリモコンで、一人ずつ好きな曲を入れて……」
小島弟が説明するのを、石田はふんふんと興味深そうに聞いている。そして、突然憤慨し始めた。
「そんな楽しそうな店が、どうして閉まっちゃうんだ! まだ私、行ったことないのに!」
「戦況が悪くなってるからね……」
小島弟が辛気臭い顔で肩をすくめる。
「そうですな。もうちょっと、我々ががんばって、幻獣の勢力を押し返せればまた営業してくれるかもしれませんが……」
「なんだ、谷口は私が悪いって言うのか? それは上官を批判しているんだな! 可愛くないやつめ、反抗的だぞ!」
「そ、そんな……」
谷口がでかい図体を縮こまらせてたじたじとなる。
「戦況に関しては、そのう、軍全体の問題であって、この小隊だけの問題というには、大きすぎるというか……ええと……そのう……」
「春になって援軍が送られてくれば、また変わってくると思うけどね」
小島弟が助け舟を出すように言う。
「むー。航や谷口はカラオケ、行ったことあるのか? ずるいぞ! 私もカラオケしたい! したいったら、したい! 命令だ、谷口、カラオケを調達してこい!」
「そ、それは……。隊長殿、無茶を言うのはやめてください」
「私が責任を取る! カラオケの機材を接収してこい!」
「軍隊がカラオケの機材を接収とか、そんなこと、できるわけないじゃないですか……」
…………。
風紀を紊乱しまくっている俺が言うのもなんだが、本当にこれが軍隊か? 気が遠くなりそうだ。
「上官命令だ! つべこべ言わずに言うとおりにしろ!」
「だから、隊長、あのね。春まで待てば……」
「――それまで私たちが生きていられる保証はないだろ」
ブルーヘクサ特有の青い髪を逆立てて、石田が暗い声でつぶやいた。谷口も小島弟もこれに絶句する。俺は思わずうっすりと微笑んだ。
……案外、この隊長もまるっきりのバカってわけじゃないらしい。
と、その時、ふと俺の頭に愉しげな思い付きが湧いてでた。
「……あの、隊長。王様ゲームならできるんじゃないですか?」
三人がはっと俺のほうを振り向く。
ここまで だ ー
キタ━━(゚∀゚)━━!
待ってた!
続きも全裸で待機してる!
GJ!!
正座して待ってる!
210 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 09:17:37 ID:xF/5rs/n
保守
211 :
魔女の籤:2010/12/02(木) 21:14:44 ID:FtSugRkK
「王様ゲーム……?」
なんだそれは、と石田は噛み付くような目つきで言う。
「面白い遊びですよ……。隊長」
俺はちらりと流し目をしてクラスの連中の顔を盗み見た。菅原や野口、竹内といった面々がさりげないふうを装って「あー、それいいんじゃないかなあ」「面白そう」などと賛成する。
もちろん、俺のペットである吉田には反対する権利も意思もない。
「あー、工藤。それはだな……」
「たまには息抜きも必要ですわ。そうでしょう、谷口さん?」
何か小言じみたことを言おうとした谷口を、先をとって制する。
「じゃあ、籤が必要だよね!」
「飲み物とかも調達したほうがいいだろうなあ……。うん、まあ、俺に任せて」
「あ、僕手伝います!」
クラスメイトたちが口々に言って、勝手に動き出す。石田が明らかにわくわくしつつ、「じゃあしょうがないな。許可する」と追認。
と、そこでやおら、
「――ふざけすぎです!」
黒髪のポニーテールを振り乱し、大声で叫んだ奴がいた。……横山だ。
「そんなことをしている暇があったら、もっと訓練をするべきです! 座して死を待つより、必死で生きる努力をしましょう! 隊長!」
「横山、お前……カラオケやったことあるって言っていたよな」
半眼になって腕組みする石田。
「それなのに、横山は私にはするなっていうのか。ずるいぞ」
「そっ……そういうことではなくて! 隊の現状を考えてですね……っ!!」
「もういい。お前は参加しなくていいぞ」
横山は、うっ、と息を詰めて一歩あとずさる。
「…………。そこまで言うならばもう、もう止めません! お好きになさってください!」
だだだっ、と駆け去り、ばたーんと戸を締める横山。
その場にいた面々が生ぬるい表情で肩をすくめる。微妙な沈黙。隊長がふん、と鼻息を漏らした。
「――ふう、静かになったな。工藤、準備はできたか?」
「ええ、隊長」
淑やかに微笑みつつ、俺は片手で様変わりした教室を示した。
机をくっつけて周囲に椅子を並べ、お菓子とジュース、それに割り箸に色を塗った籤を用意。どこから持ってきたのか、タンバリンやら花吹雪やらが準備されているのは野口の仕業だろうか。
「さあ、乾杯しましょう」
212 :
魔女の籤:2010/12/02(木) 21:15:35 ID:FtSugRkK
宴が始まった。
始まったばかりの今は、まだ狂ってはいなかった。それは……これからだ。
「我が部隊の生存に」
「かんぱーい!」
小隊長が音頭をとり、ジュースの入ったコップを掲げて一息に飲みほす。ただそれだけで、意外と盛り上がるから人間ってのは単純なもんだ。
「ん!? んんんっ!?」
「ゲホッ、ゲホッ! おい工藤、これ変な味がするぞ!?」
石田は目を白黒させている。谷口が凄い顔をして「かはーっ!!」と息を吐いた。
「おい馬鹿野郎! こいつは、酒じゃないかッ!」
「そうですけど? それが何か」
いつの間にか合流していた村田が、「ぷはー☆ おかわりー」なんてのほほんとした顔で言っている。竹内と野口がつまみの菓子の袋を開けつつ、
「闇で買ってきた合成アルコールですけど、ジュースで割れば意外とイケますね」
「案外度数高いから回るぜー、皆気をつけろよー……って聞いてないか。いいけどね」
舌がしびれて目がぐるぐるするぞ、とか言いながら石田がぐいぐい飲んでいる。
「ろうりゃ……そうじゃなくてだな、俺たちは皆未成年だろ!」
「あら、アタシはもうオトナよー」
村田がアップルジュースとパインジュースを調合して合成アルコールを足した新種の飲み物を作りつつ言う。
「はい、谷口。おかわりよ」
「あ、これはどうも……じゃなくて! どうして誰も止めないんですか!」
「そんな堅いこと言わないでさ、もらえるものは笑顔でもらっておけばいいんだよ。もちろん、感謝を忘れずにね。それが食客の道なのさ」
どこか陰のある含み笑いをした岩崎が、小島弟のコップにどんどん角砂糖を入れている。あ、やばい、こいつ既に酔ってないか?
「さあ、飲むんだ。飲んで浮世の辛さを忘れよう。ふははははは」
「あ、ああ……うん、ありがとう……甘そう……」
菅原は皆の周りをくるくる歩き回りながら、あっちこっち、いろんな飲み物を一口ずつ試していた。
「あ、トラ。それ何、一口飲ませて」
「あ、えっ? ああ、うん……」
「トマトジュース味? あ、意外とウマい! ね、トラこっちのおいしいよ」
ほら、といいながら飲み物を交換する。上田は浅黒い顔を赤くしながらどぎまぎとそれに口をつけている。
「ふあー……ももかさまー……なんかきもちー……」
あ、吉田――。
ほんの少し飲んだだけの癖に、吉田はヘロヘロだった。目はうつろになり、顔は耳まで真っ赤だ。足をふらふらさせながらへたりこむようにすがり付いてくる。
「からだあついよぅ……」
とか言いながら、制服を半脱ぎにして首に腕を巻きつけてくる吉田。なにやらエロい手つきで鎖骨を撫でようとしてくる。
「おい、吉田……? ちょっと」
「えへへへへももかさまだいすきー……。ぃっく」
「…………」
しかし、開始十分でこれか……。軍隊ってのは宴会ってーとハメはずすからな……。
俺は混沌の坩堝と化した教室をにやにやしながら眺め渡し、すっくと立ち上がって宣言した。
「さあ、盛り上がってきたところで、そろそろ始めましょうか……」
もちろん、俺の手には王様ゲームの籤があった。
よし、がんばれ俺
細切れでごめんよ……
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
待ってた!
待ってたよ!
久しぶりに来たら更新きてる!
ゆっくりがんばってくれ
>>213 続きキテル━━━━(゚∀゚)━━━━!
続きを全裸で待ってる!!
217 :
魔女の籤:2010/12/21(火) 10:56:43 ID:jQGTnfyG
「王様だーれだっ」
「は……はい。僕です……」
おずおずと手を上げたのは、上田だ。いつも自信なさそうにぐずぐずしながら、でも人の話にひたすら割り込もうとしてくるというキモい性格のやつだった。絵本好きで、動物と話したとか言い出すから、クラスじゅうにアホだと思われている。
「あ、あの……」
「トラ、命令何ー?」
ただ、菅原だけは別に気にしないで普通に付き合っているようだ。……まあ、性格がわりと大雑把だってのもあるんだろう。
「い、1番と5番が……、あ、いや、1番が5番の耳に……息を吹きかける……とか」
「はーい。私、5ばーん。1番の人だれー?」
谷口だった。
じゃあ、といって菅原が谷口の横に移動し、髪を耳にかけて小首をかしげる。はらり、と後れ毛がこぼれるのが清潔感があってなかなかそそる。
「……ん」
「んー、あー、……それじゃあ、な」
谷口が顔を赤らめて、ごくりとつばを飲み込む。石田隊長が半目になって谷口をにらんだ。
「……なんか、助平な顔してるぞ谷口」
「し、してないっ」
「いやしてるよ」「してるよね」「うん、してる」
女子たちが口々に責めるように言う。俺も、わざと蔑んだ目で「……うわぁ、やらしい」とか言ってやった。
「う、うるさぁい! お、王様の命令は絶対だ! 覚悟しろ、菅原」
「もう、いいから早く済ませちゃって」
谷口がタコ口になって菅原の耳に顔を寄せる。数秒、躊躇いつつ、「ふぅっ」と妙に優しく息をかけた。
「ひゃう」
ぞくっとしたような甘い声で鳴く菅原。谷口が熱いものに触れたみたいにビクッと飛び退る。
「おおおおおお、おい、これでよかったんだよな!? な!?」
「あ、はい……いいです」
上田がぼそっとつぶやく。
ふん……なんだ、これだけか。つまらん。もうちょっとこう……。ま、いいか。先は長いしな。面白くなるのはこれからだ……。
俺はぱんぱんと手を叩いて、盛り上げるように元気な声で言った。
「はい、次。次行きましょう! 籤集めてー。はい、王様だーれだ!」
218 :
魔女の籤:2010/12/21(火) 10:57:31 ID:jQGTnfyG
野口だった。
「フフ……。俺の見たところ、皆は王様ゲームというものの何たるかを理解していないようだ。いいだろう。俺が真の王様ゲームの命令というものを見せてやる! ムッホー」
嫌な予感がした。
なんだ、ムッホーて。
「おお! 野口は士気が高いな! よし、手本を見せてみろ!」
誰もが口元を引きつらせる中、石田隊長だけが空気を読まずに煽り立てる。
「大王が命ずる! 奇数番号の者は、偶数番号の者に――靴下のニオイを嗅がせるのだ! ビバクツシタッ!!」
全員がイヤそうな顔で野口大王をじっとり見つめる。本人だけがギラギラした目でみなぎっていた。……うわ、信じらんねえ、アイツひょっとして勃起してないか? どんな変態だよ。
「ククク……。平民ども、王様の命令は?」
「ぜった〜い……」
教室の半数が片足を上げて、半数がそれを顔の前に持ってくる。野口が「十秒! 十秒嗅げ! 本能のままに! い〜ち、に〜い……」などと鼻息荒く叫んでいる。何だこの光景。意味不明過ぎる。
俺は思わずたじろいで一歩引いた。すると、足首を掴む誰かの手。
振り返ると、酔眼の岩崎がじいっと俺の爪先を凝視していた。その手がすばやく動き、そうっと俺の上靴を脱がす。
「ちょ……、やめ……!」
岩崎はふうぅ〜、と大きく息を吐くと、その鼻を俺の靴下にぐっと押し付けた。
――二秒後。
くらっ、と頭を大きくかしがせた岩崎が「なるほど……」とつぶやく。何がなるほどなのか。ていうか何だ、その、やめてくれ。変に恥ずかしい。もうやだ。何これ。何なの、この妙な陵辱感は。こう、背中をかきむしりたくなるような生理的不快感が……。ぞぞぞっ。
「ええい、もうやめっ!!! 禁止! クツシタ禁止っ!」
なぜか顔が熱くなるのを自覚しつつ、俺は急いで籤を拾い集めた。周囲には悶絶する者、しょっぱい顔をしている者、なぜか恍惚としている者、頭を抱えている者……。ああ、もう。一気に雰囲気がおかしくなった。
こうなったら俺がどうにかするしかない……。いざというときのために仕込んだイカサマも駆使してやる。くくく。見てろよ。
「さあ! 王様だ〜れだっ」
219 :
魔女の籤:2010/12/21(火) 10:57:56 ID:jQGTnfyG
獲った。俺が女王様だ。
「……ウフフ……。一気に巻き返すわよ」
――3番と9番。
俺は吉田と石田を名指しするように言った。
「……を、他の全員でくすぐりなさい。私がいいというまで休んじゃダメ」
吉田が怯えたようにびくっと背中を震わせる。だがその表情には、どこか陶酔した期待に似たものも混じっていた。
石田隊長は、なんだかよくわかっていないみたいな顔で背中を押されて前に出てきた。皆の輪に取り囲まれて、きょろきょろしている。
「おい、……なんだよ。こ、こら谷口っ。くすぐったいぞ。ひ、うひっ!」
「すみません、隊長。これも命令なので」
「な、なんだとっ! あひゃひゃひゃ! や、やめろって、やめろって言ってるだろ! 上官命令だぞ!」
谷口と小島航に脇をなぞられてバタバタともがく石田。その顔を覗き込んで、俺は冷徹に言った。
「王様ゲームには上官も部下もないんです。ただ、王様の命令は絶対。それだけがあるのみ――野口平民、竹内平民、押さえつけなさい!」
「やれやれ。女王様の命令なら仕方ありませんね」
「隊長、お覚悟を。御免!」
「わっ、わぁっ! ……ん、んんんぅっ! ひゃひゃひゃ、ひっ、ひぅっ!!」
二人の周りを取り囲むように隊員たちの手が伸びる。無数の触手となった両手の指が、女体の敏感な部分――脇とか足の裏とかへその周りとか首筋とか――を蹂躙する。
「や、やめ……っ!! あははは!! うひっ! うひゃひゃひゃひゃ! ……ひっ! も、もうほんとにやめろ……っ!」
目の端に涙を浮かべて脚をばたばたさせる石田隊長。だが両手両足を男子にガッチリロックされた状態では抵抗の仕様がない。
一方、吉田はずっと唇をかんで我慢していた。が、執拗な責めに耐え切れずじりじりと身をよじり、やがてブフッと激しく息を噴き出してもがき出す。
「…………んぅ……くぅ、んっ! ひぅっ! ……ひゃ、……にゃあああああっ!」
手の空いている岩崎平民や上田平民に吉田を拘束しろと命令。そして石田と並べて存分にくすぐらせる。
「はっ……ひっ……ふひゃひゃひゃ! ひううううんんんっ!!」
「こらっ! もう、ひゃははは! ……工藤、私は怒るぞっ! あひっ、いひひひぃっ!!」
「女王様、このようなことを申しておりますが」
菅原が粛々とした、かつわざとらしい声で報告する。俺は冷厳な口調を作って断言した。
「却下。総員、続行せよ!!」
「――ひぁぁぁ! ひっ、うひっ! ひぐぅぅぅぅぅっ!!!」
「はッ、はぁッ……! ひぅうううぅぅぅぅぅ……」
だんだん頬が上気し、息も絶え絶えになる隊長と吉田。
脇腹をこちょこちょされるだけでビクビク震えて悶えるのが可愛くてたまらない。
220 :
魔女の籤:2010/12/21(火) 10:58:19 ID:jQGTnfyG
「も、もう限界……工藤、ひぐぅ、ひひゃははああああ! もうやめろってばぁっ!」
「まだよ、まだまだ全然余裕あるみたいじゃない? これは最終兵器の投入を早める必要があるわね」
「さ、最終兵器だと!? いひ、いひひひひぅっ!」
俺はわざとらしい憐れみの表情を浮かべて生贄二人の前に立ち、おもむろに両手を掲げた――その手中には、羽箒。
「も、ももかさまぁ……!! ひぎぃっ! いひゃひゃうひゃうぅぅぅぅ……っ!!」
「ま、まさか……。はぅっ! ぎにゃぁぁぁぅぅぅぅ……ッ!!」
「しっかり押さえつけて。ほら、隊長……? どこをいたぶって欲しいですか? 首筋が弱いですか? 耳ですか? 足の裏? それとも……」
「やめ、やめろ! ……ひぅッ! た、谷口、航! 工藤を止めろ!」
二人は困ったような笑顔で首を振る。
「どうしようもありませんな」
「ルールだから……ほら、今だけ我慢すればいいんだよ」
「う、裏切り者ぉッ! 後で覚えてうひゃひゃひぎぃいぃぃぃっ!」
俺は両手に持った羽箒を静かに石田の耳元に近づけていった。
石田がぎゅっと目を閉じて体に力を入れる。もう、頭の中ではくすぐったさを想像してしまっているのだろう。ふわふわとした、微妙で絶妙な感触の毛の先が神経を優しく撫で、刺激し、いたぶり、苦しみに近いほどの痒さとモジョモジョ感に襲われる。
たまらなくて掻きたくて、なのに手も足も捕まえられていてどうにもできない……。
「アハハ。ねえ皆、見てあげて。隊長ったら、もう泣きそうになってる。かーわいい」
「な、泣いてなんかいないぞっ!」
「ウフフ。……どうしましょう隊長、私ちょっと興奮してきました」
「この悪魔めっ! お前なんか、お前なんか……あふぅぅぅぅんんッッ!!」
羽箒の先で耳の下を少しなぞった。
それだけなのに、石田は体をのけぞらせてのたうつ。そして、驚愕と恐怖の表情で俺の手の中のものを見た。
「な、……なんだ!? 今の何だ? ちょっとまて、それ……そんな……は、はぅぅ」
「キクでしょう? たっぷり可愛がってあげますからね、隊長……」
展開が進まぬ…
キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ゆっくりでもいいよいいよー!
むしろじっくりねっとりやってくだせぇ!
あんがとう
なにぶん、登場人数多くてね……プロット立てた時俺何考えてたんだろう
うんうんゆっくり楽しみにしてるよ
225 :
魔女の籤:2010/12/26(日) 01:05:11 ID:dp9kc/wO
俺はまず、石田の手首をとった。そして、優雅に羽箒をかざすと、指の股から手の甲にかけて、静かに毛先でなぞるように動かす。
「うひゃうっ……!?」
暴れる腕を力ずくで固定。触れるか触れないかの微妙さで、飽くまでもソフトにタッチしていく。手の甲から手首――皮膚の薄い腕の内側――と、そこでいったん休んで、ぎゅっと指を丸め、息を潜めてくすぐったさをやり過ごそうとする石田の表情を鑑賞する。
「……ぁ……」
ふっと力を抜いたところで再開。二の腕の内側を遡るようにこちょこちょと攻め立てる。
「あんっ! ひぁ……ひぁぁあああああぅぅぅぅ」
鳥肌を立ててピクッと震える石田。雪のように白い肌が耳からほっぺたまで真っ赤に染まっている。はぁはぁと息を荒げて悶える姿に、クラスの男どももごくりと生唾を飲んだ。
谷口が囁き声で言う。
「な、なんだ……その……。工藤? 隊長はもうそろそろ、ヤバいんじゃないのか?」
「あら。これからが本番ですのよ」
二の腕から脇への戦線を警戒する石田の隙を付いて、俺はもう一方の羽箒を襟元から背中へと侵入させた。
「んぁ!!!」
石田は過敏に反応し、身体全体を伸び上がらせるようにしてブリッジした。だがそれで逃げられるわけもない。俺は石田に馬乗りになって押さえつけ、襟足あたりを入念に撫でてやった。
「はぁっ……ひぃ……!! ひぅぅぅぅぐぅっ」
息も絶え絶えになって、瞳を潤ませ、半開きの口から透明なよだれを垂らす隊長。ああ……もう、本当に可愛い。いつもこんなふうに素直なら、俺のお気に入りにして可愛がってやるのに。
「く、どう……もう、やめ……!! ひぬぅ……」
石田がか細い声で言った。
「ひぅ……!! わかった工藤、今度シュークリームおごってやる! だからもう私には……はぅぅぅ」
「忠実な兵士は買収には応じませんよね、隊長」
「やあああっ!! へそ、おへそはやめろおおぉぉぅぅぅんんぅっ!!」
俺は石田の上に跨り、容赦なく制服をの下に羽箒を突っ込んだ。芋虫のようにもがきまわる石田をニヤニヤしながら押さえつけてくすぐり続ける。
どうしてこんな目にあうんだよぅ、と石田はめそめそとつぶやく。
「もうやめろよぉ……ソレ……ひぐっ!! やだぁ……! もぉやっ、ひぅぅぅあああああ!! もう!! どうして吉田じゃなくて私にするんだよぉ……!!」
「あら? それはどういう意味ですか隊長? 貴方の代わりに吉田をいたぶれと、そういうことですか?」
「なんで私ばっかり……!! ひぅ! ん、くっ!! 吉田にもしろよぅ……」
「隊長は拷問に屈して部下を売るんですか? そういう人だったんですか?」
「うぅぅぅぅ」
「もう王様に生意気な口利かないって約束するなら、終わりにしてあげるかもしれませんよ」
「うん、うん……もぉ……生意気な口きかないからぁ……ひぁ!」
「終わりにして欲しかったら、『女王様おねがいですお赦しください』と言うんです」
226 :
魔女の籤:2010/12/26(日) 01:06:19 ID:dp9kc/wO
「そ、…………ひぐぅ……」
「言うんです」
「ごめんなさいゆるしてぇ……ひぁ、うぅぅぅぅぅ……っ、か、はっ!!」
か細い声で悶える石田には、普段とは違う匂い立つような色気があった。くすぐったさを我慢しすぎてわけがわからなくなっている。まるで性的に感じてイキ続けてるみたいにびくびくと反応して、可愛いったらない。
「ウフフ……。隊長、苦しいですか? それとも気持ちいいですか……?」
「くすぐっ……うぅ……もう、くるひぃ……」
「アハハ、気持ちよさそうにしてるくせに」
そもそも、苦痛とくすぐったさと快楽は同一のベクトル上にある。すべて神経への刺激であり、結局それらは薄皮一枚隔てたほどの差しかない。頭の中でそれらが混戦したところで不思議でもなんでもなかった。
その昔、ある頭のおかしい作家は”快楽とは苦痛を数万倍に薄めたものだ”と言った。それに習うなら、五十倍ぐらいに薄めたのがくすぐったさだろう。
「隊長、本当にやめて欲しいですか?」
「うん……もう、やめ……っ! ……やめてぇ……ぐす……」
「『おねがいです、お赦しください』ですよ」
手の中で羽箒を転がすように見せびらかして、石田の耳に囁く。
「そ、そんなこと……お、お前、私はた、ひぁぅ!! ……た、隊長、なんだぞぉ……」
「ふぅん。もうちょっと続けて欲しいってことですね? わかりました」
「やみゃっ! ぃや、やめっ……てぇ……っ、く、んんんぅ!!」
俺はへその周りを優しく撫でながら、石田の太股に毛先を走らせる。
「ひぁ!?」
「ウフフ……そんなに暴れたら、パンツが見えちゃいますよ?」
実際、もう手遅れなほどにスカートはまくれ上がって膝が開いていた。男子どもの中には、こっそり中を覗いている奴もいただろう。いや、覗かなくたって見えちゃってるか。
「遙? どうやって王様に服従するか、隊長にお手本を見せてあげなさい」
――はい、ももかさま。
甘く弾む吐息にまぎれつつ、吉田の返事が聞こえた。
227 :
魔女の籤:2010/12/26(日) 01:06:56 ID:dp9kc/wO
吉田は菅原と村田に大きく脚を広げた格好で押さえつけられ、スカートのひだを震わせながらその奥に羽箒を受け入れていた。嗜虐的な笑みを浮かべた菅原がこちょこちょと絶え間なく腿の内側を責め立てている。腕は男子に後ろ手に捕まえられ、身をよじることさえ難しい。
そして吉田の瞳は、よってたかって悪戯されるシチュエーションとくすぐり責めの快楽にとろけきっていた。
「なんれも……いうことききますぅ……ひぐぅ……!! ひ、ひぐぅ、……っ!! ももかさまぁ……ぜんぶいうとおりにしますぅ……!! くるひぃのぉぉぉっ、ゆるひてぇぇぇ……おゆるひくださぃぃ……おね、ひぐぅ!! お、おねがいれすぅぅぅぅ……っ!!」
まるで、もっとしてくれと言わんばかりの口調だ。
ほら、ああいうふうになるんだよ、隊長。
「よ、吉田……」
「そうね、やめてあげなさい、乃恵留」
えぇ〜、とつまらなそうにいう菅原。いいから、と俺は強く言って従わせた。
「隊長、ほら。何でも言うことききますね? どう言えばいいかわかるでしょう?」
「きく、きくからぁ……」
「『お赦しください』は?」
「おゆるしくださぃ……おねがい……です……うぅ……」
石田が言葉を搾り出しながら、屈辱に顔をゆがめる。だが、俺が静かに石田を解放したとき、隠しきれない感謝と安堵の気持ちが表情ににじんでいた。
「ま、今回はこんなところにしておきましょうか……ウフフ」
「おぼえてろよ、工藤めぇ……」
ふらふらと床を這いながら衣服を整えつつ、なけなしのプライドを振り絞ってつぶやく石田。生意気な口は利かないと言ったのに、もうこれだ。俺は残りの理性も根こそぎにしてやることに決めた。ククク……アハハ。覚悟しろよ。
「でもルールですからねー。遊びのルールくらいは守らないといけませんよね、隊長?」
「うぅ……まだ膝がカクカクする。まったく、誰なんだこんなルール考えた奴は……」
「でも隊長が王様になれば、復讐できるかもしれませんよ。続けますか?」
石田は一瞬、躊躇した。それだけの醜態をさらしてしまったという意識はあるようだ。だが、悔しさのほうが勝ったらしい。
「……くそ! やってやる!!」
俺は薄く微笑んで、籤を集めた。
クリスマスにおにゃのこをくすぐるSS書いて過ごしました
何も後悔はない(キリッ
キタキタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
待ってたんだよー!
相変わらずいい仕事、GJ!
GJ!!
俺にとっては最高のクリスマスプレゼントだぜ
231 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:35:16 ID:Y3DsVPzp
黒百華様神の更新にハァハァしつつ、
アーカイブGPMをプレイしてたらムラムラしたので投下
知識は曖昧なんで間違ってたらスマン
一応ゲーム内での設定です
内容は加藤の売春、田辺をレイプ、鬱エンドです
百合・レズ嫌いは「加藤×田辺」をNGにしてください
232 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:36:12 ID:Y3DsVPzp
どうしてこうなってしまったんだろう……加藤祭はぼんやりとした頭で考える。
ベッドの上で仰向けになった加藤の上では、禿げた頭の男が必死になって腰を振っていた。
加藤の眼には入らない。否、見てはいなかった。
ただ天井を見上げていた。
医者の言った400万円、なっちゃんの手術代のためならと始めた売春も、
もうそろそろ一月になる。
でも、まだお金は足りない。
男の呼吸が荒くなる。加藤は喘ぎ声をあげる。
「ああ、ええわぁーほんまデカチンポは気持ちええわぁー」
心にもない加藤の言葉に合わせて、男は中に射精した。
加藤は天井を見つめていた。
(これで……10000円)
夕日が滲む部屋で加藤は床に座り込み、
お金を数えていた。
「……に……さん……よん……314万か……」
何度もお札を数えたが、314万円から増えることはない。
当たり前だ。
加藤はちゃぶ台につっぷした。
ワンルームの部屋の中で人間らしい部分は、
もう晩御飯を食べるためのちゃぶ台くらいしかない。
かつてはラブホにあった派手なベッドが部屋の半分を占めている。
ベッドは自分と入れ替わりに足を洗った人に貰った、
部屋では狭くて食べられないため、廊下にちゃぶ台を出すようにしている。
隣にある洗面台には水を張り、
売春時に着用した5121小隊の制服を浸けていた。
―――制服を着ているだけで、2000円多めにくれたのだ。
「なっちゃん……」
小さく呟く。
「大事な制服なんやけどなぁ……でも……」
涙が少し滲む。
(だってしょうがないやん)
(もう、売春始めたんやで)
そこまで思って、加藤は静かに泣いた。
233 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:36:42 ID:Y3DsVPzp
田辺真紀は加藤の変化を新井木勇美からの話で知った。
「ねえねえ。加藤ちゃん、最近変じゃない?」
「え? ……そ、そうですか?」
「ここだけの話……バイシュン、してるんだって」
声を潜めて言う。
「……そんなこと……」
「だって加藤ちゃんの部屋に色んなオッサンが出入りしているのが、
目撃されてるもん」
そんなはずはない、田辺は思う。
加藤は良い子だ。売春なんかしないと。
でも、前に狩谷君のためにお金を貯めないとと、話していた。
……。
「ねーねーマッキー?」
「……ご、ごめんなさい、失礼します!」
田辺は走りだした。
数時間後、田辺は加藤の部屋のインターホンを鳴らした。
間の抜けた音がして、数秒後、
「いらっしゃいませ〜」
と加藤が愛想よくドアを開けた。
そして田辺を見ると、笑顔が強張った。
「……なにしにきたん……?」
「あ……話があって。上がっても、良い?」
加藤は田辺を黙って迎え入れた。
「座るところないから……それに座って」
加藤はベッドを指さして言った。
部屋の様子を見て、田辺は絶句した。
部屋の半分を占めるけばけばしい、いかにもなベッド。
赤いカーテンが昼間にも関わらずしっかりと締められていた。
田辺は遠坂と付き合ってしばらく経つが、まだ経験はない。
ましてやラブホテルには足も踏み入れたこともない。
おそるおそる安っぽいポリエステルのシーツの掛けられたベッドに腰かけた。
その隣に加藤も座った。
「それで、なにしにきたん」
「あ……あのね……コレ」
田辺は鞄の中から金の延べ棒をとり出した
234 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:37:29 ID:Y3DsVPzp
加藤は絶句した。
耳の奥で濁流の流れるような音がした。
「あの……遠坂君に前に貰って……でも、私、そんな使えなくて……その」
オドオドした声で田辺は言った。
その声もひどく遠くから聞こえるようだった。
まだ田辺は何か言っているが、加藤には聞こえない。
ふらふらと立ち上がる。
「だ、大丈夫?」
心配そうな田辺の声に振り向く。
優しい表情……遠坂に愛されているんだ。
少し見上げて、すがるような目つき。
憎い。
誰にも知られたくなかった。
このご時世、少女の売春なんて珍しくないけど、
私は自分のためではなく、好きな人のためだから違うと思いたかった。
でも、結局は同じなんだ。
友達から金の延べ棒を渡されるのがこれほどみじめだったなんて、
知りたくなかった。
なんでこの子は愛されて、幸せで、素直で。
なんで私は愛されず、幸せじゃなくて―――
無言でベッドの向いにある戸棚を開ける。
中から「仕事道具」の一つと小さな薬を手早く取り出す。
手の平で錠剤を転がせる。
胸の底から笑いが込み上げる。
これで彼女も同じ。
「加藤……さん……?」
少し怯えた声で田辺が言う。
振り返り、加藤は静かに言った。
「ねえ、イイことせえへんか?」
加藤は素早くベッドに飛び乗り、田辺を押し倒した。
「痛ッ……んっん!」
開いた口に薬を入れ、無理やり閉じる。鼻をふさぐ。
「あんたも同じ目に合えば良い!」
少しの時間暴れていた田辺は、酸素を求めて薬剤を飲み込んだ。
加藤はそれを見て、両手を離した。
激しく抵抗したため、田辺の息は乱れていた。
良いことだ。
「媚薬や……なんかの研究所で働いているとかの、何かの人が持ってきたんやで。
初めてなんだから、少しは楽になるかと思うてな。
数分で体中に行きわたるそうなんやけど、
今の田辺ちゃんなら、もうそろそろなんやないか?」
ニヤニヤと笑いながら加藤は言った。
田辺の顔はみるみる青くなり、そして次に赤くなった。
235 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:38:16 ID:Y3DsVPzp
「嫌ぁ……」
「駄目だ!」
思いもがけず強い声が出て、加藤自身も驚いた顔を一瞬するが、
すぐににんまりと笑った。
そして、キュロットを無理やり脱がした。
「ふうん……いくら貧乏だからって、下着の上下くらい合わせたらどうなん?」
下着は薄ピンク色の履き心地重視の綿のパンツだった。
加藤は人差し指で割れ目を上からなぞった。
「ふっん……んぁぁッ!」
「もう濡れ濡れやん」
パンツの端から指を入れ、濡れ具合を実際に確かめると、
もうすでに田辺の下は蕩けきっていた。
加藤は指を入口に少し入れてみた。
自分の以外の穴に指を入れるのは初めてだった。
ぬるぬるとしてとっかかりを感じない自分の膣に比べ、
田辺の膣はぞりぞりとした感触があり、
呼吸と同じように伸縮すると指が擦れて面白い。
(なんか、変な感じ)
加藤は妙にドキドキしてきたが、
冷静に感触を確かめる。濡れ具合、良し。
(もうそろそろ、よさそうやな……)
加藤は起き上がると、ベッド脇に放置していた「仕事道具」を手に取った。
「どうやって使うんやったっけ……こうか」
「なに……?」
「見たことないんか? ペニスバンドや」
加藤の股間にあるブツを見て、
ぎょっとして田辺は目を見開いた。
その拍子にメガネがずれたので、加藤は取り上げて、
床に放り投げた。
「見えへんほうが、安心やろ」
236 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:38:45 ID:Y3DsVPzp
そそりたつ偽の男性器、黒々として艶めいたペニスは、
以前来た客―――変態がくれたものだった。
「フフフ、加藤さん、コレで掘って下さい。
本来付いていない女性にチンコを敢えてつけて犯される……
すばらしい。まさに世界の変態。
フフフ、ククク、アーハッハッハァ!!」
全裸に両手両足に靴下をつけ、更に頭に靴下を覆面のように被った男がそう叫びながら、
部屋に入って来たのは忘れられない。
しかも、そのままの姿で掘られ、そのまま帰って行った。
……ああ、変態だ。警察からは逃げ切れたのだろうか。
いや、変態のことはどうでも良い。
加藤は頭を振る。
このペニスバンドは変態の所持品にしては良い物らしく、
多目的結晶に接続することでペニスから快感を得ることが可能になる、らしい。
……得たくなかったので、変態との時はあえて使用しなかったので、
ぼんやりとしかやり方は覚えていない。
ベルト部分にある「接続」ボタンを押してみると、
ペニスが勢いよく跳ねた。
他にも前回使用した「勃起」「射精」や、
「中折れ」「自爆」等の不可解なボタンも一部あるが、
今は気にしないことにした。
元気の良いペニスは下腹部にピタピタと当たった。
亀頭からは既に我慢汁が滴っている。
それなのに、感覚はない。
(欠陥品なのか……)
田辺の粒粒した膣内の感触を試してみたかった……と、
多少期待をしていた。
怯えきっている田辺の視線に気づく。
必死に足を合わせて加藤から逃れようとするが、
足が動くたびに陰裂か蜜が滲み、擦れる音がする。
その音に加藤はそそられた。
指で触れた感触と、今聞こえる音。
この二つが同じものであることを確かめたくて堪らない。
面白半分、怒り半分での強姦は、
期待と興奮の強姦にすり替わっていく。
田辺の太ももを、わずかな抵抗を押しのけ、
加藤は下着を剥ぎ取った。
赤く熟れ、濡れそぼった陰部は、
物欲しそうに口を開いていた。
何を欲しがっているのか、それは明らかだった。
加藤は割れ目に亀頭を押し込んだ。
「あんんぁ!」
田辺は悲鳴のような嬌声を上げた。
237 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:39:15 ID:Y3DsVPzp
まだどの男も知らない処女の秘所は、
同級生の少女によってこじ開けられた。
そのことを認識した田辺は性交への恐怖より先に、
ほの暗い歓喜を感じた。
肉体は薬によってあっという間に蕩けきったが、
精神はそれよりも持った。
しかし、加藤の指で陰部をいじられ、
加藤の股間にそそり立つソレを見た時から、
奇妙な快感が心に芽生え始めた。
遅かれ早かれ、遠坂に捧げ、遠坂によって与えられるはずであった快楽。
それが予想外の形で、痛ましい状況で出てきた時に、
秘かな一人での楽しみを思い起こさせたのだった。
夕日差し込む誰もいない公園のテントで耽った自慰は、
もしかしたら見つけられるたものものだったのかもしれない。
喘いで漏れた声を聞きつけたクラスの男子、
あるいは見知らぬ男にそのまま押し倒される、妄想。
倒錯したこの状況は、まさにその妄想そのものだ。
田辺はこの強姦を楽しみ始めていた。
捻じ込まれたペニスがもたらすはずの破瓜の痛みは、
媚薬によって消されているのか、ほとんど感じない。
その代わりに、ぬぷぬぷと静かに入れられる感触は、
手で触れるかのように感じられ、
襞一つ一つに触れるたびに、背筋を快感が駆け上る。
際奥までペニスは到達すると、
ずるずると通った道をペニスが遡る。
穴から出る直前、加藤は田辺の腰に腕を添え、
思いっきり奥まで突き刺した。
田辺の口から嬌声が漏れる。
リズミカルに打ち込まれる感触は、
今まで知らなかった満足感を与えてくれた。
不意に加藤が田辺の乳首を舐めた。
238 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:40:24 ID:Y3DsVPzp
激しい喘ぎ声を上げる田辺を見るのは楽しい。
加藤は満足していた。
乳首を舐めるのも悪くはない。
自分が気持ちがいいかどうかは、後回しだった。
ただ、腰を振り続けることで澄ましていた田辺の様子が、
涎でぬらぬらした唇を必死に閉じようとするほど変化しているのが、
面白かった。
そして嬉しかった。
売春は嫌だったが、田辺とするのはすごく楽しい。
「もうそろそろ、出すで」
意地悪く言うと、「射精」ボタンを押した。
ぬらぬらとした白濁液が田辺の膣内を満たした瞬間、
唐突に、ペニスバンドの感覚が加藤に接続された。
「んあああああああああああああああああ!!」
田辺の滑る膣内は、暖かい白濁液によってとろみを増し、
絶頂を迎える寸前の田辺の締まった奥にペニスは吸われたのである。
その瞬間を突然感じた加藤は、更に精液を吐き出した。
それを感じた田辺も絶頂を迎えたのだった。
239 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:41:21 ID:Y3DsVPzp
田辺は家に帰る途中に考えた。
あの後、脱力しきった田辺に向けた加藤の笑顔は、
確かに昔の加藤ちゃんのものであった。
その笑顔のまま、彼女は田辺を抱きしめた。
「ごめんね、マッキー」
この世界全てに背を向けた行為が、
彼女を救えるのならば、
田辺真紀はそれを選択した。
田辺はそれから生き方を変えた。
この戦いを終わらせて、加藤を自由にしようと思った。
整備士を辞めて、士魂号1号機に乗った。
操縦訓練をきっちり7時に終えると、
加藤の家に行き、「仕事」を終えた彼女に抱かれて朝まで過ごす。
加藤は笑いながら彼女を迎え、
その日一日の愚痴を話しながら性交をする。
「あんな、今日はお客さんが太っ腹でな、
二万円払ってくれたんやで」
加藤は笑いながら言った。
田辺は頷き、微笑んだ。
二人は安っぽいシーツにくるまりながら、
けだるい時間を過ごす。
「……最近、なっちゃんが冷たいんや」小さく加藤がつぶやく。
「……まだ、殴られているんですか?」
田辺の予想よりも冷やかな声に驚きながら、
「ううん。うちが悪いの。
なっちゃんはほんまは優しいんよ」
と答えた。
「そうですか……」
というと田辺は黙って、目を瞑った。
狩谷が加藤を陰で殴っていることは前から気付いていた。
それに対して嫌悪感はあったものの、この堕落した生活が始まってからは、
段々と狩谷への憎しみへと変化していった。
(これだけ加藤ちゃんが努力しているのに、
自分の心を削っているのに、
気付こうとしない狩谷なんて……)
瀬戸口に言われた「愛は、許すことだ」という言葉が思い浮かぶ。
でも、田辺は狩谷を許せる気がしなかった。
240 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:42:46 ID:Y3DsVPzp
不意に名前を呼ばれて顔を上げた。
(そうだ、今は学校だった)
呼びかけた遠坂の顔を見た。
「一緒に帰りませんか、久しぶりに」
久し振りに遠坂の顔を見て、自分が遠い所へ来てしまったような気がした。
(いつも忘れないようにって、善行さんが隠し撮りした写真持ち歩いていたのに、
どこに落としてしまったんだろう)
ぎこちなく微笑んで頷いた。
遠坂はどぶ川べりの道までの間とりとめのない事を話し続けていた。
幻獣のこと、戦況のこと。
(そういえば、パイロットになってから……
違う、加藤ちゃんとああなってからほとんど話してなかった)
「何も、僕には話してくれないんですね」
静かな声で遠坂は唐突に言った。
「え?」
「いきなりパイロットになって、
いつも一緒に帰っていたのに一人で帰るようになって
……今も、僕の話なんて聞いてなかった」
どぶ川を見つめながら呟く遠坂の暗い表情は見たことがなかった。
(今日、遠坂君一度も笑ってなかった)
「僕はただ、二人で幸せになりたかっただけなのに」
「ご、ごめんなさい」
咄嗟にあやまるが、遠坂は冷ややかに笑った。
「フッ、こうしてみると…。
日本でも屈指の殺しのプロには見えませんね。
……どうすれば、そう殺せるんでしょうね」
一人で立ち去ってしまった遠坂の背中を見て、
田辺は泣いた。
(まただ、また人を傷つけてしまったんだ。)
241 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:43:26 ID:Y3DsVPzp
「マッキー」優しい声が聞こえる。
「加藤ちゃん……」
振り向くと彼女が立っていた。
加藤は田辺の頬に流れる涙を右手でぬぐうと、
彼女の手を握った。
「な、一緒に帰らへんか?」
無邪気に笑う加藤の顔を見て、
遠坂を傷つけて得た対価が、加藤ちゃんの笑顔であることを実感した。
なぜか心が軽くなった。
田辺の心の底のどこかで「二股」のような気がしていたからだ。
プラトニックな遠坂への愛と、
歪んだ加藤との愛。
遠坂を失った田辺は加藤だけの物であった。
あとは加藤が田辺だけの物になるだけだった。
加藤の首に腕を回しながら田辺は囁いた。
「ねえ加藤ちゃん……」
「うん?」
「大好きです」
加藤は頬をあからめて頷いた。
戦場に出れば全ての幻獣を打ち倒し、
あれよあれよと言う間に、田辺真紀は絢爛舞踏となった。
242 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:44:24 ID:Y3DsVPzp
その日の朝、加藤は上機嫌であった。
今日働けば400万円が集まる。
あと1万円だ。
明日になれば病院に行こう、そう思っていた。
だから、
予想もしていなかった。
学校に行くと、
田辺が狩谷に銃を向けていた。
校舎は半壊して、ここで大型幻獣と士魂号が戦ったのは明らかだったが、
目の前の二人との関係性には意識が回らない。
「マッキー……なにしてるん?」
加藤の声に田辺は肩を震わせたが、
冷静に答えた。
「狩谷君が悪いんです。
加藤ちゃんを傷つけるばっかり。
その上幻獣で……。
だから、殺さないといけないんです」
「なんなのよそれ!」
加藤には意味が分からなかった。
「うちがなにをしてきたのか知ってるんやろ!?
なんでそんなことするん!?
なんで狩谷君が死なないといけないんや!」
必死に叫ぶが、その場にいた本田先生に腕を捻られ、抑えつけられた。
地面に倒れこみ、口に土が入る。
苦痛に視界が滲む。
狩谷君がよく分からない叫び声をあげている。
ああ、助けないと。
「殺せ、田辺。
殺せ。それは、幻獣。お前の敵だ」
「加藤ちゃん、ごめんなさい」
泣いているのか、笑っているのか分からない声がして、
銃声が響いた。
一瞬の隙を突き、本田先生の腕を払いのける。
立ち上がり、教官の腰にあったナイフを抜き取る。
そして、
「いやああああああああああああ!!!」
刺された田辺の声なのか、刺した加藤の声なのか、
どちらにも分からない声が響きわたった。
「いい気味や、田辺! いい気味や!」
泣きながら、笑いながら加藤は言った。
243 :
加藤×田辺:2011/01/08(土) 00:49:11 ID:Y3DsVPzp
以上です
規制に巻き込まれて放置しつつ、書き足したらなんか変なことになった
あと改行空け杉た……orz
ちょっと加藤ちゃんに刺されてくる
イイヨイイヨー(*´Д`)
読みやすかったよ、気にすんな!
GJ、よかった
祭に刺されたときは原さん以上の衝撃だったなあ…
あとペニバンと変態が高性能すぎる
GJ!読みやすかった
誰も幸せにならない話と変態のギャップがwww
祭ちゃんは基本Mだと思うけど、切れてSに走るのも確かにいいねえ…
>>245 本来シナリオ1の変えようがないバッドエンドだったのを流用したイベントなんで>絢爛舞踏刺殺祭。
と、黒百華様の方に一言。
以前羽箒を提案した者ですが、次なる一手はやっぱり、黒乃絵留様の御御足による、言葉攻めを交えた電気按摩、とか?
…うりうり、うりうり…逝かせてえ、お願いっ!!…そう簡単に電気按摩で逝かせてもらえる訳ないでしょ、女子同士の味、思い知れっ!!…うりうり、うりうり…
…あんた最新最高性能の指揮官クローンよね、ていう事は、あんたを逝かせ殺したら、もっと高性能のクローンが、補充されてくるって事に、なるよねっ!!…うりうり、うりうり…
…あんたを尊敬してる亜美が、こーんな不様なとこ見たら、なんと思うかしらっ??…間違いなく、軽蔑、されるよねえ…うりうり…
…自分でもやりたいって、言い出すかもねえ…うりうり…亜美なら、アンタに慈悲かけて、按摩の挙句イカセ殺してくれるかも知れないねえ・・・
…もちろん…私は…そんなに、甘く、ないよっ!!いつまでも、いつまでも、「石田咲良」を生かしたまま…逝き殺し寸前で…嬲り抜いて、あげるよっ…たっぷり…楽しめえっ…!!!
とまあ、こんなノリで。男子連中がいつまで耐えられるかな、いろんな意味で。
!! 電気按摩いれんの忘れてた
そこに気づくとは……さすがは天才……
天才はないですよ天才は…
ついでに、もう一つ。次かその先のエピソードで(大分先に回したほうがいいような気もしますけど)…以下、かなりグロ注意。
今月のフランス書院文庫で、「少女剣士 堕ちる!(仮)」というのが予定されてて、
結構楽しみなんですが…こちらでも、(仮)でないのをどうでしょう?
亜美の普段の忠義面に期待してたのに、肝心かなめのところで見捨てられて
魔女の籤の餌食にされた黒咲良様の暗黒復讐劇…
後ろ指手錠で拘束された、亜美愛用のカーボン竹刀の柄本を、深く股間で咥え込んで、凄絶な笑みを湛えた黒咲良様。
竹刀の切っ先がじりじり亜美の乙女に食い込む中の恐怖と絶望、しかし湧き上がるどす黒い快楽…そんな感じで。
ほしゅ
251 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 10:26:39 ID:xs9PKtZx
榊ガンパレ新作発売記念age
次の舞台は北海道だ
榊ガンパレはオリキャラ増えてきて人物把握できなくなって読むの途中で止めたが、
北海道戦場になったときは日本超ヤバイとかオケの限定版の冊子に書いてた気がするが
そんなやばい感じなのか
253 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 11:11:52 ID:xs9PKtZx
>>253 サンクス。幻獣相手にするわけじゃないのか
オリキャラ出てこないのなら久々に買ってみようかな
それにしてもきむらさんまた絵柄変わったなぁ
255 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 15:55:47 ID:gHih3WrR
みずほのはないの・
みずほは夜は星に夢中でエロいことさせてくれないイメージがある。
お持ち帰りしようとしてもだまって星を見にハンガーに戻っちゃいそうだ。
どうだ
現実戦記が手厳しい
俺に第六世代の体力をくれ
あと豪華な弁当
>>258 つかわいいおべんと つ質素なお弁当 つ弁当三人前
260 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:56:23.46 ID:LUDQPwdF
(屮゚Д゚)屮↑age↑
261 :
魔女の籤:2011/03/08(火) 08:18:22.83 ID:6DYPq1KD
「いくぞ……。王様だーれだっ!!」
いつになく気合の入った石田の掛け声。だがあえなく、次の王様も俺だ。
……いやだって、こっそり目印つけてるし。そりゃ勝てるわけないよな。アハハ。
「じゃ、命令を決めますね。え〜っと……」
「くっそぅ……」
本当に悔しそうに、目じりに涙を浮かべてふるふると震える石田隊長。俺は舌なめずりしながら石田の顔を盗み見た。
「十番と……二番は、前に出て」
二番の札を持った石田がビクッ、と反応する。唇を尖らせて不満そうにぶつぶつ言ったが、結局渋々と一歩前に出る。女王様をにらみつけてくる目つきが反抗的だ。
十番は菅原だった。満面に笑みを湛えて、ちょっと視線をふわふわさせながら歩いている。ぶっちゃけた話、あきらかにラリっていた。
「この机の上に両手を付いて、お尻を突き出しなさい」
「はーい!!」
幼稚園児なみの元気よさで手を上げる菅原。スレンダーな身体をだるそうにくねらせて、膝を突いて机に抱きつくような格好になる。
「こ、こうか?」
石田は菅原の向かいに手を突いて、ぺたんと床にしゃがみこむ。
「そうじゃなくて、お尻を突き出すのよ。こんなふうに」
俺は石田をひざ立ちにさせ、腰を抱え込むようにして引っ張りあげた。パンツが見えないようにスカートをひっぱりつつ、ついでに尻の割れ目をつっと撫でてやる。
「ひゃう……! へ、へんなとこ触るな……っ!」
ひくん、と反応する石田。くすぐり責めの後で、皮膚の感覚が敏感になっているようだ。下準備としてはいい感じだろう……。
「ほら、隊長。机から手を離しちゃ駄目ですよ」
「うぅ〜……」
むくれる石田の耳元で、俺は甘い声で囁く。
「女王様の命令は……?」
「ぜったい……うううぅ〜」
「よろしい。じゃあこれから、みんなにふたりのお尻を折檻してもらうわ。そうね、……最初は十回ずつで」
「えっ!? し、尻叩きぃ?」
石田が怯えたように呟く。
「そうよ。楽しみでしょう? ウフフ。思いっきり、容赦なく痛くしてあげるから覚悟してね」
ニヤリと見せ付けるように微笑んで、俺はまず菅原の後ろに回った。
「まず、私自らがお手本を見せますね。そのあと、私が指名した人に順々にやってもらいますから。……私がいいというまで」
周りを取り囲んで成り行きを見つめる小隊の面々を見回しながら、俺は菅原の髪をくしゃりと撫でる。菅原はどこか恍惚とした、熱っぽい瞳で視線をさまよわせていた。
262 :
魔女の籤:2011/03/08(火) 08:18:55.25 ID:6DYPq1KD
手を菅原の背から回し、腰を横抱きにする。そして右手を大きく振り上げて、音高く菅原の尻を打った。
ピシィ、といい音がして、菅原の身体がびくんと跳ねる。
「はぅ……っ!」
もう一度、思いっきり打ち付ける。
――ピシィ……!!
「あぅ……っ!! んぁあっ」
菅原は頬を染めて喘ぎを漏らした。スカートから伸びる真っ白な足ががくがくと震えている。
――ピシィ……!!
「はぁ……っ!! くぅ……ぁ……っ!!」
爪を立てるように机の端っこにしがみつきながらも、菅原は身を預けて抵抗しようとはしない。むしろ続きをねだるかのように尻を震わせている。
――ピシィ……!!
「…………っ、…………ぁ…………!」
今度は、明らかに甘い響きが混じっていた。すすり泣くような呼吸に、興奮の吐息が重なる。
――ピシィ……!! ピシィ……!!
「…………ぃ……、……っ!! 」
抱え込んだ腕の下で菅原が身をよじる。
菅原の身体は病的なまでに痩せていた。制服の上からでも、薄い皮膚の下の肋骨の感触がわかる。肉はこけ、手足も冷たくほっそりして、片手で簡単に持ち上がりそうなほどに軽い。
それでいて、菅原はどこかぞくっとするような妖艶さを醸し出すようになっていた。以前の健康な色気ではなく……不健康で、退廃的なエロティックさをもつ雌に。
「はぁ……はぁ……。あぁ……っ!!」
菅原が赤い唇を半開きにし、涎を垂らして机にしがみつく。向かいに手をついた石田が間近からその顔を覗き込んで、心配げに言った。
「す、菅原……そんなに、痛いのか?」
「……はぁ……、い、いたぁい……のぉ……」
蕩けそうな表情で囁く。
その潤んだ瞳に見つめられて、石田は困惑しながらも、ごくりと唾を飲んだ。
「いたぁ、くて、……はぁん……!! た、たまんなぃ……のぉ……」
「乃絵留……? まだ半分よ?」
俺は冷たい声で割り込んだ。
「は、はいぃ……」
「おねだりしなさい。もっときつくしてほしいんでしょ?」
「う、ぅん……。もっと……もっとしてぇ……」
「す、菅原……っ!?」
石田が焦ったように叫ぶ。そして菅原の期待に満ちた淫蕩な笑みを見て、驚愕する。……ウフフ。隊長は自分で気づいているのかな、自分の顔も紅潮して、興奮に震えてるってこと……。
俺は菅原の髪をつかんで、ことさらに優しく囁いた。
「甘ったれた口を利いてるんじゃない。ちゃんと、おねだりしなさい?」
「はい……。ごほうびを、……私に、卑しい豚めにご褒美をください……」
「はい、よくできました」
俺は菅原の腰をロックしてぐっと持ち上げると、そのまま五発連打で激しく尻に浴びせてやった。
――ピシィ!! ピシィ!! ピシィ!! ピシィ!! ピシィ……!!
「はぁっ、ぁぁぁあぁぅううぅ……ッッ!!」
びくびくと悶えながら机に顔をこすり付ける菅原。
俺はそれを背後から見下ろしながら、無常に言い放った。
「じゃあ、さっき甘えたことを抜かしたから、もう十回追加ね」
「は、ぅ……」
菅原が涙目で見上げてくる。だが、ぺろりと唇を舐めるその舌は、まだ“ご褒美”が足りないとねだっていた。
263 :
魔女の籤:2011/03/08(火) 08:19:18.00 ID:6DYPq1KD
――ビシィ……!!
肉を打ち付ける音が教室に響き渡る。女のみだらな呻き声が漏れる。そのたびに、少しずつ教室の空気は変質していった。
菅原の痴態を食い入るように見つめる男ども。あるいは、酒のつまみ程度に鑑賞するクラスメイトたち。そして、菅原の間近で目を見開いて口をパクパクさせながら、顔を青くしたり赤くしたりしている石田隊長。
「ひぅ…………っ!!」
「乃絵留。マンコ濡らしてるでしょ」
目を潤ませてぼんやりしながら、こくん、と頷く菅原。
「自分でいじってもいいわよ。みんな見ててくれるわ」
そう促してやると、菅原はおそるおそる自分の手をスカートの中に差し入れた。
「どんな風になってるの? 言ってみなさい」
「……トロトロ…………なの……」
「お尻を叩かれて感じてるなんて、乃絵留はマゾの変態ね。ねえ、隊長、そう思いません?」
「えっ? あ……?」
「ほら、みんな見てよこのエロい下着」
俺は周囲に見えるように、スカートを捲り上げた。菅原の肉の薄い尻に真っ赤な手形の痕がいくつもついている。下着は黒いレース地で、愛液で濡れたその部分が透けていた。
前から股間に回された菅原の指が下着の中にもぐりこみ、クリトリスをこねるように細かく動いている。
「ウフフ。乃絵留、みんなにオナニー見られてるわよ。うれしい?」
「んん……ぅ……。は……恥ずかし……」
「喜んでるくせに」
俺は鼻で笑って、おもむろに折檻を再開した。右手を鞭のようにしならせて素肌を打つ。
――バチン!!
強い衝撃が走り抜け、菅原の背骨を痛みが貫通する。そしてその後の数十秒、びりびりと痺れるような感覚が体に残り……それがどこか甘美な快楽に変わるのだ。
「……ぁあ…………」
菅原が吐息を漏らす。ぐっちゃぐっちゃとマンコをこね回すいやらしい音が高くなる。誰かがごっくんと唾を込んだ音が妙に生々しく教室に響いた。
――バチン!! ――バチン!! ――バチッ!! ――ビチッ!!
――ピシィ……!!
「はぁぁぁぁぁうッッ!!」
俺がひときわ音高く尻たぶを打つと、菅原は「ひぎぃッ」と仰け反りがくがくと震えた。菅原は膝から崩れ、ハァハァと息を乱しながら、机を抱きしめてふるふると痙攣している。
「ハッ……ハッ……ハァッ……!! ひぅ……、ぁ……」
「すがわ、ら……?」
石田が菅原の頬に恐る恐る触れる。菅原はその指を愛しそうに舐った。石田は茫然と菅原の口淫を受け入れる。
「菅原、おい……? なんだよ、これ……?」
「さ、これで私の番は終わりかな。――じゃあ、次はね、岩崎。乃絵留のお尻、十回、可愛がってあげて。それから隊長……」
俺が視線を向けると、それが熱いものででもあるかのように、石田はびくぅっと震え上がった。クックック……可愛いなあ、もう。
「……隊長は、そうね……」
谷口と小島航の間で視線をさまよわせる。
「小島君、やって」
「え、お、俺……?」
戸惑いながら、だが少し嬉しそうに小島航が輪の中心へ出てくる。
「じ、十回でいいんだよね?」
「もっとしたければ、気が済むまでやってもいいわよ」
俺が誘惑するように流し目をすると、航は一瞬、目の奥に欲情のような陰を覗かせた。
石田が怯えたように呟く。
「こ、航……? なんだよ、やめろよー。痛くするなよ? 痛いのやだからな?」
「大丈夫だよ、そんなに痛くしないからさ」
「いいえ? 可能な限り痛くしてあげて?」
俺は二人の肩に手を乗せて、やさしく、甘く囁いた。
「女王様の命令。ね? ……命令だから、仕方ないですよね?」
「う、うん……」
「め、命令か……」
「そう、命令。命令だから、仕方ないんですよ」
そして石田をひざまずかせ、机に手をつけさせる。航にその尻を抱えさせ、そして、俺は打てと命じた。
「じゃ、じゃあ……いくよ?」
「う……うぅ……」
右手を航の顔に暗い笑みが薄く浮かぶのを、俺ははっきりと見た。
――ピシィ……!!
石田の顔がゆがみ、喉から悲鳴が漏れる。それはどこか、混乱と淫靡さに満ちていた。
二ヶ月以上間が開いた、ごめん
265 :
魔女の籤:2011/03/17(木) 21:28:56.06 ID:4VMdHxm5
「ぁッ……!? ……ぃ……ッ!?」
「痛いかい? 痛いよね……」
どこか熱に浮かされたような口調で、航がつぶやく。石田は声を飲み込んで、ぎゅっと身体を堅くする。
――ピシィ……!!
「…………! ……ッ、……ッッ!!」
航がその手を優しく握った。そして再び、石田の尻を激しく打つ。バチン、バチン、と肉と肉のぶつかる音。石田の震える吐息、呻き。
「……や……ぁ……っ!!」
石田の耳から首までが真っ赤に紅潮している。俺は石田の頬にそっと手を触れて、こちらを向かせた。――痛みと羞恥と快楽の入り混じった、えもいわれぬ極上の表情だ。
「ひぃ…………。ッ! ……ッ!!」
尻を強く打たれるたびにひくん、ひくん、と震えて、目に涙がにじむ。痛みをこらえようとぐっと歯を食いしばり、なのに打たれた直後にはこらえきれずに呻きを漏らしてしまう。悔しさと諦めと、儚い希望が立ち替わり表れる濡れた瞳。
その向かいに手を付いた菅原が、赤い舌を伸ばしてぺろりと石田のまなじりを舐めた。
「あはっ……。隊長、可愛い……。ねえ、岩ぷぅー。私、我慢できなくなってきたぁ……」
――アレ、ちょうだい。
空虚な目と、淫蕩な唇で菅原がねだる。岩崎は酔った調子で上半身をゆらゆら揺らしながら、菅原の腕を取って多目的リングにセルをはめた。
「…………ッッッ!! ――はぁぁぁああああッ……、ん…………」
尻を打たれたときの何倍もの反応で全身を痙攣させる菅原。直後についた甘い息は、毒が含まれているかと思うほど濃厚な女の匂いを放っていた。
「……いぃ…………はぁ……。さいこぉ…………。このままおしり、ぶってぇ……おくすりでおかひくなったまま、おしりいたぶりまくってぇぇ…………」
岩崎がふらりと身体を揺らし、合成アルコールカクテルのコップを取る。がぶ飲みする。そして身体を振り回すようにして腕を振り、激しく菅原の尻を打ちつけた。
「あぐ…………ッ! あひッ…………!」
「――ほら、これでいいんだろう?」
「いひィ……ッッ!! ビリビリくるぅ……っ!
岩崎は赤く腫れ上がった尻を愛しげに撫で回した。肉をこねるように愛撫し、つねり、たぷたぷと弄んでは音を立てて打つ。
「雌豚め……」
「あひィ!! あひッ……いひぃぃッ!!」
半ば白目を剥きながら涎を垂らして悶える菅原。
周囲のギャラリーは――俺も含めてだが――じっと見守るばかりだ。尤も、見守る表情はそれぞれ違った。ニヤニヤしながら見ている者、なぜか羨ましそうな奴、眉をひそめる奴……。
一番びっくりしているのは菅原の目の前で覗き込んでいる隊長で、菅原が身体を波打たせるたびに、自分が打たれたかのようにビクンと震えていた。
「うぅ……航……、航、こわいよぉ……」
「だいじょうぶ、ただの遊びだよ」
「怖い、怖いよ……」
「打つよ、隊長……? ――それ!」
「――はぅぐッ!? ひ、ぁぁ……」
打つ航と打たれる石田が、指を絡めてぎゅっと手を握り合う。石田が涙の粒を落として震えた。
「怖い……」
「大丈夫、大丈夫だよ、隊長」
石田がふるふると首を振る。
「違うんだ。わけがわかんない……。でも、わかるんだ」
石田が、濡れた目で菅原を見つめる。
「どうして菅原があんなふうになっちゃうのか、ちょっとわかる……。私、さっきからおかしいんだ。這い蹲らされて、お、おしりを……突き出させられて……。そんな姿をみんなに見られながら……無理やりに、いたぶられて……それで……!」
――ああ、食べちゃいたいぐらい可愛い表情をしてる。
「ぞくぞくする……。わかんない。もう、もうわけがわかんない……! なんか、身体が熱くなって……ぞくぞくするんだ……」
266 :
魔女の籤:2011/03/17(木) 21:31:19.70 ID:4VMdHxm5
「あは」
石田のすぐ正面、菅原がそっと手を伸ばした。隊長の濡れた頬に触れ、額にキスする。
「怖いの? じゃあ、隊長にも“キャンディ”あげるね。怖くなくなるよ」
菅原が石田のもう一方の手を握り、がんばって、と励ますように両手で包む。石田がすがるようにつぶやく。
「菅原ぁ……」
「――あはッ。だいじょうぶ……たいちょおも、受け入れちゃえばいいんだよぉ……? ぜんぶ、そのうち……どうでもよくなっちゃうよぉ……。あははっ」
「す、菅原……!?」
菅原は包んだ手の人差し指に口づけると、ピンク色の舌でねちっこくなぞった。唾液でべちょべちょになるようにして、口の奥まで入れてれろれろとしゃぶる。
「キャンディ……すごぉく、甘いのぉ……」
カチリ、と石田の腕のリングにセルを接続する。
「な……なんだ!? ……ぅあ……ッ!?」
途端、石田の反応が変わった。
急激に瞳孔が開き、首の位置がふらふらと定まらなくなる。
「あ、あたまが……きいろくなるぅ……?」
「隊長? ……ねえ、大丈夫?」
「心配ないわよ。ほら、小島君。手を休めないで」
俺が強く命じて促すと、小島航が石田の尻を打つ。――その瞬間、劇的に変化が起こった。
「――あふぅぅぅぅぅッ!? ッ、ひグゥッッ……!!!」
石田が身体をねじるようにして全身で身悶える。
だらしなく開いた口からだらりと舌が垂れ、それでいて表情は気落ちよさのあまりに淫らに緩んでいた。
「あ、あた、あらま……きいろいの……きいろ……いっぱいにらる……ぅ……。きいろくてまっひろになるうぅ……」
淫靡な笑みを湛えた菅原が石田の首すじをぺろぺろと舐める。
「こわひぃ……らにこれぇ……こわいよぉぉぉ……ひ、ぐぅぅぅ……」
「がんばって、たいちょお……。最初は怖いけど、すぐに……すぐに、やめらんなくなっちゃうからぁ……あはッ」
――きんもちいぃでしょお……?
小悪魔のようなかわいらしい声で、堕落した言葉をつぶやく菅原。
「き……もひぃぃよぉぉ……。よすぎれ、こわいよぉぉぉ」
ぴしり、と航の手が石田の尻を打った。その途端、声にならない混乱した悲鳴が石田の口から飛び出し、次第に快楽の深い吐息になってゆく。じわじわと後を引く痛みの余韻が、蕩けるような気持ちよさになって脳に伝わっているのだ。
菅原がそんな石田を羨ましそうに見つめて、その肌を撫で回す。ごくり、と
「偉いわね、乃絵留。ちゃんと面倒を見てくれてありがと。――貴女にもご褒美をあげる」
俺は菅原の耳にそう囁いた。
そして準備したアイテムを見せる。
銀色に光る、金属の洗濯バサミのような形のもの。ニプルピンチ、……つまり乳首ばさみだ。
「……ッ!! あはッ。あははッ」
菅原の瞳に炎が点る。浅ましくも狂える欲情の瞳だった。
あげちまった
そういやみんな無事か?
おお!
待ってたよー!
無事で何より、GJ
DOLL・PLAYER・SYSTEM桂×竜造寺
小隊の大半は撤退し、残されているのは私と偵察に向かっていた竜造寺くんだけ。
大敗、その言葉が私の肩にのしかかる。小隊長なんて向いていない事、やりたくなかった。
こっそり整備に配置変え出来ないか試して、芝村くんにもの凄く怒られたりした。絶対、自分で指揮した方が良いのに。
しかも敗勢が濃くなると先に撤退しちゃったし。まぁ、無線で呼びかけても応じないから直接会って威嚇射撃までさせられた源くんよりはマシかも知れないけど。
薄めのハレルヤを端末に流す。こうでもしないとおかしくなりそう。硝煙と血、それから獣の匂いが鼻から消える。あ、最後のは好き。
とりあえず邪魔なゴブリンをヘッドショットを決める。初めは反動であたふたしてた、88式軽機関銃も軽く扱える。
無線で言われた通りの森に竜造寺くんは息を潜めていた。くせ者揃いの小隊ではある意味浮いている。
「小隊長どの」
そう呼ばれるのはいつまでたっても慣れない。戦場とはいえ二人っきりなのだから名前で呼んで欲しい。
「弾、持ってきたよ」
補給車が撤退する前に回収した予備のマガジンを竜造寺くんに渡す。あまりにも、少ない弾数。もっとも、補給車にも弾なんてほとんど残ってないけど。
「ありがとうございます、それからご報告が」
敵司令の居場所を聞いた私は一瞬悩んだ。もし、倒せれば辛勝とはいえ勝利だ。
そうすれば、少なくとも数日は安心出来る。だけど、私の不出来さに竜造寺くんを巻き込みたくない。
「隙を作ります。竜造寺くんは気を見て撤退を」
治療中の竜造寺くんのウォードレスもほとんど全快。これが終わったらお別れだ。
急に頭を引き寄せられ、唇を重ねられる。竜造寺くんにしては強引。
「わかりました。ですが……死なないで下さい」
素直なのかそうでないのか悩む言葉。
「もちろん、日曜日はデートでしょ?」
軽口を叩いて立ち上がる。今の私に出来ることはそれ位。
銃弾をゴブリンに当て、消滅させる。その後、走る。足を止めたらキメラのレーザーにやられる。
それに、この残弾数ではキメラなんて何体も相手に出来ない。
避けながら、必要最低限の小型幻獣を倒す。そうしてやっと敵司令のミノタウロスが見える。
背後から、軽く掃射。いくらかはダメージを与えたはずなのに、そんな素振りは見えない。
迫りくる腕を慌てて避ける。もし、あんなのが当たったら、それだけで終わる。
腕を躱した後、何発か撃ち込む。それを数回繰り返した時、弾が出なくなった。
マガジンには十数発は残っているはず。こんな時に故障――
逃げる事は出来たかも知れない。だけど、帰った先にあるのは軍法会議だ。
ため息を一つ漏らすと覚悟を決めた。本当はぐるぐると頭の中色んなことが渦巻いているけど。
さよなら。あ、日曜日のデート行けなくてごめんね。
固く眼を閉じた私は横から衝撃を受ける。驚いて目を明けるとそこには竜造寺くんの姿。
「命令違反、ですね」
そう言ってミノタウロスの頭を撃ち抜いた。勝った――と思ってしまった。
私も、多分、竜造寺くんも。
だから、二人とも飛んできたミサイルに反応出来ず、宙を舞った。もう一体いたんだ。
薄れゆく意識で思うのは、「もしも」。「もしも」、やり直せるなら。絶対、こんな結末にはしない。
「……さあ、新隊長。ご決定を」
なぜ、この悪魔の問いかけをまた聞かされているのかわからない。
ただ、この先にやり直せる未来があるのなら。
「町へ」
短く、答える。あの時のように無言ではなく。
ほしゅう
272 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 07:59:53.23 ID:9XI97H+4
273 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 09:25:48.45 ID:d59x3YUN
アナザー・プリンセス1巻が発売されたが
芝村の姫君がなかなかに萌え萌えではないか♪
>>273 芝オタ乙、もしくは芝本人乙・・・誰が何と言おうと、お前は芝オタだ。
ほ
なんか昔書いた絢爛エロ小説がフォルダから見つかったのでさらしてみる
とりあえず保守代わりに
※注意※
・ハックマン×舞踏子なるイロモノCP注意
・ハックマンの身の上についてネタバレあり
・気分が悪くなったらすぐに使用を中止して下さい
いきまーす
体から溢れ出る落ち着きの無さというか、頭の悪さというか、
そういうものばかりが目立つ子供な女ではあるが、こんな風にベッドの上だけでは大人になれるのだ。
どういう事情で、この子供と大人の使い分けを得たのかは知らない。いや、事情などないのかもしれない。
愛した男を思う気持ちがここまでやらせるというのならば、彼女の性格的にも有り得るものだった。
頭の片隅でぼんやりそんなことを考えていたハックマンだが、そろそろ思考回路も飛びそうである。
自身を口で弄ばれようものなら、たいていの男はそうなるであろう。
まるで本物の器のように、じゅぷじゅぷ音を鳴らして激しく出し入れされては尚更だ。
「っく……舞踏子、僕ァもう駄目だ…」
そう喘いで、舞踏子の頭をくしゃりと撫でると、舞踏子は期待に満ちた眼差しでハックマンを見つめていた。
「ほ、何だ、そんな目をして………汚れるぞ」
警告したが、むしろ舞踏子はそれを望んでいるのだ。これ以上何を言っても聞きやしないだろうという、
あきらめと喜びを抱きながら、ハックマンは舞踏子の口の中で達した。
白濁色の液体が、女の口を犯してゆく。舞踏子は懸命に飲みつつ、
それでも溢れ出たものは指ですくって眺めていた。
「フフ、上手くなったもんだ」
「えへへ…リンが喜んでくれるから」
指ですくった最後の白も、ぺろりと舐めて恋人の目を見る。紅く染め上がった顔と表情が、また格別に扇情的だ。
ハックマンは舞踏子を抱き寄せて、唇を合わせた。
舌を絡ませ合って、歯をなぞり合う。噛み付くようでいて食われたがっているようなキスに、舞踏子は体の芯が熱くなるのを感じた。
「本当に上手くなったねぇ。こんなに積極的じゃないか。体の方もか?」
「う…う、ん…」
「ほ…それで今日はどうして欲しいって?」
舞踏子をからかうように耳元で囁いて、ハックマンは愉しそうに微笑んだ。
少し意地が悪い質問だが、舞踏子はそんな彼が好きで好きでたまらないのだ。
「リンの好きなようにして欲しいの…」
そう言いながら、ハックマンの服のファスナーをゆっくり降ろす。僅かに出来上がった隙間から手を入れて、
ねっとりとした手つきで彼の胸を撫でると、舞踏子は恍惚とした表情で瞳を伏せた。
ハックマンはそっとその手を払い、取ってから舞踏子を組み敷く。
「こういう時、僕ァ本当に男で良かったなと思うよ」
優しい青い目で女に語りかけながら、ハックマンは舞踏子の上着を慣れた手つきで脱がせた。下着に包まれた豊満な乳房が、彼を誘う。
下着ごと胸を揉んでやるだけで、舞踏子は嬉しそうに声を漏らした。緩急をつけて揉むと、舞踏子はあっという間に乳首を固くするのだった。
わざとらしく吐息を鎖骨に吹き掛けると、その熱でびくんと震える。
感度の良さに愛しさも加わって、たまらない快感を舞踏子は体中に刻み付けるのだ。
「こんなに可愛い恋人を、男のやり方で喜ばせることが出来るんだからね」
「んっ!」
指の腹で尖った先端を撫で回すと、たわわな乳房を揺らして舞踏子は声を我慢する。
返って卑猥に聞こえるその声が、ハックマンの気持ちを高ぶらせたようだった。
片手で胸を揉みしだきながら、もう一方の手でブラの金具を外してやる。こうすると、
揉んでいるうちに自然と胸が露わになるのだ。舞踏子はハックマンのこのやり方が好きだった。
「リン……ぁっ」
「ほ、声を我慢する必要なんかないさ。ありのままの君を、綺麗な君を僕に見せてくれよ…」
よくもまあ、こんなに甘ったるい台詞を思い付くものだ、とも思うが、
不思議なことに彼との性交渉の中で“言葉”というものは媚薬になることが出来た。
経験の差か、愛の深さゆえか。舞踏子は正直わからなかった。ハックマンの声も言葉も、
自分を操るただそれだけの為にあるような錯覚に陥ることは、こうしている時でなくともしばしばあったからだ。
「あ、っ……あんっ!」
「綺麗だよ、舞踏子」
張り詰めんばかりに大きくなった乳首にキスをして、
ハックマンはそのまま口の中へ封じ込めた。蹂躙するが如く舌の動きに、舞踏子の下腹部が疼く。
「リン…っ。もう全部脱がせてっ、お願い…」
切ない声色でそう頼むと、ハックマンはちゅっと音を立てて舞踏子の胸を解放した。
「んあっ」と名残惜しそうな声をあげた桃色の唇を、無言のままに自分の唇で塞ぎながら、ゆっくりストッキングを脱がせてやる。
このまま下着も…、と甘い願望に身を焦がす舞踏子だったが、ハックマンは濡れた下着越しに割れ目をなぞるだけに留まった。
「やだぁっ、焦らさないでよう」
「ほ、そんなに嫌なら自分でやるか?…やってみせてくれよ、お前さんがどれだけ僕が欲しいか」
「リ、リン…」
そうとだけ言うと、ハックマンは這わせていた指を離して、完全に舞踏子を傍観する姿勢になった。
「リン!」
舞踏子がひっくり返った声をあげても、ハックマンは動く気配すらない。
ただ目だけはしっかりとこちらを見据えて、舐めるように観察しているのだ。
「い、意地悪…」
嘆くように吐き捨てたが、舞踏子は構わずに目を閉じて、下着の中に両の手の指を突っ込んだ。
「あっ、あっ、は、ぁん……」
右手で陰核をまさぐり、左手で膣口を弄る。ゆっくり静かに、細い指で抜き差しをする。
目を閉じることで快楽を一点に集中させようとしたが、気が気ではない。
目を開ければすぐそこに、ハックマンの姿があるのだ。
自慰をしたことがないわけではない。むしろ彼を思って、何度もしてきた。
ただやはり本人を目の前にするのは――。
「ほ…その程度か、舞踏子。もっと上手くやれるだろ?」
躊躇いの中で指を動かしていると、厳しい言葉が浴びせられた。心中を見抜かれているかのようだ。
「だ、だって……でも……」
「でも?」
目を開けると、あの青い目がじっと舞踏子を見ている。それだけで舞踏子は顔を紅潮させた。
反論することなく、舞踏子は指を増やす。陰核を這う指を二本に、
愛液溢れる穴に突っ込む指を三本に変えると、淫らな声と共に掻き回した。
「あっ、あっ、あっ…リン……ハァ…ハァ……欲しいよぉ…あ、あぁぁっ」
腰を揺らして、今は指で塞がれたこの穴へと男を誘う。下着はもはや着用する意味をなさない程、ぐちゃぐちゃに濡れていた。
瞬間、舞踏子の表情が変わり、一際高く声が上がった。
ハックマンはすぐに女の細い手を引ったくって、自慰をやめさせる。イキそうだったからだ。
「お前さんの気持ちはよくわかった。僕も少し意地悪が過ぎたよ」
「イ、イッちゃう…イキたいよぉ…」
「一緒にイこうか」
ハックマンは舞踏子の唇を貪りながら、彼女の体を一糸纏わぬものにしていった。
火照った女の体が、男を欲しがっているのがわかる。
唇から首筋、首筋から鎖骨へと唇を移してゆき、
最後に舞踏子の指に絡んだ液体を舐めとった。うっとりとした表情で、舞踏子はそれを見ている。
「リンは脱がないの…?」
「僕ァね。君の香りを服に染み付けときたいんだよ」
大きく勃ち上がった陰茎だけを取り出して、ハックマンは微笑んだ。
「汚れちゃうわ」
「平気さ。上手くやる」
ぬぷっ、と液体の溢れるような音がして、舞踏子の中に固い“それ”は進入した。
「ん、あっ!やっ、おっきい!」
絶頂寸前の胎内はよく締まり、一層激しく収縮を繰り返している。
こりゃあたまらないな――と愉悦に浸っていると、それを見透かされたのか舞踏子に頬を撫でられた。
「リン、……ハァ…いいっ、すごい…!…ハァ…あぁっ、も…」
「食われてるみたいだよ…本当に」
男が突っ込んでいるのか、女が飲み込んでゆくのか、わからないほどの蕩け具合で結合部が深まってゆく。
最奥まで達しない内に、ハックマンはピストン運動で舞踏子を喘がせた。
肉のぶつかる音と一緒に女の嬌声が響くのは、情事の最高に楽しいところだ。
「リン、イッちゃ……イッちゃうっ!」
「先にイくかい?」
「う、あ、はぁ……ぁっ!あぁぁぁあっ!」
ハックマンの問い掛けに答える間もなく、舞踏子は声をあげて彼を強く締め付けた。
やや遅れて、ハックマンもその中に熱い濁った白を注ぎ込む。
入りきらなかった精が、舞踏子から溢れ出した。
「…………ん…」
絶頂の余韻に浸る女の唇を吸って、ハックマンは微笑んだ。
汗ばんできた額にかかる前髪を気にしつつ、舞踏子の髪を撫でて愛おしむ。
「良かった……?」
「ああ、良かったよ。最高だった」
舞踏子は自分の手で、割れ目から溢れる精液を中へ押し戻した。汚れたその可愛らしい指を、男はまた舐め取る。
「僕ァね…本当に男になって良かったなあと思っているところだ」
「うん?」
「可愛い女の子を、こうして男として捕まえたわけだからね」
嬉しそうにハックマンへ寄り添って、舞踏子は「…もっかいしない?」
と上目遣いで彼を覗き込んだ。
「ほ、本当に積極的になったもんだ。構わないよ、君の気が済むまでやろうか」
そう返事をしたハックマンの唇は、ちゅっと塞がれた。
この都市船を出航するまで、後五時間もある――
にや、と笑ったのは舞踏子もハックマンも同じだった。
おわり
俺はこれを何ヶ月書いているんだ……。
282 :
魔女の籤:2011/05/21(土) 23:08:24.84 ID:TZLnZI7T
菅原はブラを着けていなかった。服の上から指で探ると、乳首を貫通している金属のピアスの感触がわかる。俺は布ごと乳房の頂点をつまんで引っ張り、そこにニプルピンチを装着した。
「はァッッッ!! ――っ、くるぅぅぅぅッ!!」
白目を剥きながら、舌をだらしなく垂らして菅原がビクビク震える。ニプルピンチをぱちん、と指ではじいてやると、それだけではしたなくイキまくっていた。
「ッかは……ぁっ!! ひぐゥ……ひぐ、ひぐ……ッ!」
口の端から泡を吹きながら、幸せそうな顔でイキっぱなしだ。クラスメイトにじろじろ眺められていても……いやむしろ、見られているからこそタガが外れちまってるのかもしれない。どこまでも変態に堕ちたものだ。
「い……いや……もうやだぁ……! なんだ、一体なんなんだ! もうやだ! こんなのやめるっ!!」
石田が顔を真っ赤にしながら叫んだ。机を蹴り飛ばすようにして逃げようとする。俺はテレポートパスを使って音もなくその背後に回りこんだ。格闘術で腕を極めて、床にねじ伏せる。
「やっ……くそ、こら、工藤! 隊長にむかってぇ……!!」
「フフ。どこへ行くんですか、下僕二号? 女王様の命令はまだ終わってませんよ?」
「くぅぅっ……」
「女王様のいうことききますからって、さっき誓ったくせに。覚えの悪い子ね?」
「助けてぇ! 谷口ッ!! こら、助けろぉ! ばかぁッ……!」
さっきから椅子にどっかりと座りこんで眉間にしわを寄せていた谷口が、それに答えて言った。
「……んあ? うむ。隊長は……隊長はぁ、なんというかいろいろ無防備すぎる!!」
――酔っていた。
それも、しこたま酔っていた。
横にいる村田が、さらにどばどばと谷口のコップに酒を注いでいる。それを全部、律儀に飲み干す谷口。
「ゴクッ、ゴクッ、……くはぁぁぁっ。――けしからん! パンツとか肩車とか、そういうのはいやらしいんですよ! 隊長! 自分はいつも! 隊長の下半身に惑わされているのであります! どうしてそういういけないことをするのでありますかッ!!」
「た、たにぐちぃ……?」
情けない声で呻く石田隊長。
「そういう悪い子はぁ!! おしりぺんぺんだぁ!!」
ぐおお、と襲い掛かってきた谷口が、隊長を肩の上に軽々と持ち上げた。そしてびったんびったんと平手で尻を叩いてはゲラゲラ笑っている。
「がっはっはぁ!! 思い知ったかぁっ!」
「やぁ……! うッ! んッ!! んんんッ!!! ……ひぐぅ!! こんな、こんなのぉ……!! ふぇ、ふぇぇぇえええ」
とうとう石田は半べそをかきだす。
だが、それで終わるほどこの宴は甘くない。
谷口が散々いたぶって床に転がした後、子供みたいにしゃくりあげる石田のそばに、俺は腕を組んで立った。
「ま、これで尻叩きの命令はこなしたとしましょうか。……でも、女王様の命令に従わなかったのはまずいわよね? 命令違反だなんて、軍人ともあろう者が、あってはいけないことですよね?」
「ゆ、」
「赦さない」
俺は石田を仰向けに突き飛ばし、両足を抱え込んだ。そして股間を片足で踏みつけるように押さえる。
「女王様に逆らった者は、電気アンマの刑!! アハハハ!!」
「ひあッ!!? ひ、うひひひィ!? はぅ、はぅうぅぅあああああああ」
靴を脱いで、割れ目につま先を食い込ませるようにしてカクカクと小刻みにバイブレーションする。
283 :
魔女の籤:2011/05/21(土) 23:08:51.46 ID:TZLnZI7T
「ひっ!? ひっ!? ひいいいやあああああああ!」
「ウフフ、アハハハハハ! どう? 女王様に逆らうとこうなるのよ? ウフフ、ウフフフフ!!」
「やだ、やだぁ! なに、なにこれぇ? おし、おしっこでそううぅ」
「赦してほしかったらちゃんと謝りなさい。ほら、ほら!」
足の親指をぐいぐいめり込ませるようにして、性器を振動でいたぶる。わざとスカートがめくれるように足を高く掲げ、白くてまぶしい太ももを衆目に晒してやった。
「やめっ、やめろぉぉぉ」
「野口、竹内! 腕を押さえつけなさい!」
「サー、イエスサー!」
「おま、おまえらぁああ! うひ、うひぃぃぃぃっ!! やめろ、本当にやめろッ! もれちゃう、もれちゃうからぁああああっ!」
「あら、それは面白いわね。漏らして見せてよ隊長。アハハハ!」
「お、鬼ぃ、悪魔ぁっ!! ひぁぁぁあぁああああっ!!」
石田は腰をくねくねさせて逃げようとするが、それは返って無様な格好を晒すだけだった。下着が危なっかしくねじれて、もう少しでピンク色のがはみ出しそうになっている。
「いいですか? これが女王様に逆らった者の末路なんですよ。ルールを破るとこういう目にあうんですからね? わかりましたかー? え? わからない? そうですか、じゃあもうちょっと振動強くしますね?」
「や、やあああっ! わかった、わかったからぁっ!! もうしないでぇっ、ひ、ひぃぃぃううううっ! もれるぅううう」
「よく聞こえませーん。ウフフフフ」
つま先でくじるようにぐりぐりとクリトリスを踏む。さらに、バウンドを利かせて膀胱を軽く叩くようにトントンと繰り返してやると、石田はぶんぶんと首を振ってもがきまわった。
「でるぅううう! 出るからあぁッ! だ……ッ、らめらってぇっ!!」
「やめて欲しかったら、女王様にお願いしてみたらどうですか?」
「ま、またそんなぁっ! は、恥ずかしいこと言わせる気だろっ!! ――くっ!!」
――もちろんそうに決まってるだろ。
「だ、だめっ……らめぇぇぇええっ、もう、もれちゃうううう! おねがい、おねがいだからぁっ、やめてぇええっ!」
「あれぇ? ちょっと湿ってきちゃってるんじゃないですかぁ、隊長? ちょっと漏れちゃってるんじゃないんですか?」
「嘘ぉっ!? ――ッッ!! やぁぁぁああ、つよくしないでぇぇっ!」
「やめて欲しかったら、どういえばいいかわかってますよね? 最新最高の新型さんの記憶力はどうなんですかねー?」
「――ッ、くううううう……」
石田の頬が真っ赤に染まり、耳や首筋まで紅潮している。瞳はとろんと潤み、どう見てもマンコを足でいたぶられて感じている雌の目だった。
「……やらぁ……やめてくらさぁいぃ……!! ごめ、ごめんなさいするからぁ……っ!! ひぅっ、恥ずかしいのぉぉ……うぅっ」
284 :
魔女の籤:2011/05/21(土) 23:09:14.77 ID:TZLnZI7T
「『絶対に女王様には逆らわない』……と言いなさい」
膀胱を揺さぶるように振動を強める。
「言う、いうからぁ……!」
「何でも言うこと聞きますか?」
顔を真っ赤にしてうんうんと首を振る石田。そこで俺は、じゃあ、と冷たい声で言った。
「『皆の前でおしっこしろ』って言われても、できますか……?」
「そ、そんなぁっ……! ひぐぅうっ! でるぅ、もれるぅぅう……」
「あらあら。まあ、どのみちこのままじゃ皆にお漏らしを見られちゃいますけどね」
そらそら、と好き放題に股間を踏みまくる。石田は転げまわるようにもがくが、逃れられるわけもない。このまま漏らさせてやるのもいいか、と俺が思い始めた頃、石田がようやく――折れた。
「す、する……なんでもするぅぅぅ!! もうぜったいじょおうさまにはさからわないからあ……!!」
我らが隊長が泣いて許しを請う。俺はその切迫した懇願に満足し、条件をつけた上で開放してやる。
「じゃあ、これにおしっこしなさい」
ことん、と床に紙コップを置く。
石田はスカートがくしゃくしゃにまくれたまま放心して横たわっていたが、再度急かすと怯えたようになって、恐る恐るコップを覗き込んだ。
そして、周りの目を気にしつつ、涙目でスカートの下に手を入れる。
――もぞもぞ……。
その瞬間、周りの空気がむわっと暑くなったようにすら感じた。男どもの目つきが変わっている。
――その下をはいていない、それも隊長が。
世の中の男どもはそういうシチュエーションが大好きらしい。まあ、俺もだが。
隊長はぎゅっと目をつぶって、真っ赤な耳をしたまま、”ふぅっ”と小さく息をつく。コップを手にとって位置を調整する。
そして、「ちょろろろ……」とせせらぎのような音を立てて放尿した。
男どもが口笛を吹いて覗き込むスカートの下から、黄金色のアーチを描いてコップへ垂れ落ちていく。
俺は羞恥心に震える石田の表情をたっぷりと堪能した。
「…………ん……ぁ…………」
――あ、いま少しイッたな、こいつ……。
開放感と被虐心で潤んだ目に、絶望に似た恍惚感が満ちる。
クラスメイトに、部下たちに見物されながら放尿させられ、それなのに気持ちよくなってしまう。うちの隊長は、美しいほどに既に堕落していた。
言いなりになることに快楽を感じてしまったら、あとは堕ちて、堕ちて、狂っていくだけ。
……そう、俺のように……。
――もっと狂え。
もっと、もっとだ。
この小隊全部を巻き込んで、狂宴を繰り広げよう。
「ウフフ……」
さあ、次の籤を引こう。
ずいぶん過疎ってんな
保守
力作二本GJしたいんだが、俺、ガンパレしか分からないんだ…orz
286 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 08:55:26.99 ID:5rMvOls+
保守
気力+1
287 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 18:28:44.92 ID:ezxBhU71
榊ガンパレ新刊age
288 :
名無し:2011/07/28(木) 21:28:33.00 ID:GKsWgpvR
「魔女の籤」続編は未だか……。
>>288 続編まだか、って愚痴るぐらいなら前回のSSにGJのひとつでもつけてあげりゃいいのに
お待たせしてるようで申し訳ない。
魔女の籤の続きはまだですがー、代わりにこういうものを書いてました。
だって、あれ長いんだもの……ずっと同じシーン書いているようでつらいんだもの……。好きでやってるんだけどさ。
えー、前作「呼び声」の際の菅原乃絵留調教編です。呼び声がどんな話だったかは、保管庫で確認ください。という手抜き。てへぺろ。
まあ、百華様と吉田遥と乃絵留がねちょねちょとえろいことするだけの話だよ。内容がないってすばらしいね。
菅原が目を覚ますと、そこは見知らぬ薄暗い部屋だ。
戸惑ったようにきょろきょろと見回す。すると、自慢の金髪をくるくると指に絡めながら妖艶に笑う少女の姿が目に入る――つまり俺、工藤百華だ。
「おはよう、乃絵留」
「――? あれ、私……」
思い出すような表情。教室で吉田遥と会話していた……そこまでは憶えているはずだ。
だが、俺の股間でペニスを飲み込んでいる吉田の姿と繋がらないのは仕方がないだろう。
「っ!? あ、あんた……。な、何してるのよ……!」
「ウフフ。セックスに決まってるでしょ?」
俺はソファの上に女の子座りでぺたんと尻をつけていた。膨らんだスカートの布の下、膝の間で吉田の頭がもぞもぞと動く。ぐちゅぐちゅと唾をまぶして亀頭を舐め回す音。
「正確にはオーラル・セックスね。フェラチオとも言うわね」
吉田は全裸で、犬のように跪いて嬉しそうに尻を揺らしていた。黒い首輪と鎖でいましめられ、その鎖の支配は俺の片手に握られている。もう片方の手は吉田のお気に入りの帽子に添えて、そのリズムを操っていた。
頭をつかんでぐっと押さえ、腰を上げて喉奥へねじ込むようにしてやると、吉田は夢中になって吸い付いてくる。
そのまましばらくストロークして粘膜の感触を楽しんだ後、気道を開放してやる。
「――んぁッ!! ハァッ!! はッ……! はぁぁっ……。はぁ……はぁ……」
ねっとりした唾液が先っぽから糸を引く。吉田は床に両手をついたまま、ピンク色の舌を伸ばす。粘液の糸を受け止めるように大きく口を開き、乱れて張り付く髪の毛を払いもせずにしゃぶりついてくる。
「んっ……んんぅっ……!! じゅぽっ!! じゅぷッ!」
吉田が両手を使わないのは、「犬のように舐めろ」と俺が命じたからだ。銀色の鎖はペットであることを自覚させるため、そして吉田のありとあらゆる穴と肉が全部俺のもので、好きに使われるためにあるのだということを思い知らせるためだった。
「こら。夢中になっていないで、丁寧にしなさい」
ぐっと首の鎖を引くと、吉田は潤んだ瞳で俺を見上げ、「んぅ……っ。ほ、ほへんなさい」と謝罪する。
そして俺が教えたとおりに、柔らかい唇で優しく亀頭をはさみ、赤黒いカリを舌先で舐め転がす。にじみ出るカウパー氏腺液を舌に載せて味わいつつ、にゅるり、と口の中へ性器を導いていく。
「ウフフ。美味しそうに舐めるでしょ、遥は」
「ほ……本当に……生えて、るんだ……」
菅原が茫然と呟いた。その視線は俺のいきり立ったモノに釘付けだ。吉田がはしたなくぺろぺろ舐め回す姿をじっくりと観察している。
――と、はっとなったように目を逸らした。
「な、なんなの一体!? こんなもの見せて、どういうつもりっ!?」
「どういうつもりも何も……」
俺は貴婦人の微笑を作って、菅原に邪な視線を投げた。
「自分の格好をよくご覧になったらどうかしら?」
菅原の首には、吉田のと同じ首輪が嵌まっていた。
「え――?」
のろのろとした仕草で束縛を外そうともがく。だがその指は自由に動かない。無針注射で打ったクスリがまだ効いているのだ。
「あ、……あれ……?」
「遥、乃絵留のカラダって綺麗ね」
俺は菅原のほっそりとした肢体をねぶるように視姦した。まるで降ったばかりの、誰にも汚されていない新雪のような肌を。
「ウフフ。舐めまわしてドロドロにしたくなるわね……」
「うん……」
吉田のとろりと溶けた目つき。薬と、淫欲と、愛撫と、支配でしゃぶり尽された雌の顔。
「まっしろで……すごく、きれい……」
「あの綺麗なカラダ、今から徹底的に開発するわ。手伝いなさい、遥」
「はい……」
吉田の瞳の奥に情欲の炎が灯る。
菅原は混乱し、震えながら身体を引く――が、思うままにならない。
吉田が四つんばいのまま菅原に擦り寄る。
「怖がらなくっていいよ……。どうせ、みんな、どうでもよくなっちゃうから……」
「ひ……ひぃっ!?」
吉田が赤い舌を伸ばす。そして、ふんわりと柔らかい尻にちゅっと吸い付いた。
「ふ……あぁ……っ!? ひ、ひぅぅ……」
ねちょねちょと吉田の舌が菅原の肌を舐め回す。つつくように、しゃぶるように、こそげとって食べるように、尻の肉を粘膜で愛撫していく。
俺はその隙に菅原の腕を後ろに回し、親指錠で拘束した。そして首の鎖をじゃらりと鳴らし、そっとその頬を指先で撫でる。
「ウフフ……」
頬から耳たぶへ、首筋へ、鎖骨へ、肩へ、うなじへ。くすぐるように指先で愛してやると、菅原は敏感に反応してひくっと飛び上がった。
「ん……ぅ、……く……ぅんッ!」
白い肌に桃色が差し、けれどまだ恥ずかしさが先に立つその反応がたまらなく可愛い。
吉田が股間に顔を埋めてくちゅくちゅといやらしい音を立てる。逃げようとする菅原の太腿に腕を絡めてロックし、犬みたいに鼻息を鳴らしながら夢中で陰部にしゃぶりついている。
「やっ……ッ! ……嫌ぁっ」
「乃絵留、結構おっぱいあるのね」
指で持ち上げるようにして、乳の肉をふにふにと弄ぶ。おっぱいを弄ったり弄られたりするときの、この甘く蕩けるような気持ちは何なんだろう。たかが胸の肉だってのに、馬鹿みたいに甘美だ。
くにゅりと形を変えるように絞ったり、こね回したり。硬い紅色の先っぽを意地悪していじめたり。
「んッ……!」
「好きそうな乳首しちゃって」
俺はくすくす笑いながら、拘束した菅原の乳首へ唾液を塗りつけた。ねとねとした感触でさらに過敏に反応しはじめる。
「やだ……やだ、なにこれぇ……ッ!」
涙声ですすり上げながら、ひくひくと腰を振るわせる菅原。なめらかなおなかやわき腹、背中、二の腕へ指を滑らせると、ぞくぞくと鳥肌を立てて身をくねらせる。
「ん……んん……んはぁ……ッ!」
吉田の舌がクリトリスをそっと、しかし狂ったように執拗に責め立てている。クラスメイトに、年下の同居人に、それも女の子に、クンニリングスされて感じてしまっているのだ。
「は、ハルぅ、そ、そんなとこ……なめちゃ、だめぇ……」
「あーあ、もう力抜けてきてるじゃない。普通、もっと抵抗すると思ったんですけど。そっか、乃絵留ってスケベで感じやすくて誰にでも簡単に股を開く淫乱だから、いきなり襲われても気持ちよくなっちゃうのね」
「やっ……そ、そんなわけ……! あ、ああっ!! ちょ、嫌、そこ……!」
吉田が菅原の肛門に舌を突っ込んでいた。頬を上気させながら、欲情に浸った瞳で容赦なくアヌスをぐりぐりしている。
「そ、そっち、ちがっ……」
「あら。それって前の穴ならオーケーってこと? ひょっとしてチンポハメてもらうの期待してた? 乃絵留って、ほんとスケベマンコなのね」
甘い声で嘲りつつ、耳たぶをぺろりと舐める。菅原はぐっと目を閉じて堪えるような顔をし、ぴくっと身体を震わせる。――あれ、こいつ本当に素質ありそうだ。ひょっとして真性のマゾだったりするのかも。
「安心していいわよ、乃絵留の処女まんこはまだ使わないから」
「え……え? ――ひ、ひぃぃっ!! な、何ッ!? やだ、指、嫌ぁっ!?」
吉田が唾液をたっぷりつけた中指を、静かに肛門に挿入していく。まだ硬い菊門へ、第一関節がぬぷりと侵入し、きゅっ、きゅっ、とこじ開けるようにマッサージする。
「やっ……ひぅぅぅぅぅっ!! やだ、そんなとこ……嘘ぉっ!? ひぁ、ひぅぅぅぅっ!」
焦った菅原が力なく両足をばたばたさせるが、吉田ががっちりと太腿を押さえつけていて身動きが取れない。
「乃絵留はお尻の穴で奉仕させるペットにするってことよ」
「お、お尻の穴って……」
「アナルセックスって知ってる? 乃絵留。知らなかったら遥に聞くといいわ。お尻の穴でセックスされるのがどんなふうに気持ちいいのか、よぅく教えてくれるから」
「え……? えぇ……!?」
吉田がニコニコしながら言う。
「あのね……。乃絵留、あなるせっくす、すごいよ。おなかのなか、引きずり出されるみたいな、あたまの中めちゃくちゃにされるみたいな感じ。おかしくなるの。おしりなのに、おまんこみたいに気持ちいいの。ううん、おまんこよりすごいの」
そう言いながら、巧みに指を動かしてずぶずぶと菅原の肛門を拡げていく。
「ん……か、はぁ……ッ!? や、それ、やめ、……あ、あああああああっ!?」
「挿入ってるよぉ、菅原のに……」
蕩けるような淫らな口調で囁く吉田。ゆっくり、たっぷり時間をかけながら、なのに一切躊躇なくアナルを開発していく。時々は俺も代わって、二人がかりで指で弄りつくしてやった。
まずローションですべりを良くし、入り口を徹底的にほぐす。やがて中指がするすると出し入れできるようになると、薬指が増え、こね回すような仕草が加わり、二本の指でぐっと穴を拡げたり、中をねちゃねちゃかき回したりする。
「すごい、菅原、アナルなのに濡れてるぅ……」
「あ、あ、あああああああ……」
菅原の引きずるような忍び泣きが部屋に響く。クリトリスを責められている時よりも重く、低く、痺れるような、屈辱と被虐に満ちた喘ぎ。
「や、やだ、やだ、やだ、やだぁ……!」
「好きなだけ抵抗していいのよ。どうせ無駄だから」
そう言ったが、乃絵留は震えながらもひたすら指を受け入れ続けていた。すっかり慣れてきた肛門は俺の二本の指を飲み込んでは吐き出し、直腸の粘膜はぬるぬるとして性器みたいだ。
俺は三本目の指を追加して、無理やり拡張される痛みを感じさせながら、愛しげに菅原に囁いた。
「貴女はこれからお尻の穴で死ぬほど何回も何回もイカされて、アナルセックスが大好きになるの。そして、ケツにチンポぶち込んでもらうためなら何でもするような浅ましい雌犬に成り下がるのよ。そういう運命なの。諦めてね」
菅原の頬が涙で濡れていた。吉田がその滴をキスで舐め取る。そのまま、唇を奪って舌を絡めあう。
「菅原、可愛い……」
吉田がうっとりと呟く。菅原は悔しげに眉をゆがめ、けれど奇妙に艶っぽい表情で俺を睨んだ。
その表情に何か、俺はそそられるものを感じ……もっとめちゃくちゃにしてやりたくなる。
「じゃあ、次は浣腸をしてあげる」
太い注射器のような浣腸を菅原の目の前に突き出して見せびらかす。それをまじまじと見て、菅原は衝撃を受けた顔で俺を見上げた。
「ほら、はやくしなさい。そのいやらしいお尻をこっちへ向けて、突き出すのよ」
「う、うう……」
「素直じゃないのね。どうせ言うことを聞く以外ないのよ。そうね、貴女が従わないなら、遥に罰を与えるわ。うんと苦しくてキツいやつを」
「わ……わかった、わよ……」
菅原がのろのろと動いて、尻を掲げる。その尻肉は淫液とローションでてかてかと光っていた。
「まだ口の利き方が覚えられないみたいね」
俺は尻たぶに指を這わせ、爪を立ててぎゅっと掴んだ。菅原が痛みに悲鳴を上げる。
「わか……っ、わかりまし、たぁ……。ご、ごめんなさいぃ……」
「そうそう、わかってるじゃないの。次は『いやらしいケツにお浣腸お願いします』よ」
「いや……らしい……。…………け、ケツに、」
ぐすぐすと涙声になりながら、それでも菅原ははっきりと口にした。
「おかんちょう、おねがいしま、すぅ……」
「はい、よくできました」
俺は天使のような顔で優しく微笑み、すぐさま浣腸の先を肛門にぶっ挿した。そして中身のグリセリン液をたっぷり、これでもかというほどぐいぐいとねじ込んでやる。
「あ、ああううううううう……」
腹の中がたぷたぷになるまで突っ込まれ、尻穴から汚いものがあふれ出しそうになるところを、命令して我慢させる。吉田に言ってアナルプラグで栓をさせ、腸がぐるぐるいってくるのを必死で耐えている表情を眺めて愉しんだ。
「私がいいって言うまで、出しちゃ駄目ですよ。……そもそもこんなところでウンチ漏らしたら、人間として終わってますよね。クスクス」
「……やだぁ……もう、やだぁ……ッ! おねがい、トイレ行かせてぇ……ッ! なんでもするぅ、なんでもするからぁ、トイレ行かせてぇ……!」
「ウフフ。……したいの?」
「うん……うん……! したい……のぉ……! おねがい、おねがいぃ……駄目、もう耐えられない……ひぐぐ、ううううッ!」
「本当に何でもするのね?」
「します、しますぅ……」
「貴女は私のペットよね?」
「はい、ぺ、ペットです……」
「今の言葉、絶対に忘れないようにね。じゃ、許してあげる。お風呂場へ行きましょう」
俺は菅原の拘束を解き、首輪の鎖を引いて、浴室へ連れて行った。
そして洗面器を転がし、その上に跨ってしろと命じる。
「え、えっと……」
「早く」
「う、うう……」
「何でもするって言ったわよね?」
「は、はい……」
菅原はのろのろと足を開いた。そして絶望的に下品な音を立てて、滝のように排泄した。どうしようもないほど汚らしい臭いがした。
「あ、う……ふああああああああ! あああ、んああああああああああッ!!」
俺は黙ってそれを眺め、吉田に言って、シャワーで綺麗になるまで洗わせた。
「……気持ちよさそうな顔してたわね、乃絵留」
薄く笑って、俺は指摘してやる。
菅原は失禁の瞬間、開放感と恥辱感で絶頂していた。身も世もなくよがりながら、涎を垂らしてイきまくっていた。
「くさいうんちドボドボ出すところ見られて、気持ちよくなっちゃったのね。乃絵留。この変態」
「………………」
菅原の顎をつまんで顔を上げさせ、放心して涙を流す表情を鑑賞した。
「おまんこがいやらしいおつゆでトロトロじゃない」
「ち、ちが……」
俺は菅原の膣に無造作に指を入れて掻き回した。べちょべちょになったおまんこにズルッと手が入り込む。思わず呆れ驚くほどの量の愛液が溢れていた。
「うんちする穴おもちゃにされて気持ちよくなってるくせに」
「な、なってな……! っ、ひぅ……っ!!」
手をずらして、今度は尻の穴にも突っ込んでやる。ぐにゅぐにゅに柔らかくなったケツの穴を軽く弄ってやるだけで、菅原はビクビクッと反応してイッた。
「か、はぁ……ッ! ひ、ぁ……ッ! んはあああああ!」
「ほら、私の言ったとおりでしょう。お尻の穴でイキまくる変態なのよ、乃絵留は」
「は、はひぃ……」
ぼんやりした瞳で、菅原は言った。
「き、きもひいい……。な、なんでこんなぁ……。はあぁ……。おかひい、おかしいよおぉ……。おひりがおかひぃぃぃぃ」
「もっと気持ちよくなる方法、教えてあげるわ」
俺は菅原の頭をよしよしと撫で、そして新しい薬を手渡した。プログラムセル――ブレインハレルヤだ。違法な電子麻薬で、セックスに使っても……かなりイイ。
「ほら、自分で入れてみなさい。多目的リングに……そう、そこよ」
「あ、ん、…………あ、なんか……」
カチリ、とセルを嵌める。脳神経に強制的に幸福感を流し込むプログラムが作動する。多幸感が快楽を助長し、混乱した感情が空しい愛情を汲み出す。ちかちかとまたたくようなクスリの刺激が飛び去ったあと、怒涛のように肉の快楽が押し寄せる。
その波に逆らえる者なんて……いるはずがない。
「あは……菅原、すっごく気持ちよさそう」
「あ……ぅ……」
ぽたぽたと涎を零しながら、宙に舌を伸ばし、ふらふらと頭を左右に揺らして、菅原はトんでいた。
「ウフフ。完璧にキマっちゃってるみたい。遥、こっちへ連れてきなさい」
風呂場にぬるめのお湯を張り、そこへ三人で入った。
くらくらトリップ中の菅原を間に挟んで、弄繰り回しながら抱き合う。
交互に唇を吸いあったり、乳首をこすり付けあったり、菅原の穴や吉田のに指を入れて悪戯したり。
「はぁ、……ああ、菅原とおまんこ擦り合わせるの気持ちいい……」
「ウフフ。私も混ぜなさい」
こすり合わせている粘膜にねじりこむようにしてチンポを挟む。にゅるにゅるした感触に左右から挟まれて、絶妙な具合のよさだ。
「あ、あっ、あっ……。百華様の、すごいかたい……。みんなの擦れあって、すっごくきもちいい……」
そう言いながら、吉田は菅原のアヌスに指をぐちょぐちょと出し入れする。
「あ、……ぐ、ひぐぅ……!! おひり、おひりぃ……」
「ウフフ。そろそろ挿れてあげる」
俺は水の中で体位を変え、菅原の菊門にペニスの先端をあてがった。
ぐに、と力を込めて腰を入れると、きつい輪を押し広げて、すぽん、と亀頭が入り込む感触がある。
「ん、ぅ……ぉ、んあああんッ!」
最初の部分を通り抜けると、あとは意外なほどやすやすと奥まで到達する。括約筋のすぼまりがペニスを刺激し、前後するたびにしごいてくる。
たまらなくなって激しく腰を動かすと、菅原は壊れたようになって感じまくった。ぞわぞわと身体を波打たせ、宙を引っかくように指を曲げて、淫語を連発する。
「おしり、ケツっ! さいこぉ、ひぐぅ! ちんぽ、ちんぽぉ……! はいってくりゅうううううっ! あひぃぃぃ!! おしりのあなにぃ、おちんぽぉ、でた、ああああああ!! でたりゅ、はいったりするとぉ、あ、たま、んなかぁ、きい、ろくなって、とぶぅ」
「ウフフ。乃絵留はアナルセックス、大好きみたいね」
「すきぃ、あなるせっくすだいすきぃ。おひり、おひりでんぐりがえるぅぅ!! あ、あはぁ、……い、…………っぐぅ」
本当に幸せそうな、完全に向こうまでぶっ飛んだ表情で、菅原はイッた。ケツを犯されまくりながら、これから何度も何度イくのだ。
「ヒグッ……!! あ、あ、あああああ! とま、とまんないぃぃ!! いぐのとまんないぃぃぃ!!!」
「アハハハハ……! 見ろよ、遥。こいつ壊れるぞ」
「あは……。菅原すごぉい……」
羨ましそうに指をしゃぶりながら、吉田が呟く。
そのまま菅原の肛門の中に射精した。射精したあとも興奮が収まらずに、もう一度、精子を擦りこむようにズボズボアナルセックスした。たまらないケツ穴の持ち主だ。
「はぁ、はぁ……本当、乃絵留のお尻の穴はセックスするための穴みたいね。どうしてお尻がこんなにいやらしいのかしら……」
浴室にマットを敷き、寝そべって三人で絡み合った。ローションで全身をぬるぬるにして、舐めたり擦りあったりしながら次々とクスリを入れ、チンポが硬くなったら菅原のアヌスへぶち込む。
吉田に双頭ディルドを与え、自分のマンコをえぐりながら菅原のアナルを犯させたり、肛門と肛門をつないで綱引きさせて遊んだりした。
菅原のケツ穴は白濁したねばつきでべとべとになり、何度も何度も中出しされて、身も心も、完全にアナルペットになっていた。
「乃絵留はチンポしゃぶるの好きね」
「ん、くちゅ……はぁ、はぁ……だいすきぃ……おちんぽしゃぶりすきぃ……」
菅原は口の穴に指や性器を挿れられると興奮する性癖のようだった。特にイラマチオが好きで、喉奥まで犯されて射精されるとうっとりと目を細める。
「思ってたよりずっとマゾで変態なのね、乃絵留。くちマンコ使われるの気持ちいいの?」
「はぃ……きもひいぃのぉ……。あ、あううう……けつまんこ精子あふれるぅぅ……。おなかぐるぐるいってきたぁ……」
髪をつかまれながら口の周りをべとべとにして、菅原は朦朧としたまま淫らな言葉を漏らしつづける。
「ウフフ。いいわよ、そのままひり出してイきなさい」
「あ、あああ……! でちゃう、お尻から精液でちゃうううッ!」
ブババッ、と尻穴から白い粘液を飛ばしながら、菅原は夢中でペニスにしゃぶりついてきた。そして喉奥に射精されながら、全身を震わせて絶頂した。
まるでその肉体が一つの管であり、口から精液を流し込まれて尻から出すだけの存在のようだった。
「アハハハハ! ケツから精子逆流させながらチンポしゃぶってイクのか? 貴女って信じられない変態よね、乃絵留!」
「ご、ごめんなさい……百華様ぁ……」
「いいのよ、乃絵留。自分を否定しないで。快楽を受け入れなさい。お尻の穴でイキまくって蕩けなさい。チンポしゃぶる道具にされて幸せを感じなさい。本当の貴女は、そういう変態なのよ」
「うん……」
菅原は茫洋とした瞳で、ぼんやりと宙を見つめていた。
「私、変態なの……。すごい、気持ちいい……。なんか……しあわせ……」
「乃絵留。私の奴隷になりたい? もっとセックスで狂いたい? 玩具にされたい?」
「うん……はい。私、百華様のおもちゃになるぅ……」
俺はにやにやと笑って、菅原の頬にキスをした。可愛い、可愛い性処理ペットがまた一人増えた。
「じゃあ、これを着けなさい。約束のしるしよ」
俺は菅原に金色のピアスを渡した。
乳首に穴を開けて、それを通せと命令すると、菅原は躊躇わずに頷いた。
――すべては、計画通りだった。
(END/呼び声、最終部へ続く)
言い忘れた
本文中に陵辱、スカトロ成分が含まれますので用法用量にご注意し医師の診断にしたがって服用してくだしあ
>>298 もっと早くスカありって書いといてくれよぉぉぉぉ!
俺苦手なのに読んじまったじゃないかぁぁぁぁぁ!
しかしぶっ壊れた菅原はエロかった……GJ!!!
ごっめ☆
そこまでハードなスカではなかったはずなんだけど、最初に注意書き入れるべきだったわ
301 :
288です。:2011/08/11(木) 20:24:55.05 ID:NHmgiUZk
GJです。
以前の不躾な要望にお答え頂き、感謝を。
注意書きなしでも、大丈夫でした。楽しみです。この後、どうなるのか…(コラコラ)
続編も、楽しみに待っています。
保守
石田中隊長萌え
ほしゅ
ほしゅほしゅ
保守
ほ
308 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 01:51:30.84 ID:uKJEiaBB
あ
ほ
311 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 23:47:13.34 ID:ivi0mDTw
呼び声の作者戻ってこないかなぁ・・・。
すまぬ
…商業デビューしそうなんだ
それはめでたいです
何年かぶりに来たら、なんだ、すごいことになってるな
何を謝る事あろう
めでたいな
ああめでたいな
めでたいな
でジャンルは?
ラノベだ
……実を言うと、この板に流れ着いた時点で一度新人賞を取っていた
でも一巻しか出なかったんで(基本的に俺が悪いんだが)、腐りながらエロSS書いてたw
チャンスがめぐってきたんで今はそっちに集中しようと思ってる
保守しながら待ってくれていた人には悪いなーと思ってはいる
筆名明かせは勘弁してくれw
自分が言っていることの根拠も示せないし、単なる書き手の言い訳だと思ってくれても構わないんだが
工藤がおとしめたはずの吉田に逆に救われるところまで書きたかったな
知りたくないと言えば嘘になるが
明かせぬと言うなら聞くまいよ
残された話の続きは夢ででもみるさ
お前は前だけ向いて走れ
俺はこのスレで走るお前の背中を酒の肴にするとしよう
続きが読めないのは残念だけど、商業行くなら仕方がないか
いつか本屋で偶然めぐり合えたら嬉しいな
がんばれよ!
ほしゅ
まだまだ消えないで欲しいSSに期待したい
321 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 19:15:29.65 ID:9Jp4stol
榊GPMの次はいつだ?
322 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/23(月) 02:34:56.07 ID:70E9+xmO
青の章の季節だぞ
だれかちえぞーかみずほでなんか
弱みを握られて泣く泣く体を許すちえぞーとか、
昼夜が逆転していて夜はいろんな意味で元気なみずほとか
南の島で原さんがやりたい放題とか
俺は妄想はできても文章にできん
人間同士の合体に興味津々なちえぞーを幻視した!
そして幻獣姦へ
…駄目だ、俺にはレベルが高すぎる
中山「先生!」
都 「なぁに?」
中山「(人間にとって)Hってなに?本を貸して!」
小説の新しいのでたぞ
ガンパレ!
ガンバレ!
事実上の総合スレなのか、ここ
神に期待
331 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/09(日) 07:07:33.25 ID:NLeqbyoj
ほ
332 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/10(月) 15:34:40.11 ID:TiPfhNhI
こんどは西海岸だ
333 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/06(木) 23:23:17.82 ID:Zvw+GPVM
age
ガンバレ!
ののちゃんはブータニアスに ふにふにされてればいいよ
アーカイブで今更ながらダウンロードし
即ハマり全キャラ愛してる
本田先生はペットはアレするもんにきまってんだろとは言っていたが
いやしかし戦神が9さいをふにふにするのは