1 :
名無しさん@ピンキー:
>>1 乙!!
女「男…今日はもう諦めよぉ…そのうちに勃つようになるから…」
男「あと少し…あと少しなんだ…もうちょっとで…」
女「あたしが全裸になっても、コスプレしても、スカ○○しても全然勃たなかったし…」
男「……」
女「ね?もう今日は…」男「…うん帰るか…」
トボトボ…
ピューッ
女友「(ピラッ)きゃっ!!」
男「おっ!!縞パン!!」
女友「男くんのエッチ!!」
男「んっ…た、た、勃ったぞぉ!!」
女「…………」
男「よし!!女今すぐh」
女「死ねぇ!!!」
新ジャンル「ED(エロもどぎついだけがエロじゃない)」
>>1 乙牌!
八面六臂EDが八面六臂ENDに見えて
「おいおい、仏教系ギャルゲーかよ新ジャンルすぎるだろ」と思ったのは内緒だ!
新スレオメ
>>3 男1「やっぱ阿修羅ちゃんだろ、あの「ひとり花びら大回転」はたまんねぇぜ」
男2「いやいやそれなら千手タンの全身マッサからの無限手コキのほうが」
男3「バッカお前らバッカ、テクじゃないんだよ、大日様のこう包み込む様な愛がだなぁ」
男4「うん、キャラなら明王サンだな」
男1/2/3「えー」
男2「何?お前ドMなの?」
男1「男受けかー」
男4「ばかだなぁあの激しいツンの向こうのデレときたら…もうそりゃ慈悲の極みの極楽浄土だぜ」
こうですか?分りません!
新ジャンル「仏教系」
仏罰仏罰、三仏罰
合わせて仏罰六仏罰
(・ω・)/
つ仏教クール
地味に更新されてるまとめwiki
まとめ職人がんばって!
女「待ちなさい!!」
男「?」
女「ここから先は危険物の持ち込みは禁止となります」
男「………いや、俺別にそんなの持ってませんけど」
女「本当ですか?」
男「本当ですよ」
女「怪しい」
男「なんなんですか、一体」
女「一応、検めさせてもらいます」
男「……ま、いいですけど」
女「なんだか不満そうですね。ますます怪しい」
男「普通、突然呼び止められて危険人物扱いされたら不機嫌にもなるわ」
女「怒ってる。この上なく怪しい」
男「………早くしてもらえます?」
女「ふむ」
男「………」
女「………」ペタペタ
男「………」
女「………」モゾモゾ
男「………」
女「………」ハァハァ
男「さっきから何をやってるんだあんた!!」
女「はぁはぁ、やっぱり妖しいですね。はぁはぁ、ちょっとこっちへ来てお話しましょうかはぁはぁ」
男「誰かー!誰か助けてぇぇぇええ!!!!」
新ジャンル「ボディーチェック」
男「あっ、そこの角を左」
女「取ーり舵いっぱ〜い!」
男「なんか、後ろのトラックに煽られてない?」
女「よし、軽の力、教育してやる。両舷第三戦速(120km/h)」
男「ちょww一般道で120は出しすぎ…」
女「両舷半速!車庫入レ用意!」
男「次の角入ったトコが家」
女「両舷前進微速、面舵フタヒャク!…戻セ!後進微速、面舵ヨンマル!」
…翌朝
男(朝までブッ通しはキツイな嗚呼疲れた)
女「総員起シ五分前!」
男(もう朝か…あいつ凄い体力だな。)
女「総員起床!ナナフタマルより朝食、以上終リ」
男「エロゲにありがちな起こされ方よりキクなこれ…」
新ジャンル「海の女の艦艇勤務」
>>11 男「女……っ!もう……出るっ!」
女「よ、ようそろう!」
ビュクビュクン
男「……はぁ、はぁ……」
女「………」
男「……女?」
女「よ、そうろう!」
男「ガーン!」
こうですかわかりません!
>>8 あれ、どっちかつうと尼クールな気が
まあネタにしにくいわな。
じゃあ海女クールにしたらいいじゃない
男「雨耕晴読」
女「なにそれ」
男「雨の日には田畑をたがやし、晴れの日には家で読書すること。悠々自適でない生活にいう」
女「……つまり?」
男「美女が俺の前で全裸に!だがあえて襲わない」
女「……それってただのひねくれものなんじゃない?」
男「嫁入り前の女が簡単に肌を見せるもんじゃねぇぜ」
女「ハードボイルドォォ!!」
新ジャンル「雨耕晴読」
女「ふん、くだらん」
男「ん、どうした女。なんか不機嫌そうだけど」
女「……別に。機嫌が悪いわけではないさ。ただ、つまらんと思ってな」
男「?」
女「夜中の深夜二時。北校舎の女子トイレに幽霊が出ると聞いたのでな。張り込んでいたんだが……」
男「何やってんだお前」
女「やってきたのは盗撮用のカメラを回収に来た教頭だけだった!どうも特定の時間、
生徒を追い払うためにそんな噂を流したらしい。実にくだらん。私の好奇心を返せというのだ!」
男「怒るところそこなのか!」
女「夜通し観察を続けても人体模型はピクリとも動かないし、体育館倉庫に時空の穴が開くこともなかった!
七不思議とやらもたいしたものではないな!あとは……」
男「あとは?」
女「校庭の大イチョウの下で告白をすると一生結ばれる、というやつだが……」
男「ああ、なるほど。相手がいない、と」
女(じーっ)
男「………?」
女(じーーっ)
男「……………?」
女「ふん、だ!くだらん!」
男「………………??」
新ジャンル「オカルトバカ」
女「ほら弁当」
男「いつもすまん」
女「どう」
男「ん、うまそうだ」
女「ほら口開けて」
男「あー、ん」モグモグ
女「おいしい?」
男「うん」
女「あ、口の横」フキフキ
男「すまん」
男「ごちそうさま」
女「おそまつさま、ほら」ポンポン
男「ん」ゴロン
男友「食後にひざまくらで昼寝か…」
女友「熱々…なんだけどねぇ」
新ジャンル「甘クール」
こうかとおもったけどわかりません(´・ω・`)
>>15 「雨(あま)クール」って事っすね?ww
>>17 雨クール……
男「もうずっと雨が降ってないぞ。作物も枯れちまった。このままじゃ俺たち飢え死にしちまう!」
友「男!こうなったら……最後の手段だべ!」
男「友!最後の手段って?」
友「あのお方を呼ぶだ!」
男「え?あのお方……?」
………
…………
……………
女「呼ばれて飛び出て。雨乞い師の女とはわたしのことだ」
友「だべ」
男「………」
女「まぁ、わたしの祈りに掛かればこの土地に雨を降らせるなんてオチャノコサイサイだな」
男「………あ、あやしい……」
友「男!お前なんてこと言うだ!このお方はなぁ!干ばつ続きだった隣の国に大雨を降らせて
勢い余って大洪水を引き起こして国を追い出されたほどの雨乞い師さまなんだぞ!」
男「ダメじゃねぇか!!」
女「水を蓄える土の育っていないところに雨を降らせば河が溢れることくらい常識だろう。
わたしはやめた方がいいと思ったのだが、まぁ仕事だったのでな」
男「……………………」
友「なんだか知らねぇがすごいべ!女さま、さっそくお願いするだ!」
女「まかせろ。すぐに余所から発達した雨雲を呼び寄せてやるからな」
男「待った待った!今なんて?」
女「うん?余所の土地から雨雲を引っ張ってくると言ったんだが」
友「す、すごいべ!さすが女さまだべ!」
女「ふふん」
男「……というと、その雨雲を取ってきた元の土地は?」
女「当然、雨は降らなくなるな。しかしそうなれば、またわたしが行って雨を呼び返せば済む話だ」
男「………………………えーと、もしかしてこの土地に雨が降らなくなったのって」
女「わたしが余所でここの雨雲を呼び寄せたからだが?」
男「最悪だこの女!!!!」
新ジャンル「雨クール」
男「
>>18見て思ったんだけどさ」
女「何?」
男「ジャンル名『雨クール』じゃん」
女「そだね」
男「で、女が雨乞い師役じゃん」
女「そだね」
男「雨を呼ぶわけじゃん」
女「そだね」
男「凄いよな、単純に」
女「そだね」
新ジャンル「no more( ´w`)」
男「って
>>20が聞いてるけど」
女「解説しよう! 雨を呼ぶという事は、雨が来る、つまり、雨くーる、雨クール!」
男「ナンチテ」
新ジャンル「( ´w`)は死なず。ただダジャレるのみ」
※尚、この一連の新ジャンルは
>>18にそんなつもりが
あったかどうかは全く考慮せずに作成されております。
>>18様含め、皆様あしからず誤了承ください。
>>21 地口は分かるけどなんでno moreなん
時期的にはまだ間があるけど、思い付いたので小ネタ投下。
O「Xmasのバイトから今生還…ってどうしたの二人とも?腰に手を当ててさ」
H1「Oくんに!!」
H2「話があります!!」
O「…そんなに怖い顔しないでよ。可愛い顔が台無しじゃない」
H1「(///)…そ、そんな言葉なんかに!!」
H2「だ、騙されないもんね!!(///)」
O「…つまり二人は、Cちゃんと付き合うのを辞めろって?」
H1「ええ、私達H姉妹というものか、ありながら…」
H2「Cちゃんなんてビッチと付き合うなんて、Oくん不潔!!」
O「……確かにCちゃんには二股かけられてるけど…」
H2「決心して!!私達姉妹だからこそ、我慢してるけど!!」
H1「見た目は軽い様に見えるけど、私達だって爆発するんだからね!!」
O『H姉妹は本気だ…』
O「うん…分かった……Cちゃんとは別れる」
H1「!!…うん…」
H2「Oくんが分かってくれて嬉しい…じゃ早速だけど」
O「えっ?何?」
H1「仲直りのエッチに決まってるじゃない」
O『…軽っ!!そして展開早っ!!』
H1「はぁはぁ…深くOくんと繋がってるぅ」
O「(パンパン)そ、そんなにH1ちゃん…締め付けちゃ…」
H1「うぅん!!…いやぁき、気持ちいい…」
H2「お姉ちゃんばかりずるい!!Oくんあたしにもぉ(ムニュッ)」
O「え、H2ちゃん!!う、後ろから抱きつかないでよ!!」
H2「Oくんは背中も感じやすいんだよね〜」
H1「はぁ、はぁん!!…お、Oくんっ!!…い、いくぅ!!」
O「くぅっ出る!!」
ズピュッズピュズピュ…
H2「次はあたしね」
H1「い…いやぁ。いきたりないのぉ…Oくんもう一回ぃ…」
O「うん…二人が満足するまで…」
(バタン)
C「Oくん!!あいつとは別れるから、私と本気で付き合……」
O「し、Cちゃん…」
H1「ムニャムニャ…」
H2「もぉだめぇ…」
C「…ナニコレ」
O「い、いや…」
C「アナタヲコロシテ、ワタシダケノモノニ…」
O『お助けぇ!!』
新ジャンル「恋人は酸素、苦労す」
うんすまないダジャレで(´・ω・`)
そのデンでいくとCちゃんとはO1、O2兄弟で3Pですねw
えー
非常に今さらながら投下します。
多分5レス
「ああ、面倒くせぇナ」
思わず呟く。
茶屋を飛び出し、とりあえず山の坂道で見た「甲冑の男」の船を
尋ねたのだが…
船は幸いすぐに限定する事が出来た。対岸の街の漁師、通称「ゲンさん」こと
ゲオルグと言う男の持ち船らしい。
何も変哲もない、この辺りでは一般的な漁船であろう。
それが突然もの凄い勢いでやってきてあっという間に減速、接岸したのだと言う。
異常である。
それだけにそれを目撃した領民たちは口々に彼にその状況を話すのだが、肝心の
甲冑の男に関しては、
「ああ居たね」
「で、どっちに行ッタ?」
「さぁ?」
甲冑の男、しかもでかい奴なのに、どうも印象があやふやというか、
まるで関心が無い。
見てはいるのだ、だがそこまで。
ほぼ例外なく船着き場の男達は、奇跡的な船の軌跡に余程心を奪われたのか
甲冑の大男などという目立つ男に興味を持たなかった様だった。
それは船着き場を出て街に出ても同じだった。
目撃はされている、だが皆その時「何か」」に心を奪われてそれ意外の事は印象に無いのだ。
そしてそれはだんだんと街に入って行くにつれてその男の印象が薄く成って行き-
ついにはその足取りは途絶えた。
何か妙だ。
どこかで甲冑を脱いだ
見た感じだとフルアーマーで、かなりの体格である。街道筋の街で甲冑姿など珍しくもないが
あれだけ目立つものだから、足取りが消えたと言うのはそう考えるのが普通だろう。
だからそもそも目くらましなど無いのでは無いか、そのほうが自然である。
だがなんだ、あの「観て」はいるが「印象は無い」という曖昧な証言は。
この奇妙に付いてまわる「不自然さ」は何だ?
それは幽かに残る魔導の香り。
やはり目くらましは存在しているのだ。
そう、それは彼の「古い血」が教えてくれる。
彼自身では無く、その「血」が受け継いだ多くの「知」。
長年の-というには長過ぎて、既に昔の事の多くは思い出せないの位の-「血」の経験からくる
意識下の声、暗黙知が彼にそう教えるのだ。
まさに「古い知」。
そしてそれがその目くらましが普通の魔術では無いと教える。
「符術」
今その「血」が教えるのは、この「めくらまし」が個人の生命の働きたるマナでは無い働きの術、
もっと大きな範囲の、もっと薄い流れ、因果の働きを利用した術、今はもう無い筈の術の働きだと
言う事である。
面倒だ。
と彼は思う、普通の魔導ならマナの大小はあっても所詮術者の体内-キャパシティ-に起因するものだ。
よほどの度外れた量を持つとかかなり特殊な魔具を持つでも無ければ有る程度予想はできる。
なぜならそれは武術と同じでテクニックだからだ、体力と同じくマナも彼の様な膨大な戦闘経験と受け
継がれた「知」でどうにかなると言っていい。
だが、符術となるとそうはいかない、まず術者のマナではなくその知力が物を言うの術と言う事、
次に彼自身もその「知」も符術との対戦経験-データ-が少ない、と言う事だ。
あまり当たりたくない相手とうのが正直なところだ。
だが、新たな疑問も増える。
絶えたはずの術をここまで使う者が追うべき相手なのだろうか?
それは「城壁をモーニングスターで破壊する」とは懸け離れた物を感じさせる。
そう、それは多分今追う相手とはやなり別人なのだろう。
符術師は別に存在して、そいつが甲冑男を隠している。
仲間がいる事自体は不自然では無い、何より二人連れだったという話しだしあの時見た
船には他に人が乗っていた(そうこの事も船着き場の人間達は失念していたのだ)
しかし何故そこまでして目くらましを使うのか、なにか納得できない。
やはり甲冑を処分するなりすれば、いやそこまででもなく、脱げば事足りるはずだ。
そこではたと思い付いた。
-脱ぐ事が出来ない-
だとしたら納得がいく、それでこその目くらましなのだろう。
ならば話しは簡単である。
今でもあの姿のままどこかに居るはずなのだ。
後は見つけさえすればいいのだ-
いいのだ?
どこから?
「ああ面倒くせぇナ」
と、言うのが彼、今のレイジュ・ランディスだった。
見つければ、などと当たり前の話だ。
それなりに大きな街である、隠れるところはいくらでもある。
ならばいっそ警備騎士団にそう教えるか?
それも業腹だ、いや芸が無い。
それに「見えない」訳ではないらしいにしても何かの印象操作を使える相手である。
一介のちんぴら騎士にどうこうできる相手では無いだろう。
いや実を言うとあてが無い訳ではないのだ。
この符術の「香り」を辿ればあるいは、僅かだか、なんらかの「香り」と言うか、術に
よる歪み的な跡を辿れないことではない。
だがそれをこんな人の多い場所でやるというのはー
「ああ…」
やはり面倒な事なのだった。
「しょうがねぇナ…」
元は何かの施設だったのか、場末しては珍しく大きめな宿である。
一階の酒場に主人が居るというのでそちらに行った。
雑多な雰囲気の中、彼が姿を現すと酒場のざわめきのトーンが下がった
これは予想していた事だ、街でもそうだったし。
ここもそういう「臑に瑕が有る」者達が居るって事だ。
「部屋空いテル?」
そう言いながら酒場を見渡す
「無いねぇ、悪いが兄ぃさん他に行ってくれないか」
知った顔はいない、しかし
何人かハ…
「そうかイ、じゃぁサ」
…ヒトではナイ…
「お茶飲みたいんだけどアル?」
「すまねぇな兄ィさん、それも無い」
「そう、邪魔したナ」
そのまま酒場を出ると宿の裏手に廻る、街の城壁が背後に迫る。
元は城門の外にあったのが街が広がり中に入ったという感じか、元来は時間外、城門の
閉まった後に来た旅人-胡乱な「訳あり」の-が泊まる様な宿だったのかもしれない。
ぐるっと廻って建物を見上げて様子を伺う、丁度夕餉時の所為か、どの窓にも人気は無い。
先程の酒場が食堂かわりと言う事なのだろう、おそらく殆どの宿泊客がいたのだろう。
再び正面に出る、正面は道の外れで広場の様になっている、廻りの建物も似たような旅人宿か
下宿宿や食堂、酒場なのか場末の割りにはどこも賑わっている。
「サテ」
再び酒場の出入り口まで戻って腕を組んで立つ。
「ドコからドウするカ」
術の歪みは思った以上に街にあった、恐らく目眩し以外の仕掛けもしているのだろう。
一度は街の中に溶け込んだ歪みがこにきて濃くなっているのが分る。
この宿に目標がいるのははっきりしいる、恐らく先程の中に居たはずである。
それを見越して、彼はその姿を表したのだ、追われる者の前に追うものが表れたら
必ず何らかのアクションがあるはずである。
アタリだ
まるで釣り師が大物をヒットしたときの様な感触を感じた、居る、かならずここに。
しかも相手はヒトで無い確率が高い、それは-
それは全力で戦えると言う事だ。
『セイゼイ楽しませてもらうサ』
ここに至り彼、レイジュ・ランディスは完全に戦うつもりになっていた。
Wise Quagmira" #7 "HUNT DOWN"
新ジャンル「追跡」〜英雄伝〜外伝
【証言1】
宿屋「盾とライオン」女将
「まぁね、今にして思えば大分とおかしかったけどさ、でもまぁ一応忙しい時間だからね。
こっちはほら、客商売だもん、お客が多いの大歓迎だもん、だからまぁその時はいつもより忙し
いけどそれは嬉しい悲鳴みたいなもんでね。
ホント忙しかったよ、あんな人が集まったのって秋や春の祭りくらいだね…
え?ええと、そうそう
それがさ、いきなりだろ、びっくりしたよ。さっきまで賑やかにやってた連中がだよ?
いきなり全員おあいそとか言い出して、こっちは会計テンテコ舞いだったんだから。
えっ?ああそうだねぇそういやこの街の連中も居たみたいだけど…ああそれはツケじゃないよ、
常連じゃないからね。そうそう知らない顔も沢山いたさぁ。
うん?まぁあたしも何かあったのか気に成ったけどさぁ、コーナーの騒ぎは見て無いよ、会計
で大変だったから、誰かゴールド誤魔化してないかとかさぁ」
【証言2】
大衆酒場「赤輪亭」主人
「うん?そうだなぁいつもよか客は多かったなぁ、馴染みもいつも来ない時間なのに来てたりな、
知らない顔?ああ多かったね。いや、何時もこうは来ないさ、ここいら場末だからな、かえって
新参者は来にくいんだろ…ああ、あそこな、あの宿は元々シュピタールだったんだよ。
そう、病人の他にも旅人も泊めたりしてな。
うん、あそこに大抵泊まるんだな、新参の他所者は…ってあんたらもかい。
あそこはどうだったんだ?ああそうか同じか、びっくりした?、そうだろうぜ。
俺もな、長い事ここで商売してるが祭りかなにかでもあんな事ないぜ、皆ほぼ同じに勘定して出て
くって皆示し合わせてって感じでもなかったしな…それであの騒ぎだろ?
うん?あんたら観なかったのか?そうか、まぁ若いねえちゃんの見るもんじゃな…ああ、俺が行った
時は大方終わってたけどな」
【証言3】
同「赤輪亭」給仕
「え?…ホントにこれくれんのか?
あ、ああ、絶対親っさんには言わないでくれよ…と、ちがう、俺勘定まちがってねぇってば!
お、おう、分ればいいんだよ…うん…そうだよ、あん時俺も大変だったよ。
でもな、ダダッて感じで客が店から出るからさぁ、何かな?って思うだろ?なぁ?
だから適当にこう勘定のコインをばってポケットにあっ…違わい、間違ってなんかねぇって。
あ?ああそうそう、んでさ、広場に出たんだよ、そう。
なんか人がこうぐるっと輪になってさぁ、そう喧嘩だと思ってよ、こう何ってんだ?人が固まって
こう…人…ヒト…ひと…そうそう、ガキ、ガキな、ヒトガキてのが出来てて。
それがな、わぁって一斉にこう輪縮まってさぁ。
バキバキつーかゴチゴチって感じでー、なんだ、みんなが輪の中心に突進したみたいな、うん
音がしたわゴチゴチとかゴツゴツとか。
ほいいでわーっってな、おう、真ん中から人ガキが崩れるみたいなかんじでなぁ。
何か?ああなんか言てったなぁ、「みんなでかかれ」とか「捕まえろ」とかー…なんか「殺すな」
みたいなのも言てたかもしんねぇ…よくわかんねぇよ、うるさかったし。
中心に人?
…知らねぇ、俺がいったときはもう人一杯だったよ…変な影?いんにゃぁ?
…そう言われてみれば…さぁって黒いのが広場に広がった?…いやぁあれでもなんかの灯が
揺れたんじゃぁ…」
【証言4】
鍛冶屋「ロック&レンチ」主人
「…ああそうなんだ、なんでかなぁってなぁ。
なんで俺あそこに居たのかなぁって…でもまぁあんたもふいにふらって行く所あるだろ?
ああ…そりゃ分らないけどなぁ…うんたまには行くこてゃあったけどなぁ、大体いつもなら赤輪の
方に行くんだけど。
そうだな、あの若いあんちゃんが(あんたらも騒いでたろ?)来てからだよな、なんか一瞬空気が
冷えるってか止まった感じがしたろ、ああ?感じなかった?そうかい。
その後だよ、こう皆な立ち上がって…背の高い痩せっぽっち?いたっけな?覚えてないなぁ…
うん?そうだよなんか俺も行かなきゃって思ってな、外に出たらあの若いあんちゃんが、いや
あの若いあんちゃんを皆が取り囲んでるだろ?ああ、もう囲まれてたよ。
…どうだったかな…腕組んで立ってたかな?そうしたら廻りとかでこうヒソヒソ「『やべぇ』
とか『押えんとヤバイ』とかなんかそんな話ししてる様な…耳もと?うんにゃぇ、いや、そう言えば
そうだったかな…誰がって?分らないねぇそりゃあ。
きっかけ?いやぁだれが合図した訳じゃ…いや言ったかな?もう覚えてねぇなぁ。
とにっかうその時の空気で皆で「それっ」って雰囲気だたんだよ。
俺もこのガタイだろ?まぁ若い時は…フッフッフッあ、いやぁ…それで…後はよく分らねぇ…
なんかな、こうふぁあと黒いのが動いたと思ったら、気が付いたらハッハ、地べたにへばりついてなぁ、
いやもう俺も若くねぇなぁってな、ハッハッハッ」
以下得られた証言(四名による複数店鋪取材)
大衆酒場の客42件(地元客30名そのうち常連18名)
宿屋の客38件
宿泊所(元シュピタール)の客12件(此所の客が一番怪我人が多かった為証言は少ない)
各々の証言は別紙参
証言は以下の様に分けられる。
A郡(騒ぎを直接目撃していないが群集の行動を目撃)
B郡(騒ぎに巻き込まれた/自ら参加した)
C郡(広場の集団を構成、騒ぎを起こした)
※C郡の証言が一番あやふやである。
【取材者の覚え書き】
以下の特徴が見られる
○これといった理由もなくいつも以上に人(客)が集まっていた。
○ほぼ同時に客達は席を立ち、表の騒動に加わる
○広場にいた者は例外無くなにかの焦燥感に襲われ、ある人物を捕らえようとしたと思われる。
(複数証言より推察)
※これに関しての証言はあいまいであるが、共通しているのは「あいつをつかまえないと自分が
危険であると感じた」というものである。
○騒動に関係した者(広場に出たもの)は例外なく自分の行動が説明できない。
※「なにかに誘われる様に」という共通した証言有り。
※問題の「あいつ」の行方は不明。
※※「あいつ」を取り押え様とした瞬間、「あいつ」が消えたとの証言有り(信憑性薄)
※※※「「あいつ」は消える前後になにか広場を影は走った(広がったとも)の証言有り(信憑性薄)
※その後城壁上でなにか暴れて(戦闘という証言有り←要確認)城壁の一部及び宿泊所の屋根等が
破壊される←関係有り?(これも証言があやふや←もともと目撃証言が無く事後の状況による)
※※その晩起こった対岸の(リットン郊外)落雷(?←要確認)との関係は?
(結び付けるには無理がある?)
(これ以上の取材は必要だろうか?後は任せるか/報告するか)
五時鐘の後にわたし達(リーシャ・アーチライト)とその同行者(カナリナ・ロンドロップ/
シャナ・カッツェン/アイリーン・ワイツシルド、)は宿泊所(シュピタールを主人が買い取って
宿屋(in)にしている)一階の食堂兼用の酒場にいた。
もちろん食事が目的だがここに来たのは友人達と落ち合うはずだったからである。
とこらが連中ときたら、どうせマナビ−が…いやこれは今は関係ない。
とにかく落ち合うはずの友人達が来ないのでこれからの予定などを食事しながら話してしたのだ。
殆ど雑談していたのだけど。
その一団(という程の人数では無いのたが)は、その酒場の奥の壁際、ちょうど入り口対角にいた。
ひとりの初老の男と二人の男、その一人はみょうにヒョロ長い、というか異様に痩せた男で、
もう一人は髪の毛が瞼まで延ばした妙に手足の太い男だった。
目につくと言えば目この宿にはそういった目に付きそうな人物が沢山居たのだが、なぜかわたしは
そのグループが気になって居た。
そういえばあの初老の男はどこあで見たことが…などと思っていると、一人の若者が食堂に入って来た。
年の頃なら…それがよく分らない、見た目十代後半、18、9くらいか、でもなんと言うかどこか老成
した感じもあって…「凄く若作り」とか言われても納得してしまいそうな感じだった。
とまれその男は店の中を一瞥してカウンターの主人と一,二こと話したら直ぐ出ていった。
でもそのときわたしは見たのだ、あのひょろながい男がすっと椅子の背もたれに身を隠した
のを。
そしてその男がその席を立つとほどなく廻りの客達も立ち上がり始めた。
驚くべきことに殆どの客が同時に勘定を済ませようとしているのだ。
一気に店内は騒然となった。
最初に立ち上がったのはヒョロ長い男だったが、そういう訳で最初酒場から出たのは戸口に近くかつ、
勘定を最初に済ませた男達だった。
「今日何かあるん?」シャナがそう聞くが、もちろん祭りの話など聞いた者はいない。
さすがに異様だと思ったわたしたちは目を合わせ、席を立った。
外に出ると驚く程の人が広場を丸く取り囲んでいる。その中心に誰か居るのは分るが誰か良く見えない。
「あ、あれ、さっきの子」とカナリナが言うのが聞こえた。
ではあの青年を皆で取り囲んでいるのか?何故?
<ヤバイぜ>
唐突にそう言う言葉が耳もとにで聞こえた。
振り返ってもだれも居ない、だがその声を受けるかの様に群集がざわめき始めた。皆にも聞こえたのか?
<あいつを押えないとヤバイんじゃねーか>
これは声なのだろうか?さっきは聞こえたと思ったが、私達の後ろには誰もいない。
そう意識して聞くとそれは声ではなく、「そう聞こえた」という感覚だけの様な気もする。
『誰かがそう思わせようとしている』?これは幻術なのか、それとも呪術か。
「カナリー?」
その手に詳しい友人の名を呼ぶ、彼女なら何か感じているはずだ。
やはり彼女も同じ事を思ったのだろうか、返事が無いので友人の方を向くとカナリナは唇に人さし指を当て、
眉間に皺を寄せ…そしてわたしの方を向くと首を横に振った。
多分彼女の感じる範囲ではそれらしい力は感じなかったのだろう。
そして
<…大丈夫だ皆でかかれば押さえられる>
次ぎの言葉が発せられた、もうはっきりした何者かがあの青年を捕らえようとしているのだ、自らの手を
汚さずに。
「なぁ、これって…」とアイリーンが言ったのと
「リーシャあの子」とカナリナが言うのと
「アイツ、ヤバイ!」とシャナが人垣を乗り越えようと跳躍したのと
<かかれ>
の声を感じたのと同時だった。
Wise Quagmira" #8 "SNARE"
新ジャンル「罠」〜英雄伝〜外伝
今回は以上です
まずはGJ!
賢者一団を狙う誰かがいるんだな
まだ話は転がりそうだし、続き楽しみにしてます
女「ねぇねぇ、男くん。おなかすいてない?」
男「お、女さん……」
女「すいてるよね。一昨日から何も食べてないもんね」
男「あ、う……」
女「でもでも、それは男くんが悪いんだからね。逃げようとするから、そうやって鎖で縛り付けてないとだし」
男「………」
女「大丈夫。たっぷり反省して、あたしのことが世界で一番大好きなんだって自覚できたら、ちゃあんと自由にしてあげるから」
男「……何か、食べ……」
女「うん?あ、そうだよね。ご飯、食べたいよね。じゃあ、はい」
男「……ぁ、」
女「愛情たっぷりの手料理だよ。身も心も一緒になれますようにって、あたしの血を入れてみたの!」
男「………」
女「どうしたの?食べないの?お腹すいてるでしょ?食べようよ。食べなさいよ!!」
男「………」
山岡「やれやれ。こんなものを愛情の篭った手料理だと思っているようじゃ、本当に彼のことを好きなのか怪しいもんだ。
明日もう一度監禁してみてください。こんなヤンデレよりももっと怖い狂気の愛情をご覧に入れますよ」
男・女「「誰!!!?」」
新ジャンル「山岡」
男「200XX年……少子高齢化の影響を懸念し、日本政府はなんやかんやで婚姻適齢の引き下げを決定。
学ランとセーラー服を着た同級生でしかも実は夫婦という男女が誕生したのであった……」
女「なんやかんやってなによ」
男「俺は現代社会は苦手なのであった……」
女「ノートは?」
男「取っていないのであった。ヨダレのシミしかついていないのであった……」
女「もー、ちゃんとしないとセンセに怒られるのあたしなんだからね!」
男「面目ない」
女「取ってないノートは現社だけ?」
男「甘く見るな。国、数、英、化学、生物、古典……」
女「……………………今日は帰ったら徹夜でノート写しね」
男「えー」
女「終わるまでは別々の部屋で寝ます!」
男「か、家庭内別居!?夫婦崩壊の危機!!?」
女「……一緒に修学旅行、行きたいでしょ?」
男「うう、すまないねぇ。新婚旅行にも連れて行ってやれないで」
女「いいんだよお前さん。あたしたちまだ学生じゃないか」
男「女みたいないい奥さんを貰って俺はなんて幸せなんだ!」
女「勉強しろ」
男「はい」
新ジャンル「同級生が嫁」
>>34 トン ノシ
続き頑張ります。
女「尻尾を立てろー!」
男「尻尾は無いが別の処なら…」
女「…ほほう」
男「…あれ?」
女「じゃこうは」チラ
男「ううむ…」
女「しょうがないなぁ…手伝ってやるか」
男「あ、」
男「…いったいどうしたんだ、俺orz」
女「…立たないね」
新ジャンル「ガンバED」
女「あー大阪のサッカーチームね」
男「でもホーム吹田市なんだよなーって違うだろ」
新ジャンル「ガンバFC」
友「いや、名称はガンバ大阪だろ」
女「スー・パー・イ・ナ・ズ・マ・キーーーーーーーック!」
男「合体だな!」
女「お姉様じゃないから却下」
新ジャンル「ガンバスター」
女「えーいやだよぉ、だってあんなのに埋まったら痛いじゃん」
女友「え?埋まるって…」
女「えーだって浴びるんでしょ?」
女友「あのねぇwそんな分けないでしょう、上に寝るだけよ」
女「えーそうなん?でもそれじゃ『浴』じゃないじゃん!」
新ジャンル「岩盤浴」
男「ロリババア萌えー」
女「えー、そうかなぁ?」
男「萌えだろう常識的に考えて。ババア口調なのにロリなんだぜ?」
女「じゃあ、やってみるけど」
男「ロリババア?」
女「萌えなんでしょ?」
男「萌えー」
女「そうかのう」
男「おお、ババアだ!ロリ……か、どうかは微妙としてこれはこれでよし!」
女「あんれ、まぁ。男くん来とったのかい。ほら、おこづかいをあげようねぇ」
男「五千円くれた!ババアだ!」
女「ババアなんて汚い言葉を使うんじゃないよこの子は!」
男「怒られた!普段優しいのに怒られた!」
女「かぁぁぁぁ、ぺっ」
男「痰吐いた!」
女「ゴキブリが出たくらいでさわぐんじゃないよ。えい!」
男「黒くて速い虫素手で潰した!」
女「40秒で支度しな!」
男「その人はババアと呼んだら殺されそうな気がする!!」
女「フォースの力を信じるのじゃ」
男「ババアですらねぇ!!!!」
新ジャンル「ババっ娘」
40 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 20:14:32 ID:MK15m/sT
女「男くーん、おかず交換しようぜー」
男「俺の弁当、別にそんなたいそうなモン入ってないぞ。冷凍食品のばっかだし」
女「いーからいーから♪はい、タマゴ焼き」
男「なんか悪いな。お前んちのタマゴ焼き美味いのに」
女「えへへー。じゃ、このカラアゲひとつ貰っていくね♪」
男「おう」
………
…………
……………
女「ああ、男くんがあたしのタマゴ焼き食べてる……ハァハァ」
友「……そっか。アンタ今日アノ日だったんだ」
女「うん。やー、自分で食べても味気ないけど男くんに食べてもらうとこう……興奮するよねハァハァ」
友「自分の子供になったかも知れないタマゴでしょ?なんか後味悪くないの?」
女「無精卵だもん問題なし!男の子が女の子に精子飲ませるのってこんな感じかしらハァハァ」
友「変態だなぁ」
女「産みたての、まだあったかいうちに食べてもらうのが当面の夢です」
友「変態だなぁ」
辛ジャンル「産卵少女」
確かに辛いわ色んな意味でwww
経血飲ませるようなもんか
ヤンデレって人気あるね
ほのぼの好きな俺にはよく理解できないが
朝。
僕の一日は女さんの声で始まる。
「男くん、男くん、起きてください。もう朝ですよ」
ああ、おはよう女さん。ていうかどこから入ってきたの。鍵、閉め忘れたかなぁ。
「鍵は閉まってましたよ。でもわたし、合鍵持ってますから」
渡してないよね。合鍵、渡してないよね。勝手に作ったの?
「はい!」
はい、じゃないよまったくもう。作るのは別にいいけど一言言ってよね。
「すみません!」
反省してない顔だなぁ。ま、いいか。いつものことだし。
女さんがいるってことは朝ごはんはもうできてるのかなぁ?あ、いい匂い。
「今日は自信作なんですよ。隠し味に男くんへの愛情がたっぷり入ってますから(物理的に)!」
………女さん、なんかしょっぱいよ。隠し味ってコレ全然隠してないよ。
むしろ全面に出てるよ。愛情自重しろwwwwだよ。
「………なんでそんなこと言うんですか。わたしは男くんのこと、こんなに好きなのに。
好きで好きでたまらないから溢れてきてしまうのに。なんで!そんな酷いこと言うんですか!!」
そんなこと言われても。だって美味しくないものは美味しくないもの。女さんも食べてみな?ほら。口開けて。
「!!」
しょっぱいだろ?
「ぁ…………………………………………………は、はい……」
まぁ、せっかく女さんが作ってくれたんだから食べるけどね。
「あーんて、あーんしてって……」
はいごちそうさま。……女さん、女さん?
「新婚さんみたいに……いえもうこれは結婚ですね赤い糸っていうか赤い鎖で結ばれてる二人だから
こそ二十四時間一瞬たりとも離れてちゃいけなくて愛し合って二人でとろとろになるまで愛し合っ
て赤ちゃん作って一緒に名前考えて前世からの運命で生まれ変わりの邪魔する糞虫は満場一致で
死刑死刑お腹から血がお兄ちゃんどいてそいつ殺せないあはあふあひあはははははははは」
おーい、女さーん?
「男くぅぅぅぅぅぅん!!愛し合いましょぉぉぉォオ二人っきりで死ぬまでぇぇええええ!」
あっはっは。女さん。もう家出ないと遅刻しちゃうよ。ほら、包丁しまって。服着て。
「痛ぁぁぁぁぁあ!!?おと、男くん、関節はそっちに曲がらないから、わかりました学校
行きます痛い痛い痛たたたた……あ、けど、気持ちいい……♪」
新ジャンル「ほのぼの純愛」
なんというほのぼのwwwww
>>46 漢「てめェら全員面倒見てやンよ」
女・友(か、かっこいい……!!)
男「おはよー」
友「男、おはよー」
女「!!」ダッ!
男「あ」
友「逃げた」
男「俺、嫌われてるのかな」
友「そうじゃないよ。あれは照れてるだけ」
男「そうなの?」
友「うん。本当は仲良くしたいんだって。怒らないでやってよ」
男「………ふぅん」
翌日
男「おはよー」
友「おはよー」
女「!!」ダッ!
友「また逃げた!」
男「そうはいくか!!」ダッ!!
友「追った!!」
女「……!!?」
男「伊達にジャンプのアメフト漫画好きなわけじゃないぜ!逃がすかぁぁぁぁ!!」
女「……わ、わたしも……」
男「!?」
女「す、好き……」シュバッ!!
男(こ……これは……!人類の限界、光速の4秒2……!!?)
………
…………
……………
友「あー、結局、逃げられちゃったのかー。あの娘、足速いからなー」
男「ああ。いや、そうだけど」
友「?」
男「ちょっとだけ、仲良くなれたから今日はこれで良しとするさ」
友「……??」
新ジャンル「逃走」
ある山で二人の男女が遭難している。
男と女は雪洞を掘り、中で吹雪をヤリ過ごそうとしていた。
男「なあ、ユキ、何でこうなったんだ。」
ユキ「それはシン君がコースから外れたから。」
シン「ユキ、お前が帽子落としたの取りに行ったの誰よ。」
ユキはリュックから飯盒を取り出してご飯を炊こうとし、シンはおかずの代わりにするめを取り出した。
「なんか俺の曾爺ちゃんが歌ってた歌みたいだな。」シンは歌い始めた。
「焼かぬ干物に、半煮え飯に、なまじ命のあるそのうちは…♪」ユキは飯盒の蓋を叩いている
シン「ユキ、ここなんて山だっけ?」
ユキ「八甲田山よ…あれは…」二人は排気穴の向こうに行軍している兵隊を見た。
軍人「雪の進軍…氷を…踏んで…」
新ジャンル【雪の進軍改めユキとシン君】
>>49 あの事故をあんまりそういう風にネタにしてほしくないなあ・・・
>>51 あれの記録とか読んでるとそう言いたくなる気持ちはわからいでもないが、「八甲田山」という山は無いと同じでここは「一般的なイメージ」という事でスルーしとこうぜ。
女1「ドッペルゲンガーって知ってる?」
女2「ドッペルゲンガー?」
女1「そう」
女2「人間の顔した犬みたいなやつ?」
女1「それ人面犬。ドッペルゲンガーは、自分とそっくりの幽霊。で、見たら死んじゃうの」
女2「へー。でもさー」
女1「うん?」
女2「それって、わたしたちの場合どうなるの?」
女1「だよねー。わたしもそれが気になってさー」
女2「双子だもんねー」
女1「ねー」
女2「どっちかの、ってことになるのかな?」
女1「いや、どうだろう」
女2「え?」
女1「もしかしたら生き別れのお姉ちゃんかもしれないよ」
女3「あー、あるある」
女2「でもそれじゃパッフェル……なんとかじゃなくない?」
女1「ドッペルゲンガーな」
女3「それ」
女1「クローン人間とかは?」
女3「だからそれドッペルゲンガーじゃないじゃん」
女1「あれ?ちょっと待って。なんかわかんなくなってきた。ドッペルゲンガーって何だっけ?」
女3「耳まで口が裂けてる女の妖怪」
女1「それ口裂け女な。あんた名前でまるわかりじゃん。人面犬とか口裂け女とか」
女3「……え?わたし人面犬なんて言ってないよ?」
新ジャンル「ドッペルゲンガー」
妹「お兄ちゃん、早く!」
兄「ああ眠い、眠すぎる。」
妹「根性一閃ッ!喝ッ!」
兄「イデッ!!ちょwwDV反対!」
妹「駆け足!始め!前進前進また前進!校門くぐるまで!」
兄「通学路駆け足してんの俺達だけだよねwみんなこっち見てるよ?」
妹「問答無用!現実はエロゲのような軟弱な奴を必要としていない!」
兄「木刀構えながら走らないでくれ〜」
新ジャンル「熱血妹」
>>54 友「エロゲ主人公をナメるなー!!」
男「うわ、なんだよ!?」
友「エロゲ主人公は多才な才能を持ちながら!決して突出せず!俺たち凡人に
夢と希望をくれる存在なんだー!!できないんじゃない!やらないだけなんだー!!」
男「ダメ人間だ!ダメ人間がいる!!」
友「でも実際そうだと思うのよ俺。なんやかんや言って、ちょこっと勉強したら
学年一桁の成績取れるヤツとか結構いるじゃん」
男「そうなん?いや知らんけど」
友「かと思えば、なんとかトーナメントで優勝したり。一国の主になってみたり。あまつさえ神様だったり」
男「でも鬼畜モノとかはどうするんだよ。最低じゃないの?」
友「バッキャロイそれはそれだよ。性格は最低かも知れないけど能力が最低なヤツはいないだろ?」
男「いや知らんけど」
友「あー、エロゲ主人公になりたいなぁ。フラグ回収したいなぁ」
男「お前じゃせいぜい友人エンドが関の山な気がする」
友「フラグ回収できずじゃねーか畜生!!」
女「あ、いたいた。男くーん。お待たせー」
男「おう、お前くるの遅いよ」
女「ごめんねー。掃除当番だったの忘れてて」
男「ま、いいけど」
女「お母さんが今日晩ご飯食べに来いって」
男「マジで?父さんも母さんも旅行中だから助かるよ」
女「うん。ウチのお母さんもおばさんから頼まれてたみたい。わたしも頼まれちゃった」
男「えー」
女「なによ『えー』って。そんなこと言うなら、砂糖と塩間違えちゃうよ男くんの分だけ」
男「おいおい勘弁しろよ。それじゃますます……」
友「おい。男よ」
男「うん?」
友「こないだのテスト、どうだった?」
男「赤点ギリギリ。お前も知ってるだろ」
友「……次、少しだけ頑張ってみな」
男「なんで?」
新ジャンル「エロゲ主人公」
女「男くん……わたし、初めてだから……」
男「わかってる。できるだけ優しくするから」
女「うん……がんばる」
男「いくぞ……」
女「痛……い……ぅ……」
男「大丈夫か?いったん休んで……」
女「………」
男「………女?」
女「………」
男「死んでる……」
新ジャンル「スペランカー女」
男トラウマwwwwww
>>56 スペランカー……
懐かしい名前を聞いたな……
まあ一杯やってくれ、こいつは俺のオゴリだ
(`・ω・´)つ∪
>>58 G「うちにはよし○ぶがいるぜ!!何せ毎年だからな!!」
H「ワシん所のた○らの方が上じゃい!!毎年出てる方が珍しいしの!!」
B「今年引退したけど、番長を越えるのはいないだろ!!」
新ジャンル
「スペランカー自慢」
男「ほら、これが欲しいんだろう?はっきり言わないとわかんないぞ?」
女「あ、ああぁ……いじわるしないでぇ……わたしの……ここにぃ……!」
男「ここ?どこかなぁ?」
女「ぁあ……!おま○こにっ!くださいぃ……!!」
男「何を?」
女「やだ、やだぁ……!これ以上焦らされたらわたし、おかしくなっちゃう………!」
男「だめだめ。おかしくなっても、ちゃあんとおねだりできないとしてあげないよ」
女「ぅう……」
男「さあ、もう一度最初からいってみな?」
女「………」
男「……女?」
女「うぅ……ウコケェェェェェェェェ!!!!」
男「!!?」
女「ンピョォォオオオ!!ヴォンギョロロロロロロロォ!!ギョオンギョエッ!!」
男「え?あ!おかしくなったんだ!女、おかしくなったんだ!!」
女「ジャラババババペァァ!!!!」ダッ!
男「逃げた!」
真ジャンル「発狂」
女「……結構大きいんだね。」
男「普通こんなもんだろ。」
はむっ
女「うわっ、なんか変な臭いする…」
男「それは仕方ない。……どう?」
女「…固い。……ってなんか汁出てきた!
ヤダ、臭い。」
ペッ
男「吐き出すなよっ!そんなもんなんだって。」
女「うぇぇ……これ口に残るよ…」
男「…だから福神漬けにしとけって言ったんだよ。」
新ジャンル「ラッキョウ」
男「うー寒さむ」
女「メェー」
男「あ、女。丁度いいところに」
女「メェー」
男「あー、モコモコしててあったかいなお前」
女「………///」
女「ラメェー」
新ジャンル「素直ウール」
↓お前は次に新ジャンル「素直フール」を開拓する!
女「やっ!いや、いやぁ!」
男「いやいやってそりゃぁ『やめちゃいや』ってことだろう、ほら」
女「いやぁ…」
男「なにがイヤイヤだ、ほらみろよ、ココはこんなによろこんでるぜ」
女「いやぁ!」
友「へへほんとだ、口開けておねだりしてるぜ」
男「こんなにによだれたらしやがって…ほれどうだ2本余裕じゃねぇか」
女「いや、やだっ!いやいやいやぁ!」
男「うはっ、指ぎゅうぎゅう締め付けてるぜ!まったくとんだ淫乱だぜ」
友「ほんと身体は正直だなw」
新ジャンル「素直ホール」
男「何みてんのさ…」
女「博士の異常な愛情。」
男「白黒だな。なんか熱いなこの機長。」
女「皆殺し装置…イイッ…」
男「大丈夫か…帰ってこ〜い」
女「異常な愛…プレゼントに水爆作ったら受け取ってくれるかな男君」
新ジャンル「ストレンジラブ博士 如何にして心配することを止め水爆を愛するようになったか」
そして時は動き出す……
67 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 03:27:28 ID:GfjcuBaI
古風な親父
父「こら!なんだその格好は!」
娘「え〜?なによ?アタシの勝手じゃん」
父「若い娘がそんなに肌を出して!はしたない!」
娘「何このオヤジ超ウザいんですけど」
父「父親に向かってその口の利き方はなんだ!」
娘「(∩゚д゚)アーアーアー 聞こえなーい」
父「あ!待ちなさい!話はまだ終わって……」
娘「いってきまーす」
父「……門限は七時だからな!」
娘「ハイハイ。うるっさいな」
新風な親父
父「こら!なんだその格好は!」
娘「え〜?なによ?アタシの勝手じゃん」
父「若い娘がそんなに肌を出して!萌えない!」
娘「何このオヤジ超ウザいんですけど」
父「ウザくてもいい!ウザくてもいいからこっちの服を着なさい!」
娘「……なにこれまた何かアニメのコスチューム?こっちの方がよっぽど恥ずかしいじゃん」
父「(∩゚д゚)アーアーアー 聞こえなーい」
娘「パーパ(はぁと)」
父「違う!パパよりおとーさん(はぁと)がいいッッ!!」
娘「聞こえてるじゃん」
父「ハッ!孔明の罠!!」
娘「いってきまーす」
父「今日、九時から『耳をすませば』やるって」
娘「だから何だよ!!?」
新ジャンル「新旧」
女「私はもう、きっと長くは生きられないのよ……」
男「女さん、そんなことないよ。きっとすぐに良くなるさ」
女「いいの。自分の身体のことは自分が一番よくわかっているもの」
男「女さん……」
女「ふふ、ごめんね?男くん。折角お見舞いに来てくれたのに」
男「………」
女「見て。あの木の最後の葉が散るとき、わたしの命も散っていくのだわ」
男「女さん………」
女「……なんてね?」
男「あれ、常緑樹だから葉っぱは散らないよ」
女「台無しだ!」
新ジャンル 「病んデレ」
女「アーウー」
男「よう女。今日も腐ってるな」
女「ウー……ニク。ニク」
男「わっ、何だよ。噛むなってば」
女「オナカスイタ」
男「って言っても、何にもあげないぞ」
女「ナマニク。ナマニク」
男「こらこら。俺を食おうとするなってば」
女「ウー」
男「そんな濁った目で見てもだめ」
女「…………アー」
男「はぁ、仕方ないなぁ」
女「アウ?」
男「丁度ここにキビヤックがあるから。ほら、食え」
【キビヤック】
イヌイットが作る、海鳥をアザラシの腹の中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作る生肉の漬物。
寒くて野菜が育たない地域で、不足するビタミンを補うための伝統的な発酵食品である。
女「クサッテヤガル……ハヤスギタンダ」
男「いや、これデフォルトでこういう食い物だから」
女「ワタシニクサッタニクヲクエトイウノカ!」
男「好き嫌いするんじゃありません!!」
新ジャンル「ゾンビ」
ここって古参書き手が集まってるような印象があるけど、実際どうなんだろ
どうでもいいじゃんそんなこと
魔王の人どうしたんだろう……
いるだろ
男「・・・女の日記だ」
日記『今日は男のヤツに触られた。なぜか、胸がトキめいたのが腹が立つ』
男「・・・」
日記『毎日考えることは男のばかり・・・私はどうかしてしまったのか?』
男「・・・」
日記『どうして、アイツは女友ばかり見てるんだ・・・男を見つめる私がバカじゃないか』
男「・・・」
日記『女友を見て、ため息つく男。憎い』
男「・・・」
日記『男のフリ て 女友 手紙を書いた。変態ぽく』
男「・・・」
日記『案の定 フラれる 男見て 気持ち よかったです』
男「・・・」
日記『ざまあ 男 私への 贖罪だ』
男「・・・」
日記『めし・・・うま・・・』
男「お前のせいかよ!」
新ジャンル「日記」
そのすぐ背後に女がいることはお約束ですね
女「男女間に友情は成立するか否か」
男「ほほう」
女「どう思われます?」
男「アリだな」
女「成立する、と?」
男「然り」
女「でも、よく言うじゃん。男と女は別の生き物だ、って」
男「男と女の間には深くて暗い川がある」
女「黒の舟唄?」
男「えんやこら」
女「それは友情を歌った歌じゃないけど、まぁそういうことだよね」
男「しかし、別の生き物だって言うなら人間と犬は生涯の友、ということもよく言われるけどな」
女「……む。でも、それとはまた別の話だと思います。あくまで人間の、オトコとオンナの関係であるからして」
男「それならなおさら。ウチの爺さんの茶飲み友達には近所の婆さんもいるが、それだって
男女の友情の在り方のひとつだろう。男女間の友情は確実に存在するわけだ」
女「……………。そういうんじゃなくて。わかってて言ってない?」
男「だいたい。つまりは青年期において同世代、それも家族以外の異性に恋愛感情、
または性的な欲求以外の情愛を抱けるかどうかと。そういうことだな」
女「そういうことだな」
男「だが答えは変わらないと思う。その証拠に、俺と女はちゃんと友達をしているだろう。
男女間の友情関係は成立しているわけだ」
女「死ね」
男「罵倒された!何故だ!?」
女「うっさい。喋んな。死ね」
男「女……お前、泣いているのか?」
女「泣いてない。死ね」
新ジャンル「淡々とかたり合う二人」
>>80 あの歌、えんやこらとピストンしながら男が感慨に耽る歌で
バックに喘ぎ声が入るんだよな……
サンタ到着までの繋ぎ。
子「ねぇねぇ、サンタさんはいつくるの?」
母「あなたが寝ている間にこっそりプレゼントを置いていくのよ。さあ、もうお休みなさい」
子「うん、おやすみー」
ト「おい。なにモジモジしてんだよ。さっさと配らんと間に合わんぞ」
サ「だ、だってぇ…外寒いんだもん…」
ト「…サンタが寒がってちゃ仕事にならねんだよ(゜д゜#)」
サ「そ、それに…なんでこんなミニスカなのぉ?恥ずかしいよぉ…」
ト「最近のサンタ業界には萌えも必要なんだよボケ(`д´)ノ」
サ「で、でもぉ…」
ト「お前は貧乳で脚もゴボウなんだから、ちっとは色気アピールしろ!!…って…あ…」
サ「(ひっく…ひっく)……あたしサンタやらないもん…(ひっく)」
ト「悪い…言い過ぎた」
サ「トナカイくんが配ればいいじゃん!!…あたしなんて必要ないよ…」
ト「…悪かったよ」
サ「どうせあたしなんか…サンタ高校始まって以来の劣等生だもん…」
(30分後)
サ「…うん頑張る…」
ト「やれやれ…」
サ「約束守ってよ…」
ト『サンタにXmasプレゼントを贈るなんてのは…まあよしとするか…』
サ「ではしゅっぱ………って寒い!!…お昼頃温かくなってから配…」
ト「あほか!!」
子「サンタさん、早くこないかなぁ」
旧ジャンル「弱虫サンタ」
娘『なんで!?約束したじゃない!大きなケーキ買ってきてくれるって!』
父「し、仕方がないんだよ……書類の整理を今日中に済ませてしまわないといけなくなったんだ」
娘『ウソつき!ウソつき!パパなんて大ッ嫌い!この無能!』ガチャ
父「…………」ツーツー
父「……………はぁぁぁああ。ごめんよ、ごめんよぉ、娘……」
?「謝る気があるならさっさと帰ってあげればいいのではないか?」
父「誰だッ!?」
女「わたしだ」
父「……黒い、サンタクロースの女の子?だ、誰だ!?」
女「わたしの名は『黒サンタ』。家庭を顧みず仕事にあけくれ、
クリスマスに子供を寂しがらせる大人に復讐するために生まれた夢のダークサイド」
父「……なんだかよくわからないけど帰りなさい。どこから入ってきたんだ。今なら見なかったことに
してあげるから。そんな格好じゃ風邪もひくだろう」
女「大人の対応!!?……し、しかしそんなものでひるむわたしではない!」
父「それに、家庭を顧みず、だって?たった一人の娘だ。可愛くないわけがないだろう。しかし……
この書類を今日中に片付けてしまわなければ、また色々な人に迷惑がかかる。仕方のないことなんだ」
女「………………………」
父「さあ、わかったら帰ってくれ。ああ、僕の娘にプレゼントをやってくれるのもいいな。サンタなんだろう?」
女「く、黒サンタは……!」
父「?」
女「黒サンタはッ!家庭を顧みずッ!仕事にかまけて子供を寂しがらせる大人に復讐するための存在ッッ!!」
父「!!?」
女「さあ、あたしはよくわかんないけどコピーするくらいはできるわよ!!?」
父「………」
女「帰りはトナカイで送ってあげるから!電車よりもタクシーよりも何倍も速いんだから!!」
父「……ああ、すまん!」
………
…………
……………
娘「パパが!お空から帰ってきたー!!」
父「はは……娘、遅くなったけど、まだ十二時前だ。メリークリスマス」
娘「うんっ!!」
父「ああ、そういえばちゃんとお礼を言っていなかったな。ありが……あれ?」
娘「あのお姉ちゃん、いなくなっちゃった」
父「………………………ありがとう、サンタクロース」
家庭を顧みず仕事にあけくれ、クリスマスに子供を寂しがらせる大人に
復讐するために生まれた夢のダークサイド!その名は……黒サンタ!!!!
彼女は今宵、夜を駆ける!
男「やってることは完璧に派遣社員だけどな」
新ジャンル「黒サンタ」
女「ケーキ!イェェェェェェェェェ!!」
女「売れ残って安かったやつ!イェェェェェェェェェェ!!!!」
女「25すぎたらすぐ三十路!」
女「あ!間違えた!わたし間違えた!」
女「25すぎたらすぐ晦日!!」
女「イェェェェェェェェェ!!!!」
女「わたしの格好!ジャージ!高校の時の!赤いやつ!」
女「イェェェェェェェェェ!!!!」
女「………」
女「………」プルル…プルル…ガチャ
女「あ、お母さん?ううん、なんでもない。ちょっと声、聞きたくなっただけ……」
新ジャンル「一人クリスマス」
>>84 こういうの好きだわぁ。
お父さんも黒サンタもイイ奴だな。
その歳で無能って言葉を知ってる娘さんが、可愛いけど一番黒いかもしれんやねw
男 「先輩、ナイシュー(Nice Shoot.)っす!」
先輩「いや、お前のセンタリングが上手かったからだ。あれで決められなかったらキャプテン失格だからな」
友 「男、先輩、攻めるのはいいすけどちったぁこっちにもボール回してくれっすよ!」
男 「だってお前マーク振り切れてなかったじゃん」
友 「バッカお前、それはいいとこにパス回してくれたら俺だってなー」
先輩「マークが厳しいということはそれだけ警戒されてるんだろ。友はもっと動いてくれてもいい」
男 「んで、開いたところに俺がボールを出すと」
友 「さっきと変わらないじゃん!」
先輩「難しいことはない。点を取っていこう」
男・友「「ウェイ!!」」
女 「どーーーーーーーん!!!!」
男 「うわぁ!?」
友 「マネージャー!?」
先輩「フライングボディプレス!?」
女 「………」
男 「女、いったい何するだ!」
女 「……だから……」
男 「え?」
女 「……うらやましくなんて、ないんだからっ!!」ダッ!
男 「あ!女!!」
男 「…………………女子サッカー部入ればいいのに」
友 「お前は本当、何もわかってないなぁ」
男 「?」
新ジャンル「男子の輪に入りたい子」
女「あー、猫だー」
猫「そういうお前は人間やないか」
女「かわいい〜。あ、でも鈴ついてる」
猫「飼われとんちゃうで。わしが飼われたってねんや」
女「なでなで♪」
猫「ちょ、おま、やめろや」
女「気持ちいいか。そっかそっか」
猫「痛い。痛いゆうねん。お前それ頭押さえつけとるだけちゃうんか」
女「何か食べられるもの持ってたっけ?」
猫「お!」
女「……あ、これは」
猫「なんかくれるんか!?」
女「ガム」
猫「ガムはいらんわ」
女「ごめんねー」
猫「ええて。わし今腹へっとらへんし」
女「あ、でももう行かなきゃ」
猫「でもの意味がわからん」
女「じゃあね、猫ちゃん」
猫「車に気ィつけぇよ」
新ジャンル「ぬこ」
男「君んちって……アレ?」
女「うん。そだよー」
男(静かな住宅街に突如現れた巨大な三角錐……ピラミッド……)
女「あれが妾の家。まぁ汚い家だけどあがってって。……パパにも、紹介したいし、さ」
男「パパ?え、ファラオ?俺ファラオに紹介されんの?」
女「固くならなくても普通のおじさんだから。ちょっと金色で猫目であごがしましまだけど」
男「ファラオじゃん!それファラオじゃん!」
女「男くん、こっち。ここから登っていくんだよ」
男「え?正面の玄関は?」
女「あれ玄関じゃないんだ。泥棒除けのトラップ。妾んちなんでか泥棒が多くってさ。
あそこから入るとトゲトゲの天井が落ちてくる仕組みなの」
男「他にも足場が崩れたり大きな鉄球が転がってきたり?」
女「よく知ってるね。あ、もしかして男くんちもセコム入ってる?」
男「セコム!?これセコムなんだ!?へー!セコムすげー!!」
女「えーと、まずこの台座に同じ重さの砂袋を……」
男「なぁ、もしかしてここって一度入ると二度と生きて出られないっていわれてない?」
女「あはは、何言ってるの。大丈夫だって」
男「そ、そうだよな?なんかさっきから頭蓋骨みたいなの転がってるけど大丈夫だよな!?」
女「ここで一人称が『余』になるまで生活すれば隠し通路の場所にも慣れるよ」
男「新手のプロポーズーーーーーーー!!!?」
新ジャンル「自宅がピラミッド」
男「そういえばスーパーにクスクスって売ってないのな」
女「んー、そうかも」
男「余、三件回ってやっと見つけてさ」
女「あったんだ」
男「一応な。でも超マズイの。余、思わず業者にクレーム言いそうになったよ」
女「仕方ないよ。妾の家のは手作りだったし」
男「そっかー。……今度、また食べに行ってもいい?」
女「………うん///」
友「あれ?お前、男?どうした、しばらく学校休んで……」
男「おう、友。久しぶり」
友「……………………………お前、男?」
男「そうだけど?」
友「……………………………なんか、違わない?」
男「どこが」
友「なんか猫目っぽいし、金色だし、あごがしましまになってない?」
男「まぁな。気づいちまったのさ。余の本当の姿ってヤツに……」
友「一人称も変わってない?」
男「そうだ、今度女の家に飯食いに行くんだけど汝も来いよ。美味いんだぞ、女の料理」
友「遠慮しとく」
新ジャンル「自宅がピラミッド2」
女「私のお父さんすごいアニヲタだから家に連れて来たくなかったんだ…」
男「そんなに凄いのか?おじさん。」
女「着いたよ…ここから地下二階に降りれるわ。」
男「うおおおお…何この地下エスカレーター!長ッ!」
女「そろそろ地下空洞ね…あれが家」
男「ピラミット型でNERVと書いている…エヴァか!」
父「フッ…問題ない…」
母「あら…彼氏さん?ついにいい人見つけたのね!上がっていって。」
父「(性的な意味で)乗るなら早くしろ!でなければ帰れ!」
新ジャンル【自宅がネルフ本部】
>>91 男「無理だよそんなの……まだ手も数えるほどしか繋いだことないのにできっこないよ!」
父(あ、この子ノリいい!)
父親の好感度が上がった!
93 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 00:42:27 ID:OKKf/VhV
(´・ω・`)
ξ*゚听)ξ
男「もうダメだ……全部、おしまいなんだ………」
女「大丈夫だよ」
男「女!?」
女「安心して。わたしは、ずっとあなたのそばにる」
………蕎麦煮る?
新ジャンル「脱字」
『新ジャンルたちにお正月がきたようです』
ツンデレ「あ、あけましておめでたくなんてないんだからねっ!」
素直クール「あけましておめでとう。今年も一年、キミと一緒に過ごしたいものだな」
素直ヒート「あぁぁぁぁぁぁぁぁけぇぇぇぇぇぇぇぇおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
素直シュール「かがみ餅とビーチサンダル……いける!」
ツンドロ「初詣……人ごみ……お財布……あ、あけましておめでとう。ね、お年玉って素敵じゃない?」
素直狂う「ぃひやぁはははははははは!はひっ、あひひはははははははははは!!!!おめでとう」
殺人鬼「あー、神社すごい人いるー。……あの中の一人くらい刺しても大丈夫だよねぇ」
無駄に荘厳「あけましておめでとうございます。あの、わたし一回ついただけなのに鐘が百八回鳴ったんですけど」
軍事アニア「神社へ向かう人ごみをほふく前進で横切れ。なに、ケサンの銃撃戦に比べればどうということはない」
渡辺さん「あれれ〜?わたしの年賀状が来ないよ〜?」
佐藤さん「渡辺さん、大丈夫。わたしが出しておいた。………たくさん」
荒鷹「一富士、二鷹、三なすび!さぁみんなでご一緒に!荒ぶる鷹のポーズ!!」
変態古風「初夢は淫夢。基本です。姫始めは二日から。でもそんなの関係ねぇ」
サンタ娘「ザ・ハッピーニューイヤー!イエー!!」
宇宙「正月だと。くだらん。宇宙から見ればちっぽけな星のちっぽけな生き物のちっぽけお年玉欲しい」
オールウェイズ全裸「はっくしょん!お正月だからって気を抜かないで、風邪には気をつけてくださいね!」
バーテンダー娘「こちら限定メニューの『ピーチ甘酒』になります。お温まりください」
ヤンデレ「今年の抱負……ですか?男くんの部屋の天井に個室をつくることです」
湖の精霊「お賽銭は一度につき一回までにしてくださぁいっ!対応が追いつきませんっ!あ痛っ!
ええと、汝が落としたのはこの金の五円か、それとも銀の……」
児玉 清「今年一年!大事な大事な、アタックチャ〜〜ンス!!」
策略姉妹「あけまして!」「おめでとう!」「今年はどんな策略を考えようか!」「そうよ我ら!」「策・略・姉・妹!!」
人生オワ子「親戚が来るwww新年早々人生オワタ\(^o^)/」
山岡士郎「明日また来てください。こんなものとは違う、本物の年越し蕎麦をごらんにいれますよ」
ムスカデレ「フハハハハ!見ろ!初詣参拝客がゴミのようだ!!!!」
王子様「今年こそ素敵な王子様に出会えますように、だと!?いいだろう、叶えてやる!このサイヤ人の王子がな!」
王子&士郎自重ww
?「ああっ、すごい……こんなにも、貴方がはいってくるぅ……っ!」
男「ああ、あったかいよ。お前の中……」
?「だめっ!動いちゃだめぇぇぇっ!!ぐちゃぐちゃにっ!ぐちゃぐちゃになっちゃうよぉおっ!!」
新ジャンル「こたつ」
僕の好きな新ジャンルは荘厳さんです
でもエロに持っていけません
どうすればいいですか
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 なにツンデレ?男にお弁当を作ってきたんだけど恥ずかしくて渡せない?
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) ツンデレ それは素直に渡そうとするからだよ
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ 「作りすぎて余っちゃったから仕方なくあげる」と
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-〜、 ) | 考えるんだ
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
′ / ! ヽ
新ジャンル「逆デレ」
レイジュ・ランディスは聖堂教会直下、聖教国ナルヴィタートに選定された勇者である。
主な活動は聖堂教会の手となり足となり、他の勇者に任務の伝達をしたり、反聖堂組織を壊滅させたり、
時には各国の要人を暗殺したり。同じく聖堂教会の手の内にある勇者ブレイズ・トゥアイガ・ジャルシアのように
怪物を倒すような派手な任務はほとんどない。勇者ヒロトのように任務でもないのに火山に登ってドラゴンを
退治するとか、そういう伝説とはまったく無縁だ。そしてたとえそういう任務が降りたとしても、
ブレイズが他の任務で手が空いていないとか、たまたま被害地の近くにいたからとか、そんな
どうでもいい理由である。機会としては『鬼形腫』退治を主な活動としている勇者パイフゥ・リーより
さらに少ないだろう。基本的に戦闘はしない、研究職である勇者ジョン・ディ・フルカネリや『歌姫』たる
シェンツェスの勇者は戦闘以外の分野で活躍している(する)から除外するとして、勇者の中でもっとも
弱いと見られ、もしくは地味だと印象づけられ、そして尊敬されていない勇者であることは間違いない。
それについて―――
レイジュは、特に思うところはない。
実際のところ、聖堂教会からの任務を最も多く、頻繁にこなしているのはレイジュだったりする。
ただ、そのほとんどが表沙汰にはできないものであるからして、一般には知られていないだけの話。
黒衣の背に十字を背負うその姿と同じ。レイジュ・ランディスは聖堂教会の影となり仄闇の中で
剣を抜く勇者なのである。
レイジュ・ランディスは―――、
とある街の片隅にある酒場だか喫茶店だか、とにかく小さな飲み屋の扉を開けた。
薄暗く、さほど広くもない店内。中にいるのはカウンターで新聞を読んでいるマスターのみ。
筋骨隆々、どこかの岩をノミで切り崩して形を整えたような体躯の大男だ。
からんころん、と扉に設置されていた鐘の音で店に誰かが入ってきたことに気付いたのか、新聞から顔を上げる。
「すまないな。今日は休みで―――なんだ、お前か。レイジュ」
マスターはレイジュの姿を認めると広げていた新聞を畳んだ。
「お久し振りだネ、アウグストン。繁盛しているかナ?」
「さっぱりだな。どうすれば美味いコーヒーが淹れられるのか試行錯誤を繰り返しているんだが、
どうも工夫すればするほど客足は遠のいている気がする。難しいものだ。パイナップルの果汁と
コーヒーは合うと思ったんだが」
「………………………合うどころか相反する組み合わせだと思うヨ」
ジト眼の呆れ顔でカウンター席に座る。爽やかな南国のフルーツとコーヒーの濃厚な苦味が出会う味。
進んで飲みたいものではない。っていうか飲みたくない。そんなレイジュの反応を見て
微妙に残念そうな顔をしたアウグストンは棚からコップを出すとトロトロとお冷を注いだ。
「……水かヨ」
「金を払うならなんでも頼んでいいが。新作のコーヒーの試飲は無料だぞ。飲むか?」
「マスター、ちなみにお薦めハ?」
「黒酢入りカフェ」
「………………………」
もはや飲むまでもなく不味そうな謎の飲み物を想像して顔をしかめた。
じび、と水を啜る。そのまま店内を見回して、
「俺が一番乗りとは珍しいネ。他の連中はまだ来てないのカ」
「いや、俺を除けば最初に来たのはクロノジョウだ。だが途中まで一緒だったというユニィがいくら
待っても来ないから、迎えに行くと言って出て行った。もう大分経つから、おそらくはもうそろそろ
帰ってくるんじゃないか」
「フゥン」
と、背後でからんころん、と鐘の音がした。噂をすればというやつか。振り返ってみると立っていたのは
長い髪をひとまとめの三つ編みにした背の高い少女だった。光沢の少ない眼に、白い肌。丸いメガネを
かけているが、これは伊達だ。そういう『目立たないための小道具』を抜きにしてもどこか存在感の
希薄な印象がある。しかしレイジュとアウグストンは彼女の服の端についた赤黒い染みを見逃さない。
クロノジョウでもユニィでもない、彼女は。
「―――セリカ。久しぶりだナ」
「ええ。お久しぶりです、レイジュさん」
ぺこり、と頭を下げる少女。頭を上げてから少し眉をひそめた。レイジュたちの視線に気付いたらしい。
首を傾げて、それから自分の服についている血の染みに眼をやって、ああ、と頷く。
「パトロールをしていたら屋台で店主に絡んでいる傭兵崩れの悪漢を発見しまして。
路地裏で少しばかり、逆さまに吊り下げられて頂くことに。その時に返り血がついたのでしょう」
「………………いやァ」
あまりに淡々としたセリカの口調にどう返したものか困るレイジュ。セリカは仲間内でも一番の新入りで、
誰あろうレイジュその人がどこからか(路地裏から)スカウトしてきたのだが、勇者としての任務で
世界中を飛び回っているレイジュはセリカの面倒をほとんどこの街にいる『仲間』たちに任せっぱなしでいる。
だから知らないのだ。それがセリカの『趣味』だということを。
「………趣味?」
なんだか嫌な単語が聞こえた気がして、レイジュは思わず聞き返していた。
「ああ。駐在騎士では頼りないんだそうだ。街の平和を守るために影で戦う正義の味方、
それがセリカの『趣味』というわけだ」
「………………正義の味方、ネェ」
レイジュはこめかみの辺りをポリポリと掻いた。もともと自分の異能に強いコンプレックスを
抱いていたセリカだったが、使い道を覚えたと思ったら『そういう』使い方をしていたとは。
ある意味、レイジュやアウグストンたちも『そう』ではあるんだけど。セリカのそれはなんか違う気がする。
なんだ正義の味方て。マスクでも被って悪漢退治か。
「はい。我々の存在は隠匿すべきと聞きましたので」
当然のようにどこからか仮面を取り出すセリカ。八つの硝子玉が蜘蛛のように並んでいる、
口元が開いているタイプの仮面だ。まるで舞台や小説に出てくるヒーローそのもので、
とても……アレである。それを被って人々に迷惑を働いている者を叩きのめすというのか。
アウグストンを見上げると、大男はレイジュが何を言いたいのかわかったようで、
「………セリカがやりたいと言い出したことだ。私生活の範囲では、決定するのはセリカ自身だからな」
「いや、それにしてモ。駐在騎士とかに目、つけられるだロ?」
駐在騎士とは読んで名の通り、町や村の治安を守るために駐在している騎士のことだ。
そして、セリカがやっつけたという『傭兵』は聖堂教会の所属であれ王国の所属であれ、
公的な職業である騎士とは違い金さえあれば誰でも雇うことができる戦士のことを言う。
エリートたる騎士とは違い、どうにも泥臭いイメージの拭えない連中だ。そして実際、
暴力しか能のない山賊まがいの者も決して少なくはない。ありていに言えばごろつきなのだ。
そして当然、そんな無法者を取り締まることこそ駐在騎士の役割である。
自分の仕事を横取りされていい気のする者はいない。と思ったのだが。
「セリカは結構人気があるぞ。街の平和を守る謎のヒーロー『蜘蛛仮面』だそうだ」
「………………………ああ、そうなノ」
レイジュは呆れ果てて、やっとそれだけ呟いた。謎のヒーローとやらの正体がセリカである以上、
聖堂騎士団に告げ口するわけにもいかないが、そんなんでええんかい、という気もしないでもないけれども。
「アウグストンさん。梅こぶコーヒーをお願いします」
「……アウグストン、この子大丈夫なんだろうネ?」
「まぁ、元気でやっていることは確かだな」
………それならいいが。レイジュが路地裏でセリカを拾ってきた当時はそれこそ、人形のように生気のない
暗い少女だったのだ。それに比べれば確かに今のセリカはまだマシな方……と、思っておこう。うん。
からんころん。
「すみませーん、遅れましたー」
ひょい、と扉から顔を出したのは小柄な、というよりは小さな、といった印象の女の子だった。
短く切ったピンク・ブロンドと飾りのついた大きな耳当て。外見だけなら、特に特徴のないごく普通の
可愛らしい少女にしか見えない。―――が、彼女もれっきとしたレイジュたちの『同類』である。
「レイジュさんもう来てるじゃんか。お前のせいだぞユニィ。変なところでウロウロしてるから」
その少女、ユニィの頭をぺしんと叩いたのは黒髪に黒い瞳の少年だった。年齢はユニィと同世代。
まだ背が伸びきっていないというほどだろうか。ツンツンと逆立った髪や勝気そうな三白眼が特徴の、
これまたどこにでもいそうな普通の少年である。―――だがやはりここにいて、レイジュの名を
知っているということは、この少年もまた普通とは逸脱した存在だということに他ならない。
「だ、だって。みんな久しぶりに集まるから、お菓子でも買っていった方がいいかなぁって」
「いいんだよそんなん。遊びに集まるわけじゃないんだぞ」
「で、でもクロノくんだって楽しみだって言ってたよ?」
「それとこれとは違う話だろ。っていうかお前はお菓子食べたいだけだろーが」
「………………ちがうもん」
大洋を渡る勢いで目を泳がせるユニィの頭をクロノジョウがまた無言で叩いた。
それに対し、ユニィが唇を尖らせて涙目で睨みつける。この二人と顔を合わせるのも
セリカを引き渡したとき以来となるから随分久しぶりだが、こちらはまったく変わっていない。
この二人は物心つく前からの知り合い同士だ。幼馴染みというヤツである。長い付き合いに
裏打ちされたいちゃつきっぷりが微笑ましいコンビだった。
しかしそう言うと、
「い!いちゃつきって!そんな!!」
と一人は顔を真っ赤にし、
「………素で蝶を追いかけて道に迷うような女は嫌っす」
と一人は顔をしかめる。が、よく見ると頬が微妙に染まっていたりする。その辺が微笑ましいのだ。
くつくつと笑うレイジュ。そんな二人にリンゴを絞ってやるアウグストン。セリカはすまし顔で
怪しげな色のコーヒーを啜っている。ユニィやクロノジョウだけではない。そこにいるのは
ごく普通の、どこにでもいそうな若者たちのグループだった。
―――そして。どこにでもいそうな若者たちであるために、彼ら『部隊』は存在する。
メンバー全員が『妖人』である聖堂騎士団の特殊任務部隊『仄闇の騎士団』は。
「さテ、積もる話もあるだろうガそれは置いておいて。任務の内容を説明するとしようカ」
レイジュはくるりと身体の向きを変えると、膝の上で指を組んだ。
「―――『アルカディアの牧人』?」
クロノジョウの言葉に、レイジュはアア、と頷いた。
アルカディアの牧人―――聞かない名だが、しかしようするに異教徒の集団らしい。そして、
『仄闇の騎士団』にまで話が回ってくるところからもわかる通り、普通の異教徒とはどうも毛色が違うようだ。
クロノジョウの知識では、異教徒とはその民が住む土地のヌシや特定の魔獣を自らの守り神として
崇める者たちのことをいう。『魔王侵攻』の際、勇者を使わした神族の教えに従うのが聖堂教会であるわけだが、
ではそこに属さない彼らは全て聖堂教会と敵対しているのかというとそうでもない。
聖堂教会の教義は厳密に言うと神々に絶対服従せよというわけでも、魔族はすべからく根絶やしにせよ
というのでもない。広い世界に渡る聖堂教会。地域によって微妙に細部は異なるが総本山たるラルティーグが
唱える聖堂教会の最終的な目的は、あくまで人間の住む世界をひとつの社会として纏めることにあるのだ。
かつて魔王侵攻という途方もない脅威に対抗するために結束した組織が前身となっているためだが、
それは別に異教徒たちがそれぞれの道徳や生活習慣を持つことと必ずしも対立をするわけではないのである。
世界各地にある『異教の里』―――温泉街クシャスや世界有数の木材ブランドであるアルラウネス村、
エントたちを祀る国ビアカントなどがその代表といえよう。聖堂教会に協力的でさえあれば、(もちろん
表立っては認めてはいないにしても)その土地の風習そのものを弾圧することはない。
あくまでも、聖堂教会に牙を剥かなければ。
―――だが、今回問題となっているこの組織は、どうも端から聖堂教会と対立するために生まれたものらしいのだ。
「阿呆っすね。聖堂教会を敵に回そうなんて。勝ち目があるとでも思ってるんすかね」
呆れたように言う。クロノジョウだけではなく、それは全員の意見でもあるだろう。
勇者を選定する七カ国を筆頭に、聖堂教会の根は世界各地に及んでいる。聖堂教会を敵に回す
ということは、文字通り世界を敵に回すことだ。どんな組織か知らないが、風車に突撃する
痩せ馬に乗った騎士じゃあるまいし。さくっと潰されて誰の記憶にも残らないに違いない。
「………しかし、それだけなら俺たちではなく正規の聖堂騎士団を派遣すればいい話だ。
むしろ戦争というのなら、聖堂教会はその力を他者に知らしめるためにも望むところだろう。
俺たちに話が回ってくるということは、表沙汰にはできない裏があるということではないか」
「アウグストン、正解」
レイジュはぱちん、と指を鳴らした。懐から何か大きな紙を取り出すと、ばさっ、とそれをテーブルの上に広げる。
それは地図だった。街から遠く離れた山の中にペンでチェックが書き込まれている。一見すると宝の地図の
ようだが、レイジュたちはトレジャーハンターではない。『アルカディアの牧人』とやらがそこにアジトを
張っているのだろう。………居場所がはっきりしているならそれこそ聖堂騎士団を派遣すればいいのに。
「ところが、それだけじゃあナイ。索敵部隊の報告を纏めた結果、ヤツらはここに砦を築き、
その中で大規模な魔道実験を行っていることがわかった。『神殿』を築こうとしているのサ」
「神殿?」
きょとんとするクロノジョウたち。
こんな山の中に?周りには山しかないのに。
何も―――………。
「もしかして……龍脈、ですか?」
口に手をあて、そう言ったのはユニィだった。レイジュが頷く。
龍脈。
大地を走るマナの流れのことだ。東洋魔術では基本かつ最も重要視されるそれは、星に張り巡らされた
エネルギーの筋道と言い換えてもいい。当然、人間や、それどころか魔族や神族でさえ遥かに及ばない魔力が
通っていることになる。確かに、利用できれば絶大な武器となりえるかもしれない。聖堂教会どころか、
この世界そのものを破壊してしまうことも可能だろう。
「大変じゃないですか。それ」
「……あんまり大変そうじゃないすね。セリカさん」
「ン。まァ、実際のところそれだけじゃあんまり大変じゃないからナ」
え?とクロノジョウが顔をあげる。
「龍脈はあくまで『流れ』だからね。川を押さえても水を支配することはできないのと同じことで、
そもそも魔力量のケタが大きすぎてどうしようもないんだよ。『龍脈』そのものに手を出そうなんて、
火山の噴火でろうそくに火を灯そうってくらい無茶な話なの」
「……じゃあ、放っておいても大丈夫じゃんか。放置してれば勝手に自滅するわけだろ」
「いやいヤ、それはあくまで『龍脈』のエネルギーを直に利用しようとすれば、の話だヨ。クロノジョウ」
そう。何もわざわざ直接溶岩に手を伸ばして火傷を負うことはない。利用できるエネルギーは
本来のそれからすれば微々たるものになってしまうが、それでもヒトの身からすれば充分すぎるほどに、
巨大な力を『恩恵』として得る手段があるのだから。火山の例で言うなら温泉などがそうだろう。
そして『龍脈』でいうなら、
「『龍穴』―――ですね」
龍脈が大地を走るマナの流れであるなら、龍穴はそのマナが凝り、溜まる場所のことである。
森羅万象に言えることだが、流れとは一定のものではありえない。それには必ず緩急が、強弱が、
うねりというものが存在する。ならばある箇所に力が蓄積されるのは当然のことで、つまりはマナが
蓄積される土地を東洋魔術の世界では『龍穴』と呼ぶのだ。そこには周囲より格段に濃いマナが満ち溢れ、
生命は活気付き、街ができたなら必ず栄えるという。規模の大きなものでは一種の異界と化すため危険だが、
それでも古来より人間は大地の恵みを受けてきた。
―――彼らは。その『龍穴』を自らの力で作ろうとしているのだ。
「ちょっと待ってくださいよ。そんなもん、ほいほい作れるモンなんすか?
聞いた限り、下手な城建てるよりも大層なモンらしいんですけど」
「勿論、ほいほい作れるモンじゃないヨ。『龍穴』はもともと自然にしか出来得ないものだからネ。
そのメカニズムを解き、『龍穴』を人工的に作成してしまうという大魔術は確かに存在すル。でモ、
それは東洋の国家における秘伝中の秘伝魔法ダ。こんな所でお目にかかれるモンじゃなイ」
もともと大陸の西に住む民族と比べ、東洋に国を築いた者たちは自らの身体に持つマナの絶対量が少ない
とされる。もし戦争になったとしても、また魔獣に襲われたとしても、少ない魔力では威力のある魔法は
使えない。そのため東洋では少ないマナ―――『気』をいかに上手く利用するか、いかに補うかに重点を置いた
技術が発達したのだ。『気』の力で肉体を制御する気功術もそう、森羅のマナの流れを利用する符術もそう。
そして国や都市を構えるにあたって研究されたのが『龍脈』と『龍穴』というわけである。
これによって東洋の国家は劣る魔法力を補い、西洋諸国と互角以上に渡り合うことが可能となった。
当然、その技術は間違いなく国家機密レベルのものとなるだろう。
そんなモノが、こんな辺鄙な土地で使われている事実。答えは簡単だ。
……それはつまり、組織には秘伝を操る魔導師の黒幕がいるということに他ならない。
「国家機密レベルの『龍穴』を作成する技術を持った、東洋の魔導師……」
「それも、聖堂教会と敵対しうる者たち……となれば、思い当たる節はなくもなイ」
『龍穴』の作成を伝えた魔導師と異教徒の勢力が手を組んだのか、それとも東洋の国からやってきた一団が
新たに組織を作ったのか。いずれにせよ、黒幕を捕らえるためには大規模な騎士団を派遣することはできない。
白銀の甲冑で身を固めた騎士団は確かに雄雄しく強靭で、聖堂教会の敵を悉く破壊するが、
その威風堂々とした軍団は反面、目立ちすぎるのだ。『龍穴』の作成方法を識る魔導師は
騎士団が動き出せばすぐさま行方をくらませてしまうだろう。
その点、少数精鋭たるこの『部隊』なら『龍穴』の作成を阻止し、
反聖堂組織を破壊し、なおかつ魔導師を捕らえることが可能なのだ。
「話はわかりました。要するに、全員縛り上げればいいんですね」
こくこくと頷くセリカに、
「………セリカさん、話聞いてなかったでしょ。暴れればいいってもんじゃないんだってば」
半目で呆れたような視線を送るクロノジョウ。
「いや、だが一理ある。一人も逃がさなければ、少なくともその中に魔導師は潜んでいるわけだからな」
真面目な顔で顎に手をやるアウグストンの隣では、
「が、がんばりましょう!」
ユニィが胸の前で小さな拳を握っている。
「……頼もしいネェ、まったク」
クククと苦笑するレイジュ。
一見気楽な、ヒトならざる五人の若者。
『仄闇の騎士団』は日向の世界から、再び闇に身を沈めようとしていた。
「……ところで、今回フゥさんも参加するって話じゃありませんでしたっけ」
聖堂教会のマントを羽織ったクロノジョウはフードの下から前を行くレイジュを見上げた。その後ろにはユニィ。他のメンバーは別行動だ。レイジュたちは『勇者とその仲間』として、堂々と関所を越えるのである。
もちろんこの行動は例の『組織』に見つかるだろう。しかしそれでいい。それが狙いなのだ。
アウグストンとセリカは街道からではなく森から敵の本拠地に近づき、レイジュたちが
正規のルートで到着したと同時に奇襲をかける。単純だが効果は高い作戦である。
その、別行動をとっているアウグストンたちのチームにはもう一人、参加者がいたはずなのだが。
パイフゥ・リー。
レイジュと同じく勇者の一人で、レイジュと同じく聖堂教会の手足となって働くことを主な仕事とする
拳法使いであり、そして優れた気功師でもある。フゥはその能力を以って龍脈の乱れを感知し、
たちどころに相手の正確な居場所を探り当ててしまうため、今回のこの任務に適任だと判断されたのだ。
「ところガ、この任務の通達が届く直前、あいつ別の任務でしくじったらしイ。残念ながら
俺は重傷者なので不参加という形で宜しくお願いします死ね、だとサ」
「死ねまで言われたんですか!?」
「言われタ」
「フゥさん酷ぇ」
「……任務って、例のアレですか」
ユニィの不安そうな声に、レイジュの眉がぴくり、と震える。
つい先日までレイジュも参加していた、それどころか聖堂教会が秘密裏に動かせる勇者全員が
一堂に会するという異常な警戒態勢で行われたそれは、『魔王』の監視という過去例のないものだった。
結局のところアレが魔王であるかどうかは灰色のままで、しかしそれは限りなく黒に近く、単騎では
世界最強レベルの戦闘力を持つ勇者たちでさえ『直接対決は無謀だ』と判断させるほどの絶大な魔力の持ち主で
あることがはっきりしたのだ。魔王であれ魔王でなかれ、アレと戦うのはちょっと勘弁してもらいたい。
それが、ユニィの言う『例のアレ』である。
しかしその問いにレイジュは首を振った。
「いや、違うヨ。フゥは監視任務を済ませた直後にまた別の任務に就いたんだそうダ」
妖人とはまた別の、人ならざるモノ。『鬼形腫』がフゥの専門だ。
実際にフゥの身体を痛めつけたのは暴れていた鬼形腫そのものではなく、フゥの仲間であり家族でもある
ランとシオンという双子の姉妹の暴走によるものだが、レイジュはそこまでは聞いていない。
「大変なんすね、勇者って」
「……まァ、フゥのヤツも自分で勇者になる道を選んだタイプだから、その辺は覚悟の上だロ。いつもは
ヒマしてる癖に、肝心なときに動けないとハ。ヤツの気功術が使えれば大分楽できると思って声を
かけてみたんだガ、いや、まァ今回は間が悪かったと思うしかないネ」
「フゥさんが回復するまでこの任務を遅らせることはできないんすか?」
「『龍穴』の作成がどの段階まで進んでいるのかわからないからナ。今日明日に完成することは
流石にないだろうけド、危険な芽は早めに摘んでおくにこしたことはないってことサ」
「ああ、そりゃまぁ、確かに」
「………………………」
納得したように頷いているクロノジョウの後ろでユニィは何やらうかない顔で、黙り込んでいる。
『龍穴』のことが気になるのだろうか?いや確かにユニィは仄闇の騎士団の中でも魔術知識に秀でた才能の
持ち主だが、おそらくは彼女が引っかかっているのはそこではないだろう。何故ならクロノジョウが聞き、
レイジュが『龍穴』の名を話に出す前からユニィはこうやって何かを心配するような顔をしていたからだ。
ユニィの心配事はレイジュにはわかる。魔術に於いて他の者より優秀であるから、自分の身体に
半分流れる妖の『血』に敏感であるから、ユニィは恐れを抱いているのだ。
魔王、その存在に。
レイジュとて鈍感なわけではない。『仄闇の騎士団』の誰より長く妖人として生きる者として、
アレが少なくとも人間ではないことは感知していた。思い返すだけでも寒気がする。
神速で飛行するゴーレムを駆り、島より巨大な海魔をただの一撃で跡形もなく消滅させた魔力砲を放ち。
レイジュ自身、かなり高いレベルの戦闘力を持っていると自負しているし、同じ勇者であるブレイズが
神槍を出力端子としてとてつもない高火力での魔法攻撃を可能とするのも見たことはあるが、
アレはなんというか、桁が違う。
単純な戦闘力に関してのことだけではない。人間にとっての『魔王』と、妖人にとっての『魔王』の立ち位置が
同じであるわけがない。魔王が人間にとっての不倶戴天の敵だとしたら、妖人にとってはどうなのだろうか。
少なくともこの身体には、魔王の眷属である魔族の血が半分流れているのだ。討つべき敵か、仕えるべき王か。
いや、答えは決まっている。だが魔王は総ての魔族を個の意志に関係なく従えるという。
もしも魔王を前にしたとき、その判断を果たして自分でできるのか。
色々な意味で、魔王という存在が与えるプレッシャーは大きすぎるほどに大きいのだ。
だが―――。
レイジュはユニィの頭にぽん、と手をやった。
「……レイジュさん」
「大丈夫だヨ、ユニィ」
顔をあげるその少女を勇気付けるように、レイジュは微笑んだ。
「俺たちはきっとやっていけるサ」
そう。そのためにはまず倒さなくてはならない。
聖堂教会の敵となる者、その全てを。
「うわ、凄いっすね。警備」
―――などという会話も森に入るまで。山道をそれなりに慎重に進み、築かれた砦を見下ろすことができる岩陰に
いったん身を潜めて、レイジュたちは突撃前の最後の打ち合わせをしていた。勇者の名を掲げた囮と言っても、
レイジュ本来の戦闘スタイルは大見得を切るようなものではない。こういった『襲撃』ならなおのことだ。
真正面から攻めるのも囮なら、裏手で控えるアウグストンたちもまた囮。その混乱に乗じてレイジュは単独で
組織の中心に潜り込み、中枢に進入して動くことになる。
そのためにも相手方に気取られ『る』よう、しかし決して過剰に警戒はされないよう、適当にボロを出しながら
進んできた。こういったとき、たとえばブレイズやヒロトなど魔獣退治で名をあげている勇者なら、組織の中核を
担う魔導師はとても適わないと見てさっさと逃げ出していたかも知れない。だがそこで地味で戦歴もぱっとしない
(ことになっている)勇者レイジュの名が役に立つ。
つまり大して脅威でもなさそうな勇者が、大して脅威でもなさそうな少年少女を連れてこそこそと探りを
入れてきた―――と、組織の目には映るのだ。『龍穴』は東洋魔術の技術の結晶である。当然、どこにでも
手軽に作れるものではない。そこには恐ろしく緻密な魔術的土地管理能力と方位、風土、気候、地形諸々の
適切な条件が必要になる。折角手に入れたこの場所を手放すことは、ことレイジュを前にしてはしないだろう。
加えて言えば、勇者を討ち取るということは聖堂教会の名誉と信頼を大きく傷付けることにも繋がる。
相手は聖堂教会と敵対しようという組織だ。飛んで火に入るなんとやら、と迎撃の準備をしていることは
ほぼ間違いない。
というわけで―――目下、物々しい装備で身を固めた兵士たちが砦の防壁の上に陣取っているのも
予想の範囲内というものなのだった。
「見える範囲だけでも二十はいるな。隠れてるのも合わせれば砦周辺だけで百は軽いってところか」
「途中、いくつか結界も張られてたしね。こっちは突破するだけだから別にバレても平気だけど、
アウグストンさんたちは大丈夫かな。今からじゃアウグストンさんたちの方のフォローはできこないし」
「流石に秘伝魔術の儀式を使いこなせるだけあって防戦の心得はあるらしいネ。ただ、アウグストンも
バカじゃなイ。あっちは放っておいても上手くやってくれるダロ。お前たちはお前たちの仕事をして、
敵陣を引き付けてくれればそれでいいサ」
「……簡単に言ってくれるよレイジュさんは」
溜め息をつく、クロノジョウに目をやって―――にやり、と笑う。
「無理カ?」
「やりますよ。やりゃあいいんでしょ」
クロノジョウの背がめきめきと音を立てて盛り上がり、そこから漆黒の翼が顔を出す。
まるで堕ちた天使が持つとされるようなそれは、しかし神族のものではなく彼に流れる魔族の血の証だ。
腰に挿していた扇をひゅんひゅんと回し、ぱしっ、と音を立てて開く。
東方の果ての果て、ヒイヅルから幼い頃に聖堂教会に引き渡され仄闇に身を沈めた彼は世が世なら一国の
長となっていたであろう『テング』の血を引く妖人。その黒い翼は風を帯びて空を駆け、
巻き起こす嵐の前に地上に立つ下々民は悉く頭を垂れる……!
「先行する。行くぞ、ユニィ」
「うん!」
びょう、とクロノジョウが飛び立つ。同時にユニィも駆け出し、レイジュは闇に溶け込むように姿を消した。
作戦開始。大きく翼を広げたクロノジョウの姿を認めるや、砦のあちこちで怒号が響く。
「現れたぞ!」「アレは勇者の仲間だ、近くに勇者がいるはずだ!辺りに注意しろ!」
「充分に引き付けろ!」「魔術、詠唱開始!」「弓兵、構え!」「放て!!」
まず襲い掛かってきたのは弓の雨だった。一本一本なら避けるのは容易いが、それが百ともなると
最早その鏃は『面』に近い。少しばかり躱したところでヤマアラシのようになるのは確実だろう。
だから曇天の燕のように低く飛ぶクロノジョウは、まず回避行動を取らなかった。
「『渦将(うずまさ)の風』……!」
手にした扇を一閃する。びゅごう、と巻き起こる風が防壁となり、飛来する矢を弾き飛ばしていく。
妖人としての能力を開放したクロノジョウに飛び道具はまず通用しない。彼の纏う大気そのものが
彼の盾となるためだ。そして当然、それはクロノジョウの意思ひとつで剣にも変わる。
クロノジョウが扇を振るうと、そこから放たれた風は空気の槌となって弓を構える一団に襲い掛かった。
家屋をも薙ぎ払う不可視のハンマー、しかしそれは砦に直撃する前に四散する。
「結界か……!」
「魔法隊、放て!!」
弓では効果は薄いと見るや、今度はごう、と音を立てて巨大な火炎球が飛んできた。
また風を使って防御をしようにも流石に破壊力のケタが違う。集団で唱える呪文は相乗効果がかかり威力が
増すためだ。聖堂騎士団の魔道部隊や『歌姫』を選定する国シェンツェスの歌劇団が誇る『合唱』と同じ。
森全体の木の葉を揺らせば盛大なざわめきになるように、その破壊力たるやとても一人で防ぎきれるものではない。
それを、
「『エイワズ』・『エオル』・『イスサ』―――障壁」
ユニィは、一人で防ぎきる。
「馬鹿な……!?」
砦で大きなどよめきの声があがった。集団詠唱による火炎球はその総量にして並みの魔導師を一瞬で骨と
皮だけにするほどの魔力が込められていたのだ。勇者の仲間とはいえ、歳若い娘が簡単に掻き消せるレベルの
ものでない。しかし、この少女にとってはそんなもの、ろうそくの火を吹き消すように簡単なことなのだった。
「サンキュ、ユニィ!」
「『ナウシズ』・『アンスス』・『ハガル』―――妨害」
クロノジョウにこくりと頷いて、砦の前に姿を現した小さな少女はまた何事か呟いている。
なんだかわからないが―――格好の餌食だ。弓兵たちはひょう、とまた弓を放ったが、
すかさずユニィの前に回りこんだクロノジョウの風によってまたも弾き飛ばされた。突風が吹き荒れ、
矢が一本、くるくると回りながら砦に舞い戻ってくる。そして兵のすぐ足元にどすっ、と突き刺さった。
「………あ?」
一瞬、何が起きたのかわからない。
何かがおかしい。しかし、何がおかしいのか。足元に矢が刺さっている。
そうしてやっと気づいた。何故、矢がここに刺さっているのだ。
この砦は、強力な結界に護られているはずなのに―――。
「結界が解除されている!?」
誰かが叫んだ。その声は再び叩きつけられたクロノジョウの風の槌によって途切れ、叫んだその術師たちの
身体ごと吹き飛ばしていく。砦から落下していった彼らは地面に勢いよく叩きつけられ、動かなくなる。
間違いない。結界が無くなっているのだ。しかし何故?誰が―――。
「……………………」
ユニィである。
正確には結界を解除したのではなくジャミングによって大きな穴を開けたのだが、そもそも完成している結界に
強制介入して穴を穿つなど人間業ではありえない。だが、それも頷ける話。彼女は人間などとは比べようもない
膨大な魔力と、魔法の才を持っているのだから。
耳当てを、外す。
その下に隠されていた彼女の耳は長く、尖り、人間のそれとは明らかに異なっていた。
この世界のどこかの国に、深い深い異界の霧に閉ざされ亜人の郷があるという。人ならざるもの達が
静かに暮らすその郷を束ねる一族こそ、ユニィの受けた血の系列。その目は風を見、その耳は大地の声を聞く。
神秘に於いて人間よりも遥かに高い位置にいる種族『エルフ』の魔力の前には、そこいらの魔導師がたかだか
十人ほど束になったところで太刀打ちできる道理もない。
「『カノン』・『ティール』・『ウルル』―――会戦……!!」
穴の開いた結界をさらに貫き穿つように、炎の矢が放たれる。
先程魔法隊がクロノジョウに向けて放った火炎球よりも高温であり、洗練されていて、何より疾く、
兵たちに何ができるでもなく砦に突き刺さり、次の瞬間大爆発を起こして高らかに炎の柱を立ち昇らせた。
その『狼煙』を―――。
山を越えて森から敵陣に近づいていたアウグストンたちは砦の反対側から見た。
「………始めたようだ」
大きな身体を器用に木や岩に隠していたアウグストンが身を起こす。
この山林一帯に張り巡らされた結界に一度も接触せず今まで待機していたのだ。この男はかつて
とある王国の近衛隊長も任されていたほどであり、無骨な見た目よりもずっと器用で魔術にも心得がある。
だから、砦を囲むように物理結界が張られているのも一目見て気付いていた。
丁度砦の反対側でクロノジョウの風の槌を弾き返した強力な結界である。一定以上のエネルギーを持つものは
岩であれ魔法であれ、アレに阻まれてしまうのだ。ユニィが魔力のジャミングにも似た『妨害』で開けた穴は
あくまで一部であり、離れた場所であるここまでは解除されていない。
「どうするんですか?あれ、確か越えようとすると身体に負荷もかかるんでしょう?」
木の上からするすると降りてくる人影―――にしては、形が変だ。背中から四本の節足が槍のように生えている。
そのうちの一本からは髪の毛のように細い糸が伸びており、少女はそれを伝っているのだった。
大蜘蛛の亜人、『アラクネ』。魔獣の血を受け継ぐセリカは音もなく地面に降り立つと、
どこか歯がゆそうに言った。
「ああ」
「向こうではもう戦いが始まっているようです。私たちも早く参戦しないと」
「わかっている」
だがアウグストンにもあの結界は解除できない。結界というものは基点が必要であり、
山の中に仕掛けられていたそれは石にカモフラージュされていたり茂みの中に隠されていたりしては
いたものの『手出し可能』な状態だったが、アレの基点はおそらく砦の壁の内側にある。
ユニィのように術式に介入するならともかく解除するには壁を壊して砦の中に侵入しなければならず、
そして砦の壁を壊そうにもあの結界はそんなエネルギーの干渉を認めない。
「では、クロノジョウくん達が砦の中の基点を壊してくれるのを待ちますか」
「いや。そこまであいつらに甘えるわけにはいかない。敵を分散させるためにも、ここは自力でなんとかしよう」
そう言うとアウグストンはずん、と足を踏み出して折角隠れていた森から砦に向かってまっすぐに、
何の小細工もなしにただ進んでいく。いや―――その身体が。一歩一歩、歩を進めるごとに変わっていく。
ただでさえ大きな身体がさらに大きく、ただでさえ屈強そうな肉体がさらに雄雄しく、巌のように。
そんな彼は当然、砦の上で見張りをしていた兵士たちにあっという間に見つかってしまう。
「こちら側からも侵入者だ!報告を急げ!」
「まずは弓を放て!あれは―――あれは、何だ!?」
怪物となったアウグストンは飛んできた弓をものともしなかった。避けることもしなければ払うこともしない。
傘を差す必要もない小雨の中を行くように、ただ歩いて砦に向かう。矢は怪物の黒くしなやかな毛皮に
蚊ほども通用せず、全て弾かれてしまっている。頭から生えた雄牛の角に鏃が当たり、かん、と小さな音を立てた。
しばらくして、今度は魔法が飛んできた。大きな火炎の塊だ。それも、アウグストンは避けない。直撃する。
砦の上で歓声があがる、が、黒煙の中からぬうっ、と顔を出した巨体を見てあっという間にどよめきに変わった。
「化け物……」
砦の上で誰かが呟いたのがアウグストンの耳に届いた。
なんのことはない、ただの事実だ。アウグストンはそのまま無造作に拳を振り上げ、
「―――むん……ッッッ!!!!」
そのまま、砦の防壁を結界ごと殴りつけた。
ごぉん、という轟音と共に防壁がぐらぐらと揺れる。そんな馬鹿な。防御結界は正常に作用している。
砦の兵たちはまだその報告を受けていないが―――反対側の、ユニィのように術式に介入されたわけじゃ
あるまいし、ただの豪腕で揺らぐようなシロモノであるはずがないのに。
「オォ……!!」
そこに、再び拳が撃ち込まれる。ずずん、と地震のように揺れる防壁。
アウグストン―――牛鬼『ミノタウロス』は呆れたことに、拳ひとつでこの鉄壁を攻略しようとしていた。
その姿はまさに迷宮の王たる怪物そのもので、見るもの全てに言い知れない恐怖を植えつける。
矢を射ろうとも魔法を放とうとも、あの黒い肉体にはまったく通用しないのだ。
それは空を覆う津波に似ているのかも知れない。飲み込まれることがわかっていても、どうしようもない。
怪物はやがて結界と防壁を突破して砦の中に踏み入ることだろう。
「……いいですねぇ」
………………それを、セリカは遠くから眺めている。
彼女はまださっきの茂みで身を隠していた。アウグストンほどの頑丈な身体を持たず、またクロノジョウや
ユニィのように魔法の防壁もない彼女が砦の前に姿を現したらあっという間に矢で射抜かれてしまうため
せめてアウグストンが結界を破壊するまでは待機との指示があったのだ。
「………………………」
セリカはしゅるる、と背中の節足から糸を紡いでみた。
アラクネの彼女は広い場所での戦闘に向かない。それはわかる。路地裏だの森だの、セリカはこそこそと
隠れて戦う方が向いているのだ。アウグストンのような雄々しい戦士とは違う、敵の背を狙う卑怯者。
「………………………」
セリカはぶんぶんと首を振り、深みにはまりかけた思考を切った。
街での行いはあくまで趣味。山に入る前、アウグストンが言った深く、重い言葉を思い出せ。
曰く―――
『俺たちは正義の味方ではない』、と。
「………………」
砦の中は慌ただしく、いくつもの情報が入り乱れているようだった。
曰く、聖堂騎士団の本隊による総攻撃が始まったらしいとか、いやいや森に棲んでいた魔獣が怒り狂って
砦を攻撃しているのだとか。勇者が攻めてきたという情報は実は聖堂教会の流した偽者だという隣で、
やってきたのはレイジュなんたらとかいうマイナーな勇者ではなくかの『龍殺し』ヒロトだという話もされている。
作戦はおおむねうまくいっているようだ。
誰も目を向けることのない影の中、レイジュは一人確認するようにうん、と頷いた。
もちろん、ユニィが開けた砦の大穴から先程侵入してきたのである。派手なパフォーマンスは全て囮。
ちなみに、防壁を破壊されて混乱した内部にいくつかの偽の情報を流したのもレイジュだったりする。
彼の仕事は暗殺だ。そこには英雄的なものなど何もない。血も涙もなく、敵を排除をするのみ。
狙うは一点、この組織の頭目である。もうひとつの大きな使命である『龍穴』の破壊は、もう七割がた
済んでしまったといっていい。防壁が破壊された時点でこの砦は堕ちたも同然だ。万が一、何か予期せぬ自体が
起こってレイジュたちが撤退することになっても、まさかこの土地に組織が留まることはないだろう。
体勢を立て直すにしてもどこか余所へ移るはずだ。作りかけの龍穴を放棄してでも。
なら、龍穴を作る技術者を消してしまえば聖堂教会の脅威は消えてなくなる。
レイジュ・ランディスは隠密の術を使い、影となって砦の中を駆けていく。
砦。その実態は防壁と結界に護られた村だった。
『龍穴』の術式を執行している神秘の中心とはいえ、少なくとも兵たちや魔導師が生活する場所には
変わりなく、普通のゲリラやテロリストと違って拠点を簡単に変えられないがゆえにある程度自給自足が
できるようになっている。おそらくはここはもともと普通の村で、龍穴の条件に見合っていると
目をつけた組織に砦へと改造されたのだろう。村人の何割かはそのまま兵として仲間に取り込んで。
面白くない話だ、とレイジュは思う。
その予想が正しければ、ここの兵たちのほとんどは元・普通の村人だったはずだ。そりゃあここが
砦となったときから訓練はされているだろうが、傭兵ですらない。戦うことが生業ではない。
戦闘に出てくることがおかしい者たちである。だが敵だ。敵ならば殺されても文句は言えないし、殺しても
文句を言われる筋合いはない。そしてきちんと整備された畑を見る限り、その予想は当たっている。
まったく、面白くない話だった。
(あっちには水場があっタ。そしてここに畑がある、ということハ―――)
レイジュは方向を変え、建物に身を隠しながら砦の中心へと向かう。
頭の中に大まかな地図を描き、敵の本陣がどこにあるのかを予想する。レイジュはもちろん龍穴の作成方法など
知らないが、その秘術の基礎に方位術が使われていることは知っている。東方魔術でいう風水というヤツだ。
土地の『気』のバランスを操作する術である。その術では何をどこに配置するかが重要な要素となるらしい。
こと『龍穴』という大魔術ならその繊細さは大変なものになるだろうとは容易に想像がつくことで、
この砦の中は風水によって全て細かく間取りが決められているに違いない。レイジュは決して詳しくない
その知識を思い出しながら、マナの濃い場所を探して進んでいく。
「………?」
どうも居住区に入ったらしい、やたら建物が並んでいるエリアをしばらく駆け、レイジュは何か不自然なものを
感じて足を止めた。―――何だ、この違和感は。周りを見回す。不揃いな形の長屋が連なった、歪な家並み。
枝分かれした、入り組んだ石畳の道。遠くの方でレイジュの仲間たちが派手に暴れているらしい轟音が
聞こえてくる。だから余計にそう思うのか、辺りはしんと静まり返っていた。不気味なほどに。
(……いや、待テ。これハ、まさか―――)
レイジュは己の足元に目を落としていた。ざり、と爪先で石畳を擦る。
その、タイルの並び方。いや、正確にはそのタイルとタイルの継ぎ目が描くラインの形を。
見覚えが、ある。それはレイジュにとって割と馴染みの深いものだった。その術式を世界中に敷くことが
彼の所属する組織の計画の一端であり、そしてそれは随分昔にほぼ仕上がっている。今ではその名を
聞いたことがないという者は、少なくともどこの田舎者だと嘲笑われるだろう。だがその反面、術式は
繊細なものであり、その全ては厳重に管理されている。世界中にあるといってもこんな敵陣のど真ん中に
あっていいものではない。だいたいアレは―――『龍脈』によって設置場所を左右されるために、
どこにでも作れるというシロモノではなかった筈だ。
『龍穴』と、同じように。
レイジュはそのラインに沿って走り出した。
ラインは蒼く、微かに光りだす。その輝きにも覚えがある。間違いない。これは。
「………………ッ!!?」
ざざ、と立ち止まる―――辿り着いたそこはほぼ完全な円形をした広場だった。
蒼く発光するオブジェが並び、描かれたラインが複雑な魔法陣を描いている。
『龍穴』を作っている、だって?ああ、そうだ。確かにコレの基点は龍穴となる。利用するのは
マナそのものではなくマナの流れの方だが、それでも龍脈を効率よく利用するのに東洋龍脈の秘術は必要だろう。
しかし、それどころではない。―――レイジュの識るそれとは微妙に異なる、しかしこれは間違いなく。
「『E.D.E.N.』……何故、ここに………!?」
「―――もちろん、私たちが新しく作ったのです。ええ、『舞台』へようこそ。今宵は楽しんでいってくださいね」
こつん、と足音がした。
いつの間に接近していたのか、いやこの魔法陣が最初から『機動していた』ことを考えると、
ラインが光ることを利用してここに誘導されたのか。レイジュは振り向きざまに腰に挿していた剣を抜き払い、
そして背後の人物に突きつけた。
そこにいたのは、
「……ガンブレード、ですか。珍しいものを持っていますね。流石に勇者、得物からして普通の騎士とは
違うというところでしょうか」
―――少女だった。
キノコのようなシルエットを作る、大きな白い帽子を被った小柄な少女だ。これまた白い、ゆったりとした
ローブを羽織り、閉じられた目の下には涙を思わせるメイクが描かれている。
一人、である。敵陣でE.D.E.N.(のようなもの)を目の当たりにして驚いたとはいえ、背後を取られたのは
不覚である。しかし気配はなかった。敵か。それにしては殺気が感じられない。それがこの少女の存在を
希薄なものにしていた。だが今、なんと言った。この剣を一目見て、ガンブレードだ、と……。
「……………知っているのカ。なら、わかるだろウ。自分が今、首筋に
刃を押し当てられているのと同じ状況だということガ」
レイジュの構えているそれは、知らない者が見ればナイフを大きくしたような『変わった形の剣』にしか見えない。
剣である以上、間合いをとっているこの距離では脅威にはならないが、レイジュの剣の、その刀身には
複雑な形をした筒が組み込んである。引き金を引けば火薬が炸裂し、金属の弾丸を放つ『銃』という
古代の遺跡で発見された武器だ。本来は刃などなく、純粋な飛び道具としてのみ使われるものである。
弓と違って構造が複雑でメンテナンスに手間がかかり、重く、魔法に比べて使い勝手も悪いためにあまり
メジャーなものにはなっていない。しかしひとたび放たれた弾丸の速度は矢や魔法のそれの比ではなく、
引き金を引いた瞬間に数十メートル離れた的に穴を穿つほど。そして今、レイジュは少女の眉間に狙いを
定めている。レイジュが指を少し曲げるだけでこの少女の頭には風穴が開くだろう。
その上で、レイジュは訊いた。
「………作った、と言ったナ。それはどういう意味ダ」
少女はこの状況―――レイジュは瞬きの間に彼女を殺すことが出来る―――ということを
わかっているのかいないのか、まったく怯えた様子もなくごく普通に、
「意味なら言葉の通りですが。そもそもE.D.E.N.とは『神秘』より『技術』より来たるもの。
構造さえ把握してしまえば誰にでも再現は可能なもの。聖堂教会のみに与えられたものではありませんわ」
「………な、」
あっさりと言う少女だが、それがどれほどとんでもないことなのか、
聖堂教会に仕える勇者であるレイジュにはわかる。
確かに。E.D.E.N.とは龍脈と龍穴という大きな条件があるが、基本的には高度な技術の粋を集めた術式である。
術を組み上げるのに特別な才能がいるとか、聖堂教会の祝福を受けたものでしか起動しないとか、
そういった誓約はない。あくまで道具、ならばこの少女の言うとおり聖堂教会以外の者でも
再現することは可能だろう。―――言葉の上では。
しかしそれはそれこそ、宮廷で作られる食べきれないほどのご馳走を一般家庭で調理してのけるようなものだ。
材料も道具も設備も調理方法もわからないのにどうやってその味に至れというのか。そんなことは不可能である。
少なくとも、レイジュにはそう思えた。
「いえいえ、そんなに難しいことではありませんわ。世界各国の協力が必要だというのなら、
その協力を得るまでのことですもの」
そんなレイジュに、少女は柔らかく微笑んでみせる。
「知っているでしょう?E.D.E.N.を構成するために必要な理論は世界各地それぞれの特色ある魔術のそれが
使われているのです。ラルティーグが研究する『賢者の石』、マナの貯蔵と保管の技術。ユグドレシアの
『全知の書』、魔力そのものが一種の情報媒体、記憶装置として利用できるという理論。オーカ帝国やヒイヅルの
『龍脈』と『龍穴』、自然界におけるマナの流転と、その莫大なエネルギーの利用法。他にも遠隔操作で作動する
呪法や術を安定させる結界の構築―――百にも渡る様々な術式を模倣し、組み合わせてE.D.E.N.は完成した。
我々はそれと同じことをしたまでです」
「………………」
少女は、またおかしなことを言っている。
確かにE.D.E.N.に使われている技術のひとつひとつはそう目新しいものではないが、
それを成し得たのはひとえに全世界に影響を及ぼす聖堂教会あってのことだろう。
各地の特色ある魔術というがようは国々を築き上げた魔導師の秘伝である。国の命とも言えるそれを
提示させること、そしてE.D.E.N.というひとつの術式に纏め上げることが聖堂教会なくしてありえるはずがない。
「……そう、思いますか?」
少女の顔から笑みが消える。
氷のような無表情。その顔を見て、レイジュはなんとなく、ああ、と思った。納得した。
つまり、彼女は。いや、この組織は。
「聖堂教会の権力と戦力の前に淘汰されてきたモノたち。『楽園』の構築に
邪魔であるからと排除されてきた、あなた方が踏みにじった千の欠片。
――――――お忘れですか。それもまた、世界の一部であったということに!!」
聖堂教会に協力することを断り、そして敵と見なされて滅ぼされた部族はそれこそ世界中に存在する。
十年、二十年では話にもならない。百年、二百年でもまだ足りない。比較的世界が安定し、平和になってきたのは、
少なくともレイジュにとってはつい最近のことだ。聖堂教会の目的は世界をひとつに纏め上げること。
それはつまり、そこから外れるものに容赦なく剣を振り下ろしてきた惨劇の歴史に他ならない。
切り捨ててきた欠片が、怨念を持って塊となった。それこそがこの不気味に輝くE.D.E.N.の正体であり、
そしてこの組織そのものの正体であるということか………!
「ああ、自己紹介がまだでしたね。私はこの反聖堂組織『アルカディアの牧人』の『歌姫』、
ティアーと申します。どうぞ、お見知りおきを。聖教国ナルヴィタートが勇者、レイジュ・ランディスさま?」
「………………………」
『歌姫』。
その言葉が鼓膜に届いたその瞬間にレイジュは引き金を引いた。
ガンブレードに装填されていた弾丸が炸裂し、ティアーの眉間に風穴を開ける。その寸前のところで、
不可視の壁に弾丸は弾かれた。結界か。いやそうではない。それまでなにもなかったはずの虚空が
にわかに輪郭を持ち、そこから醜悪な一頭の龍が現れる。
「せっかちな方。紹介もまだですのに」
突然現れたように感じるのも当然。この龍はさっきまでここに存在していなかったのだ。
己の存在を霞のようにあいまいにし、あらゆる認識を透過させるがゆえに幻想龍の異名を持つこの異形の名は。
「―――ジャバウォック……!?」
「そう。元はどこかの森のヌシだったこの子もまた、聖堂教会に守るべき森を奪われて放浪していたもの。
聖堂教会に復讐を誓った我々に相応しい守護竜だとは思いませんか。………お狂いなさい、ジャバウォック。
我らの怒りを、憎しみを、恨みを。余すことなくそこな殿方に教えてやるのです」
『 !!!!』
おぉん、おぉん、とジャバウォックが吼える。耳には聞こえず、空気を振動させることもないその声はしかし、
レイジュの背筋を冷やすに足る負の衝動が込められていた。
(さすがに、すんなりとはいかないネ……!)
目の前には龍。主人を守るように立ちはだかるこの魔獣を倒さなくては状況の打破は見込めまい。
しかし相手は魔族の仲でも上位に位置する『龍種』だ。簡単にいかないことは目に見えている。
「―――では、お聞きくださいな。『アルカディア』の歌の第一幕を」
こめかみに一筋の汗を伝わせるレイジュに向けて優雅に一礼をする。
そうして、ティアーは祈るように胸の前で手を組み、
血色に染まる月のように、唄い始めた。
―――妖人とは人と魔族の双方を併せ持った能力の持ち主である。それは先天的に人間の力を
超える能力を持つというだけでなく、後天的にその異能をどう活かすか、どう伸ばすかを判断し、
修練を積むことにもできるいうことだ。よって、彼らは人より魔族より優れたる力を手にすると言われている。
アウグストンは、クロノジョウは、ユニィは―――彼らは強い。
殴り飛ばし、吹き飛ばし。精神にすら干渉して、たった数人で千にも及ぶ兵団と渡り合えるほどに。
だがレイジュが砦の中枢、E.D.E.N.に辿り着きティアーと対峙し、ジャバウォックに襲われていたその同時刻。
暴れていた仲間たちの戦況に変化が訪れていた。
夜に響く、其の歌声。
星が弾けて、光舞い散るよう。
青いラインが、砦を照らす。
その中で。
『あ、オ、オォォ、オオオオ、ウオォォォォォォォォォォォォォ!!!!』
倒した筈の兵士たちが立ち上がり、雄叫びをあげていた。
砦を築き上げる石畳、その一枚一枚が描くラインが光を放っている。まるで太陽に手をかざし、
指の隙間から日差しがこぼれる様に。光は傷ついた兵士を癒し、再び奮い立たせ、そして力を与えていた。
「これ、は―――!?」
アウグストンは砦に起こった変貌に驚愕し、辺りを見回していた。
歌が聞こえる。どこか遠くから聞こえるようで、耳元から直に鼓膜に届くようでもある。
不思議な響きのある歌声だった。
そして何より、殴り飛ばし、鎧や兜を拳型に凹ませて倒れ臥していた兵士たちが立ち上がり、
闘志を滾らせてどん、どどん、と足を踏み鳴らしているこの状況。
アウグストンは知っている。
これは『歌魔法』だ。
呪文に旋律を加えることによって共鳴させ、言霊の力を最大限に引き出すそれは難易度最上級とも
言われる呪文形式を持つ魔法である。かの『彩りと波音の国』シュエンツェスにて発展した歌魔法は、
何年かの期間をおいてもっとも優れたる歌い手を『勇者』として選定するという制度が存在するほどの
力を持っている。しかもその制度を申請したのはシェンツェスではなく聖堂教会の方だというのだから
どれほどのものかわかるだろう。
それが、
「戦(イクサ)の歌―――洒落にならんな……」
敵陣の戦気を高揚させていた。
気がつけば倒れているものは一人もいない。
強固に陣形を組み直し、中央の敵(アウグストン)を包囲している。一分の隙もないこの鋼の軍団は
今や聖堂騎士団本隊にも匹敵する力を持っているだろう。ちぎっては投げちぎっては投げとできていた
先ほどまでとはもはや比べようもない。魔法を、弓をかいくぐりながら相手できたとして、
一度に戦えるのはおそらく歩兵三人まで。そして軍団の総数はその百倍にも届こうか。
「……さて」
ここからが本番。
獣のように四肢をつき、ぎしり、と足を踏みしめながら。
セリカを待機させてきたのは正解だったな、とアウグストンはそんなことを思っていた。
「『エイワズ』・『エオル』・『イスサ』―――障壁!!」
「玄魔(くらま)の風……ッ!」
放たれた火炎弾をユニィが防ぎ、その後ろからクロノジョウが飛び出して扇を振るう。
火炎弾を切り裂くような形で放たれた鎌鼬が兵たちをなぎ払う。さすがに幼馴染みと言おうか、
一朝一夕のコンビネーションではない。実戦経験のないセリカを残し、一人で戦っている
アウグストンと比べればこちらはそれなりに押しているようだ。
ただ問題があるとすれば。
「………大したダメージにはなってないみたいなんだよなぁ」
「対魔力、耐久力がさっきとは比べ物にならないよ。それに高揚状態にあって精神が痛みを
凌駕してるみたいだから、多少痛めつけた程度では降参してくれないし……」
原因は、まぁ考えるまでもない。
砦中に根を張るように光を放っているこのラインと、そして不思議に響き渡る歌声の効果である。
どうせパワーアップするならこっちにも効力があったてもいいようなものだがそこは敵陣、
こちら側にはなんの変化もない。負荷がかからないだけましか。だがこうなってくると数の差がものを言い、
次第に疲労が溜まってくる。アウグストンと違って体力そのものは一般人とさほど変わりないこの二人である。
魔力が尽きたら完全に詰みだ。いくら莫大な魔力量を誇る妖人といえど、フルパワーで長い時間
戦い続けられるわけではない。
「レイジュさんがさっさと龍穴を壊してくれればこっちも無理しないで撤退できるんだけどな。
ユニィ、この歌だけでも『妨害』でなんとかならないか」
「―――たぶん、無理だと思う。というか、無駄っていったほうがいいかな。『歌魔法』は呪文を唱えてから
効果が出る普通の魔法と違って、呪文(歌詞)そのものに効果の出る魔法だから。『妨害』できるとしても
ほんの一瞬。この相手の数を考えると……」
「割に合わない、か……」
「うん。『歌魔法』は遠隔操作(リモート)で使えるものじゃないから、ゴーレムなんかに比べると
割と妨害しやすい魔法ではあるんだけど」
クロノジョウの背に捕まって、とりあえず空高く飛びながらユニィは言う。
歌魔法とは難しい魔法だ。旋律と呪文、その双方を共鳴させるには高い才能と技術が必要で、たとえば普通の
魔導師が呪文を歌として歌ったとしても効果の向上は得られない。それどころか元の呪文が持つ力さえ失って、
魔法は奇跡の力を発揮せずにただの歌として終わるだろう。
それだけ繊細な魔法だ。当然、明確に弱点というものも存在する。
たとえば、距離。歌魔法の効果範囲は歌声が直に届く数十メートルまで。それも開けた場所での話だから、
戦場では歌い手の姿が敵の目にもさらされることになる。術士を倒してしまえばブーストが切れることは
魔法にとって共通のルールのようなもの。効果は高いが比較的対応はしやすい魔法なのである。
そもそも、『歌魔法』は戦闘に向いた魔法ではないのだ。シェンツェスは歌と踊りをこよなく愛する
平和の民が築いた国。勇ましい武曲を歌い始めたのは聖堂教会の介入によって他の国と交流を持ち始め、
刺激を求めたからだと言われている。
「でも、上から見た限り歌い手は陣形のどこにもいないぜ!?」
「うん。そうなんだけど……」
ユニィはそこで乾いた唇をひと舐め、
「………確か、シュエンツェスには伝説があったの。世界を包み込んで誰もを楽園へと導く、『世界を救う歌』。
そんなものがあれば、もうこの世界のどこにいようが関係ない。今はこんな、狭い砦の中だけみたいだけど。
砦中に走ってるこの光がこの歌の『会場』であるなら、もしかして―――」
「もしかして?」
クロノジョウが続きを促す。その直後に地上から無数の矢が放たれ、彼は風で防御せねばならなかったために
続く呟きを聞き逃した。
「………………………『楽園』という名前の、その意味は……」
『世界を制圧するための魔法兵器。それがE.D.E.N.の正体。それが「楽園」の名を冠するということは
我々には皮肉としか思えませんわ。屍の上に作られた楽園の土はさぞ肥えていることでしょうね。
―――この情報端末の恐ろしいところは、言葉や映像だけでなく魔法の効果までも広範囲に
伝えてしまうことにある。おわかり頂けたかと存じますが』
ティアーは結界の中で歌いながら微笑んだ。声が聞こえるのだが、実際にティアーが喋っているわけではない。
木の葉や紙などの媒体を高速で振動させ、言葉を紡ぐ魔法のひとつだ。さすがに歌魔法の使い手、
発声以外の通信手段は心得ているらしい。
『 !!!!』
「―――チィィッ!」
一方、レイジュはというと、静かなティアーの声は届いているものの返事をする余裕はない。
ジャバウォックの攻撃はこちらからは見えない。それどころか鋭い爪が風を斬り裂く、その唸りさえ
聞こえないのだ。視覚として捕らえられない。聴覚が役に立たない。なにせ振り上げられる腕も
牙をむき出しにした顎も、攻撃がレイジュの身体に食い込むその直前まで存在しないのだから。
自身の存在を希薄にする、それが幻想龍ジャバウォックの能力。
攻撃だけではない。レイジュが一瞬だけ現れたジャバウォックの巨体に向けてガンブレードの引き金を引く、
しかしその時には相手はもう姿を消していて、銃弾は虚しくすり抜けるばかりだ。
ジャバウォックからはレイジュはまる見えで、レイジュの方からはジャバウォックは認識さえできない。
次元の違う敵というやつである。さて、どうしたものか。
遠くから響く轟音と雄たけびが、仲間の危機を知らせてくれる。この『歌』をさっさと
止めなければ、いかに妖人の戦闘集団である『仄闇の騎士団』といえど危ない。
それはわかっているのだが―――。
「………―――ガッ!」
とっさに身を捩るも、爪の先が掠り、腕が切り裂かれて血がにじむ。風切り音はおろか気配さえない攻撃を
躱し続けるのはレイジュには無理があった。これがたとえばフゥあたりなら薄い気配を巧みに読んで
居場所を特定できるし、ブレイズなら超反応で一撃は食らってもその一瞬で反撃も可能だろうが。
レイジュは気を読む技術も、ブレイズのような身体能力もない。ここは一度引くべきか。
「……でも、そうもいかなイんだよなァ。聖堂教会の使い走りはツライところだネ」
はぁ、と溜め息をつく。気がつけば全身ボロボロなのだが、レイジュはまったく堪えた様子もない。
この期に及んでも飄々とした態度を崩さないレイジュに、ティアーは不思議そうに眉をひそめた。
『………逃げたければ逃げればいいのではないですか?貴方ではこの子は倒せないと思いますが』
「いやいヤ、そうすればあんたたちは『聖堂教会が使わした勇者を撃退した』と言い回るだろウ?
それではちとこちらとしては困るんだヨ」
『呆れた。聖堂教会の看板を守ることがそんなに大事ですか。自分の命より?』
「―――そうじゃなイ」
レイジュはその瞳を不敵に細め、笑う。
『………………?』
「肝心なのは、俺ガ。俺たちガ聖堂教会にとって有益であるト、『使えるヤツらだ』と
評価されることにあル。ここで俺が撤退しようがいずれアンタらは処分されるだろうガ、
その任務を俺たちが受けたってことは俺たちが片をつけなきゃならなイってことなんだヨ。
俺たちのような仄闇から生まれたモノにもできることはある―――そう、思わせるためニ」
『………貴方は、』
「いやいヤ、龍穴どころかE.D.E.N.の作成までやってのけるとは正直驚いたガ、そいつを駆使してモ聖堂教会は
倒せないと思うヨ。なにせソレによる強化はあくまでその土地一帯だけダ。防戦には向いてるけド攻勢に
出るには向かなイ。戦うなら自分の庭デ、しかしそれでは被害は避けられなイ。被害を最小限に抑えるには、
圧倒的戦力と火力で一気に敵を殲滅しなけれバ。兵の確保と民の掌握は必須だろウ。ソレを踏まえて、
はじめてE.D.E.N.は最強の兵器と成り得るんだヨ」
『歌』が、心なしか弱まる。レイジュの言葉に動揺しているのだ。
『貴方は、何を……』
「何を言っているのカ、って?決まっているだろウ。未来の話サ」
『未来……?』
レイジュは頷いて。
「あんたらがやっていることじゃないカ。E.D.E.N.は単なる情報端末じゃなイ。世界を流れるマナを
利用する技術そのもノ。使いようによってはこのようニ、千の兵団を一度に強化させることも可能だ。
いや千どころじゃなイ。一万、十万、百万……千万。それ以上。全世界の聖堂騎士、護国兵団、
呪刻さえ刻めば傭兵やそこらの酒場の用心棒さえも、『楽園』を守護する戦士となル。もちろん
そんな規模の軍団が、まさか同族相手に向けられるものであるハズがナイ。
―――でハ、E.D.E.N.とはいったい何の為にあるんだろうネ?」
『………………………』
「もうすぐなんダ。もう少しで、『楽園計画』は完成すル。真なる意味での自由があと少しで手に入ル。
こっちには、お前らのような亡霊に構っている暇はないんだヨ。だから、ここでおしまいにしなくっちゃ
いけないんダ。悪いけどネ」
『………………………………………………………………ジャバ、ウォック』
「ああ、そうダ。コレ、『仄闇の騎士団』でも俺とアウグストンしか知らない
トップシークレットなんだヨ。誰にも言わないでくれると嬉しいネ。―――地獄でモ」
「――――――その男を殺しなさいッッッ!!!!」
主の命に答え、不可視の龍が咆哮をあげる。見えない脚で地面を蹴り、風を切らずに突進し、
そして牙を剥き出しにしてレイジュの身体にかぶりついた。
避けられなかった。いや、避けようもない攻撃を今まで躱してきたことが奇跡だったのだ。
やせ我慢かいかなる根性か、まだその場にじっと立っているがレイジュの足元からは夥しい量の血が
広がって………――――――。
――――――血?
じゃ、ない。なんだ、アレは。黒い。色が。まるで墨をこぼしたように、真っ黒で、そして、広がり続ける。
アレが血だとして、人間の身体にはあんなに血液というものが含まれているんだっけ。どんどん広がって、
それがざわざわと波立つ。気味の悪い、まるで生き物のようだ。
生きていた。
『 !?』
ジャバウォックが異変に気づいて身体を隠そうとする。だが遅い。ジャバウォックの能力は
自身の存在を希薄にすることだ。それはそれは恐るべき能力かも知れないが、では―――今。
レイジュに噛み付くために実体化しているその身体を、確かにこの現実に縫い付ければどうだろう。
刺さった釘からは逃れられない。もう一度消えるには『身体に絡みついた影』という異様なモノを
まず振りほどかなければ。
そして、影はもがくジャバウォックを捕らえて離さない。
いまだ突っ立ったままだったレイジュの『身体』はにやり、と顔を歪め、さっと手を振り上げた。
―――――――――ッッッ!!!!
その瞬間にジャバウォックの足元に広がっていた影から無数の黒い剣―――影が実体化し、
魔剣となったもの―――が飛び出し、ジャバウォックの腕を、脚を、胸を、頭を貫いていた。
『 、 ……』
穴だらけになったジャバウォックの巨体から、今度こそ血が吹き出す。
ばしゃばしゃと辺りを龍の蒼い血で染め上げて、ジャバウォックはずずん、と崩れ落ちた。
さすがに龍種の生命力、まだ息はあるようだ。放っておいたらこの状態からでも回復できるかも知れない。
………あくまでも放っておいたら、の話だが。
レイジュが手を振るうと、影はまたも鎌首を持ち上げ鋭利な刃物となってジャバウォックに襲い掛かった。
ざぐん、ざぐんと影の刃がジャバウォックの無防備な首に突き刺さり、そして切断する。
これでとどめ。幻想龍はもう二度と消えることも、動くことさえなく絶命した。
「―――ひ、」
ごろりと転がったジャバウォックの虚ろな目がティアーを見る。
ティアーはか細い声を喉から漏らし、ぺたん、と座り込んだ。
「……この力は嫌いなんだけどナ。まぁ、龍が相手ダ。仕方ないと言えバ仕方なイ」
黒い池のように広がっていた影が吸い込まれるようにレイジュの足元に戻っていく。しかしそれは
『収納』されることなくレイジュの身体にまとわりつき、彼のマントと一体化してうねうねと波立ち続けた。
醜くおぞましい、影の怪物。衣服のように纏っているのではない。それがレイジュの身体の一部なのだ。
『仄闇の騎士団』を構成するメンバーは全て魔族と人間の間に生まれた『妖人』。
というより、行き場のない『妖人』を集めて『仄闇の騎士団』という部隊は作られた。
そしてそれは、創始者であるこのレイジュ・ランディスにも当てはまる。
彼が受け継いだのは『リッチ・ザ・デス』という魔人の能力。吸血鬼やグール、ワイトといった
いわゆるアンデッドの頂点に立つ一族だ。かの魔王が自らの影に命を吹き込んで創り出したと言われるほどの
力を持つ上位魔族である。ゆえにその肉体をいくら傷付けようがリッチ・ザ・デスは殺せない。
その生命は身体にはなく、魔王より授かった影こそ彼らの『本質』であるからだ。
―――そして、『影』などという実態のないものをどうして傷つけることができるだろう?
不死身の身体に宿る魔王の影、それがレイジュ・ランディスの正体だった。
「………本当にこの力が魔王の影なのか、それは俺にはわからないけどネ。真実ではないただの
おとぎ話なのか、それとも俺が半分人間だからなのか―――まぁ、そんなことはどうでもイイ」
レイジュは肩をすくめると、転がっているジャバウォックの頭を蹴飛ばした。
「見ての通り、アンタの守護龍とやらはもういなイ。……で、どうすル?まだ手があるのかイ?」
「―――………………」
レイジュの問いかけにも答えない。ティアーは座り込んだままかたかたと小さく震えている。レイジュを見る
その目には覚えがあった。畏怖のまなざし、怪物を見る目。……嫌な目だ。レイジュは胸の内から
苦々しいものが湧き上がってくるのを感じていた。そしてそれは―――妖人なら誰でも経験のある感覚だろう。
彼らは半分、人間である。しかしもう半分は決して人間ではない。それを自覚する瞬間。そのトラウマこそが、
彼ら妖人を人間社会から遠ざける。
あの娘とてそうだ。
彼女は最初から路地裏を彷徨っていたわけではない。妖人の血は黙っていれば隠せるもの。
今、表向きでは普通の人間と同じ生活を送っている『仄闇の騎士団』がいい例だ。彼らは望めば
人間として生きていくこともできる。
ならば何故、彼女は社会のはみ出し者として路地裏で肌を晒していたのか。
堪えきれない、衝動的に相手をしていた男たちを殺してしまうほど嫌悪感を抱いていたのに?
………………答えは簡単である。妖人は、人間として生きることを選べなかったのだ。
いや、そんな選択肢が見つからなかったというのが正しいか。半分魔物であるという生まれついての宿業。
それが彼らを縛る呪いとなっている。自らの身を自ら貶める、この世に生きる場所などないと思わせる呪いに。
自尊。
それはしばしば傲慢の象徴とも言われる。ではそれは悪なのか。そうではない。必要なものだ。
生きるために。―――生きようとするために。
だから、『仄闇の騎士団』が存在するのだ。その身に宿る異形を使い、人の世の役に立てるために。
この身は怪物だけれども、それでもできることはあると信じさせるために。自らに赦しを与えるために。
だから、『仄闇の騎士団』が必要なのだ。聖堂教会の暗部を担うなどと、実のところ後付の理由に過ぎない。
何故ならそんなものは彼らでなくてもできることだからだ。聖堂教会が体のいい道具を見つけたのではない。
妖人こそ、『仄闇の騎士団』を必要としているのである。
「………次の手は、ないようだネ。なら、とっとと死んでみようカ」
レイジュはざわわ、と影を動かして死神の鎌のように振りかざし、
すこしだけ考えてから、影を仕舞い込んでガンブレードを抜いた。
ティアーはへたりこんだまま動かない。うなだれ、抵抗する気力もないようだ。
絵として見れば、無抵抗の少女に銃剣を突きつける非情な男、といったところだろうか。
しかしそれでもレイジュは引き金を引く。彼女は聖堂教会の敵で、
きたるべき『楽園』には不要のモノだからだ。
「………………ろ、」
何か言った。
俯き、身動きひとつ取らないでいた少女が顔をあげ、悪鬼の形相で哂い、叫ぶ。
「呪われろ……呪われるがいい!罪なき者たちを殺し、ヌシから大地を奪い!悪行の限りを尽くす聖堂教会!!
何がヒトを束ねる最古の組織か―――化け物さえも操り行う、そのどこに正義があるというのです!!
聖堂教会の行く先に深く冷たい絶望があらんことを!!」
化け物ってのは、俺のことかナ。
レイジュは少し眉をひそめ、
「正義サ。アンタたち切り捨てられてきたモノにはわからないだろうガ、聖堂教会は間違いなく
人間にとっての『正義』なんだヨ。だから従っていル。………俺たちはまだ人間でいたいからネ」
ぱぁん、と火薬が炸裂する音が響いた。ティアーの額に黒い穴が開く。
血と脳漿を流して倒れる少女。ひどくあっけない最期だった。改めて見ると、随分若い。
クロノジョウやユニィとさほど変わらないほどにティアーは若かった。おそらく、彼女自身は
異教徒として聖堂騎士団と戦争をしたこともあるまい。彼女が生まれたのは一族が滅んだ、
その後のことだろう。聖堂教会に復讐する道具として育てられ、こうして舞台に担ぎ上げられたのだ。
考えようによっては彼女は犠牲者なのかも知れない。
「………それでも、この娘は過去の怨霊。世界とは相容れない存在なんダ、―――セリカ」
呟いた、その声にびくり、と反応した者がいた。
「……あ、」
セリカである。アウグストンに言われて今回は戦闘に参加しない手筈だったのだが、
歌魔法に強化された軍団に押されていたので応援を呼ぶためにレイジュを探していたのだ。
セリカは見つかって慌てているようだが気付いたのはついさっき、この少女に向けて引き金を引いた
そのあとだったりする。きっと無慈悲に年下の女の子を殺したレイジュに動揺して気配が漏れてしまったのだろう。
いったいいつからいたのか、さすが蜘蛛の魔獣の血を引いているだけのことはある、といったところか。
レイジュはセリカから事情を聞き、頷いた。
「アウグストンが劣勢、カ。でも、もう『歌』も止んだ。心配はいらないヨ、セリカ」
息をついて、振り返る。
そこにあるのは『アルカディアの牧人』の歌姫ティアーの死体と光を失った魔法陣―――E.D.E.N.である。
「……………」
さて、とレイジュは考える。
いったい何者の入れ知恵か。
……E.D.E.N.を新しく作った、と彼女は言った。そのための技術の欠片も集めた、と。
そこに嘘はないだろう。巨大な組織には多くの敵がいる。聖堂教会の行ってきたことを思えばそれも頷ける話だ。
ただ、それをひとつのものに括り纏めたのは範疇を超えている。いやたとえ組み上げることができたとしても、
ここまでE.D.E.N.を再現することはできない筈だ。
さらに言えば、早すぎる。
砦を築いたのはこの『実験場』を確保するためだとして、聖堂教会の索敵部隊の報告が入ってから
僅か数日でE.D.E.N.は完成してしまった計算になる。あまりにも早い。聖堂教会のバックアップがあっても
できるかどうか。そんなことが、果たして可能なのだろうか?
「……………」
『龍穴』を開く秘伝魔法を識る魔導師がいる、というのは当初の考えだった。それが組織の黒幕だと思っていた。
しかし実際の敵は聖堂教会が切り捨ててきた者たちの怨念で、『龍脈』の秘伝はその断片にすぎなかった。
予想は外れた、しかし当たっていた。
黒幕は存在する。
だがそれは『龍脈』の魔導師どころのレベルではないし、
たどり着いたときには既に完成していて、この砦にはもういないだろうけど。
E.D.E.N.の構造を知る、もしくは完璧に解析できるほどの何者かが。
「……………」
―――それは仄闇どころではない、聖堂教会を覆い隠すほどの底知れない深い闇なのかも知れない。
そう、レイジュは思った。
夜空を見あげる。
歌姫は死んだ。姫を守る不可視の龍も、もういない。この砦に歌が響くことはもうない。
残ったのは鋼で身を固めた唯人の兵隊たちだけだ。彼の仲間たちの敵ではない。
星の瞬くこの夜に静けさが戻るのは、そう先のことではないだろう。
しかしそれはきっと一時の静寂で、すぐにまたどこかで火の手があがるに違いないのだ。
――――――『楽園』に至る、その日まで。
No fear,No pain〈妖編〉〜新ジャンル『銃剣』〜 完
GJ!
セリカタン久し振り!
GJ!GJ!
久しぶりだな
もともとオカルト関係はそんなに嫌いなほうじゃない。むしろ好きな部類に入るだろう。
小学生のころ、そういう本がクラスで流行ったのが原因のひとつかも知れない。
中学の頃には深夜の学校に忍び込んで散策をしたし、高校のときには仲間とつるんで心霊スポット巡りの
小旅行にも行ったりした。しかし、本物を見たことは一度もない。体調が悪くなったことはあるにはあるが、
寒空の下『何か出ないか』とトンネルの前でじっとしてたらそりゃ風邪もひくってものだろう。
アレが祟りだとしたら随分お粗末なものである。写真を撮っても俺や仲間の見慣れた面しか写らないし、
いつしか俺はそういうものに飽き始め、三流半の大学に合格したのちにはオカルトチックな話にも
首を突っ込むことなく平和で退屈な毎日を過ごすようになっていた。
そんなある日のことである。
先輩から『ビデオを見るだけで金が入る』という異様なバイトを紹介してもらったのは。
………ビデオを見るバイト。なんじゃそら。
意味がよくわからなかったので聞き返すと、どうも自主制作ビデオのモニターの
ようなもの、らしい。他人の目から見て何かおかしなものはないか、という意見を
集めるもので、しかし先輩は忙しいらしくビデオを見ている時間がない。しかしそのまま
突っ返すわけにもいかず、暇そうな俺に話が回ってきたということだという。
………はぁ。まぁ、確かに俺は年がら年中暇ですけどね。
ここまでは別段変だとは思わなかった。先輩とは顔見知り程度の仲で、バイトを紹介されるのは
初めてだったが、金がなくて暇があるのは確かだ。『じゃあ、別のヤツにするわ』と先輩の気が
変わる前にそのバイトを引き受けることにしたのだった。
先輩から受け取ったのは白いケースに入れられた一本のビデオテープ。
………なんだか懐かしい。昨今はDVDやらブルーレイに取って代わられてしまった黒いテープのアレである。
おかしいのはここからで、そういえば俺ん家プレステ2くらいしかないんですけど。
コレ再生できないんじゃないかなぁと言ったらなんとテレビデオまで貸してくれたのだ。
というか、くれた。太っ腹というか、単にいらないものを押し付けられたのかもしれないが。
その先輩の俺を見る目が、なんだか罪悪感に満ちていたというか、焦ったような泣き出しそうな、
曰く言いがたいものだったことはきっと気のせいだろう。
ビデオテープ、ね。
……まさか世に言う『呪いのビデオ』じゃあるまいな。
ざ……ザザザ……ざざザザザザざざザザザザザザザザザザザザ―――
砂嵐の画面に浮かぶ井戸。
そこから白い服の女がのたり、のたりと這い出してきて……
「畜生これ呪いのビデオじゃねーか!!」
深夜の自室で俺は叫んだ。
呪いのビデオ。それは見た者は呪いにかかり、一週間以内に別の者に見せなければ呪いで死んでしまうという
ビデオ型殺戮兵器である。最近はDVDやブルーレイバージョンもあるとかないとか。映像スゴイ綺麗。
ニ○ニコ動画でもアップされてるとか。文字コメントの弾幕付き。
ではなく。
騙された!
そう、先輩が言った『ビデオを見るだけのバイト』というのはおそらく真っ赤な嘘だろう。
先輩もまたこのビデオを見てしまい(きっと先輩も誰かに見せられたのだろう。ザマァ!)、呪いを逃れるために
ビデオを刷りなおしてこの俺に声を掛けたのだ。呪いのビデオはダビングして別の人間に見せれば呪いから
逃れられる、というのは有名な話。そうしなければビデオを見て一週間後に井戸の中から出てきた女に殺されてしまうのである。そう丁度今、画面に迫りくるこの長髪の……っておい!
「おかしいだろ!噂だと一回目はただの井戸の映像なんじゃないの!?
なんでしょっぱなから出てくるんだよ!!」
『……ソレは、最近でハ呪イの回避方法が出回っちゃっテ、一週間の猶予ガあると誰も呪えなくナッチャウからダ』
俺の叫びに画面の中の幽霊が律儀に答える。
へー、そうですか!でもさ、それなら前の人でやればよかったじゃん!
なんで俺からやるの!?なんで俺の後の人からにしないの!?
『………自分ダケ助かろウなんて、そんナ自分勝手なヤツは死んだホウがイイ……』
「テメェが言うなぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
………人は極限状態だと突拍子もない行為に走ることがある。
混乱と恐怖の極みの境目で俺が何をしたのか。それは後々振り返っていみても不思議で、
よくあんなことができたもんだと思ったりするものだ。俺はあまりに理不尽な呪いのビデオの正論に
思考回路の大事な配線を何本かブチブチを引きちぎり、その場で軽いステップを踏んで半回転すると
K-1選手もビックリな回し蹴りをテレビ画面から半分実体化している幽霊にお見舞いした!
―――はずなのだが、そこはK-1選手ではないただの運動不足な大学生。
目測誤り、鋭い軌跡を描いて幽霊のドタマにぶち込むはずの黄金の右はテレビの側面を強打し、
俺は激痛のあまりにその場に転がって悲鳴をあげたのだった。
「いってぇぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!」
『………何やってルンだお前ハ……』
呆れたように言う呪いのビデオの幽霊。
しまった。なんかちょっと爪が割れてる。おのれ、幽霊の巧みな誘導によって俺はもう逃げることもできない。
もうだめだ!!
俺は観念して目をぎゅっとつぶった。
『………あれ』
目の前には、テレビ画面から上半身だけ乗り出している幽霊。
ああ、きっとすぐに気持ち悪く這い出して俺の首を絞めたりするんだろう。
それとも井戸の濁った水をぶっかけるのか。井戸の水を取りにいくときはやっぱり一度戻るのか。
いやいや相手は恐ろしい呪いの幽霊のこと、きっと指先からウォーターカッターの勢いで井戸の水を
発射することができるに違いない。なんだそれ。アメコミの怪人か。呪いのビデオすげぇ!!
『………んしょ』
ああ、でもそんな死に方はしたくなかった。できるなら畳の上で子供や孫に囲まれながら『アイルーバック……!』
と言って死にたかった。そして葬式の席では『故人の最後の言葉は【アイルビーバック……!】でして……』と
泣きながら言って欲しかった。吹き出したいけど葬式だから笑うに笑えなくて顔を真っ赤にしてほしかった。
そういう不謹慎なコントみたいなのにして欲しかった。ええと、それから……。
『………よっと』
「長いわ!いつまで待たせる気だ、お前!」
くだらない妄想で時間を潰していた俺はとうとうキレて、いまだテレビから出てこないでいる幽霊に
怒鳴り散らした。なんだ、時間差攻撃か。パターンを覚えないと初見じゃ見切れないのか!
現実にコンティニューがあると思うなよ!
テレビ画面から上半身だけ身を乗り出して何やらカタツムリみたいになっている幽霊は困ったように顔を上げて、
『………で、出れない……』
とかのたまった。
「………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………は?」
その言葉が脳味噌に届くまでにたっぷり三十秒はかかった俺。
幽霊はテレビから上半身を出したまま目に涙を浮かべて怒鳴りつけてきた。
『だ、だから!出れないの!テレビから!アンタさっき蹴ったときにどうにかなっちゃったんじゃないの!?』
あ、あの蹴りね。誤爆だったけど。そういえば実家にあった古いテレビなんかは映りが悪く、
ナナメ四十五度からのチョップを定期的に食らわせて調整していたものだったが。きっと当たり所が
悪かったのだろう。内蔵されている何やらの部品が俺の回し蹴りによってご臨終なさったのかも知れない。
もらいもので新品ではないとはいえ一撃でテレビを破壊するとは。やるじゃん俺。
「……で、俺にどうしろと?」
『とにかく、このままじゃアレだから。アンタ、そっちから引っ張って』
「あ、はい」
俺はぷんすか怒る幽霊の手を取ると(うわ、なんだこいつ。ひゃっこいな。あ、そうか。幽霊だもんなぁ)、
そのままぐい、と引っ張った。
『痛い痛い痛い!ちょっと!もっと優しく引っ張ってよ!』
「あ、ごめん。……なぁ、さっきと口調違わない?」
『え?あ。……モット優しク引っ張るがイい………!!』
「戻した!!」
どうも怖い口調は作っていたものだったらしい。素は普通の女の子なんじゃないか、こいつ。
………混乱から我に返ってくると、ちょっとおかしかないか、という気もしてくる。
なんで俺はコイツの手助けをしているのだ。コイツは呪いのビデオの幽霊で、俺を殺す気マンマンだったのに。
あ、『だった』ではないか。過去形じゃない、現在進行形だっけ。つまりコイツを引っこ抜いてしまったら最後、
俺はコイツのウォーターカッターでばらばらにされることに………。
「そうとわかって誰が抜くかボケェェェェェエエエエエエエエエエ!!!!」
『痛ぁ―――――――――!!?』
ぶん、と引っ張っていた手を突き放す。そしてそのまま幽霊の頭を引っつかみ、画面の中へ押し込んでいく。
『なっ!なにをすんの……何ヲするノだ……!そんなことシタら、ええと、アレだぞ……大変だゾ……!!』
「うるせぇぇぇ!!どうせ引っこ抜いても大変なんだろうが!それから無理に口調変えんな!ムカツクわ!!」
『違ウもん。コれガ素のわたしダモン……!』
「台詞と口調が合ってねぇぇぇぇぇえええ!!!!」
ぎりぎりと画面の中に押し込めようとする俺。必死に抵抗する幽霊。がたがたと揺れる台座。
落ちるテレビ。無理な体勢。ゴキンと鳴る音。砕ける腰骨。ココロとカラダ。
『はうっ!?』
ビクン、と幽霊は大きく痙攣して動かなくなった。
くぉぉおお、とか唸りながら腰に手をやって悶えている。……どうやら無理な体勢で暴れたために
腰を痛めたらしい。そりゃあテレビから生えてるような格好の分際で抵抗するからいけないんだ。
大人しく井戸に引きこもっていれば腰痛の憂き目にも会わなかったろうに。ザマァ!
俺は完全勝利の予感に顔を歪め、手をワキワキさせてさぁ幽霊をテレビの中に突っ返そうと……
『……ぅ、ぅう、痛、たたたた………』
………………………
……………………………
…………………………………。
……気が付くと俺は水でタオルを濡らし、絞って幽霊の背に当ててやっていた。温めたほうが
いいのかと思ったが、どうもそれは違うらしい。炎症のようなものなのだそうだ。へぇ、と俺は
パソコンの前で大きく頷いた。すばらしきかなネット社会。ちなみにテレビから出てきた女をどうすれば
追い返せるのか某巨大掲示板のヒマ人共に聞いてみようかとも思ったが、やめた。
何やってんだ俺。しかし流石に痛みに苦しむ女をテレビ画面にグリグリ押し込む趣味はない。
よく見るとまだ若いし、歳も俺とそう変わらないだろう。もしかしたら年下かもしれない。
………結構、かわいいし。いや幽霊だけど。呪いのビデオだけど。
『うう、うぅ……』
「……ぎっくり腰はとにかく安静が一番らしいからな。しばらくは横になってろってさ」
俺の敷いた布団の上でぐったりしている幽霊。
俺には経験はないが急性腰痛症、通称ぎっくり腰というのはかなり痛いらしい。
それこそ、全身から冷や汗が出て何もできなくなるほどに。幽霊といえど辛いに違いない。
それにどうもテレビの調子がおかしくなったのは俺が蹴ったせいのようだし、
変な体勢で暴れる羽目になったのも俺が無理やり画面に押し込めようとしたからだ。
ここでこの幽霊少女の面倒を見るのは間違ってない………………………はず。
あ、でも、これで回復したらどうするんだろう。
相手は呪いのビデオなんだから、やっぱり俺のことを殺さなきゃならないんだろうか。
……と、いうか。こんなテレビから半分はみ出した状態で呪いがちゃんとできるか心配だ。
いやいや、なんでそんな俺が心配しなくちゃいけないんだ。コイツが人を呪い殺す存在であれば
退治しなくちゃいけないのは世のために当然のことである。……お寺とか神社に持っていったらいいのかなぁ。
しかしこんな間抜けな生き物(死に物?)を誰が祓ってくれるんだろう。お金とかやっぱり必要だろうし。
俺はぶっちゃけ、仕送りとバイトだけでイッパイイッパイな貧乏学生なんだが。
などとうんうん考えていると、
『………ねぇ』
と、隣から声がした。
幽霊少女である。喋れるくらいには回復したらしい。
「腰、大丈夫か」
そんなことを聞いてみる。
『……大丈夫、じゃない。まだ痛むけど。けど……だいぶマシになった。
………………………ありがと』
それはとても小さな声だったけど。
ありがとう、なんて久しぶりに聞いた気がする言葉だったから。
俺はなんだか照れくさくなって、鼻を掻くしかなかった。
「そっか」
………。
きっと
ちくたくと時計の秒針が進む音だけが聞こえる。
幽霊少女もきっと少し照れているのだろう。
しばらくして微妙な空気を払うように俺はわざと大きめの声で言った。
「えー、あー。それより。お前、これからどうするんだ。やっぱり、お前はさ。その……呪い?の何か
だったりするわけ?だったら俺のことを何とかしなくちゃいけないとか、その―――」
『………………………殺したり、とか』
低い声で言われて、正直後悔した。
怖いものは怖い。考えてみればコイツは人間じゃないのだ。生まれて初めて見る、あやかし。
化け物と呼ばる超常の存在。少しばかりぎっくり腰になるからって……………ぎっくり腰になる化け物。
ぎっくり腰になる化け物?なんだそれ?しかもテレビから生えてるし。あ、やばい。笑いそう。
『………………ちょっと。何か唇の端がヒクヒクしてるんだけど』
「だ、だって。お前。テレビから生えてる怨霊って、ククク……シュ、シュールすぎて……ははは」
『わ、笑うな!あたしだって好きで生えてるわけじゃないもん!』
そんなこと言われても。ツボにはまったと言うのだろうか?込み上げる笑いを抑えられない。
そんな俺を見て気分を害したのか、幽霊少女は形のいい眉を吊り上げて真っ赤になった。
『もういい!わかった。呪う。このテレビから出て自由になれたら、まずまっさきにアンタを呪う!!』
「えーっ!?なんでーっ!?おいコラ、このギックリ幽霊!腰の恩をもう忘れたのか!」
『腰の恩も何も、これはアンタのせいでしょうが!それにギックリ幽霊言うな!あたしの名前は山村さd―――』
「知るか!お前なんてギックリ幽霊かはみだし刑事(デカ)で十分だ!」
『刑事(デカ)!?』
ぎゃーぎゃーわめく俺と幽霊少女―――山村。
………そんなこんなで、普通の大学生である俺と、テレビから生えた変な幽霊の生活は幕をあけた。
このあと山村の義理の妹だというメリケン幼女やらハスキーボイスの人妻やら、“It(それ)”と呼ばれた
ピエロ少女やらネイルアートに凝っているというフレンドリィなフレディやら、色んな奇人変人と
知り合うことになるのだけれど―――。
………それはまた、別の話。
山村呪まーす〜新ジャンル「幽霊」青春伝〜 完
サッチャンktkr!
ちょっWフレディーとか居たかWW
じゃぱホラだけでもいいんかもね
ほら携帯のとか写真とか映画のとか居るし(笑)
勇者と青春伝来てたwwwww
GJ!
ドーン ドカーン ワーキャー
男「うおぉわ、なんだ!?なんで平和な町が一転して阿鼻叫喚の戦場に!?」
ズドーン オカーサーン
友「男!」
男「友!無事だったのか!何がどうなって、こんな状況に!?」
友「なんだと!お前知らなかったのか!?」
男「俺、今起きたばっかりなんだ」
友「この正月ボケ!」
男「で、何がどうなってこんなことに!?軍事テロか?
俺たちがノホホンとしている間に世界は動いていたのか?最終兵器彼女なのか!?」
友「いや、クーデターだ。首謀者の名は女。つまり、お前の幼馴染みだ」
男「…………………なんで!!!?」
友「犯行声明は出ている。二十四時間以内、明日の昼までにお前とのただの幼馴染み関係を解消し、
恋人という一歩進んだ関係に進展させないと日本中のたまごアイスを爆発させるって」
男「あいつ……!そんなことしたら、手がベタベタになってしまうじゃないか!」
友「ああ……もう既に被害者も出てるようだ。どうするんだ、男」
男「止めてやるさ。あのバカの目を覚まさせてやるのに、俺以上の適任がいるかってんだ!!」
ドカーン ワー ベタベタスルー
男「待っていろ、女!!」
友(日本を……いや、世界を!頼んだぞ、男……!!)
知ってる人は知っている、たまごアイス(爆発物)
新ジャンル 『クーデターデレ』
女「二月のイベントは何だ。」
友「バレンタインデーか?男にチョ‥」
女「違う!邸宅に乗り込み問答無用で押し倒すのだ。」
友「すごいバレンタインデーだな‥」
女「違う、実施日は26日だ!」
新ジャンル【二・二六】
男「これが最後の日記に書かれていた言葉だ」
女「謎ね……ジャパンには1月7日にOKAYUを食べる習慣があるというけど」
男「OKAYU?なんだいそれは」
女「ライスを水で煮込んだ食べ物よ。オートミールに近いかも知れないわね」
男「そうか……それで、なぜ7日に食べるんだい?他の日には食べないのか?」
女「ええ。7日に食べるOKAYUは七草OKAYUといって、七種類のハーブと一緒に煮込んだ神聖な食べ物なの」
男「なるほど……日記の内容に関係あるかも知れないな」
女「ええ、その可能性は高いわ」
男「よし、行くぞ女。神秘とMOEの国ジャパンへ!」
女「AKIHABARAにも寄りましょう!」
『January.7』
粥 うま
新ジャンル「海外ドラマ風」
>>102-124 GJ!いやぁやっぱテンションあがる!。
レイジュの位置が分かってきてwktk
>>127-131 ひさしぶりにまた山村さん達のネタも読みたいですなw
で、触発されて小ネタ投下っす、
時間的にはレイジュvs賢者一行とかの後、本編クシャスの前あたりくらい想定で。
…そーなの、凄い動きだったヨ、まるで踊るっての?そんな感じでサ。
無駄の動きが無いんだもん、こぉショウテイでチンをこうガン!ってね
かえすエンピを次ぎのヤツに叩き込んでさ、で、裏拳パンッ☆。
で、一緒に後ろのにもエンピ入れてんの。
ほいでサ、別の後ろのに後ろ廻し叩き込んで、倒れる相手の背中に回ってその
後ろの奴にカカト打ち込んでサー!凄いよこぉくるるっってそのニイチャンの
黒い服が廻るたんびに廻りの4、5人バタバタ倒れるんだモン!
いやぁもうあんな動き初めてみたよ、うん!ジュンときちゃった!
え?
いやぁだあ!アハハハハハハ!
だよねー!
あははーちょっとアツクなっちゃったーアハハハ!
もー!アンタも素敵だよー、惚れそう!その黒い服のニイチャン位。
いやそれ以上!うん、さっき助けてくれた時の動きも凄かったモン!
目にも停まらぬってノ、いやぁシュンソクだよー!アッてて言う間だったねぇ!
こぉバッ!て、ババババッてのじゃ無いもんね、バッ!
それで思い出したの、その黒い服のニイチャンのコト。
そうネー、早さはアンタのほうが早いね、うん。
まぁー飲んでよ、カンパーイ!あはははは!
遠慮しないでサ、うん、助けてもらったお礼なんだかぁ。
え?そのニイチャンの服?
そうそう黒いコートにこぉ赤いラインっての入ってた、うん?十字のマーク?
そういやあったかな。
もう覚えてないワー、随分前だしさぁ。
え?アタシ?
違うよ、シャナだって、シ ヤ ナ、そうそう、シャナ・カッツェン。
ううん、それも違う、友だちと。
えー、まぁ冒険屋。あははっ!
飲んで飲んでっ。
えー?
いやミンストレルとは違うの、まぁ、ほらジョングルールて言ったら分かる?
分からないかぁ
そうそう、まぁ元はアレと同じだったらしいけどサー。
ミンスト連中って国とか街やとか最低ギルドに所属してるジャン?
そんで色んな事をペイパーとか本とか、教会とか街の公衆掲示板とか…
うん、記事とか、詩(うた)にしたりするじゃん。
アタシらってそんな国とかの為じゃなくって、もっと個人的な事にさぁ、
好きに色んなとこ回ってぇ、勝手に書いたり歌ったりしてたんだけどサ…
それじゃ食えないって事になって。
うん
それでまぁ色々な所に行くついでに誰かの為に荷物とか手紙とか持っていったり…
あー、なにか取って来たり頼まれて調べて来たりたりする様になってサ…
そうそう、今じゃそれが本業になった、
みたいな。
あはは!まぁそうだよねー便利屋だよねー
棚は吊らないけどサ!あははは
まぁ飲んでって…飲んでるんね、アンタ強いネ。
え?宝探し?うん遺跡の迷宮とか行ったことアルよ…宝?いやーそれは依頼主のトコじゃん。
ううん。たいていなんか汚い旧いカタマリみたいな、よくわかんないよ。
だーって、そんなキレーなのだったらとっくに誰かがさ…
そう
『持って行ってル!』アハハ、アハハハハハ!
アハハ…あーえ?
魔獣?いたりいなかったりダヨ。
ううん、ダーイジョーブ、だってアタシら凄いんだよ?メンバーがね。
リーシャは百発百中のアーチャーだし、魔法も凄いし。そんでサ…
魔獣と話しもできるしね。
あ
今のヒミツね!
ホントにヒミツっ!ね?ね?
んー?
ん、じゃ信用する、ホントにホントだよ?
ね
えと
あとは、カナリーがね、魔法も使えるけどさ、キレたら凄いの。
…あのさ…バーサークすんの!もー、こーんなデカイ斧振り回すんだからさぁ。
アハハハ!凄いでショ!ホント凄いんだから、
ほいでさぁアイリンはね、シノビなんだよ、そうニンジャ!
あれ
どしたの?スゴーく『ビミョー』って顔してない?
あ、そう?
んで、アタシがぁ、さっき見たでしょう?そうそう、アンタよく知ってるよねぇ。
ポゼッシャーなんてさ、あんまり知らないと思うヨ
ねぇ、アタシのあの格好見たやつなんか大抵バケモノ!で終わりだもん。
うん
アンタも只者じゃないよネ?
いやそんなコト無いと思うケド…
そう…?
あ、可愛いでしょう?そうヨ、この子が移るの、わがパートナーってワケ、
まぁ一心一体なんだけど。
こう見えても霊獸カッツェの眷属なんだヨ!。
そうそう、アタシの名字もそこからの、そーゆー一族だからネ。
ヒコカッツェ?この前行ったトコで…
あ!
そうそう、そのハナシじゃん!その黒い服のニイチャンがいたの。
あ、いやー、ヒコカッツェじゃないよ、そのほら梺のリットン…じゃないや、ハァチマンだっけ。
そうそう船の行く前、湖のコッチでサ。
そーなの!橋が落ちたり山崩れたりで大変だったんだヨ!
あ、それはリットンか、いやーアタシらが行く前だたけどサ…
へぇ…そうかへー?ホント?ふーん。
アンタもよく知ってるよねぇ、タダモンじゃ無いよねやっぱ。
あ!そうだ!
アタシまだ名前聞いてなかったワ!
なんての?ねぇ教えてよ!
え?いーじゃん!さぁっ!
えーと、ユーマ・シュクァ…え、違う?アハハハ!酔ったかなぁアタシ!
んー、
リュー マ…リュー マ イ シ カ ワ ね!
あ、はいはいイ、シ、カ、ワ、ね
いいじゃん!いい名前!
じゃ
アタシを助けてくれた強ーいリューマ・イシカワにカンパーイ!
〜英雄伝〜外伝の外伝の外伝〜
新ジャンル「一期一会」
または「勝手にジョブ追加w」
冒険者と新聞屋の相の子みたいだな要は
こういう酒場トークみたいのは好き
GJ!
ビミョーな顔W
リューマだからなWW
この子はぬこ使いなんかな?
女「男くんってさ」
男「んー?」
女「オナニーする?」
男「げほっ、ごほっ、な、なんだって!?」
女「男くんってオナニーする?」
男「………あー、いや、まぁ……人並みには……」
女「するよね」
男「………はい」
女「はぁ」
男「………なんだよ」
女「いつごろからしてた?」
男「………」
女「………」
男「………ちゅ、中学生くらい……から」
女「そっかー」
男(なんだこの拷問)
女「いいなー」
男「何が?」
女「男くんのお○んちん」
男「えへん、えへん!」
女「どうしたの?」
男「いや、お前がどうしたの?」
女「ん。てことはさ、男くんにとって初めては中学生くらいだったってことじゃん」
男「………はぁ」
女「あたしが欲しかったなぁ」
男「………………………」
女「いいなー」
新ジャンル「嫉妬」
144 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 23:42:03 ID:/r1fjRmm
右手に嫉妬・・・・・ありがちだけど、イイ!
男「おっぱいっていいよな」
女「何?あたしに対する嫌味?」
男「いや、そうではなく」
女「ふん。どーせ揺れない子ですよ」
男「すーねーるーなーよーぅ」
女「拗ねますとも。拗ねますとも」
男「でも俺はナイチチ好きだぜ」
女「なくはない!なくはないもん!」
男「そうだよな。微妙にあるもんな」
女「なにその慈愛に満ちた目」
男「でもさ、おっぱいには夢が詰まってるんだぜ」
女「貧乳は?」
男「夢を与えたから小さいんだぜ」
女「………」
男「な?」
女「返せ!あたしの夢を返せ!」
男「うわぁ。いいじゃんか、微妙に残ってるんだから」
女「微妙っていうな!」
新ジャンル「微妙な」
女「新ジャンルに萌えるのってさ、女の子が美少女なの前提だよね」
男「………何を言ってるんですかお前は。そんなの当然だろ」
女「当然かな」
男「お前ね。ブッサイクなヤツが『あ、あんたなんか好きでもなんでもないんだからね!』
とか言ってたら俺、マジでパーンいくよ」
女「マジすか」
男「いくいく。俺は女を殴れる男になる」
女「……実はね、あたし体重が80キロ以上あるんだ」
男「………」
女「ブフー、でもまだぽっちゃり系で通るよねっ!ブフー」
男「
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) 」
新ジャンル「デブ」
友「おいお前、その娘、誰?まさか…」
男「あ、ああ実は先月からつきあってるおんなだ」
友「女!オンナですって!キーッ!もうそんな仲ナノネキー!お前はずっと仲間だと、
毒男仲間だと信じてたのに!」
男「何言ってんだお前、俺はずっと仲間じゃん」
新ジャンル「沖縄出身」
仲間は御存じでしょうが、沖縄に恩納(おんな)さんという名字があるそうで。
>>145 胸も腹もGカップなのですね、分かりますw
BWH100・100・100ですね、わかります。
新ジャンル「ピザ」ですね分かります(・ω・)/
男「B・W・Hが全て100か…恐ろしいな」
友「ある意味夢の数字だな…」
男「悪夢の間違いだ」
友「でもどうせならあと30センチ程増は?」
男「…お前は俺に氏ねと言うのか?今でもマウントの度に遺書を心の中で書いている俺に」
友「いや、確か某猫型ロボットの数字が…同じサイズになったら、四次元ポケットとか出て来ちゃったりしてw」
男「バカ」
友「冗談だよw」
(二月後)
女「フヒヒおとこー、ついに目標数字に達成したデブー…ワンピのポケット覗いたりしてどうしたデブー?」
男「orz」
新ジャンル「129.3センチ」
足りない! 七ミリ足りないよ! がっかりだ!w
友「お前、最近顔色いいよな。いつも眠そうだったのに」
男「ああ。最近なんか調子がいいんだ。やっぱり人間、朝飯食わないとダメだな」
友「へぇ。料理に目覚めたのか。モノグサ大王のお前が」
男「いや、別に俺は何もしてない」
友「へ?」
男「朝、起きたらテーブルに朝飯が並んでるんだ。一汁三菜、栄養価も高そうな」
友「でもお前一人暮らしだろ?」
男「ああ。毎日コンビニ飯かカップ麺の生活だった」
友「………誰が作ってるの?」
男「知らん。気が付いたら炊事、洗濯、掃除、全部終わってるんだ。俺がいない間に」
友「……………」
男「泥棒かと思ったが金目のものは盗まれてないし。ただ、携帯に登録してある女友達の番号は全部消されてたり、
ベッドで何かした跡があったり、洗面所に買った覚えの無い女モノの歯ブラシがあったりするが」
友「……………お前、それ……」
男「……不健康な生活を送っていたときより体調がいいのは確かだ。だからどうしていいかわからない」
友「きっと……小人さんだよ」
男「そうだよな。小人さんがやってくれたんだよな?」
女「………………………////」ジー
新ジャンル「ブラウニー」
男「とは言っても気になるからな。友!」
友「ニンニンッ!」シュバッ!
男「首尾はどうだ?」
友「万全にござる」
男「よし、じゃあ見ようか」
友「説明しようッ!小人さんの正体をぜひ見たいという男の願いで、今日は俺が盗撮用カメラを仕掛けておいたのさ!」
男「何故そんなものを持っているのかどうかは置いといて、今日も部屋は綺麗になっているから小人は来たはずだな」
友「このビデオにバッチリ写ってるはずだ!」
『ガチャガチャ』
男「言ってるそばから!」
友「こ、これは……」
女『おじゃましま……ただいま〜。なんて。えへへ』
友「男!た、たた大変だ!可愛いぞ!」
男「見覚えのないコだけどな……」
女『さ、て。お掃除お掃除お洗濯♪お料理お料理♪らんらんる〜〜♪』
友「手際がいい!将来いいお嫁さんになるよ!!」
男「………」
女『………さて、と……////』
友「お!」
男「!!」
女『……んふふー……男さんの匂い………♪』
友「うずめたァー!!男のシャツにその顔をうずめ」
男「やかましいよお前は!いちいち実況するな!!」
女『……はふぅ……んっ……ぁ、男さん……』
友「(もがもがもが!!)」
男「は、早送りだ!早送り!!」
女『はぁ、はぁ……』
『ガチャガチャ』
女『!!』
男『たっだいまー、と』
友『じゃまっしまー。撮れてるかなー?』
女『(わたわた……)』
女『!!』
女『………ッ!』シュバッ!
男『部屋が片付いてる……』
友『と、いうことは……!』
男「………………………」
友「なぁなぁ、俺言ってもいい?」
男「ダメ」
友「でも言う。そこの押入れに」
女「チュ……チュウチュウ」
男「ネズミがいるみたいだな」
友「………」
男「じゃあ、ネズミが帰るまで俺たちは外に出てるか」
友「え〜!?なんでー!?」
男「いいから!」
友「ちぇ〜」
男「……………………俺は蕎麦アレルギーだがそれ以外に好き嫌いは無い。独り言だが」
友「………お前よう」
ガチャガチャバタン!
女「………」
女「……男さん……」
新ジャンル「続・ブラウニー」
>>155 ちきしょうこのヤロー、こ、こんなベタベタなネタでお、オレが萌えるとか、お、思ってんじゃねーぞー
ち、ちきしょうこのヤロー…ちょっちょっとキュンとかなったとか、ね、ねーんだからなぁ!(・ω・*)
「どう…?気持ちいいでしょ?」
「駄目だよ…こんなこと…だって俺達血が繋がって…」
「そんな固いこと言っちゃって。じゃあなんで
こんなにおちんちんビンビンにしてるのかしら?」
「うぅ…」
「ほら、素直に言いなさい、
もっと気持ちよくして下さいって」
「うん…姉ちゃん、もっと…気持ちよくして下さい…」
「……」
「姉ちゃん?」
「私を……」
「?」
「姉と……呼ぶなーーっ!!」
「そこは『名前で呼んで』とかじゃないのー!?」
新ジャンル「喰霊姉」
姉「アタシは地獄の女王様ァ昨日は弟犯したぜェェエ今日も弟犯してやるゥゥゥゥァ!!
肉バイブ雄奴隷精子袋ファァァーーック・ミィィイーーーーッッ!!ヒャッハーーーッッ!!」
………
…………
……………
姉「……違うの。私は普通にしたいの。朝、コーヒーを飲みながら『おはよう』って言いあえる、そんな関係がいいの」
弟「でもやっぱり相手は僕なんだね姉さん……」
新ジャンル「デトロイトメタル姉」
>>155 男、度量が広すぎるぜ・・・完璧に感服だ ナンチテ
>>158 そこはデトロイトメタル姉弟(してい)じゃないのか!
>>157 最期は「涅槃であいましょう」ですね、
分かりますWW
>>159 >デトロイトメタル姉弟(してい)
いいセンスだ
姉「私が今日から担任だ!貴様等、口からクソ垂れる後にマム!と付けろ!」
生徒達「イエス!マム!」
弟「イエス、マム!(姉さんノリノリだなあ…)」
女子A「あの先生ウゼー」
姉「誰だ!誰がクソ垂れて良いと言った!……答え無し?魔女のババアか!貴様か?」
女子A「いえ!私です!」
姉「良い根性しているな、お前の名前はファッキンコメディアン!ジョーカーだ!嬉しいか?」
女子A「イエス!マム!」
担当の体育の時間の男子達
姉「P.T!P.T!(しごいて!しごいて!)」
男子達/弟「P.T!P.T!」
姉「次!懸垂!学生の一回は分かるな?一番から七番、ヤレ!」
姉「校長殿に一回!教頭殿に一回!ママにも一回!パパにも一回!貴様に一回!終わり、次!」
新ジャンル「フルメタルジャケット姉」
男「ただいまー」
女「おかえりー」
男「……女。なぜお前がここにいる」
女「うん?男くんのいない間に家捜ししようと思って」
男「………」
女「ほら、幼馴染みの性癖を把握するのも仕事のひとつじゃない?」
男「………」
女「で、だ。いくつか見つけた上で聞きたいんだけどさ」
男「結局、直接聞くのかよ」
女「ロリから人妻モノまで、純愛から陵辱まで、商業誌から同人まで、ありとあらゆるジャンルがあったんだけど。
これだけ大量のエロ本を持ってたことにも驚きだけど、その傾向がわかんない。男くんはいったい何で一番興奮するの?」
男「………ククク」
女「!?」
男「知れたこと。俺はエロスならなんでもいい、いや既にエロスじゃなくても構わない。足りないものは性欲で補う、
―――世界の全てが己のオカズだ」
女「………バカな、そんな、ことが……!」
男「嘘だと思うかい?」
女「くっ……覚えてなさいよ!!」
ダダダ……ガチャバタン
男「クッ、ククク……」
男「ククククク………………………はぁ」
男「言えるわけないだろ。夏に撮ったお前の水着姿で一番抜いてるヨ、なんて」
新ジャンル「おかず」
>>163 ちょっ、男ツンデレw
で流れ切りますが投下、6レスの予定
勝手にヒロトとリューをお借りしました、すいません(・ω・`)。
我こそは護国の鬼、討つべきは国の敵。
7フィートの巨漢、金色の輝きは今は無く、頭から胸、そして腕と戦斧が朱に染まる。
城下に入り込んだ奴等はほとんど斬り捨てた。
もう息は上がらない、上がる息はもう無いからだ。
ゆっくりと王座の間に続く階段を上がる。
ガツンガツンと手にした戦斧が階段を叩く。
城に居た者も切り捨てた、討つべきは国の敵。
ならば刃向かうものは皆亡国の輩。
朱に染まった胸の中にも紅蓮の炎、心が、魂が燃えている。
滾る思いに魂が燃える、復讐の、怒りの炎が心を燃やす。
どこかでなにかが崩れる音がする。
赤い、窓の外、街が炎に焼かれていく
城が落ちる、もうこの国も終わる。
守るべき国のない亡国の鬼
ならば、
なればこそ斬らねばならぬ者がいる。
「来たか」
王座の男がゆっくりと顔を上げる。
謁見の間、いるべき衛兵は誰もいない。
がらんとした広間にいるのは王座の男、対峙する鎧の男。
「ここに来たと言うことは皆切り捨てたと言う事か…誠に『救国の鎧』を託された者
に相応しいという事だな…正に救国の英雄か」
ハハッと笑う。
「救国?救国とはな、ハハハハハハッ」
王が笑う
落城する城、滅ぶ国、誰もいない王座の間。
末期に似つかわしく無い笑い声が空しく広間の屋根に木霊する。
笑う王、亡国の王、その胸中は伺い知れぬ。
その瞳に宿るは狂気の光りか。
ゆっくりと鎧の男が歩み始める。
「しかし、来るのが少々遅かった様だな」
顎で示すその先、広間の中央に横たわるのは妙齢の美女。
その廻りのカ−ッペトは赤く染まっている。
「余が手をかけたのでは無いぞ…自ら命を絶ちよった」
ズル、ズルと斧の背がカーペットを擦る、その歩みは停まらない。
「…嫁が死んでも心は動かぬか。人の心はもう鎧にすっかり喰われたか」
赤い兜、その奥の瞳は伺い知れぬ。
だがそれは真直ぐに亡国の王を見据えているはずだ。
我こそは護国の鬼、守るべき国無い亡国の鬼。
鬼ならば心はいらぬ
「つくづく因果な物を作ったものだな、救国の鎧、無情の鎧マキナ…
人の心を、魂を喰らう魔装機」
鎧の胸の飾り、獅子の瞳が傍と揺らぐ。
その奥にで魂が燃える
「それ故に今まで着ても動かした者は居なかったが…まさに国の為にその身を捧げたか」
ドスン、斧が床に落ちる、横たわる女の前で歩みが停まる。
ゆっくりとその身が屈んで行く、そっと跪くと優しくその身体抱き上げる。
兜がゆっくりと眠る顔の方に傾く。
赤い兜、その奥の瞳は伺い知れぬ。
だが、その時その瞳は愛しげであったかもしれぬ。
そのまま、抱き上げたまま鎧の動きは止まった。
鬼よ、胸の炎は費えたか。
王座の男の顔が陰る
「力つきたのか、哀れな…まだヒトの心の形を持っていたとは…」
そう言いながら動かぬ二人、彫像の様な二人の姿をみつめる。
落城する城、滅ぶ国、誰もいない王座の間。
亡国の王、その瞳は此所にきて悲し気であった。
がっくりとその身体から力が抜ける、俯いた顔から嘆息が漏れる。
「最期まで…最期まで余の思い通りにならぬか…何も余の手に入らぬのか」
只欲しかった物は
尽く去って行った、最期まで
王なぞならぬ
国なぞいらぬ
何度その言葉をくり返したか。
盾の国
山と谷間にある国
山の向こうにはオークの国。魔王の兵、手駒の住む地
悪鬼を見張り、盾となるために置かれた城。
山脈がヒトとオークを隔たてる
「その時」までは魔王も手駒をうごかすまい。
悪鬼には雌が居ない、殖えるためには雌がいる。
女を求めて山を越える、その時は迎え討つ。
大軍ではない、その程度では小競り合い。
魔王は兵を動かさぬ。
悪鬼どもも盾の国に攻め入らぬ、魔王の勅命有るまでは。
年に数度、国境あたりで繰り広げられる小競り合い
それだけだけの事がくり返される土地、過ぎて行く年月
魔王は兵を動かさぬ。
救国の鎧、魔性のカラクリ、退魔の鎧、魔装機
魂喰らいの仕掛けも動まい、悪鬼どもが来るまでは。
魔王は兵を動かさぬ。
悪鬼は国に攻め込まぬ。
魔機鎧の胸にも炎は灯らぬ。
密約が破られるまでは。
『アノコハ…』
突然、その鎧が喋り始めた。
地の底から響く様な、ひび割れた様な声であった。
「ほう?」
王が顔を上げる、その顔に喜色が浮ぶ。
『アノコは…』
再び鎧が問いかける、ゆっくりと胸の女性を床に寝かせながら。
「お前の娘か、知らぬ、お前の嫁を迎えに行った時にはもう居なかった。
恐らく先に逃がしたのだろう、ほどなく彼奴らが城下に入り込んだのだ
無事に逃げおおせたか、それとも…」
ゆるりと鎧が身を起こす
「それとも奴等に捕われたか…あれ等の事だ、女とあれば幼子であろうとも」
フフと王が笑う。
ゴトリ
手甲が斧の柄を握る。
「それは余の預かり知らぬ事だ」
ガチャリ
鎧が鳴りゆっくりと体上がる。
再に二対の瞳が対峙する。
『ナゼ…』
赤い鎧が問いかける。
「何故?何故今更問いかける」
ガチャリ、ガチャリ、鎧が歩み始める。
『ナゼ…』
赤い兜、その奥の瞳は伺い知れぬ。
「知れた事だ、憎かったからだ」
亡国の王、その胸中は伺い知れぬ。
『ナゼ…』
兜の瞳が燃やすは怒りか。
「この国が、貴様が、その女が、父がだ!」
王の瞳に光るは狂気か。
鎧の歩みは止まらない、もう斧は引き摺らない
両手に抱えて歩みをすすめる。
「ははっ!余を討つか、それこそが我が宿望!それこそが幕引き!この茶番のな!」
ガチャリ、ガチャリ、歩みは止まらない。
赤い兜、その奥の瞳は伺い知れぬ。
「…盾の国、なんという茶番か…お前も知らぬだろう、この国の王が、歴代が守って
きた密約を。曰く、『悪鬼の数が殖え過ぎぬ様間引く事、悪鬼の数が減らぬ様、一定数の
女を渡ることは見逃す事』…
はっ!なればこその兵力よ、なればこその人民よ!
この国境の盾はお前等兵では無い!この密約よ!
それを知った時の余の気持ちが分かるかっ!父は、先王は!余にこんな国を与えたのだっ!
なのに、父は鎧を貴様に与えた!なのにあの女は…あの人はお前を選んだ…」
只欲しかった物は
今は無く
王なぞならぬ
国なぞいらぬ
又その言葉をくり返すか
愚かな王よ
ガチャリと鎧の歩みが止まる。
王の御前で歩みを止める。
赤い兜の魔将が王を、愚王を見下ろす。
兜の奥は伺い知れぬ。
鎧の腕がすうと上がる、巨大な斧が振り上がる。
赤い兜よ血まみれ魔将よ、また兜を赤く染めるか。
「なぜ余か、何故、何故あなたではなかったのか!わたしは只、皆で…昔の様に…
なぜあなたが…あなたが王に成るべきだったのに!」
亡国の王、その胸中は伺い知れぬ。
愚かな王よその瞳に光るは狂気か
「あなたが…あなたの所為だ!兄上!」
王よ、その瞳に光るは
赤い兜よ、その中で光るは
狂気か
怒りの炎か
涙か
『バカメ…』
鎧の腕が撃ち下ろされる、巨大な斧を振り下ろす。
『莫迦供が、なんたる茶番…』
闇の中、王が呟く。闇の中、丸い光が灯る。
水晶の眼、魔王の眼、写し出すは茶番劇
混沌の王、魔王が呟く
『莫迦奴が』
今日一つ、魔王の手駒が消えた。
魔王は眼を開く、水晶眼の窓を開く。
写し出される惨劇の地、無惨な血。
魔王は時を巻き戻す、瞳は過去を写し出す。
惨劇の顛末を写し出す、事の次第を写し出す。
そして魔王は知る、己が手駒の裏切りを、愚かなヒトの裏切りを。
破られた密約を、兄弟の確執を。
有ってはならぬ赤い兜、血まみれ鎧を。
恐ろしき喰霊の装機、悪鬼を、人を討ち滅ぼす。
愚かなる魔法の鎧、動き始めれば止まらぬ殺戮兵器。
有っては成らぬシカケ
有っては成らぬ裏切り
混沌の王は決断する、事の始末を裁決する。
この茶番を終わらせよう。
天輪
一撃ちで統べては終わろう。
今宵統べての幕を下ろそう。
そして地図からその土地が消えた。
「盾の国か…」
少女が呟く、眼の前に見事な渓谷が広がる。
絶景である、いや奇景である。目の前の谷間は広く、山脈を分かつ窪みの様に有るのだ
唐突に。
その谷間を少女が見下ろしているのである。
その傍らに青年が少女の呟きに口を開く。
「盾の国がどうかしたのか?」
「ん?いや…ヒロトは知ってるのか」
「盾の国、シルトラートだろう?まぁ消えた国だって伝説位は」
「伝説か、まぁ現にこうして消えておるしな」
「こうしてって…ここか?」
「うむ、今見下ろしているここいら全部がそうだ。」
「この谷間全部がそうなのか?」
いぶかし気に青年が言う。
無理も無い。目の前の深く広い谷間に人が住んでいたとは思えないからだ。
「我ではない、が、たしかに天輪にて消滅したのだ」
少女がこともなげに答える
「天輪?じゃあこの谷間って言うはもしかして天輪の跡なのか、リューまさかお前」
「我ではない、お前我が幾つに見える」
「それもそうか…成る程そういう事か」
「うむ、何代前かしらぬがその時の魔王だ、そいつが隣の国もろとも消したらしい」
「隣?隣にも国があたのか?」
「うむ、オークの国だ」
「おい、じゃ自分の手下も消したってことか?何があったんだ」
「そこまでは知らぬ、この場所にしてもそのことにしても走り書き程度の記録しか
残ってなかたのだ」
「ふむ…」
「まぁそういう事だ、ん?ヒロトどうした何を考えておる」
「ん?いや…」
青年は谷間に目をやる、谷間に風が渡っていく。
いまはもういない英雄と王の物語
愛する者と心を失った男達の物語
我こそは護国の鬼
守るべき国は今は無く
愚かな王亡国の王
只欲しかった物は今は無く
今は只、谷間に風が渡るばかり
風が旅人の廻りに舞い、少女の髪を揺らす。
髪を押さえる少女を眩しそうに見つめ、青年が口を開く。
「あ、そうだリュー」
「何だ」
「そういやお前ってほんとは幾つなんだ?」
「なっ…莫迦者!そんなもの年頃の娘に聞くものでは無い!」
そう怒鳴る少女はまさに年頃のそれで、
青年はまぁ、そう言うことかと笑うのであった。
勇者と魔王、まだ旅の仲間と出会う前の事。
"Wise Quagmira" out saide story
"GLITTY"
END
〜英雄伝〜外伝
新ジャンル「冷血: 完結偏」
...綴り間違えた...orz
過去話だということはわかってたけどリューより前の世代の魔王ということは思ったより昔の出来事だったようだ
オークが雄しかいなくて繁殖には人間の女が必要とか、天輪で国ごと更地とか妙にニヨニヨしてしまったぜ!
GJ!
>>173 トンですノシ
最初そんな昔のつもりはなかったんです。
でもーまだ生きてる人がいるかもしれないん、いやオークの国には間違い無く生きてる奴が居る
そんなトコに天輪ですからジェノサイトですよ。
リューさんにそんなコトさせる訳にはいきませんのでw
だもんで
マナビーの曾じいちゃんはおばぁちゃんのお父さんじゃなくて、おばぁちゃんのそのまた
おじいちゃんの事になるかもしれませんね。
以上チラ裏スマ
でもー先代のつもりだったんですがーそれが結構昔ってことはリューさん結構おt(ナニカの直撃で消滅)
男「なぁ女」
女「なに」
男「お前は諦めることって知らないのか?」
女「うん」
男「大体なんで俺なんだ、友でもいいじゃないか」
女「それはあなたが男だからに決まってるじゃん」
男「そうか…よし分かった、おんなぁ!」
女「何よ」
男「俺は男をやめるぞおんなぁ!」
女「な、なんだとぉ」
友「さぁ、今から俺は友だ。ねぇ友だちにチューとかしないよね?」
女「…する」
新ジャンル「友だち」
エロパロ的に深く広い谷間(または更地)を見て、そして女性達と比べてナニを思う――という比喩表現オチがあるかt(直撃)
女「おーとこくん、あそびましょ……!」
新ジャンル「ともだち」
男「お前の趣味の欄、裁縫でいいんだよな?」
女「いや、ダメだ。裁縫は苦手だ…すまない。」
男「いや、こないだ趣味は洋裁です…と自己紹介してたじゃないか。」
女「いや、要塞だ。難攻不落な物を探求している。」
男「そっちか!顔、赤いぞ発熱か?」
女(君の鈍感さは要塞に匹敵するよ。必ず落城させてみせる。)
新ジャンル「要塞」
男「ってなぁ、まったく毎日毎日手変え品変えよく続くよなぁ」
友「でもそれってそれだけ惚れられてるって事だろ?羨ましいぜ」
男「そうかぁ?お前も付きまとわれたら分かるぜ、ほんとなんとかして欲しいよ」
友「…」
男「あーなんとかなんねぇかなぁ」
友「分かった、なんとかしてみる」
男「え?お前がか?」
友「ああ、俺から女に話してみるよ」
男「いやー話しなんか聞く相手じゃないと思うけどなぁ」
でさ
女「用ってなぁに友くん」
友「女…実は、実は俺ずっと前からお前の事が…」
女「ええ?それってまさか告白って事?だめよわたしには男が…」
友「あんなお前の話しもまとも聞かない、ちゃんとお前と向き合わない奴のどこがいいんんだ
俺は違う、俺の方を向いてくれ、女!」
女「でも…だめよ、だって君は友くんで男じゃないもん」
友「女!よく見ろ、俺をちゃんと見てくれ、俺は友の前に…友以前に男なんだよぉ!」
女「!』
友「な?」
女「そうかぁ…そうだよねぇー」
でね
男「ってことで俺は女とつき合うことになった」
女「そうなの、だから今日から君が友くんね」
友(元男)「え?そうなの?」
女「そうよ、だってわたしの男はこの人だもん。その友だちだからあなたは『友』でいいじゃん」
男「そういうこった、良かったろこれで問題解決だろ」
女「じゃあね、友くん」
男「じゃぁな」
友「ありぇ?」
新ジャンル「ラブシャッフル」(こんな話しと違います)
女友「…男だったらだれでもいいってことじゃね?」
女「ねえ、もうすぐ節分だね」
男「ああ、クリスマスや正月と比べると地味だが節分も古き良き行事の一つだな」
女「そこで考えてしまったのですよ博士」
男「誰が博士だ」
女「えーとまず…」
男「……下半身素っ裸で『私の豆を食べてぇ』とかは却下な」
女「はは、そんなこと言うわけないじゃん………………チッ」
男「お前舌打ちした?」
女「ノンノン、気のせいデスヨー。私のアイデアとは…」
男「乳首摘んで『節分豆』とかもなしな」
女「……じ、じゃあ」
男「『男くんの恵方巻き丸かじり』もダメだぞ」
女「……」
男「俺のアイデアで我慢しろよ」
チュッ
女「……(///)」
男「ちょっと字違いだが許してくれよ」
女「……うん」
新ジャンル「せつぶん」
女友「俺は無限ループを止める為、女友を辞めるぞ女ァァァァァアア!」
新ジャンル「モロッコ」
女「チンコ!動け、何故動かん!チンコ!」
男「ぜえ、ぜえ……何回目だと思ってるんだお前は。もう流石に無理だ……」
女「私だけが、欲情してるわけがない……貴様の心も一緒に連れてイく(性的な意味で)」
男「なんでお前はそんなに元気なんだ……?とにかく少し休もうよ。性欲魔人かお前は」
女「(わたしの身体に)堕ちろ、蚊トンボ!」
男「それは俺のナニのことを言っているのか!?酷くない!?」
女「決められた役割を演ずるというのは難しいものだな……」
男「いや、それはお前の素だと思う」
新ジャンル「シロッコ」
×「やめちゃいなよ」
?「……」
×「…我慢なんかすることないんだよ?」
?「…………」
×「…ねぇ」
?「うおおおお!!!!!!」
?「あっ…お、男くんの指がぁ!!わ、わたしの……あっ、アソコを!!……ら、らめぇ!!!!…で、出ちゃうよおぉ〜!!!!!!」
ジュワワワ………
?「いやぁ!!そんな…口を付けて飲んじゃあ!!」
男「……旨い!!」
新ジャンル「サウナ」
女友「さて。私も女友を辞めて男にジョブチェンジするわけですが」
友(旧男)「それは推奨できないし、不可能だろうが」
女友「いやいやなせばなる!!なさぬ仲の兄妹近親相姦というじゃん」
友「言わねえよ!!」
女友「と言っても、現実私にはナニが無いわけで男にはなれない」
友「当たり前だ…」
女友「今からモロッコで手術するにも時間もお金も無い。…そこで」
友「?」
女友「本日はこんな物をご用意いたしました」
バン!!
友「……何でまた…」
女友「いや、せっかくなら腐女子趣味をいかして生きていたいじゃん?」
友「……」
女友「というわけで男あらため友くん。付き合ってもらうね」
友「い、いやだああああああ!!!!!!!!」
アッー
新ジャンル「トウモロッコシ」
キツイ!www
それはきつ過ぎる!www
男「なぜこんなところに来たんだ?」
女「外国人部隊に入った理由を 話す人いる?」
男「いないな、誰も聞かず誰も答えない…おれも過去を捨てたんだ」
女「女の外人部隊もあるのよ…だけど軍服はないわ、旗もね。勲章ももらえない、勇敢に戦っても…」
女「傷ついても 負傷手当さえないわ」
男「何か力になりたい」
女「結構よ 聞き飽きたセリフだわ…」
女「ねぇ?」
男「ん」
女「…もう一度 男を信じさせてくれる?」
男「…おれには無理だ、別の男に頼んでくれ。おれなど頼りにならない」
女「もう帰って……あなたを……好きになりそう」
男「何人もの女とつきあったが今初めて思ったな……10年前に会いたかった」
新ジャンル「モロッコ(ごっこ)」
友「…10年前って小学生じゃね?」
女友「あ、ちなみにモロッコで手術は男→女だからね、逆は無いよ」
友「大体そのイメージってカルーセル麻紀からしいな、若いやつは知んぞw」
>>190 500円DVDでモノクロのクラシック映画を見過ぎたな、こいつらw
女「…あんだよ!!あたしは気が短いんだ!!さっさと話しやがれ!!」
男「え、えと…」
女「てめえビクビクしやがって…キンタマついてんのかよ…」
男「…お、女さん…」
女「あぁ?喧嘩なら喜んで買ってやるぜ!!」
男「すっ、好きです!!」
女「!!……(///)」
男「も、もし良かったらぼ、僕と…………って何服脱いでやがりマス!?」
女「あたしは気が短ぇって言ったろうが!!善は急げ!!オラっ!!やるぜ!!」
男「は、はぁ…」
(一時間後)
男『短時間ながら生で五発もだしちゃったなぁ』
女「…なぁ」
男「はい?」
女「赤ちゃん用の性教育の為もう一回だ!!」
男「産む気!?」
新ジャンル「エ○ッコ」
教師「はいじゃ次ぎは…女、読んで」
女「はい、『普通の小説なんざみんな探偵の発明したものですよ。非人情なところgはうぅう!」
教師「あ?どうした」
女「ん…(今ダメだよっ、声でちゃった…)いえ、なんでもりません…『非人情な…ところがないから
ちっと…(ああんだめ、だめだってぇ)も…おもむきがぁないぃぃ』」
教師「どっか具合悪いの?大丈夫』」
女「だ、だいじょうぶですぅ(もう…調子にのってるな、後でひどいんだから!)」
女友(何やってんだか…阿久女イクみたいになってんじゃん…)
男友(ははぁ、やってんなぁw)
男(すげーリモコンすげーオモロー)
新ジャンル「飛びっこ」
女「………」パタパタパタ
男「女さんはなんで飛ぶのんー?」
女「………」パタパタパタ
女「………」パタパタパタ
女「女子高生ですけどー」
男「 (・∀・)ノシ 」
新ジャンル「飛びっこ(非エロ)」
196 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 08:40:55 ID:Iwa6qA5O
女「男くん!貴方に勝負を挑むわ!」
男「女?なんだよいきなり」
女「ふふふ、今日のわたしを今までのわたしと思わないことね。
この十年、この時を待ち続けて静かに牙を研いできたのよ!」
男「……言ってる意味がよくわからないんだが」
女「貴方は覚えていないでしょう。そう、悪党は決まってそういうもの。けどね、男くん。
貴方にとってはいつもの月曜日でも、わたしにとっては忘れることのできない屈辱の日だったのよ!!」
男「え?え?俺、なんかしたの?」
女「貴方は他の、男の子の友達と勝負をしていたわ。わたしも同じ場所にいて、貴方と一緒に戦いたかった。
けどね、貴方はわたしを侮辱した!勝負するどころか、お前には戦いの舞台にさえ立てないと!」
男「………………………まっっっったく覚えがないんだが」
女「プライドを汚されたわたしは誓った!いつか貴方に勝負を挑み、そして勝つと!そのためにこの十年、
悟られないように修行を続けてきた!今日がその時!さあ、男くん!受けてもらうわ、この勝負を!!」
男「……で、なんの勝負?」
女「おしっこの飛ばしっこよ!!」
男「断る!!!!」
新ジャンル「飛ばしっこ」
女友「どうしたのよ女?こんな夜中に呼び出したりして…」
女「………グスン」
女友「よしよし。おねーさんがついてるぞ!!」
女友「…男くんに別れ話を切り出された?」
女「うん…」
女友「あんた達すっごく仲良かったのに…一体なにがあったの?」
女「…この前デートした時に…」
男『女、今日の昼は美味しいラーメン屋に行かないか?』
女『今日食べたいのは…う「どんだけー」』
男『…そ、そうか。じゃあラーメン屋はまた今度にするか…』
男『なぁ、俺達付き合って長いだろ?』
女『うん、ずっと一緒にいた学生時代だもん』
男『そろそろ…実家の親に会ってくれないか?
俺の……婚約者として』
女『!!…うん(///)……ねぇ男って実家は九州だったっけ?』
男『博多生まれだよ』
女『ああ……あの博多名物「どんだけー」祭!!』
男『……どんたくだ…』
女『ハァハァ…ねえ…そろそろ一緒にいってぇ〜!!!』
男『お、おう!!!!……くっ!!』
女『あん……中に出さないって約束したのに…』
男『すまん気持ちよくて……つい…』
女『垂れてきちゃったじゃない…もう「どんだけー」出すのよ…』
男『………………』
女「グス…男が言うには『お前の事は好きだが、どうしてもある人物を連想して萎える』って…」
女友「…私でも萎えるよそれは…」
新ジャンル「いっこー」
女「可愛いね、この子どうしたの?」
男「アネキの娘。実家に帰ってくるなり、『友達と飲んでくるから』と押し付けられた」
……(///)モジモジ……
女「照れ屋さん?」
男「ああ。義理の兄貴がイイトコの御曹司なうえに、娘バカらしく箱入娘で育ててるんだ」
女「でもわかるなぁ…お人形さんみたいな可愛さだし。ねぇ幾つ?」
……v(///)……………
女「二つかぁ、お名前を教えてくれる(なでなで)?」
……(///)…マ………
女「ま?」
男「おいおい、椿。自分の名前に『ま』は入ってないだろ?」
……(///)……………
女「男うるさい!!私は椿ちゃん?に聞いてるんだから!!」
……(///)……椿でおじゃる!!
女「おじゃる?」
新ジャンル「麿っ娘」
流石に弾切れか……
(´・ω・`)…‥
男(あれ、前歩いてるの女か?うひゃーえらい短いミニ履いて…階段なんか登ったら見えるぞw
ってあれ?前の歩道橋に…
い、今ダッシュすれば!…いやちょと早足で歩けば間に合う!って何考えてんだ、俺。
ってアレ?勝手にに足がはや歩きなってますよ、ありゅぇ?
うん、これはアレだ、ほら俺が女の背後を守ってだな、こう不届き者の視姦野郎からだな…
うん、そうそう俺が守る!みたいな…そういう事でだな…お、追い付いた!
今、今視線を上げればば女の!…その中が!お花畑が!)
と上を見る
女(ふと振り向いて)「あれ男じゃんどこ行くん?」
男「あ、いや…(なってこった!)」
女「どした?何アンタ泣いてんの?」
男「な、ナンでもナイ!ちょっ、ちょっと俺急いでるんから!」(ダッシュ!)
女「え?あ、ちょっ」
男(なんて、なんてこった!信じて、信じてたのに、スカートだと信じてたのに!なのに!
オノレおんなぁあああ!)
新ジャンル「キュロット」
女友「つか今どき履いてる奴無くね?」
男「なぁ、ちょっと相談に乗ってくれないか」
友「お?お前が相談事なんて珍しいな。金なら貸さねーぞ」
男「そんな小さいことじゃないんだ」
友「……マジメな話らしいな。聞くだけになるかも知れないが、言ってみろ」
男「ありがとう。実は……」
友「………」
男「俺が育てているプチトマトが妹に狙われているみたいなんだ……」
友「帰る」
男「おい、どこへ行くんだよ!?」
友「うるせぇよ。お前、真剣な顔して何を言うかと思えばプチトマトて。真面目に聞いて損したわ!」
男「俺は真面目だ。プチトマターとして手塩にかけて育てたプチトマトが食われるのは見過ごせない」
友「なんだよプチトマターって。職業みたいに言うなよ。そんなもん、食ったらフルボッコにするって言えばいいだろ」
男「お前はバカか。そんなことしたらオカンに怒られるだろう常識的に考えて」
友「………」
男「俺がどれほど収穫を楽しみにしていると……妹め……ブツブツ」
友「……でもそんだけ楽しみにしてるものを取って食われるわけだろ?怒って当然じゃねーの」
男「いや、俺は妹のミニキャロットを勝手に食ったことがあるから逆ギレされて終わりだと思う」
友「それお前が悪いんじゃねーか!!!!」
男「マヨネーズもかけました」
新ジャンル「キャロット」
すまねぇ、part7の345あたりで力尽きた。
しかもページ作っただけで整理出来てない……。
一応datをpart1〜7までwikiに上げといたから後は頼んだ!
>>202 お疲れ様。いつもながらGJであります。
保管庫にある過去に投下した自分の作品を見るともの凄く恥ずかしい…
変ク「真言宗立川流か…」
>>204 ×真言宗立川流
○真言立川流
東密から派生したけど「真言宗」じゃないよ。
つか変クてなに?
◎変態クール
○変身クール
△可変クール
では?
変身!仮面ライダークウガ!!
という可能性も捨てきれない
クウガは懐かしいなw
「変移抜刀霞斬りのクールなカムイ」かと思った(´・ω・)
ちょwwwwどっから出てきたカムイwwwwwww
男「………」
女「はい、りんご剥けましたよ」
男「……ウサギ、か」
女「好きでしょう?」
男「どう剥こうが腹に入れば同じだ」
女「風情ですよ」
男「俺にはわからんことだ」
女「………」
男「……こんな俺だからかな。誰も見舞いになんかきやしない」
女「あら、珍しく弱気ですね」
男「む」
女「入院してきたての頃なんか、いつも目を三角に尖らせていたでしょう」
男「………変な女にまとわり付かれて長いからな。その影響かも知れん。迷惑な話だ」
女「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃないですか」
男「………」
女「………」シャリ
男「……お前も病を抱えているんだろう。横になっていなくていいのか」
女「いいんじゃないですか?どうせ、退院できない身体です」
男「………そうか」
女「………」
男「………」シャリ
女「………」
男「……いい天気だな」
新ジャンル「看取られ」
女「あ」
男「どうした」
女「セックスのとき、声出すじゃない?」
男「………………………………………うん」
女「あれって、別に気持ちいいから出てるわけじゃないんだよ知ってた?」
男「さいですか」
女「反応薄い」
男「そりゃあそうだろ……ハイハイわかったよ。そうなんだへぇー知らなかったビックリだ!」
女「男の子はいいよ、刺してる側だもん。でも女の子は刺されてる側なわけ」
男「まぁそうだけど」
女「あんな大きいの刺されて、しかも動かれてごらんよ。気持ちいいとかよくないとか以前に苦しくって仕方ないよ」
男「なぁ、この話今しなくちゃだめなの?」
女「内臓が押し上げられる感じ?圧迫される感じ?そんなもん、声出さなきゃやってられないっての」
男「で、結局何が言いたいわけお前は」
女「男くんは最近ちょっと調子に乗ってるからいい気になんなよって話」
男「さいですか」
………
…………
……………
女「あっ、あっ、あっ、あーーっ♪あん、あぁん♪もっと、もっとぉ♪」
男(まぁいいけど。可愛いし)
新ジャンル「あ」
男「…時が経つのは早いもんだな、お前と知り合ってから…凄く楽しい時間だったよ」
女「うん…まさか病院で運命の出会いをするなんて思わなかったよ…」
男「皮肉だな。健康な時は時間が余ってたのに、今は一日がひどく短く感じるよ…」
女「私も…男と知り合ってなかったら気付かなかった…命と一日の大切さに…」
男「あと…お互いどの位生きられるか分からないけどさ…」
女「うん…」
男「俺はお前だけを見つめていくよ…」
女「私も…」
男「女……」
女「男……」
友「二人とも単なる盲腸で明日には退院だろ?」
女友「しっ!!バカップルにつける薬なんてないんだから…」
新ジャンル「見蕩られ」
盲腸といえば剃毛
仏ク「剃毛といえば私だな」
男「誰と会話してたんだ?」
仏ク「修行のため(股間の)剃毛を日課とする私としては、
ブッディズム的な縁を感じられずにはいられなかった」
男(何を言っているんだかわからない…)
仏ク「突然だが私のニルヴァーナの中へ、男の金剛力士像を導きたい」
男「仏教用語を使って嫌らしいこと言うなよ、罰当たり!」
仏ク「いきり立ったが吉日というではないか」
男「何が立つんだ!?…ああもう、もはや仏教と関係があるのかないのか」
仏ク「私が水を出すから、それを用いて手と口を清めるんだ」
男「汚らわしさ100%の水じゃないか!」
仏ク「け、汚らわしい? せっかく富士の名水を用意したのに…」
男「え、まともな水だったのか? 俺はてっきり、あそこの水かと」
仏ク「あそこってどこだ?」
男「はぅあ!? あそこというのは、その…仏クのやることだし…」
仏ク「私の陰汁に身も心もまみれたいだと? 煩悩退散!」パァン!
男「痛っ! 仏クの方が俺よりも酷いこと考えてたじゃないかっ」
仏ク「今のは禅戯としてのSMプレイ」
吉日は仏教じゃ無いよね
仏ク「男のツッコミが甘いから、指摘されてしまったではないか。
あそこはもっと、こう、『それは仏教じゃないよ!』
なんて風に激しくツッコミを入れないと。私のあそこへも
激しくツッコミを入れてほしい」
男「最後の一文が言いたかっただけじゃないか!」
仏ク「清水寺には『胎内めぐり』というものがあってだな」
男「何を言いたいのか何となくわかってしまう自分が恥ずかしい…」
仏ク「むむ? そうこう話している内に、男の金剛力士像が
即身仏のごとくしおれてきた」
男「…悪かったな。この季節は放っとくと寒くて縮んじゃうんだよ」
仏ク「これはもう再起を祈って、一心不乱に両手を合わせて
拝むしかないな。なむなむ」
男「嗚呼っ、手と手の間に我が息子が!…あ、あたたかい…
まるでお釈迦様の掌の上で転がされているようだ…」
仏ク「せっかくだから私の観音様も拝んでおくか? ご開帳しよう」
男「今は観音様を拝むよりも、女に拝んでいてほしい」
仏ク「拝むよりも拝まれたいとは、欲の深いやつめ」
男「それを言うなら愛するよりも愛され…あっ」
>>218 そして男は悟りの境地。
友「賢者タイムに突入しただけじゃん…」
新ジャンル「突込み屋」
愛染明王「エロくたっていいじゃん人間だもの」
新ジャンルのヒロイン一人につき男くん一人の一夫一婦制がこのスレの主流っぽいけど
複数の新ジャンルにモテる学校スレのようなモノも見たいような見たいような
鬼「悪い子はいねーがー!」
男「……なにしに来た」
鬼「馬鹿め。今日は節分、鬼が来るのは当たり前じゃろ!」
男「なんか違うぞ」
鬼「いいから。豆、豆を重点的に責めろ!あたしの弱点は豆だぞ?主に下半身の!」
男「脱ぐな!虎革の腰巻とか脱ぐな!!」
鬼「豆知識。クリトリスは大陰唇の下で『人』の字を描いており、露出しているのはほんの一部に過ぎない!」
男「それ豆知識やのうて豆の知識やー!アッー!」
?「豆リオットミサイル!!」バシュバシュバシュゥー!
男「板野サーカスな軌道を描く豆がどこからか!!?痛い!豆、スゲー痛い!!」
鬼「何奴!?」
福「私ですわ」
鬼「ぬぅ、貴様は福女!」
福「何をしているのかと思えば貴女……ホームレスは鰯の頭でも齧って出直しなさいな」
鬼「ふん。貴様こそ一遍顔のパーツを外して付け直した方がいいんじゃないか?その不細工では笑えもせんぞ」
福「………節分は福を呼び込み、鬼を追い出す行事なのですよ?」
鬼「ならあたしは一丁、男と青姦でも洒落込むかね」
福「………」
鬼「………」
福「男さんの」
鬼「恵方巻きを食べるのは」
鬼・福「「この私だぁぁぁぁああーーーーッッ!!」」
南瓜「トリックオアトリート!豆をくれなきゃ悪戯するよ!」
男・鬼・福『帰れェェェェェェェェエエエエ!!!!』
新ジャンル「節分」
>>222 なんつーハイテンションW
ワロタ
板野サーカス…懐かしい名前を聞いたな…
まあ一杯やってくれ、こいつは俺の奢りだ
(`・ω・´)つ∪
女「鬼はーうちぃいいい!」ドカーン
男「うわっなんだ」
女「わたしだっ!覚悟しなさい男!わたしは今日鬼になるぅ!見なさいこれを」
パサ
男「お、お前その股間にそそり立つモノは…」
女「ふふふふふふ、そこになおれ!」
男「あ、あこら離せっ!やめ、やめろ、いや、やめてください」
女「いただきまーっす!」
男「アッー!」
新ジャンル「鬼に肉棒」
男「うわ…また派手にやったなオイ」
女「豆クラスターや豆ディスペンサーを試射したのだ。」
男「あの金属筒や投下筒らしき物もって帰れ。」
女「豆まきが効率よく出来る様に兵器にヒントを得てだな…」
男「部屋でやるな、いらん!片付け大変だし豆もったいない。」
女「仕方あるまい、技術者の性だ。この後豆は上下の口でおいしくいただきます。」
男「うんうん無駄はいか…なんて?」
…………………
女「意味は無い。言ってみたかっただけだ、実際は鳩殺し速射砲の弾薬にする。」
男「鳩かわいそうだよやめてあげて!」
女「次はバレンタインに期待しろ。デイビークロケットなみの衝撃を贈ろう」
男「戦術核かよ!血のバレンタインになっちまう!」
新ジャンル「節分の後始末」
早いな
遅いよ
エロシチュ現場で働く新ジャンル「裏方雑用」
道具の用意はまだいいとして、それ以上にキツいのは片付け。ヌルヌルしてたり
ビショビショだったり変な臭いがしたり、仮にも乙女にはツラいお仕事。
でも、段々それにも慣れて、仕事と割り切れるようになってきたり。
といっても心の底では『これでいいのか』と思うときもある。お酒が入れば愚痴りたいときもある。
「自分は女子で、しかも未経験なんスよ!?なのにアヴァリスだLELOだエイナストリプルだ、商品名と形状が
一瞬で繋がるってどうなんスか?使用済みのティッシュやらコンドームやらを淡々とゴミに出せるって
どうなんスか!?何も知らない純真乙女だった自分はどこに行ってしまったんスか!?」
どう慰めていいもんやら
?「ククク…ついに出来たぞ…試作品一号が…」
?「博士…うら若き乙女が性器具持ってニヤけないでください…」
?「そんなこと言ってるとあの子の開発した実験作orz-1の被験者にするわよ…」
〜その日の夜〜
男「何なんだ、その…ヤバそうな棒は…」
女「私が作った究極の高機動バイブ、心神ッ!」
男「あの…突っ込めばいいんだな…もっとマトモな趣味は無かったのか?」
女「技術者魂ここにあり!女による女のための女のバイブを作ったのよ!」
男「助手してる友はどうしてるんだ…?聞きたくないが…」
女「私の弟子の子のスーパーオナホの被験体になってるわ。今ごろ精液絞られているわ。」
男「友…頑張れ…お互い大変だなぁ…」
新ジャンル「性器具を極めし師弟」
なんたる性器末吸性主。
「経絡秘孔のひとつ、『前立腺』を突いた……お前はもうイッている」
「ンギモッチイイ!!」
こうですかわかりません
女「そのまま読むと、『性器の末端から性を吸う主人公』ね」
男「わけがわからんな」
女「私が主人公だ!!」
男「ええ!? うわっ、脱がすなよ痛たたた引っかかってる!
引っかかってるって! やめれぇ!!」
女「主人公だから脱がしたっていいんだよぉ!!」
男「ちょ待っ!? や、やめ…はうぐっ!? うおあぁ、そこは…!」
女(早く性を吸わないと…)ちゅっぱちゅっぱ
男「先っちょを刺激されただけでイってしまうなど、武門の恥…!
ぐうっ!? なっ、南無三!!」ぬぴゅぴゅぴゅぴゅ
女「ごちそうさま。ところで、いつから侍になったんだ?」
男「次は女が侍な」
女「心得た。我が桜色のやわ肉、その身でとくと味わうがいい!
抜刀術改・逆抜刀!!」
男「ぐう!? 前戯もなく挿入…いや、納刀か!」
女「前戯、問答、一切無用!…あ痛っ、くうぅぁ…そして納刀ではないっ、
逆抜刀である!」
男「あくまでも名づけた名前にこだわるか!…ていうか、いきなり
挿入して痛くなかったか? 何かつぶやいていたような」
女「えぇい聞くな聞くなぁ、聞く耳持つなぁ!」
男「まぁ、今からでも濡らすには遅くない。その乳首すきありぃ!」
女「はぅん!? こ、小癪な真似を! 秘剣乳首返し!!」
男「おうふ!?…お、おのれぇ! 俺の乳首まで開発する気か!?」
女「私一人がむざむざイけるものかよ! 死なばMOROTOMO!!」
男「ともに冥土を拝もうと言うのか!? 喜ばしくはある…だが!
鞘から解き放たれ死陰核をさらけ出したままでは、イかせてくれと
言っているようなもの。こすられ悶えて乱れて死ねい!」
女「あああっ!? こ、志半ばで果ててたまるかぁ…お前こそ起ち往生
してもらう! 死力を尽くして、万力のごとく締めつけてくれるぅ!」
男「はううっ!? ひ、一人も討ち取らずに、黄泉の国に旅立って
たまるか! 轟けっ、俺の火縄銃! 火縄銃! 火縄銃!」
女「あんっ!? んんあ!? ひゃああ!?…て、鉄砲三段!?
ぶ、武士道はイくことと見つけた…りゃああああ〜っ!?」
男「はぁ、はぁ…死して屍拾う者なし…うっ?!…ふぅ」
あ、新しく来た人かな…エロくってGJ!だけど…どうしよう
言った方がいいのかな…でもGJだし別に態々言う事無いかな
やっぱり気になるかな
うん「おしりに『新ジャンル××』みたいにタイトル入れたほうが良いですよ」
て言うくらいいいよね
でも…
『自治厨乙!』とか言われたらどうしよう
乙ならいいけど『自治厨ウザ』とか言われたらどうしよう
恐い人だったらどうしよう
『お前みたいな古参がいるから新規が入りにくいんだよ!』ってキレられたどうしよう
それで『尻かぁ!じゃあ入れてやるぜ!』って
みんなの見てる前で壁に押し付けられて…スカート捲られて後ろから…
やん(///)
それでおしりを無理矢理ひろげられて、そこも穴もむき出しにされて上からたらぁって唾を垂らされて
固くなった肉棒を擦り付けられて…それで両手でお尻をくにゃくにゃされながら、唾でにゅるにゅる
にったお尻の間を肉棒の裏筋のところでぐちゅぐちゅって擦りあげられたら…
たまらないだろうな…
「いやいやいやぁやめてぇ…」って言っちゃいながら濡れてきたらどうしよう…
『なにがやめてだ、前もぐちゃぐちゃじゃねぇか』
って指で前の方かき回されたらダメになるだろうな…
それから今度は前の方に太くて固くて大きいのがズッって擦るの…
クリのほうまで届くかも、クリを固いので擦られたら…
「ああ、もうもうだめ、お願い、もう…はやく、はやくぅ」
『何いれて欲しいんだ?ああ?』
「入れてぇお尻に入れて!はやく入れてぇ!
あなたのタイトル入れてぇ!」
新ジャンル「お尻に入れて」
>>235 なんか書いてるうちに方向性を見失った感がWW
面目ないっすorz
男「
>>232は『性器末吸性主伝説バージョン2』みたいなもんだよな。
でも>>233-
>>234は書いてるうちに方向性を見失ってないか」
女「そうね…適当なタイトルが見つからないわ」
男「あんなに死ぬだのイくだの叫びながら悶えてたくせに、
タイトルはわからないの?」
女「な、なりゆきでああなったんだから仕方ないでしょっ!!
(あぁ、思い出すだけで体が熱くなっちゃうよ…)」
男「体に聞いてみようか」
女「体に聞いてみるって?」
男「女に『性器末吸性主伝説バージョン2』を挿入するのさ!!」
女「そ、そんなの嫌よっ、やめてぇ! 14文字も中に入らないよぉ!」
男「二重かぎかっこで包まれてるから安全だぜぇ! そぉれそれぇ!」
女「くぅうあぁ!? じゅ、14文字も…あっ、あっ、裂けちゃうぅ…!」
男「頭文字まで女の中に入っちゃったな。今、女の中で『性器末
吸性主伝説バージョン2』が方向性を見失って、どんな風に
変化しているんだ? 体で感じるだろう?」
女「だ、誰がそんなこと言うもんか…ひあっ!? な、何よこれぇ!」
男「『性器末吸性主伝説バージョン2』が女の中で小さくなっていく…
肉つぼに吸い取られているのか!? どんだけ名器なんだよ!」
女「はぁ、はぁ…もう満足でしょ? 抜いてよ…」
男「そ、そうだな…う!? これは!」
女「『性器末吸性主伝説バージョン2』が『侍プレイ』になってるわね」
男「プレイの内容はエスカレートしていたのに、タイトルはコンパクトに
なっていたんだな。ところで、今のプレイの名前は何?」
女「もう一回、私の『体に聞いてみよう』よ。…ね?」
>>239 名付けて…
新ジャンル
「り名器んぐ」…?
女「男、センスないね」
男「ああ…orz」
女「それはさておき」
男「置くんかい!!」
女「侍プレイってどんなプレイ?帯をぐるぐる解くのはお代官プレイでしょ?」
男「ふむ…一理ある」
女「だとちょんまげ…だとコスプレの一種だし、刀で責めるのは銃刀法違反になるし」
男「その前にあぶねえ」
女「エロを極めし男なら知ってるのかな?と思ってさ」
男「…やはり、あれしかないな」
女「どんなの?」
女「ね、ねえ……あん!!こ、これの!!ふぁ…あっ!!ど、どこが!!…ひっ!!…侍…プレイな!!のぉよぉ!!」
男「くっ…でも女も感じてるんだろ?いつもより…締まってる!!」
女「だ、だってぇ…ああん!!…や、野外なんてぇ…初めて…ひぁ!!」
男「…出すぜ!!」
女「お、お尻…熱いのぉ…イクゥ!!」
(ドピュドピュッ)
女「…で?これがどうして侍プレイなの?ただの青姦じゃない」
男「考えるな!!漢字るんだ!!」
女「感じる…?」
男「俺たちは今どこにいるか分かるよな?」
女「…薄気味悪い夜のお寺の横に…あっ!!」
男「どうだ!!」
女「…苦しくない?」
新ジャンル「イ寺プレイ」
>>231 367 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 sage 投稿日:
2009/01/13(火) 08:31:14 ID:uQrVyLIM0
相談させてください。板違いであれば誘導していただけると幸いです。
結婚して4年の子蟻専業です。
ちょっとしたきっかけで、あるアニメに嵌りその中のキャラに恋をしてしまいました。
それ以降旦那のことが愛せなくなってしまい離婚したいと思うようになりました。
こうなって、アニヲタで2次元好きな人の気持ちがようやく理解できました。
相談と言うのは、このような「アニメキャラに夢中になり旦那への愛情が薄れた」と
いう理由での離婚の申し立ては不利になるのか?と言うことです。
慰謝料請求されたりするのでしょうか?
旦那にはこのことは未だ打ち明けていません。ただ最近の私の旦那への態度で
浮気などを疑っているようです。
釣りと思われる方もいると思いますが、釣りではありませんのでよろしくお願いしま
す。
368 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 sage 投稿日:
2009/01/13(火) 08:36:17 ID:W5zd9ARQ0
>>367 誰に恋したか教えてくれないと
369 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 sage 投稿日:
2009/01/13(火) 08:49:55 ID:uQrVyLIM0
>>368 ラオウです。
番長「好きな娘が出来たのだが…どうすれば良いんだ…」
付き人1「バレンタイン前に告るのも気まずいしなあ…」
付き人2「番長!漢魂(おとこだま)で突撃し、逆に物を送るというのは…」
番長「よし!それだ!では解散ッ!」
バレンタイン二日前
番長「俺の気持ちだッ!早く受けっとてくれッ!」
女の子「落ち着いてよ…分かったから…ん?」
〜好貴陀愛士天流…〜
女の子「当て字で書かれても分からない!やり直し、再提出…恋人候補失格。」
番長「ハイ…普通に書きます。破恋多咽なんて嫌いだ…」
後日…再提出。恋人(師弟?)になりました。
新ジャンル「破恋多咽」
女「なんか逆チョコってのが流行ってるらしいじゃない」
男「……そうなのか?」
女「かーっ、これだから流行に疎い男はダメね。女から男に渡すなんてもう古いの。
これからは男が女にチョコレートを渡す時代なの!」
男「ああ、なるほど。だから『逆』なのか」
女「寄越しなさい」
男「何を?」
女「チョコレートをよ!!」
男「え、嫌だけど」
女「なんで!?話聞いてなかったの!?これからのバレンタインは男から女に告白するの!
だからチョコレート貰ってやるって言ってるの!」
男「だって俺別にお前にチョコ渡す義理なんかないもん」
女「………………………」
男「それにホワイトデーの扱いはどうなんのかね。どーせケロッとして
『三倍返し』とか言うんだろ?なんか気に食わないんだよなぁ、そういうの」
女「……そ、そんなんだからモテないのよ」
男「うん、多分な」
女「……わたしが、貰ってやるって言ってるのよ」
男「ガムならあるけど」
女「………………………モムモム」
新ジャンル「逆チョコ」
ほんと、クソくらえですよねー
友「男、これ…もらってくれ」
男「ん、なんだこれ」
友「チョコ」
男「ちょっwwおまwwなにそれ、告白とか言う流れかww」
友「実は…そうなんだ、俺前からお前の事が」
ガバッ
男「げぇえ、マジかっtちょ、やめ、まてわかった分かったって友チョコだろ?
冗談やめろよ、おい!]
友「冗談なものかっ!これが…これが俺の思いっ!これがっ逆チョコ!」
男「意味が違っ…ちょ、まて、やめ…アッー!」
新ジャンル「逆チョコ」
ほんとに糞くらったデスヨネー
お後がよろしいようで(´・ω・`)ノ
>>244-
>>245 馬鹿やろ!今日は「ネクタイの日」だ!
orz吊れってことですかそうですか
いやいや、煮干しの日だ!
っていうネタを去年もやった気がする
女「おーとーこ、今日は何の日か知ってる?」ニコ (これみよがしに綺麗な紙袋見せる)
男「煮干の日だろ?」 (なん……だと……まさかとは思うが。期待はしない、しないんだ)
女「違う違う。バレンタインデー」 (ボケたふりですね、わかります)
男「あー、そっかー」 (落ち着け、あくまで素っ気なく。興味なさげに、がっつくな)
女「でね」ガサガサ (恥ずかしい気持ちを滲ませつつ、紙袋に手をゆっくりと入れる)
男「うん」 (wktk)
女「なんで今日なのか私なりに検証してみたんだ」 (紙袋のなかからフリップどーん! プギャー!!)
男「え?」 (え?)
女「2月14日。2/14、2.1.4? いえ、2と14、14は10と4。
2と10でにぃとと読めるわ。そして4といえば不吉のし。
にぃと、し。2月14日はニートが氏ねる日。
つまり、2月14日はバレンタインデーに相応しい日だったのよ!」 (男の顔が怪訝なものになっていくところがたまらないわぁ)
男「……えーと」 (あうあー?)
女「製菓会社もここまで見越していたなんて、やるわね。そう思うでしょ、男?」 (wwwwおwwとwwこwwwのwかwwおwww)
男「あ、あのー……すみません」 (あぁ、チキショウ……)
女「なーに?」ニコニコニコ (wktk)
男「………………チョコくれる前ふりじゃなかったの?」 (負けたよ、聞いちまったよチキショー)
女「就職したら考えてもいいわよ?」 (ゾクゾクするぅw! ……馬車馬のように働いて、早く私を養えるようになりなさい)
男「しても確定じゃないのかorz」 (なんかもうどーでもいいや、どーでも……このままでいいわ)
新ジャンル「2/14という日」 (ムチとアメいやチョコのなかったS女の負けた日)
女「熱々のチョコを持ってきたわよ。ほら、いい香りでしょう?」
男「何で熱々なんだ? 湯気が出てるんだけど」
女「何でって? これからチョコバナナを作るのに
決まってるでしょう?」カチャカチャ ジイィ… ぬりぬり
男「熱っ!? や、やめてくれぇ!…あぁ、でも…っ!」むくむく
女「温度を計ったら42度だったから、ちょっと熱めの温泉だと
思えば平気よ。ぬるぬるのチョコをハケで塗られて、こんなに
反応しちゃって…ふふ、できあがり。いただきまぁす」ぱくっ
男「はぅ!」ビクンッ
女「んっ…おいし…」れろれろ ちゅぱちゅぱ ちゅっちゅ ちゅっちゅ
男「一方的に、女から吸い取られるだけのバレンタインデーなんて…
あふぅぅ…!」どくんっ どくどくんっ
女「…ぷはぁ。プレゼントしてからすぐにお返しをくれるなんて、気が
早いのね。体の方も早くて…なんちゃって。ごちそうさま」ぬりぬり
男「などと言いつつ二回目をすぐに始めるなよっ」
女「三倍返しになるまで離さないんだから。男のお返し、ビターな
大人の味で、私は好きよ」ちゅううう!
男「はううう!」
新ジャンル「夜のチョコバナナ」
男「バレンタインも終わったな。あいつは研究所から出てこなかったな…ま、平和だから良いか…」
シュルルルル…ズゴン!!
男「対艦ミサイル!不発か?はあ?▼×3のマークは…戦術核ッ!」
ボン!ガシャン!パカッ…
女「特製チョコを食べてくれ!私ごとッ…!」
男「こんな核の50年代に廃れたようなバカげた代も…なに裸チョコやってんだ!」
女「(処女)血のバレンタインが所望だったんでしょ?」
男「所望してない!それに成人まで待ってくれ!それよりさっさと風呂入ってくれ。」
女「仕方無い、第二波頼む。」
?「ラジャー、支援射撃かいしするでありますぅ〜退避して下さい!」
男「何要請してんの!ここ●ース党事務所じゃないよ!?」
ヒューン…ズコン!
男「誘導爆弾…誘導チョコレート弾?って航空爆弾投下するな!」
?「航空支援終了…ヴィクター25帰還します!オーヴァー」
男「お前の友達に軍オタ超金持ち少女いるだろ?」
女「スポンサーの娘さんで親友なのよ。あの娘とは長い付き合いで色々やったなー」
男「使う方と開発する方ってことか…てかこれなんてエロゲ?」
新ではないジャンル「血のバレンタイン」
251 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 02:33:15 ID:I3Xfio5E
3月14日まで一ヶ月間搾り取られ続けるんですね!?
そしてなんだかんだでそれ以降も搾られ続けるんですね?
にーがつーはバレンタインでセクロスできるぞー♪みたいな感じで
チョコレートどころか煮干しももらえなかったお……
女1「吉原でならしたわっちら花魁連中は、濡れ濡れにさせられ…
じゃなくて、ぬるぬるまみれにされて…でもなくて、性的な意味
ではない方の濡れ衣を着せられ、お上さんに逮捕されたので
ありんすが、牢獄を脱出し、男さんの家にかくまってもらったので
ありんす。
しかし、人んちでくすぶってるようなわっちらじゃありんせん。
スジへの刺激でどこでも誰とでも何度でもイけちゃう恥知らず、
インポチンポを勃起させ、膨大な精子を噴出させる、わっちら
特攻女郎いろは隊!」
女1「わっちは女1。通称くるわことば。
夜這いとコスプレの名人。
わっちのような天才策略家でなければ、海千山千どもの頭領は
務まらんでありんすよ。えっへん」
男(冒頭のナレーションを間違えまくって、どこが『天才』だよ…)
女2「僕は女2。通称僕っ子。
僕の顔を見て、何で女の子ばかりが目を輝かすのかな?
かわい子ちゃん達に頼めば、ふんどしから火縄銃まで、
何でも持ってきてくれるよ」
男(自分の美少年っぽい顔を、確信犯的に利用してるくせに…)
女3「お〜っほっほ! おまちどうさま。わたくしは3ですわ。
通称金髪縦ロール。
公家生まれの誇りは天下一品ですわ!
貴婦人? 変な髪形? それがどういたしましたの?」
男(何だよ、あの髪の色と巻き方…南蛮人の血でも混じってるのか?)
女4「私は女4です。通称ガチレズ。
お姫様だって潮噴かしてみせます!
でも、クリ責めだけは勘弁してください」
男(ようやくまともな話し方の子が出てきたと思ったら、この子も
立派な変態だな…)
女1「わっちらは、精子の通らぬ尿道にあえて挑戦する、セクシーかつ
神出鬼没の、」
女1234「特攻女郎いろは隊!!」
女1「えっちな気分の時は、いつでも呼んでくりゃれ」
255 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 23:18:55 ID:bCgqBQFU
おい3と4、お前らなんで花魁になったww
魔王「ククク、よくぞここまできた……」
勇者「貴様が魔王か。魔族の王に相応しい醜悪な魔力の波動を感じる……」
魔王「醜悪……ハッ、醜悪、とな。このわたしに向かってそのような口をきいたのは貴様が始めてだぞ」
勇者「………」
魔王「クックック……そうか、醜悪………か。ぐす」
勇者「………………………ぐす?」
魔王「撤回するがいい。でないと泣きそうだ」
勇者「意外と打たれ弱い!!」
新ジャンル「魔王さん」
魔王「意外なものか。わたしは魔王だぞ。そのような暴言を吐かれたのは生まれてはじめてだ」
勇者「ああ、なるほど。だからささいな悪口にも反応してしまう、と」
魔王「さよう」
勇者「……難儀なやつだな、お前」
魔王「口には気をつけろ。その程度でもわたしは傷つくぞ」
勇者「………………………ばーか」
魔王「クク。やれやれ、さすがは人間だけあって狡猾だな。弱点がわかるやすぐにそこを突くというのか。
貴様には戦士としての誇りがないと見える。あとバカって言ったほうがバカだ」
勇者「泣いてるぞお前」
魔王「泣いてない。目から魔力が出ただけだ」
勇者「魔力!?」
新ジャンル「魔王さん2」
勇者「まさか死ぬ思いで来た魔王城の主がこんなに弱いとは……」
魔王「待て待て、侮るな。わたしは人一倍ナイーブなだけで魔力は絶大。
その気になればお前なんか一発でこなごなにできるんだぞ?」
勇者「えー」
魔王「えーって言うな」
勇者「じゃあ見せてみろよ」
魔王「フフン。………それはできない」
勇者「なんで」
魔王「人の目があると緊張して変な汗が出るから。見るがいい。既に手のひらがべっとべとだ」
勇者「このチキンハート!!」
新ジャンル「魔王さん3」
魔王「………」スッ
勇者「待て!どこへ行く!魔族の王ともあろうものが敵に背中を見せて逃げるというのか!」
魔王「逃げる?フン、勘違いするなよ勇者。わたしはただ、鏡に映った自分を勇気付けに行くだけだ……!」
勇者「お前もう魔界帰れよ」
新ジャンル「魔王さん4」
>>256-259 萌えたw
で、だ
勿論この魔王は…
ショタなのだろうな(///)
新ジャンル「さりげにカミングアウト」
カミングアウトって、お前の性癖をかよw
女「誰もいないっすね」
女「……はぁ、こうしてみると広いっすね〜」
女「なんとなく真ん中の方に立ってみたり」
女「いつもはみんなこの視点なんすもんね」
女「……ん、んん、えへん、えへん」
女「『男さんっ、はやく起きないとちゅーするっすよ?』」
女「『あ、ちょっと……もう、いきなり抱きついたりして。さては寝ぼけてるっすね?』」
女「『しょうがないっすねぇ、あと五分だけっすよ?』」
女「『ちゅー?……もう、甘えんぼさんは困るっすよ』」
女「『ちゅ』」
女「なーんて」
男「|∀゚)ジー」
女「うわぁ!!」
新ジャンル「裏方雑用(ダレモイナイ)」
踊るなら今のうち
女「フン!フンフン!フンフンフン!ハッハッハ!」
男「こらこら、やめろってば。くすぐったい」
友「……おい、いちゃつくなら外でやりな。せめて見えないところでやりな」
男「仕方ないだろう。俺だってやめて欲しいけど女が飛び掛ってくるんだから」
女「わふん!」
男「わっ、顔を舐めるなって。仕方ないやつだなぁ」
友「にしてはお前も嬉しそうだなオイ?」
女「フンフンフン!フンフン!」
友「って今度は男の尻の臭いを!?なんだ、そういうプレイか!?」
男「なわけないだろう。これは犬などの動物によく見られる挨拶の一種だ。
人間の常識だけが全てを計れる物差しだと思うなよクソが」
友「え?ああ、なんで怒られたのかわからんがスマン……いや、女ちゃんは人間だろ」
女「フンフン!くんかくんか!フンフンフンフン!」
男「おお、どうした女。そんなに興奮して」
友「えろい意味では……ないようだな」
女「……………あのオンナのニオイがする」
友「喋った!」
男「お、おいおい、何を言ってるんだ。俺は別に何も」
女「ワタシのはな、ごまかせない!オトコ、うわきした!」
?「ウフフ、バレちゃ仕方ないわね?ダーリン」
女「あらわれたな!このドロボウネコ!」
敵女「あら、負け犬さんがキャンキャン吠えてるわ」
男「お、俺は……俺は、その………」
友「なんだこの状況」
友(そして何故尻の臭いでバレたんだろう。いや深くは考えまい)
新ジャンル「嗅ぎデレ」
女「普段みんながいるのに一時だけ誰もいないって何か、侘しいものがあるっすよね」
男「あー、放課後の教室とか」
女「そうそう。子供の頃、独り留守番してるときとかって何か不思議な気分でしたっしょ?」
男「まぁ、今のご時勢一人っ子で両親共働きって子も珍しくはないだろうけど」
女「そりゃま、そうっすけど」
男「その話だったら、俺、一回誰もいない町ってのを見てみたいなと思ってさ」
女「ん?廃墟とかそういうところっすか?」
男「廃墟もロマンだけどな。微妙に違って、街並は普通なんだよ。ただ、人だけいないっていう」
女「異次元に迷い込んだというか、トワイトライトゾーンみたいな?」
男「そうそう」
女「わかる気がするっす」
男「でもそうなったら怖いけど、テンション上がると思うんだよな」
女「目に入るもの全て自分のモノって感じっすからね」
男「とりあえず俺は全裸になるだろうね」
女「変態じゃないっすか」
男「変態ではないよ。誰もいないんだから。自分ちで全裸になってるようなもん」
女「それはそれで変態じゃないっすか」
男「でもこんな機会逃したらもうできないよ?街中で全裸。街中なのに全裸」
女「それは……わかる気がするかも知れないっす」
男「だろ?」
女「そ、その仲間を見るような目はやめて欲しいっす」
男「ダレモイナイ、ゼンラニナルナライマノウチ」
女「変態っす」
新ジャンル「ダレモイナイ(裏方雑用)」
気配が無いわけじゃないんだけどな
男「だめだもうネタが思い付かない…もう書けない…のか」
女「まだ…まだおにいちゃんは書けると思ってるのはわたしだけかな?」
男「お、おにいちゃん?…」
女「諦めたら、そこで新ジャンルは終わりですよ」
男「っておまえ…誰?」
女「でもーあれだね、エロ分はいるよねー、だからー」
スルスルスル(衣擦れの音)
女「さぁわたしをオカズにして妄想しなさい!おにいちゃん!」
男「……」
女「ね?」
男「…いいから服着ろよピザ…」
女「ひっどぉおいい!デブじゃないもん!ぽっちゃりさんだもん!」
新ジャンル「安西ちゃん(妹属性らしい)」
男「くぁああ!確変こねぇええ!もうだめかぁあ」
女「まだ勝てると思ってるのはわたしだけ?」
男「お、お前!また出やがったな!」
女「諦めたら…そこでパチンコは終わりだよ?」
男「つってもなぁ…でもなぁ…」
数時間後
女「テクも運もあり金も…持ってるもの全部…台に置いてきちゃったね?」
男「…黙れデブ」
女「ひっどぉおいい!デブじゃないもん!ぽっちゃりさんだもん!」
新ジャンル「安西ちゃん(いm:rya」
男「…ホワイトデーかぁ関係ねぇなぁ…大体義理以外のチョコ貰った事無ぇしな
あーあなんで俺イケメンじゃねぇんだぁ」
女「おにいちゃんは秘密兵器だからイケメンじゃ無いんだよ」
男「…何の?」
女「え?」
男「だから何の秘密兵器なんだよ」
女「え?ええ?えーと………あ、ほら恐怖の大王が来た時の?みたいな?」
男「…もういいから帰れよデブ」
女「ひっどぉおいい!デブじゃないもん!ぽっちゃりさんだもん!」
新ジャンル「安西ちゃん(I:rya」
男「新ジャンル自体が最近下火なんだよな」
女「短くてもいいのはあるよ」
男「だが、残らない」
女「うーん」
男「3日ルールてのは今考えるといいルールだったのかもしれんな」
女「期限があったから、書き手には締め切りがあって、保守にもやる気が出たんだよね」
男「だが、しかしっ! 新ジャンルは本当にやりつくしてしまったのだろうか!」
女「断じてノー!」
男「ここで斬新なネタを提案し、再興を目指すのだ!!」
女「例えば!」
男「例えば!」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「例えば!」
男「例えば!」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「例えば!?」
男「例えば!?」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「え? ないの?」
男「え、何もないけど」
女「……」
男「……」
女「え、えぇー。普通こういうネタ書く時ぐらい、なんかあるでしょ」
男「いや、せいぜい『デンデロデンデロデンデロ、デ〜レン』ぐらいしか思いつかなかった」
女「ろくな思い付きじゃなさそうね」
男「ああ。女は言うんだ。
「おきのどくですが、おとことのめもりーはきえてしまいました」」
女「あちゃー」
男「「だから、また同じことしようね」と」
女「意味不。て、そこでデレるのか」
男「要するに女は恥ずかしさの余り、そう言っちゃうんだよ。あんまりにも恥ずかしいから忘れちゃったりする
けど、また同じプレイをしてね・繰り返してねって初ベッドインかつ事後の時に言われたらなかなか萌えるな
ぁとか。ふっかつのじゅもんを唱えてやろうかって俺が言うとそんなの効かないもん、忘れちゃったんだもん
って言うから、駄目元でカセットふーふーしてもう一度挿し込んでプレイを始めてみようって、俺は女のまだ
濡れた花弁に息を吹きかけ、やんvやんvと反応見せたところで頼む〜冗談だと言ってくれ〜って言いながら
一物を抜き差しするんだ。女がなかなか読み込もうとしないと、もう諦めて別のをやるかってつぶやくと女が
きゅっと俺の腰に足を絡めてきて、新しい勇者に名前付けるまで駄目って。なんだよ、もうああああでいいじ
ゃんって言ったらむくれてさ、そっちっから言い始めたんだろって俺がスパートをかけるんだ。そんなに抜き
挿ししたら本当に壊れちゃうぅって叫びだしてさ、俺も何もかも吹っ飛ばしてやるよって意気込む。そこで思い
出すのさ、ああ、新ジャンルにありがちな女との過去だよ。俺と女がまだ友達以上みたいな関係で、一線を越
えない程度に夫婦漫才をやってたことを思い出すわけだ。どっかに遊びに行った時の次の日にその話題を振
ったら知らない、って言うんだ。行ったことないよね、って言う女に俺がふざけんなよって返すと、ふざけてるの
は男でしょ・罰として私をもう一度連れて行きなさい、ってさ。もう一度ってしっかりおぼえてんんじゃんって、そ
こで俺は苦笑するんだ。はいはいってな。女はその俺の表情にまいっちまって、女はぷいとそっぽを向いて『お
とことのめもりーはきえてしまいました』、って。ここで新ジャンル的にまた初めから俺とデレ無い女の関係を築
いていくのもいいよな。同じことを繰り返しながら、俺は消えてしまうんじゃないかって恐怖を感じながらも女への
愛を再認識するそんな泣き系の新ジャンルも悪くない。とここで絡んでくる女の足がきゅうっときつくなって俺は
我に返る。もうすぐイキそうなのを見て取れて、俺hわっふるわっふる」
女「ああ、大丈夫だ。新ジャンルはこれからも安泰だ。こういうバカがいる限り」
新ジャンル「激励」
男「久々にレスがついたと思ったら感想か…新ジャンル復活の起死回生のアイデアはないのか…」
男「…ダメだ。凡人な俺にはアイデアも金も脱いで誤魔化す勇気もない…鬱だ氏のう…」
女「し〜んジャンル〜し〜んジャンル〜」
男「変な節を付けて…ご機嫌なようだな」
女「違うよ。テーマソングを作ってるの」
男「テーマソング?」
女「そ。親しみやすく、ちょっとエッチで歌いやすいテーマソング」
男「…なかなか着眼点がいいな」
女「魔王様や奈良シリーズといったキャラをブレイクさせ、数々の珠玉の名作を産んだ新ジャンルスレの為に!!」
男「おう!!俺も!!」
女「そして歌がメジャーデビューになり!!」
男「はは。そりゃ…」
女「アニメ化の暁には視聴率の化け物と化して、新ジャンル原作は百万部を越えるベストセラー!!私は平成不況の現在を印税生活!!」
男「………」
女「そうなればセレブ女な私は求婚相手に困る事はなし!!」
男「………」
女「安心して!!男の週二回分のお手当は弾むから!!」
男「……テーマソング案は却下!!」
女「えー!?」
新ジャンル「誇大妄想」
「ああ、そんな所触っては駄目……いけないわ、駄目よ、駄目ぇ!」
「……何やってるんだ、雪」
新ジャンル「古代妄想」
古代妄想…
それは熱き血潮の青年の性欲と変な汁溢れる思いである!!
沖田「うむぅ…森君にはナース服こそベストだと思うのだが」
真田「いや艦長。あの白い肌には喪服こそ最適の服装かと」
徳川「喪服も良いがセーラー服も捨てがたいな」
島「しかしここは軍艦。軍服こそ最高の衣装かと考えられます」
佐渡「駄目じゃい、裸Yシャツじゃ!!ワカメ酒するにも便利じゃい!!」
古代「あなた方は何も分かっていない!!」
古「雪にもっとも似合うのはボンテージです!!!!あの白い肌と黒い皮のコントラスト!!!!たおやかな雪と武骨なムチの組み合わせ!!」
古「白い肌が興奮で赤く染まり、踏み出した足に力が籠もり僕の股間を踏みにじる!!」
古「股間の波動砲は出力120%で発射し、全てを白く染めるはずです!!!!」
「「「「おおおお!!!」」」」
『…苦労しているようだな森雪…』
「デスラー…あなたに同情されるとは思わなかったわ…」
新ジャンル「古代暴走」
女「ふわああ〜っ!? 三葉虫がっ! 三葉虫はらめぇ!
そんな敏感なところに三葉虫なんて…いやあぁぁー!!」
ええっ!? あ、アノマロカリスまで!? もう耐えられないよぉ!
イっちゃう! カンブリア紀の海でイっちゃうぅ〜!!」
新ジャンル「古代妄想」
女「あふぅあぁ〜!? ブルータス、あなたもなの!? あなたも
私の体をもてあそんじゃうの!? あああああ!! わ、私の
全てが…ローマに! 私の全てがローマあああああんん!!?」
新ジャンル「古代妄想」
女「顔……カッコいい、凄く。そんな顔で私を見つめないで……ああっ♪
手……たおやかでいい、凄く。そんな腕で私を弄らないで……ああっ♪」
足……すらっとしてていい、凄く。そんな足で私を蹴飛ばさないで……ああっ♪」
新ジャンル「五体妄想」
男「Mか……」
新ジャンル「男ボソッ」
最初はあの人を見た時は恐かったです
あんな大きなのをわたしに…
無理、絶対無理って、あんなのと一緒に…
一緒に…、『一つに』なんかなったら壊れちゃう…って
初めてあの人にのしかかられた時は死ぬかと思って……
うふふ
今考えるとおかしいんですけどね…
でもね
あの人もその時死ぬかと思ったんですって、最初にわたしを見た時「絶対壊れる」って
そう思ったんですって
ふふ、おかしいでしょう?
でもその時はあの人、そんな素振りも見せずに「大丈夫だ」って言ってくれて、
「俺を信じろ、お前を信じる俺を信じろ」って
色々励ましてくれて
だから辛かったり凄く恐かったりしたけど、
「ああ、この人わたしの事思ってくれてるんだ」
と思うと「頑張ろう」って気持ちになって…
うまく言った時は「ああこれでわたしも一人前」になれたのかなぁって
そう思えたんです
そうしてだんだん慣れてくると、あの人の動きなんかも見る余裕が出て来て
あの人の指使いとか
その時の振動とか
あの…鞭つかい…とか
凄い、ほんと凄いんです、ほんとカッコイイなぁって
こんな人と一緒にいれていいなぁって
あの人と一緒にいるのが楽しくってしょうが無くって…
これが「飛ぶ」って事なんだなぁって、一つになるって凄いことなんだなぁって
これがわたしの生まれてきた意味、このために生まれてきたんだなぁって…
そう思えるんです
だから今日もあの人と一つになって
飛ぶのです
『アルファより小隊各機へ、間もなく作戦空域、攻撃用意』
「コピー、頼むぜ相棒!ユーハブコントロール」
「コピー、アイハブコントロール。任せろ、振り落とされるなよ!」
「ぬかせ、そっちこそしっかり飛んでくれよ」
「ああ見せてやるぜ、重力の井戸の空が連邦だけの物じゃないってな!」
時にU.C.0079.07
キャルフォルニアの制空権はまだジオンにあった。
新ジャンル「ドダイ妄想」
身も蓋も無いネーミング兵器キタコレ
>>278 ちよっww
無茶しやがってwww
指使いってバルカンのことかw
今年は新ジャンルスレ乱立しないなぁ
不景気だから、書き手が忙しいんだなw
就活とか残業とか、ご苦労様です
>>281 男「いや…俺はこんな状況を知っている、以前にもあったんだ…
たとえば、メイド喫茶、あんなにいつも来てた常連。
いつ行っても居て挨拶して『今日のシフトはどうですか?』なんてメールでやり取りしてたあの御主人様。
『今日○○○さんは来てないの?』なんて聞いたらメイドが
『あ、そういえば今日お店の何か足りないと思ったんですぅう』
なんて言われて思わず備品かアイツはと心で突っ込んだ。
それくらい良く通ってたあの人が、ある日境にプッツリと来なくなる」
女「ふうぅん?」
男「たとえばヤフオク、何時もレア物にになると現れて最期まで競ってたアイツ、いつものID。
オフで知り合って『ああ君かぁあのID』と運命の出会い。
そこは同好の士、すっかり意気投合で家にお邪魔したら膨大なコレクションにこりゃぁ勝てん、とか
思ったアイツ、それがある日を境にプッツリと」
女「で?」
男「共通の友だちに訪ねたら『ああ、あいつはもう終わったのさ』と言われる。
一体何があったのか?
このように数数の勇者、猛者の男達の心を折ったもの、それ何か
仕事?いやいや時間なんってその気があれば作れるさ、飽きた?バカな!彼等に限ってそんな事は、
それは絶対に無い!あり得ないぃいい!
では何か、それは」
女「(ごくり)それは…」
男「それはお前だ!」
女「え!え?え?え?わたし?」
男「そうだ、女、彼女が出来たんに決まってるううううううううううう!
実は前述の二人はやっぱり結婚したとか彼女が出来てたのだぁあ!(実話です)」
新ジャンル「リア充」
女「うーん、そうかもしれないね」
男「くそぉおお!うらやましいぞぉおおおおおおおお!」
見る暇はあっても、書く暇と労力がないことはよくある
そんなマジレスしてどうすんだW
ん…ふっ……ぅん…あっ、いい…あぁんっ
prrrr prrrr
あ…ごめん、電話出るからちょっと待ってて?
はいもしもし、ご無沙汰してます。はい、そうですね。
はい、はい、ひぅん!あ、いえ、何でもありません!
ちょっと待って下さい。
もう!大事な電話中なんだから悪戯しないで!
あ、もしもしすみません。いえ、何でもありません。
はい……んっ……あぅん……待って下さい…
もぉ……お願いぃ…後で好きにしていいからぁ…電話させてぇ…
もしもし…何度もすみません…んくっ……んっ……
え、ええ、実は今日は少し体調が……ぁん!ん、ん、んぁ…
はい、明日は、ん、ん、必ず……ぃく!ひぐっ!いっ!いっ!!
いいともーー!!!
新ジャンル「テレフォンショッキング」
タモさんには気づかれたなwww
まずwiki更新GJ!と言わせて貰います
書き込める幸せ
女「桜ぁ♪桜ぁ♪今咲き誇る〜♪」
男「近所の桜はもう散ったぞ。こないだの雨で」
女「早ッ!刹那に散り行く運命(さだめ)、早ッ!!」
男「今年の開花は早かったからなぁ」
女「うぅ。まだお花見もしてなかったのに」
男「お前は花より団子だろ。弁当があれば幸せなんじゃないか?」
女「桜の下で食べるからこそ風情が違うんじゃない。君は実に馬鹿だなぁ」
男「ああ、わかる気がする。わかる気がするが言い方がむかつく」
女「まぁお弁当はつくってきたわけですけどね」
男「見る花はもう散ったのに?」
女「男くんの顔で我慢するよ。年中満開だし」
男「……言い方がむかつく」
新ジャンル「お花見」
男「……なぁ、女」
女「なに?」
男「いや、別にいいんだが……」
女「何よ。言いなさいよ」
男「じゃあ言うけど。……なんで頭に旗が刺さってるんだ?宇宙人の侵略か?」
女「はぁ?旗ぁ?何言ってるの、あんた」
男「まぁ、旗が刺さってるのはお前だけじゃないけども。流行なのか?」
女「………ちょっと詳しく聞かせなさい。誰の頭に旗が刺さってるって?」
男「えーと、まず女友だろ。それから……」
………
…………
……………
女「なるほど。それはフラグね」
男「フラグ?旗じゃないか結局。なんで英語で言ったんだ?」
女「違うわ。おそらく、あんたが観ているのは恋愛フラグ。攻略可ってことね」
男「……お前にも立ってるんだが」
女「……………察しなさい」
男「そう言われても落ち着かない。折っていい?」
女「え、ちょ、やめ、折んな!」
男「あ、なんだ。割と簡単に折れるじゃないか」
女「………………………」
男「まぁこれで余計なこと考えなくて済むな。あとで他の娘の旗も折っておこう。
……ん、なんだこれ。あれ?俺の頭にも旗が立ってる」
女「折るなって……折るなって言ったのに……!!」
男「女?どうして椅子を振りかぶって」ゴシャァ
新ジャンル「フラグ」
男「………」
女「………」
男「……で?」
女「はい!ですから、何か恩返しをさせてください!」
男「はぁ」
女「何をしましょうか!機織でもしましょうか!」
男「いや、でもお前、Gだろうが」
女「ジー?……ああ、頭文字ですね?頭文字G。格好いいですね、わたし!」
男「外でクモに食い殺されそうになっていたところを?俺に助けられたって?」
女「はい!あのとき男さんが玄関のドアを開けてくれないければ、わたしはこの世にいなかったでしょう!」
男「ちっ」
女「あれ!?今、舌打ちが聞こえたような」
男「でも完全に偶然だろソレ」
女「運命ですね」
男「いやいやいや。Gじゃん。Gと運命的に結ばれるのはかなり嫌だぞ」
女「格好いいじゃないですか!風の谷の姫姉さまみたいで」
男「………」
女「じゃあとりあえず絹織物をしますから!覗かないでくださいね!」
男「バッチリ見えてるよ今。バッチリばれてるよ今」
女「じゃあわたしは何をすればいいんですか!?」
男「あー……そうだなぁ。とりあえず出てけ」
女「そんなひどい」
男「無限ループの予感!?」
女「追い出そうっていったってそうは問屋がおろしません。恩返しができるまで、わたしはここから
出ていきませんからね!とりあえず何か食べるものありませんか?野菜クズでかまいませんから!」
男「居座る気まんまんだな」
女「恩返しがしたいがゆえに、です!」
男「……じゃあ、風呂掃除でもしてきてくれ」
女「………え?そんなのでいいんですか?」
男「ああ」
女「が、がんばります!わーい恩返しだー!!」
男「ちゃんと洗剤も使うんだぞー」
新ジャンル「恩返し」
主人公「さて、どこで飯を食おうか……
→移動するのが面倒だ。教室でいいか
屋上で食べるのも乙なもの。不思議系もいるだろうし
生徒会室に行けば年上キャラ先輩の手作り弁当をたかれるかも知れないぞ
内気キャラが惣菜パン争奪戦でもみくちゃにされているかもしれない。学食で保護しなければ」
男(………)
幼馴染「主人公くん、一緒に食べよう!」
主人公「んー、いいぞー」
幼馴染「わーい。おかず交換とかしようぜぃ!」
主人公「あ、こら。卵焼きとカラアゲは等価値じゃないだろ常識的に考えて」
幼馴染「ふっふっふ。ところがどっこい、これは幼馴染サマの手作りなのだヨ主人公くん!」
男(………)
主人公「そうか。じゃあエビフライ貰うからな」
幼馴染「ちょまー!」
主人公「馬鹿野郎、何が悲しくてお前の卵の殻入り卵焼きと弁当の花形であるカラアゲを交換せにゃならんのか!」
幼馴染「殻入ってないもん!ちゃんと取ったよ!」
主人公「やっぱ割るの失敗してるんじゃねーか!」
幼馴染「うるさいなー、いいから食うべし!食うべし!!」
主人公「……仕方ないな。ただし交換はブロッコリーとだからな」
幼馴染「おk」
主人公「もぐもぐ……」
男(………)
主人公「うっ、これは……
やせ我慢は男の甲斐性。白飯を掻き込めば何とかなる!
→これは卵焼きじゃない。もっと禍々しい何かだ」
主人公「まーずーいーぞー!!」
幼馴染「またまたご冗談を」
主人公「うるさい。食ってみればわかる」
幼馴染「………」
主人公「どうだ」
幼馴染「正露丸の味がする」
主人公「だろ?」
幼馴染「卵だけでこれだけの味を表現できるとは……もしかしてあたしって天才?」
主人公「そんな才能はいらん!!」
男(………)
友キャラ「あいつらはいつも楽しそうだなぁ」
男(………)
男(俺、友達ポジションですらなかったのか)
新ジャンル「モブ」
女「明日から家、帰省するから。」
男「何で?」
女「弾道弾が降ってくるかもしれないから。」
男「そうか…じゃあ元気でな。」
女「男達は避難しないの?」
男「海自の面々と空自のPAC3部隊が居るから大丈夫」
女「もし撃ち漏らしたらどうするの?」
男「在日米軍のTHAADやMEADSやSM-3が撃つ。というか人が少なくなるのが狙いかも。」
女「なんでよ…みんな避難したがるでしょ。」
男「漁船が居なくなり、海岸沿いの人も少なくなるってことは…?」
女「闇に紛れて工作員上陸には持ってこい…それが狙いのブラフ!?」
男「そういうことだろうから安心していいよ。それより昨日のが受精していないか心配だ。」
時事ジャンル「弾道弾彼女の危機意識」
おかえりー!
ばっ、べ、ベベベベ別にさ、寂しくなんかなかったわよ、何言ってんの?ばっバカじゃない。
なっなによ!
これは目にゴミが入っただけじゃん!
でも…
>>291は泣けるW
上手いなぁ相変わらず。
女「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。つまりですね、先頭切ってやってても結局、
長く続くはずがないのです。やるなら隅っこで。日陰サイコー。『一番よりNo2!』
これが頭文字Gの虫生哲学。モンクあっか!」
男「いいこと言ってるようだがお前が言ってもなぁ」
女「何を言いますか。こちとらン億年前から栄えてる種ですよ?人間なんか後輩も後輩、
恐竜がトカゲだった頃から続いてる一族なんですからね。恐れ入ったらなんかください。天かすとか」
男「スリッパとかでいいか?」
女「あはは。スリッパは食べ物じゃないですよぉ」
男「………」
女「うん?」
男「………洗剤攻撃を回避しやがってこの黒茶色が」
女「いやー、危なかった。毒物なら耐性もつきますけど気門を塞がれたら流石に打つ手無しですからね。
というわけで、わたしにお風呂掃除は無理です。死にます」
男「氏ね」
女「あれ、なんか酷いこと言われた気が」
男「もう恩返しとかいいからさ。出てってくれよ」
女「………何故でしょうね」
男「あ?」
女「何故わたしたちはこんなにも人間に嫌われるんでしょうか。毒も持っていませんし、
刺しませんし、鳴きません。見つかればすぐに逃げるだけの、大人しいわたしたちなのに」
男「キモい」
女「同じ昆虫でもカブトムシやクワガタムシはあんなにもちやほやされて!なんですか黒いダイヤって!
わたしたちだって黒いですよ!?なのにあっちは『格好いい』でわたしたちは『氏ね』!酷すぎません?」
男「キモい!」
女「好きなってくださいよぉ。よく見たら可愛いかも知れませんよ?ほらぁ、この触覚とか」
男「ムダに長い!触角の長い虫は総じてキモい!」
女「じゃあこの脚は?自分で言うのもなんですけど健脚ですよ?」
男「不気味に速い!ピタッと止まったかと思うと思い出したかのようにまた動き出すのがキモい!」
女「羽根とかどうですか?こう見えても飛べますよ、わたし」
男「それが一番嫌だ!こっち来んな!!」
女「………ほほう?」
男「なんだよ」
女「残飯をよこせぇ、さもないと近づくぞぉ〜」
男「ぎゃあああああ!!!来んな触んなぁぁぁあ!!!!」
女「あっはっは、どうです!頭文字Gを苛めるからこんなことにスリッパ!?」
スパァン
新ジャンル「黒いホームステイ」
Gの流れに乗る!
男「はぁはぁバニーさんエロいよたまらんよ…黒くてテカテカした
レオタード最高だよはぁはぁ…あれ? でも頭についてるの
ウサ耳じゃなくね? 何か細長くて昆虫っぽいような…まさか!?」
女「あらあら、バレちゃいましたか。そうですよ私は女体化した
ゴキゃあああ!?」
男「…ちっ、初撃を外されるとは」
女「予備動作なしでスリッパ一閃とはやりますね。でも、この
Gテンタクルなら!」うねうねうね〜
男「ごっ、ごごごゴキブリに触手だとぉ!? うわあああ近づくなぁ!!」
姉「落ち着いて弟! 今のは触覚をうねうね動かしているだけで、
厳密に言うと触手ではないわ!」
男「姉さん見てたのか!? 俺がGをバニーさんだと思ってはぁはぁ
してたところまで!?」
姉「見てたわ。そして濡れたわ」
男「何で今ここでブラコンに目覚めてんの!? これ以上話をややこしく
するなよっ! 話が収拾つかなくなるからやめてくれよぉ!!」
女「うふふ、見破られちゃいましたか…でも、この触覚は見かけ倒しじゃ
ありませんよ!? Gテンタクル・アクション!…んあっ!? いやあぁん
そこはらめぇぇ〜!!」ビックビクゥ! にゅっぷにゅぷぅ!
姉「触手が暴走して自滅!?」
男「いいや違う!…このG、俺が触手プレイ大好きなことを知っているんだ!
糞っ、今すぐに駆除しなければいけないのに、この触手プレイを見ていたい!」
女「うふふ…あなたの性癖は何でも知っていますよ。なぜなら私はゴミ箱の
中に入れっぱなしだった、くしゃくしゃのティッシュに包まれたあなたの
精子を食べて突然変異し、こんな風になっちゃったんですからね…お父様!」
男「なっ!? ななななな馬鹿なぁぁ!!? お、俺はこんな…こんな化け物を
生み出してしまったのか!? 俺の精子で! 俺をお父様と呼ぶなぁぁ!!」
姉「生みの親として責任を取る必要があるわね…弟!」
男「うおおおお対G抹殺兵器『セブンスブレイド』ッ! 全段解放!!」
女「お、お父様!? 何ですかその素晴らしく中二病全開な技名は!」
姉「聞いているこっちまで恥ずかしくなる技名だわ! こいつが私の
弟だと思いたくなくなるほどに!」
男「スリッパ二刀流ゥ!!」スパァン! スパパァン!
女「あんっ!? やぁん!? こ、これがお父様流のお仕置きですか!?」
姉「女の子のお尻を執拗に狙い打つなんて、陰湿だわ!」
男「これは昨日の新聞! これは一昨日の新聞!」ぺシン! パシン!
女「はう!? くっうぅ!!」
姉「今日の新聞は使っちゃ駄目よ!? 特に番組欄の面は!」
男「フルスイィィーングッ! ハ・エ・た・た・きぃぃぃぃぃーッ!!」ビッシィィ!!
女「痛っ!? 痛いですお父様ぁぁ!!」
姉「元々はハエ用のアイテムであるハエ叩きでも、フルスイングすれば
ゴキブリにだってダメージを与えられるのね!」
男「読み終えた週刊誌だぁ!」ばしっ! ばしっ!
女「ちょっ!? や、やめ…シリアスに痛くなってきましたよお父様ぁ!」
姉「あの週刊誌、二度と読みたくないわ!」
男「そしてこれが最も重く、最も強力な最後の一撃! 『読み終えた
月刊誌』だぁぁぁぁぁぁWWWWRRRYYYYYYYAAAAA!! ブッ
潰れろおぉぉぉーッッ!!!」ゴゴゴゴゴ ドドドドド
女「いやあああああああああ!!!??」
チュドオオオオオオオンンン!!!!
男「『セブンスブレイド』、オーバー。ミッションコンプリート!!」
姉「ちょっ!? 何で爆発まで起きてるのよ!? ここは家の中よ!?」
男「そういうお約束だからだよ!」
姉「でも最近のアニメだと、爆発なんかで死体の確認ができないと、
生存フラグ立っちゃうのよね」
男「ええーっ!?」
女「はぁ、はぁ…爆発にまぎれて脱出できましたが、うまく飛べなく
なっちゃいましたね…どこかで傷を癒さないと…。
それにしても、お父様は…お父様は私を自らの精子で育てておきながら、
私を愛せないのですか!? ゆ、許せません…許せません絶対に!
この私の反抗期の恐ろしさ、思い知らせてあげますから! 覚えておいて
くださいっ、お父様ぁぁ〜!!」
新ジャンル「Gヤンデレ」
>>297 触覚と触角を間違えてた。みんなもゴミ箱の中身は小まめに捨てようね!
外国のゴキは正直ちょっとかっこいいと思ったりする
『検索してはいけない』とかコピペられてるけどヨロイモグラはその最たるもの
なんで日本のゴキはあんなに速くて平たくて長くてキモいんだろう
流れはGか!おkはあく
肉「これが…『ファンタンゴ』…すごいイボイボ…こんなのローションもっと入れないと入らないよぉ
ん…んっ…あっ……ん、んんっあぁ…あと、このっ小さいのも一緒に…あ、ああ、きつい…
あぁ入った…位置をちょと…あんっあ…当たって…
ひぅ
こんなでスイッチ入れたら、直ぐに逝っちゃうかも…でも…
でも…
ポチッとな
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブッブ
あ、あひゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!
ああ、あん!だ、だみゅぇぇぇえええ!
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
お、奥にがビリビリってぇえ、あんあっ中しゅごっあ、あひゃぁぁああ
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
ク、クリもビュビュビュってぇ
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
アソコにGに、Gもビュビュビュビュてぇええだめぇぇぇええええ!
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
いやぁああああああああ!」
御「何…してる…」
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
肉「あ、ひゃいいぃぃぃごひゅじゅんしゃまぁああ」
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブフ
御「何してるのか聞いてんだろゴラァア」
ブチュブチュブチュブブブブブブブブブブチュブチュブチュブフブチュブチュブチュブブブチュブチュブチュブブブ
肉「あ、ひゃぁあああんしょしょんにゃに動かしゅたりゃぁああああぁぁあ!」
ブチュブチュブチュブブブブブブブブブブチュブチュブチュブフブチュブチュブチュブブブチュブチュブチュブブブ
ブチュブチュブチュブブブブブブブブブブチュブチュブチュブフブチュブチュブチュブブブチュブチュブチュブブブ
肉「ひ、ひぐうううううううううう!りゃめぇぇえええええええ!」
御「…で」
肉「はい…」
御「こんなモン
ttp://www31.ocn.ne.jp/~mets/fantango-s.jpg入れて何してた」
肉「はい…あの…流れはGだと伺いましたので…その…」
新ジャンル「G(スポット)で自慰」
>>302 なんとなくコレ→( ・ω・)ノシ 思い出した
女「ああん…良い…このお腹に血が溜まる感じっ!もっと!もっと速くッ」
男「うっせ!卑猥な感じに聞こえるわ!」
女「この昇り詰める感じが、加速する感じが良いわっ!」
男(こいつと複座型に乗るんじゃなかった。)
女「ACM機動の時の感覚も良いわ!」
新ジャンル「G…重力加速度」
>>304 ローター入れてるんですね、わかります
ってACM自体が「空戦機動」の略だから機動って付けるのおかしく無い?
>>306 まてまてAir Combat ManoeuveringじゃなくてACミラン(Associazione Calcio Milan)かもしれないじゃないか (・ω・`)
男「なんだよ、急に呼び出したりして……」
女「……うん。あのね、男くんにね、話したいことがあって……」
男(なんだこのシチュエーション。仲のいいクラスメイトが、顔を赤くして、俺に話したいことがあるって……?
まさか、いや、しかし……これは紛れもなく……ッ!!)
女「わたし、男くんのこと……ずっと、ずっと……!」
男(キ、キタァァァァァァァァァァ!?)
女「オ、オナニーのオカズに使ってました!」
男「………」
男「……………」
男「…………………」
男「…………………………なんて?」
女「だ、だから、毎晩男くんの写真とかシャープペンとか体操着でハァハァクチュクチュと!」
男「え、ちょ、あ、うん?はい?」
女「男くんをオカズにするとすごく興奮するの!分泌される愛液も当社比1.5倍!絶頂までに必要な時間もカット!
妄想シチュ次第でさらに加速!もうこの身体の疼きは留まるところを知らないの!鰻登りなの!!」
男「…………………いやいやいやいや。待て待て待て。告白は?甘酸っぱい青春の思い出は?」
女「今日はそれだけ言いたかったの……何故なら見られて興奮する性癖と同じく知られて興奮するタチだからなの。
それじゃっ……あ、体育館で使うシューズ、借りていくからっ!」
ダッ!
男「あ、本当に終わりなんだそれで」
タタタ
女(言えない……『すきです』なんて言えないよぅ!)
新ジャンル「内気G」
女「四月一日、ワタヌキです」
男「通称エイプリルフール」
女「起源は古く、古代中国にまで遡ります。嘘をつくと舌を抜かれる、ご存知閻魔大王ですが、
彼の登場するおとぎ話で彼自身が嘘をつき、人間の魂を不当に裁くというものがあります。
部下に咎められられ、地獄での信用を失いかけた彼はとっさに『今日は嘘をついてもいい日だ』
とさらに嘘を重ねてしまったのだとか。もちろん後に閻魔大王は損な目に合いますが、
それがいわゆる万愚節―――のちのエイプリルフールの始まりとされています」
男「へぇ。知らなかった」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「まぁなんであれ、楽しんだ者勝ちです。頑張りましょう、お兄ちゃん」
男「ああ………ん?お兄ちゃん?」
女「実は貴方はわたしの腹違いの兄だったのです。その証拠にほら、首筋に星型のアザがある」
男「そうだったのか。俺、ずっと一人っ子だったから兄妹が欲しかったんだ」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「ちなみにアザもうそです」ペリペリ
男「なんだうそか」
女「こんな簡単な嘘に引っかかるとは先が思いやられます」
男「面目ない」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「その素直さはわたしの好むところです。むしろ積極的に伸ばしていきたい」
男「………」
女「………」
男「なんだほんとか」
女「では今日のお便りです」
男「ハガキなんか来たのか?」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「本当は恋文です。今日という日だからこそ、むしろ真実の愛を伝えたい」
男「詩的だな」
女「では一学年上のイケメン先輩に」
男「ショックだ」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「もちろん貴方宛です。ジェバンニが一晩で書いてくれました」
男「お前が書いたんじゃないのか。再びショックだ。しかも男からだ。重ねてショックだ」
女「うそです」
男「なんだうそか」
女「ではどうぞ」
男「どうも」
女「わたしは恥ずかしいので遠くに行っています」
男「ご自由に」
女「………」タタタ
男「便箋入りの手紙が二枚。まず一枚目は」
一枚目『わたしはうそしかつきません』
二枚目『うそです』
男「なんだうそか」
新ジャンル「うそです」
男「ドラゴンボールエボリューション観て来たんだが」
女「ええ?!アレを!」
男「皆がいう程クソでもなかったぞ、いやむしろ最高!
特に後半の天下一武闘会は正に『金を賭け捲ったカンフーハッスル』って感じで、
CGとワイヤーワークの絶妙なコンビネーション、正にケミストリー!
いやーある意味原作越えてたね」
女「…」
男「…」
女「…ふぅん」
男「…なんだよ」
女「…ふう…一日考えてそれ?」
男「…」
女「才能って…要るよね」
男「う…」
新ジャンル「ノータレント」
>>310 なんかこう、四次元を感じた。
>>311 セカンドクラスにビーストマスターを選んでないんですね(違
十分ちょいで認印が来るとはwww
侮りがたしw
>>314 団長になっても三文判ですから
このやりとり、分かる人がはたして何人いることやらw
獣の牙の傭兵ども自重しろwwww
蟹ー?
女「しゅわっちはウルトラマンタユウでありんす」
男「今年も円谷プロのエイプリルフールネタは凝ってるなぁ。
…って、おいぃぃ! エイプリルフールもう過ぎてるんですけど!
それに女の子なら『ウルトラウーマンタユウ』でしょう!?」
女「番組のタイトルが長すぎると、新聞の番組欄の中に
納まりんせん。わっちらのような30分番組が使える文字数は
限られているのでありんす。というわけで略しんした」
男「大人の事情を話しちゃったよ、この子!」
女「大人なのは、ここだって…はぁはぁ…本来、初見のお客さんに
見せるもんじゃありんせんが…」
男「大きなお友達は喜ぶかもしんないけど、そういうネタは
子供番組じゃご法度だってば!」
女「わっちゃどんな大きなお友達より、大きい自信がありんす」
男「身長の話じゃないって!」
|-| ・▽・|-|「3ゲットジョーだよ。自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ!」
ガシャーン ガシャーン
男「何だかエイプリルフールをいまだに引きずってるようなロボットが
出てきたな。見た感じ、大して被害はなさそうだけど、タユウは戦えるの?」
女「わっちの性技の必殺テクニックも、機械が相手では効きんせん…」
男「せいぜい恥丘の平和でも守ってなよ! 他に必殺技は? 何か
光線を発射したりできないの!?」
女「わっちゃ発射するより、発射させる方が得意でありんすよ。えっへん」
男「胸をはって言うことかよ!」
新番組「ウルトラマンタユウ」
男「あ、間違えた」
女「わっちゃ新ジャンルでありんす」
男「わかってるってば」
新ジャンル「ウルトラマンタユウ」
ウーさんの話しようぜW
男「桜咲く季節になったとはいえ、まだまだ夜は冷えるなぁ。
雨戸しめとこう」
女「こんばんは雪女です」
男「うおおお夜這い!? しかも俺の大好きな、真夜中に
人外少女が窓の外からやってきて、夜這いされちゃうという
夢のようなシチュエーション! で、でも…」
女「何よ?」
男「何で白髪が泥だらけになってるの?」
女「…っ!」ぷっつ〜ん
男「うわわマウントポジションでフルボッコはやめて!?
女の子に騎乗されてるのに嬉しくない! 痛い!!」
新ジャンル「ウーさん」
こ「かーがみん♪」
か「ん?」
パク
か「ってうわあああんた何すんのよっ!」
パシッ
こ「いたぁ、たたくことないじゃん」
か「いきなり人の腕くわえてやつが何を言うかっ」
こ「ふうむ…それにしても」
か「何よ」
こ「海老の味はしないなぁ」
か「またわけのわからんことを…」
新ジャンル「ツインテール」
まだ第一章しか出来てない
なんのだ
大長編の予感
新ジャンルの学校の先生を中心としたSS
第一章というか序章だ
ZENRAで待つ
>>326 お前には風邪を引いて欲しくない、服を着るんだ
新ジャンル『元気な司書さん』から始まって姉御先生、無口先生、大阪弁の司書と書いていくつもりだ
誘いうけって言われちゃうから、
計画とか予定とかについてはあんまり書かない方がいいよ
楽しみにしてるね
なんとなくファンタのCM思い出した
『三年A組!ツンデレ先生!』
ξ*゚听)ξ「授業するわよ!べっ、別にアンタたちのために教えるんじゃないんだからね!
あくまでもお給料のため!そこんとこ、勘違いするんじゃないわよっ!!」
ξ*〃〃)ξ「先生の授業はわかりやすい?ば、ばかっ!そんなこと言われても……ちっとも嬉しくないんだからっ!」
『三年A組!ヤンデレ先生!』
「さあ、授業を始め……あら、どうしたの川相君? え、先生の授業が
詰まらないから受けたくない? 早退する? あらそう。それは
仕方が無いわねえ。じゃあちょっと待ってくれる? 先生武器出すから。
それで君殺るから。だって、仕方ないじゃない。先生こんなに
貴方たち生徒の事分け隔てなく愛してるのに、君にはそれが伝わって
ないんだもの。そんな君に生きてる意味なんてないでしょ? だって
私が愛してるってのは誰よりも私自身がよくわかってるのに、
それが伝わってないって事は、問題があるのは君の方。だから
君には死んでもらえば、それで私は元のみんなに愛される先生に
戻れるんだから……だから、死んで。ね?」
タイトル変更
「3年A組」
おっと死刑。
タイトル変更
「三年A組!ヤンデル先生!」
失敬にしようと思ったらウボァー
>>330「あー、
>>329見てひらめいたよー。ぴんときたのー、投下投下ー♪
感想来ないかな、最近返信あるんだよね。正座して待機してよー、F5F5、新着チェックー」ワクワクテカテカ
>>331「それは違う気が」メガネクイッ
>>322「なんか指摘された……。どうしよ。えーとタイトル変え、え、え、ちょっ! あっ!」カチカチビポッ
>>333「ふえぇ、途中投下しちゃった。ヤンデレじゃないもん、ヤンデルならあれだよね大丈夫だよね」オズオズ
>>334「に゙ゃー、死刑じゃないもん失敬だもん! あああああ恥ずかしいよぉぉ。うぼぁー////」ジタバタジタバタ
新ジャンル「HFBC0A3Z」
HFBC0A3Zに萌えた
『三年A組!変態クール先生!』
生徒「せんせー、トイレ……」
女 「こらこら、先生はトイレじゃないぞ」
一同『あははは』
生徒「……すみません。言葉が足りなかっただけです」
女 「わたしもだ。正確にはトイレ―――いや便器ではあるが、キミのじゃない。
わたしにはもう忠誠を誓ったご主人さまがいてだな。彼から放出されるものなら
精だろうが汚物だろうが餓えた雌犬のごとく尻尾を振って受け止める次第だ。
ああ、ちなみにこの尻尾というのは単純な比喩表現ではなくアナルビーズに犬のような尾をつけたもので、
尻穴の奥深くまでねじ込まれたそれはいやらしく腰を振ることによってあたかも本物の犬がそうするように
振られて見えるということだ。それが表わす感情は唯一つ『喜び』に他ならない。愛しいご主人さまから放
たれるモノがわたしの身体に降り注ぐと思うだけでわたしは気が遠くなるほどの狂喜に取り憑かれ思わずご
主人さまを押し倒して口いっぱいにその怒張を頬張りたいという誘惑に身を委ねてしまいそうになるがそこ
はぐっと我慢してだな。というのも、いかなる誘惑もご主人様の命とあらば耐えて見せるのが雌犬としての
矜持であるからしてそれを破ってしまえばわたしは罰としてお預けを食らってしまうからなこのお預けがま
た拷問でななんと三日もご主人様の寵愛を受けられなくなってしまうんだこれはもう恐ろしいことで初日や
二日目はもちろん三日めはもうご主人様ととろとろになるまで愛し合うことしか考えられなくなってな正直
もう授業どころじゃうふふなくなるんだうふふふふなぁ先生ちょっと保健室行ってくるからあと自習な」
一同『はーい』
ガラガラ!『あれ、女……じゃなかった女先生、まだ授業中じゃうわ何をするヤメ』
『男先生は急用のため保健室に連れて行くから各自自習!』『はーい』ガラガラピシャン!
『URYYYYYYYY!』『ペロ……これは禁断症状!?』ダッダッダッダッダ…
生徒「……俺、トイレ行ってくるわ」
一同『はよ行け』
ちょっ
腹痛い。
ねれなくなるじゃねーか!!
男「暑い……!なんだこれ。この間まで寒いくらいだったのにもう夏か!」
女「そうですね。そのうち季節は夏と冬の二つに分かれてしまうんでしょうか」
男「やだなぁ、それ。春に桜、夏に蝉、秋に鈴虫、冬には雪が降るのが日本だろう」
女「………」
男「なに」
女「いや、男さんにしては情緒溢れる言葉だなと」
男「お前な。日本人のDNAには四季を楽しむ心が刻み込まれてるんだよ」
女「なるほど。見直しました」
男「そうだぞ。見くびるなよ?」
女「しかしこうも暑いと重ね着もしていられませんね」ヌギ
男「!!」
女「どうしました?」
男「……そうか。気温が上がれば自然と薄着になる。つまり背中に透けるブラを拝めるのも早くなるって寸法か」
女「見損ないました」
新ジャンル「地球環境」
340 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 03:37:50 ID:SEIxo8vI
女女女「女三人寄れば」
姦「かしましい!」
男「お、男が三人寄れば……」
男「あ、あれ!?えっと、えっと」
娚「まずサイドを封じる」「!」
嫐「さらに逃げ場を奪う」「!!」
女「そして……」
■<アッー!
好「キャッキャ」
好「キャッキャ」
娚「ほーらまだまだイクよー」「うう……もう勘弁して………」
………
……
…
田「力が出ない……」
女「枯れたか。チッ」
女「他の男を探しにいくよ!」
姦姦姦<アイアイサー
新ジャンル「文字」
すげえ!
笑うより先に普通にすげえと思ったw
色々遊べそうだなw
嬲嫐嬲嫐嬲「あんっ」「嫌ぁ!」「らめぇぇ〜」「二本も、無理…」
新ジャンル「乱交文字」
344 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 22:13:36 ID:qWFfxJV9
Φ<くぱぁw
Ω<不覚にも勃ったww
勃起したモノの形状としては丸すぎる
と一瞬思った
なるほど。
・・・なるほど?
ちょっと大き目のクリトリスだと思えば…!
レズかよ!w
不覚にもキマシタワー!