2 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 13:52:10 ID:/M6dbkJI
2
・厨は21歳になってから
これはいいかげん書き換えろよ。PINKはもう二年前から18禁だ。
いまだに21禁とかいうやつアホかと思う。専ブラがどうとか言い訳はきかんぞ。
昨日・今日のことじゃなくて二年も前からのことなんだからな。
1乙〜
このスレでそろそろ
バルバトス×ナナリーがきますよ〜に☆
>>3 そんな細かいこと気にするようじゃまだまだお子さまって事さ
前スレ
>>992 あたまでロイド寝取りはこっちに投下してくれ〜
金髪メインヒロインから想い人寝取るのは危険だと思うのは俺だくだろうか?
シャーリーはもちろんコレットもロイドが関わると黒くなりそうだし、クレアなんてヴェイグを依存するように洗脳しているとしか思えな
こんな時間に誰か来たみたいだ、ちょっと出てくる
コレットとシャーリィの依存ぷりは異常
「ロイド…!ロイド…!!」
「大丈夫だコレット…俺がついて
「私アビシオンがいないと生きていけないの!」
「え……?」
前スレのレイリタ続きまだー?
どうでもいいけど誘い受けは鬱陶しい
コレットが鬱陶しいだと
疑問なんだがなんでアビシオンとコレットなん?
プレセアじゃないの?
アビシオンはプレセアでしょ
コレットとロイドの関係って母子っぽいよな
ラタで親離れ みたいな
コレットの方が依存してるから母=ロイド、子=コレットか…
あんまラタでもコレットが1人立ちしたって感じしなかったけどな
ジーニアスは割と昔よりロイドから自立してたがその分ゼロスがダメになってたな
ロイドは下げチンなのか?
攻略王の名が泣くぜよ。
>>19 逆逆
やり直して改めて思うが、コレットはそんなロイドを心配してはいるけど依存してないぞ
本編のロイドが世話焼きだから依存してるように見えただけ
OVAのロイドのコレットコレットっぷりったらない
あんなんでテセアラ編製作されてもあんま嬉しくねえ…
>>10 書く人の自由を奪って何が楽しいの?
だったらヒロインは寝とられた裏であたま(男)にセックスレイプケアさせればおk
セネルの寝取られ面白かったです
マルタが男湯に忍び込んで知らないおぢさん達に犯される展開マダー?
>>24 同人誌サイトで探せ。確か一個ほど誰かが作ってたぞ。
それはさておき。寝取られ?セネルの寝取られは誰だ?グー姉さんだっけ?
ていうかあの高さから落ちたら死ぬだろ。本当によく起きないよな。
落ちても起きない&死なないは主人公の特権だ
牢屋にぶち込まれる
PT内はほぼ美青年、美少年、美女、美少女で構成
世界を救うPT内の平均年齢は10代〜20代(Sは別として)
とかもテイルズの伝統だな
そういやよく牢屋にぶち込まれるRPGだな
えーっと?クレス、リッド、スタン、カイル、ヴェイグ、ロイド、
セネル…は入ったっけ?
ルークは…あータルタロスで捕まったねそういえば。
そんでエミルくんはヴァンガードに捉えられて、そしてユーリは当然のごとく。ね
牢屋程皆勤ではないが、故郷崩壊とか襲撃もよくあるな
>>18 むしろセネルとシャーリィのがよっぽど親子っぽいが。
キャラクエ後半だとウィルとの対比もあって、子離れする親って感じになってたし>仙人化
仙人は死別したと思っていた想い人からその妹を預かってたんだから過保護にもなる
もともとヴァーツラフみたいなシャーリィを利用しようとする人間が多かったみたいだし、簡単に人を信じちゃいけない立場だったけど、遺跡船に来て信頼出来る仲間に出会えて少しずつ変わっていったんだろ
Lやった後にAやるとPTに凄い温度差感じる
Vをやるといい。最初と最後のユーリの中身に対する接し方見てたら、
「うわーユーリ最初全く仲間信用してないなー」ってのが分かるよ
34>>中身を仲間に訂正。ミスった
36 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 04:35:10 ID:9pE4jFmT
エステルが『嘘だぁ!!』とか言いながら鉈持って追っかけまわすっての思ってしまった。
追っかける対象としてはキール辺り。
>34
最初か?最後まで特に信用してる風には見えなかったんだが。
おっさん裏切っても特に感情的になることもないし、腹の底までは誰にも見せなかっただろうに
でもまぁ随分接する態度変わった気がしないか?
>>37 俺の主観だから何ともいえないけど、そんな気がすんのよ
エステル、リタ辺り見るとわかりやすいな。皮肉が多い。
まあリタは泥棒と勘違いしてたからだろうけど
仲良しこよしの代名詞に上げられてるようなLだが、
よく考えたらセネルにしてもクロエやノーマやモーゼスに対しての扱いは最後まで冷たかったなあ。
キャラクエに日常パートが多くて、延々とゆるい絡みを見せられてただけで、
実際は他と大して変わらないような気がする
やっぱロイドやカイルみたいな裏表の無い馬鹿のほうがヒーローものの主人公向きってことかね。
ユーリやセネルは落ち着きすぎてるから、どこか腹に一物ありそうに見えるのかも
でもユーリ好きだー。テイルズ1自分の信念を貫き通すキャラだよ。
いやカッコイイ。
閑話休題。やっぱユーリにはリタだよ。うん。あと場合によってはジュディスとエステルだね。
少なくとも他のキャラとはなんか絡めない。シリーズで探せば他のキャラとも絡みそうだけど
猫耳スキットは萌えるがリタに本気で惚れるユーリが全く想像できない
確かに。エステルやあとジュディスは分かるが
いやユリリタを否定する気はない
個人的にはエステルジュディスも本気でとなると想像できない
ユーリ自体が崩しにくいキャラなんだろうな
48 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 00:30:18 ID:QHEDlpuU
自分としてはユーリの相手はジュディスを推薦。
現実を見ろ!ユーリは女無用で余生を過ごすのさ。
つまりは右手、又はアッー!
ヴェスペリアン以外は置いてけぼりな流れだな
要約すると、ユーリはセネルとはすこし違うベクトルで仙人という事か?
誰かとベタベタ甘々ラブラブしている様が、割とマジに想像付かないのは確か。
784 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/27(木) 03:32:33 ID:buL3x4K3
ヴェスペリアン以外は置いてけぼりな流れだな
あとこの書き込みを何度見ることになるのだろう
942 :名無しさん@ピンキー [↓] :2008/12/05(金) 20:06:45 ID:JYLWaLoS
『テイルズ』の『エロネタ』なら誰にも文句いう権利ない
以下同文!同士よ集うがいい!
して、誰か俺についてくる奴はいないか?ヴェスペリアネタで盛り上がる奴は
正直ヴェスペリアなんてパーティの女性陣がみんな魅力的なことくらいしか…
夢のようだ
それよりもハーツの早売りゲッターはいないのか?
いたらベリルたんについてkwsk!!
ハーツが発売したら少しはヴェスペリアンも黙ってくれるかねぇ?
このスレは代々新作が出るたびに信者が祭りを起こしたものだった。
まあ2005年はLの祭りは一ヶ月ほどで終わってその後数年くらいアビス祭りが続いたが。
今でも。
>58
ステータス画面の尻がエロイ
なんで新作発売組が黙らにゃならんのだ
今黙っていつ盛り上がるっつーんだ
というわけでもっとV作品増えるといいナ!ハーツも期待してるぜ!
ヴェスペ厨だとかアビス厨だとか言ってる連中は何なのかね?
延々初期作品の話題でもしてれば満足なのか
結局は新作買えない嫉妬厨だろう
>>63確かに。
スレの流れが気に入らないならこなきゃいいのに。
過度なアンチもウザイが、過度な信者はそれと同じくらいウザイな
おい、ハーツのD
>>61 本当か?
そいつは楽しみだぜ!
つかぬことを聞くがベリルたんのエロ尻が見れるのはアニメVer.のほうだよな?
CG版買う奴は、流石に予約特典目当てだと信じたい・・・
CG版のモッコハクに萌えてここに来た者は勇者の称号に相応しいww
>>65 冬休みの宿題やってろよ
クリスマスにはサンタさんから箱かってもらえwww
CG版をフラゲしようとしたら特典が付いてこないと言われたからやめた
アニメ版のコハクは普通に可愛いけどな
75 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 19:40:25 ID:QHEDlpuU
ハーツだったら社長がいいな。
最近はセクシー趣向なので。
可愛くみえた社長もCGだとおばさん味が入ってるように見えるのは俺だけ?
ヴェスペSS投下しようと思っていたんだが、
流れ的に駄目っぽいな。
ヴェスペSSも来るのかと思って楽しみにしてたんだがな…
煽る奴がいるしハーツが明日だし今落としても埋もれるだけかもね
落とすならハーツが落ち着くであろう年始くらいがいいかも
助言ありがとう
年始くらいに落としてみるよ
年始まで新作はなしか……耐えられん……
>>76 確かに。
つーかCGはどのキャラも呪いの人形みたいな顔してる。
あれでは萌えない。
ハーツもうプレイしてるのがいるみたいだが、予想以上に面白いみたいで早くやりたい
女のコがみんな可愛くて良いね。おっぱい社長が一番目当てだが
社長とコハクがすげえ気になるのに、ベリルの声がウザ過ぎて躊躇してしまう
>>65ってボコボコにされたくせに「今日はこの辺で勘弁してやる」って捨て台詞吐いて逃げる奴みたいだよね
蒸し返すな
>>84 ベリルって見た目可愛いのに声がウザいのかよ。
これからプレイするんだが萌えが半減しそうだ。
ハーツ公式サイトで何個かスキット見れるから行ってみるといい
べリルは確かに喋り方が酷いな。
ユーリとソディアなんて斜めに曲がった妙なCP考えつくのはきっと俺だけだな
メインヒロインよりサブキャラの方が好きになっちまう自分が憎いぜ…
>>88 聞いてきた。
巻き舌というのか舌足らずというのか聞いてるうちにイラッとしてくる喋り方だな。
ベリル可愛いし最高の萌えキャラなのに。
残念無念だ…。
もうコハク一筋で行くことにした。
コハクは見た目も喋りも可愛いからな。
ベリノレは燃えキャラ
(ソーサラーリング的な意味で)
ヴェスペリアン以外は置いてけぼりな流れだな
こういうカキコミする人って箱が買えない人なのですかぁ〜?
>>81 大丈夫だ俺がいる。
てか普通に考えないか?特にアニメ版ソディア見た後だと。
まぁ旅を続ける(プー太郎に非ず)と言ってるのがユーリとジュディスだけなんで何だかんだ言ってこの2人がくっ付きそうだが。
>>92 単にVに興味が無い奴だって居る訳で
俺みたいに
>>92 お前みたいにVアンチを箱買えない貧乏人扱いする高慢な奴がいるから
いつまで経っても流れが変わらないんだろ
ヴェスぺリアンもいいがそろそろアビスマンやシンフォニアンネタもだな
藤島テイルズもいいがいのまたやLもだな
DもSみたいに好感度システムがあればリリスルート一直線でやるのに、なんでSしか好感度が設定されていないんだ
俺はマオとフラグ立てたいな。
ハーツやってたら無性にべリルに萌えてきたぜ。
この娘はあれか。Rでいうアニーポジションか。報われない系かww
ベリル負け組確定したからカプ厨は腹いせにシング×ベリル投下すれば?
いつものトコにリッドの寝取られきたああああ
危険日セクロスでファラとの絶縁最高
>>99 上で喋りに難有りと言われてるがその辺はどうなんだ?
萌えのマイナス要素にはならないのか?
いのまた系は個性的かつ強靭なキャラが居て楽しい
ユージーンとかクンツァイトとか
とりあえずハーツかなり面白い、買って良かった。下ネタも多いしネタは豊富にありそう
ネタバレ自重しろ
>>100 あの人のテイルズ主人公の寝取り面白いな
あたま(女)がリッドとセクロスで中田氏寸前に危険日発言w
リッドの形見のリボンをあたまにあげてファラへの思いを忘れようとする
ファラからしたら完全寝取りっぽい
まあ個人的にヴェイグの精神崩壊が面白かったがw
クレアアアアアアアアアアアアアア!
セネセネもシャーリィシャーリィ煩いし、マルタもエミルエミルと。
鬱陶しく思うべきところを笑ってるのは俺だけ?ていうか楽しいよね?
クレアアアアは。
>>101本スレにも定期的に同じ事書いてる人いるけど普通に可愛いロリ声してる。
えー、それはさすがに言いすぎじゃね
個人的には嫌いじゃないけどかなり癖の強い低めの声だと思うよ
ナンと同じ人で、さらに舌足らず感と語気が強くなった印象
>>100 すまん。いつものトコのヒントをくれないか?
探したけどわかんねえ
ユーリ×ジュディスキボン
>>105 クレアが寝取られたらヴェイグは真っ白な灰になりそうだよなw
案外普通に祝福するんじゃない。基本的には家族愛だから。
>>110 ×クレアが寝取られる
○ヴェイグがあたまの性奴隷になる
スタン寝取られ・・・ルーティ&カイル涙目w
ここに投下されてない作品の話題はそこそこにしてくれな、おまけに人を選ぶし
ハーツのSSまだ?DSなんて誰でも持ってるし、書ける人も多いんだからコハクor社長SS速く投下してくれ〜
ネタは豊富だな。シングモテモテだし拷問とかあるし
ベリルだけではないか?イネスはからかってるだけだし皇帝陛下はカル隊長だし
イネスは筆おろしくらいはしてくれそうな気配になってきた。
陛下はウブなので適当に説得して咥えさせるとか
>>114 俺はもってねーんだよ
買って来いよ( ゚Д゚)ゴルァ!!
流石に発売2日でSS書けってのも無茶な気がするけどな
買った人でも大半は未クリアだろうし
120 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:16:50 ID:DzcxMv28
社長ってグラマー呼ばわりだけど、
実質テイルズナンバー1ボインちゃんは誰なのかしら。
ついでに皆の独断でテイルズナンバー1エロスも。
グー姉さんだとおもう
ミントしいなも捨てがたいけどグー姉さんは神の領域だから
まさに乳…新(ニュー)世界の神になるってやつだな。もうなってるんか。
エターニアのアイラとかアビスのリグレットとか
デスティニーのイレーヌとかレジェンディアのフェロボン・イライザとか、
こうして見ると脇役の巨乳キャラ率は結構高いかもしれぬ。
やっぱジュディスだー。
テイルズオブマガジンの某四コマを読んだら、より妄想が…orz
さあその情熱を文章にしたためるんだ
127 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:41:59 ID:DzcxMv28
いやぁ〜ぶっちゃけセネグーとユリジュディによる温泉ネタっての考案したんだが、
自分他にも手を出してる故書く余裕がござらん。
出来たら載せるつもり。
全裸のアリスが泣きながらリヒターに抱きつく
唐突にモースが現れて、アリスの尻を犬のように舐め回す
怒ったのかリヒターが高笑いしながら鞭でモースを叩きまくる
モース失神、モースの真横で二人はそのままセクロス
という夢を見たんだが
僧侶あたま(女)×エミル寝取られでマルタ涙目展開思いついたが
ここに投下したらやっぱ嫌?別のところで投下するけど
カプ厨がキレそうなんで寝取りスレで投下しようと思いますノシ
って言ってなかったっけ?
個人的にはマルタが涙目になってるシーンを寝取られ後に
くどくど書くようじゃないんだったらいいんじゃないだろうかとも思う
投下するときに名前欄に「寝取られ注意」と入れとけばいいんじゃないか?
これならパッと見でわかるからダメなヤツは回避出来るだろ。
寝取られね。いいじゃないか。俺は好きだ、と思う…
マルタが寝取られないと絵的には分かりづらいけどね
のらりくらりとアプローチをクールにかわし続けてたユーリさんが
ボーダーラインを越えた女連中に迫られて本気でパニクってされるがままになるSSはまだですか先生
つーかマジでハーツのSSまだかよ
サジで言っているのか!?
>>119でも言ってるように発売してからまだ数日だろ
ゲームもクリアするまでプレイ時間に個人差があるし、発売日当日に買える人ばかりじゃないんだから気長に待つか、自分で書いたらどう
>>136はせっかちだな。
そんなだと女に嫌われるぞw
ベリルのステタ画像かわいいな。
声も鼻に掛かり具合がヒドいのかとおもったらそうでもないし。
人気投票一位はとりうみユーリこうすけおにいさんか
俺が入れた人は40位だった
俺ユーリに入れたぜー。よっしゃー
紳士的にペリドットに挿れたい
あれ……俺のナンがいないんだけど
ユーリは確かにカコイイけど、リオンを抜かすとは思ってなかったな・・・
ウッドロウが一位だと思ってた
ヴェスペリアンなんて言葉テイルズ総合でしか見かけんのだがそこから出張してきてるのか?
あの糞コテ隔離所から
誤爆か?スレの流れと明らかに違うレスだが
新スレ入ってから一作も投下なしか……
ここで俺が重い腰を上げるのであった
ハーツおもしれー。
まだ戦闘BGMが変わってしばらくくらいだけど、
俺の中ではベリルがヒロイン。
あの変な声も聞いてるうちにクセになってくる。
ケダモノ!!
>>156 あの声で中の人は人妻かと思うと興奮する
コハクは東北弁なの?
そんじゃ最中に
「もう我慢でぎねぇ。はやぐっ!あんだのチンボ、おらのベッチョゴに入れでけろーっ!」
「あっ!…あんっ。いいっ!!いぐぅっ!!」
とか言うんだな。
何だか時代を感じるなぁ。
ところで騎士団長と隊長首席にズコズコされちゃうシデス様はまだですか?
妄想が膨らみすぎて自給自足しちゃいそうだぜ
きっとみんな年末年始で忙しいんだよ。
だが俺は新年になったら多くの人が投稿してくれると信じている。
じゃ俺はロイド×プレセアのエロ小説書く作業に戻るか
/ l-‐ニ二二ニ ‐-- 、
_ -‐ 、,.´ ノニ二ニ\\`ヽ、 丶、|ヽ
\ ヽ::::/"´>ノ::/人::ヽ、::::\::\| /
/ ̄::::-、-‐'´::/::/∧::\:::\::::ヽヽl、
<___/ ト、\::::/:://: 丶、::\:::\丶|l>
| /|l:\_|:///-_ニ-\:::::|\::\|l\
/∨.::|l::::|::::ll|〈ヾ"7そ` \:::lィラ\l|l/
//.::::::l|l:::l:::::lト、\ ー‐′ l/ ‐' |/リ
//.:::::::::∧:::l::::::::|`-ヽ " ' /::|l
//.::::::::/:∧:::l::::::::ト 、 ー ‐ .イ::|l <誰かハーツのSS書いて。お願いっ!
//.:::::::/.:::/.∧::ト、:::::l 丶 .._ イ||:::|l
//.::::::/.::://ヘ:::l \:ヽ |==、l|//
//.:::::/.::/// \\\| // /==‐- 、
//.:::/.::///ΓV´||\|vWvll/ l| \
//.::/.:/// |l;;;;;;;;;;;;;;;ヰ井/;;;;;;l| |\ |\
//.:::/.:/// |l;;;;;;;;;;;;;>ロ<;;;;;;;;;;;;l|__ 〈;;;;;\l;;;;\
//.:://.:::// |l;;;;;;;//7∧\\;;;;;;;l|\ ̄\;;;;;|;;;;;;;;;|
l|:::::|l:::::// |l;;;/// /|| \>\;;;l|< ̄‐- __-―\
l|::::|l::::::ll |l;;∧ ̄ ll \ト、__/ \
l|:::|l::::::ll V |\ ll リ :/ \
\:\::\ |l::\ ll :〈 \
丶::::\:\ |l:::|:丶 ll l`\ 〉
\:::\\ |l:::::::〉 ll \/ ̄ /
お前が書け。いい加減しつこいんだよクレクレ厨。
今の時期だとハーツやってる人間も、まともな人間ならまだプレイ中だから
SSなんて書きようがないだろ。自分がクリアしたからってみんなもそうだと思うな
ヒスイとリチアっていいよな
クンツァイト×リチアで書こうと思ったけどクンツァイト機械人でチンコないだろうからムリポって気付いて諦めた
やっぱりクリード×インカローズちゃんだな
>>166 機械なんだからなんでもアリだろ。
改造されて触手がついても問題なし
エロガキ多いよな、ハーツ。
>>166 諦めちゃらめええええええええ
全裸で体育座りしながら待ってる
>166
誘い受けやめろ。あざといんだよ
最近クレクレ厨と誘い受け厨がウザ過ぎる件。
どいつ様もコイツ様も自重するべし。
それって敬称?ねぇその呼び方って敬称なの!?
>>171
ハーツはクリアしたけどさ…。個人的にはその…あんまり萌えなかったな。
何つうかカップルが多すぎでさ。視点が分散しちゃって落ち着きがないというのか。
俺群像劇とか興味ないもんでね。あっちもこっちもとかウザイわけよ。
176 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 22:17:27 ID:mukNbN/O
荒れとるな
ペリドットを貫通させたい
>>173 いるよねキミみたいな屑
主人公=自分と酔って、「俺(主人公)のことが好きじゃない女キャラはビッチ」とか
ほざくんだろ?登場する女は絶対主人公(俺)に惚れてないと気がすまないんだろ?
スイーツ脳と同レベル
179 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 02:53:53 ID:bizHxy/p
釘宮ツンデレ伽羅は、その場合どうなるんでしょうか?
まあまあとりあえず煽り口調止めて落ち着こうぜ
せっかく来るものも雰囲気が悪くなると来なくなるぞ
ハーツの出来はあまりよろしくないみたいだな
値崩れするのを待つか
何でSS投下来ないの?発売から何日経ったと思ってるの?馬鹿なの死ぬの?
俺はハーツは買ってないがテイルズの作品はクリアするまで1ヶ月(プレイ時間70〜100)ぐらいかかる
皆が毎日一日中ゲームが出来るわけじゃない
100時間なんて行ったのはヴェスペリアで実績コンプした時が初めてだわw
ハーツやってないから知らんが
まさかメテオとコハク破局でもしたのかよ?
D2・S・R・リメD 60時間
L・A・V 70時間
グレードためや称号集め各種ミニゲームもプレイした上での時間
>>181 普通にいいぞ
ただ携帯機の割にボリュームがある
とりあえずベリルがシングに告白しようとするところまで
進めた。
なんていうかベリルいい子だな(つД`)
シング×ベリルでギャグっぽいノリのエロSSを
クレクレしとくわ
だからネタバレしてんじゃねぇよ。聞け馬鹿が
>>189 ラタに80時間、ヴェスペリアに108時間かけたぞ、俺は。
ラタは魔物集めに必死になってたらリメイクDより遥かに長い時間をかけて
しまった
まあ、普通にすすめればハーツは50時間くらいだと思うよ。
そんなにするのか?イノセンスはかなり短かったがな。俺としては。
ハーツをプレイしている(クリアした)人に聞きたい。大体何時間でクリア
した?ついでにゲーム自体のボリュームは?できるならイノセンスとかテン
ペストと比べてボリュームを教えて欲しい。
イノセンスの二倍はある。容量的にもボリューム的にも。
歴代のシナリオの長さで言えばアビスに次いで二番目ぐらいじゃないのか
マイソロ1は30時間くらいだった
ハードラスボスにフルボッコされたからサブイベントめぐりやったらあるわあるわ……
クリア70時間越えるw俺が書くならシングベリル クンツァイトリチア シングイネスかな。
>>197 ぶっちゃけコハク影薄い
イネスはあるサブイベントで乳を男児にむぎゅっとして協力を迫るってのが
あるから、それネタにウブな男の子をつまみ食いするイネスSSの考えてる
コハクはコスがエロい
でもベリルはいじられキャラで片思いであの容姿で18才!?で可愛らしい性格だからな
キャラ的にかなりおいしい
まあ自分はコハクに関してはまだ完全体になってないからまだなんとも…
ただ欠落してる感情をうまくつかえばおいしいかも
レジェンディアのクリアタイムより余裕で長かった
Lはどんなに早解きしたって50時間以上は確実にかかるだろ。
対してHは話長いって言ってもまともに話進めてゆっくり寄り道とかしても50時間だ。
RPG二本分のシナリオ量だから仕方ないが。そのせいで漫画も小説もキャラクエ切られるしorz
で?ハーツのSS書けそうか?>ハーツプレイヤー達
すっげーKYなんだが、ダオス様女体化触手のネタが浮かんで止まないんだ。
投下してもいいだろうか?
「投下してもいいだろうか?」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にネタを書き上げちまって、もうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねェーッ。
>>204、オマエもそうなるよなァ〜〜〜、オレたちの仲間なら…
わかるか?オレの言ってる事…え?
『投下した』なら、使ってもいいッ!
>>205 ありがとう!
頑張ってみたぜ!
何故こんなことになったのか、どうしてこんな目に会ったのか。
時空転移を繰り返したその反動というやつだろうか?
ダオスの体は、本来筋肉質で大柄な男の体だった。
しかし、その体はマナが減少を辿る未来へと跳ぶ度に、少しずつ弱まっていった。
ユグドラシルからマナを分けて貰っても、
本来いるべきではない空間に存在しているせいか、ダオスの体は徐々に弱まっていた。
国の主としての気高い容貌や、体に密着したコスチュームから見える硬質な体。
その体が弱まっていくのが原因なのか、ダオスは理解しがたい熱に苦しめられていた。
初めに下腹部に疼きを、そして脈拍があがり呼吸が荒くなる。
意識が朦朧としたまま、ダオス城の玉座に向かおうとした瞬間だった。
「っ!貴様!」
知能もないであろうローパー系の魔物がダオスの足を絡め取った。
テトラアサルトを繰り出すにしても、ローパーの触腕が
何重にもダオスの体に絡みついて出来ない。
魔術の呪文を唱えるにしてもローパーの腕が体を
這いずる感触に意識が阻害されて唱えられない。
「貴様、いい加減にしっ?!…んっぅうっ!」
何重にもダオスの体に絡みついて出来ない。
魔術の呪文を唱えるにしてもローパーの怒鳴り散らそうと口を開いた瞬間、ローパーの触手のが口に入った。
噛みちぎってやろうともしたが、弾力が強い上に
苦い粘液を出され涙目になりながら、口端から粘液と唾液が垂れ流すしかなかった。
不意に、ローパーの触手が膨らみ息苦しさを増したと思うと
ローパーの触手先端から小さな種のようなものが幾つも吐き出される。
「げほっがっ…ぐっぅえっ!」
苦しがり、吐き出そうとはしたが先の粘液に張り付き
ダオスの口に残るものもあり、つい少量を飲んでしまった。
まずい!そう思った直後、ダオスは自分の体に走る激痛に目を見開いた。
耐えきれない痛みでこそないが、今までふつうであった
2ヶ所が痛みだした。
胸部が膨らみ、タイツがはちきれそうになっていく。
息苦しさと、突如膨らんだ胸部への戸惑いに
ダオスが目を白黒させていると、触手が今度は下半身の
タイツを引き裂いていった。
「そんなっ馬鹿な!?」
普段ならばあるはずの物が無い。
特段大きいわけでも無かったが、上から
見ても確認できるくらいの大きさはあった筈だ。
ローパーの拘束の中なんとか身をよじり、太ももを
こすりあわせても本来あるべき物がそこにはない。
変わりに、よく分からなかったが粘液のようなものが内股を
伝わってきている。
一体何なんだと目を見開き、逃れようとするダオスの体を
触手が固定し、また1本の触手がダオスの内股に入り込んだ。
「ひっ!やっぁあっ!?」
唐突に漏れた声に一番驚いたのはダオス自身だった。
これほどまでに、淫猥な声を出してしまうとは思わなかったのだ。
内股に入り込んだ触手は、ダオスの自身が無くなった──
否、女性器とすり替わった部分をなぞっていた。
卑猥な水音に耳を塞ぎたくなりながらも、体を固定するローパーの
腕が邪魔で身動きもままならず、ただ愛撫に震えるしかなかった。
弱々しく目をふせ、長い睫を震わせていると触手は下半身だけでなく
タイツを圧迫する胸にまで、触手は登ってきた。
布を引き裂く低い音とほぼ同時に、タイツの中へと触手が入り込んできた。
「やっ気持ち悪っんぁっ」
先ほどまで平坦だった胸が、今は女のように膨らみ
挙げ句にはこんな薄汚い魔物に好きにされている。
屈辱感が倒錯的な快感に変わり、ダオスは女性器が絞まる感覚を味わった。
ヌルヌルとした感覚の中で、触手が蠢きゆっくり這い上がって
来だしたのを感じ、ダオスは悲鳴をあげた。
「やっいやっ貴様!止めろ!」
そもそも耳も脳もない本能だけの魔物に、そんな叫びは
無駄だったが叫ばずには居られなかった。
今から自分は犯されてしまう!それも雌として!
頭の中をそんな言葉が反芻し、なんとか逃げようと
体を揺さぶるが、そんなダオスの抵抗を無視して
触手はついにダオスの中へと入り込んだ。
狭くひくつき、ダオスが悲鳴を上げる度に中が窄まる。
その中を感情なき触手がただ、ただ這い上がってくる。
しかし、不意にダオスの中が狭くなった。
「やっあぁ…ん…?」
快感と屈辱に涙を浮かべている魔王は知る由もなかったのか
触手は、ダオスの処女膜にぶつかっていた。
一旦引き抜くように触手が動いた、やっと終わる──
しかし、ホッとした次の瞬間
「いや゛ぁあっ!?あ゛ぁっあ゛!」
ダオスの喉から今までにない悲鳴が上がった。
内股を鮮血が伝い、力を失った下半身はダラリと触手に
掴まれたままたれさがった。
苦痛、激痛の2文字がダオスの頭を支配しだしている。
最早、魔王としての品格や国王としてのプライドも無かった。
「誰かっ助けっああ゛ぁっ!」
触手に貫かれる度に体を震わせ、痛みに足が痙攣している。
誰かが助けに来てくれるはずもないのを分かってはいたが、
誰かに助けを求めるしか出来ない、そう今のダオスは
「女」ですらなく、ただ触手に弄ばれる「雌」に成り果てていた。
弱々しく魔物に体を委ねる他無い今の有りように涙を
こぼしていたダオスの耳にふと足音が聞こえた。
「ダオス!覚悟しっ…!?」
「きゃあ!」
「ウソー!」
「ほぉ、これはまた…」
パーティーのそれぞれ様々な感想が籠もった声が聞こえ
ダオスは漸く我に帰った。
しかし、我に帰ったとしても触手から逃れることもできず
ティーのそれぞれ様々な感想が籠もった声が聞こえ
ダオスは漸く我に帰った。
しかし、我に帰ったとしても触手から逃れることもできず
ただ触手の好きなように体を貪られるだけなのだから。
青年や女性は愚か、幼女にまで今自分のはしたない姿を見られている。
乳房をさらけ出し、秘部を触手に犯されて…
「クレス、先にモーリア坑道を攻略しに行こう。
ダオスは現在お楽しみ中みたいだ」
「へ?!あっ、そ、そうですね、クラースさん」
流石に女性たちにこの光景を見せている訳にも行かないと
背を向けて歩き出すクレスたちに追いすがることもできず、
見られてしまった恥ずかしさと完璧に誤解されたという恥に
涙を浮かべながらダオスは触手に犯され続ける羽目になった。
「そんなっそんな馬鹿なぁーー!!」
めでたしめでたし
PS:ダオス様は童貞(元)処女と信じて止まない
ノーコメント!いや、あえてGJ。悪くは無いが……なんともはや
うん…
コメントし辛いのは分かってたんだがな、耐えきれなかった。
どこもダオス受ないし、それならいっそ書いてやる!
と情熱が暴発した。
いや否定しねぇよ。面白いの部類に入るよ?
けど今までにないパターンっぽいから感想が言いよどむだけさ。
良いか悪いかで言えば良!GJ!
GJ!えろいえろい萌え!
マリガトン
なんか皆優しくてすげえ感動なんよ。
またマニアックな萌えが出たら書かせてもらいます
女性版のダオス見てみたいな。なんというか……身長とか見た目的に
マルタ〜エステル あたりをうろついてそうな金髪の女の子の姿が目
に浮かぶ。あーこれは良い。しくじったな。想像するんじゃなかった
なかなかやりおる・・・ゴクリ
ミッドナイトブリスか
ヴァレンス家の者ですね(ピチピチ的な意味で
GJ!
女ダオス……それなんてマーラ…
その後、彼の行方を知るものは、誰もいなかった
このスレいつも妙に険悪な空気ばっかだからか、ロクなSSが投下されないな
正直Hのネタバレなんて気にする必要なくねーか?
そんなん言ってたらハーツのエロパロ投下されねーだろうし。
ハーツのSS投下されないのはネタバレ気にしてるからとでも思ってるのか?
おめでたい頭してるな。単に職人に書くネタが思い浮かばないだけだろ。
書いて欲しかったらネタ振りのひとつでもしてみろよクレクレ厨
ネタバレなら前置きして書けばいい。後は適当なシチュで書けば問題ないさーw
ヒスイ×リチアか、先輩×イネスか・・・
クリアして早速ユリリタもしくはリタユリのSS探してたら
案の定レイリタ・リタレイのが多くて全然見つからないorz
まあ本編やっててユーリとリタの絡み少なすぎじゃね?むしろおっさんと絡み多すぎじゃね?とは思ってたが
個人的に主人公以外とのカプは微妙なんだよなぁ
というか今回はユーリがカッコ良すぎたわけだが
たまに見かけるけどなんでユーリ×リタなんだろ?
そんなに絡みは無かったしなんかミスマッチな気が酢
リタ×カロリのがちょうどいいように見えた
個人的にユーリは兄ちゃんっぽいからね
先生にはナンがいるしね
リタは性格的に難しい…
ユーリは終始人間が一貫してるから、俺=主人公型のエロはすごくやりにくい気がする
その点おっさんは色々と書きやすそうだ
ということでエステル嬢との絡みはまだかね
Hは逆に俺=主人公型のエロがものすごくやりやすそう
イネスさんに筆卸しされるシングはまだかね
>>230 禿同
ユーリとリタにはもっと兄妹的な絡みが欲しかった
頭撫でたりとか
>>229 単に「主人公×女キャラ」ってのが見たいからじゃね?
>>228 安心しろ。
実はリタは絡んでない男が魔借りメンバーくらいしかいないので、
エロパロじゃむしろやりたい砲台だ
キモールの陵辱プレイとかぜんぜんありえる
カロリで定着しているからだろ
おっさん×リタっちまだかなー
おめでとうおまいら
あけおめええええ
ジュディのえろい本がでますようにかみさまマジたのむ
お前ら明けましておめでとうございます。
今年一年、互いに実りのある良いお年であることを、心から祝福、して祈願
申し上げます。
ジュディスよりはリタを出せ!あーユーリタで、兄妹的なシチュないかなーw
リタに懐かれるのを想像したら………今年一年は良い年と決定されたようなもの
あけおめことよろ
今年こそ誘い受け厨とクレクレ厨がいなくなりますように……
おめおめ
↑ハーツ作品投下の運命やいかに
>>239 こういう奴ってどこから沸いてきてんの?
キャラスレ?
>>229 温泉とかネコミミとかユーリ生還のとことか数は少ないけどあったしなぁ
俺はおっさん×リタがよくわからん
>>244 さあ、そういや主人公スレで似たような人見たな
同じ人がずっと一人でやってるように見えるし
>>245 チャットでの絡み多め、心臓ブラスティア、和服っぽい服同士じゃね?>おっさん×リタ
もしかして「大っ嫌いよ!」発言が決定付けたのかも試練
>>244 確かにリタスレは基地外ばかりだが全員それなりには弁えている
覗いたことないがすずスレとどっちが基地外レベル高いん?
そうか、流石にすずスレは超えんかw
キャラスレのお話は自重した方が良いかと…
ハーツをクリアしたら記念に何か書こう
まだプレイし始めてまだ3時間しか経ってないけどな!
クリアまでに50時間かかるってマジなんだろうか…
こんどこそ上手くいったはず。
株価付きでどーだ!
>>244 わからんけど、冬休みが関係してるのも大きいだろうね。
>>254 寄り道せずがんばれば30時間ぐらいでがんばれるか?って感じらしい
俺は余裕で50時間は超えそうだが
>>248 俺は大っ嫌い発言より涙声のバカッ!って叫びで陥落した。
リタは…あれは良いデレツンです。
シュヴァーン隊長はイイ味出してるしリタとの絡みも
楽しいものからグッとくるものまである
しかし純愛となるとやっぱりユーリ相手が(ry
前スレのおっさんデレはクラっときたがw
だよなぁ俺もおっさん×リタはわからん
どっちかというとおっさんとリタは過去作でいう大佐とアニスみたいな感じ
どこら辺が?と言われると困るが
オレはシュヴァーン戦でのやり取りはレイリタに感じた派だな。
大佐とアニスとは根本的に違うような気がする。どこら辺が?と言われると困るが。
なあ。イネスが先輩に食われたのは弁当だけじゃないよな?
おっぱいも食われたんだよな?
おっさんリタは微妙とかユリリタはわからんとか
他人の嗜好にケチつけるヒマがあったら有意義なことを話せと言いたい
職人のやる気を削ぎたい愉快犯なら話は別だけど
有意義なこと話さなくてもいいから投下をだな…
まぁ自分にも言える話だけど、どうも正月早々おせちが胃にもたれてしもうた
俺も書いてみようと思い立ってエステリーゼ様の話1000字くらい打ってみたが、
エロまでなかなか到達できんorz
書くのって大変なんだな〜
職人さんてスゲェな。
ネタを思いついても文章化するのって難しいよな
頭ではできあがってるけど、それを文章にするのに必要な根気と文才と時間が…
俺はおっさんリタずっと待ってるからな・・・・
Vネタ以外投下できないような雰囲気作りはいい加減やめないか?
ここはVのキャラ萌えスレかっつーの
そういう時は自分で他の作品を投下しやすいような雰囲気を作ろうとするのが大事
お前のそれは結局他力本願なので、誰もとりあってくれないよ
>>268 その人いつものあれな人だからスルーして
ヴェスペリアンのこういうテイルズ好きは全員V好きで、
ウザがってる奴は全員狂アンチみたいに言うところが大嫌いだよ
>>270 何が嫌いかなんて聞いてないぜww
ペリドットのぷにぷには胸か、その他か。小一時間・・・(ry
個人的にVはともかく、ぶっちゃけ藤島キャラの方しか萌えないからな
マイソロ2でも出れば少しは活気づくかもしれん
別にキャラ萌えだけでテイルズ好きなわけじゃないしなぁ。
それよりもなんか作品ごとに対立煽ろうとしてるほうがどうかと思う。
つーかこの流れウゼェ
早くTOHの社長SS投下しろカス
>>274 イネスが仕入れたアヤシイ薬をベリドが飲んで
ベリドがふたなりになったSS
触手型ゼロムに犯されるコハクのSS
イネスが寝具orヒスイを逆レイプするSS
クンツに性欲処理頼むリチアのSS
コハク、イネス、ベリドがゼロム憑依兵にレイプされるSS
さあ、どれがいいか選べ
「エバーライト……良かったのか?」
ウェルテスの街を柔らかな風が通りすぎる。午後の潮風もまた、例外無く二人に運ばれ
てくる。流れる雲を見つめながら、セネルは訊ねた。
「セネセネ、今、あの雲がパンみたいって思ったでしょ」
「茶化すなよ。こっちは……」
ノーマはにひひ、と笑みを浮かべると、手近なベンチに腰掛けた。スカートの端を一掴
み伸ばすと、手櫛で乱れた髪を止め具ごと整えた。色素の薄い茶髪が揺れる。
ノーマが師と仰ぐ者のこと、エバーライトのこと、小煩い世間様のこと。全てに最良の
決着が付くことは無かったが、それでもノーマは自分に言い聞かせていた。己に頭の先か
ら爪先まで「これで良かった」という情報を叩き込むことで、まるで機械化された日捲り
カレンダーのように日々を乗り越えていけた。
「……さぁね。あたしにも分からない。ほら、あたしってば言語学ばかりだったでしょ。
いやぁ、所謂、哲学的答えってヤツ? 勉強してても分からないモノだねー、自分自身の
ことは。ねぇ、セネセネ。ハハ……」
ノーマは顔を伏せた。知らず知らずの内に、もう直した筈のスカートの端を掴んでいた。
「セネセネは、どう思った?」
「いや、俺は……胸に使わなくて良かったのかな……って」
「注もぉぉぉーーーく!!」←上級爪術詠唱完了
会話の間に挟む文が軽く飛んだ……何故だ
>>278GJ!
まな板ネタでいじられるなノーマは
ハーツプレイしながらつくづく思ったんだ。
ベリルのコケにされっぱなしの存在の耐えられない軽さはノーマそっくりだなと。
ハーツのスピルリンクはSの好感度システムのようなものなんだな。
ウチのシングはヒスイと男の友情ばかり高めて本命のコハクとはいまひとつだ。
でもまあベリルとのスピルリンクは結構いい感じに繋がってるからいいか。
282 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 20:45:44 ID:SbUwh0MU
ウチのベリルは全員とスピルリンク最大だぜ。
コハクは寝具とも兄貴ともリンク細くてベリルと一番仲がいいんだ。
>>280 コケにされてるってのはちがくね?
いじられキャラではあるが
>>281 だからって本スレで「リンク最大キャラの特定EDいれろ」とかの発言は引いた
シングはコハク一筋だからいいんだよ、他に走ったらただの尻軽サノバビッチ
ベリルとクンツァイト、クンツァイトとイネスのスピルリンクが細いの何のって・・・
まだクリアしてないけど、ヒスイリチアの電波が飛んでくるんだがどうしたらいいんだ
>>281 イノセンスの絆システムの事もたまには思い出してあげてください
>>284 本スレでのことは知らんけどエロパロに来て言うことじゃないな。
ここは誰が誰とくっつこうと各人の萌えとエロがあればいいところだからさ。
イノセンスの絆はどんなに上げても永遠の親友だか何だかだったのが切ない
そして絆値の少ない仲間とか切ない
イノセンスで、アンジュさんを一周目の段階で絆を最大にまで上げたのは良い思い出
支援系の術を掛け合う+絆up料理でウハウハ
ゲーキャラ板、ソディアスレ
>>220シチュ
ウィ「・・ねぇ、ちょっとソディア・・ソディアってば!!」
ソ「・・ん?あぁ、すまない。どうした?」
ウィ「どうした?、じゃないですよ・・・
ギルドと騎士団の混成部隊の件について、草案をまとめないと」
ソ「あ・・あぁ。そうだったな。すまない・・・」
ウィ「(珍しいな・・ソディアがボーっとしてるなんて)」
星喰みの脅威が去り、魔導器も無くなった今、魔物を退けるには
帝国・ギルド双方が手を取り合わなければならない。
その為の枠作りをするのが、我々の今の役目だ。
その為双方とやり取りがし易いよう、我々は現在ヘリオードに駐留している
(パタン・・)
ソ「ふぅ・・・」
夜になり、自室へと戻る。甲冑を外すと無意識にベッドへ横になる。
天井を見ていると、何時も脳裏に浮かぶのはあの人・・フレン隊長の顔だ。
ソ「(隊長・・今は何処にいるんだろう。何時になったら、会えるのだろうか・・・)」
フレン隊長は、世界復興の為あちこちを飛び回っている。
本来なら副官である私も同行する所なのだが、今は少しでも人手が居る為
人員も分担する必要があった。その為、今私は別行動となっている。
ソ「ン・・・た・・いちょう」
卑しい行為だ、と思いつつも手が自然と自分の恥部へと伸びる。
こんな私の姿を見たら、隊長はどう思うだろうか。軽蔑?それとも・・・
ソ「ハァ・・ァ・・ンン!」
言葉にならない声を上げながら、膣内を刺激する。
既にソコは自らの体液で濡れそぼっていた。
体の中が熱くなり、自然と手の動きが早くなる。
その刹那、脳裏に浮かぶ隊長とは違う1人の男の顔・・
ソ「!!・・そん、な・・何故いつも出てくる・・」
嫉妬に狂い、自らの手で亡き者にしようとさえした男、ユーリ・ローウェル
振り払おうにも、その男の顔は私の頭から消える気配はなかった。
それどころか、自らを刺激する手は一層激しくなっていくのが自分でもよく分かった。
ソ「・・ハァ・・ンン・・もう、駄目・・!」
そして一番深いところを指で刷り上げた瞬間、頭の中で何かが弾けた。
それと同時に、あの男の顔も頭の中から消え去って行った。
ソ「ハァハァ・・あの男で達してしまうとは・・私は」
自分が想っているのはフレン隊長である事は確かだ。
しかし、あの男も何故か私の中に入ってくる。
ソ「・・・最低だ」
二人の男を想い自慰行為にふけった自分が嫌になる
誰かに見られている訳では無いが、思わず顔を枕に埋めた。
きっと、今の自分の顔は誰にも見せられないだろう。
ソ「(隊長・・・こんな卑しい私でも、あなたの事を・・愛しても、いいですか?)」
今はまだ届かない声だけど、いつか届けたい・・そう思いながら、眠りについた。
終わり
短いけどGJ!
あーそういえばソディアは少なからずユーリと因縁があったっけかー。
すっかり忘れてた。
293は俺の第六感的になんとなくブラクラの匂いがする。
レスでわかるっつーかなんつーか。
それはともかく
>>291マジ乙。
ソディアはヤンデレだと思ってたけど
こういう扱いはいいなw
なんか萌える
>>294 嫉妬で刺す=ヤンデレじゃねーよ
某スレでも「ゾディアはヤンデレ!!!」主張されて迷惑
どうみてもヤンデレじゃないから^^勿論シャーリィもな
ヤンデレ大全に載ったからってでしゃばるな、酢飯はヤンデレじゃない
モバイルテイルズの主人公の奴ならヤンデレだがゾディアは違うよ
ヤンデレの定義ってなんだ?
だが大全に載るって言うことはそういう要素を複数人が認めたってことではないのか?
俺はLやってないしヤンデレにもその大全にも詳しくねーしソディアからも話反れたけど
恋する末期患者
愛する人がいたら殺して氷付けにして傍らにおいて夜中までずっと舐めまわし
たい程に恋する人のこと。俺とかな
ナイフで刺し、海水に浸して長期保存するつもりだったんだなソディアは
まあ、嫉妬もあったと思うけど
ユーリの存在がフレンの部下にとって疎ましいのは客観的に見りゃ事実だからな
あれってやってること自体はユーリのラゴウ殺害みたいなもんだし
あれは、直前でフレンがユーリをかばって怪我していたからな
それで頭に血がのぼって冷静になれず、思わずやってしまったんだろう
だけど刺した後に冷静になり、戸惑った顔をしていた、と
ラゴウ殺害とは違う気がする
つまり何が言いたいかというと、ヤンデレは素晴らしいものなのです
そろそろ例の奴が来るぞ
ヴェスペ(ry
自分の思い通りにならないと怒り狂う自己中心なヤンデレより、相手の事が好きすぎるのに(恋愛的な意味で)不幸に見回れて心が壊れてしまうヤンデレがいいです
最近のヤンデレと呼ばれるキャラは結局自分のことばかりで本当にデレなのかと問いたい
自分の思い通りにならないと怒り狂う自己中心なツンデレより、相手の事が好きすぎるのに(恋愛的な意味で)どうしても素直になれないツンデレがいいです
最近のツンデレと呼ばれるキャラは結局自分のことばかりで本当にデレなのかと問いたい
ねぇ・・・ハーツのSSは・・・?
もう新年なんですけど・・・
>>297 >だが大全に載るって言うことはそういう要素を複数人が認めたってことではないのか?
大全見れば分かるが、製作者自体もヤンデレのことよく分かってないから
バカか?レイプ目=ヤンデレキャラ確定条件とか腐ってる
「刺せばヤンデレキャラですよ」?アホか
だったらコハクもユーリもヤンデレキャラになるが?それでもいいのか?
てめーの持論なんてどうでもいいです
あなたがヤンデレと思ったものがヤンデレでありツンデレと思ったものがツンデレ
納得できなかろうが他人に押し付けるな
クンツァイトにはきっとアレな機能も搭載されているに違いない
マッサージ機能付きと聞いて妙な妄想をしたのは俺だけじゃないはず
年末年始はみんな忙しいんだ
しかもハーツは発売したばっかだし、まだクリアしてない人もいるだろうし
シングとコハクは王道すぎるな
ベリルも含めてエロは難しそう
>>295 酢
飯
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
つまり『酢ー飯ー』ならよろしいということか
>>306 書いてもいいが問題があるんだな。
エロいSSを書くためには女湯に突撃しなければならないんだ。
そこでお前に頼みたいことがある。
番台のナムコを拉致してくれないか?
>>275 亀レスだが
ベリルかペリドットかはっきりしてくれw
記念すべきハーツSSの第一作が番台ナムコと聞いて
空気を読まず投下します
クンツァイト×リチアで本番無し
319 :
1/4:2009/01/05(月) 22:46:32 ID:PlyaNIHd
宿屋の一室。
はあ、とリチアはひそかに、されど重々しく嘆息した。
(……胸が、欲しいですわ……)
持ち上げるよりも、下から少しばかり脂肪の付いた皮膚をつまむといった方が正確だ。
重量さえ計れないとは一体どういうことだ。
牛乳だって毎日飲んでいる。生臭いレバーだって残さず食べた。なのに、一向に胸が膨らむ気配は無い。これではまるで、十程の少女の肉体ではないか。
「リチア様?」
唐突に投げ掛けられた低い声に、ドキッと心臓が喉元まで跳ね上がった。振り返ってみると、いつの間にやら傍にただ一人の守護機士が立っていた。
「クンツァイト! ……い、いえっ、べ、別に、何でも……!!」
「自分は、アナタはご自分の胸部についてお悩みだと予想します」
金槌で頭を殴られたようだった。
「どうして貴方はいつもそうズケズケとッ……!!」
こみ上げてきた激情のあまり握り締めた拳がぶるぶると震えて、どす黒い濃霧のような闇念が渦を巻いてリチアの元に集う。
「お……お待ち下さい! 然らば自分にある提案があるのです」
その瞬間、リチアの周りにうねっていた闇念がピタリと停止した。
「……何ですか、それは」
「自分のソーマにはマッサージ機能が備わっています。その中に『豊乳コース』なるものがあるのですが、お試ししませんか?」
「――な、なぜ! なぜそんなステキ機能がある事をもっと早くに言ってくれなかったのです!」
「あの頃はいずれ成長なさるかと推測していました。しかし……」
切実な眼差しを胸元に感じた。クンツァイトの瞳の方が饒舌に諦めを語っていた。
「……しばいて海に捨ててやりましょうかこのセクハラマシン」
「申し訳ありませんでした」
リチアは熟した林檎のように顔を真っ赤にさせ、胸を抱き隠す。
「……閑話休題。リチア様、どうなさいますか?」
320 :
2/4:2009/01/05(月) 22:47:21 ID:PlyaNIHd
「……どうする、って……。…………」
目蓋の裏に蘇る、フローラやイネスのあの大きな膨らみ。
細やかな樹にたわわに実った二つの果実。
たっぷりと瑞々しい重量感を見せつつも、まろやかで優美なラインを描く。落下したら窒息死するのではないかと思うくらい深い谷間。
憧れていたものを手に入れられる唯一のチャンスがここにある。
……しかし、ソーマとはいえどクンツァイトはまるで自らの手のように扱う。まさしく腕の延長。つまり彼そのもの。それに胸を触られる訳なのだ。想像するだけで赤面してしまう。
男性に、よりにもよってクンツァイトにそんな破廉恥なことを……。
でも。でも、でも――
「…………お願いします」
羞恥心を大特価で売りさばいた。
「了解しました。では胸部の着衣をはだけてください」
「……なっ!? ……分かり、ましたわ……」
恐る恐る服に手を掛ける。ちらりとクンツァイトの顔を窺うと、脱衣を促すように見詰め返してきた。リチアの胸にはまだ逡巡が蟠っていた。
衣服を脱ぐだなんて一切聞いてなかったし、考えてさえもなかった。
(……い、いいえ、これもボインへの道のりの第一歩! 羞恥を乗り越えてこそ、人は巨乳という奇跡の果実を鷲掴みにすることができるのです!! だから、だから……っ)
コクリと唾を飲み込む。意を決して、するりと衣服を下へと落とした。
かつて誰にも見せたことの無い、磨き抜かれた処女雪のようなまっさらの肌。小さな掌でも容易く覆い隠せるほどの膨らみ。
「リチア様、こちらへ」
クンツァイトは寝台に座ると、いつの間にか伸長させたソーマで手招きをして見せた。示されるがままにその膝の上に腰掛ける。
「マッサージ『豊乳コース』、開始」
ソーマの先端部分ががしゃんと展開して、人の指のように変形した。伸びてきたソーマが、いきなりむにゅりと胸を揉みしだいた。
「ひゃあっ……!?」
その異質で冷たい感触に思わず短い悲鳴が迸る。
指が肌に沈むたび白い肌に淡い痣が散って赤い雪のように消えていった。くすぐったいような、もどかしいような、なんともいえない刺激が背筋に走る。
321 :
3/4:2009/01/05(月) 22:47:43 ID:PlyaNIHd
(……うう、恥ずかしい……)
ぎゅっと唇を噛み締め、目をそむける。
左手の指はくるくるとゆっくり円を描くように乳首の周りに触れ、右手はふくらみを揉みほぐす。
「んっ、はぁ……こ、これ、本当にマッサージなのですか……?」
「肯定。後10分程度繰り返すと胸部の膨張効果が期待できます」
するりと、一番触れてほしいところをするりと避けて触られる。
唐突に頂点の突起を器用に摘まれて、ぴくんと肩が跳ねた。
「あっ……!」
変に甘く上ずった声は誰のものかと一瞬考えた。
その声が自分のものだと理解して、リチアは更に頬を赤く染めた。じんじんと胸の先端が熱く痺れる。
「なんだか……変な声、出てっ……んっ、恥ずかしい、です……」
「否、その音声は異常ではありません」
文字通り機械的に告げながらも、乳首を責め立てるソーマの動きは止まらない。
「ふぁあ……! やっぱり……わたくし、変、ですっ……! っあ、だめ、そこっ……ひぅっ……」
突起を抓んだり押しつぶされ、ぞくぞくと背筋に電流が走った。木の実が色づくように段々と紅色に染まり、ぴんと屹立していく。この刺激を感じているという明確な事実に恥辱を煽られる。もしもこれで後に胸に変化が無ければ、速やかに彼を海に沈めることになるだろう。
「あ、うっ、んん……や、いやっ……!」
頂点の小さな赤い真珠を囲む、朱鷺色の花の溝まで丹念に愛撫される。
なぜだか、次第に下腹部もがうずき出してくる。あそこの奥からトロリと何かがあふれ出すような感触。諌めるため、思わずもじもじと膝をすり合わせるリチア。脳に霜のような白い膜が張る。
何か、おかしい。その未知の感覚にスピリアを恐怖の感情が食む。けれどもクンツァイトは按摩を一切止めてさえくれない。それに――身体はそれを、快感だと受け取っていた。
「ああっ、やぁっ……クンツァイトぉ……! わたくし、おかしくなって……」
最早発音は切ない吐息に近かった。柳眉が苦悶に歪む。
ぷっくりと腫れ上がった胸の突起を弄ぶ指の動きが速まって行くにつれて、リチアの呼吸音の合間も短くなる。
頭蓋の中で警鐘が鳴り響く。
近い。何かが近い。遠くから何かが津波のように押し寄せてくる。
真っ白な怒涛が意識を連れ去る。
「……――っ!」
呼吸が引き攣った。
耳鳴り。気が狂いそうな激しい快感の閃光が音を立ててはじけた。
太い槍が頭を貫いたようだった。がくがくと震える身体を支え保つため、クンツァイトの腕をぎゅっと握り締めた。
「……っ、はっ、はあぁっ……」
やがて力が一気に吸い取られるように抜けた。完全に脱力して、彼の身体に深くもたれかかる。
呆然と開いた唇の端から、荒い呼吸と共に一筋唾液が零れた。
322 :
4/4:2009/01/05(月) 22:48:06 ID:PlyaNIHd
しばらくはぬるい海の中を漂っている風だった。
身体中に染みわたっていた快楽がカーテンのように引いていく。頭の中に張った白濁した膜が溶け去る。ようやくリチアの神経を麻痺させていた白い化物が帰っていった。
心地よい脱力感にいつまでも身を浸しても居られない。リチアは荒い呼吸をやっとの思いで押さえつけ、着衣を整える。役目を果たしたクンツァイトのソーマが彼の首元に収納されていった。
「……はぁ、はっ……。今の、は……?」
「性器の充血、筋肉の硬直を確認。オーガズムを迎えたと推測します」
「……お、オーガズ、ム?」
聞きなれぬ言葉に、リチアは思わず鸚鵡返しに聞き返す。
「肯定。性的快感の極地。俗語的な言い回しをすれば、『イった』」
「……!!」
顔が炎で炙られているのかと思うほど激しく熱した。
そういった単語は耳にしたことがあったが、まさかこの今自分が経験するとは思いもよらなかった。先程のあれがそうだったなんて。あまりの恥ずかしさに目元には涙さえ滲む。
……このまま消えてしまいたい。
「しかし、それは『豊乳コース』の使用です。よってアナタが羞恥を覚える必要性は皆無です」
珍しく空気を読んだクンツァイトが、どこか慰めるように告げる。
「……そ、そうは言っても……」
とんだ痴態を演じてしまった。
ああも淫らに声を上げて、身体を捩じらせて、…………。
彼にあのようなあられもない姿を見せてしまったのだ。これからは視線さえも合わせられない。
「……とにかく! あ、ありがとう、ございました」
「問題ありません。更なる豊乳をお望みであれば、いつでもお申し付け下さい」
ただ、起伏の薄い何時も通りのクンツァイトの表情だけが救いだった。
(……全音声と映像を、自分の『お楽しみライブラリ』に登録する!)
GJGJ!
クンツァイト×リチア好きの自分には堪らんわー
しかしクンツァイトむっつりだなwww
やべえwww守護騎士エロいわwwwww
豊乳コースwwwwwwwww
>>322 GJ
俺も告白までで終わらせたヒスリチアSSを更にソーマエボルブしてくるわ
流石メカ・ケダモノ
330 :
322:2009/01/06(火) 13:09:11 ID:QyC8Xc/c
GJありがとう!!
このスレの皆の優しさに全米が泣いた
>>329 マジか すまんかった
でもそれをすごく…読みたいです…
お前は泣いてないのか^^;
>>330 ともあれGJだぜ
>>330 GJ!!でした。
クンツァイトのマッサージ機能には「豊乳コース」以外に
どんなコースがあるのか詳細を是非とも教えていただきたい!
つ貧乳コース
大きな胸が見る見る小さく、これなら貧乳好きなあの方も大満足!
…とか?
つまり吸引だね?
なんだ、それならイネスの体脂肪もk
おっぱいは体脂肪なの?
とりあえず、マリーさんとクロエのは鍛え上げた胸板だなww
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
何でテイルズって、激しく動かなければならない戦士系が巨乳で、
特にあんまり動く必要の無い魔術士系にばっかりひんぬーが集まってんだろかw
ハロルドは隠れ巨乳だろうな
クンツァイトはエロ本の奴見る限り性欲はあるみたいだが
実際にやろうと思ったらやれるんだろうか(触手とかじゃなくて本物の方で)
…ん?
その時一体何が出てくるんだ?
勿論、肉体改造で多量の成(精)分が排出できるようになったいちもつだろ
>>341 今更だけど、クンツァイトは下じゃなくて上の触手も使えるな。
ていうか、狙ってキャラ書いたのか?いのまたさんは?
性欲のスピルーンとかあるのかな…
あるに決まってるさ。>性欲のスピルーン
なかったら男のロマンもなくなるよ。
称号ケダモノが貰えなくなるよ。
若干頬を染めながら責めてくるのですね
いろいろと期待できるじゃないか
どこぞのラノベみたいに七大罪のスピルーンだったら良かったのに。
エロも用意できるし
クンツァイトって結構イケメンだよな
セーラームーンのスレはここですか
>>343 ヴェイグやセネルには欠落してそうだなw
350 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 19:47:16 ID:loOQBNab
>>347 でもCGverは甘いマスク過ぎて萎える!
初めて見たときに、アニメverとの猛烈なギャップを感じて抱腹絶倒で腹筋が
破壊しつくされるほど大爆笑したのは俺だけか
>>347 ゾイサイト(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
さくらんぼミソ焼きおにぎりを本当に作った勇者が居るようだな
コハクってLのシャリと何となく同じニホイがする
そう思うの俺だけ?
プレイしていて、こいつにイライラするんスけど・・・
コハクにハァハァしてる俺はどうしたら…
>>353 まじかよ
顔はこのみだったのにあんな酢飯はやだ
コハクとシャーリィの共通点はおかっぱで妹でシスコンの兄を持つぐらいじゃないかな?
とりあえず叩きはやめようね?
少なくともコハクはヒスイにアレな感情は抱いてないぞ
>>356 酢
飯
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
酢
豚
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
にみえた
ベリルがヒスイと同い年…だと…!?
362 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 07:26:20 ID:H6/X21j6
焼
豚
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
にみえた
ここは腹ペコの多いインターネッツですね
酢飯とか酢豚とか焼豚とか
食いたくなったじゃないか!
責任取れっ
>>346 コハクがオパーイとか言い出すのか
それはそれで……
一瞬視スラーがこんなスレまで出張ってきたのかと思ったww
>>349 仙人はもはや、性欲とか恋愛とかは無縁の境地にまで解脱したからこそ仙人なのだよw
367 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 19:44:43 ID:rb7+NCGL
なんでシャーリィって酢飯…?
酢飯の読み方がシャリ
酢飯さんマイソロ不参加まじか
370 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 21:08:42 ID:s8B3A7I1
イネス「
脂
肪
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
」
保守。
374 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:54:24 ID:i8XcyPzi
雑魚キャラでかうぃいのをやりまくれええええw
テイルズ史上こんなに叩かれたヒロインはシャーリィだけだ。
正直あの子の何が悪かったのか全然分からない
手の平を返すところでイラっときた
よ
そ
で
や
れ
。
突然だけど久方振りに投下。
リオン×リリス、純愛。
リメイクDのDC仕様。
やたら長いので注意。
リオン・マグナスは酷く憤慨していた。
空は澄み渡り、陽光が程好く降り注ぐ。海沿いに潮風が吹き、磯の香りが鼻腔をくすぐる。
その天気の中で、彼の機嫌は稲妻が降り注いでいた。
というのも、彼の近くで土を掘り返している一人の女性に、あちらこちらと振り回されているからだった。
「すいませーん、ありましたか?」
「いや、見つからないが」
「そうですか。もうちょっと南かもしれませんね」
彼女の名はリリス・エルロン。大陸最北部の村、リーネに住む少女だった。
リオンは、リーネから大きく緯度を離したダリルシェイドという都市の住民であり、大陸すら違う。
普通なら、生涯かかわりを持たないであろう二人だったが、行動を共にしてかれこれ六時間が経過していた。
「くそ! 何で僕がにんじんなんかを!」
リオンはぶつぶつ文句を漏らしながら、手袋を土で汚しつつ地面を掘る。
「なかなか見つかりませんね、根気よく探しましょう坊ちゃん」
リオンの持つ喋る剣――ソーディアンに投影されている人格シャルティエは、労いの言葉をかける。
しかし、彼の疲れは全く癒えず、むしろ重苦しい疲れで気持ちが曇っていった。
リオンという少年は、まだ16歳であった。
中性的な顔つきをしていて、美少女と間違われてもおかしくない外見。
奏でる声は凛々しさを転化させたような声で、聞くものを魅了する。
生家は大企業、剣の腕前は客員剣士として王家に仕えることが許されるほどだ。
彼の人気は、ダリルシェイドでは年齢を重ねるごとにうなぎ登り。
しかし、彼はプライドが高く、ややわがままで強引なところがあり、他人に弱みを見せることが大嫌いな人間でもあったので、
初対面の相手にはとっつきにくい印象を持たせることが常であった。
その彼に全く物怖じせず、会話でも態度でもイニシアティブを殆ど取らせない――リリス・エルロンとはそういう女性であった。
二人の出会いは最悪と言ってもよいものだった。
リオンは王の命令を遂行する途中、リーネよりはるか南にあるノイシュタットという街にいた。
ある目的のため、一人外に出てそのままリーネ付近まで来た。
森を歩いていたとき、リリスが(リオンを悪人と勘違いして)襲い掛かってきた。
リオンは、自分の身を守った代わりに彼女のことを痛めつけてしまった。
正当防衛が成立するとはいえ、へたり込んでしまった彼女を森に放置などできず、やむなくリーネの村まで連れて行った。
リリスは、リーネから出ていた理由を彼に説明した。村の南に生えているという伝説のにんじんを探しにいっていたのだ。
その最中、リオンと戦ってしまったのだった。
リオンは、自分の目的を果たすまでなら手伝ってやってもいい、といって手伝うことにした。
しかし、彼はすぐにこれがろくでもない同行だと分かった。
「坊ちゃん、顔色が悪いですけど、どうかしましたか?」
シャルティエの声にも耳を傾けず、リオンは心の中で思った。
(一体なんだあの女は? たかが村人のくせに、お玉みたいな道具を使って魔物を一蹴する力は、どこから出てくるんだ?
ひょっとしたら、ソーディアン使いよりも実力は上かもしれない。それに、料理の腕はすごいものがあった。
僕もそれなりに美食に舌は慣れているつもりだが、それでも腕前も認めざるを得ない。
だが、あの性格まで認めるつもりはない! 僕はただアイスキャンディー屋を探していただけだ。
それに、伝説だろうと市販品だろうと、にんじんなんて僕は鍋よりもゴミ箱に入れるぐらい嫌いだ!
何で探さなければならないんだ!)
心の中で、ストレス解消も兼ねて叫んだ。彼の怒りも無理はない。
にんじんを探している間にも魔物は襲ってくる。その間に、傷も治りきらない彼女を庇いつつ迎撃しなければならないのだ。
彼女は逐一お礼を言ってくるが、それでは抜けないほど疲労はたまる。
そのうえ伝説という名にふさわしく、にんじんはなかなか見つからない。
場所の手掛かりは「リーネから南」だそうだが、1キロ離れていても10キロ離れていても同じく南と呼ぶのだから、
それだけの情報で見つけるなどもはや偉業と呼んでもよかった。
時間は刻々と過ぎていき、11時のオヤツ時に始めた探索は、夕食の準備をする時間になっていた。
夕陽で海が茜色に照らされているとき、ついに二人は地名もないような深い山の谷間で、伝説のにんじんに近づいていた。
「に〜んじんに〜んじん」
にんじんの唄を口ずさむリリスの横で、リオンは心身共に疲れていた。嫌いな物のためになぜここまで、と下を向いていた。
ふと顔を見上げ、辺りを俯瞰すると、彼の視界のすぐ先にはノイシュタットがあった。
拠点とする場所が近いというのに、近づくことができない。
リオンは、にんじんを探すというくだらない目的のために身を費やしている自分が、ついに我慢できなくなった。
リリスの方を振り向き、険を荒でた。
「おい、ご機嫌に唄っているところすまないが、一つだけ言っておくことがある。
お前が探しているにんじんだが、僕はにんじんとピーマンが大きら」「あ、アレです! 来てください!」
言いかけのリオンを放って置いて、リリスは一人で先に行ってしまった。
リオンは拳を強く握り、歯をぎりりと強く噛んだ。平民相手に、これほど主導権を取れない状況はいまだかつてなかった。
父親にでさえ、ある程度の発言権があるのだが、彼女の前ではそのような事実も空しくなる。
「あの子の前じゃ、坊ちゃんも形無しですね!」
シャルティエの声は妙に弾んでいた。
「うるさい! 静かにしていろシャル!」
足音にも怒りを宿らせながら、リリスの方向へと走った。
リリスがにんじんを掘り出し、土をぱっぱと払っている姿を見て、リオンは踵を返した。
ノイシュタットの方角を見ると、ぽっぽっと家々に電気が点き始めている。
長い間森の中で動いていたため気付かなかったが、既に日の入りの時間となっていたようだ。
「坊ちゃん、夜は魔物が活発化します。できるだけ動き回るのはやめておきましょう!」
「そうするか。結局、ここまでの道のりでアイスキャンディー屋は見つからなかったな。
やっぱりノイシュタットにあったのかもしれない。しかし、人目がある中で買うのは勇気がいるな」
リオンはノイシュタットを見ながら、足をそちらへと進めていた。彼はもうノイシュタットに帰る気でいた。
リリスとの付き合いは、伝説のにんじんを見つけるまで。彼女が怖いから帰れない、とでも言ったのなら、
ノイシュタットの宿屋の宿泊費でも払ってやれば、傷つけた分もチャラになるだろうとリオンは考えていた。
彼女の実力なら、帰ることぐらい容易だろう。だが、彼の予想は最初の一歩から崩された。
きっかけは、リリスの悲鳴だった。
リリスはすぐにシャルティエを構え、悲鳴がした方へと走った。
足を止めたとき、リオンの目には、うさぎの顔とカンガルーの身体が合体したような姿の魔物が映っていた。
気を失ったリリスを腹の袋にしまいこもうとしている。
「にんじんを守るものがうさぎとはな……そこらに生えている普通のにんじんを守っていればよかったものを」
リオンは前傾体勢で走り出し、幻影を残しつつ剣を振りぬき、魔物を怯ませた。
すれ違いざまにリリスを救出すると、彼女を木の影に隠した。
そこが魔物の死角になっていることを予想しつつ、今度は一直線に魔物へと向かっていく。
魔物は腹の袋から、黒いうさぎのような影を出してリオンを叩き潰そうとしたが、難なく避け、再度斬りつけた。
そして、相手がよろめいているうちにシャルティエの力を借りて昌術を唱えていた。
間もなく、彼の手には大樹の枝を思わせる巨大な黒槍が握られ、禍々しく蠢いていた。
「デモンズランスッ!」
叫びつつ、黒い炎に燃え上がる槍を投げつけた。魔物は腹の袋から出たうさぎの影で顔を庇い、ガードをした。
しかし、リオンの放った槍は、強固なガードを貫いて、風圧と共に魔物をはるか遠くへ吹き飛ばした。
爆風が周囲の枝葉をざわめかせ、木の葉が舞い飛ぶ。地面にはしばし軽い地震のような衝撃が残った。
魔物がいた場所には、貨幣がいくらか残っているだけであった。
リオンは警戒しつつ、リリスに駆け寄った。
彼女が寄り掛かっていた木は、リオンの昌術から彼女を守っていた。
しかし、既に歩くこともままならない重傷で、危険な状態であった。回復するまで戦闘は不可能だ。
「大丈夫か?」
「ちょっと……危険かも」
弱々しい声で、首は俯いたままリオンの顔も見ていない。肩と腹部が呼吸のたびに大きく上下する。
リオンはやむなく小休止。少しでも疲労の回復になることを考えて、料理を作った。
彼の家には執事やメイドが何人もいて、一人で料理などほとんどしたことがない。不安であったが、何とか体裁は繕えた。
今は味など二の次三の次、とりあえずリリスの気を休め、疲労を回復させることが一番だった。
お茶漬けを作ったつもりだったが、ただ白湯にご飯を入れただけのように見えた。
味見したときも、あまりいい出来ではないと思い、そこらの木にぶちまけてやろうかと思っていた。
しかし、リリスが物欲しそうな顔をしているため、失敗作と言ってもいいそのお茶漬けを、ゆっくりと食べさせた。
リリスは力なく口を動かした。疲れているからか、なんとも言いがたい味なのか、
まずいけどせっかく作ってくれたからムゲにはできないと思ったかは分からないが、何も言わない。
無言はかえって二人に重苦しい雰囲気を与える。
リオンはその中で、彼女の姿を今一度見ていた。
しばらくの間、地面と魔物しか捉えていなかった目は、リリスのことを見ると楔を打たれたように止まった。
リリスの服装は決して格好をつけたものではない。
手縫いと思われる衣装が、エプロンドレスの下に見えるもので、露出などないに等しい。
しかし、それでも彼女の魅力は十分リオンにも分かった。何のことはない、彼女は才色兼備なだけではなく、美人であった。
長い金髪はリボンで束ねられ、頭の後ろで風に吹かれてそよそよとなびき、
青くパッチリと開いた瞳が顔のバランスを綺麗に形作る。料理を咥えている口は小さく、唇は控え目に色めいていた。
リリスは料理に集中していたため、リオンが見ていることにしばらく気付かなかった。
しかし、おもむろにリオンの方を向くと、目線はぱっちりと合った。
リオンはわざとらしいほど急に視線を逸らしたが、リリスは全く気にすることなく、リオンの方を見続けていた。
リリスが料理を食べ終わると、リオンはふんと言うと、立ち上がってリーネの方角へと足を向けた。
「お前があの魔物に危険な目にあわされたのは、警戒を怠った僕にも比がある。
これ以上危険な目に遭うとなると、僕も目覚めが悪い。そういうわけだ、リーネまで送っていく」
リオンの提案に、リリスは何も言わない。
「どうした? 返事ぐらいしたらどうだ?」
催促をしても、リリスは何も言わない。振り向いて彼女を見ると、頷いているようだったが、何も喋らない。
業を煮やした彼は、リリスの腕を掴むと、無理矢理立たせた。細い体は軽く、簡単に立たせることができた。
リリスは腰折ることなく立つことを継続できた。彼女は、なぜか笑顔であった。
立ち上がった拍子に、口が小さく開いていた。
「無事なようだな」
リオンは疲労回復のグミを取り出すと、彼女の口に押し込んだ。
「それを食べ終えたら出発だ。疲労はもう取れているはずだからな」
「あ、あの!」
リオンは背を向けたまま返事をした。
「何だ? 言いたいことがあるなら早く言え」
「ありがとうございました。さっき、本当に意識が遠のいて、少しの間記憶がなかったんです。
貴方に助けてもらわなかったら、私は……。
それに、最初に貴方と会ったとき、私が勘違いして襲ったこと、重ねてお詫びします」
「そんなこと、いちいち気にしていない。頭を下げている暇があったら、足を動かせ!」
リオンの鬼のような態度。しかしリリスは少しも気にしない。
「そうですね、では、リーネの村までお願いします。そろそろ夜行性の魔物が出てくるから、急ぎましょう」
リリスは急に笑顔になると、足取り軽やかにリオンを通り越して行った。疲労は回復したようだ。
急いでいるため金髪を束ねているリボンの蝶足がぴょんぴょんと撥ねる。それを獲物と勘違いした魔物が森の中から出てきた。
彼女は一人で戦う気満々で構えていたが、リオンは忙しくなることが優に想像できた。
「どこまでも手のかかる女だっ!」
「でも、どこか憎めませんね」
シャルティエが小言を挟むと、リオンはシャルティエを思いっきり手荒に扱った。
リーネへの帰路は、行き以上に長く感じた。
途中襲いかかってくる魔物を一匹一匹倒していったことだが、済んだことを悔やんでいても仕方がない。
日は完全に落ち、風は刃のように鋭く体を通り過ぎていく。ほとんどの人は家に帰り、外にいる人は疎らとなっていた。
リオンは彼女を送ったら、すぐにノイシュタットへ帰る予定であった。
しかし、踵を返した途端、リリスがお玉を襟に引っ掛けて制止してきた。
「おい、何の真似だ?」
リオンはお玉を襟から話すとリリスを睨んだ。
彼女は涼しい顔をしてリオンの腕を掴むと、強引に引っ張って村の中を案内していった。
パン屋を見上げ、畑を通り過ぎ、坂を登って大きな屋敷を通り越し、そこから右へ進む……途中でリオンが腹を立てた。
「いい加減にしろ! 僕はお前を送るためにここに来たんだ。観光をしに来たんじゃない!」
リオンの声は村中に響き、外出している少ない村人の視線を集めた。
彼女がしょんぼりと顔を俯けると、リオンはまずいことをしたように顔を横へそらした。
視線の先では広々とした牧草地帯が広がっていた。線を引くように羊がメーメーと声をあげて宿舎へと帰っていく。
ダリルシェイドにはない光景に、リオンは興味を持って見つめていた。
その隙に、リリスは再び腕を引っ張って、彼を自宅へと連れて行った。
扉を開け、「土足でいいですよ」と声をかけたところで、ようやくリオンは手が自由になった。
「……これ以上、僕に何をしろというんだ?」
「是非、美味しいご飯を食べていってください! せめてもの恩返しです」
リリスは百万ガルドの笑顔を見せた。リオンはバツが悪いようにため息をついた。
「あいにくだな。そんな時間は僕にはない。宝探し(にんじん)に付き合っておいて今更だが、僕は急ぎの用なんだ。
恩を感じているのなら、このまま僕を帰らせてくれないか?」
とリオンが身の上話を聞かせたところで、シャルティエが口を開いた。
「坊ちゃん、お言葉に甘えましょう!
慣れない土地を暗闇の中動き回るのは危険ですし、今日の坊ちゃんは戦いっぱなしじゃないですか。
少しぐらい羽を伸ばしてもバチは当たりませんよ」
シャルティエの言葉にも一里あった。リオンは決して体力には優れていない。
一日中の戦闘により、リオンの意志とは逆に体は悲鳴をあげていた。
とはいえ、ここまで来て急に意見を引っ繰り返すのは、彼の意地が簡単には許さない。
「その、家族にも迷惑がかかるだろう? そういうところに邪魔することは」
「家族のことなら心配いりません! おじいちゃんは度量が広いですし、お兄ちゃんは家出中です。
ですから、三人で食卓を囲むのって久し振りなんです。腕によりをかけて作りますから、たんと召し上がってください。
それと、もう一つ引き止めたい理由があったんですよ」
リリスは背を向けて、台所でなにやら作業をしていた。何かを掻き混ぜているような音が聞こえる。
ものの数分、リオンは居間に突っ立っていた。
(どうする……ああいうことを言った手前、ここには居づらい。
しかし、体力の限界と意識していれば、確かに既に筋肉痛の徴候は見られる。
……その上、あの女の料理の腕は絶品で、おかわりがほしいぐらいだ)
リオンがくだらない意地で困っていると、リリスが手の平ほどの容器に何かを入れて戻ってきた。
「貴方、アイスキャンディーを食べたいって言っていましたね。だから私、作ってみたんです」
容器の中には、中途半端に固まった白い液体が入っていた。まだ泡が立っていて、作ったばかりという感じがする。
しかし、見た目とは裏腹にバニラのいい匂いがした。
アイスキャンディーが液体ではないことは、辞書を引くまでもなく明らかなことだったが、指摘する前に彼女は続けた。
「これを数時間かけて冷やせばいいって聞きました。この辺りの夜は冷えますから、朝までには固まっていると思います。
今日はここに泊まっていってください。ちゃんと寝床はありますから」
「アイスキャンディー……作れるのか?」
「たぶん……で、では、ご飯を作ってきますね」
リリスはウインクすると、台所の方へ走っていった。
リオンは、足を玄関の方へ向けたが、思い悩んだ。
ちらっと外を見ると、空に蓋がされたように真っ暗だった。
確かに、この暗さの中を歩き回るのは危険だ。ましてや体力回復の当てもない。
「止むを得ないな。今日のところは、身を休めるとするか」
「おおーっ、坊ちゃんが自論を曲げるなんて! 頭の上に岩でも振ってきたらどうしよう!」
「シャル、お喋りが過ぎるぞ」
リオンとシャルティエが小声で話していると、一家の主と思しき年寄りが「ただいまぁ」という声と共に入ってきた。
見知らぬ客がいるというのに、「お客さんかい?」と一言言うと、それきりだった。
うら若い孫娘と見知らぬ男が二人きり、状況が状況なのだからもう少し不審に思え、
といいたいところであったが、これがリーネの普通の習慣なのだろう。
黙ってシャルティエの刀身を眺めた。しばらく手入れができなかったため、大分汚れていた。
「坊ちゃんが年上でもない人のいう事を聞くなんて、珍しいですよね」
シャルティエは感心するように言った。
「仕方がないだろ、僕が死んだら誰があいつらの監視をするんだ」
「でも、それを抜きにしてもマリアン以外の言うことを素直に聞くなんて、新鮮な光景ですよ」
「はぁ……シャル、少し黙っていてくれないか」
それきり、二人は口を閉ざした。
黙々とシャルティエを磨いていると、次第にいい匂いが居間に立ち込めてきた。
リリスが「できました」といいながら、お盆に乗せた料理を運んでくる。シチューだった。
底の浅い容器で、具が頭を半分ほど出した状態。匂いと外見に食欲をそそられる。しかし、リオンはギョッと目を見開いた。
「おい、にんじんが入っているが、まさか?」
「あ、これは伝説のにんじんではありませんよ。うちの畑で取れたにんじんです」
「聞きそびれていたのなら、もう一度言ってやる。僕は、にんじんとピーマンが嫌いだ! だから、そういうのは御免だ」
ずっと大人ぶっていた彼の、子供っぽい態度。リリスは可愛らしい彼の好き嫌いを知ると、くすっと笑った。
「では、残した分は私が食べますから」
「そうか……なら助かるんだが」
「でも、こっちはどうしましょう?」
と、リリスはお盆に乗せて運ぶ途中のサラダを前に出した。それにはにんじんとピーマンとレタスと海草が乗っていた。
食材の比率が合っていない。リオンが嫌いなものを除くと、毛を刈った羊のように量が香ばしいものとなってしまう。
「それは、さすがに困るな」
「う〜ん」リリスは人差し指を顎につけて悩んでいた。突然、電球が光ったようにリリスは表情を明るくした。
「では、貴方の好みにあうものをもう一品作りますね。ちょっと時間がかかりますけど」
「そこまでしなくてもいい」
とリオンが制止してももう遅い。彼女はお盆をテーブルに置いたまま、すぐに台所へと向かっていた。
間もなく、まな板に何か大きなものが乗せられた。
無関係のようにテーブルに置かれていた料理は、しっとりとした湯気を立ち上らせ、芳香を漂わせている。
リリスの祖父はサラダに箸を伸ばすと、ぱくぱくとつまみ食いを始めた。
次第に箸に勢いがついていき、つまみ食いではなくなって、完全に本食いとなっていた。
リオンは料理の前で立ち往生をしていた。リリスが恩人のために張り切って作ったため、量は相当なもの。
自分の胃ではぎりぎり食べきれるかどうか、というところだ。
その上、もう一品リリスは料理を作っているので、それを食べる分も考えなければならない。
食べ物を残してはいけません、と常々言われているため、残すこともできなかった。
箸を掴んでテーブルの前に座っても、にんじんとピーマンが邪魔をして踏ん切りがつかない。
「ぼっちゃぁ〜ん、はやく食べましょうよ、見ていてつらいでしょう〜?」
「我慢してでも、にんじんを食べればよかったよ」
リオンは気の進まないまま、夜食に取り組んだ。
味はさすが、というもので、リオンの不安はすぐに味に誤魔化されていった(にんじんとピーマンは残したが)。
食も進み、手が止まらない。テーブルに並んでいる分を食べ終えたとき、案の定彼の胃は苦しみを訴えていた。
腹の底が盛り上がるような苦しさに、リオンの手は完全に止まり、追加分を入れる隙間はなかった。
リオンは少しでも腹に隙間ができることを祈って席を立つと、野外を眺めた。
(立っているうちに、少しでも腹が空いてくれるといいが)
「おーい少年、リリスの料理ができるには時間がかかるだろうから、先に風呂に入ったらどうだ? 沸いたばかりでいい湯だぞ」
「風呂?」
確かに、料理が来るまでの暇潰しにはなる。それに、今日一日の汗も流すことができる。
風呂に入ると、なぜか腹に隙間ができることを実体験で知っていた。
リオンは二つ返事をすると、居間から扉一枚を隔てた風呂場に向かって行った。
シャルティエを壁に立てかけると、湯船の中で身体を伸ばした。とことんたまっていた疲れを癒すようにくつろぐ。
何度か腹をさわり、その度に隙間ができた気がして、リオンは先のことが明るく思えた――そのとき、視線を感じた。
それは窓がある方、すなわち外からだった。どうやら男で、覗き魔のようだ。
男は窓越しにリオンに気付くと、中指をたてて唾を地面に吐いた。
「ピコハン!」
シャルティエを掴むと、自分の背丈半分ほどのピコハンマーを具現化して、相手の頭上に落とした。
ポップな音がなり、カエルがつぶれたような声を聞くと、再びリオンは浴槽で体を伸ばした。
昌術の分の疲れも取り、やや眺めとなった入浴を終えた。
居間へ戻ってきたリオンを迎えたのは、リリスだった。その手には、タライのような巨大な容器に、魚が一匹入っていた。
「これは何だ?」
「マンボウです。全体はもっと大きいんですけど」
身は白身で、淡白な味が期待できる。変に油っこいものでなくてよかった。
「というわけで、賞味してください」
しかし、それは、とても一人の食卓とは思えなかった。闘技場のチャンピオンでさえおなか一杯になるようなシロモノだ。
リオンは追加させた上に残す、などという独裁者のような酷いことはできず、箸を掴んだ。やけに箸の動きが遅かった。
さすがに、リリスと祖父が手伝ったのでタライ丸ごと、というわけではなかった。
しかし、それでもリオンの胃袋は悲鳴をあげ、断りをしてからもう一度風呂に入り、僅かでも苦しさを和らげた。
余裕が出てくると、リオンは食後の運動と称して外に出た。
冷たい風が心地よく、辺りの小動物が小さく声を出して、静寂と絡まって耳に優しく届く。
リオンは胃が楽になるまで暇でしょうがなかった。
羊を飼っていることを思い出すと、ちょっと見てみたくなって、家の裏に足を進めた。
と、その途中に先ほどの覗き男が、頭上にひよこをピヨピヨさせて(イメージ)倒れていた。
「坊ちゃん、この男どうします?」
「罪を償わせる。といっても、この辺りに裁判所はなさそうだ。権力者のところにでも連れて行けばいいだろう」
「じゃあ村長さんですね! でも、村長の家はどこにあるんでしょう?」
「罪人に聞くさ。シャル、ちょっと物騒なことに使わせてもらうぞ」
リオンはシャルティエを構えると、刃の横で男の肩を軽く叩いた。男は気がつくと、ふらふらと起き上がった。
「おいお前、これから僕の言うとおりにするんだ」
リオンがシャルティエを喉元に突きつけると、男は男性らしからぬ高い声をあげて絶叫し、そのまま失神、倒れこんだ。
平和な村で育った男に、お目覚めの剣先は刺激が強すぎたようだ。
「ちっ、根性のないやつめ!」
「どうします坊ちゃん、目覚めるのを待ちますか?」
「起こしたあと、また眠られては困る。仕方がない、あの女か老人に聞くさ」
リオンはシャルティエを腰に差して、方向を変えた。そのとき、彼はとんでもないものを見た。
風呂場で、リリスが今まさに湯船に浸かろうとしていた。
リオンの視線が彼女の上半身に釘付けになると、リリスの目線も彼に止まった。
目が合うと、意識が飛んだように頭が真っ白になった。一瞬の停滞が、除夜の鐘のように長いものに感じられる。
はっと意識が戻り体が自由になると、すぐに倒れている男の襟首を掴んで、逃げるように立ち去った。
逃げても苦難は続く。頭の中では今の図が影送りのようにしばらく残っていた。
直視してしまったことの気まずさとあわさって、リオンは頭を茹だるように熱くさせた。
振り払うように、急ぎ足で村長の家に入った(正確には、場所を聞こうとして入った家が、たまたま村長の家だった)。
呆気に取られている村長に、リオンは事の説明をすると、村長は深く頷いた。お礼の言葉を受けるよりも先に立ち去った。
出て行ったはいいが、どこに行けばいいのか分からない。
どう考えてもこっちに非があるわけで、いくら彼女が恩を感じているとしても許容範囲を超えている、と考えるのが普通。
そもそも、料理のもてなしを受けた以上、今でもまだ恩という親切引換券は有効なのだろうか?
焦った拍子で腹部の苦しみは紛れていたが、新たな苦しみのせいで頭も体もまともな状態からは程遠い。
村の中を意味もなくさまよっていると、リリスが彼を迎えに来た。格好はラフで、エプロンドレスはつけていない。
風呂を浴びる前に慌てて出てきた、という印象を受ける。
彼女はリオンに駆け寄ると、お辞儀をした。
「あの人、前々から困っていたんですけど、あなたが解決してくれたんですね」
リオンは意識して目を背けた。
「礼などいらん。お前が知っているということは、あの男は常習犯のようだな。
こんな田舎なら、顔さえ分かればすぐに捕まえられようものだろ?」
「たまたま通り過ぎただけって場合もありますから」
リオンは傷が痛んだ気がした。どうやらリーネにはリーネの掟があるようだ。
「現行犯で捕まえないといけないんです(一応自首もありますけど)。
でも、そのときの私は何も着ていませんから、その、恥ずかしくて。
こんな簡単に解決しちゃうなんて……どうやったのかは分かりませんけど、ありがとうございました
「礼などいらんと言っているだろ。それよりも何の用だ? わざわざ礼をいいに出てきたんじゃないだろ?」
「お礼を言いにきました!」
「……」リオンの口から言葉がでなくなった。
風呂に入った、食事もすませた、後は寝るだけという状態なのに、かえって疲労がたまっている気がした。
リリスは彼の心情などお構いなしに、彼の腕を引っ張って家へと連れ戻った。
困ったことはいくつ重なっても消えるものではない。
既に祖父は自分の寝床で寝息をふかし、ワンルームかと思える広さの家には彼とリリスしか居ないようなものだった。
リオンは何もする気が起きず、はぁとため息をついていた。
何の目的でこの村に来たのかも忘れ、心身ともに疲れた体をソファにもたげるのみだった。
傍らの暖炉の熱が、ぽかぽかと体を温める。気が緩んで、うつらうつらとしていた。
気がついたときには隣にリリスが座っていた。
ランプの光に照らされた姿は朱を帯び、彼とそれほど年は変わらないはずが妙に大人っぽく見えた。
リリスは手を後ろに置いて、何かを隠すようにしていた。
「あの、これですけど」
リオンの前に、皿に盛られた液体のようなものを出した。出したときに、ぷるぷるっと震えていた。
彼は首をかしげた。
「これは?」
「アイスキャンディー……違いますか?」
「これはゼリーだ、アイスキャンディーとは全くの別物だ」
リオンは目眩みがした。ゼリーぐらい、実家で食べたことがある。リオンが食べたいのはアイスキャンディーである。
料理の腕がプロ級である彼女が作ったのだから、きっとこのゼリーは相当美味いのだろう。だが、それも今では食べる気がしない。
語気を荒でる気力も沸かない。
支えていたものがプツンと切れたように、リオンはリリスとは逆の方向に体を横たわらせた。
リリスは腰を下ろしたまま、彼の顔を覗き観る。
「おやすみですか?」
「ああ、寝る……ゼリーは明日食べるから、今日はとりあえず寝かせてくれ。疲れたんだ」
「あの、ソファで横にならなくても、上にベッドがあります。二階建てベッドですから、好きな方を」
「ここでいい。お前がいつも通り使え」
リオンはシャルティエをつかめる位置に置いて、目を瞑った。
腹部の苦しさはこの頃にはほとんど紛れ、目に焼きついていた先ほどの図は次第に薄れていく。
意識は、さして時間をおかずに暗い闇へ落ちていった。
日付が変わった頃、リオンは何かの音で目を覚ました。
ネズミの喧嘩のような、普通の人は見向きもしない音であったが、それなりに警戒しているため敏感にも反応した。
自分の周りは完全な闇、薄気味悪さを通り越してかえって清々しささえ感じる。
ただ、自分から離れたところには小さな光があり、寝ぼけ眼を凝らしてそちらを見た。場所的には、そこは風呂場のようだ。
「まさか、またあの女か……? できればそうではないことを祈っておくか」
シャルティエを掴んだ。リオンが耳を立てると、水関連の音はしないようだった。
ここでしていたら、とっとと眠る予定だったが、そうではないと分かるとほっとして扉を開けた。
リリスが後ろを向いて、何かをやっていた。
「どうかしたのか?」
リリスは彼に気付くと、何かを隠した。
「お、おはようございます!」
「……そんな時間じゃないだろ」リオンの返事とほぼ同時に、シャルティエが目を覚ました。
「坊ちゃん、何かありましたか?」
「いや、何でも無さそうだ。眠っていていい」と、寝たりなかったのか、すぐにスイッチを切った。
シャルティエを風呂場の端に立てかけると、再度聞いた。
「こんな時間に、こんなところで、何をしているんだ?」
彼女にずいっと詰め寄ると、急にあわてた彼女は何かを隠した。珍しく緊張した様子を見せていた。
「ア、アイスキャンディーの作り方を近所の人から聞いてきて、作り方をメモしていたところですけど」
「レシピか。なんでこんな場所で書く?」
「部屋の中で電気をつけると、起こしちゃうかもしれませんから。ここなら光は目立ちません」
「メモぐらい聞いたときに取れ」
リオンは嘘は言ってなさそうだと判断した。
睡眠が浅いことを思い出すと、みっともない姿を見せないうちに風呂場を出て行こうと背を向けた
――出て行く前に、リリスが衣服の端を掴んで止めた。
「あの、いかないでください。もうちょっとでできそうですから!」
リリスが制止のため立ち上がると、彼女の後ろに隠していたノートが出た。
それは、アイスキャンディーが冷えていく工程だった。
何時間冷やすとこうなる、というのを凝り性にも事細かに記していたのだった。
「悪いが、明日にしてくれ」
リオンは腹部を撫でながら言った。まだ前日の料理を消化しきれていない。
そのうえ夜中で目が覚めたばかりとあっては食欲も湧かない。
しかし、リリスがただで退くわけがない。
リオンの言葉を柳に風にして、風呂場の扉を開いて外に手を伸ばし、透明な袋に入っている細長い棒を取り出した。
窓から侵入してくる夜風は冷凍庫のように寒い。
この寒さの中で、とりあえず固形と言える形にはできあがっていた。
もっとも、それは市場で売っている固形物とはかけ離れた、べとべとな状態での固形だったが。
「ほら、きちんと形になっています。ちょっと溶けそうですけど。あとバニラ味しか作れなかったのが残念ですね」
リリスは固まった部分を両手に乗せ、リオンの方へ棒を向けた。
その棒は、アイスキャンディーの棒といって思い浮かべる楕円形の細長い棒ではなく、焼き鳥にさすような鋭く尖った串だ。
支える力に乏しく、今にもアイスキャンディーが溶けて落ちそうであった。
リオンはやや躊躇しながら受け取ると、口元に運んだ。
リリスの視線が強烈だった。食べる瞬間を逃さまいと、シャッターチャンスを待つように凝視する。
「はぁ」ため息をついて食べるのをやめ、出したキャンディーを袋へと戻した。
「どうして戻すんですか?」
「一日中これのために動き回ったんだ。今みたいに胃がむかむかして、食欲がなくて、寒くて、機嫌が悪いときに食べたくない!」
彼自身にもよく分からない理由を述べると、リリスはしょんぼりと小さくなり、俯いた。
押し付けがましい彼女だが、断られると無理強いはしなかった。
「恩を返したかったのに……」
「恩だと? 妙なことを言うな。恩なら一宿一飯で既に返している」
「でも、私が貴方から受けた恩は一つだけじゃないから、全部返さないと。つぎにいつ貴方に会えるか分かりませんし」
リオンは、彼女の立派な志にただただため息をついた。
「お前、恩をあだで返すとかそういう発想はないのか?」
「ないです」
「はぁ……分かった。食べるよ……食べるからもう恩の押し付けはやめてくれ」
リオンは憮然とした表情でアイスキャンディーの袋を取り払った。
(どうしても、この場で食べる運命にあるようだな……こんな気分のときに食べたくはなかったんだがな)
リオンは怒りを露わにしていたが、普段から怒ったような表情であったため、リリスは感情の変化に気付かなかった。
ひんやりとするアイスキャンディーと、リオンは口元へ運んだ
――アイスキャンディーが彼の口元を離れていき、ボタッと音を立てて風呂の床に落ちた。
そのまま模様の溝に沿って、排水溝へとバニラが流れていく。
固まりきっていない状態で、長時間持ちっぱなし、そのうえ棒が支える力に乏しいということが絡まった、当然の結果だった。
最初の意思表示通り食べないで済んだわけだが、いざ食べられなくなると物悲しい。
最初に渡されたときに素直に食べていればよかった、と軽く後悔しそうになった。
リリスは融解したアイスキャンディーを勿体無さそうに眺めて、しくしくと言った。
「食べるの、早かったみたい……です」
「だから言っただろ、明日にしてくれ、とな」
残念なのは実はリオンも同じだが、リリスという女性の前で弱い姿を見せるのは、
彼のプライドが許さず、ついついきつく当たっていた。
ただ、同時にえもいえぬ罪悪感が湧き上がってきたことも事実。口調をやや優しくした。
「明日食べるから、今日はもう寝るんだ」
「はい……まず、疲れをとって、朝ごはんの仕込みをしてから寝ます」
どこまでも家庭的なリリスに、リオンは頭がくらっとした。
「勝手にしろ!」
夜に似つかわしくない大声を(らしくなく)放つと、リオンは扉を開けて居間へ戻った。
(律儀すぎるのも考えものだ……思いが純粋な分だけ余計に。
とにかく、もう寝なければ日中に支障をきたすかもしれないな)
リオンはソファに身をもたげ、目を閉じた。そのとき、シャルティエを風呂場に置きっぱなしにしたことに気付いた。
(何と言う凡ミスだ! しかし、これで生じる弊害といえば、寝るのが少し遅れるだけだ)と自分で自分を慰めた。
リオンは再び風呂場の扉を開いた。
油断していた彼は、耳を扉につけることを忘れていた。
リリスが、湯を浴びていた。
リオンとリリスの視線ががっしり合い、そのまま固まった。
突然の事態は、事故にあったように感覚にずれを起こした。心臓の音が牛歩並みに遅く感じる。
「す、すまない!」
リオンは急いでシャルティエを掴み、風呂場から出て行った。
居間へ来たというのに、心臓の鼓動は少しも鎮まらない。内側から食い破らんばかりに高まり、眠気を内から吹き飛ばしてしまった。
毛布をかぶり、視界を真っ暗にしても眠気がない。ごろんと横になってもなおギンギンと目が覚める。
この調子では、寝る頃には朝日が昇ってしまう。
リリスという美少女の全裸を見る――普通の男なら、これが生涯に一度あるかないかの行幸に等しいが、リオンには苦にしかならない。
彼は心に決めた女性が居て、そのためにも他の女性は眼中に入れないと決めているのだ。
だから、今の光景もそれを害するウイルスのようなもので、必死に駆除しようと煩悶していた。
彼が嫌な時間を過ごしてから数分後、扉が開いてランプの明かりが差した。リリスが彼の近くに寄る。
彼は寝たふりを決めて、嘘の寝息をすうすうと立てていたが、リリスは小さく笑うと「バレていますよ」と耳元で囁いた。
リオンは嫌な気分で目を開けた。
腰の辺りでしゃがみ込んでいるリリスは、バスタオル一枚だった。
肩の部分は完全に露出し、肌には水滴が拭き取りきれず残っている。
髪の毛はいつものテール髪ではなく、リボンを解いて腰まで伸ばしていた。
ほんのりと朱を帯びた身体が、暗闇の中で更に艶やかさを増してリオンの視界に入る。
リオンは無理に視線を変え、彼女の姿を見ないようにした。
「その……覗いたことは謝る。ノックを忘れたことも謝る。
だが、睡眠時間ぐらいは取らせてくれたって構わないだろう」
「貴方の睡眠を助けに来ました」
「馬鹿かっ! 論理が合わない。静かな場所で寝ている方が会話するよりもずっと睡眠を促すだろう?
第一、お前に話しかけられ、僕が身を起こした時点で今までに溜めた眠気は吹き飛んだ。これが睡眠の邪魔でなくて何なんだ?
それに、そのはしたない格好は何だ?」
リオンの理路整然とした考えは、しかしリリスには全く聞き入れられない。
「それは置いといて。
兄に、こうすれば眠くなるって教えてもらっていました」
リリスは手を伸ばすと、彼の股間を撫で始めた。
驚きのあまりシャルティエに手を伸ばしかけたが、彼女の手の動きは止むことなく、ズボンの上から彼のものを軽く掴んだ。
きゅうと弱い力で握られ、それが害にならないと体が分かっているためか、拒むという命令をすぐにはしなかった。
リリスの手の動きは、猫をなでるそれに似た動きで、かつ繊細で程好い力の入れ具合であった。
彼は苦しそうな声を出し、ついにリリスの手を止めようとしたが、彼女からもたらされる快感で抑制の力が入らなかった。
リオンはこういうことにはあまり興味を持たないようにしていたが、やはり溜まるものは溜まる。
時々生理現象として仕方がなしに自慰行為をした。
その頻度は低く、数週間前に王の命令を受けて旅に出てからは一度もしていない。
溜まったものを放出するには絶好の機会であったためか、体は素直に性感を受け入れていった。
凛々とズボンの中で膨らんだものを見て、リリスははぁと声をもらしていた。
「お兄ちゃんのよりも小さくて、かわいいかも」
「なっ! 貴様、こういうことに慣れているのか!?」
「あら、女の人にそういうこと聞きますぅ?」
(くそっ! 何てやりにくい女だ! 会話すらしたがらない奴の方がまだマシだ!)
などと思っているうちに、彼女の手がズボンを膝まで下ろし、露出したものを両手で包み込み、軽く握ってこしこしと触った。
(もう少しきつく握った方が……いかん! このままだと女のペースに呑まれる!)
リオンは欲を振り払い、腕力を振り絞って彼女の身体を押し離した!
手加減できず、彼女は床に頭をぶつけ、そのままぺたりと倒れこんだ。
リオンはズボンをあげつつ、彼女のことを見て心配になった。
倒れこんだきり、ぴくりとも動かなかったからだ。
「おい、大丈夫か?」
いきなり性行為に及ぶというリリスの行動にも非はあるが、この状況はまずい。
祖父が目を覚ますことを考え、彼が不安になっているとき、リリスは呻くように声を出した。
「い……たい、です」
「無事なようだな。これに懲りたら、僕に変なちょっかいを出すのはこれきりにしろ」
「あの、お願い聞いてくれませんか?」
「何だ?」
リリスは風呂場の上部にある階段の方を指差した。
「あそこに、私が普段使っているベッドがあるんです。そこに連れて行ってくれませんか? 立つのが億劫でして」
「……ま、僕にも非があるからな。いいだろう。(人のいいことだ)」
野蛮な行為に出たことを負い目としているリオンは、珍しく素直になった。
背中におぶって運ぶことにしたが、そうしてみるとリオンは驚いた。
彼女の身体はとても軽かった。
空のリュックサックを背負っているような、あるいはこの女に羽があって自ら浮いているかのような軽さ。
見た目より軽いといってしまえばそれまでだが、運ぶことが苦にならない。
バスタオル一枚という姿を想像する暇もなく、階段を登りきった。
ベッドは二階建て。リリスがどちらに寝るのかは分からないので、リオンは下のベッドに彼女を降ろそうと、背を向けた。
「おい、着いたぞ。さっさと降りろ」
といっても、リリスは返事をしない。振り返ってみると、目を瞑っていた。
運んでいる間に眠ってしまったのか、揺すっても中々目を開かない。
「眠っているのか?」
リオンは不安になり、彼女に顔を近づけた。
それが運のつき――リリスは目をパチッと開くと、リオンの腹部に手を回して自分の方へ引っ張った。
むしろ、力の入れ具合から考えて引きずり込んだ、という方が正しい。
布団の中に押し込まれたリオンは、視界が急に真っ暗になった。顔に柔らかな何かがあたって、呼吸困難になった。
ジタバタともがいて脱出し、目を開いた。
「お前、恥ずかしくないのか?」
ごたごたでリリスからバスタオルが肌蹴て、全裸となっていた。
彼の質問に頷きも横振りもせずに、俯いているだけだった。
手で胸を隠し、足は閉じられている。恥ずかしがっているということは分かった。
リオンは手を伸ばすと、彼女のうなじを指先で軽くなでた。
「僕が女性の興味のない世間知らずのお坊ちゃんだ、とでも思っているのか?」
リリスは俯いたままだった。
「もういい……ここまでコケにされたのは初めてだ。
男に対してそういう行動を取るという事がどういうことになるのか。
……いくらこういう場所に住んでいるといっても分かるだろう。
このまま、自分の身体に何もないまま朝日を迎えられると思うな」
「思って、いませんよ」
「いい度胸だ……」
リオンは布団をどかすと、彼女の身体を自分の方へと引き寄せた。
膨らみかけの胸に手を伸ばすと、手を柔肌に埋めることなく軽く覆った。
磨くように手を上下に動かし、緩やかにウェーブを作る。
着衣の上からではよく分からず、不可抗力で覗いたときも確認はしなかったが、既に十分大きく育っている。
まだまだ成長途中だが、男性を誘惑するには十分な大きさで、その峰も美しい曲線を描いている。
外側を二度三度となでると、軽く指を胸に埋めた。
リオンは胸に埋めた指を一度戻し、同じところをもう一度突いた。
「ん……う、んん」
リリスの呼気が荒くなってくると、指を胸全体を掴むように広げ、円を描くようにこねた。
彼女は、唇を噛み締めて声を堪えるようにしていた。リオンには、過去の体験から疑問が浮いていた。
(この程度の愛撫で感じたのか? それとも、敏感なのか? 案外、慣れていないのかもな)
あれこれ考えたが、「まあいい」で締め括った。
撫でながら、指の移動ルートを変え、桃色の乳輪を指の腹でかすめた。
胸の膨らみの柔らかさとは微妙に違う、ややこしのある固さのそれを、中央の突起に触れないように注意しながら、丸く動いた。
指を乗せただけで胸に埋まり、乳輪を僅かにこねた形の歪みが、視覚的にもリオンの胸を熱くさせる。
反対側の胸も同じように指の腹を押し付けると、従順にふにゃりと形を変えた。
胸と胸の谷間の向こうで、リリスが唇を噛んで声を押し堪えている姿には、リオンもさすがに胸を高鳴らせた。
リオンは手を休めることなく、同じ行為を繰り返す。
決して突起には触れず、焦らしつつも身体の表面がじわじわと熱くなる
――そんな快感をもたらし続けていると、次第にリリスは足を摺り寄せてきた。
ぎゅうとリオンの右脚を足で挟み込み、彼に僅かに痛みを与えた。
血の巡りが悪くなり痺れてくるが、構わず胸のいじりを続けた。
先ほどのようにただ弄るのではなく、やや大きめに指を広げて覆いかぶさり、そのまま五指を膨らみの中にふりゅんと埋めた。
指は抵抗をほとんど感じずに、肋骨まで簡単に届いた。
胸全体の感触が一度に彼の手に通じ、洪水のように体に流れ込んでいった。
これにはリオンも目眩みのようなものを起こした。
「ひゃっ! はぁ、んん!」
リリスはもっと素直に反応し、しばらく閉じていた唇が開いた。
声を我慢しきれず、熱い吐息と共に外へと出ていく。
彼女の性感の高まりに比例して、リオンの足を挟む力も我慢の矛先として強まっていた。
胸の包み込むような感触とは違った意味で、目眩みを起こしかけた。
足がうっ血してしまいかねず、溜まらずリオンは大声を出した。
「おい、僕の足を離せっ!」
「?……あ、はいっ!」
リリスは声も届かなかったのか、反応が遅れた。命令に従い、足をがちがちとした動きで開いた。
「ご、ごめんなさい!」
随分苦しそうな顔で、前日一度も見たことのない表情であった。
リオンは、そのときの彼女の顔を見て、なぜか切なくなった。似た表情は、どこかで見た気がするのだが、中々思い出せない。
(どこで見たんだ?)
彼が考え込んでいるとき、視線に気づいたリリスは、無理に作ったような笑顔を向けた。
「続けて、いいですよ」
「あ、ああ……」
戸惑いつつリオンは返事をすると、開いた股へ手を忍ばせた。
それまでの胸と趣向を変え、真っ先に、女性の最も大切なところに触れて、指を押し込んだ――リオンは急に指を引き抜いた!
「お前……まさか」
……言いかけた言葉を、リオンは噛み殺した。その質問が、彼女には耐え難い恥辱なことであると同時に、
(眠れない男に、性器をいじれば眠くなるなどという意味不明な解決方法を提案するような女が、そんなわけない)
と考えがめぐった。
リオンがそんなことを考えている間も、彼女は手を口元で軽く握ってきょとんとしていた。
「まさか、何でしょうか?」
不思議そうに、眼を開いてリオンを見つめた。
宝石のような青い眼は深い美しさを持ち、リオンも彼女の方へと顔を近づけていった。
二人の距離はとても近くなり、キスができそうな距離だった。彼ははっとして顔を離した。
「なんでもない!」
「そうですか……もし私の態度で気を悪くしたら、ごめんなさい」
リオンの語気を荒立てた言葉に、リリスは意味も分からず謝った。
リオンは自分の方が怒られてしかるべきなのだったが、彼女の従順な姿に言葉も出なくなった。
「お前だけ裸というのもな……」リオンは服を脱ぐと、ベッドの外へと投げた。細身で引き締まった身体が外に出た。
リリスは華奢な彼の身体と、まだ赤みの消えきらない真新しい傷の数々に、罪悪感が出てきた。
「昨日できた傷ですね」
リリスは舌を出すと、傷をなめ始めた。
「やめろ!」
すぐにリオンは怒号を飛ばす――リリスは怯み、舌を小さく出したまま止まった。
「す、すみません。痛そうだったので、ほっとけなくて」
リリスの謝罪の後、夜露の雫が伝うような静けさになって、二人は口を閉じたきり黙っていた。
静寂を破ったのはリオンだった。
「僕が怒ることで嫌な気分になるなら、今のうちにやめた方がいい。
僕はこういう性格で、急に変えるということはできないから」
リリスは首を横に振って拒否を明らかにした。
「十分承知の上ですよ」
「そうか。ならもう何も言うまい」
足の痛みがあらかた取れたところで、リオンは行為を再開した。
胸に手を片方置き、その手を下へと滑らした。
膨らみを強引にひしゃげつつ進み、へその横を通って、汗ばんだ腰の部分へ。そこから内腿を軽くなでた。
卵の表面のようにすべすべとした肌をしっかりと覚え、風呂あがりから残る湿り気にいざなわれて下へと向かう。
鬱蒼と茂る金色の毛に守られた膣に、指先が触れる距離まで降り、閉じられた陰唇を中指でくすぐった。
ぴちっと閉じられていた膣口は僅かに広がり、それを好機と指を少し推し進める。
彼女は体をビクッと震わせて、我慢するように体を捩じった。
彼女の身体の動きに合わせながら、大陰唇と小陰唇の浅い溝を、人指し指でつーと辿る。
「んぅ〜!」
リリスは、愛撫を一人では我慢できなくなり、リオンを自分の方へと引き寄せた。
リオンは彼女の思うままに体を横たわらせる。彼女の熱い呼吸が頬にかかった。
睫毛が触れるほど近い彼女の顔を、あらためて眺めた。
彼の好みではないが、間違いなく美人。嫁の貰い手には生涯困らないだろう――そんなことを性行為中に考えても意味がない。
と、彼は膣に埋めている指を、第二関節まで押し込み、指の腹が小さく襞に触れると、その場所で止めた。
そのとき、彼女の感じ方と膣内の濡れ方に違和感があることに気付いた。
彼女の呼吸や態度を見る限りは、間違いなく感じているようだが、膣の湿り気は普通の女性のそれに比べて少ない。
リオンは、身を起こしてリリスを見下ろす形になると、一旦彼女の胸に手を伸ばした。ただし、すぐには動かさない。
下半身に伸ばしている手を、膣に入れたまま根元まで押し込んだ。
「はあっあ!」
リリスが悲鳴を漏らすと、リオンは胸につけている手を動かし、一度視線を胸に固めた。
リリスは胸に神経を集中させていた。今までの行動を体感的に考え、次は胸に来ると思っていた
――実は、これは胸以外のところをおろそかにさせるための、リオンのフェイント。
実際の彼の狙いは、膣口の上部にある突起で、リリスが目を瞑っているうちに口をその付近に寄せていた。
それまでふれなかった突起を、唇で軽くつまんだ。こりこりと捩じり、かぶっている皮と芽の間に舌を入れ、軽く擦った
――その途端、リリスは彼女のものとは思えないほど大きな嬌声を出した!
リオンは咄嗟にクリトリスから口を離し、布団を自分達に被せて防音とした。
驚きのあまり、膣に入れていた手も第一関節まで引いていた。
「す、すみません、びっくりしちゃって」
「これからは驚かないように気をつけるんだな……こんなことで驚いていたら、これから先お前は意識を失うかもしれないぞ」
リオンは注意のつもりでいったが、リリスはくすっと笑った。
「そうかもしれませんね。でも、私だってすぐにはそうならないように努力しますよ」
前向きに捉えた彼女の姿に、リオンは仲間の一人を思い出した。
(なんでこんなときに、あの馬鹿を思い出すんだ。……そういえば、あいつも金髪だったな。
この女、家出した兄がいるといっていたな……まさかな)
リオンは彼女の快感が冷めきらぬうちにと、再度胸へ手を伸ばした。
心臓の音が、胸を通して聞こえている。その膨らみを、彼の手は力を込めて歪なものへと変える。
今までのように押し潰すだけではなく、乳輪の中心に立つ乳首を剣だこで摘み、それから柔らかい膨らみに指を押し込んだ。
幾層も重なった剣だこに挟まれた乳首は、ブラの内側がこすれるものとは異質の快感を与え、彼女に堪えがたい性感を与えた。
膣内にある彼の指は、彼女の湿り気が増すのを確実に捕らえていた。
(一応感じているな……先ほどの声もあるし、不感症というわけではなさそうだな)
リオンは、目線を下半身から胸へと動かし、顔もその動きに従う。膨らみに顔をもたれて、その感触を耳と頬で感じていた。
が、おもむろに動くと、突起を口に含んだ。
「あっえ、っええ!」
リリスは感じるというよりも、驚いている様子。突然の事態に口をむっと閉じた。
リオンは口に含んだ拍子に、乳首と舌が触れ合っていて、それをチャンスとしてそのまま舌を動かした。
勃起しきっていない乳首は、ころころ舌の上で転がり、乳輪もそれにあわせて形を楕円に変える。
「んん、んーんっ、んーっ!」
リリスは彼の頭を掴み、自分の方へと引き寄せていた。
リオンは素直にその動きに従い、彼女の方に動くが、舌は乳首から離さない。
手で触れている方もあわせて、同時に二つの刺激を彼女に伝わらせた。
リオンは意識して、両方が単純な動きにならないように、そして頭と手が同じ動きをしないようにしていたので、
別々の息も恩に嬲られるような刺激をうけたリリスは、みるみるうちに膣内を潤わせていった。
次第に愛液のとろみが目立ち、押し込んだ指を動かすと、何もないよりもはるかにスムーズに動いた。
愛液が潤滑油の役割を持つと、リオンの指も停滞を破り、動き始めた。
膣口から少し奥、少し出っ張った襞を指の腹でさわり、指を膣内ごと捩じって反対側の襞も触れる。
これから先の準備運動とでも言うように、指は前後に動き出し、愛液と指が鳴らす音を静かに、卑猥に響かせる。
「はっ、ああ! あ、きゃあっ、や、はぁん! あんっ、あんんっ!」
リリスは短い間隔で声を出し、リオンの顔をますます自分の方へ強く押しつけた。
リオンはなおも胸から口を離さず、母乳を吸うようにちゅうちゅうと口をすぼめ、吸いながらやっと乳首を離した。
口を離すと同時に、胸をいじっていたもう片方の手も動きをやめ、膣口の方も静かになった。
「はぁはぁはぁ……はぁはぁはぁ……」
リリスは落ち着かない呼吸を繰り返した。
「おい、女」
リオンの呼びかけにも、リリスはすぐには反応できなかった。
しばらく待ち、頭の痺れが取れ、朦朧としていた意識がハッキリしてくるとようやく返事をした。
「はは、はい! 何ですか!?」
「今までの僕の行為で、一番気持ちよかったのは何だ? 言ってみろ?」
「え、ええっ!」
「どうした? 僕に色々迷惑をかけておいて、今更言えないとでも言うのか?
お前がどこを感じるのかが分からないと今後動きにくいだろう。
それに、これだけやっているのにどこも微塵も感じないとでもいうのなら、今日の行為全てが無駄になるのと同じじゃないか」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
リリスは彼の言葉の整理をしているのか、時間をかけて悩んでいた。
リオンの質問は、彼にとっては大真面目。全て彼の心の中から出たもので、本当に彼が思っていたことであった。
一方、リリスは彼がこんなことを聞いてくるとは思いもせず、そのうえ答えにくい質問であった。
悩むことなく、思うままに答えればいいのだが、上手く頭が働かず、
加えて羞恥心まで邪魔しているとなると、リリスの口は鉛よりも重くなっていた。
しかし、徐々に快感に目覚め始めている彼女は、体の芯で燻っている要求を拒むことができず、ようやく答えた。
「あ、あそこの……おまめが一番……」
「ああ、あれか」
リオンは確認を兼ねて、すぐに行為を再開した。
いきなり言われたところにがっつかず、膣に入れる指を一本増やし、中指と人指し指を押し込んだ。
それから顔を彼女の股に近づけ、口を開くと膣口の上部の突起を口に含んだ。
「んん、ん……はぅ……うん」
ちゅうと軽く口をつけると、唾液で濡らした。そして、連動するように膣へ押し込んだ指を左右に動かす。
滑りをよくするための愛液をたっぷりと塗りたくり、甚振るように襞肉を弾いてこねると、リリスは顔をよじって唇を固く噛んだ。
突起を舌で弾いても、またすぐに戻り、直後にもう一度弾く。
何度も繰り返される行動に、突起はすぐに肥大化し、包皮から露出した。
膣口に押し込んでいる指によって高まったリリスの快感は、
愛液のそれまで以上の滲みとなって顕著に現れ、甘水のような粘り気を持つようになった。
「は、ふあっ……ん、んむむ、んー!」
リオンの愛撫を、リリスは口を閉じて我慢しようとしていた。これではせっかくの愛撫の感度も半減してしまう。
腹部に力が入るのは我慢の証拠で、リオンはすぐに気付いた。
「どうした? せっかく一番気持ちいい場所を愛撫しているのに、我慢するのか?」
「だ、だってぇ……自分でここが気持ちいいって言ったところなんて、恥ずかしいし」
「今更だな。お前の嬌声など先ほど聞いた。今更我慢したところで、何の意味も無いだろう」
「で、でもぉ」
「それでも我慢したいのなら、勝手にすればいい。
言っておくが、僕が今後二度とお前とこういうことはしないかもしれないんだからな。
後になって後悔するのはお前だけだ。もっとも、どれほど後悔なのか、僕には分からないがな」
と言うと、リオンは再び下半身に顔を向けた。膣口から指を引き抜くと、愛液がとろりと垂れてきた。
リオンは口を小さく開くと、しゃぶるようにリリスの膣口を舐め始めた。
「ひゃっああ!」
リリスは仰け反って大声を出した。先ほどのリオンの言葉で吹っ切れたのか、
あるいは我慢の鎖さえも引き千切れるような、凄まじい快感だったのかは分からないが、体は素直に感じたままに反応した。
リオンはきゅうと縮む膣口を、舌の拙い力で広げるように押し、やや強引にリリスの膣内を舐め回した。
膣はきゅうぅと縮まり、痙攣するように動いた。舌の届く範囲をあらかたなめ終えると、最後に突起の芽に軽いキスをした。
リリスは呆然としていた。
体のどこの部分も積極的に動かすことができず、胸に置いた手で心臓の音を感じる。それだけであった。
リオンは彼女の身体に手を置き、なでるように動かす。
感じさせるよりも、一度身体に帯びた熱を逃がさまいとするため、と言った方が正しいほど、優しい動きだった。
次第にリリスの意識もはっきりしてきたのか、リオンを見つめた。そのときの彼女は、今までになく艶やかな表情であった。
「あの、一ついいですか?」
「何だ?」
リリスは一瞬躊躇し、目を逸らした。
「私、初めてなので……できれば、優しくしてほしいんですけど」
「お前……処女だったのか」
「え、分かりませんでした?」
(やっぱりか……)
リオンは、何となくそれを察していたが、いざ当たっていると困ったものだった。
相手が処女と分かると、急に心労が溜まって、罪悪感にも似たものが湧き上がってくる。
「おい、いいのか? 僕のような見ず知らずの男が初めての相手で」
リリスは、くすっと笑った。
「いいんですよ。嫌だったら、無理にでも断っていますし」
「何故僕でいいんだ? 処女性を大事にしていないのか?」
「大事ですよ。でも、貴方にだったらいいんです。
言葉では説明しにくいですけど、最初に私のことを助けてくれたこととか、
にんじんを掘った後の魔物から守ってくれたときとか、覗きを捕まえてくれたこととか。
……何となく、貴方の優しさに触れることができて、いいなって思ったんです。
昨日今日の仲ですけど、私の初めての相手でも、貴方なら後悔しないって思ったんです。
なぁんて、自己中心ですね。あとで叱ってください!」
そのときの彼女の表情は、本当は怖がっているが、それでも相手を不安にさせないように自分を押し殺しているという顔だった。
安心させようとしている顔なのに、無理して作っているものだから、かえってすぐにバレる。
リオンはそれを見たとき、少し前のことを思い出した。
(そうか。どこかで見たことがあると思っていた表情だったが、我慢していたときの表情か……)
瞬間、リオンの脳裏に浮かんだのは、性行為の序盤で彼女が締め付けていた足をゆっくりと開いたとき。
そして、にんじんを掘り返して、魔物を追い払ったあとの休憩時間明けであった。
あのとき、彼女を無理矢理立たせると、彼女はよろめくこともなく平然としていた。
だからリオンは、大丈夫と判断して、暗くなっていたこともあって急ごうとした。
しかし、それはとんだ誤解だった。顔や態度を平然とさせていたのは、ただの演技。
かろうじて立っているだけで、本当は倒れかねない危険な状態であったのだ。
そうとも知らず、安易に無事と判断して、結果的には無事だったものの、実際は危険極まりなかった彼女を歩かせた
――リオンは珍しく、心から謝りたくなった。
今もそうだ。明るさは彼女の演技。
破瓜の恐怖の中で、彼女はわざとらしいほど明るく振る舞っている。
「ああ……何度でも叱ってやるさ……あとでな」
「私の初めての相手になることは、嫌ですか?」
「別に、い、嫌じゃない」
言い終わったとき、リオンは自問自答を繰り返した。
(僕は何を言っているんだ? 嫌じゃない、だと!? 確かに彼女に対して悪い事をした、と思ったのは確かだが、
だからといって貞操を破っていいわけではないはずだ! 何で翻したんだ!?)
「い、今のは」
言いかけの彼の口を、リリスが唇で塞いだ。
ちゅぱっと音を立てて離した。
リオンは驚いて顔を赤くしていたが、リリスはにこにこと、照れ顔を笑顔で彩っている。
「初めてのキス……夢見ていたものと、ちょっぴり違いますね。
レモン味って聞いていましたけど、どっちかと言うとライムのようで」
「そんなこと知るか! 第一、僕の了解を得ずに勝手なことをするな!」
「あら? 私に対しての愛撫は、貴方が自分でやったことがほとんどですよ?」
「(くぅ……痛いところを)。お前、恩返ししたかったんじゃないのか?」
「それはそれです。だって、眠気を促すことは恩返しになりますけど、この行為は貴方が勝手にやったことです。
恩返しの対象にはなりません! でも、甘んじて受け入れますよ」
やはりリリスの表情は、どこか作ったものであったが、笑顔を崩さなかった。
リオンはがっくりと首を垂らした。
(やっぱり……この女は苦手だ)
「それはそれとして」項垂れたリオンの耳元で、リリスはパチンと手を叩いた。音がリオンの気分の落ち込みを断ち切った。
「不束者のおぼこですが、どうかお願いします」
「……わかった。その、お前に対して謝らなければならないこともいくつかあるようだ。
でも僕はそういうのは大嫌いだ。だから、態度で示す……可能な範囲で優しくする、それでいいか?」
「ご自由に」
リオンの言葉を受けると、リリスは仰向けになって、リオンと手の平を合わせた。
二人の手、特にリリスの手は顕著に汗でじとっとしていた。
作った表情も消えていた。リオンは、もう引き下がらない、と決心していた。
リオンの眼下には、彼女の裸体が広がっている。
挿入するというときに今更ながら彼女の美しさを確認していた。
顔に限らず、体も美しかった。
乳房は左右対称で形は凛と整っている。肌は普段雪のように白いが、今は桜のように色めいている。
顔は間違いなく美人と呼ぶことができ、伸びた髪の毛との兼ね合いが、大人と子供両方の美しさを兼ね備えている。
外見的なことに加えて、料理の腕前は抜群の二文字。家事なら何でも器用にこなすのだろう。その上戦闘ではリオンも一目置く。
人を褒めるのはあまり得意ではないリオンだが、彼女について褒めるところは暇がない。
とんでもなく優秀な女性。そんな彼女の初体験の相手、生涯一かもしれぬ妙なプレッシャーがかかっていた。
(神の眼奪還に比べれば、大したことないはずなのにな)
リオンは思いつつ、どこかにこの緊張の心地よさを感じていた。
「痛かったら素直に言え。僕は乱暴する趣味はないからな」
「はい。でも、優しくしてくれるって言ってくれましたから、きっと大丈夫です」
言葉とは裏腹の不安が、リオンには伝わっていた。
繋げている手は汗ばんでいるし、肩もがたがたと震えている。
声も昼間のそれと比べれば微かに上擦っているし、まばたきの回数がやけに多い。
大陰唇に指を押し付け、少し開かせた。
桜色の肌の奥から、愛液の雫に紛れて、薔薇を思わせる折り重なった性器が僅かに覗いた。
開いて間もなく、愛液がとろとろと伝ってくる姿はたまらなく扇情的に映る。
(ここからどうするべきか……)
女性の初体験とは、失恋以上にその後の恋愛に影響を与える、と聞いたものだったが、いざそうなると手を出しにくい。
ダイヤモンドの研磨工にでもなった気分で、どう手を付けたらいいのか見当もつかなかった。
しかし、あまり待たせると彼女の不安がますます肥大化することは目に見えていた。
現に、彼女の握力は時間が経つごとに次第に強まっている。
硬直した時間はそれほど長くないはずだが、その間に流れる空気は普段のものとは別物、
リリスは恐怖を感じてからか、股を無意識のうちに閉じ始めた。
「やりたいのかやめたいのか、どっちだ?」
リオンは身を起こして息を吐くと、横たわる彼女の身体に重なるように前のめった。
「いいか、僕がお前の初体験の相手になるからといって、同じ家に住むことや、生涯を共に費やす、といった行動は期待しない方がいい。
僕はダリルシェイドの出身で、あっちに家もあるし、僕の帰りを待っている人も大勢いる。
だから、お前と一緒に過ごすことはできない。分かったな?」
「そういうの、これからってときに言わないでください。悲しくなっちゃいます」
と、彼女は手を眼の周りに寄せて、今にも泣き出しそうにしていた。いや、泣き始めている、嗚咽を漏らしていた。
リオンが「まずいっ」と思ったとき、彼女は目を開いた。涙の形跡は見当たらない。演技だった。
「なんて言ってみたりして♪」
「お前っ!」
「ごめんなさい! だって、貴方も苦しそうに見えて……ちょっと驚かせば、気が晴れるかなって」
「僕が、苦しそうだと?……気のせいだ。気遣いは素直に受け取るが、今後しなくていいからな」
「はい。それと、おじいちゃんが、貴方はあっちの方では有名人だっていうから、とてもリーネなんかにいられないって言っていました」
「分かっていたのに、いいのか?」
「いいんです。この村の人は、夫にしか体を許さないから、貴方と体を繋げたのをばれたら、私は白い目で見られると思います。
結果だけをとったら、あまりいいことはないんです。でも、今日一日ぐらいは夢を見たいんです。
周りから蔑まれても、自分のしたいことをする――そういうときって、いつか来ると思いますから」
リオンは、その言葉を今日のどの時よりも集中して聞いた。まるで、自分の将来を暗示しているような気がして。
(まさかな……これ以上考えるのはよそう。先のことなんか分かりはしない。変なことに気をとられたままだと、彼女がかわいそうだ)
リオンはフッと笑うと、彼女の前髪を上に軽く払った。
「そういう立派な覚悟があるなら、それを何年経っても忘れるな」
「あ! 立派って、褒めてくれましたね」
リオンはバツが悪そうに顔を背けた。
リリスは、そっとリオンの背中に片手を回してきた。言葉には出さないが、その行動には万感の思いが込められていた。
彼はその事を悟り、深呼吸すると、止まって久しい腰を進めた。
すぐに、何かに当たっていることが彼にはっきりと伝わった。
押し返してくるような感触、それが何であるか考えるまでもない。眼下のリリスは、苦しそうに唇を噛んでいた。
堪える彼女に、リオンは腰の速度を落とすことしかできなかった。
しかし、リリスはリオンの行動をむげにするように、背中に回した手で彼の体を自分の方へと引き寄せた。
結果、それが腰を動かすのと同じく、彼女自身に激痛を負わすことになった。
「我慢しなくて、いいですよ。痛いことぐらい、予想、してまし……た、から」
彼女の瞳は、涙で濡れていた。演技ではない、本当の涙だった。
震えの止まない腰を動かし、リオンを中へ入れようとしていた。
リリスの中に進めば進むほど膣内の熱さは高まり、それだけを求めたいという、
理性から離れた欲望が湧き出てきたのを感じた。リオンはそんなものは吐き捨てた。
無理に推し進めることはなく、少しずつ、ぶつぶつという感触を感じ取らなくなるほど優しく腰を進めた。
リリスは精一杯頭をあげて、リオンの頬にキスをした。
それは、我慢しなくていいといってもなお、自分に優しくしてくれたリオンへの感謝の証だった。
リオンは、頬に唇を添えたままの彼女の顔を両手で掴み、引き離した。
「場所などどうでもいいから、とにかくキスすればいい、とでも思っているようだな。
冗談じゃない、僕はそんな節操のないものは嫌いだ」
彼の方から、唇を重ねた。ライムのような味が伝わってきた。
そうしたまま、二人は繋げた手の平を、爪が相手の甲に刺さるほど強く、熱く握った。
その直後、彼女の身体から力が抜け、緊張とともにあった震えが消えた。
リリスは、くてっと腕をシーツの上にもたげた。
「あぅ……やっぱり痛いんですね」
「……すまない。もっと優しくできる方法があったかもしれなかったのに」
「謝らなくていいですよ。貴方は謝るのが大嫌いみたいですから。それに、貴方らしくないですし」
リリスは、涙を流しても笑うことはやめなかった。
「僕らしくない、か。ふふ、確かにそうだな」
リオンもまた小さく笑った。リリスも痛みの中で笑顔を絶やさなかった。
一昨日まで顔も知らなかった相手との性交に、どちらも不思議なほど幸せを感じていた。
「ちょっと失礼」
リリスは彼の頬をふにっと挟むと、狙いを定めて、唇にキスをした。
チュッと口を離すと、それ以上離れずに言葉を続けた。
「あの、そろそろ動いていいですよ。私の中に入ってくるとき、動きたいのを我慢していたんでしょう?
分かりますよ、あのときの貴方は、すごい顔していましたもん」
「なっ! 僕はそんな浅ましい欲望なんか」
「嘘つきは泥棒の始まりです。
動いてください。私、もっと感じたいです」
リオンが必死で否定しようとすると、リリスは軽く肯定した。
(こういう奴に言葉を並べても無駄か……)
リオンは認めたがらなかったが、彼は膣から感じた熱の中に、思いのまま性器を動かしたかった。
強い意志で堪えていたが、彼女が望んでいると分かると、もう彼に制止は効かなかった。
ゆっくりと、彼の腰が前後に動き始めた。愛液に混じり、破瓜の血が零れていくのを二人は気付いたが、止まらなかった。
「はぁ……あったかい。それに、とっても気持ちよくて。い、痛みがまぎれて……」
性感の声をあげるリリス、リオンもそれに近い感想だった。
今まで、これほど気持ちいいと感じたことはなかったかもしれない。
上手く働かない頭でも、自分にとって利となることはなかなか忘れない。
膣の痛みが治まってきているということを盲目的に信じたリオンは、やや強引に腰を動かし始めた。
「少し、激しくいくぞ」
「ええ……はぁっ、わ、わかりま、した!」
彼女の返事を聞くと、腰を力いっぱい押し付けた、間もなく、愛液と膣肉が彼のものを覆いこむ。体を衣服で纏うのとは全く別
――羊水の中で浮かぶ赤子のような、完全な安心感を持ち、
自分はただその仲で与えられるものを享受して、本懐を遂げるそのときを待てばそれでいいという、
全てを任せれば万事が解決する、というような、生命の遺伝子に脈々と受け継がれている掟のようなものが、思考を過ぎていった。
彼女もまた同じようなものを感じたのだろうか、呼吸は激しくなり、リオンの身体にしがみ突いて自分の身を力いっぱい寄せた。
リオンも嫌がることなく素直にそれを受けた。
可能な限り奥まで押し込み、そこで彼らは腰を蠕動させ、動きは少なくとも感じられる快楽を保った。
しかし、それも束の間、二人はすぐに小さな動きで得られる快感を望まなくなり、
増大した欲で、意識ごと薙ぎ払う津波の如き快感を欲しがっていた。
逸早くそれを察したリオンは、彼女から上半身を離して起き上がると、足を抱え上げて自分の肩に置いた。
一度腰を引いて、雁首が抜ける寸前まで引く
――彼女の恍惚の表情が不安へと変わっていくのを見計らって、一気に押し込んだ!
途端に、二人の背中に快感が走った。
濁流、あるいは雷光が意思も追いつかないうちに通り抜け、余韻のみを体に残す、そういう類のものだった
それまでの乳房を弄くったり、キスをするという性行為の全てが否定されるような、圧倒的存在感を持った快感。
たった一突きで、二人を完全にとりこにしていた。
「いまの、いい……いいです……」
「わかって、いるさ」
すぐに、リオンは同じことを繰り返した。
リリスは股間を大開にしているというのに恥じることはなく、むしろよがって彼からの快感の享受を好んでいるようだった。
次第に彼女もその快感を自分で精製する術を身につけていた。
彼のものを膣だけの締め付けから、腰の動きを加えたものへと発展させていた。
その結果、処女の膣内というだけで普通よりも強い締め付けであったものが、輪をかけて強烈なものとなり、
密着する面積が増したことによって喘ぎ声を際限なく漏らした。
「あ、あぁっ熱い、あついです、焦げちゃう。こげて、もう……ぅう」
「はぁっ、す、すごいっ、締め付けるっ! くぅ!」
お互いの名前も知らないのに、自分達の身体の状態を素直に伝え合った。
やがて形容する言葉も出しつくしたとき、丁度リオンに限界が訪れた。
「で……るっ!」
リリスはそれを受け、融けかかっていた意識を再び体に戻した。
「中に、中にください……貴方の赤ちゃんを」
僅かな理性を振り絞ったように、呂律よく言った。
リオンもそれに答え、最後の一突きをすると、彼女の最奥に潜り込んだ。
そのときの彼女の震えは、今までのものとは違っていた。仰け反り方も、喘ぎ声も、抱擁する力も。
リオンの背中に彼女の爪が食い込んでも、リオンは痛みよりも心地よさが心中を駆け抜けた。
彼もまた彼女をきつく抱き閉め、自分に引き寄せた。
抱き合ったまま二人は幾度となく口付けを交わし、お互いの舌を絡ませたまま、果てた。
リオンは射精を終えるとものを引き抜き、息を荒立てたまま彼女を見下ろしていた。
引き抜いたそれは既に固さを失って、精液と愛液でしっとりと濡れていた。
ティッシュが手に届く範囲にあったものの、余韻が体を痺れさせ、頭を働かせることができない。
何が最善で何が最悪なのかも区別できそうになく、時間が解決してくれるような気がして、それを待つように沈黙していた。
それからしばらく。腰が疲労を訴えてくる頃になり、リオンはようやく体を動かすことができるようになった。
ティッシュに手を伸ばすと、途中でリリスが声をかけてきた。
「あの、お願いしていいですか?」
「何だ?」
リリスはてへっとはにかんだ。
「また会いに来てください。一度でいいですから、いつまでも待っています」
「もう一度?……考えておくが、僕は王国客員剣士という身分だ。領内から出ることもままならない。期待はするな」
そっけない彼の態度に、リリスは微笑みを崩さなかった。
「完全に否定しないなんて、やっぱり優しいですね」
「ふん。どうとでも捉えるがいいさ」
リオンはティッシュを取り、自分と彼女の性器に残る混ざり合った液体を拭き始めた。
拭いても拭いても、精液と愛液、破瓜の血が混ざり合ったものが奥から出てくる。
拭き始める前はほとんど出てこなかったくせに、際限がないようにどろどろと。
リオンは拭き取ったティッシュを股から離し、もう一枚ティッシュを出して軽く拭き取った。
「これぐらいでいいか?」
「は、はい」
リリスは足を崩したまま体を起こし、足の間のシーツに手を置き、顔を赤くした。
「そ、それじゃあ、今日は疲れたので、私は先に寝させてもらいますね。
あ、ベッドは私のを使っても、兄のを使っても構いませんから!」
リリスはそういうと、彼が横になるスペースを広げて布団をかぶった。
先ほどの興奮が嘘のように、すぐに寝息を立て始めた。
その寝顔はやはり美しく、ほっと心を和ませる。リオンも数秒間、我を忘れて彼女の寝顔を眺めた。
うつらと頭が重みで沈んだ――その間意識がなく、眠っていた。
強風の中、一本足で立つようなつらさに、リオンは寝る決意をした。
リリスの隣に開いたスペースから目を背け、床に足を下ろした。
「さすがに、隣で寝るのはやめとくか」
リオンは服を着ると、ハシゴを登った。途中、くしゃみが出た。
翌日、彼は体がだるいうちに目を覚ました。外は薄暗く、夜と言ってもいい。
何時か気になって辺りを見渡すと、部屋に小さな明かりが灯っていた。
ランプの小さな光が、瞼を貫通して眼球を刺激し、暗闇よりも何倍も早く目を覚まさせていた。
軽く上体を起こし、枕に付着した髪の毛をしばし見つめた後、身だしなみを整えてベッドを降りた。
下のベッドには既に彼女の姿はなく、二人の情事を見守ったタオルやシーツがなくなっていた。
リオンは昨日のことを思い出し、やや顔を赤らめたが、すぐに何事もなかったように態度を取り繕った。
平然としたふりのまま階段を降りていくと、風呂場の扉が急に開いてリリスが体を出した。
「あ、おはようございます」
リリスはリオンに気付くと、頭を下げた。高く元気のある大きな声は、彼の睡眠を一度に吹き飛ばした。
「ああ……朝早くから走り回るとはご苦労だな」
「毎日やっていますから、そんなに苦じゃありませんよ。
兄を起こす方がよっぽど大変です。フライパンをお玉でカンカン叩いて、やっと起きるんですから」
「近所迷惑だな。外に簀(す)巻きにして放っておいたらどうだ?」
リリスはふふっと笑った。
「お心遣いありがとうございます。
でも、兄の目覚ましが村全体の目覚ましになっているみたいですから、今更やめられないんですよ」
彼女は昨日と変わらない元気はつらつな表情を見せたまま、リオンを横切った。
彼女は洗濯物の入っているかごを抱えており、その中にはシーツやタオルが入っていた。
リオンはつい彼女の後姿から目をそらした。同時に眠気が込み上げる。
ソファに座り、睡眠補充のうたた寝していると、「坊ちゃん!」急にシャルティエの声が響いた。
深夜置きっぱなしにしていたのを、彼はこのときになって思いだした。
「シャル、すまない。お前を忘れるなんて、僕はどうかしているな」
いつもより妙に気の優しいリオンに、シャルティエは疑問符を浮かべた。
「坊ちゃん、どうしたんですか? まだ外が暗いのに清々しい顔をして」
「別に、どうもしない」
彼は思うままに答えた。シャルティエはリオンの表情を見て、何か考えているように一度黙った。
「教えてくださいよ〜。僕は部屋が明るくなるまでずぅ〜っと眠っていたんですから、その間のことが分からないんです。
坊ちゃんの姿がなくてびっくりしたんですよぉ。大声で呼んでも、全然反応なくてぇ」
「疲労が溜まっていたという事だろう。無理もない、昨日は色々あったからな」
「そうですけどぉ、僕のことを忘れるなんてぇ〜坊ちゃんもひどぉいですよぉ〜。なにか見返りがほしいんですぅ〜」
「分かった分かった。あとでクリームつけて磨くから、その喋り方をやめてくれ」
「うっひゃあ! ありがとうございます、坊ちゃん!」
リオンはシャルティエを静かにさせると、眠気を飛ばすように背筋を伸ばし、背もたれに体を預けて外を眺めた。
羊の群れが牧羊犬に追われている上で、空が青々としてきた。
太陽が雲の隙間から現れ、徐々に部屋の中を光で照らしてくる。窓の形が、影となって床に映る。
リオンが景色に気をとられていると、入り口の扉が開き、リリスが入ってきた。
彼女は部屋の中を見渡すと、ランプのガラスをあけて、ふっと息を吹きかけて炎を消した。
リオンは何気なく彼女の姿を見ていると、洗濯かごがなくなり、代わりに細長い袋を持ってきていることに気付いた。
彼の気付きとほぼ同時に、リリスは彼に駆け寄って、それを彼の前に出した。
それは昨日彼が食べることのできなかった、手作りのアイスキャンディーだった。
「落ちないうちに、召し上がれ」
「いただくよ」
リオンは悩むことなく受け取り、袋を開いた。
食べる前に、アイスキャンディーを少し眺めた。
雲色とは違う、やや黄色がかった白。象牙のような高級感が感じられ、食べるのが勿体無いほど美しい。
リオンは、一口噛んだ。シャクッといい音がして、アイスは口の中ですぐに解けた。
口の中にひんやりとした風味が広がり、睡眠とは違う心地よさに気が楽になる。
「美味いな」
彼の素直な一言に、彼女は嬉しそうに頷いた。
「朝ごはんの準備をしますね。昨日仕込みしていないから、ちょっと時間がかかっちゃいますけど」
リリスがテール髪をぱたぱたと動かして台所へ走っていく。リオンは後姿に言った。
「にんじんとピーマンはよけてくれ。それから、昨日のような大盛りもダメだ」
「わかりました!」
台所で、すぐに水の流れる音がして、トントンとリズムよく包丁を叩く音が聞こえた。
リオンは溶けないうちに、アイスキャンディーをもう一口噛んだ。
味わうために喋らなくなった彼に、シャルティエが声をかけた。
「坊ちゃん、アイスキャンディーの味はどうですか? 僕は食べられませんから、せめて感想をお願いします!」
リオンは考えることなく、率直に言った。
「最高に美味いよ」
ぼそっとしたリオンの呟きが聞こえたのか、リリスはにこっと笑って彼の方を見た。
リオンは急に恥ずかしくなり、目を背けた。それでもなお、リリスはにこにこ笑みを浮かべながら彼のことを見ていた。
(しまった……わざとらしかったか)
背けた側から、リオンの顔は妙に赤くなっていた。
18年後、リオンは仮面を被りジューダスと名を変え、何の因果か再びこの村へやってきた。
見覚えのある建物、畑、池、羊の群れ……代わり映えしないこの村の姿を、懐かしそうに見回った。
彼が初めてリーネに来たと思っていた仲間は、あちこち見渡す彼の姿にやや不思議そうだった。
が、彼は何も答えることなく、鼻で笑って相手にしなかった。
何も変わらないと思っていたが、スタンまんじゅうというものがひっそりとこの村の名物となっていた。
「へぇ〜、ここってスタンの出身地だったんですね!」
シャルティエがははぁと頷いて声を出した。
村の端にあるあの家も変わらない。扉を開けると、久しい彼女が出迎えた。
ジューダスは仮面を被っているから正体はばれないと思っていたが、それでもつい顔を背けていた。
彼女は既に結婚もしており、子供もいると聞いた。ついでに、リリスはスタンの妹だということも。
18年という月日の中で彼女がどう変わったのか? あれからこの村はどうなったのか?
聞きたいことは山ほどあったが、聞くに聞けなかった。
そのまま、この日は泊まることになった。彼は嫌がったが、宿屋がない以上は仕方がない。
仮面を付けた上、更に顔を壁に押し付け、寝苦しい状態で日を跨いだ。
(何だ?)
夜中に、何かの音で目が覚めた。周りを見るが、仲間は全員熟睡していて、目を覚ます様子はない。
彼は懐かしさに駆られ、外に出てみた。
コイの騒ぐ池のほとりに、彼女がいた。
少々とうが立っているが、美人という誉れ高い称号はこの女性から離れることはないようだ。
「こんな夜中に出歩くなんて、怪しいですよ?」
ジューダスに気付くと、彼の方を見た。
可愛らしかった笑顔は、18年という月日のうちに、落ち着きある大人の微笑へと変わっていた。
これはこれで悪くない、とジューダスは受け入れると、リリスの隣に腰を下ろした。
「お前こそ何をしている?」
視線の先のリリスは、古びたノートに何かを書き記していた。
「ここって、風が当たるから家の周りで一番冷えるんです。
それを利用して、アイスキャンディーを作っていて、冷え具合を確認しています」
「アイスキャンディーか……懐かしいな。ノイシュタットで売っていたものだろう?」
「よく知っていますね。
昔、この村に来たお客さんのために作ったんですけど、その人はけっこう気に入ったみたいで、
それから彼がいつこっちに来ても歓迎できるように、定期的に作っているんです」
リリスの指差す方向には、三つのアイスキャンディーがあった。どれも既に固まり、食べごろだった。
「一度も来てくれなくて、18年も経っちゃいましたけどね」
「来ない奴をいつまで待つつもりだ?」
憎まれ口を叩きつつ、リオンはまだ約束を覚えている彼女を健気に思った。
(彼女は、僕のことに気付いているのだろうか?
普通に考えれば、僕も彼女と同様に年を取ったと思うはずだ。
当時と変わらない僕の姿を見て、似ているとは思うかもしれないが、同じ姿の人間がいるとは)
考え事している彼に、リリスはずいっと顔を近づけた。
「このアイスキャンディー、昔は作っているうちによく無くなったんですよ。
獣か何かかな? って思っていたら、うちの娘が食べていたんです」
「娘?……そうか、結婚したんだったな。
妙な質問だが、一つ聞きたい。その娘の父親とは誰なんだ? その……お前の夫なのか?」
「はい、そうですよ」
(僕がその父親、という線は消えたな)
安心したらいいのか、それとも一度は身を繋げた女が誰かの配偶者となったということを残念、と思えばいいのか。
あれこれ考えていると、リリスが池の波紋を見つめながら声をかけてきた。
「娘は、父親に会ったことがないんです」
「出稼ぎか?」
「いいえ、夭折したと聞きました」
「……すまない。変なことを聞いてしまったな」
配偶者が死んだことを喋らすなど、人の道から外れたような質問。
当然、彼女の怒りが予想できたが、リリスは怒ることはなかった。
むしろ、笑顔を絶やさない。
「いいですよ、どんなことを聞かれても」
「よくない! 僕自身が、そんな質問をしたことが許せないんだ!」
彼は自分の意思が何よりも大事、とでも言わんばかりに声を晴らした。
しかし、リリスの笑顔はなおも変わらない。その笑顔が、彼には気に障った。
「何がおかしい!」
「おかしいんじゃないです。嬉しいんです……貴方が来るの、ずっと待っていました」
リリスは、彼が反応するよりも前に、隠し持っていたお玉でジューダスの仮面の正中線を強く叩いた。
甲高い音が響くと、仮面は割れ、彼の素顔を露わになった。
「何をっ!」
リリスは、強烈に睨みを効かせるジューダスの顔をまじまじと見た。
「やっぱり、あの時の人ですね。おじいちゃんからお名前教えてもらいましたよ」
「なっ、ち、違う! 僕はリオンじゃない! 僕は……僕はジューダスだ!」
「あら? どうして私が一日だけ身を繋げた人の名前を知っているんですか?
確かに私はおじいちゃんからリオンさんのことを聞きましたけど、貴方にはそのことを教えていませんでしたよ?」
「そ、それは……」
彼は上手い言い訳を探したが、見つからない。
こういうときに限って、肯定の言葉ばかりが頭の中に浮かんでくるものであった。
いっそのこと、無言を通していた方がいいかもしれない、と思ったときだった。
「リムル、出てきていいよ」
苦悩している彼を放って置いて、リリスは家の裏側に声を投げかけた。
よそよそと、彼女と同じく金髪の女性が出てきた。
若いときのリリスに瓜二つだが、やや細身で脆そうであり、束ねた髪はどこかクールな印象を持たす。
「母さんから聞いたけど……貴方が、父さん?」
リムルの開口一番に、彼は一瞬目を背けた。
「僕はただの旅の者だ! お前の父親なんかではない!
……第一、お前の父親はこの女の婚約者だろう! 僕は結婚なんかしていない!」
「え?」
リムルは、笑顔のままの母を見た。
「母さんの結婚って、村伝説(都市伝説みたいなもの)よね? 男避けのための嘘だって」
「そうよ」あっさり言った。
「お前……さっきのは嘘か!?」
リオンはぎりっと歯を鳴らした。
恐ろしいほどの怒りを込めて彼女を睨むが、リリスは全く動じない。
隣にいるリムルも同じく、風でなびく金髪をさっと後ろに払った。
「じゃあ、この人が父さんでいいのね」
リムルは正直な眼で見た。彼女は見たところ17かそこら。
妊娠期間を考えれば、彼がリオンとしてここに来たときと時期が合う。
困惑している彼に追い討ちをかけるように、リムルは一枚の紙を出して、彼に渡した。
走り書きしているような字で何か書かれているが、ぼろぼろでよく読み取れない。
「何だこれは?」
リムルのことをすごい剣幕で睨むが、彼女は憎たらしいほど涼しい顔をして見つめ返す。
ふてぶてしい態度を他人にやられると、どれだけ腹が立つのかをジューダスは歯軋りとともに知った。
「髪の毛が一致する、ってことを示す鑑定書」
「一致するだと!? どこがだ、僕とお前の髪は、全然似ていないじゃないか!」
……言い終わってからリオンは気付いた。前例があるということに。
同じく金髪の父親と黒髪の母親との間に生まれた子は、母親の黒髪など全く引き継がずに金一色だった。
(金髪は劣勢遺伝子のはずなんだが……)
科学的にも証明されてしまった。こうなってしまっては、さすがに観念した。
正確には、認めていないがこれ以上否定すればリムルが不憫だ、という思いがあった。
(ふん……都合よく思って報われるなら、勝手に思え)
心の中で嘲りつつも、リムルに向ける目が甥に向けるものと同じ、優しさを孕んだものになってしまうことを止められなかった。
「どうやら、お前たちの言う通りらしいな。いいさ、お前たちと談笑するのも悪くないかもしれない」
リオンはふと、空を眺めた、深夜ゆえに青空はとうに消えている。
しかし、ガラス片を撒いたような満天の星々は、青空よりも輝々としていた。
ダリルシェイドでも見たことのない美しい光景に、顔が笑う。
もしも、自分達を覗いている星があるのなら、真っ二つに斬ってやらないとな、とシャルティエを強く握った。
「坊ちゃあ〜ん、パパになった感想はどうですか?」
シャルティエが久し振りに声を出した。
衝動的に、シャルティエを力いっぱい池の方へと投げ飛ばした。
怒りで息が荒くなっている彼に、リリスは何ら怖れることなくアイスキャンディーを渡してきた。
「はい、落ちないうちに食べてください」
振り返ると、リムルは既に口をつけている。誰に似たものやら、一心不乱にシャクシャク音を立てている。
彼は、少しの間懐かしげに眺めていたが、バニラの雫が垂れ始めてくると、急いで口に入れた。
18年経っても、味は最高だった。
終わり。
読んだ人お疲れ。
GJ!
リアルタイムで読ませていただきました
ツマンネ
誰かロリ書いて〜
GJでした!
うっかり忘れてた。ハッサムと呼ぶがいい。
GJ!
ぜったいあぼーんを検出しましたって出ると思ったのに本当に小説でワロタGJ
GJといわざるを得ない!
最近テイルズシリーズ初プレイ(ヴェスペリア)したんだけどジュディスSS書きたくなってきた。
なんだこの超大作。GJすぎるってレベルじゃねーぞ!
>>417 ハッサム氏お久しぶりです。
GJ!でした!
>>413 ネ申がきた…!GJと言わざるをえない!!
いいなあ。叔父さん伯母さんコンビ。
GJ!
GJの連発ばかりだけども、
実際に中身の内容で感想をもらえたほうが職人さんも嬉しいものだぞ
空気嫁
それは職人が決めることだし
一般的にGJや乙は楽しめたって意思表示なんだから水さす必要性を感じない
リオンとリリスって結構アレかなと思ってたけど読みやすくてよかった
最後の締めもよかったと思う
ただ科学的にっていうのはちょっと・・・って思った、枕についた髪とかが伏線だったんだろうけど・・・
じーじぇーってなんでじーじぇーって言うんだ?
SのSSも読みたいな〜
メイド喫茶CD出たらしいし女の子全員メイドものとか
ヴァンガード被害者にリンカーンされるマルタとかさ
しかし攻略王の異名を持つ割にロイドが女キャラ全員手篭めにする
ハーレム築くようなSSとかないな
やっぱ異名の割に本人が純情野郎なのがいけないのかな
テムザ山で魔狩りに輪姦されるジュディスとか
ヘリオードで騎士に輪姦されるリタとか見たい、です。
そういやエステルにはそういうシチュエーションないね
まいたけに拉致られたりはしたが
ていうかそれ最初考えたけどな。
まいたけに命令されてシュヴァーンにヤられるエステルとか
まいたけの持ってる宝石がバイブのスイッチになってて
ユーリ達の前でヤンヤン言わされてるエステルとか
>>432 魔狩りといえば師匠が印象深いな
戦闘狂だからそれなりなのかねえ
>>413GJ
意外な2人だがおいしくいただけたw
>>433 そのエステルはこの間自分書こうとして
あまりに長くなりそうで挫折したOTL
魔を狩るといえばアビシオン…って
奴のSSは流石に無いかw
全てを砕け!甘い!甘いぞっ!
同じようでもネビリムはストーリー上で出てくるしなぁ
アビは人によっては全く知らずにクリアする敵だし
やはり絡めにくいか
アビシオン×ネビリムは激しそうだな。
セクースで島一つくらい吹き飛ばしそうだ((((;゜Д゜)))
「甘い甘いぞぉ!」「イカせてあげるわぁ」とか言い合いながら腰振り合ってる二人が浮かんでワロタ
逆行ルークがアニスの借金肩代わりして、肩代わりした借金を返済させるために調教ギシアン
クラトスルート後のセレスがゼロスにデレデレになって自分の本心を告白、媚薬や監禁など何気に既成事実を作りながらもゼロスを生かそうとする電波を受信した
443 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 10:36:18 ID:URpVPhgL
>>442 それを俺らに向かって飛ばしてくれ。大丈夫。アンテナは既に立っている!
逆行?
幼児退行みたいなの?
言い方が悪かった、一種のタイムスリップみたいなことを言いたい
体ごとタイムスリップだったり、知識や記憶はそのままで意識だけタイムスリップしたり
1周目の知識や記憶を(プレイヤーじゃなくキャラクターが)引き継いだ状態での2周目、3周目みたいな感じ
>>442 それなら肩代わりしないまま
未来が読めると言って少し先の未来を予言してみせた後に
「このままじゃイオンが死ぬ、いやだったらやるしかない」
で調教の流れはどうか?
ネビリム先生に年齢順に一人ずつ調教
まあ必然的にルークかアニスが先になっちまうが、堕ちた奴はお手伝いさせれば
空気を読まずに投下します。
ベリル×シング(ネタ含)
短めなのでエロ薄目です
娯楽都市ユーライオ。
つい最近まで、ライオグランプリとやらで熱がこもりそうなほどの、熱い戦いと客で溢れかえっていた騒がしいこの闘技場が嘘の様に静まり返っている。
「ねぇ、闘技場なんて絵になるのかなあ?」
「ふっふ〜ん。この100年の伝統がある闘技場はボクの『英雄』の題材にピッタリだとボクの芸術的かんせーが言ってるのさぁ♪」
…で、その静まり返った闘技場で絵を描いているのは、ベリル・ベニト。そして彼女について来たのが、シング・メテオライト。ついて来たというよりはソーマの発動で疲労したコハクへの土産のついでなのだが。
シングは絵にはうといが、ベリルの絵はなかなか上手いと言うのは理解できた。
ただ、闘技場の下の方に描かれている一人の男
(あれ?下の奴コン……)
シングには心当たりがあったが、よく思い出せそうにないので考えるのはやめることにした。
やめたところで…
「それにしても、あの時のコハク、カッコよかったなぁ…」
ライオグランプリの事を言っているのだろう。シングは少しニヤついている。
「もぉ〜〜…シングはさっきからコハクの話ばっかじゃん!ボク今日だけでもう30回は『コハク』って聞いたよっ!」
ベリルは一度筆を持つ手を止めて不貞腐れたようにシングを見た。
「だってさあ、あんなに高いとこが苦手だったコハクが勇気を振り絞って俺たちを助けてくれたんだよ!」
シングはコハクが自分とヒスイを助けてくれた時の事を思い出しながら目を輝かせながら言った。「ホント、コハクのあの勇気にはオレ感動しちゃったよ!!オレも見習わなくちゃなあ。それにしてもコハクは…」
「むき〜ぃっ!!シングもあのシスコンもコハクコハクコハクコハク……!いい加減ボクの広いスピリアも限界だよっ!!あんたらのせいでコンクールの絵も全然描けないしっ!!そんなにコハクが気になるんだったらとっとと帰ったらいいでしょーがっ!!」
「そ…そんなに怒らなくてもいいじゃん!」
突然のことにシングは驚きながらもベリルに文句を言う。
「大体、ベリルはコハクの事になるとなんでそんなに怒るんだよ!」
お前がコハクコハク五月蠅いからだろう
ベリルはそう言いたかった。しかし、シングの言葉がスピリアに突き刺さる様に引っ掛かる。
結局ベリルは黙り込んでしまった。
2人の間に沈黙が続く。誰もいない静かな闘技場ということも重なってか、やけに空気が重い。
(どうしよう…ベリル怒ってるよ…こんなときって、なんて言ったらいいんだろ…)
シングの故郷には年頃の女はいない。いや、自分と同い年の友達すらいない。毎日を祖父と剣術の鍛練で過ごし、村から一歩も出たことがない。
そんなヘタレな彼には、悲しきかな、ベリルにかける言葉が見つからない。
「あ、あのさベリル……」
シングは勇気を出してベリルに声をかけるが、聞こえなかったのか、返事は返ってこない。
しかし沈黙は突如破られる。
「ねぇシング。許してあげよっか?」ベリルがいつもの呂律が回り切らない調子で聞いてきた。
何故急に態度が変わったのか。
それに『許してあげる』という言い方が気に入らないでもないが、一刻も早くこの空気を脱出したいシングは了承した。
「えっと…いいの…?」「ボクは超〜〜〜〜〜〜優しいスピリアの持ち主だからねぇ。シングがどうしてもって言うなら仲直りしてあげてもいいけど〜♪」
これ以上振り回されたくないシングはとりあえず素直に謝っておいた。
「あのさベリル、みんな心配するからそろそろ帰った方がッ…んぅふ…!」
シングの言葉は突然遮られた。シングの目の前にはベリルの顔がある。自分の口がベリルの口で塞がれた事を認識するのには少し時間が必要だった。
「ぷはぁっ……ベ、ベリル、何を……」
「何って、シングが仲直りしたいって言うからしたげたんだよぉ?」
「そうじゃなくて……って話聞いて…んふぅっ!」
ベリルはシングの事を無視するかの様に再び唇を重ねる。
今度は口をつけるだけのキスではなく、シングの口内に舌を侵入させ、シングの舌を自分のそれと絡めたりしてシングの反応を楽しんでいる。シングの脳内「大人のキス」というワードが過ぎった。
「んっ…く…ふぅ…」
ようやく解放された時、シングは息を切らすと同時に下半身が何かを訴えているのにも気が付いた。
「はぁ…はぁ…なんで、こんな……」
話すのもやっとだったシングだが、それどころではなくなった。突然ベリルは、彼のベルトを外し始めたのだ。
「ちょっ…!ベ、ベ、ベリル!?なにやって……!?」
シングはさっきと同じ反応をする。否、さっきよりも声のトーンが1オクターブ程高い。
「これからもコハクコハク言われ続けるのはボク耐えられなからねぇ?だからボクがコハク依存を直してあげようと思ってねぇ〜♪」
「だからってこんな…あっ…くぅ…」
シングは突然快感に襲われた。
気付くとベリルはいつのまにかあらわにされていた自分の物を握っていた。案の定硬くなっている
「でもここは元気そうじゃ〜ん?」
ベリルにそう言われ、黙り込んでしまう。こんな小さな子(といってもむしろ自分より年上なのだが)に欲情してしまうとは、自分にはそういう気があるのだろうか、なんだか不安だ。
「それじゃーいただくとしますかぁ〜!」
ベリルはシングの物を何のためらいもなく口に含んだ。
「う…あぁ…んぁ…ふぅん…!」
十六年間女性を知らなかったシングの股間はそれだけでもかなりの快感だったようで、既に爆発寸前だった。
ベリルはそんなことおかまいなしに、口を上下させる。
シングとの体格差からか、その動きはとてもスムーズとは言いがたい。だが、爆発寸前のシングを絶頂へ導くには十分な刺激だった。
「んふ……ひんふ、ひほひひい?」
ベリルがシングの物を加えながら尋ねる。シングはなんとなく、『シング、気持ちいい?』と言っているのだと察した。
シングが返事をする間もなく、ベリルは少しずつ口の動きを早くしていく。
「ベリル……!オレもう……で、出る……!!」
「んふ…………んふぅ!?」
シングのうめき声と同時にベリルの口内にシングの熱い種子が飛び出る。突然の事にベリルは驚き口を離す。それでもシングの精液の勢いは止まらず、口内と一緒に、顔全体も白く汚していった。
「げほっ…ごほっ…!もうシング早すぎだよぉ〜…ボクのキレイな口と顔がドロドロになっちゃったじゃないか〜……うぇー…にが……」
ベリルは頬についた精液を舐めながら顔を萎ませた。
「ご…ごめん……」
情けない。行為をした相手に「早漏」呼ばわりされてしまう。彼にとってかなりの屈辱ではあるのは間違いない。
「まぁでも仕方ないか。童貞ぼーやのシングちゃんにはボクのテクニックは早すぎちゃったかなぁ?」
(どこでこんなこと覚えたんだ…?チェンさん?いやいやまさか)
気分が悪くなりそうだったので考えるのはやめた。
「それにしても、かな〜り溜め込んでたみたいだねぇ?」
「…………」
図星だ。あんな可愛い子と一緒に旅をしながらフラグすら立たず、温泉で裸を見ても抜くことすらできない。シングの性欲は高まるばかりだった。
「ベリル、その…みんな心配してるだろうし……もう帰った方がよくないか…?」
ベリルによる強姦未遂(?)のせいで言えなかった事をやっと口にすることができた。
「ふぅ〜ん…シングは精液まみれに汚したボクをみんながいるホテルに連れてく気なんだぁ〜?」
「うっ……それは……」
シングは今さらだが後悔した。そんなことしようものなら、コハクとは一生口聞いてもらえないだろうし、ヒスイにも何されるか分かったもんじゃない。
「それに、ここまでやっといて終わりだなんてマナー違反でしょー?」
そう言うと、ベリルは自分の着ている服を脱ぎ始めた。さっきまで勝ち気だった彼女にも羞恥心と言うものはあるようで、服を脱ぐのに比例して人が変わっていく。
「さ、シング…き……きて…?」
中途半端なところまで脱いだところで、観客席の上に上半身だけを反りかえして横たわる。
というか初体験が着衣プレイとはいかがなものか。しかし、それはまあ好みがある訳で。
(コハク……ごめんっ…!)心の中で呟くと、シングはベリルに重なる。シングは既に湿っている毛の殆ど生えていないベリルの秘所に自身をあてがった。
「それじゃ、いくよ……!」
「うん………」
シングは一気にベリルを貫いた。ベリルに痛がっている様子はなかった。(この顔で経験済みか)途端にさっきとは比べ物にならない激しい快感が二人を襲う。
「ひぁん……い、いいよぉシング…」
「ベリルの中…すげェ…締め付けて…くる…!」この体格差だ。幼女同然とも言える、ベリルの身体は締め付けがあまりにも強かった。
シングは更なる快感を得るため腰を思い切り振る。もうコハクの事など頭にない。頭の中は、絶頂を迎えることでいっぱいだった。
「ひゃぁん!うん…あふっ!ちぎれるよぉ!あ、はぁん!だめ…!い、いちゃう!いっちゃうよぉ!」
「ベリル…!オレ…も…もう…出る!」
「いいよぉ…!だして…、シングの熱いの……いっぱい中に…ちょうだい…!!」
二人は同時に果てた。シングの粘液がベリルの幼い子宮に注ぎ込まれる。シングは脱力し、自分より二回り程小さなベリルにもたれかかった。
あれから数十分程経っただろうか、シングはベリルに起こされた。
「シング…背中、痛いってば……」
「あ、ご、ごめん…」
しばらく記憶が頭の中を右往左往していたが、ベリルとの行為を思い出した彼はハッとした。
「あ、よかったの…?中に出しても…?」
「いいよ、ちゃあんと、責任とってもらうからねぇ〜」
「そ…そんなぁ……」
「そんなことより〜、もっかいしよ?シング?」「う…うん…」
いつもの雰囲気に戻ったベリルのペースに飲まれて、二人は第二ラウンドを開始する。
本来の目的など完全に忘れて。
『ベリルとシングのスピルリンクが強まった』?
〜おまけ〜
「コ…コーネルピン少将…突撃命令は…?」
「バカ者!放って置け!それより、ティッシュとトイレットペーパーのシンを持って来い!!」
「はっ…?」
終われ
以上です。お目汚し失礼しました。
452 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 03:46:29 ID:iK3kz3mS
キモ
ツマンネ
おまえらwwただスルーするだけにしとけよww
おおお、ずっと期待してたベリルが……
GJ!シング殴りてえwww
おお、GJ
おもしろかったです
スパーダの妄想自慰。
「は……ぁ、アンジュ……っ」
締め切った室内に、呻き声と水音。
ベッドの上の少年は露にした下半身に両手を絡ませ懸命に扱いていた。
脳裏に描くのは旅に同行している女性。
普段は体のラインなどわからぬ服装をしているが風呂上りはそうではない。
先ほど、薄い夜着一枚の彼女を見て、欲情してしまったのだった。
太っていると気にしているようだがまったくそうは見えない。むしろ胸のふくらみは理想。
エルマーナが言っていた、すごく柔らかいと。
「っ、ぁ、ぁ、」
聖女と呼ばれる彼女を、脳内で一糸纏わぬ姿にして犯す。
罪深いことだろうがそれが尚更興奮を呼ぶ。
妄想の中では彼女はたおやかに妖艶に笑んで手を差し伸べるのだ。
『きて……スパーダ君、早く』
逆らえるはずがない、白い胸に顔を埋め両手で揉みしだく。
乳首を摘んでくりくりと愛撫すればその可憐な唇からため息が漏れる。
口に含んで舌先で転がしていると頭を抱き締められた。
『そう、スパーダ君、気持ちいいよ……ね、下も、触って?』
『あぁ、アンジュ……待ちきれないのか、もうこんなに濡らして』
『そういうこと言っちゃ駄目だってば』
『もうよさそうだな』
ペニスの先端で、愛液溢れる場所を擦る。
『ぅん、早く……焦らさないで?』
可愛い上目遣いに我慢などできるはずがなかった。
そのまま一気に奥まで挿入する。
纏わりつくような感触が、奥まで導いた。
『ぁああっ』
アンジュの喉が露になる。
片足を掴み肩に乗せると猛然とピストン運動を始めた。
『あ、あ、あ、あ、あ、っ、す、スパー、ダ、くん!』
リズムに合わせて途切れ途切れの喘ぎ声。揺れる乳房にむしゃぶりつく。
『やっべ……アンジュすげーよすぎ……っ!中がぬるぬる絡み付いてくる!』
『や、ん、ぁぁあっ』
『駄目だ、もう、出るっイっちまうっ!』
『私も、もう、イク、イク、イっちゃう、あ、は、っ、あああっ』
アンジュが達すると同時に強く強く締め付けられて。
「う、あ、アンジュ!」
扱く手が速くなる。もう限界だ。片手で亀頭を撫で回し、強く扱く。
ぬちゃぬちゃといやらしい音が射精感を煽り、一気に駆け上る。
「っあぁ!」
勢いよく噴出する精液を手のひらで受け止め、大きく息を吐いた。
終わり
458 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 17:09:29 ID:9iJdfZZe
よかったです。
今考えているのですけど、ジニプレかプレジニの
どちらの方がいいですか。
459 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 17:10:03 ID:9iJdfZZe
よかったです。
今考えているのですけど、ジニプレかプレジニの
どちらの方がいいですか。
>>459 そういうのは誘い受けと言って嫌われる行為なのでやめましょう。
そのくらいの事は人の意見に頼らず自分で決めることです。
初心者さんなら先ずは
>>1に目を通しましょうね。
461 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 19:25:43 ID:9iJdfZZe
分かりました。
以後、気をつけます。
オナニーマスタースパーダGJ
スレ初期は全く投下なくてどうなるかと思ったがここにきて大量投下
どうしたことだいいぞもっとやれ
464 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:04:58 ID:03jVPbvY
突然ですが、すいません。
ジニプレの18禁が見つかりません
作品自体あるのでしょうか。
もしあれば、どこにあるか教えてください。
半年ROMればいい
466 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:35:28 ID:03jVPbvY
作品はありますか。
たくさんあるから頑張って探せ
>>464は
>>461と同じ奴か?
お前、上で言われてるけどちゃんとこのスレの
>>1読んだか?
ここは質問スレじゃないんだが。
それからageるの止めろ。
このスレはsage進行だ。
やり方が解らなければこのスレの
>>1に書いてあるから良く読め。
ハーツの新品(CG)が3980円でアキバに売られているのをみた時は流石にネタかと思ったぜ
買った人いる?
やはりCGは人気ないんだな
3980円でも高い気がする
邪神モッコハク様をもっともっと崇めなさい
讃えなさい
恐れなさい
自分の近所の店じゃCGもアニメも新品4980だったけど、そんなもんじゃないの?
中身どうせいっしょで4kでかえたら
CGきめえwwwっていってるけど買うわ
もう少し安くなるまで待ちますね^^
>>474 ゲーム内容は一緒たがムービー部分はCGだぞ。
つまりムービーが流れる度にモッコハク様大活躍なわけだ。
モッコハクって、
モッコリ+コハク=モッコハクでOK?
つまりコハクさんの股間がすでに
神レベルなのですね。
邪神モッコス様の後継者なので
モッコハク様になったんじゃなかたけ
そうなのか!ありがとう
アニメ版買ったのに、危うく
CG版も買う所だったよDSないけどね…。
「オレの息子は神だ!」という電波を
受信しかけていたから助かりました
TOHのキャラの中だったらダントツでイネスが書きやすいと思う
でも相手が選り取りすぎて、逆に誰を相手にするかで丸一日悩んじゃうよ
悩んだら触手。
ローパーさんマジパネェっス
Vのローパーがへんなのになってた
ところでランドアーチンはまだかね?
ランドアーチンだと?!
オソロシス
ユーリタ読みたい
ヴェイグサーン
普通に王道カプでおk
バラとユリ以外なら何でも大好物だ(*゚∀゚*)ぜい!
丼はあまり興味ないが、セネルと姉妹丼、スタンとリリス、リムルの親子丼・近親相姦は大好物な俺がいる
Dは兄妹、姉弟などの近親萌え出来るのが素晴らしい
>>489 セネルと姉妹丼とはセネル×シャーリー×ステラの3Pか?
素晴らしいじゃないか!
俺もそう思う。
>>489 スタリリは俺も大好きだ
リメDの第一部の最後のリリスなんかたまらんぜ
しかしリムルの父親は本当にバッカスが最有力なのか?
見たところエルロン家の血以外が混ざってそうな余裕は無さそうだが…
リムルのパパはじいちゃんじゃないの?
フェモちゃんはともかくも、テュっちゃんはセネルと一切会話しなかったほどなので、
関係性はもはや妄想と言うか捏造の領域になってしまうなw
スタンがリムルの父親だったら修羅場すぎるw
そこでリムル×カイルですよ
>>498 それは某誠市ね氏並みに複雑な家系図になりそうですねw
採用
つまりロニやナナリーネルソンから孤児院の子供たちまで父親がスタンなのか
ベリル×シング
>>500 それではスタン攻略王つか種馬王じゃね?
で?ルーティは夫が他所の女に産ませた子供達を育てているわけですね
503 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 11:41:35 ID:dTBU7GAO
たまにはシンフォニアの小説も読みたいな
俺の中ではLが熱い
pspで公式同人出てるんだしここでやらない理由はない
てことでセネルマルタを誰か
マイソロにラタトスク出て欲しかったな
製作時期的に諦めなされ
3にはきっと・・・
ロイド×リリアさんは出たってけ?
>>507 ヴェスペリア出てるんだから説得力無いだろ
リリアって誰だっけ・・・・
ロイドが憧れてる人妻
スタンもイレーヌさんに憧れてるし、セネルもグリューネさんだけにしか頬染めないし、
何でかテイルズの主人公って年上属性が多いなあw
ヴェスペリアとラタトスクの製作日数比べんなw
ラタトスクのが相当短いし、ヴェスペリアの方が前からかかってたからマイソロに反映されてる面もある
まあ別にラタとか出なくていいけど
ヴェイグ→ポプラおばさん
なるほど年上好き
>>514 制作日数は関係ないと思うが。
つかヴェスペリア至上主義みたいな物言いは止めような。
荒れる元だから。
俺はハーツから誰も出ないことのほうが残念だ。
イネスに出て欲しかった…。
>>516 至上主義なんじゃなくて制作がVより後だったっていうマイソロに出れない言い訳じゃないか
そうじゃなくてマザーじゃないからだと思うけどな。Tは元マザーだし
Vにラタネタあるくらいだから、本気でラタ入れようと思ったら余裕で入れれる。
1作品からそれほどたくさん入れられない、
入れたとしても1キャラにそれほどリソースを割けない……ってことだろうな
まあもしかしたらエミルがいきなり反転するかもしれないしw
Vとかラタとか以前に、まずLキャラの待遇が…。orz
P E D2 Rとかみんな4、5人とか平均的な人数なのに
何で2人だけなんだよ…。何年参戦を待ったと思っているんだ
Lってなんかテイルズの中じゃ冷遇されてるような、それに比べてAは優遇されすぎな気もするし
逆に考えるんだ
サモリネよりマシだ
そう考えるんだ
ジュディス×ユーリマダー?
>>519 同意…。世間ではマイソロ2発売で評価はマンセームード一色だけども
この露骨な偏りのせいで俺は喜んでマイソロ2が買えない…
現実的なこと言うと商売なんて客つかんでナンボだから
人気作・不人気作全て均等に配分して売るよりより客つかめる層に
よりアピールする売り方の方が儲かるから人気作は優遇される仕様なんだよね
偏りなく平均にってのは理想だけどそれじゃ飯食ってけないんだよなとか
社会人になって実感しちまって何か悲しいぜ
というか一番優遇されてるのは文句なしでDのような
マイソロ1の時はEの扱いも酷かった
参戦キャラは1人だけな上にキャラ崩壊。2では参戦キャラが
4人になったが、キャラ崩壊もちゃんと修正されているかねぇ
マイソロ1に限って言えば、キャラ崩壊してない、
忍者転職のキーキャラとセネルの扱いは悪くなかった
伝説が冷遇されなくなったら
伝説じゃなくなるんじゃないかと思えてきた
主人公はエミル似のレプリカが大量生産されそうだ
まあ漫画のロアとかいう公募キャラがそんな容姿だからな…。
自分でキャラ作成考えるのめんどい層はこぞってテンプレに飛びつくだろうな。
で、マイソロ2発売されてこのスレにSS書きに来る職人さんたちも
エミルのイメージでカノンノとの妄想SSを投下したりすんのかねw
>>529ないない
基本は俺×カノンノかチェスター×カノンノがいいかと
ラタキャラ好きだからエミル・マルタ・リヒターの三人が仲良くやっているのを見たいものだね
外伝だから望みは浅いがね
リバースのキャラがワイワイしてたらそれだけで幸せ
ヴェイグが壊れてなかったらもっと幸せ
今回はクレアが近くにいるから、ヴェイグは壊れないと思うぞ。
その代わりに空気化する懸念が発生するけどな。
>>510 いや、ラタよりVの方が制作開始するのが早かったって話だ。少なくとも半年以上は違うだろ
>>532 本物の空気王も参戦するんだよな。
本家空気王ウッドロウとヴェイグで双子つかドッペルネタがありそうな予感が…
リメDに続きマイソロ2の特典DVDでもやりやがった
テイルズ奴隷祭りは水橋かおりの無駄使いだったな
急に過疎りすぎ
ほす
539 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 02:39:27 ID:Tua+0LN1
あたまテライケメンwww
ここマイソロ2のこと話す所だっけ?
ここはテイルズの話をするところだから問題ないよ。
というか何時もマイソロとVの話題が出ると話題に出すことを禁じようとする奴がいるのな。
嫌いな奴とかプレイしてないから知らない奴なのか?
どっちにしてもテイルズシリーズである以上話題に出すことを禁止する権利は誰にもないと思う。
ヴェスペリアン以外は置いてけぼりな流れだな
>>542 テイルズ「オブ」シリーズです
お間違えなく^^
ウィーバー乙
テイルズ
ヴェスぺリアス以外は置いてけぼりな流れだな
>>542 そう。このスレでマイソロの話をするのはおk。
だから、
>>541などスルーすればよろし。
そんな訳で、マイソロ2の話をしようぜ。
俺はリリスとリオンが、どの程度絡むのかが気になっている。
上でハッサム氏のリオン×リリスを読んで、この組み合わせに、すっかりハマっちまった。
Vの話が出てないのにヴェスペリアン叩きワロチ
マイソロ出たらセルシウスネタ増えるかな…wktk
Hをプレイしてるんだけどコハクの拷問とシング母のレイプでかなり何かが刺激された
スピリアが折れるって表現エロいな
何?シングはレイプっ子だったのか?
ストリーガウはどのカップリングでもいける万能な子だからな
セルシウスはエターニアバージョンか…、個人的には髪の毛が短いシンフォニアのが好きだからちと残念だ
ところでコランダームってこのスレ的にどうよ?
>>554 自分もセルシウスはショートのほうが好きだ
そこが少し残念だが参戦してくれるだけで嬉しい自分もいる
セルシウスがどのくらい活躍するのか今から楽しみだ
まぁ一番精霊のキャラが濃かったのがEだからしゃ〜ない。
フェニアと別の聖獣が夜な夜な頑張って子供(マオ)を作る夢を見ました
つーか聖獣で人型なのってフェニアぐらいだよな…
イーフォンも一応獣型だし、唯一二足歩行っぽいのは亀爺ぐらいか…
>>557 それ精霊やない、大晶霊や
フローラ・スポデューンに紅葉合わせしてほしい
>>558 マオは火の他に風と闇が使えるだろ?
つまりイーフォンとウォンティガとの3Pの果てにできた子なんだよ
Lにも精霊は存在してるが、全員姉さんの使役するシモベだしなあ。
しかもキャラクエEDでしかまともな姿での出番がない。
出番が極端に少ないからあまり覚えてる人が少ないと言う哀しい連中だ
PSのDでは、シルフとかウンディーネとかただのアイテム。
リメDに至っては精霊の存在すら完璧に消えたけどな
マオ→イーフォン×フェニア×ウォンティガ
ウォンティガ=アニー
フェニア=マオ
イーフォン=ティトレイ
(・∀・)キュピーン!
そういわれるとLにも精霊っていたな。仰るとおり全く覚えてないが。
どんなやつらだったっけ?ウンディーネとかいたっけ?
人に聞く前に
少しは自分で調べたらどうだ?
とりあえず精霊出てくるテイルズは毎回おなじみの八精霊はお約束だな
ウンディーネ、イフリート、シルフ、ノーム、セルシウス、ヴォルト、ルナ、シャドウ
オリジンとかマクスウェルとか、たまに別の精霊出てきたりするけど
Lは海が絡むせいなのか、逆に水と風の精霊は出なかったという。
他シリーズでの光属性が海属性だったっけ?
公式動画がクレア←ヴェイグ←セルシウスにしか見えないんだがこれは3P期待して良いのかね
572 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:12:31 ID:JP9E5Jr/
マイソロ2の出演者を見てふと思うが、D、S、Aからそれぞれ七人も出す事あるかねぇ。
L、T、Vなんか二人だけだし。
まぁヒロインで唯一シャーリィがいないのは術が下級と上級で少しだけだったからだと思えばいいだろうが。
せめてLとVからも少し出してあげればいいと思うんだが。
俺としてはグー姉さんとジュディだが、グー姉も下級無いちょっちバランスの悪さが無理だったのかねぇ・・・
つか、コングマンいらん。
573 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:15:00 ID:JP9E5Jr/
すまぬ、Aは六人だった。
メノレネス様のTPバカ喰いっぷりには
マイソロ1もビックリだぜ
Lからはマイソロ3があるならジョイ(だっけ)辺りが追加されそう
それか声がラハールの人辺り
マイソロ3があるならチェルシー出して欲しい
ヴェイグ×チェルシーみたいな
洗剤wwwwwww
キュキュっとだキュー♪
ジョイワロタ
てかレジェンディアはシナリオのまとまり方が独特で
いじりにくいんじゃないかなー。テイルズのなかでも異色だよな
海に焦点をおいていることといい。
あれちょっと主観入りすぎだよな
>>575 古代呪文だからバカ喰らいってわけではない
ファイアーボールはウィルの三倍以上、アイスウォールはノーマの4倍以上の威力
メルネス様の他に誰か古代呪文使えるキャラっていたっけ?
>>576 マイソロ2の特典であったな
空気王と間違えてヴェイグに近付いて無視されるっての
しかしやっぱ髭なし空気王の方が好きなのかチェルシー
ナタリアの腐女子発言とかチェルシーのドッペルネタとか
ハーツの特典もそういう自虐楽屋ネタのオンパレードだったけど、
自分らも自覚してるんだったら改めろよってなネタばかりだよなあ
>>580 なんて書いてあるかはあえて聞かないけど、ウィキはアンチの突撃がちょくちょくあるよ
一時期は姉の死を笑ったヒロインとか書いてあったらしいし
Lアンチというかシャーリィアンチこえーな
マイソロ2に出なかったのもシャーリィアンチのせいだとかいう
妄言があちこちのサイトで流れてるが、別に関係は無いと思うんだ。
単にアルファシステムがヒロインをクロエだと勘違いしてただけ。
それはアルファシステム馬鹿すぎwwww
バカ、ヒロインはノーマだろ!
ウィルだろJK
Lのヒロインはグー姉に決まってんだろうが!
異論は認める
だがしかしハリエットも捨てがたい
ハリエットがヒロインでもいいな
フェニモール…
ヒロインはステラって決定しただろ
ミミーお姉さんを忘れちゃいけないパン
マイソロでヒロイン確定はクロエだろ
L信者ってこれだから・・・いやなんでもない
マイソロのヒロインはカノンノ
1も2もカノンノで決まり
3もやっぱりカノンノヒロインかな?
また声優も変わりそう
601 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 21:01:33 ID:jtp0FgMe
3はその内出るんだろうかねぇ。
ならばいっその事なりダンの如く歴代全員逝っちゃったって・・・
って要領で無理か。
ちなみに自分はLヒロインがグー姉で。
カノンノの声優がまた変わる可能性よりも、
セネルの顔グラが三度変わるほうがよっぽど高いような気がするぞw
3の特典DVDでヴェイグの扱いが更に悪化する事は確実です
クゥゥゥゥレレレレアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
マイソロおもしれぇ、チャットかわええ
>>451GJ!
ベリル×シングは良いな(*´Д`*)
>>604 これからプレイするところなんだがヴェイグさんはまた壊れてるのか?
相変わらず「クレアクレアクレア馬鹿みたい(笑)」だよ
少しは仙人くらい落ち着け。前作の妹連呼が嘘のように静かな男になってしまったぞ
>>608 セネルは妹居ないし凄いのんびりと羽伸ばしてそうだなw
酢飯いたら羽伸ばせないとかどんだけw
セネルはキャラクエあたりで一人暮らししてた時、すごい羽伸ばしてたよな
シャーリィはヒロインの運命で誘拐されたり云々で、一緒にいたら結構大変なんだろう
とりあえずトラブル引き寄せる天才はシャーリィ・エステル・コレットの三人だな
前者二人は特殊能力持ちで狙われ易いから、性質の悪い事件に周囲を巻き込んでだな…
いやいや、スパーダ・ルビア・モーゼスも中々のものだぞ
>>610 酢
飯
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
コレットにいたっては通算3回も攫われるから一番たちが悪いwww
それに加えて病気とかってどんだけめんどくさいだよwww
最近はそういうRPGのお約束を「めんどくさい女」と片付けてキャラを責めるプレイヤーが増えて悲しいのう
めんどくさいと感じるシナリオの下手さや自分ののめり込めない性格も省みて欲しいものです
おっとイオン様の悪口はそこまでだ
>>615 コレットは病気と誘拐が終わっちまうと空気だからな
そこが彼女の見せ場なんだよ
攫われるのもピーチ姫くらいお約束になれば怒りも湧かないんだけどな
やっぱキャラの役割配分って大事だよな
マイソロ2のヴェイグ、クレアが凍ってないときは普通だよ
というかむしろセルシウスとのからみがさり気ないところでいいわ
まあクレアクレアうるさいのだって、家族同然の人が窮地に立たされてるからであって……
621 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:04:41 ID:397gx4x6
>>620でもそれをネタにする俺達がいる。多分これからも続く
シナリオ的にはそれだけ心配してるってアピールだったんだろうけどな
気が付けば公式でネタにされて、中の人も可哀相に……
自分の力の暴走のせいで一年間氷漬けにさせてしまい、救出したと思ったらサレたちに誘拐され、すぐに取り返すつもりが橋を爆破されたりと遠回り、足止めの連続、やっと救出したと思ったら中身が入れ替わってました
この流れじゃクレアクレア言うのも仕方ない
クレアをくれぁ――――!
で皆凍りつくんですね、わかりたくありません。
全然投下ないね
保管庫のティトアニ消えてて涙目
TOHのSSがまったく投下されなくて全米が泣いた
未だにメインカプの投下が無いとか
ゲームのほうプレイ中でまだSSにまで手が回らないんじゃね?
Hスレはかなり落ち着いたし
多分H終わってすぐマイソロっていっちゃう人が多いんだと思う
630 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 15:55:23 ID:T/oxg6+e
テイルズってかなりのキャラのバリエーションあるけどイマイチ俺のストライクゾーンのキャラが」でてこないな。
精霊をヒロインに出来ないもんかね。
連中契約には絶対だからいろいろ想像の余地が出来て楽しそうなんだが・・・と、ラタをやりながらの感想
Hのキャラいいと思うんだけど、DSだからやってる人少ないのかな
>>630 ウンディーネ、セルシウス、シルフ三人娘、レム、アクア……
君の前にはこんなにたくさんのあれやこれが揃っており、さあ今すぐ作成にとりかかるんだ
>>631 その理屈でいくとVはもっとやってる人が少ない事になるけどいいのか
フローラの公式絵を見て盛大に吹いた。
箱よりDSの方が持ってる人は多いだろうしな、俺は逆だったがw
少し偏見はいってしまってるが、どうも携帯機はする気になれんのだ。画面小さいし…
マイソロってセルシウスのデレってあるの?つかどんな性格だったか忘れた
プライド高いツン
デレはなかった
そうなのか、OPで舌とかだしてるしデレるのかと思った、デレ無いんじゃ書きにくいな
つかどのキャラとの絡みが多いんだろうか、やっぱEかS?
フローラさん巨乳なのに、妹のリチアはぺったんことか…
ハーツはボイス少ない以外据え置きとほぼ変わらないから困る
セルシウスは主にRキャラと絡む。ヴェイグサーンにはちょっとだけデレた気がしないでもない
魔神剣習得イベントワラタwww改変エロネタが来るのを待つぜ
突然ですが投下します。
ジーニアスxプレセアです
お、久々の職人か?
643 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 13:42:23 ID:eVAPqohg
2のカノンノ目がイってる
やばい
可愛い
ごめん
sage忘れた
〜雪の中で見つけた心〜
ロイド達はセルシウスとの契約を終え、いったんフラノールに戻ることになった。
その時、彼らはセルシウスと戦い予想以上に苦戦した事と、ふぶきのため、
かなり体力が消耗していた。
パーティの皆は無言で必死にフラノールの町を目指して歩いていた。
その中で、一番後ろで歩いているプレセアは皆と少し距離が離れていた。
雪の上で斧をもっているためどうしてもみんなよりおそくなってしまう。
その様子を心配しながら見ていたジーニアスがいた。
その時、プレセアはその場に座りこんでしまった。
「プ、プレセア大丈夫?」
「����はい、大丈夫です。」
そういっつたものの、プレセアはその場から動けなかっつた。
「ねえ、ロイド!プレセアが������」
ジーニアスが振り返ったときは、もうロイド達はいなっかつた。
動けなかっつた
いなっかつた
その時ロイド達は���
「あれ?先生ジーニアスとプレセアがいないぜ。」
「はあ〜困っつたわね。いまの状況では迂闊に動けないわ」
ロイドはすぐさま
「先生、おれ、ジーニアスとプレセアを探してくる」
といっつて走ろうとすると
「ロイド行っつてはだめよ」
ロイドをとめる
「先生なんで止めるんだよ」
「ロイド、あなたは今の状況がわかっつていないわ。無茶をすると、
私達全員死ぬ事になるのよ。それに、あの子達なら大丈夫よ」
「で、でも・・・」
「ロイド、仲間を信じるのではなくて?どんな時でも信じ合うのが仲間でしょう」
「わかっつたよ、先生」
「明日の朝早くに2人をさがしましょう」
「ああ。ジーニアス・・プレセア・必ず助けにいくからな・・・」
その時ジーニアスとプレセアは・・・
「ロイド達いないみたいだね。」
「・・・・・はい」
「プレセア、この近くに、洞窟があるか探そう・・・」
「ジ、ジーニアス、あそこに・・」
「あっ、本当だ、早く中に入ろう」
「これ?木の枝ですか?」
洞窟の中にはたくさんの木の枝がちらばっていた。
「うん。前にここに誰かいたみたいだね。
プレセア、周りにある木の枝をここに置いて」
プレセアは、ジーニアスが指を指す所に置くと
「ファィヤボール」
木の枝を燃やして温まろうとしていた。
「・・ジーニアス」
もうしわけなさそうな顔で、ジーニアスを呼んだ
「何、プレセア?」
「ごめんなさい、あなたを巻き込んでしまって」
「ううん、プレセアのせいじゃないよ」
「ありがとう、ジーニアス。私達ここで死ぬのでしょうか・・・」
「えっ」
ジーニアスが呆然とすると、プレセアは悲しそうな顔で
「私は別に死んでもかまわない。だっていま、誰一人として
私の死を悲しむ人はいないから・・・・」
「そんなことない!プレセアが死んで悲しむ人はたくさんいる。
ロイドや僕、みんなだっつてそうだ。
だから、プレセアが一人だとはおもわないで」
ジーニアスは真剣な表情だった
「・・・・嬉しいです。ジーニアスが本当に私の事wp思ってくれて
本当にうれしです」
プレセアはジーニアスに向けて微笑んだ
「う・・うん。」
プレセアの笑顔を見て、自分の言った言葉が恥ずかしくなった
「でも、なぜ、ジーニアスはいつも私に優しくしてくれるのですか」
「えっ、な、なぜって・・・・」
困った表情になったが、ジーニアスは告白するいいきかいだと思った
「プレセアの事が好きだから」
「・・・・・・・・・・」
「ジーニアス、本当に私でいいのですか?」
僕はプレセアだからこそすきなんだ」
子供らしい率直な言葉を言った
「ジーニアス・・・嬉しいです」
プレセアの白い顔は、紅く染まっていた
「私もジーニアスの事が好きですよ。」
「えっ、本当?」
「はい!」
ジーニアスとプレセアは二人して笑いあった
少し時間がたちいきなり冷たい風がジーニアス達を包んだ
「うぅ〜っ寒い、プレセア大丈夫?」
「はい。なんとか」
二人共、時間の問題であった
「ジーニアス、何か考えはありませんか」
プレセアは、手をこすりながらジーニアスに聞いた
「う〜ん思いつかないよ」
元気のない声で応じた
その時、体を暖める方法が思い浮かんだ。とてもジーニアスには言えない事だが
「あ・・・あの・・」
プレセアは顔を少し赤らめた。ジーニアスはジーニアスは体を近ずけ
「プレセア、何か考えがあるなら、はなせばいいよ。」
優しい口調で言った
「だ、抱き合ったりするのはどうでしょうか・・・」
かなり小さい声で言った。ジーニアスは顔を真っ赤にして
「プ、プ、プレ、プレ、プレセア、と、だ、だだだだ、だ、抱きつく」
「嫌ですか・・」
プレセアは不安そうな目で、ジーニアスを見た。
「い、嫌じゃないよ。でもプレセアが」
「ジーニアス、私もジーニアスと同じ気持ちで、あなたが好きです
だから、ジーニアスと一緒に・・・」
上目遣いで、この言葉を言われたジーニアスには断れなかった。
「わかった」
「プ、プレセア・・いくよ」
ジーニアスはプレセアの背中に腕をまわし、抱いた
「ジーニアス、温かいです」
ジーニアスの背中に腕をまわし、強く抱きしめる
身体と身体が密着する息が少しずつ乱れてきた
痛いぐらい強く抱きしめられたので、言おうとした
「プ、プレセ・・・」
その時
「・・・・ちゅぅ」
プレセアはいきなり自分の唇をジーニアスの唇に重ねた
ジーニアスが動揺していると、おかまいもなく
ジーニアスの舌に自分の舌を絡めた
「・・・んむ。・・ん・うん・・」
「んん・・・ふ・・んぅ。。」
深いキスは、二人の身体を、熱くした
ジーニアスはこの時、理性がなくなった
「・・プレセア体に触っていい?」
「・・あ、は・・あぅん!」
プレセアの返事を待たないで、体に触れた
服の上から彼女のなだらかな膨らみに触れた
「んふぅっ!」
こり、と彼の手が乳首を触った瞬間、
電流を流されたような快感が、プレセアを襲った
「プレセア、服脱がせていい」
プレセアは顔を赤め・・・傾いた
ジーニアスはぎこちない手で服を脱がし、近距離でプレセアの裸体を眺めた。
「プレセア、綺麗だ・・・」
無意識に言葉を述べていた
「あ、ありがとうございます・・・」
恥ずかしそうにしていたプレセアをジーニアスは嬉しそうに
しながら、胸を舐める
「やぁん・・、そこ、だめ!あぁん」
片方の乳首を吸い上げて、残りの一つも強くつまむ。
「だ、だめです!そんなに、強く、しては、だ・・あっあぁぁぁっ!」
そのまま強く噛み、指で強くつねる。
「プレセア・・・かなり濡れてるね・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ジーニアスの愛無が気持ちよすじて、声が上手く出ない状態になっていた。
「ふふふ・・プレセア可愛いよ」
そういうと、ジーニアスはプレセアの秘所に指を入れた。
「うぁぁ!?」
ジーニアスは指を動きまわらせた。
指が、動くたびに、プレセアを快感へと近ずける。
「くんっ!ジ、ニ、アスふぁ!ああん!」
指のスピードを速くし
じゅぷ、じゅぷと音を立てながら響いた。
「あぁん、ふぁん――!」
とろとろとプレセア秘所から愛液がジーニアスの手を濡らしていく
放心しているプレセアを見て、ジーニアスは我慢ができす、
ズボンを脱ぎ、自分の剛直をプレセアの顔の前につきだした
「プレセア・・舐めて・・・」
プレセアはジーニアスのモノがとても大きい事に、驚いていたが
「わかりました」
と言ってプレセアの舌が亀頭を絡める
「ペロッ、ペロッ、ペロ、ペロ・・・・」
舌で亀頭を舐める
「う・・くぅ・・・はぁ・・・うぅ・・・」
プレセアはジーニアスの剛直をしごきながら、先端を口に含んだ
「ん・・・ジュル・・・はむ・・・・ちゅる・・・」
口の中で万遍なく舌を動かし、根元を激しくしごいていく。
「うあ!プレセア!で、出る・・・・」
ビュルッ!ビュクッ!
精液が勢いよく噴射され、プレセアの口は、精液でいっぱいで、
口に入りきらず、ビチャビチャと音を立てて精液がプレセアの顔だけではなく、
そのピンク色の噛みに飛び散っていく
「はあ、はあ、はあ」
「・・・・ジーニアスの、濃くて美味しいです・・・」
プレセアは顔についたジーニアスの精液を、口の中に運んだ。
「あの、ジーニアス」
「なに?」
「ジーニアスの、欲しいです」
プレセアは、潤んだ目を向ける
「え?で、でも、そそ、そんな事」
「私と一緒になる事は、嫌ですか?」
プレセアはジーニアスの腕を掴んで、聞いてきた。
「い、嫌じゃないよ。だ、だけど・・・」
「私は大好きなジーニアスと、結ばれたいです!・・・だから、お願いします!」
プレセアは必死な目を、向けてきた。
「プレセア・・う、うん!」
「プレセア、入れるよ」
「はい」
自分の剛直をプレセアの秘所にあてがい、一気に膣内を貫く
ズブズブ・・・・・
「ああああ!あ、あんっ!ダメッ!んっ」
「くっ・・・・」
膣内は既にヌルヌルになっいるが、かなり狭く、
ジーニアスの精をほしがるように締め付ける
ジーニアスはあまりもちそうにない事を直間し、
無理して、下半身を連結したままプレセアを抱き抱える
「・・あぅ?ふぁ!あっ!う・・んっ!奥まで・・つ、突かれて!」
とにかく上に突き上げる。強くプレセアを抱きしめ口づけをし、
快感に酔いしらせる。
「ん、んん――――!!!
プレセアも応えるように、脚を絡ませ必死にしがみついてくる。
「プレセア・・・も、もう出る!」
「な、中に出してください!!あっ!あっ!・・ジーニアス!ジーニアス!」
ジーニアスとプレセアも限界に達し
「うわあぁぁ―――!!!」
「あ、あぁぁぁぁぁ―――!!!」
ジーニアスの剛直から勢いよく射精が始まった
男の本能なのか、少しでも奥に注ぎ込もうとジーニアスは
強く腰を押し付けた。
「あぁ・・・ジーニアスのが、中でたくさんでてます・・・ん・・あぁぁ・・・」
しばらくして長い射精が終わり、プレセアの胎内は精子で満たされた。
「ジーニアスの、中にたくさん。・・熱い・・熱いけど、気持ちいい・・」
・・・二人とも、最高の笑顔だった・・・・・
その後、ジーニアスとプレセアは服を着て、抱き合っていた
プレセアはジーニアスの胸に顔を埋める
「ジーニアス・・・私達このまま死んでも淋しくないですね・・・」
「うん・・プレセアと一緒なら死んでも、幸せだよ・・・」
「私もです」
プレセアの顔を上に向かせ・・・・
「プ、プレセア・・・///」
「何ですか?ジーニアス。」
「も。もしも僕達が次の日、生きていたら・・・
世界再生の旅が終わったら、僕と一緒にいてほしい!」
「・・・もちろんです!だって私の・・私の一番大切な人ですから!」
「あ・ありがとう・・約束だよ・・」
ジーニアスはプレセアの唇に、そっとキスをした。
「はい・・・約束です・・・」
「プレセア・・おやすみ・・・」
「ジーニアス・・おやすみなさい・・・」
二人は目を閉じた。
だけど、その顔は、幸せそうな顔であった。
・・・明日、お互いが生きている事を願って・・・・
「おい、おい、ジーニアス起きろ!」
「う・・うん・・ロイド?」
ジーニアスの前にロイドがいた。
「僕、助かったんだね・・そうだ!プレセアは?」
「ああ。プレセアなら、今皆と会っているよ」
ジーニアスはほっと、安心する。
「いや〜さすがジーニアスだな―。あの雪の中で、生きてたんだから。
なぁ、どうやって生きてたんだ?」
ジーニアスはあせって
「え、ぼ、ぼぼ、僕はプレセアとあんな事やっていないよ!」
自分から言ったけれど、鈍感のロイドには分からなかった
「お前、何言っているんだ?まあ、いいか・・また町に戻って休むぞ!」
「う、うん//」
皆と合流して、町に向かった。その中にはプレセアもいた。
ジーニアスはプレセアの元に走った。
「プ、プ、プ、プレセア。どお?大丈夫?」
「はい。大丈夫ですよ」
笑顔で振り向いてくれた。
「あ・・あの・・プレセア//」
「はい?」
「昨日の約束・・・おぼえてる?」
「え?何の事でしたっけ?」
それを聞いて、ジーニアスは落胆して
「何でもないよ・・・」
そう言って、とぼとぼと、プレセアの前を歩いた。
それを見て、プレセアは少し笑った。
「大丈夫ですよ。ジーニアス・・・約束はちゃんと守りますから・・・」
世界再生の旅が終わり、
銀色の髪の少年と桃色の髪の少女は一緒に暮らした。
・・・その後、結婚して子供も産まれ、生涯幸せな人生を歩んだという・・・
終わり
読んだ人、お疲れさま。
書いてる途中、急な用事ができたのでなかなか進みませんでした・・・すいません。
何か感想があれば、ぜひ言ってください。
また作品を作ろうと思っているんで、
その時はよろしくお願いします!
乙。この二人は可愛いな
でもSSは、一旦テキストエディタとかに書き上げてから一気に投下した方がいいぜ
推敲もできるしリアルタイムは間にレスが入る可能性がある
チラシの裏にでも書いてろキモオタ腐女子
プレセアがジーニアスなんかに好意を寄せるなどありえんわ。オナニー捏造丸出し
(好きなキャラ=自分)×(やりたいキャラ)で脳内変換してるのが大半だろうからキャラ崩壊していても仕方ない
マイソロだったら主人公=プレイヤーだから大丈夫だろうけど
>>657 おまいは投下する前に半年ROMることをお勧めする
流れぶった切るけど
>>100のいつものとこってどこ?
読んでみたいけど全然見つからんわ・・・
GJ。
本編でジーニアスはプレセアにぞっこんだったから、
本編で果たせなかったアレコレの妄想を実現させるつうのはありだと思うぞ
変なレスつけずに楽しもうや、エロパロなんだし
捏造だと……
リフィル×しいなの悪口はそこまでだ!
665 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 18:24:20 ID:EhYm/PCG
ネタにマジレス(ry
すず×リアラを叩くやしの方が重罪だわ、まったく
クラース×カイルよりよっぽどいいじゃないかっ
TOSのヴォルト×ノーム
えいっいくねごめんなさい
マイソロ2のルカがエロすぎる
イリアに食われたんだろうな(肉的な意味で)
イリアがルカを開発とかエロすぎだろjk・・・
そこに颯爽と素っ裸で現れるスパーダ
マイソロ2のOPでゲーデを女と思ってて絶望した俺が通りますよ。
女の子だと終始喘ぎっぱなしで、大変エロかっただろうに。
まあカノンノ可愛いからいいか。
675 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:44:45 ID:ICgITWi9
いきなり投下します
カノンノネタで。
愛は特にないです。愛無しだめな方スルーで
では
676 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:46:03 ID:ICgITWi9
『求む協力者!!byスパーダ
三人で修行の依頼
ルカの成長のために粘菌の巣の一層目で修行に付き合ってくれ』
「これにしよっかな」
カノンノはチャットから貰った依頼書を見比べ一枚を選んだ。
「その依頼ですか。今まで何人か受けられたんですが、なかなか上手くいかないようですよ?スパーダさんも困っているようですので頑張ってください」
チャットに依頼承諾を申請し、カノンノはルカ、スパーダとともに粘菌の巣へと向かうこととなった。
677 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:47:35 ID:ICgITWi9
「いや、まじで助かったぜ!カノンノなら今回はぜってー上手くいく」
「そう?でも修行ならもっと強い人のほうがお手本にもなるし、良いと思うんだけどな。クラトスとか、ユージーンさんとか」
「あぁ、いやまぁ、いろいろ事情があんだよ」
「?」
始終しゃべりっぱなしのスパーダを相手にしていたが、ふと後ろを見ると、うつむいて歩くルカの姿があった。
「どうしたの、ルカ?気分でも悪い?」
「ち、違うよ・・・ただ・・・」
顔を覗き込もうとすると、ルカは慌てて首を振った。
「お、ここなんか良いんじゃねえの!」
スパーダに呼ばれ、カノンノはルカの手を引きその場所へと向かった。そこは木が折り重なり、洞窟のようになった空間だった。
「ここならモンスターもいねえし、誰かに見られることもねえだろ。んじゃぁルカ、始めるぞ」
修行なのにモンスターを避けるような物言いにカノンノは首をかしげた。質問しようとしたが、隣のルカがさっきよりもなお顔色を落とし、しかも震えていることに気がついた。
「ちょっと、大丈夫?」
慌ててルカに向き合うカノンノ。だが―――
「!!」
背後に迫ったスパーダに、なぜか羽交い絞めにされてしまった。
「な、なに!?ちょっと、スパーダ!!」
678 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:49:17 ID:ICgITWi9
「悪く思うなよ、ルカのためさ。おいルカ!何ボサっとつっ立ってんだ!!」
スパーダの声にルカは体をビクッと震わせてから、おずおずとカノンノの背後に回り、スパーダによって押さえつけられた少女の腕を後ろ手に縛った。
「ルカ!?なにを・・・!?」
スパーダの拘束の手が解かれた。カノンノは足を絡ませその場に転倒してしまった。
「カ、カノンノ!大丈夫??」
「平気・・・だけど、何なの??早くほどいてよ」
「駄目だぜ。依頼者に逆らう気かよ」
スパーダは面白そうに顔をゆがめた。
679 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:50:18 ID:ICgITWi9
「話は簡単だ。このルカ坊ちゃんに女ってのを知ってもらいたくてな。その相手をして貰いてー訳よ」
「な、なに、どういうこと・・・?」
スパーダのかつて見ない黒い迫力におびえ、カノンノの声は小さくなった。
「わかんねーかな、こいつ一応15だぜ?けど、過保護に育てられたもんだからよ、エロ本も見たことねーの。ましてやオナニーなんか存在もしらねーし。だってのにイリアみてーな女がヘソだしで、常に近くにいんだぜ?そりゃ溜まるだろ」
カノンノはルカのほうを見た。自分のことを話されているというのに、彼自身いまいち解っていないようだ。
「んでよ、体がおかしいっつーけど、まあ起ってるだけなんだよ。抜き方教えりゃ良いだけなんだけどよ、せっかくだから大人になってもらおうかって思ってよ」
カノンノは顔から血の気が引くのを明らかに感じた。つまり、今から、犯されると言われているのか。スパーダは声を上げて笑っている。
680 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:51:52 ID:ICgITWi9
「んじゃルカよ、カノンノの服、剥ぎ取りな。せっかくだから上からゆっくりとな」
ルカは言われたとおりカノンノの胸元のリボンを解きだした。
「る、ルカやめて、思い直して、ね?」
「ごめん、スパーダには逆らえないし、なんだろ、僕もこうしたいって言うか・・・」
ルカは顔を真っ赤にしつつ手を休めない。少年の心はすでに獣に占領されているようだ。
「大変だったんだぜ、ここまで。依頼出したは良いけど、女限定とか言うのは怪しまれそうで無理だったからよ。血気盛んな男どもばっか依頼受けんだよ。メンドクセーけどそれぞれ付き合って修行してよぉ、おかげでLv70超えちまったぜ」
スパーダの苦労話を背に、ルカはついにカノンノのワンピースを脱がせることに成功した。
681 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:53:27 ID:ICgITWi9
「わぁ・・・」
「へぇぇ、ちっちぇーけどいい形してんじゃん。おいルカ、触ってみ?」
露になった胸に対し感嘆の声を上げる二人。カノンノは体をよじって逃れようとするが、無駄である。少年の手が双丘を捉える
「ぁ・・・っく」
「すごい、思ってたよりもっとやわらかいよ!なんか吸い付かれてるみたいだ」
「好きにしていいんだぜ。何なら、舐めてやれ」
「ゃ、やぁ・・・っ」
子犬のように胸にじゃれつくルカ。揉まれ、舐められ、カノンノの顔は真っ赤に染まっていく。
「俺はミントやティアぐれぇでけえのが好みだけどよ、ルカには丁度いい相手だったな。ってルカよ、カノンノの気も乗ってきたみてーだし、次、いこーぜ」
682 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:54:31 ID:ICgITWi9
息を弾ませながらも、名残惜しそうに胸から顔を上げるルカ。カノンノの安堵もつかの間、スパーダの手がショーツ越しにもっとも弱い部分に触れる。
「ひっ・・・」
「いいか、この中にお前のその起ちっぱなしの一物をぶち込むんだ。だが慌てんなよ?まずはここを思いっきり濡らして、入りやすくしねえとな」
「濡らすって・・・?」
「見てな」
スパーダはそのまま指の腹でカノンノのそれをこすり始めた。
「ふあ・・・っ、ぁあっ」
さらにショーツ越しに割れ目をなで上げ、掻くようにこすられ、カノンノはかすかに訪れ始めた快感に身をくねらせる。
683 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:55:46 ID:ICgITWi9
「ほら、シミが出てきたろ?」
「本当だ、おしっこなの?」
「ばか、マン汁だよ」
濡れてきた様子を二人に観察され、カノンノは羞恥で顔をゆがめる。しかし恥ずかしさに比例するように、体は快感に反応をしめす。
「どうしてそこをさすると濡れてきたの?」
「あ?それは・・・カノンノ、ルカ坊ちゃんにお前から説明しろよ」
「ぇ、わ、私!?」
見つめてくるルカと目が合った。カノンノはこれ以上ないほど顔が赤くなるのを感じた。
684 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:57:30 ID:ICgITWi9
「どうしてこんな風になっちゃったのかな、カノンノちゃんは?」
スパーダは音が響くようより激しく指を動かす。
「ぁ、ゃ・・・っやだぁ・・・っ」
「さっさと言えや!・・・正直に言わねえとこのままここに放り出してくからな」
スパーダの声の迫力に息を呑むカノンノ。本当においていかれそうな恐怖に駆られ、カノンノは彼の言葉に従った。
685 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:58:27 ID:ICgITWi9
「き、きもち、・・・良いから・・・です」
涙がにじんだ。その様子を見てスパーダはなお愉快そうに顔をゆがめた。
「解るか、ルカ気持ち良いんだとよ、気持ち良いと濡れんだよ。んで、それは男に対する準備OKの証でもある」
言うなりスパーダはカノンノのショーツを引き摺り下ろした。目を丸くするルカにスパーダは、カノンノのそれを押し広げるように見せ付ける。
「いいか、ここだ。ここにぶち込むんだ。早くしろ」
「う、うん」
ルカはズボンの前を開け大きくなったソレを引きずり出した。ソレをカノンノの秘所にあてがう。
686 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 15:59:34 ID:ICgITWi9
「ばか、もっと上だよ。そう、そこだ」
「うわ、ほんとに入ってく!」
「く・・・ぁあっ」
カノンノは快感に声を上げる。すでに十分に濡れたそこはルカをあっさりと迎え入れた。
「か、カノンノ大丈夫?痛くないの?」
「気持ちよすぎて言葉が出ねえってよ。良いから動け、自分の好きなようにで良いぞ」
素直にスパーダに従うルカ。いろいろと試すように体を動かす。
「すごいや、ほんとにすごく気持ちいいよ」
「ふああ・・あっ・・・っ!!」
しんと静まり返る空洞に嬌声と液体のぶつかる音だけが響いている。カノンノはだんだんと思考をやめ、ただ快感におぼれ始めていた。
「な、何だろ??・・・っくぁ!
687 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 16:01:09 ID:ICgITWi9
「ふああっ・・・!!」
ひときわ大きな動きの後、ルカはカノンノの中に精を放った。同時にカノンノも達し二人はぐったりと崩れ落ちた。
「イッたか。早いけど、初めてだしこんなもんか」
「ねえ、スパーダもう一回やっていい?」
「次は俺様がテク見せてやっからまてよ」・・・
カノンノは薄れ行く意識の中でこの宴がまだまだ続くことを感じていた
688 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 16:01:57 ID:ICgITWi9
「カノンノさん、またスパーダさんから依頼が来てますよ?今月でもう4度目ですね。よほど相性が良いんでしょうね、うらやましい限りです」
「うん・・・そうだね」
「どうしました?顔が赤いですよ?汗も出てるし。アニーさん呼びましょうか??」
「いいの、それより、依頼受けるから、よろしく」
「アイアイサー!」
カノンノはチャットに背を向け歩き出した。その彼女のスカートの奥でかすかな振動音が響くのを気づくものはいない。
チャットは依頼受諾書に判を押した。
689 :
NAGOMU:2009/02/05(木) 16:05:11 ID:ICgITWi9
以上。お粗末さまでした
なぜカノンノはいつもぐったっりしているのか・・・誰かにHされたんじゃ!!?
から爆発したスパーダコンボ。スパーダを悪役にすると嵌るなぁ
乙
次回作はアビスキャラを含めてお願いします
>>689 もしかして初めての職人さん?
GJ!なんだけれど、このスレは原則age禁止なのよ。
投下したりレスする時にはsageてください。
やり方が解らなければ
>>1に書いてあるのでそちらを見てちょ。
>>690 クレクレは禁止だっつーの。
おまえも
>>1読め。
>>691 要望とクレクレの見分けも出来ないの?
しょーもないことで安価指さないでくれるかな?
ケンカw
男あたま×カノンノ
男あたま×歴代キャラ
男あたま×女依頼人
男あたま×傭兵
男あたま×バニール
カノンノ×女あたま
女あたま×カノンノ
依頼人男数人×女あたま
歴代男数人×女あたま
歴代女数人×女あたま
グリーンローパー×女あたま
あたまを絡ませるのは難しそうだが結構何でもアリな気がする
それにしてもマイソロ2のカノンノはエロいな
顔が空鍋だがそこがいい
>>692 要望ねぇ
クレクレも要望も○○を書いてくださいとお願いするわけだから一緒じゃん
ああ言えばこう言うってのはよくない(`・ω・´)
逆ギレしてるように見えちゃうぞ
痛すぎワロタ
ミントとティアにWパイズリされる男あたまでお願いします><
すずプレセアアニスのばら色ロリトリオネタはないの?
またクレクレが現れた
700 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 20:05:20 ID:zQCRtuN8
妄想は文化だな
クレクレクレア
704 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 22:27:25 ID:iDn1Qc+B
マイソロ2のOP見てふと、
せめて主人公なんだからセネセネ出したってもよかとでは?
ロイドとルークなんか2カットでてるんだし。
後は某国王やチャンピオンなど数名見当たらなかったような。
それを言ったらリッドだって同じだぜ
人数多い分削られるのは仕方ないのかと思ったし
ルークの1回目はアッシュ、ロイド1回目はクラトスの方がメインだから
あんま気にならなかったけどな
E勢はOPでは不遇だがその分戦闘では重宝してるよ
伝説の冷遇されっぷりは異常。
精霊で一番優遇はセルシウスだもんね。
セルシウスさんEキャラでいいの?
まぁEのは精霊っつーか
大晶霊
Eはセルシウス←イフリートだが
Sはセルシウス→イフリートっぽいのが面白い
710 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 10:35:59 ID:RMqNv1vY
呉呉菌糸
711 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 11:54:08 ID:D0CIY3UB
レディアントネタでもう一本投下します!
っていうかsageってこれで良いのか?ちゃんとなってますか?
ともかくメインすずで。もちろんロリなので嫌いな人はスルーで
愛もない・・・っていうか鬼畜入ってるので苦手な方スルーで
では
712 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 11:56:24 ID:D0CIY3UB
不覚だった。まさか忍びの末裔である自分が背後を取られるとは。
「あ、すずちゃん。気がついたのかい?」
クレスが、いつも自分に向けてくるものと同じ笑顔を向けてくる。しかし今のすずには、その笑顔がゆがみきった悪意に包まれているように見え、目を背けた。
「どうしたの?」
「クレス君、彼女が嫌がることに無理はないよ。君の知らない面を見せられた上に、縛られていては、ね」
すずはクレスの隣の、やはり優しげな目をした褐色の男・ウッドロウに目を向けた。
「この縄を解いてください」
「そう、怖い顔をするものじゃないよ、すず君。レディは、微笑むのが基本だ」
すずなりに殺気をこめて睨みながら放った言葉も、ウッドロウに一笑に伏されてしまった。
吐き気がする。目の前のこの男達は今から自分に何をするつもりなのか。
クレスの背後で、言葉にならない声を発する少女たちに目を向け、すずは暗澹とした未来を予見せざるを得なかった。
713 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 11:57:31 ID:D0CIY3UB
事の起こりは数日前、ミントにひとつの依頼を受けたことからだった。
『クレスの船内における女性関係の調査』
顔を赤らめながらも真剣に頼んでくるミントに半ば苦笑しつつ、すずは行動を開始した。数日観察したが、クレスに(ミント以外に)特に親しい女性は見受けられなかった。途中報告をミントに伝えながらも、この調査に意味はないとすずはある程度見切りをつけていた。だが―――
(あれは、クロエさん・・・?
クレスが一人で素振りをしていた折、あまり面識のない、黒髪の少女が彼に話しかけている。クロエの顔はまるで走ってきたかのように赤く、肩も上下していた。具合が悪くなったところでクレスを見かけ助けを求めたというところだろうか。クレスはクロエを支え、歩き出した。
(手を、貸したほうがいいでしょう・・・
すずは二人の後ろを追って駆けようとした。だがなぜか二人は医務室とは逆方向の、使われていない倉庫などが並ぶエリアへと向かっていく。
(・・・?
首を傾げつつ後を追うすず。だが、配管を曲がったところでその影を見落としてしまった。
(声・・・
周りの機械の駆動音にまぎれてかすかな人の声が聞こえる。すずは相手に気づかれないように細心の注意を払いながら歩を進めた。倉庫の一室。部屋の照明は消えているが、中にかすかに明かりが見える。わずかに開いていたドアの隙間からすずは中の様子を伺った。
(―――!!?
しろい何か。かすかな明かりに映し出されたそれの正体を、忍びであるすずは、確かに見て取った。
「ふぃ、フィリア、さん・・・!?」
白く映し出されたそれは、紛れもなくあの清楚な女性の裸体だった。フィリアは髪を解き、生まれたままの姿で異様な機械に拘束されている。
「ぁぁ・・・っ」
手足を固定され、椅子のようなものに座るフィリア。その足の付け根で何かがうごめいているのを見て、すずは息を呑んだ。
「なに・・・?」
思わず小さな声を漏らしたが、そのことに自分も気づけないまま、すずはフィリアを凝視する。
「ひっ・・・ぁあっああ!!」
ひときわ大きく声を立て、体を大きく震わせた後、フィリアはうつろな目で息を荒げ始めた。すずもいつの間にか息を乱していることに気がつき、落ち着こうとした。そのとき―――
「あぁ、またイッたんですか、フィリアさん」
突然、クレスが部屋の陰になっていた辺りから姿を現した。すずは驚き、一歩後ずさる。と、背中が何かにぶつかった。
「盗み見とは、感心しないな」
声の主を見るまもなく、すずの意識は昏倒した。
714 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 11:58:32 ID:D0CIY3UB
「彼女たちには、悩みがあるのさ」
ウッドロウはすずに語りかける。彼はその左手を、うつろな瞳で機械に体をもてあそばれているクロエの顔に伸ばす。クロエは嬉しそうにその指に舌を這わせた。
「好きな人がいる、しかし相手は、なかなか自分の気持ちに気づいてくれない、とね」
すずはクロエから視線をそむける。しかしその視線の先ではコレットとフィリアが互いの唇を貪っていた。
「それで、私やクレス君に男心とやらを訊きに来たんだよ。まぁ、光栄だね。彼女らから見て、我々は話の分かる男ということになるからね」
「そんな純粋な人たちを、あなた方は洗脳したのですか?」
「洗脳?・・・洗脳か」
ウッドロウは小さく肩を震わせ笑い始めた。
「違うよ、すずちゃん。僕らはただ、男の喜ばせ方を教えてあげただけさ」
すずは声のほうを睨みつける。クレスは椅子に腰掛け、何も臆することはないという、ありのままの表情ですずに微笑む。だがその頬を、肩越しに裸のルビアが子犬のように舐めているため、すずは嫌悪感で吐き気を覚えた。
「そう、遊んであげただけなのだが、彼女たちは何かに目覚めてしまったようでね」
ウッドロウはなお低く笑う。
「ミントさんは貴方に思いを寄せていらっしゃるんですよ!?それがこんな・・・!!」
「あぁ、ミントなら僕も好きだよ。よかったぁ、両思いじゃないか」
「ふざけないでください!」
「ふざけてなんかいないさ」
クレスとすずの会話にウッドロウが口を挟む。
「言ったろう?彼女たちとは、ただ遊んであげただけさ。クレス君がミント君と好き会っているのなら、その恋愛になんら問題はないだろう?」
すずは本気でこの男を殺したいと憎んだ。しかし拘束された体ではそれは叶わない。ウッドロウはニコリとすずに微笑んだ。
715 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:00:12 ID:D0CIY3UB
「さて、君をどうしたらよいのかな」
「殺しなさい!ここで放したら必ず貴方を殺してやります」
「すずちゃん、何がそんなに気に障るんだい?」
クレスの隣でルビアがクスクスとすずを笑う。その瞳にすずはまた怒りを覚えた。
「そうか、彼女らの反応も怒りの種のようだね」
ウッドロウは足元で絡み合うコレットとフィリアに目を落とした。
「どうだろう、君も試しに僕らと遊んでみないかい?」
すずは自分の血の気が引く音を聞いたような気がした。
「触れるな!!」
「何も怖がることはないさ。きっと気に入るよ」
すずはウッドロウに体を抱え上げられた。壁際へ連れて行かれ、すずの後ろ手につながれた手錠を壁から伸びたフックに掛けられる。すずはお辞儀をするような姿勢となった。
「なにを・・・!?」
「まずは服を脱いでもらおう。この部屋では、一応、女性は裸体でいてもらっているのでね」
ウッドロウはすずの首を押さえつけ、背後から帯を解いていく。すずも暴れるが、後ろから首を押さえられては力が入らない。着物は全て剥ぎ取られてしまった。かたびらも剥がされ、足袋のみという屈辱的な格好を強いられる。
「やはり、小さいな。最初は少し痛いかもしれんが、忍びなら耐えられるだろう」
クレスがすずの肩を抑えた。
「クレスさん・・・!!」
「大丈夫。僕がついてるから」
すずの羞恥心や怒りをまるで感じないのだろうか、青年はウッドロウの指示に従い、すずの四肢を天井からたれた鎖に繋いだ。ウッドロウの操作で鎖が巻き取られ、すずの体は宙に、万歳をするような形で固定された。
716 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:01:51 ID:D0CIY3UB
「さて、君はどこが弱いのかな?」
ウッドロウの手がすずの小さなお尻をなで上げる。ゾクゾクとした悪寒が体を這いまわる。すずは身をこわばらせた。
「やはり緊張が解けないようだね・・・そうだ、彼女らに探ってもらうとしようか」
ウッドロウの言葉にさらに戦慄するすず。身をよじるが体が宙を揺れるだけである。そんな少女に、コレットとルビアが、幼女に戯れる天使のように優しい笑顔で歩み寄ってきた。
「だいじょぶだよ。何も怖くないよ、すずちゃん」
「気持ち良くなりまちょおね」
ルビアがすずの頬を舐め始めた。コレットは上向きになったおなかに舌を這わす。
「ゃ、やめてください・・・!正気に、戻って・・・!!」
台詞の途中でルビアがすずの唇をふさぐ。ルビアの舌に自分の口の中を蹂躙され、すずは体を震わせた。
「私たち、正気だよ?すずちゃんも、気持ちよくなると解るよ」
コレットの舌がすずの小さな乳首に触れた。
「んんっ・・・ん!」
ルビアがすずの口を開放した。すずは大きく息を吸いながら声を上げる。
「すずちゃんはオムネが気持ちいいの?じゃあ私も舐めてあげる」
「やめっ・・・いや、だ・・・!!」
じたばたと暴れるがまるで意味を成さない。むしろ吊られた足が大きく開くこととなっていることに当人は気づいてもいなかった。
「フィリアさん、すずちゃんのアソコが寂しがってるよ。舐めてあげて」
クレスがその秘所にフィリアをいざなう。無論産毛しかないつるつるのそこにフィリアはチロチロと舌を伸ばした。
717 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:03:05 ID:D0CIY3UB
「・・・ふああ!!」
すずが声を上げる。どんなに逃れようとしても、当然逃げられることはない。
「気持ち、良いのですね?すずさん」
「そんな、こ、と・・・ありま、せん・・・!!」
歯を食いしばるすず。だが着々と快楽の波は幼い体に流れ始めていた。
「素直になりなよ、すずちゃん」
クレスはおもむろにコレットの秘部に指をあてがい、かき混ぜるように動かし始めた。
「ひあぁあぁああぁ・・・っ!!!」
グジュグジュと音を立てるコレットの秘部に、今度は指を高速で出し入れするクレス。コレットは大きな声を上げながら腰を振るわせる。
「見なよ、コレットは素直に喜んでるだろ?すずちゃんも素直になればきっと気持ちよくなるよ」
「そん、な・・・!」
「気持ちっ、良い、よぉ・・・!!もっと、クレス君、のちょおだい」
クレスは手を止め、コレットの背後に回りズボンから取り出したそれをいきなりコレットの中に挿入した。
「はあああ・・・!」
コレットは声を上げ、一度達したようだ。力が抜けたようにすずの体から崩れ落ちてゆく。
「ほらコレット、すずちゃんの相手しなきゃ駄目じゃないか」
クレスはコレットの絶頂を意に介さず腰を打ち付ける。コレットはビクビクと反応しつつすずの体に手を伸ばそうとするが
「ぁ、くああああっっっ・・・!!!」
再び大きな声を上げ床に倒れこんでしまった。
「やれやれ仕様のない子だ。クロエ君、代わりに彼女の相手をしてあげなさい」
ウッドロウは自分にまたがり腰を振り続ける女騎士に命じた。クロエは名残惜しそうにウッドロウを離れすずの体にしゃぶりつく。
718 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:04:41 ID:D0CIY3UB
「ぁ・・・っひぁ・・!!」
「ずいぶんと立っているぞ藤林。小さい乳首だというのに、こんなに硬くなって」
「それだけではありませんわ。少しずつここも濡れてきたようです」
「ぁ、なに、何、ですか・・・?」
終わりない愛撫と、周りの痴態を見せ付けられてか、わずかながらすずの体も、女性の快感を受け入れ始めていた。
「さて、ではすず君の初めては、やはり君が行くべきだろう」
「いいんですか?」
「私は、君の次ぎにやらせてもらうよ」
二人の会話の意味はすずにはわからなかったが、フィリアに代わり、足の間にクレスが立った瞬間、先ほどのコレットの姿が目に浮かんだ。
719 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:05:59 ID:D0CIY3UB
「いや!!やだぁ!!!」
「怖がらないですずちゃん。リラックスしないととても痛いらしいよ」
かぶりを振るすず。涙が飛びちるが、その顔を押さえ、ルビアが再びキスをする。
「怖がらなくていいのよ、気持ちいいの。とっても、ね?」
「そうだとも」
ルビアの背後に回ったウッドロウが、ルビアを、幼児におしっこをさせるような形で抱え上げ、挿入した。
「ほら、ぁ、気持ち、良い、からっ・・・ねっ?」
顔をほころばせ、嬌声を上げるルビアに意識が向いている最中、クレスはすずの体を貫いた。
「かはあああっっっ・・・・!!!!」
「くっ、やっぱり、せまいな」
体をのけぞらせ痛みに耐えるすず。体のあちこちが痙攣を起こし、無論快感など得られるわけがない。少女の秘部からは破瓜の血が滴っていた。
720 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:08:29 ID:D0CIY3UB
「あ、アルベイン、いきなりは・・・!!」
「かまわん、クレス君。好きにやりたまえ」
クロエもすずの痛みに耐える様子に血の気が下がったが、ウッドロウはまるで意に介そうとしなかった。むしろ、すずの泣き顔を見ながら微笑んでいる。
「最初は、痛いものだ。特に彼女はまだ小さい。今は慣れるまで、乱暴にしても良いだろう。なに、直に慣れるまでの辛抱だ」
「じゃぁ、すずちゃん、動くよ?体の力を抜いたほうが、痛くないからね?」
「ゃ・・・っ、ゃ、ぁっっ・・!!!」
かすれるような声で拒むも、クレスは体を動かし始めた。数ミリの動きで、体がバラバラになりそうな痛みに泣くすず。息をするのもつらそうに声を上げる。
「力を抜いて、すずさん」
フィリアとクロエが左右からすずの乳首に舌を這わせ、気を紛らわそうとするが、今のすずにはそれら全てが悪夢だった。
「ぁぁ、あああ、っっっ!!ぃやぁっ・・・!!」
「くっ・・・!!」
クレスは大きくすずの体を貫いた後、自身を引きずり出した。大きく開いたすずの秘部からは血の混じった愛液が流れ、白い尻を伝っていく。すずは開放された安堵からか、絶望からか、しゃっくりを交えながら小さく泣いている。
721 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:09:25 ID:D0CIY3UB
「さて、代わろうか」
「・・・!?」
ようやく終わったと思った矢先に、ひくついたすずの秘部を押し広げウッドロウが挿入した。すずは声を上げることもできず、ただ歯を食いしばる。
「はっ・・・っぁあ・・・!!!」
「無茶じゃないの・・・?すずちゃん、はじめてなのよ・・・」
「いや、こうしたほうが早く慣れる。彼女にも、早く喜びを知ってほしいのでね」
ルビアが恐る恐るたずねるも、ウッドロウは取り合わない。
「取り合えず、交代で2,3日彼女の相手をしよう。チャット君には、私から任務に就いたと伝えておく。君たちも、協力してくれ。すず君のためだ」
語りながら、ウッドロウは荒々しくすずを突き上げている。
すずの意識はやがて闇へと沈んでいった。
722 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:10:27 ID:D0CIY3UB
「ミントさん。やはりクレスさんに特定の女性は見つかりません」
「そう。良かった・・・」
ミントは顔を赤く染め、安堵の息を吐いた。
「なんの話をしてるんだい?」
ミントの背後からクレスが笑顔で話しかけてきた。ミントは顔を真っ赤にして慌てている。
「な、なんでもありません・・・その・・・失礼します・・・!!」
逃げていくミント。クレスはキョトンとその背中を見送った。
「クレスさん」
「どうしたの、すずちゃん」
すずは徐々に顔が充血するのを感じていた。
「我慢できない?」
「・・・はい」
「そうか、じゃぁ、部屋に行こうか。歩ける?」
「・・・はい」
クレスはすずの手をとり歩き出した。手を引かれ、瞳を潤ませ彼に従うすず。
少女の目に、狂気の色は無い。
723 :
NAGOMU:2009/02/07(土) 12:17:23 ID:D0CIY3UB
以上です。毎度お粗末さまです。
なんかちょっと前に書いたやつとオチが似通ってしまった上にダラダラと長い文になってしまいました。
お目汚し大変失礼しました
すずちゃんとミントの会話から、ミントをいじめる方向で考えてたのに、もろすずちゃんいじめになってしまいました。すずちゃんいくつだっけ??無理ある気がしないでもないですよね・・・忍びだし・・・なんとか・・・ね?
失礼します(汗&逃)
おおおおおおーーーーーー!!
GJ!!
川´_ゝ`)ふぅ
投下します。
アビスのジェイド×アニスです。
劇的なきっかけがあった訳ではなく、ゆっくりと少しずつ、なるべくしてなったとでも言おうか。
なるべくしてなる、それすなわち運命(と書いてさだめと読む)ではなかろうか、目の前の男を見ながら少女はそう思う。
運命なんて言葉は似合わない上に寒々しいので、彼女はなんとかして事の発端を探そうと記憶を辿り、一つの出来事を思い出した。
そう言えばあった、きっかけとも呼べないきっかけが。劇的でもなんでもなかったが。
針に通した黄色い糸で、ぬいぐるみの足のほつれを縫い直す。
町から町へと移動する途中、裸の地面に雑草がまばらに生える開けた場所で昼食をとり終えたのが数分前。
思い思いに一息つく面々から少し離れて、アニスは適当な切株に座り、大事な相棒を抱えていた。
裂かれた布から白い綿がはみ出している。
道すがら、襲ってきた魔物の爪に引っかかれてしまったのだ。
もちろんそれくらいでアニスもトクナガもやられやしないし、仲間とのコンビネーションで100倍返しにしてやった。
「でーきた。もう大丈夫だよ、トクナガ。痛かったねー」
丁寧に丁寧に塞がれた傷跡は、ちょっと見ただけでは縫い目に気づかない程見事だった。
アニスがトクナガの脇に手を差し込み、高い高いして仕上がりに満足していると、横から声がかかった。
「おや、トクナガには痛覚があったんですか。それは知りませんでした」
トクナガを抱きしめてそちらに顔を向けると、微笑を浮かべたジェイドが立っていた。
「そーですよ、ずうっと黙ってたトップシークレットだったんですけどね」
彼の戯言に乗っかってアニスも返すが、もちろんトクナガは痛みなんて感じない。
どうでも良いことをわざわざ取り上げて、言葉の応酬をするのはこの男と少女のいつものじゃれあいだ。
「なら、そうやって首を絞めんばかりに抱きしめるのもやめてはいかがですか? トクナガが苦しんでいますよ」
「やだなぁ大佐ったら、トクナガはアニスちゃんのあっつーい抱擁には慣れっこ……あ、ねーねー、大佐」
「はい?」
せりふを途中で切って、アニスは大佐の軍服を指差した。
「それ、外れそうになっちゃってますよ」
上から二番目、アニスから見て左側のボタンが軍服から今にも落ちそうなくらいぐらぐらしている。
「ああ、本当ですね、いつの間に」
「よーし、お針子アニスの出番ですね」
「お願いします」
「はーい。あ、そのままでいいですよ」
トクナガを背負い、糸の端をたま結びにしたアニスは、軍服を脱ごうとしていたジェイドを制し、彼の軍服の合わせに手を突っ込んだ。
珍しくぎょっとする彼に、してやったりとほくそ笑む。
「じっとしてて下さーい」
すいすいと針を動かし、補強する。
素早く正確に動く小さな手は仕上げにボタンを摘まみ、しっかりと縫いつけられたのを確認した。
「いやー、いつ誤って刺されてしまうかと冷や汗ものでしたが、なかなかお上手ですね」
「いえいえー。いっそちくっと刺して差し上げればよかったですぅ」
降ってくる声に顔を上げて笑ってみせ、またすぐに正面を向く。
すっ、とアニスが彼の胸に顔を寄せる。倒れ込んでくるのかと、ジェイドは咄嗟に両手を彼女の二の腕あたりに持っていった。が、杞憂に終わる。
糸が外から見えないように、ほとんどボタンに口づけるようにしてアニスは口に含んで糸を切る。
「はい、おしまい」
体を起こし、ボタンをつつく。トクナガに続いていい出来だ。
アニスが見上げると、きょとんと見下ろす彼と目が合った。
またまた珍しい表情だが、この反応はなんだろう、とアニスは不思議に思った。
隙だらけな顔をしている大佐はめったに見られるものではないので、見つめてみる。
が、まじまじと見つめ返されてしまい、なんだか気まずくなったアニスは目線を外した。彼女に触れる一歩手間の位置にある手が目に入る。
「大佐ぁー? なんですか、この不埒な手は」
じと目で見上げると、ジェイドはそこでようやく手をおろした。
「いえ」
ずれてもいない眼鏡を押し上げ、彼はにっこりと笑う。
「ありがとうございます。あなたはいいお嫁さんになれますね」
彼にしては随分とストレートな誉め言葉に、アニスは空を仰ぐ。雨雲も雪雲もなし。眼鏡か槍でも降ってくるのか。
「お世辞はいいからお駄賃下さいよぅ」
アニスは頬を膨らませた。
あれがきっかけになって、なあんとなく、そういったレールに乗せられてしまったのかもしれない。
そして、レールに乗ってしまえば、脱線でもしない限り、スピードの速かれ遅かれはあれど終点まで運ばれるのだ。
こほん。小さな咳払いによってアニスは追憶から引き戻された。
今日の宿はなかなか格安で、久しぶりにパーティーの人数分の部屋が取れた。
そのジェイドの部屋に夕食後に呼び出されて、アニスはのこのこと出向いたのだった。
前々から、そろそろジェイドがもう一歩踏み入んできそうだと察していたアニスに、扉をノックするのに心の準備は必要なかった。
「いい年した男がこんなことを、それもあなたのような子どもに言うのも恥ずかしいのですけれど」
彼の言った子どもに突っ込んでやりたかったが、アニスは空気が読んで黙っていた。
少女趣味はないって言ってませんでしたっけ、とも、いくらいつものふざけた調子でも言えなかった。
彼に少女趣味がないのと同じように、アニスとて、おじさま趣味ではないのだ。金の亡者ではあるが。
そこには、アニスだから、大佐だから、といった理由がでんと構えているのだ。
二人は揃って床に座わり向き合っている。なにぶんお安い宿なので、ソファーなんて気のきいたものはない。
唯一腰を掛けるのにベッドがあるが、それもなあ、今の状況じゃちょっとなあ、と口にこそ出さなかったがお互いに遠慮した。
で、薄っぺらい絨毯の敷かれた床である。
賢い男は実に自然に見せかけてアニスをここまで誘導し、こちらもお利口な彼女はわかっていながら誘導された。
その男が、だ。
さっきから何回もこういった前置きだか言い訳だかをしているだけで、ここから先をなかなか言わないのだ。というより言えないのか。
これは終点でなく、ただの通過点であるはずだ。もっとさらりと言ってくれないと。
更に、ようやく口を開いたかと思えば、
「私は、たぶん、あなたが」
「多分ってなんですか多分って」
子どもは聞き流してやれたが、これはそうもいかない。
「いえ、そうじゃなくてですね、たぶんではなくて、えー……」
似合わないことに畏まっているのか、正座をした彼は背筋を伸ばした。
「すー……」
「すー?」
釣られて正座していた彼女はいよいよかと同じく背筋を伸ばす。が。
「………」
「もーう! なーに戸惑ってんですかこのお!」
つーかキモいわ! 正座してるのも言い淀んでんのも。普段は立て板に水のくせに、ぐじぐじ悩んでんじゃヌェーよおっさん!
叫びたいのをぐっと堪える。ことアニスに関しての彼は、表面には出さずとも挫けやすい上に引きずるので面倒なのだ。
「いやー、睦言や殺し文句ならいくらでも言えるんですけどね。純粋に口説くのはあなたが初めてなもので」
「ぎゃー、最低!」
今までずっと、体ばかりで真剣なお付き合いをしたことがないと暴露しているようなものだ。
正座したまま、じりじりとアニスが後退すると、ジェイドは一々傷ついた顔をした。ああ面倒臭い。
「あーもう、いいですよ、怒りませんから。名誉ある口説かれさん一号になれて光栄です」
ここに来て脱線しかけているのに気づき、軌道を修正する。
最低は最低だが、アニスは今までの一人に組み込まれないと証明されたし、初めてと言われて嬉しかったりもする。こちらも初めてだから。
「二号なんてありませんよ」
二人はやっと笑顔になった。さて、今ほど口説くのにぴったりなタイミングもない。のだが。
「……」
「……」
「ちょ、まさかこのままうやむやにする気ですか。せっかく雰囲気も上手いことできてたのに」
「やっぱダメですか」
「ビンゴかよ!」
「なかなか恥ずかしくて」
「むー、アニスちゃんもお手伝いしてあげますからあ、いい加減ちゃっちゃと言って下さい。このままじゃ朝になっちゃう」
「助かります」
「しょうがないなあ。じゃあいきますよー、アニスちゃんは大佐が」
「私はアニスを」
「「せーの」」
「愛しています」「だぁいすきです」
「……」
「あれっなんか好きからパワーアップしてるんですけど……
って、いやっ、そんなわかりやすく落ち込まないで下さい! 今どき体育座りって、のの字って!」
どよんと暗い影を背負って、爪先を壁につけて座る彼に慌てて駆け寄る。
ジェイドの爪先を跨いで壁を背にして、アニスは狭い隙間に座った。体を壁から起こして、彼の膝頭に手をおく。
加えて、膝頭から足首までに体を寄りかからせ、だめ押しに目をうるうるさせて顔を近づけた。
「大好き、じゃ不満ですか?」
「はい」
「きっぱり!」
「私はピオニー陛下が大好きです」
「うわぁ」
「ネフリーも大好きです」
「ふへぇ」
「バルフォアの両親やカーティスの両親も大好きです」
「はあ」
「ネビリム先生も」
「はあい」
「サ、いやあれは違うな。ルークにガイ、ナタリアにティアやミュウ、みなさんが大好きです」
「はい」
「当然イオン様も」
「イオン様は私のです! あっ違っ、私はイオン様のです!」
「………」
「はうあっ、大佐、頭からきのこがっ!」
「腐りますよ」
「手遅れです」
「とにかく、大好きな人は私にもたくさんいます。ですが」
額がくっつきそうになるまで近寄られ、もう目線を外すことは許されなくなった。
この先が読めたアニスはこっそり悔しがる。さっきは好きが言えなかったくせに。
「愛しているのはあなただけだ」
読みを見事当てたアニスは深々とため息をつく。ここまで言われては仕方ない。
「えっと、私も、パパとママが大好きです。イオン様も大好き。ティアもナタリアもルークもミュウもガイも。
教会の友達や陛下、トクナガ。あ、もちろんガルド。おまけにディスト」
「ちょっと行ってきます」
「どこへですかそんな物騒な槍持って」
「ゴキブリ駆除に」
「もう、これから大事なこと言うのにい。聞き逃したって二度と言いませんから」
アニスが頬を膨らませると、彼は大人しく座り直した。意外と扱いやすいなこいつ。
なんでもない風にジェイドを見上げて、アニスは伝えた。
「愛してますよー、大佐ぁ」
こういった儀式(愛の告白なんてアニスは言わない、断じて!)(でもジェイドは言う)を経て、次の日から二人はレールの上を爆進することになる。
儀式を終えた二人は幸せそうにべたべたしていたが、風呂がまだだったのでアニスはじきに部屋に帰った。
入浴を済ませたらまた来てくれるかもしれないとジェイドは期待していたが、
アニスはそのまま眠りこけ、再び顔を合わたのは朝食の席で、そこにはみんながいた。
腹ごしらえも終わり、また世界をひっくり返すような旅の一日が始まった。
最後尾を歩くアニスの横には当然のように彼がいる。
特にそれを気にするでもなく歩いていると、するりと手に手が滑りこんできた。
ぎゃっ! と短い悲鳴を上げて青いグローブに包まれた手を振りほどく。
「つれませんねぇ」
それにアニスが言い返すよりも早く、前を歩くナタリアが何事かと振り返った。
「アニス? どうしまして?」
「あっ、ううん、なんでもない。えっと、ちょっと、なんか」
「ちょっとこけそうになったんですよね」
平然と嘘をついてジェイドが差し出した助け船に、てめえの仕業だろうがという文句を飲み込み、アニスは乗っかった。
「そうそう。アニスちゃんとしたことがうっかりしちゃってて」
自ら頭を小突くアニスに、ナタリアは優雅に首を傾げた。
朝の太陽に照らされ、ナタリアの金髪が一層輝くように縁取られる。眩しさにアニスは目を細めた。
「そうですの? お気をつけて。この道は舗装されていませんから、転んでしまっては大変。傷になってしまいますわ」
ナタリアの気遣いが、アニスに罪悪感となって突き刺さる。
「うん、ありがと、ナタリア」
ナタリアは視線をスライドさせ、ジェイドを見上げた。
「ジェイド、しっかりアニスを見ていて下さいませね」
何故そうなる。
「そうですね、怪我をしては大変ですから、しっかりと見張っておきます。そうだ、念のために手でも繋ぎますか」
何故そうなる。
ジェイドはたった今思いついたかのように、いけしゃあしゃあと言ってのけた。
「そうして頂きましょう、アニス。それが一番安心ですわ」
頷くナタリアにアニスは頷き返せず、次いで差し出された手には呻き声をあげた。
過程は彼が考えていたものと違ったが、最終的にはアニスの手を握ることに成功したジェイドは至極ご満悦だった。
「賢いですね、さすがはアニス。こうした方がみなさんに隠してこそこそせずに、堂々とできると計算したのでしょう。
それなのにつれないなんて言ってしまってすみません」
近年まれに見るポジティブシンキング。どこかの大佐じゃあるまいし、そんなしょうもない計算をアニスはしない。
これだけでも勘違いもいいところなのに、堂々と、ときた。
二人は未だ最後尾にいるので、こうしているのを知っているのはナタリアだけだ。
これ以上堂々とはできない。他のみんな、それもイオン様に知られたら、とアニスはひやりとした。
あ、いや、でも、と前を歩く主の背中をアニスは見つめる。
妬いて欲しい訳ではないが、きっとイオン様は今の二人を見ても穏やかに笑うだけだろう。
相変わらず仲がいいですね。幻聴レベルにまで安易に想像できる。
「アニース」
名前を呼ばれ、渋々と見上げると、朗らかな笑顔をした彼に手を握り直された。
唇を尖らせ、アニスは自由な方の手でジェイドの指を外しにかかる。
「離して下さいーっ」
「何故ですか? 私達、もうそういう仲でしょう?」
ジェイドはますます力強く、ただ包んでいただけの手を、アニスの指と彼の指とを一本ずつ絡める繋ぎ方に変えた。
俗に恋人繋ぎと呼ばれるが、彼のはそう呼ぶには甘さのかけらもない。まず気合いと力が入り過ぎだ。
両者が同時に力を抜かなければ解けない、つまりどちらかが離そうとしても、
もう片方がそれ許さなければ逃れられない繋ぎ方。いわばこれは、指ギロチン。
「うわ、きもちわる……じゃなくて、確かにそうですけど……って、そうじゃなくって!」
爪を立てて甲をつねってやる。するとようやく彼は彼女の手を離した。
鋭い目付きでアニスはジェイドを睨みつける。そもそも二人の考え方が真逆なのだ。
もう以前の、親子のようで、気の置けない悪友といった気楽な仲ではなくなったのだから、人前でじゃれあうのは控えたい。
だってみっともないし、恥ずかしいではないか。というのがアニスで、
やあっとそういった仲になれたのだからもっといちゃいちゃするべき!するべき!がジェイドだ。
「夜あんなにべたべたしたのに、みんながいるのに、お昼なのに、今することないじゃないですかっ」
ここに来てようやくジェイドは、アニスの主張が彼のものとは違うことに気づいた。
「ああ、アニスは照れ屋さんなんですね」
「そゆこと。大佐とは違って奥ゆかしいんです、恥じらいがあるんです」
やっと通じたか、とアニスがほっとしたのはつかの間、何故だか彼はにたりと笑った。
「ははあ、つまり」
日光が反射して、押し上げた眼鏡が白く光る。
「二人きり、夜なら構わないと」
「ぐあっ」
アニスは大きく飛び退いた。いや、確かに彼の言う条件下なら、手を繋ごうが構わない。
彼女とて、引っつきたくないわけではないのだ。好きなのだから。
間違ってはいないのだが、しかし彼のその言い方ではまるで……
「アニスはいやらしいですねぇ」
「くっ、くたばれぇー!」
トクナガを大きくするのも忘れて、アニスはジェイドの弁慶を目がけて右足を繰り出した。
操の危機をびしばし感じたアニスだったが、一ヶ月が過ぎても決定的なことは何もなかった。
ジェイドは誰も見ていないところでアニスの頬をつついたり、髪に指を絡ませたり、
膝に乗せたり、抱きしめてみたりするだけだ。
スキンシップ過剰とでも言おうか、それだけで留まっている。
彼はアニスとの触れ合いを貪欲なまでに欲しがっている割には、その先にあるはずの性的なことには素振りすら見せないのだ。
「あの……別に、おでこだけじゃなくても、その」
寝る前、アニスの額に口づけるのが新しい習慣になりつつあるジェイドに、
彼女は彼の唇が離れたばかりの額を押さえておずおずと言う。
もじもじするアニスを凝視して、一つ瞬きをする間だけ止まった彼は、くっ、とふき出した。
「なっ、なん、なんで笑うんですか! ひどい、信じらんない、子ども扱いしてばかにして、大佐なんかもう知らない!」
相手にされなかったことに恥ずかしくて悔しい思いをし、アニスは顔を真っ赤にして怒る。
勢いに任せて枕を投げつけるが、あっさりと止められてしまった。
「ああ、すみません。確かに子ども扱いは否定しませんが、決して馬鹿にはしていませんよ。許して下さい」
口では謝るが、態度では悪びれもせずにジェイドは嬉しそうに笑みを深くして、今度は頬にキスした。
「そういうのをばかにしてるって言うんですよこのおっさん!」
一体いつになったらまともなキスをするんだ、と続くはずだったアニスの言葉は、喉の奥に飲み込まれた。
「ほーう」
いつもは口づけた後、かき上げたアニスの前髪を丁寧に下ろす大きな手が、アニスの肩に添えられた。
そこを軽く押され、真っ赤な目に射抜かれたこともあって、体中の力が抜けたアニスはベッドに沈んだ。
やば、おっさんは地雷だったか。
顔面から笑みを消失させたジェイドは両手を、アニスの傍らに挟むようにしてつき、ぐっと体を倒してきた。
「あ、あの」
緊張に震える声も、赤くなったり青くなったりする顔も見られたくなくて、アニスは顔をシーツに埋めようとする。
が、ひんやりとした手が彼女の頬を包んでそれを妨げた。
恐る恐るその手の持ち主を見やると、いつになく真剣な表情をした彼と目線がぶつかる。
ますます体が強張り、狼狽えるアニスの頬に添えた手を、ジェイドは。
ふにっ。
「…………は?」
揉んだ。
「えっ、えっ」
ふにふに。
「え、ちょっと、なにこれ」
ふにふにふにふにふにふに。
「いやあの、たいさ」
みよ〜ん。
「ひゃにひゅるんれふかぁ」
彼はアニスの抗議を聞き流し、引っ張ったり戻したり、円を書くように撫でたりと好きなようにいじり続ける。
気がすむまでアニスの頬をこね回したジェイドは、顔面に笑顔を復活させて体を彼女の上から起こした。
「察して下さい。子ども扱いするなと言われましても、実際に世間から見たあなたはまだ幼い。私も捕まりたくありませんし」
ベッドに腰掛けて見下ろしてくるジェイドに、アニスは先ほどとは違った意味で力が抜ける。
「それって、私が大人になるまで手ぇ出さないってことですか」
「そういうことです」
肩透かしを食らってぐったりとベッドに身を沈めたままのアニスにジェイドは手を差し出す。
アニスがのろのろと手を伸ばしてそれに重ねると、彼はアニスを一気に引っ張り上げた。
「さて、今日はもうお休みになって頂いて結構ですよ。ティアとナタリアが心配します」
「はあ、なにそれ、さんざん好き勝手したくせに、なんか………あーもう。そうする、もう寝ます。お休みなさーい」
「お休みなさい。良い夢を」
今日もまた過剰なスキンシップだけで終わったことに安心とほんの少しの残念を抱えて、アニスはドアノブに手をかける。
部屋を出ていくその背中に声が投げられた。
「気長に待ちますから、そう急かさないで下さい。たとえあなたが一刻も早く私に濃厚に愛されたいと「きしょいわ!!」
それから更に一ヶ月、じれったいにも程がある触れ合いを続けていく中で、アニスはジェイドのある習慣に気づいた。
週に一回、彼は皆が寝静まってから一人起き出し、こっそりどこかに出掛けるのだ。
そして皆が起き出し、朝食の準備をしている時に、朝の散歩から帰ってきたかのように見せかけてパーティーに紛れてしまう。
他のメンバーは彼が夜に抜け出しているのはもちろん、散歩の頻度が週一であることにも気づいていないようだ。
誰よりも彼を見ているアニスだからこそ気づいたと言えよう。
帰ってきたジェイドからする甘い匂いは、より早くアニスに勘づかせるのを手伝った。
彼の軍服から、ティアの次に羨ましい彼の髪から、優しくて甘い香りがするのだ。
「はっはーん」
コーヒーを啜るジェイドを離れた席から見つつ、アニスは呟く。
隣でアニスの淹れた寝覚めのホットミルクを飲んでいたイオンが首を傾げた。
「アニス?」
「いえっ、ただの独り言です」
慌てて首を振り、朝食を再開したアニスは、トーストをかじりながら頭の中を整理した。
誰にも何も告げずに夜脱け出す男、その頻度は週に一回。帰ってくるのは朝、服と髪からする甘い香り。
これはもう、もうもうもう、ここまで揃えばあれしかないだろう。うん、女の人だ。
いくら世界のために走り回る旅をしていても、禁欲生活を強いられている訳ではない。
大人だし、男だしで、アニスには解らないあれやそれが、それは色々あるのだろう。
パーティーには他にも男性がいるが、
イオン様はそんなものからは一番離れた場所にいらっしゃって、ルークはまだお子様、ガイなんてそれ以前の問題だ。
アニスにぶつけられないものを他所でどうにかしている、きっとそうだ。
あの甘ったるい匂いは女の人の香水が移った、絶対そうだ。
ここまで考えて、アニスはにやにやが押さえきれなかった。
アニスちゃんったらもしかしてもしかすると大佐の弱味握っちゃった?
にやりと笑うアニスには、彼や見えない女性達への嫉妬や憎みといった類いの感情は微塵もない。
やきもちすら焼かないのは、それはいくらなんでもどうだろう、と彼女自身思わないことはない。
のだが、ジェイドの気長に待つ発言を聞いたアニスは自分を可哀想だとは思わなかった。
むしろ、随分と年の離れた彼女を好きになってしまったお陰で、彼やその女性達の方がお気の毒だとちらりと思ったくらいだ。
あちこちを移動している中での出来事なので、お相手は固定されておらず大方その場その場でとっかえひっかえしているのだろう。
その割には彼からする香りはいつも同じだったが、ある企みを思いついたアニスはその重要な点には全く気づかなかった。
今のアニスを占めるものはただ一つ。
これをネタにしてお金ふんだくってやろう。
この子たくましい、たくまし過ぎる。
知れば誰もがそう思わずにはいられない魂胆を胸に、アニスは好機が訪れるのを数日間待ち、
とうとうやって来た勝負時に、彼女はジェイドに向かっていった。
時刻は昼と夕方のど真ん中辺り、宿に早めにチェックインした一行は、各々好きなように出掛けている。
部屋に残っているのはアニスとジェイドだけ。
それまでベッドに腰掛けて本を読んでいた彼は、アニスが近寄ると栞も挟まずにそれを脇に置いた。
「たーいさぁ」
すかさず彼の胸にダイブして、彼の首に己の腕を絡める。
「どうしたんです、珍しい。今日は甘えたさんですね」
しっかりとアニスを抱き止める。
ジェイドに親密な触れ合いを求める時のアニスは、普段の明るさを引っ込めて、
ためらい勝ちに彼の軍服の裾を掴んだり、髪を軽く引っ張ったりして合図するのだ。
それが今に限って、普段と同じように振る舞うので、彼もこれは何かがあると思ったようだ。
「あのねあのね、アニスちゃん、おこづかい欲しいなあ」
腕をジェイドの首からほどき、軽く握った両手を口元に持って行って首を傾ける。お得意の猫かぶりポーズ。
「さあて、どうしましょうね。あなたが私を階級ではなく名で呼んで下されば考えます」
彼の意図するところがすぐには解らず、二回瞬きをして、ようやく理解したアニスは頬を赤く染めてベッドから飛び退いた。
その反応にジェイドは薄ら笑いを浮かべて小首を傾げ、アニスを見やる。
堪らずにくるりと背を向けるが、それすら彼にしては可愛くて仕方がない。あーかわいい、ほんとかわいい。
「わ、私知ってるんですから」
思いがけず出鼻を挫かれたが、照れをごまかすためにも仕切り直す。
「大佐が週一で夜な夜などっか行ってるの」
トクナガの下で手を組んで部屋の中をゆっくり歩く。
「みんなびっくりするだろうなぁ、大佐が隠れてこそこそ何してるか知ったら」
喋るごとにいつもの調子を取り戻し、意地悪な声をする。
「イオン様達にチクっちゃおっかなぁ」
そしてとどめの一言。
「大佐もまだまだお若いですねー」
踵に重心を移動させ、首だけで振り返る。
一瞬だけ考える表情をしたジェイドは、次に合点のいったように目を少し大きく開き、そして最後ににっこりと笑った。
「アニース、あなた、私がどこで何をしていると思っているんですか」
「え? そりゃあ……」
あれなお店であれなことでしょ、とアニスは言おうとして、動きが止まる。
この反応、ひょっとして間違った推理をしていたのだろうか。
ジェイドは再び首を傾げ、にこやかな笑顔でアニスに先を促した。
「……カジノ?」
思った通りを口にすればまずいことになると敏感に察したアニスは、それらしいところを挙げる。
が、ジェイドは首を縦にも横にも振らない。
「お酒?」
困ったアニスが苦し紛れに言うと、ジェイドは大袈裟にため息をついて首をすくめた。
「ばればれですよ。大方私がいかがわしい店に通いつめているとでも思ったんでしょう」
推理が違っていたことが確定し、アニスはびしりと固まった。
「本当、アニスはいやらしい子ですねー」
口角を上げて意地悪く笑う彼に、ぼんっ、とアニスは一気に顔を真っ赤にした。
「ちっ、違う、思ってない! カジノとかお酒とかって思ってました!」
彼女が声を張るのにも構わず、先ほどの十倍返しとばかりに彼はちくちくぐさぐさ続ける。
「皆さん驚くでしょうねぇ、アニスが私にどんな疑惑を持っているのか知ったら」
「是非ともイオン様に教えて差し上げないと」
「まあでも、アニスは思春期ですからねー、お年頃ですもんねー、すーぐそういう思考になっちゃうのも仕方ありませんよねー」
ジェイドが言葉を重ねるごとにアニスの顔がどんどん赤くなる。
仕舞いにはぷるぷると震える彼女に彼はたいへん気を良くした。
そしてとどめに一言。
「いやー、若い若い」
「いっ……」
限界点突破。
「いーやー!」
その場にうずくまり、アニスはじたばたする。恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!
「もうむり、はーかしい! やだ、せくはらー! うにゃあああああ!」
じっとしてなどいられずに、床をごろごろ転がる。
「うわあーん! もうほんっとーにっ……はれ?」
ベッドや壁にぶつかる前に、それよりかは柔らかいものにぶつかった。
顔を覆っていた手と指の間からそーっと見上げると、ジェイドが真上から見下ろしている。
アニスがばたばたしている隙に近くに移動していたらしく、彼女は彼の足にぶつかったのだ。
「それで?」
部屋の灯りが逆光になってアニスにはジェイドの表情が良く読めなかったが、声は僅かながら怒っている風に聞こえる。
「恋人が浮気をしているかもしれないというのに、あなたは嫉妬どころか脅迫ですか。
前々から知っていましたけれど、なかなかいい性格をしていますね」
「こいび……。た、大佐ほどじゃありませんよぅ。それに、結局私の勘違いだったみたいだし」
「傷つきました。つまりあなたは私が他の女性と仲良くしていてもどうでもいいということですね。
あまつさえそれをネタにお金を巻き上げようとするなんて。私よりもガルドの裏の肖像画の方がお好きだと」
「えっ、いや、そんなことは…………いや? いやか? えーと、うーんと」
「なっ、この期に及んで迷っているだと……いやでも即答でうんって言われなかっただけ進歩した? のか?」
双方疑問符をまき散らす。先に我に返ったのはジェイドで、床に転がったままのアニスをひょいと抱き上げた。
「ふわっ」
間の抜けた声を上げるが、それを彼が気にする訳がない。
トクナガを取り上げられ、ベッドに丁寧に仰向けに寝かされる。
慌てて起き上がろうとすると、両方の手首を捕まれた。
その手首をシーツに押さえつけるだけでなく、彼はベッドに膝をついてアニスに覆い被さってきた。
「ええええあああの、きなきょなきっきき気長に待つんじゃ!?」
「気が変わりました。そもそも私は気が短い方なんです、今思い出しました」
慌てふためくアニスをジェイドは満足げに見下ろす。
「かといって怒りに任せて嫌がるあなたを無理矢理に、というのは避けたいので、一応意思確認を。
いえ、それもまた一興ですが今することではありませんしね、次の機会にでも」
とんでもないことを口にして、彼はぎりぎりまでアニスに顔を近づけた。
「どうです、私と一戦交えませんか」
「う、え、あ、その……」
かつてない程近く、薄いガラス越しに赤い目がアニスを写す。
これひょっとして譜眼発動してるんじゃ。
だって、だって、つい頷いちゃいそうだもん。いや、ほんとは違うんだけど、つい、とかじゃないんだけどさ。
おろおろするアニスをじっと見つめたのち、ジェイドは微笑して体を起こした。
なんだかアニスがこんな風に狼狽えるのを予想していたように見える。少なくとも呆れているのではない。
これで質の悪い戯れで終わる、はずだった。
例の甘い香りが鼻をくすぐり、それを感じたアニスは解放された手で、反射的に離れていく彼の服の裾を握っていた。
ジェイドは伸ばされたアニスの手に、アニスは手を伸ばした己に驚き、固まる。
何が起きたか解らないように、彼は彼女の指先に釘付けになり、そして眉根をほんの少し寄せて笑った。
「アニース。ここでその行動は、私に都合のいい勘違いをさせてしまいますよ」
「………」
喉が乾いて声が出ない。心臓がばくばくしている。頬が手が胸が熱い。
まともに彼に視線を向けられず、ぎゅうっ、とより強く握り締める。
俯いたまま頷くことすらできないアニスの豊かな髪の間から、痛々しいほどに赤くなった耳が覗く。
ジェイドは口を顎ごと片手で覆った。
反対の手は後頭部の髪をかき混ぜるようにかく。軽く寄った眉は下がり、目線は部屋の一角に注がれている。
俯き勝ちにびくびくしながら、アニスはジェイドを見る。どうも彼は予想外の出来事に戸惑っているらしい。
いや、恐らくは戸惑いだけでない。
て、照れてる?
穴が空くほど見つめないと気づかないレベルで、頬が赤いようなぴんくのような全くそんなことはないような。
「アニィース……」
瞬きを何回も繰り返しながら彼を見つめていたアニスは、地を這うような声での呼びかけに肩を跳ね上げた。
お互い遠慮がちに目線を絡ませる。
子どものわがままをたしなめるような口振りのくせに、
困りきってアニスに主導権を委ねて己から動くのを避けているのだ。アニスを傷つけないために。
赤い果汁が滴り落ちてきそうな目を見つめ、アニスは唇を開く。
「……か、かん、勘違い、じゃ、ない、です、よ………」
喉の奥からどうにかこうにか絞り出した声は、こんな状況でなければ確実に彼に笑われるくらいに震えてか細かった。
ジェイドは乱暴に頭をかき、最後に髪を一撫でして、ベッドに手をついてアニスに顔を寄せる。
「いいんですね?」
そう確認する彼は、駄目だと言えばあっさりと止めるのだろう。
彼女はまぶたをきつく閉じることで決意を表した。
アニスはアニスの意思をもって、小さくではあるがはっきりと頷いたのだ。
ゆっくりと空気が動いたのが解る。リラックスさせるためだろう、最初に固く閉じたまぶたに唇を落とされた。
慣れてしまった心地よい感触にまぶたと指先に込める力を緩める。
続いて唇に降ってきたそれに、アニスは頭の裏にぴりぴりと走る痺れを感じた。
父と母がしてくれるような愛情たっぷりなキスに、もっと別の感情が加えられている。
長い間唇を合わせたままだったが、やがてジェイドに舌先で唇を撫でられた。
貝のように閉じていたそこを薄く開くと、随分と遠慮がちに舌が入ってくる。
割れやすい飴を口にしているように丁寧にアニスのものと絡め、くすぐるように上顎にも這わせる。
これでもアニスだって知識ばかりが先に立つだけの今時の女の子だから、キスというものに年相応に憧れを抱いていた。
ふわふわしていて柔らかくってあったかくって、マシュマロをいっぱい貰った時みたいに幸せな気持ちになれるもの。
ところが、実際は違った。
皮を剥いたザクロのように真っ赤でざらざらしていて、でもぬらりともしていて、
口の中と脳みそを優しくぐちゃぐちゃに支配されるものだった。
酸素が足りないというよりも、胸がいっぱいになって苦しくなり、裾を握っていた手をジェイドの胸に移動させた。
そのアニスの手に己の手を重ね、ジェイドは彼女の唇から名残惜しそうに離れる。
二人の間に唾液が糸を引いた。
それが唇の端からも垂れるのを感じ、アニスは赤ちゃんみたい、とぼうっとする頭の隅で思う。
ジェイドはグローブを外して親指でアニスの口元を拭い、次にアニスの手を包む白い布も取り去る。
彼の左手と彼女の右手で指を指と絡ませ、ジェイドは剥き出しのアニスの肩に触れた。
「嫌なら嫌だと言うこと。解りましたか?」
ぼんやりとしたまま頷くと、肩に置かれた指に少しだけ力が入った。
「本当に? では練習しましょう」
え、練習って何を、どうやって。
不安がるアニスをよそに、ジェイドは近くにあったハンカチをてきぱきと細長く折り、彼女の目の前に掲げた。
「嫌、は?」
アニスが嫌がることをして、それで彼女が嫌だと言えるか確認したいのだろう。
この布で何をするつもりなのかは解ったが、咄嗟に言葉が出なかった。
不合格。頭を一周して、後頭部で緩く結ばれる。
「た、た、た」
視覚を奪われ、アニスは暗闇の中に放りこまれたような孤独を覚えた。
「やだ、やだよ、たいさ……や、いや……い……」
今よりもっと幼い頃、借金取りがほとんど毎日やって来ていた夜を思い出す。
アニスちゃんはここでじっとしていてね、と母にベッドの中にいるように言われ、ひとり部屋に取り残される。
暗闇の中、アニスの頼りは母の作った人形だけだった。
あの時のように、アニスは小さな震えを止められない。
目隠しはすぐに外され、視界が明るくなるのと同時にきついくらいに抱きすくめられた。
「今更ですけど犯罪ですよね、これ。改めて痛感しました」
小さな子どもをあやすように、ぽんぽんと優しく背中を叩かれる。
「今更過ぎますよぅ」
涙声になりながら笑ったアニスが、おちゃらけた口調でさっきの記憶を語ると、ジェイドはますます強く彼女を抱き締めた。
「ねぇアニス、やっぱり」
止めましょうと彼が続けるのを、アニスは遮った。
「アニスちゃんは嫌なら嫌ってちゃんと言える子です。さっきはちょっと遅れちゃっただけ。だから……」
ジェイドの背中に手を回す。
「だから、なんですか?」
「ええっと、その、だから……あの……って、察して下さいよ! それともわざと言わせたいんですかぁ?」
アニスがぽかぽかとジェイドの背中を叩く。
「すみません、そういうつもりでは。ああ、ですがそれもいいかもしれません。アニスの誘い文句を受けるのも」
「さ、さそいもんく」
ジェイドの肩に唇を押し付けたまま、アニスは目を白黒させる。
私が。誘い文句。えっと、どうしよう。
散々悩んだ後、アニスはもぞもぞ動き、ジェイドの胸の中へと体を落ち着かせた。
胸に手を当てて、深呼吸。
そこに辿り着くまでにあっちこっちに視線をさ迷わせたが、最終的には彼をすぐ下から目だけで見上げる。
図らずも気後れから上目遣いになった。
「た、たい、や、えっと、あぅう……じっ、じぇい………ジェイド」
それはもう頑張って名前を呼んだアニスに、次に何を言えば文句が完成するのかと考える隙も与えず、
ジェイドは彼女をぎゅうぎゅう抱き締めた。文字通り締めるほどの力で。
「はぅっ」
いきなりのことにみっともなく声が上がるが、それでも力は緩められない。
「ぐ、くるしー、たいさぁ」
これはあれだ、可愛いものを見つけた時のティアだ。
皆に隠れて(が、全員にもろばれだ)こっそりミュウを抱き締めているティアの姿がよぎり、大佐と一緒にしてごめんと思わずティアに謝った。
ようやく回された腕から力が抜かれた。
「つぼを心得ていると言うか、タイミングがいいと言うか、ひょっとして計算してますか」
「してませんー」
頬を膨らませると、ジェイドに人差し指でつつかれる。それで空気が抜けたように、アニスはつつかれた頬を引っ込ませた。
額をつき合わせて二人でくすくす笑って、すっかり緊張がほぐれたところで、ジェイドはアニスの教団のお仕着せの前を首筋が見えるまで開いた。
喉の近くに口づける。
アニスの肩がぴくりと揺れた。
「嫌なら言って下さいね」
「ううん、嫌じゃないよ、くすぐったいだけ。です」
こんな時まで律義に敬語を使おうとするアニスが可愛いらしい。ついでにその律義さがこれから吹っ飛べばよりいいなあと彼は思う。
舌を突き出して鎖骨を撫でるとびくりと大きく震え、音をたてて首筋に吸い付くと唇を固く結んで顔を背ける。
「これ……」
一つ、アニスの肌に小さな花のような跡をつけると、彼女は彼の熱の移ったそこを手で押さえた。
何よりもアニスに嫌われるのを恐れているジェイドは、そこを押さえたまま何か考え込むアニスにちょっとだけ慌てる。
「嫌でしたか、すみません。その、言い訳にもなりませんが、襟を閉めれば隠れる場所ですよ。その辺ぬかりは」
「私も」
「はい?」
「私もしたい」
「は」
アニスの言うところが解らないジェイドだったが、構わずアニスは彼の軍服の襟を小さな手で開いた。
「アニス、あの」
ぐいぐいと広げ、アニスと同じように首を外に晒す。
「えっーと、こう、かな?」
ちゅうっと音を立てて、アニスは唇を彼の首に押し付ける。
全く予想していなかった展開に固まったジェイドを、己の技術では大したリアクションは望めなかったかとアニスは軽く腕を組む。
「むう」
「あの、アニス、これは一体」
「えー、だって、大佐だけずるいじゃないですかぁ。
こういうのって所有印って言うんですよね、これは私のものですよーっていう印」
アニスはもう一度、と挑戦する。
「大佐が私にそれつけるんなら、私も大佐につけないと」
が、それでもアニスには跡はつけられなかった。仕舞いにはほとんど噛みつくようにする。
「でーきた」
「歯形じゃないですか」
「いーの、これから上手くなるもん」
ぷんだ、と横を向いて唇を尖らせるアニスはたいそう可愛いらしいが、
なんというか、こういう場面ではもう少し、先ほどまでのしおらしいままでいてくれないものか、と思う。
己がどうこうするより先に、すでに敬語解除されているし。
彼女らしいと言えば、これ以上らしい態度はないが。
そっぽを向いたアニスの気を引くためにも、目の前にある形のいい耳を食む。すると、ひゅっと息を飲んで体を小さくした。
「弱いんですか」
声に出さずに、知らないと結んだ髪を伴ってアニスは首を横に振る。経験がないのだ、どこが弱いかなんて知るはずがない。
ジェイドは淵をなぞり、奥へと舌を差し込んだ。背骨に沿って電気が走ったような感覚になる。
「………あ……」
初めて唇から零れた上擦った声に、アニスは驚いて両手で口を覆った。
しどろもどろになるアニスを安心させようと額に口づける。
ジェイドはアニスをベッドに沈め、再び彼女の襟に手を伸ばす。
隠れていたところが冷たい空気に晒されて居心地が悪い。
キャミソールをたくしあげる彼の口角が僅かに持ち上がったのを目ざとく見つけ、アニスは一層赤くなった。
「いっ、今、揉みがいのない胸って思いました!?」
「いいえ」
「うそ、絶対つまんないって思った! ぺったんこって!」
「いーえ」
普段その話題でティアをいじり倒している分、己の体の未熟さからくる羞恥に耐えきれず、アニスが涙目で睨みつける。
が、彼女にそうやって睨まれるのが楽しくて楽しくて仕方ないとばかりにジェイドは笑った。
その笑顔に擬態語をつけるのなら、ふにゃり。死霊使いが形無し、部下たちが見たら幻滅ものだ。
「全く逆です。むしろ私は小さい方が揉みがいがあると思います、成長を促進させるという意味で。
ええ、あなたのためなら助力は惜しみませんよ」
「たいさぁ………なーんて、流されませんよ! やっぱちっちゃいって思ってんじゃないですかー!」
「ティアがメロンなら、さしずめアニスはさくらんぼといったところでしょうか」
「しっ、しね、死ね! 変態ロリコン鬼畜ロン毛軍オタ中年セクハラ眼鏡!!」
言うに事欠いてそれか! じわりと瞳に涙を滲ませ、アニスが叫ぶ。
それに耳を傾けていたジェイドは、アニスが息を切らせると彼女の起伏に乏しい胸に頭を寄せた。笑顔のまま。
「ふへっ、なに……」
さくらんぼと称されたそこを、ぱくりとくわえられる。
軽く歯を立てられたと思ったら、いきなり強く噛まれた。
「いっ」
前髪を鷲掴みにして、思いっきり引き剥がす。眉一つしかめず、ジェイドはされるがまま口を離した。
「禿げたらどうするんですか」
「禿げろ! なにすんの!」
「あなたが酷いことを言うので傷ついてしまったんです。それはもう深く深く」
「だからって私本体を傷つけんな! あーもー、さいあく………って、ちょっとおぉお!」
「なんです、色気のない声出して」
そこに口づけられ、アニスは素っ頓狂な声を上げる。
「なに、なにすん」
「あなたとこうした取り留めのないやりとりをするのも楽しいのですが、重きを置くべきなのは会話ではなくこちらの方ですし」
「いや、そりゃそうだけどさ」
「これでもまだまだ序の口ですよー。アビスでいうところの、ナムコのロゴが出てきた辺りです」
「OPすら始まってないの!?」
あわあわするアニスをよそに、ジェイドは先ほど噛んだせいで赤く膨れたそこをねっとりと舐める。
「ひっ……」
与えられる刺激もそうだが、視界による衝撃も物凄い。
あのジェイドが、常に胡散臭い笑顔を浮かべて人をおちょくって遊んでいる大佐が、
敵からも味方からも恐れられ、たった一声で軍隊を動かし戦場を引っ掻き回す死霊使いが、
なあんの面白味もないアニスの胸を執拗に舐めるのだ。
金と呼ぶには些かくすんだ色の長い髪が、アニスの肌にかかる。
目につく赤い舌に全身が竦み上がり、何かにすがりつこうと手を浮かせた。
虚しく空を掴むと、その空気を握った手ごと彼の大きな手に包み込まれる。
「痛そう」
突起に触れるか触れないかのところで呟くジェイドに、誰のせいでとアニスは叫ぼうとする。
が、今度は冷たい息が吹きかけられ、ひりひりする感覚に妙な声が引きずり出されそうになり、慌てて唇を引き結ぶ。
腫れとは別に、ぷくりと立ち上がったアニスのそれを口に含むだけでは飽きたらず、
ジェイドは残った方を片手で押したり摘まんだり撫でたりした。
情けない声なんて出すまいと踏ん張っていたが、一層強く吸われ、とうとう熱い息が押さえきれなくなった。
「ふぁっ、んんっ」
きつく噛み締められて白くなっていた幼い唇が開かれ、本来の色を取り戻して喘ぐのを上目で見やり、ジェイドは目を細めた。
「ん、んあ、あ、いや、やめ……」
「はい」
「……ないで………」
約束通りに舌を引っ込める彼が、むしろじれったい。
アニスが震える唇で求めると、
「はい」
と先ほどもそうだったが、更に優しい声で返事をして再開させる。
なぶられるごとに、むず痒いんだか心地いいんだか判断できないものがアニスの全身に向かって広がっていく。
それだけでも厄介なのに、尚悪いことに、このひりひりは甘ったるい疼きまで連れてきた。
おへそを舐められた時により強く快楽を感じ、
膝頭をくっつけ、足と足の間に隠されたそこに忍び寄るむずむずをやり過ごそうとする。
そんなアニスの様子に彼は一旦手と舌を休め、体を起こした。握っていた彼女の手を解放する。
「あ、だめ」
離れていくジェイドの手を止めようとして、しかし遅れてしまったアニスの手は宙をさ迷う。
その小さな声に、彼は彼女の膝頭にかけていた両手を離した。
「ち、違う、そうじゃなくって……」
アニスが嫌がっていると思ったのだろう。小さな手をジェイドにつき出すと、長い指でそっと指先を撫でられた。
今度こそ捕まえ、指と指を絡ませて、ぎゅっと握る。
「こう、してて。ずっと、ぜったい離さないで……でね」
今から言うことはとても恥ずかしいことだ。
己のことも彼のこともまともに見れず、天井の隅や照明や壁に視線を走らせる。
が、結局はジェイドの目を見て、まぶたを伏せ勝ちに、小さく小さく呟く。
「……たぶん、たぶん嫌じゃない、から。だって、だって大佐だもん。だから……」
この先は言わずとも解るだろう。というか言いたくないから解って下さいお願いします。
アニスがますます頼りない表情でジェイドを見ると、完璧に固まっていた。
あれ、これひょっとして息してないんじゃ。そう思うくらいに微動だにしない。
「あの、でも、あ、あんまり……その、いじわるなこと、しないでね………」
そこまで驚かれると、ずっと感じていた羞恥が大きくなってしまう一方で、アニスは縮こまってごにょごにょと続ける。
たっぷり一分間は停止し、焦れたアニスに髪を引っ張られて我に返った途端、
体の上に降ってきたジェイドに彼女はきつくきつく抱き締められた。
またか。
「アニス、かわいいっ!」
ティアか。
「あ、ありがと」
たいさ、キモいっ!
と正直に叫んでも良かったが、さっきの一言に全力投球したのと、
ジェイドのこの反応に心底疲れたアニスには的外れな礼をするのが精一杯だった。ティアまじでごめん。
頬擦りまでされて、脱力どころか口から魂が抜けそうだ。
心行くまでアニスをぺたぺたしたジェイドは、彼女のお願いを守ってしっかりと片手を指ギロチンにして、上機嫌に彼女の服の前を全て開いた。
上半身だけでなく、それまでお仕着せに包まれていた下半身までもが、遂に明るみになる。
恥ずかしい、恥ずかしくて死んじゃいそう。
泣き出す一歩手前のアニスがジェイドを見上げると、それはそれはいい笑顔で見つめ返された。
釣られる形で笑顔を返しかけて、でも何がそんなに楽しいんだろうと首を伸ばし、アニスは口元を引きつらせた。
黒いスパッツに指がかけられていて、下着が覗いている。
さくらんぼ。よりによって、今日の柄はそれだった。
「いいい、いまいま今、がきくさいぱんつって思った! そんでやっぱりさくらんぼだって思った、ぜったい思った!!」
「嫌ですねぇ、そんなことは全く全然爪の先ほどこれっぽっちも」
「うそだー! ぜったいうそだー!!」
「むしろそこがいいのに」
「やっぱ思ってんじゃん! どーせ、どーせ私はお子ちゃまですよさくらんぼですよっ!」
「あなたのそういうところにも惹かれているんですよ。私は」
真っ赤になって叫ぶアニスが可愛くて可愛くておかしくなりそうな(既に大分おかしいが、本人は至って正気のつもりである)
ジェイドは肉球の素晴らしさに初めて気づいた人類のように、へにゃーとだらしなく笑って彼女のスパッツごと下着に片手をかけた。
ゆっくりと下ろされ、太ももをすり抜ける感触にすら何かを感じてしまう。
「たいさっ、手つきが、なんか、やらし……」
「アニスがやらしいから」
うっとりとした表情と声でそう返される。
いつものように咄嗟に言い返せなかった。
そうか、私ってやらしいのか。でも、大佐だって負けてない。
湿り気を帯びたそれは膝を通り過ぎ、片方の足首にだけかかって残る。
「ふえぇ……」
何も生えていない、つるつるのそこを隠そうと太もも同士を擦り合わせる。
「アニース、隠さないで」
「むり、そんなのむりだよぅ」
アニスは改めて己が置かれた状況を見つめ直し、目眩がした。
高く結った髪はほどかれず、でもぐちゃぐちゃになっていて、教団のお仕着せであるワンピースは全て前が開かれている。
白いキャミソールは鎖骨辺りで纏められ、その下の胸の突起は唾液でねたねた。照明を反射している。
ここまで開けっ広げにしているのならさっさと靴下も剥ぎ取られそうなものだが、膝上まであるそれは何故か無事。
それによって爪先から膝上だけが隠れていて、却って、なんか、なんか。
極めつけに片方の足首には引っかかっているスパッツと下着。柄は先ほども言った通り。
うああ、なにこれ。なにこのかっこ。
やっぱり、やっぱり大佐の方がいやらしい。
アニスをここまで乱した張本人は、彼女に襟首を開かれた以外そのままで、それが彼女をますます恥じらわせる。
髪もさらりと肩に流したまま、眼鏡さえ外していない。
「アニス」
彼独特の陽気で間延びしたものではなく、おまじないをかけるように大切に名前を呼ばれる。
ジェイドの手を、アニスは了承の意味をこめて握った。
彼は痛くない程度に握り返し、アニスと繋いでいない方の手をそこに伸ばす。
優しく指の腹で押され、びくっと足が跳ねる。
てっきりそのまま指で続けられると思っていたのに、触れたのは別のものだった。
「ひあっ!?」
濡れた舌が、ぴたりとアニスの割れ目の始まりに添えられている。
「嫌?」
そうやって、アニスが頷けないのを知っているくせに、ジェイドは尋ねる。ずるい、ずるい、ずるっこ。
首を横に振る代わりに、アニスはぎゅうっとまぶたを閉じた。
言葉にならなかった彼女の意思はちゃんと伝わり、行為は進められる。
ぴたりと閉じたそこをなぞり、入り口を探られる。
くすぐるように舐められて、ただでさえ力の入らない腰が更に抜けていく。
アニスがまたも唇を噛み、声はおろか息さえ止めているのに気づき、ジェイドは柔らかく笑った。
「息をして下さい。死んでしまいます」
太ももを撫でられる。
「……ぷは!」
いい加減苦しくなったアニスが水泳の息継ぎのように息を吸うと、彼はちゅっと太ももに口づけた。
そのまま吸われ、赤い華が咲く。
「んぅ……あ! そこ、隠れるとこ!?」
「どうでしょう。スカートで隠すには下過ぎますし、靴下で隠そうにもここまでは伸びないかもしれません」
「ぎゃっ、ひどい、いじわるしないでって言ったのに」
呻くアニスにくすり笑いを向けて、ジェイドは再びそこに唇を寄せた。
見つけた入り口に、舌を侵入させる。
「は、ぁんっ!」
内側の壁を擦られ、跳ね上がったアニスの足は空を蹴った。
頭の天辺から背骨を通って腰へと、快楽が走り抜ける。ぞくぞくしたそれは足を伝って爪先まで支配してしまった。
一筋、それまでなんとか耐えていた涙が頬を滑り落ちる。
「きゃんっ! ふぇ……」
ぐるりとかき混ぜられ、鼻にかかったような甘くて甲高い声が駄々漏れになる。
抑えが効かなくなった涙がぼろぼろ零れる。
「辛い?」
アニスは首を左右に振った。シーツの上で豊かな黒髪がぐちゃぐちゃになり、涙はその中に落ちていく。
力の入らないアニスの腕がだらりとしても、ジェイドは彼女の手を離さなかった。約束通りに。
彼の鼻で小さくて敏感な粒を押される。
くりくりと捏ねるようにそれを押し続け、舌は中から溢れてくる液をかき出す。
ジェイドの舌をきゅうきゅうと締めつけてしまっているのが嫌でも解った。緩めようにもそれができない。
「あ、やだ、も、いや」
はくはくと、陸に打ち上げられた魚のように酸素を求める。
「きもちい、から……だめ………」
「……それは、駄目な理由になっているのでしょうか」
苦笑しながらも、やっぱり舌を抜いたジェイドの髪に、アニスは指を通した。
「やだ、はなしちゃ、め」
指に髪を絡ませる。とろりと溶けきった瞳で彼を見つめた。
「どっちなんですか、もう……」
困ったように伏せられた彼のまぶたの淵が、ほんのりと朱色に彩られている。
「照れてる」
「………否定はしません。肯定もね」
手を握り直し、ぐ、ともう一度ねじ込まれる。
明確な意志をもった彼の舌はアニスをいじめ抜き、追い詰めた。
「にゃっ……たいさっ、へん、なんか、へんなの………やあっ、たすけて」
堪らなくなって髪と手にすがる。返されたのはより一層強い愛撫だった。
「は、ひゃあ―――ひあぁあっ!」
びくびくと一際大きな震えが止まらない、頭が真っ白になる。何も考えられなくなって、遠退く意識を必死に繋ぎ止める。
「ふにゃ……」
なんとか気を失うのは免れたが、泣き疲れたアニスのまぶたは重く、閉じそうになる。
だめ、寝ちゃだめ、起きてアニス、寝ちゃったら……
「アニス、今はゆっくりお休みなさい」
アニスが起きていないといけない理由であるジェイドに優しく囁かれ、ゆうるりと頬を撫でられる。
おやすみなさいと心で呟いて、アニスは意識を手放した。
「ただいまですのー、みゅ? ジェイドさんだけですの?」
扉が開けられると同時にミュウの高い声が耳に飛び込み、アニスは夢の底からふわりと浮かび上がった。
「ええ、むさいおっさん一人のお出迎えですみません。アニスなら眠っています。疲れてしまって起きていられないようなので」
部屋の入り口側のベッドに腰掛け、本を読んでいたジェイドは栞を挟んでそれを閉じる。
どうやら長い自由時間を終えて、皆が帰って来たようだ。
何回か瞬きをし、アニスは慌てて、だるい体にむち打って布団の中に頭を突っ込む。
ぐちゃぐちゃの髪はリボンがほどかれていて不自然ではないように、服も元通りに整えられていた。
「へえ、そっか、大丈夫か? 俺達が出かける時はぴんぴんしてたっぽいけど」
ルークが部屋の奥のベッドに目を向ける。
布団からは頭すら覗いていないが、小さな子ども一人分膨らんでいた。
「無理をして元気なふりをしていたのかもしれないわ。私達に心配させないように」
ティアもルークに続いて、アニスが潜った寝床を気遣った目で見やる。隣でナタリアが手を合わせ、
「いいことを思いつきましてよ。新鮮なお野菜が手に入ったところですの、
アニスのためにナタリアスペシャルスタミナ料理を作ります!」
ガイが抱えた野菜と果物が入った紙袋に手を伸ばした。
「アニスのためを思うなら、余計な……じゃない、そっとしといてやるべきだと思うんだがなあ……」
ナタリアがトマトを取り出すのを阻止できなかったガイが独りごちる。
アニスを含めたその場にいる全員がガイの言葉に頷く中、イオンは静かにベッドに歩み寄った。
「アニス?」
横を向いて寝ているアニスの顔にかかる髪をそっと耳にかけ、イオンは呼びかけた。
「………はい」
つむっていたまぶたを持ち上げる。アニスの大切な主は、
「ジェイドから調子が悪いと聞きました。大丈夫ですか?」
と腰を屈めて目線を合わせた。
大丈夫です。いやほんとは指一本動かせないほどだるいんですけど、犯人はそいつなんでイオン様のご心配には及びません。
「はい。大丈夫、です」
顔の筋肉を総動員して笑ってみせる。
イオンは表情だけで笑って、仲間達を振り返った。
続いていくつもの足音が聞こえたので、仰向けになるよう寝返りをうつ。
「本当に大丈夫?」
ティアが、アニスの顔にかからないように己の髪を押さえながら覗き込む。
「だいじょーぶだいじょーぶ。ごめんねティア」
「謝ることないわ。疲れた時は仲間に気を遣わないでゆっくり休んでいいのよ」
アニスが謝る内容はそれだけではないのだか、言う訳にもいかないので彼女はありがとうと頷いた。
ひょい、とティアの反対側からジェイドも身を乗り出してアニスを見下ろす。
目が合った瞬間、さっきまでの行為や、眠ってしまったアニスに彼が服を着せたであろうことが駆け巡り、かーっと顔が熱くなった。
「おや、アニス、熱でもあるんですか?」
掛布団を鼻が隠れるまで引っ張り上げ、目だけ見せるアニスの額に、
仰々しくグローブを外しジェイドは手を乗せた。
きっ、と睨み付けるが、赤い頬で潤んだ目では全く効かない。むしろ逆効果だ。
アニスにだけ見えるように唇の端を持ち上げ、ついでジェイドは片目をつむってみせた。
アニスは疲れているんだから安静にするべきだ、とガイとティアがルーク達をもう一つの部屋に連れていき、
残ったのはそのアニスと看病を引き受けたジェイドだけになった。
「大佐ぁ」
「はい」
ベッドの脇に椅子を据え、ナタリアから受け取ったりんごを剥く彼の指先を見ることもなく見る。
「疑ってすみません」
何をとは言わなかったが、すぐに察した彼は手を止めずに肩をすくめる。
「そうですよ、私が愛しているのはあなただけだというのに」
「あ、あい………。で、結局何してたんですかあ?」
聞きたいことは二つあって、一つはこれで、もう一つはアニスが眠った後のジェイドなのだが、それを聞くのはちょっと怖い。
本当の意味でアニスが、こうのとりやキャベツ畑説を過去のものにするのはまだまだ先のようだ。
こんな風にフライングはあっても、気長に待つというジェイドの言葉は、アニスの方が無理やりどうこうしない限り守られるだろう。
黙ってしまった彼は今度は包丁を動かす手を止めて、
「……すみません、こればかりは教えて差し上げられません。たとえ大切なあなたでも。大切だからこそ」
と小さく謝った。
その態度と口振りに不穏なものを感じ、アニスは布団の中から手を伸ばす。
マルクト帝国軍第三師団師団長、皇帝の懐刀、死霊使い。
様々な呼び名を持つ彼が背負っているものは、アニスが想像もできないほど大きく、重く、
そして明るいものばかりではないのだろう。
どこかで定期的に、アニス達にも黙って独りで危険な任務をこなしていてもおかしくはない。
アニスの手に、ジェイドはりんごと包丁を手放して指を絡めた。
お互いにしっかりと握り合う。
不安げに下がっているアニスの眉を見て、安心させるように彼は笑った。
並大抵のことでは彼はやられない、それこそしぶといのを彼女も知っている。
それでも、とアニスは思うのだ。
いっつも飄々としている大佐にだって、あのべろみたいに、どす黒いまでに赤くて、どろどろしていて、
爛れそうに熱くて、熔岩みたいな、青色や緑色した血管の通る心臓みたいな、
綺麗でもなんでもない、生々しい内側があるんだ。
アニスがそうであるように、人間臭くってしょうがないところが、この男にも、ある。
切ないまでにその手にすがり、アニスはジェイドを見上げた。
「大佐、お願い、どこにも行かないで」
「心配しなくても、私はどこにも行きません。あなたを残しては」
握り返された手は、優しくて暖かかった。
それから一週間、またも朝食の席でさりげなく合流したジェイドを見やり、ガイは紅茶を啜った。
「旦那は今日も朝帰りか」
「そうなんだよねぇ、一体何してんだか。
はぁ、危ないことしてないといいんだけ、どっ!? がっ、ガイ! 気づいてたの!?」
思わず椅子から立ち上がりそうになるのを堪え、アニスは隣に座るガイの方へとテーブルに肘をつき、身を乗り出した。
「え、うん。というか、アニスは知らないのか? 旦那が何してるか。それより行儀悪いぞ、あと近い」
さりげなく椅子を引いてアニスから遠ざかる。
そんなのお構い無しにアニスは身を小さくし、他の皆に聞こえないように声を潜めた。
「しっ、知らない知らない、教えてくれないんだもん! ねえ教えて!」
「えぇえ、でもなぁ。多分ジェイドはアニスにだけは言いたくないだろうから」
「教えてくれないと抱きつくから」
「それだけは勘弁してくれ、特に旦那の前では絶対に止めてくれよ、いいかい?」
「わかった、わかったから早く」
「えーっとなぁ、平たく言えば花の観察だよ」
「は、な……?」
「そう。場所は教えて貰えなかったけど、この世界のどこかに珍しい花があるんだ。野生でね。
苗だってもちろんなかなか見つからないんだが、それ以上に花が滅多なことでは咲かないんだよ。
でも、苗だけなのに物凄く強い香りがするんだ。その香りもこの花に纏わる謎の一つ」
「はあ」
「その苗を旦那はいつの間にかどこかで見つけたらしくって、その花が咲く条件を研究しているんだ。
毎日出かける訳にはいかないから、週に一回、それも夜」
「………」
「そう、ここが、いやここもと言うべきかな、とにかく不思議なんだよ。その花は必ず夜に咲くんだ。
アニスだってほとんど全ての花は朝日と共に開くのは知ってるだろう?
ごく稀に夜に咲くのもあるけど、数少ないそれらは全て何故夜なのか解明されているんだよ、
でもこの花だけはその理由は謎に包まれたまま。アニスはなんでだと思う?」
「…………その花と、ガイには教えられるのに大佐が私に・だ・け・言わないのと、どう関係してるの……?」
「釣れないなあ、ちょっとくらい君も考えてくれたって……おい、アニス、トクナガトクナガ。
食事中なんだから、物騒なまねはよしてくれよ」
「…………」
「さて、君の疑問だけど、ジェイドはその花を一刻も早く咲かせて、いや、咲かせてだと語弊があるかな。
とにかくつぼみなんてけち臭いこと言わずに、
どーんと咲いたその花を誰よりも先に見せて驚かせたいんだよ、大事な大事なアニスをね」
「へぇ、そうだったんだぁ、素敵なサプライズイベントだね………
ねえガイ、大事な大事なアニスって、私と大佐のこと知ってるの?」
「え? 知ってるも何も見たまんまじゃないか。年の離れた友達、もしくは親子みたいなもんだろう?
旦那がアニスを猫可愛がりしてるのはちょっと見ただけでも解るよ」
「ふうん。良かった。ガイ、私の目玉焼き食べていいよ。
ちょっと用ができちゃったから。大丈夫、まだ手つけてないから、それ」
「まあ、残ったらもったいないし食べるけどさ……アニス、またトクナガでっかくなってるぞ」
ガイに背を向け、アニスはトクナガに飛び乗る。口で返さなかった代わりに、背中を見せたまま相棒の人形と一緒に手を振った。
「たぁーいさぁー」
「おやアニス、おはようございます。いい朝ですね」
「おはようございますぅ、ほんとに気持ちいい朝ですねー。ところでぇ、大佐お気に入りのお花さんのご機嫌はどうでしたかぁ?」
「やれやれ、喋ってしまったんですね。あんまりしつこく聞くものだから教えて差し上げたのに。
口が堅いと見込んだ人に限ってこれなんですから、手に負えません。ガイには後ほど鼻の穴スプラッシュの刑ですね」
「手に負えないのはてめえだぁああぁああ!!」
「おっと。そんなに照れなくてもいいじゃないですか。
アニス、トクナガを元に戻しなさい、小鳥さん達が震えていますよ」
「照れてない、小鳥さんとか言うなきしょい! なんで素直に花の観察してるって言ってくれないのっ!」
「そりゃあ恥ずかしいからですよ」
「自分のあまりのキモさが?」
「何故そうなるのです」
「三十路過ぎたおっさんが夜な夜な睡眠時間まで削って、娘並みに年の離れた女の子のために花の観察してたらキモいじゃん、
キモい以外の何ものでもないじゃん、むしろキング・オブ・キモい人じゃん」
「あなたの喜ぶ顔が見たいだけなのに、それをあなたはそんな風に……」
「そんなまどろっこしいことしなくても、アニスちゃんはガルドくれれば喜びます、ガルド」
「それではただの援助交際ではありませんか」
「いいですよ私はそれで」
「………あなたはそうでも、私は、嫌です」
「……うそだよ、私だってそんなのやだもん、冗談だよ……大佐の気持ちもお花も嬉しいけど、
でも……もう、心配させないでよ……」
「アニス……」
「だって、大佐の言い方いかにもで………私、てっきり大佐が軍の仕事とかで危ないことしてるのかなって……」
「そう勘違いして下さるように演技しましたからね」
「てめっよくもぬけぬけと!」
「嘘はついていませんよー。危ないことをしていますとも、危ないことをしていませんとも言っていませんから。
そもそも、本当に血生臭いことをしているのなら、あなたやガイに勘づかせるような隙なんて見せずに徹底的に隠します。
それでもティア辺りが目ざとく気づきそうですが。あなただって軍人ですしね。今回ばかりはあなたの考察不足ということで」
「屁理屈! ずるい、ずるいずるいずるい卑怯反則! 乙女の気持ちを弄んでくれちゃってぇー!」
「愛してますよーアニース」
彼女に向けて両手を広げるジェイドの胸を目がけて、アニスは人形の頭を乗り越えた。
「うっさい黙れっ! 私もですよっ!!」
アニスが、トクナガから降ってきた。
終わりです。ありがとうございました。
鼻の穴スプラッシュ…
想像するのすら恐ろしい…
GJすぎる、面白かった。
アビスで言うナムコのロゴが〜の辺りで吹いたw
楽しく読めた
いいぞ大佐もっとやれ
GJ!
会話が面白かった。
大佐がアニスを大事にしてるのもいいね。
GJ!
最近投下が増えてきてうれしい
>>760 乙でした!
読みごたえあって良かったよ〜
ここはマイソロネタありか?
Vやってないんだがユーリ×女あたまで書いてる。
寝取り系のネタじゃないんだが寝取られスレ?の方がいいのか?
768 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 15:47:35 ID:A/LR+6PI
ヴェスペリアのねたちょうだい
だれじゃだしてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
>>760 乙 大佐がすごく気持ち悪かった。良い意味で。
アニス可愛いな
>>767 全然ありだろう、寝取り寝取られは嫌だがクロスオーバーパラレルはどんと来いだ
だから前から言ってるようにセネルマルタを
771 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 20:25:25 ID:A/LR+6PI
ヴェスペリア・・・だれかくれ
>>770 セネルはステラとクロエのものだからだめだ。
773 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 22:41:20 ID:uI/mLFyh
クロスパラレルならば
ユーリ×グー姉orアンジュが浮かびそうだが。
ゲーデ×女あたまは良さそうだな
775 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 23:03:47 ID:LjRVTdeD
マイソロはずっと女主人公だったから男あたまとか想像しにくいなぁ・・・
ちょっと
アウロラ×女あたま(あたまが負けてあんなとこからマナを吸い取られる)
とか
女あたま×ゲーデ
とかで書いてみようと思う
マイソロ2ネタ投下します。
男あたま×カノンノ
本番なし
恐らく人などギルドの者を除けば殆ど寄付かない地下都市跡の地下2階。
そんな地下深くでカノンノと腕試しをしたあたまはかつての地下都市の壁を背に横たわるカノンノを、レモン味のグミを口に入れながら見下ろした。
「ちょっと、やりすぎちゃったかな…?」
眠った様に気絶したカノンノを見ながらあたまは大きな溜め息をついて彼女の隣りに座り込む。
「それにしても…やっぱりカノンノ可愛いな……」
そんな彼女を見てあたまは自分の身体に異変を感じた。どういう訳か胸が高鳴るのを感じ、身体も熱い。
(これってもしかして……欲情…!?)
確かに自分の下腹部は熱くなり、自らの存在を訴えている。そういえばゼロスからそんな感じの話を聞いたような気もする。あたまは少しずつ彼女に近寄り彼女の唇に自分のそれをあてがった。
ディセンダーである彼には経験が乏しく『あてがった』という言い回しが正しいだろう。
(俺がカノンノにキスしてるなんて………)
少女を少しずつ汚していくあたまは征服感の様なものを感じていた。
(あれだけやったんだし……まだ、起きないよな…?)
軽く叩いてみても一向に起きる気配のない事を確認して、彼はカノンノのワンピースをずらし始めた。
(カ……カノンノの…胸が…俺の目の前に…!)
あたまは、壁を背にして、半分座った様に眠るカノンノに跨がり、胸を揉みしだき始めた。
(すげーやわらかい…)
カノンノの表情を確認しながら揉みしだいていく。少しずつ力を込めていき、ふいに乳房を指で摘んでみた。
「…んっ………」
「やっ…、やばい!!」あたまはさっと手を引っ込める。カノンノに起きる気配はない。
「た……助かった……心臓に悪すぎだよなこれ………」
今度は胸に吸い付いた。舌で乳房を転がし、遊んでいる。カノンノの乳首が硬くなってきた。
「寝ながら興奮するなんて、結構やらしいんだなカノンノは。」
少しずつ強気になってきたあたまは聞こえない彼女に言葉責めをする。
「カノンノ…気付かないし、いいよな……?」
自分を押さえられなくなった、あたまは自分のズボンのベルトを外し、肥大化した自身をおだやかな表情をして眠る彼女の口に押し込んだ。
「くっ…カノンノの口の中…あったかくてぬるぬるだ……」
カノンノの頭を手で固定し、腰をゆっくりと振り始める。自分の物を咥えこみながら、穏やかな表情で眠るカノンノ。その姿はあたまをますます興奮させる。
「カノンノ……中に…出すよ……?全部、飲んで………!」
あたまはカノンノの頭を乱暴に前後させる。これだけの衝撃を受ければいつ起きてもおかしくない。
「くっ………出るっ…!!」
あたまはカノンノの喉奥まで自身をねじ込んだ。同時にカノンノの口膣に熱い白濁液が注ぎ込まれる。
ゆっくりとカノンノの口から自身を引き抜く。まだ出尽くしていなかった精液が彼女の顔にふりかかる。
「はぁ…はぁ……」
全てを出し尽くしたあたまは、カノンノの、はだけた服をもとに戻すと脱力した。
「うーん……んっ……あれ…?あたま…?」
(しまった…!カノンノが起きた!)
「あれ?口の中がなんかネバネバして……げほっ!げほっ!………何これ…?すっごく苦い…」
カノンノは顔をしかめ、あたまをみている。
「え、えーと…あ、ほら!ライフボトルが切れてたからさ、持ってる材料で急いで作ったんだ!でも、ほら、あの……失敗しちゃってさ!あ、あはははは……」
明らかに不自然な嘘だが、カノンノは本気で信じているようだ。
「そうなんだ?じゃあ、せっかく作ってくれたんだからちゃんと飲むね!」
そういうとカノンノは自分の頬についた精液…もといライフボトルを手に取り口へ運ぶ。
(やっやばい…エロ過ぎる!エロ過ぎるよカノンノ!!)
「じゃあ私、先にバンエルティア号に戻るね!今日はありがとう!あたま。」
「え、あ、うん。また、後で……」
一言交わすとカノンノは何事もなかったかの様に帰っていく(彼女からすれば本当に何もなかったのだが)
「くそー……また部屋で抜くしかないか………」
そう言うと彼もまたバンエルティア号へと足を向けるのだった。
おわり
>>774 ゲーテ×女あたまいいな
あのゲーテのあたまへの愛憎が妄想を掻き立てるな
ゼロスにもゲーテの駄々をお前のラブで包んでやれって言われてたし
無理矢理だけど聖母なあたまとかいいな
勿論記憶喪失なのをいいことに男共にいいようにされてもいい
スパーダには初対面でモテル為の小道具扱いされてたし鬼畜もいいな
ええいユーリタはまだk・・うわなにするやm(ry
>>777 乙
女あたまだと動かしやすいのがスパーダゲーデ、フラグ立ってるっぽいのがアッシュ、リオン辺りか
男あたまだとカノンノ、クロエ、アニス、プレセアコレットとフラグがたってるようなこのロリコン
あとは男あたま×バニールでジャニスに寝取られるとか良いな
あたま関係なしだと、修理工の称号貰えるクエストでガイ×チャットとかアリだと思った
>>777 GJ!カノンノ可愛いよカノンノ
おお……ゲーデ×女あたまはどうですかって聞きに来てみたら既に同志がいるとは……
てんてーはニアタと建築物プレイか、学者繋がりでジェイドにネチネチ責められればいい。
名前があたまじゃいまいち間抜けだから名前つけていいかと聞きにきたら男あたまがwww
しかし本番だとあたまはさすがに萎えるんで名前付けてもいいだろうか。
パニールの話聞くだけならあたまは男前or美少女らしいからな…。
>>785 うーん、あたまもアレだけど名前を付けちゃうと自分の主人公に脳内変換出来ないから嫌がる人も居るんじゃないかな?
描写では彼とか少女とかで誤魔化して、相手役にはおまえとかあなたとか呼ばせておけば大丈夫、か……?
以前マイソロのSS投下した時に自分はそうした。
ロア・ナシオンでぉk
>787
だから女あたまなんだよw
女なのにあの名前は嫌だ。
じゃあとりあえずあたまのままででいくわ。
789 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 06:42:09 ID:RLdDFzMy
女あたまはティアいわく「あなたもそれなりに人の目を引く」レベルの巨乳らしいからティアを見て
「でかいな・・・」と言っていた三人組とかもありかも知れぬ
あたまで良くね?
ひらがなみっつで、あたま。
可愛くね?
791 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 11:22:11 ID:fUxvi5Qc
メタルサーガのエロパロ住人だった俺にはあたまで何の問題も無い。
いざとなれば、夢小説メーカーでも使って名前変えればええんちゃう?
オフィシャルの傭兵の名前でもいいんじゃない?
セルシウスがあたまをディセンダーと読んでて、レディアントとかってクラパパが言ってたな・・・
だからそれでいいんじゃね?
っていうかまんまグラニデとかでいいんじゃない?
連投スマン
グラニデ・・・ていうとなんか男性名(しかもごつい)みたいだなぁ・・・
男→七士(ナナシ)
女→七子(ナナシ)
とでもしたらいいじゃない
レディアントにちなんで
女あたま→レディ
とか。
セーラームーンみたいか…
変な名前付けるくらいならあたまが良いな
変に名前付けても誰だよこいつって感じがするし
ボイスによって一人称違うのが面倒そう
800キターー
やおいゲット
802 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 22:21:53 ID:HDWmDn0D
やおじ(って無いよな、普通orz)ゲット
明けの明星映画化ってサジですか!?
マジか
バーツだよ
ラミレス
カイル×リアラのエロシーンを目撃してしまい仲間にされるあたま(男女どちらでも可)を妄想してしまった
エロスはほどほどに
ニアタってオナニーグッズとしても優秀だよな
>>808 おいおい…
エロスはほどほどに→×
エロスは盛大に → ○
こうだろ?
>>809 カノンノのオナニーに使われたらニアタの回路焼ききれて今度こそ修復不可能になっちゃうぞw
ユーリ×女あたまのつもりが単なる触手プレイになってしまった上に中途半端だ。
サバイバルジャケット装備あたまの乳のエロさに負けた。
初めて書いたんで至らない所だらけだが投下します。
813 :
二人で修行:2009/02/10(火) 16:39:58 ID:tn7Zz/uh
今回は、ユーリさんと二人でマンダージ地下都市跡へ行ってグリーンローパーを20体狩って来て下さい。修行とはいえ、気を抜かないよう。」
「これにしよっと」
あたまはこのクエストを受諾する旨をチャットに告げると、ユーリを迎えにホールへと向かった。途中、ティアとすれ違うと、彼女はものすごい勢いで追い駆けてきたかと思うと、がしっと肩を捕んだ。
「あたま、その格好」
「あ、これですか?さっきショップで買って来たんですけど…変ですか?」
「変ではないわ。よく似合ってると思うわ。変ではないけど、誰とどこへ行くの?」
「ユーリと一緒に、修行しに」
妙なティアの言い回しにあたまは首をかしげながらも答える。ティアは小声で何かをブツブツ呟いていたが、納得したように肩を掴んでいた手を離した。
「そうね、ユーリなら心配ないかしら。年上だし、大人だし」
「ええ、ユーリは強いから全然平気だと思います。じゃ、行きますね」
頭を下げると、彼女はパタパタと走り出した。ティアは複雑な心境でその背中を見送ったのだった。私が言ってるのはそういう意味じゃないのよ、というティアの呟きは当然、聞こえていないのだろう。
「なんだお前その格好」
顔を見るなり、真っ先に放たれたユーリの言葉がこれだった。あたまはまた首を傾げる。「変ですか?」
「いや、変ではない。変じゃないけどな…」
ユーリは乱暴に頭を掻いた。目の前の少女の姿に少しばかり戸惑ったのだ。
あたまはこのバンエルティア号の中でも指折りの美少女だ。銀色の髪に色の白い肌、大きな青い瞳が印象的な可愛らしい顔立ちをしている。ついでにスタイルも抜群。ティア程ではないが人目をひくスタイルだ。要するに準・巨乳だ。
そんなあたまが、
「これ、ユーリの服にちょっと似てるなって思って買ったんです」
等といいながら着ているのは、冒険家などが愛用するサバイバルジャケット。大き目のジャケットの裾にベルトを巻いて止めているその格好は、確かに、ユーリの服装に似ているといえば似ているかもしれない。大きく開いた胸元などが。
814 :
二人で修行:2009/02/10(火) 16:42:48 ID:tn7Zz/uh
然し、あたまは女性である。当然大きく開いたそこにはあるべきものがあるわけで。
所謂「見せブラ」に包まれた豊満な膨らみがそこにある上に、何故彼女は下を履いていないのか。下着もつけてるのかどうか微妙なラインの生足が丸出しだ。
よりにもよって短いブーツを装備しているので、しなやかな足が上から下まで堪能できる状態である。
ちょっと動けば胸から尻から拝み放題という非常に有り難い格好だ。
「どうですか?」
「…お前の職業何だった」
「盗賊です!」
自信満々に言い放つ。ユーリは溜息を付いて額を抑えた。つまり、飛んだり跳ねたり爆発物を投げ付けたりするわけだ。動けば動くほど色んなところが見えるに違いない。
「お前、俺を殺す気か?」
性的な意味で。と付け足したいのをぐっと堪える。「なんでですか?」と問い返して来るあたまにはこの意味は通じないだろうと察していたからだ。
「まあいいか……じゃ、行くか」
「はい」
こうして二人は、マンダージ地下都市跡へと向かったのだった。
「ユーリ、どこか調子が悪いんですか?」
半数ほど緑色の触手のカタマリを狩った頃になって、あたまはユーリの動きにいつもの精彩がないことに気付き、問い掛ける。
「いや、何でもないぜ?」
ユーリはいつもの笑みでそう返すと、さっさと行くぞ、と先を歩いた。
『何でもなくなんてねえっつーの!!!』
だが、内心ははっきり言ってそれどころではなかった。
ユーリの予想通り、戦闘のたびにあたまの胸は揺れるわパンツは見えるわ、たまに失敗して触手に絡め取られてはアンアン言うのだからたまったものではない。
戦闘が終わったら終わったでこっそりとずれたブラを直したり、激しく動いたせいで尻に食い込んだパンツを指で直したり…しているのだが、全然それがこっそりしていない。
無防備で丸見えなのだ。見てないフリをしつつそれでもチラチラ見てしまう。敵はさほど強くないので問題はないが、
この地下の真っ暗い中で二人きりで、そんな姿を延々と見せられる、そっちの方がよっぽど堪える。邪な目で見るなと自分に言い聞かせても、こればかりは男の本能だ、どうしようもない。ならばさっさと修行を終えて戻る、これしかない。
修行は修行でも煩悩断ちの修行のようだ、そう思いながら振り返る、と――
「あたまっ!」
「!」
巨大な老木に見えたそれが動いた。枯れ枝のような腕が振り下ろされるのを、あたまは咄嗟に避けようとするが、突然の事に反応が遅れたせいか避けきれず、そのまま足を絡め取られた。
どうやら枝にローパーが寄生していたらしく、あたまは片足だけを取られたまま逆さに吊り上げられる。
815 :
二人で修行:2009/02/10(火) 16:44:35 ID:tn7Zz/uh
「きゃあっ!」
辛うじて空いている手で服の裾を掴むが、何処から湧いて来たのか、にゅるにゅると無数の触手が吊られているあたまの足に絡みつき、下へ伸びてゆく。
ぬるりとした粘性の感触にあたまは思わず悲鳴を上げて、唯一手にしていた武器を落としてしまう。伸びた触手はあたまの膝へ、腿へ――
そして、その付け根へと容赦なく絡み付いてゆく。
「いや…やめてっ!」
子供がいやいやをするように首を振りながら、あたまは両手で必死に裾を掴んで侵入を遮ろうとするが、分裂し数を増やしながら伸びてゆく細い触手の動きを遮る事はできない。
ぬめりを帯びた細いものがあたまの下着をつつき、筋を辿るように這いずり回る。
布地越しにとはいえ、魔物に密やかな部分を探られている、目の前の気味の悪い光景と、足を多い蠢く触手の感触、そして、粘液で濡らされてトロトロになった下着の上を滑らかに動き回り、腿や腰骨を伝い下着の中へと侵入しようとする細い触手。
逆さ吊りにされて受ける屈辱と恥辱に、あたまはパニックになった。
「やっ、いやっ、助けて、ユーリ!!」
「待ってろ、あたま!」
ユーリは渾身の一撃を繰り出すが、魔物を倒すまでには及ばない。続け様に斬撃を叩き込むが、何しろ図体がでかい所為でなかなか倒れない。
「クソッ…さっさと倒れろっ!」
隙があった。不埒なことを考えていた所為で敵の気配に気がつかなかった。不覚だった、――油断しきっていた自分への怒りをぶつけるように何度も斬りつける。
ユーリが斬りつける度に、あたまの身体が揺れる。最悪の光景だ、もう少しだけ耐えてくれよ、と祈るくらいしか今はできない。
「あ、ダメっ……いやあああっ!」
おぞましい感触が、あたまの秘部に触れた。下着の隙間からとうとう数本の触手が侵入し、あたまの最も柔かい部分を撫でたのだ。
まだ誰にも触れられたことのないそこに、粘液を帯びたざらついた触手が這い、先端から更に細い舌のようなものを出して、少女の未開の地を探り始めた。その舌のような器官は本体よりも更にぬめりの強い、濃い粘液を放ちながら、本体よりもゆっくりとした動きで絡みつく。
ざらついた触手と、滑らかでヌルヌルした舌で秘部を撫でまわされ、あたまは身体を捩った。触手は足や秘部だけでは空き足らず、
今度は豊満な胸に狙いを付け這い回る。根元からぎゅう、と縛るように締め上げたかと思うと、今度は下着の上から先端に巻きついて引っ張る。
その度にあたまの細い身体はびくびくと反応する。
にちゃにちゃといやらしい音を立てて身体中を這いずり回る触手の感触にあわせるように、あたまの身体は彼女自身がまだ知らない反応を少しずつ示していた。
身体の奥にズン、とくるような重い、切ない感覚。粘液でドロドロにされた部分が、熱くなる。潤んだ瞳が、次第にとろんとしてゆく。
「あ、あ、あ…な、何…、この、感じ…っ!」
身体の奥から、どんどん熱くなっていく。力が抜けて、抵抗できない。未知の感覚に、頭の中では危険を感じているのに、身体が反応できない。
このままじゃまずい、そう思った時だった。数本の舌が、あたまの敏感な肉の芽に吸い付いた。
816 :
二人で修行:2009/02/10(火) 16:46:21 ID:tn7Zz/uh
「ひ……ッ!」
今までにない強烈な刺激に、あたまは短い悲鳴を上げて思い切り身体を反らせた。全身がビリビリと痺れるような鋭く、強い刺激。
まだ快楽を快楽と理解すらしていない少女にとって、それは抗えないものだった。あたまの秘所からとろりと半透明の蜜が溢れた。
初めて絶頂に達した少女が溢れさせた甘い蜜に、触手はこぞって群がった。
「やだっ…ユーリ、ユーリぃ…!!」
泣きながら助けを求める少女に、ユーリの怒りがとうとう振り切れた。
目に止まらぬ程の斬撃を叩き込み、切り刻む。立て続けに攻撃を受けていた巨体が揺らいだ。その隙にあたまに絡み付いている触手と、本体であるローパーを枝ごとたたき斬り、投げ出されたあたまを抱き留める。
魔物はまだ完全に死んではいなかったが、あたまを取り戻せたならば無理をして戦う必要はない。
もう少し派手に切り刻んだ挙句炎でもはなってやりたい心境ではあったが、今はそんなことよりあたまの方が心配だった。
ユーリは悶絶する魔物に、最後に一発蹴りを入れると、あたまを抱えたままその場を離れた。
「あたま、大丈夫か?!」
「あ……ユー、リ…?」
先ほどの場所から離れ、ユーリは世界樹の間へとあたまを連れてきていた。ここには魔物の気配がない。水筒を取り出すと蓋をあけて手渡した。受け取ったあたまの手は震えていて頼りない。ユーリに支えられながら、一口水を飲んだ。
「ごめんなさい、私」
「いいんだ。俺も油断してた…お前が悪いわけじゃない」
寧ろ俺が悪い。ユーリはそう言いながらにもつからタオルを取り出して、少し水を含ませてあたまの顔を拭いてやる。その顔があまりに悲痛で、あたまは思わずユーリの手を握った。
817 :
二人で修行:2009/02/10(火) 16:46:45 ID:tn7Zz/uh
「でも謝らせてください。私、ユーリの修行の手伝いをするために来たのに、足手まといになってしまって…ごめんなさい」
そう言って深々と頭を下げた。真面目だなとユーリは思う。そして、そんな彼女に不埒な感情を抱いてしまった自分に強い憤りと罪悪感を感じた。
「…じゃ、取りあえず今日は戻ろうぜ」
「でも、修行は?」
「無理したってどうしようもない、帰ってゆっくり休んで、また明日にでも来ればいいさ。だから帰ろうぜ。ほら、帰りは手ぇつないでいくぞ」
ホーリィボトルもあるし、帰り道はちゃんと守ってやるよ、そう言って差し出された手に、漸くあたまは安心したのか、はい、と笑ってその手を取った。
とりあえずこれで終わりです。
あたまはボイスパターン2の敬語娘で。
続きの今度こそユーリ×あたまも書いてるのでできたらまた来ます。
お目汚しすまん。
GJ!
ユーリが意識しまくりなのもあたまが無邪気で真面目なのもいい!
ユーリ×あたまも楽しみにしてます!
驚くほどあたまが自然だ。あたまはあたまが一番しっくりくるな……
ユーリよぇぇぇwwwwww
あたまよぇぇぇwwwwww
秘奥義ブチかましてさっさと殺れよwwww
俺のクラトスさんなら瞬殺してるwww
それにしてもユーリよぇぇぇwwwwうぇっwうぇっwwwww
いい感じだったよ、それにしてもサバイバルジャケットか・・・一週目の時点で買っておけばよかったw
さっそくサバイバルジャケット買いに行ってきた。
GJ
ユーリ×あたま良かったよ
でも寸止めは残念だったから次回を楽しみにしてるよ
しかし剣士系一筋だからサバイバルジャケット持ってても
装備出来ないんだよね
ちょっくら盗賊に転職してくるか
触手プレイ萌え凌辱萌えあたま萌えな自分には最高な作品でした
ハッサム氏を見たい
827 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 11:51:22 ID:f8DCi576
ぬたなたなたはにかにゆはなやらなまや
でもユーリ×女あたまって夢小説っぽい
>>828 そんな事言ったらあたま関連全部夢になるじゃん
さらに突き詰めて考えると主人公キャラ絡みまで夢になる訳だし苦手ならスルーすればいい
そんな事言うと今後あたま関連投下しにくくなるんじゃないか?
それとも男あたま×女キャラなら問題ないのか
女あたまでプレイした俺には女あたまエロもありだと思うんだけどな
俺は今まで男あたま×女しか考えた事なかったが
なるほど…女あたま×歴代男か…
夢小説はダメというわけでもないんだし、好きなだけ投下すればいい
ゲーデもお忘れなく
あたまがこいつとくっつけば万事解決
歴代男×女あたまの作品書いてたけど
ただの名前変換無しの夢小説になってしまったのでゴミ箱に突っ込んできた
やっぱテイルズ女キャラが出てこない作品は駄目だな…
そもそも需要無さそうだわ、ここ男多いだろうし
オリジナル男×女キャラは過去作品で結構見るけど逆は全然見ないし
ゴミ箱とか勿体ないだろ
少なくとも俺には需要ある
テイルズ女キャラとあたま出したいなら3Pとかもアリだし
何で投下しないで捨てるの?早く投下汁
馬鹿やろう。皆は君を待っているんだ
誘い受けだろコレ
>>834 夢小説のヒロイン(主人公)っぽいと言っても「ぼくのかんがえた最強ヒロイン(主人公)」
で厨設定持ちで既存キャラの役割をいい所取りするようなのじゃなきゃ別にいいんじゃないか
オリジナル男×女キャラが多いのは女キャラ陵辱するには丁度いいだけだしな
ネガキャンしてないで折角書いたんだったら投下してみたらいいんじゃないか
あたまだって立派なテイルズキャラなんだアッー
君は!英雄と!なるのだ!
>>838 だな。
分かりやすすぎだろ。
つか釣り臭い。
まっ、ただ書き込みたいだけで、期待もしてないけどね
女あたまの容姿を同時にうpすれば何の問題もないと思うな
容姿まであげたらいよいよ夢小説だろ。
そんなに歴代女寄り男どうでもいいなら、
女は歴代のみで女のオリキャラはNGでいいんじゃね?
こんな流れになったら女あたまネタももう投下しにくいし、
投下してくれた人に失礼だ。
自業自得
てかあたま×キャラを否定する奴ってこのスレ自体を否定してるようなもんだろ。
単に想像力がないか了見の狭い奴が荒らしてるだけだ
スルーして好きなの投下してくれや。
プレセアに逆レイプされんのマダー
デピュティジャケットもなかなかだ
触手欲しがってる変態依頼人いたけどありゃ完全にエロネタにしてね☆って感じだな
エロい装備って男あたまでもあのままなの?
つーかエロい装備少な過ぎだろ!
クレクレ君は処刑台へいきましょう
個人的にフルプレート装備がエロくてたまらん
うちの金髪あたまにあの腹だしに黒ストッキングが気に入っちゃって
もっといい装備売ってるのに合成繰り返してずっと着せてるな
パイレーツヘルムとクロスヘルムを被るのをやめるか迷うのは誰もが通る道
男でも女でも兜系はほぼパスだな
どんなに強くともあれ被ると一気に主人公からモブの雑魚兵みたいになるし
キラージャケット最強。ピッタリしすぎで尻まで萌える。
サバイバルジャケットもそうだが盗賊だと戦闘終了後前かがみの体制だから乳がエロいんだよな。
試着で思わず拡大して乳のサイズ確認してしまうw
あたま関連の小説書くに当たって、主人公の事を
ひらがなで「あたま」と書くと…ずずはともかくとして
まわりカタカナ名前なのに、違和感があると思うので
カタカナで「アタマ」と書けば…ちょっと名前としては変だが
立派に名前らしくなると思うが、諸君等は如何だろう?
ロア・ナシオンでぉk
>>857 女で………ロア・ナシオンですか、それで、それで良いのかアタマよ(W
個人的に漫画見てると主人公=ロアっていうイメージ強いな
さすがにあたまって名前だと違和感感じてしまう
あたまはあたまだからいいんだろ。
ロアって名前だとあのヘナヘナしたショタっぽい外見に固定されてつまらん。
男でも女でも自分で作ったキャラで楽しみたいからあたまはあたまでいい。
あたまかわいいよあたま
ならこんぶで。
なら おまた で
たま でもよい
もう おたま で
リリスがアップをはじめたようです
おたまプレイってどうやるんだ
おたまでちんこをグリグリか。切れちゃいそうwww
マイソロやる前はあたまって何だよ?変な名前って思ったけど
やってみるともうあたましか考えられなくなってるから不思議だ
この平仮名であたまってのが妙に可愛いな
もう俺×女あたま×カノンノ×プレセアでいいよ
思ったんだがあたまって記憶喪失じゃなく単純に生まれたばかりだから何も覚えてないんだよな?
だったら処女どころか性教育とかってされてない可能性もあるんだよな?
問題はそれを誰に習うかだ。
リフィルに普通に教わるのか、男性陣に実地で教わるのかが問題なんだ。
世界樹に蓄えられた世界のエロ知識でなんとか・・・ならんか
生理が来た時にカノンノやリフィルに相談するのか、たまたま近くにいた奴に相談するのか
性知識が無いせいで、ありとあらゆる男達に好き勝手されてしまうあたま……じゅるり
ディセンダーってそもそもエロ設定じゃないか
知識が無いってのもありだが、そこは書き手のシチュ次第じゃない?
むしろ知識先行型というか耳年増もなかなか良いと思うんだ!
無口で美形で何にでも興味津々らしいからな
あたまかわいいよあたま
クラトスさんが4000年のテクを伝授してくれてるから気にするな
「性なる鎖に抗って見せろ」
結局ここは女あたま作品投下おkなの?
ネタは多いのにw
女で始めるとエロ装備といいネタ満載だよな。
俺としては男だろうが女だろうがどんとこいなわけだが。
女あたま×女キャラならもっとこい
>>877 >女あたま×女キャラ
このネタあっちのスレにあったぞ
>>872 あらゆる記憶が無いといいながら会話や食事なんかは普通に出来ているから癒合のいい部分だけ覚えたり忘れたり出来るのかも
まあ、書き手の捕らえ方しだいだよな
>>876 おkだろ、少なくともスレのルールとして禁止されていることじゃないし、女あたまがダメだといっているのも一部の人でしかない
ただ、嫌っている人がいるのも事実だから前置きは必要かもしれない
このスレに来て
テイルズで百合ネタ振るのはすごく危ないと思い知らされた
>>880 たまに暴走する○チガイがいるだけで、純粋に一作品投下するだけなら問題ない。はず。
男×女あたまは嫌がる奴が多いんだという印象。
>>882 たしかに女性向けな要素が大きいかもしれないけど
世の中には可愛い女あたまを作って(*´Д`)ハァハァしてる野郎も少数ながらいるから全くの需要がない訳でもないと思うんだ
むしろこれはこれでって人のが多い印象だと思うが
>>880 もともと危なかったわけではない。
原因を作った奴がいてな。
悪乗りをした百合厨とそいつに持ち上げられて調子に乗った厨職人が
強引に投下してスレを荒らすような行為をしたのだよ。
なぜ荒れるようなことになったのか…。
それは奴らは
>>1で認められてるから問題無いと言ったが
同じように
>>1に書いてある投下するときに注意の前置きをする
というのをまるっとスルーしてくれたからなのだ。
それ以降、妙な百合アンチが現れるようになった。
そして今は、マイソロアンチが何だかんだと難癖つけているようだ。
>>882 男あたま×女キャラなら男である俺は自己投影できるし女キャラに萌えられるけどな
遠回しに○○嫌いって言う人はスレの空気悪くしてまで何がしたいの?
自分が嫌いなものは投下するなって事?
普通に自分の女あたまと男キャラで妄想しまくってます
無防備無自覚エロキャラと設定して襲われまくると
思うんだけど投下した時に注意やアドバイスをするのはいいとして
相手を侮辱する事や、そのカップリングを否定する事を
ルールで禁止したほうが荒れない
投下の時必ずワンクッションで説明入れるのを必須にするとかな。
それなら嫌な奴もスルーしやすい。
テイルズスレは禁止事項書いても文字が読めない厨房しか集まってないから無駄だろうな
テンプレの文字は読めないがエロSSは読めるのが厨
だから厄介なんだよな
テンプレ読んでない奴のほうが排斥されるべきなんだから今まで通りでおk
投下前に説明いれるかメ欄にカップリング名書いた上で読んで」
グダグダ文句言うような奴は無視すればいいさ
個人的に女あたま大好きなんで投下が増えると嬉しいんだがな
とりあえずあたまのキャラは選択肢の口調から判断するしかないのだが、
どうも生まれたばかりということであんまりスレたモノ考えをしない純朴な人格っていうか、
無知で無垢な幼い子どもみたいな感じを想像するといいんじゃないかな。
とりあえず歴代だと、カイルやジーニアスあたりの口調が参考になるんじゃないかと。
一応キャラメイクで斜に構えたキャラとかケバいキャラとか自由に作れはするが、
設定的な基準を理解してたほうが想像はしやすいんじゃないかとは思う
僧侶あたまなら妄想しやすい
なんせどう見ても女子校フォトンはやめアッー
TOVのリタ陵辱ss書いたんで投下しますね。
軽めだけど陵辱なんで、苦手な人はスルーでお願いします。
898 :
リタ陵辱:2009/02/14(土) 13:04:25 ID:A6R3LJx1
「はい、ブウサギステーキとうまうまティー。お待ちどおさま」
ダングレストの酒場、天を射る矢。今日は手伝いとして借り出されていたリタは、
忙しくテーブルとテーブルの間を駆け回っていた。
そろそろ昼飯時の混雑も終わりかけ、夕暮れ時までは少し余裕ができそうだな、と
ぼんやり考えていたところに、バーテン服の男から声がかかった。
「リタ、ちょっと」
カウンターまで向かうと、男がどこかそわそわした様子で待っていた。
「…何?」
普段この男から呼ばれることなどないのに。訝しく思いながらも用件を伺うことにした。
「このゴミを裏のゴミ箱に捨ててきて欲しいんだ。頼めるかな」
「?いいけど」
「すまないね。」
そんなにかしこまることでもないだろうに。どこか釈然としない気持ちになりながらも、
ゴミを受け取り、裏の出入り口に向かった。
「…すまない」
去り行く背中を眺めながら、男はもういちど彼女に謝った。
これから起こり得るであろう、彼女の不幸を予想して。
「えーとゴミ箱ゴミ箱、これか」
狭いバックヤード。人気も無く、生ゴミの臭いや下水の臭いなどがいろいろと混ざりあい、
独特の、嫌なにおいがする。はやく店に戻ろうと思い、そそくさとゴミを捨て、
出入り口のドアに手をかけようとしたとき。
「お。来たな」
後ろから男の声がして、振り返ろうとし―そのまま、男に口を塞がれ、抱きすくめられてしまった。
「!?」
何が起こったのかわからず、がむしゃらにもがこうとするが、男の腕は強く、びくともしない。
「おっと。そんなに暴れるなよ。すぐによくしてやるからよ」
こうなったら魔術で―と思ったところで、男の手が離れた。チャンスだ。
この隙に叫ぼうとするその前に、男が猿轡をかませてきた。
「んんっ」
流石に危機感を覚え、どうにかしようともがいたが、男は更に、リタのネクタイをほどくと、
それを使い彼女を後ろ手に縛りあげた。
「!?んーっ!!」
何がなんだか分からない。この男はなにがしたいのか。恐怖を覚えながらも、
ただ状況に身を任せるしかなかった。
899 :
リタ陵辱:2009/02/14(土) 13:06:01 ID:A6R3LJx1
男の手は止まらない。リタのシャツの中に手を入れ、彼女の身体の上をまるで虫のように這っていく。
そして、遂に少女のふくらみかけのそれに手をかけた。
「んんっ…」
(い、嫌…!!)
彼女の首がいやいやをするように横に何度も振られる。男はにやつき、更に乳房を弄っていった。
先端をつまんで引っ張ったり、強弱をつけて揉みしだいていく。
「ん、んん…」
だんだんとその吐息が艶を帯び、真っ青だった彼女の頬もだんだんと上気してくる。
「へえ、無理やり弄られて感じてるのか」揶揄するような男の声。
「んー!!」
違う。そう言いたくても猿轡をされているのでそれもかなわない。
男は執拗に彼女の乳房の先端を指で転がすようにしたり、爪で引っ掻いたりして弄った。
「ん!!ん、んん、んぅ…んっ…」
抗議するように張り上げていた声も、快楽に押し流され弱弱しいものになっていく。
「ん…んっ…んんん、んふぅ…っん、んん!んんんっ…!!」
男の愛撫に合わせて、リタの口から、鼻にかかった甘い息が漏れる。
(こんなの違う―私じゃない!!でも、でも―)
心の中で否定しながらも、頬はすっかり上気して、彼女の身体は汗ばみはじめていた。
「ほら、やっぱり感じてんじゃねえか」男がからかうように言い、乳房から手を離した。
「ん…」
リタの口から、無意識に名残惜しいような甘い吐息が漏れた。
その吐息に自分自身が驚き、今のは間違いだといいたげな顔をする。
「これからもっといいことしてやるよ」
すべてわかっていると言いたげな男の声に苛立ちを覚え、睨みつけた。
「そうそう。その気の強そうな目がたまんねえんだよな。いつも天を射る矢で見てたよ」
「!?」
どういう事だ―と疑問に思ったところで、男の手が彼女のスカートの中をまさぐり、
ショーツに手をかけた。
(いや…それだけは―それだけはやめて…!!)
これから起こり得ることを予測し、リタは心の中で悲痛な叫びを上げた。
「んー!んー!」
彼女の悲鳴に構うことなく、男は彼女の秘所を探り当て、入り口を布越しに指で軽くなぞった。
「んっ…!」
わずかな刺激にさえ反応してしまう自分の身体が憎らしい。
「はは、もうこんなに濡れてるじゃねえか」追い討ちをかけるように男が言う。
先程の愛撫に反応した彼女の秘所は、自分自身の蜜でもう十分に濡れそぼっているのが
下着越しにも分かるほどだった。
男は更に爪で、下着の上から彼女の入り口を弄んだ。
「んんっ…んん、ん!ふっ…、ん、んん、ん!ん、んっ…」
「ああ、そうだったな。悪い、忘れてた」
男が思い出したように顔を上げ、リタの口にかかっていた猿轡を外した。
(これで―これで魔術を―…)
「ひゃぅっ!?」
しかし男が彼女の花弁への愛撫を再開したせいで、ろくに頭が回らない。
「あっ…だめぇ…あ、あぁっ、あうっ、ひゃ、ひゃめ…」
(助けをよばなきゃ…。気持ちいい…たすけ、たすけを…ユー、リ…きもち、いいよぉ…)
考えがまとまらず、いろいろなことが思い浮かんでは胡散霧散していく。
「あっ…いやぁ…や、やめっ…やめてよ…」
「嘘つけ。よっ…と」
言いながら、男はリタの身体を地面に仰向けに寝かせた。
後ろ手に縛られているので、うまく起き上がることができない。
初めて男の顔をちゃんと見ることができた。
筋骨隆々とした、ダングレストでよく見るようないかつい青年だった。
良いんじゃない? 性格スレてても
ディセンダーとして正義に燃える熱血あたまでも良いと思うし
ディセンダーとしてこの世に生を受けたことに納得出来なくて、スレた性格になるあたまでも良いし
ビッチもDQNもロリもショタもレズもホモも何でもいい気がする
注意書きは必須になりそうだけど
901 :
リタ陵辱:2009/02/14(土) 13:08:52 ID:A6R3LJx1
男はリタのショーツを勢いよく下ろし、スカートの中に顔を突っ込んだ。
「っ!?」
(いや、いや…!!見ないで…)
彼女の思いもむなしく、男は躊躇無く彼女の花弁に唇をつけた。
「んあああああっ!!」
身体中に、電流が走るような衝撃が駆け抜けた。無意識に身体が仰け反る。
頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。
「は…っ、や、ぁんっ!ああああっ、あうっ…」
止めることなく、男は舌で彼女の花弁を愛撫していく。
ピチャピチャという水音に、耳を塞ぎたくなった。
「んっ…やぁ…あ、ああっ、ふ、んんんっ…あ!あんっ!や、ひゃぁああああ!」
男の舌の動きは更に激しさを増し、やがて口で吸い上げるように動きだした。
「ああぁっ!!あんっ、ひゃぁああん!らめぇ…!!」
ズッ、クチュッ…という水音をたてて男が強く彼女の秘所を吸い上げ、舌でかき回す。
「ああああぁ!あう、あん!ひゃぁっ、ああああぁぁあぁああ!あっ、あふ…っあう!」
あまりの快感に抗う事も忘れ、リタが嬌声をあげ続ける。
口からは涎がたれ、いくつもの筋ができていた。男の舌が、彼女のクリトリスを弄ぶ。
「ああああっ…ひゃあぁぁあ…やぁああああああ!!あぁぁぁぁああああああ!!」
仰け反り、ひときわ大きな声をあげたかと思うと、リタは絶頂に達した。
花弁からは愛液が止めどなく溢れ、その余韻にびくびくと震える。
「あっ…ん、はあ…」
はっとリタは我に返った。初めて他人にイかされた。しかも知らない男に。
悔しさに目に涙を浮かべる。
そんな事に気を取られていると、じゅぷ、という音を立てて、
いきなり彼女の中へ乱暴に指が突っ込まれた。
「ぁああああ!?」
初めて入れた他人の指。僅かな痛みと、異物感と、そして。
「あっ、ぁあああっ!あんっ、ひゃうっ…あ!ぁあぁっ!!」
(自分で、やっても…こんなに…ならなかった、のに…
やだ…へん…こんなに、気持ちいい訳ないのにっ…)
「あぅっ、ぁあああん!あん!やっ…あぁああああ!ふあぁああ、あう、ぁん!」
羞恥心など忘れてしまったかのように喘ぐリタ。
男はだんだんと指を増やし、彼女の中をかき混ぜていく。
「狭いな。もしかしてお前処女なの?
てっきりあの兄ちゃんが食っちまった後かと思ったけど、こいつは楽しめそうだな」
男が楽しそうに言う。
902 :
リタ陵辱:2009/02/14(土) 13:10:45 ID:A6R3LJx1
「なっ…」
反論しようとしたところへ、リタの秘所に男のすっかり勃起しきったペニスがあてがわれた。
「あっ…いやあ…!!」
(それだけは―!!)
最後の一線まで越えられてしまう。それだけは、それだけは絶対に駄目だ。
しかし彼女の思いとは裏腹に、彼女の秘所へ一気に剛直が押し込まれた。
「ぁあああああああああああ!!」
あまりの激痛に頭が真っ白になる。
「いたぁっ…ああああぁ!!」
ブチ、という音がして彼女の割れ目から破瓜の血が滴り落ちた。
「あ…あああ…」
終わってしまった。こんなにもあっけなく。自分が夢見ていたのとは真逆の最悪の方法で。
悔しさに涙が溢れてくる。
構うことなく男は注挿をくりかえした。その動きに合わせて、リタの悲鳴があがる。
「ひぐっ、あぅ!あっ、あうぅ、ひ、あぁあああ!」
しかし、だんだんと変化が現れてきた。痛みはあるが―他の感覚が、彼女を襲う。
(え…えっ…?なに、これっ…)
気持ちいい。
リタは確かに快楽を感じていた。その証拠に、彼女の秘部からは蜜が再び溢れ、
声も艶を帯びた甘いものに変わっていった。
「あっ…あん!ああぁああ!!ひゃぅ、ぅん!あふ、やっ…ぁん、ん、はぅ!」
「どうした?感じてんのか?」
「ち、ちがっ…あ、ぅん、ぁあああん!!ひゃっ、ぁああああん!!」
だんだんと彼女の声が大きくなっていく。獣のように嬌声をあげる自分に、リタは気づいていない。
「ひゃ、ぁああ、ああん!やだっ…らめぇ、おかしく…なるよぉっ…」
「へえ?」男がニヤニヤしながら更に腰の動きを早めた。
「やああああぁぁぁぁ!!へん、へんになるっ!おかしく、なっちゃうっ!!」
もう、リタはまともな考えを手放して、快楽に溺れかけてしまっていた。
「ああぁぁあ!あん!あっ、あぅっ、ひゃあああん!きもちいいよぉっ!」
彼女の秘所から溢れる蜜もだんだんと白濁してきて、絶頂が近いことを知らせる。
「ぁあああああ!ぁん、ひぅっ、ぅん、ひゃぁぁああああ!!」
「イく時はイくって言えよ」腰を早めながら、男が言う。
「あ、ぁあん!ひゃぁああん、あふっ、やっ、あっ!いく!いっちゃう!いっちゃうぅぅううううう!!」
そう叫んで、リタは絶頂に達した。
「俺ももう…そろそろっ…」
リタが余韻に浸る暇もなく、男が激しく腰を動かす。
「え、やぁあああああ!まだだめぇ!ぁん、ぁぁぁあああ!!」
「くっ」
「だめぇ、中だめぇえええ!!」
リタの懇願は聞き入れられず、彼女の膣に、男の精子が叩きつけられる。
「あ…ああああああ…」
なすすべもなく、彼女はそれを受け入れた。
終わってしまった、何もかも。いきなりの不幸に、リタは呆然とするしかなかった。
903 :
リタ陵辱:2009/02/14(土) 13:12:00 ID:A6R3LJx1
ぼんやりと横たわるリタの腕を解きながら、男が声をかけてきた。
「いやあ、いい思いさせてもらったよ、ありがとな」
「くっ…!」
今の自分には殴るほどの体力も残されていない。そのことが悔しくてたまらなかった。
せめてと思い、ありったけの殺意をこめて男を睨んだ。
その目を満足そうに眺めて、ふいに、男はリタの耳元で、優しい声で囁いた。
「誰かに言おうなんて馬鹿なこと考えるなよ?
つーか、あの綺麗な兄ちゃんが、アンタがこんな女だって知ったらどんな顔するだろうな?」
「…!!」
「あの上品な嬢ちゃんだってどうおもうやら」
ユーリと、エステル。そして他の仲間達。彼らに軽蔑されれば、自分は生きていけないかもしれない。
「…わか…った」
「じゃあな。またヤらせてくれよ」言いながら、男が去っていった。
「ぐっ…」
投げ捨てられた自分の下着を再び身に着ける。悔しさがこみあげてきて、涙が出そうになる。
しかし、この男にこれ以上涙は見せたくなかった。
悔しさと身体の痛みに、リタは唇を噛み締めた。
「ふぅ、あのバーテンには感謝だな。謝礼渡したけど、更に上乗せしてやるか」
楽しそうに男がひとりごちたのを、リタは知らない。
904 :
897:2009/02/14(土) 13:13:50 ID:A6R3LJx1
終わりです。スレ汚しすみませんでした。
普段は漫画描きなんで…いろいろとおかしいと思います、本当すみません
漫画描きならば挿絵のひとつくらいうPしてくれると更に喜ばれると思うぞ
>>897、GJ!でした。
でも、仲間は知っても軽蔑しないと思うんだ
きっとエステルは慰めるというか自分の事のように悲しんでくれて、他のメンバーは絶対に男に復讐すると思うんだ
907 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 13:33:11 ID:4Y1qqW/v
ティアくれ
クレクレ登場
>>897 ふぅ…いいもん見せてもらったぜ
>>906 おっさん情報網で犯人見つけ出し
ユーリが天誅
カロルがあらぬ噂流して社会的に抹殺
傷ついたリタはジュディエスが性的な意味で慰めてあげる
ですねわかります
むしろ一番怒らせてはいけないジュディスがマジギレしてそうだw
ジュディは男連中には到底出来ない秘奥技「竿チョッキン」が使えるしな
エアルくれーね
>>897 GJでした
仕事人ユーリさんによる天罰が下るのにwktk
クロエがセネルの事を好きだと言うことが解って、周りのテイルズ女性陣がお節介をするって言う話を思い付いた。
夏コミのネタになりそうだから温存しようか迷うところだ。
>>910 ジュディスは自分とリタとの関係知ってるしね
……バーテンごと全身の皮剥がれて辺境の森の中に放り出される図がなぜか浮かんだ
>914
マイソロ2ではリアラの発言にびびった。
「愛しい人が駆けつけてくれたら〜」でアンテナが反応したぜ。
その後もやたらクロエクロエうるさいセネルとか。
>>914 ルビア、リアラ、カノンノ辺りは率先して協力しそうだな。
悪ノリでアーチェも参加しそうだ。
>>911 ラピードも似たような事ができるぞ。
ガブッブチッペッ
ラピード(またつまらぬモノを噛み切ってしまった…)
920 :
名無式:2009/02/14(土) 20:36:28 ID:pqvvZsqI
どうでもいいけど、誰かシンコハSS投下してくんね?
どうでもいいけど、ヴェスペリア映画化するんだな
それでユーリあたまはまだなのか。
密かに楽しみに待っているのに…
923 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 03:06:06 ID:fzzsobOn
コラかと思ってたら吹いた
>>923 知らないのか?マジだよ。おそらくアフターストーリーになりそうだけど。
アフターストーリーになるというのは2ちゃん発祥の噂だけど
映画化自体はマジ
なん……だと……
映画化記念のV作品投下に期待
それはついさっき投下されたリタ凌辱であり
エステル凌辱であり、ジュディス凌辱でもあるわけか
イノセンスのアニメ化マダー?
レジェンディアのアニメ化マダー?
全シリーズのモッコス映像化まだー?
レジェンディアのアニメ化は悟りを開いた仙人の生涯を(ry
これはクレクレに入るのか?^^;
結局実現することがない要望を言い合うのはもはやクレクレ通り越して
無駄の極地
だよな^^;
>>935 アンカー付けて触っちゃ駄目。いつものだろうから
今ゲーデと第二形態と戦うところだけど、なんで女あたま、ゲーデを抱き締めてやらないんだよ……
ありがとう、確かにクリアしたら激しく萌えた。
と思った次の瞬間謎のアニメが始まって吹いた
あたまって何なの?
>>940 マイソロ公式サイトでの主人公の基本名。
由来については携帯電話の左列のボタンをよく見るとわかる。
正直センスなさすぎと思ったな、あたま
そうか?
あたまって響きが可愛いと思ったけどな
それじゃ他候補はかなや、さはら?あとはストレートになむこ?
なかなか男女兼用の名前って難しいもんだな
あたまはあたまだよ
いつだってあたまなんだよ
えーと、リベアとか?
ゲレゲレとか
君たちはスマ○ラの名前のお任せ設定のことを話してるのかな?
ロア・ナシオンとか
そんなにあたまが嫌ならザムディンにしろよ!
カノンで。誰かと被るだと?気にすんな!
古い言い方で知ってる奴がいないかもしれないが…
女=プッシー
男=ディック
↑この名前にでもしたらよかろう
もっとも上の名前にしたらCERO AとかBには出来ないだろうな
ゲレゲレ
>953
俺の…じいちゃんの名前だー!!
女→ナム子ちゃん
男→ナームくん
(名前を入れてください)はパニールを抱きしめた
>>958 お!知ってる奴がいた?
よかったよかった
>>956 ナームくんは某県の某キャラの名前だろう?
960 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:52:23 ID:sOyITDjB
閃空裂破系の技とトーネード系の術が同じところで重なるととてもかっこいいことに気が付いた
味方への誤射→服が破れる(ついでに敵も死ぬ)→そのままエロへ・・・とか言うネタが思いついた
グレイブが誤射って前衛の女キャラのあそこにドスっと
ひぎぃどころの騒ぎではないが
イーロイの鳴き声ですね。わかります。
ラピード×リタマダー?
バター犬とリタか・・・
>>962 イーロイの泣き声はエロイよな
オスでもメスでも ひぎぃー だもんなw
しかしイーロイがあと七匹見つからない・・・
早く出て来いイーロイたん
正確には
ぴぎぃ(はぁと)
誘いかどうかは良く判らんが、投下しないと意味ねーぜ?
>>963
じゃあ俺はラピード×ウルフ書くよ
ただの獣の戯れじゃねーか!
書けるかクソ!
じゃあ期待しておこうか
ラピードとチャットでいいんじゃね
マイソロ設定で
しかし2では女あたまがちゃんと女扱いのせいで余計細かく妄想出来るな
ユーリの俺がギルドを立ち上げたらお前も来いとかも深読みしてしまった
しかし1番はクラトスがいつも昔のこと意味深に言ってくることかな
以前の世界樹の危機の時に以前のあたまと何か関係あったんじゃないかと
深読みしてしまう
ずっと待ってたならもの凄い純愛だがな
誰か文才のあるお方ユリリタプリーズ
そろそろネガ・クロエ×クロエとかくるべきなんじゃないかと思う
あの格好はエロ過ぎだろう……
女あたまも腹筋とか浮き出ててエロいしマイソロ2いいよマイソロ2
>971
自分も女あたまでプレイしてたから「これは口説かれてるのかw」と思ってしまったぜw
キラージャケット巨乳あたまかわいいよあたま
個人的に、なぜかものすごくクロエのことをよく知っていて気遣いまくるセネルもよかった。
本編やってない奴絶対誤解するってくらいセネルはクロエクロエだったな。
カロリ先生とナンマダー?
976 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 05:28:45 ID:hOfS8lRB
酢飯と言うのは病めろ
黒クロエに一方的にネチョられるクロエ……だと……
今クロエスレにダーククロエ描いた絵師がいるな。
ダーククロエの絵とかはじめてみたけど想像通りだったな。
>>976 酢
飯
と
言
う
の
は
や
め
ろ
。
1週目男あたまでプレイして男あたま×カノンノorアニスとか妄想してたけど
2週目女あたまでやったら男あたま×女あたまとか妄想してしまった
最近北斗立ち読みし直したせいで、世界樹は二人のディセンダーを生み出したとか訳分からんこと考えたり
TOLはテイルズじゃないんだからスレチですぜ?
ここで会話すんな
性的なことに無知な女あたまに丁寧なレクチャーをするユーリが見たい。
無知なのをいいことに変態チックに調教するウッドロウでもいい。
無知な娘は弄り甲斐があるよな?
>>983 そういう事言うな。
LにはLのいいとこれがあるんだからさ。
俺は全シリーズやったけど、クロエが一番好きなキャラだしな。
セネルが仙人すぎる
仙人って元ネタなんだ?
989 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 20:53:42 ID:3QZm4JW8
いまヴェスペリアをやっていたんだが、キュモールさんの住居から
夜な夜なではなく、昼夜と問わず女の悲鳴が聞こえるとな!!
こっれ絶対、やってるよね?しかも重労働でヘトヘトになって
夫とはご無沙汰な人妻達と、催淫剤とか使ってさ
母と娘の母子併姦とかもやっているんだろうな
まずは母子が自己犠牲精神から己のみを差し出して肉親を解放するように要求する姿を
じっくりと眼で楽しんだら、適当な約束をして安心したところを縛り上げて
兵士達の玩具にするというわけだ。そして、その姿を夫であり父である男に見せつけ
魔獣を放つ、男は妻と娘が犯される姿をみながら魔獣の晩飯になってしまうのだよ
もちろん男根は常にご婦人方の奉仕を受け続けていたに違いないよ
本当にけしからん男だね、あのキュモールってのは
恐ろしい
セネシャリ派だからLの話は書こうとも思わないな
>>760 やばい
アニスの切なさがビンビンにつたわって来て胸がいい感じに甘く痺れた
そしてアニスを大切にする大佐モエス
992 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 23:26:52 ID:VD1r3QMA
何故かagaった……orz
「純粋な奴ほど汚してやりたくなる」ってスパーダが言ってたんだが
Iやってないけどスパーダって元からこんな鬼畜野郎なのか?
女あたま陵辱フラグかと思っちまったぜ
あとアッシュとかリオンとかの女あたまに対するツンデレは微笑ましいな
なんかスパーダは異様にDQN化してる気がする
同じアルファなのになぜだ。ライターが違うのか。
ルカの他にいじりがいがある奴であたまって言ってたな
スパーダはIでは普通に良い熱い奴
Iのスパーダは不良だけど良い奴で熱血でオープンスケベで兄貴肌
決してDQNじゃない筈なんだが…
「純粋な奴ほど汚してやりたくなる」なんて
本編のスパーダはギャグでも言わないな
そんなん言うのはハスタさんですわ
ハスタさんはそんなまとも?なこと言わないもん!
初の1000get
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
⊂(゚Д゚⊂⌒^つ≡3
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。