1 :
名無しさん@ピンキー:
需要あるかな。
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 23:12:07 ID:JyAQ4QbH
3 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 00:11:26 ID:X0i/Gxow
>>1乙!
ヒノサユかわいいよヒノサユ
幼馴染み萌え
幼馴染って高校まで続くのかね
予言しよう
幼なじみのエロパロより
ケモショタのエロパロの方が増える
この漫画家は将来魔夜と化しそう
ぼっけさん(職人)来ないかな〜
最初
>>3がホ○岡先生のセリフかと思ってびびった…
全力で書く。
はやく見たいぜw
サユ×ヒノを誰か投下してくれ(´∀`)
14 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:25:57 ID:uLitdz/N
サユが雑巾のように捩切られる話しマダー?
早くもっとエロ方面に有効活用できそうな怪しげな術を出してくれよ
ぼけヒノ(ぼっけヒノ)がサユを犯すのとかいいなぁ〜
新キャラは触手かと思ったら氷だった
てか、誰かSS書かないの?
アスクレピオスを見てみろ
早漏が立てたのはいいがゴーストタウンやがな
ホモでもいいなら書くよ^^
サユヒノ見たい。声を出さないヒノの上でガンガン腰ふって虐めるサユを。
>>22 俺も見たい。
ぼっけさん頼みます><
このスレに来てくれ〜
ヒノは、1週間以上話さないと、サユにお仕置きを受けることになっていた。
それでも固く押し黙るヒノに、サユはいつものお仕置きを施していた。
***
サユの部屋のベッドの上に、縛り付けられた半裸のヒノ。
サユは、睡眠薬と精力剤をミックスした薬を、口移しに…無理矢理飲ませると、
ヒノはとろん…とした表情になり、すぐに大人しくなるのであった。
「ヒノはどこが感じるのかなぁ〜?」
「……っ!」
サユは、ヒノの耳を舌で舐める。
「…わっ!感じてやんの…可愛いにゃんこ〜」
サユは、目を固く閉じて、羞恥と快感に耐えているヒノを見て、胸が高まった。
「…ヒノ」
幼馴染みの男子の体を、恍惚とした表情で舐めていくサユ。
「…!……ッ」
「…ヒノ…」
サユはふと、自分の下半身を指でつぅ…と撫でる。
「ヒノ…見て。私、もうこんなに濡れてる…」
ねっとりと、指に付く粘液。
それを、ヒノの男根の先端に擦り付けるサユ。
「……あッ!」
「…声出た」
サユの粘液がついたヒノの男根は、ピクリと顔を上げた。
「待っててね。もう少ししたら、もっとぬれぬれにしてあげる…」
サユはヒノの唇を奪う。
「普段出してないから溜まってるでしょ?声も…性欲も…」
サユは、ヒノの耳元で、そう囁くのだった…。
終わり
「ヒノちゃんは、どこまでにゃんこになったのかなぁ〜?」
風呂場で裸になったヒノの体を、サユが念入りに調べている。
「……」
ヒノは、じろじろと体を調べられ、恥ずかしそうに震えていた。
「耳と手…、猫になったのは、それだけじゃないはず!」
サユは突然、ヒノの下半身を握った。
「ああっ!」
サユは、袋も竿も、念入りに調べている。
「…もしかしたら、ここが猫化してるかも」
サユは竿を舌で舐める。
「ああ…!」
サユは再び、竿を舌で舐める。
「うっ…!」
舌で舐める。
「やっ…!」
サユは舐め尽くす。
「よく鳴くこと…。これは猫化してしまったに違いないね。
私が治してあげる」
「…どうやって…治すの…サユ」
ヒノが涙目でサユを見つめると、サユはスカートを脱いだ。
「…私のパンツの中に、それを入れれば…きっと治るよ」
「え…?」
「私に任せなさい!」
サユはヒノを押し倒すと、一晩中ヒノを鳴かせていじめるのであった。
終わり
>>24 ちょw GJ!! ぼっけさんが降臨された!
早く続きが読みたいです!
ぼっけさんGJ!
ありがとうぼっけさんGJ!
感じながらにゃんこ耳狐尻尾が生えて来るの想像して萌えた!
「ねぇヒノ、女の子のおっぱい触ったことある?」
「……!」
ヒノは顔を紅くする。
「ないの?あるの?」
ヒノは首を横に振る。
「じゃあ、…触らしてあげる」
サユは、ヒノの手を握る。細く美しい…でも、男の子の指。
その指を、サユは自分の胸に押し当てる。
服の上からでも柔らかい…弾力が、指の先から伝わって、ヒノの何かを刺激した。
「…ヒノ、柔らかいかな?私のおっぱい」
ヒノは、顔を紅くして、指先を震わし、わずかに息が上がっている。
「…私のおっぱい…気持ちいい?」
サユは、恐る恐る、ヒノの股関に手を伸ばした。
「…っ!」
「…ヒノの…えっち」
サユは、意地悪そうに笑う。そして、嬉しそうだった。
サユの胸を触ったヒノが、ちゃんと男の子の反応を見せていたからだ。
「ヒノも、普通の男の子なんだね!」
サユがケラケラと笑っていると、ヒノが突然サユを強く抱き締めた。
「…そうだよ。ボクだって…普通の男だ」
「…ヒノ」
「サユの胸触って…ドキっとしたよ」
ヒノは、サユの頬を押さえて、唇を奪った。
サユの口内に、ヒノは舌を入れる。
その侵入に抵抗するサユだったが、徐々に従順になってゆく。
ヒノは、サユに舌を絡ませながら、片手でサユの服の中に手を入れる。
「……ン!」
ヒノの指が、サユの胸の突起を捉え、指で刺激すると、 サユの声が洩れて、突起がピンと立つ。
サユの胸は、弾力と共に、手に絡みつくような柔らかさを感じさせる。
その感触に、ヒノは夢中になった。
「ヒノ…、このスケベ…。いつまで…触ってるの…」
サユは、ヒノを睨み付けるが、ヒノの胸への刺激は収まらない。
「聞いてんの…?ヒノ……やっ!!」
ヒノは、サユの下着の中に、手を忍ばせてゆく。
「やっ…!!ああ……」
体から力が抜ける…。
ヒノは、サユの腰を抑え、サユのパンティを下にずらす。
「やだヒノ…!やだ…やああん!!!」
ヒノは、サユの秘部を、舌でなぞるように舐める。
ビクビクとサユの体が震える。
誰か続き書いてくれ…
ぼっけさんGJ!
喋らないヒノに「猫なんだから舐めなさい」とか言って
自分の秘部を舐めさせてるサユ 見たいw
>>31 スマソ
サユの股間でフレーメン顔するヒノが頭をよぎったwww
ヒノサユかわいいな
もっと投下して下さい
ほんと文章力無くてスマンwww
妄想だけはいくらでも思い浮かぶから、ここに垂れ流していくわ。
誰か垂れ流した妄想を綺麗に文章化してくれ…。
ということで、また妄想↓
サユの膝枕に頭を乗せるのは、菩怪化して間もないヒノ。
「ああッ…!」
ヒノはサユに、頭と顎をなでなでされていた。
「なにエロイ声出してんの?猫ちゃんなら、ごろごろ…って気持ちよさそうに鳴くはずよ!」
「…やめてサ…ユ…くすぐっ…たいよ…」
「ごろごろでしょ!ヒノにゃん!ほら、ごろごろは?」
「や……!」
ヒノの顔が紅く染まっている…。
サユはごくん…と固唾を飲んだ…。
「うーん…なんか私、ヒノにエロイことしてるみたいじゃないの…」
「サユ…くすぐったいよ!」
「おだまり!」
サユはヒノの腹をくしゃくしゃに撫でまくった。
「や!やめてサユ!やめて……サユ……」
思い切り撫でたので、勢い余って、ヒノの下半身まで撫でてしまった。
「あぁ…ヒノのちんこさわっちった…」
ヒノのおちんちんを触ってしまったサユは、自分の手を見つめた…。
「もうお嫁に行けない!責任取ってよね!」
サユはヒノのシャツをビリビリに破いた。
「そ…それはボクのセリフ…」
その後、ヒノはサユに責任を取らされたのであった。
完
いや、もうGJです。
ぼっけ化した輪愚より強いですw
もっと妄想垂れ流して下さい!
ヒノは、サユの家の風呂で、くつろいでいた。
《…はぁ、気持ちいい》
ヒノは、ふぅ…とため息をつきながら、気持ちよさそうに、湯船に使っていたが
いきなり、風呂場の扉がザッと開いた。
「ヒノ、背中流してあげる」
「…サユ?」
サユはヒノを湯船から無理矢理引っ張り出す。
ヒノは風呂場の椅子に腰掛けていた。…前は急いで、タオルで隠したようだ。
「ヒノ、気持ちいい?」
ゴシゴシとヒノの背中をスポンジで洗うサユ。
「……」
《いきなり風呂場に入ってくるなんて…サユは何を考えているんだ…全く》
ヒノがムスッとしていると、突然サユが、ヒノが前を隠していたタオルを取り払った。
「……!?」
「じゃ、前も洗おうか」
ヒノの目の前には、鏡があった。
少し、湯気で曇ってはいたが、自分の姿が映っているのが分かる。
そこに映っていたのは、ヒノのアソコを、スポンジでゴシゴシと擦り始めたサユだ。
「……!!…やめろ!」
サユはゴシゴシとヒノのアソコをスポンジで擦る。
泡立ちながら、擦られる刺激…。ヒノは、サユに擦られる自身の下半身が鏡に映るのを見て、顔を赤らめた。
「…サユ!」
「…何怒ってるの?さっきから、ムスッとしてさ〜!」
サユは口を膨らませた。
「…怒るに決まってるだろ!」
ヒノがサユの手を押さえて言った。
「……ヒノを慰めてあげようと思っただけなのに…」
グスっと、サユが泣いた。
「サユ…ボクは平気だから…」
ヒノが慌ててサユに声をかけると、サユが再びスポンジを手に、ヒノのアソコを擦り始めた。
「平気じゃないの!最後まで慰めてあげるの!」
サユはそう言いながら、ヒノのアソコを擦り続けた。
その後、ヒノはもう一度、アソコを洗う羽目になったのは言うまでもない。
完
GJですなぁ〜。
もう普通にSS書けますよ〜
「完」にせずにもっとストーリーを長くして終結させると超GJです^^
分かりました。
なんとか長編…頑張ってみます。
本物の職人が降臨するまで、こんな妄想で我慢して貰えたら有難い。
>>39 ほのぼの巻末マンガのような読み心地
まだ本編がコミックスにもなってない
のにかわいいですw
期待
なんかしらんがサユヒノには百合的要素を感じる
ぼっけさんまだかなw
早く見たいw
ふと考えたけどサユがヒノとセクロスして
妊娠したらその赤ちゃんもぼっけ化するのかな・・・?
サユも妊娠したら母乳出るのかwww
このシチュめちゃ興味あるw
誰か書いてくれ〜
これらの神作品を見て本当に「勃起さん」になった人
正直に手を上げてw
はいw
「私、小さい頃からヒノのこと好きだったんだ」
「……」
「………ねぇ、聞いてんの?」
「……」
サユが顔を覗いたら、ヒノはぐっすり寝ていた。
石油が無くなって、ストーブが付かないので部屋は寒い。
なんでうちはエアコンじゃないのよ〜と、サユはいつも愚痴を言っている。
でも今日は、ヒノが隣に寝ているから、サユは愚痴を言わない。
サユは、枕元にあったブラジャーを、邪魔そうに、ベッドから投げ捨て、「ああ…さみさみ」と小声で言いながら、ヒノの胸に抱きついた。
「…もうヒノのバカ。自分だけ気持ちよくて…疲れたらさっさと寝るなんて…」
サユはペチンとヒノの頬を叩いた。
「…私じゃなかったら、即フラれちゃうんだから」
サユは、ヒノの唇に、チュっと軽くキスをした。
「…もう、しょうがないんだから」
サユは、ヒノの髪の毛をクシャクシャと撫でながら
しばらくの間、ヒノの寝顔を見つめていた。
「…私がずっと、側にいてあげる」
サユはもう一度、ヒノの唇にチュっと軽くキスをすると
ヒノに抱きついて、布団を深く掛けた…。
おわり
「はい、ヒノのジュース!」
「…冷たっ」
「冷たっ!じゃないよ!まったくもう!」
サユは、ヒノの頬っぺたをぎゅうっとつねる。
「こんな可愛い女の子に、ジュース買いに行かせる男がどこにいるの!」
「…頼んでないんだけど」
ヒノがボソッと小声で言うと、サユが再びヒノの頬っぺたをぎゅうとつねる。
(#^_^)-c<´_`;)
「あんたね…、せっかく顔が良くても、それじゃ一生彼女できないよ」
「…いいよ別に。できなかったらできないで…」
「ムカつく!その余裕…!」
サユは腹を立てる。
ヒノはため息を付きながら、サユがくれたジュースも飲まないで立ち上がる。
「私があげたジュース…飲まないの?」
「甘いのは苦手だ」
ヒノはサユにジュースを返そうとする。
しかし、サユが、悲しそうな顔をするので、仕方なく、一口それを飲んだ。
「どう?美味しいでしょ!新しいファンタ!」
「………甘い」
ヒノは顔をしかめるが、サユがとても嬉しそうな顔をしているので
今さら飲めないとは言えず、思いきって、全部一気に飲み干した。
「また買ったげる☆」
「………」
ヒノはサユに言った。
「サユこそ…こんな甘いのばっかり飲んで…彼氏できなくなるよ…」
「うるさい…!!!」
サユはヒノをポカスカ叩きまくる。
「いいの私は!大丈夫だもん!」
サユはヒノを叩いた。
「…?何が大丈夫なの?」
「え?」
サユは顔を赤らめた。
「…?」
「大丈夫だから、大丈夫なの!」
サユは急いで駆け出した。
ヒノは、サユが置きっぱなしにした空き缶を片付ける。
「はぁ…よく分かんない奴」
ヒノはため息をついた。
おわり
エロ要素無しで来ましたか〜
これもこれでGJです!
期待してます!
湯たんぽor抱き枕GJ!!
そういえば寝たら菩怪戻ったんだったな
猫ヒノに首輪(鈴付き)付けて調教するサユ様を書けばいいんですね。わかります^^
文才ある職人来ないなら、また妄想垂れ流して(
>>31さんのを参考に)、自給自足してやろうと思います^^
>>51 それですそれです!
妄想お願いします^^
もうスタンバってますからw
夏には水着回もあるんでしょうね?
今週号みて暴走するヒノに犯されるサユが見たくなったw
サユがスカートをめくる。
スカートの下には、何も身に付けていない。
さらけ出した下半身を魅せて、サユはヒノに命令する。
「舐めなよ…ほら」
サユは、ヒノに付けた首輪をクイっと引く。
「早く…。猫でしょ?ねぇ…」
ヒノは、おそるおそる、舌をチロっと小さく出して、
サユの生々しくさらけ出された秘部を、チロっと舌で舐めとる。
「……ああ…いい子ね…」
サユはゾクっと身を奮わすと、ヒノになおも命令する。
「…もっと…ヌルヌルしてくるまで、舐めないとダメ…。ほら……」
ヒノは、命令されるがままに、サユの秘部に、再度舌を這わせる。
生々しい肉…柔らかいそれは、プルンとした弾力を、ヒノの舌にねっとりと印象付ける。
「もっと…奥を舐めなさい…」
サユは自ら、股を開き、膣の中を指で広げた。
「さぁ…猫のように舐めなさい」
ヒノは、命令のままに、拡げられたそれに、舌を入れた。
れろれろと舌を這わせていると、クチュクチュと、水音がしてくる。
「ハァ……ヒノ……気持ちイイよぅ…」
あっという間にびっしょりと濡れたそれを、ヒノは口で吸ってみた。
「…ズズー」
「……やっ!!」
サユの体が大きく反応した。
せっかく吸ったのに、もっと濡れてくる。
サユの秘部に溜まった汁は、吸っても吸っても沁み出てきて、まるで泉のようだ。
「やん……ヒノ…だめ…」
「ズズー」
サユの体が痙攣する。
だが、ヒノは湧いてくる汁を吸い続ける。
「サユ…いつになったら、でなくなるんだ…」
ヒノは思い切り、サユの秘部に吸い付いて、汁を吸い尽くした。
「やあぁ…!…ハァ…ハァ……やめてぇ…やあああ…!!」
サユはビクビクと体を奮わせながら、絶頂を迎えた。
GJGJGJ!
興奮しまくりだw
続編キボンヌ!
どの妄想が読みたいか教えてくれ。
・ヒノの超能力で、サユが性的に色々される話。
・ぼっけ猫ヒノを調教するサユ様その2。猫ヒノを猫じゃらしで性的に色々するお話
・アベルがサユを縛って色々するお話
・アベルがサユを縛って、生意気な女の扱い方をヒノに教えてやる講習会
・ぼっけ達に、権力を持った黒化したヒノ(眠狐神様)のお供えものにされたサユを、ヒノが性的に頂く鬼畜もの
・相手がヤクザと知らずにボーリング勝負して負けたサユ。
サユの代わりに、ヒノがヤクザ達に色々されるお話
1位・ぼっけ猫ヒノを調教するサユ様その2。猫ヒノを猫じゃらしで性的に色々するお話
2位・アベルがサユを縛って、生意気な女の扱い方をヒノに教えてやる講習会
3位・サユのおっぱいを飲むヒノ
3位 聖痕のクエイサーかよw
サユのおっぱい飲むとパワーアップするとかww
>55 GJ(*´д`*)ハァハァ
・ぼっけ達に、権力を持った黒化したヒノ(眠狐神様)のお供えものにされたサユを、ヒノが性的に頂く鬼畜もの
・アベルがサユを縛って色々するお話(ヒノの目の前で)
・アベルがサユを縛って、生意気な女の扱い方をヒノに教えてやる講習会(但しヒノも縛られる)
・サユのおっぱいを飲むヒノ
あたりがみたい!
神GJ、もう勃起さん出っ放しですw
じゃあ、サユ様2と、アベル講習会の妄想を垂れ流します。
>>63 妄想お願いします^^
あとサユ×幼ヒノでもOKw
「ビギナー菩怪、オレが講習してやろう」
アベルはそう言うと、服を触手でビリビリに破り、サユの露な裸体を見せた。
「きゃああああ!」
「…ユー、この生意気な女の、仕付け方、知りたくないですか?」
「……!?」
アベルは、サユの下半身に、触手の1つを当てる。そして、ゆっくりと、それを侵入させる。
「いやあっ!!」
アベルは、侵入したものを取り出す。
「もう濡れてやがる…ビッチが」
僕は、体がブルっと震えた。
サユの悶えた姿を見て、下半身が、反応してしまった。
鼓動が…ドクドクと脈打ち、収まらない。
「今度はユーの番だよ…、オレがビッチを押さえておいてやるから、レクチャーどうりにやるんだ」
「…ヒノ!…ヒ!むぐ…」
アベルは、サユの口に、触手の一部を入れた。
「……ンン…はん……」
触手は、サユの舌に執拗に絡み、サユの言葉を封じた。
「まず、ビッチの足を広げる」
サユの足が広げられ、サユの下半身が露になる。
「ビッチは、気持ちいいと、ここがウェットしてくる。指を入れて見な」
僕は、アベルの言ったとうりに、指を入れた。
クチュクチュ…
「……はふっ!!!」
サユの体がピクンっと跳ねる。
「もっと、中をかき混ぜるように強く責めて、ビッチを興奮させろ」
「ハァハァ…ハァハァ…」
僕は、サユの中に、深く指を入れ、かき混ぜるように指を動かす。
「…ん…!!!…ンン!!!あんっ!!!」
サユの体は、ビクビクと震え、口の端から、涎が垂れた。
アベルの触手が、サユの口内も、同時に責めているからだ。
僕の指は、サユの出した汁で、ぬるぬるになった。
「アナルも責めて見ようか。口と下の口と、後ろの口、全部を攻めたら、ビッチはどうなるか」
アベルは、サユの下半身と、サユのアナルに触手を挿入し、口内と共に、同時に責めた。
「……んっ!!あっ!!んん!ンーッ!!」
サユは涙を流しながら、体を反応させている。
アベルー大柴
サユが泣いているのに、僕は不思議と、そのままじっと見つめていた。
まるでAVでも見ているかのごとく。
「ユー、おまえの、デンジャラスペニス、このビッチにプッシュしてやれ」
僕はアベルの言うとおりに、ズボンのチャックを下ろし、自身を取り出す。
「このビッチ、ユーの事好きなんだ。泣いて悦ぶぜ」
サユが…僕の事を?
胸が高鳴って、僕は、自分の性欲を抑えられなくなっていた。
「いつも、誘ってないのにベッタリゴールドフィッシュの糞、ビチグソだろ?」
いつもサユは、勝手に付いてくる。確かにそうだ。
「ビチ糞インタレスティング、ノットなら、ウザいビチ糞、ユーから離れて、お得」
「……」
……とりあえず、さっきからなんなんだコイツの話し方は、ぶち殺したい。
とにかく、早くサユにぶち込みたい。
僕は、サユの胸を後ろから掴んで、覆い被さった。
「…サユ」
「んん〜!!!」
サユの背中に密着した僕は、サユの胸を揉む。
気持ち良かった。
未知の感触…、今までのこんなに心地の良いものを触った記憶がない。
サユにキスしたい…。
触手が…邪魔だな…
「アベル、もういいよ…あっち行けよ……」
お前がいると萎える。サユと二人きりになりたい。
僕は一瞬で触手を切り裂き、アベルを睨み付けた。
「…こ、降参だ」
アベルはどこかに去っていった。
「…サユ」
「…いやぁ…ヒノ…」
僕はサユを押さえ付け、唇を奪った。
半分菩怪になっていた僕の力に、サユが抗うことはできなかった。
僕はサユに強く抱き着き、後ろから、自身のものをサユの体の中に入れた。
「ひゃ…!!!」
途端にサユの体は、従順になって、僕に支配されていった。
僕は、サユの嫌がることをしている。
サユに嫌われてしまうかも…
一瞬理性が働いて、僕は自身のモノをサユの中から引き抜いた。
「ハァハァ…ハァハァ…!!」
僕はサユから離れ、後退りして、床に膝をついた。
「…ヒノ」
サユがこっちを振り返る。
僕は、サユの顔を見るのが怖くて…目を閉じた。
「…ヒノ」
「サユ…ごめん…許して…」
僕はひたすら、目を固く閉じていた。
その時、唇に触れる何かの感触…。
僕が目をゆっくりと開くと、サユが僕の唇を奪っていた。
僕の耳と手は元に戻り、僕はサユに押し倒された。
「…そんなに私としたいの?」
「………」
「口を開いて答えなさいよ」
サユは僕の顎を掴む。
「じゃあ、ヒノのおちんちんに聞いてみるよ」
サユは僕のアソコを握った。
「あ……!!」
サユの指が、僕のアソコを揉む…。
何度も何度も…僕の顔を覗き込みながら…
「……サ…ユ…」
「…そう、やりたいんだね」
サユは僕のモノを口にくわえた。
「下の口は、赤ちゃん出来ちゃうから」
サユの下は、僕のアソコを溶かすように舐め尽くした。
「う……!!」
結局、僕はいつものように、サユに振り回されている。
でも、サユに虐められるのが…気持ち良くて…。
僕はマゾなんだ…きっと。
Sサユktkr!
いつもながらGJです^^
「……はぁ…サ…ユ」
「私を仕付けるだって?ご主人様に逆らうなんて…悪い猫ちゃんですねぇ」
サユは、自分の長い髪を束にして持ち、それで僕の体を撫でた。
「…ふあ!」
サユの細くてサラサラの髪が、僕の体を、細かく刺激する。
「……や…あああ…!」
「私の髪の毛、猫じゃらしみたい…」
サユは笑いながら僕を髪の毛で刺激する。
サユは、僕の顔を覗き込んで言う。
「ニャーって言いなさい」
「ハァハァ…ハァハァ…!」
サユのもたらす刺激で、息の上がっていた僕だが、
サユの意地悪そうな目に睨み付けられて、僕はご主人様の命令に従った。
「…にゃあ……」
「そう…いい仔だね、これからは、気持ち良かったら…そうやって鳴くのよ…」
「…にゃー」
僕はすっかり、サユの猫になった。
「猫ちゃん、ご褒美に、たくさんコチョコチョしてあげる!」
「にゃ…にゃああ……!!」
ご主人様に、たまたまいっぱい舐められた猫は、ご主人様の口の中に出してしまった。
「…もっと出しなさい。でるでしょ…もっと」
「にゃふぅ………」
猫は、ご主人様に、たまたまを吸い付くされる。
「……まだまだ!」
「にゃあ……!にゃ……!!」
何回も何回も絶頂に達して、ご主人様に虐め尽くされる僕。
「は…はああ……ああっっ!!」」
気持ち良過ぎて、人間の言葉を話してしまった僕に、サユはお仕置きをする。
「…にゃあって猫みたいに鳴けって言ったよね…。悪い猫ちゃんはお仕置き…ね」
サユは、自分の下半身に、僕のモノを入れた。
「……わっ!!」
「赤ちゃん出来たら…責任取りなさい」
サユの濡れたオマンコの中に、ボクのモノが入ると、
サユのオマンコは、僕のモノをきつく搾り取るように締め付ける。
サユに体液を吸い付くされる…。
「はっ…う…ああ…!?」
頭がおかしくなるほどの快感…。
サユの中……熱い……キツイ…
目から涙が出てくる。
「……っ!」
サユも少し苦しそうだった。
それでも、そんな素振りすら見せずに、僕の上で腰を降り始めた。
ktkr!
続編キボンw
次の妄想はまだかw
GJだ!
誰か投下しないかなぁ
過疎ってるなぁ
皆受験生なんじゃね
受験生かw
そら忙しいわ〜
77 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 07:42:21 ID:/fOi2FSo
来週の展開予言
第5怪『まるでエロゲ』
メケは、撮影した写真に、サユと一緒に写っていたヒノに手をかけた。
「ヒノミヤめ…クソヤロウが…」
「…!?」
ヒノは、体にまとわりつく、無数の指に、体を掴まれた。
「あっ…!!」
その指は、上半身から下腹部に、少しずつ降りてくる。
「ああっ…!!」
ヒノの体を貪る指は、ヒノの敏感な所に到達する。
しかしその時、サユがメケにタックルする。
「…グハッ!!」
地に伏し、気絶したメケの手から、写真を奪ったサユは、その写真に手を入れる。
「……ああっ!!」
「…なんかエロいな…これ…感触が指にクるし」
サユは、写真を通して、ヒノの股関をわしゃわしゃと揉んでいた。「やめ……てぇ……」
次回:ヒノの喘ぎを見て興奮したサユは、写真とPSPを組み合わせた能力を開花させ
ヒノのアソコをボタン責めする。
79 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 20:02:05 ID:7wlm7Rrj
またしか
いつみてもGJなんだぜ!
おまえらの妄想を聞かせてくれ
82 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 23:35:59 ID:1/vPtRci
ヒノオナニー話でもいいから何か
無い?
早く職人さんこないかなww
>>84 なんだ。ただの神職人かw
GJすぎるだろw jkw
俺のマグナムもぼっけ化しそうだぜw
ということでサユに犯されるヒノたん希望b
86 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:25:03 ID:e11pmU3M
age
87 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 21:45:21 ID:bgYPeL8u
神よ降臨して下さい
88 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 20:42:23 ID:LtU2TA/y
来ないかぁ
来ないな・・・
原作にラブコメ分が足りない
91 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 10:16:40 ID:pC04oeKj
つーかサユスレが無くなったのはどうゆうことじゃ(プンプン
ぼっさんでエロパロに見えた
吊ってくる
93 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 22:19:07 ID:IDevjlNH
例えば、彼の幼なじみは、彼を蔑むこともなければ、怯えることもしなかった。
だけどそれはいつか、何か取り返しのつかない事態を生じさせるのではないかと、ヒノミヤは恐れている。
「ヒノ?」
秘密を分け与えるには、彼女はあまりにも無防備すぎた。
そう、色々な害悪に対して、彼女は背を向ける術を知らない。
現に今だって、二人きりの家に彼を引っ張り込み、風呂上がりの肌にTシャツ一枚をまとい、あまつさえセックスをしようなどと誘ってくる。
「ヒノのここ、おっきくなってる」
「ゃ……サユ……ッ」
ゆるゆると陰茎をこすられて、ヒノミヤは悲鳴を上げた。
所詮押しの強い幼なじみに、彼がかなうはずがなかった。
思うままに弄ばれ、貪るようにしゃぶり尽くされ、流されるままに快楽に踊らされた。
「んふ……っ……ヒノの美味しいよぉ……?」
「はぁ……ぁあ……サユ……やめてぇ……っ」
卑猥な水音にヒノミヤは浸食されていく。
(こんなことでは、いけないのに)
ヒノミヤの異形の力は、いずれ大切な人を傷つける。
「……ッ」
だから、ヒノミヤはきっとサユとお別れをする。
「ん……ヒノ……気持ちぃ……?」
「サユ……ッ」
なのに、彼の幼なじ
94 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:18:29 ID:IDevjlNH
変なところで切れてしまったぁあああ!
投稿しなれてなくて、すみません。
需要があれば続きを投下しますよ。
95 :
サユヒノ:2009/02/19(木) 23:51:51 ID:7EqIFzBl
>>93 GJ!!
攻めサユに萌を感じるのは自分だけか?
続き投下待ってます!
投下行きます
サユヒノでエロなし。ちゅーのみでほのぼの。
96 :
サユヒノ:2009/02/19(木) 23:53:06 ID:7EqIFzBl
「ヒノはさぁ、アタシのこと好き?」
突然の言葉に、ヒノは首を傾げた。
美少年と言われるだけのことはある、サラリとした黒髪が揺れる。
言葉の意味を理解したのか、隣を歩く少年はこくんとひとつ頷いた。
昔から変わらない。1日に一度彼の声を聞けているのは家族以外にはアタシだけだろう。
サユは少しの優越感に満足を覚えた。
彼を意識しだしたのはいつからだろう。
命を救ってもらった瞬間からと言えればいいのかもしれないが、そうではない。
彼がペテン師と呼ばれ始めた頃、というのが妥当なところか。あの瞬間、彼はサユだけのヒーローになった。
ふとカーディガンに重みを感じ振り向くと、ヒノがそれを掴む姿が見えた。
長年の経験である程度なら目と行動で言いたいことが理解できるようになった。
それでも1日に一度、声を聞けるのは嬉しいわけだけど。
「んー?アタシはどうか、って?」
首を縦に振ったヒノは、不安げに眉を寄せている。
元々猫目なことも相まって、小動物に縋りつかれているような気分になる。
(あ〜っ!かわいいなぁ!!)
サユは思わず小さくガッツポーズをとった。
女の子ならば誰しもかわいいものは大好きだ。
しかもそれが整った顔立ちの異性だとあれば余計に。
そしてサユにとってのヒノは、それだけではなかった。
「教えたげるからこっちおいで」
こいこい、と手をこまねいた先は、少し薄暗い裏路地。
ヒノは怪しむ素振りも見せずにサユの後に連れ入った。
そういう奥まった場所を昔からサユは好んでいたからだ。
秘密基地といいながら連れ回されたのはそう昔の話ではない。
大人の手にかかればすぐにでも見つかりそうな場所だったが、いつも自分をひっぱっていく幼なじみが「ふたりのひみつね」と言ってくれたのは幼心に嬉しかった。
表通りから姿が見えない位置まで進むと、サユはくるりと振り向いた。
ほぼ視線の変わらないヒノと正面から向き合い、言い放つ。
「大好きに決まってるでしょ!」
そのまま唇を避け、少年の柔らかな頬にキスを落とす。驚いた表情を浮かべたのもつかの間、ヒノは全身を赤く染めた。
(ホントのキスは、ヒノが正面きって好きって言ってくれたときにするよ)
大好きなヒーローに愛を込めて!
end
いいじゃん!いい!
萌えた
>>94 なんという焦らしプレイ
wktkしながら続きお待ちしてますよ
>>96 GJ
サユヒノカワユス!
100 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 01:26:26 ID:ekdjskAz
>>95 ありがとうございます。
そして投下GJです。
でも途中からサユヒノじゃなくてヒノサユになります。
>>99 すみません。続き投下しますね。
101 :
93:2009/02/21(土) 01:30:32 ID:ekdjskAz
なのに、彼の幼なじみの側は、どうしてこんなにも心地良いのだろう。
白く柔らかい肌に、すべてを委ねてしまいたくなる。
「ね、ヒノ」
気がついたときには、そっとTシャツをたくしあげたサユの姿。
「ヒノの初めて……私に頂戴?」
Tシャツの隙間からこぼれ落ちる太ももが、はっとするほど扇情的だった。
抵抗する余地など、そこには微塵もなかった。
「……ッ!!」
「あは……ヒノの全部入っちゃった……」
繋がった部位から鮮血が流れるのが、眼に見えるようだった。
「サユ……ッもしかして……!?」
「いいの」
ヒノミヤの言葉を強い口調で遮ると、サユは彼の上で自ら腰を振り始めた。
「ヒノも、痛かったでしょ……? だから……っ」
サユのしなやかな指が、ヒノミヤの脇腹をなぞった。
菩怪との戦いでつけられた傷、サユを守るために負ったヒノミヤの勲章がそこにはあった。
「だから、私の……も……ヒノにあげるから……」
(違う)
「私、嬉しかったよ……ヒノが守ってくれて……っ」
(そもそも自分と、関わらなければ、サユは)
「ほら、私で気持ちよくなって……?」
「ふぁ……っ……サユ、駄目だって……」
102 :
93:2009/02/21(土) 01:33:52 ID:ekdjskAz
激しく責められて、ヒノミヤの頭が真っ白になる。
もう終焉が近いことは明白だった。
「ヒノ、イって。……イきなさい」
「……く……っ」
促されるような腰の動きで、ヒノミヤは呆気なく絶頂を迎えた。
「ふふ……本当にイっちゃった……ヒノ。女の子みたいで可愛かったよ」
「あ……ぁ……」
どくん。
「ぁ……ヒノ……?」
霞んだ視界に見える自分の両手には鋭い爪が伸びていて、ああ自分は菩怪化してしまったんだとヒノミヤは悟った。
「ひ……っ」
結合したまま押し倒されて、今度はサユが悲鳴を上げる番だった。「なんだか、さっきよりおっきくなって……んぁああ……っ」
(こわ、れた)
彼の快楽中枢は、壊れたかのようだった。
とめどない欲望が、ヒノミヤの脳髄を駆け上がっていった。
衝動のままに、ヒノミヤは夢中でサユの中を突き上げた。
「ひやぁああんっ……ヒノ……ッ……激しすぎるよ……ぁあ……っ」
(やわらかい、さゆの、からだ)
邪魔なTシャツを引きちぎると、年齢の割に豊満な胸が露わになった。
甘そうな白い乳房に、ヒノミヤはむしゃぶりついた。
「ひぃ……っ、ゃあ……ヒノの舌……っ……本物の猫みたいに、ざらざらして……っ」
103 :
93:2009/02/21(土) 02:06:12 ID:ekdjskAz
薄く色づいた胸の先に舌を這わせると、サユは咽び泣くような声を上げた。
(もっとだ)
反らされた喉を、細い首筋を、震える耳朶を、ヒノミヤは舐め尽くし、甘噛みし、ひくりひくりと痙攣する体に欲望を叩きつけた。
「ふぁああ……ヒノ……待って……私、もう……っ」
ヒノミヤの腕に縋りついて、サユは弱々しく懇願した。
「ね、ヒノ、おねが……っ」
「イケ」
「……ぁああああ……っ!!」
最奥にねじ込まれて、サユはひときわ高い声で啼いた。
くたりと力が抜けた彼女の足を、ヒノミヤは強引に割り開き、折り畳むように上半身に引き寄せた。
こうすると二人の結合部は、ヒノミヤから丸見えになる。
果ててもなお、痙攣を繰り返すサユの花弁を見て、ヒノミヤはごろごろと喉を鳴らした。
(もっと、ほしい)
「ヒ、ヒノ……私、イったばかりで……っ」
あられもない格好に羞恥心を掻き立てられるのか、サユの目尻には薄く涙が浮かんでいた。
そしてそれがどんなにヒノミヤの嗜虐心を煽るのか、彼女はきっと解っていなかった。
「あひぃいいい……っ」
捕食本能のままに、ヒノミヤはサユの体を貪った。
104 :
93:2009/02/21(土) 02:09:40 ID:ekdjskAz
濡れそぼる蜜壷をかき乱し、熟れた内壁を擦りあげ、滅茶苦茶に出し入れする。
「あ、ぁ……ヒノォ……も、勘弁してぇ……っ」
秘められた花心を探り当てられて、執拗に指で転がされて、サユは啜り泣いた。
その滲んだ涙さえ、舌でこそぎとられて、サユの体はもはや与えられる刺激に反応することしかできない。
(くらい、つくす)
「はぁああ……っまたきちゃうよぉ……っ」
(さゆの、すべてを)
「あ、ひ……ヒノ……ッ」
快楽に溺れながら、サユは必死にヒノミヤの名前を呼ぼうとする。
どうしてだろう、とヒノミヤは霞みがかった頭の奥で考えた。
サユと同様、彼も二度目の絶頂が近かった。
「……私、ヒノのこと……ずっと好きだった……っ」
「……ッ……!!」
「……ひぁ、あ……ぁああああ……っ!!」
同時に絶頂を迎えて、ヒノミヤはサユと折り重なるようにして崩れ落ちた。
ややあってヒノミヤの菩怪化が解かれていく。
「ごめん」
(もう少しで、自分は)
掠れた声で謝罪をすると、ヒノミヤの胸に後悔の念が押し寄せてくる。
だるい体に鞭打ってサユから体を離すと、秘所から溢れ出した白濁液の残滓が床を濡らした。
105 :
93:2009/02/21(土) 02:14:28 ID:ekdjskAz
茫然と佇むヒノミヤを、立ち上がったサユの瞳がまっすぐに貫いた。
「ヒノ……好きって言ってほし……っ」
「……ッ」
ヒノミヤには、その問いに応えるべき言葉がなかった。
しかし彼女を拒むには、彼はあまりにも幼すぎた。
(僕は、いったい何を言えばいい?)
ヒノミヤには解らなかった。
解らなかったから。
「ん……っ」
細い肩を抱き寄せて、噛みつくようなキスをした。
完
拙い文章失礼しました。
自分は女なのでヒノミヤ視点の描写をするのが難しかったのですが、ご批評など頂けるとうれしいです。
>>105 GJ
地の文でもヒノミヤだと違和感がある。
エロくて良かった。また書いて下さいね姉御。
ああ、成る程、何処か読み慣れない文体だと思ったら女性でしたか
でもサユもヒノもかわいくてエロかったGJです!
またネタできたら投下して下さい!
このスレもだんだん波に乗ってきたな〜
女性キャラが足りん……
ヒノサユだけでいいよ
下手にヒロイン増えてヒロイン論争になるより平和でいい
何で女ってあんなにカプに拘るんだ?
サユは今後影薄くなってヒノ×レポーターエンドかもな
ロージーと今井さんエンドか
確かにナナは空気だったわ
あれは萎えたな
今井さんキャラ変わってたしな
115 :
淫乱ヒノ→サユ1:2009/03/09(月) 16:38:14 ID:5iXSYR9e
「打倒 刀野郎の為のStudyだ メケの為にも」
そう言われて僕は修行に励むことになった。
まずデモンに言われたのは「菩怪と人間を行き来する練習をしろ」との事で、
部屋に籠もり菩怪化、解除、菩怪化、解除、を繰り返すだけであった。
壁、床、天井の一面に札が貼ってある二十畳程の部屋の真ん中で1142回目の菩怪化に挑む。
だが、なかなかうまく行かない。
お面も被ってはいるが7時間連続の修行には耐えることが出来なかった。
精神の集中を保とうとするが息が持たず、頭がクラクラし始めた。
背中の力が一気に抜け、後ろに倒れ込む。
天井の電球が揺らめいて見える。それほど疲労が激しかった。
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
ふと顔を横に向けるとそこにサユの姿があった。
いつから居たのだろうか、ちょこんと正座をしているものの、こっくりこっくりとうたた寝をしている。
「はぁ・・・・はぁ・・・・」
スカートの中に目がいった。この角度からは中が見える。
「・・・っ!」
すぐに顔を180度回転させた。
「はぁっ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
黒だった。修行の疲れに加え今の興奮で胸が焼ける様に熱くなる。
息を整え、体を起こした。
お面をなんとなくサユに被せてみる。可愛かった。
デモンの所に行きアドバイスを貰ってこよう。
ヒノはフラフラになりながらもデモンの元へ歩き始めた。
「菩怪の役職表の廊下あったでしょ?あそこを左に曲がると薬が置いてある倉庫があるんだけど、
そこに「活力剤」ってあるから、それ飲むといいよ。」
倉庫の扉を開ける。
中は暗く、電球はおろかランプすらも無い。
何が入ってるかわからない壺や樽、壁一面の棚があった。
壁の棚から1つずつ酒瓶の様なものを手に取り、目を凝らし「活力剤」を探していく。
猫の菩怪であるためか、暗闇の中でも解らないことはなかった。
暫くして「〜力剤」という酒瓶を手に取った。
字は酒瓶についている札に書いてあるのだが、一番上の字がかすれて読めない。
この疲労感から早く解放されたいヒノは、何も考えず蓋を開け中身を飲み干した。
名前から苦いものだとばかり思っていたがやや甘かった。
酒瓶を元の位置に戻し、フラフラのまま倉庫を後にする。
棚のもっと奥に、「活力剤」があったことを知らずに。
116 :
淫乱ヒノ→サユ2:2009/03/09(月) 16:39:14 ID:5iXSYR9e
サユは不気味な部屋の中で目を覚ました。
「うん・・・・・?」
視界がおかしい。
「これお面・・・? ヒノ・・・?」
顔のお面を取り外し、目を擦る。
辺りを見回すとヒノの顔が目の前に出てきた。
「うわっ!」
驚いて後ずさる。
「もうヒノ・・・驚く・・・じゃ・・・」
もう一度目を擦りヒノをよく観察する。
その間もヒノは動かず、サユをじっと見つめている。
様子がおかしい。目の焦点があっておらず、口は開いたまま、何故か左半身だけが菩怪化しており、
左手が猫の腕に、頭からは左耳だけが出ている状態だった。
「ヒノ!?大丈・・・んっ!」
その言葉はヒノの口によって遮られた。
「んふっ・・・むぅ・・・・」
そのまま押し倒され、2人の体が重なる。
「んむぅ・・・」
涎の様なものがヒノの口から流れ込んでくる。
サユはヒノの脇腹をバンバンと叩くもヒノの手はサユの頭を、ヒノの口はサユの口を離さなかった。
サユは液体を飲み込むしかなかった。
「(甘い・・・男の子のってこんな味してたの・・・?でもヒノ・・・なんで・・・?)」
ヒノとは幼なじみでいつも一緒に行動していた。ヒノが好きだったし、ヒノも自分の事を好きだったと思う。
だが、奥手なヒノからのこんな行為からは疑問しか生まなかった。
「ん・・む・・まっ・・まって!ストップヒノ!」
一瞬の隙から口を振りほどき、ヒノを制止させる。
「ヒノの事は好き、でもこれは・・・」
言葉に詰まった。ヒノを傷つけずこれをやめさせるにはどうしたらいいのか。
サユはヒノの目をじっと見つめた。ヒノの目は相変わらず焦点が合っていなかったが、こちらを見ていたのは確かだった。
117 :
淫乱ヒノ→サユ3:2009/03/09(月) 16:39:33 ID:5iXSYR9e
暫しの沈黙。その沈黙はヒノによって破られた。
「んむっ・・・や・・・ま・・・」
再びヒノの口がサユの口を捉える。
サユはより激しく抵抗しようとしたが、先ほどより力が入らない。
「(何で・・・ヒノは好きだけど・・・・だけど・・・)」
サユの舌に何か別のものが当たった。
それは蛸の足の様にくねくね動き、サユの舌を絡め取る。
2人の舌が互いに擦れ、サユは次第に快感を覚えていく。
「ひゃ・・・・ん・・・・」
ヒノの口から大量の液体が流れ込み、舌と舌の潤滑油となり、快感は更に増していく。
サユは脳を舌でこねくり回されるような錯覚を覚え、頭がのぼせ始める。サユはもう抵抗が出来なかった。
意識が遠くなっていき、頭に残された快感だけが頭を支配していた。
そんな時に、ヒノの菩怪化した左腕がサユの胸元を引き裂いた。
その豊満なカップが露わになる。ヒノは左腕の布きれとブラジャーを放り投げた。
「きゃっ・・・ヒ・・・ノ・・・・」
我に返るサユ。頭のモヤが取れたかと思ったが、次の瞬間元に戻る事になった。
ヒノの口がサユの口を離れ、左の乳房に吸い付いた。
ヒノの舌が乳首を捉え、ズルズルと絡め取っていく。
「ひゃっ・・・ひぃ・・・の・・」
右の乳房にはヒノの左手が覆い被さる。
肉球の弾力と、毛のフサフサ感が硬直した乳首に直に伝わる。
「(気持ち・・・い・・い・・・)」
濡れた手がサユの秘所に触れた。
「ひゃあっ・・・はぁ・・・・」
手が濡れているのではなく、自分の秘所が濡れていることに気が付く。
ヒノの手は足の方からスカートに進入し、ぐちょぐちょに濡れたパンツをかいくぐり、秘所に到達していた。
「(ヒノのて・・・あったかい・・・)」
手を繋いだ事もある、人間の時のヒノの手がそこにあった。
「はぁっ・・・・・はあっ・・・・」
ヒノの息づかいが荒くなりはじめる。
「ヒノ・・・コーフンしてるぅ・・・・はぁっぅ・・・」
ヒノの手が秘所を撫でる。
「ひぃ・・・・のぉ・・・」
ヒノの口と左手はまだ乳房に吸い付いたまま、より動きが活発になった。
「ひぃっ・・ひ・・・のっ・・・ぉっ・・・」
口で責められ、肉球で責められ、秘所も責められ、サユは限界に近かった。
ヒノの手がサユの膣にまで進入してきた。
「ひっぃ・・いっ・・・ああああっ・・・・んんっ・・・・っ!」
サユの秘所から勢いよく潮が噴き出され、パンツとスカートを汚していく。
「はぁん・・・んふぅっ・・・・」
サユは頭の中は快感だけで満たされていた。
意識が遠のく。天井を見上げているがヒノの姿が見えない。
「ひのぉ・・・・どこぉ・・・わたしぃ・・・イっちゃたぁ・・・はは・・・」
サユの下腹部に激痛、もとい快感が襲いかかった。
「ひっ・・・のぉぅ・・・ひっ・・・・ひ・・・」
サユはヒノと繋がっていた。
ヒノからはスカートで接合部分が見えなかったが、ヒノは見ようともしなかった。
ただサユの快感に喘ぐ顔を見て無表情のまま腰を振っていた。
「ひのぉぉっ!いっ・・・くぅ・・・・ぅんんっ!」
「はぁ・・・・はぁ・・・ぼくも・・・・い・・・」
「ひのぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
サユが放出し、それにあわせヒノも放出した。
青かったスカートはもうぐしょぐしょに濡れ藍色に近い。
ヒノはそのまま一直線にサユに覆い被さる。
焦点の合わなかった目は閉ざされ、寝息をたてていた。
「ひのぉっ・・・・んふ・・・かわい・・・ひのぉ・・・」
サユは正常位で繋がったまま、ヒノを抱きしめた。
ageちゃった、テヘ♪
需要があれば続きで淫乱サユ→ヒノも書く
ageた上に誘い受けか
>>118 乙乙
挿入からが早かったのが残念だがそれまでがねっとりしてて良かった
サユヒノも投下ヨロ
>>118 乙です!めちゃGJでした!
淫乱サユヒノも是非お願いします!
早くサユヒノ見たいなww
>>118 GJだったよ〜
淫乱て感じがしたw
淫乱サユヒノMA☆DA☆KA☆YO
体中が熱い。
その熱さから逃げようとするが体が動かない。
「う・・・ん・・・・」
ヒノは重たい瞼をやっとの思いで開く。
真っ暗で何も見えない。意識も朦朧としていて目に映るのは一面黒の世界だった。
「(熱い・・・ここどこ・・・?)」
ヒノは混濁した頭で記憶を遡るが、薬を飲んでから全く覚えていなかった。
瞼を一度閉じ、リラックスする。鈍っていた体の感覚が除々に回復していった。
・・・どうやらイスに座っている様だが、手足が硬いもので押さえられ身動きが取れない。
「(は・・・裸!?)」
肌に伝わるイスの感触からそう判断できた。
「(ははは裸・・・って・・・え・・・?)」
一度リラックスしたものの、その事実に驚き半ばパニックに陥りかける。
瞼を再び閉じ、自分にリラックスする様呼びかける。
深呼吸をし、頭のもやもやを一度取り払い再び瞼を開ける。
何も見る事は出来なかったが、暑苦しさの原因に気が付く。
下腹部の辺りに何かが乗っており、その熱が直接ヒノに伝わっているのだ。
その何かは僅かながら一定の間隔で上下していた。
「(呼吸・・・してる?)」
耳を澄ますと確かに何かの呼吸音が聞こえている。
頭を振り意識をはっきりとさせる。自分がこうなっている原因と下腹部に乗っている何かを調べなくてはならない。
体を前に倒そうとするが首に何かがひっかっかる。何かで縛られているのだろうか?
仕方なくヒノは目に意識を集中させる。目の前のものなら、目を凝らせば見えると考えた。
じっと一寸先の闇を見つめる。集中して、集中して。
だがそれは突然破られた。
何かが大きく上下し始めた。呼吸の時より激しく。
「(うあっ・・・くぅっ!・・・)」
上下すると同時に体中の体温が上昇していく。モノの部分によっては痛みにすら感じる。
「あっ・・・うぁ・・・あ・・・」
思わず声をあげる。その熱さと痛みが除々に快感となっていったからだ。
毎日、自分でモノをいじって得る快感とは格段に違うその快感。
「出るっ・・・・サユ・・・」
「ひのぉ・・・・」
聞き覚えの声がしたがヒノの耳には入らなかった。
満足感を覚えるのと同時に、ヒノの肌に大量の液体がかかる。
「はぁっ・・・・はぁ・・・・」
「はぁ・・・ぅん・・・・」
虚脱感の中ヒノは自分がどんな状況に置かれたか把握する事が出来た。
そして誰が相手かも予想はついていたが、認めたい自分と認めたくない自分がいた。
ふと、閃光が走る。
ヒノは驚き目を瞑るも、次にはそれが懐中電灯の灯りであることがわかった。
相手は予想通りサユだった。今もヒノの体に跨り、モノを自分の秘所に納めている。
「ひのかわいぃ・・・もだえちゃってぇ・・・・」
「サユ・・・」
いつものサユではなかった。
頬が紅潮し、目もいくらかまどろんでおり、口からは涎が少し出ている。
服装は松炉罵高の制服・・・の筈が胸元が破られており、裸にシャツを羽織っただけのような姿。
下は何も穿いておらず、毛の生えてない秘所が丸見えだった。
「サユ・・・えっ?」
サユは以前とは違ういやらしい笑みを浮かべている。
「ひのに見てもらいたくてぇ剃っちゃったぁ・・・ヒノのも」
そのせいで自分とサユが繋がっているのがよく見えた。
頭を振るい余計な考えを振り払う。
「サユ・・・これ・・・」
ヒノの中で天使と悪魔が葛藤する。願ってもない事だったがこれでいいのか、と。
サユはそれを聞くとヒノの横の棚に手を伸ばし、1つ手に取った。
「ひのぉ〜これ飲んだでしょ?えっちぃ〜」
サユが見せたのは「精力剤」と書かれた瓶だった。
「これって・・・もしかして・・・」
それを見せるとサユはためらいもなく瓶を逆さにし、自分の秘所・・・と、ヒノのモノに垂らした。
するとサユはヒノの腰に手を付き、秘所からモノを抜いていく。
「ぅっ・・・」
萎縮していたモノは再び元気を取り戻し、全長が見えたときには力強くそそり立っていた。
サユは床に座ると、その豊満な胸でヒノのモノを包む。
ヒノの中では悪魔が勝利していた。
「ひのっ・・・むぐぅ・・・のっ・・・・ひの・・・・」
「サユ・・・」
サユは包んだ胸を上下させ、サユの潮と涎、ヒノの精液、薬でヌルヌルのモノをしごいていく。
そして口と下を巧みに使い、亀頭を刺激する。
「ひののぐちゅぐちゅぅ・・・おいしぃ・・・」
「サユっ・・・・もう出る・・・」
「ひのぉ・・・」
サユは亀頭を咥えようとせず舌で刺激するだけだった。
「咥えて・・・サユ・・・」
頭を押さえようと思ったが手が縛られ動かない。
熱いものがこみ上げ、サユの顔にかかる。
「ひののぉ・・・おいし・・・んふっ・・・」
顔をあげたサユは顔から胸にかけて白い液体まみれだった。
サユは体のそれをすくい、口元へ運び、ドロドロの舌でそれを味わう。
青臭い臭気とともに甘ったるい香りも流れてきた。
それがサユの潮か薬かはわからなかったが、
2回目(ヒノの眠ってた間にもやっていたのならそれ以上だが)で疲労でいっぱいのヒノには至福の香りだった。
上を見上げる。思わず笑みがこぼれた。
今まで思いを寄せていたサユとこんなことをしている。それで十分だった。
「ああーっ!ひの笑ったぁ!えっちぃ〜」
酔っぱらった様な口調でサユに小突かれる。
サユはヒノを縛っていた縄を解き始めた。
全て解き終わり、ヒノは手でモノを弄り始める。
はぁはぁと息を荒げ、モノはまた元気を取り戻す。
「ひのぉん・・・挿れてぇ・・・」
サユはバックの体勢で秘所をこちらに向ける。
腰がくねくねと動いており、ヒノを待っていた。
モノを弄っていた手で、先ほどサユが精力剤を取った棚を探る。
手に収まる程の大きさで、口が小さいものを探す。
「ひのぉ・・・ひのぉっ・・・」
サユは腰をくねらせ自慰を始めている。
瓶が見つかった。大きさはそれほどでも無く細い。
探していたのとは違うが、こちらの方が都合がいい。
「精力剤」と書いてあるのを確認し、サユに向き直り、瓶を秘所に突っ込む。
「ひぃぃぃぃいっ!」
サユが色っぽい悲鳴を上げる。豆を弄っていた手を離す。
快感のあまり床についていた手が崩れ、豊満な胸が床に叩きつけられる。
その弾力性は見るだけでもはっきりとしていた。
「ひのお・・・わたしひののが欲しぃっ・・それじゃないよぉ・・・」
少しキツかったが、構わず瓶を出し入れさせる。
「いっ!のぉ!ひのっ!いい・・・」
瓶の中身が全て注ぎ込まれたのを見計らい、抜く。
「いいっ!」
サユが潮を吹いた。
ドロドロの液体が秘所から床へ流れ落ちる。
「サユ・・・」
ギンギンになった自分のモノをサユに挿れる。
なんともいえない快感がヒノとサユの体に駆けめぐる。
しばらく挿入の余韻に浸っていたが、サユが腰を動かし始めた。
こちらもそれに呼応するように腰を動かす。
「ひのぉぉっ!いいよぉ・・・いいっ!のぉ!」
「サユ・・・」
サユの胸がズリズリと音をたてて擦れる。
「おっぱい・・・いいのぉ・・・すれっ!・・・ってぇ!」
ヒノはこれでもかと腰を打ち付け、その度にモノが締め付けられる。
モノが熱くなりヒノに限界を知らせた。
「サユっ・・・いくよ・・・いく・・・」
「ひのぉぉぉぉっ!」
秘所とモノの隙間から勢いよく液体が噴き出す。
ヒノは体を反らせ快感に浸る。
2人の荒い息が聞こえる中、サユがまた腰を動かし始める。
「ひのぉ・・・もっとぉ・・・もっとぉ・・・・もっとぉ・・・」
2人は倉庫の扉が叩かれるその時まで楽しんだという。
所々変なところあるかもしれないけどスルーで
GJだろjk
今週の実は女だったドS黒兎様のSS期待
個人的には黒兎様×アベル読みたいw
俺漏れも黒兎様×アベルで狂おしくハァハァしたいんだけど
半角英数を見ると発狂するタイプなもんだからアベルの口調が全然かけねえww悔しいwwww
俺も。
アベルミッション失敗→黒兎様に報告→アベル黒兎様にお仕置きされる→アベルは黒兎様の奴隷
みたいな感じがいいな
今週の黒兎様エロかったな。 ますます黒兎様SSキボンヌ
黒兎様のゴミ屑を見るより冷ややかにアベルを見る目がたまらん
西絵は何もしてなくてもエロいものだと思い出させてくれたよ黒兎様
同感です!
ちぃ、と舌打ちをひとつして黒兎は身を起こした。
まったく酷い目にあった。流石に休みなく三桁相手は身体に堪える。新記録だ。
膠のように貼り付く板張りの廊下は
いい加減鼻が麻痺しないのが不思議なほどのすえた臭気で胸が悪くなりそうで、
置いた指を離すと粘っこく糸を引いた。
「『股ぐらからぶち込んだザーメンが耳から出るほど犯せ』ねえ」
表現が古臭い、と笑いかけたのは秘密だ。
まあ、紅牛を一旦は掌中に納めながら下らぬ邪魔を許して絶大な力を無駄撃ちさせてしまった
落とし前としては輪姦程度で済んだのは破格の安さだろう。
荒くれ百人斬りだなんて箔が付いて都合が良いくらいだ。
並の女なら死んでいる。
奴らとて黒兎の性質―─性癖と言うべきか―─を理解した上で
死なない程度の屈辱を与える方法としてこの仕置きを提案したのだろう。
今回は滅多に怒りを露わにしない彼女がついプッツンきてしまったことが敗因であり、
曲がりなりにも「四人組」、
冷静でありさえすれば単純戦闘力は南区トップクラスなのだから
そう簡単に見切りをつけられなかったといったところか。
実際問題敗走したにもかかわらず情けをかけられたに近い現状は正直かなりの屈辱だった。
が――
「仕置きとしては少々ぬるいな」
と、黒兎は思う。
少し脚を開いただけで股から粘液質が溢れて滴るのが酷く不快だが気にせず脚を組み、
凝りきった肩を回した。
黒兎は(というか南区全体の風潮がそうだが)基本的には効率と利用価値を重んじる。
なので失態を犯した者には速やかに死を与えることが常だが、
しかし死なない程度に身の程を思い知らせろ、落とし前をつけさせろというなら
――自分だったら単なる強姦なんて芸のない、つまらぬ行為だけで終わらせたりしない。
それでは「死」という最大にして呆気なくもある厳罰とは釣り合わぬ。
死なない程度に、というのはつまり
「死んだ方がましだ」と思いながらも死ねない状態に落とし込めということだ。
ただ殺すより、ただ痛めつけるより難しい。
例えばあの裏切り者、場合が場合だったので速やかに斬って捨てようとしたが
――好きにいたぶって良かったのならだいぶ楽しめただろう。
アレは初めて南区に来た頃から実に使いでがあった。
最初に犯してやった時のあの顔は忘れられない。
恋なんて幻想。女なんて所詮血の詰まった肉の袋。
美しく消えていったことに感謝するといい、
貴様の想い人が人間であったならここに散らばる屍などより尚醜い死骸になり果てていたのだから。
それもこれも北区の日和った連中の及び腰が悪い、私が――南区の流儀を教えてやろう。
そうだ、可哀想にアレはヌルい北の環境で育った甘ちゃんのくせに
あの日よりにもよって私が処刑仕事をしていたところに居合わせてしまったのだったな、
まったく最初っから間の悪い男だったのだ――。
いけない。思考が脇道に逸れた。
過去を思いやるなど無駄なことだ、今後の展望こそが必要だ。
よくも破けなかったものだと感心したくなるほどに乱れきった着衣を正して立ち上がった。
全身が凝り固まって仕方がない。奴らは効率というものをわかっていない。
後がつかえているのだから前、後ろ、両手足、口、最低でもこのくらい使えば
よっぽどスムーズに事が運んだだろうに揃いも揃って中に突っ込んで出したがるとは
そんなに南区の頂点である四人組の一人を孕ませたいのか知識に乏しい童貞ばかりだったのか。
指導が必要だ。
ああもうまったく本当に――眠狐神め。元はといえばアレのせいだ。
多少逆恨みの感もあるが今は気にするまい。
先ずは風呂だ。それから……
「口直しが必要だな」
こと情夫という役割においてだけなら惜しい人材を無くしたかもしれないがまあいい。
代わりはいくらでも見つかるだろう。出来るだけ良い声で鳴く男を探すとしよう。
そして再び眠狐神と対峙する時には奴の眼前で犯してやる。
いや待てよ、むしろあの尾白白湯という人間――そっちの方が使えそうだ。
友(ああ困った、この言葉の響きには笑ってしまう)と女と、
両方を目の前で汚されたらあの少年、どんな顔をするだろう。
自分がやるよりいっそあの裏切り者に彼女を犯させてやろうか、
そうだそれが良い、なんて救いの無い展開!
南にも北にも貴様の居場所を無くしてやるよ氷髯──蝙蝠男め。
そして眠狐神――絶望に心が壊れたなら南に誘ってやろう、
貴様の能力には利用価値がある――せいぜい良い声で鳴けよ?
気に入ったならこれまでの狼藉は不問だ、側に置いてやるさ。
存外機嫌を良くして、黒兎は勢い良く足を踏み出した。
規制食らって携帯からだから変だったらすまん
響き優先であんま本来の意味気にせず情夫とか使ってみた 今は反省している
つまり某ビッチマカロニウエスタン並に絶倫な黒兎様とか
ショタアベルのトラウマゴリッゴリほじくる黒兎様(小娘)とか
アベルを性的な意味で好きにいたぶる黒兎様とか
今後ヒノに色目使うようになる黒兎様とか
ヒノを身動きとれないようにして目の前でサユにねじこむ黒兎様とか
むしろそれをあえてアベルにやらせて自分はヒノにねじこます黒兎様とか
そういうのが見たいナーというクレクレでしたサーセンwwwww
最近過疎気味だけどヒノサユも待ってる…!
神様降臨だな。
漏れも規制だ。
GJじゃねえかJK
上から番号つけると2、3、4、6が見たいぜ
乙でした
少女だった。
アベルと大して変わらない、もしかしたら年下かも知れない、幼い娘だった。
藍一色に染められたシンプルな浴衣を、帯も締めずにただ羽織っており、
それ故、下着ひとつ着けていない、白い裸体を曝け出す形になっている……。
漆黒の髪の毛がほんの少し膨らんだ乳房を覆い隠してはいるが、それでも、淡い乳首が僅かな隙間から覗いている。
秘所にまだ茂みも出来ていない、幼い筈のその身体は、怖くなるほど美しく、妖艶だった。
それは、アベルが生まれて初めて触れた官能だった。
しかし、彼がそれに対する知識はまだ皆無に等しく、ただ驚くばかりで、恐怖すら感じていた。
それが伝わったのか、少女はくくっと喉を鳴らして笑い、
「初心なものだ……」そう言いながら、浴衣の前を閉じ、布団に落ちていた帯を拾い、丁寧に腰に結んだ。
アベルは安心すると同時に、切ない思いで胸が疼くのに、戸惑いを隠せない。
少女はまたしてもそんなアベルの胸中を見透かしたように、笑みを溢しながら、乱れた布団に大の字に倒れる。
「私はさっきまで男に抱かれていた……」アベルにその意味はまだ解らない。
「今日だけで、五人の男と。次は誰だろうな……」少女は更に笑みを深める。
「あの……?」アベルは、どう反応すればいいのか判らない。
「今日はお前を喰わないさ。……お前はまだ幼いもの」
そう言われた自分より幼く思える彼女の、とろりと潤んだ瞳に吸い込まれる。
白い肌に埋まる切れ長の瞳に。そして、その瞳を縁取る不可思議な痣に……。
「いつか犯してやる。私から離れられなくなるくらいにな。私はそうやって何十人もの男を手駒にした。
女だと馬鹿にされたりもしたが、人間の時でも、思わぬ力を発揮することもあるのだな……
ふっ、ふふふ、あはははは」少女はころころ笑い出す。
言っている意味が少しも理解出来ないアベルは、それでも彼女の言う「いつか」に戦慄した。
それは、わずかに昂ぶる自分の新たな感情の芽生えに対する恐れでもあり、
彼はここに赴くに至った最愛の恋人に、既に申し訳ない気持ちでいっぱいになるのであった。
ある、小旅館での出会いである。
初めてエロパロ書いた。
文章力もないのでさすがに本番は無理だった。
色々おかしいけど許して
おおおなんと淫靡なιょぅι゙ょ黒兎様
結構年増のイメージだったんだけど歳近いのもイイネイイネー
GJだ
文章力あるし内容がイイ!
やぱ黒兎様SSは良いな。
ということで続きを書きたまへ
規制解除ktkr
最高だ。
今週で確信した
富瓜アナはよせばいいのに危険域にまで首突っ込んで化物に強姦とかされる姿がきっと似合う
超嫌な役どころなのに超可愛いよ富瓜アナ
>>144 いや、違うな。
ビデオネタをヒノに押し付けて言うことを聞かなければ
このネタをばら撒くとヒノに脅しをかける姿の方が似合う。
そしてヒノをが富瓜アナに犯されるSSを誰か書いてくれるはず。
このスレの女×男需要の高さときたらwwwwwww
「ねえ、犬の刑、猫の刑、蛙の刑、牛の刑、カラスの刑・・・どれがいい?」
「え?」
雨女池はサユの言っていることがわからなかったが、
どうやら何か屈辱的な刑罰を与えてくれるらしかった。
同い年の、憧れの美少女に奴隷扱いされるわけだ。なんと屈辱的なのだろう!
雨女池は勃起した。
なるほど彼女は随分と怖い目をしている……
こんな目で蔑まれて罵られた日にはおっかなくて怖くて泣いてしまうだろう。
すでに胸が痛い。
こんな状況で勃起しているのが知られたらオレは、ああオレは、ど、どんな目に、
どんなひどい目に合わされるのだろう!?
だってこんな状況で勃起するなんていけないことだ。
いや、どんな状況であれ勃起するなんて卑猥だし、
だとしたらオレが卑猥な事で頭を埋め尽くしているどうしようもない変態だって言う事が知られてしまうし、
そんな変態がサユちゃんをストーカーしてただなんて学校中に知られたらオレは皆に石を投げられて罵られる。
道行く知らない生徒たちが口々にオレを見て叫ぶ「この変態が!」
このド変態が!
ああっ、ああああ……だって、オレは今最低なことにそんな状況を想像するだけで泣きながら、
それでも勃起が止まらないどころかもっともっともっと硬くて、ああ、ごめんなさい……
だってこんなかちんこちんだよう……根暗な高校生のフリしてこんなことで、
だって誰もいやらしいことしてないのにこんな悲惨なよりによって想像するだけで勃起しちゃって、
制服のズボンぱんぱんに膨らませて、だめ、小さくなんなきゃ、これじゃばれちゃうから、
歩いてて勃起ストーカーだってばれてオレは、
そしたら学校中の人みんなオレのこと頭のおかしいド変態色狂いの勃起病気ストーカーで
取り返しつかないから何度も何度も「ド変態が!」ああ、高校生なのにオレ何回も
大人の先生や同い年の目の前の未成年女子高校生の可愛い純粋でミニスカートと紺ソックスの
かわいいかわいい真っ白で素敵なオレと同い年なのに何もかも違って純粋で素敵な
高校生の同い年の女の子に見下されて
学校の人にオレがちんちんズボンぱんぱんに勃起ストーカーしてた変態だってバラされて、
そしたら、あっ、逮捕されちゃう、きっとこんなド変態の勃起ストーカー逮捕されて捕まっちゃう、
おまわりさんに「このド変態が!」ってオレ、高校生なのに逮捕されて捕まるっ
「あんた犬になりなさい。この変態」
ああああああっ
オレ犬になったっ、同い年なのに勃起高校生でズボンぱんぱんの変態だから
人間扱いじゃなくて動物になって、
でも悔しいけど泣きたくてもオレがそれは変態だから、
だって何もないのに勃起するなんてどうしようもない変態でクズのろくでもない変態高校生だから
そんな人間人間じゃなくて獣扱いされてもしょうがなくて
「四つんばいになりなさい。人間の言葉喋らないで。ほんと気持ち悪いわねあんた。この変態」
ひいいいいいいいっ、嫌われて、まだ会ったばかりの同い年の可愛い可愛い美少女に嫌われちゃったら
オレは気持ち悪くて、でもそんなこと言われてもオレもオレを見たらきっと気持ち悪いド変態の最低だって
思うに決まってる最低ストーカーだから最低ストーカーだって、だって勃起してるからだ!
高校生なのに何にも無いのに勃起して勃起がそれだけじゃない、
どんどんどんどん硬くなって、ああ、こんな風に同い年のミニスカート紺ソックス女子高生は
純粋できれいでオレみたいにいやらしくないのにオレを見てこいつがどうしようもないド変態の
勃起してるってズボンを見られて、
それでオレのせいで純粋で幸せな女の子の温かい夢の思い出を汚して
ごめんなさいって言いたいのにごめんなさいごめんなさいって、オレは泣いていた。
でも勃起しながら泣いていたんだ!
オレは最低だ、ド変態最低のストーカー犬だ!
犬の言葉しか使えないから
「わんわんわん……わんわんわん…」
ああああああああっ
純粋で綺麗て素敵なサユちゃんはいなくなってたっ、
オレは犬のままでのた打ち回って、
これは罰だからオレは一生犬のままのたうちまわって学校で勃起しながらっ
あああああああああああああっ、誰かっ、誰か誰かごめんなさいっ、
こんなオレがド変態のストーカーの分際でズボンぱんぱんのド変態人間のクズで
犬よりも最低の人間の獣でごめんなさいっ、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ
誰かっ
……………ふう。
まーオレ犬じゃなくて蛙なんスけどねー、でもサユちゃんの犬になら喜んでなりたいし?
ごめんね、おかあさんメケのズリネタとか誰ひとり喜びそうにないネタ持ってきてごめんね
元ネタは(dat落ちしてるけど)オカ板の「有名な怖い話をクールに反撃する話に改変しよう」9スレめに
投下された蛙の刑の改変ネタ。
サユヒノでネコガミなのに犬って呼ばれてry って流れで考えてたんだけど
ヒノスキーさんに殺されそうな気がしたのでメケにしてしまった 今は反省してる
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 18:27:11 ID:cCg6WUZW
とうとうおわってしまったな
普通に口きくようになった途端ヒノが天然タラシの片鱗見せて吹いた
やっぱヒノサユ良いな
>>151 こんな時でもポジティブだなw
……なんかもう……心が砕けたわマジ
西のエロい女がもっと見たかった
>>152 単行本全巻出るまでは終わらんよ……くっ
サユと黒兎様とついでに富瓜アナの(エロい)描き下ろしが少しでも多くあるよう祈るのみ…!
単行本ラフの水着サユ超エロ可愛いな。海に行く日常話とか見たかったわ
中表紙のヒノがエロいと感じました
>>155 あの目は確実に俺たちを誘ってる 西の本気を見た
下巻が出るまで希望を込めて保守
潔癖なショタアベルが年増の黒兎様に美味しく頂かれちゃうお話15レスほどいきます、
作者の脳内設定が多分に含まれます、
「黒兎様のパーフェクトせんのう教室」って感じの話なので
同じ流れが何度かループして冗長な感じです、あと白いの出ません。
阿倍さんはまだショタだからルー語の勉強はしてないみたいです、
せいぜいハニーの前で「サザンの力は認めざるをえないよね」って粋がってるとこを
大人に聞かれてめっちゃ笑われて赤っ恥とかそんなレベルだったんじゃね?
――あの時君の手を掴めなかったのに、今君の手を放せずにいるオレは滑稽だ。
あれからそれなりに長い時間が過ぎたはずなのに、
アベルが南区に馴染めたかというとそんなことは全然なかった。
もとより馴れ合いたくて南に来たわけではないアベルにはどうでもよかったし、
そもそも馴れ合うという概念自体がここにはなさそうだったし、
与えられた役割上どうせこちらに常駐することも無く、
今日だって案件が済めばすぐにも北に戻るつもりでいた。
だというのに、全くとんだトラブルに見舞われたものだ。
今彼がいるのはいやに埃っぽいだだっ広い空間で、
どうやら地下のようだけれど気味の悪い寒々しさがあって、
そもそも和式の小旅館に地下室らしき空間が存在しているなんておかしい気がしたが、
北の怪物園のような、人間にわからないギミックで作り出された場所である可能性もあった。
それにしても、だ。
何故アベルがここにいるかというと言葉にしてしまうとまるっきりお笑い草なのだが
腐った床板を踏み抜いて落下したからであり、つまり脱出法がわからない。
悲鳴のひとつも上げれば誰かが気付いて近寄ってきたかもしれないが
驚きすぎて声も出ぬまま真っ逆様だったため恐らく実際に通りすがる者がいない限り誰も気付くまい。
ただ、ゴミにしか見えないボロボロの畳や綿の飛び出した黴臭い布団の山があったお陰で無傷で済んだ
ということは恐らくここは廃材置き場として機能しており上との行き来も可能なのだろう。
という希望的観測に基づいてアベルはそろそろと歩き出した。
服に付いた埃を叩き落とすといやに音が響く。
かなり高い位置に並んで据え付けられた細い窓は灯り取りだろうか。
差し込む光に舞い散る埃がキラキラしていて、
いつまでもこんな場所にいたら病気になってしまいそうだ。
----------
「……!」
ゴミ捨て場に繋がっているのだろうか、と最初思った。
生臭いのだ。
がさ、とほんの僅か物音が聞こえた気もした。
今いるあたりは丁度何本もの柱が入り組んで立っていて、
更に金属の太いパイプが大人の背の高さ程度の位置を通っており、
見通しがひどく悪い上灯りも届きにくい。
壁伝いに恐る恐る進んで、不意に開けた視界の先にそれはいた。
急に足場も開けて、掴まるものを失ってよろけて下に突いた手のひらに、ぬるっとした変な感触が走る。
薄暗がりに真っ黒く広がる鉄臭いぬめり。
ひ、と喉が痙攣した。
それだけならきっとこの環境でアベルにその正体などわからなかったのに、
少しだけ視線を移した先に転がった白い棒状の物体はどう見てもヒトの腕で、
色の抜けた指先が五つ並ぶ中で小指の爪だけが剥がれて黒く――違う、
赤く沈み込んで見えるのが奇妙に非現実的だった。
口を塞ぎたかったのに手のひらはべとべとで、
仕方なしに噛みついた服の袖越しに腕の皮膚が裂けるほど強く狂おしく抗い難い嘔吐感を耐えて、
耐えて耐えてそれでも口の中はひどく苦い味でいっぱいになって、
もう袖口を濡らしているのが涎なのか胃液なのかわからなくて、
「直前に心臓を突くと良く締まるんだ」
だからあまりにも状況に不釣り合いに落ち着いて響く低い声は、最初幻聴としか思えなかった。
「ぁ……げほっ……ッ」
無理矢理に引き剥がした腕と口との間に粘っこく涎が糸を引く。
顔を上げた先、爪の剥がれた腕よりもっと向こうにやはり白く浮かび上がっているのが
人の脚(今度はきちんと二本、だ)で、膝から先だけが宙から突き出しているように見えるのは
それを自分に背を向ける形で肩に担いでいる黒服の誰かがいるからで、
不自然に揺れているのは、
「新参がこんな所に何の用だ」
――ああ、血が沢山沢山、噴き出しているから、だ。
何を言えばいいのかわからなくて、何を言えば逃げられるのかわからなくて、
俯いた拍子に再び喉が震えて、ひ、と乾いた吐息が漏れる。
それでも無理矢理に顔を上げた瞬間に、待ち構えていたように鼻先に銀色が煌めいた。
「あ……」
物音も、気配すら無く黒衣の男は半歩先まで来て、
首から上の汚れをハンカチで拭いながらアベルを見下ろしている。
突きつけられた刀の切っ先が開いた口の中に僅かに入り込んで、
震える前歯とぶつかってカタカタ音を立てた。
それなりに若そうな佇まいなのに奇妙に老成して見えるのは表情筋をどこかに忘れたように
何一つ感情を読めないほどの無表情のせいだろう。
異形の耳と不自然な紋様以外人外の要素を感じさせないその男をアベルは知っていた。
一度だけ、南に来てすぐ、老いたる幹部達への謁見の際、異様に若い男がいたのを覚えていた。
彼もまた幹部のひとりで、何かジジィ連中が色々言っていた気がするけれど正直覚えていない。
ただ――とんでもなく危険な相手だというのは判る。
「……新参がこんな所に何の用だ」
もう一度、噛んで含めるようにゆっくりと繰り返された質問に、
答えなければと焦って動かした舌先が僅かに剣先に突き当たって裂けた。
首を引いて、
「…なんにも……っ」
必死に紡いだ言葉は、酷く格好悪くて、意味不明で、だけど続く言葉なんて思い浮かばず、
あまりの息苦しさにただみっともなく喘いだ。
「……」
見下ろされている。否――見下されている?
あまりにも表情が無さすぎて、人形じみた眼差しは男が何を思っているかなど全く伝えてくれない。
それが見たままに無関心を示していると楽観的に思うには、状況が異常過ぎた。
目を反らしたら殺される、と根拠無く思ったから、
アベルは死に物狂いで、歯を食いしばって冷ややかに過ぎる顔を見返していた。
「…………ふ」
数秒か数分か、どれだけの間睨み合い(と言って良いのかアベル自身わからないのだが)を続けたか。
笑いに似た吐息をひとつ、口角の下がった唇から零して男は刀を鞘に納めた。
無駄のない実に美しい所作だった。
「言うなれば――迷子か。運の無いことだ。
いや……私が即座に斬り捨てていた可能性を思えばむしろ運が良い、か……?
ここは…まあ、ゴミ捨て場だな。私がいること自体が珍しい、南の最底辺だ」
一見無防備とも思えるほどあっさりと視線を外し、
独り呟いて再度こちらを向いた顔にごくごく僅かばかり疑問の色を浮かべて――
男はぐい、と身を屈めて乗り出し、アベルに顔を近づけた。
「……っ」
思わず頭を庇うように持ち上げた両の手の甲に、薄い風圧。
「安心しろ、斬って捨てようなどと考えてはいない」
柔らかい、どこか艶のある――女の声、だった。
恐る恐る開けた目の先、無防備に突いた両膝、鞘に仕舞われたまま投げ捨てられる刀、
そして息がかかりそうなほど至近に、
「……!」
艶然と笑う、女の顔があった。
笑顔なのに、それは無表情よりずっとアベルの背筋を凍らせた。
「そう驚くほどのことでは無かろう? たまたま私は人型で、そしてたまたま雄だというだけだ」
淡々と語る女の昏い眼光が恐ろしい。
余程怯えた顔をしているのか、可笑しそうに喉を震わせてじっと覗き込んでくる眼差しは弱者を前にした獣のそれだ。
「何がそんなに恐ろしい。私が幹部だからか。それとも――幹部だから、
口で何と言おうとお前ごとき新参の三下など戯れに斬り捨てるとでも?」
おそらくはそれもあるのだろうが何故だろう、
アベルが今抱いている恐怖心というのはもっと根源的で、
例えばすぐそこに爪の剥がれた腕が落ちていなくても胸から血を噴く死体が転がっていなくても
きっと彼は同様に怯えていただろうというそういう種類のもので
――否。
何故かなんて本当はわかっているのだ。深いところで。
だのにアベルはそれに気付かない――ふりをしている。
そして、
「……ああ、なんだ」
相手は知っている。
気付かれてしまった。
理解されてしまった。
おまけに――素知らぬふりをしてくれるほど優しくなどなかった。
「お前はもしかして覚えていないのかもしれないが……あの時、
実に丁寧に自分の身に何が起きたかを捲し立てていたんだ」
だから、
「お前は」
この女にだけは、
「そんなに恐ろしいのか」
絶対に会ってはいけなかったのに――。
「自分の」
「…っ………黙れ、よ」
黙らなかった。
女は嗜虐心を剥き出しにした顔でアベルにのし掛かってきた。
馬乗りになられて掴まれた顎が痛い。
「黙るものか。私は知っている。
優しい世界で安穏と生きてきた甘ったれの坊ちゃんがどうしてこちら側に付いたか知っている。
お前が何を思い、何を悼み、何を憎み、何から目を背けているか知っている。
甘いな。本当に甘い。
放っておいてもいずれお前のその歪みは撓んで捻れて跳ね返ってお前を殺す、
仮初めの憎しみに突き動かされた偽りの自分を殺す、
そうはさせない、お前はもう南の――我々の物だ、我々の駒だ。
切欠など関係無い、染まるしか無い、お前はもう子供でいることは許されない、
だから私が今すぐ大人にしてやる。この私がだ。光栄に思え」
許されない、という言葉に敏感に反応したアベルの昏い瞳を更に昏い女の眼が覗き込む。
嫌だ。
見るな。
オレを視るな。
知らない。
オレは知らない。
オレは被害者だ。
あいつらが悪い。
大人は汚い。
大人になんかならない。
あいつら口先だけで、自分が一番大事で、一番必要な時にオレを裏切って、あの子を、まだ子供だったのに、
そうだあの時オレはもう混乱して錯乱して何でもかんでもお構い無しに一方的にまくし立てて
連中は妙に優しくて気持ち悪いくらいでそれでもオレはやっと救われた気がしてだけど
あの男だけは値踏みするようなそれでいて無関心な目でオレを見ていて、
どうしてこんな場所で会ってしまったんだ会わなければ言葉を交わすことがなければこんなこと
嫌だ嫌だ嫌だやめろ思い出させるな考えさせるな気付かせるなオレは
「認めてしまえ」
「い……や、だッッ!」
突き飛ばしたかったのに驚くほど力が入らなくて、
結果相手の胸を軽く押しただけの動きは抵抗と呼ぶにはあまりにもささやかだった。
その手を引いて両耳に押し当ててもう彼女の言葉なんてひとつも聞きたくなんかなかったのに
お見通しとばかりに掴まれ地べたに縫い止められて、今度こそ――
「お前は"その"時、何をしていた?」
――世界が壊れる音が聞こえた気がした。
女の昏い瞳に映った自分の顔は、バカバカしいくらいわかりやすく絶望の色に染まっていた。
――オレは何もしてない。
何もしてないことが、あの時一番罪深かった。
わかっていた。
大人とか子供とか関係なくて、あの時あの子の手を掴めなかった自分が一番悪くて、
あの時あの子を追いかけられるほどの無鉄砲さがなかった自分が一番悪くて、
全部の責任を大人に押し付けた自分が一番悪くて、一番あの子の死を冒涜していたのは自分だ。
だけどそれを認めてしまったら二度とあの子を想えなくなってあの子の手を放さなきゃならなくなって
あの子が思い出に変わってしまってオレが憎むべきは他の誰でもなくオレ自身で
だったらオレは何に縋って生きていけばいいんだ!
他に何にもないのに。
君しかいないのに。
そのために全部捨ててきたのに!
「――…………」
あの女の声が遠い。
あいつは大人で、あの子は子供で、全然違う声なのに、
あの子に糾弾された気がした。
そうだよ。
オレはオレに嘘を吐いて、可哀想な被害者のふりをして、君にもう顔向けできない。
だからオレこそが誰より弱くて狡くてみっともなくて誰にも許してもらえない自分が一番可愛い
嘘吐きの裏切り者でそんなこと本当はちゃんとわかってるんだから放っておいて、
何でもするから、いくらでも汚れるから、それがどんなに滑稽に見えたってかまわないから、
お願い、お願いします、苛めないでください、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
嫌いだあんな奴ら大嫌いだ、オレは弱いから奴らを憎む気持ちを消せない、
間違ってるってわかってたってできない、だからそんな弱いオレからあの子をとらないで、
たったひとつだけ大切に胸にしまった綺麗な思い出まで奪わないで、
オレが持ってるなんて許されないなんてわかってるけどそれでも嘘でも欺瞞でも君だけは――
----------
「……油断していた。危うくお前ごと斬るところだったじゃないか」
「……ぁ」
意識が吹っ飛んでいた。
寒いのか暑いのかわからない。
水道管だか給水管だか、なんと呼ぶのか知らないけれど、滅茶苦茶に破裂して水が溢れ出して、
でもいやにその動きが緩慢で重いのは半分がた凍り付いているかららしい。
だから寒いはずなのだ。
でもよくわからない。
女が馬乗りになっている。
握った刀を地に突き立てて体重を支えるような格好で無表情にアベルを見下ろしている。
首のすぐ横に刃があるのに、感情の鈍磨しきった状態では恐怖も何も無い。
彼女の右腕が肘近くから手首まで服も皮膚もボロボロに裂けて、生温いものがそこから滴り落ちて
自分の肩を濡らしているから寒いはずなのに暑いような気がしてしまうのかもしれない。
――ああ。オレが暴走したのか。
全く覚えていなかった。
ただ酷く混乱した思考だけが頭の中を支配していて、
今だってもしかしたらすぐにも殺されるかもしれない状況の筈なのに全く実感が湧かない。
もうどうでもよかった。
何かを考えるのは怖かった。
今までだって怖かったけどそれでも大事な部分からは目を背けていられたのに、
それで生きていけたはずだったのに、もうそんなの無理になってしまった。
だからもう、どうでもいい。
ぼんやりと見上げるアベルの顔を凝視していた女か、不意に傷ついた方の右手を伸ばして来た。
頬にぬめった感触。
一旦離れて、今度は目尻に触れて、そのまま何かを掬う動きで頬をなぞり、
口に押し込まれた細い指は鉄臭くて、しょっぱかった。
「怒るものと思っていたが……そうか、お前はこういう時――哀しむのか」
――かなしい?
ああ、オレは泣いてたのか。
それにすら指摘されて初めて気付いた。
女は押し込んでいた指を自分の口元に持って行くと、何か珍しいものを味見するようにチラリと舐めた。
「脆いな」
無表情だった顔に好奇心じみた色が差す。
「使い物になるかは怪しいが――面白い。個人的に、気に入った」
そして。
「感謝するんだな。優しくしてやる」
全然優しくなんかない顔で、嗤った。
皮一枚分程度の近距離に突き立てられていた刀が無造作に抜き取られ、
あらぬ方向に投げ捨てられる。
一瞬アベルの首筋を滑った刃が皮膚を薄く裂いたが、痛みは無かった。
「最初に言っておく。お前の言い分は多分に自分勝手ではあるが――
全部が間違っているわけでは無い。こちら側に於いては、だが」
間近に顔を寄せられると流石に条件反射的に目を瞑ってしまう。
それがいけなかったのか、はたまた何にせよ流れはもう決まってしまっていたのか――
ぐっと顎を引いて歯を軽く食いしばった状態のまま、口を塞がれていた。
口で。
「……っんん…!?」
キスをされてるんだと気付いたところで床と相手の頭とで挟まれた体勢ではろくに首を動かすことも出来ず、
最大級の至近距離で目を合わせている(なんだってこの女は目をあけたままなんだろう
普通キスの時は目を瞑るものじゃないのだろうかと妙に冷静な思いが一瞬頭をよぎった)
恐怖と戸惑いに結局アベルは一度見開いた目をまたぎゅっと閉じてされるがままになってしまう。
口と口のキスなんてしたことがなくて、息苦しさに鼻から変な声が漏れて、
なのに相手は顔の角度を少し傾けて更に深く隙間無く唇を合わせてきて、その上
「ん……ぅ……んん」
苦しくて口を開けかけたところにぬるっとした何かが押し込まれた。
反射的に力の入る顎を手で強く押さえつけられて、
口端からみっともなく涎が垂れてしまう段になってようやく舌を入れられていることを悟って体が跳ねる。
体重を思い切り乗せる形で両腿でがっちり押さえ込まれた状態ではそんな動きは全く抵抗にはならず、
そもそもどう反応すれば逃れられるかなんてわかるはずも無く、
思う様舌を吸われ唾液を流し込まれ、
口の中を他人に舐められる初めての感覚は残念ながら不快感ばかりが先立った。
ろくすっぽ顎が動かせない状態で仰向けでいるせいで唾液がうまく飲み込めない。
苦しい。
気持ち悪い。
「んぁッ…げほっ、げほっ」
耐え難い嘔吐感に涙が浮かんだところでようやっと解放される。
こっちは何度も咳込んで喘いでと息を整えるのに必死だというのに、
女の方はといえばその間ずっと可笑しそうにアベルを見下ろしているばかりだった。
「初めてか」
笑いながら再度寄せられた唇から思い切り顔を逸らしてみたけれど、
片手で顎を掴まれただけでそんな抵抗簡単に無力化されてしまった。
「そう怯えるな。言っただろう、優しくしてやるよ……正直言って最初は
お前が後生大事にしているちっぽけな、何が何でもそれだけは美しいと信じたがっている
過去の幻想なんてメチャクチャに壊して他の何も目に入らなくなるくらい
私に溺れさせてやるつもりでいたが――止めた。お前は打たれ弱い子供のままが一番面白そうだ」
アベルには彼女の言う大人だとか子供だとかの定義がわからない。
だから反論も出来ない。
でも幻想といえば、ついさっきのたった一言で簡単に突き崩されて、
だから今こうしているんじゃないのかとは思う。
いや――違うか。崩れ落ちたのなら、幻想と言われてこんなにも胸が痛んだりはきっとしないのだ。
崩れ落ちたのは、自己嫌悪から身を守る為に張り巡らした自分自身への嘘の鎧だ。
顔が近い。
吐息が唇にかかって、黒い髪が頬にかかって、どうしてかそれが妙な、くすぐったいような
むずがゆいような感覚を背筋に走らせる。
「大人になどしてやらん。思い出は子供の世界で永遠に美しくあればいい。
逆恨みという名の憎しみを永遠に奴らに向けていればいい。そして私はそんな子供のお前に
――男と女の現実を教えてやる。縋りつくものなどひとつあれば充分だろう?」
凄絶な笑みと共に、再びの口付けが降りてきた。
唇が触れ合うだけのそれは、
舌を吸われ口内を無理矢理に蹂躙されるばかりだった最初のものよりかは気持ちいいような気がした。
きっちり五秒で離れた唇と唇の間に、それでも一瞬だけ唾液が糸を引く。
「……子供に『大人は何があっても弱者を助けてくれるもの』という根拠の無い信頼を与えるような
奴らの甘ったるい方針がお前に間違いを犯させた。他者に優しくしろ苦しい時は助け合えなどと
言いながらいざという時には自分が一番大切で、平気で弱者を切り捨てて
仕方がなかったと善良ぶる――あいつらはそういう偽善者だ。
弱くて脆くて数だけは害虫みたいに多い汚らしい人間の遣り口に迎合した下衆共だ」
女は淀みなく言いながらも妙に実際より熱っぽく感じる唇で組み敷いた少年の
口端を、喉元を、うっすらと血の滲む首筋を啄む。
肌を吸われる湿った感覚にたまらず身を捩らせるアベルだったが、そうすることで更に襟元が乱れ、
その内側、薄く浮いた鎖骨の窪みに歯を立てられて小さく悲鳴じみた呻きを漏らした。
「ふふ、そんな良い声で囀るな。抑制が効かなくなったら困るのはお前だというのに」
知らない感覚のひとつひとつに敏感に反応する未成熟な体を弄ぶことがそんなに愉しいのか、
女の顔は僅かばかり上気している。
されるがままのアベルにはその表情の意味も、これから具体的に何をされてしまうのかもわからなかった。
彼女に服の前を開かれて、肉の薄い胸を細い指でまさぐられるとまたぞろ身を震わせて、
そんな風に反応するからいけないのだということはわかるのだけど我慢が出来ない。
食いしばった歯の隙間から漏れてしまう上擦った声に、
指では彼が思わずそんな声を出してしまう場所を探りながらも
一時たりとも外されることなく顔に固定されている彼女の好奇の視線に、
激しい羞恥心を覚えて赤面する。余計に悦ばせるだけと、わかっているのに。
「ほら、顔を逸らすな。不安なら私の顔を見ていればいい」
それが一番不安感を煽るのに逆らえない。
でも目を合わせるのは嫌で、
伏せた瞼の先にきっちり締められたネクタイと、
殆どそれを挟むみたいに重そうに乗る胸の膨らみがあって、
そんな場所を見るのもどうかと思うものの
あの底の知れない昏い眼を見るよりかはずっとましに感じたし、
目を全部閉じてしまうのも怖かったからアベルは実に中途半端に目を伏せて、
自分が今何をされていて何を見ているのか、
このまま体を撫でられ続けて最終的にどうなってしまうのか、
どうしてこの女がこんなことをするのかを考えの外に追いやるようにしていた。
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女は変わらぬ調子で時折アベルに話しかけ、様子を窺い、笑みを浮かべて見せるが、
基本的には何か難しいことを言いながら彼の体を手と唇で撫で続けている。
内容を理解しなければと思っても新しくどこか触れられる度に変な感覚が走って、
彼女の話なんか右から入って脳を経由しないまま左から抜けていく有り様で、
でも多分それでも確実に、それは彼の内に刷り込まれていったのだろうと
かなり後になって思うことになるのだが、
今は全然そんなことなどわからず、辛うじて意味が通じたのは――
「……人間は自分達と違っているというただそれだけで何でも差別する。
優劣を数で決める。本質を無視して自己保存に終始する。
群れなければ何も出来ないから突出した、自分達より優秀なものも認めない。
排除しようとする。弱くて脆くてそのくせ汚くて、北の連中は本当に愚かだ、
理不尽に蔑まれ忌み嫌われ記憶の彼方に追いやられておきながらあんな数だけの劣った生物と
共存したいだと? 冗談じゃない」
――反復される人間への(もしかしたら私怨混じりの)呪詛くらいだ。
女の言う、アベルの歪みというのはつまり憎しみの矛先の問題なのだろう。
アベルは別に人間というものに対してはとりたてて特別な感情は持っていない。
彼が憎いのはあくまで北区の大人で、だから敵対している南側に付いてやるというだけの動機しかなくて、
思想的にもう南区のそれを代表する幹部である彼女とは違っているのだ。
北を憎むことと人間を憎むこととはきっと、完全にイコールでは繋がらない。
でも人間が憎いなら北の思想も憎くて当然で、
だから北の思想に反発するなら自然と人間全体を悪く思うようになるのだろう。
北区の思想は人間の思想なのだから。
いつの間にかそう考えているこの時点でアベルは彼女の思惑に嵌ってしまっている。
自覚するのは、やはりずっとずっと後の事だ。
「あ……!」
脇腹をくすぐるように這い回っていた手がズボンにまで滑り込んできた。
ぼうっとしかけていた思考がはっきりする。
「…っや、め、何しっ……うわっ」
足をばたつかせても侵入は止まらない。
腰骨をなぞられ、パンツにまで手を突っ込まれてアベルは心底慌てた。
「いや、だっ、なんでそんなとこ、まで、あっ、うぁ、あ」
「やはり幼いな、直接触らないことにはどうもならんか……なんだ、何をそんなに慌てている。
パンツの中に漏らしでもしていたみたいな顔をして」
物凄く恥ずかしい場所を手で無造作に握られてしまうという辱めにろくすっぽ口も利けずに赤面して
口をぱくぱくさせるアベルを不思議そうに見下ろす女だったが、
やがて得心がいった顔で口元を弛ませた。
「ああ……そうか、そうだな、お前くらいの年頃でははっきり説明しなければわからないか。
ふふふ……言っただろう、男と女の現実を教えてやるんだ。実地で」
「じっ……? え?」
「わからないか? もっと直接的な言い方をしてやっても良いが――いや、やめておこう。
自分で気付いた時の反応が楽しみだからな」
既に面白くてたまらないという声音でそう言って、女はネクタイを解く。
続いてきちんと着込んでいたスーツのボタンをひとつだけ、
その下のシャツのボタンはみっつほど外してやや乱暴に胸を寛げる。
零れ落ちそうなほど張り出した乳房の重みで残りのボタンも今にも弾け飛びそうな
痛々しい有り様を見せているが、それ以上は外さずただズボンのホックだけは外した。
改めて、互いの胸を押し付け合うようにひたりと覆い被さってくる。
汗ばんだ皮膚と皮膚とが直接触れ合うしっとりと生温い感触と、他人の肌の匂い。
男には無い柔らかさの塊の、ふたつの重み。
それに色香を感じるほど、アベルは男として成熟していない。
ただ人肌の温もりに場違いな安心感を僅か覚えるだけの、まだ子供だ。
「固くなるな、さっきまでうまく脱力していたじゃないか」
そうは言っても一度正気に返ってしまうと茫洋としたあの感覚を取り戻すのは難しい。
冷静になるとこの状況はやっぱり怖いし、自分が何をされているのか全くわからないのは気持ち悪い。
「仕様のない奴だな、そら」
「んっ」
口と口がまた重なって、湿った音を大きく響かせて離れた。
「私の言うとおりにしておけば楽になる」
まるで脅してでもいるような発言だったがとにかく頷く。
仕切り直しとばかりにガチガチに力の入った体をもう一度撫で回され、唇を啄まれる。
アベルは気付いていないが、女は実に上手く彼が最前良い反応を示した場所ばかりを責めた。
短く切り揃えられた形の良い爪と、細くしなやかな指と、熱く濡れた舌と、
彼女が貼り付いたまま身を動かすたび形を変えて纏わりつく重たい乳房が、
それをそういう名称で呼ぶのだとも知らない少年の性感帯を確実に開発していく。
幼い脳が再び思考停止するのに、それ程の時間はかからなかった。
「……そう、歯を食いしばるな、顎の力を抜いて…声が出そうになっても我慢しようとするな、
んっ……なんだ唾が上手く飲めないのか……よし、これでいいだろう」
半ば水に浸かっている状態で仰向けにされていた体を起こされる重い感覚で、
初めてアベルは自分がいつの間にかまたぼんやりした、何も考えられない状態に陥っていたのだと気付いた。
座らされて、また口付けられて、
はだけきっていた上着が滑り、弛緩した両腕に絡み付きながらも大半抜け落ちて水に浸かる。
キスなんて、好きな女の子とするものだと思っていたはずなのに。
もう何も感じない。
「あ……」
ズボンに手を突っ込まれても、もうなんだかそれほどの違和を覚えなくなっている。
とはいえ心理的な抵抗感はやはり強く、あまり焦点の合わない目で女の手の動きを追い、
力無く伸ばした両手で手首を掴んで嫌々する形に首を振った。
「いいから大人しくしていろ……ん」
下着の中を探られながらの口付け。
「ん……ぅん……そ、れ、嫌だ、なんかぁ……んんっ…」
艶めかしいい舌が歯列を割って入ってくれば言葉を紡ごうとする努力なんて無駄に終わる。
先程から薄く傷を付けられた舌先ばかりを舐められていて、
それが傷口を舐めるというよりむしろこじ開けようとしているんじゃないかと不安になる程
執拗な舌技だというのになんだかぞくぞくと悪寒じみた気持ち良さを感じてしまうのだ。
あまり奥まで舌を絡めてこられると息苦しくて辛いけれど、お見通しなのだろう、
アベルが苦しくない程度に挿し入れられ、唾液を混ぜ合わるように動かされる舌に
最初の不快感が嘘のように溺れていた。
「…ふふ、勃起した。ここが、偶然に何かに擦れて好かった経験くらいはもうあるんじゃないか?」
握られて、擦られて、ひどく恥ずかしいことを指摘されて、
それが質問だったとしてもそんな恥ずかしいことを他人に言えるわけが無い。
ありがたいことに間髪入れず唇を塞がれたので、質問では無かったようだけれど。
「んぁ…あっ、嫌だ、なんか、変だ、やだ、それ、嫌だ……ぁ……っんん……っ!」
「変じゃない、男なら普通のことだ」
そこをこんな風に擦られると腰が抜けそうなほど気持ち良くなるなんてアベルは知らない。
逃げたいのに一番力を込めるべき体幹が全く役立たずな有様なせいでどうにもならない。
「う、そ、だあ、そんな、だって、こんなの絶対、おかしっ……んっ」
「嘘ならどうしてお前のこれはこんなに気持ち良さそうなんだ?」
嫌だ嫌だとにわかに暴れ出したアベルの上半身を女は楽しそうな、残酷な笑みできつく引き寄せる。
口を口で塞ぎ、舌を舌で蹂躙する。
片手は彼の未熟な性器を弄ったまま。
「ん……ん…………!」
逃げ場など無く、反論は舌で封じられ。
嫌だ。
気持ち悪い。
こんな汚い恥ずかしい場所に触られて気持ち良く感じることが気持ち悪い。
気持ち悪いのに、怖いのに、恥ずかしいのに、なんで、
「あっ、ん、うぅ……ッッ!!」
なんで、こんなに、下半身が溶けるみたい、に、
「んっ…なかなか元気じゃないか、射精していたら私の胸までくらいは飛び散っていたかもしれないな」
気持ち良すぎて、
彼女に握り締められたそれ以上に腰がガクガク痙攣して、
頭が痛い、
歯の根が合わない、
知らない、
こんな感覚、
壊れる、
怖い、
怖い、
きもちいい、
怖い、
嫌だ、
怖い、
怖い、
怖い、
オレが壊れる、
忘れる、
忘れて――
「……ぅ」
――何を、忘れる?
「ぁ――……」
――君のことだけは忘れられるわけないのに。
冷水を被ったような気分。
罪深さに涙が零れた。
こんなことであの子を忘れられるなんて思ったことが、
こんなことになってもあの子を忘れられないことが、どちらも果てしなく罪深かった。
それは、だって、自分の汚さをあの子の存在を利用して正当化しているということだ。
そうだ、どうして頭から追いやっていたんだ。
思い知らされてしまったからもう、逃れられないんだと理解したはずだったのに。
オレは一生あの子を忘れられない、
あの子を忘れようとする、あの子に自分の汚さを押し付ける最低な自分から、逃げられない。
それをオレに思い知らせたこの女から、逃げられないんだと。
たぶん、この瞬間にこそいよいよ本当に、アベルは折れた。
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「お前は本当に子供だな」
女が笑う。頬を伝った涙を唇でなぞる。
何も言っていないのに、まるで頭の中が見えているように的確に思考を読み取っている。
「……お前よりもっと、奴らの方が自分に甘いのに」
そうなのだろうか。
自分でさえこんなにも汚いのに、もっと汚いんだろうか。
「現実の汚さを教えてやる。
奴らが子供の為だと言い張って隠し立てする世界の真実を我々は隠さない」
何も考えられない。
「知らずに直面するのは、辛かっただろう?」
辛かった。だからここにいる。
「だが良かったじゃないか。お前の可愛いその娘はもういない。
死んだからお前の中で永遠に美しい。死んだから永遠に穢れない」
――え?
「男と女というのは、こんなにも汚い」
――この女は今、何と言った?
確かに聞き捨てならないことを言ったのだ、言った筈なのに、何と言ったか思い出せない、
頭が拒否している、思い出せ、思い出せ、甘い言葉の最後にこの女はあの子を――!
「んっ…!?」
唇を塞がれるのは思考を阻害されるということで、視界を塞がれるということでもある。
「――……ッ」
じいっという、何かの擦れる音。
口付けられたまま、右手をとられ、どうやら服の上から彼女の体のどこか――
ボタンの硬い感触があったのと、距離からして多分腹のあたりに押し当てられ、
軽く滑らされて今度は着崩れて露出した肌に触れて、
更にそのまま素肌を滑り降りる手先に引っ掛かりを感じて、
でもそのまま、布と肌との間に手を突っ込まされているらしい、
更に下へ下へ、これは、
「――ひゃ…っあ!?」
「んっ……ふふふ、驚いたか?」
薄く汗の湿りが籠もった茂みに分け入る感触に続いて、
ぬるりとした、明らかに皮膚とは異質な熱い何かに指が触れた。
びくりと痙攣した指先と、触れたそれとの間に粘っこい糸が引かれた感覚。
思わず仰け反って見開いた目の先には当たり前ながら女の顔のアップがあり、
自分が何に触らされたのかは見下ろそうにも押し付けられている胸が邪魔で見えない。
「ぁ……」
僅かな浮遊感。ばちゃ、と音を立てて、またしても仰向けに押し倒されていた。
「これが女だ」
ああ、これはさっきと逆なんだ。
今度はこの女のパンツにオレが手を突っ込まされてるんだ。
軽く膝を立て、これ見よがしに腰を浮かせて僅かに突き出した姿勢で女は更に強引に、
下着に差し入れさせた小さな手指をその内側、嗜虐の愉しみで薄くぬかるんだ場所に押し当てる。
「男と逆だ。ここを柔らかく濡らして、それで――どうするか、知っているか?」
知らないし、わからない。
いや、察しは付いているけれど、それが意識の表層に上ってこない。
気付くことが怖くて、逃げている。
「強情だな…そら」
「ひ……っ」
強く押された途端、中指が不自然に深くぬめりの中に埋もれた。
指先全体がぬるぬると湿った熱に包まれて、なんだか気持ち悪いのに、気持ち悪いはずなのに、
そこがどうなっているのかもっと知りたいという妙な好奇心に駆られる。
怪奇現象の、正体を確認するまで怖くて気が済まない感覚と似ている。
「根元まで突っ込んで掻き混ぜるんだ……そう、ふふ……もう一人でできるな?
人差し指も使って、んッ……良い子だ、ふふ、ふふふ……」
わけがわからないまま、言われたとおりに手を動かす。
最初ただなんだかぬるぬるしているとしか感じなかったそこが、実際は少しざらついていて、
ほんの少しだけ、そう、濡れているのとか、ちょっと吸い付いてくるのとか、
舌…いや、口の中の感触に似ていることに気付く。
「私も触ってやろう」
またしてもパンツに手を突っ込まれた。
自分も今や同じ事をしているとはいえ抵抗感は変わらない。
さっき何かおかしなことになってしまったからむしろそれは増しているくらいだ。
「んん…ッ、そこ、は、いやだ……ってぇ……!」
「本当に強情だな。これは怖い事でも何でも無い」
「ち、が…っそんな、汚いとこ、なのに」
今度は見えないまま手を突っ込まれて弄られていた前回とは違った。
ズボンと一緒くたにパンツがずり下ろされて、
ウエストゴムにそれが乗っている様だとか、他人の手がそれを摘まんで撫でさすっている様だとか、
そうされることでそれがどうしてか硬くいきり立ってしまう様だとか、
全部見えてしまうせいで何倍も、もう死んでしまいたいほどに恥ずかしい。
「いいんだよ。弱くて汚くて恥ずかしい場所を晒し合って擦り付け合って、
そんな汚い行為に快感を覚えるのが男と女だ。
そんな事をしなければ子孫も残せないのが生物なんだ」
しそん?
「さあ、お前のこれはこんなに硬くなっている。そして私のここはこんなに柔らかくなっている。
お互いの一番弱くて汚くて恥ずかしい場所をこうして晒し合った。
では次はどうするか。今までの説明から――答えは導き出せるんじゃないか?」
そんな、こんなわけがわからなくなっている頭でそんな難しいこと、わかるわけが、
「私の今し方の台詞を思い出せ、もう答えは私の方から説明しているんだ」
男と女は、弱くて汚くて恥ずかしい場所を、晒し合って
「こすり、つけ、え? え……!?」
――擦り付け合う? これと、あれを?
「っふふ……やっと辿り着いたな」
今自分の指が入っている場所は――なるほど、口に似ているわけだ。
脱力した右手を再びとられ、少し力を込められると下着ごと手が引き下ろされて、
熱いぬるつきから抜けた指はすっかりふやけていた。
角度の都合で肝心な場所こそ視覚的には把握できないものの、そこがどうなっているかは触覚で確かめた。
女だけが持っているもうひとつの口。
性に目覚める前の少年には、熱く煮え立つ底無しの沼のような恐ろしさを感じさせた。
「最初に鼻っ柱をへし折って犯してやれば男なんて子供だろうと大概私に与するものなんだがな。
お前は随分頑張った。誉めてやる、この私をこんなに手こずらせたんだ――
お前の縋り付きたがっているものは、それだけの価値がある」
「な、にを」
「さあ――これが現実だ。
お前が美しいままに心のよすがとした思い出という名の幻想との落差に、絶望しろ」
あと少しでも猶予があれば、アベルは無駄でもまたしても全力で抵抗を試みていたことだろう。
自分が何をされるのか分かりはしたが解るには至らない僅かの隙を突いて、
女は器用に互いの着衣をずらしてぐっと体重を乗せてきた。
事が成し遂げられるまでなんて、ものの数秒だ。
「ひッ、あ、ああぁッッ!?」
アベルの喉が仰け反る。
狂いそうなほど大量の情報が、下半身から、脳に、
「呆気ないだろう。たったこれだけだ。たったこれだけで、私とお前はこんなに深く繋がってしまったぞ」
いやだ、おれの、からだ、こんな――。
「抜い、て、それ、こん、な、あッ、嫌だ、動く、の、変、うわ…あッ……――〜〜ッッ!!」
情報が多すぎて、処理仕切れない。
繋がったところが激しく痙攣して、勝手に女の体を掻き混ぜているのに、恐怖だけが頭を満たしている。
「んぁ……ッ、ふふふ、挿れただけでイッたか。中でこんなに暴れて……。
ほら落ち着け、お前の体はな、物凄く気持ち良くなっているんだ」
「嘘、うそだ、きもちよくなんか、こんな、こわい、こわい、こわい…」
下半身を食べられた。それのどこが気持ちいいと言うのか。
「落ち着けと言っているだろうが」
「んんッ!」
両手で顔を掴まれて口付けられ、舌を舐られる。上と下、両方で喰われる。
「ん……はぁ、ほら、深呼吸しろ」
「は……ッ、むり……はぁ、はぁ……」
胸をさすられてもうまく呼吸が出来ない。
頑張って深く吐き出そうとするのに、それより先に吸い込んでしまう。
混乱でアベルは過呼吸を起こしかけており、それがまた更なる混乱をもたらす悪循環に陥っていた。
「まったく、ここまで来ても世話の焼ける」
唇を吸われるたび、舌をなぶられるたび、繋がった場所が擦れておかしな、
何かぐちゃぐちゃとした気持ち悪い音が響いて、同時にぞわぞわと背中が粟立つ感覚が登ってくる。
苦しいのに口を塞がれているから息が吸えない。
「……一度に全部受け入れようとするな、今は私の舌だけ感じるんだ」
「ん……」
壊れかけていたアベルはその指示に全力で縋った。
目を閉じ、口の中の感覚だけに集中しようとする。絡み付いてくる舌に自分から、懸命に舌を伸ばす。
「んっ……んぅ…ッ、ぁ……」
息を継ぐにも必死なアベルとは対照的に、涼しい顔で女は彼の感じる場所を舐め、
不器用に差し出した舌を絡め取る。
相変わらず、口付けの最中だろうと目は閉じない。
固く伏せられた色素の薄い睫が、だんだんと舌の動きに合わせるように震え、綻んでいくのを
じっと観察していた。
「……最初は気持ち悪かったのに、今はだいぶ好いだろう?」
「……んぁ? え、と…」
唇が離れた拍子に糸を引いて垂れ落ちた唾液を伸ばした舌先で受け、飲み込んで
アベルは霞みがかった目を薄く開いた。
「っふふ…! なかなか上手くなったじゃないか、と言っているんだ――さあもう落ち着いたな」
未発達の男根は少し動いただけで抜けてしまいそうになる。
ほんの僅か呻くような声を出して女は自然と逃げかける獲物を膣で強く締め上げて捕らえ、
強引に再度根元まで挿入した。
「あッ……くぅぅ……!」
喉を震わせて涙声を絞り出すアベルだったが先程のような恐慌状態に陥ることは無く、
ただ目をぎゅっと瞑って強すぎる刺激に耐える。
抜けないように恥骨を密着させたままで女がそっと腰を揺する。
「ほら、ゆっくりしてやるからもう大丈夫だろう?」
底無しの熱い熱い、煮えたような沼に、ずるずると引っ張り込まれていく。
さっきまであんなに気持ち悪かったのに、何度もキスしているうちに、なんだか、なんだか、
「〜ッ……ぁあ、おれ、おれの、うぅ……」
このぬるぬるが、底無しに軟らかいものがどうしてかきつくきつく纏わり付いてくる感触が、
ひどく甘くて、でも、
「どうした? 言いたいことがあるなら聞いてやるぞ?」
「ああぁ……お、おれ、の……おれの」
「俺の、何だ」
「お、お…れの、その……っ、ぁ……ちんちん、とけて、ない…?」
…でもその融けて混じり合っているような甘美な感覚は同時にとても恐ろしくて、
恥ずかしくて言えなかったことをアベルはとうとう口にしてしまった。
「ッ……く、ふふふ……ふふ、なんだお前、そんな心配をしていたのか! ふふ、ふふふふふ」
「だっ、て、あッ、ああ、んんん!」
女が腹を抱えて笑う。
腹筋の痙攣に合わせてアベルを咥え込んだ場所も収縮して、不規則な締め付けを与える。
「……っはは、ほら体を起こしてみろ……さあ、喰われている所がよく見えるだろう」
腕を引かれて上体を起こされると相手の胸が頭に乗るみたいになって、
でも無理矢理後頭部を押されて目線を下にやられると、
「はあ、はあ…ぅぁ……」
ずり下ろされたズボンからのびる白い腿とその先、
半ばシャツに隠れつつも確かに自分の体が咥え込まれている現場がよく見えた。
「こんな、根元まで深く繋がっても――
そら、……この皮一枚…二枚分の、こんな頼りない薄さで、一つになんか融け合えない」
女の腰が薄く持ち上げられ、粘つく感触と共に繋がりが離れかけて
「ん、あああぁッ!!」
生々しい音を立てて深く咥え直される。
「こんなに擦り付けても、せいぜい血が流れる程度、で――」
下半身は既に腿で挟まれ、体重をかけられてぎっちり固められている。
加えて上半身まで両腕で抱き寄せられて、ついでに頭も重たい乳房で動きを封じられて、
せめて身を捩って耐えたいのにそれすら出来ず、
アベルはいいようにそれとまだ理解しきれていない快楽を擦り込まれるしか無かった。
「う、んっ、はぁ、う、うぅっ、――〜〜ッッ!!」
「――都合良く融け合うことなんて無い、さ……ッ、ああ、またこんなに暴れて…っ、
ふふふ、いいな、いいよお前、まだ来ていないんだものな、快感に終わりが無いだろう?
こうするだけでまた」
ずるずると蠢く快楽の毒沼に捕らえられて、逃げられない。
沸騰しそうな頭を必死で左右に振って耐える。女が器用に腰を揺すり、刺激を与えてくる度に、
体の中心から大切なものが根こそぎ持っていかれそうな圧倒的な、これは、
「お前の体が大人になるのが楽しみだよ、ふふふ、ふふ……、っああ、また……」
これ、が、
「はぁ、はぁ、だめ、おれ、おかしい、おかし、ひあッ、ああぁ…」
――狂いそうなほどの、快感。
「ほらまだ頑張れよ、男だろう?」
気を失いかけるアベルを繋がったまま押し倒して女が笑う。嗤いながら腰を揺する。
衝撃で意識を手放し損ねたアベルの虚ろな瞳に、
濡れてますます白く色の抜けた、知らない誰かの腕が映る。
「は……っ」
ああ――
「あ、うぁ……ああ、」
――死体なんかより、今の自分達の方がよっぽどおぞましい。
「あ……ッ!!」
深く昏く汚らわしい、快楽という名の地獄の門に触れてしまった。
「〜〜――……ッッ!」
救いなんか本当にもう、胸に今も浮かぶあの子の笑顔だけだ。
あとは引きずり込まれる未来しか、残されていない。
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「――黒兎ちゃんにしては回りくどいことするのね」
「貴様らが甘やかしていたから私が躾けてやったんだ。悪趣味は相変わらずだな、銀針」
結局失神してしまった少年の着衣を(乱暴に)正してやりながら、
黒兎は視界の届かない暗がりに声をやる。
「ウフフ、黒兎ちゃん遅いんだもの、後片付けが大変になるようなスゴいことしてるのかしらって」
「それに関してはハズレだった。やはり女はつまらん」
話題の死骸にも一瞥もくれずただ黙々と、
脱力した少年の体を器用に動かして服を着せる黒兎のつれない態度にもめげずに
声の主は勝手に話を続ける。
「でも結果としてやっぱり後片付けが大変な有り様だわ、今夜はお風呂使えなさそうよぉ」
「几帳面な貴様のことだ、もう修理の目処までつけているのだろう? 一晩くらい我慢しろ」
「冷たいわぁ黒兎ちゃん、自分だけ楽しんでおいてこんなお婆ちゃまに我慢を強いるだなんて。
私も若作りしようかしらっ」
「今からでは遅いな」
性根がもうババァじゃないか、と皮肉めいた声音で黒兎は言い捨てた。
涙やら何やらでぐちゃぐちゃの少年の顔をサービスで拭いてやる。
「もうっ…まあいいわ。難婆ちゃんが今作ってるお薬の実験台に若い男の子が欲しくて、
アベルちゃんどうかしらって思ってたんだけど――黒兎ちゃんのお気に入りなら他を当たった方が良さそうね」
「アベル…? ああそうか、阿倍翔といったか。別に特別気に入っている訳でもないさ。
だが……まあ、勧められないな。意外に自我が強いし、
この歳でそれなりに能力を使いこなせるガキは使い潰すには勿体ないだろう」
「そうねぇ、御しやすそうに見えたけど、あの黒兎ちゃんを手こずらせたくらいだものね」
「……」
「やあだ、怖い顔しないでよぉ。
ウフフ、どうせお薬がモノになるのなんてまだ先ですもの、もっといい逸材が転がり込んでくるわきっと。
そもそも私が斡旋しなくたって、難婆が自分で拾ってくるかも♪」
「あの変態のことだ、どうせ肉体改造か能力開発の下品な代物だろう。
どうしても必要ならその辺の人間のガキでも攫ってあてがえば良い」
「まっ、酷いこと考えるのね」
「酷いだなんてちっとも思っていやしないくせに」
「フフフ……」
昏い笑いを残して声の主は気配を消した。
黒兎は未だ意識を取り戻す気配の無い少年の濡れた髪を梳き、膝に抱きかかえる。
「命拾いしたな」
ん、と小さく呻いて抱きつくように身を寄せてくる動きをあえて邪魔せず、ただ耳元に囁く。
「私がいなければ危なかったんだ……せいぜい今後も私を楽しませることだな、純情少年」
幼く、柔らかな耳朶を甘く噛む。
唇が、嗤う形に歪んでいた。
長々失礼しました。
最終回にめげずに黒兎様のビッチ…じゃなかったエッチな話を書いてくれる職人さんが
現れますように、
単行本で気に入った人がヒノサユとか落としに来てくれますように…!
>174
超GJ
黒兎様エロいな!!
まだ落としてくれる神がいたとは…
この想像力はすごい。GJです
黒兎惜しいなー人気出ただろうに
こんなにエロいのに
心の底から踏んでほしいと思わせてくれたキャラは自分史上黒兎様が初めてさ
サユのおっぱい揉みたい保守
サユの太ももひっつかみたい保守
没ネームのサユがエロすぎると思ったから保守
182 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 02:18:54 ID:vmFv2HCY
あげてみる
あったのか!
184 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 15:03:16 ID:V2EqdWsJ
あげ
ムヒョロジスレは落ちたけど、ここは残ったのか
千と千尋の神隠しに似てる
そう?
188 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 11:39:15 ID:HoWZNMvU
残ってる!
サユなんであんなナイスバディなんだ
ありゃ作者はド変態だな
勃起さん