【りぼん】HIGH SCOREでエロパロ4【4コマ】
これは良作!C〜!
香織が学校に来ない。
あいつが嵐士に告白してから3日。
つまり、俺があいつに告白してから3日。
間に土日を挟んで迎えた週明けの月曜日に、香織は学校を休んだ。
担任は「立花は風邪だと連絡があった」と言いながら、出席簿にペンを走らせる。
あの日、香織は俺の告白に対して頷くことも、首を振ることもしなかった。
いったい俺は、何分間彼女を抱きしめていただろうか。
香織が赤くなった目を伏せながら「ごめん、もう帰るね」と弱々しく笑って、俺の腕の中から離れるまでの時間は、1分のようにも1時間のようにも感じられた。
部室の前で「ありがとう」と言った香織の後ろに見えた、窓から差し込む夕焼けがやけに寂しげに見えた。
退屈な授業が進んでいく。
ふと香織の席を見ると、隣のクラスの男子が座っていた。
5時間目の授業は保体だから、2クラス合同で、男女別となる。
テストも近いということで、今日の保体は教室で保健の授業なのだ。
授業の内容なんて、頭に入ってこない。
脳裏には、香織の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消えしていた。
ぼーっと空を眺めていると、前の席から何かがまわってきた。
俺は、それを受け取ってギョッと目を開く。
全然授業を聞いていなかった俺が悪いのだが、今日の授業はそんな単元を学習していたのか。
思春期の男子たちは、配られたそれを物珍しそうに眺めたり、こんなの持ってるからいらねーよ、などと笑い合っている。
俺は誰かに絡まれる前に、それを鞄の中に放り込んだ。
※
「どうすっか…」
その日の放課後。
香織の家の前で、俺は立ちすくんでいた。
結局、俺の頭の中は、一日中香織に占領されていた。
どうにかして香織に逢いたい。
昨日の答えを聞きたいわけじゃない。
ただ、あいつの顔が見たい。
その一心で、今日配られた香織に渡す分のプリントをめぐみから奪い取ったのだが……香織の家の前まで来て、あいつの父親のことを思い出した。
香織は、もし家に男子を連れてきたら父親は卒倒するだろうと言っていた。
俺が今、普通の男子学生の服装でプリントを届けに行っても香織に逢わせてはくれないだろう。
一度家に帰って、めぐみに服を借りるか…?
そんな風に様々思考を巡らせている途中で、立花家の玄関が開いた。
「泉水ちゃん…?」
そこには、パジャマ姿の香織が立っていた。
※
「びっくりしたよー。泉水ちゃんが家の前でウロウロしてるんだもん」
香織の部屋に通された俺は、促されて星柄のソファに腰掛けた。
続いて、香織もその隣に座る。
俺たち二人が座っても、二人かけ用のソファはまだまだ十分にスペースが残っていた。
「お前んチ、男には厳しいって聞いたから…」
「あ、今日は大丈夫だよ。二人揃って出かけちゃって、夜まで帰ってこないから」
「……お前、風邪なのに?」
俺が眉をひそめると、香織は気まずそうな顔をした。
「ごめん、泉水ちゃん。私、仮病なんだ…」
「仮病?」
「…うん」
「……そっか」
香織は風邪をひいていない。
内心ホッとした。
一つ溜息をついてから香織の方を向くと、そこには目に涙を一杯溜めた横顔があった。
「ちょ、おま、なに泣いて…」
「あのね、泉水ちゃん。聞いて欲しいの」
淀みの無い、凛とした声だった。
「私、嵐士のことが好きだった。ほとんど一目惚れで、嵐士の事ばっかり見てた」
「…ああ」
知ってるよ。
俺はその事でずいぶん悩んだんだから。
嵐士の事を好きな女なんか、恋愛対象として論外だと心に決めていた。
でも。
例えば、一緒にいるだけで癒される、その可愛くて人懐っこい表情とか。
周りとの調和を大切にする、その気立ての良さだとか。
何かに一生懸命取り組んでいるときの、その真っ直ぐな瞳とか。
誰に対しても優しく接する事ができる、その綺麗な心とか。
俺に笑いかける時の、太陽のように明るく温かい笑顔とか。
一緒に過ごす時間が増えるたびに、俺から香織に対しての好きの気持ちも増えていく事を感じた。
でも。
香織は嵐士が好き。
その事実が、俺を苦しめ続けていた。
「だから、告白した。でもね…私、気付いたの。…私の嵐士に対する好きは、憧れだったんじゃないかな…って」
香織は俺の頬にそっと片手を当てて、微笑む。
「ねぇ、泉水ちゃん。私ね、好きな人ができたの」
自分の鼓動が早くなっていくのを感じる。
「その人はいつも側にいてくれて、ぶっきら棒だけど優しくて、私のわがままにも付き合ってくれる、私だけの王子様なんだよ」
そう言った香織の目から、一筋の涙が静かに流れ落ちた。
「私、泉水ちゃんのことが好きみたい」
その言葉が合図となって、俺は何かに突き動かされるように香織を抱きしめた。
壊れないように、そっと優しく。
だけど、逃がさないように、ぎゅっと強く。
しばらくすると、香織がおずおずと俺の背中に腕を回して、控えめに抱きしめ返した。
不思議な安心感と愛おしさが胸を支配する。
俺は、あの日と同じように香織の頭をゆっくりと撫でた。
胸板付近に押し付けられた香織の顔の温度が、少し上がったように感じられた。
※
「今日、学校休んじゃって…しかも心配させちゃって…ごめんね。でも、考えがまとまりきらなくて、嵐士にも泉水ちゃんにも合わす顔がなくて……とにかく、二人に逢う勇気がなかったから…」
「学校、サボったのか」
「うん…ごめん…」
香織の涙が収まるのを待ってから腕を解き、俺たちはソファに並んで身を寄せ合っっていた。
「ちげーよ。責めてるわけじゃねぇって。ただ…」
「……?」
「……香織に逢えなくて、すっげー寂しかった」
香織の頬がまた赤くなる。
それにつられて、俺の頬も熱くなる。
いったい俺は、いつの間にこんなキザなセリフを言う男になってしまったんだろう。
2人して顔を真っ赤にしながら、ソファの真ん中に小ぢんまりと収まって。
かすかに甘い匂いのする香織の髪を、右手で撫でる。
「い、泉水ちゃん…!」
香織のパジャマのズボンの上に置かれた右手を、俺の左手でそっと包むと、その小さな身体がビクッと跳ねた。
「香織……キス、していい?」
「う、うん」
俺は香織の頬を両手で挟み、ゆっくりとその唇に俺のそれを重ねた。
かすかに震える唇は驚くほど柔らかく、俺を夢中にさせる。
ただ重ねるだけのキスを、角度を変えながら、何度も何度も施した。
ふと、香織はどんな顔をしているだろうかとゆっくり目を開けると、真ん丸に目を見開いたまま固まっている香織と至近距離で目が合った。
「おま、な、なんで目開けてるんだよ!」
「だ、だって、いつ閉じて良いのか分からなくて…」
「いつって……」
「だって、こんな事するの、はじめてだし、でもなんか気持ち良いし、嬉しいし、あとそれから、泉水ちゃんのまつ毛長いし…!」
香織はしどろもどろになりながら何とか言葉を発するが、もはや文法を成していない。
桜色の肌と、真っ赤に色づいた頬。
ころころ変わる、可愛らしい表情。
肩口で揺れる水色の髪。
髪を結っていない香織を見るのは初めてではなかったが、俺の腕の中で上目遣いにこちらを向く香織からは、いつもの幼い印象だけではなく、色気まで感じられる。
どうしようもなく、切なくて、愛しくて。
心臓の音ばかりが耳の中に木霊して。
…頭がおかしくなりそうだ。
「…香織」
「な、何?」
「ごめん、俺、我慢できないかも…」
「え、ちょ、泉水ちゃん!?」
俺は、香織の華奢な身体を抱きかかえて、ソファの手前にあるベッドへと静かに降ろす。
こちらを不安そうに見上げる香織の耳に口を寄せて、俺はそっと囁いた。
「…なぁ、お前の事、抱いていい?」
(*´д`*)ハァハァ神様が降臨していらっしゃる
つ…続きが待ち遠しいであります(*´д`*)
かわいいよおおお
なんという寸止め
いずかお可愛いいい
お互い初体験萌えるww
あ、亀だけど京介ポチも萌えたよ!
京介エロいwwwポチ可愛い
126 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 23:54:31 ID:TUNwGs5A
続き気になって眠れない
えーなぜ寸止めー!
寝れねー!
耳の中に響く鼓動が、泉水ちゃんの声にかき消される。
女の子みたいだと思っていたその身体は、私を軽々と持ち上げるほどの力を秘めていて。
私を組み敷いて切なげに眉をよせた泉水ちゃんの顔は、可愛いだけのいつもの彼とは違って、素直にかっこいいと感じた。
泉水ちゃんが、私の頭を撫でる。
「香織、嫌なら嫌って言ってくれ」
「………」
優しい泉水ちゃん。
「お前の事、傷つけたくない。ずっと大切にしたいから…」
「………いよ」
大好きな泉水ちゃん。
「え?」
「だから、私の事……抱いていいよ」
私は、あなたに愛されたい。
※
「い、泉水ちゃん!」
「ん?」
「あの、私、おっぱい小さいから、あの…」
何度かキスを繰り返した後、泉水ちゃんが私のパジャマの上着についたボタンを外し出した。
青と白のチェック柄のブラが見えたとき、急激な羞恥が頭を駆け上がる。
一生懸命おまじないをしても、ストレッチをしても、牛乳を飲んでも大きくならなかった胸。
私の周りの女の子は、みんな美人で、胸も大きくて。
それに比べて、私は…。
「ばーか」
顔を上げると、唇に軽くキスの感触。
「大きかろうが、小さかろうが、えぐれてろうが…香織は香織だろ?大丈夫、気にしねぇよ」
「…い、泉水ちゃん」
自分のコンプレックスを、優しい言葉でかき消してくれる泉水ちゃん。
その優しさに泣きそうになる。
ボタンを外し終わると、泉水ちゃんは青と白のチェックのブラを試行錯誤しながら外した。
私の胸が、泉水ちゃんの前に晒される。
「…ッ」
泉水ちゃんが息を呑んだのが分かった。
「ごめん、やっぱり小さいのなんて嫌だよね」
元々、泉水ちゃんは巨乳が好きだって公言していたし。
分かりきっていたことだけど、なんだか悲しくなってくる。
「香織」
声をかけられて、顔を上げると、優しい瞳をした泉水ちゃんと目が合った。
引き続き寸止めでスミマセン…orz
たぶん次が本番エロになる。はず。
ちょwwwなんという寸止めwwww
香織が可愛くてニヤニヤしてしまった
wktk
wktk
無理してエロくしなくてもいいからね〜
香織が自分の胸にコンプレックスを抱いていることは知っていた。
確かに、お世辞でも巨乳とは言えないし、ベッドに寝ている状態では、その突起付近が微かに膨らんでいるほどの小ぶりな大きさだった。
だが、白く透き通った微かな膨らみには桃色の突起が熟れたように光り、その光景が俺を誘惑する。
誘われるままにそこに吸い付き、舌と唇を使って丁寧に胸の側面を舐めた。
「…ん…っ」
「大丈夫、香織は十分可愛いし、綺麗だから…」
「ちょっ…、泉水ちゃ…あっ!」
小さな膨らみに手を添え、優しく揉みほぐすと、香織の口から可愛らしい喘ぎ声が洩れた。
「どうだ?」
「あ…なんか、くすぐったいような…」
笑いながら答える香織。
まだまだ発展途上のその身体には、胸への愛撫もくすぐったさが気持ち良さを上回る程度のものらしい。
「そっか。でも…」
揉んでいる手に、何かが当たっている。
手の下では、ピンク色の可愛い乳首がピンっと張っていた。
「うう…恥ずかしいよ、泉水ちゃん…」
手で顔を覆う香織。
自分の身体の変化が恥ずかしいようだ。
「顔見せて。香織の顔、ちゃんと見たい…」
「あ、ご、ごめんね」
慌てて退けた手の下には、朱色に染まった香織の顔があった。
「……触るぞ」
「あっ…ん…!」
揉んでいた手を止め、乳首に指をかけると、香織の表情が少しだけ快楽に歪む。
「痛くないか?」
「う、うん。大丈夫……あっ」
右手はそのままに、左手を離し乳首に吸い付くと、香織が声を荒げる。
「…ん、ちゅ…」
「あっ…ああっ…ダメ、泉水ちゃ…ひゃん!」
舌でカチカチに固まった乳首を転がす度、香織から洩れる声が色っぽくなっていく。
「んちゅ…ぷはぁ…」
その後もしばらく胸を責め続け、俺が満足した頃には香織の小さな胸は俺の唾液でベトベトだった。
「は…あぁ…」
悩ましげな息を吐きながら、半ば虚ろな目をしている香織に軽く口付け、俺は香織の下半身に跨り、下肢の間に自分の右足を差し入れて膝を閉じられないようにしてから、出来るだけ優しく、そっとパジャマごしにその中心を中指でなぞった。
「ああんっ、や、そこは…」
恥ずかしそうな声をあげる香織。
「………」
早く見たい。
そして直に触れたい。
「いや、泉水ちゃん!!」
俺は、香織のパジャマのズボンに手をかけ、下着と一緒に一気に太ももまで下げた。
俺の視線に晒されるのは余程恥ずかしいのだろう。
香織は真っ赤な顔を背けて俺から目を背けた。
恐らく初めて男の目に晒されたであろう、秘部。
淡い茂みが覆う恥丘はふっくらと柔らかそうで、俺は思わず生唾を飲み込んだ。
「そ、そんなにジロジロ見ないで…」
俺の視線に耐え切れなくなったのか、香織の目に涙が溜まる。
「ごめん、香織…」
「あっ…!」
まだ男を知らない秘所の割れ目を、蜜を拭き取るかのように下から上へとなぞると、香織は途端に甘い息を洩らした。
「香織、可愛い…」
「あっ…ひゃっ…ぁあ…んあぁ…」
初めて触る、男のそれとは違う女性の性器。
なぞる度に蜜が溢れ出て、香織が可愛らしく喘ぐ。
「やぁん…ひぃ!」
初めはなぞるだけだった指を、少しづつ中へと侵入させていく。
香織の中は想像以上に狭く、そして熱い。
そのまま、空いている方の手で秘所の上、ちょこんと顔を出した突起を摘む。
「んあぁぁぁっ!」
突然の強い刺激に、香織が悲鳴に近い声を上げた。
「ダメ!そこは、そこは…あぅっ!」
香織は拒絶の言葉と共に俺の肩を押したが、まるで力が入っていない。
秘所から溢れ出る蜜の量も、先程より増えていた。
「ちゅっ…」
「いやぁっ!ダメなの、そこ、汚いから!泉水ちゃ…あふぅっ…!」
指だけでは我慢出来なくなり、気付けば舌を這わせていた。
香織は首を振りながら、喘ぎ声を大きくする。
止まる事を知らないかのように溢れる蜜。
真っ赤に充血した、可愛らしい突起。
「可愛いよ、香織。大好きだ…」
「ああっ!ひっ!ふぁっ…あんっ!泉水ちゃ…あっ…私、変…んあぁぁあぁっ!」
香織は俺の頭を抱えながら、小さな身体を痙攣させて絶頂を迎えた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
必死に息を整えている香織の頭を撫でながら、手を伸ばしてベッドの横にあるカーテンを閉めた。
カーテンが開いていることにすら気付かなかった、自分の余裕の無さが恥ずかしい。
窓の外はすでに日が沈みかけ、夕方と夜の間に、ぼんやりと月が浮かんでいるのが見えた。
ふと思い出し、今度はベッドの下に手を伸ばす。
自分の鞄を引き寄せて、中を探ると、お目当てのものが手に当たった。
今日の保体の授業で配られたもの――――そう、コンドームだ。
俺はそれを手のひらに納め、香織の身体の上へと姿勢を戻した。
「大丈夫か?続き、できるか?」
香織の呼吸がだいぶ治まったのを確認し、声をかける。
「う、うん」
声に反応して、香織がおずおずと俺の顔を見る。
俺は香織の額にキスをしてから、自分の着ているものを全て脱いだ。
ふと視線を感じて香織の方を向くと、香織は口を開けたまま真っ赤な顔をして、俺の下半身に視線を浴びせている。
「な、なんだよ」
「え、いや、そんな風になるんだ、って、あの…」
香織がわたわたと両手を彷徨わせて、それから下を向いてしまった。
そんな反応されると、なんだか俺まで恥ずかしい。
「まぁ、初めて見るんだから仕方ねーよな…」
「あ、でも、男の人のを見るのは初めてじゃないよ」
「え!?」
心底驚いて、香織の肩を掴んでしまった。
「あ!違うの!小さいころ、パパと一緒にお風呂に入ったりしてたから」
「ああ、そういうことか」
…びっくりした。
「でも………泉水ちゃんのとは、形が全然違うような気がするよ」
そりゃそうだろ。
父親が娘相手にコレを勃たせてどうする。
「えーっと…、あのな、香織。男は興奮すると、なんだ、その、こういう形になったりするというか、なんと言うか…」
「じゃあ、泉水ちゃんも興奮してるの?」
「あ、あたりめーだろ!」
照れのせいで少し乱暴になった俺の言葉を聞いて、香織は嬉しそうに笑った。
※
「じゃあ…入れるぞ?」
「う、うん…」
香織の顔に不安の色が浮かぶ。
初めて男に抱かれるんだ。
怖いに決まってる。
「大丈夫、ゆっくり入れるから…」
そんな不安を少しでも減らそうと、優しく香織に言い聞かせる。
「本当?」
「ああ、俺を信じろ」
「うん…」
俺は香織の身体の上に、静かに重なった。
「痛かったら言えよ」
「うん。…泉水ちゃん、きて…」
香織の両腕が俺の背中にまわって、そっと引き寄せられる。
「じゃあ、いくぞ…」
まだ汚れを知らない香織の秘所にコンドームを装着した自身を当て、挿入を試みる。
…が。
「くそっ…」
入り口付近のぬるぬるした蜜に阻まれ、中々入っていかない。
「ひゃん!」
その度に自身が香織の割れ目を擦り、声が上がる。
「あの、泉水ちゃん…大丈夫?」
仕舞いには香織に心配される始末。
これは、男として情けない…。
「だ、大丈夫。俺に任せろ…」
それでもめげずに何度も挑戦し、失敗したお陰で、ようやくどうすれば挿入出来るかわかってきた。
「よし、いく…ぞ」
少しずつ腰を前に突き出す。
「ひぎいっ…!」
メリッと嫌な音がして、香織の表情が苦痛に歪んだ。
「い、痛いか、香織?」
「はっ…ん、だ、だいじょおぶ…」
「嘘付け!お前、こんなに…」
涙を浮かべた目をきつく閉じ、眉をしかめる香織の表情は、どこからどう見ても大丈夫とは思えない。
「だって、痛いって言ったら、泉水ちゃん、やめるでしょ?」
「え…」
「やめちゃ、やだ、よぉ」
「で、でも…」
「…わ、私は、ひっく、大丈夫だから、ぐすっ、続けて、お願い、泉水ちゃん、お願い…!」
とうとう、香織の目から涙が溢れ出した。
俺が香織を抱きしめると、ギュッと背中に腕がまわされた。
小さな身体で俺を受け入れようとする香織。
その声。
その表情。
その身体。
そして、その気持ち。
全てが嬉しくて、全てが愛しくて、俺は香織をもう一度強く抱きしめる。
「好きだ…」
俺は温かい香織の中に迎えられながら、ゆっくりと自身を進めていった。
※
「…まだ痛いか?」
俺の全部が香織の中に入ってから、二人して息を整えること数分。
香織の痛みもだいぶ引いたようで、苦痛の表情は浮かべなくなった。
「……んっ、大丈夫、もう動いていいよ…」
香織がふわりと微笑む。
少女から女へと変わったばかりの香織が見せる、可愛さと色気の入り混じったその表情が、俺の心を一気にかき乱した。
「じゃあ、動くからな…」
香織が頷くのを確認して、少しづつ腰を動かし始める。
「ひゃっ…あぐ…あっ…」
動き始めると香織の顔はまた苦痛に歪んだが、先程ほどではない。
「…ん……かお、り」
「い、泉水…ちゃん!あっ…あひぃっ!」
「かおり…かおりっ!」
胸の突起を口に含んで舌で転がしながら、右手を下半身へと伸ばし、ゆっくりと撫でる。
高い位置でゆらゆらと揺れる腰を引き寄せて俺の膝の上に抱え、そのまま動く速度を上げていった。
抱え上げられた下半身の、結合している部分が見える。
先ほどまで男を知らなかったそこからは、俺自身が出入りするたびに、白く泡立った蜜と、香織の処女喪失の証である赤い雫が零れてきた。
「ああっ…いやっ…なんか変…なんか変だよぉ!泉水ちゃん!」
背中にまわされた香織の指が、俺の肌に爪を立てる。
「香織、俺も、もう…!」
俺の下半身は既に限界に達していた。
香織の身体が、びくりと跳ねる。
背筋を駆け上がる激情に背中を反らせて甘く鳴いた。
「あっ!泉水ちゃん…泉水ちゃん、私、私ぃ…あああん!」
「大丈夫、俺が側にいるから…だから…!」
そう言いながら深く腰を突き出す。
それが最後の一突きとなった。
「泉水ちゃ…い、いずみちゃ…あっ!ああっ…ああぁぁぁぁぁーっ!!」
悲鳴に近い声を上げながら思い切り体をのけ反らせ、香織が絶頂を迎える。
「……っ!」
その瞬間、香織の中が俺自身を喰い千切ろうとするかのような勢いで締め付け、俺は下半身に滞っていた精を、薄いゴム越しの香織の中に一気に放出した。
「はぁ…はぁ…い…ずみ…ちゃん…」
「香織…?」
「……だいすき」
香織は力のない、だけども眩暈がするほど綺麗な笑顔を作り、そのまま俺を引き寄せて、まだ息の整いきらない唇にキスを落とした。
※
「ねぇ、泉水ちゃん?」
乱れたシーツにくるまって、俺の胸に頭を預けていた香織がふと顔を上げた。
俺は香織の髪を撫でながら、どうした?と聞き返す。
「何か、泉水ちゃんってお月様に似てるよね」
「はぁ?」
突然、突拍子のない事を言い出した香織の顔を覗きこむ。
「今ね、カーテンの隙間から月の光が見えたの」
首を曲げて窓の方を見ると、ピンクのカーテンの隙間から、微かな月明かりが漏れている。
「泉水ちゃんは、ちょっと冷たく見える時もあるけど、」
香織は照れたように、
「気付くといつも側にいてくれて、」
俺の瞳を覗き込んで、
「そっと優しく、私を包んでくれる」
ニッコリと笑った。
※
小さなベッド。
月明かり。
温かい君の笑顔。
「ね。まるで、お月様みたいでしょ?」
今日、俺は大切な人を手に入れた。
「俺が月なら……香織は太陽だな」
少し背伸びした俺の言葉を聞いて、香織はその可愛らしい頬を夕焼けのような色に染めた。
<END>
…ということで終了です。
普段ギャグしか書いてないので、色々アレな感じでスミマセン。
いずかおがもっと世界に広まりますように!
などと願いつつ、ロム専に戻ります。
ご愛読ありがとうございました。
乙!乙!
香織可愛くて良かったーGJ!
GJ!!神様お疲れ様です!
最初の嵐リアルで泣ける!まさかのちなみさんですか!?
いずリカも好きだけどやっぱり王道だなー
また来るの待ってます!
145 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 01:14:18 ID:48a+KcIC
ありがとうございました!!
感動モノです〜('ω`)
落ち防止
147 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/27(火) 21:26:53 ID:0e+O0moy
防止
政めぐ読みたい
校内でいちゃつく二人好きだ
昔単行本で好きなカップルをアンケート調査したときは京えみが1位だったよね
今同じことしたらどうなるかな?(実際はカップルじゃないのも含め)
カプぼううざとか言われるかもだけど過疎ってるし雑談ありよね?
カプぼう…?
頭悪そうな文だな
あらめぐを待ち焦がれています
自分もあらめぐ好き
正規カプじゃないせいか、なんかエロい
和姦でも無理矢理でも萌える
京介×えみかがすきー
なんだかんだ始めから付き合ってるし
あらめぐだったら和姦がいいな
あらめぐの場合、無理矢理といっても
めぐみ→あらしで始まるパターンが多い気がするw
あらしはちょっかいださなければ性的には安全な男
ほしゅ
保守
ほしゅ
いずめぐ見てみたい
159 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 17:26:50 ID:+jdocHky
その2人和むよね
保守のついでに
レイジ→上手そう
政宗→上手そう(荒っぽそう)
京介→上手そう(ねちっこそう)
泉水→たどたどしいけど頑張りそう
嵐士→スイッチ入らない限りは優しそう
アキラ→ヘタレそう
Mr.ダマ→紳士そう
ボス→漢らしそう
テクのイメージ
161 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 21:16:32 ID:eN3Udzz5
当たってる
常磐津も上手そう
正解
常磐津は変態ぷれいしそう
保守