☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第93話☆

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559名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 10:23:20 ID:gr8Ptp5h
>>558
普通に考えていきなり何々は嫌いだけど、なんて言う人のが悪いんじゃないか
どっかでいきなり聞いてもいないのにリリカルなのはは嫌いだけどとか言われたらちょっとムッとくるっしょ
560名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 11:29:10 ID:AT8coxyY
ムッと来たから言い返して、それで本当に平和になるのか!
窘めるならもう少し言い方って物があるわけで、この言い方じゃただ感情的になって煽ってるだけだよ。

喧嘩腰で窘めるのは喧嘩を売るって言うんだぜ?
561名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 11:50:46 ID:gr8Ptp5h
まぁ、とりあえず以下普段通り感想の流れにもどそ
562名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 12:50:08 ID:aKp0xhwV
GJ!!です。
クアさんが恋破れた少女だなんてw
外道バージョンも好きですが、こういう実は普通の慣性の持ち主でしたってのもいいなぁ。
意外と戦闘モノとかで、こういう性格のクアさんも見てみたい。
563名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 12:56:27 ID:G0prLt6r
外道な作戦を高笑いしながら指揮した後で、独り部屋に篭もって嗚咽を漏らす4番さんですか……いい、かも?
564名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 14:59:42 ID:aKp0xhwV
役割として必要だから演じるが、皆、本当の彼女を知らないから誰も支えてあげられないなんてのでw
565名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:04:14 ID:aR1RLLJ6
「敵を欺くには……と言うだろう?」
「……ドクター……私に、姉妹すら、欺けと……?」
「君ならできる。私はそう思っているよ。可愛いクアットロ」
「はい。ドクターのためなら、私……演じきります」



「……私を軽蔑するかい? ウーノ」
「必要なことを為されたのですね……貴方の配下として、理解します。けれど……」
「けれど?」
「あの子の姉として……貴方を軽蔑します」
「それでいい。それでこそ、長女だよ、君は」
566名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:10:42 ID:js3CPrEx
2番もびっくりの偽装能力だな。それで2番を尊敬してたんだろうか。
つまり機動拘置所に投獄されたことで、初めてクアットロは自分を取り戻せたと?
567名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:14:02 ID:aR1RLLJ6
だから安心して太ったのか。

なんか理解できた。
568名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:16:36 ID:nN0OSyWd
つか、戦闘機人も体重の増減はあるんだなw
このぶんならバストアップも夢じゃないぞチンク姉w
569名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:35:28 ID:f5sVvt2N
孕めば乳が膨らむ
つまりチンク姉は孕めばいいんだよ
570名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 15:55:44 ID:ew8AD4Or
結構身長高いのにほとんどないセインの方が(ry
571名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:04:23 ID:wPt9cs+S
オットーはどうしたオットーは(ry
572名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:06:07 ID:Jf4x9Nty
そういやオットーって一時期性別不詳だったが……
もしオットーが、本当に男の子だったのなら……
姉達にイロイロされてたのだろうか……
573名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:12:17 ID:/B+wM2U4
姉ちゃんと(ry
574名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:24:27 ID:aR1RLLJ6
オットーふたなり説。
そしてそれが、騎士カリムが引き取った理由。

というのを書こうとして筆が止まったことがある。
きっとディードの呪い。
575名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 16:45:10 ID:aKp0xhwV
ISツインバイブが火を吹くぞw
576名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 17:28:02 ID:o4r0ySFT
オナディード自重www
577名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:30:23 ID:Sal72Q8j
>>510
奴は傭兵だろう、感じ的に。

ほんといまさらですまん。

578名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 18:33:05 ID:rAvizjFU
>>575
ツインバイブレイズですねわかります
579B・A:2009/01/24(土) 18:51:29 ID:pIRm5V16
よし、埋まる前に間に合った。
>>517が完成したので投下します。


注意事項
・カルタス×エリオ
・エロです
・女装エリオ
・ガチホモですが、心は乙女なエリオです
・タイトルは「僕の彼女は男の娘」
580僕の彼女は男の娘@:2009/01/24(土) 18:52:32 ID:pIRm5V16
「最近、何か良いことでもありました?」

可愛い後輩にそう尋ねられたのは、飢えた獣達で賑わう昼休みの食堂だった。
カルタスは口に運んだばかりのピラフを咀嚼し、水で喉を潤せると向かいの席に座るギンガに向き直り、
質問の意味を問う。

「どういう意味?」

「いえ、このところ何だか幸せそうというか、うきうきしているというか」

「別に普段通りだと思うけどね」

特に変わったことはないよと、カルタスは会話を切り上げてギンガから視線を逸らす。
だが、そんな態度を訝しんだギンガは何気なくその視線を辿り、その先にいる人物を見て納得したように頷いた。

「ああ、可愛いですものね、あの娘達」

彼の視線の先には、ギンガの妹であるスバルとその友人達の食事風景があった。
カルタスは、さっきからずっとあの4人を見つめているようだ。

「スバルは結構人気があって、ライバルも多いですよ。姉としては複雑な気分ですが。
それともティアナですか? クールっぽいところが男性には受けているみたいですが
・・・・・・・・・まさか、キャロに手を出そうなんて・・・・・・・」

「いやいや、僕を何だと思っているんだ、君は」

呆れたように肩を竦め、カルタスは皿に残っていたピラフを全て搔き込んで食後のお茶に手を伸ばす。

「そういうのじゃないよ、そういうのじゃ」

「そうなんですか?」

「見ていたのはたまたまだよ。僕にはもう、ちゃんとした恋人がいるからね」

爽やかな笑みを残し、カルタスはトレーを手にして去っていく。
その場に残されたギンガは、不思議そうに首を傾げながら付け合わせのポテトを口に放り込んだ。





「ということが、昼間にあったんだ」

その日の深夜、寮の自分の部屋を訪ねてきた恋人を腕に抱きながら、カルタスは昼間の出来事を話していた。
腕の中の恋人はギンガに感づかれたのではと表情を曇らせたが、カルタスは「大丈夫だよ」と囁きかけ、
柔らかな耳たぶを甘噛みしながらその子の不安な気持ちを落ち着かせていく。

「誰も気づいていないさ。僕とエリオが恋人同士だっていうことは」

優越的な笑みを浮かべながら、カルタスは腕の中のエリオの矮躯を弄っていく。
エリオは一瞬だけ抵抗しようとしたが、すぐに力で抑え込まれて彼の成すがままになっていった。
581僕の彼女は男の娘A:2009/01/24(土) 18:53:32 ID:pIRm5V16
「ラッドさん・・・・・この格好の時は、その・・・・・」

「ああ、ごめんね。でも、そんな風に怯える君も可愛いな、エリスちゃん」

自分のもう1つの名を呼ばれ、エリオは顔を赤くしながら頬を擦り寄せてくる。
猫のように甘える仕草は少女のようであったが、エリオは紛れもない男性である。
カルタスが“エリス”という少女と出会ったのは、機動六課に出向する前のことだ。
夜の繁華街で不良に絡まれていた彼女を助けたのが縁でちょくちょくメールを交換するようになり、
何度かデートをする間柄になった。彼女は“エリス”と名乗り、13歳を自称していたが、
その正体がエリオ・モンディアルという10歳の少年であると知ったのは機動六課に出向してすぐのことだった。
何でも、たくさんの女性に囲まれて生活している内に、スカートを履いてみたいと思うようになったらしい。
最初はこっそりと盗み出したキャロの服を着て楽しんでいたらしいが、慣れるに従ってもっと大胆なことをしてみたいと
思うようになり、寮を抜け出して夜の街で遊ぶようになったらしいのだ。
今では女らしい振る舞いも板に付き、女装をしている時は下着も女ものを履いて心まで女として振る舞うようになっていた。
カルタスもエリオ・モンディアルという少年を知るまではエリスが男であることに気づくことはなかった。
それほどまでに、エリオの女装は堂に入っていたのである。そして、気付いた時にはカルタスは引き返せないほど
“エリス”という少女に夢中になっていた。

「ほら、こっち向いて。口の中に涎を溜めて、舌に絡ませるんだ」

「こ、こうですか?」

言われるがままに突き出された唇に、カルタスは躊躇なく口づけした。
まだ経験の浅いエリオは送り込まれてくる唾液を懸命に受け止めようとしたが、
一方的に注がれる唾液は唇の間から溢れて顎を伝い、2人の胸元を汚していく。
そして、押し込まれたカルタスの舌で口内の唾液を掻き回され、隅々まで舐め尽くされていく内に
エリオの思考は麻痺していき、酒に酔ってしまったかのように手足から力が抜けていく。

「うぅ・・・んうぅ・・・・・あぁっ」

「もうすっかりできあがっているね。エリスちゃんの乳首、こんなに勃起しているよ」

シャツの上から固い胸板を弄られ、指先がツンと勃起した乳首に当たる。
そのままビー玉を転がすように乳首を弄ばれると、エリオの火照った体が小さく震えて、
舌足らずな声が唇から洩れる。

「あんっ・・・・・ちくび・・・・ちくびだめぇ・・・・・もげちゃう・・・・・・」

「嘘は駄目だよ、こっちだってこんなにビンビンになっているのに」

スカートをたくし上げると、エリオの小さな男性器が女もののショーツを三角テントに膨らませていた。
興奮から滲み出た先走り液が薄いショーツに染みを作っており、ちょんと指先で突けば別の生き物のように震えている。
更にその下へと指を這わせていくと、普段はきつく閉じられている菊門が挿入の瞬間を待ちわびているかのように開閉を繰り返していた。

「ねえ、ここは何の穴だい?」

悪戯心から、カルタスはショーツ越しに菊門を弄りながらエリオに問いかける。
もちろん、性感帯である乳首を弄り続けることは忘れない。

「そ、そこは・・・・・ひゃっ!」

顎に零れた涎を舐められ、エリオは素っ頓狂な声を上げる。
582僕の彼女は男の娘B:2009/01/24(土) 18:54:10 ID:pIRm5V16
「そこは?」

「そこは・・・・・エ、エッチな穴です・・・・・・おチ○チンを入れる・・・・・け、けつま○こです・・・・・・」

「それじゃ、そのエッチなけつま○こを俺に見せてくれるかな?」

「・・・は、はい」

愛撫から解放されたエリオは、もたつきながらもショーツを脱ぎ捨てて四つん這いになり、
カルタスに菊門が見えるように尻を突き上げる。
重力に引かれて落ちてくるスカートを捲ると、菊門を見られていることに緊張しているのか
臀部が僅かに震えていた。しかし、ブラブラと振り子のように揺れている男性器ははち切れんばかりに
膨らんでおり、人差し指を菊門に挿入すると、ネチャネチャと腸液が溢れて括約筋が指の根元を締め上げていく。

「ねえ、こっちでオナニーはしている?」

「は、はい・・・・・・」

「週に何回くらい?」

「・・・・・・・3、3回」

「本当かなぁ」

更にもう1本、指を押し込んでいく。
堪らず、エリオはベッドに顔を埋めながら叫んだ。

「5回、5回です!」

「5回もしているなんて、エリスちゃんはエッチな子だね。なら、今日はエリスちゃんのけつま○こに
ザー○ンをいっぱい注ぎ込んじゃおうか」

「そ、注ぎ込む・・・・ですか?」

「そうだよ。でも、もうちょっと解さなきゃね」

そう言って、カルタスはエリオの丸い臀部を押し広げて尻の谷間に顔を埋め、
生暖かい舌で腸液塗れの菊門を舐め回していく。

「ううん・・・くちゅぅ・・あううぅん・・・・・・・」

「っやぁぁぁ・・・・・・な、舐め・・・・舐め舐めされて・・・・あぁ、音立てちゃ・・・・恥ずかしい・・・・・」

「恥ずかしがることなんてないよ」

「け、けど・・・・んぬぅぅぅ・・・す、吸っちゃ・・だ・・・あうううぅんんんん!!!」

ジュルジュルと下品な音を立てて腸液を吸い上げられ、か細い悲鳴のようなものが漏れる。
頭では恥ずかしがっていても、体は快楽を求めてくねってしまい、唇は甘く切ない喘ぎ声を奏でていた。
際限なく滲み出る腸液はいくら吸い出しても乾くことはなく、解れた括約筋がより深い場所を愛でられたいと
舌を奥へ奥へと招き入れていく。あんまりにも執拗に舌を突き入れたために顎がコツンとエリオの睾丸にぶつかると、
勃起した肉棒がビクンと跳ね上がってエリオの悶える声が室内に響いた。
そして、十分に菊門が解れたところでカルタスは顔を話、ズボンから自身の肉棒を取り出して開きっ放しの菊門に先端を宛がった。
ここまでの愛撫でエリオは既にぐったりとしていたが、カルタスは休む暇さえ与えぬとばかりに解れた直腸へと肉棒を進軍させる。
583僕の彼女は男の娘C:2009/01/24(土) 18:54:44 ID:pIRm5V16
「あっ・・・・ふぅっ・・・・・ああん・・・・・・」

奥深くまで肉棒が押し入り、エリオは酸欠を起こした魚のように口をパクパクと開閉させる。
カルタスがその口に指を伸ばすと、エリオは無言で指を咥え込み、飴玉を舐めるように舌を絡めていく。

「ちゅぱぁ・・・・あん・・・・あうん・・はあぁ・・・・・おチ○チン、お腹の中・・・・いっぱい・・・・・・・」

「これから、ここに僕の精液を注ぎ込むよ。けつま○こが締まらなくなるくらい、たっぷりとね。
ひょっとしたら、妊娠しちゃうかもしれないね」

「妊娠? うん、する・・・・・赤ちゃん産む、お尻で産むのぉ・・・・・・・」

悦楽に顔を呆けさせながら、エリオは自分から腰を動かし始めた。
自分が口にした言葉の意味もわかっていないのだろう。今のエリオの頭の中には、
一滴でも多くの精液を絞り出すことしか入っていない。

「うっ・・・・はあぁ・・・・・・エリスちゃん、激しい・・・・」

「ああん・・・・ああぁ・・・・あぁぁっ・・・い、イッた・・・・・今、イッたけど、おチ○チン射精なかったぁ」

「そうだよ、エリスちゃんは女の子だから、イッても射精しないんだ」

「僕、女の子なんだ・・・・・女の子で良かったぁ・あ・・あ・・・・も、もっと・・・・もっと抉って・・・・・・・
エリスのお尻ま○こ、グチャグチャにしちぇぇぇっ!!」

エリオの希望に応え、カルタスはまるで固い岩盤を削り取るように猛烈な勢いでラストスパートをかける。
鍛えられた括約筋は千切れることなく肉棒を締め上げ、不規則に揺れる睾丸がぶつかり合って背徳感と快感を増していく。
そして、限界は呆気なく訪れた。

「ひゃぁぁぁぁぁっ!! おチ○チン、中で暴れてる・・・・・射精しながら暴れてりゅぅぅぅっっ!!」

「エリスちゃん、こっちも・・・・・エリスちゃんも一緒に・・・・・・・・・」

エリオの腸内に白濁液を注ぎ込みながら、カルタスは今までほとんど手をつけなかった恋人の肉棒を
掴んで思いっきり扱き上げた。ずっとお預けを食らっていたエリオの肉棒は、驚くほどあっさりと精液を迸らせ、
それが菊門の締まりをいっそう強めていく。

「ぐぅっ、締まる・・・・」

「あぁぁっ・・・・・射精てる・・・僕のおチ○チン、射精してる・・・・前も後もイッてるよぉぉっ!!!」

「エリスちゃん、まだ・・・・まだ射精るよ」

「だめぇ、頭おかしくなる・・・・・変になるから、扱いちゃあああぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁっ!!!!!」

再び始まった射精が腸内を妬き、エリオもまた肉棒と肛門の両方で果てる。
エクスタシーの波に飲まれて気を失ったエリオから肉棒を引き抜くと、伸び切って締まらなくなった肛門から
精液が逆流し、エリオの肌を白く汚していく。そんな淫靡な光景は、カルタスの劣情を再度燃え上がらせた。
584僕の彼女は男の娘D:2009/01/24(土) 18:55:46 ID:pIRm5V16
「それじゃ、第二ラウンドいこうか」

「・・・・・・はい」

弱々しく答えたエリオの瞳には、悦びを求める淫らな光が宿っていた。





ある日の昼休み、同じテーブルで食事を取っているカルタスとエリオを見つけたスバル達は、
珍しいこともあるものだと話し合っていた。

「いつの間に仲良くなったんだろうね?」

「さあ? けど、随分と馴れ馴れしいわね。さっきから肩を抱き合ったりおかずを交換したり」

「何だか兄弟みたいですね。エリオくんって1人っ子らしいですから、
お兄さんができて嬉しいのかもしれません」

「ここって男の人が少ないものね。それじゃ、邪魔にならないように女の子は女の子同士で仲良くしましょうか」

ギンガに促され、スバル達はエリオ達から離れていく。無論、彼らの会話を耳にした者は誰もいなかった。

「あの、ラッドさん。勤務中は・・・・・・・」

「良いじゃない、エリスちゃん。食べさせてくれたって」

「今の僕はエリオです。もう、人に聞かれたらどうするんですか?」

場を弁えないカルタスに呆れながら、エリオは残り少ないランチを搔き込んでいく。
憮然とした表情を浮かべている今のエリオは、とてもベッドの上であられもない姿を晒していた少女と
同一人物とは思えない。

「それじゃ、もう行きますね」

「え、もう?」

「午後からフェイトさんと外回りですから。遅れないように準備しないと」

そう言って、エリオはカルタスに背を向けてトレイの返却口へと向かう。
だが、その途中でくるりと反転すると、カルタスだけに見せるとびきりの笑顔を浮かべて言った。

「ラッドさん、今夜もお願いしますね」

にこりと微笑んだエリオに、エリスの姿が重なった。



                                                 おわり
585B・A:2009/01/24(土) 18:56:42 ID:pIRm5V16
以上です。
相手役にはヴァイスやグリフィスも候補に上がってましたが、その2人なら出会った時点でバレテそうなので
カルタスの出番となりました。まあ、カルタスは“掘る”の得意だし大丈夫だろうと。
寧ろ大丈夫じゃないのは作者の頭の方で(ぉぃw
586名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 19:50:54 ID:MqJnbLok
>>585
GJ!
それにしても貴方の作品はガチ百合でもガチホモでも普通に読めてしまうから凄い!
587名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 21:05:13 ID:rAvizjFU
>>585
スゲーの一言に尽きる
やおいでこれだけ書ける作者の執筆センスにただただ脱帽
588名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 22:13:34 ID:48UP18M7
>>585
Gj!
エリオのエロさに思わず…
アンダードッグも楽しみにしてますぞ
589名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 00:16:00 ID:VNKm7ay4
>>554
なんと、クアットロとディエチの百合とは!
白クア姉最高です! こんな可愛いクアットロSSが読めるのを楽しみにしていました!
心からの感謝を! GJです!!
590名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:45:19 ID:VfjyJ9lB
B・A様。凄すぎです。
ああ、このカルタスを超えるカルタスをどうやって生み出したらいいんだ。
591名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 04:34:07 ID:jGBCRLTu
GJです。カルタス、間違ってでもフェイトさんにはバレないようにな。殺されっぞw
592ザ・シガー:2009/01/25(日) 14:07:25 ID:fPfkjkfC
B・A氏GJ〜!
あなたは毎回、書くものの幅が広すぎですwww
新しい世界に目覚めちゃうかもしれないぜ。


そして埋めもかねてレジなの投下するよー。
レジアス×なのは、「ある中将と教導官の日々」十話、非エロ。
これが理解できない子は頑張ってスルーしてね?
593ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:09:23 ID:fPfkjkfC
ある中将と教導官の日々10


 レジアスは憂鬱だった。
 会議の最中だというのに、やはり彼女の顔が、なのはの顔が頭から離れずに鬱々とした気分に沈み込んでいる。
 目の前に提示された資料も、他の重役の会話もどこか上の空で、思慮は宙ぶらりんのまま。
 そんな時だった、彼の反応を呼び起こす名前が耳に響いたのは。


「地上本部に高速で飛来する物体だと!? 本当か!?」

「識別コードは!? もしやテロかっ!?」

「いえ、この反応は管理局局員です、というか……これは、高町なのは一等空尉っ!?」


 高町なのは、その単語が出た瞬間、レジアスは目を丸くして硬直した。
 そして彼らの言葉を脳裏で反芻する。
 こちらに向かっている。 誰が? なのはが……


「な、なんだってえええええっっ!?」


 レジアスの驚愕の叫びが、会議室の中にキーンと響き渡った。





 空、どこまでも青く澄んだ大空。
 白い雲は燦然と照る太陽の光を受けて、空の蒼穹をより一層引きたて白く輝く。
 正に快晴、見ているだけで心も晴れ渡るような素晴らしい空模様。
 そして、その空を駆ける一筋の閃光があった。
 桃色の魔力光で一直線の軌跡を残し、低温・希薄な高高度の大気を切り裂いて飛行するソレは人型。
 よく見れば、白いバリアジャケットに身を包み美しい栗色の髪を二つに結んだ少女だと分かる。
 少女は美しい空にも眼下の街並にも見る事無く、ただ進行方向上に存在する巨大ビルディングに全神経を傾けていた。
 “時空管理局地上本部”、狂おしいばかりの恋に踊る少女が想いを馳せる人の待つ場所である。


『高町一等空尉。高町一等空尉、聞こえますか?』


 そんな時だった、少女、高町なのはの脳裏に念話通信が響いたのは。
 なのはは眉間に僅かなシワを刻み、普段なら決して見せないように顔を歪める。
 冷静に考えれば、今の自分は飛行許可もなにもない。
 無許可での飛行、例えそれが全周囲サーチ魔法を駆使し危険度を極力避けたものだとしても厳重注意の対象には違いない。
 レジアスの事ばかり考えてまったく失念していた。


「はい、こちら高町なのは」

『こちら地上本部管制。貴官の飛行許可申請は確認されていません。すみやかに飛行を中止してください』


 事務的な対応で相手は念話通信でなのはに指示を送る。
 従うべきだ。
 長年時空管理局に仕え法と正義の名の元に戦ってきたなのはには、どう考えても命令を肯定し受け入れる以外の選択肢はない。
 そう、ない筈だった。
594ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:10:46 ID:fPfkjkfC
 だが彼女は返答に肯定とまったくの正反対、命令の拒絶を選んだ。


「断固拒否しますっっ!!!」


 裂帛の、聞いただけで思わず背筋が痺れそうな怒声がなのはの声、そして思念から響き渡る。
 彼女との念話交信をしていた女性陸士隊員は、そのあまりの気迫に思わず席を転げ落ちそうになった程だ。
 女性陸士隊員は気を取り直し、再度交信を試みる事にした。
 そうだ、もしかしたら自分の勘違いかもしれない。
 あの有名なエースオブエースが、あの高町なのはが、こんなトンチキな事を言う筈がない。
 そうだこれきっと幻聴かなにかだ、と自身に言い聞かせ女性陸士はもう一度マイクを握った。


『あ、あの……高町空尉? 今なんと? 少し聞き難かったので、もう一度お願いします』


 イエスと言え、心中でそう呟く。
 だがしかし、嗚呼しかし、世界はいつもこんな筈じゃない事ばっかりだ。


「何度も言わせないで欲しいのっ!! 答えは“絶対にNO”なのっっ!!!」


 地上本部航空管制官を務める女性陸士、セーラ・フェアレディは今度こそ、その場で盛大に椅子ごとずっこけた。
 いつもは理知的かつクールな女性として凛としている彼女だが、流石にこれは効いた。
 思わず現実が受け入れられず、ずっこけた不恰好な姿で床に突っ伏してしまう。
 だがいつまでもそうしてはいられない。
 かけたメガネの位置を直しつつ、セーラは立ち上がりもう一度椅子に腰を下ろす。


『あ、あの……なにを言っているんですか? このままだと首都航空隊に出動を要請しなければならないのですが……』

「恋する乙女は止まらないのっ! 神仏悪魔、たとえ目の前になにが立とうともっっ!!!」


 もうダメだ、意思疎通不能。
 セーラは密かに自慢にしているショートカットの金髪を掻き乱すように頭を抱える。
 まさかあの有名なエース級魔道師が電波だったなんて。
 ショックを受ける心に鞭を打ち、セーラは待機中の首都航空隊の出動要請をコンソールで打電した。





『こちら地上本部管制。予測ではあと約2分で目標がそちらに到達します。相手は管理局のエース級魔道師です、まずは説得を試みて武力衝突は可能な限り避けてください』

「了解、なるべく交戦は避ける」


 ミッドチルダ首都クラナガン。
 そこにそびえ立つ法の塔、管理局地上本部の上空で男、首都航空隊第一中隊隊長マイケル・サザーランドは念話通信で管制官の女性に返答を返した。
 手にしたデバイスを握り締め、振り返って自身の後方に並んだ部下達に視線を向ける。
 ずらりと並んだ彼らの顔には常の精悍さや凛々しさはない。
 あるのは困惑というか、疑念というか。
 未だに、高町なのはが警戒対象であるという事実が飲み込めないのだろう。
 それはマイケル自身も例外ではない。
 今でも何か悪い冗談の類ではないかとさえ思っている。
595ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:12:03 ID:fPfkjkfC
 だが自身の常識や思慮は任務とは切り離して考えるべきだと冷静な意識は告げていた。


「おいお前ら。確かにこいつは冗談みたいな話かもしれんが、もっとしゃんとしろ。そんなんじゃミッドの平和は守れんぞ」

「は、はい。すいません隊長」

「分かったら術式構築の準備でも」


 しとけ、と続けようとしたが、それは叶わなかった。
 彼が言葉を発した瞬間、デバイスの索敵圏内に反応、同時に緊急アラートが伝えられ背後に視線を向ける。
 そこには光があった。
 眩い閃光、一瞬目がくらみそっと細められる。
 太陽か? いや、太陽ならば頭上の天に照っている、では今視線の先にあるアレは一体なんなのだ?
 疑問符が脳裏に幾つも浮かび、それを解決すべき推理も同時並行で浮かぶ。
 正解に辿り着くのにそう時間はかからなかった。
 光源の正体は桃色の魔力光だったのだから。


『総員対ショック体勢っっ!!!』


 事態を理解した瞬間、マイケルは命令伝達の速度を優先して口ではなく念話で指示を送った。
 自身も瞬時に防御障壁を展開し、飛行魔法行使に用いる魔力供給量を増やして姿勢維持を強める。
 そして、次なる刹那にそれは来た。
 瞬く間、反応する事すら出来ぬ超高速で彼らの横合いを桃色の閃光が軌跡を描いて通過する。
 その姿を視認する事すら出来ず、次いで訪れた衝撃、高速で巻き起こる旋風の凄まじい威力を浴びた。
 猛る空気の奔流はさながら嵐の暴風、障壁を展開していたというのに、彼らの身体を大いに揺らした。
 歯を食いしばって衝撃に耐え、マイケルは自分達の速報を電光石火の速度で過ぎ去った光に視線を向ける。
 そして呆然としながら呟いた。


「なんだ……ありゃ?」

『サザーランド隊長! 今対象、高町一等空尉が通過しました!』


 すかさず入る地上本部管制官、澄んだ女性の声が念話通信で脳裏に響く。
 その言葉に、マイケルは思わず声に驚愕を混じらせた。


「ちょ……本当か? 当初の予測接触時間より相当速いぞ?」

『高町空尉のデバイスはカートリッジシステムを組み込んでいます、恐らくはカートリッジを消費してその分を飛行速度に回したんでしょう』

「それにしたって、ありゃ半端ないぞ」


 カートリッジを消費して魔力を供給したとしてもあの速度はかなりのモノだった。
 だが感嘆してばかりもいられない。
596ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:13:05 ID:fPfkjkfC
 自分達の任務は首都の空を守る事であり、今しがた超高速で飛行していた乙女は止めるべき脅威なのだ。
 マイケルは即座にデバイスを構え、部下に命令を下す。


「B分隊とC分隊は結界構築。A分隊は俺と一緒に対象の拘束に向かうぞっ!」


 彼の怒声が空に響き渡った刹那、次の瞬間には全員が冷静に忠実に迅速に指令を実行する。
 十人の魔道師、二個小隊の局員が総員を上げて限定範囲内で結界を構築した。
 展開された強固な魔力壁がなのはの進路を閉ざし、彼女は反射的に身体に急制動をかけて中空で停止。
 そして麗しい美貌を苦々しく歪ませ、自身に追いすがって来た局員達に鋭い視線を向けた。


「……邪魔をしないで」

「高町一等空尉! 飛行許可なしでの飛行魔法の行使は違法です、速やかに解除を……」

「邪魔をしないでっっ!!」


 彼の言葉を裂帛の声で遮ると共に、なのはは手にした魔法杖を振りかざす。
 そして桃色の魔力光で構成された魔法陣が現れ、無数の渦となって目の前に局員達に襲い掛かる。
 熟練の腕前が見せるその速度は正に神速、抵抗する間もなく武装局員の四肢に喰らい付く。
 それは魔力で作られた鎖、チェーンバインドの名を持つ拘束魔法。
 一瞬にして自由を奪われ、空中でさながらマリオネットの如く吊り下げられた。


「ぐおっ! た、高町空尉!? 一体ナニを」

「邪魔なの、少しそこで頭冷やしてると良いの」

「いやいや! まずあなたが頭冷やしてください!」


 なのはは視線を彼から離すと、手にしたデバイスを今度は進行方向を遮る魔力の壁に向ける。
 そして腰のスカート部分から予備のマガジンを取り出し、新たなカートリッジをリロード。
 自身の愛機に過剰な程の魔力を供給、同時に脳内で構築した術式を構築し魔法陣を形成する。
 この状況で彼女がする事はただ一つ、砲撃による結界の破壊だろう。
 それは無謀だった。
 いくらSランクの魔力と戦闘力を有するエースとて、リミッター下では限界がある。
 それが分からぬ高町なのはではないが、今の彼女に後退の二文字はない。


「た、高町一等空尉、無茶ですよ。我々の部隊が構成した結界を今のあなたが……」

「うるさいのっ! ここで引いたら恋する乙女の名が廃るのっっ!!」

「へ? 恋する、ってナニを……」


 彼の疑問符が言い切られる事はなかった。
 それより早く、莫大な魔力を消費して作り出された魔力の閃光が巨大なうねりとなって吐き出される。
597ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:14:35 ID:fPfkjkfC
 魔力の奔流はさながら流星の如く、空に一筋の光の架け橋を生み出す。
 乙女の恋路を邪魔する壁が消滅するのに、そう時間はかからなかった。


「レジアスさ〜ん! 待っててなの〜っ!!!」


 少女は一直線に、一片の迷いもなく一瞬の躊躇無く、残る全ての力を振り絞って加速した。
 法の塔に、地上本部に、あの人のいる場所まで一直線に、乙女は空を駆けた。
 今の彼女を止められるものなど、恐らくこの世にありはしないだろう。





 空気の抜けるような音を立てて、会議室の自動ドアが左右に開かれた。
 自然、部屋の中にいた人間の視線がそこに集中する。
 そして彼らは目を見開いて驚愕した。
 理由は一つ、その場に立っていた一人の少女の姿を認識して、だ。
 クシャクシャに乱れたサイドポニーに結われた栗色の髪、あちこちからプスプスと煙を上げているバリアジャケットは本来の白を失い煤け。
 一体どれだけの障害を乗り越えてここまで辿り着いたのか、息は荒くなっており、小さくはないその胸を上下させている。
 彼女が誰か知らない者などここには一人もいない。
 有名な教導官にして管理局有数の高位魔道師、高町なのは。誰しも一度くらいは聞いた事があるだろう。
 だからこそ一同は驚いているのだ。
 そのなのはがバリアジャケットを纏い、デバイスを手にして管理局地上本部の高官の集まった部屋に許可なく押し入る。
 解釈次第では、いやむしろ疑う余地がないほどに犯罪染みている行為だ。
 思わず、その場の人間は皆息を飲んだ。
 レジアスとなのは以外は。


「た、高町空尉……」


 つう、と汗をたらしながらレジアスの口から彼女の名が零れる。
 気不味い後味の別れから初めての再開がこんな状況で、彼の脳裏には様々な感情が溢れ返り混乱を招く。
 彼女とどう話せば良いか分からない、どう接すれば良いか分からない、自分が彼女の事をどう思っているか分からない。
 それはレジアス・ゲイズという男の人生の中でも、恐らく十指に入るような混乱だった。
 彼のそんな心情を知ってか知らずか、そっとなのはの顔が上げられる。
 彼女の行動に、思わず会議室の一同は身構えた。


「た、高町一等空尉……これはいったいなんのつもりかね?」

「ここがどこか分かっているのか!?」

「下手をすれば重罪だぞっ!?」


 怯えを含んだ声を荒げて高官、レジアスの副官だろう男達がなのはに警戒を告げる。
 だがなのははそれをまるで意に返さず、見向きもしない。
 彼女が見つめるのはレジアスただ一人。
 彼の姿を、顔を、瞳を、ただそれだけを澄んだ美しい眼で捉える。
 唐突になのはのバリアジャケットとレイジングハートが解除された。
 瞬く間に少女は茶色の制服姿へと変わり、魔法の力を行使しえぬ一人の乙女になる。
 この突然の行動にいよいよ理解も想像もできなくなり、会議室の者は一様に首を傾げた。
 数秒間を沈黙、静寂の時が支配する。
598ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:15:29 ID:fPfkjkfC
 そしてふと、少女がそれを破った。


「突然お邪魔してすいません、でも……どうしてもあなたに伝えたい事があったんです……」


 熱を帯びた潤んだ瞳と共に、静かなそして良く透き通った美しい声で言葉が紡がれる。
 言葉も瞳も心も、全てはレジアスただ一人に向けられていた。
 この事実を認識し、彼の鼓動は高鳴り背筋に寒気にも似た感触が走る。
 そして視線が重なった。
 様々な感情を溶かし込んだなのはの眼差し、濃密とも呼べる視線がレジアスのそれと中空で絡み合う。
 二人は周囲に他の人間がいる事を本気で忘れてしまいそうになるほどに、互いの瞳にそして存在に魅入られた。
 レジアスは確信する、“やはり自分はこの少女に惹かれている”と。
 なのはは思う、“やっぱり自分はこの人が大好き”だと。
 互いに秘めたる感情は同じく、相手を愛している。


「中将、いえその……レジアスさん……あの……私……その……私……」


 上手く言葉が出てこなかった。
 言いたい事はたくさんあったはずなのに、伝えたいことは単純だったはずなのに、身体が震えて言う事を聞かない。
 小刻みに震えの伝達した手をギュッと握り締める。
 さあ、勇気を振る絞ろう、心を強く持とう。
 後退なんて許されない、全力全開、自分の気持ちを伝えると心に決めたのだから。
 震えていた唇を一度キュッと咬むと、一度大きく息を吸って声を吐き出した。


「私、あなたの事が好きですっ! 大好きなんですっ!! 愛してますっっ!! だ、だからその……け、け、けけけ」


 顔を真っ赤に染め上げて、全身を小刻みに震わせて、身も心もその存在の一切合財を震わせて、なのはは言葉を上手く繋げられず言い淀む。
 緊張のあまり舌を咬みそうになる。
 もう一度脳内で言葉を反芻して、大きく深呼吸して、落ち着いて、でも胸の中に満ちた気持ちをこれでもかと募らせて。
599ある中将と教導官の日々:2009/01/25(日) 14:16:07 ID:fPfkjkfC
 思いのたけを吐き出した。


「結婚してくださいっっ!!!」


 それは少女に出せる限りの大声。
 キーンと、部屋の中で反射して木霊し耳に響く。
 そして静寂。
 しばしの後に彼女の発した言葉の意味が脳に伝達され、意味を理解するのにそう時間はかからなかった。
 不思議とレジアスに混乱は起きなかった。
 それは混乱というより、呆然と言えば良いのか。
 少女のどこまでも真っ直ぐで、純粋な好意をぶつけられ、レジアスの意識から半ば常の思慮が消し飛んでいた。
 そして、冷静な理性の消えた心、無心なままの状態で彼は素直に答えた。


「あ、ああ……良いとも」


 これが、恐らくミッドチルダ史上で最もとんでもない婚約発表の顛末である。


続く。
600ザ・シガー:2009/01/25(日) 14:19:00 ID:fPfkjkfC
投下終了〜。
いやはや、魔王にしないように可愛く書くのは難しいぜ。
なのはとレジアスに萌えていただければこれ幸い。

そして新スレ。 つhttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232860613/1-100
601名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 14:31:10 ID:Sqy9bha4
GJwwww
クソッ、マジで面白いじゃないか!
602名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 14:35:11 ID:IB4yfch+
なwwwwのwwwwはwwwさんwwww
GJ
603名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 15:36:55 ID:BMTwGREY
この後の始末が大変そうだが……レジアスがどうにかするかな? とりあえずなのはさんは反省しなさいwwww。
604名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 15:38:50 ID:N7HmUq0b
>>600
GJ!!
シリアスが、男気溢れる中将が、恋でゆれる乙女ななのはさんが、
とある助言でピンク色の暴走世界にこんにちは、かw
とばっちりの中将と主犯のなのはさんは始末書と関係各所への
謝罪と親御さんへの挨拶をしなきゃならんなw
605名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 17:34:35 ID:ZBKS8uLT
>>600
レジアスさん…どうやらあんたに逃げ道はないようだぜ
素直になのはさんを幸せにしやがれ!
Gj!
606名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 18:49:28 ID:/Jz/iRk6
ちょwなのはさん可愛すぎます。
おとめだなぁ、素敵でした!
607名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 19:17:47 ID:BAUrIO8P
GJ!
管制官や首都航空隊の皆さんも哀れw
この後の知人達の反応もどうなるだろうか。
次回が本当に気になる。
608名無しさん@ピンキー
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
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|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
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                人./ノ_ら~ | ・・・と見せかけて!
           从  iヽ_)//  ∠    再  開 !!!!
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          )::::/∠Λ てノし)'     ,.-―-、   _
______人/ :/´Д`)::   (     _ノ _ノ^ヾ_) < へヽ\
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|_|_| 从.从从:/ |__|::レ:/      ___/ヽ、_/
|__|| 从人人从 ..|__L_/      .( ヽ     ::|
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        巛ノi
        ノ ノ                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ノ')/ノ_ら      ∧_∧       | いきなり出てくんな!!
      、)/:./、      ( ´Д`)      | ビックリしたぞゴラァ!!!
     )/:./.:.(,. ノ)    `';~"`'~,.       \   ________
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_____ 从\、,. ,; .,、∴';. ・  ( _ノ~ヾ、ヽ
|__|_ _(_:..)ヽ:∴:@)       ノ(゚Д゚ #) )
|_|__|_人):|:・:::∵ヽノ)    (_(⌒ヽ''" `ー'
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|_|_| 从.从从:/ |__|::|ノ   \  ミ`;^ヾ,)∃        < へヽ\
|__|| 从人人从 ..| /:/ _,,,... -‐'''"~   /ー`⌒ヽ、  (( (゚Д゚llソ |
|_|_|///ヽヾ\ ./:/ _ \        /     /T;)   /~  ̄__ イ
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             ´⌒ソノ`

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