1 :
名無しさん@ピンキー:
何でたたないんだw
2げろ
こないだ立ってすぐ落ちたよ
5 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:59:01 ID:u7LJKyYe
もっと評価されるべき
職人さんくるまで俺が意地でも保守する!
腹責めスレやスカトロスレではダメな理由を教えてくれ
腹攻めとは全く別の部類だってば
同じくスカトロも
なんていうかな。こう、、、
8 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 00:21:54 ID:yrXlDOuV
あげ
腹攻めは腹を攻めることによる副産物(?)がゲロなだけだし、スカトロはウンコであって汚物全部ってわけじゃない
ぶっちゃけウンコは好きじゃないがゲロは大好きなんだ
10 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 10:26:14 ID:yrXlDOuV
>>9 まぁとにかく全く別の部類だよね
ゲロ、ウンコ、腹パンチは。
職人期待あげー
11 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:55:03 ID:yrXlDOuV
職人さん降臨まだ〜〜!
12 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:55:59 ID:yrXlDOuV
うざいと言われようがなんだろうが意地でも保守するっ
つまんねーんだよ板嵐野郎
14 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 09:44:24 ID:BFbJ+etT
あげー
今北!
なんと素晴らしいまでに惨めなスレ!
今のうちに保存保存…
16 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 12:11:16 ID:0uC8Gbyz
さらにわびしさアップのためage
前スレがあったんだっ!!?
すげえ……ゲロ、すげえ……。
いったいどんな作品が投下されたのか逆に見てみたい……。
18 :
或る未来の物語:2008/12/17(水) 19:36:23 ID:ZN3OITH+
ドロッ…ドロドロ…
始まった。
あたしの一番嫌いな時間…食餌の時間。
拘束され、チューブで強制的に胃袋へ―
ああ…匂いで分かる。
今日は妹の…あたしの双子の妹のアレ
ドロドロ…
気持ち悪い。吐き気がする…でも吐いちゃ駄目。
これは大切なお食事。ご主人様のタベモノ。
ゴボッ…ギュルルル
止まった…やっと終わり。
ドロッ…
やだ…また始まった。
今度は違う人の匂い。
混ざってく…あたしの中で。
もう限界。お腹いっぱい…苦しい!苦しい
19 :
或る未来の物語:2008/12/17(水) 19:38:02 ID:ZN3OITH+
ギュボッ…
いきなりチューブが抜かれる。
うう…味がした。気持ち悪い。
拘束具が外される。
そう。辛いのはこれから。
細身のチャイナドレスが苦しい。
後ろ手にきつく縛られる。
前掛けを着けられて、準備完了。
首輪の鎖を曳かれて食堂へ。
「お待たせしました。本日のメインディッシュです」
中国人のご主人様が言う。
今日はお客さんが来てたのか。
あたしは急いで床にひれ伏す。
20 :
或る未来の物語:2008/12/17(水) 19:39:36 ID:ZN3OITH+
「17歳の日本人です。双子の妹と一緒に買いました」
ご主人様があたしを紹介する。
「私もジャップを味わうのは初めてだ。楽しみですな、どれ」
白人の客はそう言い、靴であたしの顔を持ち上げる。
すごく屈辱的。だけど仕方ないの。日本は負けたの。
ご主人様達は雑談を再開する。
あたしは回転式の円卓に上る。
じっと待つ。あたしは食べモノ。
今気がついた。今日の給仕は妹の美咲だ。
「おい。始めろ」
妹が尻を叩かれる。
テーブルが回され、あたしはお客様の前に。
妹が、金属の長い棒を取り出す。
「前を失礼します」
あたしは口を開ける。
そんなに悲しい顔をしないでいいよ。
21 :
或る未来の物語:2008/12/17(水) 19:40:32 ID:ZN3OITH+
ゴボッ
喉の奥まで棒が突っ込まれる。
ぐりぐり…ぐりぐり
掻き回される。苦しい!でもまだ…ああぁ…
オエッ…ゲホッ
出るっ…
眼で訴える。妹が素早く棒を抜く。
お客様と口づけ…舌…入ってきた。
オエエッ…
胃から逆流する。妹と誰かのゲロ。
大きく口を開けて、零さないように、お客様のお口へ。
一気に出しちゃ駄目なの。
お客様が飲み込むまで、ゆっくり我慢。
苦しい!涙が出る。すごい匂い…どうして…こんなのを食べるの。
わからない…やっと飲み込んでくれた。
もう一度
オエエェッ…
口を離した。
美咲が、口元を舐めて綺麗にしてくれる。
22 :
或る未来の物語:2008/12/17(水) 19:42:30 ID:ZN3OITH+
「いかがですか、お味は」
「とてもいい。気に入りました」
「それはよかった。では私も」
テーブルが回される。
さっきの繰り返し。
棒を突っ込まれ、掻き回され、ご主人様のお口に…
2回、3回…オエエッ…全部吐き出す。
「苦味が出てきましたな。おい、追加だ」
「はい」
美咲がまた尻を叩かれる。
妹が、あたしのゲロまみれの棒を自分の口に突っ込み、掻き回す。
ウエッ…
苦しそうな表情になる。可哀相…。
棒を口から出し、あたしの前に…
美咲の柔らかい唇。小さくて可愛い舌。
オエエエッ…オエエッ…
遠慮なく直接流し込まれる、妹のゲロ
すごい量…たくさん入れられてたんだね。
いいよ、全部飲んであげる。
口の中まで、全部啜ってあげる。
また、お腹いっぱいになっちゃった。
お客様が待ってる。
(終わり)
23 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:56:02 ID:BFbJ+etT
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
この調子でいってみよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1111
24 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:57:31 ID:BFbJ+etT
25 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 22:58:28 ID:BFbJ+etT
ID:ZN3OITH+乙です><;
イイ滑りだしです><;
不快だからageるな
27 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 14:46:31 ID:sApsCMhL
不快ならNGにぶち込めばいいだろwwwwwwwwwwwwww
あげー
>>24 おお、dクス!
なるほど、部外者だけど、ゲロ道というものがほんのちょっとだけ理解できた様な気がする。
作品としても、けっこう萌えるものもあったし、如何にゲロを萌えに結びつけるかという
作者さん方のテクニカルさがかいま見えて良かった。
なかなか、深い主題だと思う。
だが惜しむらくは、なぜか知らんが読んでると吐き気がすると言うことだ……。
(いや、精神的には嫌悪感も何もないはずなのだが、なぜか)
人の性交を見ると性的興奮を催し、あくびを見ると眠くなるように、吐いてるところを見ると吐きたくなるのだろうか?
どうやらこの道は、私のような未熟者にはまだまだ険しいらしい。
まあ、とりあえず、いい人生経験になった。改めてありがとー。
>>28 吐きたくなる=嫌悪感があるんじゃね
あれだよ、体が拒絶するのと同じ感じ
とりあえずゆっくりしてけよ><;
30 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 20:11:02 ID:sApsCMhL
sageじゃなくてage-
31 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 22:07:28 ID:UiOsEE4V
あげー
>>28 嫌悪感とかじゃなくてもらいゲロは本能。
同じ群れの個体が吐いてたら、高確率で自分も毒物や腐ったものを食べている。
だから吐いといた方がいい。
ニコニコ見てたらアニメのゲロシーン特集みたいなのがあったわ
ゲロに興味を持った人におすすめ、上級者にはちょっと物足りない鴨
34 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 23:40:24 ID:jGAIi8nh
あげー
35 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 11:38:27 ID:eKcuYXIJ
あげー
メリーゲロハキマス
あゲロ
38 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 22:51:31 ID:4VUBGKqh
agero
ほす
40 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 18:36:42 ID:qVklUQnA
agero
41 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 00:11:19 ID:q8KTjogW
あゲロ
げろ
ゲロパロ
46 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:59:24 ID:ID6seH98
あげろ
47 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:59:27 ID:ID6seH98
あ
ルルーシュ
「では、やる夫の更生でもします。」
やる夫「はぁ、マンドクセ・・・。」シコシコシコシコ!!
ルルーシュ「やる夫よ、何にもしないでつまらなくないのか?
このままでは、貴様の範囲がググーッと狭まってしまう!
なら、君たち、俺のギアスを受けて、首をくくってみないか?」
やる夫「んなもの、勝手に作るな!」
ルルーシュ「では、貴様にチャンスを与えよう。ピコピコーン!
「就職活動セット!!」付け髪とセーラー服のセットだけれど・・・。」
で、結局、やる夫は面接の際、飲食店の店長から
いきなりゲロをかけられる羽目に・・・。
やる夫「ルルーシュ、ひどいじゃないか?いきなりゲロをかけられた・・・。」
ルルーシュ「うわぁ!!くさい!!寄るな!寄るな!」
49 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 23:42:06 ID:PuV9Ej68
まさか復活してたとはww
50 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 15:12:46 ID:Z+sr/a+h
ゲロゲロ
51 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 18:24:14 ID:aAOXTMIc
俺は変態だと思っていたがまだまだのようだな…
最初のSSからヘビィすぎる…
精液ゲロと食物ゲロだとどっちが好き?
53 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:19:03 ID:9kF0G/oR
食
画期的な美少女型アンドロイド:レナを開発してみた、見た目は完璧な人間の少女に見える位の精巧モデルだ!先ずはジュースミキサー機能から
レナは、シャリシャリとリンゴを食べて居る、ひたすら食べ続け全て食べ終えると口から「エー、エロエロエロエロエロ」ジョロロロー
2リットル程のリンゴジュースが、器に吐き出された。
他にも、お好み焼き機能をば・・
レナは、お好み焼きの素材である豚肉、刻みレタス等々素材を飲み干すと胃に当たる装置内でミックスし、ゲロの様に鉄板の上に吐き出した
「ウェ!ゲロゲロゲロゲロゲロゲロアォォエ〜ゴボォ!」
鉄板には、レナの素材ミックスされたドロドロの物が吐き出されるが、焼けば美味しいお好み焼きになる
当然まったく売れなかったが、一部のゲロマニアにはオオ受けだったそうな。
完
うわっ!?きたねえ!!
こんなところで吐くなよ!
俺だってもどしたくなるだろ!
57 :
のどちんこ:2009/02/01(日) 18:17:00 ID:lQyIxTCK
「ねーミカお姉ちゃん、テレビで見たんだけど、口の中に『のどちんこ』って、あるんだって!」
小学校5年になる妹のユカは、中学3年になる私に食事の後に見て居たテレビを見て私の部屋の中で嬉しそうに話ている。
最近、男の子の『ちんちん』に興味深々な私は、『のどちんこ』にピクッと反応し、「女の子の口の中にも、ちんちん見たいなのがあるのかと興味を持ちユカの話を聞いて居た
ユカも、『ちんちん』に少なからず興味がある様で、たまに同級生の見てしまった『ちんちん』の話をするので、私はいつも興味深々なのだった。
なので、女の子の口の中にある『のどちんこ』に興味があったので、ユカの『のどちんこ』を先に見ると、ユカの口の中の奥に何かちんちんを思わせる様な突起があったのでそれを摘む、ユカは
「うえ!やめて、ミカお姉ちゃん何か吐きそうだよ〜」と涙目になるが、構わず感触を確かめるべく、グニュグニュ弄ったらユカが
「うえぇ〜エロエロエレ〜〜〜ロロロ〜ッ!」と先程食べた胃の中の夕食を大量に吐き出した・・
未消化と言うか、胃に入ったばかりの内容物と胃液が部屋の床にぼちゃぼちゃユカの口からドロドロ流れた
「えヴろぱ、あぉう!、ケホッケホッ!」妹は、吐き出す物を全て吐き出しつつ咳込み、胃液を口から垂らしてる特有の酸っぱい匂いと食べ物の匂いが部屋中に充満した・・・
「ご、ごめ!大丈夫?」と背中を擦りながらユカを介抱していたが
私も、妹の吐瀉物とその匂いに耐え切れず、貰いゲロをしてしまう・・・
「うっ!グボッ!プシャー・・ぐッぼ!エロエロエロエロエロエロォ〜・・・・」
妹の吐瀉物に混ざる様に、私の吐瀉物も加わる・・
流れる涙と鼻水、薄赤い唇を持つ私の口から、白っぽいシチューだの肉だのが噴射する様に流れる口を手でふさいで我慢しようとした為、余計に出てふさいだ手の隙間から吐瀉物と黄色い胃液が、吹き出して妹の頭を汚す
「ゲェッ!ゴボッ!ゲホ!ゲホォッ!」一部が気管に入った様で、吐きながら咳込む・・・姉妹は、鼻水と涙と口から胃液やら、吐瀉物を全て嗚咽しながら吐き尽くした・・・
部屋中ゲロ塗れのゲロ臭だらけだ・・私達は、『のどちんこ』何か鏡で見るべきだったと今更後悔した。
異変に気が付いた父親や兄貴や母親が駆け付けて、始末中鼻を摘む父親と母親に叱られたまくられ、兄貴に笑われたのは言うまでもなかった。
完
>>57 補足
先程食べた胃の中の夕食を大量に吐き出した・・
未消化と言うか、胃に入ったばかりの内容物と胃液が口の中から吹き上がり、私の手と腕や顔に吹きかかり零れた吐瀉物が部屋の床に
を挿入するのを忘れました。
なんてーか拒食症って凄いらしいぞ。
60 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 08:12:38 ID:OV2/V+2v
q
61 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 08:13:01 ID:OV2/V+2v
62 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 08:16:01 ID:2nKH/RhC
あげろ
63 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 08:16:18 ID:2nKH/RhC
あ、ゲロ
64 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 18:56:29 ID:2ZlzF/ri
あげ
65 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 18:56:33 ID:2ZlzF/ri
あげ
投下待ち(´・ω・`)
67 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 18:12:10 ID:pfY0crhM
「加奈起きてる?ただいま〜」
時計は午後11時を回っている
「おかえりなさい、姉さん…大変だった?」
「ま、ね…遅くなってゴメンね、お腹空いたでしょ」
着替えを終えるとすぐに台所へ
棚から鍋を出し加奈の部屋へ声をかける
「どう?変わった事なかった?」
「うん…今日も気分いいの」
「ホント!よかった〜、じゃあごはんにするね!」
人差し指と中指を喉の奥に突っ込み数回ポイントを刺激してやる
「ぉうっ、ぐぇええええ!」
鍋底にばしゃばしゃとゲロが当たる
「げぼぉ!おええっ!」
「姉さん大丈夫?苦しかったらすぐ止めて!」
寝室から加奈の心配そうな声が聞こえる
まあ確かに苦しくなくはないのだがもう慣れた
「こんなもんかな」
綺麗に皿に盛り付け、パセリなど散らしてみる
寝室では加奈が体を起こそうともがいていた
「ホラホラちょっと待って、起こしてあげるから」
「ごめん…」
「何が?さ、ごはんにしよう!ハイ、あ〜んして〜」
ぐちゅる…ごきゅ
「今日はビーフシチュー…だよ」
「そう…」
「ハイ、あ〜ん」
ずる、じゅるぷ…
「噛んでない奴は出していいからね?気をつけてはいるけど」
「大丈夫、よく潰れてるから食べやすいよ…いつもありがとう…」
ふわっと笑った加奈の顔が、一瞬母さんに見えた
「…加奈ぁ」
ぽふ、と加奈の胸に顔を埋める
「姉さん?」
「ごめん…私、加奈の面倒一生見れるか分かんない…けど…頑張るからさ…」
加奈は黙って髪を撫でてくれる
このまま暫く加奈に甘えさせてもらおう
ああ…訳分からんものを書いてしまった…
久々に
なぁに〜!やっちまったな〜!レベルの失態
70 :
或る未来の物語:2009/03/08(日) 12:29:01 ID:fwgYmnXN
GJ!!
いいぞ。やっぱ女同士のが綺麗だ。うん
71 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 19:57:54 ID:reKey2oi
ゲロスレなんだから綺麗を求めるなよw
午後11時なのに何で寝てて当然と思わないの?
何が大変だったの?
体起こすのも難しい奴放置してる事が変わった事だろ?
何でゲロなのに盛りつけにこだわるの?
何でゲロ食わせるの?
何で急に妹が不安になるような事言うの?
とか
そういうのはいいの?
気にしない事になったの?
気にしないのが一番
気になるなら無理矢理でも自力で補完して
あげっろ
75 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 12:23:47 ID:XsR5cQWm
あげろ
76 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 12:23:51 ID:XsR5cQWm
げえれお
77 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 13:35:49 ID:HGCxvsG4
ゲレーロ
78 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 15:20:49 ID:WbdG7p4I
あげろ
79 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 15:20:57 ID:WbdG7p4I
げろり
保守とかしないの?
81 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:12:41 ID:SV+Yl/M5
あげろ
82 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:12:53 ID:SV+Yl/M5
げろ
83 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 12:05:52 ID:3gYr0P9b
ひさびさに
84 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 12:05:55 ID:3gYr0P9b
あ
85 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 12:05:59 ID:3gYr0P9b
げ
rp
ろ
ぉぇ・・・
うっぷ
90 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 09:18:28 ID:gFNizEKV
誰か何か書いてよ
3人ぐらいしか書いてないじゃん
91 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:12:26 ID:lb91zBx5
そんな事言うならお前が懸けよ
92 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:05 ID:lb91zBx5
ゲ
93 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:09 ID:lb91zBx5
ロ
94 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:18 ID:lb91zBx5
吐
95 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:20 ID:lb91zBx5
き
96 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:30 ID:lb91zBx5
美
97 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:33 ID:lb91zBx5
少
98 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 19:13:38 ID:lb91zBx5
女
99 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 21:49:28 ID:DwTF27zQ
げんしけんのおぎーだな
100 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:10:01 ID:gFNizEKV
>>91 俺は書いたうちの一人なんだよ
誰か書いてよ
101 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 22:19:07 ID:kbR7TzEm
もう一回自分で書いたらエエがな
102 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:35:42 ID:mk6Ed3EC
全力で
103 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:35:51 ID:mk6Ed3EC
あ
104 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 15:35:59 ID:mk6Ed3EC
げ
練習がてらにひとつ
暑い夏の深夜、少女は、青い顔をしながら家の廊下をトイレまで歩いていた。
(うぇえ、吐きそう。気持ち悪い。何か変なものでも食べたのかな。)
ガチャ、バタン
(はぁ、とりあえず、トイレまで来たから、大丈夫かな。でも、なんで、こんなに気持ち悪いんだろう。)
最初は、少し気分がおかしいだけだったが、時を追うごとに、はっきりとしていき、吐き気はだんだんと大きくなっていく。。
体中に冷や汗をかき、体は寒気を感じ、震えてきていた。そして、とうとう、我慢の限界が来た。
(だめっ、もうでるっ!)
もうこうなったら、我慢の仕様がない。少女は、急いで、便器のふたを開け、胃の中のものを吐き出した。
「オエエッ!オェエェェ!ォオオエエ!」
ビシャッ!!ビチャッ!ビシッシャッ!
少女の吐いた吐瀉物がトイレの水を打つ音が響く。
少女の口から、夜に食べた、ご飯やその前に食べたお菓子などがドロドロの液体となって、勢いよく、便器の中に落ちていく。
胃の中がひっくり返るような感覚、酸っぱいような匂いが鼻を刺す。
「ゴホッ、ゴホッ。ハァ、ハァ・・・・・・。」
「っっ!!ゴホッ!!うっ。」
少女は、再び、便器に屈みこみ、準備をした。
「ウォエェェッ!ゲエゥッッ!!オエエエッ!」
二回目にもかかわらず、その勢いは、一回目となんら変わりはなかった。
少女は、きれいな顔を歪ませ、涙を流しながら、胃から上ってくる吐瀉物を吐き出し続けた。
「ハァ、ハァ・・・・・・。」
ようやく吐き気は収まった。トイレの水を流し少女は一息ついた。少女の体は盛大に吐いたせいか少し疲れた様子だ。
(なんでこんなに・・・・・・。とりあえず口、洗わなくちゃ。)
(ハァー、胃のなかがムカムカする。)
少女は洗面台にむかい、口の中をゆすいだ。口の中にあった、苦い吐瀉物が洗い流され、すっきりする。
(たぶん、昨日の夕飯全部はいたよね。)
少女の様子が急変、再び顔が青くなる。
(また吐き気がっ・・・・・・。)
その夜、少女は、何回も嘔吐し、親に急いで病院に連れて行かれた。
終わり
106 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 18:51:50 ID:qIZ9/ale
吐いてる少女っていいけど、実際、吐く側になるときついよな。
30分ごとにトイレにいくとかつらいし、体がとてもふらつく。
何ていうか
その
あれだ
お前らが雑談すらしないから書きようがないんじゃないのか
最近の書き手さんは読み手の評価に怯えてるらしいし
客の嗜好が読み切れないから書けないって事もあるんじゃないのか
どうなんだ
こら
>>106 GJ,一人でも地味に書き始めてくれれば盛り上がってくれる・・・はず!
109 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 00:14:29 ID:sfUc/BHO
やっぱりマイナーなのか
厨時代、同年代のみんなは穴に何か入れてオナヌーとかエロ話とかが好きなのに
自分はセクロスに関心がなく、苦しそうに嘔吐する人の汚いえずき声にしか(´Д`;)ハァハァハァハァ出来ないから
自分は異常なんだ、誰とも嘔吐なんか語り合えないじゃないかと落ち込んでいた
だからネットが出来るようになってから、嘔吐フェチの人もそれなりに存在していると知って凄く嬉しかったよ
確かにマイナーだろうけどさ
小説にも挑戦出来たら良いな
変態……
112 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:32:12 ID:j4bjFDUV
あげてみるか
誰も書かないのか……
じゃあ、なにか考えてみようかな
ていうか需要ないの?
立てるだけ立てて半月も保守に来ないような
>>1なんだし放置でいいよ
116 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 22:45:38 ID:EF442VD7
週刊少年誌の微エロ漫画でゲロ採用とかでメジャーな嗜好にならないと難しいだろうなー
需要は確実にあるのに
没にした長編の一部でスマンが…
倒れ込んだ香織はぐるぐる廻る風景のなか、堪えきれず激しく嘔吐した。痺れる全身はもはや寒暖の差すら判らず、涙と吐寫物で濡れた顔だけがたまらなく不快だった。
「…ぐ、ふぅ…げほ!!」
周囲を取り巻く女子たちは、茫然と立ち竦み香織を眺めている。
やがて皆、同情に満ちた眼差しでポケットからハンカチを取り出したが、なお咳込み、汚れた全身を震わせる香織に近付く者はいない。
「…座れる? 香織。」
最初に緊迫した沈黙を破り歩み寄ったのは、やはりリーダー格の深雪だった。
これほど香織を責め苛んだ拷問の執行責任者は、水着の汚れを気にも掛けず、肩を抱いて香織を起こすと、綺麗に彼女の頬を拭き清める。
なおも痙攣を続ける香織の四肢を撫で、周囲の六年生たちに命じ水を汲んで来させた深雪は親身に香織の介抱を続けた。まるで『裏切り』などなかったかのように。
「…着替えなきゃ駄目ね…うちに来なさい。」
肉付きのよい背中を向け、負ぶさるように深雪は促す。
「…ダメだよ…汚いよ…」
掠れた香織の囁き。しかしそれを無視した深雪は固唾を呑む仲間にしっかりした声で指示を出した。
「…誰か、香織を背負わせて。」
すぐに何人かが惨めな有り様の香織の軽い身体を抱え上げ、未だ全身の痛みに呻く彼女を深雪の逞しい背に預けた。
汗と吐寫物でぐっしょりと湿った水着を気にも止めず、深雪は軽々と立ち上がって校門に向け歩きだす。
顔を見合わせながら恐る恐る後を追う上ノ瀬の女子児童たちが二人に追いつく前、深雪は真っすぐ前を見つめながら有無を言わせぬ口調で香織に命じた。
「…香織。あんた今夜、うちに泊まんなさい…」
ゲロパートはこれだけ。今度はゲロできちんと一本書いてみるよ。
乙
続き待ってるぞ
「ぅう、だめ、もうでる、うぷっ……お兄ちゃん離れて……」
妹はそういうととっさに口に手を当てた。
妹は苦しそうに咳こみ、顔を下へと下げた。次の瞬間、液体の音がし、妹は胃の中の物を吐き出した。
「うぉおええええ!」
嗚咽と共に口に当てていた手の隙間から、さきほどまで妹の胃の中にあったものが零れていた。
ほとんど、消化されていないそれは、妹の消化機能の低下のせいだろう。妹は、胃腸風邪にかかり、学校を休んだのだ。
手から零れた吐瀉物は、妹のピンク色のパジャマを黄色く染めていた。あたりには、鼻をつく酸っぱい臭いが広がった。
吐き気は、治まったようで、妹は手を口から外した。何回か咳き込み、それは終わりを告げた。
「お兄ちゃん……、我慢できなかった。ごめんなさい」
妹はすまなそうにうなだれた。
妹の顔は吐瀉物が鼻からも流れ、涙でぐしゃぐしゃで汚れていた。
「パジャマ、汚れちゃったよ……」
妹は、汗と吐瀉物が染みたパジャマを少し持ちあげて、悲しそうな顔をした。
「自分で洗うね……」
妹は、立ち上がろうとするが、足に力がはいらず、座り込んでしまった。
「ごめんなさい、お兄ちゃん、迷惑かけて」
俺はただ呆然とたっていることしかできなかった。
誰か書かないかと妄想だけは広がる
124 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 17:51:35 ID:Df824o+X
黄色ゲロとは、わかってらっしゃる
雨がいきなり降り出して、雨宿りに向かったバス停に顔色の悪い先客が……
どうやら風邪をひいてるようでこの雨で悪化
吐き気にたえられず、男から隠れるように胃の中のものを全て吐き出してしまう
女はそのまま倒れ込み
男はその介抱する
そんな妄想
>>125おーいいなソレ!
妄想はとどまる事を知らんが、その妄想を美しい文章に変える力がないorz
たしかに難しいなw
カリパー氏戦役の漫画は既出?
俺を百合ゲロに目覚めさせた罪深いサイトなんだが
聞いたことないサイトでぐぐってみたら、この人サイトあったのねw
たしかお絵描き板のゲロスレに投下された作品だったかと
この人かww
確か、だいぶ前に来たよな
リアルタイムで投稿されたやつを見てたなー
なんと、有名な人だったか…
この漫画の女の子が我慢してる表情、ゲロを飲まされる親友
そしていい気分になっちゃうラストで俺の中の何かが目覚めた
ほしゅ
ほーしゅ
保守
136 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 10:11:27 ID:ddHwGvUx
hosyu
???「あー暇だな〜」
???は、今日から夏休みですることがないのだ。
???「そういえば、長いことFPSやってないなぁ
昔やってたCTOでもやるか」
CTOというのは、ネソクンがオンラインで提供している
FPSゲーム、カウンターテロリストオンラインの略である。
???「よーし、やるぞぉぉぉ」
バババババ (エネミーキャプチャード)(ファイアーインザホール)
・・・・・・数時間後・・・・・・・・
???「やっぱFPS面白いなぁwww(ちょっと3D酔い気味かも・・・)」
・・・・・・数分後・・・・・・・・・
???「うっ・・うぇ気持ちわるっ・・・休憩しよっと・・・」
???は、ひさしぶりの3Dゲームで3D酔いをしてしまったらしく
少し休憩をすることにした。
???「うぅ・・・気持ち悪いうっぷぅぇ」
???は時々えづく
???「うぇうぇ(少し横になろう・・・)」
と横になったそのとき???の口元に嘔吐物がこみ上げてきた
???「うっぷ・・・ぐっ・・・」ごくん
???は、こみ上げてきた嘔吐物を無理やり飲み込みその場をしのいだが
気持ち悪さは、倍増していた
???「あぁ気持ち悪いよぅうぇぇ・・」
???は、何かを察したようにトイレへ駆け込んだ
???「おえっ・・・おえぅ」
???のえづき声が、トイレの中に響く
???「うえっっ・・・・げぇげぇ」
???「うぅ気持ち悪い うえっぇぇぇっぇぇっぇぇぐぇ」ぼちゃぼちゃぼちゃ
???は、ついに戻してしまった
???「はぁはぁはぁ・・・・はぅうええええぐぇえええげろろげろろろろろおろろおおおおおお」
びちゃびちゃびちゃぼちゅあ
???「あぁぁぁうえっはぁぁはぁはぁはぁ」
こういうシチュもいいね よくありそうで
誰か書いてw
138 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 19:36:09 ID:QtEiUa5O
139 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 06:47:42 ID:n4fmLamp
もっと賑わうといいな
140 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 05:04:24 ID:EZ2kvqbN
なぜこんなに伸びない
141 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 10:53:47 ID:4wNt2tMC
ラノベ作家の藤原祐が
『嘔吐が似合うのは萌キャラの必須要件』
とか言ってた
ゲロ美少女町
143 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 22:19:33 ID:vOcimMMd
ほしゅ
>>122書いたんだが、をもっと広げてかんがえてくる
マジで過疎だな
145 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 05:02:27 ID:KCMpABO6
喉の指を突っ込んで無理やりゲロ吐かせるのキボンヌ
キボンヌ……
書こうと思ったらHDDがいかれた……
死にたい
つペンと紙
おげぇ
ほ
めりーげろりますいぶ保守
152 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/26(土) 01:18:21 ID:wNYn7HHa
クリスマスプレゼントにゲロ
153 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/02(土) 03:29:01 ID:dVBiBBrl
おもちをくいすぎて
げろげろー
あけおめ
154 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 21:54:41 ID:6Dl9xOfI
「ハァハァ・・おじ様・・あぅ・・本当に・・いいんですか・・?」
苦しそうだが可愛らしい少女の声が、たとだとしく戸惑っている。
紗雪にとって、それは本当に信じていいのかどうか、
ここに至ってまだ理解の及びきらない話だった。
「いいんだよ。おじ様は紗雪が大好きだから、全部許してあげる。」
「おじ様」こと田中は、一体何回、紗雪にこの言葉を与えたか、
7回目だったか、8回目だったか、もう正確な回数がわからなくなってきていた。
学習机、椅子、ピアノ、ベッド、本棚と、そこを飾る適度なお花と、ぬいぐるみ。
綺麗に片づけられたその広い勉強部屋はそれ自体が知的であった。
そして、その知性を何も疑うことなく必死に維持するこの部屋主の存在が、
抱きしめたいほどにけなげで可愛かった。事実、今、田中はそれを抱きしめていた…。
緑の絨毯の上には、過剰なまでに広く新聞紙が敷き詰められて、
中央部に二枚の水色のゴミ袋が並べて敷いてあった。
教師風の一見知的で優しそうな田中貴史は、やや筋肉質の安定した体で、
まるで一つの家具のようにビニールの上で胡坐を組んでいた。全裸だった。
貴史おじ様の腕の中に横抱きされて、まだ14歳の紗雪の裸身は、
プールの更衣室でみんなと一緒に着替えているときよりも、
いっそう白く、細く、小さく、そして子供だった。
「ぁ・・、ハァハァ・・でも・・でも・・おじ様が・・ぅ・・おじ様が・・」
私立中学だから許されている長い髪の毛の何本かは汗で柔らかそうな頬に張り付いて、
困惑と期待に上下する膨らみかけた胸の奥からは、もうすでに胃液の匂いのする吐息を
貴史おじ様の鼻に直接かける。
「ぁ・・」それを気遣う小さな悲鳴。『ごめんなさい』そう言おうとして出た声は、
まるでカエルの様な一本調子のゲップだった。
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー」
「ぁ・・」戸惑いの小さな悲鳴。
『わたしの声じゃない・・わたしじゃない・・』
もっと悲劇的な嗚咽なら想定内だった。なのにこんな滑稽な、不格好な声は
喜劇にすらならないじゃないかと、紗雪にはその小さな失敗が受け入れられない。
「いいよ。変な声出ても。可愛いよ。とても。」
そう言って、田中の温かく大きな手のひらが少女の背中をさする。
おじ様はちょっとだけしか動いていないのに背中全部をさすられる感覚。
紗雪の身体が今にも引き起こそうとしている、人に見せられない現象を前にして、
引きも、押しもしないおじ様の胸。
許してもらえる感覚。それをこんな局面で実感したことなど今までになかったし、
紗雪にとって、これからあるなどと想像もできない。
その感覚は紗雪に、足の間の「女の子」からじゅわぁっと潤滑油を分泌させた。
『こんなになるのは初めてだ・・』
紗雪は自分の身体の反応に驚き、同時に喜んだ。
この人を好きになることを、自分の身体から認められたような気がした。
『おじ様・・』そう語りかけたくて、もう一度確かめたくて声だけ出したかった。
『今しようとしてることは、いけない事じゃないかもしれませんよね・・。』
しかし、その時が来た。紗雪は別の声を発してしまった・・。
「ほゲリュゥゥゥッ!」
その途端紗雪は、黒目が上に行ってしまい、お腹があり得ないほど凹んだ。
足が勝手に開いてボールを蹴るように、高く舞い上がった。
細い左腕が胸の前で合唱指揮者のように振られた。しかし、紗雪自身の口から出たのは汚く臭い歌声だった。
『吐く・・!吐く・・!紗雪が吐く・・!』二人が同時にそう考えた。
胸の奥に通っているホースから「コボコボコボコボォォ!」っとわき上がる音が聴こえた。
『吐くって、やっぱり汚いことなんだ・・。』『歯並びも矯正してすごく可愛くなった・・。』
この二つのことを今さら同時に思い出しながら、紗雪は細い顎を突き出して、「O」の字に口を開く。
今嘔吐しようとしている端正な顔は、同時に少し後悔の泣き顔を含んだ。
が一方で、お腹の底部から流れ出る女の子液は、すでに合わせ目から滲み出て、おじ様の足を濡らしていた。
だれにも見せることなく、将来の誰かのためだけに一生懸命手入れをしていた思春期の美しい肢体。
それが今、紗雪の言うことを聞かなくなって、勝手に肉のポンプに変身した。
「くぼぉこぼジャジャァァァァァッ!」
【先程は、サゲわすれたまま、アゲてしまってすみません・・】
これは期待
>>156 ありがとうございます。
奇しくも、その「期待」という言葉は、このお話のキーワードです。^^
紗雪の口は美しかった。この年にしてすでに淑女の口だった。
田中は今日、この立派な豪邸の重い玄関扉のレバーを押し、鍵の掛けられていないことを確かめて、
急に震え始めたその手でゆっくりとドアを引き、柔らかいホール灯の明りに浮かび上がる全裸の少女を見たときに、
膨らみ始めた胸にでもなく、まだ産毛の集まりにしか見えないその向こうの割れ目にでもなく、
まずその口唇の美しさの虜になった。その口はゆっくり開くと、はじめて聞く美しい声でこう言った。
「はじめまして。おじ様・・。チャットでは何度もお会いしてましたけど・・」
今、その口が開けるだけこじ広げられて、内部からひどい量の麺類がゴボジャボと
のたくり出して来ていた。
まるで線虫が我先にと逃げ出すように、紗雪の頬や顎、田中の胸や首筋を、
「つ」の字や、「へ」の字にくねって、生き物さながら蠢きながら脱出してきた。
「ぐぁボジョゴェロエロヘロォォォォーーーーッ!ジャァァァァーーーーーッ!」
紗雪の嘔吐は繰り返された。その嘔吐物はとても熱かった。
それは紗雪の臓物であり、体温であった。
ウドン、ソバ、素麺、スパゲティ、ラーメンが、コーンとネギにまみれて同時に混じり合っていた。
麻婆豆腐の様な、およそ白い肌の美少女が、その中に隠し持っていたとは信じがたいような、
茶色のゲロだった。
それはまるでゴミ捨て場の様な酸っぱいゲロ臭を、湯気とともに立ち昇らせて、
ピアノのある勉強部屋に充満させた。明るい所から急に暗い所に入ると瞬間真っ暗となるように、
紗雪が美少女であればこそ、なお更にそのゲロゲロとアゲモドしたものは臭かった。
「あああ!あああああ!よしよし・・・よしよし・・あああああ!」
田中は腕にも、胸にも、腹にも、寄生虫をクダした下痢便のような女子中学生の嘔吐物を、
自分の身体の垂直面にぬらぬらと自由に這いずり回せながら、馬鹿のように悦びの声をあげた。
そして、少女の蠢く臓器の蠕動を掌に感じながら、その背中をさすりあげ続けた。
田中は感動していた。特に、紗雪の吐瀉物中の素麺に・・。
田中が指示したのは、スパゲティ、ラーメン、ウドン、ソバの四種だけだった。
なのに、多量の素麺が混じっている。
白い素麺は黄色い消化液や、ミートソースやら、その他今となっては判らないもので
黄土色の便の様な色に染まっていた。素麺はその細い麺と麺が形成する空間に、
たっぷりと紗雪の体液を含み、特にあの「ゲロのニオイ」を誰よりも強く発散させていた。
素麺の追加は紗雪から貴史おじ様への思いやりであり、また、紗雪自身に向けられた自虐であった。
田中は反吐のニオイというものが、時にこんなにいとおしく感じられるものであることを初めて知った。
その腕の中、貴史おじ様の気持ちをまだ知らない紗雪が周期的に嘔吐を繰り返す。
一回目よりも二回目、二回目よりも三回目が多かった。
『おじさまに、きらわれる・・』
紗雪が自分の吐いている物の見た目の酷さを後悔し、もう止まって欲しいと願えば、
次にはもっとたくさんのお腹の中身が、茶色い噴流となって吐出した。
「けぶぅッ!バシャジャジャジャァァァァアァァーーーーッ! グゲェェェェーーー・・・ひぃッ…」
昨日の午後11時頃、田中の書斎にはカタカタとキーボードを打つ音と、その合間の
「はぁはぁ」という息遣い、クシュクシュという股間をいじり回す音だけが有った。
「スパゲティとラーメン、あと出来ればウドンとソバを食べておきなさい。」
「はい…わかりました。おじ様…」
「スパゲティはデュラムセモリナの麺をアルデンテに茹でて、市販のレトルトミートソースを3袋分かけなさい。」
「はい…おじ様…」
「ラーメンは日清チキンラーメンに、しなちくとコーンを・・。ネギもたっぷり入れなさい。鳴門も忘れないように。」
「はい…おじ様…。おダシも残してはいけないですか?」
「おダシは気持ち悪くなるために一番必要な成分だからね。そうだ、出来れば粉末スープは2袋入れなさい。」
「あああ…はい…おじ様…」
「おじ様の到着のちょうど一時間前に食べ終えるんだよ。これは、早くても遅くてもいけない。ちょうど一時間だ。」
「はい…おじ様…」
「なぜだかわかるね?言ってみなさい。」
「それは…その間に紗雪の内臓から体液がいっぱいしみ出して…食べたのがドロドロになって…
ネバネバになって…あああ…」
「あああ・・それから?」
「紗雪の体液で臭くなって…ああああ…臭くなって…ゲロに…ゲロになるからです…」
「ああ・・ゲロだなんて・・。ゲロだなんて言ったら叱られるんだろう?誰の、ゲロ?」
「あああ…紗雪のゲロ。紗雪のゲロです。あああ…明日紗雪のゲロ…おじ様に
…明日ほんとに紗雪のゲロ…紗雪ほんとにゲロする
ごmんなさい rさゆき いk あああああああああああああああああ」
「紗雪!ああああああああああああああ」
離れた場所にいる二人の男女。42歳の中年男性と、14歳の女子中学生。
それが、ネットを介したパソコンでつながって、同時にオルガスムスに達した。
法的にも許されない年齢的コンビネーションの二人が、もう何度もこのサイバーな密会を続けて、
互いの性的マイノリティを刺激し合い、舐め合った。
互いの家は電車を乗り継いで一時間ばかり離れていたが、話しているときはディスプレイの中に
相手の体温を感じていた。
「人間は脳でセックスをするんだよ。だからこれは紗雪とおじ様のセックスだね。」
約半年前、紗雪の全身の機能が、貴史おじ様のその言葉に喜んだ。
以来、やや不順だった生理は月の満ち欠けにピタリと周期がシンクロし、
勉強ばかりで成長の遅い優等生だった紗雪は、見る見る綺麗になっていった。
紗雪にこんな密かな楽しみがあることを、周囲の誰も知らなかった。
一方、この言葉は、今回二人が会うに当たって、堅い戒めの約束となった。
1、互いの性器は接触させない事。
2、会うのは今回一度きりにする事。
田中のペニスはこれまで見たこともないほどに怒張して紗雪の脇腹に押し付けられていた。
その付け根には紗雪の嘔吐した多種類の麺類のうち、長い物が引っかかって、
その幼い身体がひざの上で痙攣するたびに、少女の臓液を滴らせながらプラプラと揺れた。
紗雪のそれは、奥の処女膜まで見えるほど、弛緩して拡がっていた。
分泌される粘液は、もう白かった。それをパブロフの犬の涎のようにボタボタと垂らしながら、
この膜を突き破ってください。と懇願していた。
が、二人の性器の間は、戒めの天の川によって遠く隔てられていた。
「ゲブゲブぐェベェエェェェッ! ビチャビチャビチャビチャ・・」
紗雪の嘔吐はほぼ一定周期で何度も繰り返された。
汚すぎる事。臭すぎる事。そして、出すぎる事。
それが紗雪にとって想定をはるかに超えて、今やおじ様の体中を埋め尽くし、ビニールの上にも、
田中の尻を中心に直径70センチ級のゲロの海を形成していた。
自分の身体にも色取り取りの麺類が、長いのや短いのや、太いのや細いのやと張り付いて、
かつて遠足のバスのなかでも見たことのないような反吐物地獄をもたらしていた。
人前で吐くことなど絶対にしなかった。まして人の身体にかけるなどは慮外であった。
自分の身体を汚すことも・・。
なのに、それを喜んでしまう下半身と、そこにつながる脳の一味。
『こんなことしてる・・紗雪、こんなことしてる・・』
「ゥゲェェェェェーーーゴボゴボウゥ・・ ビチャビチャビチャビチャ・・」
もう、言うことを聞かなくなった身体は、紗雪にとって自分ではなかった。
むしろこの身体からどんどん逃げ出していく虫の様な麺ゲロこそが自分自身であるような気がした。
『逃げて・・逃げて・・この身体から・・』
もしも、そのウジャウジャした醜いものが自分ならば、もうだれも自分に期待はしないだろう。
この臭いニオイや、汚い音を許してくれる人がたった一人でもこの世にいるのなら、
優等生の身体で生きるよりも、ベシャベシャの汚物として生きた方が幸せだ・・。
幼稚園の頃からすでに紗雪は優等生でなくてはならなかった。
親からそのように期待されていたからだ。
その期待に答え、いったん優等生となれば先生からも期待される。
小学生になればクラス委員にも選ばれて、優劣問わず他の全てのクラスメイトの面倒を見る。
時には嫌われ役にもなって、孤立も恐れずその責任を果たすことを期待される。
それが子供にとってどんな重責であっても、期待に答えられない部分があれば
親から、教師から、厳しく叱責される。
クラスの問題児が暴れてガラスを割っても、紗雪に落ち度があった時ほどは叱られなかった。
期待に答えればそのステップは当然のものとなり、次なるステップを期待される。
夏休みの自由研究は、常に市の展覧会に選ばれて出展できるレベルになくてはならない。
42日間を一人で闘い抜いて、大人でも困難な品質でそれらをしてのけても、紗雪であれば当然とされた。
たとえそれが賞賛と驚嘆で評価されるべき内容に仕上がっていても、
「よく頑張ったね。今度もまた頑張ろうね。」以上の言葉はかけられない。
あるクラスメイトは二学期になって逆上がりが出来るようになっていたとき、全員の拍手喝さいを浴びた。
もちろん、紗雪も満面の笑顔で心からその子に拍手を送った。
登校時に職員室に呼ばれ、市の特別選出自由研究の認定書を担任の先生から
ひっそりと受け取ったその手で・・。
久々に新作来てた!と思ったら、何やら見覚えのある人物名にシチュに文体w
続きも期待しています。
いいねぇ、汚いゲロを通してひとつになっているのはもはやセックスだね
個人的に約束の1がすごい好き
続きも期待して待っています
ゲップが良くわからないけどツボに入ったわ
それと、ゲロの内容物も詳しく書いてくれるのがたまらん
どうも、励ましのお声、ありがとうございます。
この後、その内容物が大変な事を引き起こします。
「ジュボォッ・・ゴ・・ん・・ング・・ング・・ング・・・」
その時、異変が起こった・・。
紗雪が口からまた多量の麺をダラダラと這いださせ、同時に鼻からまで出てきてしまったと思った矢先の事、
それらの麺が一瞬、ビデオを逆回ししたように、数センチくらい口と鼻に逆戻りした。
と思うと、紗雪がカッと目を見開いて、お腹をビクン!ビクン!っと大きく痙攣させ始めた。
「あ!」
田中は瞬時に、何が起こったかを理解した。
胃、食道から、口腔内にわたって充満していた多量の麺類を、紗雪が吸気とともに気管に吸い込んでしまったのだ。
『まずい!』
田中は急いで紗雪の口から垂れている麺を手で引き抜こうとした。
しかし、手で麺をつかもうとして、その事態の深刻さに気付き、全身の毛が逆立った。
紗雪が嘔吐した麺は、胃の中に一時間とどまっている間に、体液でふやけ、ようやくその形を保っているだけの
泥のような物体に変わっていたのだ。引き抜こうとしてもポロポロと千切れるばかりだ。
気管から思いっきり息を吐きだして咳き込めば詰まっている嘔吐物が抜けると思った。
「息吐ける?」
覗き込むように、腕の中の紗雪に聞いた。紗雪の顔が見る見る蒼白になっていく。
「ン・・・ン・・・・ン・・・ン・・」ビクン、ビクン、ビクン、ビクン・・
しかし、紗雪は心臓の鼓動と同じくらいのリズムで腹筋を痙攣させるだけで、声も、音すらしない。
もともと細いお腹がペチャンと凹んでいる。
『吐く息がないんだ・・』
田中も全身の血が引いて行く。
『指で掻きだすしかない!』
そう思って、紗雪の顎をつかんで口を開けさせ、中を見て愕然とした。
ひしめき合う麺類がぎっしりと詰まっていた。
こんなところに指を入れたら、余計にのどに詰め込むようなものだった。
『ダメだ・・・・・・』田中の視線が一瞬宙を舞いう。
嘔吐物をのどに詰めて窒息。
よく聞くそのフレーズが真っ白になった頭の中に浮かび上がる。
それを聞くたびに『そんな死に方だけはしたくないな・・』程度にしか考えたことがなかった。
が、今目の前で起こっている事はまさにそれだ。それ以外の何者でもない。
いったん引いた血の気が、波のように押し返して沸騰する。
嘔吐物にまみれた全裸の全身から汗が噴き出す。顔が泣き顔になっていく。
『助けを呼ばなければ。』
自分一人では、紗雪を助けられないと直感した。『とにかく人を呼ばなければ。』
気が付けば、紗雪の背中をパンパンと掌で叩く、さすり、また叩く、をがむしゃらに繰り返していた。
と、ふとその手が止まった。
『これを見られる・・』
14歳の少女を裸にして、ゲロプレイ・・。
ゲロまみれの身体・・。部屋は辺り一面ゲロの海・・。
あらかじめ敷いた新聞紙とゴミ袋、嘔吐の内容物は五種類の麺類・・。確信犯だ・・。
ロリコンで、ゲロに興奮する男。自分・・。
『ここに、人を・・・呼ぶのか・・・』
何も見ていない視線が、再び泳ぐ。
その時、紗雪が失禁した。
ジョジョォォォォォーーーーージョロジョロジョロジョロジョロ・・・・
『あ・・オシッコ出ちゃった・・』
慌てふためく田中とは裏腹に、また、何とか生きようともがく肉体とも違って、
紗雪の精神は意外と冷静だった。
嘔吐で身体が言うことを聞かずに勝手に吐き続けているときから、肉体が自分のもので無くなることが
なんとなく紗雪には嬉しかった。
それは今日に限った事ではなく、いつも嘔吐している時・・、その間だけが紗雪の「自分の時間」だった。
このまま窒息して肉体が機能を停止したら、自分の抜けがらはおじ様にあげるから、
持って帰って自由にしてくれればいいと思った。
もし可能なら、その様子をどこかから見ていられたら、なお良いのだけれど、
でも、なんとなくその様なことも出来てしまうような、そんな気分だった。
ただ残念なのは、息が出来ないので、言葉に出しておじ様にそれを伝えてあげられないことだった。
『そんなに慌てなくてもいいのに・・。いつか話した六年生の時のお話を思い出して。おじ様・・』
紗雪が六年生になって間もないある日、お父さんとお母さんが学校に来て、
紗雪を真ん中とした家族三人を前にして、先生が言った。
「えー。ここに聖マリアンヌ女学院中等部の案内があります。
紗雪ちゃんの学力なら今はまだ合格ラインではないですが、
一年間進学塾に通って努力すれば、充分狙えるところにあると思います。」
本当は区域の公立中学に、友達と一緒に進学したかった紗雪の意思などは、
口にすることすら許されないまま無視されて、私学受験が両親と先生の意思で決定した。
進学塾に通い始めると、塾の指導で朝5時半の起床と、夜9時半の就寝が義務付けられた。
しかし、ピアノとバレエのレッスンについて双方の教室から、一年のブランクを経ると
せっかくの才能がそれによって枯れてしまうと異口同音に言われて、
結局両立して続けることになった。
しかもピアノにせよ、バレエにせよ、六年生というのはジュニア部門の総仕上げなので、
イベントなどではそれなりの責任と練習量を負担させられた。
すると当然、起床時間はそのままに就寝時間を遅らせざるを得ず、睡眠時間が浸食された。
先生は、件の聖マリアンヌ女学院中等部とどのような繋がりがあるのか、
紗雪の受験への取り組みに対するプレッシャーと、叱咤激励は苛烈を極めた。
微に入り細に入り、ほぼ毎日のようにみんなの前で叱責が飛び、時にそれは罵倒に変わることもあった。
また例によって、紗雪がクラス委員長となることは、もやはその学年の定石であり、
紗雪は本来教師がすべき様な生徒間のイジメ問題への対応も任された。
そのため、幾度も教師と他の生徒の板挟みに置かれ、結果陰湿な子供のイジメの矛先が、
徐々に紗雪へと向けられて行った。
さらに夏休みになれば、自由研究が待っていた。
トップアスリートが常にトップでなければならないのと同様に、
紗雪の自由研究が市の特別選出に認定されることは、
すでに教師間の皮算用に組み込まれている事なので、これを外せば大人たちの落胆を誘うというよりも、
むしろ想定外の事態の前に、何が起こるかわからなかった。
夏休みが終われば、紗雪は人々の期待通り、自由研究で市の特別選出に二年連続で認定された。
が、それがいかに困難な状況で、悪戦苦闘の末に勝ちえられたものなのかを誰も、あまり考えなかった。
何しろその夏休みには、受験勉強のほかに、ピアノ教室のイベント、バレエ教室のイベント、
進学塾の長期合宿訓練などがあり、そのどれもが紗雪にとってかつてなく重い負担となっていた中で、
空いた時間を捻出しての自由研究だった。
紗雪は二学期になってもくたびれた顔一つ見せなかった。
疲れた様子はなによりも両親や先生を心配させることを知っていたからだ。
気候も涼しくなってきたころ、紗雪の中で何かがついに一線を超えた瞬間すら、
周囲の大人たちは気付かなかった・・。
その日、学校から帰ってくると家にはだれもいなかった。
ふとのどの渇きを覚えた紗雪は冷蔵庫を開けた。
そこに見つけたパイナップルのスライスをちょっとちぎって口にした時、紗雪の中でスイッチが入った。
パイナップルはおろか、食べられるものは全部食べた。止まらなかった。
1リットルの牛乳パックを一気に空にした。スッと膝立ちして覗き込むと、
生のミンチ肉のパックがあったので、それも食べた。卵も飲んだ。
なぜお腹がいっぱいにならないのか、考える余裕もなく、止まらなかった。
野菜入れのキャベツを半分ほどかじった時に、膨れ上がったお腹がひどく波打ち始め、
しゃっくりが出始めた。
見えない誰かにお腹を強く押された気がして、思わず横を向いて床に手をつくと、
あくびが出るように勝手に大きく口が開き、そこから噴水が出た。
バシャシャァァァアァーーーーーッジャバジャバジャバジャバジャバジャバ!
体内のものが全部抜け出て行く感覚。
ジャバジャバジャバジャァァァァ!! ジャボジャボジャボジャボジャボォォォ!
二度・・、三度・・、ケボケボゲェェェェェーーーーッ、四度・・、五度・・・・・・・
紗雪は見事、聖マリアンヌ女学院中等部に合格し、大人たちの期待に答えた。
ただ、それは、次なる「大人の期待」の始まりに過ぎなかった。
紗雪はその小さな身体をギシギシと軋ませながら、機関車のようにそれらをこなした。
誰に言うこともできず、誰にも知られずに、自分で自分の胃袋を罰しながら・・。
「誰かいませんか!!助けて下さい!!誰か!!」
もう、目のピントが合わなくなり、手足の感覚がなくなって、自分の痙攣が続いているのか、
止まっているのかわからなくなってきた紗雪の耳に、おじ様が大声で助けを求める声が届いた。
『やめて・・。そんなことをしたらおじ様が・・』
大人たちの名誉のために、「努力の提供者」として働き続けてきた紗雪。
その大人の中の一人が、持てる名誉を全て支払って自分を助けようとしている事を、
紗雪は幼いながらに理解した。『もうこれで良い・・』と思った。
「おおぃ!!誰か!!いないのか!!ゴルァッ!!!」
田中貴史の目を覚まさせたというか、何を捨てて、何を優先すべきなのか、
諦めるのか、諦めないのか、その判断において、100対0のごとく、
まずこの少女の命を救い、あとの何もかもは木端微塵で良いと、この不惑の歳を過ぎて、
間もなく厄年も終わろうとしている一人の”変態”に決心させたのは、紗雪のオシッコだった。
一瞬悪魔がささやいたような逡巡の時に、自分の足に降り注ぎ、ビニールに溜まって、
お尻の下に潜り込んできたオシッコ。紗雪が失禁した尿、お小水。
その温度、紗雪の体温。
この子が生きて、食事をし、カロリーを燃焼させて14年間保ってきたこの体温。
親のために、先生のために、一生懸命に保った体温。
いとおしさがこみあげ、爆発した。
『こんな子が、そんなことになるなど、あり得ない!』
紗雪の唇は、すでに紫色に変色し始めていた。しかし、その小さな身体はまだまだ熱い。
「ぜったいさせるかっ!」
声に出して叫んだ田中は、その瞬時にスケジュールを立てた。
先ずした事は、とにかく大声で呼ばわることだった。
大きな庭のある豪邸の中で、それはきっと無駄に終わるとしても、
叫ぶこと自体はごく短時間であり、万一誰かの耳に留まれば、救急車よりも速く駆けつけるだろう。
そうしておいて、次が119番だ。
「おおーーーいっ!!誰か!!誰か!!誰か!!出ろォオッ!!!」
血を吐いても良いとばかりに出せる限りの怒声をあげながら、脱ぎ棄てた服をまさぐって携帯を取り出し、
プッシュしようとする。
”ピピィ、ピピィ、ピピィ”『・・・・・充電切れだ!』
「コンナトキニ・・」
思わず叫ぼうとしたが、声が出ない・・。『あっ!』
叫びすぎて、のどをやられた。まさに踏んだり蹴ったりとはこの事だ。
『なんてことだ!』
『なんてことだ!』
携帯を思わず紗雪のベッドに向かって投げ捨てた。
コツン・・
と音がして、自分の携帯が何かに当たった。それは、可愛いピンク色の紗雪の携帯だった。
「コレダ!」
出ない声を思わず上げた。
裸身の紗雪を嘔吐物でベチャベチャのゴミ袋の上にうつ伏せにし、足を折り曲げさせてお腹の下に入れ、
お尻を高く、頭を低くさせて待つ。そう、次の嘔吐反射を。田中はまず、すべてをそれにかけていた。
そして、それが始まる前に、出来ることはすべてやって置く。
そういう計画だったが、こんな時に限って次々に襲いかかる障害。
紗雪の丸くぷりぷりしたお尻は、まだまだ薄桃色だった。
『間に合う・・まだ間に合う・・』
その背中をゴシゴシと大きな手で摩擦しながら、紗雪の携帯で119をコールする。
『まだか・・まだか・・まだか・・』ゴシゴシ・、ゴシゴシ・・
「はい。119番です。どうされましたか!?」
「モシモシ、ハイタモノヲノドニツメマシタ!」
「もしもし!? もしもし!?聞こえますか?」
「モシモシ、ダカラネ、ハイタモノ…」
ひそひそ声の叫びが、救急隊員に伝わらない。
さえぎるように隊員が言う。
「話せますか?ダメ?そのまま電話を切らないで!」
「ダカラ、イッテンダロウガ!コノ【放送禁止用語】!!」
『何で、全てがこうなんだ!』血圧が最高潮になり、思わず感情を抑制できない。
その時だった。
紗雪の裸身がビクン・・ビクン・・としゃくり上げるように痙攣し始めた。
『来た!』
最も効果的と思える方法を採るには、救急隊員との通話を諦めねばならなかった。
だが、そもそもうまく行かないそれに時間を浪費している暇はなかった。
田中は迷わず携帯をそのまま新聞紙の上に放置し、紗雪の身体を頭からやや持ち上げ気味に、
ビニールとお互いの身体のゲロを潤滑剤に使って、その間に潜り込んだ。
仰向けに寝た田中の腹の上に、またがるように乗っかった紗雪の背中に両腕を巻きつけて
ギュッと力を込めて抱き、多量の麺ゲロが詰まった口に、自分の口を押しつける。
田中はそのまま、鼻から思いっきり、肺の中の息を全て吐きだした。
田中の肺は空気を出し切り、強く吸気を求める。
「もしもし!もしもし!大丈夫ですかぁ!?しっかりしてください!もしも〜し!」
携帯の中で、救急隊員が叫んでいる。
「グクッ・・・」
紗雪の身体が胃の中のものを押しだそうとして、中の管を芋虫のように蠕動させ始めた。
「・・・・・グクッ」
タイミングを計る・・。
「・・・・・ゥグ」紗雪の腹筋がベコッと凹み、背中が大きくうねる。
『今だ!』
ギュッと背中を締めつけて紗雪の腹腔を絞りあげ、口から肺活量の全てで吸い込んだ。
ゴボゴボゴボゴボゴボォォォォオ!!
紗雪の口、鼻、のど、食道、胃に溜まっていた麺類の嘔吐が、一気に田中の口の中に吸い込まれた。
田中は、口がいっぱいになっても、離さずにさらに吸い続ける。
ウゴボボボボオゴボゴボゴボゴボゴボゴボォォォォォ!
『ウッ・・気管に入った・・!』
酸っぱい刺激が、喉の奥のあり得ないような部分を刺激して、むせ返ろうとした。
ところが、
「コ・・・・・・・・・!!」
息が吐けない・・。
むせる事も出来ない・・。
その時、お腹の上で、紗雪の身体が跳ね上がるほどの痙攣をし、
「ふぉゴッォォォォオオオオオオっ!」と、大きないびきのような音を立てて吸気した。
『よかったぁっ!』
田中はカッと目を見開いたまま、痙攣を始めた。
自分の腹の上に紗雪が裸でまたがったまま、「ヒィィ・・ハァァ・・ヒィィィィィッ!」
っと、必死の形相で、もう一度誕生したように呼吸している。その姿は神々しくも見えた。
『美しい・・』
田中は、自分がもう息が出来なくなっている事も忘れ、痙攣しながら、
紗雪の背中をいとおしそうに何度もさすった。
『がんばれ・・がんばれ・・』
「もしも〜し!大丈夫ですか?もしもぉ〜し!」
携帯から救急隊員の叫ぶこえがどんどん小さくなって行く。目も見えなくなって行く。
『ロリゲロ愛好家として、最高の死に方だ・・。ゴキゲンだぜ・・・・』
やがて田中の手は、紗雪の背中からダラっと落ちて、動かなくなった。
「いや、だから、そこまでやったら全く骨抜きな特許ですよ。
何もそれを持ち出さなくても、もっと別の方法があるでしょう?」
その日、田中貴史は出願した特許を巡って、弁理士事務所との間で
白熱した電話のやり取りをしていた。
何しろ、銀行から追加の融資を受けられるかどうかが、この特許の成否にかかっていたので、
田中もそれなりに必死だった。
融資が受けられなければ、大きな声では言えないが、会社がちょっと危うかったのだ。
「いや、あなたは一体、どっちの味方なんですか!?
某家電メーカーから、なんか貰ってるんじゃないの?」
普段は理知的な技術者経営者なのに、思わず熱くなって感情論に走る。
その時だった。パソコンが呼び鈴のような音をさせた
”キンコン、キンコ〜ン♪”
それを聞くと田中は慌てだす。
「あ、先生、ちょっとすみません。つい熱くなって。」
パソコンの画面の、あやしげなピンク色のウィンドウにあいさつ文が入る。
”紗雪>こんにちは…。よろしくお願いします…”
それを見て、田中がさらに慌てだす。
「あ、ちょっとね、頭冷やしますんで。またかけ直します。」
”紗雪>あの…、いらっしゃいませんか?”
そそくさと電話を切って、急いでキーボードを打つ。
”貴史♂42>こんにちは。紗雪ちゃん。ごめんね。気づくのが遅れて。”
田中は、独立して、ソフトウェアの開発を請け負う個人事業を始めて
もう十年になろうとしていた、五年前に法人成りしたものの、
こんな風に仕事よりも女の子とのツーショットチャットを優先するような事を
ずっとやっていたため、事業は発展せず、今でも一人社長の気まま暮らしだった。
おまけに生来のロリコンで、しかも女の子が嘔吐することや、その嘔吐物に興奮するという
変わった性癖の持ち主だった。
妻と、現在中学二年生の長女が一人いたが、七年前に離婚して、今は自宅兼事務所に
一人暮らしだった。
離婚の原因は、田中がリカちゃん人形の頭部を加工して、口にホースをつなぎ、
ゲロを吐かせてそれを撮影し、ホームページに掲載していたところを
妻に知られてしまった事だった。
”紗雪>いえ…、いらっしゃってよかったです。”
とても感じのいい、自分好みな雰囲気に田中はちょっと予感を感じた。
”貴史♂42>何年生?紗雪ちゃんは。”
”紗雪>はい…、2年生になりました。”
「中学」をつけなくても通用するのは、田中のいつもの待ち受けメッセージ、
「マジメな文学少女なのに嘔吐物まみれになる事に密かに憧れている
恥ずかしいゲロマニアの汚物奴隷志願少女/名門私立中学の図書委員限定」
という内容によるものであった。
こんな尖った内容で、よく応募者が入室するものだと思うが、
もともと田中はリアルに中学生のその様な子を求めていたわけではなかった。
そういう子に成り切って、それを演じてくれる、中高年女性や、
同好の士である男性でよかった。むしろそのほうが良かった。
そういうコミュニケーション手法が、意外と自分をドキドキさせてくれるものだと
知ってからは、事業遂行の憂さをこれで晴らすのが、田中の生き甲斐になっていた。
だから、この様な有り得ないシチュエーションを掲げて、バーチャルプレイを
したいのですということをアピールしていたとも言える。
田中ははじめ、紗雪も「中の人」が本当の中学生であるとは思っていなかった。
が、なにはともあれ、これが、田中と紗雪の、まずはじめの出会いだった。
紗雪とのコミュニケーションが他の「子」たちと違っていたのは、
バーチャルな世界での「ゲロマニアの汚物奴隷プレイ」ではなく、
嘔吐マニア同士の思いを熱く語りながら、いっしょに興奮して、
いっしょにオナニーするという形が主体なことだった。
が、田中は見る見るこのチャット形態にのめり込み、少なくとも週に一度は紗雪と話した。
紗雪は厳しい両親に見つからないように、その目を掻い潜っての接続だったので、
本当はお互い毎晩会いたかったが、それは叶わなかった。
しかしながら、のめり込んだのはむしろ、紗雪の方だった。
最も人に見せられない自分のことを話せた相手、「貴史おじ様」には、
身体の事も、心の事も、何でも話せた。
なにせ、パソコンの前でゲェーゲェー吐いてあげると大喜びして精子をぶちまける
ファンキーな貴史おじ様は、この世に稀有な存在であり、
「チャットご主人様」であるとともに、紗雪が唯一心を許せる無二の親友になって行った。
田中の待ち受けメッセージは、いつしか
「紗雪待ち」
と、ただそれだけとなった。
ただ、妙に用心深い田中が、紗雪の事を、『どうやらこれは本物だ』と納得するまでには、
約三カ月を要した。
そして、ついにその機会を得て、紗雪が自分の家に貴史おじ様を招待するに至るまでには
なお半年を要したのだった。
「お父さん! お父さん! しっかりして!」
可愛い女の子の声がする。
「お父さん! 聞こえますかぁ? お父さん!」
家の中で白ヘルメットをかぶったままの、何やら見た事のない奴もその背後で呼んでいる。
徐々に見えて来る。どうやらそいつが懐中電灯の様なもので顔を照らしているようだった。
夜中に叩き起されたような気がした。
「ん・・、今何時?」
それが蘇生した田中の第一声だった。
「ああっ!よかった!お父さん!」
その声に、女の子が涙声で喜んだ。
二人の白ヘルメットも喜んでいる。
「よかった!お父さん気がついた!もう大丈夫だよ。良かったね!」
時間を聞いただけなのに、大ウケして、みんな肩をたたき合って喜んでいる。
「うへへ・・」
なんだか田中も嬉しくなって、よくわからないまま笑ってしまう。
が、ふと、思う。『ここは一体・・』
ピンク色の品の良いワンピースを着た、その少女・・。
自分の傍らに座り込んで、覗き込むように小さな手で胸を揺さぶってくるその少女・・
「紗雪!!」
反射的に起き上がろうとする。
田中は先程まで、必死でこの子を助けようとしていた事を思い出した。
「もう大丈夫なの!?紗雪!」
紗雪の元気な姿を再び見て、何やら自然と体がほぐれるような安堵感を憶えたが、
周囲の様子がおかしくて、喜んでいいのや、悪いのや、わからない。
と、横から救急隊員が身体を支えに来る。
「あ!ゆっくり起きてください!ゆっくりとね。
大丈夫なのかってお父さん、あなたこそ大丈夫ですか?ほんとにもう・・」
白装束が、小馬鹿にしたような顔で笑っている。
「ああ・・よかった・・。ほんとによかった・・。」
裸ではない、服を着た紗雪が、泣きそうな顔で喜んでくれている。
自分は裸で、しかもゲロまみれだった。それは紗雪の吐いたもののはずだ・・。
「お父さん、ご自分で連絡してこようとされましたね。
その時はすでにもう、喉に詰められた後だった。思い出されました?お父さん。」
早口でまくし立てる救急隊。
「あ・・はぁ・・」
田中は何がなんだかわからない。自分が思い出しつつある事実とは、
何かが違うのではっきりと返事できない。そもそも、なんで”お父さん”なのか・・。
「いやぁ、お父さん、良かったですね。娘さんに発見されて。
危ないとこでした。我々ももう、手の施しようがなかったので通話を切らざるを得なかった。
そこに娘さんが帰って来て、貴方の代わりに出てくれて。ほんとよかった。
まあ、間一髪というとこでしたな!お父さん!」
自分の身体を見ると、上から着物がかけられていた。
『そうか・・助かったんだ・・。』
ふと紗雪を見ると、何やら目配せをしている。
田中はここで初めて気づいた。紗雪の機転でこの家のお父さんと言うことになっているのだと。
「えー、気がつかれたようですが、病院には一応行かれますか?」
一瞬返答に困ると、すぐさま紗雪が割り込んだ。
「大丈夫です!後は私が診ますから。」
そう聞いて、救急隊員も何やらほっとしたような表情を見せると、無線で話し始めた。
「あー、三丁目の嘔吐物窒息の件、吸引器による応急処置により自力回復。
挿管はなし。経過良好につき搬送は不要と判断します。これから聴き取りします。以上。」
「ガァァーー、了解、ガァァーー」雑音に混じって、無線機が応答する。
『聴き取りだって・・?』
田中と、紗雪に緊張が走った。
「まあ、二、三、ちょっとだけお願いしますね。」
馴れ馴れしく、しかも手際よく、いかにも、し慣れた感じで聞いてくる隊員。
「あの・・。お父さん、何されてたんですかね?つまり、原因とか・・。
ここは娘さんの部屋ですよね?それに、お父さんの吐かれたもの・・、これは・・」
それ以上は救急隊員も聞きにくそうだった。
「まあ、我々も一応、報告書を書かないといけないもんでして。事件性とかあるとアレなので・・」
確かに、娘の部屋に新聞紙とゴミ袋をこんなに広く敷いて、そこで裸で、
ウドンとソバとラーメンと素麺とスパゲティを一度に吐くというのは、
「事件性」を疑われても仕方のない話かもしれない。
返答に戸惑っていると、紗雪が必死で言った。
「お父さんは、過食嘔吐してるんです!」
「ええっ・・」
救急隊員は、もう一人のあまりしゃべらない若造の隊員と顔を見合わせた。
若造は苦笑を浮かべて首をひねった。
なぜだかその態度がムカついて、田中は若造を睨んだ。
「ダイエット・・、ですかね?」
救急隊員が不思議そうに確認する。
確かにこの前の健康診断で悪玉コレステロール値が高いと言われていたので、
アバウトながらこれで話のつじつまが合うかもしれないと、田中がほっとしかけたところに
紗雪が必死でフォローを入れた。
「違うんです!お父さん、ものすごく仕事が大変で、社員やお客さんの期待に答えないといけないし、
ほとんど一人で頑張ってたんです!それで過食が始まってしまって、それで・・嘔吐を・・。」
紗雪の言うことに、隊員たちもうんうんと頷いた。
こんなにしっかりした子だという、まさにその現場を田中もはじめて見て、
死の淵から生還したばかりだというのに、萌えた。
「それを、私だけが知ってしまって・・。
それで、したくなったら私の部屋を使って良いよって・・。
ここなら、お母さんに知られたりもしないし・・。」
目に涙を浮かべて、必死で父親をかばおうとする娘の様子は、それだけでも説得力があった。
田中が納得しかけた「お父さんダイエット説」よりは少なくとも・・。
「どうかお母さんや、近所の人には話さないであげてください!」
今にも泣きそうに訴える紗雪の肩を救急隊員はポンポンと叩いて言った。
「大丈夫だよ。我々はそういう個人的な事をよそで話してはいけない事になっているのでね。」
そう言って紗雪ににっこり笑いかけた。
「まあ、お父さん、この不景気で何かと大変でしょうが、あまりご無理なさらないように。
おつらい時は、市民病院の方でも、診療内科とかの紹介もありますんで・・」
親切な隊員だった。
「しかし、お父さん、どうしても、おやりになりたい時は、
長いものと、お餅は避けられた方がよろしいかと・・。」
田中は、その後の紗雪の機転によって、今まさに全て丸く収まろうとしている、
その現場に安心して、頭を掻きながら言った。
「はぁ・・申し訳ありません。ほんとにありがとうございました。助けていただいて・・。
今後、長いものと、お餅では、しないようにしますんで・・」
クスッっと紗雪が笑った。鼻の下に指を添えて。
仕草が、お嬢様、そのものだった。
水色のごみ袋の上に散らばり、溜まった、おびただしい量の嘔吐物と尿。茶ゲロ。麺ゲロ。
グチャグチャで、今なお強烈なにおいを放つそれらが、まさかこの子のものだなどとは、
いまや田中の目から見ても、とてもそのように見ることは出来ないシチュエーションだった。
「しかし、紗雪。君は本当にすごい子だ。本当に・・。」
ベッドの中で布団をかぶり、顔と手とだけを出した紗雪の、
その手をぎゅっと両手で握りしめて、帰り支度の終わった田中が言った。
「助けてくれて、ほんとにありがとう・・」
もうそろそろ、最終電車のタイムリミットが近づいていた。
部屋はすでに綺麗に片づけられ、汚物や汚れものはゴミ袋二袋にまとめられて、
すでに燃えるゴミ置き場だった。
紗雪にかいがいしく身体を拭いてもらっている時、自分が意識を失っている間に
紗雪が成した一連の行動を聞いた。だから、「助けてくれて、ありがとう」という
田中の言葉は、自分の命についてと、自分の地位名誉についてと、
その双方の事に対しての意味が込められていた。
そして田中は、紗雪の事をつくづく「すごい子」だと思った。
紗雪は枕の上で、大きくかぶりを振って言った。
「紗雪こそ、紗雪こそ、ほんとうにありがとうございました。」
紗雪の「ありがとうございました」にも二つの意味があった。
一つ目は、貴史おじ様が命に代えて、自分を助けようとしてくれた事。
そして二つ目は、嘔吐することも、嘔吐したものも愛してくれたということだった。
紗雪にとって嘔吐とは、性欲の対象であるばかりではなく、孤独な自分にとっての
大切な友達でもあったからだ。
「あの・・おじ様・・本当に一回だけじゃないと、ダメですか・・?」
遠慮がちに今にも聴き取れなさそうな声で、ありったけの勇気を振り絞って紗雪が言った。
その言葉に田中の心が大きく揺れた。
紗雪がどんな子で、どのような気持ちでそう言ってくれたのか、
それを思うと嬉しくてたまらなくなって、紗雪の身体を今にも抱きしめそうになった。
だが、もし、今抱きしめたりしたら、もうブレーキは利かない。
田中は、心を鬼にして動揺を振り払い、一瞬の間をおいて言った。
「・・・・約束の2番だからね。」
紗雪のまぶたや、目の周囲の白い肌が見る見るピンク色に変わっていく・・。
幼稚園の頃、サンタクロースの服を着たリカちゃん人形が欲しくて、
おもちゃ売り場のショーウィンドゥを覗き込んでいた。
それを買ってもらえると思っていたのに、お母さんは紗雪の手を引いて
そこから引き離して行った。よその子ならば泣きわめくのに、
紗雪は目の周りをピンク色にして、一筋の涙を流しただけで飲み込んだ。
目の周りの色も、涙のこぼれ出る場所も、今でもそのころとちっとも変らなかった。
鼻を小さくスッと言わせるだけで、笑みさえ浮かべて、
大人を困らせることなどもう何も言わないところも・・。
頬を伝った涙のしずくの、流れついた先には、いつの間にか田中の指があった。
田中はそれを拭わずに、かわりにそこにそっと口を近づけた。
紗雪の頬にはまだ、嘔吐の匂いが残っていた。
田中は塩辛い涙をチュルッとすすり取り、紗雪というこの少女との一期一会を
自らの味覚と嗅覚に刻みつけた。
さて、これ以上後ろ髪をひかれたら、その決心をぐらつかせない自信のなかった田中は、
立ち上がろうとする。
しかし紗雪は、残った力のすべてでその手をぎゅっと押しとどめた。
「おじ様・・一つだけ、一つだけ、紗雪にわがままを許してくれませんか?」
紗雪がこんなことをして、そんなことを言ったのは、生まれて初めてのことだった。
また、それが解かる田中には、紗雪にとって、もはや自分がそこまでの存在なのだということが
実感できてしまって、つらかった。『本当にこれっきりにしないとダメなのか・・』
約束を守らなければならない決心がどうにもぐらついてくるが、
それはダメだ、とにかく、ダメなのだ。最終電車の時間も近付く。
「何かな?約束の事だったら・・」
田中の言葉をさえぎって、力を込めて紗雪が言う。
「もう一度だけ呼ばせてほしいんです。おじ様。
いつも心の中でしかそう呼んでなかったから。もう一度だけ声に出して・・」
それくらいの事なら、大人として聞いてあげない訳には行かない。
しかし、必死で自分を押しとどめて、それだけのことを頼んでくる紗雪という子が
可愛くてならない。とにかくもう、紗雪の一挙手一党足が、ヤバかった。
紗雪が何をしても、何を言っても、それを契機に崩れ落ちそうだった。
『これで最後にしなければ・・』
「いいよ。紗雪。おじ様も紗雪の可愛い声をしっかり耳に焼き付けて帰ることにするよ。」
紗雪の肉声で、もう一度「おじ様」と呼ばれて、それを心の中で紗雪の身代わりに
ギュッと抱きしめれば、あとは一目散に帰ろうと、田中は思った。
紗雪は許可を与えられて、はじめ嬉しそうにほほ笑んだが、
言いにくそうにしているうちに、また、だんだん泣きそうな顔になって行く。
『ダメだ。この顔の、表情の移り変わりを見たら、抱きしめてしまう・・』
田中は、それを見まいとギュッと目を閉じた。
そうして、紗雪は何度か呼吸をした後、やっと言った。
「ぁ・・ぁう・・ぅ・・・・・、お父さん・・」
これで尚、はたして田中がその日の最終電車に乗れたのかどうか・・・、
この少女とおじ様の二人を置いて、他に誰も知る由はなかった。
【 完 】 〜 押尾学に捧ぐ 〜
ちょwwwwwwww
179 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 17:41:52 ID:s7CW5plO
ほしゅ
いまさらだけど読んだ、面白かった、GJ!
田中の離婚自由が男前すぎて吹いたけどキャラも立ってて最後にホロリときた
ただのゲロパロじゃないところがなんとなくゴージャス宝田を思い出したよ
物語に芯があってすごくよかった
力作をありがとう
181 :
154:2010/02/04(木) 20:14:17 ID:9zC9Xl0l
>>180 感想いただけて、大変うれしいです。
どうもありがとうございます。
長めなのにもかかわらず、読んで欲しかったところを、
ちゃんと読んでくださっているのが、すごくうれしかったです。
ほ
し
184 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 03:36:39 ID:XQviHxGx
だ
る
ま
187 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 21:17:06 ID:DpdBbxsE
が
れ
い
じ
を
お
193 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/27(土) 10:20:43 ID:T126UG+R
げぇ〜
あ、あの、わたし、保守代わりに、吐きます…
えっぐ、あ、はぁ、うぇ、っあ、ぐじゅ、うぇえ…
…はぁ、はぁ、ほしゅ、です
おっさんが書いてると思ったら吐き気が
体調不良の美少女が嘔吐しながら書いてると思えば萌える
意外に見てる人いるのね…
公開嘔吐ショーで興奮しちゃう女の子とか思いついた。だれか書いて
198 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/27(火) 19:13:56 ID:CeHgvxwB
公開嘔吐ショーとは新しすぎる……!
かすかな希望を込めて干す
いつも俺がそろそろくるっていうと画像うpくるんだよな
そろそろ、来る…!
201 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 06:11:12 ID:cHDzxYiX
少し、何か考えてくる
流石に過疎りすぎだよな
しかたないかもしれないが
クローシェ様のゲロが飲みたいです
h
ほ
206 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 20:10:56 ID:nYwegv5/
し
が
208 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/26(月) 21:29:20 ID:1Fe48rpD
れ
ゲロ
雨がふっていた。
「こんなんじゃお客さんは来ないな。」
俺は小さな宿屋を経営している。たまに旅人がくるぐらいで、ほとんど誰も泊まらない。
現に今だって、お客さんは誰もいない。
「はぁー……、もう閉めようかな。どうせ今日は誰もこないだろうからな。」
宿屋を閉める準備をしようとしたとき、突然バタンと荒々しく扉を開ける音がした。
だれだろう、こんな天候で外に出たやつがいたのか。
そんなことを考えながら、扉のほうを見ると、なんとエルフがぽつんとたっていた。
こんな田舎ではエルフは珍しい。
長い金髪に尖った耳、透き通るように白い肌。
そして豊満な肉体。肉付きがよく、しかし引き締まるところはしっかりしている。
きれいな人だなと思わず体を見回してしまった。
「あの……泊まらせてもらえませんか…お代はしっ……。」
エルフは言い終わらないうちに床に崩れ落ちてしまった。
「っ……はぁ、はぁ。」
「大丈夫ですか!」
側により、顔をみると汗がひどく、顔色も悪い。
肩で息をして辛そうだ。
額に触ると、とても熱かった。
「ひどい熱だ……。」
当たり前だった。エルフの服はびしょ濡れでこんなんじゃ風邪をひくのも当然だ。
「だ、大丈夫……で……す。」
とてもそうは見えない。
「とりあえず体を拭いて、新しい服に着替えてください。暖かいスープを用意しておきます。」
「ありがっ……うっ」
またもや、言葉は途中で切れてしまった。
口に手を当てて、次の瞬間……エルフは嘔吐した。
吐瀉物が、床に広がる。
「うっ……うぇぇぇぇうぇぇ」
下品な声をあげながら、大量のゲロを吐き出す。
ドロドロとした元が何だかはわからないが、黄色っぽい液体が広がる。
嫌な匂いが辺りに満ちる。「はぁ……はぁ……ぁ……」
全て吐き出したらしいエルフは、力尽きたのか、そのまま気絶してしまった。
自分が戻したゲロの上に倒れる。
わたしは、呆然としていた。
が、ふと我に返り、エルフに駆け寄る。
とりあえずエルフをどうにかしなくては……。
このままでは、風邪が悪化してしまう。
エルフの身体を、支え、お風呂まで、運ぶ。
服を取り替えて、身体を洗わないといけない。吐瀉物や雨や泥で、ひどいことになっている。
エルフの服に手をかけると気づく。このまま脱がしていいのか?いや、今は一大事だから仕方がない……。
とは思ったが、身体が見てみたいという、欲求がなかったわけではなかった。
吐瀉物で汚れたエルフは
、上品さを持つエルフとは大きな差がある。
そこに、何かを感じたのかもしれない。
とにかく、病人をほったらかしにしておくわけにはいかなかった。
続く
エルフゲロとかマニアックだな。
どうしてもディードの絵が浮かんでしまうわw
213 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 18:01:44 ID:lz+7cKgK
たまにはあげる
過疎すぎる
過疎ってるね
215 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 00:23:15 ID:JKrSVhKb
あげとく
あげろおおおっ
ほーしゅ
218 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 18:44:53 ID:OA2zXUNX
病弱な美少女の咳ゲロが好きだ
ずーっと咳が止まらなくてえずき始めて最期に盛大に嘔吐
そのループに萌える
誰か書いてくれないかな
自分が書いても良いが需要があるかもわからないし
エルフのやつを書いたものだが、正直見切り発車で、この後の展開を悩んでる
222 :
219:2010/10/16(土) 10:20:42 ID:6ZB9eSrD
少女は難治性の喘息で、酷い咳に悩まされ幼い頃から入退院を繰り返していた。
今回の入院は出先で大発作を起こした為であり、経過も悪く退院の目処はついていない。
そんな中、風邪をひいてしまった。
これは、そんな一夜の出来事である。
今日は時計の針が22時をさした頃から休む間もない咳が出始め、少女は苦しみ出した。
「ごほぉっ…げほげほ」
ベッドから上体を起こした少女の髪が咳と共に揺れる。
「ゴホッげほゴホげほげほっ!はぁ、はぁっ…」
日付が変わる頃には少女の首回りは汗ばみ、少し髪の毛が張り付いていた。咳は勢いを増すばかりだった。
「ゲホゲホゲホゲホゲホゲホっ、ゴフェっ!」
「ごっ…ガフッ!ゲホゲホゲホゲホ、ゲェーーーー!」
とうとう隣の部屋にも聞こえんばかりの声で激しくえずいてしまう。
「はぁ、うぅっ、はぁはぁ…あ、んぐっ!」
少女は必死に堪えた。
「おぶっ、ゴホゲホっゲホっ」
苦しい、苦しい、吐きたい、けどナースコールは押したくない。
もう看護師さんに恥ずかしい姿は見られたくない。
毎晩毎晩咳き込んでは大量に戻してばかりだった。
長い間背中をさすって貰うのが申し訳なかった。
吐き気を強めぬよう、ゆっくりと室内のバスルームに向かおう。それならどんなに咳が出て、嘔吐してしまっても誰にも見られずに済む。
だが、ゆっくり動いても大丈夫ではなかった。
「ゲホォッ、ゲェ!!」
咳に阻まれ少女は再びえずいた。
「うぅ、うぐっ!く…」
何度も押し寄せる嘔吐感に涙を流しながら抵抗する。
「はぁ、はぁ、ん゛っっ!」
だが咳は止まらない。
「ゲッホゲッホゲホ!んぅぅぅ!」
「ゴブッ」
とっさに口元を強く押さえた。
だが出てしまった。
少女の白い手を粘性の強い液体がつたう。
「ゲェエエエ!」
正座の状態からそのまま前屈みになり、激しくえずいてしまった。
「ゲホゲホ、グェエエエ!」
背中が波打ち始め、更なる嘔吐感が少女を襲った。
ジャボボッびちゃびちゃ
パジャマの下とシーツに大量の液体と化した吐瀉物が降り注いだ。
「はぁっはぁっ、ゲホゲホっ!げぁあ゛」
びしゃあああっ
ぼたぼたぼたっ
「げぼっ!!」
先ほどより幾分量は減ったものの、少女は端正な顔を酷く歪ませ苦し気に嘔吐する。
激しすぎる咳と嘔吐に負け、とうとう少女はナースコールを押した。
看護師が駆け付けると、病室には四つん這いで男の様な声でえずく少女の姿があった。
「がっ!げぇっ、げぇえええ!」
胃の内容物は全てシーツに吐き尽くしてしまったのに、咳のせいで吐き気だけは激しさを失っておらず、もがき苦しむ少女。
看護師は哀れみの表情を浮かべ、少女の背中を優しくさすりながら聞いた。
「(今日の発作は)いつから?」
「はぁ、は…今日の…夜から…げぼっ!んう、げほげほげほっげほげほげほげほげほ、げぇぇぇ!」
ー完(という名の書きかけ)ー
自分は文才がないから咳ゲロの魅力を表現出来ないけど、もしどなたかがこんな感じのシチュエーションで書いて下されば
咳ゲロマニアにとっては素晴らしい作品になると思う
なかなかいいじゃん。
>>219見て偏立サナトリウム女学院というサイト思い出したけど消えてるし……
>>221頑張れ、としか言えんw
小学生レベルでも駄文でも超短編でも歓迎だが未完はやめてw
地球を侵略するでありますげろげーろ
クリスマスゲロル
おげええええええ
船酔いや泥酔、二日酔い嘔吐もいいと思います。
乗り物と酒の間には深くて広い溝がある
233 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 14:54:45 ID:zUXZKDNT
234 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 04:30:14 ID:GzAFWkVX
あげ
235 :
1/3:2011/02/18(金) 15:24:20 ID:3DwKKm9w
ぱぴる、16歳、おんなのこ。
今日はがっこういって、かえってきて、おなかがすっごくすいて、
ドンブリ5杯も納豆食べちゃった!!
だからね、ゲロゲロでゲロさんのおでましなの。
あたしは便座を両手で掴んだ。
腹の下のあたり、そう、子宮があるあたりにギュウッと力を入れれば、
胃下垂のあたしのたぷたぷでたゆんたゆんのピンク色した肉袋が揺れる。
少し揺れればあとはもうこちらのもの。
「えろえれgれおえおろえおえうえ」
しゅあああーーっと。喉を気持ちのいい液体が流れる。喉漉し最高の、アシッド納豆リキッド。
カウボーイスタイルでエクスタシー迎えた時みたいに背中が反っちゃう。
ああ。だめ。あたし今、天井向いてるのに喉からゴプゴプ溢れてきちゃってる。
フューシャの色があたしを益々興奮させる。
空からシャンデリアが降ってきて、ドンガラガッシャーン!!!!とあたしに突き刺さる・・・。
236 :
2/3:2011/02/18(金) 15:24:55 ID:3DwKKm9w
天使「ぱぴる、今日もかわいいね。君のヒップにキッスしてもいいかな?」
あたし「だめよ天使さん。あなたのキッスを受けたらあたしは溶けちゃう。
なめくじみたいにドロドロのあたしは見たくないでしょう?」
天使「ぱぴる、君はもうドロドロだよ。よく見て・・・」
目を開ける。
世界を見る。
目を閉じる。
何も見えない・・・。
くらくって何も見えない。夜なのかしら?
夜になったらあたしは思い出してしまう。
ほんのり色づいた白磁の肌に油ギッシュなデブ野郎がクッサイ雄汁をまき散らしたこと。
あの野郎はよりにもよってあたしのスウィートヴァージンを奪ったこと。
そして一番許せないのは、感じてしまったあたし自身・・・。
237 :
3/3:
だめ!!!!
あたしは幽体離脱して過去のあたしを見下ろしてる。
土壁と障子で囲まれた四畳間。花瓶に活けられた牡丹の花が今落とされようとしている。
一方的な嵐の凌辱に花は抗うすべを持たない。
お花さん、あなたは何のために生まれてきたの?無意味な暴力に曝されるためでは決して無いはずよ。
きっと別の、もっと良い、少しでもマシな運命が・・・。・・・あったのかしら・・・。
牡丹の花「ああん、気持ちいい、サイッコーよ!もっと頂戴!」
お花さん、しあわせそうね。
牡丹の花「いいっ、いいわ!あたしの処女XXXズルズルにされちゃってるぅ!
かはっ、おなかが飛び出しそう!!」
どうやら人違いのようね。あたしはこんな淫乱じゃないもの。さようなら、お花さん。
終わり