>>1乙
>>1乙。では早速一番乗りで小ネタを。最近多忙で小ネタしかできないなあorz
心の準備をする暇もなく、上条は唇を奪われていた。
「先ぱ……っ!?」
文字通り目と鼻の先で、まさかこんなことをするとは考えもしなかった上級生の少女の整った顔が、目を閉じて更に深く口づけようと肉感的な唇を強く押し付けてくる。
思わず後退りしようにも、背後は壁。少女は自分の身体と壁で上条を挟み込むように、全身の支えを少年の身体に預けてくる。
全てを包み込まんとする彼女の柔らかな感触に、女性経験のない上条は混乱するしかない。
「まっ……待って下さい、先輩!」
このまま飲み込まれてしまう事に恐怖を覚えた上条は、思わず少女の身体を力で引き離した。
少女はそれに少しも驚かず、嫌悪の色も出さない。
むしろ思った通りだとでも言うように、唾液にまみれた唇にからかうような笑みを浮かべた。
「どうかしたのか? まだまだこれからなんだけど」
言って、彼女は自分を突き放そうとした少年の腕を取ると、そっと自身の豊かな胸の谷間に抱え込む。
弾力のある胸は触れた手に吸い付くようだった。制服越しに下着のザラついた感触も這い上り、初な少年の顔が真っ赤になる。
「初めてだから分からない、って顔に書いてるけど。……それとも、私では不満かな?」
「違っ……、っていうか、こうじゃないでしょう俺らの関係って! そんな、いきなりその、キ、キスなんてされても俺、先輩の事は、嫌いじゃないけどその、」
混乱のあまりしどろもどろになる上条の様子を見て、少女は微笑ましいような含み笑いを漏らす。
「堅いなあ……まあ、それが可愛いんだけど」
なおも弁解を続けようとする少年の口は、再び唇に塞がれた。
>>4 GJ!!!!
なるほど旗男の原点はこの人でしたか
>>1乙
いちょっ
そいや、上条×五和はこっちに投下したほうがよかったのかな?
>>8 ありゃ?
前後の関係は攻めと受けの違いなのか?
そう言う人は多いね
じゃあ
インデックス×とうま
が多いなぁ
女性陣×上条
おそろしあおそろしあ・・・
上条さんが左に来るのは対・美琴戦くらいだよな
聖人×上条
小萌×上条
ステイル×上条アッー!
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 03:03:40 ID:wA4KLtA3 BE:826310584-2BP(0)
ヒロインは五和です
( ̄ー ̄)
猫なのにいぬ……ふふふ
>>1さん乙です。と、ミサカはミサカは労ってみたりっ!!
>>12 ねーちんもかな?
二人とも事を終えた後にまた逆転しそうだけど
デレデレになった美琴が見たい
>>20 そりゃもう
仔猫のように「かまってかまってー」と
じゃれついてくるぞ
でも上条さんのフラグ体質は変わんないから
あっちこっちでフラグ量産
すこし上目づかいで涙目になりつつ私を見てよと
夢が広がるな
>>20-23 需要がある予感。
俺はこの三人が必ず書いてくれると信じている。
ま、書かなければ…。
>>24 1.上条×御坂(俺個人が今書いてるクリスマスネタ)。
2.一方×最終(前スレから続いてる飴ネタ)。
3.上条×御坂(
>>21が持ち出したネタ)。
どれかひとつ選ぶよろし。
正直、1.2は今書いてるが、3の
>>21のネタはかけるかわからんぞ。
上条さんはつねに生死の境にいるからフェロモンがいっぱい出てるな
「神裂:堕天使エロ猫メイド」「五和:堕天使エロ犬メイド」は定着しつつあるが…
スレ住人的には、他のヒロインには何送る?
オルソラに牛(本当はオリアナのがいいんだろうが)
御坂に淋しいと死んじゃうウサギ
インデックスに羊
でどうだろう
気がつけばこんな時間。
寝ないと…。
SSはもうちとかかりそう…。
>>27 全然思い浮かばんが…。
そんな俺はどうしたらいい?
インデックス「とうまとうま似合ってるかな。えへへ」
御坂「なによ・・・似合ってないとでもいいたそうね。・・・・・・・ばか」
オルソラ「この格好はなんなのでございましょう」
こんなんが浮かんだ
ご存じないのですか!?
なぜかこういう返しが浮かんだ
突然思いついたネタを、誰もいないであろう今投下します。
「………。ここが学園都市。我が目的を成就させるための鍵が、ここにいる…」
見下ろす先は、科学の総本山・学園都市。
もともと強固な警備が敷かれていたこの街は、最近の物騒な世情を反映したように厳戒体制が敷かれているはずだ。
どれだけの実力者であろうと、たった一人で侵入した上で無傷で帰る、ということは不可能であろう。
だが…。
「行かなければならない。それが我が目的を果たす、一番の早道…!」
十二月某日。
ある一人の魔術師が、学園都市に侵入した。
目的はただ1つ。
全ての異能を打ち消すという、ある少年…。
***
「だーーーー、今日も不幸だーーー…」
上条当麻は疲れていた。
今日も学校では色々と騒動が起こり、小萌先生に怒られるわ、吹寄にデコクラッシュされるわ、姫神に冷たい視線を投げられるわ…。
さらに先ほどまでは、何故か嫉妬に狂ったっぽい男子たちに追い掛け回され、ようやく振り切った所だ。
(は〜〜。ったく、あいつらはなんで俺を目の敵にすんだ?おかげでスーパーのタイムセールを完全に逃しちまうし…)
そんなことを考えながら帰途に着く上条。
「…ねえ、ちょっと」
(ああ、冷蔵庫はほとんど空だったよな…。インデックスにまで襲われたくないし、寒いからうどんでも買ってくかなー)
「聞いてんの?無視すんなー」
(確かあそこが結構安かったはず…。でも今疲れてるしなー)
「だから何でアンタは私を無視するわけ!?今日はかなり優しく話しかけてんのに!」
(ま、貧乏学生なんだしそんぐらいはやらないといけねえよな…)
「…」
そう、上条は本当に疲れ切っていたのだ。
それに色々と考え事をしていたので、話しかけられたことに気付かなかったのも仕方ないことだったのだ。
だが、もちろんそういう事情は相手には伝わらないようで…。
「だ・か・ら、無視すんなって言ってんでしょうがーーーーーーーっ!」
「どわあああっ!?」
無数の稲妻が上条に襲い掛かり、寸での所で打ち消す。
上条の本日の不幸は、まだ続くようである。
「…で、何の用だよ御坂…。上条さんはもう帰りたいのですが…?」
「ふぇ?え、えーと別にアンタに用があるってわけじゃないんだけど…。ちょっと見掛けたから声掛けただけだし…」
数多の雷撃を潜り抜けた後、上条は先程の襲撃犯…御坂美琴と連れ立って公園に来ていた。
既に半泣き状態の上条を見てさすがに悪かったと思っているらしく、美琴は比較的おとなしい。
「うう、ちょっと気付かなかっただけで死の危険が迫るなんて、さすがにひどくありませんこと…?もう今日は買い物は無理っぽいし、用
が無いなら俺は帰るぞ」
「えっ!?ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
疲れ切った体を引き摺って帰路に着こうとする上条を、御坂はあわてて追いかける。
せっかく会ったんだし、少し話したいな…と思っていたのにこれである。
(相変わらずデリカシーがないわね!そんなに私と一緒にいたくないわけ!?)
美琴はまたムカムカしつつ、早足で前を歩く上条を追う。
「そんなに早く帰りたがらなくてもいいでしょ?少しくらい付き合いなさいよ」
そして追いつき、上条の袖を引っ張って立ち止まらせた。
「あ〜、まだなんかあんのかビリビ…っ!?」
上条が振り向いたその瞬間、それは来た。
シャキン、という刃物の音がつむじ風と共に上条の目の前を通り過ぎた。
もしその場で立ち止まらなかったら、間違いなく刃物の餌食になっていただろう。
(くっ……!また魔術師かなんかの襲撃か!?ちっくしょう今日の不幸度は半端じゃねーぞ!)
「御坂、こっちだ!」
「えっ、な、何!?」
美琴の手を引き、襲い掛かって来た何かから距離を取る。
伊達に何度も命を狙われてきてはいない。
こういう事態に対する反応は、学園都市第3位の能力者である美琴よりも上条のほうが素早い。
「なっ…!」
「えっ…?」
そして二人は、それを見た。
襲撃者の正体は女性であった。
銀に近い色をした長い髪、スラリと長い手足、妙に大きな胸ーそれは、間違いなく美女であった。
しかし、それだけではない。
「まさか、これはあの伝説の…」
その姿は、
「わ、私も聞いたことあるわ。でも、まさか実在するなんて…。これがあの…」
まさに、
「「ビキニ甲冑(アーマー)!!!!!!」」
…露出狂そのものであった。
「ふふ、私の攻撃をこうもあっさり避けるとは感心感心。わざわざ学園都市まで来た甲斐があったという事」
「「………」」
謎の露出狂が何やら満足そうに話しているが、上条と美琴は何も返せない。
ビキニ・長い手袋・太股までのブーツはすべて白と黒の牛柄であり、それ以外の部分は素肌を晒している。
ちなみに冒頭でも述べたが、今は十二月である。
「我が姿に恐れを成したか、はたまた欲情しておるのかはわからぬが、戦いの最中に動きを止めるとは致命的につき!」
「きゃあっ!?」
「っ、しまった、御坂!」
素早く突っ込んできた牛柄女に対応出来ず、吹き飛ばされる美琴。
呆然としていた(実は胸などをちら見していた)上条は我に帰り、目の前の変態は敵なのだと改めて認識する。
「お前は一体何なんだ!目的が俺なら、御坂には手を出すな…よ?」
拳を握り、上条は敵を見据える…のだが、目のやり場に困るのか、ちょっと逸らす。
「私はヴァルキリー。強者を求めて旅をする、エロい鎧の踊り子さんにつき!」
上条のもとへ猛然と踏み込む変態、もといヴァルキリー。
スピードもパワーも予想以上のものであるが、上条は何とか受け流していく。
「うおおっ!?いくらなんでもそのまんま過ぎる!てか、何でわざわざ俺を狙うのーーー!?」
「…む」
攻撃の手を休めるヴァルキリー。
腕を腰に当て、不適に笑っている。
「チッチッチィ。戦士が自分の価値に気付かないのは良くなきことにつき。上条当麻、そなたの噂は私の耳にも入りし事」
「噂…?」
何故だか上条はいやな予感がした。
確かにローマ正教からは目の敵にされているが、基本的に魔術世界における上条の知名度は高くないはずだ。
「あのエロい格好をしたイギリス清教の憎き聖人を、片手でやすやすと倒したとの事!我が野望を一度阻止された恨みを晴らすならば、そ
なたの助けが必要にあるにつきィィいいいっ!」
「いつか聞いたような話がさらにパワーアップ!?てか完全に勘違いで狙われてんじゃん俺!不幸だああああああああっ!」
嬉々として再び襲い来る敵に身構える上条。
しかし、
「うわっ、何だこれ!?」
上条の周りを乙女たちが取り囲み、動きを封じ込める。
「ハッハア、イッツ『九人祝い』!どれほどの力を持とうと、戦乙女に欲情した以上は私に勝つのは不可能!覚悟おおおおおおお!」
「むっほおおおおおおっ!?」
上条の能力を知ってのことか、乙女たちは決して上条の右手には触れようとしない。
もはやこれまでーーー上条は、目を瞑った。
その瞬間。
「ふぎゃっ!?」
電撃がヴァルキリーを襲った。
「痛ったあ…。何なのよ、もう…」
気絶していたらしい美琴が目を覚まし、前髪から雷撃を放ったようだ。
サンキュー御坂…!
掴んだ勝機を逃すまいと上条は敵に突っ込む!
「う、おおおおおおおおおおおおっ!」
「っ!?」
二人の影が、重なった。
バチイ!と音が鳴り、勝負が決したことを告げる。
上条の右手はヴァルキリーの胸を捉え、そして…。
「!!!?!??!??!!?!!?」
ヴァルキリーの上半身を、裸にしていた。
…どうやら、魔術的な意味合いもある服であったらしい。
凍りつく空気。
上条は顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。
美琴は「こんな時にもアンタってヤツは…」と俯きながら、前髪をバッチンバッチン言わせている。
そしてヴァルキリーは、
「…………………」
顔を赤らめながら胸を隠し、無言で上条を見つめる。
「いやもうホントすいません不可抗力だったんですゴメンなさいだから御坂さん雷呼ぶの止めてーーーーーー!」
命の危機を察し、半泣きで謝る上条。
その様子を見ていたヴァルキリーは何かを決心したらしく、上条に近寄ってこう言った。
「せ、攻めのプレイが好きという事?私の得意分野も攻め(羞恥プレイ)につき、じ、自信はないけども、そなたがそうしたいのなら、私は
受けに回ってそなたのしたいがままにされるにつき…」
「「え………」」
上半身裸のまま上条に抱きつくヴァルキリー。
今度こそ完全に固まってしまった美琴。
突然の18禁イベント発生についていけていない上条。
この3人はこの後、どうなるのだろうか…。
以上!勢いでやった。反省はしているが、後悔はしていない!
GJ。
携帯から見てソッコーPCの前に座ったぜ。
俺もこれだけ御坂っぽい御坂を書けたら…。
40 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 10:13:14 ID:gzRNLsmq
この話ってトンマがインデックスか美琴を抱き締めてやればhappy endで終わる気がしないでもない
41 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 10:59:04 ID:uEMil3zp
反省も後悔もいいから続きを書くのだ
トンマ…w
づらぜよ
投下しても良いですか?
>>34氏からあんまり間が開いてないみたいなんですけど……
では失礼して。前スレの心理掌握の続きなんだけど、ちょっとだけ直したんで最初から。
人の心が手に取るように判ったら、それはどんなにか素敵で面白いことだろう―――今に
して思えば、よくもまあ無邪気にそんなことが考えられたものだと思う。そう、現実にそれが
可能になった今では。
『カイハツ』で発現したわたしの能力は、単純な強さだけでも同様の能力を得た他者のそ
れを大きく上回り、また、今後の『カイハツ』によっては、人の心を読む、あるいは人に伝える
のみならず、その対象の記憶領域にまで踏み込んで記憶を消したり、あるいは表層的に忘
れた記憶を呼び起こすこと、もっと言えば、完璧な記憶の改竄……それも、多数の人間に
対して同時にそれを行えるのだという。
そうしてその能力が、単純な訓練を含む様々な手段によって徐々に強靱さを増していくに
つれ、わたしはむしろ喜びよりも怒りを、感動よりも恐怖を覚えていった。
――――わたしは、ひとの心を貪る化け物なのだ――――
一度芽生えた自分自身に対する恐怖は、能力の行使に対する大きな悪影響となり、私に
対する『カイハツ』と実験は予定から大きくその進度を遅らせることとなった。
しかし、ほかにこの学園都市でわたしと同じ、あるいは同種と見なせる能力を得ていても、
わたしと同じだけのことが出来るまでの強度を得た者はいないらしく(要するに、代わりのい
ないモルモットなのだ)、わたしは半ば強制的に精神科医と学校と寮とをそれぞれ往復する
という、そんな日々が始まっていた。
精神科医―――この、このわたしに精神科医、だって? 笑わせる。わたしは人の心が読
めるのだ。わたしという化け物を目の前にして、表面だけは同情的に振る舞いながら、その
実怯えるしか能のない『精神科医』などが一体何の役に立つというのか。
わたしは、能力が芽生えた頃に教えられた制御方法も満足に操ることが出来ないように
なりつつあった。制御できない能力は、聞きたくもない声、他人の心を無秩序に私の脳へと
流し込み、その獣めいた声たちはわたしを確実に狂気へと導いているのだ。
トランキライザー、憐れで役立たずの錠剤どもを投げ捨てて、遅かれ早かれ……どうせ辿
り着く先が同じなら、時間をかける必要など有りはしない。こんな脳などさっさと狂ってしまえ
ばいい、とわたしは街へ足を向けた。
流れ込む声、声、声、声。
拒否しようにもわたしはそれを制御するすべを失いつつある。
おぞましいまでの頭痛と吐き気が襲い、わたしは道路へと膝を落とした。そのとき―――
「おい、どうしたんだ? 身体の調子でもおかしいのか?」
生の声。注意して聞き分けることすらしなくなりだしていた、生の声がわたしの鼓膜を揺す
り、
「救急車でも、呼んだ方が……」
その声の主がわたしの肩に手を置いたその瞬間、
世界から、音が消えた。
−*−
「にいさま!」
声とともに、少年の右腕に柔らかな感触が押しつけられる。一瞬だけ驚いた表情になった
少年だったが、自分の腕に半ばぶらさがる様な格好で両腕を絡みつける少女の姿を認め
ると、溜息を吐きながらもやさしげな笑みを少女に向けた。
「おう。それはさ、びっくりするから止めろって言ったろ?」
「やです。だって、こうしたいんだもの」
言われて、少年が赤くなる。そそくさと言う表現がぴったりな歩き方でスピードを速めた。
「周囲の目を気にしなさい?」
「やです」
「自分がどこの学校の制服着てるか知ってますかおぜうさま?」
「常盤台ですけど?」
「目立つって言う自覚はございませんこと?」
「にいさまとわたしが一緒にいるところが誰かに見てもらえるなら大歓迎です」
「あああああああああっ!」
半ば涙目になりつつ、少年はいつもの喫茶店に逃げ込んだ。
「なあ、ちょっと近すぎないか?」
気持ち、居ごこち悪そうに少年が言う。周囲の目線とかそういったものが気になるのか、
同時にきょろきょろと目線を踊らせてもいる。
その言葉を聞いて、少年にきつく腕を絡ませていた少女が憤慨したように頬を膨らませた。
「ひどい! にいさまは、わたしがこうしているのが迷惑だなんて!」
言いながら、少女はぐいと少年に近づく―――元より隙間も無いほどぴったりと身体を寄
せていたから、さらに密着の度合が強くなった、ということなのだが―――。
「あ、いや、その、そう言うことではな、その……」
反論するよりも、寄せられた身体の柔らかな感触がさらに気恥ずかしい。またやってしまっ
た、と少年は空いた手で頭を抱える。
しょっちゅうこんなことがあるから、実はこの少女が着やせするタイプだというのを、何故か
よく知っているのにもちょっと呆れてしまう。
そうして、そんな少女のふくらみの感触から気を逸らすべく、さらに慌てて少年は口を滑ら
せた。
「そういや、常盤台の女王様ってーのがいるんだって? 噂に聞く、超電磁砲ってやつがそ
う? なんかこの、言葉尻からして恐ろしげだしな、はは」
その少年の言葉に一瞬きょとんとした少女は、すぐに顔を赤らめて俯いてしまった。
小さな声で恥ずかしげに呟く。
「そ、それ、……わ、わたし……、です」
「へ?」
いやマズった、と少年が冷や汗を垂らす間にも少女は言葉を続けて、
「わたしの能力が何か、学校ではみんな知ってますから。何かされるんじゃないかってオド
オドしてたり、あからさまに敵視してくる子がいたりして……、それだったら……、思い切って、
わたしに逆らわなかったらなんにもされない、って思わせるようにしたんです……。そうした
ら、いつのまにか、わたしが……その、常盤台の、女王様って」
俯いていた少女が、すこし震えながら少年を見上げる。
「にいさま、こういうのはやっぱりお嫌いですよね―――」
しかし、少女の予想に反して、帰ってきたのは柔らかな微笑みと言葉だった。
「苦労してんだな、でも、それで上手くいくんならそうしたらいいさ。そうか、女王様だなんて
思ってるからみんな知らないんだな、こんなお前の可愛いとこ」
聞いて、少女の表情がぱっと明るくなる。抱きつく腕の力がさらに強くなった。
「……にいさまっ!」
抱きつくのみならず、こんどは肩に頬摺りをされて少年はさらに慌てる。
「ちょ、お、おま、」
「にいさまにいさまにいさまっ!」
じゃれつく少女に、少年はますます慌てるしかない。
「な、だ、そっ、それに、そのにいさま、って言うのもさ?」
我に返った少女がきょとんと少年を見つめる。
「にいさまのことをにいさま、と呼ぶのがどうしてダメなんですか?」
言い返されて、少年はう、と言葉を詰まらせた。にいさま、ってなんでにいさまなんだ、と初
めて聞いたのはもうかなり前だが。
いつか初めて会ったとき、いろいろ―――それはもう、いろいろと少年としては思い出す
べきではないと思うこともあって、
『あなたのこと、にいさまって呼んでも良いですか?』
と瞳を潤ませながら懇願する少女に、ウンとしか言えなかったのだ。そう言った以上はい
まさら否とは言えないし、やんわりと止めてもらう方向に……と思ったりもするのだが。理由
を聞けばすっきりするか? とも思ったのだが、それはそれで何故か恐ろしい。結局は、白
旗を揚げることになるだけなのだ。もちろん、今回も。
「……いや、ダメじゃない、ダメじゃないですよもちろん?」
「良かった!」
少女が満面の笑みを浮かべる。しかしそれも一瞬、少女は密着させた身体も、少年を見
上げる視線もそのままで、少し拗ねたような表情を作って言った。
「にいさまと居るときだけ、わたしは普通の女の子でいられるんですよ? だから、そんなに
いさまと一緒に居たいって思うのは、ダメなんですか?」
少年が答える。
「ダメじゃない。もちろん、ダメじゃない。俺の右手に触ってるくらいのことで、お前があのとき
みたいに苦しまなくて済むなら、な―――」
・
・
・
・
・
突然苦しそうに膝を落とした少女を見つけて、少年は慌てて駆けだした。
この街では―――『カイハツ』の悪影響、と言うか副作用からか―――まるで普通に見え
ていた学生あるいは生徒……本当に、何の異常も無さそうに見えているのに、それがいき
なり倒れたりする事例などは、けっして珍しくない。
このときも、少女に駆けよる『もの好き』は彼ひとりだけだった。
そうして、こういった行為は応々にして余計なおせっかい、と取られて、この少年自身、ま
た無駄骨を折った、と溜息を吐くことがほとんどなのだが。
「……うそ。どうして……?」
信じられない、とその黒目がちな大きな目を見開き、振りむいた少女が少年の目を見つめ
る。
「……あ、あのさ、だ、大丈夫か?」
やはり只のお節介だったか、と、少年はロを開きながらもその手を―――少女の肩に置い
た手を引いた。そうして手を離したその瞬間、
「いやああああああっ!!!!!!」
少女が悲鳴を上げてうずくまる。
「お、おいっ!」
思わず手が出て、少年が再び少女の肩に手を置くと、ガクガクと痙攣ぎみに震える少女
の動きが止まる。
そうして少女はもう一度振り返ると、肩に乗せられた少年の手をぎゅっ、と握った。
「あ……、ああ……」
少し潤んだその目でしっかりと少年のそれを見据えながら、握った手をそのままに少女が
ふら、と立ち上がる。ふらつく少女を支えようとして、右手をしっかりと握られているので少年
は左手を差し出して少女に手を添えた。
少年がもう一度大丈夫か、と声をかけようとして、それよりも早く少女が少年に抱きつく。
「わ、わたし、わたし、わたし………っ!!!!」
突然のことに少年は声も出ない。声も出せないのに、この少女が意外と着やせするタイプ
なのだな、と思い至る自分に大いに自己嫌悪を感じつつも。
「不思議ですけど、わたし、あなたにこうしてもらっていると……、あ、もう、三度くらい言いま
したね、ふふ」
とある喫茶店。
自分に固く抱きついた少女が全く離れようとしてくれないので、少年は少女を抱きかかえ
て―――少年としては、周囲の目から逃げるようにしながら―――、目に付いたこの店に
駆け込んだ。興奮状態だった少女も少し落ち着いてきたのだろうか? それでも、その手で
自分の右手を握ったまま離してくれないのだが。
「でも、どうして?」
少女が少年の目をのぞき込む。少しやつれて顔色も良いとは言えないこの少女だが、こ
の無垢な微笑みを見れば、10人が10人とも美少女だと答えるだろう。
そんな少女に見つめられ、少年は赤面しながら逃げるように目を逸らす。
「俺の右手は……聞かされたことが本当なら、異能の力なら何でも―――それが神様の奇
跡であっても―――打ち消せる、とかなんとか」
少女はその目を逸らさないまま、少年の声に耳を傾ける。
「でもさ、俺はどんだけ計測したって『無能力者』の判定しか出やしないんだぜ? 笑わせる
よな」
自嘲気味に笑う少年に割り込むように、少女が口を開いた。
「うそ、じゃないです。異能の力を打ち消すって言うこと。判定のことはわたしには判りませ
ん。でも、一つだけ、言い直させてもらえるなら、」
少女がぐい、と身体を寄せる。少女の言葉以外のところからの圧力を感じて、少年は視線
を少女の瞳に戻す。
「神様の奇跡、って言うものが本当にあるなら、それがいま、わたしの目の前に有るものな
んです!」
再び少女に抱きつかれ、そして今度は店の壁に押しつけられるようにそうされて―――逃
げ出すことさえ許されないこの状況に、少年は、ほんの少しだけ泣きたくなった。
・
・
・
・
・
「しかし、顔色良くなったな。眠れるか?」
少年が少女に尋ねた。初めて会った日、少女は能力を暴走させかけて幾日も眠れずノイ
ローゼ状態で、その端正な顔も青ざめ窶れさせていた。いまは見違えるほど顔色も良い。
柔らかそうな頬はうっすらと紅が差し、唇も艶やかだ。何より、瞳の輝きが違う。
本当は、判定では全くの無能力、ある、と聞かされては居てもなんの役にも立たない自分
の能力に嫌気がさしていたのは自分なのだ。
よくぞドロップアウトせずにいままで……と思わないこともない。それが、この少女に出会っ
て、自分の能力が本当に人の役に立ったような気がするのだ。
この少女は―――嘘か誠か、いや、常盤台の生徒はみな強能力以上の能力者なのだか
ら、むしろ本当の可能性のほうが高い―――この学園都市には7人しかいないはずのレベ
ル5、なのだという。そんな高位能力者の少女が、いつまでも自分のそばで満足していられ
るはずなど無く。
でも、いまこうして少女が自分といて嬉しい、と言ってくれるのなら、
(偽善使い、それで良いじゃないか)
釣り合うはずのない少女が、こんなところでうろうろしている。でも、そこにいる間くらいは、
居たことを幸せに思っていて欲しいのだ。だから、釣り合うはずがない、と判っていて少年
は微笑む。
「よく眠れますよ? いつも、にいさまが夢に出てきてくれないかな、って思いながらベッドに
入るんです」
少年の微笑みに、少女は満面の笑みで答えた。
「能力も、コントロールしよう、なんて思うからダメだったんだ、っていまならよく判ります。だっ
て、にいさまのことを想ってさえいたら、なんにも肩肘張らなくったっていいんですから」
「は、はは……」
少し引き攣ったように笑う少年に、少女は再び咎めるような表情になった。
「にいさま? わたしの言うこと、うそだと思ってるんですか? それとも、嫌なんですか?
わたしはこんなににいさまのことが―――」
「いや、違う違う違いますお嬢さま! いやあ、光栄だなあ」
「むー……」
頬を膨らませて少女が少年を見上げる。
「にいさま、にいさまが下校中だと、ずっとだれか女の方と一緒にいるんですもの。にいさま
が素敵なひとだって理解するひとがたくさんいるのは良いことですけど、にいさまにはわたし
が居るっていうのを、忘れてもらっちゃこまるんですッ!」
畳み掛けられて言葉を返せない少年に、少女は今度は寂しそうに俯きながら呟き始めた。
「超能力、って認定されて、それもある意味特殊なちからで、兎に角データがたくさん取りた
いらしいんです。それでわたし、しばらくうちの学校の研究施設に移ることになって。すこし
家に帰れる他は夏休みもずっとそっち、大覇星祭も出られないんです。一端覧祭の少し前
には帰ってこられるらしいんですけど……」
え、と少年が少女の言葉を反芻する間にも、少女は言葉を続ける。
「きょうはそのことを話さなくちゃ、って思ってたんですけど、」
少女の目がみるみるうちに潤んでいく。
「にいさまに会えないなんて、わたし、わたし、わた―――」
少年が開いた左手で少女を抱き寄せた。
「なんだ。そんなことならさ、一端覧祭から後、ずっと一緒にいたらいいじゃないか。頑張れ
よ」
「え……」
少年が笑みを浮かべる。
「今生の別れ、って言うんじゃないんだし。ちょっと期間としては長いけどさ、―――はうっむっ」
大粒の涙をこぼした少女が、少年のそれに重ねた唇を離した。
突然の、予想も出来ない出来事に少年は目を丸くする。
「……約束ですよ? にいさま」
涙をこぼしながら、少女が微笑む。
「どうしてにいさまって呼ぶのか、きいたこと有ったでしょう? にいさまは、わたしにとって運
命のひとなんです。だからずっと離れない。そう思って。……古文の教科書くらい昔は、許
嫁の男のひとのことをあにさまとかにいさまとか呼んでいたって、どこかで聞いたから。にい
さまが、それを判らなくても、わたしはずっとそのつもりだったんです。だから、帰ってきたら、
ずっと、ずっと一緒ですよ?」
少年から離れて、少女が席を立つ。
「行ってきます、にいさま。浮気しちゃ、ダメですよ?」
そう言って駆けていく少女の背中を、少年は見送ることしかできなかった。
−*−
ほんとうは、こんなことをしているのもバカバカしいのだ。
わたしが知りたいのはあの人の心の中だけ。どうやっても判らないあのひとの。
ビクビクと怯えてわたしに尻尾を振るのは自由だ。だが、わたしはあのひと以外に興味は
ない。実験中でもないのに、どうしてわざわざ他人の頭の中などを覗き込まなければならな
いのか。
帰ってきた学校では、やはりわたしは腫れ物のように見られ、怯えられ、恐れられている。
研究員たちもそうだ。突然わたしが能力の制御を取り戻したことをひどく不思議がったが、
それが何故かは永久に判るまい。
わたしには、あのひとさえ居てくれればいいのだと言うことなど。
戻ってきた学校の中は―――いや、学園都市そのものが―――とてもきな臭いものになっ
ていた。学園都市を敵に回して、世界各地で戦争の火種が燻っていると言うのだ。
高位能力者たちはみなその戦争にかり出される、などという話しも飛び交う。しかし、戦争
などという馬鹿げた行為に割く時間など、わたしにはないのだ。ようやく、そう、ようやくあの
ひとの居る日常に帰ってきたというのに。
ずっと一緒にいてくれると、そう言ってくれたあのひとの居る日常に。
そうしてあの人を思うわたしの頭の中に、突然。
いくつかの映像。声。音。そこに必ず映る、一人の姿。そして―――
(記憶喪失、って、やっぱりあの子に相談……いや、でも何されるか……ああ、もう、どうした
ら?)
読み取ろうとしたのではない。飛び込んできたのだ。チャンネルが―――そう、あのひとの
ことで、チャンネルが開いていたのか? 兎に角わたしは、その飛び込んできた意識の主に
向かって駆け出していた。
無意識に読み取ってしまった故に、聞くことなど何もなかったにも関わらず。
「御坂さん。 あなたがなぜにいさまと……いえ、そんなことよりも、にいさま、上条当麻さん
が記憶喪失とはどういうこと? わたしのにいさまが記憶喪失?」
うそだ、うそだ、うそだ―――目の前の少女、御坂美琴……学園都市第三位の超能力者
を問い詰めるように呟きながら、わたしは膝の震えを止められないでいた―――
いじょ。
安易なもん書いてるんじゃねーよという罵声を背に受けつつわたしは逃走…
で、続きは?
うおーすげーおもしろかった!GJ
とりあえずその発想はなかったわww
続き読みたいけど難しそうだなぁw
作品が連続で投下されるなんて久しぶりだなw
>>38 GJ!このまま行くと上条×ヴァルキリー&美琴か?よくそんな組み合わせを思いつくな…。
>>55 こちらもGJ!『にいさま』が個人的にキタwww
そしてどちらにも言わせてもらう。頼む、続き書いてくれぇぇぇェェぇぇぇぇっ!!!!!!
いいなぁ
でも『can not』ってのはダメなんだよね
『cannot』か『can't』じゃないと
あと通例他動詞の後には目的語が来ないとね
まあ、もうひとこと言わせてもらうと……
GJ!
いや、構文じゃないんだから突っ込まなくてもw
英語の歌詞とかと同じようなモンでしょ
しかし最近は楽しいな
>>55 知らなかったのか……? 住人からは逃げられない……!!
GJ
38と55が良い流れを作ってくれた…。今なら言える!郭ちゃんを激しく希望!!!
マイナーキャラ、チョイ役、新キャラの台頭を計るのだ…!
>>55 このスレには得体の知れない変態達が溢れている。
逃げ切れることなどできんさ。どうあがいてもな。
GJ
>>64 さあ早く世界各地に柱を落とす作業に戻るんだ。
それはともかくお二方GJでした!
さて。
投下はやはり全部できてからがいいのかな?
クリスマスネタ半分ぐらいできたんだが…。
投下しておk?
照れるじゃねえか…ヘヘッ
というわけで、クリスマスネタ前半部分。
俺のない才能を振り絞って書いた。
ま、台詞間違えとか前回からあるが…、各々変換してくれw
暗いバスルームの中。
上条当麻は小さく丸まりながらバスタブで寝息を立てている。
今現在、彼の部屋は同居人である禁書目録(インデックス)に占拠されている。
彼の安眠の地も…。
そのバスタブの中、彼と一緒に居る携帯電話は主人と同じく何も言わずに、しんと静まりかえっている。
ふいに、その携帯が眠りから目を覚まし、けたたましく鳴り出す。
「ふぁい、上条さんはまだねむいんですよぉ…。」
と上条は携帯電話に話しながら開き、画面を見る。
画面には【御坂美琴】と表示されている?
「こんな時間になんなんですか?」
といいながら通話ボタンを押し、耳に当てる。
『お、おはよう。美琴さんからお電話ですよ。』
「はいはい、おはよう。上条さんは寝ていいですか? いいんですよね? いいんです。ではおやすみ…。」
と耳から離そうとしたとき。
『ま、まちなさい! 話があるのよ。』
「ふぁい?」
仕方ないといった感じで上条はまた耳に携帯の受話口をつける。
『きょ、今日は…時間ある?』
「ありますよ。」
と上条は普通に反応する。
受話口越しに『よし』とか『落ち着いて』とか聞こえる気もするが、気にしない。
『じゃ、じゃあ。駅前にモールができたじゃない? いかない?』
「あー…いいぞ。」
特に断る理由もなく上条がそう言うと。
『じゃあ、11時に駅前の時計下で待ち合わせね。…ちゃんと来てね。』
最後のほうは呟く形で言うと、プツっと通話が切れる。
上条は携帯をたたむとサブ画面で時間を見る。
時刻は6時を少し回ったぐらい。
「朝っぱらから…、言うのもだるい。寝よう。」
と上条は二度寝を決め込んだ。
目が覚めると11時五分前。
一気に眠気が覚める。
無論、隣の部屋に居るであろう少女の様態を気にしてだ。
上条は急いでバスルームを出ると、台所を見る。
そこにはいつも居る少女はいず、紙が一枚。
【とうま。私はお腹がすいたんだよ? だから、小萌えのところにご飯食べてくる。トウマのせいだからね。反省するまで帰ってこないかも。】
上条はそれを見て安心する。
「よかった。インデックスは小萌先生のとこか、さて…。あ。」
そこで気がついた。
そういえば、11時に待ち合わせ。
時計を見ると、11時を指していた。
上条はササッと着替えると、必要なものだけ持ち急いで部屋をでる。
「やばい!!」
電車の中、ギリギリ間に合った車内で、携帯で連絡を取るために携帯を探すが、どこにも見当たらない。
「…忘れてきた。」
その後、いつもの台詞が出るのは当たり前のことだろう。
「くっそ…、美琴は大丈夫だと思うけど…。」
と電車の先。十五学区のほうを見る。
駅に着いたのは12時を少し回ったぐらい。
「怒って帰ってても文句は言えんし…どうするか。」
と薄めのダウンジャケットの下に巻いたマフラーを直しながら歩く。
駅を出て、時計の方へと歩いていく。
「あ…美琴。」
時計のした。
時計にもたれかかりながら、下を向いたままの御坂は立っている。
その横には知らない男が、話しかけているみたいだが、御坂はただ下を見ている。
「悪い美琴、遅れた。」
上条は急いでそう言って近づくと、男は舌打ちをしながら去っていく。
御坂は上条の声を聞くと少しだけ顔をあげる。
「…来ないかと思った。」
その声は少しかすんでおり、御坂の目には涙が浮かんでいる。
「ご、ごめん! 連絡取ろうと思ったんだけど携帯忘れ…て…。」
上条は途中でいえなくなる。
御坂の頬に一筋涙がこぼれた。
「いいのよ…。着てくれたんだから。」
こぼれた涙を、指でぬぐいながら言う。
そんな御坂を見て上条は思わず抱きしめる。
「ごめん…。」
「うん…いいの。」
と上条は御坂の頭をなでる。
「落ち着いたか?」
少しそうして、その後は近くのファーストフード店に入る。
「大丈夫、さっ食べよう。」
と笑顔で言うが、上条には少し落ち込んでるように思えた。
「よし、美琴。今日はとことん付き合ってやるぞ。」
上条は屈託のない笑顔で言う。
「うん。よし、どこ行こう。」
と御坂はハンバーガーを口に入れながら言う。
こんな感じでご飯は進んでいく。
「くったぁ。」
上条は自分のトレーの上を一通り片付けると、席に深くもたれかかる。
「あんた食べるの早いわね。」
上条見、少し元気になった御坂がまだ半分も片付いてないトレー越しに言う。
「美琴、今ぐらいあんたじゃなくて、上条か当麻って呼ばないか?」
と上条は笑いながら言う。
「わ、わかったわよ。と、とうま。」
「おう。なんだ?」
噛みながら言った御坂は言ったとたん顔を真っ赤にして俯く。
上条はそんな御坂を見て。
「急にどうした? 顔真っ赤だぞ。」
と、体を前のめりにしながら、右手を御坂の額へと持っていく。
ぺた。と触れた額は特に熱くもなく。熱がないなら大丈夫だなと上条は安心し、また深く座りなおす。
御坂はというとさらに赤くなりながら、トレーを上条のほうへ少し出すと。
「と、当麻はまだ食べたりないでしょ? わ、私の少し食べていいわよ。」
と語尾が小さくなりながら言う。
「ホントか? ありがとうな、美琴。」
と笑いながら上条は御坂のトレーにあるフライドポテトに手を伸ばす。
「やはりここのポテトはうまいな。」
と次々に手を伸ばしていく上条を御坂は微笑んでみているが、そんな事を上条はまったく気がつかなかった。
少しして、御坂のトレーも片付いたのが1時少し前。
「で、美琴、今からどこ行くんだ?」
「えーと…。服買いたいんだけど、いいかな?」
「服か、いいぞ。」
「けってー。」
と店を出た。
駅前のモールには数多くの婦人服の店があり、御坂はその一軒一軒をショーウィンドウ越しに眺めながら、好みのを置いてそうな店を探す。
上条はというと、少し後ろから楽しそうな御坂を眺めている。
上条がぼーっと見つめていると、御坂は気づいたのか顔を赤らめながら。
「な、なに? なんか付いてる?」
と店のガラスを鏡にしてゴミ等を探し始める。
「なんもないですよ。ただ、楽しそうだなと上条さんは思ってただけです。」
そう言われて御坂はさらに顔を真っ赤にする。
「そ、そう。」
とだけ言うとまたガラス越しに服を見始める。
だが、先ほどとは違って、ガラスに反射した上条をチラチラと見ながら。
「あ、この店よさそう。」
と、御坂は上条に告げると、店の中に入っていく。
その後を追って上条も入っていく。
中はいろいろなタイプの服を置いており、御坂は(上条が見る限り)少し子供っぽい服を楽しそうに見ている。
「ふむ、これなんかどうだ?」
と上条も御坂がいろいろと服を出しながら聞いてくるのを答えながら、目だけで御坂に合いそうな服を探し出す。
「え?」
御坂が振り向くと、上条の手には白いワンピースが一着収まっている。
「…とうま? いま冬だよね?」
「あぁ。」
「それって夏服だよね?」
「そうだな。」
「さすがに寒くないかな?」
「夏に着ればいいだろ?」
と会話が続く。
その間にも、上条は不満そうな御坂のためにもう一着服を見つける。
今度は冬用だが…。
「それって、子供に夢を与える人じゃ…。」
「そうだな、でも、美琴には似合うと思ったんだが…。着てみないか?」
手に取った服。サンタの服にも見えなくないソレを上条は御坂に渡す。
御坂はしぶしぶといった感じで受け取ると、試着室へと入っていく。
服を渡した上条は、試着室の前でのんびりと待つ。
「とうま?」
試着室の中から御坂の声が聞こえる。
「なんだ?」
「下も何かいいのない?」
「した?」
困惑しながらもいろいろと探す。
ふと、ひとつのスカートが目に入る。
「これなんかどうだ?」
と目に付いたスカートをカーテンから少し出た手に渡す。
スカートをつかむと手が中に入る。
シャーっと音を立てながらカーテンが開くと、サンタのような服を着た御坂が見えた。
「美琴サンタか。かわいいな。」
「っちょちょっと、サンタって…。」
「でも似合ってるぞ。」
少し怒りそうな御坂をなだめるために上条は言う。
「…ホント?」
「うん。」
「じゃあ、買おうかな。」
とカーテンを閉めて脱ぎ出す。
その間、上条はまた別の服を探し出す。
結局。
御坂はそのあと上条が見つけた服も買い、紙袋を二つほど持ってまたショーウインド越しに店を眺める。
「そうだ、美琴。上条さんは行きたいところがあるんだがいいか?」
「行きたいところ? 別にいいわよ。」
と店を見ていた御坂は上条のほうへ振り向く。
「すぐそこなんだ。」
と上条が指を差したのは…。
「ド○=キ○ーテ?」
「そうそう。ちょっとな。」
と上条はその店へと入っていく。
中は雑貨屋のようにいろいろな物が置いており、上条はその中からコスプレ用の衣服が置いてある場所に一目散に行くと、御坂にばれないようにひとつの服を掴み、レジへと持っていく。
むろん、レジでも御坂にばれないように細心の注意を払って。
その間御坂はというと、香水やらを品定めしており、上条の買い物には興味はあるが、極力見ないようにしているようだった。
さて、上条の努力と御坂の努力。二つの甲斐があり、何とか上条の品物は御坂にばれないように購入できた。
それを持って、上条は御坂と合流すると店をでる。
「ねぇ、何買ったのよ?」
「ん? 内緒です。」
と上条は、紙袋(レジの人に頼み込んだ)を両手で抱える。
「これはお楽しみです。」
「…まぁいいわ。とうまが買ったものだしね。」
そういうと、また二人はモールの中を散策しだす。
さて。
一応前半終わった。
今回途中何も思い浮かばなかったからHP作って遊んでたんだが…。
そんなことする暇ありゃ見直ぜばよかったな。
なんか微妙だ。
こんなので後半大丈夫なんだろうか…。
自分で心配になってきた…orz
GJ これで前半...wktkはとまらないぜ
真っ赤な服を着せてカミジョーさんが白くコーティングしてサンタさんのコスプレになるんですね
84 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 06:47:26 ID:1OLSlIGI BE:309866843-2BP(0)
上条さんの白いモノでデコレートされるのを待ってるぜ。全裸で!
>>80 GJすぐる、続きが気になってしょうがないわ
パッと見インデックスだと思ったよ・・・
ミサカのミニスカエロサンタって電波を受信したが…
誰だ、念を送ったヤツはw
>>88 御坂妹「その恥ずかしい格好は何ですか?とミサカは躊躇いもなくお姉様に質問します」
お姉様ハァハァですわ
>>88 もちろんねーちんも対抗してサンタルックでいくよな
上条「短パン禁止な」
>92
定番になりつつある、ミニスカサンタ(ほぼ上着のみ)を着る神裂。
建宮「なんだか変なのよな」
五和「確かにこの時期の日本には馴染むはずなのですが」
神裂「土御門殺す、土御門殺す、土御門殺す、土御門殺す、土御門殺す……」
ぽむ、と手をたたき。
建宮「田舎のキャバレーのホステ」
瞬間、皆まで言う暇すら与えず、鞘に入っているとはいえ刀という大質量が彼を襲ったのであった。
よし、
>>85が風邪を引くまで投下を遅らせればいいんですね。
わかりますた。
12月25日深夜とある学生寮
???「いつも不幸不幸といってる坊やにプレゼントだよ…」
「うー、昨日は騒いだな。流石に先生の部屋に泊まる訳にはいかないから帰ってきたけど…
インデックスは泊まったんだっけ?というかはしゃぎ疲れてそのまま寝たって言うほうが正しいか」
久々にベッドで眠った上条さんはようやくそこで部屋に鎮座している謎の大袋に気づくのであった。
「………なんだこれ?いや、普通に考えればクリスマスプレゼントなんだろうが怪しすぎるぞ」
といいつついつもと違う日ということで興奮してるのか好奇心を抑えられず袋を開けてみる上条さん。
そこから出てきたのは
1.体をリボンで巻いただけの神裂
2.ミニスカサンタの美琴(非短パンでクマパン)
3.裸エプロンの五和
4.季節外れのスク水の御坂妹(ご丁寧に白スク、新スクなどの着替え付き)
5.何もない。現実は非情である。
>>91 >>93 正直、神裂さんはじめシスター陣はクリスマスは忙しくて遊んでられないと思うんだ。
だがシスター業をしているところが想像もつかないかんざきさんじゅうはっさいであった
>>95 1だろうJK(女子高生)
ねーちんが巫女服着て髪おろしたら刀子先輩みたいだなーと思ってる
…ふぅ。
選択肢が選べない
2、4希望で
サンタコス御坂&トナカイコス御坂妹sが上条邸へプレゼントを届けに
1番希望だが・・・
一体だれがリボンまいたんだ?
オルソラ及びアニョーゼやルチアとかは涙を飲んでシスター業に専念だな
クリスマス終わったら旗男に自分を「プレゼント」をしに飛んできそうだけど
>95
2番!
真面目にクリスマスは仕事する人→オルソラ、ルチア
なんだかんだでやることだけはちゃんとする人→インデックス(上条宅でお祈りはしそう)、アニェーゼ
てきとーにやりそうな人→アンジェレネ
そもそもサボる人→シェリー
とりあえずお祈りだけはしそうな人→神裂
そんな脳内必要悪女子寮主要メンバーのクリスマスの過ごし方
>>105 神裂さんは天草式に対してミサを主催する立場になってるんじゃないかしらねえ。
3番に決まってんだろjk
これは不変の法則である。
で、五和が「ご飯の用意をします。」といって女体盛り。
111 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 21:15:16 ID:EWz2r2w3 BE:619733838-2BP(0)
3番しかあるまい
五和の女体盛り…鼻血でそうだ
2か3か4だな
これは、この物語が始まる前の物語。
「土御門からの伝言とは?」
暗い教会の中。
その一番前の席に、金色に輝く髪をとかしながら彼女は言う。
「いえ、何も。ただ、学園都市のトップは禁書を欲しがっているとは入っております。」
「禁書を? 何ゆえか…。」
報告を受けた彼女―ローラ=スチュアートは髪をとかす手を止めることなく考える。
「ふむ…。何に使うかは存ぜぬが、こちらにも幻想殺しを有する上条当麻は有意義に使えるであろう故、禁書を出せば手に入るのであれば仕方あるまいのかの。」
そう言うと、といていた髪をまとめ、足の辺りで折り返すと、頭のほうで止める。
「よし、禁書を学園都市へ。もちろん、上条当麻とは接触させよ。」
そういうと、ローラ=スチュアートは協会を出て行った。
同時刻、学園都市。
コポコポと音を立てる水槽の中。
男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える人間。
アレイスター=クロウリーは土御門元春からの報告を受けている。
「あちらさんは、上条当麻…幻想殺しを使いたがっている。」
「ふむ。して、禁書目録はいつ手に入る?」
「さあ、あちらの考え方次第だが…。近々くるはずだ。」
「そうか、これで”プラン”が進行させれるというものだ。」
そういうと、アレイスター=クロウリーは水槽の中をゆっくりと上へと上がっていく。
「幻想殺しはどうするんだ? あちらに使わせていいのか?」
「かわまん、あいつらにはアレの真の意味などわかるまい。」
そういうと、ゆっくりと液体の中を動く。
「真の意味?」
「ふむ。お前には何れは話すだろう。」
そういうと、水の中。土御門は完璧にアレイスターを見失う。
「やれやれだ。」
そう呟いた彼の元に一人の女性が現れ、次の瞬間には二人とも消えてしまった。
数日後。
「ホントにあの子をこの中に?」
大柄の男は大きな壁を、近くのビルの屋上から見下ろす。
「えぇ、上からの命令です。」
その横。露出がやけに多い服装の女性が相槌を打つ。
「仕方はないが…。なぜビルから飛ばさねばならんのだ?」
「さぁ…ま、いざとなれば私の七閃で…。」
と腰に差してある刀をに手を添える。
「あぁ、頼んだよ。」
そういうと男のほうは、壁の向こう側へと入っていく。それに続いて女性も…。
この後、上条当麻の愉快で不幸な楽しい日々が始まっていく…。
ただひとつ。記憶だけを残して…。
空気も読まずに投下。
ごめん。
>>115 ありがとう。
ちゃんと>>75-
>>79の続きも書いてるんだが、書いてる途中にいろいろ思い浮かんでなかなか進まんのよ…。
みんな元気だな。
それくらい元気なら自分達で書いてみようぜ!
>>95 6.普段の赤い装備にちょっとずつ緑と白を足したサーシャ
>>95は5なんでないか?
何故か箱には流血の後が在って、隣から「コレは如何言う事にゃ〜」って叫び声が聞こえる
んで、覗いてみるとシスターやらシスターズやらが死屍累々w
真相:
中に入ってる人を後から来たのが順番に襲って土御門の部屋に移動させる
で、最後はダブルノックアウトで空の箱だけが残された><
125 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:22:51 ID:uOUs3tQM
>>121 それだと、最後の二名が箱の中だろう?
それとも、部屋に運んだところで目が覚めてそこでダブルノックダウンかい?
□ □
□ □
こういう配置の部屋で隣の部屋の人を追い出すようにしてぐるぐる回って
あれ?これ5人いないと無理なんじゃ…ってなる話思い出した
アイテム壊滅後の話
あっ、と麦野が声をあげたときには、すでに机の上でおわんが倒れた後だった。
幸いにも中身はご飯だったのでそれがこぼれるようなことは無かった。
麦野は先の戦いで左腕を失っているので、生活が不便になってしまった。
しかし麦野はそれでも良かった。
「大丈夫か?俺がおさえといてやるよ」
浜面が以前より構ってくれるようになったからだ。
麦野をあそこまで追い詰めた男は初めてだった。それもレベル0の存在にだ。
最初は憎しみが生まれたが、次第に尊敬へと変わりいつしか恋愛感情へと昇華した。
隻眼隻腕の彼女がちゃんと生活できるのは彼のおかげなのだ。
麦野は浜面が違う方向を向いているときに同じ食卓に座っていた別の二人に、笑みを向けた。
「そうだ、絹旗。映画見に行くのは来週で良いんだよな?」
「そうです。今から超楽しみなんで、わすれないでくださいよ」
それは、以前から良く見かけた光景だった。
絹旗の年齢をごまかすために浜面と共に映画館へと向かう。
だが、それは昔の話。今の絹旗は浜面と出かける口実に映画を使っているだけだ。
おそらく浜面と一番デートを多くこなしたのは絹旗だろう。
浜面は気づいてはいないが、最近絹旗の服は気合の入ったものが多い。
そして、さりげなくホテルが近くにある映画館を狙ったりするのだがなかなか上手く行ってはいない。
だがしかし、一緒に出かけられるのだから良いだろうと思っている。
今度は絹旗が二人に向かってニヤリと笑った。
「さて、俺はバイトに行ってくるからな」
出かける準備をしだした浜面に向かって滝壺は以前からの疑問を口に出してみた。
「はまづら、なんでそんなに働くの?」
『アイテム』としての収入は0だが、この家には『レベル5』という立派な収入源が有る。
彼女一人の給料だけでも一月は優に過ごせたし、それとは別に『レベル4』も居るのだ。とくにお金が必要なことも無いだろう。
「薬が欲しいんだよ」
「薬?」
「なんでも『体晶』の副作用を緩和できるそうなんだが、かなり高くてな」
滝壺の思考能力に少し障害があるのを浜面は知っていた。そしてそれが『体晶』の使いすぎが原因だということも。
そのために浜面はその薬を欲しがったのだ。
「じゃ、行ってくる」
そう言って浜面は町へと出かけていった。
滝壺はフッと笑って二人を見た。
浜面は知らないだろう。
最近仲良くなったバイト先の女の子が辞めてしまった理由を。
町を歩く女の子が自分を避けている事を。
「あの男と少し話しただけでレベル5とレベル4に襲われる」
そんなうわさが流れている事を。
終
フレンダ……フレンダあああああああああああああああああああ
130 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 01:13:34 ID:3wO38USp
普通にGJ 俺こーいうの好き
GJこういうのも好きだわー
GVSGやってたら最近軍覇はV2ガンダムみたいな攻撃したらつよそーだなぁか
考え出してとまらなく・・・
このなんともいえないくうきがいいわー
>>131 軍覇はGガンしか考えられんw
>>125 深く考えても仕方ないんだが…
殴って気を失った所を運んで行ったら、死屍累々の誰かが眼を覚まして隣の部屋で相打ちってのはダメか?
やっぱり旗男は事情が分からずに自分の事なのにおいてけぼりになるのなw
クリスマスはシスターさん達が忙しいため集まらなかったが
年末とクリスマスの間27、28、29日
上条家は戦場なる。
人口密度の大幅の増加。
そして伝説へ
>>129 麦野んが片腕程度で済んでるんなら、フレンダも上半身のみで生きてそうだよなw
学園都市には超テクノロジーを駆使した車椅子とかもありそうだし…
麦のんが「昨日の義手と今日の義手は何か感触が違う気がする……あれー?」と言い、
フレンダが「結局、キャタピラがキテるわけよ」と言い、
あのメンバーが集まって仲良くファミレスで食事する日
>>135 みんなが順番に思い思いのサンタコスでやってくる
土御門「となりの部屋はToHe○tかShu○fleの主人公なみだにゃー」
トリはねーチンが「堕天使サンタ」ルックで登場
集まったメンバーからさえも引かれまくって
「唯閃」を発動
>>138 当麻の不在中に禁書のお世話に来た五和が空鍋をかき回すんですねわかります
>>140 舞夏「本編+続編+ファンディスク並みのヒロインといべんと数だなー」
142 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 12:47:13 ID:R2ak7yhF
黒くなった上条が
「お前の幻想(処女膜)をぶっ壊してやる!!」
という台詞を吐きながら、女性キャラを犯していくのを考えたことがある
むしろ膜に幻想持ってるのは男のような気がする
モールから出たのは8時を少し回ったぐらいだった。
上条は出たとたん思いのほか寒く感じ、体を身震いさせる。
ふと、頭に何かが落ちた気配がして、上を見る。
「雪…か?」
手を出すとその上に雪がいくつか落ちてくる。
「みたいね、明日降ったらよかったのに。」
と横に居る御坂は今日買ったサンタのような服を上から羽織りながら言う。
「…電車。とまってないよな?」
「え?」
その一言で、二人とも雪の中を駅へと走る。
「こっちはあまり降ってないが、あっちがわかんないからな。」
行く間にも、雪はしんしんとゆっくり降るものから、吹雪へと変わっていく。
そして、案の定、雪で電車は不通となっていた。
「あー。やっぱりか…、回復の目処も立ってないし、どうする?」
上条は電光掲示板とその近くにある臨時の掲示板を交互に見ながら、後ろに居る三坂に聞く。
「どうするったって、電車が動かなきゃ帰れないじゃない。」
「だよな、タクシーは高いし…。野宿はダメだから、どこか泊まるか?」
「と…泊まる。」
その一言で、御坂の顔は真っ赤になる。
「わ、私たちそんな関係じゃ…。って私何言ってんだろ。」
と一人あたふたし始めた御坂を見ながら上条の口元がほころぶ。
「何言ってるんですか。そんなやましい事上条さんは…。」
と駅から出て辺りを見回すと、いくつかのホテルがある。
「ほら、ここら辺は普通のですよ。」
と上条は一番近いホテルへと足を進める。
御坂はまだ顔を真っ赤にしたままそのあとをついていく。
「申し訳ございません。当ホテルはこの雪のせいで生憎満室となっております。」
と一件目。
「大変申し訳ございません。あいにく本日は予約がいっぱいで…。」
と二件目。
「申し訳ございません、こちらのホテルは本日はとある方の貸切となっております。」
と三件目。
四件目にいたっては、何か事件があったのか、警察が溜まっていた。
「全滅ね。」
と御坂は手に息を吹きかけながら言う。
寒いのか服越しに体をさすっている。
「美琴、寒いか? これでもつけろ。」
と上条は御坂に自分が着けていたマフラーを巻いてやる。
「あっありがと…。」
御坂は頬を赤らめながら言う。
その後も少し歩いたところで上条はあるものを見つける。
「うぅぅ…、みっ美琴さん。アッアレでもいいか?」
と上条が見つけ、指を差した先は明らかにラブホテル。
学生が八割を超える学園都市には似つかないものだが、残り二割の一般人&八割の中の大学生・高校生には人気があるとか…。
「え、あ、うっうん。」
御坂は上条が指したソレの「Hotel」の部分しか見ていず、ソレが何なのかはわかっていない様子だが。うなづく。どうやらマフラーで頭がいっぱいのようだ。
上条は顔を真っ赤にしながら御坂の手を握っていく。
傍目はもちろんカップルに見えるだろう。
ついたソコは少し高い塀に囲まれ、一見古風な和風の家。ここら辺の大地主の家と言われても違和感はないだろうが、ここは学園都市、そんなものがあるはずもない。
本来あるはずの木の門は無く、小さな鉄製の扉がひとつ。
さすがの御坂もここまで来て気づいたのか、あたふたしているが、上条は御坂の手を引いて入っていく。
鉄製の扉の先は小さな部屋で、右側には料金表と部屋の写真が、左側には小さな窓があり、この場で泊まりと休憩を決めるようになっていた。
上条が小さな窓まで行くと、中からやけに低い男の声で「どうします?」と聞かれ。
「と…、泊まりで。」
「毎度。部屋は?」
聞かれた上条は御坂にどこの部屋がいい?とたずねる。
「え? じゃ、じゃあ。ココ。」
と御坂が差したのは至って普通の洋風の部屋。
上条がそれを伝える前に、小さな窓から小さな鍵と、一枚のパンフレットが出てくる。
上条はソレを受け取ると、パンフレットにその場で軽く目を通す。
パンフレットには、小さな地図と料金後払いとしか書かれてなく、上条と御坂は入ってきたのと逆側の鉄の扉からその部屋を出る。
部屋を出たソコは…。外だった。正確にはさっきあった塀の中。
そこにはコテージのようなものがいくつか立ち並び、上条はもう一度パンフレットに目をやる。
パンフレットにはココと矢印がついた場所があり、そこに行くと、一つのコテージが建っている。
上条は恐る恐る鍵穴に鍵を通す。
ガチャ―という音とともに扉が開く。
「美琴、入るぞ。」
と後ろに居る御坂に声をかける。
うんっと小さな声が返ってくることを確認して中に入る。
部屋の中はシンプルで、テレビ・ソファー・ベッド・風呂・冷蔵庫など必要最低限のものだった。
「この部屋、静かよね。」
御坂はそういいながら、ソファーへと腰を下ろす。
「雪が降ってるからじゃないか?」
「そうなの?」
「雪には防音効果があるらしいぞ。」
「よく知ってるわね。」
「小萌先生がな…。」
と上条は御坂の隣に座る。
「そういえば、風呂入るだろ?」
座ったのもつかの間、立ち上がりそういうと風呂場のほうへ歩いていき、風呂の準備をする。
「あっ、ごめんね。気が利かなくて」
「気にしなくてかまいませんよ、カミジョーさんは慣れてますから。」
御坂はソファーから少し腰を浮かせ、風呂場に行こうとするが、風呂場からの上条の声を聞いてソファーに又腰を下ろす。
風呂の準備もすぐに終わったのか、上条はそそくさと戻ってくると、御坂の横に座る。
「そういえば、とうまは何を買ったの? ド○キの後もちょこちょこ何か買ってたみたいだけど? まさか…、あの子へのクリスマス、ぷっプレゼント?」
「インデックスか? あいつは今家に居ないから別にいらないだろ。」
「いない…の?」
「あぁ、なんか小萌先生所行ってる。」
「そうなんだ…。」
沈黙が流れる…。
上条はそれに耐えられなかったのか、近くにあったテレビのリモコンを掴むと、スイッチを入れる。
『ダメっ、いく。いっ…。』
テレビをつけると、大画面で本番真っ最中。
あの有名なゴットフィンガーの持ち主がちょうど女性をイかせたところだった。
上条は少し呆然と見入った後、光よりも速い速度でスイッチを切る。
横の御坂は顔を真っ赤にしている。
「わっわるい、その…知らなくて。」
「べっ別に…いいわよ。ココ、そういう所なんだし。」
と御坂は顔を下に向けたまま言う。
先ほどよりも重苦しい沈黙。
その沈黙を破ったのは、風呂場から流れてきた給湯器からのお知らせの音だった。
「風呂沸いたな、美琴。先入ってきていいぞ。」
「えっと…、うん。じゃあ先入ってくる…。覗いたらわかってるわよね?」
御坂はそういうと風呂場の中に入っていった。
―御坂視点―
脱衣所に入ると、何時もつけてる髪留めを外し、近くにあった籠の中に置く。
「ふぅ…。あいつのことだから覗かないわよね。」
一枚ずつ脱いでいく。
一番最初に脱いだ、今日買った赤い服。サンタの衣装にも見えなくないものをじっと見つめ。
「にあってるのかぁ…。」
顔を赤くする。
次に、上条に巻いてもらったマフラーに手をやる。
外して、それに顔を近づけ…ハッとして離す。
「何やってんだろわたしっ。」
その後も、全部脱ぎ終わり、浴室のドアを開ける。
あけて一番最初に目に入ったのが。
「なにこれ? 姿見?」
大きな鏡。それも、右側にも一面そうなっている。
その大きな鏡には全裸の自分が映し出されており、その自分は顔が赤い。
「趣味…わるいわね。」
ここを作った人の顔が見てみたいわとか考えながら浴室のドアを閉める。
浴室は洋風の造りで、湯船はやたらと広く、ここがそういう場所だと実感する。
「まぁ、いっか。一緒にはいるなんて…。」
考えて更に顔を赤くする。
少しして、寒くなったのか、冷静になると、シャワーヘッドを取り、蛇口をひねる。
「…早く、体洗いましょ。」
一通り体を流し、近くにあった椅子もジャワーで流すと腰を下ろし、ヘッドを固定具に置き、シャンプーを手に取る。
シャカシャカ―と少し泡立ててから髪につける。
今日はいつもと違い、鼻歌を歌いながら頭をゆっくりと髪を洗い、少しして泡を水で洗い流す。
「ふぅ。」
一息つくと、次はリンスに手を伸ばし、コレも手で少し泡立ててから髪につける。
リンスを洗い流す前に、体を洗うためのボディーソープに手をやる。
「えーと…。」とあたりを見渡し、ご希望の品を見つける。
ボディ用の泡立て器。
最近のお気に入り。一通り、泡を立てると、滑らすように肌を洗っていく。
一通り、泡をつけ。気になるところを多めの泡で流す。
「これでいいかな。」
シャワーヘッドを手に取るとリンスと泡を落としていく。
「よし。」
と周りの鏡で、泡の残りが無いか確認する。
すると、外からドタバタと音が聞こえる。
「なにしてるのかな?」
流石に全裸で出るわけにもいかず、とりあえず浴室から脱衣所へ顔を出し。
「とうまー? 大丈夫?」
「だっだいじょうぶですよ。カミジョーさんはだいじょーぶです。」
「? ならいいんだけど…。」
浴室に戻ると、湯船に目をやる。
「温度はっと。」
温度を確かめるために湯船に手を入れる。
温度はちょうどよく、そのまま湯船につかる。
湯船の中で手足を伸ばす。
まだ外(上条の居る場所)は騒がしく感じるが、それほど気にもならなくなった。
「ふぅ…。」
そこで、今日何度目かのため息をつく。
(あいつ、あの子とはどういう関係なのかしら…。記憶も無いんだし。…まさか、だまされてるとか? でも、あの子もあいつのことが…。)
一人、風呂の中で考え事をする。
その浴室の中は静かで御坂の動く物音以外何も聞こえない。
ただ時折、水が滴り落ちる音がするぐらいか…。
ふと気づく。
どうやら、少しの間考えにふけってたのかもしれない。と御坂は少し冷めた湯船からでて、軽くシャワーで体を流してから浴室をでる。
脱衣所で体を拭き、下着を身にまとい、服を着ようとして、バスローブがあることに気づく。
(バスローブか…洗濯機もあるし、服洗うためにこれ着ようかな。)
と服を洗濯機の中にいれ、バスローブを身に纏って、上着とマフラーを持って脱衣所から部屋に戻る。
部屋では上条がテレビのスイッチを入れて普通のチャンネルに合わせていた。
「あれ? 普通のも映るんだ。」
「おっおう、いろいろ、いっいじってたら映った。」
上条の反応はこちらを見ようともせず、少し見える横顔は赤く見えた。
御坂はその反応に気がつかないまま。
「そっか。あ、とうまもお風呂入るんでしょ?」
そう聞くと、上条はビクッと体を反応させ。
「ソウデスネ、カミジョウサンモハイッテキマス。」
となぜか片言な日本語で脱衣所へと消えていく。
「どうしたんだろ?」
気にもなりながらも、御坂はテレビを見ることにした。
実は…まだ終わってないんだ。
クリスマスも終わったのに…。
ところで、上条の入浴シーンは割愛していいよな?
>>150 オチがなんとなく読めたがあえて見てみたい気もする
間隔狭いけどかります
・エロなし
日付などは色々と脳内設定です。9/30前編(12巻)の状態が維持された、または戦争が平和された、などと補間ください。
1
ここは学園都市。東京都の西部に位置し、外周を高い塀で囲まれた完全独立教育機関。
その目的は『超能力』の開発。高い科学力を有し、次の時代の文明をつくる学園都市だが、
この日はとある年中行事に浮ついた雰囲気が漂っていた。
聖誕祭。十字教の定める『神の子』が生まれた日として世界各地の十字教徒に祝われる
祭日である。ただし学園都市での様式は世界的に見れば亜流で、日本的には本流。すなわ
ち、子供にとってはプレゼントがもらえる日。大人にとっては――ある神父曰く――交尾
の日である。
その前夜、学園都市製の技術を惜しげもなく使ったイルミネーションで彩られた街を、
人々は恋人と、友人と、家族と思いおもいに行き交うのだ。誰もがこの幻想的な光景が特
別で当然なものだと信じている。
壊れることなど思いもよらない。
この景色の裏で這いつくばり無様にあがく男のことなんて知りもしない。
少年の叫びは届かない。
2
「聖誕祭の二次会・三次会にカラオケいかがっすかー。今ならドリンク飲み放題でーす」
上条当麻は冬休みを利用してアルバイト中だった。
赤を基調に白色でデコレートした服に、白くて長いつけ髭をたくわえた恰好で看板を持っ
て道行く人々に声をかける。この時期、街のいたる所で見かける呼び込みがお仕事だった。
しかしこの服、見た目の割りには通気性が抜群に良くてすごく寒い。
周りの人達はみんな楽しそうで大変結構なことだが、聖誕祭の前夜ともなると「どこで
遊ぶか」はもう決めている人ばかりで、上条のキャッチに引っかかる人は少ない。
たまに話を聞いてくれるカップルが「えー、どうするー?」といちゃつく姿は妙に神経
を逆なでしてくる。
そんなわけで、仕事だと分かっていても上条当麻のやる気ゲージはがしがし削れていく
のであった。
「なにやってんの、あんた?」
幾度目か「不幸だー」と呟いたときだろうか、上条は背後から声を掛けられた。
この日、この人ごみの中で、呼び込みのアルバイターが酔っぱらい以外に声を掛けられ
ることは珍しい。
「はい?」
と振り返った上条の目の前にいたのは、『超電磁砲』の御坂美琴と『風紀委員』の白井
黒子の常盤台中学コンビだった。二人とも常盤台中学の冬服に、おそらくこれも学校指定
だろうカーディガンをまとっている。短髪の少女の方だけ首に白いマフラーを巻いていた。
「ああー」
と、見知った顔を前に露骨に肩を落とす上条当麻。
「ちょ、ちょっと何よそのリアクション!?」
「だからこのような輩に声を掛けるのはやめましょう、とあれほど申し上げましたのに。
第一、よくこの恰好で見分けられたものですわね」
どうやら聖誕祭に二人して遊びに繰り出したらしい二人は思いおもいに口にする。
「あ、あー。カラオケ『断崖絶叫』十五学区店。よろしかったらいかがっすかー」
ようやく職分を思い出した上条は、必要なことだけをアナウンスする。しかし、その反
応は
「そう。それよ、それ。あんた、何やってんの?」
御坂の冷たい一言だった。
この所かまわずビリビリしちゃう名門常盤台中学のお嬢様は、上条さん的『バイト中に
会いたくない知人ランキング』の上位に位置していたのだが、こうして出会ってしまった
のだから仕方がない。出来れば穏便に、何事もなくお帰りいただきたい。
「あ、アルバイトかな……」
「それは見れば分かるけど。なに?社会勉強ってやつ?」
「いや、そんな大したもんじゃなくて。最近エンゲル計数が跳ね上がってるから、その補
填」
「ふぅん、食費ねぇ。食べ盛りってこと?あんたまだ身長とか伸びてるの?」
隣で白井が「まままぁ、お姉様ったら『身長差』など気にして可愛らしい。しかし、お
のれ何故その相手が私ではない!」と呟いているがよく分からないので気にしないように
しよう。
「あぁ……家に働かないくせに人一倍食べるシス――――ね、猫を飼っててさ!」
口を滑らせたことに気付いて慌てて軌道修正を試みる上条。「寮にシスターが居候して
いてその食費のためにバイトしています」と言って「甲斐性があるね」という流れになる
とは思えない。「子供を監禁している」と警備員を呼ばれるのがオチだ。
「猫ですってお姉様。もしかしましたらその猫、人語を話すのではありませんこと?」
しかし、今まで黙っていた風紀委員の白井黒子が妙な勘の良さを発揮する。むしろ上条
としては揶揄のセンスの古さにつっこみたいところだが、そうすれば確実に地雷を踏むの
は決まっているので余計なことは言わないに限る。
「お前達はどうしたの?聖誕祭だから遊びに?」
強引に話題の転換を図ろうとする。
「んー。帰ろうかどうしようか悩んでたところだけどね」
「わたくしとしては、聖誕祭の夜をお姉様とデートと洒落込みたいのですけど」
「というわけで、帰ることに今決まったんだけどね」
「あー。お前も大変なんだな」
なにを、と白井が憤るが、御坂は乾いた笑いを漏らしている。
「昼からずっと遊び通してやったし、流石にもう帰るわよ」
「仕方ありませんわね。寮監が抜き打ちで部屋を見て周りかねませんもの」
「ま、それがいいよな。聖誕祭だってうかれてる連中も多いから、女の子二人で遅くまで
出歩くのは危ないしな」
「「………………」」
上条としては至極まっとうな発言をしたつもりなのに、なんだろう二人のじとっとした
視線は。
「……はぁ。学園都市第三位の超能力者と風紀委員に対して、危ないから早く帰れとはよ
く言ったものですが。…………どちらにせよ帰るつもりでしたし。門限もあることですか
らね」
「ま、そういうわけだから。あんたも仕事がんばんなさいよ」
軽く手を上げてひらひらと振る御坂。
「おう。良い聖誕祭をな」
「……あんたは」
「ん?」
そのまま立ち去るものかと思ったが、御坂は歩き出さずにこちらを見ていた。
「…………いい。あんたも聖誕祭を楽しみなさいよ」
「はは。まぁお仕事だからな。でも、ありがとな」
じゃあねー。それでは。と去っていく二人が雑踏に消えるまで見届けて、上条はアルバ
イトに戻った。
「うっし、頑張りますかー」
いつの間にか、上条の不幸な気分は消えていた。
3
御坂たちが去ってから、勤労意欲を取り戻した上条当麻はアルバイトに精を出していた。
そこに再び、
「ね、ねえ」
と声を掛けられた。
今度は誰?と思いながら振り返ると、さっき別れたばかりの少女と同じ姿が立っていた。
「あれ、御坂?いや、御坂妹の方か?なんだ、またゴーグル盗られたのか?ペンダントは
……マフラーしてると分かんないな。ん、別の『妹達』って可能性もあるのか?うわ、そ
うなると流石に区別つかないな…………」
上条の疑問に
「あ、あんたは一日に何人の女の子とエンカウントすれば気が済むのよっ!」
と雷撃が返ってきた。
「え、あれ、美琴?白井と一緒に帰ったんじゃなかったのか。どうしたんだ一体」
右手を盾にして雷撃を避けた上条が訊ねる。危うく彼女の発する生イルミネーションの
一部になるところだった。
「う、その……えと、あれよ…………」
一方的にビリビリを飛ばしてきたくせに、対する御坂は歯切れが悪い。
「その…………今日は寒いわね!」
「……今年一番の冷え込みらしいからな」
「そ、その恰好寒くないの?」
「いや、見た目よりもスースーしてすごく寒いんですけど。……けどそれを言うために戻っ
てきたのか?」
「ああ、うう……だから、えっと…………」
だぁー、と何か切れたように叫んで鞄の中をあさり始める御坂。え、何が始まるんです
かと怯える上条に、御坂がつかつかと歩み寄って
「こ、これっ……少しは暖かくなると思うから」
と、上条の首に何かを巻きつけてきた。一周させて軽く引っ張ると程よく絞まって「ぐ」
という声が上条の口から漏れる。それを聞いて御坂はいたずらが成功したような笑みを浮
かべた。
「何するんですか!てか何ですかこれ!え、本当にこれ何?」
上条は首に巻かれたものの端を摘まんで訝しげに見る。
「マフラーよ。見れば分かるでしょう?ほら、寒そうだったから。あ、返さなくてもいい
わよ、聖誕祭のプレゼントってことにしといてあげるわ」
御坂が早口で捲し立てる。え、何なに?とモノクロームのマフラーを手に上条は混乱す
るばかりだが、
「用はそれだけよ。それじゃあね」
自分の言いたいことは一通り言ってしまったのか、さっさと帰ろうとする御坂。逃げ出
すような彼女の手を上条は思わず掴んでしまった。
「きゃ……。な、何よ?」
「あ、あれ?…………えーと、何でしょう?」
思わず捕まえてしまったものの、何か考えがあっての行動ではない。どうしたものです
かなー、と視線を泳がせた上条の目に丁度いいものが飛び込んできた。
「あ。ちょっとこっち来て」
「え、何よ。何?どこ行くの?」
上条に手を掴まれてドギマギしていた御坂は急に引っ張られて抗議の声をあげる。しか
し、上条はすぐに立ち止まり、アクセサリーを扱う露店を御坂に示す。
「ここ。その、貰ってばっかりじゃ悪いし、御礼にプレゼントでもと思ったわけですが、
他意はないのであって、いや受け取りたくないっていうならそれでもかまわないのですが、
というか常盤台のお嬢様にこんな安っぽいアクセサリー渡そうだなんてワタクシめは何を
考えていたんでしょうね、ごめんなさい」
テンパって空回りする上条はあははははーと笑ってみせるが御坂は俯いてしまって反応
がない。
「…………いる」
ボソッと呟かれた声は聞き取れなかった。上条が耳を寄せると、もう一度、
「いる」
下を向いたままなので表情は見えないが、一応プレゼントは受け取ってもらえるらしい。
「よかった。じゃあどれにする?ネックレスだと妹と被っちゃうし、って痛ぁ!え、なん
で脇腹をガスガス殴ってくるんですか。お前等姉妹はアクセサリーを貰うとそうするので
すかってさらに痛い!?え、えーと、じゃ、じゃあ指輪なんかはどうでしょう」
御坂の殴る手がピタッと止まった。
「あ、指輪でいい?んーどれがいいかな。というかサイズが先か?御坂手出して」
何気なく言ってしまったが、差し出された手を受け取って上条はパニックになる。何し
ろ柔らかい。すべすべする。細い。自分のものとは全く違う生き物のような質感に女の子
なんだなと思う。
「こ、これなんかどうかな?」
急速に危うい方向に向きかける思考を押し戻し、シンプルなデザインの指輪を一つ取っ
て美琴の指に嵌める。御坂はさっきから俯きっぱなしで全くこちらをみてくれないが、「ど、
どう?」と訊ねると小さく首を縦に動かしてくれた。
「じゃあこれにするか」
露店のお兄さんにお金を払って会計をすませる。
「あ、ありがとう」
「いや、俺の方こそプレゼントなんて貰えるとは思ってなかったから嬉しかった」
本当に嬉しかったので、笑顔で応じる。女の子から生誕祭に贈り物を貰うなんて初めて
だし、体を小さくし礼を言う美琴は微笑ましく、可愛らしい。
美琴はそのまま、
「う……。えと……本当にありがとう!」
と言って駆け出してしまった。
なんとなく引き止めたくて声をかけようとしたが、白井を待たせてるのかもしれないと
思ってやめた。
自分にはアルバイトが残っている。
マフラーを巻いたこの恰好は少し滑稽かもしれないけど、もう寒くない。
4
常盤台中学の女子寮。御坂美琴のベッドの下に、きるぐまーという名前のぬいぐるみが
押し込まれている。そのぬいぐるみには隠しポケットがついていて、かつて少女の絶望が
『絶対能力進化実験』のレポートという姿をもって捻じ込まれていた。だがそのレポート
は、とある少年が持ち去った。そして、昨夜からそのポケットには安っぽい指輪が一つ収
まっている。彼女の幸福を象徴するシンプルなリング。
終わり
妄想の軸は
・きるぐまーの中には今どんな乙女の秘密が……げへぐふふ
・特別な指輪はお姉様のものだっ!
大人の玩具という案もあったのに。
gj
ニヨニヨってこういうのを言うんだな
163 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 20:00:26 ID:5JiVdQxj
その調子で頼むぜ!!
久々の投下ラッシュGJ!!
>>160 GJ!
読んでたら顔がにやけてきたwww
久しぶりのラッシュでしかも美琴多めとは個人的に最高だな
169 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 08:01:15 ID:pEAglulK BE:309867034-2BP(0)
五和党の俺が美琴に傾いてる…
い、いかん、気をしっかり持たねば
170 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 09:12:35 ID:5hAPfin6
美琴さん、最高ーーーー!!!!
hハーレム党の俺に資格は無かった
ハーレムエロスのSSが足りない今日この頃
そう言えば今週のアニメ版は膝枕か
しっかし、登場する女性陣はほとんど十代なのよな。
十代のくせに十代に見えないお方もいらっしゃるけどな。
神裂さんじゅうはっさいですね、わかりm
>>176!?
>>176応答するんだ!
くそ、あいつ張りきりやがって…。
「神裂さんじゅうはっさい」とか言いやがって…。
骨はひろってやr…誰か着た様だ、こんな時間にだれだまったく。
お前らがあんまり言うからさっきまで俺の上で啼いてたねーちんが
今度は腕枕してる俺の横で泣き始めたじゃないか。
ハイハイ、そげぶそげぶ
>>180 いや
>>179は青ピがねーちんに見える
幻想を抱いてるみたいだから
そげぶしなくていいと思うんだぜ
腕枕されてる横で泣いてるのは
>>179にアッー!された青ピだ
>>179 ねーちんはくれてやる、かわりに、五和は俺が貰ってく
>>182 お前はいいやつだ。たぶん最高にいいやつだ。いいやつは決してなくならない。
ねーちんとのいちゃいちゃをそのうち文字に興してニヤニヤしとくよ
>>183 そ、俺はいいやつさ
ところで、興した物は無論ここに出してくれるんだよな?
ま、出しても五和はやらないが
じゃあミサカ妹は貰っていきますね
あと一万体ぐらい残ってるんだし、一人ぐらいいいよね
ん・・・?
>>176と
>>178の姿がいきなり掻き消えたように見えたが、目の錯覚かな
なんか結界内に閉じこめられたような消え方だったが
ああっ
>>185がギネスに載るぐらい愉快な死体に!?
五和さんが脱力したら滝壺さんみたいになるのかな??
188 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 13:50:25 ID:zOPaIk8R
ミサカ一万体は上条さんを持ってしても制御不能 ゴーカン!ゴーカン!
…いや、不幸だと裸足で逃げ出すだろ
御坂妹(約)1万人×上条
・・・どうよ?
>>189 書いてくれるんだな?
wktkして待ってる。
>>190 そんな才能が俺にあったら既に書いてるwww
>>191 才能は発見するもんだ。
まずは書いてみよう。
って事でやっと御坂のクリスマスネタ書き終わったぜ!
クリスマスから三日、腰が痛い…。
>>145-149の続き
―上条視点―
少し話を戻そう。
御坂が脱衣所へ入ると、上条はゆっくり、深くソファーへともたれかかり、そのままこの横になる。
今日一日、上条は朝の御坂の顔を見てから自分の気持ちに気づいていた。
横になった状態で天井を見上げ、電球を見つめながら考える。
(もう泣いてる顔は見たくないよな…。でも、インデックスは…。)
逡巡。煮え切らない自分に少しイライラする。
(だぁっ! インデックスが好きなのは俺じゃない、記憶を失う前の“上条当麻”なんだ。だから、今の俺は…。)
再びの逡巡。
(いいんだよな…。これで。)
三度目の逡巡は無く上条は決心する。
――これから先誰を一番に守るか。誰を泣かせないか。誰が大切か。
よし、伝えよう。
と起き上がり、浴室に行こうと足を踏み出す。
ポチっと、テレビのスイッチがつく。
どうやらリモコンを踏んだらしい。
ふとテレビを見ると、今度は先ほどのゴールドフィンガーのイかせ講座。
上条は自分が出せる最大の速度でスイッチを掴むとテレビの音量を消音ボタンを使って消す。
幸い、御坂には聞こえてないらしく、浴室からは鼻歌が聞こえる。
「あぶなかった。」
テレビ画面に目を向けると、まだ講座が続いている。
その画面にリモコンを向けながら操作をして、何とか普通の映像に切り替え、一息つく。
音声も消音から普通に戻す。
そこで目的を思い出し、浴室へ顔を向ける。
そこには御坂が裸でこちらを見ながらポーズを少ずつ変えている。
「みっみことさん!」
小声で叫びながら、気づく。
御坂にこちらが見えていないことを。
上条は理由を考えながら、スイッチを探すため部屋をドタバタと駆け回る。
アレでもない、コレでもないとあたふたしていると。
「とうまー? 大丈夫?」
「だっだいじょうぶですよ。カミジョーさんはだいじょーぶです。」
いきなり浴室から聞こえてきた声に思わずドキッとする。
事故とはいえ、コレがばれてるんじゃないかと。
「? ならいいんだけど…。」
と聞き、気づいてないとわかると、少し安心するが、御坂が出てくる前にどうにかしようとまた部屋の中をスイッチを探して歩き回る。
一通り、探して。
やはりコレだよな。
とソファーに座りながら先ほど踏んだリモコンを手でいじる。
「数打てばあたるもんよ。」
いろいろと押していると、湯船に使ってる御坂が消え、ただの壁になる。
ふぅ。と一息つく。
その瞬間、浴室と脱衣所を仕切るドアが開く音がする。
何事も無いことを装うため、テレビのほうを向いて、耳だけで様子を掴む。
少しして、ガチャと扉が開く音とともに
「あれ? 普通のも映るんだ。」
御坂の声が聞こえてい来る。
平静を装いながら。
「おっおう、いろいろ、いっいじってたら映った。」
決して御坂の方に顔を向けない。顔が赤いのがばれないようにテレビのほうだけ見る。
それが功をそうしたのか、御坂は気がつかないまま。
「そっか。あ、とうまもお風呂入るんでしょ?」
と聞いてくる。
ビクッと体を反応させ、必死に出てきた言葉が。
「ソウデスネ、カミジョウサンモハイッテキマス。」
となぜか片言な日本語。
それがばれる前にっと全速力で脱衣所へと消えていく。
「どうしたんだろ?」
という声を背中に受けて。
ふぅ。
今日何度目のため息だろうか。
上条は脱衣所で服を脱いで、それをいつもの要領で洗濯機へと無意識に放り込む。
幸い、パンツだけは放り込むのをやめると、洗濯機をまわす。
さて、と浴室へと入っていく。
シャワーをとって体を流しながら考える。
(ここって、さっきまで美琴が居たんだよな…。)
鼓動が早くなるのを感じ、自分の一点に血が集まるのがわかる。
――――諸事情により割愛。
――――男の入浴シーンのどこが面白い。
―元に戻る―
少しして、出てきた上条はバスローブを着ていた。
一つの決心をして出てきた上条を待っていたのは小さく寝息を立てる御坂だった。
「…美琴さん?」
その御坂に後ろから近づき、額へと手を乗っける。反応が無い。
上条は次に前に回りこむと、御坂をお姫様抱っこで抱き上げる。
少し不自然に御坂の顔が上条の胸に埋まるが、上条は気づかずにベッドに行く。
ぽふ。と柔らかい音を立てて、御坂をふかふかのベッドに寝かせる。
御坂は二度三度寝返りをうつと、上条のほうに向いた形でとまる。
寝返りのせいで、御坂のバスローブの胸元は少しは抱け、上条に小さな胸の谷間を見せている。
それに気づいた上条は少し見つめ、何かに気づいたかのように視線を外す。
「いくら好きでも、流石に襲うのはな…。」
上条はそういうと、御坂の顔に自分の顔を近づけ、額にキスをする。
「…コレぐらいならいいだろ?」
誰も聞いていない問いかけ。
…のはずだった。
「…意気地なし。」
寝ているはずの御坂がこちらをさっきまでの同じ体制のまま見つめている。
「…え? えぇぇぇぇ!!」
上条は驚いて後ろに下がる。
「いっいつから起きてたんですか?」
「…頭に手を置かれたぐらいから。」
御坂は少し頬を赤らめながら言う。
「えーとじゃあ…さっきのは?」
「さっきって?」
御坂は更に顔を赤くしながら、聞き返す。
「その…えっと。」
「なに?」
「…好きって言うのは聞いてたのか?」
上条は御坂の目を見ながら言う。
「…うん。」
「あー…。なんでこうなるかな…不幸だ。」
「っえ! なんでよ!」
御坂は寝ている状態から起き上が、座る。その目は少し潤んでいて今にも泣きそうになっている。
「わ、私はうれしかったのに…。ふっ不幸とか…いわないでよ…。やっと…わたしの、きっ気持ちがっ通じたとおもったのに…。」
そういいながら、御坂は目から一つ二つ涙を流す。
「わーっちっ違うんですよ美琴さん! 不本意な言い方だったからで…」
「なっ何よいまさら…。べっっべつにいいわよ。」
と流れてくる涙を御坂は拭う様子も無く言う。
「ちゃんと聞いてくれ。」
上条は小さく震えている御坂の肩をつかむと真面目な声を出しながら言う。
「あー…。俺は、美琴が好きだ。この気持ちに今日気がついてな…。ごめんな…。だから泣かないでくれ。」
そういいながら、右手で御坂の涙を拭う。
「……ホント?」
「あぁ! 上条さんが嘘言った事あるか?」
「…だってあんたの周りには、お…女の子いっぱい居るし。」
「アレは不可抗力というか偶然というか。ってか皆さんタダの知り合いですよ。」
「…ホントでしょうね?」
あふれてくる涙を今度は自分で拭いながら言う。
「ホントです。」
「じゃっっじゃあ、きっキスして。」
と目を閉じて顎を上げる。
上条は右手で一度頭をかくと、意を決したように再び御坂の肩に手を置き、唇を重ねる。
そのとき御坂の肩が震えている事に気づきながら…。
「ふ…んっ。」
御坂の口から小さな声が漏れる。
「ふぅ…。これで信じてもらえましたか?」
上条はそう聞きながら肩から手を離す。
「…まだ。」
そう呟くと、御坂は離れていった手を掴み、引っ張る。
いきなりのことに上条は抵抗もできず、御坂を押し倒す形でベッドに横たわる。
「みっみことさん!?」
「ホントなら…その…しっしてくれる、よね。」
「…美琴さん? いったい何を?」
「ばっばかっ。ここまで言ってもわからないの!?」
御坂は顔を真っ赤にしながらいう。
「…いいんだな?」
上条は真剣なまなざしを御坂に向ける。
「…うん。」
それを聞いて上条は御坂のバスローブに手をかけ、ゆっくりと解く。
完全にはだけたそれは服の意味をなさない。
「ねぇ…、電気、消さない?」
御坂は裸を見られて恥ずかしいのか、そういいながら頬を赤らめる。
「…やだ、美琴のこともっと見たい。」
そう言って上条は御坂の首筋にキスをする。
「ふぁぁ…、やぁっ。」
御坂のその声を聞きながら上条は少しずつ下へと下がっていく。
少し下がると、小さな二つのふくらみにたどり着く。
「硬くなってるな。」
「っな、何いってん、んんっ。」
御坂が言ってる途中で、上条は硬くなっているそれを口に含むと、甘噛みし、下で転がす。
「んっ、だっだめ。」
御坂が感じているのがわかった上条は、もう片方のそれを左手で遊び始める。
「ダメだって、ば。んっ。」
そういいながらも御坂の口から少しずつ喘ぎ声がもれ始める。
御坂のあえぎ声がもれ始め、上条の右手がゆっくりと、御坂の大切な場所へと降りていく。
たどり着いたそこは、すでに濡れており、受け入れる準備はできている。
上条は一度御坂から離れると、自身のバスローブを脱いで裸になる。
「あ…。」
手と口が離れ、快楽がなくなったのを少し寂しそうな声で鳴く。
「御坂、いいか?」
上条はもう一度御坂に覆いかぶさると、大きくなったモノを御坂のそれへとあてがう。
「ま、まって。わっ私、初めてだから…。」
「わかった、優しくする。力抜けよ。」
上条はそういうとゆっくりと腰を静めていく。
ギチギチと御坂の中を広げながら上条のそれは中へと進入していく。
少し行くと、強い抵抗にあう。
「大丈夫か?」
「んっ、あぁっ。だ、だいじょっぶだから。」
必死に右手をかみながら声を抑える御坂のその言葉を聞いて、上条は頭をなでながら、腰を一気に沈める。
「かっは…。」
一番奥まで上条のそれが入る。
「っく、きついな。」
御坂はそれに答えることもなく、いくつかの涙を流しながら痛みに耐えている。
「大丈夫か?」
「う、うん。ゆっくり、うっうごいて。」
「わかった。」
ゆっくりと腰を前後に動かす。
数回つくと、痛みよりも快楽が上回ったのか、御坂の口から再び喘ぎ声が漏れ始める。
「ふぁぁ、っん、へっへんなっかんじぃ。」
更に数回。
御坂は声を抑えるのをやめて、喘ぎ始める。
「いぃ、とうま、とうま。」
上条の背中に手を回し、抱きつきながら喘ぐ。
「美琴、締め付けすぎだっ。」
「なにかっくるっくるぅ。」
ギチギチだったそれを更に締め付け―イき、御坂は痙攣を起こしたかのように震える。
「美琴、でるっ。」
言うよりも先に上条のモノから白いものが御坂の中に注ぎ込まれる。
御坂はイった拍子に気を失ったらしくそのまま小さく寝息を立てている。、上条がもぞもぞと動きながらモノを抜き取ると、そのまま御坂の横に寝転がる。
「どうしたもんか…。」
そう呟き、上条は御坂の体に手を回すと、抱きしめ、寝に入る。
――翌朝
「っん。」
朝、御坂が目を覚ますと、目の前には上条の寝顔がアップであった。
「っえ?」
そのまま視線を下に向け、二人とも裸な事に気がつく。
「…あ、そっか…。したんだ。」
そう呟きながら顔を真っ赤にし、上条の寝顔に視線を向ける。
上条は大事そうに御坂を抱きしめながら寝息をたてており、時折指をもぞもぞと動かす。
まるで、御坂が腕の中に居ることを確認するためのように。
「とうま。」
そう言って、御坂は上条の胸元に顔を埋めると二度寝をはじめる。
このあと、上条が何を買ったかは皆の想像にお任せしよう。
ただ、数週間後の新学期で土御門と青髪ピアスに上条が左手の薬指に指輪を着けている事でからかわれ、御坂はルームメイトの白井黒子から同じく左手の薬指の指輪で質問攻めにされるのはまた別のお話。
さて、いつもの如くHシーンは飛ばしながら。
これで俺はもう心残りなく、読み方に回れる。
次は真の才能を開花させた
>>191が書いてくれることを信じて…。
GJだぜ
本番シーンがどうしても艶っぽくならないから全部ベッドインの直前で止まってるぜ!
GJなんだZE☆
>>200 どんなものでも、数をこなせば慣れてうまくなるものさ
つまり
わかるな?
GJ
妄想するだけなら簡単なのに文章にするのは高校時代は現文2だった俺には無理だ
>199
GJ
なんというか、本当に美琴はけしからんですね(良い意味で)
読み手に回るとか言わずに気が向いたらまた何か書いておくれ〜
一万人のシスターズを異なる方法を使い処女を散らすと「幻想殺し」が進化して「レベル−1」になるって
レポート出したら理事会は承認するかな〜
最後の最後で打ち止めの処女をめぐって一方さんと一騎打ちになりそうだがw
今の一方さんは幻想殺しの大敵拳銃持ちだから瞬殺されそうだ
最後の一人だと、いろんな意味でミサカネットワークは
崩壊してそう。代理演算できるかな?
ちょっと待って欲しい
残りの妹達は微妙に1万人に足りないわけだが…
その不足分はオリジナルで補完できますか?
1美琴≒156妹達なのでお釣りが来ます。
では余剰分は私が処分しましょう。
えー、こちら現場前です。当局により現場にはブルーシートがかけられており、詳しいことはわかりません。
ですが、被害者の死因は感電死、そして……あ、今新たな情報が入ってきました!!被害者の身元がわかりました!!
被害者はエロパロ板在住の
>>209さん、
>>209さんとのことです。以上、続報が入りましたら引き続きお伝えいたします。
そいや、クリスマスネタなのにクリスマスっぽいのが全く入ってなかったな。
気が向いたら後日談みたいに書く。
五和さんの手縫いのセーターとかマフラーのプレゼントって
なんか術がかかってそうで怖いな
そんなん上条さんが「おお、さんきゅな」とか言って受け取った瞬間バッキーンですやん
天草式の魔術だったら他のいくつかの要素を組み合わせないと術にならないんじゃ?
五和さんの下着とか
GJ!!
>――――諸事情により割愛。
>――――男の入浴シーンのどこが面白い。
ワロタ
>>189 死ぬ
上条が干からびてな
>>189 元ローマのシスター250名に神裂、オルソラ、シェリー等含むイギリス女子寮軍団相手
とどっちがいいかにゃー
>>198の次の日
「っん…?」
上条が目を覚ますと、その前には寝る前にあった御坂の顔は無く、胸元に見覚えがある髪が見える。
その髪を二度三度なで、上条は思い出す。
そう、今日が何の日か…。
上条は胸元で寝ている御坂を起こさないように体を離すと、近くにある昨日買った袋の中からサンタクロースの衣装を取り出す。
ゴソゴソと着替え、また別の袋からプレゼント用にラッピングされた小さな箱を取り出す。
「よし、後はこれを置くだけ、起きてもサンタで通せば…。」
となにやらぶつぶつ言い始めたところで。
「なにやってるのかな? と・う・ま。」
「…いつから起きてたんですか?」
背後から聞こえてくる最愛の人―御坂美琴の声。
上条はゆっくりと後ろを振り向きながら言う。
後ろには、シーツを体にかぶりながら、ベッドの上に御坂が座ってこちらを見ている。
「サンタクロースなんかより、私はとうまから欲しいな。」
「…そうですか…。」
と、上条は少しがっかりしながら、サンタの衣装を脱ぎ、ベッドに向かう。
「美琴が何がいいかわかんないからシンプルな指輪にしたんだが…。」
と上条はプレゼントを御坂に手渡す。
御坂はそれを受け取ると、器用に包装紙を外し、その中の箱を開ける。
「…なんで二つあるの?」
「あ、片方俺の。」
小さいほうを取って左手の人差し指、中指、小指、薬指と合う所を探してはめていく
「…薬指か…。」
御坂はきれいに薬指にはまった指輪を見つめながら言う。
「おぉ、上条さんの勘もなかなかのもんで。」
と残ったもう一つの指輪を上条は自分の左手の薬指につける。
「ペアリングだな。」
左手を御坂に見せながらいう。
「そうだね。」
そう言って御坂は微笑むと、上条に抱きつきキスをした。
この後、御坂のために上条が買ったサンタの衣装で何をしたかは皆さんのご想像にお任せしよう。
み、ミニスカサンタ黒タイツ付プレゼントプレイ!?
>>217 次の日ではなく、御坂が二度寝して少ししてからです。
間違えた…。
220 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 16:31:51 ID:WCfgRNHL
ミニスカサンタ黒タイツ付プレゼントプレイ
……これを完璧に言う為に5回噛んでしまった俺がいる
がー!
学園禁書が進まない…
誰か俺に天啓を授けてorz
今年最後のアニメ禁書観て、あの戦いで負けた一方通行が、納得行かなくて再戦して、上条に身も心も屈服させられるってのを妄想した。
上条はインデックスのあやしい薬でダーク化させるとして、問題は一方通行。
私は男も女もイケる口だか、皆さんは如何かと?
「おい学園最強、おまえので汚れちまったこれ、キレイにしてくれっと上条サンすっごくうれしいんですが」
「っつ……ちっくしょォ……わ、わかったから無理にそンなもン押し付けンじゃねーよォ」
こんな感じで。
悪くない……悪くないな……
>>222 何を言ってるんだい?
一方通行は女じゃないか
>>221 昼休み。
女子軍団の弁当攻めに遭っている上条さんを尻目に、ョゥジョと一緒のお弁当を楽しむ一方さんとステイルとつっちーと駒場。
というのはどうでしょう?
……なんというロリコン率の高いクラスなんだ
そこに颯爽と現れて「上条ちゃん、資料の整理を手伝ってくださいねー」と当麻をさらっていく小萌先生が(ry
とりあえず、姫神と吹寄から弁当を貰った上条少年がアニェーゼたちクラスメートと遭遇まで書いた
後、留学生というこじつけで何故かアニェーゼたちがいる件
あとあと、つっちーはとある事情(ネタバレ的な意味で)により別行動
まったく空気読まなくて悪いんだけど皆に質問したい
もうすぐ正月じゃん?それで美琴って何色の着物が似合うと思う?
かわいらしく桜色が似合うんじゃないかい?
赤に
任天堂の電気ネズミのような黄色の振袖を。
てかピカチュウのコスプレするといいよ美琴
>>233 それは着グルミ的な意味で?それとも半獣的な?
>>223-224 男のが面白いと思うんだけど、やっぱダメかな?
それにしても、思えば思うほど、一方通行が堕ちる姿想像するとそそる。
「ひ、はァ……も、もっとヤッテくれよォ……こ、これがァ……ンふっ」
妄想が止まらない。
>>237 続 き を 頼 む
一方さんの喋り方だと喘ぎ声が余計にエロいな。文面で見ると更に。
>299
赤というイメージはあるけど
美琴の希望なら艶やかさより可愛さ優先なんだろうなぁ。
>>237 一方はなダーティーなロリなんだ
その方向は別に行ってくれ
ロングパスのレスを見かけたので
>>299 実はタンスの中身が黒子が買ってきた下着やファンの子から貰った服ばかりになっていて、
そのままは恥ずかしいから短パンを履くことにしたのでは?
元々の服?大方、黒子のような変態淑女のファンが失敬したんだろ。
>>241 おまいさん未来予知の能力者かLVはいくつだい?(´・ω・`)
って、元のレスは着物かorz
(ちなみに個人的には、気がつけばHなのばかり…例えば紐パンとかになって、
恥ずかしくなったから短パンを履くようになったという説を推すw)
花火の時は水色ベースで紫陽花模様の浴衣。
紅の絹地に白百合の刺繍を入れた友禅、もしくは桜の文様のしぼりかな。
>>242 いいえ、ただのデムパ(ようするにLV0)です。
>>229 ここはシックに紫とか
しかし美琴に黄色い電気ネズミの格好・・・似合いすぐるw(能力的な意味で)
ん?
なんか今、蛍光灯がチカッとし
罰ゲームで電気ネズミのかっこで顔を赤くしながら「ピカ一」という美琴。
それを見て堪えきれず爆笑する当麻。
超電磁砲とポケ○ンが交差するとき、いつもの追いかけっこが始まる―――!
美琴「ぴ・・・・・・ぴっ・・・・ぴっぴか・・・ちゅー」
当麻「ぶわっはっはっはっはっはっはっはっはっは」
美鈴「・・・・・・・・・」
美琴「!!!!!」
もう誰も覚えてないだろうが、
アニメのピカチュウはツンデレだったんだぜ?
覚えてるともさ。
サトシの防御力は異常だな。
…あと弱点タイプに勝てないって理由で捨てられたヒトカゲとかゼニガメ団とか…
初期ピカチュウは何がそんなに気に入らないのかと言いたくなるほど対サトシ好感度がどん底だったな……
>>246 美鈴「や〜ん、美琴ちゃんかわいい〜!写メ写メ!」
美琴「ちょっ、何してるのよ母さん!?」
美鈴「コスプレでするなんてずいぶん仲がいいのね〜♪でもまだおばあちゃんにはなりたくないからアレはちゃんとつけてね?」
当麻・美琴「!!!?」
美鈴さんならきっとこんな感じ
>>240 ダーティーなロリって何?
ロリコンて事かい?
ま、一方通行の性別どっちに決めるのもメンドーだからふたなりでいいっしょ。
まだそーいう属性、禁書には無いよね?
ダーティー・ロリーだと…
紳士たる物自分の属性を強要はしちゃだめなんだにゃー
そして他者の属性に寛容になるんだにゃー
って誰かが言ってた
オルソラ「みなさ〜ん ご恩返しの準備は万端ですか〜」
ルチア「シスターオルソラ!私達元ローマ正教のシスターで
上条に恩返しするのは吝かではないのですが・・・
一体なんですか!? この露出したサンタコスプレは、!!
と、特に私のこのむ、胸が肌蹴た仕様はー。」
オルソラ「えーと、ルチアさんは私と一緒に『はさんで擦る』担当だからですから」
貧乳コンビ「・・・ちっ!」
>>255 笑えた。
是非続きをお願いしたい。
>>254 了解した。
オレの頭の中では肉奴隷に堕ちたふたなり一方通行がいる。
あとはそこまでのプロセスを文章にするだけだが。
出来たらいつか投下するわ。
>250
娘さんはまだ中学生ですよ美鈴さんw
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 14:31:47 ID:qCzqnY1u
オルソラ「そんな事で恥ずかしがってはだめですよ〜ルチアさん。
すでにエロ天使メイドのコスチュームを軽く着こなす某女教皇とその信者の
『隠れ巨乳』も動いているんですから。
ですから、我々も負けないように策を練る必要があるのですよー。」
ルチア「で、でもいきなり・・・これはやりすぎではって!?
シスターアンジェレっ!ぶつぶつ言いながら対抗してスカートにスリット入れなくても
いいですっ!!」
次巻でイギリス女子寮組は
久々に当麻と顔を合わせることになるのか。
…と思ったら劇中時間では11巻から16巻まで1ヶ月と経過してないのね。
さて、そろそろ上条さんを取り合う、ねーちんと五和のSSが読みたいにゃ〜
こちら現場より中継します
美琴と御坂シスターズが上条さんを巡ってバトルロイヤルに突入しました
美琴さんは初っ端に9968人がかりで撃破されました
10032号御坂妹はネットワークを断ち、身を隠しているようです
最後に出てきて漁夫の利を狙う作戦と思われます
イレギュラーの乱入も懸念されますが果たして…?
10032号が美琴を助け起こし、二人でシスターズを撃破。
いつのまにか巻き込まれて気絶した上条さんを拉致って、起きるまで二人で・・・。
>>256 せっかくの創作意欲を削ぐ気はないのだが、そう言うのに強烈に耐性がないので、
専ブラ使いとしては名前欄とかにキーワード決めて入れといてくれると有難い。
メイドは滑ったから今度は堕天使エロサンタコスのねーちんとかいかが?
ミニスカでガーター
>>266 ミニスカで・・・ガーターだとぉ・・・・!!!???
五和が「そんなのに勝てるわけないです」とテンパるぞ
そして、一年が過ぎた頃。
神裂「次の衣装を」
土御門「も、もうネタ切れだぜい」
日本最強のコスプレイヤー神裂、その栄光を支えた一人の男の苦悩を知る者はいない。
吹寄「話って何?姫神さん」
姫神「今年のクリスマスの件。ある筋からの情報によると
今年は勝負の年になるとの事。」
吹寄「し、勝負ってなんのよ?」
姫神「最悪の場合。上条君がサンタコスチュームのシスター達に
イギリスへお持ち帰りされるらしい。」
吹寄「エ・・・ちょそれ、どういうことなの?」
姫神「対抗手段は一つ。私達、学園都市勢が団結して上条君を守る。」
こうして、科学vs魔法のコスプレ合戦の火蓋が落とされる。
>>267 テンパった五和に建宮が胸元掴んで気合をいれるんだな
建宮「−コスプレした女教皇は、必ず来る。」って
しかも胸元掴んじゃいけない感じの服だったりしてヲトメ五和のスイッチが入る
>>271 ブツブツ言いながらきわどい衣装を選び始める五和
対馬「(恋する女は神様だって敵にまわせるのよ)」
五和と言えばおしぼ(ry
失礼しますねーといっておもむろにチャックを下ろし始める五和
吹寄「で、敵の戦力は?」
姫神「多彩。自称「上条君の心の友」からの話では、
天然巨乳、そばかすツンデレ、委員長タイプ、猫背ロリにゴスロリ。
別働隊で大和撫子系のクールデレと隠れ巨乳のかわいい子タイプ。
しかも服役中の超巨乳お姉さまタイプも投入するらしい・・・」
吹寄「・・・あのバカ、私達の見えない所でも、どんだけフラグをたてて・・・」
姫神「序の口。本当はそれにプラス250名ついたらしい。」
吹寄「ねえ?クリスマスの前に、まず上条殴りにいきたいんだけど?」
姫神「駄目。気持ちは死ぬほどわかるけど。それではこちらが不利になるだけ。」
姫神が読点を使っているだと!?
上条の事になるとやけに饒舌になるな姫神
ん? 句点じゃなくて?
読点って『。』の方だよね?
そこはスルーしなさいよ!なんでアンタはそういう時だけ目ざといのよぉ…。
…と、御坂美琴嬢が半泣きになりながら必死に訴えております。
>>278 おいおい
とう‐てん【読点】
一つの文の内部で、語句の断続を明らかにするために、
切れ目に施す点。「、」⇔句点
ちなみにPCなら“、”って打った後変換しようとするとちゃんと出てくる
282 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 11:14:18 ID:G16yVRFm
吹寄「こちらの作戦というか具体的にどうすれば?」
姫神「至ってシンプル。相手勢力よりアピールして上条君を引き止めるだけ。
こちら側の誰かが−これを機に彼と深い仲になってもいい。」
二人「「(それはゆずらないけど)」」
姫神「こほん。自称「カミやんの魂の兄弟」からこれを預かっている。」
吹寄「何?このレポート用紙は・・・『カミやん病汚染率レベル3以上リスト』!?」
姫神「うん。そこから仲間の抽出を行う」
吹寄「ちょっと−超電磁砲とその妹達の『達』って何よっ?」
姫神「落ち着いて。世界でも珍しい2万っ子らしい。」
吹寄「・・・あなたの拳も震えてるわよ。」
姫神「ふう。そこにある小萌先生にはもう相談済み。快く快諾した。
『上条ちゃんはイギリスにはわたしません』と気合入ってる。
横で話を聞いていた黄泉川先生も参戦してくれるらしい。」
吹寄「んじゃあ、次はこの『超電磁砲』に会いに行きましょうか。」
「ッセェな……ゴチャゴチャ言ッてねえで一度触りやがれッてンだ」
白い髪の悪魔は上条の右手を強引に自身の股間に抱き寄せる。
「ちょ、待て待て上条さんに同性愛属性はありませ…………っ、うぇ? おまっ……下半身の漢はイズコへ!?」
「最初から無ェよそンなモノ」
「ぶええ!!? じゃあまさかお前本当はオニャノコであらせられ……いや、その喉仏の濁り声は間違いなく男だよな?」
「あのなァ、俺の体はホルモンバランスが崩れてンだってこの前話したろうが。 複雑に男と女が混じり合ってるせいで、この一方通行の性別は学者共にも判別不能だッて話らしい。
さて、オマエはどうだ? 俺を男だろうと女だろうと雌雄同体のキメラだろうと、どう見ようと勝手だが」
「へ? ………………うーん。やっぱお前、女なんじゃないのか?
女でもドーピング用の男性ホルモンで声が枯れたり髭が生える話は聞いたことあるし。
その点、性器は動かぬ証拠ってもんだろ。赤ちゃんでも身ごもったら確実だ」
「……」
「あっ、悪い! デリカシーなかったよなさっきから、怒ったなら謝るから竜巻は勘弁してえええ!」
「……だッたら、孕むかどうかヤッてみるか? 三下」
アニメでの男声を聞いてなお一方さんとヤれると信じるバカどもに捧ぐ……。
と言おうとしたんだが誰かの小ネタ直後に投下してすんません!今後は投下直前に更新して警戒するです!
お前はそれ以前に801注意とか書け
最低限のマナーとして
自分が一番のバカだったと言うオチ
馬鹿の多いインターネッツですね
れ?
失礼、冒頭だけでこの間から騒いで奴かとオモタ
書きながら投下するのはマナー違反じゃないのか
これからも続けるならある程度貯めてから投下してくれID:G16yVRFm
>>289 すまない そんなルールあったんだな
とりあえずここでやめとくよ
とりあえず書き手に回るのならそういうスレがあるから目を通した方がいいよ
今更かも知れんが、『超電磁砲』の作者って非エロの当麻×美琴で同人誌描いてたんだな。
はいむらーも描いてるしなぁ
禁書のおすすめ同人誌なんかある?
個人的なお気に入りは、「超電磁砲のあいしかた」がサイコーにいい!
できれば続きを描いてほしい。
スレチっぽい気がするけどね。
ココでやるより然るべき所でやった方がいいんじゃないかな。
>>292 連載始まった時よつばとのすぐ近くで吹いた記憶がある
>>294 オレもそれかなり気に入ってる
黒子もいい味だしてた
あとは雷神会ってサークルのとかかな
>>292 とあるの商業誌描いてるやつがそれの同人書いていいんだろうか
涼宮ハルヒではコミック描いてた名作ネットワーク(みずのまことだったけか)の人が
かなりヤバかったらしいが
赤マルのはよかったな
あとはインデックス×インデックス
つーかこの話題は同人板でしようか
んーむ。。。大みそかはあんまり人がいないっぽいな
「じゃあとうまはわたしとふたりっきりなんだよ…」
ゲラゲラゲラ
>>283-284 話題をふった張本人参上。
なんだ俺へのアンチテーゼかと思いましたわ。
801っすかー。
そんなつもりはなかったんだけどなー。
書き始めたけど、やっぱ止めたほうがいいかな?
「テ、テメェ……い、一体どんだけオレン腹ン中に出しゃ気が済むんだ? ぐ……テメェわ、種馬かなんかかっつーんたよォ……」
みたいな事書くからヒンシュク買うのかね?
みんな想像力豊かでうれしいねェ〜
お前のその態度が気に入らない
>>303 ホント調子にのりました。
スイマセン。
まーまー荒れるのは好きじゃないから
これくらいでなw?
それより美琴に萌えようぜ
AA略と書かないだけでこれだけ与える印象が変わるとは
今年も一年間もなくおわりですわ。
年末にかけてお見苦しい数々申し訳ありませんでした。
来年は心を入れ替えて、禁書を楽しみたいと思います。
ではよい一年でありますように。
除夜の鐘の音を聞いていたら、
御坂妹達が一人一回ずつ鳴らして…
…という電波が(ry
これだと108回を越えちまうなw
>>309 一人一往復で108人目にカミジョーさんが限界に達するんだろ
振袖ねーちんでわかめ酒を楽しんだ後姫始めするSSを待ってます
大吉なら自作
やっちまったー!!!
大凶なら上条さんは今年も不幸かつフラグたっぷり幸せ。だん吉ならお前らなんか甘いの投下してくれ
大吉なら五和モノ書いてくるわ
316 :
【大吉】 :2009/01/01(木) 01:34:33 ID:sp8Dt2Dd
ぴょん吉なら自作ってしとけばよかった
オルソラ、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネ達がネーちんに
着付けを手伝ってもらって晴れ着で年始参りに登場。
「あらあらー日本にはヒメハジメという風習があるときいたのですけど?」
五和モノ書く気満々で帰ってきたら、風邪引いてそれどころじゃなかった…。
五和…。五和…。五和…。五和…。五和…。五和…。五和…。
五和分を…。
誰か…この無念を…。
319 :
【凶】 :2009/01/01(木) 07:17:48 ID:gJu8TgSr
>>311 期待してますよ
大凶なら美琴や姉妹の凌辱ものを書く
319 名前: 【凶】 [sage] 投稿日: 2009/01/01(木) 07:17:48 ID:gJu8TgSr
∧_∧
【大】\)
└\ \
く ̄(
本年もよろしくお願いします>All
姫神はまだか
インデックスがとーま以外と絡むのを見たい
が、そんな役いないんだよなあ
正月こそ巫女姿の姫神が一番輝くときでは?
五和が和服を着たら意外と良いかも知れん。
と言うか、誰か「五和が勇気を持って上条を押し倒してHするSS」を書いてくれー!
こんなのが読めるんだったらもうこの世に残すことは何も無い・・・。
>>324 つ『ネセサリウス時代の過去話捏造』
ねーちんとかステイルとかアレイオルスとか(ry
>>326 病んだ五和に押し倒されるSSなら頑張って続き考えてるぜー、
状況がリク通りではないが、もしもいけるクチならもう少しまってくだされい
超期待です。
ここで言うのも野暮だと思うがこの作品全巻購入する価値あるかい?
ここの作品がめっさ好きで面白かったから原作買いたいと思ってる。 というか作品書きたいとも思ってる。
やはり書き手は原作既読してるよな?
>>333 アニメですら面白いと感じるなら絶対買って損はない。
>>333 初期の巻は脳内で傍点をNGにしておくとすっきりよめr
かみやんは受け
これの設定の細かい部分にねちねち突っ込む奴は心からの友達はいない。
飲み会で血液型占いの話になって盛り上がってるのにそんなのあるわけないじゃんとか言って場を白けさせる人。
とまぁいろいろあれ?って思う部分があるけどそこは勢いで乗り切るべし。
フィクションの楽しみ方をそれなりに知ってれば大丈夫。
>>329 アレか?ねーちんに見せつけるやつの?
まぁ どんなんでも超期待♪
>>333 アニメ面白いと思って俺はとりあえず1巻買ってみた
そこそこ面白かったよ(まだ途中だけど)
とりあえず1巻香ってみて、それで主色委と感じれば2巻以降替え刃いいんじゃない?
むしろアニメや漫画は原作の足下にも及ばないような気が……
一巻は漫画のほうがいいと思う
原作はだらだら長いし
レールガンの漫画ですね
やれやれ、住人の距離単位を遠ざけまくった奴がいるな
俺は預金下ろしてねーちんとキャッキャウフフの距離にしてもらった。
漫画にはあとがき以外姫神が出てこないので原作の方が上
何か最近ここがエロパロスレってことを忘れかけてた
なんか唐突にミサカ妹エンドで
「「9969人一緒じゃ駄目ですか?」」
と言われる上条を幻視した、
最期は、干物になりかけた所を「打ち止め」に止めを刺されるとか。
嫉妬に燃えるネーちんに犯される上条を希望
350 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 07:29:44 ID:c1mh6U1P
>>348 オリジナル御坂に電気ショック喰らわせられて蘇生もな
>>349 五和に押し倒された話を聞いて嫉妬に燃えるねーちん…お前賢者か
>>350 ちんこを蘇生ですね 前立腺まっさーじ!びびびびび
上条さんは受
上条さんが攻めって印象はあんまないな〜
どっちかって言うと女の子に振り回される人だし
ステイルも受け
一方通行はベットへタレ
「だ、誰だオマエは!? ここに住んでたクソガキはどこだ!」
「クソガキというのがこのミサカのことなら、ミサカが打ち止めです、とミサカはミサカは偽りなく打ち明けてみます」
「ほざきやがれクソ女……そのでけェ体のどこを見てあのガキと思えッてンだ!?」
「それは……貴方が『ガキに興味はねェよ』とミサカのことを突き放したのが悔しかったので、学園都市極秘の技術で一時的に大きくしてもらいました、とミサカはミサカは告白します。
このメリハリのついたスリーサイズなら貴方も満足でしょう、とミサカはミサカは大きな胸に貴方の手をうずめて……ンっ……みます」
「なっ、オイ待ッ……クソッ、代理演算が、切ら、れて……やがっ……アッー!」
口調が丁寧なのは脳も成長してるからです。そういうことにして下さいただの小ネタなので。
打ち止めアダルト化って誰か考えなかったのかな。
358 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 22:48:40 ID:APV7/xIO
上条上条上条条条
>>357 性格までアダルティー! イイ!
というか相変わらず一方さんは受けが似合うな
>>357 GJ
打ち止めアダルト化は、かまちーがいつか本当にやりそうだw
燃え系のヘタレ(恋愛に)主人公がベッドヤクザなのはデフォ
打ち止めアダルト版はミサカたちよりもはるかに押しが強い攻め系になるな。
攻めの打ち止め
受けの美琴
攻めと見せかけて受けの御坂妹
さて00000号さんはどうなるのか
アダルトミサカ=ミサカフルチューニングって
もっぱらの噂です。
>>363 …なんだ美鈴さんじゃないか。
…そうだよね?
「上条、星は好きかよ?」
「ほし? 唐突にどうした?」
上条は手に取っていた本――みゅーとん・番外編、二ック「星」――を本棚に戻しながら聞く。
「いやの、もうすぐお月見なのよ。それで、天草式の面子でお月見しようとおもってるのよな。それに上条も参加しないかよ?」
このごろ上条は何かと天草式のメンバーとよく遇い、何かと一緒に行動することが多くなっていた。
実はこれが天草式の面々が故意に捜索・発見・追跡・合流・同行しているだけなのだが…。
――まぁ、こんなことはこの中では関係ない、省こう。
「よし、きまりだの。じゃあ、明日、こっちから迎えを出すから家でまっててくれなのよ。」
本屋からでると、建宮は開口一番にその言葉を残し、右手をシュっとあげて去っていく。
「…なんだったんだ?」
翌日。
律儀に上条は自室にて待機中。
もはや部屋の備品と化した修道少女とその愛猫は小萌先生のところへお月見へ。
『とうま、小萌の所におつきみぃってのに行って来るよ、ご飯はいらないかも。』
と朝一から部屋の冷蔵庫の中身を空っぽにして出て行った。
出て行くときに風呂に入ろうとしている上条に一言。
『とうまはお留守番だよ。呼ばれてないんだからね…、寂しいからって変なことしてたら…わかってるよね?』
そう言葉を残して出て行った。
「やれやれ。」
そう呟きながら、テレビのモニターを見る。
外はインデックスが出て行って、一時間ほどして振り出した雨で薄暗くなっている。
少し前に小萌先生から「お月見は中止なのですぅ…」と鳴きそうな声で入った。
後ろに居るであろうインデックスは大きな声で「おだんごっているの? おいしいかも。」とうきうきした声がしたから満足しているだろうと推測しながら先生と少し会話をして通話を切った。
「これじゃあ、こっちも月見はなしかな?」
と少しがっかりしながらモニターを見ていると、ピンポーンとチャイムがなる音が部屋に響く。
「ん? あぁ、天草式のか。」
と一人納得して玄関に向かい、扉を開ける。
ゴンっと音を立てて扉に何かがあたる音がする。
そのままの状態で開いた隙間から顔を出すと、五和が頭を抱えてしゃがみこみ、悶えていた。
「あー…、わりぃ。大丈夫か?」
「だっだいじょうぶです。」
そういうやり取りをして、五和を部屋の中に入れる。
五和を玄関まで入れたとたん、上条は顔を真っ赤にして視線を天上に向ける。
「五和っさん…その…あ! 風呂、そう風呂だ、風呂入って来い。」
そういいながら、上条は近くのドアを開け、風呂の準備を始めた。
インデックスが行く前に上条が入ったこともあり、すでに湯は張っており入る準備はできていた。
「ふっ風呂ですか…、わたしっその…いっいえ、いただきます!」
何か覚悟を決めたように五和が脱衣所へと入っていく。
――キュっ…シャーー
シャワーを浴びる音を聞きながら、上条は脱衣所へと入っていく。
やましい意味は無い、ただ、タオルと着替えを置きに着ただけなのだが、視界に入ってしまった。
そう…五和の下着が。
(ダメだ、上条当麻、見るんじゃない。)
そう自分に言い聞かせながらも、男の性とは悲しいもの、視界から外す事無く、タオルと着替えを置いて、自然と手がそれに向かっていく。
「…上条さん? なにやってるんですか?」
「………ふぇ?」
――世界が止まった気がした。
とは後日、上条が知り合いの土御門に話したことだ。
シュールな光景だろう。
風呂から上がってきたら思い人が自分の下着に手をかけようとしていた。
選択のためだと思えば有難いのだが、洗濯機は絶賛活動中、言い音を静止した(上条がそう感じている)世界に流している。
「こ、これはですね、ってあれ? 五和さん? 目が、目が…っ!!」
――いや、あれは鬼神だった、聖人? 足元にも及ばないね。
とは、後日。土御門に泣きながら話した上条の言葉だ。
上条の視線の先、五和は後ろからまがまがしいオーラを出しながら、風呂場から出てくる。
上条は極力下を見ないように、上を見ながら後退り、最後には脱衣所の壁に背中を着く。
「かみ…いえ、とうまさん?」
「はっはいっ!」
「どういうこですか?」
笑顔で、優しく、まがまがしいオーラを出しながら問う五和。
「い、いえ、これはですね、カミジョウサンモ男のこな訳で、ごめんなさいっ。」
光速で土下座をする上条。
それを見下ろす五和。
両者動かず、時間だけが過ぎていく。
「っくしゅん。」
「ほぇ?」
上条が顔を上げると、五和が全裸でくしゃみをしたところだった。
「だいじょうぶでせうか?」
病み上がりには限界だ。
中途半端でごめんなさい…。
ただ、五和が書きたかっただけなんだ。
gjすぐる!
さあ続きをかく作業に移るんだ!
むおおGJ!!
頑張れ、五和スキーな私は同志として応援するぞ!
さて……応援する意味で、そろそろ馬脚を現して投下するとしようか。
ヤンデレ五和シリーズの続編をこれから投下します。相変わらず何がしたいのか分からない内容になっています。
整頓されたスリッパに混じって並んでいた自分の靴を履き、律儀に部屋の電気を消してから戸を開ける。
開いた隙間からそっと顔を出して辺りを伺うと、そこは同じ形の扉が一定間隔ごとに設けられた細長い通路……要するに廊下だった。壁には絵が掛かっているが、窓は見当たらない。
ついでに言えばこの廊下には非常灯以外の電気も点いておらず、僅かな灯りを反射した白い壁が暗闇と混ざり青白く映っている。今が消灯時間だからだろう。どうやら外は真夜中のようだ。
人の気配が無いのを確認して、上条は後ろ手に扉を閉めた。
「……やっぱり、わからない」
場所を変えればこの建物について何か思い出すかもしれないと少し期待していたが、部屋も廊下も、結局は初めて見る光景であることに変わりなかった。
ここからでは外の様子が分からない以上、自分で歩き回って出口を探すしか状況打破の道は無いらしい。
(よし、何にせよこの階から出ないことにはな)
エレベーターも階段も、廊下の突き当たりにすぐ見つかった。壁には大きく4と書かれたパネルが貼ってある。まあ、ここは四階なのだと考えるのが普通だ。
(ふう、こいつでとりあえず一階にでも……)
行為と悪夢で憔悴した体は、自然に楽なエレベーターのボタンを押そうと手を伸ばす。
だが、その指はボタンの表面に触れる寸前で止まった。
(い、いや待て。もし万が一にでも五和が一階で同じようにエレベーターを使おうとしてたらどうする!? もし鉢合わせしたなら上条さんの居場所は袋のネズミ、どうあっても脱出、は……)
つ、と一筋の汗が首を伝って降りていく。
今の上条の中では、あの五和が某ゲームの鋏男並の恐怖の対象となっていた。
つまりは、彼女に捕まれば否応なくデッドエンドと認識しているのだ。
その『最悪の事態』を想像してしまった時、人体に最適な温度に調整されているはずの室内で、閉じた歯が小刻みに震え出す。
(くそっ、階段だ! こっちなら出くわしても逃げ道は後ろにある!)
何かを払いのけるように激しく左右に首を振り、上条は息を整えながら下に続く階段に目を向ける。
最低限のぼんやりとした灯りしかない空間は、どこにでもある上り下りの地をどこまでも不気味な闇へと演出している。
加えて、直角に曲がりながら下ろされている階段は必然的に死角も多く、降りなければ先が見えないことに恐怖は更に膨れ上がる。
(曲がった瞬間目の前にドーンと……ちょ、ありがちだけどそういうのは勘弁して下さい、年甲斐もなくマジで漏らしますよ!?)
特に怖がりではないが、怖気に鈍感なわけでもない上条はそれなりに足が竦んでいた。
(……でも、だからってエレベーターは…………っだーもう! 今はこれで降りるのが最良の選択だろうがっ!)
累乗して連鎖されていく悪夢を追い出すように激しく首を振り、上条はようやく移動の決心を固める。
どのみち助けが来る保証がない以上、待っていても同じことなのだから。
それでも、段を降りるたび踏みしめる足は弱々しく、彼は完全に吹っ切れてはいなかったようだ。
*
「ここで……二階、だな」
上条は降りたフロアの入り口の壁に、大きく『2』のパネルが貼られているのを確認した。
先程通り過ぎた三階もこの二階も、パネル以外は四階と変わらない構造のようである。当たり前と言えばそれまでだが、奇怪な事象が特に無いということに上条は数少ない救いを感じていた。
勿論、それは闇の蔓延る空間で一瞬彼を照らした、唯一つの儚い灯火に過ぎなかったが。
「あと、一階……」
幸か不幸か、ここに来るまでの間に人の気配は無く、一階へ続く階段の奥も同様である。
このまま平穏無事に此処を出られたら……と、上条は唯一つの希望を目先に置いて、再び階段を降りていく。
ようやく、少年は建物の出入り口、最下層である一階に辿り着いた。
「……?」
玄関でもあるここは、客を泊めるためだけに存在する他の階とはやはり構造が異なっている。
しかし、上条が面食らったのは、そんな当たり前のことではない。
「誰も、いない……?」
夜中に消灯をするホテルでも、防犯やトラブル解決のためフロントには常に関係者が待機しているものである。
だが、それらしきカウンターを含めたこの一階は他の階と同様電気が消え、誰が見張っている様子もない。
広い空間に自分以外が存在せず、静寂なる闇が周りを包む。上条はこの感覚に覚えがあった。
「人払い?」
それは、記憶を失った後の上条にとって最初に体験したといえる単純明快な魔術『人払いの結界』。名の通り、使えば周囲の人間を『自然に』遠ざけることができる。
本来は、公共の場での戦闘で一般人を巻き込むのを防ぐ手段などに使われる術式であるが……。
「何の、意味が……?」
何事も起きていないロビーには、そんな魔術が使われる理由が見当たらなかった。
首を傾げてみても、何か分かるはずもない。
それとも、これから何かが始まるのだろうか。
「!」
そこに思い至って、上条は益々警戒を全身に張り巡らした。
(もしかすると、此処に五和のおかしくなった原因も……)
またこの右手の仕事になるか、と、臨戦態勢を整える上条。
いつでも目前に幻想殺しをかざせる体勢で、とりあえず受付から調べようと一歩踏み出して、
トン、と。
肩を叩かれた。
「……っ!」
頭上で氷入りのバケツをひっくり返されたような気分だった。
愕然とするあまり声すら出ない。
見開いた目と目の間を、滴となった冷や汗が皮膚を伝って滑り落ちていく。
背後の確認を怠った……と、後悔するがもう遅い。
(……ま、さ、か)
相手が敵なら、こちらが振り向く前にやられる状況……いや、後ろの者はもはや生殺与奪の権を手中にしてしまっただろう。
これまでに命の危機は何度も経験していた少年も、先の悪夢で心が挫けかけている今、立ち向かう勇気が湧くわけがない。
ただ、考えるほど押し寄せる恐怖を受け止めるしかない。
否定しようとするほど考えてしまう。後ろにいるのが、もし、濁った瞳の少女であったなら……
「…………!!」
一筋の救いもない状況に、絶望の淵に立たされたその時、
「私です、上条当麻。当麻?」
……耳から入って来た声が、転落しようとする上条の意識を踏みとどまらせた。
その声は、自分を壊そうとした少女の声ではなかった。
違う。
後ろにいるのは味方だ。
そう自身に言い聞かせ、それでも吹っ切れずぎこちなく振り向いた先には。
「……かん、ざき…………」
顔色を伺うように、こちらの顔を至近距離で覗き込んでくる神裂火織が居た。
彼女は上条の反応を見ると僅かに頬を染め、
「……プライベートの時は、下の名前で呼んで欲しいですね」
と付け足した。
皆の前で毅然と振る舞うこの完全無欠な聖人は、二人きりの時には妹のような甘えたがりと化す。
自分だけが見ることのできる彼女の姿に……上条は、凍てついた背筋に暖かみが戻っていくのを確かに感じた。
終わりどころか、救いの手であったとは。
この孤独の暗闇の中で、初めて上条がホッとできた瞬間だった。
神裂は、放心気味な上条の手を取って、
「行きましょう、間もなくあの子が戻ってきます」
毅然とした女教皇の顔に戻し、そう言ってみせた。
威厳を秘めた瞳。
例え彼女が聖人やらの肩書きを何ら持たないただの女であっても、今の上条にはとても頼もしい存在に思えたに違いない。
震える足も、いつの間にか止まっていた。
「……ありがとな、火織」
まず、駆けつけてくれたことへの感謝。
真っ直ぐ目を見て言うと、すぐに硬い表情を崩して照れたような微笑みを返してきた。
返事はもらえた。
だが、これだけでは終われない。
想いに応えるために、謝罪しなければならないことがあるからだ。
「……許してくれなんて、思わない。俺、本当は五和と――」
「見くびらないで下さい」
しかし、その先を言おうと動いた唇は、白く長い人差し指に押さえ込まれた。
他の女との肉体関係。
愛した男の罪深い隠し事を知った上で、彼女は聖人……いや、聖母のごとく微笑みを浮かべたままだ。
「その程度で貴方を嫌うような、気の小さい女ではありません」
ゆっくり人差し指を離すと、豊満な胸の谷間に少年の頭を抱え込む。
「誰も平等に見捨てず、望めば望むだけ愛してくれる……そんな貴方に、私は惚れたのですから」
大きな乳房に顔を挟まれる少年。
しかし、不思議と劣情はこれっぽっちも湧いてこなかった。
子供が母親に抱きしめられているのと同じで、邪な考えが微塵も過ぎらなかったからだろうか。
(……ああ…………)
今一番近くにいる女性の大きさ。
背が高いとか、強いとか、そんなことを差し引いても。
背中に回されているのは僅か二本の腕なのに、上条は全身を包み込まれているような錯覚を覚えた。
(暖かい……)
熱すぎる故の痛みに全身をボロボロにされた上条には、この人肌の温みが身にしみた。
本当に、心からホッと息を吐く。
気持ちに余裕が戻ると、この女性のことを更に感じたいという欲が生まれてきた。
(もっと、強く……)
今度は自分から、目の前の細くくびれた腰に腕を回して引き寄せる。
ぎゅっと抱きしめると、神裂の抱きしめる腕も更に強くなって、
「あら、お 熱 い で す ね え」
……耳に届いた、第三者の声が。
全ての甘い幻想を、再び凍てつかせた。
誰の声? …………確かめるまでもない。また震えだす足が、全て教えてくれている。
二人ともを選んでしまった哀れな男へ、当たり前の結末が下される。
【当然の苦しみを、運命が誘う。震えだす足が覚えてる、確信に】
――来た。
――壊しに、戻ってきた。
――また、あの狂った宴を始めるために?
「ッ……!!」
次の瞬間、力尽きていた上条の股間が、激しい痛みを訴え始めた。
脳が失神するほどに絞り尽くされた生殖器官の、これ以上は危険だ助けてくれと泣き叫ぶ危険信号。
声を聞いただけで、こんなに怯えなければならないのに、
乾いた足音が一歩一歩、だんだん大きくなりながら繰り返されるのが聞こえてくる。
――こちらに、来る。
――どこから? ……見えない。顔が包み込まれたままだから。
(仕方ない、何もかも後回しだ畜生!)
少年の両腕が、馬謖を斬る思いで聖人の体に突き立てられた。
抱き合ってる場合じゃない。
逃げろ、早く、
ここから、
……早、く。
(…………え?)
上条は、何が起こったのか分からなかった。
必死に全力で突き立て、突き飛ばす気で力をこめたはずだった。
それなのに。
(……そんな、)
掴んで、引き剥がそうとしても。もがいて、振りほどこうとしても。
頭の後ろに回された、聖人の腕は。
鉄のように、硬く、強く。
――捕らえた獲物を、離さない。
(…………うそ、だ)
腕から、足から、全身から力が抜けていった。
間もなく、アレが戻ってくるから、一緒に逃げるのではなかったのか。
「行きましょう。これからの宴は、あの子と共に」
このとき、暖かく柔らかく、快かったはずの抱擁の感触は、どんなに強い抵抗も虚しく吸い取る悪魔の拘束に変わってしまった。
「愛しているなら、平等に。私にも、あれくらい激しく……させてくれますよね?」
――疲れ果てた羽虫が、これ幸いと舐めた極上の蜜。
――その蜜に含まれた麻痺毒は、羽虫を消化液の海へ突き落とす。
「一通り【オモチャ】は揃いました。それにしても、先に見に行って下さって助かりました女教皇。危うく逃げられちゃうところでした」
「この人の生命力は侮れませんから……それと、今は対等な女同士ですよ五和。さっき啖呵を切ったように、私のことは名前で呼びなさい」
「フフ……そうですね、火織。これからが楽しみです」
(だ、れ……か……)
鼻と口が、胸に押し付けられていた故の酸欠が、ここにきて上条の意識を閉じにかかった。
最後に助けを求めたのは、誰に対してであったか。
しかし、具体的に顔が思い浮かぶ前に。
少年の意識は、再びブラックアウトした。
さて、今回はここまで。
ちなみに、今回のサブタイに使った植物「靫葛(ウツボカズラ)」、わりと有名な食虫植物です。
正確にはウツボカズラ目サラセニア科の植物が、麻痺性のアルカロイドを含む蜜を生成することで知られています。
甘い罠で獲物を捕らえる今回の話にピッタリ……と、半端なセンスにて思った次第。
さて、変な解説もどきはここまでにして。
次回に至ってようやく、上条当麻を徹底的に苛め抜く話が書けると思います。
かなりアブノーマルなのにすることも考えてるので、フィルターかけてもらうかも……。
それでは、長文失礼しました。職人方を始めとする皆様の五和モノ、神裂モノも心待ちにしています。
クロックタワーでトイレに立て篭もったのに扉開けられて殺されたの思い出した。
ねーちんKOEEEEEEEEEEEって感じで楽しめましたw
この流れだと大人のおもちゃでの前立腺責めの強制とかそんな感じなんだろうか
超GJです!!!!
上条さんカワイソ過ぎて泣けてきたww
あなたの作品大好きです
続きも超期待してます
GJ…怖っ。
にしてもクロックタワーww ふと黒子ならあの鋏男のワープを見事にしてくれる気がした。
よくやった
オルソラの腹肉で窒息する権利を譲ってやるぞ!!
こ、怖GJ……
ねーちんが恐ろしすぎるんだぜ……
こ…koeeeee....
GJ!!
もはやホラーじゃないかwww
>>387 君はねーちんが好きなのかね?
だったら・・・・・・ナッカ〜マ♪
>>385 タイトルは『天草模様な%』です
お探しの方はあとは自分で〜
と、携帯が余計なことを
アニメしか見てないのに小萌先生が生徒達のご褒美に乱・・・
という電波を受信した
ばっかおめぇ小萌先生がやるのは個人レッスンだろ
>>391 ごめん、少し白濁要素が欲しくって・・・
もちろんありだぜそれも
エロ漫画でホワイトクリスマスネタでそういうの見た記憶が有る
>>362 誘い受けを所望されているとミサカは認識しました。
>>365-366の続き?
>>368、
>>369が嬉しいことを言ってくれ、前方の弁当様まで応援とか書いてくれたから嬉しすぎて書いてしまった。
なに、後悔はしてない。
ただ…、満足もしてない。
だが五和に反応は無く、ふらっとこちらに向かって倒れてくる。
それを抱きしめる形で受け止めて、違和感に気づいた。
それを確かめるため、背中に回っている右手を額へと持っていき、確信する。
「五和…風邪か?」
五和に反応は無く、上条は体を極力見ないようにタオルで拭いてからベッドまで連れて行く。
体を拭いてる間に「あっ」とか「っん」とか「ふぁぁぁ」などの反応があったが、上条は気にしないようにしていた。
ベッドに寝かせ、布団をかぶせ、部屋に暖房を利かせて、一通り終えてからもう一度五和の額に手を持っていく。
「…あついな。」
そう呟くと上条は台所まで行き、氷をもって風呂場に行って氷水を風呂桶に作ってベッドまで急ぐ。
タオルをぬらして五和の額に乗せると、一息つく。
「…雨の中来てくれたんだよな。」
そう呟きながら、その看病は夜な夜な続いたとか……。
朝、五和が目が覚めたときの状況は不思議なものだった。
全裸の自分はベッドにぬくぬくと寝ており、額に今では少しぬるくなった濡れたタオルが一つ。
ベッドにもたれながら寝ている上条当麻はいたって普段着のまま。
自分の記憶には風呂場の外から物音がしたから扉を開けたまでは覚えているんだが、それ以降が思い出せずに小首をかしげる。
「えっと…、この状況は…。」
わからない中でも一つだけわかることがある。
一番近くで寝ている青年が、夜な夜な自分のためにこのタオルを変えてくれたこと。
一番大好きな青年が自分のためにここまで風呂場から運んでくれたこと。
この青年が私に何一つ変な事をしてないこと………。ちょっと…寂しい。
いろいろなことを考えながら、青年の頬に口付けをする。
「ありがとう、とうまさん。」
口付けに反応して少し身じろぎしたが、起きる気配は無い。
「そうだ、ご飯。とうまさんもお腹が好いてるでしょう。」
と安易に決め付け、ベッドからでる。
そこで改めて、全裸だと認識して。
「…服は?」
あたりを見渡すが見当たらず、風呂に入っていたことを思い出し脱衣所に。
洗濯機の中、水浸し衣服は着れるはずもなく。
せめて下着はっと探してみるも下着はところどころ濡れており、とても着けれる状況じゃない。
「どうしましょう…せめて。」
とエプロンだけ着けて料理を作り始める。
(恥ずかしいけど…がんばるのよ五和。とうまさんのために。)
誤った方向への思考をしながら料理を作る。
その後、目が覚めた上条に裸エプロン姿を見られるのはもちろんだとも。
そう、裸エプロンと書けたのだから!!
昨日、ジャックハンマーとインデックスが噛み付き合いで戦う夢を見た。
・・・やっぱ俺って末期なのか?
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 何でこんなになるまで放っておいたんだ!
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←
>>398 . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
>>398 なるほど、ジャックの顔面は禁書に食われるんだな、わかった
一方通行に口の中に指入れられて、胃や腸の中身をベクトル操作されて○門からぶちまける妹達。
って毒電波を受信した。
それだったら神経操作による痕跡の残らない拷問ですよ
404 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 13:48:05 ID:e8XJmDag
まさに毒
「修道女の貞操観念」などという、
その幻想を破壊する。
やっぱこれでしょ
oノ oノ
| | 三
_,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ ミ
>>398 ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ |`----|
T | l,_,,/\ ,,/l |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/
一万人のミサカにチンチンを見られる
一万人のミサカとハーレム
一万人のミサカのチンチンを見るの?
「チンチンのあるミサカも如何ですか? とミサカは恥ずかしさを隠しつつも、いきり立ったモノを見せながら質問します」×一万
て事でOK?
さて、明日からイタリアとフランスとイギリスいってくるお。
ちょっくらローラ様に会いに(ぁ
幼女属性はなかったが打ち止め可愛すぎる
(<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) い ロ た
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 い リ ま
~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) よ コ に
、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ ね ン は
`V::::::::::::::::::::、_γ `ヾ,_ < ! も
l::::::::::::::::::::::く( γ⌒ヽ )> く,
〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; ,=ニ `/l/!/⌒Y
l:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ===イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
素っ裸のミサカ妹。
なぜか靴下と「ゴーグル」だけは着用で、えっちなコトしてる…
最近、お気に入りの俺の妄想。
美琴がMなのは周知の事実だけど、黒子に対してならSな美琴も見たいかも
「……今日ぐらいは、いいわよ。そんなに私といやらしい事がしたいなら」
「お、ぉお姉様、やっと分かって下さっ、んぅ!?」
10分後。
「ハァ、ハァ……、お姉様、最初から飛ばしすぎでありま、ひゃうっ!?(なに、何ですの一体? こんなに積極的な、まるでお姉様がお姉様じゃない……!?)」
「喋ってると舌噛むわ、気をつけなさい。前から電気を使うことは考えてたからね、まだまだ試したいことがあるのよ、例えば……ココに」
「ふぇひゃあああっ!! いけませ、ちょっ、そんなとこにビリッとされては、黒子はっ、感じすぎてっあはぁんっ!」
「何よ……どいつもこいつも、アンタのために覚えたことなのに……どうしてアンタはこっちを向いてくれないのよ……(ブツブツ)」
「ひぇっ? お、お姉様いったい誰と話して……いひぇあああっ!?」
「あら、随分派手なお漏らしね黒子。この程度の電気でもうイっちゃうなんて……倍にして直接クリに撃ったらどうなっちゃうのかしら」
「!!? い、イヤ、お姉様どうかそれだけは、今の倍など撃たれては黒子は、黒子はっ!」
「その黒子が望んだことしょう……さあ、お姉様の手でイきなさい」
「いやあ、あ、……ぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!」
……どうして俺が書くとヤンデレ風味になっちまうかな。っつかこんな構図は需要なさすぎだろorz
以上、立場逆転モノの好きな弁当の戯れ言ですた。
大丈夫。俺はクリに直接器具つけて電流流して失禁とか大好きだから。
テスタの長いさいばしみたいなプローブでちょいちょいつつきながら
電流を流すお姉様
うわぁ
S琴さんときたか……
イイッ!!
むしろMな白黒がツボだ
S美琴だろうとM美琴だろうと黒子との百合なら、20000人分の需要を用意するですの
420 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 23:49:38 ID:ep89tvAR
受精した瞬間に分裂どころか分解してしまう上条ちゃんの精子
いくら考えても振袖成分が5%くらいにしかならんのだが
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 何でこんなになるまで放っておいたんだ!
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←
>>413 . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
おいおい、そのくらいの妄想で病院送りにしてると病院がなくなってしまうぞ
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 駄目だっ!こいつも手遅れだっ!!
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←
>>423 . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
面白いと思ってるなら先ず自分が本当に病院に行った方がいい。
お後がよろしいようで。
THE・たらい回し or 受け入れ拒否という罠
姫神が夢に出てきた。
うんそれだけなんだ
保管庫更新、おつかれさまです
「超電磁砲のあいしかた」がきてるわけよ
432 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 20:15:22 ID:o4c1j2fR
ワイルドストロベリーもなかなか
赤丸の頭の悪さは結構好き
『超電磁砲のあいしかた』はラストの美琴のあのセリフがたまらなかった。
続き描いてくれないかな…
でも美柑も描いて欲しい
>>436 スレを間違えてる。
フラグをたてまくっている主人公という共通点はあるけど。
438 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 23:46:11 ID:OLma9rdX
オルソラ×上条がみたい
>>437 いや、あいしかたの人がそっちも描いてるからそっちもって意味
俺は胸に自信ないから的なことをいう御坂が一番良かった。
あの表情としぐさがたまらん。
>超電磁砲のあいしかた
俺もかなり気に入ってる
そこのサークルは蜜柑と一緒に冬コミで総集編も出してたぞ
超電磁砲のあいしかたは、
ビリビリ→「俺としかデキねーぞ」→「アンタとしかしないんだから」
が良かった。
あと、抜かず三発なところ。
いちゃいちゃレールガン2の神っぷりは異常
ラストの美琴が余りに可愛すぎて惚れ直す
同人誌話はスレ違い。
角煮でどうぞ
浜面が唐突にたまごクラブ買ってきたらアイテムはどうなっちゃうの?
以下から好きなものを
【理后を送る・上級編】
【おかしなフレンダ】
【麦様照れ怒る】
【帰らずの森】
麦様が照れながら
ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね
448 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 12:25:56 ID:UGOhxoIH
麦麦
フレンダ一択で。
フレンダにはそろそろ機械の上半身・下半身を作ってメカフレンダ一号二号にするべきだと思う
>>449 浜面が科学の力で新造人間になるわけですね。
となると…麦様がブライキングボスになるのか?
>>442 同人誌はスレ違いだが、感じ始めると能力コントロール出来なくなってビリビリするから
>ビリビリ→「俺としかデキねーぞ」→「アンタとしかしないんだから」
のくだりは確かに良いな……
そういえば、以前にそういうSS投下されてなかったっけ?
覚えてはいないが
上条さん挿入→電気ショック!!→早漏
の流れはあったな
579のおいちゃんの作のヒトツ「その手を離さないで」であろう。
これを読んで天草式派の俺が危うくねーちんや五和や対馬さんを裏切りかけた。
ねーちんは俺がくっとくからここは俺に任せて先に行くんだ!!!
何にせよビリビリは上条ちゃんしか愛せないのだった。
>>457 それはもはや常識だな
唐突に巫女服の美琴という電波が降ってきた。が、姫神の立場が全力で危うくなることに気づいた
というか姫神の話題がここん所見かけないな
むしろ見かけることのほうが少n
こういうのはどうだ
互いの衣装交換タイムwww
インデックス→姫神→びりびり→etc
こうすれば違和感無く
インデックスが真っ裸なわけですねわかります
1巻ってことか。確かに違和感ないな。
アニメの美琴、もちっとデレてもいい気がするのだが
来週は恥も外聞もなくデレる御琴が見られます
>465
中身が違うぢゃん!!
とりあえず海原の回までお預けかなぁ……
>>466 中身は違うけど…
アリかナシかと言われれば、アリだろ?
お祭りまでやったらあの押し倒しシーンで盛り上がるだろうなー
469 :
DRINK:2009/01/12(月) 15:14:27 ID:GUyFTpF7
age
「とうま、とうま!朝なんだよご飯の時間なんだよ!」
起っきろー!と言う大きな声と共に上条当麻の一日は始まった。声の主はとある理由で同居しているインデックスである。
「んあ?」
「ねぼけてる場合じゃないかも!」
はいはい、と欠伸をしながら上条は起きあがった。
「ふぁぁあ、おはようインデックス。飯なら冷蔵庫の中に入ってるぞ?」
未だ醒めやらぬ頭を掻きながら上条は言った。
「そうなの!?先に言ってほしかったかも!」
インデックスは言った瞬間にはもう冷蔵庫の扉に手をかけていた。そんな少女を何やら微笑ましく眺めていた上条だったが、時計を目にした途端顔色を変えた。
「ってオイ!もうどう頑張っても遅刻する時間じゃねえか!何でもっと早く起こしてくれなかったんだー!!」
「だってとうまいつも一人で起きてるから。腹ぺこ我慢出来なくなって見にきたらまだ寝てるんだもん」
「お前にとっての俺はご飯以下ですか!?」
そんな上条を見て慌てて弁解する。
「そ、そんなことはないんだよ!ただお腹が減っては戦が出来ぬと言う先人のありがた〜い言葉に従ってみただけなんだよ!」
結局ご飯じゃないか、なんて言葉を吐く時間すらも惜しい。
「ああもう!着替えるから向こう行ってくれインデックス」
「わかった。じゃあご飯食べてるね!」
腹ぺこシスターはとてとてと言うよりビュンと言った具合にいなくなる。
「…あの分じゃ俺の飯は残らないんだろうなぁ。いやいや、今はそれよりも!早く着替えないと!」
パジャマ代わりのスウェットを脱いで素早く詰め襟に袖を通す。その慣れた一連の動作で、上条がいかにいつも遅刻ギリギリかがわかる。
「おーい、インデックス…って早っ!あなたはどれだけ食べるの早いんですか!そしてこの哀れな子羊に施しを与えようと言う気にはならないのですかそうですか!」
「ごちそうさまなんだよとうま。それより時間、時間」
「くそ、最初からそういう作戦かっ!はめられました、上条さんはこの悪魔のようなシスターに!」
頭を抱えながら靴を履くという珍技を見せながら上条は己の不幸を叫んだ。
「いってらっしゃいとうま」
おしまい。
続きは?
来週はねーちんのシャワーシーンだよな
シャワー終わっての脱衣所のシーンを上条さん視点で頼む
唐突だが捨てないでと懇願する美琴に白井を要求する鬼畜な上条さんという電波を受信した
その調子で常盤台の美琴に憧れてる生徒をどんどん孕ませる上条さん
上条さんへのLove度ランキングベスト5
美琴>御坂妹>神裂=五和>=インデックス?
インデックスの上条さんへのLove度は、確実に美琴&御坂妹より低いと思う。
神裂ってそんなに高評価? 単に上条に対して負い目を感じてるだけかと思うが
五和もLoveというよりは深い憧憬に近い感情だと思う
3行目は同意。どうやら立ち位置に安心している節がある
480 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 23:11:38 ID:2eyjvrKG
インデックスは1巻で既に「好き」と言っちゃってる上に
その後出番が妙に少なくて恋愛的な話の発展があんまり見えないからなぁ。
美琴は要所要所でラブコメ要員として「男の子を好きになっていく女の子」
として描かれてるから
> インデックスの上条さんへのLove度は、確実に美琴&御坂妹より低いと思う。
と感じてしまうのかもね。
実際誰がどれぐらい好きに関しては指標もないのでよーわからんな。
俺はねーちんのことが好き好き大好き超愛してるけどね
美琴は依存してる感じがする
それがイイわけだが
禁書ほどじゃないと思う(主に衣食住的な意味で)
>>477 インデックスは超弩級保護されてるからねえ
ただ、その辺が崩れた時は
美琴立ちすくむイベントをも凌駕するナニかがくるのは間違いない
美琴≧五和≧御坂妹=神裂=インデックス=姫神
ぐらいだと思う。
五和は自覚してるし。美琴は自覚までのチャージが長かった分デカく自覚して。
つまり皆一緒ってことか
五和の後ろに恋愛感情の壁がある感じだな
アイテムの話、もしくはミサカ妹の話が読みたいです。
と、ミサカは名無しのフリをしつつ書き込んでみます。
美琴は16巻後で本格的に自覚する前に
しばらくは「無自覚の好き」に振り回される(上条さんも巻き添え食う)展開がほしいかなぁ
たとえば
「ん?あれは……」
学校の帰り道、今日の夕飯と現在の全財産を天秤にかけつつ駅前の商店街を歩いていると
見覚えのある少女が視界に入った。
「よぉ、御坂!」
ビリビリ中学生こと、御坂美琴。学園内でも7人しかいないレベル5の超能力者の一人。
しかし……、いくら超一流お嬢様学校な常盤台のエースでも知り合いなんだから
挨拶ぐらいいいだろう。というか、いつものパターンだと気づかなかったら
むちゃくちゃ怒りそうだしなぁ。と、軽い気持ちで肩をたたいた。
「………!!」
御坂はこちらに気づいて振り向き、目があった瞬間に完全に固まった。
瞬間、漫画の壊れたコンピュータの漏電のように頭上にバチバチと電撃が走る。
「おわ!」
えっ、まずい? ビリビリ? 電撃? 声かけただけなのに?
と思いながらも右手で顔をかばう様に逃げの姿勢を取ったのだが。
――学園屈指の能力者 御坂美琴は脱兎のごとく逃げ出していた。
「ちょっ、おい!」
「かーみーやーん、見たで〜。
かみやんを見て顔を赤らめながらちょっと涙目で走り去る常盤台の" 女 子 中 学 生 " !!」
「何があったのか素直に吐けば今なら許されるかもしれませんにゃー。」
「さぁ、吐くんや!かみやん!
常盤台の娘とどんな嬉し恥ずかしスペシャルイベントをーーーー!?」
「お前らいつの間に……!と言うか何もしてねぇ!
ちょっと待て御坂、何でこんな人通りの多いところで意味ありげにお逃げになるのですか?!
商店街の皆さんの指すような視線が痛いぃぃぃ!!
ああああ、不幸だーーー!」
と言う感じの
って、うまく書けんな……
つまり16巻より前って意味なのか
>491
あ、ごめん紛らわしい言い方だった。
16巻でものすごい感情のあることに気づいたが、今はまだそれが何かは判らない
的なことを書いていたので、
それが「好き」という気持ちと気づく前のギクシャクした話が見たいなと。
好きだと気づいた、っていうのが16巻での御坂さんの一番大きな変化では?
しかしあの性格では素直になれるわけもなく、好きなのにあーもー!っていうヤキモキ感が見たいぜ俺は
494 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 06:12:56 ID:2qpkk0H5
まあなんだ…
とりあえず一発やってこい
上条さんが好きと自覚してLvUPする御坂さんとかありえるのかな?
後、恋愛感情を自覚しているツンデレは最高に可愛いと推測するけど
>>495 全面的に同意。今後は美琴のデレイベントが期待できそうだぜ
……とかなんとか思っていたら、17巻の舞台が英国であることが判明orz
>>496 そうなのかどこ情報だい?
>>497 それだと良いんだが・・・・・・
どう考えてもローマVSイギリスの宗派戦争がメインじゃないかなぁ
多分暗いか戦闘中心の予感
禁書の暗い話といったら刀夜さんの昔語りくらいか
フィアンマさんがインデックス拉致って
当麻覚醒してボコられるか
ローラさんに直々にボコられるかのどっちかだと思う。
当麻覚醒の場合は前後編になるかもしれないが。
どういう経緯でイギリスに行かされるのかな?
例によって、またあの飛行機で行くのかな。
>>502 (2009年3月10日発売予定)
◇───────────────────────────────◇
◇とある魔術の禁書目録(インデックス)(17)
◇ 【著/鎌池和馬 イラスト/灰村キヨタカ】
◇───────────────────────────────◇
『禁書目録召集令状』が布告された。
何者かに爆破されたユーロトンネルを『王室』と共に調査せよ、という任務だった。
上条当麻が被る今度の“不幸”は、英国にて開幕!
本スレより
えーじゃぁまた御坂ハブられるのかよ!?
新婚旅行で
>>503 やっとインデックス本筋復帰か・・・・・・放置期間長すぎw
イギリスで上条さんが御坂父と偶然にも知り合って、気に入られるとかいう展開になったら面白そうだ。
祝イギリス記念で
女子寮SSをリレーでどうですか?
>>508 御坂パパは娘が惚れてると知った瞬間に態度が豹変しそうだ。
お父さんは許しません!的な
それどころか美鈴さんにまで旗を立てそうだしな
むしろ自覚旗立てを押したい
上条さんが歩きながらふと左を向くともう2人くらいついてるとか
かみやんパパが偶然発動させた堕天落とし――何しろかみやんの父親ですから、フラグが見える世界を偶然発動させかねないとか。
>>513 もうそれ既に愛されるギアスとかそんなんだろw
>>513 上を向いたら落ちてくる系のヒロインが降ってくるわけですね、わかります。
上から来るぞ!気を付けろぉ!
>>515 言葉足らずだった。美琴パパと一緒に、ね。
#御言パパって書きそうになった
佐山……
・―――佐山と上条の意思は(ry
イヤすまんつい(ry
ちょっとまてそのクロスオーヴァをそれ以上進めると大変なことに
「今こそ言おう。……上条の姓は旗男を任ずると!」
悪乗りだな……
IDがオタクのotkになっちまったww ヒデェ
後、美琴は『上条さんを見つけると抱きついて甘えちゃう病』が発症して欲しいな
「やぁおはよう御坂、今日も(自主規制)素晴らしいね?」
「…アンタ、何かまた沸いた? それとも朝っぱらから自殺願望?」
薔薇当麻と似てなくも
上条に相応しいのは佐山と出雲のどちらなのか。
……土御門はどう考えても飛場だけど。
まろい
間違ってるぞ!
まロい、だ!
ここはあえて熱田で…
れ、レイパー!?
マジカルカナミンっ!の最後の「っ」が難しいのか
誰も突っ込んでない…
>>514 堕天落としじゃ悪魔召喚もいいとこだぞ、御使堕しだ。
>>511 美鈴「美琴〜っ この人が新しいパパよっ」
上条「今日からよろしくなっ」
美琴「・・・・・・最悪な夢を見たわ。」
532 :
DRINK:2009/01/16(金) 10:45:30 ID:dbn1+JcK
age
533 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 20:34:39 ID:9Lk2QkmR
>>530 堕天落としってのは多分
堕天使メイドが落ちてくるんだにゃー
久しぶりに15巻読んで気付いたんだが
最愛ってまだ死んでなかったんだな
535 :
名無しちゃま@ピンキー:2009/01/16(金) 23:19:08 ID:hgfiS1ch
>>534 『アイテム』で酷い傷負ったのは
真っ二つにされたフレンダぐらいか
それはそうと浜面×理后で誰か…
上条が一方通行を倒した時は、自体が沈静化するまで学園都市の外に出されたが……浜面はどうしているのだろうか。やはり逃げ回っているのだろうか。
10月の海に飛ばされたら泣くわ
上条さんの時は倒せば最強の称号が手に入るってのがあったし
浜面はそれほど酷くはならないんじゃない?
言っちゃ悪いがレベル5でも差がありすぎるからな
一方さん
(ものすごい壁)
垣根帝督
(とりあえず壁)
美琴、むぎのん
不明
ナンバーセブン、中学の女王
>>541 麦様は一応スペック的には全力出せばレールガン位は倒せる(ただし脳味噌溶ける)ってことなんで、
実力的には美琴>麦様だろう。
あと垣根帝督のダークマターってあんだけ強かったのに、
暴走した一方さん相手に瞬殺されたりとよく分からんな…
つーか正直誰も一方通行(暴走ver)倒せなくね?
今の上条さんでも無理だろ。
能力が文面通りならそもそも上条さんは殆どの相手に……
>>542 ありゃ現状天使級の扱いだろう。
前本スレで出たのはこんな感じだった
黒翼一方さん>>足掻いても超えられない壁>>覚醒提督>>全盛期一方>>超えれそうにない壁>>ノーマル提督
>>負傷後一方さん
で、美琴が負傷後一方さん相手にどこまでビリビリで戦えるか(チョーカー無力化が可能かどうか)
麦のんは一般人にマグナム銃与えるようなもんだと思ってる。
視力検査じゃ2.0までしか測れねえって色白のばっちゃが言ってた
そのうちレベル7まで測ることが出来るようになります。
絶チル
アニメで従妹の乙姫出てた。
去年の正月の写真で容姿判明。
美琴がスク水着てたし、小学五、六年か、中一くらいか?
あと、前EPで出番の少なかったインデックス分を補充するかのごとく、インデックス出しまくってたな。
まるで通常スレのような健全さだ。
もっとエロをくれ
あいしかたで補充してた血中美琴分とかが不足してきた
550 :
DRINK:2009/01/17(土) 13:19:10 ID:SXrn0hba
age
>>547 ベリーショートは大好物ですが、ビジュアルが出てしまったことは少し寂しくもあります。
ネタにした張本人としては。
インデックスが青髪ピアスの外見になってしまった光景ですが、比較的健全に描かれていて良かった。
……悪乗りして、モザイクかけなければ放送できない姿にされなかっただけ、良かったとしておきましょう。
DVD版では完全版として青ピのシャワーシーン+着替えシーンを無修正で丸々1話追加だよ!!!
554 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:25:39 ID:OQuxIvc5
<<542
幻想殺しがどう成長するかにもよるんじゃないか?
あまり強化しすぎると展開的においしくないだろうけど。
一方も自在に黒翼出せるわけじゃないだろうし。
今回はパロネタだらけだったな。
>>544 麦のんはマグナム程度じゃないだろ……
>>547 予想以上に好みと一致しててわっふるわっふる
>>556 まぁあくまで例えだろう。
人を撃つってだけならデリンジャーで十分だけど麦のんの場合は、みたいな。
そんなにあったら逆に不便みたいな。
「ねぇ、とうまー。とうまが私にして欲しいことって何?」
とあるマンションの一室、何をするでもなくただのんびりと過ごす昼下がり。
幼い容姿の教師につき出された課題の山を必死に崩そうとしている少年の背後から、不満気な声が聞こえた。
「へ? 突然どうしたんですか、インデックスさん?
上条さんは何も求めちゃあいませんよ?」
問われた事に関して何の心当たりもない少年はそう答える。
しかし、少年の後ろにあるベットに寝転がる少女は納得していない様子で、
「ホントに? ホントに何にも無いの?」
と、不満そうでありながらも、どこか不安気に聞いてくる。
「いや、急にそんなこと聞かれてもなぁ。う〜ん」
少年が言葉に詰まった後、食費を、とつぶやきかけると、ベットの上から射殺すような視線が飛んで来た為、慌てて口を閉じる。
「そんなことじゃなくて! も、もうちょっと優しくして欲しいとか、キ、キスを帰ってきた時にして欲しいとか!」
「いやいやいや、何を言い出すんですかインデックスさん! 上条さんはそんなことこれっぽっちも思っちゃいませんよ!?」
少女の口から出た突然の言葉に少年は慌てて首を振る。
変なとこで終わってるんだが、実はPSPで書きながら投稿してたら
1レスで終わらそうとしてたのが終わらなくなっちって。
舞夏あたりから変な知識の入ったインデックスが書きたかったんだが。。
スマン、余力と需要があったら続き書くんで許してくれ。
あいしかたの勝手に妄想後日談
美琴「ね、ねぇ……これ、どう思う?」
上条「ぶふっ!? み、み、ミサカサン!? ナンデスカソレハ!?」
美琴が取り出したのは、布地のとっても小さな、はっきり言って裸よりエロいんじゃねぇ? という下着。
美琴「えっと、この前黒子から貰ったんだけど…」
上条「あいつはなんつーモノを寄越してんだよ!?」
美琴「それについては私も同意見ではあるけど、その……こういうの好き?」
上条「はい?」
美琴「その…あんたがこういうの好きっていうなら、着けてみようかなー、と思って…」
上条「…」
この超ミニな下着姿の美琴を想像してみる。
ヤバい。
きっと理性を押さえ切れません。
上条「えーっと、はっきり言わせてもらえば、それ着けた御坂を前にして理性を保てる自信がありません」
美琴「…」
上条「えっと…」
美琴「…むこう向いてて」
上条「へっ?」
美琴「むこう向いてて! これ着てあげるから!」
その後、上条さんの理性が保たなかったのいうまでもない…。
美琴「…エッチ、ケダモノ」
上条「…すみません」
なんだかんだ言って、幸せそうな二人だった。
そこへ御坂妹が参加します
更に神裂火織さんじゅうはっさいが乱入します
じゅうはっさい、です
とベソをかきながらですね
まだ原作もアニメも見てないんだが1つ聞かせてほしい。
超電磁砲のあいしかたって同人はこのスレ的にどうだった?
絵が好き
同人誌の話はスレチです
…まあ好みだったさ
>>565 むしろ小説(みき)もアニメ(えだは)も知らない奴が何故ここにいるのかと小一時間(ry
だから流したのに……
耳をほじるミサカ妹に萌えてしまった俺はもう戻れないのか?
エロパロのネタに使うのは個人の判断だろうけど
同人誌の評価はスレチだろうなー
スレチなのにごめん。答えてくれてありがとう。
とりあえずミコトがかわいすぎたから原作読むことにした。
いつか頑張って投下しにくるよ。
わあああああああああああ!!!!!!!!!!
よく見たらこの話すでにあったああああああああ!!!!!!!
本当にすいませんでした。
アニメ→コミック→原作の順にチェックしてきます。
原作からにしとけ
まじか。
コミックは後回しでもいい感じ?
単純に原作の方が美琴の登場回数が多い
美琴だけみたいなら超電磁砲買えばいい
というか本スレで聞く内容だろw
>>576 なぜかいつもエロパロから入るんだよ…
俺自身もなぜかはわからんのだが…
おk注文してくる。
おい元の乙姫もかわいすぎだろ上条死滅しろ……
ところで本編見てて
乙姫がおにいちゃん遊ぼうとねだる→当麻しょうがないですねと観念して付き合うことにする→乙姫が物陰で脱ぎだす
→当麻てんぱりつつ説明を求める→「……この遊び教えてくれたの、当麻おにいちゃんだよ」→いたす→色々あって解決
→美琴と会うと思い出すように→辛抱たまらなくなって美琴とも→いたす
という妄想が働いたのは俺だけではないはず!
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 何でこんなになるまで放っておいたんだ!
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←
>>578 . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
>>577 美琴は原作1,2巻だとほとんど空気なので根気良く読んでくれ。
これは、
まさか、
そんな、
タイミングを計ったように、携帯電話が振動した。一方通行は、ノロノロとポケットから電話を取り出す。画面には見知らぬ番号があった。
違う、と思う。これがヤツなら、わざわざ通知する理由がない。こんな分かりやすい手をヤツは使わない。だから大丈夫だ。これはそういうものじゃない、と一方通行は自分に言い聞かせていく。
通話ボタンを押す。耳に当てるまでもなく、大きな大きな声が彼の耳を打った。
『元気かなーん、アクセラレータ。ぎゃーー、ぎゃぶッ!?』
「……、」
変な声が聞こえた。木原数多の、間違って舌を噛んじゃいました的な声が聞こえた。
『お、ぼっ、いっへ痛えッ! ちょ、ひが出へんひゃねぇか! ひっしゅ持ってこいティッシュ!!』
ガタガタドタバタ! と派手な物音が電話越しに響く。
「……ーー、」
一方通行はイロンナ理由で携帯を握り潰したくなっている自分を押さえつつ、会話を試みる。
「なァァァァァンの用かなァァ、木原くゥゥゥゥゥン?」
『あ、あー、えーっと……。……やり直していいっすか?』
「消え失せろォおおおおおおおおお!!」
ブチィ! というド派手な効果音と共に通話が切れましたとさ。
フレンダって人気あるのか?
口調がわかんないから書きにくくて仕方が無い
>>137下半身キャタピラじゃSEXできないじゃん
アイテム壊滅後の話その2
このままシリーズ化できたら良いなぁ、なんて
家で行われている女性陣の無言のにらみ合いが怖くなった浜面は町へと出かけてきていた。
能力は使わないように言ってあるので帰ったら家が無かったなどと言うことはないと思うが若干の不安が残っている。
いったい彼女たちは何を争っているのだろうか、昔はあんな感じではなかったのに。
はぁ、とため息をつくと目の前が一瞬白く覆われた。こんな寒いなら出てこなければよかったかもしれない。
しばらく歩くと目的の建物が見えてきた、どこにでも有る普通の病院だ。
中へ入り見慣れた受付を通って2階へと上がる、そして階段の近くにある病室の一つの病室の扉をたたいた。
中から声がしたのでドアを開けて中へと入る。
昔は毎日のように見て、今は週一ほどのペースで見れる金色の髪。
しかし下半身に本来あるはずのものは無く、無骨な機械がつながれていた。
「よう、元気か」
「まぁまぁかな。動けないから関係ないけど」
あれで生きていたのは奇跡だと思う。今でもはっきりと覚えている。
体の半分しかないフレンダと地面を染め上げる赤と黒の液体。
学園都市にはあの常態から生きながらえらせる事ができる技術があるらしい。
「ま、とりあえず座りなよ」
傍に有ったイスを指差したので、浜面はかばんを脇においてイスに腰掛けた。
「ところで、毎週来てるようだけどそんなに暇なの?」
「んー、まぁ暇と言うか買い物するついでってのも有るけど……」
浜面はそこで一旦言葉を切り、ため息を吐いてから言った。
「身近な人間でお前が一番まともだから、話して楽しい」
「………3人は?」
「なんだか分からないけど喧嘩ばっかしてるな、今朝も食事の時にどこで座るかでもめてたし」
(それは浜面のとなりに座りたいだけだよ)
「麦野が不便だからって理由で俺のとなりになったんだけどあとの二人が睨んでくるんだよ」
(そりゃそうでしようね)
「そういやぁ、最近絹旗が寝ぼけて俺の部屋のベッドに入ってくることがあるんだよなぁ」
(絶対寝ぼけてなんか無いよ)
「最近一番つらいのは……言いにくいけど溜まっちまうんだよな」
(言えば皆相手してくれると思うけどね)
「フレンダはなんか楽しいこと無いのか?」
「うーん、それなんてエロゲ?って感じのやつがリアルに居ることかな」
「ふーん、面白いやつが居るんだな」
(あんたが主人公だよ)
「あっ、そろそろ帰って夕食作らないとまずいな。じゃあ帰るわ」
「……ねぇ、またきてくれる?」
「ああ、また来るよ」
バタンと扉が閉じて病室に静けさが戻る、それと同時にフレンダの視界から途端に色が失われた。
無機質な部屋、足のほうを見れば本来あるはずのものは無い。
「浜面は知らないよね」
あの三人よりも先に彼に恋心を抱いていたなんて。
「バニーの衣装も手に入れたんだけど、もう着れないや」
また、つまらない時間が始まる。
終
>>583 乙。
生きててくんねーかなあフレンダと麦のん
下半身がキャタピラでも学園都市なら燃料補給の名目でそういうSEXオプションがあると信じたい
なんというか切ない。
メイドロボともっとセックスできるのなら可能なはず
学園都市、いやあのカエル顔なら本物と間違えるような超新型の義足を作ってくれると信じてる
589 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 00:01:58 ID:9SmRo3mf
ミーシャたんのカップリングがないのは何故?
今のところカエルが匙を投げざるを得なかったのは上条さんだけだよな
あまりにも接点が無いので使い難いです
ついでに言うとサーシャじゃ
やっぱり関係かあ…
サーシャとミーシャって同一人物だったのか
サーシャがごにょごにょの理由でミーシャと名乗っていました。
原作未読なのか?
理由はネタバレになるから言わないほうがいいのかな?
いや……原作のエロパロスレだし……
アニメしかみてない、いわばにわかにそこまで気を使う必要があるのか
上条さんはデータがトんでるから無理だけど物理破壊なら
半クローニングとか成長促進物質とかで治りそう
…カエルくらいの規模の動物だったら四肢の再生とか可能だそうですよ?
……ど根性フレンダ!?
>>597 そこまでアニメが続くのなら
OPはとんねるずで。
SS2読んだ。
…美容師と黒子でなんか犯罪くさい妄想が一瞬湧き上がった。
>>596 そこは学園都市らしく、科学の力で何とかして欲しいところ。
Aパーツ(上半身)とBパーツ(下半身)が空中でドッキングしてパーフェクトフレンダとか…
オプションパーツのA,B両パーツをつけた、光の翼がステキな一品
おかしいですよフレンダさん
たった一つの生命を捨てて
甦った不死身の身体
鉄の悪魔を叩いて砕く
フレンダがやらねば誰がやる
………メカドッグの方だけどね、フレンダ
フレンダがどんどんエロパロから離れていくな
誰もエロい話題を振れんだ
フレンダは古れぇんだ
>>589 エロじゃないけど禁書wikiにサーシャヒロインのssが保管されてるよ
フレンダはまだ話題に上がってるからいいよ〜
最近は上条さん×結標というムチャな妄想神が降臨中だが。結標が話題に出てこない
ちょこっと書こうとしたけど妄想から文字にはできなかった
>>544 覚醒後の提督より全盛期の一方のほうが強いだろ?提督の能力も把握されたし、いくら強化しても反射されるんじゃねえ?
結標がアレイスターの会話から幻想殺しの情報を得て篭絡して利用しようとして逆に虜にされる結標さん
かなり無茶な設定だがな
614 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 23:24:49 ID:QLB8/chf
とりあえず一度書いたけどあれだね、上手くまとめれないよね。
そんな私は
>>615を応援してる。
俺も妄想だけなら立派にやってんだがねえ。クールビューティが常だけど実は年相応の脆さがあるとこが可愛いんだ、結標は。
過去に派手にぶちのめされたことが大きくて、未だに一方通行に憎まれ口を叩く結標。
まあそれに憎まれ口を返すことは一方通行にとっていつものことだったんだけど。ある日の一言に完全にブチ切れて結標に襲いかかる(戦闘)コトに。
一矢報いてやろうと結標は向かえ討つが、やはり最強の暴力を前に大敗。過去の敗北をも思い出して泣きが入る結標。
それを見た一方通行に沸き上がる嗜虐心。二度と俺に刃向かう気なンざ起こさせねェ、という理由で今度は性的な制裁を……。
って、ヘタレの一方さんにそんな大胆なことできるわけ無いな。我ながら無茶設定乙。
/´ ̄ ヽ
___ / ′ .
.. .< : : : :/ / l
_____ / . : : :, : : / / |
「 ̄ ミ .. ` く . : :__:./ ‐: ′.._{ }
∨ `≧z_、′:/ノ : : : : : : : :`: く⌒ /\
V ′ / . : : : : : : : : : : : : : 丶 ∧:. :丶 おはようからおやすみまで、くらしに夢をひろげる
ヽ ,.: . : : : : : : : : : : : \._._. .、 . .` く. :ヽ: : ヽ インデックスの提供でこのスレをお送りします
ヽ. / . : : : : :{ : : : .ト . .,,ぐ ̄、`: :` ー、―一: : : .
\/ . : : : : : ハ 丶. .ヽ ヘ、`. .\=ミ : :、≧ : : . : . :.
} . : : : | : ;L.ヽ. :\: \ , >=ミ 、`T : :ト、 : : : : ヽ
/.イ . { :V .「` \. {` ーイ{ iノnヽ' '.: : ト, l :丶 : . 丶
ノ {. : :l、 ;|z==ミ` \ 弋_ヅ |:|ノ : : :ヽ: : : \
ヽ. |ト、 l|{{ i_心 xxx } : |ヘ : : : : : :、: : : .\
. ―- 、 |メ从ヽ.ト、弋ツ , | : |: :ヽ : : : : : 丶 : : .丶
/ } ヽj ノ/〉'ヘ xxx ,.イ: ∧, -ミ: 、 : : : . \ : . ヽ
/ ( ⌒j.ハ//:/ : 人 {_`) /:.:} /イ ヽ\ : : : . 丶 : .:.
.′( ヽ__ノv' }ヽ'_/: : :> .... __ .イ/_ノイ∨ i: :丶 : : . : . . . '.
{ ` ┬( ノノ ノ .liヽ//: :,.ム/::ト、┴',/ `丶 | : : :\: : : : : . l
`ー彡 77弋_/ ∨|l:::∨: :/ |!:::⊂ つ/ / ∨ ト、 トミ 、: : : |
/: : :// !//∧ '.|l:::::|`く ∧:::::/ヽ人 / / } |丶: :| ヽ: : : |
/:, イ:// |.///∧ ノ'::::ハ. ∨ Vヽ: :}::(.廴_( ィ 人. |\: :| } : :ノ
AAは可愛いらしい
あれだな、町でぶらぶらしてた上条さんが結標と遭遇(父譲りのフラグ構築能力で)
腰つきで(他にもちゃんとした理由はあるけどエロパロ的に)あの時の…?と思い大丈夫だったのかと声をかける。
ここで無碍にするのも(+幻想殺しは何かと使えると計算)と思った結標はかるく世間話
するといつぞやのヤンキー達がいちゃついてんじゃねーぞごるぁとエンカウント
結標は一緒にテレポして逃げようとするも幻想殺しで逃げれない
面倒くさいことになったなぁと思ってたら上条さんが手を掴んできて走って逃げるはめに
何人か撒いて後ちょっとかという所で脚が痛み出す結標、それに気づいた上条さんがお姫様抱っこ
そしてエンダー
途中で面倒になった
\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \_,.-'": : : : : : _,.-'"
,.-'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _,.-'"
/: : : : : : : : :/: : : : ,イ: : :∧: : : : : : : : : :k: : : : : : : : : `ヽ、_
. / _,.ィ : : : : : : l,.-‐/¨l‐-メ、 ヽ: : :l>=‐'"¨l゙',: `ヽ、: :/: : : : :\
. /-‐'"/ : : : : : /l/ l;/ ヽヽ/l `ヽ、l ',: : : :ィ': : : : :-、---ヽ
/: : : : : : :/ Y ヾ ',/ l: : : : : : :\
/: : :_:_: : : : :{ ・ } ・ }: : : : : : : : :ヽ、
ィ=-‐'"/: : : : ::ヘ ∧ ,イ/´`ヽ===
/ :_:_:_:ァ'"ヽ/ゝ、 / ヽ、 / ', 〉
 ̄ 〈 .{ `ー-=====f´ ゙jー-===‐'"___ ',_ノ _
_ ゝ=ィ _,. -‐───-≧==≠-‐'"´ ̄ ̄ `ヽ f´ `フ_
( ヽ___/´ ゙i_,.-'"\ く
f´ / / そげぶ i >=‐''
. _> f゙_ l / /
ゝ-'' ` ー 、_ ', _,. -‐───- 、 ノ /
ヽ`ー-‐'"´ ¨ー--------‐'"ヽ./
この流れなら言える。
ステイル×結標。
確か今、結標って小萌先生のとこにいるんだよな?
んで、無理して案内人してた頃にステイルと会ってるはずなわけで…。
とりあえず、グループの仕事とかで瞬間移動した直後で体調悪くしたときに、
小萌先生に会いに来たステイルと鉢合わせして…とか考えてるけどやっぱ無茶だな。
瞬間移動直後の結標を上条さんがお持ち帰りもいいと思う
>>621 わかっていないな
ステイルのぺド具合はレベル5(レベル6覚醒寸前)だぜ
ステイルの年齢、たまにで良いので思い出してあげてください。
ステイルの年齢はどう考えても年齢詐称としか思えない。
実はステイルも記憶を操作させられてて実年齢はもっと上
そして実はねーちんも記憶操作させられてて実年齢は
なんだ、こんな時間に……?
神裂さんじゅうはっさいに間違いは無い
629 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 15:29:35 ID:GuTFVj5B
じゃあ協会や天罰もかよ?
ネセサリウスは年齢詐称が基本です
ローラさんや神裂さんじゅうはっさいなどが証拠ですよ
宅配便なんかたのんだっけ? ちょっと逝ってくる
つまらん流れだなぁ。
神裂さんは、若くて美しいおねい様ですよ?
いえ、はい、それはもう年相応に可愛らしい服がよくお似合いで
いや、別に首筋に刀突き付けられて脅されてこんな心にもないこと
書いてるわけじゃな・・いえいえいえいえっ、神裂お姉さまは若いですっ
まだまだ「少女」で通りますとも、はい
七天七刀を首筋に当ててガマの油しながら心にもないことを言わせるねーちん
これは全く悪くないな、いやむしろけしからんな
背中におっぱいが…とかいうと顔真っ赤にして動揺してそのブレで死ねるとか最高だな
最近の流れは本スレでやれと言わざるを得ない
結標は直ぐに忘れられる脇役でしかないのか……
姫■よりかはマシかも知れないが
美琴ってそんなに胸ないのかな?
アニメで乙姫と入れ替わって抱きつかれた時、上条さんは慌ててましたが。
あと、御坂妹に腕を組んで胸を押しつけられた時も反応してけど…。(美琴と御坂妹の胸の大きさはまだ同じはず)
オーソドックス?なこんな感じはいかがでしょうか
上条当麻は呻き声をあげた。
先程買い物に行き、そのレシートを見ているのだ。
「あぁ、また数字が偉い事に……」
と、切ない溜息をついた。
「おー上条当麻、どーしたんだぁ、不景気そうな顔してー」
舞夏だった。当麻はどんよりした空気を纏いながら言う。
「よぉ…、そう、じゃなくて本当に不景気なんですよ……、上条さんは……」
その後、当麻は同居人がエンゲル係数を著しく上げていることを語った。
そんな当麻に舞夏は安くて手軽に出来るレシピを教えた。
「いやー、実に耳おりな情報だった、上条さんは明日への希望が持てそうです」
「大したことしてないけどなー、じゃあ私は買い物あるから、またなー」
「おう、ありがとな」
買い物に行く舞夏を見送る、きっと勇者を見送る村人はこんな気持ちだったんだなぁ
と、舞夏の後姿がとても頼もしく見えた当麻だった。
「妹かぁ、あんな妹いたらいいよなぁ……」
楽できそうで、と当麻は頭の中で付け加える。
当麻が呟いた瞬間、当麻の気付かない所で、ザッと四つの影が動いたのだった。
「ただいま〜」
「おなかすいたー」
「そこは、おかえりーだろっ!どう考えてもっ!」
突っ込みを入れる当麻。
「目が回ってきたんだよぉ……」
インデックスは床に寝そべりながら言った。
「はぁ…、あれ?五和はどこ『ピンポーン』、ってなんだ?」
突然のチャイムに頭を掻きつつ玄関に向かう当麻。するとそこには――
「お、おにいちゃん、た、ただいまです……」
顔を真っ赤にした五和がメイド服で立っていた。
「―――――」
当麻はあまりの衝撃に真っ白になった。そこに――
「か、かみじょっ、い、いえ、ぉ、ぉお、おにいちゃんっあそびにきたよっ!」
五和の後ろからものすごい勢いでやって来た神裂火織が、俯いたまま一息に言い切った。
よく見れば神裂は、何時ぞやの堕天使エロメイド姿であった。
「ひぃっ―――」
当麻は、ミーシャとも風斬とも違う、第三の天使に怯えた。そこに――
「お兄様?如何したのですか?とミサカはさり気なく妹ぶりをアピールします」
御坂妹が立っていた。そして、両手で当麻の手を握っている。
「……妹ぶりというか、お前『妹』だろ、ってお兄様!?」
当麻は驚愕した。そこに――
「ぉ、ぉ、お、おに、おにいちゃんっ!わた「「御使堕し!!」」――ふぇ?」
御坂美琴だ。美琴が言い終わる前に当麻と神裂が遮った。
「クソっ!なんてこった!!御坂が大変なことにっ!!神裂!!」
「――はい、はい、わかりました――。上条当麻、どうやら『御使堕し』は確認されていないようです」
携帯をしまいながら言う神裂。
「なに?するとコイツは乙姫じゃなくて御坂なのか?」
「ええ、そのようです。……しかし、上条当麻、その乙姫と言うのは誰ですか?」
と当麻の口から乙姫の名前が出た途端、神裂の目が鋭くなった。
「誰って言うか、お前知ってん「私も是非聞きたいです!」い、五和?」
当麻は慌てて答えようとするが、五和がそれを遮った。さらに、
「ミサカも説明を求めます、とミサカはあなたを睨みます」
すると――
「あ〜ん〜た〜ねぇぇえっ!なんで誰かと間違えられた私をスルーしてんよっ!!」
バチバチする美琴、当麻はそれを右手で打ち消しなが叫ぶ。
「お、おい!ちょっと待て!待ってください!!」
そして当麻の背後に、
「とうま、なにしてるの……?」
黒いオーラを纏った純白のシスターがいた。
「いつもの不幸なのか!?不幸なんだな!?」
ヤケクソにそう叫ぶ当麻。
「やっぱり!今日もとうまがとうまなんだよっ!!」
と、インデックスは当麻の頭に襲い掛かった。
「不幸だぁあああああっ!!」
今日も、学園都市にいつもの悲鳴があがったのだった。
GJワラタ。
いや、五和とねーちんは流石に無理がありす
(記録はここで途絶えている)
GJ
ふと思ったのだが 記憶喪失になる前の上条さんに恋人がいたら……
間違いなく修羅場になるよな…… 記憶が無くなって自分のことを忘れられていて尚且つ、シスターがべったり状態だからな
643 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 23:08:21 ID:KDrUeZ8G
47〜54にあった『忘れないで I_can_not_forget』
の続き書いた人に言うけど
書かないなら続き書いていい?
五和さんと神裂さんは上条さんより年上jk
神裂さんはともかく五和の年齢は不明じゃなかったっけ。
判断材料、乗り物の免許ってだけ?
>>643いいよ書いて〜
けど◆UHJMqshYx2 氏の文章は上手だからガンバってほしい
皆さんのお腹の足しになれば幸いです。
五和さんと神裂さんはムリからイってますw
エロだとしたら、誰がオススメでしょうか。
神裂さんじゅうはっさいの場合は無理して妹キャラになるよりも
寮の管理人のお姉さんキャラをした方がいいと思いますよ?
>>648 ここは敢えて結局無視されてしまった結標さんを
>>649 すみません…自分なりのギャグだったので…
結標さんは難しそうですねぇ…頑張ってみます
亀だが
>>608を見て
「あなたのハートに座標移動(ムーブポイント)」とか思い付いたんだが俺は一体何を(ry
653 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 00:30:52 ID:Bmm/EMPU
>>652 うおおおおおおお 座標移動(ムーブポイント)されてええええええええ
テレポ テーショ〜ン 心の翼が〜
と言うのを何故か思い出した
>>643 >>647が何の権限で許可してるのかは知らんが
ちゃんと579氏の許可を取ってからにしてくれ
それと、文句を言うわけじゃないが
他人の作品の続きを書くってことは、その人が続きを書けなくなるわけだから、
その点に関して責任を持つ自信があるなら書いてくれ。
もっとも、一番良いのは、その創作意欲で新しい作品を書くことだが。
または、設定を少し借りて書くとかな。
>>645 世の中にはロザミア・バダムと言う前例があるから問題ありませんw
>>654 私だけが 私の恋を Ah未確認〜
エスパー魔美か
神裂にはどろどろの昼ドラにありそうなレイプが似合うと思うんだ。
659 :
658:2009/01/21(水) 04:18:48 ID:Bh98qGvR
レイプされるほうじゃないよ、するほうだよ。
連レスごめん
禁書を小萌先生のところへ行かせ五和は脅してどこかへいかせるんですね
>>660 そしてヤンデレ乙女モードに突入した五和とドロドロの戦いへ・・・
>>661 二人の争いを影で見ながら暗躍するミサカ妹と姫神
あと少しというところで
貴方はもう用済みだと(本筋的にも)ミサカは冷静に宣告します
といって姫神がやられてドロドロの戦いは更に続く
でも、昼ドラの基本は「愛し合っているけど様々な障害に妨害される二人」
っていうのパターンだよね。お互い別の相手と結婚させられたりとか
ドロドロの戦いが続いたあげく、何もしていなかった禁書が勝者になっている光景が見えた。
ドロドロ合戦にまだ美琴の名前が無いぞ〜
でも結局は勝者は禁書だろうな……
ドロドロ合戦の脇で土御門が胴元で賭けをしていそうだ
学年上がって新学期からの上条周辺が個人的には非常に興味深いっす
黒子×当麻ってやっぱ難しいよな…
>>668 お姉様の相手となる殿方がどのような方なのか私が査定してあげますわ
↓
アノ…?クロコサン…?
↓
ゴールイン
美琴が上条さんに告白する→しかし上条さんにはすでに他の女が…→美琴ヤンデレ化→逆レ
というどうしようもない電波を受信した
>>671 相手がねーちんで五和とWヤンデレですね
美「ふーん、確かにどうしようもないわね…アンタの頭がッ!!」
>>671 is gone.
「今日からこの寮の管理を任されることになった、神裂火織です。よろしく…」
「はいぃぃぃぃっ!?」
なんかそんな電波を受信した。
正直
>>643と
>>647はこのスレから出て行け(つうか創作系から)って言われても仕方ないレベル
おそらくマジで言ってるだろうからここらで一旦ルールくらい守れって厳しく言わないとダメだと思う
>>675 小萌「みなさーんちゅーもーく、えーと新しい教育実習生の方を紹介しま〜す。」
神裂 「今日からこの学校で実習をすることになった、神裂火織です。よろしく…」
「はいぃぃぃぃっ!?・・・って、神裂おまえ18才じゃ・・」
あれ、こんな夜中に宅配便が・・・
>>678 神裂さんじゅうはっさい
五和さん20歳…以上?(免許持ってるから)
ねーちん……
むしろちゃんと正しい年齢を言ったのになぜw
みんな五和年上説を信仰しているがオーストラリアじゃ16から車の免許取れるんだぜ
国際免許は現地の免許証+2500円で取れるんだぜ
だよなぁ。
俺も同年代か年下っぽい印象を受ける。
お姉さんっぽいのは性格
弟がいたり天草内でそんなポジションだったんだろう
料理上手だし子供達のまとめ役みたいな
ところで、五和の免許証って偽造だと思ってるのは少数派なのかな…
偽造か、年齢詐称して取得か、正規の手段で取得か。俺はどれもあるとは思うが、それでも年上はねーわ
五和「えっ、女教皇様のお年ですか?
しっ!声を・・・静かに 今3重で結界を張りますのでお待ち下さい。
この件については天草式の中でも最重要の機密項目になっています。
詳細はわれわれ信者にも知るものは無いといわれており・・・
ただ一つ言える事は私や建宮司教代理が子供の頃からあのお姿だったとしか
はっ! 結界内に侵入者がーーーーーー」
いい加減年齢ネタうざいな。
いいじゃん、もうさんじゅうはっさいで
ダメかどうかはさておき、モップを振り下ろす俺!って一人称でその描写ってどうなの、とオモタ
キャー!誤爆よー!男の人呼んできてー!ごめんなさーい!
ちょっとそんな描写あったかどうか探しちゃったじゃないかw
モップで遊んでる所を誰かに見られて、顔真っ赤にして逃走するねーちんを見た
魔女の宅急便ごっこですね、わかります。
あっちはデッキブラシだっけ?
それで混乱したまま七天七刀とモップを間違えて登場するのですね、わかります
前回の翌日のお話と言うことで読んで頂けたらと思います。
上条当麻は朝っぱらから、この鉛色の空のような重い溜息をついた。
「はぁ……、昨日はひどいめにあった……」
昨日、あの後、4人の『妹』と暴食シスターに言われなき『お仕置き』をされたのだった。
「…しかし……神裂はムリがあるよなぁ〜」
ナハハァ〜とのん気に笑う当麻。そこに、
「テメェ…ッ!あン時の三下ァッ!!」
一方通行が現れた。
「うわ………」
当麻は露骨に面倒臭そうな顔をした。
一方通行に遭遇した驚きよりも、相手をする面倒臭さの方が遥かに勝っていたのだ。
「三下ァ、あいたかったぜェ」
一方通行はタチの悪い笑みを浮かべそう言った。
「…え??誰ですくわぁ??アナタ??」
当麻はとぼけ切ることにした。
「ああンッ!?テメェには借りがあンだッ!!」
と、当麻のナメた態度に頭に怒りマークを貼り付けて怒鳴る一方通行。
「ええっ??なにっ??借りっ??イイよ!あげるよ!!ボクいっぱい持ってるからっ!!」
「どんだけ恨まれてんだテメェッ!!」
そんな当麻たちのやり取りを近くに止まっていたワゴン車から見ている人物がいた。
結標淡希だ。
「あいつら何やってんのよ……」
呆れた様に言ったが、内心は別の事を考えていた。
……一方通行をあんな管単にあしらってる……。
そう言えばあいつレベル0で一方通行を倒したとか噂になってたっけ……。
以前、案内人としての仕事中に聞いたことがある『幻想殺し』……。
その他にも、現在の私の同居人たちから彼のことは色々聞いている……。
「あいつを私のコマにできれば色々やり易くなるかも…」
などと、黒いことを呟いた。
そして、そうと決まればと結標は携帯電話を取り出し、
「――もしもし?一方通行?打ち止めを発見したわよ?―」
「――あァ?どこいんだァ?あのガキ―」
「――かなり離れてるけど地下街よ、早くしないとまた消えるわよ―」
「――クソが―」
と言うやり取りがあり、一方通行は急に当麻を無視し地下街を目指すのだった。
「なんだアイツ、構ってほしかったのくわぁ?寂しがり屋さんなのくわぁ?」
ふざけ口調を引きずりつつ当麻も家路を急ぐ。雨が降りそうだ……降ってきた。
「地味に不幸だ……」
雨に濡れる当麻。しかし、突然雨が止む、当麻が顔をあげるとそこには――
「ねぇ?アナタ、上条当麻くんよね?」
傘を差した結標がいた。
「ああ、って、あれ?おまえあの時の……」
と、言って当麻は結標をじっと観察するように見た。
その反応を見て結標は失敗したと思った。
自分は彼の知り合いと前に戦っているのだ。良い印象がある訳がない。
「おまえ、ケガは大丈夫だったのか?」
しかし、当麻は気遣うようにそんなことを言った。
「―――――――」
目を丸くし驚く結標。
私だったら『仲間』がキズつけられれば怒り狂う。
『仲間』が戦った相手のキズを気遣ったりはできない。
……は?なにこいつ、神?
結標は目を見開いた状態で固まったまま、そんなことを考えていた。
「お〜い、大丈夫ですか〜」
と、結標の顔の前でパタパタと手を振る当麻。
覗き込むようにしている当麻は、自然と結標と顔が近くなっていた。そして、
「……ぇ?っきゃあああ!!」
――バッシィィイン!!―
我に返った結標が驚きの悲鳴と強烈なビンタを当麻におみまいした。
バランスを崩す当麻、水溜りに尻餅をついた。
「いっでぇえええっ!!なに!?なんですか!?上条さん悪いことしました!?」
「いや、あの、め、目の前にいたから、びっくりして、つ、つい?」
普段余裕を感じさせる言動をとる結標が珍しく言い淀んでいる。
「……………」
当麻は半目でじとー、と結標を見た。
「あ、あはは、……ごめん」
「まぁ……、この程度、上条さん的には大した不幸でもないんですけどね……」
ハハ……と乾いた笑いを浮かべる当麻。
「う……、ご、ごめんね?」
当麻の痛々しい笑顔に、結標はさらにバツが悪そうに謝った。
――やってしまった…これじゃあ目的が………そうだ!コマ!
内心落ち込んでいた結標だが、当初の目的を思い出し、ハッとする。
「ま、別にいいよ、んじゃ、俺行くわ」
当麻は軽く片手を挙げて言う。すると結標が、
「待って、家に来てよ、ここから近いし、まぁ、家って言っても私の家じゃないけど」
「え?いいよ、ここまで濡れちまえばどれだけ濡れてもいっしょだし」
「でも、それ……」
結標は当麻のずぶ濡れのズボンを指差した。
「うおっ!い、生き恥っ!!」
そう叫びながら、当麻はズボンの内腿の縫い目の辺りを押さえた。
先程尻餅をついた拍子に破れたらしかった。
「さ、ここよ、上がって」
と結標が案内した家は当麻がよく知る家だった。
「おじゃましまーす」
姫神秋沙と月詠小萌は居らず、当麻と結標は二人きりだ。
その状況に、結標はクスリとほくそ笑む。
「はい、これタオル、濡れた服とズボン脱いで?直してあげるから」
「え!?いや!いいよ!!」
「よくない、と言うか、それじゃあのために来たのかわからないでしょ?」
「そ、そりゃ、そうだけど……」
「それとも、違うコトしに来たの?」
と、挑発するように当麻を見つめる結標。
さらに、結標はブレザーを脱ぎ始めたのだ。
「お、おおお、ヲい!」
うろたえる当麻。声が裏返ってしまった。
結標は、これなら楽勝ね、と余裕に構え、
「なに?早く脱いでよ」
そう、なんでもないように言った。
当麻は、俺がおかしいのくわぁ!?と頭を抱えていたが、
いつまでもそうしている訳にもいかず、結局ズボンと濡れた服を脱ぎタオルを羽織った。
当麻がそうしている時、
わ、結構いい体してるんだ……。
と、密かに結標が頬を赤く染めていたことを当麻は知らない。
それから結標はテキパキと裁縫の準備をしつつ、当麻自身のことを色々と聞いた。
最初は、当麻を自分のコマにするために有利な情報を取ろうと思っていた、だが、
当麻の口から出てくるのは色々な女の名前ばかりだった。
結標も、二人の同居人から聞いてはいたがそれ以上だった。
しかし、楽勝だと思っていた余裕を木っ端微塵にされた心情は穏やかではない。
余裕を失い、結標は『自分も覚悟を決めるしかない』と落ち着かない思考で何かを決意した。
「でも、冬じゃなくてよかったわね」
スイスイと当麻のズボンを縫っていく結標が言った。
「だな、冬だったら即死だった」
「あはは、そんなわけ――」
「冬にあのビンタを食らったらこんなもんじゃないだろーなぁ〜」
「う……、わるかったわよっ!」
「いやいや、ぜ〜んぜん気にしてませんよぉ〜?上条さんは」
「むぅ……」
結標は拗ねたように唸った。そして――
「じゃあ…、ぶっちゃったし、おわびに、とってもいいコトしてあげる……」
と、突然当麻の前に顔を突き出し熱っぽく言う。結標が妖艶に微笑む。
「―――――――」
突然の視界いっぱいの結標に固まる当麻。結標がさらに動いた。
「ふふ、かわいい、んっ………」
当麻の唇を奪った。口付けた瞬間に結標の鼻から甘い吐息がもれる。
「…ん、……んふ……」
「――――んっ!!!」
――なに、コレ…、ちょっと、きもちいい、かも……
と、結標がキスの感触を気に入りだしたとき、当麻がフリーズ状態から復旧した。
「…ん…ん、ぷぁ、はぁはぁ」
「んんん!?ぱぁ、な、なんで」
息も絶え絶えの二人、結標はぽーっと、のぼせたような表情で当麻を見上げていた。
その表情に、のまれそうになりながらも、当麻は行動の真意を問いた。
「……おわびよ、言ったでしょ?」
「冗談だろ?」
呆れたように当麻が言う。
「じゃあ、理由なんてないわ」
そう答えると当麻を素早く押し倒し、玩具の手錠を当麻にかけた。
「ちょっ!マジで!?なにしやがるっ!?」
「ふぅ、自分の手で手錠かけるのはアナタがはじめてよっ」
可愛らしくウインクをする結標。
「うお!かわいい!かわいいけど、んなはじめていらんっ!はずせーっ!!」
当麻は断固抗議した。
「安心して?もっといい『はじめて』あげるから」
と言って、結標は当麻のタオルを取り去り、自分もスカートを脱ぎ下着姿になった。
「お、おい?早まるなっ!話せばわかるっ!!」
結標はさらに当麻の足を卓袱台の足にタオルで縛りつけた。
そして、仰向けに倒れている当麻に寄りかかり、徐に当麻の股間に下着の上から手を添えた。
「ふふふ…、硬くなってる……」
当麻の耳に結標の甘い声と熱い吐息がかかる。
「バ、バカっ!やめっ…んっんんん!!んぷぁっ、はぁはぁ…」
「…んっ…ん…ちゅぷ…んん……ちゅ…ん、…はぁ…はぁ」
また、口を塞がれる当麻。結標は啄むようにキスの感触を楽しんだ。
「もう、カチカチね…?どうする?このまま射精しちゃうの?」
結標はニヤニヤと意地悪く笑い当麻の股間を下着越しに刺激する。
「くっ…、やめ、ろ…こんな…」
「そうね…、やっぱりイヤよね…」
そんな結標の言葉にホッとする当麻。しかし――
「パンツの中で射精しちゃうなんて、カッコわるすぎよね」
そう言うと、いっきに当麻の下着を下げた。露になる男根。
結標ははじめて見るソレに息をのんだ。
「じゃ、じゃあ、はじめるわよ?」
結標はぎこちなく、硬く反り起った当麻の男根を扱き始めた。
はぁはぁ、と熱っぽい吐息は結標のものだった。
当麻のモノを扱きながら興奮したのか、時折、その白いのどをゴクリとならす。
「………………」
一方、必死に止めようとしていた当麻だったが、始まってしまうと物足りなさを感じた。
結標には先程までの余裕は全く見られなかったのだ。
「……あ〜、無理すんな…」
当麻は結標を気遣った。
「んなっ!む、むりしてないわよ!!」
顔を真っ赤にして言う結標。
「み、見てなさい!」
結標そう言うと、当麻のモノをいっきに咥えた。亀頭にニュルニュルと結標の舌が絡み付く。
ザラザラとした結標の舌の感触を亀頭に感じる。痺れるような快感に腰が浮きそうになる――
「………………」
――筈だった。しかし、当麻はひたすらゴルゴだった。ゴルゴセックスだった。
「…んっ…んふ…、ん、ん、…ぁむ…ん…」
目をぎゅっと閉じて一生懸命、舌と頭を動かす結標。大変健気な姿である。
そして、結標は伺うように、不安そうに、上目遣いで当麻を見上げた。目が合う二人、当麻は、
「………あ…ぉ、OH!YES!!YESっ!!」
当麻なりに気遣ったようだが、ふざけているようにしか見えない。
涙目になる結標。彼女のプライドは当麻の陳腐な英語に吹き飛ばされた。
「う…ぅ…ぅっく…ひっく、…ぅぅ…」
結標はとうとう泣き出してしまった。
両手の甲でグシグシと涙を拭く、が、涙は次々に溢れてくる。
それを見た当麻は全身に力を入れた。
腕は手首が切れて血が流れようとも力任せに玩具の手錠を引き千切ろうとする。
足は足首が擦り切れようともタオルから引き抜こうとする。
当麻は今、自分のすべきことが分かっていた。だから、迷わない。
バキッと手錠が壊れる音がした。ブチブチッとタオルが音を立てた。
自由になった当麻は、一刻も早くと結標を抱きしめた。されるがままの結標。
「泣くなよ…、泣かれると……、どうしていいか分からない……」
と、結標の耳元で優しく囁く当麻。また一つフラグが立った瞬間だった。
このとき当麻は、自分のふざけた英語で、結標を泣かせたことを完全に忘れていた。
「泣き止んでくれよ……、な…?」
「…ぅ…ぐすっ、…ぐす、……うん…」
当麻の胸に額を付けたまま、小さくコクンと頷く結標。
「ありがとう…」
「んん………」
そう言って当麻は結標の頭を撫でる。結標は気持ち良さそうに声を漏らした。
「………あっ…」
結標がお腹に硬く熱い感触を発見した。
「いや、はは、お恥ずかしい……」
照れる当麻。下着姿の結標を抱きしめ、当麻のモノは硬く反り立ったままだった。
「ねぇ……、今度は、縛ったり、しない、から…、だから…」
恥ずかしさに顔を上気させ、たどたどしく、しかし、必至に言葉を紡ぐ結標。
「ああ…、俺なんかでいいなら」
全て聞かずに当麻は答える。
「…ぅ…ぐすっ、えへへ…」
と、当麻の言葉にまた泣き出しそうになるが、照れくさそうに笑う結標だった。
最早どうでもいいことだが、結標は自分が当麻に近づいた理由を完全に忘れていた。
その後、当麻によって裸に剥かれてしまった結標は、防戦一方の戦いを強いられていた。
「あんっ…んんっ…ああっ!…あんっ!あぅぅっ」
結標は両乳房を同時に責められていた。
片方は撫で回すように手を這わせ、すでに硬くなっていた乳首を指で転がされる。
もう片方は乳輪全体を包むように口に入れ、吸い、乳首を舌でコロコロと舐め回す。
「ぅあっ、ああっ、あうっ!んんんっ!ああっ!」
「ん、ちゅぽっちゅぽっちゅぽっ」
当麻は乳房への責めを左右入れ替え、勢いよく結標の乳首を吸い上げる。
その責めに合せ結標の体が、ビクンっビクンっビクンっと反応した。
「は、ぁっ、ああっ、あんっ!ち、くびぃっ…っ…とれ、ちゃうぅ、ああっ!」
乳首責めの快感に体を震わせ、ももをモジモジと動かす結標。
「ちゅぷっ、んん―――」
そして、結標の乳首を舌で責め立てながら、当麻は手を結標の秘部へと持っていった。
結標はすっかりヌルヌルのホカホカになってしまった自分の秘部に激しい快感を覚えた。
「ひぃっ!あああっ!ああっ!やぁあっ!ひゃうぅっ!」
はねあがる声と体、全身を上気させ甘い汗をふきだす。
当麻は乳首を吸い上げながら、結標の充血し愛液でヌルヌルになった肉豆、
クリトリスを指の腹でねぶるようにこね回し、徐々に激しくしていく。
「うああっ!あっあっあっ、あああんっ!ひぃっ、いっ、あああっ!」
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ん―――」
乳首への責めも忘れない、コリコリに硬く勃起させられた結標の乳首。
結標は当麻の責めに、ただひたすらにビクビクと体を震わせるしかない。
あまり開かれていなかった足も、大きく開かれ、完全に当麻にされるがままだった。
「ああっ!ひぃっ!ぃ、いっ、いくぅっ!もぉっ!いッ、イッッくぅぅうううううっ!!」
結標は、悲鳴と共に体を仰け反らせ腰をガクガクと痙攣させ、ついには潮を吹かされた。
しかし、当麻は結標のイッたばかりの、ビリビリと敏感な秘部を執拗に責め立てる。
「はっ、はっ、はっ、ひっ!ひぃっ!ヒッ!ひぃいいっっ!!!」
結標はガチガチと歯を鳴らし、酷く強烈な快感にまともに呼吸も許されず、
地獄のような絶頂を強制的に味わわされた。
「はーっ、はーっ、ぁ、ぁん、はーっ、はーっ……」
荒い息をつき、激しい絶頂の余韻のためか、時折ビクッと体を痙攣させ甘い声を漏らす。
ひくひくと痙攣する秘部と肢体、足を開いたままぐったりと肢体を投げ出している。
「ごめん、上条さん、もう我慢できそうにない……」
「はぁ、はぁ、はぁ、…あぅ?」
酷く淫らな結標の姿を凝視し、当麻はそう言って結標の秘部に肉棒をあてがう。
結標は虚ろな表情をして、当麻の言葉を理解しているようには思えない。
「いくぞ……」
そう言って当麻はズブズブと自分の肉棒を結標の膣内に挿れる。
「ひっ―いっ―――」
結標は処女の痛みに思いきり当麻に抱きついた。
きゅうううっと収縮し当麻の肉棒をしめつける結標の膣。
「大丈夫か……?」
「はぁ…はぁ…うん……動いて…?」
結標を抱きしめ頭を撫でる当麻。結標は涙目になりながらもそう答えた。
「わかった、いくぞ」
と、当麻は腰を送り出した。
ヌメヌメと絡み、きゅうっとしめつけてくる結標の膣内は、当麻に凄まじい快感を与えた。
――ズブ、ズブ、ヌチュ、ヌチュ、
二人は湿った音を響かせながら行為に没頭した。
「あ、あんっ!ああんっ、あ、あうぅっ!」
「くっ……すご……」
当麻は無我夢中で腰を振った、またしてもされるがままの結標。
しかし先程、連続で2回もイかされたので馴染むのは早く、
処女の痛みが快感に変わってきていた。
――ズチュ、ヌチュ、ズチュ、ヌチャ、
「ああっ、あぅっ、あああっ、あ、あ、うああっ!」
当麻は結標のきゅうきゅうしめつける膣内を突きながら、片方の手を乳房に、
もう片方を充血しコリコリに勃起したクリトリスに持っていった。
「ひゃんっ!あっあっあっ!いっ!いくっ!イッ―――〜っ!!」
結標は、膣内、乳首、クリトリスを同時に責められ呆気なくイかされた。
結標は声にならない声を出し、絶頂に叩き上げられた。
まだイかされたばかりで敏感な膣をひくひくとわななかせている。
しかし、当麻の腰は止まらない。結標の膣を容赦なく突き上げた。
「うあああっ!!ひゃっ!ひやぁあっ!!」
悲鳴を上げる結標は全身をガクガクと痙攣させ、
本日4度目の絶頂を迎えようとしていた。
「ひゃめっ!!イ、ぅうっ!!ひぁあああああっっ!!!」
「くっ!射精るっ!!」
一際、大きな悲鳴と共に弓反りになる結標。当麻は腰が抜ける程の快感を感じる。
当麻はギリギリの所で引き抜き、結標のお腹に射精した。
―――現在、午後四時である。
あの後、結標は4回、計8回イかされた。
そして、当麻は結標に言われ、3回中出しをし、計4回との結果だった。
「ふぅ、我ながらよくもった……、昨日あれだけ搾られたのに……」
昨日、当麻は4人の『妹』と暴食シスターに、お仕置きと称してタップリ搾られたのだ。
当麻は、眠ってしまった結標の体を拭いてやり、服を着せてやっていた。すると――
「か、かか、かみじょうちゃぁあああんっ!!!」
「………またか、このやろう……」
子萌と姫神がいた。子萌は赤面しながら目を回し、姫神は黒いオーラを出していた。20
「やっぱりそう言うことですか!!分かっていましたとも!!せーのぉ!!不こ――」
当麻はヤケクソに叫ぶ。
今日も、学園都市にいつもの悲鳴があがった。
最初は、結標に一方的にヤられちゃう話で、結標はそっちの方が「らしい」かなと思ったんですが、
当麻がヘタレになりすぎたのでボツに……、その反動で↑の当麻がとんでもないことに……。
結標は女学院ということなので、処女で本番に弱い感じにしてみました。
書いといてなんですが、結標ってどんなキャラなんでしょうか……?
エロ無しの方が短く綺麗に纏ったのですが、エロをご所望ということだったので書かせて頂きました。
なんか、いろいろスミマセン……m(_ _)m
ゴ、ゴルゴ(´Д`)ハァハァ・・
じゃなくてエロいよ乙
次作も期待するにゃー
……は?なにこいつ、神?
GJ!
結標もいいなぁ…
本編でもあってる(フラグ?)から再会してほしい
711 :
DRINK:2009/01/23(金) 05:26:53 ID:9CQB6jMV
age
712 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 11:36:40 ID:+XBjLXWu
当麻×詩菜とか美鈴って需要ある?
前日に6Pやらかして次の日は処女相手に休み無しで4発連続って
この当麻は凄いベッドマイスターでつね
「幻想殺し」はいまだに謎の能力ですからね。
右方のフィアンマの言が本当なら奇跡を起こせる力があるはず……つまり、下半身に神の奇跡のパゥワァーが。
賢者タイムをも破るのか
鍛え抜かれた巨乳聖人だろうが、数多の魔道書の知識を持つロリ少女だろうが
何億ボルトの電撃を放つツンデレ女子中学生だろうが、全部食い散らかして
気絶に追い込むベッド鬼畜ヤクザか・・・
たまに出てきたかと思うと
特徴的にも関わらず大体喋り方間違えられてる姫神w
実に可哀想
姫神かぁ
そういや保管庫に途中で止まってる姫神エロがあったなぁ
>>707 GJ
寮に移った設定さえ忘れられている姫神…… 状況的に面白いからいいけど
なんか久しぶりにGPMやって原さんに刺されたから不貞寝したんだけど、原さんがねーちんになっていて刺される夢をみたんだ
妄想でねーちんから五和に浮気したからかな?
近親相姦はあんまりすきじゅねーなぁ・・・とだけ
で?
>>722 一瞬。ねーちんが五和に浮気したから。に見えた。このスレでは。百合をあまり見掛けない。
そういえば。
エンゼルフォールで入れ替わっている時、誰もその事に違和感を抱かなかったわけですが……例えば性別が違っていてもトイレであるとか夫婦の営みであるとか、その辺はどうなっていたんでしょうね?
普通にヤッたんじゃね
>>726 ねーちんはステイル姿で女子トイレ⇒他の人間からは男が入ってきた⇒痴漢
それとも入れ替わったのに気がついてない場合かな?
シスターズ×シスターズという夢の様な状態になった可能性も無きにしも非ず
いまいちよく解んねぇなぁ。
みんな他人の変化には気付いても
自分の異変には気付かなかったのか?
>>730 知らないうちに自分の恋人がわけのわからん男とヤッて処女喪失。
しかも孕んでいる
>>731 恋人関係はそのままだから特にそんな事も起こらないんじゃ?
自身の身体は元からこういうもん、って考えるだろうしさ。
ん、ということは片方が異性に変化すれば同姓同士で……
夫婦なのか近親相姦なのかで大きく変わりそう
見た目と肉体と精神と認識
の四つが混在してたわけだからな?
5分後に投下します
上条父 X 上条母(≒インデックス)
内容は微エロ以上
設定はアニメ順守、小説は参考にしてません
アニメ第15話 エンゼルフォールの時点から開始する話です
・・・・・・・
プロローグ
「や〜、かーさん。 私達はしばらく宿で二人だけ、となったぞ」
いかにもお父さんといった姿の男が
目の前を歩く長い銀髪の少女に、軽い調子で話しかけた。
「あらあらぁ〜。 おとーさん的には、その方が良かったんじゃないかしら?」
かーさんと呼ばれた、少女が微笑みながら言った
その話し方は当麻に言わせると、ミセスでマダムでセニョ〜ル…らしいが
・
・
・
さて、真実の姿を理解できる人がこの状況を見たとしよう。
インデックスという名の少女が、急に現れた上条父という
中年オヤジの妻になっている。 本人の意志とは関係なく、だ。
本編の主人公であるはずの上条当麻は、今ここに居ない。
ある理由で『うるせー』と怒って、どこかへ行ってしまった。
ちなみに残りの関係者は、海辺で波と戯れているらしい。
・
・
・
お嬢さま姿のインデックスと上条父が仲良く旅館に入る。
簡単に手続きを済ませると、恋人のように肩を並べて部屋へと入っていった。
上条父に妻と呼ばれているインデックス
海水浴場のある海岸べりの宿の一室で、いま二人だけ。
この10畳2間の部屋には、もう布団が敷いてあった
早く旅の疲れを取りたいと、上条父が先に宿の人へ頼んであったからだ。
窓際には金刺繍の真白い修道服がハンガーに掛けられて夏風に揺らめいていた。
「邪魔は居ないよ……お前は洗練された女だ。 わかってる…だろ?」
「まぁ、おとーさんったらぁ……うん…いいわよ………」
今は当麻の母であり、上条父の妻であるインデックスは
立ったまま夫の上条父に、その小柄な身体を抱きしめられた。
インデックスは、たじろぎもせず天使のような瞳で彼を優しく見つめる。
「ああ…私の天使。 いや、かーさんは…俺の御使って感じかもしれないな」
「あらあらぁ〜。 おとーさん的には、私が聖者にでも見えるのかしら?」
夫婦の状態であるこの二人
誰も上条父の…彼の邪魔をする事が出来ない。
インデックス。 彼女は……どうなる?
・・・・・・・
「あらあらぁ〜。 おとーさん的には、この後どうしたいのかしら?」
彼女は身体を抱かれたまま、天使のような声で彼に尋ねる
彼は彼女の細い腰に回した腕に力を込めた。
少女の小さな身体をギュッと抱きしめながら呟く。
「かーさんの、あの水着。 ヌーブラてやつは、似合っていたよ」
「あらっ? 水着だけかしら」
「かーさんや、もぅ…言わせないでくれよ
…………ひゃっほ〜い!」
ピラッ
彼は彼女の淡い色したスカートの裾を掴み、大胆に捲り上げた
白いシンプルな下着、聖職者の履くような清楚なショーツだった。
「いや〜ん、えっち。 ……ねぇ、おとーさん的なセンスだと…ど、どうかしら?」
おっとりしてる少女らしい声
裾を持ち上げられて下着を見られているが、あまり嫌そうでは無い。
彼女はただ細くくびれた腰を、モジモジさせるだけだった。
「そうだなぁ……どれどれ?」
片手でスカートの裾を捲持ち上げたまま、彼女の前にしゃがみこむ
彼の鼻息が彼女の下着にかかるほど近い。
同時に、彼のもう一方の手が彼女の下着を撫で回す。
「やん……あっ……くすぐったいわ……あん」
「ふふふ……下着の布が二重になってるココは、どうだ?」
「あっあっ…感じちゃう……あん……いつもより……うっ……変よ」
「おっ、これは?」
「……えへ…濡れちゃった」
かーさんと呼ばれてる少女は、初心な声をあげる
その姿は、恥じらう乙女のようだった。
「ふふ…可愛いよ。 そうだ今度、イギリスの下着をプレゼントしよう」
「あらあら? おとーさん的だと、それは脱がす為の物かしら?」
「ははは、トーゼンだ」
「やだわ〜もぅ…」
738 :
3/5:2009/01/24(土) 07:01:34 ID:qyjvs1Nv
その後、彼は彼女の全身を服の上から触り始めた
最初は優しい手つきの愛撫だったが、徐々に荒々しくなっていった。
そして
・
・
・
「ほぅら、ほらっ」
とーさんと呼ばれてる男は、ただのロリコンの変態野郎のように
彼女の下腹部を、上から下までイヤらしく撫で回していた。
湿りけを帯びたショーツの布を、指で股間に押し込んだりもした。
「あっ…あん。 ヤダ……そんなぁ…アソコ……食い込んじゃう…わ」
「かーさんのココは凄く熱くなってるよ。 ほらワレメがくっきりだ」
男の手に悶える少女
下着の上から縦スジが浮かぶほど、彼に女性器を弄られている。
彼女は少し涙目になっていた。
「グスン……下着まで濡れちゃったわ」
彼女は男の手が少し動いただけで、小さな身体をビクッと震わせる。
まるで処女の生贄が、本能的に犯されるを嫌がるかのように……
739 :
4/5:2009/01/24(土) 07:04:08 ID:qyjvs1Nv
「あぁ〜ん……お、おとーさん的には、私…どんな感じ……かしら?」
彼女の身体を弄る男の手が止まった
彼は、少し不思議そうな顔をする。
「そうだなぁ……今日のかーさんは、子供のように可愛い女って感じがするよ」
「あらあら。 とーさん的には、私が歳より若く見えるのかしら?」
「あ〜、なかなかいいよ。 10代の肌に触れてる気がする程さ」
「まぁ、嬉しいわ。 とーさん」
彼女は、幼げな顔に満面の笑みを浮かべた。
「ちっちっち。 夫婦二人だけの時は、とーさんは辞めてくれ」
「あら、ゴメンなさい。 …わかったわ……あ・な・た」
「ふふふっ、おまえはイイ”娘”だよ」
「まぁ、あなたったら……イイだなんて………もぅ、恥ずかしいわ」
740 :
5/5:2009/01/24(土) 07:09:40 ID:qyjvs1Nv
そのとき、遠くで大きな音がした
何か滝つぼの轟音にも聞こえた、それが何を意味してるのかは
まだ誰にも判らない……だろうが。
「んっ! …行くぞ。 もう、おまえに…手加減は……しない」
彼の声色が激しくなった気がする
そして顔色が少し変わったようだ。
「あらっ、ちょっと待って…あなた。 こ、心の準備をさせて……」
「ダメだ。 時間が…無いよ」
「えっ? なにか有るの? なんか……怖いっ…待って!」
「 待てない 」
彼は押し黙ると、スカートの裾を掴み一気に引きおろした
いやいやをするインデックス。
だが男の力の前には無力だった。
彼女は衣類を次々と脱がされていく。
インデックスの抵抗が弱々しくなり
少女のすすり泣きを始めた頃には
彼女はもう、白いショーツ1枚の姿になっていた。
ハァハァと興奮する全裸の男の下で
インデックスの少女らしい身体が、フルフルと小刻みに震えていた。
白い肌の小さな胸が、男の手に何度も歪む。
彼女のしなやかな脚に、彼の脚が強引に絡んでいく
そして男のシンボルが、柔らかな女の腹部にグリグリと押し付けられる。
この時、インデックスの純潔を守るのは、頼りなく薄い1枚の布だけだった
護るべき者は側に居らず、時が流れていく。
もう彼女は自分が犯され、その身体を汚される時間を
ただひたすら耐えて、我慢することしかできない状態になっていた。
そのあと、インデックスの悲鳴が宿に響き渡る
何度も聞こえたが誰も駆け付けず、やがてその声は小さく消えていった……
【了】
スレが止まってるなー
>>735 アニメのみの知識で書いた勇気は認める
でもそれだと読まない人も多いと思うよ
少なくとも俺は読まない
まあそれくらい理解してるんじゃないかな
投下宣言するってことは慣れてる人だろうし
読んでないけど
エンゼルフォール時に抱かれたとしても、外の人の属性(処女とか)とは何の関係もないしな
かります
・
>>154-159の続き(一応単品でも読めるはず)
・エロを少量含みます(自慰・覗き・NTR風味)
・『とある科学の超電磁砲』準拠のキャラが登場します。単行本派の方は回避を。
1
白井黒子は聖誕祭の夜から、ずっと落ち込んでいた。
お姉様の顔がまともに見れない。
理由は明白だった。
あのマフラーだ。
2
始まりは聖誕祭の二週間ほど前。学び舎の園の帰り道に「そろそろマフラーなしでは寒
さが厳しくなってきましたわね」と隣を歩いているお姉様に話しかけたときのこと。なん
でもない話題を向けただけのつもりだったが、お姉さまは少し考え込んだ後「そうね。マ
フラーね」と曖昧な返事をしただけだった。
翌日、お姉様は隠すように毛糸と編み針を持ち込んでいた。
お姉様はその日から、就寝時間を過ぎてから少しだけ夜更かしをして編み物をするよう
になった。気取られぬように観察していると、数日のうちに純白のマフラーが出来上がっ
た。
そのマフラーは翌朝からお姉様の首に巻かれることになった。
黒子が「暖かそうですわね、そのマフラー」と尋ねると、お姉さまは「うん。けっこう
気に入ってる」と少しはにかんだのだった。
自分が使うマフラーが出来上がったのに、その日の夜もお姉様は編み物をしていた。
この時点で黒子は、もしかしたらと、ある希望を抱いていた。ゆっくりとマフラーの形
が編まれていく。その柄が白と黒のツートンであると分かってからは、白井はそれが自分
のためのものだと確信していた。
黒子の名前にかけたのだろう、その柄も「べ、ベタですわ」とは感じながらも、例えば
婚后光子あたりに「おほほほほ、白井さん。そのマフラーはキャラ付けですの?」と言わ
れたとしても、笑って受け流せると思っていた。お姉様から貰った、お姉様が作ったマフ
ラーを巻いて一緒に歩けるのなら。
二つ目のマフラーは、前のものよりゆっくりゆっくり丁寧に編みこまれていた。そのせ
いで街の気温はどんどん下がっていったが、黒子はマフラーをせずに過ごしていた。ニつ
目のマフラーが完成したのは聖誕祭の数日前。黒子は、学園都市に来る前、プレゼントを
配り歩く赤服の聖者を信じていた最後の年と同じくらい聖誕祭を待ち遠しいと思っていた。
だが全て黒子の思い込みだった。
今ではもうあのマフラーが誰のためのものだったのかわかっている。
聖誕祭の夜。少年と別れてすぐに「急用を思い出した」と帰り道を引き返してしまった
お姉様の後を、黒子はこっそりとつけた。そして見たのだ。ぶっきらぼうにマフラーを巻
いてやるお姉様。戸惑う少年。耳まで真っ赤になって逃げるように立ち去ろうとするお姉
様を、少年の手が引き止めた。彼は道端の露店までお姉様を引っ張って行き、指輪をプレ
ゼントした。
赤と白の服の白髭男に白と黒のマフラーをした姿は少し不恰好だったが、普段の学生服
とツンツン頭にはきっと似合うことだろう。そして指輪も――お姉様が部屋に一人でいる
ときにそれを眺めていることを黒子は知っている――きっとお姉様に似合っているのだろ
う。
自分が一人で空回りしているのはわかっている。しかし大好きなお姉様が、あの少年と
仲良くして自分を無視しているように思えてしまったことが黒子には苦痛だった。
自己嫌悪でお姉様の顔を直視できない。取り繕った笑顔を向けてみせても、お姉様に見
抜かれてしまったらどうしよう。そうすればお姉さまにばれてしまう。勝手に期待してい
たくせに、裏切られたと感じてしまったことが。それは堪えられなかった。
あの日から冬休み。黒子は寮監に外泊許可を取り、前から誘われていた風紀委員の同僚
の初春飾利の寮に泊りがけで遊びに行くことにした。今はとにかくお姉様から離れたかっ
た。
3
着替えの入った鞄を手に常盤台中学校の学生寮を出てからしばらく歩いたところで、バ
スルームの洗面台に歯ブラシなどを詰めたポーチを置いてきてしまったことに気付いた。
気分の落ち込んだ時はなにをやってもうまくいきませんわね、と自嘲する。
笑ってみてもあれが必要なことには変わりない。途中で買い揃えることもできたが、ミ
スを取り繕うような気がして嫌だった。幸い自分は空間移動能力者。直接バスルームに転
移すればお姉様と顔を合わせずに済むだろう。
要は依怙地になっていたのだ。
表の道路から見上げる黒子達の部屋は明かりが消えていた。同室のお姉様も出かけてい
るのだろうか。例えば、彼と。
じくりと嫌な想像が頭をよぎって、慌てて振り払う。出かけているとは限らないのだ。
自室のシャワーを浴びているだけだとか。
「……………………………………………………………………………………シャワー?」
これはもしかしてチャンスではないだろうか?バスルームに忘れたポーチ。それを取り
に空間移動した自分。そこにはたまたまシャワーを浴びていたお姉様が、当然全裸で――
――。
「うふ」
黒子の口から思わず笑いが漏れる。
「あぁ!これこそ天の配剤。少し遅れたプレゼントをこんなところでいただけるなんて、
お姉様ったら!!」
テンションが一気に上がるが、空間移動をする前に、まず笑みを消す。自分はたまたま
ポーチを取りに来ただけなのだから。
ほんのわずかな時間、精神を集中させると黒子は一一次元を渡った。
「(お姉様ー。ってあら?)」
転移してそのままお姉様に抱きつこうとしたが、バスルームの中は暗く、無人だった。
「本当にお出かけなさってるんですのね」
呟き、とりあえず目的のポーチを鞄に詰め込む。
「……はぁ」
そろそろ門限も近いが、どこに行っているのか。なんにせよ、寮監の目をごまかすため
に空間移動で迎えにきてくれと言われたら、笑って応じることはできるないだろう。
「初春のところに泊まりに行くことは伝えてますから、それはないでしょうが」
鞄を手に、再び空間移動しようと呼吸を整える。そのとき、バスルームの外から人の動
く気配がした。
「部屋にいらしてたんですの?」
しかし部屋の明かりはついていない。侵入者の可能性も考えて、バスルームの扉を薄く
静かに開く。
寝室の、お姉様のベッドの上に横たわる影があった。だがその体格は留守の間にお姉様
の布団に包まろうという奇矯な侵入者ではないようだ。
「お姉様、もうお休みになられているのでしょうか」
起こしてはいけない、あわよくば寝姿を拝もうと、しばらく観察する。こちらに背を向
けているためよくわからないが、寝ているにしてはもぞもぞとよく動く。背中も、右手を
挟んだ両足も小さくくねっている。
「(……………………。こ、これはまさか!?)」
今まで決して見ることのできなかった乙女の痴態。
「(黒子がいないうちにだなんて、お姉様!)」
今日は初春の寮に泊まるために不在だということは伝えてある。同居人の不在をついて
若い性を発散させるのにこれ以上都合のいいタイミングはないだろう。だが、
「(ぎ、ぎこちない)」
彼女の不慣れを表すように、両の手の動きは拙くリズムも悪い。快楽の頂を迎えるには
まだまだ遠く見える。
「(ああ、もどかしい。今すぐ飛んでいって黒子の手をお貸ししたい!)」
しかし千載一遇のチャンス、短慮でふいにしたくはない。お姉様の前に飛び出して、百
合んゆりんな展開になる可能性について脳内でシミュレートしてみる。
「お姉様ったら。そんなにして、はしたない」
「く、黒子!これは、その……」
「おっしゃらなくて結構ですわ。ほら、ここはこうするのですわよ」
「あん!黒子。そんな急にしちゃ」
「一人でされるよりも悦んでいるように見受けますが。あら、ここがよろしいのですか?」
「ふぅぅん!や、だめぇ」
「そんなことを言われても、やめられませんわ。もうぐちょぐちょですもの」
「言っちゃ、いやぁ」
「お姉様。わたくしのも見てくださいな。お姉様のせいでこんな風になってしまいました
のよ」
「くろこぉ」
「(『お舐めになって』……………………はっ、いけない)」
本物の迫力に、普段より色彩豊かな妄想へトリップしてしまった。しかもいつもよりサ
ドっ気に溢れたバージョンだった。慌てて下着を確認するが、既にちょっと『そんな風』
になっていた。
「(お、お姉様がいけないのですわ)」
しかしこの光景を前にして想像世界に浸るのはもったいない。存分に堪能しなくては。
妄想よりも圧倒的なビジュアルとサウンド。
息を殺せば全ての音が聞こえてくる。時おりもれる甘い吐息。連続的に聞こえる淫靡な
水音。ジジジ、と蛍光灯のような音は制御が緩んで電流が溢れているのだろう。お姉様も
徐々に高みに上りつつある。
身体は未成熟ながら、どこを見てもなだらかな曲線で構成されて彼女の柔らかさを表し
ている。肌から生じた青白い電光は鋭角的な軌道を描き、再び彼女の中に。首筋から現れ
た一際大きな光は肩甲骨の中ほどに消えていき、まるで天使の羽のよう。部屋全体を仄か
に照らし、確かにそれは天上の美しさだった。
「お姉様……」
凛々しく時に可愛らしいあの方は、しかしあんなにも美しかっただろうか。
「ん、んん!」
お姉様が一段大きく痙攣し、その勢いのまま寝返りを打った。
「っ!」
見つかるかと思って逃げようとするが、身体が思考についていかない。
幸いなことにお姉様は気付かずに色事を続ける。覗き見るためにドアを大きく開けてい
なかったのが良かった。
「(おおぉ……)」
お姉様がこちらを向いたことでいろいろなものが露になる。
表情は淫らで、幻想的な雷光の冠と対照的。白い喉は滑らか。なだらかな胸の先を左手
で摘まみこねまわしている。小さなお臍がかわいらしく。その下の秘所は、あぁ右手で隠
れてしまっている。
と、そこで。黒子は見る。
お姉様の右手。紫電を集めるそこに輝くのは、一つのリング。それは先日、とある少年
から贈られたもので。
「(いや)」
お姉様が珍しくも自慰に耽っているのは、黒子がいないからとういうだけの理由か。
「(いやですの)」
指輪を嵌めた彼女の指は、何の代用品なのか。
「(やめてください)」
上り詰める彼女の口が誰の名を呼んでいるのか。
「(お願いですから、もうやめてください)」
懇願は届かず。彼女が絶頂を迎えると同時、黒子は逃げ出した。
4
「白井さん。白井さん」
自失していた黒子は、誰かが呼ぶ声に気付いた。
ゆっくり振り向くと、声の主は初春飾利のクラスメイト佐天涙子だと分かった。
どうやら初春の学生寮の前にいるようだった。だが、どうやってここまで来たかは覚え
ていなかった。何回かは空間移動をしたはずだが、よく制御を誤らなかったものだ。
大怪我の可能性に気付くと、とたんに自傷の心が芽生えてくる。本当に、傷ついてしま
えばよかったのに。
自分はよほど酷い顔をしているのだろうか、佐天さんが気遣わしげな顔をしていた。い
や、多分もっと前から心配されていたのだろう。何度呼びかけても反応が無かったのだろ
うから。
だが、佐天さんは一転して笑顔になると、
「初春のとこに遊びに来たんですか?部屋まで案内しますよ」
と言った。
常盤台の寮とは違ったつくりの扉の前を通り過ぎ、佐天さんは一つのドアをノックした。
「ういはるー。白井さんが来てるよー」
トントン、トントンとノックを繰り返すが返事はない。
「あれー、出かけてるのかな?……あ、鍵開いてる」
中を覗き込むが、部屋は薄暗い。
「今日来るって約束してるんですよね?中で待たせてもらっちゃいましょうか」
「…………いいんですの?」
「お互いの部屋にはちょくちょく出入りしてるし、大丈夫ですよ。同室の子も今里帰りし
てるはずですから」
この頃は忙しいみたいであんまり話せてないんですけどねー。と佐天さんは勝手知った
るといった様子で中に入って照明のスイッチを押す。明かりが点くと、少しだけ落ち着く。
錯乱していても持ってきていたらしい荷物を部屋の隅に置かせてもらう。
「んー。初春はどこに行ってんのかな?あ、なんか書き置きがある。なになにー?『白井
さんへ。買い物に行ってきますけど、すぐに帰ってくるのでここで待っててください』って
ここにメモ置いてても意味ないじゃん!私が白井さんを案内したから良かったけど!!」
「……」
「よ、良かったけど!」
「…………」
普段なら笑えたのだろうが、今は駄目だった。
「…………え、と。なにかあったんですか?うちの寮の前にいたから、最初は初春と喧嘩
でもしたのかなーって思ってたんですけど、これ見る感じそうじゃなさそうだし。その、
私さりげないやりかたとかわかんないので言っちゃいますけど。私でよければ聞かせても
らえませんか?」
「……」
「……」
「…………」
「…………」
真っ直ぐな視線を向けてくる彼女の姿は、少しお姉様のそれと似ていた。
彼女は。彼女は許してくれるだろうか。
「わたくしの好きな方が……」
「ラブ話ですかっ!?」
「どう、なんでしょうかね。好きな人に好きな人がいる、という意味ではそうかもしれま
せんが」
驚き、テーブルの上に身を乗り出してくる佐天さんだが、この話は彼女の期待に応えら
れるものではないだろう。
「大好きで、尊敬しているお姉様が、聖誕祭にプレゼントを贈ってました。でもその相手
はわたくしではなかったんですの。お姉様が、聖誕祭にプレゼントを貰って、嬉しそうに
笑っていましたの。でもその相手はやっぱりわたくしではありませんでした」
黒子は話す。空回りして、嫉妬して、自分がいかに醜かったか。
お姉様の名誉のためにも話せないところはあるが、もともとそれは大したことではない
のだ。置いていかれたと感じてしまう、自分の心が浅ましい。
それでも、彼女は黒子の泣き言を最後まで聞いてくれた。
「自分が我が侭を言っているだけだというのも分かっているのですけれどね」
佐天さんはこめかみに指を当てて、んー、と首を捻る。
「私にはそういう『好き』はよく分からないかもしれないけど。でもどんな相手でも、自
分を見てくれないとやだっていうのは、そんなにいけないことかなぁ?」
言葉を選んでいるというわけではなく、正直に真摯に思ったことを口にしてくれるのが
伝わる。
「私も、いつも初春を連れて行く風紀委員が嫌だなって思ってたことがあるよ。風紀委員
であったことを楽しそうに話す初春を見るのは少し寂しかったし、風紀委員であったこと
を話してくれないのはすごく寂しかった」
「それは――」
それは仕方のないことだ。風紀委員の仕事の中には、部外者に話すことを禁じられるも
のもある。
「あ、今は全然そんなこと思ってないですよ?私のはほら、風紀委員の高位能力者に対す
る憧れとかもごちゃごちゃになってたし。それに、もう大丈夫。私は頑張って日常を守る
って決めたんだ。初春が守ってくれたんだもんね。初春が笑って帰ってこれるようにしな
いと」
えへら、と笑う少女はきっと強くなったのだろう。
「わたくしは――――」
それに比べて自分はどうだろう。お姉様の支えになりたいと願っていたのではなかった
のか。
それがこの様はなんだ。お姉様が自分を構ってくれないと駄々をこねて。お姉様に守ら
れてばかりの自分は何も変わっていない。お姉様は今、あんなに幸せそうなのに。
お姉様にしてほしいことは、もちろんたくさんあるけれど。お姉様にしてあげたいこと
はもっとある。できることが数少ないのなら尚更に。
「わたくしも――」
ガチャ。
「あれ、白井さん。来られてたんですか?」
扉が開いて、初春飾利が帰ってきた。
「あ、佐天さん。佐天さんが白井さんを案内してくれたんですね」
「寮の前で、たまたま会ってねー」
おじゃましてるよー、と佐天さんは気楽な様子で答えた。
「ありがとうございます。コンビニでおやつを買ってきてたんですよ」
と初春が大きなビニール袋を掲げてみせる。
「ところで、お二人で何のお話をしてたんですか?」
「んー?」
はぐらかすよう笑う佐天さん。優しい彼女は、黒子が初春に弱いところを見せたくない
だろうと気を遣ってくれているのだろう。
初春も「えー、秘密ですかー?」と笑って抗議の声を上げている。
「…………ふふ」
二人を見ていたら、なんだかおかしくなって思わず声が出てしまった。初春と佐天さん
が揃って首を傾げている、その様子もおもしろい。
「佐天さんが『最近、初春と遊べなくて寂しい』とお話してましたの」
「え?」
「なっ!し、白井さん!?」
佐天さんが慌てているが、気にしない。
「ここのところ風紀委員の仕事でずっと忙しかったですからねー。あ!じゃあ今日は佐天
さんもここでお泊りしませんか?」
白井さんもいいですよね?と尋ねてくる初春に「もちろんですわ」と髪を払いながら返
す。
「むぅー。………………………………パジャマとおやつ持ってくる」
佐天さんの恨みがましい視線が楽しい。
結局、その日は三人で夜遅くまでお茶を飲んでおしゃべりをして。次の日はお昼まで寝
てしまった。
5
翌日。冬休みなんですから遊びましょうよという佐天さんたちの誘いを断ってしまった。
二人と一緒に出掛けるのは楽しそうだったが、それよりも会いたい人がいた。
謝ろうか、どういう顔をすればいいか決めかねていたが、帰り道の途中でお姉様と例の
少年が一緒にいるのを見つけてしまった。
二人は今日もなにやら言い合っていたが、喧嘩をしているわけではなさそうだ。彼の首
に巻かれたマフラーも、お姉様の右手にある指輪も、めったに見せてくれないお姉様のう
ろたえた様子も、まだ湿っぽく黒子の心を痛めてくる。
それでもきっと向き合える。
二人のもとまで跳んで行く。
「こんにちは、お姉様」
二人の真ん中に降り立ち、お姉様が驚く姿に満足して振り返る。
「そして。こんにちは、殿方さん。わたくし、お姉様の『露払い』をしている白井黒子と
いいますの」
「お、おう。知ってる」
少年も戸惑っている。
彼とお姉様の前で黒子は宣言する。
「わたくし、この位置は誰にも譲るつもりはありませんので」
一方的に言い切り、彼の反応も見ずに再びお姉様に向き直る。
「というわけで、お姉様。わたくし自分で決めた自分の使命を果たそうと思いますの」
「……?」
「黒子はお姉様の身を案じておりますの。ですのでお姉様。ぜひご自愛くださいませ」
「な、何よ?」
「体分泌液のような『電解質溶液』に、シルバークレイのような『金属』をつけて、最高
一〇億ボルトの『電圧』をかけるなどと、どう考えても体に悪い想像しかできません、と
申し上げておりますの」
「何言って……………………あ!き、昨日の。あ、あんた覗いてたわねっ!?」
お姉様の髪がバチバチと帯電しているが、お姉様のために言わなくてはならない。
「といいますか。そんなことされてたらいつか指輪の方が消えてなくなってしまいますわ
よ?」
もっともお姉様がその純潔を銀メッキでコーティングしたいとおっしゃるならば、黒子
は願ってもないことですが。と付け加えるが、黒子のお姉様はもう聞いていやしない。
少年が不用意に「え、指輪がどうかしたの?」と訊ねて、「あんたは何も聞くなー!」
と雷撃の矛先を向けられている。
そんな二人を尻目に、黒子は空間移動する。
「それではお姉様、また後ほど」
終わり
先のと併せて小品2個で1セットも終わりです。
妄想の軸は
・美琴の膣はビリビリ気持ちいい
・佐天さんがラブい
視姦力が足りないので、幻想殺し系の先輩に弟子入りしてきます
754 :
DRINK:2009/01/24(土) 21:12:15 ID:fEBpf/Ud
age
>>753 GJ
NTRなんてはじめに書いてあるから
ついつい身構えちゃったじゃないかw
GJ!
女の子同士の仲のよさがいいかんじ
神裂分が足りない…
五和と3Pでもヤンデレでもいいから欲しいよ…
最近小説版読んでるんだが普通に面白いな
原作アニメも面白いがこういう活字になったの見るのも新鮮でいい
>>758ー。逆、逆ー。
小説『とある魔術の禁書目録』が原典。
アニメと漫画は派生形。
放送地域外の人間としてはまだ見ぬアニメ版が原典を上手く再現してるか戦々恐々の日々ですよコノヤロー
わざわざ釣られてあげるとは優しいやつよな
>>759
アニメ派だからと、けなすようなのはなぁ
どっちも本作品のファンなんだから仲良く願いたいっス
美琴、ミサカシスターズの膣がビリビリ気持ちいいのは、もはや定説。
電圧高いけど普段のバチバチは電流不明だし銀イオンはお肌には中立かも
そんなことよりGJと言いたい
今週のはなかなかよかったな。
ねーちんの入浴
トウマ母の写真
トラック運転手の■■
ミコトかわいいよミコト
があったし。
なんとなく家族の前で禁書見てたらねーちんの入浴で一瞬時が止まった
俺はさっさと停止してレコーダから削除してyoutubeで見る作業に入った
>>767 深夜アニメを家族の前で見るとは命知らずな…!
まりあほりっくを見せればいいのに・・・。
俺は親父の近くで見てたけどねーちんの入浴シーンに入ったとき親父が一言
「この女の子スタイル良いな、18位か?」
ねーちんの年齢を初見で見破った親父に俺爆笑
>>770 親父さんなら小萌先生やローラ様の年齢もわかるんだろうか?
知らない方がいいとは思いつつも、気になる気になる…。
ところで16巻の254ページの挿絵は神だと思うんだ
>>773 そこは挿絵だけじゃなく展開そのものが神がかってるから
御坂的な意味で
774 :
773:2009/01/25(日) 19:51:26 ID:wzunH4/F
アンカーミスった orz >772ね
疑問一サーシャたんが孕めば天使の力もう一回使えますか〜?
どうやったら孕むことと天使の力を使えるようになることが繋がったのかわからない
>>770 実は君の親父の名前は刀夜と言うのでは?
話し蒸し返してすいません。
>>643と
>>647ですけど。
>>655、
>>677でフォロー入れてくれたのがスレの意見と判断させてもらって良いのかしらん。
それなら、おいちゃんはなにも言わないし。良識と常識でご判断ください。
779 :
DRINK:2009/01/25(日) 23:47:13 ID:DrqW7egV
ageときます
780 :
携帯から失礼:2009/01/26(月) 00:00:18 ID:lWEFmE2g
>>778 書き手さんのモチベーションはもちろん、スレの民度に関わるからきつめに言っておいたほうがいいかと…。
書くといった本人からのレスがないのはないのが怖い。
エロパロ保管庫の御坂モノは全て読み尽くした
読めば読むほど欲求が足りないことに気づく
さぁ次はとうとう自作の時か……←今ここ
俺みたいな御坂ラヴなやつには12巻の展開は神上だと思うんだ。御坂妹と打ち止めの絡みも含めて
サーシャたんのカップリング考えてるけど
すごく難しいお
今やっと溜まってたVHS消化した
それにしても想像以上にカオスwww
先生現地行っちゃったよw
シスコン権力握っちゃったよw
まさかアニメスタッフが時事ネタを取り入れて来るとは思わなかったな。
多分新刊で出るからそれまで全裸待機だ
>>778 スレが荒れると思ってたから特にレスしなかったけど、おいちゃんが心配してるみたいだから意見書くと、
>>643、
>>647はこの板から居なくなって欲しい。
SSとか特別な話じゃなく常識とか礼儀の問題でしょ。しかも謝罪の一言も無いなんて問題外。
>>778 何も言わないのは連中がこのまま消えたから、とも考えられます。
しかし、万が一とはいえ「作った本人が何も言わないんだからいいよな」とか幻想を抱いてる可能性もありますね。
どちらであったにせよ、貴方が直々に言って下さればこの流れはスッキリすると思いますよ。
上条さんと青髪ピアスが「バニーガールは赤と黒どっちが最強か」と論じてたけど、上条さんは結局どっち派だったんだ?
つーか、何気にバニー好きだったのか、上条さんは?
浜面と仲良くできそうだ。
「と、ミサカは〜したりしなかったり」って口調で喋る妹達を唐突に思いついた。
00000号って今どうなってるんだろうな?wikiの登場人物に書いてあるんだが、原作の方にほとんど出てきてないよな
突如学園都市に現れて上条さんとフラグが立っても良いと思うんだが。
00000号は―
>>789 ほとんどもなにも最新刊でチラッと名前が出てきただけだからな
そういう台詞が出るってことは原作未読者だがwikiは見てるってことなのかな
794 :
770:2009/01/26(月) 17:55:57 ID:hNDowvb0
>>791 残念だが俺の右手は自分の妄想を殺す程度の力しかない
>>789 実はオリジナルの御坂が00000号で本当のオリジナルはもうこの世に居ないとかゆう電波を受信したことがあった
まぁ、無いな
最新間読んでないと辛すぐる
00000号なんて出てたのかぁ
00000号がミサカネットワークに介入して妹達同士で戦わせている、ミュ○ツーの逆襲的な展開で妄想中
サ○シが上条さん 電気鼠は美琴さんで 毒電波スギル
劇場版禁書目録 フルチューニングvsラストオーダーvs御坂美琴だな?
>>793 最新感だけまだ見て無いんだ、すまない。
「ほとんど〜」とか言ったのは知ったかなんだ。すまない。俺乙。
はやとちりスマソ
というか新刊を間違えるのは流行なのか?w
リレー小説と銘打ってあるものについては書いてもいいのかな?
具体的にランベス宮
続き(今だと処刑塔?)じゃなくて派生(寮内)の場合はやめておくべき?
なんか、ぼくから少しでも言っといた方が良いみたいなので。
ぼくはさ、ここで自分の書いたものを読んでもらえる、という機会を与えて
もらった書き手の一人に過ぎないわけで、ここを自治しようとか思ったりし
てないし、荒らす意志もないことだけは知っといて欲しいです。ぼく自身が
ここでいろいろ教わって、そのおかげでなんとかやってるわけで。
>>780 >>786 >>787 実際のとこ、
>>655でフォロー入れてくれた以上に言うこと有るのかな?と。
だから、
>>676で『マジレスするべきでしょうか』って書いたんだけどさ。
>>677でさらにフォロー入ったし。
でも、まあこういう状況だし、
>>647 >いいよ書いて〜
ではなく、「本人、オッケー出してやってよ」とか言うべきだったんじゃないの?
その上でガンバってほしい、でしょ。やっぱりいきなりそう書かれるのはさあ、
良い気分しないよ?
文章上手い、って言ってくれたこと自体は嬉しいんだよ?書き手として。
>>643 「本人が良いって言ってないのに、いいよってなに?」くらいのことは言うべき
だったのでは?そのあと無言だからこんな事に。
もし、その直前
>>642の「記憶喪失になる前の上条さんに恋人がいたら」を見
てのことなら、あえてぼくの続きにする必要ないわな。あの一言だけだと、なぜ
ぼくの続きでなければならんのか、さっぱり判らんからぼくも返答しようがない。
ぼく自身は共通テーマで競作とかは大好きなんで、ネタのシェアは有りかな、
とは思うけど、今回のは、名前すら出てないキャラの、それこそほとんどオリ
キャラ状態のネタでしょ?三次創作になっちゃうよ。
むかしの谷川エロパロスレで「変な女」ネタがいっぱい出たけど、あれもさ、
『キョンは昔から変な女が好き』の一文だけでみんなそれぞれの「変な女」を
書いてて面白かったんだよ。ここはさ、ぼくの書いた話の続き、とか言わずに
「俺の書く心理掌握」とかの方がみんな楽しめたんじゃないか?と思うと残念。
ぼく自身もこのスレの読み手なんだしさ。
長々とごめんなさい。こんなんで良い?
>>799 そもそもリレーだし。好きな人が好きなように書いて良いんじゃない?ネタの取っ
かかりを丸投げした本人としては是非読みたいし大歓迎なんですけど。
ただ、現状リレーと言うより「ランベス女子寮の上条さん」という共通テーマっぽい
感じになってるので、続きを書く、というか、まあ、今までの投下された分のイベント
だけきっちり押さえたら良いんじゃないでしょうか。
>派生(寮内)の場合はやめておくべき?
派生じゃないよー。もともと寮内の話だったのをロンドン市内に連れ出しただけで。
最新が、ぼくが書いたロンドン塔のオリアナの話ってだけですわー。
三次創作でも、了承をとってない人の続き作品でも、全然おk
この作品のファンであり、なんらかの情熱をもって書いているなら
ただし、ひと言ことわりを入れるなどマナーを考えて
↑こういう人が同人ゴロになる。
後で謝れば、言い訳すれば何してもいいと勘違い。
18歳以上なら常識を知ってください。
何のために批判とかくるのを覚悟して 579 ◆UHJMqshYx2氏が提言したのか。
あれこれ言いたくはないですが
>>801さん、創作する上での常識を知るまで二度とこのスレに来ないで下さい。
最近禁書関連のスレで変な奴が多くなったよな
やっぱアニメの影響何かね
> むかしの谷川エロパロスレで「変な女」ネタがいっぱい出たけど、あれもさ、
> 『キョンは昔から変な女が好き』の一文だけでみんなそれぞれの「変な女」を
> 書いてて面白かったんだよ
その話はやめてくれ
俺が妹キャラを予想して投下したアウアウなのが記憶から蘇るから。
というかお前あそこ見てんのか。
>>803 やっぱ金を払わずに情報を受信できるのは大きいと思う。
単純に分母が大きくなったから変な奴も増えただけなんだろうけど
そういうのは普通の人よりもネット上に多いというのもあるから余計にそう見えるのかも。
>>804 アウアウは自分もここでいっぱいあるし。
投下してるスレ:複数、見てるスレはいっぱいですけど。
いろんな人の書いたのを読むのは楽しいしモチベーション上がります。
579氏、ためになる御意見をありがとうございました。
書き手として若輩者の自分としては、変貌騒動における自分の所行もありましたので色々考えさせられました。
貴方のような、執筆においてマナーと確固たる御自身の意志を持ち合わせていらっしゃる方と、同じ板で創作できることを光栄に思います。差し支えなければ、今後とも宜しくお願い頂きたく。
ん?女子寮……
って、ぎゃあァっ!? ヤンデレシリーズ夢中で書いててすっかり忘れてたが俺が書いてた女子寮の大浴場が途中で放置プレイ!?
というか保管庫で続きっぽく繋がってるのは何故……これって処刑塔とかと同様番外的なものだったはず……orz
このスレのブレーキいらずのスレチっぷりは昔っからだけどな!
中立な意見
匿名掲示板でローカルルール スレタイとテンプレ添っている事に対して 誰の何を排除したり非難できるか?
価値観なんて人それぞれで 常識を決める事は無理 2ちゃんは匿名なんだから嫌ならスルー
本トリを付けた人以外のカキコは 改変 コピペ 連結などをわざと止めてないのに言う人は嵐と同じだよ
これは小説派、アニメ派 古株、新参 多数派、少数派だろうと関係ない
排除とか非難した人は、謝っておいた方が良いと思われる
マジレスすまん
まぁ
半 年 R O M れ
と言わざるを得ないぐらいのことだったし
きつめの言い方だったのはある種仕方ないんじゃないかな?
811 :
DRINK:2009/01/27(火) 06:04:13 ID:KxRAe+xA
age
>>809 どうでもいいけど、ただの意見を言う時はコテいらないよ。
>>809 あなたの意見は全然中立な意見じゃないよ?他人のレスを複数の住人が非難するなんてのはこのスレでは滅多にない。ことの重大さを考えたら?
禁止されてないから良いという理論はただの脱法行為だよ。
伸びているから五和ちゃんのSS来たかと思ったらこのざまだよ
よし、エロい話題をしようぜ。
つ 黒子と美琴
エロい話題と言われて思い浮かぶもの
塾時代の姫神
教会以前のアニェ
未開地で布教するオルソラ
記憶無くす前のインデックスとステイルとか?
そういやそんな同人誌有ったな……。
コテがいっぱい来てると思ったら……
ああショチトルかわいいよショチトルの外の人
>>815 2人で貝合わせ→ビリビリ→ひぅん!→上条さん宅へワープ→アレナンデコンナコトニ…
黒子の水着について語ろうぜww
ショチトルってスリーサイズ出てるんだったよな。
想像以上にデカくて驚き。
アニメのねーちん可愛いよねーちん
よってたかって血を吸われてる姫神はとにかくエロそうだ。
二人きりになった土御門義兄妹のやりとりもエロそうだ。
だが、許容限界以上の電気ショックを喰らった美琴はとんでもなくエロいと信じてる。
上条さん家で上条さんと五和を二人きりにしてみたい
病院でねーちんと上条さんを二人きりにしてみたい
オルソラと上条さんを風呂場で二人きりにしてみたい
オリアナさんとは…
どこで二人だけになっても
エロいよオリアナ姉さんエロいよ
>>824 オリアナだとビルとビルの間の裏路地なんかがすごくエロイと思うんだ
御坂にでんきショックか!
エントロピー則が破れてそうだから装置が不思議なことになるな
だがえろい
雷落とせる御坂が耐えられないほどの電気か……
いやでも雷に耐えられるとも限らないか
本人は体内に流してないだろ?「おまえも味わえよ」とかできるわけよ
しかもいくら反撃してもGNDへ行ってしまうという
ここは御坂妹達の出番でしょ 妹達が集まればそれだけの電流・電圧を生み出せるに違いない
直列つなぎという言葉が頭を過ぎった。
バイブ使ってシスターズたちが一列に並ぶのか
前にバイブさして相手の後ろに突っ込んでってのを延々と繰り返し
純粋に物理的な構成もいいな。外部駆動機でフライホイールを
回して発電機からでかいトランスに繋ぐとか。いかにも魔術的な
実験っぽく
上条×姫神が。最強だと。思う
ハハッワロス
835 :
DRINK:2009/01/28(水) 05:57:29 ID:PZd2Hqub
ageときます
懸命に草の根運動を行う姫神を想像すると涙が・・・
姫神・・・・・って誰?
姫神かわいいよ姫神
>>821 ショチトルの…スリーサイズ…しかもデカイだと…
聞いてないぞ俺は
どこで出て来たんだ
>>840 先月の電撃大王だったかな
佐天ちゃんが凹まされてた
シ:水着もってこい
佐:サイズ言ってみろ
シ:上から〜〜
佐:orz
こんな流れ
>>841-842 情報ありがとー
そうか電撃大王のアレか
ならばまだ俺にもそのシーンを拝むチャンスがあるというわけだな
大王の宣伝マンガって単行本に収録されたっけ?
月姫の単行本宣伝のマンガは収録されてないけど
ショチトルは横乳褐色かわいい 1エスカリボルグ
846 :
DRINK:2009/01/29(木) 06:42:52 ID:ba2oWcwK
ageときます
よろしい姫神およびショチトルで萌える事を許可する
850 :
848:2009/01/29(木) 20:23:23 ID:+FFXjesf
アニメOP変わってた。
EDは変化無し。
しかし、変わるタイミングおかしくねぇ?
タイミング的に、今の話が終わった後変わるとばかり思ってたんだけど…。
一応、OPに打ち止め出てた。
852 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 23:17:47 ID:SWGqp0RH
やっと追いついた
ショチトルって誰かと思ったらメンバーに居たアステカの魔術師か・・・
完全に失念していたわ
>>851 なに?じゃあまたロリキャラが増えるのか。
というかそこまでいくのか。
打ち止めの話をそんなに引き延ばせるとも思えないしラスト6話くらいで6巻やって締めるんじゃね?
まあスレチか
途中にアニメオリジナルのお色気回をはさむんだよ
857 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:43:53 ID:zlECNwAD
アニメなら、確実にオリジナル回やるだろうな
本スレのネタを受けて
気づいてるのに気づかない振りするのも優しさ
でもそれすらも相手にはばれている
私は貴方を騙してたのに、それなのになぜ?
騙される前から君の事を好きだったからさ
みたいなのを御願いします
>>853 褐色の横乳を見せたり釘バット的なもので襲い掛かってきたりするかわいいこなので覚えてあげてください
アニメオリジナルで
美琴のデレデレとかミサカの誘惑とか小萌せんせのスク水とか
ねーちんの羞恥プレイとかインデックスの噛みグセ治すためのバナナしゃぶりとか見たい
上条×■■が最強だと思う
>>860 美琴のデレデレ
絵的にはもう出たよwww
御坂妹もなあ。
暴力行為とかツンツンな態度に訴える辺り、何気に美琴のツンデレ遺伝子は丸々残ってるし
意外とそろそろ羞恥心とか性知識身についてくると誘惑できなくなりそう。照れて。
逆にそういうのがあってこそ誘惑しようと思うわけだしw
バルカン人みたいな
>>861 せめて。片方だけでも。出すべきだと思う。
姫神分が不足してきた
どこで補給すべきなのだ
■■ファンは原作に四文字出てきただけで半年戦えると聞いていたのだが
■■分が足りない
投下自体も少ないアニメ化したのになぁ
アニメ化してから伸びるスレは大抵荒れるから伸びるという側面を持つ
や、投下数も増えてるんだけどね
アニメ化されてない方の将軍乙
874 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 20:24:42 ID:qUc4aOwg
875 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 20:52:08 ID:zlECNwAD
頼むから放置した作品を完結させてほしいものだ。作品が可哀想
>>847 申し訳ないけどあれはあれで終わりです。
今は吹寄の続きと他を書いてます。気分屋なので進度が……orz
安価ミスった。
>>874です。
なんか精神状態悪いな…落ち着かないと。
吹寄のおっぱい
ゴクリ
アニメ新OPで、初春&佐天と一緒に並んで歩いている男は一体何者だ?
どっちかの彼氏?
1.ジャッジメントの誰か
2.男友達
3.男の娘友達
4.男装の麗人の女友達
海原光貴だろ?
てか本スレでry
アニメ板で(ry
エスパー魔美はこの世界に例えるとレベルいくつぐらいだろ
サイコメトリー・サイコキネシス・テレポートと使える多重能力者なんで
禁書の世界では存在しない
多彩能力者ですね
887 :
DRINK:2009/01/31(土) 09:03:23 ID:wtLNia0M
ageときます
>>887 なんで? なんでageるの? なんでコテなの?
坊やだからさ
禁書で巨乳・貧乳ランキングやるとどうなる?
貧乳は、
1位 小萌せんせー
2位 打ち止め
ここまではなんとなくこうじゃないかと思うのだが…。
巨乳はさっぱりわからん。
新OPで黄泉川が以外にデカそうに見えた。
巨乳ならかんざきさんじゅうはっさいの熟女の魅力だろ
やかましいこのド素人が!
>>889 かっこよすぎるw
つかアニメ厨うざいよ
オルソラやオリアナなども巨乳だぜ
当麻の母は?
巨乳巨乳と紹介されてる吹寄たんだが全体から見ると大した大きさでないのかねやはり
歳の割には巨乳ってことじゃないか?
原作のオリアナさんなんて巨乳のレベルじゃねぇぞ
爆乳だよあれは
オリアナ>吹寄なのは本文でも書いてあるな。
イラストを見る限りでは
オリアナ≧ヴァルキリー=風斬>ねーちん=吹寄=オルソラ=五和
って感じかね?
オルソラは判別できるイラストが少なくてよくわからん。
オルソラはフードの中身が金髪ショートとわかった時に最大のときめきを感じた
しかし貧乳教信者なのでやはり美琴が一番
>>899 誰のナニが挟んで擦りも出来ないペッタンコだって?
901 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:48:58 ID:maqBNOaK
一番良いのは大きすぎず、小さすぎないのが一番だよ
つまり姫神が至高ということですね
903 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 21:10:45 ID:maqBNOaK
持ち。あと例外で五和かな
>>900 お前は貧乳のよさをわかっていない
貧乳の最大の攻撃は足らない胸を無理やりにでも寄せてなんとか奉仕しようとするが、乳首が擦れて奉仕どころではない、ところにある
いつもはツンツンな美琴ちゃんが上条のために奉仕しようとデレちゃうところがポイント高い
何語ってヤガル
確かにあの16巻でのフードをとったオルソラの可愛さは素晴らしい
>>904 別に貧乳を否定してる訳じゃないから心配スンナ
俺もだぜ フード外したオルソラ だから一押しだぜ
美琴はそんなに貧乳ではないと思うが……
アニメ見る限りは…………やめておくよ
美琴は中学生の年相応だろ。
母親の遺伝子をしっかり受け継いでいるのなら将来は明るいさ
ママン91だっけ?
将来有望すぎる
中学の頃から胸がでか過ぎるのは未来が逆に不安だ。
だよな 多分そのうち垂れてくるかと…… あれ? 雷ガナリダシタ
>>898 氷華のデカさは半端ないだろ
全高からして何メートルあるんだかわからんし
胸囲はそりゃもう……
脅威のデカさだ
下らねぇ事言ってねぇで寝ろよお前らwwwwwww
山田君、
>>916に座布団一枚あげて
しかしねーちんの乳は結構な大きさだ
風呂場で見られたときの反応がなんか可愛いし
神裂さんじゅうはっさいは歳からは考えられないくらいスタイルいいよな
そんでもって性知識が微妙にしかない聖人とか美味しすぎる設定
郭や芹亜先輩もなかなかの乳を持ってるぞ
インデックスと黒子ってどっちが貧乳?
インデックスは黒子よりもましみたいに言ってたが、実際どうだろう?
「インデックスのナカは相変わらず気持ちがイイな……、おっ出る……」
「……ヒドイよ冬馬……今日はアブない日だったのに……、外に出してっていったのに…」
「おいおいいざとなったらちゃんと責任とるから気にするな」
「ホントに…信じていいの?」
「あぁ勿論だ…(いざとなったらちゃんとオロすところまで責任もって見届けないとな)」
突っ込んだほうがいいのか……?
どうでもいい話だが学園都市ならきっとオギノ式の数千倍とかの精度の判定法が存在して、
今日は100%安全なので生でもいいのですよー、とかいって
都合よく避妊に対するツッコミを回避できるなーと考えていた時期が俺にもありました。
こっちでもスルー検定か
いや、タダのツッコミ待ちか?
926 :
E.T.:2009/02/01(日) 13:56:49 ID:H6NQK2sR
「冬馬」じゃなくて「当麻」
バカがネット覚えるとこうなるというのを実演してくれたんだよ
無意味なコテやageをする人が突っ込んでくれるってことも証明してくれたな
突っ込みとかは言い出したら止まらないからね……
一方通行さんとな
科学TOPバストは黄泉川かね?
大抵胸についての描写あるし
前スレくらいに巨乳キャラあげたレスなかったっけ?
アニメに出ても特にサーシャ様の株にあまり変化なし……人気ないんかな〜。
上条さんと吹寄の絡みが見たい…誰か頼むッ……!!
>>928 やっぱりオルソラ可愛い……だっ、だが俺は美琴とシスターズ以外は……ッ!
938 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 22:23:53 ID:MuYw83kD
「とうま、やめてぇえ!」
「そこはオシッコする所だよぅ…!!」
「汚いよぅ…」
インデックスの制止の言葉を聞きながらも
俺は便器を舐め続けた。
なんだ、絶チルネタか
昔からなかったっけ?このネタ
今のうちに言っとくけど
>>950で次スレ立てるなよ?
投下もないのに先走りすぎなんだよ
便器を肉便器と堕した姫神とかに変えてみればいいんじゃない?
943 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 16:02:01 ID:JFyKOomX
次スレは990ぐらいでいいだろ
その辺もテンプレ作ったほうがいいかもね。
次スレは○○踏んだ人とか投下するときはできるだけまとめてみたいなの。
今までは言わなくてもよかったけど急に人増えてきたから暗黙の了解を明文化したほうがいいかも。
sage人間が増えましたね
嘆かわしいことです
しかし当麻とインデックスが結婚したら……
インデックス…三食昼寝付きの自宅警備員
当麻…外では中小企業のリーマン、家では家事担当
って感じかな?
現状と何が違うんだ
インデックスは翻訳の仕事をしたらいいのではないかと思う。
で、上条さんは専業主夫。
950 :
当麻の一日:2009/02/02(月) 19:47:18 ID:v/CaP/N4
朝
六時 起床
朝食の支度
七時 インデックスを起こし一緒にご飯
起こすときに寝ぼけたインデックスにかじられる
八時 出勤、その前にインデックスのお昼ご飯を用意
インデックスは再び寝る
昼 当麻は仕事、インデックスは自宅警備しながら時々昼寝
夜
七時 帰宅
夕食の支度、風呂の準備
待ちきれなくなったインデックスがフライングご飯
八時 一緒にお風呂
九時 風呂上りにインデックスが髪を乾かしている間に当麻は布団を敷く
十時 夜のお勤め、(ノルマは三回)
十一時 インデックスが当麻をお替りしたのでハッスル
十二時 就寝
って感じか(w
朝
六時 起床
朝食の支度
七時 インデックスを起こし一緒にご飯
起こすときに寝ぼけたインデックスにかじられる
八時 出勤、その前にインデックスのお昼ご飯を用意
インデックスは再び寝る
昼 当麻は仕事、インデックスは自宅警備しながら時々昼寝
夜
七時 帰宅
寝てるインデックスを起こす、またかじられる
夕食の支度、風呂の準備
待ちきれなくなったインデックスにかじられる
八時 一緒にお風呂
九時 風呂上りにインデックスが髪を乾かしている間に当麻は布団を敷く
十時 夜のお勤め、(ノルマは三回)
十一時 お替りされたのにハッスルできなかったのでインデックスにかじられる
十二時 就寝 (寝ぼけたインデックスにかじられる)
って感じか(w
とうま〜、インデックスは初潮が…まだ生理が来てないんだよ。
だから好きなだけナカに出していいんだよ。
インデックスで当麻が気持ちよくなってくれたら嬉しいな。
沢山だしていいんだよ。
*** 一ヵ月後 ***
とうま〜、赤ちゃんできちゃったみたいなんだよ。
先月は初潮の前の最初の排卵だったみたいなんだよ。
責任とってくれるんだよね。
……orz
>最初の排卵〜
理屈としては可能だが確率的に考えれば
当麻がぶち壊せない数少ない幻想と言えなくもないw
>>944 毎回同一人物(勝手に)が立ててるみたいなんだよね。
だから明文化されない
過去スレ見たら7スレは一人で立ててるという事に驚愕した
へぇそりゃすごい
そういうわけで次スレではテンプレに追記宜しくです>スレ立て人
まぁスレたてに何かのこだわりを持ってるからなw
>>957 たまに居るよね。アニメ板のハルヒスレの人は凄かった。
見方を変えたらスレの私物化にも見えるけどな
えぇい!この流れを断ち切る者はおらんのかぁあ?!
誰が最初に上条さんとキスするかな?(もちろん唇同士で)
不慮の事故、人工呼吸ありだと、誰が有力?
闇咲さん、火野さん、アックアさん、建宮さん…さて
>>962 おいおいステルスを忘れてもらったら困るぜ
ステルスだけに見えなかったんだな
対馬と書いてから思ったが、天草式は上条と行動する機会が多いから有ってもおかしくない気がしてきたw
五和が好意を示しているから一歩引いて応援するような姿勢でいるが、実はもやもやしてたりすると良い。
対馬が河川敷を歩いていると不幸な上条さんが河に落ちてきた。
おぼれている彼を引き上げて、救命行為として咄嗟に人工呼吸をするけど、後からなんかどきどきもやもや。
行為に遅れて好意に気付くなんてのがイイ。
>>969 さぁプロットは完成だな
次は文章にしてみようか
>>968 その対馬に五和がどんなスクールでいずをかますか
ドキドキだな
973 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 18:04:58 ID:tuWxzMZo
小説書きたいのは山々だが、禁書目録の書き方と口調を忘れて書けない。う〜む。
あとただの一人事
俺の恵方巻きを五和やねーちんに咥えさせるSSはまだでしょうか?
976 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 19:04:21 ID:ISeqhsyV
「次スレ作んないとやばいとミサカは切羽詰まった状態で言ってみる。」
>>972 こんな感じかな
アックア戦後、フリウリスピアを新調する為五和は上条当麻の護衛を離れる事になった。
数日後。
「? 建宮さん、対馬さんはどこかに行っているんですか?」
「ああ、あいつだったらお前さんの代わりに上条当麻の護衛なのよな」
「え…? 対馬さんが?」
「あいつはアックアの時の被害が他の奴らよりはまだましだったからなー。
とは言え、休む暇も碌に無かっただろうから、お前さんが帰って来たんなら交代してやってくれると助かるのよ」
「はい! では、五和、行って参ります!」
「おうおう、張り切っちゃってまあ。恋する乙女はなんとやら、なのよな」
後日学園都市。
「(この時間なら彼はまだ学校でしょうか。)」
バッグを肩に掛け直すと、五和は上条当麻の学校を目指し通りを歩き始める。
「(バイクでもレンタルした方が良いでしょうか。また彼と出かけられると良いですね)」
想像に笑みを浮かべ、歩を進めていくと、五和は魔術的気配に気づいた。
「(!? これは人払いの結界? 一体誰が……)」
五和はフリウリスピアを組み立てると、気配を殺し慎重に術の中心へと歩を進める。
そこは路地裏で、近づくにつれ何やらぺちゃぺちゃと水音が、それに混じって女性の鼻を鳴らすような声が聞こえてくる。
そっと様子を窺うと五和は驚愕に目を見開かせた。
「ふぅ、んん……ふふ、随分キスが上手くなったじゃないの、上条君」
「ぷはっ……そりゃ対馬さんがキスが大好きで何回もしてくるからではないでしょうか、と上条さんは思いますよ」
「あら? じゃあキスが大好きな対馬さんにもっとしてくれるのかしら?」
「それはもう」
見間違う筈もなかった。抱き合い口づけを交わしているのは上条と対馬。
重なる唇の合間から時折絡み合う二人の舌が覗く。
からーん……
路地裏に五和の落としたフリウリスピアの立てる固い音が響く。
「! 五和!? ……こ、これは、その……」
「わわ! 五和!?」
呆然としている五和に、対馬はおろおろと酷く動揺する。
一方上条は五和の気持ちなど気づいてはいないから、ただ対馬とのキスを見られた事に動揺しているだけだ。
「すまん! 五和! 建宮や神裂には内緒にしておいてくれないか?」
上条は対馬が動揺しているのを見て、護衛対象とこんな事をしているのがバレるとやはりまずいのだろうか、と思い、対馬の為にも五和に頭を下げる。
「対馬さん…応援してくれるって…頑張れって…言ってくれたじゃ…ないですか…」
頭を下げる上条をよそに五和は対馬に話しかける。
「そ、それは…で、でも! 本当は! 本当は私もずっと彼の事を…!」
下げた頭の上で交わされる二人の会話に、上条としては疑問符を浮かべるばかりだ。しかし対馬の言葉を聞くと、毅然と顔を上げる。
「五和。俺、対馬さんの事、本気なんだ。本気で好きになったんだ」
まっすぐに五和を見つめながら上条ははっきりと宣言する。
その言葉を受けると五和はがっくりと膝をつき、ただ地面を見詰めながら呆然とする。
「か、上条君、その…」
「行きましょう、対馬さん。建宮や神裂だって誠心誠意話せばきっと分かってくれます」
おろおろと上条と五和を交互に見ていた対馬だが、がっちりと肩を掴み真正面から見詰めてくる上条に意を決する。
「……分かったわ、上条君。一緒に…」
「はい、一緒にいきましょう」
二人が路地裏から姿を消してから、しばし。
落としていたフリウリスピアを掴むと、五和は幽鬼のようにゆらりと立ち上がる。
「…………ぅぅうううあああああああああああああああああ!!!」
止め処なく零れる涙の軌跡を残しながら五和は走り出す。
ただ、その身を突き動かす激情に任せて。ただ、あの二人の背中のみを追い求めて……
以上。
979 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 19:28:01 ID:DFYqfIf/
上条さんは五和を超スルーですねGJ
結局テンプレは作るん?
五和とヤンデレッ!これほどに相性のいいものがあっただろうか!
公式で見事なまでの裏表の差がありすぎる性格を見せ付けてくれましたからね〜
五和はこれからも更に普通の女の子の斜め上を邁進し続けるでしょうな
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,|
折角だから節分ネタ考えたけど今日中に間に合わなかった。
そう言うネタって間に合わないものだよな
だからべつにいつでもおkです
節分ネタがない…ということで、さくっと書いてきました。
プロットも何もない、思いつきの書き殴り的な感じなので小ネタ程度に。
しかも最近違う本を読んでたので、文体に違和感があるかもしれません。
ただ、きっと多くの人が一度は思った情景じゃないかなぁと思います。
あ、ちなみに…何となくで書いたらエロは全然入りませんでした(ノ∀`;)
↓では、それでも構わん!という方だけどうぞ
『ピンポーン』
とある学生寮の一室にチャイムの音が鳴り響いた。
――― とある節分の姫神秋沙 ―――
インデックスと共にのんびりテレビを見ていた上条は、チャイムの音に気付き「はいはーい?」と玄関を開けた。
なぜか『ゴスッ』と鈍い音を立てた玄関の扉の前にいたのは、蹲って頭を抱えている巫女さんだった。
「あ!?姫神、大丈夫か?どうしたいきなり。あーインデックスか、ちょっと待ってろよ」
と、上条はバタバタとインデックスを呼びに部屋に戻ってしまった。
そんな上条を見て、無表情な姫神の顔がほんの少しだけ寂しそうに呟く。
「挨拶すら。させてもらえない。」
頑張れ私。負けるな私。と項垂れる姫神の前に、インデックスと呼ばれた白いシスターがとてとてと小走りに出てきた。
「どうしたの?あいさ。も、もしかしてもしかして小萌の家でまた焼肉パーティなのかな?」
目をキラキラさせ、涎をダラダラ流しながらシスターさんが巫女さんににじり寄る。
なんとなく背徳的な光景だ。もちろん、話の内容を除けばの話だが。
「違う。今日は何の日か。知ってる?」
「ふっふーん♪今日は節分で、年の数だけお豆食べる日ってことくらい私だって知ってるんだよ」
「正解。でも。豆だけじゃなく。恵方巻きというものもある。」
「あー、どっかの方角向いて食べると幸せになれるっていうアレか?」
話が聞こえたのか、上条も部屋の奥から出てきた。
「その年の福徳を司る吉神、歳徳神がいる方角を向いて食べるんだぜい。ちなみに今年は東北東なんだにゃー」
いつの間にか隣の玄関から顔だけ出した土御門が解説を始めた。
「参拝者に。恵方巻きをくれる神社がある。行く?」
「いくー!!とうまとうま!えほーまきー食べにいこう」
「そうだな。んじゃ、みんなで行ってみるか」
義妹と家で食べるという土御門に別れをつげ、三人は恵方巻きを求めて神社へ向かった。
「おー、結構人来てるもんだな。まぁ、無料でもらえるんじゃ人も集まるか」
「どうして幸せを求めてきた人たちだとは思えないのかな?」
微妙な笑顔のシスターの隣で、巫女さんがうんうんと頷いている。
「うっ。上条さんちは毎月火の車なんですよ?主に食費で…と、とりあえずさっさと貰いに行くか」
インデックスが視界の端でくぱぁっと口をあけたのは見なかったことにした。
出店に吸い込まれていくインデックスを引っ張りながら、進んでいく三人。
予想以上に時間がかかってしまい、辿り着いた頃には配布場は人だかりが出来ていた。
「すげー混み具合だな。俺がもらってくるから、ちょっとここで待っててくれ」
「とうまー!わ、私も私もー」
といって上条とインデックスは人ごみに消えていった。
ぽつんと取り残された姫神は参道の端っこで二人が飲み込まれていった人ごみを眺めていた。
「あ、君!休憩中に悪いんだけど、あっちの配布場で人手が足りないらしいんだ。手伝ってあげてくれるかな」
ぼけっとしていた姫神は、神主さんと思われる壮年の男性から声をかけられたことに気付いた。
「え。違う。私は。バイトじゃない。」と慌てて答えるも、神主さんの耳には届いていないようだ。
あたふたしている内にテントに連れてこられ、大量の恵方巻きを渡されてしまった。
「あっちに見えるテントで残りが少なくなってきたらしいから、持って行って配っておくれ。頼んだよ」
と言い残して、神主さんはどこかへ行ってしまった。
「あれ?姫神、どこ行っちまったんだ?」
「あいさー?えほーまきー貰ってきたよー」
恵方巻きを勝ち取り、姫神と別れた場所に戻ってきた上条とインデックスだったが、そこに姫神の姿はなかった。
「出店にでも見に行ったんかな。すぐ戻るだろうし、食べながら待ってようぜインデックス」
そういって参道脇のスペースで戦利品の恵方巻きを食べていた上条たちだったが、姫神はまだ戻ってこない。
あれから数十分経った。
途中、上条が出店に買出しに行ったものも全て食べ終わってしまった。
「さてと…もう腹もいっぱいだし、そろそろ帰るか」
「あ!帰ってカナミンインテグラルのさいほーそー見なきゃなんだよ!!」
すっかり腹も膨れ、満足した二人は姫神のことをすっかり忘れていた。
――― 一時間後 ―――
二人は学生寮に戻り、ごろたらしていた。
「なーんか忘れてる気がするんだよなー」
「とうまとうま!まだ豆まきしてないんだよ」
「そうだったな。んじゃ豆まきして寝るか」
恵方巻きや小さなお祭りを満喫した二人は、姫神を思い出すこともなく、
いつも通り、いやいつも以上に平和に仲睦まじいひと時を過ごしていた。
「うふふ。絶対。忘れられた。ふふふふ。」
その頃、神社には自嘲気味に笑いながらも律儀に片付けまで手伝う姫神がいた。
終わり。
989 :
986:2009/02/04(水) 00:52:08 ID:20ERV2my
エロもなく、纏まらない駄文で申し訳ない。
せっかくの行事だし、何かちょっとした小ネタでもと思って書いて見ました。
>>977はこれから上条&対馬のラブラブ節分イベントでも発生するんでしょうか…。
「鬼(五和)は〜外、福(対馬)は〜内」…になるのか!?
頑張れ五和!負けるな対馬!どっちを応援したらいいのやら…あうあう。
そのうちエロにも挑戦して見ようと思います。では再見 ノシ
姫神wwww
まあ、上条ちゃんはそんな薄情じゃないと思うのですが。
姫神乙w
そろそろ次スレの季節かね
992 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:52:49 ID:YCCDyHXx
次のスレ立てるがいいか?
993 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:54:16 ID:YCCDyHXx
携帯からだから無理だわ
994 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:54:42 ID:YCCDyHXx
このまま1000までおしてやる
995 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:55:24 ID:YCCDyHXx
五
996 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:56:03 ID:YCCDyHXx
四
997 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:56:42 ID:/cLNoOpr
さぁぁぁん
998 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:57:08 ID:YCCDyHXx
2
999 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:57:39 ID:YCCDyHXx
1000
ねーちんは俺の嫁だあああああ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。