●ソウルイーターでエロパロ・2●

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682名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 12:45:59 ID:yS24RczC
10
ソウルは夕焼けの街を全速力で走っていた。
そして、家の近くの公園でやっと立ち止まった。
息を切らせ、ベンチに座ると涙が溢れてきた。
ソウル「酷えよ・・・マカ・・・皆に言っちまうなんて・・・っ!」
お前だって知ってるだろ、俺がクールな男を目指しているって事くらい。
なのに、もうそんなイメージ何処にもないじゃねえか!
あの椿の言い出し、間違いなく今朝の事を話すつもりだったんだ・・・。
そりゃあさ、お前がショックだったのは分かるよ?
でもさ・・・でもさ・・・ちょっと酷くない?
ソウルは決心したように立ち上がった。
ソウル「オレだって男だ・・・オナニーして何が悪い!」
ソウルは再び走り出した。
683名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 12:46:38 ID:yS24RczC
マカはその頃、家で1人ソウルの帰りを待っていた。
マカ「遅いな・・・ソウル」
やっぱり、今朝の事気にしてるのかな?
そりゃ、私だって驚いたし、動揺もしたけど・・・。
その時、玄関が開いた。
そして勢いよく何者かがリビングに走り込んできたのだ。
ソウル「マカ・・・!」
マカ「ソウル・・・」
ソウルはマカの顔を見るなり、再び涙を流した。
マカ「ど・・・どうしたの?」
ソウル「酷いぜ!マカ!」
マカ「へ・・・?」
ソウル「なんで皆に喋っちゃうんだよぉ!」
マカ「な、なに?」
ソウルはマカの肩を両手で掴み、グラグラと揺さぶった。
ソウル「オレにだって・・・オレにだってプライドくらいあるよ!」
マカ「だから何!?」
ソウル「なのに・・・なのに・・・なんで皆に喋っちゃうんだよぉ!」
ソウルはそこまで言うと、その場で崩れ落ちた。
そして、ひっそりと泣き出すのであった。
684名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 13:34:21 ID:yS24RczC
11
マカ「あ・・・ひょっとしてあの事?」
ソウル「う・・・うう!」
マカ「ごめん・・・そんなに知られたくない事だったなんて」
ソウル「もう遅ぇよ!マカの馬鹿っ!」
ソウルは手で顔を覆い、泣き続けていた。
マカ「ごめん!ごめんね?」
ソウル「何がごめんだ!常識的に考えればわかるだろうが!」
マカ「え・・・でも。お兄さんがいる事がそんなに恥ずかしい事なの?」
ソウル「そうだよ!当たり前・・・え?」
マカ「私、一人っ子だからさ。兄弟の話しされるのってそんなに恥ずかしいの?」

ソウルが出て行った直後の★&椿家にて。
椿「ソウル君って、お兄さんがいるんだって!」
★「・・・ふ〜ん」
椿「それで、そのお兄さんっていうのがね・・・」
★(ソウルの奴、早とちりしたな・・・)
685名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 13:35:18 ID:yS24RczC
ソウル「兄貴の・・・話?」
マカ「うん、今日ね。お昼の後みんなでお茶しに行ったの」
ソウル「はぁ」
マカ「そこで、トンプソン姉妹は仲がいいねって話しになって・・・
   そしたら私たちって一人っ子多くない?みたいな話しになって・・・」
ソウル「はぁ」
マカ「そういえば・・・ソウルにはお兄さんがいるんだよって、私が言ったの」
ソウル「・・・へぇ」
マカ「そうしたら皆が興味持って、色々話した・・・まずかったの?」
ソウルは呆気に取られていた。
ソウル「・・・じゃあ、今朝の事は?」
マカ「今朝?」
ソウル「お前、オレのオナニー見たじゃん!その事は!?」
マカ「な・・・///そんな恥ずかしい事喋るわけないじゃん!///」
ソウル「じゃあ、お前喋ってないの?」
マカ「なんでそんな事を人に喋るのよ!
・・・ていうかさ、気をつけてよね?///」
マカは恥ずかしそうに忠告した。
686名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 14:41:27 ID:yS24RczC
12
ソウル「ははは、何だ・・・そうだったのか」
ソウルは全身の力が抜ける思いがした。
なんだよ、オレの勘違いかよ・・・良かったぁ!
マカ「何?ひょっとして私があの恥ずかしい現場を、皆に話すとか思ってたわけ?」
ソウル「まさか!んな訳ねぇじゃん!」
マカ「じゃあ、なんでさっきまであんなに怒ってたの!?」
ソウル「いやぁ、なんでって・・・」
マカは分厚い本を何処からか取り出し、左手にパシパシと角を当てていた。
ソウルはその様を見て、素早く土下座した。
ソウル「すみませんでした!完全に疑ってました!」
マカ「ほう・・・でも謝る事はそれだけ?」
ソウル「醜い姿をお見せして申し訳御座いませんでした!」
マカ「あぁ、分かってるんだ・・・ならまぁ、少しは手加減してあげんよコラ」
ソウル「・・・!」
マカ「マカ〜・・・チョップ!」
ソウル「ぐはっ!」
本の角が強烈にソウルの頭を凹ませた。
687名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 14:42:14 ID:yS24RczC
マカ「ふう・・・さぁ、夕ご飯にしよう?」
ソウル「痛ってーなぁ!クソ!」
マカ「でも、まぁさ・・・」
ソウル「あ?」
マカ「私も悪かったよ・・・恥ずかしい所見ちゃって///」
ソウル「お・・・おぅ」
マカ「さぁ、お腹空いた!ご飯ご飯!」
ソウル「へ・・・あぁ、そうだな」
やっぱり、お前とパートナーになって良かったよ。
オナニーのオカズにはならないけどさ!
マカ「ソウル?」
ソウル「なんだよ?」
マカ「やっぱ、もう一発殴らせて?」
ソウル「・・・読心術?」
そして、本日二度目のマカチョップがソウルの頭を凹ませた。
688名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 15:04:00 ID:yS24RczC
13
翌日。
今日は日曜日である。
ソウルはそわそわと自分の部屋でマカの様子を伺っていた。
マカは絶対に、休日は出かける!
その時が最大のチャンスだ!
時刻は午前11時・・・いつもなら何かしらの用で外に出る!
マカ「ソウル、ちょっといい?」
きた・・・!
ソウル「なんだよ?」
マカ「ちょっと出かけて来るからね?」
ソウル「おう、行ってこい!」
マカ「行ってきま〜す」
遂に、その時が来た!

ソウルは素早く部屋から出て、マカが確かに出かけた事を確認した。
そして、光速で部屋に戻り、ベッドの下を弄った。
ソウル「へへへ、やったぜ!ついにこれを見る絶好のタイミングがやってきたぁ!」
その手には★から先日借りた、洋モノ無修正ビデオが握られていた。
この家にはテレビとビデオはリビングにしかない。
故に、このビデオを見るタイミングは、マカが家から完全に留守の時でなくてはならない。
ソウルは意気揚々とリビングでビデオのスタンバイをした。
そしてズボンとパンツを脱ぎ捨て、仁王立ちした。
その息子もまた今か今かとそそり勃っている。
ソウル「まぁ、そんなに焦んなよ・・・時間はタップリあるんだからな」
ソウルは高鳴る鼓動を抑えつつ、再生ボタンに指を伸ばした。
689名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 18:50:43 ID:yS24RczC
14
キュイイン!
小気味いい機動音と共にテレビに映像が流れだした。
ソウル「さぁ!ナンシー!オレに秘密の花園を見せておくれっ!」
程なくしてお目当てのシーンが始まる。
確かに、まる見えだった。
ナンシー「オ〜!イエス!オ〜!イエス!」
ソウル「お〜!いえす!うひょう!
    溜まんねぇぜ!こりゃあよう!
    イヤッホー!!」
ソウルは歓喜のあまり小躍りしながら息子をしごいた。
ナンシー「ア〜!カマ―ン!ア〜!カマーン!」
ソウル「オーケー!ナンシー!今!今イクからよ!」
ソウルは様々なポーズを決めながら我が息子を扱いた。
興奮したソウルはテレビの音量を上げた。
ナンシー「オ〜!グレイト!グレイト!」
ソウル「いやぁ!グレイト!」
ソウルは今、まさに絶頂を迎えようとしていた。
マカ「ソウル・・・何してるの?」
勢いよく精子は発射された。
690名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 18:53:01 ID:yS24RczC
15
ソウルの体は一瞬にして固まり、恐る恐る振り向いた。
そして、その心は完全に冷え切った。
マカが小刻みに震えながら立ち尽くしている。
その後ろでは椿が顔を赤らめて俯いている。
リズが汚いものを見る目でこちらを見ている。
パティが珍しく真顔になっている。
ナンシー「オ〜、イエス!イエス!アァ〜!」
ナンシーは相変わらずエクスタシーを感じている。
ははは、ナンシー。ちょっと待った、ちょっと待った。
今から真面目な事を考えるからさ・・・。
試練てさ、何のためにあると思う?
そりゃもちろん、乗り越えるためだよな。
だからさ、頑張って生きてさえいれば・・・いつかこの事だって笑える日が来る筈なんだ。
よし、面白いじゃねぇか。この試練だってクールに乗り越えてみせるぜ!
ソウル「やぁ、みんな!皆で遊びに来たの?まぁゆっくりしていってよ!」
ソウルは爽やかに挨拶をした。
昼下がりの、穏やかな日差しがリビングに注ぎ込んでいる。
気持ちのいい爽やかな風が部屋を吹きぬけた。
部屋では、ナンシーの喘ぎ声だけがこだましている。

終わり

ちょっと長かった・・・?
でも年頃の男女が一緒に住んでたらこういう事ありそうだよね。
691名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 22:30:36 ID:sfFQu9dU
GJ!!!
面白かったよ〜!
692名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 22:40:36 ID:fc+iVCZk
乙でした!
ソウル自重wwなんかカワイソスだけど面白かったですw
693名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 23:20:24 ID:G3xH+Gx0
ソウル……マカパパが知ったらどうなるやらw
694名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:33:45 ID:CKmlucMD
いつも感想ありがとね。
みんなに見てもらいたいお話はまだまだあるんだけど、
試験勉強をしなきゃいけないので、しばらくお休みします。
5月頭あたりから再開したいと思ってます。

これはエロ無しだけど、ちょっと作ってみたのでupします。
スレ汚しだったらゴメンね。
695名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:35:31 ID:CKmlucMD
マカ日記
1
○月×日△曜日 晴れ
今日はソウルと99個目の魂をゲットした。
これで残すは魔女の魂だけだ。
ソウルをデスサイズにしたら次は誰と組むのかな?
もっと紳士で、落ち着いてて、イケメンの男子と組みたいな。

○月×日△曜日 曇り
最悪だ。
魔女と間違えて猫の魂を狩ってしまった。
今までの苦労が全部水の泡だ。
全部ソウルのせいだ。
そうに決まってる。

○月×日△曜日 晴れ
今日は補習だった。
ソウルのせいで魂回収0個だから。
ついでにシュタイン博士という人にボロ負けした。
服まで脱がされた。
少しドキドキした。
いま思えば博士の頭のネジを外せば勝てたのかもしれない。
何にせよ、頭にネジが刺さってる人を私は初めて見た。

○月×日△曜日 晴れ
今日から担任の先生がシュタイン博士になった。
何故頭にネジが刺さってるのか気になってしょうがない。
今度後ろからこっそり抜いてみようと思う。

○月×日△曜日 晴れ
今日はソウルの馬鹿が転校生と喧嘩した。
転校生はキッド君といって死神様の息子さんだそうだ。
これは玉の輿のチャンスだと思ったら、全然好みじゃなかった。
がっかり。

○月×日△曜日 晴れ
課外授業先でソウルが大怪我した。
私にも責任がある。
しばらく大人しくしていよう。
そう言えばイタリアの本場パスタ食べ損ねた。

○月×日△曜日 晴れ
ソウルと喧嘩した。
最近のあいつがネガティブ思考なのが原因だ。
マジで腹が立つ。
明日あいつとロンドンまで行かなきゃいけないのが憂鬱だ。
椿ちゃんと一緒にいようと思う。
696名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:36:50 ID:CKmlucMD
2
○月×日△曜日 晴れ
ロンドンで椿ちゃんに怒られた。
ビックリした。
普段怒らない人が怒ると迫力がある。
私も少しは見習おうと思った。
そんな事より、変な狼男と戦って満身創痍だ。
おまけにソウルのせいで両手を火傷した。
腹が立つ。

○月×日△曜日 晴れ
今日は死武専の創立パーティだ。
ところが思わぬハプニングで中止になった。
鬼神が復活してしまったのだ。
お陰でせっかくの料理を食べ損ねた。
そもそもなんで学校の地下に鬼神がいたのだろう?
そう言えば学校の地下は思ったより広かった。
地盤が心配になった。

○月×日△曜日 晴れ
無理やりバスケに誘われる。
つき指してしまった。あぁ、痛い。
もう二度とやりたくない。
おまけに罰ゲームでパパと一日デートする事になった。
憂鬱だ。
でもまぁ、服とか色々買ってもらえるからまぁいいや。

○月×日△曜日 晴れ
パパとデートする。
パパは舞い上がっていたのでお財布の紐が緩かった。
おまけに荷物持ちまでやってくれた。
夕飯はシェラトンでフレンチのフルコースだった。
帰りはタクシーで家まで送ってくれた。
今後も定期的にパパとデートに行こうと思う。

○月×日△曜日 晴れ
クロナが学校に仮入学した。
詩のことでソウルに笑われた。
マジで腹が立つ。
お前の台詞のがよっぽど陰気臭いっつうの。
なにがクールだ。
欧米か!?
そう言えば今日ラグナロクにスカート捲りされてパンツ見られた。
こういう日に限って西友で買った安売りのダサいパンツを履いてた。
もっと可愛いパンツ履いてればよかった。畜生。
697名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:38:22 ID:CKmlucMD
3
○月×日△曜日 晴れ
キッド君の家でパーティだった。
ソウルにピアノを弾いてと頼んだら華麗にスルーされた。
マジで腹が立つ。
腹が立つと言えば椿ちゃんの料理は完食されたのに、
私の料理は結構残った。
なんで?
やっぱ見た目の問題だろうか?
この事実を皆に気付かれる前にラグナロクに全て食べさせた。
ラグナロクは残飯処理として使える事に気が付いた。
案外便利だと思った。

○月×日△曜日 晴れ
しばらく日記が書けなかった。
年増の魔女に体を動かなくさせられたのだ。
マジで腹がたつ。
こんど会ったら真っ二つに両断してやろうと思う。
入院中は暇で暇でしょうがなかった。
なによりトイレに行けないのがキツかった。
それと★に貰った飴を喉に落として死ぬかと思った。
本当にあいつは碌な事をしない。
あぁ、腹が立つ。
飴も不味かったし。

○月×日△曜日 晴れ
シュタイン博士相手にチームでの共鳴という練習をやった。
私は事故を装って★を吹っ飛ばした。
爽快だった。
でもその後オックス君の電撃技を食らってしまった。
痺れたけど大した事なかったので、立てない振りしてやり過ごした。
しかもお陰で腰痛が治った。
また今度やってもらおうと思う。

○月×日△曜日 晴れ
今日は★と喧嘩した。
思わずぶん殴ってしまったので、仲直りの印に一発殴らせた。
そしたら本気で殴られた。
今後★との付き合い方は考えようと思う。

○月×日△曜日 晴れ
ブリュー争奪戦に参加する。
なによりとにかく寒かった。
ところで、ブリューって結局なんだったのだろう?
せっかくスキーウエアを買ったので今度スキーに行ってみようと思う。
でもスキーにするかボードにするか悩む。
あ、それとデスシティ限定の死神様耳あてを何処かに落としてきてしまった。
高かったのに。腹立つ。
698名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:39:21 ID:CKmlucMD
4
○月×日△曜日 晴れ
メデューサが実は生きていた。
しかも今日死武専の正面玄関から堂々と出て行った。
やっぱりパパを幹部にしておく組織なんてこんなモノだよねと思った。
しかも驚くべき事に子供の姿になっていた。
私も年をとったら是非その方法を教えて欲しいと思った。
いったいどうやったのだろう?

○月×日△曜日 晴れ
今日はクロナが死武専を脱走してしまった。
私は一生懸命探した。
そしたら砂漠の穴に落っこちていた。
クロナの事情は分かったけど、武専に戻れるか心配だ。
そんな事より、私も穴に降りたせいで2時間も炎天下に放置されてしまった。
こんな事ならUVケアはしっかりとしておけば良かった。

○月×日△曜日 曇り
年増の魔女のお家を攻撃する事になった。
あのオバサンに雪辱を晴らすいいチャンスだった。
でもシュタイン博士とかクロナとか困った子の事が気になる。
なので★に全部任せて私は好きなようにする事にした。
まぁいいや。★だし。
でもこれって敵前逃亡?
銃殺刑?まさかね・・・☆

○月×日△曜日 曇り
今日はいい事あった。
シュタイン博士とクロナを助けてメデューサをやっつけた。
なんか負け惜しみ言ってたけど、よく聞こえなかった。
ていうか私強くない?
699名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:39:58 ID:CKmlucMD
5
3月30日 月曜日 曇りのち晴れ
今日は鬼神をやっつけた。
ソウルが役に立たなかったので私1人でやっつけた。
思いのほか弱かった。
それと私も武器化できることが判明。
ビックリだ。
みんな見てなかったし、今度の隠し芸大会で披露しよう。

4月1日 水曜日 晴れ
デスシティが元の位置に戻った。
暴れまわったせいで家の家具とかがメチャメチャだ。
火災でも地震でもないから保険がおりないそうだ。
腹が立つ。
こんな地盤が不安定な土地は嫌だから引っ越そうかと思う。

4月2日 木曜日 晴れ
功績が称えられ表彰される。
賞状なんていいから図書券が欲しかった。
今日見たら死神様が元の形に戻ってた。
死神様は何で出来ているんだろう?
そういえば今日こっそり自分の鎌で野菜を切ってみた。
思ったより切れなかった。

4月4日 土曜日 晴れ
クロナが退院したので家でパーティを開いた。
ソウルの実家から大量に送られてきたシャンパンで乾杯する。
気が付けばベロベロに酔っ払った。
みんなもベロベロになった。
★がゲロゲロ吐いて家のトイレを汚した。
腹が立つ。
空き瓶をマイクにして歌いまくった所までは覚えてる。
それと椿ちゃんのした事は忘れてあげようと思う。

4月5日 日曜日 晴れ
ヤバい。
クロナを迎えに来たシド先生に飲酒がバレた。
ついでに凄く気持ち悪い。
もう本当に飲酒はやめようと思った。
全部ソウルのせいだ。

4月6日 月曜日 晴れ
死神様の前で2時間こってり怒られた。
どう考えてもソウルのせいだ。
最後に死神チョップを食らった。
目が回るほど痛かった。
それだけ力があるなら鬼神もやっつけてくれれば良かったのに。

4月7日 火曜日 晴れ
結局、一週間の停学になった。
鬼神だってやっつけたのに。
普通の学校に転校しようかと本気で思った。
反省文書くの面倒だな。
700名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:42:07 ID:CKmlucMD
6
4月30日 木曜日 晴れ
鬼神をやっつけてから一ヶ月が経った。
今度は鬼神がいなくなったのをいい事に、
魔女達が集結して死神様の命を狙ってるらしい。
そんな事よりソウルがまた便座を上げたままにしていた。
本当に腹が立つ。
次やったら私の鎌で八つ裂きにしてみようと思う。

5月27日 水曜日 晴れ
最近、死武専の生徒が課外授業先で失踪する事件が相次いでいる。
とても物騒だ。
怖いから課外授業は近場に限定して、日のある内に帰ろうと思う。
ところで明日は28日なのでケンタッキーが安い日だ。
とても楽しみ。

5月28日 木曜日 晴れ
魔女達がこぞって死武専に襲ってきやがった。
お陰でケンタッキー買いそびれた。
マジで腹が立つ。
怒りの矛先を全て魔女達にぶつけてやった。
5〜6人は狩った。
ざまぁ!

5月29日 金曜日 曇り
なんか魔女達の魔法で世界が大変な事になったらしい。
魔界とかいうのに繋がって、凶悪な生き物が大挙してやってくるとか・・・。
世の中何が起きるか解らないなと思った。

6月1日 月曜日 曇り
ここ数日ずっと変な空で曇りが続く。
お陰で洗濯物が乾かない。
ソウルの靴下が匂って腹が立つ。
それに明日から魔界へ突入する事になってしまった。
「ちょっと早めの修学旅行みたいですね」と言ったら、
皆から白い目で見られた。

6月9日 火曜日 晴れ
今日は魔界大王をやっつけた。
ソウルが役に立たなかったので私1人でやっつけた。
思いのほか弱かった。
それと私はスーパー職人に変身できることが判明。
ビックリだ。
みんな見てなかったし、今度の隠し芸大会で披露しよう。

一応、終わり。

エロなくてゴメン。
では暫くサヨナラ☆
701名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 00:57:32 ID:vqP3X5cZ
マカ性格悪ぅ・・・
702名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 01:26:22 ID:vqP3X5cZ
髪乾かして、爪切って、ニキビにオロナイン塗ったら
無性にもう一度頭から読みたくなっって、
もう一度呼んだらやっぱりマカ性格悪かったけど面白かった。GJ

肉食系マカに、意外とはまりそう・・・

703名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 08:08:22 ID:LWNMeUj2
マカ…すぐ腹立つ〜www
704名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 01:32:46 ID:OwaKNecH
椿なにをしたww
705名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 09:51:26 ID:JglZVNBl
エロパロ的に考えると裸踊り、かマカを襲ってニャンニャン
706名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 19:59:01 ID:c5OMQtlZ
「ニャンニャン」て…
707名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:19:46 ID:8pjJl3GL
百合はお嫌いですか?
708名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 02:48:58 ID:+km+svTE
言葉が古い
709名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:47:36 ID:RRh+zkOC
再開します。
今年の頭に書いたお話ですが、最初に謝ります。
さっぱりエロくないです。

「マカvsソウル」
1
年も明け、お正月真っ盛りのある日。
特にやる事もなく、マカはリビングで読書に耽っていた。
穏やかで、静かなお正月。
マカにとって理想的なひと時を送っていたのだが・・・
ソウル「マカ!なぁマカ!」
マカ「・・・なに?」
ソウルは外から帰って来るなり、高揚した表情でマカに駆け寄った。
ソウル「これ買ったんだ!」
マカ「・・・何これ?」
それは硬めのスポンジで出来たフニャフニャの剣のようなものだった。
ソウル「スポーツチャンバラやろうぜ!」
マカ「えぇ?やだよ、本読んでるんだから」
ソウル「運動しねえと体鈍るぞ!職人だろ?ほら、早く!」
マカ「・・・はいはい」

リビングの中央で2人は対峙した。
ソウル「いいか?頭か体に当たれば有効だからな」
マカ「うん」
ソウル「よっし!じゃあこいや!」
スパコーンっ!
言うや否やソウルの頭に強烈な一撃が入った。
マカ「今のでいいの?」
ソウル「お、おう・・・」
ソウル(やべぇ、油断したぜ・・・でも次はこうはいかねぇ!)
ソウル「行くぞ!オラ!」
スパコーンっ!
言うや否やソウルの頭に強烈な一撃が入った。
マカ「うん、慣れてきた」
ソウル「・・・」

ソウル「さて、と・・・そろそろ本気出すかな」
ソウルはジャケットを脱ぎ、柔軟運動をした。
子供の頃は地元で“チャンバラのソウルちゃん”と通っていたこのオレ様から
2本も取るとはな・・・だが、ここまでだっ!
ソウル「死ねぇ〜!」
ソウルはスタートの合図も無しにマカに襲い掛かった。
スパコーンっ!
ソウル「・・・」
マカ「あはは、また勝った」
710名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:48:09 ID:RRh+zkOC
2
オレとした事が。
すっかり自分を見失っていたぜ。
こんなに硬くちゃ剣は出ねぇ。
早く振ろうとすれば剣は鈍る。
そうじゃねぇ。剣は、天地と一つ。
そう、オレは無限だ。
ソウル「じゃあ、いくぜ・・・」
マカ「まだやるの?」
ソウル「オレの骸は、川に流すなり好きにしてくれ」
マカ「・・・な、何言ってるの?」
マカも人・・・人なり。
ソウルはこれまでに無い集中力を感じていた。
オレはかつて“理”を見ている。
おぉ、来た来た。この感じだ。
あぁ、なんだろうなこれ・・・目を閉じてもいいような。
そんなかんじだぜ・・・。

スパコーンっ!
ソウル「・・・」
マカ「ねぇ、やる気ある?」
ソウルは無言で自分の部屋に入っていった。
そして布団に包まり、シーツを噛み締め泣き声を殺した。
惨めだぜ・・・どうしようもなく惨めだぜ!
職人とは言え、同世代の女子にこうも打ちのめされるなんて!
あぁそうさ、オレはダメな奴なんだ!
もう、死んだ方がいいんだ!
いや、死なないにしてもだ。
なんとか、なんとかあの女に一泡吹かせてやりたい!
その時、ソウルの脳裏に閃くものがあった。
そうだ!アレなら!
711名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:48:47 ID:RRh+zkOC
3
マカは再び読書を楽しんでいた。
ストーブの温かさと、お気に入りの紅茶の香り。
そして、静かな昼下がりのひと時。
あぁ、こんな時がずっと続けばいいのにな・・・マカは幸せな気持ちだった。
ソウル「なぁ!マカ!オセロやろうぜ!」
マカ「・・・・」

ソウルは問答無用でテーブルにオセロの盤を広げた。
ソウル「じゃあオレは黒だかんな!」
マカ「・・・はいはい」
こうもうるさくては読書も出来ない。
マカは割り切って付き合う事にした。
ソウル「マカ!ルール解ってんだろうな?」
マカ「うん、知ってるよ」
ソウル「そうか!じゃあ手加減しないぜ!」
へへへ、後悔させてやんよマカ!
オレはかつて“オセロのソウルちゃん”と呼ばれた程の実力者。
この盤を真っ黒に染め上げてやんぜ!

10分後、盤は真っ白に染め上げられていた。
ソウル「・・・」
マカ「やったー完勝!」
ソウルは無言で自分の部屋に入っていった。
そして布団に包まり、シーツを噛み締め泣き声を殺した。
惨めだぜ・・・どうしようもなく惨めだぜ!
優等生とは言え、同世代の女子にこうも打ちのめされるなんて!
あぁそうさ、オレはダメな奴なんだ!
もう、死んだ方がいいんだ!
いや、死なないにしてもだ。
なんとか、なんとかあの女に一泡吹かせてやりたい!
その時、ソウルの脳裏に閃くものがあった。
そうだ!アレなら!
712名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:49:16 ID:RRh+zkOC
4
マカは再び読書を楽しんでいた。
ストーブの温かさと、お気に入りの紅茶の香り。
そして、静かな昼下がりのひと時。
あぁ、こんな時がずっと続けばいいのにな・・・マカは幸せな気持ちだった。
ソウル「なぁ!マカ!バトミントンやろうぜ!」
マカ「えぇ?やだよ。寒いもん」
ソウル「はは〜ん、さては臆病風に吹かれたな?」
マカ「は?」
ソウル「オレに負けるのが怖いんだな?そうだろ?」
マカ「全然?」
ソウル「・・・はい、行くよホラ」
ソウルは嫌がるマカを強引に引っ張り出した。

冷たい風が吹く中、2人は表に出た。
マカ「寒い!なんでこんな事しなきゃいけないの?」
ソウル「バカ!職人ならこの程度で弱音を吐くな!」
マカ「だって・・・さっきまで平和に本を読んでたのに」
ソウル「うるせぇ!いいか?いくぞ!」
へへへ、昔は“バトミントンのソウルちゃん”と呼ばれていたオレ様だぜ。
せいぜいオレ様のスマッシュを額で受けるんだな!マカ!
スパコーンっ!
ソウル「・・・」
マカ「寒っ!寒い〜!」
ソウルの額に見事なスマッシュが炸裂した。
ソウルは無言で家の中へと入って行った。
そして布団に包まり、シーツを噛み締め泣き声を殺した。
惨めだぜ・・・どうしようもなく惨めだぜ!
運動神経抜群とは言え、同世代の女子にこうも打ちのめされるなんて!
あぁそうさ、オレはダメな奴なんだ!
もう、死んだ方がいいんだ!
いや、死なないにしてもだ。
なんとか、なんとかあの女に一泡吹かせてやりたい!
その時、ソウルの脳裏に閃くものがあった。
そうだ!アレなら!

マカはリビングへと戻っていた。
せっかく温まっていたのにすっかり冷えてしまった。
マカはお茶を淹れるため、ヤカンに火をかけた。
やがてお湯が沸き、茶葉の入ったきゅうすにお湯を注ぐ。
緑茶の香ばしい湯煙が立ち上がった。
この茶葉は椿から貰ったもので、特に香りが素晴らしいのだ。
マカは湯のみにお茶を注ぎ、一口すすった。
マカ「はぁ〜」
凍えていた体が真から温まっていくのを感じる。
時間は静かに流れ、リビングは心地よい静寂に包まれていた。
やっぱりお正月はこうでなくちゃ。静かで、ゆったりした・・・
ソウル「マカ!ジェンガ!ジェンガやろうぜ!」
マカ「・・・」
713名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:49:50 ID:RRh+zkOC
5
オレとした事がとんだ失敗をしてたぜ。
頭も良くて運動神経もいいマカに真っ向勝負するなんて馬鹿だぜ!
ジェンガ・・・こいつに要求されるのは経験と集中力だ!
かつて“ジェンガの神童ソウルちゃん”の異名を持っていたオレ様が勝つ!
マカ「・・・いやです」
ソウル「なんでだよ!?」
マカ「だってそれ時間掛かるじゃん」
ソウル「いいだろ?だって暇じゃんか!」
マカ「私本読んでるもん」
ソウル「あぁ、そうかい!じゃあこの勝負オレの不戦勝でいいんだな?」
マカ「うん、いいよ」
ソウル「・・・」
マカは本を読み始める。
ソウル「・・・わかった。もしお前が勝ったら今晩の料理当番変わってやる」
マカ「ホント?ラッキー!じゃあやろう」
ソウル「よっしゃ!いくぞオラ!」

10分後。
マカ「はい、次はソウルの番ね」
ソウル「・・・」
いったい・・・どういうバランスで建ってるんだ。
あり得ないだろ、この形。
いやもう触っただけで倒れるって。
だが、だがここで負ける訳にはいかねぇ!
ソウルは震える指で奇跡的なバランスで建つジェンガの触診を始めた。
指先が少し触れるだけでジェンガはユラリユラリと揺れてしまう。
ソウル「はぅ!おぉ!あぁ!」
マカ「・・・はやくしてよ」
そしてソウルはようやく弛めのブロックを発見した。
ここだ、ここしかねぇ!
かなり際どいが、オレの経験上慎重に行けばやれる!
少しづつ、少しづつ・・・
そうだ、あともう少し・・・!
これをやり切れば、オレの勝ちだ!
ふひひひ、楽しみだぜ・・・崩壊と共にマカの顔が絶望に染まっていくのがなぁ!
あと、数ミリ・・・やったぜっ!

ガララララっ!
凄まじい音をたて、ジェンガは崩壊した。
ソウルの顔は絶望に染まっていた。
マカ「やったー!じゃあソウル、夕飯宜しくね」
ソウル「・・・」
ソウルは無言で立ち上がり、部屋へと戻って行った。
マカ「ちょっとソウル!これ片付けて行ってよ」
ソウル「・・・」
ソウルは無言で引き返し、無残に散らばったジェンガを片付けた。
そしてまた部屋へと戻って行った。
そして布団に包まり、シーツを噛み締め泣き声を殺した。
惨めだぜ・・・どうしようもなく惨めだぜ!
たかがジェンガとは言え、同世代の女子にこうも打ちのめされるなんて!
あぁそうさ、オレはダメな奴なんだ!
もう、死んだ方がいいんだ!
いや、死なないにしてもだ。
なんとか、なんとかあの女に一泡吹かせてやりたい!
その時、ソウルの脳裏に閃くものがあった。
そうだ!アレなら!
714名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:50:21 ID:RRh+zkOC
6
本の内容はいよいよクライマックスに入っていた。
名探偵に襲い掛かる数々のトリック。
食い違う証言。
しかし、ついに全てのピースが繋がった!
果たして犯人は誰なのか?
そして、その手口が明らかにされる!
ソウル「マカ!黒ひげ!黒ひげやろうぜ!」
マカは読書を止めない。
全神経を本に集中させていた。
マカ「・・・うん」
ソウル「よっしゃ!じゃあ始めるからなぁ!」
マカ「・・・うん」
ソウル「先攻はオレだかんな!よし・・・まずここだ!」
ガチョーン!
黒ひげは勢いよく飛び出し、床に転がった。
マカ「・・・うん」
ソウル「・・・」
ソウルは無言でそれらを片付け、部屋へと戻って行った。
(略)
そうだ!アレなら!
所詮マカは女!
多少卑怯な気もするが、もうこれしかねぇ!

名探偵の推理により、犯人は明らかにされた。
その手口は実に巧妙なものであった。
そして明かされる犯人の血塗られた過去。
それは、あまりにも切なく悲しいものであった。
マカは涙を拭いながらも活字を追った。
そして物語はエピローグを迎え、静かに幕を閉じた。
マカ「はぁ〜・・・悲しいお話だったなぁ」
マカは静かに本の余韻に浸っていた。
ソウル「マカ!ボクシングやろうぜ!」
マカ「・・・」
ソウルの手には赤と青のやたら大きいグローブが握られていた。
マカ「・・・いやです」
ソウル「なんでだよ!?スカッとしようぜ!」
マカ「べつにスカッとしなくてもいいもん」
ソウル「オレはスカッとしたいんだよ!」
マカ「私これからお昼寝するし」
ソウル「わかった!・・・もしお前が勝ったら、今月の夕飯当番オレがやる!」
マカ「・・・マジで?」
ソウル「う・・・ん」
マカ「じゃあやろう!」
715名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 23:51:22 ID:RRh+zkOC
7
2人はグローブを装着し、リビングの中央で対峙した。
へへへ、マカ。
お前は手強い相手だったよ。
だが、所詮ボクシングは腕力!
職人とはいえ、女子のお前がオレに勝てる訳がねぇ。
でもまぁ、泣かない程度にしてやるから安心しな・・・。
数々の雪辱!ここで晴らす!
ソウル「レディ!」
マカ「ファイトぉ!」
ソウルは左手を差し出した。
これに相手がタッチする事で試合開始!・・・の筈だった。
マカは素早く身を屈め、ソウルの懐に潜り込んでいた。
その次の瞬間、ソウルの顎に強烈な右アッパーが炸裂していた!
ソウルの体は宙を舞い、フローリングの床に叩きつけられた。
マカ「やったー!」
ソウル「・・・ま・・・て」
マカ「何?」
ソウル「今のは・・・挨拶だ・・・手を、差し出したのは・・・」
マカ「え、そうなの?」
ソウル「そ・・・そう」
マカ「なんだ。じゃあもう一回やる?」
ソウル「も、もう・・・オレは、ダメかもしれない・・・」
マカ「そっか、じゃあ私お昼寝するから。ソウル夕飯の支度お願いね」
マカはそう言うと床に転がるソウルを踏んづけて自分の部屋に入って行った。
ソウルは薄れ行く意識の中でこう思った。
今度実家からスーファミ持ってこよう。
ストUなら、絶対に、負け・・・ねぇ・・・
ソウルの頬に一筋の涙が零れ落ちた。
それは、燃え尽きた戦士の涙だった。

終わり

次回(GW明け)こそは必ずエロネタupします。
うん、きっと・・・
716名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:06:55 ID:hr0v8ZFI
ソウルwwwwwww可哀想な子wwwww
717名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 02:43:04 ID:g/ICR9X0
ソウルあほすぎるwwwwww
718名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 16:21:42 ID:Y1wM1eKc
普段ソウルは存在感が薄すぎて忘れられた存在扱いなので、フィーチャーされてると嬉しい
たとえどんな内容だとしてもwwwwwwwww
719名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:01:00 ID:sBZ3SUiY
またしても、ソウルのあほっぷりwwwww
毎回オモシロネタありがとう!乙です。
GW明けのエロネタ楽しみにしとります。
720名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 11:47:29 ID:0jWueZPM
そろそろ次来るか?
721名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:04:17 ID:hRXiKsV9
その前に次ぎスレじゃないか?容量が488だぞ
立つ前に落ちると面倒だからね
722名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 23:42:20 ID:0jWueZPM
前から疑問だったんだが次スレてどうやって立てんの?
723名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:06:02 ID:/MEk9ADV
ご無沙汰です。
多分、恐らく、きっと、エロ系だと思います。
基本的にはいつものアホ展開ですので、悪しからず。
今日(1〜6)明日(7〜12)の前後に分けてupします。
ちなみに私も次スレの立て方わかりません。ゴメン。

1
マカ「え・・・みんなそんな事してるの!?」
椿「そんな事って?」
リズ「そりゃ、パートナーの夜の世話すんのは当然だろ?」
パティ「バッコーン!バッコーン!」
椿「マカちゃんだって、ソウル君に色々してあげてるんでしょう?」
マカ「え〜・・・と」

その日、時には女だけで遊びに行こうという事になった。
学校が終わり、話題のオムライス屋さんへランチに行き、
人気のファッションブランドのお店でお買い物を楽しんだ。
そして、休憩のために入った喫茶店で思いがけない話題になったのだ。
椿「それにしても、夜のお世話って大変ですよね・・・」
リズ「あぁ、わかるよ。キッドもあれで多趣味でさぁ・・・」
パティ「大変だぞこの野郎〜!」
マカ「夜のお世話って?」

椿「やだマカちゃん、夜は夜よ」
リズ「キッドの趣味には疲れるよ」
パティ「大変だぞこの野郎〜!」
マカ「???」
リズ「椿なんて大変だろ?★が相手じゃ」
椿「うん・・・この間なんて5回連続で。夜寝る間もなかったなぁ」
パティ「大変だぞこの野郎〜!」
マカ「えっと、だから・・・何の事?」
リズ「何って、おいおい、言わせんのかよぉ」
パティ「恥ずかしいぞこの野郎〜!」
椿「ほら、パートナーの下の事」
マカ「下・・・の事??」
リズ「なぁ、やっぱソウルも凄いのか?」
マカ「凄いって?」
リズ「下の事だよ」
マカ「さぁ・・・どうだろう?っていうか、え?なんで?」
椿「マカちゃん・・・まさか・・・」
リズ「世話してやってないのか!?」
パティ「無責任だぞこの野郎〜!」
マカ「待って待って!具体的に・・・何?」
椿「うそ・・・マカちゃん・・・!」
リズ「あちゃぁ・・・そりゃマズいだろ」
パティ「ソウルが可哀想だぞこの野郎〜!」
椿「だって、異性のパートナーが相手の、その、性的欲求を満たすのは当然でしょ?」
リズ「マカ・・・まさか、今まで何もしなかったのか?」
パティ「まさかね〜!」
マカ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
一同凝視
マカ「ま、まっさか〜!」
724名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:06:38 ID:/MEk9ADV
2
一同「だよねぇ〜!」
椿「もうビックリさせないでよぉ」
リズ「あ〜驚いた!」
マカ「あははは、ごめん!ごめん!」
マカ(え・・・何?どういう事?
み、みんな、夜にそういう事してるの?
ウソ?あり得ない!?)
リズ「で、椿ん所はどんな事要求される訳?」
椿「ん〜だいたい手かな?ご褒美のある日は・・・お口で」
パティ「苦いぞこの野郎〜!」
リズ「いいよなストレートで。キッドは変な趣味でさぁ。あれ着ろだの、これ着ろだの・・・」
椿「それってコスプレって事?」
リズ「まぁね・・・でも結局の所、アナルなんだよねぇ」
椿「うふふ、それってキッド君らしいかも」
パティ「痛いぞこの野郎!」
マカ(な・・・・なんなの・・・・??この会話・・・・??)
リズ「んで、マカん所は?」
マカ「えっ!?」
椿「ソウル君て、どんな趣味なの?」
パティ「気になるぞこの野郎!」
マカ(どどどどっどどどっどどどどどうしよう???)
マカ「あ〜っと、そう、ソウルね・・・うん、え〜と・・・」
リズ「もしかして・・・言えないようなプレイなのか?」
椿「プライベートな事だし、マカちゃん無理しなくてもいいんだよ?」
マカ「ううん!全然、全然無理なんかしてないよっ!」
マカ(どうしよう?このままじゃソウルが変態にされちゃうっ!)
マカ「ふ、普通だよ!普通!うん!」
パティ「普通って?」
マカ「・・・・」

マカ「だから・・・その・・・あれ、りょ、料理作ったり・・・その」
一同「あ〜!裸エプロン!」
リズ「なんで男ってあんなもんが好きなんだろうな?」
椿「私も度々頼まれて困ってます・・・」
パティ「寒いぞこの野郎!」
リズ「キッドたら私たちの尻を並べてシンメトリーがどうのこうのって・・・」
椿「うふふ、キッド君らしいわね」
リズ「じゃあマカも大変だなぁ」
マカ「え?・・・あ、うん!そう大変だよ!寒いし!」
マカ(本当なんだ・・・本当に皆そんな事してるんだ・・・私が知らなかっただけ?
   でも、信じられない・・・。
   だって、健全じゃあ無い!
   健全なる魂は、健全なる肉体と、健全なる精神に宿るって・・・学校で・・・)
725名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:07:07 ID:/MEk9ADV
3
リズ「でもあれだよな、なんだかんだ、命預けるのはパートナーだしな」
パティ「仕方がないぞこの野郎!」
椿「えぇ、いつも頑張ってるご褒美はちゃんとしなくちゃね」
リズ「そうだな・・・なんだっけ・・・えっと、健全なる美容は・・・ん?」
椿「それを言うなら、健全なる魂は、健全なる肉体と、健全なる精神に宿る。でしょ?」
マカ「っ!!」
リズ「そう、それそれ!」
パティ「ややこしいぞこの野郎!」
リズ「まぁ女として、すべき事をするって感じか?」
椿「そうですね、頑張らなくちゃ」
マカ「・・・・・・」

その後トンプソン姉妹と別れ、私は椿ちゃんと2人きりになった。
椿「さぁて、今夜の夕飯は何にしようかなぁ」
マカ「・・・ねぇ、椿ちゃん?」
椿「ん?」
マカ「ちなみに、ちなみにね?今夜は★に何をしてあげるの?」
椿「え・・・///」
マカ「ごめんね!ただ、その、いつも同じじゃあ、その、ソウルがさ、うん・・・」
椿「そっか。今夜はね、裸エプロンで料理して・・・久しぶりに、吸わせてあげようかな、と思って///」
マカ「す・・・吸わせるって?」
椿「内緒だよ?★、赤ちゃんごっこが大好きなの・・・///」
マカ「あ〜、そういう事///(わかるような、意外なような・・・)」
椿「乳首の形悪くなるから、本当に時々なんだけどね。マカちゃんは今夜どうするの?」
マカ「え〜と・・・」
マカ(多分、ソウルが今頃夕飯作ってる。普通に・・・)
マカ「あれ・・・新婚さん的な・・・サムシング・・・?」
椿「わぁ、素敵ね!じゃあ今夜も頑張ってねマカちゃん☆」
マカ「う、うん!」

マカ「・・・ただいま」
ソウル「おう、遅かったな。もうすぐ夕飯出来っから着替えろよ」
マカ「う、うん。ねぇソウル、夕飯やっぱ私が作るよ」
ソウル「あ?馬鹿、もう出来るって言ったろ?」
マカ「だよね・・・」
ソウル「それとも何か?オレ様の料理の腕が信用なんねぇってのか?」
マカ「違う違う!ソウルの料理美味しいよ!私大好き!」
ソウル「へっ、そうかよ。じゃあ、とっとと着替えて来いよ」
マカ「うん・・・」
マカ(いったい、どうすればいいんだろう?)
726名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:07:43 ID:/MEk9ADV
4
マカ「パク」(チラ)
ソウル「パク」
マカ「パク」(チラ)
ソウル「パク」
マカ「パク」(チラ)
ソウル「・・・なんだよ」
マカ「(ビクッ)何が?」
ソウル「何チラチラ見てんだよ?」
マカ「な、なんでもないよっ!ていうか今日のカレー超おいしい!」
ソウル「そうか?ちょっと薄かったかなと思ってた」
マカ「そんな事無い!うん、美味しい!超クール!」
ソウル「そ、そうかよ。なら良かった・・・?」
マカ(落ち着けマカ・・・変に気にする事ない!普通に、普通に・・・)
ソウル「ところでさ」
マカ「(ビクっ!!)」

ソウル「今日は椿たちと遊びに行ってたんだろ?どうだった?」
マカ「どどど、どうって?」
ソウル「どうって・・・いや、普通に楽しかったかって」
マカ「うん!楽しかった!楽しかったよ!」
ソウル「何処行ったんだ?」
マカ「えっと、えっと・・・そう、南口にあるオムライス屋さん行って、
死神通りのお店回って・・・喫茶店行ったかな!」
ソウル「なんだ、普通だな」
マカ「そう、普通。うん、超普通」
ソウル「そっか」
マカ「普通だよねぇ」
ソウル「おう」
マカ「本当に普通だった」
ソウル「だな」
マカ「普通で普通でしょうがないよね」
ソウル「・・・」

ソウル「お前、何か隠してね?」
マカ(ビクビクビクっ!!!)
ソウル「まぁ、別にいいけどよ」
マカ「やだなソウル!隠す事なんて何もないよ!ある訳ないじゃん!でしょっ!?」
ソウル「お、おう・・・」
マカ「ごちそうさまー!あ、食器洗面台に下げといて!私洗っておくから!」
ソウル「でも今日はオレの当番だぜ?」
マカ「いいから、いいから!ゆっくり休んでて!おやすみ!」
ソウル「え?もう寝るのか?」
マカ(あぁぁぁぁ〜本当にどうしよう?)
727名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:08:20 ID:/MEk9ADV
5
お風呂から上がり、鏡に写った自分の裸を見てみる。
肌は・・・うん、キレイだと思う。
でもこの胸がなぁ。
あ、でもこうやってグラビアアイドルみたいなポーズをとれば・・・
はぁ・・・何やってんだろ私。
もう寝よう。

こうやって電気を消してベッドに入ると今日の事を思い出すなぁ。
―でもあれだよな、なんだかんだ、命預けるのはパートナーだしな―
―仕方がないぞこの野郎!―
―えぇ、いつも頑張ってるご褒美はちゃんとしなくちゃね―
・・・結局、私だけソウルに何もしてなかったって事?
普通そういう事するものなの?
私が勉強や本の世界に入り込んでいる間に、皆は大人になってたって事?
第一、私がソウルに何が出来るって・・・
―「結局、アナルなんだよねぇ」―
無理無理!オシリに何かするなんて!
―「赤ちゃんごっこが好きで・・・」―
ソウルが赤ちゃん?つうかドン引きしちゃう!
やっぱ変だよ・・・うん、変だ!
きっと、別の形がある筈だよね!
よ〜し明日学校に行ったら別の子にも聞いてみよう!
考えるのはそれからでも遅くない!

女子1「私の所はいたって普通よ?69が基本だもん」
女子2「私の相方ドMなのよ・・・いっつも踏んでくれだの」
女子3「え・・・夜?その、私も最初嫌だったんだけど。あのね、スカトロって」
女子4「jidjiufhkspl@ls@・・・」
女子5「kdeuhdueflkps@ldpe@ppkjsn・・・」
女子6「djijfiehfeipwdlppwldw・・・」
etc・・・
私は走った。
1人になりたかった。
初めて知った。
椿ちゃんもトンプソン姉妹も、まだマシな方だって!
なのに、私は・・・私は!
728名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 21:08:51 ID:/MEk9ADV
6
マカ「どうしよう・・・何もしてないの私だけだったんだ」
地平線に沈む夕日を眺めながらマカは深いタメ息をつく。
知らなかった。
まさか死武専の生徒にそんな夜の世界があったなんて。
でもどうすればいいの?
私なんか何も出来ないよ。
色気なんか皆無だし・・・
胸も小さいし・・・
かといって、なんかされるのも怖いし・・・
マカ「あぁ〜、もう!」
マカパパ「マカ〜」
マカ「・・・パパ」
マカパパ「どうしたんだい?夕日を見ながら黄昏ちゃって」
マカ「・・・」
マカパパはいつもの調子でマカの隣にやって来た。
パパとママは職人と武器の関係だった。
という事はやっぱりママはパパに色々していたのかな?

マカ「ねぇ、パパ」
マカパパ「うん?」
マカ「パパがママと組んでた時、やっぱりママはパパに色々・・・してたの?」
マカパパ「えっ!?」
マカ「だって、ママはパパの職人だったんでしょ?だったら・・・」
マカパパ「あ〜うん!そうだねぇ、時々食事奢ってもらったりしてたかなぁ?」
マカ「そうじゃなくて・・・その、夜の話しだよ」
マカパパ「あは、あははははは!ほらマカ見てごらん!あの夕日の眠そうな顔!」
マカ「・・・パパ?」
マカパパ「そろそろ冷えて来たねぇ?中に入ろうか」
マカ「なんで?教えてよ!私だってもう現役の職人なんだから!」
マカパパ「・・・・・・・」
マカ「(ゴクリ)」
マカパパ「マカが産まれたんだから、そりゃ、人並みに・・・ね」
マカ「!!」
マカパパ「いや!違うよ!マカはね、ママと子供を作ろうと約束して出来た子だよ!」
マカ「(え、じゃあ何?私ってママのご奉仕の末に産まれたの??)」
マカパパ「決して偶然出来た子じゃ・・・いや、違うんだ!マカはパパとママが愛し合って!」
マカ「もういい・・・」
マカは踵を返し、早足に去って行った。
マカパパ「マカ〜!違うんだ!決して僕が避妊し忘れたからじゃなくてぇ!マカ〜!」
背後から聞こえてくる父の叫びで、マカは確信した。
今自分が悩んでいる行為の果てに、自分が産まれたのだと。

今日はここまでです。また明日!
729名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 23:01:07 ID:KFOZCYO7
乙です!
明日も楽しみに待ってます!
730名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 09:49:25 ID:MaXiwVp8
乙です!自分も楽しみにしています!
731名無しさん@ピンキー
今夜は自宅で全裸待機します!