構想だけあって、ずっと書けないネタの下書きだけ投下(再利用はご自由に)
鬼というか吸血鬼の生け贄として館に連れてこられたヒロイン。
館の主人は優しい。優しすぎてヒロインが不安になるぐらい優しい。
強引なのはキスだけ。夜は壊れ物に触れるようにヒロインに触れる鬼。
決してヒロインの血を吸おうとしない鬼。
毎夜ベッドに忍び込むくせに、自分のことを抱こうとしない鬼に
処女の血が美味しいから本当の意味で抱いてくれないのかとヒロインが泣きながら告白すると
ヒロインが人間界に帰りたくなったら帰すつもりで吸血しなかった、という鬼。
お前はまだ若い、もっと美しくなるお前の未来を奪いたくない、
日差しの中で笑っているお前が好きなんだ、という鬼。
貴方と永久の時間を生きる覚悟は出来ています、