>>1乙。
このままだと落ちちゃうかもしれないので、みんな好きなエロ妄想書き込もうぜ。
リレー待ち
>>1乙
リレー参加したいけど、アカやってなくて今回は参加できない俺涙目
, -─-r─-、_, -- 、---、
_∠ _`__⌒Y ヽ _`ヽ- 、
/ _, -‐ '´ _ 、 `Y´ ̄`ヽ⌒ ヽ
イ , -┴<´ / / , ┴-、) _ `Y -、`ー、
/ | |/ / ヽ Y´ `ヽ ヽ ヽ
/ ヽ\, -‐-、l ( 、__ __ ヽ ート、 下、
/ ヽ\ ( ⌒X^ヽ ´ ̄` Y´ `く ト、 ハ Yハ
,′ ヽ i ⌒`ト、_ノ { (_ { Y } // ',
i | | ゝ ーイ ̄ ̄`ヽ、}ィ´ ̄`ヾ ノ :| | l
| | |_人 } } ┤ ⊥ | | |
| | | ` 「 / ー〈 _人 ノ_ l ゝ| | |
/ ⌒ヽ | | ( ヽ 」 ヽ 、| 厂´ 人__ | | l
′ ⌒ヽヽ ヽヽ } 厂`ゝ- i} ′ ´ ` // /
| { ,ヘL._ | |メ⌒ー〜^ゝ_人 __ノ^ヽ_八--┴< |
l ゝヽ不:::::::;下┤::::;ィ ⌒ヽ::ヽ:::::ヾ:::::i}:::/::::::/:;ィ ⌒ヽ:::ノ|| /
\ 、⊥ト、::゙ヽ:::\{ (●) }:{:::`ヽ::l::;勹{:::::/:::{ (●) }:::://
`ヽ、フヽ\::::\::ゝ___ノ::_::::::∨二ヽ/ヽ::ゝ___ノノl |
ヽ ヽ\:::\::\::::::`ヽY_/し⌒Jレ::/:::/::/,イ!
ヽ ヽ\_::::ト、`ー-ミ/( ○,:○)ヾ:::イ::// /
\ `ヽ. i:::::}::l>:ト,-'ニニヽ彳::/::l / /
\ | lー≦彡:::>ヾ二ン"ム::メ::::| |i /
>上ヒ二:::::ノラ「ミT爪戈>┴'′
, -イ::::/〈::`卞ー-k┼十ァ个、ヽ
_/ `ー-、.∧::::ト、:::::/:::|:::':/:::ム,.-'" \ー-、
,.-'" \: \::::∨:::::|::/.,.-''" |
/. \ ~>、,.-''" |
,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/
梢子ちゃん、痛いよ〜
このままだとどうなりますか?
リレーあるからこっちに書こうか。
前スレ>982
GJ! 何かゴロゴロしたくなるくらい甘かった。
オサヤス最高!
前スレの埋めSS乙
綾代と梢子の関係が凄いものになってますね
連書きでスンマセン
リレーに参加したいのは山々なんだけど、優柔不断なモノだから
ネタとか決められくて始められないんだよ
誰か書き始めてお願いぷりーず
>>4 まだネタが決まったわけじゃないと思うので、参加は問題ないのでは?
リレーって前スレラストの話じゃないの?
>>8 前スレ埋め乙
いい話だったー、というか切ねぇ綾代さん・・・。
綾代ハッピーエンドが欲しくなっちゃったぜ。
>>10 いや、前スレのラストは、リレーじゃなくて埋めただけなんだ・・・
埋めオサ綾とXmasオサヤス、読んでくださった人ありがとーです
クリスマスも仕事以外の予定ないから、SS書く時間があって良かったよ・・・orz
>>12 綾オサ、ごっつぁんでした
ところで、リレーはどんな感じなの?
個人的には百オサか夏オサか綾オサでやって欲しい
>>12 ごめん
>>10は、このスレの最初の方でリレーリレー言ってるのは
前スレの埋め代わり(ついで)にリレーするって事じゃないの?ってことね。
あと空気読まないようで悪いけど、リレーとか無理矢理やんなくてもいいんじゃない?
そのあいだ参加しない人は他のレスするの躊躇うだろうし。
それと、前スレのオサ綾乙です。
前スレのオサ姫よかったよー、あれだとオサは各ヒロインの間を渡り歩いてるんだろうか?
リレーは誰かが頭書いたら自然に始まるんでない?
>>15 渡り歩いていると言うより、保美あたりと(だれか一人と)結ばれていると考える方がイメージがいいな。
多分
>>16で正解とは思うが、そのあたりは、読む人の自由でいいんじゃないかと思ってる
てか、即死判定っていくつくらいだろ 大丈夫なんだろか
何の脈絡もなく言うが、オサの水着姿もエロいとおもうが、
ナミの襦袢だけってのもよく考えたらエロいと思うんだ。
水面で下はまくれ上がってるし、上だって濡れて透けるんじゃないか?
襦袢どころか、体まで透けてる妹がいるから…
ナミちゃんのサクランボが透けて見えてます♪
ってアヤシロイ様が喜びそうだな。
綾代は変態でもロリコンでもないんだよー
ただ、人よりちょっと、かわいいモノが好きなだけなんだよー
最近、綾代がナミの○○○になりたがっているという妄想がアタマを離れない・・・
「私もナミちゃんにあーんして欲しいです」
あたりが原因か? その妄想
いや、強いていえば原因は「着物」だな
板圧縮も乗り切って、ひとまず安心ってとこか
正月にSS投下してくれる人いるかな?
全裸(+パジャマ)待機でwktkしてるぜー
>>24 ノ いま書いてる真っ最中年の変わり目投下が目標なんだぜ
>>25 おー、がんばってくれ 楽しみにしてるよ!
おめでとうございますっ!
本年も、読む方でも書く方でもお世話になるかと思いますので、よろしくです
>>27 早速読ませていただきました GJ!
いつM展開になるのかと読んでいた自分が恥ずかしかったりして・・・
今年もご活躍を期待していますよー
ナミちゃん瞳孔開いてレイプ目って・・・
アヤシロイさん、マジ鬼畜www
ナミたんの狭い割れ目になんてことをw
他板のことだけど、キャラサロンのスレってなくなっちゃった?
多分だけど、キャラサロンだからアカの方のことを言ってるんじゃ
>>27 ゴメン、勢いで18禁保管庫に格納してしまったけど、エロ無しだから本来は非18禁だよね
あちらの方に格納されたようだから、18禁の方は消しておくわ
新年早々紛らわしいことして、作者様にも読者様にも、ほんとにスマン
37 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 14:31:08 ID:45qRompL
ウホッ!
>>36 保管作業お疲れ様です。
エロなしなので、本スレに上げようかとも思ったのですが、
いつもこちらにお世話になってるので、こちらに上げました。
こちらこそ紛らわしくてすみません。
また18禁保管庫様にはお世話になると思いますので、
その折はよろしくお願いいたします。
ナミのクリスマスバージョンBlog時計を見て、ナミエンドの感動がよみがえってきた。
やっぱオサ×ナミは王道だな。
また何か書いてみたいが、ロリコンのオサがナミに悪戯する話になりそうだ・・・。
クリスマスBlog時計は、公開が遅すぎたよ・・・
クリスマス向けコンテンツは、24日過ぎたら見向きもされないどころか
あること自体が奇妙に見えるからなあ
ってなことを愚痴ってもしょうがない、オサナミに全力で期待だぜ
ロリ攻めという手もあるぜよ
>>41 やめてー!?
そんなこと言われたから、俺の中のナミたんが、オサに首輪つけて校内散歩だよう!
ごめんなさい。
>>32 立て直したくはあるのだけど、さすがにキャラハン一人だとね・・・
とりあえず投下。モモヤスのエロだけです。設定は恋人同士になった百子と保美の初夜です。
文章の推敲が足りないかもしれません。後、初めて三人称(?)で書いてみたので変かもしれません。
『初夜』 百子・保美
行が長すぎるみたいなんで整形します。
草木も眠る丑三つ時。 カーテン越しに仄明るく入ってくる、月の光のみを光源とする青城女学院の寮の一室。
少女が二人、ベッドの上で座り込んで向かい合っている。
どちらも正座を崩し、お尻をベッドに付けた姿勢で、顔には僅かばかりの緊張と、これからの行為を頭の中で反
復させているのか、目は時折中空を見つめる。
普段は髪を二つに結わえ、多少の子供らしさを感じさせる少女、百子。彼女も今は髪留めを解き、さらりとした
髪が流れ女性らしさを纏っている。対面するもう一人の少女、保美は、ふわりとしたウェーブのかかった髪を、白
く、細い身体に垂れさせている。頬にのみ緊張からか朱が差して赤みを帯びている。
そんな状態でずっと無言で見つめ合いながら、しばしの時間が流れている。
ふと、百子が意を決したように目を瞑り、ごくりと生唾を飲み、その音が静寂を破る。
「ざ、ざわっち」
少し上擦った声で保美の愛称を呼ぶ。
「う、うん、百…ちゃん」
保美もその呼びかけに、細い、静寂の波に呑まれそうな声で応える。
「い、いくね……」
百子はそう言いながら、かすかに震える指先で、保美のパジャマのボタンに手をかけ、上から一つ、二つ、三つ
と順にゆっくりと外していく。そうしてボタンの最後の一つを外し、そのまま手を背に回してブラを外す。
「ざわっち……ちょっと腰浮かせて……」
「うん」
次いで保美のパジャマのズボンに手をかける。保美が軽く腰を浮かせて、百子は下着と一緒にズボンを脱がせる
。そうして保美の一糸まとわぬ肢体が百子の前に晒された。
保美の細身ながらも女性らしさを主張する曲線は、静謐な空気の助けもあり着替えで見慣れているはずの百子さ
え魅了する。
「百ちゃん……そんなにじっくり見られたら……恥ずかしい」
保美に見とれ、惚けていた百子はハッと我に返り「ごめん」と軽く謝る。
「えへ、ちょっと寒いね」
保美はそう言って軽く笑いながら、先ほどまでは少し朱が差した程度であった頬は熟れた林檎のように赤くなっ
ている。
「じゃ、じゃあ今度はあたしを……」
百子は保美に向かって両手を差し出す。
「うん……」
保美はそれを受け、百子のネグリジェをつまみ、持ち上げ、まずは頭を、次いで差し出された両手を通して脱が
せる。
脱がせたネグリジェは綺麗に折りたたみ脇に置く。そのまま百子のブラを外し、先ほど百子がさせたのと同じよ
うに、するりと百子の足から下着を脱がせた。そうして百子も保美と同じように生まれたままの姿を保美の前に晒
す。
「ざわっち……キス……していい?」
「……うん」
そう言って保美は軽く目を瞑る。百子はゆっくりと保美の唇に自身の唇を重ねる。左手は保美の右手に組み、右
の手で保美の左肩を抱き、背を支える。
百子はそのまま保美に体重をかけ、身体を密着させる。百子の動きを感じ取った保美は受け入れるようにゆっく
りと身体をベッドに預ける。それを追うように百子と保美の身体は重なる。
百子の膨らみかけの乳房は、密着した保美のそれに覆われ、腹部を重ね、また脚は互いに絡め合いながら口吻を
続ける。
「んっ」
時折、保美から、または百子から僅かな息が、喉から声が漏れる。
そして重なり合う唇の間には二人の唾液が漏れ、ピチャという水音が部屋に染みこんでいく。
互いの体温を、身体の柔らかさを、そして口吻の感触を充分に堪能した後、そっと百子が唇を離し、保美の目を
真っ直ぐに見つめる。
保美も先ほどの口付けで緊張が解けたのか、柔らかな表情で百子の目を見つめる。そうして百子から言葉が紡がれる。
「ざわっち……その……さ、触る……よ?」
百子は保美に了承をとるように問いかける。保美は柔らかな表情のままコクリと頷き、繋いだ右手を解く。
百子は保美に軽く口吻をし、そのまま唇で這うように保美の首スジ、鎖骨、腋に唇をなぞり、脇腹辺りから両唇
ではむように保美の柔肉に吸い付きながら、時間をかけて保美の乳房に到る。
保美の下乳から舌で形をなぞるように頂点を目指す。
百子が保美の身体を移動するたび、保美からは抑えたような吐息と、小さな「…ぁ」と言う声が漏れる。
百子の舌は蛞蝓のようにゆっくりと保美の丘の頂を目指し這う。やがて頂上にたどり着いたら、舌をとがらせ、
胸の突起に刺激を与える。両唇で乳首をはんでみたり、また自由になった左手で保美の乳房を揉みし抱く。
百子の一挙一動は保美に快感を与え、次第に抑えていた声が漏れてくるようになる。
「あぁ……、んっ……」
それでもまだくぐもりを残す保美の甘い声。それを聞く度に百子はドクドクと早鐘を打つ心臓を、キュと鷲掴み
にされたような感覚を味わい、その声をもっと聞きたいと、さらに刺激を与えていく。
「ざわっひ、気持ちいい?」
そう保美に問いかけ、乳首に軽く歯を立てる。
「あっ! 百ちゃん……ぁ」
百子が刺激を加える度、保美は熱い吐息と、喘ぎ声を漏らし、脚をもじもじと動かす。百子はもう充分と判断し
たのか、唾液でべとりと濡れる胸から舌を滑らすように腹部を這い、保美の秘所を目指す。
両手で保美の脚を拡げ、目の前に保美の秘裂を露わにする。既にそこからはとろりとした愛液が股のを伝って菊
座まで垂れている。
「ざわっち……いくよ」
そう言って、百子は保美を見る。保美は僅かに潤んだ目で百子を見つめ返しこくりと頷く。
保美の了承を得た百子は内股に舌を這わせ、ゆっくりと保美の秘裂を目指し、菊座まで垂れている愛液を舌で掬
いながら保美の膣に舌を挿れる。
百子は蜂蜜を求める熊のように、舌を奥まで伸ばし保美の膣壁に刺激を加えていく。時に舌をとがらせ上壁をつ
いたり、左右に動かしたりと刺激を与える。
刺激を与えられるたび、保美は身体を捩らせ、また両の手で百子の頭を抑える。
「あっ! 百ちゃん! んっ!」
保美の声から、段々と抑制が解放されていく。隣の部屋に居る寮生を起こしてしまうのではないかというほどの
声が響く。
「あっ、良い! 百ちゃん! もっと!」
溢れるほどに垂れてくる愛液に唇を濡らしながら、舌を動かし続ける。すると保美は脚を中空に浮かせ、身体が
ビクと小刻みに揺れ、舌はキュと膣壁が狭まり締め付けられる。
「百ちゃん! あぁ、ぁああああ」
最後に可愛らしい声を上げながら、背を反らし、膣の奥から出るものがぴしゃりと百子の顔を濡らした。
意識が昏れていく……世界から色が抜け落ち、黒く塗りつぶされ、歪んでいく
そうして現に戻され、パチと目を開く。
「こんな初夢ですか」
以上です。句読点や、文章のところどころが怪しいですがご容赦ください。
バーカ
>>49 GJ! なんでいきなりエロかと思ったら、そういうワケだったのか
今年は百子も幸せになると良いね オサヤス派のオイラには書けんけど・・・
念のため、ちょっと確認させてください
保管庫に入れるのに、タイトルは、"初恋"のみ? それとも"『初夜』 百子・保美"まででしょうか?
それと、読みやすいように改行とか少しいじるかもなので、ご了承くだされば幸いでございますです
>>51 前者の"初恋"のみで良いです。
改行についても問題ありません。
>>52 了解です、更新しておきました
もしほかに修正とかありましたら、こっそり教えてください
いつでも直しますので
どこから突っ込んだらいいのやらww
これがパンツじゃないなら、その下に何もはいてないと思しき彼女らは
ノーパン娘ということでよろしいか?
パンツじゃない、ズボン・・・それに直穿きということでしょうか。
ズボンキャラといえば、葛ちゃんを思い浮かべる。
しっぽが、ズボンのすそから出る演出は今から考えると神だったな。
桂ちゃんがもふもふスリスリすると感じちゃったりするのも。
そのまま気をやってしまう葛様
しっぽが1本だと、ズボンからはみ出して見えるとき、
なんかアンバランスな気がするんだよねぇ
2本欲しかったと思うのは自分だけ?
何をおっしゃる! 一本出てるというのが至高!
んー、まあどうでもいいことなんだけど
左右どっちの裾からはみ出させるか、迷わね?
まあ、いずれスカート履くからそんな気にすることもないだろう。
スカート履いてしっぽ生やした葛ちゃん…その可愛らしさに、桂ちゃんもお持ち帰りしちゃうだろう。
63 :
さばかん:2009/01/11(日) 23:11:39 ID:DcfJlEl3
はじめまして。文才無しで無駄に長いですが投下させていただきます。
オサと汀がメインです。
タイトルは海の主様釣り
64 :
海の主様釣り1:2009/01/11(日) 23:12:52 ID:DcfJlEl3
草木も眠る深夜。
にも拘らず、月の青白い光に赤い椿が不気味に脈動する中、
二人の鬼が、刀でもって相手の血を命ごと奪おうとせんとばかりの
勢いで、剣戟を繰り返していた。
鍔迫り合いでコハクが小さい体からは想像も出来無い力で夏夜を吹き飛ばし
距離を開ける。
「どうだ剣鬼!わしの可愛さに恐れ入ったか?」
「くっ…手強い。幼女でしかも攻めっぽいし」
表情を厳しくし、夏夜はカバンから《剣》を取り出した。
「止めておけ。お主程度の可愛さで《剣》の力を加減無く行使すれば、
いずれ魂を喰われるぞ」
「こんな魂など喰われても構わない。クロウクルウを切る為ならば、
私は鬼にもOLにでもなろう!…はっ!!」
夏夜は肝心な所でかんでしまった。
「私はまたしでかしてしまったわけだ……」
落ち込んだ夏夜は地面に四つん這いになり、絶望した。
「おい、剣鬼!OLとはなんだ?」
「私はまたしでかしてしまったわけだ……」
「OLとはなんだ、剣鬼!」
こんな会話が暫く続いたという。
「釣れないわね…」
「そんなに簡単に釣れないでしょ。私なんかずっと糸垂らしてボウズよ」
汀と梢子は鬼の踏み石で一緒に釣りをしていた。
「汀は今迄魚釣った事あるの?」
「いや」
「…釣りのスキルは無しって事ね。そもそも餌とか用意した方がいいんじゃない?」
「用意するにしても何を食べるのよ?」
「私よ」
梢子は平然と答える。
「いや、それは最終的にはって事でしょ?そうじゃなくて主食とか何かなーって」
「私よ」
「もういいよ」
汀と梢子はまた暫く黙って釣り糸の弛緩を眺めていた。
汀はいいとして何故梢子が釣りに参加しているのかと言うと話は少し遡る。
咲森寺に着いたばかりの夜、梢子は森の中で攻めっぽい幼女と出会い、
汀と山やら海やらの幸の話をしてすっかり寝不足だった。
だから、その深夜の騒ぎに全く気が付かなかった。
翌日、何とかいつも通りの時間に起きて朝食を済ませる為に大広間
に行き座ると、明らかに部員で無い着物が似合う長髪白髪の少女がちょこんと座っていた。
「…ねぇ、百子」
「なんですか、オサ先輩?」
「この子誰?」
梢子が少女を指差して百子に尋ねると、汀も何故か割り込んできた。
「あー、その子本当にいたんだ。てっきり私にしか見えないものだと思ってた」
「なによそれ…」
梢子が思わず呟いた。
65 :
海の主様釣り2:2009/01/11(日) 23:14:56 ID:DcfJlEl3
「あー、この子は和尚さんの檀家から貰ったものですよー」
『旬は外れていますが、それでも良い所を見繕って貰いましたぞ』
『あれ…この子、ちょっと…甘い?』
『なぬっ!?』
『向こうに比べてこっちの少女は濃くて甘いんですよ。私も最初は戸惑って…』
「「檀家すげぇ!!」」
「いやいや、冗談ですよ冗談!オサ先輩にミギーさん寝ぼけてるんですか?
昨日ざわっちが海で漂ってるのを拾ってきたじゃないですか。
そして、姫先輩がナミーと名付けたじゃないですか」
「いや、寝てたし」
「私、釣りしてたし」
「いませんでしたか。それじゃあ知らないのも使用が無いですよ、ねぇ姫先輩」
3人がナミの方を見ると綾代がナミとべたべたくっ付いていた。
「ナミちゃん。後で一緒に遊びましょうね」
その言葉に、特にナミは反応を示さなかった。
(…綾代が名付けてるって事は、もう綾代の物よね)
(姫さんの所有物よね、あれ。…仕方が無いか)
梢子と汀はご飯を早く食べ、急いで海に向かった。
その時、二人は同じ事を考えていた。
美少女を釣り上げるという共通の目的が。
汀が定位置である鬼の踏み石で釣り糸を何時もより気合を込めて遠くにぶん投げた。
「あの子まで飛んでけー」
そう大声で叫び、少し勢いを付けて座った。
その横に梢子も腰を下ろした。
「オサ、邪魔しないの。あっち行ったー、しっしっ」
汀が唇を尖らせ、手を気合無く振るのを無視する。
「汀、どうせ貴女の事だから釣竿のスペア位あるんでしょ?貸して」
オサが手を差し出すと汀はそれに一瞥をくれて再び地平線に目をやる。
「やだ。美少女横取りされたくないし。しかし、世の中は広いものねー
まさか美少女を釣り上げられる海があるなんて」
「貸しなさいよ」
梢子は地平線を見詰める汀の目の前に手を差し出す。
「しつこいなー。じゃあ、オサが私を喜ばせたら貸してあげる」
「…汀が喜ぶ事って何よ?」
「ふかーい口付け」
汀がニッコリ笑って答えると梢子は咳払いをする。
「汀、私が良いって言うまで目瞑ってて」
「おっ!」
予想に反する返答をされて汀は驚いて梢子の方へ顔を向き釣り針を引き上げ、目を瞑った。
10秒程経過して梢子が目を開けていいと言ったので目を開けるとそこには誰の姿も無かった。
「あれっ、オサどこー?」
周りを見渡してもごつごつした岩以外は何も無い。う〜んと腕組みをし、今置かれている状況
を把握しようとしたその時。
「汀ちゃん、こんにちは」
どこからか、聞き覚えのある声がした。
「オサ?」
「違うわ、オサちゃんじゃなくて日○のり子よ」
「えっ!あの有名な声優さん?うわー私芸能人にはじめて会うよー。
で、日○さんは何処にいるんですか?」
汀が辺りを見渡す。
「汀ちゃん、声優の姿は透明と相場が決まっているのよ」
「声優さんが妖精だって噂は本当だったんだー」
でたらめな返答と納得が交差する。
66 :
海の主様釣り3:2009/01/11(日) 23:16:31 ID:DcfJlEl3
「あの、日○さんにお願いしてもいいですか?
あの有名なアニメのキャラ、アンチョビの声いいですか?」
「それはあまり有名では…普通○ちゃんよね。いいわ…パーフェクトリバース!!」
「おお〜〜〜」
「汀ちゃん、今幸せ?」
「はい、とっても幸せです」
「釣竿貸して」
梢子が岩陰から出て来て、汀に手を差し出した。
「はいはい…お茶目さんね、オサちゃん」
「黙りなさい」
梢子が顔を赤くして釣竿を受け取った。
「でさー釣り上げたらなんて名付ける?」
1時間程経過して退屈していた汀が梢子に話し掛けていた。
「海で釣れたんだからうみとかじゃない。ニックネームはウミーで」
「あ、その名前いいなー私もそれね」
「駄目よ。貴女はSEA、つまりシーちゃんで」
「嫌よ!なんか昔あったじゃないそんな赤ちゃんの人形!」
「あったわね。全裸で股間からオシッコを出す卑猥なおもちゃが」
「言い方の問題よ、オサ」
数時間後。全く釣れ無い、釣れる気配すらない。
「あのさ汀…ひょっとして、保美が釣り上げたのってここの海の主じゃない?」
「奇遇ね。オサもそう思ったの?流石にこんだけ粘って少女のしょの字も見えないのはおかしい
と思ったのよー」
「「はははははははははー」」
二人で笑った後互いに顔をショックで伏せた。
梢子が釣竿を汀に返し、汀がそれを仕舞うと二人はその場から去っていった。
「ナミちゃん、こっちですよ」
綾代がナミを部屋に招くと、小さな卓に麻雀牌が散乱していて、
その席には百子と部員A。それと部屋の隅に部員Bがいた。
「おお〜ナミーさっそく麻雀しましょうか!」
と百子が言い、ナミを自分の上家(百子から見て左側)側に座らせる。
「……?」
「麻雀っていうのは牌を引いて捨てるを繰り返すゲームよ、ナミちゃん」
簡単過ぎる説明を終えて、ナミと対面(反対側)に綾代は座る。
残りの席を埋めるように部員Aが座り、見物人である部員Bはナミの後ろに座って見物した。
3人が牌を掻き混ぜるとそれに倣いナミも掻き混ぜる。
牌を積む事はナミには難しいと思った綾代はナミ側の牌も積んだ。
「起家は私でいいですか?」
と綾代。
「誰でもいいですよー」
と百子は答え、全員牌を自分の分取る。ドラは三のソーズ。
綾代は額に人差し指を当てて。
「《トントン拍子》で良い牌がツモれるといいんですけどね」
そんな事を言うと、ナミ以外の二人はその言葉に少しだけ反応した。
綾代が適当な牌を捨てると部員Aが東を捨てる。
「ポン!」
綾代がそれをポンして牌を捨てる。
「うーわー姫先輩初っ端からダブ東ニック確定ですよーちぇー」
だがそれ程悔しそうな顔を百子はしていない。
「偶々ですよ」
部員Aが再びツモって牌を捨てる。一方ナミは麻雀のルールを
まるで知らないので適当な牌を切る。
五順目。綾代が牌を捨て。
「百子ちゃん、《虎の子》を隠し持ってそうですね…私ももう直ぐ聴牌ですから」
綾代が額に人差し指を当てて言う。
67 :
海の主様釣り4:2009/01/11(日) 23:17:07 ID:DcfJlEl3
「最初は出来る限り大きな手で流れを掴むのが私の麻雀ですから」
百子がナミに見えないように綾代の足に触れると、次の百子はドラの三ソーを切って
リーチをかけて来た。
「イナズマリーチ!」
百子の五順目。
百子が気合を込めて言うと綾代がそれをチーして、危険牌であるションパイの中を切る。
比較的早い順目のリーチ。どんな待ちでもおかしくは無い。
一方の綾代は配牌で手が整っており、チーテンを果たす。
が、綾代の待ちはションパイ北の単騎待ち。親とは言え、リーチに喧嘩を売るのは危険だ。
「おお、姫先輩やる気満々ですねー」
百子が遅れてリーチ棒を出す。
「《来た来た》私も勝負に出ますよ」
そう人差し指を額に当てて綾代は言う。
勝負は開始早々白熱しているように見える。
が、実はこの時の百子の手牌…バラバラ。
詰まり、ノーテンリーチ。
(北待ちですか、姫先輩…)
百子がそう思うとナミの後ろにいる部員Bに目配せすると、手で○を作る。
詰まり、ナミの手配に今、綾代のロン牌の北があるのだ。
(ナミちゃんは今適当に牌を捨てている。詰まり…北は何れ出る。)
その綾代の目論見はチーテンして自分に回る事無く、あっさりと出る。
「ナミちゃん、ロンです。ダブ東ドラ一丁5800です」
ルールを知らないナミはポカンとするだけだった。
(やれやれ…ドラ切りでも不自然で無いようにノーテンリーチ。姫先輩も随分手の込んだ
事をしますねー)
「そして直撃ボーナスの御褒美でナミちゃんの服を脱がしますよー。ふふふ、勿論合法です」
無論、違法だ。
綾代はナミに近づいて服を脱がそうとする。
「ふふふ…こんな可愛い子の服を脱がせられるなんて幸せです」
「「待ったー!」」
ナミの着物がそこそこはだけたその時、ナミに透明の糸が巻きつく。
「梢子さんと汀さん!私の邪魔をするんですか?」
「残念だけど姫さん。世の中取ったもん勝ちだから」
汀がそう言ってナミを担ぐと梢子もそれを手伝う。
「お互い仲良く食べる約束だからね、汀」
「へいへい」
そう言って、あっと言う間にその場から去って言った。
「あ…」
綾代が静かに膝を屈する。
「姫先輩…3人、いや4人か。ここまで協力し合ったのに肝心のナミーは取られちゃうし…
ご愁傷様です」
その言葉が止めになったのか綾代はうつ伏せに倒れた。
「何か言いたい事、あります?」
「小○生といちゃいちゃしたかった…です」
「…ざわっちーごはんまだー」
百子は現実から逃げ出した。
おわり
これは酷いw
全員ロリコン・・・
とにかく乙
みんな欲望のまま動くのは良いことだね!
愛欲エンド
過疎っちまった・・・。
誰か、王道の桂ちゃん×陽子ちゃんを書いてくれる猛者はおらぬものか。
桂ちゃん×陽子ちゃん……是非書きたいが
最近、お凜さんと陽子ちゃんの組み合わせが良いのではないかと思っている
ドラマCD聴いたことないから、SSでお凛さんは書けないなぁ
俺も。
お凛さんは、アカ公式のWEB小説でしか把握してないや。
陽子ちゃんはのっけから桂ちゃんのことを自分の嫁宣言したり、印象的で、
記憶に残るキャラだったなあ。
顔がゲーム中に登場していない割には。
学校で桂ちゃんのスカートめくりや、必殺ブラ外しや縞パンチェックとかしていたに違いない。
と、桃色妄想がいくらでも浮かんでくるぜっ
はとちゃんの割合小さめな胸に、ブラウスの上から頬をすりすりしてるイメージはある
いくら性的な意味を込めてスリスリしてもくすぐったがられるだけで、感じてくれない桂ちゃん。
そして、私たち一生お友だちでいましょうね的なこと言われて、両方の意味で泣けてくる陽子ちゃん。
そんな時に、お凜さんに付け入られて落ちてしまう陽子ちゃん
結局陽子ちゃん総受けなんですね
>>79 素晴らしい!
これで陽子ちゃんも浮かばれ…夢だったとさw
それにしても可愛らしい貧乳だこと。
桂ちゃんは一応「貧乳」ではないよな。
オサまりのよい「並」だよな!
その誤変換に愛を感じる
本スレの方で豆豆言っているから、
「ナミちゃん、ここのお豆さんをいじると・・・」
「ひゃん、綾代さん、なんか変な感じがします・・・」
と思わず書き込みしそうになった。
まだ節分には遠いのに。
, -─-r─-、_, -- 、---、
_∠ _`__⌒Y ヽ _`ヽ- 、
/ _, -‐ '´ _ 、 `Y´ ̄`ヽ⌒ ヽ
イ , -┴<´ / / , ┴-、) _ `Y -、`ー、
/ | |/ / ヽ Y´ `ヽ ヽ ヽ
/ ヽ\, -‐-、l ( 、__ __ ヽ ート、 下、
/ ヽ\ ( ⌒X^ヽ ´ ̄` Y´ `く ト、 ハ Yハ
,′ ヽ i ⌒`ト、_ノ { (_ { Y } // ',
i | | ゝ ーイ ̄ ̄`ヽ、}ィ´ ̄`ヾ ノ :| | l
| | |_人 } } ┤ ⊥ | | |
| | | ` 「 / ー〈 _人 ノ_ l ゝ| | |
/ ⌒ヽ | | ( ヽ 」 ヽ 、| 厂´ 人__ | | l
′ ⌒ヽヽ ヽヽ } 厂`ゝ- i} ′ ´ ` // /
| { ,ヘL._ | |メ⌒ー〜^ゝ_人 __ノ^ヽ_八--┴< |
l ゝヽ不:::::::;下┤::::;ィ ⌒ヽ::ヽ:::::ヾ:::::i}:::/::::::/:;ィ ⌒ヽ:::ノ|| /
\ 、⊥ト、::゙ヽ:::\{ (●) }:{:::`ヽ::l::;勹{:::::/:::{ (●) }:::://
`ヽ、フヽ\::::\::ゝ___ノ::_::::::∨二ヽ/ヽ::ゝ___ノノl |
ヽ ヽ\:::\::\::::::`ヽY_/し⌒Jレ::/:::/::/,イ!
ヽ ヽ\_::::ト、`ー-ミ/( ○,:○)ヾ:::イ::// /
\ `ヽ. i:::::}::l>:ト,-'ニニヽ彳::/::l / /
\ | lー≦彡:::>ヾ二ン"ム::メ::::| |i /
>上ヒ二:::::ノラ「ミT爪戈>┴'′
, -イ::::/〈::`卞ー-k┼十ァ个、ヽ
_/ `ー-、.∧::::ト、:::::/:::|:::':/:::ム,.-'" \ー-、
,.-'" \: \::::∨:::::|::/.,.-''" |
/. \ ~>、,.-''" |
,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/
↑綾代
別に節分まで遠かろうがなんだろうが、そのシチュでSS書いてくれ
いや、書いてくださいお願いします
, -─-r─-、_, -- 、---、
_∠ _`__⌒Y ヽ _`ヽ- 、
/ _, -‐ '´ _ 、 `Y´ ̄`ヽ⌒ ヽ
イ , -┴<´ / / , ┴-、) _ `Y -、`ー、
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ヽ ヽ\:::\::\::::::`ヽY_/し⌒Jレ::/:::/::/,イ!
ヽ ヽ\_::::ト、`ー-ミ/( ○,:○)ヾ:::イ::// /
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>上ヒ二:::::ノラ「ミT爪戈>┴'′
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,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/
↑綾代
1 オサの家に綾代遊びに来る
2 オサはお出かけ中
3 オサ秘蔵のエッチな百合マンガをこっそり読んでいたナミ
4 「綾代さん、これどういう意味ですか?」
5 「教えてあげましょう」
6 わっふる
って感じで誰かお願いします
綾代もナミも出なくてスマンが、SS投下します
やすみんルート後のオサモモって感じで
無駄が多いのか、内容の割に長くなってしまったけど、読んでいただけたらうれしいですよん
タイトルは「禁じられた遊び」です
「まったく、何やってんだかー」
歩きながら、思わずひとりごとが漏れてしまうのは、イマイチ状況が掴めないことへの
苛立たしさもあるのかもしれない。
とある日曜の昼下がり、頭の中の大部分をクエスチョンマークに占められたまま、
あたしが向かっているのは、我らが剣道部の部長であるオサ先輩の家だ。
始まりは1本の電話だった。
ルームメイトであるざわっちは外出中で、それもあって、
なんとなくおもしろくない休日を過ごしていたあたしの携帯に、オサ先輩から着信があったのだ。
「百子、あなた寮にいるの? えーと、保美まだ帰ってない……かしら?」
「へ? まだですけど?」
オサ先輩にしては歯切れの悪そうな口調も気にはなったけれど、それ以上に、聞かれた内容が
腑に落ちなかった。それもそのはず、そもそもざわっちはオサ先輩のところに遊びに行ったはずで、
しかも出かけてからそれほど時間が経っているわけではないから、帰ってくるにはまだ早い。
「ざわっちがどうかしたんですか? もしかしてまだそっちに着いてないとか?」
「ううん、一旦はちゃんとうちに来て、しばらく話とかしてたんだけどね」
「いなくなっちゃんたんですか? 携帯にかけてみました?」
「携帯はここにあるの。携帯以外も、なんて言えばいいのかしら、えーと、いるというか……」
歯切れが悪いことに加えて、言ってることも、普段の理路整然としたオサ先輩の物言いとは
ギャップがあるように思える。そう、たとえていうなら、サスペンスドラマで、
犯人が偽装工作に四苦八苦するときのような不自然さを、そこはかとなく感じるのだ。
「オサ先輩、先輩にこんなこと言うのは失礼ですけどね、……なんか隠してません?」
「……え? い、一体なんのことかしら?」
動揺しまくりのリアクションは、「隠し事してますよー」と宣伝しているみたいなもので、
嘘がつけない体質に、ちょっとばかり同情したりもする。いや、しかし、このシチュエーションで隠し事ということは、
ざわっちとの間に、何か問題が起きたということになるのだろう。
「ざわっちと喧嘩でもしたんですか?」
「まさか、そんなことするわけないじゃない」
「だって、荷物だけ置いていなくなっちゃったんでしょう?」
その質問に答えは無く、代わりに聞こえてくるのは、ため息と呼べなくもない唸りだった。もしかしてこれは、
単なる痴話喧嘩レベルの厄介事ではなく、あたしが思っている以上に危険を孕んだ状況なのだろうか?
「とにかく、電話じゃ話が見えないんで、そっち行きますね?」
ざわっちの行方を捜すなら、ひとりよりふたりの方が効率がいいだろう、単純にそう思っての提案だったのだけれど、
「いや、こ、来なくていいわよ? 百子は寮にいた方が、ほら、や、保美が帰ってくるかもしれないでしょ?」
思いっきり説得力のないオサ先輩の台詞は、却って疑惑を助長させる役目しかない。
「ほー? つまり、あたしが行くとマズい、そういう意味だと受け取ってよろしいわけですね?」
「うっ……」
オサ先輩が怯んだ隙に、「じゃ、今から出ますんで」と言い置いて、あたしはさっさと通話を終了させた。
ざわっちの危機かもしれないのに、あたしが黙って待っているわけがない。事情を聞くのは後回し、
取るものも取りあえず、ざわっちを救うべく寮を飛び出してきた、という次第だった。
■
あたしの訪問を歓迎していたはずはないのに、それでもオサ先輩は、
玄関先でチャイムを鳴らしたあたしを、すんなり中に入れてくれた。
もしかしたらざわっちが戻ってるかもしれないと思い、玄関の三和土を確認する。
と、見慣れた、ざわっちのものと思しき靴が、行儀良く並べられていた。
「あれ? ざわっち戻ってきたんですか?」
キツネにつままれたような思いで、オサ先輩に聞いてみた。戻ってきているなら真っ先にそう言うはずだし、
オサ先輩を観察する限りでは、未だ厄介事を抱えているように見えるので、
少なくともすべてが解決しているわけではないだろう。
「んー、戻ってきているというか、そもそもいなくなってないというか……」
電話の時と同じく、相変わらず口調は締まりがなく、意味も理解しがたい。
「とにかく、口で説明する前に、見てもらった方が早いと思うわ。百子、私の部屋に来て」
もう少し詳しい説明を求めようとするあたしを制して、オサ先輩は、不承不承といった感じで、
あたしを自分の部屋に先導した。
先輩の家の中にお邪魔する以上は、家の人に挨拶くらいしておきたいと希望したあたしに、
オサ先輩は言った。
「うちの家族、みんな夜まで帰ってこないはずだから、気楽にしていていいわよ」
なるほど、じゃあ少々騒がしくしても大丈夫かと安心しそうになって気づく、それはつまり、
「ざわっちを連れ込んだのも、それを見越してのこと、だったりするんですか?」
「え……、いや、まさかそういうわけじゃ」
焦り方がものすごく不自然で、肯定しているのと変わりがない。まったく、
油断も隙もあったもんじゃない、といったところだ。
そうこうしながら廊下を歩くうち、オサ先輩が、
「私の部屋よ。入ってみて」
前方の部屋のドアを指し示した。さっきの口ぶりから判断すると、この中を見れば、
ある程度の事情はわかるらしい。
「んじゃ、遠慮なく」
ノックする必要はないはずで、促されるままに、あたしは勢いよくドアを開けた。
殺風景ながらも整理整頓が行き届いた室内、自然の光や風を取り入れるにはうってつけの窓、
その他さまざまなものが一気に視界に入ってきたのだけれど、中でもあたしの意識を一手に引きつけたのは、
ベッドの上に横たわる、見覚えのありすぎる人影だった。あたしのルームメイトにして親友、ついでにいうなら、
悔しいことにオサ先輩とは相思相愛の仲である、相沢保美嬢、通称ざわっちだ。
「なんだ、やっぱり、ざわっち戻ってたんですね? おーい、ざわっち」
声を掛けても反応はない。近寄り、まじまじと眺めてみると、しっかりと目蓋は閉ざされている。
「寝てるんですか? それとも、どっか具合悪くなっちゃったとか?」
見る限り、具合が悪いという印象はない。しかし、日頃からざわっちの寝顔を見慣れているあたしには、
ただ寝ているという風にも見えない。
「ねえオサ先輩、どういうことなんです?」
オサ先輩に説明を求めるべく、あたしは振り返った。事情を知っているはずの先輩は、
困惑を苦笑でごまかすかのような、複雑な顔をしている。
「百子、立ってるのも何だし、取りあえず座ったら?」
お言葉に甘えて、あたしはざわっちが眠るベッドの端に座ったけれど、追求の矛先はオサ先輩に向いたままだ。
「さっきから挙動不審だし言ってること意味不明だし、隠してることあるなら、
早めに洗いざらい吐いた方が身のためですよ?」
ちょっとばかり脅しも込めて、あたしはオサ先輩を軽く睨んだ。すると、観念のため息と共に、
「本当は、百子には内緒にしておきたかったんだけどね」
オサ先輩はそう前置きして、自分は勉強机の方の椅子に落ち着き、語り始めた。
「百子は、幽体離脱ってわかるわよね?」
■
眠るざわっちと幽体離脱の関連性が、すぐにはピンと来なかったのだけれど、
話は意外な部分でつながっていた。夏合宿中に起きた騒動が、ざわっちの今に至る発端らしい。
「ざわっちが、合宿の幽霊騒ぎの正体? まさか、本気で言ってますか?」
たとえば同じ話を別の人から聞いたとしたら、欠片も信じないと思う。けれど相手はオサ先輩、
嘘や冗談は、言うより言われる方が圧倒的に似合う人だけに、あり得ないと切って捨てることはできなかった。
ところどころ言い淀みながらのオサ先輩の説明を、あたしは、合いの手を極力控えて聞いた。
オサ先輩とざわっちにとって、関係が大きく変わる事件があったらしい夏合宿は、それ故に、
あたしにとっては少しの苦さを伴ったイベントだった。
「ええと、要するに」
あたしは、自分の記憶と照らし合わせながら、オサ先輩の話を、自分なりにまとめてみた。
「合宿で姫先輩が見たという幽霊の正体は、実は幽体離脱したざわっちの中身で、
そのときは無意識の産物だったにせよ、今は自由に、意識的に幽体離脱できるようになった、と?」
「うん、そうよ」
「で、今ここで眠っているざわっちは、正に幽体離脱の真っ最中、身体はあれど中身が無い状態だと仰るわけで?」
ざわっちの特異体質は取りあえず理解するにしても、なぜここで、ざわっちの中身がない状態なのか、
その経緯がわからない。
「そもそも、ざわっちはなんで、ここで幽体離脱することになったんですか?」
基本的な疑問をオサ先輩にぶつけてみた。すると、ちょっと恥ずかしげな顔をして、
「まあ簡単にいえば、かくれんぼ、かしら?」
また突拍子もない答えが返ってきた。幽体離脱の次は、かくれんぼ? 何故に?
「あのー、もう少しわかるように説明していただけませんかねー?」
「えーと……、保美と、まあ世間話というか、特にどうってことはないおしゃべりをしてて、
そのうちに幽体離脱の話になったの」
「ふむふむ」
「隠れたいと思っていた場合、身体から抜け出た中身、つまり魂は、どの程度まわりから気づかれずに
いられるんだろうね、って言ってて」
あー、なんとなく展開が読めてきたような?
「話しててもしょうがないから、実験も兼ねて、かくれんぼでもしてみましょうか、ってことになったの」
「……あのですね」
あたしは思いっきり脱力して言った。
「実験しようと思ったことは、まあ良いとしましょう。でも、なんでかくれんぼなんです?
昭和初期じゃないんですからねー、今どき、子供だってそんな遊びしませんよ」
「え、今の子ってかくれんぼしないの? じゃあ普段はどんな遊びしてるのかしら?」
「……いや、イマドキのコドモがどう遊んでるかは置いといてくださいよ」
この人、ホントに大丈夫なんだろうか。
「まあ、かくれんぼに至った背景はあとで検証するとして、もう少し整理しましょうか。
幽体離脱オプション付きとはいえ、かくれんぼというからには、ざわっちが隠れる方で
オサ先輩が鬼だったってことですね? で、ざわっちを見つけられなかった、と?」
「そうなの。家の中はひと通り捜したし、見つけられなかったにしても、
もうとっくに身体に戻ってていいはずなのよ。ちょっと時間が経ちすぎてるわ」
そこまで聞いて、とある疑問が浮かんだ。
「オサ先輩、ちょっと確認なのですが」
あたしとしたことが迂闊だった。最初に聞いておかないといけなかったことなのに。
「中身が――魂が身体の外にある状態って、悪影響とかないんですか?
とっても不安定に思えるんですが?」
「そう、それが問題大有りで」
よくぞ聞いてくださったと言わんばかりの顔で、オサ先輩は答えを返す。
「私もよくわからないんだけど、魂魄が剥き出しのまま長時間いると、
変質したり拡散したりするんじゃないかと思うのよねえ、多分」
「……は?」
他人事のように語っていると見えるのは気のせいだろうか……。
「多分って何ですか、多分って。それに、なんでそんな重要なこと黙ってるんですかっ!」
遅ればせながら、あたしは猛然と腹が立ってきた。ざわっちをそんな危険な目に遭わせておいて、
自分は涼しい顔で安全なところにいる、それなりに好きで尊敬もしているオサ先輩が、そんなことをするなんて。
「ざわっちが……ざわっちがかわいそうじゃないですかっ! 変質とか拡散とか、もしそんなことになったら、
いくらオサ先輩でもあたしは許しませんからねっ……!」
なんだか泣けてきてしまった。あたしの大事なざわっちが……。あたしの想いが届かなかったのは
仕方ないとしても、ようやく最愛のオサ先輩と恋人同士になれたのに、生命の危機ともいえる事態に直面している。
「オサ先輩の馬鹿ぁ、あたしのざわっちを返してよぅ……」
「ちょ、ちょっと待ってよ、泣かないで百子、ね? 今までだって、幽体離脱状態でそこそこ長時間いたこともあったし、
まだ保美がどうにかなったと決まったわけじゃないんだから」
「じゃあ一体ざわっちはどうしちゃったんです? どうしたら戻ってくるっていうんですか?」
「えーと、ほら、だからそれを、百子と私で考えればいいんじゃないかしら?
ま、まあ、建設的な方向で努力しましょう?」
あたしが泣いてざわっちが戻ってくるなら、命が続く限り泣いてみせる。しかし、
そんなことで時間を無駄遣いする暇さえない。相変わらず頼り無さげなオサ先輩に従うわけではないけれど、
何らかの打開策を考える方が先だ。
不覚にも流れてしまった涙(と鼻水)を拭き、あたしはオサ先輩に向き直った。
「わかりました。んじゃ、とことん建設的にいきましょうか」
■
自由に幽体離脱できるようになった、つまり、身体に戻ることも自由にできるわけだから、
未だに戻っていない可能性として、自分の意思で戻らないか、
何らかの不測の事態に巻き込まれたかのどちらかだろう。多分、今の場合は後者だと思われる。
「ねえオサ先輩、今まで、身体に戻りたくても戻れなかったってこと、なかったんですか?」
「私もそれを考えてたの。1度だけ、そういうことがあったのよ。そのときはね、保美の身体が、
ちょっと特殊な場所に連れて行かれちゃって、魂魄はそこを感知できなかったのよ」
事も無げに、あっさり怖いことを言ってくれちゃったりする。まったく、あたしが知らないところで
何をしてるんだか。怒りと嫉妬心を抑えつつ、あたしは言った。
「でも、それは今の状況には当てはまらないですよね? ここは多分オープンな場所だと思いますが」
「そうよねえ。となると逆に、魂魄の方が特殊な場所にいて、自由に動けなくなったっていうのも
考えられるんだけど、このあたりにそんな危険な場所は無いと思うわ」
「じゃあ……」
普段は使わない部分の脳をフル回転させ、あたしは考えられる可能性を検証していく。
「じゃあ、場所に関係なく動けなくなった、たとえば魂魄が気絶状態とか」
魂魄がどうやって気絶できるのかは謎だけれど、もしそれが可能なら、
今のような状態になってもおかしくないのではないだろうか。
「魂魄が気絶、ねぇ……」
オサ先輩は腕組みし、しばらく考え込んで言った。
「そうだと仮定するとしても、魂魄を気絶から回復させる方法がわからないわね。
そもそもいる場所さえ特定できない状態だし」
「確かに、そこは問題ですが……」
あたしもつられて腕組みしながら、無い知恵を絞る。いくら物理的な距離があるとしても、
もともと心と身体はひとつ、どこかでリンクしてるはずでは? そうだとしたら、
「もしかして、本体の方に刺激を与えたりしたら、中身にも影響があるんじゃないでしょうか?」
「刺激って?」
「たとえばくすぐったりとか、ちょっとかわいそうですが叩いたりとか、とにかく、
本体の様子がおかしいってことを中身の方が知れば、無意識にでも戻ろうとするんじゃないでしょうか?」
虚を突かれたような顔をしていたかと思うと、次第に笑みを浮かべて、オサ先輩は何度も大きく頷いた。
「なるほど。それはいい考えかもしれないわね。さすが百子、やっぱり来てもらって正解だったわ」
「いや、褒めるのはざわっちが戻ってからにしてくださいよ」
「そうね、時間が惜しいから、早速」
そう言うとオサ先輩は、ベッドに近づき、眠るざわっちの上に覆い被さると、
てきぱきと服を脱がせ始めた。……え? 何をする気だ、この人は?
「……オサ先輩? なんで脱がせてるんです?」
「え? だって、刺激を与えるんでしょ?」
何の疑問もないといった風に、服を脱がせる手は止めない。一瞬、あたしの方が
何か勘違いしてるんじゃないかと疑ってしまうほど、オサ先輩の行動は迷いが無い。
やがて、ざわっちは生まれたままの姿にされ、続いてオサ先輩自身も、自分の服をすべて脱ぎ捨てた。
ベッドの上に、全裸の女子高生がふたりというシチュエーションは、同性のあたしから見ても十分に刺激的で、
目のやり場に困ってしまう。って、うろたえている暇なんかない、この不可解な状況を作った当のオサ先輩は、
あたしがそばにいるのも物ともせず、いきなりざわっちにキスをしたのだ。
「ちょ、ちょっと! なな何してるんですかオサ先輩っ!?」
触れ合わせる程度の軽いものから始まったキスは、徐々にディープになっていき、唇以外の部分も攻めていく。
もし意識があったなら、間違いなくざわっちは喘いでいるだろう、頭の隅ではそんな冷静ことを考えながら、
目の前で繰り広げられるラブシーンに、あたしはただ固まるしかなかった。
キスに愛撫に忙しいオサ先輩は、合間に少しだけ唇をざわっちから離しこちらを見て、、
「何って、刺激を与えるって提案したのは百子でしょ? だから、手っ取り早く、
かつ効果がありそうな方法を試してるんだけど?」
何の衒いも照れも無く、平然と答えた。その間も両手はざわっちの身体を撫で回し、髪を梳き、胸を揉みしだく。
……駄目だ、マジでこの人、大丈夫じゃないっ! そう思うのと平行して、あたしも、
自分自身の変調を感じ取っていた。いくらオサ先輩とざわっちが相思相愛の仲だからといって、
ざわっちは未だにあたしの心の大事な部分を占めているのだ。あたし以外の人間に思うままに
されているのを見せつけられて、平気でいられるわけがない。けれど、目を背けたいのに背けられず、身体は火照ってくる。
とにかく、オサ先輩の暴走を止めないと。
「ちょっと、いい加減にしてくださいっ! いくら何でもそれはないでしょ? ここにあたしがいるってこと、忘れてやしませんか?」
「……へ?」
きょとんとした顔をして、再びオサ先輩はこちらを見る。睨み付けるあたしの視線を正面で受け止め、少々困惑したかと思うと、
「それもそうね。ごめん、私が悪かったわ」
意外に素直に、ざわっちから名残惜しげに手を放した。もう少し食い下がるかとも思っただけに、
逆にこちらが拍子抜けしてしまう。
「ま、まあ、わかってくれればいいんですよ、わかってくれれば」
「百子がいるのに、ごめんね、あなたの気持ちをないがしろにしてしまって」
しかし、台詞は殊勝なのだけれど、続くオサ先輩の行動は、あたしの理解の斜め上を行くものだった。
ざわっちから放した手を、そのままこちらへ伸ばしたかと思うと、有無を言わせずあたしの服を剥ぎ取っていく。
何をされているのか頭で把握する頃には、ほかのふたりとお揃い、つまり、一糸纏わぬ姿にさせられてしまった。
■
「あのー」
「え? なぁに?」
「なんであたしは、こんな恰好で、オサ先輩にこんなことされてるんでしょうかねぇ?」
あたしを裸に剥いたオサ先輩は、ざわっちの隣にあたしを横たえ上に乗り、正に事に及ぼうとする体勢である。
こちらの疑問に、悪びれもせずあたしを見下ろし、にこやかにお答えになった。
「だって、百子もして欲しかったんでしょ? さっきあなた言ったじゃない、あたしがここにいるのに何してるんだ、って」
「それに近いことは言ったかもしれませんけどね、正確にそうは言ってないし、そもそも主旨がまるで違いますっ」
「そうなの? 私はてっきり、保美じゃなくて自分にして欲しい、そういう意味だと思ったんだけど?」
どこをどう曲解したらそういう結論に達するのか、頭を抱えたくなる。それに、もしオサ先輩の勘違いが
勘違いでないとしても、
「第一、ざわっちの身体に刺激を与えて、中身が戻ってくるのを促すっていう当初の目的から、
大きく逸脱してると思うんですが?」
「もちろん物理的な刺激も効果あると思うわ。でもね、ここであなたと私がこんなことしてたら、保美だって、
気が気じゃなくて戻ってくるんじゃないかしら? 名付けて『天岩戸作戦』よ」
「名付けんでよろしいっ!」
天岩戸というと、岩戸の中に隠れてしまったアマテラスオオミカミに、どうにかして出てきてもらおうと、
周りでどんちゃん騒ぎする話だったはずだ。さしずめあたしたちは、岩戸の前で踊るアメノウズメといったところか。
しかし、迷子の魂魄を、どんちゃん騒ぎならぬ女子高生の濡れ場でおびき出そうだなんて、まったくオサ先輩は
何を考えてるんだか。あまりの馬鹿らしさに身を起こそうとしたのだけれど、オサ先輩は、そんなあたしを
妖しい笑みで射すくめ、軽く胸を揉んだ。
「ひゃっ……、い、いきなり何するんですか!」
「あなただって、保美に無事に帰ってきてほしいでしょ? ここは素直に、私に任せておきなさい」
オサ先輩に任せたせいで、ざわっちは魂魄迷子状態になっているのですが。そう反論したかったのに、
身体はオサ先輩の愛撫を心地よく思ってしまった。認めたくはないけれど、先ほどふたりの睦み合いを
至近距離で見たせいか、あたしの身体は、未体験の何かを期待している。
あたしの内部の微々たる変化を感じ取ったのだろう、オサ先輩は、改めてゆっくりと、あたしの上半身を撫で回した。
「百子の肌って……子供みたいね」
「ど……どうせあたしは、ざわっちやオサ先輩と違って幼児体型ですよっ」
「そうじゃなくて、肌がつやつやしてて……。保美も肌は綺麗だけど、あなたのは、引き締まっていて
それでいて柔らかで、さわっていて気持ちがいいわ」
「なっ、なに言ってるんですか……っ」
思いがけないことを言われたので、あたしの身体は更に熱くなる。そしてそれは、オサ先輩にも
しっかりばれてしまっていた。
「うれしいわ。百子も喜んでくれてるのね」
「違いますっ、誤解です誤解!」
「余計なことは考えないで。今はただ楽しみましょう? じゃないと、アマテラスは隠れたままだわ」
おしゃべりはもう終わりと言わんばかりに、あたしの肩や首筋、耳たぶまでも、優しい愛撫で覆い尽くす。
くすぐったいのと恥ずかしいのと、脳みその奥を揺り動かされるような熱とが身体中を駆け巡り、
あたしは声を我慢するのが精一杯だ。
「百子、我慢しないで声を出して。変に力を入れないほうがいいわ」
「だ……だって、こんなの……。ざわっちのすぐそばで、オサ先輩にこんなことされて……」
こんなことされて……感じているなんて。
恥ずかしいけれど気持ちいい、ざわっちに悪いと思うけれど、もっともっとして欲しい、いろんな感情が
無秩序に入り乱れ、あたしはもう、考えることを放棄して目を閉じた。それを合図と受け取ったのか、
オサ先輩の手と唇による愛撫は、より一層、その激しさを増した。
「ね、百子、……キスしていい?」
耳元で、オサ先輩が囁く。さっきからあたしの素肌の至るところに唇を這わせているくせに、
律儀に了解を求めるところがおかしくて、あたしはつい吹き出してしまった。
「もう、今さらなに言ってるんですかぁ」
「いいの? じゃあ遠慮無く」
そっと触れ合う唇の感触は、想像の何百倍も柔らかで弾力があって、遠い世界に吸い込まれていくようだ。
そういえばこれは、あたしのファーストキスなんだなあと思い至るのだけれども、不思議と後悔の念は湧かず、
気づいたときには、あたしからもオサ先輩の唇を求めていた。
「……ん、は、んんっ……!」
息をする暇も惜しいくらいに、吸い、舌を絡ませ、撫でる。鼻をこすり合わせ、噛み付くような
フェイントを見せ、更にふたり求め合う。
「お、オサ先輩って、キス上手ですね……」
余裕があると見せたいがために、オサ先輩の顔を見つめ、無理やり話しかけてみた。
内心は警戒水位ギリギリで、普通の声を出すのでさえやっとなのだけれど。
そんなあたしに、普段の生真面目一本槍のオサ先輩からは想像もできない、照れたような子供の笑みを見せた。
「ありがとう。百子も上手よ」
そう言って、攻撃範囲を広げていく。とりわけ、未発達は胸に対する攻めは執拗で、あたしの反応を楽しみながら、
貪るように攻め立てる。固くふくらんだ尖端を、指先で摘んだり歯を立ててみたり、かと思うと、
両手で揉みながら舌をまとわりつかせる。
「っ……、あ……んっ! せ、先輩、激しすぎます……っ!」
「日頃から元気有り余ってるんだから、これくらい大丈夫でしょ?」
「そ……それとこれとは……違いますってばっ。それに、んっ、……ざわっちと違って、あたしの胸なんて、
はぅっ、さ、さわってもつまんないでしょ?」
一瞬オサ先輩は、不思議そうな顔であたしを見て、すぐに笑顔に戻る。
「なに言ってるのよ。保美は保美、百子は百子で、いいところは数え切れないくらいあるでしょう?」
今度はあたしが照れる番だ。褒められたと素直に受け取ることができず、つい憎まれ口を利いてしまう。
「へー、オサ先輩って実は貧乳好きですか」
「そんなこと言ってていいわけ?」
悪魔の笑みと共に、オサ先輩は素早くあたしの両足の間に移動したかと思うと、腰を持ち上げ、
足の付け根の中心部に顔を埋めた。
「ひゃっっっ! な、何するんですかっ!」
「保美の胸と比べられたくないんでしょ? ここなら、比べられても大丈夫なんじゃないかしら?」
「何ですか、そのめちゃくちゃな理屈は……!」
あたしの抵抗など小指の先の足しにもならず、恥ずかしい部分を、オサ先輩は攻めていく。
「駄目です、そんなところ、あ、駄目っ……」
襞を丁寧にかき分け、指と舌とで、1番感じるところの周りを、じっくりとほぐしていく。熱い息がかかるだけで、
あたしは電気が流れるような刺激を覚え、理性が徐々に剥がれ落ちる。
「や、あぁ、駄目です、おかしくなっちゃいますっ」
「あなたのここ、すっごく濡れてるわ。良かった、感じていてくれてたのね」
「人の話、き、聞いてませんね、は……んんっ」
心では、オサ先輩にすべてを任せて気持ちよくなりたいという希望と、ざわっちに申し訳ないという
背徳的な負い目が、相変わらずせめぎ合っているけれど、身体の方は、すっかりオサ先輩を受け入れている。
吸われ、舌で中の入り口をくすぐられ、時折、恥ずかしい突起もいじられる。そのたびにあたしは、
自分でも信じ難い、喘ぎとしか形容できない声を上げ、肩を、背中を震わせる。
ざわっちも、いつもこんなことをされているのだろうか。オサ先輩にすべてをさらけ出し、思うままに
弄ばれているのだろうか。休みなく攻められながらあたしは、心の底で揺らいでいる嫉妬心が、
オサ先輩とざわっちのどちらに向いているのか、わからなくなっていた。
オサ先輩の攻めは、更に激しくなっていく。中をかき回す指は、わざと水音を響かせるように
縦横無尽に暴れまくり、染み込むような快感の波に翻弄されたかと思うと、次の瞬間には
思いっきり突起を吸われ、あたしは声にならない叫びを上げた。
「……っっ! ひ、んあっ、あ……」
「いいの? 百子、気持ちいいの?」
もうあたしは息をするでさえやっとで、問いに答える余裕なんかない。
「イキそうなの?」
「百ちゃん、イキそうなんだ?」
「んっ、あ、駄目、は、も、もう……」
「へぇー、イキそうなんだ……」
……ちょっと待て。今、背筋が凍るような違和感を感じたのだけれど。
同様に異変を感じたのか、あたしを攻め立てていたオサ先輩も、不自然にその動きを止めた。
見たくはない、見たくはないけれど――確かめないわけにはいかず、違和感の発生源、
オサ先輩のでもあたしのでもない声が聞こえた方へ、ふたり同時に、ぎこちなく顔を向けた。
「ざわっち……!」
そこには予想どおり、さっきまで眠りの森の住人だったざわっちが、なぜか全裸のまま正座して、
あたしたちに冷たい視線を放っていた。
「や、保美、気がついてたなら言ってくれればいいのに」
「だって、ふたりの世界を邪魔しちゃ悪いと思って……」
「悪くない、全然悪くない。それよりざわっち、今までどこ行ってたのよっ?」
「えーと、かくれんぼしてて……」
心持ち唇を尖らせたまま、ざわっちは小首を傾げて虚空を見る。記憶をたどっているらしい。
「いい隠れ場所がないかと思って、鍼灸院の方に行ったの。そこでうろうろしてるうちに、
ちょっと眠くなってきちゃって……。だって昨日は、梢子先輩の家に遊びに行くって考えただけでうれしくて、
よく眠れなかったの。でね、ちょうど施術台があったから、少しだけ眠らせてもらおうと思ったんだけど、
そのままそこで熟睡しちゃったみたい」
「しちゃったみたい、って……。保美ったら、そんなところで寝ないでよ」
それ以前に、そんな基本的なところは最初に捜せよと思うのは、あたしだけなんでしょうか?
もっとも、魂が昼寝するなんて話を聞くのも初めてだけれど。それをいうなら、幽体離脱云々も
常識はずれであることに変わりないけれど。
「それよりも、ですね」
和みかけた空気に逆らうように、ざわっちは、あたしたちに視線を戻して言った。
「説明してもらえますよね? ここで、こんなことしてた理由を」
「え……」
「うっ……」
ざわっちのジト目が、あたしたちを貫く。
そもそもこんなことを始めたオサ先輩に、説明義務があるはずだけれど、
「ねえ百子、理由を説明したら、保美は納得してくれると思う?」
「思いませんねー。世界広しといえど、あんな理由でこんなことするのは、オサ先輩くらいしかいませんよ。
……というか、こんなこと始めた時点で、こういう展開は十分予想できますよね?
対処を考えてたわけじゃないんですか?」
「それはもちろん、……考えてなかったわよ?」
……はいはい、どうせそんなことだろうとは思ってましたよ。オサ先輩の言いなりになったあたしが馬鹿でした。
とかなんとか、オサ先輩とこそこそ話していても何の解決にもならず、ざわっちの機嫌が直るわけでもない。
「おふたり仲良くご相談も良いのですけど、わたしにわかるように、事情を説明してもらえますよね?
も・ら・え・ま・す・よ・ね?」
燃えさかる炎をバックに、ざわっちは、メデューサの瞳でこちらを見据えている。オサ先輩とふたり、
ただただ固まるしかないあたしは、中途半端に火照らされたままの身体を持て余しながら、それでも多分、
ざわっちの帰還を心から喜んでいるのだった。
−終わり(?)−
◆ おまけ
幽体迷子事件から時は流れ、あたしたちは何事もなかったかのように、無難な毎日を過ごしている。
ただ、剣の腕は言わずもがな、人格も非の打ち所がないと思っていたオサ先輩が、
意外にいろいろと大丈夫じゃない人だったという認識は動かし難く、あたしとしては、
この人にざわっちをお任せしていいんだろうかと、一抹の不安を覚えていることも事実だ。
そんなある日の日曜日、今日も今日とてざわっちは、オサ先輩の家に遊びに行った。
あたしはひとり寮の自室で、暇を持て余している。
と、そこで、ドアをノックする音がした。別室の友人かと、特に警戒せずドアを開けたあたしの前には、
「いきなりごめん、また、百子に助けて欲しいの」
オサ先輩が、困惑と苦笑が程よくブレンドされた顔で立っていた。
オサ先輩のところへ行ったはずの、ざわっちの姿はない。考えるつもりがなくても、
前回の騒動時と背景が酷似していることに、否応なしに気付いてしまう。
「言いたくはないんですけどねー、そこはかとなく、デジャヴュな香りがするんですけどねー……」
「あら、さすが百子、相変わらず勘が鋭くて話が早いわ」
いや、ここは逆に、褒めて欲しくはないところですが。
「で、一体ざわっちは? また行方不明ですか?」
「ごめんね百ちゃん、また協力してくれる?」
「……へ?」
一瞬聞き流しそうになって、奇妙な言い回しに鳥肌が立ってしまった。話す声も話してる人も、
オサ先輩であることは間違いないのだけれど、あたしへの呼びかけや話し方は、ざわっちそのものなのだ。
「あのー、一体なにがあったんです?」
理由を聞きたいわけではない、けれど、怖い物見たさの矛盾した思いが、あたしの背中を押す。
「まあ、前回と似てるといえば似てるんだけどね」
「今度はね、わたしの身体の方が行方不明なの。あ、わたし今、梢子先輩の身体に居候させてもらってるの」
「そういうことなのよ、百子。わかってくれた?」
事態を理解するだけでも気が遠くなりそうなのに、交互に違う口調で話されると、混乱に拍車がかかる。
「つまり、今度はざわっちの身体が行方不明で、中身はオサ先輩に同居中ってことですね?
で、何故そうなったんです? まさか……」
「うん、実は、かくれんぼしてたら――」
って、またかくれんぼかいっ!
「あのですね、痛い目に遭ったのに、なんでまた同じ間違いしちゃいますか? そもそも一体どうすれば
身体の方だけ隠せるのか、じっくりお聞きしたいのですが?」
「それは後回しにして。今は、保美の身体を見つける方が先よ」
「その台詞と同じくらい、オサ先輩の行動に理性があるなら、最初からこういう事態にはならないんですけどねー」
あたしの皮肉は、オサ先輩に届かない。涼しい顔で、当然のようにあたしに指示を出す。
「とにかく、百子にも手伝って欲しいの。今度は3人だから、前回よりもっと楽しめるはずよ?」
「……え? 楽しめるって……何するつもりです?」
恐ろしい予感を裏付けるように、妖しい笑みをたたえて、オサ先輩の手があたしに伸びる。
「もちろん、保美を見つけるのよ? 私の推測では、イッた瞬間の衝撃で魂魄は身体に戻るはずだから、
それに至るまでの相手を、百子にお願いするわ」
「ほら、梢子先輩とわたしは同じ身体にいるでしょ? ひとりでできないこともないけど、どうせなら百ちゃんに
手伝ってもらった方が確実だと思うの。ね、百ちゃん、いいでしょ?」
いいでしょも何も、同意する前にあたしの服は取り払われ、同様にオサ先輩も素早く裸になった。
「さ、急ぎましょ。保美の身体に何かあったら大変だわ」
ざわっちを心配するのは大いに結構、しかし、あたしの貞操の危機云々は心配してもらえないようだ。
まあ、ざわっちの身に何かあったら、あたしだって平気ではいられないけれど。
「……しょうがないですね。いろいろ指導してくださいよ?」
覚悟を決めて、ふたり(3人?)でベッドに向かう。前回と違って今日は、ざわっちをイカせる、つまり、
オサ先輩の身体に気持ちよくなってもらわないといけないわけで、ほぼ初心者のあたしにはハードルが高い。
横たわるオサ先輩の上で、事に及ぶ体勢を取る。この騒ぎが落ち着いたなら、幽体離脱オプション付きかくれんぼは
永久に禁止しなければ。そう固く心に誓いながら、あたしは目の前の難敵に挑みかかっていくのであった。
−おしまい−
投下終了です 長々とスミマセンでした
途中、投下ミスで焦りまくったのは内緒だ
乙です。
オサ×百子エロスとは珍しい。
これはシリーズ化が期待されるレベル。
にしてもオサ先輩アホ度が進行してません?w
GJ!
オサがなっちゃんとダブるww
オサ先輩はざわっちの要望に応えていくうちに、テクニシャンになってしまったんですねw
面白かったです
オサ「ええっ!?そ、そんなとこまで舐めるの?」
保美「女の子同士はみんなそういうことするんです」
読書家の保美だけに、いろいろとそういった知識面ではオサをリードしそう。
, -─-r─-、_, -- 、---、
_∠ _`__⌒Y ヽ _`ヽ- 、
/ _, -‐ '´ _ 、 `Y´ ̄`ヽ⌒ ヽ
イ , -┴<´ / / , ┴-、) _ `Y -、`ー、
/ | |/ / ヽ Y´ `ヽ ヽ ヽ
/ ヽ\, -‐-、l ( 、__ __ ヽ ート、 下、
/ ヽ\ ( ⌒X^ヽ ´ ̄` Y´ `く ト、 ハ Yハ
,′ ヽ i ⌒`ト、_ノ { (_ { Y } // ',
i | | ゝ ーイ ̄ ̄`ヽ、}ィ´ ̄`ヾ ノ :| | l
| | |_人 } } ┤ ⊥ | | |
| | | ` 「 / ー〈 _人 ノ_ l ゝ| | |
/ ⌒ヽ | | ( ヽ 」 ヽ 、| 厂´ 人__ | | l
′ ⌒ヽヽ ヽヽ } 厂`ゝ- i} ′ ´ ` // /
| { ,ヘL._ | |メ⌒ー〜^ゝ_人 __ノ^ヽ_八--┴< |
l ゝヽ不:::::::;下┤::::;ィ ⌒ヽ::ヽ:::::ヾ:::::i}:::/::::::/:;ィ ⌒ヽ:::ノ|| /
\ 、⊥ト、::゙ヽ:::\{ (●) }:{:::`ヽ::l::;勹{:::::/:::{ (●) }:::://
`ヽ、フヽ\::::\::ゝ___ノ::_::::::∨二ヽ/ヽ::ゝ___ノノl |
ヽ ヽ\:::\::\::::::`ヽY_/し⌒Jレ::/:::/::/,イ!
ヽ ヽ\_::::ト、`ー-ミ/( ○,:○)ヾ:::イ::// /
\ `ヽ. i:::::}::l>:ト,-'ニニヽ彳::/::l / /
\ | lー≦彡:::>ヾ二ン"ム::メ::::| |i /
>上ヒ二:::::ノラ「ミT爪戈>┴'′
, -イ::::/〈::`卞ー-k┼十ァ个、ヽ
_/ `ー-、.∧::::ト、:::::/:::|:::':/:::ム,.-'" \ー-、
,.-'" \: \::::∨:::::|::/.,.-''" |
/. \ ~>、,.-''" |
,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/
梢子ちゃん、痛いよ〜
このままだとどうなりますか?
保美とナミの姉妹連携プレイに翻弄されちゃうオサというのもありだな・・・
とりあえずオサ受けだとおいしいです
前部長と百子の剣道部やんちゃコンビによる連係プレイは?
逃げて梢子ちゃん!
, -─-r─-、_, -- 、---、
_∠ _`__⌒Y ヽ _`ヽ- 、
/ _, -‐ '´ _ 、 `Y´ ̄`ヽ⌒ ヽ
イ , -┴<´ / / , ┴-、) _ `Y -、`ー、
/ | |/ / ヽ Y´ `ヽ ヽ ヽ
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/ ヽ\ ( ⌒X^ヽ ´ ̄` Y´ `く ト、 ハ Yハ
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>上ヒ二:::::ノラ「ミT爪戈>┴'′
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梢子ちゃん、痛いよ〜
このままだとどうなりますか?
桂ちゃんとオサだと、オサの方がスタイル良いのかな?
どう考えても、オサのほうが良いだろうな
そも桂ちゃんは帰宅部、オサは剣道部と日頃の身体の鍛え方も違う
多分、触り心地は桂ちゃんのほうが柔らかくて良いだろう
けど、オサのほうは何とも言えない弾力がありそう
柔らかい……桂ちゃん……!
「は〜とちゃん! てやっ」
「わわわっ、よ、陽子ちゃん!?」
「うーん、むむむ……」
「陽子ちゃん? な、何かな? 私のお腹を……」
「はとちゃん、ずばり!」
「ずばり?」
「ちょい太った?」
「う”っ…」
「ふにふに柔らかいはとちゃんも良いけど」
「陽子ちゃん、そこ違う」胸をすりすりする陽子ちゃん
「これは運動不足ね!」
「うぅ、私たち帰宅部だし…」
意味もなく、柔らかい桂ちゃんというワードから状況を想像してみた
オサは水着姿を見る限り、設定上少なくともDカップくらいありそう。
対して桂ちゃんは、公表されてるスリーサイズ見る限り、・・・Bカップくらい?
正しい計算方法忘れちゃったけど。
それにしても・・・柔らかい桂ちゃん・・・っ!
なんかこう、無限に広がるロマンを感じちゃうフレーズだw
綺麗な柚明さん
ナミは無邪気な夜の女王
とある動画で柚明さん登場シーンに「これはきれいな柚明さん」とか言うコメントが多くて藁田
きたない柚明さんなんているものか!
そうだそうだー
柚明さんは鼻血を舐める姿もキレイなんだぞー
あれ?誰か来た…………
もうすぐバレンタインですな
オサの周りがソワソワし始める時期だ
全身チョコまみれで迫る魔の手!
“わたしをたべて!”
保美、ナミ、夏夜、そして綾代。
ここら辺がそういったことを真面目にしてかししそうだな、エロ総合スレ的には。
「ところで、桂、世の中には金木犀の花をつけ込んだお酒があるそうだよ」
「へぇ〜、って、どうしてサクヤさん、私の服を…?」
「なぁに、悪いようにはしないさ♪」
「さ、サクヤさん? こ、これじゃワカメ酒だよ?」
桂花陳酒と聞いて、こんなことを思いつくのは私だけだろうか?orz
「桂おねーさん、ワカメあんまりないですね?」
「う〜ん、これはちょっと風情に欠けるねえ。これじゃあワレメ酒だよ、桂」
誰うま(ry
桂花・・・桂ちゃんの花!?
どこかから、桂ちゃんの花びらに口づけを、とか言う同人ゲーが出て欲しいとふと思ってしまった。
ひわい全開なタイトルですね
桂の秘めやかな花びらへとそっと口付ける柚明。
「ひあぁ!?」
「桂ちゃんのここ、とっても甘いわ・・・」
ほう、と熱いため息を漏らしつつ、優しくついばむ。
「ゆ、柚明おねいちゃん、し、刺激強すぎるよう」
「桂ちゃんも、もう高校生なんだから、すこしは我慢しないとね」
自分の的確な攻めに理性をとろかす桂を愛おしく思いつつも、柚明の言葉責めは容赦ない。
「桂ちゃんのここ、舐めても舐めても、どんどんあふれてくるわ・・・」
「す、吸わないで〜」
桂の羞恥に満ちた、泣き声にも似た哀願に興奮の度を高めつつ、二人だけの蜜月は続くのであった。
って感じで頼む。
百子でも綾代でもいいから
オサが有無を言わさず押し倒されてヤられちゃう話マダー?
有無を言わさず犯るのはアヤシロサマにふさわしいな。
有無を言わさず、オサが押し倒されるのはミギーさんだろう
琥珀さんは何だかんだで、夜伽という感じのエロが似合う
エロになる場合は、オサが頬を染めて、熱い息を吐いて了承しそう
俺はオサが他の誰かと仲良くしてることに嫉妬して暴走した保美が思い浮かんだ。
物凄く執拗に攻め続けられそうなイメージ
以前、そういうエロ絵がうpされていたんだよ。
妖しい微笑みを浮かべた綾代が、オサのおっぱいに自分のおっぱいを押し付けるようにのしかかって犯そうとする感じの。
え?あの画像って犯そうとしてる状況なのか?
てか、2chだと綾代やたら変態化されてるよな。
ナミ可愛がってるのとドラマCDのオマケでのアレはあるけど、変態描写は別段無いのに。
だって、綾代がエロ乙女だったら素敵じゃない
でも、変態じゃない余地も残しておいてほしいのさ
分かっている、変態なのは俺たちだということ。
鬼畜すぐるwww
ついにアヤシロサマが犯罪に手を染めてしまったwww
なん……だと……
綾代って、オサに憧れて剣道部入ったんだから、結構百合属性あるよね。
エロパロ的に。
百子も先代部長副部長コンビも結構百合っぽいし、サブキャラ百合だらけ。
よりどりみどりで妄想できるのがアオのいいところだ。
むしろアカアオで百合属性無い女キャラの方が探すの大変
旅館のおばちゃんぐらいか?
桂ちゃんの裸チョコ・・・ハァハァ
って本スレに書き込みそうになった、危ないところだった。
やすみんはえっち
と書き込んだら羞恥で悶絶できるよ!
すみちゃんは昔からえっちでした。
ざわっちの夜のおかずはやっぱりオサ先輩なのか
今頃はやすみんが本命チョコを作っているころだな。
エロパロ的には裸チョコでおk?
葛ちゃんったら、かわいい割れ目さん。
アカジルで元気いっぱいの葛ちゃんは、今夜も桂ちゃんを寝かさないつもりですね。
SS投下します オサ綾かな? よくわからん ついでにエロ無しでスマン
バレンタインSS書こうと思ったけどなかなかネタが浮かばず、
今日の夕方にやっと浮かんだ小ネタで慌てて書いたので、少々文がおかしいかも
タイトル思いつかん、「攻防バレンタイン」でいいか
154 :
オサ綾1:2009/02/14(土) 23:34:47 ID:BY03AZI8
「先輩、お願いがあるんです……」
部活の後片付けに手を貸している小山内梢子に、おずおずと上目遣いに話しかけたのは、
彼女の剣道部の後輩で、相思相愛の仲でもある相沢保美だった。保美も梢子のそばで、
同じく後片付けに精を出している。
基本的に来るものは拒まず、頼まれれば嫌とは言えない性分の梢子であるから、
ましてや想い人の願いを断るという選択肢は、彼女の人生に存在しない。
「どうしたの? 聞いてあげるから言ってみて」
梢子は、保美に優しく微笑み、先を促した。
保美の親友である百子なら、梢子をからかう目的で、わざと無理難題を吹っかけてくることも考えられる。
しかし相手は保美だ、無茶な要望を出すとは思えない。そう気軽に思った梢子を
責めることはできないだろう。後日、思いも寄らない過酷な運命が待っているとしても。
梢子の返答に破顔し、保美は言った。
「もうすぐバレンタインデーですね」
「そういえばそうね」
ふたりがお互いの気持ちを通わせて以来、初めて迎えるバレンタインデーであるから、
それなりに重要なイベントである。
「それに関するお願いなんですが」
「うん」
「バレンタインデーに、わたし以外の誰からも、チョコを受け取らないでほしいんです……」
155 :
オサ綾2:2009/02/14(土) 23:35:16 ID:BY03AZI8
「そんなことを、保美ちゃんが?」
保美たち寮生組と別れ、梢子は、親友でもある剣道部副部長の桜井綾代と、
並んで家路についている。道すがら、保美のお願いの重大さに気が付き、
頭を整理する目的も兼ねて、綾代に顛末を話してみた。
「そうなの。まあ、義理チョコは対象外にしてもらえたんだけどね」
最初は、本命・義理の種類を問わず駄目だと言い張られたのだが、頼み込んで、
本命のみ駄目という条件にしてもらった。知らない間に机の中に入れてあるものまでは、
いくら気を付けていても防ぎようがない。
「でも、梢子さんは人気がありますから、本命チョコを渡したいという方も大勢いらっしゃいますよね」
「人気がどうとかは置いといて、去年も本命っぽいものはいくつかもらったし、
そもそもせっかく持ってきてくれた物を断るのは、抵抗があるのよねえ」
チョコで真剣に悩む梢子の姿がおかしいのか、綾代は苦笑する。
「ちなみに、もしその条件に梢子さんが違反した場合、保美ちゃんから何か罰を受けるんですか?」
「うん、あのね……」
「はい?」
緊張した梢子の声音につられてか、綾代の笑みも硬くなった。そのままの表情で、
続く梢子の言葉を待っている。
「もし本命チョコを受け取っちゃったら、わたしたちの仲はおしまいにしましょう、だって」
「……え?」
梢子の答えは、綾代の予想を十分に上回ったらしい。かなりの間、無言のまま歩いた後に、
ようやく綾代は言葉を発した。
「……それは、保美ちゃんは本気なのでしょうか?」
「保美は冗談なんか言うタイプじゃないから、本気だとは思うけど。まあ、本当に確かめるには、
誰かから本命チョコを受け取ってみるしかないわ」
「そう……ですねえ」
困惑の表情を浮かべたまま隣を歩く綾代が、一瞬、歪んだ笑みを浮かべたことに、
幸か不幸か梢子は気付かなかった。
156 :
オサ綾3:2009/02/14(土) 23:35:51 ID:BY03AZI8
さて、2月14日、バレンタインデー当日である。
休日ながらも部活はあったため、梢子ももちろん登校した。
部員の何人かからは義理チョコをもらった。保美に遠慮したのだろう、
部員の中には、梢子に本命チョコを渡そうとする猛者はいなかった。
厄介だったのは、剣道部以外の生徒だ。14日も梢子が部活のために登校することを、
あらかじめリサーチ済みだったのか、チョコを渡すためだけに登校した者も少なくないようだ。
綾代の言うとおり、やはり梢子は人気者なのである。
義理チョコはありがたくいただいた。本命チョコは、事情をぼかして説明して、
更に土下座せんばかりの勢いで拝み倒し、なんとか義理チョコという扱いにしてもらった。
努力の甲斐あって、部活が終わってあとは帰るだけという時刻になっても、
梢子は誰からも本命チョコを受け取っていない。その事実に安堵し、ようやく肩の力も抜けた頃、
梢子はこっそり保美に呼ばれた。
彼女たち以外の部員はもう帰ったのだから、こっそりする必要があるかどうかは疑問なのだが、
頬染めた保美と更衣室で相対しているというシチュエーションは、なかなか悪くないと思う梢子であった。
「梢子先輩、あの……これ、バレンタインのチョコです。もちろん本命チョコです……!」
そう言って渡された包みは、ラッピングも凝ったもので、見ているだけでも心が躍る。
「ありがとう。大切に、味わって食べるわ」
ほっとした顔を見せる保美に、梢子は優しく微笑み、ふたり初めてのバレンタインは、静かに幕を閉じた。
……と、梢子は思っていたのだ、そのときは。
157 :
オサ綾4:2009/02/14(土) 23:36:25 ID:BY03AZI8
その日の夕食後、自宅でくつろぎながら、梢子は、保美からの本命チョコを眺めていた。
包装は解いたものの、手作りらしい可愛いチョコを食べてしまうのが惜しくて、思い切って手を出せないでいる。
そうこうしていると、誰かの来訪を知らせるチャイムが鳴った。深夜ではないにしろ、
人が来るにはそこそこ遅い時刻であるため、梢子は訝しみながら玄関に向かう。
玄関の先で、かすかな笑みを浮かべて佇んでいたのは、
「……綾代?」
「こんばんは梢子さん、いきなりですみません」
つい数時間前、学校で別れた綾代だった。
綾代が梢子の家に来るのは、今日が初めてというわけではない。しかし、門限が厳しいはずの家庭だから、
こんな時間に、それも、今日は部活でいっしょだったのに、わざわざ梢子の家に来る理由が思いつかない。
「どうしたの? まさか、また家出でもしてきたの?」
「それこそ、まさか、です。今日はバレンタインデーですよ? ですからチョコを持ってきました」
「持ってきました、って……。まあとにかく、上がって」
少々混乱した気持ちのまま、梢子は綾代を迎え入れ、そのまま自室に移動した。
「えーと……」
綾代がここまで来た直接の理由はわかった。しかし、なぜこういう展開になっているのかがわからない。
取りあえず、綾代には自分の椅子を勧め、梢子はベッドに座った。
「チョコを持ってきたって言ってたけど、私に? 部活の時に渡してもらえれば、わざわざ来ること無かったのに」
「だって、保美ちゃんはもちろん、部員の皆さんもいらっしゃいましたし、わたしが渡したチョコのせいで
修羅場になっては、梢子さんも立場がないでしょう?」
部員から義理チョコをもらったとき、そばに保美がいた場合もあった。そのときは別に修羅場にならず、
それを綾代が知らないというわけでもない。
総合的に解釈すると、つまり、
「綾代が私に渡そうと持ってきたのは、本命チョコである、と……?」
「そういうことになりますね」
満面の笑みで綾代は頷く。対して梢子は、文字通り頭を抱えた。
158 :
オサ綾5:2009/02/14(土) 23:37:00 ID:BY03AZI8
保美から本命チョコ厳禁のお達しが出ていることを綾代は知っているわけで、それを受け取ってしまったら
保美と梢子の甘い日々は終わりを告げるわけで、それにも関わらず綾代は本命チョコを梢子に渡そうとしているわけで、
「……要するに私は、綾代に弄ばれているのかしら?」
「とんでもないです。わたしはただ、想いをチョコに込めて梢子さんに届けに来ただけですよ?
どういう解釈をするのかは、梢子さんの自由ですが」
悪魔の微笑みは、梢子をいたぶるように攻め立てる。綾代よ、お前もか? 敵は綾代にあり?
関連がありそうで無さそうな言葉が浮かんでは消える。
綾代は本命チョコだと言う。それを受け取れば、自動的に保美との仲は終わる。
しかし、想いの丈を込めてチョコを持ってきた綾代を、そのまま帰すには忍びない。
究極の選択だ。受け取るか受け取らないか。先の読めないリドルストーリーに、梢子は追い詰められていく。
喉は渇き、こめかみには汗が伝う。
――天啓は前触れもなく閃いた。頬が緩みそうになる気持ちを引き締め、検証に神経を割く。
大丈夫、これなら勝てる!
「綾代、あなたの気持ち、ありがたくいただくことにするわ」
「本当ですか? ありがとうございますっ! きっと梢子さんなら、そう言ってくれると信じてました」
「お礼を言いたいのは私の方よ。……ところで、門限は大丈夫なの? 明日は日曜だし、
綾代さえよかったら、泊まっていってくれる?」
さすがの綾代も、そう言う展開になるとは思っていなかったのか、表情を無くし返答に詰まる。
そこを一気に畳みかけるように、
「ご両親には私が連絡してあげるわ。いいわよね?」
綾代の返事を待たず、梢子はさっさと綾代の自宅に電話を入れる。桜井家の梢子に対する信頼は
揺るぎないものらしく、大した反対もされず、娘の外泊は承認された。
「えーと……、泊めていただけるのはありがたいのですが、どうして……ですか?」
綾代の疑問はもっともだろう、しかし、余計なことを考えてもらっては、せっかくの梢子の閃きは無になってしまう。
「いいからいいから。取りあえず、お風呂にでも入りましょうか」
うろたえる綾代の手を取り、有無を言わさず梢子は浴室へと急ぐのだった。
159 :
オサ綾6:2009/02/14(土) 23:37:51 ID:BY03AZI8
その夜、ふたりの間に何があったのか、はたまた何もなかったかは、
ここで語られることではないので、割愛しよう。要するに、舞台は次の日に移っている。
一夜を共にしたふたりが目を覚まし、そういえばまだ渡してなかったわと、綾代が本命チョコを取り出した。
「本当にもらっていただけるんですよね?」
そう言ったのは念のためで、特に理由はない。嘘を言うような梢子ではないことは、綾代も承知している。
「もちろんよ」
綾代の予想どおり、梢子は素直に、恭しく綾代の本命チョコを受け取った。
「ところで梢子さん、わたしの本命チョコを受け取ったということは、保美ちゃんとの関係はもうおしまい、
そう理解してよろしいですね?」
「さあ、それはどうかしら?」
綾代は耳を疑った。梢子は嘘をつかない、他人を騙すようなことはしないというのが世間一般の常識で、
綾代もそう信じている。
「梢子さん、どういう意味ですか……?」
「保美が私に出した条件、綾代はちゃんと知ってるかしら? 正式にはね、『バレンタインデーに、
保美以外の誰からも、本命チョコを受け取らない』ってことなのよ」
「……だったら、やっぱり――」
「逆に解釈すれば、バレンタインデー以外なら良いってことでしょ? 今日は2月15日、バレンタインデーは昨日よ」
「……」
しばらく無言で見つめ合っていたふたりだったが、程なくして、綾代の表情が少しずつ崩れていく。
形容するならば、無邪気な笑みとは対極の位置にある微笑だった。
「……梢子さん、今日はわたしの負けということで結構ですよ。次は負けません」
妖しく笑む綾代を見つめながら、「……次もあるの?」と、梢子は近い将来を憂えるのだった。
後に、よりによってバレンタインデーの一夜を、綾代と共に過ごしたことを知った保美に、
散々泣かれなじられ蔑まれ、まだ別れを告げられた方がマシだったかと梢子が思ったことは、言うまでもない。
−おしまい−
投下終了です ありがとうございました
何とか14日に間に合って良かった・・・
>>160 乙!!そしてGJ!!!
凄く良かった!
割愛された部分が気になるwww
GJ
しかし、やすみんはやっぱり黒いなあww
163 :
160:2009/02/15(日) 21:13:20 ID:Pn7NuFFI
読んでくださった方、感謝です
読み返してみたら、攻防っつーより奸計だねぇと思いましたので、
タイトルは改めて「奸計バレンタイン」ってことでお願いします
やすみんより綾代の方が黒(ry
ほ・しゅ
そーいや最近、オサMの人はどうしてるんだろ?
また気が向いたら投下してくれるといいな!
でも、あれ以上のネタはもうないような気もするw
日曜からしばらく保守忘れてたスマソ
もちろん、オサMの人に限らず、投下は期待してるけどな!
ふと、マタムたんが保美に一目惚れしたらどうなる?という電波を受信したが
さすがにエロには発展しないし、発展してもスレチになるから、妄想は控えておこう
保美に惚れるよりも、ナミに懐いたマタムが見たい
本編のおとなしい感じだけでなく、ナミより少し小さいサイズのマタムがナミの後ろについて回る感じで
大トトロについて歩く、中トトロ・小トトロみたいな感じでカワユス
摩多牟というか、あの「マタムたん」なら見たい
「ぶも〜」とか鳴いてるあの愛らしさ、やわらか戦車並みのキャラクター性だ
烏月×百子とかどうだろうか?
烏月さんはトゥルーエンドくらいしかやってなくて、
キャラを掴んでないから、自分にはムリポ
いい加減にアカも堪能せねばっ
>>170 祖父同士の面識あるのが美味しい
戦争中に人を殺し過ぎて鬼化してしまった秋田さんを斬ろうとする景朋さん
痕よろしく暴走しそうになったり制御できるようになったりで、
もし自分の子供や孫が鬼の力に振り回されるようなことになったら千羽が助けて欲しいと景朋さんと約束を交わす秋田さん
時は現代、合宿で鬼気に当てられ寮に戻ってきてから鬼の血に目覚め始める百ちー
そんな百ちーのところへ祖父同士の交わした約束を果たすべくやってくる烏月さん
とか妄想してしまったわけですよ
さあ百子ちゃん、脱いでくれるかい?
「百子ちゃん」なのか?
「百子くん」ってのも聞いてみたい気が
烏月さんは年下の桂ちゃん相手も「桂さん」って呼んでいたから、
「百子さん」もいいかと思ったけれど、さすがにそれは百子に合わないと思った。
3歳くらい歳も違うだろうし。
まあ、それはともかくとして、問題は
烏月×百子なのか、百子×烏月なのかだ。
百子は、ああ見えてヘタレだからな
特に烏月さんのような人が相手だと、受け専だと確信している
でも、烏月さんはロリコンじゃないから、邪な気持ちで百子を脱がすんじゃないよ!
そりゃまあ百子はロリって感じじゃないからな
烏月さんから見れば、エロゲに例えると、年下の生意気な幼なじみってポジション?
そう言えば、烏月さんが通ってる学校
経観塚付近なのか?
違うだろ?
だって、旅館泊まってたじゃん
むしろ桂ちゃんの学校から近い可能性もあるな。
学校帰りの桂ちゃんを待ち伏せしていても不自然に思われないくらい。
まあ、あれは私服姿だったけれど。
このシリーズにはストーカー+剣士な方が共通してますね
烏月さんはストーカーじゃありません><
関係ないけれど、桂ちゃんって脱がされキャラだよね。
ゲーム中、柚明さんにも烏月さんにも脱がされてる・・。
意外に肌の露出が多いわ。
そりゃー葛たん脱がせても一部の炉の人しか萌えないし
尾花たんは最初から脱いでるし
サクヤさんにも浴衣をたくし上げられて足を吸われたしね
今思ったんだけど……あれ 見 え て る ん じ ゃ な い の か ?
桂「パンツ履いてるから恥ずかしくないもん!」
サクヤ「桂、また縞パンかい?」
桂「って、めくらないで!やっぱり恥ずかしい!」
着物の下には下着をつけないのが日本の伝統よ、桂ちゃん。
さあ、脱ぎ脱ぎしましょうねー♪
と、柚明さんがおっしゃってます
桂ちゃんのアパート
一組の布団が敷かれている仄暗い部屋、烏月さんが左手を桂ちゃんのうなじに回している。
桂ちゃんは柔らかそうなお腹と、ちょっと小振りな胸を片方だけ烏月さんの目の前に晒している。
というよりも、烏月さんが右手で少しずつ、ゆっくり、桂ちゃんの羞恥心を刺激していくように捲っていっている。
桂ちゃんは両手をグーにして、顔の前でほんの少し震えさせながら、潤んだ目で烏月さんを見ている。
烏月さんは、舌を伸ばして、今にも桂ちゃんの乳首に触れそうになっている。
というようなシチュエーションの一枚絵
本スレ
>>713
別にあっちで答えてくれてもよかったのにw
シリアスエロなのね
190 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:22:13 ID:c4zXm5s1
祝・アオ廉価版発売決定age
ナミちゃん逃げてーっ! www
>>190 それはめでたいな。アカのように気合入ったパッケを期待せざるをえない
と、アオの尼通販限定版を買った直後にPS2がエターなった俺が言って見る。
ナミちゃんが綾代に○辱された後に見えてしかたない。
綾代さん、昨晩はお楽しみでしたね!
妹さんに負けないレイプ目ですね!
レイプ目言うなぁー
どっかの特典のテレカでは妹の剣道着を脱がしてたし、綾代さまはやりたい放題ですね。
あれは脱がしてたのか?
着せてあげてるんだと思ってた
着せてるんだそうですが、「着せる前に脱がし過ぎ!」と、Halさんのコメントが公式アートワークスより。
しかしアヤシロ様はエロい人というイメージが・・・。
しかし、綾代がジャケを飾る時代が来るとは予想もしなかったな
もうやすみんの時代は終わったのか・・・
運も時代も自分から呼び込むものだとミギーさんが言ってました
汀とコハクさんのファンの方が不憫でならない今日この頃
同情するならオサをくれ!同情するならオサをくれ!
いや、オサはやれん
代わりと言っちゃ何だが、葵せんせーとか天気予報のねーちゃんとかなら
いくらでも持ってっていいよん
メガネはいらんのだよ・・・
...| ̄ ̄ | < 百子ちゃんはまだかね?
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ|:::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
あんまりいじめんなよ
なんか葵てんてが「1回100円(青女限定)」の看板持って泣いてる姿が見えるから
>>207 それはあれか、青女の生徒限定で一回百円でニャンニャンさせてあげる、
そういう意味か?あ、葵てんてー……
うおお!エロ乙女に攻められる眼鏡!うおお!
先生好きだーミギーさんも好きだー
サクヤさんが一番好きだ。でも決して乳好きでは無い!
自分もサクヤさん好きだー
サクヤさんかやすみんにお嫁に来てほしいぞ
そういや今週末はホワイトデーだが
SSは期待してていいんですかい旦那方
てか、ホワイトデーに関係なくても投下期待
オサがホワイトデーのお返しを体で返すSSまだー?
もちろんされる方で
オサ先輩の処女もらいますね・・痛いと思いますが我慢してください
だめだめー
オサはみんなのものだ!
>>215 ブラック百ちゃんで再生。凄い力でオサ動けませんでした。
オサみたいなエロい身体の部長がいたら
部員は練習に集中出来るはずがない
襲われてしまうのも必然と言えよう
いやいや
同性にはそこまで欲情しないから、普通はw
青城剣道部員は普通じゃねーからナァ
特に姫先輩とか、あと姫先輩とか、それに姫せ(ry
>>218 「私は悪くないんです。オサ先輩がエッチな体で私を誘惑するのがいけないんですよ。
当然ですけどそんな先輩にはお仕置きしないといけませんね」
って展開で書いてくれ
桂ちゃんの身体はもっとエッチよ!
って柚明さんが言ってた。
どうやら、幼女のころから開発していたらしい。
つづきはWebで!
ここもWebだ!
桂ちゃんの一枚絵って、たいてい誘っているようにしか見えません。
そりゃノゾミカものしかかってくるわな。
吸血の絵、ノゾミカの手つきが……
桂ちゃんに何セクハラしてるんですか
オサも部員達から、妄想の中で凌辱されてそうだ。
桂ちゃんは陽子ちゃんのオナペット
>>222 「さあ、桂ちゃん?」
チリン…
鈴の音と一緒に、柚明お姉ちゃんが妖しく微笑む。
「あ……」
それが合図だった。
お姉ちゃんが手に持つ、黒いベルト付きの鈴。それは私の物だ。
私の、そしてお姉ちゃんが私を自分だけのモノにするための道具。
しなやかで優しい手が、それを私の首に巻きつける。
後ろで施錠し、ソレを私には外せないようにすると、
お姉ちゃんは満足気に私の頭を撫でた。
チリン…
鈴の音が静かな部屋に響く。
首輪を嵌められた私は、柚明お姉ちゃんだけのペット。
従順にお姉ちゃんの言う事を聞く事だけが、今の私の喜びだ。
幾ら心が嫌がっても、躾を施された躯は逆らえない。
…ううん、嫌じゃない。
幼い頃から調教し尽くされた私は、心も身体もお姉ちゃんだけのモノ。
柚明お姉ちゃん無しでは生きていけないペットになってしまった。
お姉ちゃんの手が伸びて、下着を許されていない私の大事な部分に触れる。
妖しい、優しい微笑みに見つめられるだけで、ソコは既にしっとりと濡れていた。
「…もうこんなに濡らして。はしたないわね、桂ちゃん?」
「だっ…て――、! お姉ちゃんが、私をこんなカラダにしたんじゃない…っ!」
でも、柚明お姉ちゃんの言うとおり。
今の私は発情したネコのように、お姉ちゃんを求めていた。
「あら、それは桂ちゃんが元々エッチな仔だったからよ?
でも仕方ないわ。ちゃんと我慢できるように、躾直してあげる」
意地悪に詰る嘲りの言葉にさえ、私の心は欲情してしまう。
必死に堪える私の唇に、お姉ちゃんはそっと口付ける。
夜の帳が、二人を覆い尽くしていた。
つづきはry
GJ!
続きも待ってるぜ!
GJ!!
>>228 わっふるわっふるわっふるわっf(以下永遠に……
柚明さんマジ鬼畜w
IGUSAKAWソフトウェア…だと…?
お持ち帰りした綾代さん、その後はナミたんが落花無残に蹂躪されちゃうのですねわかります。
なに言ってるんだ、大和撫子の見本のような綾代が、蹂躙なんかするわけがないだろ!
と思っていた時期もありました
もちろんお嬢様な綾代さんは強引な手は使わない。
そのフィンガーテクニックでもって、ナミの未成熟な性感を開発してゆくのです。
「ひゃあ、綾代さん、そこ、なんだかむずむずします」
「すぐに気持ち良くなります」
「そこを舐めるとどうなりますか?」
「とても気持ち良くなります」
「舐めます、舐めます(ry」
SSにしてくれ!
綾代「触れたりしません。心のハンドで揉みしだくだけです。
盗撮もしません。頭のフィルムに焼きつけるだけです。
私は夢見るだけの、無害な一般人ですよ。
>>237 ちょw かなこさん、こんなとこまで出張ご苦労様
鼻血は拭いてね
しかし、百子が初期設定通りのオサ大好きっ娘だったらなぁ。
しっかりものの先輩とお調子者の後輩とか結構いい感じなのに。
…久々にオサモモでSSでも書くか。
うむ、オサ先輩と百子の掛け合いは面白い
それにオサ先輩に甘える百子とか想像したら萌え死ねる
攻め攻めの百子と
それを拒みきれないオサが見たいんだぜ
綾代さまに手籠めにされて啼かされるももちーとか見てみたいぜ。。
綾代さんレイパーじゃないよ!
綾代さんは淑女だよ!変態だとしても、変態という名の淑女だよ!
箱入り変態淑女
中々難易度高いな
>>242 何故だろう
クリムゾン的な映像が浮かんでくる
クリムゾン的な展開が似合いそうなのはやっぱオサだな
烏月でも、汀でも、柚明さんでもなく、オサだよな
デスクリムゾン的展開か。
オサ「せっかくだから妹の方を選ぶわ」
「烏月さんがこんなエッチな身体してるからいけないんだよ」
「け……桂さん!?」
<だめだ……あの双子に憑かれているのか。この縛めを解けば、
桂さん本体に傷を負わせてしまう可能性がある。くそ……手詰まりとは>
「ふふ。大変そうねぇ鬼切り役。でも駄目。もっと恥ずかしい目に遭って貰うんだから」
<普段の力が出せれば……>ビクンビクン
クリムゾン的展開
クリムゾンがワケワカメなオイラは、この展開をどうすれば・・・
くっ…くやしい…でも……感じちゃうッ(´・ω・`)?
毎回同じネタでエロ同人を描いてるところだ
薬や何やらで、「嫌なのに感じちゃう!」というような台詞を言わせるサークル
なるほどー
自分はなぜか、アカアオキャラを愛でる脳とエロエロな脳が別次元にあるらしく、
アカアオキャラでエロ妄想に浸れないのよ・・・orz
エロいオマイラが羨ましいぜっ
クリムゾンってそういう意味だったのか!
いや、確かにオサに似合うな。
普段強気で潔癖な彼女が、アヤシロサマとかに手込めにされちゃうのなんて・・・!
廉価版アオって、尼では\1,890で買えるんだな
サクセス通販の予約って、いつ始まるんかねぇ
257 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 21:42:41 ID:Z3FObEM7
圧縮来そう
ageるべ
今回の圧縮は大丈夫だよなあ?
大丈夫さ
大丈夫?
ああ、書き込めた!?
梢子先輩に誘い受けをかける保美のエロ同人誌を読んでいて久しぶりにここ来たんだが・・・いつのまにか規制解除されてたんだ。
しかし、誰もいない。
誰もいないこたぁない
kwsk>保美のエロ同人誌
>>261 保美の誘い受け……だと!?
詳しく教えて貰おうか?
保美……いつの間にそんな高等テクを!?
俺はこのスレで一人ぼっちじゃなかったんだな!
俺以外に3人もいるなんて・・・!
さっき読んでた保美が誘い受けしてオサとにゃんにゃんするエロ同人誌は、
リサーチウォーカーというサークルが冬コミで出したやつだ。
サイトもない上にコミケなどのイベントでしか頒布しないから困る。
オサの目の前で
オサの使用済みの道着をクンクンしたいお
>>265 そのサークルはウヅケイシリーズが終了してしまって残念だったけど、
アオに移ってくれて嬉しい限りだ
もしかしたら汀かも知れない
も、もしかしたら百ちゃんかも……どうしよう
も、もしかして・・・お父さんのかも・・・。
今更だが、百オサに目覚めました
お調子者の後輩に振り回される真面目な先輩・・・ハァハァ・・・
それを涙目で見守るやすみん
カワイソス・・・
そういや乙ひよりの漫画で、
好きな女の子と付き合う為にその子の彼氏を寝取って別れさせてからその子と付き合う、
ってのがあったなw
やっぱエロ的には綾代×ナミとか、オサ×保美&ナミとかが萌えるな。
背徳感がたまらない。
ミギー×オサとかだと、何か健全っぽいというか普通というか。
ミギーさん可愛いのに(´・ω・`)
で、コハクさんが選択肢に無いとか冗談ですよね?
…ああ、PC版でキスシーン追加されてればなぁ
おっぱいにキスしてるからいいじゃん。
279 :
さばかん:2009/04/23(木) 01:57:23 ID:JbBP/WGB
懲りずに投下させていただきます。
自分で言うのもなんですが、今回のはエロ無しで
しかも出来が本当に酷いです。それでもあえて投下します。
分かりにくいパロが3つ程ありますが、気にしないで下さい。
タイトルはアヤシロファイト。
第1話、綾代餓鬼道
朝のランニングを終え、朝食を食べ終わった
剣道部員の中、綾代だけが大量のふわふわ玉子焼き
をぼーっとした顔でもぐもぐと食べていた。
この大量の玉子焼きは剣道部員がナミの為にあげた
ものだったが、ナミが食べ切れずに残した物だ。
そんなナミは今何処にいるのかは誰も知らなかったりする。
「綾代、朝練の続きするわよ」
と、梢子が言っても綾代は玉子焼きをもぐもぐと食べ続ける。
「綾代!」
梢子が強く言っても綾代は反応もせずもぐもぐと。
「これでもか!」
梢子が玉子焼きを食べるのを止めさせる為に綾代を
床に押し倒した。
しかしそれでも綾代はもぐもぐと食べ続ける。
「この、このっ!」
梢子が綾代をコロコロと転がすがそれでも綾代は
食べる事を止めなかった。
「……」
その姿を見て、梢子は何故か悲しい気持ちになった。
ホームシックにでもなったのだろうか。
梢子は大量の玉子焼きを黙って一口食べた。
綾代は玉子焼きを食べ終わると、ナミの事を考えていた。
ナミの美しい容姿もそうだが、綾代が特に惹かれたのが
表情だった。
普段は無表情だが、そのお陰で見せる様々な喜怒哀楽がキラキラ
光って見える。
それは、正に子どもの表情だった。
そんな事に拘っている自分を、綾代はナミに出逢い初めて気付いた。
「ナミちゃん…」
ナミの事を考えるとニヤニヤしてしまう顔をペチペチ叩きながら綾代は
ナミを探す事にした。
適当な所を探したが見付からなかったので、綾代は念の為にトイレ
を探す事にした。
するとトイレに向かう途中、運良く廊下をやや速く歩きトイレに
向かおうとしているナミを発見する。
声をかけようと一瞬思った綾代だったが、自分でも
よく分からない力で口が塞がれた。
ナミがトイレに入ると綾代は静かに木製の扉に耳をくっ付けた。
(私…何をやってるんでしょう?)
そう思ったが、心など原始的欲求に敵う筈も無く、そこに居続ける。
擦れ 滴る 落ちる
綾代は様々な音を顔を真っ赤にしながら聞いた。
その魅惑の音に続き、大量の水が流れる音でようやく
綾代は我に返った。
そこから少しだけ離れて少し後にナミが出てきた。
「ナミちゃん、こんな所にいたんですね」
自分を恥じた。
偶然を装う言葉と態度はさっき自分を正気に戻した水音の如く
澱み無い。
ナミはその言葉に特に反応するでも無く、立ち止まってじっと
綾代を見詰めた。
(そう言えば私は何故ナミちゃんを探していたんでしょう?)
先の手が無い綾代もナミをじっと見詰める。
どれ位の時が流れたのか、ナミは綾代の前を通り過ぎ
立ち去ろうとする。
ナミと二人きりになる時間など滅多に無い。
それが今生の別れの様に急に思えた綾代はナミの手を掴み。
「ナミちゃん…貴女が好きです!」
と、自分でも驚く位単純で大胆な事を言っていた。
「……」
ナミは綾代をじっと見詰めている。
綾代もナミを見詰める。
(…あれ?)
またも静寂が流れて、綾代はやっと冷静さを取り戻した。
考えれば、ナミは喋れないし、筆談も出来ないのだから
返事など出来ない。
その事に気付いた綾代はガックリと膝を屈し頭を垂れると励ます
ようにナミが綾代の頭を撫でて下から顔を覗いた。
その可愛らしい表情を見て思わずナミを抱きしめていた。
抱き寄せる事により、互いの額が合わさり自然と柔らかそうな
唇に目が行き、吸い寄せられるようにその唇に唇を重ねた。
その感触にナミは驚いて首を後ろにやったがナミの後頭部を押さえ
逃げられないようにしっかりと唇を重ねた。
抱き寄せた体も柔らかかったが、その唇はさっきの玉子焼きなどとは
比べようもない位柔らかく、壊れ易い儚い印象を抱いた。
小さな花の茎に触れたような危うさを感じ、綾代は抱きしめた腕を解いた。
「はぁはぁ…」
二人とも息をしていなかったのか静かな廊下に荒い息遣いだけが響いた。
「何やってるの、綾代?」
荒く脈打つ綾代の心臓が一層高く弾んだ。
驚いて後ろを向くと、むすっとした表情の梢子と
顔を赤くした保美がそこにいた。
「梢子さん朝練は終わったんですか?」
「誤魔化さないの。一部始終見てたわよ。
綾代がトイレのドアに耳を当ててた所から」
梢子がそう言うと綾代は開き直った。
「早い者勝ちでしょう、梢子さん?
人の恋愛にちょっかいを出すのは野暮ですよ」
「そうね。愛を止められるのは、愛だけか…」
「しょ、梢子先輩…その言葉は不吉ですよ。友情壊れちゃいますよ」
ちゅっちゅ、もみもみですよと保美は言おうとしたが止めといた。
梢子の言葉に保美が過剰に反応すると、梢子はそんな保美に
くすりと笑い言葉を続ける。
「ナミ、月がとってもキレイね」
無論、月など出ていない。
その言葉に綾代はむっとした。
別に梢子も綾代も夏目漱石が好きという訳では無い。
「が〜ん、しょ、梢子先輩もロリコンだったなんて…
でも、そんな先輩も素敵です!」
殊勝な保美である。
「梢子さん…横取りなんて許しませんよ。
私には夢があります。ナミちゃんに制服のサイズを合わせるふりをして
スリーサイズを測ったりしたりとか!」
「それじゃあ綾代、どちらがナミに相応しいかどうか…決闘よ!」
「いいでしょう」
滅茶苦茶な提案をあっさりと綾代はのんだ。
「滅茶苦茶ですよ二人とも」
「保美、常識を疑いなさい。時間は今夜零時月がキレイな海で」
「ええ」
綾代はぽかんとした表情のナミを一瞬だけ見てその場を去った。
「ふん、何さ!」
梢子が珍しく少しだけ言葉を荒くした。
第2話青城わんぱく戦争
零時。約束通りの時間に梢子と保美が着いた。
しかし、綾代の姿が見当たらない。
「真坂、逃げたんじゃあ…」
と保美が言ったその時、綾代が蜘蛛打ち片手に梢子に突っ込んでいく。
「覚悟!」
一方梢子は素手。斧とかライフルとかそんな物は邪道!
喧嘩は拳と拳である。しかしそれでも構わず突っ込んでくる綾代。
「駄目ですよ綾代先輩、凶器は、ぐへっ!」
綾代は何の容赦も無く胴に一閃。保美はそのまま砂浜に倒れた。
その姿を見た梢子は逃げる。追う綾代。
木刀が振るわれる。梢子は地面に転がりかわす。
梢子は逃げる。綾代は追う。梢子は逃げる。追う綾代。
そんな事が倒れた保美を円で囲むような軌道で繰り返される。
そして避ける事で体力を削られたか、梢子の足が鈍くなり、綾代の
木刀が梢子に振られた。
そこには確かな感触があり、その一撃で梢子は倒れた。
「やりました…ナミちゃんは私のも、」
してやったりの綾代に梢子の蹴りが刺さる。
梢子はやられた振りをしていただけだった。
その一撃で綾代は倒れる。梢子、頭脳の勝利です!
おまけ
第3話卯奈坂異聞
今日は百子と保美が内緒のデートです。
「遅いなーざわっち」
と、待っているのは百子。
「ごめんねー百ちゃん、実は百ちゃんの為に
料理を作って来たんだ」
「おおーでかしたざわっち!」
保美がその料理を見せるとそれはらっきょだった。
「うおーざわっち、フザケルナー!」
怒り心頭に発した百子が保美を蹴る。
「ううっ…百ちゃんごめん」
「ざわっち、私も悪かったよ」
百子がそう言って近づいた瞬間。
「とうっ!」
チョップチョップチョップの嵐。
「ぐおっ!」
倒れる百子。保美の勝利です。
次の日。
「百ちゃん、昨日は御免ね、はい、お肉」
「わ〜有難うざわっち。今度はざわっちのお肉が食べたいな〜」
「ふふふ」
正に、雨降って地固まるです。
終
投下GJ! パロはわからなかった・・・
見逃してたけど、前回もコテというかペンネームあったんですね?
保管庫の作者様名のところ、今回の更新と併せて前回のも訂正しておきます
本当に姫先輩はジェントルなお方ですね
そんな綾代さんもたまには受けに回っても良いと思うんだ
俺も何かSS書いてみるかな…一応、保美×綾代で一個ネタが思い付いたもんで
期待してるぞ!
一時期と比べたら、職人さんが減ってしまって寂しいからな、このスレ
廉価版のジャケット、(性的な意味で)嫌がるナミと喜ぶ綾代さまにしか見えない・・・。
1週間ぶりくらいに規制解除されたので記念書き込み。
>>287 綾代さんは遂に一線を超え、ナミを誘拐して家にお持ち帰りしたように見える。
力を失ったナミはもう、ただの非力な幼女だ。
「綾代さん、やめてください・・・」
「ハァハァ、嫌がるナミちゃんも可愛いですー」
という設定で妄想いくらでもできておいしいです。
嘘だッ!
綾汁はそんな幼女を無理矢理手籠めにしてしまうような娘じゃ………
最初はネタだと思ってたのに、
いつの間にかオフィシャルになってる綾代様のロリコン疑惑(もう疑惑じゃないけど)。
公式パロディでも
「〜あやしろ〜 ひとりっ子の副部長はシスコン(願望)で可愛い子を見るとすぐお持ち帰りしちゃうの♥」
って書かれていたしね。
最初に綾汁・・・もとい綾代がエロいと評判になったのは、どこかのテレカのせいだったと思う。
保美を裸に剥いて道着を着せているやつ。
フツーに、本編でナミに執着してたせいだと思ってた
それ以前にエロいと確定されてたのね・・・
ああ、ロリコン疑惑の方は発売されてみんなプレイするようになってからだったなー
webノベルでロリコン疑惑が出たんじゃなかったっけか。
Pさんも麓川さんもユーザーのツボが分かってる
ロリコンちゃうわ!
そういえば花ちゃん先生でエロSSってないよね
だって、先生見ててもエロい描写が思いつかねぇんだもん
先生も結構けしからん身体してるんだけどな
というか主人公であるオサが一番お色気担当だったような気が・・・
オサの肉体が一番エロいのはたしか。
・・・何かムラムラしてきたから綾代×オサを考えてみよう。
綾「ふふふ、梢子さん可愛いです」
オサ「あっ…あやしろっ…こんなところで、んっ…!」
保「そんな…梢子先輩が…梢子先輩が…」
オサ「や、保美!いつからそこに…!」
保「梢子先輩が、「される方」だったなんてー!!」
やすみんwww
突っ込む場所が違うw
明日菜「ふっふっふ、オサの乳は部員みんなで育てたのだ!(性的な意味で)まさしく総受け」
明日菜「オサの調教には苦労させられたもんさ
最初は抵抗して抵抗してしょうがなかったけど
今となっては従順なネコなのさ!」
綾代 「今では、バイブ入れたまま登校しろ、という指令にも素直に従うくらいなんですよ?」
保美 「そんな・・・っ!そんなの・・・嘘、嘘ですよね先輩!?」
明日菜「あはは、それじゃあ見せてあげようか、オサ、スカートめくってみせて」
梢子 「こ、こんなところでは」
明日菜「逆らえる立場だと思っているのかい?姫ちゃん」
綾代 「はい、では梢子さん、失礼しまして・・・」
<つづく>
綾代「ザ・クイズショー!
今日の回答者は、相沢保美さんです!」
保美「え?え?何ですかこれ!」
綾代「それでは問題です。
夏合宿以降、随分と「仲が良くなった」相沢保美さんと小山内梢子さんですが
皆に秘密にしていることは次のうちどれ?」
A:実はまだ手を繋いだことがない
B:実はまだキスをしたことがない
C:実はまだパヤパヤしたことがない
D:実は保美の方が攻めである
保美「そ…そんなこと答えられるわけないですよ!」
綾代「ん〜難しいですか?ではヒントを・・・
そういえば最近の梢子さんは、よく首元に赤い跡がありますねぇ
必死に隠そうとしてる姿がとても可愛くて押し倒したくなります」
保美「くっ…何が目的なんですか…?」
綾代「私は、あなたたちの全てを知っています!
さぁお答えください!」
>>305 「先…輩? そんな……!」
「お願い、見ないで保美…」
綾代先輩が捲り挙げた梢子先輩のスカートの奥。
そこには紫色の、雑誌でしか見たことのないような玩具が
埋め込まれ、鈍い音を立てて蠢いていた。
「今の梢子さんはこんなにも素直なんです。
保美さんも素敵だと思いませんか?」
「あ………ぁ」
私は綾代先輩の言葉に反論する事すら出来なかった。
その光景が余りに刺激的過ぎたから。
けど――きっとそれだけじゃない。
白昼の下で身悶える先輩は……
余りに妖艶で、淫らで。
この上なく美しく、私の目に映ったのだ。
「ねえ、やすみん?
もっとイヤラしくて、もっと綺麗なオサを見て見たいと思わないかい?」
妖しく囁く明日菜先輩。
ただ、何も考えずに頷くことしかできなくて。
けれど先輩は、私のそんな反応に満足した様子だった。
「なら、部活が終わってから脇の倉庫に来ると良いよ。
来ないなんて……言わないよね?」
「は…い……」
その誘いを断りきれなかったのは、私もそれを望んでいたからだろうか?
梢子先輩は耐えるように肩を震わせながら、私達のやり取りを見ているだけだった。
――そして言われた通りの時間。
私は倉庫の扉の前に立っていた。
あんな約束、守る必要なかったのに。
やっぱり先生に頼んでこんなこと……
そう考えて振り返った先、そこには弓道着姿の綾代先輩が立っていた。
「いらっしゃい、保美さん。よく来てくださいました」
口許を歪めて微笑む先輩に、私は決断を遅らせてしまう自分の癖を呪った。
先輩に背中を押されて入った倉庫は薄暗く、奥までは見通せない。
「御免なさい。今電気を点けますね」
綾代先輩の言葉と共にパチリ、と音がして倉庫の中が明るくなる。
そこに居たのは同じく弓道着を来た明日菜先輩と……
「梢子せんぱいっ!!」
着衣の乱れた先輩は両手を頭の上で縛られ、天井の梁から伸びる紐で吊るされていた。
それもまともに立って居られない様子で、全体重を手首に預けている。
あまりの仕打ちに先輩の許へ駆け寄ろうとするけれど……
それは許されなかった。
綾代先輩の右手が私の腕を掴んでいたのだ。
そして、もう片方の手には… 梢子先輩を吊るしているのと同じ、紐。
「ひ……っ い、嫌っ!」
私が口に出来たのはそこまで。
同性とは思えない力で両腕を背中側に捩じ上げられてしまった。
すぐさまコの字にさせられた腕に縄が這わされ、自由を奪われる。
そのまま胸や肩に縄が廻される間、私は抵抗らしい抵抗を一切出来ずにいた。
「ゃっ……助け、て」
それをやっと言葉にできたのは、私の緊縛が完成し、
綾代先輩の腕から解放された時だった。
後手に縛られているためバランスが取れず、そのまま倉庫の床に倒れこんでしまう。
怖かった。
二人の先輩に何をされるかも分からない恐怖が、私から声を奪っていた。
戒めを施された身体では抵抗することも儘ならない。
「大丈夫です。保美さんには見ててもらうだけ……
あなたが嫌がるようなことは一切致しませんわ。
ただ暴れて万が一にも怪我をしないよう、念のため縛らせて頂いただけです」
綾代先輩が私に歩み寄り、自由の利かない身体を何とか立たせてくれた。
そのまま積み上げられたマットの上に座らされる。
相変わらず梢子先輩は潤んだ瞳で見つめるだけ、何も言ってくれなかった。
「では部長。始めましょうか?」
「ああ。こっちの準備はバッチリ、オサはすっかり出来上がってるよ」
合図をした二人は、梢子先輩の方へ近寄ってゆき……
そこから先は、悪い夢を見ているようだった。
熱に犯されたかのような空間で、二人が梢子先輩を攻め立てる。
その舌は、指先は、執拗だった。
的確なタイミングでぴたりと止む責めに梢子先輩はイくことも許されず、
抵抗もできないままずっと耐えている。
身体を縛られた私は何をする事も出来ず、絡み合う三人を見ているしかなかった。
「ひぃあっ……ぅ、保美ぃ、見ないで……」
「ダメだよやすみん。目を逸らしたりなんかしたら…オシオキだ」
逃げ出したかった。この空間から。
けれど、拘束されていない筈の両脚は全く言う事を聞いてくれず、ただ震えるだけ。
縫い付けられたように立ち上がることも出来ない。
そして…… 何より、目を逸らせなかった。
されるが儘に乱れる梢子先輩に、視線はずっと釘付けにされていた。
普段は凛々しい先輩の捕らえられた姿に、私は……
「ねえ、素敵でしょう保美さん?
見ているだけで達してしまいそう、そう思いませんか?」
何時の間にか私の後ろに周っていた綾代先輩が、私の耳許で囁く。
優しげな口調に、私は心なしに頷いていた。
「そうだろう?
ふふ、やすみんは可愛いね。そんなに脚をモジモジさせて……
ひょっとして気持ちよくなりたいのかい?」
その言葉に、自分が無意識に太ももを擦り合わせていた事に初めて気付く。
けれど、それを否定するだけの気力は、今の私には残されていなかった。
だって… ショーツの中が今どうなっているか、自分が一番知っていたから。
もし両手を縛られていなかったら自分を慰め初めてしまうかもしれない。
今の私はそれくらい、あさましく欲情していた。
「お約束した通り、私達は保美さんが嫌がる事はしません。
けれど、保美さんがソレを望むのなら、話は別ですわ」
「やすみん、君はどうしたいんだろうね。
私達と一緒にオサを苛めたいかい?
それとも… オサと一緒になって、私達に酷い目に遭わされたいかい?」
「ダ――メ 保美、逃げ、て……」
私は追い詰められていた。
明日菜先輩の側に堕とされるのか、それとも梢子先輩の側に自ら堕ちるのか。
迫られる選択に押し潰されそうになる。
「私… わたしは――
●わたしは梢子先輩を……
●梢子先輩と一緒に私を……
--------------------------------------
うんごめん、多分続かない(ノ∀`)
なんというシリアスエロ・・・!
オサもあんなにエッチな身体しているから、こういう展開が似合うよな!
なんというエロス……
甘甘な展開も見たいんだぜ
アオイシロのキャラだと、どうしても甘甘にはなりにくいような気がする。
何となくハードコア。
ラブコメにし易いような気もするけどな
オサ←保美←百子とか
オサ総受けでも非常に良いけど
やすみんは怒らせると怖い感じだし、
オサはふだん厳しい部長職の反動でリバというかいぢめられるのが似合いそうだ。
綾代さんは描き手によってはSにもMにもなれるとおもうけれど、なぜかSが多い。
ナミは無垢なイメージなのでアヤシロイさんに凌辱される役。
俺大学の課題終わったらSS書くんだ……
このところずっとこのスレごぶさただったんだけどまだアカイイトSSって需要ある?
需要あるさ! さ!
待ってるよ
問答無用で需要あり
319 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 11:44:06 ID:NHNqkof1
GJ!
おまえ、けしからん奴だな エロ過ぎだぞ
百子が淫乱くぱぁとは!
やすみんを想うとすぐ……
323 :
さばかん:2009/05/18(月) 22:58:01 ID:1GFH0VeG
懲りずに投下させて頂きます。
今回はエロ無し。タイトルは「烏月サプライズ」
「烏月さん、こんな所に呼び出してどうしたの?」
夕陽を背にした烏月と桂。
烏月は両手を背にやり、何かを隠していた。
「け、桂さんに渡したい物があるんだ」
「え…」
烏月は両手を桂の前にやると、その手に持っていた
物を手渡した。
「あ、可愛い」
可愛らしくラッピングされていたそれはハートの
形をしていて、少し薄かった。
「えーと…チョコ?」
烏月が頷く。
「何故、今更かいまって?」
「バレンタインだからだよ」
「もう過ぎてます」
呆れたのではなく、訳が分からない顔をした
桂に、烏月は笑顔を浮かべる。
「だって、今日は私と桂さんだけのバレンタインなんだから!」
「烏月さん素敵」
そうして二人は口付を。
「なんてね…」
そんな事を朝、自室で妄想していた。
(人は恋をすると誰しもロマンチストになると言う。
真坂この私がこんな素晴らしい事を考えるとは!)
最近、烏月はポエムとか歌とか、そんな事を考えるように
なっていた。それを書く事専用のノートを買いかけたりもした。
(それは遣り過ぎだと思ってね)
烏月さんは冷静です。
(それより、さっきの考えは良いと思う。
下手でもいいから、チョコをつくって桂さんにあげよう。
何の本かは忘れたけど、この世でもっとも美味しいのは
人の心だと読んだ事がある。
その人の心さえ籠っていれば、中には愛する人の
う○こを食べてしまう人だって…何を考えているんだ私は!
違う!それは例えなんだ、そうだ!私は卑猥では無い!)
最近の烏月は妙な知恵も手に入れてしまった。
(しかし、私はチョコの作り方を知らない、どうすれば)
烏月は思案した結果、自室から出て行った。
「お茶が美味しいね、柚明お姉ちゃん」
「そうね、桂ちゃん」
緑茶をマッタリと啜り煎餅を齧りながら、日曜の朝を満喫している桂と柚明。
柚明は本心では桂を今すぐにでも食べてしまいたいが、こんな
時間も最近は悪くないと思っていた。
(ふふ、そう焦らなくてもいいわ。最後に美味しい桂ちゃんをいただければ)
そんな事を考えていると、どたどたと煩い音が
玄関側から響いて最も大きく響いた後、そこで止まった。
日曜の朝に煩いなと思い、玄関の方を見るとドアが突然開いた。
「わっ!」
「やあ、桂さんお早う」
「お早う烏月さん」
爽やかな挨拶に押されて、何故鍵を掛けていたのに開いた
か桂は聞きそびれる。
「烏月さんお早うございます」
と挨拶するが、内心柚明は良い気持ちでは無かった。
「えーと…どうして急に?私は別に用事無いけど」
どうして鍵が、と桂は聞こうと思ったが色々考えた末やめようと思った。
「実は桂さんに頼みたい事があって」
「烏月さんの頼みなら何でもいいよ」
ぶーーと柚明は緑茶を吐き出した。
「よと、じゃなくてチョコの作り方を教えて欲しくて」
「お菓子作りの趣味に目覚めたの?」
「違うよ。あげたい人がいてね」
「えっ!」
意外な返答に柚明が驚く。
「だ、誰に?」
と桂。
「それは秘密だよ、知っていたら桂さんに教えて欲しい」
「えっと…」
カカオから作るとかそんなんじゃなかったら出来る。
出来るが、桂の中には複雑な気持ちがあってそれを烏月に言えなかった。
「桂ちゃんはチョコを溶かして形にはめる事なら出来るわよ」
そんな気持ちをあっさりと柚明が嬉々と切った。
「そうですか。よかったら、チョコを作る材料を一緒に選んで
作って欲しいんだ、お願いできるかい?」
「えと…うん、いいよ」
あげる人に烏月さんが嫌われればいいのに、桂はそんな事を思ってしまった。
桂は烏月を連れて近くのスーパーに行く。
買うのはチョコだけだ。それを溶かして冷やすだけ、形は家にある。
手作りと呼べるかどうかすら分からないチョコ。
「これが良いと思うんだ、烏月さん」
桂がカカオ99%の板チョコを見せると
そこにいるはずの烏月がいなかった。
「あれ、烏月さーん」
烏月をさがしていると、烏月が何かを見ていた。
「ソープ、ソープか…」
そう烏月が呟く。
「ボディーソープがどうしたの、烏月さん?」
「わあ!桂さん。いや、なんでもないんだ」
ボディーソープをしゃがんで眺めていた烏月が
起き上がり、慌てて桂を見る。
「チョコ買ったよ」
「カカオ99%はキツくないかい?」
「今はそういうのが流行ってるんだよ」
「そうか、私は流行に疎いからね。桂さんに任せるよ」
桂の言ったことは無論嘘である。
桂は後ろめたい気持ちでチョコを買った。
家に帰ると桂と烏月はエプロンを付けてチョコ作りに取り掛かる。
「烏月さんのエプロン姿可愛いね」
「桂さんも食べてしまいたい程に…いや、可愛いよ」
「ぐーぐー」
ライバルが一人減ったと思い柚明は安心したのかコタツで寝ている。
「じゃあ早速始めるね、まずはチョコを用意します」
「板チョコだね」
板チョコを2枚取り出す烏月。
因みに、チョコは湯煎で溶かす。じゃないと焦げる。
「そして、フライパンで溶かします!」
「桂さん、違うだろ?」
(ばれちゃった?)
「フライパンに油を敷かなくちゃ」
「はは、そうだね」
フライパンに火を付けてから少しして油を敷きチョコを入れる。
「溶けてるね(うわー焦げ臭いよ)」
「そうだね(焦げ臭い気が…)」
フライパンの中でチョコが液体になる。
「それでは次に形の中に入れます」
「どんな形がいいかな?」
「これで!」
「え…それは」
その形はどう見ても不細工なゾウリムシの様な形だった。
「ハート形だよー」
「えと、それはハート形なのかい?」
「ハート形だよー」
「桂さんが言うのだからそうなんだろう」
確かにこれはハート形だったが、桂が誤って踏んづけてしまったので
こんな形になってしまっている。
この形に焦げ臭い液状のチョコを入れ、冷蔵庫の中に入れた。
ある程度の時間が経過するとチョコを取り出す。
「次はラッピングです!」
「ラッピングの紙は特に買っていなかったが…」
「家にあるから大丈夫だよ、じゃーん!」
「それは…広告?」
どう見てもパチンコ店とかの広告だった。
「そうだよ」
「何故、広告なんだい?」
「御祝儀のお札ってその為に用意したと思われるからピン札は
駄目なんだって。
それと同じ感じでラッピングも苦労してないと思わせるのが今風なんだよ」
「成る程、見た目に囚われず相手の気持ちを受け取ると言う和の心か…」
勝手に烏月は納得する。
確かにパチンコの広告はキャラクターとか色々のってるので可愛いかも知れない。
「成るべく乱暴な感じが良いよ」
「分かった!」
不細工なゾウリムシみたいなチョコに広告をぐちゃぐちゃにして
ラッピングし、適当にテープを止める。
「はい、完成です!」
「これが今風のチョコか」
それは、どう見ても広告を丸めて作った即席のボールにしか見えない。
(あーあ…遣り過ぎたかな。
これで烏月さんも絶対嫌われちゃうよね、ごめんなさい烏月さん。
これ、食べられるかな?今もまだ焦げ臭いよ)
「はい、桂さん。君にあげるよ」
「え?」
「急な話で驚かせたかい?
その…桂さんと私だけのバレンタインデーの様な日を作りたくて。
でもチョコの作り方とかよく知らなくて。だったら、あげる人に
直接教えてもらうのが手っ取り早いんじゃないかなと思って」
「あ…」
じわりと、桂の瞳に涙が滲んだ。
「有難う!」
「それじゃあ、食べて」
「え?」
「食べて」
「え…と」
「食べて」
「はい…」
桂は勢いに押されてしまった。
(えー色々おかしいよ。そりゃあ確かに烏月さんの
プレゼントは嬉しいけど)
そんな事を思いながらラッピングを開いていくと
特に驚きも無く、ヘンテコチョコが出てくる。
「ごくっ、い、いただきます!」
烏月が両手を重ね胸にやり、不安そうに見詰める。
そんな烏月を可愛いなぁと思いながらぱくっと一口食べる。
(あー苦い、苦いよー。カカオ99%だもんね。
でも不味く無い。美味しくも決して無いけど)
桂は想像よりも不味く無いので、勿論美味しくも無いので
返しに困った。
仮に不味かったとしたら正直に桂は言う。
初めてだから上手くいかないのは当たり前だよと言うつもりだった。
それは烏月が特別な人でうわべだけの言葉で話したく無いからだ。
「桂さん…」
(やっぱり形が変だな。微妙に色が違う所もあるし。三日月みたいだし。
臭いし。まるで桂さんがあれを食べてる様で。違う!そんなもの桂さん
が食べる訳が)
「はぁはぁ…」
分かっていても妙な興奮を烏月は覚えた。
人間はきっかけ一つで簡単にそっちに転がってしまうものだ。
不味い!
このままでは烏月さんが人には言えない性癖に目覚めてしまう!
と、その時。
「ん〜お腹が空いたわー」
と目を覚ました柚明が二人の方を見ると
桂が黒茶色のバナナの様な形の物を食べていた。
しかも部屋が妙に臭い。
そして、それを食べている桂を見て興奮している烏月がいる。
「あ…あ・あ・あ」
柚明にある考えが走る!
「あーーーーーーーーーー!!!!
私の桂ちゃんに何て物を食べてさせてるの!
出て行きなさい!!!」
柚明の怒涛の勢いであの烏月を力づくで外に押し出した。
バタンと勢い良く閉めるとチェーンを掛ける。
「はぁはぁ、せめて聖水にしなさい!」
さりげにとんでもな事を言う柚明。
「ど、どうしたの柚明お姉ちゃん?」
「桂ちゃん、可哀想に。
烏月さんにあんなハードなプレイを強要されるなんて。
何時でもいただけると油断した私が悪かったんだわ。
私がその口を消毒してあげる!」
「何言ってるの柚明お姉ちゃ、んっ…」
そう言って桂の唇を奪い桂をその場で押し倒した。
「だ、駄目だよ柚明お姉ちゃん」
「駄目じゃない!お姉ちゃんのお嫁さんになって」
ドンドン、ドンドン。烏月が扉を叩く。
桂の否定の声に、烏月さんは何もする事が出来なかった。
「桂さーーーーーーーーーーーーん!!」
その声が虚しく響いた。
おわり
投下乙
内容には関係ないが、御祝儀はピン札の方が良いんじゃなかったっけ?
逆に不祝儀が折り目ある札だったかと
あーもしかして、それも含めて、烏月の恋路を邪魔しようとする桂の策略かw
330 :
さばかん:2009/05/19(火) 04:10:57 ID:SLiVEVWp
>>329 調べたら確かにご祝儀はピン札がマナーでした、すみません
何でこんな勘違いを…
桂に間違った知識を言わせてしまった自分が許せない
笑わせていただきました。
素敵なものをありがとうございます!
>>261あたりの「誘い受けをかける保美」云々の書き込み読んだら、
ベタで甘々で、しかし保美的には大真面目って感じのオサヤス書きたくなったんだ
半分以上書いたところでようやく、限定版おまけマンガとシチュかぶってる!と気付く自分ダメすぎorz
でも勿体ないから仕上げて投下するよ
一応タイトルは、「おまじないをかけて」
333 :
オサヤス1:2009/05/24(日) 23:25:07 ID:40VzmRiU
竹刀同士がぶつかる音、裸足の足裏が床を蹴る音、そして気合いの乗った掛け声。
それらが更に天井その他の遮蔽物に反響し、道場の中は様々な音が渾然一体となって響いている。
保美は、作業の手を止め、聞くとは無しに辺りの喧騒に耳を傾けた。
約1年前、入部してすぐの頃は、身体の芯までも揺るがすその音に戸惑っていたことが、
今から思えば懐かしく微笑ましい。
音の発生源は、言うまでもなく、稽古に精を出している部員たちである。中でも意気が高いのは、
入部して間もない1年生の部員であり、彼女たちの中心で一際熱く凛々しい勇姿を見せているのが、
保美と想いを交わし合った相手でもある、部長の梢子だ。
334 :
オサヤス2:2009/05/24(日) 23:25:38 ID:40VzmRiU
今年も、梢子に憧れて入部してきた1年生は多い。
梢子のことを好きにならずにいられる人間などいないと、保美は信じている。
それは、太陽が東から昇ることと同じくらい、地球的規模の前提事項だと。
対して、梢子が自分を好きになってくれたのは、地球的規模の奇跡だということも、
骨の髄まで染み渡るほどに理解している。
道場の片隅でマネージャーとしての雑務をこなしながら、視界には入らなくとも、
五感は可能な限り梢子を捉えている。新入部員を相手に、基礎的な稽古を付けている彼女は、
軽快な身のこなしと的確な指導で、皆の注目を浴びているだろう。許されるなら見とれていたいが、
それは考えるまでもなく不可能だ。
――梢子先輩とふたりきりでゆっくり話したのって、前はいつだったかな……。
作業に集中しているつもりでも、気が付けば保美はため息をついていた。
新入部員の指南役は、今年も梢子が中心となっている。剣道部では他の追随を許さない実力者で、
教え方も的を射ているのだから、そうなるのは仕方がない。
それに加えて、梢子は指導者である前に選手でもあるので、自身の稽古をおろそかにするわけにもいかず、
結果として余裕のない毎日を過ごしている。インターハイの予選までほぼ1ヵ月、梢子の実力を鑑みれば、
多少の稽古不足など予選通過の妨げにはならないだろうが、彼女にとっては最後のインハイであるから、
ベストの状態で臨んでほしいと保美は思っている。
――先輩はこんなに頑張ってるのに、淋しいって思うのは、わたしのわがまま……なんだろうなあ。
欲を言えば切りがない。マネージャーとして、部のあれやこれやを部長である梢子に相談したいこともある。
稽古だってたまには見てほしい。それに何より、剣道部とは関係のない話もしたい。
しかし梢子には、他に優先すべきことがあるのだ。自分のことを構ってくれなどと言えるはずがない。
335 :
オサヤス3:2009/05/24(日) 23:26:12 ID:40VzmRiU
そうこうしているうちに、そろそろ部活を終える時刻だ。
保美は、終了の合図に笛を吹き、タオルやスポーツドリンクを部員に手渡し始めた。
特にサボっているわけではないのだが、このところ、マネージャーの仕事だけで部活の時間が過ぎてしまう。
自分だってインハイの予選に出る予定なのだから、いい加減に本腰を入れて稽古しなければいけない。
けれど、梢子に対する鬱屈した想いが、保美の動きを鈍らせている。
1年生たちの指導を終えた梢子は、こめかみから流れる一筋の汗を残したまま、
副部長である綾代と何やら話し込んでいる。さりげなく近付いて、保美は梢子にもタオルを渡した。
「お疲れ様でした」
話の邪魔にならないよう、素早くその場を離れようとしたのだが、
「あ、保美」
こちらに気付いた梢子に、呼び止められてしまった。
「……え? は、はいっ」
不意討ちだったのと、思いがけず話しかけられたことがうれしかったのとで、
返事のタイミングが遅れ、声も微妙に裏返ってしまった。当然ながら、梢子は不審そうに保美を見つめる。
「どうしたの? もしかして、身体の調子悪い?」
「い、いえ、全然そんなことないです、大丈夫です」
「……そう? それならいいけど」
軽く息を吐いて、梢子は、
「最近、練習時間は取れてる? あなたさえ良ければ、今から稽古見てあげるわよ?」
「え……」
喜びのあまり、反射的に「お願いします」と言いそうになったが、慌てて踏みとどまった。
「あ、あの、すみません、ちょっと……用があるので」
しどろもどろになりながら、その場凌ぎの嘘で辞退する。もちろん用などないし、
そもそも普段の保美なら、何を措いても梢子を優先する。
しかし今は、保美のために費やす時間や労力があるなら、梢子自身の練習に充ててほしい。
「なので……申し訳ないんですが、今日は帰ります」
「そっか……。うん、じゃあ、お疲れ様。また明日ね」
なんとなく不満げな表情で、梢子が綾代の方に向き直ったのを機に、保美もその場を離れて後片付けを始めた。
背中越しにかすかに、梢子と綾代の会話が聞こえる。どうやら梢子は、居残り練習の相手を綾代に頼み、
綾代もそれを引き受けたらしい。綾代の門限の関係で長くは期待できないが、それでも、
保美の練習に付き合わせることに比べたら、遙かに正しく有意義な時間の使い方だ。
後片付けの合間に、防具を着け直して軽く身体を動かし始めた梢子たちを見やる。
物理的な距離以上に梢子の存在が遠くに感じられ、やっぱり気が付けばため息をついている保美だった。
336 :
オサヤス4:2009/05/24(日) 23:26:50 ID:40VzmRiU
次の日も、当然のように部活はある。
相変わらず、保美の中は不安定だ。梢子の姿を見ただけで胸が高鳴ったかと思えば、
指導を受けている1年生たちに嫉妬混じりの羨望を覚えていたりする。
そんな自分が恥ずかしくなり気を引き締めようとしても、いつの間にか作業の手は止まり視線は梢子を追っている。
注意力は散漫になり、練習の時間を作るどころかマネージャーとしての雑務もこなせていない。
さすがこれではいけないと、慌てたのが裏目に出たようだ。道場の入り口のなんでもない段差で、
畳んだタオルの山を抱えたまま、保美は派手に蹴躓いてしまった。
あっと思ったときには、既に膝で着地していた。運良く身体の方は、
無意識に放すまいとしていたタオルに助けられたせいか、大きいダメージは無さそうだ。
しかし、転んだことが瞬間的に頭で理解できなかったことと、遅れてやってきた膝の痛みで、身体が思うように動かない。
「相沢さんっ?」
「ちょっと、大丈夫なの?」
保美の尋常ならざる姿に気付いた部員たちが、わらわらと集まってくる。
騒ぎが大きくならないうちに、何でもない振りをして立ち上がろうとしたのだが、
打ち付けた膝が痺れて、思わず顔をしかめた。
「あ、す、すみません、大丈夫……です」
取りあえずみんなには練習に戻ってもらおうと、片膝と両手で何とか身体を支え、無理に笑顔を作る。
と、そこへ、切羽詰まったような足音が勢いよく近付いて来たかと思うと、不意に保美の身体は浮き上がった。
「……ひゃっ!?」
「保美、大丈夫っ!? 保健室行くわよっ!」
問答無用で抱き上げられた。顔を見るまでもなくわかる、この力強い腕とよく通る澄んだ声は、梢子だ。
しかし、保美が転んだときには、少々離れたところで1年生の練習を見ていたはずでは?
頭を打ったわけでもないのに、混乱して成り行きが把握できない。
いや、それよりも、ただでさえ時間的な余裕のない梢子なのだから、
このまま保健室に付き合わせるわけにはいかない。いわゆるお姫様抱っこをされている体勢から、
保美は梢子を見上げて言う。
「あの、大丈夫ですからっ。ひとりで行けますから、梢子先輩は練習を続けて……」
しかし、保美の言葉が聞こえているのかいないのか、梢子は、散乱したタオルをなどを見て周りに指示を出す。
「百子、悪いけど、この辺り片付けておいてくれる? それと、他の人は練習に戻って」
言うだけ言うと、保美を抱きかかえたまま、梢子は保健室に向かって駆け出した。
337 :
オサヤス5:2009/05/24(日) 23:27:25 ID:40VzmRiU
「先輩、梢子先輩、お願いですから練習に戻ってください。わたしマネージャーですから、
こんなことされたら立場が逆じゃないですか……」
保健室に着いても、梢子は戻ろうとはしなかった。保美の言葉に耳を貸さず、
強張った表情のまま保美をベッドに下ろし座らせる。養護教諭はもう帰ったのだろうか、
自分たち以外に保健室には誰もいない。
「膝、見るわよ」
保美の返事を待たず、梢子は保美の前にかがみ込み、ジャージの裾を捲り上げる。
梢子を練習に戻すことはひとまず諦めて、保美も自分の膝を覗き込んだ。出血はしている。
しかし、思ったより傷は深くなさそうだ。
「痛みはどう? 立てそう?」
心配そうな梢子の言葉を受けて、恐る恐る立ち上がってみた。多少の痛みはあるものの、
立てないということはない。最初の痺れたような感覚はいつの間にか消えている。これなら多分、骨にも異常は無いだろう。
「えっと、……大丈夫だと思います」
「本当に? 我慢とかしてない?」
「はい、すみません、わたしの不注意で時間取らせてしまって……。ちゃんと歩けそうですから、梢子先輩は練習に――」
練習に戻ってください、そう言おうとしたのだが、ようやくかすかに表情を緩めた梢子は、
「もう、あんまりびっくりさせないでよ」
ガーゼや消毒液などを取りに行き、保美の手当を始めた。
「あ、あの、自分でやりますっ。これ以上、先輩の練習の邪魔をするわけにいかないです」
慌てて梢子から治療用具を受け取ろうとした保美を制し、
「ほらほら、動かないでおとなしくしてなさい」
至近距離で梢子は治療に没頭する。しかし保美だって、お願いしますとただ座っているわけにはいかない。
「駄目ですよ先輩、わたしできますから。怪我したのも自分のせいです、だから――」
「そんなに私の手当じゃ頼りない?」
「そうじゃなくて……。だって、このところずっと、人の稽古見てあげてばかりで、
先輩自身の練習時間が減ってるじゃないですか……」
そんな状況で更に梢子に迷惑を掛けている自分が情けない。自己嫌悪と梢子に対する申し訳なさとで、胸が痛くなる。
338 :
オサヤス6:2009/05/24(日) 23:27:48 ID:40VzmRiU
「ねえ、保美」
声のトーンを落として、治療の手を止めずに梢子が言う。
「どっちにしろ、練習には集中できないわよ」
「……え?」
言われたことが理解できず、保美は動けないままに台詞の続きを待った。
ややぶっきらぼうに――どうも照れているらしい――梢子は早口でひと息に続ける。
「あなたが怪我したの知ってて、それがどの程度か確認もせずに安心して練習なんかできない、ってこと」
言い終わるのとほぼ同時に、仕上げの絆創膏が張られ、手当は終わる。
「あ……」
続く動作で隣に座った梢子は、半ば包み込むように優しく保美の頭を撫で、
「ごめん。このところあなたの様子がおかしいのは、私も気付いてたの。
でも、いろいろと忙しかったのもあって……。それに、心のどこかで、
保美なら多少のことは大丈夫って高を括っていたのかもしれない。ごめんなさい」
「そんなことっ……!」
思いがけない梢子の謝罪に、保美は言葉に詰まり梢子を見上げた。彼女が悪いことではないのに、
何を言わせているのだろう。しかし梢子は、慌てる保美を遮るように、苦笑を浮かべながら言う。
「昨日、綾代にも言われたわ。相手を信頼するのは良いことだけど、
言葉にしないと伝わらないことはいっぱいあるし、相手もその言葉を待ってるかもしれないって。
たまには甘えることも大切だし、甘えさせてあげることも大切だって」
「梢子先輩……」
いろいろな感情が制御不能に湧き上がり、顔が火照ってくるのが自分でもわかった。
梢子だけではなく綾代にも、しっかり自分の不調はばれていたのだ。ひとりよがりに思い悩んでいたことが恥ずかしい。
「……心配かけてすみません。先輩が忙しいのはわかってるんですけど、……去年の夏、
わたしのこと好きだって言ってくれたときと同じくらい、先輩は今でも好きでいてくれるのか自信が無くて……」
「同じくらい、っていうのは無理な話ね」
「……そう……ですか、やっぱり……」
ショックじゃないと言えば嘘になる。もしかしたらと思っていたことが、あっさり梢子に断言されてしまった。
泣きたくなるのを懸命にこらえて、自分に言い聞かせる。自分が梢子を好きな理由は言い尽きることがないくらい
無数にあるが、梢子が自分を好きな理由はそうそうあるはずがないのだ。
以前と同じくらい好きではないとしても、それは梢子のせいでは――
「だって、去年の夏の時点では、私、今ほど保美のこと知らなかったのよ? あれから、意識してもしてなくても、
それまで以上にあなたを見てる。あなたのこと知れば知るほど、どんどん好きになってる。だから、
去年の夏と同じくらいってわけにはいかないわ」
「……え?」
聞き間違えたのだろうか? 状況を把握できないまま、視界も呼吸も固まった。今、梢子は何を言ったのだ?
保美の頭の中は半分が思考停止し、残り半分は暴走している。
長い時間を掛けて、ようやく理解した。そして、安堵と喜びに震えながら、気が付いたときには梢子にしがみついていた。
339 :
オサヤス7:2009/05/24(日) 23:28:19 ID:40VzmRiU
「先輩、梢子先輩、わたしもですっ! わたし最初から梢子先輩のこと好きでしたけど、
もっともっと、どんどん好きになってます!」
「え……、ちょっと、保美……」
慌てている梢子に構わず、押し倒すような勢いで、保美はほとばしる想いをぶつけた。
「だからもう、ちょっとくらい淋しくても平気です。梢子先輩がわたしのこと見ていてくれると思えば、何だってできます。
マネージャーの仕事も剣道の練習も、死ぬ気で頑張っちゃいますっ!」
「いや、死ぬ気でっていうのは大げさだと思うんだけど」
保美の剣幕に驚きつつも苦笑を浮かべ、梢子は、
「それに、あなた忘れてるかもしれないけど、一応は怪我人なのよ?」
「あ……」
すっかり忘れていた。言われてみればそうだったと、梢子の身体に廻していた腕をほどき、保美は自分の膝を見やる。
確かに怪我をしているはずだが、梢子が手当してくれたと思うと、それだけで痛みは薄らいでいく。
「これくらい、すぐ治りますよ」
「まったく、しょうがないわねえ」
そう言うと梢子は、今度は彼女の方から保美を抱き寄せた。向かい合わせに、吐息がかかるくらいに密着して、保美の耳元で囁く。
「怪我して血が出たでしょ? 補充しなきゃね」
「……え?」
「私の血を飲んで」
梢子の表情は見えない。けれど冗談で言っているわけではないことくらい、保美にはわかる。
「だ……駄目ですよ。先輩は大事なときなんですから、そんなこと……」
「あなたは心配しなくていいの。何も貧血になるくらい飲んでって言ってるわけじゃないんだし」
「でも、飲んだらどうなっちゃうか、わたし――」
保美に台詞を最後まで言わさずに、梢子は保美の頭を後ろから支え、自分の首のあたりに軽く押し当てた。
「大丈夫よ、私が責任持つから。あなたに飲んで欲しいの」
そこまで言われては、保美も躊躇する理由がない。高鳴る動悸を抑え、目標を定める。
「じゃあ……すみません、失礼します」
軽く歯を当て、それから一気に強く噛む。身体を通して梢子の緊張が伝わってくる。
同時に保美の舌は、梢子の命の源である液体を探り当てる。
「……っ」
「先輩、痛いですか……?」
「大丈夫よ、もう慣れたから」
多分それは嘘だろう。しかし保美もそうとは指摘せず、ふたりの暗黙の了解の上で流される。
――先輩、ごめんなさい……。でもわたし、先輩が欲しいんです。
340 :
オサヤス8:2009/05/24(日) 23:28:52 ID:40VzmRiU
ふたりの他は無人の保健室に響くのは、かすかな呼吸音と、保美の唇と舌が立てる水音のみ。
共に言葉は無く、代わりにいつしか互いの指が絡まり合う。
目を閉じ集中し、梢子を感じながら吸う。なかなかスムーズにというわけにいかず、
余計な痛みを梢子に与えているかと思うと不安になる。
それでもそこそこの量を味わい嚥下し、最後の仕上げとばかり、自分が付けた梢子の傷痕を丹念に舐めた。
「保美? まだ足りないでしょ? 私は大丈夫だから、もっと――」
「いえ、十分です。それに……」
もう限界だ。身体の火照りは最高潮に達している。それを静められるのは梢子だけだ。
了解を得る間さえ惜しんで、保美は梢子を、今度こそ押し倒した。
「え? ……ちょっと保美、一体どうしたの?」
梢子の驚きは無理もない。きっと今の自分は、熱に浮かされたような目をしているはずだ。
梢子に自分のすべてを求めて欲しいという熱に。
「先輩、わたし……先輩の血を飲むとこうなっちゃうんです」
「こうって、……どう?」
「血だけじゃなくて、先輩のすべてが欲しくて、わたしのこと目茶苦茶にして欲しくて……。
さっき先輩は、『責任持つ』って言ってくれましたよね? だったらわたしのこと、責任持って目茶苦茶にしてください……!」
自分でも、恥ずかしいことを言っているという自覚はある。けれど止まらない。心も身体も梢子を求めている。
ベッドに仰向けの状態で、表情を失っている梢子は、言葉もなく保美を見ている。呆れたのだろうか?
自分が言ってしまったことは取り返せず、故に保美もただ梢子を見ている。そして、何度目かの呼吸のあと、梢子は微笑んで、
「良かった」
聞き違いではなく、確かにそう言った。
「保美が私と同じこと思っていてくれて、良かった」
「せんぱい……?」
「私も保美が欲しい。だから」
梢子はゆっくりと――保美の膝に障らないよう気を遣ったらしい――体勢を入れ替え、保美を組み敷いた。
341 :
オサヤス9:2009/05/24(日) 23:29:23 ID:40VzmRiU
梢子の唇が近付いてきたとき、保美は我慢しきれず目を閉じた。怖かったのではなく、
もちろん嫌だったわけでもなく、嬉しさの余り自分がどうなってしまうか自信がなかったのだ。
それでも、触れ合った瞬間に雑念は霧消した。お互いに感触を確かめ合い、唇だけでは飽きたらず、
今度は保美の方から舌を差し入れる。
「血の味がするわ……。私の血よね」
「そう、先輩の味……です」
「じゃあ次は私が、保美をいっぱい味わわせてもらうわ」
顎と首のラインを通り、梢子の唇は胸元へと進む。両手は服の下に延び、素肌をまさぐる。
「服、脱がせるわよ」
そう言われたかと思うと、次の瞬間には上半身の体操服は脱がされていた。
緩やかな愛撫は止まらないままに、ブラもはずされ、保美のふくらみは露わになる。
「すみません、わたし、汗かいたままだから……」
「私は全然気にならないけど?」
「でも……ドキドキして……心臓が止まりそうです」
梢子は、茶目っ気のある笑みを見せ、
「それは困るわねえ」
保美の左胸に顔を寄せて、不意討ち気味のキスをした。
「はい、止まらないためのおまじないよ」
「もう……先輩ったら……」
保美の緊張を解すという計算があったのかどうかは別として、梢子のおまじないに気を取られているうちに、
一気に下半身のジャージと下着まで脱がされた。いくら同性でも大事な部分を見られることには抵抗がある。
加えて、その部分はこれまでにないくらいに疼いている。やはり梢子の血のせいだろうか。
「保美、……濡れてるわ」
からかう口調ではなく真剣な梢子に、保美もどう応えていいかわからず、足を閉じて身悶える。
恥ずかしさで梢子の顔を見られない。
改めて梢子の愛撫が再開された。指で保美の胸の弾力を試し、頂上にかけての曲線を舐め、強弱を付けて吸う。
衝撃に備えて梢子の背中に廻された保美の手は、既に梢子の胴着を強く握りしめていたが、
愛撫が胸の先端にまで及ぶ頃には、胴着が破れんばかりに爪を立てていた。
梢子の舌の上で、固く尖った部分が弄ばれる。吸われ、形を変えられ、更に固さを増していく。
「……んっ、あぁ、……っ」
生まれて初めての刺激に、頭の中にも背筋にも電波が走る。その間も梢子の愛撫は激しさを増していき、
徐々に下半身の方へ攻撃範囲を延ばしていく。
342 :
オサヤス10:2009/05/24(日) 23:29:54 ID:40VzmRiU
「先輩、そっちは……」
今更ながら、シャワーも浴びずにこんなことを始めてしまった自分が悔やまれた。
もちろん、シャワーを浴びたところで、恥ずかしさは大して変わらないだろうけれど。
抱えられるように、保美の腰が浮かされた。十分に濡れた部分に、梢子の吐息がかかった。
続いて、身体中で1番敏感な場所を、遠慮がちな動きで攻められる。
「あっ……! ひゃぅ……っ」
梢子の舌が、保美の突起を蹂躙していく。保美が抱え込んでいた疼きは解放され、
しかし新たな熱が蓄積される。突起の外側をなぞるような動きは、間を置かずその質を変える。
蜜が溢れる場所にも、梢子の舌が這わせられる。吸ったかと思うと、舌で溢れるものを執拗にすくい、
今度は突起に擦りつける。油断している太ももにも、時折キスの嵐を受け、保美は全身で溺れていく。
「せ……せんぱい、梢子先輩、あぅっ、おかしく……なりそう」
「おかしくなってもいいのよ? 言ったでしょ、責任持つって」
やがて梢子の指が、蜜の助けを借りて、その場所に侵入を果たした。
「っっ……! んぁぅっ!」
痛いとは言わない。目茶苦茶にして欲しいと願ったのは自分の方だ。今は何より、梢子とひとつになりたい。
保美の痛がる様子に、やや躊躇したような梢子の袖を掴んだ。
「大丈夫……です、もっともっと、先輩を感じさせてください……」
ひとつ頷き、更に梢子の攻めは激しくなった。突起を甘噛みし、指は保美の奥をノックする。
少しずつポイントをずらしながら、より効果的な場所を探る梢子の動きは、目眩がするほど刺激的だ。
「っ……、あ、あぁ、梢子先輩……っ!」
目一杯腕を伸ばし、梢子にしがみついた。限界が近い。目蓋の裏では、花火が爆ぜるように星が散る。
「保美、ねえ保美、感じてくれてる?」
「は、はいっ、好きです、大好きです、梢子先輩っ!」
梢子の長い指が、保美の奥の1番感じる部分を突いた。
「……ぁああ、せんぱい、っ……、あ、んぁ、しょうこ、せんぱい……っ!」
腰が、動かそうと思ってもいないのに暴れる。同時に梢子に抱きすくめられ、保美は初めて高みに達した。
343 :
オサヤス11:2009/05/24(日) 23:30:26 ID:40VzmRiU
意識が正常に戻るまで、どれだけかかったのだろう。
ベッドに寝かされている保美の目の前では、心持ち照れたような表情で、
梢子が自分を見つめていた。裸のままで梢子に抱きかかえられているらしい。
「梢子、先輩……」
先ほどの睦み合いが思い出され、保美も照れながら、梢子の胸に顔を埋めた。
そこでようやく、部活の最中だったことを思い出す。
気が付けば、なんとなく陽の色が違うようだ。つまり、ふたりが保健室に来てから、かなりの時間が経っている。
「先輩、時間が……」
「そうね、いい加減戻らないと、百子あたりが心配して様子見に来るかもね」
名残惜しげにベッドを離れ、脱ぎ散らかした服を着る。もしかしたら、
梢子とこうなっていることを見越して、実は心配性の百子さえ様子を見に来ないということもあり得る。
それはそれで、事の真っ最中に入ってこられるより恥ずかしいかもと、保美はひとり苦笑した。
保美の準備が終わるのを待って、梢子が言う。
「ねえ、保美。これからは私も気を付けるわ。だからあなたも、淋しいって思う前に甘えて欲しいの」
やや真剣な面持ちの梢子に、保美は微笑んで応える。
「わかりました。わたしも先輩に心配掛けるのは嫌ですから、たまには甘えます。
また、おまじないをかけてください」
「……おまじない?」
怪訝な顔を見せた梢子だが、すぐに思い当たったようだ。
「わかったわ。あなたが望むなら――望まなくても、いつでもいいわよ?」
「じゃあ、今でもいいですか? 部活に戻る前に、もう1回だけ……」
返事代わりに、梢子は保美に近付いた。保美も自身の火照りを感じながら、梢子の腰に手を廻す。
撫でるように梢子の手が保美の髪を梳く。
「保美。おまじない、どこがいい?」
「どこでも。先輩の好きなところでお願いします」
そう言うと、保美は静かに、梢子を待った。
−おしまい−
投下終了です
長々と失礼しましたっ
二人ともかわいくてHで良かったです。GJ!!
ここまで王道でシリアスなストーリーものは久しぶりな気がする。
素晴らしい!
GJ!
目茶苦茶にして……ってやすみんはえっちだな
アオの主要女性キャラでえっちじゃないのって
魍魎くらいのもんだろ?
主要……女性……!?
ミギーはえっちじゃないぞ。
エロスがあんまりないというか。
というか色気がない
そーかなー?
色気っていうか、艶はあると思うけど
353 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 22:57:36 ID:93+Y+F7e
ボーイッシュな魅力ってやつだな
百子が一番セクシー
というのは嘘だけど、百合的に上級生のお姉さま方からモテまくるタイプだと思う
けいおんを見ていて、ふと
ハックでギターの話を熱くざわっちに語る百子が脳裏に浮かんだ。
>>357 GJ!! 完結おめ&お疲れ様でした
個人的には終わって欲しくない気分ですが、まぁそこは次回作に期待ということで
しかし、オサもいろんな引き出しを持ったキャラだよなー
何をさせてもサマになるから、いじり甲斐があるよねw
は、破廉恥でござるぞ!
確かに方向性が結構変わったようなw
いつのまにオサ先輩、変態マゾなだけじゃなく、露出狂の痴女属性に・・・
ある意味、このスレにふさわしい壊れ方でおいしいです
最後だからきめーけど全レスしてしまう
>>358 よりディープな方向へならいくらでもいけそうだったけど、そっち行くのは途中でやめたんで、ここで終わりです。
>>359 最初は正統派SMやるつもりだったんで、緊縛師ミギーとか媚薬使いの虎姫とか出す予定でした。おかげでこの二人がメインやることはバッサリカットとなりました。お二人のファンの人ごめんなさい(むしろやった方がひどいか)。
あの、その二人のプレイも是非読みたいと思う自分は異端なのでしょうか。
>緊縛師ミギー
原作の設定を生かしたエロパロになりそうですね!
じゃあ、番外編ということで・・・ダメかな?
もちろん無理にとは言わないが、ワタシも緊縛師ミギーさん見たいですのよー
番外編というかアンコールというか、書けるかわからんけど、やってみるか。
とはいえ、いつになったら書き上がるかわからんから、あまり期待しないでね。
おー、書いてくれるのか、うれしい限りだ
いつまでも楽しみに待ってるから、気楽に書いてくださいだぜっ!
<あらすぢ&haerts;>
ある朝、全裸に荒縄で亀甲縛りされて道場に転がされている梢子先輩を、
朝練の後輩たちが発見する。
自由が利かない彼女の姿に著しく劣情を催した彼女らは、そのまま襲ってしまうが・・・。
「オサの輪姦学校〜荒縄縛り責め編〜」に、乞うご期待。
期待していいんだな!?
ムリダナ
残念、人道上の理由で凌辱ものは禁止されてしまいました!
表現の自由を奪うんじゃねえ!
さらに規制で吸血シーンもカットされちゃったりします
数ヵ月前から書こうと思ってて書けずにいたネタが、ネット上にあったSSで使われてたorz
詳しく読んでないから、どの程度かぶってるかわからないが・・・
ほんの少しあったSS書く気が、羽を生やして飛んでいきましたとさ
俺も、タンスの角に足の薬指ぶつけた痛みでSS書く気がなくなったぜ
あのアホ具合は桂ちゃんに匹敵するぜ・・・!
って言ったら桂ちゃんにさすが悪いな。
桂は、自分がアホだと思っていない
あちらの方は、自分がアホとかどうとか関係ない次元にいる
てか、今日はナミの誕生日だったんだな、おめでとー!
ってことは、明日はやすみんの誕生日か
377 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 21:43:55 ID:yHJEAkhL
投下GJだが
ロダを見る人はここ経由とは限らないので、エロいものを投下したときは
ロダのコメントにその旨書いておいた方が無難
オサ鬼畜www
これから二人がかりで百ちゃんを犯そうというのね
攻めるオサなんてただの幻想です
エロイ人にはそれが分からんのです
381 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 10:00:36 ID:CDt06zTG
あんさん、最高や・・・
1000回ほど保存しちゃうレベルだ
攻めと見せかけて受けもこなす、それがオサクオリティ
逆に総受けで、ナミにすら毎回翻弄されてしまうオサ
合宿のとある夜
綾代「うふふ、ナミちゃんは舐めるのが本当上手ですね・・・」
オサ「綾代、やめさせて・・・ああっ」
オサ「私のガリガリ君がぁー」
ガリガリ君ww
綾代「さぁ梢子さん!
この棒アイスを食べてください!
いや、しゃぶってください!それはもう色っぽく!!」
さらに次の夜
ナミ「ちゅるる・・・ぺちゃぺちゃ」
オサ「ああ、また・・・な、ナミ、それ以上はダメ・・・」
綾代「ナミちゃん、今度はここに歯を立ててください。とろとろのが出てきますよ」
カリッ
オサ「なっ!?あぁああああああっ」
オサ「私のチューペットがぁー」
パピコww
がバッ
綾代「あら?」
オサ「ナミ、今度は綾代のを・・・っ」
ナミ「んー?・・・はむっ」
ふにっ
綾代「ああっ!?そ、そんな・・・!」
ナミ「ふわふわ、ぷるぷるです」
綾代「ああナミちゃん、ああ、もっと・・・!」
綾代「ナミちゃんが私のプッチンプリンを食べようとするたびに、
私に体を密着させてきて……ハァハァ…も、もっと…」
ペトリ
綾代「ナ、ナミちゃん、プリンを胸元にこぼしてしまったの、
お願いします、丁寧に舐め取って下さいませんか?」
無垢で何も知らない幼女に、性的なことをさせる綾代さん・・・
そういえば、ある同人誌でも、オサにひそかに思いを寄せるナミを、
言葉巧みに誘って寝とってしまう話があった
今、アオイシロPC版をクリアしてWKSの存在を知った。
いつもこういうプログラム畑経由で書いてる自分にはとても魅力的なシステムなんだけれど、
ここでは、これで書いたファイルをうpして……てのはルール上アウト?
>>396 アウトどころか、みんな喜ぶと思うよ。
本スレでもめっきり投下されなくなっているし。
みんな面倒なんだろうな。
露骨な性描写はある程度抑え目にした方がいいかも。
「うふふ、百ちゃんのツルツル○○○○、もうぐちょぐちょじゃない」
↓
「うふふ、百ちゃんのここ、もう湿ってるじゃない」
あれ?これでもアウトじゃね?
露骨な性描写アリの作品をロダにうpするとしても、
ちゃんと注釈付けとけばいいんじゃね?
ってことで、
>>396には期待してる
もちろん性的な意味で。
急に七夕用の小ネタを思いついたんで、SS投下するよん
グランド後のナミヤスSS(とは別の何か)、タイトルは「星に願いを、もうひとつ」
スマン、エロは入らなかった・・・
何日か前の夕食のとき、みんなで見ていたテレビの七夕特集がきっかけでした。
笹の飾り付けが綺麗で、わたしが熱心に見入っていたせいか、梢子ちゃんのお祖父ちゃんが、
どこからか笹を都合してきてくれたのです。梢子ちゃんによれば、
「お祖父ちゃんたら、孫がもうひとり増えたみたいでうれしくて、態度には出さないけど、
ナミのことついつい構いたくなっちゃうのよ」ということです。
なので今日は急遽、小山内家の縁側で、七夕さまの飾り付けをしています。
おもしろそうなので、すみちゃんや百子ちゃんも誘ったのですが、百子ちゃんは用事があるとかで
来られないそうです。もしかしたら用事というのはウソで、わたしたちに遠慮したのかもしれません。
色とりどりの紙を折ったりはさみを入れたり、すみちゃんは器用に飾りを作っていきます。
わたしも、わからないところはすみちゃんに習ったりして、紐状の長いものから提灯のような小物、
願い事を書いた短冊まで、すみちゃんに負けないくらいいっぱい作りました。
初めのうちは梢子ちゃんも手伝ってくれましたが、夕飯の準備があるということで途中で抜けたので、
あとの出来上がりは、すみちゃんとわたしの腕にかかっています。
飾り付けの手を休めないまま取り留めのない話をしているうちに、
どちらからともなく七夕さまの――織姫と彦星の話題になりました。
テレビの特集で七夕に興味を持ったわたしに、梢子ちゃんがいろいろと七夕さまのエピソードを教えてくれたので、
もちろん織姫と彦星の悲しいお話も知っています。天の河に挟まれて自由に会えないふたりは、
なんとなく、以前のわたしを思い浮かべるのだと、そのとき梢子ちゃんは言っていました。
「1年に1回しか会えないなんて、かわいそうよね」
笹に短冊を付けながら、わたしは言いました。
「わたしなんか、毎日会ってるけど、それでもまだまだ足りないって思うもの」
「えー、お姉ちゃんは贅沢だよう。わたしなんか、学校や部活がない日は、会いたくても会えなかったりするんだよ?」
すみちゃんはそう言って、ちょっと拗ねたような表情を見せます。
ふたりとも、「誰に」という名前を出さなくても、同じ人の話をしていたりします。
お互い暗黙の了解のように、想っている人はただひとりです。
「……そうね、わたしは贅沢かもしれないわ」
わたしは、飾り立てられた笹を見て、つぶやきました。
小山内家に迎え入れられ、梢子ちゃんはもちろん家族みんなに優しくされて。
わたしが好きな人みんなが、わたしを好きでいてくれる、これはとんでもない贅沢に違いありません。
「それでも足りないだなんて、きっと罰が当たるね……」
わたしの声は、ひとりごとと変わらないくらい小さい声だったはずなのに、
「そんなことないよっ」
すみちゃんは、わたしの顔を見て勢いよく言いました。
「お姉ちゃんは、今までつらいこといっぱいあったんだから、もっと贅沢でもいいんだよ?」
贅沢だと言い出したのは自分の方なのに、今度は真剣に否定する、そんなすみちゃんが可愛らしいのですが、
ここで笑うのは失礼なので、わたしは黙っていました。するとすみちゃんは、わたしが納得していないと思ったのか、
更に言い募ります。
「織姫と彦星って、自由に会えないのは確かにかわいそうだけど、でも、1年待てば必ず会えるってわかってるでしょ?
それよりも、待っても会えるかどうかわからない、どれだけ時間が経てば会えるかわからないっていう方が、きっとつらいよ。
それでもお姉ちゃんは梢子先輩を信じてたでしょ? 織姫にも彦星にも悪いけど、わたしは絶対、
お姉ちゃんの方がすごい、お姉ちゃんは頑張ったと思ってるよ?」
「もう、すみちゃんたら……」
うれしくてちょっと泣きそうで、わたしは、どういう顔をしたらいいのかわからなくなってしまいました。
「それに、頑張ったのは、すみちゃんも同じでしょ?」
自分の言ったことに今更恥ずかしくなったのか、うつむき加減のすみちゃんの髪を、そっと撫でました。
ばつの悪そうな顔をして、すみちゃんはわたしを見ます。
「すみちゃんにも梢子ちゃんにも、ずっと会いたいと思ってた。だから会えたんだって、わたしも思ってるわ」
「お姉ちゃん……」
わたしは、わたしなりの感謝を愛しい妹に伝えるために、すみちゃんの身体をぎゅっと抱きしめました。
飾り付けがほぼ終わった頃、
「なかなか綺麗にできたじゃない?」
歌と同じように、笹と飾りがさらさら揺れる縁側に、夏夜さんがやってきました。
「これで完成? 何か手伝いましょうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。あと1枚、短冊を吊すだけですから」
すみちゃんとわたしとで、たくさん書いた願い事の短冊も、残るはあと1枚です。
「あ、そうそう、夏夜さんの分も、願い事書いておきましたよ」
わたしは、手の中の最後の短冊を、願い事を書いた方は伏せて、夏夜さんに見せました。
「本当? うれしいわ、ナミちゃん。どんなことを書いてくれたの?」
「それは夜になってからのお楽しみです。夏夜さんの願い事を1番に叶えてもらえるように、
笹の1番高い所に吊しておきますね」
「あらあら、気になっちゃうわね」
そう言って夏夜さんも、夏夜さんとのやり取りを聞いていたすみちゃんも笑います。
わたしは、夏夜さんの短冊を吊す予定の、笹の先の方を見ました。
「でも……」
不安に思うことが無いわけでもありません。
「夏夜さんの願い事、ちょっと大変だから……。叶えようと頑張って、お星様が落っこちちゃうかも……」
それを聞いた夏夜さんは、
「ますます、何を書いたか気になっちゃうわ。早く夜にならないかしら」
そう言って、笹と、夜に向けて少しずつ薄暗くなっていく空を見上げます。
わたしも、今はまだ見えない星を探して、同じく空を見上げました。そして、こっそりすみちゃんの手を握って、
こんな穏やかな日がいつまでも続きますようにと、心の中でもう1枚、願い事の短冊を書きました。
■
その夜、夕飯の後片付けなどの雑用を終えた梢子は、縁側で、飾りも豪華な笹を見ていた。
ナミと、遊びに来たついでに夕飯も食べた保美は、仲良く入浴中である。
その彼女たちが精魂込めて飾り付けをした笹を、やっと家事もひと段落ついた今、見る時間が取れたのだ。
色紙などでできた飾りも可愛らしいが、1枚1枚手書きの短冊も、見ていて実に微笑ましい。
願い事は多岐に渡り、部活に関するものや、梢子の家族に関するものまで、様々だ。
ふと、笹の高い所にある短冊が目に付いた。
それはナミの字で、こう書かれていた。
夏夜さんが、ちゃんと就職できますように。
――ナミったら、こんな大それたお願いを……。
ナミの、さりげない(のを通り越して無謀な)思いやりに、ひとり目頭を熱くする梢子であった。
−おしまい−
投下終了です
ありがとうございましたー
いいお話だ…と思ったら最後のオチが!
カヤさんオチ要員かよw
誰もいないようなので、桂ちゃんにハァハァしておきますね
ここにいるぞー!
WKTKしてたらオチwww
誰もいないようなので、ホ☆シュしておきますね
>>403 ナミの語りかけの、文体が凄い上手いです。
なっちゃんは1年も無職なのですねw
その上、家事は梢子がしてるとは……
だってなっちゃんが家事なんて、小山内家壊滅へのカウントダウンですよ?
なっちゃんの家事・・・
「梢ちゃん、お帰りなさい。ごはんにする?それとも私?」
「裸エプロンはご近所迷惑だからやめてよ・・・」
桂って、意外と胸あるんだね・・・
>>411 桂はオサに比べて色気が足りんと思ってたがそんなことは無かったぜ。
いやむしろ事後っつうかヤル直前って言うか誘ってるって言うか・・・さすが誘いうけに定評のある主人公だぜ
この、抱き枕にありがちなシチュ絵とはいえ、それを清純主人公の桂でやられると、破壊力抜群だ。
この子、絶対誘ってるわよね!
って、柚明さんなら即襲うな。
裏表で同じ服だったら、やる前とやった後、みたいなストーリー考えられたのに
桂ちゃん縞パンしか履かないのかな?
柚明が履かせてる気がする
ここのエロ柚明さんは履かせない気もする
お泊りの時に、烏月さんが脱がせると
履いてないものは脱がせられない
烏月さんもパンスト以外履いてないけどな
SS投下します
グランド後、カヤオサもどき、タイトルは「夢の終わり」
気が付いたときには、胸騒ぎに似た負のオーラにまとわりつかれていた。
人の世に帰還し、請われるままに始めた女子高剣道部の臨時コーチ役も、
数えて今日で何度目か。普段なら、部活の時間が終われば自分の役目も終わりで、
後片付けに参加することも無く一足先に帰るのだが、原因不明のもどかしさを持て余し、
今日はなんとなく帰りそびれてしまった。結局、鳴海夏夜は、先ほどまで稽古を付けていた
剣道部員たちに交じり、更衣室を使っている。
いくら身だしなみには最大限の神経を使う年頃とはいえ、それなりに身体を動かしたあとだ、
部員たちの汗のにおいは、更衣室のそこかしこに漂っている。その身を鬼に変えられたせいか、
夏夜は通常の人間より嗅覚が鋭いようだ。それについては、これまで便利も不便も感じたことはない。
しかし今は、十数人の少女たちの中でも、常に注意を払ってしまう相手、梢子の汗のにおいを
無意識に嗅ぎ分けている自分を、夏夜は心なしか疎ましく思った。
ふと気付く。先ほどから自分を粟立たせている原因は、部活の時間に、梢子と竹刀を交えたせいだ。
久しぶりに真剣に、実戦に似た形で仕合ってみた。乱れる息遣いや、気圧されまいと抗う瞳に間近で触れ、
夏夜の中の鬼が、悦び高揚しているのだろう。或いは、梢子が纏う《剣》の残滓に反応したのか。
視線を感じ顔を上げると、ちょうど着替え終わったらしい梢子と目が合った。彼女は軽く笑みを浮かべ、
夏夜に呼びかける。
「夏姉さん、たまにはいっしょに帰りましょう?」
「あ、そうね、着替え終わるまで、もう少し待ってね」
取りあえず雑念を振り払う。当面の作業に集中しつつ、夏夜は、思い至ったことを口にした。
「梢ちゃん、シャワーは? 浴びなくていいの?」
「うん、今日はいいわ」
着替えひとつも他人にペースが追いつかず、思考も遅れること数拍、ようやく梢子の言動の解を見つける。
彼女は多分、自分に気を遣ったのだ。
着替えるときは、更衣室の片隅で、裸体を見られないよう周囲に気を配る。多少の汗をかいても、
夏夜はここでシャワーを借りることはない。自分の身体を縦横に走る傷痕を、
荒事とは無縁の女子高生たちに見られるわけにはいかないからだ。その自分と帰宅時間を合わせるため、
梢子は自身の作業を省略したのだろう。
「お待たせ、梢ちゃん」
着替えを終え、他の部員たちに帰りの挨拶をしたりされたりして待っていた梢子と、連れだって歩き出す。
最近は、肩を並べて歩く際の、梢子を見やる首の角度にも慣れてきた。
意味の無いこととは思いながら、ついつい8年前を思い出す。手を伸ばすにはちょうど良いところにある頭を撫で、
無邪気に見上げてくる笑顔を受け止め、時には視線の高さを合わせるためにしゃがんだりもした。
自分には昨日とさほど変わらない距離にある記憶は、しかしこの子からはちゃんと8年分の距離があり、
幼児に近い少女から大人に近い少女への8年は、80年にも800年にも匹敵する。
つまり、やっぱり比較するのは無意味なのだ。
隣を歩く梢子より、やや遅れがちな自分の足並みに苦笑する。そういえば、小さかった梢子に
歩幅を合わせる必要は、もう無い。
帰宅後、落ち着かない気分のまま自室に引き上げ、何をするでもなく
手持ち無沙汰でいた夏夜は、梢子の自分を呼ぶ声で我に返った。
「夏姉さん、お風呂の準備できたわよー」
台詞と声の届き具合から判断する限り、彼女は、浴室もしくは脱衣所あたりにいるらしい。
夏夜が剣道部のコーチで汗を流した日は、夕飯前に入浴を済ませることも多い。
今日は帰宅時間が同じだったからか、梢子がその準備をしてくれたようだ。
慌てて着替え等を用意し、部屋を出る。
「ありがとう、梢ちゃん」
脱衣所で夏夜を待つ形になった梢子は、夏夜が来ても出ていく素振りは見せず、
屈託の無い顔で言う。
「ねえ、今日は私もいっしょに入っていい? 久しぶりに背中流してあげるわ」
断る理由は無いけれど、梢子の言葉は、夏夜を戸惑わせた。自分の傷痕が梢子に
余計な負い目を感じさせてしまうことが嫌で、更にいえば、
彼女の肢体に対する禍々しい欲望を押さえることが困難で、基本的に梢子と入浴することは避けてきた。
ここ最近、梢子の方からもそういう申し出が無かったのは、夏夜の心情を汲んでのことだと解釈していただけに、
今日の梢子の誘いが何を意味するのか、それとも何の意味も持たないのか、計りかねて首を傾げる。
そうこうする間にも梢子は手早く服を脱ぎ終え、既に浴室の中だ。考えてもしょうがないと、
夏夜もそれに続く。裸身以上にその白さを際立たせている傷痕を、漂う湯気が隠してくれればと、
あり得ない望みを抱きながら。
梢子と並んで湯船に浸かり――当然ながら、8年前より中は窮屈だ――
心地よい湯の熱さに身を任せて目を閉じた。身体の至るところが解されていくような浮遊感を味わいながら、
同時に、古傷のみは解されず、その部分だけ自分のものではない、もしくは、
その部分以外は自分のものではない、奇妙な感覚に襲われる。
「汗をかいたあとはやっぱり、シャワー浴びるより、お風呂の方が気持ちいいわね」
夏夜の隣で梢子は、満足げな声で言う。そういえば、部活から帰った梢子には、
普段はもう一仕事、夕飯の支度という役目が待っており、ゆっくり風呂に浸かる暇は無い。
今日はいいのだろうか? 疑問に思い、目を開けて梢子の方を見た。視線を受けて梢子は、
「今日はね、夕飯、ナミが作ってくれるんだって」
「ナミちゃんが? それは助かるわね」
納得して、夏夜は再び目を閉じる。なるほど、今日に限って梢子が入浴を共にと言い出したのは、そのせいか。
つまり彼女は持て余しているのだ。時間を。或いは、余計な庇護欲を発揮しないとも限らない自分自身を。
小山内家の住人となってから日は浅いが、ナミは早々にこの家に馴染んだようだ。
夏夜も、素直で可愛らしく、芯の強いナミが好きだ。
ナミがいてくれて良かったと思う。それは心から思う。あの卯良島での出来事を経た今、
梢子とお互いを支え合っていけるのは、ナミしかいない。
「ナミったらね、受験勉強で忙しいはずなのに、私に頼ってばかりだと悪いから、
家事とかいろいろ覚えていきたいって言うの。別にそこまで気を遣わなくていいのに、ねえ?」
同意を求めるかのような口調で梢子は言うが、しかし取り立てて同意が欲しいわけではなく、
仲の良いカップルの惚気のようなものだと心得ているから、夏夜も特に意見は挟まない。
ただ黙って微笑み、水面の揺らめきに思考を任せる。
決して嫉妬ではない。夏夜の胸の奥で密度を増していく想いを、ありがちな言葉で形容するなら、
ただ純粋に悲しみだろう。梢子に影のように付き従っていた自分の居場所は、8年を経て変わった。
8年前とは違う梢子と自分の距離は、多分、昔からそうであったように固定され認識されるのだろう。
梢子の隣には、彼女にふさわしい相手がいるのだ。
何の不満がある? 願いは叶ったのだ。教えられた偽りに翻弄され、この身は鬼と成らされたとはいえ、
結果的に梢子は贄にもされず、自分はどうにか生き長らえている。それのどこに、
より良い結末が入り込める隙間がある?
何度となく自分の中で繰り返される問いに、やはり今日も有用な答えを返せない。
湯を波打たせて梢子が立ち上がった。なめらかな身体から、弾かれた珠のように水滴が滑り落ちる。
「夏姉さんも上がって。背中流してあげるから」
促され、梢子に背を向けて洗い場に座った。程なくして、リズミカルな刺激が背中を擦る。
ずっと以前にも、まだ小さかった梢子に、背中を流してもらったことがある。
どうしても洗ってあげると聞かなかった梢子に、望みどおりに夏夜は背中を貸したのだ。
当たり前だが、そのときと今とでは、背中に受ける刺激はまったく違う。気を抜いていると倒されそうで、
それでいて、背中のすみずみまで行き渡る力強さが、不思議に背筋をざわめかせる。
愛する人と夜を共にし、相手に身を委ねて思うままに扱われたなら、きっと今と同じような
慈愛に満ちた安心感を味わうのだろう。その経験も無いのに想像し、
火照りから冷めかけていた身体は前にも増して熱くなる。
「はい、終わったわよ。お湯かけるわね」
梢子の声で、たゆたう思考は霧散した。努めて何事もなかったように、夏夜も応じる。
「ありがとう梢ちゃん、気持ちよかったわ」
振り向いて、今度は梢子に背中を向けさせようとした。一瞬、向かい合う形になった彼女の視線が、
夏夜の傷痕の上を走る。何かを言いかけ、しかし同時に言葉を探しあぐねているかのような梢子を
こちらも視線で制すると、彼女は淋しげな笑みを残し、おとなしく白い背中を夏夜に見せた。
もう梢子がそれを気にする必要はないのだ。傷痕は傷痕に過ぎず、夏夜の傷は、もうそんなところには無い。
為す術も無く夏夜を貫く新たな傷は、梢子からは見えない。見せるわけにはいかない。
夏夜はたまに想像する。あの忌まわしい事件が起こらず、この8年も共に梢子と過ごしていたなら、
自分は、自分たちはどうなっていただろう。やはり、成長と共に、梢子は自分から遠い存在になっただろうか。
空白があるからこそ、梢子と自分の関係が、以前より密接でなくなったことを受け入れることができるのだ。
徐々に関係が希薄になっていくのを、すぐそばで傍観するしかなかったとしたら、身を切られるよりつらかっただろう。
いや、何を終わったことのように言うのだ。それは過ぎた痛みではない。
深く考えもせず、心とは別に手は動いていた。昔の手順を身体が覚えていたのかもしれない。
梢子の背中を洗い終わると、次にこちらを向かせ、その前面にも続けて手を伸ばし掛けたところで、
「夏姉さん、そっちはいいわ。自分で洗うから」
苦笑した梢子に押し止められた。
「あ、……そうね」
泡立ったスポンジが、夏夜から梢子の手に渡る。それは彼女の首筋を、鎖骨を、乳房を、
思うままに這っていく。夏夜がよく知っていたあの頃とは違う、曲線豊かな身体を、味わうようになぞっていく。
手持ち無沙汰を装い、夏夜は再び湯船に退散した。しかし、そう広くはない浴室だ、
梢子から視線を外そうとするのは不自然で、かといって洗い場の梢子に背を向けて湯船に浸かるのも、
取って付けたようで不自然だ。しょうがなく目を閉じても、目蓋の裏には梢子の肢体が浮かび上がる。
この子は成長した。人としても、女としても。もう、手放しで自分を求めてきた8年前とは違う。
時を経るというのは、そういうことなのだ。
ただ漠然と思い描いていただけで、約束があったわけではない。けれど、自分の未来は梢子と共にあると、
あの頃は信じて疑わなかった。梢子もそれを望んでいるとさえ思っていた。時を経た今、
日の目を見ないままに、その夢は夏夜の胸の内のみに納められた。成長した梢子は、
移ろわなかった自分からは絶望的に遠い。
「――夏姉さん? なっちゃん、寝ちゃ駄目よ?」
目を閉じたまま微動だにしなかった夏夜を不審に思ったのだろうか。自分を呼ぶ声に目を開ければ、
窺うように夏夜を見つめる梢子の顔が、目の前にあった。
「え、……ああ、眠ってはいないわ」
そう言ってはみたものの、いつの間にか梢子は洗髪も済ませたと見えて、
荒く水気を取っただけと思われる髪は、ほの明るい照明の下でも、艶やかにきらめいている。
ふっと表情を崩し、「まったく、しょうがないわねえ」と言わんばかりに、梢子は薄く笑んだ。
「私、先に上がるわね。そろそろ夕飯の支度できる頃だから、夏姉さんも、あんまり遅くならないでね?
それと――」
他に聞く耳があるわけでもないのに、内緒話のように声を潜めて彼女は言う。
「問題ないとは思うんだけど……夕飯、もしもおいしくなかったとしても、
ナミには気付かれないようにしてもらえると助かるわ」
「ええ、それはもちろん。でも、ナミちゃんのことだから、きっと大丈夫よ。私とは違うわ」
夏夜の返事に、「それはそうかもしれないけど」と苦笑しながら、梢子は浴室から出て行った。
ひとり残された夏夜は、這い出るように湯船から洗い場へ移動する。必要以上に浸かりすぎたせいだろうか、
手足の動きがぎこちなく、身体の芯が熱い。
――私とは違うわ。
自身が不用意に放った言葉が、耳の奥で反響する。
違うことは承知している。しかし同時に、違うことが悲しくてたまらない。今の梢子とナミの関係は、
かつての夏夜と梢子だ。自惚れではなく、梢子の世界のすべてが夏夜だった時も、確かにあったのだ。
そのまま誰よりも梢子の近くで、梢子と共に生きたかった。手を取り合って、暖め合って、想いを交わして。
鼓動の激しい左胸へ、手を伸ばした。豊かなふくらみと尖った先端が、夏夜の右手に触れる。
目を閉じれば、梢子の裸体が残像となって現れた。どうしようもなく、夏夜は梢子を求めていた。
梢子に触れたい。口付けたい。その想いに導かれ、手の中の感触が彼女のものであるかのような、
彼女がすぐそばにいるかのような、邪な錯覚に囚われた。
「梢ちゃん……」
彼女の胸に伸ばされた手は、反応を確かめるように、妖しく蠢く。人差し指で固くなった先端をいじると、
梢子の残像は軽く顔をしかめ唇を噛んだ。
(「……っ、んっ……!」)
慣れない刺激に、夏夜も身を硬くする。しかし手は休むことなく夏夜の――梢子の乳房を弄び、
嗚咽のような喘ぎが漏れる。
「……あっ、梢…ちゃん」
(「んぁっ、……な、なっちゃん、駄目……」)
身悶え夏夜を制止しようとする梢子に構わず、愛撫は続く。乳房だけに留まらず、首筋を経て髪や耳たぶ、
半ば開きかけている唇にも、指を這わせる。
梢子の舌に指を絡めると、熱に浮かされたような目をして、彼女は一心にそれをしゃぶった。
赤ん坊のような仕草でありながら、淫らな息遣いが性的な興奮を物語っている。夏夜もたまらず、
梢子の唇に自分のそれを近付け、自分の指ごと、彼女に吸い付いた。
(「……んんっ、……ぅあんっ」)
呼吸はいつしか同調し、そのリズムに合わせて、お互いの舌も絡まり合う。それ自体が
意志を持った生き物のごとく、夏夜の侵入を焦らすように拒んだり、逆に誘うように隙を見せたり、
梢子の舌は夏夜を翻弄する。
空いていた夏夜の左手は、胸と下腹部の表面を撫でながら進み、足の付け根に到達した。
梢子の反応を見ながら、中心を覆うように少しずつ刺激を加えていく。
(「ふぁっ……、ゃ……あぁ」)
「梢ちゃん、……すご……い、濡れ……」
不規則に強弱を付け、絶えず梢子を責める手は、彼女から溢れ出た蜜を受け止めた。梢子が感じている、
自分の手が梢子を感じさせているということが、夏夜の興奮を更に加速させる。
もう理性の歯止めは利かない。爪で傷つけぬよう慎重に、梢子の中心に中指を差し入れた。
別の指では、襞に隠れた突起を探る。強い刺激を加えなくとも、突起の表面を撫でさするだけで、
梢子の身体は大きく波打ち、中のざらついた壁も収縮する。
(「ひゃ……あ、ぁあっ、だっ、……っ」)
呼吸は乱れに乱れ、もはや言葉は言葉にならない。梢子の目には涙さえ浮かび、しかしそれは
夏夜の責めを非難するものではなく、むしろ悦びであると夏夜は信じて疑わない。
「うれしいわ、梢……ちゃん、梢ちゃんの、っ、すごい……っ!」
痙攣するように身体が震える。頂点は近い。突起をいたぶる指は激しく動き、蜜の滴りは手首にまで及ぶ。
もう片方の手は梢子に――夏夜にしがみつくように、指が、爪が、柔らかな乳房に食い込む。
そして夏夜は――梢子は、
「……く、んぁあ、梢ちゃん、も、ぁ……」
(「なっ、夏姉さん……、なっちゃ……あ、あぁっ……!」)
「っ、梢……ちゃん……っ!」
ふたり同時に、達した。
放心したままで、夏夜は洗い場に座り込んでいた。全身を倦怠感が包み、
頭の中は質量を持った闇で占められている。思考がうまく働かない。
ふと冷えを感じ、ようやく時間の経過を自覚した頃、タイミング良く――いや、悪く、か――
人が近付く気配がしたかと思うと、浴室と脱衣所とを隔てるガラスに影が映った。
「夏姉さん? そろそろ食べられるんだけど。まだかかりそう?」
「え、あ、……うん、大丈夫、すぐ行くわ」
しどろもどろに返事をし、慌てて行為の痕跡を洗い流す。胸の奥のしこりはともかく、
取りあえず目に見えるものは消えて無くなった。
出来うる限り手早く服を着て脱衣所を出ると、かすかに呆れた表情で梢子が待ち構えていた。
「やっぱり寝てたんでしょう?」
真っ直ぐに梢子と相対するには少々後ろめたくもあり、燻る燃えさしを気取られないように、
視線をやや逸らして夏夜は答えた。
「そうね、……そうかもしれないわ」
すべては、眠りの中で――現ではない場所で終わったことだ。
「ちょっと、夢を見ていたの」
梢子と自分は多分、夢の中で終わる運命だったのだ。
漂う空気に、鬼である夏夜の食欲さえも刺激するにおいが混ざっている。ナミが腕を振るった様子が想像され、
意識せずとも、つい口元が綻びていた。このにおいなら味も大丈夫だろう、梢子の心配は杞憂に終わる。
「行きましょう、ナミが待ってるわ」
梢子が先に立って歩き出した。夏夜もそれに続く。
梢子と自分は終わる運命だったとしても、せめて彼女たちは――梢子とナミは、
尽きることない幸せを享受して欲しい。今はただ、それだけが望みだ。
――梢ちゃん、あなたはナミちゃんの手を放さないで。私と同じ道はたどらないで。
「え? なっちゃん、何か言った?」
梢子は振り返って、訝しげに夏夜を見た。ううん、別にと首を振り、立ち止まった梢子を追い抜いて夕飯の場に急ぐ。
その背に、小さく、しかしはっきりと、梢子の声が聞こえた。
「大丈夫、心配いらないわ。――ありがとう、なっちゃん」
−終−
投下終了です
長々と失礼しました
乙です!
なっちゃんエロイけどかっこいいよ・・・
夏姉さんの、心の機微が凄いです。
それに身体の表現が艶めかしい。
梢子が湯船から上がったところ、脳内で鮮やかに映像化されました。
GJ! せつねぇ……
久々に変態じゃないなっちゃんを見た
変態じゃないなっちゃんなんて、幻なのさ
キミは夏の幻を見たのさ
真面目なカヤさんは、まさしく真夏の夜の夢・・・とういうことか。
いつだって、彼女は変態でニートってわけ。
梢ちゃんとの、結婚行進曲
437 :
さばかん:2009/07/27(月) 04:16:08 ID:AplIbm+0
朝早くから投下させていただきます。
タイトルは百合短編
438 :
百合短編1:2009/07/27(月) 04:16:58 ID:AplIbm+0
夏姉さんを救え!
夏夜が梢子を残して宗次の元へ向かって
暫く経過し、鬼の踏み石から汀とコハクがやって来た。
夏夜が宗次の所に向かった事を伝えると梢子が厄介な物を
押し付けた。
「はい、汀。《剣》」
「わあ!!オサ、渡すならコハクさんに渡して!」
「謙虚ね」
汀が気持ち悪い物を押し付けられたように拒否する。
それに対して冷静な梢子はコハクに渡そうとして。
「うわああああああああ!」
梢子が急に大声を出し、汀の方に向かって差し出す。
「ぎゃああああああああ!」
さっきよりも顔を歪めて素早く距離を離した。
「お、オサ!あんた何すんのよ!」
「い、いやあ…つい」
何となくしたくなったらしい。
「おい、梢子!《剣》をそんな事に使うな!全く…」
と、コハク。
「ごめんなさい」
梢子が改めてコハクに《剣》を渡す。
もう一度さっきの様な事があるのではないかと思った汀は梢子と
距離を取っていたが再び距離を戻すと。
「うわああああああああ!」
今度はコハクが《剣》を手に汀に近付く。
「ぎゃああああああああ!」
今度は反射で汀が前蹴りをコハクの腹に炸裂させコハクが膝を崩す。
「うっ、汀…冗談が通じんやつめ」
「可愛らしい冗談じゃない」
「全くだははははは」
再び立ち上がったコハクは大声で梢子と笑った。
汀は早くも不安になった。
439 :
百合短編2:2009/07/27(月) 04:17:30 ID:AplIbm+0
根方の家へ向かい色々調べ、数ある洞窟の中人の手が加わった洞窟を
見つける。
「多分ここでしょうね」
暫く歩いても特に何も無い。
退屈したのか、汀が自分の棍を見せ付ける。
「ねぇオサー。私の棍って刀が仕込んであるのよーほれほれ」
「へぇ…」
「そうか」
全く関心が無いのか、二人ともそっけない返答。
挫けず、汀は続ける。
「私は普段これを居合い切りの様に使うんだけど、なんで剣戟に
使わないか分かる?」
自慢げに汀が語ると。
「仕込み刀は隠す事が目的だから耐久性が弱く剣戟に向いて無いから
でしょう。第一、抜刀術って片手だから威力も微妙だし必要だったら
刀も一緒に持っていけばいいでしょう。警察に見つかると厄介だから?
それだったら棍も見つかったら駄目でしょう?だったら一緒に持ってけばいいのに」
梢子が素っ気無く返答する。
「オサ冷たい、つまんない…」
汀がしゅんと仕込んだ刀を戻すと何か思いついたのか。
「うわああああああああああ!」
汀が叫んで、仕込んだ刀を少しだけ出し梢子に近寄る。
「あー分かった分かった」
「汀は諧謔だな」
またも素っ気無く返され、汀は自分を省みて顔を真っ赤にした。
暫く歩いていても特に何も起こらず、広い場所に着いた。
「瓏琉は…いないか」
コハクが部屋を確認すると、梢子は夏夜の元へ向かった。
「夏姉さん、夏姉さん…起きない」
円で出来た、頂上だけ長方形のピラミッドの様な所の頂上
に汀と梢子が辿り着く。
「オサ、根方の家からぱくって来たヒノクスリでも飲ませる?」
「うーん…そうね」
梢子が夏夜にヒノクスリを飲ませようとすると夏夜の手がヒノクスリの
入ったビンをはらって、自分の唇を指差した。
「…夏姉さんったら」
「おい」
440 :
百合短編3:2009/07/27(月) 04:20:10 ID:AplIbm+0
むねつぐと!
「おい、宗次!さっきから同じ所ばかり歩いてる気がするぞ!」
宗次と瓏琉は祭殿へ向かっていたのだが、瓏琉の指摘の通り同じ場所
ばかり歩いていた。
「……」
宗次が立ち止まる。
「どうした?」
「迷った」
「…ついにボケちまったか。さっき鳴海夏夜を置いて来たばっかりだぞ!」
「迷った」
「お前…誕生日にDSと脳トレセットでプレゼントしたのやったのかよ!」
「それなら、切って捨てた」
「捨てるなよ!」
「冗談だ。実は色々あってな…」
少し前。
宗次は剣術の鍛錬を終え家内で休んでいると、感覚が敏感になっていたのか、その
気配に気付く。
「誰だね?人の家に無断かつ土足で入って来たのは」
宗次が見るとそこには小さい女の子がいた。
「ごめんなさい、ボールがおじさんの家に入って」
泣きそうになる幼女を必死に励まそうとする。
「ああいや、いいんだ」
「土足って…みくの足汚いんだー!!!」
「私が悪かった!だから泣くのはよしなさい。
そうだ、このゲームをあげよう」
「おじさん有難う!」
441 :
百合短編4:2009/07/27(月) 04:21:51 ID:AplIbm+0
「と言う事があってだな」
「なら、仕方ないな。俺も覚えてないし、一旦屋敷に戻るか」
屋敷に戻ると、居間でゆっくりと休む事になった。
「バナナと乳製品と同時に取ると、脳が活性化
するって漫画で言ってたぞ」
瓏琉が冷蔵庫の中身を確認するとどっちも無かったりする。
「そう言えば」
「何か思い出したか?」
「何故あのDSは黒色だったんだ?私は白が好きなんだが」
「あれは黒じゃねぇ!ミッドナイトブルーだ!
クールでカッコいいだろ?いや、今はそれよりも順路を思い出せよ」
宗次が腕を組み必死で思い出そうとしていると、瓏琉が携帯を弄る。
「とりあえず脳を活性化する為にも俺の携帯にある脳トレでもやってみるか?
って…バッテリーの残量が無ぇなぁ。宗次、充電器あるか?」
「待っていろ」
宗次が渋々立ち上がり、箪笥の引き出しを漁る。
「あったぞ」
「すまねぇなぁ。さて、俺の携帯に合うかなって…これ、DSの
充電器じゃねぇか!本当に馬鹿だなお前は!」
「馬鹿とはなんだ?目上でも言っていい事と悪い事があるぞ」
「本当の事言って何が悪いんだよ?」
「そういえば…」
「怒って何か思い出したか?」
「充電器が無くて困るのでは無いだろうか、みくちゃん」
「みくちゃんから頭離せよ!」
「いや。そのみくちゃんが私の娘とそっくりで」
「宗次…」
瓏琉が気遣う声色を出すと。
「と言う訳ではないのだが可愛くてな」
「ボケよりももっとやっかいな病だな宗次!」
瓏琉は《剣》でなんとかするかと、気楽に思い居間をごろごろ
する事にした。
「夏あちー…」
442 :
百合短編5:2009/07/27(月) 04:22:24 ID:AplIbm+0
烏月と枕
(桂さんの抱き枕カバーが発売するらしい。
どれどれ…早速覗いてみよう)
ホームページを覗く烏月。
(期待を裏切らず縞パンツ!しかし、胸が大きく無いか?
こんなの桂さんじゃない!だれがこんなものを)
数日後。
「買ってしまった。早速枕に付けてしまった!
こんな所を桂さんに見られたら…」
「烏月さん…」
「桂さん!!!」
なんとかしようと画策した烏月は。持っていた維斗を抜き。
「桂さん危ない!現身を持たない見えない鬼が!
桂さーーーーーーーん!
ふふっ…残念だがそれは偽者だ。喰らえ、千羽妙見流鬼切り!
オンマカシリエイジリベイソワカ!」
「あの…烏月さん」
「ああ、桂さん。こんな所に…偶然にもダミーに使われた抱き枕が…
似てますね」
「烏月さんのエッチ」
そんな烏月が好きだったりする桂であった。
朝から腹が痛いw
「うわぁぁぁぁ」がつぼでした!
オサの露出狂シリーズでもすごく変態でしたしね。
・・・いや、あれは全員変態でしたが。
ヘンタイはタイヘン
すみません、悪気は無いはずです・・・
オサは、あの白いグラビア水着を言われるまま着ちゃうところで、露出狂でMであることが判明しました
(剣道部・部室(または体育館、または更衣室)にて、部員全員がいる中で)
「オサ先輩っ、そろそろ我慢できなくなってきたんじゃないですか?」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら、百子は梢子に声をかける。
どうやら梢子は地面にしゃがみこんで、必死になって何かに耐えているよう。
顔は赤く、呼吸も少々乱れているようだ。
「そんなに無茶しなくていいんですよ?したいならここでしちゃえばいいじゃないですか」
「っ、だ、誰がこんなところで…!」
そう反論してみるものの、実際問題、彼女は我慢の限界であった。
本当は、今すぐにでも、したい。
それが正直なところではあるが、こんな場所で、しかもこんな大人数の前で痴態を晒すなどしたら、果たして一体どうなってしまうだろうか。
変態だと笑われるだろう。淫乱だと罵られるかもしれない。
そんな恐怖が脳裏によぎるが故に、かろうじて今の状態を保てていた。
「む…やっぱりオサ先輩が頑丈な人ですね。あれだけ飲ませたんだからすぐにしてくれるかなって思ってたんですけど…」
なかなか自分の思い通りにいかず、百子は不満を漏らす。
と、そんな中。
「百ちゃん、百ちゃん」
「ん?何、ざわっち?」
百子の親友であり、部のマネージャーでもある保美が名乗り出た。
「わたし思ったんだけど…」
もしや現状打破の秘策だろうか。
なんとかして今の梢子を堕としたいと考えていた百子は、何でもいいから言ってごらん、と保美の声を歓迎する。
そんな彼女の声におされて、保美は姿に似合わぬ大胆な提案を申し出た。
「梢子先輩のあそこに口つければ、すぐに出るんじゃないかなって。」
「おおお!?」
ある程度大胆なのは予想していたが、まさかここまでとは考えていなかった百子は驚きの声をあげる。
手で弄る、ではなく口をつけるというのがまた、なんとも。
「…それにわたし、一番に飲みたくて。
梢子先輩の、おしっこ…」
続きません。
続いてほしいダス
なぜだ・・・
なぜこうもオサはこういうシチュが似合うんだ!
オサ先輩はふだんの凛々しさとのギャップが魅力だから!
初めての時に保美にリードされる様なんて妄想したらもう・・・っ
>>450 攻めはオサだけど、困惑してるオサをリードする保美か
もちろん保美も初めてで、余裕を持ったリードではなく、手探りで初な感じだよな
まあ、その家系で呪いが出た人間は、一生ふぼんなんだろうな
誤爆した
すまんこってす
ところで、夏コミにアカアオ関連の同人誌は、どれくらい出るんだろ?
松原小学校が全年齢向けアカイイト本で新刊を。
良く話題に上がるところではそれくらいか。
検索かけたところでは、他に5〜6件ありそうだけど・・・。
なるほど
まあ地方在住の身としては、買いたくても通販に頼るしかないわけだが
去年のぽち先生のような目玉本は無いって感じかぁ
毎回安定したえっちを描いてくれるリサーチウォーカーは、例によって情報なしだが、
何事もなければ新刊あるだろう・・・
毎回同人誌でレズものビデオ紹介してるところが個性的
アカアオ関連同人誌の購入報告は、ここで待ってればいいのか?
それとも本スレか?
エロはこっち 健全は本スレでいいんじゃないかな
エロは3日目に期待
よし、期待しつつ3日目まで寝る
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす
百子を表した歌に思える
アカアオの同人誌って、結局どれくらいあったんだろ?
誰か知りませんか?
ざっと見て、4サークルくらいあったような気がする。
買ったのは松原小学校さんとこと、桂ちゃんコピー本のとこだけだったので、あまり語れない。
我々の期待するようなエロ同人誌はなかったと思う。
>>457 まさかの新刊ソルフェージュ本(成人向け)だったw
これはこれで大変嬉しかったのだが
アカアオ本じゃなくて、俺はちょっと残念だった…
そこの人が描く、ヘタレ攻めのオサと誘い受けの保美の組み合わせはなかなか良かったんだ
ヘタレ攻めオサのエロって、SSではよく見るけど、漫画でも見てみたいなあ
残念・・・
リサーチウォーカーはそのシチュで2冊、18禁ものを出してる。
もう、アカアオでは本出さないのかな
圧縮までは余裕があるが、上げておいた方が良いのだろうか?
上げるほどのネタがないのが苦しい・・・
じゃあ、エロらしく、オサは下着はどんなものを履いているのか考察しようじゃないか
とりあえずスポーツショーツに一票
私もスポーツショーツに一票
健康的で、似合うよな
逆にナミにはどんな下着をあげたんだろうか
オサのお古かな? それとも一緒に買い物に行って、
「これ可愛いです♪」みたいなナミにカルチャーショックを受けるのだろうか
後者のSSが見たいな
百合ものだったら、女の子同士で下着を買いに行ってイチャイチャしてもらうのは鉄板だよな
「梢子さんはこういうものを着るべきです!」
「ちょっと綾代、私そんなシルクのなんて着ないわよ?」
「そうですか?似合うと思うのですが・・・残念です」
「ああ、ご、ごめん・・・」
「それでは、こっちをどうぞ」
「ありがとう・・・って何これスケスケじゃない!」
「すみちゃんはこういうのは着ないのですか?」
「お姉ちゃん、さすがにそんなの履いたら、梢子先輩にひかれるよ」
おまいら一体今までどこに潜んでいやがったんですか
俺はいつだってエロ妄想してるよ
とりあえず百子は幼いころに桂ちゃんから影響受けて縞パン
ノーパンスタイリスト
「ね、ね、ざわっち、これ見て」
「どうしたの、百ちゃ――は、派手だね――」
「ふっふっふ、ざわっち、意外にオサ先輩がこういう下着着てるかもしれないよ」
「しょ、梢子先輩が――
ざわっちの妄想タイム
先輩がこんな下着を……。
触れるだけで浄化されそうな、清楚なシルク。
いや、清楚と見せかけて、時には可憐に、時には妖艶に、
自由自在に着る者を演出する魔法を併せ持つシルク! それも情熱の赤!!
こんな小さい面積のブラでは、先輩のたわわなお胸を包み込めない、包み込めるはずがない、
けれど、こぼれそうなきわどさが、逆に乙女ゴコロを揺さぶる……。
ああ、その谷間! わたしが顔を埋めるのを待っているんですね?
その場所は、わたしがダイブするために存在するのですよね?
そしてそして、禁断の三角地帯を彩るパンティ……。
アクティブな先輩にはそぐわないようなミスマッチ感が、余計に背徳の世界へとわたしを誘う、
ほどいてくれと言わんばかりの、まさかの紐パン!
あ、駄目、手が、手が勝手に動いちゃう! 隠された蒼い蕾に、手が届いちゃうっ!!
保美まで変態に……。
――っち、おーい、ざわっち〜?」
「はっ、百ちゃん、ごめん」
「オサ先輩は、どんな姿でしたか?」
「うん、スポーティな身体つきなんだけど、やっぱり女の子で……って、百ちゃん!」頬を染める保美
「ざわっち……」
「うぉほん、それはともかく、ざわっちに似合いそうなの、見つけたよ」
しばらく逡巡したのち応える
「う〜ん、ちょっと……試着してみよう…かな」
「百ちゃん、ちょっとそこで待ってて」
「ね、百ちゃん」
「どした、ざわっち」カーテンを僅かに開き、顔だけを出す保美
「ちょっと、見て欲しいんだけど」
「?……!?」
予想外の展開に狼狽える百子
「どう……かな?」
「いいよ! すっごく似合ってる、めっちゃかわいいよ、ざわっち!」
「ありがとう百ちゃん。……梢子先輩も、かわいいって言ってくれるかなあ……?」
「もちろんだよ、オサ先輩だって絶対イチコロだよー?」
「……でもね、最近思うの。かわいいだけじゃ勝てないって」
「へ? ……勝つって?」
「かわいさじゃ維巳お姉ちゃんに勝てないし、強さでは夏夜さんや汀さんたちに勝てない。
いっそのこと、わたし、変態キャラとかで勝負した方がいいのかなあ……?」
「ざわっち、それは無理だと思うよー? そっち方面は姫先輩に勝てるわけないでしょーが」
……なんか変な方向に行きそうだから、軌道修正よろ
「呼びました?」
「って、わぁあ、姫先輩!」
「綾代先輩!おとなり(の更衣室)だったんですか」
「ええ、今日は梢子さんからナミちゃんを借りて、下着選びに来てたんです」
「そこはかとなく犯罪の匂いが・・・」
「ちょ、ちょっと百ちゃん!」
「それよりこのナミちゃんを見てください!どう思います」
「ウホッ、セクシー」
「お、お姉ちゃんなんて格好に・・・ああ・・・」
「ざ、ざわっち〜?気を確かに!傷は深いぞ」
「綾代さん、これ、おまたの所がスースーします」
「とてもいい格好ですよ?」
…軌道修正したつもりが脱線した
「う〜ん…う〜ん…」
「夏姉さん!夏姉さんってば!!」
「あら…梢ちゃん?」
「昼寝してたら急にうなされてたけど、変な夢でも見たの?」
「えーと…確か保美ちゃんと百子ちゃんが……そこに綾代ちゃんがナミちゃんに………ぶふう〜〜〜っ!」
「きゃあああっ!夏姉さんっ!急に鼻血を噴き出さないでーっ!!」
「まったく…従姉ってのはこんな人ばっかりなのかしら?」
「ゴメンね……そういえば梢ちゃん」
「何?」
「さっき、どこに行ってたの?」
「買い物よ…百子と保美達と」
「何買ったの?」
「水着よ…こないだの合宿で買ったヤツよりもすんごいヤツ……見る?」
「どうせなら梢ちゃんが着た姿を見たいわ」
「え?……まったく」
水着に着替えて来て、夏夜の前に立つ。
「似合う?」
「梢ちゃん……ぶほーーーーっ!!」
「きゃあああっ!なっちゃーんっ!!だから鼻血を噴き出すのはやめてぇーっ!!」
軌道修正してないような気が……。
ここから、あのテレカのイラストに繋がるわけか……
この一連の流れは・・・
保管庫に入れた方が良い?
続きが来そうなら、もうちょっと待ってようか・・・
待とう
「・・・はあ、ようやくなっちゃんも落ち着いてくれたわ・・・。それにしても、私に水着であんなに鼻血出すなんて」
どきどき
「もう、夏姉さんの意気地なし」
トテトテトテ
「梢子ちゃん、ただいま帰りました」
「ああ、お帰り、ナミ。いっしょに行けなくて悪かったわね」
「いえ、綾代さんが親身になって選んでくれましたから。ところで夏夜さんはおでかけですか」
「ああ、奥の方で寝てるわ」
「あれ、今日はハローワーク行くって言ってまし」
「そ、それさておき。ナミ、何を買ってきたの?」
「これです。なんか、ちゃんと履いているのに、お股の所がスースーします」
ぴらっ
「ぶほっ!?」
「梢子ちゃん?」
「(な、ナミのプニプニツルツルのあそこがぬ、布に挟まれて、あ、くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
「・・・ナミ、ちょっと寝室へ行きましょうか。もう少しそこ、良く見せてほしいの」
「梢子ちゃん目が怖いです」
意気地なし、みたいなこと言っちゃう梢子先輩、可愛いすぎですね
モモヤスの何気ない買い物風景を描いたつもりでしたが、
思いもよらなかった展開で、オサナミに辿り着くのは楽しいです
適当に書いてみたらこうなった。
展開としては、オサオサが桂ちゃんに悩み相談する、と言うのも考えたんだが。
「最近、親せきのお姉さんが私に向ける視線が変なのよ」
とか。
これで一旦オチは付いたかな? エロシーンくる?
くる? というか、きて! って感じです
唐突にすまぬ、上のほうで出てたリサーチウォーカーとはなんぞや
ググッても出てこんし、メロンとかにも名前ないし
>>494 コミケの時だけにでてくる人だと思う
HPもないし委託もやってないみたい
とらやメロンにも無くては、地方民は手が出んではないか!
……スレ汚し失礼しました
エロシーンは次の書き手に期待したいんだ。
設定としては、なっちゃんを誘惑したのに襲ってくれなくて欲求不満気味のオサが、
無垢なナミのエロ下着姿にひそかに大興奮してイケナイ身体検査をベッドルームで開始する!
って感じで。
498 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 15:18:35 ID:uFFgALKt
オサが誘惑っていうのが
なんかエロいな
ナミと共に部屋に入ると、梢子は内側からしっかりと鍵を掛けた。
もちろん、昼下がりの情事なプライベート・レッスンを楽しむため、
たとえ郵便配達が二度ベルを鳴らそうが、誰にも邪魔されないための配慮である。
(夏姉さんなんて、絶対に交ぜてあげないんだから)
自爆した夏夜は、血の海に沈んだまま再起不能である。
ナミが外出しているうちに、たまには夏夜にいろいろとエロエロなことをしてもらおうと目論んでいたのだが、
すっかり当てがはずれてしまった。
しかしっ! 梢子は、心の中で力強く握りこぶしを固めた。
その代わり、否、代わりだなんて失礼千万、自分にはナミがいる!
エロい下着が半端無くかわいく、夏夜に続いて自分までもが鼻血の海に溺れそうだ。
そのナミに、大人の階段昇るための手ほどきをするのも、年長者としては当然の務めなのである。
「……梢子ちゃん? どうしたんですか、急に静かになってしまって。大丈夫ですか?」
心細げな声のナミに向き直り、
「大丈夫か心配なのはあなたの方よ、ナミ」
内なる邪悪な欲求をおくびにも出さず、梢子はわざと困った顔をして見せた。
「その下着、スースーするって言ってたでしょ? ちょっと厄介なことになってるんじゃないかと思って……」
「え? どういう意味ですか……?」
「今ちょうど、変なインフルエンザが流行ってるから、もしかしたらナミもそれにかかっちゃって、
そのせいでスースーするって感じるんじゃないかしら?」
梢子の言葉に、ナミは可哀想なくらいにうろたえた。
「わたし、インフルエンザになっちゃいましたか!? どうしよう、梢子ちゃんにうつると困ります、
うつらなくても、隔離されると梢子ちゃんに会えなくなっちゃいます……」
素直に梢子の言うことを信じたらしく、ナミは今にも泣きそうである。
「取りあえず、落ち着いて」
頼りがいのある年長者としての演技を保ちつつ、梢子はナミに優しく言った。
「まだそうと決まったわけじゃないわ。とにかく、私が検査してあげるから、ナミはそこに寝てくれる?」
ベッドを指し示すと、何の疑いも無さげにナミはそれに従う。
心の中でほくそ笑みつつ、梢子は、次なるステップに意気揚々と進むのであった。
「軽く足を上げて、――うん、そんな感じ。で、私からそこがちゃんと見えるように、足を開いてみて」
綾代がプレゼントした下着は、大事なところがしっかりと見えてしまって、下着としての意味を成さない。
しかし、そのために身体検査に及ぶことができたのだから、綾代グッジョブ、下着さんグッジョブである。
「下着、脱がせるわね」
梢子は、下着さんに感謝しつつ、名残惜しげにそれを取り払った。検査に集中するためには仕方がない。
「あ……」
かわいく、ナミが恥じらうような吐息を漏らした。
「ごめんね、でも、ちゃんと見なくちゃ検査にならないでしょう?」
そう言いながら、梢子はナミの股間を凝視した。
(これがナミの……。プニプニでツルツル!)
自然に顔はその部分に近付き、荒い鼻息がナミを刺激する。
「あ、あの……なんだかくすぐったいです……。梢子ちゃん、インフルエンザはどうですか?」
「そうね、見るだけじゃわからないみたい。匂いも嗅いでみなきゃ」
――てな感じで、続きは、検査と称してエロエロがエスカレートか?
スマンね、急にフツーのSS調になってしまった……
えろい・・・えろいぞ梢ちゃぁああああああああんブハー
いよいよ、オサオサのエロエロタイムが始まるんですね!
無垢なナミにどんな辱めを行うのか、期待が高まります。
匂いを嗅ぐ
↓
味も見てみよう
↓
ほぐしてあげないとね
白いワンピースの裾を持ち上げる。
すると、本来少女には似つかわしくない、淫らな下着が目の前に表れる。
しかし、それさえも無垢な少女が着てしまえば、厭らしさなど無く、咲く前の蕾の、瑞々しい魅力を十二分に引き出している。
白いワンピースの花びらの花弁、その中心には咲く前の花のように、僅かに薄紅の覗く蕾が、細くすらりと伸びる太腿が微かに震えている。
「梢子ちゃん、病気は、そこを診ると分かるのですか?」
恥部を見られ恥ずかしいのか、それとも本当に病気が心配なのか、両方が混じっているのか、瞳には潤みが見られ、手は胸元の服を確乎りと握っている。
自分よりも一回り、二回りも上だった従姉が自分に対して、どう接するか夢想してみた。
少なくとも、嘘は付かないだろう、付く……器用さも無かった。愚直なまでの誠実さを持っていた。
もし失った8年を姉のように、何事もなく過ごせていれば、私は今のナミと逆の立場になることもあったのだろうか? きっとあったのだろう。今の夏姉さんにとって、私は同じ妹のような存在だとしても、出会ったときすぐに気づけなかったように……別人なのだろう。
だからこそ、私は、夏姉さんのように、ナミに接しよう。
「御免、ナミ……」
「? どうしたんですか、梢子ちゃん、まさか、病気になってたんですか?」
「違うの、ナミの、その……下着姿が……」嫌われるかもしれない、それに恥ずかしい。
「下着姿が、どうしましたか?」
「その……かわいかったから……」ナミの失望する顔が脳裏に浮かび、声が掠れる。私にはナミしか居ない、けれどそれすら失う手前だった。いや、もう遅いのかもしれない。
しばしの静寂がおとずれる。ナミはきょとんとした表情をしている。静寂はナミのクスクスという微笑により破られる。
>>503 文おかしかったんで、訂正。
方向性が変わったかもしれないけど、夏姉さんは本来は、幼梢ちゃんに攻められる立場だったということで……
白いワンピースの裾を持ち上げる。
すると、本来少女には似つかわしくない、淫らな下着が目の前に表れる。
しかし、それさえも無垢な少女が着てしまえば、厭らしさなど無く、咲く前の蕾の、瑞々しい魅力を十二分に引き出している。
白いワンピースの花弁、その中心には咲く前の花のように、僅かに薄紅の覗く蕾と、その付け根から細く、すらりと伸びる太腿が微かに震えている。
「梢子ちゃん、病気は、そこを診ると分かるのですか?」
恥部を見られ恥ずかしいのか、それとも本当に病気が心配なのか、両方が混じっているのか、瞳には潤みが見られ、手は胸元の服を確乎りと握っている。そんな姿を見て、思わず胸がチクリと痛む。
ふと、自分よりも一回り、二回りも上だった従姉がこんな時、自分に対して、どう接するか夢想してみた。
少なくとも、嘘は付かないだろう、付く……器用さも無かった。愚直なまでの誠実さを持っていた。
もし失った8年を姉のように、何事もなく過ごせていれば、私は今のナミと逆の立場になることもあったのだろうか? きっとあったのだろう。今の夏姉さんにとって、私は同じ妹のような存在だとしても、出会ったときすぐに気づけなかったように……別人なのだろう。
だからこそ、私は、昔の夏姉さんのように、ナミに接しよう。
「御免、ナミ……」
「? どうしたんですか、梢子ちゃん、まさか、病気になってたんですか?」
「違うの、ナミの、その……下着姿が……」嫌われるかもしれない、それに恥ずかしい。
「下着姿が、どうしましたか?」
「その……かわいかったから……」ナミの失望する顔が脳裏に浮かび、声が掠れる。私にはナミしか居ない、けれどそれすら失う手前だった。いや、もう遅いのかもしれない。
しばしの静寂がおとずれる。ナミはきょとんとした表情をしている。静寂はナミのクスクスという微笑により破られる。
「梢子ちゃん、私が可愛かったから、お布団に寝かせたんですか?」
風鈴のように澄み、耳に聞こえの良い声。しかし怒気がほんの僅か含まれている気がする。
恐る恐るナミの顔を見ると、無垢な少女は悪戯っぽい微笑を見せる。
「梢子ちゃんは、何をしようとしてたんですか?」
「えっと……、ナミの、その下着を脱がせて」
そう言うと、ナミはそっと私に近づき白い手が、私のジーンズに伸びる。伸ばされた手はジッパーを下ろし、私は下着を露わにされる。
もう片方の手が腰に廻り、後ろからジーンズを下着ごと、手にとられる。手に僅かに力が込められ、少しずつお尻に空気が触れる。前側にも同様に手が伸び、ナミの目の前に私の秘所が僅かずつ晒されていく。
「下着を脱がせて、次は、どうするんですか?」完全に脱がされるわけでもなく、秘所が僅かに覗き始めたところで、ナミは私に尋ねる。お尻には外気がふれてスースーする。ナミもあの下着を着て、こんな感じだったのだろうか?
自分より一回り小さい少女に服を脱がされ、頬に熱が籠もるのが分かる。
身体が密着するほどに近づく少女に圧され、私は布団に仰向けになる。
「つ、次は……」躊躇っているうちに、ジーンズは太腿まで脱がされ、次いで下着も少女の手に引かれ太腿まで下げられる。
生い茂る恥部は少女の目の前に晒され、恥ずかしさに思わず顔を覆う。完全に脱がされるわけでもなく、拘束具のように脚の自由を奪われる。
「梢子ちゃんの、ふさふさですね」
ナミは指で撫でるように、私の毛を弄ぶ。小さな指が一撫ですると、ゾクッと寒気がするように、身体が震える。
「? 梢子ちゃん、どうしたんですか?」そう言いながら、返す指で、羽毛のような優しさで、太腿の辺りまで、刺激する。
「っ、はっ……」思わず熱い吐息とともに、声が漏れる。
「梢子ちゃん、次はどうしますか?」
しまった、既に下着は取っ払ってたのか、それにベッド……orz
次お願いします。
すごい展開だぜ。
リバとはさすがに想定外w
ベッドに敷いてあるパッドも布団の仲間だと思えば無問題かと
下着は、次に書く人にお任せで良いのでは? リレーに矛盾は付き物w
予想してたのとは、まるで違う新たな展開!
ナミにさえリードを許すオサってば、ヘタレ萌えだぜー
オサ「こ、こんなはずじゃ」
ナミ「梢子ちゃんかわいいです」
まさかの形勢逆転w
だがオサには妙に受けが似合っているw
ナミの言いなりに、エロエロなことをされてしまうオサはまだですか?
だがそのためには
まずナミがアヤシロ様によってエロエロに調教される必要がある訳だ
エロエロなことって、どんなことだろ・・・ま、まさか剃毛プレイとか野外調教露出プレイとか!?
よ、夜の公園でオサオサが大変なことに!
変なプレッシャーかけると、書く人が困るじゃないかw
すまんのう。
つい、本能がこう・・・。
だが、ここ最近いい感じに続いているな。
過疎すぎたのでオサのぱんつネタを振ってみたら、反応してくれる人が多くてうれしい限りだ。
ある、青城学院寮の一室、夜遅くの、ドアの隙間から漏れ聞こえる会話
梢子先輩の下着はきっと、きっと
深い紺色で、肌にしっかりと密着していて、先輩の汗を吸ってるの
>>505の続き書いてみた
ナミの言葉が私の心を急きたてる。
次は、次は―――?
私は、この幼い少女の可憐な下着を脱がせ、…そしてどうするつもりだった?
羞恥と快楽にとろけた頭で、必死に考える。その間も、ナミの指は私の内股を優しく撫ぜる。
ナミの望むまま、私の体はぴくん、ぴくんとはねさせられてしまう。
「っ…ふぁ…ぁっ…!」
抑えられず、小さな声が漏れる。快楽は、声を出すまいと食いしばる歯をもこじ開けてしまう。
「…梢子ちゃん、もっとそれ、聞かせてください…?」
ぞくっ。
耳朶をくすぐるナミの声。その甘い響きが、むずがゆいような痺れをともなって私をさらにとろかせる。
自分の期待通りの反応を返す私にいたく満足して、ナミもまた頬を赤く染め、潤んだ眼を細めて。
私の内股を愛撫する優しい手の動きが、うってかわって激しくなる。
「…ふあぁ…んっ…!」
そして私は、ナミの期待に応えるように更なる嬌声をあげてしまう。
…こんなこと、だめなはずなのに。
気づけば、私の足は自らナミの手を強く挟みこんで、離すまいと必死になっている。
…私は、もっと、ナミにして欲しいと思っている…?
自分で自分が制御できない。何が何だかわからない。
「…やだ…っ…やだっ…」
わけもわからず、幼い子供のようにいやいやをすることしかできない。
「…梢子ちゃん?…何が、いやなんですか…?」
赤ちゃんをあやすように、ナミは尋ねる。
「こえ、…でちゃう…、きこえちゃうよ…」
呂律の回らない口で、必死に伝えようとする。
そうだ。なっちゃんがもう起きているかもしれない。聞こえたら、ことだ。だから…
「ん…じゃあ、ふさいであげます…」
――ふさぐって、どうやって……?
朦朧としている私の頭の中を、素朴な疑問がよぎる。思考力が蒸発しきった今は、些細なことも考えられない。
考えたくない。
ナミが薄く笑みを浮かべたまま、私の目を覗き込むように近付いてきた。
ああ、わかった、ふさいでくれるのだ。私の唇を。ナミのそれで。
しかし、期待はあっさりと裏切られた。私にあとほんの少しに迫ったナミの唇は、
受け入れようとした私を見透かしたように動きを止め、時を稼ぐ。そして、笑顔はそのままに、私に言う。
「はい、梢子ちゃんの好きなぱんつですよ」
「……え?」
一瞬、何を言われたのか理解できなかった。私の好きな、何?
そんな私の困惑をよそに、ナミは、先ほど私が脱がせたナミの下着を手に取り、私の口にそっと押し込んだ。
「――――っ!!」
予想外の出来事に軽いパニックに陥り、助けを求めようとするのだけれど、
口に詰め込まれたモノが邪魔して、うまく声が出せない。とにかく中のモノを出さなければと、
もがきながら手を動かすと、ナミは、
「駄目ですよ、梢子ちゃん。そのぱんつは、綾代さんからわたしへのプレゼントですから、乱暴に扱っては駄目です」
優しく私を制止する。その台詞は、私を操る魔力でも持っているのか、素直に私は抵抗をやめた。
――ナミの、ぱんつ。少しだけナミの匂いが染みついた、ナミの大事なところを護っていた、ぱんつ。
呼吸にナミの匂いが混ざる。女性としては未成熟だけれど、それ故に無垢であり、
無限の可能性を秘めているナミの匂いだ。
「多分これで、少しくらい声を上げても、部屋の外までは聞こえないと思います。だから、梢子ちゃん」
おとなしくなった私を、ナミが見つめている。微笑んでいる。
「梢子ちゃん、全部わたしに任せてください――」
>>517の終わりの「ふさいであげます…」 が何を意図しているのか、
わざと深く考えずに、テーマ(=下着)に沿って書いてみた
そろそろ締めに入っても良い頃だよねえ
次あたりどうよ?
ナミがナチュラルに鬼畜だw
流石に下着で嬌声が出るのを防ぐとは、考えもしなかった
ここらへんでエロではなく、マッサージだとオチが付くな
梢子さんもナチュラルに変態です。
ナミのなまなましい匂いの沁み付いたおぱんちゅを口の中で思う存分味わっているのですね。
一方そのころ綾代は、ランジェリーショップから持ち帰ったそれまでのナミのパンツをくんかくんかしていた
それは気が付かなかった!
枕の下に入れて、ナミちゃんの夢を見る
夢の中では、本当に妹が出来たかのように可愛がり
「ハァハァ、ナミちゃん、どうですか?」
「ぬるぬるします・・・」
そんな夢
ぬるぬるローションプレイ
「ナミちゃんくらいだと、お尻の方が気持ちいいんですよね」
それはさすがにダメなのでは・・・
夢オチだから大丈夫。たぶん。
アヤシロサマの手でアブノーマルな性癖を仕込まれたナミ。
でも本人はそれが普通だと思ってたりして…
「梢子ちゃんも、叩かれるのが気持ちいいのですか?」
ただ可愛がってるだけの綾代様も見たいです
どこかで、ナミちゃんがアヤシロ様に可愛がられてレイプ目になっている絵を見た覚えが
どこ? ヒントplz
専用あぷろだの絵だったかもしれん。
「アヤシロ」の着せ替えのナミちゃんの目を紺色で塗っただけ
あーなんかそれなら見た事あるかも
教えてくれてありがと
536 :
さばかん:2009/09/21(月) 22:55:50 ID:isGd90w8
懲りずに投下します。
エロ無しです。タイトルは「葛と遊ぼう」
537 :
葛と遊ぼう:2009/09/21(月) 22:56:34 ID:isGd90w8
羽様の屋敷にやって来た桂は
そこで、幼女葛と出会い、サクヤとも久々に出逢った。
サクヤは用事があるらしく、今日は屋敷にはいない。
「ふあ〜暇だよう」
ゴロゴロと畳を転がる桂。
「でもたまには何もしないという贅沢も、」
「うわーーーーーーーーーーーー!!!」
「わっ」
突然の慟哭に桂は微妙に驚き体を起こすと
葛が部屋に急いで入ってきた。
「わー」
ついでに出したように小さく葛は叫んでいる。
ひょっとして構って欲しいのかと思い、話しかける。
「どうしたの葛ちゃん?」
「あー聞こえていましたか、私の心の叫びが」
「へぇ」
あえて深くは突っ込まない桂。
「こんな生活ばっかりは嫌です」
「こんな生活って?」
「具体的にって言われると困りますけど、もっと
若者らしくハメを外したいとか思いませんか?」
なんか物騒な事を葛は言う。
「そんな事特に思わないけど」
「分かりました。出掛けましょう。サクヤさんが居ない内に」
「わっ、葛ちゃん強引だ…でも残念、私お金あんまり持って、」
「諭吉、ビーム!」
葛の片手から一万円札が数枚出され、それが扇のように広げられる。
「デート代は私持ちですよ、桂おねーさん」
「わー行くー」
その日の葛は気のせいか、桂には小金色に輝いて見えていたという。
バスにのり商店街に着くと葛とぶらぶら歩き、クレープを買おうとする。
「このクレープ大きいですねぇ」
「じゃあ、二人で一個を食べようか」
「おぉ…いいですねぇ」
クレープを葛が買うと葛はそれを口を大きくして一齧り。
「美味しいです」
「葛ちゃん前ちゃんとご飯で栄養取った方がいいって
言って無かったっけ?」
「たはは、たまにはいいんですよ、たまには」
葛はクレープが気に入ったのか口の周りがクリームに
汚れるのを気にせず食べ続ける。
「葛ちゃん、ほっぺにクリームついてるよ」
「あっ」
桂は頬についたクリームを直接舐め取る。
「くすぐったいですよ、おねーさん」
「適度な塩加減が美味しゅう御座います♪」
「おねーさんのえっち…はいどうぞ」
クレープを手渡す。
「いただきます。あ、食べながら移動しようか」
「はい!」
538 :
葛と遊ぼう2:2009/09/21(月) 22:58:22 ID:isGd90w8
食べながら移動するが特に目新しいものは無く、ただ歩き続ける。
「ご馳走様でした。葛ちゃん」
葛に両手を合わせると葛は何処かを見て立ち止まる。
「桂おねーさん、あれは何ですか?」
葛の視線の方向に目をやるとその施設の中にUFOキャッチャー
等、見慣れた機器があり、ゲームセンターのようだった。
「ゲームセンター、略してゲーセンだよ」
「ああ、噂には聞いていましたが、これがゲームセンターですか」
「そうです、そうなのですよ!」
桂が変な口調で答える。
「やばそうな空気ですね、大丈夫ですか?その、やんきいとか
れでいすとか言う生物がいるんじゃないですか?
行く前にナイフでも装備しますか?煙草投げられちゃいますよ?」
「妙な偏見。大丈夫だよ、多分」
「たぶーん?不安ですよ」
「いいからいいから」
葛の手を引っ張って桂がゲームセンターに入るとそこには誰も居なかった。
いや、奥に管理する人がいるかもしれないが、客らしき人間は誰もいなかった。
「杞人の憂いでしたね…」
「へへー早速ゲームしようか」
「のりのりですね、おねーさん」
「だって久しぶりだもん」
桂は早速あるゲームを見ている。
「わー懐かしいダンレボだよダンレボ。私が小学生位だったかな?
その頃に流行ったゲームだよ」
「足元に矢印が4つありますね…これをおせばいいんですか?」
「そうだよ、私も簡単なレベルならできるよレベル4位だけど
よ〜し踊っちゃうぞー」
「おお〜」
桂は軽快な音楽と供にぴょんぴょん跳ねる。そしてその度に
桂の縞々パンツがお見えになる。
「おお〜」
葛が低い身長を屈んで更に背を低くする。
「ぴょん、ぴょん」
しましましまぱんが跳ねる度に見える。
「おおお〜」
「ぴょん、ぴょん」
「おおおおお〜」
暫くこんなのが続いた。
539 :
葛と遊ぼう3:2009/09/21(月) 22:59:17 ID:isGd90w8
「ふぅ…楽しかった」
「私は興奮しました」
「じゃあ次はこれにしよう!」
桂が指差した方向に葛が目をやる。
「これは何ですか?」
「これは、エアーホッケーです。ささ、葛ちゃんは
そっちに」
「ああ、はい」
桂がお金を入れると、台に無数に開いた穴から空気が出て来て。
葛の方からプラスチックの円盤が出てくる。
「ルールの説明ね、まずお互いが持っている鉄板に油敷くみたいな
ものを、」
がん。桂の溝に円盤が入り得点が入る。
「ルールは何となく分かります。
その溝に入れればいいんですよ、」
がん。葛の溝に円盤が入り、得点が入る。
「な、何するんですか桂おねーさん!」
葛が円盤を打つ。
「先に仕掛けたのは葛ちゃんだよ!」
桂が円盤を打ち返す。
「勝負は非情なものですよ!」
「なにを〜!」
暫くラリーが続き、お互い余裕が出来る。
「こう言う風に動く物を忙しなく打ち返してると
ネコにでもなった気分ですよ」
「そうだにゃ〜。なんちゃって」
桂が冗談でそんな事を言う。
「おお〜なんか桂おねーさんその語尾可愛い
ですにゃ」
「有難うですにゃ〜」
「いえいえですにゃ」
「楽しいですにゃ〜」
「「にゃにゃにゃにゃ〜」」
二人が意味不明な哄笑を浮かべる。
「何やってるんだろう私達」
「全くですよ」
二人が我に帰ったのと同時にエアーホッケーの
空気供給が止まった。
「えい、えい、えい」
もぐら叩きを楽しむ葛はスピードを増す、もぐらくん
達に苦戦する。
「こうなったら必殺、二刀流!
にゃにゃにゃにゃにゃにゃ〜」
「さっきと同じじゃないですか…」
冷静になりゲームを終えると桂は少し離れた所で
別のゲームをしていた。
『じゃんけんぽん、ぽん!』
「あらら、負けちゃった」
見れば、桂はじゃんけんのゲームをしていた。
「じゃんけんなら人同士でもできるじゃないですか」
「あはは…懐かしいから、つい」
『おーい、オラと一緒に遊ばねぇか?』
電話型のゲームからそんな音声が響く。
「わー懐かしい懐かしい!!
ね、ね、葛ちゃん。凄く懐かしいよ、私が幼稚園の
時位に遊んだ奴だー」
桂がとても興奮して何度もそのゲームを指差す。
「じゃあ私は全く知りませんよ…」
540 :
葛と遊ぼう3:2009/09/21(月) 23:00:03 ID:isGd90w8
「キラキラのカードゲット〜」
さっきの電話機型のゲームで手に入れたカードを
葛に見せる桂。
「はいはい、良かったですね。
ですが、どうもダークな感じがしないんですよね。
もうちょっとこう、危険な香りのするゲームを」
「そんなの無いよ」
「あ〜…そうですか、おや、あれは何ですか?
麻雀ゲームですか?可愛い女の子と打てるみたいですよ」
「あ…これって脱衣麻雀じゃあ」
「だついまーじゃん?」
「麻雀で勝ったら女の子を素っ裸にしちゃう奴だよ」
桂が恥ずかしそうに言うと、葛が急いで100円を入れる。
「葛ちゃん!」
「麻雀のルール位知ってますよ」
「いやいや、そうじゃなくて、エッチなんだよ?」
「エッチな事に興味の無い人間なんていません。
私も多分に洩れません」
「私も、エッチな事、興味あるよ?」
「えっ!!あ…いえなんでも…」
冷静を装おうとするがそれが帰って互いを
気恥ずかしくさせて、二人は顔を真っ赤にする。
「さー麻雀です、麻雀!見てて下さいよー。
私の麻雀はスゴイですよー数秒で素っ裸ですよー」
親はコンピューターである。
「ツモ、天和」
声優の可愛らしい声が響く。
「え!?」
ゲームオーバーになる。
「あれ、すぐに終わっちゃったよ、何で?」
「珍しい事がおきたんですよ、偶然ですよ偶然。
もう一回!」
「ツモ、天和」
ゲームオーバーになる。
「あーーーーーーーーーー!
詐欺ですよ!こんなの詐欺ですよ!天和ですよ?
33万分の1ですよ。それも2回ですよ。ホールインワンよりも確率が
低いんですよ。わーーーーーーーー!」
ちなみに、米国ゴルフレジスター という団体によると
ホールインワンは3万3千分の1だそうな。
「葛ちゃん、落ち着いて」
「潰してやる、こんな会社いつか潰してやりますよ!」
「葛ちゃん、落ち着いて」
「はぁはぁ…あー裸見たいですよ。あ…良い事思いつきました」
葛がじっと桂を見る。
「どうしたの葛ちゃん…怖いよ」
「屋敷に帰りましょう」
葛は急いでバス乗り場へ向かった。
541 :
葛と遊ぼう5:2009/09/21(月) 23:00:31 ID:isGd90w8
「葛ちゃ〜ん」
「ははは桂おねーさん」
屋敷に帰った二人は裸になり、外へと駆け出した。
これは葛の案で桂も最初はいやがったがよく考えると
こんな所に人などそんなに来るはずも無く、その
開放感も悪くなかった。
「えい、えい」
「やりましたねー桂おねーさん」
川を見つけて二人が水を掛け合う。
暫くそうしてから二人は川から顔を出した石に座った
「私、気付きました」
「何に?」
「私はきっと、桂おねーさんがいればきっとどこでも
楽しいって事に」
「私も、それに気付いたよ」
「桂おねーさん…」
「私も桂がいればそれで楽しいねぇ」
突然の声に二人が振り向くと、全裸のサクヤがそこにいた。
「私も、二人を見て解放的になりたくなってさ」
サクヤは帰ってきた途中で裸の二人を見たのだ。
「そうですねー」
「よかったねーサクヤさん」
二人は白けた顔で明後日の方向を向いた。
「わ…私も解放的に…」
木の陰から誰か見ているが、そこには触れない事にしよう。
おわり
投下乙!
圧縮も乗り切れて何よりだ
下着リレーSSの完結編を、誰か、頼むっ・・・!
〜これまでのあらすぢ〜
ナミの挑発的な下着姿に興奮したオサはとりあえず寝室に連れ込むも立場を逆転され、
服を脱がされ、ナミのパンツを口に詰め込まれてしまう…
もう面倒くさいから誰かの夢オチにしちゃったら?
飛び起きて隣を見ると、満足顔でナミが眠ってるんですね
>>518の続き書いてみた
任せてください、と言っただけあり、ナミの動きに淀みはない。
ナミの舌が私の胸の上を辿る。それは一見、幼子が母親に甘えているようにも見えるが、
彼女の双眸に宿る光が決してそうではないとうったえていた。
ここより遠く離れた南の地で、私の血を求めたときと同じ、妖しくも淫猥な視線。
その視線に射すくめられた私は既に抵抗などできるはずもない。
いや、抵抗したくないのかもしれない。
ナミの口から胸へと与えられる刺激だけで既に意識が飛びそうな中、ナミの手が私の一番
敏感なところへと伸びた。
「っ!」
「少し、刺激が強かったですか?」
くぐもった声を上げた私に、妖しげな笑みで訊ねてくる。だが、その質問に答えられる
わけもなく、視線だけで答える。
すると何を読み取ったのか、ナミは私の両膝に手をかけ、その間に自らの身を沈めた。
「んんっ」
先ほどまで私の胸の上にあったナミの舌が、濡れたそこを舐めはじめた。
響く水音が恥ずかしくて堪らないのに、体はより一層の刺激を求めて知らず動いてしまう。
そんな私を見て、ナミは見透かしたように微笑むと耳元で囁いた。
「梢子ちゃん、気持ちいいですか」
「っ!」
瞬時に体が今まで以上に熱くなる。
「じゃあ、もっとよくしてあげますね」
言うが早いがナミの指が私の中に進入してきた。それは丹念に私の中を動く。まだ幼さ
の残る、あんなに細い指なのにそれは的確に私の欲望を引き出し、それを満たしていく。
「んっ」
「梢子ちゃん、梢子ちゃん、好きです、大好きです」
「んんっ、んーー、んーー!!」
体ではなく心を揺さぶる言葉を紡いだ口が一番敏感なところを捉え、私は絶頂を迎えた。
それは心も体も満たされた瞬間だった。
「なんで……」
口をふさいでいた下着が取り払われ、ようやく口がきけるようになった私の口から出た
のはこれだけだった。
なんで、こんなことになったのか。
なんで、ナミはこんなことをしたのか。
「梢子ちゃんが望んだんですよ。したかったんでしょう?」
何を、とは言わない。誰を、とも言わない。ただ、尚も妖しげな笑みをナミは浮かべ続ける。
「だから勉強したんですよ。幸いわたしには時間が一杯ありましたし。あと、梢子ちゃん
がその気になるような下着を綾代さんに選んでもらったりもしました。プレゼントされた
のは予想外でしたが」
「え……?」
下着って、さっきまで私の口をふさいでいたコレのことだろうか。
じゃあ、今回のこれはナミに仕組まれていたとでも言うのだろうか。
一体どこから、どこまで……?
疑問一杯で見つめる私にナミはすっと抱きついてきた。
「これからはわたしがいろいろ教えてあげますね」
耳元で囁いた唇はそのまま私の正面へとスライドし、私のそれと重なる。
そこから感じる心地よさに、このままナミに溺れてみるのもいいかもしれない、そう思った。
終わ……っていいのかな?
エロ薄くてスマン
いやいや、スーパーぐっじょぶですよっ!
流れを踏襲しつつ意外な展開もあって、締めにふさわしいナイスな出来映え、
久しぶりに良いリレーSSだったよ
550 :
548:2009/09/28(月) 23:51:31 ID:hvuXrbPu
ごめん、
>>548だけど一行修正
7行目
× 何を、とは言わない。誰を、とも言わない。
○ 何を、とは言わない。誰と、とも言わない。
見事な締め方ですね。最後の一行が、何とも官能的で素敵です。
それでお願い桂ちゃん
うん、わかったよ柚明さん
さて、今月は我らのアイドル、オサタンの誕生月であるわけだが
誕生日のプレゼントと称して、エロエロな手ほどきをされてしまうオサを見てみたい
さて、パンツシリーズもこれで終わったわけですが、次は何が・・・。
おっぱいシリーズにもでするか。
梢子「嫌な予感がするわね・・・!」
綾代「私は…とても良い予感がします」
エロ乙女……!
>>558 綾代さんが主人公でお願いします。
ターゲットは、オサ(巨)、保美(中)、ナミ(小)、百子(貧)からよりどりみどり。
「秋になると、人肌恋しくなるよね……」
小さな声で、独り言を呟き、こっそり柚明のお布団に入る桂。
長襦袢一枚で寝ている、柚明に擦り寄ると、寝間着越しにも、仄かに体温が伝わる。
柚明からは、微かに寝息が漏れ、桂にはそれが静寂を、より静かなものに感じさせる。
「昔は、よくこうやって、隣で寝てたんだよ……ね」
幼き頃、桂は、よくこうやって、高校生だった柚明の布団に入り込み、安心して眠っていた。
ふと、桂は、柚明の寝顔を見る。薄い紙一枚が、やっと通る程度に開かれた唇が、桂の目に映る。
桂は、引き寄せられるように自身の唇を、柚明のそれに近づける。
その時、桂は何も考えていなかった……
桂は近づく、柚明へ、ゆるり、ゆるりと。
そして、文字通り、目と鼻の先までの距離に近づいた、その瞬間。
柚明は、何かに気付いたように、微睡みから僅かに覚醒する。
目前には、親愛なる従妹の、桂の顔がぼやけて見える。しかし微睡みの中の柚明は、それを夢であると錯覚する。だから、何もしない。
桂は、気付かない、柚明が僅かに眠りから醒めかけている事を、いや、気付いたとしても、恐らくは止めない。
桂は、自身の目を、僅かに瞑り、顔を傾ける。そして、桂は、何も考えないまま、柚明の唇に、自身のそれを、僅かに触れさせる。
ほんの僅か、掠る程度の触れ合い。
それでも、桂は、柚明の唇の柔らかさを感じる。秋の涼しい夜気の中にあって、、仄かに温かな唇を、自身のそれで感じ取る。
桂は、知ることはない、柚明も、同じ事を感じていたと……柚明が、眠っていると考える桂は、知ることはない。
桂は、眠る柚明にした事に対する罪悪感と、柚明が確かに存在すると確認出来た安堵感と、ほんの僅かな幸福感を持ち、眠りについた。
うはぁなんだこれ萌える!GJGJ
さて、今日はオサ先輩の誕生日なわけですが
ざわっちが、何やら、夜遅くまで、手の込んだお菓子を作ってたみたいです。
お零れが、あたしにも貰えるようです。お零れ……orz
多分、本命を貰ったら足腰立たなくなるぞ。
>>565 それはそれで見たいから、全然OK!
こんな感じの展開が見られると思う。
「へ? ざわっち? これ、昨日一所懸命作ってたやつなんじゃ?」
恥じらい、頬を薄紅色に染める保美。
「も、百ちゃんの為に、作った物だから……」
「え? え? ざわっち? あたしの……為?」
百子は、保美の言葉に、一瞬、気が遠のく。眩暈が生じ、下肢の力が抜け、ぺたりと床に座り込む。
ジワリと、涙が溢れてきて、胸が締め付けられるように痛む。
座り込んだ百子を追うように、保美も腰を下ろし、同じ高さの目線になる。
「うん、梢子先輩の誕生日は祝いたいけど……お姉ちゃんの邪魔になっちゃいけないし……それに百ちゃんも大切な人で……
百ちゃんが、友達として以上に、私を大切にしてくれてたのも……気付いてた、から……気持ちの区切りをつけるにも、今日が良いかなって、思ってたの」
百子は、黙って保美の紡ぐ言葉に、耳を傾けていた。今し方、保美が何を言ったか……頭が追いつかない。気持ちの整理が付かない、心臓は早鐘を打ち、気持ちが溢れる。
想いが今にも、身体を突き抜けて、保美を抱きしめようとするのに、頭が回らない。だから百子はじっとしていた。普段なら、保美に飛びつき、抱きつく百子が。
そんな百子を見て、保美はそっと近づき、百子の肩から背へと、手を回す。
「百ちゃん、好き……だよ」
いや、薬剤的な意味で。
こういうことか!!
保美「梢子先輩、どうぞ食べてみてください
結構自信作なんですよ」
梢子「ありがとう保美。とても美味しいわ
さすが保美ね」
保美「えへへw」
〜数分後〜
梢子「(な…何!なんだか身体が熱く…っ!)」ビクンビクン
保美「そろそろ効いてきたみたいですね」
梢子「や…保美…一体何を…!
あぁっもう駄目…立っていられないっ!
やすみぃ…なんとかしてぇ…ハァハァ…」
゜Д゜)))コソーリ投下!!!!
|д゚)ノ⌒●~*
近年稀に見る強さの台風だという
朝から天気は大荒れだった
電波の影響で映像乱れる箱の中でニュースキャスターがそんな風に囃し立てていた
中々に古めかしい造りの我が家としては、台風なんてものあんまり嬉しくは無いのだけれど
そんなものが接近しているある日のこと
10月初旬、それと一緒に喜屋武汀がやってきた
「何やってるの?」
軒先で一言
とりあえず、何だか私はそう言いたくなった
こいつの顔があんまり暢気に見えたので
外はもう結構な暴風だというのに、何故だか頭の先からつま先までをびっくりするくらい水で滴らせていて
どういうわけか傘なんて物は見当たらなくて、とにかく何せ濡れ鼠のようで酷い有様だと私は思った
そして、そんななりをしているくせに私へ向ける笑顔だけは以前と変わらずそのままで、いつも通りに喜屋武汀で
汀の格好と笑顔と外の様子がそれはもう驚くくらい噛み合っていなかった
だからだろうか
ちょっとだけ、そうちょっとだけ
その光景が私の胸にちょっとつっかえたのだ
そんな事があったのが今から約30分ほど前
外は相変わらずの様子だったけれど
取り合えずは汀にお風呂に入ってもらって、私はというと居間でそわそわ時間を持て余していた
畳の上に正座の格好で、汀が出るまでは口寂しくなるだろうからと思って淹れた玉露茶を湯飲みに手を添えずずっと喉へ流し込む
「はぁ、何と言うか私も。」
そんな自分の様子と目の前に配膳されているさっき用意したご飯を見て、何だか自分に苦笑してしまった
「……現金というかなんというか。」
ずずっと一口、目を閉じる
汀が浴室にひたっている間に湯加減はどうかと扉越しに聞いたら
何をどう話したらそうなったか、実は夕飯がまだだという風に話は進みそれならばと私は考え
その結果が目の前に並ぶ一品物の数々というわけだ
ずずっともう一口
とは言っても、きゅうりとわかめの酢のものだとか、冷奴に生姜をきざんだものだとか、簡単なものばかりなのだけれど
おかずは昼食用にと用意したキンメダイを煮付けたものが残っていたのでそれを流用させてもらった
ずずずっともう一献
これは正直うまくいったと自分でも思う、うんうん、みりんがよかった、砂糖とみりんを上手い具合に利かせることが出来
「オサー、おーい聞こえてる?」
「みみ、みぎわっ。一体いつから?」
びっくりして背筋がぴんっと張りびくっと体が震えた
気がつけば私は後ろから汀に絡め取られていた
「いつって、ついさっき。あ、お湯ありがとうね。そうそうオサってば正座で湯飲み持っててさ、何だか楽しそうな顔してるんだもん。」
会話になっていないような日本語になっていないような返答をつらつらーっと勢い話されてしまった
いや、まぁ汀らしいのだけれど、それでいいのだけれど、私も慣れてはいるのだけれど
「楽しそうって何よ、楽しそうって?」
「んー、すっきりした顔?私は満足していますーみたいな。あっ、あの顔はもしかしてオサってば自慰行……。」
「だまりなさい。」
まったく、何だというのだこいつは
風呂から上がるなりいきなり下世話な
頭の中で本気で怒っている訳では無いにせよそんなことを思いながら
「で、こんな日にどうしてまた?」
とは言っても慣れっこなのでいつものように平静を装った
これは私としても知っておきたい所ではあるし
というかちゃんと言葉にして聞かせて欲しいのは私のわがままなんだろうか
「まぁまぁそんなことよりオサ、こんな日であるそんな今日の日にオサってば家で一人?」
「…………。」
何となく、何となくだけれど首筋あたりで私を髪の毛と頬と唇でくすぐる汀にじとーっとした流し目を送った
分かっていますよ?こんな流れでも結局の所は私が折れてあげるのだけれど、これくらいの事は二人の間でじゃれあいのライン……だと思いたい
「お祖父ちゃんは町内会の防災関係で泊まり。」
「おぉ。」
おぉって何よ、おぉって
「夏姉さんは学校で防災関連の仕事。」
「ほぉお。」
ほぉおって何よ、ほぉおって
「ナミーは?」
「ナミは綾代のとこ、今日は帰れそうにないって。」
相変わらず猫のように身体を擦り付けてくる汀にされるがままの正座に湯飲みのスタイルで応える
「ってことは今日はオサ一人?」
「そうよ。」
「オサ、お祖父ちゃんは?」
汀の右手が私の髪を掬った
「町内会。」
私は答えた
「オサ、剣鬼は?」
汀の左手がお腹をさすり胴に絡む
「学校。」
「オサ、ナミーは?」
私は湯飲みを置いて汀に身を委ねる。お風呂上りの汀の体温が温かい
「綾代んとこ。」
それを合図として抱きすくめられ、汀のその唇が首筋から私の耳元へ
そして私を誘う優しい声
「オサ、オサは?」
私は応えた
「汀と一緒。」
それを聞いて汀はいつもよりにまーっとした改心の笑みを深くして、その笑みを零れるようにしながらこう言った
「Happy Birthday、オサ。」
って。
終りとです
オサ誕生日おめヽ( ゚д゚ )ノ
>>572 オサの、淡々としてるけど、落ち着かない様子の心理描写と、外から見たオサのギャップが凄い良いですね!
オサは、嬉しそうな表情で、料理作ったのでしょうね
>ナミは綾代のとこ、今日は帰れそうにないって
こちらはこちらで、微笑ましい想像が膨らみます。
一緒にお風呂入ったり、綾代の幼い頃使ってたパジャマ着たり、頭を撫でられながら「私、子供じゃありません」みたいな展開もあるのですね
「今日は梢子さんの誕生日ですね。おめでとうございます」
「ありがとう、綾代」
「梢子さん、今日は特別なプレゼントを持ってまいりました!」
「何か嫌な予感がするわ・・・」
「今頃もう遅いです。実は先ほど召し上がっていただいた中に・・・」
「な、何・・・身体が・・・熱い?」
「身体の方はもう、準備万端のようですね」
という妄想は王道パターンですよね。
オサ愛されてるなぁ
愛されすぎて、いろんな女の子に迫られまくるのがエロ二次創作のお約束
まさに愛が重い状態
そういや、綾代受けってないよな
ありますよ。クリスマスの話で、一つあったはず。
自分が書いたやつでも、綾代攻めになってた。何でだろう、明らかに受けなのに……
オサほど
「くやしいっ・・・でもっ!」が似合うキャラはいないだろう
普段強気で凛々しい彼女が自由を奪われ、そして屈伏していく・・・剣道部のみんなの共通の妄想対象です
でもオサに甘えて優しくしてほしい妄想も……
という板挟み状態。
オサに竹刀で責めてもらいたいという願望もあったりして・・
青城剣道部スレはここですか
>>583 投下乙
ご存知なら余計なお世話だが、アカアオ専用のうpろだもあるから、
そっちにうpした方が、感想とか多いかもしらんよ
全年齢向けのロダだから、エロい作品を投下する場合は、コメントにエロいと書く必要があるけど
強気なオサ先輩が困った顔をするのがたまりません
>>585 いやいや、専用ロダも強制ってわけじゃないし、ROMらなくていいからw
>>587 追記:すいません、ちょっと焦りすぎてましたw
百子「実際のところ、部員の何人かはオサ先輩をオカズにしてると思うんですよねぇ」
梢子「おか…ず?それってどういう意味なの?」
百子「(そのエロボディでそのセリフ・・・う〜んなんかムラムラしてきた…!)」
592 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 20:55:14 ID:V+v3aOga
上げとくか
>>590 「百ちゃんが食いしん坊なのは知ってるけど・・・人のものを食べるのは駄目なんだよ?」
じゃあ、3Pで
ミギオサ投下
「駄目よ、オサ。目ぇつぶっちゃあ」
「ゃあ! あ……」
汀の言葉を拾った耳が次の瞬間、ベロリと舐められた。その感触に思わず閉じていた目を
開けてしまった。
視界に飛び込んでくる私のあられもない姿。
どうしてこんなことになってるんだっけ……?今より少し前の汀とのやり取りを思い出す。
部活の終了した体育館。
遊びに来ていた汀がとあるものに気づいたことに端を発する。
あるもの、それは壁面の鏡。本来は武道やダンスなどで自身の型を確認するためのもの。
通常、壁と同種の素材で作られた引き戸で隠されているのだけど。
汀は目ざとく見つけて「オサ、いいことしよっか」とニヤリと笑った。初めは抵抗した
はずなのに、あれよあれよという間に汀のペースで。そして、今に至る。
鏡に対面するように座った汀に背を預けるように、私も鏡に向かって座っていた。
既に下半身を被うものは無く、上半身もはだけた胴着のみ。胴着の下に着けていたはず
の下着も奪われていた。
「こうすると、オサが自分でしているように見えない?」
背後から腕を回し、私の体を撫で回しながらふざけたことを汀が言っているが、反論する
余裕は既に無かった。
それを肯定と取ったのか、私の両手を掴んで更なる質問。
「オサは自分でする時どうやるの?」
そんな恥ずかしい質問に答えたくなくて、鏡越しにジト目を向けたが通じない。
それどころか、補食者の目で私を見つめ返してくる。猫は猫でも山猫の目だ。その目に
私は何故か逆らえない。
汀の手は私の手を掴んだまま、私の胸へと移動する。
「胸は?」
「自分でしても感じないから」
首を横に振りながら答えると、今度は下腹部へと右手が誘われた。
「じゃあこっち?」
「んっ」
言葉とともに与えられる刺激に声が漏れた。
それに満足気な表情を見せると、耳元に口を寄せ更なる質問を投げかけてきた。
「中は?」
そんな質問、答えられるわけがない。目をつぶりただ横に首を振ってそれに応じる。
「だから目、つぶっちゃ駄目だって。オサは鏡だけ見て」
言われるままに目を開けた瞬間、掴まれた右手が大きく動いた。
既にとろとろとあふれているものを塗り拡げるような動き。与えられる快感。
しかしそれは、すぐにもどかしさに変わった。
私の手を介して伝えられる汀の動きはどこかぎこちなくて、もの足りなさを感じた。
正面に目を向ければ、もの欲しそうな目をした私の姿。それに気づかない汀じゃない。
私の手を解放すると意地の悪い顔で笑った。あの補食者の目で。
「じゃあ、続きは自分でやって」
「え……?」
こんな状態で放り出すのかと思わずすがるように鏡の中の汀を見つめる。
すると肩にかかっていた胴着が取り払われ、汀の両手が私の胸に添えられた。
「あたしはこっちをしてあげるから」
言うが早いが、絶妙なリズムで私の胸をもみしだく。
「さっき言ってたわよね、自分じゃ感じないって。それってあたしなら感じるんでしょ?」
その質問に答えたのは私の体自身。早くも快感に固さを変えた胸の中心が汀の言葉を
証明していた。
気づけば私の右手が動きだしていた。胸と同じように快感に姿を変えた敏感な部分、
そこを中心に指を這わせる。
汀に操られているわけじゃないのに止まらない右手。胸の上で動く手が強ければ弱く、
逆に弱ければ強く。
ああ。
だけど。
このままじゃ。
今にも飛びそうになる意識をなんとか掴まえて、快楽の中心から手を離す。
「オサ? イッていいのよ」
「嫌……」
自分でなんて嫌だ。汀じゃないと意味が無い。でもそれを上手く言葉にできなくて、
出てきたのはたった一言。
それでも汀には伝わったのだろう。汀の表情が変わった。補食者の目はなりを潜め、
代わりに浮かぶのは優しい微笑み。
「オサ、こっち向いて」
誘導されるように声がする方を見れば、間近に汀の顔。
ようやく鏡越しでなく目が合ったな、なんて考えていたらそのままその顔が近づいてきた。
触れる唇。
目を閉じてそれに応じれば、とたんにより深くなる。
「ん、ん……。はぁ」
汀が離れた瞬間に息をつく。だがそれはホンの小休止でしかなかった。
汀は背後からより密着するように私を抱き直すと、改めて愛撫を始めた。さっきまでは
触れなかった胸の先端に片手が延びる。弾いたり引っ張ったり、両の胸にまんべんなく
刺激が与えられる。充分に固くなったそこは、汀から受けた刺激を甘い疼きに変えて全身
に伝える。
胸から受けた刺激ではまだ足りぬと開いていく下腹部へ、もう片方の手が延びる。
愛液をなじませるように、しばらく中心を往復してから私の内部へ汀の指が潜り混んできた。
「んんっ」
いつもと違う体勢のため、勝手が分からなかったらしい。ゆっくり、恐る恐る指が動く。
だが。
「やっ、そこやぁ」
私が嬌声を返すたびに少しずつ少しずつ、スピードと力強さを増していき。
「んんっ、ああダメっ、やっやだぁっ!」
ついには的確に私の弱点を穿つようになり。私は――
「汀ぁ、汀ぁ、みぎわぁー」
鏡の中に快楽に咽ぶ私を見た。
ことが済んでしまえば、襲ってくるのは後悔と羞恥心。
それはシャワーも着替えも終えて帰途にある今も消えてはくれない。
「うう、あんなところでしちゃうなんて……」
「まだ言ってる」
隣を歩く汀には後悔も羞恥心も無いらしい。まったく。
「誰のせいよ」
「あたしが誘ったせい。そしてそれにオサが流されたせい」
「うっ」
いけしゃあしゃあと言ってのける汀にぐうの音も出ない。実際、拒みきれなかったのだから。
「そんなに場所が気になるなら、今度はああゆうところにしましょうか」
ああゆうところ? 汀の指が示す方を見やれば、ネオンで書かれたHOTELの文字を掲げた
建物があった。
「ばっ、馬鹿なこと言ってんじゃないわよ!」
「えー、だってああゆうところなら、オサの大好きな鏡の部屋とかありそうじゃない」
「別に好きじゃないっ」
「そう? 今日のオサ、いつもより感じてたみたいだけど」
「あ、な、何を……」
汀の言葉を否定したいのに、自分でも心当たりがあるせいか上手く言葉が出てこない。
それ以前に紅く染まっているだろう私の顔が、汀の言葉を肯定してしまっていた。
そんな私に汀が耳元でトドメの言葉を吐いた。
「それに今日のオサ、いつもよりかわいかった」
「ばっ、ばか……」
まったく、普段ふざけたことばっかり言ってるくせに。こういう台詞を言う時だけ優しい
なんて。
だから流されてしまう。
でも、それも嫌じゃないと感じてることは汀には絶対言えない、私だけの秘密。
END
>>599 翻弄される梢子さん、魅力的です。
アカで一本投下。タイトルは「血を吸うたびに」です。
ノゾミ書くのは初めてでした。1レスで終わる、短い文ですが
「桂……」
床につき、電灯の明かりを消し、あとは寝るだけ。そんな時分、青珠から、凛と澄んだ声が、わたしを呼ぶ。
目をしばらく瞑り、暗闇にも慣れていたので、青珠のほうを見る。すると、幽かに、左前の、古風な着物に身を包んだ、幼い女が見える。
「どうしたの、ノゾミちゃん?」
青珠を依り代とする、平安の世より存在する"鬼"
現在は、わたしの大切な人。
「青珠の力が、その、少なくなってきてるのだけれど……」
消え入るような声で言う。青珠に憑き始めた頃は、わたしの血を吸う事で力を為し、存在を維持していた。
しかし、最近は、とんと血を吸う事が無く、わたしは、少し不思議に思っていたのだけれど。
「? それなら、前まで、力が少なくなる前に、わたしの血を吸ってたよね?」
だから、わたしは尋ねてみる。
「そのことだけれど、桂、本当に、良いのかしら……?」
伏し目がちに、か細い声で言う。普段は、自信満々で、強気な声色なだけに、様子が気になる。わたしは、ふんふんと頷き、続きを促す。
「桂の、肌を傷つけて……」
わずかに潤んだ目で、わたしを見つめる。常は、言い負かされてばかりのわたしだけど、こんな姿を見ると、胸が締め付けられる。それも、最初は、わたしを餌としか思ってなかったノゾミちゃんが、わたしを気遣ってくれている。
「う〜ん」
わたしは、顎に指を置き、逡巡する。わたしは、ノゾミちゃんが、ずっと居てくれるなら、ほんのちょっと血を出すくらいなら、良いんだけれど。ノゾミちゃんが、納得しないといけないんだよ、ね? それなら――
「じゃあ、こうしよっか」
わたしは、そっと、ノゾミちゃんの肩に手を置く
「?」
ノゾミちゃんが、一瞬不思議そうな表情をした瞬間、わたしの唇を、ふわりとノゾミちゃんの唇に触れさせる。
「!?」
力が足りなくなっているのか、少し、ほんの少しだけ冷たい唇。けれど、ノゾミちゃんの身体は確かに在って、わたしは、安堵感を覚える。
見た目、少し硬そうな、小さな唇も、実際重ねてみると、驚くほど柔らかい。
「ノゾミちゃんの唇、柔らかいね♪」
「な、なにをするの、桂」
「青珠の力の補充の為に、血を吸ってるんだから、わたしは良いんだけれど、ノゾミちゃんが納得できないっていうなら」
「……」
「血を吸うたびに、ノゾミちゃんの唇に、ちゅってさせてくれないかな?」
「か、勝手にしなさい」
目には、涙を浮かべている。しかし、頬は朱に染まり、口元は僅かに緩んでいる。
わたしは、これからの給血が、少し楽しみになった。
>>599 GJ!
エロと羞恥がどっちもナイスです
エロ方面では、オサは汀の敵ではないね
>>601 こちらもGJ!であります
自分、ノゾミ√は手つかずなんですが、ツンデレ風味がほのぼのしてて良いですねー
血と一緒に、毎日別のお汁も吸われちゃうんですね!
保美「IPS細胞があれば、女性同士でも子供が作れるらしいです!」(キリッ)
>>599 この組み合わせでオサ受けとは!
GJ!
「汀……イって」
「オサ、オサぁぁっ……」
って感じでも良いと思うんだ。
梢子先輩と、保美のエロがとても読みたい
梢子先輩の家に、お泊りした保美が、恥らう展開が
保美の服のボタン一つ一つを、緊張した面持ちで外していく梢子先輩が
似たようなシチュのSSあったけど、脱がしは無かったなあ
むしろ保美の自慰が読みたいわ。
汀「やすみんってさ」
保「はい?」
汀「一人でするとき、どうしてんの?」ニヤニヤ
保「は、はい!?」
保美「IPS細胞があれば、女性同士でも子供が出来るそうです!!」(キリッ)
梢子「へ…へぇ…凄いわね…
でもこの状況とそれと何の関係が…ちょ…やすみ…やめっ…」
先輩、その、子供を作るにも、練習が必要ですよねっ!
と、いうわけで……宜しくお願いします
保美の場合、こういう感じが良いと思う
「子供って、……どうやって作るのかしら?」
授業中だというのに内容はまったく耳に入らず、梢子は、保美から持ちかけられた難題に
頭を悩ませていた。
前日の部活終了後のことだ。保美とふたりで、剣道部に関する簡単な打ち合わせをしたのだが、
どんな話の流れだったか、とにかく気が付いたときには、子供に関する話題――それも、
保美がほぼ一方的に話す形――になっていた。
「先輩の子供なら、きっと、とっても可愛いですよね」
「わたし、先輩と、先輩の子供と、3人で暮らすのが夢なんです」
「梢子先輩、お願いしていいですか? わたし、先輩との子供が欲しい……」
なんとなく保美に押し切られた格好で、その場は「うん」と言ってしまった梢子であるが、
今日になってから、自分の軽率な言動に悩むことになってしまった。
なるほど、保美の希望は理解した。子供が欲しい、それも、保美と梢子との間の子供が。
しかし問題はここからである。
子供とは、いかなる手順で作られるのか?
いくら流行に疎く意外とメルヘンさんの梢子であっても、この年齢になってまで、
コウノトリが赤ちゃんを運んでくるとは思っていない。だからといって、生成手順まで熟知しているわけがない。
「いっそ正直に、作り方がわからないって言った方が良いのかしら……」
梢子の嘆息は、授業が終わって休み時間に入っても、延々と続いた。
■
綾代は、隣の席に座る親友の不調に、いち早く気付いていた。
普段の梢子なら、特に授業中は真面目すぎるくらい真面目で、教師の話も
上の空などということはない。それが今日は、横から盗み見るかぎり、ため息混じりの思案顔ばかりだ。
プライベートな問題に口を挟む気はないが、話すことで少しでも気が紛れるならと、
何度目かの休み時間に、綾代は梢子に水を向けてみた。
「梢子さん、今日は調子が悪そうですね」
さりげなく、決して無理強いにはならないように、軽い調子で声を掛ける。応じる梢子は、
「うーん、ちょっとね」と、彼女にしては曖昧な返事をしながら、苦笑を浮かべた。
やはり話したくない問題なのだろうか? ならばここは撤退する方が良いと判断しかけたとき、
少し大きめのため息と共に、梢子は抱えている悩みを話し始めた。
「ちょっと困ってるのよ」
「はい」
「保美がね、私との子供が欲しいそうなんだけど」
「は……い?」
「実は私、子供の作り方ってよく知らないのよ。あ、もし綾代が知ってるなら、教えてもらえるかしら?」
意外すぎる申し出に、さすがの綾代も、平静を装うのは容易ではなかった。
(子供を作る? もももしかして梢子さんは、夜の営みのことを言ってらっしゃるのでしょうか……?
それをわたしに教えてくれということは、もしや……!!)
いやいやいやと、自分の想像に慌てて首を振る。
もちろん綾代も、梢子と保美が相思相愛だということを承知している。
その間に割って入るような真似はしたくない。愛しい梢子を悩ませたり、
可愛い後輩である保美を悲しませたりするつもりはないのだ。
しかし、梢子とは長い付き合いである故に、恋愛を超えた感情が存在するのも事実である。
保美という伴侶を得た梢子に対する自分の立場は、言うなれば、駄目亭主を持った古女房というか
(駄目なところはまったく無いが)、浮気性の旦那の二号さんというか(浮気する気配すら無いが)、
まあとにかく、深く梢子を愛しているが故に、彼女の願いを退ける気にはなれない。
(梢子さんがこんなに困ってらっしゃるのですから、……わたしが頑張らなければ!)
軽く握りこぶしを作り、綾代は決意を固めた。
「梢子さん、わかりました。わたしに任せていただけますか?」
続く……のか?
・・・
・・
という電波を受信した 特に深い意味はない
続きは?
梢子と、保美に、手ほどきする綾代さんですね、わかります
綾代「じゃあ梢子さんは右手、保美さんは左手でお相手します」
綾代はそんなに変態じゃ(ry
綾代には楚々としてオサに寄り添っていて欲しい
そんな妄想
変態健気キャラで玉青ちゃんポジな綾代さんですね
最後はやすみんにオサを任せて自分は去っていくという
ところがぎっちょん
それは綾代の仕掛けた巧妙な罠だった
まさか規制されてるとは思わなかったぜーーー
しゃーない、どうせまだSS書き上がらないし、ゆっくり待つか・・・
柚明お姉ちゃん、誕生日おめでとう
誕生日だったのか……おめでとう!
柚明さんの誕生日は過ぎたけど、桂ちゃんが「私がプレゼントだよ」といって柚明さんに迫るSSなんていかがですか?
SS投下します。
桂・柚明で「痕」です。
柚明は、親愛なる従妹の、桂の手首に残る傷痕を気に懸けていた。
朝の準備も一段落し、今、学校に行こうとしている、桂の、手首に覚えず目をやる。
そこには、生涯残るであろう、一筋の傷が付いていた。柚明を、その存在の危機から救い出した、桂の想いの痕。
だからだろうか、柚明の心には、複雑なものがあった。(私を……救う為に付いてしまった傷、愛しい桂ちゃんの……)
柚明の胸中には、哀しみに、喜びがほんの僅か混じりながら、今日も、桂を学校へ送り出す。
桂も、柚明が、傷痕を気に懸けていることを知っていた。
桂もまた、愛する従姉の命を救った傷に、一つの誇りを持っていた。
もちろん乙女として、身体に傷が残るのを、歓迎してはいるわけではないが、それでも、心以外に、身体に残る、柚明との繋がりがある事で、心に熱が籠もるのを感じていた。
羽藤の姉妹は、狭いアパート暮らしである。
桂は、母と住んでいる頃より、毎週一回はことに狭いお風呂ではなく、町の銭湯に行くことにしている。
この習慣は母が亡くなってしばらくは止めていたが、気持ちも落ち着き、昔から親しくしていた、柚明と暮らすようになり、再開する事にした。
そして、今度の銭湯に行く日。桂の胸中には、傷痕を気にする柚明に対しての、ある計画を抱いていた。
当日の夕刻。
大雪を過ぎた今、寒さもいよいよもって、吐く息の白く霞む程となり、又、割合早い時刻であるというのに、誰ぞ彼と言う、曖昧な陽の、燈色に輝くのも沈み込み、夜の天蓋に移り変わった時分。
桂はどきどきしながら、柚明と共に銭湯を目指し歩いていた。
「柚明お姉ちゃん、向こうに着いたら、身体伸ばして温まろうね?」
桂は殊のほか、良い機嫌である。心なしか、頬に赤みが差している。声には少々の上擦りが見られる。
柚明は、寒さのせいであろうと納得し、別段気にすることもなく、桂に対して返答する。
「えぇ、身体をしっかり洗って温まりましょうね」
道中の、風の冷ややかさに、身を震わせながら、繋いだ手だけ、じんわりと温かい。
いよいよ着いた銭湯。客の入りは、いつものごとく、ほぼ無い。
女性の客に到っては、桂、柚明の姉妹だけのようであった。
柚明は自身の年の、実は、桂とほぼ同じであるのを胸中に思いながらも「大人一人と、高校生一人です」と、番台の人に料金を払い、暖簾をくぐる。
互いに気心の知れた間ではあるとはいえ、脱衣場では、多少の恥じらいを覚えながらも、タオルで前身を隠し、いよいよ入浴する。
桂は、いつ見ても、柚明の肌の美しさに見とれてしまう。乳白色のもちとした肌の艶やかな事。うなじからすらりと緩やかな曲線を描く背筋。主張のしすぎない臀部に続いて、太股からふくらはぎ、足の指の先まで均整が取れている。
柚明はそんな桂を、いつものように、惚けてしまったのだと思いながら、優しく
「桂ちゃん、入りましょうか」と誘う。
湯気が立ち上る、浴内。姿見と、プラスチック製の椅子がズラリと並ぶ。
その中程に、隣り合って桂と柚明は座る。
まず、タオルに石鹸を付け、泡を立てる。柚明は桂の、桂は柚明の背中を互いに洗い、その後、各々自分の身体を洗う。
桂は手を動かしながらも、横目で、柚明の身体を擦るのを見る。肌に付いた泡が、つぅと流れるのが、妙に艶めかしい。
そんな事を考えながらも、桂は身体を洗い終える。先に洗い終えていた柚明は、桂に声をかける。
「さぁ、桂ちゃん、お湯に浸かりましょうか」
「うん……」
歯切れの悪い桂に、柚明はふと違和感を覚える。桂は、内に秘めたる想いを持つばかりに、胸中、いよいよと、心臓の鐘を鳴らす。
桂はこの時間、他に客が居ないことは承知である。幸いに、本日も、桂と柚明の二人だけである。
桂は急に入ったりせず、おそるおそる、足先から湯に触れ、温度を確認しながら入る。
熱めの湯が、じわりと身体を温める。シャワーで、少しは温まったとは言え、依然、冷えていたことに変わりはなく。芯から温まる感覚には幸福感を覚える。
湯の、血行を良くするのも手伝ってか、桂の、心臓の鼓動は大きく脈打つ。そして桂は思いきって、自身の胸中を語る。
「柚明お姉ちゃん、これ……気にしてる……よね?」
そう言い、桂は、ちゃぷと水音を立て、手首を湯から出して、柚明の方へ向ける。
もちろん、気にしないはずのない、柚明は、返答に困りながらも、桂に頷きをする。
「えぇ……私の為に、負ってしまった傷だもの……」
「あのね、柚明お姉ちゃん、私、お姉ちゃんを助けるためにつけた傷だから、もちろん、身体に残るのは嫌だけど……ちょっとだけ、嬉しいんだ……」
そう言って、桂は柚明に対して、微笑を浮かべる。
「けど……お姉ちゃんは……気になるよね?」
「えぇ……」
「だからね、私にも……そのね、付けさせて欲しいんだ」
「えっ?」
返答する前に、漏れた声。桂の、自身に対して傷を付ける意図が無いというのは分かりながらも、言葉の意図が理解しかねる。
そう言ううちに、桂は、柚明の目の前まで近づき、肩から、手を回す。
「桂、ちゃん?」
桂のたおやかな腕で、柚明の柔らかな肩を抱き、桂は、唇を、柚明の白いうなじにゆっくりと近づける。
それは丁度、経観塚で、柚明が、桂にそうしたように、しかし違うのは歯を立て、肌を破り、そこから出る赤い、紅い血を吸うのではなく、桂は潤んだ唇で、甘く、優しく柚明の肌を覆い被す。
「んっ……」
柚明は、桂の突然の行動に、急な身体の密着に、そして首もとに優しく吸い付く唇の柔らかさに、声が漏れる。
後ろに回された手。互いに押しつぶされる、慎ましやかな乳房。肌同士の触れ合いは、否応無しに、心臓の鼓動を早め、血の巡りを良くする。
うなじへの口吻から、ほんの数秒経ったろうか、突如、桂は強く吸い付く。
「あっ……桂……ちゃん……」
想わず柚明の喉から漏れ出る嬌声と吐息。周りに人が居ないというのは先刻承知してはいても、つい目で確認してしまう。
見回しても誰も居らず。居るのは、目の前に、身体を密着させる愛しき従妹の姿のみ。
次第に桂の吸い付く力は弱められ、最後に、肌をはむように両の唇で挟んで、ちゅ、と音を立てて、離れようとする。
柚明は離れようとする、桂を優しく抱き返す。うなじには、咲くには少しばかり早い、櫻の花びらが一枚残っていた。
過疎ってるのに重なるとはめずらしいw
おふたりともGJです
GJすぎる
ヒトガイナイ…
オサオサするならイマノウチ…
やすみん「阻止します!」
ナミ「もう遅いのよ、すみちゃん、ごめんね」
オサってなんかエロいよね
なんかこう後ろからガバッといきたくなる
ミギーさん、乙です
ガバッといって返り討ちに遭うのがミギーさん流
ナミ「ビリっと解決、しちゃいますよ?」
汀さん感電死END
ミギーさんの方が身長高いんだっけ?
ミギーさんの方が6cm高い
というかオサとミギーの二人やばい、あいつらラブぃ
受けミギーさんと攻めミギーさん
どちらがいいでしょうか。
オサが攻めにさせられてる、受けミギーさんが良いです。
ミギオサってのはよく見るけど、オサミギって見たことなかった気が
よって、受けミギーさん希望
オサは戦うヒロインなのに
どうしてこうも受け受けしいイメージが付いてしまったのか
だってほら
ミギーさんに剣道で負けて
ミギーさんに島で後ろから絡め取られたり
ミギーさんに足が痺れた所をつかれてキスされてしまったり
ミギーさんn(ry
つまり、ミギーさんのせいです
百子と明日菜先輩のせいでもある気がする
オサ、百子、やすみん、葵先生は先輩方の餌食になりそう
先輩方の中に、こっそり綾代が交じってるんですね、わかります
「このアニメに出てくる美琴さんという人… 何となく梢子ちゃんと同じ匂いがします」
綾代って初めてでも全部飲み干してくれたり、中出しを許してくれそう
653 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 23:40:06 ID:5Ph9RKup
もっと具体的に描写してくれ
ノゾミたんに急所を優しく踏まれて「贄の血は何処?素直に白状なさい」と言われても
俺は桂ちゃんを守る為に耐え抜きたい
幼女の足裏の感触と全てを見透かしたかのような笑みにゾクゾクし
これまで経験し得なかったぐらいの怒張と射精の期待感に苛まれても
三日三晩耐え続けたい
紅白終わったな
今年中に投下しようと思ってたけど、間に合いそうもないな
皆様、良いお年を
明けましておめでとう!
今年も新たなる発展を願って!!
投下します 今更ですが、
>>614-615の続きです
タイトルは「あなたとの愛を形に」、やすみんエンド後の綾オサって感じです
「オマイラもう1回保健体育の授業受けてこいよ」という突っ込みは無しの方向で
660 :
綾オサ3:2010/01/01(金) 18:11:57 ID:ZaWVojsK
その夜、綾代の自室を、不安と緊張が入り交じった表情の梢子が訪れた。
既に、自宅で夕飯とその後片付け、更には入浴まで済ませてきたという話である。
「取りあえず、座ってください」
綾代はベッドを指し、梢子に座るよう促した。室内に椅子の類はいくつかあるが、
これから始めるつもりの行為を考えれば、そちらの方が手っ取り早い。
これから始めるつもりの行為――もちろん、綾代による「梢子のための子作り講習会」である。
昼間、梢子が抱える難題を打ち明けられ、ならば早い方が良いだろう、
ちょうど明日は休日でもあるしと、綾代は急遽、今夜の講習会を企画した。
梢子の前でイニシアティブを取るのは、綾代にしてみれば慣れないことではあるが、
梢子が悩みから解放されるなら、出来る限り彼女の役に立ちたい。
ただ、時間的な余裕が無かったことは否めない。ネットや百科事典、
その他諸々の書籍を斜め読みしたくらいで、あとは手持ちの曖昧な知識で補うしかないだろう。
――そう、実は綾代も、本格的に「子作りとは何か」を知っているわけではないのだ。
(大丈夫、梢子さんといっしょなら、きっとうまくいくはず!)
綾代は、そう自分に言い聞かせた。その根拠のないポジティブな思い込みが
どこから来るのか、彼女自身もよくわかっていないのだが。
661 :
綾オサ4:2010/01/01(金) 18:12:31 ID:ZaWVojsK
梢子の、「今日はよろしくお願いします」という挨拶をきっかけに、
厳かに講習会は始まった。
「梢子さんと保美ちゃんの場合ですと、役目の分担としては梢子さんがリードする方だと
思われますが、今回は梢子さんに手順を把握していただくことが目的なので、
僭越ながら、わたしが主導権を握らせていただきます」
そう前置きを述べ、このために用意した急造の自作テキストを片手に、
綾代は、ベッドでかしこまる梢子の元に歩み寄った。
「まず、基本は押さえておきましょうね」
ネットや参考文献での調査の結果、多くの先駆者たちから異口同音に「とにかく重要」と
語られているポイントは、
「第一に、『身も心もひとつになる』ということらしいです」
「身も心、も?」
梢子は、不得要領顔で首をかしげ、
「ちょっと……具体的なイメージが掴めないんだけど……」
軽く眉をひそめて考え込んでいる。
なるほど、それはそうだろう。話している当の本人である綾代も、理解しているとはいえない。
「では、実践してみましょうか? 言葉ではわからなくても、行動に移すと、
また違ってくるかもしれませんから」
言うが早いか、綾代は自分もベッドに腰掛け、梢子の身体に接近した。
顔は余裕の笑みを浮かべ、しかし頭は高速に回転している。
自分の乏しい知識によれば、子供は夜に作られる(らしい)。夜とはつまり、
ベッドの上でということだ(と思われる)。となれば当然、仲良く寝転んだ体勢がベストとなる(に違いない)。
緊張のせいか硬くなっている梢子を包み込むように、ゆっくりとベッドに横たわらせ、
自分も並ぶ。身体を密着させたまま数秒、梢子の体温と呼吸を間近に感じる。
しかし、何か物足りない。
662 :
綾オサ5:2010/01/01(金) 18:13:05 ID:ZaWVojsK
「梢子さん、いかがですか?」
物足りないのは自分だけなのか不安になり、至近距離の梢子に問う。
彼女はといえば、未だに身体の硬さは抜けず、表情も明るいとは言い難い。
「うーん、暖かいし安心するんだけど……これでいいのか、よくわからないわ」
梢子から、自分と大差ない感想が返ってきて、綾代は逆に安心した。
決定的に間違っているわけではないが、やはり微妙に的の中心をはずしているらしい。
(えーと、テキストテキスト)
片手は梢子に触れたまま、もう片方の手で、やはり離さずに持っていたテキストのページを繰る。
しかし、そこは急造テキストの悲しさで、大まかなポイントが書かれているのみ、詳細は記されていない。
(あとは自力で何とかするしかなさそうですね……)
思い切ってテキストを手放し、今度は両手で梢子を抱き寄せてみる。
身も心もひとつに。それを目指したはずなのに満足度が足りないということは、
つまり、密着度が足りないということだ。つまり、
「梢子さん、服を脱いでいただいてよろしいですか?」
そう、障害物を無くせば良いのだ。
綾代は起き上がり、まず自分の衣服を取り払った。続いて、脱ぐべきかどうか躊躇している様子の
梢子からも、迷わずすべての障害物を剥ぎ取り、一糸まとわぬ姿にさせる。これで準備は完璧だ。
「では改めて」
今度は並んで横たわるのではなく、思い切って梢子に覆い被さる形になってみた。
先ほどよりも密着部分は多い。素肌と素肌が触れ合い、
身体の奥で響く生きた躍動感みたいなものが伝わってくる。
(これが……梢子さんの……)
普段なら、服の上からさわるだけでも恥ずかしかった梢子の身体を、自分は今、
何も隔てるもののないままに堪能している。そんな充足感に浸っていると、綾代の下で、
かすかに梢子が身じろぎした。
「……あ、重かったですか?」
「ううん、そうじゃなくて……なんだか、不思議な気持ち……」
口調と表情から察する限り、不快なものを感じているわけではないらしい。
取りあえずの目標である「身も心もひとつに」のうち、身体の方は何とかなりそうだと、
綾代はかすかに安堵した。
663 :
綾オサ6:2010/01/01(金) 18:13:38 ID:ZaWVojsK
ではもう一方、心の方はどうだろう。
(心といえば……心――心臓――ムネ……ですよね?)
視線を梢子の胸元に向ければ、横たわってさえも形良いままの双丘の頂点には、
綾代に弄ばれることを待ち望んでいるかのように、桃色の突起が息づいている。
無意識に吸い寄せられるように――そして、文字通り吸うために――綾代は唇を寄せた。
軽く舌でさわり心地を確かめてから、歯を立てないように含む。同時に梢子の身体は跳ね、
彼女の口から、悲鳴にも似た短い吐息が漏らされた。梢子が痛がったのかと思い、ほんの一瞬、
行為を止めるべきか迷いはしたものの、自分が既に梢子の胸の魔力に囚われていることを自覚し、
ここで止められるはずがないと、綾代は更に激しく尖端を攻めた。
(梢子さんの胸……見た目と違って柔らかいですけど、ここはさっきより固くなっているみたいです……)
少しずつ綾代の動きはエスカレートする。胸全体を揉み、尖端を甘噛みする。
頬擦りし、谷間に顔を埋め、稜線に舌を這わせる。
応じる梢子はといえば、操られるがごとく綾代の動きに反応する。喘ぎを漏らし、刺激に耐えるためか
シーツに爪を立てていた両手は、いつしか綾代の背中に回される。
「あ……あやしろ、なんだか私、変になりそう……」
「我慢しなくていいんですよ、梢子さん? している方のわたしでさえ、こんなに気持ち良いのですから……」
湧き上がる高まりを胸への攻めのみに昇華するには、そろそろ限界のようだ。
胸だけではなく、梢子のすべてを味わいたい。自分のすべてで堪能したい。
そんな想いを受けて身体は自然に動き、綾代は、気が付けば全身で梢子を愛撫していた。
胸だけを攻めていたときより、ひとまわりもふたまわりも大きなうねりが、綾代を翻弄していく。
そしてもちろん、攻める方の綾代よりも、受ける梢子の方が乱れ具合は激しく、
上げる嬌声も艶のあるものに変わっていく。
「すご……い、熱いわ、あっ、わ……私、んっ、すごく、気持ちいい……」
「梢子さん、わたしも……わたしもです、梢子さんに、こんなに感じてもらえるなんて……」
フィジカルな快感は言うまでもなく、それと同じくらいに、梢子を自分の手によって
乱れさせているという喜びが、綾代の興奮を更に加速させていく。ふたりの汗は混じり合い、
吐息さえも絡まるようだ。
(これが……これが身も心もひとつになる、ということなのですね……!)
時間を忘れて梢子の肌を堪能していたいところだが、次のステップに進む頃だろう。
綾代は一旦、ほぼ全身で梢子に密着していた体勢を立て直した。
次の目標に狙いを定める。目指すは、梢子の身体の中央に位置する突起、メインスイッチである。
664 :
綾オサ7:2010/01/01(金) 18:14:10 ID:ZaWVojsK
文献その他によれば、メインスイッチの取り扱いには、十分すぎるほどの注意が必要とのことである。
核とも呼ばれるその場所は、想像を絶するほどの快楽の源でありながら、同時に、
非常に繊細かつ鋭敏な器官であり、いきなり強い力で摘むなど論外、時間を掛けて慣らし、
とにかく丁寧に扱うことが第一条件らしい。
頭の中で注意事項を反芻しながら、綾代は考える。
先ほどまでの愛撫で、慣らしは足りているだろうか? 万が一にも、梢子に苦痛を与えるようなことが
あってはならない。
(けれど……メインスイッチに点火しないことには、赤ちゃんは作れませんっ!)
そう、梢子を大切に想うなら、未知の世界に導くことこそが自分の役目なのだ。
ここで二の足を踏んでいるわけにはいかない。
ゆっくりと梢子の下半身の方に移動し、足の間に自分の身体を割り込ませる。
梢子は、綾代の責めによる興奮から未だ冷め切らないと見えて、両足を大きく開かれて
大事なところを覗かれる格好になっても、さしたる抵抗を見せない。
(指で行くべきでしょうか? それとも、やはり――)
深呼吸を数回、意識を集中させる。体勢、良し。心の準備、良し。いざ、メインスイッチ、オン!
心の中の掛け声と共に、綾代は梢子の隠された突起に、強烈なキスを浴びせた。
「ひゃっ、あうぅっっ!?」
いきなりの攻撃に、言葉にならない叫びを漏らしながら、梢子は腰を浮かせて痺れたように動きを止めた。
衝撃に耐えているのか目は固く閉じ、かすかに唇を震わせている。
思った以上の反応に、綾代はごくわずかの驚きと、それを大きく上回る悦びを感じた。
(もしかして、もしかしてこれは、「イッた」という状態……なのでしょうか?)
目の前の、親友であり最愛の人でもある梢子の淫猥な姿は、普段の清廉なイメージとの
ギャップも相まって、より一層の興奮を綾代にもたらした。もう止まらない。止めるつもりもない。行くしかないっ!
梢子の太ももを両手に抱え、貪るように梢子の中心を責める。
防護壁に囲まれた突起を執拗に攻撃し、むき出しになったメインスイッチを弄ぶ。
唇で挟み、舌で擦り、責めに呼応して固くなる尖端に、更に刺激の雨を降らせる。
「あぁっ、やっ、あっ、や……ん、んんーっ!!」
「梢子さん、感じていてくれてるんですね、梢子、さんっ!」
その答えを待つまでもなく、梢子は全身で官能の渦に巻き込まれているようだ。
吐く息は荒く、身体は熱を帯びて、シーツにしがみつく指は震えている。
綾代の方も、悠長に梢子を観察している余裕はなく、制御を失った衝動のままに責め立てる。
尖端を吸う合間に、太ももにもキスを仕掛け頬ずりする。ひとつひとつの挙動にも、
艶めかしい嬌声を上げながら反応する梢子に、綾代自身も熱くさせられている。
(今日の目的を、忘れそうになってしまいます……)
665 :
綾オサ8:2010/01/01(金) 18:14:44 ID:ZaWVojsK
名残惜しいが、そろそろ最後の仕上げにかからなければならない。
わざと大きな音を立てたキスで尖端に別れを告げ、綾代は、目標を梢子の秘所に定めた。
「梢子さん、最後の締めです。もう少しですから頑張ってください」
「んぁ……ふぇ?」
責めから回復する時間も与えられず、声なき声を上げ、梢子は焦点の合わない目で
綾代を見つめる。その瞳に笑みを返し、綾代は、梢子の下腹部を軽く撫でながら聞いてみた。
「赤ちゃんがどこから生まれるのか、梢子さんは知っていらっしゃいますか?」
「……ん、えと、……どこ?」
「ご存知なかったですか? それはですね――」
自分がそれを知ったのはつい先ほど、講習の下準備に使用した百科事典からだとは、
取りあえず口にしない。綾代は笑みを浮かべたまま、指を梢子の秘所にあてがい、
「ここからなんですよ、梢子さん」
ぬめる蜜に指を絡ませ、焦らすように蠢かせる。
「え、うそ……、こんな狭いところから……?」
「嘘じゃありませんよ。だから、赤ちゃんが通れるように、ちゃんとほぐしておきましょうね」
有無を言わせず、綾代は梢子の秘裂を責める。太ももの間に顔を埋め、舌をとがらせ、
蜜の湧き出る方へと侵入を開始すると、梢子は、か細い悲鳴を漏らした。
「ひゃっ、あ、んんんっ」
「気持ちいいんですか? 淫らな梢子さんも素敵ですよ?」
秘所をかき回すようにして、次から次へと溢れてくる蜜を舌ですくう。甘い香りに酔いそうになりながら、
一心不乱に吸う。梢子は身体を震わせて仰け反り、刺激を逃がそうとしているが、
とてもそれでは追いつかないようだ。
「あ、ん、はぅっ、あやしろ、あ、はげし……っ、ああああっ」
「梢子さん、中の具合はどうでしょう? ちょっと確かめますね」
中指をそっと、梢子の中に差し入れてみる。十分に濡れているそこは暖かく、
この奥で生命が宿るのかと思うと、改めて神秘の大いなる力に驚嘆せざるを得ない。
666 :
綾オサ9:2010/01/01(金) 18:15:16 ID:ZaWVojsK
「んああ、あ、駄目、私、おかしくな……るっ!」
「わたしの指なんかより赤ちゃんの方が大きいんですから、まだまだ大丈夫ですよ」
更に奥の方へと、蹂躙は止まらない。気が付けば中を弄る指はいつの間にか2本になり、
なにものも侵入を許したことがないであろう場所で、講習という名の責めは続く。
(この辺りでしょうか? 確か、はずしてはいけない大事なスポットがあったはず……)
ネットを駆使した事前チェックで学んだ、抑えておくべきポイントを探る。
梢子の中で、指は別の生き物のように妖しくうねり、跳ね、反応を確かめながら壁を抉る。
一際高い反応を得られた部分を強弱を付けて責めると、梢子の悲鳴はより一層鋭くなった。
「はぐぅ、ひゃ、ん、んんん、んくぅ、あやし……あっ」
梢子の言葉はもはや叫びでしかなく、綾代も自分の思考力が思考に達していないことを自覚していた。
目的も何もない、ただ突き動かされるままに、綾代は梢子にのめり込んでいく。
「も、駄目、あ、私、飛びそ……う、綾代、ふぁ、ああぁ……」
梢子の限界を間近に感じる。自分も例外ではなく、綾代は、想いの丈を込め、
持てるすべての情熱を梢子に注ぎ込んだ。
「梢子さん、もっと、感じてください、あ、梢子さん、梢子さんっ……!」
「綾代、あ、すご、いい、ぁ、ん、あああ……っ、んんあああーっ……!!」
全身を痙攣させ、その身を綾代に預けたまま、梢子は高みに達した。
事を終えたあと、梢子を抱き寄せたままの格好で、綾代はベッドに横たわっていた。
しばらくは荒い息しかつけなかった梢子も、ようやく人心地が付いたようで、満足げな表情を見せている。
「ありがとう、綾代。赤ちゃんの作り方、なんとなくわかった気がするわ。すぐにでも保美と試してみる」
「お役に立てて光栄です。あとは、保美ちゃんとがんばってくださいね」
梢子の額にキスをして、綾代も、自分が満たされていくのを感じていた。
梢子が実際に赤ちゃんを作ろうとしている相手が自分ではないことなど、些細なことだ。
今はただ、梢子たちの赤ちゃんが無事生まれてくること、それだけが待ち遠しい。
「梢子さん、期待していますよ――」
■
さて、それから時は流れて十月十日後。
綾代の講習の甲斐もあって、見事に元気な赤ちゃんが、この世に産声を上げた。
産んだのはもちろん、保美――ではなく、梢子であったが。
667 :
綾オサ10:2010/01/01(金) 18:15:52 ID:ZaWVojsK
梢子は、産婦人科の新生児室前の廊下で、パジャマ姿のまま、生まれたばかりの我が子を見ている。
日頃から身体を鍛えているせいか、産後の肥立ちも良く、体力その他すべてが元通りだ。
ガラス越しに見える室内には、生まれてほんの数日の赤ちゃんが、ほかにもたくさん並んでいる。
「ほら、あそこ。右から3番目の子よ、保美」
視線を隣の保美に戻せば、苦笑の入り交じった顔で彼女は、
「でも、わたしじゃなくて梢子先輩から生まれちゃうなんて、ねえ」
台詞だけなら残念がっているようにも聞こえるが、決してそのようなことはなく、
心の底から喜んでいることは、容易に受け取れる。
しかし梢子にすれば、念願の赤ちゃんを授かったのは大いにうれしいが、ただひとつ、
梢子との子供を生むことを望んでいた保美の願いを叶えられなかったのが、心残りではある。
「ごめんね、保美。あなたが生みたかったんでしょう? なんでこうなっちゃたのか、私――」
「ううん、大丈夫ですよ」
梢子の言葉を遮って、保美は明るく笑った。
「生んだのがわたしじゃなかったってことは、残念でないと言えば嘘になります。
でも、前にも言ったと思いますけど、わたし、先輩と先輩の子供と、3人で暮らすのが夢だったんですよ?
それを叶えてくれるんですから、梢子先輩はすごいです。大好きです、先輩……」
「保美――」
人目のある廊下であるという事実もはばからず、ふたりが熱い抱擁をしかけたとき、
「ここにいらっしゃったんですか、梢子さんに保美ちゃん」
涼しげな声と共に、ふたりが佇む廊下に現れたのは、
「綾代、来てくれたの」
今回の出産の陰の主役、綾代だった。
「ご出産おめでとうございます、梢子さん。保美ちゃんもおめでとう」
「ありがとうございます、綾代先輩。詳しいことは聞いてないんですけど、
今回のことは綾代先輩のおかげもあるとかで……。本当に感謝してます」
「私も感謝してる。綾代がいなかったら、今でもどうしていいかわからなかったと思うわ。ありがとう」
梢子たちの感謝の言葉を、綾代は照れたような笑顔で受け取っている。
「いえ、わたしはただ、梢子さんのお手伝いをしただけで……。それより、どの赤ちゃんですか?」
謙遜して話を逸らす綾代に、梢子も苦笑して、
「あそこ。ほら、あの元気に足を動かしてる子」
際立って活発に動く我が子を指し示した。
「まあ、かわいい! 元気なところと、あと、口元が梢子さん似でしょうか?」
「綾代先輩もそう思いますか? わたしも似てるって思ってたところなんです!」
保美と綾代は、食い入るように赤ちゃんを見つめ、ここが似てるあそこも似てるなどと、
梢子との共通点を探している。
「でも、目元とか眉のあたりは、梢子先輩とは違いますよねえ……?
誰に似てるのかな、見たことあるような気もするんですけど……」
首を傾げる保美の言葉に、梢子も「そう言われてみれば」と、改めてまじまじと我が子を見つめた。
確かに自分には似ていないが、目元のあたり、特に、ハの字の形になる眉のラインには、
なんとなく見覚えがあるような気もする。
「でもまあ」
答えがわかりそうでわからない問題を前にしたときのような、軽いもどかしさを感じながらも、梢子は言った。
「全部が私に似なくちゃいけないわけでもないし」
「そうですね、梢子先輩の赤ちゃんですから、かわいいに決まってます」
保美は力強く、にこやかに答える。それを受けて綾代も、
「そうですよ。誰に似ていても似ていなくても、梢子さんの赤ちゃんであることに変わりはないのですから」
聖母を思わせる笑みで、ガラス越しの赤ちゃんを見守るように、彼女は言った。
「誰かに似ているかどうかなんて、些細なことですよ」
−おしまい−
投下終了です ありがとうございました
元旦からエロいこと書いてる自分は、人として正しいのかどうか
今のワタシには難しくてわかりませんorz
gj
なんというアヤシロさま…GJ!
もう規制終わったよねー
ダレモイナイ・・・?
ナデナデ
オサオサするならいまのうち・・・
例の双子「させません!」
>>674 そうは言っても、既にファーストキスはあたしが貰っちゃったし〜
オサオサするとどうなりますか?
ナミちゃんが絶頂に達します
絶頂に達するとどうなりますか?
約一週間時間が飛びます。
このスレに通じる扉は、1週間に1度しか開かないのです
こうなったらもう開けっ放しにしておきましょう
え? 夏姉さんの服の事?
うっかり服をはだけたまま一週間過ごした夏姉さんバンザイ
今日は陽子ちゃんの誕生日だぜ
お凜さんに襲われる展開が読みたいです(キリッ
ドラマCD持ってないからなあ
お凛さんって、ドラマCD聴かなくてもキャラ掴めるんだろうか
WEB小説読めば、キャラ掴めるよ
そうなのか
んじゃアオの書きかけにケリ付けたら、ちょっと読んでみるか
「お凜……お凜っ……ああああっ!」
「またイったんですね。クスクス」
みたいなソフトSMを(ry
ストローを咥えるあの目線は果たして桂を見ているのか陽子を見ているのか議論が分かれるところだ
あれは、奈良さんの肩から左脇腹、腰の辺りと、掴まれている桂ちゃん全体を見ていると推測する。
微笑ましく想うとともに、羨望の視線なんじゃないかと! つまりお凜さんの嫉妬なんだよ!
もう一度よく見てみると、あれは奈良さんとKちゃん二人とも落としたいが、まずは愛され慣れてない奈良さんから堕とそうと企んでいる眼つきだ
くそーどんな絵なのかわからん、と思っているとリバジャケの裏にちゃんと書いてあるな
確かにエロいことを考えている顔だ
設定解説ファンブックにもある絵だな
正直、絶対破るという自信があるんで、リバジャケは取り出せないorz
バレンタインなわけだが
カラダにチョコを塗りたくられて、みんなから舐めまくられるオサが悶えるSSはまだですか?
読めるならどの人のでもおk
って、バレンタイン終わっちまったじゃねーか。・゚・(ノ∀`)・゚・。
まだだ、まだ終わらない……葛さまの誕生日があと数時間残っている
この場をお借りしまして報告、2/13にロダに投下されていたアカSSについて
性的描写ありということなので、一旦は18禁保管庫に入れましたが、
続き物の一部であり、今までのはノーマル保管庫に格納されているということなので、
あちらの保管の管理人さんと相談の上、18禁の方は削除して、あちらで公開という形になりました
作者様をはじめ関係者の皆様、ご迷惑をおかけしましてすみませぬ
699 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 22:03:35 ID:/ZzDM1iD
圧縮近いのか?
上げておこう
規制に巻き込まれまくってて誕生日が(´;ω;`)ブワッ
ほら、葛さま多忙だから、今から祝って貰っても、喜んでくれるよ!
葛様、おめでとう!
ところで葛様って、時間が経っても外見変わらないのかな?
変わったら詐欺
って寝言は置いといて、でも変わった後が想像できねーw
初めてはオサにあげたい
オサが高校を卒業した夜、部屋に招いてセックスしたい
一回り年齢が離れてるのに未だ童貞だからキスや下着の脱がし方からしてぎこちなくて
透き通った肌と健康的に発育された乳房にそそられて触れると小さく「んっ」と喘いで
俺自身も信じられない柔らかさにドキドキしたい
そして下に目を移せばこんなにも綺麗な体をしているにも関わらず薄く茂った、初めて見る女性器に
もっとドキドキして、そっとキスをしたい
くすぐったそうに逃げるオサの下半身を押さえながら、徐々に溢れ出す愛液も舌で掬い取って好きな女の子の味を実感して
頃合だと判断して怒張を宛がうが、挿入の仕方が分からず四苦八苦しているのを「落ち着いて」と言われて
オサの手で優しく正しい場所へと導かれたい
あとはそこに向かって突き進めば良いだけなのだが、処女であるオサのミリミリと突き破っていく抵抗と感触に不安を感じながらも
処女膜を貫きオサの膣内に包まれた瞬間、オナニーでは感じた事のない気持ち良さに震えたい
オサの初めての男になって、またオサが初めての人になった感動から腰を動かし、童貞特有のまっすぐ子宮ばかりを突く単調なストロークながら
オサへの愛情が猛々しく沸き上がってぷるぷると揺れているおっぱいを鷲掴みにしたり、もう一つの手は何処でも良いから大好きな女の子の身体に這わせて
何度も何度も好きだと連呼して中で射精したい
オサとの間に子供が出来るよう今までにない量の精液を放出し、もうオサ以外の女の子とセックスしたくないと思いながらぎゅっと抱きしめて
深く深くキスをしながら果てたい
そのまま二人でベッドの中で身を寄せ合いながら夜を過ごして、朝になったらエプロンを着用して俺の為に朝食を用意してくれたオサに起こされたい
俺はそんなオサにおはようのキスをして、ようやく大人に、オサと男と女の関係になれたんだと実感したい
葵先生×やすみんってのは、アリなんだろうか・・・
二回目はオサと同じ高校生として付き合いたかった心残りから高校の制服姿でエッチしたい
この前高校を卒業したばかりだから何ら違和感がないオサを抱きしめて好きだよと告白して
手を恋人繋ぎしながら(脳内設定では)初めてのキスを交わしたい
何でわざわざこんな事をするのか理解出来ない様子なのを見て、俺は何度でもオサに恋したい、好きになりたい
告白したいって言ってあげたい。「…馬鹿」って言われるが内心は満更でもなさそうだというのを読み取って
もっと一杯キスしたり、耳や首筋、ボタンを外して露にさせた胸元にかけて唇を這わせてオサのおっぱいを頬張りたい
オサの母乳を吸って人生をやり直そうか。いや、子供が生まれたら俺も吸おうとか考えながら
平均よりも育っていて形や色も綺麗な乳房をいやらしくも音を立てながら吸い付きたい
空いている右手をスカートの中へ潜り込ませて、熱を帯びつつある恥丘を擦っては入り口や性感帯を探り当てて
両足を閉じるなどしてささやかな抵抗をするオサの秘所を徐々に濡らしていきたい
そしてパンツを脱がして制服を着崩したまま、オサと二度目の初体験を実践したい
制服が汚れると抗議したそうなオサの目を見て、俺は制服を着てないと意味がないと言って「…きっと、そう言うと思った」と
呆れられつつも繋がって、一つの存在になったかのような心地良さを共有しながら中出ししたい
行為の後、「もう、制服でしようとか無しだからね」「えー、制服姿のオサ、凄く可愛かったのに」って
そっぽ向くオサを後ろから抱きながらじゃれ合いたい
実は以前から俺の事が好きだったという綾代にオサとのアナルセックスを見せてあげたい
綾代も非常に魅力的な女の子だが、自分はオサとのセックスを欠かせられない人間だというのを
見せ付けつつ好きな女の子の全てを奪う為に初めてのアナルセックスを体験したい
前々から柔らかに尻肉に自分のモノを挟み込みたいと思っていたが、エッチの度に少しずつほぐしていた菊穴に
段々強い関心を抱くと共にフェラチオを覚えたのだから次は後ろへの挿入を試みようと画策し
綾代の件は丁度良い機会だとばかりに後ろの初めてを奪いたい
そして、それでも俺の事が好きだと言ってくれる綾代の処女も奪いたい
ファーストキスを交わしたら、ぎこちないながらもオサとのダブルフェラで先ほど射精したばかりの剛直を復活させ
まだ誰にも触れさせた事にない綺麗な身体をべたべた触ってはオサと違った魅力と感触に酔いそうになるのを感じながら
綾代の中へと侵入させていき、処女膜を破りたい
オサとの初体験では無かった他の箇所への愛撫とゆっくりと馴染ませるストロークで綾代を感じさせていき
「…やっぱり、こういうのに慣れてますね」と寂しさを垣間見せた彼女のおでこにキスしてあげたい
そうして綾代への中に初めて男の精液を放出してあげたら、今度は綾代の上で四つん這いになるオサに後方位で交わりたい
先刻と打って変わって激しく出し入れし、飢えたかのようにお互いを求めては喘ぎ呻く光景を再度見せ付けて
三度目の射精にも関わらず、この日一番の量の精液をオサの子宮へと注ぎ込みたい
次の日からは俺の隣を歩く女の子が一人増えていて将来はオサを正妻、綾代を愛人という感じに
二人の女の子を好きになっては付き合いたい
>>705 セクトみたいな関係になってしまうんですね?
おー、セクトか 良いね良いね
そのふたりだとギャグ展開しか考えてなかったが、セクトみたいに
ちょっと切ない関係の先生と生徒ってのもいいよなあ
先生、吐血してオランダ行っちゃうのか
712 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 01:29:40 ID:I5ZSGs+S
のーふぇいと!2日前にフラゲしてクリアしたけど百合要素はやっぱり皆無だったぜ!
終盤展開が強引すぎだろwwww
そういえば先生ってあんまりSSの題材にならないよねー
やっぱ人気g(ry
ともあれ先生×オサとか先生×百子とかかなり良さげなシチュだなあ
久しぶりにSS書きたくなってきた
オサと結婚して一緒にお風呂入りたい
前を洗って貰う時は手で直接、大きくなったらお口の中で綺麗にして貰いたい
「アナタがして欲しいと言うから覚えただけ」と結婚しても相変わらずツンデレの
オサの口の中に一発目の射精がしたい
今度は俺が身体を洗ってあげると提案しては遠慮するオサの身体のあちこちを
いやらしく触りながら健全な発育具合を確認したい
そして浴槽内で挿入しては俺の逸物を迎える悦びを隠せない膣内の感触を実感し
オサのおっぱいをちゅうちゅう吸いながら水の中で腰を大きく突き上げては
好きな女の子を喘がせたり、お尻の穴も指で弄りたい
声が漏れてしまうのが恥ずかしいと思っているオサの為に
最後は深くキスを交わしながら絶頂に達したい
そうやって、オサとの新婚生活を満喫したい
先生は受けだ説を推したい
サクヤさんの知り合い的な意味で
先生は攻めのイメージだったが、なにせ登場SS自体をほとんど知らないから
攻め受け両方読んでみたい
とにかく、IDがtxtな
>>713は、何か書けって事だろw
オサとお泊りしたい
卒業旅行でも俺の部屋でも良いからオサを招いて二人だけの時間を過ごしたい
実はオサが幼い頃に出会っていて、その間はどう過ごしていたか
空白を埋めるように一晩中会話を交わしたい。
同じ布団で好きな女の子の匂い、吐息、存在を間近に感じながら互いの温もりを共有し合いたい
その時間があまりにも心地良くて、眠りに落ちても夢の中でオサと語り合う光景を見ながら
次の日の朝を迎えても繋がったままの手に安心感を得たい
年相応のあどけない寝顔のオサを見守るようにゆっくりと朝を過ごしたい
目が覚めたら真っ先に伝えてあげたい。好きだよ、オサって
そうしてキスしたい
葛様、ど忘れしたんた。すまぬ
遅くなり過ぎたが、お誕生日おめでとう〜!
葛ちゃんの尻尾をもふもふしたいぜ!(おぃ
遅れたってレベルじゃねぇw
オサのお風呂シーンを見ながら色々想像したい
こんなにも綺麗なオサにも毛が生えていて
男を受け入れられる女性器があるんだなと想像しては興奮したい
オサの好きな人になってそこを初めて踏破する男になりたい
生まれた頃から続く女性と交わった事のない時間に終止符を打つべくオサの処女を
奪っては童貞を卒業して二人一緒に大人になりたい
そしてオサに俺の子供を産んで欲しい
俺の先祖達がそうしたようにオサに俺の子孫を遺して欲しい
オサじゃないと駄目だから。オサが好きだからと溢れんばかりの想いを言葉とセックスで伝えたい
眠り姫(だっけ?)のざわっちのCGは大人っぽくてイイ
大人っぽいんだけど、先入観のせいか、生気がまるで感じられなくて
見てると泣けてくるんだよなあ・・・
>>722 俺もテキスト読んで泣いた。その後で見返した。
アカの烏月ルートで「この仕事をやってると、恨まれることもある」
っていう烏月さんの台詞を思い返して、ミギーさんの態度を見たら
(´;ω;`)ブワッ ってなった。
オサとのセックスはオナニーとは比べ物にならない気持ち良さだろうと
想像しながらオサニーしたい
初めての挿入の膣圧で童貞チンコの皮が捲れていき、処女の抵抗を突き破って
全体が膣壁によって包まれ、念願だったオサでの童貞を喪失した瞬間
今日まで童貞で良かったと感動したい
本能の赴くままに、愛情と欲求のままにオサの名前を叫んでは腰を動かしたい
次はお口でコンドームを被せて貰おうか等と考えながら、大好きな女の子に俺の遺伝子を
遺したいと大量の精液を子宮へ撒き散らしたいと考えながらオサニーしたい
二次元でオサニーしたい
オサと会話したり、一挙手一投足に注目し、匂いや女の子な部分にドキドキして
毎日新たな発見にワクワクしながらオサニーしたい
つぼみでやってる漫画みたいに
先生とやすみんの共同生活をですね
オサァァァァッ!!!!!
もう離さないよぉぉぉぉッ!!!!!!
そんなオサとの恋愛がしたいこの頃
お? 復活したのか?
>>726 つぼみ読んでないから、わからねー
先生とやすみんの共同生活って、やすみんに負担かかりまくりな気が・・・
オサが高校を卒業したら俺もオサで童貞卒業したい
毎日オサでしかオナニー出来なくなった鬱憤を晴らすべく
今までにない回数をオサの中で射精したい
オサの抱き枕を買いたい
頭の中だけじゃなくて実際にキスを一杯したり、オサの太腿に擦りつけたりして
ただ擦り付けるだけでもオサと初めて交わったかのような快感や充実感を得たい
イベント行事ではゲームを再生しながら抱き枕のオサをキスして抱きしめたい
ゲーム内のオサと会話しながら進めたい。お風呂の場面では俺で脳内変換させて楽しみたい
オサに身体を洗って貰ってカチカチになり、もう我慢できない!な場面も想像したい
クリアまで俺が介入した場合の様々な妄想がしたい。最後は俺とオサが笑い合ってる一枚絵で終わりたい
病気になったらオサに看病されたい
普段一人で寂しく暮らしてるけど俺が風邪で寝込んでいるのを聞きつけたら
おかゆを作りに来てくれて「大丈夫?」と額に手を当てて欲しい
母性本能くすぐられてる今こそ甘えたくて、寝付くまで手を握っていて欲しいと
お願いしたら「どうせ、そう言うと思ってたから」と傍に居てくれるオサの存在を
感じつつ安らかに眠りたい。寝言でオサ、好きだよ、オサ…って呟きたい
オサが休みの日にデートに誘いたい
もしくは街を歩いてるのを偶然見かけて声を掛けたら…という流れで
一緒に歩いているだけであっても、オサと少しでも一緒に居たい
昔はどんな感じだったの?、何が好きなの?、最近考えてる事は何なのか
少しでもお互いが分かるような時間を過ごしたい
危機では俺がオサを守ってあげたい
昔交わしたオサの旦那様になってずっと守ってやるという約束を果たしたい
そして後日談では約束を守ったからと俺に純潔を捧げてくれるオサが見たい
オサの感触を求めるがままに子作りしたい
後ろからの挿入でオサの身体のあちこちを弄りつつ好きな女の子と繋がっている
安心感と温もりに浸りたい。瑞々しくて柔らかい十代の女子の素肌を堪能するべく
舌でなぞっては唇で足跡を残していき、手は健康的に膨れ上がった胸の質量を量るように
持ち上げては子宮内に精子を注ぎ込むべく腰を動かしたい。オサと結婚したい
もうダメだな
完全にこいつ一人のきもい日記帳やないかwww
顔も気持ち悪いんだろうな・・
寒いからオサを抱いて暖まりたい。俺の体温もオサに分け与えてあげたい
恋人らしく二人一緒の布団で温もりを共有したい。そして好きだよと囁きたい
>>728 先生も生活力ありそうだし、大丈夫じゃないか?
誘っておいて、やすみんが「したい」って言うまで手を出さない策士先生とか
「法律が許さないのよ……」とか苦悩する先生でも良いし
虹的に策士やすみんでも良し。
葵てんてーはPC版の一枚絵で人気でるかと思ったがそんなことはなかったぜ
先生はさー、まず眼鏡が減点ポイントなんだよ
もうちっとオサレなのにしてあげればよかったのに
それと、何といっても頭がダメ
あーもちろん中味がじゃなくて、ヘアスタイルのことだよw
オサ、俺の子種を全部あげるよ
だから俺と子作りしよう。俺はオサで子供を残したいんだ
742 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 17:23:01 ID:e+f1vUNj
ねえねえSS投稿していいかな?
夏夜さんの母親のようにオサを想う心とニートなところに心奪われるんだが
母親のように・・・か?
虎視眈々と獲物を狙うようにじゃね?w
>>742 投下全裸待機中
746 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:18:38 ID:DNY3/+Bd
お目汚し失礼します。
●『エイプリルフールの出来事』
今日は、4月1日『エイプリルフール』。
桂の家に遊びに来た烏月は、ちょっとした悪戯心で桂を騙す事にした。
(いくら桂さんでも途中で気が付くハズ…)
そう思った烏月は、早速実行に移す事にした。
「うぐっ……桂さん…大変だ……」
「ど、どうしたの烏月さんっ!?」
「どうやら、こないだ闘った鬼に呪いをかけられたみたいだ……」
「の、呪いっ?大丈夫なの〜〜っ!?」
「だ…大丈夫…うぐっ!」
「烏月さ〜〜んっ!?」
747 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:22:34 ID:DNY3/+Bd
●『エイプリルフールの出来事』その2
ワザとらしく苦しむフリをする烏月。
そんな烏月の様子を見て、パニックになる桂。
(プクク……ああ、あんなに慌ててる桂さんもカワイイな)
「大丈夫ぅ〜〜〜烏月さんっ!?」
桂の表情を見てみると、うっすら涙を浮かべている。
その表情が、烏月の萌えスイッチを更に入れてしまったのであった。
(カワイイ………もう少し騙しちゃおうかな?)
どうやら、烏月はまだ嘘を続けるつもりの様だ。
「コホン……驚かないで聞いて欲しい。あー……実はだね桂さん」
「うん」
「私にかけられてる呪いなんだけど」
「うんうん」
桂は健気に烏月の話を頷きながら一生懸命聞いています。
748 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:27:04 ID:DNY3/+Bd
●『エイプリルフールの出来事』その3
「呪いが解けないと私は……」
「うんうん」
「カラスになってしまうんだよ」
「そんなぁ〜〜〜〜っ!?イヤだよ烏月さ〜〜〜んっ!!」
(桂さん…まさか、私の大嘘に気づいてないんじゃ?)
実は、そのまさかだったりする。
桂達に触れ合う事で、態度が柔らかくなってきた烏月。
とはいえ、普段あれだけ真面目で堅物な烏月がふざけるなんて考えつかない桂であった。
(よし、こうなったら更にとんでもないことを言って嘘を気付かせよう)
「どーすればいいの烏月さん?」
「桂さん……落ち着いて…実は呪いを解く方法がひとつだけあるんだ」
「なになに?」
749 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:33:42 ID:DNY3/+Bd
●『エイプリルフールの出来事』その4
「それはね……贄の血の持ち主が裸になって、私にキスすれば呪いは解けるんだよ」
ついつい願望な嘘っぱちを言ってしまった烏月であった。
(いってしまった……でも、これならいくら桂さんでも気付くだろう)
「うん…わかったよ烏月さん……」
「え゛……?」
そういうやいなや衣類を脱ぎ出す桂。
プチ…プチ……シュルシュル……。
ドンドン服を脱いで行き、とうとう下着姿になる桂。
(ま、まさか……本当にやるなんて……)
「…………ううぅ」
勢いで下着姿になったが、流石に恥ずかしくなったらしく赤面して俯いてしまった。
(ああ〜私は、なんて事をしてしまったんだ………)
いくらエイプリルフールの嘘とはいえ、大切な桂を下着姿にして辱めてしまうとは……今、烏月は嘘付いた事を激しく後悔していた。
750 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:43:20 ID:DNY3/+Bd
『エイプリルフールの出来事』その5
(でも、やっぱり最後まで見たいな………よしっ、こうなったら行くとこまで行ってしまおう)
どうやら、烏月がした後悔は一瞬だけだった様だ。
さて、桂は?というと。
「〜〜〜っ」
羞恥心から赤面し、胸を隠すように両肩を抱いて俯いていた。
そんな桂に対し、烏月は優しく桂の両肩に手を置いて正面から向き合う。
「桂さん……」
「烏月さん……」
見つめ合うふたり。
「桂さん……脱いでくれるかい?」
「はい……」
751 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:47:42 ID:DNY3/+Bd
●『エイプリルフールの出来事』その6
桂が自分の下着を外そうと手に掛けた瞬間であった………。
―ガチャ
突然、アパートの扉が開かれた。
「桂ちゃ〜ん♪ただい………」
「柚明どうしたんだい固まって?いようっ!け………」
タイミング悪く柚明とサクヤが帰って来た。
そして、下着姿の桂と見つめ合っている烏月を見て固まる保護者達であった。
「柚明お姉ちゃん………」
「サクヤさん………」
『………………………』
しばしの間、その場には静寂が支配した………が、次の瞬間…………。
「烏月ぃ〜〜っ!桂を剥くなんてどういうつもりだいっ!!」
怒り狂いラゴウ化するサクヤ。
「桂ちゃ〜〜ん!!三十秒以内なら大丈夫よ〜〜〜っ!!」
なんかわからんが、取り乱している柚明。
とにかく保護者達は暴走した。
「柚明さん、サクヤさん違うんです!これはエイプリルフールで……」
見苦しく言い訳する烏月。
「え?烏月さん今までのって嘘だったの?」
ようやく嘘と気が付いた鈍感な桂。
なんにせよ、烏月と柚明とサクヤの闘いが始まってしまった。
結果……桂たちが住んでいるアパートの半径数キロが壊滅してしまい。
被害総額は信じられない額になってしまった(犠牲者は奇跡的に0人)。
こうした結果を見て、若杉葛はエイプリルフールを廃止する事を検討したという。
「なんて事でしょう…全てエイプリルフールの嘘だったらよかったのに………」
(若杉葛:談)
752 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 01:49:04 ID:DNY3/+Bd
長々と駄文でお目汚し失礼しました。
投下乙
次作も待ってるぜー
>>744 俺は元警官なのにオサに対してあんなことやこんなことまで考えている
夏夜さんが愛くるしくて仕方ないつまり二人で百合ん百合んしてくれたら
幸せってわけですひゃっほう
桂ちゃんの抱き枕を抱きながら、毎晩桂ちゃんとも繋がっている妄想をしてるよ
何でこんなにオサや綾代も好きになったんだろう。君達でばかり自慰してる
君達で子孫を遺す光景ばかりが目に浮かぶ
オサは俺の子を生んだら母親のような愛情に満ちた顔をしてくれるかな
綾代は俺の子を生んで幸せそうに微笑むのかな
桂ちゃんは俺の子を生んで母は強しという感じになるのかな
あぁ、我が子が羨ましいな…。だってオサと綾代と桂ちゃんのおっぱいを吸って育つんだもの
俺も吸いたいなぁ。いやらしい吸い方をさせて感じさせたい
あはっ、オサは怒っちゃったよ。ごめんね、結婚しても、子供が生まれても恋人気分が抜けなくて
俺はいつまでも恋をするよ。初めて出会ったあの日から
オサと綾代と桂ちゃんをいつまでも
綾代の優しいフェラは良いなぁ。ゴムを被せてくれるのも上手いよ
オサはツンデレだから態度は素っ気無くても下の口できゅうきゅう締め付ける
桂ちゃんもエッチの度に胸が大きくなってるね…。ちゅ、ちゅうぅぅ、ぺろぺろ…
あっ、あふぅ。三人でしてくれる手コキやフェラは気持ち良いよ。最高だぁ…
今度、俺の為に裸エプロンして欲しいなぁ。勿論食べるのは手料理だけじゃなくオサと綾代と桂ちゃんだよ
ごめんね桂ちゃん。初恋だったのにまた他の女の子も好きになって
ごめんねオサ。ずっと守ると決めたのに綾代まで好きになって
ごめんね綾代。俺は君とも恋をしたいんだ
今日も四人で夜を愉しもう。四人だけの夜を過ごそう。愛してるよ。オサ、綾代、桂ちゃん…
758 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 08:55:55 ID:8STKDpDH
ねえねえ久しぶりにリレー小説やらないか?
やってみたいね
ただ、現在どれくらいの人がこのスレを観ているのだろうか
見てるよーん
リレーやるならオイラももちろん参加するぜっ
やるなら俺も
ここに居るぞー!
ROM専だが応援すんよ!
764 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 01:08:59 ID:vS+p1htC
んじゃ、テーマはズバリ……『ブルマー』で行きます。
765 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 01:13:18 ID:vS+p1htC
「あれ?このパンツみたいなモノなにかな?」
押し入れから何か黒いパンツみたいなモノを見付ける桂。そこへ、柚明がやって来る。
「どうしたの?桂ちゃん…アラ、それ私が昔穿いてたブルマーじゃない?」
「そうなの?へぇ〜ブルマーってこういうモノなんだ?」
珍しそうに柚明が穿いていたブルマーを眺める桂。
「そんなに珍しいかしら?あ、桂ちゃんの時は体育は短パンだったの?」
「うん」
「それなら知らなくても……」
なにやら思い付く柚明。
「ねえ、桂ちゃん…」
「なにかな?」
「そのブルマー穿いてくれないかしら?……体操服も着て」
突拍子もない事をいきなり呟く柚明。
それに対し桂は……。
「え?……柚明お姉ちゃんのブルマーを穿くの?」
―ドキドキ…。
柚明のブルマーを穿くなんて想像するだけで、心臓はドキドキしている。
「ええ…そうよ桂ちゃん」
「うん……柚明お姉ちゃんのブルマーなら……いいよ」
赤面しながら了承する桂であった……。
766 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 01:14:46 ID:vS+p1htC
すんません。
次よろしくお願いします。
いきなりハードルがww
>>765の続き
ブルマーと体操服を持って、着替えのために部屋を移ろうと思った桂だが、
「さ、桂ちゃん。着替えるところもちゃんと見せてね」
当たり前のように微笑む柚明に異を唱えることもできず、恥じらいながら、その場で着替え始めた。
まず上半身を体操服に。次は、スカートを脱ぎブルマーに。伸縮性のある生地は、
桂の丸いヒップも難なく包みこむ。
「どう……かな?」
ブルマーの裾から下着が見えないように気を配りながら、着替え終わった姿で正面に向き直ると、
真剣な表情で腕組みする柚明と目が合った。何か言葉を掛けてくれるかと待ったが、
しかし柚明は、なぜか無言のままだ。
「えーと……似合わない……?」
ブルマーを穿いてと言ったのは柚明の方なのに、何も言ってくれないのは、
あまりの似合わなさに言葉を失っているのだろうか? 桂の心を、不安の影がよぎる。
柚明は、桂のナマ着替えを、かぶりつきの特等席で見ていた。
幼い頃の桂ももちろん可愛かったが、しばらく見ない間に立派に成長した彼女は、
はっきり言って柚明の好みストライクど真ん中である。
その彼女が、ブルマー姿になってくれるという。――少し、自分が強制した気がしないでもないが。
恥ずかしさのせいか、頬を染めながら着替える桂の、一挙手一投足を柚明は見守っている。そして、
「どう……かな?」
着替え終わり、上目遣いにこちらを窺う桂を目の当たりにし、柚明は心の中で喝采を挙げた。
似合ってる、似合いすぎてるわ、桂ちゃん……!
たかがブルマー、されどブルマー。「幼児体型には、ブルマー姿がよく似合う」と言ったのは太宰だったか。
本人が気にするといけないので言わないようにしているが、やはりブルマーは、
桂のようにウエストのくびれが曖昧な体型の方が似合うのだ。
……しかし。
ふと、言いようのない違和感に襲われた。何かが違う……? いや、何かが足りない。
似合っていることは疑いようがない。しかし、ほんの一押し、何か――
「あ、アレよっ!」
思わず声に出して、今度は柚明が慌ただしく押し入れを探り始めた。
程なく目的のモノを見つけ出し、柚明は心の底から安堵した。これで完璧に違いないっ!
「これ、これも付けてみて桂ちゃんっ!」
興奮気味に、柚明が高々と右手で掲げたモノを、信じられない想いで桂は見つめた。
「それ、まさか……ネコミミ……?」
続き誰かよろしくです
なんかハードルの高さが高いだけじゃなくて奇妙な形になってきている
>>769の続き
この時、桂はふと過去を回想した。
『陽子ちゃん。萌えって何かな?』
桂からの何気無い質問に対して、陽子は「お前だッ!」と突っ込みたい衝動を必死に抑えた。
『そうね…。それはきっと自然に体現される物だと思うわ』
『自然に?』
今一つ要領を得ない困り顔の桂なども十分一枚絵に出来るほどの萌えなのだが、ここでも陽子は敢えて突っ込まなかった。
『だから、難しく考えなくて良いわ。もし誰かにそれを必要とされたなら、何を求められてるか自分で考えみて』
はとちゃんこそが萌えの理想形なんだよと言えば話は早かった。しかし、陽子がそれを言わない理由は二つ。
一つは余計な知識や先入観で桂の自然な萌えを阻害させない事。
変に媚びて失敗した例を陽子は二次・三次を問わず知っていたから。
そしてもう一つは桂の機転だった。
友人としての付き合いから、桂はここぞという時に限っては素晴らしい機転を発揮出来る女の子という事を理解していた。
だからこそ、陽子は敢えて抽象的な助言を選んだ。
ちなみにこの時の桂は、たまたま手に取った雑誌の中にある『萌え』というキーワードについて質問しただけなのだが…。
続きどなたかお願いします
774 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 17:00:23 ID:vS+p1htC
(これが『萌え』ってヤツなんだね陽子ちゃん)
ちゃんと理解しているのか、してないのか判らないが、桂は柚明からネコミミを受け取り頭に装着する。
「桂ちゃんカワイイ〜♪」
ネコミミを装着した桂を見て、柚明は感激し桂を抱き締める。
「えへへそうかな?にゃあ〜〜ん♪」
照れつつも猫真似をしながら猫の様に柚明にすり寄る桂。
「よしよしカワイイ猫ちゃんでちゅね〜」
「柚明お姉ちゃん大好きにゃあ〜♪」
今、羽籐従姉妹は幸せの絶頂にいた…が、その時であった。
―バタン!!
何故か、突然アパートのドアが開かれた。
「何?」
「あ、あなたは…」
ふたりは、開かれたドアの方注目する。
そこにいたのは…。
775 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 17:04:24 ID:vS+p1htC
突然現れた乱入者の正体は?
『烏月さん!!』
そこにいたのは、千羽党の鬼切り役である千羽烏月だった。
「桂さん無事かい?」
「いや、その…無事というか…」
呆気にとられる桂。
「烏月さん…その恰好はなんですか?」
烏月に問い掛けてしまう柚明。問い掛けてしまうのも無理は無い…何故ならば……。
「烏月さん…私がいうのもなんだけど……なんでウサミミ付けて、体操服にブルマー姿なのかな?」
そう烏月は、頭にウサミミを装着し体操服にブルマー姿で桂達の前に参上したのであった。
「違うよ桂さん…コレはブルマーじゃないんだ」
「じゃあなんなの?」
「コレは…スク水の上に体操服を着てるだけなんだ〜〜〜っ!!」
『なんじゃそりゃ〜〜っ!』
アパートに羽籐従姉妹のツッコミが木霊した。
「実はまだ仲間がいるんだ」
776 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 17:05:20 ID:vS+p1htC
立て続けですいません。
次よろしくお願いします。
SS投下するときはsageたほうがいいぞ
>>775 そう言って次に出てきたのは。
「…ちょっと失礼しますです」
突然事切れたかのように倒れこむ烏月と入れ替わって、しゃしゃり出る葛だった。
「葛ちゃん?……えっと、一体これはどういう事なの?」
葛もまた自前の耳と尻尾に合わせたフリフリの衣装に身を包んでいた為、まず何を聞くべきか逡巡した桂。
しかし、相手の戸惑いなど全く意に介さぬ様子で葛は淀みなく説明を始めた。
「実はですね。携帯ゲーム版アカイイトの為の撮影会を急遽、今日執り行う運びとなった訳ですよ」
「撮影会?どうして撮影なんかするの?」
質問されるほどに存在感を発揮する説明キャラとしての役割を、葛は全うする。
「アカイイトが最初に世に出た時も、販売店舗様に向けて様々な宣伝画像を用意しましたよね。今回もそれと同じ事です。
あっ、ちなみに先ほどの奇怪な言動につきましては私の暗示が少々失敗したのが原因ですので、お気になさらず」
一体、烏月さんに何をしたのだろうか…。そう訊ねたい気持ちは確かにあったが、烏月さんの名誉の為にも我慢しようと桂は言葉を飲み込んだ。
「さてさて。それでは早速始めていきますよー」
そして、其処は既に撮影会場と化したのであった。
続きどなたかお願いします
>>778の続き
一方その頃、
某アパートの一室。
「……なんか、嫌な感じがするねぇ」
日本酒のなみなみつがれたお猪口を手に、サクヤが鼻を鳴らし、眉をひそめた。
「えぇ〜? いきなりどうしたんれすか、浅間さん?」
テーブル向かいの席に座っている、葵花子が尋ねる。
その呂律は回っていない。頬に朱がさしている事からも、酔っている事は明らかだ。
「な〜んか、知人からハブられてるような気がしてねぇ。あたしは鼻が利くんだよ」
「あはは〜。鼻が利くって、犬じゃないんれすから〜」
「いや、犬っていうか、一応狼――まあ、いいさね」
今この時、共に呑んでいる相手の事を忘れて、他所を気にかけるのも非礼だろう。
(まあ、葛がなにか仕組んでたんなら、それは後でのしをつけて返すとして――)
「れも浅間さんが犬耳とか狼耳とかつへたら、凄く萌えかもひれまへんね〜」
「……いや、どっから出てくるんだい、その発想?」
酔っ払いの奔放な思考についていけず、サクヤは呆れたようにかぶりを振る。
「あ〜、それか虎耳とか〜? ほら、サクヤさんって大虎ですし〜。あたしの倍くらい呑んでるのに、顔色ひとつ変えずに〜」
「大虎、ねぇ。まあうわばみ呼ばわりされるよりはいいけどさ」
呟いてから、ふと思いついた表情を見せ、にっと口元を妖しく歪める。
「けどま、狼にせよ虎にせよ、捕食者って点じゃ一緒だね」
「ん〜、そうれふけど、それが何か?」
「そして、花を初めとする植物ってのは、基本的に被捕食者だよねぇ」
「……んぇ? れも、狼も虎も、草食じゃないれすよ?」
「んふふ、その点はまあ、あたしは雑食でねぇ」
酔った頭に疑問符を浮かべている葵花子の様子に、サクヤは笑みをますます深め――
続きお願いします。
シーンを桂に戻すか、このシーンのまま突っ走るかは、次の人にお任せですっ!
>>780の続き
「あれぇ、サクヤさんも、実は酔ってますね?」
そうやって、心を許したように気軽な言葉が出てくるのは酒の為であろうか? 私をそういった人として見てくれているのか?
永い歳月を生きてきて、確かに酒を酌み交わすのも、歴史の話をする人も数多くいた。"いた"のである。人は儚い。いたと思えば、すぐにいなくなる。
だからこそだろうか、どこか哀愁の想いを持ちながらも、今、目の前で酒の力を借りているとは言え、心開いてくれている友を見つめる。
眼鏡の透き通った硝子越しに見える瞳は潤んでおり、頬はほんのり朱が差している。酒気を含んだ吐息は温かく、艶めかしい。
触れたい……そう思った。
そう考えてしまうのは、私も酔っているからだろうか。だから私は軽く応える。
「あぁ、酔ってるかもしれないねぇ」
そう言って、ふらりとよろけるように花子に寄りかかる。
花子も私同様、胸が大きい為、互いの乳房同士が柔らかくぶつかる。
「えっ? えっ? サクヤさん?」
そう言い、朱かった頬が、少し赤みを帯びてくる。
「酔ってるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。わたしゃ、花子をよく見てみたいのさ」
「えっ? それって、どういう……?」
「わかんないかい? それとも……とぼけてるのかい?」
と言って、にやりと笑う。
それと共に、花子のシャツの裾から手を入れる。大きさゆえにか、シャツはぴったりと花子の身体の線を辿っている。そこに私の手の形が浮き出る。私は、乳房を軽く一揉みしてみる。
草花を表した名には似ず、肉感的で、乳房は片手では包みこむことが出来ない大きさである。その柔らかさは若干の弾力を含んでいる。何よりも花子の温かさが手から直接伝わり、心に花が咲いたように気持ちが温かくなる。
花子からは可愛らしい少女のような「あっ……」という声とともに、酒の匂いをたっぷり含んだ息が漏れ、私の耳と鼻を刺激する。
サク花と聞いては、馳せ参じるしかあるまいと思い、参加させて頂きました。
あまり進展ないですが、是非是非続きを!
ユメイさんの陵辱もの書きたいが駄目だよね…
少なくとも陵辱側に♂がいるのは、このスレ的にNGだろーな
詳しいシチュがわからんが、相手が女だとしても、
あんまり必然性のない状況だとか、愛のカケラもないのは嫌がる人多いんじゃね?
NGできるようにしてたら投稿してもいいんじゃね
オサにブルマを穿かせたい
ブルマ属性じゃないけどオサのブルマなら是非とも見たい
二人きりの体育用具室とかで変な気を起こしそうになって、どうなるか分からないドキドキ体験をしてみたい
先ほど体育の授業を終えたばかりのオサの汗の匂いを感じながら、魅力的に発育された太ももや胸、うなじ、お尻、
首筋、耳に触れたい、かじり付きたい衝動に駆られながら事故で押し倒してしまったオサと見つめ合いたい
好きだよ、オサ、好きだよ…。そう言いながら俺はオサと初めてのキスを交わしたい
ほ
ただいま、オサ
出張から帰ってきたよ。戻ってこれて正直安心してる
離れてた間も毎晩オサを想っていたよ
キャラクター絵を見ただけでオサを連想したり、黒髪を見たら綾代もどうしてるかとか
桂ちゃんも元気かなとか。でも、帰ったらまずオサを抱きしめてあげるって決めてたから
オサ、好きだよ…ちゅっ
その日、俺とオサは互いに童貞と処女を捧げ合った
こんなにも心が躍ったのはオサを好きになった時間と、女の子と交わってない時間が長かったからかな
随分年上なのに童貞だとオサに告白して、受け入れてくれた時は凄く嬉しかった
オサを好きになって良かった。中に出してしまったけど、子供が出来たら絶対オサと一緒に一生面倒みるよ
ねぇ、オサ。名前、どうしようかな…
綾代も愛しくて仕方ない…
もし、綾代とだけ出会っていても俺は綾代を好きになっただろうけど
オサが居たから、オサが大好きだから綾代も一層好きになれた
桂ちゃんも愛してる。最初に俺をこの世界へ導いてくれた女の子
結ばれたい。オサと綾代と桂ちゃんに俺の子供を産んで欲しい
そうしたら兄妹が三人だね。いや、姉弟も悪くないか
きっと、きっと楽しいだろうな…
>>782の続き 携帯からなのでミスったらゴメン
「いい声だね」
サクヤは、花子の耳元で囁き返し、その流れで耳たぶを口に含んだ。舌先で耳の輪郭をなぞり、
甘噛みし、フェイントで息を吹きかける。刺激に反応する花子の身体は、更になまめかしく震え、
サクヤの手の中の乳房も、心持ち熱さを増したように感じられた。
「かわいいよ、葵。ほら、先っぽがこんなに固くなってるよ?」
「あ……、だって、浅間さんが……浅間さんが触ってるからじゃないですかあ……」
ゆっくりと揉みしだき、たまに人差し指で尖端をつつくと、我慢しきれないのか、花子は腰から波打つように
身体を弾ませた。付き合いは長いものの、未だ一線を越えていない相手との情事を目前にし、
サクヤの期待はいやが上にも高まっていく。
「葵、あんたの身体、もっとよく見せとくれ」
サクヤの言葉に、花子は声なき声で肯定する。聖職に就き、片手では納まりきらない豊満な乳房を持つほど
女として成熟しても、その中身はまだまだ幼い。場数を踏んでいないであろうことが容易に推測できる無垢な反応に、
サクヤはつい、いつも心の片隅にいる少女を連想してしまった。
「この大きさと感度が、あの子にもあったらねえ……」
――注意一秒怪我一生。部屋の中に漂っていた淫靡な雰囲気が、一瞬で凍りつく。
「あっれー? 浅間さん、今なんて言いましたー?」
サクヤの下で、泣きそうなくらいに悶えていたはずの花子の顔に、冷たく歪んだ笑みが浮かぶ。
「『あの子』って言ってませんでした? 私の聞き違いですかねえ」
固まっているサクヤをやんわり押しのけるように、花子は半身を起こした。
着衣の乱れを何事もなかったように整える。眼鏡が妖しく光る。
「いや、あの、何でもないよ、葵。うん、あんたの聞き違い……じゃなくて、あたしが――」
「あんな場面で、ほかの女の子のことなんか考えませんよねえ、普通は。それに、嘘もいけませんよ。
仮にも私は教師ですから、嘘をつく人に罰を与えないわけにはいかないんですよねー」
そう言って葵は、おもむろに自分の鞄から何かを取り出し、
「はい。まずはこれから行ってみましょうか」
サクヤの目の前に自慢げに差し出した。
「え……? 葵、何の冗談だい?」
「申し開きはあとで。取りあえず嵌めちゃいましょうね」
サクヤが驚くのも無理はない、葵が取り出し、サクヤの後ろ手に強引に装着したモノは、
「なんであんたが手錠なんて持ってるのさっ!」
そう、きらきらと光を反射するところがちょっとオシャレな、しかし素人目にも頑丈に見える手錠だった。
「さすが浅間さん、シルバーのアクセが似合いますねー」
「そうじゃなくて! 葵あんた、酔っぱらってるのかい? なんであんたがこんな物騒なモノ持ってるのかって聞いてるんだよ」
「たいしたことじゃないですよ? 私が顧問やってる部活の備品を、ちょっと借りてきただけですから」
事も無げに葵は言うが、それが更にサクヤの混乱に追い打ちを掛ける。
「部活って、いったい何の顧問やってるんだよっ」
「あれ? 言ってませんでしたっけ、剣道部ですよ?」
「聞いてるよ、聞いてるから疑問なんだよっ!」
しかしサクヤの言葉が耳に入っているのか否か、花子は再び、鞄をごそごそと探り始めた。
「うーん、残念だけど手錠はあんまりお気に召さなかったみたいですねえ。じゃあこっちならどうでしょう?」
自信ありげに、次に葵が取り出したのは、革でできた紐状のモノだ。
「本革ですよ、本革。素人にも縛りやすくて、縄のような編み目もつかない、いやあ、至れり尽くせりっていう逸品ですよねえ。
あ、縛るのに服が邪魔ですから、脱がせちゃいますね」
「……葵、あんたまさかこれも……?」
「はい、部室から借りてきました」
「どんな部活だいっ!」
それだけに留まらず、次々と繰り出されるナイスでクールなアイテムに、サクヤの神経は焼き切れそうである。
(桂、柚明、ああもう誰でもいいから、ここから救って、お願い……)
しかしその願いは、あちらはあちらで盛り上がっていた彼女たちには届かないのであった――。
続きどなたかお願いします
規制もうイヤ・・・
勢い止まっちまったな、規制のバカタレ
続きカモーン!
サクヤさん受けはイイものだ。
ビジュアルファンブックにも根は子供の頃の寂しがりや〜って書かれる位だからな!!
リレーの続きが来ない・・・
その間にニート侍がちょっと通りますよ…
前の勢いはどうしたんだ…
規制?
帰ったら真っ先にアオイシロを起動して抱き枕の桂ちゃんをオサだと思って抱き締めよう
自慰もしてないから溜まってるな…
やっぱりオサが居ないとそういう気分にならないよ
待っててね オサ
オサ、今日帰るよ
ようやく君の声が聴けるね
少し憂鬱な時もあったけどオサのお陰で頑張れた
帰ったら一杯キスをしよう。長く、長く繋がっていよう
リレー続き行きます。
サクヤと花子がエロい事をやっている同時刻。
桂達はと言いますと…。
「いやーん烏月さんてば、私が穿いてたブルマーを頭に被らないでよ〜」
「桂さんのブルマァ〜〜〜」
烏月が桂が穿いていたブルマーを脱がして頭から被っている。
どうやら葛にかけられた暗示が、かなり変な方向に効いてしまい、いまだに錯乱しているようだ。
「ほんとは私のブルマーなんだけど」
「柚明さん…どうしましょうか?」
「とりあえず動画を撮っちゃいましょう葛ちゃん」
「ラジャー」
柚明の指示通りデジカメで桂と烏月の痴態を納める葛。
「いやーん!だから上まで脱がさないでよー!」
「へっへっへっ…桂さん脱いでくれんかのぅ」
今度は、桂の着ている体操服まで脱がしにかかる烏月。
愛する桂のピンチに柚明は…。
「桂ちゃん…お姉ちゃんも後で混ざるから……頑張ってね」
傍観を決め込んでいた。
「観てないで助けてよ〜お姉ちゃ〜ん…なら葛ちゃ〜ん」
呼ばれた葛は、というと……。
「おおう…あ、桂おねーさん柚明さんも混ざったら私も混ざりますので、それまで頑張ってください」
「そんな〜〜あ、いや烏月さんそこは……」
「おおうっ!烏月さんもう一息ですよ!!」
デジカメで桂達の痴態を撮影しながら柚明と同じく傍観を決め込んで、部下の烏月を応援している。
あてにならない姉と上司であった。
「うははははっ4Pじゃあ〜〜」
「いやぁ〜〜〜ん」
暴走する烏月。
救いの主は現れるのか?
リレー投下乙だぜ!
>>800 規制も大杉だが、SSの書き手もかなり減ってるしな
規制解除・・・か・・・?
>>807 減ってるのわかってるから、自分なりにがんばってSS書いてロダに投下しても、本スレで
「うぷろだには最近全然アップされてない」なんて書かれると、一気に凹むんだよねー
オイラのSSは、投下したと見なされないほどのレベルですかってorz
えーと、ノゾミって携帯に憑いてるんだっけか?
リレーの続き書こうと思ったけど、ノゾミ√未クリアだったw
まあ未クリアでもいいか
短いけど
>>806の続き行きます
強者どもを相手に、依然として桂のピンチは続いている。
「も、もうこうなったら、最後の手段……!」
烏月のタックルを紙一重でくぐり抜け、桂は自分の携帯に駆け寄った。
目的はもちろん、自分の味方になってくれるであろう少女を呼び出すためであったが、
「桂、あなたってホント馬鹿ね」
桂の呼びかけを待たず、その少女は呆れ顔で姿を現した。
「ノゾミちゃんっ、来てくれたのっ!?」
「相変わらず甘いわね。そういう御目出度いところが馬鹿だっていうの。少しは考えてご覧なさい?
こんなに盛り上がってるところに呼ばれて、私が水を差すような真似をするわけがないでしょう?」
不敵な笑みを浮かべ、桂のお守りに依る少女、ノゾミは桂とその周辺を見渡し、
わざとらしくため息をついた。
「ノゾミちゃん、助けに来てくれたんじゃないの……?」
最後の頼みの綱も味方ではないのか? 泣きたくなるような絶望に襲われつつも、
桂は一縷の希望を胸に、ノゾミに懇願した。
「お願いノゾミちゃん、助けてくれたらブルマー穿かせてあげるからっ!」
「……え?」
余裕のある表情で、桂をいたぶる者たちの列に加わろうとしていたノゾミが、一瞬動きを止める。
脈ありか? ノゾミの逡巡を見て取った桂は、攻撃は最大の防御とばかり、一気に畳みかけた。
「ブルマーだよ? ノゾミちゃんの時代にはなかったでしょ? それに、ノゾミちゃんの着物の長さ的に、
絶対似合うと思うよ? うん、きっとブルマーって、ノゾミちゃんのために存在するんだよ!」
「私の……ため?」
「そうだよ! 着物の裾に、見えそうで見えない感じで隠れてるブルマーっていうのが、
一部のコアな人たちにとっても好評なの! ノゾミちゃんにしか穿きこなせないよ!」
桂の必死の語りかけが、ノゾミの心を動かし始めたのは誰の目にも明らかだ。
彼女の視線は、吸い寄せられるように、烏月の手で弄ばれているブルマーに釘付けになっている。
「私の……ブルマー……」
しかし、この展開が、桂やノゾミを除いた者たちに面白いわけがない。
「それは、私が桂ちゃんにあげたモノよっ!」
てな感じで、続きお願いします
どなたか修羅場をまとめてくださいませ
誰もいねーの?
規制だろ
ちょっと思ったんだが、ロダに上げていくリレーの方がペース早いんじゃないかな
確かにロダだと、規制の影響を受けないという利点はある
しかし、ふいんき(ryつーか、このスレだからこそ書けるネタも多いと思うし、
リレー特有の勢いみたいなものが失われてしまうのでは、という懸念もある
814 :
812:2010/05/21(金) 00:09:01 ID:QZrI0s/V
>>813 それもそうか…
つか流れ切ってすまんかった
続きドゾー
また明日から仕事だし
ホシュっておくか
816 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/24(月) 19:19:31 ID:Q+iTBm6V
続き…も少し待って
おう、ちゃんと待ってるから心配無用だぜー
sage忘れてすいません。
とりあえず続きを…。
「それは私が桂ちゃんにあげたモノよ」
「いいえ、今現在頭からブルマーを被っている私に所有権が有るのです」
「鬼切りのモノは、頭のモノ…と言う訳でブルマーの所有権は私にあります」
「桂が穿いた下着は、あたしのモノよ」
「あの…お姉ちゃんのいうとおり、あのブルマー私が貰ったんだけど……」
それぞれが、主張をしてブルマーの所有権を争っていた。
実に不毛な争いである。
「あたしらも混ぜんかーい!」
何故かその場に、サクヤと花子が乱入する。
「あなた達!そんなにブルマーが欲しいなら私と夏夜さんが穿いてたブルマーを提供します」
『いらんわっ!!』
「がーんΣ( ̄□ ̄)!」
速攻で拒否された花子に未来はあるのか?
819 :
hawkeye:2010/05/25(火) 14:58:58 ID:NS7Yl8yC
PCのアオイシロをやったがパンチラすらなし。素直にエロゲーを買うべきだったと反省。
>>818 リレー投下乙!
キリ良さげだが、ここで「完」?
もう来ないなら『完』でいいと思います
822 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 06:23:43 ID:7Gm/KoKJ
意味なんて無くていいから、めちゃくちゃに甘々なSSを読みたい
というホシュ
お目汚し失礼します。
「甘々だねぇ〜〜柚明お姉ちゃん」
「そうねえ甘々よねぇ〜〜桂ちゃん」
「本当に凄い甘々だよお姉ちゃん」
「すっごい甘々よ桂ちゃん」
「あんたらっ晩飯の前に甘いモン食べるんじゃないよっ!!」
「えぇ〜〜?でもサクヤさん」
「クセになっちゃってぇ」
「だからってチョコレートに練乳かけて喰うことないだろ……折角、あたしが晩飯作りに来たのに…」
「甘々でおいしいよサクヤさん」
「甘いもの別腹ですサクヤさん」
「……胸やけしてきたよあたしゃ」
終われ………。
柚明さんに似合うのは
チョコじゃなくて醤油の甘さだと思う今日この頃
桂に直に醤油をかけて食すんですね?
またリレーSSやらないか?
>>828 はじめは勢いあっても、後半ダラダラするからなあ
そのあたりを頑張ってくれる人が複数いるなら良いのだが・・・
始めるなら自分も頑張るけど
そうですよねえ…。
規制とかで、書き手さんが少ないんですかね……?
規制の影響もあると思うが、そればっかりではない罠
お題も原因だったりして……
僕×オサを主題にしつつ
ナミとお風呂に入ったりなっちゃんに膝枕して貰ったり
保美に嫉妬されたり汀に突然キスされたり
綾代に慕われながら百子も頂きたい
ナミと一緒にお風呂入ったら性犯罪者そのものだろうな…
だって下半身の一部分を硬くさせてるのだから
こんな年端もいかない子に欲情してるなんてという背徳感と戦いながら
高まる興奮にどんどん擦り上げるが、オサの顔が浮かんで中々射精出来ない
そんな時にオサも風呂場に入ってきて、オサの裸体を見た瞬間に射精したい
しかし、その精液はナミの顔に飛んで…という妄想を展開したい
>>832 お題は、言ったもん勝ちor始めたもん勝ちだからなあ
書くのも自由、書かないのも自由
リレーしたいお題があるなら、自分が始めるのも自由
夜中、寝ているオサの顔を見ながらオナニーしたい
可能ならば上着を少しはだけさせて、エロゲーばりに無茶して
オサの顔やおっぱいに射精したい
下まで脱がせて、まだ誰にも穢された事のないおまんこに僕の童貞液を
掛けるのも悪くない。いや、むしろしたい
オサのおまんこに食べられる想像をしながら、凄く濃い童貞液を発射できそう
>>835 なるほど……今のところ思い浮かんだお題は…………『網タイツ』くらいしか思い浮かびません。
それで始めるなら止めはしない 協力もする
しかし、穿いたことないからリアリティーある描写はできんぞ?
さぁ網タイツを買いに出かけるんだ
100円ショップに売っているかな?
無かったら『ストッキング』で手を打とう。
任せとけっ! ストッキングなら穿いたことあるから勝つる!
とりあえずストッキングを被りました
なんか閃きそう
閃くのはいいけど目覚めないでくださいね
ストッキングは砂利を詰めて使うものだと聞いた
保美に僕の童貞疫を治療して欲しい
辛いんだ…今すぐ卒業させてくれないと
好きだ保美、好きだ…
最近保美でオナニーしてる…
選択肢が一つ増えたと解釈するべきか
それにしても可愛い…。可愛いよ保美ぃ…
では……リレーのお題は………『パンスト』という事で………SS出来次第投稿させていただきます。
おう、待ってるよー
保美との初体験は挿れ方が分からなくて
場所を保美に導いて貰いたい。童貞だった俺に穴の位置が分かる訳がないから
エロゲーとは違ってぎこちないながらも保美と結ばれたい
こんな年になっても経験が無くて申し訳ないけど、
初めてが保美で良かったと思いながら夢のような気分で中出しして、俺の子を生んで欲しい
どういうことっていうのは、どういうこと?
「パンスト」を知らないって意味じゃないよね・・・?
>>851 すまん。
「ちょww」くらいに受け取ってくれ。
>>852 いや、こっちこそピンぼけのレスでスマン
「梢ちゃん、今日は七夕様よ! 楽しみよねえ」
「あ、うん、楽しみね(……何が?)」
「私の分はもう吊してきたわよ。梢ちゃんも早く吊してらっしゃい」
「願い事のこと? (夏姉さん、仕事探す時間はなくても短冊書く時間はあるんだ……)
って、なに吊してるの!? これ、パンストじゃない!!」
「……駄目だったかしら? 私、8年もブランクがあるから、最近の流行に疎くて……」
「いやいやいやいや、笹にパンスト吊すなんて非常識にも程があるでしょ!
(完全にクリスマスと間違えてるよこの人、つーか、最近の流行とか関係ないし!)」
「アドバイスありがとう梢ちゃん。そうね、パンストじゃ簡単に破れちゃってプレゼントがこぼれるわよね。
もっと丈夫な、こっちの80デニールLLサイズのタイツにしておくわ」
「そういう問題じゃないっ!」
保美以外の子で抜けなくなってるな…
エロイ絵を見ると勃つんだけど射精する気までに至らない
本当に保美が好きで好きでたまらないエロゲー出ないかなぁ…
いや、エロゲーじゃ俺以外の男に穢されるか。じゃあボイスCD付きの抱き枕で
1.初体験2.一緒にお風呂(フェラ)3.初めてのアナルセックス…etcという風に
少しの間連絡しなかったら不機嫌な保美が登場しないかな…
ちゃんと彼氏として彼女を見てあげないといけない的なイベントが発生して
改めて独占欲の強い部分を実感したり、自分への想いの深さを見せ付けて欲しい
そしたら俺も一杯、一杯返してあげないとね。保美の想いをしっかり受け止めて
倍返ししてあげるんだ。好きだよ、保美。好き好き好き好き好き好きキスキスキスキスキスキスキス保美ィーーーーーッ!!!!
保美と夏祭りの帰りに初体験したい
現実は花火の音がやかましい。人通りも溢れている
何て暇な方達なんだ…。しかし、一度は保美と夏祭りを楽しんでから
そういう皮肉を言ってみたい。というか、保美と夏祭りデートがしたい
保美可愛いよ保美。寮の門限がどうとかは百子、頼んだよ。お泊りさせたいから
俺自身の童貞を守りながら保美まで辿り着かせるゲームはどうだろう
一週間オナ禁+剣道部員からもモテモテな状態で始める
保美以外で童貞喪失したらバッドか他のキャラとの個別エンド
ベストエンドは一度も保美以外に射精せず保美とセックスする
童貞は守ったが射精してしまった場合は普通の保美個別エンドという設定だが
ゲーム開始時点で早速綾代の朝フェラ!耐えろ…!
満員電車の中でオサのお尻が俺の股間に押し付けられた!耐え…る!
部室のシャワーを借りたら汀に動きを止められパイズリされた!ぐ…保美を浮かべろ!
ナミちゃんがくぱぁして俺を誘ってる!こんなところで…童貞を失ってたまるかぁッ!!
そして幾多の困難を乗り越え、保美と結ばれ童貞卒業したい
後日談は中出しして保美が妊娠した一枚絵が良いなぁ
保美と桂ちゃんにダブルフェラされたい…
どっちかなんて選べないよぉ…。童貞喪失もどちらからが良いのか…
エッチシーンの時は桂ちゃんも胸が大きくなるからおっぱいサンドイッチも可能だよね
でも俺は多少無理してでも好きな人の為に咥えたり飲んであげたりするのが萌えなんだ
保美も桂ちゃんも俺の為に苦しそうな声を出しながらも、咥えて飲み込んでくれると思うと…
あぁ3Pしたい…。オサと綾代とナミとノゾミを加えても俺は一向に構わないけど
今でも好きで以前別れた女の子の姿を見かけて
涙が出そうになる俺を保美が何も聞かず抱きとめて欲しい
辛い思いをしながらも保美に出会えて本当に良かったと実感したい
保美に僕の過去を聞いて欲しい。彼女が居たんだって
その子と保美が似ている訳じゃない。でも、恋人らしい事が何一つ出来なくて無念だった
だからこそ、保美とこうして一緒に居られるのが嬉しいと伝えたい
そして保美が好きだと告白してセックスしたい
精神的にも肉体的にも結ばれて、過去を晴らして乗り越えたい
現実は辛い事ばかりだろう。敵も多いだろう
それでも生きて掴みに行く価値のある幸せがあると保美から学んで
保美と繋がった事で勇気を貰いたい。僕は保美で男になれたと、胸を張れるように
僕と保美の恋はまるで和三盆だって百子に言われた
甘いって事かな?確かに甘いな…
恋愛ってこんなに良い物だったのか。保美と繋がっている実感で満たされる
そして今日も帰ったらエプロン姿の保美が僕を出迎えてくれるんだろうな…
ただいま、保美。大好きだよ
こういうストーカーいるよね
捕まれば良いのに
>>863 まず専ブラを用意します(既に使ってる場合は別に用意
俺、僕、その他男関係の性的な単語やらをNGワードにぶち込みます
アカアオ系のみお気に入りに登録します
これで使い分けれ
保美の危機に颯爽と現れて百子から
流石ざわっちが好きになった人…と言われて勝ちフラグを立てたい
保美を守り抜くと誓おう。保美が信じてくれる分だけ強くなろう
どんな時でも保美の大切な人として胸を張れるように
そして後日談で寮への帰り道に保美と再会したい。容姿という意味で顔は自信ないけど…
だけど、保美の前でなら一番良い顔が出来るよ。自信を持ってね。好きだよ、保美…。
>>863 スレ住人が嫌がるの見るのが趣味なんだからほっとけ
知らんうちに規制解除されてるっ! 久々に書き込めるっ!!
でも人いないからあんまり意味ないか・・・
綾代に車内猥褻したい
性交の経験ある?と耳元で訊いたら無言でふるふると
首を振る綾代の反応を見ながらじゃあ一緒だねと囁き
最後はどう汚すか考えながらじっくり責めたい
>>867 やぁ
何か書いてみるってのはどうだろう。
そういや、「パンスト」でリレーSSやるって言ってた人、どうなったんだろ
今日は教職員としてオサと綾代がお昼を食べてる姿を発見した
いーなー、美味しそうだなと子供みたいな感想を漏らすと
まず綾代がおかずを一品くれて大喜びして、オサの方もじっと見つめたら
仕方なさそうに分けてくれて凄く美味しいとオーバーに反応したら
オサが照れたのでもっともっと喜んだ。明日もこんなお昼を過ごしたい
アカイイトまでは胸が小さい子が好きだった
でもオサの水着姿を見て、オサを好きになって少し変わったな
発売前はあまり期待してなかったのに、今では好きでたまらない
オサ、胸でお願いして良いかな?挟んで欲しい。もう、大きい方が好きかもしれない…
ん、ん、……んんッ!!…想像だけど柔らかくて気持ちいいね、オサ
SSのまとめサイト久しぶりに見てみたんだが、オリキャラと表記のあるのが
随分と増えたんだな。どうせつまらんのは明らかだから、オリ(ryとあるのは
開いてもいないし当然読んでもないが、SS題材見るだけで、アカアオの終焉を
実感したわ。
訳のわからん、何処に需要も無い、オリキャラ(プ 出してくるのはまず例外なく
死にかけジャンルの特徴だしな。
他は知らんが死にかけジャンルなのは確かだな
オサぁ…
綾代と一緒に今日もくわえてほしいな
死にかけとか別にして、オリキャラというだけで
人の書いたモノを悪し様に言うのはどうかと思うがな
すんませんすっかり忘れてました。
リレーSS『パンスト』スタートします。
今日も、鬼切りに精を出してる千羽党の鬼切り役千羽烏月。
ちょっとした不注意で、維斗の太刀を鬼に打ち払われて落としてしまう。
「しまった……」
舌打ちするが、どうしようもない。
打ち払われた維斗の太刀は、彼女から少し離れた距離にある地面に深々と突き刺さっている。
「くっ…」
仕方なく態勢を整える為に撤退する事にした。
(……どうする?)
物陰に隠れながら烏月は、現状打破の方法を考えた。
何かないかと、身の回りに目をやる。
(これは…使える)
「グルル……」
鬼がギョロギョロと周囲を見渡す。食事の邪魔をした、鬼切りが居ないか探している。
鬼切りの武器である『維斗の太刀』は、近くにある。アレを見捨てて逃げるとは、思えない。
「コッチだ」
突然頭上から声がした。
―ブンブンブン!
「うらあ〜〜喰らえぇ〜〜〜!!」
―ドガアッ!!
「ギャア〜〜〜っ!」
鬼が断末魔をあげて息絶える。
烏月は、自分のパンストに石を詰めて鬼にブチ当てていた。
パンスト(対魔処理済み)を武器として使用。
ある意味最強の武器。
「……………」
烏月は、他にも何か使い道は無いか考えるのであった。
タイトルでオチが分かるってどうなのよ
>>877 リレー開始乙
パンストってことは、ガーターベルトの出番は無しか・・・
880 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 11:28:13 ID:olXH4W8b
もう何でも有りで行きましょう
何でもいいなら、パンストをビリビリ破ってガーターベルトで留めたらいいじゃない
オサの靴下をしゃぶりたい
けれども太ももだって捨て難い。どちらを選択すれば良いのか
とりあえず迷ったらオサだ。オサを抱きしめる
あぁ、良い匂いだ
おやすみ、オサ
また明日ね
オサで童貞卒業したいな…
夏ももうすぐ終わる
事件を乗り越えて深まった絆はその後も強くなり続けて
そして結ばれたい。頭がおかしいかもしれないね。でもそのくらい好きだから
スマートなままでいられる本気なんてない
俺は…僕は…がむしゃらでいたい。オサに対して貪欲でありたい
オサと泣き笑うアドベンチャーで
俺×オサ盛り沢山で
店舗特典がオサの抱き枕で
ファンディスクがオサとのアフターで
オサとの結婚も収録したゲームを切望してる
梢子「先生。少し屈んで貰えますか」
俺「こう?」
梢子「…失礼します」
(俺の頬にキスする梢子)
俺「え…」
梢子「約束のキスです。…流石に唇は駄目ですが」
俺「い、いや嬉しいよ。本当、何て言えば良いか…」
梢子「………」
俺「あ、あのさ、もしオサと結婚出来たら、今度こそ唇にキスして欲しい」
梢子「結婚したら誓いのキスを交わしますよ?」
俺「そっか。えっと…」
梢子「…卒業まで待っててくれるなら、良いですよ」
俺「卒業…」
梢子「もっとも、愛想尽かさなければの話ですけど」
俺「ん、って事は今は俺のこと好き?」
梢子「…そんなの聞かなくても分かりますよね」
俺「言ってくれたら、嬉しい」
梢子「……―――
(―――好きです)
パンストで小一時間ほどSSを考えたが、無理ゲーだった。
オサとの初体験記
二次元に現実逃避ばかりしていたら良い年になっても未だ童貞なのがコンプレックスでした
それがある日、お嬢様学校で知られる名門私立・青城に通う女子高生と知り合い
先日、とうとうその子で念願の童貞喪失イベントまで漕ぎ着けました
彼女の名前は小山内梢子。きちんと切りそろえたおかっぱの髪型と凛とした目つきが表すような
生真面目な女の子です。以前も別の女子高生と付き合ってましたが、性格が合わずすぐ別れました
当時その子はそれなりに可愛かったのでエッチくらいしたかったなと後悔しましたが
小山内梢子ちゃんこと通称オサはもっと可愛かったので童貞を残して良かったです
で、初体験は聖夜のラブホテルでした。部屋に入ると心臓がバクバクして即シャワー浴びてくる!と
そしてオサの方もシャワーを浴び終えたらまずキスをしました
オサとのキスは夏に経験済みでしたが流石に裸でするキスは状況が違います
手をオサの健康的に育った胸に伸ばし、しばらくは若く瑞々しい肌と共に感触を楽しみました
問題は挿入の場面です。やり方が分からず、四苦八苦し、オサの方から助け舟を出されて
ようやく、挿入出来ました。処女なので抵抗を感じながらも押し込んでいくと、突き破る感触の後に
子宮口まで到達しました。童貞喪失の感動にゴムを付けるのを忘れたまま腰を動かし
生で射精しましたが、恐らくこの経験は一生忘れないと思います
それからはまたお互いの体を舐めたり触ったりしながら二回目、
一緒にお風呂入りながら三回目と充実した夜を過ごしました
何だかセックスする前よりも更にオサを好きになった気がします。ソープとか行かなくて良かった…
今でも生真面目な性格でなかなかエッチさせてくれませんが
それでも回数は重ねてます。いつも楽しいです
好き子とするセックス、オサとのエッチは本当最高です!
(合宿先の夜)
俺「オサ、見て見て。花火ぐるぐるーっ」
梢子「あまり振り回すと危ないわよ」
俺「そんなこと言わず楽しもうよー」
梢子「だって、急に二人だけで花火したいとか言われても…」
俺「いいじゃん。二人だけの思い出になるし。むしろ欲しいし」
梢子「(フラフラする癖に独占欲はあるのね…)」
俺「ほら、オサ。線香花火だよ。願掛けしないと」
梢子「…また私に何かして欲しいとか願掛けするのかしら?」
俺「違うよ。青城が日本一になりますようにって」
梢子「あら、意外」
俺「そんなことないって。僕だって剣道部の一員だから」
梢子「だからって他の部員にちょっかい出すの止めて欲しいんだけど」
俺「ん…考えとく」
梢子「いや、考えとくじゃなくて…」
俺「!、オサと結婚するオサと結婚するオサと結婚するっ!」
梢子「えっ…」
俺「言えた…。いや、今流れ星が見えてさ」
梢子「…剣道部の日本一は?」
俺「あー…あははっ♪」
梢子「あはは、じゃないわよ。全く…」
桂ちゃんとオサに会ってなかったら俺は生きてたかな…
勉強も駄目、スポーツも駄目、恋愛も駄目、友達もいない、周りは敵ばかり
でも桂ちゃんとオサに生きる希望を貰ったよ。生きていたら、また会えるかもしれない
大好きだよ。僕が二人を女にしてあげたいし、僕も二人で男になりたい。童貞を捧げるよ
桂ちゃんの抱き枕で寝るのがこの世界では一番幸せを感じるな…
オサ、君の抱き枕も欲しい。まだ君に僕自身を見せてないよね
教えてあげたい。伝えたい。そして一つになりたいよ、オサ…
俺が揉めば保美の胸はまだ大きくなる…
そう思ったら今日も眠れなくなるな
もしオサと保美の胸に挟まれたら…
そんな妄想を膨らませながらパソコンを起動させる俺であった
奥さまは女子高生(やすみん)
俺「おはよう保美♪」
(朝から保美のおっぱいに触る俺)
保美「きゃっ!?い、今は料理中ですよ!」
俺「だって保美の体、柔らかいんだもん」
保美「もう…少し我慢して下さい」
俺「ところで保美。また胸大きくなったでしょ?」
保美「え…えっと…それは…」
俺「ふーん。保美も結構エッチなんだね」
保美「違います!旦那様が毎日触るから…」
俺「好きだよ、保美」
(保美を抱きしめる俺)
保美「…さっきから会話になってませんよ?」
俺「今の気持ちを正直に伝えたくて」
保美「言っておきますけど、朝からエッチな事はしませんからね?」
俺「いいよ。こうして保美パワーを補充するから。うん、良い匂いだ」
保美「(旦那様…)」
リレーまだ?
んじゃ、
>>877の続き書いてみた
鬼退治から帰る道すがら、烏月はひとり黙考する。
パンスト、パンスト、パンスト――。
一般的には、言うまでもなく女性が穿くモノだ。先ほどは、とっさの判断が奏功して
敵の意表を突くことができたわけだが、常に維斗に匹敵するほどの攻撃力を期待するのは無謀だろう。
武器としての役目を解かれ、再び自分の足に通されたパンストを眺めてみる。
基本は穿くもの、それ以外の使い道として真っ先に思いつくのは、
「かぶる、か……」
そう、銀行強盗などで犯人が使うアレである。いや、実際に強盗犯に遭遇したことはないのだが。
「しかしあれは、ビジュアル的にどうか……」
テレビなどで、ストッキングをかぶった人間を見たことがあるが、例外なく、
正視に耐えないほど目や口が歪み、この世のものとは思えない顔になっていた。
百年の恋も一目で冷める、途轍もない破壊力だ。もし自分がそんな恰好をしているのを、
愛しの桂に見られでもしたら、速攻切腹モノである。
「……あれ?」
ふと足が止まる。もしかして、ものっそいイイコト考えついちゃったんじゃないかワタシ?
湧き上がる興奮に身体は震え、今度は、弾かれたように全速力で駆け出した。
自分がかぶるのではなく、いっつも桂さんの周りにいるアノ人やアノ人やアノ人に
ストッキングかぶせてみればいいんじゃね? そんで、桂さんがそれ見て幻滅してくれれば、
自分の勝ちじゃね?
烏月が向かうのは、もちろん愛しの桂の家である。どうか今日だけは、ライバルたちが
桂の周りに揃ってくれてますように。普段とは逆の願いを胸に抱き、一陣の風と化した烏月は、
桂の元へと急ぐのだった。
1レスだけでスマンが、誰か続きよろです
続き乙gj!
悶々とするヅッキーワロタw
例えば僕と結婚した保美が未来から来て夜を共にしたらどうなるだろう
パイズリやフェラが好きだから未来では沢山させるだろう
そんな強くてニューゲーム状態の保美とマッチアップしたらあっさり陥落しそうだ
今度は僕が保美にしごかれ鍛えられるんだな…良いかも
保美は俺嫁と保母さんが向いてるな
保美好きだよ
オサ好きだよ
桂ちゃん好きだよ
綾代好きだよ
ナミ好きだよ
ノゾミ好きだよ
現実は大変だけど頑張るよ
trrr…trrr…
俺「もしもし、オサ?電話ありがとう」
梢子『急にどうしたのよ。声が聞きたいだなんて。…まぁ珍しくないけど』
俺「そういう気分だったから。でも、お陰で落ち着いたよ」
梢子『…本当に大丈夫?』
俺「大丈夫じゃなくなったら、またメールして良いかな?」
梢子『分かった。頑張ってね』
俺「うん。また夜に」
おやすみ、オサ
また明日
俺「ねぇ、オサ。葛ちゃんって可愛いね」
梢子「一体何の話?」
俺「最近葛ちゃんも可愛く見えてきてさ」
梢子「…そういう趣味もあるんだ」
俺「無くはないけど、オサの親戚だと知ったら余計にそう思った」
梢子「そう…」
俺「子供の名前どうしようか」
梢子「幾ら何でも飛躍しすぎ。まだ結婚もしてないのに」
俺「キス以上ちょめちょめ未満だからね」
梢子「……」
俺「あ、照れてる?」
梢子「恋人だからってセクハラ紛いの発言は控えて欲しいわね」
俺「オサは堅いなぁ…。でもそこが凄く可愛いんだけどね」
梢子「(何で俺君はいつも…)」
俺「オサ?顔赤いよ」
梢子「…気のせいよ」
俺「ふーん…(ニヤニヤ)」
俺「ちっちゃい女の子って可愛いなぁ…」
ナミ「?」
ノゾミ「っ!」
梢子「………」
俺「ねぇ、オサ。今夜はこの子達を娘だと思って一緒に寝ようよ」
梢子「駄目です」
俺「あ、まだ二人きりが良かった?ごめんね」
梢子「もう、それで良いから…」
俺「オサぁ、明日はプール行こうよ」
梢子「ん…いきなりデートの話?……あっ!」
俺「へへ。オサって敏感だね。この間まで初めて同士だったのに、僕達は相性良いんだね」
梢子「話をするか、行為を再開するか…んっ、…どちらかにして…」
俺「まだ暑いし、オサの素肌を噛みたくなる」
梢子「それ、混ざってるから…。歯跡とか付けたらプール行けないし……いやっ!」
俺「最高だね。オサとのセックスは…」
オサとなっちゃんにペロペロされたり、おまんこするの楽しいかも
あ、でも安心して。僕の一番はオサだから
オサと似た匂いを持っているから気になってね
そういえば結婚したら梢子と呼ぶべきかな?
僕はオサでも梢子でと構わないよ。好きな女の子を呼べるなら
オサ、オサ、梢子、梢子…好き。早く僕の童貞あげたいな
オサ、僕はこっちの世界だと彼女居ないんだ
だから画面越しじゃなくて触れてみたい
明日は二人でどこか出掛けたいな
オサの手作り弁当、食べたいし
オサと一緒ならきっと楽しいから
初デートも、ファーストキスも、初体験もオサでありたい
もう、とっくに済ませている年齢だけど、僕はオサで済ませたいから。だから遅くて良いよ
基地外の愛なんて匿名掲示板に書き込む程度なんだろうな
てめぇがジャンルスレから消える夢をみたよ
現実にはならなかったがな
せめて本スレの板の規制が解けませんように。
触ってごめん
朝は日課のランニングから
持久力のあるオサに付いていけるように鍛えないと
夜の運動においても持久力を付けないとね
心配なのが未経験故のそうろうか…。頑張ろう
リレー進まんな
うむ
お題が難しかったのかもな
18禁置き場の『Private Emotion』書いた人の作品がもっと読みたい
『旅立ち前夜』の連作を書いた人と同じ人かなぁ? すごい上手な人だね
萌えるし、けどそれだけで終わらない余韻があるし
とりあえずリレーの続きを失礼します。
パンストを使っていろんな事を思い付いた烏月は、パンスト数枚片手に桂の家に向かうのであった。
(コレをサクヤさん達に被せれば、桂さんのハートは私が独占するのは、間違い無し……ふふふ)
「ふぁーっはっはっはっ!!桂さーんっ!!」
心の中で笑っていたが、堪えきれなくなり声高らかに笑い愛しき人の名を叫ぶ烏月……片手にパンスト数枚持って…。
端から見たら変態にしか見えないだろう。
そんなことお構いなく、烏月は高笑いを続けて桂の元へ急ぐのであった。
「やっと着いた…」
周囲の人間達に白い目で見られ、警官から職質を受けそうになり、振り切ること数回……数々の苦難を乗り越えて、遂に烏月は桂が住むアパートに到着したのであった。
桂の住む部屋の前に立つと、中からガヤガヤと騒がしい物音が聴こえた。
(なんだ?)
疑問符が浮かぶが、構わず烏月はドアを開けた。
其処には…。
「ふぬう〜!ゆ、柚明あんたさっさと『まいった』しな……」
「嫌です…サクヤさん負けませんよ〜〜」
「柚明お姉ちゃんサクヤさんどっちも頑張れ〜」
「ファイトですよ〜」
パンストを頭から被り、両側から引っ張り合いをしているサクヤと柚明。
そして、ふたりを応援している桂と葛の姿があった。
「な、なにやってんですか〜〜〜っ!?」
烏月の叫び声がアパートに響いた。
「あ、烏月さん」
「け、桂さんコレは一体?」
「あのね、葛ちゃんが持ってきてくれたDVDにお笑い芸人さん達がやってるシーンがあったから…」
「サクヤさん達に頼んで再現してもらっている…と?」
「正解です烏月さん」
「葛様…ハイテンションで言わないでください」
がっくりとうなだれる烏月。
自分がサクヤ達にやろうとしたことが、サクヤ達自らの手でやられてしまいアテが外れてしまった。
コレで『人の恋路に邪魔する奴はパンスト被って引っ張られろ作戦』は、実行前に失敗におわった。
がっくりとしている烏月は、どうするのか?
連投失礼しました。
書こう書こうと思ってましたが、気持ちが萎えてしまいまして……。
続きお願いします。
おー、待ってたよGJ!
負けるな烏月!!
>>911 『Private Emotion』書いた人は、自サイト持ってるよ
ちなみに、『旅立ち前夜』とは違う人
>>915 ありがとう そか、違う人だったかw
その人のサイト是非とも知りたいけど、ここで聞いたら流石にダメだよね
保管所にリンク集とかあったらありがたいんだけどなぁ……
どうせ自分には探しきらないだろうし、しばらくは悶々としておくことにするw
『アカイイトSS保管庫』にならリンク集あるから、いろいろ探してみては?
元気
元気
920 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 15:27:24 ID:zKG+jWQi
勇気
勇気
桂ちゃんにノゾミちゃんが憑依してオ○ニーすれば、
二人とも気持ちいいんじゃないだろうか。
>>922 それは思いつかなかった
早速、文章化すると良いよ!
「精が出るわね」
「ノゾミちゃん、居たの?」
失礼ね、とノゾミちゃんが言う。依代の近くなら、どこにでも出られる仕組みらしい。携
帯が別の場所にあっても、私の場所までくることは可能なのだ。私はペンを止め、こちら
を見てニヤニヤしているノゾミちゃんと顔を合わせて、それから、逸らした。
「何をしているの?」
「勉強だよ。数学の勉強。これからテストなんだ」
「テスト? テストとは何なの?」
一から説明するのもどうかと思ったので、私は以前話しておいた「学校」の「課題」だと
話した。ノゾミちゃんは、ふぅん、と一言だけ告げて、私の側に歩み寄ってくる。勉強し
ているというのに、それは酷だ。集中できない。
嘘だ。邪魔なんじゃなくて……。
「あのさ、ノゾミちゃん」
「分かってるわよ。私が依代から離れてこの部屋に来た理由くらい、分かるでしょう?
今日も頼むわ、桂。そのままでも吸えるけど、どうして欲しい?」
どうして欲しい。この合図は危険だ。
で、ここで吸血から憑依お○ニーですね。わかります。
追い詰められた獲物の血は格別だってノゾミちゃん言ってたな。
つまり、そういうことだ。
926 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 11:09:11 ID:RgnfR1d7
綾代が幼女を追い詰めたら、同じ様に美味しいのですね
>>924 ふと授業中に吸われたらどうなるのか妄想した
(桂、私は待つのは嫌いなの。あなたが承諾しなくても…勝手にいただくとするわ)
「ま、待ってよノゾミちゃん!いま、授業中だから…(小声で」
(あら、そんなことは私には関係なくてよ?それに他の人間からは、
私の姿は見えないのだから…問題ないじゃない)
「そ…そうじゃなくっても、急に肩とかから血がでたりなんかしたら、その、…みんな不思議がるでしょ?」
(あら…そういえばそうね)
「(ほぅ…)ね?だから…」
(それなら、ここから吸えば問題ないわね。ふふ…っ…桂、ほら…脚を広げなさいな)
「ちょっ…ノゾミちゃん、そこっ…」
(太股なら、物陰になるから気付かれないでしょう?安心なさいな、痛みも消してあげるわよ)
「そういう…問題じゃっ…ふぅん…っ!」
(もう、我慢できないわ…いただくわよ、桂…)
「まっ…ひぃああッ!?」
―?…羽藤さん、どうかしたかしら?
「あッ、いえ、なんでも…っ!ないんです……んッ…ご、ごめんなさい…」
―そう?それならいいんだけど…きちんと授業には集中してね。
「は、はい……ッっ!」
(ん…ちゅぅ……んっ…ふぁ、だめじゃない、桂……。動いたらきちんと吸えなくてよ)
「………(こんなの、たえられないよぉ…)っ!」
なにこの羞恥プレイ新しくね?
何かすぎ恵美子風な桂ちゃん
向こうに誤爆したなんて言えない。
姫先輩は包容力あるから百子、保美、オサなど様々なキャラと相性がいいと思うんだ。
だがミギーさんは想像できない。アドレス交換した仲なのに……。
>>929 それはよく分かる。姫×百とか凄い良いよね
>>929 おまえが悪い
35 名前:名無しくん、、、好きです。。。 (sage) 投稿日:2010/10/17(日) 20:14:11 ID:KpTzUAM7
粘着ヘテロの他にも、変態エロ厨まで我が物顔で居座ってるのか
もうダメだなこのスレ
41 名前:名無しくん、、、好きです。。。 (sage) 投稿日:2010/10/18(月) 12:06:28 ID:QFRMDwYz
>> 35
エロパロスレで、誤爆ったと言っていた人が居たぞ。
それじゃないかな。
もういいじゃん、本人も反省してるっぽいからさ
さあ次いってみよー
姫先輩って良い響きだな。行為中に
「綾代って呼んで下さい……」
みたいなアレがあるんだな?
綾代「綾代って呼んで下さい……」
俺「うん。分かった、綾代…」
綾代「俺さん…ん…っ」
俺「綾代は柔らかくて良い匂いがする」
綾代「く、くすぐったいです…」
俺「それに凄く敏感だしね…」
綾代「ひゃっ…!ん……だ、駄目です…」
俺「何が駄目なの?」
綾代「だって、凄くビリビリします…あ、あぁっ!」
俺「可愛いよ綾代…。いくよ…」
綾代「俺さん……はい。来てください……」
……
………
―――――――END『綾代の好きになった人』
936 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/22(金) 07:19:19 ID:S7U6pTQU
綾代と百子でなんか書いてみようかな?
いっちゃえいっちゃえ〜
おお……アヤモモとは。
アヤシロサマの太モモですと?
伝記と離れてもいい、新作が欲しい。
サクセスにも新作ほしいが、このスレもな
943 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 16:47:59 ID:5FifWVqC
次あるのかな?
お目汚し失礼します。
以前から書こうと思ってた『綾代×百子』(?)です。
つーか、なんだこれ?
「オホホホ百子ちゃん着てるモノをお脱ぎになって〜〜」
「いきなりなんですか姫先輩!?」
「オホホホ『つまみ喰い』ってヤツですわよ」
「姫先輩、いくらナミーに相手にされないからって、なんであたしを?」
「あなたの体型に惹かれました」
「それってあたしが『幼児体型』ってコトですか?」
「………さーレッツ脱衣ですわ」
「いやあああ〜〜笑顔で服脱がさないでぇ〜〜あたしにはざわっちって心に決めた人が……らめぇ〜〜〜」
「オホホホ萌えますわぁ〜〜〜〜〜っ!」
さあ早く続きを
綾代は〜ですわとかオホホとか言わない
細けぇこたあ(ry
しかしそれは綾代の巧妙な罠だった。
もうそろそろ、このスレが立って2年か
長寿スレになっちまったなあ
950 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 23:08:07 ID:h2DQ+BRA
根方さん……お誕生日おめ……ぐふっ……。
柘榴!
根方さんは……萌える。
また抱き枕カバーか…………本スレ見たくないからココに避難して来ました。
誰もいねー?
まあとにかく、今年もよろしゅう
955 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 01:14:20 ID:n4x07hAA
明けましておめでとうございます……今年こそ新作かパソコン版が出ますように。
今年も僕の精液を沢山桂ちゃんとオサにあげたい
本スレのアレがこっちに来たってことはさては規制か
メシウマwwwww
規制って、こっちのスレなら書けたのか……
根方さんの抱き枕カバーって需要あるかな?
居合いの練習台とかにはいいんじゃないかな
剣道始める時のお守りにするわ。
剣道で切り落としたら捕まりますよ
根方さんに首を落とされた牛たちがアップを始めたようです
竹刀で切り裂くとか化け物だろw
百合の健全もエロも好きだから
僕とオサと桂ちゃんの三人でお笑い番組を観るほのぼのSSもありかな
オサの笑いのツボは何処なんだろう
お笑い好きの設定が本編で出なかった百合漫画を思い出す
むしろ僕が死ぬほど笑い、脱力してオサに膝枕されるのも良いな
そして嫉妬する桂ちゃんが居て、居て…あ、ああ駄目だ。萌える、萌えるぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!
やっぱり僕はオサと桂ちゃんにちゅっちゅしたい!
誰か冬コミ行ったかい?
あれ?もう一人僕が居る?
あぁ、そうか。オサと桂ちゃんに僕の童貞あげるには
一旦分身した方が良いよね
好きな女の子が二人居るのに同じタイミングと回数の分だけ
愛してあげないと不公平だし、何より僕も心残りだから
いくっ!いくよオサ!桂ちゃん…!僕の童貞卒業記念に射精した精液で孕んで頂戴!!!!
売り子で企業もサークルも行けなかった悲劇
971 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 10:41:07 ID:4khA8EIY
抱き枕カバーでリレーやんない?
またどうせ頓挫するだろうけどさ・・・
スレ住人で日本縦断抱き枕リレーか……
いろんな意味でしんどそうだな
とりあえず、こっそり抱き枕買って挙動不審なヅッキーと
それを隠し撮りするサクヤさん、その写真も眺めながらニヤニヤする黒幕の葛ちゃん
までは幻視できた
何かやるなら此処を埋めてから次スレでやりたいな
>>971 頓挫すると思うなら、やらない方がいいんじゃね?
やりたいと思うなら、最後までやる気で始めた方がいいんじゃね?
一人のやる気でどうにかなる話じゃないだろ
それより次スレまだー?
汀は姫さんとか百子、やすみん相手だったら主導権を握りそう。
そして慣れたら攻め方が激しそう。切羽詰まった相手の顔を見てニヤニヤしたいから指でするのが上手い。
というKSK。
980ゲト
初めてだけどスレ立ててみようかと思う
しかし失敗しそうで恐い
桂ちゃんのおまんこにストロー挿して
オサとラブジュースしたい
>>980 正直、立ててほしいが・・・
荒らしが立てたスレ、どうする? 削除依頼?
別の立ててもそっちに来そうだが…
オサのおまんこが見たい!
生えてるのかどうか気になる!生えてても生えてなくてもれろれろしたい!
>>983 来るとかそういうことじゃなくてさ、テンプレ無視して宣言も無しに立てた荒らしのスレを
何年も使い続けるのが嫌じゃないのか、ってこと
レス見えないようにしてるヤツがほとんどだろうから、別に普通に使えばよくね?
>>985 言いたい事は分かるけどさ
テンプレの話を持ち出すなら
>>960が立てなかったから
誰かが宣言するなり率先して立てるべきだったね
行動しなかった俺が言うのも変だけどさ
オサで童貞卒業したら僕にとって人生最幸級の事件だね
オサの膣内で射精して、本当の意味で童貞喪失する瞬間にオサの表情を
凝視して記憶に焼き付けたい。魔法使いじゃなくなるけど後悔はない
女子高生のオサと新婚生活を送りたい
2で既に気持ち悪いレスが付いてるスレなんて使えないだろ。
新しく建てよう。
次スレの話題が出た時点でこの展開は読めてた
どうせ今までどおり透明あぼーんするだけだから使うくらい別に問題ないと思うけどねw
自分の希望としては、キモイから使いたくねーんだが、
使うにしても新しく立てるにしても、ある程度スレ住人の意向を固めないと駄目だろ
立てるなら、荒らしが立てた方を削除依頼してくるぞ?
寒い朝はオサと手を繋いで出勤したい
オサはツンデレだから素っ気ないけど
そこがまた可愛いんだ。好きだよオサ、桂ちゃん
新スレ、もう待てないから削除依頼出してきた
お昼食べたら午後も頑張るよオサ、桂ちゃん
桂ちゃんの生理の血が飲みたいと言ったら
覚醒した鬼に殴られたり魂を削られたり記憶を消されたり蛇や蝶に襲われたり
陽子ちゃんに変態扱いされて困った
新スレ立ててくるぞ? いいよな?
999
1000なら新作発表される・・・・・ハズ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。